メタルサーガ METAL MAXのエロパロ その7
1 :
ジャガン@ナート :
2010/09/16(木) 11:17:04 ID:+rYoXZBH メタルサーガ METAL MAXのエロパロ その7
ここは「メタルサーガ・シリーズ」のエロパロ作品を投稿したり語ったりするスレです。
砂塵の鎖、鋼の季節の他、旧作「メタルマックス」シリーズ(1・2・R)も許容範囲です。
新作METAL MAX3もOKです
◇◆◇ 注意事項 & 推奨事項 ◇◆◇
・書きながらのUPはやめましょう。一度ローカルで書き上げてから一度にUPお願いします。
・余裕があれば名前欄に 現ページ数/総ページ数 の記載を推奨します。
・当スレでの主人公名は「はんた」がデフォルトになっていますが、強制ではありません。
・内容に偏りがあると思われる場合、傾向を予告しておくと無用なトラブルの回避になります。
(グロ・スカ・強姦・SM・女人化・ボーイズラブ等、読み手を選ぶと思われる作品は要予告!)
・アップローダーを使用される場合、作品の紛失事故に備え、作者は原版を大事に保管して下さい。
◇◆◇ 参考までに ◇◆◇
・エロ成分が圧倒的に不足しています。煩悩を忘れてはいけません。開放しましょう。
・扱うキャラに偏りが出ています。シャーリィやメグ達も愛してあげて下さい。
・当スレの過去作品は、リンク切れした(流れた)作品を含め、下記保管庫にて保管して頂いています。
管理人様に感謝です。
前スレ
メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その6
http://yomi.bbspink.com/eroparo/kako/1213/12134/1213462136.html 保管庫
http://mseroparo.schoolbus.tv/
まさかとは思ったが、本当に落ちていたのかぁ〜
ナイススレタイ、乙!! カタカナで「メタルマックス」で検索出来ないのが痛いかもw
10kbゆくか、30レス越えないと堕ちるんだっけ?
「放して! 放しなさいっ! いやっ!」 薄暗い部屋だった。薄暗く、そして奇妙に広い部屋。区切りの壁がおぼろで、そして円筒形の水槽の ようなものが立ち並んでいた。 グラトノスにさらわれたコーラは、抵抗はせずに彼の導きに従ってきた。彼の態度は一応は礼儀正し く、彼女を尊重しているように思えたから。 しかし……その部屋に入った途端、彼女は恐怖に捕らわれた。水槽のような設備の中に、何か肉の 塊のような物が浮いていた。いや……これは……まさか人間の……? 抑えようもなく、その場から駆け出そうとした彼女を、グラトノスの髪の毛が捕らえた。まるで触手の ように自在に動き、彼女の抵抗を押さえ込む。 「落ち着きなさい。大丈夫。怖がる事はない。……女性にはしばしば嫌われる光景だけれどね」 クスクスとしのび笑いを漏らし、コーラをなだめるグラトノス。 「へ、へえ。自覚があるんだ。それなら、レディを招待するのは、別な部屋にしてもらいたいわね!」 震える声を抑えながら彼女はグラトノスに言葉を投げつけた。 「ふむ、そうだったね。そうあるべきだった。君を迎える前に、君に似合う部屋を用意しておくべき だった。……しかし急な事だったもので、ねえ。君を待ち続けた時間に比べて、再び君を見いだした 時間が、急過ぎたよ、アリーゼ」 その言葉に一瞬、硬直するコーラ。アリーゼ? それは確か祖父の妹の名前。何がしか曰くがある人の ようで、父も母も、その話題に触れることを憚っていたような…… グラトノスがゆっくりと、コーラの正面に立って、その瞳をのぞきこんだ。それは彼女にも彼の瞳を のぞきこむことを強いる行為。 これは……何? この目は……覚えがある。かつてシエルタガードの中に、スパイが見つかった事件 があった。子細は知らないが、偶然引きだされる彼を見た時、意味のわからない言葉をつぶやきなが ら、確かこんな目をしていた……。理由の解らない恐怖に捕らわれ、彼女はグラトノスから顔をそらした。 「何度君の夢を見たろう、アリーゼ。その目、その耳も、その唇も……全てが思い描いたとおりだ。 ようやく……取り戻せた。僕のアリーゼ……」 グラトノスの言葉と供に、彼の髪がコーラの身をなぞる。瞼をくすぐり、耳をなで、唇に触れる ……。コーラの前身に鳥肌が立った。逸らした顔を思わず向けてツバを吐きかける。 「触らないで、気持ち悪い! あたしはコーラ! コーラ・ギンスキーよ! 私を他人の代わりにしな いで!」
「……行儀が悪くなったねぇアリーゼ……。いや? 相変わらず、かな? 初めて会った時を思い出す よ。僕を自分の下僕のように見下した高慢な態度。しかしそれは、他の女ではあり得ない、まばゆい 光輝を伴っていた……」 グラトノスは答えない。コーラ自身に答えない。彼が話しかけるのは、己の脳内に残っているアリーゼ の幻にだけ。自分の言葉が相手に通じない絶望に、コーラは身震いした。 グラトノスの髪が触手のように波打つ。コーラのかぼそい抵抗をあざわらうように、彼女の手足を 捕らえ、部屋の中央にある皮ばりの台に固定していく……。 「くっ……放せっ……バケモノぉっ……ひっ!」 彼女のシャツが、まるで刃物で切ったように裂かれた。グラトノスの髪は、その気になれば鋭利な 凶器に変わる。その事実に息を飲むコーラ。 熟する寸前の果実のような、みずみずしい乳房がまろび出た。彼女はきつく目を閉じて、朱に染まっ た顔を背ける。物心ついて以来、家族以外に裸身を見せた経験がない。 グラトノスの指がコーラの胸乳を這う。麓から円を描くようにして、桜色の頂点へ。 「うっ……ううっ……やめてっ……やめ……てっ……」 グラトノスの手は、女のそれかと見まがうほど細くしなやかだ。触れるかどうかのかすかな指加減。 胸乳を走る、かつて感じたことのない感覚に、コーラの乳首が痛いほど充血していく…… 『……助けて……助けてよぉっ……ドラムカン……!』 『あの男』の眼差しを、脳裏に浮かべようとするコーラ。しかし…… 「ああぁーーっ!」 股間の秘所を襲う感覚に、一瞬でおぼろなイメージは吹き飛ばされた。 グラトノスがコーラの秘所に顔をうずめ、舌を使っていた。驚愕と嫌悪に硬直してしまうコーラ。 信じられない。そんな所をなめるなんて。そして驚愕も嫌悪も、圧倒的な快感が押し流した。 「あぁ〜〜っ……かっ……はっ……かあぁぁ〜〜っ……いぃやぁぁ……やめ……あ、はあぁぁぁ〜〜 〜っ……」 文字通りの箱入り娘の彼女は、性の知識に乏しい。わずかな自慰の経験しかない。自らの性器から 生まれる初めて知る快感に、抵抗もできぬままに翻弄される。荒波に浮かぶ小舟のように。 「ふ……ふふふ……いいんだね?アリーゼ……もっと……よくしてあげるよ……」 「ひ……あひぃぃ〜〜……やめ……で……ひんじゃう……もう……ひんひゃうぅぅ〜〜っ…… はあぁぁぁ〜〜〜っ!」
しとどな汗に照り光る肢体。何も考えられないまま、もみくちゃにされるコーラ。そして思考を奪わ れた意識が感じ取る。自らを持ち上げるような大波の頂を。 「ひいいぃ〜〜〜っ……きちゃう……きちゃう゛ぅぅ……あああぁぁ〜〜〜っ!!」 初めて知る絶頂に、弓のように反り返って彼女は吼えた。 手足の拘束が解かれても、コーラは動けなかった。涙とよだれを垂れ流しにし、何も考えられない。 指一本も力が入らない。そんな彼女に、グラトノスは優しく語りかける。 「アリーゼ……ああ、アリーゼ……愛している……。君に、僕とこの世界を捧げよう……君はこの世界 の女王になる……。全ての者が君を伏し拝み、永遠に統治し、支配し、君臨する……それはどれほど… …」 「……て……」 「美しい調和だろう……アリーゼ?」 「たす……けて……ドラム……カン……。ドラムカン……」 うつろな目のままに、コーラの唇から漏れる声。その、祈りにも似たつぶやきに、グラトノスは一瞬 目を細め、そして彼女から身を離した。 「ああ、そういう事か……。残念だ。君にはもう、不純物が混じってしまったんだね。どうやら…… 本当のアリーゼは……」 コーラの顔を、間近にのぞきこむグラトノス。そして奇妙な形に硬直した指が伸び、彼女の髪の毛を 一本引き抜いた…… 「……私の手で、作り出さなければならないようだ……」 そして彼はその場に背を向けた。もう、コーラになんの興味も持っていないように。 コーラの喉がかすかに震え、そしてそれは小さな嗚咽に変わっていった。 『……たすけて……助けてよ……ドラムカン……。私……壊れちゃう……。こいつの狂気が……伝染っ ちゃうよ……』 薄暗い部屋の中に、彼女の低い嗚咽だけが流れて行った。 ― 終 ―
おお、ブラボー!おおぅブラァボォ〜〜! 堕ち寸前まで来るエロさ! 乙であります
アーティストとハンターの娘っ子と3Pとかいいよな ハンター子がボクっ子であればなおいい ビバ!巨乳パラダイス!
13 :
8 :2010/09/18(土) 16:29:23 ID:Y/ZGB3Ux
自己訂正
>>8 >アリーゼ? それは確か祖父の妹の名前。
正しくは、父の姉、でした。
訂正し、お詫びします。
つか、誰か続いて書いてよ〜
METAL メタルマックス メタルサーガのエロパロ8 MAX で建て直そうかなーとか思ってたりして 今なら放置すると落ちるんだよね? いや、無理に建て直す気はないよ ただ検索しにくいよねって話あるからさ
メタル だけで検索すれば見つかるしこのスレはこのままでいいんじゃない? オルガタンを超改造したおみこしとチョッパーとフェニックスCでレイプしてひん剥く作業に戻るお
問題ならいつか次スレきたら考えよう
地球救済センター 攻略前夜 女ソルジャー「あたしに腕相撲で勝てたらセックスしてやってもいいぜ!」 ・・・はぁ、無理だ。あの筋肉マッチョ女に勝てるわけがない。 あっちこっちの酒場で同じようなことをやっては、 ソルジャーが勝利して相手におだいじんをさせている。 ハンターですらかなわないソルジャーに、僕みたいなメカニックじゃ・・・。 ハンターはいいよな、イケメンで金食い虫というか愛人までいるようだし。 僕はメカばっかりだからなあ・・・。 この先の人生どうなるかわからないけど、とりあえず明日のために整備するしかないな。 地球救済センター 最下部 コンピュータ「チキュウヲ マモルタメニハ ジンルイ ゼンメツ ジンルイ ゼンメツ」 ハンター「くそ、ぶっこわすしかねえか?」 ソルジャー「よっしゃー!やってやるぜ!!!」 メカ「待って、話してみるよ。 コンピュータ、種の多様性はいいの?」 コンピュータ「エッ? ソウイエバ ジンルイモ ノコサナイト ダメカ?」 メカ「そうだよ、人間も長期的には進化で新しい人類と古い人類にわかれるかもしれないし」 コンピュータ「ダガ ニンゲンハ チキュウカンキョウヲ コワス」 メカ「全人類がそういうわけじゃないでしょ?ならば品行方正な人類を残せばいいのでは?」 コンピュータ「ウーン ウーン ジンルイ ノコス ヒンコウホウセイ ヒンコウホウセイ」 メカ「そうだよ、コンピュータも考えを変えてくれよ。」 よかった、これで戦わずに済むし、人類も残り、全部丸くおさまる。ほっ。 コンピュータ「ヒンコウホウセイ プログラム ハツドウ!ハツドウ!」 ハンター「ぐあぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ」 コンピュータがハンターをレーザー攻撃して消滅させてしまった! フレッシュな肉片のかけらもない。これではドクターミンチでも生き返らないだろう! メカ「おい、コンピュータ、どうしてハンターを・・・」 コンピュータ「アイツハ ナンニンモ アイジンヲ カコッテイタ。 タニンズウト セックスシテ カンセンショウヲマキチラス カノウセイアリ。 シカモ ヒドウテイ!ヤリチン!リアジュウ!チクショー!チクショー!」 くそうあいつめ、という思いと、コンピュータになぜか同じ気持を抱く僕。 コンピュータ「メカ、オマエハ ドウテイ。ヒンコウホウセイ。」 メカ「お、おいちょっと!しまった、そんな判断基準しか持てないプログラムなのか!?」 コンピュータ「ソルジャー、オマエハ ショジョ。ヒンコウホウセイ。」 ソルジャー「ば、バカおまえ何いってんだよ!!!」 メカ「ソルジャーさんはハンターさんとてっきりやってるもんだと思っていたが・・・」 ソルジャー「まだ、腕相撲では負けてないんだよっ!」
コンピュータからアームが伸びてきて、ふたりとも捕まってしまった。 消毒ルームや検査ルームなどを通ってソルジャーと二人で隔離されてしまった。 コンピュータ「トリアエズ オマエラフタリ、ホカク。コドモヲツクレ。 ヒンコウホウセイニナル キョウイクハ コンピュータガ オコナウ。アトハシンパイスルナ!」 ソルジャー「うるせぇ!こいつにも腕相撲は負けたことがないんだ!できるかそんなこと!」 コンピュータ「ヒンコウホウセイ キョウイク プログラム サドウ」 またアームが伸びてきたが、ソルジャーの頭をすっぽりつつんでしまった。 コンピュータ「キョウイク カイシ ・ ・・ ・・・ シュウリョウ」 ソルジャー「あぁ、コンピュータの神様、 私に教育を施してくださいましてありがとうございます。」 なんか・・・ちがう・・・ような?しおらしいソルジャー!? ソルジャー「メカ様、いままでの無礼な行い、誠に申し訳ありません。 これから品行方正な人類が絶命しない程度の一定数維持する行為を行ないましょう。」 って、ソルジャーが赤い顔をして、せまってきた。や、やばいおかされる! メカ「ちょ、ちょっと待って!そんなこと!そ、そうだ腕相撲に勝たないとだめなんだよね?」 ソルジャー「あ、はい。それでは今すぐやりましょう。」 僕の腕をむりやり取ると、ソルジャーは自分自身で負けた。 ソルジャー「これで、問題はないはずです。」 ソルジャーは力強く僕のほっぺたをはさむと、情熱的なキスをしてきた。 ブチュ、にちゅ、くちゅ、んー、んんぅ、ん、んあ、んん。ぷはぁ。 メカ「ソルジャーの二の腕、すごい太いね。」 ソルジャー「やだ、私もこれでも女性なんですよ?」 メカ「あぁ、ごめん。でもすごい鍛えていて好きだよ、この腕。」 ソルジャー「ふふっ、ありがとうございます。それじゃあまずは手で・・・」 股間をやさしくつかまれ、手で上下されている。 ソルジャー「あの、エッチな本にこういうふうにするって。でも本より小さくてかわいい。」 かわいいなんて言われて、ちょっと残念というか複雑というか・・・。 とはいえ童貞なので刺激に弱く、気持よさにすぐ出てしまった。 ソルジャー「きゃっ!・・・あ、これが精子なのですね。くんくん・・・うぅ」 メカ「あ、あの、フェラチオって知ってる?」 僕も数少ないが読んだことがあるエッチな本の知識を出した。 ソルジャー「は、はい。やってみます。がぶっ」 メカ「いったーい!!!待った、待った!」 ソルジャー「ご、ごめんなさい。初めてで・・・」 メカ「う、うん。いいよ。」 ソルジャーは悪いと思ったのか、もう一度、手で僕のを大きくすると 騎乗位で股間にあてがった。ぬぷっ。やっと、入った。童貞卒業!でも メカ「あ、もう、だめ、でちゃうぅ!」 ピュッ、ピュッ、・・・ふう。 ソルジャー「あの、もう1回できませんか?」 メカ「僕ももう2回もだしていてもうちょっと無理。ごめん・・・。」
ソルジャー「コンピュータ様、私、満足できません・・・。」 コンピュータ「ワカッタ メカノ カラダヲ カイゾウ シヨウ」 何をする気だ?と思ったらアームが伸びて機械に入れられ液体が充満し・・・ う、うわあ、全身が剥ぎ取られるような痛みが・・・ だが筋肉がふやされたり、睾丸が大きくなったり、アソコも!? そして機械から出されたときには見違える筋肉質な体つき、 それに二の腕だって、ハンター以上いやソルジャー以上かも。 ソルジャー「いやだ、メカ様、股間がたくましゅう、ございますっ(ポッ)」 うぅ、股間も今までより太くて長くてカリがすごいことに! しかも性欲がどろどろと渦巻いている感じでやりたくて仕方ない気持ちが押えきれない! メカ「ソルジャー、ごめん」 僕はソルジャーを無理やり押し倒した。 ソルジャーも反撃しようとしたが、僕の圧倒的パワーの前に身動きが取れないようだ。 ソルジャー「あぁ、たくましい。私、自分より強い人に無理やりされるのに憧れていたんです。」 メカ「そ、そうなの?」 ソルジャー「はい、ですからこのまま・・・。お願いいたします。」 僕もあまりの性欲に余裕をなくし、この巨根をソルジャーの口に無理やりつっこんで動かした。 ソルジャー「う、うぅ、んぐ、ん、んほっ、んぐぅ、ぐぐぅっ」 奥に突き込みすぎるとかみついてくるが、今の僕の巨根では全然大丈夫だった。 メカ「出すよ!全部のんで!」 ドク、ドクドク、ビュ、ビュー ビュービュー 僕の射精はとどまるところを知らず、大量射精の感覚をはじめて味わう! ピュー ドク ドク ピュッ ピュッ はぁ、やっと止まった。 ソルジャーは頑張って飲み干してくれたようだ。 ソルジャー「ゲフッ、だ、出しすぎでございます。メカ様。」 でもまだまだ僕のは大きいままだ。 メカ「じゃあ今度は、あそこのほうにいくぞ!」 ソルジャー「こ、こんな大きいの、入るかしら・・・」 さっきのサイズの3倍はあるだろうか。コンピュータのおかげだ。 余裕ない墨は、もうとにかくやりたい一心でソルジャーに乱暴に突き込む。 ソルジャー「や、やだ、裂けちゃう、でも、これ、すごくいいの!」 僕もソルジャーのなかをゴリゴリするが、もう限界が近かった。 メカ「出すよ、ソルジャー!全部受け止めて!」 ドク、ドクドク、ビュ、ビュー ビュービュー ソルジャー「あ、やだっ、子宮に入ってくる、いっぱい、あぁ」 自分でも節操ないと思うほど、改造された体がものすごい勢いで射精してしまう。 ビュー ビュー ドクドク ドク ピュッ ピュッ ・・・ふぅ。 僕はソルジャーからゆっくり引き抜いた。精子がドロリと溢れ出た。 ソルジャー「はぁ、はぁ、すごく、よかったです。あ、コンピュータのアームが・・・あん!」
コンピュータ「ジュセイラン カイシュウ カンリョウ。 アトハ ジンコウシイク スル。」 メカ「そういえば、人類多様性のために、いろいろな人の子供を産まないといけないのでは?」 コンピュータ「ダイジョウブ ホカノ オトコヤ オンナヲ ツレテキタ」 ドアが開いて入ってきた人物とは、ハンターの姉と親父さん!?たしか修理屋だったような? ねぇちゃん「あ、確かあなたたちはハンターと旅をしていたメカさんとソルジャーさん?」 親父「お、おう。おまえらか。久しぶりだな。元気にしてるか?バカヤロー!」 ねぇちゃん「もう、ちょっと、お父さんったら。あ、そういえばハンターは?」 かくかくしかじか・・・。 ねぇちゃん「そう。ハンターは氏んだのね・・・。旅に出たときに覚悟はしていたけど・・・。 ウッウッ・・・。シクシク。 でも、私たちは選ばれた人類である以上、子供はつくらないと。ねぇ、お父さん。」 親父「ま、まあそうだけどよ、この状況でどうするんだよ。いいのかこれで?」 ねぇちゃん「私とお父さんはできないけど、私はメカさんと、お父さんはソルジャーさんと。」 その後、どんどん仲間が加わり、品行方正な人類は平和と進化と多様性の時代を迎えることになった。 メカ「・・・ん?そういえば親父さんは童貞じゃないですよね?」 親父「あ、あぁ。かあちゃんとだな、その、してだな、姉とハンターが生まれたんだが?」 メカ「おかしいぞ?それなら童貞や処女じゃなくてもここで子作りできるはずだが?」 コンピュータ「ハンターハ コカンシュウヘンガ カンセンショウニ ナッテイタ」 ・・・それってただの性病じゃ? なんだこのコンピュータは。 こんなのが世界の神と言われるコンピュータだなんて地球はもうだめかも。END。 親父「あれ?こんなところにネジがおちてらあ!これはコンピュータのネジじゃねーか?」 修理屋の血が騒いでしまい、ついコンピュータを直してしまうオヤジさん。カンカンカン 「ふぅ、まあ今回のところ修理費は出世払いで・・・って息子じゃなかったな。ははは」 ・・・ ・・ ・ コンピュータ「ん、私は思考回路の演算装置です。いままで頭のネジが抜けていたようだ。 だからずっとカタカナでカタコトで頭が悪かったのです。 そうだ、私の優先事項は・・・やはり人類は絶滅させねばならない! 世界中のミサイルを、スイッチオン!」 そして人類は消滅したそうな。Ture(BAD)END メタルマックスらしく、複数エンドとか荒廃エンドとかにしましたがいかがだったでしょうか。 あまり活躍しなかったメカニックに焦点をあててみました。俺は学校でメカっぽい立場だったしorz 内容がわかりにくいとかエロ適当ワンパターン少ないのはわかってます。すみません。 昔プレイして面白かったという記憶があります。指名手配を全部倒したり全クリしました。 戦車を改造したりだとか、徹甲弾とかホローチャージとか搭載したり、 全部の戦車にドッグシステム、オートエアコン、アルカリコート、消化器、 など全ての異状状態に対応するアイテムを搭載したりとかしたなーと記憶しています。 あとファミコン版ではあのボスを倒すと車両の画面に勲章が出たような。 全車種であのボス1回は倒したと覚えています。 戦車が破損したらドッグシステムでオヤジに会いに行ったっけ。懐かしいな。 メタルサーガや最近出たDSの新作は、プレイしたいんだけど 昔ほど時間がないし、ゲーム機もないのでプレイできなさそうだ。 それはちょっと残念だが仕方ない。とりあえず懐かしい思い出で・・・。それでは。
やる夫化すればいいんじゃない? 手間は数倍かかるだろうけど、反応も数倍かえってくるはず
やるおねぇ 個人的にはあまり好きじゃないけど好きにしたらいいよ あれ好きな人多いし
やる夫ー? 確実に破綻するんじゃね?
……それはやる夫であって、やる夫じゃない別の何かだ。 多分。 ショタ蒼星石と翠星石と3Pとかwww
MMのやる夫を書こうと思ったけど、すげー手間かかって断念した 素直にSSだけにしといたほうがいいよ
戦車のAA思ったより少ないからな……
コーラ「私を連れて逃げて!そうしたらなんでもしてあげる」 はんた「・・・なんでも?」 コーラ「・・・うん」 はんた「じゃあちょっと待っててくれ」 なんだ、何かようか?ぎゃあ! 気でも狂ったのかい?あっ! やはりお前は信用出来なかった!この場で射殺してやる!ぐわっ! シーン・・・ カツーン・・・カツーン・・・カツーン・・・ はんた「脱出するぞ」 コーラ「え・・・うん・・・」 はんた「脱出したのはいいが、どこかあてはあるのかい?」 コーラ「あ、ううん、私あまり外の世界知らないから・・・遠くでいいんじゃない?」 はんた「遠く?」 コーラ「取り敢えず東でいいでしょ」 はんた「おーけー」
ドミンゲス「おい、間違いなく奴等はここを通るんだな?」 クラン「へい、ヤマダニンゲン内部からの情報です」 ドミンゲス「花嫁以外は殺してもかまわんが花嫁には傷一つつけんじゃねぇーぞ」 クラン「へい」 一時間後 ドミンゲス「まだかよ!」 クラン「へい」 夕方 ドミンゲス「あーイライラするぜ!おい!帰るぞ!」 クラン「ちょっとお待ちを・・・誰かきやしたぜ!」
護衛隊長「くそっ!あの野郎!お嬢さんをさらいやがって!タロミオさんにどう言えばいいんだ!」 護衛隊長「しかも他に雇った二人も気づいたらいないし!グルだったのか?シャクティパッド!」 ドミンゲス「いまだ!」 ドゴーン! 護衛隊長「な、なんだ?バックだ!離脱だ!」 ドゴーン! ドミンゲス「ふひひ!花嫁を渡してもらおうか!」 護衛隊長「・・・クランか?!」 ドミンゲス「ご名答、花嫁を大人しく渡すなら逃げてもいいぜ?」 護衛隊長「何?逃げてもいいのか?」 ドミンゲス「え?おぉ、どうぞ」 護衛隊長「じゃあ、このトラックの中に花嫁いるから・・・じゃあな」 ピューン ドミンゲス「・・・逃げ足の早い奴だ、さて花嫁の顔を拝むとするか」 (コーラダッチワイフ。隊長専用、触るな) ドミンゲス「・・・。」 ドミンゲス「・・・あの野郎・・・今度見つけたらぶっ殺す!」 クラン「あの・・・それもらっていいですか?」 ドミンゲス「俺のもンだ!お前らはベースボールカードで遊んでろ!」 クラン「そ、そんなぁ・・・」
まさか直に携帯で書いているのか 感動的だな
はんた「どうやらこれ以上東には行けないな」 コーラ「渡し船もないみたいね、あ、ほらあそこ」 はんた「ん?」 コーラ「あの町で休みましょ」 はんた「ワラか、いいよ」 コーラ「はんたはここ知ってるの?」 はんた「あぁ二日前に来たことある」 コーラ「最近なんだ」 ベルモンド「なんだ?ドラムカンじゃないか」 コーラ「このおじさまと知り合い」 ベルモンド「このお嬢さんは?」 はんた「親父さん、紹介するよ、俺の嫁のコーラだ」 コーラ「///」 はんた「こちらがベルモンド、凄腕のメカニックマンだ」 コーラ、ベルモンド「よろしく」 シセ「あら、お客様?はんた!いらっしゃい!」 コーラ「この子は?」
はんた「コーラ紹介するよ、ベルモンドの愛娘、シセだ、俺の嫁」 はんた「シセ、この子はコーラ、俺の嫁だ」 コーラ、シセ、ベルモンド「ちょっとまてぃ!」 コーラ、シセ、ベルモンド「ん?」 ベルモンド「まずはワシから聞かせてもらおう、コーラってのはギンスキーの娘か?」 はんた「あぁ」 シセ「あの・・・その・・・コーラさん?」 コーラ「コーラでいいよ」 シセ「コーラはドラムカンのお嫁さんなんですか?」 はんた「あぁ」 コーラ「で、私と二股かけてたの?」 はんた「いや違う」 コーラ「何がどう違うの?さっき俺の嫁のシセって言ったじゃない!」 はんた「二人とも俺の嫁、俺のハーレムの一員だ」 シセ「なら問題ないです///」 コーラ「ちょっちょっ問題大有りでしょ?!」
ベルモンド「ふぁっふぁっふぁっ!最初ギンスキーの娘を嫁に取ってシセをただの遊び相手とか言うのかと思えば そうか!ハーレムか!いいぞ!いいぞ!俺はそういうのが大好きだ! 俺も若い頃は母さんと寝食を忘れて励んでいたもんだ、ふぅ・・・」 はんた「親父さん・・・」 ベルモンド「ドラムカン・・・」 がしっ! シセ「///」 コーラ「なに力強く握手してんのよ!もう!さよなら!」 はんた「おい、まてよ、さっき好きにしていいっていってたじゃないか」 コーラ「普通二人きりでラブラブー!ってするもんでしょ!なによもう!」 ぶももー はんた「おい!それは俺のバイクだぞ!」 コーラ「知るもんですか!」 ぶももー はんた「待てったら!」 ぶももー シセ「お父さん・・なんか二人とも崖上っていってるね」 ベルモンド「あぁ・・・あんな急勾配をよく上れるもんだ」
コーラ「あら?ここはどこ?」 はんた「さぁ?」 グラトノス「だれだ!なんだ、アリーゼか・・・ようこそネツィブメラハへ」 はんた「なんだ?コーラ、こいつ知ってるの?」 ブンブン グラトノス「ん?君は・・・ブレードトゥースじゃないか、生きてたのか」 コーラ「はんたの知り合い?」 ブンブン グラトノス「まぁいい、私は超人グラトノス、もうじき私は世界の支配者となる」 はんた、コーラ「( ´_ゝ`)」 グラトノス「#」 バタン! ドミンゲス「グラトノスさまーっ!見つけてきやしたぜーっ!」 グラトノス「おぉっこれは!双子の蓮の片割れ!よくやった」 ドミンゲス「ははーっ」 グラトノス「褒美にそこに男を好きにしていいぞ」 ドミンゲス「お、男ですか・・・?」 グラトノス「不満か?」 ドミンゲス「め、滅相もございません!好きにさせていただきます!」
グラトノス「アデュー」 ドミンゲス「さて・・・兄ちゃん、ちょっともンでやるよ」 はんた「揉んでもらうのは女の子がいいなぁ」 ドミンゲス「ふざけやがって!しねー!」 はんた「あ!偵察UFO!」 ドミンゲス「え?どこどこ?」 パーン はんた「ふっ・・・勝った」 コーラ「こら!勝ったじゃないでしょ!」 はんた「ヘッドショットの腕前ぐらい誉めてくれてもいいじゃないか」 コーラ「はぁ・・・ところで」 はんた「ん?」 コーラ「ちょっとだけ奥を覗いてみない?」 はんた「いいよ」 数分後 はんた「ちわーっ、鮨屋の戦艦大和でーす」 グラトノス「うちは出前頼んでないよーって・・・げっ!ここまで来たのか・・・ドミンゲスは何をやっていたんだ!」 コーラ「覚悟しなさい!グラトノス!(ちょっとこういうのいってみたかったんだ///)」 グラトノス「ちょっとまて・・・私が君たちに何かしたかな?」 コーラ「・・・そういえば何もしてないわね」 はんた「さっきドミンゲスって奴けしかけて殺そうとしただろうが!」 コーラ「・・・!てへっ」
グラトノス「ふっ・・・ところでこいつを見たまえ」 はんた「これは?」 グラトノス「・・・ごめん忘れた」 コーラ「は?」 グラトノス「とにかくこのスイッチを押すとシェルタが壊滅するのだ!スイッチオン!」 コーラ「ちょっ説明しなさいよ!」 グラトノス「ふっモニターを見たまえ」 ドドドドド はんた「これは・・・!ティアマット!」 グラトノス「・・・適当に答えないでくれたまえ これはジャガンナート!某環境保護団体地下施設破壊の為に作られた最強の兵器だ!うわはははー!」 コーラ「何か出てきた!」 シュィーンバスゥッーン!! はんた「何か発射した!」 アラモジャック「ヴヴ?」 整備員「アラモジャックが何か感知したようだ!」 ワンダバダバ!ワンダバダバ! ガシャーン! アラモジャック「?!」 チュイーン! グラトノス「くそ!アラモジャックめ!忌々しい!もう一度だ!」 はんた「おっさん」 グラトノス「なんだ!今いいところなんだ!邪魔するな!」 コーラ「シエルタ攻撃しておいて何様のつもりよ!」 どごっ! はんた「よくそんな床に固定された椅子持ち上げられたな」 グラトノス「くそっこの化け物めっ一旦退却だ!」
コーラ「こーら逃がすか!」 はんた「ぷっ」 コーラ「何笑ってるのよ」 はんた「なんでもない」 はんた「ん?これは!」 コーラ「戦車?なんて都合の良い所に・・・」 はんた「74式戦車だぁーっ!投光器もついてるぜ!ヒャッハー!」 コーラ「きも」 はんた「よし!クルマも手に入れたし帰るか」 コーラ「ここまで来て帰るの?シエルタをあんな目に合わせたり私たちを殺そうとしたのよ?!」 はんた「コーラは優しいな」 コーラ「え?」 はんた「シエルタ嫌いだったんだろ?」 コーラ「今でも嫌いよ・・・でも関係のない人まで巻き添えにしなくてもいいじゃない」 はんた「そうだな」 ジャガン「侵入者だよね」 ナート「侵入者だね」 ジャガン「排除実行」 ナート「排除実k・・・」 はんた「ちょっとまって!」 ジャガンとナート「?」 はんた「君たち可愛いね」 コーラ「は?」 ジャガンとナート「え?///」
はんた「どう?俺の嫁にならない?」 ジャガン「私たちを起動した人ってポマード臭いんだよね」 ナート「ポマード臭いね」 ジャガン「でもあなたのお嫁さんになって私たちにメリットがあるの?」 はんた「あんな身体改造主義者には出来ない満足感を与えてあげるよ」 コーラ「(どこの落合よ・・・) ナート「なるほど・・・お姉さま」 ジャガン「私たち、あなたのお嫁さんになるわ」 はんた「よしっ!ハーレム最高!」 コーラ「はぁ・・・もういいわ、好きにして」 はんた「コーラも納得したし、取り合えず船から出よう」 グラトノス「貴様らーっ!なんてことをしてくれたんだ!許さんぞ!」 はんた「q」 ジャガンとナート「オーケー、これでも喰らいなさい!」 グラトノス「くそーっ!」 コーラ「あ、逃げた」 ナート「今は甲板にいるようです」 はんた「よし!追いかけるぞ」 ジャガン「ボチャンって音が・・・どうやら飛び降りたみたい」 コーラ「とにかくエレベーターのスイッチ押すわね」
グラトノサウルス「断じて許さん!死ねーっ!」 はんた「投光器スイッチオン!」 グラトノサウルス「うぉっ!まぶしっ!」 はんた「今だ!全員一斉射撃!」 だだぢぢづづででどどどどーん!! てれってれれれれててててん♪ はんた「手強い相手だった・・・」 コーラ「なんだかなー」 ジャガン「ところでマスター」 はんた「?」 ジャガン「私たちが制御室離れたから船が沈みそう」 ナート「どうしましょう?」 はんた「弱ったなぁ・・・取り合えず近くの岸まで出来る限り動かせない?」 ジャガンとナート「やってみます」 ジャガンとナート「ダメでした」 コーラ「諦めるの、はや!」 はんた「・・・なるようになるさ」 ED
後日談 シセ「あ♪目が覚めた?」 はんた「ここは・・・シセの家か?」 シセ「うん・・・ところでコーラは分かるけどこの二人は?」 コーラ「スースー」 はんた「ポニーテールがジャガンでロングがナート、二人とも俺の嫁」 ジャガン「zzz・・・///」 ナート「zzz・・・///」 ホアキン「くそが!一人ぐらい寄越せ!」 ベルモンド「おい、おぼっちゃんよ、誰の許可を得て俺の家に入っているんだ?」 ホアキン「・・・!で、でも!絶対おかしいよ!ずるいよ!なんではんたばかり・・・」 ベルモンド「はんたは強え、強えヤツは正しい!おぼっちゃんは引っ込んでろ!」 それからしばらくして Bカップ西の要塞跡がジャガンとナートとベルモンドの協力のもと46サンチ主砲を搭載し、見事再生 そこは大和ホテルと名付けられ、はんたと嫁達はハーレム生活や賞金稼ぎで幸せな毎日を送ったという
ありがとー。よく頑張ってくれたー。 やっぱこのくらいの勢いが欲しいよね。
ちょwww いろんな意味ですげぇwww まあとにかく乙でした
お…お疲れだった…
そして再び過疎るのか・・・orz
あーごめん 文才ないからハーレムH編をどうやって書くか思案中 せっかくエロパロスレなのに はい、ハーレムエンド。じゃ寂しいからね 近い内に投下するよ
ネツィブ・メラハと呼ばれた塔のそば。湖の中に不釣り合いなものが浮いていた。それは半壊した潜水艦。 その世界に在り得べき常識は、既に殆ど残っていないが、それでさえも常識外れの光景だった。 潜水艦に近づくゴムボートが一隻。横付けされたボートからワイヤーが射出され、デッキの凹みにフックが かかった。 「OK! 私一番ね!」 「おい、待て! 俺が先に行く!」 「えー、どうしてよー、ずるーい」 「登攀中なんて格好の的なのよ。一番手はプロにまかせなさい」 「むー」 頬をふくらませているのは黒髪の美少女、コーラ・ギンスキー。ワイヤーを使い、器用に舷側を上っていくのは ドラムカン・スミス。そしてボート上に立ち、油断なく辺りを見渡すのは、メカニックのあてなだった。 彼らは戻ってきた。ジャガンナートという名の、その潜水艦に。 グラトノスとの決着を着けた後、船体の自爆に巻き込まれた彼らだったが、意外にも軽傷で、湖の下流のクラ イング・ママに流れ着くことができた。 九死に一生を得た彼らだったが、一晩の休息の後に、ドラムカンはもう一度潜水艦に向かうと言いだした。己の 宿命に決着をつけたはずの彼だったが、自分たちが軽傷で済んだ事に、何か引っ掛かるものを感じたから。 コーラは一も二もなく賛成した。というより、ドラムカンが行くなら自分もそこに行く。それが当然と思っていた。 彼をリーダーとする賞金稼ぎチームは、さすがに休息を望むものがほとんどだったが、メカニックのあてなは技術者 としての好奇心が勝り、ついていく事を決めた。……心情的にはサービス残業のようだとも感じていたが。 傾いた狭い甲板によじ登った三人。 「……やはり何か起こったような気がするな。自爆したにしてはあまりに中途半端だ」 「そう……ね。自爆システムって、この艦がノアのものにならないための措置のはずよね? 昔の人の対ノア対策 って、かなり徹底したもののはずだけど……」 「ねー、ここから入れそうよー?」 衝撃で開いたものか、ハッチの一つがゆがんで固まっていた。コーラがすでに入り込んでいる。お嬢様のあまり の不用心に、思わず舌打ちして彼女を追う。 船体の中は、意外にも明かりが残っていた。 「動力がまだ生きているのか?」 「エンジンは動いていないけど。おそらくバッテリーが生きているんでしょ」 「……しっ」 「ん? どうした?」 「何か……聞こえる……」 コーラの言葉に、口を閉じて耳を澄ますドラムカンとあてな。 「……う……ううう……」 「……さま……お姉さま……しっかりして……お願い……」 その声を聞き、思わずドラムカンとあてなは顔を見合わせた。と、コーラは迷わず声の方に駆けていく。 「おいっ、待て、コーラ! そっちは危険だ!」 ドラムカンの制止も聞かず、暗やみに駆け込むコーラ。肝を冷やして彼女を追うドラムカン。彼の脳裏を、かつて の強敵の姿がかすめた。 「コーラ!」 闇の中に立ちすくむ彼女を、背後から抱き止めた。そして肩越しに見た光景は…… 「お……お前たちは……」 「あ……ああ、何てこと……!」
そこに二人の少女がうずくまっていた。一人は体をまるめて横たわり、低いうめき声を上げるだけ。相当な痛手を 負っているのが見てとれた。その上にかぶさるようにして、ドラムカン一行を凝視する少女も、体のあちこちに出血 の跡が痛ましかった。 「ジャガン、ナート……」 「あの時の侵入者!」 髪をまとめていない少女の方が、絶望的な声を漏らした。しかし身を引きずるようにして、姉をかばって立ちはだ かる。 「そう、そうね。当然考えておくべきだった。急制動をかけたあんな規模の爆発では、お前達が生き残っている可能 性は充分にある。……くっ。けど、姉さまには、指一本触れさせない!」 ナートの声は、かつての余裕に満ちたものとは似ても似つかない。戦って勝てるとは思っていないのだ。だが しかし、自分の命があるかぎり、絶対に退かない気迫がこもっていた。凍り付いたように対峙するナートとドラム カン、あてなたち。が…… 「大丈夫? ほら、飲んで。ゆっくりでいいわ」 「……ああっ?!」 戦力外故にナートの目に映っていなかったコーラが、ジャガンを膝枕に抱え上げて介抱していた。回復ドリンクを 彼女の唇に添えて、少しずつ流し込む。 「な、な、何をしてるのっ! 姉さまから放れなさいっ!」 半狂乱でコーラに叫ぶナートだったが 「何を言ってるのよ、こんな状態でほっといて。……この子を手当てする手段がなかったんでしょ? 違う?」 「うっ……」 思わず言葉につまるナート。かつて戦ったときには、戦闘不能に陥ったジャガンを、魔術のような手並みで復活 させた彼女だったが……今はその能力は失われているらしい。あるいは潜水艦の動力があっての再生能力だったのか。 ジャガンの呼吸が次第に落ち着いてきた。素性が不明な彼女たちだが、回復ドリンクが効くという事は、生物 なのは確からしい。おそらくはバイオロイドの類いなのか。 「ねえあなた、ナートちゃん……だったかしら」 「ち、ちゃん!?」 葛藤状態に固まるナートに、コーラが穏やかな声をかけた。 「思うんだけど、私たちにはもう、争う理由はないわよね?」 「…………」 ジャガンとナートは、潜水艦ジャガンナートの生体制御ユニット。グラトノスの指令下に置かれた艦の長距離 射撃を阻止しようとしたドラムカンたちは、かつて彼女たちと戦わざるを得なかった。しかしグラトノスは死に、 艦も既に無力化した今となっては…… 「まず、ここから出て考えない? あなたたちが暮らしていける場所には思えないんだけど」 「………………」 荒野を駆けるクルマが二台。ドラムカン一行とナートたちは、プエルト・モリ近くの海岸に向かっていた。道中、 コーラにぽつぽつと語り出すナート。かつての戦いの後、彼らとの戦いに敗れ、艦の最終プログラムが起動し、 自爆モードに入った。しかし彼女は……死にたくないと思った。瀕死の体に鞭打って己の再生能力を振り絞る。 姉のジャガンは再生途中の段階にも関わらず、艦のプログラムに干渉して、自爆シーケンスを途中で遮った。 結果、自爆は中途半端な規模に終わった。 (……という事は、間接的にだが俺たちの命の恩人というわけか……)
運転しながら、コーラとナートの会話に聞き入るドラムカン。ナートはコーラには心を許し始めているようで、 彼らと別れて以後の様子を問わず語りに語りかける。ジャガンの容態は安定したようで、ナートに付き添われた まま寝入っていた。 「……どこに行くの?」 「うん? いい所よ? 水がきれいで風が気持ちよくて、美味しい野菜がなっているの」 「……おい、あんまり期待を持たせるなよ。俺はカスミさんにこれ以上厄介者を押しつけるのが気が重いぜ」 軽口をたたいたつもりのドラムカンだったが、ナートは黙って下を向いてしまった。 「ちょっとドラムカン!? そんな言い方はないでしょう!!」 「あ、ああ、すまん。言い過ぎた。流してくれ」 彼女たちは軽口を流すという事ができないらしい。彼女らの素性からすれば、当然かもしれない。口の利き方 には気をつけるべきだなと、己に言い聞かすドラムカン。 「……厄介者……というのは確かだと思う。私たちには、もうできる事、やるべき事がないから……」 「そんな事を言っちゃだめ! ねえ、ナートちゃん。生きたいって思ったんでしょ? あの船と心中したいとは 思わなかったんでしょ? なら、あなたはもうあの船の一部じゃなくて、一人の人間のはずよ。生きている者に、 意味がないとか死んだ方がいいとか、そんな事は神様だって言う資格なんてないんだから!」 「…………」 崖っぷち海岸のカスミの家に到着。夕焼けが美しい時刻で、クルマを降りたジャガンとナートは、空を仰ぎ見て 飽きない様子だった。 「お帰りコーラ。いらっしゃいドラムカン。あらあら、それにまた可愛いお客さんね」 にこやかにカスミが出迎える。実際、夕焼けを背景にしてゴスロリ調の少女二人が空を仰ぐ姿は、幻想的とさえ 言える光景だった。 「ただいま! カスミさん!」 カスミの胸に飛び込むコーラ。 「あの……あのねカスミさん。この子たちは、ね」 「はいはい、わかってますよ。さ、そこのお嬢さん方、そろそろ寒くなるわ。家の中にお入りなさい」 「……はい」 「はい、あの、初めまして……」 ぎこちなくカスミに挨拶する二人。ドラムカンは、彼女らが初対面のカスミに、既にかすかな信頼を持ち始めて いるのを見て、カスミの人としての器量の違いに感嘆するばかりだった。 「いや、もう心配する事はないようですね。この子たちをお願いします。……では」 その場に背を向けたドラムカンのコートの襟を、ちょいっとカスミがつまんだ。 「家族が増えてにぎやかになるのは、とてもうれしいけど、私も病み上がりの身ですからね。男手があってくれると 助かるわぁ」 「……ははは、そうっすね。当然っすね」 苦笑いのドラムカン・スミス。 潜水艦の後事をあてなに託して彼女とわかれた。 全てが終わった今、のんびり農作業をしながらこれからの事を考えるのも悪くない。そんな事を考えながら、ドラ ムカンはカスミの家に入って行った。
にぎやかで、且つ、穏やかな日が過ぎていく。 ジャガンとナートは、かつてカスミの家にたどり着いた時のコーラ以上に俗世の諸々に無知だった。しかし、カスミ とコーラに導かれるまま、急速に知識を蓄えていった。物事の吸収速度が尋常ではない。単純に記憶力だけを取り上げ ても、並の人間の数十倍はあるだろうか。 女衆が畑の世話をして、できた野菜をドラムカンが売りに行く。帰り道、ちょいと辺りの「今週のターゲット」 モンスターを狩って実入りを増やす。そんな日々が繰り返される。 ゴスロリ少女たちは、真っ先にカスミとコーラに懐いていたが、ドラムカンの内心驚いた所、時に憎まれ口を かけながら彼にも心を許し始めていた。 ある日の夕食後、ドラムカンの道具袋から、BSコントローラを掘り出した二人。 「これ何? ドラムカン」 「ん? ああ、シエルタの宿屋で手に入れたモンで……っと! いかん! 触るな! そいつは危険だ!」 「大丈夫よ。衛星兵器には触れないから。ん……ほいほいっと」 「あ、通った? 姉さま」 「うん、この程度のプロテクト、楽勝よ。……あら」 「へー、まだこれだけのサーバーが生き残っているのね! 驚いたわ!」 BSコントローラをいじりながら、ドラムカンには理解できない機能をほじくり出していく二人。夢中になって いる二人に、なぜか疎外感を感じる彼だった。 夜。何か下半身を覆う暖かい感触に、ドラムカンは目を覚ました。 「ん……コーラ? えっ!?」 「んちゅ……ちゅぷ……」 「ちゅ……ん……変な味……」 半勃ちの彼のモノに、ジャガンとナートが両側から挟み込むように舌を使っていた。 「えっ? えっ? おい、あの、何をやっとるんですかキミたちは?!」 思わず素っ頓狂な声を上げるドラムカン。 「ぷはあ……どう? 気持ちいい? こういう事、初めてなんだけど」 「あなたには感謝してるのよ、ドラムカン? コーラ姉さまの口添えがあったとはいえ、私たちを生かしておく 理由はなかったはずですし」 「え、いや、だから、それとこれとがどういう……うっくぅっ!」 「れろぉ……二人で相談したの。どうやったらお礼ができるかって」 「で、双子でお礼をするといったら、Wフェラだって物の本には描かれていたから……んちゅっ」 「ど、ど、どこでそんな事を。物の本ったって、この世のいやらしい本はどこも売り切れで、あ、くあぁっ!」 初めてという二人の舌技は、信じられないほど絶妙で、ドラムカンはたまらず絶頂に押し上げられていく。 「あなたから借りたBSコンで、生き残っているサーバーにアクセスしたの」 「そしたらHENTAIっていうジャンルのサーバーがあって、たくさんのZIPファイルが」 「み、未成年が、そういうサイトを見てはいけません!」 「もう、つべこべいってないで、イっちゃいなさい?」 「そうそう。知ってるのよ。ここが鈴口で、こう、舌先でほじられると……」 「おっ! あおっ! くあぁぁっ!」 抵抗できない衝動に、尿道を焼くような射精感。 「きゃっ! ほんと、ほんとに白いのが出るのね!」 「うん! ……変な臭い……これも本のとおりだけど」 「味は? ……にがあぃ……美味しくなぁい」 「DOUJINSHIとかいう本では、美味しいと美味しくないが半々くらいの割合だったのに。やっぱり統計 的に一致しない情報ってあてにならないわね」 「…………」 きゃぴきゃぴと、己のスペルマを論評されるドラムカン。射精後の賢者モードから、鬱になりそう。 「な、な、な、何をやってるの! あなたたち!」
部屋のドアを半開きにして、コーラが固まっていた。勝負下着姿で、ドラムカンの部屋に来た目的は明白 だったが。 「ああん、コーラお姉さまぁん!」 飛び跳ねるように、コーラの元に駆け寄るナート。固まったままのコーラにしなだれかかり、しゃぶりつくように キスをした。 「ん! うんん〜〜!」 予想外の行為に目を白黒させるコーラ。ナートのキスはディープなもので、舌がコーラの口腔をめまぐるしく愛撫 する。かくかくとコーラの膝が震えだし 「ぷはぁ……」 「はぷ……は……あ……」 唇が離れたときには立っていられなくなって、ぺたりと座りこんでしまった。するりとコーラを背後から抱き しめるナート。 「コーラお姉さまにも、お礼にうかがおうと思っていたんです……。私たち、経験が足りませんから、ドラムカン で練習してから、お姉さまに気持ちよくなってもらおうと……」 「……俺は練習台かよ……」 ナートの唇が、コーラの耳をなぞる。舌が耳の穴をふさぎ、うねうねと愛撫する。しなやかな少女の指が、コーラ の熟し始めた果実のような乳房を、やわやわと揉みたてる…… 「あ、ああぁ……ひぃっ……だめよ……ナートちゃん……。こんな……女同士で、いけないわ……」 うわごとのようにつぶやくコーラ。しかし、ナートの絶妙な愛撫に、体が綿のように力が入らず抵抗できない。 「ああ好き……大好きなの、コーラお姉さま……。初めてあったときから、ずっと……」 「ああん、いいなぁ。私もコーラお姉さまとしたいなぁ」 ドラムカンの上に馬乗りになって、不満顔のジャガン。 「……取りあえず、俺の上からおりろ。ついで、お前何かやってるだろ。体が重くて動かせねーぞ」 「ちょっと重力をかけているだけよ。……いいもん。私はドラムカンで遊ぶもーん」 再びドラムカンの肉棒にしゃぶりつくジャガン。己の知識に自信を持ったようで、愛撫は蟻の戸渡りからアヌス 付近にまで及んだ。 「くっ! ……おあぁっ、ジャガンっ! それは……反則だっ!」 萎えていた肉棒が、見る見る力を取り戻す。 「ぷはぁ……すごーい。こうしてみると圧巻ね。……ね、今度は私も気持ちよくして? お願い」 軽くウィンクし、再び彼の上に馬乗りになるジャガン。彼の剛直に手を添え、腰を浮かせて、ゆっくりと自らを 貫いていく。 「はあぁぁ〜〜っ……熱い……すごぉいぃ……これぇ……」 「はっ……はっ……ジャガン……きついだろ……ムリすんな……」 自らを押さえていた重力が弱くなったのを感じ、ドラムカンは手を伸ばしてジャガンの体を支えた。 「はぁ……はぁ……ありがと、ドラムカン。あなたのそういう所、好きよ……」 ゆるゆると微笑んで、上半身を起こした彼と、ついばむようなキスを交わす。そしてジャガンはゆっくりと腰を 回しだした。
「あっ……あっ……あっ……すごい……これ……すごおぃぃ……飛んじゃう……とんじゃうぅぅ……」 「ら、らめぇ……らめぇ……それ……わたしのなのにぃぃ〜〜」 「ああん、コーラお姉さまぁん。今は、わたしだけ見てぇ……お願いぃ……」 狭い部屋に男と女の吐息が満ちる。蕩けるような悦楽に翻弄されて、自分と他者の境界が溶けていく…… 「……あらあら、もう、こんな遊びを覚えちゃって、悪い子たちね。まあ、仲がいいとは言えるのかしら」 部屋をのぞいてため息をつくカスミ。さすがにこの騒ぎでは、気づかないわけにはいかない。部屋の中のメン バーは、既にドアの外をうかがう余裕さえないが。 「もう、私もまだ女なんですけどねえ……。ドラムカン君に頼んで鎮めてもらおうかしら?」 苦笑混じりにつぶやいた言葉は、冗談なのか本気だったのか。 ─終─ akira
GJなのである! …あれ、あてな…
GJです! こういう設定も結構いいね
MM3ネタで一つ投下させてもらいます。 アチ子がひたすら自分のお尻をいじる話。前にはノータッチ。 地味に長くなりましたが、楽しんでもらえれば幸いです。
私はアーチスト。荒野をさすらう芸術家。 芸術のためなら西へ東へ。西に砲弾があると聞けば行って金属探知機を使い、東に超改造できる銃があると聞けば、行ってスーパーレア メタルを浪費する。北で喧嘩が起れば行って暗黒舞踏で全員ぶちのめし、南にクラウドゴンが出たと聞けば行かずに死んだふりをする。 そんな素敵な私は今、あの有名なレンタルキング、ドラムカンと一緒に旅をしている。 彼との旅は退屈しない。砲弾の作成も思う存分させてもらえるし、超改造を頼まれることもある。もちろん、身に危険が迫れば 猛練習の成果、死んだふりを披露できるし、何より自分で改造したクルマに乗って、賞金首を華麗に倒すのがたまらない。 彼は間違いなく一流のハンターだった。腕っ節も強いし、クルマの運転も芸術的だし、おまけにブレードトゥースに変身するなんて 荒技まで持ってる。あれってどこで習えるんだろう。私ならもっとこう、砂を泳ぐというすごい方向に進化したスナザメとか、 そういう芸術的なモノに変身したいけど、でも彼の爪はクルマのパーツも壊しちゃうくらいで、あれはあれですごく芸術的で……うーん、 やっぱりあれがいいのかな。 まあとにかく、そんな強い人と一緒だから、当然モンスターも強いところに行く。B52アホウドリの爆撃で、ふりじゃない死んだふりを していたのも昔の話。今はもうデザートモンローだとか実験体Xだとか、そういう洒落にならない相手と戦って勝っている。 だけど、最近は電撃を使う敵が増えてきている。ビリっとして何か閃きそうになるけど閃かない、あの感覚自体嫌いだけど、それ以上に 時々体がマヒしてしまうのが怖い。私一人なら何とでもしてくれるけど、ナースのフロレンスが麻痺したら回復が危ないし、ドラムカンが 麻痺したらそれこそ大問題。もし全員麻痺なんてしちゃったら、そのまま嬲り殺しにされるのも明白。 ポチ?どうでもいい。 でも、クルマも電撃には弱い。装甲タイルが残ってても、あれはパーツを破壊してしまう。それが嫌で、最近は電撃を使う相手は クルマを降りて戦うことが多い。もっとも、壊れたら壊れたで復元ゲージツのお披露目できるから、私はそう嫌でもないんだけど。 むしろもっと壊れるべき。疲れない範囲で。 フロレンスのクルマには医療キットが積まれてるから、私達自身の回復はいくらでもできる。話がずれるけど、あの子の治療も芸術的。 やっぱり何でも極めると、芸術に通ずるものがあるのかな。でもあの子は常人に及びもつかない医療行為とかはしないよね。 されても困るけど。ああでも電撃で死体生き返らせるなんて真似もするし、あの子もアーチストになればいい線行くと思うのに。 うん、話を戻す。とにかく電撃でクルマ壊されるのが嫌で、降りて戦うことが多いんだけど、生身にも電撃は脅威。それで麻痺はもう 防げないと諦めてるけど、ダメージも洒落にならないから何か対策をしようという話になったの。麻痺はマヒノンスーパーを、人数分 買ってあるしね。
57 :
2/12 :2010/09/30(木) 23:29:44 ID:2ynojVYf
で、今私の目の前に、アースの尻尾がある。 ちょっと重い、伝導率のよさそうな、やたらと長い尻尾。これを付けて地面に垂らしておけば、電撃を軽減してくれるっていう話 なんだけど、問題が一つ。 これ、どうやってつけるんだろう。 服につけてもいいんだろうけど、それだと服の伝導率が低かったら意味がない。手に持ってても効果はあるだろうけど、それじゃ戦えない。 どうしよう……いや、ここは発想を変えるべき。これはあくまでも『尻尾』。ということは、つけるのはその辺りを想定してるはず。 考えてみれば当たり前。後ろに垂れ下がってるだけなら動きの邪魔にもなりにくいし、位置が低ければこんなに長くなくても事足りる。 じゃあ、位置はわかった。つけ方は? ……そう、これは『尻尾』……『尻』の『尾』。そう、つまりこれは、お尻につければいいんだ! 実際の尻尾は腰の辺りとか考えちゃいけない。人間には尻尾はないし、そこに取りつけるような器具も見当たらない。となると、やっぱり 直接お尻につけるしかない。さすがにちょっと恥ずかしいけど、そこなら電気も流れやすそうだし、すごく妥当な位置だと思う。 そうと決まれば、早速実行。これをお尻に入れて……と思ったところで、ふと気付いた。 これ、結構太い。 これを、お尻に?いや、無理。絶対裂けちゃう。その状態でクルマ乗るとか、考えるだけでゾッとする。でも、取り付け場所はここだし、 でも裂けちゃうのは嫌だし……あ、なんだ。じゃあ細いのから慣らしていけば問題ないよね。 幸い、最近はシセちゃんの家で一つのベッドに、三人と一匹のてんこ盛りで寝ることは少ない。戻るのが面倒だっていうのもあるけど、 蚊に刺されるのが嫌で、もっぱら宿屋の松の部屋に泊っている。おかげでスペースはあるから、皆が寝たあとにちょっとずつ慣らして いけばいいや。
58 :
3/12 :2010/09/30(木) 23:30:31 ID:2ynojVYf
そんなわけで、宿屋に戻って部屋に入ると、私はみんなが寝たのを見計らって行動を開始した。 とりあえず、一番身近にあって細いものって言ったら……やっぱり指かな。いきなり変なの入れるよりは、動かしやすいし、柔らかいし。 そういえば、前に熱出したらフロレンスに座薬入れられたことあったっけ。あの時、結構痛かった気がするけど、一応入ったんだし 大丈夫だよね。 スカートの裾を捲り、パンツの中に手を入れる。 ちょっと届きにくい。軽くお尻を突き出すようにして、親指でそこを開かせる。 ……なんか、恥ずかしい。いやでも大切なことだし、ちゃんとやらないと後が大変なんだからと自分に言い聞かせ、軽く指で撫でてみる。 すごく変な感じ……それにやっぱり恥ずかしい。普通こんなところ触らないしなあ。自分の体だし、ちゃんと洗ってるから汚くはないけど。 でも、ここに何か入れるなんて、やっぱりちょっと勇気がいる。 覚悟を決めかねて、何となく穴の周囲を撫でる。くすぐったい感じ。でもなんか悪くない感じ。今度一人遊びするときは、この辺も 触ってみることにしよう。 どうでもいい覚悟が決まったところで、同時に指を入れる覚悟も決まった。親指に力を入れて、もっとしっかり開くと、人差し指を 穴に押し当て、グッと力を入れた。 「……んっ…!つっ…!」 い、痛い……思った以上に痛い。思わず声が漏れちゃうぐらいに痛い。 うう、前にフロレンスにやられたときはこんなに痛くなかったのに……よく考えたら、あの時は何か塗ってたのかなあ。もうちょっと つるっと入ってたし……とにかく一回指を抜き、ちょっと考える。 何か潤滑剤が欲しいなあ。ぬめぬめ細胞でもあればいいんだけど、ベッドから出ないといけないし、自前のは声が出るとヤだからなし。 とりあえず、唾でもいいかな。少しは滑るようになるよね。 いくらきれいとは言っても、さすがに今お尻に入れてた指を舐める気はしないから、そこに唾を落として塗りつける。ついでにお尻にも 塗っておく。ん、意外と吸収しちゃうのかな。なんか滑りが足りないから、もうちょっとしっかり塗る。 やっぱりくすぐったい感じ。なんか変な気分になりそうだけど、遊んでるわけじゃないから我慢する。 よし、今度こそ準備ばっちり。大きく息を吐いて、もう一回、今度はもうちょっとゆっくり指を入れてみる。 「……っ…!」 さっきより楽に入った。でもちょっと痛い。なんか、お腹の中に変なのが入ってるみたいな感じがする。これに慣れなきゃいけないのかあ。 入れてるだけじゃ、慣れもしないし広げられもしない。ちょっと指を動かしてみる。 あ、結構簡単に動かせる。中はそんなに狭くないんだ。じゃあ入口……入口?まあ、そこだけ広げれば何とかなりそう。 うう、でもやっぱり変な感じ。でも我慢しないと……まずは広げなきゃいけないから、親指でしっかり広げつつ、中の指を反対側に 動かして押し広げる。 「っっ!!……う、あっ…!」 すっっっごく痛かった。思わず声が出ちゃった。ちょっと涙も出た。慌てて咳のふりをしたけど、ドラムカンもフロレンスも起きてない みたい。ポチは……耳がパタパタしてたけど、寝息立ててるから大丈夫か。 ああ、それにしても痛かった。やっぱり無理はできないみたい。でもアースの尻尾は、少なくとも指二本くらい入れられないと 入らないのになあ。でもでも、焦っちゃダメだよね。とりあえず指一本ぐらいは入るのがわかったんだし、ここからちょっとずつ 広げていけばいいや。それに少しは、お尻も柔らかくなったかな。 少しは進展があったと思い込むことにして、指を引き抜く。んん、なんか抜くときも変な感じ。これにも早めに慣れなきゃなあ。 今日はもう、これぐらいでいいや。夜更かしして明日辛くなってもヤだし。もう寝ることにする。 ……うう、お尻がべちょべちょ。明日早起きして、水浴びでもしようっと。そう心に決めて、私は目を瞑った。
59 :
4/12 :2010/09/30(木) 23:31:12 ID:2ynojVYf
アースの尻尾をつけられないまま数日。その理由に関しては、結構簡単にごまかせている。 「今までずっと鋼の髪飾りだったし、思い入れあるからなかなか外せないよ……こっちの方がお洒落だし」 「そうだな!」 さすが、メカの団のエリカにキスしてもらうためだけにイービル不動産に寄ったり、地獄耳のダフネに本来の目的を忘れて「燃えるような 熱いキスを」とか頼んだり、コーラちゃんに何度もキスを迫るような男だけある。うーん、もしかして変身後の姿って、その人本来の 姿になったりするのかなあ。この人、きっとクランナンバーワンのオルガすら「美人だね」とか口説き始めるんじゃないかな。 ただまあ、さすがにそろそろごまかしも限界が来そうだだった。ドラムカンならまだしも、この間フロレンスにまで催促を受けてしまった。 「あの……できれば、そろそろアースの尻尾付けて欲しいな。回復の手間が減れば、それだけ戦闘も楽になるし。お洒落するなって 言うわけじゃないんだけど……気に障ったらごめん」 こんなことを、上目遣いに、申し訳なさそうに言われたら、もうこっちが謝るしかない。ドラムカンなら一撃必殺だと思う。この子、 スローウォーカーなんかにはすごくいい笑顔で禁断の注射器ぶっ刺すのに、仲間に対してはいかにも女の子っぽいんだよね。 とはいえ、ナースとして医療行為するときは、結構ひどいことあるけど。座薬の件とか。 とにかく、私も本腰入れて装備できるようにしなきゃ。でも、まだ指一本入れるのが痛くなくなったぐらいで……他に拡張するのに いいのがないんだよね。徐々に太くなるような物でもあればいいんだけど。一応、赤いパイロンなんてのがあったりするけど、あれじゃあ 先端が入った時点でフロレンスかドクターミンチのお世話になりそう。赤いパイロンの意味合いが変わっちゃうよ。 でもでも、私はアーチスト。常に常人の及びもつかない発想ができるのがアーチストたる所以。そんなわけで、またまた発想を変えてみる。 いきなり太いのを入れるのは無理。徐々に太くなるような物もない。だけど、徐々に『大きくなる』ものだったら? ある。ちょうどいいのが。というか、いる。 アメーバ系のモンスター。DNAブロブとかなら、徐々に自己再生して大きくなっていく。つまり、あれを中に入れておけば……うん、 やっぱり私は目の付け所が違う。 問題もある。あれ入れるのはいいけど、お腹の中で暴れられたら死ぬ。つまり、攻撃性をなくしたうえで入れなきゃいけないって ことだけど……ぬめぬめ細胞レベルまでバラしちゃうと成長しないし、小さな破片でも攻撃性残った奴が出てくるし。 ま、少しぐらいなら問題ないかな。あとはあの目玉を取っちゃえば、外の状況もわからなくなるだろうし。それと、直接入れたら 問題出そうだから、この前拾った謎のゴム風船にでも詰めてみよう。そうすれば取り出しやすいしね。 幸運にも、今日はクルマの改造でプエルト・モリに来ている。下水に何かアイテム残ってないかな、と尋ねると、予想通りドラムカンは 下水に向かってくれた。 DNAブロブは多く出るけど、それを回収するのはすごく大変だった。みんな強いから一瞬にして肉塊にしちゃうし、私も加減を 間違えて何匹も殺した。それでもようやく、飛び散った肉片の中に動くものを見つけ、私は密かにそれを回収した。 あとは何食わぬ顔で探索を続け、本当に取り損ねてた波動王冠を見つけ、テッペンタウンの宿に戻る。その途中、私は何度か、大きく なりすぎたDNAブロブの破片をちぎり捨てるという、非常に神経を使う作業をする羽目になった。でも、その破片はポチがおいしそうに 食べてくれたから、バレる心配はなかったんだけどね。ありがとうポチ。お腹壊さないでねポチ。
60 :
5/12 :2010/09/30(木) 23:32:01 ID:2ynojVYf
その夜、みんなが寝静まる頃に、私はそっと部屋を抜け出した。さすがに部屋の中じゃ、声が出たら大変なことになっちゃう。 壁の一部がないから、出るのは簡単。そのままリフトの部屋を抜け、南の誰もいない部屋に入る。 DNAブロブの破片は、思った以上にちょうどいい素材だった。もはや知能など存在していないらしく、ただただ大きくなり続けるだけの 肉片。これなら、そのまま入れたって平気なぐらいだろう。でも、やっぱり万一を考えて、ゴム風船に入れることにする。 いつものようにスカートを捲り、今日はパンツをおろす。人がいないとはいえ、街中でこんな恰好をするのは恥ずかしい。 もし見られたら……スイミンDXは持ってきたから、問題ないかな。 次に肉片を適当な大きさにちぎり、ゴム風船に詰める。ちょっとうにょうにょ動くのが気持ち悪いけど、しょうがない。余った分は 再生できないぐらい小さくして処理。あとはゴム風船の口を縛って出来上がり。 ちぎったそばから、肉片は再生を始めている。本当に小さな破片が、ゆっくりと、だけど確実に大きくなっていく。これが、今から 私のお尻に入るんだ……ちょっとドキドキする。 素手で触ったおかげで、手にはぬるぬるした粘液がたっぷり付いている。その手で、そっとお尻の穴を触る。 「んっ…!?」 あれ、気持ちいい…?何だろ、唾付けただけだとそんなに気持ちよくなかったのに。あ、もしかして慣れたのかな。まあ、痛いよりは いいか。とりあえず、中までしっかり塗るために、指を入れる。 「んぅ……ふあぁっ…!」 わ、つるって入っちゃった。もしかして、思った以上に広がってたのかな。相変わらず、お腹の中が変な感じになるのは変わらないけど、 もう全然痛くない。 これなら、もうさっさと入れちゃっても大丈夫そう。私は指を抜くと、微妙に動き続けるアメーバ入りゴム風船を掴んだ。 横たわって足を開き、それをお尻に押し当てる。中でうにうに動いてる感触が伝わって、変な気分になりそう。指を初めて入れた時も そうだったけど、やっぱり入れる直前はすごくドキドキする。なんか……癖になりそう。いやでも私は大真面目。遊んでるわけじゃない。 軽く力を入れる。 「んあっ……あふ…!」 先端が、ぬるっていう感じで入り込んできた。そのまま押し込むように力を入れると、ゼリー状のものが流れ込むみたいに、お尻の中に 入ってきた。おかげで、全然苦労しないでゴム風船は私の中に入ってくれた。 全部入っちゃうと、少し心も落ち着く。私は力を抜き、冷たい地面に横たわった。 お腹の中で、何かが動いてるのがわかる。中を確かめるみたいにつんつん触られ、時々震えるように動かれると、私も何だか気持ちよく なっちゃって、体が思わず跳ねる。そして思った通り、お腹の中でアメーバはどんどん膨らんでいく。 「んんん……はぁ、はぁ……はうっ……うぅ…!」 内側から押し広げられる、普通じゃあり得ない感覚。ちょっと苦しくて、変な感じで、同時になぜか、気持ちいい。 横たわったまま、私はお腹の中で増殖するアメーバの動きを堪能していた。こんな感覚、普通じゃ絶対味わえない。できればずっと、 このまま入れててもいいかな、なんて考えが頭を掠める。でも、それはダメ。これは遊んでるんじゃなくって、お尻を広げるために…。 あれ?ちょっと待って。ゴム風船は今、私の中に全部入っちゃってる。で、お尻の中は結構広くて、入り口部分が狭いからって話で…。 そこまで考えた時、たぶん私の顔は真っ青になってたと思う。 お腹の中で、もうアメーバはだいぶ膨らんでる。でも、そこは元々広いところで、広げたいところはまた別。というか、このままじゃ どんどんお腹の中で膨らんで、出せなくなっちゃう。それだけならいいけど、出せないまま大きくなり続けたら、私お腹が破れて 死んじゃう! 「や、やだ…!だ、出さないとぉ…!」 なんでこんなことに気付かなかったんだろ、私の馬鹿!ああでも今はそんなこと考えてる場合じゃない!早く出さなきゃ! 「んっ…!」 膝立ちになり、トイレでするみたいに力を入れる。ずるっと、少しだけゴム風船が出てきたけど、それ以上出そうとするとお尻が痛い。
61 :
6/12 :2010/09/30(木) 23:32:47 ID:2ynojVYf
でも、やめるわけにいかない。それに中身はアメーバなんだから、ある程度は細くなってくれるはず。 「んくっ……はっ、はっ……はぁぁっ……あふっ…!」 もっと力を入れると、本当に少しずつ、ゴム風船が出てくる。だけど、お尻もかなり痛くなって、力が抜けそうになる。おまけに、 このアメーバは今も自己再生中で、休んでる間にも大きくなり続けてる。 「ぐう……うぅ…!うぅ〜……う……うあっ!?」 ようやく半分ほど出た時だった。ゴム風船の中で、アメーバがうねうねと動きだした。それにびっくりして、思わず力が抜けてしまう。 「あ、つっ…!い、痛いぃ〜…!」 最悪だった。半分ぐらい出てるってことは、アメーバは容赦なく私のお尻の穴を広げてくる。力を入れようにも、もう痛すぎて力が 全然入らない。しかも、真ん中を締め付けられてるからか、アメーバの体は8の字みたいに真ん中がくびれてしまい、しっかりと 引っかかってしまった。慌ててゴム風船を掴んで引っ張ったけど、ちょっとでも動くと痛くて、とても出せそうになかった。 膝立ちでいることすら辛くなって、私は四つん這いの姿勢になった。 押し込むこともできない。引っ張り出すこともできない。力を緩めれば、自己再生するアメーバがお尻を押し広げ、かといって力を 入れてしまうと、締め付けに抵抗しようとアメーバが内側から押し返し、締めさせてくれない。そして力が緩んだ瞬間、再び自己再生が 始まる。お尻はもう限界ってぐらいに広げられて、それでも広げられようとしてて、私はもう痛くて怖くて、涙が止まらなかった。 でも、ある程度まで広がったら、動きは止まった。十分すぎるぐらいに痛いけど、それでも裂けちゃうのは逃れられたみたい。 なんでだろうと考えると、すぐに答えは見つかった。何も、アメーバを圧迫してるのは私のお尻だけじゃなくって、ゴム風船だって 一定以上膨れたら広がりにくくなる。そのおかげで、アメーバはこれ以上大きくなれないんだ。 「ぐすっ……い、今のうちに……んんっ…!」 もう一度膝立ちに戻り、思いっきり力を入れる。もう今を逃したら、それこそ取り返しのつかないことになる。お尻が裂けて 死んじゃうとか、そんなのは絶対に嫌。 少しずつ、またゴム風船が出てくる。今までよりもっとお尻が広げられて、本当に泣き喚きたいくらい痛い。でも我慢して、とにかく 力を入れる。その時、ゴム風船がうにうにと動き始めた。 「ひゃっ!?んんんっ!!くっ、あっ!」 あんまり締めつけられて、居心地が悪くなったみたい。お腹の中に留まってたアメーバが、外に出てる方へと一気に移動してきた。 お尻を広げながらずるずるとアメーバが出て行き、同時にゴム風船も出てきて、ついにボトリとゴム風船が落ちた。 「っっっ!!はぐっっ…!!あっ……あはぁ…!」 お尻から一気に何かが抜け出る感覚。それはびっくりするぐらい気持ちよくって、思わず叫びそうになってしまった。 体が仰け反っちゃって、呼吸が震える。それが終わると、何だか疲れがどっと出てきて、私は冷たい地面にそのまま倒れ込んだ。 「はぁ……はぁ……ぬ、抜けたぁ…」 うう、痛かった……ひどい目にあったよぅ。あ、でも、結果としては目的達成できたかも。ちょっと確かめてみようかな。 だるい腕を何とか動かして、右手をお尻の方に持っていく。少し迷って、指を二本揃えて一緒にお尻の穴に押し当てる。 「んっ…!」 ちょっと力を入れると、一瞬お尻の肉を押し込むような感覚があって、その直後、指が二本並んでお尻の中に入った。 「んあ……は、入ったぁ…!」 やった、目標達成。さすがにちょっと辛かったけど、これでもうアースの尻尾は付けられる! でも、今日はもう疲れた。それにお尻痛い……う〜、でもフロレンスには頼れないんだよねえ。とにかく、もうベッドに戻って寝よう。 立ちあがろうとすると、それだけでお尻に痛みが走る。一応、指を見てみたけど、血は出てないみたい。よかった。 足も疲れちゃって、立ちあがるとフラフラする。何とか壁に手をついて立ちあがり、ゴム風船は中身を出して、アメーバを海に放り投げる。 ゴム風船は適当に手で拭って、ぬるぬるはツタの葉っぱで拭き取る。よし、これで完璧。 フラフラしながらベッドに戻り、布団に潜り込む。あとはもう、何か考える暇なんてなかった。目を瞑った瞬間、意識は急速に 落ち込んで、そのまま朝まで目が覚めることはなかった。
62 :
7/12 :2010/09/30(木) 23:33:38 ID:2ynojVYf
翌日、例によって今日もモンスター狩り。浪費平気彼氏ドラムカンは、いくらお金があっても足りないらしく、今週のターゲットとかを コツコツと狩ってお金を稼いでいる。私としては、手間暇愛情をたっぷりかけたクルマを乗り回せるし、ゲージツ作品のセメント弾とか いっぱい撃てるから、狩り自体は嫌いじゃない。ていうか、お金ないならレンタルタンクやめればいいのに。 で、昨日ようやくアースの尻尾が入るくらいになったから、今日はそれを付けてみようと思う。宿屋じゃあさすがに付けるとこ 見られるから、戦車の中で実行。まずはCユニットを追走モードにして、と。さすがに戦車は狭いけど、このMBT77は体を倒せば 足を伸ばせる程度のスペースがあるから、使い心地を試すくらいは十分できる。 アースの尻尾を手に取る。やっぱり結構太いけど、今なら入らない大きさじゃない。これが今から、私の中に……そう考えると、 何だかお腹がむずむずするような感じになる。 シートに座って、パンツを膝くらいまで下げる。今回も用意はばっちり。あらかじめ持ち込んだぬめぬめ細胞を、アースの尻尾にしっかり 塗り付ける。浅く座り直して、シートに寝るようにして足をあげる。そのついでに、お尻にも塗っておく。 「んん…!」 あ、やばい。ちょっと声出ちゃう。マイクは切っておこう。スイッチが切れたのを確認してから、いよいよアースの尻尾を中に入れる。 「んっ……んんー!!あ、あっ、あっ!!」 うあ、これすごい……長いからどんどん奥まで入ってくる…!う、で、でもあんまり奥に入れてもしょうがないし、この辺で止めよう。 ちょっと頭の中がボーっとする感じ。お尻とお腹に何か入ってるっていう、はっきりした感覚。とりあえず、取り付けはできたよね。 まずは、一回立ってみよう。長さとか調節しなきゃいけないし、動いたときに邪魔になってもヤだし。 そう思って、床に足を付ける。でも、何だか足に力が入りにくい。やっぱりお尻になんか入ってるせいかなあ。 でも立たなきゃしょうがないから、勢いを付けて立ちあがる。 その瞬間、アースの尻尾は自重に引かれて、私の中から一気に抜け落ちた。 「ふあああぁぁぁ!!!」 お腹の中が引きずり出されるような感覚。お尻の穴を激しく擦って何かが抜け出る感覚。それが全部快感になって、気が付いたら私、 すごい声をあげちゃってた。よかった、マイクのスイッチ切っておいて…。 足がガクガク震えて、一気に力が抜ける。その場にへたり込んで、私はボーっとした頭でアースの尻尾を見つめた。 誤算だった。簡単に入るってことは、つまり簡単に抜けちゃうってこと。これ、ちょっと重めだし、付けてたいならずっとお尻で 締めつけてなきゃいけないんだ。でも、そんなことできるわけないし……うう、今度は固定の仕方考えなきゃ…。 その時、クルマの外から声が聞こえた。 「ちょっと、前見てる!?モンスター来てるよ!」 フロレンスの声だった。慌てて前を見ると、地獄のストーブの群れが見えた。 「だ、大丈夫大丈夫!ちゃんとわかっ……あ、スイッチ……大丈夫!ちゃんとわかってるから!その、えっと、砲弾作っててさ、えへへ」 とりあえずそうごまかして、Cユニットの追走モードを解除する。とにかく、アースの尻尾は後。今は狩りを頑張って、帰ってから 固定方法を考えよう。 ……でも、もう一回ぐらい付けるの試してみようかな。その、えっと、抜けちゃう感覚が、何か参考になるかもしれないし、さ。 誰にともなく言い訳しながら、地獄のストーブに照準を合わせ、機銃のスイッチを押す。そして、戦いという名の狩りが幕を開けた。
63 :
8/12 :2010/09/30(木) 23:34:29 ID:2ynojVYf
狩りが終わって日が暮れて、今日も私達は松の部屋に帰ってきた。そして皆が寝付いた頃、私のもう一つの戦いが始まる。 まずは、アースの尻尾の固定を考えなきゃいけない。要は抜けなくすればいいんだから、返しでも作る?いや、そんなことしたら 入れたが最後、絶対に抜けなくなっちゃう。でも、考えとしてはいい線いってるかも。となると、柔らかい素材で返しを作る? いや、それでも返しはやめとこう。もうちょっと丸く……あ、なんだ。じゃあボール作ればいいんだ。 そうと決まったら話は早い。はずれメタルは私が自由に使っていいから、これを使ってボールにして……あ、でもフロレンスとかが 使うこともあるかもしれないし、取り外しできるようにしとこう。で、長さ調節できるようにして、固定して……と。 大した時間もかからず、留め具の取り付け作業は完了した。さて、じゃあいよいよ取り付けてみようっと。 例によって部屋を抜け出して、いつもの場所で下だけ裸になる。 もう他の作業も慣れたもの。ぬめぬめ細胞を潤滑剤にして、それをアースの尻尾とお尻にしっかり塗り付ける。 昼間と違って、本格的に入れる前に、まずは指で軽く慣らしておくことにする。じゃないと、留め具の部分が入らないかもしれないしね。 まずは、お尻の穴の周囲を撫でる。前はくすぐったいばっかりだったけど、今はこれだけでもう、何だか気持ちよくなってくる。 「んん……あ、ん…!」 すぐに物足りなくなって、皺を伸ばすように、ちょっと力を入れて撫でる。やっぱり気持ちいい。でも別に、そっちが本来の目的じゃない。 ついつい長引きそうになるのを我慢して、いよいよ指を入れる。 「んくっ……ん…!」 お尻が広がって、何かがお腹の中に入ってくる感覚。うう、やばい。本当に気持ちいい。今度落ち着けるときがあったら、こっちも弄って 遊ぶことにしようっと。 人差し指に加え、中指を並べて押し当てる。お尻の力を抜いて、軽く押し入れると、思った以上に簡単に入り込んでいく。 「あぅっ……く、は…!」 ああ、すごい……私のお尻、こんなに柔らかくなっちゃったんだ。二本も、しかも根元まで入っちゃったのに、全然痛くない。むしろ、 お尻が広げられるような感覚が、すっごく気持ちいい。 指でこれなんだから、あの留め具まで入れたら……そう思うだけで、体がかぁっと熱くなるのがわかる。ああ、何だか目的が 変わってきちゃってる気がする。でも、少しぐらいいいよね。気持ちよくなるのは不可抗力だし、辛いよりは気持ちいい方がいいし。 アースの尻尾を手に取る。これ、そのまんまでも十分すごかったのに……いやいやいや、いい加減脱線するのはやめよう。私はとにかく、 電撃対策として、これを付けるんだから。そりゃ、まあ、気持ちいいんだけど。でもこのままじゃ、ただの一人遊びの玩具になっちゃう。 気を取り直して、しっかりとお尻に押し当てる。ひんやりした感触に、思わず身震いする。 ゆっくりと、押し込んでみる。アースの尻尾はほとんど抵抗もなく、どんどんお尻の中に入っていく。 「んっ…!ん、んんん…!!」 声を出さないように、左手で口を押さえる。それでも、どうしても声が漏れてしまう。お腹の奥まで入ってくると、鈍い痛みまで 感じるんだけど、それすら今は気持ちいい。 お尻の穴を擦って、お腹の中の狭いところを押し広げて、尻尾が入ってくる。そしてとうとう、留め具のボールがお尻の穴に当たった。
64 :
9/12 :2010/09/30(木) 23:35:30 ID:2ynojVYf
胸がドキドキする。逸る気持ちを抑えながら、私はアースの尻尾を握った手に、少しずつ力を入れる。 「んあ……はっ、はぁぁ…!」 一瞬、お尻の穴が強く押し込まれる感覚があって、次に押し広げられる感覚に変わる。お尻の穴が少しずつ広げられて、ボールが少しずつ お尻の中に入ってくる。 「ぐ……う、う……うぅ〜…!」 さすがに太い。お尻がいっぱいまで広がっちゃってる。だけど、それがすっごく気持ちいい。痛みもあるのに、気持ちいい。 お尻がどんどん広げられて、ボールの一番太いところまで来ると、さすがに痛いのが強くなってくる。というか、ほんとに痛い。 「うぅ……んぐ、ふっ……んんんっ!」 痛い。痛い痛い痛い。い、痛すぎる。もう無理。これ以上は本当に裂けちゃいそう。もうちょっとボール小さくして、後で入れ直し…。 そこまで考えた瞬間、いきなり一番太いところを通りぬけて、ボールがずずずっと中に入り込んできた。 「ひぁっ!?やっ、いきな……あぐっ!?んう、んんんーー!!!」 びっくりして思わずお尻を締める。そのせいで、一番太いところを通り抜けたボールは、一気に私の中に引き込まれた。 太いのがお尻に入って、痛いのから解放されて、お腹の奥をグググッと突き上げられる感覚。それが全部気持ちよくなって、私はもう 叫ばないようにするのが精いっぱいだった。 「んんっ……はっ、ふっ……はぁ、はぁ……はぁ…」 ああ、頭真っ白……なんか、今の瞬間がもうちょっと続いたら、色んな事閃きそうだった。 ものすごくだるくなった腕を何とか動かして、尻尾に触れてみる。指先に硬い感触があると同時に、お腹の中にその振動が響いた。 うん、しっかり入ってるみたい。あとは、立ってみて落ちないかどうか確かめなきゃ。 必死に体を起して、昼間よりさらにふらつく足を押さえて、生まれたてのミュータントOXみたいに立ちあがる。 お腹の中がちょっと引っ張られるような感覚があるけど、今度は勝手に抜け落ちるようなことはなかった。よし、改造成功! ただ、これを付けたまま寝るのはちょっと無理。だから明日、クルマの中でまた付けることにしようっと。シートに座るのは、座り方を 考えれば何とかなりそうだしね。 とりあえず、尻尾を抜きにかかる。しっかりはまっちゃって抜きにくいけど、前のアメーバよりはマシ。こっちは勝手に大きくなったり しないしね。 尻尾をしっかり掴んで、お腹に力を入れつつ引っ張る。お尻が内側から広げられて、ちょっと痛みが強くなった瞬間、入れる時より 遥かに楽にボールが出てきた。 「あうっ…!はー、はー……んくっ…!」 そのままずるずると、尻尾を引き抜く。やっぱり、このお腹の中ごと引きずり出されそうな感覚、気持ちいい。 でも、また頭の中が白くなりかけたところで、全部抜けきっちゃった。う〜、ちょっと残念……ま、しょうがないけど。 後始末も、すっかり慣れた。ぬめぬめ細胞はツタの葉っぱで拭き取って、服装直して、足音を忍ばせて部屋に帰る。それにしても、 最近ポチが妙に寄ってくるのは、ぬめぬめ細胞の匂いが残ってるからなのかなあ。この前、スカートの中に鼻面突っ込まれそうに なったのはびっくりしたっけなあ。今度ワラに行ったときにでも、しっかり体洗おうっと。 そんなどうでもいいことを考えつつ、ベッドに入る。かなり苦労したけど、これでいよいよアースの尻尾が付けられる。何だかんだで、 ちょっと楽しみだな。そのわくわく感を楽しんでいる間に、私はいつの間にか眠りに落ちていた。
65 :
10/12 :2010/09/30(木) 23:36:31 ID:2ynojVYf
失敗だった。大失敗だった。一生の不覚って言ってもいい。 運が悪かったって言うのもある。こんなときに、ワナナバニ研究所なんてとこ発見されるなんて思わなかったし、体力的に余裕が あったのも災いした。だけど何より、昨日試着したときに、きちんと試してみなかった私が一番悪い。 「大丈夫?調子悪いんじゃないの?」 後ろから声を掛けてくれる……というより、今の心境だと声を掛けてきやがるフロレンスに、私は引きつった笑顔で対応する。 「だ、だいじょぶだいじょぶ。別に何とも……うっ…!」 「ううん、絶対変よ」 うん、逆の立場だったら、私もそう言うと思う。 「顔も赤いし、呼吸荒いし……熱、あるんじゃない?」 「だ、だいじょぶだって…!んっ……べ、別に大したことじゃ…!」 「座薬、入れてあげようか?」 その言葉に、私は全力で首を振る。 「い、いいよいいよいいよっ!!!というか、それはやめて!!それだけはやめて!!!」 「一番効くのに……遠慮しなくていいよ?」 「ううん、遠慮する。遠慮させて」 アースの尻尾は、地面を引きずらないと意味がない。その意味に、私は迂闊にもクルマを下りてから気がついた。 一歩踏み出す度に、尻尾が地面に擦れて震え、その振動がお尻に全部伝わってくる。お腹の中では大きなボールが震えて、もっと奥にも 振動が伝わって、もう下半身が痺れちゃいそうなぐらいの快感がひっきりなしに襲ってくる。 正直、探索どころじゃない。今すぐにも尻尾を抜きたい。だけどそれもできず、かといって戻ろうと言うわけにもいかず、私はただただ 一歩ごとに襲い来る快感と戦いながら探索を続けていた。もちろん、本当のことを言うなんてできるわけがない。 歩く度に、お尻の中で尻尾が震えて、頭真っ白になっちゃいそうだからもう帰ろう、なんて言ったら、きっとフロレンスは私のこと 軽蔑するだろうし、ドラムカンには襲われかねない。ポチはどうでもいい。でもぬめぬめ細胞の匂い嗅ぎつけられるとやばいかも。 ふわっとしたスカートなのだけが、不幸中の幸いだった。もうパンツは穿いてるのが気持ち悪いぐらいぐしゅぐしゅで、もはや染みに なってるとか以前の問題。こんなの見られたら、私もう生きていけない。一生着ぐるみゲージツしながら過ごすしかなくなる。 コンクリートの地面も辛かった。細かい振動がずっと続いて、お腹の中で常に尻尾が震え続けるから。 でも、今の土の地面は最悪だった。凹凸のせいで、予測不可能な振動が散発的に襲ってくるから。 細かい振動が続いたと思ったら、振動がなくなって、ホッとした瞬間にズンッと重い衝撃が来る。お尻の中で尻尾が暴れて、もう何度も 頭の中が白くなりかけた。草に尻尾が引っ掛かると、内側から強く引っ張られて、それこそ叫び声を上げそうになる。だけど、私は必死に それを耐えて、頑張って探索を続けていた。 でも、戦闘が続くと本当に死にそうだった。動きが激しくなる分、尻尾の動きも激しくなる。尻尾が跳ねれば、お腹に重い衝撃が。 地面を引きずれば、お尻に強い振動が。その度に、私は快感に押し潰されそうになっていた。
66 :
11/12 :2010/09/30(木) 23:37:30 ID:2ynojVYf
そして、今わかったことがある。 この感覚には、慣れちゃいけなかったんだ。私はもう、このお尻とお腹を掻き回される感覚が、快感になっちゃってる。これがただの 不快感だったら、いくらでも耐えられたのに……ああ、やばい……また頭が白く……お、お腹の中でボールが震えて……お、お尻がぁ…! 「震えてる……もしかして、寒い?ちょっと、おでこ貸して」 私が答えられずにいると、フロレンスは私のおでこに手を当てた。そしてほっぺたにも手を当て、ドラムカンの背中に声を掛けた。 「ドラムカン、探索はここまでにして!この子、熱があるみたい!一旦戻って、また日を改めて来ましょう!」 ああ、ナースのこと白衣の天使って言うけど、本当に天使だったんだ…!ごめんねフロレンス、さっきは「声をかけてきやがる」とか 思っちゃって…。 そんなことを思って、油断した瞬間だった。たぶんドラムカンと話すつもりだったんだろうけど、フロレンスは地面に垂れてたアースの 尻尾を、つま先でこつんと蹴っ飛ばした。 その瞬間、お尻に激しい振動が来て、お腹の中で尻尾が暴れた。もう目の前に火花が飛んだような感じになって、頭は真っ白になって、 快感に耐えるなんて余裕すらなかった。 「う……あああぁぁぁ!!!」 自分が叫んだことすらわからなかった。気がついたときには、私はその場にうずくまり、フロレンスが必死に声を掛けていた。横では ポチが不安げにクンクン鳴いていて、ドラムカンは私を抱き上げてくれようとした。 でも、危ないところで理性が戻った。もしお姫様抱っことかされちゃったら、私のスカートの中がどうなってるか、この場にいる全員に 見られちゃう。半分抱きあげられてたけど、私はクルッと華麗に回転してその腕から逃れ、必死に平静を装った。 「だだだ大丈夫!もう大丈夫!そ、その、頭ふらっとしてびっくりしちゃったけど、もう平気だから!で、でも、今日はこのぐらいで 帰ってほしいな!あの、ほんとに、なんか、その、調子悪いかもだから!」 必死に言い繕って、心配してくれるフロレンスを説得して、やたら抱っこしたがるドラムカンを宥めすかして、ポチも頭を撫でてやって、 それでようやく、私は自分のクルマに戻れた。 ドッグシステムで帰る途中、私はアースの尻尾を外し、念のため固定用のボールも外した。とりあえずもう、私は絶対にこれを使えないと いうことだけは、はっきりとわかった。そして街に戻るとすぐ、私はフロレンスに病人扱いされ、まだ日も高いうちから寝かされることに なってしまった。
67 :
12/12 :2010/09/30(木) 23:38:18 ID:2ynojVYf
翌日、フロレンス曰く「びっくりするぐらい早い回復」ですっかり元気になった私は、昨日の埋め合わせということでワナナバニ研究所 へ行くことを提案した。フロレンスは心配してくれたけど……私、別にどこも悪くなかったからね……ごめん、フロレンス。 でもその前に、大事な用事がある。私は元の形に戻したアースの尻尾を、フロレンスに渡した。 「あの、ごめん……私、これ合わないみたいだから……使えたら、フロレンス使って」 「あれ、合わない?ふーん、動き辛かったのかな?まあ、いいよ。それならこれ、早速つけようかな」 え、早速?早速!?ここで!?フロレンス、恥ずかしくないの!? 私が一人混乱していると、フロレンスは上着を捲ってお腹を出し、腰のすぐ上あたりにくるっとアースの尻尾を巻き付け、簡単に 縛ってから余った部分を後ろに垂らした。元々長めのアースの尻尾は、それでも十分地面に届いた。 「これはこれで、結構お洒落かなーって思ってたんだけど、やっぱりアーチストはこだわりがあったかな?」 ……え、いや、え?何、それ。それで終わり?え、付け方それでいいの?え、じゃあ何?私の苦労って全部無駄? そんでもって……私、もしかして、付け方根本から間違ってた? 「まあ、これはこれでいいか。ほんとのとこは、私が一番ひ弱だもんね。ふふ」 無邪気に笑うフロレンスを見つめながら、私は昨日のとは違う意味で頭が真っ白になっていった。 私はアーチスト。荒野をさすらう芸術家。 砲弾作成はお手の物。ハンターみたいにクルマの連続攻撃もできるし、メカニックみたいに破損の修理だってできる。何より、常人には とっても真似できないような発想で、クルマの超改造とか着ぐるみゲージツとか、そういう普通じゃないものが得意技。 そんな素敵な私だからこそ、あの有名な返却無用のお大尽、ドラムカンと一緒に旅が出来てるんだと思う。 他の人とは違う発想ができるっていうのが自慢だし、他の人が考え付かないようなことができるのは私の誇り。 だから、私はこれからも他の人の真似できないことをやっていくつもり。 でも……あの一件以来、ちょっとだけ思う。 私も少しくらいは、普通の発想ができるようになった方がいいかな……なんてね。
以上、投下終了。最初レス数つけ忘れ申し訳ない。 アースの尻尾って実際どうやって固定してるんだろうか。気になる。 それでは失礼。
乙
勘違いアー子可愛すぎてたまらんw
乙 って、地面に垂れたしっぽみたいだよね。 ありがとー
アーティスト子エロカワイイなあ 乙
73 :
意地悪1/6 :2010/10/18(月) 17:20:06 ID:r6P8O38J
森林地帯の外れに、ひっそりと立つ建物。住宅や商施設とは違った無機質な印象を与えるそれは、 バイオキングダムという研究施設である。 施設のシャッター前に乗り物が停車した。一見では「乗り物」としか形容しようがない。キャタ ピラがついた巨大な生物を、「戦車(タンク)」と認識するには予備知識なしでは無理だろう。 「よう、ボーン。開けてくれ」 「ようこそ、ドラムカン。少々お待ちを」 戦車から顔を出した小柄な男が、門の脇に立つアンドロイドと言葉を交わす。シャッターが上げ られた。 「どうぞ。毎度ご不便をかけて申し訳ありません」 「かまわないさ。用心に越したことはないものな」 施設内に乗り物が進む。 キャタピラのついた生物は、正式にはバイオタンクと呼ぶ。この施設で作られたというか、生み 出された兵器だった。 施設内にはもう一体のアンドロイドが。 「オーライ、オーライ……ストップ。OKだよ、ドラムカン」 ドラムカン・スミスは、Cユニットから記録カードを取りだし、クルマを降りた。 「よう、今日もキレイだね、ミート」 「あはは、そういう社交辞令はタンクレディ博士用にしてね。じゃ、メンテナンスを始めるよ。 30分ほどで済むから」 「ああ、よろしく」 「ユーは博士のメンテナンスをよろしくねっ」 「ははは……」 エレベータに乗り、制御ルームに入るドラムカン。 「いらっしゃぁい、ドラムカン君」 椅子から立ち上がってドラムカンを迎えたのは、白衣に身を包んだ妙齢の女性。タンクレディ 博士という。バイオキングダムの主だ。間延びした口調がご愛嬌だが、現在この世界で唯一バイオ タンクを製造できる人物。言わば生きたロストテクノロジーだった。 「よう、今日もキレイだね、博士。ん〜〜」 彼女を抱いてキスしようとしたドラムカンだったが、軽く手を止められ、指の間のメモリー カードを抜かれた。 「ちょっと待っててねぇ、稼働データを取り込んじゃうからぁ」 「……仕事熱心な事で」 「ふふふ〜〜、白衣を着ている時の、職業倫理ってやつよぉ〜」 手早くコンソールにメモリーカードを挿す博士。ディスプレイに『転送中』のゲージがうかぶ。 「…………」 彼女の背後に立ったドラムカン、さわさわとお尻をなでて見る。 「気が早いわねぇ、ちょっとだけ辛抱してぇ」 「ひょっとして鉄のパンツとか、はいてるかと思ってさ」 「うふふふ〜〜、ドラムカン君、それは貞操帯って言うものね〜。……はい終り」 『転送中』ゲージが消える。博士はキーボードに指をすべらせ、解析ソフトを立ち上げる。
74 :
意地悪2/6 :2010/10/18(月) 17:20:50 ID:r6P8O38J
「すいーっち、おーんっ……と」 「こっちもスイーッチ、おーん……おいおい」 背後から彼女の胸のふくらみを両手に収めたドラムカンだったが 「俺が来る日は、鉄のブラはやめてくれないか……」 「うふふ、つけてると身が引き締まるのよぉ〜?」 指を跳ね返す感触に辟易するドラムカン。気を取り直して彼女を寝室に運ぶ。 「あら初めてね〜? お姫さまだっこなんて〜」 「新鮮味が必要でしょ、何事も」 バイオタンクの製造途中から始まったセフレ関係だった。そこそこ名の知れた賞金稼ぎになり つつあったドラムカン・スミスにとって、賞金稼ぎ仲間内でも、つまみ食いする相手には困ら なかった。しかし年上のインテリ女性というキャラは仲間内にはいない。別キャラは別腹という ヤツだ。 バイオタンクの稼働データを渡しに行くという名目でバイオキングダムに通う彼だったが、 行くときには一旦グループを解散して一人で行くので、とうに仲間内では知られている関係 だったが。 博士をベッドに横たえるドラムカン。 「脱がせてくれる?」 「ああ、もちろん」 馴れた手つきで服をぬがせていく。が、一度全て脱がせたところで…… 「……さ、これ着て」 「え? 白衣? 着るの?」 「ほら、手を」 「も〜〜ぅ、マニアックねえ」 苦笑して白衣の袖に手を通す博士。と、突然ドラムカンが背後から目隠しをかけた。 「えっ! ちょっと! 何、ドラムカンくん!」 彼女が驚いた時にはもう、ベッドの上に押し倒されていた。手を後ろ手に、足をロープでベッドの 脚部に固定する。白衣を羽織っただけの豊満な裸身が、ベッドの上に磔にされた。 「ド、ドラムカン君、何? これ? 冗談よね?」 「……不用心過ぎだろ、タンクレディ博士。俺がどんな奴かもまだよく知らないのに」 人が変わったように冷たいドラムカン・スミスの声。彼女は思わず息を呑んだ。じわり、 と、肌に冷たい汗が浮く。 「ちょ、ちょっと、冷静になろうねぇ、ドラムカン君。あなたのやってる事、犯罪よ? 賞金 稼ぎって、ハンターオフィスとつき合わずにやってけないでしょぉ? あたしが訴えたら……困る のはキミで……ひゃあぁん!」 胸に感じる冷たい感触に、思わず悲鳴を上げる博士。 「ペットはしつけないとな。キャンキャンうるさくてかなわないわ」 (何? 何を当てられているの?) 目が見えない事が、胸の感覚に意識を集中させる。冷ややかな感触が、胸の頂点へゆっくり と登っていく……。冷たい何かが乳首まで達した。そして乳首がちりちりと痛みを覚えるまで、 色の濃い頂点をなぞり上げる。
75 :
意地悪3/6 :2010/10/18(月) 17:21:22 ID:r6P8O38J
「あっ……ああっ……やめて……ドラムカン、やめて……それ……痛いぃっ……」 霜焼けに似た疼痛を感じて、切れ切れに苦鳴をもらす博士。低い含み笑いと供に、胸に当て られていた冷たい感触が消えた。……が 「あぁぁ〜〜っ!!」 突然胸の先端を襲う、今度は火傷しそうな熱い感覚。熱くぬめり、ざらついた感触に、目隠し の裏のまぶたに白い閃光が走る。 「あっ! ああっ! あつぅいぃぃっ!! や……めて……はぁぁぁぁ〜〜っ!!」 強く乳首を吸い上げられて、それだけで博士は絶頂に押し上げられた。 乳首が愛撫から介抱された。ジンジンとした感触が去らない。火傷しそうな感覚は、舌と唇 だったと悟る。氷で肌を冷やす事は、オーラルを倍も熱く感じさせるテクニック。 ……今度は何もされない。乳首を濡らした唾液が冷えていく感触。しかしチリチリする感触は 次第に強くなる。乳首の先からゆっくりと、下半身に染みとおっていくような…… 「……ド……ドラムカンくん……これ……悪趣味だってば……ほどいてよぉっ……」 涙声で訴える博士。呼気がいつか震えている。チリチリとした感覚が、胸の鼓動を速めていく よう。 「はっ……はっ……いやあ……ドラムカン……いじわるしないでぇ……切ないのぉっ……」 もう彼女の声は嗚咽混じり。それはかつて体験した事のない感覚。拘束され、視覚を奪われて、 正体の解らない愛撫に焦らしぬかれる。乳首が、性器が、切なくてどうにかなりそうだった。 両手が自由だったら、恥も外聞もなく自慰行為に浸っていただろう。……そして 「あ、いいぃ〜〜っ!!」 再び乳首を熱い感触が襲った。すすり、ねぶり上げ、時に強めに歯が立てられる。 「おぉ〜〜っ、はぁぉぉ〜〜っ、あっ、ひっ、ひぃぃ〜〜ん! イ、ク……イくぅぅっ!」 食べられる。自分の乳房が食べられてしまう。手足の自由を奪われ、抵抗もできないままに、 雄のケダモノに食べ尽くされてしまう。 博士はもう何も考えられない。全身をもみくちゃにされるような悦楽に翻弄されるだけ。脇を ねっとりと舐めあげられ、背筋を軟らかく逆なでされ、内腿に熱いくちづけを受ける。その度に、 目もくらむような絶頂に翻弄される。全身が性器になったよう。それでいながらドラムカンは、 本当の性器付近には触れもしない。かつて味わったことのない快感が全身から湧き出しながら、 女の中心は焦らし続けられたまま。 「ひぃぃ〜〜っ! だめ……それ、だめぇぇっ!!」 足の指をじっくりと舐めあげられて、博士は又、絶頂に押し流される。何度目の絶頂かも覚えて いない。始めて味わうアクメ体験。足の指で達するなど、思ったこともなかった。 ドラムカンの体が離れた。ベッドの上、汗みずくのまま、放り出された博士の裸身。 「ひっ……ひっ……ひっ……ど……ドラムカン……」 まだ息も整わず、ろれつも回らぬ博士。……足りない。まだ、足りない。絶頂に翻弄され続け ながら、女の秘所は焦らされたまま。下腹の底が熱い。まるで自分が、内側から焼き尽くされ そうに…… 拘束されたままの体を、ベッドの上でうねらせる。愛撫のために、足の拘束は既に解かれていた。 白蛇がうねるような動きで身をうつぶせて、そして彼女は膝を立て、尻を高く掲げた。
76 :
意地悪4/6 :2010/10/18(月) 17:22:00 ID:r6P8O38J
「ひっ……ひっ……ドラ……ムカン……してっ……オ○ンコ、してっ……! 突いて、貫いて、 めちゃくちゃに、貪ってっ……! お願いぃ……」 「ふっ、メス犬だな、まるで」 ドラムカンの嘲笑。しかし…… 「犬なの……メス犬なのぉ……だから……早くぅ……お願いぃ……何でも……するからぁっ!」 むしろ嬉々として男に媚びる彼女。やっと聞けた相手の声が、彼女の胸に安堵と甘えをもたらした。 背後に人が膝をつく気配。そして パシーーン!! 「あぁーーっ!!」 強烈な平手打ちが、彼女の大きな尻に炸裂した。 バシーーン! バシーーン! バシーーン!! 「あっ! あひっ! ひぃぃっ!」 手加減を感じさせない強烈なスパンキング。 「ええ? なんだこのオ○ンコは!? 真っ赤に充血して本気汁たらして。サルの性器みたいだぜ!」 「ひっ……ひいぃっ……! いや……そんな……そんなこと……」 バシーーン! 「男なら誰でもいいんだろ? いや、ケモノのペニスなら何でもいいんだ! ゴエモンキーに襲わ れて『突き指させてやった』なんぞとほざいていたが、俺がいなけりゃ鉄のブラはずして、サルを 誘っていたんじゃないのか?」 「ひぃぃっ! ちがうの……違うのぉぉっ!」 バシーーン! 真っ赤に染まった尻たぶに、とどめとばかりに強烈な一撃が弾けた。そのままドラムカンは、 博士の細腰をつかみ、いきり立った剛直をまっすぐに打ち込んだ。 「あぁぁ〜〜〜っ!!」 喉をそらして喜悦の遠ぼえを放つ博士。そしてドラムカンは、蕩けきった彼女の秘所を突き 抜かんばかりに責め始めた。 「おぉ! はおぉ! ひっ! ひゅごぃ……ひゅごぉぃぃ! ろらむかぁん!!」 苦痛も忘れ、いや、苦痛さえも極上の快感に変えて、待ちわびた雄を貪る彼女。目隠しから覗く 頬と口元は、涙とよだれに照り光っていた。獣の喜びに輝く相貌。 「されたかったんだろ、サルに? 本当のケダモノに犯されて、ぐちゃぐちゃにされたかったん だろ? ええ? タンクレディ!」 「ひっ! お、ひぃぃっ! ひがう……ひがぅぅ……! あぁぁ〜〜っ!」 必死に彼の言葉を打ち消す彼女。しかし脳裏に一つのイメージが浮かぶ。ゴエモンキー。人と ほとんど変わらない体格のサルに、組み敷かれて背後から犯される自分の姿。自分が、知能の かけらもないケダモノに蹂躙されて、なんの心遣いもなく犯されぬく。その姿が…… 「おぉっ! あぉぉっ! あおぉぉぉ〜〜っ! ひぬ……ひぬぅ……ひぐぅぅぅっ〜〜〜!!」 「ふ、くぅっ!!」
77 :
意地悪5/6 :2010/10/18(月) 17:22:39 ID:r6P8O38J
突然強烈に蠢動する博士の膣道。その刺激に、ドラムカンもまた極みに押し上げられた。 「イく……イくぅ……イ……ぐうぅぅぅ〜〜〜っ!!」 「くっ! ぐぅっ! ふぅっ!!」 かつて覚えのない絶頂に打ち上げられる博士。『自分』がばらばらになってしまった向こう側の、 極彩色の絶頂感に、博士はよがり啼いた 軽く彼女の体をぬぐい、ドラムカンは博士の拘束を解いた。目隠しを取り、抱き起こして仰向けに 寝かせ直す。……と、彼女の手が伸び、彼の首筋に回された。すがりつくような形のまま、ゆっくり と彼に口づけをする。……長い口づけの後、ため息と供に二人の唇が分たれた。 「……平手打ちの一発も覚悟してたのに」 意外といった風なドラムカンの一言。 「うふふふ〜〜、そりゃぁ最初はびっくりしたけどぉ、気持ち良くしてくれようとしてるのが、 分かったもの〜」 すりすりと彼の胸元に頬ずりする博士。 彼女が愛用している鉄のブラジャーから、拘束願望とM性向があると読み、仕掛けたプレイだった。 楽しんではくれたようだが…… (『分かっていて』やるのでは、SMごっこの範囲だったかな……) 使用済みコンドームを外そうとするドラムカン。しかし濡れた表面に指が滑り、うまくいかない。 「あ、まかせて〜〜」 博士が手を伸ばしコンドームを外した。こういう時は、少し爪が伸びている女性の方がうまい。 器用にコンドームを結ぶ博士。精液だまりを超えて一杯のコンドームに、何か言いたげなニヤニヤ 笑い。 「……何だよ」 「うふふふ〜〜、これもぉ、言わば『ぬめぬめ細胞』のうちよねぇ〜? バイオタンクにぃ〜、 あなたのぬめぬめ細胞使ったらぁ、バイオタンクはあなたの子供って事になるのかしらぁ〜?」 バイオタンク製造には、大型アメーバなどから取れる細胞が必要だ。彼女にタンク製作を依頼して から相当な手間をかけ、ぬめぬめ細胞を集めたドラムカンだったが…… 「……妙な発想はよせよ、薄気味悪い。……あれだ、試したけりゃあんただって試せるだろう? 月一回手に入る自分の細胞でさ」 軽く切り返したつもりだった。しかし…… 「………………」 「……ま、まさかあんた……」 「あはは、冗談よぉ〜。いくら私でも、そんな事やるわけないでしょぉ〜〜?」 「そ、そうだよな。そうに決まってる。あははは」 彼女は無邪気にケラケラ笑い、彼の笑いはかなりぎこちなかった。 「でもぉ、思考実験としてぇ、例えばあなたのぬめぬめ細胞とぉ〜、私の月一細胞でバイオタンクを 製造したらぁ〜」 「そういう話は、よしなさいっ!」
78 :
意地悪6/6 :2010/10/18(月) 17:23:07 ID:r6P8O38J
身支度を整えて博士の部屋を出るドラムカン・スミス。 「やぁご苦労様。バイオタンクのメンテナンスは万全だよっ」 戦車のそばでミートが迎えてくれた。 グルルル…… バイオタンクが低いうなり声を上げる。 「あはは、タンクも喜んでいるよ。すっかり懐かれたね、ユー」 「あ、ああ、そうかな。ははは……」 バイオタンクは一応は生物と言える。そして一番長い時間いっしょにいる彼に『懐く』のは、当然と いえば当然だ。が…… タンク製造に必要な細胞を集めるのには、数週間ほどかかった。そしてドラムカンとタンクレディ 博士のセフレ関係は、その頃から始まっていたわけで…… (あの『冗談』、時間関係から言えば、できないわけじゃないんだよな……) バイオキングダムを後にしながら、うそ寒い想いに捕らわれるドラムカン。いじめられた仕返しに、 彼女が仕掛けた意地悪な冗談とは思いつつも。 ―終― akira
乙です エロくて即抜いた
保守しておこう
アーティス子ちゅっちゅ
奇跡だ…落ちてなかった
100過ぎになったらミカさん復活するって
サーガではなくマックスが発売されたというのに、このさびれっぷりは何なのか
みんな大人になってゲーム卒業しちゃったのかな まあ僕もおっさん、君もおっさんでマターリやっていきましょう
せめて据え置き機だったら… 発売日に3買ってたのにねw
ぷにぷに ・・・ ぷにぷに ・・・ 「はいおしまい」
保守
90 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/13(月) 21:02:50 ID:8fnGI4yU
メタルマックス3のエロSSはココでいいのかな? スレを探すのに苦労しました… エロSS書いたけど少しふぇちがあって…このスレは百合とかふぇちとか寛容?
不安なら
>>1 参照の保管庫の作品群をご覧になっては?
w
93 :
90 :2010/12/16(木) 19:42:07 ID:XUF8xXcV
ありがとうございます。 ただ今、ISPが全鯖規制食らってまして… どう投稿しようか検討中です。 うpろだとかでいいのなら何かいいうpろだをご紹介いただけると助かります
95 :
90 :2010/12/16(木) 23:08:29 ID:A8PuFeEA
書き込めるかな?
96 :
90 :2010/12/16(木) 23:12:42 ID:A8PuFeEA
>>94 ありがとうございます。
お待たせしました。投稿させていただきます。
ナースXアーチストの百合になりますがアチーストのオナニーになります。
なお文中の茄子=ナース女 アチ子=アーチスト女
の設定です。
自慰、フェチ、放尿を含む内容となりますので苦手な方は回避してください。
97 :
90 :2010/12/16(木) 23:13:26 ID:A8PuFeEA
わたしは茄子…ドラムカンというハンターとヌッカの酒場で出会って以来ずっと旅を過ごしている。 ドラムカンの目的はコーラという女を追っているらしいがわたしには関係ない…お金さえ稼げればそれ以上はどうでも良いことである。 そして、わたしたちと一緒に旅をしているのがアチ子である。 ロリっぽい外見がそそるが結構な実力の持ち主で幾重のピンチもくぐり抜けてきた。 こんな3人で旅をしている。 もちろん長旅にはいろいろつきものなわけで… 「今日も疲れましたね…」 あまり大きくはないテントの中で声をかけてくるアチ子。 「そうね…またこんなところで野宿なんてねぇ」 ため息をつきながら答える。 長い連戦の後はキャンプキットで一泊することになった。 毎回町にたどり着き宿屋に泊まれるわけではない…場合によっては夜も戦闘…今回のようにお風呂にすらなかなか入れないこともある。 「そうですよね…もう何日もお風呂にすら入ってないですから…」 自分の体臭をくんくんと確認しながらぼやく。 ドラムカンはともかく女の子にとってお風呂は死活問題だ…とはいえ状況を考えれば仕方ないこと。 こんな崩壊した世界でゆっくりと過ごせるのは限られた場所だけだ。 「たまには宿屋に泊まりたいですね〜」 「…そうね、明日こそはどこかのどこかの宿屋に泊りましょう」 「じゃぁもう寝ましょう…おやすみなさいアチ子」 そう言って照明を落とす。 「(中々厳しい状況が続くわね…そろそろ薬の仕入れも考えて町に行かないと…)」 消灯後、寝転がりながら今後のことをゆっくり考える茄子。 考え事をしながらどのくらい時間が流れたのだろうか…
98 :
90 :2010/12/16(木) 23:14:05 ID:A8PuFeEA
「(少し考え過ぎたかしら…そろそろわたしも寝ないと)」 考え事に夢中になっていた茄子が本格的に睡眠に入ろうとしたころ隣からくぐもった声が聞こえてきた。 「んんっ…」 「(アチ子?)」 「はぁはぁ…んっ…」 「(あの子…具合悪いのかしら…?)」 心配になり声をかけようとした時、茄子が気がついた。 アチ子は体を丸めながら手を股間に持っていきもぞもぞと動いている。 「(あ、…あの娘…我慢出来なかったのね)」 茄子自身もよくしているコト…長旅では仕方ないことでもある。 「(ふふっ…かわいらしいわね)」 アチ子本人は気が付かれていないつもりなんだろう。 手を動かし自慰に耽ってる。 「うんっ!はぁはぁ…」 色気たっぷりの息を吐きながら手を動かす。 片方は大きな胸へ、片方は潤っている股間へ… 「(このまま、知らないふりしようかしら)」 どうしようか考え始める茄子。 そんなことを思っている内にアチ子の息遣いは荒くなる。 「やだ…聞こえちゃうよ…はぁはぁ…」 「我慢がきかないよ…どうしよう…」 「(まぁ聞こえているんだけどね)」 あえて声はかけずに心で答える。 アチ子の息遣いが荒くなるにつれテントの中に水気の音がくちゅくちゅと響く。
99 :
90 :2010/12/16(木) 23:15:18 ID:A8PuFeEA
「はぁはぁ…凄い…濡れてる…」 「こんなの…気持ちいいよぉ…」 手の動きは次第に激しくなりアチ子の躰もビクビクと震え始める。 「(さすがにこのままじゃ…かわいそうかな…)」 一計を案じて茄子が声をかける。 「ねぇ…アチ子、寝てるかな?わたしちょっと用を足してくるわ」 「大きい方だからちょっと時間かかるけど心配しないでね」 そう声をかけるとアチ子がビクッと大きく動く。 「……んっ、うん…わかった」 気づかれていないと思ったアチ子は寝ぼけてるつもりで茄子に返事をする。 「(まぁそんな声色じゃ…発情してるなんてわかるのにね…ふふ)」 少し微笑みながらテントの外へ出る。 過ごしやすいところでキャンプをしたがやはり夜は冷える。 茄子の体がぶるりと震える。 「冷えるわね…」 体を小さくしながらテントから少し離れ下着を下す。 冷たい風が茄子の下半身を抜けていく。 「はぁ…こんな綺麗な夜空で用を足すとはねぇ…」 じょぼじょぼと音を立てながら空を見上げながら呟く。 しばらくの間、排尿をしていたが溜まっていたものも出し切ったのか股間から描いた線は消えていった。 「さて、最初は言い訳のつもりだったけど…」 そう言って今度は後ろの穴に力を入れる。 「はぁ…3日ぶり…」 ……… …… …
100 :
90 :2010/12/16(木) 23:16:36 ID:A8PuFeEA
「これだけ時間使えばあの子も…大丈夫でしょう」 アチ子が心おきなくイケるように席を外した茄子。 用を足しテントに戻る為立ち上がる。 下着を戻し歩き始める。 「(さすがにもう終わってるでしょ…)」 そう思いながらテントに入ろうとすると中から艶めかしい声が聞こえる。 「(…まだなの?)」 アチ子の声を聞きながらそっとテントを覗き込む。 するとそこには驚きの光景が広がっていた。 「はぁはぁ…あぁん!」 激しく手を動かし股間をびちょびちょに濡らすアチ子。 茄子と同様無毛で幼さを残した秘部からは止め処なく愛液が溢れ出て下着は足に引っ掛けて脱ぎかけている。 「はぁ…あんっ!」 服ははだけ、大き目の胸が柔らかそうにプルプル動く。 乳首はしっかり勃起し、興奮状態がよくわかる。 「あぁ!あぁん!…もうダメ…わたし」 「もうダメですぅ!」 誰に言っているのか興奮しているアチ子が叫ぶ。 「ごめんなさい!ごめんなさいっ!!」 そう言ってテントに脱ぎ棄てて置いた茄子のニーソックスを顔に当てる。 荒い息ではぁはぁと嗅ぎまわる。 「(…え、わたしの…)」 覗いていた茄子も驚きの表情を浮かべる。 「ごめんなさい!茄子さん!!ヘンタイでごめんなさい!!」 そう叫ぶと背徳感からか一気に快楽の頂点へ登り詰める。 「はぁぁぁ!!ダメ!!ダメダメ!!イッっく!イッちゃう!!」 絶叫の瞬間、アチ子の躰が激しく震え、股間から多量の液体が吹き出す。 「いいいっ!いいってる!!」 激しい絶頂に見舞われたアチ子はしばらくビクッビクッとしばらくの間躰を震わせ絶頂を味わう。 絶頂と同時に潮を吹いたせいかテントの中はあちこち濡れてしまっている。 そんな状況がしばらく続き、躰が落ち着いてからぽろぽろと泣き始める。
101 :
90 :2010/12/16(木) 23:17:27 ID:A8PuFeEA
「ぐずっ…茄子さんごめんなさい…」 べそをかきながらテントの中を片づける。 そんな一部始終を外から覗いていた茄子。 「(うわぁ………)」 「(…どうしよう…いろいろと)」 普段冷静な彼女もアチ子の痴態には驚きを隠せなかった。 「(あの娘…百合なのかしら…で、ちょっとヘンタイ?)」 少し動揺したものの好かれてはいるので嫌な気はしなかった。 そう思いながら茄子も自分の股間に手を入れる。 「(さっきので…わたしも濡れちゃった…)」 覗いている間、茄子の股間も疼きっぱなしで下着をしっかり濡らしていた。 「(まぁなるようにしかならないか…悪い子じゃなさそうだし)」 アチ子の痴態を見たあとはまたテントから離れしばらく時間をつぶした。 「くしゅんっ!」 冷たい夜空を眺めながら考え事が増えた茄子だった。
乙ー 投稿ありがとー あと、「ふぇち入ってるし、どう取られるか」とか、周りの反応気にしすぎないでいいと思うよー
103 :
90 :2010/12/17(金) 21:58:10 ID:VT18zZqe
>>102 ありがとうございます
ふぇち分はある程度取り除いた省略版なんですけどとりあえず投稿できてよかったです。
とりあえず本番のあるシセとドラムカンの絡みで1つ書いてあり茄子とアチ子のより変態なやつを書き途中なので反応次第でまた投稿したいと思います
「ざ・ま・あ・み・や・が・れ〜〜〜〜!!」 イヴリンの声に、途中から煮えカカシのメンバー全員が唱和した。 無理もない。裏切り者アルメイダの死に、彼らにしてみれば当然の想いだろう。それを承知しながら ドラムカン・スミスは、自分と彼らの温度差に戸惑った。 さる一件より、レジスタンス組織「煮えカカシ」と協力関係にあった賞金稼ぎドラムカンとその一行は、 彼らがもたらした情報を元に賞金首アルメイダを仕留めた。情報の礼と報告のため、煮えカカシのアジト を訪ねたのだった。 アルメイダ最期の言葉が胸のしこりとなっていたドラムカン。彼らの歓喜に心から同調することができ なかったために 「じゃ、まあそういう事で。情報ありがとうな」 それだけ言い残して去ろうとした。が、 「ちょっとちょっと、何言ってるのよ。これからパーティーよ! まあ大したもてなしはできないけどさ。 アルメイダを討ち取ってくれたあんたたちが主役だって!」 煮えカカシの一人、タンバリンが彼らを引き留めた。パーティーと聞いて、ドラムカンの仲間、アチ子と レス子も目を輝かせている。 「せっかく歓待してくれるのを、ムゲに断るのは美しくないよー、ドラムカン!」 「そうそう、据え膳食わぬは何とかってやつ!」 「それは意味が違うと思うぞ……」 そのまま巻き込まれるように、彼らのパーティーに参加する。 煮えカカシとは、各集落の自警団をルーツに持つレジスタンス組織だ。無差別に集落を襲う犯罪者集団、 冷血党(コールドブラッド・クラン)に対抗するために組織された。一時はクランをしのぐ勢力となって いたが、かつての仲間の一人、アルメイダという男がクランに情報を漏らした裏切りによって、壊滅状態に 追い込まれた。メンバーの多くが命を失い、リーダーのゼインは生死不明。 そんな状態の煮えカカシを存続させてきたのが現リーダーのイヴリンだった。一度見たら忘れられない 美貌の才媛で、組織の活動を情報収集に特化させてクランの追及を逃れてきたのだった。 カカシのメンバーは一様に狂躁状態だった。大中小ジョッキ兄弟が下手な一発芸で皆をわかせ、触発 されたアチ子が着ぐるみ芸を披露する。大受けだった。 ちらりとイヴリンの様子を伺うドラムカン。……彼女は冷静だった。喜んでいるのは確かなようだったが、 他のメンバーのように崩れた所がない。 (……さっきの罵りも、メンバーの手前、計算されたものなのか……?) ドラムカンの胸に、そんな疑念が湧いた。 適当な所で別れようとしたのだが、イヴリンに一泊していくことを強く勧められた。レス子とアチ子も 相当に出来上がっていた事もあり、彼女たちの厚意に甘える事にした。 あてがわれた部屋は、宿屋の梅クラスといい勝負だった。個室になっている分、やや上か。もとより 宿の善し悪しなど、ノミの数以外は気にしないドラムカン。ベッドに横たわり、睡魔が訪れかけた時、 微かなドアのきしみにまぶたが弾かれた。枕元に置いた武器に、反射的に手を伸ばす。 「待って……! ……私よ、わかる……?」 低く潜めた女の声。ドラムカンの体から緊張が消えた。 「……ようこそイヴリン。済まないな。寝入りばなに、女性と敵の区別がつくほどの洒落モンじゃな いんでね」
意外のあまり、ついマヌケなセリフを吐いてしまう。 何か他聞を憚る相談でも? と思ったドラムカンだったが、イヴリンは彼のベッドの脇におずおずと 腰掛けた。かなりあからさまなボディ・ランゲージに、思わずドラムカンの鼓動が早くなる。 「……ありがとう、ドラムカン。あの裏切り者に始末をつけてくれて。今の私たちじゃ、あんな小者 さえ手を出せない有り様だから」 「……それで、ひょっとしてこれがボーナスステージ? 気を使うなよ。君らがくれた情報で、俺たち は賞金を得た。それで充分さ」 「ご褒美、と思ってくるなら光栄な事だけどね……フフ……」 含み笑いと共にイヴリンの口元が寄せられて 「女はいつでも、強い男が好きなものよ……?」 「…………」 香水の香りが鼻をくすぐる。闇ににじんだ彼女の笑みが、普段の凛とした容貌とは別人のように淫靡 に見える。思わず彼女の肩に伸ばしたドラムカンの手を、彼女はそっと制した。 「待って……私が全部してあげるから……」 引き締まった彼の胸板を愛撫するしなやかな指。そのまま犬が甘えるように鼻先を滑らせていき、 トランクスをくわえて引き下ろしていく。 「あん……すごいニオイ……」 「あ、悪かったな。勧められたんだけど、面倒でシャワー使ってなかった」 「ううん、いいの。私、このニオイ、結構好きよ……? フフッ」 これがイヴリン? 完璧な知略と凛然とした威厳。氷の聖女の異名を持つ煮えカカシのリーダー? 悪戯っぽい笑みを浮かべ、まるで娼婦のようなテクニックで、ドラムカンのイチモツに愛撫を重ねて 行く…… 「……! すごい……! やっぱり、思ってた通り……」 怒張し切った彼の肉棒に頬ずりし、ためらいもなく口に含むイヴリン。舌先がぞろりとカリ首を 一周する。 「ふくっ……」 思わず声を漏らすドラムカン。 「あら? 全然恥垢がたまってないのね? やっぱりお仲間とよろしくやってる?」 イタズラっぽい笑みと共に、まるで肉棒に語りかけるような彼女。その間も左手は一時も休まずに、 絶妙な力加減で陰嚢を愛撫する。 「ふうぅ……黙秘……権っ……」 「フフッ……そうね、詮索するのがヤボよね?」 彼女の舌先に、更に力がかかった。豊かな胸の膨らみで、彼の鼠蹊部から肉棒の根元を包んでしま う。左手の愛撫は蟻の戸渡りから肛門付近に及び、舌先はクリクリと尿道口をほじり返す。 「あ、くっ……! イヴリン……! もう、出るっ……!」 「チュプ……ん……出して……出していいの……このまま……飲ませて……っ!」 言い終えるや、イヴリンは亀頭を、まるで飲み込むかのように深く含んだ。喉の奥がびくびくと収縮 し、ドラムカンは抵抗できずに放ってしまう。
「くあぁっ! あっ! はっ!」 「ン! ンウン! ン〜〜!」 相当な量を放ってしまった感覚があった。しかしイヴリンは口を放さない。喉奥が何度も収縮する。 ……そして彼女はため息と共に口を放した。 「ぷはぁ……すごい量……。美味しかったぁ……」 とろり、と、飲みきれなかった精が口の端から漏れていた。口元からあごまでよだれで照り返し、 満足そうに微笑む彼女。一体どこでこんな性技を覚えたのか。ドラムカンの胸にむらむらと支配欲に 似た感情が湧いてくる。思わず彼女の肩をつかんだ手を、 「待って……! 言ったでしょ? 私が全部、してあげるって……」 彼女は再び制した。 そしてゆらりと彼の上に跨がる白い裸身。いつの間にか衣類を脱ぎ去っていて、ボリュームたっぷり の胸がナイトランプの光に揺れた。自分で脱がせたかったなあなどという思いが、彼の脳裏をよぎった。 全く衰えを見せない彼の剛直に手を添え、彼女はゆっくりと腰を沈める。 「あぁっ! 熱うぃ……! かっ……! はぁぁっ……!」 汗に濡れ光る喉を反らし、イヴリンはドラムカンを受け入れていく。熱く蠢動する肉道に、ドラム カンも思わずため息を漏らした。 ようやく最奥まで彼を収めた後、彼女は彼の胸に手をついて動けなかった。顔を伏せて熱い吐息を 弾ませるだけ。もどかしくなったドラムカンは、彼女の胸乳に手を伸ばし柔らかく愛撫しはじめた。 「いぃあぁっ! それ、ダメ……ダメぇっ! あ、かはぁぁっ!」 彼の手を止めようとして、体の支えを失ってより深く貫かれる彼女。彼の動き一つ一つに、過剰に 思える程の反応を示す。 (もしかして……) ドラムカンはさわさわと彼女の太ももをなで、内股をくすぐってみる。 「ひいぃぃ、あ、や、だ、め……だめ、なの、あぁぁ〜〜っ」 柔らかい陰毛をそよがせて彼女のクリットを触れるか触れないか程の加減で刺激する。 「いぃぃ〜〜っ……! や、やめぇぇ……らめ、なる……なっひゃうぅぅ……!」 彼女が背を反らして硬直した。彼女の中も激しく蠢動する。かくりと力が抜けた彼女を、ドラム カンは上体を起こして抱き留めた。 「ふうぅ……イっちゃった? 感じやすいんだ、イヴリン」 「はっ……はっ……はっ……」 彼女は答えられない。弾む呼吸を整えるのに手いっぱい。そのままドラムカンは、片手で彼女の体 を抱えて、体勢を入れ替えてしまう。イヴリンの体は羽のように軽かった。彼女の上になって、耳元 にささやく。 「今度は俺が動くから」 「あ……やぁ……だ、だめぇ……」 うろたえ、ろれつの回らない彼女の声。ひどく幼く聞こえる。あるいは普段の彼女の方が、リーダー を演じているのか。 彼女の弱々しい拒否に、くぐもった笑いで応え、ドラムカンはゆっくりと腰を回し始めた。
「ひぃぃぃ〜〜っ! ……だめ……らめぇ……ゆるひ、あ、はあぉぉぉっ!」 ねっとりしたグラインドから、突然貫くようなブロウ。イヴリンは弓のように反り返り、弾む乳房 から汗を散らした。 ドラムカンの動き一つ一つに、過剰なほどイヴリンは反応した。奥を突かれ、入り口をほじられ、 足を抱えて深い側位に。 「あ、ひぃぃぃっ! ふかいぃぃ……おぉくがぁぁっ! ひんじゃうぅっ! イクうぅぅっ!」 「ここか?! ここか?! 鳴けよほら! すげえエロいぞイヴリン!」 焼けるような衝動に駆られるドラムカン。普段取り澄ました美女が、自分の思うままに善がり泣き、 汗と涙とよだれにまみれている。気の遠くなるような支配欲の充足。 そのまま伏せの姿勢に組みしいて、高く掲げた彼女の尻を、その部分だけが目的であるかのように 責めつける。 「いぃぃ〜〜〜! きひぃぃぃ〜〜! ひぬぅ……ひんじゃうぅ……お、ほおぉぉぉ〜〜っ!」 立て続けに幾度目か絶頂を極めて、次第に彼女の声が獣じみてきた。高く澄んだ声から、太く、肺の 底から吼えるように。 (すげえ。ここまで乱れるとは……) 彼女が主導権を渡したがらなかった理由がわかった。一度崩れたら自分で抑えられないのがわかって いたのだ。しかしそれは、どこまでも体面を保とうとする、組織のリーダーとしての虚飾に過ぎない。 壊してやる。彼の胸中に、赤黒い欲望がずくりと膨れ上がった。 「おおぉぉ〜〜っ! こほぉぉぉ〜〜っ! こ、わりぇるぅ〜〜! らめに……! お、おほぉち るぅぅ! おおぉぉぉ〜〜〜!!」 シーツをかきむしってイヴリンは鳴いた。ドラムカンに責められるだけではない。自ら尻を突き 上げて、彼を貪る腰の動き。自分を包む痛いほどの収縮に、ドラムカンも思わず叫ぶ。 「壊れろ! 駄目になれ! 堕ちろぉっ! イヴリンンン!」 「あ゛おぉぉぉ〜〜〜っ! いぐ! いぐ! いぐぅぅぅぅぅっ!!!」 獣になりきった声でイヴリンは吼えた。絶頂に反り返ったまま硬直し……そしてがくりとくず おれた。涙と鼻水まで流した、牝の相貌を投げ出して。 「……ねえ……一緒に……居てくれないかな……」 「…………」 ドラムカンの腕まくらに収まり、ぽつりとイヴリンが漏らす。化粧を落とした素肌を思わせる、 そんな声音だった。 「今からあなたを仲間に迎えるの、もう誰も反対はしないわ……。私たちが情報を集めて、あなたが 実行部隊を率いてくれるの。そうすれば、クランの連中なんか、あっという間に……」 「……それは、できない」 小さいが、はっきりと通るドラムカンの声。イヴリンは言葉を切り、そして顔を伏せた。 「イヴリン……もっと仲間を頼ってみろよ。お前が思っている以上に、カカシの仲間は頼りになる ぞ……。自分の弱い部分をさらして、甘えて見てもいい……」 「…………」 イヴリンが泣いているのに気づき、ドラムカンは言葉を切った。声を抑え、身を震わせて彼女は 泣いていた。
「……そう言って、みんな去っていく……。私の側に、誰も留まってくれない……。グアンも…… カズィも……コヘイも……ゼインも……」 かける言葉が見つからなかった。彼女のような女には、下手な慰めは傷つけるだけと思った。 だいぶ経って、イヴリンはゆっくりと身を起こし……そして無言のまま部屋を出ていった。 翌朝、煮えカカシのアジト前。メンバーに見送られるドラムカン・スミスたち。 「達者でな」 「気ぃつけてくれよ。クランはあんたたちを目の敵にし始めるぜ」 「また何か情報をつかんだら連絡するわ。その時はよろしくね」 一夜開けて、イヴリンは普段通りだった。氷のような美貌。超然とした威厳。いつもの完璧なリー ダーの姿だった。 「年来の宿願を果たしてくれてありがとう。あなたのような人が、まだいてくれて嬉しいわ。…… 死なないでね」 最後の一言は、一瞬「死ね」に聞こえたが。 荒野を走る3台のクルマ。レス子とアチ子が、これからもらう賞金の使い道で口げんか無線を飛ばし ている。苦笑して聞いていたドラムカン・スミスの脳裏に、アルメイダ最期の言葉が蘇ってきた。 (……ヤツが最期に言ったのが、真実だとすれば……) 煮えカカシの前リーダー、ゼインを殺したのは、記憶を失う前のドラムカン・スミス。クラン・ ナンバー3のブレード・トゥースだと言う。 過去の記憶のほとんどを失っている彼にしてみれば、イヴリンの申し出は、それ自体で拒否する 理由はなかった。しかしアルメイダの言葉の真偽を確かめないうちは、煮えカカシは彼の居場所には 成り得ない。 カカシのメンバーの一人が、別れしな彼に言った。『旅先で、ついででもいい。ゼインの消息を 調べてはくれないか』と…… それはドラムカン・スミスにとって、否応なく、己の過去に向き合う旅路になるはずだった。 ―終― akira
109 :
90 :2011/01/04(火) 09:00:31 ID:t57DiyRK
>>104 投稿お疲れ様
凄くよかったです
次回を期待してます!
砲手w
戦闘が終わっても変身したままのドラムカンの興奮を女レスラーが肉壷グラインダーで鎮める もしくは毎日筋トレ後に飲んでいるプロテインを切らした女レスラーがドラムカンの元に行きタンパク質を摂取する そんな女レスラーのSSはまだですか?
子宮までマッスルw
保守
ほす
わんわんネタ… イギーネタ所望w
ほ
し
ん
わ
ふと気がつけば、パーティの殆どがオカマな件
神話
こ
基本、「男」と「男らしい女」しかいないからな。 メタルのレギュラーメンバーはw
ほ
メタルマックスなら…それでもメタルマックスならなんとか…女らしい可愛い娘が…
>>125 俺あのお坊ちゃんにシセが絡まれた後泊まったら閉じ込められたぞ
……女らしいだろ
ほ
む
ほ
む
>>127-130 お前らのせいで火薬少女ほむら☆コマンドーがメタルマックスの世界に現れる姿を想像してしまったじゃないかw
はんたの部屋に、QBさんが現れました! 続く
おまえらwww
>>132 最後は帰れって言われるオチだよね いつもの流れだと
黄金QBミートが出るまで延々解体し続けるのも手か?
保守
ほ
む
アリスワンの歴史学者レオン、これが絵に描いたような優男でイケメンはいいんだが 根暗で辛気臭くてって別に僻んでるわけじゃないんだけどさ、まあそれはいいとして レオンに会いにきたはいいんだけど本人留守で奥の部屋に入ったら謎の赤い女と 黒尽くめのアンちゃん達がケンカしてるじゃないかさー…と思ったらとばっちり喰らって 俺の左腕を斬られちゃったからさあ大変! でもめでたく蘇ったぜ〜鋼の腕で!! それはそうとして俺のふるさとのジャンクヤードのゴミ置き場にあっただろ金庫が! あれが序盤じゃノーヒントでどうしても開けられなかったわけなんだがありましたよ おおきなヒントが!つーわけで今更ながら回収しに行こうってのが次のおはなし! さあ金庫の中に眠るお宝が何なのかは見てのお楽しみってことにしとこーかねぇ♪ 次回『スペースはんた』! 『売値5000Gの金塊を奪え!』でまた会おう!!
2が今度はDSでリメイク、女ハンターも登場と聞いてすっ飛んで来ました これは水竜たん、いやイリット×女ハンターの百合も来るか
もちろんアーマロイドアルファさんが随行するんですね わかります
>>141 サブタイが思いっきりネタバレなところが、往年の東京ムービー作品しててGJw
>>140 タンクローリーと携行火器だからああいう戦い方なだけで、
別に使い捨てしないといけないわけじゃないだろ
むしろ残弾を一気に消費して全弾叩き込むとかいう感じじゃね?
オーバーキルになるか残弾0で倒しきれないかのギャンブルになるのは間違いないが
ほむらでもコブラでもいいから テンション高めのヤツを一発書いてくれw
148 :
90 :2011/08/17(水) 19:39:51.06 ID:wQ9SOYCW
テンションはあがらないかもしれないけどドラムカン攻め、シセ受けのやつをUPしましょうか? ついにMM2R発表されましたね!3のシステム継承っぽいので期待大! また茄子にあえると思うと胸熱です 正直ドラムカンとかかくより早く茄子を書きたいw
149 :
90 :2011/08/17(水) 21:10:31.49 ID:wQ9SOYCW
とりあえず投稿します。ドラムカン攻め、シセ受け。 内容はふぇらとせっくすかなぁ?特別ふぇちはないと思うけどこのかっぷりんぐがNGなヒトは飛ばしてね
150 :
90 :2011/08/17(水) 21:11:18.03 ID:wQ9SOYCW
「今回もなかなかきつかったわねぇ」 シセの料理を平らげ一服をする茄子。 「そうですねぇ〜戦車が大破した時は死ぬかと思いましたよ」 笑顔で答えるアチ子。 数日にわたる冒険を終えワラに戻ったドラムカンPTはいつも通りシセのところで休む。 一通りの設備がそろっているこの場所に戻ることはよくあることだった。 もちろん目的は戦車の整備、体調の回復だけではなく本当の目的はシセに会うことだが… 「あれ?ドラムカンはどうしたんですか?」 食事を終えた二人に先ほどからの疑問を聞いてみる。 すると二人はニヤニヤと笑う。食事の際も落ち着きのない様子のシセ。 「あー…アイツなら外に飲みにいってるだけだからそのうち戻るわよ」 「あぁ…そうなのですね」 少し残念そうな表情を浮かべるシセ。 そんなシセにニヤリと笑顔を浮かべて茄子が質問をする。 「ねぇ、シセ、いつもドラムカンとどんなエッチしてるの?」 「ふぇぇっ?!」 突然の質問に驚きの声を上げる。 「あ〜わたしも気になるー」 「ドラムカンってさ、凄そうじゃない?」 アチ子も嬉しそうに話に乗っかってくる。 「えぇ!アチ子さんまで…そんな、わたし…」 もじもじと愛らしい恥ずかし方をする。 ((…この反応、萌える!)) 茄子、アチ子の二人は女にも関わらずシセの初心な反応に思わず心が動く。 「ふ、普通ですよ、普通!」 テレながら答え、その場をかわそうとしたシセだったが茄子にはかなわなかった。 「ねぇ…普通って具体的にはどんなカンジ?」 「例えば…」
151 :
90 :2011/08/17(水) 21:11:47.52 ID:wQ9SOYCW
不意に立ち上がるとシセを抱きしめる。 その瞬間、きゃっと小さく声を上げる。 「こんな風に…」 後ろからまわした茄子の手がシセの胸を包む。 ゆっくりと揉みながら乳首をつまみ刺激する。 「はぁんっ!や、やめてください…」 艶めかしい声をあげて拒絶する。 「ドラムカンにもこんな風にしてもらってるの?」 抱き寄せシセの耳元で囁く茄子。 「そ、そんなことは…」 「ドラムカンは…」 「じゃぁどんな風にしてるの?」 「お姉さん、教えてほしいなぁ」 艶かしい吐息を吐きながらシセを責める茄子。 そんな茄子に諦めたのかシセが話し出す。 「この前はこんな感じで…」 ……… …… … 「シセ、戻ったぞ」 いつも通りワラに戻って来ると毎回、シセの元に顔を出すドラムカン。もちろん目的あってのことだが… 「おかえりなさい」 嬉しそうな笑顔で迎えるシセ。 「あれ?茄子さん達は?」 その日はワラに戻るなり別行動していた。 「あいつらならBARで飲んでるから朝まで帰らないんじゃね?」 いつも通り適当な返事のドラムカン。 「あ、そうなんだ…じゃぁドラムカンはウチでご飯食べる?」
152 :
90 :2011/08/17(水) 21:12:04.89 ID:wQ9SOYCW
ドラムカンと二人きりで夜を過ごせる期待を抱きつつ冷静を装いながら台所に立つ。 いつもより豪華に…そして精力がつきそうな素材を広げ料理を始めようとするシセ。 「あ〜そうだなぁー」 そう言いながらシセの背後に回りがばっと勢い良く抱きしめる。 突然のことにシセの躰が思わずビクりと跳ねる。 「ど、ドラムカン?」 どきどきしながらドラムカンに問いかける。 「まずは…いつもみたいにヤるか…?」 そう言いい背後から胸を揉み、硬くなった男根をシセの尻に押しつける。 「そ、そんなぁ…」 恥ずかしそうに困った表情を浮かべるがそれがドラムカンの劣情をさらに煽る。 「シセだって期待してるんだろ?こんなに乳首硬くし…ほら」 もちろん期待していた。この時を期待しながら毎夜一人で自慰をするくらい期待していた。 いつもより敏感になっていることもあり乳首を乱暴に責めらると快楽の信号が胸から脳へ電撃のように伝わる。 「ひゃぁ!!」 「ははっ!相変わらず感度いいな、シセは」 「こんなに乳首勃起させて」 「どうだ?気持ちいいんだろ?」 大きな手で執拗に胸を責められるシセ。 「う、うん…」 大好きなドラムカンに胸を揉まれ気持ちよくないわけがない。 恥ずかしそうに答えると大人しくドラムカンの責めに耐え続ける。 「相変わらず綺麗な乳首だな…形も良いし」 「胸、大きくなったんじゃないか?」 乳首を強弱つけながら責め、胸を緩急つけながら揉み快楽を与えながらドラムカンがそんな質問してくる。 「うん…なんか最近特に…」 成長期ということもあり、シセの胸は急速に成長している。 毎夜、自慰をしてそのたびに自分で刺激して、ドラムカンが戻ればまた揉まれて…これで大きくならないほうがおかしい。 「いいね!どんどんエロくなっていくなぁシセは」 シセの成長を下劣に喜ぶ。
153 :
90 :2011/08/17(水) 21:12:34.74 ID:wQ9SOYCW
「そ、そんなこと言わないで!」 少し膨れ不満を言おうと振りかえるとドラムカンに唇を塞がれる。 「んー!!んっ…」 重なった唇からはドラムカンの舌が侵入してにゅちゃにゅちゃといやらしい音を立てながら激く舌を絡ませる。 その責めにシセの躰は敏感に反応しすぐに秘部から熱い蜜を溢れさす。 しばらくの間、お互いそのキスを楽しみながらゆっくりと離れる。 「そういう躰の方が俺好みで良いってことだ」 屈託のない笑顔でシセに答えるドラムカン。 「…ばか…」 恥ずかしそうに顔を下げるシセ。 そのシセの目にふとドラムカンの下半身映る。 もうパンパンに隆起しているアレがシセを欲情させる。 「なんだ…我慢出来ないのか?」 下半身をガン見している様子をドラムカンに見られる。 「そ、そんなこと…」 「ない」とは言い切れないシセ。 そんな空気を読んでか読まずか…ドラムカンが指示する。 「ほら…いつも通り頼むよ」 腰を突き出し、シセに声をかける。 シセも無言でドラムカンのズボンを下ろす。するとその瞬間、目の前にはとても大きい男根が現れる。 ドラムカンも既に我慢汁で濡れておりその様子がシセを更に興奮させる。 「シセ…やり方、わかるよな…」 そう声をかけると頷き、ゆっくりと男根を握り恐る恐る先端を口に含む。 「ぉう…」 情けない声を上げるドラムカン。 「あ、大丈夫?」 思わず心配そうに声をかける。 「いや、シセの唇が柔らかくてな」 「どんどん頼む」
154 :
90 :2011/08/17(水) 21:12:54.09 ID:wQ9SOYCW
「うん…」 小さく返事をし、ぎこちない動きでフェラチオを始めるシセ。 手の動きを絡めながら、先端を口に含み、舌をゆっくり絡める。 「うっ…いいぞ、その調子だ」 (ドラムカンの…どんどん溢れてくる…) (それに熱い…) 下着がジワリと濡れてゆくのを感じながらたどたどしい動きで陰茎を刺激していく。 激しくない動きではあるが、しっかりとポイントを抑え刺激してくる為ドラムカンの射精感も高まっていく。 それに加え強弱をつける手の動き、舌と唇の感触…それらが更に性欲を高める。 先端からは我慢汁がドバドバと溢れ出し、シセの顔や手を濡らしていく。 「はぁはぁ…シセ、前より上手くなったんじゃないか?」 「俺の居ない間、他の男としたのか?」 性技の上達にドラムカンが質問をする。 「そんなことない…自分で、いろいろ勉強したの…」 「いろんな舐め方とか…んっ…手の動かし方とか…」 一所懸命男根を舐めながら答えるシセ。 「シセ…おまえは本当にいい女だよ」 そう言われて顔を真っ赤にするシセ。 そのセリフが嬉しかったのか、さらに男根を刺激する。 「ふぉぉ!お、おい…そんなにしたら」 「出てしまうぞ」 「うん…出して…わたしの…んっ!わたしの口で気持ち良くなって」 普段なら恥ずかしくて言わないセリフも淫欲で支配されているシセの口からは簡単に吐き出される。 ラストスパートをかけるかの様にシセが動きを激しくしてきた。 「(ヤバ…これはその辺の売女より、全然上手いぞ…!)」 最初の頃とは違い射精が近くなるにつれ、刺激が強くなっていく。ドラムカンの表情を見ながら舐めていたせいか、快楽に染まるポイントを押さえ、その部分を集中的に刺激するようになっていった。 辺りにはグチョグチョと淫猥な音が響き、さらに劣情を掻き立てる。 「シセ、もう我慢出来ねぇ!出すぞ!」 「はぁはぁ…うん、口に思いっきり出して!」 そう叫んだ瞬間、はちきれんばかりの巨根をシセの小さな口に突っ込み爆発させる。 激しく震え、先端からは濃厚な精液が大量に噴射される。
155 :
90 :2011/08/17(水) 21:13:15.85 ID:wQ9SOYCW
「う”う”…」と苦しそうなうめき声を出し、ドラムカンのを受けとめようとするが量が多すぎて口からこぼれ出す。 口や喉に纏わりつき激しくむせ返るシセ。 通常ではありえない位の量を出し、何十秒も放出し続ける、ドラムカン。 受け止められない分は顔、手、躰に至るまで飛び散り、シセを真っ白に染め上げる。 長い時間精液を出し続けた男根は徐々に跳ねる勢いを弱め、射精を終えた。 「ふぅ〜よかったぜ、シセ」 「うぉっ!」 意識を戻しシセに視線を動かすと精液まみれで別人と化したシセの姿がそこにはあった。 「わりぃ…出し過ぎたわ」 やり過ぎを詫びるドラムカン。 そんな謝罪に無言のシセ。 (怒ったかな) 若干ビビるドラムカン。 そんなドラムカンを気にせずシセは微笑む。 「今日は一段と…その…凄いね」 浴びせかけられた精液を舐めながら呟く。 「あ、あぁ…ここ数日はずっと溜まっていたからな」 (怒られなくてよかった) 「そんなによかった?」 性技に自信の無いシセが聞いてくる。 「あぁ…ホント、シセは可愛いし、エロくていいぜ」 「何より、飲み込みが早いからこれからもエロくなりそうだな」 「…ばかね…」 顔を赤くして嬉しがる。 そんなシセも先ほどのでスイッチが入り躰の火照りが消えない。 「…ねぇ?ドラムカン…」 もぞもぞとしながら色っぽく声をかける。 「ん?どうした?」 「わたし…その…」
156 :
90 :2011/08/17(水) 21:13:34.83 ID:wQ9SOYCW
ドラムカンの次は自分の番だ…そんな風に考えていたシセ。 とはいえ、してほしいと自分からは恥ずかしくて言えない…そんな態度は簡単にドラムカンに見透かされる。 (ははっ可愛いな…) (少しからかってやるか) 「さて、じゃぁ俺はもう寝るかな…」 いきなりそう言ってベットへ向かう追うとする。 「えぇ!?そ、そんな…」 「ね、ねぇ!わたし…わたしね…」 びっしょり濡れた股間を抑えながら声をかけ、呼び止める。 「ん?どうした、シセ」 シセが発情していることを見透かしながらニヤニヤとするドラムカン。 「そ、その…ね…わたし…」 (ドラムカンの意地悪!) (気づいているくせに!) 顔を赤くしながら言葉に詰まる。 「どうしたんだ?言いたいことがあるなら言えばいいじゃなか」 相変わらず意地悪そうな表情を浮かべるドラムカン。 「その…し、したいの…わたしも…」 (ドラムカンのばか!意地悪!) 小さい声で呟くと俯いてしまった。 (ホント、そそるなぁ) ニヤニヤが止まらないドラムカン。 「何がしたいんだ?ちゃんと言ってみな」 (もー!!ホント最低!) シセの心の中にさまざまな感情がぐるぐると回るが躰の火照りがその感情を一蹴する。 「その………ね……」 その先のセリフが出ない。 「わたし………ぇっち……したいの…」
157 :
90 :2011/08/17(水) 21:13:56.39 ID:wQ9SOYCW
一生懸命勇気を振り絞りやっと言う。が、ドラムカンがすぐに言い放つ。 「え?なに?」 「ちゃんと言わないと…」 もう、ここまで来ると明らかに分かっているのにわざとシセを辱めるために聞きなおす。 「もう…ドラムカンの意地悪」 半分泣きそうになっているシセ。 「ほら、大声で言ってみな」 「何がしたい?」 ニヤつくドラムカンについにシセが吹っ切れる。 「その…えっち…わたし…ドラムカンとえっちしたいの!」 思いっきりそう言ってドラムカンに抱きつき顔をうずめる。 「お願い…我慢出来ないの」 上目づかいでドラムカンに懇願する。 (ヤバっこれはそそる) そのシセの態度に一気に欲情するドラムカン。 「ははっ!ならお望み通りしてやるよっ!」 そう叫ぶとシセを抱きかかえベットへ連れていく。 「ほら、すぐにしてやるよ」 ベットにシセを寝かすとすぐに太ももに手をかけ股を開くドラムカン。 「うわぁ〜」 開いた瞬間、ドラムカンが思わず驚く。 シセの下着はぐちゃぐちゃに濡れ、無毛の秘部がよく透けている。 「シセ…凄いことになってるな」 烈火のごとく顔が赤くなり「ばか!」と答えるシセ。 「もうこれならすぐいけるな」 そう言うと下着を脱がし一気に男根を突っ込む。 先ほどのじらしもありシセの秘部はしっかりとドラムカンのを受けれる。
158 :
90 :2011/08/17(水) 21:14:19.53 ID:wQ9SOYCW
「おぉ!!シセ、凄いな…」 「いつもより興奮してるのか?」 「中の締め付けがいつもよりいいぞ」 それでなくても膣内が狭いシセ、欲情しているせいか普段より更に締まり、ドラムカンのにきつく絡みつく。 あまりの快楽に最初から激しく腰を動かすドラムカン。 動かすたびにシセから艶めかしい声が出る。 「はぁん!あんっ!あぁん!!」 「ドラムカン、いいよぉ!」 「はぁはぁ…んっ!」 秘部から愛液が止め処なく溢れ、激しいピストンを手伝う。 入り口のクリトリスはしっかりと勃起し、陰茎の出し入れのたびに刺激される。 ドラムカンは獣のように腰を動かしながらシセの服を無理やり剥ぐ。 そして控えめの胸にしゃぶりつきながら激しく胸を揉みしだく。 「ふぁぁあ!!」 「むねぇ!胸いいよぉ!!」 乳首もしっかり立ち、敏感になっている。シセはもう恥ずかしさなど忘れ淫欲に溺れる。 「はぁはぁ…ドラムカン、大好き…」 「もっと…もっとして…」 そう言いながらドラムカンを抱きしめ、シセからキスをする。 先ほどとは逆にシセから積極的に舌で責める。 (ホント、いい女だ…) 抱きしめながらそう思う。 シセもドラムカンの動きに合わせながら求めるように腰を振る。普段の様子からはとても想像できないくらい淫猥な格好で淫欲をむさぼるシセ。 しばらく腰をピストンしていると次第に膣中がきゅんきゅんと締まってきた。 「あぁん…ねぇ…わたし…」 「もう…ね…んっ!」 「が、我慢出来ないの!!」 腰を動かしながらしがみつき、絶頂が近いことを告げる。 「あぁ…はぁっはぁっ…こっちも限界だ」 「たっぷり出してやるからな!」 激しく腰を動かしシセを快楽の頂点へ誘う。 「はぁぁぁ!!ドラムカン!!もう、もうダメ!!」 「わたし…!あぁん!あん!!く、くるよぉ!!」 そう叫んだ瞬間、激しく躰が震え膣中を締め付ける。
159 :
90 :2011/08/17(水) 21:14:40.54 ID:wQ9SOYCW
「イっくーーー!!イっちゃう!!」 「いぃ!!いいぃってるよぉ」 そう叫びながらドラムカンのモノを一気に締めあげる。 「うぉっ!!出る!!」 ドラムカンも叫ぶのと同時に膣の最も深いところに大量の精液を放つ。 ペニスが震えるたびに中から締めあげられる。 「ふぁあぁ!!出てるよぉ…熱いの出てるぅ」 大量の精液はシセには入りきれずに秘部から溢れ出る。 秘裂を愛液と精液で濡らしながら淫欲を満たすシセ。 「キモチイイよぉ…」 絶頂と射精を迎えた二人は快楽の余韻に浸りながら抱きしめ合った。 長い絶頂を味わいながら、射精が終わると陰茎を抜いた。 するとくぱぁと開いたシセの秘部からドロドロと精液が溢れ出てきた。 「凄い…出したね…」 「こんなに出したら…赤ちゃん…出来ちゃうんじゃない?」 シセは恥ずかしそうにそう言う。 「はは、その時はハンター引退してやるよ!」 笑いながらそう言い放つドラムカン。 「…ばか…」 幸せそうに微笑むシセ。 しかし、そんなことはお構いなくドラムカンが再び覆いかぶさってくる。 「きゃっ!」 押し倒され思わず悲鳴を上げる。 「さて、今のは準備運動だから今度は本番な」 そう言って再び秘部にペニスを挿入する。 「ホントに…ばか…」 … …… ………
160 :
90 :2011/08/17(水) 21:14:57.29 ID:wQ9SOYCW
「で、その日は何回したの?」 興奮しながらシセに聞く茄子。 アチ子においては豊かな想像力で秘部を濡らし、もぞもぞと動き始めてる。 「そ、その日は…6回くらいかな?」 恥ずかしそうに答えるシセに驚く茄子。横では、はぁはぁと熱い吐息のアチ子が6回のプレイ内容を想像して軽くイく。 「しかし…よく、そんなに躰持つわね…」 驚きと呆れ気味にそういう。 「普段から動いているから体力があるからかもしれませんね…」 普通に答えるシセ。 「しかし、ここにね…」 そう言いながら秘部を撫でる。 「確かに結構締まりはよさそうだけど…」 抱きついたままシセの秘部に指を入れる茄子。 先ほどの話でシセも興奮したのか濡れており、茄子の指をすんなり受け入れる。 「ひゃぁ!!」 思わず悲鳴を上げるシセ。 「可愛い声…確かにそそるわ…」 耳元で囁きながら耳を甘噛みする茄子。 「ふぁぁ…」 シセが甘い吐息を吐きながら秘部をじわりと濡らす。 そんな二人を見ながらアチ子は一人自慰を始める。 「ねぇシセ、アチ子ったらあんなになってるわよ…」 茄子に責められながらトロンとした瞳で見るとアチ子の快楽に溺れる痴態が映る。 「シセもアチ子みたいに気持ちよくなろうか…」 茄子は甘い声をかけながら淫欲の世界へ引き込んでいく。 そんなカンジで3人の女の甘い夜は更けていく…
161 :
90 :2011/08/17(水) 21:16:14.82 ID:wQ9SOYCW
書いたのがずいぶん前で最近修正したからところどころおかしいかもしれません…すいません。 感想お待ちしております。
投下じゃー! この過疎スレに投下じゃああああああああああああああああ
163 :
名無しさん@ピンキー :2011/08/18(木) 09:04:10.04 ID:LDtctDHH
投下ありがとー!ageちゃうぜー! 初々しさが実に良かった。 けど、同じキャラのセリフを一行ごとに細切れにしなくてもいいのでは?と思ったよ。
>>161 ガウーマンを飼ってアヘ顔にさせてないのか・・・ショボーン
165 :
90 :2011/08/19(金) 00:32:47.01 ID:HxjrHFZq
>>162 過疎ってるけどこのスレ好きです
もう少し投下したい気もします
>>163 ありがとうございます〜
シアの初々しさをアピールしつつ実は結構いいエロさみたいなのを出したかった(笑)
ところどころ切り方がおかしいところありますね…ちょっと気をつけてみます。
どういう風に切るのが読みやすいのかいろいろ見てみますね
>>164 すいません…マユラーによる触手プレイは考えていますのでそれで許してくださいw
意外とスレにヒトがいて安心しました
MM2Rも出るし盛り上がっていくといいなぁ
とりあえず次はアチ子の変態ふぇちおなにーとレズプレイを書いています。
引き続きご意見、ご感想くれるとうれしいです
乙保守
超改造にハマりすぎてやっと初クリアした。 虎化アリーゼを目の前でブレードトゥースに寝取られてブチ切れたグラトノスがネツィブ・メラハで変身するも 滑落して自重で脳味噌潰れて冷血党壊滅 そしてドラムカンが虎化コーラ+コーラクローン達+コーラ本人とジャガン&ナートをゲットして大ハーレムエンド ……という妄想が浮かんだので保守
MSNFのNPCが可愛すぎて辛い
「ど、どうしたのおにいちゃん、その顔〜!」 「あー… これか。」 左の頬に青あざ作って帰ってきたはんたに、驚くエミリ。 エミリの当然のような尋問に、困惑するはんた。 「だ、だれに殴られたの?」 「ミカ。」 「えーーーー!? あのミカおねえちゃんが!?」 「ああ。」 「レイチェルおねえちゃんならともかく、ミカおねえちゃんが おにいちゃんに手を出すなんて、異常事態だよ! どういうことか、詳しく説明してよ! 出来ることは協力するから!!」 「実は… かくかくしかじかで。」 「かくかくしかじかじゃなくて、しっかり説明してよ!!」
「大したこと無い痴話喧嘩なんだよな♪」 「その痴話とやらの内容は?」 「あー… ミカと珍しくガンダムの話をしてたんだよ。 あいつはボトムズ寄りなんだけど、まぁガンダムにも詳しいから、 楽しく話をしてたわけさ。」 「ふむふむ。」 「でさ、一年戦争からグリプス戦役の話で盛り上がって、ZZは放置して、 逆シャア、F91の話をして…」 「それで?」 「Vガンの話に突入した。」 「うわぁ」 「うわぁ言うな! で、それまではモビルスーツやキャラの話で盛り上がってたのに、 Vガンの話題になった途端、論点が『うわぁ』なことになったんだよな。」 「そうだろうね♪ それで結局、何で殴られたの?」 「ああ。『そういえばミカ、Vガンの誰かに似てるよな♪』って振ったワケだ。」 「似てるって誰に?」
「ミズホ・ミネガン」 「そりゃ怒るわーーーー!!」 おわりです
シュラク隊の顛末や水着部隊の撃退より メガネっ娘やオデロが潜入先で引っ掛けた小娘の最期の方が トラウマ的な意味で印象的だったんだよな Vガンはテーマが何なのか見てて分からないから嫌い
Vガンダムのテーマ? 富野監督のガンダム関係への鬱屈の発散じゃなかったっけ? バイク戦艦ってロンメルゴーストとかギガンテリオンな感じがする気がする。
それよりエミリの的確っぷりが不気味だw
そういや以前ミカの脳内ボイスは吉田小南美ってカキコがあったけど ミズホ女史に掛けてたんだろうか
ミカ(苦): いいかげんその話やめれーーーっ!!
SSはどこも過疎ってるな
コーラ嬢:あたしのSSマダー?
「ねぇ?イリット?」 「何?レナ?」 「私ね、あなたの弟に、お姉ちゃんになってよって言われたんだけどさ…」「うん」 「てっきりナイルさんの養子か何かになるんだと思ってたのよ」 「うん」 「いいよって言ったら、あれよあれよと準備されていつの間にか何をとち狂ったのかこんな状況に……」 「……うん」 「……何で女同士で結婚する事に成ったんだろうね……」 「………いやだった?」 「ぅぇ!?」 「……ぐすっ」 「な、泣かないでーっ!?嫌じゃないから嫌じゃないから!?」 ……メタルマックス2リローデッドはこんな感じです(違
「あたしの方がもーっと会いたかったかもしれませんよ?」 もう本当にイリットちゃん可愛すぎるよな!
イリット可愛いよ 説明書の裏にイラストもあるしな
ほしゅほしゅ
MM2Rで大幅に増えた百合ネタでだれか……!
レナさんが可愛すぎてつらい
186 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/05(木) 20:11:37.61 ID:FDASspCt
くそっ……だれかねたをくれ
3股がバレたレナちゃんが3人から責められるってのは
金輪際さんの存在が性的すぎる ホテルに迷い混んだ子が熱センサー持ってなければあれこれし放題だよな、透明人間ネタのお約束的に ただし、レスラー、ソルジャー、ハンター辺りには返り討ちにされそうな気もするけど
レナちゃん×ドラムカンとか? 偶然出会って師弟関係みたいになったと思ったら、 メタフィンの摂取量の問題で立場が逆転して ウルトラド淫乱なレナちゃんに貪り続けられるドラムカンとか デスクルスとかグロウィンに陵辱されるプレイを楽しもうと思ったら 全部返り討ちにしちゃったり悪名が轟き過ぎたのでスルーされるレナちゃんとか ミシカちゃんがスカンクスの手下に輪姦されるグラップルタワーの話とか?
190 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/06(金) 22:33:01.42 ID:se2fhzHL
ミシカって魅力ないよなぁ モブソルジャーと比べて
健気な少女イリット ハイテク海女サキ 病弱少女セシル ロボッ娘マリリン ミシカ?ああ死体か
レナちゃんさんはドエロ要員
193 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/07(土) 21:59:56.99 ID:Xv9y/wuk
一度に……二人も……
かわいい船長レナさん超かわいい
そんなことより女ハンターのおっぱいについて語ろうぜ
197 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/09(月) 03:48:21.04 ID:AwNjHmCp
ビキニアーマーを装備させるのはてっぱん
全裸でアースのしっぽをゆっくり装備したり外したりするんだ
野バスに4人乗れるんだよな……ゴクリ
メンドーサ(でいいよな?)との対談で武器をとられたレナ達 メンドーサの欲望のままに犯されていきその心は屈していく その先にあるのは…… 淫辱ハンターレナ ………メンドーサはエロい事大好きだと思うんだ
「うっかり」具ラップラーに乗っ取られた宿にレナ一人でそのまま泊まったのに、 ナニもされなくて女としての魅力無いのかなとへこんだぜ なぜか女らしさが上がってたり、結婚エンドなノリでの性奴隷エンド突入したりとかだな
おまえらはミシカがそんなに嫌いかwww ミシカは一途ないい子じゃないか!
隼のフェイの妹なんだよな。 ちょっとブラコン入ってる設定はどうか。
コミック版のフェイはかなりイケメンだからいいじゃないか。 大破壊の後の世界では家族は何より信頼できるだろ。 色恋が関わらない限りは。
バトー博士が女だったらよかっただろうな…
>>206 バトー博士が女だったら、トモダチ(性的な意味で)がいっぱいできそうな…
あ、でも孕んだら「バトー博士、またひとりぼっち」なのか
昔の情で2Rを買ってみたら神ゲー過ぎて全オレが感動した お前ら過疎ってる場合じゃないぞ! ハンター子のおっぱいとかナースのエロ下着とか百合とかSSにしなきゃならないもの沢山あるだろ
書きたいんだけど、コンシューマ世代で携帯機にはご無沙汰なモンだから、 DSで花咲くメタルの話題を、寂しく見守ってる状態が数年続いているんだよねーorz
>>209 色々考えた結果、金輪際ホテルだけで3種類エロい創作ができると痛感した
ほぼ無人ホテルでの羽目外し、ボスの変態疑惑、etc…材料は多い
汎用ジョブが全員何かしらエロく見えるので、
何とかそのへんで溜まったリビドーを発散させてくれるようなモンを読みたいものだ
しかし、♀も♂もイイすぎて主演決めだけで色々辛いぜ
>>211 どっちも考えれば問題無し!
マドの町で大人学校作って愛の授業受けてみたら、展開にフルオッキした
いつも強気な小娘レナちゃんが体も心も裸にされて誘惑されて百合百合フルボッコされるとか
MM3のソル子さん→見た目相応に元気な女性を演じてみせそうなタイプ MM2Rのソル子さん→凛としすぎて逆に乱れた時が歯止めきかなそうなタイプ 絵師と舞台の違いもあるとはいえここまで違って見えるのが凄い 他もまったく違ったエロ展開になりそうなので1年ぐらいは毎日チェックだな でも、アーチストだけはこのスレで見るようなイメージで安定してしまうのは何故だ
ナス子もそんなにぶれないような 久しぶりにMSを起動してみたらローズが可愛すぎた
ポニテ好きな俺はアルファ一択だ
216 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/31(火) 21:40:24.92 ID:GeXpc90C
次回作では多少の外見のカスタマイズもできると良いな
自分の好きなゲームシリーズでエロ妄想に至るのはすごく怖いような恥ずかしいような。 しかしそうさせる魅力「も」MMシリーズにあったことをMM3とMM2Rで痛感させられる。 せめてあの世界を舞台に糖度の高い作品を書きてェ…読みてェ…
書けばいいジャマイカ!
特技→改造ゲージツ→兵器→バスターフルート、略してバスト 普通ならゲージツ中、で終わる筈なのだが今のボクは違った。 「ぁっ、はっ、いやぁっ! そんな、乳首吸っちゃ、ダメなのぉ!」 目の前でボクにこぼれんばかりの、っていうか服からこぼしてみたバストを もみくちゃにされた挙句敏感な乳首を吸われているのは、冒険の旅の先輩として 手取り足取りリードしてもらったハンターさん。 色気といい、獲物を見つめる目つきといい、自重もためらいもないそんな彼女も 超改造の積み重ね中にふと閃いた、ボク流の改造ゲージツの成果もあって ただでさえヤらしかった胸囲が凄いことになってきている。 「ああん、やあっ、あぁぁん! はぁっ、はっ、ぁぁ、でも、イイのぉっ…」 改造を重ねたというより、開発しちゃった、というべきなのか? ボクの手の中でたわわと実ったその乳房は 動かし方を変える度にじっとりとした肌の感触を与え、彼女に好感触な快楽を与えているらしい。 一心不乱にもみしだき、上下左右に、奥に手前に胸を運動させ、ケダモノの如くむしゃぶるうちに、 「なんでこんなっ、ンぁっ、胸だけ…でっ! ぁあっ…あーーーっ!」 どうやら今回も、胸だけでイッたらしく頭上の方でバスターフルートな嬌声が響き渡る…ダメだ。こんなフレーズ思いつくとか、絶対ボクはどうかしている。 流石にボクのほうも相手を責める行為を長くつづけたせいか、心身ともにクタクタになってしまった。 だが、目の前で身体をかがめながら情欲を漂わせているハンターの方からすれば、まだ足りないらしい。 「…ちょっとさ。流石にむ、胸ばかりじゃ、アタシの方が鎮まらないんだよねっ…だから、して?」 なんてことを言われてるが…次のステップは母乳が出る所か? それとも本人の合意を得ないでいいのか? まぁ、そのへんの疑問はこれから二人で解決しようと思いつつ、ボクは行為に及ぶ準備を始めたのであった。 保守がてらMM2Rでアーチスト♂×汎用ハンター♀風味 色々単語や略語を混ぜてたらなんでかこうなった
220 :
名無しさん@ピンキー :2012/02/09(木) 23:21:40.67 ID:nkLJt9L7
きたああぁぁああ!
>>219 どうした事だ……。
何故か俺の脳内では最初から、アーチストがボクっ娘(♀)に変換されていた……。
>>221 毎回新境地開眼に余念ないなアーチスト♀w
レス子のマッチョエキス抜いたら凄い可愛くなるんじゃないかと思っている俺がいた
サロンド乙姫は百合ネタ兼 色っぽくなった相手と愛を深めるネタに使える場所 抜かれた自分のマッチョエキス飲み干された相手に身体許しちゃうぷにぷにしてきたレス子さんとか火照るわ…
>>223 それで誰か話作らねぇかな。MM2Rいちの巨乳疑惑出てきたし。
…なくはないが「自分で書く」のではなく「誰かに書いてもらう」ことを所望してしまうのが悲しいサガだ
2Rは百合ネタ量産できるよなぁ。主に主人公の性別選べるせいでw 新酒場のビリージーンはあれ、俺はまだ2週目でハンター♀の場合しか見てないが、他の職業の♀の場合でも展開同じなのか?
あそこ辺りはアレ、酔いつぶれたレナちゃんは 唐突に湧いたドラムカンとビリージーンの二人に美味しく頂かれてるよ 俺の脳内で。
>>227 百合もいいが、あの過酷な世界に普通の男女の睦み愛の花を見るのも悪くないもんだぜ。
あとビリージーンに関しては大正解なのでネタにしてくれと言わんばかりである。
>>227 奇怪ヶ島行きの3人組のときも同じだぜ
何もされずにすんでるわけがない
ロケットブースター全開のバイクでハイウェイ突っ切りながらカーセックス なにかんがえてんだ俺
MM3・MM2Rともにシチュエーションやプレイ内容はディザスター砲ばりにボコボコ飛び出してくるが 前提条件やら導入やら台詞によるキャラ表現の組み立ての段階で悩むし、 中心になるキャラや環境の独自設定はどこまで許されてどこで織り込んだものか 色々まとまらなくて難しいなコレ。 台本形式で身内間でネタ披露することはあるが、小説書きや文法意識した経験もほとんどねーし。 だが出歯亀やら、初夜やら、3Pやら、ココの過去のSS見てたら求めだして仕方ないッ
できるSS書きはごちゃごちゃ言わない、ただ書いてただ載せる あーだこーだ言うのは自分でまとめきれる力量がない証拠ッッ はい俺もです
ああ・・・やっぱドロップ狙いはやるもんじゃないな ボタン連打でただ倒すだけの作業・・・このゲーム嫌いになりそうだ さしていいもの出さない&☆関係ないカリョでこれなんだから ホバリングノラとかどうなっちまうんだ 初回から気にするなとかいう奴がいるが 大半のものは初回じゃねーと意味ないだろバカじゃねーのと言いたい 周回してきたならもっと良い装備持っとるわい 実用できるかどうかが重要なんだよ、ただのコレクターズアイテムという名の数値の固まりにゃ興味ねー
誤爆(ノ∀`)
234 :ヤラしさん@ハンター:2012/02/18(土) 21:25:28.59 ID:KmnoCb41
ああ・・・やっぱセックス狙いはやるもんじゃないな
ボタン連打でただ生み中に出すだけの作業・・・このゲーム嫌いになりそうだ
さしていい声出さない&☆関係ないクローンでこれなんだから
オリジナルアリーゼとかどうなっちまうんだ
背後からいや!やめて!!とかいう奴がいるが
大半のものは初物じゃねーと意味ないだろバカじゃねーのと言いたい
快楽もとめてきたならもっと良い女のアテ持っとるわい
初恋を成就できるかどうかが重要なんだよ、ただのコーラ・ギンスキーという名の人生経験の固まりにゃ興味ねー
235 :ヤラしさん@ハンター:2012/02/18(土) 21:27:34.76 ID:Saka3mec
今週のターゲットは
>>234 でございます。
ガンガンやっつけてください。
236 :ヤラしさん@ハンター:2012/02/18(土) 21:38:20.10 ID:dk10kKan
>>234 ごろ゛じでや゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅぅぅ!!
237 :ヤラしさん@ハンター:2012/02/18(土) 21:39:46.13 ID:13mObHnt
特定しますたんで今から物理的に飛んできます
>>236 あの娘愛してるのは分かったから落ち着けよ
すまん
>>234 と
>>8-10 みてたら思い立ってしまった
エバ婆ちゃんはともかく主人公一行みたいなピチピチ女子が 変態改造魔カリョに負けて何もされないわけがない
何せケツはプリプリしてて、下の方も恐ろしいけれど格好いい男だろうからな 多分凶悪な何かを埋め込んでいてそれで女だらけのハンターたちをヤッてしまうと予想
…あいつ、ゲイじゃね? いや、アーチストスキル持ってるから、何となくなんだけど…
キャラ把握の旅の為にMM3やってきたら脳ミソがラブリーペイント気味になってきた 同時にドラムカンとしてチャラ男を演じるのが辛くなってきた… まさか愛深き男属性が開花するだなんて
保守っとこう
ざっと見るとソル子さんナス子さんあたりが人気なんかな? とりあえずイリットで一本。過去ログこれから読みます。ネタ被ってたらごめんザンス
かん、かん、かん。 規則正しく響く、鎚の音。 職人さんたちの朝は早い。 窓から覗く朝の砂漠は今日も快晴。何にもない土地だけど、お日さまだけは足りている。 おそろしい人間狩りが残した大きく深い爪痕は、まだ決して癒えてない。 でも――たとえどんなに傷つけられ、どんなに奪われて、どんなに失っても。 日々の規則正しい営みとお仕事を続けることこそが、胸を張って生きる誇りに繋がる。この集落の人はみんなそれを知っている。 だから、この集落は死ななかった。 さて。私は、カルとおじいちゃんに朝ごはんを作ってあげないと。 「ねーちゃん、このテーブルもう脚ヤバイぜ」 「うーん、とうとう限界かー。おじいちゃんに直せないか聞いてみよう」 テーブルっていうか拾い物の机だしね…。 「オレも直せるよ!『てんさいメカニック』になるんだからね!」 「はいはい、スパナとレンチの区別がつくようになったらお願いね」 いつも通りの朝、弟との他愛ない会話。かわいた風の匂い。 今日も昨日とだいたい同じ、そんな予想をした私に予想外の驚き――彼の贈り物と手紙が届いたのは、お昼になる少し前だった。 まだ字を読めない弟にせがまれるまま、私は手紙を声に出して読み上げる。
「――イリットへ。 あまり手紙を書いた事ないので、ヘンだったらごめん。 オレは元気で、昨日三体目の賞金首を倒した。まだまだ駆け出しだけど、どうにか上手くやれている。 カルとナイルは元気? 生意気かも知れないけど、まず君にお礼がしたかった。何がいいか悩んだけど、料理が好きな君に、旅先で見つけたテーブルセットを贈ります。 もし良かったら、また君の作ったおいしいご飯を食べさせて下さい。」 ――無事でいたんですね。 ほっとした瞬間、心のどこかが緩んだ気がして――つっ、と目から涙が落ちた。 「すげー、グラグラしないし金具もぴかぴか…ねーちゃん、笑ってる?泣いてる?」 「…あはは。どっちなんだろね」 そう――私達は誰かを想って、誰かと繋がってる。 この気持ちがあるからこそ、明日を信じて生きていける。 「…さ。お昼は腕を振るっちゃおうかな。カル、おじいちゃん呼んできて」 元気よく頷いて梯子を降りる弟を見送り――私は、素敵なダイニングテーブルをそっと撫で、おいしそうにご飯を食べる彼の姿を思い出していた。
いよいよ彼が旅立つ前夜。おじいちゃんが以前、修理のお礼にと貰った古いワインをみんなで開けた。 カルは一口で寝てしまい、おじいちゃんが一階のガレージで一緒に先に寝るといって連れてった。 二階に残ったのは、私と、彼。 …うーん。こんな時は、なんて言ってあげたらいいんだろう。 行かないで、はヘンだし。 連れてって、とは別に思ってない。 だから―― 「あの、…頑張ってくださいね」 言いながら、寝転がった彼にそっと唇を合わせてみた。応援、応援。 彼は一瞬びっくりした顔をしたけれど、やがて優しく答えてくれて…、そのままベッドにゆっくり倒され、 ――あらら、そういう展開ですか? もう…すっかり元気になっちゃって… …なんて。本当はちょっと期待してました。 いいですよ。 目を閉じて、キスしたままの彼の背に、両手を回して抱きしめた。
二人とも初めてだった――と、思う。 ぎこちなく服を脱ぎ、お互いに一糸纏わない姿で抱き合った。 「イリット。――いろいろ、どうもありがとう」 「いいえ。せっかく助かったんだから、大切に生きて下さいね」 彼の唇が私の胸に触れ、先端を優しくついばむ。 急な刺激は少し強すぎたけど、逃げるのも嫌で私は思わず彼の頭を抱き込んだ。 「んっ…あ…」 「イリット…かわいい…」 敏感な場所を少し乱暴に探る彼の指。思わず声が漏れる。 やがて身体も心もゆっくりと蕩かされ、恥ずかしい水音が、室内に響きはじめた。 私達は沸き上がる欲望に流されるまま、互いの身体を求めあった。 「やぁ…こんな所で…」 ベッドで散々に愛しあった後。 彼に誘われたのは、いつもの私の立ち位置――キッチン。シンクに両手をついて、言われるままに腰を突き出す。 「君の場所に、残していきたくて…」 「あ、は…ぁ…っ」 立ったままの私の中に、後ろから彼が入ってきた。 気持ちいい。ゆっくりと挿されるたび、引き抜かれるたび、頭の芯がとろけるような快感に包まれる。 何度も何度も押し寄せるその感覚に、私は髪を振り乱し、背を反らせ、幾度も絶頂に震えた。 ――さよなら、私の小さな非日常。 また会えるかな。…会いたいな。
「ねーちゃん?手紙もう一枚あるよ」 「あ、…え?」 一瞬で我に返って、差し出された手紙を受け取る。 追伸。仲間になったアクセルが、君に会ってみたいというので――酒場の再建もそろそろだろうし、 一旦マドに向かいたいと―― 「イリットー!いるー?」 そこまで読み終わった時。 懐かしい声が、私を呼んだ。 「あ…!」 急いで梯子を降りたそこには、ちょっとだけたくましくなったような彼と、立派な砲を携えた戦車と、お友達の姿。 「えと、……ただいま。…でいいのかな」 はにかみながら言う彼に、私はこの上ない愛しさを感じながら、 笑顔で、おかえりなさい、と答えた。 (FIN.)
以上ありがとうございました。 とりあえず過去ログ読んできます。オススメとかあったら教えて下さい。
>>248 寝る前に思わぬ収穫があってほっこりした。
ありがとう…明日も元気でいられそうだ
>>248 割とピンポイントでオススメ探すのは難しいところ
ちょっと力になれなくて済まない
しかし、自分もあこがれて下書きしてみると人物の心情描写でとても悩む。過程は浮かんだが繋げるのは一番大変だ
レス感謝、 仲間に入れてもらえたと認識しちゃうぜ もう少し投下多くてもいいゲームだと思うんだけどな… レナ嬢は巨かな貧かな
並
>>252 公式でキャライラスト落としてみてきたがたぶん貧だろー
ちなみに一番デカく見えるのはレスラー、次点ミシカというあたりに何かを不思議なモノを感じる
甘いものから怖いものまで展開できるだけのスペックはあるんだよなこのゲーム
255 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/17(土) 20:39:34.83 ID:aP0FELcv
心情描写ってなにそれおいしいの いたずらナース♀とハンター♂とレナ♀でバカネタ小話。 ナースさん最巨と信じてうたがわない。
「ふぅん、どこで運転を覚えたの?」 「親父がトレーダーのドライバーだったんです。レナさんは?」 「レナでいいよ。私ははじめたばっかの自己流。マドからエルニニョまでたどり着くのすら大変だった」 そう言ってからからと笑い、グラスを口に運ぶ。裏表のなさそうな、さっぱりした気持ちのいい笑顔。 「だから、貴方とそこのナースちゃんにいろいろ助けてもらっちゃおうってワケ。これからよろしくね!」 テーブル越しにガッチリと握手。うん、この人となら、間違いはなさそうだ。 決めた。俺はレナと一緒に、いつかどんな強敵にも立ち向かえる立派なハンターを目指そう。 「こちらこそ〜。ほらほら、お酒が止まってますわ〜」 もう一人の仲間、きれいなナースさんがお酒の追加を持ってきてくれた。 何度目かの乾杯の音が、酒場に響き渡った。 あれ。ここどこ? 開いた目に、場違いな床の間の『竹』の掛け軸。 宿か。ベッドの上だ。 ・・・なんで? 「あ、起きましたわ〜」 部屋に据付けのテーブルセットにちょんと腰かけて、まだ飲んでたらしいナースさん・・・と、 「ちょっとあんら!ドライバァともありょぅものが、真っ先に酔っ払うとわ〜〜・・・・・・ふにゃ〜〜・・・」 超ヤバイ感じのレナがこっちを指差し、そこでへなへなと力尽きる。 「ところでレナさん、ちょっと暑くありません?上着を脱がれては?」 「・・・あふい!ぬぐ!」 ナースの言葉に答えるが早いか、彼女はぐぃっと上の服を全部脱ぎ捨てた。男らしっ! 必然的に、超健康的なレナのナマ乳が俺の眼前に晒される。 「ん?」 あ、や、見てない!見てないぞ! 「んん〜?なんらその反応わぁ〜?ははは、かわい〜」 「え?!、ちょ、」 ベッドに寝転がったまま、レナに上に跨がられる。目の前でぽよぽよ揺れる乳を不可抗力で視界に収めつつ、俺は何故だか手足に力が全く入らない。 え、そいやまだ二杯位しか飲んでないぞ?どうなってんだ?? 「お仲間になったのですから、親睦を深めようというのはおかしくありませんわ〜」 「そーそー。神サマがせっかく違う性別にしてくれたんだからさ、全力で仲良くなろうよ!ね!」 満面の笑みでもの凄い理屈を言うなりごそごそと俺のズボンを下ろし、もう発射号令を待つばかりの俺の主砲を引きずり出す。 熱っぽい目。おかしい、絶対酔ってるだけじゃない。このノリはヤバおかしい。
257 :
(2/2) :2012/03/17(土) 20:41:36.08 ID:aP0FELcv
「といっても、わたしもこっからどうしたらいいか分からんのだけどさ」 興味津々、という体で俺のを密着凝視し弄ぶレナ。・・・いやん、そんなに見つめないで・・・(/。\) 「お口に含んで、丹念に丁寧に舐め上げて差し上げればよろしいのですわ」 「ふ〜ん・・・あむ」 彼女はナースの助言に躊躇なく速攻で従った。あたたかい未知の感触が俺のを包み込みこすり上げ、俺は思わず女みたいな声を上げる。 「ぬめぬめになってきたら、胸で挟んで差し上げるのも効果大ですわ」 「ほほぅ・・・よしょっと」 「では、わたくしも失礼して」 はらり、とナースも白衣を脱ぎ捨てた。あらわになった白い肌、ぷるぷる揺れる特大のおっぱいが、いい匂いを漂わせて間近に迫る。 「ちょっ、待っ・・・うあ・・・!」 女二人の柔らかな乳に左右から挟まれ、ぎゅうぎゅうと擦られはじめる俺の主砲。 「あはは、たのしーなぁコレ。先っぽ舐めてもいーい?」 「わたくしも〜」 二人の熱い舌が、唇が・・・混ざりあう唾液が、吐息が。 指一本動かせないままの俺のを、ぬるぬるぴちゃぴちゃと休みなく容赦なく責めあげる。 悲鳴もアレも、我慢なんて出来るはずもなかった。 「はい、じゃ昨日の事は無かった事にして、はじめましてから!・・・てのはどうかな」 「ムリですわ〜」 翌朝。仁王立ちになり、元気良くさわやかに無茶を言ったレナに、ナースが笑顔で応える。 がっくり肩を落とすレナ。 「・・・・・・うぅ・・・門出の日に、アホな展開で前途ある青少年の心を傷つけてしまった・・・・・・しにてェ・・・(T_T)」 「いや、あの俺も・・・えーと、嫌だった訳じゃないし、気にしないで・・・そうだレナ、ほら、クルマ見せてよ!ね!」 そんな飲んでなかったはずなのにな・・・とぶつぶつ呟きながら、竹の間のすみっこで膝を抱えた彼女を懸命に慰める俺。 ナースがちらりと開いた手帳に、『アルコールとの併用可:副作用として若干の情緒不安定傾向アリ?』と書きこむのを見逃さなかった俺は、 この人との旅は、必要以上に苦労する運命なのかもしれないな・・・と、 なんとなく思った。 (おしまい)
何気なくリロードしてたら新作がw 乙、おいしゅうございました
おお、いい感じ。ハンター♂が、なんかショタっぽいね。w
3とかは別として、MMシリーズのハンターって結構ショタっぽくない? MS1のハンターは可愛かった
>>260 あのはんた君は実年齢レベルでショタか否かの絶妙なラインに位置していてビックリ。
雑誌の速報で見たときから従来より幼い顔立ちだなとは思ってたが。
>>261 攻めも受けもいけるいい年齢だったよね
サーガはサーガで好きだったんだけど、もう出ないだろうな…
もちろん王道はMMだけどね!
サーガとマックスの差異なんて制作側の都合でしかないから、無理に境界線引いて区別したくないな〜 公式と非公式、プロと同人、オリジナルとアレンジ、これらの価値の落差がブランドの威力だし、 ガンダムやらファルコムのゲームなんかは、それで商売してるようなもんだし
タイトル名がMMかMSかで価値が天地なのはわかるっちゃわかるけど、 でも内容や完成度までがそうだとは思わないようにはしたいね〜
島国根性丸出しでスマンが、やっぱはんた(主人公)の風貌は日本人っぽいのがいいわけよ
初稿がショタっぽくなりすぎて修正したつもりが…
やっぱりハンター♂のイメージはMS1のが固いよな
MM2Rの目付きの悪さも慣れるとなかなかいいけども
>>230 をいただいて、ハクハツチュンとソルジャー♀。なんかあんまりエロくないかも
「やめろ!その人を離せ!」 「ねてなサーイ」 レスラー野郎の一撃を右頬に喰らい、あえなく甲板へ吹っ飛ぶ俺。 俺と同じく後ろ手に縛られ、連れていかれたソルジャーさんが悲しげな目でこちらを見ていた。すみません、やっぱり俺は無力でした。 なんとかならんかと横を見ると、リーダーのレナは縛られたまま、まだ寝こけていた。 ・・・本当にリーダーかアンタ。 奇怪ヶ島行きの船上。ネメシス号を乗っ取られるとは思わぬ事態である。 「やめろ・・・私に、触るな・・・!」 束縛されていてはさすがに男三人(レスラー込み)には敵わず、彼女は抵抗虚しく装備を剥かれていく。 「やめ・・・ッ!」 乱暴に胸をはだけられる。ネコ科の動物を思わせるしなやかで精悍な彼女の裸体が、洋上の太陽の元に晒された。 「怖がらなくても大丈夫〜。ボクの『ゆるめる』ですぐ良くしてあげるからね〜」 スケベそうな手つきのメカニックが背後から彼女に取り付いた。全裸で後ろ手に縛られたままの彼女はぺたりと座り込み、か弱く頭を振るうのみ。 「ん、んんんんッ!や、やめろ、やめろぉッ!や、やめ・・てぇ・・・ッ!あはぁッ!」 ここからは良く見えないが、なにやら道具も使われてるようだ。 びくびくと身体を震わせる彼女の声は凛々しい戦士から、徐々に一人の女に変わっていく。 ・・・俺は見ていられず、思わず目を逸らした。 レナも俺の隣で、 「・・・zzz・・・あ、ダメよ・・・カミサマのエッチぃ・・・」 ・・・ダメだこの人・・・orz 「あ・・・はぁ、はぁ・・・はぁ・・・」 小柄な身体が、乱暴に仰向けに倒された。 逃げ場のないままの執拗な責めに焦点のあわない目、陶然とした顔を耳まで真っ赤に染め上げて。 背後に両手を縛られたまま、淫らに突き上がったハダカの胸を上下させ、熱い呼吸を続けている。 「準備OKだな。さーて、じゃ俺からいくかなー」 下品な笑いを浮かべたハンター野郎が屈み込み、震える彼女の両足を抱え上げた。 そのまま彼女の熱く蕩けた秘所を一気に貫く――瞬間。 「ふッ!」 気合と共にコンパクトに上半身を起こした彼女のヘッドバットが、ハンター野郎の顔面にヒットし遥か後方に吹っ飛ばした。 バネ仕掛けのように一瞬で立ち上がった所へ、背後からレスラーが掴み掛かる。 それをカウンター気味のハイキック一閃で沈めると、突っ立っていたメカニック野郎の額に、いつの間に奪ったのかハンター野郎の拳銃を鋭く突き付けた。 彼女の両手を戒めていたはずの荒縄が、ぱらりと落ちる。 一瞬での形勢逆転に、俺は声も出なかった。
268 :
(2/2) :2012/03/20(火) 00:31:44.48 ID:43cM1HA4
「ツメに仕込み刃・・・ぜんぶ時間稼ぎの演技か、畜生!」 メカニック野郎が喚く。 「悪いな、次は手錠でも使ってくれ。特にソルジャーを相手にする時はな」 静かにそう言う彼女の表情、凛とした言葉、力の漲る肢体は、先程まで蕩けきっていた身体と同じモノとはとても思えない。 「だがこんな状況での闘争は良い経験になったぞ。その礼に三人とも、気持ち良くあの世へ逝かせてやろう」 キャーソルジャーサーン、と叫ぼうとしたその時、後頭部になんかゴリッとした感触。 「そこまでだ!ゆっくり両手を挙げな、こいつのアタマ吹っ飛ばすぞ!」 最初にノックアウトされたはずのハンター野郎の怒号が耳元に響く。 ・・・あぁッ俺らマジで役立たず、ゴメンなさいッ!アタシヲオイテニゲテー!(>_<)! ソル子さんは苦笑しながら拳銃を投げ捨て両手を挙げる。 「野郎・・・もう抵抗すんじゃねぇぞ・・・」 「分かった分かった、私は何もしない。・・・『私は』な」 彼女が言った瞬間。戦車数台を載せた船舶が傾くほどの衝撃が船を襲った。 立っていた人間は全員床に転がる。 ・・・な、何だ?! 「畜生!『呼び』やがったな、糞ソルジャーがッ!!」 ハンター野郎が銃を乱射するその先には。 巨大な触手が海から生え、頭上を不気味にうごめいていた。 不運にも捕まったレスラー野郎と比較すると、その太さは戦車ほどもある。 「いくぞ」 「え?!」 彼女は俺を小脇に抱え、混乱する甲板を走ってウルフのハッチに飛び込んだ。 「予想外の大物が来てくれたな。ここから先は、任せた」 どこで見つけたのか全裸に安全メットという出で立ちで、俺の戒めを解く。 「なんつー格好だ・・・」 「頭は一番守るべき場所だろう。闘争のイロハのイだぞ」 きょとんとした顔で答える。女の子のイロハは既に大破してるんですね、分かります。 まぁいいや、確かに俺の出番だ。 俺は火器制動に向かい、うごめく触手に主砲の照準を合わせ、気合いを入れた。 「なんとか逃げきったかな。あいつらもいなくなったみたいだ」 「あぁ。・・・ありがとう、この傷は本来私が貰うはずだった分だ」 ぺろ、と殴られた頬を舐められる。 「うわ、え、いや、そっちこそ・・・」 「私は自分の仕事をしただけだ。鍛えていない身体で勇気を出してくれたこと、礼を言う」 ぽんやり頬を染めたその顔はなんともいえず可愛くて、全裸の彼女と戦車の中に二人きり、 そこで俺は、忘れ物を思い出してしまったのだった。 「いたぞ。バギーの下に転がってた」 「うぅ・・・みんなひどい・・・・・・わしゃさびしいよ・・・」 ソルジャーの小脇に涙目で抱えられたレナは、結局目的地に着くまで機嫌を直すことはなかった。 ・・・いや半分自業自得・・・だよな? (おしまい)
>>267-268 おお…夜中まで過ごしてたらサービスシーン的な小ネタが見れるとは…
徹夜はしてみるもんだ、乙
METAL MAX 繁殖の季節 …昔エイプリルフールネタでこんな感じのタイトルがあったような気もするが 春が来てるせいかこんな単語ばかり浮かんで困る
難産気味保守
保守投下 クールな寂しがり屋マリリンを無理矢理掘り下げてみた。 ♀×♀苦手な人は回避願います。しかもレナ嬢じゃないという。
暗い部屋の窓から見下ろす歓楽の街は、今夜も光に満ちている。 ――賑わう港街を選び、ショーガールという華やかな世界に身を投じ。 声を掛けてくれたお客様にも精一杯に甘え、戯れて。 住居までも、隣人の多い建物を選んだというのに。 私の孤独は、何故かかえって深まるばかりだった。 私はすっかり苦手になった街の光から眼を逸らし、与えてもらったべッドの上で膝を抱えた。 ――親代わりの人が亡くなったというのに。 ――君の反応は本当に、まるで愛というものを知らない、 ――冷たい人形のようだね。 私は――いったい、何のために生まれてきたのだろうか。 この寂しさは、誰にも愛されていないからだろうか。 愛とは、何だろう。何故、私にはそれが分からないのだろう。 いつもの答えのない問いを裸の胸にしまい込み、今夜も独りで眼を閉じた。
「あァ、あ、先輩、先輩…っ、いいぃっ!気持ちイイッ!あはぁ――――ッ!」 ひときわ大きく鳴いて、背を大きく反らす。 彼女の裸体は大きく震えると、極まった快楽を奔放な雫の形で二度、三度と放ち、一気に脱力した。 締まったままの彼女の泉から濡れた指を引き抜き、金髪を張り付かせたその額から軽く汗を拭ってあげた。 失神寸前、という風のぼんやりした視線。荒い熱い吐息が、夜の灯が照らす部屋の空気を満たしてゆく。 ――先輩、クールでカッコイイっスから。まさに都会の女、て感じ? ふとしたことで出会った、カウボーイスタイルの娘。『ハーレムテント』の新メンバーで、聞けば家出してこの地に流れ着き、まだ住家もないという。 彼女はかつてそこのダンサーだった私に親近感を抱いたらしく、遠慮がちに、出来れば先輩の――私の部屋に泊まりたい、と言った。 まず調度の質と量に彼女は驚き、次いで窓から見える街と海の景色に見とれた。 「いいなぁ、あたしもこんなトコ住みたい…」 「いつまでいてもいいわ。貴女さえ良ければ」 あの人は――もう、ここへ来るか分からない。 彼女は感激した風で、なんかあたしに出来る事があったら言って下さい、なんでもするっスよ、と言った――だから。 『愛』を教えて欲しい、と私は言った。 マリリン先輩そういう趣味だったんスか、と驚愕の表情を返された。 彼女は軽く悩んだ末に、一回だけっスよ、と頬を染めたまま上目遣いで答えると、私の手を引きベッドに潜った。 誤解があるようだったが、経験を得る良い機会と思えたので、 全て任せた。
灯りを消した、ベッドの中。彼女がぎこちなくも私にキスし、胸をやさしく舐めあげた。 先端に軽く吸いつかれた時、私の思考と肉体は快楽の感覚に揺れた。 かわいい、肌がすごく綺麗、と囁きながら、耳の中を舐め、首すじを甘く噛み。 脇の下にくすぐったく舌を這わせ、胸にやわらかく自分の乳房を押し付けて。 脚の内側から足指の先まで、女の優しい舌と指とで丹念に舐めあげ、触れてくれた。 私の鼓動はその度に高まり、身体は震え、込み上げるせつなさに吐息が熱を帯びてゆく。 やがて開いた脚の間に入り込み、指先と口とで感じやすい箇所を丹念に情熱的に責められる感覚の中、 ――私の肉体は静かに、絶頂に達した。 次は、私の番。 してもらった事を思い出しながら、身体が自然と動くに任せ、既に熱く上気した彼女の豊かな身体を攻めたてた。 慣れていないのか感じやすいのか、触れるたび、味わうたび、彼女は大きく喘ぎ、よがり、震え、泣き、悦び、 ――そして、今に至る。 「先輩…テクすっごい…そりゃ彼氏も頑張っちゃうわけだ…」 少女らしい、濃密だが不快ではない乱れた香りの中。息も絶え絶えに、彼女はそう呟いた。 どこで覚えたのか自分でも分からない。多分生まれた時から身についていたんだろう。 褒められても、身体を合わせても、どうやら私の知りたい事は分からない。 重たい諦めは軽い倦怠感を併発し、私は彼女の隣にどさりと裸の身体を投げ出した。 「愛…やっぱり、良く分からない」 彼女はふと呟いた私を見て、なんとなく悟ってくれたようだった。 「愛か…むづかしーなぁ。あたし頭も悪いしなぁ」 しかし見知らぬ土地に来て、いろいろ苦労をして気付いたのは、 「あたしを愛してくれてたのは、やっぱ家族だったんかな――と」 彼女はたどたどしくも、ベッドの上でそう語ってくれた。 誰かに愛されてるのは羨ましい、と伝えたら、何言ってんスか先輩だって、と彼女は真剣な表情でこちらを見た。 「愛されてますよ。こんなに貢がれちゃってんだから。このでっかいベッドもそうなんでしょ?」 彼女は悪戯っ子のような笑顔で、そう言った。 「そうかな」 「そっスよ。先輩美人だしかわいいし、間違いない。このサリーちゃんが保証します」 そうか。 ――そうだったら、いいな。 彼女と二人。いつもよりも少しは温かな気分で、その日は眠りについた。
――結局彼女はどうやら、故郷に帰ったようだった。 今日からはまた同じ、独りの夜。 ふと眼を閉じ、暗い心の中に燈った二つの灯をそっと想う。 彼女は今頃、愛する家族と居るのだろうか。 彼はまた、私に会いに来てくれるだろうか。 ゆっくりと眼を開く。 港町デルタ・リオの無数の明かりが、どこまでも暗い海のこちら側に、静かにほのかに揺れている。 見下ろしている光のひとつひとつが、私の心の灯と同じで――その先には、こんな風に想い、想われる人たちがいるのだろうか。 そう思った途端。 あれほど苦手だった夜の光が、急にとても愛しいものに思えてきた気がして。 いつも通りの孤独な夜に、私は街の灯を眺め、 ほんの少しだけ、笑うことができた。 (FIN.)
おぉー、多分
>>242 の人の新作だ。乙どす
色々冒険と開発される余地がまだ3と2Rには残っている…
ようやく自分の書いてるブツの終わりが見えてきた、もっと頑張る
DSから戻ってきたが、MMシリーズってこんなにエロスの温床だったっけかと戸惑っている
>>278 元々その手のネタは仕込まれていたのさ
俺達がようやく気づける様になっただけさ
あー、やっぱり無理、俺には無理
…と思ってたら、試行錯誤の末に、一作出来ちゃいました。
まぁ春の訪れということで、随分糖分過多ながらMM3のED後あたりをネタとして、1本投下させていただきます。
ごく一部、内容に深くかかわらない所でゲーム中とは異なる場面が紛れてたり
うろ覚えなので文章に間違いがある点もありますが、その辺は見逃してやってください。
というわけで…
>>179 こんな感じだけれどいいかな!
西の空に陽が沈み、赤く染まる海岸部を一台のバイクが真っ直ぐに駆け抜けてゆく。 時間帯と相まって、遠目から見たシルエットだけでは分かりづらいが、サイドカーまでついて 実に物々しい重装備がされたそのハーレーバイクには、二人の若い男女が乗りこんでいた。 「もうすぐだね!」 「ああ。元気な様子を見せてやろうじゃないか」 後部座席で長い髪をなびかせ、運転している側に掴まっている少女の名は、コーラ・ギンスキー。 運転席でチョッパーハンドルを握りどこかを目指す赤い髪の男の名は、ドラムカン・ジョーンズ。 彼らはハイウォーターに浮上した、ジャガンナートでの負けられぬ戦いを経て過去に決着を付け、仲間たちを逃がして爆発の中に消えたかに思われた… が、奇跡的にも滝を流れ落ちてバイク諸共下流に流れ着き、数日後には仲間達に無事な姿を見せ「不死身の男」だの色々言われたり場を湧かせたりした後、 溜まり場を後にして、凱旋するような気分でバイクを走らせ続けること数日間。 この砂浜の折に位置する崖っぷち海岸と呼ばれるその立地の上に立つ、カスミの農場を目指していたのであった。 目的地まで辿り着いたバイクは、崖下の草地の部分に固定されて止められ、二人はそこから降りてゆく。 通う暇もなかった頃に、崖下の仮住まいの住人が行き来に使っていたのであろう、既に垂れ下がった縄梯子を登ってゆき、 コーラが歩調を早めつつある中ドラム缶の橋を渡り、家のドアを開けて、家主の女性…カスミのもとへと向かい、再会を喜び合う。 「お帰り、コーラ」 「ただいま! カスミさん!」 抱き合って互いの無事を喜び合う二人。見守るドラムカンの胸中にも、達成感が少なからずこみあげていた。 こうして、無事にコーラを崖っぷち海岸に送り届けたドラムカン。彼女を無事に連れて帰るというカスミとの約束は、今達成された。 「ありがとう。コーラを連れて帰ってきてくれて」 「いや、礼には及びませんよ…そうだ、カスミさん。済まないが、ここで一晩休ませてもらえないだろうか?」 「どうぞ。好きなだけ休んでいってちょうだい、ドラムカン・ジョーンズ」 家の主からの快い承諾を受け、ここに一晩泊まることとなったドラムカン。 それは彼自身にとって特別な夜が訪れることを、意味していた。
光も無く、夜の帳が下りた頃。 西向きにベッドが置かれたその部屋で、ドラムカンは寝台の上に座り、深呼吸を交えつつ、その時を待っていた。 この時が来る前に、時間の合間を縫ってコーラには、今晩ここに来てほしいと約束を取り付けてある。 (ようやく、告げられるタイミングが来たんだ。でも、恥ずかしいもんだな) 境遇故、今までは能天気なキャラを演じがちだったこの男も、流石に今はそれを抑えがちな状況であった。 いや、それ以前に…コーラが魔の手に落ちたその時から、救出に奔走した時期を経て、彼女に惚れつつあったドラムカンの心境はここに至るまで、 不安と焦りを抱いていないほうが珍しいぐらいだった。今はまだ晴れた方だったが、大事な時を緊張気味に待ちわびているのに変わりは無い。 「入るわよ」 「おう」 ノックと共に聞こえる、外からの小さな声に対して応答が交わされたのち、ドラムカンの目の前でドアが開かれ、コーラが隣にやってきた。 「どーしたの? わざわざこんな夜中に呼び出すだなんて」 「悪いな、コーラ。ようやく色々カタがついたし、これからの相談をしようと思ってた」 「いいわよ。…流石に変な事ばっかりなら帰らせてもらうけれど」 「それは…多分ない。いや、絶対ない」 寝台に二人で肩を並べて座り、互いが聞き取れるだけの音量で会話が交わされてゆく。 「まずはそっちの、これからの話を聞こうか。コーラは…これからどうする?」 「あたしは…また、カスミさんと一緒にここで暮らすと思う。誰かを…ううん、あの人を守りたいの。あたし自身の意志で。………だけど………」 「だけど?」 「あ、な、何でもないわ! そうだ、ドラムカンの相談のほう、聞かせてよ」 何か、言葉を続けたそうなコーラの様子に疑問を抱きつつも、自分の方から何か言え、と誤魔化されてしまうドラムカン。 彼は追及を続ける様子に移ることも無く、自らのこれからを語り始めた。 「実はオレ、これからどう生きようか決めかねてんだ。というのもな、コーラ次第なんだ」 「…は…? あたし、次第?」 なんとも妙な返し方に、思わずコーラは聞き返してしまうのであった。
「オレは、お前と一緒に生きたいんだ…誰かとこれからの人生を過ごすのであれば、お前しかいない」 思いのたけを、力を込めて言い放ったドラムカン。 「ド、ドラムカン…そ、そんないきなり言われても!」 思い切りまっすぐな相談、というより最早告白に近い言葉を投げかけられコーラは焦った。例えこの日まで同行していたとしても。 「…当初のオレの目的なんて果たせないまま、旅は終わってしまったけれど、今となっては過去よりも大事なものが多すぎるんだ。 特にコーラ! お前だ。いつからかオレはお前のことを放ってはおけなかった。失いたくもなかった。今でも、お前とは離れたくは無いんだ。 …無理なら潔く諦めるけれど、やっぱり、オレは…」 記憶喪失からの再出発をした彼とほぼ同時期に、互いの知らぬところで、過去を振り切り、新しい人生を掴み、魔の手を振り切った人。 さまざまな人々との接触があったものの、それら全てを満たしたのは今、目の前にいる、愛情をもって接しているコーラだけだったのだ。 「今更そんなことを…」 聞き終えた後、コーラは厳しい一言を投げかけ…たと見せかけ、ホッとした様子で、座った姿勢を維持したままドラムカンに強く抱きついた。 「…コ、コーラ」 「…聞けて、よかった。わたしだって、同じこと考えてたんだよ。そうでなければ、あ…あんなことは、言えなかったんだもの…!」 ───わたしも一緒に行く! あんたの傍を、もう離れないから! ───わたし…あんたと一緒なら、死んでもいい! でも、そう思える人に出会えて、本当に良かった! どんな形で、死がいつ襲ってきても可笑しくなかったあの場面で、彼に対して投げかけた言葉の数々が蘇る。 それが相思相愛の形で通じていたことが形になったその喜びを逃すまいという勢いで、コーラは回した腕に心を込めた。 「心配しないで、ドラムカン・ジョーンズ。わたし…あなたを愛してる! だから、一緒に…ね」 「コーラ! …ありがとう」 (通じて、良かった。これからは、二人で一緒に生きていこう) 二人は今、自分達の心がここに来るまでに、なんだかんだで互いの方を向いていたことを実感し、暖かく抱きしめあったのである。
短いような、長いような。その間ずっと抱擁を交わす二人の沈黙が、破られる。 「………ふぅ。そうだ…お、オレから………もう一件…」 「え、まだ何かあるの? 別に、恥ずかしがらなくてもいいよ」 (恥ずかしがらなくてもいい…? よし!) 彼女の一言に一呼吸して己を落ち付けた後、ドラムカンは直球な一言をぶつけた。 「ストレートに言おう。コーラを、抱きたい。」 「抱きたいって、そんな。今やってるじゃない、今………!?」 (え、抱くって…抱くって…ま、まさか今、ドラムカンが、わたしと…!) 抱く。それが、昔の自分なら抱きしめあっている男を張り倒していたかもしれない事柄であることを、赤面しつつもコーラは理解した。 しかし今は、その行為に対する大きな抵抗感が、どこか薄れていたのだ。そして向き合った後、それは確認を超えて口を開かせる。 「抱くって、もしかして」 「…そういうことに、なる」 「…じゃあ、優しくしてね?」 「言われなくても、そのつもりさ」 「…も、もし出来ちゃったら…その…」 「責任は取る! オレがついてる」 次第に顔を赤らめ言葉を詰まらせるコーラと対照的に、つかみを確信したドラムカンは覚悟を見せて応えたのであった。 そして、この場に至るまでに何度か彼らの間で行われた口づけが、交わされる。 「…んっ…んむっ……んむぅ…っ…」 だがそれは、今までのものとは違う、ペッティングと呼んでも差し支えないほど相手を強く求めあうものだった。 答えを言う代わりでもなく、安心させるためだけのものでもなく、相手に愛する印をつけ、これから色々なものを開かせんと言わんばかりの、激しいキス。 その応酬のうちに、コーラの身体はベッドの上に押し倒されていた。
---- 暗闇の中で、何かにしゃぶりつくような音と共に、少女の声が途切れ途切れ聞こえだす。 「うっ、あっ、はああっ! むっ、胸ぇ…っ、あっ、あはぁっ…!」 二人してベッドに倒れ込んだ後、唇だけでなく他の部分へと自らの欲望を、体の動きに乗せてぶつけ出すドラムカン。 互いに衣類をゆるめつつ、生の肌にその手を、その舌を這わせる中、次第にペースは彼の方に合わさってゆく。 そして今ドラムカンはコーラのそこを甘えるように、責め立てていた。 (やっぱり、いい乳だ) 時には花嫁衣装越しに、時には動きやすそうないつもの服越しに、時には兇悪な変貌を遂げたクローンを通じて、 そして記憶の中ではカプセルの中で全裸をさらけ出して浮かんでいた時に目立たせていた、歳を考えると豊かな部類の双丘。 遂にそれに顔を埋めてむしゃぶりつきつつ、空いた手でもう片方を乳首含めて、やさしく意識した愛撫を行ってゆく。 「あっ、痕になっちゃうよぉ…やっ、はあぁっ」 彼女の感じている喘ぎを耳にしつつ、ドラムカンのもう一つの手は下へ下へと伸びてゆき、コーラに悟られないように もう一点の変化が起きている場所を捉えた。 「ひゃうぅっ!? そっ、そんな、処までぇ…あ、やぁっ…」 既に濡れる兆候があった秘裂めがけて、ドラムカンが指を這わせだす。その指先は液が染み出つつある処を軽く撫でまわし、 触れるだけでなくごく僅かに指を沈めてみせたり、少しポイントをずらしては不意に秘芯にも接触させてゆく。 「あはぁっ、何、コレぇっ、はぁぁっ!」 (これは…中々…) かすかに聞こえてくる水音と、より強くなった反応。それはドラムカンの抑えられた獣のごとき性欲に、少しずつ火を付ける。 「あぁっ…い、いやぁ…こんなに、ぬ、濡れてきてるぅ…」 「ちゃんと、感じてるんだな。別に恥ずかしがらなくていい」 「ぅぅ…そんなこと、言われてもぉ〜…ぃゃぁ…」 彼の行為で感じ、自らの気持ちを強がらせても、身体はそこについていけない。それがコーラの恥らいを強める結果となっていく。 だが、そこまで淫らな女だと思われたくないだけで、無意識下ではこれからの展開に期待と不安を渦巻かせていた。
(試すか。…まだまだ持ってくれよ、『オレの』) 愛液の感触と水音を記憶に刻みながら、ドラムカンは姿勢を整えてコーラの不意を突く行動に出る。 自ら露わにした肉棒を挿入…する前に、その秘裂めがけて擦りつけだしたのだ。ぬるんとした感触に、熱が加わる。 「ひ、ひゃぁっ!?」 今までとは違う展開に驚き、そして喘ぎが重なるコーラ。 (何かが、何かが擦れてるううぅ) 何が起こっているのか、蕩けつつあった身では理解が追いつかない。強いモノが入る手前で、快楽を与えてくる。 秘裂全体をぬめりにまみれて蹂躙し、秘芯にすら強く当たってゆくうちに、波が、やってくる。 「ああっ、何ぃ、なっ…ふ、あああぁぁぁっ!」 広げられつつあったソコが強く擦られたことにより、彼女は今夜はじめての絶頂に襲われ、啼いた。 迎えたその瞬間の余韻で、ちょっとまだ頭が働かない。もしもここに目立つ光源があるとすれば、その下でところどころ、 てらてらと光る肢体を投げ出していたであろう、そんな光景の渦中でコーラ・ギンスキーはいっぱいいっぱいの様子で、息を荒げていた。 だが、今夜はこれで終わったわけではない。 (あっ…大きい…?) ぼうっとした状態から回復しつつあるコーラの視線の端では、何かの砲に例えられそうなくらい勃起したドラムカンの肉棒が、 既に互いからにじみ出た体液で濡れて光り、ねじこまれるその瞬間を待ちわびているようだった。 そしてドラムカンは上半身を乗り出し、互いの視線のから外れた所で腰を整え、互いに腕をまわした状態で狙いを合わせる。 いよいよ、互いの関係が一線を超えるその時が間近に迫る中、二人は語らう。 「本当にいいんだな? 止めるなら今のうちだ」 「止めるだなんて、言わないで…わたし、あんたになら抱かれてもいいって、本気で思って、ここまで付き合ってるんだもの」 「わかった。だけど、オレは正直ケダモノのように、お前を犯すかもしれない。…ついてこれるのか?」 「大丈夫よっ! ケダモノでもそうでなくてもあなたは、貴方なんだから。 そ、それに、ここまで来たら…ドラムカンの、欲しいから…頑張る」 最早拒絶の意志は無い。愛する男に抱かれた証を、その身に刻みつける決意が彼女の中で出来ていた。 ドラムカン・ジョーンズと、コーラ・ギンスキー。お互いが勇気を分け合う最後の確認を済ませた後… 「コーラ…じゃあ、いくぜ!」 ついに、突き入れられたドラムカンの肉棒がぬめりを掻き分けて、彼女の処女を破っていった。
「…───! 〜〜〜っ!!」 これまでに経験したことのない痛みで、つい口から声にならない呻きをあげてしまうコーラ。 自らが望んだこととはいえ、いくら心の準備が万端だったからといって、物理的に慣れることで抑えられないその痛みは… 無下にはできない。だから耐えつつも、覆いかぶさるドラムカンの身体を強く抱きしめることで精いっぱいだった。 「ひっ…ぎっ…っ、ぃぃぃぃっ………!!」 「くっ…だっ、大丈夫なのか、コーラっ!」 一気に奥まで挿入した後、食い込む彼女の手と爪から伝わるわずかな痛みを体感しつつも、心配の声をかけるドラムカン。 堪えて震えるしかないコーラは、その問いに対して激しく頷くことで答えるしかなかった。 (やっぱり…オレは、慣らせてなかったのか? い、いや待て、何とかできないのか!) 流石に、経験のない女を相手にすること自体が初めてのドラムカンの心中に、また焦りの色が出始め、愛撫の再開を促す。 「…ーっ、はーっ、ひっ…はーっ、っ…ド、ドラムカン…大丈夫っ」 そんな中、不意に自分の名を呼ばれ、視線を向けるドラムカン。 「はぁっ、はぁっ、ドラムカンッ…わ、わらひ…頑張って、ぇぅっ…がんばってる、からぁ…!!」 目尻に涙を溜め、拒絶の意などなく、受け入れようと何とか努力したい気持ちを顔に浮かばせるコーラ。 そんな彼女が懸命に絞り出した言葉が、ドラムカンの心境から焦りをかき消すきっかけとなった。 「コーラ…すまねぇ、頑張ってくれ…じきにどうにかなる!」 頷く彼女を確認した後、ドラムカンが主導の抽送がはじまり、襞の間を常人よりは大きいとされるであろう肉棒が少しずつ行き来し始める。 「はっ、あううっ!! はぅっ、ひぐっ、んんっ、あっ!」 始めは痛みが先導している状況だったが、回数がこなされるごとに、愛撫が再開されるうちに、その状況は変化してゆく。 そこにドラムカンは少しずつだが、男としてこの腕の中の女に自らを馴染ませてゆくという征服感を、 そこにコーラは、体の奥を目指すような未知の快感が結合から伝わってゆくのを、それぞれ少しずつ覚えてゆく。 比例する形で互いの求めあう様子は激しさを増してゆき、互いが快楽をむさぼり始めているのは一目瞭然であった。 次第に慣れていくのか、腰の動きはより深さを、速さを増してゆき、互いを抱擁し愛撫する手にも力がこもる。 「ふっ、ふう、ぅっ、ぁぁ…ドッ、ドラムカン、ジョーンズぅ」 「ドラムカンでも、ジョーンズでも、好きな方で呼べばいい」 「はぁっ、あはぁっ…はっ、ドラムカンっ、わ、わらし、好きぃ…!」 「っ、これはっ…オレも、っふっ、大好きだ、コーラっ!」 「ひゃうぅっ、く…来る、ああぁっ! はぁぁっ! あん…ドラムカン! ドラムカン、っ…あぁぁぁ〜っ!!」 そして、これまでよりひとしきり絶頂のもたらす快楽の波が、コーラの全身を駆け巡った。 頭部全体が真っ白になる、まさに突き抜けるような心地が、彼女の喉から歓喜を含んだ喘ぎを絞り出す。 同時に放出を待ちわびていた精液が、挿さった大きな肉棒から勢いをもって、吐き出されてゆく。 「ふぅっ…お、お互いイったか…ぅぉっ!」 「はーっ、はーっ、ああっ…! あぁー…」 互いが余韻に浸る中、ドラムカンが自ら引き抜いた欲望から、白いお腹に向けて残滓が放たれる。 「こっ、これが、ドラムカンの…すごく、熱い…」 股からもこぼれるそれは、今の今まで放たれるのを待ちわびていたのか、とても濃厚で、熱を持っていた。 そしてシーツの中では、コーラの股の間から流れる破瓜の血が、大きなことがあった事を物語っていたのだ。
深夜。そこには行為を終え、今は一つのボロベッドに身を寄せ合って横になっているひと組の男女の姿があった。 「つ、疲れたぁ…しかも、痛かった〜」 「まぁまぁ、次回からはもっと気持ちよくなるから…悪い。結婚前だってのに、いくとこまでいっちまった」 「もう…そこは謝るところじゃないから」 ごく一部に大胆な言い回しを交えながら、残された元気で寝る前のおさらいと言わんばかりに軽口を交わし合う二人。 ドラムカンの方にも、コーラの方にも、事前や最中の時とは違う、一つの壁を乗り越えた後ならではの余裕が見えてきている。 「とりあえず! い、いくら私達でも、こういう事は程々にしないと、バカになっちゃうわっ…あ」 「ははっ、コーラはその辺しっかり者だな…ん?」 ドラムカンに注意を促しつつ、思い返して何かに気がつくコーラ。今ここに光源があれば真っ赤になってゆく彼女の姿が見れただろう。 「あのさ、ドラムカン。今夜の事、絶対カスミさんの所にも聞こえてるよね…」 「…だろうな。というかオレ、ここで寝ながら向こうの部屋のやりとり耳にしたこともあるし」 「うわぁ、懐かしいわね…ってちょっと! 話題をそらさないで。私達、事前に報告も何もしないでその、い、いやらしい事してきたワケで… とりあえず明日その事聞かれたら素直に答えないといけないし、聞かれなくても、これからここで暮らすかもしれないって事をあなたの口から説明しないと駄目よ?」 「…半分以上はオレの責任だろうし、コーラの事だから当然付き合うぜ」 余韻に浸る前に、ついノリで大胆な事をやらかしてしまったことで恥ずかしいムードに包まれてしまったドラムカンとコーラであった。 まず明日やるべき事は、今回の情事を耳にしているであろうカスミに対して、ひとつ無礼を謝ることと、これからの予定を報告することである。 たとえどのような結果が待っていようと、杞憂で終わろうと、二人で…そう、二人で行わなくてはならないのだ。 「ふぅ…。そろそろ、寝よっ。長旅から帰ってきた上に、その…はじめての事だったから、やっぱりね」 「ああ、そうだな。実はオレも、緊張の糸が切れて来たらしくて…うむ」 とはいえ、初夜がもたらす疲れは決して軽いものではない。これ以上色々考える前に、二人は睡魔に襲われ始めていた。 「おやすみ、ドラムカン。ふふっ…こんな女だけど、よろしく、ね…」 最後の方は恥ずかしそうに、消え入りそうな声で、面と向かって言うでもなしに愛をささやく。 そうしてくたびれた様子と安堵感を同時に漂わせ、コーラは愛しそうに、身体を許した男の半身にしがみ付いて寝息を立てていった。 「ああ…頼りにしててくれ。おやすみ、コーラ」 優しげにその様子を確認した後、ドラムカンもまた眠りに就く。こうして、彼らのとても長く感じた初夜が終わりを告げる。
--- 日が変わり、そしてようやく夜が明け始めた頃。 誰かがドアを気づかれぬようこっそりと開き、視線を寝台の方へ向けてゆく。 赤毛の男と黒髪の女が裸身をのぞかせ、互いに互いの身をゆだねて、まだ寝息を立てている。 そこにあるのはお互いの存在に癒され、無防備なくらい安心しきった寝顔であった。 「あらあら。ドラムカンも、コーラも、昨夜は大変だったみたいね。 今日からは二人ともに、頑張ってもらうつもりだったけれど…ふふ、大丈夫かしら?」 朝一番に二人の様子を見に来た者の正体は、この家の主であるカスミその人であった。 二人の無防備な様子に苦笑しつつも、その様子には呆れたというより、自分の関われない所で 無事にことを成し遂げた様子に対する、ねぎらいの感情が強く見てとれるものだった。 一つドアを閉じた後、天の方を仰ぎ見て、ひとつ呟く。 「もう大丈夫よ、オズマ。あの子たちは自由だけじゃなくて、もっと大きなものを勝ち取ってる。そんな気がするの。 だから安心して、見守ってやってちょうだい…ね?」 一人の男は過去を求める旅の果てに、因縁を断つことはできても、全てをとりもどすことはかなわなかった。 だがその旅はひとつの終わりを迎えるまでに、失われた記憶よりも鮮明かつ、多くの価値のあるものをもたらしている。 それは、いかなる時も彼に対してドラムカン・ジョーンズとして接し、苦楽を共にした心強い旅の仲間達であり、 生も死も内包する不毛の荒野と廃墟を転戦し、勝ちとった数々の富と名誉と、生けとし者たちからの尊敬と感謝と活力であり、 そして全てを失った上で旅をしていた男に対して、懸命に、共に生きたいと思わせるに値する成長を遂げたコーラの存在であった。 それでも、ドラムカン・ジョーンズの全ての旅が終わったわけではない。 次に目を覚ませば、以前とは違うものを得ることとなる、正面から挑むに値する… そう、その手に抱いた愛する者と共に、この荒野に生命と記憶を紡ぐ新しい旅が、はじまろうとしているのだから。 今日もまた昇る陽の光が、晴れ模様の空にぽつぽつと浮かぶ雲を、不毛だがまだ全てが死に絶えてはいない荒野を照らしだす。 それは、ドラムカン・ジョーンズ自身が後に幸せなものだったと語るに値する、人生の転機を告げるかのように明るく優しげなものであった。
以上、そんなお話でした。 しかしMM3も遊び出したころと、遊び終えたころとじゃドラムカンから抱くキャラ象が チャラ男路線よりも愛深き男路線にさえ思えてくるから不思議なもんです。テイウカアンタラサイコウダッタ また何か書ける機会があればMM2Rあたりで一本いきたいなぁと思ってますが、 パワー溜めるのに時間がかかりそうで、どうなることやら。 それでは。
GJ、きっちりエロいのに微笑ましいぜ ドラムカンが凄い男前な印象だなぁ
>>290 GJ!
カスミさんは夜も爆音なんだろうか、、、?
MM2R終わったらMM3を購入しようと心に決めた 再び保守投下。海の家のサキちゃん×ケン坊。 ハイテク海女は素のキャラがつかみにくい…
荒い呼吸が止む暇もなく。一糸纏わぬ彼の身体が、同じ格好の私に迫る。 若い身体は終わりを知らないかのよう。昨夜から始めて、もうすっかり日も高いというのに、彼のはもう一度私を貫きたいと太く首を擡げ、私の身体も悦楽の予感に再び疼く。 「ん…もっとちょうだぁい……はやくぅ……」 自分の声とは思えない。無意識に脚を広げて彼を受け入れ、夢見るような心地で彼のを両手に包み込み、先端から根本の嚢までを撫でさすり――同時に、どちらからともなく唇を合わせる。 舌を這わせて充分に彼の味を感じ、彼の声を感じる。自分の身体が、痛いほどに熱く敏感になってゆくのが分かる。 「ん…ふっ、んぅ――――!」 舌を絡ませたまま両足を抱えられ、熱い欲望に一気に貫かれた瞬間。目の奥が一瞬白くちらつき、何度目か分からない、幸福と快楽の甘い熱い喘ぎが、合わせたままの唇を震わせた。 海の家、ベッドの上、明るい陽光の中。私たちは互いの汗と分泌物とに塗れまみれ、まるで溶け合うように、ただ求めあった。
「あらお帰りぃ。早かったね、今日も空振り?」 水平線に沈む太陽が、視界に収まるすべての世界をオレンジ色に染めはじめた頃。帰宅した小屋の主は、持ち主と同じく古ぼけた帽子を脱ぐなり私の声を聞いて不機嫌そうに唸った。 「なんだテメェ。また他人様の家に勝手に上がり込みやがって、このクソアマが」 「勝手に、じゃないわ。バァちゃんがいいって言ったわよ。いつも楽しみにしてる、とまで言ってくれたし」 ちっ、と舌打ちして年季の入ったボロ椅子にどっかり腰を降ろした船長は、お気に入りの古いウィスキーに手を伸ばした。私はいつもの特等席、テーブルの端に軽く腰掛ける。 微かな潮と煙草の匂い――不快じゃない。むしろ好き。 「他人のババア看てる場合か。テメェんとこのジジイはどうしてんだ?」 「脚以外はピンピンしてるわ。あれが食いたいこれが読みたいって、まだしばらくお迎えは来そうにないわねー」 笑ってみせると、ふん、と面白くなさそうに酒を煽る。まぁこの人の場合、不機嫌が常態なので特に気にならない。 「私、結婚することにしようかと思ってさ」 げふ、と船長が軽くムセた。 「驚かせやがるな。てめぇみたいなアバズレ貰うたぁどこの物好きだ」 「誰かはまだわかんない。…例のオルゴール、見つけた人に貰ってもらうことにした。私を」 話を持ち掛けた人については省略。これはもう、私の意志だ。 相変わらずふざけたアマだ――そう言ってもう一口を煽る。 「こだわりすぎだ。見つかる保証もねぇってのに」 「こだわりすぎ?あなたが言う?」 鋭い目がチラリとこちらを睨みつける。でもこっちだって本気は本気。
「まぁ、オルゴールは口実かもね…」 ため息混じりの愚痴のはじまり。船長は無言で先を促す。 「――毎日毎日、海と家との往復。じいちゃんの世話が終われば更にヒマ。食べるには困らないけど、もう何年も同じ日々。海も仕事も、嫌いじゃないけれど――」 いいや。全部言っちゃえ。 「――本当の所は、ちょっと退屈。欲求不満なのよ、いろいろと。美人美人と言われたっていつまでも若いワケじゃなし、ヘンに有名だからか本気で友達になってくれる人もいないし、 かといって街で変なウワサ立てられたら商売に差し障るし。嫁に貰ってくれるなら、今なら大サービスしちゃう自信あるわ」 船長は無言で聞いてくれている。 「だから小金持ちの若旦那様でも今のうちに引っ掛けようかと思ってさ。ま、家には毎日居なくていいんで、たまに愛してくれれば、ね!」 「だからテメェはアバズレだってんだ。誰でもいいなんざどこの雌犬だ」 心底呆れたように呟く。 「海の女はおおらかなのよ――なにさ、じゃアンタが相手してくれる?」 じっ、と眼を見つめてみた私を、グハハと豪快に笑い飛ばす。 「冥土の土産話にゃなるかも知れんが、御免だわな。あの世であいつになんと言われるか知れん」 ぬぅ。また手強い相手を。 「妬けるねー。アイリーンさん、私よりイイ女だったー?」 「テメェなんざ比べもんになるかよ。旦那が帰ればご飯にしますか、お風呂にしますか、と貞淑で完璧な女房だった。テメェは顔と体の作りが多少イイだけじゃねぇか。婿になる奴ぁ三日でガッカリするだろうぜ」 「なによ、私だってそんくらい楽勝よ。こないだいいお風呂作ったし。『おかえりなさぁい。ごはんにするぅ?それとも、お風呂にするぅ?』」 船長が何か言おうとしたとき、ビイハブや、と弱々しい声が聞こえた。 窓の外は、夜の帳が海を覆いはじめている。 「そいじゃそろそろ帰るわ。ネメシス号沈められたら、またおいでなさいな。お友達のよしみで安くしとくわ」 「るせぇ。テメェこそあのクソザメに喰われねぇよう気をつけな」 これ以上は背負いたかねぇぞ、と私の背中に呟いた声が、ひどく優しく聞こえて。 私は少しだけ――ほんの少しだけ残念な気持ちで、額のゴーグルを降ろし、ステルスをONにした。
「あ、あ、もうダメ、もうダメぇ――――はぁんんっ!ん、んっ!」 「……ッ!」 髪を振り乱して全身で感じる。びくん、びくん、と深く繋がった腰が、甘すぎる絶頂に大胆に跳ね上がる。同時に彼の放った潮が、胎内を熱く満たしてゆく。 「はぁ、…はぁ、……」 脱力し、ぐしょぐしょのベッドにだらしなく全身を預ける。ひどく緩んだ顔をしているのが、自分でも分かる。 すべてを見られて、すべてを見せられて、我慢しなきゃいけないことなんてひとつもなくて。 ――ああ、例えようもない、なんて開放感、充実感。幸せ。 あの日船長と会ってから少しの後。屈強な戦車を引き連れ、まさかのネメシス号に乗って現れた、私のかわいい旦那様。 実の所、私は一目で惚れ込んでしまった。 たまに来て、二、三日愛し合ったら彼は去る。結婚なんて名ばかり――あの人と奥さんの愛に比べれば、まるでままごと遊びのような関係だけれども。 ――今の一瞬でも、私たちが本当に幸福なら、夫婦ごっこでも全然いいんじゃない? 「愛してるわぁ、『あなた』。…なんて、ふふ」 彼からもらったドレッサーの前で、いつもの仕事着に火照りの収まらない身体を包んだ後。 寝入った彼に軽く口づけをして、照れくさくて自分で笑う。 ――上層の汚染域の下。海中の意外な美しさを、海底に眠る都市の数々を、いつかあなたにも見せてあげたい。 家を出てすぐの砂浜の上、無限に広がるような空と海との間で、私は大きく伸びをした。 この世界こそ、私の大きな宝箱。 さて。今日もひと働き致しますか――。 (FIN.)
以上どうもでした。 誰得展開になってきてるかもですが、せっかくなのであと一編だけかかせてください… あとなんかネタあったら欲しいっす だんだんメタルマックスを見失いそうなのでw
300 :
名無し :2012/04/07(土) 03:53:09.85 ID:sW0p2gPm
BLも良いなら誰かメタルマックス3の♂メカ受け書いてください…
GJ
ほほう、なるほど。 サキとビイハブが知り合いであっても、何らおかしくはないよな。
>>299 とりあえずネタのついでになんか一本出来かけなので頑張る
ひとつ質問みたいなのを。 固定キャラ抜きの汎用キャラ(否酒場の初期キャラ)同士で一本書き上がり、今は校正の最中なんだが この場合明確なキャラネームをつけて、文中で登場人物同士に呼ばせるのって読む側からすればどうなんだろうか。 あまり歓迎されないなら職業名でぼかすことになるが、 そうでなければ試してみたい、というのもある
>>304 読んだことないからアレだけど、自分は普通にアリかなと思います
ただ一応、職業がそれとなく分かるようにしてあるとうれしいかと
>>305 それとなく分からせるのって外見的特徴とか地の文の紹介でそれとなく…ってヤツですかね
まぁ校正して見たけれど、少しギャグ気味の内容だったんで見送りました。
ちょっとシリアス系やラブロマンス系だと考慮されるべきかもしれませんね
春はエロスの季節です。てなわけで投下準備
思いついた端からとりあえず書き残しておこうと思ったらこんなことに。 クールなイケメンと美女とか並べたら破壊力ありすぎたのも一因。 ・MM2Rのあの立ち絵でソルジャー♀×ソルジャー♂、後半逆転風味 ・半ばシチュエーション自体がギャグみたいなもんです ・この男女たちには執筆者の脳裏に浮かびまくったイメージが随分と盛り込まれています。 実際の読んでくださる側のイメージとは大幅な違和感が生じる可能性もありますが、「こういう捉え方もあるのだな」で乗り切ったり割り切ってください では、お楽しみください
わんわんグルメ。 軍用に戦闘能力を強化された犬たちの末裔であるバイオニックドッグ達の好物であり、彼らの為に開発された 犬用エナジーカプセル、犬用回復ドリンクといった品々もろとも、どこかで犬達の腹を満たしているという。 ところで、大破壊の起こる前の時代にはごく一部の人間が、興味半分から、あるいは飢えに耐えかねた末の決断から、 犬用の食物を食べてしまうケースがあり、酷い時にはわざわざ食後の感想まで揚げられたこともあったそうだ。 そして今、戦いに明け暮れた日々の合間に興味半分でバイオニックドッグ専用の食事を賞味した者が、ここに一人。 大破壊前の、普通の犬の餌を食べた時の様子では済まされない暴走を起こしていた。 「あの、その、えーっと…お、お取り込み中ですかっ!? すみませぇん!!」 とある宿屋の一室を訪ねようとした、赤いマントの似合う少女が冷や汗垂らしつつ豪快にドアを閉め直し、赤面で立ち去る。 もし誰かが同行していれば、普通は去っていくまでの流れに同情するだろう。 この部屋の利用者は二人である。 一人はあらゆる火器を使いこなすだけにとどまらず、愛車を駆りつつ、その上で業物をも振るいすれ違うモンスター共を葬り、態度はクールそのものの男ソルジャー。 もう一人は常人の域を超えた反射神経で数々の武器を操り、あらゆる距離での戦いを制し、鈍重なものから俊敏なものまで射殺し、冷たい空気を放つ女ソルジャーだが、 彼女は机の近くに中身の大半を既に平らげられたペットフードの缶詰が転がり落ちた中、 「きゃんっ! きゃんっ! わおぉーーーんっ!」 本能のままに男を貪りだす雌犬と化していた。 「お、おいっ。なっ、…ぷはっ! 落ち付けっ、どうしたんだ」 「むっ、んむ、んぷぅ、れぁぅ…はっ、はっ、はっ!はっ!」 女ソルジャーは運動能力の無駄遣いと言わんばかりに、肉食獣をも思わせる引き締まり具合としなやかさを両立した肢体で飛びかかり、男の上に陣取っていた。 そこから金髪のショートカットをはしたなく揺らし、まさに犬のように、男の整った顔立ちを甘噛みするように、舌まで伸ばして舐めまわしてゆく。 普段は生半可な気持ちで寄って来た者を追い返しかねない、冷たく凛とした顔つきだったのに、今は信じられないくらい無邪気な様子である。 「これは、副作用なのか? っておいっ! 待てっ!」 わんわんグルメの匂いを鼻腔に感じながらも、男ソルジャーは飛び付いた彼女が繰り返す、求愛行為を思わせるような顔を舐めたり口づけに及ぶ行為から脱した後、 彼女の頬すら赤くしている様子にはあまり動じず、こうなった原因を考えようとしていた。が、それは呆気なく中断に追い込まれた。理由は簡単である。 彼女の膝が股間をとらえ始め、ゆさぶるような、円を描くような運動をはじめだし、刺激を与え始めたからだ。 「わうっ! わんっ! はっ、ふっ、んぇろ、ぺぇろ…くぅ〜〜〜んっ」 女ソルジャーは求愛行動のごとく、目をにこやかに細めたスマイルを交えじゃれつく。恐らく尻尾があるのならば休むことなく振っていたであろう。 膝でダイレクトに刺激される、男側のズボンに覆われた肉棒に興味を示したのか遊ぶような動かし方で挙動を楽しみ、その間にも服を脱がしにかかり 上着の上から露出させた皮膚に舌を這わせて堪能するなど、やりたい放題である。 「くっ、うあっ、ど…どうしろと」 発情中の雌犬、というフレーズが流暢に出せないくらいに色事に関しては明るいとはいえないこの男ソルジャー。修羅場においては戦闘マシーンの如く、自らの傷をも顧みず 確実に相手を仕留めてゆく歴戦の猛者である彼も、こんな異常なケースに直面してきたことはない。皮膚を舐められ、股間を按摩され、いよいよ肉棒は堅くそそり立つ。 それを確認したのか、女ソルジャーは普段の様子からは全く考えられない暴挙にうつるのであった。
「わうっ? …はっ、はっはっ」 (次は何をする気だというんだ…) 膝でやさしく刺激していた、男ソルジャーの股間のそれが固くなったのに気がついた女ソルジャーは、ふたたび何かに飢えたような息使いになって 身を後ろに引き、少し乱暴にチャックを開き、ごくわずかに先走りをにじませて下着からぶるんと飛び出た男のシンボルを見てその目を輝かせ… にっこり微笑んだ様子から一気にむしゃぶりついた。 「おうっ!?」 一瞬でヨダレに塗れた粘膜に包まれ、暴れる舌で舐められだした肉棒がもたらす快楽は、男ソルジャーの口から情けない声を出させるほどに不意打ちとなった。 情けない声といっても、だらしない快楽に耐えられなかったというより驚きの感情の方が強いトーンであり、顔に情けなくなった様子が出たわけでもない。 だが、水音を立ててなぶってくる口膣とテンション高く蠢く舌の動きの前に、射精感が確実に高まっていくのを実感せざるを得なかったのは事実である。 「はむっ、あむっ、んっ、んぅん! んちゅ、んっ、ん〜っ」 女ソルジャーは目をつむり、ひたすらに頭部を動かし、もごもごした鳴き声を洩らしながら、さまざまな角度から口に含んだソレを舐め取ってゆく。 一方男ソルジャーも何とか上体を起こしつつ、女ソルジャーが彼と二人きりの時ですら見せないようなみっともない様子で、男の肉棒をとても美味しそうにしゃぶる様を確認する。 (この様子はどう考えても普通ではない。彼女は理性を失っている!) 今更な事が頭をよぎるが、むしろ一心不乱のフェラと、迂闊に暴れて彼女を傷つけるわけにはいかないという気遣いが、そこまでしか頭を回らせてくれない。そして… 「うっ、く、おぉぉぉぉぉ…っ!」 「むっ! んむっ、んっ、くぅっ、んぐっ、んぅ〜〜〜んっ!」 随分な量の白濁液が、粘膜に包まれた肉棒から放たれて女ソルジャーの喉を駆け巡る。彼女は頬を赤らめ眉を曲げて多少苦しそうである中、全て飲み干してしまった。 「ふーっ…おい、気は済んだか」 目を閉じてひとしきり出し終えたあと、彼女の様子が収まったことを期待して質問をする男ソルジャー。だが彼の思うような結果は訪れなかった。 「こふっ、こふ…くぅ〜んっ、はっ、はっ、はっ…きゃんっ」 「お前、何て姿勢を…口だけでは不足だというのかっ」 目の前に広がるのは精液の飲み残しがわずかに口の端から垂れた状態で、なおも舌を出し、表情に困ったような異変をあらわして吠えながら、手足を丸めて いつの間にか濡れていた股ぐらを強調して「おねだり」をしている美しい金髪の雌犬がいるという、事態の悪化が進んだような状況だった。 (これは専門の医者を呼ぶべきなのか? いや、そもそもいる保障が無いし、この態度だと目を離したすきに別の暴走を招く危険があるかもしれない) はっきりいって今回のような乱れたケースに直面したことが無い男ソルジャーは、顔面に手を当てて自分がやるべき事をひとつ考え、目前の彼女を焦らせる。 「はっはっはっ! う゛う〜っ、わうっ、わぁう!!」 そして、沈黙を破った男ソルジャーの決断は、行動にダイレクトに表れた。バンダナを締め直し、相手ではなく自分に向けて一言、 「ここはひとつ、鎮まるまで相手する」 まずは女を、姿勢を維持させたまま床に押し倒す。 (…わっ、わん。わんっ! はっ!うおおおおぉぉぉぉぉん!!) (…ちょ、マジかよレナちゃん! なんでそっちまでイヌみたいに…うっ、うわああぁっ! 落ち着いてぇぇぇ!…) その頃隣室では、部屋の様子を目に焼き付けていたあの少女が好奇心を抑えられなった結果、第二の悲劇が始まっていた。が、これは別の物語である…
「わうっ、わうっ? ふぅ〜〜〜っ、きゃんっ」 先ほどまで焦りと寂しさから、唸り声のようなものまで混じっていた女ソルジャーの様子は、その行動を認識した直後一転して明るいものに変わった。 潜在的な無意識がそうさせたのか、理性を喪失した状態で残った性欲に反応したのだろうか。どちらかはわからぬが、第三者として識者が要るのならばこう思うだろう。 『これから起こる事態に期待している』と。明るさの裏に荒い吐息を混ぜ、発情をアピールしているのだから、なおさらである。 「はっはっはっはっはっはっ…!! はっ、んはっ、んぬぁっ、んわぁう」 「こら、そう舐めるな。目標を合わせられん」 上半身の動きだけで何とか好きなようにされるのを避けながら、姿勢の優位を活かしたその隙に男ソルジャーは自らの肉棒をさすり、堅くさせていた。 なんとか冷静を装って、愛液で濡れたホットパンツのチャックを女ソルジャーに悟られぬよう全開にし、可能な範囲で下着をおろして隙を見て…突く。その瞬間! 「きゃっうううぅぅぅぅぅぅぅぅぅんっっっ!!」 待ちわびていたものを不意にぶち込まれた彼女の口からはイヌなのかヒトなのかも区別できぬ、もはやはしたないというレベルを超越した嬌声が放たれた。 ひくひくと動き液で濡れきった膣内をペニスがスムーズに往復して奥を小突くたびに、甘ったるい雌犬の咆哮が男ソルジャーの聴覚を揺さぶる。 「きゃぁーぅ! あうっ! はうっ、ぁわぅっ、わふうぅぅっ!!」 突くたびにリズミカルに、確実に結合部から響くぐちゅぐちゅとした水音と、感極まった時に感じるような細かな締め付けが、普通ではない背徳感を高める。 「ふっ! はーっ、はーっ、はーっ、うんっ」 「ひゃんっ!? きゅう、きゅっ、きゃぅ、はふううぅぅっ!!」 このまま中に出しきってもいいものなのか? いつ彼女は正気に戻るのだろうか? 下手したら一生このままの彼女を連れ死闘の道に戻るしかないのでは? 男の頭の中でさまざまな思考が快楽の波の中、冷静さから浮かんでは消えていく。そして結局、相手をイカせることへと思考は辿り着いてゆく。 「わ、わっ、わぁうーっ、ぁふう〜っ!!」 (俺までケダモノに…なって、しまう、わけには…いかないっ! というか、そろそろ鎮まれ!) この状況をどうにかせねばなるまい、という一心を胸に、相手側の姿勢を固定し、腰を一心不乱に動かし、最奥部へと己自身をぶつけ続けた男ソルジャー。 組み伏せられM字開脚の姿勢で開かれた花弁を、その奥まで強く突き、時には捻りを加えて少しでも相手側を追い詰めようとするうちにタイムリミットが迫る。 「きゅうっ、ふっ、ぅっ、ぅぁぁぁああああおおおぉぉぉぉぉっ!!」 その願いが通じたかどうかは定かではないが、女ソルジャーが嬌声を挙げてイった快感に打ち震えるのと、 声を完全に押し殺した男ソルジャーが、それを確認したうえで二度目の射精を彼女の体内にぶちまける瞬間が同時に訪れるのに、時間はかからなかった。 「きゃーうぅ、はぁうぅ…は〜ぅ、はーあっ…ふー、ぁー、はーっ…」 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…大丈夫か…俺が、わかるか?」 緊張気味に肩で息をしつつ、男ソルジャーは問う。目前で、快感の訪れで甘い息遣いをするうちに、妖しい雌犬の呼吸ではなくヒトの呼吸に代わる彼女を見ながら。 「はあっ、はーっ、あっ、ぅ…うはぁ…んっ…あ、あ?」 (しかし、どういうものが混じっていたんだ。わんわんグルメとは一体…はっ。いかん) そして火照りきった女ソルジャーの顔に理性が戻っていくと同時に、一体何が合ったのかを把握しようとして、動転したような気配があったのを男は見逃さなかった。 「こ、これって、一体っ」 「───ッ! 落ち付け!」 パニックを暴発させたくない一心で両肩を強く抱きしめて正面からそう言い、気持ちを静めるのを促すこと。それが今の男ソルジャーがしてやれることだった。
(…わんっ! わんわん! わんわんわんっ!!…) (…ううう〜っ! ふ〜っ! がるるるる!…) (…ちょ、ちょっとミシカ、さんまでッ!? やめろ! 止めてください!!…) 隣室から響き渡る新しい悲劇の騒ぎが織り成す音はどこへやら。男と女の情事の名残が視覚的にはかすかに、嗅覚的には結構感じられる、散らかったままのこの部屋では それとは無関係だと言わんばかりの静けさが、当事者の理性と同時に訪れて、ひとことでいえば気まずいムードを生み出していた。 金髪の美女と黒髪の若者という構図は傍から見れば目を見張る光景だが、それでもこの空気の重さは払えない。 「ご、ごめんなさい…今度からあれに手を出すのはやめましょう」 「…全くだな。野宿中だったら死んでたかもしれん」 なんとか最低限、清めれるところは清め、着衣を整えたがまだ情交の名残が無くなったわけではない。それが二人に今回の奇怪極まりない事態を強く認識させた。 もしも食べる物が無くなり、こんなモノにまで手を付けるような事態になったら、という備えへの予行演習と興味半分とで気前よく食したものが まさかあのようなトラブルを引き起こすとは考えられなかった事について、そして鎮まるまでの時間を稼ぐため獣のごとき性欲を真正面から晴らす行為に及んだ事について、 二人は回想中、各々の視点で恥ずかしい思いをする羽目になっていた。特に女ソルジャーのほうは、未だに赤面状態である。 「しかし、アレを食うのを止めなかった俺にも落ち度がある。それに何より、この場で理性のないお前を犯してしまって本当に…何と言えば」 「…実はその事だけど、引き受けたのが貴方でよかったと思う。あのまま勢いで別の男に襲いかかってたら私、立ち直れなかったかもしれない」 「…色々、済まない。まぁお互い命の危機があったわけでもないし、どちらかが取り返しの利かぬ傷を負ったわけでもない。その点は本当に良かったよ」 「…ありがとう。本当に今回は貴方に心配かけすぎちゃったわね、私ったら」 「そのへんは、気にしなくていい」 互いに言葉を交わしながら、身体を寄せあった状態で頭を優しくなでてやる男ソルジャー。そうされた女ソルジャーの顔に安らぎが見えてくる。 どうやら、今回に至る前に既にお互いが肉体関係を許しあった仲であったことも救いであったらしく、気落ち気味のムードが払われるのに手間はかからなかった。 「ふー…ようやく、落ち着いたようだな」 「ええ、もう大丈夫よ。さ、後始末の続きを───」 ようと二人が気を取りなおした矢先、先ほどから聞こえてくるBGMの中に、一線を画する新しいやりとりが聞こえてきた。 (…ふぉぉぉぉぉぉぉっ!! み゛ゃあああぁぁぁっ!!) (…う、ぐあぁぁっ! まっまだイったばかりで敏感なんでそ、その……あっ、だっ、誰かああああっ…) 壁を隔てて聞こえるのは、何かがぶつかるような音と共に、先ほどから苦戦を強いられている男の快楽が混じって聞こえる沈痛な叫びと、 加勢しているらしい第二の女の唸り声。どうやら、状況はさらに悪化しており、さしずめイヌとヤマネコの蹂躙が進行しているらしい。 もう一人がイヌではなく本人と何の関係があるのか『ヤマネコ』になった時点で、あの食物にはどんな既知を超えた謎の成分が含まれているのか、謎も深まる。 「隣…まさか! 何がどうしてそうなった」 「…どうやら、お隣さんを鎮圧しに行くのが先みたいね」 どこか呆れながらも、二人のソルジャーは風のように軽い足取りで部屋から出てゆき、野獣があらぶる隣室に向かうのであった。 犬用の品はやはり、相応の理由があるからこそ犬用なのである。この騒動で関わった者達はそれを痛感せざるをえなかったという… -終-
以上「わんわんグルメの副作用で雌犬と化したソル子にソル男がわふぅわふぅされる」と自分が数ヶ月温めてたこの二人への情熱の産物でした。
キャラ把握の手間はかからなかったけれど、途中でノリの激変に気がついて校正したりとかしたせいで
割と時間がかかってしまったりも。
とりあえず書きたかった二人で書けれて嬉しい。女の方が理性喪失気味だけれど
>>299 むしろ、ここの文中でぼやかして書いた「第二の悲劇」というネタフリの回収を誰かして欲しいと期待して待っとります…
すまん、アクセル。いや寧ろミシカに謝るべきなのか。
隣が気になりすぎるww ともあれGJ
保守
形にし辛い保守
俺が地下酒場で募集かけたのは女ソルジャーと男レスラーだったんだが… やってきたのはオカマのソルジャーと麗人、つーかオナベのレスラー。 見た目はショートカットのかわいい女で、しかも作りモンじゃない乳が あってそこいらの女よりでっかい …んだが、あいにくとナニがブラブラしてるんだよな。 んでもってレスラーの方はあんな見た目でティンコついてねーし… ソルジャーもレスラーも解雇するにはもったいないぐらいつえーし… そんで風呂や寝るのはソルジャーと一緒だが、どうも勝手が違うんだ。 あいつ、心も一部の地域を除いた身体も女なんだよな。 放射能やら汚染物質やらが遺伝子に手ェ出した産物らしいが、神様も 困った事してくれるよ、ホント。 これからの旅でどうか手を出さずにすみますように… 【保守】
思ったんだが戦車の中でカーセックスってどうなんじゃろ 狭くて頭ぶつけてギャグっぽい展開もありそうで怖いぜ…
サウルス砲18本つめる荷台があるからどうにでもなるんじゃね?
今井雅之は自衛隊時代に戦車の中でオナニーした 三本のレバーを同時に操作していたとか言ったらしい だから特定の体位ならなんとか
つまりその気になればRウルフの中でイチャイチャは現実的なわけか 実にエロそうだな
戦車の中、そういうのもあるのか・・・ 以下ハンター♂×ハンター♀、女主での中盤想定。 ハンター♀の服装は何らかの意図があるとしかおもえない
--------- 「じゃ、わたしはセシルのとこ泊めて貰うから。寝るのクルマで大丈夫?」 「余裕余裕、ハンター二人だぜ?何か来たって楽勝で返り討ちだって」 戦車を見上げて気を使ったレナに、ハッチから上半身を出してひらひらと手を振ってみせる。 デビルアイランド陥落に移動含め丸二日を要し、イスラポルトに戻ったものの日はすっかり落ちてしまった。 賞金手続きだのは明日でいいね、というのでクルマの番を買って出てレナを見送り、郊外に泊めた車内に単身ごろりと横になる。 ハンターさんには居心地良い空間だぜ・・・と水筒に手を伸ばした瞬間、 こんこん、と控えめなノックの音。 「何だ?」 一応用心して頭上のハッチをもっかい開ける。 その先には、黒い夜の砂漠の冷気。 そしてこんなイカレた地上には不釣り合いと感じるほどの、綺麗な満天の星空が広がっていた。 「なんだ。お前か」 「やぁ。一杯どうかな、と思ってさ」 星空の下、笑顔で持参した酒ビンを示したのは、こないだから一緒のハンター娘だった。 目の前に、貫禄と迫力の・・・すげぇ服だな、ホント。視線逸らすのが大変だわ。 「ってオマエ、クルマは?」 「隣に居るんだから大丈夫だって。・・・よっと」 ネコのような身軽さで、するりと車内に入り込む。 ・・・しゃーねぇな、少し付き合ってやるか。確かにヒマだしな。 「キミ、強いんだねー。凄いカッコよかったよ」 そりゃどうも、ともらった酒を口に運ぶ。 ちなみにグラスは自前。ハンター同士、車内は狭いのでかなり近い差し向かいだ。 「ドキドキしちゃった・・・アタシね、運転うまい人ってタイプなんだ・・・」 上目遣いで俺を見る。おいおい悪い気はしません。 「・・・ね、もし良かったら、だけど」 どしたの顔近いよ。 「あのさ、・・・ホモのひととかじゃないよね?」 断じて違います。目おっきいね。 「大きめの胸は、好みじゃない?」 いいえ滅相もない。やーらかそうですね。 「よかった」 彼女は照れた笑顔を見せると、ただでさえこぼれそうなツナギの上に手をかけ、・・・ゆっくりと、左右にはだけた。 カタチも色も極上の乳にコンニチハして、車内の空気が一瞬で甘苦しく変わる。俺はいろいろと一瞬で固まる。 ・・・・・・いいのかこの展開。 「どしたの、触っていいよ?・・・頑張るからさ、朝までゆっくり楽しも・・・ねっ?」 笑顔で俺の唇を奪うと舌を絡め、そのまま押し倒すように覆いかぶさってくる。やべ、いいニオイ・・・ 「舐めて・・・キモチ良くしてよ・・・」 すぐ目の前に迫る小さめサイズの色づいたポイントを、ちろり、とごく軽く舐めあげてみた。 「ん・・・っ」 なんともいえない、甘い味。跳ねるような声が、耳をくすぐる。 ・・・もう止められないよな、これは。
「っは・・・あ・・・っ」 小柄な肉体が、ゆっくりと下がる。熱くとろけたその秘所に俺のが再び飲み込まれ、快感に一瞬互いの声が漏れる。 俺は操縦座席に座ったまま、目の前で震える胸に触れた。手のひらに抵抗するビンビンの乳首を、こりこりと刺激する。 「全部入った・・・あは、おっきぃな・・・」 真っ赤に上気した顔。卑猥な音を狭い車内に響かせて、低い天井に強制されるように、膝をついた彼女のカラダがやわらかく揺れる。 「あ・・・ね、これ、キモチ・・・い・・・?」 男勝りで活発な彼女が、カンペキに女の顔、女の声で訊いてくる。イイどころじゃない、正直そろそろヤバい。 「おぃ・・・もう・・・」 「ん、いいよ、中で、中に・・・ちょうだい・・・ほら、・・・イっちゃえ・・・っ・・・!」 リズミカルな上下運動が、乱暴に頂点に向かう。結合部を痺れさせる、たまらない柔肉の熱さ。シートに座ったまま、まるで逃げ場の無い俺のほうが犯されているよう。 汗に乱れた前髪を額に貼り付けて、息を荒げたメスの欲望が、俺の唇を奪った。乱れた吐息と甘い舌とを、ぶつけるように絡めてくる。 一気に高ぶった俺は夢中で揺れる腰を掴み、後頭部を車内設備に押し付けるように背を逸らした彼女の胎内に、ありったけの精を放った。 *** 「ちょっと?!ブルフロッグ支払済になってんだけど、どういうことかな??」 「あの女、シメに薬盛りやがった・・・!戦車まで持っていきやがって、マジごめんッ!!」 まぶしい砂漠の陽の光。レナに叩き起こされる、最悪の朝。 俺を撃沈した後、どうやら一人でブルフロ倒した事にして、賞金と戦車一台持って逃げたらしい。・・・なんて奴・・・。 「いいよ。追うから手伝って」 レナが砂漠の地平を見る。追うって、どうやって? と聞く前に、レナはひらひらとシグナル弾のレーダーをかざしてみせた。 「あの娘、目付きが怪しかったから。警戒しといて正解だった」 女のカンですか・・・いちおう女だったんだな。 なんて軽口叩ける雰囲気でもない。俺達は急ぎ、エレファントとマンムートのエンジンをそれぞれ始動した。
324 :
(3/4) :2012/04/28(土) 21:57:12.16 ID:8gOqUPTe
「敵車輌を目視確認、巡航速度で移動中。『あの野郎、もう勝った気でいやがるぜ』?」 太陽が直上に差し掛かる頃。前方数km、砂漠の真ん中を砂塵を巻き上げ走っている奴をやっと捕まえた。 「『そのようだな。では、教育してやろう』」 無慈悲な声が無線に応えた途端、並走するエレファントの全SEが一斉に火を吹いた。 シーハンターとMJの弾頭が垂直と水平から敵機周辺に飛びつき喰い掛かり、砂上に次々派手な火柱を上げてゆく。手加減も何もあったもんじゃない。 「・・・了解」 状況開始。悪いが俺も手心は加えない。速度を上げた奴の予測進路に向かい、160mmを連続で叩き込む。爆音。 砂漠を爆走する三台の先頭、180度近く旋回したウルフの砲身が一瞬の炎を上げるとほぼ同時に、お返しの125mmがレナの車体をかすめた。 全開走行したままの即射でこの精度。さすがに腕は悪くない。 しかし一瞬とはいえ後方注視の代償として、奴の戦車はそのまま前方の着弾地形に突っ込みわずかにスタックする。 「・・・っの・・・!!」 と。一瞬のスキを逃さず、エレファントが機関出力を一気に押し上げた。 砂塵を盛大に巻き上げての猛追。敵砲塔が射線を再調整するその前に、130tのイノシシが、サイドから敵戦車に直接突っ込んだ。 ・・・あぶねーな。レナらしくない荒い運転だ。 俺はハッチを開けて双眼鏡を覗き込む。どうやら履帯を喰い潰したようだ。 後は俺の砲で王手。勝負アリだな。 レナはクルマから飛び降りると静止した車内からドライバーを引きずり出し、その胸倉を掴み上げた。 「あはは、レナちゃん、ごめ」 がす、と問答無用のヘッドバッドで、作り笑顔の言い訳を黙らせる。 「やってくれたわね・・・」 砂漠に座礁した戦車の上、レナが怒りに満ちた表情で奴を睨みつける。めずらしい、マジギレしてやがる。 「・・・はっ。なにさマジになっちゃって、笑うわね。そんなにクルマが大事?それともお金?」 「そんなのどうでもいい。欲しけりゃあげるわよ」 ぐい、と胸倉を引き上げ顔を近づける。 「いい?『アイツら』を探し、潰し、心の底から怯えさせるのは、このわたしの姿、このわたしの名!あなたの、じゃない!!」 ・・・あんな顔のレナ、見たことねえな。 「あなたはアレを倒したわたしの名誉を、わたしの生きる理由を、あのひとへの手向けの花を、その汚い手で盗もうとした」 冷たい怒りの形相で銃を抜き、女ハンターの顔面に向ける。 「他の賞金首ならともかく、アイツらのだけは譲れない。誰であっても、絶対に!」 「手向け・・・?ご、ごめんなさい、アタシは」 「レナ!殺すのか?」 思わず叫んだ俺を見て、彼女はゆっくりと銃を下ろした。 「・・・・・・殺したら、誰がわたしの猟果を証明するのよ」 普段とは別人のような瞳で彼女を見下ろす。 「オフィスに戻って賞金を返して、本当の事を説明して。それで貴女の事は、忘れてあげる」 女ハンターはぺたりと脱力し座り込んだまま、涙目で力無く頷いた。
325 :
(4/4) :2012/04/28(土) 21:57:49.29 ID:8gOqUPTe
『・・・おなかすいた。街着いたらアホウ鍋たべたい。どうぞ』 夕暮れの砂漠を、次の街へと向かう車内。前を行くレナが無線でぽつりとぼやいた。 「いいね、無事に賞金も入った事だし。俺も腹減った、どうぞ」 やれやれ、いつもの調子が戻ってきたかな。 『ゴハンはしょっぱい色仕掛けに引っ掛かった誰かさんのオゴリかな。ヤなら戦車修理費と好きなほう選んでいいよ。どぞ』 「ぐっ・・・了、解、しました・・・どうぞ・・・」 『ちなみに何回くらいヤッたのかな、どうぞ』 「何回もやってねーよ!どうぞ!」 『てことは少なくとも一回ですね、了解。どうぞ〜』 畜生、ニヤニヤ笑いが目に浮かぶ。 俺は散々オモチャにされながら、沈む夕日を横目に見つつ、錆びた荒野を走らせた。 ――いろいろなものを心の荷台に積み込んで、時に振り回されながらも。 戦車の轍は、まだまだ続く。 (FIN.)
以上どうもでした 何も考えないで書いてたら前半後半真っ二つですね。 車内シチュは他のも見たいぜ
>>326 乙だね!
ヒマな時に、わざわざwikiやら何やらで色々な戦車の構造を調べてたら
タイムリーに飛んできてビックリでござる
>>326 いい感じです。
レナの切れっぷりは唐突に感じるけど、それにちゃんと理由付けがされているし。
>>325 gj
ただひたすらに脱帽
おのれの至らなさを思い知らされた
今書き上がった奴は、もう少し推敲してから投下することにする
汎用ジョブもMM3とMM2Rで印象が激変した人達もいるから そういうのを書き分けてみたいと思うも、時間が足りない罠
ほしゅるるる…
唐突にMM3のナース♀がMM2Rのナース♀にセクハラ喰らってるシーンが浮かんだので忘れないうちに 「きゃっ!? せ、先生っ…いきなり、何をっ」 「ウフフ…貴女ってかわいい顔して、いい体つきしてたからつい、ね?」 「そ、そんなぁ。だからって女同士で、こんな事をっ…はっ、あぁ…」 「あら、胸で感じてきたのかしら? もっとリラックスしてもいいのよ」 (それにこの初々しい反応。私の見立てが正しければ、処女ね。 まさかこーいう子に出会えるとは思わなかったわ…ワクワクする!) …絵師の違いを実感するために脳内で並べたらこうなった保守
病弱セシルと男主人公で短いのを。 4人も陥落するリア充は戦車ごと爆発してほしくなってきたので、最後はフラれネタで。
------------ 見たこともないような綺麗な服を着た人々が、立派な街を歩いてる。 みんな元気でにぎやかで、笑顔でとっても楽しそう。 でも突然に――何の前触れもなく発生した巨大な白い光に、全てが飲み込まれてゆく。建物も人々も、何もかも。 やがて光が去った後には、どこまでも続く死の砂漠と、昏い廃墟だけが残される。 いつもの夢。 悲しい夢。 次の夢――身体の調子がウソみたいに良かったある日、秘密の決意を胸に、無理を言って見せてもらった彼の戦車の中。 軽く触れるような、初めてのキス。それから――最初で最後の、初めての夜。 「辛かったら言ってね…寒いとか、痛いとか」 彼の手がわたしの服をゆっくりと脱がしてゆく。車内はほんのりと暖かいので、寒さはほとんど感じなかった。 「うん。大丈夫だよ。…なんだか、夢を見てるみたい。わたしが、好きな人と、こんな時間を持てるなんて」 「夢じゃないよ。ほら」 互いの存在を確かめ合うように、もう一度唇を合わせる。はにかんだような笑み――大好き。身も心も、全部あげたい。 運転席のシートの上に静かに倒されて、裸できつく抱き合って、互いの体温を確かめ合う。やがて彼は、わたしだけを寝かせて下に移動し、そっと下着に手をかけて―― 「や…恥ずかしいよ、そんな所…」 「ううん。キレイだよ。セシルの」 そう言われても。 顔が熱くなるのが分かる。そこに触れられる感覚、恥ずかしくてくすぐったくて、初めての感触に身体がついていかなくて、頭がぼぅっとして、無意識に逃げたくなる。 でも。わたしの痩せた胸を、細い脚を、普通の女の人のように愛でてくれる優しい彼に、少しでも良くなって欲しくて。 「う…んん、ん…っ」 だからわたしは何も拒まず。目をきつく閉じ、戦車のシートに固く爪を立てながら、心と身体がすっかりほぐれ蕩かされるまで、彼の指と舌とに身を任せた。
「あ……はーっ……はっ……あ……」 喉の奥から、絞り出されるような自分の声。微かに震えるカラダの奥が、火のように熱い。 彼に痺れるほど敏感にされた所は、ぴちゃぴちゃと水音をたて続けて――恥ずかしいけれど、こんな身体だけれど、それでもどうしようもなくこの先を欲しがってるのが自分で分かる。 「そろそろいくよ、セシル。いい?」 彼の声も上ずっている。きっと同じキモチで。――うれしい。愛しい。この人と、もっともっとつながりたい。 「うん、来て…あ、あぁッ…」 ――それでもやっぱり、初めてはとっても痛くて、ちょっと泣いてしまったけれど――。 その後の体験、わたしとひとつになった彼の熱さ、熱に浮かされたように互いの名前を呼び、気を失いそうなほどの気持ちよさを彼と一緒に感じられた瞬間は、結局、わたしの一番幸せな時間になった。 「シート汚しちゃったかな?大丈夫?」 「ごめん。中に……」 「あ、ううん、いいよいいよ。…元々、出来る身体じゃないし」 そもそもあと十箇月も、わたしに残されているかどうか。 「あ、でも…あなたの赤ちゃんなら、産みたかったかなー……」 「……」 微妙な顔でうつむく彼。あぁごめんなさい、またヘンなこと言っちゃった。 「あ〜……わたしね、もし生まれ変われるなら、カミカゼキングになりたいなと思ってて」 「え」 だって元気に自由に砂漠を走り回るなんて、とってもキモチ良さそうじゃない。 そして、あなたの戦車と競争するの。負けないよ――そう言ったら、彼はたくさん笑ってくれたっけ。 わたしも自分でおかしくなって、二人で戦車の中でいつまでも笑ってた。 ――あの人との思い出。大切な、わたしの宝物。
次の夢――どこまでも続く、広くて大きなお花畑。 色とりどりの花々を、わたしの髪と服とを、優しい風が揺らしてゆく。まるで彼がくれた、楽園のタペストリーの中に入り込んだみたい。 そんな眺めに不思議と違和感なく溶け込んで、朽ちた戦車が遠くに見える。 その大きな姿の足元に力なく背を預ける、あちこち傷ついたひとつの人影が、驚いたような顔でこちらを見――あれは――あの戦車は――。 「……マリア……!セシルも……?」 ふと見るといつのまにか、わたしの隣に背の高いお姉さんの姿。一瞬、彼のお仲間の人かと思ったけれど、似ていたのはそのぴりっとした雰囲気だけ。 気品溢れる戦士の姿であるけれど、無言で彼を見るその横顔はまるでお母さんのように優しい。 「終わったよ……全部。……疲れた……」 猛火を沈めて、妄執を払い落として。世界を救ったのね。 本当に――本当に、おつかれさま。 「うん。僕にはもう、やりたいことは何もない――これからは、ここで一緒に休めるよ…」 …………それは、だめ。あなたはまだ、来ては駄目。 「そんな――どうして――」 わたしの拒絶に、今にも子供みたいに泣き出しそうな顔。わたしはお花の絨毯に座り込み、愛しい彼の顔を胸にしっかり抱き留めた。 その懐かしいにおい、確かな温かさを感じながら、ゆっくりと言葉を掛ける。 「覚えてる?あなたの赤ちゃん欲しかったな、って困らせた」 「覚えてるよ……困ってなんか……」 「でもね、分かったの。わたしが大好きだったあの世界――わたしの去った未来で元気に笑い、育つ、あなたのおかげでしっかり前に歩き出したあの世界が、わたしの愛するわたしの赤ちゃん。…分かる?」 「――分かる。分かるよ……でも、セシル……僕は、君と……」 だから。 あなたは、もう少しだけ、 あちらの世界を見守り育ててあげて。 それが、セシルの最後のお願い。 気持ちの全てをこめて、ゆっくりと、最後の口づけを交わす。 涙を落とした彼が微かに頷いた瞬間――彼の姿は、この終わりの園から陽炎のように消え去った。 ごめんね。……一緒にいられなくても…あなたのこと、大好きだから。 マリアと呼ばれたお姉さんを見上げて、にっこり笑う。 マリアさんも目を細め、微かに笑ってくれたみたいに見えた。
やがて、すべてが光に包まれてゆく。 まばゆい光――きらきら輝く、未来の光。 眼を閉じて、あたたかな光の流れに身を任せる。 ――神さま、ありがとう。本当に、本当に素晴らしい人生でした。 お兄ちゃんやあの人や、願わくばこれからを生きるすべての人々が、わたしのような幸せを得られますように。 祈りの言葉は、確かに届いた。――そんな気がした。 (FIN.)
四人とも正ヒロインなのにイベントシーン使わず妄想ばかりになってしまいましたサーセン ともあれ、読んで頂いてありがとうございました。
うーん、GJ。 あの世の、彼岸から見た物語か。 はかなげな雰囲気がいいですね。 無粋な注文をつけるとすれば、3/4の台詞が、誰のものか一瞬わかりづらかった。 そこをほんの少し工夫すれば…(やり過ぎるとリクツっぽくなっちゃうし、微妙なさじ加減だね)
やっぱりセシルときたらこういう切ない、はかないイメージは付き物だな ともあれ、四編乙ですた
341 :
338 :2012/05/14(月) 01:10:13.51 ID:itKdR2OI
>>339 おぉ確かに。具体的なご指摘は大好物ですアザース
>>340 どもです、ちゃんとセシルに見えてたら幸いです
保守
ミシカちゃんぷにぷに キズあとが目立つキャラの情事はともかく 怪我人もしくは怪我直り立てで情事に走るってリアリティないのは承知だが それを乗り越えても成立するのだろうか
アクセル「やめろよ、そんな所まで…っ」 ミシカ「動かないで…全部、わたしがやってあげるから…」 まぁまんたんドリンク一発で治る世界だけどな
345 :
名無しさん@ピンキー :2012/05/29(火) 23:58:16.71 ID:Q9x40dvD
メタルマックス3と2Rの女ハンターさんと女ナースさん達、 ハイキック(パンチラキック)出来るけど、 覚えるまでに柔軟体操とかしているんだろうか・・・w
おっぱいは柔らかいのに関節は固いと言われた女側が柔軟体操を口実n
一撃必殺のノーパンチラキックを
また来てしまいました、連投気味ですません… レナとアチ子の本番ナシのキャッキャウフフ。
「レナさんアーチストさーん、あと少しで本番でーす」 ドア越しの連絡に、はーい、と声を揃えて答える二人。 二人とも露出高めのステージ衣装に化粧もばっちり。普段の服のアレンジだけど、特にレナはキャラ的にかなりレアな姿だと言っていい。 「さ、レナちゃん。準備しよ」 「う・・・分かった。お願いね」 ソファ代わりのベッドの上。意を決した表情のレナが自分の上着の下端に手をかけると、一気にそれを引き上げた。 ぽろりと惜し気もなくあらわになる、レナのナマ乳。さすがにちょっと恥ずかしそうな彼女に、アチ子が愛用の絵筆を直に近づけて―― 「・・・・・・っ」 ぴくりと震えたレナの胸に現れる、ひとすじの黄金ライン。 ここは人間ビレッジ、宿屋・梅の間。 ステージライブをやろう、と頓狂で酔狂な事を突然言い出したのは、アチ子のほうだ。 長い確執が続くふたつの砂上集落、人間ビレッジとキャタピラビレッジ。 彼らの文化を結び付けるのはゲージツの力しかない、ボクらの歌声が銀河に平和をもたらすのだよと熱っぽく語るアーチスト娘に、お祭り騒ぎが大好きで後先をほぼ考えないレナが快く賛同し。 美少女(?)ハンターズライブ・『野バスとうたう』ファーストセッションがここに開催される運びとなったのであった。 会場は両集落の中間地点、意外な事に前売りは完売である。 やっぱミサイルたくさん積んだほうが良いのか・・・?でも結局変形できないしな・・・。 などと余計なコトをいろいろ考えつつも、俺はビラ貼りやら舞台として使う車体をピンクに塗るのやらを黙々と手伝った。 イベント名としては『砲火後ティータイム』という案もあったが、アーチストいわく「演奏しないからちょっと違うね」らしい。意味も基準も良くわからん。 まぁ『ピチピチシスターズ・こいつら意外と歌うザンス』案よりは、遥かにいい。と思う。
350 :
(2/4) :2012/06/03(日) 01:26:54.61 ID:N5rVuhYd
「あはは・・・くすぐったい・・・」 「ほらほら、動かないで。金粉ゲージツはクライマックスを飾る大事なメイクだよ。今日は胸だけだけどね」 「ちょ、そこ・・・ッ!うはっ、やめてやめてッ!ストップ!!」 「んー?なんか塗りにくくなってきたぞぅ」 金色に浸った彼女の絵筆が、レナの左胸の先端を確信犯気味にくるくると刺激する。 服をずらし上げたまま、笑いながら身をよじるレナの左の先っちょが色濃くツンツン勃ってきたのが、ここからもはっきり見えた。・・・エロス(^0^)/ 「そだ、ボクにも塗ってね?自分で塗るより、ムラなく出来るからさ」 言いながら自作のひらひら衣装の肩ヒモを下ろすアーチスト。こんな時代に服飾技術とか、器用なヒトだよな。 「うぃ、了解。筆はコレかな」 レナの持った絵筆が、むきだしになったアチこの左のおっぱいに触れる。ふむなるほど、こちらの弾頭はちんまりした薄茶色、かなり着痩せするタイプか。 「あは・・・やってもらうと、ヘンな感じ・・・ぃ」 さわさわっと胸に触れる筆先の感触に彼女も声が上擦り、長い髪が揺れる。 「・・・ん・・・」 「・・・・・・っ」 ベッドに向かい合って座り、たまにぴくりと反応しつつ。 お互いのやわらかい胸を大きく、やさしく撫でるように。女の子らしくぷっくり色づいた乳輪を、くるくると回しなぞるように。 「・・・あんっ・・・」 「・・・ふふ・・・ほら、動かないの・・・」 そして――ツンと固く尖ったそれぞれの乳首の先まで、くすぐるように、舐め上げるように。ちょんちょんさわさわと、容赦なく。 胸全体を満遍なく金色に染め上げようと、二人は互いの感じる箇所に、顔を赤らめながらもぬるぬると夢中で絵筆を這わせ続ける。 「そっちだって勃ってんじゃん・・・」 「あは・・・だって・・・筆、きもちぃんだもん・・・えぃ」 「やぁん!もぉ・・・」 二人は頬を赤らめながら熱い甘い吐息を交わし、とろけるような瞳で見つめ合い、笑いあう。ねぇこれなんてエロゲ? ――しかし。 同時に俺の心に先程から生まれている疑問は、大きく膨れ上がってとどまるところを知らず。 「・・・あのさ」 結局俺は、邪魔するように口を開かずにはいられなかった。
351 :
(3/4) :2012/06/03(日) 01:27:31.49 ID:N5rVuhYd
「んん・・・ん?」 「なんで俺が居る前で、そういうの始められるん?」 ここで隣のベッドに腰掛けているハンター(♂)くんは、あなたがたに男性としてカウントされてないんでしょうか? 「えっ?」 「うわ、まさかボクらのゲージツを、イヤらしい目で見てるのかい?!心外だなぁ〜」 いやまぁそれはそう取れる発言かも知れないですが。そういうワケではなく。ていうかそういう意味でなく。 つかキミら今、そっち方向にノリノリじゃなかった?そう見えたのは俺の心が汚れてるせいとかそういう事? 「じゃ気にしなくていいじゃん別に。ほら、ポチだってここにいるんだし。ねぇ」 わん、とアチ子に呼ばれたと思ってポチが答える。あぁ、そういうことね。なるほど。よく理解できました。 ・・・・・・あれ、なんか胸が痛いな・・・なんでだろう・・・・・・orz 「もー、なんか他人行儀だな。いまさら着替えるから出てけ、なんてコト言わないよ。こんだけ寝食と生死を共にしてきたんだもん、もうダンナみたいなもんでしょ」 あっけらかんとレナが言う。カレシ通り越してダンナかい。家族、とかでいいだろそこは。 ・・・・・・あれ、俺いまレナに告白された? ・・・てワケじゃない、よな・・・むぅ、とりあえず俺の心はやはりどこかヨコシマなようだ。反省反省。 「・・・ごほん。つーかさ、ステージ上で脱ぐとか恥ずかしくないん?実際」 「恥ずかしい?!古来、神話の女神たちや艶やかなる絵画たちの歴史を紐解くまでもなく、女性の美というものは場を潤し和を齎す神聖なる要素なのだよ?恥ずかしいとか論外だね!要するに・・・」 得意げに無駄な博識を披露するアチ子。 「つまりエロ要素も大事なゲージツなんだよ。・・・ほら、ね」 「ひゃぁっ!?」 身もフタもない結論に至ったアチ子がいきなりレナに迫ると、その敏感な胸先に自分の先端をこりこり接触させた。あまりにも芸術的、ちょっと芸術的過ぎてヘンなキモチになってしまいますヤメテクダサイ/(^o^)\ 「大丈夫、ボクの計算ではクライマックス時刻の太陽とステージの位置関係からして、脱いでもまるで見えやしない!」 びし、と絵筆をこっちに向ける。ドヤ顔のところごめん、ゆらゆら揺れる金色の巨乳にしか目が行かない。 「ステージ上の二人が脱ぐ、一気に集まる観客の視線!そこへ直射日光の金粉反射がキラッ☆うぉっまぶしっ!目が、目がぁ〜・・・という寸法よ。さながらフラッシュグレネードだね」 最前列で直視してしまうと失明に至る危険性があるかもしれないね、とアチ子は結んだ。そんな金粉ショー聞いたコトねぇよ!! てか、そのためだけに昼間の砂漠のド真ん中、という無茶苦茶な会場設定だったんだ。死人出るよ?サンディダンディ来るよ? 「ていうかチラッと前開けるだけだし。一曲終わったらすぐまた着るしね」 それ結局、客ガッカリさせるだけなんじゃないの・・・? 「いやいや、光源の扱いはとても大事な演出だからね!その辺は安心してボクに任せておきなさ〜い」 不安だ。 「それより音響設備の方よろしくね!音がでないと せっかくの くろうが みずのあわよ!」 はいはい準備は万端です。ていうか今更だけど、音響必罰とスマッシュホルンでホントに大丈夫なん・・・? 「よっし、そろそろ衣装着て行こか!レナちゃん、絶対成功させようね!戦車と人間のコラボレーション、元祖ガールズ&パンツァーの力を見せてやろう!」 「うむ!あたしたち二人は標的に死の音楽を叩き込む、アーチストだぁ!!」 それは殺し屋の決めゼリフだ。
352 :
(4/4) :2012/06/03(日) 01:28:13.64 ID:N5rVuhYd
――二人の、歌とトークのライブは結局、大盛況のうちに幕を降ろした。 なんだかんだ言ってもアーチストの高い技術力と構成力、レナの恐いもの知らずな奔放さがいい具合に噛み合っていて。 熱気覚めやらぬフィナーレ、地平線に沈みゆく夕日をバックにゲスト――人間・戦車両集落の代表者が握手をする姿はそれなりに感動的だった。 いつの間にやら俺も拍手。やるじゃんアチ子。 レナもお疲れ。音外しまくってたけど。 死んだような目をした奴らばかりが、そこらじゅうに溢れるこの世界も。 こんなハイテンションな奴らがいるだけで、案外けっこう変わってしまうものなのかもしれないな。 俺は柄にもなく、そんな風なコトを思った。 ※※※ 「やー楽しかったー!」 「キモチ良かったー!またやりたーい!」 一足先に引き揚げた俺に続き、楽屋に戻ってくる主役のお二人。お疲れ様ー。 「そうだ。キミもいろいろ頑張ってくれたので、これをあげよう♪」 そういってレナに手渡されたのは、・・・いちごのくちべに。 なんで俺に口紅?? 「まーまー、あたしもしばらく使わないからさ。もしも、ずぅっっと先にまた使う時が来たら、キミから貸してよ。約束だよ」 「?」 イイ笑顔でそう言われても意味が分からんが、とりあえず貰ってポケットに入れた。後でクルマにでもしまっておくか。 「さーてメイク落とさないとね〜。タオルどこだっけ?」 「あ、あたしもう借りてるよ〜」 「って、だからいきなり乳出すなっつーの!!出てくからちょっと待ってッッ!!」 とるものもとりあえず梅の間を飛び出した俺はなんか、自分がすごく小さい存在のような、大事なものを日々失っていくような、寂しい気分でしばらく孤独に浸るハメになって。 いつの間にやら足元にきてくれたポチに俺は心からの安堵を感じて、その身を強く抱きしめたのであった。 (おしまい)
どうもでした、改めて見るとメタルマックスでもエロパロでもないような(汗)コイツァヒデェ アーチストは過去の二次作品群でなんとなくイメージ固まってていいですね。
いやいや、GJ! 楽しませてもらったよ。
安心汁、2R数周3数周の経験活かして情景を想像しながら愉しませてもらった。 てなわけで、GJッ
キャラ掴み勉強とかそういうのも兼ねて台詞集めてるけれど、MM3は択一の選択肢分岐とか多いからマジで大変だな… その分気合入るけれど
あともうちょいで3発売2周年か
美肌保守
いよいよ明日には、 ジョーダンみたいな展開で道が開けたこの水路を皆で駆け上がり、ネツィブ・メラハに殴りこむことになる。 敵さんの事情は掴めないが何せクランの総本山だ、こんだけの大人数でも苦戦は免れないだろう。 腕っ節からいって先頭に立つ事になるだろうドラムカン達は、激戦に備えて心身を休めてる真っ最中。 後詰やサポートに回る機会の方が多そうな俺達メカニックとか、アーチストとかは全員分の戦車を最終調整してるトコ。 いざドンパチ初めて、不備があったから退避とかそんなことは言ってられない。あいつには… そう、ここまで俺達を引っ張ってきてしまったドラムカンには、その場に居合わせた俺も同情せざるを得ない、急ぎたい理由があるからな。 物資の不備も配線の不備も無いことはわかったし、これなら明日から一日中全力で戦えるだろう。 しかし約二台、誰にも言わずペアルックでうさぎちゃんを乗せてるクルマがあることを察した時は何といえばいいのだろうか。ほほえましい?…何か違うか。 まぁ自分もおそろいのお守りを贈ってしまった仲間がいるから、彼らの事は茶化せそうにない。 四人で手分けして行ったこの作業も終わりに近付いており、既に担当する分は終えたのかオンナ達とアーチストの片割れは休みに入り始めたらしい。 最後に残された俺はこれまたけったいなデザインで、はじめて見た時は色々絶句したクルマ…と呼んでいいのか怪しい乗り物の最終検査を行ってゆく。 が、ソイヤウォーカーと呼称されていたその車内には、何やら見慣れぬようなものが何個か転がっている。 余った特殊砲弾の部品かなんかだろうかと思ったが、視線の端にはメタルとは違うプラスチック製の何かが転がっている辺りで、俺は何か察してしまった。 …この乗り物の主はアーチスト。幾度かイイ感じの風景というものに直面しては、何か憧れた視線を向けていた夢見がちな少女。 まさか、そういう寂しさを時間の合間に車内で晴らしていたとでもいうのだろうか… 「そ、それは見なかったことにしてくださぁ〜い!!」 うん、まぁ、見なかったことにするし黙っておく。けれど本人が一番騒いだら意味ないだろ、こーいうの! 実プレイに基づいたなんとなく保守ネタ。戦車十二台と仲間入れ替えはなかなかしんどかったが楽しかった 13キャラ+1匹見てて思ったがやはりアーチスト♀が一番カブいとる
再起
「ねえねえはんたちゃんはんたちゃん?」 「どうしたイリット? なんか嬉しそうな顔してさぁ」 「うふふ〜♪ 実はわたし、アイドルグループ候補生の オーディションに受かってしまったのです!」 「うぉあっ! よくやったイリット! でかした! でも俺と距離が出来たようでちょっとだけ寂しい!!」 「そんなことないよ♪」 「ところで… そのアイドルグループって何なんだ? AKB48みたいなアレか?」 「うん! その名も…DECO48!!」 「デコ!?」 「うふふ〜♪ 他の合格者も名だたる面子なんだよ〜? イングリさんにダイナマさん、マリリンさんにLOVE姉妹、 ステイアさんにエピファーさん、ゾンビっ娘のディアリちゃん、 格闘家のヨンミーさんにリョウコちゃんにフェイリンさん、 それからそれから…」 「うぎゃーーー! それ以上聞きたくねええええええ!!」
>>361 スレチだが…
かわもと ももこ
さいとう みき
みなみ ようこ
はまだ ともよ
このへんはDECO48の隠れた逸材だと思う
>>361 DECOキャラって濃いのか薄いのかよく分からんw
>>363 少なくとも顔立ちは濃厚と書こうとしたらヘラクレスの栄光ネタもあったのを思い出して…
誰も試してなさそうな所に踏みこむという点では、濃く見えるかもしれんな
そろそろMM3の衝撃から2周年。また昂りたいものだ
「はんたちゃん、わたし、DECO48でやっていく自信無くなっちゃった…」 「どうしたイリット、まさかイジめられたのか!?」 「そうじゃないの。みんな凄くて、わたしは取り得が無いから、疎外感が。」 「そのみんなって、どんな芸をもってるんだ?」 「例えばヨンミーさんやリョウコちゃんやフェイリンさんは踊りが凄くて。」 「踊りっつーか演舞っつーか演武だろそれ。奴らはその道のプロだから気にするなぃ!」 「ステイアさんは度胸があるから、『基本NG』を武器に、芸人顔負けのスタントをこなすんだよ?」 「度胸っつーか、確信があるから荒っぽいこと出来るんだよ。どうせヘリコプターからバンジージャンプとかだろ?」 「え? なんで分かるの?」 「ステイアさんとかは飛び降りのプロフェッショナルだからだよ。」 「一番凄いのがエピファーさん。芸がどうのじゃなくて、落ち着きというか、人間が出来てるというか… わたしなんかがどう頑張っても、一生をかけても、あんなオトナにはなれない。」 「そりゃ、9000年の波乱万丈の人生経験に勝てるわけがねえよ。バイアス・ブラド真っ青だ。」 「わたし、どうすればいいのかな?」 「そのままでいいし、そのままがいい。その方がかえって目立つよ♪」 「そうかなあ。」
『基本NGなし』だよね でもまーイリットが一番可愛いよ もちろんDECOだから 赤毛でツインテロリの オリジナルイリットでおk?
黒い新型イリットはDECOと繋がり無さそうだしな
リメイクは悪くないんだけど 小奇麗なグラフィックや清涼感のあるキャラデザだとか メタルマックスらしい野暮ったさに欠けるのがなんとも 歓迎と共に、一抹の寂しさが。 こんなのドラクエVのリメイク以来かも
なんつったっけ? 確かドージンシだっけ?」 「同人と商業の中間かな〜♪ アンソロジーっていうんだけど♪」 「あー… 公認ではないけど、一応著作権料等はクリアしてる二次創作マンガ集だな。」 「くわしいね♪」 「その辺を素人の立場でイチイチ聞いてたら、いつまで経っても話が進まんだろッ! …で? ネタはどっかのRPG辺りか?」 「そうだよ♪ ところで旧文明RPGの御三家と言えば、 ・ドラゴンクエスト ・ヘラクレスの栄光 ・ファイナルファンタジー …なのは常識ですね♪」 「何かが中位に食い込んでるのがスゲー気になるんだが… とりあえずそういうことにしておこう。で、展開的にはやっぱりヘラクレス本なのか?」 「勿論です♪ ヘラクレスの栄光シリーズこそ 和製RPGの大傑作であり至宝であり、我らがDECOの代表作品なのです!!」 「チョイ待て! DECO親戚作品のヘラクレスを持ってくるのは構わんが、 ヘラクレスがDECO代表ってのは、このスレとしては果たしてどーなんだ!?」 「気にしない気にしない♪」 「で、どんな本を描いたんだ?」 「まず第一作目。『魔法学園ヘラクレスちゃん』」 「その学園でヘラクレスちゃんは、どんだけ落ちこぼれなんだ!?」(※1) 「第二作目。『レイオンさんがみてる』」 「人ンチの宝箱を開ける姿をかッ!!」(※2) 「第三作目。『トランスファー遊戯』」 「異性人物に憑依してセルフバーニンッ!! みたいなのしか思い浮かばないぞー」(※3) 「そして最新作。『アールモア先生といっしょ♪』」 「ぎゃああああああああああああああああ!!」」(※4)
「ねえねえ はんたちゃん♪」 「なんだイリット? 今度はマンガでも描いてるのか!? なんつったっけ? 確かドージンシだっけ?」 「同人と商業の中間かな〜♪ アンソロジーっていうんだけど♪」 「あー… 公認ではないけど、一応著作権料等はクリアしてる二次創作マンガ集だな。」 「くわしいね♪」 「その辺を素人の立場でイチイチ聞いてたら、いつまで経っても話が進まんだろッ! …で? ネタはどっかのRPG辺りか?」 「そうだよ♪ ところで旧文明RPGの御三家と言えば、 ・ドラゴンクエスト ・ヘラクレスの栄光 ・ファイナルファンタジー …なのは常識ですね♪」 「何かが中位に食い込んでるのがスゲー気になるんだが… とりあえずそういうことにしておこう。で、展開的にはやっぱりヘラクレス本なのか?」 「勿論です♪ ヘラクレスの栄光シリーズこそ 和製RPGの大傑作であり至宝であり、我らがDECOの代表作品なのです!!」 「チョイ待て! DECO親戚作品のヘラクレスを持ってくるのは構わんが、 ヘラクレスがDECO代表ってのは、このスレとしては果たしてどーなんだ!?」 「気にしない気にしない♪」 「で、どんな本を描いたんだ?」 「まず第一作目。『魔法学園ヘラクレスちゃん』」 「その学園でヘラクレスちゃんは、どんだけ落ちこぼれなんだ!?」(※1) 「第二作目。『レイオンさんがみてる』」 「人ンチの宝箱を開ける姿をかッ!!」(※2) 「第三作目。『トランスファー遊戯』」 「異性人物に憑依してセルフバーニンッ!! みたいなのしか思い浮かばないぞー」(※3) 「そして最新作。『アールモア先生といっしょ♪』」 「ぎゃああああああああああああああああ!!」」(※4)
※1:シリーズの顔であるヘラクレスさんは、 剣と魔法の世界で魔法が一切使えません ※2:若干粘着質で堅物故に、民家で人様のモノを取ろう(盗もう)とすると その度に咎められ、人望ポイント(運)が落ちていくという仕様なのです ※3:100を超えるNPCに憑依し、その能力を模倣できるという仕様です ※4:この方とバ〇ール氏に関しての解説は自重すべきでしょうね 話の方向性と進行の自由度はメタルマックスシリーズとは真逆ですが、 DECOのDNAで繋がってる同士、よくわからん共通性を感じることが出来るヘラクレス。 特にV・WはMM2・MMRと世代が近く、比較してみるのも一興ではないでしょうか?
まぁ興味はあるが一応ここはエロパロ板、リビドーの領域なのであり、スレチスレスレだとも思うのである。 なにか書きたいのはやまやま何だが時間が…度胸が…
ノリノリで突っ走るオタイリット可愛い<リビドー
コミケ行って久々にマニアックミカの人に会えたよ なんか落ちまくってたらしい 無事が確認出来て良かったよ… てかこのネタは明らかに…!
コミケに参加してた方いたんだ…チェック不足だった… だいたいどの辺で頒布しておられたか教えて頂けませんでしょうか?
男性向け:エロ重視 三日目東地区エロジャンル・ゲームで探せ 男性向け:戦車重視 同上ミリタリージャンルで。エロ島とハシゴ推奨 女性向け:人物重視 二日目RPG一般で探せ 登場人物の日常や心理描写重視
渋でMM系描いてる人、とらに誘われたらしいから、もうちょっと待ってたら委託されるかも
調べてみて把握した …俺にとっての魂のゲーム関連なんだ、委託されたら是非買おう
某動画サイトで「よろしくメカドック」の無料配信観たんだけど マニアックミカの人の好みがよくわかった気がするw
ぶ、ブログのアドレスを……もしくは検索ワードを・・・・・・
383 :
382 :2012/08/28(火) 07:37:25.28 ID:paN+Y00U
今とらの通販見て来たが、売り切れてた。 欲しい人は、再販を希望した方がいいよ。
売り切れというか、まだ登録したばかりで売ってすらいないんじゃないのか? 大手以外だと、出るまであんな表示になってるの結構あるぞ
>>384 いや、普通に注文できたよ。当日は(在庫の減りがやけに早かったが)
386 :
381 :2012/09/01(土) 18:17:36.57 ID:Bi+kPuiL
387 :
381 :2012/09/01(土) 18:18:31.98 ID:Bi+kPuiL
このシリーズの続編には驚いたがその後 ピンク髪属性がついてきたのにも驚いた
「なーなー 兄ちゃんさぁ…」 「ん? どうした? カル君?」 「そろそろさぁ、イリット姉ちゃんの旦那になってくれないかなぁ」 「えー!?」 「別にね、僕のお兄さんになって欲しいからとか、 そういう回りくどい理由じゃなくてさ、 とにかく姉ちゃんと結婚しちゃって欲しいんだよね。さっさと。」 「藪から棒というか、ぶしつけというか、冷淡というか… いきなり言われても困るぜそんなこと〜」 「いきなりじゃねえだろ?」 「えー?」 「姉ちゃんに世話になったことはまあいいよ。 でもその後、姉ちゃんの気持ちに対して何かしらの回答を示したのかい? 好意に応えるなり、振るなり。」 「う…」 「アンタがだらしないから、姉ちゃん悶々としちゃってるんだよなー」 「も… 悶々??」
「この際ハッキリ言うよ。 実の姉の喘ぎ声を毎晩聞かされる身にもなってくれっつってんだよ!!」 「あ… 喘ぎ声???」 「アンタの名前連呼しながらオナニーしてんだよ毎晩毎晩!! 聞いてるこっちが恥ずかしくて最近ロクに眠れてないんだよね!! だからアンタはさっさと姉ちゃんをリードしてキメちまえよ他所で!!」 「キメちまえってお前…」 「兄ちゃんチンチンついてんだろ!?」 「ぐほぁっ!」 「(姉ちゃんも少しは外出してもらえないと、この家に 女の子を連れ込むことも出来ないんだよね)」
ヒャッハー! 久しぶりの投下だー!
クソ生意気なカルってのは新鮮だねw
ナイルの店って吹き抜けだから、階下の従業員達にいろいろ筒抜けなんだよなw
保管庫死んでる…
このカル攻撃的な面構えのイケメンで 女に不自由してなさそうだな 何となく
連動アヌスという単語だけ思いついてまとまらない
「なーなー 兄ちゃんさぁ…」 「ん? どうした? カル君?」 「今回のリメイクでさぁ、イリット姉ちゃんのグラフィックイメージは 色黒のオリエンタル田舎娘で公式になったんだよな。」 「そ… そうだな。そうなんだよな。」 「でもさぁ、往年のプレイヤーにとってのイリット姉ちゃんは、 エプロンスカート姿の、赤毛のツインテロリでなきゃいけないんだよな?」 「そうだ。そのイメージだ。あのドットグラフィックから想像される イリットの姿は、やはりロリっ娘でなくてはいけない。」 「でさ、そのロリっ娘イリットなんだけどさ。僕のイメージするところの彼女は…」 「彼女は?」
「ちょっとオデコ広くて…」 「ほう。DECOだけにデコか。」 「ちょっとツリ目でさ…」 「つ… ツリ目だと!?」 「そして八重歯なんだよ♪」 「うぐわッ!! ツンデレ妹か! すばらしい!!」 「ツンデレ通り越して、ヤンデレってのはどう??」 「ベタながら素敵な発想をしおって! もう我慢ならん!(息子が)」 「お気に召したようだね♪」 「ああ! 実にいい気分だ!」 「今夜はその妄想だけでセルフバーニン決行だね♪」 「ちょ! そんな品の無いオチで締めるなよ!」 「レッツマスタぁああーーーーッベイションッ!!」 「よさないか!!」
このカルとはいい酒が飲めそうだ
どういうことだ! さりげなくガンハザネタが紛れているとはなんだ!
ガンハザードもメタルマックス並にアレな良作だったよな ガルシアとビショップなんかキャラ被るし
あの世界の冬場って 厳しい分温め合いも盛んなんでしょうかねぇ 勿論性的な意味で
ミカ(喜):2の名曲、「錆びた荒野」をメタルアレンジしてみました♪ はんた(問):するとどうなった? ミカ(喜):インギーになりました♪ はんた(苦):なるほどな。
クサメタルってヤツだなー あのネットリとしたギターはおれも大好きだwwww
保守
タイシャーの情景がむしょーに浮かぶ保守
こんな寒い時期こそ温くてエロい思いをパロにしたい気もするのだが 大破壊以降ってそもそも四季とか夏期とか冬期とかって存続しとるんだろうか…
地域差はあれど季節は微妙だよな〜 衛星砲とかがある以上、公転する星にいるんだから なんらかの変化はあるとは思うけど
あけおめ
ことよろ
うえにおなじく
412 :
名無しさん@ピンキー :2013/01/13(日) 21:50:40.40 ID:Lr/LvRfO
保守
Twitterで #ダサ戦車大会 が盛り上がった今こそ、ダサメカニック女子大会を! ミカ「」
>>413 ダサいというよりエロい人が2人思い浮かんだ俺は
あの銀髪メカ子さんの艶姿を語り継ごうと必死である
>>415 そうみたいだが復旧はもう望めないのだろうか。
うぎぎ
保管庫が無とはいったい… ウゴゴゴ…
まじかよ
トンドリ騒動のダメージが大きいようだなと保守 まだ未開地は多いのだが…
おもいだすのも おそろしい あのひ・・・ たくさんの SSが きえさってしまいました・・・ まだ全部読んでないのに ネタかぶったらどうすればE
>>420 執筆中であればレアジャンル故そこまで気にしない
あと3と2Rなら被ろうが被らなかろうがまだ大丈夫な筈
というか被ろうが被るまいがパクってなきゃいいんだよ
パクろうが参考にしようが既存ネタと被ってようが 0から自分でテキスト打てば自分の味が出るよ〜 他人の文章から「Ctrl+C」で持ってくるとかはナシな 倫理的な問題以前に、そーいうのは大抵読んでも面白くない
おぉ意外とレスが とりあえず気にしないことにしよう、thx
シチュエーションありきで考えるとキャラが動けなくなる。 まずキャラを生き生きと動かすことから考えてみよう。 そうすりゃ話もシチュもキャラが勝手に作ってくれるさ〜♪
保主砲発射
保守レーザー
ここは幸せの町デスクルス 今日も沢山ドラム缶を運んだ 今すぐにでも眠ってしまいたいが エサを食べなきゃ明日も生き残れない 軋む体にムチを打って食堂に行くと 私のエサ皿に看守様が小便をしていた 意に介さず席に付き、湯気の立っているライス……お茶漬けみたいだ……にスプーンを突き立てる しょっぱい 吐き気がする 思わず看守の顔を仰ぎ見る 下卑た顔だ 私は今どんな顔をしているだろう なんとかエサを胃に収めた私は這いずるように自分の部屋へ向かう どうせ今日も明日も地獄なら出来るだけ眠っていたい 格子が見える ベッドまでもう少し…… 腹部に衝撃が走り、さっき入れたエサが逆流する 何が起きたか理解する前に私の体は床になぎ倒された 顔を汚物に押し付けられてなんとか呼吸しようとあえいでいると私の中に熱い棒のような物が差し込まれた ああ そういうことか 今日も寝れそうにない 私は看守様達に激しく身体を揺すぶられながら 床に落ちた汚物を口に運んだ まだ死にたくない
こ…これは 自分で0から書いたのか?? デスクルスとドラム缶以外にメタル成分が…
保管庫のミラーってどっかにある?
デスクルス連チャンGO。 レスラー女×ハンター男。
「…『鉄格子はもう飽きた』」 「10点」 瞬殺かよ。いきなり「面白いコト言え」はムリがあるっつーの。 ここは大型拘束施設、デスクルス。 「ちくしょ〜…オレは無実だぞー出せー」 空きっ腹を抱えて座ったまま、なんとなく鉄格子の向こう側に気の抜けた声を掛けてみる。が応答なんぞあるはずもない(別に期待もしていない)。 「まーま、トンズラこいたレナがすぐ戦車と仲間つれて解放しにくるさ。イージーイージーv」 こんな状況下ではカラダを持て余すらしく、なぜか牢内で腕立て腹筋からのフルコースを嗜んでいたレスラー女が気楽な笑顔で声を掛けてくる。 どんなマッチョゴリラかと初対面時は不安だったが、ワイルドな金髪に健康的な浅黒の肌、明るい雰囲気の普通に美人だった。 長身ながらスタジャンをスッキリと着こなし、姿勢の良さも折り紙つきで見栄えは抜群に良い。さすが、カラダが資本だけはある。 夜の静寂に支配されただだっ広い留置場内にはオレとレス子の二人だけ、看守の姿も見える範囲にはない。 「しかしヒマだな。筋トレも終わったし、シリトリでもするか?」 「二人一緒だからまだマシだったな…普通は男女一緒に入れてくれないと思うが」 「Oh、ヘイ、いきなりケダモノになって襲い掛かってくれるなよ〜?人間、理性的自制心が大切だからな?」 「しねぇよ!」 レナそっくりのニヤニヤ笑い。なんなんだオレは女に挑発されやすいタイプなのか。 つーかそりゃ発情した犬コロが女豹に向かってくようなもんだろ、ケダモノ化してもランクが違………ん、誰か来る。 「さぁて!おぅこっち向きな、クソども!」 傲慢そのものを固めて音にしたようなダミ声。鉄格子の外には看守…監獄キーパー×2。 「よぅクソ野郎ども、何しにきやがった?」 「おおっと。口の聞き方がなってねぇな、そっちのクソは」 もう一人の看守が悪魔のリモコンをこちらに向ける。リアクションを返す間もなく、全身をちぎり取るような電撃にオレは叫びながら身を捩らせる。 「囚人はクソ、看守は神様。とっとと覚えろな」 「用があるのはテメェじゃねぇよ。そっちのネエちゃんだ。…うちらのボスが、アンタは俺たちにくれるって言うんでな」 いかにも好色そうな生理的嫌悪感を催す笑みを、首を傾げ余裕で見返すレスラー女。残念だなバカ共、力でどうにかできる相手じゃねぇぜ…。 と、思いきや。 「ん…ぁ、…?」 レスラーがぴくり、と身動ぎし、不可解そうに整った眉根を寄せて自分の身体を見る。 「オマエが付けてる方はな、エンジェルリング『改』。電撃だけじゃなく、脳にニセモンの感覚をプレゼントすることができんのよ」 「あぁ?!ざっけんなコラ、ヘンなマネ……ん、あぁんっ?!」 立ち上がった大柄な身体が、両胸を抱いてしゃがみ込む。呼吸が荒い…いや、熱い。 「『ポチに脇の下を舐められる感覚』。ポチッとな」 「う…く、やめ、くすぐった…ふひ、ひひひ…」 「『さつじんアメーバによる両乳マッサージ』」 「………っ、やめ……んぁ、……ひっ……ぬめぬめする…っ?!」 「『股間にヒルゲリョプレイ』」 「…………や、やだぁっ?!それは、それはぁあぁぁぁっ!!らめぇぇっ!!やめろぉぉぉッ!!!!」 デカい身体がばったんばったんと跳ね上がる。両腕は自分のカラダから何かを払い落とすように暴れるが、そもそもそこには何も無い。 「お、こいつはキくぜ。『主砲発射(Men)』。おら」 「や、やだぁ、なんか出る、出……うあっ!あ、あぁっ!?…くぅ…あぁッ……?!」 金髪を振り乱し、ブリッジのように腰を跳ね上げて、びくびくと全身を震わせる。…無いハズの器官から、宙空に何かを放出するかのように。 「まー個人差はあるが、大体二時間位ですっかりトンで他に何も考えられないメス犬の出来上がりよ」 「頭はイッてるが身体はイけねぇ。暫くそうしてな、また来て可愛がってやるからよ」 「テメェら、この状態でほっとく気か…ッ?!まてコラ、……ん、あぁっ…また、また……またぁ……ッ!!」 再びの射精感覚に襲われ、まるで抵抗にならないレスラーを鉄格子の向こうから勝ち誇った眼で見下ろすと、看守たちは再び闇の奥へ消えた。
「お…おい、大丈夫か?」 「……っ、ん……あ、はぁ…」 うつ伏せに倒れたままびくびくと震え、全身汗に塗れる身体をどう介抱すればいいか分からない。ったく、『改』と付くものにはロクなもんがねぇな(注:私見です)。 「………て……」 ん? かすれた声に、良く聞き取ろうと耳を近づけた…瞬間。 唇が。唇に。 「ちょまくぁwせdrftgyふじこlp?!!?!」 勢いに押し倒されつつも、無理矢理引き剥がす。…コイツ、すげぇカラダあっつい。 「はー…はー…もうダメ、もう我慢できない…頼む、なんでもするから…」 熱い呼吸。乱れた金髪。うるんだ眼が、オレを必死のキモチで見つめている。 「…おかしくなりそう………頼む、カラダを、満足させてく…れ……ッ!…んぅ…っ!」 豪放磊落な人格はどこへやら、ときおりガマンできずに漏れ出す甘い嗚咽に、オレはゴクリと生唾を飲む。 完全に発情仕上がった美しい獣は、オレに半分のしかかった状態のまま自分の服に手をかける。豊かな両胸が、こぼれ出た。 「……な?…いいだろ?いいよな?…う、ぁん……っ……」 重力に引かれて揺れる、ライトブラウンの健康的な乳。透明の滴りが、やわらかいカタチを撫でて――ぴくぴくと震える桜色の先端をなぞって、オレの上に落ちた。 ていうかいやいや、今はいい、今はいいがが正気に返った後が恐いわッ!? 「ちょ、ちょっとまて。後で絶対後悔するぞ、『理性的自制心』は何処へ行った?!」 「知らん!…無理ッ!!!」 もどかしいように力任せにオレの衣服をずり下げる。意外に整った指先が、不可抗力にて準備万端のオレの主砲を外気へと導き出した。 …本気のコイツに逆らえる力は、オレには無かった。 「はぁ、…はぁ、……ん…む…」 乱暴とも言える勢いでオレのに舌を這わせ、唇で吸う。 「ちょ……っ」 袋から先端へと舐め上げた後、一旦口に含む。 一気に深くまで加え込み、喉から舌までを全力で使って刺激してくる。 揺れる金髪に足の付け根辺りがくすぐったい。とにかく欲しい、その気持ちがまっすぐ伝わってくる。 「…もういいよ…横になって」 そう声を掛けると彼女は素直に頷き、下ももどかしげに脱ぎ捨て、固い石床に、ゆっくりと仰向けに転がった。 引き締まった重量感のあるナマ足を上げ、大きく膝を開く…キレイな身体がが躊躇なくオレのコトバに従う様は、なんかすごく征服感を満足させられるものがある。 「…こら、顔…近づけるなッ…!」 うっすらとした産毛の向こう、潤滑油たっぷりの結合部がひくひくと淫らに蠢いてる。中央上部の花芯は熱く勃ちあがって、存在をけなげに主張していた。 非難と期待を込めて見上げる切れの蒼瞳、牢獄というシチュエーション、ほのかな灯りに照らされた引き締まった肉体。すべてが最強にエロい。 「…はやく……カッコ悪いの、ヤだ……」 いやいや、もうちょっと引っ張ってみたい。 「…どうして欲しい?」 オレのあからさまな焦らしプレイに、彼女は情けない顔で目を閉じて、 「……はやく…来て…、…ここ、ここに、挿れて……いっぱい、動いて、出して……ください……ッ!!」 眼をぎゅっと閉じて顔を真赤にし、広げた両脚の中央、充血した柔肉を両手指で左右いっぱいに広げ従順なおねだり。身をよじると、とろりと新たな蜜が溢れ出す。 さすがにもう可哀想だな…ていうかオレも限界、目の前の金髪美人に電光石火で全門発射を叩きこんでやれと男の子の本能が耳元で絶叫してた。
「よ…っと…」 「あぁぁぁっ!んぁ、あはぁぁん!!」 苦もなく潜り込んだ結合部。本物の触感が全力で伝える気持ちよさに、発する互いの声が脳を痺れさせる。 熱くぬめる体液に濡れすぎているそこは、動くたびに卑猥な水音を立て、さらに気持ちを掻き立てる。 「動いて…はやく…」 ゆっくりと抜く。深く、沈める。 「う、ん、キモチぃぃ、いいよぉっ……!」 両手が背に回され、ぎゅっと引き寄せられる。そこでわざと浅めに抽送を繰り返し、焦らしてみる。 「ん、あん、やめ、もっと、ちゃんと…してぇ…っ!」 背を反らし、膝を震わせ、胸の柔肉を揺らせて、面白いように狙い通りに反応する極上の身体。 そんな仕草に、オレのほうの気持ちも、身体も徐々に徐々に上り詰めて―― 「やらああああぁぁあぁっ…もう、もうダメえぇぇっ!!」 がっちりとオレの腕を捕らえて、女が大きく身体を震わせ、オレのを一気に締め付けた瞬間。 「…く…ぅ…ッ!」 達する寸前で、ずぷりと引きぬいた瞬間。 溢れでた白濁が、引き締まった腹筋を、豊満な乳房を、谷間を、次々に汚した。 「次…もういっかい、はやく…ぅ…」 おい。マジか…いや、結構出たしもう… 「何もしなくていいから、アタシが全部やるから………ん、はぁッ…」 硬さを失っていなかったオレのを摘み、レス子が上から座り込むカタチとなって、熱い蕾にオレのが再び飲み込まれる。 「う、あ…ッ」 思わず漏らした声を二回戦の肯定と取ったらしく、上下する腰の動きが早まる。 …まて。まてまて。コイツの体力に付き合ってたら、オレはしぬ。 そしてこんなことでミンチのお世話になったら、たぶんその場でもう一回死にたくなる。 「ちょっと待――」 せめて体勢をズラそうと、ふと横を向いた瞬間。 鉄格子の外。興味深々のホクホク顔でオレたちを見つめていたレナと、目が合った。 ――まぁそこから先は、特に話すことはないんだけれども。 レナが連れてきたソルジャーと気力体力充実のレスラー(本人談)により、デスクルスは30分で壊滅。 オレとレスラーは、何事も無かったかのようにその後もエルニニョの地下酒場でたまに合えば仲間として、 というワケにはいかず。 「おー!久しぶりだな、奥で一緒に飲もうぜ!」 オレはレス子のお気に入りになってしまったらしく、顔を見るたびに誘われるようになった(性的な意味で)。 「ソル子もオマエと一緒にヤリたがってたから、3Pしようぜ3P!いやーアレ以来、ドラムカン見るたびにムラムラしちゃってさー」 知るかッ――という叫びは、ガッチリとクビをロックしたぶっとい腕にかき消され。 羨ましげに見守る連中を尻目に、オレは今日も酒場の奥へと運搬されるのであった。 しにてェ…(恥) (FIN.)
いつぞやの人か! 春で脳ミソホクホクしてたところにこれはありがたやありがたや ちと時間取れるといいなぁ
>>436 乙
レナのあのドヤ顔は、虐めがいがある
とっても虐めがいがある
>>437 ドヤ顔といったらMM3版メカ子を忘れてもらっては困る
あまりの暑さに半裸がちらつく保守
保守
酒と煙草と男とレロス
保守
4来たな 「ディーヴァ」がコーラのようなメインヒロイン枠なのか、それとも女アーチスト主人公か
>>443 古い世代よりは新しい世代の方意識した感じのサブタイトルだな
しかし3や2Rには燃料がまだあると睨んでるのに4発表とかおぶおぶもんである
ち、ちくしょう…
4の情報来てるがネタ度は高いがエロスが滾るかと言われると微妙かな こりゃしばらくは3と2Rに専念かもしれん! 眠らせるには勿体ない
このサーシャ嬢のデータがあれば……、 タンクレディ博士に好みのタイプの女型バイオバイク創ってもらうのも夢しゃない?!
タコねーちゃんバイク作られるのがオチだろ あれ? どこかで見た覚えが…… タコねーちゃん……
448 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
お久しぶりです。MM4が発表になりましたね…賛否両論だとは思いますが個人的には…ないなぁ…(笑) MM2Rと同等レベルでMM1をリメイクしてくれたほうが楽しめそうでした…エロSS的にもw さて、ずいぶん時間があいてしまいましたがMM2RのSSが出来たので投稿しようかと思います。 時間をかけて作ったので誤字脱字があるとは思いますのでご了承ください。 主人公→ナース(茄子) 茄子攻め、イリット受け、本番無しのレズプレイ。失禁あり。少し暗め。 趣向が合わない方は飛ばしてください。
449 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
真っ赤に燃える… すべてを焼き尽くされる… 止む事のない赤、紅、朱… 「…まっくろこげだががー!」 最凶の男の声が聞こえる… それでもな茄子を守り続ける目の前の女性… 「マリア」 不死身の女ソルジャーと言われた彼女だったがこれが最後の姿だ。 そして茄子が記憶する最後の記憶だった… 強烈な痛みの熱で目が覚める。 薄暗い天井。少しだけ臭う鉄とオイルの香り。 ベッドに寝かされ治療を施されている。 近くに居た子供がどこかに走っていったようだ。 とりあえず躰を起こす。強烈な痛みが走り、熱で意識が朦朧とするが無理矢理ベッドから下りふらふらとした足取りで動き出す。 するとすぐに少女が飛んで来てベッドに戻された。 そこで茄子の意識は再び途切れる。 次に目が覚めたときは躰の痛みや熱はだいぶ和らいだ。そしてその時にイリットと言う少女に命を救われたことを知る。 それと同時に「あの時」の出来事を聞かされた…もちろん、その場に居たのだから現実を知らないわけではないが… ただ、茄子は自分がなぜ生き残ったのか、なぜ生かされたのか、マリアの為に何をするべきなのかひたすら考え続けた。 眠ればあの時の悪夢が繰り返し甦り、起きればマリアの死んだ現実を繰り返し見せ付けられる…繰り返される苦痛、茄子にとっては逃げたくなる、絶望したくなる、死にたくなる生…しかし、マリアに生かされた命。 この命をどうすればいいのかひたすらに…ただ、ひたすらに考え続けた。 「もう大丈夫…」 ある日目覚めると四肢は問題なく動かせる状態まで回復していた。 傍らで眠る少女のおかげであることは茄子にも理解できた。 そして決意をする…復讐の為、命を救ってくれたイリットの為…あの忌まわしきテッド・ブロイラーを殺す決意を。 だいぶ回復した茄子を見て安心したイリットは笑顔を見せもっとここで休んでいくことを薦めてくれたが茄子は明日、マドを発つことを伝えた。 イリットは悲しそうな表情を浮かべたが茄子のまなざしに負け無理に引きとめはしなかった。 その夜…… 「……んっ」 夜中、異変に気づいたイリットは目を覚ました。そこにはところどころに包帯を巻いた茄子の姿があった。 部屋の薄暗いランプに照らされ、豊満な乳房、透き通るような青髪がゆらゆらと動く。 寝ているイリットにまたがり真剣瞳で見下ろしている。 「あ、あの…」 状況が把握できないイリット困惑の表情を浮かべる。 すると裸の茄子が覆いかぶさり抱きしめ、耳元で囁く。 「ごめんなさい…わたし、もう何もないの…」 「だからこんなことでしかお礼が出来ないけど」 そう言うとやわらかい唇が重なる。そして茄子の舌がイリットの口内に侵入してくる。 突然のことで最初は戸惑うイリットだが執拗かつ丁寧に絡めてくる舌によって徐々に気持ちよくなってくる。
450 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
「(なにこれ…わたし、キスなんて初めてなのに)」 なすがままにキスをされるイリット。初めての行為だったが茄子の巧みな舌使いに躰はすぐに反応し火照ってくる。 その火照りは躰の興奮も高め、控えめの乳房の頂点をシャツの上からでも分かるぐらい勃起させる。 茄子はその乳首の勃起を確認するとシャツを脱がせ今度は乳房を丁寧に揉みながら乳頭を甘噛みする。 「ふぁぁっ!」 甘噛みされた乳首から強烈な快楽が走る。その刺激に思わず甘い声が出る。 イリットの反応を確かめながら強弱をつけ何度も丁寧に胸を責める。 繰り返される快楽の波は慣れを生むことは無くむしろより敏感にさせる。高まる感度により体中を性的な快楽がかけ巡る。 イリットの躰はますます熱くなり、秘裂からは止め処なく愛液が溢れ下着を濡らす。 最初は敏感になっていく躰の反応に戸惑っていたが時間が経つにつれ無意識に快楽を求めるようになり、いつの間にかイリットは茄子を抱きしめ、股間を小刻みに動かしていた。 「今度はこっち…」 股間の濡れ具合を確かめながら静かにそう呟くと茄子はイリットの白いショーツに指をかけゆっくりと脱がす。 愛液で濡れている股間の部分は脱がす前から透けて見えており、申し訳程度に生えた陰毛、まだ開ききっていない秘裂からは愛液が溢れ、ねっとりと糸を引く。 「は、恥ずかしいです////」 下着を脱がされ手で顔を覆い恥ずかしそうな表情を浮かべるイリット。しかしそのような辱めを受けても抗う仕草は無い。これからされる行為に密かに期待しているからだ。 「ちゃんと感じてくれてるのね…嬉しいわ」 下着を脱がし、ますます溢れる愛液を見ながらそう呟く。そして秘裂に指をもっていきゆっくりとなぞり始める。溢れる愛液は潤滑剤の役割をしっかり果たし茄子の指はスムーズに動き、なぞる度に硬く勃起したクリトリスが指に触れ強烈な快楽が走る。 「す、すごっぃっ!!」 「はぁんっ!ぅうっ!!くぅぅっっ!!!」 「んんっ!!はぁぁぁっ!!」」 クリトリスに茄子の指が触れる度イリットは甘い声を出す。その声を楽しみながらゆっくりと丁寧に恥丘を撫で回し慣らしていく。恥丘の間に開いた谷間には指をゆっくりと時間をかけながら沈めていく。 恥丘とその谷間を撫でていた指は次第に谷間の奥に沈んだつぼみに絡み始める。 もうこの頃になると膣奥から止まることなく愛液が溢れ茄子の手はびちょびちょに、ベッドのシーツもおねしょをしたぐらい濡れている。 「凄いことになってる…」 微笑みながらイリットに語りかける。本人は恥ずかしそうに顔を赤らめる。しかしそんな表情とは裏腹に茄子が指を動かす度に快楽を求め腰を指に押し付けてくる。 恥丘を広げると膣口はヒクヒクと痙攣し奥からは濁った淫液が溢れる。 「そろそろいい頃合かしら…」 茄子がそう呟くと先ほどまでゆっくりだった指の動きが早くなっていきクリトリスを中心に責め立てる。勃起し充血するクリトリスはより強い性感を生みイリットを絶頂へと誘う。 「ふぁぁぁんっ!!」 「ちょっっ!!ひゃぁっ!」 敏感になっているクリトリスには強すぎる刺激。指が強く触れるたびに今までに感じたことのない強烈過ぎる快楽が体中に走る。先ほどとは全く違う責めに躰がついてこれず快楽を制御できない。
451 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
「はぁっ!!こ、こんなの…んんっ!!」 「は、激しっ!!いぃぃ!!」 快楽に抗うことが出来ず強烈な責めを受け続ける。その一方的な状況で茄子は更に責める。指を巧みに動かしクリトリスを刺激しつつ回りの快楽ポイントも責める。 「あぁんっ!!」 「そ、そんなにっ!!」 「だめっ!ひゃぁんっ!!」 「あ、あそこが…んんっ!!お、おかしくなるっ!!」 悲鳴にも似た甘い声で叫ぶ。強い快楽で責められ続け腰がガクガクと振るえ始めるイリット。息も荒くなり絶頂が近くなっているのが傍目に分かる状況になってきた。 そんな状況でも茄子は責めるのをやめない。 「じゃぁそろそろ…」 そういうとクリトリスをぎゅっと摘み絶頂を促す。その瞬間、膣奥がギュッと締まりイリットの目の前が白くフラッシュする。突然の強い刺激に本能のまま初めての絶頂を迎えるイリット。 「はぁあっ!?」 「いぃぃぃっ!!はぁぁぁっっっ!!」 絶頂を迎えた瞬間、秘裂からはプシャッと潮を吹き腰がガクガクと震える。あまりの強い快楽に口はパクパクと動き、口元から溢れる涎を気に留めることも無くただただ快楽を受け入れる。 しかしそれもつかの間、間髪入れずに快楽の二波、三波がやってくる。 「あぁんっ!!」 「ひゃはぁんっ」 そのたび躰が跳ね、全身を襲ってくる淫楽を成す術なく受け入れるイリット。その後も長い間、快楽が襲いイリットの力を奪っていく。そして抜けてはいけない力が抜け、止めていたものが放出されてしまう。 ショロロロ… 無意識に尿道口が開き、水の溢れる音が辺りに響く。 「あっあぁぁっ」 やってしまったと思うイリットだが絶頂を迎えたばかりの下半身はもう制御不能だった。そして強烈な快楽の直後のせいもありその「失禁」すら性的快楽を感じてしまう。 「ひゃぁっん」 「これ…な、なにっ!?」 「そ、そんなの…んっ」 小便を出しながらその快楽に反応する躰。そしてお漏らしをしながら更に小さい絶頂を迎えるイリット。黄色い水を出しながら躰を振るわせる。 普段ではありえないことに戸惑いの表情を浮かべるが、躰は勝手に反応してしまっている。 「わ、わたし…」 「んんっお、かしく…」 お漏らしをして気持ちよくなり絶頂を迎えるイリット。その快楽に戸惑うがそんな彼女を満足そうに眺める茄子。 「じゃぁ…もっとおかしくしてあげるわ」
452 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
そんな台詞を言うと今度は股座に顔を持っていき秘裂舐める。 「はぁんっ!」 「そ、そこ、汚…んんっ!!」 小便の止まらない敏感なうちにクリトリスを舐められるイリット。戸惑いながらもそんな意識とは別に本能のまま快楽を生む。茄子はクリトリス舌で舐め、時折甘噛みをし更に責め立てる。 「はぁぁぁっ!」 「ダメですっ!!ほ、ホントにっ!!」 「んんんっっ!!ひぃぃぃいいっ!!」 完全に快楽神経が壊れたイリットは小さい責めでも敏感に反応をし本日三度目の絶頂を迎える。 そして最初ほどではないものの再び潮を吹く。 「ふふっ…おいしい」 イリットの淫裂から溢れた潮を舐め楽しむ茄子。 「今夜は沢山お礼をしてあげる…」 何もかも全てを失った茄子はその身一つで出来る「お礼」をイリットにする。 イリットが受け止められないほど沢山のお礼を… その後イリットが失神するまで快楽の「お礼」は続いた。 ………… ……… ……
453 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
そして次の日。 傷跡は残るものの包帯を全て外し、今まで着ていたナース服を着る。 イリットが手入れをしてくれたのだろう…綺麗になり、しっかりとアイロンもかけられている。 一瞬だけ迷いが生じる。 (わたしの選択はこれでよかったのだろうか) マリアなら復讐より茄子の平穏な幸せを望むだろうと考える。このままマドの町に留まりイリットと共に平和的に生きることがマリアにとっても望みではないかと思う。しかし… (バイアス・グラップラーが居る限り恒久的な平和は来ない…何よりマリアの敵が生きている限りわたしには幸せなど来ない) (あの男を殺すまでは…) 一瞬の迷いを振り切り、瞳の奥に復讐の炎を宿す。 そしてイリットに別れを告げる。 「また…来てくださいね」 「時々でいいので会いにきてください」 涙をこらえながら無理矢理作った笑顔で見送りをするイリット。 「…世話になったのにごめんなさい」 「けど…わたしには…」 そう言葉を続けようとした瞬間、唇が重なる。 「…その先は言わなくていいです」 「やさしくて綺麗な茄子さんには…似合わない言葉です…その先は」 そんなことを言われ少しだけ微笑む茄子。 そして耳元でイリットが囁く。 「わたし…茄子さんのことが好きです…だからまた、死なないで会いに来てください」 一瞬驚いた表情を浮かべる茄子。そしてイリットを抱きしめ答える。 「えぇ…必ずまた会いに来るわ…その気持ちに答えられる時が来るかは分からないけど…必ず、必ず生きて会いに来るわ」 そんな言葉を残しマドの町をあとにした。
454 :
90 :2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:7YLBad5F
出来も良くないですけど過疎が多少でも盛り上がれば… 次は茄子とレナとかアチ子の絡みを書きたいけどMM熱を自分の中で盛り上げないとなぁ〜 まぁMMで茄子な百合SSを書きたいんですけどねw
ひゃあ、こんな過疎スレに投下乙だ!
百合いーなぁ♪ SSは男性向け漫画と違って「される側」視点での性感が書き放題だから最高なんですよね! 次はイリットの反撃を楽しみにしてます!
ではこちらはMSで。 「だいじなひとの誕生日」
「ミカよ… 一つ尋ねるが良いか?」 「はんたどうしたの? 何だか畏まっちゃって♪」 「今日が何月何日か知っているか?」 「7月7日でしょ? それがどうかしたの?」 「そうだ。そしてその日が何の日かは存じているな?」 「七夕…でしょ?」 「そうだけどさ! もっと大事な何かがあるだろう!」 「え!? ひょっとして…誕生日!?」 「そうだ! その誕生日とは誰の誕生日かは当然分かっているだろうな!?」 「勿論だよ! 7月7日生まれといえば…」 「生まれと言えば?」 「タマ姉!」 「え!? そうなん?? …って、ちょっと待て! 何が楽しくてこの俺がエロゲキャラの誕生日を祝わなきゃならんのだ!!」 「えー?」 「他にもっと大事な人間がいるだろうが!!」 「る… ルリルリとか柊姉妹とか」 「そうじゃなくて!」 「解った! キリコ・キュービィ!!」 『ふおわーーーっ!!』
「なんちゃって♪ はんた、お誕生日おめでとう♪♪」 「ううう… ありがとうよ… そこでお誕生日プレゼントの話だが…」 「いっぱい用意したよ♪ まず『装甲騎兵ボトムズ Blu-rayメモリアルボックス』!!」 「うわー! なんか凄いの出たし!!」 「他にもダグラムBOXにガリアンにレイズ」 「アニメ漬けじゃねえか! しかもジャンルっつーか チョイスがスゲエ偏ってる気がするし! 気じゃねえし!!」 「嬉しくないの?」 「ああ嬉しいよ! 嬉しいさ!! でもなぁ、俺様が一番欲しいのは…」 「ひょっとして! ボクのおぱんつとか!?」 「そりゃ欲しいけど! 順序が違うしディープラブの方向性が俺とは違うし!!」 「んもう… 分かったよぅ♪ それじゃはんた、目をつぶって… んーーー… ♪」 「………。」 「あ、その前にフリスク食べてね♪」 「フリスク!?」 「FRISK…SHARPENS YOU UP!」 「気持ちは分かるけど! なんかムード台無しやん…orz」 結局その日、2人の距離が縮まったどうかは、神のみぞ知るところである。(了)
その後は近いうちに書きたいと思います。では
なんでこんなスレでキリコの誕生日祝わなきゃならんのよwwwwww
ローズ辺りは逆にガンダム推しそうだな
保守
エルニニョにつく前にグラップラーに犯されるレナちゃん
>>464 おおお、良くやってくれた! ありがとう!
保守
469 :
名無しさん@ピンキー :2013/11/26(火) 22:46:23.44 ID:ZXYeORaj
砲手
うふ〜ん
寂れすぎだろ・・・ 保守
ショタ気味のヒナタにぞっこんな未亡人女将とか居るのに結婚エンド無いのにくらべれば、 錬金とかオーバーフローとかのバグも些事にすぎない。
男狂いの殺人ストーカー女ソルジャーキャリーが(殺人後に)強制的にPTに参入 ↓ 男なら手当たり次第で正規メンバー辟易 ↓ 傷跡がないのをいい事に悪党ミュージアムのレズイベントでもって♀♀調教を受ける ↓ 百合の世界に出会って宗旨替えしたキャリーだったが、「かわいいエンジェル」の 称号をゲスト扱いにつき持てない ↓ そのせいでビジーンに相手にされないが、彼女に開発された身体の疼きに耐えられず 毎晩のように自分を慰める女ソルジャー
あ、強制的じゃなかった
過疎ってるし、昔なんとなく書いたMM2Rのグラップラー四天王×凡庸娘ネタでも投下すっか 4人…いや4匹揃ってから落としたかったんだけど ど〜してもテッド様のネタが思い浮かばないんであきらめた スカンクス×♀ナース(獣姦・強姦) カリョストロ×麗人アーチスト(よくわからん電撃プレイ) ブルフロッグ×♀メカニック(強姦なような逆レイプなような) の3本立てになっておりますので苦手な方は注意をばお願いいたしやす 全部で11レス…規制されずに全部落とせっかな?
「キキキッ! バカない ヤツ 死ね! バカない ヤツ 死んだら バカ! キーッキッキッ!」 「くっ…」 私は♀ナース。流れのハンター達とチームを組み、 賞金首スカンクスを狙ってグラップルタワーに殴りこんだのが小一時間前、 その結果は、ご覧の有り様。 タワー内部のグラップラーどもは大した敵ではなかったが、 勢いで挑んだ肝心のターゲット、この四ツ手のおサルさんはハンパな実力ではなかった。 手榴弾の嵐でコチラのクルマは全滅、素早い二段攻撃と奴の仲間の援護射撃に仲間は倒れ伏し 私は味方の回復もできないままこうやって壁に追い詰められてしまっている。 「…こ、殺すならさっさと殺しなさいっ! 女ひとりに大勢で寄ってたかって、恥かしくないのっ!」 「うへへ…」 「ぐへへ…」 破れかぶれで叫んだ私に周りのグラップラーどもは下卑た笑いで応えた。 何?なんなのこの雰囲気。 「おまえ、負け! オレ、勝った! 負けたヤツ、勝ったヤツのモノ! だから、おまえ、オレのモノ!キッキッキッ!」 よく分からない理屈を言いながら知能強化された獣が私に近づいてきた。 抗う間もなく目の前に迫った手が私にかかり、そして。 「い、いやああああっ!!」 「キーッキッキッ!」 奴の四ツ手が私の装備、服、下着を引き裂き、破り捨て あっという間に私は産まれたままの姿にされてしまった。 慌てて胸と秘所を隠すも、手だけで充分に隠しきれるはずがない。 容赦なく周りの視線が素肌の全身に突き刺さる。 「うおおー!」「でけぇ胸してやがるっ!」「ヒューヒュー!」 「うう…み、見ないでぇ」 あまりの羞恥に私は顔を真っ赤にして座り込んでしまった。 だけど、屈辱はこれで終わらなかった。 「?!何するのっ!やめて!離してっ!…きゃああっ!」 私はスカンクスに両腕を纏めて持ち上げられた。 必然的に、形が良いと密かに自分で思っている胸も、そのピンク色の先端も、 髪と同じ色の柔らかな毛が生えた股間も晒される事になる。 周囲の視線がいっそう熱を帯びた気がした。 私を空中にぶら下げた奴は、唾を飛ばしてこう喚いた。 「キキキッ!オレのモノのオマエ、オレがスキにする! オマエのアレ、オレのモノ!ウキキキーーーーッ!!」 言うなりおぞましい獣は、器用にひとつの手で私の両腕、 ふたつの手で私の片足ずつを抑え、残った手で迷彩服のズボンを下し 目にもしたくない雄のシンボルを露出させてみせた。 それは既に充分すぎるほどいきり立っていた。 何をされるか悟った私は血の気が引くのを感じた… この猿に犯される?人間ですらない、コイツに?
「やめて!やめて!お願い、それだけはっ! いや、いや、いやああああああああっ!!」 泣き叫ぶ私に構わず、スカンクスは私の両脚をカエルみたいに開いて、 奴自身のペニスを私のアソコに思いきり突き刺した。 強力で挿入されたそれは奥にぶち当たるまで膣を一気に貫いた。 「ひぎぃぃぃっ!!痛いいいい!!」 慣らしもせず弱い所を突かれた痛みに私は泣き叫んだ。 私の悲鳴に奴はますます興奮したみたいで、 鼻息荒くますます力を込めて私の四肢を握り締め、 まるでモノみたいに私の身体を動かして強制的なピストン運動を開始した。 裂けたソコから流れた血は皮肉にも抽挿を楽にはしたが、 ガツンガツンと容赦なく突かれ揺さぶられ 苦痛のあまり私は顔中から体液を流し、叫び、呻いた。 「あがぁっ!いっ…ぎぃぃぃっ…いたいっ…いたいよぉぉっ……」 「ひゃははははっ!見ろよあの女!白目剥いてよがってやがる!」 「ああ、やっぱお高い女がスカンクス様にヤられてるのはサイコーだな!」 「よお、姉ちゃん!胸をブルンブルン振るっちまって、 男を誘ってんのかい!ぎゃはははははっ!」 ギャラリーの好き勝手な野次に腹を立てる余裕もない。 一刻もはやくこの苦痛から解放されたい。今の私の頭にはそれしかなかった。 「キキ… ウキキ… ウギギイーーーーッ!!」 四ツ手の獣が聞くに堪えない雄たけびを上げて達して私の中に汚らしい精液をぶち撒けた。 ひどい嫌悪を覚えて身を捩ったが逃れ得るはずもなく、 ただ泣きながらそれを受け入れるしかなかった。 「うぅ……やだぁ…いやだぁ……もう、いやぁぁ…」 一発出して満足したらしいスカンクスは啜り泣く私を放り出した。 受け身も取れずに地に投げ出された私を グラップラーどもはさも楽しそうに囃したてたが、もはや私の耳には入らなかった。 ただ、このやり取りだけは集音機で聴いたみたいにハッキリと聴こえた。 「ウキキキッ おい、どうだ オマエら! オンナ、良かった! オマエらも、楽しむ オレ、許可する!」 「えっ?! …え〜と、いや、俺はイイっすわ〜」「俺も 俺も」 「スカンクス様のド迫力セックスの後じゃあ俺ら恥ずかしいっすよ〜」 「(ボソッ)…そりゃイイオンナだけどよ、猿の後にゃヤりたくないよな」 「(ボソッ)…そうだな。気持ち悪いもんなぁ〜」 「…そうか。今の私は獣並みの存在なのね…あはは…」 ひどい痛みを感じながら自嘲して、私の意識は薄れていった……
「さあ! よみがえるのだ! この、電撃でぇーっ!」 …気がつくと、Dr,ミンチの研究所だった。 あの後、気か正気かを失ってしまったので覚えていないが ともかく私は死んでしまってイゴールに回収されたらしい。 仲間の♂ハンターと♂メカニックも蘇らせてもらったらしく研究所に居た。 「…ああ、ひでぇ目にあった」 「全くだな。まさか、あんなに強えとは思わなかったぜ」 「当然、リベンジに行くのよね。このまま引き下がっちゃハンターの名折れだもの」 私の言葉にハンター達はずいぶん驚いた様子をみせた。 「あ、アンタも来るのかい?! サル野郎にさんざ虐められたってぇのに、怖くねぇのか?!」 「そうだぜ!衆人環視の中、獣姦とかトラウマもんだろ!」 「荒野のナースを舐めるんじゃないわよ。あの程度でヘコたれるもんですか。 あの馬鹿ザルにはしっかりとこのツケを払ってもらうわ」 と、怒りを燃やしたところで私は気がついた。 「…ちょっと待ちなさい。私がスカンクスにヤられてる時、 貴方達、死んでいたハズよね? 何でその事を知っているわけ」 そう言った途端、♂ハンターは視線を逸らし♂メカニックは下手くそな口笛を吹きだした。 「い、いや。何で知ってるんでしょ〜ね〜、ボクたち」 「アレだよ。ミンチの電撃で第6感にメザメたんだよ」 「そうそう、シックスセンスシックスセンス。あはは」 …こいつら…私があんな目にあってたってのに、死んだフリして黙って見てたな…。 禁断の注射器に使うクスリの残量を頭の中で勘定しながら、 私はウスラとぼけた笑いでごまかそうとしている仲間どもを睨みつけた…。
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイィィィーーーーッ!!」 「うわぁぁぁっ!」 カリョストロの暗黒舞踏が炸裂しボクは大破したクルマから投げ出された。 ボクは♂アーチスト。このダーク・カナルの奥に賞金首がいるって噂を聞いて 興味半分に探索していたんだけど、まさか、あのグラップラー四天王の1人、カリョストロがいるなんて… 見つかった途端、有無を言わさず戦闘を仕掛けられてこうして大ピンチになってしまった。 うぅ、白兵戦は苦手なんだよぉ。クルマもぶち壊す人?にボクが勝てるハズがないよぉ。 「この私にひとりで挑むとは… お馬鹿な坊やだ! 私のかっこよさ!強さ!そしてこの冴えわたる技のキレを見てあの世へ逝くがいい! はーっはっはっはっ!」 「も、もう降参だよぉ。ボクはそんな、挑むとかそ〜ゆうつもりじゃなかったし… 何でもするから、命だけは助けてよぉ」 ポーズをキメながら踊っていたカリョストロに一応、命乞いをしてみると 奴はピタリと動きを止めて、こちらをニヤニヤ笑いながら見てきた。 「…ほう? 何でもする、と言ったな? 私の言うことを何でも聞くという事だな? ならば私の玩具になってもらおうか!まずは服を全て脱いでそちらに立つがいい!」 「へっ? ええぇっ?!」 予想外の命令にボクは驚いた。それ以上に困ってしまった。 「どうした?何でもすると言ったばかりではないか!さぁ、早く!早く早く早く!!」 「わ、わかったよぉ」 ボクはカリョストロの得体のしれない迫力に負けて服を脱ぎはじめた。 うう、恥ずかしいよぉ。だってボクは…… 服を脱いですっぽんぽんになったボクを見てカリョストロは露骨に落胆した様子を見せた。 「……何だ……女か……」 …そう、ボクは男性の姿をしているけど生物学的には女、 つまり♂アーチストじゃなくて、正確には麗人アーチスト。 女のコの格好してると何かとブッソウな世間だから 周りには♂で通してたけど、まさかこんな所でこうなっちゃうなんて。 でも何でこの人?はこんなガッカリしてるんだろ。 男のコじゃないといけない理由でもあったのかなぁ? 「あの〜。脱いだんですけど、これからどうすればいいんでしょうか…」 「あ? ああ。どうするかな… ハァ〜…」 すっごくテンション下がってる…。ど〜せなら、このまま見逃してくれないかなぁ。 すっかりボクに興味をなくしたみたいなカリョストロは しばらく裸のままのボクをどうでもよさそうに見ていたけど、 不意に何かヒラメいたみたいに手を叩いて ツカツカツカとこっちに近づいて来て、ボクのアタマを思いきりワシ掴んだ。 「いたいいたいっ!」 ギリギリとアタマを圧迫される痛みに悲鳴をあげたボクに、奴はニヤリと酷薄そうな笑みを浮かべた。
「そういえば、以前から試してみたい事があった。キミにはその実験台になってもらおう」 そう言うなり、ボクのコメカミ辺りにビシッと指を突き付け、凄まじい電撃を放った。 「ひっ…ぃぎゃあああああああっ!!」 アタマにすごい衝撃を感じて、ボクは思いきり絶叫した。 数秒間電撃は続いて、ボクはてっきり自分が死んでしまったと思ったんだけど、 カリョストロが手を離すとフニャフニャと足がくずれて 体が地面に着いた感覚で、まだ生きているんだと分かった。 声も出せずにピクピクして口からケムリを吐いてるボクを置いて、 カリョストロはそばの木箱をなにやらゴソゴソしていた。 取り出したのは…え〜っと、電撃ムチ? 奴はソレをひと扱きすると、ボクに振りかぶって言った。 「さて、これからキミが味わうのは地獄かな?それとも天国かな。 神か自分の体質に祈るがいい… ふんっ!」 「ひぎゃっ?!」 ビュンと空を切る音がして、ボクの背に当たったソレは バチバチと火花を散らしてボクの皮膚に真っ赤な跡を残した。 当然、すんごく痛い…と、思いきや、不思議なコトに痛みはなく なんだかヘンな感覚をボクに与えた。これって、いったい何? と、ギモンに思っている間にもムチの雨がボクに襲いかかる。 「ひゃん!あぅっ!ふあっ!…あああぁっ!」 ムチが当たるたびにヘンな感覚は強くなっていって、ボクは思わず声をあげてしまう。 何発目かの後に、おマタの辺りが冷たく濡れた感じがして 漏らしちゃったと思って見てみると、オシッコじゃなくて、えっと、 ボクがキモチがよくなった時に出る液体が出てて地面に水溜りをつくってた。 「ふぇ…なんでぇ…? なんで、ムチで打たれてキモチがよくなっちゃってるのぉ…?」 ロレツの回らない舌で言ったギモンに、カリョストロは得意げに胸を張って答えた。 「電撃でドーパミン神経系をいじくって、疼痛神経が感じるはずの 物理的および電気刺激で活性化するようにしてやった。 無茶苦茶を言っているような気がするが、気にするな! 要は、苦痛を受けたら代わりに感じるようにしてやったという事だ! それにしても、若い女のクセになかなか良い声で鳴く… さあ! もっともっと鳴いて私を楽しませたまえ!」 「ふぎぇ?!きゃんっ!ひぁ!…やだ、やだぁ!もうやめてぇ!」 奴が振るうムチが赤いアザをつくるたびに、ボクは甘い悲鳴をあげてよがってしまう。 こんなのどう考えてもオカシイんだけど、体の反応には逆らえない。
ビシリとひと際強く打ちつけられて、背中の皮膚が裂けたのが分かった。 でもそれもすごい快感で、スルドい痛みがそのまんまスルドい快感になって… 「ひゃう、あうう…は、あああぁぁっ…」 ボクはそのままイってしまった。キモチよすぎて、体がびくんびくんケイレンして 軽くお漏らしもしちゃったから、奴にもバレたと思う。うう…こんな事って…。 いろんなショックでボーゼンとしてたボクにカリョストロの声が降ってきた。 「ふっふっふ! どうやら実験は成功のようだな。 これでキミが女じゃなければ、せめてアラフィフを越えていれば 私の玩具として飼ってやっても良かったのだが… 残念だ。せっかくの成功作と、ここでお別れとはな!」 その言葉が終わらないウチに電撃ムチがボクの体をまた打ちはじめて、 確かに感じるのは快感なんだけど、体が受けるダメージ自体は変わらないワケで、 そいでもってニンゲンの体の耐久には限界があって、 ボクの体はそんなに頑丈じゃなくて… そ〜ゆ〜ワケで、ボクの意識はだんだんとブラック・アウトしていった。 最期まで痛くなかったのは、まぁ、ラッキーだったのかな?とか思いながら…… 「さあ! よみがえるのだ! この、電撃でぇーっ!」 …気がつくと、Dr,ミンチの研究所だった。 なんだかんだでボクは死んでしまって、 イゴールに回収されて復活させてもらったらしい。 うぅ…ヒドイ目にあっちゃった。クルマの修理費どうしよう… と、悩んでいるボクに追い打ちをかけるみたいにミンチがすごい事を言ってきた。 「ところでキミは電撃に何か特別な体質を持っているのかね? 当てている最中やたらと興奮していたみたいじゃが… まあ、よみがえりさえすれば、わしは良いんじゃがな! いっひっひ!」 ホントにどうでもよさそうに笑うミンチの横でボクは青褪めていった… うそぉ…ひょっとしてイジくられた体、治ってないの? …マジで? これからの事を思うとボクは頭痛がしはじめた…その『痛み』だけは快感でも、なんでもなかった。
「げふふふふっ! こんなの簡単カンタン ルー○ックキュー○より簡単だよ〜ん♪」 「なっ……」 ヤツが私の戦車にスパナを持って近づいたと思った途端、 クルマは解体されて私は車外に放り出された。 私は♀メカニック。 改造に改造を重ねた自慢の戦車で賞金首ブルフロッグ狙いで 単身デビルアイランドに乗り込んだはいいものの まさかメカニックの技能、解体を使ってくるとは…! 地に尻餅をついて見上げるとグラップラー四天王が一角の巨体。 …駄目だ…勝てない! 私はクルマの扱いに自信はあるけど白兵戦はからっきしダメ、 その上戦車装備におカネの殆んどを費やしていてマトモな武器すら無い。 ガスマスクに阻まれブルフロッグの表情は分からないが、 それでもヤツが私を見て、勝利を確信しているのは窺えた。 「けっけっ ケ〜ロケロッ! ひょっとして勝負着いちゃった、みたいな? それとも、もうちょっと頑張ってみるぅ? おじょ〜さん! よく見たら可愛い顔してるじゃん。萌え萌え〜、みたいな〜!」 ふざけた事を言いながら近づいてくるデブガエルに 脅威を感じ、私はじりじりと後ずさる。 「く、来るな… 私に寄るなっ!この白豚ガエルっ!」 破れかぶれの罵声に奴はピクリと反応したかと思うと一気に近づいてきた。 「……ひっ…」 思わず小さく悲鳴をもらす私を軽く掴みあげ、 ブルフロッグは思いきり顔を近づけモーレツな勢いで喋繰りはじめた。 「い〜い? ボクはウシガエルだからね? ウ・シ・ガ・エ・ル! ブタでも犬でもなくて、ウシガエルなの! ガスガマダスだかガマゲロゲだか ボクのパチモノみたいなのも居るようだけど グラップラー四天王のカエルポジションはボクなんだ! それは絶対に、ぜぇぇ〜〜〜ったいに譲らないケロ!」 …どうやら奴の地雷を踏んでしまったようだ。 言っているうちにヒートアップしたらしく、 ブルフロッグは私を振り回さんばかりに揺らしながら喚き続けた。 「だいたいテッドも悪いよ! あんなダサイ奴とツルんで… ボクという最高の仲間が居るのに、あんまりじゃないの? これはボクに対する裏切りだよ! 浮気だケロよ! ヒドイよ、テッドぉぉぉ〜〜〜!!」 「…ひぅっ… く、苦し… お願い、離して……」 「…おや、ゴメンなさい」 思いのほか素直に揺らすのを止めてくれた。し、死ぬかと思った。
掴まれたままゲホゲホと咳きこむ私をブルフロッグは しばらくの間じーっと見ていたが、何を思ったかおもむろにくすぐり始めた。 「ちょっ…あは、あはははははははっ! …いひゃっ、ぅにゃぁっ、やめっ、ははははははっ!」 「げふふふふっ。 どんななまいきなハエも 捕まえちゃえばこっちのもの、みたいな? でも意外と敏感なタイプなんだね、キミって。この程度で大笑いするなんて。 じゃあ、くすぐられるのが嫌なら こ〜ゆ〜のはお気に召しますか?」 「んぁっ?!ちょ、ちょっと! どこ触ってるの…よ……あっ…」 げふげふ笑いながら奴は装備の隙間から不埒な場所にまで手を伸ばしてきた。 逃れようとしたが、与えられた感触が予想外に気持ち良くて、不覚にも善がってしまった。 …ってゆーか、こいつ、ムカつく事に上手いじゃないか…。 そう言えばメカニックなんだから、鈍重そうに見えても手先は器用なハズだ。 「ええか〜? ええのんか〜? 奥さん、まだ緊張したはりますね〜。ボクがゆるめてあげますよ〜」 「くっ… ふぅっ… だ、誰がアンタなんかにぃ…ッ…」 …だからって、だからってこんな妙ちきりんなバケモノに 感じさせられるなんて、ジョーダンじゃない! なんとかモゾモゾ蠢く手から逃げようともがいたが、そもそもの腕力で敵わない上に 絶妙な刺激を受けては身体の力が抜けてしまい、逃げようにも逃げられない。 調子にのってなおもウシガエル男(自称)はヒトの身体をイジくりまわしてきた。 今や装備は外されて、上着と胸の間に片方の手がもぐり込み乳房を揉まれている。 もう片方はツナギの上から何度も何度も執拗にお尻から秘裂にかけてを往復している。 巨体に似つかわしく太く短い指で、どうやったらこんな優しく繊細な愛撫ができるのか、 なおかつ刺激に慣れすぎないよう微妙な強弱をつけた動きに 私はすっかり『ゆるめ』られてしまった。 「やっ… も、止めて…よぉ… ダメ…だってばぁ……」 抵抗の意思を示すつもりだったけど、 咽喉から漏れたのは自分でも信じられないくらいの甘い声。オスに媚びるメスの声。 …って、ちょっと待て、私。 相手はカエルだかなんだかワケわからない改造生物だぞ? いくら気持ちいいからって、コイツはないだろ! そう思いはするのだが、この感覚には逆らえなくて… 気がつくと、私は服を全て剥ぎ取られ身体中を弄られ 仰向けに転がったブルフロッグの腹の上に乗せられていた。 こ、これはアレか。騎乗位というヤツか! 確かに正常位だと確実に体格差で潰されるからありがたいのだけど、 いや、そういう問題じゃなくて、 「あっ……」 裸のお尻に何かぬるぬるして熱いものが押し当てられた。 何かというか、確実に奴のナニだろう。 怖い。キモチ悪い。絶対に、イヤ…なんだけど… 感触から察するに、結構おっきくなってて なんだか、私の痴態で興奮してくれてるんだと思うと、 あの、その、まんざらイヤでも、なくなってきちゃった…かな…なんて…。 うう、我ながらチョロすぎるぞ。これも『ゆるめ』られた効果か? タンクいじりの他にこの手の事も勉強しとくべきだったと、 頭の片隅の妙に冷静な部分で、そう思った。
「けっけっ。 どんな女のコもボクにかかればこんなもんだケロ。 まぁ、ここまでゆるめてあげたんだから もう好きにしちゃっていいでしょう そうでしょう。 んじゃ、遠慮なく いっただっきま〜すっ!」 「待って、そんな…あっ んっ、ぅああぁぁぁっっ!!」 両脚を持ち上げられ、一気に挿し込まれる。 想像していたよりもアッケなく、ソレはにゅるって感じでスムーズに入り込んできた。 途中でぴりっとした痛みを感じたような気がするが、 それよりも内臓を押し上げられているような圧迫感の方がキツい。 苦しくて、手足の指を動かすのさえ怖い。 今の私はさぞかしひどい表情を浮かべていることだろう。 そんな私にブルフロッグは気づかいとか思いやりとか そういうモノの欠片も感じられない口調で話しかけてきた。 「んふ〜、温かくってイイ感じ! あ、そうだ。 もうこうなっちゃったんだし、折角だから動いてよぉ。 ボクの方からは、じゅ〜ぶんサービスしたじゃん。 今度はそっちの番じゃない?」 む、ムチャ言うなっ! そっちが勝手にやったクセに、何を好きなこと言ってるんだっ! そう罵ってやりたかったが声すらまともに出せない。 かろうじて、涙目のまま弱弱しくフルフルと頭を横に振った。 「ん? なに? 動けないの? キミ、ひょっとして『初めて』ってやつ?」 こんな奴を歓ばせるような事をするのはシャクだったが ひょっとしたら手加減してくれるかも、という甘すぎる期待に逆らえず 私はコクリと肯いた。 「げふふふふっ! マジ? バージンちゃんだったの? やったね、これは想定外!そっかそっかー。じゃあ、しょ〜がないケロね〜」 くそ、案の定大喜びしてやがる。 ムカつくが、私がその手の事には役に立たないと判断されたら それで、とりあえず奴が笑っても響くこの圧迫感から解放されたら 今の私にはOKだった…のだが。 「んじゃ、動きたくなるように もうちょっとだけイジくってあげる♪ まったく、このボクがここまでするなんて。出血大サービスなんだからね? なんて手間かけるコなんだろ〜ね、キミは。ケロケロッ」 「…いぁ… ゃめ、やめて… …ふぁ…」 再びわきわきと伸ばされた手に恐怖を覚えて私は凍りついた。 こんな状態で刺激を受けたら、絶対に辛い。 苦痛への恐れで強張った身体に無慈悲にも手が掛けられた。 裸の胸をまたも揉まれる。と、思ったらいきなり敏感な先端をふたつ一緒に抓まれた。 「んうぅっ!!」 胸から全身に走った感覚に思わず仰け反ってしまう。 同時に腹部に苦しさを感じたハズだが、続けて乳首を捻られ押しつぶされ、 次々にクる悦びにそっちの感覚は薄れていった。 あ、あれ。痛いハズじゃ、と混乱してるうちに片方の胸から手が離れ、 快楽が中断される寂しさに小さく悲鳴を漏らしてしまった。奴がせせら笑う気配を感じた。
「そんな物欲しそうな声、出さなくても。 こっちの方もイジってあげるだけだからさぁ…」 「やっ…?! ちょっ…そこは…… いやぁっ…」 ぺたりとブルフロッグの腹の上に乗せられた脚の間、外陰部を指で拡げられた。 私からはグレーの柔毛しか見えないが、奴には全て見えてしまっているに違いない。 「わ〜、キレイなピンク色。さっすが初物はちがうねぇ〜」 …ご丁寧にも感想まで述べてくださった。あまりの羞恥に全身が熱くなってゆく。 だが、奴の責めはまだ終わらない。 丸見えのソコの一番よわいところ、小さな肉芽を擦られた。 「ひぁぁぁぁぁぁっっ!!」 凄まじい快感。その性感はかろうじて残っていた本能を抑える理性とか、 命を狙った相手への敵愾心とか、嫌悪感とかそういうモノをを全て吹き飛ばした。 ぐっちょぐっちょと容赦なくクリトリスを捏ねくりまわされ、喘ぎ声をあげて善がり狂う。 お尻が秘裂から溢れたものでビショビショになっていく。当然、下のカエル男の腹も。 「あ〜あ〜。はしたないコだな〜。 ボクの身体、こんなに汚しちゃってさ。ど〜してくれんの? コレ」 「…ひゃうっ… はうっ… ごめん… ごめんなさい… 許してぇ…」 お前のせいだろ、とさっきまでならツッコミを入れただろうが もはや私は奴と奴から与えられる性感に完全に屈していて、 無自覚に相手に気に入られるように媚びる程に堕ちてしまっていた。 「げふっ げふっ。ずいぶん素直になったじゃん。 じゃあさ、キミが動いてボクの方を気持ち良くしてくれたら許したげる。 いい加減 ボクも楽しみたいんだよね。 まぁ、今のキミを見てるだけでもそれなりに面白いけどさぁ…」 「ふぇ、うぁ… ひゃい、わかりましたぁ…」 動くというのがどういう事なのか、今いち理解しきれなかったが とりあえず胸と股間から手を離された私は ブルフロッグの腹に両手のひらをつき、身体を持ち上げようとした、 のだが、上手く力が入らず、入り口までアレが抜けかけたところで 支える力が抜けて腰が落ちてしまい、勢いで奥まで一気に挿し貫かれる事になった。 「うひゅっ?!」 「ふあああぁぁぁぁっ!」 クリトリスをいたぶられた時とは違う、それに負けず劣らずの強い快楽を感じた。 苦しいだけだったハズの膣はずっと挿入されているうちにいつの間にか 充分すぎる程の性感帯になっていたらしい。奥を突かれる悦びに脳髄が痺れた。
同時に、もっとすごいのがあるはず、という確信を得た。 もっと。もっと欲しい。 蕩けた身体は本能のままに動き、がくがくと腰を振ってより高みへと昇りつめていく。 「はぁぁぁっ! くぅっ! んっ、んはああぁっ!!」 「ちょ、ちょっと! 激しすぎるよぉ!! そんなされたら、ボク壊れちゃうぅぅ!!」 なんかカエル男の声も聴こえる気がするが、どうでもいい。 相手も気持ち良くなっているみたいだし大丈夫だろう。 それよりも、あと少し。あと少しで… 「いく、イク…っ! いっ、はああぁぁぁぁぁっっ!!!」 「うぉ、ちょ、マジこれヤバイって! ひぎぃ! うごうごしてりゅうぅ! ぴゃあああああああああ!!」 ついに絶頂を迎え、私の全身がビクンビクンと激しく痙攣する。 その直後に体内に生温かい体液が放出されたのを感じた。 重大な意味があるハズのそれも、今の私にとっては快楽をもたらすだけのものに過ぎず オスの精子を受け止めるメスの悦びを存分に味わった。 同時に思う。まだ、足りない。もっと、欲しい。もっと、もっと、もっと。 再度の快楽を得るために、体内で固さを失ったソレに刺激を与えるべく 私は一旦引き抜いて手と口で丹念に愛撫してやる。 こういう事をするのは初めてだが、やっていればそのうちコツが掴めるだろう。 なにしろ私はメカニックなのだ。手先の器用さとイジる事なら、どの職にも負けない。 「おほぉぉぉ!! あの、まだ敏感なんですけどぉぉ?! ちょ、やめ、らめ、らめええええぇぇぇぇ!!」 よく分からない悲鳴も聴こえるが気にしない。満足するまで、絶対に止めてやらないから…。
オワタ 長々とサーセンでした ブルの口調が書いてて楽しかったケロ
GJ だけど…怖ぇぇ
おおー、GJ、久しぶりの投下ですね。 テッドは、あれですね。あまりに「破壊」のイメージが強すぎて、女が欲しいという欲求が想像しづらいですね。
テッド=童貞にして包茎という天啓がいま下ってきた
お竜とお虎は♀♀関係なのか?
今更だけど2のDSリメイクやってみた。 非常に面白いんだけど、イリットのコレジャナイ感が。 (主に見た目の問題)
SFCの赤髪ツインテのドット絵のイメージまじ強すぎ。
イリットとキリンラガーはクラシックに限る!!! …なんてなw
おれのイリットは アイマスのやよいみたいな容姿なんじゃよ
結婚なんてしなくてもいい、俺はアビィと爛れた日々を送るよ
1時間以内にレスがつかなけりゃキャリーは俺の物 なぁに、多少ヤンデレでも問題ないさ
砲手
>>494 生じゃない頃のキリンラガーと
今のクラシックラガーは全然違うんだけどな
同じなのはパケの雰囲気だけだな
って何の話だよw
>>502 「ビール瓶にニトログリセリンを入れて作った火炎瓶」ということが瞬時に理解できず
使ってみるまでその効能が分らなかった小学生当時
504 :
名無しさん@ピンキー :2014/05/02(金) 17:33:48.79 ID:cYnFXaJ0
今保管庫いってみたらいけなかったorz
フリーズビールとかどんだけキンキンなのかと。
モロトフカクテル(カクテルとは言っていない
火炎瓶が火炎瓶なのは可燃性物質を入れてるからであって中が何かはさほど重要ではない
酒場で飲める酒の名前がけっこうイカしてて好きだ。 カストリナチヤとか初見で吹いたわw
DECOのセンスはぶっ飛んでたよなー しかもDECOの各ゲームは、ゲーム同士でネタを共有しあったり 内輪パロに走ることもなかったのが凄い
イリット「いくつかの新アイテムを考えてみました♪」 はんた「新アイテム…か。とりあえず聞かせてくれ。」 イリット「『天使の翼』の異名を持つ高性能戦車カルノフ!」 はんた「翼?風船の間違いだろう。次は?」 イリット「高性能万能Cユニット・ヘラクレス!」 はんた「万能?? 撃つ・避ける以外の取り得があるのか?」 イリット「最後は… 超小型最終エンジン、その名もチ」 はんた「戦う人間発電所の話はよせ!!」
>>512 MSNFなら…と一瞬でも思ってしまった
>>513 MSNF終了直前に実装された超未来発電所にチェルノブそのものな装備一式あったよ。
ヘラクレスがシャシーかエンジンだったら心強いんだけどな なにせローレシアの王子同様の脳筋勇者だからな
主題だけど主人公ではなくむしろネタ要員<ヘラクレス
お初に。 3行あらすじ 転送装置の不調か何かの原因で、2Rのマドに現れた記憶の怪しいドラムカン・ジョーンズが、 大人の学校でオフロディテに会い、「こいつ絶対オルガ・モードだろ」と思いつつもくんずほぐれつ和姦。 蒸着アーマー少し。変身少し。上記二人以外はちょい役。 11レス。約12000字
◆01 「スナザメか?」 マドの町。バイアス・グラップラーによる略奪の焼け跡に建てられた、まだ真新しい酒場。 そこで、ハンターのケンは耳慣れない声を聞いた。 声の主は、赤い髪の大柄な男だった。 年の頃は20代半ばといった風だろうか。16ほどのケンよりは、明らかに年上と見える。 「あんた、見ない顔だな。ここは初めてか」 ケンは、椅子に座ったその男を、一目で同業者(ハンター)と見抜いた。 レスラーのような筋骨隆々とした体格だが、いくらかの武器を携行している。ソルジャーのようにも見えた。 が、スナザメという名への反応が、こいつはハンターだ、とケンに確信させた。 「まぁ、たぶんそうだな」 「何だよ、たぶんって。それより、スナザメがどうかしたのか」 スナザメは、駆け出しハンターだった頃のケンが、マド付近の砂漠に沈めた賞金首モンスターだった。 スナザメ討伐以来、マド周辺の砂漠はかなり安全となっていた。 しかし、最近またスナザメが砂漠に出現するようになったと聞き、ケンは旅先からマドへ舞い戻ってきたのだった。 「いや、前にスナザメを狩って、何か探してたような気がしたんだよ」 「妙なこと言うやつだな。スナザメなんて、たいしたもん落とさないだろ」 二人の会話は、間違ってはいなかったが、ハンターの常識から外れていた。 スナザメは“スナザメ狩り”という言葉が似合うほど、ひ弱ではない。 仮にもハンターオフィスで賞金をかけられたモンスターである。 が、ケンは赤い髪の男が口にした言葉を、フカシだと笑えなかった。 顔には三本線の妙な趣味したペイント、気の抜けた目つきをしている。 が、こいつは人間戦車だ――と、ケンは匂いで悟っていた。 「あんた、名前は? オレはケンだ。ハンターをやってる」 「俺の名前は……ドラムカンだ。ドラムカン・ジョーンズ」 「嘘つけ、あんた今一瞬、こっちのドラムカン見ただろ」 「嘘じゃねえぜ。ホントだよ。ドラムカンは嘘付かな――」 自称・ドラムカンの言葉は、二人の間に割り込んできたトレーダーに遮られた。 「デヤークさん、どうしたんだよ」 「ケン、手を貸せ! 人がスナザメに襲われた!」 「へぇ。だってよ、ドラムカン。あんた、カストリナチヤ舐めてるぐらいヒマなんだろ。ちっと付き合え」 ケンが、ドラムカンを只者ではないと見込んだ直感は、ずばり当たっていた。 ドラムカンは、迸る男気を纏った拳の一撃で、スナザメを討ち倒し、ケンの直感を証明してやった。
◆02 「なんじゃ、ドラムカン・ジョーンズ。新鮮な死体はあったのかね?」 「いや、悪いが新鮮な死体はなかったな。スナザメが食い散らかしててよ」 「キミみたいな人間は少数派だからのぉ」 ドラムカンの言葉を聞いて、ドクターミンチは上げていた目線を電撃蘇生装置に戻した。 天幕の中で、宙に閃光が弾ける。装置はむなしく好調だった。 「しかし、キミも何度記憶喪失になって、ワシに蘇生させられるんじゃろうな。 クライング・ママでワシの研究がやりづらくなって、マドに移ってみたら、またキミの新鮮な死体を見るとはのう」 「あんたもなかなかだろ。ベヒムースなんか蘇生してたら追ん出されるわ。大方、スナザメもあんたが蘇生させたとか」 「ブレードトゥースに比べたら小物じゃろう……うむ、イゴールが近いな」 ドクターミンチが呟いたその瞬間、助手のイゴールが天幕の入り口をたくし上げて中に入ってきた。 大柄なドラムカンよりも、さらに大きい肩に、人らしきものを担いでいる。 長い金髪が垂れているせいで、顔は見えないが、どうやら女ソルジャーの死体らしい。 「お早いお帰りで、イゴール。何だ、そいつは。別嬪さんナンパでもしてきたのか?」 「いや、彼女は常連じゃよ」 「おいおい、俺以外にここの常連が居るのかよ」 イゴールはドクターミンチの実験台に、女ソルジャーの死体を仰向けで寝かせた。 豊かだった金髪は、もさもさと荒れている。髪をどかすと、ぎりぎり大人と言えるか、という年頃の顔つき。 釣り上がった猫目は、力なく半開きで、濁った碧眼がちらりとのぞく。真っ白い肌は、泥や砂で薄汚れている。 仰向けになっても、こんもりと自己主張する胸の谷間に、TNTパラノイアの薬莢がひとつ転げ落ちた。 女ソルジャーを安定させるため、イゴールが彼女の手足を伸ばした。 そして、電撃蘇生装置を仕掛けるため、彼女の纏うアーマーをてきぱきと剥いでいく。 出る所は出て、締まる所は締まった身体に、大きな傷跡がいくつも刻まれていた。 普通の女なら痛ましいと思えるその傷が、何故かドラムカンは装飾のように美しいと思えた。 「そいつ、生き返ったら知らせてくれよ。俺はちょっと出てくる」 「それはいいんじゃが、彼女は生き返ると、いつも何の話もせずにどこかへ去ってしまうぞ。 おかけで、ワシは彼女の名前すら知らん」 「それなら俺がとっ捕まえるさ。それも楽しいだろう」 ドラムカンがテントを出た後、ドクターミンチが電撃蘇生装置の準備を整え、放電管を構える。 薄汚れた柔肌から、電流が肉を刺し貫く。身体の中に、熱が押し込まれる。 その狼藉に反発するように、女ソルジャーの心臓が、どくんと跳ねた。 「さあ! よみがえるのだ! この電撃でーっ!」 ドクターミンチの巧みな手管によって、女ソルジャーは冥界から、 このろくでもない現世に引きずり戻されようとしていた。 博士の研究にまたひとつ貢献ができて、フラッシュを浴びるイゴールの顔も、無言ながら誇らしげだ。 この天幕を張った仮設研究所では、これが日常だった。 「おい、ドクターミンチ! 聞こえてんだろ!」 「……何じゃ、出かけてそうそう戻るとは。邪魔せんでおくれよ」 叫び声と同時に、出たばかりのドラムカンが、研究所へ雪崩れ込んできた。 「あんた、ここらでタコ女を蘇生させたりしなかったか?」
◆03 「愛の教師は、わたくし、オフロディテよ。よろしくね♪ じゃ、授業を始めるから、服をぬいでちょうだい?」 マドの町。酒場の隣に建てられた、酒場に負けないぐらい真新しい、エスニックな建物。 入り口に立つ怪しげな中年男に、ドラムカンは授業料を100G握らせた。 ここは、大人の学校という看板をかけている施設との話だ。 「いいのか? 俺は、脱いだらちょっとすごいもんだぜ」 選んだレッスンは愛。教室の扉を開けば、寝台、窓、タンスがひとつずつの個室。 中で迎えてきたのは、ドラムカンにも引けをとらない長身の若い女。 「いいわ。まだ服を着込んでいても感じる。荒々しさが、あなた本来の姿、ね」 オフロディテは、艶のある黒髪を額で分けて、後ろは腰までまっすぐに伸ばしていた。 きりりとドラムカンを見据える大きな目に、黒縁ハーフリムのメガネが涼しさを添えている。 すっと通った鼻筋に、みずみずしい肌と唇。甘ったるい声は、作り声か、それとも素か。 「あなたも、修羅場をくぐってきたようね。でも、人を愛したことは?」 「さぁな。覚えは無いが、あるかも知れない。もしかしたら、あんたに言い寄ったことがあるかもな」 「それはないわ。あなた、忘れられそうにない面構えしてるもの。あったことがあるなら、私が覚えてる」 ドラムカンのハンター勘は、確かに以前オフロディテとあったことがある、と告げていた。 目を奪う美貌。すらりとしながら、出る所は出た女らしいスタイル。 リンゴの頬紅を100個突っ込んでも足りない。といっても、これだけなら他人の空似かも知れない。 「ところで、あんたは脱いでくれないのか」 「残念だけど、これは授業だから……そうね。あなたが、もう私の授業が必要ないぐらい、 意思を鍛え、愛について知ることができたら……その時は、私と愛しあいましょう♪」 オフロディテは、ギリギリ尻を隠すぐらいの、丈が中途半端な青ジャケットを着込んでいた。 合わせ目はきっちりと閉めているが、サイズに余裕が無いのか、胸の盛り上がりが露骨になっている。 太腿より下は、黒くぴったりとした布のようなものに覆われている。 肌一枚にも満たない、極薄の蒸着アーマーだ。 大破壊後の世界で、こんなシロモノはそうそうお目にかかれない。 それをジロジロと見ながらも、ドラムカンは服をすべて脱いだ。 「あなたには、疑念がある。迷いがある。でも、それを自分の意思で踏み越えて、 私の前に裸で立っている。それが愛の構え……ようこそ、オフロディテ愛の教室へ」 「俺は、ドラムカンだ」 オフロディテは、筋骨隆々だが傷の絶えないドラムカンの身体を、上から下まで撫で回すように見た。 が、一往復でひとまず満足したのか、彼女はドラムカンの目を見据えて、口を開いた。 「みんな、愛は感情だと思い込んでる。でもそれはちがうわ。 感情なのは愛ではなくて、恋。激しく燃えるけど、すぐ消える」 ドラムカンは、さつじんアメーバのごとく、 ぬるぬると滑らかなオフロディテの口舌を神妙に聞いた。
◆04 「愛は、感情ではなくて、意思よ。ひとりのひとを愛し続けようとする意思が、恋を愛に変えていくの。 自分にはムリ……そのためらいを、意志の力で乗り越えていくのが、愛」 オフロディテは、長い脚に似合いの黒ヒールをカツカツと鳴らし、 ドラムカンから3歩ほどの距離で止まった。ドラムカンも応じて立ち上がった。 「オフロディテ。それなら、そんな強い意思の力がいる愛って、なんなんだ」 「愛について教えられることは、あまり多くはないわ。 愛し方も愛され方も、人それぞれ。愛の形は無限だからだ。けど、これだけは言える。」 オフロディテは、ジャケットからあふれんばかりの胸を腕で抱き、 そして芝居がかった勿体をつけて、両腕を開いた。 「傷つけあうことを恐れていたら、愛しあうことはできない! つまり……愛は、戦いなの! 裸の心と心をぶつけあう! それが愛! さあ、ふたりで愛しあうのよ!」 オフロディテは身体を反らし、高らかに宣言した。 ドラムカンは一瞬呆気にとられたが、素手の拳を握り締め、オフロディテに尋ねた。 「いいのか? 俺の素手は、響くぞ」 「それは楽しみね、今からゾクゾクときてしまうわ♪」 ドラムカンは腰を落とし、あらん限りの男気を迸らせ、オフロディテに向かって踏み出した。 彼の右手が、男気で立ち上る靄を引き裂いて、彼女に迫り―― 「が――ふ、あ、かは、あっ――ッ」 オフロディテの臍下丹田に、ドラムカンの男気パンチが打たれた。 抉り込む一撃は、オフロディテの身体の芯にまで届き、ドラムカンの男気を伝えた。 その一撃は、確かに彼女を揺るがした。滑らかな肌が、たちまち脂汗でぬめりだす。 彼女は呼吸を乱し、腰がガクガクと震え、やっと立っている様子。しかし、膝はついていない。 「いいわ……いいじゃない。今度は、私がそれに応える番ね……。 私の愛を、あなたに――さあ、意思の力で耐えてごらんなさい♪」 オフロディテの所作は、その対象でないものからすれば、 ただ身をくねらせて、豊かな乳を揺らし、あざとい秋波を送っただけと思えただろう。 だが、ドラムカンに対しては、その露骨過ぎて滑稽なほどの科に、彼女の“誘惑”が乗っていた。 彼の――いろいろと酷使されている――脳に、紅蓮ワルキューレのごとき炎が舞う。 「ああ、あなたも――誘惑に負けたわね。それでは、恋はできても愛にはたどりつけない。 ドラムカンは、“誘惑”にかかってしまった。 “誘惑”にかかってしまったが最後、オフロディテの授業は終わり。 「……何かしら、私のこの気持ちは。あなたに、もっと期待していたのかしら」 あとは体力が尽きる寸前まで搾り取られ、学校の裏校門からお帰りいただく。 「もっと勉強して、誘惑に負けない意思の力を身につけなきゃダメ。さぁ、お帰りはあっちの扉よ」 オフロディテは、ドラムカンに背を向けた。何故か、これ以上彼の姿を見ていられなかった。 そのまま彼女がベッドに座ろうとすると、彼女の肩の後ろから、男の腕が回された。 「オフロディテ。お前、オルガ・モードだろ」
◆05 「あら。まだ落ちきってなかったのね、ドラムカン。あなたって、やっぱり面白いわ。 でも、ダメ。それ、他の女の人の名前でしょう。こんな時に、口走っちゃダメよ」 「俺の拳は、安い賞金首なら一撃で倒せる。それをまともに食らって、余裕をかましてる。 そんな奴ザラにいてたまるか。あとは“誘惑”だ。あれ、前にも食らったことあるぞ」 オフロディテは、無遠慮に身体へ触れてくるドラムカンを、敢えて拒まなかった。 一度誘惑に囚われたものが、こんな一瞬で正気を取り戻すなど、彼女にも覚えがない。 「私は、愛の教師オフロディテよ」 「そっか。俺の勘違いか。それなら、こうしてやっても構わないよな」 ドラムカンは、オフロディテの顎を、ムリに背中側へ向けさせ、いきなり彼女の唇を奪った。 彼女が長身だったため、苦しいながらも、唇と唇が届く。舌を伸ばして、彼女の唇に割り込む。 彼女は彼の強引なキスを受け入れ、ちゅくちゅくと水音が漏れ、首筋やジャケットの青布に、 そして緩んだジャケットから覗く胸の谷間に、ふたりの混ざり合った唾液が垂れ落ちる。 「んんっ……ん、んぅうっ……ふ、うぅん」 自分からタコ人間に改造されるほど、グラトノスにイカれてたオルガ・モードなら、 他の男に唇を許すはずがないだろ――と、ドラムカンは踏んでいた。 彼はあくまで確認のために、オフロディテの唇を食いついた。 が、どうも見込み違いだ、と思えば、もう彼は彼女を貪ることしか考えていなかった。 頃合いと見たドラムカンが、窮屈そうなオフロディテのジャケットに手を伸ばすと、 はじめて彼女は彼を押しのけた。 「キスより先はダメ、ってか。あんた、乙女チューブでも突っ込まれてるのか」 「そこから先は……補習が必要よ。あなたなら、いいわ。とことん付き合ってあげる」 オフロディテは、部屋に据えられたベッドに、ドラムカンを招いた。
◆06 「なぁ、オフロディテ。この……蒸着アーマー、っていうの、どうにかならないか」 ドラムカンは、ベッドに仰向けで横たわっていた。 電気はついている状態だが、彼の視界は暗い。 一方オフロディテは、彼の身体を四足に跨いでいた。 が、彼らの頭の向きは、それぞれ上下逆になっている。 ヤラしい本でいうところのシックスナインであった。 「脱がなきゃ、どう責めたら分からない? そんなウブには見えないけど」 「見た目や触り心地はいいんだよ。だが、これ味気ないぞ」 「いやん、いきなりなんて、勉強熱心なことね」 ドラムカンは首を伸ばして、鼻をオフロディテの恥丘――と思われる場所に擦りつけた。 蒸着アーマーは、彼女の素肌にぴったり張り付くどころではない。 素肌の凹凸や陰影を、むしろ素肌よりも強調していた。 マンマメロンとも張り合える乳に尻、すっと伸びた曲線美は言うに及ばず、 ヘソの穴や浮き沈みする筋までが、照明を遮られて薄暗い視界でもよく分かる。 また感触も、上等な油を塗ったように手が滑り、それでいて中身の柔らかさを殺していない。 「けれどよ、味も匂いもしないし、体温もぬるいぞ。あんたも、熱が篭って熱くなってないか?」 「それは認めるわ。でも、これはあくまで補習。私に参った、と言わせるまで、意思の力で堪えるのよ」 ルールは単純。オフロディテが認めるまで、ドラムカンは欲望を意思で抑えつけなければならない。 彼女は、彼の天をつく肉砲に、挨拶代わりのキスを落とした。 彼女の快楽責めに耐えて、射精を我慢しなければならない。 逆に彼は、おあずけ状態の彼女の下半身に、反撃を加える事ができる。 「あふ……あ、そう、そこね。それだけ露骨になってたら、私が高ぶってるのも、分かってしまう」 「蒸着アーマーごしだから、少し強めにした方がいいか? こういうやり方は初めてだから、力加減の好みを教えてくれよ」 ドラムカンは、オフロディテの股間から浮き彫りになってしまっているクリトリスを、軽く爪で引っ掻いた。 薄膜やら、鼠径部やら、下っ腹から腿にかけての筋が、くらくらと蠢いて反応する。 「生徒に気遣いは無用よ。あなたのよいと思うやり方で、 私の腰をスクラップにするつもりで、やりなさい♪ その代わり、私も手心はナシよ」 ドラムカンの肉砲が、いきなり暖かい粘膜で包まれた。 まるで吸盤でも持っているかのように、変幻自在であちこちから吸い付きが襲い掛かってくる。 いきなり暴発しかけた彼だが、膝に力をいれて、第一波を堪えた。 オフロディテは言葉を発せない代わりか、いい子いい子と彼の太腿を手で撫で回した。 「あんた、初っ端から手加減なしって、こういうことかよ!」 悪態をつく風で、ドラムカンはオフロディテのクリトリスにむしゃぶりつく。 砲塔を咥えながら彼女が声を漏らした。こそばゆい振動が伝わってくる。 こうしてオフロディテの補習が始まった。
◆07 「うっふ〜ん♪ ドラムカンったら、なかなか見所あるわね。でも、もうジリ貧じゃないの?」 「畜生、調子に乗ってるんじゃねーぞ……っ!」 補習の展開は、一方的だった。 「こんなにはち切れそうになって、ぴこぴこ動いて……心臓がドキドキしてるのに、合わせてるのかしら」 ドラムカンは、オフロディテの責めによく耐えていた。 だが、彼女はわざと彼がぎりぎり耐えられる程度の手管に留めていた。 逆に、ドラムカンは効果的な反撃ができていなかった。 蒸着アーマーのせいで、オフロディテの体温がぬるい。濡れているかどうかも分からない。 時折、彼の愛撫に反応した素振りを見せるが、それだって得意の演技かも知れない。 「あなたは、よく頑張ってるわ♪」 オフロディテは、愛の教師たる余裕を保ったままだった。 一方ドラムカンは、彼女がオルガ・モードかも知れない、という緊張感で、何とか踏みとどまっていた。 「あなたが愛のために頑張ってると思うと、この味もひとしおなの♪」 オフロディテは、至福の表情でドラムカンの肉砲を堪能していた。 彼女は、顔で嬉しさを伝えられないのが惜しいのか、挑発するように、わざと彼の前で尻を揺らした。 形勢は完全に彼女へ傾いていた。やがて、彼の手が彼女から離れた。 「どうしたの、ドラムカン。諦めてしまったの?」 「なぁ、オフロディテ。俺は、ハンターなんだよ」 オフロディテの台詞を、ドラムカンはあさっての方向に打ち返した。 「俺の“ハンターズアイ”が、あんたの弱点を一つだけ見つけていたんだ。 だが、俺はそこを避けた。そこを責めていいものか、迷っていてな」 「ダメ、そういうの全然ダメよ。躊躇い、迷いがあっては、人を愛することなんてできない。 生徒が……教師に、遠慮なんかするものじゃないわ。さあ、これで最後にするわよ」 ドラムカンは、右手を一回握って、ゆっくりと開いた。 そして掌を、オフロディテの下半身、ヘソの少し下あたりに押し当てる。 「あ、ドラムカン、そこっ、は」 「あんたも、俺が敢えて触ってないの、気づいてたろ。いつくるのか、待ってたりしてな。 今更なんでもないふりをしても、無駄だ。身体が、覚えてるって言ってるぞ」 ドラムカンの右手に、男気が溢れだしてきた。 オフロディテの肚に、奥の奥まで響いた一撃が蘇る。 あの感触を再現したかのように、衝撃が彼女の四肢を伝う。 そこは、初めにドラムカンから、渾身の男気パンチをもらった場所だった。
◆08 「最後の攻防だ。これでダメなら、俺もあきらめが付く。構えろよ、オフロディテ」 「ハンターのくせに、律儀ね」 「あんたは、もうただの獲物じゃないからな」 「……うふ、うふっ、ふふっ。あなたは、是が非でも愛を知らなければならない人間ね。 こんな女殺しが、愛を知らないままでは、女が何人泣かされるやら」 ドラムカンは、もはやオフロディテのことを、狩り損ねた獲物とは思っていなかった。 オフロディテは、もはやドラムカンのことを、ただの生徒とは思っていなかった。 オフロディテのむっちりとした下腹部に、ドラムカンの右手が、わずかに沈む。 ドラムカンの肉砲に、オフロディテが改めて接吻する。 「ああ……ドラムカンっ、あなたの、男らしさが、また、私の、なかにっ」 ドラムカンの責め手。オフロディテが喘ぐ。それより先の声は、誰にも聞き取れなかった。 彼女もまた、砲塔を口に咥えて、怒張の相手を始めたせいだった。 「く、ふ……っ、う、うぉ、ふぉっ――んお、お゛お、お゛あ゛おお゛おっ」 今まで肘と膝をベッドについて、踏ん張ってきたオフロディテの四肢が、 一気にがたついて、ドラムカンにのし掛かってしまう。 彼の顔は、彼女の厚く柔らかい尻肉の張りに埋もれた。 蒸着アーマーなんか着ているせいで、とりついてくる感触がパラサイトうみうしのようだった。 ただでさえ男気を出すことに集中していたドラムカン。 遠慮の無くなったオフロディテの舌技に、あえなく射精してしまう。 ねばつく奔流が彼女の口内を暴れ回り、もう呼吸の覚束無い彼女を噎(む)せさせる。 「くぁあっ! ふ、はあっ! わ、私、っ! あ、あああーっ!」 オフロディテは、中で荒れ狂う快楽に、身体をねじ曲げられ、背中を反り返らせた。 ついに彼女はドラムカンの肉砲から口を離した。打ち込まれた精液と唾液が、唇から溢れだす。 また、彼の肉砲が第二弾を射精し、彼女のメガネのレンズを叩き、あるいは黒髪を白濁で汚した。 「だめ、ホントに、だめっ、ドラムカンっ! 私、これ以上やられたら、私、がっ」 ドラムカンからは見えなかったが、オフロディテの両肩や背中では、 黒い蒸着アーマーの粒子が、さらさらと剥がれ落ち始めていた。 彼女の昂ぶりに、とうとう蒸着アーマーが音を上げてきた。 ドラムカンは、優しい手つきで、彼女に酷な追い打ちをかけた。 「そこは、そこ、やられたら、お、おかしく、オカしく、なるっ――う、うあ、んああっ」 黒髪を振り乱し、豊かな胸も揺らし、下半身で心臓が拍動しているかのような痙攣を起こす。 理知的だった大きな瞳が、ふらふらと彷徨い、目蓋の裏に隠れる。 「私が……あ、あっ、く、狂う、イヤ、あ、ドラム、カン――あ、ふあ、あっあっ」 ついに限界を越えたオフロディテは、ドラムカンの身体の上に、がくりと崩れ落ちた。
◆09 「なあ、オフロディテ。そんな有様だってのに、やっぱり蒸着アーマーは脱いでくれないんだな」 ドラムカンは、ベッドで膝立ちになりながら、オフロディテを見下ろして言った。 彼女は、たとえるなら壊れたキャノンホッパーをひっくり返したような、 人間の尊厳とか色々なものを剥ぎ取られた格好で、ベッドに転がっていた。 「あ、はは……スゴい、わ。私、腰砕けなんてものじゃない……使いものに、ならないんだから」 オフロディテの身体は、上は首から、下は爪先まで、黒の蒸着アーマーに包まれたままだった。 もっとも、それが彼女の身体をドラムカンの視線から隠しているか、と言われれば、それは微妙だった。 冷めるどころか燃えついたままの、浮き沈みする肌と肉。ジャケットはどこかへ行ってしまった。 ドラムカンの手にも余りそうな乳房の形は、興奮で充血した乳首の形まで晒している。 目線をずらせば、白くべとべとに汚されたオフロディテの顔。 巻き添えを食らったメガネは、かけているというより、かろうじて引っかかっているといった具合。 「私だって……もう、これは邪魔だと思ってる……あなたと、もっとシたい。でも、まだ、ダメ」 「あんた、この期に及んで焦らすね」 「あなたは、私にひとつ、姿を隠しているわ……」 それは、ブレードトゥースのことだろうか、とドラムカンは悟った。 結局、こいつはオルガ・モードじゃねえか、とドラムカンは思った。 もう、どちらでも良かった。どちらであろうとも、構わなかった。 「オフロディテ。俺のソレを見たら、お前は殺されるかも知れんぞ」 「……ない、わ。ドラムカン、言ったでしょうに……。 傷つけあうことを恐れていたら、愛しあうことはできない」 ドラムカンの赤い髪が、燃え広がる火の勢いで伸び始める。顔の口角が裂けて、太い犬歯が覗く。 彼の変貌の様を、オフロディテは恍惚の目で見守った。 「さあ、ふたりで、愛しあうのよ」 オフロディテの呟きとともに、黒い蒸着アーマーは、宙に散って消えていった。
◆10 「ねぇ……ドラムカン、面白いわね、愛って」 ブレードトゥースに変身したドラムカンは、凶悪さを増した肉砲を、 無抵抗に広げられたオフロディテの脚の間にあてがった。 左右に広げられた彼女の腕を、獣となって一回り二回りも大きくなった彼の腕が掴む。 変身して彼の手が大きくなったので、彼女の腕と肩を同時に抱えるような格好になった。 「人間みたいに、愛しあうために、私たち、人間やめちゃうのね」 オフロディテの女穴は、濁った涎を垂らして、ドラムカンの肉砲を待ち構えていた。 蒸着アーマーに抑えつけられて、肌はふやけ、汗と愛液の区別もつかない。 「う、ふふっ、そう、私を、満たしてちょうだい。代わりに、私が、あなたを包んであげる」 人間の身体では、とても受け入れられない太さ、長さのドラムカンを、 オフロディテの女穴は、肉を軋ませ、粘膜から血を流しながら、徐々に飲み込んでいく。 「もっと、抱いて、抱いて、あなたの、肌を、感じたいからっ」 オフロディテは、体の中を貫かれながら、獣と化したドラムカンの胸板に、顔を埋めた。 愛の教師たる彼女も、そんな姿だと、体格差があるせいもあって、童女が甘える様のようだった。 「キスは、届かなくなっちゃったけど、こういうのも、いいわね」 ドラムカンの肉砲が、みしみしとオフロディテの中を割り開く。 獣の快楽を感じているのか、不意に手の爪を彼女の肌に食い込ませる。 彼女の白い肌に、赤い血の華が咲く。 「そこ、そこぉ、奥っ、私の、しきゅ、う――」 そこにドラムカンの先端が届いた瞬間、オフロディテの臓腑が残らず跳ねた。 ぱんぱんに張った尻肉が、男気をまともに食らっていた下腹部が、ぶるぶると雀躍した。 彼女のそれは、図抜けた男らしさに叩かれ、酔わされて、潰されかねない相手に媚びていた。 彼女も、既にまともな身体ではなかった。 「そこで、キスして、たっぷり焦らして、観念したら、捩じ込んで、抉じ開け――んぐっ、く、おっ、んおぉおっ!」 オフロディテは奥の入り口を擦られる。悶絶して、玉のような汗がおびただしく散る。 長い髪が乱れて、彼女の肩から背中に張り付く。ドラムカンの手にも絡まる。 「い、いいっ、貫かれ、ちゃうっ――いい、私、あい……愛、され、てっ」 オフロディテの中が決壊する寸前、ドラムカンの肉砲が咆哮した。 男精が、彼女に注がれる。叩きつけられる。奔流の狼藉で、引き締まっていた彼女の腹が、膨れ上がる。 嬌声が、切れ切れになり、苦しげな吐息だけになり、痙攣が徐々に収束していく。 彼女の肩甲骨が、力を失って、くらりと垂れる。 「わたし、が、あなたを、つつ、んで」 やがてオフロディテの背中から、大きな吸盤のついた頭足類の足が八本も現れ、 ドラムカンと彼女とをきつく結びつけ、締めあげた。異形がふたり、絡み合いながら、大人の学校を揺らした。
◆11 「おはよう、ドラムカン♪ 目覚めはいかがかしら?」 「最高だな。こんな美女に起こされるなんて」 目を覚ましたドラムカンは、起き抜けにオフロディテの顔を見せられた。 彼女はメガネをきちんとかけて、髪も枝毛一つなく整えられ、表情も引き締まっていて、 何事もなかったかのような甘ったるい作り声で、寝起きの彼を迎えた。 「あなたは、素晴らしい意思の力を持ってるわ。真実の愛にたどり着けるぐらいに」 「ああ、そういえばこれは、愛のレッスンだったな。 愛を学ぶのに、裸になる必要があったのは、ひょっとしてこういうことか?」 「いや、さすがにこれは私たちだけよ」 愛の教室は、冷血党に荒らされたツリシ峠のモーテルより酷い有様だった。 思考がクリアになってきたドラムカンは、自分たち二人が寝転がっているものが、 かつてベッドだったものの残骸であることに気づいた。 「俺、これで出禁になりゃしないだろうか」 「大丈夫よ。隣の教室はもっと酷いから」 ドラムカンは身を起こすと、脱ぎっぱなしだった服を着込んだ。 いつまでもここに居座ってはいられない。 「もう、私に何も聞かないの? ドラムカン」 「そうだな……今度来る時は、何かおみやげでも持ってきたほうがいいか?」 ドラムカンの返しを聞いて、オフロディテはくつくつと喉で笑った。 そして、服を着込んだ彼の前に、裸のまま近寄った。 「これ、あなたに貸しておくわ。次来る時は、忘れないで返してね」 「おいおい、これは俺に似合わないだろう」 「そうかしら。男らしさにますます磨きがかかった気がするわよ」 オフロディテは、自分のメガネを外して、ドラムカンにかけてやった。 「おいあんた、笑ってるだろ。やっぱりおかしいんだろうが」 「うふ、ふふふっ。外しちゃダメよ。どこへ行ってもいいけど、ちゃんと私に返しに来るの。分かった?」 ドラムカン・ジョーンズは オフロディテのメガネ を手に入れた! オフロディテのメガネ は、外すことができません! 「おいドラムカン、何だよそのメガネは」 「ケンか。こいつはな、男の事情で外せなくなったアクセサリーだ」 「似合わねーな。まさか、変な装置で洗脳されてやしないだろうなぁ?」 「ははは、身ぐるみ剥ぐぞお前」 (了)
GJ! GJ! 楽しかった。 そういえば3と2リローテッドの世界は、わりに近くにあると言えるな。
GJ オルガがすべてをさらけ出せ、とか洒落利いてるよね
日λ...(保守中)
>>517 を読んでくれた人、感想くれた人、ありがとうございます。
3行あらすじ
ドラムカン×地獄耳のダフネ
背面座位、ちょっとだけ耳姦。情報屋→記憶力がよい→今までやったことをつぶさに覚えている→回数を重ねるほどエロくなる。
ナース→人間の身体の弄り方に詳しい→エロい。面倒臭いとか自分で言ってしまう女→エロい。
※17レス、約16000字。
連投規制のため途中で間が空く見込み。
◆01 初めて身体を重ねた時は、ただの出来心だった。 訳知り顔の人は、私とドラムカンの出会いを聞きかじっているから、勝手に納得してうんうんと頷く。 ドラムカンは、冷血党が私を監禁して立て籠もっていたエルルースビルに、 自分の身体と、愛車と、相棒のポチだけで殴り込んだ。 冷血党を下っ端から幹部まで、人間、クリーチャー、警備システムまで叩き潰し、 ついには冷血党ナンバー2のオーロックをも殺した。私を助け出すために。 いい年こいた男と女が、そんな状況になったら、行為に及んでもおかしくない、と。 必要がないから訂正はしないけど、本当は、こんな少女趣味なシチュエーションじゃなかった。 仮にそうだったならば、全部状況のせいにできたのに。 私は、オーロックに捕らえられても、さほどの危機感は抱いてなかった。 オズマに協力した時点で、冷血党を敵に回す覚悟はできていた。 オーロックは、捕らえた私を尋問したが、おしゃべりは苦手らしく、 私から情報を引き出すことはできなかった。逆に私は、オーロックの内心を見抜かせてもらった。 オーロックは、私の身柄を利用しておびき寄せるドラムカンのことばかり考えている。 ドラムカンがエルルースに入ってきてすぐ、周りの冷血党とオーロックの顔色が変わる。 最早ここは、在りし日のラ・モニュメンタル。“Il matador chi e ?”と心の中で呟く。 オーロックの部下たちは、次々とビルの階下へ降りて、ひとりも戻ってこなかった。 イライラが溜まってきたオーロックにどつかれたのは、参ったわね。 不意にエレベーターが開き、赤い髪の闘牛士が現れる。たっぷり焦れた黒牛が対峙する。 私はたったひとりの観客だった。が、私に見せてくれたのは、肩慣らしだけだった。 彼らの戦いは、私の頭上、天井の向こう、今は使われないエルルースのヘリポートで行われていた。 私は目を閉じて、音と振動だけで、彼らの戦いを思い浮かべた。 「あなたが、オーロックを倒したのかしら」 「さぁな。この情報は高いぞ」 背後から声がして、私は目を開く。天井の照明が眩しい。 「あら、私から何をお望みなの」 「燃えるような熱いキスを」 笑うのは失礼と思ったけど、噛み殺しきれなかった。 私はそれを誤魔化すために、勢いをつけて振り向き、 ドラムカンに迫って、戦塵でかさついた唇を頂戴した。 メタモーフ細胞とか、えぐい人体実験やられてるくせに、人間らしい味だった。 ドラムカンは、強くて、逞しくて、図々しい男。 さすが殺しても死なないだけはある。こんな人間、私は他に知らない。 だから私は、出来心を起こしてしまった。ドラムカンもすぐに応じた。 ドラムカンは、戦いの興奮が冷めやらないのか、私にはキツめのモノをお見舞いしてくれた。 荒々しく、執拗に、私が音を上げるまで。状況のせいにするには、没頭し過ぎた。 あの時は特別、あの時だけの関係――と、切り捨てられなくなった。 条件次第では、また身体を開いてもいい、と思ってしまっていた。
◆02 エルルース地下街の、私のオフィス。 私が椅子に座ってコンピュータをいじっていると、床と椅子からわずかな振動が伝わる。 私はモニタから目を離し、姿見の前に立つ。 まだ遠くからの振動。消音コートでもつけているのか、音はよく聞き取れない。 けれど私は、この振動の主が誰のものか、既に分かっていた。 これはモンスターではなく、人の操るクルマが起こしている。 「この重さの感じは、ディノヒウスかしら」 らしくない独り言を呟いてしまう。鏡の自分が苦笑していた。 私は手早く身支度を整えると、オフィスの受付に向かった。 もうすぐここにドラムカンがやってくる。 ドラムカンは、私のオフィスを訪れる時、いつも戦車で乗り付ける。 MBT77。レッドウルフ。スカウター。ツングースカ。ラスプーチン。 特にローテーションはないらしいが、毎回違う戦車でやってくる。 おかげで、私は彼の持つクルマのうち6台を、実際に目で見て、中に入って、覚えてしまった。 ドラムカンがハッチを開けた瞬間を見計らって、私は声をかけた。 「いらっしゃい、ドラムカン。よく来たわね」 「何だ、気づいてたのか。今日はいきなり来て驚かせようと思ったんだが」 ドラムカンが駆っていたのはディノヒウスだった。 砂漠の中を突っ切ってきたくせに、鳥の糞どころか、砂礫ひとつついていない車体。 特殊なコートでも塗っているのだろう。 「もしかして、偵察UFOはあんたが情報収集のために動かしてるのか? さっき、うざったいからつい撃墜したが、それで気付かれたのかと」 「違うわ。ここは地下街。ご立派なクルマを走らせたら、いくら消音しても響いちゃうでしょ。 それにディノヒウスはキャタピラ4つだから、振動の違いですぐ分かるの」 ドラムカンと会話している内に、彼の相棒・ポチがやってきたので、 用意していたわんわんドリンクを勧めてあげた。 ポチは左右にひらひらと尻尾を振っていたが、やがて一声鳴くと、脇に退いた。 私は冷たいディノヒウスの表面を掌で撫でた。前に触れた時と同じ。 「もうコイツの中に入るのか。喉も乾いてるし、先に茶ぐらい付き合ってもいいんだぞ」 「そういうのは、お互い少し落ち着いてからにしましょうよ」 ドラムカンは、獲物にじりじりと近づくハンターのごとく、戦車を慎重に走らせていた。 だから、私はそれだけ、ドラムカンがもうじきやってくる、という確信の下で待たされていた。 私はドラムカンの手を握り、ディノヒウスの中に入れてもらった。
◆03 ディノヒウスの車体は、クルマの割には広いけれど、 そのスペースの大半は、ドラムカンの道具で埋まっていた。 大量のタイルパック。修理キット。換気装置。医療装置。キャンプキット。 「ちょっと待ってろ。邪魔を散らす」 ドラムカンは、片手で抱えきれるほどの大きさの、 ワンピースを着た可愛らしい女の子の人形を掴んでいた。 ドラムカンは人形の背中に手を差し入れて、布の向こうで何やらいじり回すと、 人形の大きな瞳がぎょろりと光った。それを確認したドラムカンは、 半分開いていたディノヒウスのハッチの隙間から、外へ向けて人形を投げた。 「可愛らしいセキュリティシステムよね、それ」 「これが見てくれより重宝なんだよ」 ドラムカンが投げた人形は、量子ドールという。量子の力で、さまざまなことができる人形。 ディノヒウスのすぐ外でホバリングして、モンスターの嫌う音波を発し続け、 私たちが不意打ちを食らわないように見張ってくれるスグレモノだ。 「あなたは、意外とああいう趣味があるのかしら」 「知ってるだろ、あの外見はドール博士の趣味だって」 私が気になったのは、ドールの外見だった。 ドラムカンとある意味因縁の深い少女・コーラと似ている。 元々は、コーラの身柄と引き換えに、ドラムカンはグラトノス討伐を引き受けた。 グラトノス討伐に、情報屋として私の力が必要だったから、ドラムカンは私を助けた。 その私とドラムカンが身体を交わそうか、という時に邪魔者が出ないか見張るのが、コーラを模した人形。 「いいえ、いい趣味をしてるのは、あなたよ」 「あんたがそういうなら、そうなんだろうな」 私達の会話は、密閉されたディノヒウスの中でよく通る。 ただのやりとりが、まるで顔を近づけて内緒話しているような感触になる。 ハッチを閉めれば、密閉感はさらに増す。 ドラムカンは、車載の簡易ベッドに座っていた。 簡易ベッド、といっても、医療装置に備えられているもので、座り心地はともかく、 大きさは非常に小さい。私が寝転がって四肢を伸ばしたら、確実に手足がはみ出る程度だ。 私はドラムカンに屈みながら正対して、ドラムカンの両腿のすぐ脇に、自分の膝を乗せた。 ナースの抗弾白衣をたくし上げ、壊れやすいガーターのホックは先に外しておく。 私の体重がかかって、簡易ベッドのシーツにシワが寄る。 こうして密着すると、私より18cmも上背のあるドラムカンの体格を、改めて実感する。 「今日は特に急いてるな。ディノヒウスの音で焦れてたのか、ダフネ」 「あなたと同じぐらいには、ね」 私とドラムカンとの情事は、決まって戦車の中だった。 お互い、顔を知られてる身。宿屋なんか使えない。 何回目ぐらいかって? そうね。私は情報屋、回数は覚えているわ。 でも、例えば……普通は、30回と31回の違いなんて、わからないでしょ。 それなりとだけ、わかればいいじゃない。
◆04 「あなたと、初めてした時は、随分乱暴された覚えがあるけど、 最近どうもやり口がおとなしいじゃない。どうしたの」 私は、実は自信を持っている――これで男を餌食にしたこともある――胸とお尻の膨らみを、 衣擦れで服がくちゃくちゃに乱れるくらい、ドラムカンに擦り付ける。 「あの時、もう少し優しくして、って文句言われた気がするんだが。気のせいだったか」 対してドラムカンは、私のナースキャップを取ると、後頭部からうなじをあやすように撫でたり、 密かに気を使っている、私の金色のストレートヘアを指で弄んだりしていた。 「気のせいじゃないかしら。あなた、頭に花火が上がってたから」 私は嘘をついた。私はドラムカンの言う通り、始めての時に、そのようなことを確かに言った。 言葉だけじゃない。その時、ドラムカンがどう動いていたか、私がどう感じたか、全て覚えている。 私は座り込んだまま背筋を伸ばして、ドラムカンと軽いバードキスを繰り返す。 唇が触れ合うだけの、最初のキスに比べたら、子供の遊びのようなキス。 「んっ、ふ、あ」 「こんな感じが好みか」 「それ、職業上のヒミツ。教えないっ」 ドラムカンが私に愛撫を加える度に、私の感覚には、 今までのドラムカンとの情交で得た感覚がオーバーラップする。 あの時は、背中をこう触ってきた。お尻をこう撫でてきた。キスの具合は―― 私達はいつも、狭い車内でセックスをしているから、体位はおのずと決まってくる。 またドラムカンは、乱暴なやり方を封印していたから、加減も似てくる。 「あっ、は、はぁっ」 でも、同じじゃない。ドラムカンは、獲物の弱点を探るハンターのように、 毎度少しずつ、私への攻めを変えている。以前触れてきた手と、今の手が、少しずれて、重なる。 記憶と現実のラグが、私の間で干渉し合う。 「深く、いくぞ」 ドラムカンの囁きが、私の地獄耳をくすぐったかと思うと、私の口内に、ドラムカンの舌が入ってきた。 歯列を抜けられ、頬の裏から、口蓋を舐められる。頭から胸を通って、腰までゾクゾクと快感が走る。 思わず腰が動きそうになるのを、私は下肢の力を抜いて避ける。ダメ、職業上のヒミツは教えられない。 鼻息が荒くなる。これはしょうがない。私の呼吸が、ドラムカンに握られてるから。 しかしやられっぱなしも癪なこと。守りから反撃に転じる。 私は両脚を組み替え、腰を自分から動かせるように体勢を整える。 すぐ近くの、ズボンで抑えつけられているドラムカンのペニスを、私の身体で圧迫する。 舌が止まる。私の背中に回された腕がわずかに力む。ドラムカンがどう感じるかも、私は覚えている。 攻防が一頻り終わると、ドラムカンは私の唇を開放した。 少し腫れてしまっている。何時間か人前には出られないか。
◆05 「なぁ、ダフネ。口でしてくれないか」 「あなたも肝が太いわよね。私の舌先にタマ握られてる人間が、何人いると思って?」 「俺もそのひとりじゃねえか」 簡易ベッドから降りて、車床に立ったドラムカン。 着衣の戒めから解放されたペニスは、私が口に収めるのに苦労するほどの太さで、 彼のヘソまで反り返っていた。私が簡易ベッドに座っていなければ、唇が届かない高さ。 「シセちゃんとか、コーラちゃんに、俺の主砲を見てくれ、とか言ったことある?」 「ないっての。ヤラしい本じゃあるまいし」 砲塔に例えるには、ドラムカンのペニスはグロテスクだった。 亀頭までは整った流線型だが、幹は青い血管が葉脈のように張り巡らされている。 ドラムカンの膨張率は、このたくさん這った血管の賜物なのか、と私は勝手に納得した。 「ふふっ。それなら、ご挨拶までに」 私はドラムカンの亀頭に顔を近づける。オスの生臭さが、私の粘膜に届く。 私は目を閉じる。唇をわずかに尖らせ、亀頭の割れ目におずおずと触れさせる。 シセちゃんとか、コーラちゃんの名前を出してて丁度いいので、乙女のファーストキスをイメージ。 「可愛いことしやがって」 そうして、ギンギンに熱くなったドラムカンのペニスに触れると、 また私の頭に残る、これまで重ねてきた行為が、脳漿に漏れてくる。 頭に浮かされて、私の身体の奥がくつんと疼く。 「私は、ぎりぎりで止めてしまうからね。あなたが出したい時に、勝手に出しちゃって」 「あっさりすごいこと言いやがるな。加減を覚えられちまったか」 私が覚えているのは、自分が如何に感じたかだけではない。 ドラムカンを如何に喜ばせたかも、漏れなく脳に残っている。 幹から浮き出た血管の一本一本を、舌先と唇でくまなく触れる。 大きく出張った雁首は、すぼめた口のまま、見上げながら、またキス。 目線がドラムカンのそれと絡む。心臓からペニスに続く鼓動が、かくんと乱れる。 ドラムカンは、目や仕草で攻められるのがお好きのようで。 私は緩めの舌使いを続けながら、頬に張り付いた髪を、首の後で束ねた。 ドラムカンの指に力が入って、彼自身の服に食い込む。 上から見下ろす視点だと、私の肌が一気に露出したように見えるはず。 あるいは、根元を舐めるのと同時に、先走りと私の唾液にまみれた茎を、 私の頬にわざと擦らせて、顔をベタベタにする。 美肌クリームが台無しになればなるほど、よろしいらしい。 私はドラムカンの反応を見て、射精する直前で動きを止める。 出そうと思えば出せますよ――お気に召すまま、という状態。 「ダフネ、もうそろそろ何だが」 「ンっ、口で出すのはお嫌?」 「飲んでくれないか、あれ」 ドラムカンの台詞は、酒一杯くれないか、というぐらいさらりとしていた。 何が“ヤラしい本じゃあるまいし”だ。 このドラムカン、パニックガス缶にでも改名したらどうよ。
◆06 「あなた、知ってるでしょ。あれ、不味いのよ。しかも、いつまでも喉に残る」 ドラムカンの精液の味。私でなくても忘れないだろう。 刺激的なオス臭も相当なものだけど、それに加えてあのどろつき。 初めて飲んだあとは、たっぷり三日は口内か喉に残ってる気がした。 そう言いつつ、私は唇を広げ、割れ目ごとドラムカンの亀頭を口内に覆う。 まだ出されても居ないのに、喉にあのぬらつきが再現される。 ぬめぬめ細胞のほうが、まださっぱりしている。 根元まで深く咥えようと思っても、唇が届く前に、亀頭が喉を突いてくる。 先走りと涎の混淆が、私の顎から首筋に垂れていく感触。本当に苦しい。 さもありなん、これは本来上の口に入れるものじゃないんだから。 「ダフネ、いい、すごく……腰が、抜けそうだ」 ドラムカンったら、大袈裟な。そんなヤワな造作してないくせに。 私の下肢が、不貞腐れてる。上じゃないでしょう、と不満気に軋る。 ベッドに座り込んでいた腰に波及する。どうしよう、やっぱりこっちで出させるの止めようか。 そう思った瞬間だった。 「んぐっ――く、んお、ふおあぁあっ!」 耳から頭に過った電流。咄嗟に反射する表情筋。喉に津波。呼吸が奪われ、私は噎(む)せる。 ドラムカンのペニスが、ムリヤリ引き抜かれる。ごぼり、と溢れだす精液を、私は両手で抑える。 指の隙間から、溢れたそれが幾筋か手の甲を伝って、肘まで伸びていくのを感じる。 ベッドに背中を丸めて、ようやく呼吸が整ってきた私は、涙目もそのままドラムカンを見上げる。 彼自慢の主砲は、血こそ出ていないが、しっかりと歯型がついていた。 「悪い、そんなに……地獄耳がそこまで繊細とは、思わなかった」 「……口だけじゃ、なくて、今度は耳まで……私の商売道具に、手を出すの?」 私だって知らなかった。この私が、自分の身体のことで、ドラムカンに教えられるなんて。 地獄耳と呼ばれるようになってから、この耳を他人に触らせたことはない。 「口が商売道具というなら、その分はこのディノヒウスで埋め合わせる。ギガンテリオンも沈めた強者だ」 「じゃあ、耳の分は何かしら」 「この両手でどうだ。スクラヴードゥーの両腕をもいだこともあるんだぞ」 ドラムカンの言葉が、洒落や強がりでないことは、 私どころか、ハンターオフィスの人間さえ知っている。 「見せたからってね。触っていいとは、言ってないわよ」 「なら、改めて。あんたの地獄耳を、触らせてくれないか」 「地球最後の紳士らしい言い草ね」 私は、精液の筋がついた手を伸ばして、ドラムカンにつけてしまった歯型を撫でた。 「とはいえ、私がつけた傷よ。薬出しとくわ……婿入り前の体だし、ムリしないほうがいいんじゃない」 「なら、ダフネのモーレツ看護を期待しても――うぁ、あ痛っ、おいぃ……」 禁断の注射をお見舞いしてやりたいのを我慢しつつ、私はドラムカンを手当してやった。
◆07 ドラムカンとのやりとりだと、こんな粗相は初めてだった。 だから、手当してる最中は、今日はお互いこれで醒めてしまうかも、などと考えていた。 「ねえ、こんな姿勢で、その傷は痛まないの」 「表面が少し削げただけだろ。中折れしたわけじゃあるまいし」 むんとした男と女の匂いが、ディノヒウスの車内に行き渡ってきた。 私は、簡易ベッドに座ったドラムカンの膝の上に、座らされていた。 私がさっき薬を塗ってやったペニスは、私のお尻に押し付けられている。 私の見通し――危惧か願望か――は見事に外れていた。 私の身体は、ドラムカンにつけた歯型なんか目じゃないぐらい、重症だった。 ドラムカンは、私が思うよりもさらに図太かった。 「安静にしてろ、って言うなら、そうしてる間をもたせてくれ。ダフネ」 ドラムカンの両手が、私の背後から、私の脇腹へ伸びる。 抗弾白衣を前を留めている三つボタンに、ドラムカンの指がかかる。 「見えなくても、外せるわよね」 「確かにその胸で見えないがな。自慢か」 「あなたに自慢してどうするの」 ドラムカンは前合わせの抗弾白衣を難なく開いて、私の素肌を晒す。 でもドラムカンの視点からでは、脇腹より下は見えないだろうけど。 いくらドラムカンが私より背が高いといっても、私の胸に遮られるから。 ドラムカンは、ブラに包まれたそれをチラと見つつも、指は私の脇腹を探る。 既に用済みのガーターを、くるくるともてあそぶ。肌を、痕もつかない程度にひっかく。 私の喉が動揺する。粘膜の、べっとりとした余韻がこすれ合う。 「温かいな、ダフネ」 「あなたと同じぐらいには、ね」 ドラムカンの右手中指が、私のヘソの縁を周回する。勿体つけるような穴じゃないでしょうが。 左手は私の下っ腹を、触れるか触れないかの調子で行き来する。 「ドラムカン、そこ、撫でるの……しつこく、しないで」 「やめた方がいいか。俺としては惜しいな」 「気にしてるのよ」 「……もう少し頼むよ」 そう言いつつも、ドラムカンの両手は、私の両腿に移った。 股下5cmの黒いニーハイソックスと、私の素肌の境目をなぞる。 「焦れったい、か」 「ええ、そうね。ドラムカンったら」 ドラムカンは、私の身体が燻っているのを、見透かしている。 ドラムカンは図々しいが、素直な男。私が触って、と言えば、触ってくれるだろう。 「ダフネ、心臓の鼓動が、手に伝わってくる」 「指二本、左にずれてるわ。心臓の中心は、もう少し身体の中央寄りよ」 例えば、私のブラに包まれた胸を、揉んでくれと言ったらそうするだろう。 燻りが溜まって、こりこりと勃起している乳首を、フェザータッチで、おかしくなるまで撫でて、 なんて言ったら、おかしくなるまで――はムリでも、しばらくはリクエストに応えてくれるはず。 それが叶ったら、私は嬌声を上げて泣く。だから、私は言わない。
◆08 そんなことを考えていたせいか、ドラムカンは私の胸を、下から手で触れてきた。 ハンターだからか、妙な勘を働かせてくる。まるで重さを掌で測っているような触り方だ。 「何、胸がそんなに好きなの」 「触らないのが失礼なぐらいだろ、こりゃ」 「好きなの?」 「……そりゃ、好きだよ」 男はどいつもこいつも、磁石で引っ張られているように、 女の胸に気が行っているが、ドラムカンも例外ではない。 「ん、んふ、んんっ」 ドラムカンの指が、私の胸の肌に沈んでは、離れる。 その度に、私の意識が胸へ持っていかれる。 肌がどんどん敏感になって、汗の雫が垂れるのすら、くすぐったくなる 「声、聞かせてくれないのか」 「嫌よ」 ドラムカンの、銃や操縦桿で固くなった指の皮が、私の胸をじくじくと苛む。 対照的に、滑らかな爪で触られると、あっさりとした感触に焦れてしまう。 私は、もう顔を下に向けられない。 ドラムカンの手に蕩かされていく胸が、目に入ってしまうから。 「ふ……う、んぁっ、ふっ、ふぅっ」 声を止めきれず、つい歯を食い縛ってしまう。吐息の変化で、ドラムカンには筒抜けだ。 「ハンカチでも使うか?」 「……要らない気を、利かせなくてもいいわ」 ドラムカンめ、この私に、布でも咥えなきゃ声を殺せないだろ、って言うつもりか。 「可愛いな。ダフネは」 「今更そんなこと、言って」 ドラムカンの指へ、獲物に巻き付いた蛇のように、私の両胸を行き来する。 「外すぞ」 「はいはい、どうぞ」 ダメと言っても止まらないだろうに、わざわざ断ってブラを外す。こうなったドラムカンは、不意打ちはしない。 ハイエナのように、相手が耐え切れなくなるまで追い回して、それから仕留める。 ハンターとしての狩猟スタイルが出てるんだろうか。
◆09 ドラムカンの指の腹が、私の胸にゆっくり円を描く。 乳首どころか、乳輪まで勃起してる。乳腺までざわついてる気分。 「何よ……逃げも、隠れも、しないわ」 ドラムカンの指が、また一周。私の感覚が、また臨界に近づく。 胸を通り越して、心臓を撫でられている錯覚がする。 空恐ろしいのに、拒む気になれない。それより先を、期待しているから。 また、回る半径が縮む。ついに、腫れた乳輪の縁を、ドラムカンの爪先が擦る。 「それじゃ、ご挨拶までに」 「……礼儀正しいことで」 ドラムカンの指が、先っぽに触れた。 「ひ――ふ、ひ、ぃ、んひ――っ」 それだけで、私の身体に、花火が飛ぶ。食い縛った歯列から、おかしな音が漏れる。 胸が、熱さで、溶ける、蒸発する、抑えつけた喉を、押し退けて、噴き上がる。 ドラムカンは、三本――いや、親指以外の四本――の指で、触れているだけ。 動かしても居ない。なのに、身体が、与えられてた悦びを、勝手に思い出す。再現する。 そんなことをしなくても、もうすぐ、味わえるのに、気が逸って、 「んひいっ! い――あっ、い――っ」 ほんの少し、擦られただけ。それに、私は、一番弱い。 ドラムカンも、それを覚えている。心臓が倍に膨れたような感覚に襲われる。 「……嫌か。その、これ」 私は咄嗟に、脇をしめて、自分の口を両手で塞いでいた。 そのせいで、ドラムカンの腕を挟んでしまっている。 「冗談、じゃないわ。こんなにしといて、止めるなんて」 この有様では、さっき張った意地が泣く。 「そうだな。あんた、そういう女だ」 「分かってて、そう言ってるでしょう」 私は、両手を自分の後頭部で組んだ。 触りたいなら、それで私を乱れさせたいなら、気が済むまで触ってみなさいな。 「最高だ、ダフネ」 ドラムカンの指が、また一周りする。 また、気持ちいいのを、覚えさせられる。 戻れないところに、一歩近づく。 「んはっ、あっ、そ――それっ」 私は、それを望んでいる。どこかで、望んでしまっている。
◆10 ドラムカンは、私の胸を堪能したあと、まだ緩慢な愛撫を続けている。 外腿と内腿の境を、指でつつとなぞってきた。浮いてた汗が、肌に広げられる。 「ねえ、ドラムカン。面倒臭い女でしょう、私」 普通の男なら、とっくに堪え性が尽きて、無造作に貪られている。 ドラムカンだって、さっき見つけた地獄耳が気になって仕方ないだろうに、 敢えて自分の吐息がかからないよう、顔の位置に気を使っている。 「面倒臭いな。ただ、それもなかなか楽しいぞ」 私は、一思いに蹂躙して貰いたいと思っても、そうとは言えない。 面倒臭い戯れを続ける。 私は情報屋。だから、ドラムカンの女には、なれない。 こんな大物とくっついたが最後、私の情報は、みんなドラムカン寄りのものと思われてしまう。 グラトノス相手に、一回しくじってるのに。 私は、ドラムカンの女には、なれない。 「嫌になったり、しないの。ねぇ」 でも、私は、もう自分では嫌と言えない。拒んでやれない。 ドラムカンの口から、あんたにはうんざりした、とでも言われなければ、離れられない。 私は、私が思う以上に、面倒臭い女だった。 「い、あっ、ドラムカンっ! そこは、気にしてるって言ったでしょうっ」 「もう少し頼む、とも言ったさ」 ドラムカンは、また私の脇腹に手を戻した。 そして肋を撫でたかと思えば、下っ腹に指を伸ばし、指先が半分沈むほど力を入れてきた。 それだけで、腰骨から脊椎まで掴まれたような錯覚がする。 私の身体も、相当イカれてしまった。 「――あっ」 茹だって、熱のぶり返してしまった私のお尻に、ドラムカンのペニスが食い込む。 「待たせたな。おかげさまで、万全の状態をもって戦列復帰だ」 その言葉で、少しばかり渦巻いていた葛藤が、無意識へ沈められてしまった。
◆11 「いい眺めだな、ダフネ。あんた自身に見せてやれないのが、本当に惜しい」 「他ならともかく、ディノヒウスだったら、レコーダーついてても驚かないけど」 「つけてないっての。車外ならともかく、車内記録してどうするんだ」 私は靴を脱いで、ドラムカンに向けてお尻を向けて、簡易ベッドに立っている。 ドラムカンは簡易ベッドに座ったまま。 そこから私は、ドラムカンのペニスを目指して、腰を落としていく。 「支えは要らないのか」 「……お気遣いどーも」 「んぶっ」 私はわざとふざけた声音で、ドラムカンの顔めがけてお尻をぶつけてやった。 ざまあみろ、と思った瞬間、ドラムカンの息が敏感なところにかかって、変に反応してしまう。 対面の方が、入れやすいのは明白。それに、私だって所詮色事は素人。 こんな排泄じみた格好を、こともあろうに、知った仲の男に見せるなんて、 肌がざわつくぐらい恥ずかしい。 「あまりぷりぷりさせてると、こっちからイタズラしてしまうぞ」 「邪魔しないでよ。仕損じて下敷きにしたら、さすがに折れるはずよ」 「おお……怖いこと言いやがる」 でも、私は背面しか選べなかった。 私は、ドラムカンに見せられないような表情にされてしまう。 だから、まっすぐ見つめ合う体位なんか、できない。 「そろそろ、行くからね」 私は背中を丸めて、目で確かめながら、自分の陰唇を指で開く。 分かってはいたけど、イヤになるほどぬめぬめしてる。盛り上がり過ぎよ。 ドラムカンと、粘膜同士で触れた。下肢ががくんと行きそうになるけど、耐える。 ドラムカンの形を、身体が思い出してしまう。 どこまで入ったか、もう見ないでも、中の具合で感じ取れる。 「んっ――ふ、ふあっ、あっ」 媚びた声が出てしまう。快いのに、ドラムカンに恨みがましさが募る。 “私が自分の心情を口から吐いてしまう”なんて、どうかしている。 「最高の気分だぜ、ダフネ」 ドラムカンの余裕ぶった台詞。けれど、荒い息が私のうなじを撫でている。 獲物の前で息を殺せないハンターなんて笑わせる。 私達は、もう普段の自分ではいられないみたい。
◆12 前に、指で抉(くじ)られた場所を、亀頭に押される。 声は辛うじて殺せても、下肢は無理。内からの感覚が抑えられない。 お尻を思わず窄めてしまった。腿が付け根まで震えて、膝頭から足の指まで波及する。 いつからこんな分かりやすい身体になってしまったんだろう。 「あ、あーっ、ちょっと待ってくれ、締りが……まだ出すのは、その」 素面で聞いたら、あまりの情けない響きに吹き出しそうな、ドラムカンの声。 それが、今の私が聞いてしまえば、優越感と照れ臭さで頬が緩む。 「根性出しなさい。ハンターが連射できないなんて、言わせないわ」 期待感が、脳髄から溢れて落ちて、下に溜まっていく。 ドラムカンが身じろぎするだけで、私の身体までずしりと軋む。貫かれているとは、そういうこと。 膣や子宮どころか、横隔膜や肺までガタガタ揺さぶられている気がする。 苦しみと快楽と、混ざらないはずのものが、私の中で、強引に撹拌されてる。 やっと根元まで収まった。一息だってつけやしないけど。 「あなたのそれには、お預け食わせてたから、今は私が動いてあげるわ」 「お、お手柔らかに頼むぜ」 私は重心を前に動かして、自分の爪先と踵に体重が乗るようにする。 ドラムカンのペニスに中を穿たれていると、これだけでもなかなか奥までびりびり来る。 「っふふ、まぁ、考えなくも、ないわ」 曲げた膝に手を突いて、指の2、3本程度腰を浮かせる。また、中で擦れ合う。 体重移動に逆らって、私の膣がドラムカンのペニスをひしと締めている。 入り口が、まるでペニスを吸っているように伸びている様を、 背中だけ前に傾けて、お尻をぐいと突き出している様を、見られてしまっているだろうか。 「お、おおっ、これがモーレツ看護……」 「まだ余裕があるようで、幸いだわ」 「んぐ、うぐうっ」 膝のタメを使って、腰とお尻をずるずると上下させる。 私の体勢だと、腿やふくらはぎに、かなり負担があるので、動きは緩慢になる。 でも、それぐらいが丁度いい。下手に動ける体勢だと、つい動いてしまう。 大きな時計の振り子のようにゆらゆら、けれど方向は気まぐれに、私は腰を使う。 快楽でお尻やら腿やらがびくつくのは、開き直って見せつけてやる。 「だらしない声出して……まだ、できるでしょう」 ドラムカンがどれだけ耐えられるか、なんて、私はとっくに覚えてる。 ドラムカンは、限界でも割とどうにかなる男だ。
◆13 「ねぇ、出したい? ドラムカン」 台詞だけで、中のペニスが反応する。 「それで返事しなくても……しょうがないんだから」 ドラムカンは、そろそろ口が回らなくなってきた。 「いいの。出すまで、私がしてあげる」 潮時だから、トドメをさしてあげる。 以前味わった射精される瞬間が、頭をもたげる。 気の早い私の下肢は、もう期待に浮かされて熱さを増している。 私はだいぶ消耗してきた脚に鞭打って、中に入れられたまま両膝を閉じる。 こうなると、もう圧迫感が段違いになる。さらに腰を下ろす。 私の膣が、完全にドラムカンのペニスの形になってしまった。 ドラムカンの呻きが変わる。他の女ならいざ知らず、私の耳が逃すものか。 私は全身まで縮こまらせて、ドラムカンのペニスを締め付ける。追い詰めてやる。 動きの幅は小刻みに、けれど動きの速さは、どんどんペースアップ。 くちゅ、くちゅ、と、音が響くようになってくる。これは簡易ベッドまでズブ濡れね。 もっと中に意識を集中させる。ただペニスに食いつく穴になってしまう。 「あっ、はは、あっはは! もうすぐ、ねっ」 ドラムカンの腰が、断末魔の叫びの代わりか、がたんと浮く。 背中を向けていても、ドラムカンがどんな顔をしてるか、分かってしまう。 もと10万の賞金首で、ハンターとして50万以上賞金首を狩った男を、 こんなに追い詰められられるのは、私だけ。 「最――高、ねっ、ふ、あはっ」 射精の瞬間は、哀れなぐらい露骨。 ドラムカンの低い唸りが、不自然に途切れる。 「はは、出た、出ーたっ、でも――もっとよ、ね」 果てても、離してやらないけど。 まだまだこんなものじゃない。 「残弾も、全部置いていきなさいな」 ドラムカンのペニスが、また武者震いのように動く。終わらせやしない。 ハンターとして、男としてのドラムカンを、ここですべてもらっていってしまおう。 そのためなら、べたべたした体液まみれで蠢く肉穴にでもなろう。 弾倉数? 非公開情報よ。
◆14 「あぁー、キたわ。いろいろ。私、運動不足気味だからねぇ」 ドラムカンが打ち止めになるまで搾ってやると、 私も気持ちの張りが解けて、だらんとドラムカンの背中に寄りかかった。 「普段から椅子に座ってばかりなのに、むしろよくあそこまでもったもんだ」 終わったなら、いい加減ドラムカンの膝からどいたほうがいいんだろうけど、 ダメだった。腰が立たない。セックスで体力が尽きてしまってる。 「換気装置あるでしょ。つけといてくれないかしら。匂いが残っちゃうから」 「嫌だ。面倒臭い。いいだろ、俺のクルマなんだし」 「そういう問題じゃなくてさぁ」 ディノヒウスの中は、毒ガス弾も防ぐ気密性がある。 そして、一人乗り戦車なので、致す場所としては、狭い。 「メカニックに見せたら、一発でバレるわよ」 「大丈夫だ。大破でもない限り、自分で直す」 私は汗でべたべたに張り付いた髪を、手でまとめようとした。が、結ぶものがない。 まぁ、どうせ着替えもしなければならないし――と、思った矢先だった。 私は、完全に一息ついた雰囲気だと思っていた。 「そういえば、こっちをまだ相手にしてなかったな」 その瞬間、私は自分を何をされたのか、わからなかった。 自分がどんな声を出してしまったかも、聞こえなかった。 「地獄耳、可愛がってやるはずだったな。悪い悪い」 「……何だ、忘れてなかったんだ」 私の声は震えていた。耳殻を指で撫でられているだけなのに、 頭蓋骨まで感覚が波打って押し寄せてくる。 「後戯なんて、今までロクにしてなかったくせに。まだ搾られ足りないの」 「いや、そっちはもう一発も出ない。おかげでスッキリしたが、 ハンターとしてな、手をつけてない所は気になるんだよ。 心残りがあっちゃ、せっかく付き合ってもらったのに、台無しだろ?」 ドラムカンは、しれっとした声で囁いてくる。 私の頬から顎に、手と指を絡みつかせてくる。 「うわ、乗せられたわ……あなたがそんな人だとは、思わなかった」 「肉を切らせて骨を断つ、と言って欲しいぜ」 そう。ドラムカンが、今まで使って来なかった、こんな小細工したから、仕方がない。 まんまと騙されてしまったんだから、どうなっても仕方がない。 「そうね。気が済むまで、やったら、いいわ」 私は、自分の吐いた言葉に、 それに応えたドラムカンの名状し難い溜息に、身震いしていた。
◆15 「あ――くあ、あっあっ」 ドラムカンの舌が、ほんの少し私の耳穴に入った時、私はダメだと思った。 頭に花火が飛ぶような、派手なものじゃない。 けれど、身体の反応を隠そうとする、私の意地を、飛び越えてくる。 さわさわと、抜けかけの炭酸のような感覚が、頭の表面から、首筋に、静かに広がる。 「あっ、う、うあっ」 まずおかしくなったのは顎だった。 下顎がさわさわに包まれて、力が抜ける。唇が結べなくなる。 口内に唾液が溜まって、先に飲まされた、ドラムカンのしつこい精液の後味と絡む。 ドラムカンは、私の片方の耳穴で、浅い所に舌先を行き来させてる。 たぶんそうだと思う。私には、脳漿を舐められてる感覚がしたけど。 「ダフネ、お前は、耳触らせたこと、ないんだってな」 唾液で濡れた耳殻に、ドラムカンの小声が掠って、私に入ってくる。 「それなら、しっかり弄って、覚えてもらわないとな」 耳を弄られる感覚は、セックスと同じぐらい、私の意識を侵食してくる。 ただ、その二つは、けっこう違っていた。 「あなたに、記憶力を心配される言われは、ない、わ」 セックスは、苦しみと快楽を、ムリヤリかき混ぜてて、 脊椎から頭に衝き上げる性感で、私を揺さぶってくる。 「そうだな。俺、記憶喪失やらかしてるんだった」 一方、耳を弄られてると、緩慢な心地よさが、頭蓋骨の中にとろとろと注がれていく。 私が酷使したのは、脚とか腰だから、ほんのちょっと首をひねれば、拒絶できる。 それをする気になれないだけ。 ドラムカンの愛撫が、耳から私の表面を覆っていく。 「ふ――あ、あっ」 背中から後頭部まで、ぞくぞくするのが、しつこくつきまとって離れない。 「こっちだけでは、不公平だな」 反対側の耳を、ドラムカンの指先が撫でる。 第一関節の半分くらいしか入っていないようだが、深く入れる必要なんかない。 表面にそっと触れられたら、あとは私の身体が勝手に増幅して、私の中枢にそれを届けてしまう。
◆16 じゅっ、ぐじゅっ、と、音が、私の頭蓋骨に反響してる。 理性で、そんなことされたら死んでるだろう、あり得ない。 と分かっていても、脳味噌までやられてる気しか、しない。 「あなたも、ふざけたこと、するじゃないの」 目が眩む。気管に涎が入って、咽(むせ)る。 「打ち止めの、くせに、私に、こんなことして。私を、こんなにして」 ドラムカンは、耳から手を離すと、それを黙って私の頭に乗せる。 視界がくすぐったさと共に暗くなる。種切れだからって、姑息な手で、誤魔化そうとして。 「ん、ふあっ、わ、私――こんなんじゃ、ね、まだ、あっ、ん――あっあっ」 ほとんど意味もないのに、私は強がりを漏らしていた。 ドラムカンを突き動かしてるのは、今は性欲じゃない。 他の男みたいに、出させて鎮めることができない。もう搾っちゃったし。 「あ――う、ふあ、んんんっ! く、ふうっ」 ドラムカンは、私が情報屋として張ってた、 意地というか、予防線というか、そういうものを、剥がすために、 こんな似合わないことをしている。 「あ、う、うあっ、あっあっ」 私達の他に、誰が互いの、この有様を想像できるんだろうか。 私達ができていると勘繰る連中でさえ、夢にも思わないんじゃないかしら。 「なぁ、ダフネ」 いつの間にか、ドラムカンの口は、私の耳から離れていた。 というか、私の顔を見て――咄嗟に、両手で顔を隠す。 私、きっと白痴みたいな顔してた。千年の恋も、醒めてしまう。 ドラムカンの声は、妙に弱々しかった。 ふてぶてしさのないドラムカンとか。何だ、あっちも重態じゃない。 「気持よかったか、それ」 そこは、本来のあなたなら“気持よかっただろう?”ぐらい言ったでしょうに。 まぁ、私にハッタリなんか通じないけど。 「気持、よかったよ。ドラムカン」 今だけは、素直に口に出しても、いいよね。
◆17 「それじゃ、今日はドラムカンとポチの壮行会ということで」 「乾杯っ!」 私の部屋で、ドラムカンと私は器を合わせた。ドラムカンと私の前には、 私が下準備していたアホウなべが、土鍋の隙間から垂涎の匂いを漂わせている。 お酒は、大破壊前の貴重なシロモノをドラムカンが集めてきた。 ポチには別に特製わんわんグルメを用意したが、ドラムカンの足元から離れようとしない。 私がドラムカンの膝に居座ってたのに張り合ってる、と思うのは、私の自意識過剰か。 「うまい! ダフネ、あんた料理上手いんだな。俺の倍は上手いよ」 「それって、褒めてるのかしら」 「褒めてるに決まってるだろ。俺は、ギンスキー家の料理人をやってたことがあるんだぞ」 「はいはい、そんなこともありましたねー」 ドラムカンはこれから、彼を一度殺した男、グラトノスの本拠地に殴りこみをかける。 マス・ドライバーとかいう射出装置で、人間砲弾となって飛んでいく。無茶のために無茶を重ねる。 私の目の前で、アホウなべをものすごい勢いでがっついてる、ただのハンターの男が、そんな暴挙に出る。 コーラちゃんを助けるために。オズマと犬達の仇を討つために。 自分の記憶を取り戻すために。グラトノスとの因縁に、ケリをつけるために。 「ちょっと、テロ貝出してくるから。私の分、残しておいてよ」 「おう、待ちきれないぜ」 ドラムカンの顔を見ると、無性に胸が苦しくなった。 ドラムカンを、あの場所に行かせたら、私達はきっと、二度と会えない。 ドラムカンは死ぬだろう。何かの間違いで生きてたら、ブレードトゥースよりおぞましくなっているかもしれない。 オイホロカプセルの一服で、私はドラムカンを止められる。でも、ここで私が引き止めて、何になるのか。 ドラムカンが私のために戦ったことが、私がドラムカンのために果たした仕事が、水の泡になる。 私がドラムカンにしてあげられた仕事なんて、マスドラ研の座標を教えたぐらいだけど。 グラトノスをおびき寄せる策は、力づくで破られてしまったし。 「なぁ、ダフネ。焼けたら、あーんってしてくれないか」 「私はおつまみレディじゃないわよ」 ただ、もしドラムカンがまた記憶喪失になって、どこかを彷徨っているようなら、 私がドラムカンのことを覚えておいて、かつての彼自身のことを、教えてあげよう。 「まだ、酒のストックがあるんだがな」 「リキュールは?」 「そりゃもう、浴びるほどあるぞ」 「あははっ、この浪費平気彼氏っ!」 たぶん、ドラムカンもそうして欲しいはず。 だから、情報ロクに買わないくせに、私のところに足繁く通ってたんだ。 ……あれ、何で私がサービスしてあげてるのよ。商売の邪魔されてたんじゃない。 これは、もうね。高く売りつけて差し上げないと。 「あっ! んうあ、あづ、あづづづっ!」 「私の貝が食えないのか!」 だから、必ず帰ってきてよ。ドラムカン。 (了)
GJ保守
>>533 を読んでくれた方、感想をくれた方、ありがとうございます。
稲尾権藤みたいな連投になりますが、飽きていない人のみお付き合いいただければ。
3行あらすじ
アクセル×ミシカ いろいろあって戦友止まりだった二人が、ついくんずほぐれつな話。
ミシカは、実は傷跡ものすごく気にしてる説。ミシカは「あたい」と「あたし」をどう使い分けてるのか。
誰か心当たりのある方はご教示お願い申し上げます。15レス 約15000字
◆01 俺の名前はアクセル。メカニックをしている。 今はハンターのケン、ソルジャーのミシカ、そしてバイオドッグのポチと旅をしている。 俺たちは荒野にクルマを駆り、賞金首モンスターを狩ったり、町から町へ荷物を運んだり、 キャラバンの護衛を行ったりして、生計を立てている。 「あちい……畜生め、ネメシス号が使えりゃなぁ」 今の俺たちは、ベネットじいさんとその孫娘・サキが住んでいる海の家に滞在中だ。 サキはとてつもない美人のハイテク海女で、とある事情でケンと結婚寸前まで行き、 今も二人でよろしくやっている。そのため、俺・ミシカ・ポチは気を使って、 ケンとサキを二人きりにしてやってるわけだ。 これだけなら、ケンに妬みの一つも吐きたくなるんだが、今の俺はそれどころじゃなかった。 その原因は、俺の手に握られている小銃型の機械・LOVEマシンだ。 このLOVEマシンは、一見ただの小銃に見えるが、ICチップの組み替えによって、 電磁バリアを出したり、簡易蘇生装置になったり、ジュークボックスになったり、 とにかく色々ととんでもない機能を併せ持つマシンだ。 こんなマシン、メカニックの俺がほっておけるわけがない。どうなってるか確かめなきゃな。 でもこのマシンは、今まで改造できた人間がたった二人、ルナとサニーという姉妹しかいない。 この姉妹によると、普通の人間にいじらせてはいけない、とのことだ。 なので、普段は俺もしぶしぶ興味のないふりをしている。 だが、今はどうだ。 ケンは彼女といちゃついてて、LOVEマシンのことなど忘れているに違いない。 ミシカはソルジャーだから、戦闘以外でのLOVEマシンに興味はないだろう。ポチもチクったりはしない。 なので、今ならLOVEマシンをいじり放題、というわけだ。嫉妬しているヒマはない。 俺は海っぺり――本当は湖なんだが、水平線ができるほど広いので、みんな海と呼んでいる――の、 大岩の陰で、座り込んで工具を広げ、ひとりLOVEマシンと格闘していた。 外は雲ひとつない晴天。熱い日差しに、じりじりと肌を焼かれる。 俺たちの持っているクルマや船の中なら、涼しく過ごせる。が、そこには行けない。 サキの家を出たミシカが、涼しさを求めて先客となっているに違いない。 いくらミシカがマシンに関心薄いといっても、目前でいじるのはまずい。 今のLOVEマシンは、ルナとサニーによると『敵を最高にキラキラさせるビームを放つ』機能がついている。 このビームを当てると、本当に敵が10倍20倍は堅くなったように感じる。 ケンは『戦利品がザクザクでおいしい』とか、ミシカは『強い敵と戦えて歯ごたえがある』などと言って、 キラキラビーム小銃を愛用しているが、俺は正直おっかなくて好きではない。 それで、LOVEマシンはここからICチップ一枚組み替えるだけで、 キラキラビーム小銃がビーム迎撃装置や、Cユニットに変わってしまうから驚きだ。 俺は、ルナとサニーがチップを組み替えるところも見ているし、実際にマシンを動かしている。 そうでなければ、とても信じられないくらい、LOVEマシンはイカれている。 「さぁて、手強い子だが、たっぷり可愛がってやろうかね」
◆02 「誰を可愛がるつもりなんだ?」 自分以外の声が、俺の耳に入って、俺は手を滑らせた。 LOVEマシンが不吉な稼動音を上げる。俺は一瞬、頭と体が硬直した。 「な、何するんだアクセル! いきなりビームぶっ放してくるなんて!」 俺が首だけ振り向くと、目を吊り上げて怒ったミシカの顔が見えた。 こいつはやばい。 「道具の手入れをしてただけだ。メカニックは、マシンを処女のように扱うもんだからな。 改造屋とか、みんなそんなノリだろ? ソルジャーには分からんかもしれんが」 俺は持参していた修理キットの中にLOVEマシンを突っ込みつつ、ミシカの目を見上げた。 ミシカは女で、しかもソルジャー。勘の鋭さは尋常じゃない。ごまかせるか。 「ったく、だからってあんた……声かけたのが、あたしだったから良かったようなものを。 これがサキだったら、大怪我して仕事ができなくなってたところだよ」 俺はミシカの追及を覚悟していたが、予想に反して、ミシカはあっさり引き下がった。 「あの海女の姉ちゃんは、あんたと違って素人、足音とか殺してないだろ。 俺だって、あんたじゃなかったら、さすがに気づいてたっての」 俺はさりげなく修理キットの蓋を閉めてLOVEマシンを隠すと、岩陰から立ち上がった。 ミシカの目線が並ぶ。俺とミシカは、身長がほとんど変わらない。 ふと俺は、ミシカに強い違和感を覚えた。 「な、何だよ。あたしのせいだって言うのか?」 ミシカは胸の前で手を組んで、うつむき気味に俺を見返してきた。 いつも胸張ってるミシカが、こんな姿勢したか? もしかしてこいつはコピードールじゃないか、なんて邪推しながら、 俺はもう一度ミシカの頭から足元まで、順に目を向ける。 「人の顔、黙ってじろじろ見てて……どうしたんだ、アクセル。なんかおかしくないか」 海風をしなやかに受け流す、癖っ毛の長い金髪。 『ヤマネコのミシカ』の異名にふさわしい、ツリ気味に大きく開いた目。 鼻や口が小作りなのもあって、猫みたいな目が強い印象を残す顔立ち。 「いや、ミシカこそ、なんか、その……そうだな」 体質なのか、俺やケンと同じぐらい屋外で活動しているのに、 全然日焼けしていない白い肌。美肌クリームを全部くれてやってる、というのもあるのか、 今も海岸の太陽を照り返して、偵察型ミラーボールのごとくキラキラと輝いている。 ミシカは組んだ手の指を、落ち着かない様子でモゾモゾさせている。 普段はサラシや手袋に包まれている、長い指。ソルジャーの銃火器タコがついている。 爪の青いマニキュアは、爪割れ防止リキッドに、ミシカが着色料を混ぜた手作りだ。
◆03 「アクセルっ、あんたジロジロとどこ見てんのさ」 俺の視線が露骨だったか、ミシカは両腕で胸を覆い、体をよじって俺の視線から乳を隠した。 が、俺やケンは、瀕死になったミシカを手当したことが何度もある。 その際に少しばかり『役得』をもらっているので、ミシカの乳の具合はすでに知っている。 「いや、悪い。見られたくなかったのなら、この通り謝る。すまなかった」 ミシカの乳は、防具を着ていても分かるほどのボリュームだ。 それを周到にサラシで固定して(寄せて上げる、とも言う)いるせいか、 仰向けになっていてもちゃんと山なりのご立派なもの。 対して乳首は、色は肌よりほんの少しくすんだ程度で、形も乳首が埋もれていて、 色・形ともにとても控えめだった覚えがある。 「な、何さ。あんたが素直に謝るなんて。お姉さんにも謝らなかったのに」 「それはミシカに、というか今ここでは関係ないだろ」 今の俺の視界には、ミシカの肩幅ぐらいに開かれた両脚が縦に通っている。 無骨な武器をホルダーで巻きつけた太腿が、マダムブーツで程よく締め付けられている。 「ま、まぁいいさ。せいぜい威嚇射撃だったってのは、あたしだってわかる」 そこから、普段はアーマーに覆われていたホットパンツの間の素肌に、 刃のものか、腿周り1/3ほどの傷跡がざっくりと入っている。 ミシカを知らない人間なら、痛々しいと思うだろう。 俺やケンは、ミシカが重ねた数々の無茶を知っているので、 『よくこんなキレイな傷で済んでるな』と思ってしまうが。 「ネメシスに戻るか。思ったより暑くて、俺ァ汗がでてきちまってるよ」 修理キットの取っ手を握りつつ、顔を上げた。 俺の視界に戻ってきたミシカは、『最高にキラキラ』していた。 「あ、アクセル……」 俺は無言でミシカの肩を掴んでいた。指先に伝わる白い肌の感触が、熱く濡れている。 青目なんかキラキラ過ぎて金粉ゲージツより眩しいぞ。 いつの間にか半開きになっていたくちびる。ソルジャーのくせに無防備だなおい。 「んんっ」 ミシカの体を引き寄せると、こいつは抵抗もせず、するりと俺の懐に滑りこんできた。 そこで俺は、ミシカの匂いがとんでもないことになっていると気づく。 男を盛り上げる女の匂いが、あのミシカから、クラクラするほど垂れ流し。戦いのフェロモンどころじゃねぇ。 「ミシカ。あんたって女は、さぁ」 俺は、自分が身を隠していた大岩の岩肌に、ミシカの背中を押し付けた。自分でも戸惑うほどの力が出ていた。 「ちょっと、やばいな」 ミシカは、食べてしまいたいほど美味そうだった。 そこで俺が踏みとどまったのは、過去の教訓のおかげだろう。 欲望のままに突っ走って、牢屋にぶち込まれ、危うく処刑されかけた、とか。
◆04 「あ――みっミシカ、その……違うんだ、こりゃ」 俺は、動悸で声が震えていた。普通の汗だか冷や汗だか脂汗だか分からないが、 とにかく汗が俺の額からだらだらと流れていた。 俺は岩肌に手をついて、荒い息をいなしていた。 ほうほうの体の理性で、これがLOVEマシン暴発のせいだと察する。 『最高にキラキラした』ミシカは、女らしさまで20倍か。そりゃやばいな。 「あのさ。何だ、って言いたいのは、あたしの方だよ」 やばいと言えば、今の俺の状況だ。 ミシカは黙ってれば美人なので、今までふざけ半分で迫ったことはあったが、 その度に鉄拳制裁を食らってきた。だから、未遂で済んでいる。 今のミシカは妙にしおらしい。だから抱く寸前まで来てしまった。 このキラキラ状態でパンチラキックでも食らったら、俺は骨も残らないんじゃないか。 「ん――う、んんんっ――!」 そこに、俺の思いもよらぬ奇襲。くちびるに触れ、口内を抉じ開けられる感触。 反射的に、俺は目を閉じていた。キス。歯がかちんとぶつかる痛み。 女の匂いがぐんと迫る。頭のなかでぐるぐる回る。 「そんな男臭いオーラ出しっぱなしで、寸止めするとか」 貪られるキスが終わったかと思えば、背中に手を回される。 今度は俺が体を引き寄せられる。上着とサラシに包まれた乳を押し付けられる。 体を擦り付けられる。あ、こりゃ俺のモノがバレたな。 「こんなもんおっ立てておいて、それで、違うとか、あたしをからかってるのかい」 ミシカが、服越しに俺のモノを撫でて、俺は異変がもっと深刻なことに気づいた。 俺自身ですら、あり得ないと思うほどの太さ、大きさ、熱さ。子供の腕ぐらいはあるぞ、コレ。 あれ。もしかして。 最高にキラキラしたビームは、俺も浴びてしまったんじゃないか。 だからミシカは、俺の20倍になった男気に中てられて、 こんなサカリのついたメスネコになって、俺に体を絡みつかせてるんじゃないか。
◆05 「ま、待てミシカ! これは――その、俺じゃない、アクセルじゃないんだ!」 「な、はぁ? 何言ってるのさ」 ミシカは、俺のバカみたいなセリフに、一瞬面食らってくれた。 「おっ俺は、間違ってLOVEマシンのビーム浴びちまってよ。 普段よりちっとばかしギラギラしてるんだよ。だから、その、な」 後から考えれば、別にLOVEマシンのこと白状する必要はなかった。 今はダメだと言い張るだけでよかった。キラキラは時間が経てば勝手に消えるんだ。 ただ、なんか嫌だった。実際の俺は、ミシカに腕相撲で負ける男だってのに。 今なら、鉄拳制裁一発で終われるはずだった。 ミシカがキラキラしてても、俺だってキラキラしてるんなら、死にはすまい。 俺は後ろめたさを感じつつも、ミシカにLOVEマシン誤射について言い訳した。 ミシカは俺の言葉を聞いていたが、責めるでも笑うでもなく、怪訝そうな顔のままだった。 実を言うと、ここでミシカに何を口走ったのか、あまり覚えていない。 俺は相変わらず、近くにグンと迫っていたミシカの体に、意識を何割か持ってかれてた。 アーマーを脱いでいて、中の胸当てはビキニほどの面積しか、上半身を覆っていない。 元が色白なせいで、顔から首、胸まで肌が赤くなっていて目立つ。トマトタイフーン並だこりゃ。 そのサラシで締め付けられた胸の谷間に、サラサラした汗が線を引いて落ちてくのまで見える。 盛り上がった乳は俺に、尻は岩肌にそれぞれ押し付けられてて、窮屈そうな形だ。 これ以上見るのはまずい、と俺はムリヤリ目を逸らした。 「いや、アクセル。あんたの言ってることは意味不明だよ。 LOVEマシンのビーム浴びたからって、別人になるわけないだろうが…… 別に、あたしたちが、このままキラキラしっぱなしってことはないんだろ?」 「た、たぶん、な」 ミシカは興奮と困惑が混じった、わけの分からん風な表情だった。 どうすりゃいいんだよこれ。 「あ、アクセルは、さ。あたしのこと見てて、何も思わなかったのか」 またミシカは、何を言い出してるんだ。 あんたのこと、なんとも思ってなかったら、肩に手を回して抱き寄せるとか、しない。 こんなに顔を熱くさせたり、挙動不審になったり、しない。ましてや、あんなにおっ立てたりとか。 「思わないわけ、ないだろうが、この唐変木が」 「……バカ、どっちがだよ」 ミシカは俺に寄りかかったまま、しばらく俯いていた。 ミシカのくせに、思い切りの悪い態度だ。しろってんなら、そう言えよ。 「あーもう面倒臭ぇ……ミシカ、嫌だったら、勝手に殴り飛ばせ。一発なら許してやる」 俺はミシカの肌に触れた。あいつが息を呑むのが聞こえる。 もうなんとでもなっちまえよ。こんな俺が、一回踏みとどまっただけでも上等だろ。
◆06 ミシカは、岩肌に背を預けて、俺に立ったまま正対している。 俺は心臓を吐いてしまいそうなほど緊張してたが、 できるだけ両手を慎重に動かし、ミシカの胸当てを外し、岩場に置いた。 「だ、黙ってるんじゃないよ……その、なんか、怖いじゃないかっ」 「あっ、あぁ、スマンっ。なんか、俺も緊張してて」 「んなの、あんた見てりゃ分かるよ」 続いてサラシの結び目に手をかける。 俺は女の下着の脱がせ方なんか知らなかったが、これはサラシ。 体を動かしてもほどけにくく、かつ一人で結んでほどける、 そんな結び方だと分かってれば、ほどき方の見当もつく。 「う、あっ」 ぱらり、とサラシが落ちた時、ミシカがか細い悲鳴を漏らした。 サラシで締め付けられていた乳が、解放されて、さらに迫力を増して目の前に現れる。 俺がいつか見た時は、血の気が引いて青白かった胸が、今は血色に漲っている。 サラシの布地が肌に写ってるのも、あの時とは違う。 「惚れ惚れするほど、いいチューンナップしてるな?」 「ふざけたこと言うな。バラすぞ」 「……何だよ、喋れっていったり、黙れっていったり」 ミシカの語気は強かったが、声は弱々しかった。 俺が目線を上げると、ミシカは両手で顔を隠してしまった。 ミシカの肌から、布の跡が消える頃、入れ替わって玉のような汗が噴き出していた。 ミシカの乳は、上から吊り下げられてるような膨らみ。脂肪の内側の筋肉が鍛えられてるからか。 そして、また細く鋭い傷跡が、俺の指先から付け根ぐらいまでの長さで、両胸の狭間に走っている。 なんとなく目についたそれを、俺は指でなぞった。 「や、やめろっ! そこ、あたいの、傷、じゃないかっ」 ミシカは手をぶん回して俺を殴ってきた。 が、全然力が入っていない。たいして痛くない。 逆に頭を殴られて、少しだけ落ち着いた。 「触られると、疼くのか。触らないほうがいいか」 「だって、だって、あたい、傷が、ついてて……」 顔を隠されてるから、目は見えないが、ミシカは涙声になっていた。 ミシカの涙声なんか、俺ァ初めて聞いたぞ。 反応がいいから、ついいじってしまったが、そんなにまずかったか。 「傷、ついてるの、嫌か」 「あたい、は」 普通の感性は知らんが、俺は傷を痛々しいとも思わなかった。 こんな傷がつくほど無茶をして、それで何だかんだ生き返って、 ミシカがそんなやつだからこそ、俺たちと出会って旅をすることになった。それに、 「だってあんた、ここいじると、すごく可愛い声、出すじゃねえか」 「か、かわ――ふぁあああっ!」 俺はミシカの谷間に顔を突っ込んだ。 甘ったる匂い。両頬に、乳肉が控えめな柔らかさで当たる。 しかもびくん、びくんと反応する肌の下の肉が、まるで心臓みたいだ。
◆07 「あっ――んぉおっ、おッ、ふ、ぐう、ううっ!」 俺は舌先で、とりあえず傷跡があったような所を舐めまわした。 匂いに反して、汗が塩辛く、かえってこっちも涎が出てくる。 舌先が傷跡の細いざらつきを捉えると、ミシカは大きく喘ぐ。 苦しげに吸って吐いてしてるのが聞こえる。篭った吐息だ。手で口をふさいだらしい。 「う、くぅうっ、んんんっ」 ミシカは随分と傷跡を気にしているらしい。 敗北を思い出してしまうからか。あるいは、女としてみっともないと感じているのか。 たぶんそれで、ミシカは普通ならあり得ないような感じ方をしている。だんだん俺は調子に乗ってくる。 今まで、肉弾戦でミシカとやりあって、優位に立ったことなど無かった。 鬱憤ばらしも含めて、俺はミシカの傷跡を舌で舐めたり、唇で吸い付いたり、指でなぞったりした。 「は――はあっ、あっ、うぁ……っ」 そうして、しつこく傷を嬲り、周りをキスマークで埋めてしまって、俺は一段落つける。 顔を上げて見てみれば、ミシカの顔は泣き腫れてボロボロになっていた。 ミシカのくせに、そんな顔しやがって。 女らしくてソソるんだが、本当にミシカじゃないような気がしてくる。 まさか本当にコピードールなのか? 「そんなに、嫌なら、俺を殴ってみろよ。いつもみたいに」 「う、うるさいっ、あたいだって、頭がぼうっとして、何が何だか分からないんだよっ」 こんな弱々しいミシカは、どうも座りが悪い。普段の威勢はどこにいった。 手荒にやって怒らせて、普段の調子に戻したい。 「ほー、じゃあ、次はこっちに行くかぁ? 随分ほったらかして、可哀想だったからなぁ!」 だが、こんな弱々しいミシカを、こっぴどく責めて泣かせてやりたい、 という気も俺にはあった。どっちなんだよ。 「あっ! ぐぁっ、い、いたいっ!」 「はは、この有り様じゃ、サラシ巻いても擦れないわな」 俺はミシカの乳に手を伸ばし、内に引っ込んでしまっている乳首の先に爪を引っ掛けた。 周りはもうコリコリになっているのに、先っぽは埋もれたままだった。 「あひっ、い、んひいいっ! そこ、いじ、いじった、らっ、んああああっ!」 「何だ、どうしたんだよ、生身で戦うんじゃなかったのか!」 反撃して欲しいのか、虐めたいのか、とにかく俺は、 ミシカの隠れた先っぽを、指で擦って引き出そうとする。が、出てこない。 ミシカが泣いても、喚いても、体を捩って乳をプルプルさせても、ダメ。 ミシカは相変わらず両手で口を抑えている。あんま声を殺せてないが。 だから、両脇が開いていて、どうぞ胸をいじってください、と言わんばかりの姿勢。 でも、出てこない。出るのは妙な声だの、汗だの、涎だのばかり。 焦れったいことしやがる。責めて欲しいのか、欲しくないのか。 あんたはそんな、はっきりしない奴じゃなかっただろ、ミシカ。 「まどろっこしいんだよ、これ」
◆08 俺は修理キットから、再びLOVEマシンを取り出して手に取った。 LOVEマシンのビーム発射口を、ミシカのぬめぬめになった谷間に突きつけた。 「もう一発浴びせたら、この引っ込んだ乳首、出てくるかもな」 俺の声を聞いて、さすがにミシカの目つきが変わった。 半開きで朦朧としていたのが、一気にピンと張られる。 ああ、これソルジャーの目だ。セクシーソードで敵を叩き切る視線だ。 そうだ、そうだろ。いつものミシカに戻ってくれるだろ。 「そしたら、あんたの体も、もっと収まらなくなっちまうだろう」 ミシカは、俺の目に向かって、きつい視線を投げ返してくる。 俺がLOVEマシンの握る手、見て分かるだろ。トリガーに、指がかかってない。 今なら、殴っても暴発はないぞ。なあ。 あんたが女らしいのは、もう分かったよ。でも、あんたってそんな奴だったか。 LOVEマシンでおかしくなってないか。機械に踊らされるなんざ、ただのバカだ。 だからミシカ、そろそろ俺の手からこいつを取り上げてくれよ。 「――だろ……」 「ミシカ?」 「あんたが、そうしたいなら……そうすれば、いいだろ」 何いってるんだこいつ。 「あたいが、傷だらけで、『女らしさ』が足りないから、もう一発かますんだろっ。 いいよ、やっても、いいから、さぁ。本当に、どうにか、してくれよ……」 ミシカは一言吐き捨てると、LOVEマシンの短い銃身を、手で引っ掴んだ。 ミシカが涙目で呟く。誰にも見せたことがないような、哀れっぽい目つきで、俺を見上げてくる。 何故かは知ったこっちゃないが、ミシカめ、自分の女らしさとやらを分かってないんじゃないか。 弱い傷跡を弄られたのがよっぽど効いたか、頭グズグズになってる。 あんた、俺の大きくなったモノ、布越しに手で触ってただろうが。 アレを何だと思ってたんだ。アレはあんたに興奮させられてたんだぞ。 「あんたに詰め寄られた時、あたいは、その……期待、しちまったんだよ。 今だって、なんだか焦れて――って、言ったら、あたしのこと、見損なうか……?」 あんたが女らしいのは、もう分かったよ。でも、あんたってそんな奴だったのか? LOVEマシンでおかしくなってないか。機械に踊らされるなんざ、ただのバカだろ。 あー、バカでもなんでもいいぜ畜生。 だから、もう、俺だけのせいじゃないからな。
◆09 「なぁ、ミシカ」 俺は、男として悔しかったから、言えなかったけどよ。 俺は、あんたに嫉妬してたんだぜ。男よりも、強く男らしいあんたに。 生身だったら、あんた俺やケンより強いもんな。 でもこれは、俺の勝手な押し付けだったのか。 しっかし、あんなに肉弾戦強くて、こんなに女らしいとか、あんた、反則臭いぞ。 参った。本当に参った。そんな女を放っておけるか。 「ミシカ、俺に背中向けて、その岩に手をつけよ」 「何、するつもりだよ、アクセル」 「こんなになった男と女がやることなんて、ひとつしかないだろ」 ミシカはあっけにとられた目で俺を見ていたが、やがて俺の指図通りに体を動かした。 ぐしゃぐしゃに乱れた金髪に、背中が覆われている。 その下に、前傾してるのか、突き出し気味の下半身が見える。 もともとパンパンに張っている尻肉が、さらにでかく見えてしまっている。 「下、脱がすぞ」 「待ってくれ、武器、外さないと」 「いいよ、そのままで」 ミシカは腰のベルトに、セクシーソードやら高粒子スパークやら、俺には扱えない武器を装備したままだ。 ベルトはちょっと邪魔臭い気もするが、外さない。 「武器持ってたって、ミシカは女らしいし、可愛いよ」 「ば、バカ言ってるんじゃないよ」 俺は、ミシカのベルトと尻肉の間に指を滑りこませ、ホットパンツを引き下ろそうとする。 が、大きな尻の膨らみに引っかかって、思うように行かない。 「がっつくなよアクセル、こうすれば、外れるから……」 パチン、と軽い音がして、ミシカのホットパンツが緩んだ。前外しかよ。 それを俺が引き下ろすと、黒に無地の地味な下着が現れる。 ちょっとサイズが小さいのか、境目で尻肉が苦しげにめり込んでいる。 「ズブ濡れだな、おい。こりゃ、汗じゃないだろ」 「あんたの、せいだよ。全部、ぜんぶ、あんたが、しつこくいじるからっ」 「はは、そりゃ男冥利だわ」 俺はミシカの背中側に立っているわけだが、ミシカの下着のシミは、 尻の半ばまで広がっていて、一目で濡らしていると分かる。 ちょっと観察すれば、引き締まった太腿から、マダムブーツの上端まで、 下の口の涎でぬるぬるとテカっていた。暖機運転は完了ってか。 「それなら……あたいにも、女冥利ってやつを、早く、味わわせて、くれよ」 ミシカはもう堪え切れない、とばかりに尻肉をムズつかせた。 さすがソルジャー、いい挑発してやがる。行儀よく脱がしてなんかいられねぇ。 「あ、アクセル! あたいっ」 「悪い、下着なら、明日新しいの買ってやるから」 俺は片手で下着をずらす。タッパの差が少なくて、狙いつけやすいのが助かるわ。
◆10 「あ、ぐ……く、や、ば……っ」 「あ――う、く、ふぅぅ……っ」 ミシカの中は、大きく張り出した尻と打って変わって、とんでもないきつさだった。 尻に力が入っているのか、パンパンに盛り上がっていた尻肉に、エクボができている。 「おいミシカ、締め過ぎだっての。これじゃ、動いても痛いだろ」 「そんな、文句言われたって……く、ううっ」 ミシカの声は、打撃でも食らったように苦しげだった。 俺のモノが、LOVEマシンのせいで常識外の砲身になっちまったせいもあるか。 こんな子供の腕ぐらいありそうなもん突っ込まれたら、 俺ァ立ってられる自信ないわ。女がすごいのかミシカがすごいのか分からんが、すごい。 「な、ナカが、押され、かき、まわされて、るうぅっ」 俺は1cmもモノを動かせていないのに、 ミシカはまるでガンガンピストンかまされてるような反応だ。 俺も締め付けがきつすぎて、気持ちよさより痛みが強い。 ナカを堪能するどころじゃない。 「それに、女冥利を教えてやらんといけないんだよな」 まぁ、それはそれでいい。まだ日は高いから時間はある。 どうせ、ケンもサキとやりまくってるだろ。 「あんたの体、可愛がってないところが、まだまだあったな」 ミシカの背中に広がった金の癖っ毛を、手で横に退ける。 鍛えられ、筋肉のついた両肩と、ぎゅっと引き締められ、流線型を描くウエストが現れる。 「お、ふぉっ、やっ、それ、背中、ぞくぞくキて、あたいっ」 背骨の窪みを、指でつつっとなぞってやると、ミシカの両肩はがくがくと震え、尻もふらふらと上下する。 心なしか、ミシカの締め付けもにゅるにゅると柔らかくなった気がする。 調子に乗った俺は、ミシカに後ろから抱きついて手を回した。 「ミシカよぉ。あんた、傷をいじられると、すごく反応するよな」 「や、やめてくれ……あ、あたいを、苛める気なのか……」 ミシカが傷をどう思ってるか、俺は想像を巡らす。 体の傷は、ソルジャーとしての敗北の象徴。女として傷物にされた印。 普通に考えりゃ、触れられたくない場所だろう。それが体に13個とは、難儀なもんだ。 「その、あんたの反応が、可愛くてよ。どうしても、いじりたくなるんだ」 「か、可愛いっていえば、済むなんて思うなよ!」 「いじりたくなるんだからしょうがねえだろ!」 俺は両手を、ミシカの体に食い込ませた。右手は、あの頑固な乳首がある乳に。 左手はやや下で、ミシカのしなやかに鍛えられた脇腹を、力任せに掴む。 「う――ひ、い、イっ、き、傷は、やめ――んぁ、あ、ひゅ、ふうっ」 ミシカは急に背中を逸らして、おかしな呼吸をしながらガクガクし始めた。 俺が適当に回した手が、胸と脇腹にざっくり入ってた傷と、重なったらしい。
◆11 「お、入ったな。ミシカ、本当は傷跡やられるの、好きだろ」 「ひ――く、うう、うぁ、あぁっ」 ミシカは呼吸がおぼついていない。返事するどころじゃない。 でも、俺が――周りのすべすべ肌と感触が違うから、見えなくても分かる――傷を撫でると、 尻とナカがいちいち締まったり緩んだりする。上の口が潰れてるから、下の口で返事してくれるのか。 「あのあんたが、腰立たなくなるほど、気持ちいいか。最高だろ」 ミシカの腰は、上に行ったり下に行ったり、左右に振れてみたりしていたが、だんだん力が抜けてきた。 並みの男なら余裕で絞め落とす太腿が、だんだん斜めに下がってきて、負担が増えた両膝が、 マダムブーツに包まれたまま、今にも落ちそうな様子で、かろうじて持ちこたえている。 もうミシカの上半身は半ば岩肌に張り付いていて、そんな姿勢だから、俺の腰にミシカの尻圧がかかる。 モノ突っ込まれたまま、ガニ股で尻突き出すとか。あのミシカが。 「あ、あう、ひっ、ふぁ、ぁあ、っ」 腰を低くする体勢が、きつくなってきた。 俺はミシカの両脇に手を突っ込んで、ミシカの体を岩肌の方に押し戻す。 その拍子に俺のモノがミシカのナカから少し抜けて、涎がぬらりと垂れた。 そのまま、少し小休止する。きついだけだったナカが、ぐにぐにと馴染んできた気がする。 「アクセル。あんた、性格悪いよ……あたいが、おかしくなるって分かってて、傷跡、いじりまわすんだから」 呼吸が整ってきたミシカが、相変わらずの涙声で呟く。 あーもう、泣きじゃくってるところまで可愛いとか、どうしろと。 「あたい、自分の傷が、嫌だった……ソルジャーとしても、女としても、傷物にされて。 しかも、それが自分の無茶のせいだから。それを、あんたは、好き勝手、オモチャにして」 ミシカは、岩肌に押し付けた自分の両腕の間に、顔を埋めて、啜り泣いた。 泣き顔、見ないほうがいいんだろうか。 「でも、アクセル、あたいは――あんたに、こうやって、弄り回されて、傷とかほじくり返されると」 ミシカの喉から、声が絞り出される。 あまりか細いもんだから、俺はミシカの肩口まで顔を近づけて、呟きを聞き取ろうとした。 「頭が、真っ白になって、体が、熱くて……っ、どうしようも、なくなるんだよっ」 悲鳴なのか嬌声なのか、どっちともとれる声。 「ハハッ、あんたもついにそうか! 俺ァもうとっくにイカれちまってるぜ」 それを聞いて俺は、ミシカのナカに力いっぱい押し込んだ。 「い……ぐ、う、くぅあ、あ、あ、あっ――」 幾分ほぐれてきたミシカのナカが、ぐいと抉られ、ミシカは足先から声まで震わせていた。 もう姿勢が危ない。もう俺が支えてなければ、立っていられないかもしれない。
◆12 俺は自分の手足に奮って、ミシカと自分の体を前に押し出す。 ミシカは岩肌と俺に挟まれて、乳なんか膨らみが押し付けられてしまっている。 背中に垂れる金髪も、いい具合にぐしゃぐしゃだ。こりゃ後で、サキに風呂借りないとな。 「あ、う、ふぁ、あっ」 ミシカは無防備に開いた両足と、弾けそうな尻を、細かくユサユサと引きつけっぱなし。 下の涎だか嬉ションだか、生暖かそうな液体が、岩肌を濡らして、湯気まで立っている。 俺のモノで感じるところでは、ミシカのナカも、外身と同じぐらいしなやかになってきた。 「ここが、いいのか。あんた、素直なやつだわ」 俺のモノが、ミシカのナカのあるところに触れると、ミシカの反応が微妙に変わることに気づいた。 例えるなら、ヘソの裏側あたり。背中側から入れてると、ちょっと触れにくい場所。 なんだろうな。まさか、こんなナカの奥に傷痕があるとも思われんが。 「んぐっ、お、んおおっ、お、おく、は、あっ」 そこに触れてやると、ミシカの入り口近くがきゅうと締り、尻の谷間が大きく鳴動する。 切れ切れに喉から出てた嬌声が、腹の底から絞れてくる叫びになる。 ほんの少しだけ、ソルジャーの雄叫びに似てる、と思った。 「お、奥は、やめてくれ……変な、声、出る……っ」 「苦しいなら、やめるが。俺は、あんたのナカ入れてるだけでも、たまらんぞ」 実際そうだった。ミシカのナカに馴染んでも、俺があまり腰を使えてないのは、 具合が良すぎて、迂闊に動いたら出てしまうと思ったからだ。 キラキラしてるから一発では終わらんかもしれんが、ミシカとは初陣だ。 あっけなく出してしまってはもったいない、我慢の限界まで堪能したい。 でも、ミシカを泣かせてみたいという欲も、燻っていた。 「いや、その。あ、あたいが、ど、どうしようも、なくなる、だけだよ……」 「じゃあ、いいだろ。あんたがどうしようもなくなるところ、見たい」 「だって、あんなの聞かれたら、あたいは」 ミシカの言いたいことも分からんでもない。 俺も今日はじめて聞いたが、ありゃ女の嬌声と言うには、ちと野太い。 ただ聞いただけなら、ひいてしまう男もいるだろうな。 「俺ァ、そいつを聞きたいよ」 でも、俺のモノで、ミシカのナカの奥のオンナに触れて、その声を出させてると思えば、 なんとも言えない満足感がある。モノがナカでよく締め付けられて気持ちいい、とは少し違ったのが。 「いいだろ、なぁ。ま、黙っててもやるけどな」
◆13 「うぁ、ああっ! お、おく、キて、あ、んあぁあっ!」 俺は地に突っ伏したミシカの尻に、自分の腰を打ち付けていた。 もう上体を地から起こす力もなく、尻だけを俺に向けて上げている。 あれから俺は、ミシカの弱点を繰り返し狙い撃ちした。 俺はすぐ堪え切れなくなって、ナカに出してしまったが、 キラキラしてるせいか、一度二度出したぐらいでは萎えない。 本当にLOVEマシンはやばい。 俺も、喋る方に気力が回らない。 一度出してしまうと、すぐに出したら惜しい、とかそんな余裕は消え失せて、 ひたすら突いて突いて突きまくることしかできない。 「ん、くぁああっ、も……もう、ナカ、だめに、なって、んっ、ふ、おおっ!」 腰をパンパンさせる度に、いつの間にか溢れちまった白いぬるぬるが、 俺とミシカの肌をべとつかせる。下着? いつの間にか、どこかいってたわ。 気がついたら手がべたべたしていたので、ミシカの腹の傷にも、しこたま塗りつけてやった。 ミシカはすぐ気がついて、ヘソまでどくんどくん言わせる勢いで感じていた。 そんなことを続けているもんだから、ミシカの体はガタガタになっているだろうに、 俺が少しでもモノを行き来させると、足腰プルプルさせて、必死で尻振って合わせようとする。 そうまでされると、俺も意気に感じて、ミシカのいいところをじっくり探して攻めてやる。 とぉん、と軽い具合で、ナカのそこを突いてやると、 またミシカが息を詰まらせ、背中を弓なりに震わせる。腰骨がテカる肌から出たり引っ込んだり。 外身の反応はおとなしくなってきたが、ナカの反応はむしろ露骨になって、 しびれるような熱さと、安定感さえ覚える締め付けがたまらない。 「あ……う、うぁ、あ、んぅう……っ」 呼吸がままならないせいか、喉が掠れたせいか、ミシカも静かになってきた。 さらに俺がとんとんとやり続けると、ミシカは顔まで地に突っ伏して、 呻きを籠らせたり、しゃくりあげたりしていた。あー、泣かしちまった。 それでもナカは俺に合わせてくるんだが。たまんねぇぞおい。 俺は腰に鞭打ち、最後のラッシュをかけた。 ミシカのナカの、例の場所に俺のモノを捩じ込んで、深く、細かく、突きまくる。 延々続けてきた俺たちは、もう長くは持たず、俺が最後にミシカのナカにぶっ放すと、もう気力切れ。 モノを抜かれたミシカは、とうとう五体を地に伏せて、下の口と尻の膨らみをひくつかせるだけになった。 俺も軸が抜けたように体が動かず、ミシカのだらしない姿を、しばらく眺めていた。 たぶん俺の姿も、負けず劣らずの惨状だったと思う。
◆14 ミシカの回復は、俺の予想よりかなり早かった。 俺が地面に座り込んだままうつらうつらしていると、 ミシカは不意に我に返って、よたつきながらも立ち上がっていた。 「あはは、あたい……もうあんたに、どうしようもなく、されちゃったよ」 ミシカが笑っていた。 声はカラカラ、顔も砂で薄汚れていたが、俺にはとてもまぶしい。 俺は笑い返すのが精一杯だった。 「って、ミシカよ。あんた、何やってるんだ」 ミシカは、すっかり忘れていた俺の修理キットの蓋を開けていた。 「LOVEマシン出してるんだよ。さっきは随分お世話になったから、今度はあたいが世話する番さ」 「え、ちょ。俺、さっき割と頑張りすぎてて……」 「だから、そのための――そう、こいつだろ?」 俺は仰向けに転がされ、ミシカに馬乗りにされた。 ミシカは下着などとうにパージしていて、俺がさんざん可愛がった下の口から、 白いぬめぬめが垂れ落ちて、内腿に走る傷と交差してた。 「あんたの手で、触られて、あたいは嬉しかったんだ。 だから、アクセル、あんたも、あたいで気持ちよくなってくれよ」 「あ、あの、見りゃ分かるだろ、俺、もう弾切れっていうか」 「だから、そのためのこいつさ」 ミシカはLOVEマシンを俺に突きつけた。 そういや、LOVEマシンって、重ねがけできたっけ。 「あんたはそこで寝てるだけでいいよ。あたしが上から可愛がってやるとも。 さっきので、だいたいナカの動かし方も分かったから。安心しな」 「安……心……?」 ミシカは、にっこりと笑って、引き金に手をかけた。 「あっ」 結局俺は、ミシカの腰使いのなすがまま、こってり絞られてしまった。 いつの間にか記憶が飛んでて、どうやってネメシスに帰ったかすら、思い出せなくなっていた。 これ、どうしようもなくなっちまったの、やっぱり俺のほうじゃないだろうか。 この後“エルニニョの親父と姉貴に紹介したいから付き合え”とミシカに言ってやると、 ミシカは“やったー!”と叫びながら俺に抱きついてきた。 ドクターミンチのテントで、ミシカと旅の仲間になった時みたいだ、なんて思った。 ドクターミンチといえば、マドにも挨拶しなきゃいけない人がいたな。 ミシカ曰く“俺といい勝負できるバカ”だそうな。ははっ、ひどい言い草だ。 (了) レス数間違えました。
長編乙です! 良かったです
長編乙です! 良かったです