1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
御餅:2010/08/08(日) 16:35:59 ID:qTHemHKy
ええい!今このスレにはおれしかいねえ!というわけで調子に乗らせて貰うぜ!
秀吉レイプものです。
3 :
御餅:2010/08/08(日) 16:37:38 ID:qTHemHKy
何してんのよ、あのバカ。
木下優子はソファーで寝そべりながら溜息をついた。
弟の秀吉が帰ってこない。時計はすでに午後八時を回っている。
秀吉からは、演劇部の練習で帰りが遅れる、とメールがきたっきりだ。
こちらからメールを送ったが、返答は返ってこない。電源でも切っているのだろうか。
この時間ならすでに部活動も終わっているはずだし、何より学校が空いていない。
文月学園は世界でも最新の設備がある学校なので、校舎内のセキュリティは相当のものだ。(補習室は別だが)
遅く残れるはずもない。どこかで油でも売っているのだろうか。
部活に行くと言ったからには、例の悪友達と遊んでいるわけでもないだろう。それならまずメールだって来るだろうし。
――まあいいか。帰ってきたらお仕置きしてやるから。
優子は深く考えず、お風呂に入るべく立ち上がった。
☆
――目が覚めたら、そこは薄暗い倉庫の中だった。
(ここは一体……?)
秀吉は状況をつかめずにいた。ぼんやりしていて頭がうまく働かない。
なぜこんなところにいるのだろうか。自分は確か、演劇部の練習を終えて帰宅するところだったはずなのだ。
「……っつぅ……!」
起き上がろうとして、秀吉は身体に走る激痛を感じた。再度目を開けて自分の身体を見て、驚愕した。
「な、なんじゃこれは!?」
足と手首にガムテープがガッチリと縛られている。
「おお、やっと気付いたようだな」
暗闇から男が三人ほど現れた。最初からそこにいたのだろうか。
「今頃かよ、俺もう爆発寸前よ?どうしてくれんだよこれ」
「寝てる隙にヤッちまえばよかったんじゃね?」
「バカが、起きてる時じゃねえと興奮しねえだろ。反応しないとか人形とでもやってろって」
「ああ、すまんすまん。お前の拘りに文句言っちまって」
下卑た笑い声を上げながら秀吉の肢体をじろじろと見る。秀吉の中で不快感が高まっていく。
「なんじゃお主らは!?何のつもりでワシにこんなことを!?」
秀吉は怯えを含みながら声を上げた。
三人とも見たことない連中だった。制服はYシャツだけだが、明らかに文月学園の物ではない。
――ワシは誰かの恨みを買うような真似をしたのか……?
「まあそうだね。一応自己紹介しとこうか、秀吉ちゃん」
「……!なぜワシの名前を!?」
「いや、ただ単に学生証明書見せてもらっただけだよ。俺のことはAって呼んでね」
Aが笑顔でそう言った。秀吉は背中から汗が噴き出た。表情には出さないが、違和感が強くなっていくのを感じた。
「そっちのは右からB、Cだよ。早い話、俺達は通りすがりの学生さ」
秀吉の顔が恐怖に引き攣った。
刹那、秀吉の顔が持ち上がった。Aに髪を引っ張られたからだ。
「まあ今晩だけだけどさ、よろしくね秀吉ちゃん」
「お、お主ら正気か!?ワシは男じゃぞ!?」
「え?マジ?」
するとAは片腕を秀吉の股間に突っ込んだ。
「ひゃうんんん!?」
秀吉が非常に艶めかしい嬌声を上げる。Aはそのままズボンの中に手を突っ込む。
「や……やめんかぁ……ぁぁん!」
「お、ホントだ。確かにある。……ちっさいけど。男装少女ってわけじゃなかったんだな」
AがBとCと顔を合わせる。
「おいどーするよ、これ」
「よくね?別に付き合うわけじゃないし、つーか顔さえよかったら何でもいいし」
「お前ホント雑食だな。まあ妊娠騒ぎとかがないからかえっていいかもしれないな」
「おいA、そこまでやりまくるのはお前だけだ。もうニダースくらい妊娠させただろ」
「しかも全員足蹴にしやがったし。あれは惨かったな。何人自殺したっけ」
「ははっ、おいしく頂きましたってか」
秀吉はそんな会話を遮断したくて耳を塞ごうとしたが、縛られてるのでできない。
「まあそんなわけで結論出ました。さあ秀吉ちゃん」
Aは立ち上がり、
「舐めろ」
ズボンを下ろして、黒光りするペ○スを秀吉の顔の前に突き付けた。
4 :
御餅:2010/08/08(日) 16:39:15 ID:qTHemHKy
秀吉はそれを見て、恐怖と嫌悪と不快感の混じったような感情を抱いた。
「い、嫌じゃ!」
「え〜」
秀吉の言葉にAがわざとらしく惚けた声を上げた。
「そんな汚い物、誰が――」
そこで秀吉の言葉は途切れた。Aが秀吉に対して拳を振るったからだ。
「おおきた、早速かよ」
「さっすがA、ドサドだな」
BとCがケラケラ笑っている。そんな声も秀吉には遠く感じる。
「ゴホゴホッゲホッ」
痛い。
せき込む秀吉の思考には、理不尽な暴力に対する恐怖だけだった。
いつも姉の優子に極められている関節技とかとは違う。いつもの“手加減された暴力”とは違う。
本当の殺意。命が天秤にかかった殺す気の暴力。
Aが近寄ってきた。今度は髪ではなく胸倉を掴まれた。
「……ひっ」
Aの顔を真正面から見た秀吉の口から情けない悲鳴が漏れた。
「秀吉ちゃん、酷いなぁ。僕傷ついちゃったぁ」
惚けたような口調で話すAの顔には表情が一切ない。暗に“次はどうなるか、わかってるな?”と言っているみたいだった。
「おいA、顔はやめろって。やるなら服で見えないところにしろよ。萎えるだろうが」
「悪い悪い」
ちっとも悪びれた様子もなく、Aは秀吉にペニ○を突き付けた。
「……二度も言わせるなよ?」
「うぅ……」
嫌だ、殴られたくない、でもこんなものを咥えたくない……秀吉が葛藤しているとAが動いた。
「ああもう、おっせぇな。ふん!」
「!!むぐぅう!!!??」
髪を掴まれたと思ったら、一気に口の中に○ニスを突っ込まれた。
苦しくなってすぐにでもはきだそうとするが、髪を掴まれて固定されたAの手が動かない。
「やっべぇ、秀吉ちゃんの口マ○コすっげえ気持ちいい!今までやった女の中で一番いい!」
あろうことかAは秀吉の口に○ニスを突っ込んだままピストン運動を始めた。秀吉はしゃべることもできずに犯された。
「ンンンンンン(喉が壊れる!)!」
「やべ、もう出す、秀吉ちゃん!!」
「ンンンンンン(やめろ、やめろーー!!)!!!!!」
秀吉の口の中に熱い粘ついた醜悪な欲望の塊が溢れた。
「げほぉっごほごほっ!」
瞳に涙をいっぱい浮かべながら嘔吐した。苦くて粘々した真っ白の精液が床に飛び散る。
「おい、お前にしては出すの早すぎじゃね?」
「最高だったぜ。顔もすげぇ可愛いし最高だったわ。これ一週間もヤるの我慢した甲斐があったぜ。お前もやれば?」
「もちよ」
今度はBがズボンを下ろし始めた。未だに嘔吐する秀吉にAが近づき、
ドゴッ!
「ぐうぅっ!!」
秀吉の脇腹を蹴りあげた。秀吉の身体が痙攣するかのように細かく震える。
「おい、誰が吐いていいって言った。ちゃんと俺のザーメン全部飲めよ。ま、最初だから罰はこれだけね」
そして今度はBが○ニスを出した。
「じゃあ今度は俺のを奉仕してね、秀吉ちゃん」
涙をいっぱい浮かべ、暴力の恐怖に震えながら、秀吉は抵抗もせずにペニ○を口に運ぶ。
(こんな、こんな汚いものを……)
「おいこら!もっとちゃんと舌を使えよ!」
Bが秀吉を蹴りつける。秀吉は涙を流しながら咥え続ける。
「ン、ンブゥ、ンン〜(嫌じゃ、こんな汚い物を……)」
苦しそうに呻き声を上げる秀吉を余所に、Cが立ち上がる。
「んじゃ俺暇だし、後ろ貰っていい?」
そう言ったCは秀吉のズボンを一気に下ろした。目の前のペ○スに注意が言っていた秀吉は突然腰が涼しくなったのに驚いた。
「ンンブゥ!?」
「おっもうぐちょぐちょに濡れてんじゃん」
「ンン!」
5 :
御餅:2010/08/08(日) 16:39:52 ID:qTHemHKy
Cが秀吉の中に人差し指をいれて、掻きまわした。秀吉は未知の感覚に思わず声を上げようとした。
「ってぇ!てめぇ歯ぁたてんじゃねえよ!」
Bが怒って秀吉の脇腹を蹴り付けた。秀吉が激痛に耐えるように身体を丸くする。
うずくまっている秀吉に構わずBは髪を掴んで起こした。
「ほら、さっさと咥えろ。次歯を立てたら殺すぞ?」
そういいながらも強引に咥えさせた。秀吉は恐怖の余り抵抗する気もなくなっていた。
後ろでCが秀吉の中に四本の指を入れてかき混ぜている。
「たまんね〜。俺もう限界だわ」
Cは指を抜き取り、○ニスを秀吉の中に突っ込んだ。
「ンンっ!?ンン〜ンヴ、ググ、ンンー!」
秀吉は指とは比べ物にならないほどの熱くて太い物が身体の中に入ってくるのを感じてパニックになりかけた。
「ああこれくそ気持ちいー!こんな可愛い顔した娘が俺のチン○咥えてるっていうだけで興奮するわ!
これマジたまんねーよ!」
「ンンンン!!ンブンーー!」
Bは秀吉の顔を掴みながら激しく腰を振る。秀吉は口がふさがっている為に声も上げられない。
「秀吉ちゃんの中マジで気持ちい―!秀吉ちゃんマジ男じゃねえだろこれ!柔らかくてあったけー!
きゅうきゅう締め付けてきてホントやべえよ!今までの女とか全然比べ物にならねえだろこの締め付け!」
Cも秀吉の腰を掴んで後ろからガンガン腰を叩きつける。秀吉は悲鳴を上げたくても上げられない。
腰の動きが段々激しくなっていく男二人。それを一身に浴びる秀吉歯身体に感じる苦痛に必死の思いでこらえていた。
「やっべそろそろ限界」
「うっ出るっ」
「ンンンンブゥ!!ブブゥ!!」
男二人が同時に秀吉の中で果てた。二人の欲望に満ちた白くて熱い液体が秀吉のなかに注ぎ込まれる。
――おい、誰が吐いていいって言った。ちゃんと俺のザーメン全部飲めよ。ま、最初だから罰はこれだけね。
気持ち悪さに思いっきりはきだそうとした秀吉の中で、さっきAから言われた言葉を思い出した。
同時に脇腹の痛みもよみがえってきた。ペニ○を咥えている状態では脇腹の状態を見ることもできない。
最初だからこれだけ、と言われたから今度はもっとひどい目に……
そう思うと恐怖で身体の震えが止まらなくなった。
秀吉は必死の思いで口の中に解き放たれた白くて熱い精液を呑みこんだ。
粘々していてとても苦い、とても人が飲むものとは思えないそれを、秀吉は気持ち悪さをおして吐きそうになりながらも、
こぼさないように飲み干した。頭がグラグラし、今にも失神しそうだった。
「……ンップ……ウゥ」
秀吉はようやく解放された身体を起こし、身体の殴られた部分を見た。
内出血しているせいか、部分的に青くなっていた。触ってみるとわずかに膨らんでいる。
「……痛い」
ようやくはきだせた言葉がそれだった。
身体の所々に粘々した白くてまだ体温ぐらいの熱を持っている液体が気持ち悪い。
それでも自我を保ちながら、秀吉は男達に向かって声をあげた。
「お、お主ら……こんなことをして……!?」
途端、秀吉の身体に奇妙な感覚が迸った。秀吉は腕で身体を抱えるように倒れ込んだ。
――な、なんじゃ……!この熱いのは……!?ワシの身体はどうしてしまったのじゃ……!?
身体に高温の熱が溢れ出るかのように身体が熱くなっていく。段々呼吸も激しくなっていった。
「おっそろそろ薬が効いてきた頃か」
Aが不吉なことを言った。
☆
午後十時半――
「ちょっと……何で出ないのよ……!」
木下優子は焦燥も露わにして一心不乱で携帯電話をかける。
午後十時を過ぎても連絡一つ寄越さない弟に対して苛立ちを感じた優子が、秀吉に着信をかけた。しかしでてこない。
いくらなんでもこんな時間になって帰ってこないどころか連絡すらないのは初めてなので、段々不吉な予感が湧いてくる。
それを否定するように三十分秀吉にずっと連絡を送っているのだが、一度も出てこない。
「秀吉の友達なら何か知っているのかも……」
優子自身そんなのはわずかな希望だと思っている。部活で帰る時間が分かれているのだ、知っている可能性は低い。
だが、なにもしないよりは有意義だ、そう判断した優子は携帯に連絡しようとして、気がついた。
――私、アイツらの番号知らないじゃん!!
断念しかけた優子だったが、連絡手段がある事を思い出したので、急いである人物にかけた。
「代表、今暇?ちょっと聞きたいことがあるんだけど――」
6 :
御餅:2010/08/08(日) 16:40:59 ID:qTHemHKy
☆
坂本雄二宅――
「お、お前は、なんで人の寝込みを襲いかかってくるんだ!?」
「……雄二、私早くしょうゆの顔が見たい」
「何血迷ったことを言ってるんだ!?」
「……大丈夫、雄二は寝ていてくれるだけでいいから。後は私に全部任せてくれるだけでいい」
「お前に任せたら、人生の墓場まで超特急になるだろうが!!」
坂本雄二と霧島翔子が、蒲団の上で格闘していた。
「……雄二、少し大人しくしてて」バチバチ
「とか言いながらスタンガン出すんじゃねえ!誰か、誰か助けてくれェ!!」
prrrrr!
雄二の願いが通ったのか、翔子の脱いである上着のポケットの中から携帯の着信音が鳴り響いた。
「…………おい翔子、携帯なってるぞ。早くとれよ」
「……うん」
翔子が不服そうに上着をゴソゴソと探り、携帯を取り出した。
「はい」
『代表、今暇?ちょっと聞きたいことがあるんだけど』
「……優子?」
携帯の相手は秀吉の姉か、と雄二は一人ごちる。
「……何か用?」
『代表ならFクラスの坂本君の携帯の番号を知ってるはずよね。教えてくれない?』
「……だめ、雄二が浮気するのは許さない。元から断たなきゃ」
『別に代表の彼氏を盗るつもりはないわよ。それよりも緊急事態なの、お願い』
「……番号教えるのはダメだけど、今雄二がいるから代われる、それでいい?」
『え!?そこに坂本君がいるの!?』
翔子は携帯から顔を離して、携帯を雄二に渡した。
「……はい雄二」
「木下姉が、俺に何の用だ?」
「……愛の告白なら断って。自分には未来を共にする妻がいるって」
「いねえよ!ていうか木下姉が俺に告白とか有り得ねえだろ……」
溜息をついた雄二が携帯を手に取った。
「もしもし、坂本だ」
『……あんた、こんな夜遅くに代表の家で何やってんのよ』
「ここは俺の家だ!あいつが俺の家に忍び込んできたんだ!俺が襲ってるような言い方はやめろ!」
『まあそんな事情は今はどうでもいいわ。――それよりも坂本君』
「そういや何か用があるそうだな。何だ?」
『秀吉知らない?帰ってこないし、携帯に連絡かけても全然出てこないし』
「……何だと?」
――秀吉がまだ帰ってきてない?どういうことだ?
雄二は何故か嫌な予感がした。
「すまんが何も知らん。少し待ってくれ。こっちからかけてみる」
優子は黙ったままだ。こちらの反応を待っているようだ。
雄二は携帯を凝視しながら待つ。そして出た答えは
「こっちからも繋がらない。俺からも他の奴が知ってるかどうか聞いてみる。少し時間をくれ」
『そうしてくれるとありがたいんだけど。お願い』
雄二はそのまま携帯を切った。すぐさまある人物に電話をかけた。
『もしもし』
「遅いぞ明久」
7 :
御餅:2010/08/08(日) 16:42:07 ID:qTHemHKy
☆
吉井宅――
「ムッツリーニ、今日は姉さん帰ってこないよ」
「…………なん……だと……?」
明久の言葉にムッツリーニがorzになる。
「大体ずっと張り込んでたみたいだけどさ、姉さんに何か用でもあったの?」
「…………ただの取引」
――よし、ムッツリーニの手に持っている僕の女装姿の写真を見なかったことにしよう。
「…………アキちゃんの写真をお前の姉が欲しがっていた」
「姉さーーーーーーん!?」
明久が絶叫している時、ポケットの中で携帯が音を鳴らした。
「…………明久、携帯が鳴っているぞ」
「そうみたいだね、相手は……雄二か、もしもし」
『遅いぞ明久』
「なんだよその言い方、っていうかこんな遅くに何の用だよ雄二」
『悪いが今回ばかりはふざけている暇はないんだ。今回は真剣な用事でお前にかけている』
雄二の真剣な声色に、明久も顔を引き締める。
「……何かあったの?」
『ああ、秀吉がまだ帰りついていないそうだ。何か知ってることはないか?』
「秀吉が帰ってないって!?どういうことだよ雄二!」
『……それについて聞きたかったんだが、知らないみたいだな』
「ちょっと待って」
一旦携帯から顔を離し、明久はムッツリーニに言った。
「ムッツリーニ、秀吉がまだ帰ってきてないんだって。何か知らない?」
「…………知らない」
「雄二、ムッツリーニも知らないって」
『何でそこにムッツリーニがいるのかはともかく、そうか、ムッツリーニも知らないのか』
「もしかしたら、何かの事件に巻き込まれてたりしてるのかな」
雄二も黙りこむ。
秀吉が夜遊びなんかするような人物ではないことは明久は良く知っている。連絡もつかないなんて何かあったのかもしれない。
明らかに異常事態だ。
『……あるいは、その可能性もある』
「何悠長なこと言ってるのさ!だったら早く探しに行かないと……」
『今秀吉がどこにいるのか、お前知ってるのか?』
明久の声がグッと止まる。知っていたらこんなやり取りしていない。
藁をもつかむ気持ちで明久はムッツリーニの方を向いた。
「ムッツリーニ、秀吉の居場所わからないかな」
「…………待て、今日つけた盗聴の受信器がまだついていれば、あるいは」
――ムッツリーニ、その台詞はギリギリ(でアウト)だ。
ムッツリーニが何やら怪しい機械をカチカチ動かす。
「…………明久、居場所が分かった」
「ホント!?」
明久が携帯に飛び付く。
「雄二、それでさ――」
『――なるほど、分かった。今からお前ら二人は秀吉の家に行ってくれ。そこを集合場所にしよう』
「分かった、秀吉の家だね」
明久は携帯を切ろうとして、ふと思い留まった。
「……あのさぁ、雄二」
『何だ』
「僕さ、今ものすごく嫌な予感がするんだよ」
『奇遇だな、俺もだ。もう手遅れって感じさえするな』
明久の背筋に悪寒が駆け巡った。
8 :
御餅:2010/08/08(日) 16:43:17 ID:qTHemHKy
☆
「あぁ……熱ゥいぃ……」
「おぉ、この媚薬即効性じゃないから意外と効果が強いな。ここまでまいるとはね」
Aがニヤニヤ笑いながら秀吉に向かって歩き出した。
「ち、近づくでない!!」
「まだ威勢がいいのはいいけどさ、とりあえずこれを見てよ」
Aが股間からペニ○を取り出して、秀吉の顔の前に突き付けた。
「……!!」
それは、ついさっき果てたものとは思えないほどにギンギンに硬くなっていた。
血管が浮いていて黒光りする凶器じみたそれを見た秀吉は、
――思わず、よだれを垂らした。
(な!ば、馬鹿な!)
「お、もう欲しがってるみたいだな」
Aの言葉を無視しようとしたが、出来なかった。
最初に抱いた恐怖と嫌悪と不快感の混じったような感情ではなく、寧ろ、欲しいとまで思ってしまった。
――この熱く火照った体に、あの大きなペニ○で貫いてほしい……なかで暴れてほしい……
(な、なにを考えておるのじゃ!?ワシは!?)
「おおっと忘れてた。いつまでもこんなのつけてたら悪いよね」
Aが秀吉を拘束していたガムテープを剥がす。張り付いていたところに痛みは感じたが、秀吉は全然別の感覚に感じていた。
――気持ちいい……
「じゃ、逃げてもいいよ?今の状態で逃げられるならね?」
Aは秀吉のこの状態を分かっているからこその行動だが、秀吉の頭に入ってこない。
(ど、どうしたのじゃワシの身体はぁ……なぜ何の抵抗もしないのじゃぁ……)
熱くなって頭がまともに働かなくなった秀吉。
さっきまであんなに不快だった○ニスを物色し始めた。痛みが快感に変わっている。足腰が上手く立たなくなっている。
いつの間にか秀吉の背後にいるAが、秀吉の後ろから中に指を入れた。
「アァァンン!!ヒャン!」
秀吉の口から嬌声が響く。
「どう?秀吉ちゃん。気持ちいい?」
「き、気持ちいのじゃあぁぁ……」
(な、何を言っておるんだワシは!)
さっきCと同じことをされているのにも拘らず、身体が快感を求めている。
「じゃあ、指増やすよー」
「もっとぉぉ……ンンっ」
指が二本、三本と増えていくと、秀吉の顔が段々締りが無くなっていった。だらしなくよだれも出ている。
四本に増えると、とうとう自分から腰を振るようになった。
(もう……何も考えられん……)
熱くなった身体と頭で、目の前にある快楽に身を委ねていく秀吉を見て、Aが意地悪く笑った。
「かなり順応したねえ、秀吉ちゃん」
Aが指を引く抜いた。突然自分の身体をいじっていた物が消えたことの喪失感を感じた秀吉。
「あうゥぅ……」
身体にまたもや熱が溜まっていく。
「もっと、もっとぉぉ……」
「え?もっと?何が?」
Aがまたも意地悪く笑う。
――指じゃなくて、もっと硬くて熱くて大きくて長くて――
「……が」
「え?何?よく聞き取れなかったんだけど」
「そ、それは……」
欲しい、と声に出せなかった。
火照った身体で何も考えられなくなった秀吉の中にある最後の砦でもあるプライドがそれを邪魔したのだ。
それを言ってしまっては、自分は本当に堕ちてしまう。
そうなった時、姉の優子は自分のことをどう見るだろうか。恐らく蔑視するだろう。
そうなった時、雄二、ムッツリーニ、そして明久はどう見るだろう。いや、二度と近寄らせてはくれないだろう。
それは秀吉にとって最悪の悪夢だ。一番考えたくない事態だ。
Aは先を言わない秀吉に焦れたのか、秀吉の股間に手を伸ばす。そこにあった秀吉のナニをギュッと強く握りしめた。
9 :
御餅:2010/08/08(日) 16:45:40 ID:qTHemHKy
「んぅアアアアアアンンッ!!」
「“これ”が欲しいんならさ、今から言った通りにすればしてほしいことしてあげるよ?」
Aが秀吉の耳元で何かを囁いた。秀吉の顔が今まで以上に真っ赤になる。
「だ、誰がそんなこぉぉンンっ!!」
Aは秀吉のを握りながら、もう片方の手でまた秀吉の中に侵入する。
さっきのように指で掻きまわすかのように、Aの指が秀吉の中を暴れ回る。
「えぇっと、なぁにが欲しいのかなぁ?」
「わ、ワシはぁ……ん」
――言うな、そこから先はだめじゃ……!それを言ってしまえば……!
必死に自分を抑えつけようとする秀吉。
「ここかな?秀吉ちゃんの一番感じるところ」
Aが秀吉の乳首を音を立てて吸った。
「!!!」
秀吉の身体がビクゥっと痙攣した。
Aは次第に舌で舐めまわし、もう片方を手でいじくった。秀吉の思考が膨張の限界に来ていた。
Aが同じ場所を責め続けると、秀吉は声も出せず、みるみるうちに顔の締りが無くなっていき、涙とよだれが垂れ流される。
頭が度を超えた熱と快感で、殆どパンク状態になった。
「ワシはぁ……」
「コラ、教えた通りにやれよ」
秀吉の精神にひびが入った。
「ワシ、私はぁ!Aのぉ大きくて、立派なペニ○でぇ!私のいやらしい身体を犯してほしいですぅぅぅ!!」
秀吉の精神が完全に崩壊した。
「はい、よ〜くできました」
「あ、あぁ……」
Aが後ろから腰をガッチリ掴み、秀吉の中にペ○スを挿入しようとする。
秀吉は贖う事もなく、虚ろな目で空を見つめる。
「あきひさぁ……助け……」
自我が崩壊する最後の瞬間に、秀吉は友人に囁くように力なく助けを求めた。
「ひゃ、ひゃあああぁぁぁぁんんんん!」
「やっぱ秀吉ちゃんの身体最高だな!本気で今回は上玉だ!」
「もっと、もっと奥にイイいぃぃぃィ!もっと激しくぅゥゥゥゥん!」
「とんだ淫乱になったもんだな、秀吉ちゃん!もう自分から腰を振ってやがるぜ!」
バッコンバッコンと音を立てながら、激しく腰を振る二匹の獣。
「う、そろそろ出すぞ」
「んん、あああああああああああぁぁぁんン!!」
Aが解き放った精液を、秀吉は全身で受け止めた。
「さて、次は俺等の番か」
「もう待ち切れねえよ」
ぐったりと倒れる秀吉を力任せに起こすCとB。
秀吉の悪夢は、まだまだ終わらない。
☆
「あのさぁ、雄二」
「何だ明久」
「今僕すごく怒っててさ、ちょっと抑えられそうにないかも」
「今日は妙に気が合うな。実は俺もだ」
明久と雄二、ムッツリーニに翔子、そして優子が走っていた。
さっき、盗聴機を使って状況を知ろうとして、後悔した。
流れてくる会話、そこから確信できる事実は一つしかない。さすがに明久達でも理解できた。
――秀吉が、レイプされている。
明久は危うく盗聴受信機を握りつぶしそうになった。これがないと居場所が分からなくなる。
最後に聞いた、擦れるような助けを求める声を聞いて、明久の額の血管が破れた。
後ろを走ってる優子の顔は真っ青になっている。まさに顔面蒼白だった。顔中汗で濡れている姿は正直直視できないほどだ。
ある程度は知っていると、人気の少ない廃工場が並ぶ所に出た。
「…………!二人とも隠れろ。誰か来る」
ムッツリーニが警告したので、明久と雄二が物陰に隠れる。翔子は今に飛び出そうな優子を掴んで後に続く。
「代表……!秀吉が、秀吉が襲われてるのよ!?なんでこんなところで」
「……少し静かにして、優子」
全員が身を伏せるように隠れる、すると見たことのない三人組が通りかかった。
10 :
御餅:2010/08/08(日) 16:48:10 ID:qTHemHKy
「最高だったな、今日のあれ。一週間溜めた甲斐があったぜ」
「ああ、久しぶりに当たり引いたぜ。アレ一回でヤリ捨てるとかもったいねえだろ」
「今度どうする?何人か童貞の後輩連れてくるか?あいつ等にもさっさと卒業させてえし。俺優しい先輩じゃね?」
「五人くらい連れてこようか?寺子屋時代の乱交パーティ再び、か」
「寺子屋じゃねえだろ。廃工場じゃねえか」
「いいじゃんそんなの。それよりあの子の写真とっておいたよな」
「おうバッチリ」
下卑た会話に殆ど確信に近い疑惑が湧く明久達。
「あいつらが……あいつらが秀吉を……!」
優子が小さい声で何か言ってるが、明久達には聞こえていない。
「ねえ、どう考えてもあいつ等だよね」
「…………受信機の反応もすぐそこ。恐らく」
「ああ、さっさと取り押さえて吐かせねえと。……って木下姉はどこ行った?」
「え?」
その辺りを見渡しても優子の姿が見当たらない。すると、
「あんた達ね!秀吉をどっかやったのは!」
前にいる男達に掴みかかっていた。男達は優子を見て驚いた顔になった。
「おいおい秀吉ちゃん、まだ立てたの?あれだけヤッたってのに」
一人が下卑たように笑う。優子の顔が羞恥と怒りで真っ赤になった。
(おいムッツリーニ、明久、今の言葉は)
(…………どう考えてもクロ。自分で証明したから間違いない)
(じゃあ話は早い。さっさと行こうよ)
「おい、こいつたぶんあの子の家族だぜ」
「ああそういうことね」
男達の会話を無視して優子が詰め寄る。
「秀吉を返して!あの子はあんた達の道具じゃないのよ!」
「だが残念、ついさっき俺等の肉便器になりましたとさ。めでたしめでたし」
「……!ふざけんなこの強姦魔!」
男のうち一人が不愉快そうにペッと唾を地面に吹きかけた。
「てかさぁ、アンタウザいんだけど」
ドガッ
男の膝蹴りが優子の脇腹に当たる。優子ががくりと膝を折った。
男の一人がせせら笑う。
「うぐ……!」
「威勢がいいのは姉妹譲りなんだねえ。秀吉ちゃんも最初は鬱陶しかったけど、薬盛ってやったらす〜ぐに純情になったよ?
君もやってみる?」
「自分で試したら?」
突然、横から声がした。
「よ、吉井君!?」
「何だぁテメェ?」
「うらぁぁぁぁぁあ!」
明久が思いっきりその男の腹部に飛び蹴りをかました。男はふらついて、それでも手を抑えながら堪えた。
「テメェ……痛い目見てえようだなぁ」
「いや、見るのはお前だろ」
「なっ!?」
反対サイドから雄二が拳を叩きこんだ。男は咄嗟にガードしたが、勢いを殺しきれず尻もちをつく。
「雄二!」
「坂本君!?」
「木下姉、さっさと秀吉の所に行ってやれ。ここは俺達に任せろ」
「あ、ありがと」
「…………こっちだ」
ムッツリーニが優子を連れて走り去る。そんな彼らに見向きもせず、男達は雄二を見て表情を変えた。
「坂本って言ったぞ……まさかあの悪鬼羅刹なのか?」
「中学の頃に鳴らしてたっていう、噂のあいつか?」
「チィ……面倒なことになったな」
男達が服の中から刃物を取り出した。手をポキポキと音を鳴らして、雄二が一歩前に出た。同時に明久も前に出る。
「さぁてと、暴れてやるか明久」
「雄二こそ、怖くなって逃げ出したりするなよ?」
「ふん」
11 :
御餅:2010/08/08(日) 16:49:33 ID:qTHemHKy
☆
――あれからどのくらいの時間が経ったのかわからない。
気付けばそこの空間には、自分一人寝そべっているだけだった。
拳を握るほどの力も気力も残っていない。立ち上がることもできない。
この痴態を男達の携帯に収められ、こう言われたことを朦朧とした意識の中で覚えている。
『また今度も頼むわ』
それは、暗に約束を違えれば、写したものをばらすというもの、要するに脅迫だ。
実際には、秀吉にとってそんなことはどうでもよかった。
汚れた。身も心も。
最初は襲われ、最後には自分から求めるようになった。なんという浅ましいことか。
誰にもこんな姿を見られたくない。快楽に溺れた自分の姿など。
外から何かの騒ぎの音がする。誰かの叫び声と、何かが崩れる音が。
――そして、ドアを激しく叩く音も。
『秀吉!そこにいるんでしょ!返事しなさい!』
『…………待て、鍵がかかっている。すぐに開けるようにしてやる』
ガチャガチャと音がする。しばらくするとバシンと勢いよく扉が開いた。
「秀吉!!」
何か、いつも聞く声に似ておるなぁ……とはっきりしない意識の中で秀吉はそう思った。
☆
白い液体を全身に滴らせながら、身体中に青い痣をたくさん残して、目が虚ろになっている秀吉を、優子は抱き上げた。
「秀吉!しっかりしてよ!秀吉!!」
「…………身体の怪我が相当酷い上に、精神もボロボロ。これは早く治療が必要……!」
珍しくムッツリーニが怒りを感じながらも拳を握りしめる。
翔子が後ろから走ってきた。
「……もう警察と救急車は呼んだ。もうじき来る」
「ありがと代表。でも、こんなのって……!!」
「優子……」
優子が意識を失っている秀吉を抱きしめながら涙を流した。
翔子は、慰めるようなことはしなかった。被害に遭ったのは優子ではなく、秀吉なのだから。
☆
その後のこと――
救急車が到着してすぐ、秀吉は病院に運ばれていった。
あの男達は例外なく雄二と明久にぼこられた挙句、警察に引き渡された。その場で強姦していたのだ、言い逃れは出来ない。
しかもそのあと、色々と湧くかのように明らかになったことがあった。
過去に何回か強姦をやったとか、無免許でバイクを運転したとか、ひき逃げをしたとか、違法賭博をやっていたとか――
要するに、碌でもない連中だった、ということだ。
秀吉の方はと言うと、目を覚ますのは次の日の昼頃と、随分と早かった。
秀吉の傷は、当たり前かもしれないが、時間がたてば治るものだった。――身体の傷は、だが。
しかし、心の傷は未だに癒えず、もしかすると一生消えないのかもしれない。
今も秀吉は病室で塞ぎこんでいる。本人曰く「合わせる顔がない」とのことらしい。
因みにこのことの真相は、学校では五人以外知らない。美波や瑞希も知らない。
12 :
御餅:2010/08/08(日) 16:51:22 ID:qTHemHKy
文月学園――
「木下姉が昼頃になってようやく学校に登校してきたってさ、翔子が言ってたぞ」
「そうか。何か言ってた?木下さん」
「いや、何も。というかあの状態では誰かとしゃべる気にはなれないだろうがな」
明久にも思い当たる思いっきり節がある。
因みに明久と雄二は、喧嘩のあと絆創膏を至る所に貼っている。瑞希達に聞かれたりしたが『喧嘩した』の一点張りにした。
後、三人とも朝まで起きていたので目のクマが付いている。
正直あの連中には火炙りにしても許さないぐらいだが、あんな連中で面倒な罪にかかることもない。
何より、警察に引き渡したからには、ちゃんとした方法で裁かれるだろう。
そんなことよりも明久には重大な用件があった。
「秀吉……まだ目を覚ましていないのかな」
「わからん。木下姉に聞いてみるか?」
「そうだ。学校終わったらさ、病院行こうよ。見舞いにさ」
「…………明久の言うとおり。その方が有意義」
「……わかったよ」
ガラッと扉が開いて、鉄人が現れた。
「席に着け!授業を始めるぞ!!」
鉄人は相も変わらず良く通る声で、皆に言った。
☆
秀吉の病室――
「……出て行ってくれ」
「そういうわけにはいかないわよ。あんた自分が何されたかわかってるの?」
「わかっておるから出て行ってほしいのじゃ!」
病室で秀吉が声を荒げる。
「ほっといてくれぬか!ワシのことはどうでもいいじゃろう!」
その言葉に優子がぴくっと眉を動かした。
「どうでもよかったら、最初から貴重な時間を割いてまでアンタの部屋なんか来ないわよ!」
「迷惑じゃと言っておるのじゃ!」
「何ですって……!?」
優子は秀吉の胸倉を掴んだ。秀吉はひっと悲鳴を上げて、優子と目を合わさぬように顔を逸らした。
「み、見ないでくれェ……ワシの顔を見ないでくれェ……!!」
「あんた……」
顔を隠すように、手で覆う秀吉の目じりから、涙の雫が零れおちる。
「姉上……あんな場所を探すことができたのは、ムッツリーニ――土屋のおかげなのじゃろう?」
「ええ、そうよ。彼らがいなかったら見つからなかっただろうし、犯人をどうこうすることもできなかった」
「それはつまり……ワシの痴態を、明久達に知られた、という事じゃな?」
「そうなるわね」
涙のがボロボロと出続けている。それをぬぐう事もせずに秀吉は言う。
「あんな破廉恥極りない言葉を使い、自分から腰を振るような淫乱を相手に、今まで通りの対応をしてくれるわけが
ないじゃろう……。……こ、こん……な、こんなぁ……奴に今まで通り……仲良くしてくれるはずが……ない。
ワシは……ワシは、い、嫌じゃ……そんなのは…あいつ等に……け、軽蔑されるのだけは……嫌なんじゃ!!」
「だから、誰にも顔を合わせたくない、ってこと?」
秀吉は何も言わない。優子はそれを肯定と受け取った。
「あんたのそんな葛藤なんか知ったこっちゃないけどさ、お礼くらいいったらどうなの?」
「こんな醜態を見られるくらいならば、助けられなかった方がマシじゃ!」
「何ですって……?」
優子が掴んでいた秀吉を乱暴に投げ捨て肩を強く抑える。秀吉はわずかに悲鳴を上げた。
「あ、姉上……?」
「吉井君達、すごい形相でこう言ってたのよ。『今僕すごく怒っててさ、ちょっと抑えられそうにないかも』って。
アンタが襲われているって知ってから、すごかったわよ。もう人殺せそうな程に恐かったの。
なんでそんなに怒っていたかわかる?アンタのせいよ。アンタのことを大切に思っているからこそ、なのよ。
アンタさっき助けられなかった方がいいって言ったわね。
吉井君達、家族でもないのに一睡もせずにずっとアンタに付きっきりだったわよ。『心配だから離れられない』って。
そこまで想ってくれる友人なんてそう簡単に手に入るものじゃないわよ。それをアンタは蔑にするの?」
秀吉が弱弱しく反論する。
「……じゃが……こんな汚れた身体を持つ奴となんてぇ……」
13 :
御餅:2010/08/08(日) 16:52:22 ID:qTHemHKy
優子が優しそうな声で諭すように言う。
「言い訳なんかどうでもいいの。アンタの考えは何なの?」
「ワシは……き、嫌われたくない……明久達と……い、いつも通りに……一緒に楽し…く過ごしたい。
でも……こんなワシを……どう見るか……知るのが怖いのじゃぁ……!
姉上だって……今のワシの姿……どう思っておるのじゃ……?」
秀吉は涙で潤んだ両目で優子を見上げた。優子はそんな秀吉を見て、うっと唸る。
(ちょ、何なのよこの子……!私にはできないようなこんな表情をできるなんて……!
こんなことでこいつに付き纏う男どもの気持ちを理解できちゃうなんて……!私の理性収まれ……!)
敗北感と葛藤を呑み込み、表情を作り直す。
そのまま優子は秀吉を抱きしめた。
「アンタは勉強はできなくて、演劇バカで、性別をよく間違えられたりするけど、私の弟、木下秀吉なの。
そして私はアンタのたった一人の血の繋がった姉なのよ?
あんたがどんなことがあっても見捨てないし、ちゃんと助けにも行く。私はあんたがどうなっても捨てたりしない。
あんたはもっと、あんたの『姉上』に頼ってもいいのよ?」
――なぁんか、私っぽくないこと言うなあ。すっごく恥ずかしいんだけど。
柄にもなく秀吉を抱きしめて慰める優子。腕の中で秀吉がグずっと鼻をすする。
「勉強は見てくれない癖に……」
「そのくらいは自分で解決しなさいよ、全く」
「姉上は嘘つきなのじゃ……」
シュンと項垂れる秀吉。すると突然ドアが勢いよく開いた。
「秀吉!無事かい!?」
「お、やっと起きたようだな。身体の方は大丈夫か?」
「…………見舞いに来た」
「お、お主ら……!」
秀吉は侵入者三人を見ると、突然蒲団に潜り込んだ。
「どうしたの!?秀吉!」
「み、見るな!」
明久が近寄ろうとすると、秀吉が拒絶の声を上げた。しかし、秀吉は身体を毛布に隠したまま明久の服の裾を摘む。
「え、何?」
「あ、明久……ワシのこと、どう思っておるか?」
「え?」
明久は質問の意味を図りかねたので、逆に聞き返した。
「どうって、どういう事?」
「ワシは、あんなことがあって、その……身体を穢されてしまって……こんな奴のこと、ど、どう思っておるのじゃ……?
わ、ワシは……お主らにだけは軽蔑されたくない……のじゃ……」
――なんだ、そういうことか。
明久はようやく質問の意味を理解した。同時に秀吉の頭を優しく撫でた。
「僕達が秀吉のそばにいるのは、秀吉のいいところをいっぱい知ってるし、一緒にいるのが楽しいからだよ。
だから秀吉のことが嫌いになるなんて、有り得ないよ」
「そうだな。嫌ってる奴だったら最初から付き合わないし、こんな風に見舞いに来ることもない。助けにも行かん。
全部お前の考え過ぎだ。俺達がここにきていること、それが答えだと思うがな」
「…………杞憂」コクコク
「お、お主らぁぁ……!!」
明久達の言葉に秀吉は一気に大きい瞳を潤ませて、明久の腰に抱きつくようにしがみ付いた。
明久があやす様に秀吉を撫で続ける。
「そういや木下姉の啖呵の切り方も相当すごかったな。そういう一面もあったんだって思ったな」
「ちょ、ちょっと!あの事は秀吉には言わないでよね!今考えるとちょっと恥ずかしかったんだから!」
「…………『秀吉を返して!あの子はあんた達の道具じゃないのよ!』とか」
「返しなさい!そのボイスレコーダー!!」
優子はムッツリ―二から奪い取り、捨てに外に出て行った。ムッツリーニが「…………すでにコピー済み」と呟く。
そばで色々やりとりしているのを見ていた明久は、握られた手の強みが増したのに気付いた。
視線を戻すと、顔を赤く紅潮させて息を切らしている秀吉が潤んだ目で明久を見上げた。
「熱いのじゃぁ……明久ァ……身体が熱くてしょうがないのじゃぁ……おかしくなるぅ……ンッ、アン」ハァハァ
「ど、どうしたの秀吉!?(ヤヴァイ!?僕の理性をガリガリ削るこの天使は誰!?)」
視線を戻すと、顔を赤く紅潮させて息を切らしている秀吉が潤んだ目で明久を見上げていた。
ひでよし は こんらんしている!
ひでよし の うわめづかい !
こうかは ばつぐんだ !
14 :
御餅:2010/08/08(日) 16:52:50 ID:qTHemHKy
「あ、あのような下郎に……身体を任せるのは……屈辱極まりないのじゃが……お主なら……許せるかもしれん……
わ、わしの……身体をい、触ってくれぬか……?とても……耐えられそうにもない……」ハァハァ
「ななななな何をいいいいい言ってるんだい秀吉!?そそそそそんなこといったらダダダダメだよよよ!?」
――僕が獣に変身しちゃうじゃないか!!おちけつ僕、相手は正気を失っている。ここは冷静に
「そんなぁ……こうなったらぁ」ハァハァ
秀吉が明久にくっつき、艶っぽいとろけそうな顔になって、囁くように懇願した。秀吉の体温と吐息をまじかに感じる。
「明久……私の身体を……私のいやらしい身体をたくさん……犯して…くだしゃぁい……!」
――明久の身体の奥で、何かが割れる音がした――
明久は割と乱暴に秀吉をベッドに押し倒した。秀吉は目を瞑った。明久は秀吉の肌蹴たシャツをわずかにめくる。
後ろで鼻血を盛大に出して気を失うムッツリ―二と珍しく生唾をごくりと音が聞こえるほどに呑み込む雄二が立っていた。
自称保健体育の参考書、帰ったら全部捨てよう。そう誓った明久だった。
「ひ、秀吉……!痛くなったら言ってね」
「ア〜キ〜?ちょ〜っといいかしら?」
「明久君ったら、ダメじゃないですか」
「あれ?突然天使のような秀吉が見えなくなったぞ?どうした僕の目は!」
両目を抑えて転がり回る明久に、美波と瑞希が立ちはだかる。
「ようやく視力が戻ってきたか。やあ美波、姫路さん。二人も秀吉のお見舞首が捻じれる様にイタいぃぃぃぃ!?」
「アキ、何やってるのかしら?病人に襲いかかるなんて」
「いけませんよ明久君。木下君の容体が悪化するじゃないですか」
「……雄二、お仕置き」
「翔子!俺はまだ何もしていない!」
「……まだ……!?まだってどういうことなの……!」
「しまった!ま、待て!俺の息子を握るな!お前に握られたら!」
「……私の時は、こんなに硬くならないくせに……!!」ギュッグチャッ
「クァwセdrftgyフジコlp!!」
――雄二の方を見ないようにしよう。
視界から雄二を排除した明久は、目の前の鬼二人に対して必死で弁護した。
「待ってよ!秀吉!秀吉なら僕の無罪を証明してくれるはず!!」
「秀吉なら寝てるわよ?」
いつの間にか戻ってきた優子がそう言った。秀吉は規則的な寝息を立てて寝ていた。
「寝ている木下が、何かしら?」
「明久君。少し、お話しませんか?」
明久は絶望的な表情になった。
〜END〜
15 :
御餅:2010/08/08(日) 16:53:25 ID:qTHemHKy
☆
後日談――
木下優子が、Fクラスの前に来ていた。そこには明久、雄二、ムッツリーニの面々がいた。
「秀吉は来週から学校に来るわ。まだ薬の効果が抜け切ってないからね」
「そうか、わかった」
「言い忘れていたことだけど……弟を助けてくれてありがとう。私一人じゃどうにもならなかった」
「は、どういたしまして」
「まぁ、僕達も秀吉を助けたかったしね」
「…………困った時は、お互い様」
優子が笑った。そしてすぐ引き締まった。
「あとそれと、坂本君?いくら代表が大人しい子だからって、自分の家に連れ込むのはダメじゃない。節度を持ちなさいよ」
「ちょっと待て!あれは翔子が勝手に――」
「ほう?雄二貴様どういうことだ?」
明久が問いかける。黙る雄二の代わりに優子が教えた。
「私が十時半頃に代表に電話したら、代表が何故か坂本君の家に」
『これより、異端審問会の開催を告げる。反逆者には』
『死の鉄槌を!!』
『妬ましい妬ましい妬ましい』
『ぶち殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロスコロスコロスコロスケ……』
「違う、違うんだァァァ!俺は無罪だ!」
「と言ってるけど、霧島さんの言葉は?」
「……雄二ったら、あんなに激しく迫ってきて」
「翔子いつの間にここに!?あと捏造するな!むしろ迫られたのは俺の方だ!」
「……優子の電話がなかったら、雄二と一つになっていたかも///」ポッ
『殺 せ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ェ ! ! ! !』
その後、雄二は14回に渡る処刑を行われたとか。どうやって生き延びたのかは神のみぞ知る。
〜今度こそ本当にEND〜
16 :
御餅:2010/08/08(日) 16:58:11 ID:qTHemHKy
投下終了
おかしい……鬱ENDにするはずだったのに……
なぜかバカENDで終わってしまった……ナンテコッタイ
レイプものってすごい難しいです。
あ、後気付いているかもしれないけど、初代スレで秀吉レイプものを書いて断念した者と同一人物です。
あれから何年も経つのにちっとも文才が成長しない……orz
GJ・乙!!
レイプ凌辱はいいですな。あまり好きなキャラのレイプものを
読んだ事ないのでGJでした。
バッドで終わらせれないのはやっぱ愛でしょうかねー
あと個人的に放送禁止用語的な伏せ文字は小説への
没入が薄れる感じがしてそこだけ気になりましたです。
保守
21 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 23:03:03 ID:t9rYKQPb
保守
保守
明久「秀吉の家に泊まりに行っていい?」
24 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 20:53:16 ID:q10DnZFt
玲「何か言いましたか?」
25 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 08:29:30 ID:q7+/HtBE
秀吉「あ、明久!?なぜワシの家なのじゃ!?」
ムッツリーニ×秀吉って読んだことない
読みたい
ムッツリーニ×○○、の場合
ムッツリーニに鼻血の壁を乗り越えることができるかが問題
確かにな
…耐えてもらうしかないな。キリッ
輸血しながらなら…
おお!ぜひ!
ヒロインカードバトルの宣伝にバニー秀吉とバニー優子か
コスプレイもありだな
宣伝て映像?
なわけないか
久々に四巻読んだら清水さんが可愛かった
ほのぼの書くかなぁ
ムッツリーニ×秀吉
ワクテカ(・∀・)神まだかな
新刊表紙が発表されたな
葉月ちゃんペロペロしたいわ
原作の事すっかり忘れてたわ
謝れ!美少女に謝れ!
玉アキ期待
玉アキ……
百合カップルかッ!?
根本×友香なんてどうだろう。
公式カップルなのにそこはかとなく誰得だがw
根元の寝取られにするか、根元が寝取る方針でいくか、悩ましいな
根元を寝取る方向で
明久が
誰得どころの話じゃねぇ・・・
久保君と根本と明久の三角関係ェ……
ゆうじいぃぃぃいも入れて四角
翔子「……雄二、浮気は許さない(手に極太バイブを持ちながら)」
瑞希「明久くん。男同士の恋愛は不純だと思いません?(手に極太バイブを持ちながら)」
小山「根本くん、別れましょう(手に極太バイブを持ちながら)」
優子「大丈夫、うちの弟はこれぐらい楽に入るから(手に極太バイブを持ちながら)」
坂本・吉井・根本・久保「「「「アッー!!!!」」」」
地獄絵図だ…
優子の秀吉拡張調教パートはどうしたら読めますか?
秀吉の優子調教パートなら・・・
処刑パートならあるみたいだけど諸事情によりお見せできません
全裸で待機
明久が玉野さんにしっかり男だということと、総受けではないということを、体に教え込むSSを投下していただけませんか?
56 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 15:51:37 ID:GCZncceY
バカと主人と牝奴隷
俺とお前と大五郎
俺とお前がバカとテストで大五郎
俺と優子と新婚初夜
俺がお主でお主がわしで
新刊発売記念に小ネタをひとつ
8巻の展開をベースにしているので、未読の方はご注意を
「ふぅ、綺麗になりましたね」
掃除機は明久が使っているため、濡れ雑巾を手に掃除をしていたが一区切りがついた。
(キッチンの方もやっておくべきでしょうか……)
自分に割り当てられたのはリビングの掃除だが、それほど汚れてはいなかった。共同スペースなので、掃除もマメにしているのだろう。
明久や玲には自室の掃除があるため忙しいだろうし、ならば手の空いた自分がやるべきかと考えキッチンに目をやる。
「瑞希さん。ちょっといいですか」
「はいっ!?」
考え事の最中に声をかけられ、少々裏返った声を出しながら振り向くと布団が……もとい、布団を抱えた玲が立っていた。
「あ、お布団を干すんですか?」
「ええ、折角のいい天気ですしね。それで、申し訳ありませんがベランダに出る窓を開けて頂けませんか」
「あっ、はい。わかりました」
掃除中だが、先ほど窓拭きをしていたために窓は閉まっており、布団を両手に抱えた状態では開けるのは難しそうだ。
カラカラ
「どうぞ」
「ありがとうございます」
玲はベランダに出て布団を掛けると、布団の表面を軽く手で払っている。その光景を見ながら、ある考えに至る。
(明久君のお布団も……)
玲に倣い、せっかくの好天を生かすべきだろうと明久の部屋へ向かう。
明久の自室のドアは開いていた。中で掃除をしている明久の姿が見える。
(なんか、緊張しちゃいます)
同じクラスの友人なのだから毎日顔を合わせてはいるが、それでも環境が違えば新鮮さも違う。
朝、明久を起こして、共に朝食を食べ、一緒に家事をするこの状況は、さながら新婚生活のような――
(――ッ、いえ、今は用事を果たさなきゃいけませんよね)
朝の寝顔と同じく、いつまででも眺めていたい欲求が湧くが、なんとかそれを打ち消し声をかける
コンコン
「明久君」
「ん? なに?」
明久が掃除の手を止めて振り返る。先ほどは気付かなかったが、家具をわざわざ動かして隅々まで綺麗にしようとしていたようだ。
(これじゃ布団を運ぶ暇もないでしょうから、やっぱり来てみてよかったですね)
そう思って用件を切り出した。
「折角いいお天気ですし――」
「んしょ、っと……」
ベランダに出る直前に布団を抱え直す。予想通りそれほど重いものではなかったが、別の問題が発生していた。
今、自分が抱えている布団は明久が毎日寝ている布団だ。そして、本人はあまり意識しないが、確実に布団には使用者の匂いがつく。
そして、その匂いは自分の大好きな人のもので――
(だっ、だめです! 布団の匂いを嗅ぐなんてそんなことっ)
あまりにも魅力的な誘惑になんとか理性で対抗して、ベランダまで辿り着いた。
「これを干してしまえば……」
玲の布団が既にあるが、スペースは十分空いている。さっさと布団を掛けてしまえば頭を悩ませる種も無くなる。
(でも……)
奥手な自分では、明久に堂々と抱きつくことは難しい。しかし、今なら簡単に明久の匂いを独占できる。
(少しだけ、本当にちょっと吸い込むだけ……)
明久も玲もベランダに来る用事は無いだろう。それならば……。
(たった一瞬だけ嗅いで、後は普通にしてれば……)
そう決め込んで、最後にもう一度周りを見渡し、誰もいないのを確認して――布団に顔を埋める。
「んふぅ…、はぁぁ……」
そして、理性は僅か一秒で吹き飛んだ。
一瞬だけと決めたはずの脳は、離れろという指示を全く出さない。
鼻腔から広がる匂いは良いものなのか、嫌なものなのかさえ判断がつかない。ただ、この匂いをもっと、いくらでも嗅ぎ続けたいと思うばかりで。
「ふぅ、すぅー、はぁ…」ギュッ
両手で抱えていた布団を強く抱きしめる。本来、自分より大きいはずの明久の体が自分の両腕の中に丸ごと納まってしまったような感覚。
今の自分には明久の分身にも等しいものを、強く、殊更に強く抱きしめる。
スリッ
「あっ!? んっ……」
自分の顔に、体に強く押し付けすぎたせいか、自身のふくよかな部分が布団と擦れて妙な感覚をもたらす。
その感覚の正体を確かめるように、自身の胸へと自然に手が伸びる。それを、止めようという発想はそもそも浮かびさえしなかった。
「んぅ、はっ、あぅ……」
服と下着の上から触っているため、身体的な快感はさほどではないが、この状況が、背徳感が今までにない悦楽をもたらしていた。
(だめ、です。こんなことをしては……)
頭ではそう思いつつも、胸を擦っていた右手は下半身に伸びてスカートの上から股の間に指を這わせる。
「んっ! くふっ、はぁ…ぁん」
快感を得るために、指でなぞるように手を必死で動かす。下も衣服の上から弄っているため伝わりにくいがそれでも胸とは段違いの感覚だ。
「ひゃ、んくぅ、んっ、んっ、ぁぁ…」
もどかしさもありながら、自分がこの服装でいたことに安堵した。片隅に残った理性が、この長いスカートを捲りあげるのを拒否してくれた。
もしも今、制服のスカートのような服装でいたら、自分はどこまでいっていたか分からない。
「んん、やっ…あぁ、はぁ、あっ、んんっ!」
下着が濡れてきているお陰で、少しだけ深く指が埋まって快感が高まり、軽く達しそうになる。
「はぁ、あ、だめ、なのに…」
(明久君……)ぎゅう……
否定の言葉を出しても行為を止められるはずもなく、指を動かし続ける。
せめて声を抑えようと布団に顔を埋めれば、明久の匂いで脳に刺激が伝わり、更に行為に耽っていく。
(明久君、明久君、明久君――)
「も、もう、だめ、ん……んんんぅぅぅ!!」
布団で口元を押さえつけ、なんとか声を抑え、絶頂を迎えた。
「んっ、はっ、はぁっ、はぁ、はぁ……」
息を荒げたまま、右手を股から抜いて布団を強く抱きしめた。
「…………はぅ…………」
今だけは倫理も常識も忘れて絶頂の余韻に浸りながら、再び深く匂いを吸い込もうとして……。
「あの……、姫路さん?」
「ひゃあああああっ!?」
背後から明久に声をかけられ、おおよそ自分では出せないと思うような声量で叫んでしまった。
以上。何故かPCから書き込めなかったので携帯から投下。書ける文字数少なくて意外と大変ですね
新刊を読んでみんなが思いつくであろう小ネタをやってみました
姫路さん新刊では頑張りましたね。そして、優子さんの出番はあまり無かった。ちくしょう……
新刊買うの忘れてた
ちょっと買ってくる
>>66 乙
姫路さんかわいいよ姫路さん
次巻にも期待したい
ピンク髪は淫乱
>>66 美少女GJ!
小ネタもGJだが、お陰様で8巻読めました
72 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 23:09:21 ID:iCadIz3E
age
74 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 13:35:58 ID:JZEPdUrB
過疎ってんな
tes
76 :
御餅:2010/09/15(水) 16:49:50 ID:RoQduUcK
一か月以上規制された……
前スレの埋めネタの続き行きます。
77 :
御餅:2010/09/15(水) 16:51:06 ID:RoQduUcK
※キャラ崩壊(?)注意
ヤンデレ翔子
〜翔子サイド〜
私、霧島翔子は、坂本雄二(将来的には霧島雄二になるが)の妻である。
これはのろけではない、事実である。
小さかったあの頃からずっと雄二だけを見ていた。
初めての試召戦争があるまで、多くの男達に告白された。無論全て断った。
当たり前だ。私の身体も心も雄二だけの物。他の誰にも触れさせない。
そのせいか、一時は何故か同性愛者の疑惑を持たれた。しかも女子にも告白されるようになった。
私の見てくれだけで満足する人なんて興味もわかない。
雄二は違う。
いつもああいうけど、私が本当に困った時には必ず助けてくれる。いつもいつも。
本当の私を理解してくれる。どんな時でも、どこにいても。
だから私は雄二の支えになるんだ。
雄二と、幸せになるんだ。
雄二は――私の物なんだ。
☆
こう見えても私はマメである。
毎日学校には一時間以上早く来るし、教室に入るのも殆ど私が最初。たまに久保利光が先にいることもあるが。
Aクラスの教室は広い。普通の学校と違い、クラス毎に格差が分けられているから当然のこと。
自分のロッカーに荷物を置き、その後はまず雄二の靴箱、卓袱台チェック。
浮気というのはいつもの場所に僅かな痕跡を残していることが多い、とあの本が言ってた。
Fクラスのドアには鍵がないので、中に入るのはとても容易い。
雄二が妻たる私を差し置いて浮気するなんて有り得ないけど、周りからアプローチされるかもしれない。
だって、雄二はかっこいいんだもん。その魅力に気付く害虫が出てきたりしたら困る。
でも雄二は渡さない。だって私の夫だもの。
78 :
御餅:2010/09/15(水) 16:51:31 ID:RoQduUcK
……そう言えば最近、雄二が吉井に物色しているという噂を聞く。
私が耳にした噂はこうだ。
『逞しい坂本君と美少年の吉井君が歩いてるのって絵になるよね』
まさかの盲点だった。雄二が吉井を好きになるなんて。同性と浮気とは考えが及ばなかった。
しかも驚くべきことにこんなことまで聞いた。
『やっぱり坂本君が攻めで、吉井君が受けなのかな』
雄二が攻め……?そんな。つまり雄二から吉井に浮気しているという事!?
私はその時、勿論吉井を警戒した。合宿の時はべったりくっついて勉強して私達の仲を見せ付けた。
雄二は照れていたのか。離れるように言った。大丈夫、照れていても心はいつもくっついているから。
しかし吉井と雄二は私達がべったりしていてもまるで私がいないかのようにいつも通り仲良く会話する。私が空気になる程だ。
しかも吉井は信じられないことを言った。
『僕はお尻が好きって言いたかったんだ!特に雄二のが好きって!』
こんなに堂々と雄二の事が好きだなんて公言できる吉井を末恐ろしく思った。
私は早速、雄二の携帯のアドレス帳を私以外削除した。
合宿が終わってから、謹慎とか試召戦争とかで雄二に会える機会が減った。妻なんだから、家に押し掛けるくらいじゃないと。
ある時私は雄二の携帯を調べた。すると、私よりも吉井の方が着信もメールも多かったのだ。
私は目眩がした。雄二の携帯は壊れ、修理に出したはず。つまり私と吉井は同じスタートラインにいたはずなのに。
こうも簡単に追い抜かれた。しかも驚くべきことに、吉井からこんなメールを送ってきたのだ
『雄二の家に泊めてもらえないかな。今夜はちょっと……帰りたくないんだ』
私は愕然とした。私が家に侵入しようとすると必死で拒むのに、吉井とは平然と夜を共にする仲なの……!?
さらに私は驚くべき事実を知った。雄二が吉井にお弁当を作っているのだった!!
お弁当まで作っているなんて、まるで恋愛ものの定番。私ですら如月テーマパーク以来やっていないのに……!
そして極めつけは、二人の愛の逃避行。確かこういうのを駆け落ち、とか言うのを私はとある参考書から知っていた。
許さない……!どうして私じゃなくて吉井なの?私はこんなに雄二の事を愛してるんだよ?何で?何でなんでナンデ!?
私は何度か吉井を潰すべく計画を練った事もあった。しかし実行されたことは一度もない。
何故なら、雄二にくっつくたびに吉井はクラスの女の子達に折檻されているからだ。これでは私の出る幕はない。
勿論私はじっとしているわけではない。雄二にキツいお仕置きをする。
それでも、よく二人は一緒にいる。それが腹ただしくてならない。
最近、私は仲良くなった瑞希の想いをバックアップしている。瑞希が好きなのは勿論、吉井だ。
当然一人の友人として瑞希には幸せになってもらいたい、という考えもある。
しかし、もう一方で吉井から雄二を引き離せれば、とも思っているのだ。
瑞希も私と雄二の仲を応援してくれる。とってもいい子だ。
そんなこんなで、私は雄二の妻として、浮気やそれに関係しそうなものは摘み取っておく毎日を過ごしているのだった。
☆
79 :
御餅:2010/09/15(水) 16:52:30 ID:RoQduUcK
全くの大失態だった。
今日は珍しく寝坊したのだ。
いつもならば一時間早く学校に行くのに、今日に限って三十分前だった。
もちろん遅刻とはほど遠かったからよかったけど、これでは雄二の身の回りの点検ができない。
いや。自分は妻なのだ。もっと堂々と調べに来てもいいはずなのだ。
改めて思い直し、雄二の靴箱に向かった。すると私の愛すべき夫がそこにいた。
「……雄……!!」
私が雄二に話しかけようとしたその時だった。私は信じ難い物を見た。
雄二が自分の靴箱から、何かの手紙を取り出したのだ。
私は自分の目を疑った。そして私は自分の失態に唇を噛んだ。
雄二はその手紙を広げることなくポケットに突っ込んだ。顔が明らかに動揺に揺れているのが遠目で見てもわかるほどだ。
いつも通り早く来て、雄二の身の回りの点検をしておけばこんなことにはならなかった。
雄二はその後、私の隣を通ったのにも拘らず私に気付かずこそこそと通り過ぎた。そのままトイレに入っていった。
流石に私も一人で男子トイレに入るのは憚られた。周りの目を気にしたんじゃない、雄二の妻たる私が、そんなはしたない真似、
出来ないのだ。そんな事をすれば、夫の雄二に悪評が立つのかもしれない。そんなことは許されない。
しかし今の問題はそこではない。優先することは他にある。
あの手紙、ほぼ確実にラブレターだろう。最悪の事態を想定して動くべきだ。
雄二に問い詰めるのは簡単だが、口を割るとは思えない。FクラスのFFF団の事もあるだろう。
それにあの聡明な雄二なら、もうすでに証拠隠滅を図っているだろう。という事は真正面から言っても空回りするだけだ。
口惜しいが、ここは一旦耐えなければならない。必ず雄二は行動に出る。そこを抑える。
☆
放課後まで、雄二に変な動きは見られなかった。
授業には出たようだし、休み時間もどこかに言ったという事もない。つまりいつもと変わらない。
放課後まで、というのは、雄二がついに動き出したのが放課後だったからだ。
いつもなら用事もないのにいつまでも学校に滞在するなんて雄二らしくない。
私は殆ど確信に近い心情で雄二を監視しようとしたが、ここで問題が発生した。
今日は会議の日だ。つまり放課後私は自由には動けない。
私は会議には仮病を使って欠席した。Aクラス代表の私が休むというのは問題があるが、普段の私の素行から見てすんなりと
受け入れられた。流石に学年トップという肩書は色々便利だった。
私は早速旧校舎に言った。すると私の雄二がどこかに向かって歩いていた。
早速私は雄二に話しかけた。
「……雄二、何してるの?」
「どうした翔子。Aクラスはなんかの会議やってるんだろ?こんなところでサボっていていいのかよ」
雄二が私の事を心配してくれている。そんな心づかいがとても嬉しい。
しかし大丈夫、雄二の為に時間を空けといた。学校の治安よりも私達の仲の方が大事だから。
しかし仮病を使った事は雄二には黙っておくべきだ。変な目で見られるのも困る。
「……今は少し休憩。もう少ししたら戻る」
「そうか、頑張れよ」
そう言って私はその場を去った。 勿論完全に去るわけではない。後からこっそりつけるのだ。
こういう尾行術は得意だ。いつも影から雄二の浮気を調べることができる。
着いたのは旧校舎の校舎裏。そこには一人の女子生徒がいた。
私は少し離れた所から、そこの様子を観察することにした。
あの女が雄二を連れ出したのか。つまり朝の手紙の持ち主はあの女と言う事になる。
許せない。人の夫をこんなところに呼びだすなんて。雄二を自由にしていいのは世界で私一人だけなんだから。
雄二も雄二だ。妻がいるんだから行かなくてもいいではないか。
尤も、相手の気持ちを無下にすることができない所も雄二の魅力の一つなんだけど。
私は握っていた手摺がギシギシと音を立てていることに気がつかなかった。
その女がこう言った。
「あ、あの、さ、坂本先輩です、か……?」
「おう、俺だ」
私の手の中にある手摺がミシミシと音を立てた。
「せ、先輩っ、わ、わ、私、ずっと先輩のこと好きでした!だから、えっと、その……つ、つ、つ、付き合って下さい!!」
バキィッ!!
私の手の中にあった手すりが音を立てて粉々に砕け散った。
80 :
御餅:2010/09/15(水) 16:53:30 ID:RoQduUcK
雄二は私の物だ。誰の了解を得て告白しているんだ?あの害虫は!
いくら雄二がかっこいいからって、妻がいる雄二に色目を使うなんて
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
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許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……!
「あ、あのいきなり言われても困ると思います。な、なので返事は明日改めてお願いします!時間をとらせてすみません。
し、失礼します!!」
害虫はそれだけ言って去っていった。
即刻私もその場を離れ、行動に移った。最悪の事態を想定したうえで。
これからやることは、勿論害虫駆除だ。
☆
私は前述の害虫駆除の為、害虫の帰り道で待ち伏せした。
こう見えても運動神経に自信のある私は、害虫を先回りして待ち伏せすることに成功した。
ここら辺は人通りも少なく、他人に見られにくい。
そして少し経つと害虫が来た。私が潜んでいることにも気付かず。
81 :
御餅:2010/09/15(水) 16:54:15 ID:RoQduUcK
近くを通りかかったところを、私は害虫の腕を引っ張った。害虫は驚いたような顔になった。
「あ、あなたは霧島先輩!?」
Aクラス代表ともなると流石に学年問わず名が広まるものか。まあそんなことはどうでもいい。
「……話がある。来て」
「な、なんで……」
害虫が怯えたように震えたが私は構いもせず、持っているスタンガンの電源を入れた。バチバチと音を立てるスタンガン。
「ひっ……!」
「……二度も言わせないで」
害虫は黙って私の後を追う。
更に人目にもつかないような場所に移動した私たち。そこで私は害虫の腕を離し、本題に移った。
「……さっき、雄二に告白してた?」
「な……何でそんなこと知って……」
「……私のお願いは一つ、明日雄二に謝って告白を取り消して」
「え……?」
害虫は怯えたように顔を引き攣らせた。そんなことはどうでもいい。
「もし……い、嫌だって言ったら……」
私は黙って、スタンガンの電源を入れ直した。フルパワーで。
そして私は害虫の身体を片手だけで抑え、仰向けに固定した。
「……こうやって首の後ろからスタンガンで攻撃されると……首から下が全く動かなくなる。脊椎麻痺って言葉……知ってる?」
相手にゆっくりと理解できるように話す。害虫も理解したのか、顔が段々青ざめてきた。
自分も優しく(しかし他人から似たら狂気の笑みで)笑いかけた。
「……試して……みようか……?」
「しますします!明日ちゃんと取り消しますから!!」
害虫は涙交じりにそう訴えた。だが、念のために釘を刺さねば。
「……もしも何かを間違って告白を受け取ったりしたら、本当に実行するから」
後は害虫の顔を見ていることもない。私はそのまま害虫を解放しその場を去った。
☆
いつもの帰り道。雄二を見つけた。
時間は結構立っているのに、こんな時間に帰宅?もしかして自分を待っていてくれたのだろうか。
ごめんね雄二。一緒に帰って上げられなくて。でも私達の明るい将来は守られたんだよ?
いつものストーキングの方法で雄二に近づいた。
「……雄二」
「のうわぁ!」
大声を上げて驚く雄二。……うん、これならストーキングの技術としては充分だ。
「って翔子、何してんだ?」
……そういえば、ある可能性を忘れていた。それは、雄二があの告白を受け取るかも知れないという事だ。
妻である私がいる身でまさかとは思うけど、でも万が一、億が一の確率で間違いが起こったら……?
無意識のうちに雄二の腕を掴む。
「……雄二、私に何か隠し事してない?」
「は?何のことだ?」
惚ける雄二。昔から私は雄二の嘘には敏感だ。なので隠していることはバレバレだった。
何で嘘をつくの?私達は夫婦なんだから、もっと腹を割って話をしてくれてもいいのに。
無意識のうちに腕の力が強くなる。目のキツさも上がっている。
「……私の質問に答えて」
「何もないぞ。携帯でも見るか?お前の言う浮気相手とやらもいないぞ?」
今回は携帯を見てもわからないのに。
だけど実際、雄二に問い詰めても無意味だ。明日になれば、あの害虫が何かの間違いを犯さない限りは大丈夫なんだから。
私は雄二の腕を離した。
「……そう。わかった。じゃあ私はこっちだから、また明日」
「あ、ああ、じゃあな」
そのまま私は雄二と分かれて帰った。
さて、問題は明日だ。
82 :
御餅:2010/09/15(水) 16:54:47 ID:RoQduUcK
☆
果たして、あの害虫はちゃんと言った通りにした。
「せ、先輩……すみません。昨日の告白の事は忘れてください。私の単なる勘違いでした。本当に……本当にすみません!!」
そう言って害虫は逃げるように去っていった。
今朝の靴箱に、害虫に手紙を入れていたのだ。中身はこうだ。
『ちゃんと見ているから』
最後に釘を刺せておいてよかった。これで私と雄二の温かい未来は守られたのだった。
帰り道、昨日と全く同じ場所で雄二に会った。昨日と違い、堂々と。
「どうした翔子、何か機嫌よさそうじゃないか」
「……うん」
私の顔が思わず緩んだ。
「……ちょっと、害虫を駆除したから」
「はぁ?何言ってんだ?」
知らなくてもいいよ、雄二。雄二の浮気は許さない。でも雄二に色目を使う害虫はもっと許せない。
だから私が守ってあげる。雄二は私の事を守ってくれるんだもの、私も雄二の事を守らなきゃ。だって私は雄二の妻だもの。
「……じゃあね雄二。また明日」
「おう、気をつけて帰れよ」
「……雄二が送ってくれたら嬉しい」
「そのままお前んちに連れ込まれるから嫌だ」
「……雄二が結婚してくれたらもっと嬉しい」
「俺が死ぬ」
照れなくてもいいのに。
もっと正直になれば何でも上げるよ?私の心も身体も、初めても。
そのまま私は雄二と分かれて帰路を辿っていった。
〜END〜
83 :
御餅:2010/09/15(水) 16:56:16 ID:RoQduUcK
投下終了
なんか前半の証拠があほの子だなぁ……
84 :
御餅:2010/09/15(水) 18:33:42 ID:RoQduUcK
翔子だった……
GJ!!
86 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:14:09 ID:Bu638wpc
Iphoneからカキコできん
87 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:15:00 ID:Bu638wpc
あれ!?できた!?
88 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:19:34 ID:Z7FsSAnw
カキコできるのならこの前書きたくなって書いた「バカテス×とある魔術」のコラボSSの予告版(本編はまだ)を投下したいのだが・・・おk?
ちなみに、もう寝たいので早めに返信なければ投下は明日となると思います
89 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:20:46 ID:Z7FsSAnw
iPhone ってIDすぐかわるなぁ
クロスとかこのスレでやる必要性がもうないだろ
91 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:27:01 ID:Z7FsSAnw
そっすね。じゃあどこいこう・・・
それくらい(適当なスレ)探せるようになってから投下しようと思ったほうがいいと思う
93 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:33:26 ID:Z7FsSAnw
もう読みたくない人はオールスルーで投下するぜ!
完成いつになるかわからんけど
sageも出来ないのにクロスとか大怪我の臭いしかしない
これだから禁書厨ってのは嫌いなんだ
知性が半端にあるからバカになり切れない
96 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:41:56 ID:Z7FsSAnw
バカと科学と交流試合!?
ここ文月学園には、召喚獣システムというものがある。
それによって、世界各国から注目を浴びている。
そんなことはどうでもいいのだが・・・
「「「「交流試合!?」」」」
ここは文月学園2-Fの教室。
たった今朝のホームルームが始まったところ。
だが、鉄人の配ったプリントで元々騒がしい教室が更に騒がしくなっていた。
「来週、学園都市との召喚獣システムを使った交流試合がある。学園都市の生徒がうちの学校に来て、うちのクラスと同じくらいの成績のメンバー、もしくはチームが組んで行われる。」
どういうことだろう?
「要するに頭のいい人どうし、うちのクラス−とくに吉井のようなバカどうしが組んで試召戦争をするんだ。」
「なんで僕をピックアップするのかな!?」
「そんなことよりも、それじゃうちのクラスが不利じゃねえか?」
「はいそこなんで普通にスルーするかな?」
先ほど意見を述べたのはうちのクラス代表、坂本雄二だ。
「向こうの学校は大学レベルの講義を中学生が受けてるようじゃないか。そんなの不利すぎるぞ。」
まあ、うちのAクラスもそんなのばっかなような気がするけど。
「その辺は平気だ。むこうは超能力開発とかでいろいろと忙しく、普通の講義は受けられないらしい。」
超能力。学園都市はこれの開発を中心としたところらしい。この前の運動会らしきものはすごかった。
・・・あんなのがくるのか?
「ま、うちの生徒は全員参加。むこうからも何校かのクラスがくるから楽しみにしていろ。ホームルームを終わる。」
そう言って鉄人が出て行くと、クラスは更に騒がしくなった。
「どんなことになるんでしょうね?」
そういって僕に話しかけてくるのはうちのクラスの清涼剤 姫路さんだ。今日もカワイイなあ。
「なんかいかにもエスパーって人が来たりするかもよ」
そういうのはポニーテールの印象的な島田美波だ。今朝姫路さんとちょうど会って一緒に登校していたら蹴り飛ばされたけど、もう機嫌は直ったようだ。
「いや、この前の運動会みたいなのを見る限り、普通の人達だと思うよ。」
「確かにそうじゃったが・・・流石にあれはひどかったのう」
そういうのは性別秀吉の秀吉。うん。今日もカワイイ。男なんだけどね。
因みにあれ、というのはこの前の学園都市の運動会らしきものの玉入れの競技だった。なんがみんな超能力使いまくりでたくさんの人が吹っ飛ばされていたけど・・・。
「まあ、あれはね・・・」
「どうなるんでしょうね・・・・」
「・・・楽しみ」
あれ、なんか台詞がおかしい人が一人。
「ムッツリーニ。いたの?」
「・・・・俺をなめるな」
そういうのはうちの性のヒーロー、ムッツリーニこと土屋だ。なんか最近こいつの凄さを改めて知ったような気がする。
「・・・他校の女の子が一杯」
「現像よろしく。まったく・・・・ムッツリーニは
相変わらずだなあ」
「明久君もですよ」
「アキ、歯を食いしばって」
なぜだろう?臨死体験の予感。
「それより、うちのクラスにはどんな奴らがくるんだ?」
雄二がそう言うとみんなは黙り込む。うん、無理もない。何故なら・・・プリントに載っている情報は「○○高等学校1年○組、超能力者、35人中20人 例外1人 召喚獣システムの変更あり 戦争期間を最長一ヶ月とする」
としか書かれていないからである。
「・・・まあ明久以下なんていないか」
「オマエはそんなことを考えてたの!?」
こいつを後で屋上から突き落とそう。
「それより、この【召喚獣システムの変更あり】ってなんでしょうか・・・?」
「なんかむこうの超能力が召喚獣についたりして」
美波、それはないだろう・・・・ん?
まて、それってどういうことになるんだ?
まさか召喚獣が本当に超能力なんて使えるようになったら・・・考えるまでもないか。
ムッツリーニが風を操ってスカートをめくり、雄二がみんなからなんらかの超能力的攻撃を受けるのだろう。
・・・・・これは予想以上に楽しみだ。
まさか、そんなことあるわけないと思うけど。
あるわけない・・・よね?
ここに投下しても誰も反応しないしアルカディアにでも行けば?
もっともあっちでもシカトされると思うけどな。
というか予告編の投下(本編まだ)とかね
書き手としてというより最早良識ある18歳以上の人としてダメだろ
まさしく半年ROMれと言う言葉を贈りたい
それか二度と来るなのどっちか
99 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:46:57 ID:Z7FsSAnw
サーセン
どう考えても18歳未満だろこいつ。
アルカディア「こっち来んな」
流行ってる物同士を掛け合わせたら面白いもの作れて神って呼んで貰える、とか夢想してたんでしょ
作品が目立つようになるとこういった残念な手合いがよく沸くしな
ところで召喚獣システムってなに?
試験召喚システムならかろうじて知ってるんだけど
まあ文章自体はそこまで酷くはないからアルカディアならそこそこ見てくれる人いるんじゃない?
ただここではやるな
誰かアキちゃんが玉野さんに奴隷にされる話を…
女装させられて股間ペロペロされるとか
要求しかしない奴に応える奴なんかいない
基本です
読み手の分際で職人を追い出すとか何言ってんだこいつら(^ω^;)が基本スタンスの俺でも流石にこれは引くわ
確実に年齢制限引っかかるだろこいつ、この空気の読めなさは社会人としては致命的に見える
これほどわかりやすい自演は初めて見る
え?ちゃんと読んだのか?
つーかもうあんなガチバカの為にレスを消費することがバカらしいから放っておこうぜ
てす
なんだ、久しぶりに更新してやけに伸びてると思ったら
ムツ秀マダー?(・∀・)
明久×美波ないかなー
てs
ところで原作6.5巻の冒頭の漫画でムッツリーニの写真があるんだけどあれはどういうこと?
だれが撮ったの?自分で撮って売ってるの?
そういえばそうだわ…
@優しい雄二くんが撮っててくれた
A優しい秀吉が撮っててくれた
B愛子ちゃんがカメラを借りて個人的に撮ってた
康美の写真売ってたら全買い余裕なんだが
秀吉スレにss投下してた者だが、何か書いて欲しい話ある?
ちなみにムツ秀は非エロで良ければ書けるよ
>>119 それでもいいんで書いてください、お願いします。
欲を言えば明秀がいい
うーむ……明秀は秀吉スレに落としてきたばっかだしなあ
こうなったら明久×秀吉×ムッツリーニの三角関係ssでどうだ!!
向こうのインテル搭載明久と違って今回の明久はちょっとイラっとくるかもしれbbがゆるして?
というわけで投下しま
>>121 おおー、ありがとうございます!!
頑張ってくださいね
王道で秀優の姉妹丼を明久がいただくお話とか
「バカと恋と三角関係!?」
季節は変わり、落ち葉の舞うこの季節。ワシは生まれて初めての失恋をした……
姫路が明久の家に泊まりこみ、そのまま恋人同士として結ばれてしまったのじゃ。
胸がとても苦しい。
この気持ちはきっと、大切な友が遠くに行ってしまう寂しさから来るもの。
この時のワシはまだそう信じておった。
☆
「おはよう!秀吉」
「おはようございます、木下君」
学校へ登校している途中に、明久と姫路に合った。
「おはようじゃ、明久に姫路よ」
ワシは胸の苦しさを押さえ、いつもと変わらぬ笑顔で明久達に言った。
本来であればこの後、いつものように異端審問会が現れて明久が処刑されるのじゃが
姫路の
『みなさん、よかったらこれ食べてください』
という優しさによってFクラス全員にトラウマを与えて以降、誰も明久達の邪魔をしようとはせぬ。
明久は姫路と結ばれたとき、真っ先にワシに報告をしてくれた。
もちろんワシはそれを祝福した。
じゃが何故じゃろう。その時以来明久と会話をするのがとても辛い。
こんなこと、一体誰に相談できるのじゃろうか?
……雄二?
雄二は明久と「夫婦」と呼ばれるほど仲がよい。
雄二ならばワシが明久に対してのこの気持ちの正体がきっとわかるじゃろう。
ワシはそんな想いを胸に、Fクラスの教室へ走った。
書き溜め無しの一発投下かよ
☆
ワシは教室へ入り雄二を探した。じゃが……
「ムッツリーニよ、雄二は知らぬかの?」
ワシは教室の端でカメラを磨いているムッツリーニに聞いてみた。
「……霧島翔子が連れて行った。今日はそのまま早退らしい」
何故じゃろうか。友が遠くに行ってしまうというのは雄二も同じはずなのに、
明久に対しての気持ちとはちょっと違うのじゃ。
「ふむ。あやつらも全く進歩せんのう。雄二もそろそろ素直になってもいい頃なのじゃが」
―――ガラッ
教室の扉が開き、明久と姫路が入ってくる。
「秀吉、今日はどうしたの?急に走って先に行っちゃうなんて」
「すまぬ、ちと雄二の奴に用があっての」
本当はそれだけではなく、お主といるのが辛かったのじゃ。
「え?雄二まだ着てないの?」
「霧島が連れて行ったらしいぞい」
ワシがそう言うと、姫路が明久の腕に抱きついて―――
「坂本君も素直になれば、私たちのようになれるんですけどね?」
明久に触らないで欲しいのじゃ!!
何故かそんな言葉が喉まで出掛かった。じゃがぐっと堪えて
「お主等は本当に仲がよいのう。うらやましいくらいじゃ」
「秀吉は可愛いんだからきっとすぐ彼氏ができるよ」
「男のワシが何故彼氏を作るのじゃ?」
ワシが男じゃから、明久の隣には居れぬのか?
いや、その通りなのじゃ。ワシは男じゃぞ。
姫路のように明久に抱きつきたいとか、可愛い服を着て明久に
『可愛いね秀吉!』と言ってもらいたいなどと考えてはいけないのじゃ。
とりあえずワシは自分の席に座り、お昼まで授業を受けた。
☆
そしてお昼になった。
ワシ等はいつものように集まって食事をしている。
本当は辛いのじゃ。じゃが、もしワシだけ集まらねば明久達にいらぬ世話をかけてしまうのじゃ。
「ねえ秀吉、今日の放課後4人で遊ばない?」
ワシがお主の誘いを断れるわけがなかろう。例え辛くとも、お主の傍にいたいのじゃ。
「かまわぬが……雄二は霧島に監禁されているのではなかったかのう?」
「え?僕と姫路さんとムッツリーニと秀吉の4人でだよ?」
それを聞いた瞬間、頭の中が真っ白になった。
ワシ等はずっと4人でバカをやってきたはずじゃ。
ワシはその時間が永遠に続いて欲しいと思っておった。
無論、そんなことは無理なのじゃとわかっておる。じゃが、こんなにも容易く他人に入られるのは
嫌なのじゃ。
別に姫路のことが嫌いなわけではない。じゃが、それでも……だめなのじゃ。
ワシ等の間に入って欲しくなかったのじゃ
「すまぬ明久よ。そういえば今日は部活があったのじゃ」
ワシは明久にわからぬように顔を作りながら言った。
「そっかあ、残念だね。ムッツリーニは?」
「……今日は忙しい」
ムッツリーニはそう言うと、ワシの肩を叩き廊下へと歩いていった。
これはつまり、ワシも来いということかの?
「すまぬ、ちと用事なのじゃ」
ワシもそう言ってムッツリーニの後を追った。
「どうしたのじゃ?急に呼び出して」
「……秀吉、どうして泣いているんだ?」
んむ?急に何を言い出すのじゃ?
「別に泣いてなどおらんぞい。どうしたのじゃ?」
「……秀吉の心が泣いてる」
「……っ!」
ムッツリーニのその言葉を聞いたとたん、何故かワシの目から涙が溢れてきた。
「ワシにも、ワシにもわからぬのじゃ。何故こんなに苦しいのか、
何故こんなに涙が溢れるのか。」
じゃが、これだけは言えるのじゃ。
「ワシは明久と姫路が仲良くしている所を見るのが辛いのじゃ」
「……やっぱり明久のことを?」
「ワシは男じゃぞ!?そのワシが何故明久を」
とお決まりの台詞を言う。どうせ聞き流されてしまうのじゃがの
「……秀吉は女子だ。何故なら―――」
ほらの。
「……俺は知ってる。秀吉は本当は可愛い物が好きで、明久のことも好きで、
それを我慢していることも知ってる。」
そうかも知れぬ。じゃが、だからといってなんなのじゃ……。
「……秀吉は普段男らしくしているつもりだろうが、明久といる時の秀吉は間違いなく
乙女だ」
「じゃが、じゃがワシは」
「……そんな秀吉を男扱いするなんて俺にはできない」
ムッツリーニはそう言ってワシを抱きしめてきた。ダメなのじゃ。今のワシにそんなことをしては―――
「……秀吉、俺じゃだめか?」
―――ワシはムッツリーニの胸の中で泣いてしまった。とても泣きやめそうにもなかった。
お昼休みが終わっても、ムッツリーニはワシを抱きしめ続けてくれた。
途中で『……もうガマンの限界』と鼻血をだし、そのままワシ等は保健室へ行った。
☆
〜〜〜明久サイド〜〜〜
今日は何事もなく平和な一日だった。しかも今日は姫路さんと二人っきりでデート!
そういえば、ムッツリーニはともかく秀吉が誘いを断るなんて珍しいな。
それに二人ともお昼から帰りのHRまで教室にいなかったし……
「それでは、これでHRを終わる」
よし!これで帰れるぞ!!
姫路さんとデートだ!!
僕は最高の気分で姫路さんと教室を出ようとする。
すると……
―――ザザ!!
クラスメイトたちが教室の扉、窓を遮る。
こんなことは前にもあったんだけど、そのときは前もって姫路さんに作ってもらっていた料理を
みんなにおすそ分けすることで難を逃れた。それ以来、僕たちの邪魔をすることはなくなったんだけど…
「ちょっとみんな!?一体どうしたの?」
僕はみんなに問いかける。姫路さんも不安そうな顔で僕を見ている。
すると―――
『姫路とのことを見逃してやった恩を仇で返しやがって』
『よくも木下を泣かせたな』
『今度こそ殺す!!』
秀吉を泣かせた!?一体どういうことなんだろう?
そんなことを思いながら構えていると、教壇に立っている須川君が言った。
「いままでは命が惜しいからお前達のことを見逃してきた。
だが、今回ばかりはたとえ俺達が全員死んでもお前だけは殺す!
木下を泣かせた報いを受けさせてやる!!」
「だからどういうことなのさ!?僕が秀吉を泣かせたってどういうこと!?」
須川君達と話していると、急に強烈な殺気を感じた。
「姫路さん!!」
僕は咄嗟に姫路さんを突き飛ばし、僕自身も受身を考えずに横へ飛んだ。
姫路さんに危害を加えることは考えにくいけど、もし流れ弾が当たったりしたら大変だからね。
―――グサ!
僕が居た場所に包丁が刺さる。これはさすがにシャレにならない。いつもシャレになってないけど。
とりあえず起き上がろうとすると、いつの間にかムッツリーニが僕の前で包丁を構えて立っていた。
「……明久」
「ムッツリーニ!?ちょっと包丁は僕本当に死んじゃうよ?」
「……明久、お前は殺す」
「バカと恋と三角関係!?」
第1章
「亀裂」
完
長文すみません><
続きは明日投下します。
ざわざわ
そろそろくるかな!?
お待たせしました♪
そろそろ投下します
有名人気どって我が物顔でスレ独占すんな、即興やりたいならVIPでやって来い
テメェのSSスレじゃなくて皆のSSスレなんだよと
罵られてもいいからこれだけは言いたかった
>>130からの続き
〜〜〜秀吉サイド〜〜〜
明久には部活があると言ったものの、今日は部活は休み
ムッツリーニには『……今日は早く帰れ』と言われたのはよいが……
胸が苦しいのじゃ。張り裂けそうなのじゃ。
帰る前に保健室で少し休むとするかの
―――ガラ!
保健室のベッドで休んでいると、島田が入ってきてそのままワシの方へ来た。
「木下……。アンタもアキのことが好きだったのね」
島田が言う。じゃがワシはそのまま寝たふりをすることにした。
すると島田はそのまま喋り続けた。
「ウチも、アキと瑞樹が付き合い始めたって聞いたときは落ち込んだわ。
でもね、ウチは諦めない。だって……アキが誰のことを好きになっても
ウチはアキのことが好きだから」
島田の言葉とは思えぬ正論なのじゃ。
じゃが、ワシは……。
『お姉さま〜!何処にいるんですか!?』
遠くから清水の声が聞こえる。すると島田は慌てて
「それじゃあね。お互い、瑞樹に負けないようにがんばりましょ」
と言って窓から出て行ってしまった。
島田はワシに用がある訳ではなく、清水から逃げておったのか。
ムッツリーニと話して、ワシは明久のことが好きなのじゃと自覚した。
島田と話して、一度好きになったら簡単には諦められぬということがわかった。
じゃが、ワシは明久に想いを伝えてもよいのじゃろうか?
ワシは一体どうしたらよいのじゃろうか?
そんなことを考えながら、ワシはもう一度眠りについた
136 :
声は若本規夫:2010/09/21(火) 20:14:33 ID:iSoMPmJI
自分が読み手を惹きつけるSS書けないから八つ当たりか、見苦しいぞ!
別に独占してなくね?
時間的な話じゃないかな?
1レス30分も掛けて投下って普通はしないし
全て出来上がる→コピペで投下が基本だしもしも作りながら投下だとしたら、ねぇ
数レスで3時間以上の投下はちょっとな・・・
他の人が投下してる最中だと、書き込みしづらいし
少ない書き手をマナー云々で潰すなよ。
その他の書き手が書き込みにくいんだよ
長々と時間かけて投下されるとな
それは他の書き手が言うことじゃないのか?
第三者がウダウダ言うことじゃない。
とりあえず、姫路さんの名前を間違えちゃう人は
お嫁に行けなくなるチュウをされるべき
>>143 うん、そのレスですっげー投下する気が萎えた
引退なんて言うのもおこがましいがきっかけをくれてありがとうよ
135さんが戻ってきてくれると良いね
147 :
赤:2010/09/22(水) 01:22:08 ID:OgW4CMHV
みなさんはどんなカップリングがお好きで?
明久絡みなら何でも
男女なら何でも。美波絡めば俺得
マイナー、カップをみたい
雄二×美波
秀吉×姫路
のようなのが
ムツ翔子とか明久愛子とかポッと浮かんだけどないな
後者はともかく前者は接点なさすぎ
普通に雄二×翔子がみたい
内容は普通じゃなくてもいい
「お…おい……翔子!!やめっ……ろ……………っ」
「大丈夫……………あとで始末するから」
「そ……そういう問題じゃねぇ!!」
「……………」
「…………くっ………や…やめろ翔子」
翔子「……………雄二が悪い」
「な、なんでだよ!」
「……浮気した………………吉井と」
「してねぇよ!!てか、そもそもお前と付き合ってもいねぇだろ!
そして、なぜ明久なんだ!」
「雄二の携帯みたら吉井の方が私よりメール数が多かった
それと試召戦争で負けたら私と付き合うと約束したはず」
雄二「………そんなの覚えてない」
翔子「そう…………それじゃあ、もっと」
雄二「すいません!覚えてます!だからロウソクを持って近付かないでください!」
「………」
「残念がるな!!」
なんか、すいません
玉野×アキちゃん
こんな格好したくなかった
けど、こうするしか方法はなかったんだ
僕はFFF団から逃げるために女装していた
衣装は秀吉が貸してくれた
「うわ、ここも!」
「吉井がそっちにいったぞ!!」
「!……はぁはぁはぁ」
「くそ、どこも逃げ場ないよ!」
そんな時
女子更衣室
今なら………
大丈夫だよね
ガタン!
「う、嘘」
「……」
女子がいた
なんて運がないんだろう
ばれてはないみたいだけど
「………皆のアイドル、アキちゃんが来てくれるなんて」
「あ……」
玉野さんだ、つい最近、告られた相手だ
……逃げなきゃ、でないともっと酷い格好させられるような気がした
とりあえず、女子更衣室から出ることにした
「ご、ごめん玉野さん
それじゃあ僕はこれで!」
「待って下さい!」
「………」
聞こえないふりをしよう
「待って下さい!!」
「ぐへ!!」
「玉野さん!絞まってる絞まってる!!」
「アキちゃ……吉井君」
「うん…まず、君、絶対僕のこと心の中でアキちゃんって言っってるよね」
「アキちゃ……吉井君……ちょっといいですか」
「ごめん、僕今逃げてる途中だから、また今度にしてくれないかな
それと、絶対アキちゃんって心の中で思ってるよね」
「あのですね」
「って、聞いてないし!」
「あの私と付き合って下さい」
「ええっと」
この前もこんな会話した気がする
「あ……そっか……坂本君が好きなんだよね」
「違うよ!!あれは誤解なんだよ!」
「え?そうだったの、私、驚いちゃった」
「おい、吉井がいないぞ!」
「どこに逃げやがった!」
「……っ」
やばい、追っ手が近い
「あの玉野さん僕」
「…アキちゃ………吉井君!!私、努力します
アキちゃんの好きなお洋服だっつ作りました
だから、付き合って下さい」
「ええっと…」
どうしよう、こんなに返答が困るなんて
でも、付き合ったりしたら、毎日FFFに処刑される気がする
それと、作りましたって…なぜ過去形なのだろう
「殺しちゃうヨー」
「姫路さんの手作り☆☆☆を貰うなんて許せねぇ!!」
凄い近い!
「玉野さん、僕そろそろ……玉野さん?」
「手作りって、手作りを貰ったんですか」
「え、それは」
多分、姫路さんの手作り弁当のことだろう
「酷いです、アキちゃ………吉井君」
「………」
「私だって…私だって!
手作りのお洋服を作りました!」
「………え、服」
「アキちゃん!」
「って、もう完全にアキちゃんっていってるよね!」
「比べて下さい、私が作った服と姫路さんという人が作った服を比べて下さい!
今、もってるの」
「おかしいでしょそれ!
それと、着ないからね!」
「この服…アキちゃんが…ハァハァ」
「……」
やばい、玉野さんが暴走した
「あの、玉野さん、僕これから用事が」
「これなんかどうですか!ハァハァ」
「って何するの!」
玉野さんが僕が来ている服を脱がせようとしてきた」
「や、やめて玉野さん」
「可愛いから、本当に可愛いから、凄く可愛いの」
「可愛いのはわかったから、お願いだから脱がさないで!」
ここはお前の日記帳じゃ・・・いや・・・好きにすればいい・・・
こういう空気、嫌いじゃないぜ
俺は大嫌いだけどな、こういうハタ迷惑な奴
どっかに隔離しとけ
潰しが酷いね、悲しくなるよね
あえて空気読まず
ムツ秀作者帰還マダー?(゚∀゚)
Fクラスの生徒は自分勝手で困る。
てめえが隔離されとけ。
投下時間見る限り書き溜め無しで書きながら投下して切り宣言も何も無くぷっつり終わってるんだぜ
しかも内容はエロ無し殆ど台詞のみ、内容も原作での既出ネタを使いまわしてるだけにしか見えない
>>164 じゃあお前が書けよw
文句ばっかいってんじゃねーよ
>>162 まだ見たいって人が居てくれて嬉しい、アリガト!!
とりあえず今書き溜めてるところ。
書き終わったらどっかにうpして告知だけするよ
さすが執筆者の165さん、大口を叩くだけのことはある
>>165 駄作擁護ばっかしてんじゃねーよ
お願いしますって言えたら書いてやるよw
もうやめて!
私の為に争わないで!!
>>ID:6PNKi3RL
お前が消えれば全て解決。
そしてこいつはこの後IDを替えまっす
バカしかいないのか
173 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:52:56 ID:/P1jFJOM
さすがFクラス
freedomのFか
foolでfreedomだけどfunnyなFクラス
個人的には、明久×美波を描いてほしい…
俺文才ないから。
>>177 まずは書いてみろ
文才のあるなしを判断するのはお前じゃない
ごめん、俺SMしか書けないから・・・
俺エロは書けないし……
そういや玲さんが言ってたな、バカだからを言い訳に努力を放棄しちゃダメだとか云々
お話書くのに文才は要らない
根気は必要だけど
183 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 23:46:18 ID:UAkNaatq
玲さんはこうも言っていたぞ「一緒にお風呂か一緒に添い寝どっちがいいか」て言ってたっけ
ハーバー保っ守法!
神マダー?(;Д;)
神は言っている――
ここで投稿するさだめでは無いと――
いちばんいい(ネタ)のをたのむ!
姫路より美波の方が応援したくなるのはなぜだろう?
美波の方がハンデがあるからかな?
190 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 19:00:39 ID:50xj8QEh
僕はこのスレで神になる!
一番いいSSを頼む
八巻を読もうと思ったけど表紙と1ページ目の葉月ちゃん見て満足したわ
なにが言いたいかと言うと葉月ちゃんのSSの続きはまだだろうか?
このスレって、エロ系ありですか?ああそうだ。ssかきます。 注・pspでやっているので、投下するのがおそいです。
タイトル「俺と翔子の忘れられないあの日」
雄二「おーい、翔子」
翔子「なに?雄二?」
雄二「あれ、とってくれ。」
翔子「はい、」
雄二「お、サンキュ」
翔子「ん」
いま、翔子がきている。まあ、それは問題じゃない。
じゃあ、なにがもんだいかというと、それは、
雄二「おい、翔子」
翔子「なに?雄二?」
雄二「おまえ、たのむから、ふくをきてくれ」
翔子「?なんで?」
そう、なにが問題かというと。いま、翔子は服をきてないんだ。
雄二「だから、おれが・・・・・」
翔子「雄二が・・なに?」
雄二「////なんでもねぇよ、いいからさっさと服きろ」
翔子「・・・・・・・ゆうじは・・・」
雄二「あ?」
翔子「・・・・・雄二は、わたしが裸になっても興奮しないの!?」
雄二「ぶぅっ!な、いきなりなにいいやがる!」
翔子「だって、ゆうじこのまえ、キスしてくれたのに、ぜんぜんあれだし」
雄二「翔子・・・・・いいか、これだけはいっておく。」
こいつにいわなきゃならない。そうこいつに・・・
えーと、すみませんつづきは、あさにかきます。あと、だめなとこあったらしてきよろ
悪いところよりいいところ聞いたほうがいいんじゃないかな
完結まで感想は控えておく
っと、いかんな、これを忘れるとは
続き楽しみにしてまっせー!
ねようとおもってたんですが、つづきかきます。
雄二「翔子」
翔子「・・・・なに?雄二」
雄二「いつか、おまえにいったよな。おれは、おまえの夢を笑わないって」
翔子「・・・・・うん」
雄二「おれは、おまえがどんな夢でもわらわない。だけどな応援はしてなかった。」
翔子「・・・・・」
雄二「・・・おれは、ずっとおまえへの罪の意識をいだいてきた。」
翔子「・・・・・・」
雄二「だけど、最近おまえへの罪の意識がなくなってきた」
翔子「・・・・・・」
雄二「そして、最近おれは、おまえの夢を応援するようになった。」
翔子「!?・・・・それって・・・・」
雄二「//////だからさっきあまえに服着ろっていったのは、意識しまくっちゃたからで・・・・・ああもう!いいから服着ろ! 」
翔子「・・・うん!」
翔子、それでもやっぱりおまえは・・・・・保険体育の参考書はゆるしてくれないんだな・・・・
こんな感じでどうですか?
いいところとだめなところ指摘してください。よろ
いいところ:フリーダムなところ
わるいところ:意味不明というか何を目指してるか分からないところ、それと漢字
>>203 ありがとうございます。なるほど、俺のかいたやつにはこんな欠点が・・・・・
あと、漢字はPSPでやってると、だまに変換に失敗しちゃってやってなかったです。
すみません、しかし、いいところをいってくれるのは嬉しいです。
またSS書かせていただきます。
次から普通にしゃべります。
巨乳とポニテとバカ争奪戦 〜コスプレ百花繚乱! 誘惑の実技指導〜
っていう同人ゲーがあったけど面白いのかな?
面白かったら買うけど。
検索すればすぐ出ると思うけど…絵しかないからなぁ
内容はわからんよ。
>>205 そのゲームの美波は貧乳ではな・・・うわっ、こらなにす(ry
>>178の発言に心を打たれた。
以前書いたSSを投下しようと思う。
暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しい。
※注意
・エロありだけど少なめ。
・明久×姫路さん
・もし7.5巻の召喚獣が本音を吐いちゃったら……っていうお話。
以前似たテーマの素晴らしい作品がありましたが、それとは無関係。
今、本音をしゃべる召喚獣が僕の深層心理の核心を外部にカミングアウトしようとしている。
「あの、……突然ですけど――――あ、明久君は……好きな人はいますかっ!?」
「ほぇ?急にどうしたの?」
その手の話題は(いろいろな意味で)危険なので、いつもどおりとぼけてみせる。けど……
<<えっとね。僕が好きなのはね、>>
今日はこの召喚獣がいるので無駄のようだ。
「飛んでけボールのように!」
ほんと、本人が目の前にいるんだから、変なこと言われると困るんだよ!
フィードバックなんて構ってられない! 僕は自分の召喚獣を蹴り上げる。
だけど――――――
サッ
「かわされた!?」
そういえばこの召喚獣、召喚者の意思に逆らうんだっけ……。てことは行動も逆らうんだよな……。
<<姫路さんだよ!>>
「「!?」」
っ!完全に嫌われた!こんな馬鹿で甲斐性なしで(以下略)な僕に好意を抱かれているなんて知ったら姫路さんはきっと僕を避けるだろう。ああ、もう終わりかな……
「……明久君…………本当ですか…………?」
……っと思ったんだけど、そうでもない……のかな?助かった……。
というか、顔を赤らめて上目遣いとか反則だよ姫路さん!
「あの……えっと……その……」
どうフォローしようか……?
「私は…………好きです…………」
「ふえっ?」
今姫路さん、なんて言った?
「私は明久君が大好きです!!明久君が……好きで好きで、たまりませんでした。……明久君は……私のこと……」
「…………」
「……これは本当の明久君の口から聞きたいです……明久君は、私のこと…………」
このとき僕は自分自身が信じられなかった。自分に好意を寄せてくれる人がいて、しかもそれが自分の好きな人だということが。こんな僕でもそんなことがあるんだ、と思った。
好きな人に告白するって言うのは、例え相手の気持ちを知っていてもそう簡単にできることじゃないと思う。けど、姫路さんは僕に自分の気持ちをまっすぐに伝えてくれた。
姫路さんがそう言ってくれているんだから、僕も応えないわけにはいかないじゃないか!
「姫路さん……僕も…………好きだよ……」
「!!」
そう、僕は姫路さんが好きだ。愛している。だから、僕は姫路さんをゆっくりと抱きしめた。
「明久君……嬉しいです……」
「僕も……嬉しい……」
「明久…………君……」
姫路さんはそういいながら目を閉じて、顔を僕のほうに寄せてきた。これって……。
「姫路…………さん……」
僕も吸い寄せられるように姫路さんのほうへ顔を寄せていく。
お互いの唇がどんどん近づいていく。
トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ
心臓の音が頭の中で鳴り響いている。
すぐ近くに姫路さんの吐息を感じる。
そして――――――――
「……んっ……」
「……んむっ……」
唇が、触れ合う。
「……あき……ひさっ……くぅんっ……!」
「……姫路……さんっ……!?」
と思ったら、感情を抑えきれなくなったのか、姫路さんが僕の口内へ舌を入れてきた。
「……ふぁっ…ん……はぁっ……」
「……んっ……むぁっ……ふぁっ……」
姫路さん、スイッチ入っちゃったかな……?すごい積極的……!
だめ、頭の中真っ白になりそう…………!!
「……ぷはっ…………はぁはぁ……」
「……んんっ…………はぁはぁ……」
すごく長い間キスしてたと思う。
「えへへ……明久君が……初めてです……」
「……そっか。ごめんね。僕は初めてじゃなくて……」
僕のファーストキスは美波に持っていかれたからね……。
「………………」
「どうしたの、姫路さん?」
「……明久君!!」
「うわぁっ!?」
押し倒された。
「んむっ!?」
また、キスされた。だけど、さっきの優しいやわらかい感じのとは違う、僕自身を求めるような強いキス。
「……はぁ……ふわぁ……んっ……」
「……んぁ…………ふっ……はぁ……」
また……頭の中が真っ白になっていく。
「ふぁ…………どう……したの……姫路さん……?」
「明久君のファーストキスは、美波ちゃんにもっていかれちゃいました……。…………だから、明久君のはじめては私がもらいます!!」
「ふぇっ!?ひ、姫路さん、何を言って…………」
姫路さんは爆弾発言した後、僕の股間のほうに移動していった。
「だ、ダメだよ姫路さん!そういうことは、大人になってからじゃないと……」
「……明久君は、嫌ですか?」
「ふぇ?」
「明久君は、私とこういう事をするのは嫌ですか?」
不安げな瞳で僕を上目遣いで見つめる姫路さん。別に、嫌ってわけじゃない。むしろ僕はこういうこともする関係を望んでいたはずだ。ただ、こういうことをするのは早いし、まだ心の準備だって……。でも……
「……嫌じゃ、ないよ。逆に、嬉しい」
「!じゃ、じゃぁ、いっぱい気持ちよくしてあげますねっ」
姫路さんはそう言って、顔を赤らめてちょっと恥ずかしそうに、けど嬉しそうに笑う。
そう。嫌なんかじゃない。むしろ、好きな女の子とこういうことができるのは嬉しい。これで、僕たちが結ばれるのなら。
姫路さんが僕のズボンを下ろし、パンツを脱がす。元気な僕の登場だ。
「!!……けっこう、大きいんですね……」
別に、これが普通だと思うんだけどなぁ。女の子から見ると大きく見えるのかな?
「……ん、クチュ……んむ、ぷはっ」
姫路さんが一生懸命僕を舐めまわす。その快感と姫路さんの顔が反則なまでに可愛いせいで、僕はかなり限界に近づいてきた。
「……っ、姫路さん、で、出るっ。」
「……いいですよ。いっぱい出してください。」
ドピュッ、ピュッ、……ピュッ
姫路さんのきれいな顔に、僕の精液がかかる。
「……ふわぁ…………んっ……おいしい…………。」
姫路さんはそれをなめて感想を述べる。なんていうか、すごく……エロイです……。
「……姫路さん、もう……いい?」
だめだ、こんな淫乱な姫路さんを見てたらもう我慢できない。
「……明久君……。はいっ。お願いしますっ。」
そう言って、姫路さんは横たわって、自分の秘部を指で広げる。
「……いくよ、姫路さん。」
「はいっ。」
僕は僕を姫路さんの中に入れていく。
「ん、……くぅっ、けっこう、きつい…………」
「んぐっ、……ふあっ……ああっ!い、痛っ……」
「大丈夫!?姫路さん!」
姫路さんが辛そうな声を漏らす。
「大丈夫……です。ちょっと痛いけど、明久君と一緒なら……」
「姫路さん……わかった。痛かったら、爪を立ててもいいから。頑張ろう」
「はいっ」
今は半分ぐらい。あと少しだ。
「……くっ」
「……ああっ!……くあっ……」
背中に爪が立てられる。少し痛いけど、こんなの姫路さんの苦痛に比べたら!
そして、僕が姫路さんの中にすっぽり収まる。
「……はぁ、入ったよ、姫路さん」
「…………ん、ふぁ…………すごい……本当に入ってる……」
「……動いても、大丈夫かな?」
正直、今にも腰が動きそうで止めるのに必死なんだ。
「……はい。一緒に、気持ちよくなりましょう……」
ニコッっと笑ってそういう姫路さんの目には痛みからくる涙が光っていた。けど、その表情は全然苦しそうじゃなくて、むしろ僕とつながれたことに喜びを感じてくれているみたいだった。
「……ごめん、姫路さん」
もう、我慢できそうにない。
「ふあっ!?あ、あきひさっ……くぅん!」
一気に姫路さんを突き上げる。
「ひぐっ……うあっ…………ん、ふぁ……んんん!!!」
最初は痛がっていた姫路さんも、だんだん慣れてきたようで、今は快感のほうが多く感じているみたいだ。
「あっ、あきひっ……さっ……くんっ、もう、私…………」
「僕も……もう、だめ…………っ」
「一緒にっ、……いこっ」
「うんっ…………」
僕は腰を更に加速させる。
そして、二人に絶頂が訪れた。
「くぅっ!」
ドピュッ、ピュッ、ドピュッ―――
「ふわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!」
どう考えても外に漏れているような声をあげる姫路さん。
そのまま、二人で横になって快楽の余韻に浸る。
「「…………はぁ、はぁ……」」
「明久君…………」
「ん?なに、姫路さん?」
「……好き…………」
「……僕は、大好きだよ」
「……大大大好き…………」
これって無限ループするのかな?
「大大大大好きだよ」
「愛してますっ」
「あははははは」
「えへへへへへ」
けど、そうしてるのが、すごく幸せだった。
―――――――数十分後
「あー!どうしようっ!?」
冷静に考えたら姫路さんに中出ししちゃったよ!?うわぁっ!妊娠させちゃったらどうしよう!?ああああああ避妊しとくんだった!!!
「……明久君?」
「はいっ!」
いくらなんでもやりすぎだよね。どんなお仕置きが来るんだろうと身構えていると……
「責任……取ってくださいね……?……んむっ」
「……んくっ」
姫路さんが口付けしてきた。予想外の反応だ。
まぁ、大丈夫……かな。姫路さんと一緒なら、何でも何とかなる気がする。
「明久君」
「なに?姫路さん」
「……私のこと……瑞希って呼んでください。私も、明久って呼びますから」
「……瑞希」
「……明久。……えへっ。なんだか照れくさいですね」
「そうだね。」
けど、すごく、充実してる時間だった。
……そういえば、最初のキスのときあたりからみんないなくなってたけどどうしたんだろう?まぁ僕らにとっては好都合だったし、良かったからいいか。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「うくっ、うえっく……ひっくっ」
「島田よ、いいかげん泣き止んだらどうじゃ。失恋して悲しいのはわかるが、いつまでもここに居続けるわけにはいかんじゃろう」
「まぁ……ババァ室であんな事してるあいつらもあいつらだよな。タイミング逃してとめることも出来なかったしなぁ」
「…………すまない」
「……別に土屋は悪くないわよ……あんたらが盗聴してるのを勝手に聞いたのはウチだもの……。……そうよね。いつまでも泣いてたって変わらないもんね。
……よし!あの二人を支えてあげよう!ウチにはそれぐらいしか出来ないけど……あの二人は……ウチの、大切な仲間だもん!」
「そうだな。それでこそ島田だ」
「ようやく立ち直ったか」
「…………でも、不完全」
立ち直ったはずの美波の目には涙が浮かんでいた。
「あっ、おはよう。瑞希」
「おはよう。明久っ」
「あはは、なんか変な感じだね」
「?なにが?」
「だってさ、昨日まで瑞希はずっと敬語だったじゃん。それが急にさ」
「だって、明久って呼びたいもん。そうすると自然にタメ口になっちゃうのっ」
「ま、タメの瑞希も可愛いからいいけどね」
「!!!」
「おいお前ら。朝っぱらからいちゃついてんじゃねーよ」
「あ、おはよう雄二。朝っぱらからチンピラみたいなせりふだね」
「おはようございます、坂本君」
「まったく……まぁ、昨日アレがあったしな。仕方ないといえば仕方ないか」
「「!?」」
まさか雄二のやつ昨日のこと知っているのか!?
「…………おはよう」
「うわぁ、ってムッツリーニか。……ん、ムッツリーニ……?」
ってことは、盗聴されてた!?
「…………ばっちり録音してある」
「うわあああああ!!」
みんないないと思ったらコソコソと盗聴していたのか!なんて悪趣味な!
「…………カメラもつけておいた」
「何で気付かなかった僕!」
不覚だ……。
「つ、土屋君!そのデータください!」
「ねぇ瑞希!?今のセリフには一番大事な『消して』と言う単語が抜け落ちてるよ!?」
「……1本3000円」
「?なんか安くないですか?」
華麗にスルーされた。
「……5本立て」
「……15000円ですか……ちょっと厳しいけど……買いますっ」
「買うの!?15000円もする僕らの人前では言えないデータ買っちゃうの!?」
「いいじゃねぇか、明久。お前と姫路の愛の証じゃねぇか。」
「他人だからそんなこといえるんだよ雄二!そこまで言うならいいよ!今度霧島さんに雄二を「誘う」ように言っておくから!ついでにムッツリーニの隠しカメラ付きで!」
「!?てめぇ、俺らとお前らは状況が違うんだよ!無理なことするんじゃねぇ!」
「うるさいぞ、明久、雄二。……まったく、お主らは朝っぱらから騒ぎすぎじゃ。島田を見習ったらどうじゃ」
「…………」
「あ、おはよう美波。今日はやけに静かだね。」
いつもなら速攻関節技を決めてくるのに。
「…………」
「?」
「あ、明久……美波ちゃんはそっとしておいた方が……」
「え、なんで?」
「お前、まだ島田の好意に気付いてなかったのか」
「まあ、明久だから仕方ないがのう」
「……鈍感」
「へ?」
美波の好意?それって、美波が僕を好きだってこと?
「まさか」
「……ねぇ、アキ……」
!!!
「な、なんだい?美波?」
後方から凄まじい殺気を感じる……!
来るべき衝撃に備えて歯を食いしばっていると……
「…………おめでとう……」
「ふぇっ?」
あれ?攻撃がこない。いつのまにか殺気も消えてる。
「……瑞希とのこと。」
「……美波も知ってたんだ…………ありがと」
「…………っ」
「あっ、美波!?」
何だ?今日の美波かなり様子がおかしいぞ?今度は急に走ってっちゃった。
一応、追いかけていったほうがいいのかな?と思って追いかけようとすると、
「今はお前が行っても逆効果だ。おい秀吉、行くぞ」
「お、おう」
と雄二に止められてしまった。
「…………?」
雄二と秀吉まで。どうしたんだろう?
ここでちょっと考えてみる。
僕と瑞希が恋人同士になったことはここにいるみんなが知っているようだ。
そして、美波が僕に好意を寄せているようなことを雄二が言っていた。
「おめでとう」と言ったあとに走り去っていった美波。
……ああ、そういうことか。いくら鈍い僕でもわかった。
わかったけど……どうすればいいんだろう?
僕は瑞希のことが好きだ。愛している。それに、確かに美波のことも好きだ。でもそれは、異性としての好きではなく、大切な仲間としての好きだ。
…………僕は、どうすればいいんだろう?
「……戻ってきた」
頭の中でめずらしく考えていた僕を現実に引き戻したのはムッツリーニの声だった。
「美波……」
戻ってきた美波はどうやら泣いていたようだ。目が赤くなっている。
「アキ…………」
「美波、あのさ……」
「ウチ、二人を応援することにしたからっ」
「僕は……ってあれ?」
なんか、すごく強引に割り込まれた気がする。
「アキと瑞希はウチの大切な仲間だもんっ。その二人が恋人同士なら、それを応援するのが仲間でしょっ。そういうことだからっ」
「……美波…………」
そういう美波の頬に涙が伝う。それを拭いながら。なおも語る美波が痛々しかった。
「だから……アキも、瑞希も、ウチのことは気にしなくていいよ。ウチは、ウチなりに頑張るから」
「美波ちゃん……それで、いいんですか……?」
「いいのよ……ウチは、瑞希に負けた。ウチには、もしアキの召喚獣にあんなこと言われても告白なんか出来なかった。瑞希にはそれが出来た。だから瑞希の勝ち。」
「美波ちゃん……」
「ウチがいいって言ってるんだからいいの!ウチは、アキとも瑞希とも、ずっと仲間でいたいし。ね?」
「……わかりました」
「……ひとまず、決着はついたみたいだな」
「そうじゃの。やっと勝敗がついたのう」
「……姫路の勝利」
「だが、島田が仲間じゃなくなるわけじゃないしな。ただ単に、このグループの中で明久と姫路がくっついた。それだけの話だ」
「雄二……おいしいとこもってかないでよ、前半のセリフは僕が言おうとしたのに……。ま、そのとおりだよね。僕らはずっと仲間だ。ただ、僕と瑞希との距離が縮まっただけ。それ以外は、変わらない。そうだよね、みんな?」
「そうじゃ。わしらはずっと仲間じゃ。」
「……腐れ縁」
「きっと、大きくなってもずっと仲間ですよね」
「…………みんな…………はは、なんか、自分がバカらしくなってきた。こんなに強い仲間に囲まれているのに……。そうよね。ウチらはずっと、仲間よね」
「これからも、よろしくね。みんなっ」
「ああ」
「おう」
「……(コクッ)」
「ええ」
「うんっ」
「はぁっ……はぁっ……うぁっ!」
「えへへ……どう、明久?気持ちいい?」
「ふぁっ……だ、め…………そんな……首、舐めちゃ……」
「あー、気持ちいいんだ?もう、素直になってよ」
「ふああぁぁっ!」
「あ…………うーん、ちょっとやりすぎたかな……?」
明久は失神してしまったようだ。どうも明久は首が弱点らしい。
そのうち明久は落ち着いた寝息を立て始める。
「でも……明久の寝顔……かわいい……」
もともと明久の顔立ちは悪くない。瑞希のような恋する乙女にはそう見えるのだろう。
「……おやすみ……明久……。また、しよう?」
すやすやと寝息を立てている明久の唇に、瑞希は軽くキスをした。
Wordからコピペしたので、変に長い行がorz 読みづらくてごめんなさい。
っていうかもともと文章が読みづらいかorz
それでも、こんな俺に投稿する勇気をくれた
>>178ありがとう。
そしてこんなひどい文章を読んでくれた人、もしいたらありがとう。
駄文失礼しました。
GJ!
いつか美波がくっつく話も書いてくれ!
222 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 00:30:44 ID:4qSPlODz
翔子雄二の純愛エロ読みたいage
>>220 前に同じ題材の奴があったが、
これもまた違った味が出ている。誠にもって良作よな。GJじゃ
>>221 では俺も便乗しようか。
>>220よ、是非頼もう!
何分最近は美波分が本当に少なくての
ワードは結構面倒だからテキストソフトを探してみるのもいいかもしれない
明久が秀吉と間違って優子のほうを押し倒してしまうのが読みたいんだけどな
「秀吉!キミはやっぱり女の子だったんだね!!」
「違うって言ってるでしょーが!!」
226 :
220:2010/10/18(月) 07:05:45 ID:RzM0Ek0r
みんな読んでくれてありがとう。すごく嬉しい。
まさかリクエストが来るなんて……
よっしゃ、時間ができ次第書いてみる。
>>224 メモ帳とかで大丈夫かな?
ワードよりは見やすいよね。
terapadオヌヌメ
>>220 GJ!!よかったっす、
>>221さん、僕も賛成、明久×美波ってなんか見ないんですよね。
ぼくは、いま秀吉のほうをやってるから、だれか、お願いします、
ワードなんて必要ない
俺にはメモ帳で十分だ!
↓ 数時間後
保存もバックアップも取れてねぇのにフリーズしやがった……
これのせいで何回心を折られたか
だからこまめにctrl+sを押せとあれほど・・・
俺はワードもメモもどっちも使ったな。
一行書いたら保存のペースでやってた。
問 織田信長が家臣の明智光秀に討たれた事件をなんというか。
・姫路瑞希の答え:本能寺の変
・教師のコメント
正解です。これを機に豊臣秀吉の天下統一が始まるんでしたね。
・吉井明久の答え:本能寺の恋
・教師のコメント
キチンと覚えようとした努力は伝わります。漢字のミスには気を付けてください。
・霧島翔子の答え:本能の恋
・久保利光の答え:本能の恋
・清水美春の答え:本能の恋
・教師のコメント
二年生の一位二位が同じ答えを書いているので実はこっちが正解なんじゃないかとさえ思いました。
ちゃんと理性で恋をしてください。
・工藤愛子の答え:本能
・教師のコメント
そこで止めるのはどうかと思います。
みんなってどのカップリングが好き?
急にごめんなさい
>>232 ワロタwww
その調子でどんどん書いてくれ!
>>233 姫路×明久
美波×明久
どちらも受け攻めは問わない。
やっぱり王道でしょ。
>>233 ムッツリーニ×愛子
明久×優子
雄二×翔子
>>232 こういうの好きだw
>>233 明久×瑞希
明久×美波
明久×優子
明久×玲
明久×葉月
明久×翔子
明久×清水
明久×愛子
明久なら秀吉がいるはず
>>241 あれって明久×優子さんってことになるのかな?
>>237 どんだけ明久好きなのよ、あと翔子さんだと難しいんですけど、清水さんとかはレベルが高すぎます。
その他だったら書けそうだな・・・頑張って書きます。
明久×玲さんこそが最強
玲さんの一人旅というのも風情があって中々
明子×明久
明久「そして僕は見つけたんだ……世界中の女性や秀吉に白い目で見られずに、快楽を掴む方法を!!」
他 人 が 駄 目 な ら 自 分 を 貫 け !
明久「という事で雄二、白金の腕輪(召喚)貸して」
雄二「なにする気だ」
明久「モチロン、ナニ擦る気だよ」
雄二「帰れ」
そう言えば
>>245を実現出来るのか明久www
という事は、あの腕輪を貸してやれば秀吉×秀吉、美波×美波・・・
明久以外の召喚獣は触れないから無理だろ
>>250 ババアの気まぐれで明久以外の召喚獣も触れるようになるとか
>>250 だから、明久の腕輪があれば、召喚獣×召喚獣がだな・・・
明久以外では、召喚獣×召喚獣を実現しても見るだけだぞ
明久なら自分の感覚としてフィードバックできるが
分身した明久の召喚獣が、秀吉を上から下から二穴攻め
こうして生まれたのがババア長総受け本である
アンケート
より良い学園生活を目指すため、充実した環境を整えるのは必要なものは何か
答えてください
・姫路瑞希の答え:不順同性交遊撤廃
・島田美波の答え:不順同性交遊撤廃
・教師のコメント
あなたたちのクラスでは一体何が起こっているのですか
・吉井明久の答え:数十人の危険な凶器を携えた異端審問官に囲まれない世界
・教師のコメント
君が明日学校の門をくぐることが出来ることを先生は祈っています
・霧島翔子の答え:17歳でも婚姻届を出せる法律改定
・久保利光の答え:大切な親友と健全な愛を育める世界
・清水美春の答え:大好きなお姉さまと愛し合える世界
・教師のコメント
あなたたちはまず落ち着いて手の平に倫理、道徳と三回ずつ書いて飲み込んでください
・坂本雄二の答え:誰もいない世界に行きたい
・教師のコメント
あなたの人生に何があったのでしょうか
>>258 おお、また書いてくれた!
GJwww
ペース早いなあ。
ムッツリーニと工藤さんと秀吉は?
261 :
美子の人:2010/10/24(日) 22:37:50 ID:yMu6wnpB
「木下秀吉の災難」
「それでは木下秀吉くん、教室の中に入って来てください。」
高橋先生に促され、秀吉は教室の中に入っていった。
教室の中には女生徒しかいなかった。
しかも、面子を見るに、女生徒はAクラスとBクラスの人達のようだ。
「高橋先生よ、儂にいったい何用なのじゃ。」
秀吉は可愛らしく首をかしげた。
こうして見ると、何処からどう見ても女の子にしか見えない。
「いま保健体育の授業をしていまして、木下くんパンツを脱いで貰えませんか。」
高橋先生はそう言うと、にっこり微笑んだ。
「分かったのじゃ・・・、どういうことなのじゃ!」
秀吉も高橋先生の笑顔に釣られ、つい了解してしまった。
「何で儂がパンツを脱がねばならぬのじゃ。」
「いま、男性器について話をしていまして、百聞は一見にしかず、実際に見て貰おうと。」
「何故、儂なのじゃ。そんなものビデオで十分なのじゃ。」
秀吉は震えながらそう応えた。
震えている秀吉もかわいい。
「先生もそう考えていたのですが、優子さんが秀吉くんのはとっても綺麗と聞いて。」
秀吉の姉の優子は、笑顔で手を振っていた。
『姉上、これはどういうことなのじゃ。』
秀吉は視線でそう優子に語りかけた。
『あんた、昨日わたしのプリン食べたでしょう。」
(プリン一つでこの状況、割りにあわぬのじゃ。)
「それに木下君のなら、みんなも是非見たいといっているので観念しなさい。」
高橋先生は秀吉のズボンに手を掛けた。
262 :
美子の人:2010/10/24(日) 22:38:16 ID:yMu6wnpB
「辞めるのじゃ、手を離すのじゃ。」
数人の女子に抑えられ、秀吉は抵抗も虚しく、素っ裸にされた。
「本当に付いている。」
女子達からそんな声が聞こえた。
どうやら、秀吉に本当に付いているかどうかに関して女子達は興味があったらしい。
自分達よりも男子からラブレターを貰っている秀吉が本当に男性なのか確かめたかったようだ。
「皆さん、落ち着いて下さい。」
高橋先生は秀吉の息子に指差した。
「普段、男性器はこの様に垂れた状態になっています。」
高橋先生は言い終わると、秀吉の耳たぶを甘噛みし始めた。
「そこは、あっ、そこはらめなのじゃ。」
秀吉は耳が非常に弱かった。
(姉上め、儂の弱い部分を高橋先生に話したな)
秀吉の息子は勃起し始めた。
高橋先生は楽しげに秀吉の手を自分の胸に当て始めた。
「大きくて、柔らかいのじゃ。」
秀吉の息子は完全に勃起した。
263 :
美子の人:2010/10/24(日) 22:39:01 ID:yMu6wnpB
「凄い、真っ直ぐなんですね。」
高橋先生は秀吉の息子を見ながら感心していた。
「皆さん、これが勃起というものです。」
秀吉の息子に指差した。
「通常、カーブを描いているものなのですが、木下くんのは真っ直ぐ立っています。」
女生徒達は近くに寄って秀吉の息子を観察し始めた。
秀吉の息子は指で突かれたり、袋を摩られたりする度に女生徒たちは歓声を上げた。
Aクラスの工藤が手でしごき始めた。
「男性が自分の性器を手でしごくことをオナニーと言います。」
高橋先生は冷静に話していた。
「工藤さん、フェラチオは出来ますか。」
高は先生が工藤に尋ねると、工藤は秀吉の息子を口いっぱいに頬張った。
「この様に男性器を口で奉仕することをフェラチオと言います。間違っても噛まないように。」
工藤がフェラチオをしている間、他の女生徒は秀吉の体を舐めまくっていた。
秀吉は無数の舌に襲われ、理性を根こそぎ奪われていた。
「舌、きもちいいのひゃ。イキたいのひゃ。」
秀吉は高橋先生に哀願する様な目で言った。
「駄目ですよ。今日もっとも大切な話が済んでいないのですから。」
高橋先生は女生徒達を秀吉から引き離した。
264 :
美子の人:2010/10/24(日) 22:39:37 ID:yMu6wnpB
「次は最も大切な挿入です。」
高橋先生はいつの間にか裸になっていた。
しかもその手にはローションとコンドームが握られていた。
「皆さんはまだ若く、知識のないセックスは悲劇を生むことがあります。」
高橋先生はおもむろにコンドームを握った手を上げた。
「大切なのはちゃんと避妊をすることです。避妊に最も有効な手段がコンドームです。」
高橋先生は秀吉の息子にコンドームを付け始めた。
「挿入する前に前戯で挿入し易い状態にするのですが、時間がないのでローションのみとします。」
秀吉の息子は高橋先生の中にするりと入っていった。
「やん、真っ直ぐチ●ポ凄い。奥まで突っつかれちゃう。」
高橋先生は先程までのクールな顔は消え、女の顔になっていた。
「先生ばっかりずるい。僕に代わってよ。」
工藤は高橋先生に詰め寄った。
「駄目です。あっ、あなた達には、いっ、いー。」
「れんかいなのひゃ。いっ、いくのひゃ。」
秀吉は既に限界に達していた。
「いくー。」
秀吉は高橋先生の自分のものを放った。
265 :
美子の人:2010/10/24(日) 22:40:04 ID:yMu6wnpB
「いっぱい出ましたね。」
高橋先生はコンドームの中に溜まった秀吉のモノを見ながら言った。
女生徒達は次の授業の支度があるので、名残惜しそうに教室を後にした。
「高橋先生、恥ずかしいのじゃ。早く捨てて欲しいのじゃ。」
秀吉は顔を俯かせて言った。
あの真っ直ぐを見た後でも、秀吉が本当に男か疑ってしまう。
「高橋先生、儂もそろそろFクラスに戻ってもよいかのう。」
「あら、まだまだこれからですよ。」
「これからとは?」
「まだ、C・DクラスとE・Fクラスが残っているじゃないですか。」
高橋先生はそう言うと、秀吉に栄養剤を手渡した。
秀吉の受難はまだまだ続く。
Yaeh!
Gooood Job!
何でこんなに過疎ってんだ?
パロ板の中じゃそこまで過疎ってる方じゃないぞ
全盛期のらきすたスレとか東方スレをデフォだと思い込んでるんだろう。
明久はそのうち刺されると思う、恨みは買わないだろうけど。
明久が久保君に後ろから刺されると聞いて
たしかに、女子たちはなんかやんでるきがするから、そのうち明久と雄二刺されるなんてことも
あるかもね、んでもってムッツリ商会がなくなるかもしれない。
姫路とか病みすぎだろ
そうか?霧島さんに比べれば明久の事を気遣ってるだけマシな部類だろ
あの存在感が強烈過ぎて雄二が霧島さん以外に手を出してる絵が想像出来ん
出そうとした瞬間霧島さんに
目潰し
↓
アイアンクロー
↓
手錠で拘束
という絵が想像できるw
エロパロスレ的には既に事に及んでいると考えるべき
雄二に自覚があるかは定かではないが
276 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 23:02:50 ID:xZ5Prnq6
>>274 そこは板的にお仕置と言う名目で逆レイプだろ
翔子が雄二に嫉妬してもらうために明久と偽装デートを強制する展開とか
そして全く同じ思考回路で雄二に偽装デートを頼む瑞希とか
んでもって交換カップルが偶然街で鉢合わせ
wktk
>>277 そんな事になったら
明久は瑞希を一生誤解し続けるかもな。
で、雄二は翔子に即処刑とwww
姫路さんに子作りの仕方を教えてもらいたいな。
僕バカだから分からないんだ。頭のいい姫路さんならきっと知ってるよね?
偽物だー!
違うヨー違うヨー本物ダヨー?
異端審問会万歳!!!
お悩み相談室
今回は学年でも色んな意味で有名な観察処分者さんが出来る限り全力でお答えしてくれます
彼は知ってのとおりのバカなのであまり知識の要る質問はしないであげましょう
『うわ?紹介文にまでバカにされてるよ僕っ!!?』
2年A組代表K島S子さんからの質問
「・・・吉井。アナタには色々と聞きたいことがある。
雄二の着信履歴をチェックする度に不穏当な発言がいくつも確認できる。
『二人だけの秘密だ』『裏切ったら許さない』『僕らは一蓮托生だ』など。
雄二が私に対していつも隠し事をしているのはひょっとして全部アナタ絡みでは。
であるなら私は妻として不穏分子の排除に全力を傾けなければならない。
とりあえず、火葬と土葬とどちらが良いか選ばせてあげる。」
『ちょっとK島さん!? いきなりのっけから名指しで直撃してどうすんのさっ?
一応匿名の相談室なんだから空気読もうよ!それにもう質問じゃなくて脅迫だしっ!
何度も言っているけどそれは誤解なんだ!この僕は紛れも無く女の子が大好き!
Y二なんかと同性愛の疑いを掛けられるのは心外の極みだよ!』
2年D組S水M春さんからの質問
「こんにちわ学年一のバカで名高い最低最悪のブタ野郎さん
早速ですが、お願いがあります。今すぐ窓を開けてバンジーをかましてください。ロープ無しで。
そして地面を這いつくばって校舎裏までおいでください。ダッシュで。5秒以内に。
麗しのお姉様に抱きつかれた回数だけコンパスと定規とカッターと安全ピンを刺してあげますから」
『だからここは相談室なんだってば!! コーナーの基本概念そのものが明後日の彼方だよもう?!
何故誰も質問じゃなくて虐殺の宣言しかしない人が続くんだっ!!
S水さん、落ち着いて欲しい。キミが考えるようなやましいことはM波との間には一切無い
僕らは本気でただの『友達』(ここ強調)だから、キミらの仲を阻害するものは何も無いんだっ!』
2年A組K下Y子さんからの質問
「こんにちわ観察処分者さん。早速ですが質問があります。
私には双子の弟がいるのですが、何故かコイツがやたらモテるのです。・・・同性に。
曲がりなりにも女性である私を差し置いて何故こんなにも差があるのでしょうか。
アイツに近しい貴方から、男性としての視点の回答を希望します」
『ああ…癒される。ありがとうK下さん。僕は質問されることがこんなにも嬉しいことだなんて思ってもみなかった。
お答えすると、まず貴方が弟さんを弟さんだと思っているのは勘違いで、彼女は妹さんなんだ。
何故か頑なに自分が男であると主張しているけど、僕を始めとして周囲の男子は彼女の隠しきれない
フェロモンにみんなやられてしまっているんだ。そこへ行くとK下さんは常に近寄りがたいオーラを発していて
僕はおろか周りの男性もみんな敬遠してぼげぐごどぐがっ!!』
謎の襲撃者の乱入により、学年一のバカさんが突如曲がらないほうに全部の関節を
曲げられまくってますので、お悩み相談室はここで打ち切らせていただきます
>>284 有無。全て的を射ている…
むっ!?物凄い殺気が!?
観察処分者って学園に一人しかいないじゃないかw
288 :
ぱぱぱぱぱ:2010/11/14(日) 23:30:40 ID:E3uLo6cK
ドモはじめま!突然ですが文月学園男子VS‥女子(エロ有)どちらかというと明久ネタ書き込んでいい?
いいの考えついたんで。プロローグから入れるケド
何言ってるか分からないけど
18以上になってから来てね。
面白いことに下げられない人をあぼーん設定にしておくとそういったおかしな子のレスは殆ど消える
そこまでできるブラウザじゃねぇよ…
ここ初心者殺しが多すぎ
姫路さんをギュッてしたい
美波をギュッてしたい
優子さんにギュッってされたい
いつでも秀吉をギュッしてくんかくんかできる明久が妬ましい
優子さんは秀吉関連以外では基本怒らないから大丈夫そう
というわけで関節技をかけられて優子さんの感触を楽しんでくる
優子は秀吉関連で怒るんじゃなくて怒っても秀吉以外には手が出せないだけ
つまり優子さんは何をされても抵抗しない、と
ちょっくら優子さん抱き締めてくる
初心者だが空気を読まず投下。
※傾向…明久×秀吉、長文、純愛目指しました、あまりエロくはない、バッドエンド。
…初めての小説だから大目に見てくれると嬉しい…アドバイス歓迎。by名無し@通りすがり
―僕と秀吉と白雪姫―
ある日の放課後。珍しく秀吉から大事な話があると呼び出された。いつも散々な目にあっているので、誰にも気付かれないよう注意して空き教室に忍び込む。幸い誰の気配もなく正真正銘秀吉と二人きりなようだ。
おっと、よだれが。今日もろくにご飯を食べていないから、お腹が秀吉をデザートと勘違いしたのかもしれない。
「のう明久。お主はいつになったらワシを男じゃと認めてくれるのじゃ…?」
まったく可愛いな秀吉は。そんなことで呼び出したのかい?とっくの昔から認めていたよ。
「ごめんね秀吉。好きな子をいじめるなんて子供みたいなことして…秀吉は間違いなくオトコノコなのにね」
「明久!…ワシはっ…ワシは今猛烈に感激しておる…!じゃがその、すっ…好きというのは友達としてじゃろうか…?」
秀吉は頬を赤らめてもじもじしている。くそう…可愛いぞ!やっぱりいじめたくなってしまうじゃないか!
「秀吉のことは…ちゃんとオトコノコとして見てる。だから…分かるよね?」
「明久…そうか…ワシは明久が、ワシのことを男と認めたうえで好いて…いや…すまぬ!なんでもない!」
あれ?秀吉は急に沈んでしまったようだ。さっきまで良い雰囲気だと思ってたのに…!もしや僕の気持ちは迷惑だったんだろうか?でも…ごめん秀吉!もう気持ちが抑え切れない!
「僕はずっと秀吉のことを…男の娘として愛してゴバァ!」
「…チッ…一拍遅れた…抜け駆け許さない」
くそっ盗聴器の存在を忘れていた!
「明久!?なぜいきなり林檎を丸ごと口に含んでいるのじゃ?…それと先程の言葉じゃが、もしや、りょ…両想い…と解釈してよいのか?」
秀吉が倒れた僕を膝枕してくれている。なんとも柔らかい太股の感触が気持ちよくて、今にもお花畑が見えてきそうだ。
それにしても、酸素って、人間にとってなくてはならない存在だったんだなって実感するよ。
酸素の記号は乙だもんね。いつも乙かれ様って覚えたら間違えないね!
「明久…?だっ…大事だ!息をしておらぬ!嫌じゃ…まだ明久とはしたいことが山程あるのじゃ!」
あぁ…秀吉が泣いてる。なんて可愛い泣き顔なんだろう。もっと見ていたいのに…だめだなんだが眠…
「こっ…これはアレをせねばなるまい…!明久すまぬ!不本意じゃろうが…」
やっと秀吉が僕の口から林檎を外してくれたようだ。こんな非常事態なのにいつも客観的すぎるかな。
なにせ今僕は、天井から自分の身体と愛しい秀吉を見下ろしているくらいだ。
秀吉は何やら僕の顎を上へ向けて…
「…ん…」
「………ドバァ!」
ムッツリーニが噴水と化した。赤い噴水なんて珍しいな。いや噴血か?
一体何がムッツリーニを瀕死にさせて…
ムッツリーニの視線の先。秀吉の頭で死角になっている部分を見ようと、天井から床に降り横から覗き込むと、秀吉の愛らしい口が動かない僕の口と交わって何やらせわしなく動いている。
Oh my god!自分ちょっとそこ代われ!
なんでこんなときに限って幽体離脱なんかしているんだ!あぁ…ショックでなんだか気が遠く…
「…ちゅく…」
僕の口の中を生暖かいものがはいずり回っている。すごく気持ちが良い。ついに天国に着いたようだ。下半身まで喜びを現にしている。
まぶたを開くと秀吉の切なげな顔が凄く近くにあった。僕の口をまさぐる生暖かいものは秀吉の舌だったようだ。
歯列をなぞるように動く秀吉の舌が僕の舌に触れる。僕は逃さないように秀吉の舌に絡み付いた。
「…!」
秀吉が驚いて目を見開く。僕は応えるように秀吉のうるんだ瞳を見つめ、動きをより一層激しくさせた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて口中を犯し合う、互いに見つめ合いながら、どれだけ愛しているか競うように。
僕は秀吉の中に押し入り、想いの丈をぶつける。膝枕されていたはずなのにいつのまにか僕は秀吉を抱きしめ、押し倒していた。
熱くなった想いは舌で表すには足らず、もどかしさはきつく抱きしめた秀吉の身体を、手で、足で、まさぐりだす。
「…んあ…」
ビクッと震えた秀吉は恍惚とした表情を浮かべ、とても抗えない凄まじい色香を漂わす。僕の下半身が一段と滾ってきた。
左手で秀吉を支えながら、シャツをたくしあげ服の中に右手を忍ばせた。秀吉の素肌は暖かくすべすべして、絹のようにとても触り心地が良い。
尚も情熱は激しさを増すが、秀吉が突然、苦しそうな表情で僕の胸をドンドンと叩いた。
「…ぷはっ!」
絡ませた唇を離し、自由になった秀吉は必死に深呼吸をしている。演劇で鍛えた肺活量でも耐え切れなかったらしい。少し熱中しすぎてしまったようだ。
一方僕は興奮で息を乱してはいるものの、最中にもちゃんと鼻で呼吸していたため苦しくはなかった。
もしかしたら秀吉はずっと息をとめていたのかもしれない。本当に何から何まで可愛い。
「すまぬ…っ息が…」
多少落ち着いた秀吉はそう謝ってから、頬を真っ赤に染めた。冷静になって初めて、先程までしていた行為をきちんと認識したのだ。
僕も、ついさっきまで友情を育んできた秀吉と、清い関係にはもう戻れないのだと悟った。
性別関係なく、秀吉が好きなのだと気付いた日から、いつか訪れることを覚悟していた関係の終わりは、想いが叶った形になってもなんともいえない複雑な気持ちだった。
普通の恋愛より何倍も障害が多く、自分も秀吉も周りも傷付けるかもしれないと分かっていて、尚、気持ちがとめられなかった。
僕に秀吉を幸せにすることが出来るだろうか。
「人口呼吸は初めてじゃったのだが…明久が息を吹き返してくれて良かった…」
良かったディープキス初めてだったんだ…
「って、えぇっ!?全然人口呼吸じゃなかったよ!?」
「すまぬ…霧島が雄二に施していたのを見よう見真似でやってみたのじゃが…」
霧島さんそれ本当に人口呼吸のつもりだったの!?それともワザとなの!?
秀吉も信じて実行しちゃうなんて純粋すぎるよ!
「秀吉、僕以外に“人口呼吸”しちゃダメだからね?」
「そうじゃな。ちゃんと出来るようになるまで実践は危険じゃな。明久が息を吹き返したのは奇跡かもしれん…」
心配そうな秀吉に僕は優しく微笑んだ。
「大丈夫。僕が何度でも練習に付き合ってあげるよ」
暫くは間違った人口呼吸を美味しく頂こう。
あれ?もしかして秀吉はさっきの行為を人口呼吸しただけだと思っているんだろうか。それならば秀吉は、僕と禁じられた関係になったとは思っていない?
「秀吉、もう一度言うけど僕は秀吉のことを、友達としてじゃなく恋愛感情で愛してる。秀吉は僕のこと…どう思ってるの?」
恐る恐る秀吉に問う。秀吉はまた顔を真っ赤に染め、一度俯いてから僕の瞳をまっすぐ見つめた。
「ワシも…明久のことが大好きじゃ。恋仲になれたらと思っておった。今までお主はワシのことを女だと思っておったから言えずにいたが…」
「ごめんね秀吉。こんなに可愛いのに男な訳無いって、信じられなかったんだ。でも秀吉が何よりも大好きだって気付いて、秀吉のこと全部受け止めなきゃいけないと思った」
「明久…」
今は秀吉の一物を想像するだけで、毎夜ごみ箱がティッシュで溢れかえっている程だ。
一歩下がって正座をして背筋を伸ばし、秀吉を正面から見据えた。軽々しく口に出来る言葉じゃないと思ったから。
「大変だって…許されない関係だって分かってる。でも絶対幸せにする」
幸せに出来るか?この僕に。
何度も問うた難問の答えはいつのまにか出ていた。幸せに出来る出来ないじゃない。僕は秀吉を幸せにしたい。だから…
一度深呼吸して気持ちを落ち着かせた。頭を下げ右手を差し出す。
「秀吉…僕と付き合ってください!」
勇気を搾り出して声に出した言葉は少し震えてしまった。緊張でやけに心臓の音がうるさい。
様々な想いが頭を駆け巡り、随分長い時間が流れたような気がした。
「ありがとう明久…っワシもお主を必ず幸せにする…!こちらこそよろしく頼む!」
僕の右手を秀吉のしなやかな両手が優しく包む。僕は嬉しいのに何故だか涙が出てきて、秀吉の手を堅く握り、笑った。
秀吉は僕の頬の涙を拭い、目を潤ませながら満面の笑みを浮かべる。
そんな秀吉があまりにも可愛いすぎて、僕はまた秀吉を抱きしめ、耳元で囁いた。
「さっきの続き、してもいい?」
「…!」
ビクッとして秀吉は数秒固まった。
言葉の意味、分からない、なんてことないよね?
分からなければ分からないでまた違う楽しみ方が出来るけれど。なんだか想像するだけで下半身が跳ね上がりそうだ。
暫くして秀吉がおずおずと口を開いた。
「…お手柔らかに頼む」
秀吉。その言葉、後悔なんてしないでね。僕にはもう、滾る下半身をとめられる自信がない。
「秀吉…」
「明久…」
僕達は見つめ合い、互いの唇を近付ける。右手は秀吉の背部の腰よりやや下方を撫で回し、左手は胴を支えるようでいて親指で突起を探る。
「嗚呼…可愛いよ秀ぶるすふぁ!」
僕の口に秀吉の唇でなく、何か白い布製の物が捩込まれた。
秀吉に魅了されている間にいつのまにか周りをFクラスの面々が取り囲んでいる。
ムッツリーニ…!静かだと思っていたら応援を呼んでいたのか!
「お主ら!突然何をっ…!」
愛しい秀吉がむさ苦しい男共に羽交い締めにされ、無理矢理ズボンを脱がされた。
僕は無我夢中でそれをやめさせようと手を延ばしたが届かず、それどころかその手は別の誰かに搦め捕られ引き倒された。
「僕も混ぜて欲しいな」
口に捩込まれた布を外された僕はその声の主を確認する。
「く…久保君…!」
久保君は何故か下半身に何も身につけておらず、シャツの隙間から黒々とした得物をそそり立たせていた。先程の布は彼のブリーフだったようだ。
「さぁみんなで愉しもうか。秀吉君、アキちゃん?」
僕達の戦いは始まったばかりだ。
―了―
名無しさんの次回作にご期待しないでください!
長文乱文失礼しました。行が長すぎると警告されて書き込めなかった時は焦りました…
最初は軽いキス止まりにするつもりが欲が出ましたね。とても楽しかったです。何より初めて小説を書き上げられたのが嬉しい。ありがとうございました。
おおー乙です!!
確かにバットエンド……だが乙!!
oh…なんというバッドエンド。
だが二人なら切り抜けられるはずだ。
乙!
>>302 SM書いてたら面白かったかもね。ID的に
すごい良かった!
萌えたよ乙!
さあ次はハッピーエンドを書く作業に戻るんだ!
このノリの明久&ムッツリーニ×秀吉のギャグ調エロが見たいな!
問 次の作品の冒頭文を二行書きなさい。(一行の区切りは句点一つとする)
1)走れメロス (太宰治)
2)羅生門 (芥川龍之介)
・姫路瑞希の答え
1)メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
2)ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
・教師のコメント
正解です。近代の作品なので馴染みは薄いかもしれませんが、太宰治や芥川龍之介は現代文で取り上げられる確率の高い作家です。
一度目を通しておいて損は無いでしょう。
・吉井明久の答え
1)メロスは激怒した。そりゃあもうすっごい激怒した。
2)吾輩は羅生門である。名前はまだない。
・教師のコメント
1)起こったのは一行目で分かったので二行目ではもっと別の事を教えてください。
2)羅生門の一人称が吾輩なのと、羅生門が名前じゃなかったのに驚きを隠せません。
・玉野美紀の答え
1)メロスは激怒した。なぜ、かの邪智暴虐の王の服は中世を意識して作ってあるのにフリルがついていないのかと。
・教師のコメント
1)そんな所に激怒しないで下さい。
・玉野美紀の答え
2)そもそもフリルというのは中性ヨーロッパゴシック王朝時代に発達した文化のひとつであり、衣服を膨らませる事によって自らのボディラインを
・教師のコメント
2)続けないで下さい。
バカは感染するんだっけ
>>316 するよ、あらゆる感染経路で広がりんぐだよ
あと不治の病だから感染したら諦めてね
・木下秀吉の答え
2)ワシは秀吉である。性別はまだ無い。
・教師のコメント
吉井君、後で職員室に来るように。
>>315 乙!勝手にパロってみた、すまん。
319 :
fool:2010/12/02(木) 01:05:02 ID:81IQfhlm
白雪姫
>>302を書いた者です。読んでくださった方ありがとうございました!バッドエンドごめんなさい…
今度はハッピーエンドで康→明秀といきたいところですが、康太が戦闘不能になるのでどう回避するか考え…
ていたらなんか妄想がとまらなくなったので、今回は康太と愛子を投下します。
※傾向…土屋康太×工藤愛子(愛×康?)、長文、自慰、無理矢理、純愛目指しました。シリアス(すみません)
原作5巻までしか読んでないので、間違い等ご容赦ください。
―ボクと康太と秘密のお勉強―
「ねぇ、ムッツリーニ君はボクのこと好き?」
先生の不在を知った工藤愛子は、ムッツリーニこと土屋康太を決闘と称し挑発して、放課後の保健室におびき出した。
寝台に腰掛けている愛子に対し、康太は警戒しているのか、緊張した様子で突っ立っている。
「…………嫌いでは、ない」
しばらく逡巡していたようで大分間があいたが、康太はやっと問いに答えてくれた。
否定されなかったことに安堵を覚えたが、微妙な答えに満足できずに愛子は食い下がる。
「なら、どうでもいいとか?」
「…………!(ブンッブンッブンッブンッ)」
「良かった。じゃあ好きってことかな?」
「…………」
愛子の問いかけに康太は何も答えようとしない。
ライバルなのだから答えられなくて当然なのかもしれないが、愛子は黙秘を許そうとはしなかった。
「ボクがムッツリーニ君のことが好きって言ったら、君はなんて答えるの?」
「…………仮定の話に答える義理はない」
「そうだね。もし、なんて、卑怯だったね」
彼の気持ちが読めない。
愛子のことをどう思っているのか、好きだったとしても、果たしてそれは他の女子と違う特別な感情であるのか。
「……ボクは君とセックスがしたいな」
「…………!?(ブシャアアアッ)」
そんな卑猥な言葉が言えて、なぜ日頃簡単に使う、好き、という一言が言えないのか、自分でもおかしくはある。
本当は言えないこともないのだ。
だがそれは、普段と同じ軽い言葉になってしまいそうで、彼にもそう思われてしまいそうで、ちゃんと伝えられるか不安だった。
そして、もし関係が壊れ、こんな風に話すことも叶わなくなってしまったら…愛子にはそれが怖くてたまらなかった。
「…………俺を殺す気か……っ!」
やっと出血を落ち着かせた康太は、愛子を睨みつける。
「仮定の話じゃないよ。ムッツリーニ君はボクとセックスしたい?今度はちゃんと答えてくれるよね」
「…………っ(ボタボタボタッ)」
康太は随分答えに困っているようだ。
無理もない。彼のあだ名の由来はムッツリから来ているのだから。
近頃はあだ名を疑問視する声もあるようだが……
「…………受けて立とう」
「ふふっ、男に二言はないよね?」
彼の恥じらいと性欲の闘いは性欲が勝ったようだ。
普段の競争の延長のような答え。
しかし、愛子にはその言葉で充分だった。
彼の同意が欲しかっただけなのだから。
「じゃあ前戯から始めようか?」
そう言って立ち上がると愛子は自分の体で死角を作り、悟られないよう、寝台の端に置いていたボトルを開け素早く口に含んだ。
そのまま康太に近付き、彼の肩に手を回し引き寄せる。
左手で顎を掴むと、康太が驚く間もなく彼の唇に口づけた。
「…………!?」
鼻血対策に右手で彼の鼻をつまんでおいた。
苦しいかもしれないが、少しの間我慢してもらおう。
「……んっ……」
康太の唇をこじ開けて舌を滑りこませると、口内に忍ばせていた液体を彼の喉に押し込む。
「…………!?」
彼は抵抗したが、そのまま奥まで流し込んだ。
拒む舌は捕らえて黙らせ、苦しそうな彼に追い打ちをかけるように口内を凌辱する。
……っ……ちゅく……ぬちゃ…っ……
淫靡な水滴の音が脳髄に響き渡る。
次第に彼の眼はトロンとして、なまめかしさを醸し出し、愛子をさらにそそらせた。
お願いだから、早く落ちて?
しばらくすると抵抗する意思さえ無くなったのか、すとんと彼の力が抜けおちる。
ゴクッと喉がなったのを確認してから彼を自由にしてあげた。
ゆっくりと離した唇は互いを繋ぐようにキラキラと糸を引いている。
やっと息が出来るようになり、我に返った康太は、呼吸を荒くしながら愛子を青ざめた顔で問い詰めた。
「…………何を飲ませた!?(ダバダバダバ)」
「さぁ、なんだろうね?」
「…………くそっ罠か……っ!」
彼は保健室から逃げ出そうと扉へと駆け寄ったが、愛子はすかさず抱き着いて彼の行動を塞いだ。
「そうはいかないよ?(ピラッ)」
「…………卑怯な……っ!!(ビシャアアア)」
そんな悶着を何度か繰り返し、彼の顔が土気色を帯びてきた頃、康太が異変に気付く。
「…………!?……うっ……」
驚きで一度目を見開くと、今度は段々と眼をうつろにさせて、彼はその場に崩れ落ちた。
「…………工藤っ……何を……するつもり……だ……っ……!」
自ら太ももに爪を立て、睡魔と抵抗しようとしていたようだが、数分後スゥスゥと静かに寝息が聞こえてくる。
薬が上手く効いたようだ。
彼に飲ませたのは速効性の睡眠薬で、数時間は目を覚まさないだろう。
「君が悪いんだからね……君が……倒れちゃうから……」
愛子は誰にも邪魔されないよう、保健室のドアの内鍵を掛けた。
康太を寝台へと運んで仰向けに寝かせてから、カチャカチャと彼のズボンのベルトを解き、留め具を外す。
チャックを下ろしトランクスに手をかけると、躊躇う前に一気に引き下ろした。
「あれ?」
彼の息子は、何故か勃つ兆しをみせていた。まだ接吻しかしていないのに。
もしや彼は鼻だけが性的刺激に弱いのではなくて、下半身も鼻と同じように反応してしまうのだろうか。
あるいは、愛子の接吻にそれ程感じてくれていたのか。
そうだったなら嬉しい。
彼の性器を両手で手にとり、先端をそっと撫でると、それはピクンと少し跳ねた。
顔を近付け、色形などをよく観察してから恐る恐る口づける。舌をのばし、亀頭の部分を舐めてみた。少ししょっぱい。
口を大きく開くと、そのまま肉棒を頬ばった。
舌を使い全体を何度も執拗に舐め回すと、肉棒は徐々に硬さを増してくる。
知識を総動員して数分頑張ってみたが、康太の性器は大分硬く大きくなったものの、中々射精してくれなかった。
やはり本人が寝ていては難しいのだろう。
……もうひとつの可能性を愛子は認めたくない。
次までにもっと勉強しておこう。
諦めた愛子はスカートをたぐりあげると、スパッツを下ろした。
「わわっ!?」
スパッツとパンツの間にテラテラと光る糸が引いている。
多少濡れているだろうとは感じていたが、自分でも驚いた。
黒い生地でも濡れているのが分かる程に、周りをグショグショに濡らしたそこは、既に何かを欲している。
パンツも脱いでしまうと、熱い秘部に冷たい空気が触れ、さらに穴を塞ぐ楔を求めた。
深く寝入っている康太の半身はまだ硬さを保っている。
彼の体に跨がり騎乗位の形をとると、ソレを手に取り、自らの秘部にあてがった。
「ごめんね、康太」
いつも頭の内で呼ぶように彼の名を囁いて、ゆっくりと自らの体内に彼の得物を突き挿れる。
「……っう!……」
覚悟はしていたが、とてつもない痛みが愛子を襲った。
普段色々と自分でしていたので多少和らぐと思っていたが、やはりオモチャはオモチャだった。
これは想像を超える痛みだ。
しばらくそのまま動けなかったが、痛みに慣れ始めたところで段々と腰を落としていった。
幸い、血は出ていないようだ。
なんとか根元まで入れ終わると、ゆっくりと上下運動を始める。
「……あぅ……っ……」
腰を揺らす度、きぬ擦れの音と水滴の音が愛子の耳を犯した。
愛子の下には、何も知らず安らかに寝息をたてる康太の顔。
彼は自分の身体がまさかこんなことに使われているとは、夢にも思わないだろう。
その背徳感がさらに愛子を痺れさせる。
「……はぁ……はぁ……っ……んあっ……」
大分痛みは無くなってきた。今は代わりに気持ち良さが押し寄せている。
実際は愛子が康太を犯しているような状態だが、頭の中では彼に犯される自分を思い浮かべていた。
脳内での康太は自分を愛子と呼んでいる。
工藤、と呼び付けにされるのも充分好きだったが、皆とは違う特別が欲しかったのだ。
「……っ……こぉ……たぁ……」
愛子は上下運動を早める。
もっと、気持ち良く、なりたい。
右手を結合部の上方に持っていくと、いつもするように肥大した突起を擦った。
「……っあぁ……んっ!……」
いつもの何倍もの感覚が愛子を襲ってきた。大分神経が鋭敏になっているようだ。
もう少し、もう少し……っ
――あと少しで、終わる。
髪を振り乱しながら見下ろすと、愛しい彼の顔が目に入った。
愛子はたまらなくそれが欲しくなって、上体を傾けて彼の唇に自らの唇を重ね合わせた。
口内に侵入して舌を絡ませても、寝ている彼は、もちろん何の反応も返してはくれない。
だが、愛子はその接吻で彼と繋がっていることを改めて実感し、キュウっと膣が締まるのを感じた。
瞬間、膣の中で彼の肉棒がドクンと脈打った。
それに驚く間もなく熱い液体が内に放たれたのが分かり、敏感になった粘膜は刺激に堪えられず――
「……うぁああああっ――!!」
……頂点へと、達した。
康太に覆いかぶさるようにして、身体が落ち着くのを待っていた愛子は虚しさを感じていた。
自慰では満足できず、はやる欲望が事に及んだ。
それなのに、これではただのオナニーだ。いつも愛子が毎晩している行為と一緒。
彼を玩具と同じように道具にした。
同意を得たとはいえ、彼にこの行為が知れたら嫌われはしないだろうか。
ふと康太の顔を見やると、彼の鼻から一筋の血が流れ出ている。
身体が受けた刺激に呼応して卑猥な夢を見ているのだろうか。
「ボクの……夢だったらいいな」
彼の鼻血をティッシュで拭いてやりながらそんなことを思った。
落ち着きを取り戻した愛子は、後片付けをしようとして改めて気付く。
「……中出ししちゃった……」
彼は寝ているのでまさか出るとは思っておらず、用意していたコンドームも付けずそのまま挿入してしまった。
射精せずとも、生ですることの危険性をもちろん知っていた愛子だが、欲望に負けた。
けれど取り乱さないのは、今日はいわゆる安全日であったことと、彼の子供なら授かってもいいと思ったからかもしれない。
康太とボクの子供か……
ふふっ、今から子供の将来が心配でしょうがないよね。
愛子は自らの膣から彼の性器をそっと抜き、内から流れてきた彼の精液を手にとる。
光に当てたり匂いを嗅いだりして、まじまじと観察した。
色はミルクに近い、匂いはあまりしないが、大分濃そうである。
鼻血を出してしまう彼は普段、自慰出来ているのだろうか。ふと心配になった。
粘りを確かめようと手を垂直にすると、白濁液は掌を伝い雫となって落ちそうになる。
愛子は床に落ちる前に慌てて舌で受け取った。
ネバネバとした苦い濃厚な液体。
――嫌いでは、ない。
受けとめきれずに少し唇の端に付いたが、舌をのばして舐めとり、掌の液体も残らず舐め尽くす。
彼の性的欲望の結晶なのだと思うと美味しくさえ感じた。
後始末を終え、康太と自分の衣服を整えた愛子は、彼の隣に寝そべった。
彼は規則的な吐息とともに安らかに寝入っている。
康太は人を撮ってばかりで、自分は写真に写ろうとしないのが残念でならない。
友達の秀吉や明久ばかり取り上げられるが、康太も負けない可愛いらしい顔をしている。
――いや、みんなには君の魅力は知られないままでいい。ボクだけ、がいい。
「いつか、ボクと一緒に撮ってね、写真」
愛子は康太の腕を広げ、そっと頭をもたれさせた。
「腕枕、してみたかったんだよね〜」
康太は愛子の体重を支えることさえ難しい薄い腕をしている。
もちろんあまり寝心地が良いとは言えないだろう。
しかし、愛子にはそれで充分だった。
康太の体温がすぐそこにある。
行為の後、ただの自慰だと思い知り、愛子を襲った虚しさはもう無い。
今は嬉しくて泣きたくなるような、暖かい気持ちが愛子の中にある。
好きな人の腕の中が、こんなにも気持ち良いとは思わなかった。
「あれ……?さっきの薬ちょっと飲んじゃったかな……」
溶け出した薬の効果か、それとも別の何かか、眠りが優しく誘う。
愛子は幸せを感じながらそっと瞳を閉じた。
「康太……大好きだよ……?……」
――後日、土屋康太が眠っていた間の出来事を調べようと盗聴器をチェックして、血を流しながら悶えることになったのを……
工藤愛子は知らない。
―了―
326 :
fool:2010/12/02(木) 01:26:47 ID:81IQfhlm
投下終了です。
乱文長文失礼しました。
前回の携帯厨っぷりに反省し小説の基本を勉強してきましたが、まだ読みづらかったらすみません。
ムッツリーニに焦れた結果、変態愛子さんが出来上がりました。
しかし彼の恋人は大変そうだ…性的な意味でも嫉妬的な意味でも…
今回もボキャブラリーの少なさに歯がゆさを覚えましたが、楽しんで書けました。
ありがとうございました。
GJ
365度どっからみても完璧な愛×ムツだな!
GJ!
329 :
fool:2010/12/04(土) 23:20:41 ID:l/Ypoo9s
>>328 男×女じゃなくて攻×受って書くんだな。スマン。
ありがとう
今、明久×章の近親相姦モノ考えてるけど需要ある?
余裕でウェルカム。
聞かれて期待して待ってても投下なかったりすると悲しいし
需要ないの鉄人ババア長とか男の娘以外のやおいだけだから、気にせずどんどん投下して欲しい。
つか、どんな組み合わせでも世界中探せば楽しんでくれる奴が必ず一人はいるはずだ!
もしレスつかなくても(たとえ叩かれても)、楽しんでくれた一人はROM専だったんだと前向きに考えようぜ!
333 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 14:10:05 ID:ZZjNa+NO
明久×優子が読みたい。
てす
335 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 00:02:27 ID:eVgNsCWy
俺も明久×優子が見たいです。(妄想が止まらん)
あとはずっと前にあった明久×葉月も気になります
どっちもageてる時点で自演臭い。
自演というか同一人物のクレクレ乞食でしょ
>>338 初心者だからを言い訳にしてスレの説明書である
>>1も読めないならそれは最早荒らしだよ
初心者殺し(笑)
まずアキちゃん用の制服を用意します
そしてここにあらかじめそれを着用した鉄人が用意してあります
保守
344 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 16:05:39 ID:x9h56u1O
保守
最新刊が発売されたばかりだというのに何でこんなに伸びないのだ
3ヶ月経ってますが…
9巻発売されたのかと思って探し回っちまったじゃねーかw
おそらく薄い本のことを言ってるのだろう
350 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 23:20:28 ID:Z1axR0aN
今年も残すところあと40分!?
351 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 00:03:37 ID:byiF3bng
あけおめーーーーー サーセン
352 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 01:45:13 ID:FCfxsEn8
9巻は1月の最後のほうに発売って聞いたことある
353 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 00:03:02 ID:VfNPQ7gA
354 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 00:09:40 ID:VfNPQ7gA
>>353 すいません先のURLクリックするとpinktowerの方に飛ぶので、詳しく知りたい人はFBonlineにいってください。
お目汚しして申し訳ありませんでした。
いい加減
>>1をみてほしいんだが。
メール欄にsage、それくらい理解してくれ。
こんなのがいたらスレ見ただけであ、投下避けようってなる罠
>>356 同意
一時期初心者殺しがあったからね・・・
また戻ってきてほしいですね
>>357 ちなみにsageというか
>>1も読めない18歳以上とは思えない人について言ってるんだけど分かってるよね
他人を巻き込むような自殺野郎をフォローする必要は全くない、勝手に死んでろ
もう少しFクラスっぽく頼む
FFF団血の盟約を守らぬ者に死の鉄槌を
アニメ終わったら下火になっちゃったね・・・
もうすぐ二期だから大丈夫だろう。
363 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 23:29:26 ID:uEw7q/z8
そういえば二期のアニメいつから始まるの あとOVAはいつ発売
アニメ一期は原作2巻をスルーしちゃったから
最後まで姫路が「吉井君」呼びのままだったのが気になったな
「明久君」と呼んでいた原作5巻の玲さんエピソードでも吉井君のまま・・・
一期で夏休み前までやっちゃったのはちょっとまずかったな
366 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 21:18:07 ID:2cHzwG7m
11話の最後から「明久君」って呼ぶようになったんじゃなかったかな?
二期って文化祭?
生まれ変わった私あたりのネタが一期で使われちゃってるよな
話題につまったら性別をひっくり返すという悪癖を披露
Fクラスは……
モテに力を入れすぎてバカになった女子の集まるクラス
でも力の入れ方を間違えているため奇抜or古くさいファッションの展示場に
明久は……
バカで明るくて優しくて料理上手……
かんぺきちょうじん?
>>368 そんなF(Femaleつまり女子)クラスに紛れ込む男2人か
1人は巨根で1人は短小なのか?
>>368 ちょっと待て、それやると男子がサイテーなことになるぞ
「主人公(女子)を殴るのが趣味です」とか言っちゃうな男子とか、男装させてネットにアップロードしようとする男子とか
女子に向かって実践派を自称する男子とか双子の妹の関節痛めつけるのが日課になってる双子の兄とか
ほぼヤンデレになりかけてる幼馴染(男)とか男装している主人公が好きな男子とか
妹にお嫁に行けなくなるチュウをしようとする兄貴とか単位を盾に女子生徒との交際を迫る男性教員とか…
ただ女子は本当にまともになるな、怖いぐらいに(Fクラス除)
自分は女だと言い張る秀吉に、男子を盗撮したりする(実際の裸を見ると鼻血出して倒れる)ムッツリーニか・・・
あれ?ふつーにイケる
>バカで明るくて優しくて料理上手……
何それ嫁にしたい
ジャンプの某作品には化学教師謹製の飲んだら幼児化するコーラがあるんだから
姫路さんの料理でもその程度の現象が起きても問題ないと思うんだ
ネタだけ振らせて^^;
召喚戦争でダメージを負い、フィードバックも手伝い一時的な記憶障害
を起した明久。
常々から彼への狙いを定めていた数多の処女たちによる
『明久改造計画』が持ち上がった。
女装を施し、自分が女だと思い込ませる(洗脳する)ことによって
ライバルたちを蹴落とそうとせんが為に…
だが、彼女たちの思惑は外れ、明久が【彼】であろうと【彼女】であろうと
周囲の対応は変わらない。それどころか明久が自分を女だと思い込む事によって
ますますライバル(男女問わず)が増えてしまう。
そこで、それぞれ元の明久に戻そうとするか、もしくは『あきちゃん』として
世話をするか、今ここに壮絶なる女の闘いが幕を開けることとなったのだ。
果たして、明久の運命やいかに!
ってな感じで誰か書いてくれないかなあ
>>数多の処女たちによる
間違ってねえよ?間違ってねえけどさww
9巻の明久の寝ぼけ顏に萌えた俺はもうダメかもしれない
保管庫というかwikiないの?
>>375 あいつらは処女というよりもっとおぞましい何かと言った方がしっくりくるからなw
9巻を読んで、ビッチと思わせて実は耳年増な純情処女だった工藤さんネタが
読めるんじゃないかと期待してスレ見に来たがそんなことはなかった
残念ながらかそってる
OVA発売したら少しは活気が戻るかな
それとも二期までは戻らないかな
保守
9巻の工藤さん可愛えかった
葉月ちゃん可愛い!!
誰かSSを
何で最新刊出たのにこんなに伸びてないの
明久×優子さんネタ見たいよ
せっかくAクラスメインの話来たのに
正直いらない…
ここはネガキャンが多いからね♪あと初心者殺しも♪
それと同じくらい乞食も多いからね♪囀ってるだけのスレに職人が居つくかな♪
体育館倉庫のssが好きだな〜
葉月ちゃんや優子さんが好きな俺は、他の作品でもいつも少数派だ……誰か救いの手を!!
>>393 馬鹿野郎!
葉月ちゃんはみんなの妹だぞ!
みんな大好きに決まってんじゃねぇか!
しかし愛子ちゃんが可愛いだけの新刊だった
396 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 08:28:02.13 ID:GaR3m9az
いや やはりここはアキちゃん×玉野さんだろ
アキちゃんが玉野さんにお尻の穴をいじめられるだって?
398 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 20:03:08.74 ID:WFUZU4Pt
みんないないのか?
いるよー
400 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 04:59:02.61 ID:1+DjyvgL
いるよー
アキ×玉がいいと思ったけど
アキ×明もよくね?ほぼ夢オチだが
アキ×明か……
お姉さんの夢だな、きっと
自分もいれちゃうんだ
秀吉×アキちゃんを心の底から希望する
スタンガンで気絶させた清水さんをいたぶる明久とか
キャラが違いすぎるな
清水さんはどうしてもあのキャラと被ってしまう
優子さんに恋愛ネタ振って赤面させたい
あのキャラってアレか
CV:新井 里美か
「ジャッジメントですの!!」か
久々に来たけど明久を殴る喜びに目覚めた工藤さんは無いの?
407 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 18:22:32.16 ID:EWHqAvaw
君を殴る喜びに目覚めた鉄人ならここに…
408 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:15:38.56 ID:auRwfxWa
※多少のキャラ改変、設定変更を含みます。たぶんエロありです
昼休みのFクラス。いつものメンバーに霧島翔子を加えて、
お昼ご飯を食べている時だった。坂本雄二は唐突にこう言った。
「おい翔子。そろそろ結婚するか」
「えっ。雄二、今なんて…?」
「結婚しようかって言ったんだよ。そろそろ、いい頃合かなって思ってさ」
「…っ!! う、うれしい…!! 雄二の口から直接聞ける日が来るなんて…!!」
翔子はうれしさのあまり雄二に抱きついてしまった。
あまりにも突然すぎる婚約だったが、この時点では、
彼女は雄二の真意に気づいていなかった。
「お、おめでとうございます。翔子ちゃん…」
「はは…雄二の奴、とうとう認めたか」
さりげなく隣通しで夫婦のように食べていた姫路と明久。
あっさりと翔子の祈願がかなったことに驚きを隠せなかった。
409 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:18:56.85 ID:auRwfxWa
「…ぐ……うぁ……みず……を…」
うめき声をあげているのはムッツリーニだ。
姫路が用意してきたお弁当を無理矢理食べさせられたのだ。
犯人は明久。おまえの盗撮趣味を学校側に公表するぞと
脅され、食べざるを得なかったのだ。
「みんな、聞いての通りだ。俺と翔子は結ばれることになった。
卒業後になるだろうが、おまえたちも結婚式には来てくれよるんだよな?」
雄二は翔子の頭を撫でながら言った。翔子は彼の胸に顔を埋めて
幸せの絶頂にいる。見も心も全て雄二に捧げてしまったかのように、
いい感じにラリっていた。
「ちょっと待ってよ坂本。あんた何か変なものでも食べたの?
いつから霧島さんのこと好きになったのよ」
島田美波は控えめにそう言った。
普段は翔子に対してそっけない雄二が、いきなり翔子に
告白したのだ。これを怪しく思わないほうがおかしいというものだ。
「…? おまえが何を心配してるのか知らないが、俺は翔子の
ことを世界一愛している。それだけじゃ不満か?」
「な…」
美波はサンドイッチを落としてしまった。
410 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:22:22.55 ID:auRwfxWa
「待て待て。雄二。そんな言い方で納得できるはずがなかろう」
秀吉が言った。まるで中世の人物のような話し方だ。
「島田は、お主らが突然婚約してしまったことに驚いておるのじゃ。
特に雄二、お主は霧島のことを避けていたではないか。
なぜ急に霧島と結婚したくなったのじゃ。まさか脅されたのではあるまいな?」
「…悪いが、おまえが何を言ってるのかさっぱり分からん。
お前達の見てないところでは、俺と翔子はいっつもラブラブだったぞ。
なあ、翔子?」
「…うん」
うなづく翔子。嘘をついているようには見えなかった。
これはFクラスのメンバーにとって、衝撃的な内容だった。
霧島翔子と言えば、学内でも有名な美人である。
Aクラスの代表であるだけではなく、寡黙で大人しい性格なので
それは男子に人気があった。しかしながら、告白してきた男子を
全てふってしまったという経歴を持っていた。
411 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:26:00.08 ID:auRwfxWa
それでも彼女の容姿に引かれる男は少なくない。
そう思う奴らは、このFクラスにはたくさんいる。
そいつらは、すぐさま異端審問会を開いた。
『被告、坂本雄二は、霧島翔子と影でイチャイチャしていた模様。
以前、彼は霧島には興味がないと宣言しており、これはその盟約に大きく
そむいたものと見られる。その罰として、弁護権なしでの強制裁判を…』
黒い装束に身を包んだ男子生徒が言った。別の生徒らは、すでに
拘束用の太いロープや包丁を用意しており、雄二を捕らえる準備は整っているようだ。
「やべっ…。逃げるぞ、翔子」
「うん…」
雄二は翔子の手を引きながら、一目散にその場を去ることにした。
暴徒になろうとしている集団に、言葉による説得など不可能だからだ。
数分後、彼らは屋上に来ていた。
ここなら邪魔が入らず、二人っきりである。あいにく天気は曇りだったが、
雄二には関係なかった。今は二人の関係を世間(クラス)に知らしめることが
できただけでも、飛び上がりたいほど嬉しかった。
「連れ回しちゃって悪かったな。疲れたか?」
「大丈夫。私は…雄二と一緒ならどこへでもついていくから」
412 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:30:08.31 ID:auRwfxWa
「そうか。それは嬉しいことを聞いちまったな。やっぱりおまえと
一緒になれてよかったよ。…翔子、目を閉じてくれないか」
「うん…」
自然な流れで口付けが始まった。雄二が翔子の肩を抱き、
翔子は少しだけ背伸びしていた。
キスするのは初めてだったが、翔子は思ったてより緊張しなかった。
ようやく雄二に認められたことが嬉しくて、余計なことは
何も考えられなくなっていたのだ。
「雄二、今日の帰りはどこへ寄る?」
「おまえの好きに任せるぞ。どこか行きたいところはあるか?」
「…おいしいスイーツが評判の喫茶店があるの。そこがいい」
「よし。決まりだな。じゃあ放課後、俺がAクラスまで迎えに行くからな」
「うん。待ってるから…」
二人はじーっと見つめあい、もう一度キスをした。
お昼休みが終るまで、二人はずっとそこにいたのだった。
413 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:34:05.43 ID:auRwfxWa
放課後。明久は両手に花の状態だった。
美波と姫路と一緒にショッピングに来ていたのだ。鈍感な明久には、
それがデートの誘いだとは気づかなかったのだが、暇つぶし程度に付き合っていた。
彼女らの好きなお店や映画館に行くのは恒例になっていた。
美波たちもやはり女の子で、ファッション誌に乗ってるような
服を選んだり、流行のスイーツを食べたりしていた。
明久は最初金の心配をしていたが、泣く泣くお気に入りのゲームを
売って金を捻出することにした。あれほど手放すまいと思っていたゲームソフト
だったが、売ってみるとなぜか気持ちよかった。
なんだかんだで、美少女と一緒にすごすのは悪くなかったのだ。
その日、明久達は行きつけの喫茶店に来ていた。
美波がジュースを飲みながら、
「アキ。今日、坂本の奴すごいこと言ってたわね。
あの二人が影で愛し合ってたなんて信じられない」
「本当だよ。雄二の奴、あんな可愛い霧島さんを独り占めにして!!」
414 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:38:26.27 ID:auRwfxWa
「へーえ。明久君は、あーいう大人しい女性が好みなんですか?」
「ちょ…ちょっと待って姫路さん…? なんでさりげなく包丁を
取り出そうとしてるの? どこで手に入れたのそれ? てか美波も
さりげなく僕の間接を決めようとしてるね…?」
「アキィ…霧島さんには雄二がいるんだから、浮気したら怒るわよ?」
「がああああ!! 僕の腕の関節に激しい痛みがあああ!!
ていうか僕と美波は付き合ってすらいないじゃないか!!
なんで浮気とか…」
「そ、それはその…。い、言わせないでよ。恥ずかしいわね」
「ちょ…待ちなさい…!! 照れながらそんな激しい技を決めようとしないで!!
ぎょへえああああああああああああああああああああああああああああ!!」
数分後。
「雄二の奴さ、親友の僕の前でも霧島さんと付き合ってるなんて
言ったことなかったんだよ。あいつが隠し事をするなんてめったにないし。
何か引っかかるんだよなぁ」
明久はチョコレートパフェを食べていた。この店では高い値段の
のメニューだが、今は金銭に不自由していないのだ。
415 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:45:43.92 ID:auRwfxWa
「そうですねぇ。翔子ちゃんだって、あんなに坂本君と仲がいいのなら、
今までストーカーみたいに振舞う必要もなかったはずです。
あれじゃ誰から見てもキチガイじゃないですか」
姫路が言った。意外と毒舌だった。そのことを明久が指摘すると
「だって、目の前であんなにイチャイチャするところを
見せられちゃったんですよ? 少しくらい腹が立つじゃないですか」
可愛らしく頬を膨らましながら言ったが、
発言とのギャップが凄まじくて全く微笑ましくなかった。
「坂本は絶対何か隠してると思う。今日のあいつの態度、
あきらかに不自然だったもの。私と木下がなに聞いても誤魔化されたわ」
美波が言った。メロンソーダのアイスの部分を食べている。
「確かにね。まあ僕たちがこれ以上考えても分からないし、
明日、ムッツリーニに調べてもらうかな」
明久はあくびをした後、
「あ、そうだ姫路さん」
「なんですか?」
「これ、よかったら一口食べる?」
「…っ!!」
なんと、明久がパフェをすくったスプーンが、姫路の前に差し出されたのだった。
416 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:49:23.96 ID:auRwfxWa
「よ…よよよ、吉井君?」
「明久でいいって。姫路さんてパフェ嫌いだっけ? 甘いものは好きだったはずだけど」
「そそそ、そんなことないですよ。パフェ大好きです!!
でも、どうして私に…?」
「前、姫路さんに食べさせてもらったことがあったじゃない。
そのお返しにと思って」
「…あ、ありがとうございます、ぜひいただきます!!」
姫路は目を閉じ、よく飼育されたイルカのような顔でそれを
食べたのだった。地獄の鈍感野郎の明久にとって、
それは何気ない好意だったが、姫路の心にはクリーンヒットしたのだった。
「姫路さん、味はどうだった?」
「お…おいしかったです…。明久君の味がして……あぁ…」
姫路はだらしない顔をしながら、精神的にトリップしていた。
禁断症状が出たのだ。この病気は、明久に対する想いが爆発したときに生じるのだ。
彼女は左右にフラフラ揺れ続けていた。
(おお…胸も一緒に揺れてる…まるで牛みたいだな…)
明久は姫路の胸しか見てなかった。いい気になってその胸へ
手を伸ばそうとしたが、美波に注意されてしまった。
417 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:52:56.36 ID:auRwfxWa
「もう!! アキったら意外とスケベなんだから!!」
「あはは。ちょっとした冗談なのに。それより美波もよかったら、どうかな?」
「え…!! どうかなって…。まさか、私の胸を…!?」
「ないものを触ってどうするのさ。パフェを食べないかってことだよ」
「あ…パ、パフェね。あっはははは!! ごめんごめん。ちょっと勘違いしちゃったわ」
美波の顔は真っ赤だった。(さっき何か失礼なことを聞いた気がするけど、まあいいわ)
機嫌がよかったので細かいことはスルーした。気を取り直して明久に
食べさせてもらう。普段の何倍よりもおいしく感じたのだった。
しかし、天然の女垂らしの明久には、
そんな彼女らの気持ちが届くことはないのだった。
「美波も、姫路さんも、今日はどうしてそんなに顔が赤いの?」
「き、気のせいよ」
「そうです…気のせいですぅ」
美波と姫路は、この朴念人にそろそろワンパン食らわしたいところ
だったが、清い乙女心がそれを許さなかった。
418 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 17:58:15.29 ID:auRwfxWa
三人は、付き合っているわけでもなく、あくまで友達としての関係を維持している。
美波と姫路は互いに恋のライバルだったが、押しが弱くて一歩まえに
進み出ることが出来ないままだった。自分のことを弱虫だと思いながら、
同この関係を崩したくないとも思っていた。
しかし、こんな3人の運命さえ、ある者によって大きく翻弄されることになるのだった。
「奇妙な関係」 第一話 終了
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の投稿はここまでです。バカテスで書くのは初めてでした。
原作の人間関係に、作者特有のアレンジを加えています。
キャラの性格改変が含まれるので、評価は分かれるでしょう。
需要があれば続きを書こうと思います。それでは
GJ!
GJ
続き期待してるぜ!!!
421 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 23:53:11.60 ID:auRwfxWa
>>418から 第二話です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日の早朝。早めに登校してきた雄二は、黒い装束を
まとった集団(Fクラス有志)によって捕縛された。
まだ朝のホームルームが始まるまで時間があったので、儀式を行うことにした。
「これより、異端審問会を始める」
議長の男が言う。教室はすでに裁判の場と化していた。
電気は消され、漆黒のカーテンで閉められたその空間は、
呪術的な意味をもって並べられたろうそくの明かりに照らされている。
「坂本雄二、キサマは昨日、霧島翔子との婚約を宣言し、さらに
屋上へ逃亡して破廉恥な行為に及んだと…」
「雄二に手を出したら…許さない」
「えっ」
「…おしおき」
なんと、背後から忍び寄った翔子により、議長が高圧電流を
浴びせられてしまった。翔子の手には凶器のスタンガンが握られている。
422 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 23:56:12.93 ID:auRwfxWa
「ふふ。いい気味」
翔子は議長を足蹴にしていた。彼の素顔が気になったので装束を脱がしているみると、
なんと、正体は明久だった。これには翔子も驚いた。通常、議長を務めるのは
須川君であり、明久は裁かれる立場にあった。
「…知らなかった。吉井も雄二に嫉妬してたの?」
「ああ、そうさ。前から雄二ばっかりずるいと思ってたんだ。
あいつは霧島さんに求愛されているのにそっけない態度とってさ。
贅沢者のくせに生意気なんだよ!! なんど雄二の顔を殴ってやろうかと思ったか!!」
「…雄二を傷つけたら、その日は吉井の命日になる」
「わーってるよそんなことは!! いいから言わせてよ。
君たちねぇ。学校で腐ったラブコメするんじゃないよ!
見てるこっちの身にもなってくれよ。僕らは思春期真っ盛りの
高校生なんだよ!? 少しは自重しなさい!!」
「…それ以上たわごとをぬかすのなら、ふむのを止める」
「ああ!! すみませんでしたぁ。調子に乗りましたぁ。
それだけは止めないで下さい女王!」
霧島翔子の足の感触が気持ちよくて、身体を大きくのけぞらせた明久。
朝っぱらから最高のカオスだった。
423 :
「奇妙な関係」:2011/04/25(月) 23:59:54.56 ID:auRwfxWa
「吉井。そんなに気持ちいのなら、鞭打ちしてあげようか?」
「ぶふほおおおおおお。僕は痛いのいやだああああああ!!」
「そう言いながら上着を脱いでいるのはなぜ?」
「はぁ…はぁ……。そ、それはぁ……ですねぇ…」
二人のテンションはさらにヒートアップしていく。
翔子がサドに目覚めたのは、同じクラスの秀吉の姉に影響されたからだ。
このまま阿鼻驚嘆の騒ぎが続くかと思われたが、
ちょうどそこへ死の女神がやってきたのだった。
「朝からナニしてるんですか、吉井君?」
絶対零度の声だった。
そいつから発せられる凄まじい殺気に、教室中が静まりかえった。
明久は四つんばいの格好(上半身裸)で姫路瑞希を見上げた。
姫路は登校してきたばかりで、通学カバンをてにしている。
目は光沢を失い、紫色に染まっている。死の気配が、明久に迫ろうとしていた。
424 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:03:35.88 ID:auRwfxWa
「なるほど…。吉井君が坂本君をうらやましがってたのは…
翔子ちゃんのことが好きだったからなんですね」
「ち、ちがう!! 全然違う!! 姫路さん、ちょっと落ち着いて話をしよう?
なんでカバンの中からなにか取り出そうとしてるの?
いいかい? 僕は今朝、雄二をつかまえて昨日のことを聞きだそうとした。
ただ、成り行きで僕が霧島さんに踏まれてしまい…」
「言い訳はもう十分です。覚悟はできてるんですよね?」
姫路はカバンの中からパウンドケーキを取り出し、
それを明久の口の中に押し込んでやろうとしていた。
(姫路さん…自分で凶器を作ってるって自覚、あったんだ…)
明久は猛烈に突っ込みたかったが、我慢せざるを得なかった。
このままではロクなことにならない。
どうしようかと考え、彼はある妙案を思いついた。
「姫路さん!!」
「なんですか。大人しく…」
「好きだ!!」
「…っ??????? な……。え……?」
425 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:08:56.41 ID:Z2DfZr7y
「いきなりこんなこと言われても困るよね?
でも、ずっと前から姫路さんの(胸が)好きだったんだ」
「よ、吉井君…?」
これには姫路も慌てた。すっかり戦意を失くし、
どうしたらいいか分からず視線をさまよわせていた。
「僕はもう迷わない」
明久はイケメンボイスを発しながら、ゆっくりと立ち上がった。
そしてなんと、信じられないことに!! 明久が姫路を抱きしめた!!
「前からこうしてみたいって思ってたんだ。嫌だったかな?」
「…そ、そそ、そんなことないです。すごくうれしいです」
この決定的な瞬間を逃すまいと、ムッツリーニがシャッターを切りまくる。
「熱愛・吉井と姫路」というタイトルで新聞を作ろうと思っていた。
たった今登校してきた秀吉は、あまりのカオスぶりに閉口してしまった。
状況を確認したかったのでクラスメイトに話しかけたが、
「今いいところだから黙ってろ」と言われてしまい、泣きそうになった。
同じように登校してきた美波は、あまりの衝撃に固まってしまった。
唖然としながら立ち尽くしている。
426 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:12:11.30 ID:Z2DfZr7y
一方、こんな時でも、翔子は誰よりもマイペースだった。
「雄二。あっちに負けてられない。私のことも抱きしめて…」
「フゴゴオゴゴゴオゴg」(その前に俺の拘束を解いてくれ)
「縛られてる雄二も男らしくてステキ…。この状態でろうそく垂らしたら…
どんな顔してくれる?」
「ホガガガガガガガアガアッガアガ!!」(おいバカやめろ…つーか誰か助けろおお!!)
今まで雄二はずっと放置されていた。
つまり、縛られたまま皆に忘れ去られていたのだ。
クラスメイトたちは、明久と姫路を見守るのに必死なので、
今も構う余裕などない。
427 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:16:26.73 ID:Z2DfZr7y
「あったかい。僕たち…生きてるんだね。ソラ」
明久はイケメンボイスで姫路に語り始めた。そして上半身裸である。
「もう、誰にも邪魔されない世界に行こう。ずっと…二人だけで」
「え? それって愛の逃避行をしたいってことですか?」
「ソラ、好きだ」
「え? え? ソラって誰のことを?」
「ごめん姫路さん。出演する作品を間違えた」
「…? …?」
明久は、昨日プレイしたエロゲーのシチュを再現してしまった。
隠れエロゲーマーの哀しいサガだった。
「みなさん、そろそろ朝のホームルームを始めようと思うのですが」
担任の福原先生だ。(鉄人ではない)
カオスの巣窟となっている学生達を怪訝そうに見ていた。
428 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:20:06.94 ID:Z2DfZr7y
これ以上の茶番を続けるのは不可能だった。
大人しく席に座る一同。席と言っても、ちゃぶ台の前に座るだけなのだが。
明久は姫路から凄まじい視線を感じながら、午前中の授業を受けていた。
発情したメスのような特有の視線だった。あのような出来事があれば
無理もない話だ。その様子は多くのクラスメイトたちから監視されており、
明久と姫路の関係は、もはや世界注視の的といっても過言ではなかった。
(明久君…ほんとうに私のことが…?)
姫路は、今朝の抱擁の意味を知りたくてうずうずしていた。
(あの胸が触りたくてつい抱きしめてしまったが…。
姫路さんも嫌がってないようだし、放課後までに決める!!)
明久は、姫路の胸の感触を確かめたくてうずうずしていた。
数々の思惑が錯綜するFクラス。
彼らの恋の行方は、いたったいどうなってしまうのだろうか。
429 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:23:58.18 ID:Z2DfZr7y
その結果は昼休みに明らかになるのだった。
時刻は十二時半をすぎたところ。姫路が明久を問い詰めている。
「あれは私の胸が好きだって意味だったんですね。
私を抱きしめたのも、胸を触りたかったからなんですか?」
「うん」
「それは私個人が好きなんじゃなくて、
あくまで体の一部が好きって事ですか?」
「うん」
「……ぶっとばされたいですか?」
「いいえ」
「では、どうしたいですか?」
「全力で姫路さんに謝ろうと思います。正直に言うと、雄二のことが
うらやましかったんです。なぜ…? なぜ、あいつだけが霧島さんの
ような美少女に好かれるのか? 求愛されるのか?」
明久は大げさなジェスチャーを加えながら懺悔を始めた。
「僕は女性に飢えていた。いや、美少女に飢えていたんだよ!
その結果、つまらないセクハラに及んでしまった!!
ああそうだ! 僕は犬畜生にも劣るクソ野郎さ。ソ連のスパイ以下だ。
なんとでも批判してくれよ。全て受け止めるつもりさ!!」
430 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:27:48.08 ID:Z2DfZr7y
「……」 「……!!」 「……っ」
クラスメイト達は食事も取らず、固唾をのんで見守っていた。
お昼なのに教室の電気は消され、黒い装束をまとった者たちが出入り口を塞いでいる。
その者たちを代表する議長が、昼休みが始まると同時に教室を外界から隔離し、
吉井と姫路の恋の行方を暖かく見守ろうと配慮した結果だ。
その後、明久が姫路のことを純粋な意味では好きでないことを白状し、
姫路がいい感じにキレてしまい、現在に至るのである。
「ふははははは!! ぎゃはははははっは!! ざまーみろ、このセクハラ野郎が!!」
雄二は空気を読まず、明久を罵倒していた。
普段から明久には痛い目を見てるので(翔子がらみで)
仕返しとばかりに攻勢に出ているのだ。
「雄二、今いいところだから黙って」
「があああああああああああああ!! 目がああああああああああああ!!」
翔子に目潰しされた雄二が床を転がる。哀れな妻帯者である。
431 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:32:31.80 ID:Z2DfZr7y
そんなカップルの夫婦漫才ををスルーし、明久は懺悔を続ける。
「姫路さん……本当にごめん……。謝っても許されること
じゃないのは分かってる…。僕は…」
「もういいですよ」
「えっ」
「もう気にしてません。最初は死ねばいいと思いましたけど、
明久君が私に興味を持ってくれたのは事実ですしね」
「それじゃあ…?」
「はい。明久君のこと、特別に許してあげます。
そ、それと…。そんなに私の胸が触りたいって言うのなら…。
明久君なら、私は別に…」
「……ぶ、ぶひ?」
「かまわない…ですよ?」
「ぶひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
明久の顔は生後三ヶ月くらいの子豚のようになり、
文字通り飛び上がってしまった。コインを手に入れた
マリオのような動作だ。
432 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:36:10.15 ID:Z2DfZr7y
調子に乗った明久が、ズボンを脱ごうとしたところで
美波にぶっとばされた。追撃に男子生徒の多くが飛び掛り、
悲惨な状態になってしまった。
裁判官達は明久の身柄を拘束し、どこかへ連れ去ってしまった。
秀吉たちにできることは、彼が生きてることを祈ることのみであった。
「明久もあいからずバカじゃのう。しかしまあ、
姫路と島田との三角関係にも、少しは進展が見れたというものじゃ」
秀吉は傍観者だった。明久がやられている時も助けに行こうとせず、
我関せずとコンビニで買ったパンを食べていた。
「おかげでいい写真がたくさん撮れた」
寡黙なる盗撮者・ムッツリーニが言う。
「明久君に抱きしめられた時、胸がドキドキしちゃいました」
姫路が照れながら言った。
433 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:40:18.95 ID:Z2DfZr7y
「なんでいつも瑞希ばっかり優先されんのよ。胸ってそんなに大事かしら?
瑞希なんてしょせん胸だけの女じゃない。私とアキの心の絆には勝てないはずよ」
そう美波が言うと、姫路は表情を一変させた。
「あれ? いま負け犬の遠吠えが聞こえましたが。気のせいでしょうか?」
「ぶりっ子してんじゃないわよ。このホルスタイン女が。
あんたのその態度、アキの前で見せてやりたいわ」
「うふふふふ。私が明久君の前でボロを見せるわけないじゃないですか。
明久君とお付き合いしてから、ゆっくりと調教する予定なんですから♪」
「…っ。吐き気がするわ。このゲス女」
「そんな怖い顔で睨んだからって、私がひるむとでも思いましたか?
この世の中、善人なんてそういるものじゃありませんよ。
明日から明久君に色仕掛けでもしようかな。それも毎日!!
そしたら、美波ちゃんはもう見向きもされなくなりそうですね。
楽しい♪ あははははははははは!!」
そこいるのは、ダーク瑞希ちゃんだった。
彼女の本性であり、明久以外のクラスメイトに認知されている。
危険人物過ぎるので、ほとんどの人は放置を決め込んでいる。
434 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:44:18.40 ID:Z2DfZr7y
美波と姫路は激しくにらみ合っていた。
「あんたにだけは、アキは渡さない…!!
アキは絶対に私が守ってみせる」
「へえ。おもしろいですね。じゃあ競争しますか?
どっちが先に明久君を手に入れるか」
「望むところよ。このピンク色の悪魔が!」
「うふふ。そんなに褒めたって何も出ませんよ?」
視線だけで凄まじい火花を散らす女の子たち。
「なんということじゃ。これは大変なことになったのう」
「…明日から毎日が修羅場」
秀吉とムッツリーニが言う。
435 :
「奇妙な関係」:2011/04/26(火) 00:48:48.22 ID:Z2DfZr7y
秀吉は頭に手を当ててため息をついている。
もし、この騒ぎが他のクラスに知られれば、事態はさらに悪化すると考えた。
ムッツリーニは撮影のネタができたことを喜んでいた。
「三角関係の行方」というタイトルで、雑誌を発行しようかと考えている。
確かに野次馬から見れば楽しいだろうが、当人達にすればたまったものではない。
黒い装束をまとった者たちは、この危険な三角関係には関与すべきではないと
判断しており、とりあえず傍観を決め込むことにした。
こうして、Fクラスは、もう収集のつかないほどのカオスに支配されてしまったのだった。
第二話 終了
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい。今回はここまでです。
読んでくれてありがと。次回も楽しみにしててね。
GJ!
ナイスですねえ
GJ!
話が上手いなw
ブラック姫路さんwww
実際にありそうで困るwwww
GJ!!!
保守
440 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:28:05.78 ID:u+/KJIVP
>>435から ※強烈なキャラ改変(明久と姫路)があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日の早朝。明久は廊下で姫路と話していた。
「おはよう姫路さん。朝から呼び出してごめんね。
どうしても言っておきたいことがあるんだ」
「は、はい……」
「実は、秀吉が全部教えてくれてさ。僕を性奴隷として
調教したいらしいね? ……見損なったよ」
「え……!! いつ木下君にそのことを……!?」
「これさ」
明久はICレコーダーを取り出した。
スイッチを押すと、昨日の姫路と美波との会話が再生された。
「君は最低だ。僕のことをそんなふうに思っていたのか?
姫路さんのことはいい友達だと思っていたのに残念だよ。
もう君とは関わらないようにする」
「そ、そんな……」
「実は姫路さんのこと結構好きだったんだけどね。
本当に残念だよ」
441 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:30:14.71 ID:u+/KJIVP
「だめ……です……。置いてかないで」
姫路は明久に近寄ろうとしたが、手ではじかれた。
まるでしつけの悪いペットに対するような動作だ。
明久は舌打ちした後、そのまま去ろうとしたが、
姫路がしつこく追いかけてくる。背後から明久の制服の裾をつかんだ。
サンクトペテルブルグの駅前にいる、ロシア人の物乞いのような態度だ。
「待ってください。昨日のことは謝りますから。
お願いですから美波ちゃんのところには行かないで下さい」
「……どうしてそんなに美波のことを気にするのさ?」
「美波ちゃんは私のライバルだからです」
「ライバル?」
明久が振り返った。聞き捨てならないからだ。
これを好機と判断した姫路が本音を暴露する。
「私も美波ちゃんも、明久君のことが好きなんです。
今までずっと好きでした。明久君」
「なん……だって……!!」
驚愕する明久だが、気づいたのが遅すぎるくらいである。
明久は一秒だけ固まった後、何かを思い出したかのように動き出した。
442 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:32:18.81 ID:u+/KJIVP
「そうだったのか……。僕はこんなにも長い間、
美波の気持ちに気付いてやれなかったのか……。
なら、こうしちゃいられない!!」
「え…?」
「今すぐ美波に告白してくる!!」
「ちょ……明久君!!」
「なんだよ? 触るんじゃないよ、この牛乳女が!!
これからは貧乳の時代だ!! はははははははははははは!!
あはははははは!! 待っててくれよ美波!!
今すぐ飛んでいって抱きしめてやる!!」
明久は足にしがみついている姫路を強引に引き剥がす。
そして陸上選手の動きを模倣しながら疾走を始める。
なんだが無性に体が熱かったので、走りながら服を脱ぐことにした。
「はぁはぁ……やあ!! おはよう美波!!」
美波はちょうど登校してきたところだった。
教室に入ろうとしており、疾走中の明久と目が合った。
443 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:34:00.08 ID:u+/KJIVP
「あら、アキじゃない。今日は下半身だけクールビズしてるの?」
「まあそんなことろかな。パンツを履き忘れてしまったんだ」
さわやかに答える明久は、なぜか下半身だけ裸だった。
ズボンが邪魔だったので、走ってる最中に脱いでしまったのだ。
「でもまだ梅雨よ。そんな格好だと風引くんじゃない?」
「僕は家にいるときは常に全裸だからね。
裸は慣れてるんだ」
「ふぅん。で、私に何か用があったんじゃないの?」
「あぁ。そうだった。バカだから忘れるところだったよ。
美波に僕の気持ちを伝えにきたんだ」
「アキの気持ち?」
「僕と付き合ってくれ。一生君を愛すると誓うよ」
「…!!」
美波は衝撃のあまりカバンを落としてしまった。
これほど彼の口から聞きたいと思った言葉を、
朝っぱら聞かされるとは想定外だった。
444 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:36:54.28 ID:u+/KJIVP
しかし、彼の告白をまともに受け止めるつもりはなかった。
美波はまず、彼の服装をもう一度確認した。
明久はやはり下半身丸出しだった。これは間違いない。
さらに残念なことに、彼は先ほどの告白のタイミングで
上着も脱いでしまった。つまり現在は全裸である。
「美波。君の気持ち、聞かせてもらえないかな?」
明久は無駄にイケメンボイスで言った。
男らしい真剣な瞳で美波を見つめている。
「アキ……。本気なの?」
「もちろんだ。僕には美波以外は考えられない」
残念なことはもう一つあった。
明久の下半身には、なぜか姫路がしがみついていた。
「どうして瑞希がアキの足に抱きついているの?」
「どうしてだろうね。ホルスタインの習性みたいなものかな?」
「ふぅん。悪いけど、返答は昼休みまで待ってくれる?」
「了解だ。やっぱりいきなり告白されたら誰だって戸惑うよね」
445 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:38:20.02 ID:u+/KJIVP
「そうね。戸惑ってる原因は色々あるんだけど、
それは指摘しないでおくわね。今すぐ保健室で
頭痛薬をもらいたいくらいなの」
「よかったら保健室まで同行しようか?」
「結構よ。保健の先生が警察を呼ぶと思うから」
美波は教室へ入っていった。
眩暈に苦しむように、頭を手で押さえている。
変態に告白された彼女の心境は複雑だったのだ。
「姫路さん。いいかげん僕から離れてくれないか。
君がおかしなことしてるから、美波があきれてたじゃないか」
「明久君が季節外れのクールビズをしてるのが問題だと思います」
「なに? 君も僕のファッションについて文句いうつもり?
これはノーパンスタイルという最先端のファッションだ」
「そうですか。くだらない話を聞いてると私の耳が
腐りそうなので、先に教室に入りますね」
そっけない態度を示し、姫路も教室に消えた。
446 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:40:26.81 ID:u+/KJIVP
「何がいけなかったんだ? 美波なら二つ返事で
オーケーしてくれると思ったのに」
明久が独り言を言いながら教室に入ると、大パニックになった。
なにせ全裸の男が入室してきたのだ。
慣用な美波たちとは違い、同級生達は騒然となった。
ついに明久が本当の変態に目覚めただの、油断したら
ケツの穴の処女を奪われるだの、とにかく大騒ぎしていた。
その中で特に冷静だったのは、親友の雄二だった。
「おう。明久。今日はまた近未来的なファッションで
登場したな。何があった?」
「姫路さんが悪女だということが分かった。ショックだった。
僕は彼女のことが好きだった。彼女の純粋さが大好きだった。
だから脱いだ。文句あるか?」
「特にない。姫路の本性を知ったなら無理もないだろうな。
とりあえずトランクスだけでも履いたらどうだ?
今日は雨だし。さすがに冷えるだろう」
「うん。確かに少し冷えるかも」
さすがに親友の説得が効いたのか、納得した様子の明久。
しかし、ここで重大な事実に気がついた。
履こうにもパンツがないのである。
447 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:42:23.45 ID:u+/KJIVP
「あ、そういえば廊下に置きっぱなしだった」
明久は廊下を失踪中に脱いでそのままにしてたのだ。
ないのはパンツだけではなく、全ての衣類がどこかへいってしまった。
これでは服を着ることすら出来ない。
やがて、騒ぎは他の教室まで広がり、ついに通報されてしまった。
「全裸の男はどこだ!!」 「無駄な抵抗はするんじゃない!!」
廊下から二人の警察官の声が聞こえてきた。
まもなくFクラスに入ってくるだろう。
明久は全身系を集中し、この事態をどう乗り切るか考えた。
あたりを見渡す。全裸騒動で教室は騒然。ほとんどの生徒は
明久と雄二を遠巻きにしている。その中に秀吉がいた。
明久はチャンスだと思い、秀吉に襲い掛かった。
驚異的な速さで組み伏せ、ズボンのベルトを外し始める。
秀吉が何か叫ぼうとしたので、口の中に上履きをつめて黙らせた。
雄二の上履きである。秀吉はショックで気絶してしまった。
このすきに服を全部脱がしてしまうことにした。
脱がした服を明久が着ることによって、容疑を逃れようという魂胆だ。
448 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:44:46.07 ID:u+/KJIVP
「明久君。手伝いますね」
少しでもポイント稼ぎをしたい姫路が言った。
無駄に頭がいいので明久の作戦を瞬時に理解したのだ。
明久は彼女にキスしたくなった。
秀吉のYシャツを脱がしてる姫路は、誰よりも輝いて見えた。
「おい!! 全裸の男はどこにいる!!」
「大人しくしろ変態野郎め!!」
二人の警察官がFクラスの扉を開けた。
ガタイのいい奴らで、警防を持っている。
「ごくろうさまです。おまわりさん。
犯人はそこに倒れている男です。
暴れてたので全員で気絶させました」
姫路が素敵な笑顔で秀吉を指差した。
「な……!?」「おい姫路、何言って」
仰天した級友たちが姫路を問い詰めようとしたが、
「そうですよね。みなさん?」
姫路は、警察からは見えない角度でスタンガンを構えた。
翔子から一つ譲り受けたのだ。もし逆らうものがいれば、
容赦なく高圧電流をあびせるつもりだった。
449 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:46:13.04 ID:u+/KJIVP
見た目の可愛さとは裏腹に、とんでもない悪事を思いつく悪女だ。
クラスメイトたちに、逆らう勇気のあるものなどいなかった。
秀吉はそのまま逮捕された。
連行されている途中で目が覚めて冤罪を主張したが、
一切認められず、パトカーに入れられてしまった。
静まり返るFクラス。なにせクラスメイトが逮捕されてしまったのだ。
F組みには秀吉のファンが多かっただけに、みんな落胆していた。
明久は制服のサイズが合わないことに不満をもらしていた。
そこへ福原先生がやってきた。
「おはようございます。みなさん。騒動はもう終りましたか?
それでは朝のホームルームを始めようと思います」
教壇に立つ福原教諭。そこであるものを見つけた。
「おや、この小型のプラスチック爆弾は誰の落し物でしょうか?」
「すみません先生。私のです」
「姫路さんのでしたか。誰かが踏んだりしたら危険ですから、
今度から注意してくださいね」
450 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:48:08.10 ID:u+/KJIVP
「はい。次からは落とさないように、
土屋君の背中にでも装着しておきます」
にっこりと微笑む姫路。福原先生は今すぐ姫路を生徒指導室に連行、
もしくは最寄の警察にでも通報したかった。しかし、教卓の
引き出しに時限爆弾が仕掛けられているのを発見してしまった。
そしてあろうことか、そのスイッチと思わしきモノを姫路が握っている。
「先生。すごい汗ですよ?」
「はは……。もう夏が近いですからね」
「汗かいたままだと体に悪いですよ? ちょうどハンカチを
持ってますのでふいてあげますね」
姫路はハンカチで先生の額をふきながら小声でささやいた。
「……ちなみに爆弾は学園のいたるところに仕掛けてあります。
全校生徒の命は私が握っていると思ってください。
どこへ逃げても同じです。警察に通報なんてしたら、
職員室から爆破します。次はAクラスの教室です。
分かりましたか? 分かったら二回うなづいてください」
福原教諭に反抗の意思など初めから存在しなかった。
素直に二度うなづいて姫路から許しを得る。
「では先生、ホームルームを始めてください」
451 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:51:35.11 ID:u+/KJIVP
姫路の指示に従い、通常通りHMを始める。
全員が姫路のことを化け物を見るような目で見ていた。
彼女は秀吉を逮捕させた張本人である。
姫路はそんな彼らの視線など全く気にしていなかった。
ゴミクズ同然のクラスメイトのことなど、初めから眼中になかったのだ。
もし彼らが姫路に文句を言ってきたら、
極秘裏に仕掛けた爆弾のスイッチを入れればいいだけだ。
爆弾はあらゆる場所に設置してある。
昨日学校に忍び込んでやっておいたのだ。
その後は平常通り授業が行われ、あっと言う間に昼休みになった。
「雄二。お昼ごはん食べよ」
雄二の嫁がやってきた。
いつものように愛妻弁当を手にしている。
「おう、いつもすまないな翔子」
「今日は天気がいいからお外で食べない?」
「悪いが俺の席で我慢してくれないか?
ちゃぶ台に爆弾が仕掛けられていてな。
下手に動くと天国のじいさんと再開することになりそうだ」
452 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:53:07.01 ID:u+/KJIVP
雄二は引きつった笑顔でそう言った。
朝からずっと座りっきりで足が痺れていた。
彼はFクラす代表という立場なので姫路にマークされており、
今座っている座布団にも地雷が仕掛けてあった。
「……そう。それなら雄二の席で食べる」
「聞き訳がよくて助かるぜ。お、今日のは豪勢だな」
「……この八宝菜が自信作。食べてみて」
「もぐもぐ……うん。焼き加減がちょうどいいな。
さすが翔子。俺はいい嫁をもって幸せだぜ」
生と死の狭間で談笑する二人。
翔子の手料理はいつ食べてもおいしかった。
雄二は朝から気を張っていて、もう倒れそうだったが、
翔子の弁当ののおかげで少し元気になった。
将来は絶対に結婚してやろうと思っていた。
「……雄二。あーんして」
箸は初めから一膳しか用意されていない。
二人は交互に食べさせあっていた。
愛し合う夫婦の営みである。
453 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:54:46.92 ID:u+/KJIVP
周りの男子からすれば嫉妬で殺してやりたいほどの苦痛なわけだが、
今日は怒りのオーラを放つホルスタイン(姫路さん)がいた。
「まあ。お二人とも。ずいぶん仲が良さそうですねぇ。
ちょっと嫉妬ちゃいました」
「え…?」
翔子が振り返った時にはもう手遅れだった。
彼女の背中には電子式の小型爆弾が装着されていた。
「自分で外そうとしたら爆発しますよ。
威力は教室ごと軽く消し飛ぶほどです。
坂本君と天国で愛しあいたいですか?」
「……いや。……まだ死にたくない」
「うふ。翔子ちゃんの脅えてる顔って可愛いですね。
ところで、私の持ってるリモコンなんですけど、
座布団の地雷を遠隔操作できる優れものなんですよ」
「……ゆ、雄二。……怖い。助けて」
翔子は雄二の腕に抱きついた。
リスのような顔でプルプル震えている。
雄二は彼女を安心させようと頭を撫でていた。
454 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:57:08.97 ID:u+/KJIVP
「ち、あなたたちを見てると本当にイライラしますね。
まずは地獄の高圧電流でお仕置きを…」
「待ってくれ姫路さん!!」
スタンガンを取り出した姫路を止めたのは、明久の声だった。
「スタンガンよりも全裸で校内一周させたほうがいいんじゃないか?
その方がよっぽど苦痛だと思う」
「そうですね。それも悪くはないですが、こんなバカップルの
裸なんて見たくありません。また警察の世話になるのもやっかい
ですしね。明久君は私を止めないんですか?」
「あたりまえじゃないか。マジキチモードの
姫路さんに逆らえる奴なんてこの世にいないよ。
現にあの霧島さんを圧倒してるじゃないか」
「明久君。私を少しでも怒らせれば、美波ちゃんもろとも
吹き飛ぶことが分かってて言ってますか?」
彼女の心は沼地のヘドロより汚い。
マジキチもここまでくると、むしろ心地よい。
455 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 00:59:21.97 ID:u+/KJIVP
恐怖などすでに喉元をすぎてしまった明久は冷静でいられた。
漫画やアニメなどでは勧善懲悪が主流だが、現実は厳しい。
明久は自分の足元に目を向けながら、
「もちろんさ。今も僕の足に取り付けられた爆弾が
時間を刻んでるようだ。これはいつ爆発するんだい?」
「遅くとも夕方までには」
「あはは。愉快すぎて首吊り自殺したくなったよ。
どうしたら助けてくれる?」
「美波ちゃんと別れて、私と付き合ってくれれば」
姫路は横を向いた。教室の隅に薬で眠らされた美波がいる。
後ろ手に手錠されており、口には布が巻かれている。
美波は抵抗すると明久を爆破すると脅され、クロロホルムを
かがされたのだ。その後、やはり爆弾を取り付けられた。
「それは無理な相談だね。僕が美波を愛してる気持ちは変わらない。
けど僕の姫路さんに対する評価は過去最低だよ。
どうしたらそんなに極悪非道に慣れるんだい?」
「私を怒らせるなっていいましたよね?
美波ちゃんのバラバラ死体でも見たいんですか?
この状態でまだ私のことを好きと認めてくれない明久君の
ほうがむしろ異常だと思いますよ」
456 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:01:07.83 ID:u+/KJIVP
「たしかにそうかもしれない。すでに飛び降り自殺を図った生徒も
いるくらいだしね。爆弾の恐怖でおかしくなって」
「哀れな生き物です。そんな軟弱者は生きるに値しない劣等人種です」
「なるほど。姫路さんらしいね。思わず反吐が出そうになるよ」
姫路は、これ以上明久の挑発を受けるつもりはなかった。
肩をすくめてからカバンを手に取る。
持参のお弁当を取り出し、明久に一緒に食べるよう勧めた。
「明久君。たまには私のお弁当を食べませんか?
今日は化学薬品を入れてませんから普通においしいと思いますよ」
もちろん逆らえば殺される。
「いいね。ちょうどお腹がすいてたんだ」
「どうぞ私の隣に座ってください。翔子ちゃんたちみたいに
ラブラブな食事をしましょう?」
明久が悟りを開いた表情で座る。
絶対にラブラブな食事にはならないだろうと確信していた。
王国をはなれて修行に出発した釈迦の境地である。
他の生徒達は黙々と食事を取っていた。
みんな爆弾を恐れていてそこから動けないでいる。
457 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:03:10.78 ID:u+/KJIVP
火薬や薬品の匂いが充満するカオス教室だ。
誰だって命は惜しい。F組一同、
明久が姫路を怒らせないよう祈るばかりである。
「みなさん。いつまで食べてるんですか。
五時間目の授業を始めますよ?」
科学の先生だ。姫路たちがもたもたしてたので
時間が着てしまったのだ。
姫路は舌打ちした。まだ明久とのランチタイムはすんでない。
邪魔者はたとえ教師であろうと容赦しないつもりだった。
ちなみに、この若い先生はまだ姫路の悪事を知らないのだ。
姫路は彼に近寄って耳打ちし、教卓の下の爆弾等について説明した。
「先生。私は明久君とお弁当を食べないといけないので、
今日は自習にしてもらえませんか?」
「そ、そうですか……。たまには自習するのもいいかもしれませんね。
はは……。ところで、島田さんは教室の隅で自習ですか?」
教師は拘束されている美波をちらりと見た。
目を覚ましていて、じたばたと暴れて助けてくれと目で訴えている。
458 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:05:47.47 ID:u+/KJIVP
「はい。美波ちゃんは私を怒らせた報いを受けてもらってる最中です。
今先生のシャツにしかけた爆弾も、私が任意に爆破できることを
忘れないで下さいね。先生は邪魔ですから職員室に帰ってください。
廊下にも色々仕掛けがあります。細心の注意を払うといいでしょう」
「は、はは……。わ、わわ、わかりました」
布施先生はなんとか自我を保ちながら退出した。
顔面蒼白なのは、すでに貧血を起こしているからだ。
なんとしても生き残りたい。その思いが彼の脳内を支配していた。
姫路は満面の笑みで席に戻った。
「お待たせしました明久君。今日はたっぷり時間がありますから、
じっくり味わって食べてくださいね。あーん」
「……もぐ」
「お味はどうですか?」
「なんていうか。すごく普通の味だね。全人類の共通の敵である
姫路さんが作ったとは思えないほど家庭的な味だ」
「うふふ。それって褒めてるんですか?」
「まあね。もっともらっていいかな」
「もちろんです♪」
459 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:08:36.03 ID:u+/KJIVP
明久は魔界で食事を食べているような気分だった。
用意されたお弁当は思ってたよりもおいしかったのが
びっくりだった。姫路が、今までわざと毒物の入った
料理を作っていたと明かした時は殺意がわいたが、
今はどうでもよかった。
自分の生殺与奪を握っている相手と仲良く食事をする。
これ異常ないほどのカオスだった。
あまりにも情けなくて舌を噛み切りたくなる。
秀吉が逮捕されたことなど、どうでもよくなってきた。
「明久君。私にも食べさせてくれますか?」
「うん……」
姫路は子供のように無邪気な顔をしている。
童顔の美少女なので顔は可愛い。
左手に持ってる爆弾のスイッチがなければ最高だった。
どうして美人の顔と性格は一致しないのだろうと考えると、
彼女にワンパン食らわしたくなった。
十五分もすると食べ終わった。
「おいしかったね、姫路さん。
生きてることの素晴らしさを実感させてくれる、いい食事だったよ」
「うふ。お粗末様。また明日も作ってきますからね」
460 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:10:32.42 ID:u+/KJIVP
姫路はお弁当を片付けてから時計を確認した。
「まだけっこう時間が余ってますね。
翔子ちゃんに芸でもしてらいましょうか」
姫路は不気味に微笑んでいた。底冷えのする笑みである。
翔子はできるだけ目を合わせないようにして脅えていた。
できればAクラスに帰りたいが、雄二が人質に取られており、
下手に教室を出ようとすれば殺される。
「翔子ちゃん。これから私の犬になりませんか?
スイッチ一つで致死量の電流が流れる首輪があるんですけど、
たぶん翔子ちゃんの首にぴったりだと思います」
「……いや。許してください」
「可愛い顔で泣いたって私には通用しませんよ?
あなたには二種類の選択肢があります。
首輪をつけるか、現世とお別れするかです」
「……っ……どうして?……こんなことするの……?」
「だから泣いたって無意味だって言ってるじゃないですか。
学園一の才女のクセにとんだ愚図ですね。
それなら坂本君に首輪をプレゼントしましょうか?」
「そ、それだけは駄目!! どうか私につけてください」
461 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:12:41.40 ID:u+/KJIVP
「ふん。最初からそう言えばいいんですよ」
無常にも翔子に首輪が付けられた。
装着された鉄の感触が冷たい。現実と隔離する合図のようだった。
「翔子ちゃん。お手」
「……はい」
翔子は大人しく従ったが、姫路は静かに怒っていた。
「そうじゃないでしょ? 犬は人の言葉を話しますか?」
「……え?」
「ワンって言いなさいってことです。解りましたか?」
「……っ!!!」
その次の瞬間。
翔子が姫路に襲い掛かった。
不意をついて彼女を押し倒すことに成功。
まずは姫路の手元にあるスイッチを取り上げる。
姫路を何回か殴って痛めつけてから、首輪を手で外した。
意外と簡単に外れたのでびっくりした。
462 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:14:13.87 ID:u+/KJIVP
「姫路……!! もうあなたの天下は終わり」
翔子はマウントポジションを取っている。
隠し持っていたスタンガン(元祖)を構えた。
「ふん。それで勝ったつもりですか?」
姫路はなぜか余裕の態度。髪も服も乱れて口から血が出ている。
翔子に殴られた時に口を切ったのだ。
「もう手加減しません。覚悟はいいですか?」
姫路が指をならすとF組の扉が開かれる。
入ってきたのは、なんと秀吉の姉君、木下優子さんだった。
「優子? ……どうしてここに?」
「あんたを倒しにきたのよ。F組の女王、姫路さんの命令だからね」
優子はいきなり襲い掛かってきた。驚愕している翔子を押し倒す。
二人は床の上で転がり、ダイナミックなキャッツファイトを始めた。
「く……。こいつ、往生際が悪いわよ代表!!」
翔子は以外に強かった。武道のたしなみでもあるのか、
優子の攻撃をいなしながら反撃を加えていた。
やがてマウントを取り、優子の首を絞め始めたところで、
463 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:15:55.01 ID:u+/KJIVP
「あらあら。忙しそうですね木下さん。私もお手伝いしましょうか?」
復活した姫路が加勢しようとしていた。翔子にとって最悪の増援だった。
一対一なら負けるつもりはないが、二人を相手にするのは分が悪い。
しかも相手の正体がわからないから尚最悪だった。
翔子は抵抗は無意味だと判断し、大人しく降伏した。
「さすがはAクラス代表さんですね。それじゃあ、私に
逆らった報いをたっぷり受けてもらいましょうか」
姫路は優子に指示し、翔子をロープで縛らせた。
もう一度首輪をつけてやり、頭を撫でてやった。
これ以上ないほどの屈辱だ。翔子は唇を噛みながら涙をこらえていた。
「うふふふふ。人の悔しそうな顔ってどうして
こんなに可愛いんでしょう。
翔子ちゃん。これから何をされるか解りますか?」
「……さあ。あんたみたいな腐った女の考えなんて、解らない」
「は?」
「……あんたなんて死ねばいい」
「こいつ!!」
464 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:17:23.82 ID:u+/KJIVP
姫路の平手打ちが飛ぶ。静まりかえった教室内に乾いた音が響いた。
翔子は痛みをこらえながら睨みかえしている。
その態度はますます姫路を怒らせたのだった。
「木下さん。すみませんが、ビデオカメラを持って来てますか?」
「す、すみませんが、あいにく持ってないです」
「そうですか。では、あそこで大往生してる土屋君の死体から
カメラを取ってきてくれませんか?」
優子は黒い煙をあげているムッツリーニの死体
(厳密には気絶しているだけ)に近寄った。
彼は爆弾の実験で犠牲になったのだ。ムッツリーニ
の服をまさぐると、あらゆる種類のカメラなどが発見された。
姫路はその間、携帯で誰かに連絡していた。
「そうです。今すぐ彼を開放しなさい。今すぐです。
え? 時間がかかる? 私を誰だと思ってるんですか!!
父に報告しますよ!? はい? ええ。はい。解りました。
すぐお願いしますね。ではまた」
優子は声を荒げている姫路を怪訝そうに見つめながら、
デジカメの性能を確認していた。間違いなく最新機種だった。
従来の機種とは画素も桁違いで、動画の録画機能も充実していた。
465 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:18:56.65 ID:u+/KJIVP
姫路の平手打ちが飛ぶ。静まりかえった教室内に乾いた音が響いた。
翔子は痛みをこらえながら睨みかえしている。
その態度はますます姫路を怒らせたのだった。
「木下さん。すみませんが、ビデオカメラを持って来てますか?」
「す、すみませんが、あいにく持ってないです」
「そうですか。では、あそこで大往生してる土屋君の死体から
カメラを取ってきてくれませんか?」
優子は黒い煙をあげているムッツリーニの死体
(厳密には気絶しているだけ)に近寄った。
彼は爆弾の実験で犠牲になったのだ。ムッツリーニ
の服をまさぐると、あらゆる種類のカメラなどが発見された。
姫路はその間、携帯で誰かに連絡していた。
「そうです。今すぐ彼を開放しなさい。今すぐです。
え? 時間がかかる? 私を誰だと思ってるんですか!!
父に報告しますよ!? はい? ええ。はい。解りました。
すぐお願いしますね。ではまた」
優子は声を荒げている姫路を怪訝そうに見つめながら、
デジカメの性能を確認していた。間違いなく最新機種だった。
従来の機種とは画素も桁違いで、録画機能も充実していた。
466 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:21:02.13 ID:u+/KJIVP
姫路は優子に撮影係りになるよう命令した。
ちなみに、なぜ優子が姫路に従っているかというと、
密かに押収されたBLコレクションが原因だった。
同人誌からDVD、さらには自作のイラスト集まで。
なんでもござれな状態の家宝だった。
彼女がBLに生きがいを見つけたのは、中学三年生の冬だった。
指定校推薦でこの学園への入学が決まっていた時期だった。
友達に暇つぶし程度に借りた一枚の同人誌。あれが優子の
新しい感性を開拓させてしまった。
高校二年生の現在まで必死に集め続けたコレクション。
いわば大事な人質のようなものである。無駄にしたくはなかった。
「ワ、ワシになんの用かのう、姫路」
次に教室の扉を開けたのは秀吉だった。
警察に取調べを受けていたのだが、
姫路のごり押しで学校まで来させられたのだ。
つまり、先程携帯で連絡してたのは、
彼を自由にさせるためだったのだ。
467 :
「奇妙な関係」:2011/05/03(火) 01:23:23.44 ID:u+/KJIVP
姫路はにこにこと笑いながらこう言った。
「待ってましたよ木下君。さっそくで申し訳ありませんが、
翔子ちゃんとキスしてくれませんか?」
「…!!!!」
あまりの衝撃発言に、秀吉だけでなく教室中が唖然とした。
いよいよ悪として覚醒した姫路。
囚われの身の翔子と美波。すっかり空気の明久と雄二。
そして、姫路の言いなりになっている優子。
想像の限界を超える修羅場に、
少年少女たちはどう立ち向かうのか。
次回に続く (第三話 終了)
どおぅぅぅえええ!!
もうありとあらうる意味でカオスすぎて笑うしかできねえwwwwwwwwwwwwww
保守
何がどうなんだってばよ…
472 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 22:28:21.93 ID:/q13KAFM
秀吉×優子
473 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 18:48:19.74 ID:CHyt5f0x
ブヒー
474 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:19:31.81 ID:QeVSVGdL
鬼畜な秀吉
希望
ところで秀吉は巨根?
476 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 08:17:58.04 ID:5kvtzESP
秀吉にそんなモノあるはずがない
・・・・・・何を馬鹿な事を
下のモノがあるからこその秀吉だろ
1、秀吉は外見に似合わぬ立派なサイズの持ち主だよ!
2、秀吉は普通サイズの持ち主だよ!
3、秀吉はポークビッツサイズの持ち主だよ!
4、秀吉はそんなの持ってないよ!
観測するまではわからない
わからないからこそそこには夢がある
ついてる・・・秀吉
ついてない・・・優子
481 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 20:55:43.30 ID:u0XEoAh5
姉弟でやってる
秀吉棒ぺろぺろ
483 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 02:46:01.19 ID:EBnBO7gg
誰か木下姉妹の近親相姦書いてください
484 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 20:56:00.45 ID:EBnBO7gg
翔子タン可愛いよ
485 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 14:17:36.61 ID:47IajKkl
秀吉は女に対する性欲あるのか
486 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 20:02:06.84 ID:2rk2Q4NU
この話読む前から姫路嫌いだったがこれ読んでもっと姫路嫌いになったよ…
487 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 02:24:53.64 ID:RNycgvdm
アニメ版の優子を痛い目にあわせたい
藤林丈司
490 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 00:11:49.28 ID:wFJ0LNwa
ノーパン主義者で同性愛者またはショタコンであるという疑惑の三重苦の娘がいると聞いて
確認
492 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 18:06:17.99 ID:jqb8Ak1+
二期でも優子は少ないまま
愛子は実践経験あるのか
藤林丈司
494 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/10(金) 23:56:35.34 ID:XIKbg2Yy
もうすぐ二期
新作いっぱい来ればいいな
495 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 06:34:55.24 ID:Lo1YUEFz
…ふぁ……
珍しく早く起きてしまった僕こと
吉井明久はベッドからおりリビン
グへ
リビングにはいつもどうり姉さん
がいてぇぃ?
リビングには姉さんのほかに僕と
同じ歳ぐらいの女性がいた…
姉さ
んは僕にきずくなり
「アキ君おはようございます」
と言ってくる…ここまではいつも
どうり…だが座っていた女性が立
ち上がり僕に向かってこう言い放っ
たのだ…
「アキにぃおはよ。」
えぇ?アキにぃ?誰それぇ?
僕は混乱しながら姉さんに
「えぇ…とっ…この人は誰かな?」
と聞いた するといきなり横から
頬を引っ張られ
「実の双子の顔忘れたの!?私は吉井明子!!
いくらバカでもそれりゃないでしょ…」
…
……
………はぃ?
アキ×アキ 難しいww無理だw
496 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 12:40:57.98 ID:NexCXgRH
優子タン可愛いよ
497 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 03:12:20.06 ID:tymP08NJ
吉井明久×姫路瑞希×島田美波
久保利光×清水美春
坂本雄二×霧島翔子
木下秀吉×木下優子
土屋康太×工藤愛子
2番目だけはない
499 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/17(金) 23:24:24.29 ID:Xx+kqbLt
木下姉弟の近親相姦は同人誌2冊、エロパロ3作見たことあるが
人の道を迷う者は全くみたことないな
秀吉はどっちかというと明久好きだからな
501 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/18(土) 22:22:10.77 ID:emA0Ad6B
木下姉妹のと、秀吉と優子さんを勘違いしたままレイパーになるバカ
っていうのは見たことアリ
503 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/18(土) 22:50:22.48 ID:emA0Ad6B
姉妹の作品が知りたいがスレチかな
6.5巻の変態暴露もアニメ化するのかな
504 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 13:11:38.49 ID:mxHdWZlK
須川亮×
505 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/23(木) 21:52:54.71 ID:gaHpYrc0
アキチゅん
506 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/24(金) 18:54:37.56 ID:CUrVFNmy
木下姉妹
外では演劇バカと優等生
家では奴隷と腐女子
ベッドではご主人様とペット
507 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 22:33:37.55 ID:oRA7nyv5
霧島雄二の日常
509 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 18:03:47.67 ID:iqLzUzBi
510 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 23:30:47.24 ID:EiZm4Oe9
>>503 「姉と弟と近親相姦」と「アンビバレンツ」
が近親相姦ものだな
511 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 18:24:27.96 ID:DlpaGOUM
>>510 ありがとうございます
「アンビバレンツ」 の方は商業紙見たことある人だった
512 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 01:00:11.21 ID:jXrgAQTP
6.5巻の木下姉妹入れ替わりやるんだな
あれって二人とも着替えお互いに見えてるのか
あんまり気にしないんじゃない?姉妹だからさ
家ではいつも下着姿でうろついてるのを見てるから
そりゃもう慣れてるだろ
ああ、そっか。少なくとも優子は気にしてなさそうw
何言ってんだ
兄妹だろう
イヤそれはおかしい
兄妹、ならありえる
519 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/03(日) 15:31:11.65 ID:vhdI94ws
同性愛者もしくはショタコンで、スカートの中はノーパン解放主義
木下優子はいつも下着を身に着けずに可愛い女子か幼い男の子を物色しているらしい三重苦の変態
一方、秀吉は明久と子供を作っていた。
秀吉が子を宿す世界か・・・
いやあるいは明久?
二人とも宿していれば変に悩む必要ないや。
もうすぐアニメ二期やるからこのスレも勢いづくかな?
職人も戻ってきて欲しいもんだ
個人的には「7、5巻のIFで召喚獣が告白してしまったら?」の人とか戻ってきて欲しい
エロ無しだが明久×優子のも良かったな
優子が明久の勉強見るやつ
今夜からアニメ放送開始
test
527 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/08(金) 21:30:03.21 ID:gRLKmcsG
正座
528 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 22:21:56.24 ID:gimvfV6O
工藤愛子の乱交授業
ムリだな
出る度に耳年増になっている
529 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 00:38:59.18 ID:DrDEDzz0
試召戦争に敗れた代表は戦犯扱いされて立場急落するらしいがEクラスに敗北して最低設備に堕ちた小山友香も責任取らされたのか
保守
さぁそろそろ
532 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 21:57:38.13 ID:DrDEDzz0
>>529 元々ビッチっぽいキャラだし
木下姉妹近親相姦主従逆転編書こうとしたが詰まった
秀吉輪姦物のSSってある?
原作に雄二で言う霧島さんとか、ムッツリーニで言う工藤さんみたいな位置の女性キャラが秀吉にも出てきてくれないもんだろうか。
そりゃ無理だ。だって一番思ってる人が明久なんだもん。いやアキちゃんか!?
539 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/18(月) 22:51:07.62 ID:9RtwYUGW
作品主旨的にも出ないな
9.5巻では姉と子供作ったんだっけ未遂だっけ?家帰ったら見直すか
あと同人で明久誘惑するお仕置きって美波に逆レイプされたの見た覚えがある
まぁ男の反対は女だが秀吉の反対は秀吉しかないな
つまり姉(ry
秀吉に一番近いのは明久だろう
姉は普通に女だし
男らしく無い事にコンプレックスを持ってる秀吉と、女らしくない事にコンプレックスを持ってる美波でちょっと考えたことはあったけど
雄二と秀吉は仲良くしてると嫉妬してしまうなー
544 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 18:55:04.81 ID:yFaiJOEC
>>542 同じく
偏った見方をしてみると意外と挿絵にツーショットがあるようにも見える
問 あたかも を使い短文を作りなさい
・姫路瑞希の答え:あたかも私を敵のような振る舞いであった
・教師のコメント
正解です あたかもは仮定表現の一種なので決めつけなどの時にも使われますね
吉井明久の答え:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない
・教師のコメント
この問題を作った時に誰か一人位はこれを書くと思っていまs
坂本雄二の答え:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない
島田美波の答え:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない
土屋康太の答え:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない
教師のコメント:この問題をFクラスに出してしまった先生が間違いでした
(蛇足)
木下秀吉の答え:みんながあたかもワシを女のように扱います
・教師のコメント
これは回答なのか相談事なのか悩みどころです
わたしを敵のような〜
は文章がおかしいと思う
後、最後のはあたかもとワシをが位置的に逆じゃね?
てか、ユージはその手の間違いしなさそう
>>548 あのFlashを見て即興で作った
稚拙で済まない
初心者ながら、明久×秀吉を投下させて頂きます。
長文+エロ無ですが、宜しければお付き合い下さい。
明久×秀吉だとエロがあった方が問題だな
蝉の大合唱が響く8月、僕たちFクラスは補修のためにここ文月学園へ訪れていた。
雄「皐月リゾート?」
明「うん。今月にオープンする予定の大型娯楽施設だって。雄「んで、その皐月リゾートがどうかしたのか?」
明「いやぁ、実はプレオープンの招待チケットが当たっちゃってね」
秀「ほぅ、それは良かったのぅ!」
ム「………羨ましい」
雄「その招待チケットは何人行けるんだ?」
明「一応、カップル4組までOKらしいよ」
雄「――殺気!?」
雄二がそう呟いた瞬間、どこからともなく霧島さんが現れた。
霧「……雄二、私達も行く」
雄「翔子!?お前どこから沸いて出やがった!?」
霧「……雄二の現る所、翔子在り」
雄「一度教会へ身を清めに行く必要がありそうだな」
羨ましい呪いだ。
明「雄二、せっかくのお誘いなんだし、行けばいいじゃないか」
雄「いいか、第一あの招待チケットはカップル限定だ。俺たちはカップルじゃないから――おっと、唐辛子付きガムテープの出番はまだ早いぞ」
霧「……いけないお口は躾が必要」
どうりで最近雄二の唇が腫れている訳だ。
雄「百歩譲って、俺たちがカップルだとしても明久の許可が『僕はOKだよ』降りないと良い度胸じゃねぇか」
霧「……吉井は良い人」
明「それで、もし良かったら秀吉も一緒に――超殺気!?」
美「アキー?」
姫「明久君?」
どこからともなく鬼―もとい美波&姫路さんが現れた。
さて、僕はどうする?
美「今正直に言えば、右腕一本で許してあげるわよ?」
姫「今話さなければ、左腕一本の犠牲がでますよ?」
結局一本取れるじゃないか。
こうなったら、選択肢は一つ!
明「……逃げるッ!」
雄「おっと明久。ここから先は通行禁止だぜ?」
し か し ま わ り こ ま れ て し ま っ た !
明「雄二…!貴様裏切ったな!」
雄「一人だけ助かろうったって、そうはいかねぇ!」
明「雄二…!」
雄「持つべき者は、道ずれだろ?」
明「貴様ぁぁぁァァアア!」
やはりコイツとは一度やり合うべきだろうか。
美「アキー?私と行くのよね?」
姫「明久君?勿論お相手は私ですよね?」
明「いや僕は秀吉と――二人とも、
今すぐその包丁を捨てるんだ。いいかい?
この国には銃刀法違反という法律があってだね」
美&姫「愛は法律を超越するわ(します)」
明「カッコ良く言ってもそれは只の犯罪こう痛いぃぃィィィ!
ゆっっくりと両腕の感覚が失われていくぅぅぅ!?」
美「さぁ!言いなさい!相手は誰にするの!?」
姫「明久君!言って下さい!」
躊躇いなく包丁で僕の腕を切ろうとする二人は、鬼そのものであった。
明「もしも秀吉って言ったら?」
美「両腕が消し飛ぶわ」
明「もしも美波か姫路さんって言ったら?」
姫「選択肢により片腕が消し飛びます」
結局秀吉にしても両腕を失うし、
美波か姫路さんを選んでも片腕の犠牲は否めない!
くそっ!こうなったら!
明「ムッツリーーーニ!」
このあと、懸命な手術の結果、僕の腕はなんとか繋がった。
☆
結局、僕の入院やらなんやらで、皐月リゾートの話は流れてしまった。
ただ、チケットを腐らせてしまっては勿体無いので4当分してそれぞれ
僕・霧島さん・美波・姫路さんに渡った。
その後雄二達は行ったらしいけど、僕はまだチケットを使ってはいない。
そう、このチケットは
〜秀吉と行く!皐月リゾート満喫ツアー・淡い一夏の思い出〜
の為の大事な切符だ。
そして今日、満を持して秀吉を誘う事にした。
【To-木下秀吉】
『この間の皐月リゾートの件なんだけど、良かったら僕と行かない?』
文面はこれで良いはず。
さぁ、送信しよう!
【送信完了】
さて、あとは返事を待つだけだなぁ。
良い返事が貰えると良いんだけど…
PiPiPiPiPiPiPiPi
そんなことを考えているとメールが来た。
秀吉だろうか?
【From-霧島雄二】
『先週行ってきた皐月リゾートだが、不思議と楽しかったぞ。
ところでお前、俺の名前の登録を≪坂本雄二≫にしてるか?
いや、ちょっと嫌な予感がしただけだから、違うならスルーしてくれ。』
なんだ雄二か。凄まじい勘に驚いたけど、
その部分については丁重にスルーさせて頂こう。
【To-霧島雄二】
『楽しいに決まってるじゃないか!
好きな人とのデートなんだから!』
これでOk。
PiPiPiPiPiPiPiPi
おっと、またメールだ。
【From-木下秀吉】
『ワシと行って、明久は楽しいかの?』
今度こそ秀吉だ!
ただ、秀吉の前に雄二に返信しちゃわないとな。
秀吉からのメールで文面が消えちゃったから、もう一度打たないと…
『楽しいに決まってるじゃないか!
好きな人とのデートなんだから!』
この文面だったよね。
よし、送信っ!
【送信完了】
次は秀吉に返信しなきゃ、と思った矢先にまたメールが来た。
【From-木下秀吉】
『そう言われると照れるのじゃ…
では、明日9:00に駅前集合じゃ!
楽しみにしておるぞい!』
…ん?よくわからない。
困惑しつつ、送信BOXを見てみる。すると…
[7/22 22:45]【To-木下秀吉】←[New]
[7/22 22:35]【To-木下秀吉】
[7/20 4:44]【To-須川亮】
[7/19 4:44]【To-須川亮】
[7/18 4:44]【To-須川亮】
[7/17 4:44]【To-須川亮】
[7/16 4:44]【To-須川亮】
[7/15 4:44]【To-須川亮】
人生通算二度目痛恨の送信ミス。
〜秀吉と行く!皐月リゾート満喫ツアー・淡い一夏の思い出〜
に早くも暗雲が立ち込めてきた。
☆
天気は快晴。気温湿度共に良好。
今日は正にデート日よりといったところだ。
結局、昨夜は楽しみで眠れなかったため、
僕は少し早めに家を出て待ち合わせ場所へと向かった。
駅に着いてみると、時計の針は7:30を指していた。
残り1時間半をどう過ごそうか迷っていると、後ろから声をかけられた。
秀「ぉ…おはようじゃ、明久」
明「やぁ秀吉、待たせちゃったかな?」
秀「ほんの3時間前に来たばかりじゃ」
三時間前は≪ほんの≫の内に入らないと思う。
明「それにしても、相変わらず可愛いね」
秀「面と向かって言われると照れるのじゃ…」
明「照れてる秀吉も可愛いよ?」
秀「そんな事言われても嬉しくないのじゃ!(*´∀`*)」
明「秀吉、顔と台詞が逆だよ?」
秀「これは照れてるだけなのじゃ!」
これ以上揶揄うのも可哀想なので、早速電車に乗ることにした。
電車に揺られる事1時間。ようやく僕たちは皐月リゾートへ到着した。
途中、僕は車内でジーンズ職人の被害に遭遇したけど、
秀吉は気づいていないみたいだしここで言う必要もないだろう。
秀「中々大きい施設じゃの!」
秀吉が感嘆の声を漏らすのも無理はない。
なにせここ皐月リゾートの面積は某夢の国と同じクラスの大きさらしい。
明「パンフレットによると、東西南北でフロア分けされているらしいよ」
秀「今ワシ等がおるのが東側じゃから、東フロアから楽しむかの」
明「東側って言うと、遊泳施設の方かな」
秀「早速入るのじゃ」
明「OK!」
朝早いと言うのに、施設内はもう賑わいを見せていた。
仲良く泳ぐカップルや、包丁を持った美波。
浮き輪ではしゃぐカップルに、包丁を持った姫路さん。
明「秀吉、逃げよう!」
秀「明久、急にどうしたのじゃ!?」
明「せめて今日一日は生きたい!」
秀「なぜ死ぬことが前提なのじゃ!?」
神様、どうか今日だけは…!
☆
明「はぁはぁ、ここなら安全だね」
秀「はぁはぁ、一体何があったのじゃ?」
全速力で疾走すること5分。
なんとか敵に気づかれることなく、僕たちは西フロアに到着した。
明「なんでもないさ、ちょっと殺人鬼の姿を見かけただけだから」
秀「それは≪ちょっと≫の内に入らんと思うぞ!?」
明「そう?ゴキ〇リと同じ頻度で見かけるけど」
秀「世も末じゃな…」
そんな世間話に花を咲かせていると、施設内に放送が入った。
『皆様、この度は皐月リゾートへお越し頂き、誠にありがとうございます。
本日はプレオープン記念企画と題し、
東フロアにて水無しウォータースライダーを開催します。
紐無しバンジーに匹敵する恐怖を、是非ご体験下さい。』
明「世も末だね」
さてはこの施設、如月ハイランドと関係があるな?
この狂気は普通じゃない。
秀「じゃが、単純に考えれば滑り台の様なものではないかの?」
明「秀吉、なら一度見に行かない?」
秀「良い考えじゃな。」
僕にはわかる、この施設なにかがヤヴァい。
『うぁぁぁああぁ!!!体が!身体がぁぁあ!!』
『熱い!皮膚が!摩擦で!溶ける!』
『このままだと床に激とt――』
水無ウォータースライダーの開催場につくなり、断末魔が聞こえてきた。
明「ね?危ないでしょ?」
秀「……(ガクガクブルブル)」
明「わかって貰えてなによりだよ」
秀吉は顔を真っ青にして体を震わせていた。
秀「…ひ…さ…しろ…」
明「ん?どうしたの?」
秀「明久……後ろ……」
明「僕の後ろがどうかしたの?」
振り返ると、そこには
美&姫「「ウェルカム」」
て き は い き な り お そ い か か っ て き た!
☆
明「…ん…ここは……?」
気がつくと、そこは見知らぬ天井。
そして見慣れた美少女。
秀「明久…!目を覚ましたか!」
明「秀吉…!僕は一体?」
秀「あのあと姫路と島田に水無ウォータースライダーを92回程やらされ、
島田の折檻を受け、姫路の手料理を食べて今に至るのじゃ」
明「わかりやすい解説ありがとう(ガクガク)」
僕、よく生きているなぁ…。
明「ところで、元凶は?」
秀「島田と姫路は上手く撒いたから心配は無用じゃ」
明「助かるよ…」
ふと気づけば、もう当たりはすっかり暗くなっていた。
せっかくの秀吉とのデートだと言うのに、
ほとんど何もしないまま終わってしまった。
明「そう言えば、いろいろあったせいで秀吉の水着姿が拝めなかったなぁ」
秀「なぜワシの水着が見たいのじゃ…」
明「可愛いからに決まってるじゃないか!」
秀「自信満々に言われても困るのじゃ!」
秀「…そもそも、どうして明久はワシを誘ったのじゃ?」
急にしんみりとした声で、僕に尋ねる。
明「……それは、その……」
つい言葉に詰まってしまう。
思えば、なぜ僕は秀吉を誘ったのだろうか?
秀吉といると、いつも楽しくて癒されて幸せで…そして、
胸がドキドキする。
この感情こそ、≪恋≫ってやつなのだろうか。
だとすれば、やっぱり……
明「秀吉の事が、好きだからかな……」
秀「……ッ!」
瞬間、秀吉は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
そして、また僕に聞く。
秀「明久が言う≪好き≫というのは、どういう意味なのじゃ?」
明「だから言葉のまま…」
秀「そうじゃないのじゃ!」
秀吉が珍しく声を荒立てた。
秀「ワシが聞きたいのは……」
秀吉は涙声で呟いた。
僕はずっと、秀吉に中途半端な気持ちを伝えて
苦しませていたのかもしれない。
そう思うと、僕は言葉を発せずにはいられなくなった。
そして、真剣に、ありのままの気持ちを秀吉に伝えた。
明「僕は秀吉が好きだ…!一人の異性として!」
秀「――ッ!」
明「秀吉、僕と付き合って欲しい!」
言った!もう僕の気持ちは正直に伝えたぞ!
振られたとしても、僕は構わない。
だって、自分の想いを好きな人に届けられたのだから。
秀「…ワシも……ずっとお主が好きじゃった……」
そう言うと、涙をボロボロ零しながら、秀吉は僕に抱きついた。
秀「明久、目を瞑るのじゃ」
明「…え、えっと、はい」
目を瞑ると、秀吉のサラサラした髪が頬に当たった。
そして、
秀「…ん…んッ…」
明「――!?」
秀吉との口ずけを交わした。
そんな、淡い一夏の思い出。
☆
そして数日後…
雄「よぉ明久、秀吉」
明「おはよう雄二」
秀「おはようじゃ」
雄「朝から一緒に登校か。お熱いなぁ?」
明「なっ、なにを言ってるのさ!?」
秀「……(ポっ」
雄「そーいや、皐月リゾートが取り壊されるらしいな」
秀「さりげなくスルーしおった!
明「えぇっ!?どういうこと?」
雄「なんでも、アトラクションで死傷者がでたり、
殺人鬼が暴れままわったり大変だったらしいぞ」
明「へ…へぇ…」
雄「男子高校生が1名大怪我を負ったらしいしな」
明「……」
雄「ん?どうした明久、顔色がハワイアンだぞ?」
明「な、なんでもないさ…」
僕たちが関係していない事を祈ろう。
★
〔バカテスト・国語〕
()に当てはまる言葉を答えなさい。
『無勉強でテストにのぞむ友人に()の不安が過ぎる』
姫路瑞希の答え
『一抹』
教師のコメント
正解です。
土屋康太の答え
『イチモツ』
教師のコメント
なんてものを過ぎらせているんですか
吉井明久の答え
『少し』
教師のコメント
間違いだとは言いませんが…
長々と板汚し失礼致しました。
こんな駄文でも、喜んで頂ければ幸いです。
では、ありがとうございました。
「ず」と「づ」の違いに気をつければもう少し良くなるんじゃないかな
姫さん、ついに自分の料理が致死武器だって自覚したんだね……
571 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 00:59:30.18 ID:nNj7niEc
翔子可愛いよ
坂本翔子目指して頑張って
アニメ見て明久×優子最高な気がしてきた
優子が明久に取られたら秀吉どうすんだwww
さんざん女扱いしてその気にさせといて同じ容姿の姉に手を出したら秀吉は確実にヤンデレるな
明久は刺されるなw
577 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 23:55:28.35 ID:nNj7niEc
秀吉が鬼畜っぽい演劇やって優子に逆転して奴隷化するんだよ
明「秀吉、コチラが僕のお嫁さんだよ」
優「木下優子です」
秀「………許さない」
明「E?」
秀「覚悟して………」
明「その口調は――ってちょっと秀吉!僕を何処に連れていくの!?」
『ガラガラピシャン!』
明「そ、そんな事したら僕お婿に…アーッ!」
秀「今夜は寝かせない………」
優「((((;゚Д゚))))」
秀吉が万が一女の子から告白されたらFFF団はどういう反応するんだろうな
ただの姉妹丼よりも
優子さんと明久が結婚して義理の妹になった秀吉を頂いたほうが
美味しいと思うんだ
義妹最高!
>>580 優子は告白されたらちょっとは嬉しそうにするけど
秀吉はあんまり喜んでるところが想像できないな
強いて言えばあっさり断ってFFF団も無反応じゃないだろうか
演劇が忙しいから、で断るよな、秀吉は
「秀吉って月に一回とっても機嫌が悪くなるよね」
>>585 落ち着け、秀吉は女じゃないから女の子の日は来ない。
それは秀吉の日だ
そうだった......じゃあ秀吉ホルモンが分泌されているのか
588 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 02:45:07.30 ID:v067suE6
秀吉かわいすぎて爆死
>>572に同意
さすがにマイナーすぎて支持層は相当少ないだろうが、脳内補完するので問題ない
てか、実際に美波や姫路の愛は深すぎて重いし、葉月ちゃんに手出したらお縄だし一番無難じゃね?
誰か書いてくれよ
590 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 12:22:52.33 ID:cl2mbS4X
吉井、雄二は渡さない
木下姉弟があると聞いてやってきたが……なんだ、ただの初心者処刑場じゃないか
裏切り者藤林丈司
>>589 明久×優子がマイナー…だと?
否! ここにも居るぞ!
それにpixivやtinamiにも
明久×優子物は徐々にだが増えてきている。
今確認できただけでもシリーズ物が5作はあるぞ
今週のAパートの最後なんかはネタになると思うんだが
ゲームに負けてパンツ一丁で逃げ惑う明久と雄二に
女子の制服を片手に迫り来る酔っ払い瑞希と翔子
明久と雄二は体育倉庫に逃げ込むもすぐに見つかり
追い詰められ、そして…
なネタを誰か頼むorz
寂れた僻地で雄二×翔子を少々。
多少の矛盾、違和感等々には目を瞑って頂けると幸いです。
そして、少しだけ長いです。
ここ最近の俺はすっきりとした、清々しい朝を迎えられていない気がする。
カーテンの隙間から差し込む朝日や小鳥たちの軽快な囀りで目を覚ます爽やかな朝を。
その理由は徹夜の勉強や激しい部活とかで疲れが溜まっているから、などではない。
一言で言うと、朝から生命の危機に瀕するような事態に巻き込まれているからだ。
では、ここで諸君にひとつ問いたい。
「……おはよう、雄二」
起床直後、自分を深く慕う(?)幼馴染…
もとい、自分を執拗に付け狙う追跡者が眼前にいることが爽やかな朝であるのかどうか、を。
「お前…」
「……雄二、朝の挨拶は大事。」
「自分の不法侵入を棚に上げるような輩に朝の挨拶云々言われる筋合いはない」
「……でも、結婚生活の習慣は今から作っていかないと」
「俺にはそんな結婚生活は見えないし、見たくもないし、この命に代えても絶対に阻止してみせる」
しかし、最近翔子による朝の奇襲の回数がやたら増えている気がする…。
それは翔子の俺に対する現状の不満度を計測するのに丁度良い指標なんだが、
最近の頻発具合を見ると、朝だけでなくそろそろ夜這いも仕掛けてくるんじゃないだろうかと危惧せざるを得ない。
おはようからおやすみまで、翔子のご指導ご鞭撻を受けなければならないのか。
「ん、ちょっと待て。今日は確か、」
「……結婚記念日」
「まだそんなこと言ってんのか…、今日は日曜だ。
何で学校が休みの日に俺を起こしに来るんだよ…」
まあ別に休日に奇襲をかけてくることは、いまさら始まったことでもないんだが。
ちなみに、今の発言は別に学校がある日であれば奇襲をかけても良いという宣言でないことをここで言っておく。
「……うん、今日はお休み。だからいつもより30分遅く起こしてあげたの、妻の優しさ」
「そういう問題じゃねぇし、勝手に悦に浸って頬を赤く染めるな」
「……添い寝したい衝動を抑えてまで起こしてあげたのに、雄二は甲斐性なし、…悲しい」
「俺は押し売り業者に貶された気分だよ」
「……朝チュン」
「この娘ときたら、人の話をまったく聞いていらっしゃらない…!」
いつも通り、話が噛み合わない。
確かに、よく見れば今日の翔子は制服じゃなくて、両肩を大胆に露出した白のワンピースを着ている。
俺の身体に跨がっているため、(なぜか裸足の)眩しいくらいに艶やかな生足も見えていた。
今時珍しい黒のロングヘアも朝の日差しを受け、健康的に輝いている。
何というか、中身さえまともでいてくれれば目の保養向きな光景ではある。
「……何?」
「いや何でもない。とりあえず、俺の上からどいてくれ」
通報はそれからだ。
「……分かった。ちなみに携帯は私が没収してる」
マイフォンが何かの証拠物件のように袋に入れられており、翔子の右手にしっかりと握られていた。
その場で握り潰されていないだけまだマシか。
何にせよ、さすが文月学園第二学年首席。学習能力がある。
「ってそうじゃねぇっ!分かった、今日は通報しないでおいてやるから早く返せ、翔子!」
「……隠しフォルダの中を確認してからで良い?」
「良いわけあるかっ、良いから返…、ぐぉっ!?」
力ずくで携帯を奪い返そうと身を起こしたが、なぜかベッドに張りつくように身体が戻ってしまった。
「な、なんじゃこりゃああァァァっ!!?」
と叫びはしたが、別に銃弾を受けたわけじゃない。
とりあえず、状況を冷静かつ正確に、簡易に説明しよう。
俺の両手首、左右ひとつずつに手錠がかけられており、その手錠によりそれぞれの手首とベッド本体とが繋がれている。
おまけに、両足首も同じ拘束を受けているという抜け目のなさ。
つまり、俺は今ほぼ身動きがとれないということである。
まあはっきり言ってこの拘束方法は常套手段、つまり俺にとっては慣れっこである、悲しいことに。
だが、この状況に対して、温い安全圏から「くそ、羨ましいっ」とかほざいた奴は今すぐ表に出ろ。
…俺は出られないが。
とにかく、犯罪現場に変わる可能性を持ったうらやまシチュエーションなんてクソ食らえだ。
そのとき、階下から希望のひと声が聞こえてきた。
「ちょっと雄二、日曜の朝からうるさいわよー」
しめたっ、愚鈍なる我が母親とはいえ、この状況を見ればさすがにストップをかけてくれるはずだ!
俺はそんな淡い期待を胸に、これでもかというくらいに口を大きく開いた。
「頼むおふくろっ、助け、むぐぇごぉっ!?」
その瞬間、光よりも速く俺の口に布団がねじ込まれた。
喉の奥の奥にまで極太の布団をねじ込まれての呼吸困難→意識朦朧のコンボは、
さすがに対翔子百戦錬磨(ちなみに未だ勝利できず)の俺も死を覚悟する。
口を塞ごうとするならせめてアイアンクローにしてほしかった。
薄れゆく意識の中で、おふくろの声が響く。
「私、これから明日の朝まで居ないから、お留守番頼むわねー?」
最期に聞いた生みの親の言葉は非情の通告だった。
「(万事休すか…!)」
追い討ちにも似たおふくろの言葉を聞き、俺は絶望の色に顔を染める。
まあ、元々「翔子×俺」推進派の最右翼であるおふくろに希望を抱いたことがそもそもの間違いではあったし、
恐らく今回の翔子の訪問も奴は笑顔ひとつでスルーしているに違いない。
っていうか月曜の朝まで家を空けるとかどんな用事だ、職務(主婦)放棄か。
そして、懲りることのないマイペースなおふくろは「翔子ちゃん、あとはよろしくねー」などとのたまう。
やっぱり確信犯じゃねぇか、クソババア。
遠くで玄関のドアが閉まる音、鍵がかかる音がすると同時に、
ずるりと俺の口から布団が排出され、ベッドの下に雪崩落ちた。
翔子と俺の長い一日が始まったのは、確定的に明らかである。
「ふ、ぶはぁっ!」
「……雄二、大丈夫?」
「はぁ、はぁっ、おかげでっ、立ち眩み程度の目眩で済んだぜ、ありがとな」
もはや自分が何を言っているのか分からなくなってきやがった。
ちなみに、一瞬だけ見えた走馬灯に映っていた俺はすべて翔子に危害を加えられていた、泣きたい。
喉を労りながら酸素の有り難みを感じていると、翔子がよそよそしくその身体を寄せてくる。
やべぇ、いつにも増して密着度が高いぞ。
「……やっと、二人きりになれた」
翔子の熱、鼓動、そして、何よりも柔らかなその感触が俺の胸板や下腹部に押しつけられる。
「……雄二」
「ぐ、おぅっ…」
いかん、脳内麻薬が分泌されてきたようだ。
このままだとあらゆる意味で引き返せなくなっちまう。
「わ、分かった、翔子。要求を聞く。
聞くから、まず@俺の上からどいてA手足の錠を外しB俺に携帯を返してCおとなしく家に帰ってくれ」
「……雄二、要求が多すぎる。私の身体はひとつしかない」
「誰が@〜Cまでを一度にやれと言った!?」
クソ、さすがにCまではいかないと思ってはいたが、
すべて却下された上に、セクハラ発言でリターンエースを食らうとは思わなかった。
止むを得ない、押してダメなら引いてみよう。
「…分かった。それならお前の要求を優先しよう。
法を遵守した範囲での要求であれば検討するから、言ってみろ」
「……結婚」
ありがとよ、聞いた俺がバカだった。
しかもその要求は(俺の年齢的に)法を遵守してねぇよ。
世界一、無意味なやり取り、宇宙一、無駄な時間を過ごしたぜ。
まあ、このままで居てもラチがあかねぇし…さて、どうする?
→@『まずは身の安全確保、力ずくで錠を外しにかかる』
→A『観念し、無駄だと分かってはいるが、翔子の話を聞いてみる』
→B『死んだふりをする』
@無理に手錠を外そうとしても、その最中にスタンガンやら怪しい薬やらでノックアウトされるのは目に見えている。
Bそして、翔子はクマじゃない、鬼だ。
つまり、俺が選ぶべき選択肢は…、
「分かったよ…言いたいことがあるなら話してみろ。
こんな状況だし、詳しく話を聞いてやるから…結婚以外でな」
たぶんこれだけの行動をしてくるってことはそれに伴うだけの願い、不満があるはずだ。
そうやって俺が白旗を掲げた途端、翔子は急に顔を俯かせ、自白でもしているかのようにポツポツと呟き始める。
「……雄二は、いつも私から逃げようとする」
ただでさえ小さな翔子の声が、さらにか細くなる。
俺は俺で、翔子の唐突な感情の変化に少し戸惑いを覚えていた。
いつものドス黒いオーラ、俺を射殺すような眼光や覇気も見受けられない。
肩を窄めたその姿は、年相応の純粋な幼馴染にしか見えない…、な。
「い、いやだってそりゃこんなことされたら誰だって逃げるだろうが…」
「……雄二が逃げなければ、私はこんなことしない」
「でも何されるか分からない状況じゃ逃げるしか…、」
俺に跨がったままの翔子は、俺のシャツの胸元付近を両手でくしゃくしゃに掴み、続ける。
「……雄二は卑怯、いつも背を向けて私から逃げようとする」
「だからそれはっ…、」
「……そのくせ、ときどき振り返っては優しくしてくれる」
翔子はそんなことを吐息のかかる距離で言ってきやがる。
清純な印象を抱かせる純白のワンピースはかえって扇情的に見えてくる。
その肩も、その脚も、その唇も、すべてが官能的に俺の目に映り、目蓋を閉じても脳裏に焼き付いて消えようとしない。
「(ダメだ、これはすべて翔子の計算のうちっ…!)」
そう自分に思い込ませてみても、身体的な自由を奪われている俺には、
もはやその場で堪え忍ぶという選択肢しか残されていなかった。
しかし、その忍耐という名の防波堤は、皮肉にも無意識下であっけなく崩れ去ることとなる。
「……雄二?」
「何だ…」
「……私のお尻に、何か…当たって、」
「っ…!」
心苦しく思ってはいたが、言われなくてもそれは分かっていた。
俺もひとりの健全な男子だ。
幼馴染とはいえ、同年代の女子に馬乗りになられて身を重ねられたら誰だって…。
俺は歯を食い縛りながら必死に自制心を働かせた、無駄だと分かってはいても。
「……雄二は、私を女として見てくれてる」
「翔子、こ、これはだな…」
この期に及んで、俺は弁解のために口を動かす。
弁解といっても、何を言えば良いのか分からなかったが。
そこで、俺の頬に何かあたたかいものが落ちる、…翔子の流した涙が一滴、二滴と。
普段は無口で感情表現が下手な翔子だが、今回ばかりは目に見えて、感極まっているようだった。
「……嬉しい」
唇と唇が触れ、気付いたときには既に深く、強く重なっていた。
同時に、
今まで…そう、ずっと今まであったはずの、俺の中の何かが木っ端微塵に弾け飛ぶ音を聞いた。
心にかけていた、理性という名のベール。それが取り払われた瞬間でもあった。
「……ふ、ぅん…、む」
翔子の苦しげな、切なげな、儚げな声が漏れ聞こえる。
呼吸をも忘れるほどの、長く、永い口付け。
あれから7年。
長い間、一人の男のことだけを考え続け、実らせてきた想い。
絶対に腐ることのないその甘い果実の味、想いが唇を通じて俺の中に広がっていく。
…どれくらい時間が経ったかは分からない。
唇を離した頃には俺も翔子も完璧に酔ってしまっていた。
何をしても手遅れなことは、どんなバカでも分かる。
「……雄二、良い?」
そう呟くと、翔子はゆっくりと俺の手錠を外していった。
当然、俺はその場から逃げようとはしない。
いつの間にか、カーテンの向こうは真っ暗になっていた。
俺は携帯を手に取り、日付が変わっているのを確認すると、遥か遠くに放り投げた。
「クソ、筋肉痛確定だな…」
初行為が朝から晩までだなんて普通じゃ考えられない、まさにバカだ。
時間も気にせず、体力も気にせず、空調も気にせず、ひたすらに…。
その証拠に身体のあちこちに生々しい痛みが走っていた。
だが、それがどこか心地よくもあった。
互いの汗の匂いとべたつきも酷いが、横にいる翔子はそんなことに気を取られてはいなかったようだ。
無論、俺もだが。
「……雄二」
俺の腕に絡みついていた翔子が寝言のように呟く。
その口に入ってしまっていた髪の毛を拭い、俺は小さく頷いた。
「何だ?」
「……聞かせて」
「何を?」
「……雄二の言葉で、雄二の気持ち」
「散々言ったはずなんだが…、」
などと口走った瞬間、ぐわっと翔子の指先が両目に迫った。
が、寸での所で静止したらしい。
俺は表情や態度には出さなかったが、少しだけ肝を冷やした。
翔子が動作に入る前に目を閉じていたのは経験からくる勘というものだろう。
まあ目を閉じたことで翔子の攻撃を防御できるわけでないのだが。
すると、翔子はその人差し指と中指をぺたりと俺の目蓋に当てて、こう言った。
「……女の子は何度でも聞きたい。男の子の、愛の言葉」
「…」
「……雄二?」
「分かったよ」
世話の焼けるお姫様だ。
何度も言葉にしないと分かってくれない…、
いや、安心できないんだろう。
俺は一度溜め息をつき、上目遣いに見てくる翔子の瞳を真っすぐに見つめ、
「翔子、好きだ」
…参ったな、意外と恥ずかしい。
でも、斜に構えていた小学生のときよりは素直になったものだと感心する。
一方の翔子は視線を少しズラし、下を向きながら、
「……知ってる」
「なら言わせんな」
「……えい」
「痛ってえェっ、今度はホントに刺しやがったァァッ!」
痛みに悶える俺の身体に抱きつきながら、翔子はにこやかに微笑んだ。
俺が涙目になりながらも見た、その笑顔に勝る笑みは後にも先にもなかったと思う。
今考えてみれば、そのときの俺は思ったよりも翔子の色に染められていたような気がする。
「雄二っ、好き…、大好きっ」
文字通り、俺が翔子に残りの人生を奪われる…いや、捧げることになった、そんな日のこと。
607 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 02:30:58.80 ID:Ba8XuErY
GJ!!幼馴染萌えの自分にはたまりません
GJ!!すごいよかった。
いい作品でした!
これは良い……、素晴らしいの一言に尽きる!
611 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/08(月) 15:48:01.79 ID:rj2xO9/A
乙。すごく良かった。
暇だったのでwikiのこのスレ分を未完作品以外保管しておきました。
明久×瑞希って需要ある?
あるならお盆明けくらいに投下しようと思うんだが。
ちなみに上記二人以外は書ける気がしないし文才も皆無だから留意してほしい。
もちろんある
なので投下してほしい
>>613 あるある。
しかし盆明けか。
生きてるかな。
俺。
よしわかった!
あまりエロシーンないかもしれんが勘弁してくれ。
元が一般向けに書いたやつから作るつもりだからさ
期待してる
umu
期待age
620 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/12(金) 16:21:42.08 ID:gFY98eev
木下優子
優子さんと焼肉食べる夢を見たz
吉井目線だったけど、二人なのに優子さん奉行やってた
このカプ意外と好きなので、俺もなんか書こうかな
>>209の「バカと本音と召喚獣」の者です
大変ありがたいことに、リクエストをいただいたので調子に乗って書いてみた!
美波の家にお勉強会でお邪魔する明久と姫路さん
しかし女子メンバーが次々と寝落ちしてしまい、どうやらHな夢を見ている様子
さてさて、明久の運命は―――?
注意
※表現がくどいよ。語彙も少ないよ
※最終的に明久×美波
※姫路さん大好きなのでちょっとぎこちないかも
※キャラが安定していないかも
それでもいいよ、という方は暇つぶしにでも読んでやってくれ
「「お邪魔しまーす」」
僕と姫路さんは、勉強会が開かれるので美波の家に遊びに来ていた。
「いらっしゃい」
「お邪魔します」
「お邪魔するよ、美波」
僕らを出迎えてくれたのはこの家の長女、美波。
「バカなお兄ちゃん、綺麗なお姉ちゃん、こんにちはです!」
そしてテトテトと走ってやってきたのは次女の葉月ちゃん。
「こんにちは、葉月ちゃん」
仕方ないよね。僕の周りには可愛いけれど僕に傷を負わせる女の子達ばかりなんだもの。
「こんにちは、葉月ちゃん。どこかのお姉ちゃんとは違ったその無垢な瞳に引き込まれs」
だから僕が葉月ちゃんを口説いてしまったとしても仕方な―――
「アキ、あとで話があるから台所まで来てね?」
「話をするのに台所?美波の部屋とかのほうが……」
「だって台所には包丁が置いてあるじゃない」
「話し合いに包丁はいらないよね!?」
「……えっ?」
「なんで『何言ってるのこいつ』みたいな顔するのさ!包丁が話し合いに登場したらそれは一方的な殺人だよ!」
「流石に包丁は冗談だけど……」
「ほっ。流石の美波でも殺人は―――」
すまない、もうすぐ出かけなければならない上
規制の存在を忘れていたのですぐに投下もできない
大変申し訳ないが、明日投下する
無駄なレスを消費してしまったこと、謝罪する
「でも、台所にはいっぱい道具あるしね♪」
「台所から離れてくださいお願いします」
「お姉ちゃん、バカなお兄ちゃんはバカだけど、死んじゃったら葉月は悲しいです……」
「冗談よ、冗談。でも、今度私の前で葉月をナンパするような発言したら、わかってるわよね?」
「はい。調子に乗りすぎました反省しています」
と冗談(?)を交し合っているうちに美波の部屋に到着だ。
―――美波の部屋―――
「わかればよろしい。…あ、お菓子切らしてたんだっけ。ちょっと買ってくるわね。先に始めてて」バタン
「ん。ありがと〜。…ふぅ…いやあ、このメンバーでまた勉強会できるなんてなあ」
「そうですね。珍しく坂本君や土屋君たちは都合が合わないとかで……」
「あの暇人たちがなぜ来れないのかは……簡単に予想がつくね」
雄二は霧島さん、ムッツリーニは工藤さん、それぞれの嫁の相手をさせられてるんだろう。リア充め、爆発しろ!
秀吉はわからないけどおそらく演劇部の練習だろう。
僕が仲間たちに思いをはせていると
「ふわぁぁ……うにゅぅ…」
葉月ちゃんがあくびをした。
「葉月ちゃん、どうしたんですか?」
「んぅ……なんか葉月、とても眠たくなってきたのです」
「眠かったら、無理しちゃダメだよ。ほら、ベッドでゆっくり休んで」
美波のベッドになってしまうが、まあ姉妹だし全然問題はないだろう。
「いやですぅ……バカなお兄ちゃんと一緒にいたいです…」
「え、僕と?」
「あはは、葉月ちゃんは甘えんぼですね」
「ダメ……?」
「うーん、じゃあ一緒にいてあげるから、ちゃんと休んでね?」
一緒にいるのは全然構わないんだけど、ちょっと休みづらくないかな?
「はいです!」ギュッ
「……(明久君の手…うらやましいなあ)」
「ふわぁぁ…バカなお兄ちゃん、おやすみなさいです……」
「ん。おやすみ、葉月ちゃん」
「…………zzz」
僕の手を握ってから就寝まで約8秒。なんて速さだ。
「すぐ寝ちゃいましたね。疲れていたんでしょうか」
「僕たちが来る前に遊んでたりしたのかな?」
「そうですね。ちょっと静かにお勉強しましょうか」
「うん。さて、折角姫路さんに教えてもらえるんだ。こんなときぐらいしっかり勉強やんないとね……って」
そこで葉月ちゃんが握っているのは左手であることに気が付いた。
「それだと、左手が使えませんね」
「どうしよう?字は書けるけどノート押さえられないなあ。でも無理やり手を離すのも悪いし…」
「…zzz…おにい、ちゃん…」
「あれ、起きた?ずいぶん就眠と覚醒が早いんだなあ」
「…zzz…だめ、ですぅ…」
「うぐっ、確かに約束したもんね。大丈夫、手は離さないよ」
「…zzz…そんなとこ…触っちゃ、やですぅ…」
「……」←姫路さん
「……」←明久
「…zzz…ひゃぁ…おにいちゃん…えっち…」
「……」←姫路さん
「……」←明久
「…zzz…んんぅ…んぁ…」
なんだこれ。いったい何が起こっているんだ―――
「明久君!?」
「違うんだ姫路さん!僕は何も他人から咎められるような行為は一切行っていない!」
「しましたよね!?いたいけな少女に、え、えっちなことしましたよね!?」
「本当に違うんだって!僕はただ葉月ちゃんを握っていただけで―――」
「葉月ちゃんの何を握っていたんですか!」
「手だよ!何だと思ったのさ!」
「だいたい、明久君はそういうことはわたしにすればいいものを―――はっ!?」
「今のはただの葉月ちゃんの寝言だよ!姫路さんも見てたでしょ!?僕は一切不審な行動はしていない!」
「…zzz…お兄ちゃん…はうっ…あぁんっ」
「…あれ……?」
「ね?僕が何もしなくても喋ってるんだからこれはただの寝言だよ!」
「ううう…ちょっと納得いかないですけど、まあいいです」
「…zzz…あっ…だっ、めっ…あぅ…」
しかし、夢の中の僕はなんてうらやまけしからん事をしているんだ。
って……
「ちょ、ちょっと…」
「…zzz…お兄、ちゃんっ…お兄ちゃんっ…!」
「わ、わ、わ……」
「は、葉月ちゃん!?」
チュッ
「…………」
「…………」
「…zzz…あっ…あっ…あああああ!」
「…………」
「…………」
「…zzz…お兄ちゃん…えへっ…ありがと…♪」
ここにきてようやく葉月ちゃんが手を離してくれた。
「…明久君……」
「…はい……」
「……zzz」
「説明、してくれますよね?」
「すいませんでした!」
僕は迷い無く頭とカーペットをコンタクトさせた。
――――――――――――
「まったく、葉月ちゃんが寝ていて自意識が無いとはいえ…回避は出来なかったんですか?『お兄ちゃん』?」
その後10分程度姫路さんのありがたいお話を拝聴していた。
「すいません……正直全くの不意打ちだったので……体が言うことを聞きませんでした」
「これ、葉月ちゃんや美波ちゃんにどう説明すればいいんですか」
「どうって……僕にも非はあるわけだし、正直に話すよ」
いたいけな少女の唇を(不可抗力とはいえ)奪っておきながら黙っておくなど、僕の良心が耐えられない。
「……それも明久君らしいといえばらしいですが……ふ、ふわぁぁ…」
「どうしたの、姫路さん?」
「わ、私も、なんか眠くなってきて……」
「え、あれ?これなんてデジャヴ?」
12分前ぐらいに同じようなシーンがあった気がするんですけど!?
「くっついても……いいですかぁ?」
「ひ、姫路さん!?」
眠気で目をとろんとさせた姫路さんが抱き付いてきた。
その、当たってるんだけど!?姫路さんのやわらかいあれが!
「わぁ……明久君、あったかいですね……すごく、落ち着く……」
「!!」
あったかいのは姫路さんのほうだよ!
胸から下にかけて、姫路さんの温もりが伝わってくる。
「明久君……私が眠っちゃったら……ちょっとだけ、えっちなことしても、いいですよ?」
「ふぇっ!?」
なんて爆弾発言を残していくんだ姫路さん!
「んぅ……おやすみなさい…明久君……」
「お、おやすみ、姫路さん……」
「明久君……す……k……zzz…」
「姫路さんも寝ちゃったよ…」
さて、どうしよう?
葉月ちゃんも未だに眠ったまま。彼女とは身体的接触はもう無い。こっちはもう危険はない。
しかし、姫路さんがたった今夢の世界へ旅立っていった。
上半身が服越しに触れて姫路さんのあったかさが伝わってくる。女の子の香りがする。姫路さんの綺麗な髪が僕の首筋をくすぐる。
……やばいやばいやばい。
姫路さん、なんて無防備なんだ……僕も一応男なんだよ……?
そんなとき、ふと。
「…zzz…んぅ…ふぁ…」
姫路さんの、甘い色っぽい声が。
気のせいだろうか。寝る前よりも頬が赤くなっているような。
「…zzz…あっ…や…明、久君っ…そ、そこはぁ…!」
みんなに一言断っておく。僕は姫路さんと密着していて今にも理性が崩壊しそうだけど、まだしていない。
だから、現実の僕が姫路さんにこんな声をあげさせることは不可能なわけだ。そこだけはわかっていてほしい。
「…zzz…んんっ…はぁっ…あっ、だ、めっ……つまんじゃ、らめぇ…」
なんだなんだよなんですかぁ!?姫路さんの夢の中の僕はいったい何をしているんだ!
で、でも……姫路さんも、こういう声、出すんだ……
「…zzz…し、下もぉ…やんっ…あ、あぁっ…やぁっ…」
下も!?ねえ、今どうなってるの。夢の中の姫路さんいったいどうなってるの!?
姫路さんの頬がさらに高揚してきた。
たぶん、姫路さんの妖艶な声を聞いて僕の頬も染まっていることだろう。
しかし、姫路さんがたった今夢の世界へ旅立っていった。
上半身が服越しに触れて姫路さんのあったかさが伝わってくる。女の子の香りがする。姫路さんの綺麗な髪が僕の首筋をくすぐる。
……やばいやばいやばい。
姫路さん、なんて無防備なんだ……僕も一応男なんだよ……?
そんなとき、ふと。
「…zzz…んぅ…ふぁ…」
姫路さんの、甘い色っぽい声が。
気のせいだろうか。寝る前よりも頬が赤くなっているような。
「…zzz…あっ…や…明、久君っ…そ、そこはぁ…!」
みんなに一言断っておく。僕は姫路さんと密着していて今にも理性が崩壊しそうだけど、まだしていない。
だから、現実の僕が姫路さんにこんな声をあげさせることは不可能なわけだ。そこだけはわかっていてほしい。
「…zzz…んんっ…はぁっ…あっ、だ、めっ……つまんじゃ、らめぇ…」
なんだなんだよなんですかぁ!?姫路さんの夢の中の僕はいったい何をしているんだ!
で、でも……姫路さんも、こういう声、出すんだ……
「…zzz…し、下もぉ…やんっ…あ、あぁっ…やぁっ…」
下も!?ねえ、今どうなってるの。夢の中の姫路さんいったいどうなってるの!?
姫路さんの頬がさらに高揚してきた。
たぶん、姫路さんの妖艶な声を聞いて僕の頬も染まっていることだろう。
「…zzz…あんっ…はぁっ…あ、明久っくんっ…わたし…もう……!」
「は、わ、ひ、姫路さん!?」
姫路さんが僕の腰から首に腕を回してきた。すぐ近くに姫路さんの吐息を感じる。
数センチ前には姫路さんの整った顔が。ちょっと顔を動かせばキスしてしまうような距離。
その瞳に、吸い込まれた。顔が近づいてくる。姫路さんが近づいてくるのか、僕が近づけているのか。もう、わからない。
―――唇が、触れ合う。
「…zzz…もう…だめ…っ…んんぅ…ちゅ…」
「んっ…ちゅ…んんぅ…」
これ、姫路さん本当に寝てるんだよね?とても寝てるようには思えな……
「…zzz…わたし…ちゅぅ…んぅ…イッちゃ…」
「ちゅぅ…んぅ…んぁ…」
だめだ、触れ合っているだけのキスなのに―――こんなにも、何も考えられなくなるのか。
胸だけじゃない。全身がどきどきして。頭が真っ白になって。もう、姫路さんのことしか考えられない。
「…zzz…いっ…あっ…ああああああ!」
「んっ…ぷはぁっ…」
唇が離れ、姫路さんが嬌声を上げる。名残惜しい。もっと、触れていたい。
僕も姫路さんの首に手を回そうと―――
「……zzz……」
だけど、ふと思い出す。リアルな寝言にだまされていたけど、今の姫路さんは「寝ている」。
そんな状態で唇を奪うのは、まずいんじゃないか―――まして、こんな美少女の。
というか、すでに奪っている。姫路さんもそうだし、さっきの葉月ちゃんだってそうだ。
いくら事故が重なったとはいえ、こんなことあっていいんだろうか。
彼女たちが無意識に迫ってきたとはいえ、彼女たちの同意もなく唇を重ねるなど。
―――正直に謝ろう。それが僕にできる、せめてもの償いだ。
しかし、いくら体を揺さぶっても二人が起きる気配はない。
とても気持ちよさそうに寝息を立てているので、これ以上安眠を妨害するのは止めよう。
謝るのは自然に起きてからでもできる。
そして姫路さんの件から20分ほど経った頃。
「たっだいま〜。タイムセールやってたから近所のおばちゃんたちと壮絶な戦いをしてて遅れちゃった〜」
そんな若干説明口調な美波が帰ってきた。
「今お菓子出すね〜……って、アキそんな深刻な顔してどうしたの?なんかあった?」
どうやって話を切り出そうか迷っていた僕の顔を見て美波が心配してくれる。
普段はちょっと暴力的な女の子だけど、こういうときは優しいんだよな美波は。
「美波、ちょっと話がある」
僕は美波のいない間に起きた出来事を包み隠さず話した。
「…………」
「許されないことだっていうのはわかってる。それでも謝らせてほしい。本当にごめん。もちろん、この後本人たちにもきちんと謝るよ」
実の妹と大切な友人にこんなことをされて許せというのは無理な相談だろう。
だから許してくれとは言わない。でも、本気で反省している気持ちだけはわかってほしい。
「……はぁ。あんたもつくづくバカね」
反論はできない。今の僕にはそんな権利はない。
「あのね、確かに怒りたいわよ、ウチがいない間にそんなことがあったなんて。でもね、あんたはバカだから私に全部教えてくれた。そんな正直なところ見せられたら怒るに怒れないわよ」
「……それでも、僕は二人に許されないことを……」
「は?あんた何言ってんの?」
「だって、寝ている間に唇を奪うなんて……」
「それが二人にとって汚点になってしまう……とでも言うの?」
「……うん」
だって僕だぞ?観察処分者という学校公認の問題児だし、吉井明久といえばバカの代名詞とまで言われる頭の悪さ。
そんなやつとキスしたことがあるなんて、汚点以外の何者でもないじゃないか。
「……それはバカだからなのか鈍感だからなのか……」
「?」
「あんたの話じゃ、二人の寝言から考えるに二人の夢にはあんたが出てる。しかもあんたとエッチなことをしているというシチュエーションで」
「夢ではそうかもしれないけどさ……」
「じゃああんたに問うわ。そんな夢を見て、あんなに幸せそうな表情をしている二人があんたのことを嫌いだと思う?」
言われて気が付いた。
おそらく僕とムフフなことをする夢を見たであろう二人は、満足したかのように微笑んでいた。
ということは、僕とそういうことをするのに抵抗がない?
……いやいや、流石にそれは僕にとっての好都合な解釈だろう。
けれど、キスしてしまったことを気にしないぐらいはあるんじゃないだろうか。
別に自分の行為を正当化するわけじゃない。僕がしたことは反省するべき行為だ。
だけどそれが二人を傷つけそうにないというのであれば、現金だが気持ちがいくらか軽くなる。
「……わかった?」
「うん」
「そっか……じゃあそろそろ、ウチの気持ちにも気付いていい頃じゃない?」
「……へ?」
美波は何を言っているんだろう。素でわからない。
「二人にあんなことしたんだから、ウチにもしてもらわないとアンフェアよ」
―――風が吹いた。
一瞬、何がおきたのかわからなかった。美波の発言の意図を探っているうちに世界が動いていた。
ワンテンポ遅れて、僕の脳が世界を認識する。
女の子特有の甘いかおりがする。
細い髪のようなものが首をくすぐる。
美波のきれいな顔が目の前にある。
そして唇にある、熱く、やわらかい感触。
それは、美波の唇だった。
「!!」
「……」
その口付けは一瞬。その一瞬だけは、全てがスローに見えた。
「……はぁっ」
唇が離れる。
キスのせいか、頬を上気させ口を半開きにしている美波は小さく、しかしはっきりと言った。
「アキ、好きだよ」
一瞬、意味がわからなかった。好き?誰が?美波が?誰を?僕を?
急に言われて、キスのおかげで既に真っ白になっている頭が全く回らない。
「アキは、どう?」
どう、とはどういうことだろうか。動?道?胴?いや、バカか僕は。ああ、バカか。
「どう……とは?」
かろうじてそれだけ言えた。
それに対していつもの威勢はどこへやら、美波は俯いて
「う、ウチのことどう思ってるのかな、って」
どう思ってるなんて、決まっている。大切な友達だ。
―――本当にそうか?
最初の出会い、試召戦争、学園祭、学力強化合宿、キス騒動、姉さん襲来騒動、肝試し、海旅行、野球大会、ホンネ召喚獣騒動、闇鍋、子供召喚獣騒動……ほかにもまだまだあるけど、そのどれにおいても僕の近くにはいつも美波がいた。
こうやって過ごしてきた時間の中で、いつのまにか美波は僕の中でとても大きな存在になっていたんじゃないか。
ただそれを自覚していなかっただけなんだ。
それを本人に「好きだ」と言われて、勇気を振り絞ったキスまでされて。
それに応えられないほど僕はへタレか?
そんなの自分で分かりきってる!!
「……僕も、美波が好きだ」
「!!」
そう。これが僕の本当の偽りない気持ち。
いつだって傍にいた。いつだって僕を支えてくれた。いつだって、元気をくれた。ときどき、僕が支えてあげたこともあった。
美波が好きだ。ずっと一緒にいたい。ずっと一緒にいられる。美波とならそう思える。
一度気が付いたら、この感情を押さえることなんてできなくて。
いつのまにか僕は、美波を抱きしめていた。
「ふぇっ、あ、アキ?」
「ごめん、けど、しばらくこのままでいいかな」
「ん……いいよ」
こんなの初めてだ。感情が、好きっていう気持ちが溢れ出して。頭で考えるより体が先に動いている。
「アキ?泣いてるの?」
「え?……あ……」
泣いていた。知らないうちに涙がこぼれていた。
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。
全身が震える。心臓だけじゃなくて、全身でドキドキしている。
人って、こんなに幸せな気持ちになれるんだ。
「うん……嬉しくって」
「そっか……ウチも、嬉しいよ。これで、アキと結ばれたんだもんね」
「うんっ」
もっと、もっと強く抱きしめる。
美波もそっと、でもしっかりと抱きしめてきた。
まるで、お互いの存在を確かめ合うかのように。
何分ぐらいそうしていただろう。
僕の中の美波への想いは膨らみ続けて、もう、制御が利かなくなっていた。
「美波っ」
「へっ?んぅ!」
唇を押し当てる。
今度は触れ合うだけじゃなくて、舌も入れてみる。
美波の対応力には驚かされる。僕が舌を進入させた1秒後には美波も応戦してきた。
「んはぁ……ちゅぅ……んぅ……」
「むぅ……んあぁ……んん……」
互いの舌がまるで別の生き物のように絡み合う。
熱い。
火傷してしまうんじゃないかと思うくらい、熱い。
「ぷはぁ……」
「んあっ……」
舌が名残惜しくも離れる。
けれど、互いのそれは銀色の糸をひいていて離れているけど繋がっていた。
もう、ここまできたら後に引く気にはなれない。
美波のTシャツを裾からまくる。
美波の最終防衛ラインが見えた。
「やっ、アキ、そんなに見ないで……」
若干涙目な美波の最終防衛ラインはシンプルな白だった。なんとなく美波らしいなと思った。
「ち、小さいよね……ごめんね……」
美波がもはや半泣き状態だった。
小さい……もしや胸の大きさを気にしているんだろうか?
「大丈夫だよ美波。大きさなんて気にしないよ」
「だってアキ、瑞希みたいな大きいほうがいいんでしょ」
まったく、なんて誤解だ。どっからそんなうわさを聞いたのだろうか。
「好きな人のだったら、大きさとかそんなの関係ないよ?」
「っ!……もう……バカ……」
あれ?また傷つけちゃったかな……
「胸は嫌?」
「そういうんじゃないけど……アキが胸がいいって言うんなら、いいよ……?」
可愛いなあもう。
ではお言葉に甘えて美波のおっぱいを直に見させてもらおう。
……きれいだ……。
なんというか、大きさとか本気でどうでもよくなるくらいに美波の胸はきれいだった。
「っ…………」
やっぱりいいとは言っても恥ずかしいのだろう、赤面した美波は目線をそらしていた。
こっちを向かせたくて、ちょっと意地悪してしまった。
先っぽをつまんでみる。
「っぁ!」
あれ?先っぽだけでそんなに感じるの?
……もしかして美波って、かなり敏感?
確かめる為、首筋を舐めてみる。
「ひゃんっ!」
……間違いない。
確信した瞬間、僕の中のスイッチが入った。
美波の耳に顔を近づけ、囁く。
「美波、そんなに声出すと姫路さんたち起きちゃうよ?」
「!!」
そう、今はまだスヤスヤ眠っているがそれだけである。大きな物音や声を出せば、起きない保障は全くない。
敏感な美波には結構つらい状況かもしれない。
「でも、もう止められないからね?」
今度は美波の胸に舌を這わせる。
「んぁっ……んん!」
同時にもう片方のふくらみを触ることも怠らない。
「んっ……あぁっ!」
声を出すことを若干我慢しているようだけど、押さえきれていない。
ちなみに、姫路さんたちは起きださない。たぶん、しばらく起きない。なんとなくそういう確信じゃないけど直感みたいなものがあった。
胸へのおさわりはそのままに、舌を胸からお腹のあたりへと移動させる。
「やっあっ……はぁんっ!」
お腹でも感じるなんて、珍しいんじゃないかな?
いや、他の人がどうかなんて知らないからわかんないけどさ。
美波のお腹はほっそりしていて、けれどやわらかい。つやつやしている。
そんな美波のお腹に後ろ髪をひかれながらも、舌をさらに下へ移動させる。
今度はおさわりはやめて美波のスカートを下ろしにかかる。
「あっ、アキ、やめっ」
美波がちょっとだけ抵抗してきたが、本当に嫌がっているようには見えないし、というかもう既に下ろし終わっている。
……スカートと一緒にショーツまで脱がしてしまったのは想定外だったが。
「!!!」
舌を美波の体から離し、しばし観察。
「じ、じろじろ見るなぁ!変態アキ!」
そう言って若干の威勢を取り戻す美波。しかし残念。その言葉は説得力に欠ける。
「じゃあ、なんでこんなに濡れてるのかな?」
「そ、それは……」
「言ってごらん?」
どうやらいつもと立場が逆のようだ。こんなときになんだけど、ちょっと優越感。
「……アキに、いじられてたから……」
「よくできました」
ああもう美波かわいいよ美波!ものすごく恥ずかしそうに答える美波の姿を見てたら、だんだん我慢の限界が近づいてきた。
「……ねえ美波。入れても……いいかな?」
「っ……いいわよ……」
許可は得た。後は、心も体も繋げるだけ。
「……やさしく、してね?」
「いくよ、美波」
「う、うん……」
ズ…
「わ、は、入った……」
「痛かったら、爪立ててくれるかな」
「わかった……」
「じゃあ、もっと入れるよ……」
ズズズ…
「んっ……ぐぅ……」
「大丈夫?」
「ま、まだ平気……」
コツンと当たる感覚。美波の初めての証拠にたどり着いたようだ。
「一気に行くよ?」
「う、うん……」
ブチィ!
処女膜が裂ける感触があった。
「―――!?!?」
男には想像できない痛みから、美波の爪が背中に立てられる。
「かっ……はぁっ!」
ちょっと痛い。けど、この程度の痛みは甘んじて受けよう。
僕を受け入れる為だけに、美波が頑張ってくれているんだから。
「あ、アキぃ……」
「ちょっと、休もうか?」
「うん……ごめんね」
「謝らないでよ。本気で苦しんでる美波を見たくないだけだよ」
「……あんたって人が恥ずかしくて言えないようなことを平気で言うよね」
「そうかな?」
本当のことを言っただけなんだけど。
「ねぇ……」
「ん?」
「口……寂しいの……」
「…………」
「っ……いいわよ……」
許可は得た。後は、心も体も繋げるだけ。
「……やさしく、してね?」
「いくよ、美波」
「う、うん……」
ズ…
「わ、は、入った……」
「痛かったら、爪立ててくれるかな」
「わかった……」
「じゃあ、もっと入れるよ……」
ズズズ…
「んっ……ぐぅ……」
「大丈夫?」
「ま、まだ平気……」
コツンと当たる感覚。美波の初めての証拠にたどり着いたようだ。
「一気に行くよ?」
「う、うん……」
ブチィ!
処女膜が裂ける感触があった。
「―――!?!?」
男には想像できない痛みから、美波の爪が背中に立てられる。
「かっ……はぁっ!」
ちょっと痛い。けど、この程度の痛みは甘んじて受けよう。
僕を受け入れる為だけに、美波が頑張ってくれているんだから。
「あ、アキぃ……」
「ちょっと、休もうか?」
「うん……ごめんね」
「謝らないでよ。本気で苦しんでる美波を見たくないだけだよ」
「……あんたって人が恥ずかしくて言えないようなことを平気で言うよね」
「そうかな?」
本当のことを言っただけなんだけど。
「ねぇ……」
「ん?」
「口……寂しいの……」
「…………」
ふむ。ここで口付けしてしまうのは簡単だ。でもそれは面白くないなあ。
僕はあくまで本気で苦しんでる美波は見たくないだけで、恥ずかしがってたりする美波はすごく好きなんだよなあ。
というわけで。
「んー?何をしてほしいのかなぁ?」
こんなことを口走ってしまっても仕方ないよね。
「……んもう、わかってるくせに……」
「わかんないなぁ?」
あくまでわからない振りを貫く僕に、覚悟を決めたのか恥らいながらも
「き…キ……キス、してっ……んっ」
「んん……んむぅ……」
お望みどおり。
それが終わる頃には、美波の秘部の痛みも引いてきたようで
「ん……そろそろ、動いても大丈夫だよ」
「そう?じゃあ……」
ゆっくりと美波を突きはじめる。
「んっ……あっ……あぁっ……」
まだゆっくり出し入れしているだけなのに、美波は早くも声を上げる。
「感じやすいんだね」
「ちっ、ちが!か、感じてなんか……ひゃあ!」
感じている。間違いなく。
続けていると、美波の口がだらしなく開いてきた。力が抜けてきたみたいだ。
腰を振るスピードを上げる。
「やっ…はっはやく……ああっ!」
美波の開いた口からよだれが垂れている。
「いいっ…ひゃんっ!…あんっ!」
今度は目の焦点がずれてきているみたいだ。またもピストンのスピードを上げる。
「あっ、あっ!んぁっ、アキっ…気持ち、いっ、いよぉ!」
「僕も…美波の中、あったかくて、気持ちいいっ」
「アキっ、キスっして…んむ……ちゅぅ…ぷはぁっ」
「はっ……んっ……んあ……んはっ」
腰を振りながら、キスして。お互いを貪り合って。
「はぁっ、あっ、い、いいっ、ウチ…イキそ、うっ!」
「僕も、もう……!」
出したい。美波の中に、僕をぶちまけてしまいたい。
「アキっ…なか、出してっいいよぉ…!」
「!」
美波の恍惚とした表情で言われたその言葉が決め手になった。
「美波っ!」
「ふわっ、あっ、ああっ、アキっ、アキっ!」
「イクよ!」
――ドピュッドピュッ
「あっああああああああああああああ」
家中に美波の嬌声がこだました。
「ふわぁ……あ、熱いの……いっぱい……」
下手したら1分ぐらい全身をビクビクさせてた美波が、そんなことを呟いた。
「これ、全部アキなんだよね……えへへ」
「……『人が恥ずかしくて言えないようなことを平気で言うよね』」
「恥ずかしくない……うれしいよ……」
「ぅ……」
「ねえ、アキ」
「なに?」
「責任、取ってくれるよね?」
「もちろん」
どうせだからあいまいに言わないではっきりと言っておこう。
「僕はずっと、美波と一緒にいたい」
「……ウチも、アキとずーっと一緒にいたい!」
「ふぁああ……今何時ですか〜?」
「午後4時23分だよ」
「んー2時間も寝ちゃってたんですか……」
美波の家に来てから3時間弱経った頃、姫路さんが起床した。
「ふぁああ……バカなお兄ちゃん、おはようです〜」
「おはよう、葉月ちゃん」
「お勉強、できてますかー?」
……できてないです。お姉ちゃんのおかげで。
「ねえ葉月、どんな夢見てたの?」
「ふえっ!?そ、その……と、とっても幸せな夢でした!はい!」
「そっか〜。で、瑞希は?」
「ええっ!?わ、わたしも、幸せな夢を見てました!」
「そっか〜。えへへへへ」
「?すごくご機嫌ですね、美波ちゃん。なにかいいことがあったんですか?」
「え?うん。そりゃもうすごく幸せなことが!」
「な、なにがあったんですか?」
「えへへ、内緒!」
「えー、気になるじゃないですか〜」
……美波さん、お願いですからそんなに意味深にチラチラ見ないでください。気付かれてしまいますよ?
「あ、そうだ。今日は帰りにお使いを頼まれているんでした。そろそろ帰らないと……」
「そうなの?私も夕飯の支度があるし…と言ってアキを見送りに出したら瑞希がどんな目に会うか……」
でもまあその前に、話さなきゃいけないことがあるしね。
「え?明久君は私を襲ったりしませんよ?(ほんとは襲ってくれたほうが嬉しいですけど…)」
これは、美波との関係に関係なく、話しておかなきゃならないことだ。
「どうかしらね。瑞希、気が付いてる?今日あんたが寝ている間に……」
でも、美波とならこの問題も、この先のどんな問題だって、乗り越えていけるさ。
―――「僕はずっと、美波と一緒にいたい」
―――「……ウチも、アキとずーっと一緒にいたい!」
どこかで挫けそうになっても、いつだって支えてくれる人がいるんだから。
…………すんませんっしたorz
最近来てなかったから忍法帖のLVが低かったので
1レスに書ける文字数が非常に少なく、多くのレスを消費してしまったorz
二重投稿とかも何回かあって、本当に申し訳ないorz
さてさて
読まなかった人、ナイス判断b
読んでくれた人、感謝感激(嬉し泣き
読んでくれた人。もしいらしたらお願いがあるんだ
できればでいいから、気になったところとかあったら教えてくれ
次回以降の参考にしたい
※美波も好きだよ!
スレ汚し失礼しました
gj!
できればこの後の修羅場展開を(f組的な意味でも恋愛関係的な意味でも)読みたい
実に素晴らしい!!
隣の部屋で二人が寝ているのにお盛ん過ぎたww
ある日ムッツリーニの合言葉にあったな
性欲を持て余す
投下乙
工藤を拉致って無理矢理スパッツの中の火傷の有無を確認しようとしてそのまま成り行きでレイプになるSSを妄想した
レイプ属性無いから書けない
654 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 01:04:32.15 ID:dM0XzSGe
投下GJ!!
坂本夫妻の同人誌ってあまりないんですな
保険体育コンビはそれぞれ出番自体が皆無
アニメの最新見て思ったけど、なんでこのラノベって脇役がこんなに可愛いんだ?
藤林丈司は裏切り者
>>655が脇役にうつつを抜かしている間に秀吉はいただいていきますね
遅レスだがgj!
美波もいいが、明久×姫路さんが一番の好物だから新作とか作ってくれたら嬉しいぜ。
最近ムッツリーニと工藤の組み合わせが好きだ
660 :
匿名希望:2011/08/16(火) 02:35:53.43 ID:UTAws8Le
>>657 「ダメよ。秀吉はあたしのモノ(サンドバッグ)なんだから」
661 :
650:2011/08/16(火) 14:36:39.33 ID:iyl6Mci+
専ブラDLしたった、これで勝つる!
またリクエスト貰えて嬉しい。ありがとう!
時間ができたらまた書いてみるよ。今度はもっと早く投下できるように精進するぜ
>>652 二人が寝てるのは隣の部屋じゃなくて同じ部屋の中なんだぜwww
>>660 明久「優子さん、秀吉は僕のもの(嫁的な意味で)だ!」
美波「アキ、話があるんだけどちょっといいかしら」
瑞希「明久君、お話があるのでちょっとこっち来てください」
明久「ん、なんだい?」
美波「あくまで男の木下なんかより」
瑞希「女の子のほうがいいってこと」
美波・瑞希「「教えてあげる(ます)」」
ここまで妄想した
書け書くんだ書いてくださいお願いします
663 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/16(火) 21:01:06.24 ID:UTAws8Le
美春でお願いします
美春でお願いします
エロパロも二次創作も同人も全くない
「じゃ」では微妙に増えてるけど
明久×優子が一番
合宿三日目朝の秀吉ネタがwikiにあるかと思ったが別にそうでもなかった
公式夢オチだしなぁ
美春は難しくないか……www
美春とか誰得だよ
俺得だ
変態はともかく、アニメ版の美春はいい。
だが書くのはムリヤ
男とのカラミが全くない
唯一ある協力者はホモだし
追伸
とらのあなに置いていたアンソロジーに明久と美波とのエッチに乱入する作品がありましたよ。
最後は何故か姫路も 加わり3人でフェラしてた。
翔子のNTRがあったから買わなかったが池袋のとらのあな行けばまだ見本置いてると思います。
翔子NTR多いな
672 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 00:02:31.38 ID:SXqTv7Ge
その意見には激しく同意する
明久×優子のエロは過去に1作しか書かれていない…はず
その1作も秀吉と勘違いされて流されて〜なやつだし、他サイトでも見掛けないな。
その手前か非エロならそれなりに確認されているんだがね。
という事でだ、ここらで明久×優子のエロSSを投下すれば
間違いなく神だぞw
明久×玲の近親相姦SSが読みたい!
個人的には鬼畜な三春と美波のレズプレイのシチュの方が萌える
明久と姫路さんが同居中に身も心も繋がる電波を受信した
公式電波だな
なぜか、美波はんとか姫路さんよか、
秀吉の方がヌける
うむ
俺の中で秀吉は愛でる対象
なでなでしてあげたい
漫画やアニメの大半のサービスシーンより
秀吉が何もせず映っているだけのシーンで満足している俺が居る
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
>>683 秀吉と男の絡みは同性愛じゃないですよ
お帰りはあちらです
深夜に秀吉といちゃつきながらYouTubeの面白動画見たい
そしてとなりで何時の間にか寝てしまう秀吉
男×秀吉 は何の問題もないよな
このCPは書けんがw
女×秀吉 ……ゴクリ
あれ、前にそんなSSがあったような……?
男っていうか必然的に男子生徒が多いな
秀吉はかわいいと言われても
優子がかわいいと言われることがあまりないことは誠に遺憾である
泣きながら「離れろブタ野郎っ、美春の初めてはお姉さまにっ・・・」と罵る美春は俺がもらって行きますね
しかし阻止
須川「・・・」
693 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/25(木) 02:43:56.58 ID:Zdi0zxfz
Eクラスの副将萌え
694 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 00:58:56.25 ID:rAUfvWBQ
「じゃ」で同性愛コンビ、似た者夫婦言われとるな
その道は決して交わることは無いが同じ方向を向いている
>>694の二行目を一瞬かっこいいと思ったが方向が方向だけにワロタ
697 :
ガゼル:2011/08/26(金) 17:07:11.21 ID:yZGi6VZv
明久×優子でも書くか
今更だけど
>>440はどうなったんだ?
誰か教えてくれ
ゴミ過ぎる話しかないのは書き手の頭が悪いから?
なんか女みたいな粘着質な奴がいるな
また初心者殺しかよw
文句ばっか言ってるなら自分で書いてみれば?
スルースキル検定会場はここですか
おいお前ら落ちつけよ
>>699が知性溢れるストーリーをお披露目してくれるらしいから大人しく待っておこうぜw
>>697 期待してる
ちがいます
出口はあちらです
美波√のラブシーンではドイツ語で愛を囁いて欲しいなあ
葉月√でも可
と、今週のバカテス観てて思った
706 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 00:47:23.18 ID:q79d8au8
一気の水着事件の時のアクションからするに実際エッチするとドイツ語出まくるだろうな
それはそうと翔子ってまだ唇奪ってないんだな。
一年時は学校内では他人、外ではまとわりつく
二年時は独占愛全開で合宿では襲っているのに7巻末のお詫びでもデコで我慢とは
結局は一番するの遅そう
工藤さんの方が遅い気もする
耳年増的な
708 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 00:01:16.18 ID:Jm9B4rOT
やはり明久×アキちゃん 覗き見玉野だろ
明久ハーレム計画で
710 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 22:45:34.57 ID:VjV+PHbq
工藤さんは実技派だよ
ムッツリーニもアキちゃんもすぐ搾りとっちゃう
A組皆穴兄弟
712 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/30(火) 10:51:44.81 ID:WAno22WB
ムッツリーニ×愛子 雄二×翔子
この二組は女性の方がいざって時に恥らって、男性がリードするのが良いと・・・
あれ?なんか鼻血が・・・・
713 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/30(火) 21:11:26.11 ID:Xqy0zQSQ
>>712 まあそこに行くまでにどれだけ女性陣が努力をすることになるのか・・
>>709 姫路さん、美波、葉月の3人が最強の組み合わせだと思うんだが
>>712 ムツ×愛はそんなに時間かからなそうだけど
ムッツリーニ鼻血大丈夫かな……w
715 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 03:27:33.50 ID:5gvnC3Bp
坂本夫妻は雄二の負い目もあったが今はそれより遥かに束縛系彼女からの自由への渇望があるからな
保険体育ペアはムッツリーニ出血との闘いだな
716 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 10:17:33.60 ID:qxDaxUq0
ムッツリーニは信念で不可能を可能にする男です
つまり、鼻血を止めるのなんてお手のものだと俺は信じてる!!
717 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 13:01:33.05 ID:Gl48oq2n
葉月ちゃんは俺の・・・いや何でもない
718 :
島田美波:2011/08/31(水) 13:28:12.22 ID:qxDaxUq0
「葉月がなんですってぇ〜?」『
>>717 にさそり固め』
719 :
717:2011/08/31(水) 14:08:59.20 ID:Gl48oq2n
間接が砕けるように痛い〜〜!
720 :
ムッツリーニ:2011/08/31(水) 14:27:44.10 ID:qxDaxUq0
見え、見えそうでみえ・・・っ!
721 :
雄次:2011/08/31(水) 15:00:00.94 ID:Gl48oq2n
翔子!どさくさに紛れてなにしようとしてんだ!
722 :
翔子:2011/08/31(水) 15:09:15.53 ID:qxDaxUq0
・・・・・雄二、見ちゃ駄目・・・・『雄二へ愛の目潰し』
723 :
工藤:2011/08/31(水) 16:08:26.74 ID:Gl48oq2n
ところでムッツリーニ君、僕のスパッツの中見てみたくない?
724 :
ムッツリーニ:2011/08/31(水) 16:16:11.01 ID:qxDaxUq0
そ、そんなもの・・・!!『ぼたぼた(鼻血)』
725 :
明久:2011/08/31(水) 17:41:21.25 ID:Gl48oq2n
ムッツリーニ・・・もう我慢しなくていいよ
いつの間にかなりきり板
になってるぞ。
727 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 18:23:12.31 ID:Gl48oq2n
待て!まだ秀吉を出してないんだ
728 :
秀吉:2011/08/31(水) 19:20:28.70 ID:pH/AlwQq
729 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 19:39:07.56 ID:Gl48oq2n
姫路さんがまだ・・・いや・・・諦めるよ
730 :
姫路瑞希:2011/08/31(水) 19:51:21.84 ID:pH/AlwQq
私がどうかしましたか?
あ、そういえば私、お弁当を作ってきたんです!!
>>729くん、食べてくれませんか?
>>726 これはこれで面白いし
何よりスレが盛り上がるwww
732 :
葉月ちゃんの夫(自称):2011/08/31(水) 20:14:47.16 ID:Gl48oq2n
みんな・・・ありがとう
733 :
警察:2011/08/31(水) 20:27:53.36 ID:pH/AlwQq
>>732 すいません、幼き子を妻としている者がいると通報を受けたのですが
734 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 20:29:00.54 ID:Gl48oq2n
そして・・・
735 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 20:33:39.36 ID:Gl48oq2n
葉月と美波を間違えていたことに今気づいた
736 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 20:47:56.33 ID:Gl48oq2n
ということで俺は葉月(もいいが)じゃなくて美波好きだ すまんかった(色々と)
>>735 じゃあなんでちゃん付けだったんだよwww
738 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 21:42:56.92 ID:Gl48oq2n
俺だって修正できるならしたいよ
なんだこの流れと思ったら、本当に何なんだよお前ww
740 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 02:20:07.03 ID:yqO42tYZ
バカテス好きな男だ!あと葉月と美波を間違えたことに気づいたときは、どうしようかと思ったwwwこれは俺の黒歴史に入る予定
741 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 15:54:25.73 ID:q9FTLbR4
皆が騒いでいるうちに愛子は貰っていきまs・・・
ハッ!!貰っていったらムッツリーニと愛子のカプがなくなってしまう!!
と、いうことで愛子とムッツリーニは貰っていきますね
742 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 16:23:35.94 ID:47O2YZUx
誰か康太×愛子書いて〜
743 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 16:54:53.11 ID:q9FTLbR4
放課後に康太が鼻血の出しすぎで失神して、愛子が保健室へ連れて行って
康太が寝言で愛子に告白して、愛子が目覚めた康太に告白を・・・・
しようとしたが、覚悟がまだ決まってなかったので告白できなかった!
そこで出てくるバカ&天才メンバー!!
Fクラスは康太を押し、Aクラスは愛子を押したがまだ告白しない二人
そして最終兵器の『素直になる薬』を愛子に飲ませると・・・・?
みたいなあらすじが康太×愛子と聞いて頭の中に・・・・っ!!!
745 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 18:00:39.45 ID:q9FTLbR4
>>744 続きはもちろんあるが、ここはお前に任せて先に行くぜ!!(キラッ☆)
746 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 19:54:49.16 ID:q9FTLbR4
また別のあらすじがっ・・・・!!
ある授業中、システムの故障でまた『本音を喋る召喚獣』が出てきた!
ちょうどその時に『サモン』と唱えてしまった康太と愛子
愛子と康太は召喚獣の口をふさいで逃げ出す!!
翔子や優子は愛子を追いかけ、明久や雄二は康太を追いかけた!
だが、二人とも巧妙に隠れて、同じ場所に逃げた
愛子は康太に、康太は愛子に恋をしていた・・・・
好きな人に会ったという衝撃で、つい二人は召喚獣の口から手を離してしまう!!
二人の前で、自由になった召喚獣は本音を喋りだす・・・・・
その内容は・・・?
何故このような、あらすじばかりできるのであろうか・・・・・・
妄想出来ても文字にできないこのジレンマどうすればいいんだ!?
748 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 20:13:03.38 ID:q9FTLbR4
>>747 文字にできなければ、自分の心にとどめておくんだ・・・・・・
(がんばって文字にしようぜ!がんばればできる!!)
749 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 20:58:22.12 ID:q9FTLbR4
非エロ&駄作でよければ康太×愛子書くぜー
>>743のあらすじどうりに
750 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 21:08:38.72 ID:yqO42tYZ
俺が風邪をひくまえに書いてくれ
よっしゃ来い!
753 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 22:50:14.97 ID:q9FTLbR4
いうんじゃなかったwww
質問 工藤愛子を動物にしたら何になる?
754 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 23:14:45.34 ID:yqO42tYZ
ミーアキャット・・・かなぁ
ハムスター(ムッツリーニ)を追いかけ回すネコかな?
756 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 23:30:02.41 ID:q9FTLbR4
う〜む、狐や猫系か・・・?
757 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 00:31:37.01 ID:shJC2WyX
何でもいいから、康太×愛子をかいてほしい
かなり過激だと嬉しいです
とりあえず尻尾はあるよね
759 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 18:54:01.80 ID:Vcq+OXc1
鼻がヒクヒクしてるな
test
761 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 22:55:41.48 ID:v3vE3t+M
質問2 ムッツリーニを動物にしたら何になる?
愛子は・・・・猫決定、と
いい加減にしろ。ガキは帰れ
763 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/02(金) 23:46:00.47 ID:Vcq+OXc1
ネズミとかじゃねぇか?
下げろと言いたくなるが、まだスレも成長段階だしいいか
でたよ自治厨w
美春見てて思ったけど、イメージカラーがオレンジっていそうでいないキャラだったんだな
いくら考えてもワンピのナミくらいしか思いつかん
767 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 07:56:22.68 ID:sAJlEzwm
オレンジっつーか橙なら橙なる種がいるな
あれ?橙とオレンジって同じだよな?
二期が面白いから放り投げてた葉月ちゃんSS再開するかも
769 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 12:29:29.65 ID:lo6MrA3z
明久×美波が読みたいなぁ
770 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 13:56:12.43 ID:QqqSdQRp
749
書いてください。
771 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 16:04:43.78 ID:+g1UihP2
772 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 21:11:32.21 ID:tJyPNv+R
749は我々FFF団が総力をあげて探し出す
バカと天才は同一
貧乳乱暴女
一途系ヤンデレ
隠れ腐女子
淫乱ビッチ
同性愛者
シスコン
ロリ
悪女
脳筋女
腐女子
BBA
秀才女史
42歳処女独身
775 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 18:48:58.37 ID:sQp5mcwK
的確すぎるwww
藤林丈司は裏切り者
ふと思いついたあらすじ。
盗撮現場から速やかに逃走するムッツリーニ。
しかし曲がり角で、出会い頭に工藤愛子とぶつかってしまう。
派手に倒れこむ二人。そして起き上がったとき、二人は互いのこころとからだが入れ替わっていることに気付く!
愛子の体に入ってしまったムッツリーニは、ふと触れた自分の胸の感触に鼻血を吹いてしまう。
ムッツリーニの体に入った愛子は、慌てて愛子(=ムッツリーニ)を保健室へと運び込み……。
タイトル「……俺が愛子で愛子が俺で」
779 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 22:29:13.51 ID:vQ4KVFJ9
ややこしや〜ややこしや〜
明久の家に一緒に住んでる時に、玲と一緒に明久を逆レイプすることで既成事実を作り上げた姫路が、それからは毎日明久とイチャイチャラブラブのセックスライフを送ることに。
時々玲も含めて3Pになったりするよ!
最新話見たが明久のあの台詞は文字で読んでも音声で聞いてもやばいな
ワシも鼓動が早くなったのじゃが… 男なのに…
愛子って文月学園入ってたいしてたってないんだな
AF戦って転入すぐじゃん
前の学校で乱交起こしたかと妄想
785 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 19:46:08.72 ID:Kri4jTXe
10話見てきた驚いているムッツリーニに萌えた俺はどうすればいいんだ・・・・
あの場面は男二人も十分に可愛い。秀吉は言わずもがな。
おれは帰宅した美波で抜ける。
787 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 01:12:28.62 ID:QIeYw9tz
俺は葉月で抜ける
ある日、雄二が学校へ行くと、Fクラスに見慣れない女子生徒が増えていた
それは…
女性化してしまった
明久→明子
ムッツリーニ→香美
秀吉→秀吉(♀?)
だった
とかいうストーリーが浮かんだ
やはり、明子は久保君とイチャイチャするのだろうか?
個人的には姫路さんや美波との百合展開希望
吉――アキちゃんだけでいいんじゃないかと思うの
792 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 23:24:46.71 ID:pEdKaFGS
とりあえず脱いどくか
ホアンさんはどうした
>>781 ぜひ書いてくれ。
できれば明久×瑞希だけの方がいいが贅沢はいわん
795 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 21:50:54.55 ID:E5ES1a4H
やぁ、743あらすじの者だ
時間をかけて長編、しかも駄作&エロなしでもよければ書くお
796 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 22:56:34.81 ID:E5ES1a4H
試しに1ページ目投下ー
愛子「まったく・・・ムッツリーニくんはなんであんなに鼻血を出しても倒れないのかな?」
Aクラスのボクっ娘 工藤愛子は、 Fクラスの土屋康太 もといムッリーニを車椅子で保健室まで運んでいた
原因はいつもどうりの愛子のいたずら(性的な)のせいである
なぜ車椅子があるのかというと・・・Fクラス代表からだと、いざというときのためにあるそうだ
愛子「いざというときってどんなときなんだろ・・・・失礼しまーす」
保健室の扉を開けると、中には誰もいない 放課後のためどこかへ行ってしまったようだ
愛子は当たり前か、と少しため息をつくとムッツリーニを車椅子から、保健室のベットの上におろす
保健室のベットはいつも暖かく、作者もよくサボって寝たほどである(その度に怒られたが)
康太「・・・・ん・・・・?」
愛子「・・・・・・!」
起きたかと近づいてみたが、どうやら寝言のようだった
すると、愛子のいたずら心が反応したのか 愛子は、
愛子「・・・・えいっ♪」
と、ムッツリーニの頬をつつきだした これが意外と柔らかかったようで、愛子は続けてつつく
愛子「ふんふ〜ん♪」
康太「・・・うう・・・・」
愛子「ん〜♪たまらないねぇ〜♪」
聞くとエロおやじくさいことを言う愛子 愛子のつつきに嫌がるかのように寝言を漏らすムッツリーニ
ふにふにとした触感にはまったようで何度もつつく
そして、日ごろの恨み〜♪と多少ご機嫌に6回目のつつきをしようとしたその時
康太「・・・・・愛子・・・・」
愛子「ん〜?」
康太「好きだ・・・・・」
ムッツリーニの口から、愛子への告白の言葉が漏れた
最高
798 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:35:06.82 ID:E5ES1a4H
愛子「・・・・・ッ!!?」
とっさに鼻を押さえる愛子 危ない、もう少しでボクのキャラが崩れるところだった、と思いながら
愛子「(さっき好きっていったよね?よね?寝言だから分からないけれど本音の可能性も高いよね!?)」
顔を真っ赤にし、時々ムッツリーニの寝顔を見る愛子
愛子「りょう・・・おも・・・い・・?」
心臓がどくどくと波打っている 全身が熱い おもに顔が熱い
そもそも愛子はムッツリーニのことが好きだったのだ あの、AクラスとFクラス戦争の時から
〜回想(愛子視点)〜
康太「加速・・・」
愛子「そんな!!このボクが!!!」
ボクがショックのあまり、その場に膝を着いた時 ムッツリーニくんが
康太「・・・ん・・・立て」
愛子「え・・・?う、うん」
手を差し伸べてくれた、その時のボクは高鳴っていく鼓動に少し動揺しながらその手を取って立ったんだよね
今のボクなら手を差し伸べてくれただけで赤面になってるんだろうな
康太「良い勝負だった・・・・もしかしたら、お前が俺を超える日があるかもしれない・・・・」
愛子「ふふっ、それはないんじゃないかな!ムッツリーニくんっ?」
康太「・・・・・?なぜ?」
愛子「だって・・・・ムッツリーニくんは強いもん!」
我ながら、なんであんな事いったのか不思議に思う
その時のムッツリーニくんの「わからない」って表情はすごく可愛かったなぁ♪
けど、決め手は・・・・あの合宿の・・・・
康太「だれが・・・・生徒は教師に勝てないと決めたぁ!!!」
あのときのムッツリーニくんは格好よかったなぁ
もしかするとあの時にムッツリーニくんのことが好きだって自覚したのかもね
〜回想終了〜
799 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 11:03:42.60 ID:VbuFA8AN
無理、ダウン
機会があったら書き進める
続きは、誰か書いていいぜ
801 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 17:14:56.69 ID:VbuFA8AN
>>801 いや、紐無しバンジーをしてもらうだけだけど?
803 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:38:00.52 ID:VbuFA8AN
20APを支払えば司法取引を成立させてもいいそうだが?
805 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 21:44:42.46 ID:8bAl1z7e
て
806 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 21:52:32.07 ID:VbuFA8AN
795は 逃走した! ▼
しかし まわりこまれて しまった!
808 :
FFF団のS・Rさん:2011/09/19(月) 22:05:29.26 ID:rOZtOPwR
結論だけ述べよ!
809 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 22:42:48.20 ID:VbuFA8AN
殺される前に続きそぉい!!
愛子「・・・・・・ハッ!」
いつのまにか意識自体を飛ばしてしまっていたようだ ありがたいことに顔は赤くなっていないようだった
ムッツリーニもまだ寝ているようだ
愛子「ん〜、そろそろ起こさないとやばいかな?」
外は夕日が沈みかけている 少しずつ暗くなってくる頃になってきたのだ
愛子は、さっきの告白(寝言だが)もあり恐る恐るムッツリーニを起こした
愛子「ム、ムッツリーニくーん 起きてー」
康太「・・・・ん?あい・・こ?」
愛子「そうだよ、ムッツリーニくんったら鼻血の出しすぎで倒れちゃったんだよ?」
その言葉を聴きながらゆっくりと起きるムッツリーニ
そのムッツリーニを見守りながら自分とムッツリーニの帰る準備を整える愛子
そんな二人はまさに夫☆婦状態であった
愛子・康太「(なんか夫婦呼ばわりされたような気がする)」
そんなことを言っている間に準備はできたようで、愛子は
愛子「ムッツリーニくん!一緒に帰ろう?」
康太「・・・・・分かった」
康太と共に帰宅することになった・・・・
そのときに愛子と康太の顔が少し赤みを帯びたのは気のせいではないだろう
810 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 22:48:26.67 ID:VbuFA8AN
ー帰り道ー
愛子「あーるいてきたー この道をー 振り返ることしか♪」
愛子が、自分の持ち歌(中の人的な意味で)を歌っていると
愛子「でーきないならー いまここでー♪ あっ」
カシャン・・・
愛子の携帯が落ちた どうやら壊れてはいないようだったが
愛子「あ、あははははは・・・・」
康太「これは、どういうことだ・・・愛子・・・・」
落ちた時に携帯が開いた 問題はその携帯の待ち受け画面だった
そこに映し出されていたのは・・・・・
康太「・・・・何故・・・俺の女装写真なんだ・・・」
それはムッツリーニの心の傷を抉り返してしまったようで まさにorzのような体制でいるムッツリーニ
愛子「あはははは、そんなに辛かったんだ・・・(好きな人の女装写真は待ち受けにするのが当たり前だよっ!)」
そこで本音と言うことを取り替えて欲しかった物である
愛子「(まぁ、とにかく拾わないとね)」
康太「(・・・・拾っといた方がいいか・・)」
・・・・さわっ・・・・
愛子「・・・・っ!!」
康太「・・・・・・・」
同時にその場から飛びのく二人 そう、恋愛では定番の『取ろうとしたら好きな人の手と触れちゃったよ☆』である
愛子はやや恥ずかしそうに、だがどこか嬉しそうに
康太は無表情だが、その赤い鼻血が今の心の内を表現している
愛子「えと・・・あははっ!そろそろ帰らないとね!」
康太「・・・・あ、ああ・・・・・」
二人とも動揺しながら、立ち上がる ちなみに携帯は康太の手の中に納まっている
811 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 22:50:10.47 ID:VbuFA8AN
そしてここでまたダウン
812 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 00:44:38.76 ID:tSTB7eJn
これより異端審問会を始める
813 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 06:13:32.61 ID:Ab64F0ST
>>811 「君はこれだけ楽しみにして…(後略)」
「結論だけのべよ」
「二人はまだヤッて無いのに終わりだと!!!!」
814 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 06:26:01.09 ID:GH9hqsoW
あらすじどうりだと、まだまだ先は長いんだ!!
つまり、ヤるとか ヤらないとかの問題ではないんだ!!
てか、終わり書かなければ殺されるってなにそのホラー!!
815 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 07:34:35.13 ID:GH9hqsoW
愛子「ってムッツリーニくん!!鼻血が!!ありえない量だよ!?」
康太「この程度・・・・」
ピタッと鼻血を止まらせるムッツリーニ
愛子は何かを思いついたように立ち止まっている
康太「・・・・・? どうした、愛子」
愛子「え、えっとね!ムッツリーニくんっ!(寝言で告白されて、このままで帰すわけないよ!!)」
愛子は、ここで告白しようと思いついたようで、顔が赤くなり しきりに体をもじもじとしている
その姿は乙女で いつもの開放的な愛子とは大違いだ
康太「・・・・何だ?」
やや首を傾け、『?』のようなポーズをとるムッツリーニ
どうやらいきなり乙女に変わった愛子を不思議に思っているようだ
そんな二人を見守っていた奴らがいた・・・・・無論バカ&天才チームである
〜近くの公園〜
翔子「あんな愛子見たことがない・・・・」
優子「愛子ってあんな表情もできるのね」
秀吉「・・・・・・・・(どきどきどき)」
明久「須川君に・・・・・」
雄二「流石に今回はやめとけ 仲間の恋愛だろ?」
明久「・・・・うん、分かったよ」
優子と翔子は愛子の豹変に驚いているらしく 愛子から目を離さない
明久はFFF団に連絡をいれようとしたが雄二にとめられたようだ
秀吉は食い入るように二人を見つめている 鼓動が早いのは初めて見る、男女の恋愛のせいだろう
ちなみに全員 茂みの中に隠れている あんなことやこんなことをしてもばれないだろう
>>815 続きは夜かね!?
でなければ君を拘束し、異端審問会に・・・
817 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 17:54:45.77 ID:GH9hqsoW
818 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 19:18:21.31 ID:GH9hqsoW
愛子「えと・・・その・・・・」
康太「・・・・・・・」
空気を読んだのか さっきから車がやってこない
その静けさでより緊張感が高まったのか、愛子は目を泳がしている
バカ&天才「・・・・・・・・(どきどきわくわく)」
こちらはただ、二人を見ている 明久の手に握られた盗聴器が盗聴を続けている
愛子「・・・・あう・・・・え、えっとね!ムッツリーニくん!」
康太「・・・・なんだ」
勇気を出した愛子が可愛かったのか、さりげなく写真をとるムッツリーニ
愛子気づかなかった様だ
愛子「・・・・・・・」
バカ&天才「・・・・・・・・・・」
康太「・・・・・・・・・」
愛子「・・・・・・・・・・・いや、なんでもないよ」
康太「・・・・・そうか」
愛子は覚悟を決めれず、告白しない 康太も少しは期待したのか、どこか寂しく見える
明久「工藤さん!そこで止めるのは もがもが」
雄二「静かにしろ、バカ 二人に気づかれるだろうが」
美波・瑞希「(告白・・・・・)」
秀吉「二人とも・・・顔が怖いのじゃ・・・・」
美波「ふぇ?あ、ああ ごめん木下」
茂みの中でよくこんなに騒げる物だ
明久はせっかくの現実の恋愛なのに・・・と文句を言い
美波と瑞希は、告白をするかを迷っているようだ
美波は秀吉に気があるような気がしないでもないのが気になる所だ
819 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 22:17:52.50 ID:tSTB7eJn
さてと、紐なしバンジーの用意しなくちゃいけねぇな
821 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 23:48:55.63 ID:tSTB7eJn
9月22日21:00までに書くんだ・・・遅れたら・・・わかってるよな・・・
822 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 23:25:52.37 ID:SBp/XCV5
この長編を途中で諦めたら、紐なしバンジージャンプの刑か?
>>821 予告キター!! \(^o^)/
結局、その日は何もなく ムッツリーニと愛子の心のモヤモヤを増やすだけになった・・・・
〜翌朝 Fクラス〜
康太「おはよう・・・・」
明久「おはよう!ムッツリーニ!!早速だけど、お願いがあるんだ」
康太「・・なんだ・・・」
あの日、あそこにいたバカ&天才チームで作戦をたてていた 内容は簡単
まず、雄二の筆箱と優子のヘアピンを翔子に預ける
愛子とムッツリーニが登校してきたら作戦開始
優子が愛子に、雄二がムッツリーニに、取ってくるように言う
もちろん、二人は翔子のところで遭遇するはずだ そこである程度いい雰囲気を作っておく
で、帰ってきたら、お礼としてムッツリーニのほうにはペアチケットを渡す
愛子のほうには、わざと何も出さない そして、放課後にFクラスに行かせる様にするのだ
そして、ペアチケットで愛子と行け!!みたいな感じにする
これが作戦だ
雄二「実はな、Aクラスに俺の筆箱を置いてきちまったんでな お前に取りに行ってもらいたいんだ」
秀吉「Aクラスには姉上がおるからのう」
雄二「俺も、翔子がいるから取りにいけないってわけだ」
康太「明久がいる・・・・」
明久「残念だけど僕は雑用をしなくちゃならないからね じゃ、頼んだよ!ムッツリーニ!」
ムッツリーニは愛子がいるから、と言い訳をすれば絶対「へー、愛子が好きなんだねー」という雰囲気ができるため反論しない
というか、逆に愛子に会える!という嬉しさで反論できなかったのである
823 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 23:27:54.57 ID:SBp/XCV5
〜翌朝 Aクラス〜
愛子「おっはよー!」
優子「おはよう、愛子 お願いがあるんだけど・・・・」
愛子とムッツリーニの到着時間が同時なのはなぜだろうか これが真の愛の力なのだろうか
こちらでも、作戦どうり進める予定である
優子「代表が来たら、私のヘアピンを貰いにいってほしいの」
愛子「ぅん?そういえば珍しく代表が遅いね」
翔子も、愛子とムッツリーニを遭遇させるために時間をずらして登校してきているのだ
女の友情というのは暖かな物だ
愛子「優子が取りに行かないの?」
優子「ちょっと先生の手伝いを・・・・・ま、頼むわよ!愛子!!」
優子の言い訳がやや明久と同じなのは何故だろうか 自然の神秘なんだろうか 偶然なんだろうか
だが、作戦が順調に進んでいっているのは確実である
翔子が到着&愛子とムッツリーニ遭遇まで、あと少し
824 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 00:43:24.51 ID:+b/+9mF9
もう制限時間なんかどうでもいいから全部かいてくれ・・・
825 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 06:31:16.16 ID:KYudPQV4
>>824 全部?無理っす あと、作文用紙4枚ぶんぐらいあるんだぜ?
>>825 わかった
では貴様を捕らえ、異端審問会にかけようぞ!
>>825 他に人がいるかすらわかんないからとりあえず自分が言わせてもらうが、
・メール欄に sage って入れる
・ぶつ切りの投下はNG ある程度書きためして短時間で投下するのが基本
自演で突っ込み入れてる暇があったら、最低限上の二つだけでいいからできるようになってくれ。
話が面白いかどうか以前の問題だ。
>>827 すまなかった 心から反省している
ある程度書きためるのは無理そうだ、だから、一旦この作品は諦める
いつかできるようになったらここに書くぜ!
藤林丈司は裏切り者
いや、あの、放置しろという意味ではなくてだな
832 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/23(金) 07:28:45.72 ID:+zPSZAWy
いや、書き進めるのは無理だと俺が判断したからな
なので、逃げるっ!!
やべ、sage忘れてた
Fクラスだけじゃない
全クラスを動員しろ
処刑大会だ
>>832 これよりお前は神ではない反逆者だーーーっ!!!
楽しそうで何よりだ
保守
838 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 12:21:43.72 ID:VqnCB44n
誰か鉄人呼んでこいwww
sageろガキ共
連投スマソ
共じゃないな。
てかIDが死にな
842 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 20:16:03.40 ID:D9Evg8na
三上たん可愛い
平賀立場低い癖にグヌヌ
>>842 では記念して
平賀×三上を
誰か書いてくれ
844 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 23:43:58.29 ID:VqnCB44n
予想はしてた・・・だがなぜ俺は吹いたんだ?
>>842 三上さんの良さが分かるやつがいるとはな・・・
846 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/26(月) 17:26:21.16 ID:wYB5FW20
一期の連行シーンで萌えて、二期お風呂シーンで好きになった
だがまさか平賀君とくむとは全く思わなかった
すげー見たいんだけど……
848 :
三上かわいい:2011/09/29(木) 00:07:23.54 ID:q2wObgFu
ふたばで拾ったキャプあるが貼り方がわからない
葉月ちゃんかわいい
850 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 01:13:15.98 ID:E3hFVMt9
あれ?おれがいるぞ!?
851 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 01:39:42.64 ID:4zBqO00L
美春かわいい
852 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 21:24:25.46 ID:E3hFVMt9
最終回の美春怖すぎるwww
姫路さんをもふもふしよう
ここはSS直接投下なん?
855 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 00:51:43.27 ID:PgVIJNuo
俺にもよく分からんがたぶんそうなんじゃねぇか?
マジレスしておくと、SS書いたらアップローダーとかにアップして
URLとパスだけ書き込むっていうルールを採用してるとこがあるんだろう
長すぎるとか好みがわかれるタイプの話とかだと
直接投下はためらうからってそうしてる職人を見たことがある
ドラ○もんスレは「wikiがあるからそっちに投下しろ荒らし野郎」って感じの事言われた作者が一人いたな
凄い速さで大量投下しまくってたせいで
ふと愛子陵辱ネタがあったらいいなと思ったんだが
需要はあるか?
愛子って誰だっけ
皇族関係者?
過疎ってるから燃料投下にいいんじゃない
>>860 宜保
分かった
書いてみよう
期待する
パンツ脱いで待ってます
865 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/17(月) 02:56:10.45 ID:L2ok7kJB
バカテスキャラを全員男女カップルとしたら・・・(葉月&玲は除ける)
明久=瑞希 秀吉=美波 康太=愛子 雄二=翔子 利光=美春
・・・・ん?優子が余って・・・・・
明久=瑞希 まな板=美波 秀吉=優子 康太=愛子 雄二=翔子 利光=美春 鉄人=高橋
・・・・・・ババアが余ったな
木下姉に飼いならされる明久ネタを閃いたんだが需要ある?
明久優子は大歓迎でござる
>>866 > 明久=美波 秀吉=瑞希 康太=愛子 雄二=翔子 利光=美春 鉄人=高橋
こうだな
サキュバス瑞希攻めで猫耳秀吉受けということよ
カップリング想像図のなかに玲さんがいない!
近親相姦は拙いだろw
玲さんがメインヒロインだろ何言ってんだ
玲さんのカップリングはアキちゃんでよくね?
877 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/17(月) 23:11:04.50 ID:QeU5TSE7
しかし待ってほしい、鉄人=船越女史ではないだろうか。
その人は近所のお兄さん(?)枠です
もうなんか明久総攻めでいいと思った
正気か?
Fクラスの男女比率を考えろ
881 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 20:48:08.50 ID:ZWaGXZEM
>>880 えっと・・・10:1だな(`・ω・´)
Fクラスって22人程度だっけ? >その他大勢:姫路&秀吉
884 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 06:40:51.97 ID:4XGgIQvi
藤林丈司
誰得の明久×三上とかどうだろう
アキちゃんよりも容姿的には秋子ちゃんの方が好みだったり
889 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 23:47:57.24 ID:bY3Z4qaX
愛子×ムッツリーニは確実だな、異論は認めん
だが待って欲しい
ムッツリーニ×愛子もありではないか
根本の目の前で元カノの小山をムッツリーニや秀吉に完全に寝取られる展開が見たい。
>>892 秀吉もムッツリーニも寝取りは無理でしょ
ムッツリーニは行動を起こしただけで鼻血による失血死
秀吉は根本から見て同性同士の百合にしか見えなさそうでダメージ少なそう
明久は事実が知れたら瑞希と美波に殺され
雄二も同様翔子に惨殺…
須川らFFF団、常夏コンビが妥当かな?
なんか単純NTRがいずれも輪姦肉奴隷な結末しか思い描けないw
>>893 むしろ全裸となった小山がその刺激で鼻血で倒れてるムッツリーニに逆レイプみたいな展開でセックスを済ませる展開でも良いでしょ。
淫乱なビッチキャラとしての君臨するの小山の方が面白い。
小山「私の身体を見ても全然反応しないEDの恭治よりも、過敏に反応する土屋君の方が面白い、アソコもちゃんと反応して大きいし逞しい。」
ムッツリーニ「なんて素晴らしいピンクの乳首それにいやらしいすらっとした足…これがCクラスの小山友香なのか!」
895 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 08:30:44.87 ID:eWkWiaDh
アキちゃんは玉野さんのもんだろ
>>893 わざとビッチな小山が根本に見せつけながら罵詈雑言を浴びせて秀吉とのセックスを見せ付ける展開ならありだと思う。
小山「あんな奴よりも木下君の方が大きいわ。」
秀吉「止めるのじゃ!ワシはそこを責められると我慢が出来ない!」
>>896 なるほど、秀吉の逆レイプ&小山淫乱ビッチ化とな!
それは盲点だった。
しかし、それでも百合要素は完全には拭えんなぁw
根本はダメージを受けるんだろうか?w
明久と雄二、須川その他男子達相手なら間違いなく効果抜群だな。
もっとも、その後明久と雄二には死よりも恐ろしい恐怖が待っているだろうがw
>>897 根本なら淫乱ビッチな小山を見て秀吉のコンドーム無しの生の中出しを堪能する卑猥な姿で充分ダメージを与えられると思う。
小山「今日は大危険日だけど木下君のチンポが気持ち良いから一杯出して良いからね♪」
秀吉「本当じゃな小山、ワシの全てを全部受け止めるのじゃ!」
根本「俺でさえ友香とセックスしたことが無いのに(涙)!」
899 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 01:52:27.55 ID:n1lqtfKu
小山と根本は経験済みだろうからな
別れ際にキスしようとして殴られたらしいが
てか根本は髪型がむさ苦しい
プライドだけ高いヘタレ属性の根本に小山がズコバコやらせないだろ。
むしろ、単位目的で小山の淫乱ビッチ化して数学の先生とやりまくってたほうが面白いかも。
901 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 13:59:26.18 ID:n1lqtfKu
明久としてはむしろ秀吉が他の男にNTRれたほうが
姫路や美波よりもずっとダメージデカそうに見えるのは何故なんだろうかw
そりゃそうだ。秀吉の事を嫁とか言ってちゃ駄目だろw
904 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 13:33:45.70 ID:YhEebHhY
中林さんと秀吉の純愛モノが見たい。
又は、根本の前で罵りながらセフレ目的でムッツリ−二と既成事実を作ろうとする淫乱ビッチな小山でもOK。
小山「恭治よりも土屋君のチンポの方が大きいわ♪あいつ早漏で短小で包茎なのよ♪」
ムッツリーニ「友香…あいつ夢精してる…」
根本「…(涙)…」
905 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 18:25:32.87 ID:J+nN0FPN
>>903 秀吉が男と付き合うと・・木下はやっぱり女だった!!
秀吉が女と付き合うと・・相手の女は同性愛者だ!!
下手くそだけど投下しちゃいます
秀吉の憂鬱?な感じの短いやつです
猛暑が続いていたのに、大型台風が通り過ぎて急に秋の香りが漂い始めた頃
「ここ最近、急激に冷え込んできたおかげで風邪が流行っている。皆も注意するように」
そんな一言で鉄人がHRを閉め、今日も学校が終わりを迎えた。
きりーつ れい さようなら
そして鉄人が教室を出ると同時に異端審問会が始まった。
「して……今日は何が原因なのじゃ?」
「……明久が“また”ラブレターをもらった」
「ほう、最近あやつももてる様になったのう」
「……発見が遅れて放課後になってしまった」
「なるほどの」
鞄に教科書などをしまいながら、惨状をながめる。
明久が、縛られて鞭で打たれ槍で刺され火に炙られながら、抗議の悲鳴をあげている。
なぜか雄二がおまけで同じ事をされていた。
こんなとき、自分のポーカーフェイスが役に立ってよかったと心の中でほっとする。
ラブレターをもらったと聞いた瞬間に刺さった心の棘が誰にも気付かれないで済むから……。
そして、今、拷問を受けている明久に対して、当然の報いだと思っている心を。
(また……じゃと……)
誰から貰ったのか、どんな容姿で性格なのかを知りたいと思うと同時に、
そんな思いを明久に対して持った事に共感できる自分。
こんな考えを持ってしまう原因を作った姉上を恨む。
数日前―――。
木下家のリビングで姉上と二人テレビを見ていた。
両親は今日も遅くなるようで、家には二人しか居ない。
会話の少ない食事を済ませ、いつもの流れでテレビを点ける。
バラエティ番組が「若者向け恋愛相談」なる特集を行っていた。
オンエア中に、ネット経由でリアルタイムに相談を募集し、ゲストが答えてゆくという方式だ。
まるで深夜のラジオみたいな企画だのうとぼんやりと眺めていると、姉上が話しかけてきた。
「ねえ、あんたはさ……」
「なんじゃ、姉上」
横を向き、姉上と目が合う。
鏡を見ているように、そっくりな顔が目に映る。
「あんたはさ……好きな人はいないの?」
「な、なんじゃ急に……」
「いいから、真面目な話しなんだから……」
姉上は結構なみーはーだから、テレビに影響されたのか。
「真面目な話しと言われてものぅ……そういうのはよく分からないのじゃ」
「ふーん。何だか寂しいわねぇ。でも、昔からあんたはよく告白されるのに付き合った事はなかったわよね」
「それは……男からばかりじゃし」
自分と瓜二つな顔で真面目な顔をして、真面目な口調でいうものだから、なぜか、いつもよりいらっとした。
「そ、そういう姉上も同じようなものではないかっ」
「なによ。私だって告白は良くされるわよっ」
「なら、なぜ一人とも付き合おうとせんのじゃ?」
姉上はうーんと唸りながら、しばらく考えて言葉を紡いだ。
「うーん……なんかね……これだって思う人が居ないんだもの……でも
でも――あと一年とちょっとしか高校生じゃないのよね、私たち
だから、ちょっと恋愛とかしてみてもいいんじゃないかなって思ったのよね」
そう呟いて、姉上は風呂に入るといって出て行った。
その後、言葉を交わさずにお互い就寝した。
布団の中で「恋愛……か」と思わずポツリと零れた。
呟いた拍子に、なぜか一人の顔が浮かび、顔が熱くなる。
(それはない、ないのじゃいけないのじゃ)
一人布団の中でバタバタと暴れながら、悶々としたまま朝を迎えた。
「裏切り者がにげたぞー!」
「「「「「「「追えー!」」」」」」」」
大勢の叫び声が教室に響き、回想から目が覚めた。
ボロボロになりながら明久が教室から飛び出していき、
後をFFF団が団子になって追いかけてゆく。
「やれやれ、あやつらも変わらんのう」
変わらないことへの安心か、変わらないことへの呆れか……一つ息をついた。
「さて、部活にいくかの」
部活も終わり、帰ろうと玄関に向かっていると、靴箱の近くでこそこそと隠れながらFクラスの下駄箱へ向かっている生徒の背中が見えた。
(あれは……明久じゃな)
思わず緩んでしまった口元を手で隠しこっそりと背後から近づいてゆく。
「見つけた……のじゃ」
「ひっ!!」
明久がビクリと反応し
「ん?……のじゃ?」
途中でワシだと気付いたのじゃろうか、ゆっくりと振り向いた。
「お、おどかさないでよぉ……秀吉ぃ」
涙目でほっとするこやつの姿が可愛くて、思わず笑ってしまう。
こういう小さな動作一つ一つが愛おしくて、どんどんと気持ちがあふれてきてしまう。
「なんじゃ、こんな時間まで逃げておったのか」
「そうなんだよ……あいつらしつこくってさ」
「上履きのまま帰ればよかろうに……」
「それでもいいんだけど、汚れちゃうと洗うのが面倒だからさ」
「……それもそうだのぅ」
でも、今会えたのはとても嬉しい。
「ほれ、では今のうちに履き替えて帰るかの。今なら回りに誰もいないようじゃし」
「それじゃ一緒に帰ろうか」
そうして、二人急ぎ足で靴を履き替え、一緒に駆け出した。
学校から、距離も離れ、街中に出たところで息を整えつつ、歩きに変更する。
「ハァハァ……こ、ここまでくればいいじゃろう」
「ハァ…ハァ……そ、そうだね、ここまでくれば家まで近いし大丈夫かな」
息が整うまで、ゆっくりと並んで歩く。
「あーごめんね秀吉、一緒に走ってもらわなくてもよかったのに……」
「好きでやったことじゃからの。気にするでない」
「一人だと、隠れながら移動しなくちゃいけなくて、周りも確認できないし大変だったよ……だから」
だから――秀吉が来てくれてたすかったよ。
と、素直な、素敵な、大好きな笑顔で言われ、ドキリと心臓が跳ねる。
「なななな、なんじゃ急に、びっくりするじゃろうが……」
顔が熱い。きっと赤くなってしまっている。
バレテシマウ
そう思ったら、急に泣き出したくなった。
ふと、立ち止まってしまった。
「……明久よ」
ワシが急に立ち止まったので、数歩先に進んでしまったこやつは、屈託の無い笑顔で振りかえる。
「なに、秀吉?」
言葉を返しながら、こちらへ戻ってくる。その些細な優しさが嬉しい。
「……呼んでみただけなのじゃ」
頭に疑問符を浮かべたこやつの、変な秀吉という呟きを聞きながら、並んで歩き出した。
鈍感なこやつは、一体いつになったら、自身や他人の気持ちに気付くのやら……。
でも、それまでは、一番隣に居たいと思う。
のじゃ!
では、お邪魔しました
GJ!いいね〜
914 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 00:14:17.71 ID:ySMMgyJ/
GJ!!・・・・あれ・・・久々にこの言葉を使った気がする・・・
すげーいい・・・
916 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 21:01:41.68 ID:1Bw46iRc
いいよいいよ〜
917 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/12(土) 19:49:20.40 ID:tDzv3X5S
明久姫路美波の3P希望
918 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 01:07:37.90 ID:tlp4CBG+
ムッツリーニと工藤さんのとか好きです
ムッツリーニはまず自分の体質と戦わないと
下に集めるべき血を全部上から垂れ流してるからぶっちゃけ臨戦態勢が整わない
920 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 03:49:55.00 ID:qe9qFZb8
秀吉がヤリチンになって姫路と美波を孕ませる話はまだですか?
秀吉×美波なら割といいが、明久以外なら姫路は雄二かな初期そんな設定だったらしいし
野グソスポットを探していた愛子が間に合わずにお漏らしという作品を書いてもいいですか?
923 :
な無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 19:55:28.98 ID:tlp4CBG+
ムッツリーニの胸で泣いちゃうようなのがあれば
愛子「あ〜ん、早くウンコしたいわ〜ん」
路上でトイレを探すが見つからず、仕方なくどこかで糞をしようと考えた愛子
愛子「うう〜ん、漏れちゃうっ」
ブ、ブスッ、ブピピッ、ブゥ〜
何度も何度も大きな放屁をする、果たして野グソスポットは見つかるか?
続く
なんてakihisafulな文なんだ
926 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/16(水) 00:31:14.64 ID:FGkdcBEn
あやうくHowで感嘆文作ってしまうところだった。akihisafull。
凄いakihisaの香りがする・・・
なんだろう、後ろに誰かいるっていうか・・・具体的には死刑囚の気配がするっていうか・・・
928 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 22:27:16.78 ID:iSe3y1Dc
バカテスのssに「yujiful」ってあったような
930 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 15:44:36.19 ID:yRHbvchJ
yuji クズの意 [-ful]で形容詞だったような?
931 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 15:48:47.85 ID:sEMh7V+b
933 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 23:12:03.88 ID:RKWeOFbq
He is very yujiful [彼は非常にお婿さんらしいです]
霧島さん、Aクラスに帰りましょうね
そういやゴールは霧島雄二になるんだっけ
936 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 23:08:43.92 ID:2ZZdAqYz
He decame good bridegroom !! [彼は良い婿になりました!!]
淫乱ビッチな小山が姫路と美波の前で仲間割れの工作のダシに明久を籠絡させる話を希望。
938 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:56:51.81 ID:PhJrBL8n
最後には4P
939 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 16:51:48.81 ID:3DgsoTFi
島田さん家が
長女:美波
次女:瑞希
三女:葉月
だったら、とか話題だけ投下してみる
>>940 明久が瑞希と美波と一夫多妻婚すれば可能になるな
942 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/23(水) 11:43:54.63 ID:8ldvLczT
日本では無理だね
藤林丈司
944 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/23(水) 20:56:21.95 ID:gRHV8dRC
瑞希E
美波AA
秀吉A
翔子C
愛子A
優子A
美春B
玲F
葉月AA
であってる?
さすがに美波と秀吉は逆なんじゃないか?・・
瑞希F
玲E
947 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 16:39:36.76 ID:aK5qxTYq
美波と葉月が一緒?
なわきゃーない(´・∀・`)
949 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/25(金) 00:13:06.29 ID:fSza/ICB
工藤さんと明久がからんでると明久を殺したくなる! 何でムッツリーニとイチャイチャしないんだ!!!
950 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/25(金) 17:55:31.49 ID:z40t8y6Q
翔子が婚約してることAクラスやFクラスの人間は知ってるの?
951 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/25(金) 23:13:45.30 ID:fSza/ICB
メインキャラとFFF団は知ってんじゃない?制裁してるし さすがにAクラスでは霧島さん真面目だから知らないんじゃ
真面目ねぇ
浮気の疑いあれば何時でも何処でも雄二の所にお仕置きに行きそうだが
953 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/26(土) 10:17:00.74 ID:VU4mJ1Q8
誰かムッツリーニと工藤さんのやつ書いてくれませんか?
明久と美波が結託して美春を3PでSMチックに陵辱する話が見たい。
美波がバイブを使い、明久が美春のアナル要因で徹底的に犯しまくる展開で。
それを撮影しまくるムッツリーニwww
956 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/30(水) 17:45:30.72 ID:uOQay0uu
いつも工藤さんとムッツリーニがどうこう言ってる者です。 原作7.5巻を読んで毎回明久にイライラします! 誰か共感を得ている人いらっしゃいませんか?
何にイライラするのか言わないと共感できないと思うのだが
958 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 19:39:26.92 ID:80f831Fw
ごめんなさい<(_ _)> 自分はとにかく明久と工藤さんの絡みにイライラします
959 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 22:04:53.20 ID:wbgrDFdh
久しぶりにのぞいたがGJはいないのか?
961 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/02(金) 16:53:17.97 ID:HrZbHh6+
自己満足できるほどの文才がありません(T_T)
久しぶりに読み返してみたけど愛子って思ったより出番が少なかった
霧島さんはAクラス並の出てるのに
963 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/03(土) 00:04:35.42 ID:xTojXNdf
最初はモブ設定だったからね。それがネンプチまで発売されるとこになるなんて!
>>962 雄二が出るなら私も出る。出番があっても無くても
雄二が出ないなら私も出ない。出番があっても無くても
965 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/03(土) 15:24:40.19 ID:mmlhpdfE
アニメグッズのアキちゃん可愛すぎてくそ吹いた
今まで葉月一筋だったのに・・・だれかSS書こうぜ
966 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/04(日) 00:23:49.74 ID:Wu25W6e6
秀吉×優子読めたら泣いて喜ぶ
967 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/04(日) 00:59:43.38 ID:ZeAMpMTQ
てか、そろそろ次スレたてたほうが?
968 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/04(日) 02:15:38.07 ID:oUUg0eEY
♂♀ツインズ
水戸でなんとか
姉と弟と近親相姦
あと保管庫に
一個あったかな
あと昔こんなん見た
チュンチュン!
優子『……んっ……』
秀吉『んっ……なんじゃ、姉上か』
優子『おはようのチュウよ』
秀吉『姉上……それではワシはまだ起きられん』
優子『もう、秀吉(性別)なのに、困った子』
秀吉『姉上……ん……んっ!』
優子『んんっ! ふぅ……ん、ちゅるっ、んんっ!』
秀吉『ふはっ……まだひゃ、まだ目が覚め……んっ、ちゅうっ!』
969 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 23:37:40.54 ID:cPqCeKLP
970 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/08(木) 22:36:29.84 ID:OPgh1AfQ
どっかで拾ったか覚えて無いが携帯メモにコピられてた
チュンチュン!
優子『……んっ……』
秀吉『んっ……なんじゃ、姉上か』
優子『おはようのチュウよ』
秀吉『姉上……それではワシはまだ起きられん』
優子『もう、秀吉(性別)なのに、困った子』
秀吉『姉上……ん……んっ!』
優子『んんっ! ふぅ……ん、ちゅるっ、んんっ!』
秀吉『ふはっ……まだひゃ、まだ目が覚め……んっ、ちゅうっ!』
972 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 22:54:23.09 ID:d4IRgUCV
>>963 ムッソリーニと保健体育コンビとして公式カップリングされたからね
それで準レギュラーゲット
メイントリオ
坂本夫妻
保健体育コンビ
迷い者コンビ
として
秀吉のカップリングは優子になるのかな
973 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 00:00:24.97 ID:atJ3i2WZ
姉秀吉(しまい)だし同性愛だけどいいの?
一番見たいのは明久X美波かな…姫路よりも良いだろ。
975 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 22:44:50.98 ID:ZocEqSwP
久しぶりにここでss読みたいですね
ここだと訂正効かないんで抵抗あるんだよね・・
977 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 21:14:57.20 ID:vYs70ynC
訂正とかは多めにみるとかで…
どっかのアップローダーにあげて、URLだけ書き込み指摘もらって訂正したら修正or再掲載
どよ?
この板的にそういう運用ってのはおkなんだろうか?
少々の間違いに恐れちゃいけないぜ
文章全体を改変しなければいけないほどの訂正は全て書き終えて投稿するといいよ
>>980 ミス
文章全体を改変しなければいけないほどの訂正がある可能性があると恐れているのなら、全て書き終えて投稿するといいよ
982 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 22:04:48.56 ID:1bUE6bHr
ムッツリーニと工藤さんのssが終わってしまった(T−T)
小説家になろうとかArcadiaにはいくつか上がってるな
なろうはオリキャラばっかりだが
それにあれらはサイト内で完結してるから2chで議論する必要性が無いからなぁ
誰か 次スレ 頼む
おk
やってみる
乙!
埋めないと落ちる
梅
@10レス梅ってのもなんだけど・・・
うめ
991 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 14:19:53.25 ID:thFg4ZHm
宇目宇目
埋め立て
埋めめ
ume
995 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 22:43:18.17 ID:thFg4ZHm
兎雌
996 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 22:50:41.83 ID:80bvtDuS
彼氏持ち翔子のみ
愛子は彼氏持ちみたいなもん
998 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 23:50:44.63 ID:thFg4ZHm
クリスマスにはムッツリーニと工藤さんのssが読めるといいな…(−。
ume
1000なら新作SS来る!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。