1 :
名無しさん@ピンキー:
ベルばらのエロ専SS板です。
☆アブノーマルなものは、頭に注意書きを。
☆エロでも、法律に引っかかりそうなものは気をつけてね。
平和なエロをみなさまで共有してください。
書きたい人、読みたい人どうぞ。
サイト持ち、虹はスレチなのを肝に銘じてやってくれ。
あれ、いつの間に。
1乙
職人寄り付かなくてもエロ婆ちゃん隔離に必要だよなここ
他スレ用でしたが、復活のお祝いに内容を少しだけ変えて、こちらに投下します。
(AO)
何度も恥じらって身をよじるのを、体の重みをかけて抑えつけた。
ただ、抱きしめる。
肌の白さを確かめるために。
俺を愛してくれると言った、その言葉の真実は、柔らかな滑らかさの中にあった。
どんな未来も約束してやれない、そんな俺に、おまえは全てを差し出してくれた。
乳房…これがおまえの乳房か…
掌のなかで震えながら、従順に俺の意のままに形を変える、おまえの優しさ。
吸えば、吐息と共に固く尖って歓びをつつましく表す。
俺の膝がおまえの脚を割る。
おまえは少し怯えて、それを隠すように目を閉じた。
愛している。
俺の全てを受け取ってくれ。
そして、おまえの全てを俺にくれ。
痛むか?
俺の心も痛む。
おまえの痛みとひきかえに、今まで知らなかった快感を知ることの罪悪感に。
おまえが熱く血を流せば流すほど、俺の悦楽はいやまし、ゆえに俺の心も血を流すのだ。
おまえが強く俺を抱きしめて痛みをこらえるのならば、俺はおまえの最も深いところまでを愛そう。
その涙は?
別れが近いことをおまえも感じているのか…?
吐く息に微かに血の臭いが混じる。
命尽きる間際の甘い香りが。
明日、命を落とすのは俺か、おまえか…
俺はおまえを守り抜くと誓うから。
だから、今このひとときだけは俺の腕の中で安らいでくれ。
一生で一度の、ただひとつの愛の契りだから。
GJ
GJ
他と併載する以外は他スレ用だったとか書く必要はないと思うよ
ベルの為に書かれたものじゃないと思うだけで残念な気がするし
何処をベル用に直したのだろうとか変に穿った見方で読んでしまうから
でも、とにかく投下に感謝
>他と併載する ×
へいさい【併載】
記事などに添えて、関連あるものを掲載すること。
別カップルの話だったの?
このアンドレ目が見えてるよね
GJ
自然国境であるライン川を秋が縁取り始めた。
川面から立ちのぼる霧に包まれて、
濃淡鮮やかに紅葉が色づく対岸は異国の版図だ。
霞みがかった水面には水鳥がたわむれ、
時折羽ばたく音や鳴き声が木霊してくる。
母親の生家で生まれ育った少年には見慣れた風景だったが、
内地から来た庭師の父は黒い瞳を輝かせながら眺めを絶賛する。
少年に物心がつくと、
父は自分が育ったセーヌ川が取り巻く灰色の町並みとの違いや、
四季折々の植物に囲まれながら
自分が世話してきた貴族の庭園の素晴らしさを語ってやり、
さらには自分たち父母が結婚する前まで
ふたりして憧れた男装の美しい人の話になった。
このぐらい知的で表現豊かな美麗文書けや
でた!
>このぐらい知的で表現豊かな美麗文書けや
そんな物言いをする人のお墨付き文章ってだけで価値が下がるw
宣伝乙。
でもヲチスレでやってね。
>>11 自分はIQ140だから馬鹿じゃないと思うし、
それなりに子供の頃から多読だけど、この文章には目が滑る。
綺麗な表現に気を取られて飾り的情報が多すぎるからだと思う。
知的で豊かな美麗文でも、もっと読みやすくて情景がすぐに浮かんで来る文章もある。
(べつにベルに多くあるとは言ってないので誤解なきように。)
文章だけに酔ってる字書きは往々にして内容がない事が多いが、
この人にストーリー構築能力もあるなら、その時点で初めて絶賛するよね。普通は。
>>1乙
>>5GJ
しばらくは無理かと思ってたよ
ありがとう
>>11はベルおばちゃんの典型的な勘違いの一例
自分酔いのナルシー臭プンプンの文章=美麗文
で、内容無しはベル婆のお約束
>>11 知的で表現豊かな美麗文 ×
表現も乏しい悪文の代表 ○
>自然国境 である ライン川 ×
自然国境である じゃなくて17世紀後半にライン川の自然国境説を唱えたのはルイ14世
で、
>>11は誰の独り善がり文なのさ?
おしえてエロい人
ごめんね
>>5がせっかく投下してくれたのに
変なのが湧いたから言い忘れててゴミン。
>>5 投下ありがとう。
スレのカンフル剤になるといいな。
>>5と
>>11文章レベルは同じ程度
>>11はここでこき下ろされてるがサイトではきっと絶賛
>>5はここでGJされさらにサイトに投下してもきっと絶賛
なにをいまさら
ベルサイトではどんな作品にも社交辞令の過剰称賛が舞い込むのがデフォ
エロパロでも
>>11の最後の一行がなければ例外なく全て同じようにGJの嵐
良作も駄作も一様にベタ褒めするのがベルサロンの利用ルールですからね
よっぽど変なオーラを撒き散らしている人に対して以外はもれなく称賛天国
23 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 02:11:31 ID:ST3cBhAR
【自分はIQ140だから】馬鹿じゃないと思うし、
【それなりに子供の頃から多読だけど】、この文章には目が滑る。
こんなこと言ってのけちゃう
>>15って痛いわあw
ベル婆って恥知らずな人多いのねえw
背伸びするのはやめれば?
みんな。
以前ヲチスレで目が滑ると言われた字書きが
宛串の作品で目が滑る人は文学作品読まない馬鹿者
と、騒いでいた事を思い出した
あれはマリコタンだったかのう
IQ高くちゃイタタ呼ばわりは出来ても馬鹿呼ばわりは出来ない罠
>【自分はIQ140だから】馬鹿じゃないと思うし、
>【それなりに子供の頃から多読だけど】
ベル婆には自称博識や自称読書家や自称美人や自称文章や絵が馬
自称何とかが多いのです
みんな始めから飛ばし過ぎだぜw
>宛串の作品で目が滑る人は文学作品読まない馬鹿者
>と、騒いでいた事を思い出した
>あれはマリコタンだったかのう
そうそう、あれマリ子タソだった
ベルおばちゃんは本読まないと決めつけてるんで藁った。
立てたモンだけど、
読みたい人と書きたい人
のみ住人とさせていただく。批評家気取り婆は自分でブログでも立ててくれ。
わざわざ人が立てたスレで嫌われ者を演じなくてもいいだろう。
せいぜいカリスマブロガーを目指してくれ。ここは立ち入り禁止とさせてもらう。
感想、リクエストは可。
書きたい人、読みたい人のみで、読みたくない人はそのことをつらつらここに
書かないでくれ。
それで文句つけるな
自分でスレ立ててくれ。おえらい批評婆は人のことをああだこうだ言う前に、
自分が作品書くか、スレ立てるかのどちらかは最低限やってから人にモノ申してくれ。
とうわけで、長くなってすまん。
それで文句つけるな
途中で消し忘れが残っちゃった スマソ
スレ立てない 作品書けない で文句つけるな って書こうとしてたんだけどね。
要は
汚作投下と
感想=マオリ以外は
書き込み禁止っつーこと
>ベルばらのエロ専SS板です。
1さんよ
板とスレの違い位は理解しよう
要は作品投下と感想・リクエストのみ書き込み可能で、気に入らない作品は完全スルーで批評雑談は一切禁止ということでいいのかな?
なら最初のテンプレートにそれを追加した方がよかったね。
書き込んでいいこと
投下 マオリ リクエスト
あとは 禁止 だよ
無理じゃないかなー
自分はとっくの昔にあきらめて、でもたまにエロが読みたいから
投下作品だけ読んでる あとは流してる
美文だのまともな日本語だのほざいてるのは
ほんとに哀れだと思う
サイトの話しを持ちあげてなんだかんだ言ってるヤシが痛いんだよ。
あっちにスレが立ったんだから住み分けて欲しいもんだわ。
>>36 そんなに、エロが読みたいならエロ雑誌買って
名前をオスカル、アンドレに変換して読めば大量にエロが読めるよ。
>>38 そういうお前がもうここに来なくていい人の例。読みたい人が来る板だから
36は住人。38はもう二度と来ないでくれ。
俺はもう消えるから、
読みたい人書きたい人 のみで回してくれ。
>>30 なんか激しく既視感あんだけど気のせい?
サイトでルール山ほど作って、ヲチスレでもマイルール導入しようとして失敗。
逆ギレしてたあの人。
雑談ヲチその他禁止にしたいんだったら、>1にそう書いときなよ。後出しじゃんけんウザい。
「アンドレ…おぼえているか……?ワタシ達が初めて会った頃のこと……」
「あぁ、覚えているとも。俺のおふくろが死んで……確か8つの時だったな。
たった一人の身内だったおばあちゃんに引き取られることになってこのジャルジェ家に来たのは……」
「さぁ、いいね。アンドレ…お行儀よくするんだよ。おまえより一つ年下のお嬢様の遊び相手として
旦那様がこのお屋敷に引き取ってくださったのだから。
もうそれは、それはお綺麗なお嬢様なのだからして、おけがをさせたりしないように、しっかりお守りしなくちゃ
いけないんだよ。ここで待っておいで」
「一つ年下の……綺麗なお嬢様か。ムフフ…」
「君……名前は?」
「アンドレ。アンドレ・グランディエ」
「ああ君か!今度ボクの遊び相手に引き取られて来たって子は…」
「ガーン。お…お…おじょ…おじょ…」
「初めに言っとく。ボクが欲しいのは遊び相手じゃなく剣の相手だ。さあ早く」
「ぎゃあ!う…うそだ悪夢だ何かの間違いだ!!は…放せ〜!!」
「アンドレ?」
「わーー!おばあちゃん死む〜〜〜〜っ!!う…嘘つき嘘つき!!お嬢様だなんて言って!!」
「見苦しい!一番末のお嬢様のオスカル様だよ。お相手おし!」
「アンドレ……は…放せ」
「幼い頃から片時も離れず、共に生きて来た……。つきあげる熱い物をおし殺してきた。お前のすべてが欲しい…!!」
「なぜこんなに体中が熱くなるのだ……?とけてしまいそうに…。なぜ……?この甘いうずきはなんだ…。
だけど…だけど……こわ…い…!!」
「こわく…ないから…」
「よかった…、気付くのが遅すぎなくて……。アンドレ。お前の剣を借りるぞ、ついて来い!!
始めに言っておく。何があっても必ずワタシについてキテくれ。前進!!」
「俺が間違っていたというのか…?なぜ…なぜオスカルは黙っている。オスカルの考えていることを
すべて理解していると思っていたのは、間違いだったというのか…!?
俺は待った!じゅうぶんすぎるほど待った。オ…スカル…、もう……もう…待て……な…い………!!」
「アンドレ…イク……ぞ!用意…は…いい…か……?」
「オスカル……。し…指揮を…続け…ろ……。……」
「アン…ド…レ…。本当に…イってしまったのか……ワタシを一人おいて………!!」
リクOKならルイとマリーが読んでみたいな
本スレの服着たままするってのが面白そうだったから
着衣性交の事を調べたんだけどあんまり詳しい事が分からなかった。
詳しいHPなどを知っていたら教えてくれると嬉しい。
真梨幸子の「更年期少女」はベルFCのSSみたいな内容
ワタシも雑誌で紹介されてた文章読んでそう思ったですわ
(掲示)板とスレ(ッド)との区別がついていない件について
48 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:53:31 ID:BY22ksVf
>>2 虹はスレチって
エロパロ自体が二次創作であることを知らないのかな
(掲示)板とスレ(ッド)とエロパロ=二次創作の区別がついていない件について
偉大なエロパロスレを立ててくださった
>>1様の決めたルールを誰も守る気がない件について。
ここは(掲示)板とスレ(ッド)とエロパロ=二次創作の区別がつかないマイルール押し付けの偉大な
>>1=
>>30様が立てました
>>50 >偉大なエロパロスレを立ててくださった
>>1様
北の将軍様かいw
かなりの新人さんが立てたスレである事は否めないかも。
新人さんじゃなくてバカが立てたスレ。
じゃぁ原作スレの性欲で頭いっぱいの人たちを引き取ってよw
嫉妬婆まだいんだね。
自分で作品書けないから暴れてんだね。
けなし書き込み乙。
前回は職人さんはおろか住人の感想にまでケチつけてたよね。
書けない、仲間に入れない、まだ暴れてる、まだ生きてる、
何もかも往生際悪いね。一回くらい書いてみたら?
それとも投下したのがスルーされて、他の人のGJを見て発狂したクチかw
昔嫉妬婆が主人公になってたSS投下で大量GJ出てたけど、あれじゃお気にめさなかった
のかなw 嫉妬婆は馬鹿にされる存在だからね。どんなに書いて暴れた
ところで、害基地wwってせせら笑われてるよ。現実でもそうなんだろうね。
あーさむい。あ、嫉妬婆なら臭い、の方が似合うか。
自分は作品も投下してるし、GJも沢山貰ったんだが…。
嫉妬婆が主人公のSSはさすがに寒いと思ったのが正直なところだ。
それから、嫉妬婆嫉妬婆と騒いでいる人にも少々うんざりしてる。
そんな話よりも、作品投下して、意見貰ったりする方が自分としては嬉しい。
しがない職人の呟きですが…
59 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 19:41:17 ID:XIzmn2jN
いいから、エロいこ、エロ。
いかん、上げてしまった。
エロいこ、エロ
>>44 リクに反応してくれてありがとう
しかし、自分もぐぐってみたもののやっぱり着衣性交の詳細は見つからなかったよ
役立たずでスマン
どんなカプでもいけるくちだから、何か浮かんだら是非よろしく
着衣性交
教会の教えで、性交は子供を作る目的としてのみしていい行為なのです。
感じてはいけません。人前で裸になることは、はしたないことです。
なぜ股部分にだけ穴が開いてるのかは、極力肌と肌との密着をふせぎ
欲情して快楽を感じ肉欲に走らないためにある寝巻きなのです。
つまり合体のみで終わります。
追加、していい体位も教会で定められていました。
>>64 お許しを。
ちなみに私playとprayをよく間違えるんですよ。
そんだけあれこれ決められて抑圧されたからこそ
18世紀も末になってグロエロが爆発したんだなぁ
カプは問わない
サドばりのぐっちゃんぐっちゃんエロキボン
高尚や華麗やら貴族趣味やらぶっ飛ばす濃厚一発ヨロシコ
教会の教えですが、建前ですから、実際に守られていたかどうかは不明ですw
>>61-62 情報ありがとう。忙しくてろくに推敲してないんだけど、とりあえず。
ルイxマリー 着衣性交 (批判意見も歓迎)
聖霊降臨祭の翌日。
王の寝室でルイ・オーギュストとマリー・アントワネットは二人揃って就寝の儀式を終えた。
床入りである。直系の子種を得る事を証明するため、衝立の直ぐ向こうには家臣が傅いている。
下着を取りはらわれた二人は、長衣だけを身に着けていた。
灯りは極限まで絞られ、燭台の上には蝋燭が一つだけだ。
裸体を見る事が禁じられているため、衣服と暗闇が二人の視界を奪っていた。
寝台に横たわるとルイがマリーにそっと手を伸ばした。
ルイの身体は行為をつつがなく行うための施術がなされていた。
今までは彼はその身体的欠陥の為にマリーの身体を得る事は出来ず、
今日初めて、事に臨む。
ルイは声をかけようとして、口をつぐんだ。
衝立の向こうの従者の耳に入ってしまうからだ。
快楽が禁じられているため、深いくちすいも許されていない。
少しためらったルイは教えられた通りに、マリーの着衣をまさぐった。
不意にその手首を細い指が掴む。
慌てて手を引こうとしたルイは、その手がマリーによって導かれている事を知った。
導かれるままに、ルイの手はマリーの着衣の隙間を通って中に入っていく。
息づく肌がそこにあった。
最初にその手は胸元の隆起に誘われた。
教会の教えで許されていない部分に触れる事にルイの手が躊躇う。
それをアントワネットのもう一つの手が上から抑えた。
初めてまさぐる乳房は柔らかく、しこりのような硬い突起が彼の掌の中で遊ぶ。
その瞬間ルイの身体の中心に知らない衝撃が走り、突き上がるような衝動が起こった。
今まで痛みを伴って隆起を拒んでいたその場所が、隆々と天を突く。
するとアントワネットの手がルイの着衣の隙間から入り込んで、
それを優しく捕まえた。
暗闇の中の口づけが、彼女が微笑んでいるのを伝えてくる。
次に彼の両手は臀部に誘われ、最後に濡れた下草の中にいざなわれた。
乱れる息を押し殺し、彼は妻に身体を寄せた。
先端を押しつけると滴る蜜でそれが妻の熱い身体を滑る。
ルイの身体の中で、今まで眠っていた獅子が目覚めていった。
雄の本能は流石にやり方を違えない。
ルイの切っ先がアントワネットの身体をそっと開いていく。
たとえ初めてではあっても、ルイは優しさと愛情を示した。
ゆっくりと従え、気遣い。しかしそれは、王らしく圧倒的であった。
今まで知らなかった夫の顔。こんな時にさえ慈愛に満ちている。
アントワネットは湧きあがる快楽に声を上げそうになって、慌てて袖を口に押し当てた。
広い海に抱かれているような包容力。いままでどこにこんな魅力を隠していたのだろう。
あとは昇り詰めていくだけになって、
ふと、仄暗い灯りの中に、ルイの申し訳なさそうな笑顔が浮かぶ。
それを促すようにマリーが頷き、ルイが突き上げ、激しくゆすった。
やがて二人の身体が震え、夫は最後に小さな声でマリーと名を呼んだ。
事が終わると無慈悲に家臣が寝台際にやってくる。
教会で許されているのは、一回の性交のみだ。
直ぐその後は、湯船で身を清めなければならない。
別れがたくても、余韻を味わう事さえこの二人には許されていなかった。
「またお願いします、マリー」
「ええ、もちろん」
短いが次に繋ぐ会話がなされて、二人はこの後それぞれの寝室で眠りにつく事になっている。
性交は原罪だ。故に快楽を求めてはいけない。
あくまでも、子孫を残すための手段に過ぎなかった。
72 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 05:16:03 ID:2M9fjqOd
gj!
GJ!神聖な感じでよかった
初ルイマリ、ありがとう
GJGJ!
ルイもマリーもなかなかイメージでした
リク遂行お疲れ様
>>69-71 これベルの本スレに晒されちゃってるね
ひっどいことするなあ
スレのルールに沿ってひっそり楽しんでるだけなのにね
乙
太子夫妻に寝間着を渡す役目の者がいたっていうのはその貫頭衣のことかしらん
晒したのは誰かwみんな分かってるから大丈夫。
一生懸命妨害したのに盛り上がってきちゃったから最後のあがきw
さ、どんどん行こ!
ルイとマリーが結ばれたのって、
もしかしてまだルイが王太子の時だっけ?
勉強不足で間違えてしまったみたい。
すんませんでした。
細かいことは気にしない!
投下ありがとう。
>>78 でも手術をして完全に結ばれたのは国王になってからだよね
良かったよ!リクしてみるもんだなあ
>>58 >自分は作品も投下してるし、GJも沢山貰ったんだが…。
ご祝儀だから。糞でも投下すればGJだから
>嫉妬婆が主人公のSSはさすがに寒いと思ったのが正直なところだ。
嫉妬されてるつもりですか
>それから、嫉妬婆嫉妬婆と騒いでいる人にも少々うんざりしてる。
おまえにうんざりなんだが
>そんな話よりも、作品投下して、意見貰ったりする方が自分としては嬉しい。
サイト作れよ。ブログなら簡単だし。
>しがない職人の呟きですが…
一人前に職人気取りwww
>>81 少なくともあんたが
此処から作品持ち出しコピペして晒して
ID出ない本スレでアンドレ叩きのエロ発言を繰り返している
基地外だって事だけは分かるよ
なにそれ?
思い込み激しくて怖いんですけど?
「誰某っていっつもあたしの事見てるの。
あたしに気があるんじゃないかしらあ」
とか言ってそう。
史上最悪の決め付け婆、怖い怖い。
>>80 おぉ! 国王になってからだったの?
よかったあ。忙しくて調べてられなかったんだ。
公開オナヌー書きなぐりの単発の短発ばかりだけど、
喜んで貰えて嬉しいっすョ。
GJ お疲れ!こんな雰囲気のもいいね。
ありがとねん!次回作待ってるよん!!
GJ!
ルイマリ、お互いの優しさが感じられる癒しのエロでした。
ありがとう!
上で「サド」と書き込んでる方がいらしたが、サド侯爵も同時代ですよね。
サド侯とベルキャラの接触なんてこともあったりして‥。
案外オスカルと気が合い、ついでに誘惑、変態の道へ‥なんてことも‥‥!?
‥
二点リーダとはめずらしいのう
サドといえば鞭打ちとか鶏姦とか・・・
オスカルタン、逃げてえぇぇぇ
鶏姦ってまさか…山羊とかでやるアレを鶏ってやつか?
……オスカルタン逃げて〜!
いやいや、鶏姦は男色とかその性行為のコトだよ
山羊って・・・オイ!もっと恐いよ〜
>>89 妄想乙!
乱交orアナル程度でよろしく。
昔の西洋の船乗りは羊を女がわりに・・・必然的に食べるのは最後orz
93 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 14:05:07 ID:ugZKneR5
やるだけAO。
アンドレが運んできたワインを、オスカルは口に含んだ。
その瞬間、ちらりとなぜ彼が盛装しているのかという疑念が頭をかすめ、次にいきなり体中が焼け付くような感覚があり、オスカルは「あっ」と叫んだ。
熱い。
体の芯が今まで感じたことのないような熱を持っている。
「う、うう…」
オスカルは呻きながら下腹を押さえてよろけた。
「オスカル、許してくれ」
アンドレはそういって、自分の杯を口に流し込み、崩れ落ちそうなオスカルを抱きしめようとした。
その刹那、彼にもワインの中の劇薬が体中に回る。
体の中にいきなり激しい炎がともったようだった。
「あ、アンドレ、ワインの中に何を…」
そう言いながらオスカルは耐えきれず、寝台に倒れ込むと引き裂くように自分の服を脱ぎだした。
自分の女の部分が悲鳴を上げながら、蜜を噴出させていた。
それはアンドレも同じだった。
あまりに固く硬直した肉棒が服に当たるのが辛い。
めちゃくちゃに服を脱ぎ捨てると、オスカルの上に覆い被さった。
オスカルは自分の敏感な部分を両手で押さえながら、体をのけぞらせ、「あ、あーっ」という声を上げながら、涙と愛液を流し続けている。
アンドレの手が乳房に触れると、それは悲鳴に変わった。
「いやーっ! いやっ、いやっ!!」
そう言いながらも彼女の腕はアンドレの腰を強く引きつけ、脚は大きく開かれている。
腰を浮かしてせつなげに揺り動かす。
処女の部分は男を求めてぱっくりと開き、濡れに濡れて疼いていた。
「ああ、オスカル…! 愛している、愛しているよ…」
アンドレはもどかしげに隆起したものをオスカルの茂みに押しつけた。
オスカルが滅茶苦茶に悶えるのと、彼があまりに興奮しすぎているのとで、それはなかなか入らず、一度暴発したが、それは男にとってなんの鎮静にもならなかった。
ようやく、亀頭が淫らにわななく処女の入り口を捉えた。
それはなにも知らないはずの場所であったが、男を貪るように呑み込んだ。
太く固いもので強く押し広げられ、無垢の処女に激痛が来た。
その痛みは全て雷鳴のような快楽となってオスカルを襲った。
94 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 14:05:30 ID:ugZKneR5
アンドレはオスカルの肉が、自分のものに合わせてめりめりと広がるのを感じた。
「やめて、やめてーっ! いやっ、あああーっ!」
オスカルはそう叫びながら、結合部を強く擦りつけた。
体をさらにひときわのけぞらせると、大きく痙攣しながら今まで決して感じたことのない官能を貪った。
いきなり秘肉が痙攣し、アンドレのものは掌で握られたように締め付けられた。
それは初めて迎えた男を貪婪に悦んでいる証拠だ。
アンドレは搾り取られるように精を放った。
二人は叫びながら絶頂を分け合った。
しかし、肉の疼きはまったく収まることを知らない。
敷布をぐっしょりと濡らし、ぐちゅぐちゅという音を立てながら、肉が肉をかき回していた。
何度かの鋭い絶頂が訪れると、二人の体の中からは薬物の影響は消え去っていた。
しかし、初めて肌を合わせた興奮が、二人を引き離そうとしなかった。
オスカルはうつぶせになって高く腰を上げ、アンドレに貫かれ、
「もっと…もっと…深く入れて…」
と呻いていた。
アンドレがぐいぐいとオスカルの細い腰をつかみながら射精するのと同時に、彼女もまた快楽の叫び声を上げた。
もう動くことも、広げた脚を閉じることもできずに横たわるオスカルを、彼は膝の上に抱き、座位で下から突き上げた。
「いや…いや…」
ぐったりとしたオスカルが切なげに呟く。
だが、彼は最後の力をふりしぼってオスカルを貫いた。
二人とも意識が飛び、そのまま寝台で動かなくなった。
オスカルが気がついたとき、窓の外は白み始めていた。
アンドレは二人とも生きていることに改めて驚き、やっとあの薬は死にいたる毒ではなく、劇的な媚薬なのだと覚った。
怪しげな商人から手に入れたのがまずかったのである。
彼は自分がしでかしたことの大きさにおののいて、顔を両手で覆って震えていた。
「オスカル…すまない…俺は、俺は…。なんてことを、俺は…」
オスカルはそんな様子のアンドレに顔を向けた。
「いいんだ、アンドレ。
これで踏ん切りが付いた。ジェローデルとの結婚は断る」
そうして、微かに笑った。
(おしまい)
思いつきで変なもの書いて、しかも上げてしまってすみません(汗)。
orz
毒薬と思って飲んだら媚薬だったのか。
毒薬よりはいいよね。
GJ!
エロくていい。GJ!
潔いオスカル!GJ!
GJ!!
薬の力で一機に進展
原作のもどかしい二人にはこんな機会が欲しかったかも
こんなにキチ○イみたいに騒いでたら屋敷中に丸聞こえだよー
小説はファンタジーですよ。
リアルの概念持ち込んで重箱の隅をつつくなんて、無粋な真似はお止めなさいな。
>>103 ファンタジーだからなんでもありという考えは安易
その中に適度にリアル感がないと説得力がなくなるよ
でも、ここはエロで遊ぶエロパロだから
そんなものは全然必要ないけどね
エロパロ・・ばん・・ざ・・い・・
レベル低い
低すぎる
>>106 ベルばらですから
低くて当たり前今更無粋な真似はお止めなさいな。
GJ
エロくてよかった
アンドレうまい事やったなー
死なずに済んだばかりか、やりまくり
しかも合意の上だもんな
幸せなやつだ
>110
スマタと読んでしまった
GJ
エロくてよかった
113 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 07:50:04 ID:o6v1QvGU
うわーん(泣)保管庫行きたいけど繋がらなくて、過去レス漁ったら、
違う窓出して入力したら行けるって書いてあったんですが、窓の意味がさっぱりわからない(泣)
ブラウザで別のウィンドウを開くという事では?
保管庫、まだあるんだっけ?消えたと思ってたよ。
フェルゼン×マリー
別れの前夜。ついに結ばれる二人を書きます。
フェルゼンはマリーをベッドに横たえた。
「お願いだ。縛らせてくれ。強姦させてくれ」
フェルゼンの手にはいつの間にか紐が握られていた。
「い、いやです。優しく愛して」
マリーはうろたえ、拒絶した。
「頼む。最初で最後なんだ。私の望むままにさせてくれ。縛らせてくれ。
明日にはあなたと別れなければならない。フィナーレだ。お願いします」
フェルゼンは頭を下げて懇願した。
「わ、わかりました。その代わり、酷いことはしないでください」
マリーはうなずいた。
フェルゼンはマリーを後ろ手に縛った。
マリーは絨毯に転がされた。フェルゼンはマリーの両足首に紐を結わえ、
それをソファの足に縛りつけた。マリーの足は広げられるだけ拡げられていた。
「すばらしい体だ」
フェルゼンは股間に手を入れてきた。弄びはじめた。
「おまえは、フランス王妃だ。その王妃が、フランス国王以外の男にこうやって素っ裸にされて縛られ、
自由自在に犯されるのだ。どうだ、嬉しいだろうが」
フェルゼンは片手で乳房をつかんでいる。フェルゼンの声が興奮に震えていた。
「ええ」
迎合するしかなかった。
「許しを乞え。泣いて、許しを乞え」
「許して」
「もっとだ!」
「ああ、お許しください!」
「許さんぞ! 今に貫いてやる」
「ああ」
マリーの中に炎が燃えはじめた。
「どうだ! おまえの夫よりもいいだろうが」
フェルゼンは巧みに愛撫をつづけながら、マリーの炎を燃え立たせるのに懸命になっていた。
「おまえは奴隷だ。強姦されて、そのまま、俺の奴隷女になるのだ。わかるな」
「はい」
「俺こそがおまえのご主人様だ。いつでも好きなときにやってきて、おまえを犯すぞ」
「はい」
「よし、今日は尻から犯してやる」
フェルゼンは紐を縛りなおして、マリーをうつ伏せにした。尻の隆起を撫で回した。
「いい尻だ」
フェルゼンは今度は足を尻に乗せた。
「真っ白で、ぷりぷりと大きくてよ。こんな尻にはめったにお目にかかられない」
フェルゼンが尻に乗った。
「どうだ、尻から雌犬のように犯される気持ちは」
「は、はいっ。ああ、お許しください」
フェルゼンは挿入していた。尻に乗って、後ろ手に縛ったマリーの両手を手綱にとっている。
その姿で、ゆっくりと腰を使いはじめた。
マリーの全身に黒い炎が燃え広がっていった。甘美な黒い炎だった。
自分でも思いもよらないものだった。
愛する男にあられもない格好で縛られ、その男の吐く下品で侮蔑的な言葉に、酔いはじめている。
性欲のドロドロとした炎が怖かった。縛られて獣のように後ろから犯されている。
犯されているのだという意識、観念が持つどうにもならない昂ぶり。
拡げきった足。後ろ手に縛られた手を襲う痛みが、屈辱が、マリーを恐るべき暗黒の世界にいざなっている。
「あっ、ああーっ」
マリーは震えた。自ら腰を動かしはじめた。
「すばらしいだろう、ご主人様のものは!」
フェルゼンは緩慢な動きで責めつづけた。
「ああっ、は、はい!」
マリーはうめいた。
「どうだ。感じるだろう。おまえは、臣下たる者に、雌犬のように犯されている。
それでもおまえは、尻を打ち振っている」
フェルゼンの突き上げが激しくなった。
「女はこうやって、いつでも男の奴隷になる。王妃だろうが乞食女だろうが同じだ。
それがおまえたち女の本性だ」
フェルゼンが突き上げるたびに、マリーの脳裡に混迷が深まっていった。
あ、書いてたらすごくオナニーしたくなってきちゃったのでこれで終わりね
ちょっとオナニーしてくる
わたし、絵より文章の方がずっと興奮するタチなんで
('A`)
園児エロ・・ばん・・ざ・・・い・・・
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
オスカルの裸エプロン見たい
フェルゼン・・・
男目線のおやじエロも嫌いじゃないけど
これは気色悪いね
オスカルとアンドレでやられてもえぐいわ
元ネタは何だろうね フランス書院文庫とかかね
GJ以外は書くなスルーしろと言われているがこれは無理
>>116の内容も文章もあれだけど
文頭にアブノーマルの注意書きも怠ってるし
特に最後の3行は荒らしまがいだよ
レベルうんぬん以前に、あんま、エロくないな。
まあ、ツボは人それぞれだとは思うが…う〜む。
ま、釣りなんだろな。
フェルゼンの「フィナーレだ。お願いします」にはワロタ!
釣りなんだろうけど・・・嫌いじゃないな
ロマンチックなフェルマリも素敵だけど、
こーゆーのはエロパロじゃないと読めないし
ベルばらの時代って避妊用具はあったの?
129 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 23:55:13 ID:s/fu0RCP
オナニー終わった?
続きは?はやくうううぅぅぅーーーご主人さまぁぁーーーん
昔読んだ歴史小説には娼婦が客と事に及ぶ直前に、中に綿をつめるって描写があったけど実際はどうなんだろう?
そんな自分は山羊ネタ以降、オスカル様の獸姦妄想が頭を離れない。
神話にあったな 牡牛に惚れてヤル…orz
>オスカルとアンドレでやられても
これはフェルマリだから良いのだよ
女が王妃であること、そこがミソだね
>>128 たしかコンドームが発明されたのがそのころ。
当時のは使い捨てではなくて洗って再利用するタイプで
魚とか動物の腸で作られてたらしい。
>これはフェルマリだから良いのだよ
女王を性奴隷如く扱うというコンセプトはわかるが
もうちょっと書きようがあるだろうよ
文章がヘタレ過ぎてエロく感じられない
もしアンドレとオスカルに子供が出来たらすごい美形だっただろうね。
>>135 別の小説を名前だけ入れ替えているから少し不協和音があって
あまりエロさが感じられないよね。
書きようでは面白くなった素材だけに残念。
てにをはの使い方がおかしいお
不協和音て言葉の使い方も不適当だお
>別の小説を名前だけ入れ替えているから少し不協和音があって
もしかしてこんなヘタレたものに元の文章があるの?
フランス書院文庫とかいうやつ?
こんな酷い文章がもしプロが書いた物なら
ここのスレの住人でもなれそうだよ…
マジ酷いなホント
フランス文庫系はもうすこし文章固めで、エロ描写はねっちょりが多いよ。
今回みたいに会話主体の軽いノリの話は、エロライトノベルに多いタイプ。
てかこれSS投下に見せかけた釣りでしょう?
あまりにみんなが「表サイト並の園児作の投下は嫌だけど、自分で書くのはもっと嫌」なんて我が儘いうから園児表サイトの管理人の誰かが嫌がらせにきたんじゃないか?
こんなショボい商業作家のライトノベルが存在するのも驚きだけど
こんな短いものが他作品の盗用だと分かる人が居るのが先ず不思議
ここの人ってそんなのが愛読書なの?
それとも盗用だと自ら明かして荒らし表明しているだけなの?
まったくフェルの言葉遣いじゃない
「俺」とか「大きくてよ」とかガラが悪すぎ
>園児表サイトの管理人の誰かが嫌がらせにきたんじゃないか?
イカれた状態はかりめろタンあたりかwww
エロ好きだし
>>144 オル窓系の虹作家サン達のパスワード設定て本当に意味不明なの多いね
例のレーゲンスブルグの冬将軍とやら未だにわからないよ
>急所は背中
ジークフリート?
しか思いつかんが・・・
>>147 オル窓にも手をつっこんでいるていう意味で
カリメロタンベルオルの両刀使いだからね
んじゃ、ピエール坊やかな
Siegfried
フェルゼンは紳士だからHする時も上品だと思う
>カリメロタンベルオルの両刀使い
両刀を使いこなせて初めて両刀使いというの!
仮目露タソは両方に手をつっこんでいるだけだよ
オル窓コミックス捨てちゃったよwわからん
貴族より平民のアンドレの方が性欲強そう
屋敷うちでは、少し堅物で通っている彼だが、私の前では狼になる。私の裸に
興奮し、息を荒げて、突進してくる。とても可愛い。そして、彼の前では、私
も従順な羊になれる。だから乱れさせてくれ、できるだけ激しく、私ともっと
繋がってくれ。
「突いてくれ・・・もっと強くッ! んっ!」
叫び声の後、少しタイミングがずらして彼が突いて来る。そのほうが、気持
ちがいい。彼は私以上に、私のからだを知っている。少し悔しいけれど、嬉し
くもある。次第に高まってくる圧力に、知らずに力が篭っていく。目の前が
チカチカし始める。
男の性感がどんなものか、私にはわからない。以前、彼に聞いたところでは
、それほどいいものではないらしい。でも、それよりも、私が感じているとこ
ろを見ているほうが、彼は好きらしい。彼も感じている。彼の手に汗が滲んで
いるし、指先に力が篭ってきている。
「ま・・だ・・・まだ・・・ダメだ・・・いやだ・・・」
私の頭に浮かんだ言葉は、溜息と一緒に吐き出される。そこには私の考えは
無い。感情と共に現れる、それは呪文。彼を恋しく思う気持ちが、まだ弾けて
しまわないように、気持ちを結びつける為の言葉。彼はこのときの私の声が、
一番好きらしい。
シーツに押し付けていた胸に、彼の掌がもぐりこんで来た。熱くなって、
汗だくのそこは、暖かいはずの彼の手さえ、冷たく感じる。もう、何をされて
いるのかも分からない。ただ、私の中の激しさが増していくだけ。彼が起こす
熱が、私をどんどん溶かしていく。
「いやぁ・・・すごぃ・・・すごい・・・」
彼のピッチが上がってくる。彼の冷静さが少しずつ崩れていく。荒々しく、
私にぶつかってくるのを、同じペースで受け止める。もう動くしかない。
もう少しで終わりにできる。早く、楽にして欲しい。早く、壊して欲しい、
何も残らないほどに。
以前は、イくのが怖かった。壊れたままになったらどうしようと、本気で
考えたものだ。でも、今なら、どうなっても彼が守ってくれる。絶対に彼を
信じられるから、私は彼の前で果ててしまって、全てを曝け出すことができる
のだ。
ふつふつと燃え上がる私の性感に拍車がかかった。彼が、私の中心に、また
指をはわせたのかもしれない。もう彼が何をやっているのか、自分の感じ方か
ら推測するしかない。でも、もうそれも出来なくなってきている。
「・・・イくぅっ・・・イッてしまうぅぅ・・・」
馬鹿みたいに同じ言葉を繰り返してしまう。馬鹿になってしまっているのか
もしれない。声を上げること自体に快感が走ってしまう。からだも何も吹き飛
んでしまいそうだ。
彼はまだ、動きを止めない。そして私もまだ、絶頂には達しない。もう一歩
、その足取りが重い。そしてこの感覚が、好きなのだ。でも、もう少しだと
いうことは分かる。
喘ぐ、ただひたすら喘ぐ。口から唾が、目から涙が、そしてアソコからは
蜜が垂れ流しになっている。声も何もかも、私から出て行ってしまう。後は心
だけ、全ての門が、彼の鍵で開かれようとしている。
「うぅっ!」
彼の呻き声と同時に、私は彼の熱い迸りを私の一番奥で感じ取った。私の中
の液体と、彼のエキスが混ざり合って、私の中で爆発した。
「うあああああっっっっ!!」
その勢いで、私は高みへと押し上げられた。真っ白な世界の中に私は放り
出される。ほんの刹那、彼のペニスが見えた。私はペニスにしがみ付く。
ぎゅうっと、恋しさの余り、抱きしめる。彼と私の心が交差する。今、同じ気
持ちに居ることを実感する。彼の吐き出した思いを、全て、あますことなく
受け止める。
「はぁ・・・ふぅ。」
彼の声が聞こえた。いつの間にか私の横に来てくれた彼が、髪をかきあげて
くれている。彼の優しい瞳と、目が合った。私を慈しんでくれる、満足げな表情。
一仕事したあとの、喜びの表情。それを見ると私も嬉しくなった。
「愛している・・・」
私は彼の両腕に手を回して呟いた。愛している、愛している、愛している。
彼の愛に包まれて、私はすうっと、深い眠りに落ちていった。
かりめろパスワードかえるぞwww
変な改行w
>シーツに押し付けていた胸に、彼の掌がもぐりこんで来た
>馬鹿みたいに同じ言葉を繰り返してしまう。馬鹿になってしまっているのか
もしれない
ワロタ
最近ギャグエロが流行っているのかorz
>私の裸に 興奮し、息を荒げて、突進してくる
狼じゃなくて、猪を想像した。
投下ありがとう。
ありがとう
なんか朝からものすごく笑えた
フェル×マリー書いた人と同じ人でそ?
豚切ってスマソが、シリアスもの投下しまする。
ジェロxオスカル。批判意見も歓迎っす。
「失礼、マドモアゼル」
ふわりとしたキスだった。
それに酔わされて身体の力を奪われる。
そのまま、身体を抱きあげられて運ばれた。
お互い軍服のままだ。
青年の軍靴の足音が高く回廊に響いた。
彼女を軽々と抱く力強い腕は、軍の訓練の賜物だろう。
秀麗で上品な容貌からは想像しにくい強引さだった。
個室に入り寝台に投げおろされた途端、相手がサーベルを引き抜くのが見えた。
鋭く目を射た一閃ののち、元上官は自分の軍服が暴かれたのを感じた。
前の合わせがはじけ飛び、元部下の手が優雅なブラウスに延ばされる。
「無礼な! なにをする!」
「貴女に御自分が女だと知って頂く。無礼は承知です」
自分の剣で応戦しようとして、簡単に外された。
力強い手が彼女の手首を抑える。
軍の訓練では負けた事のない年下の部下だった。
それが今、まるで赤子の手をひねるように彼女を簡単に組み敷いている。
「まさか…。いつも手加減していたのか?」
「失礼ながら、そうです。私は貴女の忠実な部下でありたかった」
「ではなぜ今?」
「世の危険に巻き込みたくない。私の妻になれば、貴女を軍籍から遠ざけられます」
思いがけないほど切ない声が、身体の上にのしかかってくる男の喉から漏れた。
そのあいだも彼女の肌は暴かれ、キュロットの中へ長く器用そうな指が忍び入っていく。
優しい指だった。それに思わず流された。
そして、その指が一糸纏わぬ姿になった彼女の額に浮かんだ汗を、そっと拭う。
「どうか、私の妻に。私が喜びを教えて差し上げます」
彼女の手をとって優しく押し付けられた熱い唇。ほんの少し薄く高踏的だ。
彼は繻子のリボンを取りだした。彼女の瞳の色と同じものだった。
それを彼女の足首に結び付ける。
青いものを身に着けると花嫁は幸せになる。そんな言い伝えを信じているのかもしれない。
だが、その先はベッドの天蓋の支柱に結び付けられた。
「抵抗しても無駄だと言う事を、貴女に解って頂く為です」
男の手が固定されていないほうの足首を掴み、それを徐々に開かせていく。
言葉通り抵抗は出来なかった。それどころか見おろす男の視線に身体が燃えていく。
「……あっ…」
見事な金髪が揺れて、切なげな声が漏れた。
そこに口づけられたのだ。
舌先で雌蕊を舐め挙げられ、転がされ、男の温かい息が金の下草を揺らす。
それは深い口づけに似て、執拗だった。
敏感な粘膜に密着する熱い蠢き。それは徐々に身体の芯に甘い疼きをもたらした。
湧き出でる雫を吸い取り、舌先がもっとと促す。
そうするうちに彼女の身体に突き上がるような衝撃が生まれた。
「ぁあーッ…」
悲鳴に似た声があがり、彼女が身体を仰け反らせると、男の欲情がそれを力強く押さえ込む。
雄の獣欲が普段限りなく紳士的な男を支配し始めていた。
身じろぎと衣擦れの音がして、彼女の秘所に熱い塊が押し付けられる。
先端だけでもその質量をゆうに想像させるものだった。
「貴女をずっとお慕いしていました。必ず幸せにします」
濡れて流れ出る官能の泉。筆先で弄ぶようにそれをくすぐる年下の元部下。
片足を結んでいたリボンを解いて、身体を進めると熱い肉壁がそれを誘うように受け入れた。
男は柔らかく笑んでいた。
女もまた輝くように美しかった。
だが、互いに高め合って果てようとした瞬間、
男は自分を抑えるようにしてそれを引き抜いた。
熱い迸りが彼女の肌を濡らす。
「後悔はしていません。…だけど…」
男の瞳に僅かに光った躊躇いの色を彼女は見つけた。
「私は間違っていたかもしれません。貴女は流されるような女ではなく、ご自分で運命を切り開く方です」
男はそこで一度言葉を切った。そして、愛おしげに彼女を見つめる。
「どうか御自分で幸せを探して下さい。…その終着駅が私なら、もちろん喜んでお迎えします」
そう言って下女に湯を持ってこさせると、彼はきつく絞った布で丁寧に彼女の身体を拭いた。
きちんと身づくろいをした青年将校が美貌の女士官の肩に軍服を掛ける。
相手のボタンをかけ、肩章や記章を整える男の手は優美だ。
彼は愛する人の手を取ってドアまでいざなうと、扉をあけて深く一礼した。
「女神。どうぞ自由の園へ。貴女にはかごの鳥は似合わない」
その何年かのち、彼は逃がした鳥を想って空を何度も見上げるようになった。
破瓜は自分が為したものの、彼女の部下を救うためにあの従僕が彼女の身体を娶った。
あのアリーナで、それを目の当たりにしなければならなかった自分をどんなに呪った事か。
だが、あの二人はもう逝った。
天に召されて、本当に天翔ける光になってしまった。
だから彼は何度も虚空を仰ぐ。
鮮やかだったあの光を再び見つけるために、日に何度も、何度も。
そこまでいってて
最後までヤラないなんて・・・・・・
「意気地なし!」 byオスカル
そうか、あのお話の前か
切ないなー、しかしこのジェロはカッコいいよ!GJ!
いやもう結婚しちゃってもよかったんじゃないのと思ったよ
>>157 結構好きGJ!
>>170 引き際の良さがジェロの真骨頂でもある
敢えてヤラないのも男の意地だしカッコいいよ
GJ!
GJ!
ヤラないというか
・・中田氏しなかったというだけで
しっかりやってるんでそ?
で、かけちゃったんでそ?
お湯につけてかたく絞った布でふきふきしてあげたのね
やっといて「間違っていたかも」って
そりゃないよジェロさんw
布をきつく絞ったジェロに萌えた、いやマジで
お湯持ってきた下女になりたいよ
>やっといて「間違っていたかも」って
>そりゃないよジェロさんw
そうだよね
無理矢理(だよね?)ヤラれてしまった上に
最後までイカせてももらえなかったオスカルさん
いくら拭いてもらったとはいえ
ちょっとカワウソ・・
引き際が良いというより、随分と自分勝手なジェロだなぁ
自分だけスッキリ出してしてさ
あ、でも投下は嬉しい。ありがとう!
>最後までイカせてももらえなかったオスカルさん
あれ? ジェロの口で最初にイカせてもらってるんじゃない?
>ジェロの口で最初にイカせてもらってるんじゃない?
・・あれだけ?
っていうお話です。
ゴメン、そろそろ逝くよ
批判もオッケだったから、ついツッコミを入れてしまった
>167タン
ありがとね
そうかぁ 人それぞれだなぁ
私は突っ込んでる時より
口でやられていた時の方がずっとエロく感じたもんで・・・
>寝台に投げおろされた
>軍服が暴かれたのを
>彼女の肌は暴かれ
>長く器用そうな指が忍び入っていく。
>雄の獣欲が
ワロタ
独りよがりで自分勝手なジェロだ
179 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 11:43:04 ID:r1LVNQLx
アンドレの10代の頃の童貞喪失ssをみたい
破綻した日本語
支離滅裂な文章
内容炸裂
園児文作家しかいないんですか
誰かもっと興奮するの書けないの?
オカズにならないよ
使えない奴ら
144 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:16:45 ID:6ov71ypH
ttp://calimelo6519.blog34.fc2.com/ パスワード
急所は背中
↑意味不明だよ
145 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:51:02 ID:VDx8WpO5
>>144 オル窓系の虹作家サン達のパスワード設定て本当に意味不明なの多いね
例のレーゲンスブルグの冬将軍とやら未だにわからないよ
146 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:00:39 ID:CxabSorR
>急所は背中
ジークフリート?
しか思いつかんが・・・
147 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:05:42 ID:6ov71ypH
ttp://calimelo6519.blog34.fc2.com/ ベルばらのSSブログ
オル窓じゃない
148 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:18:16 ID:VDx8WpO5
>>147 オル窓にも手をつっこんでいるていう意味で
カリメロタンベルオルの両刀使いだからね
150 :名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:28:49 ID:hc9+DQic
Siegfried
153 :名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:35:49 ID:X+9ASl3P
http://calimelo6519.blog34.fc2.com/ 仮メロタンのオル窓SSブログののパスも意味不明
英小文字8文字。「○×●△■△、いちまい…!」
154 :名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:43:53 ID:/Sb108K2
>>153 それ主人公のセリフだよ
Saizburg「ザルツブルグ、いちまい…!」
12:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/05(土) 22:05:17 ID:9uBLnioZ0
>958 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/04(金) 23:18:47 ID:sEjiwbsa0
MYUタン7月前後に企画上げて出戻って来るんでないかい
なにもなかったようにサイト名もなにもかも全部直してさw
サイト名La Bleu Rose
↓フランス語がわからないとヲチスレで指摘され
La Rose Bleu
↓さらにヲチスレで指摘され何もなかったように
La Rose Bleue
直してたよwww
恥ずかしい!!
13:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/05(土) 22:07:58 ID:uo38Tx/50
>>12 まじか!!w
腹痛いwwwww
このシト汚不快幹事とかやってんでしょw
よく顔晒せるなwww
18:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/05(土) 22:36:55 ID:xhzH0ykz0
MYUタンみっともねー
カンニングは前スレのこれだろw
905 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/05/27(木) 09:59:43 ID:pDR5SqUs0
>La Rose Bleu
直したつもり・・仏語知らないことさらに暴露してんな
バカ丸出し
906 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/05/27(木) 12:25:01 ID:NXmRWLVY0
×La Rose Bleu
〇La Rose Bleue
バラは女性名詞だからこうだおね
*snow*タンとこのサイト名見て気づいてもよさそうなのに
44:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/06(日) 10:02:53 ID:2V3paulf0
今一番話題逸らしたいのはMYU
マリアタンち元ネタに『鍵の請求の申請』wページ作成
スレにお手本が出たとたん即効でサイト名を何度も変更
本人は修正したつもりだろうがw
事実上はサイト名の変更
みっともない
さすがパクらー園児
46:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/06(日) 11:03:21 ID:sK+Wbntu0
かりめろタンもいるよブログごとに全部違うパスワードw
いままであの破壊文を世界に向けて公開できてたね
50:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/06(日) 22:17:25 ID:6hz0pc7g0
借り目路タンの破綻文読みにくる客っているの?
ヲチャしか来てなかたんでない?
破綻文だと知らない客がわざわざパス打って開けたらとんでもねー代物出てきてびっくりするだろ
58:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/09(水) 09:38:58 ID:GJ4V8TF40
MYUタン、鍵の発行もできないほど多忙なんだって
そんなところもマリアタンにソックリ
どこまで真似したら気が済むの?
60:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/09(水) 12:11:44 ID:X5/F+HmNO
外見は真似られても、中身のクオリティーまで真似られないのが園児の悲しさだよね。
普通小説はある程度数をこなせば誰でもそこそこ上手くなるっていわれてるけど、この人達は数を書いている割にはなんで成長しないのかな。
70:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/09(水) 23:36:51 ID:GJ4V8TF40
MYUタン、配信のお知らせ文言まで人真似だねorz
SSの馬下手以前に、人格と品性を疑うわ
71:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 00:02:54 ID:A7QizOen0
MYUタンパクラー以前に無能w
園児でパクラー人まねしないと何もできない
サイトのデザイン(以前はかほたんちそっくり)もコンテンツも他サイトのまねだった
72:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 00:06:36 ID:A7QizOen0
今度はマリアタンちがお手本
79:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 15:35:58 ID:DBEynVqvO
マリアタソの鍵請求は4桁だってさ
マリアタソち栗卒真似っこのMYUタソもそれくらい来てるよね?
2桁や3桁ちょいじゃ多いうちに入らないぜ?
80:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 17:19:31 ID:CrRrQqig0
MYUタン
マリアタンの数字に届かなかったら
これに懲りてそのままパクはやめるこった
同じ入り口で数字が違いすぎたら惨めだろ
81:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 20:53:45 ID:9TAFqtMs0
MYUタン
サイトを作る能力がないなら勉強しろよ
わからなかったら、人に聞け
それで教えてもらった人にはちゃんと礼をして
たとえばサイトの隅っこにでも協力者とかって名前をちゃんと書くとかするのが
一般的な人間生活上の常識じゃないの?
勝手に盗んで嬉しい悲鳴を上げたりするから
こんな風に言われるのさ
82:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2010/06/10(木) 21:15:36 ID:8X9AWKnC0
>>80 マリアタンの比じゃないだろう?
比べる対象でさえない
マリアタンの数字に届かなかったらって、あーたww
でもここ見てるMYUタンはおかげさまで5桁の請求を頂きましたって
書きそうw
アンドレの初体験の相手が気になる
複雑な親心〜そして僕は途方にくれる〜
「オ…オスカル…こっこれは…いったい…」
とその一言をやっと言うと…レニエはその場に倒れた…。
末娘オスカルのために『婿養子になりたい人、この指とまれ!』舞踏会を開催したものの
当のオスカルはまるでとんち問答にこたえるようにすんばらしい礼服に身を包み、しかも部下である衛兵隊員達をその舞踏会に招き…。
ジャルジェ家がその名に懸けて催した舞踏会をひっちゃかめっちゃしてしまった。
あまりにも想定の範囲外であったこの失態に…レニエの血圧は…そのバロメーターの針を振り切ってしまった。
どれくらいの時間、レニエは気を失っていたのだろうか…?
ふと目を覚ますと見慣れた天蓋が目の前に現われ、自分がベッドの中であることをすぐにわかった。
「父上!お目覚めでございますか!」
聞きなれた末娘の声にレニエは顔をその声の方向に向けた。
「…大丈夫だ…。少々、驚いただけだ…。…オスカル!何事だ?その…すんばらしい…ドレスは…!」
「父上…。お気は確かでございますか?私は父上のおっしゃるとおり、『婿養子になりたい人、この指とまれ!』舞踏
会にて最高に豪華な装いをし、婿を選べとのご命令に従ったまででございます。そしてここにいるアンドレと…」
「そうです、旦那様…あ…今は…父上でございました…。」
はぁ?ときょとんとするレニエを前にさらに“婿殿”は続ける。
「今日は…旦那さま…申し訳ございません…。お父上にご報告がございます。」
レニエは、上半身を起こしながら応えた。
「ほぉ…なにかね…?」
いまいち、状況を把握できていないレニエではあったがそれは近衛隊の将軍。動揺を隠しつつ“婿殿”の“報告”を聞いた…。
「来月には、お父上をご安心させることができます。」
「…どういう…。」
わからない…。
いつから“婿”になったのだろう…。しかも…“ご安心させることができる”とは?
戸惑うレニエを見て、オスカルがおもむろに右手でドレスを裾を掴み、左手を広げると…。
「ご覧ください!」
「いかがした!オスカル!かように腹が膨らんで!奇妙な太り方をしたなっ!何かの病かっ!」
「何をお戯れをっ!身ごもっておるのです!」
「み、み、み、み、みご…みごごご…。」
レニエには…まるで天井からかねのたらいが落とされたような衝撃的“告白”…。
そんなレニエにアンドレの畳み掛けるような一言…。
「来月には、お父上に男の孫をお抱きいただくことができると…。」
「ら、ら、ら、らい…来月…!」
そして…末娘のだめ押し…。
「そんなにお喜びいただけるとは…。父上!さわってご覧になりますか?もう動きます。」
と、末娘はそのふっくらとした腹をレニエに差し出した。すると…レニエはまるで何か溜め込んでいたもの
を吐き出すかのように叫んだ。
「このぉ〜!おおばかものっ!」
「はぁ〜!なにがおおばかものなのです?“強く賢い男の子をうんでわたしをあんしんさてほしい”とおっしゃっ
たのは父上ではございませんか!でかしたぞとのお褒めのお言葉をいただいてもおおばかものとどやさるおぼえはございません!」
レニエは…戸惑いを通り越し…なぜか腹が立ってきた。どういう展開でこのような事態になっているのか…。
「何を言うか!わしの知らんうちにそのぉ〜、なんだ、アンドレとあ〜してこ〜して…」
「私を安心させろとご命令されたのは父上でございますぞ!」
「あ…そのぉ…確かに…言った。いったが…。では…なぜ…アンドレ?」
「はぁ!?自分の気に入ったものを“婿”にせよとおっしゃられたのは父上ではございませんか!アンドレのど
こがお気に召しませんのでしょうかっ!?」
そうだ、確かに言った…。
しかもアンドレならレニエ自身、“婿”として一番安心できる相手ではある。けれどアンドレとは身分が違う。
いや…彼が戸惑っている理由は…“身分”など言うことではない…。
「“強く賢い男の子をうんでわたしをあんしんさてほしい”とおっしゃられたのでこうしてアンドレと励み、
こうして父上にご報告しておりますのに!」
「は、は“励む”な!第一…。第一…。は、早すぎる!うん、そうだ、そうだ!早い!早い!早すぎる!
今夜舞踏会を開いたというのにどうしてそこまで腹がおおきのだ!」
「善は急げと申しましょう!わたくしはすでに三十路。急がねば父上に“強く賢い男の子”をお見せできない、
父上が亡くなれてからでは遅いと思い、アンドレと寝食を忘れて、励みに励みましたのに!」
「勝手にわしを殺すなっ!寝食を忘れるな!励むな!わしはこの通り元気だ!」
「現実問題でございます!」
「あぁ…!オスカル!お前…お前…アンドレとなんだ?なにかしをなにかして、あれをあれしてそれをそのよう
にして……い、いつの間に…。」
「もちろんでございます。なにかしをなにかして、あれをあれしてそれをそのようにしなければ、みごも訳がご
ざいません。それは、父上とて同じこと。ご経験済みでございましょう!!」
「いや…。その…わしのことはこの際、棚に上げておいて…。」
「そのような“棚”は必要ございません!それともアンドレではいけませんか?」
「いや…お前が…人の“妻”になり…“母”になるが…なんとなく…寂しい…」
「…父上…」
「…いざ…そうした姿を見ると…孫に会えるという喜びよりも先に…お前が…わしから…去っていくようで…寂しい…。」
「父上…。」
そうなのだ…。
確かにレニエがオスカルの結婚を望んだ。それは…跡継ぎが欲しいというのではなく、自分が信頼できる男にこ
の末娘を託し、守って欲しいという親心からなのだ。
けれど現実を目の当たりにすると寂しさが心一杯に広がる。
いや…そんな生半可な気持ちではない。
大事な宝物を…可愛い宝物を失ってしまったような…喪失感という感情のほうが適切かもしれない。
「父上。アンドレは“婿”でございますれば同じ屋敷内に住まいます。しかもアンドレは父上もよ〜く知っている
男ではございませんか!」
「おおばかもの!」
寂しさあまって憎さ百倍といったところであろうか。
レニエは自分のこの言葉に言い表せないほどの喪失感を伴う寂しさを理解していないようなオスカルに腹が立ち…。
再びその怒りのボルテージは最高潮…。
「はぁ〜?おおばかものぉ〜〜?」
「お前は私の娘であればいい!いいか!誰かれの“妻”になることは決して許さん!アンドレであろうが、誰であろうが絶対に許さん!」
「このぉ〜わがままおやじっ!わたくしを“男”として育てたり、結婚せよと命令したかと思えば、今度は嫁ぐなですとっ!大体…」
オスカルの声が遠くなっていく…。レニエは体が大きく揺れるとそのまま…気を失った…。
「あなた!あなた!」
遠くなっていくオスカルの声にかわって…妻の声が段々、近くに聞こえてくる。
「あなた!どうなさいましたの!何か悪い夢でも?」
レニエが目を開けるとそこには愛しい妻が心配そうに彼の顔を覗きこんでいる。
「あ…ここは…わしは…?」
「舞踏会で…オスカルの部下がやってきて…あなた、そのままお倒れになりましたの。こちらにお連れしてからは
“おおばかもの”“オスカル”と交互に叫ばれて…。」
「あぁ…。」
レニエはほぉとため息をついた。なんと…疲れる夢であったろうか…。
「確かに…。あの子のしたことはおおばかもの!ですわね。けれど…。」
「…もう何も言うな…。疲れた。…悪いが…一人にしてくれ…。」
「そうですわね。お疲れでございましょう。ごゆっくり、お休みくださいまし。」
パタンとジャルジェ夫人が寝室のドアをしめると。レニエはベッドから起き上がり、バルコニーに出た。
レニエの頬を晩夏の風が優しく撫でる…。
オスカルを嫁がせようと画策したのは確かにレニエ自身である。
混乱し始めているこのフランスにあって、一刻も早く軍から身を引かせねばならない。
けれど、実際…。
夢に現われたオスカルをみて自分の本当の心の内を知ってしまった。
すでに嫁いだ娘たちと異なり、オスカルはレニエにとって特別な娘だった。“男”として武官の道を進むように教
育したこと…。確かにそれが一番ではあるけれど。嫁がせようと思えば、いつでもできたことだ。
本当は…。
“末娘”であるからこそ、手放すことができなかったというところが本音なのだろう。少し…。長く手元に置き
すぎたのかもしれない。いまさら…末娘を…他の男にやるなど…。
しかし…。このまま軍においておくわけにはいかない…。けれど…レニエの可愛い末娘が人妻になることには…
どうしても心がついていけない…。
が…。このまま、軍においていくわけは…。けれど末娘が人妻になることは…
「あぁぁぁ…!」
堂々巡りのすえ…。レニエは頭を抱えてしゃがみこんでしまった…。
オスカルがもし…この結婚話を承諾したとしても…次なる関門は…自分自身のこの親心であるということに…レニエは呆然とした。
晩夏の夜が更けていく…。
レニエは…複雑な自分の親心に…途方に暮れてしまった。
>>167 乙華麗
ジェロが素敵でとっても良かったよ
GJ!!!
しかしこの怒涛のコピペはヒデエなぁ
漏れには正に嫉妬の嵐に見えてしまったよ
勝手に犯して勝手に一人で納得して相手の意思はまるで無視一人上手なジェローデル
>167
乙。
ふと思ったんだがこの話が前作の前の話だとしたら、あの時のオスカルは既に処女じゃなかったって事になるよね。
でも前作だと、オスカルがあそこで破爪したみたいな書き方だった気がするがそこいら辺はどうなのかな?それが気になってあまり話に入り込めなかったのが、ちと残念。
オスカルにナース服着せたい
>>199 言葉が足りなかった。すまん。
私の言っている前作は前のスレの終わり頃に投下された、剣闘士オスカルの話の事だ。
あ、あれか!
オスカル視点で始まりジェロ視点で終わったw
>>187-193 書き慣れてるね
私の好きなポイントをよく知ってる。
おもしろかった。
中華、エロがなかった(棒喘)
投下は嬉しいが…なんだか前回より荒れてないか?
チャイナ服着たオスカルと立ったままやりたい
SS保管庫ってどこにあるのでしょうか?
保管はされてないよ、たぶん。
過去のURLを貼ってくれてた人がいたくらい。
漏れはそれのやりかた分かんないからできないけど・・。
なぜか
オスカル好きさのあまり、彼女の感覚を共有したくて
アンドレに抱かれることを望むロザリーを妄想した
あとはオスカルとアンドレがやってるとこに乱入して3P突入とか
ベルナール×オスカル
監禁したオスカルに性的拷問をするベルナールも良さそう
もうロザリー夫妻とオスカルアンドレの4Pでいいよ
OAはアナルとバックは絶対にやめて下さい。
>>206 OA以外は荒れるというのは定説ではあるけど
前回のルイxマリーも本スレにコピペされて荒らされたし
本スレの
>>313あたりが真相じゃないの?
>>313 >荒らしは自分で投下した物には自分で自演GJする
>それ以外のパロ職人の投下は住民がそれぞれGJする
>だからすぐに「嫉妬婆はGJされないから嫉妬している」とわめく
>自分がそうだからw
>自演のGJしかもらえない自分が常に嫉妬で悶々としているから
今までは自分のSSにGJを貰いたくてオールGJ強制ルールを作ろうしていたが
上手く通らなかったので一転して叩きに回ったんだろ
ルイxマリー投下した人のID見ると嫉妬婆主人公SSを寒いと言っているから
その腹いせで本スレにコピペして
今度JxOも同じ人らしいから、関係ないコピペしてベタベタと貼りつけたと思われ
正義気取りで嫉妬婆と連呼していたヤシは
結局自分が可愛いだけのイカレた嵐だったんだよ
アニメより原作の方が萌える
>>215 ID:GjTIxfsV
ながながとご苦労様。お前の意見どうでもいいから。
>>215 まるっと同意
SSも書けない嫉妬婆と蔑んでいた人達の中にまともな日本語の人もいると気が付いて
それが効を為さないと知ったのか荒らしに転じたたという感じ
今度のJxOの人は まともな日本語 とはいえない部類だぞ
どっちにしても自分の同類以外の人の投下が面白くなくて
本スレにエロパロのSSを貼りつけたり
作品投下後にコピペを大量爆撃したりした
イカレたアラシの存在がはっきりした事には変わりない
>イカレたアラシの存在がはっきりした事
はっきりもなにも今更
イカれた嵐は以前からいるじゃん
お寒い嫉妬婆SSでスレを盛り上げているつもりだったり
自分を居心地よくするためのマイルールを施行したりするだけでなく
他の職人の投下に対して荒らし行為をするような人が居座ってる限り
このスレはもう終わりだろ
それとも嵐の望み通りにそいつの園児エロ汚作一色に成り果てるかだな
>>221 何でも冷やかしたりけなしたりする荒らしは以前から居たが
それを嫉妬婆と言って執拗に絡んでいた正義厨も
結局は自己中のイカレた荒らしだったって事でしょ
両方ともメンヘラ臭が匂い立ってたもんなぁ
そいつらの狭間で一番迷惑を被るのが他の住人と残り少ない職人
そのうち表も此処も園児組で埋め尽くされだろうよorz
また変なの沸いてきたね
とにかく職人さん投下お願いしますだ
自分だけはまともだと主張しながら他人を叩いている婆が痛い
誰とは言わんが
アニメのサン・ジュストはサディストっぽい
>そのうち表も此処も園児組で埋め尽くされだろうよorz
ここもとっくに園児組で埋めつくされてますお
男キャラで一番チンポでかそうなのはアランだな
フェルゼンだお
女キャラで一番チンポでかそうなのはオスカルだな
オスカルのクリトリスは親指大は軽くありそう。
オスカルって40cmぐらいの一本糞しそう
ロザリーってなんで色気ないんだろうかの?
10代のオスカルにセーラー服着せたい
235 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:39:13 ID:l2pK014Y
この妙な流れに紛れてふたなりネタを投下します。(AO)展開はベタですがとりあえずオスカル様についてます。
どうぞ華麗にスルーで
オスカルが衛兵隊に移ってからの慌しい日々は彼女の身体と精神を苛むばかりだった。
移動当初の兵士達の激しい反発。降って湧いた縁談。
パリの街で巻き込まれた暴動で大怪我を負った幼馴染。予断を許さない幼い皇太子の病状。
そんな中、兵士達とほんの僅かながら心を通わせられるようになってきた事、
それだけがオスカルの心を少しばかり浮上させたが、まだまだ未解決の問題が山積みだった。
心安らかに休暇を楽しめる気分ではない。
しかし、やっと取れた短期間の休暇の間だけは何とか気分転換をしなければと、翌日から休暇というその晩、
オスカルはアンドレを部屋に呼び久しぶりに二人でゆっくりとワインを嗜んだ。
二人の間は一時のギクシャクした関係から、以前の軽口をたたきあう間柄に戻ったようにみえたが、
時折、オスカルは彼と行動を共にしながら妙な居心地の悪さを感じることがあった。
勿論、それが一体どんな感情に結びついているのか考える暇などなかったが。
疲れが溜まっていたせいか、その夜オスカルはあっという間に睡魔に襲われ
テーブルに突っ伏したまま寝息をたて始めた。
アンドレはぼやきながらもそっとオスカルをベッドに運びグラス類を片付け、
後の着替えを侍女に頼みに部屋を出ていった。
夢の中でオスカルは一人の女性をエスコートしていた。
─貴女は確か舞踏会でお会いしたジョセフィーヌ…─
─そうですわ、オスカル様。私を花嫁に選んでくださるなんて、本当に夢のようですわ─
─は…な…よめ?─
─ええ。オスカル様の元に嫁げるなんて、世界一の幸せな女です。
私、必ずジャルジェ家の立派な跡継ぎを産んでみせますわ─
─い、いや、そんな事ができる筈が…私は女なのだし─
─いやですわ。そんな冗談で私をおからかいになって。オスカル様はれっきとした男性ですのに─
「…!?」
翌朝、オスカルは何とも言えない違和感と共に目が覚めた。
「奇妙な夢だ…」
一人呟き大きく溜息をつく。全身が汗ばみ気分が悪い。
身体を覆っていた寝具を剥がし寝台から起き上がろうとしたその時だった。
!!!?
「何だ?この感触…」
下半身の…腿の辺りに何かが当たったのだ。
これはもしかしたら夢の続きなのか?
なんとなくこの感触が何なのかうっすら思いあたらないわけではないが
いや、そんなことがある筈はないのだ。
オスカルの頭がまさに混乱を極めている時
こつこつと扉を叩く音と共に朝の身支度の手伝いに来た侍女の声が聞こえてきた。
「おはようございます、オスカル様」
オスカルは咄嗟にシーツで身体を覆い、今にも部屋に入ってこようとする侍女に向かってあわてて声をかける。
「ああ、おはよう。悪いのだが、今日はせっかくの休みだからゆっくりしたいのだ。
そうだ、アンドレには頼みたい仕事があるから、後で部屋まで来るように声をかけてくれないか?」
236 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:40:29 ID:l2pK014Y
「おはよう、オスカル。どうしたんだ?珍しく二日酔いか?」
長い付き合いのアンドレは、部屋に入るやオスカルの様子が普通でないことに気がついた。
何故かシーツを被り、寝着のまま寝台に蹲っているのだ。
本来なら、妙齢の女性の、ましてや一方的な想い人のそういった状態の所に近づくべきではない。
そう思いつつも、どうやら事情がありそうなのでおそるおそる近寄って声をかけてみることにした。
「おい、どうした?」
「…アンドレ…」
ゆっくりと身体を起こして顔をあげたオスカルは困惑しきった表情でアンドレを見上げる。
縋る様な潤んだ目に見つめられてアンドレは思わずたじろいだ。
「な、何だ?」
「…私は…変か?」
「はあ?」
「私は…男…なのか?」
「はああ?」
どうにもオスカルの様子が変だ。言っていることもよくわからない。アンドレは首を傾げた。
「なんだお前まだ寝ぼけてるんじゃないのか?」
アンドレはあえて明るくからかう様な口調で言ってみるが、どうやらそんな状況でもないらしい。
オスカルは深刻な表情でいきなりアンドレの腕をとったかと思うと、そのまま彼女の身体に触れさせようとする。
夜着の裾からすらりと伸びた両足の間に。
「うわっ!何をするんだ!」
アンドレは咄嗟にその手を引いたが、オスカルは彼の腕を握ったまま真剣な顔で訴えてくる。
「お願いだ。アンドレ助けてくれ。これは何だ?私はどうしたらいいのだ」
そう言うなり彼の目の前で夜着の裾を捲りあげた。
「!!!……?」
「………身体…変…だろう?」
「お前…これいつから……」
「今朝、だ…多分…」
一応会話らしきものを交わしながらも、アンドレの頭の中はほぼ空白状態だった。
オスカルの体の一部が明らかにおかしい。
確かに軍服を纏ったオスカルの姿は美貌の青年そのものであるが
肉体は正真正銘女性のそれだった筈だ。
随分前に、まだお互い異性という意識が薄かった頃に見た彼女の身体はほんの少し膨らみかけた胸も
まだ毛も生えていない小さな割れ目も少女の身体そのものだった。
だが今あられもなく目の前に広げられている彼女の股の中央には、少年のペニスの様なものが、
勃ち上がった状態になっている。
とんでもなく恥ずかしい格好を晒しているというのにもはやそれどころではないのだろう。
オスカルの顔は青褪めて身体は小刻みに震えだした。
よく見てみると余分なものがついてはいるものの、その下にはピンク色をした処女の秘部が見える。
アンドレは混乱しながらもむくむくと欲情し始めた無節操な自分の身体を心の中で叱咤した。
237 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:41:36 ID:l2pK014Y
オスカルがパニックになっている今、自分が落ち着いてなんとかしなければ…
邪な気持ちを追い払いながらアンドレは口を開いた。
「そうか…何が原因かはわからないが…様子をみるしかないだろう」
「でもこれは……男のものだろう?」
「ん、まあ、そうだなあ」
「…まさかとは思うが…もしかして…このまま私は男になるのでは…」
どんな困難な状況にあっても毅然と前を向いて突き進んできた気丈なオスカルはここにはいない。
暗い声でどこまでも沈んでいきそうなオスカルの顔をみたアンドレはあわてて言った。
「いや、でもお前ここは女のままだし」
咄嗟にペニスの下にある女の部分を指差そうとして触れてしまった。
くにゅ
「!」
「す、すまん」
「………」
唯一の相談相手のアンドレをぶっ飛ばすわけにもいかず、
頬を羞恥に染めつつも彼の無礼をぐっと我慢したオスカルだったが、ふと辛そうに顔を歪めた。
「あ、アンドレ…」
「何だ?」
「なんだか…つっぱって痛いのだが…」
そう…だよな。小便してこいって言えばいいんだろうか、
いやそもそも今のこの身体の仕組みがよくわからないのだし…とアンドレは少し考えた。
「とりあえず、お前、それを扱いてみたらどうだ」
「しご…くのか?」
「そう、こうやって…」
アンドレが目の前で何気なく手を動かしてみせると
その途端オスカルは睨み付ける様な視線で彼の手元を凝視したまま
真っ赤になって固まってしまった。
当たり前だ。そういったことはオスカルは一番不得手な分野なのだ。
それがわかっているからこそ、本当はそこここに転がっている下世話な類の話題ですら
今まであえて遠避けてきたのに…とアンドレはなんとも情けない気持ちになってきた。
だが、こういう緊急事態の場合は仕方がない。
アンドレはいっそ誰かに丸投げしてしまいたかったが、オスカルを取り巻く環境や本人の気持ちを思えば
そんなことできる訳がなかった。
「じゃあ、俺が触ってもいいか?」
暫く考えた後、遠慮がちに尋ねてきたアンドレにオスカルは一瞬迷った後、静かにこくりと頷いた。
238 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:42:37 ID:l2pK014Y
目の前でオスカルの顔を見ながらするのは止めた方がよさそうだと思ったアンドレは、
背後から彼女の身体を抱える形になったが、これが余計にまずかった。
オスカルの細く柔らかい身体がアンドレの腕に触れ、ほんのり花の香りのする金髪が彼の鼻先を掠める。
色白の頬が染まりその形よい唇からは甘い吐息が漏れるその様を至近距離で見る羽目になった。
硬く勃ちあがった彼女のペニスをそっと握り擦るとオスカルは堪えきれずに小さな声で喘ぐ。
アンドレが少し強めに扱くとオスカルはあっという間に解き放って、
その後安心したように身体を彼に預けた。
「少し…楽になったか?」
息を乱し初めて味わう快感の余韻を残すオスカルに優しく声をかけ、
手早く後始末を済ませるとアンドレは急いで部屋を出て行った。
これは堪らないな。 部屋を出た途端アンドレは脱力した。
オスカルの身体の異常な変化への危惧ではなく、アンドレは全く別の問題に頭を悩ませていた。
深刻に悩むオスカルには本当に申し訳ないが…。
どうやら今まで以上に辛い状況に追い込まれている。
何故オスカルがあの身体になったのかはわからないが、多分今近くで力になれるのは自分だ。
これは驕りなのかもしれないが… アンドレは力なく笑う。
だが、今朝のようなことがあればどこまで我慢できるかわからない。
先刻だってそうだ。
後始末をしようと足を開かせた時に見えた濡れた女の部分に自分のものを突き入れたくなって
どうにかなりそうだった。
困りきった状態でいつになく素直に自分を頼ってくる彼女をどうにかしようと考えることなど、卑劣にも程がある。
色々考えた所で結局何の解決法も浮かばず、アンドレは途方に暮れて暫くその場に立ち尽くしていた。
一方、オスカルは部屋を出たときに見たアンドレの辛そうな様子を勘違いしていた。
いくらアンドレが従僕として主人に仕えるのが彼の仕事だとは言え、こんな奇妙な身体の人間の世話を、
ましてや下の始末まで(意味は少々違うが)しなければならないなんて、
アンドレだって本当はこんな事したくはないに違いない。
だが、こんなことを他の誰に相談すればいいのだ。
オスカルは重く沈んでいく心をどうすることもできず、膝をかかえてまた大きく溜息をついた。
239 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:43:53 ID:l2pK014Y
「休暇中で良かったじゃないか」
日がすっかり暮れて蝋燭を点された部屋。
その後、身支度を整えてはみたものの、部屋の外に出る気分にもならず
日がな一日読書をしたりバイオリンを弾いてみたりすることで気を紛らわせていたオスカルの元に
アンドレがワインを運んできた。
「ああ、不幸中の幸いというやつか」
オスカルは心ここにあらずといった感じで答える。
「奥様もお前の元気がないと心配されていたぞ」
「……」
結局、オスカルはあの優しく抱きしめて何でも受け止めてくれるだろう母親にさえ身体の事を話せずにいた。
オスカルは長椅子に座りうなだれた様子のまま黙っている。
「なあ…アンドレ」
「どうした?」
「この身体だったら、私は女性に子供を産ませることができるのだろうか?」
「何でそんなこと…」
いきなりの話題に驚いたアンドレは思わずオスカルの方を見た。
「跡継ぎがうまれたら、父上はさぞかし喜ばれるのだろうな」
そう言いながら自嘲的な笑いを浮かべるそんなオスカルの姿が痛々しくてアンドレは視線を逸らした。
ジャルジェ将軍とオスカルはとてもよく似ている。
二人とも一見その激しく気難しい気性で、近寄り難く威圧的な雰囲気を放ってはいるが
実は情がとても深い。
頑固で自分の考えを曲げない故に衝突する事もよくあるが
お互いを大切に思う気持ちに偽りはない。
アンドレはそんな不器用で情に篤い親子をどこか羨望の思いで見てきた。
「母上の様な優しい女性を娶って…」
「なんだ意中の女性でもいたのか?全然気付かなかったな」
「いや、もうロザリーは嫁に行ってしまったし。ディアンヌ嬢も嫁に行くそうだし」
「人様の花嫁を横取りはダメだろう。まあお前なら女性はみんな喜んで嫁にきそうだがな」
アンドレはオスカルに背を向けテーブルの上を片付けながら普段通り軽い口調で言葉を返す。
だが、本当はそんな話はしたくなかった。
アンドレはなんとか話題をかえようとした。
「そういえば」
そう切り出してオスカルの方を振り返ると、俯き背を丸めている彼女の肩が小さく震えている。
「そうだな…この身体でいいのかもしれない…な」
ポツリと言ってごまかすように笑おうとするオスカルがとても儚く見えて
アンドレは無意識のうちに彼女の腕をとって胸に引き寄せる。
そのまま自分の腕の中に収まったオスカルの身体をきゅとかき抱く。
アンドレは、彼の愛情が慈愛の類だけではなく卑しい劣情が入り混じったものなのだとも知らずに彼を信用し、
安心して身体を預けるオスカルに対し後ろめたさを感じていた。
だがもういい、どうなっても。所詮自分は愚かな人間なのだ。
オスカルの体温を感じながら、そんな自暴自棄な思いがアンドレの中で一杯になり溢れ出す。
240 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:45:10 ID:l2pK014Y
「アンドレ?」
「お前がそんなに自分を追い込むことない」
ブラウス越しに柔らかい感触が伝わってくるオスカルの身体は紛れもなく女のものだ。
「男ならここがこんなに柔らかい筈ないだろう?」
そう言ってアンドレはブラウスの合わせ目から手を忍ばせた。
「い、いや…だっ」
オスカルは身を捩って手から逃れようとするが、激しい抵抗ではない。
多分今のオスカルはまだ心の整理がつかず混乱したままなのだ。
卑怯者だといわれてもいい…そうアンドレは心の中で呟き彼女をもう一度強く抱きすくめる。
「お前が自分の身体を知らなくてどうするんだ」
「……そう…だ…な」
アンドレは腕の中で大人しくなったオスカルのブラウスの釦を外してコルセットと共に取り除き
そっと寝台の上に横たえる。
普段のスラリとした男装からは想像できなかった、ほどよく成熟した白い乳房をアンドレはゆっくりと揉む。
桜色の乳首を摘むとオスカルはそれだけでぴくんと身体を震えさせて溜息を漏らした。
感度のいい優しい女の身体。
アンドレが舌の先で乳首を突いた後に口に含んで吸うと
「…う…」
と小さな声が漏れた。
そのままキュロットに手をかけて抜き取ると白い下半身が剥き出しになった。
アンドレは拒まれたら止めるつもりだったが、オスカルは彼に全てを委ねる覚悟を決めたのか
ぎゅっと目を瞑りじっとしていた。
予想通り、オスカルの少年のようなペニスはたちまち反応を示して勃ちあがり更なる刺激を待っている。
もう躊躇はしなかった。
彼女の臍の下から焦らす様に指を這わせていき、そっとペニスを握る。
アンドレは慣れた手つきで彼女のペニスを扱き先端を指の腹で刺激する。
「ほら、お前も…」
アンドレはそう言って彼より細く白いオスカルの手をとり、彼女のその場所に触れさせ上から手を重ね一緒に動かす。
そして甘い喘ぎをあげ始めたオスカルのその唇に軽くキスをした。
ふと瞑っていた眼を開いたオスカルは、アンドレの瞳を見つめると今度は自分から唇を差し出した。
そのオスカルの行動にアンドレは一瞬戸惑ったが、やがて嬉しそうに微笑むとそっと唇を重ねた。
アンドレの舌先が彼女の唇の隙間からそっと忍び込み彼女の舌と絡み合う。
頭が痺れる様な甘美な口付けと直接的な性器への刺激で彼女はあっという間に上り詰める。
「…もう……出るっ」
重ねられた二人の手の中でびくびくと震えながら放出したペニスに顔を寄せて彼はそれをいきなり口に含んだ。
「ばかっ…汚いぞ」
オスカルは、そのねっとりとした感触に身震いしながら、彼の口を外させると
「お前のだから平気だよ」
そう言ってアンドレは優しく微笑んだ。
「この!…ド変態め」
オスカルは悪態をつきながらも何故か胸の奥が熱くなって、苦しかった。
241 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:46:10 ID:l2pK014Y
そしてようやく彼女は気がついた。
アンドレの体の同じ部分が服の上から見ても張りつめている。
「今度はお前だ、アンドレ」
「え?」
「こんなに腫れてしまっている」
オスカルは彼の濃紺のキュロットの上からでもわかるその部分をそっと撫で、
アンドレのキュロットを脱がせようとした。
「いや、いいよ俺は」
「だめだ!」
「本当にいいんだ」
「ばか、こんな風になってしまったら辛いのはもうわかるんだ」
「………」
オスカルは大人になって初めて眼にした彼の怒張したものを前に一瞬困惑した様子で固まったが
やがて、そっと両手でそれを優しく包み愛撫をし始めた。
アンドレから教わったように手で握り自分のものより一回り大きいペニスを懸命に扱いていたが
ふと思いついたように手を止め口を開け、彼の先端を含んだ
「うわっ!やめろ、お前が…こんなことしちゃだめだ…」
快感に腰を波打たせながらそれでも彼女を止めさせようとするアンドレに構わず
オスカルは夢中で奉仕した。
しばらく舐めたり咥えたりしていたが、そっと口から外し顔をあげて言った。
「…だめだ、私にはうまくできないようだ」
「いや…十分だよ」
「お前を満足させてやりたいのに」
彼が硬く勃起していながらもまだ射精に至らないことが彼女は不満だった。
肩を落としたオスカルの身体を抱き上げ、ありがとう、と嬉しそう顔を綻ばせたアンドレに
彼女は至極真面目な顔で言った。
「そうだ、私の女の場所にお前のを入れたらいいのだ」
「そ、そんなことできるか」
「だってそうだろう?お前はその方がいい筈だ。私なら大丈夫だから」
「だがお前は俺の主人で、俺は従者だ。だから…」
「………」
「身分が違うんだよ」
そう言って寂しそうに笑うアンドレに彼女はきっぱりと言い放った。
「そんなことは関係ない。
それともいやか、こんな奇妙な身体の女は…」
そう言い終わらない内にオスカルの唇はアンドレの唇に塞がれた。
オスカルの白い腿に彼の手が添えられ大きく開かされる。
「んっ…」
アンドレの舌が彼女の口内を嬲る。舌を吸われて彼女もまた必死に吸い返した。言葉はない。
だが、大きなアンドレの掌がオスカルの柔らかな腿の裏を押し広げて女の部分をそっと弄り出したことで、
オスカルは彼の答えを知った。
242 :
ふたなり注意:2010/10/02(土) 00:49:29 ID:l2pK014Y
アンドレはオスカルを再び仰向きに寝かせ、彼女の両膝を割りその間に顔を寄せた。
先ほどペニスでの絶頂を迎えた時からオスカルの全身は火照ったままで
アンドレの指が慎ましく閉じた花びらの間の溝をなぞるとトロリとした粘液が纏わり付いてきた。
小さな入り口にそっと指先を埋めると狭いながらもちゃんと濡れて男の訪れをまっている。
アンドレがその場所で指をゆっくり動かしていると、
いつの間にかさっき欲望を吐き出したばかりの彼女のペニスが頭を擡げ始めた。
自分に男色の趣味はなかった筈だがとアンドレは苦笑した。
愛しい人の身体はこんなに可愛いものか、そう思いながら彼女のペニスの先にくちづけし、
自身の猛りきった先端を彼女のピンク色の膣口に当て、押し貫いた。
「う…」
いくら濡れていると入っても未通の道だ。
初めての侵入を拒むような狭く硬い入り口に彼の先端が潜り込むと、オスカルは身を裂くような激痛に顔を歪ませた。血の匂いがする。
アンドレはオスカルの耳の裏から首筋にそっと舌を這わせた。
震える柔らかな乳房を優しく揉みながら淫らに尖った先を指で撫でては摘み弄ぶ。
痛みにとらわれていた筈のオスカルは忽ちその刺激に反応を示し、彼の指が彼女の敏感なペニスに絡み扱き始めると
甘い喘ぎ声はひっきりなしに漏れ出した。
オスカルが彼の施す愛撫に翻弄されて力が抜けた隙にアンドレは更に奥に突き入れる。
「…ん、んっ」
オスカルは、初めは痛みしか感じられなかった胎内を満たす熱い存在に徐々に酔い始めていた。
少しずつ彼女の膣内が柔らかく蕩けだす。
オスカルの頬をアンドレの手がそっと撫でると彼女の白い手が上から重ねられ彼の手を握った。
官能の色を滲ませた瞳がアンドレを見つめる。
柔らかく締め付ける彼女の奥を思う存分突いて、彼女の中に注ぎたい。
アンドレは滾る欲情を抑えられそうもなかった。
「許してくれ」
酷い男だ俺は…アンドレはそう心で繰り返しながら本能のままに身体を急かした。
アンドレが欲望を弾けさせ彼女の中で果てた時、オスカルも再び絶頂を迎えた。
荒い息のまま彼女は満足そうに微笑み、彼の耳元に囁いた。
「お前を愛している」
-------
そのまま部屋に留まっていってもよかったものを…。
先刻、彼と愛を交わしたばかりの寝台の上に一人身体を横たえたまま、オスカルは静かに考えていた。
それにしても、告白した時のアンドレの顔は、その場にそぐわない実に呆けた顔をしていたな…
ふいにその時のアンドレの顔を思い出して吹きだした。
まるで今の自分の身体と同じように、先の全く見えないこの時代。
だが、今後いかなることが起ころうともアンドレだけは必ず共にいて支えてくれるだろう。
それだけは確信できる。
そう思うと本当に久しぶりに安らかな気持ちで眠りにつける気がして
オスカルはゆっくりと瞼を閉じた。
おわり
結局ついたままだった。オスカル様ごめんなさい!
展開や文章に少しわかりにくいところがあったが
かわいいティムポを持ち上げるとその下にピンクの花びらが見えるが思いのほかエロかった
アンドレのチンポはその一回りどころかふた周りか三回りぐらいデカそうだ
アンドレはチンポでかくて絶倫のイメージ
GJ。
意外で面白かった。
これ、取れるの?
続きが知りたいので、書いてもらえるとうれしい。
面白かったです!
奇抜なネタなのにグロじゃないとこもGOOD!
どうもありがとう。
続きもぜひ書いてくださいませ。
おもしろかったよー
「下の世話」に吹いてしまった!
もう、このまま取れなくてもいいかも〜と思ったヨ
ID:6nt4L6j6
べからずさん
ノッてるね
いいもん読ませてもらった!ありがとう
ちゃんと取れるといいねー
気が向いたら続きお願いします
面白かったです!
ベッドインするところの展開がやや唐突だったが、あとはGJ
おもしろかった、続きヨロ
ベルナール×O、3P、4Pも待ってる
漫画版オスカルはちょっぴりドジっ子でかわいい
イライラするとうっかりバイオリンの弦を切っちゃうドジっ子か…いいね
すっとんで治療しにくるアンドレもいい
アンドレの情熱的なエロさは三十路過ぎた欲求不満の毒女のニーズにマッチする
膣内に精液をぶちまけられたらちんちんが小さくなるのかと思ったらならなかった。
これは続くな(ニヤリ)
ふたなりってさおはあるけどたまたまがないんだよな・・
膣はあったり、なかったり、
タマタマがないと子供が作れないから
嬢ちゃんと結婚するというオスカルの発想が成り立たねーぞ?
ここはエロパロだぞ 細かい事は言うな
細かい事言ったりヘタレと言ったりコピペ投下するのは
み〜んな嫉妬なんだぞ それがこのスレの嫉妬婆狩ルールだ
次は母乳をキボンだ
むろん、妊娠してとかきもい展開ではなく
母乳をアンドレに搾り取ってもらえ
母乳ならシャトレ夫妻が似合う
ママンといいながら喜んでしゃぶりつきそうなベルナール
なんだこれ、ただの赤ちゃんプレイかorz
>>261 ベルナール恐ろしく似合いそうだよorz
アブノーマル系では
フェルがS アンドレがM ジェロがSとホモ
アランは獣姦 オスカルは拷問系
あたりが似合いそう
フェルゼンとアンドレとジェロのホモに見えたorz
>>263 それを密かに期待しているからそう見えたんだ
間違えない(古!)
間違いない だったorz
ホモネタは数字板でやってくれ。
ネタというほどの細かい話はまだ出てないだろ
ホモという言葉でふざけていただけで
過敏だなぁ
ふたなりという言葉ここに来て初めて知った
そしてWiki見て言葉の意味知って改めて皆さんの語彙の豊富さに驚嘆している
ジェローデルやフェルゼンは上品過ぎてやってる場面を想像できない
いやお貴族様の方が遊んでるイメージだなあ…数字的にも以下自重
>>270 まるっと同意
手慣れててそつなく優雅にこなしそう
上手に相手を感じさせるくせに本人は結構冷静なイメージ
それもまた素敵だが
アンドレやアランのような情熱や性欲だけで突っ走りそうな荒々しいのもまた良し
まるっと
マリーはH上手そう
ロザリーは無難にこなしそう
オスカルは想像つかないな
>>270 O嬢の物語みたいなのをまた読みたいものです。
>>269 ジェロは肋骨浮いたガリガリの体しか思い浮かばないw
意外と胸毛があったりしてね…ジェロ
あんまり筋肉隆々のジェロもいやかもw
細身だとは思うがガリガリではなく
ジェロは一応軍人なのだから
しなやかな筋肉ぐらいはついている身体だと思う
アンドレは筋肉質で巨根だと思う。
その上精力絶倫そう
フェルゼンが絶倫っぽい気がするのは史実の影響か
巨根で絶倫のアンドレにムラムラする。
アントワネットの乳首を加えると、うんざりするほど舐め、しゃぶり付いた。
「あ・・・んっんっ」
アントワネットの甲高い矯正が耳の奥をくすぐるたびに激しい衝動に駆られ、
固くなったペニスを乱暴に差し込む。
「あ・・っ」
アントワネットの秘部は、薄桃色の薔薇に似て、その中心に固く、太い芯を
埋め込まれると朝露のごとく甘い蜜を溢れさせた。
やがてフェルゼンが激しく、艶かしく動かす腰の動きに合わせて
突き上げてくる快感に耐え切れなくなったアントワネットは、
ツンと上を向かせた乳首をたわわに揺らせながら、
陽に焼けたフェルゼンの胸元を、じらすようにその乳首でくすぐりはじめた。
なーんちゃって。w
>甲高い矯正
>乳首をたわわに揺らせながら
矯正にたわわな乳首にワロタどんだけでかい乳首だwww
>ツンと上を向かせた
誰が上に向かせたの?
>揺ら せ ながら ×
揺ら し ながら ○
まーまー
折角珍しいカプなんだしさ
間違えたw
王道なんだけどエロで読んだことないってコト。スマソ
ID:/o17UA70= ID:GeYqBmQ1
でたー「=」勝手に断定。
適当に書いてみただけなので、スルーしてちょ。
訳わからん認定レスよりエロねたの方がいい
昔のフランスの身分の高い女は愛人囲っても許されたんだ。今じゃ考えられない
>>287 思いつきの荒書きなんだから多めにみてよ
あなたが神なら荒書きを校正してくださいね
なんだ結衣タンか
ヘタレたものを投下しておいていつも荒書きだと言い訳ばかり
どうせ必死に書いたって日本語マトモなもの書けないくせに
負け惜しみばかりのサイテー女
荒れずにエロを楽しみたい
日本だったらどんなに身分の高い女でも愛人なんて持つのはご法度
男の偉人なら側室を持つのは普通だったけど、男尊女卑だ
ヨーロッパは日本よりもオープンなお国柄なのかな?
ヨーロッパは庶民の女も愛人OKなんだ?
ふーん
ヘタレた自分のための予防線として全てのネガティブ意見=嫉妬婆と決め付けておいて
気に入らない事言われると本スレ荒らしたりコピペして暴れたり
嫉妬心の本性丸出しでお得意の自演を繰り返す
もしかしたらこれって
ヘタレのくせに自己中で目立ちたがりの結衣タソ?
ジェロやフェルゼンよりアンドレとのHの方が気持ち良さそう
みんなネガティブだねぇ…
投下無くしてスレの盛り上がりは望めないだろうにね。
いや、これは罵り合いを楽しんでるのかな?
スレ保守も兼ねてるんじゃないか?
まあそんな事しないと保守も出来ないようなスレが立ってる事自体
おかしいのかも知れないけれどね。
黒い騎士のコスプレしたアンドレとやりたい
黒い騎士に犯されそうになって
ああ、あたしって犯されちゃうのね、アンドレごめんね
とか思っていたら、チソポ挿入されて
アンドレだって気がつくのですね><
ひっどぉ〜いっ!こいつめっ!えいっ!
あはは、ごめんごめん(と言いながら腰をつかう)
↑お前出てこなくていいから。
>>300ID:qK6YGeCa
そのクセのある言葉遣いですぐ分かる。
>>300 嫉妬いくない
一人で暴れてるのすぐわかります
305だが
もめん
思い出したが、勘違いだ
全然違った
逝って来る
だあああああーーーー
305じゃない
自分は310だ!!
欝・・・もう寝よう
>>311 モチツケ
そんな時もある
黒い騎士もいいが、外伝のシスターコスのオスカルも捨て難い
>>311 >自分は310だ!!
もう寝てるだろうけど、309じゃないの?
オスカルが真の男よりも男らしいからOAがBLカップルに見える
オスカルが男らしいんじゃなくて、アンドレが女々しいの
性別逆ならば丁度いい
女々しいアンドレは嫌いじゃない
アンドレの方が恋する乙女っぽい
性別逆転AO。O様、ちょっとキチク。
「なんてことをしやがるのだ、あのくそ親父め!」
オスカルは口汚く父を罵りながら、兵舎へと向かった。
そこには昨晩、夜勤で泊まったアンドレがいるはずであった。
ドアを開けようとした瞬間、中から女の悲鳴が聞こえてきた。
「いやーっ! やめて、やめて、ケダモノ−!」
オスカルは怒りにまかせてドアを蹴破る。
しかし、アランを始め、衛兵隊の男どもは振り向きもしないで、黒髪の美女を抑えつけていた。
「いいじゃねえか、ちょっと触るぐらいよぉ」
「アンドレ、せっかく女になったんだから楽しまないとソンだぜ」
「まだ処女なんだろ? 初めては俺にしろよ。気持ちよくしてやるからさ」
男達の背後にオスカルの姿を認めて、黒髪の美女は叫んだ。
「オスカル、助けて、助けてーっ!」
オスカルは激怒しながら男達を、今や美女となったアンドレから引き離し、蹴り飛ばした。
それはまさしく男の力だった。
縁談を蹴り、軍神マルスの子として生きるとまで言った末娘にジャルジェ将軍が次に打った手は、いささか怪しげなものだった。
先年ヘッセンで客死したというサンジェルマン伯爵が実は生きておりパリに戻ってきたという噂を聞きつけ、大金を積んで懇願したのである──娘を、どうか男にして欲しいと。
いったい何歳なのか見当もつかぬ風貌をしたサンジェルマン伯爵は、薄く笑ってそんなことは極めて簡単だと言った。
「ただし、ひとりの男を女に変える必要があります。それを了解する男がおりますでしょうか」
ジャルジェ将軍は頷いた。
娘に幼い頃から付けた従僕なら、おそらく文句を言わないだろうと。
司令官室で泣きじゃくりながらアンドレはことの顛末をオスカルに話した。
「最初、サンジェルマン伯爵のところに連れて行かれたときには、体はこのままだったわ。
術が効くのには一週間ぐらいかかるからって。
だから、大丈夫だと思ったの……今日はまだ5日目だから大丈夫だと思って、兵舎に泊まったのよ。
そしたら、まさか……」
言葉遣いまで変わってしまっている。
オスカルはアンドレの乱れた服から覗く胸元をのぞき込んだ。
体は一回りも二回りも小さくなってほっそりしていたが、乳房は意外なほど豊かで男心を充分にそそった。
嗚咽で肩を震わせるたびに、淡い色の乳房の先端が見え隠れする。
オスカルは憮然として言った。
「なんでそれを先に私に言わない!
今朝、屋敷で目覚めて死ぬほど仰天したんだぞ。
父上から話を聞いて、アンドレは了解していると知って、私がどれだけ怒ったか、わかっているのか!?」
「ごめんなさい、ごめんなさい……。
でも、あたしはオスカルのためになることならなんでもしたかったの。
こんな体になってしまったけれど、今まで通りここで従卒だってするわ」
オスカルは口をあんぐりあけて驚いた。
「おまえ、さっき男達に襲われていて、まだそんなことを言うのか? 怖くなかったのか!?」
「オスカルだって、前に似たようなことがあったじゃない。
でも、その後も衛兵隊できちんとやっているわ。あたしだって……」
オスカルは呆れた。
あれは自分を追い出すための脅しだったのだ。
実際に平民がほとんどの衛兵隊員が自分を犯すなんてことができたとは思えない。
だが、アンドレは単なる自分の召使いだ。
衛兵隊員どもがなんの遠慮をするはずもない。
それにしても、隊員たちはなんでアンドレが女になったのか、全然疑問に思わなかったのだろうか。
女体がそこにあれば取りあえず襲うのか。
やはりあいつらはケダモノなのだと思うと、オスカルはふつふつと怒りを再燃させる。
「それにしても、本当に完全に女なのか? ちょっと私に体を見せてみろ」
オスカルにそう言われてアンドレは体を硬くした。
アンドレに手を伸ばすオスカルは、もともとの完璧な美貌に加えて、がっしりとした肩幅、厚い胸、逞しい腕となり、それはきつくなった軍服から充分に伺えた。
──ああ、オスカル素敵……。あたし、あなたが男でも愛さずにはいられない──
うっとりとオスカルを見つめるアンドレの胸元を、オスカルは無遠慮に拡げようとした。
「……いや……恥ずかしい。放して、オスカル……」
「いやだ」
「え?」
「は、放してオスカル!」
「いやだ!」
「ええ〜〜〜っ!?」
「どうせほっておけば、おまえは衛兵隊員のオモチャになってしまう。
そんなことになるぐらいなら、今、私が!」
アンドレは身を捩ってオスカルから逃れようとした。
しかし、オスカルは強い力でアンドレを、床に敷いてあるシベリア虎の毛皮の上に押し倒す。
「愛している! 愛している、アンドレ!」
「う、嘘よ、あなたはフェルゼンのことが」
「いや、心底今はフェルゼンのことなんかどうでもいい」
「じゃあロザリーは?」
言われてオスカルはふとロザリーは惜しいことをしたなと考えを巡らせる。
その様子を気取ってアンドレは酷く傷つき、目に哀しみの色を浮かべた。
「……と、とにかくロザリーのことは今はいい。
アンドレ、おまえのためならなんだってしてやろう。
妻にしてやってもいい。だから、だから……」
オスカルの手がアンドレの乳房をゆらすように揉んだ。
アンドレは声を限りに叫んだ。
「いやあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」
だが、オスカルは手を緩めなかった。
司令官室に、オスカルがアンドレの服を破く音が響き渡る。
アンドレは涙をこぼしながら言った。
「それで……それであたしをどうするつもりなの……?」
オスカルは以前に同じようなことがあったな、と思い出した。
アンドレはそこで理性を取り戻し、自分を放したはずだ。
──よく、アンドレはここで引き返せたな。私は、無理だ──
オスカルはそう思いながら、アンドレの乳房に舌を這わせ、その尖りを強く吸った。
「いいじゃないか。私のことを愛していると、以前言ったじゃないか」
「でも、でも、こんなのは、いや!……こ、怖い……」
「怖くない、怖くないから!」
そういうオスカルの息は荒かった。
キュロットの釦は衛兵隊員たちにすでに外されており、脱がすのは容易だった。
オスカルはアンドレを手早く素裸にすると、それでも抵抗するアンドレを抑えつけながら自分の服を脱ぎ捨てた。
小さな形良い唇を吸うと、それは思ってみないほど甘かった。
オスカルはアンドレの口腔を自分の舌で思うがまま蹂躙した。
強引な口づけが終わると、豊かな乳房を両手で掴み、中央に寄せた。
そこに逞しくそそりたったものをはさみ、強くしごきあげる。
「う…アンドレ……。や、柔らかい……。いい、おまえの体、いい……」
そう言いながら、オスカルはちらっと思った。
アンドレのやつ、私が女だった頃とは比べものにならないほどの巨乳だと。
こんなけしからん体は、私が心ゆくまで折檻しなければ。
今度は指を、アンドレの割れ目へと伸ばした。
そこは充分にもう潤っている。
「ああっ……は、ああああん、あぅっ……」
アンドレは無理矢理体を開かれる怖さと、オスカルに求められる嬉しさとで感情が混乱し、泣きながらオスカルのなすがままになっていた。
「もっと脚を大きく開くんだ……本当に女になったのか、私が確認してやる」
「い、いや……あ、ああん……」
口では逆らいながらも、アンドレはオスカルの言うがまま、恥ずかしい場所を大きくさらけ出した。
小さなクリトリスの皮を剥き、オスカルはアンドレの秘所にしゃぶり付く。
いつも自分がこうされたら気持ちよいだろうと考えていたことの全てをアンドレに叩きつけた。
あまりにツボを心得た動きに、アンドレは狂ったように叫び声を上げ、体をのけぞらせた。
なにせ、まだ女の体になったばかりなのだ。
男よりも数倍敏感であることに全然慣れていないのに、いきなり男達に輪姦されそうになり、助けてくれたオスカルに今まさに犯されようとしている。
あまりの刺激の強さに、アンドレはよがり声を上げながら快感に溺れた。
「ああ、アンドレ、もう我慢できない」
オスカルはそう言って自分のものを握りしめ、アンドレの花びらにあてがい、ぐいっと押しつけた。
めりめりという感触をお互いに感じながらしっかりと結ばれると、アンドレは痛みに耐えながら、オスカルに囁いた。
「オスカル。あたし、あなたのものね? ねえ、そうだと言って」
「ああ、そうだよ、アンドレ。おまえは私のものだ。ずっと前からそうだったのだ。
誰にも渡さないよ。他の誰にも」
そう言って、オスカルはアンドレをしっかり抱きしめて彼女の秘肉を充分味わい、何度も子宮口が先端に当たる感触を楽しんだ。
そして、最も奥まったところに大量の白い獣欲を思い切りぶちまけた。
「あれ? 女体化したアンドレはどこへ行った?」
「隊長がさっき司令官室へ連れてった」
「そういや、隊長って今朝から男になってたよな。なんでだろ。
すんげえいい男でびびったよ」
「隊長は司令官室でアンドレと何話してたんだろう」
「俺たち、中の様子をドアの前で伺ってたんだけどさ。
ものすごいアンドレの悲鳴とドタバタする音の後で、アンドレがすすり泣いているのが聞こえたから、おそらく隊長に手籠めにされたんだな」
「おいおい、誰か助けてやれよ」
「いいじゃねえか、ヤツはずっと隊長のことが好きだったんだからよ。
こんな形だけれど、思いが叶ったんじゃねえのか?」
そして、一人が最後にぽつりと言った。
「あの二人、ずっと男女が入れ替わったままなのかなあ」
サンジェルマン伯爵は、風雲の気配を察してパリを後にすることにした。
そういえばジャルジェ将軍に一つあの術について言わなければならないことを忘れたな、と思い出す。
「あの術は、男女を入れ替えた者同士が結ばれると解けてしまうのだが。
まあ、もしもそうなったとしても、別に私には関係ないがな」
そんなつぶやきの一方、後日ジャルジェ将軍がひどくがっかりしたことは言うまでもない。
(おしまい)
#「女体化したアンドレが女だったころのオスカルよりもずっと巨乳」というのは、ある表サイトであった設定です。
面白かったので、使ってみました。
衛兵隊員もオスカルもどっちもケダモノだよ!
でも面白かったよGJ
元に戻ったらアンドレはそっくりお返ししてやれ
GJです
おもしろかったよ
ふたなりの人もよかったし、キワモノネタもいいね
でもアンドレは男言葉のままがよかったかな
おもしろかった
元に戻った後どうなったんだ?
衛兵隊員頭悪すぎ
アンドレ乳でかすぎ
オスカル男前すぎ
>>329 オスカルがアンドレに夜のお仕置きをされるんでしょ?
後日談も頼む
GJ!
すんげえいい男のオスカルに萌えたw
いいおとこの一言だけで良く思えてしまえるなんてありえない
オカマ言葉のアンドレにギガ萎え
>>332 胸の大きさ的に無理がありそうだけど
自分はやってあげた(やらされた)んだからとパイズリも強要
337 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 11:57:29 ID:A/WiuqiY
>>320-324の後日談 ノーマルAO、男女逆転AO、JO。 O様、さらにキチク。
オスカルの寝台の上でアンドレは目を覚ました。
隣には金髪の頭をこちらに向けているオスカルが規則正しい寝息を立てている。
ため息とともにアンドレは身を起こした。
すると両腿の間に懐かしい感触がある。
「ん?」
胸にさわると、あのぷるぷるした乳房がなくなっていた。
男に戻っている。
オスカルがかぶっている薄掛けをめくると、そこにはほっそりとした女体があった。
「おい、オスカル、起きろ! もとに戻っているぞ!」
アンドレに言われてオスカルは目をこすりながら起きた。
そして、「あっ!」と叫んだ。
二人の間に、気まずい空気が流れた。
二人の男女が入れ替わった一昨日、昨日とオスカルは女になったアンドレをひと時も離そうとしなかった。
昼夜問わず犯し続け、屋敷のベッドでもさんざんアンドレを弄んだのだ。
四つん這いになってオスカルに後ろから突かれながら、アンドレは悲鳴を上げていた。
「う……オスカル、本当? 本当に妻にしてくれるの……?」
オスカルの動きがぴたりと止まる。
「……それなんだが……。
父上に申し上げたところ、アンドレの献身には感謝すべきだが、結婚相手はもっと然るべきところから令嬢を迎えろと……。
『アンドレにおまえが早速手をつけたことは知っておる。ほかにも何人か妾を囲うにせよ、アンドレだけは特別に大事にせねばな』
とおっしゃっていただいたので、おまえに悪いようにはしないつもりだ」
「ほかにも何人か妾、ですって〜!」
アンドレは体を起してオスカルに向き合おうとした。
それをオスカルは強引に寝台に沈め、わめく唇を口付けでふさぎ、さらに激しく犯した。
「いやーっ、いやーっ!」
アンドレがどれだけ泣き叫んでもお構いなしだった。
朝日の中、オスカルはアンドレから目をそらして言った。
「……まあ、なんだ、その、お前が男に戻ったということは、妻には迎えられないということだ。
私も他の女と結婚できないし、妾も囲えないから昨晩のことは忘れてほしい」
「オスカル! 俺は穢れを知らぬ処女だったのだぞ!
それをお前への慕情を利用してさんざん弄んで、それはないだろう!」
アンドレは本気で怒っていた。
「わ、悪かったと思っている……」
「ならば、償ってもらおう」
アンドレはそう言ってオスカルの両肩を寝台に押さえつけた。
オスカルは脅えた。
「な、何をする!?」
「おまえが俺にしたのと同じことをさせてもらう」
アンドレの声には強い怒気がこもっていた。
「い、いやーっ!」
オスカルは叫んだ。
「男の獣欲のままに、性の捌け口にされるのはいやーっ!」
「お、おまえなあ……」
アンドレは呆れた。
「あんな風に乱暴にされて犯されたら、怖い。私は壊れてしまう」
「わかった。わかったよ。優しくする。約束するよ」
「本当に?」「本当だ」
そう言ってオスカルに静かに深く口付けをした。
女だった二日間の経験で、どうされるのがもっとも嬉しいのかアンドレには手に取るようにわかっていた。
唇と指で丹念にオスカルの全身を愛撫する。敏感な蕾は、特に心を込めて扱った。
アンドレの優しい舌が自分の女にもどった部分を丁寧に愛してくれている。
オスカルはため息をつきながら、じっとりと蜜が満ちるのを感じた。
充分にほぐされた花びらは、痛みこそあったが、アンドレを喜びと共に迎えることができた。
「ああ、オスカル……。素敵だ……。
俺たちは、ほかの恋人同士よりも、ずっと深く結びついていると感じられるよ……」
そう言いながら、アンドレは自分たちがもとの体に戻れて本当に良かったと思った。
一度は「息子」を手に入れたジャルジェ将軍は諦めきれなかった。
今度は首飾り事件で失脚し、ヨーロッパを転々とすることになったカリオストロ伯爵に近づいた。
「確かに私も錬金術師のはしくれ。男女逆転の秘法は知っております。
しかし、術の解き方が不明なのですが」
「それでも構いません。どうか娘をもう一度男に」
ジャルジェ将軍は長身を折り曲げてカリオストロに頼み込んだ。
「わかりました。一人、娘さんとほぼ同じ年頃の男を都合していただけますか?」
「はい、心当たりがあります」
ジャルジェ将軍は強く頷いた。
父やアンドレと一緒にアラスの別荘でくつろいでいたオスカルは、逗留三日目の朝、再び自分が男になっていることに仰天した。
「アンドレ! アンドレはどこだ!」
「どうしたオスカル……あっ!」
アンドレはまたも男になったオスカルの前で茫然とした。
「アンドレ、おまえは男のままなのか?」
「ああ。全然なんともない」
「なぜ、私だけが男に」
そこへ侍女がやってきて、「旦那様がオスカル様をお呼びです」と伝えた。
アンドレを従えて父の部屋へやってきたオスカルは、そこで淡い色の瞳をした栗色の髪の女性がいるのに気付いた。
もはや、オスカルが女性を見る目は同性を見るそれではない。
顔よりも胸や腰つきに目が自然と行く。
父は言った。
「オスカル。おまえの婚約者だ。ジェローデル家の令嬢、ヴィクトワール嬢だ」
「は、はぁぁ!? ジェローデル、おまえなのか!?」
「はい、オスカル様。
あなたの夫になれないのでしたら、妻にならないかと将軍からお誘いを受け、女としてここに参りました」
そう言って、ジェローデルはオスカルの脇にいるアンドレをちらりと見た。
不意にアンドレと視線が絡み合い、ジェローデルは動揺した。
──なぜかしら、心臓がどきどきする。だめ、私はこれからオスカル様に嫁ぐというのに──
憤然としたオスカルは、ジェローデルの細い手首をつかみ、「来い!」と鋭く言った。
「私の部屋へちょっと来い。話すことがある」
そうして、自室の前まで来るとアンドレを「ちょっとおまえは席をはずしていてくれ」と言って追い払ってしまった。
「正直に言え。妖しげな錬金術師に術をかけられたな?」
「はい。カリオストロ伯爵です」
「くそお。あいつは首飾り事件で無罪だったからな。余計なことをしおって」
そう言いながら、オスカルはジェローデルをつくづくと眺めた。
アンドレが女だった時とは違う魅力がジェローデルにはあった。
いかにも洗練された貴族としての物腰と、深い教養がにじみ出ており、清楚な魅力を放っていた。
オスカルはジェローデルのあごに指を添え、こちらに向かせると口づけた。
そして、そのまま寝台に押し倒した。
「あっ。なにをなさいます、オスカル様」
「いいではないか。私たちは婚約者だ。ちょっとぐらい先に味見ぐらいする権利は私にあるだろう」
「えっ、そんな、い、いや……」
「何を言っているのだ、ジェローデル。
お前が近衛の時にどれだけあちこちの女を泣かせていたか私が知らないとでも思っているのか?」
「ああっ、でもいや、怖い……助けて、あ、アンドレ!」
「なんだ、おまえアンドレに惚れたのか」
ジェローデルのコルセットの紐をほどきながら、オスカルは嗤った。
「オスカル様、ごめんなさい、私やっぱりあなたとは結婚できません。アンドレを愛してしまいました」
「わかったわかった、あととりを産んだあとなら、いくらでもアンドレと寝ていいぞ」
「ひどい。私が男だった時にはあなたのアンドレへの気持ちを尊重して身を引いたのに」
ジェローデルの泣き言にお構いなく、オスカルは処女の乳房を思うまま吸った。
「胸が小さすぎるな。これでは挟めないではないか。だが、この肌はいい……いいな」
オスカルはそう言ってジェローデルの白い肌に口づけのあとをいくつも、痛々しいほどつけた。
「いやいや、アンドレーっ!!」
その叫び声はドアの前にたたずむアンドレの耳にまで届いた。
まさか部屋に踏み込むわけにもいかず、アンドレは頭を抱えた。
夜になってもオスカルはジェローデルを自室から解放しようとせず、一晩を共にした。
昼近くになって、ようやくオスカルは自室に二人分の食事をアンドレに運ぶよう命じた。
ジェローデルは緩やかな部屋着を身につけてはいたが、髪はくしゃくしゃのままで、目はうつろに宙を泳いでいた。
ひとりでさっさと食事を終えたオスカルは、馬を見に行くといって部屋を去り、そこにはジェローデルとアンドレだけになった。
ぽつりとジェローデルは言った。
「アンドレ、お願い、私を連れて逃げて」
「は?」
「以前、あなたがオスカル様を慕う気持ちを侮辱したことは心からお詫びします。
今の私は、あなただけを愛しております……」
「は、はあ……」
「男になったオスカル様はケダモノです。あの方の妻になったら、私は死んでしまいます」
それはアンドレも身に染みて知っていた。
「あ、あの方は一晩中私を……。泣き叫ぶ私を……!
犯し、貫いて、私が男だったころですらしなかった、教会で禁じられているありとあらゆることを……!
もとが女ですから、女がどのようにすれば喜ぶのかご存じなのです。
私が嫌がれば嫌がるほど、『本当は気持ちがいいんだろう、この淫売!』とまでおっしゃって……。
確かに、私も初めてとは思えないほどはしたなく悦楽を感じてしまいましたけれど、あの方に毎晩抱かれたら、私は本当に淫らなことだけで頭がいっぱいの女になってしまいます!」
そう言ってジェローデルはアンドレの胸に顔をうずめて泣いた。
アンドレは困り果てて、お気持ちはよくわかりますとだけ告げた。
その夜も、オスカルは泣きじゃくって嫌がるジェローデルをさんざん犯した。
どうも男になると、女の時の潔癖さの反動が出て、箍が外れてしまうのを自分でも感じていたが、どうしようもない。
無理やり何度も絶頂に追いやられたジェローデルは泣きながら眠ってしまった。
オスカルはその上にかぶさるようにしてうとうとしていた。
夜半にそのオスカルを、部屋に入ってきたアンドレが静かに揺り起こす。
「なんだ、アンドレ。無粋だぞ」
「……。思った通りだ。オスカル、おまえもジェローデルも元に戻っているぞ」
なぜなのかは、オスカルとアンドレの二人にはわからなかった。
しかし、このまま朝を迎えることはまずい。
「オスカル、静かに。おまえは別の部屋のベッドで休め」
オスカルは頷いて夜着を身につけ、自室を後にした。
翌朝、ジェローデルはジャルジェ将軍にだけ挨拶をすると、アラスの別荘を去って行った。
彼の胸中に何が去来したのかは定かではない。
(おしまい)
ちょ…鬼だよオスカル様!
恐え〜本当に男のままじゃなくて良かった
女になってオスカルじゃなくてアンドレに惚れたジェロがかわいかった
予想外の後日談ありがとう
面白かった。大笑いできた。
男になったオスカルの性格がよいわw
ジェローデル
不憫な子!!
前回今回2本ともワロタ
面白かった!
>>343と同感
・・で、結局元に戻った理由はわからずじまい?
347 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 16:38:32 ID:jLjVcnSS
このスレッドは終わりました。
もう書けないので、早く潰れてくださいです。。。
このオスカル男の時は鬼畜過ぎて女の時も性格悪い
面白いんだけど、なんか…
でもエロパロだから何でもありか
今回も面白かったよ
この人の終わり方好きだわ
面白かった
>>346 前回の話と同じ術ってコトじゃないかな
>男女を入れ替えた者同士が結ばれると解けてしまう
いっそのこと
親父と性別入れ替えてまえw
GJ!
笑えたわ〜。
GJ
なんかオスカルの性格がランスみたいでちょっと違和感があったが面白い。
細かいことは気にしない
エロ(じゃないけど)パロギャグとしてなら おけ!
段々と書き手や読み手の程度が知れて悲しくなってきた
そんなのが多いはずがないきっと自演だ
サイトも悲しい状況だからせめてここだけは違う
そう思いたかった
でも雑草がはびこるこの状況が現実なんだね
直視が辛くなってきたベルに見切りがついた
ありがとう
>そんなのが多いはずがないきっと自演だ
糞つまんねー投下の後、不自然すぎるGJ
そんな時はだいたいが自演だよ
早く収まれとは思ったけど
黙っているとどこまでも続きそうw
エロとしてもパロとしてもヘタレすぎゴミ過ぎる
自演婆さんそろそろ終わりにしてね
>>357 仮に自演じゃないとしても住人構成に萎えた
そしてもし自演だったとしても自演で埋め尽くされてしまう環境に幻滅した
サイトも似たり寄ったりだしね
>>359 ここに来なければ済むんじゃないですか?
気に入らないとすぐ自演といって叩く人に萎える
>>356>>357が自演だと思う。
文体同じすぎww
GJされたことない人には自演に見えるのでしょうね。
>>362 ランスはアリスソフトって男性向けアダルトゲーム作っている会社が出している「ランスシリーズ」ってゲームの主人公だ。
詳細はぐぐってくれ。
>>360 だからもう来ませんよ
ベルも止めるつもりです
でも
>>357の人は私とは違う人なので
私がまた来たとか言わないでくださいね
自分も自演したりするから他人まで自演というのかも知れないけど
疑い深い貴女たちとは違うので
サヨナラ
色んな夢を見せて貰ったベルばらありがとう
二度と戻ってくるなよ〜と
こーいう時はあれだ
取りあえず、エロいこ
ヘタクソなのに目立ちたがりの逝ってる婆が
なりふり構わず跋扈するのが最近のベルばら
隆盛期に見向きもされなかった小鬼が
夢のあとの廃墟で踊り狂うよ
サイトではパクリでカサアゲ
2では宣伝、自演、他人叩き、コピペそらしなど
あらゆるものを駆使して自分の印象を引き上げようと必死な人達は
人気者になりたくてしかたがないのに実力のない負け犬
全ては作品を見れば一目瞭然なので
何を言われても惑わされちゃいけないよ
>>364 ありがと ぐぐって みた
オレ様 で 鬼畜 で OK だな
アンドレとアントワネットの組み合わせって読んだことないから妄想
アントワネットの馬を暴走させた際、表向きには処分なしだったが
実は内々でアントワネットの性的欲求不満を解消させる為の相手役として引き渡されることに・・・
無論ジャルジェ家としては断ることはできず悩むO(恋愛感情はないけど)
ついでにアンドレが羨ましいF
なんてな・・・やっぱ無理があるなorz
>>373 いいんでない?
大昔にアンドレとアントワネットきぼんしたけど
誰も書かなかったな
>>373 あの時アントワネットはすでにフェルが気になっていたから
お仕置きの口実で呼び出すならアンドレをかばったフェルではないかと
だから
>>373が言うようにちょっと無理があるかも
でもエロパロはなんでもありだから皆気にしないよきっと
個人的な趣味を言うと
初々しい時代の彼らにエロ妄想する事は私には難しいな
ベルはアラサーの大人の男女が恋に苦悶するからこそエロいと思う
なるほど、やっぱ難しいよな
自分が書くんじゃなくてリクしてみっかと思ったけど以前にもいたのか
リクして貶すんですね
わかります><
んなわけないだろ
何でそう思うんだか
アンドレxマリー。
ご期待に添えるか分からないけど、一応書いてみたっす。
舞踏会場のざわめきや音楽から逃げ出すようにして、金髪の王妃は控えの間に駆けこんだ。
そのまま庭園へと続く階段を駆け降りる。大理石の空間に響く彼女の靴音が甲高い。
人いきれや気だるい囁き、香水の甘い香り。全てが官能的で刺激的だった。
それに酔わされてしまったのだろうか、彼女の身体が燃えるように疼く。
「いやだ。どうしましょう」
彼女の指先からは先ほど食べたお菓子のバニラの匂いがした。
バニラには男性フェロモンと同じ成分が含まれているからなのだろうか、
恍惚とした彼女の青い瞳が本能的に男の影を探す。
大理石の彫像を曲がって茂みに駆けこんだ時だった。
暗がりで人影に強く当たって彼女は芝の上に倒れ込んだ。
「失礼しました。お怪我は?」
大きな手が差し出されて、彼女は軽々と引き上げられた。
小さな彼女がすっぽり収まってしまう程の長い腕。そして、長身。
見上げると隻眼が光っていた。彼女には見覚えのある美丈夫だ。
「あら、まあ貴方なのね?」
その声に首を傾げる従僕は、目を凝らしているのに彼女が分からないらしい。
「貴女は、俺を知って?」
「いいえ、存じません。人違いだったわ」
信頼できる部下の従僕。宮廷内でも無口で通っている。
悪戯っぽい瞳で微笑んだ彼女は、この千載一遇のチャンスを逃さなかった。
「足を痛めてしてしまったようなの。さすって下さらない?」
場数を踏んだ女王と、女性に怪我をさせたと思い込んでいる真摯な男。
この関係は蛇に睨まれた蛙に近かったのかもしれない。
彼女は男の手首を掴むと、それをドレスの下へと誘った。
「もっと上なの」
手を引きあげながら、巧妙に身体もずらす。
そして、彼女はパニエの下のお目当ての場所に男の手を辿りつかせた。
「ここよ。手当てして欲しいの」
「……!?」
困惑と驚愕で従僕の手が震えた。
掌は吸いつくような柔肌に触れ、指先が大きく開かれた下肢の間の茂みの中に吸い込まれていた。
「冗談はよせ…」
「今手当が必要なの。助けてくれなければ、貴方の主人である衛兵隊長の首が危なくてよ」
「……?」
「まだ分からないかしら?」
「……まさか、王妃様…?」
「ええそうよ。だから、これは命令です」
そう言って嫣然と微笑んだ彼女は、今まさに雲間から顔を出した月の雫のように美しい。
男に身体を預けるようにして覆いかぶさり、口づける。
慣れた手つきで相手のキュロットの前を外し、お目当てのものを取り出すと
彼女は薔薇の花弁のような唇をそこに押し付けた。
小さな音を立ててその先端を吸った彼女が無邪気に微笑みかける。
だが、主人の為に抵抗を封じられた従僕は為すすべもない。
「めったにしないのよ、こんな事。宮廷でも目立ってハンサムの貴方は特別」
彼女は春を纏ったような華やかな笑顔で、幼子にでも話しかけるように楽しげだ。
その間にも従僕の中心を巧妙に刺激して勃ち上がらせていく。
「内緒よ。もうしないわ」
ねだるような上目づかいには屈託がない。
同時に彼を跨いで沈み込んだ彼女の身体の中に、物言えぬ雄の器官が飲み込まれていった。
まるで乗馬を楽しむようにひとしきり身体を揺らし、
心地よさそうな歓声さえ上げて彼女は男の肉体を楽しんだ。
哀しいかな男の体は正直だ。締めつけられ、蠢く相手の快楽を受け取って反応してしまう。
抑えきれなくなった腰を数度突き上げると、永遠の少女は同じ波に乗って頂を目指した。
白い月光の下で頬を染める美しい王妃の薔薇色の頬。
不覚にも見とれると、口づけを奪われた。その瞬間、二人を官能の震えが襲う。
「手当をありがとう。もう大丈夫よ」
絹のハンカチを膣に当てて抜き取ると、彼女は男の服を汚さないようにして身体を離した。
その顔に一瞬、名残惜しそうな寂寥が浮かぶ。
それを振り切るようにして、彼女は身づくろいを済ませ、
そのままドレスの裾を揺らして駆け去っていった。
残された熱い身体を持て余して、身を横たえたままの従僕が深く溜め息をつく。
今自分を翻弄した身体は、自分と同じような満たされない思いを抱えていたような気がしたからだ。
「おい! どこだ?」
彼を呼ぶ主人の声がした。
慌てて立ち上がって答えると、いつもの小気味好い足音が聞こえる。
「さっき、女の声がしたようだが。おまえ摘み食いでもしていたんじゃないのか?」
「……まさか」
まさか摘み食いされたとも言えず、従僕は服の乱れを気にしながら言葉を濁した。
彼は、暫く不動で煌々と光る月を睨みつけていた。
誰かの心の底を覗いてしまった時にふと陥る揺蕩(たゆた)いに似て、その顔は少し寂しげだった。
スマソ〜
>>381と
>>382の最初の文章節の下の行間が
不必要に広く空いてしまった。
特に意図はありましぇんので無視ヨロピク。
魔性の女のような王妃様GJ!
旨っ
無理かと思ってたけど
AxMも意外に自然に感じた
GJ!
毒杯タンおかえり〜ノシ
これは毒杯タソじゃないんじゃ?
かなり違うような気がするよ
間違えるとせっかく書いてくれた職人さんに失礼っつーか
嫌がらせにもなりかねない
毒杯タンのファンだから間違えられるのはとても嬉しいんだけど、
残念ながら自分は毒杯タンではないのよ。ごめんね。
でも、GJありがとね。
ところで、往生際が悪いんだけど、
オスカルが来る部分を以下に差し替えたくなってしまった。スマソ
「待たせたな。どこだ?」
彼を呼ぶ主人の声がした。
慌てて立ち上がって答えると、いつもの小気味好い足音が近づいてくる。
GJです。この場合アンドレは手も足も出ないなー
ところで、アンドレは片目になってからも宮廷に上がってたっけ?
オスカルが近衛を辞めるまではお供してたのかな
毒杯タンおかえり〜
待ってました
うまいな。
391 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 22:42:03 ID:AAm3Bie+
>>380 アンドレ×マリー!
ありがとうございます
隻眼とあるけどなぜかアンドレが髪を切る前の姿が浮かんだ
本人が否定してるのに毒杯連呼って
おまいら絶対イヤミだろ
毒杯以外イラネとでもアピールしてんの?
毒杯タソ無駄に長いけど文章馬というわけじゃないし
アンタらのお仲間?
最近園児レベルの投下に自演としか考えられないようなGJが続くし
このスレ誰かに乗っ取られてんじゃね?
落ち着け。
下手な挑発に乗らないのも大人の証し。
以前は毒胚タンぐらいしか読めるSSがなかったが、ここの所色んな人が色々投下してくれるから楽しいわ。みんな頑張れ。
まさかの組み合わせをどうもありがとう!
これは確かにアンドレは逆らえないな
小悪魔的マリーもいい
GJ!
>>393 事実がどうであれ、あなたの書き込み以上に文章が汚くて低能な人は絶対いないから安心してw
>>389 オスカルの行くところアンドレは必ずついていくから、
召使い達の為の控えの間じゃなくて庭園で待たせたんだけど…。
そうか。アンドレの宮廷での描写は過去形で書けば良かったかもね。
指摘ありがとう。
J×Oでの前作とのズレの指摘も参考になりました。これも感謝です。
それから、2チャンは色々あるって了解した上で投下してるから大丈夫だよ。
自分は吐き出したくなったものを書き捨ててるだけだから。
最近マリー続きで書いたけど、リクエストあったらまた言ってみてね。
>>397 わりと真面目にベルに取り組んでるみたいだから言うけど
その程度ならサイト作ればそこそこ人を呼べると思うよ
別に追い出すつもりで書いているのではないが
所詮ココは便所の落書きでそれ以上でも以下でもないし
指摘にしても何にしても自分本位かつ無責任なのが多い
サイトだってベルは口煩いお局が多いから指摘がゼロでもないよ
>>その程度ならサイト作ればそこそこ人を呼べると思うよ
>>別に追い出すつもりで書いているのではないが
言い訳めいた事を書いても充分出て行け発言にしか取れませんよ。
サイト持ちでもここに投下している人もいるし
諸般の事情からサイトを持ちたくない人もいる。
スタンスは人それぞれです。
せっかくいい職人さんが住み着いてくれそうなのに
やる気に水をぶっかけて楽しいか?
それともこういうまともな職人が入いると
自分がマオラれないから悔しいと考える嫉妬園児職人ですか?
マオラれなくて悔しいなら、ゆっくり努力してそこから這い上がればいい。
それが嫌ならここを去って、それこそ貴方が言うように
サイト開いて幸に登録すれば?
エロに飢えた園児おばちゃん達がマオってくれるよ。
>>397 フェル×マリーでやってもらえると嬉しいです。
時期は原作と同じでもいいし、もっと以前でも。
自分で書けないかなと思っているのだけれど、どうもまとまらないので。
>>399 最近コピペの嫌がらせっぽいのがあったり自演とかもありそうだし
>>397が真面目に書くならここじゃ勿体ないと思っただけだよ
>>399が言っている事は全面的に支持するが
サイトでも色々やり方はあるって事を言いたかっただけ
AOで。
気がつくと、オスカルは素裸でアンドレに抱きしめられ、毛布にくるまっていた。
体は氷のように冷たい。
「……私は……?」
「良かった、気がついたか。湖に落ちたんだ。
ここは水車小屋で火の気がないから、こうしておまえを温めるしかなかった。
……すまない」
アンドレも素裸だった。
彼の体温を感じながら、オスカルはアンドレならいいか、と思った。
他の男なら悲鳴を上げていたところだ。
しかし、アンドレなら自分にみだりがましい気持ちを抱くわけもない。
もっと温もりを求めるため、彼女はアンドレの胸に顔を埋めた。
心地よい温かさだった。
領地での休暇中、オスカルが湖に落ちたのは、湖水のほとりに馬をめちゃくちゃに乗り入れたからだった。
アメリカ独立戦争が終わり、次々と兵はフランスに帰ってきたというのに、フェルゼンは一向にアメリカから引き上げる気配がない。
戦死したという話もなかった。
オスカルは荒れに荒れていた。
そんな彼女をアンドレは何も言えずに見守るしかなかった。
しばらくするとオスカルの頬と唇に血の気が戻ってきた。
アンドレはなるべく明るい声を作って、なんでもない風に言った。
「もうそろそろいいだろう。
このことはおばあちゃんには内緒にしてくれよ、俺は殺されちゃうからな。
着替えは一応馬に積んであるから今持ってくる」
語尾が震えないようにするのに必死だった。
彼の体の一部は恐ろしいほどの熱を持ち、それが全身に伝わって燃えるようだった。
お互い素裸で毛布にくるまっていたときに、オスカルを我がものにしたいという強い情欲で狂いそうだったことを知られるのだけは、死んでも避けなければならなかった。
体を離そうとしたアンドレを、オスカルは腕を掴んで引き留めた。
「待て」
「……なんだ、オスカル?」
「このまま……」
「うん?」
「このまま私を……抱いてくれ……!」
「!!」
「お願いだ、心の中がずたずたになって苦しいんだ。
誰かに強く捕まえていてもらわないと、ばらばらになって壊れてしまいそうだ……!」
オスカルは泣いていた。
フェルゼンへの思いが限界を超えて溢れ出てしまい、それをアンドレにぶつけるのが止められなかった。
体だけ求められたアンドレの心は、オスカル以上に激しい痛みで張り裂けそうだった。
そして、愛する人からの求めであるという理由以上に男としての自然な生理で、彼には到底断ることなどできない。
「わかった……。途中で怖くなったり、痛みに耐えられないようだったら、言え。
すぐにやめるから」
アンドレはそう言ってオスカルの後ろ頭に右手をやり、彼女の顔を自分の肩口に押しつけた。
左手は彼女の感情の高ぶりをなだめるように、滑らかな絹の背中を撫でていた。
──口づけがしたい──
激しく彼はそう思った。
しかし、それをすれば彼女に自分の気持ちが流れ込んでしまう。
ここでオスカルを抱くのは、あくまで「女主人の言いつけ」であるからということにしなければならないのだ。
もしも自分の気持ちが露見したら、もうオスカルのそばに侍ることは許されないだろう。
自分の体の重みがかからないようにしながら、彼はオスカルの細い項に唇を這わせた。
奔流となりそうな感情を抑えつけながら、乳房を愛撫する。
どうかいきなり「やめろ」という命令が来ないようにと、ただひたすらそれだけを願いながら。
──オスカル、オスカル……俺はおまえを愛している……!──
彼にはわかっていた。
彼は、オスカルにとっては「男」ではないのだ。
体こそ「男」であっても、愛の対象ではたりえない、どこか自我の延長にも似た存在でしかない。
だから、オスカルは彼に素裸を見られても肌に触れられても恥じるところがないのだ。
悲しかった。ひたすら悲しかった。
しかし、その哀しみは自分一人で引き受けるしかない。
淡い金の茂みに指を延ばしてみた。そこはすでに泉が湧き出し、潤っている。
それが、フェルゼンを想って女の涙を流しているようにアンドレには思えた。
アンドレは自分の膝でオスカルの脚を広げた。
彼女はなんの抵抗もなく、アンドレに体を任せ続けている。
彼女にとって、アンドレは最も信頼できる者なのだ。
なんの怯えも心配もなかった。
しっとりと濡れそぼったところに、熱い肉塊が周囲を押し広げながら入ってきた。
「……あ……!」
溜息と共に小さく声を挙げたのはアンドレのほうだった。
──これが……これがオスカルの中……オスカルの全て……──
もはや理性はどこかに追いやられる寸前だった。
彼は本能のままに腰を動かし、オスカルの処女を味わっていた。
頭の中が空白になり、絶頂の寸前にオスカルの声がした。
「……アンドレ。すまない、痛むんだ」
「え!? あ、ああ……」
アンドレは体を離した。
体の中を嵐が吹き荒れ、このままオスカルを抑えつけて最後まで欲望を遂げたいという凶悪な衝動がこみあげたが、あらん限りの意志の力を振り絞り、彼は従順な僕の顔を取り繕った。
「今、着替えを持ってくる。濡れたときの用心をしていてよかったな」
別荘に帰ったときは、ふたりともいつも通りのふたりに戻っていた。
「アンドレ、今日はすまなかった」
「いいや、気にするな。そんなことよりもおばあちゃんには内緒だぞ」
彼は冗談めかして言うと、控えの間へと下がった。
そして、自分の体を抱きしめるように粗末な寝台へと倒れ込むと、今日抱きしめたオスカルの肌を反芻した。
「オスカル……オスカル! 愛している、愛している!」
言えなかった言葉を小さく口の中で何度も呟いた。
そして、彼女と結ばれたばかりの部分を掌でさすり、放てなかった精をようやく解放した。
今考えればこれをオスカルの中に注ぎ込むわけにはいかなかった。
あそこで留められて良かったのだと思うしかなかった。
彼はその晩、何度もオスカルの肌を想い、ひとりで果てた。
ドレスを纏って舞踏会に出る直前、オスカルはアンドレに
「私が帰って皆が寝静まったら部屋に来るように」
と命じるのを忘れていた。
しかし、オスカルが就寝の身繕いの全てが終わり一人きりになると、アンドレはオスカルの気持ちを敏感に感じ取ってか、滑るように部屋へとやってきた。
「どうだった、舞踏会は?」
寝台の上に腰掛け、アンドレはオスカルの頭を撫でて、優しく訊く。
「フェルゼンが私のことを見つめて……私の腰を抱いて……。
私のことを語ったんだ、美しい女友達がいる、と」
そこでオスカルは涙をこぼした。
「これで、諦められる。何もかも諦められる」
オスカルがアンドレのシャツの胸に指を滑り込ませた。
これは女主人が自分の体を求めているときの合図だった。
アンドレは長い指でオスカルの夜着の打ち合わせを解いた。
激情のままにオスカルの体を求めてしまいたかった。
しかし、彼女が常に欲しているのは優しく甘い愛撫だ。
彼は自分を抑えながら唇と指を白い肌に滑らせてゆく。
オスカルの吐息が狂おしい喘ぎになった頃合いを見計らって、金の茂みに囲まれた泉に口をつけた。
柔らかな花芽が露に濡れて震えているのを、舌でころがす。
「あっ、あっ……あーっ!」
美しい女主人は、従僕の為すことがなぜ自分にここまでの快楽をもたらすのかなど、考えたこともなかった。
腰をせつなげに揺すりながら、アンドレの背に置いた指先を食い込ませると、いつものように彼が入ってきた。
これは、少し固くて大きすぎて、熱すぎる、とオスカルはいつも思う。
それを和らげるように、アンドレはあまり激しくオスカルを突いたりはしなかった。
ゆっくりじっくりと彼女の悦ぶ部分を探りながら、そこを丹念に強すぎないように押さえた。
「く、くぅっ……はぁっ……!」
オスカルは切ない声を漏らしながら、体を痙攣させて絶頂に酔った。
アンドレはオスカルを抱きしめながら、しばらくじっとしていた。
彼にはまだ絶頂が来ていない。
本当はオスカルの中で思いのままに情欲の全てをぶちまけてしまいたかったが、彼は自分にそれを禁じている。
オスカルの快楽の波が完全に引くのを待つと、ようやく体を引き抜いた。
「オスカル、俺はもう自室に下がるよ」
彼女のそばは離れがたかったが、一刻も早く一人きりになって肉の滾りを満足させたかった。
「いやだ。アンドレ、私が眠るまで抱きしめていてくれ」
あまりにも甘美で辛い命令だった。
しかし、彼は微笑みをもってそれに従ったのである。
フェルゼンとの決別はオスカルを打ちのめした。
暗がりの中でぽつねんとしていると、アンドレが声を掛けてきたので、そばに呼んだ。
「フェルゼンとなにかあったのか?」
その問いに答えるのは辛かった。
アンドレに言うのが辛いのではなく、自分がそれについて言葉を紡がねばならないことに胸が痛んだ。
言いよどんだオスカルの腕をアンドレが強く掴んだ。
今までにない、彼の恐ろしい力にオスカルは一瞬呆然としたが、すぐに
「放せ」と命じた。
しかし、いつも穏やかだったはずの従僕は、それに従おうとしなかった。
「いやだ!」
と叫ぶやいなや、彼女を無理矢理抱きすくめ、ずっと自らに禁じていた唇をうばったのである。
もう俺は限界だ、と彼は心の中で叫んでいた。
自分が男としてオスカルを愛していることを、これ以上隠せなかった。
どんなに愛したところでいつもオスカルの瞳がフェルゼンしか見ていないことに耐えられなかった。
「愛している、愛している!」
何度も叫んで彼女を寝台へと押し倒した。
それは慣れ親しんだ行為のはずだった。
しかし、オスカルは恐怖のあまり叫び声を挙げた。
今まで、彼女は本当の意味でアンドレと寝たことはなかったのである。
彼女がしてきたのは、自我の延長と誤解していた幼なじみを使った自瀆でしかなかった。
幼なじみは、紛れもなく男だった。
しかも、自分を熱愛してやまない情熱をずっと隠していたのだった。
あまりのことがいっぺんに露わになり、彼女はフェルゼンの名を思わず呼んだ。
そのすがるような声を耳にしたアンドレは、哀しみと怒りがごちゃまぜになった感情を噴出させてオスカルのブラウスを引き裂いた。
部屋へ帰ると、彼は自分の体をどさりと寝台に投げ出した。
結局オスカルの涙を見ると、彼には何もできなかった。
もう彼女は二度と自分に身を任せることはないだろうと思うと、嗚咽を抑えられなかった。
だが、それで良かったのだ、とも思い直す。
いずれ、オスカルにこの気持ちが知られてしまう日が来ることは避けられなかったのだ。
自分が泣きわめくオスカルを抑えつけて強姦する姿が脳裏をよぎり、アンドレは身震いした。
それだけはあってはならないことだった。
「オスカル、オスカル、オスカル……」
彼は愛する人の名を幾度も呼んだ。
オスカルがアンドレの自分に対する行為の意味を、充分に理解したのはそれからずっと後だった。
出動の前の晩、オスカルは万感の想いを込めてアンドレを再び寝台へといざなった。
何度も貪る唇、自分を抱きとる腕の力、強引に分け入ってきて刻む激しい律動に、オスカルは胸を締め付けられた。
彼がしたかったのは、これだったのだ。
今や、オスカルは彼の妻だった。
何ももう躊躇することはなかった。彼は何度も彼女の秘泉に白い涙を注ぎ込んだ。
(おしまい)
前にJ×O投下した人か…
JxOの性転換を投下した人だろ
今度のシリアスよりギャグの方が向いてるみたい
>>407 >>408 JOは、何ヶ月か前にシリアス投下と、このスレでの男女逆転ギャグの両方をやりました。
ギャグもシリアスもどっちも書いていて楽しいのですが、
向いているのはギャグのほうかな、と自分でも思います。
>>403 GJ!
自分AOはお腹一杯だったけど
こういうのは好きだな
>>403 GJ! 従僕は辛いなぁ。
最後の行の“白い涙”にアンドレの哀愁が詰まってる気がした。
書いていて楽しけりゃ何でもオッケーだよ。
サイトもブログもピクシブも2chもそれぞれ一長一短だねっ。
色々自分のニーズに合わせて考えてみるよ。
>>338-339ありがとう。
フェルマリ書いてみた。前の人のコメントが一段落ついたら投下します。
403タンは ぶらねタン かとオモタ
>>403 きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜本当に小ネタちゃん?
みんな待ってたよ!
おかえりなさい〜〜〜〜〜〜〜!
すみません、小ネタさん(ぶらねさん)ではありません。
以前、アニメネタでいくつか書いていた者です。
やっぱりアニメタンかー
近作は改行を多くしてるから以前よりもクセがなくなったような気がするけども
また書いてねん
>>415 >
>>403 >きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜本当に小ネタちゃん?
>みんな待ってたよ!
>おかえりなさい〜〜〜〜〜〜〜!
みんな?
AOってゼロの使い魔の才人とルイズの関係に似てる
GJ
GJ
耐えるアンドレ面白かった
422 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 20:20:58 ID:MaizhnWB
前にパロやってたんだけど、やればまたサイト来てくれるかな。
423 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 21:11:50 ID:lwWejZAA
>>403 GJ!
アンドレの苦しさが半端じゃない、でも本当に良く耐えたよエライゾ
本人に全く悪気はないけどオスカルは残酷なんだよ〜(ついでに原作も)好きだけど
>>419 その原作知らないんだけど、
パロディの漫画は読んだことがある。
家畜人ヤプーみたいな感じで
ルイズの命令で日本人のメイドとセックスされられてた。
アンドレは30cm以上ありそうだ
>>426 文章の癖
使っている形容詞の偏りで そう思っただけ
>>411 あのー、そろそろお願いしてもいいでしょうか。
ドキドキしながら待ってるもんで。
>>428 形容詞が偏るのは、やっぱりボキャブラリーが乏しいからでしょうねー。
精進しますです……。
オスカルのうんこは30cmありそうだ
アンドレにフェラテクを仕込まれて、恥ずかしいんだけど
夢中になっちゃうオスカルが読みたい
アンドレはイケメンだから宮廷の貴婦人につまみ食いされてそうだ
>>415 ここ、キチガイが常駐してるよね
きもい
フェル×マリー
飲み会で遅くなっちゃった。スマソ
>>401のフェルマリも投下楽しみにしてますっせ。
「フェルゼン伯…。もっと近くへ」
ひざまずいて頭を垂れ、最敬礼をする友人をアントワネットは寂しげな瞳で眺めた。
友人、いやそれ以上に思っているのに、彼は臣下としての礼を崩さない。
離宮の一室だ。人の目をはばかるわけでもないのに。
「アントワネット様、相変わらずご機嫌麗しゅう」
先日新大陸から帰国した彼に対して、瞳はおろか肌の近ささえ感じたいほどの渇望が高まっている。
けれど、この男の瞳はあくまでも涼しげだ。
「淋しかったわ」
「はい。わたくしも」
ひたと視線を当てられて、胸が締め付けられ鼓動が耳の奥で大きく木霊する。
いつも自分からは何も告げない。女に気持ちを言わせて、それを繰り返すだけの男。
「貴方を愛していると言ったら、そう言ってくれるかしら?」
「はい。もちろん」
そう言った余裕のある笑みが悔しくて、アントワネットはそのまま口をつぐんだ。
「沈黙は退屈ですか?」
静寂に耐えきれなくて、窓辺に歩み寄った彼女に意地悪な声がかかる。
肯定すれば、彼は異国の土産話を面白おかしく語ってくれるだろう。
この北欧貴族は、気遣いも話術も憎らしいほど長けていた。
「いいえ。違う方法で語り合いたいわ」
謎かけのように彼女は言った。今の彼女にできる精一杯の誘いだ。
宮廷の中心を飾る大輪の薔薇も、恋するが故に今は不器用だった。
「違う方法とは?」
足音がゆっくり近づいて来て、彼女の背後に立った男の気配が耳元をくすぐる。
甘く深い声。これに落ちない女はいないだろうという思いが彼女の負けん気を刺激する。
彼女はくるりと振り返ると、相手の憎らしいほど整った顔を睨みつけた。
「おわかりでしょう? 大人のやり方くらい」
「はい。存じております」
「ならば何故?」
「貴女を壊してしまいたくない」
「……?」
視線が絡み合った。ゆっくりと、そして、しっとりと。
触れそうになる唇の隙間から、溜息とともに滲み出た囁き。
「手折っても、貴女のままで居て下さいますか?」
「…えっ?」
「自分を失わずにいると、約束して下さい」
「……」
めくるめく思い出が彼女の脳裏を駆け廻った。
若き日から、騎士さながらに彼女を守り、
どんな中傷を受けようと、彼女が毅然として立っていられるように誠実を守り抜いてきた男。
ここで誘惑に流されれば、その歯止めが決壊する。
「…はい。自分の立場は忘れません」
「ならば、わたしよりもその立場を優先して下さい。どんな時でも。たとえわたしの命が掛っていても」
「……そんな…」
「アントワネット様が約束してくださらなければ、わたしは自分の欲望を抑え切るのみです」
フェルゼンの決然とした言葉とは裏腹に、
ともに落ちて行く事を願う離れ難さをお互いの視線が語っていた。
一国を担う立場。彼女に寄り添って来た騎士。命を掛けるという言葉は決して大袈裟な事ではない。
寧ろ、忠誠を誓う者として至当な会話だった。物悲しくも尊い命の誓い。
「もし私がここで我慢しても、貴方は命さえ掛ける御覚悟なのでしょう?」
「はい。そのとおりです。この身は貴女に捧げておりますゆえ」
「……ならば、約束します。だから今この時だけでも、私自身を忘れさせて」
ゆっくりと頷いた男の笑顔に、女は覚悟を決めたように目を瞑った。
大輪の花のようなドレスごと彼女の身体を抱き上げ、閨に運ぶ。
決意を秘めた足音はしっかりとして余裕さえ感じられた。
お互いを確かめる深い口づけに溺れながら、絹のシーツの海にドレスの花弁が一枚ずつ舞い落ちる。
段々と露わになるアントワネットの肌の上を、敬意と称賛の視線が流れていった。
「綺麗だ」
一糸纏わぬ彼女に、北欧の騎士が柔らかに微笑みかけた。
「いやよ。そんなに見ないで」
その言葉を喉の奥で低く笑った男の視線が、時間をかけ、焦らすように肌の上を滑る。
それだけで彼女の肌は薄く薔薇色に染まった。
降りて来た指は女の身体を知っている指だった。それが流れて肌を粟立たせ、彼女を官能で揺らす。
乱れる息で見計らったのか、足首を持たれて強引に開かれた下肢の間はしとどに濡れていた。
そこから透明な蜜がふっくらと膨らんで、つと臀部へと伝い落ちる。
そのさまを見つめて微笑む騎士は、もはや臣下とは言えず、彼女を従える支配者だ。
「御意のままに」
低く囁いたフェルゼンの慇懃な言葉は、逆説的な残酷ささえ秘めて彼女を攫う。
そのまま男の身体が彼女を圧して、息を奪った。着衣のまま悠々と女王を服従させる。
手のひらに重たく吸いつく果実を味わうように舌でねぶり、甘い果汁を吸う。
官能の波がアントワネットの下腹を波打たせ背筋へとゆるやかに這い上っていった。
ねだるように潤んだ女の目を覗きこんで男が笑んだ。
そのまま片足を自分の肩に掛けさせて、男の先端が柔らかな秘所を突く。
しっとりと濡れてそれを迎える泉は、熱い男根をゆるやかに飲み込んだ。
中に入って更に質量を増すそれは、どこまでも雄々しい。
「……服を」
乱れる息の下からやっとの思いで小さく囁いた彼女に、男はふと息をついて笑った。
「仕方がないですね」
するりと抜けて、帳の向こうに消えた男の衣擦れの音がした。
直ぐに戻って来てアントワネットの横に身体を滑り込ませる。
愛しい男の胸に頬を寄せた彼女が、驚きに目を見開いた。
「…傷が」
「貴女を心配させたくなかった。帰国に手間取ったのもそのためです」
既に癒えてはいたが、胸板を抉るような酷い傷跡だった。
そういえば、アメリカで武功を立てたと風の噂に聞いていた。
「……っ?」
続けて質問しようとしたアントワネットの口をフェルゼンの大きな手が塞ぐ。
「全てはあとで。今は続きを」
傷を一笑するように鮮やかに微笑むと、男はアントワネットを軽々と組み敷いた。
密着してきた熱い身体が彼女を再び官能の渦に巻き込む。
結ばれた喜びは、例えようもなかった。
甘い一点を突き上げて身体を蕩けさせる男の熱さ。激しさ。
熱情を一身に受けて、彼女は何度も舞い上がる。
泣き声ともつかない甲高い喘ぎが離宮の窓から漏れて星空に消えていった。
頂きで弾けて休む間もなくまた巻き上げられ、身体の全てを男に知られて漂う夢の宙。
やがて気だるい終焉が訪れた。
強引な支配者だった男の、恋人の柔肌をいたわる手が今は優しい。
抑え込んでいた情熱。それに初めて抱かれて幸せを知った女。
背中に指を走らせて細い肩に口づける男は、愛する人を気遣って夜具をかけ、
額のおくれ毛を持ち上げてそっと汗を拭い、限りなく甘く口づける。
「また気高い貴女に戻って下さい。命ある限りお守りします」
朝日が離宮の窓から差し込んでいた。
長い夜だった。長い長い時を経て、一つに結ばれた朝だった。
おお! 夜中に覗いてみた甲斐があった
フェルってこんなにカッコイイのか〜
オスカルの初恋に初めて納得できた気がしたよ
リク受けて直ぐ書いちゃうなんてマジ神職人だ!><
リクした者です。
早いし、上手い!
オトナの恋愛だなあ。
ありがとうございました。
ひぇ〜 ウットリしちゃった
GJ!
>>397からすると 剣闘士 その一連のJO ルイマリ アンドレマリを書いた人かな
その中だと今回のフェルマリが一番良かったよ
いつもキャラ名入れてないけど今回入っているのは何か意図があるのかしら
すごい
うまいうますぎるよ!GJGJ!!
みかん
ほんとにお上手です
こんな感じでスタンダードで切ない系OAを書いてもらえたら嬉しいなあ
麗しいフェルマリありがとうGJ!
445 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 13:43:33 ID:0paJWEqH
>>347 GJ!!
アニメやドラマなどをパロディーにするなんて、以ての外ですよ。
447 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 14:37:38 ID:0paJWEqH
おほめの言葉に卒倒しそう。コメントありがとです。
>>440 うん。そう。あとはポエミーな夢魔のヤツも自分。
ベルのオリキャラ名入れないのは、気持ちだけでも著作権問題を思ってです。
自分のサイトなら有事には消せるけど、此処はログも残るし、削除できないもんで。
マリーやフェルは歴史上人物なのでOKと思って。ルイマリも名前入れるべきだったな。
えっーと、前回も“みかん”と書かれて、意味が分からなかったんだけど。
みかんさんという人がいるんだね。でも、天地神明に誓って知らない人です。
自分は別ジャンル者ですし、みかんという名前でベルを書いた事はありません。
御本人に迷惑がかかるといけないので、ここでしっかりと否定します。以後ヨロピク
本当にうっとりしちゃった。。
なんてお上手。。
また書いてください。
あれ? ルイマリ名前入れてあったよ。
うわあ〜ボケ老人ですか自分!(鬱)
首吊って来る。
頭ん中洗って、また気が向いたら投下しますです。
なるほど〜
キャラ名書かないのはベル原作キャラに配慮してたのかぁ
マリー フェル ルイの名前があるのは歴史上の人物だからなんだね
age+緑文字の人はこのスレが早く潰れて欲しいわけね
ここはエロのパロディー板なのに何を今更
スレが自分の思い通りに行かないから癇癪起こちゃってまあ
本当だ
自分が人気ないから癇癪起こしてるw
嫉妬よ嫉妬
気に入らないなら見なきゃいいのに。
見ずにいられないw
書かずにいられないw
寂しがり屋なんですね。
哀れだね。嫉妬して荒らしたって
職人への賛辞が自分のものになるわけじゃないのに。
書きたければ書けばいい。投下したければ投下すればいい。
ただ投下された物に対してどんな感想を持つかは読んだ人次第。
ここは小学校の運動会じゃない。お手々つないでみんなで一等賞になりたいのなら
サイト開いて幸に登録して古参のサイト主のおばさま達に挨拶してすり寄ってこい。
一杯褒めて貰えるよ。
457 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 20:33:21 ID:2mYRY4cQ
すごい釣りきた。
著作権関連で訴える権利は池田氏しか持ってないけど
彼女自身の作品がツヴァイクや山岸凉子のパクリ
しかも山岸作品冒涜発言までしてるのに訴えたら自分の首が危ない
つまり二次創作を訴える可能性はゼロに近いだろうね
>>347 >>445 >>457 なぜ全部緑文字なんだろう
ID変えてもウッカリcookie残したままだったのかしら
本スレに貼りつけたりコピペ大量投下と来て 今度の嵐はこれかい
462 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 22:37:22 ID:2mYRY4cQ
勝手に望んでれば?
漏れは緑文字婆が消滅することを強く望むww
さあ、どっちの方が望んでる人数多いかなww
だからその緑は461の言ってる通り只の釣りだから
んじゃ、こっちもスルーで。
>>461さん良く探したなぁと思ったら、全部同じスレ!
聖職者が性欲と戦うって萌えるよね〜。
滅私奉公の従僕が魅力的で鈍感な女主人に翻弄されながら
耐え忍んでる姿に被る。リク主さんとは趣味が合いそうだヾ(^▽^)ノ
ベルばらは今のエロを売り物にした少女漫画みたく
ただやってるだけじゃなく、セックス表現も芸術的
それってここに書く事なのか?
それともベルの投下物にも中二病エロともいうべき
芸術的wwなセックス表現を求めてるのかね
466は
>今のエロを売り物にした少女漫画
だ け 読んでるんですね…
そんな個人的な嗜好知りたくないです
ベルばら関係ないし
>>466 エロを売り物にした少女漫画
なので
商品の特徴上表現方法をただやってるだけ
にしなければなりません
ベルばらは
エロを売り物にした少女漫画
ではありません
ただやってるだけの表現方法では
描きません
商品としてのコンセプトや
ターゲットにする読者層が根本的に違います
ただやってるだけの少女漫画ベルばらってのもちょっと読んで見たい な
>>470このスレ過去スレにいっぱいあると思うけど な
やってるだけのSSならエロパロの殆どがそうだけど
470は漫画が読みたいんだろ
少女マンガというよりレディコミはやってるだけのが多い
レディコミは落ちぶれた漫画家が行きつく先だから
池田氏のもアリかもね
473 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 14:30:39 ID:zliL624w
>>462 is all right!!
文字の色なんて関係ないです。
>>472 でも今の絵じゃやだ!とかわがまま言ってみる
ベル後期の絵柄で外伝が読めたら泣いて喜ぶ
476 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:16:15 ID:zliL624w
アラン希望だす。
昔アランって書くとなんで嵐認定だったんだろ?
もういいでしょ。
アランじゃなくてアラシ
アンドレは毎晩オスカルを想ってオナっていたんだろうか
アランもいいね
クレクレで申し訳ないけどヨロシク
アランのせいじゃなくてアラン書いた奴がヘタレ過ぎて嵐認定とか
アラン書きのヘタレって誰?
アランネタは御法度みたいな流れだからろくに記憶がないんだが?
アランは絶対駄目
ハァハァスレみたいになるから
>>416 とっても亀で申し訳ないんだけどGJ
アニメネタと聞いて過去スレ探してアニメタンのSS群を初めて読んだ。
アニメファンなのでアニメ設定の二人の話を読めて嬉しかったよ。
アニメタン、見てるかわからないけどありがとう!
ニコラス×ジャンヌもいいね
シリアスもギャグもどっちも好きだアニメタン
>>483 今はそのスレ以降の住人も多いんじゃないかな
自分もそうなんだけど
アランハァハァスレはヘタレと呼ばれている奴がスレを取り仕切ってた陳腐な妄想全開のスレ
ID出ないスレだから限りなく自演っぽくてアラン大好きアンドレ大嫌い
先日、本スレ荒らしたアンドレ叩き厨と行動が被りまくり
とにかく園児級の字書き達がマオリ合ってる慣れ合いスレだよ
アランなんか始めたらまた園児組にスレ乗っ取られる
今もこのスレにすでに兆候が出始めてるしw
じゃあやっぱりご法度なんかいね
残念・・・。
めんどくさい連中って土足で荒らすようなことばっかりだな
スレが別なら住み分けすりゃいいのに
御法度なのじゃなくて
本スレを土足で荒らしまくるような奴を喜ばせる環境を容認すると
このスレ自体がまた面倒臭い事になるよという事だよ
住み分けてても怨念の泥にまみれた土足で踏み込んでくるよw
怨念と違うか嫉妬にも似てるけどもっと香ばしさwがぷんぷんで
あれは何と言ったらいいんだろうねえ
言っとくが
アランのせいじゃないよ
アランを好きな馬鹿が一匹いるせいだからね
俺はアランは好きだし
>>490 俺にはそいつも基地外に見えた
でもヘタレという奴も基地外に見える
アランを始めたら基地外が二匹も暴れ出すんだぞ
そのバトルが始まったらココもハァハァスレの二の舞になる
わかったわかった
じゃあやめよう
>>487 >アランハァハァスレはヘタレと呼ばれている奴がスレを取り仕切ってた陳腐な妄想全開のスレ
あなたがヘタレになりすましてたんですね、わかります。
指輪さんのなりすましもたくさんいたもんね。
アラン以外ならいいですよね?ドキドキ。
アラン好きなのに…アラン好きがヘタレなんて…
マイナーカプ
ロザリー×ベルナール
ジャルパパ×ママ
ニコラス×ジャンヌ
ジャルジェ夫妻ネタはちょっと前に毒胚タンが書いていなかったか?
ニコラス×ジャンヌはオフ同人で何回か読んだ事がある。
すると真のマイナーカプはベルナール夫妻なのか?
ジャルジェ夫妻ネタ
もう二度と読みたくなか・・・
ドSベルナール読みたい
マロングラッセ×画家
エロというよりほのぼの
勃たなくてばあやが牙剥いて蹴り飛ばす姿しか浮かばない
アンドレとマリー
380さんのお話が新鮮でおもしろかったので同じ路線で書かせてもらいました。
よろしくお願いします。
王后陛下の兄君の必死の説得により国王陛下は手術を受けられ、晴れてお二人は真にご夫婦となられた。
しかしブルボン王家の変り種とも思われるご性質ゆえに、夜毎王后陛下の悩みは増すばかりであった。
「こんなものかしら・・・」
生殖本能が旺盛で多産系のオーストリア・ハプスブルグ家の生まれである王后陛下としては、もう少し国王陛下にはなんとか
頑張っていただきたいものなのだが、不満はつのるばかり。 とはいえ、母君から貞節の美徳をたたき込まれていたので、
隣国の某王妃のように堂々と宮廷内に愛人をもつことなどそら恐ろしく思えた。
とはいえ、このままではいられない。ちょっとくらいなら・・・。
宮廷には華やかな貴族の貴公子たちがたくさんいたが、後々が面倒なのでなかなか難しい。
大好きなフェルゼン伯はアメリカ遠征へいってしまって帰ってこない。どうしたものか。
そこで目をつけたのはお気に入りの近衛連隊長の従者であった。
彼はたくましい体つきの美青年であったので、主人である美貌の近衛連隊長とともに
宮廷では人目を引いていた。そんな彼を近衛連隊長が愛人にしているとの噂もあった。
そうだわ、オスカルの従者なら都合がいいかもしれない。口も堅そうだし、オスカルのいうことなら何でも聞くに違いない。
そこでこういった相談を寄せるのにもっともふさわしくない人物、オスカル・フランソワを部屋に呼んだ。
「オスカル、助けて欲しいの。」
「陛下、私で出来ることならなんなりとおいいつけください。」
「・・・実は、ああ、オスカル、誰にも言わないと約束してくれるわね?」
「もちろんでございます。 陛下。」
「今夜、一晩でいいの。」
「一晩?」
「あなたのアンドレを貸して欲しいの。」
「私のアンドレ?」
「もう私これ以上我慢できないの。 だって国王陛下はすぐ終わってしまってねてしまうのよ。
あなたにこの女の心を求めるのは無理なことだったかしら。きっとあなたはこんな気持ちで終わることなどないでしょうからね。」
王妃さまはうらやましそうにオスカルをみて溜息をついた。私は未だその方面での経験がございませんとも言えず、
オスカルは顔を赤くして黙っていた。
「フェルゼンはいつ帰ってくるかわからないし、このままだとその辺にいる貴族と間違いをおこしてしまいそう。
皆それが目当てで私に言い寄ってくるのですもの。 あわよくば私の愛人になって甘い汁を吸おうという者ばかりよ。」
「・・・陛下。 そのことと一晩アンドレを貸すとはどういった関係があるのでしょうか?」
オスカルは真面目な顔で王妃に聞いた。
「いやな人、オスカル、分かっているくせに。 はっきり言わせないで。 アンドレに一晩私の部屋にきてもらいたいのよ。」
「よからぬたくらみでお部屋に近づくものから護衛せよ、とのことでしたら、この私の役目でございます。」
「オスカルったら ふざけているの? 私はアンドレと寝たいのよ。」
「は・・・」
オスカルはあまりのことに言葉を失った。王妃さまのおっしゃることは半分も理解できなかった。
要するにアンドレは王妃さまとせねばならぬということ??
「いいこと、アンドレによく言い含めて12時に来るようにさせて。夜が明ける前に
誰にもわからないように帰すから。いいわね、このことは絶対に誰にも言わないでね。」
「かしこまりました・・・。」
「あ、そうだわ。オスカル。大丈夫だとは思うけど、アンドレに中に出すなって言っておいてね。」
「???」
オスカルは呆然として部屋を下がった。控えの間にアンドレがいたが、彼に何といってよいかわからなかった。
オスカルの性格は男っぽいというよりも男そのものであったが、なにぶん体は女性。
男の生理というものをまったく理解していなかったし、想像することすらできなかった。
生理現象による思考、行動、感情はさして自分変わらぬとおもっていた。
つまり自分が嫌なことはアンドレも嫌だろうと思い込んでいた。もちろんあきらかにそれは間違っているのだが・・・。
オスカルはこれから自分が命じることによって、アンドレがどんなに辛い思いをするかと思うと
胸がはりさけそうになった。しかし事は王家にとって深刻な問題。王妃さまをよこしまな貴族の誘惑から
守るためにもアンドレには犠牲になってもらわねばならない。オスカルは悲痛な思いでアンドレに告げた。
「アンドレ、大事な話があるのだ。 これから言うこと黙って言うとおりにしてくれ、そして絶対に誰にも言うな。」
「何だ?そんなにあらたまって。」
「実は、今夜一晩・・」
「え?」 アンドレは愛するオスカルからいきなり意味深な言葉をかけられ胸がどきどきっとした。
「今夜一晩お前は王妃さまのお部屋で過ごすのだ。 そこにはある高貴な方がおられるから、なにごとも
その方のいうとおりにしろ。」
アンドレの心は激しく動揺した。 そ、それは・・・と、いうことはつまり・・・。
王妃さまの美しい姿を思い浮かべ、ごくりと生唾を飲み込んだ。
「辛いだろうが、耐えてくれ。 申し訳ない。だがフランス王家のためだ。あの方をお慰めして、貴族たちの誘惑から守るのだ。」
オスカルは涙を浮かべんばかりにアンドレの肩に手をかけて、なんどもすまない、と繰り返した。
こいつは本当に初心でかわいいところがあるなあ、でもここまで天然ボケだったとは、とアンドレは思いながらも
心ははや王妃様の女体へ飛んでいた。
「そうだ、アンドレ。中に出すなとのおもうしつけなのだが・・どういうことだろう。お前なんのことかわかるか?」
「え? い、いいやわからん。ご本人に聞いてみるよ。」
アンドレはどぎまぎして部屋を後にした。
12時過ぎにアンドレが王妃の寝室に忍び込むと、
薄暗い蝋燭の灯りのもとで女がベッドから起き上がった。
ゆったりとしたフリルのガウンを身にまとい、白いレースのマスクで顔半分を覆っていたが、
王妃さまご本人であることは香水の匂いですぐにわかった。
「服を脱いで。」
少々かすれた声でその人は言った。
アンドレが軍服を脱いで下着姿になると、
「全部脱いで。 早く。」
とじれったそうに言った。 すべて脱ぎ終わってその人に向かい合うと、
いきなりアンドレの首に腕を回して唇を奪った。 激しい口付けを
くりかえした後、「私をベッドに運んで」と喘ぐようにささやいた。
アンドレがベッドにその人を押し倒し、ガウンをはだけさせると、豊かな胸が現れた。
王妃様はガウンの下になにも身に着けていなかった。
思わず胸の谷間に顔をうずめるとまるで羽根枕のように心地よかった。
オスカルのような細身の体が好きだと思っていたのだが、
豊満な肉体も捨てがたい味があるものだ。
肌はあくまで清らかで吸い付くような肌触りがして、
このままいつまでもこうしていたいと思った。あちらこちらに唇をはわせると王妃様の口から
切なげな吐息があがり、彼を益々興奮させていった。
柔らかい手がアンドレの背から下りて彼の尻のあたりをなでていたかと
思うといきなり彼に触れてきた。 アンドレはその刺激的な感触に
思わず身もだえして、細い肩を抱きしめた。ふと気づくと流れる愛液が
もう待ちきれないといわんばかりにアンドレの太腿を濡らしていた。
「来て」
アンドレは命じられるままに体を開いて突きあげた。王妃様は激しく体を
震わせてのけぞり、その狂おしい姿にアンドレは恐れをいだきながらも、
この女体が与えてくれる喜びに駆られて急くように腰を打ちつけた。
王妃様のあげる声があまりに大きくなってきたので思わずそ
の愛らしい唇を手で塞ごうとしたら、優美な手がアンドレの親指を捉えて
口のなかに入れた。舌でなぞられ、吸われた親指の感触にくらくらした。
果てたところにまた艶かしい腕が絡みついてくる。
王妃様の飽く事のない精力にアンドレは驚嘆した。
これでは確かに国王陛下では・・・。
おいたわしいことだ、と心を込めてご奉仕に没頭した。
王妃さまの部屋をでたのは明け方近くなってからだった。
自室にもどる間もアンドレは甘い思い出につい顔がにんまりと緩んでしまう。
部屋の前まできて立ち止まり大きく深呼吸すると
顔をごしごしとこすって気を引き締めた。
ドアを開けると灯りが点いていて思っていたとおりオスカルが待っていた。
「アンドレ・・・」オスカルは椅子から立ち上がると悲壮な顔でアンドレをみつめた。
「オ、オスカル・・」 アンドレが泣きそうな顔で俯くとオスカルは
彼が哀れでたまらず、胸の中に抱いた。さぞ辛かったろう、すまなかった、と繰り返しながら
さらにひしと抱きしめた。アンドレはやった!と心の中で叫ぶとそのままオスカルを捉えて
長椅子に押し倒しキスをした。
オスカルはいきなりのキスに慌てふためいたがアンドレは
辛い夜をすごして心身喪失しているのだと思い込み、自責の念から拒絶することが
できなかった。アンドレは手際よくオスカルの軍服を剥ぎ取っていき、
オスカルはわけの分からぬまま勢いに流され、
ついに二人はそのまま一線を越えてしまったのでありました。
終わり。
>オスカルはわけの分からぬまま勢いに流され、
>ついに二人はそのまま一線を越えてしまったのでありました。
この部分をkwsk
>>504 アンドレマリーすっとぼけエロで面白かったよ
GJ
GJです
確かにアンドレならスキャンダルにもならなそう
こんな調子で時々お相手してたりして
アンドレ×色々な女キャラで読みたいとちょっと思った
ジャルジェ夫人とか?
>>504 棚ぼたってやつだな
また雰囲気違うアンドレマリーで面白かった!
GJ!
>>380です。
>>504さんの妄想の種になれて嬉しいっす。
コミカルで楽しい上にエロい話に萌えますた。
最後にAxOで纏めたベルファンへの心配りにもGJ!!
504です。 読んでいただいてありがとうございました。
>>507 ですよねー。肝心なとこ書かなくて御免。エロむずかちい。
力尽きてしまいました。また寺で修行してきますね。
>>512さん
504です。うれちいです。
アンドレマリーは無理だわ〜って思っていたので380さんを読んだときは
おおっ!と思いました。私が読んだなかでは初めてのCP。
ベルのエロは奥深いですね。
絶倫のマリー、お調子者のアンドレもよかったけど
天然ボケで終いには丸め込まれちゃったオスカルが愛おしい
>>510 それはもしや親子どんぶりとかいう・・・
オスカルは頭いいけど性に関してカマトトそうなのが可愛い
>>510 いいね
マリーもだけど恋愛抜きで逆らえない立場のやつ
ポリ夫人でもいいかも
アニメの青姦はいただけない。ま○こに砂が入りそう
>>519 原作こそご主人様が召使を呼びつけるみたいだからいただけないと監督が言ってた
主人様が召使を呼びつけて
ドキドキ「お前のものになる」って言うのがいいんじゃないか
わかってないな監督
>>519 砂浜じゃないんだから
つか入らないでそ
あれだけの絶世の美女が三十路過ぎまで処女っていうのが不思議
そう、不思議だよね。 フランスといえば大統領の隠し子が発覚しても、市民から
よかったネなんてコメントがでるようなエロいお国柄。 ならばオスカルにも
なにかあったっておかしくない・・・とひろがる妄想。ふっふっふ。
ベルのエロパロは楽しい。
>>522 常に番犬が目を光らせていたから
最後はその番犬にくわれちゃったけどね
モッテモテだったから良いんじゃない?
部下(ジェロ)は自分のために命かけるし、従僕は10年以上も
思ってくれて、最後死ぬときはまたまた年下部下(アラン)の腕の中…
渋谷で早く処女喪失するギャルなんてぶっ細工な子いっぱいいるじゃん
自分で売らないと男が寄って来ないタイプじゃない方が幸せかと
>>522 十代の時分に士官学校の先輩たちに輪姦されています
>>519 アニメのアオカンを見た時はなんで?と思ったけど
エロパロ的見方ができるようになると意外と悪くない
映画版の納屋(?)もしかり
最初アニメでは納屋で結ばれる設定だったんだよね
映画をプロデュースした山本又一郎氏が提案したんだろうか?アニメにも企画か何かスタッフで参加してるし
馬小屋でお嬢様(奥様)が馬番(庭師)と
というのはエロ小説の定番しちゅ
>>529 それは知らなかった
アニメで納屋の中だったらそれはまた妙に生々しい
イイかも
誰か納屋の中での書いてください。
腹黒鬼畜アンドレ見たい
534 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 01:32:41 ID:xVLtsZFI
>>522 でも原作もアニメも(ゴメン映画は見てないから知らない)
オスカルが痛がる描写は無いよねw
乗馬やバレエなどの開脚を伴う激しい運動をやっていると、
処女膜が切れてしまうというのは良く聞く話っすよ?
幼少の頃から馬術に親しんでいたオスカルなら不思議じゃないかもす。
自分は初めての時、何故か痛くなかった。
長い間処女守って貰えて、手や口だけでイカされる日が続いてたから、
ぐしょぐしょに濡れちゃう体になってたからかもだけど。
手前味噌の話で気味悪かったらスマソ
運動部の子や自転車乗ってても処女膜破れるらしいから馬なら尚更かもしれんね
自分語りはウザイけど シチュにはそそられる
欲しいのに貰えず処女のまま調教されてエロい身体にされていくオスカル
見たいかも
オスカルって痛みには強そう
っていうかあの初夜で痛いからやっぱり止めろなんて寸止めは可哀想過ぎる
538 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 13:14:52 ID:MwfFlPYt
>>535 おばちゃんの自分語り
薄気味悪い
スマソって書けば許されると思ってるその無神経さが嫌
>>535 >>536 激しい運動で破れるというのは非処女が使う言い訳で、
処女膜はそんなにヤワではないと言ってる医者もいるよ
非処女だって昔はみな処女だよ。
個人差があるってことでは?
マリーを抱いたまま落馬してたりする人が、セックスで痛がってたら違和感があるなぁ。
戦う強いヒロインが処女喪失怖いって女らしくなるのが可愛い
うん、カワイイ。なんか、いいよね。
痛さは個人差あるよ
なんの痛さでもね
オスカルが痛くなかったのは、様々な苦しみを乗り越えて
やっと愛し合えて結ばれたのだから
痛みは多少あっても感じなかったのかもね
アンドレが上手かったとも思えないし…
多少痛くても我慢するオスカルをいいことに
アンドレは好き放題したかもね
私あんまり痛くなかったかも。
それより大好きな彼氏と結ばれる喜びが大きくて痛みなんてどうでもよくなっちゃった。
ま、イタイとコワイは別だからな。
痛いのが怖いわけじゃないだろうし。
自分語りというより、こういう人は、私=オスカル、だとちょっと思ってるんだろうw
だから場違いに気がつかない。
>>547 同感!
イタイからコワイんじゃなくて、この場合はオスカルにとって“自分が変わってしまうかも…”という未知なる恐怖だからね。
>>546 同意。
結ばれるうれしさが全部だよね。
私も痛みなんて感じなかった。
釣り堀…w
アンドレは童貞じゃないからテクニシャンだったんだよ
終わったあとのオスカルの満足そうな顔見れば分かる
>>549 そうなのよ
オスカルに自分を投影して
私の場合は・・と語りだすのが
きもいのよおおおおお
死ねばいいのに
自分の体験語り嫌い=処女ってどんだけ発想が貧しいんだ。
ここはベルサイユのばらのエロパロスレ。
キャラのエロ談義ならともかく、おばさんの数少ないエロ自慢を書く場所じゃないって言ってるの。
そういうのは主婦向け実体験雑誌にでも投稿してくれ。
アンドレは非童貞でも本気で愛して抱いた女はオスカルだけ
>>556 自慢ってわけでもないんだろうけど、話がリアルだとしみじみ生臭いよな。
まあ、おばエロがスキな人もいていいとは思うけど。
せめてタイトルに“リアル注意!”って書いてw
>>552 ま、時には釣りもあるだろうけど、このジャンルは釣りじゃなくて天然でこういうヒトも多いからなww
リアル注意……かもしれないので注意。
535では、すいません。反省してます。
アンドレがオスカルを激しく求めながらも
踏みとどまる描写があったおかげで、
自分は純潔である事やその重さを知る事が出来た。
7月12日のシーンがエロよりも
結ばれる事の喜びを描いてくれていたおかげで、
自分はセックスがいやらしい事ではなく
神聖なものだと知る事ができた。
この2点に於いて、ベルばらは自分の中での性の聖典です。
>>561 アランスレでも書いてたね。
でも作者もそう言ってくれたらうれしいだろうね。
自分はアランスレを見た事ないんだスンマソン
ということは、こんな風に思う人は多いのかもね。
そういう価値観を読者に強烈に刷り込んだ作品だったと思う。
のちに価値観が変化した作者がいろいろ後付けしちゃったのは残念だな。
国王陛下×デュ・バリー夫人
作者もまだ不倫なんて経験もなかったもんね。
デュバリーと国王のも生々しさがなかった。
ロザリーは童顔巨乳なのに人気ないね
30すぎて 怖い、なんていうなよ〜、と頭では思っていてもあのシーンを読むと
ドキドキしてしまう。 最初読んだときも、うん十年たった今も。
国王って若い生娘が好きだったみたいだけど
アントワネットとかオスカルなんて嗜好にぴったりだったんじゃ?とか思った
まあ自分の孫の嫁にはさすがに手は出せないけど
そういや、類15×若いO、どっかの同人誌で見た。
オスカルは恋人同士になってから2週間位、いれる寸前位までいっては、
やっぱ怖い・・・!ってなっておあずけ食わせてたら萌える。
軍服を着て男の格好をしても、押さえ切れない女の性欲に悶々とするオスカルが好きだ
>>571 はげど
それは萌える!
表ではそんなこと考えてもいなさそうなのに、実は……ってね。
マザコンで乳臭いベルナールのお気に入りだから
そんな連想が湧くのも不思議ではないかもしれない
>>571 そういうの、好き!萌えまする。
でもオスカルってどうやって赤ちゃんが生まれる仕組みをしったのだろ。
すくなくとも14歳のころはもう知っていたよね。デュ・バリー夫人のお役目を知っていた
から。 普通のご令嬢は15歳くらいで結婚しちゃうからそのときに
乳母とかに教えてもらうだろうけど、オスカルはいったいどうやって?
母上ばあや姉上がいるんだから
いや、実際に教えてくれる人はそうかもしれないけれど、きっかけというか・・・。
家族だとその手の話はしづらい。
あの母上なら男として育った娘に
初潮前にきちんと話してたと思うが
エロパロ的な展開を期待してるならはっきり言えw
初潮の有無に関わらず自衛の意味合いも込めて、宮廷に上がる前にはそういう話もしていそうな気がする。
そういう時代だからね
知識としては学んだ所でよくわからないから実践で
みたいなのをエロパロで是非
年頃の皇太子妃を護衛するという任務もあるわけだし、
きちんとした教育を受けてきたと思うな。
ただ“自分自身には縁のないこと”とか思ってたくらいで。
男の体の仕組みを知るならうってつけの教材がすぐそばにいるしw
ついでに・・・
ばあやや年配の侍女たちから、男たちがどうやって女を落とすかの
常套手段などもしっかり教えられていたりして。
アンドレやジェローデルの出方はすべてわかっていたうえで、
焦らしていたとしたら、なかなかの魔性の女だ!
宮廷や貴族の性は相当乱れていたらしいから
そんな環境で軍人とその従卒とは言え品行方正に生きるのは
それなりに大変だったろうに。
だいたい、宮廷のマダム連中にツバメやオモチャとして狙われる格好のターゲットだろうに>アンドレ
オスカルをたぶらかす訳にはいかなくても、金魚のフンをたぶらかして
あわよくばジャルジェ家に腹黒〜くお近づきに。なんて話ありそう。
宮廷の有閑マダムに熱心に誘われて困るアンドレと
それを庇うに庇いづらい、色事に不慣れなオスカルで誰か書いてー
そういえばアンドレはイケメンなのに作中で浮いた話なかったな
作者が女遊びはしてたって言ってたから見えない所ではお盛んだったと思う
>>584のネタで妄想してみました。(アンドレ×女官長)
「アンドレ・グランディエの目をごらんになりました?」
「ええ。美しい男だったのに。オスカル様もなんて惜しいことをなさってしまったのでしょう」
「あの黒曜石の二つの瞳に見つめられて抱かれるのはわたくしのたのしみでしたのに」
ご婦人方は、完璧な美貌を持たぬ者などもう入り用ではないのだ。
宮廷の貴婦人たちの噂はアンドレの耳にまで届いていたが、彼は却ってほっとしていた。
もうあんな爛れた女どもを抱かずとも済むのだ。
オスカルが会議などで従僕を連れてゆけないときなどに、庭の茂みで貴族の女の相手を済ませるのは辛かった。
情事があったことをオスカルが見抜いていることもあり、その時には顔を上げることができなかった。
──仕方ないだろう。俺の身分で断ることなどできるとでも言うのか──
心の中で言い訳を呟いた。
最初は、現国王がまだ王太子であったころだった。
アントワネットに呼ばれたオスカルを廊下で控えて待っていたアンドレを、王太子妃付きの女官長が呼び止めた。
彼よりもいくつか年上のその未亡人は、はたちをいくつも過ぎてはいなかった。
優しい声で、しかし毅然として言った。
「アンドレ・グランディエ、来なさい。オスカル様に内密であなたに教えることがあります」
ここを去ってよいものか、アンドレは逡巡した。
しかし、若く美しい女官長はなおも続けた。
「アントワネット様はこのことをご存じです。
オスカル様は用が済むまで、アントワネット様が引き留めます」
そう言われては従わないわけにはいかなかった。
クラバットを緩められ女官長の指が胸元に入ってくると、アンドレは飛びずさって叫んだ。
「なにをなさいます!」
女官長は屈託なく笑った。
「まあ。あなたを誘ったひとは他にはいなかったという噂は本当なのね」
華奢な手が股間に伸びた。
「おやめください!」
「お静かに。そんなに騒ぐものではありません」
アンドレは冷たい汗が背中に伝うのを感じた。
おそらく自分は罠にはまったのだ。助かるすべはないのだろう。
──オスカル、助けてくれ──
「オスカル様のお立場を悪くしたくないのでしたら、さあ、服を脱ぎなさい」
そう言われて従わないわけにはいかなかった。
屈辱に震えながら、彼は育ち盛りのしなやかな裸体を現した。
「思った通りだわ……なんて美しい……」
女官長は彼の滑らかな胸に頬ずりをした。
午後の日はまだ充分に高かった。
寝台の上は淫らなことをするには明るすぎたが、女官長は意に介さないようだった。
歯を食いしばって目を瞑るアンドレの股間を、しなやかな女の指がその感触を楽しむようになで回していた。
「まあ! 簡単にこんなに固く大きくなるなんて」
くすくす笑われて、恥辱にまみれたアンドレは固く拳を握りしめるしかなかった。
「私を抱きしめなさい。そしてキスして。逆らうことは許しません」
身分が低いということはこういうことなのか。アンドレの目に涙がにじんだ。
口づけると、女官長の唇は僅かに震えていた。
「……首筋にも。そして胸にも」
体の様々な場所に唇を這わせることを求められ、ついにそれは足指にまで降りてきた。
「さあ、クピドがプシュケを愛したように、私を愛しなさい」
「……わ、私はそのようなことをご婦人にしたことがありません。どうしたら良いのかわかりません」
「しかたのない子ね」
彼女はアンドレを仰向けにすると、その上にまたがった。
そして、右手を彼のそそり立ったものに添えると、自分の中に押し込めるように入れた。
そこは充分に濡れそぼっていたが、ひどくきつかった。
しばらく彼女はアンドレの上に覆い被さってじっとしていた。
だが、そのうち意を決したように体をくねらせはじめた。
「お、おやめください……あ、あっ……」
未知の刺激にアンドレはもがいた。
しかし、体の奥の方から強い熱の塊がきて、彼はそのまま果てた。
敷布に赤い染みがついていた。
アンドレにはそれが最初何を意味するのかよくわからなかった。
「ふふ……。驚いた? 私は処女だったのよ」
アンドレは今を盛りと美しい女官長の顔をつくづくと見つめた。
「結婚して一年目に梅毒で亡くなった夫は、その時にはもう不能だったわ。
私は誰とでも恋愛して良かったのだけど……でも、最初は美しい男が良かった。
それも、穢れていない清らかな男でなければいやだった……」
そう言って、女官長は一粒涙をこぼした。
宮廷に上がってすぐ、オスカルはアンドレのようすがおかしいことに気づいた。
誰ぞの私室に招かれてアンドレを控え室に下がらせておいた時など、急に呼びつけると息が乱れていた。
あからさまに、その部屋付きの小間使いが来て、アンドレは今取り込んでいるので来られないと奥様からのご伝言です、と言われたことまであった。
そんなことがあったあと、いつもアンドレは下唇を噛んで、オスカルと目を合わせようとしなかった。
さまざまな疑惑が積み重なり、もはや確信に変わっても、オスカルはアンドレに何も言えなかった。
ここはベルサイユなのだ。これが社交なのだ。
王妃付きの近衛士官として、貴婦人たちに「私の従僕に触るな」などと非常識なことを言えるわけがない。
相手は常に片手で数えられるほどではすまず、入れ替わりも激しく、中には女ではない者までもがいた。
アンドレが目を怪我してから、彼は女たちからの興味を失ったようだ。
オスカルは彼の片眼失明を心から悔やんでいたが、彼に注がれていた好色な視線がなくなったことには心底ほっとしていた。
アンドレには愛している女がいるのだろうか。オスカルは思う。
彼を巡る多くの女性たちの中には、真実彼と愛し合った者もいるのだろうか。
フェルゼンとの決別を経て、オスカルはアンドレに幼い頃の昔語りなどしながらそれを考えた。
思えば、宮廷に上がって辛い思いをしたのは自分だけではなかったのだ。
アンドレが女たちと楽しんでいたようには思えなかった。
むしろ、彼はいつも辛そうにしていた。
つい、オスカルは呟いた。
「なぜ、子どもは大人にならねばならないのか……」
それに対してアンドレは意外な返事をした。
「フェルゼンに会ったのか?」
ついにオスカルは、アンドレが愛している女の名を知ることになった。
それは、いつも幼なじみが優しい声で読んでいる、自分の名だった。
(おしまい)
#女官長、一応ランバル公夫人です。
あの時代はそんななのかも。静かなお話GJ!
アンドレは自分を愛しているのだという事を
オスカルが知る部分がどうしても良くわからなかったです。
すいません、説明が足りませんでした。
「フェルゼンに会ったのか?」とアンドレがオスカルに問い詰めて、原作のブラビリシーンに繋がるというつもりで書きました。
ああ!にゃるほど。
「フェルゼンに会ったのか?」というセリフで、
ピンとこない自分はファン失格ですね。激しくスンマソン
中には女ではない者までもがいた。
・・て あーた!w
アンドレが他のとやるけど納得できるシチュ
ランバル公夫人もただの悪役色情魔になってなくてイイ
最後で原作と絡めるのもいいね
GJ!
GJ!
アンドレも辛い立場なんだけど
ランバル公夫人の気持ちを思うとちょっと切なくなった
(あの哀れな最期まで浮かんじまったヨ)
オスカルもアンドレも乱れきった宮廷内で必死に生き抜いてきたんだなぁ
段々アンドレ総受けの様相にw
この調子でオスカル主導型のセックルもいいね
ランバル公夫人をググったら凄い悲惨な最期だったのねん
>中には女ではない者までもがいた。
板違いになるからあまり詳しく書きませんでしたが、
それがフェルゼンだったとかいうややこしい妄想もしています。
フェルゼンは王妃と結ばれない無聊を慰めるために、男女問わず
あちこち手を付けていて、その中にたまたまアンドレがいたというだけ。
だが、アンドレはもう何がなにやらで大混乱してるという感じ。
親友と呼んだ女性の幼なじみである従僕に手を出すフェルよりも
恋敵の従僕に意地悪でちょっかいを出すジェロのほうが説得力あるかも
>>595 ああ、そうするとジェローデルがアンドレに「妻を慕う召使いを結婚後もそばにつけてやってもいい」と言ったのは、
親子どんぶりならぬ主従どんぶりを計画していたということになり、
これはショコラぶっかけられて当然ですね。わはは。
ジェロなら主従どんぶりも 3Pも OAにセックルさせて視姦するのも似合いそうw
GJ!
よかったです。でもホモはちょっとな…
ジェロはオスカルとアンドレのことセットで見てる節があるから
自分がオスカルとやるよりも2人のセックスを見て興奮してそう
GJ!ますますアンドレが不憫になった・・・。
>>586 584です、ありがとう。
原作者設定の素人童貞とは違うけど、
宮廷としてはむしろこちらの方がありがちかと思った。
池田理代子と言うより木原敏恵の世界っぽいけど良かった。
関係ないけど木原敏恵の「ベルンシュタイン」って黒ベルばらだよね。
おしゃべりな作家はださい
素性も知れぬ作家がダサいと、何かあなたに不都合でも?w
スルーできない馬鹿がいる
ベルの801板って以前なかったっけ?
一部分で
>>571の妄想をお借りしましたです。
アランxオスカルなので、苦手な人はスルーでヨロシコ。
荒れない事を祈ってまっす。
男臭い。しかも尋常でなく。
訓練での汗と埃の匂い。それに加えてここの連中のだらしなさが引き起こす匂い。
それだけではなかった。雄の発情した匂いまでするのがこの衛兵隊の宿舎だ。
ろくな楽しみもなく、血気盛んで飢えた連中が耽る事といったら相場が決まっている。
うなぎの寝床のような大部屋にも拘らず、深夜に起き上がった人影がいくつも、
己の欲望を処理している。なかには睦み合う者たちもいたが、大抵は一人で耽る。
目を瞑って艶めかしい息を吐いて、達する時の表情は甘い。
以前は、誰かの描いた女の裸体と局部の絵が隊員達の間で出回っていた。
だが、最近男たちは目を瞑って誰かを思い描いている。それはたぶん見事な金髪で青い目の。
隊士を束ねる格上の班長は、この光景を憂慮して大きく溜め息をついた。
「あの女が来てからこれだ。まったく隊の規律を乱す以外の何ものでもない」
そう言って自分を抑え込み、自身の心も乱されて悶々と朝を迎えるのがいつも事になっていた。
女という理由で特別扱いはされたくない。
彼女は女だからと見下される事を拒んだかわりに、女として気遣われる事さえも拒んだ。
元々が大貴族の嫡子が配属されるような部署ではないために、
隊長室のドアには鍵がかかっても、水浴びの場所は共用だった。
彼女が利用中はその従卒が扉の前で他者を睨みつけ、好奇の目から彼女を守った。
だが、そのシャボンの甘い残り香に殺到するように、
裸のまま駆けてくる隊員たちを止める事はできない。
不慣れな男の裸体から目をそらして少し頬を染める濡れた髪の彼女に、
衛兵隊員たちの舐めるような視線は遠慮なく降り注いだ。
「お願いだ。どうか小部屋を作って貰うように頼んでくれ!」
限界を訴える従卒の声に、濡れた金髪を揺らして彼女が首を振る。
「特別扱いはされたくない。私は男として生きている」
そう断言する彼女自身が、男と女の違いを悲しいほど感じていた。
目の前にいる兄弟とも思える従僕に望まれた時に、
もっとはっきりと気付いても良かったのに。
あまりに近しい間柄だった事と突然だった事で目を瞑ってしまった男の生理。
水浴び場ですれ違う男たちは、彼女を見つめながら亀頭を徐々にもたげていくのだ。
その兆候をあからさまに見せつけていく男たち。恥ずかしげに隠す男たち。
どちらにしても自分の女性という性が彼らの心身を乱している事は明らかだった。
女性であること。それを彼女がこんなにも意識した事はなかった。
自分が大貴族の令嬢として大切に育てられてきた事を彼女は悟った。
同時に自分の身体の不思議にも気付いていく。
隣に立つ従僕の身体から馨り立つ、男らしい匂い。時々感じる雄特有の喰らうような視線。
それを感じる時、身体の奥が疼いて彼女は陶然となった。
「しばらく一人にしておいてくれ。ちゃんと鍵はかけるから、
今日は帰って婆やの話し相手でもしてあげてくれないか?」
しぶしぶ頷いた従卒の隻眼を見つめて、念を押す。
そして、彼女は一人部屋に籠ると、しっかりと鍵をかけた。
オスカルアンドレで一番萌える体位は?
衣擦れの音。
窓の帳を厳重に下ろして、彼女は服を脱ぎ捨てた。
鏡の前に立った裸体は少年のようにほっそりしている。
だが、身体の柔らかな曲線は間違いなく女性のそれであった。
彼女はかけてあった軍服を手にとって肩から羽織った。
金モールが美しい厳粛な軍服に隠した女の肉体。
自分の身体であるのに、どれほど未知なことか。
彼女は大きく溜め息をついた。
自分の女の部分をずっと無視して来たのだ。柔らかな乳房も、金糸の奥の子宮の疼きも。
暫く淋しげな瞳で自分の身体を見つめていた彼女の指がその身体に触れる。
吸いつくような肌。下草の影の肉珠の奥は濡れて疼いていた。
指がそこを弄んで、もっと奥へ入り込もうとした時、彼女は鏡の中の人影に気づいた。
彼女が慌てて軍服の襟を掻き合わせて、執務机の影に身を隠す。
「………班長…」
「悩まし過ぎるな。ここで俺が立ち止まっているだけでも褒めてもらいたいぜ、隊長」
そう言って苦笑いした男の指の先で、小さな鍵が回っていた。
隊長執務室の鍵だった。彼は以前ここに居たのだ。
降格させられる以前、どこに居たのかを誰も口にしなかったのは、
屈辱的な降格を甘んじて受け入れたこの男への隊士の思いやりでもあった。
「勝手に入ってすまないが、内密に陳情したい事がある」
「ノックぐらいしろ」
「疲れてぐっすりと眠っている家族思いの警備兵を起こしたくなかったもんでね」
「早く話せ、そして直ぐに出て行け!」
班長と呼ばれた男は、不敵に片頬を上げるとゆったりとソファーに腰を下ろした。
ドカっと長い足を投げ出したところをみると直ぐに出て行く様子もない。
「あんたが俺たちと同じ衝動を抱えているのなら話が早い。
衛兵隊連中の為に早く此処から出て行ってくれ。困るんだぜ」
彼は衛兵たちの夜な夜なの行動と衝動を語った。
それら全てが美しくも悩ましい女隊長の赴任の所為だと言う。
「…それとも」
そこで言葉を切って、彼はにやりと笑んだ。
「あんたと俺たちの肉体的欲求を同時に満たすために、持ちつ持たれつの関係になる手もあるぜ」
先ほどの彼女の行動の一部始終を見ていたからこその言葉であるのは一目瞭然だ。
「どちらも断る!」
「裸のままそんなとこを濡らして、まだ強がる気か?」
ゆっくりと立ちあがった年下の男が近づいてきた。
荒削りだが整った顔には捕食動物に似た残忍な笑みを浮かべている。
剣の腕も、腕っ節も、そこいらの男には負けない豪快な漢だ。素手では勝ち目がない。
さっと男の腕が横に薙いで、執務机の書類や物が床に飛び散った。
机の上に片手をついて身を翻し、軽々とそれを飛び越えてくる彼の行動は素早い。
あっというまに、彼女はその腕の中にいた。
両手首を掴まれて腕を広げられ、軍服で身体を隠す術を失った。
同時に両足の間に男は立ち、彼女を机の上にねじ伏せている。
「人を呼ぶぞ!」
「女だもんな。悲鳴を上げろよ。私の身体が奪われるわ!ってな」
男の言葉は、彼女の弱みを見抜いていた。
きつく噛んだ彼女の唇の上に、熱い息がかかる。
獣欲のままに求めてくる噛みつくような口づけ。
それは強引で直情的なこの男の若さそのものだった。
ひとしきり唇を奪われて、大きく開いた下肢の奥を指で掻き回される。
それが意外なほど優しくて、意志を裏切るように彼女の身体が溶け出していく。
組み敷いた女が自分の手の内に落ちる瞬間を、この男は経験で心得ていた。
女を買いに行かずとも、女遊びには事欠かない男前と気風の良さを彼は持っている。
抵抗を止めて艶冶な光沢を放ち始めた身体に思いを遂げるべく、
女たちがこぞって称賛する彼のイチモツが引き出された。それが天を衝いてふるんと揺れる。
しとどに濡れた場所に先端を押し当て、その柔らかさとぬめりを味わい、
腰を進めようとした時だった。
この男の耳に、年上の上官の微かな声が聞こえた。
「……ァ…ン…ド…」
掠れた切なげな声で呼んだ従卒の名前。
彼の脳裏で彼女に影のように付き添う真摯な黒髪の同僚が浮かびあがった。
「…そうか。あいつか…」
突こうとした身体を止めて、じっと見つめた彼の指に纏わりついた薄紅色の愛液。
その滴りは、その身体がまだ処女である証であった。
「これはフェアじゃねえな。ここでやったら男がすたるってもんだ」
そう言って破顔すると、彼は上着を脱いで女隊長の裸体にそっとかけてやった。
疼きを昇華させられぬまま、彼女は身を捩った。
唇を噛んで顔をそむけ、強気な瞳だけを光らせている彼女に真上から男の声がかかる。
「隊長さんよ。陳情は取り下げだ。男も女も身体の事情はお互い様ってとこさね。
あとは自分でやってくれ。俺も久々に一人で淋しく扱くしかねえな」
キュロットに収まりきれないほどに屹立している熱塊を無理やり押し込むと、
彼はあっさりとドアに向かった。
振り向きざまに、能天気な声が部屋の中に響き渡った。
その奥底に切ない思いが隠されていたのを彼女は知らない。
「くっそーっ。この寸止めはたぶん一生後悔するぜっ!」
アラン! キタ−−−−−−(゚∀゚)−−−−−−!!
熱い漢アランいい! 独りでティムポ扱いている姿も見たい
>>608は早くもアンドレヲタによる阻止かね
そんな都合よくいくかい!
ってな気がしないでもないですが
班長乙。
なんか原作アランよりもアニメアランっぽいイメージ。
でも、GJ!
すごく良かった!!
アニメアランはオスカルよりもアンドレが好き
GJ!アランの話読めて嬉しいよ
ギリギリの寸止めはカワイソだったが
自分もアニメアランのビジュアルが浮かんだ
ああ、やっぱり orz 。
自分も書いてて、アニメアランのビジュアルが浮かんで来てしまってた。
後から原作に近づけようとして悩みまくったんだけど、難すぃ〜。
違いが上手くつかめない。言葉づかいかな? 線が太すぎるかな?
気がついた点をご教示もしくは添削をお願いできないでしょうか。宜しくお願いします。
ちなみに、最後は「ちくしょ〜っ!」にすれば良かったと今気づいた。
619 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 11:01:16 ID:4+8AOfVl
原作アランはあまりおしゃべりではない
強がっててもどこか陰がある
>>618 アニメアランとオスカルでのエロパロって今までなかったので、ものすごく新鮮だった。
私はとてもいいと思いました。
今読み返して思ったんですが。
最初の衛兵隊員の描写が荒くれっぽくて、原作の「貧しいけれど美少年ゴロゴロ」っていうのより、
アニメのむさい「本音で生きる男達(次回予告にそんなフレーズあったような)」というイメージを
喚起されたんです。
だから、そのままアランもアニメアランに脳内変換されたのかも。
でも、衛兵隊はこういう描写のほうが好きだなあ。
>>619 なるほど〜! 陰があって無口なのに熱いものを抱えてて、粗野っぽく見えて純情かも。
確かにこのアランは割と喋るし、豪胆なだけで外と内の差がない直情径行になってるょ。
>>621 なるほど〜! 最初のイメージ喚起部分は全体への影響が大きいんだね。
むさいイメージを引き摺った一本調子で、ストーリー的変転に生かせなかったす。
貴重なご意見ありがとうです。いい反省材料になりました。良いというご意見も感謝です。
アニメアランはおっさん臭くて便りになる感じ
原作アランはいかにも年下という感じでケツが青くてくちばしが黄色い小雀ちゃんだ
18世紀のフランスでラジオ体操をやった男だからな…>アニメアラン。
あのキャラはあれはあれで結構好きだ。
ジョン・シルバーとか力石の親戚みたいで。
でもアニメアランって平民設定?
原作アランは腐っても貴族だがアニメアランはどうなんですかね?
昔、アニメの解説しているサイトがあったが
オスカルがベルナールにアベイ牢獄にいる部下を救い出してくれと頼んだとき、
「全員平民だ」と言っていたので、おそらくアニメアランは平民設定ではないかと。
平民でも「ド」がつく名前はフランスには結構あるらしい。
>>623 書いてておっさん臭くなったから、
あとから「年下」「若い」などの単語を慌てて突っ込んだんだが、無理だったみたい orz。
>>624 昔、力石もジョン・シルバーも大好きだった。
しかも書いてて、どうしても平民にしか見えなくて、悩んでた orz。
豪胆なのに若いとか、言葉づかい悪いのに腐っても貴族を感じさせるとか、今回ほど悩んだ事はない。
ここで書かれた事がことごとく思い当たって凹んだ。アランというキャラは深いっす。
とにかくありがとう。話をぶった切ってスマソ。もう引っ込むので、アラン話続けてくだされ。
>>627 出崎作品は光源氏でさえ貴族というより武士や漢っぽいらしい
キャラの解釈は色々あるし少なくともアニメアランぽいのだからGJ
こんな事をいうとアレだが誰もエロパロに細かい事は求めちゃいない
まあガンガレ
>>611 アランのご立派なイチモツで私が貫かれたかったわん。
はぁ〜〜ん。
腹にイチモツ
胸にイチモツ
腹にイチモツ
腹をすえる
胸をすえる
天はニモツを与えず
既視感あるなと思ったら
映画でオスカルが鏡に向かって乳をだしているのを
アンドレが覗き見ているという気持ち悪い場面があった
ここの人たちは
あんなのが萌えなのかね?
>>633 大根足のぽっちゃり女優が‘垂れ乳’出してたから生々しくて下世話な気持ち悪さ満載だったけど
ミラ・ショボヴィッチ風のスレンダーでボーイッシュな美女の立ち姿なら凄く絵になる場面だったと思う
ミラのような体はヌードになっても綺麗なだけで生々しく見えないのが不思議
オスカルも絵から想像するとあんな体だったのではないかしら
カトリオーナ、軍人やってるにしてはちょっとデブだったよね。
全然、男装似合ってなかったし。
でもって、アンドレは胸毛ボウボウで男臭かったから、まああのカップルが萌えな人もいるんでしょうね。
私はパスだけどw ジェロとフェルゼンはいい味出してた。
自分もジェロとフェルはいいと思った。
アンドレも胸毛が無ければ長身なところや容姿はOK。
でもカトリオーナが受け付けられない。あの映画を台無しにしてる。
>>635 ミラ・ジョのヌードは綺麗で生々しくないね!
確かにあれがミラだったらもっと違う印象だったと思う惜しい場面だった。
オスカルとアンドレ版の「ブルーラグーン」も見てみたい。
OA版の青い珊瑚礁
初々しく美しく書いてくれたら禿げ萌える
18世紀だから、ロビンソン・クルーソーっぽい感じ?
尽くしまくるフライデーがA君。
>>640 あれは微笑ましいけど
初々しく美しいというのとは違うよ
ロビンソン・クルーソーはおじさんの話だし
やっぱり映画の青い珊瑚礁みたいなのがいい
アランは荒々しそうで一見やなヤツに見えて
実は思いやりがあって優しい、という良い人イメージなのだが
(没落貴族ゆえにひねくれてるだけ、という)
>>635 ミラ・ジョもいいけれどキーラ・ナイトレイもいいぞ
あのペッタンコの胸はオスカルにぴったりだし
アランスレ復活希望
>>644 でも荒らしががんばってつぶしにかかるからIDアリで希望。
>>643 ミラは貧乳で乳首だけ大きいよw
でもそれも萌えかも。
確かにIDありは必須でしょ
今回のは寸止めだったから良いけど
突っ込んでたら荒れてたかも知れないし
アランスレがあるならジェロスレもフェルスレも無いと不公平かも
というよりキャラ毎に分ける必要があるのかなあ
ヒステリー女の我がままには、参りますわね
主食はAO、たまに他をつまみ食いしたい
確かオスカルがアンドレと結ばれたのも33歳か34歳だよね?
オスカルもこのぐらい綺麗だったのかなぁ〜(〃∇〃)
34歳のミラきれい…
キーラもいいね
相手の男性もハンサム…
いちいち貼らなくていいよ。
ミラとかキーラとか、アートとして綺麗だけどエロさは感じないな
原作のオスカルってそんな感じなのかもしれないけど
エロパロ的にはオスカルはもう少し出るとこ出てるといい
スレンダーに見えて脱いだら意外に…ってのが萌える
同意。
O様は実はCかDあると思う。
前もそれでみんな賛同してた。
いちいち貧乳画像貼らなくていいってばw
みんな って全員という訳ではないでしょうに
水を差すような反対は大人げないから黙っていただけなのに
まるでスレ全体の合意決定事項みたいな言い方するなんて
小さいと思う人も大きいと思う人も両方いていいだろうに
別にCかDという意見の人がいてもいいと思うけれど、
私はAかAAで妄想してる。
衛兵隊の皆が隊長の胸のサイズで
喧々囂々のワイ談トークで喧嘩寸前まで盛り上がり
アンドレを仲間に引きずりこんで
まいっちんぐマチコ先生張りの悪戯を仕掛ける話、誰か宜しく。
>>656 AAってひどすぎる。
まさか釣りだよね。
手に余るぐらいの巨乳もいい。
だが小さな胸にコンプレックスを抱き、恥じらうオスカル様も捨てがたい。
結論:ケースバイケース
上で名前が出ていたから画像を探したら綺麗だったもんで。
貼り付けてごめんなさい。
原作キャライメージを基本にしてその延長にあるのが二次だと思ってたんだけど、
エロパロはまた別の世界なのかあ。むじゅかしいなぁ。
大きかろうが小さかろうが、アンドレはオスカルなら
何でもいいって思ってるだろうしね
それにしてもオスカルの胸の話は盛り上がるw
>>659 だからってひどい。
絵でCを確認したでしょう?
胸がでかかろうが、小さかろうがそのキャラらしさが出ていれば一番いいんじゃないか?
なんで胸の大小にそんなにこだわるのか理解できない。
連載当時も胸の谷間の筋を描いたら読者からカミソリ送られてきた
って話だもんね
原作者にカミソリ送ってどーすんだw
当時カミソリ送った妄想少女がこのスレにも居るのかなw
自分はD以下ならどれでもいいや。
なんせ身長あるから、意外にサイズはありそうな気が。
FFSのファティマみたいなアバラガイコツは勘弁。
以下叩き台ーーーーー
「た、隊長って着痩せするタイプなんですねっ!実際にはDカップもおありとかっ!
隊長素晴らしいですっ!おっぱい星人の自分は感謝で一杯でありますっ!」
「…何のことだ。ピエール。」
「はいっ、ラサールが言っていましたっ!」
「ラサール、本当か!」
「いいえ!自分はフランソワに聞きました!」
で、ジャン、ジュール、何故か間にユラン伍長とダグー大佐を挟み、アラン、アンドレと続く。
>>665 最後のアンドレはえらい目にあいそう
あの軍服だと胸の大きさはわからないけど、尻は絶対皆ガン見してたと思う
うんうん、自分はお尻が好きなので絶対にガン見する。
女だけれど。
おしりは軍服の燕尾で隠れているのであまりよく見えないけれど、ドテがくっきりだと思う。
実はドレスよりも遥かにエロいという
>>654 ベル婆って「みんな」が好きだよね。
あんただけなのにね。
(´・ω・`) ドテ高なのか
ズボンや水着着用でも予期せず浮き上がるというか刻まれるというか
「線」に確か名前があったはず
マンスジとかじゃなくて
ビーナスラインとか?
こんなもんにも名前があるのかと感動したんだが
記憶が・・
オスカルはドレスよりも白いブラウスが一番似合う
銃紛失事件以降、隊への補給物資の管理が一段と厳しくなり、
煩雑な事務作業が増えた頃だった。
必要書類をまとめているとダグー大佐がやや言い辛そうに口を切った。
「あの…隊長、補給の者から次回の採寸はいつ伺ったら良いかと問い合わせが来ておりますが」
「採寸?何のだ?」
「はい、軍服のコートのサイズが…その、少々窮屈だと伺っているものですから」
「これは先月仕立てたばかりだぞ?私は何も聞いていないが。」
近頃各方面から怪しからん噂を耳にするようになり、訝しく思っていたところだった。
そこに昨日のピエールの「おっぱい星人」発言だ。
どうやら「隊長実は隠れ巨乳説」「いやいや見た目どおり貧乳説」
2つの説が隊内部に出回っているらしい。
大体なんだ"見た目どおり"、とは。
2つの説が流布している事実を教えてくれた、
気の毒にも生真面目なユラン伍長を遣って発言の出所を探ると、
案の定と言うか、アランが浮上した。
アランを面談室に呼び出し、
大佐同席の下でセクハラ疑惑…疑惑どころではないのだが…を問いつめると、
あっさりと「否定」した。
「俺は隊長のペチャパイの話なんか誰にもしてないぜ。」
ペチャ…いい覚悟だ剣を抜いて表に出ろ!と言いたい気持ちを抑えて
「ほう、ならお前は何と言ったんだ?え?」
ワザと優しい声でカマをかけた。
実に正直な男だ。態度をただすと一気にまくし立てた。
「自分が会話した内容は、練兵の際の隊長のご立派なドテが実にエロティックで
目のやり場な困ると云う話であります!
また騎乗の際には尻の線がはちきれそうでこれまた実にヤバいとも聞き及びました!
以上であります!」聞き及んだ…だとぅ?
「はい!アンドレ・グランディエが、先日非番の日に酔いつぶれて洗いざらい吐いておりました!」
あ…目眩がした。
「…あのー、隊長、関係者の処分は如何致しましょう…」
ダグー大佐の言葉はいつも以上に歯切れが悪い。
「…考えておく」「…はぁ。」
この状態で全員に上官侮辱罪を適用したら隊員が居なくなってしまう。
ヤリたい盛りの男騒ぎの中で、たとえアンドレ一人を処分したところで
噂が噂を呼ぶだけで何もならないのは分かりきっているのだが
「こんな時にどんな罰を与えたら良いのか分からないな…」
オスカルは美しい眉間に皺を寄せながらひとりごちた。
「私も…淫らな罰しか思い付かないんだ」
女盛りの隊長は、司令官室で独り、深く溜め息をついた。
おしまい
淫らな罰を与えてる所を是非ヨロ!
武官はどんな時でも感情で行動してはいけない。
以前そう私を諭したのはアンドレだった。
「だが、知るかそんなこと」
オスカルは独り静かにセクハラ騒動への復讐を企てていた。
「私にした事を…お前たちにも…!」
計画はこうだ。
幸い手元には先日実施された隊員たちの健康診断の結果がある。
個人情報保護などという概念はこの時代には、無い。
「この結果に少〜し足して、全員分廊下に張り出してやる。」
オスカルは悪魔のリスト作成を開始した。
何々、ピエールはイボ痔。これはこのままでいいな。
ラサールはインキン追加…と。ついでに水虫も足そう。
フランソワは淋病だ、ご愁傷様。ジャンは…、ジュールは…、
ユラン伍長とダグー大佐は私側で働いてくれそうだから見逃してやろう、命拾いしたな。
アランは粗チンのカントン包茎ついでにインポ、と。
祖チンが病名かどうか知らないが、構わん。
ああ、詰まらん事を知っている私自身が恐ろしい…!今に見ておれ荒くれ共め。
「ええと、アンドレは…」ペンの動きが止まった。
「梅毒。」いやいやそれは可哀想。
アランと同じく粗チンとでも書いておくか、いやいやそれは私が可哀想。
でもアンドレ一人だけ健康体と発表したら、
パリの商売女達の人気がアンドレに集中してしまうかもしれん。それは避けねば。
そうだ、ソドミストとでも書いておけば安泰だ、
そうすればアンドレも悪い友人に毒されずに済む。
なぁに、私だって以前勝手にレズ説を流されたんだ。耐えてくれ、私の為だ。
定時勤務の終わったはずの司令官室からは「フフ…ッフフッフフ…」と怪しい声が漏れ、ドアの外の歩哨が怯えた。
「馬鹿馬鹿しい。」
悪魔のリストをあらかた作成し終えた所で、
オスカルはその覚え書きを、くすぶる暖炉に惜しげも無く落とした。
善意に解釈すれば、一連のセクハラ騒動はそれだけ私に関心があるという事の裏返しだ。
可愛い連中じゃないか。それに…「悪い気もしないな」
オスカルは司令官室のドアを自分から少し開けると歩哨に小声で耳打ちした、
「アンドレを呼んできてくれないか?誰にも内緒で。」
別に何の用事があるわけでも無かったし内緒にする必要も無かった。
だが結果はオスカルの思うツボであった。
数日後「アンドレはやはり隊長の内縁の夫だった!」
と言う噂が流れたのだ。
アンドレは独り激しく困惑し、気の毒な程、真剣に悩んでいる様子だ。
しかしオスカルは冷ややかだった。
「ざまあみろ、これが罰だ」
おしまい。
この先は未定ですー。
GJ!
こういうの面白い、しかもうまい!
偽造した結果を貼り出さなかったオスカル、大人だね
おもしろかった〜。
ストーリー的にも巧くて脱帽っす!
そっかぁ〜エロパロ的ってこういうのを指すんだね。
>>681 そう、それ!
画像検索したら山ほどwww
ありがとう
>>679 全然淫らじゃなかったけどワロタ!
色々追加されたラサールとアランは何か別な恨みでも買ったんだろか
>>681 ほー勉強になった
>>679 GJ
映画のセックスアンドシティ2では
キャメルトゥの字幕が駱駝の蹄となってたが…
確かにそんな形に見える
>>679 おもしろかった! こういう楽しいの、好きだ。
また書いてね。
たしかにぴったりしてるから、お互い目のやり場に困るなあ。
>>681 名前がついているとは知らなかった。誰が名づけたのか、うまいネーミング。
教えてくれて ありがとう。
今度も胸の話だがオスカルの脳内エロはどうだろう
舞台はベルサイユ宮殿での舞踏会
胸の大きく開いたご夫人方や令嬢達の胸と自分の胸との比較とか
その夫人方や令嬢達の恋のアバンチュールぶりを脳内予想したりする
そういう話である
しかも宮殿だからオスカルが軍服での井出たちですまーした冷静な表情という設定でね。
それ、エロくていいかも。この時代からナポレオンの時代、胸の開け方すごいよね。
映画なんかで見るといつも乳首みえちゃわないかと思っちゃう。
アニメOPの裸身のオスカルは結構胸があった
後半だけちょっとアラン目線になります。華麗な文じゃなくて済みません。
夕食も済み、集会室でくだらない時間つぶしをしている時だった。
「あれ?アンドレどこ行った?」
「ついさっきまでそこにいたのにな」
「ああ、アンリが呼びに来てなんだかそそくさと出て行ったぞ」
「アンリって確か今日の当番歩哨だっけ?そうだっけ?アラン」
「…ああ、司令官室のな。」
アンドレに司令官からお呼びがかかるのは、うんざりする程「いつもの事」だった。
未来のジャルジェ家の家令候補と噂されたこともある、別名「金魚のフン」だ。
アンドレは時々隊長と共に屋敷に帰宅する。
隊長の護衛は毎回アンドレでなくてはならないというわけでもないのだが、
それが近衛の頃、いやそれ以前の士官学校の頃からの慣習となっていたし
今更異論を唱える者もいなかった。 この時点までは、平和だった。
半刻ほど過ぎて、交代を終えたアンリが集会室に戻ってきた。
「それがさ、今夜はちょっと様子がおかしいわけよ」
どんなオカズでも満足し足りない、飢えた獣が一瞬で固まった
「隊長がさ、いかにも『内密に』って素振りで、俺に指示したわけよ」
何がどう内密になんだ?空気の変化を察する感覚はさすが獣、鋭い。
「それ以前にもちょっとおかしかったんだよね…
なんか部屋からブツブツ言う声が聞こえてきたかと思ったら、
フッフフフと気味の悪い笑い声がしたりして。部屋の中には隊長ひとりきりだぜ?」
「何だろう、おかしな小話集でも読んでたのかな」
「それってさ、エロ本読んでる時のアランもよくそうなるよね」
「隊長が司令官室で帰宅前にエロ本読むかあー?」
あの女に興味なんかねえよ、とばかりに離れたカウチでゴロ寝していた班長が身を起こした。
「もうちょっと、詳しく頼む。アンリ。」
はい、とアンリは手のひらを差し出して情報料をせがみ、
仕方ねえなあーと数人が1シリング玉を放り投げた。
「俺に指示するときの隊長の声色がさ、何だか…その…、やたら艶っぺえわけよ。」
手のひらの上のシリング玉の量が心なしか増えた。
「俺の耳元すぐにまで、こう口を寄せてさ 『ねえ…アンドレを呼んできて、内緒で…』ってさ、
もう、目なんか潤んじゃって、もう、ぐふふふ」
実際の先程のオスカルの所作よりも、明らかに大袈裟な演出が加わっていた。
「隊長と密着したのか」「隊長の匂い嗅いだんだな、嗅いだんだな」「許すまじ」「氏ね」
アンリのシリング玉の小山は一瞬で消え去った。
「これまでの話を総合するとだよ」
ラサールが仕切り始めた。
「隊長は仕事の後、小話集ではなく、エロ本を読んでたわけだ。」
妄想がいつの間にか確定事項にされていることに、誰も突っ込みを入れない。
「それで次第に『いやん、もう私、体の芯が疼いてきちゃったわん』という状態になったわけだ。」
ラサールは立ち上がって胸と股間を押さえて身をよじり、滑稽なしぐさをした。
「それで辛抱たまらんようになった隊長は…」
「いつものお相手をこっそりと自室に呼んだってわけか」「わけだ」
「帰りの馬車の中は…アレだな」「めくるめくあんなことやこんなことだな」「だな」
「けしからんな」「けしからん」
フランソワが気まずそうに立ち上がった。「俺、部屋に戻るわ」
「なんだフランソワもう寝るのか」「面白いのはこれからじゃねえか」
「構わん、行かせてやれよ」葉巻の先を切りながらアランがあごをしゃくった。
フランソワは猫背のままその場を離れた。いい夢見ろよ。
「ででででもさ、こないだアンドレは、隊長とは、なななな何もない、
というか、むしろ何も無さ過ぎて落ち込んでたぜ?」
ジャンが割り込んだ。
「貴族のお嬢さんの我侭に翻弄されるわが身が空しくなったんじゃねえの?
貴族の女が愛人を持つことなんて珍しくもなんともねえよ」
「じゃああれはアンドレのノロケか」「ノロケだな」「許すまじ」「氏ね」
あいつに限ってそれはねえだろうよ…とアランは思ったが、黙っていた。
「それじゃリア充のアンドレは隊長の愛人確定、俺達の裏切り者ということで。」
「おう」「よござんす」「賛成」「異議なし」
お前らの話は下らねえなあ。アランは口に蓄えた煙を吐いた。勿論、声にはしない。
しかし隊長のおかげで、このシケた隊にも活気が出てきたことは、
それなりに喜ばしいことなんじゃねえの?
「ペチャパイ」と本人を前にして言ったのは、実は意外に勇気が要った行為だったのだが
その後の隊長の優しい声には、罠とわかってても正直グッときたな。
「本当に…『実は隠れ巨乳』なんだろうか。」
どのみち事実を知るのはアンドレ一人だけなのだ、とは敢えて気付きたくないアランであった。
おしまい
GJ!
いやー、ニヤニヤしちゃいました。
噂が尾ひれ付けて広まるのって、怖いなーwww
自分で書いててなんだが、でも考えてみると、オスカルは少なくとも
「ジャンヌバロア回想録」
「オルガン」
「ヌーベルエロイーズ」
の3作は確実に読んでるわけだ罠。
「ヌーベルエロイーズ」ってプラトニックラブ物語でしょ?
>>696 いや、ジュリは結婚前にサンプルーの子どもを流産しているので、
ヤることはヤってるんだす。
結婚後は同居していてもプラトニックを貫くなんて蛇の生殺しですな
>>692 GJ! 会話がリアルでおもろかった。あの子たちったら、兵舎でこんなこと
しゃべってたのね。
>>697 そうなんだ、読んでないから知らなかった。 そりゃああ、やってないよりも辛いなあ。
アンドレ、よく
「サンプルー、ジュリと精神的に愛し合っていたばかりでなく、
子どもまで作ってたのか!
片恋でヤれる見通しゼロの俺に比べりゃリア充じゃんか!」
とぶち切れなかったなあ。
アンドレならランク落とせば、そこそこの女が寄って来るのに
>702 彼自身が、男装萌えの性癖なのかもしれないしw
>>701 ブチ切れた結果の毒殺未遂なのかも
6巻のアンドレはどのみちヤバい奴だ。
アンドレ、一晩だけでも思いがかなってよかったねえ。
オスカルがジェロと結婚してたら、彼は一体どうなっていたのか
想像すると怖い。
エロパロに限らず、オスカルがジェローデルと結婚したSSで
アンドレが壊れてしまったというのって、見たことないな。
誰か思いっきり嫉妬に狂い、人格崩壊したアンドレをお願い。
さかのぼって読んだら、意外にもアンドレ×アントワネットがよかった
お互い想う人がいて、愛はないけど好意と敬意はあるみたいな
>>706 嫉妬に狂ってダークサイドに堕ちたアンドレが
オスカルを監禁・調教してしまうのが読みたい
最後は幸福な悲劇でもハッピーエンドでもいい
あれが死の前の一晩じゃなかったら
入れようとしたらフニャって焦って終わりなへたれアンドレ誕生してたりして。
そんなのもまだ無かったね。
アンドレはオスカルの前では常にびんびんだよ
>>708 思いが強すぎてってやつかな。 確かに読んだことないなあ。
いつも頼もしいアンドレというイメージが強烈だからかな。
>>708ちょっぴりへたれアンドレも読んでみたいな
昔遠恋してたんだけれど、
休暇のときに一週間くらい一緒にいて
明日からまたしばらく会えない、という最後の夜には
彼はいつもたたなかった。
メンタルな部分でそうなっちゃうみたい。
自分語りスマソ。
男性はとてもデリケートでナイーブだったりするから
へたれアンドレも現実味がある妄想だと思う。
オスカルかわいそうだけど。
そうそう。
頼もしいアンドレはたくさんあるから、
たまには初夜に戸惑うアンドレも見てみたい。
めぞん一刻でも響子さんと初めてベッドインした時
五代くんは立たなかったね
酔いつぶれてぐでんぐでんになって
二人とも「ダメだこりゃ〜」な内容のSSなら考えた事があるなぁ
そういうのあるよ。
好きすぎて。
感動のあまりすぐ終わっちゃうアンドレとか
処女のオスカルを感じさせられなくて焦るアンドレとかもいいな
そうそう。
好き同士ならけっこうふつうにあると思う。
原作にしてもアニメにしても、二人のセックスは濃厚じゃなかったと思う。
でも、「夫婦になれた」という意味で最高に嬉しかった、と解釈している。
エロパロですごいエロエロなのは、それはそれで嬉しい。
>>715 そうそう、そうだったねー。 なつかしい。
アンドレ「すまん、 オスカル!」
アラン 「泣くな、アンドレ。 俺だってたたんかも。」
ジェロ 「マドモワゼル、 私ならこのような不首尾はありえません」
フェル 「名医を紹介する。」
なーんちゃって。 誰か書いてくれないかな。
初めてで不首尾だとお互いかわいそうなんで、
結ばれてからしばらくは順調だったのに何かの拍子で
立たなくなってしまい、悩むアンドレと
どうしたらいいかわからなくて悶々とするオスカル
軽い感じで読みたいな。
そうそうおばさん
寒い。。。。。
>>720 物足りないがお子様向けだからあれが精一杯、
少女誌でベッドシーンを出しただけでも相当な大冒険。
しかし子供心に「美化しすぎだ」と思った
リア読者小学生時。
「フェルゼンに会ったのか?そうだな!」のアンドレにキレっぷり
会った=セックスした と思い込んでるような勢いだった。
>>727 あながち間違いではないかと。
実際のフェルゼンは相当な色事師だったそうなので
アンドレの脳内ではさんざんいろんな事された後だったり。
フェルゼンの名前がでたこの隙に…
FOです。しかしフェルゼンがえげつないです。ゴメンナサイ!
イメージぶち壊れもいいとこなのでスルー推奨で
隊を率いてスウェーデンに帰った筈のフェルゼンがまだフランスの地に留まっている事を知り
その日、オスカルは彼が滞在しているというパリのとある館を訪れた。
オスカルとアンドレを乗せた馬車が暴民に襲撃されたのは数日前のこと。
フェルゼンは自らが囮となって二人を救った。
「まさか尋ねてきてくれるとは思っていなかった。身体の具合はどうだ?」
「おかげで軽い打撲とかすり傷程度で済んだよ。礼が遅くなり申し訳なかった。
危険な目にもあわせてしまって…本当に無事でよかった。
もうとうにフランスを発っているかと思っていたのだが…会えてよかった」
「ああ、もう明日には此処を発つよ。オスカル、お前の元気な顔が見られて良かった」
親しみを込めた笑顔で彼女を迎え入れたフェルゼンはそう告げた後、ふとからかうような口ぶりで言った。
「ところでアンドレは大丈夫だったのか?お前のアンドレは…」
お前の、と強調されオスカルは瞬時に頬を染めたが、またすぐにその顔を曇らせた。
「あ、ああ…アンドレは、まだ起き上がれる状態ではなくて…」
「そうか。それは心配だな」
「だがお前に感謝していると伝えてくれと…。本当に命拾いをした。お前は命の恩人だ。ありがとう」
以前よりも柔らかい表情で礼を言う彼の美しい女友達にフェルゼンはそっと微笑み返す。
軍服を纏ってはいても男の骨格とは明らかに違うオスカルの細くしなやかな肢体。
オスカルのそのスラリとした身体をフェルゼンの腕がそっと包み抱きしめた。
長い付き合いのオスカルとフェルゼンだが、友情の証として握手を交わす事はあっても、
気安く抱き合う様な事は無かった。
それ故フェルゼンの突然のこの行動にオスカルは少なからず驚きを感じたのだが、
これは友としての抱擁だ、そう思い彼女もまた彼の背に遠慮がちに腕をまわした。
しかし、いつまでも彼女を解放しようとしないどころかますます強くなるフェルゼンの抱擁に
さすがに異変を感じたオスカルは顔を上げ訝しげに彼の顔を覗き込んだ。
「フェルゼン?」
フェルゼンはオスカルの腰を抱いたまま片手で彼女の頤を捕らえ上を向かせる。
そのまま顔を寄せてくるフェルゼンにオスカルは咄嗟に顔を背け腕を振り払って逃れた。
「なんて顔をしてるんだ。友情のキスだよ」
優しい声でそう言いながらフェルゼンは笑う。
しかしオスカルの顔は強張り、無意識に後ずさり彼との距離を取っていた。
旧知の友人の予期せぬ行動はオスカルを戸惑わせ、得体の知れない恐れすらいだかせる。
「もう、帰らなくては…」
緊張し掠れた声でそれだけ言って彼女は足早に出口の扉に向かった。
すると扉がいきなり開き、大柄な男の使用人が一人部屋に入ってきた。
「彼女を押さえてくれ」
フェルゼンのその声に使用人はすぐさまドアの近くにいたオスカルの腕を捕らえる。
「何をする!?」
振り解こうとするオスカルの両腕は背中に回されてそのまま取り押さえられ、
引きずられるようにしてフェルゼンの前に突き出された。
「離せ!フェルゼン、これはどういうことだっ?」
オスカルは声を荒げて問い質すが、フェルゼンは気にも留めない様子で使用人に声をかけた。
「ああ、助かったよ。そのまま彼女をちゃんと捕まえておいてくれたまえ。
これからゆっくり接待をしようというのに…せっかちな困った客人でね」
男の使用人がもがき抗うオスカルを抑え付けている間に
フェルゼンは自分の胸元から引き抜いたクラバットで彼女の両手首を縛る。
「これだけでは甘いかな。何せ恐ろしく腕の立つ女隊長殿だからな」
楽しそうに言いながら、次は彼女の腰に巻かれたサッシュを解きそれで彼女の両膝を縛り上げた。
「何をするんだ、やめろ!」
「相変わらず威勢がいいな。だが大声を上げても誰も来ない。
ここは私が懇意にしている御婦人が貸してくれた館でね。
今は私と使用人数人しかいない。だから今日はお前もゆっくりしていくといい」
そして使用人に命じてオスカルを背凭れのついた椅子に座らせると彼を下がらせ、
フェルゼンは部屋の鍵をかけた。
「何故こんなことをする?」
怯えを悟られまいと精一杯語気を強めるオスカルにフェルゼンは微笑む。
「お前が逃げるからだ」
手足の自由を奪われ恨めしげにフェルゼンを見上げるオスカルの頬を優しく撫で
フェルゼンはその唇に再び口付けようと試みる。
両手で頬を押さえようやく唇は重ねられたが
それでもオスカルは硬く唇を引き結びフェルゼンを受け入れようとはしない。
そんなオスカルの様子に苦笑しながら今度は彼女の美しい額や頬にうっすら残る傷跡にそっと指を這わせた。
「お前の麗しい顔にこんな傷がついて…」
そう言いながらその指を彼女の襟元に移動させる。
軍服の襟元の留め金をはずし前を開きその下のブラウスの中に手を忍ばせてくる。
そこに至ってやっと彼の意図に気付いた彼女は必死に身を捩った。
「や…めろ!」
手足を束縛されたオスカルは椅子から転がってでもフェルゼンの腕から逃れようとしたが
彼は事もあろうに彼女の膝の上に跨がる形で腰を下ろした。腿が男の体重で圧迫される。
フェルゼンは彼女の首筋にキスをしながら身体を弄る。
彼の節ばった長い指がブラウスの下のコルセットの中にまで侵入し、
胸を弄られ先端を捕らえられた瞬間、オスカルの身体がびくりと跳ねた。
「何故?と言ったね。そうお前はいつも肝心な所で逃げてしまう。あの舞踏会の時も…」
過去初めてローブを纏ってフェルゼンの前に現れたオスカルはメヌエットの途中で走り去ってしまった。
自分の正体を、そして彼への秘めた想いを見破られることを恐れて。
「だが、あれは…」
「その後私は、あの時お前の手を離すべきではなかったと悔やんだのだよ」
─何を言っているのだ?もう会えないと言ったのはフェルゼンではなかったか─
言葉を失い彼を見つめるオスカルにフェルゼンは言う。
「信じられないようだね。アントワネット様に愛を捧げた私が、一度は突き放したお前を想う事などあるのかと。
お前にはわかるまい。だが、わかろうがわかるまいがこれが私の本性だ」
フェルゼンの手はオスカルのコルセットを乱暴に引き下げ乳房を露出させた。
「オスカル、お前は変わった」
「変わってなど…いない!」
「いや、変わったよ。更に美しくなった、女としてだ。私のことを命の恩人だと言ってくれたね。
ではその恩人である私の頼みを聞いてくれるかな?これから戦場に向かうこの古くからの友人を慰めてくれないか?」
「え…?」
フェルゼンはそう言うなり彼女の膝から退いて前にたち、
オスカルの目の前で自身のキュロットを緩めて男性の部分を取り出した。
「そのお前の花びらの様な唇で」
ぎょっとした顔で咄嗟に顔を背けたオスカルの耳元にフェルゼンは囁いた。
「胸でもいいぞ」
「ふざけるな!!」
「そうか。では仕方が無い。やはりこちらで慰めてもらうしかないな」
たいして気落ちした風でもなく寧ろ楽しそうに今度はオスカルの股に手を伸ばす。
「さ、触るなっ!」
服の上からやんわりと撫でられオスカルは思わず身震いした。
「いいじゃないか。もうお前は処女ではない。そうだろう?」
口篭り反論しない彼女に「ならばたいしたことではないだろう?」そう笑いかけ
フェルゼンはオスカルの服を剥がし始める。
フェルゼンがその気になれば今の彼女は容易く彼に犯されてしまう。それだけは絶対に嫌だった。
とにかく早く終わらせてこの場を逃れたい、その一心でオスカルは小さく呟いた。
「…ならば………口で」
「では…」
フェルゼンは満足げに頷くとキュロットを脱ぎ、オスカルの前に立った。
自然と彼女の顔の前に猛った男のものが近づく。
彼女は諦めたように下を向いて目を瞑り唇をそっと開く。
彼はその唇に自身の先端を咥えさせると彼女はゆっくり自分から呑み込んでいく。
「…ぐぅっ…」
奥まで呑んでしまい咽そうになる。
だが込み上げる吐き気を堪えてオスカルは口中のものに舌を当てる。
彼の太い茎の裏筋や亀頭の境目、先端の窪みに舌を這わせ、
唾液を絡めてながら唇をすぼめ頭を上下に動かして扱く。
じゅぷじゅぷと淫らな音を立てながら、熱心に彼の肉棒を愛撫する氷の華と言われた彼の親友。
背徳的なこの行為は更にフェルゼンの欲望を昂ぶらせていく。
熱い息を吐きながら彼の手はオスカルの柔らかな乳房を揉みしだく。
オスカルは時折身体をぶるりと震わせながら、使えない両手の分も舌と唇で懸命に彼に奉仕する。
ついにフェルゼンは自分の下腹でゆらゆらと金髪を揺らすオスカルの頭を両手で押さえつけた。
限界が近くなった彼は自ら腰を動かし彼女の喉奥を犯す。
直後、彼女の口内の肉棒はびくびくっと跳ねてねっとりした体液を吐き出した。
口内に放出された男の精をオスカルは苦しそうにそれでもごくりと嚥下した。
射精の余韻に浸っていたフェルゼンは、オスカルを見てにやりと笑う。
「ほう、全部飲んだのか。随分お行儀よく躾けられたのだね。別の男の味はどうだい?」
苦しげに歪めた顔を今度は羞恥で染め、潤んだ瞳でフェルゼンを見上げてオスカルは訴える。
「もういいだろう?離してくれ」
彼の返事はない。だがフェルゼンの指はオスカルのキュロットの釦を外しにかかる。
オスカルははっとして身構えようとしたが、彼女の身体はいとも簡単に抱え上げられ
そのまま床に押し倒されてしまった。
「なっ…、止めろ!もう終わったはずだ」
フェルゼンは身動きできないオスカルの下半身をあっという間に剥き出しにした。
キュロットが膝のサッシュで括られた部分まで引き下ろされた状態で足を高く持ち上げられる。
隠された女の部分もその後ろもすべて曝け出してしまう恥ずかしい体勢。
「どうして…」
余りの屈辱にオスカルは顔を背け唇を噛む。涙の滴が頬を伝う。
しかしフェルゼンは容赦なく事を進めていく。
「まだ足りないのだよ。さあ今度はこっちで慰めてくれ」
彼の男のものは瞬く間に力を取り戻し隆々とそそり立っている。
フェルゼンは片手で彼女の腿の裏を押さえ、オスカルの秘められた場所をもう片方の指でぱくりと広げ確認する。
「お前のここはなんて綺麗な色をしているんだろう。おや、中はちゃんと濡れているようだ。ほら欲しくなったかな」
オスカルの羞恥する言葉で彼女を追い詰めながらその秘唇に自分自身を宛て先端を擦り付けた。
「やっ…!」
そのままフェルゼンは自身のものを彼女のぬめりを帯びた秘所に突き入れる。
フェルゼンの肉棒に熱く絡みついては締め付けてくる女の膣内に彼は、ほうと感嘆の溜息を漏らす。
「いいね。これほどとは思わなかった」
ぐいっと腰を進めて奥を突くとオスカルの腿が戦慄いた。
フェルゼンは一旦自分自身を引き抜いて、
オスカルの体を転がしうつ伏せにして、今度は獣の様な態で突く。
フェルゼンが抜き差しを繰り返すうち次第にオスカルは自ら尻を押し付け揺らし、
彼女の秘裂は愛液を滴らせて彼の肉棒を奥までくわえ込んでいた。
「意外だったな。お前はてっきり嫌がると思ったよ。いつもこんなに恥ずかしい形で交わっているのかい?」
繋がったまま指で陰核を嬲られて、オスカルは、う…と小さく呻く。
それでもオスカルから淫らな女の嬌声が上がることはない。
オスカルが愛する人との褥の中でだけ堪えきれずに漏らす甘えたようなあの声を今は必死に押し殺していた。
それが今の彼女にできるせめてもの抵抗だった。
フェルゼンはそんなオスカルに覆いかぶさるようにして揺さぶりながら低い声でひとり呟く。
「私はアンドレが羨ましい。愛する人の、お前の傍にいられる、それを許される彼が…」
フェルゼンの本音。それを朦朧とする意識のなかでオスカルは聞いていた。
やがて彼は速度を増し絶え間なく腰を打ち付け彼女を責め立てる。
ついにオスカルが小さく呻き身体を震わせて達した後
フェルゼンは彼女の体から自分を引き抜き白濁した欲望を吐きだした。
脱力し横たわるオスカルの手足の戒めを解き、フェルゼンがその身体をそっと抱き上げようとした瞬間
彼女の右手がフェルゼンの頬を張った。
─当然だ─
フェルゼンは自嘲的な表情を浮かべた後ゆっくり口を開いた。
「……すまない。お前には本当に酷いことをした。
……やはり、私たちは会うべきではなかったのだな。今ここでお前に刺されたとしても仕方がない」
だがオスカルはそれ以上手をあげることもなく、くるりと彼に背をむけ黙々と身支度を始める。
最後に部屋を出る時、オスカルは振り返ること無く言った。
「それでも、お前が私とアンドレの命の恩人であることには変わりはない。かけがえの無い友人であることも…
だから、生きて帰って来い」
翌日、フェルゼンはフランスの地を後にした。
愛する王妃の面影と親友の残した言葉を胸に抱いて。
おわり
甘々なOAを誰か…よろしく
>>729 えげつないwフェルゼンGJ!
前にあったジェローデルもだけど
やっといて「やるべきではなかった」的発言はヒドスねww
GJ!!
アンドレに充分仕込まれた成熟したオスカルがフェルゼンに無理矢理…
強引なフェルゼンと官能を隠して奉仕するオスカル…
萌える展開です。
GJ!
うまいなあ。実際のフェルゼンはきっとこんな感じ?と思いながら読みました。
GJ!
フェルゼンの告白のイメージとかなりかぶった
好みはそれぞれなんだし、希望をいうくらいは構わないだろう。
そのリクに応えるか否かは職人様が決める事なんだし。
743 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 13:08:15 ID:AGHNHCVW
>>729 GJ!
面白かったです。
いろいろ矛盾したフェルゼンの感情の陰影が良かった。
>>741 言いたかったけど我慢してたのにw
>>742 確かにそうだけど
>>736のタイミングと言い方がちょっとイラッときた
表もこのスレ見ても大半は甘々OAが大好きなんだろうから
待ってたらそのうち投下してくれるだろう
まあまあ、確かに736はKYだ。
けど、せっかくまったりしてるんだから変なのはスルーしようよ。
>>729 読んでないので感想は書けないけど、乙でした。
アンドレ×アランを誰か…よろしく
アニばらでニコラスに首絞められて苦痛に喘ぐオスカルの表情が
妙に色っぽくて最高、誘ってる様でエロかった
>>747 便乗してフェルゼン×アンドレを…といきたい所だけどダメかw
数字話は嫌いな人もいるかもだけど
アンドレって相手が男女問わず、受でも攻でもいける柔軟性がある気がする
立場的なものもあるんだろうけど
フェルゼン、宮廷貴族だもんな〜。
オスカルが処女でなかったら、
「こんなことしかしてやれないが」と抱くのが自然かな。
で、抱いた後、オスカル処女発覚で、フェルゼン真っ青
アンドレ、激怒でブチキレ、とか。
>>752 フェルゼン、なんとなく「アンドレってオスカルの愛人だろ?」
とか誤解している。
当然処女じゃないと思っていて、ダンスを踊ったときに手を離さず
その晩そのままヤッてしまう。
それを知ったアンドレ、ブチギレでオスカルをレイープ。
とかはどうかなー。
黒い騎士を一本背負いしたあと
多分ドレス姿のまま帰宅したんだろうけど
帰宅後にアンドレとチョメチョメする話をどなたか。
想定外のお早いご帰宅だろうし。
なんだか次のコマは女装の一夜の余韻もヘッタクレもないし。
黒い騎士の一本背負いがまずスゴイ
それこそ余韻もへったくれもない
あの切り替えのはやさはある意味天才
>>751 立場的に拒否できないんだよな
「立場的に拒否できなくて〜」なんて言って誰とでもヤる奴なんて
現実にいたら最悪の極みなんだが
アンドレだとネタになるのはさすがフィクションならではだな
>>752さんのネタで書いてみました。FOとAOです。
身分を隠しているという外国の伯爵夫人は、見れば見るほど美しい親友そっくりだった。
「オスカル……オスカル、か……?」
瞬間、彼女は身を翻そうとした。
その仕草で、自ら正体を暴露したも同然だった。
腕の中から小鳥のように逃げそうな彼女を、フェルゼンはしっかりと抱き留めた。
「マダム、失礼を。あなたのようにお美しいご婦人を前にして、私はどうにかしていたのです。
どうか、今宵は私の腕の中で一晩をお過ごしください」
踊り続けているうちにオスカルは陶然となり、フェルゼンの胸に顔を埋めていた。
──そう、私は今夜異国の伯爵夫人。彼にとってゆきずりの……──
高価なムスクの香の中に愛しい男の体臭が微かに交ざっていた。
ベッドでオスカルのコルセットの紐を緩めながら、フェルゼンはいつも友人として遇していた女のかぐわしさ
に痛々しいものを感じていた。
自分のことをオスカルが愛しているのではないかと時折感じることはあっても、それは確信にはならなか
った。
なにより、いつもオスカルのそばにいるアンドレの目。
あれは愛しい女を見つめる目だ。
フェルゼンはなんとはなしにアンドレはオスカルの愛人であろうと思っていた。
宮廷でそのような噂を耳にしたとき、なんの不自然さも感じず、ああそうなのかと納得し、今に至っている。
処女ではないのだ、ならば一夜の戯れがあってもいい。
そう考えながらフェルゼンはオスカルの肌の全てに口づけを落とした。
「あ、……ああ……っ……う……」
オスカルの口から声が漏れる。
羞恥で泣き出したいのを堪えて、愛撫に身を委ねた。
今自分は恋に慣れた既婚の貴婦人なのだ、そう必死に言い聞かせながら。
「なんと滑らかな肌でしょう。マダム、あなたの肌をいつも味わっている御夫君に私は嫉妬いたします」
そう言うフェルゼンの言葉に偽りはなかった。
おそらくアンドレはこの肌をいつも抱いているのだろうと思うと、嫉妬心がもたげてきた。
あの従僕は女主人の夜をどのように慰めているのだろうか。
ひたすら彼女の歓びだけに奉仕して、自身の快楽などどこかに置き去りにしているのかもしれない。
乳房の尖りを吸うと、すすり泣く声はひときわ高くなった。
あまり強い刺激には慣れていないようだ。
そう思ったフェルゼンは、中指をそっとオスカルの金の茂みに這わせた。
「私のために、女神が泉を用意してくださったようですね」
その通りだった。
彼女の小さな裂け目はこんこんと蜜を迸らせていた。
自分の体がそのようになることに、オスカルは驚いていた。
フェルゼンの肩に両手の指を震わせながらあてがい、小さな声で懇願した。
「……ください……」
「このように美しい女神の命令とあらば」
フェルゼンは微笑んで彼女の片足を大きく上げた。
そしてぐいっと腰を進めて、何か思ったのと違う違和感を感じたが、そのまま奥まで突き刺した。
「あ、……あっ……」
オスカルの小さな悲鳴は、実際には痛みによって漏れた声だったが、彼には官能の呻きに聞こえた。
「マダム、あなたの秘肉は……なんて甘くて狭隘で……ああ、まるで処女、そう処女のようですよ」
彼はしばらく抽送を繰り返すと、体を痙攣させた。
荒い息をつきながら、それでもなお礼儀正しさはくずさない。
「ご無礼を、マダム。あなたの肉があまりにも甘やかなので私は耐えきれませんでした。
あなたはまだ達してらっしゃらないのでしょう?
なら、今……」
男を初めて受け入れたばかりのところに、彼は舌を這わせた。
白い男の体液に混じって、強く血の味がした。
はっとして、彼は体を離した。
その様子を気取ってオスカルの表情に緊張が走る。
驚愕のあまり、フェルゼンは『見ず知らずのマダムを相手にしている自分』という演技を忘れた。
「オスカル……。処女だったのか……オスカル……」
オスカルは体をこわばらせてフェルゼンから目を逸らすしかなかった。
パリの別邸に明け方帰ってきて、部屋着に着替えたオスカルを、アンドレは顔をこわばらせて迎えた。
しかし、口調はなるべく平然を装い、訊いた。
「どうだった? 首尾は?」
オスカルは答えなかった。
あの直後、フェルゼンはもうオスカルに会えないと告げた。
遊び慣れた女の一晩の相手なら、それは冗談で済むことではあった。
それが、無垢だったのだ。してしまったことの大きさに、フェルゼンは打ちのめされたのだった。
「オスカル! フェルゼンと何があったんだ!? 言え! 言ってくれ!」
アンドレにそう言われてオスカルは涙ぐんだ。
次の瞬間、アンドレが自分の腕を掴む強さに彼女は怯んだ。
「……放せ、アンドレ」
「いやだ」
「放せっ! アンドレ!!」
「いやだ!」
アンドレはオスカルを抱きしめた。
「愛している、愛している! お願いだ、フェルゼンとは何もなかったと言ってくれ!」
あまりにも思いがけない告白に、オスカルは呆然としてなすがままになった。
アンドレは抱きしめたオスカルの体から、フェルゼンの匂いを嗅ぎ取った。
まさかと思いブラウスをちぎると、白み始めた朝の窓からの光が彼女の胸に散らばった口づけの痕を浮
かび上がらせた。
「……う、……嘘だろう……嘘だ……オスカル……!」
呻きながら彼は女主人の服をむしり取るように脱がせた。
生々しい口づけの痕跡は至る所にあり、彼の絶望を深めた。
「う……うわああああっ、ああっ!」
彼は叫びながら泣いた。
特に、金の小さな叢から立ち上る男の紛れもない匂いが彼をずたずたに引き裂いた。
──俺の……俺だけの、俺だけのオスカルだったのに!
愛していた! 誰よりも愛していた! 誰にも渡したくなかったのに!──
「答えろ! フェルゼンはおまえに何をした!? おまえは、フェルゼンに体を許したのか!?」
オスカルは頷くしかなかった。
「い、いやだ! おまえだけはおまえだけは、宮廷の貴族たちとは違うと信じていたのに!」
涙が彼の頬を止めどなく伝った。
十代の半ばでオスカルの従僕として宮廷に上がった彼は、さまざまな貴族の女に弄ばれてきた。
立場上断ることも出来ず、それをオスカルに知られても唇を噛みしめて目を逸らすのが精一杯だった。
そんな彼の唯一の救いは、愛する女主人の純潔だけであった。
オスカルだけは清らかなままでいる、それが彼の支えだったのだ。
背中を丸めたまま、彼はずっと激しい嗚咽を続けていた。
それがようやくやむと、彼はゆらりとたちあがり、クラバットをゆるめ、服を脱ぎ始めた。
「……おまえが……おまえがもう、穢れた貴族の牝なら、俺はもう遠慮をしない」
アンドレのひとかたならない様子に危険なものを感じたオスカルは、散らばった服を身につけようと引き寄
せたが、一瞬早くアンドレに押し倒され、寝台に転がった。
素裸のオスカルを抱きしめ、アンドレはきつく彼女の赤い唇を吸った。
「愛していたのに! 誰よりも、何よりも愛していたのに!
おまえを穢すまいと、それだけを自分に戒めて……!」
オスカルはもがいたが、あまりにも強い力に押さえ込まれた。
「言えっ! フェルゼンに……フェルゼンにこうされたのか!?」
乳房を強く掴まれ、オスカルは「ひっ」と声をあげた。
柔らかな膨らみの尖りがきつく吸われ、噛まれると、オスカルは泣きながら叫んだ。
「いやあああああああ〜〜〜〜っ!」
「俺がいやか!? 俺だからいやなのか? 俺が平民だからか?
俺が、フェルゼンと違って身分も教養もない、賤しい人間だからか!? 同じ、人間なのに!」
違う違うとオスカルは思う。
彼のことをそのように卑しめて意識したことはなかった。
むしろ、あまりにも近しい存在すぎて、男として意識できなかっただけなのだ。
「俺が……俺が今までどんな気持ちで、おまえのそばにいたか……!」
知らなかっただけなのだ。そして、それを知ったのはあまりにも唐突にだった。
「誰にも触れさせたくなかった……! だのに! だのに……!!」
すらりとした両脚が、アンドレの肩に担ぎ上げられた。
処女を先刻失ったばかりの場所に、フェルゼンのものよりも凶悪な熱を持ったものが乱暴に侵入してきた。
「オスカル! オスカル、オスカル、オスカル!!」
何度も彼は愛しい女の名を叫びながら、腰を打ち付けた。
何度達しても、それはやむことがなかった。
あまりの苦しさにオスカルは気を失った。
気がついたときにはもう夕刻だった。
本邸に帰ったオスカルは、アンドレが屋敷を辞したと知り、衝撃を受けた。
それはフェルゼンにもう会わないと言われたときよりも彼女を打ちのめし、どれだけアンドレが自分にとって大事な存在だったかを知らしめた。
──アンドレ、帰ってくれ──
そんな彼女の願いも虚しく、アンドレの行方は杳として知れなかった。
今まで一人だと思われていた黒い騎士が、二人になったという噂が流れたのは、それから程なくしてである。
(おしまい)
#ラスト、羅生門のパクリです。
GJ!最後OAが離れ離れになるのは寂しいけど
再会きぼん
GJです!
同じく再会してほしい
探しに行くんだ!オスカル
お互いの気持ちを確認して向き合ってほしいね
GJ。
再会させてハッピーエンド希望。お願いします。
うん、当時の性風俗的&リアルフェルゼン的にはむしろこちらの方がありがちっぽくてGJ。
再会させてあげて下せえー。
GJ!
どのキャラの行動も解る
わたしはこれはこれで終わってもいい
再会だーハッピーエンドーだーにしなくていい
するなとも言わないけどね
つか最後アンドレは黒い騎士の仲間になったんかい?
それかただ盗賊になった?
このスレいいものあり過ぎ
コピペして印刷して保存しとこう
768 :
757:2010/10/30(土) 00:27:20 ID:UczFsFgL
再会希望多いですね(びっくり)。
もしもちゃんとエロになるような内容が考えつけたら書いてみます。
あまり期待しないでください。
>>766 なんとなーく、ベルナールのところで仲間になっちゃったという風に考えてます。
最近のクオリティはすごいよ
前スレとは桁違い。
あの時代、貴族と平民が結婚した例ってあるのかな?
アラン曰わくあるらしいが。
フェルマリに比べたらオスカルとアンドレって障害少ないと思うけどな
お互い独身だし、マリーに比べて重い立場でもないし
確かフランス革命の直後って財政難解消の為とかで、貴族の称号を金で売ったんじゃなかったかな?
(ウロ覚えでスマン)
だから平民の成金がそういうのを買ってから、金に困った生粋の貴族の家から嫁or婿を貰うっていうのはあったかも。
>>757 GJ!
おもしろかった。話の流れに無理がなくて、いいよ〜。
>>757 日本語が少しおかしかったかも
アンドレの狂いっぷりに笑えた
この人が書くと何でもコミカルになってしまう希ガス
うん、これはこれで余韻を残して終わりでいいと思う
ちゃんと書いたら長編になっちゃいそうだし。
最近豊作で嬉しい。職人様方ありがとうございます。
>>757 GJ!面白かった!
コマしが板に付いてるフェルゼンもブチ切れ方が半端じゃないアンドレも良かったヨ
ラストはこのままで全然いい
でも続きが出来たら読みたいナ
シリアスの筈なのに笑えてしまったのは何故だろう
大袈裟だからかね・・
>>769 そうか?
梟の話みたいなのがまた読みたい。
なんつっても、
頭の悪い妄想をそのままお話にしてしまった技量がすごいと思った。
ぎ、技量ってマジかい?
寧ろ最初の妄想が良かったのだと思うが…
(おしまい)というエンドマークの付く職人さんの時は
頭を傾げるようなベタ誉めが多いなと
いつも感じてしまうのは俺だけかねえ
>>776 投下が続いているとあまり荒れないような。
俺女
きもい
死ねばいいのに
面白ければ何でもいいよ。ただ自分のツボを外したSSなら何も言わなきゃいいだけだ。
アラン×ロザリーお願い
>>784 それってベルばらパロというよりエロイカパロになるのでは。
エロイカのコンビだね
これはまた斬新な
前に話に出てたアンドレのヘタレたやつとか珊瑚礁もいつか読めるといいな〜
当時フランスは各地に植民地を持っていたからどこでもいいけれど、
セーシェル近辺なんかはどうかな。
18世紀半ばにフランス領になってるの。
あー、一連のセクハラ騒動3連を書いた者ですが、
私はセクハラ騒動しか書いておりませぬ。
混同なさいませぬよう。
>>788 うん、なんとなく文章の感じでそうだろうなと思ってた。
でも、もっと書いて欲しいです。
今、このスレにいる職人さんて4人ぐらいかな。
面白いのいろいろ読めて嬉しい。
>>787 その頃フランスは太平洋の植民地の原住民を皆殺しにしていたからなんかいやだな
マリーとフェルゼンが契りを交わしたのがたった一度というのは有り得ない
シリアスJOです。ジェロと結婚するオスカル。苦手な方、スルーお願いします。
設定、セリフの一部は某歴史漫画と某青春漫画よりパクってます。
令嬢が求婚を受けるとジャルジェ家より連絡がきたのは2日後のことであった。
あのような拒絶にあったところにこの急な受諾の知らせとは何かの間違いではと
思ったが、とにかくオスカルに会わなければとジェローデル少佐はジャルジェ家を訪れた。
オスカルの頑なな態度は以前とさして変わらず、とても自分を受け入れてくれたとは思えなかった。
しかもその緊張した表情にはなにかしら焦燥感が眉のあたりに漂い、益々不審を募らせていった。
二人だけで話したいと庭へ誘い出し人気のないあたりまでくると、少佐は振り向いてオスカルに
向き合った。
「何故急にお気持ちが変わったのでしょう?」
「お前の望むとおりに結婚を承諾したのだから、そんなことはどうでもよいではないか。」
少佐がいぶかしげにじっとみつめるとオスカルは無表情な顔で下を向いたが、
ふいにうっと呻くと口を手で押さえ植え込みの奥に向かって走り出した。
「マドモワゼル!」
少佐が後を追うとミズナラの木の傍でオスカルは胃の中のものもどしていた。
「なるほど、そういうわけですか。」
オスカルはハンカチで口元をぬぐうと少佐の冷ややかな顔を見た。
「マドモワゼル、取引をしませんか? 私はジャルジェ伯爵家の地位と財産が欲しい。
貴方はお腹の子供の父親が欲しい。そうですね?」
「そうだ。」
「この家は貴方の家だ。この家の跡取りが私の子でなくとも貴方の子供なら問題は
ないでしょうね。 でも・・・」
「でも、何だ。」
「父親が誰かくらいは教えていただいてもいいでしょう? あの従僕ですか?」
「お前にいうつもりはない。」
「彼は困る。」少佐は美しい眉をひそめた。
「彼の髪は黒い。 あなたの親族にも私の親族にも黒い髪のものはいない。
困りましたね。で、あなたは黒い髪の子供が生まれたら、どうするおつもりで私と結婚を?」
オスカルは黙ったままだった。
「それにしても従僕が相手とはがっかりしました。 せめて高貴な血を受け継いだ
子供だったらよかったのに。」
「お前のようなものに私たちのことがわかってたまるか。」
オスカルは侮蔑を含んだ少佐の物言いに思わず言い返してしまった。
「ほう、やっぱり、彼ですね。」
オスカルはしまった、と臍をかんだがもう手遅れであった。
「マドモワゼル、こうしませんか? 父親には十分な手当てを渡して暇を出す。
もし子供が黒い髪の子だったら死産ということにして父親に渡す。
黒い髪でなければこのまま貴方の手元で育てる。 私にも体面というものがありますからね、
この私が第一子からコキュの子供を育てているなんて思われたくありません。」
オスカルはこの残酷な申し出を受けるべきかどうか迷った。 だがもう三月に
はいろうという子供の父親をこれからすぐに探すことは不可能であるし、
なにもかも承知でこの結婚を受け入れるというならば返って好都合かもしれない。
これで周囲に怪しまれずに子供をうめるではないか。少佐だとて自らの不名誉に
なることなのだからは秘密を守るだろう。 オスカルは条件を受け入れた。
一週間後結婚式が執り行われた。 アンドレは生まれてくる子供のために
彼の幸福もプライドも捨ててジャルジェ家を去ることに同意した。
身を切られるような別れであった。
幸せな花嫁なぞいない。 家同士の結婚が当たり前の貴族の間では
皆ろくに知らない相手を伴侶とするのだから。自分はまだ知っている人間と
結婚するのだからましなのだ、何よりもこれで安心して子供を生むことも
出来ると自らに言い聞かせた。そんなことを考えながら
窓の外に輝く月をみていると、扉が開いて花婿が部屋にはいってきた。
月明かりのなかで花婿は白い夜着をまとったオスカルを背後から抱きしめた。
オスカルは思わず振り逃げようとしたが、彼の腕は花嫁を離さなかった。恋しい男の面影が浮かんだ。
「心配なさらないで。 愛はなくても行為はできます。」
彼は夜着の裾を捲り上げてオスカルの躰に触れた。冷たい声とは裏腹に何故かその手は
暖かく胸や腹や尻を優しく愛撫されていくと少しずつ緊張が解けていく。
躰をぴったりとつけて乳房を優しくもみしだかれながら耳朶に唇を寄せる。
オスカル、何も考えないで、とささやく。 考えなければ辛くないですから、
何も考えないで。まるで呪文のように耳もとでかすれた声が繰り返された。
「人形か?」
「え?」
「人形になればいいのか?」
「そうです。」
オスカルは魂が抜けたように彼の腕のなかにこの身を差し出した。
頭のなかに浮かぶ思いを封印した。胸元のリボンの結び目が解かれて
夜着が取り払われるとオスカルの裸身が青い月夜のシーツの上に
浮かび上がった。少佐の夜着がはらりと床に脱ぎ捨てられた。
彼はベッドの傍らで静かにオスカルの裸身を見下ろしていた。
月の光をさえぎるようにジェローデルはオスカルと体を重ねた。
なんども執拗にオスカルの胸に口付けを繰り返し乳首を口に含むと
とろりとした舌で転がしていく。ゆっくりとゆっくりとオスカルの躰が抗いがたい本能のままに
彼の愛撫に答えるようになっていった。柔らかい唇と淫らな舌はそのままみぞおちから腹に降りていき、
脚の付け根をなぶっていった。オスカルは思わず腰を引いたが、彼の手は腰を捕らえて離さなかった。
魂の抜け殻のはずなのに彼が与える刺激に悲しいまでに反応してしまう。
舌が鋭敏な蕾を愛おしむ。おののくように体を震わせ、蕩けるような悦楽に身をよじると
愛の液が溢れて彼の頬をぬらした。
思いもかけない官能に酔って抵抗の無いオスカルの躰は彼を静かに受け入れた。
稲妻のような快感が体の心をとおりぬけていった。 激しさを増す動きに喘ぎながら
与えられた喜びに我を忘れて身悶えてしまう。 彼はそのままオスカルを高みに連れて行った。
絶頂に昇りつめていく女の顔を見下ろしながら、彼自身も高波にのって一気に昇り詰めると
腹のなかにたっぷりと精を解き放った。
荒い息をしながらぐったりとしたオスカルのかたわらに身を横たえ、
ジェローデルは先ほどの花嫁の姿を思い浮かべながらしばらく天井をみつめた。
「・・・残念ながら、貴方は私と相性がいいようですね。」
と語りかけた。 オスカルは何も答えずにただ涙を流していた。
彼はそっと手を伸ばして、優しく花嫁の髪をなぜながら、
「悔し涙ですか?」と言った。オスカルは彼の問いかけに表情を変えず黙ったままだった。
「これで貴方は結婚の義務は果たしましたから、安心してください。私はその気のないご婦人に
無理強いしなければならないほど相手に苦労してはおりません。」
彼はそう言い残してガウンを羽織ると自分の部屋へ行ってしまった。
月満ちてオスカルは女の子を産んだ。運命の女神は微笑み、子供は母親と同じ金色の髪をもって
産まれてきてくれた。 美しく成長した令嬢は15歳になるとすぐに相当の持参金を持って
他家に嫁いでいった。ジャルジェ家は男子には恵まれず、結局伯爵家を継いだのは2番目に生まれた
令嬢であったが誰もこのことを不審に思うものはいなかった。
End
GJ!
さらりとした感じが好きです
ジェローデルの最後のセリフだともう相手はしない風だったけど
二番目の子供は誰の子?
結局はオスカル受け入れたって事かな
GJ!
それぞれの心に葛藤はあったのだろうけど
最終的にオスカルはジェローデルを受け入れたんじゃないかなと思った
ジェローデルが何もかも知って受け入れるのはそれだけ深く愛しているからだと思うしね
GJです!
ところで、アンドレその後どうしちゃったんでしょうね。
冒頭、某天子のパクパクっぽかったが。
あとはGJでした。
生まれた娘が継父の毒牙にかかるとこまで妄想するのは鬼畜でしょうか。
某歴史漫画=某天子、なのでは。
継子に手を出すほどジェローデル飢えてないと思う。
793です。嬉しい感想、有難うございます。また頑張ります。
>>799 当たりです! 某歴史漫画 = 某天子
鋭いですね。超ファザコンの娘はやばい展開になる前に母親が即効嫁に出しました。
ファザコンってことは、上の娘も父親に可愛がられてそだったんだねー。
>超ファザコンの娘はやばい展開になる前に母親が即効嫁に出しました。
なにそれw
そっちのが萌えるんですけどwww
あれだな、親子丼
最近の漫画だと「こどものじかん」だ
ジェローデルって原作だとあまりナンんなんだけど、
二次だと萌えるわ。。。
>>801 ファザコンかあ(ジェローデルは可愛がるだろうとは思ったけど)
やばいよね、血繋がってないしな〜
さすがのオスカルタンもそりゃあわてるわ
え”〜〜
アンドレとオスカルの娘ってわかってて、可愛がるわけないじゃん
むしろ、二人への復讐としてなら・・・するかもねん
二次ジェローデルは書き手によって化けるね
OA至上の人は当て馬悪者にする率高い
真理じゃのう
ひっ!ひっ!ひっ!
まぁ、原作からして当て馬だからねぇ > ジェローデル
悪者ではないわな
ジェローデルは、力づくでなくオスカルとキスした
ただ一人の男なんだよね〜。
アンドレもアランも不意打ち・力技キスしかできなかった。
でも直後に突き飛ばされて走って逃げられたらそらショックだわ
アンドレさえ邪魔せんかったらアランのちゅーが一番達成率高かったろうな。
ジェロのキスは時間的にはかなり短いような気がする。
オスカルがすぐに“ちがう”って気付いちゃって…
アランのキスは長そうだよね。
コマの消費量から見ても…w
確かに・・。
コマ送り的な描き方だったよね。
リヨタン的にアランは気に入ってたのか?
本命以外のキスシーンでは確かにコマ量が多い。
オスカルなんですぐにキスされてしまうん?
あ、ちゃんとパクりって書いてたのか、すまん!
あるいはオスカルの娘が、知らずにアンドレに出会って惚れてしまう、
アンドレも、知らずに、、とかな。
それ何て花音?みたいな。
ありがちだね、重ね重ねすまん。
>>あるいはオスカルの娘が、知らずにアンドレに出会って惚れてしまう、
>>アンドレも、知らずに、、
いいな、それ!
多額の退職金と共に暇を出されたアンドレだったが、その後身に付けた知識と宮廷時代のコネを使い見事に成り上がりついに金で貴族の地位を手に入れる。
そしてオスカルを取り戻そうと手紙を出すんだが、返って来た手紙には冷たい拒否の言葉が綴られていた。
その内容がどうしても信じられずこっそり会いに行くが、そこで見たのは仲睦まじい夫婦と愛らしい子供の姿。
傷付き塞ぎ込むアンドレを見かねた友人が、憂さ晴らしにと半ば強引に舞踏会に誘いだすんだが
そこで他家に嫁いでいたオスカルの娘と出会い…まで妄想した。
>>819 なるほど、長女は若い日のオスカルにそっくりで……という感じかな。
何もかもが本人達のみならずオスカルやジェローデルにも分かってしまう
鬱エンド希望です。
>>819 やっぱりひとの妄想って面白いな
自分はてっきりジェロとオスカルの娘とアンドレって図で妄想したw
>>821 その場合ジェロの復讐要素+になるのかな?
成り上がりアンドレが社交界デビューを果たした長女を連れたジェロと再会。
その時に「貴方とオスカル嬢の間に出来た子供は死産だった」(もしくは生まれてすぐ亡くなった)
と告げられその後「自分の実の娘」としてオスカルそっくりの長女を紹介される。
そしてジェロはその娘とアンドレが男女としてくっつくように仕向け
のっぴきならない状態までいったところで全てを告白・・・
ってなんか「氷点」みたいだな
確かに人の妄想って面白い。
でもオスカルの娘が嫁に行く頃
アンドレってアラフィフだよ・・・。
ロリコン爺みたいな展開だ。
アンドレがしつこく娘に迫るとさすがにキモいので、
娘のほうが夢中になっているという展開なら萌えるかな。
>>823 それ思ったわ、どんだけ爺専なんだとw
アンドレが退職したら退職金貰って田舎に引っ込んで、
修道士にはなれないから助修士あたりの寺男か俗人手伝いにでもなって
ボーヌあたりでぼーっと寺の葡萄畑の管理してたら、
革命が進んで畑がバラバラに分割されて事実上自前の畑もつ事になっちゃって
目が悪いもんだから持ち前のカンの良さと舌の良さが冴えて自分とこのワインの出来大アタリ、
いつしかグランディエさんとこの商品はパリでも有名になって以上妄想。
でも当時ならありえるかも>爺と生娘
ド・ギーシュ公爵とシャルロットの縁談も
実はあの当時ではそんなに珍しくないことだもの
アラフィフ・年の差は全然問題ないなぁ
>>822 すごい。そんなドラマチックな展開まで考えてなかったよ
自分の脳みそ平和で単純すぎ
普通にジェロとオスカルの娘がアンドレ(他の貴族の従僕か執事になってる)
と自分の両親との昔の関係に気付かずに一方的に惚れこむっつー位
ってそうだよ、盲目だぜ、もう従僕とか無理じゃん。
>>825の妄想読んで思い出したw
>>826 でもそれは爺側に家柄や名誉などのハクがあっての事じゃないかね
ポリニャックだって公爵家との縁談だから必死になったような描かれ方だったし
お貴族アンドレって想像つかないなー
人脈広そうで人望もありそうなので無難にヒョイヒョイ仕事見つけて
色んな人に頼り頼られでそれなりに生きてくイメージ。
ただし、一生独身、みたいな。
アラフィフでもヒュー・グラントやジョニデみたいな見た目ならいいかも。
アンドレならそうなっていたりして。
>>757の続き。AOです。
「アンドレ。明日の晩、資金稼ぎに女を一人抱いてくれないか?」
ベルナールにそう言われてアンドレは顔をしかめた。
「女?」
「そうだ。パリでおまえを見かけた商売女が、金ならいくらでも出すからおまえと寝たいと言っている」
アンドレは口の端をひきつらせて笑った。
貴族社会では身分故に虐げられ、女たちの慰みものになった。
そして、平民ばかりのところに来ても、今度は金欲しさに身を売ることになるのか。
「しょうがないだろう、アンドレ。引き受けてくれよ。
黒い騎士はもう廃業だ。ジャルジェ准将との取引があるからな」
こいつは俺がその『ジャルジェ准将』の従僕だったことを知らないのだ。
アンドレはため息をついた。
仲間になったとき、それまで貴族に雇われていたということだけは言ってあるが、詳しくは詮索されなかった。
一月ほど前、ベルナールはジャルジェ邸に侵入し、オスカルに捕らわれた。
もう盗みはしないという条件でなんの咎めも受けずに解放され、律儀にその約束を守っている。
「ジャルジェ准将か。女だという話だな。どんなやつだった?」
アンドレはしらばくれて尋ねた。
「ああ、聞きしに勝るとはこのことだ。貴族にもああいう人間がいるとは思わなかった。軍人としても傑物だね」
そこでベルナールは一度言葉を切った。
「だが、近衛は近々辞めるそうだ。婚約者とかいう部下が家に出入りしていたぞ」
がん、といきなり頭を殴られたように思った。
ふらりと部屋を出ようとするアンドレにベルナールが声を掛けた。
「おい、引き受けてくれるのか?」
「わかった」
それだけ言うと、アンドレは扉をぱたりと閉めた。
粗末な部屋にぽつんと置かれた寝台の上で、アンドレは嗚咽を止めることができなかった。
ジャルジェ家を出た直後、もう存分に泣き、涙など涸れ果てたと思っていた。
しかし、オスカルが結婚すると聞くと、胸がきりきりと痛んだ。
──俺には泣く資格なんてない──
ずっと真実愛しているつもりだった。
しかし、自分は愛する人の幸せを心から喜ぶことのできない、醜い嫉妬と独占欲の塊だった。
──一生おまえを抱けなくてもいい、そばにさえいられればというのは、自分についていた嘘だったよ──
就寝前に彼は、オスカルが「愛している」と囁いて自分の胸に顔を埋める夢想をするのが好きだった。
そんな莫迦な夢想は夢想でしかないと知っているはずだったのに。
その夢想は今晩で終わりだ。彼は自分にそう言い聞かせて幻のオスカルをそっと抱きしめた。
髪を梳くように撫でて、柔らかな口づけを頬や項に降らせた。
特に乳房を愛撫する際には、細心の注意を払う。
指と舌が尖りの先端を行きつ戻りつし、密やかに女の体の奥から官能が湧き出すのを待つ。
そうしているうちに、オスカルはもどかしげに体をすり寄せてくる。
体の中に入り込めば、柔らかに、だがきつく女の部分が自分を包んでくれる。
そして、愛しいという気持ちが頂点に達したときに、果てた。
だが、現実の自分はどうであったろう。
一晩だけドレスを着て女に戻り、恋する相手の腕に抱かれたい。
そんなささやかな、ささやかすぎるほどの夢を叶えたオスカルを「貴族の牝」とまで罵って、気絶するまで犯したのだった。
彼は、これからの人生、二度と女は抱かないつもりでいた。
たとえ、あんなむごい形であっても、腕と胸に残るオスカルの感触の名残だけを大切に抱きしめたい、それだけを願っていた。
それすら自分には許されないのか、と思う。
自暴自棄になって盗みにまで手を染め、その先にはさらなる奈落がぽっかりと口を開けていた。
ベルナールに案内されたところは連れ込み宿としてはかなり上等だったが、それでも人間の淫らさを嘲笑するような薄ら寒さがあった。
「金は前金でもらった。かなりはずんでくれたから、そのつもりで」
ベルナールはそう言ったが、アンドレはまともに口を利く気になれなかった。
男たちが娼婦に金をつぎこみ、さらに自分がそれをかすめ取る。
堕ちるところまで堕ちたと思った。
満月のはずだったが、あいにく曇っていたのと、蝋燭がついていないのとで部屋の中は真っ暗だった。
ベルナールからは、相手の女は暗いのが好きで、言葉を交わしたりするのは嫌がると説明を受けていた。
ようやく暗がりに目が慣れると、部屋の隅に寝台があり、その中に女らしき形がうごめいているのがわかった。
寝台に近づき服を脱いで、一言「呼ばれたので来た者です」とだけ告げて夜具の中に入った。
胸の悪くなるような安香水がきつく匂った。
その中に混じる女の体臭が、なぜかオスカルの香りのように思われた。
金で買われて女を抱き、さらにその女にオスカルの面影を求める自分があまりにも愚かしかった。
錯覚があったのは、久々に抱いた女の体がほっそりとしていて、ちょうどオスカルと似たような体格だったからかもしれない。
最後に彼は呻くように言葉を漏らした。
「……オスカル……」
「……すまない」
何を謝っているのか自分でもよくわからなかった。
相手の女はいきなり男の名を呼ばれて驚いただろう。
男色家だと思われたかもしれない。
「終わったからもう行くよ」
彼はそう言って暗がりの中、寝台から身を起こそうとした。
「待て。行くな」
今まで無言だった女が初めて声を出した。
彼はぎくりとして体を硬直させた。
──オスカル……オスカルの声……?莫迦な、俺は──
まさか自分はいつもの夢想の中に入り込んでしまったのかと、彼は女の顔を見た。
暗くて輪郭も定かではなかったが、いきなり雲間から月の光が差し込み、オスカルの顔を照らした。
白い腕がまっすぐにさしのべられて彼の背中を抱きしめた。
アンドレは信じられない気持ちでなすがままになった。
「行くな、アンドレ、行くな……」
オスカルは泣いていた。
「ベルナールを捕らえて尋問したとき、さまざまな取引をした。
その時に出たもうひとりの黒い騎士について聞いたときに、もしやそれはおまえではないかと思ったのだ。
確証はなかった。ベルナールも口を割ろうとしなかった。
だがその後、彼を泳がせているうちに、おまえと接触しているのを知って、今回のことを頼んだ」
オスカルが噛みしめるように語る言葉を、アンドレは信じられないような気持ちで聞いていた。
はっとして気がかりなことを訊く。
「オスカル! 結婚が近いのじゃなかったのか!?」
「ああ。あれは破談だ」
「まさか……俺のせいか?」
「そうだ。その通りだ」
それを聞いて、アンドレは背筋がぞっとした。
どこからか彼女が従僕風情に犯されたという不名誉極まりない噂が流れたのだろうか。
だとしたら、自分は死んで詫びても償いきれない。
「私に求婚したのは、副官だったジェローデルだ。
私は……彼に言った、アンドレが不幸になったのに自分が幸せになどなれないと」
「俺が不幸? 俺の不幸など、気にかけてくれたのか……?」
「だって」
オスカルはアンドレの両頬を掌で包んだ。
「おまえはあの時、泣いていた。
普段あんなに静かで穏やかなおまえが、信じられないほど悲しんで、泣き叫んで……!」
そう言って、オスカルは愛しい男の唇に丁寧に口づけを授けた。
「アンドレ、私を許さなくてもいい。だが信じてくれ。
おまえがあんなに嘆き悲しむと知っていたら、私は決してフェルゼンに抱かれはしなかった……!
私がこの世でもっとも大事に思っているのは、おまえだ。おまえなんだ」
オスカルのしなやかな指が、彼の黒髪を撫でた。
「おまえはもう二度と私に会いたくないと言うかもしれない、そう思うと怖かった。
でも、もう一度だけあの物静かなおまえに、私を抱いてほしかった。
本当はここにいる女が私だということを告げずに何もかもを終わらせようかとも考えた。
だが、おまえは私の名を呼んでくれた……」
それが言い終わらぬうちに、アンドレはオスカルを強く抱きしめた。
「本当は死ぬつもりで、セーヌに身を投げた。だが、ベルナールに助けられて……。
おまえに会いたいと思わない日はなかった……!」
アンドレはオスカルの髪を梳くように撫でながら、柔らかな口づけを唇に、頬にと落とした。
先ほどの投げやりな、形だけの愛撫とは違い、指先には触れるだけで火傷しそうな熱があった。
「お願いだ。俺を一生おまえのそばに置いてくれ。
俺はおまえのためなら命を捨てると誓う」
そう言うと、アンドレは眉を寄せてオスカルを貫いた。
オスカルは、あっと言って体をのけぞらせた。
今まで感じたことのない、ぞわりとした感触が体中に広がってしびれた。
アンドレが切なげな吐息をつきながら体を密着させて、オスカルの最も深い部分を愛していた。
ときおり耳朶にかかる息の熱さがオスカルの声を絞り出させた。
男に本当に愛されるというのはこういうことだったのだ。
どうしようもない切なさが高まり、視界の全てが白く塗りつぶされると、オスカルの体は恥ずかしいほど痙攣してアンドレを締め付けた。
ほどなくして、オスカルはフランス衛兵隊に移動した。
その際、アンドレも従卒として入隊し、バスティーユ陥落の前日命を落とすまで、オスカルに付き従ったのである。
─了─
もはや完璧にアナザーワールドですが、こういう展開好きです。乙。
ええやないかい〜GJ!
何もかもしっくりきた
GJ!
感想、ありがとうございます。
話を戻すようですけれど、ジョニデアンドレ、ちょっとありかなと。
身長178でオスカルと同じ高さというのが難点と言えば難点か。
いや、でも私の脳内ではオスカルの身長は当時の男性と同じぐらいの
160センチ台半ばなので、なんとかつじつまあうんですが。
そういえば現実の俳優ならこの人がいいなと考えたことが私はあまりないな
キャラクターとカブってパイカリならオーランドブルームがアンドレに近いけど
見た目はどうだか。
自分のイメージとしては、
ジョニデはオル窓のアレクセイだな
おリポン時代のアンドレなら「危険な関係」のキアヌ・リーブス?
身長185cm。
危険な関係の原作は1782年に書かれた小説だから、
オスカル読んでたかも、なんて想像すると楽しい。
ヌーベルエロイーズも読んでたしね
>>831 続きGJです!
このアンドレ、あんなブチ切れ方してたくせに
何故か憎めないw
報われて良かったよ
>>831 GJ!
すごく楽しませてもらいました。ありがとう。
功利主義のベンサムとオスカル、同時代人なんだけれど、
オスカルはベンサム読んでたかなあ。
アンドレは小説ぐらいしか読まないイメージがあるけど、
オスカルはアダム・スミスの国富論は絶対読んでそう。
ガリバー旅行記は、仏訳されたものを子どもの頃の二人が頭寄せ合って
読んでいたと想像。
で、青年期のアンドレはファニー・ヒルをこっそり自室に持っていて、
おばあちゃんにバレて叱られる、と。
感銘を受ける受けないはともかく
取りあえず一通り読んでいそうな気がするな
読んでるものに統一性がない感じもする
サン・ジュストのも読んでた訳だし
アンドレはまあ正常な男子だからね
エロ本がベッドの下に隠されてても見逃してやって(中坊か!)
オスカルは頭いいし、貴族の跡継ぎとして第一級の教育を受けているはずだから
きっと国富論も原語で読むのかな。 シェイエスの「第3身分とはなにか」は絶対読んでいたと思うなあ。
アンドレは生きていたらこっそりサドの「ジャスティーヌ」読んで、オスカルに怒られる。
ジェロはもちろん「ジャスティーヌ」を読む。でも[危険な関係」のほうが好き。
ジャンヌは絶対にマノン・レスコーとファニー・ヒルは読んでいたと断言。
うまく「エロ」にならないからSSにしてないネタ。
オスカルが生まれた翌年から始まった7年戦争で、ジャルジェ将軍は従軍中の某侯爵と知り合う。
侯爵は戦後、ジャルジェ邸に出入りしているうちにアンドレをとても可愛がる。
侯爵の評判は悪いが、ジャルジェ将軍は「実は世間が言うようなひとではないのだ」と言って友情を持続させる。
侯爵が投獄されても、アンドレを差し入れに行かせたりしている。
アンドレがオスカルのワインに毒を入れたりしたのは、侯爵が獄中で書いたという小説を読まされて感化されたから。
バスティーユが攻撃されたとき、獄中で看守から反乱軍を指揮しているのがジャルジェ将軍の娘だと知り、感慨にふける。
侯爵はマルキ・ド・サドその人だった。
もひとつ、やっぱりエロくならないのでSSにしてないネタ。
パイユトリー侯爵がハイチから呼び寄せた息子トマは、黒人の血が混じっている少年だった。
その精悍な容貌から一気に社交界の注目を集めるが、本人にはそれが面白くない。
その時に知り合ったのがオスカル。
最初オスカルに反感を持つが、父親の身勝手さや物見高い社交界の視線に対する嫌悪などで意気投合する。
トマはオスカルに影響されて父の反対を押し切って、陸軍に入隊。
一兵卒として入隊するも、めきめきと頭角を現し、竜騎兵入りをさせてはどうかという話が軍上層部で出る。
しかし、私生児であること、黒人の血が混ざっていることなどから懸念を示す者もいる。
そこをオスカルが会議で強く推して少年は竜騎兵に。
ルイ16世のそばに仕えるようになってその話を聞き、感激したトマだったが、オスカルはちょうどフランス衛兵隊に移動した後だった。
黒人であった母こそがこの世で最も美しいという価値観が強かったが、フランス革命後知り合った金髪と青い眼の女性にオスカルの面影を感じて結婚。
生まれた息子にオスカルの話をする。
息子、長じてオスカルの印象を自分の小説「三銃士」のアラミスに投影する。
サド侯とオスカルを絡ませて書いていただきた〜い!
サドとの絡み、デュマ父との絡み、どちらも面白そう
エロパロじゃないかもしれないけど読んでみたい
サドがエロパロ的に絡んだらそれはそれで読みたいゾ
途中で誰だかわかるのは全然構わないのですが、いかんせんエロくないのが、なあ……。
ポイントは「アンドレがレイプ未遂だの毒殺未遂だのしたのはサドに影響されて精神を絡め取られてしまったから」
「アラミスのモデルはオスカルだった」(トンデモ)ってところでしょうか。
854 :
名無し:2010/11/02(火) 17:53:28 ID:saRVkyuZ
>「アラミスのモデルはオスカルだった」
どこをどうおせばそんな馬鹿げた考えが湧いてくるのだろう
アラミスだって?どれ?原作?アニメ?
サドは猟奇的、背徳的な面で捉えられがちだけど、
傲慢なヨーロッパ社会を皮肉った著作はむしろ
アンドレよりオスカルに影響を与えてほしい。
知的でちょっと怪しいオジサマ侯爵に魅力を感じるオスカル…
強気で好奇心旺盛な男装の美少女に興味を持つサド侯…
油断させて変態の道へ…なんて。
>>854 アニメ三銃士のアラミスが「実は女」設定だから
そこからイメージしたんでない?違ったらゴメソ
自分はアニメのあれはちょっといただけなかったな
ちょっとギャクっぽい感じで。
知り合いの外国貴族から美貌の近衛将校が実は30すぎてもヴァージンと聞いて
激しく創作意欲をかき立てられたドナチアン。オスカルをモデルにインモラルな
ロスト・ヴァージン小説を書く。怒りまくるオスカル。密かに読んで発情するアンドレ。
うーん、やっぱちょっと無理かな・・・。
>>856 原作が男だというのは知ってるんですが
(というかアニメの三銃士見てないので、アニメだと女設定だったというのを
今年になって初めて知ったときは驚いた)、
女にもてて決闘に強く、武器の扱いに詳しいというのが
なんとなくオスカルのイメージだったんです。
でも、すぐに聖職者になりたがるのはやっぱり違いますよね。
>>857 >知り合いの外国貴族
あ、もしかしてフェルゼン。
ジャンヌの本ではレズ
で、サドの本はインモラルなロストバージン
オスカルは憤慨しつつも、何故か毎回きっちり目を通しそうだ
アニメの三銃士のアラミスの設定はそれこそオスカルの影響かと思ってた
アニメのアラミスって女なのですか。 知らなかった。びっくりです。
それはやっぱオスカルの影響でしょうね。 デュマの設定を変えさせるなんて
リヨタンすごい。
三銃士は、アニメ三銃士の二次創作から入ったので、原作小説読んでたまげた。
アニメ三銃士の二次創作ではアラミス結構いろいろやって・やられてて、男装・金髪・碧眼・剣の達人
・お嬢様なのは共通してるんだけど、オスカル様のようにある意味奉られていない分、あーんなこと、
こーんなこと、いろいろえっちなこと二次でやっても怒る人あんまりいないんだなあ、(いいな〜いろいろ
エロ読めて)と思った。
それは男性向けジャンルと女性向けジャンルの違いかな
女性向けって本来は別の意味だけど
女性向けは普通BLだもんね
ベルばらのそっち系の話読んだこと無いや
自分が知らないだけなのか
閉鎖した千薔薇にあったよ
あとは池田理代子サーチのやおいで検索すると2,3個
いかんせんオスカルが男装で男言葉なので
BL的要素が皆無って訳でもないのが微妙なとこかね
やおいもレズもストレートも倒錯ものも何でもアリのスゴい世界だ。
>>866 ありがと!そういえば閉鎖したサイトさんのは読んでたよ。
OAは主従系BLにも見えなくもない。と言ったら怒られるだろーな
今年になってベルばらはまって、成年向け2次があると知ったものだから、
BLじゃない女性向けがあるんだ、と目から鱗。
もともと同人誌とか2次サイトに疎かったというのもあるのだけれど。
もっと早く知れば良かった(涙)。
女主人を犯す従僕が最高にエロい
>>870 欧州の性ファンタジーの定番なんだよね
身分の高い女性が、卑しい従僕に意のままにされるってのが。
「流されて」って映画でも無人島に遭難した美しい女主人を下僕が性奴隷にしてたな
茶田令夫人の変人
>>872 その映画をAOで変換して妄想すると萌える
地中海の華麗な8月の海を一艘のヨットが走っていた。
このヨットに乗っているブルジョア仲間の一人、実業家夫人のラファエラ(M・メラート)はビキニ姿で太陽を浴びながら、召使いのジェナリーノ(G・ジャンニーニ)のシャツの匂いが臭いと文句をいったり、仲間たちと時局問題について、とりとめなくしゃべりまくっていた。
そんなある日、彼女はヨットからはなれた洞窟で泳ぎたいと言い出し、ジェナリーノに命じて二人だけでモーター・ボートで沖に向かった。
しかし、ボートのモーターが故障し、海上をさまよったあげく無人島にたどりつく。
ジェナリーノは、さっそく小屋を作り自給自足の生活を始めるが、こうなるともはやラファエラの召使いではなかった。料理も洗濯も、魚をとることもできないブルジョア育ちのラファエラは、伊勢エビなどをとって料理しているジェナリーノのまえでは、まったくの無力だった。
この時とばかりにジェナリーノの屈辱と怨みが一度に爆発し、ラファエラに“ご主人さま"と呼ばせ主従の立場はまったく逆転する。
原始社会に帰ったようなこの世界では、男は本来の野性の姿をあらわし、ラファエラも、いつしかジェナリーノのたくましい男の魅力にひきつけられていった。
ジェナリーノはラファエラに欲求不満をぶつけ、殴る蹴るの暴力でいためつけ、ついには砂丘で彼女の肉体を奪う。ラファエラはその性の快楽に、いまだかって経験したことのない強烈なものを感じた。
彼女は高慢なブルジョア女ではなく“女"そのものとなって征服される喜びにひたっていたのだ。
それ以来、野性に帰った男と女の本能におもむくままの愛の生活が始まった。
しかしそんなある日、行方不明となった二人を捜し求めるヨットが沖を通りかかり、同時に二人の目の中に飛びこんできた。
ラファエラはジェナリーノに、このままの生活を続けるために見すごそうと主張するが、ジェナリーノは二人の愛を確かめ合うためにも一度ヨットにもどり、また島へ帰って暮そうと言って救出を求めるのだった。
ヨットに助けられた二人には陰鬱な文明社会が待ち受けていた。ラファエラには実業家の夫との退屈な生活、ジェナリーノには労働者階級の貧しい妻子のいる家庭……。ジェナリーノは、ラファエラの夫から妻をよく守ったと感謝され、大金を贈られる。
屈辱的なことだったがその金をすべて投じて指輪を買い、彼女に贈り、島へ脱出するため、港で待つことを伝えるジェナリーノ。だが約束の時間、ラファエラは港には現われず、夫と共に豪華なヘリコプターでミラノへ帰っていった。
二人の新しい世界を夢みたジェナリーノは現実にひき戻され、すごすごと妻の後から家路に向かうのだった。
Sweapt Away
流されて…
いい放題
オスカルにハメ撮りを強要するアンドレ
>ジェナリーノはラファエラに欲求不満をぶつけ、殴る蹴るの暴力でいためつけ
DV男なわけですね・・・。
これはちょっといただけない。
オスカル、狩猟や幕営出来そうだからね…
いい映画でした。これはガス代の分!とかいって殴られるラファエラは可哀そう
でしたが。。。 昔見たからはっきりとは覚えてないが、
「あなたが最初の男だったらよかったのに。ソドミズムして。」と頼んでも
男はその言葉を知らなかった。愛の行為のさなかにも階級と育ちによる教養の差が
ちらっと表現されていて、世にシンデレラ物語のハッピーエンドはたくさんあるけど
反対のケースのハッピーエンドは難しいなと思いました。
転換するとしたら、AOよりもポリニャック夫人かデュ・バリー夫人と
アラン?かな。オスカルはたしかに狩猟できるからきっと兎捕まえられるな。
ラファエラって流されるまえは典型的な有閑マダムですっごく性格悪い。
ソドミズムって尻にってコト?
粗筋読むと確かにこのシチュは萌えるけど
自分勝手な有閑マダムのイメージはポリさんとかの方が合うね
オスカルもわがままお嬢様だけど、自分ができそうなことは何でも挑戦しそう
結局あまり役に立たず無力さを実感させてもそれはそれでいいな
>「ソドミズム」
>男はその言葉を知らなかった。愛の行為のさなかにも階級と育ちによる教養の差が
私も知らない
教養がないのかなあ・・・・
その辺は翻訳や言語としての汎用レベルの違いもあるかと
色々妄想すると、もし革命後もオスカルアンドレが生き延びても
あまり長続きするカップルではないかもなぁ、とたまに思ってしまう
ポエマーなアンドレは文芸系の知識はわりとありそう、
小難しい学術書や思想書はあんまり読んでないけど
文芸作品は広く浅く古典やエロ含めて読んでるイメージだ
だからその辺の話は通じるかな?
オスカル「スワンダイブして」
アンドレ「…お前本当にそれでいいのか。」
…当時のおハイソ向けエロ指南書にあるらしい。
もう訳分からんw
でも当時の書簡体小説ってのをちょろっと読んだ時、あの大袈裟なベルばらの台詞が
ああこれ普通なんだとしみじみ
生き延びる妄想は難しいけど(状況厳し過ぎて)
何も考えずただ二人が夫婦になって…とだけ妄想すると余り変わらない気がする
変わるのは夜の行為だけ
スワンダイブはいかんでしょう、スワンダイブはw
でも、オスカルの部屋にはノルマンディータイプの箪笥ぐらいありそうだ。
オスカルは下手な男より喧嘩強いし逞しいが、時々女らしさを見せるのが可愛い
10歳の時にベルばら読んでからずっとオスカル一筋だったのに、
最近FF13のライトニングに浮気中。
男言葉で長身で美人で腕が立つけどホントは優しくて女らしい軍人さん
って所がオスカルとかぶって萌える。
だけど、ライトさんにはアンドレがいないから、やっぱりベルばらだなぁ。
わかるなぁ。ゲームやってないけどCMだけでかなりきた
あれでブロンドだったら衝動買いしてしまう所だった
ところで、スワンダイブの意味する所が気になって仕方ない
箪笥の上から飛び…まさかね
教えてエロい人〜
>>889 箪笥のすぐそばの床に男性が仰向けで寝そべり、
女性が箪笥の上から飛び降りていきなり合体するという大技。
サイトによっては「フランス人は野蛮だから」で片付けられていまひた。
まさかの回答…どうもありがとう!
いや〜フランス人、スゴ過ぎる
恐ろしいエロ指南書があったもんだ
スワンダイブぐぐってみてなんとなーく言わんとしている意味は分かったが
絵が想像しずらいせいかエロというよりプロレスじゃないかと
思ってしまった自分はまだ未熟なんだろう。
それにしてもノルマンディータイプの婚礼箪笥ってどんな形なんだろう?
>>877 アンドレはハメ撮り強要じゃなくて隠し撮りするタイプだと思う。
そしてそれを使ってねちねちと言葉責めしそうな気がする。
>>892 たぶん、乗って飛び降りるのにちょうど良い高さと厚みがあるのだろう。形はともかく。
スワンダイブ式
エプロンサイドからトップロープに飛び乗り、ロープの反動をつけてリング内の相手に向かって仕掛ける飛び技。
白鳥が湖面から飛び立つ様に似ていることからこう呼ばれる。
当時ワールドプロレスリングで実況を務めていた辻よしなりが大谷晋二郎のスワンダイブ式ミサイルキックをそう呼んだことに起因する。
アンドレは力あるし、オスカル身軽で強いし、普通に混合タッグ組めそうで怖い。
この二人が無人島に流れ着いても、
先のsweapt awayのような逆転主従関係にはならないだろう、たぶん
むしろ「よいこの無人島生活」みたいになりそうだ。どちらがどうとは…言わん。
冒険ガボテン島が脳裏に浮かんだ…
オスカルが「とったどーっ!」って雄叫び上げて、アンドレがお料理w
アンドレのリビドーの源泉は被差別感情ではないかと思っているので、
無人島生活していると、なんだかくっつくものもくっつかなくなるような希ガス。
AOで。陵辱注意。
親愛なる旦那様へ
その日、奥様は大変な上機嫌でらっしゃいました。
なにせ、あの近衛連隊長は王妃様にさんざん賭博はよろしくないだのと申し上げていたので、奥様にとってはとても目障りだったのです。
縛って床に転がしてある緋の軍服姿の麗人を見下ろして、奥様は声をあげてお笑いになりました。
「今までよくもこのわたくしの邪魔ばかりしてくださったわね。
あなたがいくら男勝りとはいえ、軍服の下はただの女。それを今から思い知らせてさしあげましょう」
近衛連隊長はきっと奥様を見据えて言いました。
「たとえ、どのような辱めを受けても、私は己が職分を尽くし、王妃様に言うべきことは言う」
「その強がりがどこまでか、今確かめさせていただくわ」
そして、私にお命じになりました。
「男たちを呼びなさい」
私は奥様の従僕を何人か部屋に呼び寄せました。
奥様は従僕たちに近衛連隊長の服を脱がせるように言いつけました。
縛ってあるのですから、普通には脱がせられません。
抑えつけながらナイフで服を切り刻むのです。
手の空いている幾人かは、銃を構えて近衛連隊長に筒先を向けていました。
近衛連隊長は叫び声を挙げながら抵抗しましたが、無駄でした。
私は当然そのまま奥様が従僕たちに近衛連隊長を犯させるのだと思っておりました。
奥様もその時まではそのつもりであったはずです。
しかし、ふと思いついたようにおっしゃいました。
「そういえば、この男たちはみな、貴族の身分なのね」
確かに、奥様に直接仕える者は、私のような侍女も含め、皆地位は低いながらも貴族でした。
「平民に辱めさせるというのはどうかしら」
奥様は美しくお笑いになって、近衛連隊長の従僕を連れてくるようにとおっしゃいました。
近衛連隊長の黒髪の従僕は、手を後ろに回して縛られ、さんざん殴られてひどい有様でした。
ですが、彼は自分の女主人が肌を晒して衆人環視の中にあることを見て、女主人の名を大声で叫びました。
それは悲痛な声音でした。
「おまえが賤しい身分でありながら、仕えている貴族の令嬢に懸想していることはわかっているのよ。
そんなおまえを私は哀れんであげる。さあ、この場でこの女を犯しなさい」
「そんな莫迦なことができるか!」
黒髪の従僕が叫びました。
「まあ、元気だこと。おまえがやらないのなら、ここにいる男たち全員で辱めを与えるわ。
そこで見物しているがいい」
「やめろっ、やめてくれ!」
私は処女ですが、これから奥様がなさろうとしていることを考えると、脚の間が淫らな蜜で濡れました。
貴族の、それも大貴族の令嬢が大勢が見ている前で、しかも平民の男に処女を奪われる。
高貴な女性が一度平民の男の味を知ったなら、もう二度と貴族の男では満足できないという話はよく聞いておりました。
ましてや近衛連隊長は今まで男を寄せ付けなかったといいます。
この美しい方が平民などに犯されてしまうのかと思うと、私は体の芯が疼きました。
黒髪の従僕は優しい声で主人の名を呼ぶと、そっと自分の上着を取り、白い女の体にかけました。
「すまない、今まで隠していたが、俺はおまえを愛している。
決してこのことは言わないつもりだった。おまえには一生手を触れないつもりだった。
だが、他の男たちにおまえが穢されるのを目の当たりにだけはできない。
許してくれ……」
彼は泣いていました。そして近衛連隊長の顔も涙で濡れていました。
その時、彼女は小さく他の男の名を呼んだのです。
それは、王妃の愛人と噂されていた外国人でした。
アメリカ独立戦争に行ったっきり帰ってこない、彼女の友人。
おそらく、近衛連隊長は彼を密かに愛していたのでしょう。
「おまえが愛しているのが彼だというのは知っている。
でも、俺もおまえを愛している」
そう言って、黒髪の従僕は金髪の女主人の上に体を重ねました。
それは大事なものを少しでもまわりの目から隠そうとしているようでもありました。
彼は何度も女主人の名を静かに呼び、髪を撫でていました。
「大丈夫だ、何も怖がることはないよ」
そういう彼のほうが怯えているかのように言葉の端々は震えていました。
近衛連隊長はいつも軍服で覆っていた瑞々しい体を硬くしていました。
まるで、ダフネーがアポローンに捕らわれたかのような光景に私はうっとりしました。
「いつまでそうしているのです。早くしなさい」
奥様のいらいらした声が響きました。
黒髪の従僕は一つため息をつくと、形の良い二本の脚を割って体をその間に置きました。
そして、意を決したように腰を落としたのです。
近衛連隊長は金の髪を振り乱して嗚咽の声を漏らしました。
従僕は辛そうな顔をしてそれを抑えつけ、腰を上下させたのです。
私は立っている位置を変えて、彼らの繋がっているところがよく見えるようにしました。
黒い毛に覆われた野蛮な平民の部分が、貴族の令嬢の純潔を貪って出たり入ったりしていました。
あんないやらしいもので恥ずかしい部分を穢されたら、もう彼女はあの従僕なしには生きていけなくなるだろう、そう確信するのに充分なほどの光景でした。
そして従僕が低く鋭い呻き声をあげて体を痙攣させると、奥様はさもおかしそうにお笑いになって男たちに従僕の体を引き離すようにお命じになりました。
近衛連隊長の脚の間は、男の精と処女の証しが混じり合って、薔薇の色となっていました。
それを見て奥様は
「……なんだ、これは!」
オスカルは声を荒げて怒った。
アンドレがジャルジェ将軍の使いで外出し、帰ってくると書類を抱えていた。
先日自分が頼んでおいたものであろうと中を見たら、それはとんでもないものだった。
もちろん内容は全く身に覚えのないものだ。
オスカルは顔を真っ赤にしてその紙の束を暖炉に放った。
ちょうどそこに席を外していたアンドレが戻ってくる。
「あ、オスカル、なんてことをするんだ!
俺はまだそれを読んでなかったんだぞ」
「……おまえ、この内容がなんだか知っているのか?」
「いいや、知らない。侯爵から家に帰ったら読んであとで感想を教えてくれと言われていたのだが」
「いいんだ、読まなくていいんだ、こんなものは!」
オスカルの剣幕に気圧されて、アンドレは口をつぐんだ。
オスカルが生まれた翌年始まった七年戦争では、父ジャルジェ将軍にも前線の将校との緊密なつきあいが生まれた。
その一人であるサド侯爵とは深い友誼で繋がるようになり、彼が投獄された今も時折アンドレに差し入れをさせている。
「あの侯爵も、軍人としてはどうだったのか知らんが、変な小説を書くのには困ったものだ……」
オスカルは頭を抱えた。
ようやく首飾り事件が収まり、ベルサイユは仮初めの平安を取り戻していた。
黒い騎士が跋扈し始めるのは、こののちすぐである。
─ 了 ─
#
>>848です。
>>857さんのアイディアをお借りして、なんとか仕上げてみました。
少し違ってしまった部分もありますが。
実在の人物との接触ネタでいうと、デオン・ド・ボーモンとのカラミがあってもよさそうな気もするね
>>900 GJ!そういうことか
最初ハラハラしながら読んでしまった
女中視点っていうのも面白かった
>>900 GJ! 857 です。 自分は挫折しちゃったから、ネタのもとになれて嬉しいですわ〜。
私もハラハラ、ドキドキしながら読みました。書いてくれてありがとう。
女中視点がすごくエロくてよかったです。自分で覗き見してるような気分。
∧_∧ がんばれ!アンドレ!
( ・∀・)/丶
ノ つつ ●|
⊂、 ノ \ノ
し′
あんたはエロい!
GJ
強制されて仕方がなくっていうのが良かった
OもAにしかヤられてなくて良かった
アンドレみたいな従僕が欲しい
うん、「恋人」でなくて「従僕」がw
恋人が自分のために命を捨てるって一番残酷な行動だと思う
ある意味究極の呪いだよね。
一番愛してる人の全てを自分の命と引き換えに、呪縛するんだから。
あんな事されたらオスカルはたとえ生き延びても、一生アンドレを忘れられないだろう
愛する人を自分のせいで失って魂の抜け殻のように生きるか、
それとも愛する人が救ってくれた命を懸命に生きるか。
少なくともアンドレの独占欲の強さを考えたら、オスカルは生き延びても
「私が幸せになることをアンドレだって願ってくれているはず」
とかいって、アランかジェローデルとくっつくなんてことはできないと思う。
生き延びてアランかジェローデルとくっつくとしても
「私が幸せになることをアンドレだって願ってくれているはず」
なんて思わないだろ
多分オスカルは全てを背負い込み手放さないタイプだから、その背負ったものごと上手に包み込んでくれるタイプじゃないと長続きはしないと思う。
考え方が大人でも上から目線のジェロと猪突猛進のアランに、そこまでの度量はない気がする。
>「私が幸せになることをアンドレだって願ってくれているはず」
そんなチャッカリしたオスカルはイヤだ
アンドレを生涯自分の元に縛り付けてきたのはオスカル本人なんだから(勿論アンドレの意志ではあるけど)
少し位アンドレに縛られてもいいw
自分も過去ログのファイルパック所有しているが、読み返してもけっこう玉石混合だよね。
違いといえば、叩かれても投下し続けるバイタリティーに溢れた職人が多かったのと、Fの告白みたいな飛び抜けてレベルの高い方が何人かいたぐらいじゃないか。
今は低迷期を抜けたみたいで、質の高い職人さんが増えて嬉しい。
表のベルサイトは園児組が歯の浮くようなマオリ合いを繰り広げてるからねえ
コテハンで人気者気分だけを味わいたい人達はベルサイトでマオリ営業してればいいよ
こっちは名無しでも構わないから創作だけしていたいという作家が来ればいい
一時期ヘタレた園児が誉めonlyマイルールやネガティブ意見=嫉妬と決め付けてたけど
そんな駄作を嫉妬する筈もない良職人が何人か降臨し始めてから消えたね
やっぱりスレ自体のレベルが上がると今まで黙っていた人達の創作意欲も湧くのかも
表のベルサイトは園児組が歯の浮くようなマオリ合いを繰り広げてるからねえ
コテハンで人気者気分だけを味わいたい人達はベルサイトでマオリ営業してればいいよ
>>919 巣に帰れ!!
ずっとここが巣だよ
世も末のようなベルサイトからの逃避所
ヘタレ絵とかあまりにもオリキャラ満載の二次妄想が苦手なので
自分もここが唯一の巣だ。
そもそも2chのスレ以外にベルばら個人サイトって
ほとんど見る気もないし見たくもないし、それでいいと思ってる。
だから他のサイトヲチのネタやコテハン作家の話になるとチンプンカンプンですわ
そんなにいきり立つのは園児と言われる自覚でもあるの?
自分は該当しないから気楽に読めるせいか
スレの職人の粒が揃って来つつあるのが素直に嬉しいだけ
ごちゃごちゃ言わずに職人さんの投下を待ちましょう
どんなに下手なヒトがいようが、「へたれ」とか「園児」とか、過去のものよりどーのこーのとかいちいち批評するヤツの方が馬鹿みたいだと思うよ?
まあ、実は利害関係のあるどっかの知り合いさん達の争いなんだろうが、知らない人間から見たらただの迷惑。
エロパロ読みたいヒトは、大人しく正座して投下を待ってればいいのさ。好みじゃなきゃスルーするのみ。
オスカルとロザリー。レズ注意。攻めのオスカル。ほとんど男です。
苦手なかた、スルーお願いします。
階下のドアを叩く音がする。 ロザリーは2階の窓からその人影をみとめるやいやな、
階段をかけおり、勢いよくドアを開けた。
「オスカル様!」
なつかしいその人に抱きつくと嬉しさのあまり涙がこぼれてきた。
「ロザリー、元気だった? 相変わらず泣き虫だね。」
人の妻になって数ヶ月とはいえ、以前と変わらぬ初々しい乙女らしさをとどめる
愛らしい女をオスカルは強く抱きしめた。
「オスカル様、ベルナールはロベスピエールのところで集会があって、
こ、今夜はもどらないのです。」ロザリーはオスカルの腕の中で喘ぐように言った。
「知っているよ。」
オスカルはロザリーの頤に手をあてて顔を上に向けさせると唇をうばった。
数ヶ月ぶりのオスカルのくちづけ。ロザリーはしびれるような感覚が全身を駆け巡り、
足元がふらつき立っているのもやっとの思い。あぶない、とオスカルが支えるその腕にすがりついた。
オスカルは力の抜けたロザリーを両腕に抱きかかえ2階の寝室へと運びベッドの上に投げ出した。
午後の鈍い日差しが長い影をおとし、淫靡な空気が夫婦の寝室に流れていた。
白いシーツの上から自分を見上げるロザリーの姿を見て、ベルナールと一緒になる前に
ジャルジェ家の自分の部屋でこうして身を投げ出した女と少しも変わらぬ、とオスカルは思った。
夜毎彼に抱かれているだろうに、まるで処女のような風情を保ち続けるロザリーに女というものの
不可解さと恐ろしさを感じだ。 オスカルはロザリーに微笑みかけた。
「脱いでおくれ」
「は、はい。」
ロザリーは自分をみつめるオスカルの美しい瞳に胸に震わせながら、もどかしげに一つ一つ衣服を
脱いでいった。 コルセットをはずすと下着姿のロザリーは恥ずかしそうに俯いた。
オスカルは白いレースの襟元に手をかけ、一気に肩まで肌蹴させ両胸をあらわにした。
「あっ」
採れたての水蜜桃のようなみずみずしい乳房が恥ずかしさと嬉しさに震えていた。
「綺麗だよ。 ロザリー、ちっとも変わらない。 おや?」
「え?」
「こんなところに。ほら、赤くなって・・・。ベルナールの跡がついている。」
「あ・・・」
ロザリーは真っ赤になって顔を背けた。震える唇を追って顔を向けさせ思うさま
柔らかい濡れた唇をむさぼった。ロザリーはうっとり瞳を閉じるとオスカルにされるがまま
舌をなぶられた。力の抜けて、なよなよとした肢体から乱暴に下着を剥ぎ取ると
オスカルはロザリーをベッドに押し倒した。
「オスカル様、ああ、オスカル様、ずっとお待ちしておりました。」
「ロザリー、お前の肌はなんていい匂いがするんだろう。 待たせて悪かったね。私も
もっと早く来たかった。」 オスカルはしなやかな指で掌にほどよく余るほどの乳房をまさぐった。
淡雪のような肌はオスカルの手のなかで愛される喜びに染め上がっていく。
もっと、もっと、オスカル様・・とつぶやきながらロザリーはオスカルの背中にしがみついた。
オスカルは形のよい唇からそっと舌を這わせてロザリーの乳首を転がすと
背中に回された両腕に力が込められた。乱れ崩れるロザリーの体の隅々に舌を
這わせながらもオスカルはそこここでベルナールの痕跡を見出していた。
オスカルはロザリーの耳朶にそっと歯をあてると、低い声でささやいた。
「ロザリー、教えておくれ。 ベルナールとの最初の夜を。」
「え?」
「ベルナールはどうやってお前を愛したの?」
「そ、そんな・・ことは・・」
「私は男を知らない。だからお前がどうやって抱かれたのかわからない。」
「いやです。 今はオスカル様だけを・・・。」
「愛しいロザリー、ベルナールはどうだった? こんな風にしたの?」
「ひいっ」
ロザリーはいきなり脚の付け根に侵入してきたオスカルの細い指の動きに
喜びの声をあげた。 無骨な夫の手とは違って優雅で繊細なその動きはロザリーが
待ちに待っていたものだった。この体を知り尽くした執拗な指の攻めに
ロザリーは体をのけぞらせて喜びに打ち震えた。
「教えて、ロザリー。 さもないと、」といってオスカルは指の動きをとめた。
「ああ、オスカル様。やめないでください。オスカル様、 お、お願いします。 どうか!」
昇りつめる途中で放り出され、ロザリーの体は気も狂わんばかりに悶え苦しんだ。
「最初の夜はどうだった? 痛かったの?」
「ああ・・、どうして、どうしてオスカル様」ロザリーは咽び泣きをはじめた。
「泣いてもだめだよ。 ほら、教えてくれたらこうしてあげる。」
オスカルは指をそっとうごめかして、また止めた。
「ううっ。ああ やめないで、やめないで・・・」
「痛かったの?」
「は、はい。 痛くて、とてもだめでした。」
オスカルはゆっくりと指の動きを再開した。 ロザリーはほっとして再び与えられた
甘い官能の喜びに浸りきった。オスカルの静かな低い声がロザリーの耳を嬲るように続く。
「それで? ベルナールはどうしたの?」
「最初だからって。優しくしてくれました。でも・・・」
「でも?」
「こんなには・・・」
「濡れなかった?」
「はじめての夜はうまくいかなくて。 ベルナールに悪いことをしてしまいました。」
「あいつ、きっと処女は初めてだったのだな。 かわいそうにロザリー、
そんなに痛かったなんて。」オスカルはいたわるようにロザリーの涙の後にキスをした。
「次の夜にやっと。・・・オスカル様のことを思い浮かべてなんとか受け入れることができました。」
「そうか。 嬉しいよ、ロザリー。 その後は大丈夫だった? お前の体をみればベルナールがお前に
夢中だってことはわかる。」
「はい。だんだんと慣れてきました。 ベルナールは辛抱強く待ってくれます。」
「それはよかった。 安心したよ。」
オスカルはゆっくりと舌を這わせながら体を下へずらしていった。 ロザリーは思わず
オスカルの肩をつかんだ。
「ほら、これを待っていたのだろう?」 オスカルの舌先がロザリーの繊細な割れ目を
押し広げて溢れ出る蜜をなめた。 愛する女のもっとも敏感な場所を丹念に嬲り続けた。
「ううっ」ロザリーは呻き声をあげてオスカルの贈り物を堪能した。 ロザリーはうわごとのように、
オスカル様、と何度も名をよんだ。 お願いです、私をお屋敷に連れ戻してください、
オスカル様と離れてたくありません、と哀願した。
「だめだよ、ロザリー。 ベルナールを悲しませることはできない。
彼には部下たちを救ってもらった恩義がある。 それにお前のためにもここにいるほうがいい。」
「ああ、でも。 このままではオスカル様が恋しくて狂ってしまいそうです。」
「ごめんね、ロザリー。 でも今夜はいいものを持ってきたから。
これでもっとよくしてあげられる。」
オスカルは胸をはだけるとブラウスの下からディルドーを取り出してロザリーに見せた。
「これは?」
「王妃様から以前頂いたのだ。 はやく使ってみたかったけれども
処女のお前に使うわけにはいかなかったからな。無事にベルナールと事を成したのならもう大丈夫だ。
ほら、ごらん、すばらしい出来栄えだろう? 一流の細工師の仕事だ。」
「王妃さま?」
ロザリーはまさか、と目を見張ってオスカルを見た。
「なんだ、その顔は? 妬いているのか? 心配するな、お前の気にするようなことはない。
さあ、おいで。」
「で、でもこれを下賜されるということは・・・」
「まだ疑っているのか? 悪い子だな。」 オスカルはそういうと
ロザリーの両膝に手をかけ、思い切り左右に押し広げた。
「あっ、いや・・・」
ほっそりとした白い脚が両脇に押しやられてロザリーの秘密の部分がオスカルの目の前にさらけ出されていた。
いかに愛するオスカルとはいえ、このようなあられもない姿をみられることは耐えられない。
ロザリーは思わず顔を両手で覆った。オスカルはじっとロザリーをみつめると、ほうっと溜息をついた。
「綺麗だよ、ロザリー。 こうしているとお前のすべてが見える。金色の茂みも薔薇色の
会陰も、ちいさな尻も。 お前はすこしも変わりはしない。 おや? こんなところにも。」
脚の付け根に近い太腿にベルナールの跡をみつけると、オスカルはこの跡を
つけられたときのロザリーとベルナールの姿態を思い浮かべ、情欲が掻き立てられた。
オスカルはディルドーにキスすると、私の肌でずっと暖めていたからね、と言って
ロザリーの会陰にあてがった。 ロザリーは硬い異物感にびくっと体を震わせた。
「ああ、素晴らしい眺めだ。お前のなかにこれが入って行く。ロザリー、これがみたかったよ。」
オスカルはゆっくりとロザリーのなかに入っているものを動かし始めた。
「どうだい? どんな感じがする? 本物にはかなわないだろうが・・」
ロザリーは問いかけには答えずに、オスカル様、オスカル様とくぐもった声で
名を呼び続けた。
「顔を見せておくれ。 お前の顔がみたい。」
ロザリーはゆっくりと顔を覆っていた両手を左右にのけて、オスカルを見た。
羞恥と官能と戸惑いがロザリーの愛くるしい顔により淫らな陰影を
投げかけていた。穢れの無い少女の顔と妖艶な女の顔が交錯しオスカルを瞠目させた。
「素晴らしいよ、お前は。 ベルナールがうらやましい。」
「オスカル様。 私はこんなこと、貴方様のほかには・・・」
もっと淫らな姿がみたい。オスカルはロザリーの上半身を抱き起こして
両腕を後ろについて支えさせた。
「ほら、ごらん。これなら私がお前に何をしているかはっきりとわかるだろう?」
「い、いや。」ロザリーは白いオスカルの手のなかにあるものが
自分の中に入れられていく様を直視できずに目を閉じて顔をそむけた。
「ロザリー、目を開けて。」
オスカルの有無を言わせぬ強い口調にロザリーははっと目をあけ、自分が
ディルドーに犯されていくさまを目の当たりにすると、思わず潤んだ瞳で
すがりつくようにオスカルを見あげた。半開きになったふっくらとした
赤い唇から舌を覗かせ、甘い吐息がもれる。オスカルはぐいっと抱き寄せて
熱いくちづけを繰り返した。オスカルの手がさらなる動きで官能の極地へと
導くとロザリーは全身を痙攣させるようにがたがたと振るえ果てていった。
ぐったりとシーツに倒れこんだロザリーはオスカル様、と愛しい人の名を
つぶやいた。
オスカルが体を離そうとすると、ロザリーはその手首を強く掴んだ。
オスカルさま、私も貴方様を愛したい、行かないでください、と懇願した。
「ロザリー、大丈夫。 夜は始まったばかりだからね。」
オスカルは衣服を脱ぎ捨てるとまばゆい裸身をベッドに横たえた。
「オスカルさま、ああ、なんてお美しい。本当にこの姿を見たのは
私だけなのでしょうか?」
「ふふ、まだ疑っているね。 さあ、お前の舌で愛しておくれ。
ディルドーはやめておこう。そんなに痛いのはごめんだから。」
ロザリーはよつばいになるとオスカルのスラリとした脚の付け根に顔を埋め、
先ほど自分が愛されたように舌を蠢かせた。
「ああ、いい、いいよ、ロザリー・・・」
ロザリーは顔をはずすと代わりに細くてしなやかな指をいれて優しく、
途切れなく、大事な宝物を扱うように愛撫を重ねていった。
オスカルのうめき声が聞こえる。
「誰にも、誰にもオスカル様は渡さない。私だけのものよ。王妃さまにだって、
絶対に渡さない。 貴方様をこうして愛すことができるのは私だけ・・・」
「ふふ、まだ妬いているのか?」
「フェルゼン様にだって、ジェローデル様にだって、アンドレにだって、絶対にいや。
いや! オスカル様は私だけのものよ!」
「ロザリー、お前は可愛い・・・。ああっ」
久方ぶりの逢瀬に二人はお互いの肉体を獣のように貪りあった。夜はまたたくまに明けて
鳥たちの鳴く声が聞こえてきた。 まだ朝も早い時刻にベルナールは帰宅した。
オスカルがアンドレを連れずに訪れるとは珍しいこともあるものだな、
とふと思ったものの新妻とオスカルの秘め事にはまったく気づくことはなく、
美しい友人との再会を喜んだのであった。
Fin
GJ!GJ!!
エロかった。
ごちそうさまです。
オスカル×ロザリーは苦手だけど、文章がとても綺麗なので思わず引き込まれました。
それにしても、「オスカル様を思い浮かべて」って、ロザリー、ヒドスw
オスカル恋しさゆえにベルナールを蔑ろにするロザリーって
基本嫌いなシチュなんだけど
いかんエロいわ萌えたわ
GJ!
女にもてまくるオスカル様だから、レズの一つや二つがあってもおかしくない
GJ!
オスカルとロザリーならロザリー攻かなと勝手に思ってたのですが
男前な攻めオスカルと可愛いロザリーが良かったです(このO様、女の子何人も泣かせていそう)
ロザリーがオスカル>ベルナールなのは原作通りだからw
オスカル様になら泣かされてもいいと思ってしまったwww
>ロザリーがオスカル>ベルナールなのは原作通りだからw
おいおいW
しかし二次のベルナールって気の毒だなあ
大概アンドレだと最高にテクニシャン扱いだけど
ベルナールだと「無骨な手」になっちゃうんだ
「武骨な手」いいじゃないか。
ジャーナリズム一筋の革命の闘士が初めて女に惚れました〜的な初々しさが出ていてなかなか味があると思うよ。
なんだかんだ言っても宮廷の水で洗われ無難に一通りの遊びはこなしていそうなアンドレとは違い
ベルナールは本当に一途な感じだしね。
そうだね
ベルナールって基本女とかに興味無い感じ
どちらかというと草食的
ロザリーがたまたま好みのタイプだったから結婚したけど
ロザリーに出会わなきゃ独り身だったかも
これで、オスカルが処女だったら萌える。
自分はディルドー入れるとイタイからやめておくってことは、
おそらく処女。
「私は男を知らない。…」って、言ってるじゃありませんか!
萌え…
このオスカルは女穴がなくてチンコ生えてて後ろ穴が開発されてるんじゃ
そんなオスカル、こわ…い…。いや単なる男か
実はレズだから長い間処女だったと考えられる
んじゃ次は、淫乱レズで処女のオスカルを無理矢理襲う、アンドレかフェルゼンでよろしくw
処女なのに長年レズってることがアンドレにバレてしまい
ロザリーへの嫉妬心あいまって言葉責め&じらし責めで開発される話よろ
オスカルのロザリーに対する口調って
どうして親戚のおじさんみたいなんだろう
完全な保護者目線だ
親戚のおじさんwwww
確かに。
親戚のおじさんwww
だめだ、もう一回読み返してみたら
親戚のおじさんに詰問されてるロザリーにしか思えんwww
オスカルは両刀っぽい。男も女もいけそう
なぜかアンドレマリーとオスカルロザリーが一番萌えた。
最近このスレになってからレベル上がってきてうれしい。
前のスレはとてもじゃないけれど受けつけなかったので。
前スレは確かに荒れていたけれど、226 341 779 874は収穫だったと思う。
特に779。
とても新鮮だった。
>>952 あとこのスレではアンドレランバル夫人なんてのもあった。
変化球の多いスレだったけれど、みな良かった。
フェルマリーも正統派で良かったな
意外にマリーが活躍してる
フェルマリはしっとりしていて良かったなー。
抑えた大人の恋愛って雰囲気で。
自分はドン引きされると思うが、ふたなりネタが良かった。
>>953 ありがとう! 前スレの779 874は自分のです。
このスレのアンドレマリー(
>>380)とフェルマリー(
>>434)も。
前スレ後半から投下の新参者ですが、気に入って貰えて嬉しいっす。
他の皆さんの良作もいい刺激になってますです。ありがとう〜!
様々なリクにも応えてもらえて嬉しかったよ
またヨロシク!
なんかまったりしてていいねw
BGMに蛍の光が流れてそうないいスレの終わり方(笑)
次スレも仲良くいきたいねえ
笑える話が好き。性別逆転とセクハラ騒動は読み返して楽ませてもらっています。
ギャグ以外ではえげつないフェルゼンが好きです。
えげつないフェルゼンて
>>729ですよね。
よかったです、あれ大好きです。
シチュエーション的には「アンドレ家出系」の話が好きだ。
ただかなり原作から離れすぎて修正するのが大変そうだけど。
二次とかパロとして割り切って読んでるから、原作から離れても余り気にならないなぁ
色々読めて嬉しいよ
ちょっとした妄想ネタも面白かった
965 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 23:27:19 ID:nrRwVay5
ブラビリ直前アンドレは
オスカルがフェルゼンと会った=フェルゼンとやった
と思ったから逆上したんですよね?短絡過ぎですよね?
アンドレ好きだけどいまだにそこだけ腑に落ちない・・・。
>>963 家出系って?
アンドレがもしオスカルを連れてジャルジェ家を出たら…
って奴?
年がら年中、
「オスカルはフェルゼンといつかやってしまうんじゃないか」
とばかり考えて、ノイローゼ気味だったんでしょうねー。
家出系って
ブラビリ前後にアンドレが無理やりオスカルをやっちゃって
そのまま屋敷を出てっちゃう
それでアンドレの大切さに気付いたオスカルが
必死で探す…系の話じゃないかな
家出系だと、ジェロとの結婚話に傷付いてジャルジェ家からアンドレ失踪っていうのもいいな。
その状況になってオスカルは初めて自分の本当の気持ちに気が付いて、アンドレを必死に探すんだけど…みたいな話が読みたい。
とにかくオスカルは鈍すぎる
そこがいいんだが
>>965 >ブラビリ直前アンドレは
オスカルがフェルゼンと会った=フェルゼンとやった
と思ったから逆上したんですよね
違うでしょ
>短絡過ぎですよね?
オカエガナー
オカエガナー×
オマエガナー○
寝るわ
973 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 00:51:08 ID:q24xkDYZ
>違うでしょ
違うとしたらなんなのか知りたいです。あそこまで逆上しなくてもと思うのですが・・・。
>ノイローゼ気味
ありそうですね(笑)
アンドレが正常な精神状態を保っていられなかったほど
思い悩んでいてノイローゼだったというならば、
空に向けて撃っちゃったのも、毒殺未遂しちゃったのも
納得するね。
精神を病んでいたとするなら、仕方ない、と。
975 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 01:03:47 ID:JqJCyb9e
ブラビリんときアンドレは何を誤解してたんでしょうかねー
オスカルが一方的に振られて帰ってきただけなのにね。
しかもフェルゼンに何もされず、男らしくガッシリ腕組みまでして。
976 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 01:11:23 ID:q24xkDYZ
やっぱり悩み過ぎで煮詰まって妄想暴走しちゃったんでしょうか。
かわいそ(/_;)
オスカルはマン毛も金髪なのかな?
最後の夜は何回くらいやったんでしょう?
男性目線でさらりと書いてもらえませんか
翌日死ぬかと思うと燃えるもんなんでしょうか?
>>978 燃えるだろうね。
今生最後の情交だからね。
相手がやるのが目的のビッチじゃなくて、人生最愛の女でしかも処女だからね。
相手の体に負担をかけないよう、必要以上の恐怖を与えないようじっくり時間をかけるだろうから、精々2〜3回じゃないか。
これが最後だ〜おらおら状態で相手の事を考えずに張り切る絶倫男のなんて
官能小説かアダルトゲームの中にしか存在しません。
もしかしたら明日死ぬかも知れない という状況になると
生存本能が働いて無駄に絶倫になるか、まったくダメダメかのどちらかだろうな。。。。
982 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 21:47:46 ID:ZbZZtYcW
>>973 俺が大事に大切に守ってきたものを
フェルゼンみたいなにわかwに汚されたーーーー!!
で、頭が沸騰したついでに股間も沸騰したわけです
つか明日も戦いがあるのにそんな何発もやれませんから
984 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 22:24:32 ID:q24xkDYZ
>982
やはりノイローゼ気味だから
会った=やった
な訳ですね(-"-)
男って嫉妬で興奮するものなんでしょうか(;一_一)
アンドレは今まで他の女と遊んでいたのに男は自分勝手
女の方がよっぽど自分勝手に生きてると思うけどね、ある側面では。
>>982 そういう状況でアンドレの誤解を解こうとせずに
涙浮かべて黙ってるだけのオスカルに女のズルさ感じるわ。
「立ち話して振られた、別れてきた、それ以外はマジ何もない。」
ってハッキリ言わないのよね。
ところでもしもアンドレが「オスカルをフェルゼンにキズものにされた(未遂も含む)」
と早とちりで誤解しているのだと仮定したら、その誤解を解かない限り
アンドレの中ではオスカルは中古扱いのままって事にならんかね?
その割にはブラビリの後爽やかに部屋出て行ったけど。
>>987 自分はむしろ、自分のことしか考えられないオスカルは子供っぽいなあと思ったよ。
アンドレが何を思ってるかなんか考える余裕もないくらい
自分のことしか考えられない。
駆け引きとかずるさとは無縁な子供みたいだと思った。
オスカルは何だかんだ言っても御婆日傘で育った純粋培養のお姫様。
どうしても考え方が自分優先なっちゃうのは、仕方ないんじゃないか。
990 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 09:00:46 ID:MIdeHu29
オスカルのその後の雰囲気で早とちりだったんだと悟った・・・とか?
991 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 09:34:34 ID:MIdeHu29
>>987 アントワネットと逢引きしてたフェルゼンがアラン達に見つかったとき、
アンドレに「追いかけて逃げ方教えてあげて」ってオスカルが言ったのには驚いた。
「それをアンドレに言う!?」みたいな。
そんなオスカルの態度から何もなかったとアンドレも思ったのでしょうか。
おどれーた
「何かあったんだな?」
何か=やった・やらない なのか
恋愛事の心情的な何かとは思ったが
性的な何かとアンドレが想像したとは思わなかったな
性的な何かと想像したからこそ、襲い掛かったんでしょう。
常識で考えて
そうかなぁ
オスカルがフェルゼンへの恋愛感情を隠して付き合っていた
という関係が崩壊したというのを感じ取ったのと同時に
分かっていたけどやっぱりオスカルはフェルゼンが好きなんだという現実が
心の中にたたきつけられて爆発したんだと・・
まぁこのスレ向きじゃなかったな
アンドレにとってオスカルの抱き心地はどうだったのだろう
痩せて骨ばった女性を抱く心情はね
何かでスーパーモデルのジゼル・ブンチョンを抱いた時の感想は骨の袋を抱いているような
感じだったと書いてあったからね
オスカルの事を「ずっと見ていた」という割には全然理解していないアンドレ。
オスカルの性格なら、いくらフェルゼンの事を好きだからって
一足飛びにそんなややこしい関係になるはずないのに
告白して振られたレベルの話でいきなりぶち切れて暴行未遂って・・・かなり短絡的思考ではあるよね。
普通の町娘だってそんな男嫌だろうに。
そう考えるとアンドレって”素人童貞”ってやつだったのかな?
>>994 自分もそっち系の考え。
アンドレはFOの間に性的なものを想像してしまったのではなくて、
いままで気丈にフェルゼンとの男の友情関係を守っていたオスカルが、
女の部分を露わにしてグラついた姿を見てしまった事によるショックかと。
突然オスカルの中に女の部分を見て、自分の男の部分が頭を擡げてしまった。
フェルゼンさえその気になればオスカルを取られてしまう。
ならば、その前に自分のものに…と。
でも、もし本当のレイプ魔なら、嫌がられたら余計に喜んで事に及んでしまうよ。
あそこで踏みとどまったのは、アンドレの素が常識ある男だったから。
誰にでも魔が差す事だってあると思う。
毒入りワイン事件もあるけど、30年近く一人の女を身近に見続けてきたら、
2回ぐらいは、一途ゆえに魔が差しても自分なら許せるな。
寧ろその程度しかなかった事が奇跡に思える。
原作でも
「オスカルの心を他の男が捕らえていくのを、ただ黙って見ていなければ
ならない」とか言ってたね、アンドレ。
彼の立場とか心情とか無視して、ただ
ノイローゼだとか嫉妬で興奮とか、ナンセンスにも程がある
価値観は人それぞれだから別に構わないけど
ぴぽ。
ぽへ。
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