エースをねらえでエロ読みたい2

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1名無しさん@ピンキー
 ,,../n ̄`ー、
            //ミ"`!i;::、::::::::',
         /::i/   ヽヾヾ::::::',      俺が今日からお前達をコーチすることになった宗方仁だ!
        f::::ヽ宗ミ  ィ宗〉::::!
        `!::::::i`¨ |! ¨´i/::ノ       >>1、岡!腰を使え!
            !:::!リ  ,.."、 /:::/       >>2、お蝶、嬲り方が甘ぁぁい!
        ____人ル>、‘ニ’ ,!;;イ        >>3、お蘭、騎乗位100回!
    /7ヽヽ:.:.:>'xX/i7..イシ.:.ヽ、       >>4、音羽はフェラチオ100回!
   /:l //.:.:>'xXX/i/ /l:i:.:./r !     >>7-1000、四十八手100回! 
   !/!l/__>'xXXX/i/! i `i/ /l ト、 
  ///´/xXX//ヽ';;;;;;;イ /ヽ、!::}
  !l/! /xX//.:.:.:.:.::';;;;//:.:.:.:.:'://つヽヘ
  Y! 〉x//.:.:.:.:.:.:.:..::!//:.:.:.:.:.:/´/∧  ノ/ヽ
2名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 16:54:35 ID:8UFRZ1Ss
邪道だけどお蘭と音羽さん書いてる途中(笑)
百合は難しい
旧の音羽さんすきです

宗方コーチとお蘭
ファイナルのお蘭とお蝶 は美味しすぎるシチュだ大穴でお千葉とお蘭も
書きたい
二人で藤堂さんとひろみ待ってる間にとか
妄想はいくらでもある
3名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 02:15:39 ID:itWpIiQm
>>1
乙!


>>2
全部読みたい!待ってます。
4名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 12:15:29 ID:3Y6Z1Qqb
チキショー
本スレで語りたいのにまだ規制かけてやがる 死ね糞運営。
5名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 21:46:34 ID:tEXdOzhb
お蘭スペシャル早くみたい
6「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:39:25 ID:THBgImeB
※ サイドストーリー大目で只管長いです
原作と旧ごっちゃまぜです。

高校生最後の夏休み、合宿を終えて部活を引退した緑川蘭子は登校日の帰り、
込んでいる電車内で珍しい人物を発見した。
西高のテニス部でかつてレギュラーだった音羽京子だ。
栗色の巻き髪を大きなリボンで結い上げているヘアスタイルで一発で分かった。
蘭子の斜め前の座席に座っているのが見えるが明らかに様子がおかしい。
(気分でも悪いのかしら)蘭子は気がかりで人ごみを掻き分けて、もっと近くに移動した。
すると、とんでもないものが見えてしまった。他の乗客は誰一人として気づいていない。
それとも気づかない振りをしているのだろうか。
音羽の目の前にいる男がジッパーの隙間から一物を露出しているのだ。
その下種な男は少女の居た堪れない反応を愉しんでる様にも思える。
(こりゃ愉快犯だわね・・・ったくショボイもん見せやがって・・!よし!)
蘭子は深呼吸して後ろから男の肩をぐいっと掴んだ。
「コラァっ!!!そこのおっさん!お粗末なもん晒してんじゃないわよ!!!
さっさとしまえっ!定位置に戻せ!!」
夏の昼下がりの静まり返った車内にいきなり響く女の怒声に周囲は驚いたが
音羽はもっと驚いた。
(ハッ・・加賀のお蘭・・・!よりによってこんなとこで出くわすなんて・・・)
「ズベ公の姉ちゃんよくやった!」「変質者だぞ!警察に突き出せ」
「○ン出ししてるバカがいるぞww」
と、事態は急変して騒然とする車内。不審な男は周囲の冷たい視線に加え、蘭子の鋭い眼光と
女子高生らしからぬ迫力に負けてそそくさと降りていった。
「さ、さっきはありがとうございました・・・」
音羽は平静を取り戻したかのように見えたが泣きそうな顔をしてまだ震えている。
蘭子は隣に座り、音羽の小さな両手を握った。
「いいのよ。あんなのに襲われても大した凶器になりゃしないわよ。
軽く蹴り上げればそれまで・・・っと、ゴメン。早く忘れなきゃね。
仁も中学生の時、痴漢にあってた私をこんな風に助けてくれたの」
「・・・緑川さんが痴漢に?!」
「いやーね。今はこんなになっちゃったけど昔は可愛かったんだから」
蘭子の聞き心地のいいハスキーボイスと手の温もりは音羽の気持ちを少しづつ和らげた。
そして、ワイルドさがありながらもどこか翳りのある落ち着いた雰囲気、
中性的で彫りが深めの端正な顔立ちに音羽は釘付けになった。
(いつ見ても睫毛長っ!!私ってこういう迫力のある美人に弱いのよね・・・)
しかし、彼女の口からでた「仁」という呼び方で思い出した。
音羽は宗方コーチのことはもちろん、蘭子のこともよく思ってなかったのだ。
そして、2人の関係を怪しんでもいた。
一年前の県大会の決勝戦で右手首に怪我をして棄権を余儀なくされた時、
人目をはばからずに宗方にすがり付いて号泣する蘭子ははしたなく見えて、
取り巻き仲間と「きっと宗方コーチとデキてるのよ。いやらしいわね、最低!」
「コーチもコーチよ!むっつりスケベ!」と他の部員と陰口を散々叩いていたのだ。
蘭子は「まだめげてるようね。受験勉強辛い?」
「いえ、部活引退してからずっと無気力で・・・」
「確かに気は抜けるわよね。音羽さんもこの電車使ってるの?」
「はい、まだ家に帰りたくなくて目的もなく何往復も・・・」
「・・・・・・」
7「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:41:15 ID:THBgImeB
音羽は声のトーンを弱めにして華奢な肩を縮めて深いため息をついた。
「私は次で降りるけど。悩みなら今度聞かせて。じゃあね」
「あの!私もご一緒させて下さい!」
勢いで付いてきてしまったものの、内心顔色を伺いながら蘭子のクールな横顔を覗き見る。
蘭子は少し速度を速め、道路沿いにある小さなカフェの入り口に立って手招きをした。
どうやら彼女のお気に入りの店らしい。
「ここの紅茶、飛び切り美味しいの。」蘭子がストローから唇を離して微笑んだ。
「本当美味しい・・!。よく来られるんですか?」
「割とね。ところで、音羽さん私と同い年よね。何でさっきから敬語なの?」
「だって、お蝶夫人の前じゃそれが暗黙の礼儀だったから・・つい癖で・・」
「私の前じゃ遠慮は無用よ。竜崎さんも本当はそういうの求めてないんじゃないかしら」
蘭子は肩肘をついて、しどろもどろになって語る音羽をちらりと横目で見つめる。お蝶の姓が出たとたんに
白い頬が桜色に染まる瞬間を見逃さなかった。
(ふーーん、、そういうわけか)
暫く沈黙が流れる。蘭子の射るような視線が痛い。
長い睫毛に縁取られた鋭い目は、ずっと心の奥に秘めていた想いを見透かしてきそうで、怖かった。
音羽の性悪ぶりは加賀のテニス部でも知れ渡っており、
蘭子自身も彼女の実力は認めつつも、正直プレーヤーとしての興味はなく、
「負けん気だけは人一倍なお蝶の取り巻きその1」という認識しかなかった。
しかし、音羽をずっと見ていると思いも寄らぬ発見をした。
小悪魔的な顔立ちをしてて猫のような大きな釣り目と泣きボクロが
不思議な魅力を醸し出していた。小さい時に父が買ってくれた人形に似ている気がする。
カラーリップを付けた唇がほんのり赤い。さり気ない仕草の一つ一つが少女らしく愛らしかった。
(あら、彼女ってこんなに可愛かったっけ。人としての興味はあるわね)
蘭子の瞳が狙いを定めた獣のように妖しく光る。
「竜崎さんは立派な人よね。女王と言われる全ての条件を兼ね備えてて、
ライバルながらとても素晴らしいと思うわ。
それに引き換えこっちなんか新入部員の男子、態度すごいんだから!
先輩を敬うどころか私見て電柱って叫んだのよ、ボディショットお見舞いしといたけどね」
「あっははははは!」
音羽がつぼにはまり手を叩いた拍子でグラスはひっくり返り、紅茶が蘭子のワイシャツに飛び散った。
よりによって相手は加賀のお蘭だ。
「ああっ!ごめんなさい!」
「大丈夫、シミにならないし気にしないで」
オロオロして店員を呼ぶ音羽と対照的に蘭子は特に動じることもなくハンカチで拭いている
8「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:42:03 ID:THBgImeB
あの、私に拭かせて下さい!」
「いいって言ってるでしょ」
蘭子はそっけなく言い放つと2人分の会計を済ませスタスタと先に歩き始めた。
「ねえ〜〜〜待ってば〜〜!!せめてYシャツ弁償させて〜〜!!」
音羽が財布を持って必死に追いかけるも、あっという間に姿を見失ってしまった。
(ここ、どこ?・・・。お蘭のおバカ・・・私をこんな形で一人にして・・・)
メインストリートを通りぬけると、訪れたことがない閑静な住宅街。
方向感覚も分からなくなり途方にくれていると、突然何者かに両手を押さえられた。大きな掌・・男!?
「ちょっと!!この私にそんなことしていいって思ってんの?!えぇ?!離しなさいよ、スカポンタン!!!」
音羽は力いっぱいに暴れて思いつく限りの悪態をついた。
目をふさいでる大きな手の主はワナワナと震えている。笑いをこらえているのだ。
「とうとう本性を現したわね!この勢いなら痴漢も逃げてくわよ」
「えっ!?」
後ろを向くと蘭子が大きな体を捩じらせて涙を流すほど笑っていた。
(全部、お蘭の作戦だったのね・・・私、恥ずかしい・・・!!)
近隣の住民も只ならぬ金切り声に何事かと顔を出している。
「あー久しぶりに笑った!音羽さんって面白い人なのね。ところで家、ここなんだけど」
指を差すブロック塀には「緑川」の表札が掲げられている。少し奥には二階建ての洋風家屋があった。
「よければ寄っていかない?」蘭子は門を開け、ドアの鍵を開けた。
「でも・・・急にお邪魔したらご家族の方に・・・」
「家に帰りたくないんでしょ?親が旅行に行っててしばらく一人なの」
音羽の躊躇する様子を気にすることもなく家の中に引きづりこむ。
そして連絡先を聞きだして音羽の母に電話を掛けた。蘭子は通話中に指でokサインをしてウィンクをする。
彼女の巧みな話術と説得力により、あれよあれよという間に泊まることになってしまった。
(私の親を上手く言いくるめてしまうなんて・・恐ろしい人!)
音羽は勧められるがままにリビングの大きな革張りのソファーに座った。
蘭子は団扇を仰ぎながらクーラー(設定は70年代です)のスイッチを入れると、キッチンに向かう。
「あなたもどう?」
そういって勧めてきたのはジュースや麦茶ではなく酒とタバコだ。
「緑川さん!?未成年なの、私たちは!・・・」
「ふふふ、知ってる。音羽さんはまだ子猫ちゃんだものね」
と、菓子と氷を浮かべたカルピスを盆に乗せて持ってきた。
「かなり濃い目に作っておきました。 はい、どーぞ♪」
ご丁寧にもコップの絵柄はくまのプーさんだ。
(人の事馬鹿にして・・!!!悔しい悔しい悔しいいいい!!!)
「じゃあ、私は鬼のいぬまに・・・」
蘭子は目を三角に吊り上げている音羽を尻目に琥珀色の飲み物をグラスに注いで美味しそうに飲んで
タバコを咥えて悠然と吸い出した。悪びれる様子もなく堂々たる振る舞っている。
(あっにっくき宗方コーチとおんなじタバコだわっ!やっぱりこの2人って・・・)
「こーーんなもの飲めるわよっ」
音羽は得体の知れない嫉妬に駆られ蘭子のコップを奪い取り、
眉をしかめながら飲んでいる。さすがの蘭子も止めに入った。
「あたしにだってねえ・・・のみたいときぐらい・・・ひっくっ」
半分しか飲んでないのにすっかり出来あがっている。
突然音羽は堰を切ったように突っ伏して嗚咽し始めた。
「意地悪!緑川さんの意地悪!!」
「ごめんごめん 冗談がきつかった」
蘭子はひろみから音羽の件で相談を受けてた事もあったので
(あんただけには言われたくない)と心で突っ込みを入れながら音羽の頭を撫でている。
音羽はガバッと起き上がり、カルピスを一気に飲み干した。
「この際全部話しちゃうけど、私、・・・お蝶夫人が同性だと分かっててもこの気持ち止められなくて・・
あんなに近くに居たのに・・岡さん来るまでは私が一番のお気に入りだったのに・・・相手にされなくなってもずっと好きだったの」
「つまり、モチベーションが下がっちゃったのね。同性に恋をしてもおかしくないわ。
想いを伝えることの出来ない辛さもよく分かってるつもりよ。ただ、竜崎さんの場合だとね・・・」
音羽が蘭子の声をさえぎるようにテーブルを拳で殴りつけた。
9「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:42:54 ID:THBgImeB
「も〜〜〜いい!貴女も天才プレーヤーで美人で目立つし、ミーハーな連中にまで
「お蘭お姉さま〜〜vvv」なーんて声援もらってさぞかし満足なんでしょうね。
岡さんが愛川さんに話してるの聞いちゃったんだから!バレンタインの時
男子よりもチョコもらったらしいじゃない フン!日陰者の気持ちなんて分かるもんですか!!」
(・・・・・・・。)
酔っ払いに的外れな怒りの矛先を向けられても蘭子は返答のしようがない。とりあえずはしばらく黙って聞くことにした。
「高校でたら、父の会社の社長の御曹司とお見合いするって決まってるの・・・
生きる目的すら失っちゃったわ いい大学に入るために勉強も頑張ってきたのに。
その上、、好きでもない人と結婚なんて・・・先の見えてる人生なんてもういや!!」
音羽の嘆きを聞きつづけていた蘭子はついにキレた。
「少なくても私は目立ちたいとか皆にちやほやされたくてテニスをやってる訳じゃないわ!
それは竜崎さんも同じじゃなくて?こんな甘ったれた気持ちで今までやってたの!?
私が天才ですって?!バカ言わないでよ。トップクラスになるためにはそれなりの苦しみを味わわないといけないの!
生涯テニスに命を掛けてて、そのテニスも不治の病で一生出来なくなった人がいるの。
でも、あなたには健康な体があるじゃない。一生人に流されるままで終わるつもり?!
自分しだいでこの先どうにだってなるのに!!」(そうでしょ?仁・・・・)
蘭子の目から、涙が溢れていた。
音羽は雷に打たれたかのように、立ちつくしていた。
「急に、ごめんなさいね・・・。誰かさんに似ちゃったんだわ」
蘭子は鼻をすすって音羽から背を向けた。しばらくして、音羽がしゃくり上げながら語り始めた。
「その通りよ。テニス以外でも誰かに褒めてもらいたくて、認められたくて
ただそれだけに一生懸命だったの!レギュラーに返り咲いてお蝶夫人に振り向いてもらう為なら
汚い手を使って人を蹴落とすような事も平気でしてきたわ。
でも、そんなことしてもダメだった・・。どんなに時間かかっても自分を変えて見せるから
だから、だから、私を嫌わないで・・・!」
音羽は蘭子に縋りつき、追い詰められたような表情をしている。
ずっと彼女は焦燥感に駆られて友人と居ても孤独だったのだろう。
だからこそ心が荒んで宗方やお蝶に目を掛けられたひろみに辛く当たっていたのだと今は分かる。
かつてお蝶と共にテニス王国を担っていたプライドの高い彼女が弱り果て、苦しい思いの丈を吐き出している。
そんな音羽を決して同情や憐憫ではなく、自然に愛しみたい気持ちになっていた。
「私、音羽さんの事好きになったわ。面白くって、何だか放っておけなくて。」
蘭子はいつものぶっきらぼうな調子で言い放つが、音羽への眼差しは優しい。
「それにしても、あなたが2トップを除く男子部員にまで恐れられてたのは
第三者でも分かってたわよ。悪い子ね」
軽く頭を小突かれた音羽の脳裏に忌まわしい「月例交歓会事件」が鮮明に蘇った。
あれ以来確かに男子から距離を置かれていたのだ。
「そ、それは言わないお約束で・・・!!」
「せっかく可愛く生まれてきたんだから、このままじゃもったいないわよ。
今の素直なあなたを見たら皆好きになるはずよ」
「私は男子に好かれたい、とかモテたいなんて一度も考えた事ないの。とにかくうちは両親が煩いし。
ただの連絡網だってのに尾崎さんからの電話にものすごい勢いで噛み付いて、いやんなっちゃうわ」
「そりゃ年頃の娘だから心配してるのよ。だけど少し過干渉気味よね〜。
彼、滅多にお目にかかれない程のいい男なのに何とも思わないの?」
「カッコいいけどただのクラスメイトよ。それに私はお蝶夫人しか見てなかったから。
えーと、、次は緑川さんの番よ。・・・もう経験済み?」
音羽の唐突な質問に蘭子は噴出してしまった。
「仮に処女じゃないとしたらどうなの。軽蔑する?加賀じゃ珍しくも何ともないわよ。
この前部室に荷物取りに行ったらお取り込み中でさ。参ったわ〜 アハハ」
音羽はゾッとして鳥肌が立った。
(もしうちで同じ事あったら宗方コーチにボコボコにされるわよ・・・!)
そういえば、蘭子の友人も男女問わず世慣れたしたような雰囲気だったのを思い出した。
同レベルの進学校なのに校風が大分違うと加賀の練習風景を偵察しに行った時に感じたものだ。
だが、厳格な家庭で育ちどこか窮屈だった音羽とは逆に何でも遣って退けてしまう奔放な蘭子がとても羨ましかった。
10「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:43:54 ID:THBgImeB
「特に生理前は自己処理や練習で発散しようとしても駄目。悪いけどこれだけは仁の教えに背くことになるかもね。
そして・・・ここが竜崎さんとの決定的な違いかしら。私はテニスだけでは生きられないの。皆が思ってるほど強くないわ。」
しかし、蘭子が色恋沙汰に感けて身を持ち崩してるようには到底思えない。
それどころか相変わらず成績は優秀で弾丸サーブの威力も以前より増したとも聞く。
彼女の肝心な所を強く律している物が何なのかが知りたかった。
「ところで、あなたも高3だし、自己処理くらいはしてるでしょ」
友人ともそこまで突っ込んだ話題はした事がない。音羽はたちまち赤面した。蘭子は酒が進んだせいか饒舌だ。
(自己処理って・・・その、オナニーのことよね・・・そりゃ中学からしてたけど、、もう!緑川さんのエッチ!)
「恥ずかしがることないのに〜誰だってやってんのよ。おそらくは竜崎さんもね。見たいなー 音羽さんがオナニーに耽ってる所!」
「やだ、そんな大声で!近所に聞こえたらどーすんのっ!」
今度は酒の抜けてきた音羽が下ネタの暴走機関車と化してきた蘭子を止める。
「大丈夫よぉ〜 で、続き。本当は好きな人にバージンをあげたかった。叶いっこなかったけど。
他の誰かと身体を重ねてる時だけその人を忘れられた。後で虚しいだけのに辞められない。
馬鹿よ・・・許されない恋って辛いわね お互いに」
苦笑いしてため息をつく蘭子が遠い所を見ているように感じた。
(いや!そんなのいや・・・!こんな私を好きだって言ってくれたじゃない。
これからは私だけを見てて。もう誰かとセックスしないで!)
いいたいけど、言えない。自分の束縛心と嫉妬深さにほとほと嫌気が差した。
音羽は流れを変えようと明るい口調で質問をする。
「じゃあ、お聞きしますが、女の子は性的に興味ありますか?」
「可愛い女の子はみーんな好きよ。」
蘭子はうまい具合にはぐらかし、豊かな黒髪を挑発的に手で靡かせた。
音羽はそれが軽くあしらわれた様で気に食わない。しかも脳裏にひろみや英が浮かぶ。
「あらそう!加賀のお蘭は博愛主義者ですのね!で、可愛い子ってどんな子なのよ!?」
「やきもち焼きで怒りっぽい猫みたいな子」
蘭子は何かを言おうとした音羽の唇を唇でふさいだ。
音羽は驚きで目を見開き状況が把握できてないが、柔らかで温かい感触は真実だ。
不覚にも体の中が疼き熱くなった。
「音羽さんも両方行けそうな予感。それとも初めての相手が私じゃ役不足かしら」
蘭子の言葉に音羽はハッとして首を振った。
(そういえば、全然いやじゃなかったわ。それどころか・・)
今まで同性愛者の類は嫌悪して軽蔑すらしていたのに蘭子に本能的に惹かれている。
お蝶への純粋な思慕とは全く違う感情だった。
11「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:46:14 ID:THBgImeB
一方蘭子は臆面もなく制服のネクタイを外し、ワイシャツとスカートを脱ぎだした。
日に焼けた瑞々しい肌が徐々に露になる。引き締まった体は思いのほか女性らしい曲線を描いている。
黒いブラに包まれたはちきれんばかりの谷間、括れた腰つき、下着に包まれた上向きの尻が艶かしい。
真っ直ぐで長い脚も含め、欧米人に引けをとらないプロポーションであることは間違いない。
(ただ背が高くて痩せてるだけかと思ってたのに・・・お蘭って案外ボインね 私も胸は捨てたものじゃないけど)
「私はシャワーを浴びてくるわね。淋しがり屋の音羽さんは怪奇番組でも見てて頂戴♪」
と蘭子はバスルームに消えた。付けっぱなしのテレビからは恐ろしげなBGMが流れてきた。
音羽の顔に縦線が入り、脱衣所に向かって走っていった。このテの番組は大の苦手なのだ。
「いらっしゃいよ」シャワーの音に混じってくぐもった蘭子の声が聞こえてきた。
音羽は丹念に巻いた栗色の髪を解き、白地にオレンジの水玉のブラとパンツを脱いだ。そして
タオルで前だけ隠して浴室の扉を開けると石鹸と洗髪料の匂いが立ち込めている。
湯気の中には今まで見たことも無い蘭子の姿があった。
強い癖のある髪は緩やかに波打ち、全身からは何とも言えない色香が漂っていた。
たわわで張りのある乳房、薄いベージュの乳首が目に入る。
生えそろった黒い茂みと肉付きのいい尻も大人の女を連想させる。
(うわー、全っ部見ちゃった/// ああ、裸においてもストレート負け・・・)
音羽に敗北感が支配し始めた。すると目の前に伸びやかな肢体が立ちはだかる。
「タオル着用のお客様は入浴禁止です」「でも・・・」
蘭子はモジモジしている音羽のタオルを強引に剥ぎ取った。
音羽の乳房は華奢な体の割りに豊かで、新鮮な果実のようだ。色素が薄いせいか乳首はピンク色をしている。
細い柳腰の下には淡い茂みがあり、割れ目がはっきりと見えていた。
自分に比べれば大分幼い裸体だが、恥じらう仕草といい、それが返って扇情させられた。
音羽はそそくさと椅子に腰掛け蛇口を捻ってシャンプーをする。
(視線を感じる・・・!緑川さんったら品定めしてるんだわ ああ、消えてしまいたい・・)
蘭子は湯船に浸かり、ジリジリと時が来るのを待っていた。
(白くて綺麗な体・・・経験のない彼女がどこまで乱れてくれるか楽しみだわ。フフフ)
音羽が身体を洗い終わった時、頃合を見計らって蘭子は湯船から上がる。
そして、体を拭いている音羽をいきなり横向きにして抱え上げた。
「キャーー!やめて!恥ずかしい!」「暴れると危ないわよ」
蘭子は悪魔のように妖しく美しい笑みを湛えていた。
音羽は身の凍るような恐ろしさを感じて逆らうのをやめた。
蘭子はそのまま軽々と階段を上り、部屋に入れた。そしてべッドに音羽を静かに置いた。
(さてと、サーブは私からのようね)蘭子の濡れた黒髪が音羽の頬に掛かる。
(京子、落ち着いて・・絶対に後悔しない!精一杯プレーするのよ!)
音羽は必死に自分に言い聞かせた。まるでいつかの試合前のような心境である。
蘭子が豹が獲物を捕らえるように音羽に覆い被さり、唇を重ねてきた。音羽の口内にヌメヌメと舌が侵入してくる。
(これが夢にまでみた大人のキス・・・京子、蕩けちゃいそう!)
音羽も負けじと舌をチロチロと絡ませた。蘭子の滑らかな肌と弾力のある乳房、陰毛が重なり直に触れている。
(ああ、おっぱいも弾丸なみだわ・・・まるで軟式のボールみたい)
12「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:46:58 ID:THBgImeB
蘭子の唇が首筋に触れて、片方の手で音羽の乳房を揉んだ。
「音羽さんの肌ってマシュマロみたいに柔らかい・・。抱き合ってるだけでも気持ちいいわ」
蘭子は上体を下にずらして音羽の乳首を啄ばんだ。強く、弱く、時には甘噛みをして。
「あぁっ・・・・!」蘭子の巧みな愛撫に音羽は自然に声を漏らしてしまった。
「ほら、こんなに乳首が立ってきた・・・ここはどうなってるのかしら」
蘭子は耳元で囁き、下腹部に手を伸ばして音羽の割れ目に触れた。
「あん、そこはダメ・・・!あっ・・・!」
「本当にダメ?」蘭子は余裕があるように問いかけたが、
音羽への愛撫を通じて体の奥が疼き、濡れてきている感覚がいやというほど分かる。
後輩の樋口夏代を抱いた時はこんなにこみ上げて来るような気持ちにならなかった。これも本能なのだろうか。
ただ自分を求めてきたから一回抱いただけだ。しかし、後輩は後輩でしかなかった。
(ねえ、仁・・・あなたを想って慰める以外で、今、音羽さんを抱いて心も熱くなって悦んでる・・・
初めてよこんな気持ち・・・悲しいけど、仁が岡さんだけを見ている理由が少し分かったわ)
音羽の熱を持っている秘所に軽く指を滑らすとそこは粘液で充分すぎるほど潤っている。
「男はね、濡れたらすぐに挿れちゃうセッカチな奴もいるのよ」
威勢が良く男勝りな蘭子とは思えない吐息交じりの甘ったるい声と婀娜っぽさに音羽は戸惑う。
どっちが本当の姿なのだろうかと。唇の下にあるホクロを見た。
(口元にホクロのある人は好色の証。加賀のお蘭じゃなくて、加賀の淫乱よっ!)
蘭子はもっとも敏感な突起を焦らす様に花びらの周辺を溢れた粘液を使い指で上下させた。
淫らな水音と嬌声が薄暗い部屋にこだまする。急に指が内部に侵入し、音羽は痛みを訴えた。
「ごめん、すっかり忘れてた ここはまだ取っとかないとね」
しばらくして音羽がもどかしそうに悶えて蘭子を見つめた。頬は上気して欲望に満ちた瞳は
何かを懇願しているようだ。それはとても愛らしいが同時に嗜虐心をそそられた。
「まだ子供のようなアソコだけど、濡れ方は一人前ね」
「やだっそんなこといわないで・・・」
音羽の弱弱しい反応に蘭子は意地悪く笑って敏感な突起を指で軽く突付いた。
「どこ触って欲しいの?言ってごらん」
しばし間をおいた後、音羽はボソッと淫核の名称を呟いた。そして恥ずかしがって手で顔を覆う。
「はい、よく言えました」
蘭子は音羽の頬にキスをして敏感な部分を入念に刺激した。
「あっ・・・あんっ!!!そこ気持ちいい・・・・あああっっ!!」
愛撫に慣れていない音羽はそれだけでも達しそうになってしまう。
「ふふふ、敏感なのね もっと気持ちいいこと教えてあげる」
蘭子は音羽の両足を広げて顔を秘所に近づけた。甘酸っぱい香りが鼻を掠める。
そして濡れそぼって熱を持った粘膜に舌を這わせた。
「いや・・そんな汚い所!」
音羽は必死で抵抗し、脚を閉じようとするが、蘭子の腕力には敵わない。
「汚くなんかないわよ〜 ピンク色してて凄く綺麗・・・」
蘭子は硬くなった突起を音を立てて吸い上げたり舌で転がした。
(白くて綺麗な体・・・経験のない彼女がどこまで乱れてくれるか楽しみだわ。フフフ)
音羽が身体を洗い終わった時、頃合を見計らって蘭子は湯船から上がる。
そして、体を拭いている音羽をいきなり横向きにして抱え上げた。
「キャーー!やめて!恥ずかしい!」「暴れると危ないわよ」
蘭子は悪魔のように妖しく美しい笑みを湛えていた。
音羽は身の凍るような恐ろしさを感じて逆らうのをやめた。
蘭子はそのまま軽々と階段を上り、部屋に入れた。そしてべッドに音羽を静かに置いた。
(さてと、サーブは私からのようね)蘭子の濡れた黒髪が音羽の頬に掛かる。
(京子、落ち着いて・・絶対に後悔しない!精一杯プレーするのよ!)
音羽は必死に自分に言い聞かせた。まるでいつかの試合前のような心境である。
13「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:48:30 ID:THBgImeB
蘭子が豹が獲物を捕らえるように音羽に覆い被さり、唇を重ねてきた。音羽の口内にヌメヌメと舌が侵入してくる。
(これが夢にまでみた大人のキス・・・京子、蕩けちゃいそう!)
音羽も負けじと舌をチロチロと絡ませた。蘭子の滑らかな肌と弾力のある乳房、陰毛が重なり直に触れている。
(ああ、おっぱいも弾丸なみだわ・・・まるで軟式のボールみたい)
蘭子の唇が首筋に触れて、片方の手で音羽の乳房を揉んだ。
「音羽さんの肌ってマシュマロみたいに柔らかい・・。抱き合ってるだけでも気持ちいいわ」
蘭子は上体を下にずらして音羽の乳首を啄ばんだ。強く、弱く、時には甘噛みをして。
「あぁっ・・・・!」蘭子の巧みな愛撫に音羽は自然に声を漏らしてしまった。
「ほら、こんなに乳首が立ってきた・・・ここはどうなってるのかしら」
蘭子は耳元で囁き、下腹部に手を伸ばして音羽の割れ目に触れた。
「あん、そこはダメ・・・!あっ・・・!」
「本当にダメ?」蘭子は余裕があるように問いかけたが、
音羽への愛撫を通じて体の奥が疼き、濡れてきている感覚がいやというほど分かる。
後輩の樋口夏代を抱いた時はこんなにこみ上げて来るような気持ちにならなかった。これも本能なのだろうか。
ただ自分を求めてきたから一回抱いただけだ。しかし、後輩は後輩でしかなかった。
(ねえ、仁・・・あなたを想って慰める以外で、今、音羽さんを抱いて心も熱くなって悦んでる・・・
初めてよこんな気持ち・・・悲しいけど、仁が岡さんだけを見ている理由が少し分かったわ)
音羽の熱を持っている秘所に軽く指を滑らすとそこは粘液で充分すぎるほど潤っている。
「男はね、濡れたらすぐに挿れちゃうセッカチな奴もいるのよ」
威勢が良く男勝りな蘭子とは思えない吐息交じりの甘ったるい声と婀娜っぽさに音羽は戸惑う。
どっちが本当の姿なのだろうかと。唇の下にあるホクロを見た。
(口元にホクロのある人は好色の証。加賀のお蘭じゃなくて、加賀の淫乱よっ!)
蘭子はもっとも敏感な突起を焦らす様に花びらの周辺を溢れた粘液を使い指で上下させた。
淫らな水音と嬌声が薄暗い部屋にこだまする。急に指が内部に侵入し、音羽は痛みを訴えた。
「ごめん、すっかり忘れてた ここはまだ取っとかないとね」
しばらくして音羽がもどかしそうに悶えて蘭子を見つめた。頬は上気して欲望に満ちた瞳は
何かを懇願しているようだ。それはとても愛らしいが同時に嗜虐心をそそられた。
「まだ子供のようなアソコだけど、濡れ方は一人前ね」
「やだっそんなこといわないで・・・」
音羽の弱弱しい反応に蘭子は意地悪く笑って敏感な突起を指で軽く突付いた。
「どこ触って欲しいの?言ってごらん」
しばし間をおいた後、音羽はボソッと淫核の名称を呟いた。そして恥ずかしがって手で顔を覆う。
「はい、よく言えました」
蘭子は音羽の頬にキスをして敏感な部分を入念に刺激した。
14「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:50:22 ID:THBgImeB
「あっ・・・あんっ!!!そこ気持ちいい・・・・あああっっ!!」
愛撫に慣れていない音羽はそれだけでも達しそうになってしまう。
「ふふふ、敏感なのね もっと気持ちいいこと教えてあげる」
蘭子は音羽の両足を広げて顔を秘所に近づけた。甘酸っぱい香りが鼻を掠める。
そして濡れそぼって熱を持った粘膜に舌を這わせた。
「いや・・そんな汚い所!」
音羽は必死で抵抗し、脚を閉じようとするが、蘭子の腕力には敵わない。
「汚くなんかないわよ〜 ピンク色してて凄く綺麗・・・」
蘭子は硬くなった突起を音を立てて吸い上げたり舌で転がした。
「ひっっ うあああっ・・・!あっあっあっ」
音羽は次第に恥ずかしさよりも快感の方が大きくなって自ら腰をくねらせた。
舌が内部にまで入ってきて絶え間なく溢れ出る粘液を啜っている。
「音羽さん、とても美味しいわよ」
(ああ、こんなもの飲んじゃって・・・おなか壊しても知らないから!
でも、でも、自分でするよりずっといい・・ )
心地よい刺激を受けるたびに音羽の吐息と嬌声が激しくなり意識が遠のいていく。
二つの花弁がヒクヒクと収縮を繰り返している。
「私、へんなのさっきから・・・フワフワして気を失いそう・・・怖い・・」
音羽は眉を歪ませてうわ言の様に呟いた。
(そろそろマッチポイントかな・・」
蘭子は音羽の両手の指を絡ませて白い内股に口付けをしながら
再び突起を舌と唇で集中的に愛撫する。
(なんなの?この感じ・・・!なんか来る・・来る・・来るわ!!! あああっもうダメ!!)
音羽は甲高い喘ぎ声を発し、一気に果てた。全身汗ばんでぐったりとしている。
蘭子はその様子に満足し、音羽に口付けをして隣に寝そべった。
「少し、飛ばしすぎちゃったかな。今度はもっと優しく・・」
「今度?・・・またしてくれるの?」
音羽が掠れた声で問う。蘭子は黙って頷いた。その横顔は普段の蘭子に戻っていた。
音羽は机の上の写真立てに気づくと、ベッドからガサガサ這い出して凝視した。
宗方に腕を絡ませてラケットを抱えたあどけない少女が屈託なく笑っている。
宗方もこれまで西他の部員に見せた事がない穏やかな笑顔をしていた。
そして、写真の中の儚げで色白な美少女が蘭子ご本人だと気づくまでには少々時間が掛かった。
後ろに居るすっかり完成した蘭子と見比べている。「え〜〜〜〜〜!?」
(今は男前な美人だけど・・何よ、憎たらしいほど可愛いじゃない)
「ああ、この写真。ちょうど仁にテニスを教わり始めた頃の・・・。生娘丸出しね ハハハ
あの頃は何も知らなくて、楽しかったな・・」
(やっぱし予感的中、、、!!このロ○コンエロコーチ!!女の敵!!)
「前々から聞きたかったんだけど、宗方コーチと一体どういう関係なの!?」
鬼の形相で必死に詰め寄る音羽を蘭子はなだめた。
「勘違いしないで。私達はあなたが思ってるような関係じゃないわ。それに、仁はそんな人じゃない」
(そんな人じゃないから、だからこそ、私はずっと恋焦がれて・・・・・)
蘭子は声に翳りを落とした。
15「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:51:07 ID:THBgImeB
本当に?」「ええ・・・誓ってもいいわ」
音羽が納得して安堵の色を見せて蘭子も密かに胸をなでおろした。
「ほ、他の人としちゃだめよ・・私だけにして。絶対よ」
音羽は言いたかった事を早口でいうとくるりとそっぽを向いた。
「出来る限り約束してもいいわ。つか、来年受験なのにそんなに遊べませんって」
「まーあ!出来る限りですって?!私をこんなにさせといて、、許さないんだから!」
音羽はトサカに来て蘭子の腕を軽く抓った。
「痛っ!・・・とりあえず分かったから はいはい分かりました」
とんでもない束縛魔に捕まった気がしないでもないが
自分がこんなにも求められている事が少し嬉しかった。
2人はその内睡魔に襲われ深い眠りに付いた。

どの位時が経ったのだろうか・・・蘭子は重苦しさを感じて
薄目を開けた。先に起きた音羽が蘭子の上に圧し掛かっているのだ。
「ちょっと・・・音羽さん寝像悪すぎ・・う〜ん・・」
蘭子は向きを変え、音羽を押しのけた。
「あら、緑川さんてばだらしないのね。今から2セット目開始よ!うふふふ」
音羽は目を爛々とさせて身を乗り出している。
ずっと抑圧されてきた性欲が昇華された今、彼女の貪欲さは留まる事を知らない。
「元気ねえ〜・・・先に夕食食べないと。作り置きしかないけどいい?」
蘭子は前髪をかきあげて、気だるそうに欠伸をしている。
「ダメよ。これが終わってから。あなたをイかせてみたいのよ」
「え・・・今なんて・・」
寝ぼけ半分の蘭子が顔を上げた途端、唇を奪われた。
音羽が積極的に舌を絡ませてくる。さっきよりも格段とキスが上手くなっていた。
「んっ・・・んん・・・」蘭子の吐息が漏れる。2人は再びベッドになだれ込んだ。
音羽は恐る恐る乳房を揉んだ。それは弾力があり手の平からはみ出るぐらい大きい。
(なんかドキドキしちゃうわ。さっきはあんな事いったけどどうしたらいいんだろ・・)
音羽は乳房に顔を埋め、乳首に舌を這わせて自分がされたように吸ってみた。
自分が自分を抱いているような錯覚に陥る。
蘭子のものとは思えない甘い喘ぎ声に音羽は驚いた。
蘭子は音羽の頭を引き寄せ、濡れた目をして見つめる。
「イかせてくれるんでしょう?楽しみにしてるんだから」
蘭子は音羽の手を取り、指を黒々とした茂みの中に忍ばせた。そして
もっと深い所に指を招き入れた。身体の熱気を全部集めたようだ。
その熱さに音羽はたじろいだ。滑りのある狭い膣内は、
どこまでも指を飲み込んでいきそうな気がした。
この中に何本のモノが入ったんだろう・・・ふとそんな事を考えた。
「痛く・・・ないの?」
「全然。痛いのは最初だけよ。アレの大きい人に激しくされると痛むけど」
(私もいつか男の人と経験したら・・いや!そんなの考えたくない)
音羽は蘭子の肉襞を指で少し動かしてみたら微かに湿った音が聞こえた。
「ね。あなたと同じ。濡れてるの。感じてる証拠よ 動かしてみて」
指を動かすと蘭子はしなやかな身体を捩じらせて嬌声を上げる。
16「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:52:13 ID:THBgImeB
スライドを繰り返すうちに透明だった粘液が次第に白濁していく。
「あんっ・・あっ・・あっ あん・・・もっと強くして・・・」
音羽は稚拙ながらも彼女の感じている姿がもっと見たくなり、
指の速度を速める。繰り返していく内にどこが気持ちいいのかが分かってきた。
「あん・・凄い、いいわ・・音羽さん・・あなた・・・最高!!」
蘭子は艶やかな黒髪を振り乱して長い脚を惜しげなく開き、悦びをストレートに表現している。
音羽は蘭子の開かれた裂け目を凝視した。
茂みの下には蘭のように鮮やかな花弁が咲き誇り、蜜を溢れさせて更なる愛撫を待ち構えてるようであった。
(色も形も違うけど、付いてるものは私と同じ・・さっきしてくれた事をそのままするのよ!)
音羽は勇気を振り絞って茂みを掻き分けて突起を吸ってみた。蘭子の腰が軽く跳ね上がる。
初めて味わう甘酸っぱい香りのする蜜は酸っぱいような、しょっぱいような複雑な味だったが、
蘭子のものだと思うとどんどん心が欲してくる。蘭子はこの上ない位の妖艶で淫らな表情で喘いでいた。
「とても気持ちよかったわ・・・ 今度は舐めあって・・一緒にイこう・・・」
音羽は少し躊躇したが、反対側に重なるような体勢を取った。
2お互いに花弁を弄り合い、貪った。嬌声、吐息が激しくなり段々身体が快感の波で震えて来る。
そして、同時に最高潮に達した。
「音羽さん・・・あなた相当才能あるわよ 男に興味なくなったらどうしよー」
「この勝負、イった回数で2−1ってとこね!今度はいつプレイする?」
2人は抱き合ってクスクス笑った。
その後、音羽と蘭子は夕食を食べながら色々な事を語り合い、寝るまでの時間を楽しく過ごした。
翌日目を覚ますと音羽は蘭子の姿が隣にないので探したがどこにもいない。時計を見るとまだ7時だ。
眠い目をこすりながらダボダボのパジャマ姿のままベランダにでると隣の部屋で
蘭子がエプロンをつけて洗濯物をテキパキと干している。これはまた意外な光景である。
蘭子は音羽の気配に気づくと笑顔で振り向いた。真夏の太陽に負けないくらい彼女は眩しかった。
「おはよう!早く起きたからサーブ練習とジョギング済ませてきちゃった。
ゴハンできてるから食べましょ。洗濯物もお昼には乾くから!」
「(一生この人のパワーには適わないわ・・・)あ、ありがとう・・・。実は私決めた事があるの。」
「なーーに」「食事の時に話すわ!」
音羽は蘭子に借りた水色のシンプルなワンピースに着替え、それがピッタリだったので
気分よく身支度を整えて階段をおりたのだが・・・。
17「蘭子×音羽」:2010/09/18(土) 01:53:15 ID:THBgImeB
「この服中学の時ので本当はミニなのよ。だけど膝丈だと上品に見えていいわね。うん。よく似合ってる!」
蘭子は褒めてるのか貶してるのか分からない褒め方をする。
「そりゃあ、脚の長さ全然違うけど、身長もかなり違うから・・・(ガックリ)」
リビングにはコーヒーとトーストの香ばしい匂いがして、
テーブルの上には朝食が綺麗に盛り付けられているのが見えた。
「ママが作るのより美味しそう!緑川さんって意外と家庭的なのね」
「昔から母親が寝坊した時に作ってたから、いやでも慣れるわよ。ところで、話って?」
蘭子は椅子にゆったりともたれ、コーヒーを飲みながら新聞に目を通している。
(この角度、この仏頂面、、誰かに似ている気がするのよね、、思い出せないけど。ま、いいか)
音羽は夢でも見てるかのようにトーストにかじりつきながら楽しそうに語りはじめた。
「受験勉強もっと頑張って緑川さんと同じ大学に入るの。もちろん受ける学部は違うけど・・
テニスもまた頑張る!。全部自分で決めた事よ。いい考えだと思わない?」
「うん。それは別に構わないけど・・・ってよくない!なんで私の志望するとこ知ってんの?!」
音羽は動揺する蘭子に対し、勝ち誇ったように高らかに笑う。
「机に進路志望の書類を見てくれといわんばかりに置いてあったじゃない」
「・・・・・・。(ま、それでもいいか)」
(彼女とテニスを通じて知り合えて、一晩で心も身体も深く分かち合う事が出来た。
仁の事は一生忘れられそうにもないけど、彼女との不思議な御縁に感謝してるのよ。
4年間、少し疲れそうだけど・・・きっと楽しくなるかも・・ね)
「え〜?お見合いはどこに消えちゃったのよ〜」
嬉しい気持ちとは裏腹に蘭子の口撃が始まった。
「緑川さんが寂しがって可哀想だからしないでおいてあげる。何を言われようと絶対親を説得してみせるわ!」
昨日会った時とは打って変わり大きな瞳は輝きを放ち、その表情からは自信と気迫に満ち溢れている。
これぞ蘭子がよく知るテニス王国の音羽京子だ。
「一日で人ってこんなに変われるものなのねー。凄いじゃない! ま、受かればの話だけど」
「私もこう見えてお蝶夫人と成績はそんなに変わらないんですからね!意地悪!」
「今日はどーなさいますか、お客様。見るからに暇そうで何も予定なさそうですが アハハハ」
「泊まって欲しいって顔に書いてありますわよ 」
蘭子は音羽の仄かに色っぽい視線にドキリとした。
「えーと・・。それじゃ・・ゴホン・・食べ終わったら受験勉強開始!分かった?!」
という流れで、今宵もまた女同士の淫らな饗宴を繰り広げる事になった。

音羽はその先に起こる悲しい出来事で、蘭子と宗方の関係を知った。
そして、また時は流れ、大学のテニスコート内にて多くの取り巻きを蹴散らして
蘭子の隣を我が物顔で歩く音羽の姿があったそうな・・・。おしまい。


お粗末さまでした。お目汚し失礼いたしました。
18名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 01:53:51 ID:THBgImeB
今度は宗方コーチとお蘭を書きます
19名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 02:07:26 ID:THBgImeB
つか、旧は音羽さんとの絡みが結構あった・・・。
連投失礼しました。
20名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 11:27:18 ID:Cr0MYRoI
まさかの大作キテター!!!!
職人さんGJ!
二人のキャラが最大限に生かせてると思った
話も和んだり切なかったりで面白かったよ
お蘭エロいよお蘭
音羽さん好きな人できたらこうなりそうW
21名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 14:20:06 ID:THBgImeB
>>20早速読んでくれて
嬉しい感想をありがとうございました!

2の蘭子はめっさ巨乳だったなあ
お蝶夫人の「私も行っちゃおうかな」発言に萌えたり
蘭子を空港で見送りとか車でよく送ったりして
まさに俺の嫁状態だと妄想(笑)
しかし親しみやすくなって随分と丸くなったなあ・・・
蘭子に感化されたのかなともオモう
22名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 20:43:42 ID:pefZBotj
出来のいい姉とやんちゃな妹みたいだよな

音羽さんの声で再生して読んじまった(^_^;)
GJ!
23名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:29:57 ID:pefZBotj
まだ規制解けない
死ね糞運営。

原作でもお蘭はパイオツカイデーだったようなW
屈んでないのに谷間あったよ。長身グラマーで美脚
生まれた時代が早過ぎたんだね(・_・、)
今だったらモデルに引っ張りダコだよ
24名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:42:23 ID:pefZBotj
1ですがエロ雑談もいいかな。蘭子はファイナルではアメリカに現地夫いるんかって位に恋愛経験豊富そう
男連れ込む時は仁の写真を裏返しにしてんか?
バイっぽくも思えてきて怪しい
25名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:49:49 ID:pefZBotj
真面目な話もしよう
原作ではひろみ以外みんな隠居になって寂しいんだけど
OVAでは大体現役でうれしい
26名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:47:14 ID:kBbg3LvL
蘭子さんは実の兄に惚れるんだからなんでもありでしょww
いろんな意味でスケールでかい。

ミステリアスなとこがいいのよねー。
家がちょろっと出てきたけど結構金持ち?
蘭子の母親は水商売上がりっぽいし
親の事は軽蔑してるかも
それを逆手にとって好き勝手やってる感がある。
27名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 16:00:54 ID:kBbg3LvL
そんでもって仁との関係知ったあたりから
グレたりやけ起こして処女喪失早々に済ませてそうだ。
エースでは宝力と二分した数少ない非処女キャラかね
妄想は爆発だ〜〜〜

さて、書き進めよう。
28名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 09:58:08 ID:FE6axMcH
最終巻で「あたくしたちはテニス一筋に青春をかけて・・・」の下りで
「・・・」と変に間が空いてたお蘭
それが全ての答えだ
29名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 23:23:37 ID:KRn6OYpG
蘭子に萌えて仕方ない今日この頃
健気で強くていい女じゃねーか 
ファイナルの酔ッパラい方が可愛すぎる
嫁に来い 
30名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 23:25:17 ID:KRn6OYpG
仁も一発慰みにヤったら蘭子も気持ちの整理付いたろうに
31名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 01:28:28 ID:1DPZHH0p
ボーイフレンド=セフレは一人、二人いたらしい
32名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 02:53:28 ID:p3A9/ump
でかいケトウペニスで
突かれまくりか
キツマンのままでいてほしい
33名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 12:08:28 ID:wpe57Oyr
蘭子の毛の多さとスケベボクロは性欲の強さを連想させる
冴子やジャッキーも淫乱っぽい
冴子とエディとのエロ読みたい
34名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 22:50:50 ID:MT1eBPqd
整った顔は宗方で
色っぽい目元は実は母ちゃん譲りだと予想。
上手い事配合したもんだ 親父いい仕事したw

この過疎具合もまったりしてていいもんだ
蘭子の美しさは6巻で最大限に発揮されている。
7からがた落ちでがっかり
35名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:47:50 ID:9KjEe7Lk
最後の一行余計wwww

妄想失敬

余りもん同士無理にくっつけるようであれだけど、
千葉蘭子 響きは決して悪くないw
写真家or記者とモデル、いい組み合わせでねえか
どこかで運命的な再会して電撃結婚 子供三人ぐらい生んで
千葉はマイホームパパ 子供の運動会でもカメラマンとして大活躍
育児に専念した後、主婦向け雑誌のモデルやりながら、
テニスもマイペースに続ける見たいな感じかな
36名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:49:56 ID:9KjEe7Lk
つか、本スレまだ規制解けねえ
死ね糞運営 何ヶ月だしねシネ視ね
37名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:58:49 ID:9KjEe7Lk
ひろみは世界制覇したら藤堂さんとめでたく結婚
一男一女の子供を授かり
二人でコーチやっていくのかな
いざこざのない
ほんわかとしたいい家庭になりそうだ


そんでお蝶夫人
桂麗香か こちらも響き悪くない

尾崎は英さんか音羽さんかキャプテンと結婚すると・・・
漫画の世界は狭いから

ファイナルだとひろみ以外みんな独身貫きそうだ
38名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 15:19:28 ID:+0rL+JMP
蘭子と千葉は飲み友なイメージ
尾崎とお蝶よりはみんな脈ありそうw新婚初夜だれか書いて下され
39名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 09:46:31 ID:SZ16YBHs
ひろみと藤堂王道でいいね
もっとも安心して見れるカップル。
ウィンブルドンまで行けたらいいな。
行ったっけ・・・。

>>38

英さんなら平和だろうけども奥さん音羽だったら
少し帰り遅くなるって行ったら浮気疑って激しく追求しそう。
今だったら10分おきにメール攻撃でしょう。
40名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 11:08:35 ID:4Hmj6poL
尾崎氏は気の強い女
好きそうだから案外ありかも>音羽
鬼嫁確定だなw

英は普通に香月とくっつきそう
41名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:56:27 ID:SZ16YBHs
香月・・・いたなー忘却の彼方だったけど。
英さん出だしだけ可愛くてどんどんフツー化して尻すぼみに。

すっぴん地味で桜田門ばりの特殊メイクしてたとか・・ないか。
彼らの代になるとカリスマ選手居なくなったね。
もっと真性レズというキャラを前面に押し出せばよかったのに
もったいない。
42名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 17:04:46 ID:+M9ipq2I
一こまお母さん出てきたけど地味だったよ
しかも従弟がドキュン
41の説もあながち有り得ない事ではないかもw
玄関引き戸のよくある家だし、
ひろみやコーチ宅のような立派な和風の家じゃない事は確か
エースの中じゃ庶民的な方かな
お嬢様っぽく見えたのに
43名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:50:49 ID:Dgp6M8H1
お蘭とコーチまだですか?
あといい事思いついたんだ

密室にお蘭と宝力放り込んだら宝力にコーチに似ているわ あなたでもいいって迫られるシチュどうっすか
書けないけどネタ提供
44名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:49:20 ID:DOTPbKWi
書いてますって
要点まとめられないから どうしても長くなる(笑)
近親ものだと尚更難しいけど
必ず終わらせますんで
どーか気長に。。
45名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 08:39:58 ID:DOTPbKWi
すいません
あまりねむくて眠くてひどい事書いてしまいました

蘭子と宝力いいですね!
これも新鮮!
46宗方コーチ×蘭子:2010/10/03(日) 01:37:39 ID:BhPj1NNq
投下します・・。

※近親相姦物なので閲覧ご注意してください。
ストイックなコーチが好きな方、ごめんなさい・・・。


「トスの位置が低い!腰のきれが悪い!」
ある日の夜、体育館で蘭子は仁にサーブの指導を受けていた。
(仁の手が、私の腕を握って、腰をしっかりと触れている・・
このまま時が止まってしまえばいい・・)

試合はもちろんのこと、練習中にも私情は禁物だという事は百も承知だが
心が色めき立ち、仁を独占できるひと時に喜びをかみ締めてしまう。

(私だけを見てくれて、今が一番幸せよ・・。
ほんの少しの間でも女として魅了したい!そしたら全部諦めきれる・・・!)
蘭子は切なる思いを込めて、ラケットを振りかざし強烈な弾丸サーブを連続で繰り出した。

仁は少し離れた位置でそれを見ていると、蘭子の下半身に違和感を感じて唖然とした。
(何ィ?!アンダースコートを穿いてない?!)
テニスがアンダースコートに包まれた尻や太ももが露になるスポーツだとはいっても
誰のでもそこまで見やしない。まして相手は片親違いの実の妹だ。
しかし、光沢のある派手な色をした下着は短いウェアの裾が翻る度にちらついて、
一度気になりだすと目に付いて仕方がない。
年頃の娘だし、それなりに何らかの事情があるのかもしれないが、苦々しく思う。
「お蘭、アンダースコートはどこに置いてきた!?」
「少しは色っぽく見える?・・・・なーんてね、冗談よ」
蘭子はネットの向こう側へ歩き、形のいい尻を故意に向けてボールを拾った。
迂闊にも尻の食い込み具合まで見えてしまった。
振り返ると眉を顰め、腕を組んで仁王立ちしている仁の姿があった。

(まずい、ここで怒らせちゃ元の木阿弥だわ。)
「ごめんなさい、忘れちゃったの。何年もテニスしてるとこういう事ってあるのよ」

蘭子は即座に作戦を変更し、機嫌を伺う。仁は眉を顰めたまま早歩きで向かってきた。
蘭子は後ずさりして身構えたが、仁の対応は意外にも冷静で穏やかなものだった。
47名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 01:39:55 ID:BhPj1NNq
(お前はいつから「女」になってしまったのか・・)
「どうもここの所弛んでるようだな。今度から絶対に忘れるなよ。
服装の乱れは心の乱れだ」
「・・・・怒ってないの?」
「・・・ああ」

(お前の両親は許せない、でもお前は恨むまいと心に決めてきた。
どんな形であれたった一人の妹だという事には変わりない。兄として出来る限りの事はしてきた筈だ)
「急に黙りこくっちゃってどうしたの?」「いや・・・」
蘭子は仁の腕を取り、怪訝そうに覗き込んだ。自分と似た面差しだ。
しかし、夜の女の匂いがする蘭子の母親の面影と重なる。
(段々とあの女に近づいてきている・・・いずれはお前も同じ道を辿ってしまうのか)
元々強情でませた所はあったが「あの日」から
年相応の少女らしさはなりを潜め、
無闇に強がって大人びた振る舞いをする様になって久しい。
(両親に失望し、自分の存在に罪悪感を持って葛藤しているのも分かっている。
知らされたときはズタズタに傷ついた筈だ。だがおふくろはお前以上に・・)

「もう遅いから帰るぞ」
「・・・わかったわ。今日はありがと。またコーチしてね」

蘭子は残念そうな素振りを見せて、ネットを外し始めた。
仁は、妹の後姿を複雑な心境で見つめていた。
(これで岡と一つ違いか・・・随分と違う。無理もない。性格と育った環境が余りにも違いすぎる。
岡には未知の可能性があり育て甲斐があると見込んだから打ち込んでいる。
ただ嫉妬するお蘭にはまだ分かっていない どう繕っても所詮はただの小娘に過ぎない)
一方蘭子は鍛え抜かれた長い四肢をフルに活用して後片付けをしていた。
(背だけ高い蚊トンボだったのが、随分といい筋肉を付けて来たものだ)
仁は口元を微かに緩め、ネットを丸めて倉庫にしまい始めた。
「あ、仁が笑ってる!何かいい事あった?」蘭子がはしゃいだ声で言う。
泣くほど厳しい特訓の日々でさえ帰る頃にはケロッとして纏わり付いて来た蘭子が脳裏に浮かぶ。
背筋を丸めて怯えた表情をしていた妹が段々明るくなっていくのを密かに嬉しく思っていた。
(そういえば、こいつも前は素直な娘だった)
「・・・・別に笑っちゃいないよ」
「また無理しちゃって。隠さなくてもいいのに。・・・!!!っとっ、うわぁっ!!」

蘭子が豪快に転倒しそうになり、仁はネットを放り出して危うい所で受け止めた。
「相変わらずドジだな。注意散漫だからすぐ転ぶ。少しは気をつけろ」
蘭子はここぞとばかりに逞しい胸板に体を預けて仁の首に腕を回した。
「もう一つ、お願いがあるの」
「・・・何だ。」
「体中痛むからマッサージして」
「・・・・・・・・」
蘭子は困惑している仁の意見も聞かずマットを敷き、うつ伏せになった。
起伏の乏しい貧相な体は今や腰周りから太腿にかけてふっくらと脂肪がつき
中学の時にはほぼ扁平だった乳房もそれなりに豊かになっている。
仁はふと、練習試合のときの太田との会話を回想していた。
48名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 01:40:53 ID:BhPj1NNq
太田「なあ、宗方。最近の女子高生は色々違うよな・・」
宗方「どこが。さほど昔と変わりはない」
太田「えーと、特に竜崎と緑川のは揺れまくって目のやり場に・・・ゴホンッ
ま、これは客観的な意見だが。あの二人が揃った途端、関係ない野郎まで覗きに来る始末だ
くそうっ!!またギャラリー増えた!アホな応援してないでとっとと帰れーーー!!!」
宗方「・・・プッ」
太田「何が可笑しい!テニスは神聖なスポーツだぞ!本人達も気が散るだろうし、
盛りの付いたエロガキどもに卑猥な目で見られたらたまらん。
俺からは言いにくいから、さらし巻けって忠告してやってくれよ、な?」
宗方「フフフ・・それはどうかな。重くてプレーの邪魔にはなるだろうが
あいつらは踏まえた上でやってるんだろう。好奇な視線に耐えるのも一つの試練だ」

と、言う具合に肉体の成長ぶりは認めていたが、発達した部分をこうまで見せ付けられると
指導者としても兄としても聊か複雑な気持ちになる。
(女として意識した事は一度も無かったと言うのに・・俺は、どうかしている)
濃い色のブラジャーがウェア越しに透けている。何も思うまいとマッサージしていたが、
蘭子の恍惚としたような横顔に気色ばんだ。
「どこも凝ってないぞ。この程度で痛むとは鍛錬が足りない!」
(これ以上肉欲に溺れたらプレーヤーとしても女としても駄目になる。
これからって時にこの馬鹿が・・・・!!)
「ここ数年、お前は何やってた」
「え・・・・?」
ドスを利かせた抑揚のない声に蘭子は恐れ慄いた。これは激昂寸前のサインだ。
「そんなに男がいいのかっ!?テニスよりもいいのか?!俺の目が節穴だとでも思ってるのか!!」
仁は予測どおり蘭子の肩を激しく揺さぶった。「だから、いきなり何だっていうのよ!?」
「これだけは覚えとけ。ふざけた真似を続けてたら練習も身が入らなくなり、
しまいにはボロボロになるぞ。女である事に負けて朽ちていった選手はウンザリするほど見てきた」
「・・・・だって、仁はずっと前から岡さんばっかり付きっ切りで
見ているのも辛くて・・・球を打つだけなんてもう耐えられない・・・・」
広い体育館内に蘭子の啜り泣く声が響いている。
それに合わせるかのように雨が静かに降り出した。
仁は冷徹な態度を崩さず、項垂れている蘭子に容赦ない言葉を浴びせた。

「だから、だれかれ構わず抱かれていたとでも言うのか。馬鹿馬鹿しい。話にもならん!」
「ひ、ひどい・・っ!!人の気も知らないで・・・!私を突き放した癖に束縛しないでっ!
どうせ、・・・ずっと憎いって思ってたんでしょ!?」
ふいに乾いた音と痛みが頬に伝わった。蘭子は打たれた頬を押さえて涙の堪った目を見開く。
仁は走り去ろうとする蘭子の細い手首を捕まえた。
「何よ、痛い!離してってば!」
仁は腕を振り解こうとする蘭子を真っ直ぐに見据える。
(俺を前から男として見ていたのは分かっていた。血を分けたお前が堕ちて行く姿は見たくない。
今ならまだ間に合う。気持ちまで応えてやる事は出来ないが俺で歯止めを掛けられるならば、
例え片親つながりでも・・・いや、たかが片親繋がりではないか)
49名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 01:42:12 ID:BhPj1NNq
「いいから来い!」
仁は何かを決心したかのように張り詰めた表情をして、
抵抗する蘭子を強引に体育倉庫の中に連れて行った。
「よく聞け、俺はお前のソムリエと言っても過言ではない。何年お前に教えた。
月の周期すら分かっている。プレーヤーのバロメーターを把握するのは指導者として当然だ。
岡、お蝶、キャプテン、音羽、若月・・言わずともあの日はコンディションで分かる」
(いやだ、、真面目な顔して言ってる事おかしいし、気でも違っちゃったのかしら・・
こんなの、いつもの仁じゃない・・・誰か、誰か・・助けて!!!!)

薄暗い空間の中で狂気さえ感じる切迫感に蘭子は血の気が引いて身震いをした。
仁は表情も変えずににじり寄って来る。
(まさか・・・私を殺そうと・・いくら憎くまれてもこんな事って・・・・・に、逃げなきゃ・・・!!)
咄嗟に踵を返した時、背後を取られ苦しい程に羽交い絞めにされた。
「キャーーーーーーーーっ!!!!」「騒ぐな!!」
仁は片腕で首を締め上げ、もう一方の手で口を塞いだ。蘭子も女の割りに力はあるが
いくらもがいても屈強な男には逆らえない。
だが、しばらくして、口を押さえていた仁の片手が下に滑り降り乳房に移動している事に気づいた。
「えっ・・・!?」
荒い吐息が耳元に吹き掛かり、片方の乳房は揉みしだかれている。
そして、臀部には固く屹立した欲望が当たっていた。
殺意こそなかったと安堵するが、神をも冒涜する背徳な行為の序章と悟り
蘭子の心臓が早鐘を打った。
(結ばれる事を密かに夢見てはいたけど、こんな形で叶おうとは・・
 でも、仁もそれを望んでいるとしたら・・何も怖くないわ。地獄に落ちても構わない!)
「仁、・・分かったから・・力緩めて」
蘭子は消え入りそうな声で言い、仁に体を委ねた。
「やっと理解できたか」
緊迫した空気は消えて、抱き合いながらどちらともなく深い口付けをした。
出会って三年、二人はあらゆる垣根を越えて男と女として対峙しようとしている。
(長かった・・・密かに願い続けてた夢が今叶おうとしている・・)
仁は蘭子を勢いのまま押し倒して下着に手を掛けようとした。
「ちょっとまって!汗かいてシャワー浴びてないし、また今度に」
「・・見え透いた誘惑をしておきながらこのザマか」
仁は冷笑を浮かべて下着を乱暴に剥ぎ取った。
「後は自分で全部脱げ!よく見せてみろ!」
蘭子は少々途方に暮れてウェアーを脱ぎ、ブラのホックを外した。
(これじゃコートの中と大して変わんないわよ・・・)
仁は若さを体現した張りのある肌、しなやかな裸体に生唾を飲み込んだ。
そしてブラを上にずらし、ふくよかな膨らみに唇を付けて幼さの残る乳首を吸った。
蘭子は秘めやかな吐息を漏らし、腰をくねらせてストレートな反応を示している。
実の兄に乳を吸われているという背徳感が蘭子を更に燃え上がらせた。
愛撫に慣れきった反応、体。仁の心に得体の知れない激情が荒波のように押し寄せてくる。
(妹を誑かした奴は誰だ。それともこいつから・・・許さん!!)
「他の男の前でもこんな声を出してるのか?!」蘭子は目を逸らして首を振る。
仁は蘭子の巻き毛を掻き分けて薄い耳朶を噛んだ。「ああんっ・・・!そこは駄目・・」
「嘘は付くな」「あっ・・嘘なんて付いてないわよ・・」
「今は俺だけを考えろっ」
(いつも、いつだってそうしてるわよ・・・分かってるくせに)
蘭子は苦情を訴えるかのように仁を見た。この無法地帯と化した異常空間においても
端正な顔は口惜しいほどに冷静さを保ってるように思えた。
50宗方コーチ×蘭子:2010/10/03(日) 01:43:23 ID:BhPj1NNq
「・・・こんなに立たせちゃって 脱がなくてもいいのかしら」
仁はズボンの上から隆起した物を摩られて内心焦り、ジャージを脱いでいく。
蘭子は均整が取れた精悍な体付きに見惚れた。
広い肩、逞しい腕、・・・。この胸に幾度と無く飛び込んだ。
だけど今は・・・・。複雑な思いが交差して表情が曇った。
「お蘭、どうした」
無愛想な口調とは違い、向けられた眼差しは穏やかだ。
(妹としてしか見てくれなくても、仁はいつも気に掛けてくれていた・・)
蘭子は先程吐いた暴言に後悔をした。
そして仁との未来を純粋に思い描く事が出来た幸せだった頃を思い出していた。
「ううん・・・何でもない。体に負担掛けちゃ駄目よ」
「そんな事で壊れるならば、とっくの昔に人間は絶滅しているさ」
下腹部には蘭子と同じ位の濃さの陰毛が茂っていて雄雄しくそそり立つ大きな物が首を擡げていた。
蘭子は仁の前に跪くような格好でうっとりとして熱く固い物に手を添える。
(これが・・・・仁の・・・ああ・・こんなに大きいのが中に入ったら・・・)
愛しそうに熱を持った肉棒を頬擦りをした後、上目遣いで見上げて先端に舌を這わせた。
口を窄めて音を立ててしゃぶり付く。
仁は蛇のように這い回る舌と柔らかい唇と何とも言えない快感に低く呻いた。
額には汗が滲み出ている。
(ううっ・・・このままでは口の中に出してしまうっ・・・!)
「・・もっと元気になったみたい」
蘭子は仁が果てそうと知ってか知らずか唾液で艶を持った唇を離し、舌なめずりをした。
それはまるで精を搾り尽くす女郎蜘蛛のようだった。
蘭子は仁をちらりと挑発するかのように見てマットの上に座る。
仁はペースを崩されてなるものかとばかりに蘭子の脚を押し開く。
とたんに蘭子の表情が羞恥に染まった。
「恥ずかしいからあんまり見ないで・・・!」
「フッ・・珍しく殊勝な事を・・・」
赤味を帯びた肉襞は、仁を今にも受け入れようとしている。
(色形はいい。だが、問題は中身だ)
二枚貝のようにシンメトリーな花弁を指で開いてから唇を付ける。
蘭子は柄にも無く本気で頭から湯気が出そうになるほど恥ずかしくなった。
真の思い人だからなのか、勝手知ったる血縁者だからなのかは分からない。
(きっと、両方だわっ・・・!)
やめてくれと懇願するが、仁は一切聞き入れず太腿を抱えて
女特有の匂いがする生温かいそこを執拗に嘗め回した。
舌が小さな肉芽を捉えて指を出し入れすると細い腰は上下にうねり、
恥じらいは何時しか快感に変わっていく。
溢れる粘液を啜るたびに切羽詰ったような悲鳴が上がった。
「あっあああ!っあんっ・・あん・あっ・・仁・・っ!!あああぁっ!!」
(うむ、感度も味も良好・・・)
「邪念は消えていったようだな」
仁は含み笑いをして唇を秘所から離し、マットの上に寝転がった。
「仁、そろそろ欲しいわ・・・・」
蘭子はゆらりと立ち上がると自ら腰を落とし、跨った。
そして、仁の熱く滾る物を濡れた入り口に宛がおうとする。
「これが最後のお願いよ・・・仁をそのままに感じたいの・・」
覚悟を決めたような真摯な眼差しで蘭子は見つめた。
仁は言葉に詰まり、蘭子の髪をクシャっと撫でて口付けをした。
「そんな顔するな」
蘭子は高鳴る胸の鼓動を抑え、仁の物を握って秘所の中に埋めていく
51宗方コーチ×蘭子:2010/10/03(日) 01:44:40 ID:BhPj1NNq
全てを包み込んで繋がった時、蘭子は感極まって喜びの吐息を溢した。
(なんて締め付けだ・・・、こんなに中がキツイとは・・・!)
仁は一瞬焦りの表情を見せ、蘭子の両手に指を絡める。
二人は血の繋がりを越えた今、全てが吹っ切れた。
仁は下から突き上げて蘭子はそれに応えるかのように腰を動かした。
粘膜の擦れあう音と二人の吐息がリズミカルに調和している。

(さすがに腰の強さは並大抵のものじゃない。強烈なサーブはレシーブで殺せ!)
仁の手が蘭子の両方の乳首を摘み、更に激しく打ち付けた。
蘭子は顔を歪めて全身はガクガクと振るえだし、仁の肩につかまった。
豊かな黒髪を振り乱している淫らな少女を妹だと言う事を忘れそうになる。
「お蘭、体勢を変えるぞ」
仁は邪心を追い払うかのように、蘭子の上に覆い被さった。
「・・サービスチェンジね・・アドバンテージは・・絶対に、私が・・」
蘭子は艶かしい表情をして、長い睫毛を伏せてうわ言のように呟いた。
(お蘭、・・・どうしようもなく愚かで哀れな妹・・・
こんな時でもテニスを忘れていないとは・・。片方の翼はまだ残っているのか・・)
仁は僅かな希望を見出し、一気に蘭子を貫いた。
蘭子は広い背中に手を回し、自ら唇を重ね貪欲に舌を絡ませた。
仁もそれに応え、ピストンを繰り返す。
大胆かつ繊細な動きは仁そのものだと思った。
仁の太くて長い欲望は奥まで届き、性感を隈なく刺激する。
「仁・・・、・・もう、ダメぇぇっっ! あああっ!!!」
蘭子の内部の収縮は強まり仁の欲望を強く締め付けた。
「ハアッ・・ハア・・お前はいつも堪え性が足りない。いかなる時もベストを尽くせ!」
「ああっ・・仁・・・もう無理よお・・・っ!!んっんっ・・ああっ・・ああんっ・・」
仁は限界が近づいてきた。蘭子は仁の腿に両足をきつく絡ませる。
「おっ・・お蘭、これだけはいかん・・・くっ・・!・・うぅ・・」
「いいの、・・私の中に・・全部、頂戴・・あぁん・・あっあっあっ・・!」
蘭子は潤んだ瞳で見つめ、固く仁を抱きしめた。
「お蘭、名前を呼んでくれ・・・っ!」
「仁、仁、仁・・愛してる・・愛してるわ!もっと、もっと・ ・・ああっあああっーーー!!」
蘭子は体を仰け反らせ、髪を振り乱して果てていった。
仁は蘭子を激しく突き動かして、迸る精を胎内に注ぎ込んだ。
52宗方コーチ×蘭子:2010/10/03(日) 01:45:46 ID:BhPj1NNq
(大吾・・・母さん・・俺は一生消えぬ烙印を背負い、誰にも打ち明けられない秘密を作ってしまった!!!)

雨音が体育館の屋根を強く叩いていた。
「・・・後悔してない?」「今更何を言うんだ」
「私ね、これで踏ん切りついてやっと兄さんって思えるそうな気がするの。悪い遊びもやめるわ」
仁は体を張った甲斐があったと思う一方で少し拍子抜けをした。
(バカな・・・俺達はこれで今までどおりに・・そして今まで以上に・・これでよかったのだ)
「体は一つしかない。自分をもっと大事にしろ」
仁は蘭子の内股に伝う白濁をティッシュで拭ってからジャージを身に着け始めた。
「冷えてきたな。お前も早く着ないと風邪を引くぞ」
蘭子は投げられた制服を抱えながら蹲っている。

「もう少しだけ付き合って」
「・・何だ」
「帰り、相合傘して!後、久しぶりに仁と食事したいわ」
「しょうのない奴だ・・」
「・・・蘭!」「・・お蘭!!」「蘭子っ!!!!」
「じぃ〜ん〜・・大盛りタンメン・・そんなに食べられないわ・・」

「バカッ!!いい加減に起きろ!」
蘭子は聞き覚えのある怒鳴り声に飛び起きて、頭を掻く。
視界がはっきりしてくると仁が鬼のような形相で見下ろしていた。
(私ってば何時の間に・・そうか、ロードワークやって
眠くなってそのまま・・今までのは・・夢なの?それにしては生々しくて・・)
「いつまで寝ぼけた面してるんだ!呼び出した挙句に、
高鼾かいて寝ているとは何様だ!!さっさと立て、30周走れ!!」

蘭子は走りながらさっき見た夢を走馬灯のようにリフレインさせていた。
「止め!初心を忘れてだらけすぎだ。お前に言いたい事は山ほどある」
仁は足を止めた蘭子の腕を掴んで体育倉庫の方に連れて行った。
「それと、年頃の娘が大股開きで寝るなんてだらしがない。相手が俺だったのを幸いに思え」
「・・、私を襲う物好きがどこにいるの」
「冗談では済まされないぞ」
ふと、仁の氷のような瞳の奥に官能的な光が灯ったような気がした。
外からは雨音が聞こえてきた。
蘭子は微かな期待を抱き、体育倉庫まで引っ張られていった。

おしまい。
53千葉×蘭子:2010/10/03(日) 01:53:45 ID:BhPj1NNq
(ファイナルステージより)

「もう少し待ってる?あの二人」
「もちろん、いつまででも」

藤堂のプロ転向後の初勝利を祝うパーティーをするために、
千葉と蘭子はボストンのとあるホテルの一室でひろみと藤堂の帰りを待っていた。
蘭子は窓辺に立って夜景を眺め、千葉はソファーに腰掛けて持参してきた本を読んでいた。
しかし、一向に戻ってくる気配はない。

「・・・今頃、お楽しみだったりして」
蘭子はポツリと呟いた。
「さーどうだろうね。あの二人、奥手だから」
「千葉さんはいるんでしょ?ガールフレンドの一人や二人」
「いやー、生憎そっちの方はサッパリで・・・」
千葉はさり気なくやり過ごして再び本に目を通した。

「よく考えたら全然千葉さんの事知らなくて。
知ってるのは岡さんの写真撮るのが好きな事って位かな・・」
冷静だった千葉の態度がたちまち崩れた。
「お互い様よ。あたしだって昔、あなたに過去の恥部を暴かれたんだから」
「それはっーその・・・(あーも〜藤堂の奴早く帰ってこないかな〜)」
「折角だから、あたし達も楽しんじゃいましょうよ」

千葉は耳を疑った。
「ご、ご冗談を・・緑川さん、、酔ってるんじゃ・・・」
蘭子はすっかりタジタジになっている千葉の肩に両手を置いた。
「今夜は一滴も飲んでません」
「・・・・・・・・」
麗香とは系統の異なる美人で、スタイルも申し分ないとは思っていたけれど、
彼女のとっぽい容貌と男勝りな性格からして好みから大幅に外れ、食指が動かない。
「あたしが怖い?」
「まっまさか!ハハハッ」
54千葉×蘭子:2010/10/03(日) 01:54:51 ID:BhPj1NNq
蘭子が背後にしゃがんで首筋や頬にキスを繰り返してくる。
千葉の中に眠っていた男の本能が次第に燻り出してきた。
(こうなったら・・据え膳食わぬは男の恥!)
「それでは、お言葉に甘えまして・・」
千葉は咳払いをしてすくっと立ち上がり、眼鏡を外した。
(宗方さん、すみません。妹さんを少しの間拝借します!)

「あら・・・・素敵!別人みたい・・」
蘭子は千葉の魅力を新たに発見し、
優しげで整った知性的な面立ちに予想を遥かに上回る男の色気を見出した。
「緑川さん、本当にいいんですか?」
「そんなに改まらなくたっていいわよ」
千葉は真顔になって蘭子を抱き竦めた。
(いい匂い・・・何の香水付けてるのかな・・・
胸フカフカで気持ちいい〜 こりゃー得したね)

そして、何かに引き寄せられたかの様に蘭子の唇を奪った。
下半身は充血し、ズボンと擦れて痛いほどになっている。
蘭子の乳房をセーターの下から弄った。
そして、掌に余って揉み応えのある乳房を生で見たい欲望に駆られた。
豪快な彼女に似つかわしくない秘めやかな吐息が聞こえる。
(岡君のはどんな風なんだろう・・多分小ぶりで乳首も可愛らしく・・)
「あ、今、違う人のこと考えてたでしょ」
千葉の下にいる蘭子が含み笑いをした
「いやー参ったなぁ・・・ナイスバディーなもんだから息子が・・・」
「まあ、ウフフ・・まだ見てもないのに、お上手ね」

千葉は蘭子のズボンを脱がして下着の中に手を滑り込ませた。
茂みを擦って敏感な突起を刺激する。指を入れると愛液で潤っていた。
「あっあっ・・あん・・・あぁっ・・」
「ところで、緑川選手に一つ頼みがあるんですが」
「んっ・・・・・なに?」
「なるべく自然な感じで脱いでくれませんかね」

蘭子が全裸になった瞬間、シャッター音がして閃光が放たれた。
「ち、千葉さん!?ちょっと、何時の間に・・・!」
カメラマンスイッチが入った千葉は蘭子の一糸纏わぬ姿を写していた。
「いいよ〜!撓う様な筋肉と豊満な肉体美が共存していて素晴らしいっ」
「やめて!著像権の侵害よ。ネガごと捨てなさい。」
蘭子はカメラを引っ手繰りフィルムを抜こうとするが、千葉は間一髪で取り返した。
「しかめっ面してたら美人が台無しですよ」
「ったく、テキトーな事言って。後で覚えときなさいよ」
「はいはい」
(あー・・危なかった。帰ってから秘蔵ファイルに追加するんだもんね)
千葉は蘭子の腰を優しく抱いて寝室にエスコートする。
「さて、気を取り直して二人が戻らない内に続きを・・」
「それもそうね・・・」

千葉のズボンのジッパーを下ろすと大きく屹立した物が現れた。
蘭子はそれを美味しそうに貪りついて丹念に愛撫している。
「緑川さん・・順序がっっっ!」
千葉は声が漏れそうになるのを必死で堪えていた。
55千葉×蘭子:2010/10/03(日) 01:58:44 ID:BhPj1NNq
「ねえ、とてもスリリングで興奮してこない?」
蘭子は目を爛々と輝かせている。
二人はベッドの上で互いの欲望をぶつけ始めた。
千葉は蘭子の首筋に優しいキスをする。
「こんなに乳首立たせて、いやらしいな」
千葉は甘く囁いた。
蘭子はその声にも欲情を燃やし、体を仰け反らせて嬌声を上げた。
千葉は知られざる妖しさを垣間見た気がした。
形のいい乳房に顔を埋め、乳首を舌で転がす。
しばらくして蘭子が腰を上に浮かせて何かいいたげに千葉を見上げる。
「ああ、今回はしょうがないね。じっくり楽しみたい所だけど」
「ウフフ、期待しちゃっていいのかしら・・・
岡さんは明日発つけど、千葉さんはいつまで?」
「もう暫くここに居るよ。藤堂の専属マネージャーだからね。
・・・明日は空いてますか?」
「・・夜ならいつでもいいわ」
千葉は鞄から避妊具を取り出して、装着した。
「さすがは千葉さん、用意周到ね」
蘭子は喉を鳴らすように笑った。千葉は蘭子に口付けして覆い被さり
温かい膣内に滾る欲望を挿入した。蘭子の喘ぐ声が高まる。
限られた時間の中、スリルは二人を燃え上がらせて更に激しく絡まりあった。
「ハァッ・・ハアッ・・緑川さん、僕、・っ!ああっ・・!!」
「アンッ・・私もっ・・・!!あっあっあっ・・あああああ!!」

事を終えて二人が体を弄り合っているとドアをノックする音が聞こえた。
「まずいっ!帰ってきた」
千葉はベッドから飛び起きた。
「千葉さん、二人を足止めして!」
「ラジャー!」
二人は破竹の勢いで服を着始めた。
「ちょっと待っててくれ〜! 緑川さんが部屋掃除してるから」
「掃除?僕もやるから開けてくれ」「私も手伝います」
窓を開けて、使用済みのゴムを捨てた蘭子は千葉に目配せした。
「どうぞ、お入りください パーティーの準備は整ってます」
蘭子は出来るだけ平常心を保ち、二人を招きいれた。
「悪い悪い、ちょっと遠出してたら遅くなって・・なんだ、綺麗じゃないですか」
「キャーッ千葉さん!」
ひろみは顔を真っ赤にして千葉の下半身を指差した。
「おい、千葉、社会の窓開いてるぞ」
「うわあっ!こりゃ失敬!」
「緑川さん、セーター後ろ前ですっ・・・」
ひろみも続けて指摘した。
「ごめん!全然気づかなかったわ」
藤堂とひろみは二人の一連の挙動に疑問を感じて顔を見合わせる。
(どうやら千葉は蘭の毒に当てられたらしいな・・)
しかし藤堂はピンと来て一人、含み笑いをしていた。
おしまい。


自分の中で蘭子が処女のイメージはなかったもんで
こんなんばっかりです・・。
次はまたファイナル版のお蝶×蘭子を書きます。
56sage:2010/10/03(日) 11:54:41 ID:SwYYve2h
GJ!!

オチに笑ったw
ドSコーチと
エロ蘭子御馳走でした

千葉と蘭子はファイナル
のままの大人な感じで萌えた

上手い事話のつじつま合わしてるし普通に見れなくなりそうw
57名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 12:09:06 ID:SwYYve2h
アラーキーなおチバにも笑った
蘭子の勝利を喜ぶ場面を事後だと妄想してしまうwファイナル見たくなった
58名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 11:36:59 ID:M0HLW1uN
読んでくれてありがとうございました!

コーチの病気と蘭子の怪我を大幅に端折ってしまって
大失敗。

お蘭萌えは止みそうにないっす・・・


エースをねらえ論の方に
お蘭という呼び名は森蘭丸から来ていて
中性的な蘭子と宗方が同性愛的な・とか書いてあって
目から鱗に。
大して面白くなかったけど興味深い内容もあった
そういや、お蝶夫人、お蘭って誰が名づけたのかなぞ。
59名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:13:40 ID:rG0T1JqQ
コーチと蘭子の詳細
気になる
「俺はお前のソムリエ」の下りで茶吹いたw
両方楽しめたよ
職人さん乙華麗でした!
2からのお蝶夫人 蘭子好きだよねえ
60名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 00:20:49 ID:L/hmPcHI
蘭子が作ったどでかいサンドイッチが食べたい
アパートに居候したい
よく食う女は好きだ
61名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:05:56 ID:L/hmPcHI
作品進むごとに丸くなるお蝶夫人と
はっちゃけていく蘭子の対比が面白い
マルチェス・ブロア?に「このクソガキャー」
とキレた蘭子が最高
代わりにあのガキシメてあげたくなったおw

お蝶夫人が敵をとるかのように勝ってよかった
名シーン多すぎ
62名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:11:24 ID:L/hmPcHI
だけど不満はあるんだよな
もう少し蘭子を本来の細身美人に描いて欲しかった
あれはあれでいいけども、大柄すぎる
ひろみとの対戦でのニカッとした笑顔にやられたww
キャラ的に素敵だからいいや
一人語りすいません
63名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:36:25 ID:JtFvNu2R
心から好きだよ
蘭子抱きしめたい〜♪
それでもお前はつれなくて〜♪
64名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 19:20:40 ID:CUv6WShN
>>59
太田コーチと宗方コーチの会話でウケたw
各キャラの特徴つかんでていいね

>>62
あと、マキと麗香とひろみの水着姿よかったなー
セカンドだっけ
65名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 16:17:31 ID:QAfkNvic
夢オチと見せかけて
この展開 ...
やっちゃったのかな?
お蘭の生パン拝みてえ
旧で腕怪我したとき
一回転んでアンスコ丸見え。マジエロかった
66名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 19:06:22 ID:JH+L6ME0
>>65
エロいアングルだったね〜
旧蘭子は原作に近くて美人だとオモ
声は山田さんが好きなんだけど・・。
原作と池田昌子版の崇高なお蝶夫人が好きだけど
両方好き。フレンドリーになって人間味が出てきた感じ。
ひろみは2から物静かで大人になった。
本スレで言われてたけど原作後半のひろみだ。

マキは相変わらずだけど見ててホッとする
あ、エロ話じゃないねw
67名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 13:35:50 ID:6NfEKcRj
定期あげ
68名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:48:41 ID:z0hAnlPD
(´∀`∩)↑age
69名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 00:42:11 ID:JjJ9DsKW
蝶蘭百合待ってるんだけど
70名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 14:02:16 ID:8Q3TzIOk
あげ
71名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 19:57:30 ID:CDVazAn7
72名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 05:36:58 ID:49K5oDTW
>>55
遅くなりましたが、グッジョォォォォブ!!!!!!!
作風をしっかり織り込んだ表現がとってもいい。
これぞエロパロだと思いました。
次作、期待してます(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
73名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 21:34:51 ID:RY2Tqj5e
読んでくれてありがとうございました!

>>72

お蝶夫人とお蘭、最大の難関だと思うけど
書いてみます!

さてと、話考えよ。
二人をどう動かすかな・・・。
74名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 21:36:52 ID:RY2Tqj5e
間違えてageてしまった
すいません
75名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 00:28:10 ID:g7fQ5U/J
 
76名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 12:33:41 ID:/8McMuzu
age
77名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 01:04:38 ID:HwMOIoZ3
78名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 11:10:29 ID:23wMlR7u
79名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 22:58:07.41 ID:UJQjPgnT
保守がてら、出崎監督のご冥福をお祈りいたします・・・
80名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 00:53:11.51 ID:X7/jCI9B
滝「子供できたみたいです」
千葉「え?!」
音羽「あたしもくるものこないのよ!」
(と詰め寄る)
英「うっ・・・つわりが・・っ!!」
千葉「えええっ・・・・!」
蘭子「病院行ったら3ヶ月だって言われたわ」
マキ「あたし生むわ!」
千葉「えええええええええっ!!!!」




「うわああああああああああああ!!」

上半身裸の千葉はがばっと飛び起きた
「は〜〜〜〜〜 頭痛い・・・なーんだ、、夢か、、、まさか
ありえないって・・・昨日は飲みすぎたか」

床には例の女達が一糸まとわぬ姿で雑魚寝をしていた。
蘭子「昨日は一人で頑張っちゃったって感じ?やるわね」
音羽「うーん・・今何時かしら・・・突かれすぎてお腹痛いわ」
英「やだー音羽先輩ってば!」
滝「こんな経験初めてです もしも赤ちゃんできたら・・・」
英「私もです・・・お嫁にいけないわ」


俺は・・・一体・・・・これから・・・

悪夢と現実の狭間で頭がグラグラ揺れる千葉であった。

おしまい
81名無しさん@ピンキー:2011/07/16(土) 21:54:43.74 ID:rk4HDUG+
オチバエビオス肴に飲んだのかいw
82名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 19:45:30.16 ID:5xjwkFGM
夏休みの合宿の乱パきぼんぬ
83名無しさん@ピンキー
あげ