どこででもいいから愛憎渦巻く本能寺で本能に赴くままお互いをむさぼる十兵衛ちゃんとサルをだな…
ほ
ほしゅ
最新刊読み終わった
もうみんな可愛くて妄想が止まらん
そして今回一番可愛いと思ったのは挿絵の半兵衛ちゃん
最新刊は隆景ちゃん一択やろ
隆景ちゃんが可愛いから書こうとしたら、難しい! 初めてだから投下の仕方も
解らないし……ちょっとだけ書いたのを。因みに此処から逆レです!
「やっぱり、俺が甘かったのか?」
石に囲まれた牢獄の中で相良良晴は自責の念に苛まれながら、そう呟いた。
四肢は鉄の鎖で縫い付けられ、身動きは叶わない。どういった意図が在るのか解らないが、敷かれた柔らかな布団の上に縫い付けられているのだが、おそらくは今回の犯人である奴の娘のおかげだ。
極度な子煩悩である彼ならば子供に嫌われるか敵に痛い思いをさせるかなら前者に圧倒的な軍配を上げるだろう。ならば、四肢を封じたのは彼のせめてもの抵抗だろう。
そんな事をつらつらと考えていると、彼が目覚めた事を察知したのだろう。男が声を掛けてきた。
「ふん、漸くお目覚めか? 全く、こんなに簡単に嵌るなんてな」
そこにいたのは宇喜多直家、別名姫武将殺しと呼ばれる四十手前の男だった。
最も、良晴の印象としては子煩悩なチョイ悪親父程度だ。小早川隆景の所にいた際の影響か、露璃談話をしたからか憎めない男になっていた。
だからこそ、彼の手紙を信用してしまったのだ。
隆景が危ないと言う密書を。
「……小早川さんは無事なんだろうな?」
「おいおい、オレさまなんかが小早川のお嬢様をどうにかできるはず無いだろう? むしろ、オレさまを助けて欲しいぐらいだ」
「何を言ってるんだよ。俺を閉じ込めて助けて欲しいだなんて」
しかめっ面を作る直家に良晴は素直に疑問を覚えるが、直家は口にするつもりは無いのだろう。目を逸らす。
「……そろそろか。ったく、どうやら時間切れみたいだ。じゃあ、達者でな」
「なっ!」
びっくりしている間に直家は暗闇の向こうへと消えていた。何故か、光源である松明は点けたまま去って行ったが、見張りは一人も居ない。
ならば、誰か来るのだろうか? あの直家が男の事を気遣ってつけっ放しと言うのは考えにくい事だった。
どれ位時間が経ったのだろうか? 何もすることが無いからか、やけに時間の流れが速い気がする。しかし、松明がまだ消えてない事を考えるとそれほど時間は経っていないのだろう。
どうにかして、脱出できないかと布団の上で暴れていると、微かな足音が聞こえてきた。静かでゆっくりとした音だ。
先程足早に去っていった直家とは比べるまでも無い。と考えれば、女性なのだろう。その条件から良晴の頭には一人ヒットした人物がいた。
「秀家ちゃんか!? すまねぇ、出来ればまた助けてくれないか!?」
叫んで、しかし反応がない事に思わず顔をしかめる。彼女であれば可愛らしい返事を返してくれるだろう。
それこそ、直家が子煩悩になるくらいには……しかし、この足音の主は全く反応せずにゆっくりと此方に来ている。
そして、漸く良晴の瞳に映ったのは白無垢を身に纏った小早川隆景だった。
見てるで
ひさびさの投下乙
続きも待ってるよ
隆景ちゃんからの逆レイプか・・・滾る!
十兵衛ちゃんマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
誰か書いてください
なんでもしますから!
良晴「ハーレム作るわ」
信奈「許さないわよ」
良晴「はい」
視聴者視点では役に立ってるのかどうかイマイチ微妙なジャンヌを、信長の口から妙に持ち上げさせる一方で
やけにヒミコを報われない感じで描くこの対比に、何の意図があるんだろう
どちらのファンも喜ばないような気がするのだが
ヒドイ誤爆をした、ごめんなさい
偶然とはいえマジでひでえ……
上で隆景ものを描いた人です。
続きを書こうとして、書けず……新作を書いていたらワードで八ページ
文字で四千を超えていた。なっなにを言っているが(ry
と言うわけで、投下しようと思うのですが……文字の規制とかって在るのだろうか?
g
なかったはず
投下楽しみにしてます
709 :
良晴シリーズもの?1:2014/04/30(水) 02:57:07.99 ID:cyBsMfl+
「にしても、官兵衛ちゃんが会わせたい相手ってのは誰なんだよ?」
馬上に揺られ、黒田官兵衛先導の下馬を操って居た相良良晴は未だ告げられない目的に対して、既に何度か言った言葉を再び放った。
「あぁ、これから相良良晴と婚姻っあ、いや、なんでもない」
「なんだよ。まぁ、あの黒田官兵衛が言う策なんだから間違いじゃないんだろうけど……にしても、護衛も何もなしは危ないんじゃないか?」
「シム。その点は大丈夫だ。既にこの街道は相手方が安全を確保しているし、今回は密談だ。大人数やあまり名の在る武将が移動するのは好ましくない」
「そっか。まぁ、官兵衛ちゃんに任せるよ」
カッポカッポと馬上に揺られる事どれ位経っただろうか? 地図も土地勘も無い相良良晴にはすでにこの場所が何処なのかも解らなくなっている。
命運は全て官兵衛が握っているのだ。
にも係わらず、落ち着いて居る事に官兵衛は喜びを感じていた。
と言うのも、官兵衛は相良良晴の前では策を成功させた事は殆ど無い。半兵衛に助けられている始末だったのを考えれば、信頼されるはずが無い。
しかし、相良良晴と言う男は官兵衛に全てを託してくれているのだ。
「大丈夫だ。全てこのシメオンに任せてくれ」
きっと、この主は喜んでくれる。
この騒動から起こる様々な未来を知らずに、心の機微を知らない官兵衛はそう信じていた。
「着いたよ。此処だ」
「へぇ、良い感じの場所だな。にしても、旅館で会うのか?」
「シム。今回の事を考えればこの場所が一番だ」
「へぇ」
キョロキョロと、旅館を見ながら良晴は官兵衛に付いて行った。
また、こういった場所に旅行に来たいなぁ。とか、相良軍の慰安旅行とかどうだろう。等と考えながら。
「おっ! 漸く来たか。全く、このオレさまを待たせやがって」
「えっ! 宇喜多直家!? 何で此処に」
そして、官兵衛の空けた部屋に居たのは……姫武将殺しの通り名で知られる宇喜多直家だった。
思わず、官兵衛を見るがその視線は直ぐに直家に向く。
「……官兵衛が態々俺を連れてきたんだ。相良家、そして織田家に利の在る話なんだろ?」
本来であれば、逃げても可笑しくは無い相手なだけに直家は思わずと言った風に口笛を吹いた。
「へぇ、よっぽど黒田官兵衛を信頼してんだな。オレは即座に帰ると思っていたぜ」
「官兵衛は天下に名を馳せる軍師だ。その官兵衛が会わせたのならそこには俺なんて想像も付かないような利がある筈だ。なら俺は官兵衛を信頼するだけだ」
その言葉に、官兵衛は思わず良晴の服をギュッと掴んでいた。
「へん。こっちとしてもやりやすくて良い。まぁ、オレさまがすることなんてもう終わっているんだが」
「なんだって?」
「おれも忙しい身でな。相良良晴。お前はこの部屋を使いな。ガキはその隣だ。そんじゃあ、な」
そう言って部屋を出る直家に良晴は呆気に採られた。
何も話して無いのに、相手は部屋を出て行ったのだ。官兵衛が用意したこの部屋が意味の無いものとは考えられない。しかし、相手は今目の前から去っていった。
「おい、官兵衛ちゃん。引き止めなくていいのか?」
「シム。予定通りだよ。相良良晴。それじゃあ、シメオンは隣の部屋に行く」
「っへ? おっおい!」
そう言って、官兵衛すら出て行き、部屋には一人良晴だけが残された。
「何なんだ一体? と言うか、毛利家に対してどうするか決めなくちゃいけないのに、こんな所でゆっくり何てして居られるか!」
呆気にとられていたが、用が無いのだと思った瞬間に早く軍議を開かないと! と、官兵衛を追いかけようとして、襖から入ってきた女性に思わず目を開いた。
「小早川さん!?」
「……良晴」
その女性は毛利家において智将と恐れられ、事実上毛利家の舵取りをしている姫武将だった。
「良晴、あぁ……良晴だぁ」
蕩けたように良晴、良晴と名前を繰り返す隆景に、思わず良晴は赤面する。
そして、僅かに硬直した良晴に突撃するように隆景は良晴を掻き抱いた。
「ダメだ。ダメだ……寂しい。良晴、お前が居なくなって毛利家はとても寂しくなった。ダメなんだ。良晴が欲しい。私はこんなに弱いダメだ。良晴が居ないと」
涙を流し、もう離さないと抱きつく隆景に良晴は混乱していた。
なぜ、彼女が居るのか。なぜ、泣いているのか。なぜ、ここまで弱っているのか。
そして、混乱する良晴を犯していくように隆景から甘い、甘い香りが漂ってくる。
それは、少女の香りで在ると共に、直家の策略であった。
姫武将殺しの通り名を持つ直家は様々な性に関する道具にも様々な伝を持っていた。
その内の一つに、性欲を増強させる匂いを出すお香があったのだ。
隆景の着ている着物はそのお香が焚き付けてあった。
「小早川さん! 落ち着いて、あぁでも良い匂いだ! ダメだダメだ! 相良良晴!! 小早川さんは泣いているんだぞ!? それに信奈が……けど、うぅ、好きな相手にこんな事されて我慢なんて出来るのか!?」
信奈の事を考えて踏み止まっているも、良晴は隆景にも恋心を抱いているのだ。
自分の好きな女性が自分を求めているのに自制なんてできるわけがない。
良晴の両手は隆景を抱いてしまっていた。
「良晴! 良晴、もう離さない。お前が他の女と話していると想像するだけでダメなんだ。お前が織田家に帰ってから私はダメになった。もう、良晴の事しか考えられなくなったんだ」
そして、直家のお香の効果は隆景にも影響を及ぼしていた。いや、お香が焚き付けられた着物を長時間着ていた影響か、既に頭の中は良晴の事しか考える事は出来なくなっていた。
自分の思いを全て出し尽くした隆景に残されていたのは行動だけだった。
良晴の顔を両手でがっしりと固定して、貪る様に接吻を始めたのだ。
そこには、過去に見せた初々しさなど欠片も無く、初めての接吻だと言うのに余韻に浸ることなく息が続かなくなるまで続けられた。
「ん、はぁ、はぁ。あぁ……気持ち良い……溺れてしまう。私は……もう」
そして、呆然としていた良晴にもう一度接吻を開始する。
既に、瞳に理性の色は無かった。
ぼんやりと、ただただ良晴だけを瞳に映して。
隆景は自分が堕ちていくのを鈍った思考の中で感じ取っていた。
一方、良晴の理性もお香と隆景の行為に溶かされていた。
頭が鈍くなり、隆景のキスに自分の中の男が目覚めていくのを痛いほどに実感していた。
そして、柔らかな隆景の身体を思わず抱き締める。
「あっ……良晴ぅ」
「小早川さん……いや、隆景ちゃん。好きだ。君の事が好きだよ」
そして、感情が言葉にされたとき……良晴の理性は溶かされていた。
「好きだ、好きだ、好きだ。俺は隆景ちゃんの事が好きだよ」
「あぁ……良晴。良晴。私もだ、私も好きだ。良晴の事が好きだ」
お互いの思いを再確認した二人は既に交わす言葉は無かった。
どちらとも無く今までに無いくらいに優しく接吻を交わすと、それを続けたままにお互いの身体を弄り始める。
小柄な隆景の体はすっぽりと良晴の身体に包まれ、ひな鳥が親鳥に餌をせがむ様に必至に良晴の唇にすがり付いていた。
良晴から流れ落ちる唾液をコクコクと自身の中に迎え入れるたびにお腹が熱を訴え、もっともっとと訴えるように右手で良晴の頭を抱く。
空いた左手は良晴の身体に服の間から侵入し、その逞しい身体を愛おしく撫でていた。
そして、良晴が己の服を脱がし始めると共に隆景も良晴の服を肌蹴させる。
そして、上半身が全裸になったとき、隆景は良晴は自分のものだと言うかのように身体を擦り付け始めた。
既に理性は欠片も残っていない。隆景は既に良晴を自分のものにすること以外は何も考えられなくなっていた。
一方、良晴も既に理性は無くなっていた。
隆景が自身の唾を飲むたびに、彼女を征服した、隆景は俺のものだと言い様のない快楽に襲われ、擦り付けられる柔らかな肌に、慎ましい胸に誰にも渡さないと隆景を支配する事しか頭に残らなくなっていた。
そして、戦国時代に来てから続けられていた禁欲生活は高校男児である良晴には耐えれないものであった。既に自身の逸物は痛いほどに勃起し、隆景の膣に己の精を解き放ちたいと暴れ狂っている。
我慢など出来るはずもなかった。
「ごめん!」
「あっ」
押し倒すために唇を離すと、物欲しげな表情をする隆景。
その表情にぞくぞくする様な興奮を感じながらも、彼女の着ていた着物の上に押し倒す。
着物だったために押し倒された隆景は良晴にありのままの姿を晒していた。
思わず、唾を飲み込む。
隆景は押し倒されたにも係わらずに、両手を良晴に伸ばし求めていた。
「隆景ちゃん……良いよね?」
「はい」
言葉は短かった。会話すらももどかしいと、良晴は体を倒し、隆景は良晴を抱き締める。
接吻を再開し、良晴は己の逸物を解放するために右手で服を脱いでいた。
その際に触れた隆景の器は既に蜜を溢れさせ、着物に零すほどに濡れ、求めていた。
良晴は解放された己の逸物を左手で隆景に向けながら、空いた右手で優しく彼女の髪を撫で付ける。
隆景の顔が更に蕩けて、良晴の右手にもっと撫でてと言わんばかりに頭を押し付けた。
もう、会話は無かった。隆景の器に自身の逸物を押し付けた良晴は彼女に目を合わせる。
そこには、熱い眼差しで自分を見つめてくれる隆景。既に彼女の初めてを貰うと言う行為に対して、隆景は覚悟を決めていた。
いや、それどころか、早くしてくれとでも言うように器を擦り付けて先走り液をたらし物欲しげに待機する逸物を誘っている。
我慢など出来るはずが無かった。
左手で狙いを付けられ、開放された逸物は迷わず隆景の器に入り、突き抜けた。
「んっぁあああああああああ!!」
「っつ、気持ちよすぎるぜ、隆景ちゃん」
思わず、エビゾリになって唇を離してしまった隆景は、解放された口から獣のような咆哮を発する。
しかし、良晴には気使う余裕など無かった。
熱く、熱く、軟らかく押し寄せてくる彼女の肉壁に自身の神経は集中して、思わず腰を引きそうになる。
そんな行為を隆景は許せるはずが無かった。
痛いのに、処女膜が破られ痛いのに、彼女は良晴の逸物が自身の膣から無くなるという事実に言い様の無い恐怖と寂しさを感じたのだ。
両足で素早く良晴をホールドすると、自由の利かない上半身を無視して両腕で良晴を求める。
素早く彼の腕を捕まえ、引き摺るように身体を掻き抱いて少しの隙間も許さないと言う様に密着した。
「っはぁ、はぁ……っつ、消えないで」
「隆景ちゃん。大丈夫、もう離さないよ」
ダメだ。ダメだ。ダメだ。違う、そうじゃないと隆景はさらに四肢に力を籠める。
両腕は二度と良晴を離さないと、爪すら立ててしまい、両足は良晴を更に奥へと、奥へと力を籠める。
子宮口すらも、彼女の意志に従うかのように良晴の逸物に吸い付いた。
「出して、孕ませて、産ませて、良晴の赤ちゃんを……隆景にちょうだい?」
彼女が今まで読んできた膨大な書物、その中からひたすらに言葉を出そうとして、出たのはそれだけだった。故に彼女の思いはそこに集約されていた。
良晴との絆が、証が欲しいのだ。
戦国の世の中、何時如何なる不条理が降りかかろうとも、良晴との絆を確認できる。目に見える証が欲しいのだ。
そんな彼女の思いは知らずに、ただその言葉に良晴は興奮した。
強引に腰を動かし、彼女の子宮口に熱烈なキスの雨を降らせる。
両手は彼女の胸を掴み、唇は顔中を嘗め回っていた。
そんな行為に隆景は嫌だと言う感情を欠片も生み出さなかった。
いや、それどころか恍惚とした表情でされるがままになっている。
両手は良晴の体中を這い回り、手に手を重ね、優しく包み込む。
隆景は既に幸せの絶頂に居た。
「っっ出る!!」
「あっ、……あははははははははあはははははは!!」
そして、良晴の精液が自身の膣に出された時、隆景は完全に堕ちきってしまった。
自身の中に出される精液の温かさに、それが確実に自分の体内に染み渡っていく感覚に嗤い声を上げずには居られなかった。
(これで……良晴は私のものだ)
714 :
ギャクレー:2014/04/30(水) 03:04:06.59 ID:cyBsMfl+
投下終了。
初めて書いたけど、信奈はキャラの口調が捕らえにくい!
二次少ない理由はそこなのかな? と思ったり……。
けど、みんな魅力的だから頑張って書きたい! だから、拙い作品になるだろうけど
許してください
一応、シリーズなのかな? を考えて、次は官兵衛ちゃん! です。
……隆景はデレシーンが原作少なくてピロトークとか無理! つぎ、いきなり飛ぶだろうなぁ
投下乙!
デレデレ隆景ちゃんかわいい・・・
やっぱり改行あると読みやすいね。すっごく読みやすかった
つか初めて書いたとは思えない出来でした。シメオンが出てくるのは珍しいな
716 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/30(水) 18:04:21.37 ID:Re1uWv09
隆景と良晴の絡みもっと増えないかなー笑
717 :
アナザー:2014/04/30(水) 22:55:44.38 ID:Re1uWv09
勝手ながら投稿しまーす駄文です。
彼は全てを思い出した。自分が織田家の家臣だったことそして織田信奈という少女を愛していた事も…
「俺は、なんでこんな大事なことを忘れてたんだ」
そう言いながら片手で目のあたりを抑えた自然と流れてくる涙を受け止めるために
「やっと思い出しやがりましたね先輩!さぁ織田家に戻りましょう!」
十兵衛はそう言うと良晴の手を引張って海へ堕ちようとしたとき
「ごめん十兵衛ちゃん!」
「え…」
彼女は驚いた。なぜなら彼は今自分のことを海に突き落としたのだから
そして驚いて見上げている十兵衛に今までに見せたことのないような形相…敵を見るような目をしながら
「相良良晴は、今日の海戦…いや前の木津川口の海戦で死んだ。ここにいるのは、彼と同じ名の良晴だ!織田の総大将にもそう伝えろ!」
と小早船で十兵衛から遠ざかりながら言った。
そして彼は自分の後ろの方を向き今にも泣きだしそうな隆景を抱きしめた。
抱きしめると彼女がふるふると震えているのがわっかた。
「小早川さん俺はどこにも行きません」
良晴のその言葉に隆景は小さな声でうんと答えた。
「そして次は絶対に織田家を信奈を中国地方から追い出して見せます」
彼は新たな覚悟と決意をした。瞬間であったのと同時に
「良晴今日からお前は俺の養氏な」
「えっ!」
村上良晴の誕生の日でもあった。
駄文で申し訳ないっす
kitai
投下者乙 やっぱ新刊でると盛り上がるな
720 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 10:01:31.24 ID:sQmy4bYj
隆景可愛すぎなんですよ!良晴と隆景がくっつくべき
h
ほ
わっふる
十兵衛ちゃんはまだです?
725 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 19:55:39.70 ID:7KQR60yC
十兵衛ちゃんはマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
726 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 19:59:44.77 ID:iNQVhJ3T
嫉妬に狂う十兵衛ちゃんマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
727 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 23:46:54.60 ID:GfIwKttR
「何故なんですか? 何故私を選んでくれないんですか? ……相良先輩っ!!」
十兵衛の寝室、彼女は一人。破れた恋に涙していた。
自分の願いは本妻にして欲しいというだけの事だった。
それだけで十兵衛の心を保つ事ができたのだ。
その建前を置くだけで彼の心の一番が十兵衛で無くても自分が一番だと思い込むことが出来たのだ。
しかし、それすらも叶わぬ願いだった。相良良晴が異性として恋しているのはただ二人、織田信奈と小早川隆景の二人だ。十兵衛では無い。十兵衛には女性として好感を持ち、好いてはいるだろうが、恋してないのだ。
他の二人と並べられても選択肢にすら入らない。
「っつ……! うぅぅ」
そんな事が解りきっているからこそ、涙を流すしか出来ないのだ。
既に自分が良晴と結ばれると言う未来は永遠に無い。
在るとすればそれは女性としての肉体だけだろう。
心が交わる事は決してない。それは、十兵衛には許容できなかった。
建前も無く、自分を理論武装する事ができない中で交わればそれは遊女だろう。
己のプライドが許す事ができない。せめて、心が少しでも向いてくれれば……。
「十兵衛様、よろしいでしょうか?」
「この声は半兵衛殿ですか? っ、少し待つです。少しだけ」
「失礼致しますね」
涙を見せてはいけないと、急いで拭おうとして、いやそも寝室にいきなり来るとは何事かと、いや何かあったのかと、頭が混乱している隙に半兵衛が躊躇無く扉を開けた。
そして、半兵衛は我が意を得たりと笑った。
「泣いておられるのですか? 十兵衛殿」
「こっこれは、ちがうのです。欠伸をしただけで」
「隠さずともよろしいですよ。良晴さんの事でしょう? その事で相談が在るのです」
そう、楽園計画の。そう言って薄く笑う半兵衛に十兵衛はどうしようもない魅力を感じていた。
728 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 23:49:57.72 ID:GfIwKttR
さて、楽園計画と言う今孔明の半兵衛が示した策の標的となった相良良晴は己の状況に混乱していた。
小早川隆景、黒田官兵衛と身体を重ね、男として自信を持つと共に女の子を二人抱くという不貞に倫理観から罪悪感を感じていたのだ。
それこそが、半兵衛の策略とは感じずに。
「はぁ、官兵衛ちゃんも抱いちゃったし、どうしよう? 隆景は許してくれるかな? いや、信奈はどうなんだろう。うぅ、俺ってこんな男だったのか?」
口ではハーレムだ何だといっても、良晴は原作十一巻まで信奈一筋だった男。
そこに小早川と言う女性が入って両者の間で心が揺れている隙に官兵衛までも抱いてしまったのだ。
良晴は今後どうするか迷っていた。
官兵衛を抱いた今でも心は信奈と小早川に向けられているのだ。
官兵衛も幼さからか自分の感情を把握し切れていないからか、そこの所には無頓着であった。
いや、そう言ったところを出さずに、幼さゆえの庇護欲と人肌寂しいと擦り寄ったからこそ、抱いてしまったのだ。
恋愛面ではない。言えば官兵衛の傷口を舐めるに等しい行為だった。
良晴は官兵衛を悲しませないためと理論武装する事ができたのだ。
……そう、半兵衛の策略どおりに。
「うぁぁ、とりあえず官兵衛ちゃんには性教育をしないとな。けど、俺もいくら官兵衛ちゃんから言い寄ったとはいえ、抱いてしまったし……如何すればいいんだ? 官兵衛ちゃんは気にした様子も無かったけど」
それでも、抱いたという事実に代わりは無い。
そう、良晴は信奈一筋だった恋心を小早川にも向け、揺れ動いた心を官兵衛が他の道も示したのだ。
他にも女性はいると。信奈一筋なら決して見ることの無かった道だが、良晴は小早川と官兵衛を抱いた為にその道を見てしまった。
しかし、そのままだと心は直ぐに信奈と小早川にしか向かなくなる。
官兵衛は女性として良晴に意識させていないからだ。体格や精神面で子供と思われている。
だからこそ、次の一手は良晴を強く思う女性が居る事を強く解らせる。
良晴を男性として一生を捧げる覚悟の在る人間が居ることを。
そして、一時でも良晴から信奈を忘れさせる事。
そんな半兵衛の策略どおり、良晴の寝室の前には目が逝ってしまった十兵衛が居た。
729 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 23:51:38.18 ID:GfIwKttR
先輩、先輩、先輩、先輩。官兵衛さんを抱いたのですか?
信奈様でも小早川でもない人を……。
なら、私はどうなるんです? あのお二人以外にも愛を向けたんですよね? なら、なら、私にも愛を下さいますよね?
「あはははははははは」
「えっ? この声は十兵衛ちゃん?」
「ふふふ、どうしたんですか? 相良先輩っ! そんな声出して。……クスクス」
「えっ、いや。こんな夜中に如何したんだ? それに笑い声も」
「嗤い声ですか……きっと、お間抜けな私を笑ってしまったんだと思います」
本当にバカです。相良先輩と信奈様が結ばれる事は絶対にない。
けど、二人が愛し合っているなら、相良先輩の心が他の人に向くことは無い。
そう思って逃げていた。小早川隆景も、記憶喪失の相良先輩だから記憶が戻れば信奈様一筋に戻ると必至に目を背けてたです。
けど、その事実を直視するしか出来なくなって……。後には恋に破れた私が独り。
「……ところで先輩? 官兵衛さんを抱いたって本当ですか?」
心が軋んできた。解る。決壊しようとしている。
私の心が壊れるかもしれない。そして、私はその激流に身を任せようとしているです。
あぁ、相良先輩。言葉には気をつけて欲しいです。
もし、もし先輩が本当に、本当に、本当に! 、あのお二人以外の女性を抱いたりしていようものならば
……私は我慢できなくなるですよ?
「……本当だ」
あ……。
障子が外れるほどの勢いで十兵衛は力任せに開いていた。
顔は満面の笑みを作っているのだが、目は濁っている。
良晴が驚愕に目を見開いているが、十兵衛の行動は早かった。
既に彼女は解き放たれた獣でしかなかった。
「十兵衛ちゃん!? こんな時間に部屋に入ったら!?」
「相良先輩、私も愛してくれますよね」
十兵衛はそう呟くと混乱状態に在る良晴を押し倒した。
730 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 23:53:48.99 ID:GfIwKttR
十兵衛ちゃん押しの人が居たから予定を変えてみた。
けど、原作ドタバタで紛失してしまって凄く書きにくい! と書くのが遅れた
言い訳を。
そして、童貞にエロシーンを期待するなと良いたい。童貞を卒業するまで
エロシーンは待て! そんな予定は無いがな。
投下乙
妄想しまくればエロシーンくらいなんとかなるはずだ!
十兵衛ちゃんの本能寺ケージを溜めてくれればエロなんて添え物ですよ
重要な部分がないな、おかしいな
734 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 20:00:37.38 ID:9smEUmre
十兵衛ちゃんのヤンデレマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
735 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/01(火) 11:58:08.59 ID:ZCFeS7lU
ID:GfIwKttR
続きがすげー気になる
続き待ってます
俺も待ってる
737 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/12(土) 16:21:40.06 ID:Lj4lR+3T
農民の竹ヤリでめちゃめちゃにぶち犯される十兵衛ちゃんマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
期待
取りあえず十兵衛ちゃんの本能寺の恋はよ
>>739 原作のネタバレ禁止w
いや、「青い山脈」読んだときからそうなるような気がしてるだけなんだが