1 :
名無しさん@ピンキー :
2010/08/04(水) 15:14:26 ID:EmrdrLDh モサくて可愛いあいつらと思う存分やりたいです!
_人人人人人人人人人人人人人人人_ > ごらんの有様だよ!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ _______ _____ _______ ___ _____ _______ ヽ、 _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 ノ | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 | ヽ r ´ ヽ、ノ 'r ´ ヽ、ノ ´/==─- -─==ヽ /==─- -─==ヽ / / /! i、 iヽ、 ヽ ヽ / / /,人| iヽヽ、 ヽ, 、i ノ / / /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、 、 ヽ / / /| /(ヒ_] ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_] ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、  ̄/ /iヽ,! '" ,___, "' i ヽ| /ii"" ,___, "" レ\ ヽ ヽ、 '´i | | ! ヽ _ン ,' | / 人. ヽ _ン | |´/ヽ! ̄ |/| | ||ヽ、 ,イ|| | // レヽ、 ,イ| |'V` ' '" '' `ー--一 ´'" '' ´ ル` ー--─ ´ レ" |
マジレスでその手の最下等女どもにはだ〜れも興味ないから。
>>1 の脳内だけで展開しててくれ
俺の即落ちスレコレクションがまたひとつ……
5 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/05(木) 06:03:15 ID:M8xjgShL
おまえら腐女子がキモイとか何とか言ってるけどなぁ 一度トロトロになったマンコの味試してみろや すっげーきもちいぜぜってーやみつきになるぞ!
6 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/05(木) 15:29:37 ID:M8xjgShL
まあ、騙されたと思って、腐女子・オタ女・文化系女子を口説いてやってみ! マ○コのフレッシュさに驚くから! ローティーンの頃から使い込まれた腐れマ○コなんかとはもうやれなくなるぜ! まあ、腐女子とかはマ○コ目的だけの奴には絶対に許さないから、ハードル高いがな!
もう俺の興味は腐のマンコから
>>4 のコレクションに移ってるぜ!
8 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/06(金) 08:57:05 ID:UaFG4Elv
女としては最下等なのかもしれないけど、身体はちゃんと女だから 食わず嫌いはいけない
女性声優辺りの人気を見るとこの手のジャンルに需要がないとは思えんが。
とりあえず口説き落としてベッドインしたとしてだな コトに及んでいる最中に漫画キャラの名前絶叫されたら…萎えるってばよ
飛影はそんなこと言わない… 女性声優はオタ女かもしれないけど 職業柄、髪や外見の手入れはしてるし アイドル属性、二次元属性だからなあ ビッチやギャル系とは違う意味で三次の汚さや夢のなさの極致である腐とは別種の存在
12 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/07(土) 07:18:11 ID:ujA4aric
腐女子とかに、一般女と同じ方向性を求めてどうするよ・・・ モサい容姿や、ぶっ飛んだ思考言動こそが腐女子とかが、腐女子の萌えポイントじゃんか セックス中に変なこと口走り始めたら激萌え
自ら書かずにスレたてとな?
大抵のスレがそうとはいえ、関心出来ることじゃねぇよなぁ
まあSS化すんのは難しいけど味はあるよな。 処女なのに妙な退廃ムードにうまく乗せてさえしまえば、フツーの子でも出来ないことやってくれたり。 『……デジャブかな? 確かに前にもしたことあるよぉな……』 なんて言いながら金玉ベロベロ舐めてくれたりね。
16 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/08(日) 12:19:57 ID:oGPnof9r
エロゲとかでも、キャラの中に腐女子設定の奴がいる場合も多いじゃん 腐女子をやりたいって、もう普通の嗜好だろ
17 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/09(月) 15:16:52 ID:ANJpfHye
かわいい腐女子、美女美少女腐女子、一見普通の隠れ腐女子には用はない。 見た目も中身も腐りきってるのに、身体だけは生意気に若い女の身体の奴が、リアル男を見下してるくせに 身体だけはムラムラ性欲を持て余し気味の腐女がどうしようもなく女で萌える、この感覚が分らない野郎は 腐女子をどうするとか、別に考えなくてもいいよ・・・
論旨はよく判るがせめて容姿はまあ可愛い、くらいに妥協せにゃ誰も書けんだろw
オタクっ娘か……… 過去の出来事から自分の周りのもの全てに対して興味を持たない(持てない) 少年がクラスであまり目立たないが実は隠れオタクの女の子と色々ありながらも 心を徐々に寄せていく・・・っていうストーリーが閃いた
西村知美、中川翔子
腐女子はいいけど歴女はカンベン
歴女って腐女子の偽装でしょ 歴史じゃなくて二次の男キャラが好きなんだよあの人たちは
過去スレには面白いのも幾つかあったろう
ヲタ女って乃木坂春香みたいな子でもいいのか?
25 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/20(金) 10:34:09 ID:jx8bcxES
保守代わりによく分からない短篇 満員電車の中、息を潜める存在。 下半身に、そっと掌が伸びてくる。太ももの裏をくすぐるように指先が撫でて這い上がる。 上へと滑る掌が柔らかい部分に辿り着くと一転、今度は力強く掴み上げてくる。 「ひ……っ」 たまらず漏らされる声に、掌の主はほくそ笑む。 ますます無遠慮になっていく掌は尻たぶを割り開き、奥まった部位に密やかに息付く敏感な部分へと指先が伸びて――。 『ドアぁ開きます。ぉ降りの際は足元ぉ気を付けくぁさい』 ドアが開き、吐き出されるように電車から降りる。 そのまま人の波に揉まれながら駅の改札を抜けた所で振り返る。 そこでは、さっきまで下半身を弄っていた掌の主がニタニタとした笑いを浮かべていた。 「……おい」 「え?」 「お前……なっにを人のケツ痴漢しとんだ!?」 「あっははは! まあいいじゃまいか減るもんじゃなし」 “彼女”はあっけらかんと笑い、俺の肩をポンと叩いた。 「堪能させてもらったよ」 「っじゃねえよ! しかもお前あまつさえ“中”にまで入れようとしやがったな!?」 「え〜……やっぱり気になるじゃん。801穴とか」 「ねえよ。ついてねえよんなもん!」 「そうなの!?」 「っじゃねえよわざとらしく驚くな! 馬鹿かテメェは!」 ニタニタ笑いを崩さないこの女。一応、俺の恋人である。 付き合いだしてから生粋の腐女子であることをカミングアウトした彼女は以来、日を追う毎に遠慮がなくなっていく。 こんな女だと知っていたら、俺から告白して付き合わなかっただろうか。 「……はぁ」 「んっふふふふ」 ……やっぱり告白してたろうな。たまにむかつくけど、変態だけど、人のアナルヴァージン狙ってるけど。 ――好き、なんだよなあ。何故か。 「……行くぞ。一応デートなんだから」 「ツンデレツンデレ」 「やかまし」 彼女の手を取って歩き出す。相変わらずのニタニタ笑いの彼女を連れて。なんだかんだで離れられないのは、惚れた弱みというやつであろうか。 「……間接アナル愛撫」 「うるさいよ!?」 全くもって残念な彼女だが、俺は彼女が好きなのだ。 「んふふ。しっかりエスコートしてよ? 主に仕える執事のごとく!」 ――本当、残念な彼女だ。
鉄子や暦女ならば旅をしながら関係を深めていけるな
あ
28 :
名無しさん@ピンキー :2010/08/20(金) 14:33:39 ID:VaQyBJ8R
アホ あなた あの ある 明日 あるいは
腐ったマンコ
31 :
25 :2010/09/02(木) 21:41:07 ID:3mJnhERd
>>25 から続きものというかなんというか。
俺の彼女は腐女子だ。男同士の中が良いと上機嫌。スキンシップを取っていれば幸せ。恋愛してればヘヴン状態な、とっても残念な趣味の人間である。
そんな彼女ではあるが自分でも不思議な事に嫌えない……否、むしろそういう部分も含めて愛おしいと感じるのは頭の病気だろうか。
隙さえあれば尻を弄ってくるその感触も慣れれば甘美な刺激……とまではいかないが、まあ心地良いマッサージくらいにはなる。
とはいえ、中までその魔手が伸びないように牽制する必要はあるのでしっかり払う事は忘れない。
「ある意味羨ましい事じゃないか?」
「そうか?」
訴えを聞いていた友人の言葉に俺は疑問を返す。
「エロい事に消極的な女よりは積極的な方が良いだろう。ましてお前の彼女なんて、色々させてくれそうじゃないか」
「それがその通りならそうなんだろうよ?」
「どゆこと?」
「何もさせてくれねえよ。な・に・も」
「それはつまりお前」
「言葉通りさ。彼女から手を出された事はあっても俺はなにもしちゃいない。未だに清いお付き合いだ」
「尻触られて清いってのはねえだろ」
「揚げ足を取るなよ。本気で悩んでんだから」
「まあ大学生にもなってなあ。3ヶ月だっけ?」
「4ヶ月。普通ならうっかり生で一発キメちゃって出来たかも……みたいなセックストラブルの一つや二つも出そうな時期だぜ?」
「そりゃ偏見だろうがよ。まあ言わんとする所が分からんでもない」
「だろ? だから困ってんだよ」
「話し合いが一番じゃね?」
「まあ……確かに面と向かって口に出したりは無かったが」
「なら尚更だ。しっかり話して彼女がどう思ってるのか確かめてこい」
と、いうのが三日ほど前の話。
「相変わらず君は言い回しが厨くさいと言うか……面倒だね」
「そこはお互い様だろう? 兎に角俺はお前の思う所を聴きたい」
「私の〜……?」
「なにもセックスが全てなんて言わないさ。だが重要なファクターであることもまた事実」
「そうかもだけど」
照れ臭そうに目を逸らす彼女に俺は更に詰め寄る。
「自分からは触って来るのに触られるのは嫌だなんて通らないだろう。嫌がるならその理由を示せ」
「う〜ん……」
部屋のテーブルを挟んだ対面。向かい合った状態で身を乗り出し、答えを待つ。
「BLってさ……ファンタジーなんだ」
「うん?」
「ファンタジーの最大の特徴ってなんだと思う?」
「そう、言い換えれば絶対に当事者にはなりえないってこと」 だから、と言って彼女は続けた。 「ずっとBLばかり見てきたから、私にとっての恋愛はBLの世界だけにあるものだったんだ。だから恋愛自体もファンタジーみたいに思ってた」 「でも今は当事者だろ?」 「うん。だから……怖い。君のこと好きなんだけど、伝え方が分からない。君に好きって言われても受け止め方が分からない」 ――多分。付き合い始めてから始めて聞く彼女の本心だった。 ふざけた態度も、妙な所での積極性も、照れ隠しと強がりだったわけだ。 「そうだな……BLで、カップルが上手くいくのに必要な事は?」 「え?」 俺の問いに彼女が首を傾げる。 「BLでトラブったカップルが上手くいく秘訣は何だ?」 「……素直に想いを伝えること」 「だろ? なら――変わんねえよ」 「あ……」 「BLだろうがリアルだろうが、同じ恋愛だ。そうそう変わるもんじゃねえよ。お前はお前の思うことを素直に打ち明ければ良い。 代わりに、俺は俺の素直な想いを伝える」 「お前が好きだ。お前が欲しい」 「バカ……もっとロマンチックな台詞にしなさいよ。これだからオタクは」 「オタクはお互い様だろう? 第一ロマンは溢れてるだろ」 「漢のロマンがね」 彼女が苦笑して俺の頭を小突く。 「……もう少しだけ待って。まだ少し、怖いから」 「……おう」 「ごめんね我慢させて?」 「構わんよ」
小突いた拳を解いて、彼女の手のひらが俺の頭を撫でてくる。 「お前は? お前はなんかして欲しい事ないのか?」 「う〜ん……あるにはあるけど」 「言えよ。お互い素直になると話したばかりだ」 「…………喘いで欲しい」 「は?」 「なんていうかね? 苦しみと快感の狭間で苦悶する受けのように喘いで欲しい」 「どの口がロマンチックとか言う!?」 「や、正直な話だよ?」 「確かにすごい正直だけど!」 「ツッコミ気質は大体受けだよね」 「俺が受けって言いたいのか!?」 「あはははは!」 「……もう溜め息しか出ねえ」 ――でもまあ、本心を知れただけ良いか。最後に要らない本心まで聞いてしまったけれど。 「ねえねえ?」 「あん?」 「好きだよ?」 「誤魔化すな……ずりぃだろ」 「えへへ」 これは―― 卑怯で、ずるくて、臆病で、そのくせ俺の事が好きとか平気でのたまう。 そんな奴が、俺の彼女だというだけの、ヤマがなければオチもない。意味すらない話。 そんな――残念な彼女の話。
34 :
25 :2010/09/02(木) 21:47:48 ID:3mJnhERd
ごめんなさい。自分でも何書きたいか分からずに書いてました。 腐女子萌えの自分としてはこのスレに生き残って欲しいので他の書き手も来ると良いなあ。
ニヤニヤしました。GJであります
37 :
名無しさん@ピンキー :2010/09/16(木) 13:45:22 ID:myaXHawO
腐女子が
38 :
名無しさん@ピンキー :2010/09/20(月) 07:12:05 ID:c/4Rn5/F
腐キモいよー><
40 :
名無しさん@ピンキー :2010/09/20(月) 14:24:25 ID:4bDz95gh
いやこれは良スレだろ 保守
腐女子と付き合いたいなぁ… とか思う… 最近は普通の出で立ちやギャル、DQNで腐女子やオタク女やっている人がいるよなぁ… ちなみに、高校時代でよく見かけたよ パラパラがリブームした時はアニソンのトランスしか踊らないから、閉口したよ
腐が自分のキモ妄想を書き込みながらオナってる糞スレはここですかー?(笑)
>>42 いいえ、スレタイ嫁よ
オタク女(つまりは、女だけど男性向けのオタク趣味に走る人)もあるから、
こなたみたいな人もおk
44 :
名無しさん@ピンキー :2010/09/21(火) 09:32:22 ID:QmT/ASWE
腐女子を男の娘に見立ててショタプレイをする。 ボーイッシュなショートカットの眼鏡っ子で胸もあんまりない体型だから都合がいい。 全裸の腐女子男の娘の身体を撫でながら、 「○○君は男の子なのに、おっぱいが感じるんだね・・・」 とか言って乳首を摘んだり吸ったりしてやる。 「だめぇ、、吸わないでぇ・・・」と喘ぎだす。 股間に手を這わすとクリトリスが固くなってるので 「○○君エッチだね、可愛いおちんちんがもうピンピンになってるよ・・・」 「だめぇ、言わないでぇ!」 「剥いてあげるね」と先の方をしごく。 「いやぁ、感じちゃうぅうう!」 「では、いきますよ・・・」 「怖いよおぉ・・」 「楽にしてて、お尻を上げて・・」 マンコに入れるんだけどお尻に見立てる。 「痛〜い!」 ズブズブ入れていく。 「○○君のけつまんこ、良く締まってるよ」 「いやぁぁぁあ・・・いいぃぃいい!」 「お尻が感じるなんて、エッチな男の子だねえ・・」 「あ〜〜ん、僕、どうかなっちゃうぅぅ〜・・!」 みたいなことをする。
腐女子の好きなジャンルを見立てたものですか なるべく落ちないように上げとくかな
46 :
名無しさん@ピンキー :2010/09/21(火) 20:17:08 ID:wgxjuSba
糞スレ立てんなキモ腐 部屋で大人しくまんこほじってろ、ネットにも社会にも出てくんなカス
木村拓哉×腐女子
>>48 クールピクスやD7000で撮られる裸のレイヤー
というシチュ?
Nikonさんすんませんでした(ちなみに、うちはキヤノン党)
>>46 二次元にしか開かない人間が言う言葉だよな
あんたね、今のオタクブームを舐めてはイカンよ
なにせ、腐やオタク女でもDQNや渋谷系のギャル、はたまたスイーツ(笑)もいるからな。
ちなみにうちは男ですけど
>>49 どう見ても女臭い文面です本当に(ry
男アピールとか必死ですね^^
>>49-50 こんな文字が数行並ぶだけのところに男も女も関係ねーよwww
確かに、あんまり服のセンスが良いとチャライ気がして食指が動かんなぁ。
服とか野暮ったいのに体重とか気にしていてなんでだって聞いてみたら衣装が似合わなくなるからって返事がきたら確かに萌えると思う。
ついでにお前もデビューしろって減量を強制されたら確かにダイエット始めるかも知れん。
リアルでオタク女が気になってる俺には、このスレはwktkが止まらないんだよ。 キャンキャン吠える犬は放っといて萌え語りしようぜ。 女の子とアナログゲームするのマジ楽しい。 TCGが趣味なんだが、相手が対戦中にコロコロ表情変わるのが可愛い。 勝ってる時の楽しそうな顔を、ラスゴや激流葬みたいなカードでぶっぱしてあげると最高に素敵な反応する。もしかしなくても俺はSだ。 あと、そのゲーム関連で気軽に話したりメールしたり。 カードイラストで萌え語りしたり。マジ天使。
腐女子なのにたまに女の子らしい可愛い表情になるのが可愛いよ
>>52 そうそう、例えば…
乙女道に行き、あるオタク向けのショップに立ち寄る。
うちはあまり、エレベーターを使うことは無いが、階段に登っていく。
すると、腐女子とぶつかってしまった。
そのとき、「ごめんなさい。大丈夫でした?」
とその方が謝ってたんだ。
そのときはマスク越しだったのだけど、ポッとしちゃった、、、
という20にもなって、ショタキャラの設定の男の小ネタ
>>53 だった。
腐女子はショタというよりBLなんだよね。
上げるついでにレス
>>52 昔、ブシロードがあんなCMを流していたんだが、
あれはどうよ?
保守
腐女と喪女を混合してる奴多すぎないか?
喪=腐というわけでもないけど、 腐女子は喪であるほど腐にのめり込むから、 その結果、腐女子としての魅力がどんどん高まっていく。
ゲーマーな女の子とかいいのかしら
コスプレイヤーでオタク女という人はいるのかね?
>>60 改変が過ぎてリアリティーがなさすぎるだろ
いいかげんにしろ
腐女子に中学校の制服を着せて、中学生の妹を犯す というプレイがやってみたい。 こんな変態行為に丿ってくれそうな女って腐女子くらいしかいなそう。
>>63 コスプレイヤーでオタク女じゃないという人はいるのかね?
コスプレイヤーの腐女子でも、狙ってきわどい露出的なコスプレする奴よりも 意識しなくても緩んだ尻肉や胸肉がはみ出してるようなのが良い。
>>56 わたし52だけど、素敵な動画をありがとう。萌えた。
でも、実際はこんな可愛らしい感じじゃなくて、
おーい磯野、カードしようぜ!(AAry
みたいな感じ。
篠崎愛を一回りブスにしたような腐女子がいたら最高だが…
エロゲの話ばっかりしてるオタの女友達が 「セックスってホントに気持ちいいのかな?」 と言ってきて…とか、 そこから発展して 「アナルって気持ちいいのかな?」 「バイブって(ry」 「露出(ry」 「中出し(ry」 て感じでエロゲ知識でどんどんエロいことしていくオタ女と主人公。 で、あらかたエロゲの知識を実践し尽くした挙句に 「……ここまでやっといてなんだけど、付き合おっか」 とか軽いノリで言われてハッピーエンド。 空想だからこそ可能な、こんな展開を夢想した。
腐女子って、「気持ちいいのかな?」と言って 実際にやっても、あまり感じなさそうなイメージがある。 触ったりちんこ入れたりしても、「ふ〜ん、こんなんだ・・・」 と、たいした反応もなく、こっちがそろそろタマランとなってきたら 「飽きたから、もうやめようよ、ゲームやろう」とかになりそう。
自分で妄想しちゃうとかきもちわるぅ^^ 万年発情期とかきもちわるぅ^^
>>74 煽るのは止さないか?
というか、このスレ自体地雷だな。
結局、2ちゃんねる(PINKちゃんねる)はオタクしか来ないから、このスレは同族嫌悪という荒らしが出て来ているよね。
結局、先祖帰りしたってことだよな(6年くらい前まで)
76 :
名無しさん@ピンキー :2010/10/02(土) 09:57:00 ID:g7sQJDBZ
腐女子のくせに、おっぱいもマンコも備わっているというところにムラムラ来る。 おまえなぁ、腐女子がそんなもん持ってても使うチャンスねえだろ、俺がやってやるまでは、 という気にさせる。
机の中、書きかけのラブレター まだ見ぬあなたに、思いをはせる
そういう恋に恋する乙女がなぜか男×男に興味を抱くようになる不思議。 だからかわいい腐女子。
79 :
名無しさん@ピンキー :2010/10/04(月) 23:09:58 ID:UYQmGJ+0
女オタクな恋人話 きっかけ 俺は高校二年、同じクラスに一応彼女持ち 彼女は、一言でいえばオタクだ 歴史に詳しくて、少年漫画が好き、ギャルゲーや二次元の女見て萌え発言等… ただ、見た目はいたって普通だ(本人曰く、自分は不細工らしいが) そりゃクラスの他の女子は校則破って髪染めてたり、化粧してる奴ばっかりで その中に可愛い子もいるけど、さ そんな中、俺が彼女に惚れたのはあの時が最初 入学から数カ月後、珍しく早く学校に付き教室に向かうと 教室に一人、座って何やら書いてるクラスメイトが居た その子は、クラスにいる他の女子とは違い化粧なし、髪染めてない、スカートも規定通り 眼鏡をしている、地味で…クラスで浮いた存在になりつつある子だった 続く
81 :
79 :2010/10/05(火) 11:18:11 ID:gAwj/282
>>80 、ありがとう
>>79 からの続き↓
何を書いているのか気になって、近づいてみた。
すると、俺読んだことのあるコミックスの表紙を見ながら模写している
「あ、それってさ」「え?」
思わず、声を掛けていたらしい。返ってきたのは中性的な声
「知ってるコミックだたから…絵上手いんだな」
俺は素直に感想をもらした、ほぼ完ぺきに模写されていたからすごいと思う
「…ありがとう、そう言ってもらえると嬉しい」
不意に見せたその、幼く見える笑みに胸が高鳴っているのがわかる
「でも、私と関わるとクラスから浮いちゃうよ?」
さっきの笑みとは別人の様な、諦めと自嘲が混ざった哀しげな笑み
今度は胸が痛くなった。俺はどうしたらいいか解らずに教室から出た
数分後、クラスメイトが次々とやってくるのにまぎれる様に教室に入る
彼女の方を見ると、模写はしていない。何かの小説を読んでいた
そのうちクラスの女子数人が集まって来て彼女に、宿題を見せて欲しいと頼んでいる様だ
嫌な顔一つせず、他の女子に宿題を見せている
でも…浮かべている笑みは、作っている様に見えたんだ
クラスで浮いている事を知っていながら、それを受け入れているのか?
何故か俺は、彼女の気持ちを考えて切なくなった
続く
駄文ですまん
>>81 腐女子と付き合ってる奴がうらやましい
そういう仲良さそうなカップルを見ると
こんな腐女子をこの男はいろいろしちゃうのかな〜いいな〜
と思ってしまうので、続きをよろしく
83 :
81 :2010/10/06(水) 11:14:39 ID:DPKSPd5P
>>82 すまん、腐女子ではなく女オタクとしてかくつもりなんだ
また時間ある時に続き書きます
腐女子やオタク女と付き合いたくても付き合えないなら、そうでない女と付き合えるなら それを仕込んで、腐女子、オタク女化しちゃえばいいんだよ。
保守
腐女とオタ女の違いがいまいちわからないんだ 腐>BLが好き オタ>男性向けが好き っていう認識でいいのかなあ 鉄道とかエロくないオタもあるけども
88 :
79 :2010/10/07(木) 21:13:07 ID:qT6G9VvJ
遅くなってすまん
>>79 、
>>81 からの続き↓
その日から、俺は学校に早く来るようになった。理由は単純、彼女と話したいから…
話を重ねていくうち彼女がオタクだと判明。でも、俺が詳しく聞いた時以外は深い話に持っていかない
俺が思っていたオタクのイメージとだいぶ違う
「テレビとかで、極端なオタクの人が多く取り上げるからオタク全体が誤解されてるかもね」
何時だったか彼女が言っていた言葉だ、その通りなんだろう
彼女の表情や仕草の一つ一つが目に付いてくる。
意外と可愛いなと思った、クラスの他の女子とは違う
自然に笑うその笑顔、絵や知識を褒めれば恥ずかしそうに俯き耳が赤い
もっと…もっと彼女の事を知りたいと思った
続く
オタクな彼女に名前を付けた方がいいでしょうか?
>>87 自分の認識だと
腐女子=BL好き
女オタ=それ以外のモノ
じゃないかな?
腐女子⊂女オタ⊂オタク こうじゃない? 女オタの中でBLとか強引なカップリングとか擬人化とかしてニヨニヨしている層が腐女子だと理解してる。
小ネタ 最近、腐女子(23)のとこでご飯食べたとき、 その腐女子がテーブルを拭いたり準備したりしてかがんだ際 なぜかノーブラだったのでTシャツの首もとから乳首がよく観察できた 黒くて乳輪も締まった小さな乳首だったのが意外 胸の大きさとか、肌の感じから乳首はもっと色も薄くて 乳輪とかも大きなイメージがあったから まあ、その乳首はいずれ吸わしてもらうからね、と闘志がかき立てられたのは事実
92 :
名無しさん@ピンキー :2010/10/11(月) 08:07:23 ID:gXZbqhOx
保守する
ギリシャ時代から 女の乳首は薄くて広くが良しとされてきた だから干しブドウみたいのは悪魔でサードパーティー製 吸う分には問題ナシ
それを干しぶどうみたいな乳首のオタ女の口から恥ずかしい理由として話してくれたらちょっと興奮するw
腐女子=ぽっちゃりして胸も大きい というイメージになってるのかもしれないけど、知り合いの腐女子は 背は結構高いのに超貧乳。服の上からは胸がまるで確認できない。 脱いだところを見た訳じゃないけど。
スタイル悪かったりすると、逆にエロスを感じるな。生々しくて
痩せて貧乳で干葡萄みたいな黒乳首の腐女子は萌える 眼鏡だと尚ヨシ
>>88 付ける必要があるならあったほうがいいかな
べつになくてもいいし。好きなように
今日、すんげえ髪の長い制服女子高生を見た ケツの下までの長さがあった あんなに髪を長くしてるのは、やっぱり腐女子かオタク女なんだろうなと思ってしまう
オタクや腐女子じゃなくても髪の長い女の子はいいなぁ……
ヤスイリオスケのBust to Bustの腐女子ヒロインが超ツボなんだが。
103 :
名無しさん@ピンキー :2010/10/15(金) 16:58:33 ID:yhDAGeas
オタク女のどす黒い乳首を愛撫することになって 「おや、オタク子ちゃん、結構遊んでるんだ、意外だな〜」 「バカ、そんなわけないでしょ! 」 みたいなのが
妄想一杯やっていて知識は豊富なのにいざ自分の番になったらガチガチになるのが良いんじゃないか 乳首とかそんなのは気が回らない
エロ同人描きの少女が、チンコが違うと指摘されて本物を見たいと言ってきた
恥ずかしいからお前のも見せてくれっていってやれ
すると、 見たって面白くないと思うけど見たいなら、 と、汚いケツ穴を見せる腐女子
前の人の話が完結しないと、次の人は話を投下しづらいな〜
続きを煽ってるつもり? 勝手に書きたい奴が書くだろ
秋になるとモコモコ着込んだ腐女子オタ女ファッションが堪能できるようになる。 文化系女子になると腐女子やオタ女と違って冬でもショートパンツやミニスカをはいて 脚を出すこともありそうなイメージがある。
保守
腐女子のセーターのモコモコ感は異常。 モコモコしたセーターを突き上げる腐女子の丸い胸は好き。
114 :
名無しさん@ピンキー :2010/10/28(木) 23:54:06 ID:ES/u0F+y
腐というかオタ趣味はあるけど賢そうな子は好感が持てる。 黒髪に白い上着がよく似合う。
115 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/02(火) 07:37:28 ID:3O8PKW0T
腐女子とやりたいage
うちも腐女子と付き合ってリア充になりたい。 二次元だけでは物足りないよ 「15分では伝わらない川越がある」 ていう感じ
腐女子自身は男とやりたいって思ったりはしないのかな? 腐女子歓迎って男もたくさんいるんだけど。
ニキビ面じゃなけりゃあセークスできるよな?
ニキビとか有っても全く問題なく?
ニキビ症っぽい脂っぽい腐女子の肌はむしろ萌えだろう 性欲が発散しきれなくてニキビが出るような腐女子が
趣味さえ合うなら少しくらいブスだろうが些細なこと むしろ愛着すら覚える
そうね。 そういったSSのスキルアップも図れるし
保守
124 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/09(火) 22:26:09 ID:a5NXgSN6
まずは腐女子の観察だけど…
ようはちょいブサ、ちょい汚いくらいが燃えるっていう性癖でしょ
オカズにするだけなら可愛い方が良いに決まってるけど 付き合うってなるとあまり可愛いと萎縮する ぶっちゃけあまり可愛過ぎない方が自然体でいられると思うんだ
オタク女と、また可愛い女の子に浮気して!と言われながら、お前だってイケメンに浮気してるだろ!と言い返す日常。 ただしお互いの浮気相手は二次。
なにそのバカップル
129 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/13(土) 01:15:42 ID:q5u+hpif
神スレ><
最近のオタカップル(オタクが来るようなとこにいるからオタクだろう)は 女の方が和服着てたりするのを時々見るけど オタク女では着物が流行ってるのだろうか?
ガチなゴスロリ着てる子見た事あるけど、そう言う層はそっち系の変わった服に対する需要を持ってる気がする。 着物風のゴスロリって言うかゴスロリ風の着物って言うのがあるから普通の人より間口が広いんじゃないだろうか?
腐女子でリアル着せ替えごっことか楽しそう。
させられるのはお前の方かも知れないけどな
交換条件を出します。 俺が着替えるから、お前も着替えろ。 きっと衣装代はリクエスト側が出すことになるんだろうなww
ネタとしては中性的なオタカップルがときどき服装を交換しているとかは面白そうなので いつかSSとして書きたい。
136 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/15(月) 12:19:21 ID:l5gh4xNd
恥ずかしがり腐女子には、着せ替えは服を脱げる口実になるね
137 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/20(土) 23:50:53 ID:I6dKm9eR
上げ
138 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/24(水) 16:44:19 ID:1TMOuAFd
保守
139 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/27(土) 11:23:07 ID:7UojqLv5
昔、レイヤー同士のカップルがテレビに出てたな… 番組がかなり的外れ過ぎたやつだったが
140 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/30(火) 14:42:30 ID:GLLYKyHD
age
「ねぇ、見せてよ」 「は? 今なんつった?」 「ねぇ、アンタの…………見せてって言ったのよ!」 「へ、……はぁ?」 言いにくそうに、俺の幼馴染で腐女子の由耶(ゆや)がそういった。 手にはシャーペンを持ち、机の上にはやばそうなBL原稿が散らばっている。 俺はというと、由耶の部屋には毎週、週刊少年漫画を読みに来ていた。 借りればいいんだけどさ、重いよな、雑誌って。という面倒、もとい正当な理由。 「やっぱり本物を見ないと、リアリティが書けないって気が付いたのよ!」 「なんだよその理屈、やだよ」 「ほらほら〜、男は見せあいっことかしてるんでしょ、大きさとか競い合ってるんでしょ! それで……」 「なんだよ、そのマンガみたいな妄想」 その先の妄想は、はっきり言って聞きたくないので、言葉をかぶせる。 「さぁ、男なんだから、ばばーんと見せなさいよ、上半身はよく見せてるじゃない!」 「ちょ、上半身と下半身は全く違うだろ!」 よく、クロッキーさせてくれと言われ、いろんな角度から上半身を素描されたが、どんなシーンに使われているかは考えたくもない。 ぐいっと、まるでキスでも誘うように由耶は体と顔を近づけてくる。 やばい。 今の状況でもやばいのに、由耶の前で下半身丸出しになんかしたら、俺は……絶対、勃つ。 好きな女に見つめられるなんて、視姦プレイというか拷問だ。 由耶は外見に頓着しない、いわゆるモサオタというか猛者オタというか。 だが、近くでよく見ると、可愛いく見えるのは惚れた弱みじゃないと断言できる。 オタク趣味に使うお金の十分の一でもファッションに使ったら、クラスで由耶をバカにしてる連中もびっくりするだろう。 由耶にいったら、「はん! 自分にお金使うぐらいだったら愛俺の初回限定特捜版に…ry」とBLについて熱く語りだしたので、俺はその話題をそれ以来振ってない。 「じゃ、じゃあ。お前がおっぱい見せてくれるなら考えてもいい」 目視したところ、D近くはある胸が……じゃなかった、こんな無茶振りしたら、さすがの由耶もあきらめるだろうって軽い気持ちだった。 由耶は怒り出すだろうと思ってた。それでこの会話も終わると思ってた……だが、俺の耳に聞こえたのは幻聴か。 「……わ、私の胸見たいの?」 もしかして、脈ありですか? スゲー、真っ赤になって、胸を両腕で隠して恥ずかしがってる。 なんだ、これ、スゲー言ったこっちが恥ずかしいじゃないか。 っていうか、本当に見たいけど。むしろ揉みしだきたいんだけど。 という本音をストレートに言うわけにもいかず、かといって、この状況で冗談だよと撤回するもったいないこともしたくない。 「と、等価交換ってやつだろ」 由耶の好きな某漫画のセリフをすかさず言ってみた。びくり、と由耶の体が震える。何か考えているようだ。 時計の針の進む音が、やけに大きく聞こえる。 由耶の答えは? すまん、もうネタがないw保守。
GJ 展開を想像してどきどきしたw
143 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/01(水) 23:00:06 ID:4+m4d7Lm
拙いですが小ネタで、ノンフィクションに近いフィクション。 視点は「オタク」としてはまだ浅い男性。 モデルは他ならぬ僕自身である。 『冬に来た春』 学校が終わった帰り、クラスの誰よりも早く山手線に乗った僕は、 紅白歌合戦に出場した大人気の女性声優の新曲を買いに池袋へ向かう。 あの事件で、街並みが移り変わってしまい、秋葉原の「魔力」や「欲望」からすっかり覚めた僕は自ら乙女ロードに向かったのだった。 まずは、サンシャインの地下にあるディズニーストアでディズニーの雑誌とアクセサリーを買うと、すぐさまアニメイトに足を運ぶ。 そして、いつも使う狭く死角が多い階段を利用する。 この後、その「狭く死角の多い階段」でまさかの出来事が起こるとは… 僕は目的のモノの購入を済ませて、階段を降りる。 その時は昼間の4時くらい、ちょうど中高生が学校帰りの時間である。 もちろん、階段が混雑し始めた。 池袋は秋葉原とは違って女性が多い。 とにかく、相手に触れぬよう気を使いながら、階段を降りた。 3階へ降りようとした次の瞬間、相手とぶつかってしまう。 謝ろうとした次の瞬間、 「ごめんなさい。」 と向こうから声を掛けられた。 相手を見ると、ちょうど怯えた様子でメガネを掛けたぽっちゃりとした腐女子がいた… その時、僕のカラダがむちゃくちゃ熱くなった。 中学の卒業式に好きだった女に振られて、高校時代は趣味の鉄道やディズニー、部活の和太鼓やボランティア活動に没頭して、恋愛から遠ざけようと必死になっていた。 しかし、その必死になっていたものがこのことで、吹っ飛んでしまった。 こちらも、すぐに返事を返そうとすると、その女性はどこかへ行ってしまった。 帰りの電車。 僕はあの時のことが頭の中によぎっていた。 (また、あの人に逢えるといいな…)と思いながら、 幼い少年の心を持った青年を乗せた急行列車はスピードを上げて、家路を目指した。
>>141 続きwktk
しかし愛俺はBLじゃなくね?
>>144 まゆたんの愛俺だったらァキラ(♂)が
男子校で姫って呼ばれてて男にアタックされまくってるよw
>>143 続き期待。
次は虎の穴で再会しそうだなあの階段はせまそうでいいw
>>141 ちょっと似たようなネタ考えてたけど、これも良いな
続き期待
>>143 妙に生々しいな、おい。
これからの展開が予想できないのもまたなんとも。
148 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/03(金) 22:43:27 ID:8MN0cQJw
>>145 >>143 です。
ブクロのとらの階段って狭いんですか?
アキバのとらの階段は上ったり降りたりしたことはありますけど。
>>146 かなりリアルに近いものです。
「山手線」 「紅白歌合戦に出場した女性声優」という部分においてはリアルにさせました。
街は嘘を付けませんからねぇ…
149 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/06(月) 20:33:21 ID:aPGyj4QU
保守 あらすじ アニメイト池袋本店へ買い物にいった僕は、階段である女性と出会う。 僕は今までの恋愛からの罪悪感を引きずっていたことがふっとんでしまい、、、 第2話 『再開』 ご期待ください
152 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/13(月) 22:34:51 ID:Ah7S0tJW
>>143 です。
石原慎太郎のせいで、僕は書く気を失ってしまいました。
>>152 人のせいにするなよw
原因はできるだけ自分に求めていこうぜ、な?
まぁ外因的ショックでやる気をなくすってのもよくあることw 仕方ないから他の妄想しようぜ!
うんうん、それがいいな。 というわけで俺も投下するか
いつものようにラーメン屋でバイトをしている時のことである。 「ねぇ、相馬くんってオタクなんでしょ?」 「えっ?! いきなり何を言い出すのかなきみは」 暇な時間帯、一緒に働いている女の子(俺と二人営業)にこんなことを言われ、俺の声は上ずってしまった。 といっても、俺がインドア派なことはとうに知れているから、問題ないはずではあるんだが…… 「まぁ確かにその通りだけどさ」 「私もちょっとそういうところあるんだよね〜」 「えっ、ウソ?!」 胸が小躍りした。 見た目からして(本人には口が裂けても言わんが)オタクっぽいなぁと思ってたが、彼女はれっきとしたアウトドア派なのだ。 といっても釣りとか登山とかに出かけるわけじゃなく、よく友達と遊ぶという意味である。 「涼ちゃんオタクなん?!」 言ってから「しまった」と思ったが、彼女はそこまで気にしてはいなさそうだった。 「否定はしないよ。漫画とかゲームとか好きだし」 「へえ〜……どんなのが好きなの?」 「そうだな〜…………ワンピースとかあ、ナルトとかあ、あと、ポケモン!」 「あぁ〜、そこらへんかぁ〜……」 どこらへんだよ! と思わず自分に突っ込んだが、それはちょっとしたガッカリ感を隠すものであったのは否めない。 ワンピースとかナルトとかポケモンって、一般人にもフツウに人気あるじゃん てっきり最遊記とか黒羊とかリボーンとか(俺の腐男子脳も古い)を挙げてくれるものかと期待してたのに。 「俺、最近そのへんのものは見てないしやってないんだよなぁ」 「そうなんですか? まあ確かに相馬くんはもっとマニアックなものが好きそうだもんねー!」 ……申し遅れたが、俺は相馬遼、24歳のフリーター。 女の子は坂崎涼子、19歳の大学生……なのに、俺をくんづけするのはなんでなのか、未だによくわからない。 しかも彼氏もち……。しかも二股…………。 「オタクだからね。世間じゃキモがられるようなのばっか好きだぜ俺は」 「ふーん、そうなんですかー。まあ別に気にしなくてもいいんじゃないですか?」 「そんなに気にしてはないけどねー」「そうなんですか」 「小説書く立場としては、さ…………」 ――――しまった。 今まで俺はオタクであることは公言してきたが、小説を書いているなんてことは口に出さないでいた。 なんでかって、いろいろ面倒だからさ(察してくれ)。 口が滑っちゃったな…… 「え? 相馬くん小説書いてるんですか?」 む……? 涼ちゃんが丸顔を輝かせて(大げさかもだが)俺を見つめている。俺は目を逸らす。 「ま、まあね、ちょっとばかし書いてる」 「す、すごいですねー…………。あ、あたしも書いてたりするんですけど」 と、ここで涼ちゃんは急に少し挙動があやしくなり始めた。 な、なんだ…………なんなんだ? 愛の告白でも始めるのか? ――一体なんなんだってばよ! 俺はさっきからずっと涼ちゃんを正視できないでいる。 たぶんアスかなんかだと思うが、今はそんなことどうでもいい。 「……書いてたりするんですけど、なに?」 「――じ、実はリアルで読んでくれる人がいなくてっ」 この台詞を言った瞬間、涼ちゃんはハッとしたらしい。 言葉は不自然に途切れ、なぜか知らんが気まずい空気が流れる。 涼ちゃんが十数えても黙っているので、俺は脊髄反射でこんな言葉を吐いていた。 「俺で良かったら読むよ」 「あ、ありがとうございますっ……本当に!!」 涼ちゃんは礼を述べると同時に、俺の両手をぎゅっと握ってきた。 俺は精いっぱい平静を保ち、「お安いご用だぜ」などと格好をつけながらも、視線は虚空を漂っていた。 『欲しいのは君の小説じゃなくて、君なんだけどな?』 涼ちゃんに彼氏がいなければ口にできただろうか? 正直、自信はない。 でも、これがきっかけでいい関係になれるといいな…………あっ。 「「い、いらっしゃいませ!!」」 ふたりの掛け声が重なる……。 おっさん客は奇天烈な眼つきでこちらを睨みつけていたが、さほど興味がなかったのか、すぐに食券器の方に向かっていった。 続きは近日に
>>156 乙
彼女の二股の彼氏は二次元なんですね、わかりますw
>>156 彼女の属性が何も出ないとこで終わるのかよ
俺と涼ちゃんの休みが重なったその平日は、駅で待ち合わせ、そこから五分の某ファミレスで食事をすることになっていた。 まあ当然ながら、俺は誘われた側なんだけどね。 俺が何ヶ月も妄想していただけのことを、涼ちゃんは一日でやったんだろうなぁと思うと、やっぱり彼女と俺は違う人種なのだろうなという気がしてならない。 いやだって、オタクの俺にはぜんぜん想像がつかないんだ。 一人とはいま仲が悪いらしいけど、(失礼ながら)顔も身体も魅力的ではないJDが二股とか、信じられないし。 だから(?)、彼女が書いている小説のついても期待はしていなかった。 たぶんケータイ小説かスイーツ小説か……とにかくフツウの人が書くような小説だろう。 普通アレルギー(と思い込みたい)の俺はそう思った。 「おまたせーっ、相馬くん!」 涼ちゃんがよく通る声を張り上げて、俺の視界外から姿を現した。 駅構内の柱によっかかっていた俺は、声のした左後方をふりむいて……眼を剥いた(といっても癖なんだが)。 涼ちゃんの格好は、俺の部屋にある女性ファッション誌(つっこみ禁止)をめくらなくても済むほどにシンプルだったからだ。 前をはだけたカジュアルな薄手の黄色めのジャケット、その下に赤にちかいピンクのシャツを着ている。 そして、生地も色もうっすい青ジーパン……。 相変わらず(文字通りの)爆乳がめだつ服装だが、ぜんぜんそそられないのはどうしてか。 アクセの類はつけてない。 真ピンクのマイバッグは相変わらず装飾多めだけど、想像してたのよりずいぶん控えめな格好だと思う。 それに、こころなしか色合わせが微妙というか、センスがアレなような? 気のせいかどうかは、オタクの俺にはわからない。 「待ったー?」 「いや、ぜんぜん」 というのは嘘で、俺は約束より速く来ないと落ちつかないタチなので、集合時間の二十分まえには駅で待っていた。 涼ちゃんがきたのは、11時59分…………集合時間ほぼちょうど。 つまり俺は二十分ちかく待たされたわけだが、そんなことはどうでもよかった。 「じゃ、さっそく行こうか?」 「そーですねー。って相馬くん、なんですかその服ー?!」 「うっ…………」 俺は思わずうめいた。 そんなマズいかなこのカッコ……と一瞬思ったが、言われてようやく「まずったなあ」と思う俺は愚かだなあ。 茶色っぽい半そでのワイシャツに黒い長ズボン、黒いスニーカー、モノクロカラーのバッグ……。 左手首にはオニキスのブレスレット。イケてるつもりだったが急に恥ずかしくなってきた。 個人的にはそんな問題ない、どころか、オサレとさえ思ってた俺。 だがまあ冷静に見てみれば、色が黒ばっかなのと、ワイシャツの第三・五・六ボタンがないことを除けば、いたってフツウの格好なんじゃないか。 しかも、黒中心+ボタン失くしまくりのせいでフツウ未満の格好になってるし。 「ボタン外れまくりじゃないですかそれ!」 「ご、ごめんごめん、ファッションには無頓着でさあ」 ……黒だらけなとこは指摘されなかったが、内心思ってるんじゃないか。 「いくら無頓着でもそれはないでしょう! 仮にも女の子と食事するのにそれじゃ相手に嫌われますって」 「い、いやあ、ホントにごめん……」 「今後は気をつけたほうがいいですよー? 私以外の子とデートする時には」 涼ちゃんがうるさいだけじゃねえの? ――そんな言葉が脳裏によぎり、実際に口に出しかけたがなんとか押し留めた。 「でも今日はもうしょうがないですから、行きましょっか♪」 「そ、そうだね」 うう……先が思いやられるなあ。 でも、この失敗は忘れることにしないと……いや、忘れようとすればするほど思い出しちゃうんだよな。 だったらずっと考えてればいいんだ。 いや、そりゃおかしいだろ……むしろ何も考えなければいい。 いや、そりゃ無理か……ということは、頭の中をめたくそな思考で埋め尽くせば! ――――などとカオス過ぎる思考のおかげ(?)で、俺はものの数分で今の失態を忘れることができた。
夏休み明け、そのうえ平日のデニーズは昼間とはいえかなり空いていた。 「で、相馬くんってどんな小説書くの?」 注文を終えるなり、涼ちゃんはだしぬけに訊いてきた。 「え、俺?」 とおどけながらも、ためらわずに「やっぱファンタジーかなぁ」などと吹く。 「剣と魔法の……ほら、ハリーポッターとか指輪物語とか知ってるっしょ?」 「ハリーポッターなら知ってますよ。最初のしか見てませんけど」 涼ちゃんの声はその風貌にたがわず、無駄に大きいうえによく通る。 彼女は他人の眼は気にならないらしいが、俺は非常に気になるタチなので思わず周りの様子をうかがってしまう。 ……幸い、周囲のテーブル席には客がいない。 「そんな周り気にすることないでしょー!」 俺の挙動を眼につけてだろう、涼ちゃんは声のトーンをさらに上げて話しかける。 「ま、まあね。ここらへん誰もいないしね」 「そうですよお」 客はいなくたって店員の目があるし、それに…………まあいいや。 俺は気にする素振りを見せないよう注意しながら話すことにした。 「それにしても、ファンタジーですかあ。なんというか、けっこう想像つきますよぉ、相馬くんがファンタジー書くっていうの?」 「えっ、マジ?!」 「言われてみればですけどねー」 涼ちゃんはあっけらかんという。 …………しかし、リアルでならともかく、二次元ではモテる要素皆無に見えるよなぁ涼ちゃんは。 太ってて、顔も……で、しかもすっごい豪放な性格。そして彼氏持ち。 オタクへの理解度は未知数だけど、少なくともゲームやアニメやマンガが趣味の中心ではないことは確かだ。 本当に失礼な話だが、俺は涼ちゃんの見目だけで彼氏はいないだろうと思ったし、オタクっぽいなぁとも感じてしまった。 あまりにも独りよがりな思い込みは、本人からきいて全てが俺の馬鹿な妄想であることが発覚したが、そこまでショックは受けていない。 それにしたって、涼ちゃんに彼氏がいるどころじゃなく、二股かけてるなんて……。 もうセックスの存在はただの通り道でしかないんだろうなぁと思うと、なぜだか胸が締めつけられる。切なくなる……。 「ねえ相馬くん、もし私がオタクだったらどーすんの?」 「へ? どうするって……」 またまた、何を突拍子もないことを言い出すのかこの娘は。 正直、意図が読めない。
「どーもしないよ…………――いや」 俺は言いかけたことに口をつぐんだ。 果たして自分の気持ちを真っ直ぐ伝えていいものか迷う。 「もし、ホントに涼ちゃんがオタク‘だとしたら’」 「だとしたら」をことさら強調して言った。 「それはそれで嬉しいからね。友達になって欲しいかな」 「ふーん」 涼ちゃんは頬杖をついた姿勢で、興味なさげに淡々と頷いた。 眼も合わせてくれない。 なんだよっ、人がせっかく真剣に話してるのにさ。 「私はオタクじゃないけどー」 と言いながら視線だけはこっちに寄越してきた。 「ちょっとそういうところもあるし、相馬くんがよければこれからも付き合わない?」 「…………え?」 俺はぽかんとして涼ちゃんの丸顔をみつめた。 あまりに何気なく言うものだから、まったく実感が沸かないんだが。 まさか、これって………… 「…………それって、まさか」 「うん」 俺の不安げな表情や言葉などまったくおかまいなしの、涼ちゃんの平然とした声と顔。 「そのまんまの意味だよ、決まってんじゃん?」 「あ、あはははぁ…………」 俺はかなり引きつった微苦笑を浮かべ、思わず後ずさろうとする。 しかし、後ろはソファなので後ずされなかった。 「…………ま、マジで言ってますか?」 「ちょっとぉ、相馬くん! ふざけて言ってるわけないじゃんこんなこと」 ここで飲み物が運ばれてくる。 俺がアップルジュース、涼ちゃんがダージリンティーだが、なぜか区別がつかない。 いま目の前で起きている出来事のおかげで、いつものウェイトレスの乳揺れもほとんど気にならない。 童顔巨乳のウェイトレスがいなくなると、丸顔爆乳の涼ちゃんがずしりと響くセリフを言い放った。 「斉藤さんが「相馬くん彼女欲しいって言ってる」っていうから、私が立候補するの! おっけー?」 ああ…………やはりあの人の差し金か。 俺はほんの一瞬、視界がぼやけたような感覚に襲われた…… つづきは近日に
涼ちゃんって太ってて不細工だったのか なんか萎えたな 美人がよかった
美人だともっと萎えるだろ 中の下くらいが生々しくていい
美人なのに実は腐女子だったってのがいいんだよ
1読もうぜ!
>>164 そういうの見たかったら自分で書けばいいじゃない(岸部一徳調)
167 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/22(水) 19:57:40 ID:laxaULj8
>>153-155 あれから、数日経ちましたがなんとか立ち直りました。
「再会」を書きたいと思います
168 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/22(水) 22:03:57 ID:laxaULj8
とにかく、僕は石原慎太郎都知事や東京都の議員で規制を推進している方々を許せません。 なので、『冬に来た春』同様稚拙ですが、「一坪運動」という形で表現を残すため、 書かせていただきます。 『再会』 あれから、僕は学校帰りに乙女ロードに立ち寄る日々が増えた。 学校が休みの日は、某夢と魔法の王国でバイトし、帰りにフラっと有楽町線の東池袋駅へ降りていく。 アニメイトでウィンドウショッピングをした後、ふとフィルム一眼に使う「2CR5形リチウム電池」と「35mmネガ」を買おうと思い、 ビックカメラへ向かおうとしたが、何かを買い忘れたことに気付き、 ゲーマーズに行ったが、あいにく無かった。 そして、とらのあなへ行く。 メロンブックス派の僕としては、とらのあなは秋葉原と大宮しか行ったことがない。 秋葉原のとらは一度、コミケのカタログを買いに行ったことがあり、大宮ではオープン当日に行ったことがある。 池袋のとらは初めてだ。 恐る恐る店内に入ると、秋葉原や大宮のとらとは何か違っていた。 そして、階段へ上る。 ここでまたあのことが蘇るとは知るよしも無かった。 続く
冒頭の文章を書きたかっただけのようにしか見えない短さですな。 せめて、あるていど書き溜めてから投下しましょうよ。
170 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/24(金) 16:21:54 ID:Z8/Mn6yu
あ
171 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/25(土) 15:02:10 ID:LF14lPCa
腐女子は美人じゃない方がかわいいよ
ですよねー
何の取り柄もないただのブスよりも 腐女子やオタク女のブスの方がずっと萌える。 地味で大人しそうなブス女が腐女子だと分かった時の喜びは格別です。
ブスといっても程度にはよるけどな
175 :
投下宣言 :2010/12/27(月) 08:04:33 ID:q5gPtj3T
『ステレオタイプの腐女子?』、続きです。
俺は涼ちゃんとセックスがしたかった。 確かに彼女はちょっと太ってるし、顔も可愛くはない(言いづら過ぎるんだが)。 二次元にはまずいないであろう容姿であることは確かだ。 なのに……っちゃあなんだが、彼女はモテるらしい。 二次元では九割がた容姿で人気不人気が決まるが(俺の主観)、リアルではそうでもないということの証明なのか。 まあ、リアルでも最も女の子に求めるものといえば容姿だろうけど、その比率は四割くらいか。 どちらにせよ、俺は涼ちゃんとやりたかった。 でももし二次元にいたら、まず確実にオタク共(あ、俺もか)に排斥される存在だろう。 「ドブス」 「ブタ」 「中古女」 「ビッチ」 「ブタビッチ(笑)」 「爆乳(爆笑)」 「平野未満のクソアマ」 「いや、やつよりはマシだろ」 「あーや馬鹿にしてんじゃねぇよks」 「デコビッチ(笑)ヲタは一生中古品崇めてろw」 …………たぶんこれらの罵倒は確実にされるだろうなぁ。 けど…………けど、俺は童貞なのである。 二次元の美少女とセックスはできないけど、リアルの……女の子とならセックスできるのだ。 俺は涼ちゃんの彼氏になったのだ?! だから、涼ちゃんとセックスしたい(しつけえ)。 悲しいかな、生まれてこの方24年間、彼女がいたことはない。 行動を起こしたことすら皆無なのだ。 だからか、俺は「彼女である涼ちゃん」という存在を過剰に意識せざるをえなかった。 涼ちゃんが気付いているかどうか定かではないが、俺は彼女と一緒に仕事するのに大きな支障をきたした。 普段から多い小さなミスをさらに連発する。 彼女と顔を合わせられない。 どもる。 なのに涼ちゃんには気付く様子はない。 ……もしかして、気付かない振りして俺で遊んでるのか? いやいや、そんなことして何の得があるんだよ……ありえないって。 それに………………それに、だ。
「む? 相馬っち、ナンか考え事してるか?」 と声を掛けてきたのは、五十すぎのオッサンであり店長でもある斉藤さんである。 遅番はたいていこの斉藤さんと俺で店を回している。 「え、ええ…………涼ちゃんのことでですね」 「やっぱりか」 斉藤さんは閉じているのか開けているのかわからない眼を細めてうなずく。 「ったってさ、まだ付き合う言って三日しか経ってないし、二人で何かしたわけでもないでしょ?」 「ええ……俺も涼ちゃんも忙しいですからね。でも、一緒にはたらくと、その……けっこうドギマギするんですよ」 斉藤さんは「うん、わかるよ」と言って微苦笑を浮かべた。 「なんつっても俺は女の子と付き合うのなんて初めてですし、なのに涼ちゃんは二又かけるほどモテる。経験の差は大きいっすね……」 「まあそりゃしょうがないね。でも、そうやって経験して色々知っていかないと。ずっと独りってわけにもいかないんだから」 「ええ、そうですよね…………」 いつものごとく口ではそう言うが、今現在の俺は嫁さんをもらう想像なんてこれっぽっちもしてなかった。 高校でてすぐフリーターになって……今まで六年間ずっとそのままやんけ(今24歳)。 色んな職場転々としてるうちに「小説で飯食ってやる! 俺才能あっしいけんだろ!」なんてノリで小説を書き始めるも、結局五年経っても一度も投稿せずの俺が伴侶のことなんて考えると思うか? 自分食わせることもできねぇのに他人様食わせられるかっつうの。 「涼ちゃんは良い子だけど、ものもはっきり言うしあいまいなことは嫌いだから、相馬っちもふらふらしてると嫌われるから気をつけたほうがいいよ」 「そうですよねー…………あの、それで思い出したんですけど」 「うん?」 「実は明日、涼ちゃん家に来るように誘われたんすよ」 「…………そうなの?」 「……そうなんです」 斉藤さんは難しい顔をした。 昨日から続く俺の懸念事項がこれだ。 付き合い始めたばっかりの男をすぐ家に呼ぶというのは、世間ではどういう認識になってるんだろう。 DTオタクじゃ解るはずもない。 「身の振り方を考えとかなきゃいけないのは当然なんですが、何しろこういう事は初めてなもんですからどうしたもんかと…………」 「そういう時はとりあえず‘常識的な’振るまいをこころがけるといいよ」 う…………「普通アレルギー」の俺には耳が痛い。 というかまあ、単に常識がないだけなんだが……
「常識的な、ですかぁ……難しいですねぇ」 「相馬っちの場合はまず、簡単に出来ることは‘身だしなみ’だね」 斉藤さんは苦笑いしながら言った。 「行動や言葉ももちろん大事だけど、見た目も同じくらい大事だよ。 髪をちゃんとセットして髭をそって、歯をみがいて顔洗って風呂入って……あ、これは全部出かける前にやんなきゃね」 「そ、そうですね」 うちの母さんみたいなこと言うなこの人は…… 「服に関してはオレは偉そうなことはいえないけど、やっぱり今の時代の子だったら格好もかなり大切なはずだから、そこにもやっぱり気をつかった方がいいんじゃない?」 「そうですね…………難しいけど、なんとかしなくては」 く……以前失敗してるだけに二の轍を踏まないようにと思ってたけど、さらに釘を刺された気分だ。 けどうちの店のシャツ着たまま外出てる斉藤さんに言われてもあんまり説得力ないなぁ…… 「あとはそうだね、すぐに下に走っちゃダメだよ」 オッサンが笑いながら言うのを見て、俺もつられて微笑み「ですよねー」と返す。 「いくら経験豊富といえど、いきなりそうこられたら涼ちゃんも引くでしょうから」 「うんうん。それはもちろんだけど、‘涼ちゃんから振られた場合’も注意しなきゃだめだよ」 「えっ、それってどういう…………」 「涼ちゃんから下ネタ振られたとしてさ、『お、相手から振られたから俺も景気良く返していいだろ』、ってなっちゃ駄目だよってこと」 「はは〜あ…………なるほど」 俺は大仰にうなずいた。 「確かにそうですね。なんというか、確かに……女の子からの下ネタって『OKサイン』かと勘違いしちゃうようなイメージがありますからね」 「実際には全然OKじゃないからね、本当に気をつけないと」 「ええ」 なんとなく、斉藤さん自身がそんな類の失敗をしたんじゃないかと思わせるような口ぶりだった。 「あと何かありますかねぇ、気をつけるようなことって」 「そうだねえ……あんまり言っても頭に入らないだろうし、とりあえず今言ったことは最低限守ればいいと思うよ」 「そうですかぁ…………」 と、ここでお客さんが来る。 今日この話題はこれきりになってしまったが、俺は斉藤さんに言われたことを守れる自信はほとんどなかった。 俺には常識なんてないし、身だしなみも「めんどくせぇ」とかいって適当にやってしまう気がするのだ。 ……こう書くとダメ人間に見えるけど、俺は性格はともかくスペックは実際かなり低いんだよなあ。 家事めんどくせぇ、準備めんどくせぇ、勉強めんどくせぇ、しまいにはメシ食うのめんどくせぇ、トイレ行くのめんどくせぇ………… ………………もしかしなくてもダメ人間だな、俺。
さて、当日がやってきた。 例によって涼ちゃんに指定された某駅で待っている。 えー、準備に覚悟に、身だしなみ…………………………。。。 ――――まぁ、なるようになるだろ。 今日は例によって平日――水曜の正午である。 間違っても情事が起こるような時間帯ではないから安心だ(?)。 ……大学行ってない俺は、大学は水曜が休みだと彼女からきいて初めて知ったんだが、これは世間知らずの範疇に入るのだろうか? って訊くまでもないわな。 「おまたせー、相馬くんまったぁー?」 相変わらず異様によく通る声を響かせて、涼ちゃんはのっしのry いや、てくてくとやってきた。 ……って、あれ? 以前会った時とまったく同じ格好じゃん。 ――と思いはしたが、俺はファッションにそこまで頓着ないのですぐに思考から抜け出ていった。 「いぃや、ぜんぜん待ってないよ」 と言いながら二十分は待ったが、これは瑣末な事項である。 ……なんか必死っぽいな俺。 「ところで相馬くん、お腹空かない?」 涼ちゃんは俺にまっすぐ視線を合わせて話しかけてくる。 俺は一秒に二回はその視線から眼を逸らしながら口を利かなければならない…… 「え、あー、もちろん空いてるよ。ななんつったって、朝も昼もくってねぇーし」 「そう、それは良かった! 実は家に私が作ったオムレツがあるんだけど、食べる?」 「え…………え? ――え゛っ!?」 「いや、「え゛え゛っ!?」じゃなくて、何そんなおどろいてんですかぁ!?」 「い、いやだって…………あいや、じゃじゃあ、ありがたくもらおうかなぁー↑」 「もぉう、はじめからそう言ってればいいんですよお」 俺の心の動揺を理解してもらえただろうか?(多分むり) なんで俺にそんな展開が待っているのかというか、こういう展開になるとしても心の準備もできてないしそういう経験もないし。 俺らはファラとリッドじゃねーんだぞ全く……
そんなこんなで、俺らは涼ちゃん家へ足を運んだわけである(どんなわけや)。 ――今は親も弟もいないとか、そんないきなりおかしな想像を催させるコトを言わないでくれないか涼ちゃん。 「あははははっ! 相馬くん、いま何時だと思ってんのぉー!?」 あら…………思っただけじゃなくて口にも出してたか。 それにしても、この娘はホンマに声がでかいなあ…… 「相馬くんってホント、独り言大きいよねぇっ。独り言選手権があったらいいとこまでいけるんじゃないっ?」 「そ、それはちょっと…………」 「とりあえず上がって上がって、ほらっ! 作り置きのオムレツだけど、お腹空いてるなら早く食べたいっしょ?」 「うう、うん…………」 なんとか作り笑いをする俺だが、何故か気持ちが萎縮している。 いや、‘萎縮している気がする’。 大して変わらんだろと思われる方が多いかもしれないが、俺にとっては雲泥の差だ。 実際には萎えちゃいないのに、自分の中で「俺は涼ちゃんに対して萎えている」という‘仮想現実’を創り、それがだんだん現実に近づいて……ついには本当に萎縮してしまう。 皆さん御存知の通り(?)京極かぶれなわけだが、こういう事を考えられているあいだはまだ気持ちに余裕があるのだろう。
記しそびれたが、涼ちゃん家は一軒家である。 都心部に一軒家とは、なんというかもう、なんとなくだが「さすが!」と言いたくなる。 彼女は自分がバイトしているラーメン屋に、色んな人を連れてくる。 両親を連れてくる。 弟を連れてくる。 友達を連れてくる。 彼氏を連れてくる。 ――みんなつれてくる。 なんとなくだが、「なんでやねん」と言いたくなる。 でも、「さすが!」とも言いたくなる。 そんな俺に「なんでやねん」と突っ込みたくなる。 ――何考えてるのかわからなくなってきた。 「はいっ、どうぞ!」 ゴトッ! と置かれた皿の上に、俺の想像とは違う卵料理がある。 大判サイズ? ……の皿のでかさにも驚かされるが、こんな「オムレツ」もあるのかと二重に驚かされる。 ……一言でいうと、「お好み焼きっぽいオムレツ」。 「う、うまそーだけど、これってオムレツなんだぁ↑?」 「そーだよっ、相馬くんレストランでも働いたのに‘あの’丸いオムレツしか知らないんだ!?」 「あはは……う、うちではぜんっぜん料理しないからねっ」 レストランというのは、まあ結構本格的な洋風料理の店の事だ。 高校を卒業してすぐそこで働きはじめたんだが、あそこでの出来事はできれば思い出したくない。 「しないったって、知らなさすぎじゃないすかー?!」 「まぁね……料理より小説書くほうが好きだし」 「へー、そうなんですかぁ」 ……そこってスルーする場面じゃないような。 「とりあえず召し上がってくださいよっ。冷めちゃいますよぉ?」 「お、おうっ。…………どうやって食うんかな?」 「えぇっ?! そんなの決まってるじゃないれすかぁ」 彼女はちょっと噛みながらも(可愛くない……)、茶黒い液体が入った例のものを指差して言った。 「ソースっ!!」 …………オムレツってケチャップじゃなかったっけ?
「ところで相馬くんっ、私の小説読んでくれるって言ってましたよねえ?」 俺がオムレツを食い終わるなり彼女はバックアタックをかけるようにそう言ってきた。 ……全然落ちついて食えなかった。 「い、言ったけど」 「じゃあこれなんですけど」 涼ちゃんはふt いや、ふくよかな腕を俺の眼前にさしだした。 その掌の上には、何かの黒いカセットみたいなのが乗ってる。 ……要するにUSBだ。 「ナナメ読みでもいいんで、眼を通してくれませんか?」 「え、えと…………」 俺がもごもご言ってるうちに彼女は半ば強引に俺の手の中にUSBをうずめさせた。 「よ・ん・で!」 「いいい、YES!」 俺は上ずりまくった返事をかえすのがやっとだった。 「あ、いちおう言っとくけどぉ、まだ私の部屋に入っちゃダメだよおっ」 「う、うん…………」 俺は冷静に言うことができただろうか。 涼ちゃんのそのセリフは、声色や調子はいつもとまったく同じだったと思う。 なのに、俺には何か深い意味か、あるいは(彼女の)含みが込められているような、そんな気がしてならなかった。 俺の弱いメンタルは漬け物石でも乗せられたかのごとく、ずしりと来た圧力の大きさは尋常じゃなかった―――― つづく
乙 店長いいひとだな 涼ちゃんの書いてる小説気になるw
おつ。 おもしろいです、続き待ってる
腐女子属性があると補正で15点くらいかさ上げされるから 40点程度のブスでも55点にはなるし、60点程度の中の上なら 75点のなかなか美少女になる。
ただし85点より高いとオーバーフローします
素材が85点以上だったら逆に減点でいい。 こんな美少女なのに腐女子なのか・・・ってがっかりで。
このスレは美少女なのにオタクってのはダメなの? 俺妹とかダメなの?
美少女以前にああいうのは根本的に嫌い
>>188 むしろ「オタク美少女」っていうカテゴリは人気があるんじゃないかな?
俺妹は原作未読だけど、乃木坂春香・ラノベ部もそうだし、らきすたも入らないこともない。
たぶんエロゲーでもあると思うよ、オタク美少女とHするものはw
美少女オタクってリア充のオタクに近い嫌悪感がある ついでに言うと肩の力を抜いて付き合えるのが魅力なのに警戒心を抱く相手だと本末転倒
ようは自分にコンプレックスあるから見た目がいい奴は怖い、憎いってこと
それはあるだろうな ただのオカズと割り切る分にはともかく、こういう設定だと親しみやすさの方が重要
たって、腐女子・オタク女・文化系女子と「セックスする話」、だからなあw
>>162 じゃないが、十人並みか未満の顔の男女がやるところ想像するのってどうよって話にもなる。
実生活ならともかく、二次元くらいは可愛い子を見たい、あるいは抜きたいとなるのは当然の流れだと思うぞ。
書き手の立場を想像すると、俺だったら不細工な女の子をヒロインにしたいとは絶対思わないな。
絶対モチベーション失くすと思うから……
興味があるのは腐女子がエロいことしたりされたりだから 美少女であるかどうかは二の次三の次で、むしろいかにも腐女子タイプである方が萌える
幼なじみとか女教師みたいな普通のジャンルはいわばファンタジーだからな 好きなように美人に設定できる 腐女子だと俺らの同類になる訳で、嫌でも自分を重ねて見る訳だ 美人だと落ち着かないのは当然だな
うふ〜ん
この流れを見て冒頭だけ書いたの投下してみる エロ無し、ついでに属性違いだったらスマソ ちょっと前のゲームと有名どころのアニメしかわからないからネタないし続き書くかどうかは未定
時は21世紀も10年を過ぎ、所は某専門学校。 不自然なほどおいしい謳い文句に守銭奴のじじいが金集めでもしたいがために創設したのではと一抹の疑いを抱きつつも、好きこそものの上手なれともいうし趣味から一芸を身につけられたら…と入学した。 高校卒業後三年フリーターを続けた俺ではあるが不景気に拍車がかかったこの世の中。同い年の大学組でさえ就職難に喘ぎ、院がどうとかいうのを飲み会で聞いてるとさすがに自分の将来も不安になってくるというものだ。 学校はというと、元々好きな分野だったのでなかなか楽しい。周りも同じ趣味の奴らばっかでどんだけマニアックな話でも誰かが語り出すと全員被さってきて止まることを知らない。 属性柄男女比は偏りがあるが、全く女がいないってことでもない。 だが、ふつうの女はいないな。ああただの一人もいない。しかも男より色の濃いのが多いような。 そう、ここはゲーム、アニメ、漫画といったオタクカルチャーの専門学校だ。ちなみに俺の学科はゲーム。 同じ学科の奴らとは、ひぐらしのヒットを目の当たりにしたのもあって卒業までにネット配布の同人ゲームを一本作りたいよな、なんて話してる。 幸い人材には不足しない。絵描き、CG、プログラマー、シナリオライター。みんな何かしらやりたくてここに入ってきた人間だから。
「あずにゃんハァハァ。ついにスクリーンかぁ楽しみだなぁ〜」 あーまたキモオタか。そう思ったろ。だがこれは18才女子の発したセリフである。 「澪の縞パンが画面いっぱいに映るの期待!!」 アニメ雑誌片手に一人盛り上がってるこいつは女のくせにチュンリーのパンチラにも喜ぶような奴だ。 要は二次元の女好き?よくおっさんみたいなことを口走っている。ちなみにおっぱい大好き。 最初学内で見かけたときは驚いたくらい、オタ属性持ちとしてはかなり可愛い部類なんだが、もったいないことに男にも三次元にもまるで興味なし。自分の脳内彼女やら脳内妹やらの方によっぽどご執心。まぁ、つまり変態だよな。 「ねー、ニーチェも見たいよね?でかいスクリーンいっぱいの縞パン!」 ニーチェは俺な。日枝だからニーチェ。 「さー俺あんま萌えないけど。パンツは白だな」 「幼女の?」 「だからロリコンじゃねーって。パンツは白だけど。綿にゴムで。」 「うん、どう見てもロリコンだよね!」 「ほっとけ」 勝手にロリコンってことになってるけど、俺の中の最上はイコのヨルダだ。だから白である。ヨルダは履いてないけど。 しかしイコはいいゲームだったよなぁ。無駄なものが一切なく、それによって洗練された完成度の高さがある。システムも城も音もいい。何よりヨルダがいい。 「ニーチェの好みはワカメちゃんだもんねぇ〜くひひひ」 「おい、黙れ」 こいつはいちいち癇に障る。最初はこんな奴だと思わなかった。猫かぶってやがったんだ。
〜四月〜 「あー今日から授業始まるんだな」 「俺、割と楽しみ。あ、そうだ。入学式で見たんだけどうちの学科ってこの学校にそぐわない美少女いるよな。見た?」 「へーまたなんでこんな魔のすくつ←なぜか変換(ry に?」 「さぁ?知らないけど仲良くなっときたいなあれは。だって少なからずオタク趣味に理解あることは期待できるわけで。」 「あっ、おい!あれのことか?」 遠目ではあるが一目見て息を飲んだ。まぁ、正直にいえば好みだった。 肌が白くて腰まである長い黒髪で、前髪はぱつんと切りそろえられていて体の線が細い。 そんな子がやや内股で歩きながら、どこか怯えるようなふいんき←なぜか変換(ry でオタク男まみれの教室に入ってきたんだ。 白いスプリングコートを着ていて、そう、一見してそれこそヨルダっぽかった。一方的には、これ以上ないくらいに第一印象のいい出会いだった。
…という夢を見た。
続きを書け!書くんだ!!(血走った目で 2次元限定でエロオヤジ化する残念な美少女とか俺得すぎる
>>202-205 反応thx
実はらきすたはまるで分からん
自分にしてはなかなかいい設定が降りてきた方なので、頑張ってなるべく続き書きます。
展開させるにあたって、うざかったら無視してくれていいんだが、スレの趣向と住人の嗜好で伺いことがあります。
面倒な書き手だが、読む人いないのは書く気しなくなってくるんで
展開について
・案1
エロ展開までは時間がかかるが、日常のやりとりを中心に関係に至るまでも含めるリアリティ路線
・案2
エロゲ的ご都合展開でとりあえず即ヤリ。以降毎回エロシーンありのあくまでも実用路線
・案3
学園生活ありのラブコメ群衆劇路線。これなら漫画学科あたりからモサい腐なんかもひっぱってこれないこともない。ただし書ききれるかどうかは別の話。
ヒロインについて
・案1 ギャルゲぽいわかりやすい萌え要素もありのややファンタジー
・案2 過去とか精神面まで描くようなややシリアス
・案3 複数ヒロイン制。全員何かしらの属性持ちで残念な感じのハーレム完成
>>206 展開はどうでもいい
ヒロインは案1がいい
ハーレム展開は個人的にはいらないかな 主が言ってる展開がどういう書き方になるのかわからんからどうともいえないが
ハーレム展開だったらスレタイの三属性娘が勢揃いする訳ですね
>>206 俺は腐女子は不細工がいい派だが続編を楽しみにしている。
211 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/08(土) 22:38:20 ID:en3/CQgw
池袋のとらはぶつかりにくい構造だな… あっても、防犯柵にぶつかってドジる感じか
212 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/09(日) 00:50:48 ID:LStzUlKp
>>168 の続きを書きたいとこだが、ラジオの実況がしたいので昼頃やります
成人式ネタで誰か書いてくれないか? 成人式に出たら中学のころ気になってた腐女子と再会。 内気で地味な眼鏡っ娘で特に美少女じゃなかったけど、話もほとんどしたこともなかったけど 丸顔で猫っぽかったから密かに好きだった。 ノートによくイラストを書いていたようだった。 成人式で彼女は着物が多い中で大人しいスーツを着ていた。 多少背と髪が伸びてた程度であまり印象は変わっていなかった。度の強そうな眼鏡もそのまま。 ほんとに典型的腐女子タイプって感じ。 ちょっと話しかけてみるとなぜかこっちの名前を憶えていて、 おれも特に話し相手がいなかったから彼女と何となく話してたら漫画の話題になったら話が合って、 だんだん意気投合して、いろいろあってその日のうちに初H。 「今どき、二十歳で処女なんて変だよね?」 「おれも初めてだから気にすることないよ」 みたいな?
そこまで出てるならキミが書いちゃえよ 俺は待ってるぜ
215 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/11(火) 19:57:30 ID:NvDtmxq8
エロ場面を書くのは苦手なんだ。
ふーん
出会ったその日のうちにセックス、ってなんか腐女子っぽくないなあ しかも処女童貞同士が 少しずつ関係を深めていって1年くらいかかってようやくセックスの方がいい
その方がしっくり来るけど、書き様によってはその日の内ってのもありそうw 女の子は真面目でおとなしいけどそういう娘にかぎってエロいという法則にあるように こっそりと十八禁同人にも手を染めてしまってて 成人だー初酒を飲もうってどっちかの一人暮らしの家にいくことになって 初めはそんな気持ち全くなかったけど酔ったし 昔の思い出話でムーディーなのと隠してた18禁物がきっかけで…とか
でも普通だったら、きりりんみたいな自分から秘密を暴露するオタクはいないよな 彼女の部屋で、なにかのアクシデントでお宝を発見してしまい テンパったオタ女に「犯るか、殺られるか」の二択を迫られるイベントがいい
アタシ女の子だけど見た目リア充の隠れオタは実際結構いる
222 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/14(金) 10:51:46 ID:0XUKcOpZ
腐女子で妄想ってwww 趣味悪すぎ、キモオタが考えそうな事だww
223 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/14(金) 10:56:07 ID:0XUKcOpZ
キモオタと女版キモオタがセクロスしたら90%の確率で池沼が生まれてくる わかったらこれ以上日本に池沼を増やすなよ
age 腐女子とやりたい
225 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/22(土) 23:33:50 ID:Psvp00c8
\使って〜!!/ \使って〜!!/ \使って〜!!/ \使って〜!!/ ∠⌒`ヽ ( ̄ヽ□= ゙゙゙ヽ..::::| ̄ ̄|┐ ./| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|||||| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__ § /⌒.ソ´ヽノ´ヽ.ノ´ヽノ⌒ヽ、}::::::| |├||| | ◆§ ‡|工工| |└─┐.ノ / :∧ οヽ_οヽ_οヽ_:::ο.|::::::| |├||| | :::::::::::::::::◆§::::::::::::::::‡|工工|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|┌─┘ ..(:_ ,,::ノ─ヽ._ノ゙ヽ.._ノ゙ヽ._ノ\.._人::|___..|┘ .\|_________||||||________/´ n(´;ω;)η n(;ω;`)η n(´;ω;`) (;` ) \ `つ ⊂´ / \ |) (⊃⌒*⌒⊂) U´ `∪ しーJ /__ノヽ__)
オタ女はオタ女でも腐女子やドリーム小説女子やカプ厨女子は、 男にありえないほど夢見てるからキモオタが相手にするのは難しいぞw 詳しくは彼女らの二次創作サイトの小説や絵を見てみろ。 男同士の恋愛が好きな腐女子の妄想のファンタジーぶりは言うまでもないが、 ドリーム小説や女作家の男女カップルパロディに出てくる男のありえないこと シチュエーションの女オリキャラ側や女キャラ側にばっかり都合のいいこと。 こんなもんで頭一杯にしてる女相手にする勇気ないわ。
そういう奴もいるだろうがある程度年取ってるオタ女はリアルとは区別できてるイメージ
嫁(婿)は二次元でいいとか言ってるオタクな奴は強がりに過ぎないよ。
229 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/28(金) 12:29:51 ID:alc0/JX6
あ
ん
た
あの子のなんなのさ
港のよ〜こよ〜こはまよこすかァ〜♪ (´-`).。oO(必殺ファンならあんたの後に「この世をどう思う?」って繋ぐ所だけどw)
つか、このスレは (そりゃまあ、ある程度はリアルな要素もいるだろうけど) ファンタジーとしてのオタク女性でいいだろw
235 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/29(土) 13:07:52 ID:OuuA2/c5
メディアでも腐女子の性生活が取り扱われることは滅多に無いし 未知の部分が多過ぎる。 それを想像して楽しもうというのがこのスレ。
236 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/30(日) 07:48:56 ID:wrNV1Vku
>>235 確かに、マスゴミはスイーツ(笑)系統と違って腐女子やオタク女は男性同様に叩くだけ叩くみたいな風潮だしなぁ…
腐女子だけど特別なセックスなんてしてないよ 初体験は29才で遅かったかもしれないけどその相手と結婚3年後に出産 今は夫婦生活は月一くらいで別にコスプレでやるわけでもない。それだけ
なぁ、このスレはSSだけでは収まりきらないのはデフォ? 体験談とかお悩み相談とかが投下されても知らないぞ
それこそ、なんか一家言ある事は語りたくてしょうがないオタク気質なんだろw できたらTPOをわきまえて他でやって欲しいが まあ、そもそもそれが出来るなら疎まれたりしねぇよな
幼なじみがいつのまにかコスプレイヤーになってて写真を撮ってるうちにエロい雰囲気になって、やっちゃうとかいう案はあるが上手くSSにならない。
幼なじみは男装レイヤーで男っぽいオタク女だから撮影係の「俺」の前でも 平気で半裸で着替えても何とも思わないような奴だったが、「俺」はある時 突然そいつの身体にムラムラきて・・・
243 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/04(金) 12:32:56 ID:DmQgEqD/
そういえばオタクな女の子ばかりのエロゲーが出たけど、タイトルなんだっけ?
こみっくパーティー
245 :
投下します :2011/02/05(土) 01:04:43 ID:LmXST+nZ
「ステレオタイプの腐女子??」貼ります。 エロさの欠片もなくてもうしわけない
午後二時過ぎである。 俺は自分ちに帰ってくるなり、さっそく涼ちゃんからもらったUSBの中身を覗こうとしていた。 心臓の鼓動がやかましく鳴り響く……そんなにうるさくしなくたっていいだろってくらいに、ドクンドクン脈打っている。 女の子の家に上がらせてもらったのは小学生以来だし、それ以上に……家族以外の女の子と二人きりになるなんて初めてなんだから、興奮するのはもう自明の摂理(?)としか言い様がない。 涼ちゃんは終始自然体だったけど……なんか俺だけ勝手にドキドキして意識して、ほんと情けないったらないな。 あーもう、無性にオナニーしたい。 まあ、たぶん…………俺は勝手に期待してたんだろうな。 何を? って……言うまでもないだろ。 万一に備え、人生で初めてコンドーム買ったんだぜ? 24年生きてきて、初めてコンドーム買ったんだぜ? みんなは高校生、下手すりゃ中学生の時にはもう持ち歩いてただろうがよ、俺は人生☆初(以下略)。 けど…………二次元だったら、別においしくもなんともないどころか、必死に回避したくなるようなイベントだったのかもなぁ。 相手は自分より肥えてるうえ、顔も下の上くらいの女の子。 性格だってオタ向けとは言いがたいし、しかも既に彼氏が二人いる状態の女の子を、一体誰がヤりたいと思うかっ?! …………ええ、サーセン。 ほぼイキたかった男がここにいるんです(泣)。 一応いっとくけど、俺はD専でもB専でもない。 ロリコンで軽めのリョナ好きではあるけどよ、そんなのオタクとしては「普通」だろ? 抜く時は頭の中で美少女を××にするのは普通だろ? でもやっぱり、バーチャルとリアルはぜんぜん別物じゃないか。 そりゃもう色んな意味でさ。 二次元なら性格も容姿も魅力的な女の子がいっぱいいて……性的に惹かれる子がいたら、脳内で好きなようにできる。 ……まあ、三次でも脳内‘のみ’だったら各人の自由だが、少なくとも日本じゃあ浮気は許されない。 その点、バーチャルならば「俺の嫁」が何人いても全く問題ない。
「いや、俺はくぎみーひと筋だ、浮気なんてしない! け、決してかがみんに萌えたりはせん!」 とかいう人もいるかもだが、そんなのは個人の倫理観にすぎないと思う。 だって、そこで別の声優(キャラ?)に浮気しようがしまいが、‘外部からの影響’は全くないわけだからね。 ……え? そんなの自明ですか? それとも公明ですか? そうですか…………。 ――ま、まあとにかくさ、実生活だったらそうとう慎重に事を運ばないと、複数人と(というか異性と)つきあうのは難しいと思うわけよ。 知り合いにインド人がいるけど、彼らはお国柄たくさんの女の人と結婚できるし、もちろんそれぞれとHできるけど、それは例外中の例外だからな……。 彼氏彼女の関係ならまだいいけど? 結婚したらもう、離婚するまで伴侶以外の異性とセックス出来ないって? 冗談だろ…………。 その点、二次元だったら数百人の美少女と(脳内で)Hしてもなんの問題もなし。 うーん、二次元万歳…………。 だいぶ脱線したな。 話を戻そう。 あー、そうそう、涼ちゃんが俺にあやしげなUSBを託した(?)んだったな。 正直、真面目に読む気が起こらないんだよなぁ……だって、素人が書いたスイーツ小説(もしくはケータイ小説)だそ? 「あたし彼女」(ケータイ小説大賞第三回大賞受賞作)はまあまあ良かった、つか参考になったけどさ、やっぱスイーツと邪気眼(あ、俺ね)は相容れないと思うんだ。 そういうわけでね、もうそうとう落差の激しいナナメ読みをする気満々なわけだ。 ああ、俺って最低だな(棒)。 じゃあ、さっそく…………じゃねえなもう、ぜんぜん。 と、とにかく読むぜ。 つーわけで、USBをパソの穴(名前知らん)に差し込んで、マイコンピュータをクリック、リムーバブルディスクをクリック…………。 ディートリッヒの憂鬱 冒頭 19KB テキスト ドキュメント 2010/09/01 03:13 表示されたのはこんだけ…………。 と、とりあえず中身見てみっか……ちゅうか涼ちゃん、何時に起きてンだよ(俺も人のこと言えねっけどさ)。 そして、俺は「ディートリッヒの憂鬱」をクリックした――
ディートリッヒ王子は、傍目には不足しているものは何も無かった。 金糸のように輝くぬけるような金髪と、澄み渡った空のごとくきらめく碧眼。 陶磁のようにきめ細かい宍肌に、精巧に創られた彫像のごとく整った顔貌。 性別不詳な彼はまるで、物語にしか出てこないような面差しを持っていて、宮廷中の女性を魅了していた。。 その上、平和で豊かな国シグデルンに生まれ育ち、武術・才知・美貌に恵まれ、両親の寵愛を受けてすくすくと育ってゆく。 十四にして愛妾を囲い、十五にして学習院の主席に立つ。 十六歳になったばかりの頃に剣の師と手合わせした際には、師の油断もあったろうが、見事に剣を弾き飛ばしてみせた。 そんな、周囲の誰もが羨む才能・地位・そして容姿を兼ね備えておきながら、ディートリッヒの心は虚無感に満たされていた。 剣も、本も、酒や女でさえも、彼の心を躍らせることは無くなっていた。 かつては澄み渡る空のように煌めいていた碧い瞳も、まるで雨雲で覆ってしまったかのごとく、暗鬱な色に染まってしまっていた。 彼の人生の転機といえる出来事がおこったのは、ちょうど17の誕生日を迎えた日である。 ――― ディートリッヒはその日、川辺で小鳥達とたわむれていた。 彼はなぜか小動物に‘異常に’好かれる傾向がある。 きわめて静かで自然なたたずまいが原因なのかもしれないが、確かな理由は本人も含めて誰にもわからない。 だがディートリッヒは、そういったことを深く考えようとはしなかった。 動物達がよって来ようが来まいが同じだと思っていたからだ。 彼の心に巣食った闇はそれほどに大きくて、深刻なものだったが、やはりその原因は誰にもわからない。 傍から見れば理想を体現したような王族の少年であるはずなのに、ディートリッヒは誰にも心の鎧を脱ごうとはしないのだ。 「……………………」 眉目秀麗な顔の表情をまったく変えることなく、少年は仰向けに寝そべりながら自分の手にとまった小鳥を見つめる。 小鳥も、首をかしげながらチチチチと鳴き、光を失ってしまったかのようなディートリッヒの瞳を見据える。 天賦の才に恵まれたが、人として持つべき言葉や感情が希薄になってしまった少年。 空を自由に飛びまわれるが、人の言葉や感情は理解できない小鳥。 彼らに何か通じ合うところがあったのだろうか。 周囲の小鳥はかわるがわる美少年の手に乗っては、彼の蒼い瞳を首をかしげながら覗き込む。 ディートリッヒも何ゆえか、わざわざ自分の顔の前に右手をもってきて、小鳥に自分の姿がよく見えるような配慮をしている。 かといって、彼は決して小鳥が好きというわけではないのだ。 しかし、嫌いではない……――ありていに言ってしまえば、すべての対象がどうでもいいような存在だった。 ディートリッヒが‘こう’なってしまったのは、本当に唐突であったと両親は思っている。 十六歳半ばまでは、確かに寡黙で皮肉屋な性格なのは否めなかったが、感情が喪失しているような雰囲気はまったくなかった。 一体どうすれば良いのか。 両親はこれに対し、ディートリッヒの誕生日に合わせて大胆な手を打っていた。 ――紅顔の美少年にたかっていた小鳥たちが、いきなりバァッと飛び立って森の方へいってしまう。 と、 「よおっ、あんさんがディートリッヒってのかい?」 何事かと思う間もなく、よく通るバリトンの声がディートリッヒの耳朶を打つ。 少年は無言でゆっくりと起き上がり、機械的な動きで声の主のほうを振り向いた。 ディートリッヒの眼に映ったのは、駿馬に乗って不敵な笑みを浮かべる褐色肌の青年だった。 針山のように刺々しい短い銀髪と、燃えるように鮮やかな赤眼をしている。 いかにも傭兵然としたきわめて立派な体格をしていて、それに見合う精悍な顔立ちでもある。 ディートリッヒには劣るかもしれないが、絵になる男であることは確かだった。 「あんさんがこんなとこで油売っとるから、親御さん心配してたで。親不孝は感心せんなぁ」 少年よりふた回りも大きな身体をもつ青年の言葉は、そうとうなまっていた。
おそらく、ブランスカ地方の出身だろう。 シグデルン王国で二番目に大きな街がある地方である……しかしなぜか、王都リールビとブランスカとの民衆の仲はよろしくない。 しかし、ディートリッヒにそんなことは関係ない。 「……………………」 美少年はふたたび川辺の方へ身体をむけ、仰向けに寝転がりはじめた。が、 「おいおい、ずいぶんつめたいなぁおニイちゃん」 青年はバリトン声をはりあげた。 「おりゃー(俺は)あんさんの従者に任ぜられたんやで、あんさんの親御サンから!」 青年の言葉に、ディートリッヒは耳をぴくりと反応させた。 「せや、まだ名乗ってなかったわな! ――おりゃーカイン=デュナミスっちゅうんや。 ふだんは傭兵やっとるんやけど、なぜか知らんが、いきなし王族サマの従者を頼まれるなんて、ホンマすごいわーワシ!」 ディートリッヒにはそっぽを向かれているにも関わらず、青年は堪える様子もなく喋り続ける。 「いやぁしかしあんさん、めっちゃイケてるなあー! ワシにはかなわへんけど、ワシの次くらいにはイケてるでぇあんさんもー」 「……………………」 「あ、せやけどワシと組んだらええユニット組めそうやなぁ。 イケイケでダイナミックな美好青年と、憂いを帯びたクールな美少年! こら売れるでー」 「……………………」 「ちゅうことで、ディードリットちゃん、ワシと組まへん?」 「……………………」 「そっかーっ、そんな組みたいなら、ほなさっそく調印……」 「名前が違う」 カインに背を向けたままのディートリッヒが口を開いた。 すべての女性を魅了しそうなくらい甘ったるい、テノールの声。 カインはニヤッと笑った。 「なんや、喋れるやないか」 「僕の名は、ディートリッヒだ…………名前を間違えられるのは、好きじゃない…………」 ディートリッヒは小さく呟いているが、そのとろけるような声は意外にもよく通る。 「好きじゃないちゅうことぁ、すなあち(すなわち)嫌いやないちゅうことやろ? 問題ないちゃうの?」 「黙れ、下郎め」 言いながら、金髪の美少年はきわめてゆったりとした動作で立ち上がる。 そして、スローモーションでも見ているかのような動きでカインに振り返る。 カインはハッとした。 彼の親から聞いてはいたが、ディートリッヒは本当に、もの凄い美貌の持ち主であった。 ほんの一瞬、女性なのかと思い感じ見入ってしまうくらいだった。 これならおそらく、‘自分以外の男も’眼が離せないだろう。 心が闇だか病みだかに侵されているとかいう話だが、この美しさを手にするためなら何でもできる気がしてきた。 「僕に従者などいらない。父上にそう伝えろ」 淡白な声に、ほんの少しだけ感情が乗っているのをカインは感じ逃さなかった。 フッと不敵に微笑み、スッと駿馬から飛び降りて、優雅な足取りでディートリッヒの方へと歩んでゆく。 カインは背に両手大剣を、ディートリッヒは腰に儀礼細剣を帯びている。 立ち合えばどちらが有利なのかは子供でもわかる。 彼ら二人の間には並々ならぬ緊張感がただよっていた。 おたがいに尋常ではない剣の使い手であると知っている。 とはいえ、カインの立場からしてみれば、油断さえしなければ足元をすくわれる相手ではなかった。 だからこそ、もし王子が剣を抜いて斬り掛かってきたならば、全力でその剣を叩き落とすつもりだった。
…………………………………………ふぅ(賢者タイムにあらず)。 いやあ、正直びっくりしたなあ。 あの……いや、失礼かもだけどさ、あの涼ちゃんがだよ? 彼氏二人もいていかにもリア充っぽい性格の彼女が、こんな小説を書いてるなんて、なんつーか……ちょっとだけ嫉妬と羨望を覚えちゃったなぁという感じ。 同じ物書きとしての、ね…………正直、文章力はなかなかだし、お話も結構面白い。 五歳も離れてるのにほぼ同等の実力を持ってる……そう思ったら、俺は続きを読めなくなっちまった。 面白いんだけどね………… そう、俺ってさ、畏敬を抱いてる相手の小説は読めないんだよね。 プロでいえば、代表格が西尾維新。 一つだけ彼の作品を拝見してみたんだけど、物語はもちろん、特にあとがきを見てもの凄い嫉妬心がわき上がっちゃって。 どう転んでも彼には敵わないってね……。 ポテンシャルの事は……情けなくなるだけだから言及しないけど、モチベーションとメンタリティにおいては、向こう三十年、いや三百年かかっても彼には追いつけない。 なんつーの? むらこじゃないけど、まさに「モノが違うぜ」としか言い様がない。 生まれ持った才能とか運のことをうだうだ考えたところで、前には進めないってのは解ってるつもりなんだけど……やっぱり………… ――って、ああもう、やめたやめた。 俺らしくないな、マイナス思考なんて……前向きに行こう、前向きに。 と……とにかく、続きを読むのはまた今度にしよう。 ――けど、涼子の小説見たら、なんだか俄然書く気が湧いてきたぜ。 身近にこんな物書きがいたなんて、俺は運がいいな。 いつか涼ちゃんにも俺の小説みせてえな…………そんな思いに駆られながら、今度は自分のリムーバブルディスクを挿し込んだ。 風雷魔法少女サイモリル プロット 58KB テキスト ドキュメント 2010/09/11 03:13 レツィン・サーガ プロット 91KB テキスト ドキュメント 2010/09/10 14:14 レツィン・サーガ 本文 43KB テキスト ドキュメント 2010/09/05 12:54 剣魔幻想譚 プロット 62KB テキスト ドキュメント 2010/08/17 02:06 剣魔幻想譚 本文 15KB テキスト ドキュメント 2010/08/09 13:33 (以下略) ……………………。 プロットは、書けるが本文、進まない。 しかも、まともに最後まで書き終えたものねぇしなー……なさけね。 とりあえず、今度2ちゃんのエロパロ板に投下する(予定の)プロットを綿密に練っておくか……
俺がふたたび涼ちゃんとあいまみえたのは、4日後、9月15日(水)だった。 偶然シフトが重ならなかったためである。 いつものように朝九時に出勤し、開店の準備や仕込みの真っ只中である。 朝番の涼ちゃんも当然いるわけだが、おしゃべりな彼女は出勤するなりすぐに核心(?)をついてきた。 「ねぇ、そーまくん」 「んあ? なんだい涼ちゃん」 「私のあれ読んだ?」 「あー、あれね。冒頭だけ読んだ」 「なんで冒頭だけなんですかぁー!」 「ご、ごめんごめん……疲れて眠くてさぁ」――ウソだけど。 「でも、どうでした? 私のあれ」 「いやあ、正直びっくりしたよ。涼ちゃんがあんなに巧い文章を書けるなんてさっ。俺以上かもしれない」 「マジっすかぁ?!」 涼ちゃんが店内に轟きわたるものすごい声を張り上げたので、俺は思わず耳をふさぎながら苦笑した。 「本当にそう思います?!」 思い過ごしではなく、彼女はそうとうに興奮している。 そこまで昂ぶらせるようなコト言ったかな俺……? 「あ、ああw 涼ちゃんがどれだけ書いてるか知らないけど、物書き歴五年の俺並かそれ以上か……それは言い過ぎかもしれないけど」 「うれしいっ!! 相馬‘さん’に褒めてもらえたぁ!!」 …………‘さん’? それに、この喜びようは尋常じゃない……けど。 ぶっちゃけ、俺もすごくうれしいよ。 実際にそう感じてそれを口に出しただけなのに、彼女がここまで喜ぶ姿がみられるなんて…………――ん? 気のせい……だろうか……。 心なしか、涼子、すこしだけ可愛くみえる……や、すげー失礼かもしれない考えだけど。 今までは正直、太ってて器量も微妙な彼女を可愛いとは思えなかった。 なのに今、涼子が笑顔で喜んでる姿は、思いのほか可愛くみえる。 なんでそう見えるのか分からないけれど、それもまた嬉しいなぁ…………というか、嬉しすぎる。 「そ、そんなに嬉しい?」 「あたり前じゃないですかっ! 私、自分の書いたもの誰にも見せたことないし、褒められたことだってないんですからっ」 「そ、そうなんだ……ネットとかはやらないの?」 ‘とか’って何だよ俺……
「インターネットは……やりたいんですけど、やらないですねー。たまに弟にやらせてもらうくらいで」 彼女は小説投稿サイトに投稿したいとは考えないのかな、と俺は思った。 小説を書く理由はまあ色々あると思うけど、自己満足で完結させる人はまずいないだろう。 人に見せるため、人に見せたいからこそ書くのだ。 俺も自己顕示欲と性欲を書くことで昇華するために、今はエロパロ板に投稿しているのである。 フツウの小説投稿サイトに投稿していた時期もあるにはあったが、ノリとか規約とかについていけなくて、結局2chのエロパロ板に流れてきた。 「ちょっと聞きづらいことなんだけどさ……」 「なんですかぁ?」 「涼ちゃんって、なんで小説書こうと思ったの?」 「いやぁ、小説で一山当てようかな、なんて思いまして」 彼女は後頭部に手を回し、照れるような表情をうかべた。 「どっかの新人賞に投稿して受賞すれば、お金貰えるじゃないですか。 正直、小説って一番簡単そうだし、適当に書いたものが当たればウハウハじゃないすかぁ」 「ま………まぁ……確かにそうだね」 作り笑いを浮かべながら辛うじて言葉を返す。 なんというか………………そんな理由だったのかと、俺的には少しガッカリした……。 でも、じゃあ涼ちゃんは何故俺に見せようだなんて思ったんだ? まだ冒頭(の冒頭w)しか読んでないけど、あれはどうやら普通の少女小説だ。 BL小説じゃあるまいし、知り合いの友達に少女小説読んでる子が一人や二人いたって不思議じゃないと思うんだが…最優先に俺に見せるメリットってなんだ? 「でも涼ちゃんさぁ」 「ん?」 「なんで俺に見せようと思ったの?」 俺がそう言うと彼女はかすかに吹き出した。 けど別に不快な感じはしなかった。 「フフ………なんでだと思いますかぁ?」 「え、えぇっ……わかんないよそんなの」 「答えはカンタン……――成り行きですよ」 涼ちゃんはすごく得意げな顔でそういった。 なりゆき。 …………成り行き? 「相馬さんが『俺は小説書いてる』って言ったから、あたしもつい自分も書いてるって言っちゃった。 小説読んでる人はたくさんいると思いますけど、書いてる人と比べればやっぱり少ないじゃないですか? いや、それは関係ないか……とにかく、私的には物を書いてる人の方が見せやすかったんですよ」
涼ちゃんはしみじみと喋るが……理由はそれだけではないような気がした。 彼女はいわゆるパンピーだから、体面というものがとても大切なのだと思う。 彼氏も(俺も一応含む;;)いるし、友達もたくさんいるし、完全なアウトドア派だ。 彼女にとって俺は、この仕事場だけの関係だ。 それにここの人間関係は結構ゆるいし、自分で言うのもなんだけど、少なくとも俺は性悪野郎ではない。 加えて、俺が物を書いていることを知った……それで彼女はうれしくなって、思わず勢いで自分の創作を見せたくなったのだろう。 ……たぶん。 こう書いていくと、俺は『俺妹』を連想するな。 とにかく、今の日本は「オタクっぽいもの」に対する風当たりが半端ない気がする。 俺は高校時代はオタクラスだったし、今も持ち前の「明るい変人奇人ぶり+仕事熱心」が幸いしてオタク属性はどうでもよくなっているが…… たとえば、「無口で不細工で勤勉」だけなら相手にされないだけだが、これに「オタク」が加わったらいきなりイジメの対象になったりするイメージがある。 ……俺にはね。 大学生がポケモンをやっているというだけで「きち○い」と言われたり、アニメを見る成人男性=ロリコン(=蔑視の対象)という思考を持っている人もいるらしい。 まあこれは極端な例なのかもしれないけど。 けどよ…………俺は空気を読まずに自分の信じる道を拓いて行くつもりだ。 他人がどう思おうが知ったことか。 え? 高卒二十代フリーターが偉そうに言うなって? いやぁ、もう…………はい、さーせん。 「ねえ、涼ちゃん」 「なんですか?」 「俺の書いたものもいつか見てみない?」 「いつかと言わず、今すぐにでもいいですよ! 私も相馬くんの書いたもの、読んでみたいし!」 ふくよかすぎる身体をもった涼子の力強い返答。 俺の心臓の鼓動は、きのうと同じくらい強く脈打っていた。 小説を見せ合いっこして、切磋琢磨するとともに彼女との仲を深めていきたい。 そして、いつかは…………。 なんとなく涼子の相貌を映したとき、俺はいままで重大な事実を見落としていたのに気付いた。 ――痩せている。 気のせいなんかじゃなく、彼女は少しだけ、腹回りがへこんでいたのだ。 四日前と比べて、明らかに。 考えすぎだろ、と自分でも思うが、その時の俺はかなり激しくこう思い込んだ。 彼女は、俺のために痩せる努力をしてくれているのかもしれない、と……………… つづく
まだセクロスまでは時間がかかりそうでもどかしいな〜
乙! 待ってました!! まさか涼ちゃんの小説が読めるとは小説うまかったのかw 小説の内容も気になってきたじゃないかw 主人公の脱線思考が面白いけど話がなかなか進まないのがはがゆいw
256 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/11(金) 23:13:37 ID:QzQ58FYP
上げ
腐女子はホモ好きだけど百合レズ指向もあるから セックスするのでも男よりも女とやりたい奴が多いんじゃないかな
258 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/14(月) 20:59:17 ID:2UN9b21Q
オタクのバレンタインはどんなんだろう…
>>257 最近はそうみたいね。
現実においてもバイセクシャルが増えた気がする
二次元の嫁からチョコをもらうのは不可能だが、二次元の婿にチョコを渡すことはできる たぶん
>>259 アニメイトのきゃらびいを見るとキャラクターもののチョコレートがたくさんあったよな
男性は自分で買っているんかね…
それとオタク同士の恋だと…
高級チョコがおいてあったので
オレへのプレゼントか〜ととって食ったら
好きキャラへのバレンタインチョコだったので彼女と大喧嘩した
(漫画家へ送ると数集計されたりするアレ)
安価頼む
>>260 とかか?
>>262 これはナイスバディーすぎてこれで行けないとか男じゃない
>>262 「ええ身体しとるやないけ」って関西弁でまくし立てつつむしゃぶりつきたい所。
おまえらリアルが欲しいんだったらよそでやれよw マジ画像は洒落にならんよ
267 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/17(木) 23:08:25 ID:9b/lcyQd
やべぇ…
>>266 僕みたいに恋愛経験無くて餓えてる人はたまらないんや!
あとちょっと化粧とかで整えたら大化けすると思う アナログゲームができる女子って良いよ。ゲームを通して互いにごく自然に会話が発生する。 特に遊戯王みたいなカードゲームだと、テーブルで対面に座るから表情とかも自然に見れる。 しかも一対一だから、有利不利も決着も基本的にハッキリするから喜怒哀楽が出やすい。可愛い。
ベッドに全裸であぐらかいたメガネそばかす腐女子が やおい雑誌を片手にリッター牛乳パック直飲み このシチュからだけでも色々ネタは思いつくだろ
身体綺麗だな もっと汚いかと思った
271 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/18(金) 18:07:54 ID:2E3as4Up
>>269 ただし、属性を彼女にするか妹にするかで分かれるよ(キリッ
あー、腐女子とかオタク女とかレイヤーと付き合いたいよー><
272 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/18(金) 19:58:06 ID:gfcxz+ft
273 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/28(月) 22:42:07.63 ID:XTHHwafV
上げるぞ
274 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/02(水) 08:50:47.03 ID:0QbEqRI+
ここのネタも「喪女ブーム」の流れでまとめられそうだな。
275 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/04(金) 16:11:43.14 ID:U6QfJmc0
>>274 そうだけどね…
確かにエロパロ板なのにいろんな板のような感じがさ
興味本意で腐女子サイトの二次創作とかキャラ萌え語りとか読んでると何か可愛く思えてくるから困る まあビジュアルは解らんし期待もしないけど…w
277 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 08:34:54.18 ID:5yavVmMk
ヲタ男にとってビッチやスイーツ(笑)じゃ到底付き合えないから 腐女子に興味持つのは切実だよ
278 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 10:01:51.31 ID:3TVK9t1Y
腐女子とオタクだと合わないと思われがちだが、意外と合致する しかも、ジャンルちがえどシェア出来ることが唯一の利点なのかも
オタク同士ですら仲良く出来ないことを考えると、腐女子とだと余計険悪になる可能性はあるけどな
確かに
>>279-289 女の側が寛容且つ譲歩出来る性格であれば上手く逝くと思うんだ・・・・・・
今の女って自己中で譲歩や妥結妥協も出来ないし相手に対して寛容でもないから
折り合いがつかなくて上手く逝かないんだよという風に俺は分析してる。
俺の知り合いで揃ってヲタな夫婦がいるけど上手く折り合いつけてやってるし。
(しかも子供までヲタに洗脳してると来てるw)
なまじ趣味が合うだけに妥協が利かない面があるからな、だからオタクなんだし 成立するまでが大変だが、一旦成立すれば気味悪いくらいのバカップルになりそうではある
女がってか人によるとしかいえんだろ 性格悪くても相手と相性がよければうまくいく 似たもの夫婦ってやつ
284 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/19(土) 06:12:51.36 ID:YLEE+d5J
皆さん無事でしょうか? こちらは無事ですが、電車が削られて乙女ロードに行けないです
285 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/20(日) 14:04:01.06 ID:Mp3kVPUf
東京などだと、隠しておいたBL本が散らばって家族にバレたケースがあるようです。
286 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/20(日) 15:40:16.28 ID:HW+jiMLw
このスレ行くと、ますます三次元指向が強くなるんだよね 嫌ではないの、彼女が欲しくなるの。
287 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/20(日) 15:42:12.36 ID:HW+jiMLw
>>285 僕もやや露骨なオタク趣味がバレました。
おねショタ本とかwwwwww
俺妹は美少女達がエロゲーやBLに興奮しだすとか素晴らしい
昔本屋で働いてた時ビームスボーイのショップ袋持ってるようなおしゃれっ子がBL小説(エロピンナップ付き)買ってったりしてたよ バレてないだけで隠れオタはかなりいると思う
290 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/21(月) 20:39:27.29 ID:z2Ok1bWb
純愛ネタでもありですか?
1、オタク×腐女子 2、オタ男×オタ女 3、普通男×隠れ腐 4、普通男×只野地味子 5、腐男×腐女子 他にも色々考えられるが、個人的には隠れ腐が面白そう
293 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:09:41.83 ID:0WxWhYnO
純愛かどうかは別として、ピンと来るものがあったので、思い切って書いてみました。 スレの反応次第で展開を変える予定ですので、書き込み歓迎です。 これ、わざわざ腐女子のスレに上げる必要があるか?と言われると謎ですが、該当スレも浮かばないし、こちらに失礼します。 まだエロ無しです。オタク描写もあまり見られないので、嫌な方は名前欄をNGにして下さい。
294 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:12:56.25 ID:0WxWhYnO
「好きです」 ………は? 暗闇の中、部屋の呼吸が止まる緊張感は、使い慣れた自室とは思えない程の気まずさを発していた。 「は?」 今しがた心の中で呟いた台詞が、そのまま口から漏れていた。 悪気があった訳では無い。これは普段からの口癖のようなもので、 それはきっと彼女にも伝わっていたと思う。 「……だーかーらー、好きっ!…だったの…あーもう2回も言わせんな、このすっとこどっこい!」 しばし間を空けてから、彼女は絶叫を上げ、眠りにつこうと横たわっていた僕の隣につっぷした。ベッドのスプリングが軋む音が耳障りで、併せて布団が弾んだことが不愉快だったから、目を瞑っていても理解が出来た。 「馬っ鹿じゃねーの?」 冷静になっても、これが本心だった。 悪気があった訳じゃない。僕の言葉遣いの悪さや他人を見下す物言いは、親しくなった相手になる程増すものであり、それはきっと彼女にも伝わっていたはずなのだ。 愚の骨頂。僕は他人から好かれる要素は全くと言って良いほど持ち合わせていない。身長も高くなければ、身なりにも気を使わない上、中二病を引きずる生粋のオタクだ。 そんな自分に、何故?。 うっすらと目を開け、彼女の方へ視点を移す。俯せで、ショートカットを頭ごと布団に埋めており、表情は見えない。よって彼女の心意も返答も、僕は推測することが出来なかった。 そして再び、沈黙が訪れる。
295 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:15:43.24 ID:0WxWhYnO
「バッカじゃねーの?」 あーもう言うんじゃなかった! バカって言われたよwうはw心の中でも草生やしてんじゃねーよwww 2ちゃんに入り浸るようになってから、リアルでも思わず2ちゃん語が出てくるのが最近の悩みだ。ガチヲタ的にはKYだと思われるんだろう、私がにわかでヌルヲタだということはバラしてはいけない。 咄嗟にそんなことを思った自分に、再び草を生やしそうだ。 あ、そういえばバカじゃない。『馬っ鹿じゃねーの』て言ったんだろうな、この人の場合……。分かってはいるけど、ヘコむわなぁ。 それにしても言うんじゃなかった!この気まずい雰囲気どうすんだ、畜生。言うんじゃなかった!息がさっきから苦しい… …でもこの枕凄く良い匂いが…これってきっとこいつの匂い…嗚呼!もうどうにでもなればいい! 「……ごめんなさい」 他に選べる言葉が無かった。彼は人との関わりをあえてとらない、人が嫌いだから。それを知っていて、勢いあまって言ってしまったから。 言いかけたところを、無理に追及されたせいではある。にしたって、それは言い訳にしかならないし、私が言いかけなければこの人だって追及はしなかったし。 結局は、私が悪いことになる。私の気持ちは彼にとって迷惑にしかならないことを分かっていて、口を滑らせてしまったのが悪いんだ。 くぐもった声では伝わらなかったのかもしれない。息の苦しさも限界だった。腹をくくって、顔を彼の方に向けてから……とてもじゃないが、目を開けることは出来ない。けど、もう一度、ちゃんと言おう。 「ごめん…なさい。何って言うか、その、迷惑なのは分かってるから……気にしないどいて」
296 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:20:30.46 ID:0WxWhYnO
面倒臭いことになった。意外にも僕の本心に近い場所を見据え言葉を選んだようだが、彼女のこんな声色は今までに聞いたことがない上、態度も別人のように変わっていた。 呼吸は浅く音を立てないように気を使っているようで、体を震わせながら強張っている。まるで、ただの女だ。 恋愛感情なんていうものは、性欲を正当化する為のまやかしであり、もし目の前にいる級友が、アイドル声優のような容姿だったとしても、残念ながら僕は惚れた腫れたとう感情には飲まれはしない。僕の愛すべき場所は二次元のみにある。 だからこそ、不思議でならない。どうして、僕を? 「別に、気にはしない。僕が急かしたから、君が言った。それだけのことだし」 慰めの言葉にもなっていない。気にはしないという言葉が、彼女の告白に対してのYESでもNOでもない答えになっているのは明白で。ありのままを淡々と口にした僕に対して、抱いていたであろう夢ごと幻滅すれば良いとも思った。 その思惑が実を結んだのか、徐々に彼女の呼吸は落ち着きを取り戻し、体の力も抜けてきた。 「で、どうする?僕はもう寝る。話がこれで終わりなら、帰る?」 言い過ぎただろうか。しかし見たところ彼女は平静さを取り戻していたし、男のように整えた形の良い眉をハの字に曲げていた。どうするべきか、迷う時の印だ。 「ああ、帰らないなら電気さえ暗くすれば、エロゲでもニコ動でも好きに見て構わない。勿論、本棚も」 選択肢を与えたところ、彼女の瞼はピクリと動き、見た目に似合わぬ二重と長い睫毛が花を咲かすように動く。 当然、目が合う。良かった、どうやら全てを水に流してくれるようだ……と思ったのは束の間だった。
297 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:25:42.39 ID:0WxWhYnO
「それは流石にちょっと堪えるわー…」 耐えて耐えて耐え抜いた。私がこいつに好きと伝えたところで、きっと無関心さをひけらかすことは、何となく予想していたさ。 KOOLになれ、KOOLになるんだ私。ずっと励まし続けたけど、瞼にたぎる熱さを留めることが出来なかった。 涙が、止まらない。どうしよう……この数分の間、こんな風に感情をかき乱しているのは私だけなんだ。そう思うと、どうしようと考えたところで、目から出る汗を止めることは出来なかった。 「…あー…でも気にしないでね、ってホントに気にしてないだろうけど。あっはっは」 やりきれなさや気まずさやらをひっくるめて、自然と両手が顔を覆う。元々不細工な顔立ちが、泣いたら更に酷くなる。涙も拭きたかったし、この両手で全てを隠せたら、どれだけ良いだろう。 彼の方に顔を向けているのが恥ずかしくて、体ごと天井を仰いだ。 「あー、やばい少し枕汚れたかも。ごめん、ちゃんと洗って……いや買って返すわ」 彼はどんな顔をしているんだろう。呆れただろうか、下らないと思っているだろうか。 少しでも私は冷静であるということをアピールしたくて、考えナシにすらすら言葉が出てくるのは、声優サークルで培ったアドリブ力のお陰かもしれない。 「とにかくもう大丈夫だから、寝たいなら寝て下さいな」 何をどう口に出していたか、ほとんど意識に残らなかったが、何とか最終的に言いたいことを言えた。 その間、彼は一言も口を挟んだりはしなかった。恐らく、これはこの人の優しさなんだと、そう感じた。落ち着くまで、待っていてくれたんだ。 そうだ。大丈夫と口にしたからには、それなりの態度をとらなければならない。意を決して、涙を拭い、視点を変えた。
298 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:31:18.66 ID:0WxWhYnO
こうして彼女を観察してどれくらいたったろう。かれこれ10分以上は、涙を流し取り乱した姿を弁解する台詞を吐き続けている。 何を言っているかすら分かっていないだろう、彼女の言葉は支離滅裂で、時折ひっくひっくと鳴いていた。 その間、僕は彼女の言葉を一々聞くはずは無く、先刻より悪化したこの状況をどう変えようかとぼんやり考えながら、彼女を観察していた。 泣き顔を覆う掌の隙間から、赤く上気した頬の上を通り、涙は絶え間なく流れ落ちている。涙の流れは重力に逆らうことなく、下の方まで伝って枝分かれを作る。 最終的には、短く切り落とした耳回りの毛先や襟足、意外と細い首筋などを経由し、僕の枕に染みとして広がった。 僕が彼女の告白に意味を見出ださなかった時より、息は荒く声も鼻声になったり掠れたりしている。肩を上下させると同時に、胸元から胴回りも上下運動を繰り返す。 彼女の服装は僕の趣味にやや近いところがあり、今日は黒と白のボーダーTだったことに気付く。ところどころ破れたダメージデニムも黒、このセンスは嫌いじゃない。 恐らく彼女と僕のウエストは同じくらい。それを茶化せば、いつもの彼女なら愉快な反応を示すだろうに……残念ながら、今はそんなことを言える空気ではない。 今まで眺めたルートを今度は逆に、下半身から上半身へと視点を返す。 「とにかくもう大丈夫だから、寝たいなら寝て下さいな」 そんな時、彼女が再び目を開け、僕の方を見据えた。指先で何度か目元を拭うが、微量ながらも止めることが出来ないらしく、潤む瞳からまた一筋涙が零れ落ちた。 「大丈夫だから……っぐす…」 それは突然の変化だった。 ……悪くない。悪魔の囁きじみた思いが、僕の中を駆け巡る。 心境の、肉体の変化に戸惑いながらも、僕はこの変化に対して、柔軟に対応をし始めた……
299 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:38:10.59 ID:0WxWhYnO
「そんな煩わしい音たてられて、人が安眠につけると思う?」 私はこの人の逆鱗に触れたようで、私がどうしようもなく惹かれてしまった冷たい声と切れ長の目で言い放った。 本音を言うと怖い、と同時に憧れの強さを目の当たりにして、クラクラもしていた。 「そうだね……うん、ごめんなさい」 「ふーん。じゃあ、君は自分が悪いと認めていることを、分かっているにも関わらず僕に言っていた訳だ」 慎重に言葉を選んだつもりでも、間髪入れずに言い返される。 「すいま…せん…つまりそういうことかも」 「すいません?君は謝れば全てが許されるとでも?良く言うだろ、謝って済むなら警察は要らない」 「そりゃそうだけど……」 小学生かよっ!私、これあまりに理不尽じゃない?しかし彼はしどろもどろの私に、その言葉の先を鋭い視線で求めている。 胃にキリキリと叫ばれるのが辛い、どんな屁理屈でもこの人が言うと正論に思えてくるから不思議だ。 「ガキの戯言だと感じたの?でも事実、子供でも分かることだし?」 あ……読まれてた。吐き捨てるように舌打ちを投げた音を聞くと同時に、私の頭に痛みが走る。 「分かってるなら初めからするな、目障りなんだよ」 頭…と言うよりもその辺りの皮膚が痛い。頭頂部の髪を強く握られていた。そのまま首ごと彼の眼前に振り向かされたようで、引っ張られた髪も痛いし、無理に曲げられた首筋も痛かった。 ……今まで冷たくあしらわれたことはあっても、手を出されたのはこれが初めて。 やっべー…この人マジでキレてるよー!身の危険を感じても良い状態?!
300 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/03/22(火) 16:43:24.36 ID:0WxWhYnO
僕が然程、怒りを覚えてないということを、彼女は知らない。 ことは思惑通りに運んだだろうか。いや、この怯え方を見たところ間違いないだろう。知ってか知らずか、彼女は微かに歯の音を鳴らしている。 怯えの描写にカタカタという擬音が多用されているが、成る程、本当にカタカタと鳴ることを知り、思わず笑みが溢れた。 きっと、その様も彼女の危機感に拍車をかけただろう。 「……××さん?…あの、地雷を踏んだのは謝りマス…だからそーいう…ことは……」 伺いを立てる目で彼女は訴えた。開いた瞳孔、改めて自分とは正反対で瞳が大きいことを知る。 「そういう?何?」 「暴力は……良くないと思います」 声を振り絞った反抗。同世代の男を彷彿とさせる格好の癖、何故だか先ほどから女に見えて仕方ない。 「暴力?別に、野郎同士じゃ良くある話。拳のコミュニケーションだろ?」 彼女の黒髪に込める力を強めてから、反対の手を使い、体を起こす。僕の言葉と行動に相当驚いたのか、彼女の瞳は開いたまま不安の陰りを強めた。 拳、という普段僕が使いそうもない発言に対して、その視線は体を持ち上げた側の腕にいき、それを見計らった上で僕は振り上げる。 「やめっ……」 数十分前に、他人に興味がないと言った僕はどこへ消えてしまったのか。喉から響いた彼女の悲鳴を聞くと、とても心地よく、その痺れのような快感をもっと手に入れる為、思考を駆け巡らすことへ更に集中出来た。
とりあえず、ここまでです。 男の厨二っぷりと女のにわか、双方のウザさをエロに絡めていきたいところです。 この後の展開としては、 1 男が飴と鞭を振りかざし、女を手中に収めようとする 2 男の行動により、女のメンヘラが露見し、男がそこにつけこむ 3 本当にボコボコにしてしまい、帰すに帰せず監禁を計画 鬼畜拷問には疎いので、3を表現出来る自信があまりありませんが、良かったら皆様のアドバイスを頂きたいです。 クレクレ厨、そして可愛くない女の描写ですいません。
gj!自分は1かな、個人的には
うむ、俺も1を希望したい
レスありがとうございます。 では続きを。 飴と鞭ですが、なかなか難しかったので、期待はずれになるかも…… 内容としては、ようやくキスまでこぎ着けたところです。 エロに到達した際には濃厚を予定しているので、スレ消費ご容赦を。 NGワードは引き続き、タイトルでお願いします。
「冗談だ」 彼は握り締めた拳を振り上げたまま、私に告げた。シニカルな含み笑い、痛みを感じていた頭部の感覚が和らぎ、気付く。要は彼に遊ばれていたのだ。 ……冗談にするにしても、洒落にならないレベルじゃないか?からかわれたことに対して怒りが増し、徐々に私は生きた心地を取り戻す。 「あのなー!冗談やるにしても、それはやり過ぎっていうんじゃないかい?この似非紳士!」 「何のことでしょう?僕、紳士ですけど何か?」 うって変わって、おどけた態度を取る彼は、私の髪から手を離し、両手を上げてヒラヒラと降った。物言いは冷たいが、彼は普段から紳士を自称し、他人に暴力は振るわない。 だからこそ、さっきの出来事は信じがたく、本気で彼を怒らせたと実感したのだ。 勘弁してくれ……と言うのが私の正直な感想で、固まりきった体に血の巡りも感じたところで、隣に座る彼に見下されている状況がイヤになり起き上がった。 「何が紳士だ、この鬼畜野郎!悲しみに耐えるオナゴにいきなり頭鷲掴みが紳士のたしなみかってんだゴルァ!」 「あ、何?鬼畜のままの方が良かった?そういえば君、ゲームにしろ同人にしろ、その類いが好きだったよね。もしかして、されたい願望でもあった?」 墓穴を掘った。まず、悲しみに耐える…とかいう先程の号泣を振り返る一言がひとつ。次に、彼に当てられた私の性癖について。彼風に言うと身から出た錆だけど、恥ずかしさから頬っぺたに熱を感じる。顔が真っ赤になってないことを祈るしかない。 どうやって否定をしようかと目が泳ぐ、すると彼は水を得た魚のように喜びの眼差しを向けたのだ。 「図星か…「否!断じて違う!」 彼が言い終えないうちに、とりあえずで言い返す。焦りから、私の脈打つ音が彼に聞こえているのではないかという、錯覚に陥りそう。 「ふーん、あっそ。まぁ真実だとしたら?僕が布教した大量の同人に君の汚れがついてることになるしぃ?それもそれで気持ち悪いから、否定してくれてホッとしたよ」
「汚れって何だよ、汚れって!誰があんな薄っぺらいモンで……っていうか、私がそんなことするかって言うんだクソッタレえ!」 あながち嘘では無さそうだ、彼女の反応から得た僕なりの答え。紅潮した頬に、白黒させた目、彼女が持つ目を団栗眼と言うのだろう……ふと、そんなことを思った。 観察していることを気取られないよう努めることにする。 「ベジータ?」 「……似てなかった?」 「うん、似てない」 彼女が必死に我を取り戻してくれたのは、僕としては好都合。そうしてくれていた方が、やりがいがある。 二次元を攻略するにあたっては、数パターンはあれど正解にはいつか辿り着く。しかし人間を相手にするとなると、反応は僕の対応次第で何通りもあり、どれが正解かをやり直すことも出来ない。 それが今までの僕には煩わさの何でも無かったけれど、今の僕にはとっては、それがたまらなく愉快だ。 彼女が肩で息を撫で下ろしたところを、つつくことにする。何とか誤解を解くことが出来たと、安心しきっている彼女には、警戒心と言うものがまるで無い。 「で、どうして僕なんかに好意を寄せる気になった訳?」 僕の読書の幅は、自慢では無いが幅広い。彼女の顎を片手で掴み、少コミさながらに引き寄せる。 演技がかり過ぎた可能性もあるが、もしも彼女に女としての欲があるならば、動揺を誘う行為に間違いない。 「…ちょ、おまw…もう冗談には引っかからないぜ?……」 言葉では否定しつつも、彼女の頬は今まで以上に羞恥を自覚する色を見せた。 今夜だけで、僕は何度彼女の知られざる一面を見たか。この顔を見れたのが僕だけで、本当に良かった。 認めたくは無いが、彼女はれっきとした女だったのだ。普段から交流のある仲間を思い浮かべると、二次元に夢を見ながら現実世界へ思いを馳せる者ばかり。 三次元の女を嫌悪していた僕自身も、同じ穴のムジナだということを自覚しつつ、彼らに彼女の女を見られないで良かったと、心から思った。 「冗談も何も、君が僕に明かした思いに対して、僕は僕なりにシンシに応えてるつもりだけど?」
……シンシ……真摯?それとも紳士?彼と会話をするときは、酷く頭を使う。私には少しい難しい言葉を彼はところどころに使うから、集中していないと、彼の言わんとすることを見逃してしまいそうになる。 「君は少し誤解しているけど、僕は人の思いを踏みにじったりはしーませんよー?」 出た、こいつの十八番!声変わり以前VOICE。彼は低くムードのある声だけでなく、弟キャラ的な声を出すのも得意で、間接的に私が彼に好意を向ける一因でもあった。 もう騙されないぜ!私の腰と精神を砕くその萌えVOICEをもってしても、鉄壁ミュラーよろしく守りは固めているんだから。 「いやいや、人を暴力でからかう人がー!そんなこと言ったって、通用しないんだからねっ」 距離が近い!どこからこんなことを実践する度胸を手に入れたのか、彼は私の顎を掴んだまま、微動だにしない。女の子みたいに白いモヤシ肌も、BLの挿絵から飛び出したような切れ長の目も、こんなに間近で拝んだことはない。 その上、悔しいことにこの人は、可愛い女の子の為に育て上げた私の男役としての生き方を捨てさせる程、私の理想の男性像を持っていたりする。 至近距離で、目と目が合うだけで、固めたばかりの決意が、萎えてしまいそうだった。 「それは、君が勝手に泣き出したから。あれくらいしなきゃ、君の調子を戻せなかった」 それからそれから、話しかける度、息がかかってんだよ……彼の呼気を感じる数だけ、何とかボルグに撲殺される気分。ぴぴるぴるぴる、以下略! 「否定しないなら、君のその態度は肯定と受けとるよ?」 この野郎、声色を使い分けてやがる。相変わらず視線を反らさずにいるから、私も彼から視線を外せない。 私が最も好む官能を帯びた声色に、徐々に変えていることが分かっていても、彼の瞳に映る私は戸惑いの表情を隠せない。 ないないだらけで、これは正に抵抗出来ないというモノなのかもしれない。
「改めて聞こうか、どうして僕に好意をもったか」 からかわれるものかと反抗を決め込む意思に、躊躇いと恥じらいが見え隠れ。白々しいウィスパーを浴びせる度、彼女の決心が揺らいでいくのが手にとるように解り、彼女が女として接して欲しいことや男に免疫が無いことを知り得た。 異性に免疫が無いのは、つい先程まで二次元以外に興味が沸かなかった僕にも同じこと。彼女と僕の違いは、プライドの高さだけでなく欲求に対する価値観にありそうだ。 「……本気で聞いてる?」 「でなきゃ今更掘り返さない」 彼女はすがるように、彼女の視線を固定する僕の手を握り締めてから、ついに視線を外した。 そして諦めたと肩をすくませ、いつもとも先程とも違う口ぶりで、ポツリポツリと呟き始めた。 「あなたは博識なのに、あえて自分を過小評価してる……それと、絵が巧い……それ以外の外因もあるけど。きっかけは絵の中に…感情があると思ったから、だから好きになった」 「他人に興味がないと言うけど、それはただ、あなたから他人に触れるのが嫌なだけじゃなくて?拒否されるのが、怖いから」 「……そこまで頑なに冷たい態度を取れること、私にとってそれは憧れだったの。私は弱いから。強さを感じるから好きになった」 「でも、あなたの弱さは仲間の誰もがきっと知ってる。弱音を吐かないのは、弱さを見せる勇気が無いってことで。ただの強がり」 「自分でも良く分からないけど、私は……あなたの弱さを、受け入れる存在に……なりたかった」 彼女の言動に目を見張るのは、今日で2回目だ。彼女は自身が好意を寄せる対象、つまり僕についてそれなりに分析していた。 手玉に取るつもりが一瞬、手綱を奪われたと例えれば良いだろうか。確かに、僕の強かさは意思薄弱を隠すためのものだ。 ただ、彼女の洞察力は僕の一面しか見ておらず、彼女の言うところの冷たさが、元々僕にある素質だと気付いていない点に安堵した。
「……怒った?よね…分かったような口きいて」 「いや、そこまで君の頭が回ると思ってなかった。ただ感受性が高いだけかもしれないけど」 何度も何度も繰り返す思い、私の心は今日どれだけかき乱されているんだろう。 思い切って前々から勘づいていたことを告げた。男友達としての態度で伝えるのが嫌で、妙にしおらしくなったことが照れ臭く、少しばかり脈が早くなる。 好きだと言う以上に彼を逆上させる可能性を秘めていたけど、結果的に目の前にいる彼は、私との距離を狭めたまま瞳を反らさずにいた。 その表情は、別人のように穏やかさを見せていた。 「それって、私のことバカにしてるのかな?かな?」 「有り難いってこと。ああ、それとその口調を君が言うと、かなりウザいから黙った方が良いよ」 「バカにしてんじゃねーかぁ!」 ふわっと、彼の枕と同じ匂いが鼻をくすぐる。 私が握り続けていた──私の顔を持ち上げていた方の──腕が、いつの間にかこの手をすり抜けており、気付いた時には体ごと抱き締められていた。 彼は私の肩の上に頭を乗せており、そうすると当然、私も彼の首筋から肩のラインの辺りに顔を埋めることになる。 彼の匂いを感じたのは、これが理由だ。 「ええっと……これが冗談だったら、私また泣くぞ?」 「君は……冗談で僕が、他人にこんな施しをすると思う訳?」 私が彼の耳元で尋ねると、彼も私の耳元で尋ね返した。吐息混じりの囁きは、敏感な私の耳には少し毒で、少しだけ身を捩らせてしまった。カモフラージュを兼ねて、私も彼の背中に腕を回す。 彼の行為は、遠回しながらもYESと捉えて良いのだろうか。明確な答えが欲しくて、言えなかった言葉を、告げ直す。 「好きです……付き合って下さい」 どれだけの間、ただ抱き締めあっていたか分からない。なかなか返ってこない答えに不安がよぎるが、もし答えがNOだとしたら、彼はこんな風に他人に触れたりはしないはずだ。 とにかく、彼からの答えを待とう。それまでは、この温かさをじっと感じることにしよう。
「沈黙は、肯定と受け取って」 頃合いだろうか。これで僕は本音をぶつけて彼女と恋人同士になったことになる。 正直、人と人との関係性に名前を付けたところで、僕以外の人間はただの他人でしかない。彼女に対して執着を感じたのも、振り返れば泣き顔や苦しむ様に興奮を覚えたのがキッカケで、性欲の捌け口程度にしか考えていないかもしれない。 多分僕には、彼女という存在や世間で言うところの優しさなんて、必要が無いのだ。 その証拠に早速僕は彼女の弱点を責めようと、可笑しいくらい敏感なその耳元に、彼女好みの声と呼吸音を響かせている。 「有り難う、こんな僕を選んでくれて」 「……んっ…」 我慢の限界を迎えたらしく、小さな鳴き声を小耳に挟む。彼女は一瞬、反応に困り首を傾げたが、僕が知らないフリをすると元に戻った。 「僕の弱さを受け入れる存在になりたいと、さっき君は言ったよね」 「!…うん……言った…よっ…」 耳元に唇を這わせると、無意識で背中に爪を立てられた。その痛みさえも、これからの思えば快楽に変わる。 「受け入れてくれる?こんな僕でも」 つかず離れずの密着感、頬と頬を擦りよせるようにスライドさせ、彼女と目を合わす。こちらから働きかけたのが意外らしく、彼女の方から唇を差し出した。 「痛ッ!…ごめん、ぶつけたぁ…」 痛みに耐え、彼女は申し訳なさげに呟くが、悪いのは僕の方でこれはワザと。彼女の厚い唇は微かに出血しているが、気にせずそのまま続きをする。 「んんっ…」 彼女に唇を重ねると、驚きと痛みからか声にならない叫びをあげた。 「ぁっあ……ちょっと、それやめ……んっ」 彼女の唇から漏れる血液を舐め上げると、今度は声に出していた。もっと抵抗すれば良い。 「やあっ…あっ……」 泣かせたい衝動にかられ唇を吸い上げると、更に扇情的な声をあげた。 「…やあってば……んん…こら……あっ…んふ」 吸い上げるだけでは反応が薄くなったので、甘く噛みつつ舌先で傷口を擦る。彼女は抵抗しているようだが、どうやら性的に感じているようで大して力が出ていない。 張り合いが無く、これだけでつまらない。それなら、どこまですれば悲鳴をあげるか、確かめていこう。 時計に目をやると、深夜1時過ぎ。夜はこれからだ。
以上です。 男女共に性格が定まらず不安定ですが、ヲタは色んな顔を使い分けるものだという先入観によるもの、ということにして下さい。 これからようやく、エロパートへ進みます。非エロで消費した分は、お返ししたいと思うので、応えられるかは別として、シチュエーションやプレイ内容のリクエスト募集します。 男はSに目覚めた童貞、女は鬼畜プレイ大好きなMになってしまいました。処女かどうかは…どうしよう。 また、初めはageてしまいましたが ageて良いものか、sage進行にするべきか、悩みどころなので以前からの住人さんがいれば、教えて頂きたいです。 では、しばらくROMに戻ります。
なにこの女可愛い バカっぽくて、でも賢くって、オタで、畜生男爆発しろ 行為中にチョークって結構好きなんだけどいやそんなSMはなかなか無理ですよねだって自分でもアハハハハハ(逃)
313 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/25(金) 22:16:09.16 ID:VHW8TdOt
地震を使ったSSを考えたが、なにしろ不謹慎だ…
314 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/26(土) 08:00:11.51 ID:A1qkPsOU
地震を使ったSS、他のスレにはあったよ NGだって使えるんだし、書きたいなら書いてみてはどうでしょう? 地震と腐女子をどう繋げるか楽しみです
315 :
25 :2011/03/26(土) 21:17:49.56 ID:9XHeopwW
漫画オタク男×漫画オタク女(スーパーライト) 正直スレに合うかは微妙。 続きもの。 しばらくエロなし。 今回はイチャイチャ分もほぼ無し。 以上の点を踏まえて読んで下さると有り難いです。
「いよ〜、オタ生きてる〜?」 ノックも無しに開かれたドアから気軽な様子でかけられた声に、俺は漫画に向けていた意識を散らされた。 「ノックはしろっていつも言ってるよな? オナニー中だったらどうすんだよ」 「だって、大体この時間に来るの分かってるでじゃん。それでオナニーしてるような奴はむしろ見られたい変態でしょ」 「……マナーの話してんだよ」 「あっそ。まあ出来たら気をつける」 「う〜わ、全く誠意のない返事」 「で、学校いつ来んの?」 「行けたら行くわ」 「う〜わ、全く誠意のない返事」 「お互い様」 ――俺が学校に行かなくなり、日々の八割を家で過ごすようになって半年。 ほぼ引き篭もりになった俺が家族以外で唯一会話する相手――名を浅間優と言う――は、学校に通っていた頃から付き合いがあるが、未だにその考える所を読み切れない事が多い。 俺の家にくる度に学校に来るか? とは聞いてくるものの、来いとは言われた事がない。 俺の家に来てする事と言えば漫画を読むくらい。積極的に会話をするでもない。 一度、なぜ来るのか尋ねた事があるが、その時は――。 「暇だから」 の一言だった。 「暇だったら付き合ってもない男の家に通うのかよ」 という俺の言葉にも、まあね。と呟きを返しただけだった。 ――そうなのだ。俺達は別に付き合ってはいない。通っている学校のクラスメイト以上の関係ではない。 それも一緒に遊ぶような友人ではなかった。僕にとっては学校で唯一話す相手だったがあちらにとってはそうではない。 そもそも話すきっかけにしたってたまたま以外の何物でも無かった。 † † † 「あ、それ」 「……」 「それブリーチだよね」 「……」 「ねえ」 「……」 「おいっ!」 「あいだっ!? って、え? 俺?」 「そうだよ」 「……びっくりした」 まさか俺に話しかけられるとは思わず、思いっきりシカトしてしまった。 「悪い。俺とは思わなくて」 「あぁ、あんた誰とも話さないもんね」 「んで、なんの用だよ浅間」 「お、意外」 「なにが?」 「いや、あんたみたいなのはクラスメイトの名前も覚えてないもんだと思って」 「いや、たまたま。半分以上覚えてねえよ。お前は目立つから」 「ふ〜ん」 実際問題として、浅間優は目立つ。それはクラスの中心グループにいる事、そして見た目が良い事が理由だ。
茶髪に染めた首に掛かる程度の髪、適度に着崩した制服、若干のギャルっぽさはあるものの余り下品さはなく、男女共に人気は高い。 だからこそ、クラスで影のようにひっそり生きている俺に話かけるのが意外だった。 「それ、ブリーチだよね」 「あぁ」 「最新刊?」 「そうだけど?」 「もしかしてさ、全巻持ってる?」 「持ってる」 「読みたい。お兄ちゃんがさ、集めてたから借りて読んでたんだけど今年から大学行って一人暮らし始めたから新しいの読んでなかったんだ」 「まあ貸すけど。何巻から?」 「せっかくだから最初から貸してよ」 「わかった何冊?」 「とりあえず三冊」 「あいよ。明日持ってくる」 「さ〜んきぅ〜」 ――ということがあり、それからは放課後になる度、漫画を貸しては返してもらうというのが日課になった。 もっとも、それから二週間もしない内に俺は学校に行かなくなったのだが。 不登校になってから三週間程、俺は家族とだけ顔を合わせて生活していたが、ある日、そこに異分子が現れた。 「なにやってんの?」 久し振りに外出した(といっても本屋とコンビニに行っただけだ)帰り、部屋のベッドにまるでそうあるのが当然であるように浅間が腰掛けていた。 「なにやってんの?」 「質問に質問で返すなって言うよね」 「なんでいんの?」 「せめて質問の答えを聞いてからにしなよ」 呆れたように言って、浅間は床に置いていた紙袋を手にとって俺に向けた。 「家、先生に住所聞いてさ。ほら、借りてた本」 「……別に良かったのに」 「半端なとこだけあっても嬉しくない」 「ごもっとも」 仕方なく紙袋を受け取って中身を確認する。最新刊間近までのブリーチが入っていた。 「……続きどうする?」 「待ってる間に読んじゃった」 「そう」 「しかし……いっぱい漫画持ってるんだね」 「オタクだからね」 「やっぱりね名は体を表す」 「なにそれ」 「あんた太田じゃん。太田くん、おたくん、オタク。ほら?」 軽く口端を上げて笑むと浅間は立ち上がった。 「アホか。つかどうよ? キモいだろ?」 「オタクって事が? 別に。アタシのお兄ちゃんもオタクだし。アタシも昔からお兄ちゃんの漫画とか結構読んでるしね。半分くらいは漫画オタクってやつ?」 「なんに対しての半分だよ」 「――さぁ?」 悪戯に笑って浅間が立ち上がる。 「んじゃ帰るね」 「おう」 「……学校来ないの?」 「まあ」
「あっそ。じゃね」 ――というのが浅間が俺の家に初めて来た日の事。 その後日談――というか翌日談。 「オター。来ちゃった」 「何故」 † † † 以来、浅間は俺に“オタ”という捻りもない渾名を付けた上に約一週間に一度程のペースで(とはいえ偶に連続で来るときもある)足繁く通い、漫画を読み耽るようになった。 そんな事を半年も続けるものだから俺の家族とも打ち解け、時には食卓に箸を並べるようにもなった。もっとも、俺自身は部屋で食べるので一緒に食べた事はないが。 仕舞には親が浅間を俺の彼女だと思い込んでいるから困りものである。 だからと言って浅間の来訪を拒むことはしないのだから、責任の一端は間違いなく俺にもある。故に弁解もしない。 俺自身、浅間が来てくれる事をありがたく思っているのも拒まない理由の一つではあるのだが。 「回想終わり」 「……」 突拍子のない発言だったのだからツッコミくらいして欲しいものだ。 まあ、こいつ読んでる漫画が面白いと没頭するからな。 しばらく待って読み終わったら感想でも聞いてみるか。 幸いにも割と巻末に近いページを読んでいるからさほど待たずとも読み終わるだろう。 ついでに読み姿でも観察してやろうか。 「……」 「……」 しかしこいつ、茶髪なのに髪傷んでる様子ないな。いつも艶々だし、そういえばプリンになってる所も見たことない気がする。 まさか地毛じゃあるまいな。名前もそうだが、顔立ち自体も日本人のそれだからハーフって事はないと思うけど。 「ん?」 なんて事を考えていたら、読み終わったらしい浅間と思いっきり目が合った。 「な、なに? そんな見られたらなんか恥ずかしいんだけど」 珍しく照れた様子で浅間が聞いてくる。いくらか顔も紅潮しているし珍しい表情だ。 「いや、綺麗だなと思って」 「は、はぁ?」 浅間がますます照れたような表情をする。これは少し面白い。 「染めてるんだよな?」 「そうだけど」 「なのに傷んでないんだな」 「あぁ、そりゃあまぁ女の子だからね。ちゃんと手入れは頑張ってるわけよ」 今度はいくらか得意気な顔で答える。 「プリンにもならないし」 「割とこまめに染め直してるし、地毛も色素薄いから分かりにくいのかも」 「なるほどね」 「ね、ね、珍しいじゃん、オタがあたしに対して興味持つなんて」
自分に興味を持たれて嬉しかったのかどうか。何故か笑顔を浮かべて浅間が身を乗り出す。 「そうか? つかいい加減オタは止めろ俺がオタクなのは事実だが、俺には太田浩人という名がある」 「じゃあヒロト?」 「なうだ、ゆう?」 「……恥ずいね」 「……恥ずいな」 呼び捨てチェンジ頓挫。 「あ、これあんがと。面白いね」 「そういや何読んでたん? ……『ほしのさみだれ』か」 「全部で何巻?」 「十巻だな。最後はかなり良いぞ俺は大好きだ」 「へえ。あんたの漫画のセンス、私にも合うみたいだから期待しとく」 言って、浅間がパラパラとページを捲る。 「なんかこれの主人公に似てる気がする」「ん?」 「や、ヒロトがさ」 「あ、名前呼び続けるんだ」 「呼ばれるのは恥ずかしいんだけど呼ぶのはいい」 「あっそ。そんなもんかね。てか似てるか?」 「うん、なんていうの? 冷めてるとことか」 「あぁ、言われりゃそうかも。でも別に珍しくもないだろ」 「あとメガネ?」 「ますます珍しくねえな。いや、つうかさみだれは主人公をあえて普通っぽく書いてるからな」 「へぇ〜。じゃあヒロトって普通なんだ?」 「さてね、少なくとも“特別”だと思う程自惚れちゃいない」 特別を強調して言うと、浅間は少しだけ困った顔をして、そっか、と呟いた。 「ん〜……今日はもう帰るね。これ、続き借りてって良い?」 「良いぞ。せっかくだから全巻もってけ。多分その方が良い」 「そうなんだ。じゃあそうする」 手早く紙袋(浅間用貸し出し袋)に単行本を十冊詰め込んでやり渡す。 「あんがとね。読み終わったら返しに来る」 「おう」 「それじゃ」 小さく手を振って浅間が部屋から出て行く。
階段を降りる足音。居間の母親と二、三事交わす声。限界の開く音、閉じる音。 それらが遠ざかり、たっぷり五分が経った辺りで俺は部屋の窓を開けた。 「なに、考えてんだか」 言いながら引き出しに閉まっていた箱とライターを取り出す。 「俺なんか、構う程良い奴じゃねえのにな」 呟きながら俺は箱から紙巻きの棒――つまる所、煙草を取り出したくわえ、火をつける。 たっぷりと肺に煙を行き渡らせ、それから吐き出す。 「まっじぃ」 この程度、特別の内に入らない。至って“普通”の範疇だ。 浅間の前では絶対に出来ない事をしながら、また来るであろう浅間を思う。 「分からん奴だ」 ――俺が学校に行かなくなった原因のあいつは一体どうしたいんだか。 俺には全く分からない――。 続く
321 :
25 :2011/03/26(土) 21:40:37.45 ID:9XHeopwW
以上で今回分は終わりです。 とりあえずプロローグといった所なので話の展開はありませんでした。 次回以降からは二人を徐々にイチャイチャさせられたらなと思います。 ご意見ご感想ありましたら遠慮なくどいぞ。 では、読んで下さった方はありがとうございました。
乙です
続きが気になってニヤニヤしちゃう
>>25 よりも過去の話?
いや、それとも別物?
何気に珍しいパターンだな
324 :
143 :2011/03/27(日) 10:32:36.80 ID:KwfJLE7/
東北太平洋沖地震を使ったSSです。 彼女のスペックは… ・腐ではある ・性格はアマガミの森島・L・はるかをイメージすると分かりやすい ・僕の仕事場に対する理解は薄い、嫌悪感を持っている 話の内容 ・かなりリアル。 ・エロは無いが、続けられれば取り入れてもいいかなぁと思っている。 ・隠し味に東京マグニチュード8.0の要素も取り入れた 題名 「震災」
325 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/27(日) 10:34:59.09 ID:KwfJLE7/
追加 ・143の女性とは別人。 ・143の視点は変わらず、モチーフも同一人物
326 :
震災 :2011/03/27(日) 10:54:19.37 ID:KwfJLE7/
「震災」 僕の仕事場は千葉県浦安市のとあるテーマパーク。 そろそろ仕事も終わる時間に近づいた。僕はその日に秋葉原でデートする予定だ。 「今日は彼女とデートするんだ」 「へー、何処に行くの?」 「秋葉原の美味しいお店に行ってご飯を食べてから、池袋のサンシャインに行くの」 という会話をしながら、仕事仲間と15分間の休憩を取り、仕事に戻った。 僕は入口と出口のところで働いている。 その時は出口で再入園スタンプをゲストに押していた。 「再入園をご希望の方はこちらでハンドスタンプを押しております!!」「またこちらにはお戻りになりますか?」「行ってらっしゃい」… しかし、楽しい雰囲気がその後、一変する。 3月11日14時46分― 突然、大きな揺れが仕事場を襲った。 いつもは少しの揺れでも怖がる僕だが、その時はとっさの判断でゲストを出口から引き離し、しゃがむよう指示をする。 その時、僕は彼女は勿論、埼玉に住む家族や友人、周りで働いている専門学校時代の仲間などを心配しながらその場の対応にあたるが、 余震が立て続けに起き、なかなか思うようにいかなかった… 帰る時刻になったが、既に京葉線は勿論、東西線も、ましてや秋葉原行きのある葛西臨海公園駅発の都バスも運転見合わせになってしまい、八方塞がりとなってしまった。 仕方なく、しばらくは仕事場に待機しながらも、結局人出不足で戻る… 近くに住むキャラヲタの友達が偶々、遊びに来ていた。 「もし、電車がダメならしばらく避難させてほしい」「分かった。いつでもどうぞ」 終わりの無い旅の始まりだ…
327 :
中断 :2011/03/27(日) 10:57:24.32 ID:KwfJLE7/
一旦ソース探しに休みます。 早ければ今日までに終わらせたい
328 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/27(日) 12:24:24.24 ID:KwfJLE7/
一方の彼女も秋葉原で被災していた。 「キャッ」 紹介し忘れたが、彼女は若干腐が入った普通のオタ女で、毎回好きな男性声優さんの話をする。好きな男性声優は小野大輔さんだ。 会うたび話をすれば、毎回DGSのことばかり。 また僕の仕事場のジャンルはあまり興味が無いと普通の女性とは違った感じがする。 どうやら、そのジャンルに嫌悪感を持っているらしい… 僕自身、仕事に聞かれたときは「持ち込みたくない」と突っぱねていたが、迫られてついつい言ってしまった。 そこから関係がギクシャクし出した… 実は仲間に話したことはほとんど嘘である。 そのデートも実は自分から別れを告げようというバッドエンディング宣言をするつもりだった。 しかし、今となっては深刻な事態に頭が吹っ飛んだ 男というものは所詮、振っても振られても付き合っていた女のことをいつまでも忘れられない。 自分はそれを分かっていた。 その頃彼女は、携帯を開いている暇がない僕にメールをする。 「もう知らない」と…
329 :
タイム :2011/03/27(日) 15:17:03.58 ID:KwfJLE7/
一度中断します。
>>329 タイムとかそういう事やるなら書きためしてから投下しろよ鬱陶しい
確かに 全て一気にとは言わないけど、数レスは書きためた方が、見る側としては助かるです
332 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/27(日) 21:42:55.04 ID:KwfJLE7/
分かりました。やり直しをしていきたいと思います。 一応、完成時にはレス番で書いた上で、続きを書きます。 一応、来月11日までには完成させたい
期待して待ってる
334 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/02(土) 06:00:35.21 ID:TtUjyMWR
うふ〜ん
336 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/04/03(日) 13:49:32.22 ID:KoNrYaEE
>>293 と
>>304 からの続き物です
他人に興味が無いという厨二患者が、些細なことから男のようなヲタ女に興奮してしまう話です
>>312 さんのレスにピンと感じ、SM色が出ているので嫌いな方はNGして下さい
少し痛くて、少し苦しい程度で、スカのような汚い描写はないです
(まるで
>>312 さんのせいみたいですが、本人の趣味丸出しです)
未だに服すら脱がせていないスローっぷりですが、始めます
──うまく行き過ぎでは無いだろうか? 彼の答えを聞いただけなら、きっとそんな疑いを抱かなかった。ただ、その後の彼らしからぬ優しい言葉づかいが、私は妙に気になっていた。 「んーっ、うう…」 キスを促された時もそう。軽くのつもりだった、こんなに激しく求めてくるなんて。人一倍彼を見てきた私だから、分かることもある。 仲間内での集まりで、彼は回し飲みを避ける。間違って口にしたら、拭うだけでは済まされない、下手したら中身を捨てカップを取り替えるような、潔癖の持ち主だし…… 「やぁ…あっ、…んん」 まるで第三者の立ち位置にいる私と、彼の執拗なキスにどうしようも無く感じる私が、頭の中で交錯していた。 ううん、どちらかというと第三者的立場の私は、唇に与えられた痛みや柔らかいぬめりに翻弄される私に、負けていたのだけれど。 耳が、熱い。さっき耳元で囁かれたせいでもある。反抗してもしつこく唇を吸われ、私はエロゲ声優もびっくりな喘ぎを漏らしていた。 その声が、意識したくなくても、どうしたって耳に入っちゃうし、何て言うかもう……恥ずかしさに死んでしまいそう! 「んく………ぷ、はっ」 「ごめん、痛かった?」 結局彼は私の口元から鉄の匂いが無くなるまで、行為を続けた。 こいつと舌を絡めるようなキスをしたらば、速攻はね飛ばされ口をゆすぎに去られてしまう。これが私の中にある、正解だと思っていたのに。 実のところ、私から舌は絡めておらず、互いの口の中まで侵入していくようなキスでは無かったけど、あらゆる手段で唇を刺激されたアレは、エロエロなキスに違いない。 「前から知ってたけど、やっぱり相当敏感だねぇ。痛いっていうよりは、随分良さそうだった」 「そんなこと……ちょwやめいって」 解放されて油断したところに、首筋を撫でられゾワゾワする。触れるか触れないかの隔たりで、首筋からうなじ、うなじから鎖骨、彼は指の先でいったりきたりさせながら、涼しげに笑う。 「そんなこと、何?無かったと?いや、残念ながら君の声は悦んでいたね、間違いなく」 「……そーいうエロ漫画みたいなのを、そーいう声で言うのはやめよーぜ…」 「んー、そりゃ痛かったけど大丈夫だっ…ひゃっ」
「前から知ってたけど、やっぱり相当敏感だねぇ。痛いっていうよりは、随分良さそうだった」 「そんなこと……ちょwやめいって」 解放されて油断したところに、首筋を撫でられゾワゾワする。触れるか触れないかの隔たりで、首筋からうなじ、うなじから鎖骨、彼は指の先でいったりきたりさせながら、涼しげに笑う。 「そんなこと、何?無かったと?いや、残念ながら君の声は悦んでいたね、間違いなく」 「……そーいうエロ漫画みたいなのを、そーいう声で言うのはやめよーぜ…」 図星を指摘されて、また耳に熱っぽさを感じる。彼は指を使う時も、指の腹、爪の先、指の関節や手の平と、キスの時と同じくあらゆる部位をフル活用していた。 その上、撫でる早さに緩急をつけ、強弱までも変えていくから、少しでも気を抜くと声が漏れてしまいそうになる。 「やめて欲しい?」 声の調子をいつものように戻してから、彼は言った。一体、どういうつもりなんだろう。どうしたいか聞いている癖に、その手は一向に止まる気配が無い。 からかって楽しんでいるのか?それともマジでやっているのか?この先まさかヤっちまうつもりなのか?! 「そりゃあ、いきなりこーいうのは、なぁ……」 体は正直で嘘をつけない、これがまさに今の状態にふさわしい言葉なのだろう。彼は指先だけで私の情感を煽っている。 恥ずかしいからやめて欲しい、確かに私は彼に感じている。認めたくないからやめて欲しい! 頭の中で彼の言葉がリフレインする。ええ、間違いないですよ!残念ながらよろこんでますとも! 「そう」 「聞いたならやめっ…っん……ぁ」 「ま、やめるつもりは毛頭無いけどな」 ──うまく行き過ぎでは無いだろうか? ──私と彼との距離は、こんなに簡単に突き崩せるようなものだったのか? 第三者の視点を持つ私の疑念は、不意に耳元に訪れた舌先と囁きより、完全に頭の中から追いやられていった。
意外としぶとい。結局彼女はちょっとやそっとの痛みでは、悲鳴をあげることなく、歓喜の声をあげていた。 彼女の容姿は中性的を通り越し、同年代の同性を思わせる。短く切り揃えた黒髪、やや太めで直線的に処理した眉、僕の趣味にあったモノトーンのTシャツに黒のダメージデニム。 男の娘のようにも見える彼女が出すあられもない声は、日常的にヘッドホン越しで聞くプロの声そのもの、しかしそれ以上にリアルで。 それが彼女自身気恥ずかしいのか、会話のところどころで必要以上に男の風を吹かせていた。 快感を享受している事実を気取られない様にしつつ、苦悶を浮かべる仕草も悪くない。小刻みに震える身体、大きな瞳が僕を直視できずに泳いでいること、耐えきれずシーツを握り締めた手の形。 初めて僕に迸った感情だったが、それでも僕は今しがた目覚めた本能からか、この感情の名を悟っていた。 苛虐心に、火が灯る── やめるつもりは無い、とは僕自身への宣言でもある。ただ愛でているだけだと告げれば、今からでも言い訳になる。しかし歯止めの効かない欲は、彼女を蹂躙しつくすことを求めて、僕を誘うのだ。 「だめだめっ、耳はっ、ゃあっあっ…だめえぇ…あっ」 悲鳴が聞きたい、涙に濡れ、苦痛に歪む顔が見たい。 それにはまず、彼女がひた隠しにする性癖を引きずり出す作業が必要だと、脳より先に体が動いていた。曖昧な抵抗は、淫売が腰を振ることと同意義だ。これは、どの媒体で記憶した台詞だったか…… 「……ぇあっ、…めてっ、み…みっ、ひゃっあっ、あっ」 耳たぶを甘く噛み、舌でラインをなぞり、唇で撫で上げ、吸い付くと同時に噛む強さを強める。それから吸いつき、離す際にはわざと音をたて、鼓膜にも性的な刺激をやる。 歯を離してからは、唇と舌を使い端から穴まで、唾液を擦り付け舐めあげた。忘れた頃に噛み締めて、また振り出しへ戻す。 単純な行動だが、繰り返せば繰り返すだけ彼女は僕の行動に併せて声を出すので、僕の新たな楽しみとなる。 「やめて」と言葉にならない鳴き声だけが響いていた。
「ふぁ…あっ…っやあ…」 「……もう1度聞くけど、まだやめて欲しい?」 途中から彼女の頭がバランスを崩したことに気付き、両手で首元と頭を支えながら責めていたのだが、とうとう座っていることさえままならなくなったのか、彼女は僕の背中に腕を回し体を預けきっていた。 手を離し彼女の肩を抱き抱えるようにすると、支えを失った頭部は僕の胸元に埋まった。返答は無く、洋服越しに生温い彼女の荒い息が吹きかかる。 「…ふぅぅーっ……。だから…やめろっつってんじゃねーか、この……」 「本当に?」 「さっきから言ってンだろ、いったいてめえは、何がしたああっ…またかぁっ…あっ」 相当しぶとい。まだ反抗する気力がある辺りに、二次元と三次元との違いを実感する。ここまで感じきっていれば、シナリオ上はそろそろ屈伏し始める頃なんだが…… 肩から肩甲骨を経由、Tシャツ越しに背筋をなぞると、それだけで彼女は再びリズミカルに声をあげ、体に変化を起こし始めていた。 「っっくぅ…バカぁっ…てめっ…ぇあっ…」 「言動と行動が伴ってないね。嫌なら離れれば良いだけなのに」 「!…やあっ…」 その変化は、彼女の短い黒髪を先程のように引き上げた時、顕著に現れた。ああ、やっぱり普段貸し借りしている本のようにされたいのが、彼女の願望らしい。 淫卑な色を見せる瞳が僕の目と合い、更に大きくなった瞬間。だらしなく開いた口から声が漏れると同時に、肩が、背中が、腰が、ねだるように震え始めていた。
「嫌なら何故、僕を掴んだまま、こんなにヨガってるの?」 「んく…ぅ…だから……それ…は…ぁっ」 限界が近い。 彼が私に与える刺激は常に脳天をぶち抜くような強さで、普段自分で自分を触る時とは比べ物にならない快感に、理性と体は麻痺していた。 触られた場所から、電気のように全身にその刺激は広がって、最後にあの場所に辿り着く。 なんでやめて欲しいんだっけ?──恥ずかしいから──でも感じる、そう、もっとして欲し──いやいやダメだろ──どうして…… 「腰、動いてる」 「ちがっ……やっ、あっ、あああ」 彼は数十分前にしたのと同じように、私の頭頂部の髪を掴み、引き上げる。 小さな痛みが束になり襲った時、視界には無表情な彼がいて……私はその、無機物のように冷たくて鋭い目から、意識が離せなくなっていた。 「違う?嘘も大概にしておけば?」 全てを見抜くような視線が怖い、この先に身の危険を感じる。でもそれ以上に何を期待しているのか私は、高揚感にクラクラしていた。 そう、これはさっきの時も、感じていたクラクラじゃないか。 「痛い方が良いんだろ、この変態」 耳元を突き刺す声で抜けるその言葉は、今まで言われたどの言葉より、私の頭の中に響き渡って頭の中を痺れさせた。 「……ああっ…やっ…ぁぁあっ」 首と肩の間の辺りに、強い痛みが走る。この痛みも、今まで与えられたどの感覚より、私の理性を奪うものだった。 痛いのに……思いきり噛まれている首の辺りがとても、掴まれた髪の根元にある皮膚が焼けるように、腰をまさぐる骨ばった手が時に強く爪を立てるのに、……気持ち良い。 「っ、だめぇ…んっ……」 「口答えするな変態」 当たり前だ、痛め付けられることを前提にしたジャンルが好きで、日課のように“している”のはどこの誰? 抵抗するのは言葉だけで、体はもう理性の叫び声を聞けない。だって私は知っている。本当はこんな風に、罵声を浴びせられて、乱暴にされたかったから。 「そ…ぃうこと……んん、言…ないでっ…て」 「黙れ変態」 涙の跡が残るシーツに押し倒されて、期待を込めて目を瞑った。気付かれないよう薄く開くと、予想通り私を見下す彼がいる。その視線すら、こうなってしまった私には、興奮剤だ。 恥じらいが消えた訳ではなくて、恥じらいまでもが胸を高鳴らせるだけ。 私は知っている。きっと彼は私が歯向かう、きっともっと酷くしてくれるはず……
仰向けに倒した彼女へ馬乗りになった頃には、彼女はほぼ“出来上がって”いた。早くこれを試したいと昂る欲は、幼い頃手にとった新品の玩具に期待したものに近い。 「言ったよね、僕の弱さを受け入れたいと」 「…それとこれとは……!っ…」 小気味良い音に高揚する。未だ口答えをする彼女に飛ばした平手打ちの音。ついに手を上げた僕の行動に彼女は閉じていた目を見開いたが、放心状態なのか言葉は出てこない。 「黙れ」 「………」 「これで二回目だから、次はないよ?」 体重をかけないよう注意し、彼女の上に覆い被さった。彼女は数回瞬きをし、それから少し眉をハの字に曲げて、黒々とした目を泳がせたが、最終的に僕から視線を反らせことはしなかった。 僕の手により従順になったと心が躍る、ただ冷静にことを運びたい。 「君の思いはどこまでが事実?この行為が僕の弱さの象徴であるなら、君は受け止めてくれるの?」 「………」 「覚えてるだろうけど、僕は責任を持たない発言と嘘は最低だと思ってる」 現実の女を攻略することは、やはり難しい。これほどまでに攻略対象のモノローグを求めたことは無いだろう。僕が反射的にやった命令を、彼女は懸命に守っているだけであっても、今となっては逆効果だった。 答えが返ってこない苛立ちから、殴ってでも聞き出そうかと逸る思いは、明らかに八つ当たりだ。気取られないよう、唾を飲み抑える。 「……口を開く許可は?」 平静を装いきれない声と、苦虫を噛み潰すような表情で彼女は答えた。殴らないで良かった、心の中で安堵しながら、首を縦に降る。 「こーいうことされたからって……嫌いになったりはしない」 「そう、それで?」 「でも、どうしても私に触りたいならひとつだけ言いたいことがある」 「何?」 瞬きを繰り返す幅広の二重瞼。境遇を受け入れかけていた瞳が、少しずつ張りつめていく。 「これ以上触らないで。私が変態なら……それ見て楽しんでる基地外も十分変態だろ」
先程まで愉悦に浸っていたことを否定するように、言葉を選びながらも、きっぱりと彼女は吐き捨てた。 何故、今になって態度を急変させるのか。もしも、心から拒否をするのであれば、こうなる前に抵抗するはず。 感情に動かされず侵蝕を進めようと努めていたが、彼女の一言はそこにどんな意味合いがあろうとも、僕を煽りたてる言葉に違いは無い。 彼女の頬を無意識に打った時と同じように僕は、理性が抑える限度を越えた憤慨によって行動していた。 「そう。それなら君が目を覚ました時には、もう触れないことにするよ」 「かはっ…っ!……っ」 本能のままに僕の利き手が、彼女の首に触れる。見た目に似つかぬ女らしい細さを堪能し、柔らかな肌に指を食い込ます。 ここまで他人に触れたのは久しぶりだ、温かく鼓動する脈を感じる。彼女の命はこの掌の中にしか無いという優越感が心地よい。 確実に落とす為には気管では無く、頸動脈だ。狙いを定め力を込めると、彼女は陸にあげられた魚のように痙攣をし始めた。 我儘な欲はどこまで僕を残虐にさせるのだろうか。混濁した意識の中、僕の手の中で彼女もまた、本能のままに肢体を踊らせていると思うと、麻薬にも似た快感が押し寄せてくる。 心だけでなく体にも欲望の形が表れ始めた頃、ようやく彼女は視点の覚束ない死人の目をゆっくりと閉ざしていった。 ──目を開けているはずのに、何故か世界はキラキラと真っ白に輝いていた。 嫌なことや取り返しのつかないミスがあった時、頭が真っ白になる……という表現が使われるけど、冗談ではなく目の前が本当に真っ白だから困っている。 息は出来ている、確かに呼吸をしているのに、酷く苦しい。くらくらと目眩がして、それから体が急に暴れだして──ここで一度、私の意識が無くなる。
出先で充電が切れそうだorz 失礼ですがキリの良いところなので、帰宅後に続きをあげにきます 小出しですいません……
消そうとしてた文字が消えてなかったり、逆に文字が足りなかったり……汚い文章ですいません やっと充電出来たので、続きいきます
──身体中の痺れ。上手く力が入らない、それに頭がボーッとして…… あれ、私何してたんだっけ、あいつんちに遊びに行って、それから色々あって……うわあああああ! この部屋で繰り広げられた様々な恥ずかしい出来事が、記憶となって数秒で頭の中を駆け巡る。 そして、思い出す。彼の手で首を締められ、失神してしまったのだ。 「ん……んん!んぐ〜〜!」 「起きたか」 ベッドに放り投げられた私の隣、丁度腰辺りの隣に、彼は座っていて、より無表情な顔つきでそう言った。 「ん〜ん〜んー!!!」 「騒ぐな。仕方ないだろ、君が触れるなと言うから、僕なりに考えた結果だ」 言い返したいけど、言い返せない。口にはハンカチのようなものを詰められて、ビニテか何かで塞がれている。 信じられない!ちょっとした挑発のつもりだったのに、まさか、ここまでするなんて! KNE……これ、なんて、エロゲ……。 「君が許すまで、僕が直接君に触れることは無いから、安心しな」 信じられないのは口を塞がれたことだけではなく、体の自由までもが奪われていたことだ。後ろ手にされた両腕、手首に感じるヒンヤリとした物体は恐らく手錠、それから膝の少し上と足首が紐のようなもので拘束されている。 「折角だから選ばせてあげようか?フレンチバニラとミッドサマーナイト、ミッドナイトジャスミン、それからレモンラベンダーがあるけど。どれが良い?」 最初は何を言っているのかさっぱり分からなかった。でもバニラとかラベンダーとかいう単語を並べて連想された考えは、私の血の気を引かせる恐ろしいモノになり、現実として突き付けられた。 カチリ、と響く音の後に、彼の手元に小さな灯りが揺らめく。 「んんー!んー!ん〜〜〜!」 「考えてみたら、その口じゃ選択出来ないね。剥がすのも面倒だから、適当に決めたよ」 揺れる灯りが二つに別れて、片方が消えた。こんなのって無いよ、こういう時のこれの使い道なんて一つしか無いじゃないか!。 彼の手には、ベージュがかった大きな蝋燭。逃げたい一心で体に力を込めるが、上手く動かない。 「僕は君に触れることをまだ許されてないから、拘束を解くことは出来ない。残念だね」
ゆっくりと彼は手を上げて、手に持つ蝋燭を傾けた。二次元ならはにゅーのおかげで世界が止まったり、スローで動いたりしてくれるんだろうけど、現実は残酷で……熔けだし流れ落ちる蝋に、私は為す術が無く、それは一瞬で皮膚にこぼれた。 「んぐうううう、んんんー」 「口を塞いで正解だね、時間が時間だしあまり大声出されても困るから」 痛い痛い痛い! 針で刺されるような熱さが、Tシャツから伸びた腕全体を、絶え間なく襲う。痛みに耐えきれず口の中にある詰め物を、ギリギリと噛み締めた。 「〜〜!んむ、んんっ、んぐ……ぅ」 「仏壇のじゃないだけ、優しいと思いな。香料入りの方が、温度は低い」 そういう問題じゃない!叫びたくても、言葉にならない声で抗うしかない。熱い、痛い……彼は手を休めない。蝋はポタポタと容赦なく、熱さを通り越した苦痛になって降り注ぐ。 「随分甘ったるい。別のにすれば良かった」 この状況で匂いのことなんか考えられないけど、意識しなくても、確かに濃厚なバニラが漂っている。そんなことを思った時、痛みは更にキツくなって私を襲った。 「んんんんぅっ!っんん!」 「これは痛いよ、皮膚が薄い場所だから……腕も内側の方が熱かっただろ」 肩、鎖骨、首筋、次はデコルテ部分全体に蝋が落ちてきた。宣言通り、腕とは比べ物にならないくらい熱い。 とにかく無我夢中で、何とか逃れたい一心で仰向けになったけど、そこから先に体を転がすことが出来ず、逆に広範囲を晒すことになってしまった。 「させるか、馬鹿。それとも、もっとされたかったの?筋金入りだね」 足を組んでいた彼がこちらへ向き直り、ベッドの上に座り直した。片足はあぐらの形で、もう片方で私をまたぐ。こうなると、もう動けない…! 「んっ、んっん、んぐ、うぅぅ」 「無駄に動いたら、顔にもかかるから気を付けな」 熱い、痛い、熱い……いつまで続ける気だろう。夜はまだまだこれからだった、思い出すと気が遠くなる。さっきみたいに気を失えれば楽なのに、痛みによって現実に引き戻されてしまう。 麻痺しては元に戻り、感覚が戻ればまた朦朧とする……その繰り返しに気が狂いそうになるのに、許さないとでも言うように私を責めてくる熱。
「……そろそろか」 鎖骨の下辺りを中心に、蝋は私の皮膚を埋めていた。隙間が無くなり少し楽になっていたのもつかの間、先に落ちた蝋の上で固まりきらなかったものが、埋もれてない肌に流れてくる。 直接落ちる感覚とは違う、ジリジリとした痛みがやってきた。 「次に動いたら、確実に火傷するから注意しな」 この人、まだやる気なんだ……。自分が望んで彼に喧嘩を売ったのは事実だけど、想像以上の危険と不安に、逃げ出したくて仕方がない。 彼は私の体から足を離し立ち上がって、手に持つ蝋燭を、私の胸元にある固まりきらない蝋の上に乗せた。まるで使い慣れた燭台のように。 「少し席を外すよ。最悪のケースは焼死だから、そうなりたくないなら動かない方が良い」 「んっ、んんんん〜!」 ちょっと待て、そんな放置プレイってあり?!言葉になるはず無いのは承知でうめき声をあげても、彼の背中は遠ざかり振り向こうとしない。 そして、身動き出来ない私をベッドに置き去りにしたまま、彼は本当に自室を後にしてしまった。 痛みが走るのは、蝋をあてられた部分だけじゃない。仰向けになったせいで、後ろ手にされた腕が、自分の体重に潰されている。それだけでも痛いのに、手首を拘束する手錠が皮膚に食い込んでいて、これもこれで辛い。 シンプルだけど、確実に苦痛を与える、彼らしいやり方。このまま蝋燭が傾いたらどうしよう、短くなって火が体に近づいたらどれだけの熱さになるのか。 パニックになりそうな頭を落ち着かせないと、本当に死ぬ可能性だってある。 「…んくっ…んん……。…ふー……」 恐怖にかられても、結局は彼を待つしかない。腹をくくるほか、今の私に出来ることは無い。 鼻からゆっくり深呼吸をし、出来るだけ早く彼が帰ってくることを祈りながら、私はそのまま目を閉じた。
やり過ぎたかもしれない。彼女の拘束を仕上げるまでの間、あの言葉は売り言葉だと推測出来た。手が出る前に推測出来ていたら、ここまでやらずに済んだのでは無いか。 こうしてシャワーを浴びている間も、自室に放置した彼女の身の危険を思い、チリチリと良心が痛む。と同時に、獲物を残酷にもて遊ぶ行為が、とびきりの悦びになっている。 「確かに、変態だな……」 飲み物を取りに、リビングへ寄るだけの予定だった。何故、わざわざシャワーまで浴びに来たのか。時間を稼ぎ彼女を焦らす為、それだけではない。 「下らね……二次元以外にマジで勃つとか…っ…」 痛め付けるだけで欲は満たされるはずと自負していたにも関わらず、彼女の一挙一動を観察する程に欲は増し、彼女の首に手をかけた時から下半身が主張し始めていた。 こみあがる声を飲み込みながら、自慰行為にふける自分が情けない。独り言を吐いたところで、内なる自分にしか冷静さをアピール出来ないのだ。 片手にマウスを持ち作業のように行うオナニーとはまるで違う。今頃、彼女はどんな風に苦しんでいるかを思うと、抗いたくとも手にこもる力が強まり早くなる。 「……くそっ」 吐き出された欲の固まりを出しっぱなしのシャワーで洗い流して、ついでに体を洗う。そろそろ戻らなければ、取り返しのつかないことになりかねない。 「生きてたみたいで良かった」 急いで部屋に戻り、揺れ動く火の明るさに照らされた彼女の横顔を見て、安堵した。自室が火事になっては困るから、続けて彼女にそう伝えたが、勿論本音は違う場所だ。 蝋燭は思ったより短くなっており、吐き気を誘う程バニラの匂いが充満している。流れた蝋は重力に従い思うがままに広がっていた。注意深く観察すると、布団の方にまで。 蝋に蝕まれずに済んだ肌には玉のような汗が浮かび、閉じられた瞼には汗と混じった涙が浮かんでいる。 「……んっ…ん…」 この顔が見たかった。先程発散したにも関わらず、実際に苦しむ様子を見ると、再び僕の中の欲が触手を動かした。
焼けるような熱さから逃げることが出来ない囚われの身で、彼女は何を思ったのか。僕の帰りに気付き瞼を開いた彼女の瞳から、ボロボロと涙の粒が溢れる。 「何?放っておいてもいずれ火は消えるから、泣く程良いならこのままにする。僕には被害が無いし」 「んうぅ〜んんぅー」 分かっている、泣く程辛いのだろう。彼女は必死に首を降り、解放を求めていた。やり過ぎを自覚しているが、都合良く放すつもりは無い。僕を煽ったことを後悔させなければ、許すつもりも無い。 それを思い出させる為、フローリングに座りベッドに凭れた。 「なら、触れても構わない?」 「……んんっ!…」 仰向けのまま動けずにいる彼女の耳元へ、吐息混じりに問いかける。敏感な彼女の耳はそれだけで感じたのか、面白いくらい腰をくねらせた。 「縛られて口塞がれて、その上燭台代わりにされて、そんな状況で反応するって……本当はこのままにされたい?」 短かな蝋燭は安定して立っている。僕の言葉に大きく首を降り腰だけでなく体全体をくねらし始めた彼女と、ある程度の振動では蝋燭が倒れないことを確認して、徹底的に責めることにする。 「認めろよ、変態。そうしたら、火だけは消すから」 彼女に僕は触れない、触れるのはあくまで空気と無機物だ。手に持つ携帯を開き時刻を確認。バイブレーションし始めたそれを迷わず、一番落ちにくく一番敏感であろう場所、恥丘と太ももの間へ放り投げた。 「んっ…んんんんんぅぅぅ」 風呂で味わった屈辱感を思い出す。同じ思いを自分以上に味わうと良い、より苦しませてやる。その表情さえ目に焼き付ければ、きっと僕の溜飲も下がるはず。 彼女の声にならない悲鳴と甘い鼻声は、断続的だが止まることは無く、いずれは嬌声に堕ちていくだろう。 さて、いつまで保てるかな。期待を胸にした現在時刻は、アラームが鳴り終わる二時五一分になろうとしていた。
以上です
次こそ服を脱がせよう
脱衣及び自慰強要、イマラ、ベルト打ち……やりたいプレイは沢山ありますが、詰め込め過ぎるとくどいでしょうか?
さっさとオタク女とセックスするシーンにするべきか、どうするべきか苦い
まだ
>>312 さんがいたら、アイデア拝借したいところです
ではまた、名無しになります
鬼畜すなあ。男は死ね。首絞めに蝋燭にと、惚れ惚れするような変態ヤローだぜまったく。ツンデレといか、サドデレというやつなのかそうなのか。
女ちゃん強気の振りしたマゾ可愛い。強気マゾスレにも通う俺には破壊力がヤバい。
個人的にゃ色々プレイが詰め込まれてるのはバッチ来いだが、二人のイチャコラも期待してるので、早めにイチャイチャし始めてもそれはそれで良いと思うし、焦らされるのも快感。
刺青や焼印、あるいはピアスみたいな所有の証って、この男が本気出せば絶対そんな考えに行きつく気がする。
現実的に油性マジックでの落書きや、肩や首元に歯形・キスマークとか、縄の跡とかに落ち着くだろうけどと
>>312 のリクが叶ったのを見て呟いてみたり
354 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/05(火) 22:10:24.90 ID:HkXeYwIA
gjだったぜ! この二人のイメージがどうしても会長はメイド様!の二人になるのは俺だけか?
どちらかというと、女は木野まこととか……言動男勝りで実は乙女趣味を隠してるイメージが沸いた
356 :
143「まとめました」 :2011/04/10(日) 08:03:10.02 ID:k0TIpo63
>>324-326 >>328 僕は夜通しの仕事をしていた。
3月12日7時30分。
近場に住んでいる仕事仲間の方々がヘルプで駆けつけてきてくれた。
仕事が終わり、ボーッとした頭で着替えて通用口を出る、そして舞浜駅を向かう。
亀裂が入って悪路と化した道を疲れているにも関わらずしっかりした足で歩く。
ペデストリアンデッキを昇った瞬間、僕は我が目を疑った。
彼女がベンチで待っていた。履いていたブーツが長い距離を歩いていたのか、くたびれていた。
(寒いのに何故?どうやってここまで来たの?)と思った。
僕は彼女に声をかける。
「遅れてゴメン…」
すると彼女は泣きながらこう言った。
「なんで…、電話に出ないのよ…」
「どうしてって…、これが僕の仕事だから…」
「仕事と私、どっちが大事なのよ!!」
僕は返答に困る。
辺りは京葉線の運転見合わせで滞留現象が起きていて、みんな僕の方向を向いていた。
(悪かった。僕は君を守ることが出来なかった。未熟で済まない。)
僕は彼女をひしっと抱き締めた。
僕はこれしか出来なかった。
―しばらくして、落ち着いた二人は混雑したバスの中、友達の家に向かう。
そしてバスを降りたあと、僕はこう呟いた…
「しばらくは再開しなさそうだし、仕事探そうかな…」
すると彼女はこう言った。
「見てたよ。あなたや仲間が人々を守っていたところを…」
「えっ(////)」
確かに僕は、入口から園外の安全確認に回らされていた…
こうして、絆を取り戻した二人は友達の家に向かった。
Fin?いや、続く?
357 :
143 :2011/04/10(日) 08:05:19.59 ID:k0TIpo63
久しぶりなのか、かなり不器用になってしまった。 元々、SSを書く力はそんなにない。 ただ、この震災は記憶に残るものとなるだろう… 後日談もあるので、そこは改めて纏めていこう
リアル体験なのか?
359 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/10(日) 14:17:44.74 ID:k0TIpo63
リアリティを取り入れただけ。 ディズニーでハァハァスレで書いても、審議になりそうだな…>143の新しいSS
360 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/10(日) 14:49:45.39 ID:k0TIpo63
>>326 >葛西臨海公園発の秋葉原行き都バス
これは実在しなかったことが判明。
実際には環七通りを北上したところにある葛西発秋葉原行きが正解
しかも、都バスの復旧も早かったそうだ
361 :
25 :2011/04/10(日) 17:10:04.77 ID:SGpzT9yZ
続きが出来たので投下
次に浅間が家に訪れたのは(俺にとっては)予想通り、次の日のことだった。 ベッドで寝ころび漫画を読んでいた俺に、部屋の扉を開けるなり浅間は言った。 「超泣いた」 「俺も」 「なにあれ。みんな大好きなんだけど」 「良かったな」 思い出したのか、少しだけ目を潤ませながら単行本の入った浅間袋(紙製)を渡してくる。 クッションに腰を降ろすと、浅間にしては珍しい神妙な表情で呟いた。 「……大人になるって凄いね。いや、凄くはないのかな。でも漫画読んで初めて未来に希望を持った気がする」 「……そうだな」 俺としては将来の可能性をすり減らしながら引き篭もっている身分なので、返事は曖昧な肯定に留めておいた。 「後ね、切なくなった」 「あぁ、それはあるかも」 「恋愛ってなんだろうって考えちゃう」 「人に恋し人を愛する事だろ」 「だからその恋するとか愛するってのが分かんないんだって」 「そんなもんだろ」 「え〜……?」 「そういうのって千差万別だと思うぜ? 恋の形も、愛の形も。人の数だけ恋も愛もある。お前はお前の恋愛をしろよ」 俺がそう言うと、浅間はしばし呆けた顔をして、それから笑みを浮かべた。 「オタってさ、結構ロマンチスト?」 「は?」 「結構恥ずかしいことさらっと言うよね」 浅間の言葉にどう返したものか考えてしまう。ていうか、そうか、クサい事言ってたか俺。 「そういうの、嫌いじゃないよ?」 「……あ、そ」 こいつに好意を示されると、どうにも困ってしまう。どうすれば良いのか分からない。 或いは、俺が困るのを承知でやっているのかも知れない。 「次は何読もうかな。何かオススメない? 恋愛モノで」 「……ロマン繋がりで純情ロマンチカあたりと言いたい所だが持ってないしな」 「何ソレ?」 「……お前が知らない事に何故か安心したよ」 「なんで?」 「知らなくて良い」 しかしさて、恋愛モノ……恋愛モノか。 如何にも男性受けばかり良い作品じゃ微妙だな。女性受けを狙える辺りだと……。 「これ……かな」 本棚から数冊の単行本を取り出して浅間の前に差し出す。 「……妖弧×僕SS? ……少女漫画?」 「絵柄的にも内容的にも少女漫画っぽさはあるが一応少年誌で連載してる作品だ。ちなみに読み方は『いぬぼくシークレットサービス』な」 「へえ、じゃあ一応借りてみる」 「おう」 いつも通り浅間袋に詰めて渡してやる。
したよ」 「なんで?」 「知らなくて良い」 しかしさて、恋愛モノ……恋愛モノか。 如何にも男性受けばかり良い作品じゃ微妙だな。女性受けを狙える辺りだと……。 「これ……かな」 本棚から数冊の単行本を取り出して浅間の前に差し出す。 「……妖弧×僕SS? ……少女漫画?」 「絵柄的にも内容的にも少女漫画っぽさはあるが一応少年誌で連載してる作品だ。ちなみに読み方は『いぬぼくシークレットサービス』な」 「へえ、じゃあ一応借りてみる」 「おう」 いつも通り浅間袋に詰めて渡してやる。 「あんがと。……ふぁ。う〜ん「あんがと。……ふぁ。う〜ん、寝不足」 「まとめ読みしたから?」 「うん。しかも最初は一冊だけと思ってたから読み始めるの遅くてさ。おかげで一日中眠くて」 言いながら伸びをする。大きな欠伸をたっぷりと吐き出してから浅間が言った。 「詰めて。アタシもベッドで横になる」 「おい」 「よいせっ」 俺が制止する間もなく浅間がベッドに這い上がってくる。決して広くはないベッドの上で浅間の体が触れてくる。 「やめっ、せまいっ!」 「アタシは降りないよ」 「じゃあ俺が降りる」 「別に良いじゃん。言うほど狭いかな?」 「落ち着かねえんだよ」 浅間の上を乗り越えようと身を乗り出した途端、首元を捉えられる。 まるで押し倒すような体勢にさせられた俺の眼前で浅間が笑みを浮かべた。 「……離せ」 「やだ」 「ふんっ」 思い切り背を反らして浅間の腕から逃れる。 「いやん」 「いやんじゃねえよ。冗談でもそういう事すんな」 「純情だね」 「悪かったな童貞で」 「や、童貞とは言ってない」 「ぐぬぬ」 浅間の上を越えてベッド脇に腰を降ろす。 「……止めろよな」 「……ごめん」 なんとなく気まずくなって沈黙してしまう。 「……」 「…………」 「………………」 「…………すぅ……」 「寝た!?」 思わず振り返る。 「……本当に寝てやがる」 仰向けで瞼を閉じ、口を半開きにして胸元を一定のタイミングで上下させている。 完全に無防備な姿を晒しているのはそれだけ俺を信頼しているからか、男と見られていないのか。 「……んむぅ」 本当に、こいつが何を考えてるか分からん。 「はぁ……」 今のうちに煙草でも吸うかと思い、喫煙セットを持って部屋から出る。吸ってる間に目を覚まさないとも限らないから台所で吸うためだ。
一階に降り、台所に入ろうとすると、居間でテレビを見ていたらしい母親から声を掛けられた。 「お菓子でも取りに来た……わけじゃないみたいね」 俺の持った煙草を見て母親は溜め息を吐いた。 「あんた、優ちゃんが居るときは煙草吸ってないんじゃなかったの?」 「あいつ今寝てるから」 「あら」 意外そうな表情を浮かべ、母親が下品な笑みを浮かべる。 「疲れて寝ちゃった? 気付かなかったわ。すること――」 「してねえよ。貸した本読んでたら寝不足になったんだとよ」 「あらあら。それでわざわざ部屋から逃げてきたの?我が子ながら肝が小さいこと」 「うるせ」 女子が眠っている状況が気まずかったのは確かなので否定は出来ない。 「そう言えば優ちゃんご飯どうするか言ってた?」 「いや、知らんけど。起こして聞くか?」 「まあ、あんまり遅くなっちゃわなければ良いんだけど。あぁでもご飯食べるならもう今の内に聞いちゃわないと駄目ね」 「あ? なんで? もう飯出来てんの?」 「ばかね。今から作らなきゃ遅くなるからでしょ」 「いや、なら良いだろまだ。いても余るくらい作るんだから一人増えたり減ったりは気にしなくて構わんだろ」 「……もしかしてあんた知らないの?」 「なにを」 「優ちゃんがご飯たべてく時は優ちゃんがご飯作ってるのよ?」 「……いや、意味分からん」 「健気よね〜。私にお味噌汁の作り方聞いてくるのよ? お嫁さんにしなきゃバチ当たるわよ」 ――いや。 いやいやいや。 何その嫁入り前の彼女みたいな。 何をしとるんだアイツは。 「あのさ。もしかしなくても、俺の分も?」 「当たり前じゃない。せっかく作って貰ってるのに一緒に食べもしないで」 「……マジか」 あれかなぁ。結婚の流れを外堀埋められて避わせない男みたいなシチュエーションじゃね? いや、付き合ってねえけどな。母親はその事を知らんけど。 「いい加減、優ちゃんの為に何かしないと本当にバチあたるわよ? とりあえず学校行ったり、学校行ったり、後は学校行ったり。愛想尽かされるわよ」 「へ〜いへい」 適当に流しながらキッチンに入り、換気扇を回した上で煙草に火を着ける。 煙が頭上に吸い込まれるのを眺めながら考える。 ――あいつが愛想を尽かす? そんなの今更だ。 そもそも恋愛関係にある訳じゃない。そうなる事も、もうない。今ある関係ですら偶然と気まぐれでしかない。
いつかこんな状態も終わる。だから、現在の状況はそれまでの時間を食い潰すだけの惰性だ。 なんの意味もない。 「……っと。無意味にネガ入っちまったな」 いかんいかん。これだから根暗は困る。 まあ――今は精一杯この状況に甘んじようかね。 † † † 「ぅおう」 部屋に戻った俺を迎えたのは白い三角形だった。 「無防備に過ぎるな」 パンモロである。 うつ伏せの浅間の尻部分のスカートが不自然な程まくれあがり、形の良い尻肉と、それを包む下着が露わになっている。 ――まあ不自然だと言うことは故意なんだろう。 俺は視線を一瞥くれる程度に留め、ベッド横に背を預けて座り、乱雑に投げ出された漫画を手にとって読むことにした。 「びっくりするくらい淡白な反応するね」 「だって狸寝入りだろ?」 「そうだけど」 寝たふりを止めて浅間が身体を起こす。 その気配を背後に感じながら、俺はページを捲った。 「こんな可愛い女子のパンチラ拝んでそこまで平常心なのはオタくらいなもんじゃない?」 「自分で可愛いとか言うな、ギリギリAKB未満レベルが」 「……むしろ、あんたなら49人目になれるんじゃない?」 「女装して? 冗談じゃねえっつかアレ読んでんのか」 「まあ立ち読みでね」 「実際どうなん? アレ。俺AKB自体は興味ないから知ってる人間からの意見が分からん」 「さあ? アタシもAKB興味ないから。知らないなりに楽しんではいるけど」 「むしろ知らないからこそ?」 「かもね」 「てかAKB聴かねんだな。普段何聴いてんの?」 「前はZebra headとか?」 「何ソレ」 「洋楽。結構ノリよくて好き」 「ロック?」 「ロック」 「ロックか……。the pillowsなら好きだが」 「何ソレ」 「フリクリを観ろ」 「へえ」 「……どのタイミングで起きた?」 「階段登ってくる音で」 「眠り浅かったから」 「そか」 煙草を吸っていた事を気取られやしないかと不安を覚えたが取り敢えずは大丈夫なようだ。 後は匂い次第だな。まさかこんなすぐに起きるとは思わなかったから油断していたな。 「……あんたってさ? ご飯ちゃんと食べてる?」 ――こいつのタイミングの良さというか悪さというか。なんなんだ? 「……朝は寝てるから食べない事が多いけど昼と夜はちゃんと毎日食ってるよ」 「そか。なら……良い」 「……そういやお袋が飯食ってくのかって」
「どうしようかな?」 「ナチュラルに悩むんじゃねえ。お前、俺んちに居着き過ぎだろ」 「大丈夫。食費入れてるから」 「入れてんのかよ!? え? マジで!?」 「まあ材料費くらいは」 「マジか……」 なんか俺追いつめられてる感がはんぱない。なんだか冷や汗が出て来たよ。 ――いや、まぁ。 こいつと実際どうなるかなんてないか。それだけはきっと間違いない。 「で、飯は?」 「ん〜。止めとく」 「あっそ」 「…………だしね」 「は?」 「な〜んでもないっす」 溜め息を吐き出すようにそう言って浅間はさて、と言った風情で立ち上がった。 「んじゃ借りてくね」 「おう、帰んのか」 「ん、じゃね」 「あいよ」 いつも通り、浅間が部屋の扉に手をかけ出て行く。そう思われた。 「オタさ」 「あん?」 足を止めて振り返り、浅間がそんなことを聞いてきた。 「恋したい?」 「……今は良い。お前がいるし」 「まるで恋人に言うみたいなセリフだね」 「意味合いは全く違うけどな」 「まあね」 それだけ言って、今度こそ浅間は扉を後ろ手に扉を閉めて去っていった。 「……やれやれ」 変な事を聞くものだ。 「いやだって恋とか無理でしょ」 ――そんな期待は出来るはずもない。 「お前、俺の事好きじゃないじゃん?」 相手が不在の問い掛けは、壁に吸い込まれるように消えていく。 続く
367 :
25 :2011/04/10(日) 17:21:34.39 ID:SGpzT9yZ
以上、Burn the school down第二話終わり。
>>322 続いていません。Burn the(ryは独立した話です。
>>323 女の子は今の所、ただのマンガ好きくらい。徐々に漫画を借りながら染まっていく予定。
ちなみに作中に出て来る漫画は自分の独断と偏見でオススメする漫画です。あえて多くの感想を語ったり、ネタバレしたりはしないようにしています。
もし興味が沸きましたら御一読を。
>>367 グッジョブ!
色々と不明な点が多いので続き楽しみにしてる
なにげに喫煙は注意しない母親キャラ濃いなw
322じゃないけど25は続きモノというか
二人が付き合った後の話かと思ってた
GJ!!!! こんな二人がどう変化してどんな関係になるのか気になるな 妖弧×僕SSって気になってたけどそう読むのか そういえばほしのさみだれって惑星のさみだれだよね?
370 :
25 :2011/04/10(日) 22:03:32.94 ID:SGpzT9yZ
コピペミスががががが。
腹割いて詫びます。
次の投下までレスはしないでおこうと思ってましたが、コピペミスのお詫びと一緒にレスしてみるテスト。
>>368 繰り返しになりますが話は繋がって居ません。
余裕あったらあの二人の前日談とか後日談書こうとか思って出来たのがBurn(ryなのでそう思われても仕方ないかも。
強いて言うなら
>>25 が試作型。今作が正規版となるかと。
あの二人はあの二人でまた書きたいとも思ってますけどね。
>>369 そうです「惑星のさみだれ」が正しいタイトルです。書いてる間何故かひらがな表記と勘違いしてました。
個人的にかなりの名作なのでイチオシです。
これから大人になる子供達や、かつて子供だった大人達。幅広く楽しんで頂けると思います。
主人公達の笑いあり、涙あり、ファンタジーあり、SFあり、ロマンスあり、友情あり、そんな成長物語です。ついでに動物好きにもオススメ。
うおおおw 新作キテタ──(゜∀゜) 挑発してる優ちゃんイイ!ヲタ鈍感すぎ! これを燃料に自分も早く続きを書こう 3話目楽しみにしてます
372 :
厨二ヲタ男とぬるヲタ女の話。 ◆Lcogd1jrq6 :2011/04/13(水) 21:21:17.00 ID:UYz4HUaV
1
>>293 2
>>304 3
>>336 ざっくりな内容は上記の各レスに書いてあり、続き物です
甘いロマンスとは程遠いSMチックな描写が続き、収拾がつかなくなってます
拘束、強制、という単語に嫌悪を抱く方はNGお願いします
「因みにこれ、1時間半は続くから。我慢は体に悪いよ」 急に与えられた刺激は、元々湿り気を帯びていた割れ目に対して、ジーンズ越しでも十分に届いてくる。 体を動かせば、目の前にある蝋燭や燃え上がる火が顔や体にかかるかもしれない。分かっているのに、全身が言うことを聞いてくれず、ビクビクと反応してしまう。 熱さや痛み、火傷への恐怖感、耳元で私をなじる彼の言葉、あそこにあたる正体不明の快楽。それらが頭の中でぐちゃぐちゃになった混乱。 「認める?認めない?」 「うっ……んく、んっ、んんっ」 ……認めれば楽になる。 彼が部屋を去ってから数十分経った頃に気付いてしまったこと。後ろ手の腕を楽にさせたくて腰を浮かした時に感じた、下着の中のぬめり。 熱いのに、痛いのに、蝋の責め苦を受けるうちに感情がたかぶっていたこと。拘束されて身動きの出来ない無様な自分に、いつの間にか興奮してしまっていたこと。 楽になれるなら、今すぐにでも指を伸ばして自分を慰めてしまいたい。けれど、この気持ちを晒す程、羞恥心は鈍ってないから、苦しくて仕方がない…… 私の頭をおかしくさせる原因は、しばらくしてから一度止まり、それから同じくらいの時間をおいて再開した。 ずっと、その繰り返し。ずっと、ずっと。 気持ち良くなってくると止まって、落ち着こうとすると動いて、焦らされ続ける。 インターバルの間、彼は度々悪魔の囁きで私に答えを求めたけど、刺激が止まると私の中に残る理性が、認めることを拒んでいた。 「…っん…んぅぅ…っ…ん…」 本当はすぐにでも触れて欲しい。疼くここをどうにかしたくて、気持ち良くなりたいのにどうしようもなくて。 我慢の限界が着々と私のマトモな部分を蝕んでいく。 「言わないの?言えないの?言いたくないの?誰がどう見ても、マゾ奴隷だよ。今の君の状態」 どれだけ時間が経ったかも考えられなくなって、彼の言葉の意味もほとんど分からなくなった頃、強く耳に残った言葉がある。 “マゾ奴隷”……もどかしい快楽の波の中で、ぐるぐるとその言葉が響く。 そうだ。こんなに苦しくて、涙と汗で顔を汚くしてるのに、それでも浅ましく感じている私は、やっぱりドMで変態なんだ。
縛られて感じてる変態、熱いのが気持ち良いマゾヒスト、ローターみたいな振動だけじゃ我慢出来ない淫乱女。 私の心の声なのか、彼の囁きなのか、もう区別がつかない。認めてしまえ。我慢はもう嫌だ、早く楽になりたい…… 「んっ、ん…んぐん…んーっ…」 「ようやく答える気になった?」 彼の行動は素早かった。口元のテープを即座に離し、中に詰め込まれたハンカチを取り出す。唾液でいっぱいになった布は、にちゃりと音をたてて、聞いただけでどうにかなってしまいそうだった。 「はぁ、はぁ……も…ゅるしてぇっ!…んふっ、くぁ、あっ…」 「また始まったね。折角だからその状態で言って貰おうか」 「やっ…っあ…んぁっ…」 「言えよ、ほら」 蝋の滴る刺激とズボン越しの意地悪い刺激、そして心まで縛り付けるような拘束に包まれながら、私の口から無意識に言葉がわき出てくる。 「さわっ…んんっ、さわってほしぃ…です、…はぁっ、あっ」 「何を触って欲しいの?」 「わたひ、わたしの……からっだ、んんっ」 「君の?どんな体?」 彼の冷淡な声は、まるで洗脳のように耳に溶け込んで、羞恥心を屈伏させながら頭の中を駆け巡る。安っぽい誘導尋問に、私が出しているとは思えない、いやらしい声が答えさせられていた。 「ろーそくで、んん…かんじちゃうぅ、どえむなからだです…ぁうっ、あっ、んっ」 「へえ……まさかこれで感じるとは思わなかった。じゃ、定番だけど最初から言おうか」 「そんんっ…、やらぁ…んぁっ」 「言え。私は変態マゾ奴隷ですって、最初から」 命令口調の低い声に心の壁が脆くなった時、彼は定規のようなモノで私の顎を引き寄せた。無理矢理されたことでも発情しきっている私を蔑んでいるのか、じっと見つめている。 舐められるような視線によって、完全にタガが外れた私の心から、恥じらいという感情が崩さった。 「わたひは…あっ…つぃので…かんじてるっ…んっ、へんたいですぅぅ!ぁあっ、マゾどれ…のからだ…さわってくださ…っ…おねがいっ、ひぅっ」 「……傑作、本当に言うとか…。言ったからには、僕の言葉に従う?」 「するぅっ、なんでもするからっ、おねがぃさわってぇえ…っ…」 「何でも、ね。……上出来」
ジュッと何かが燃え尽きるような音の後、部屋中に漂うバニラの一部が焦げ付く。彼の指が蝋燭の芯に触れた音だった。 灯りは勿論消えてしまい、振動音も一時的に止まって、部屋の中は拘束された私の姿を除いて、いつも通りの夜の形になる。 「はぁっ…はぁっ……」 「お願い、か。そこまで言うなら、好きにやらせて貰うよ」 降参した私に満足したのか、胸元の蝋燭を流れ固まった蝋と一緒に剥がし始める彼。皮膚まで一緒に剥がれているような錯覚に陥るのは、それだけ蝋と私が同化していたからかもしれない。 一瞬、後悔の念が沸き上がったけど、すぐに期待の膨らみでかき消された。 もっと、もっとして欲しい。このもどかしい振動から解放されて、早くイってしまいたい。 「返事は?」 「……はい」 もっと、もっとして欲しい。このもどかしい振動から解放されて、早くイってしまいたい。快楽の先しか考えられなくなって、彼の言葉に何の疑問も抱かずに答える私がいる。 「良い返事。ただ、残念ながらその拘束も……そこに置いたものからも、君はまだ解放されない」 「!……あんなことまで言わせた癖に。なら…、これ以上何をどーするつもり……」 期待外れと更なる過酷な責めを予告するような彼の言葉に、目眩を覚えるくらいで、私は素直に心境を口走っていた。 「期待してたの?僕が好きですることが、必ずしも君の求めることに直結するとでも?」 図星に言葉が出てこない。 てっきりこの先は、私の体を求めるものだと思っていた── 「その状態の腕はそろそろ肩壊しそうだから、体勢だけは変えてあげる」 彼は気だるげに立ち上がり、仰向けになった私の足を持ってベッドから引きずり下ろした。 フローリングに前屈で座る形になり、自身の体重からは逃れられたけど、この拘束からはいつになったら──何をすれば解放されるのか。 強制だとしても口にしてしまった奴隷の誓いが、自分の自由を捨ててしまった言葉ということに気付いた私は、これから起こるであろう恐怖と興奮に身を任せるしかなかった。
何故自室を後にした際、わざわざシャワーを浴びに行ったのか。ただ抜きたいだけなら、用を足すついででも良かった。 もはや、疑う余地はない。止まらない涙と汗に汚れた表情を見る度、くぐもった甘い声を聞く度に、彼女の存在に心を奪われている。 これをモノにしたい。遊ぶだけでは物足りない加虐心が、所有欲を生み出し、またもや僕は感情に操られていた。 彼女は今、ベッドに腰かける僕の目の前に、拘束されたままでいる。後ろ手の手錠、膝の少し上と足首を紐で縛り固定しているので、それさえ気付かなければ礼儀良く正座している風にも見える。 「ぁっ…ふぁっ…っん、ゃあっ」 ベッドから引きずり下ろした際に落とした携帯は、隙間の無い太ももの間に挟み込んだ。1分ごとにスヌーズをかけたアラームは未だ振動を続け、彼女を狂わせている。 もう少し、放置をさせてその様を眺めていたかった。絶頂を求めて僕に誓いの言葉をたてた彼女が、拘束を解かないと言った時に見せた、絶望の色をした目が脳裏から離れない。 「認めれば火を消すとは言った。だからそれを止めたいなら、努力することだね」 彼女は時折我に帰るらしく、表情を見せることを拒むように俯いていた。隠したところで、止まらぬ嬌声と小刻みに震える体を見れば、だらしない表情は推測出来る。 「上手く出来たら、止めてやる。何でも、するんだろ」 先刻落ち着かせたとは思えない程怒張するそれを、ファスナーから取り出し、彼女へ声をかけた。 目の前に何があるかは、顔を上げなくても見えるはずだ。フローリングに座る彼女の位置とベッドに腰かける僕の位置は、幸いにもその行為をするには丁度良い高さにあった。 「いつも見てる通りに、やってみろよ」 BL小説、同人やエロゲー等々で得た知識は、確実に普通の女子よりはあるだろう。本当は自ら動くまで待っていた方が、彼女を更に屈伏させるには良かったのかもしれない。 ただ、その時間に耐えられる程、僕自身は我慢強く無かったらしい。 「いやっ…っ!…んむうぅぅ」 短い黒髪を両手で掴み上げて、無理矢理先端を押し込むと、彼女は吐き出すように舌と口を動かした。
「んんっ…ふ…ぅえっ」 皮膚で感じるとものは異なる、生暖かくぬめる粘膜同士の触れ合い。 初めてのフェラチオの刺激は、強烈な彼女の抵抗で激しく亀頭を嘗めあげられるもので、それだけで腰が融けだしそうな程だった。 「抵抗するな。無理矢理つっこまれたい?」 「んぅう゛うっ、ぅえっ…!」 先端だけでは物足りない。その先を求め、堪えきれず一気に突くと肉の壁に当たり、反射から彼女のむせる声が漏れた。 ゆっくりと引き抜き、口内の感触を味わいながら喉奥まで戻し、回数を重ねる。 「苦しそうな割には、目が悦んでる」 口をすぼめて醜くなった彼女の顔は、新たな苦痛の形に歪んでいるが、潤んだ瞳と目を合わせると愉悦に浸っているようにも見えた。 その姿と、抑えがたいであろう咽頭反射による断続的な刺激だけで、僕自身と征服感が満たされていく。 髪を掴む力を緩め、片方で頭を撫でてやると、彼女は驚くほどに従順になり、唇を動かし始めた。 「んっ…、うぅっ…んく…んっ」 口便器に成り下がった彼女は、舌先を蔦のように絡みつけながらくわえ込み、ショートカットを前後させる。 端から見れば男同士の倒錯した口淫のようだが、唾液と共に漏らす喘ぎは、間違いなく女特有の官能を含むもので、不覚にも硬さを増してしまう。 「ふぁっ…!…」 無意識の動作に驚いたのか、彼女の口からそれが離れ、勢いで弾くように彼女の頬を打つ。 隠茎で頬を叩かれるという屈辱的な刺激は、更に彼女を火照らせたらしく、従順な犬というよりは貪る獣と化していった。 裏筋を根元から先まで絶えず熱心に嘗め上げる。その合間合間に降る口付けは、彼女の全てを委ねる誓いにも見えた。 舌先を使った繊細なタッチが、舌全体や唇を使い横から挟む大胆な動きになり、次第に激しさを増す。 先走る液と彼女の唾液の区別がつかなくなるまで、彼女は飽きることなく僕のモノを嘗め続けた。
「…んっ…はぁ…きもち…いぃ?」 こういう場合は、どんな表情と言葉で答えるべきだろうか。脳裏に某アルエが流れ出す、実に下らない。 一言でも答えようかと考えたが、結局、この場にあった罵倒の台詞も浮かばず、彼女の頭を再び自身へ押し込んだ。 耐え難い快感だ──。口が裂けても言えない答えを、行為で示す。 「ん…うっ…ぅぅ…」 最初に口内へ侵入した時と、感覚は全く異なっていた。彼女は舌と口を駆使し自ら奥へと沈み、そして上目遣いで浮いていく。 浅く遅いその動きが、勢いをつけながら徐々に深く早くなっていた。 ふと見ると、彼女の上目遣いはしてやったとでも言うような、ドヤ顔に変化していることに気付く。 「随分、余裕があるみたいだね」 癪に触った。 一層奥を目指し、頭を抱えくわえ込ませる。腰も動かし押し当てると、彼女は僕の怒りを買ったことにようやく気付き、生意気な目の色を怯えさせた。 「ぅうっ、ぐぅぁ…ぅあ゛っ……!」 「奴隷の分際で調子に乗るからだよ、自信があるなら耐えてみろ」 自分でも容赦の無い責めだと思うが、こうなると後には引けない。今更、優しい舌使いで満足は出来ないだろう。 一心不乱に喉の壁を突き、往復を繰り返す。 「苦しい?」 「…ぁあ゛っ…うぁっ、ぐぅふっ…」 抜ききる際と入れ込む際に彼女の厚い唇が、鋭敏になる雁首を引っかける。 「そんな訳ないよね」 「ぅがっ、…んぅっ、う゛えぇっ…」 打ち付ける度に反射で痙攣する喉と舌が竿部を撫で上げる。 「痛いので感じる、変態だから」 「ぅぐえっ、…っ…、ぐぇほっ、」 奥を突くうちに、喉を保護する為か唾液とも痰とも違う粘度の高い液体が湧き出て、先端に絡んでくる。 「こうすると、感じるんだろ……くっく」 「う゛っ、ぐぁはっ……」 ひとつひとつの快感が、確実に射精感を高めていく。 下品にむせる彼女の瞳は、光を無くしたレイプ目のように焦点が定まっておらず、開ききった目から涙が流れ落ちている。 鼻と口からも、すすることも飲み込むこともの出来ない汚れが、ダラダラと垂れ流しのまま。 下半身に直接宛がわれた強い快楽よりも、人としての尊厳を無くしかけたこの表情が、何よりのエクスタシーだった。 視覚的な刺激に絶頂の時は一気に訪れ、黒髪を掴む力が強くなり、1回でも多くの快楽を得ようと腰を振り立てた。
「…っ…出る…」 息もろくに出来ないラストスパートの中──くぐもった彼の声の色っぽさにときめきながら、少しでも楽になる為に出来るだけ開けていた喉の奥を、アレの訪れに備えて閉めた。 まるでセックスをしているように、少しでも奥へ入ることを求めるように、彼のモノは私の喉へとねじ込まれ、びゅるびゅるとその精を放つ。 ツンと鼻をつく匂い、生暖かい液体が私の喉に勢い良く当たって、舌の付け根に流れ落ちる。気管に入らないように喉を閉めてるから、水位を上がるように精液はだんだんと口の中いっぱいに広がった。 「んんっ…んぐ……」 欲望を出し尽くした彼はゆっくりとそれを引き抜いたので、鼻から思う存分に空気を吸ってから、彼のモノが汚れないように舌を絡めて精液を口の中で拭う。 すると彼は、任せたとでも言うように動きを止めた。 お掃除的なプレイもご所望なのね。口をすぼめて顔を引き、更に拭う。カリの辺りまで引いてから、舌で凹みを一周させて、少しずつ抜いていく。唇も使って、一滴も溢さないように。 「少し待ってろ」 全てを吸い上げ彼のモノから口を離した時に、彼は言った。 何を待つんだろう。酸欠状態の朦朧とした頭で考えても良く分からない。口の中にあるものが邪魔で、自然とそれを飲み込んでいる自分がいた。 「んっ、……ふぅー…」 精液がイカ臭いって言うのは、嘘だと思う。どちらかと言うと苦い薬のようで、舌全体がピリピリと痺れている。 ねっとりとした食感で、喉に残っている気もするけど、好きな人のモノだからか性的興奮のせいか生臭くても不思議と美味しく頂けた。 「おい、てめぇ今何しやがった……」 立ち上がろうとしていたらしい彼を見上げる。珍しく口が悪いだけでなく、言葉遣いまで荒い。一体、どうしたと言うんだろう。 「何って、…何。あなたが無理矢理やっ…んんっ……またぁっ…ひゃっ…も…やぁあっ」 また例のケータイが動き、声が漏れてしまう。お預けをくらい続けてる、仕方ないじゃない。 目が合うと彼は、呆れ返った顔をして立ち上がり、吐き捨てた。 「もう良い。このド変態が」 否定出来ない。彼のモノに唇が触れた時から、キスしてるように舌も口も感じてしまって、自ら刺激を求めてくわえていた。 あそこへの微弱な振動だけじゃ、物足りなくて。私の口で良くなって欲しくて。飼い慣らされているような錯覚に酔いしれて、ひたすらに舐めていた。
挙げ句の果てには、無理矢理のイラマチオや喉奥を突かれるディープスロートの責めを、あんなにも苦しかったのに…頭の中ではうっとりしながら受けていた。 これじゃ悪堕ちエンドまっしぐらか。 彼が、私のことを全く好きじゃないことに、気付いてしまっても──私は彼のことを求めずにはいられないんだから。 「言ってもいないのに飲むか、普通」 机に向かっていた彼が、手にいくつかの物を持って戻ってきた。 なるほど。彼が持ち出した物達を見て、待ってろの意味がようやく分かった。 「んっ…だって、ぁっ、あっ…」 私の言葉にならない声を聞き流しながら、彼はベッドを背もたれにして、私の斜め前を向かい合わせになるように座る。 ベッドに投げ出した物達のひとつ。箱ティッシュから数枚を取り出し、べトベトになった私の口元を拭ってくれる。そんな優しさが、今は苦しい。 「ま、変態だからごっくんだって朝飯前か」 ティッシュを丸めて入り口に近いゴミ箱へ放り投げた彼は、声をあげ笑ってから、同じように置いてあった見たことも無い小瓶を空け、ゴクゴクと喉を鳴らしながら飲みだし── 「んうぅぐっ…んんっ…ふぁっ……!」 その時は、口の中に熱い液体が注がれてることしか判断出来なかった。痛みすら感じるほどの水分を全てを飲み干して、ようやく状況を理解出来たのだ。 彼に引き寄せられて、口をこじ開けられて、キスをされて、舌がねじ込まれて──それからこの正体不明の飲み物が流れ込んできたんだ。 「あっつぃ…やめろっ、んっ……」 状況を判断している間に、彼はもう1度瓶を傾けて、私に唇を押し付けた。 さっきと同じように、舌と度数の高いアルコールが私の唇を割って入ってきて、頭をカッとさせる。 胃が不慣れな侵入者に対して、キリキリと叫んでいる。これ以上飲まされたら死ぬ。そもそも禁止されている年で、どうしてこんな強い酒が飲めるっていうんだ。 彼が私から離れて酒を入れないように、その一心で舌を吸い引っ張る。 ぬるぬるした感触と口に残るアルコールの熱さをきっかけに、さっきまでしていた口での奉仕と、思い出したくないことまで思い出してしまった。
「んっ、んん……ん」 イく寸前に彼が見せた表情。確かに彼は、笑っていた。ちょっと違う、もう少ししっくりくる変換……何かのラノベであった、そうだ。 “嗤っていた”これが正しい。 確かに彼は、嗤っていた。苦しむ私を見て、夜に溶け込む暗く冷たい目で、私を嘲笑っていた。 「やめろって言われて、この僕がやめると思う?王道な台詞を言わせるのが、随分好きだねぇ」 必死の抵抗も空しく、力の出ない私は、逆に舌を吸われるだけ吸われてしまう。そしてまた、大量のアルコールが口移しで注ぎ込まれた。 「んく…っく…ぅぐ、ん…」 吐き気と共に視界が霞み始める。急性アル中の類いって、こんなにすぐに来るものなのか。これってただの虐待…… そんなことを考えている間に、耳元に彼の熱い息がかかっていることに気付く。 「欲しがりの淫乱は、言われたくて誘ってるんだろうけど」 「ひゃあっ、あぁ……あっ、ちがっ、みみやだ…ぁあっ」 唐突な囁きの後、そのまま耳たぶを噛まれる。わざとらしい音をたてたキスと舌での責めに、熱くなった頭と体はますます熱を上げる一方だ。 「約束は約束。上手く出来たから、外してやる」 震動が止まったケータイが太ももの間から抜き取られ、後ろ手の手錠と両足を閉ざしていたロープも外される。 拘束を全て解かれたところで、私は彼に逆らえない。拘束をされたあの時から、逆らうことは許されていなかった。 時刻は3時を過ぎている。1時間以上も意地の悪い刺激を与えられ続けたあそこは、失禁したとも思えるくらいに濡れていて、疼きが止まらなくて。 「で、熱いのと痛いので感じる変態マゾ奴隷さんは、これからどうする?」 饒舌なのは酔いのせいか、上機嫌で彼はあの蔑む目をして嗤った。さっきと違い、隠すつもりは無いらしい。 彼の嘘にかかり発情させられた私が、どうでるかなんて分かっているだろうから。 全身を触って欲しい、泣くまで虐めて欲しい、狂う程イかせて欲しい、ぐちゃぐちゃに犯して欲しい! 悔しくて、たまらない。私はこんなにもあなたが好きで求めているのに、あなたは私のことを無様な女としてしか見ていない。 ……それなら、徹底的に抗ってやる。お願いなんてもうしたくない。 言いたいこと全部飲み込んで、ドMな私にはお似合いな焦らしプレイ。 不本意な形で奴隷に成り下がった私の、これが最後のプライドだった。
以上です。
ああああああ、一部が書き直し前のものになってることに気付いたああああああああああ
今更遅いので、矛盾点は脳内補完でお願いしますorz
>>352 サドデレ、結構しっくりきてます。
お言葉に甘えて、個人的な趣味で溢れています。
女が最後の最後にまた強気に戻ってしまって、描写のハードルを自分で上げてしまった…後悔。
男が行き着く考えについては、全く想像出来なかったです。
GJありがとうございます。
>>354 さんのイメージの話で、自分のミスを改めて発見。
女は割と書き出しているのに、男の容姿は目付きの悪さと肌が綺麗で白いくらいしか書いてないorz
女の黒いダメージデニムが趣味に合うという辺りと、あくまで厨二病患者ということから、想像して貰えたら…と思います。
碓氷くんみたいなパーフェクトなイケメンだなんて滅相もない、恐縮です。
長々とすいません。
あと2〜3回で終わらせる予定ではあるので、もうしばらくよろしくお願いします。
名無しに戻ります。
>>382 さっきまとめて最初から読んだんだけど、なんかすげえ迫力。
オイラも凌辱モノとか書くけど、ここまでダークな雰囲気を出すのは無理。
確かに誤字とかも含めて書き方としてキレイじゃないし、巧い文章じゃないとは思う。
でも確実に濃くてエロいから全然OK、GJです!
384 :
25 :2011/04/14(木) 17:04:16.63 ID:ork/7h7y
続き投下
放課後。痛いくらい、のオレンジ色の閃光じみた日差し。教室には二人。俺と浅間。 いつもみたいに漫画を貸して、感想を語り合い。少し駄弁ってハイ、さよなら。 退屈な学校で、唯一の割と楽しい時間。僅かに満たされる時間。 それを失うのが惜しいのに、それを繰り返すのが惜しくなり、俺は愚かにも血迷った。 「浅間。俺と付き合える?」 「ソレって告白?」 「……うん。まぁ」 「じゃあ無理」 「……ちなみになんで?」 「だって普通なんだもん」 「普通?」 「性格とか見た目もそうなんだけど、何より太田自身に変わり映えがない。 いつも淡々としてて“普通”以外のテンション見たことないし。だからアタシを好きなんて思わなかった。そういう風に考えたことなかった」 それから浅間は考え込むように軽く首を捻ってから言った。 「うん。やっぱり付き合えない、かな」 † † † 「なんつう夢だ」 学校行かなくなって半年以上経つのに舞台学校かよ。つか浅間に告白かよ。しかもフラれんのかよ。 「まあ、目覚めとしては最悪の部類と言えよう」 ちなみに独り言だ。 いやしかし、自分でもびっくりだね。まさかの展開だよ。 うん、夢の内容もそうなんだけどさ。今の状況がね。 ふと壁に掛けられたらカレンダーを見る。そこから遡り、日付を数えていく。 「28……か……」 まるまる四週間である。 「いや、意識してなかったけどやっぱりアレかね。寂しいのかね」 本棚に視線を移す。漫画が並ぶ中、ぽっかり四冊分空いた穴。そこにあるはずの「妖弧×僕SS」が埋まらない。 ――浅間が来なくなって、そろそろ1ヶ月が経とうとしていた。 † † † 「ゆう〜」 昼休みの昼食を終え、今朝コンビニで買ったキャラメルラテを飲んでいた所に掛けられた声に、浅間優は振り返った。 「どしたのサヤ?」 「ね、ね、今日さ、カラオケ行かない? ユカリが隣のガッコの男子連れてくるって」 「あ〜、合コン? メンツは?」 浅間優が聞くと、サヤはにんまりと笑ってサムズアップをして見せた。 「バッチリ。写メも見た」 「人数は?」 「3対3。こっちはワタシ、ユカリ、ゆう」 まだ返事もしていないのにしっかり頭数に数えられていることに内心で苦笑しながら答える。 「いいよ。放課後直行?」 「もち。んじゃ頼むね。ユカリに話してくる」 「はいはい」 全くせっかちなものだ、と浅間優は思う。
顔は悪くないのに短気な性格なせいで恋人が出来ても長続きしないのを本人は果たして気付いているのだろうか? もっとも、日々を思うがままに楽しんでいるようだし、きっと本人は満足なのだろう。 そう結論付けて、視線を自分の列最後尾に向ける。 まるで最初からそうであるかのように空っぽの席。 「来ないよね〜」 「誰が?」 「うわ、びっくりした」 独り言に返事をされ、驚いて視線が席から離れる。掛けられた声の主は如何にも今時の男子高校生風であり、彼がこのクラスのリーダー格であった。 「なに? 太田の席? いやアイツは来ねえだろ?」 半分ニヤケながら言う男子生徒への軽蔑は胸に隠して浅間優は問い掛ける。 「で、どうかしたの?」 「あ、いやさ。今日の放課後買い物行くんだけど付き合わね? マックくらいオゴるし」 「ごめん。今日はもうサヤとユカリに誘われて約束しちゃった」 「なんだよ〜。しばらく付き合い悪いし、最近付き合いよくなったと思ったら他のヤツとの約束あるし」 「あはは。ゴメン」 「つかなに? 三人でどっか行くの? なんなら俺ついてくし」 「や、無理っしょ。合コンだし」 「はァ〜!? 何ソレありえねェ!」 「また誘ってよ」 「んだよ。マジねえし。マジないわ〜」 ぶちぶち言いながら立ち去る男子生徒の背中を眺めながら考える。 例えば、彼は自分の事が好きなんだろう。 いや、下卑た言い方をすれば「ヤリたい」と思っている事を浅間優は知っている。 根拠はない。しかし、浅間優は一種の本能的な直感でそれを理解していた。 こういう勘に浅間優は昔から長けていた。それは自分の特技だと思っていた。なのに。 誰しもが彼くらい分かりやすければ良いのに、と思う。 ――否。 ある一時まで浅間優にとって、自分の周囲知る範囲の人間は分かり易い人間ばかりだった。 だから上手く立ち回れたし、友人も増えた。 なのに一人だけ分からない。 空席に視線を戻す。空席の主がまだ居た頃の景色をそこに重ねる。 いつも、関心なさそうに周囲を眺めていた彼。その姿を思い返す。 「………………」 「…………」 「……」 「ダメだ部屋着姿で思い出しちゃう」 ある意味、制服姿よりも自分にとっては馴染み深い部屋着姿。 その姿で机に座り、だるそうにぼんやりこっちを眺めている姿を思い浮かべて、自然と笑みがこぼれた。 そう言えば、と思い出す。
彼の家にしばらく寄り付いて居ない。携帯を取り出してカレンダーを呼び出す。 「試しに四週間放置プレイしてみたけどさ。なんのアクションもないとはね。本当、アタシに興味ないのかね」 まあ今更文句を言えた義理ではないのだけど、と内心で付け加える。 「メールの一つくらい寄越しても良いよね」 「誰が?」 「うわ、びっくりした」 再び掛けられた唐突の声に振り返ると、件の合コンの主催者であるユカリが立っていた。 「あ、あんがとね。来てくれるんでしょ? 実は優の写メ見せて釣ったもんだからさ。断られたらホント困るとこだった」 ケラケラと笑う友人に溜め息混じりの笑いで返す。まったくみんな勝手なものだ。 「んでメールがどうしたの?」 「いや、メール全然寄越さなくてさ」 「ダレ?」 「あ〜……うん。太田」 その名を出した途端、ユカリが怪訝な表情を浮かべる。 「太田? アイツ学校来てないじゃん。つかそれって……」 「まあ色々あるんです〜」 「なになに? 珍しくはっきりしないじゃん。なんかあった? 「べっつに〜。なんにも〜」 「てかさ」 「ん?」 「あんた太田のメルアド知ってたんだ? このクラスにあいつメルアドとか知ってる奴いないでしょ」 「まあ一応……ね…………?」 そこで浅間優は考える。太田のメルアドってどんなだっけ? そう言えば全然覚えてない。 「え……うそ?」 慌てて携帯のアドレス帳を開く。 あ、い、う、え、飛んでか。 「お」から始まる名前が――ない。 ということはほぼ間違いなく、彼も自分のメルアドを知らないのだと言うことだ。 そんな事に今更思い当たるだなんて。 「ユカリ」 「え?」 「ごめん。急用出来た。今日はアタシ抜きで楽しんで来て。ついでに早退も報告しといて。それじゃ」 「え? ちょ……優!?」 早急に荷物をまとめ、教室を後にする。今はどこぞの馬の骨やら知らぬ男との出会いよりも大切な事がある。 「バカみたいじゃんアタシ」 試すような真似をして、結果を確かめる事を考えてないだなんて。 「あ〜あ、損した。普通に遊び行ってた方がまだ楽しめた。ホント、イライラし損じゃんか」 呟きながら下駄箱を抜け、そのまま駐輪場に向かい、停まっている自分の自転車に跨がる。 目指すは通い慣れた彼の家。 漕ぎ出した自転車は加速する。 ――弾む気持ちに気付きもしないで。
† † † 俺は歩いていた。 舗装された道を独りてくてくと。 散歩である。 例え、およそ半年ぶりに通学路を歩いていようが、満たされぬ気持ちを埋めたい衝動を抱えていようが、これは散歩なのである。 さりとて今は午後一時をいくらか過ぎたあたり。「気まぐれ」で始めた散歩のルートに「たまたま」学校があり、「奇遇」にも浅間と会ったりなんて期待はしていない。断じて。 故に俺は自分に言い聞かせる。 俺はただ散歩をしているだけなのだ。 なのに何で俺はキョドって辺りを見回してるんだ。 いや、いないから。浅間とかまずいないから。 ――嗚呼、なのに。なのにである。俺は無意識にも浅間の姿を探してしまっているらしい。自覚的な辺り無意識とは言い難いが。 「向かいのホーム、路地裏の窓。こんなとこに居るはずもないのに……っと」 ……やれやれ、いい加減にしないか俺。しまいにゃ今し方、自転車で通りがかった女子高生が浅間に見えちまったぜ。 「どんだけ恋しいんだっての」 「あ、やっぱりオタだ」 「ついには幻聴まで……ってマジか」 すれ違った女子高生がチャリンコを回して戻って来ると、本当に浅間だった。 「なにやってんの?」 「え? あぁ……なんだ。散歩、そう散歩」 「こっちに本屋とかあったっけ」 「いや本じゃないんだけどさ」 「……久しぶりだね」 「久しぶりだな」 「今から行こうと思ってた」 「あ、そうなん? なら俺も帰るわ」 「じゃあ一緒に行こうよ」 「まあ、良いけど」 浅間が自転車から降り、それを押しながら並んで歩く。 「髪伸びた?」 「タモさんか。逆パターンだけど。まあ少しは伸びたかな」 「切らないの?」 「もう少ししたら」 適当に返しながら、俺は内心焦っていた。 まるで寂しさから、浅間を探していたみたいじゃないか、俺。そう思われたら俺恥ずか死ぬかも知んない。 「そだ、オタ携帯持ってるよね」 「そりゃまあ」 「ちょっと見せて」 「……まあ良いけど」 ポケットから取り出した携帯を凄まじい勢いで操作していく。 「はい」 「え? なに?」 答えもせず今度は自分の携帯を操作する。 きみのゆめが〜かなうのは〜だ〜れ〜か〜の〜…… 「それあたしのメルアドだから」 言われて携帯を開くと、先程入力したのだろう。浅間優という文字がディスプレイに表示されていた。 「……何のまねだよ」 「友達のまね?」
表示された本文にはハートマークが書いてあった。 「……友達?」 「なんとなく」 「あっそ」 カチカチとキーを叩く。 ヘ〜イユ〜アユフィーリンライミトゥ〜 今度は浅間の携帯が鳴りだす。 浅間が操作するのを横目に見ながら反応を伺う。 しばらく考え込んだ様子を見せたかと思うと浅間が操作を再開する。 今度は俺の携帯が鳴った。 『(≧∇≦)』 言葉は発さずに、無言でメールを打ち返す。 『ε=ε=┏( ・_・)┛』 『Σ-Д-』 『( ̄3 ̄)』 『 ____ / \ /\ / (●)(●)\ | (_人_) | | )_( | \______/ 』 「なんか割と本格的なの来た!」 浅間がしてやったりという顔で笑う。 「あははは! ……酷くない?」 「酷いわボケ。いきなりこんなん来たら驚くわ」 「そうじゃなくて」 浅間が俺に向けて自らの携帯ディスプレイを向ける。 そこには、俺が最初に返信したメールの本文があった。 『嘘だろ』 なんとなく黙ってしまう。 だって、仕様がない。嘘だって俺は理解している。理解しなきゃならない。 「オタさ。アタシに興味ない? それとも興味ないフリしてるだけ?」 「……ノーコメント」 「私が行かなかった間、寂しかった?」 「ノーコメント」 「アタシに会えるかもって思ってこっちに来た?」 「断じてノーコメント」 「アタシの事す――」 「さみいから帰ろうぜ。チャリンコあるし二人乗りでもする?」 「……うん」 「よっし、後ろ乗れ。貧弱なる俺様が漕いでやる」 「頼りないな〜」 「抜かせ」 先に俺がサドルに座り、浅間が後ろに跨がったのを確認して自転車を漕ぎ出す。 「うぉ怖ぇ怖ぇ! バランス悪ぃ!」 「ちょ、ふらつかないでよ! 落ちる落ちる落ちる!」 ぎゃーぎゃー言いながら二人で昼過ぎの街中を進んでいく。 これが朝なら車輪の唄なんだがね、とか青春っぽいだとか、そんな事を話ながら、俺達は進む。 大切な事には触れもせずに。 続く
390 :
25 :2011/04/14(木) 17:15:27.10 ID:ork/7h7y
つわけで続きでした。 伏線も張るだけ張ったので次回以降回収に向かいます。 しかしイチャイチャが少ないな。期待して下さってる方は次回以降からイチャイチャ増えるはずなんで宜しくお願い致します。
391 :
25 :2011/04/14(木) 17:16:58.71 ID:ork/7h7y
AAがずれている……だと? ずれているAAはやる夫ですので脳内変換お願いします。
gjgjgj ごちそうさまでした 少ないと仰ってますが、十分イチャイチャでしたし、キュンキュンきますた (;゚∀゚)=3ハァハァ 次回も楽しみにしてます
GJ! まさかの連作先知らずw そしてクラスのリーダー的チャラ男が何やるのか今から怖いな…
連作先ってなんだよ、連絡先だよorz 優ちゃんがかわいすぎて動揺しすぎたw
ほっしゅ
職人さん2人ともGJ!! がんばれほしゅ
不意に二人で邪気眼ごっこしながらイチャイチャするシュチエーションを思いつく 「無駄よ、たとえどんなことをされても、心を失った私に拷問など無意味」 「ほう? 我魔眼の前にその強気がどこまでもつかな?」(さわさわ) うん、ばからしいと思いながらもちょっとだけやってみたいと思っている自分がいる
全年齢だけどそういうフリゲやったことあるw 幼馴染が邪気眼で主人公の女がそれに付き合うの
>>397 どう見ても黒猫です。ありがとうございました。
黒猫って俺妹の? そんなキャラなのか、ちょっと原作チェックしてみようかな
402 :
25 :2011/04/25(月) 03:28:24.65 ID:jP/t4A5h
可愛い……可愛いんだが ローカルルールで画像貼り付けは禁止されてるから って一応注意しとく
因みに前のエロ画像張った奴らは女神板へ行ってスレ立てすればいいと思う
405 :
25 :2011/04/28(木) 01:01:31.15 ID:ervWH+aG
>>403 申し訳ない。深夜テンションで浮かれてしまいました。
という訳で今回こそ続き投下します。
前略。 彼女が出来ました。 「嘘だけど」 「オタってたまに唐突な独り言するよね」 「独り言ではなく語りかけだ」 「誰に?」 「……内なる自分に?」 と言うわけで偽装カップルである。 なにが「と言うわけで」なのかというツッコミも多いと思うので、そこについてはこれから説明したいと思う。 とはいえどこから話したものかと考えると、説明が難しいので事の顛末を最初から遡ってみるのが一番であろう。 故に、話はおよそ一週間程前まで遡る。 † † † 「浅間、土曜ヒマ?」 相も変わらず懲りずに浅間優に声を掛けたのはクラスのリーダー格である男子生徒だった。彼の名を早尻篤と言う。 早尻篤は普段からの軽薄そうな(とは言えそれなりに整った顔立ちなので異性からの評価は良好な)笑顔を浮かべて問いかけると、浅間優もまた笑顔で答えた。 「ヒマじゃない」 いい加減諦めてくれないかな、と思った所で鈍感な相手は心情を察してくれるわけでもなく、不躾に話を続ける。 「浅間ってさ? もしかして彼氏いる?」 その問い掛けに、何故こんな答えを返したのかは、当時から一週間経った今に置いても、本人含め誰も知らない。 だが、浅間優は答えた。 「あ〜……うん。居る……って事にしとく」 動揺したのは早尻篤だった。いくらか声を低くして浅間優に詰め寄る。 「あ? ナニソレ?」 「居る、居た、居ます、居ますれば」 咄嗟に思い付いた断り文句を補強するために言葉を重ねる。内心では似たようなもんならいるし、と自分に対しても言い聞かせる事を忘れない。 嘘を吐く時のポイントは自分で自分の嘘を信じる事だと思う。 「でもお前こないだ合コン行くとか言ってなかった? あ、でも何か午後サボって帰ったんだっけ?」 「……あれからゲットしたのさ」 「……マジ?」 「マジ……だよ?」 「誰?」 「……アンタが知らない人」 アタシも知らないけどね、とセルフツッコミ。 「他校生?」 「みたいな」 「はっきりしねえな」 「疑うわけ?」 「うん」 「じゃあ今度からメールとか見せようか?」 「……見せてもらおうじゃん」 売り言葉に買い言葉である。 とは言え啖呵は切ってしまった。もはや後には引けないのだ。 いくらかの後悔を抱えながら、誰を巻き込むかはこの時点で既に決していた。
† † † ということがあったらしい日の放課後、浅間は俺の部屋に来るなり俺を巻き込んで来た。 「よく漫画とかでさ、当て馬からのアプローチをかわす為に偽装カップル作戦とかやるじゃない?」 「ラブコメなら鉄板展開、もはや使い古された手法だな」 「というわけでアタシとイチャイチャメールして」 「……何故俺なのだ」 「だってアンタくらいじゃないとバレるじゃん」 「……交友関係が広いとどこから漏れるか分からねえか。面倒だな」 「ね、だからお願い! メールのやりとりとたまに電話をするだけの、お家で出来る簡単なお仕事です」 「まあ、学校関係と隔絶されてる俺は格好の相手なんだろうがよ」 友達がいない事が利点になりうるとは世の中分からないものだ。 もっとも、俺にとっての利点ではなかったわけだが。 「しかしねえ、タダでやる……ってのもなぁ。ほら、世の中ギブアンドテイクじゃん?」 「分かってる。既に報酬は用意してあるし」 「なん……だと?」 あらかじめ報酬を用意? いや、言った手間あれなんだが、冗談のつもりだったんだ。これで現金でも渡されたら気まずい事この上ないぞ。 「……はい。どうせなら大事にしてよ?」 「あ、いやあの」 差し出された物を受け取る。思いの他柔らかく、小さく丸められたそれは――。 「……って、ぱんつかよ! お前さぁ! 前々から思ってたけどネタが捨て身過ぎない!?」 「嬉しいかなって?」 「いや、まあ、嬉しくないわけじゃないけど!」 そこは健康優良不良少年(学校行ってないのは十分に不良の部類だろう)として、それなりに可愛い女子のぱんつは垂涎の逸品だが! 「うう受け取れるか!」 「いらない?」 「ちょっと欲しい」 嘘、本当は正直かなり欲しい。 「なら受け取って。……あぁ、使用報告は要らないから」 「しねえよ! ってそうじゃなく!」 「なに?」 「受け取れるか!」 「……じゃあコレをその辺のオヤジに売ってそのお金で」 「ぬぐっ!」 「ブルセラより、なんか夜の繁華街とかでオヤジ引っ掛けてその場で脱いで見せれば良い値付くよね?」 「待て、まあ待て」 「そんでそのお金でなんかご飯でも奢るから」 「待て。お前のぱんつはありがたく頂こう」 見知らぬオヤジにやるくらいなら潔く受け取るわ。 まさか本当にやるとは思いたくないが、こいつ何考えてるか分かんないからな。
万が一、本当に路上ストリップでもして何かあれば事だ。 なにより俺にNTR属性はないのだ。 「じゃあ契約成立という事で」 「はぁ……あのな、言っとくけどギブアンドテイクだなんだは冗談だぞ? お前とイチャイチャとやらも、わりかし楽しそうだしな」 「……知ってる。だけど貰っといて」 「いやまぁ……貰ってどうしろと」 「おな……」 「使わねえ」 「……なんで? 使って良いのに」 「俺のプライドが許さんよ」 「意地っ張り」 「性悪」 「童貞」 「処女……は罵倒になんのか? そもそも処女なのか?」 「セクハラ」 「最初にセクハラしたのはお前だ!」 そんな感じで口喧嘩を繰り広げつつ、偽装カップルが成立したのである。 † † † 「ちなみに学校で脱いだ、正真正銘の女子高生ぱんつだから」 「マジで!?」 † † † 『つわけでメール送ってみたよん』 『一応それっぽく何してた? とか聞くべき?』 『ヒロトのこと想ってた(はぁと)』 『俺も(はぁと)』 Prrr... 「寒くない?」 「寒いな」 「距離感分かんないよね」 「分からんな」 「……想像してみようか。彼女出来たらどういうことしたい?」 「つってもあんま彼女欲しいとか考えねえからな」 「そこをこう……イマジン!」 「そう……だな。あんま出掛けるタイプでもないからな」 「部屋デート?」 「そうなるか。あと積極的に話す方でもないから……」 「映画見たり……漫画読んだり?」 「だな。んで感想を交換しあったり。後は適当に手ぇ繋いだりスキンシップ?」 「ベッドに並んで横になったり」 「ああ、良いかも。別にエロい事とかじゃなしに、そばに居るってのは良いな」 「ふむふむ」 「逆にお前は?」 「アタシもそんな出掛けたりとかは良いかな。どこに行くかじゃなく、誰と居るかですよ」 「だな」 「だからそうだなぁ、細かい事で良いんだ。頭撫でてくれたり、微笑んでくれたり、好きだよって言ってくれたり」 「頭撫でか」 「うん。結構好きな女の子多いんじゃない? アタシも好きだし」 「そうか、じゃあ今度撫でてやろう」 「うん」 「……わり、やっぱ止めとく」 「え〜、なんで?」 「想像したら顔赤くなった」
「……ばか、こっちまで想像して赤くなるじゃん」 「……てかもう良くね? メールの照れ隠しは」 「……慣れなきゃならんのよねぇ」 「俺も頑張る。だからお前も頑張れ」 「ん〜……うん。頑張る」 「おう」 と言うような感じで一日目のお勤め終了。 † † † 「――どうよ?」 浅間優の携帯を睨み付けながら、早尻篤は唸った。 「これ彼氏?」 「そう言ってるじゃん」 「……」 眉間に皺を寄せて珍しく真剣な顔の早尻篤を見ながら、浅間優はこの一週間のやりとりを思い出す。 ――普通に楽しくて見せるって事忘れてた。 お陰様でメールの内容は中々に恥ずかしいものが出来上がっていた。 ――恥ずかしいなあ。アタシ、今顔赤くない? 「……仲良さそうじゃん」 「そりゃあもう」 「……っち」 ――おお、悔しそう。こりゃ効果ありか? 「……どんな奴?」 「いやメール見たら分かるかと」 「俺、こいつ以下?」 「は?」 「納得いかねえ。こいつ止めて俺にしろよ!」 「いやいやいや」 「なに? 俺じゃダメなん?」 ――ダメに決まってるだろう。何を言っとるんだこいつは。ていうか、もう隠しもしないんだなぁ。 それくらい追い詰められてるって事か。まあ概ね追い詰めたのはアタシなんだけで。 「俺と付き合えよ」 羨ましいな。他人の気持ちも考えずにものを言えるって。私は人の顔色窺うのに慣れちゃったもんな。 ――あぁ。 「だから好きなんだ」 顔色なんか気にしなくて良い。話も合わせる必要がない。 それはアイツが他人の顔色を窺わないし、他人に合わせないからだ。 「そっか、そっか」 「……いきなり何言って」 「アツシ」 「あ?」 「アタシの好きな人に会ってみる?」 はっきりさせなきゃ。じゃないときっと、アタシもアイツも救われない。 † † † 「早尻篤……か」 あいつ、まだ浅間狙ってたんだな。 いやまぁ色々思い出すな。お陰様で不登校だもんな。あいつのせいだけでもないけどさ。 「いつになったら解放されるかねぇ」 あいつが浅間諦めなきゃ学校戻れんしな。今回のが良い切っ掛けになればとは思うけど。
唯一の救いは今回の偽装メールは俺ではない誰かという体でやっていることだ。 俺自身という体じゃ俺が不登校やってる意味ねえもんな。 「役得はあるけど、少し虚しいやな」 今までのままじゃ、浅間はきっと早尻にトドメを刺せない。 ――ああ見えて、人に嫌われる事に極端に臆病なのだ、浅間は。 でもまぁ早尻の奴も今回ばかりは白黒させなきゃいかんだろうな。 なまじモテるから言い寄られんの待ってるからなぁアイツ。自信過剰な上にチキンという。 ――卑屈な上にチキンな俺よりはましか。 「さてさて、どうなることやら」 「こうなるんよ」 「……は?」 浅間の声が――。 浅間の顔が――。 浅間の、唇が――。 「あ? え?」 「ヒロト」 浅間が俺の名前を呼ぶ。 頭が回らないのに、浅間の声だけはいやにすんなりと思考に浸透してくる。 「好きだよ」 「……バカじゃねえの」 「バカなんじゃない?」 まるでいつか見たのとは逆のそれは。 愛の、告白だった。 続く
411 :
25 :2011/04/28(木) 01:13:04.20 ID:ervWH+aG
Burn the school down続きでした。 展開が早足な上にどんどんオタク要素関係なくなっていくな……。 でもまぁ後一回か二回で終わりなので宜しければお付き合い下さると有り難いです。 繰り返しになりますが絵については反省しております。もう少し思慮ある行動を心掛けさせて頂きます。 ではではもうしばしBurn(ryの二人にお付き合い下さい。
乙です! 次回も楽しみに待ってます!
まさかの急展開 wktkして待ってます!
GJ!! 登校拒否のきっかけとか 優ちゃんが家に来るようになった理由とか すごく気になってるよ ラストまでwktkさせてもらうぜ!
415 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/03(火) 05:36:04.40 ID:NwYfJ+qX
あげ
wktkほす
あは〜ん
ローカルルールも守れない人間は巣にお帰りください
419 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/14(土) 17:47:16.03 ID:FiqcRPXT
無理があるんだよなぁ…
Burn the school downの続きが見たいw 海月姫って作品みたんだが ヒロインの海月オタク(BL漫画家アシ)の子がスゲー可愛いw 30才童貞兄さんをドキドキさせたりとか こういうオタク喪女と中年童貞純愛系も読みたくなった しかし最後まで読んでないけど弟のチャラ女装男とくっつきそうだがw 枯れ専喪女で純愛系もいいなぁ
友達に放課後プレイ読ませてもらったところ、KOされた。 あれは良い。近所のBOOK OFFを巡る日々が始まるお
>>421 あれは何かとヒロインが上ですよね。
身長とか学年とか身長とか。
学生時代腐女子と家でゲーム、俺もよくやってたな。 二人きりでいることもおおかったのに、なんでヤらないままでいたんだろうと後悔してる。 告るとかその段階がわからなかったから。 ここ数年あってないけど。また誘ってみようかな。 俺もやつも独身だし、彼女は30代後半でも未通じゃないかと思ってるし。 そんなアラフォーブス腐女子をやって何が楽しいんだっていうのはあるけど。
まさに男の屑!外道め!ってレスもらいたいんだろうから釣られてみるw 因みにリアル報告はそれ専用のスレでやってくれとここでは歓迎されねーからな
>海月 みたいな、一見垢抜けなくて大人しそうだけど性格がどこか変でよく見れば実はかわいいキャラ はわりとテンプレ的に存在してきて、それが腐女子という属性に集約されるようになった、流れがあるよね。
腐女子って、男性どうしのカラミを見ながら指をクリトリスにあててオナニーする女のこと?
腐女子は性欲が強いから オナニーも栗いじりだけでは済まない 膣だって指や道具でガンガンえぐっている
428 :
25 :2011/05/18(水) 17:39:51.46 ID:jxDZJ6/p
Burn the School Down続き。 とりあえずの最終回です。
橙に染まった世界。 あの教室で、俺は絶望した。 橙に染まった視界。 まるで、燃えるような景色だった。 「いっそ、本当に燃えれば良いのに」 あの時、俺は誰かに命じられた気がした。 学校を燃やし尽くせ、と。 † † † 「こないだ夢を見た」 「どんな夢?」 「お前にフられる夢」 「あ〜……」 「自分でもびっくりしたわ。まだ引きずってんのかって。でもまぁ、だからこその疑問なんだけどさ」 「最初にフったのはお前なのになんで今更?」 俺はとっくに拒絶されていたのに。なんで今更好きだなんて言葉を信じられる。 「……オタってさ、普通じゃん?」 「……」 「だから最初は意識できなかった。こいつと付き合うってどんな感じ? みたいな。で、オタ学校に来なくなるじゃん。なんか流石に傷つけちゃったかな〜って思って、様子見に行くじゃん? これがまた普通なんだもんびっくりするよ。むしろもっと落ち込んでろよ! ってこっちがツッコミそうだったよ。 したらなんか無性に普通じゃないとこ見たくなるし、漫画読みたいし、居心地良いし。なんなの?」 「え、あれ? これ逆切れのパターン?」 「……でさぁ、そんな事続ける内に気付く訳。ほら、アタシさ周りに合わせんのうまいじゃん?」 「まあ一種の才能だと思う」 「でもそれってさ、周りの顔色窺って、身の振り計算してるって事じゃん。それ、すごい疲れるんだよね。 だから、それをしなくていいっていう存在が、オタがすごいありがたかった。 気付いたらさ、他の人と居るよりオタと居る方を選ぶようになっててさ。 んで思ったわけ。あぁ、オタと一緒に居たいんだなって。それって好きって事じゃない?」 「……ごめんちょっと話長かったかな」 「あんたは……」 「いや、ごめん嘘。動揺を隠す為の軽口です」 一度はフられて、なのにまるで慰めるように、追い詰めるように俺の前に現れる浅間を、俺は理解出来なかった。 「……いやまぁ、うん。すげぇ嬉しい」 「……あたしも」 この――なんっつうかこっぱずかしい空気はたまんねえな色々ともう。 「ねね、そっちいっていい?」 「お、おう」 向かい合った形から自分の方を指され、頷く。 と、隣か。割と普段から至近距離だったけど意識するとなると改めて緊張するな――。 「ってアレ?」 「うんせ」 浅間の、背中が、うなじが、体温が、匂いが――。 「アサマサン」 「ん?」
肩越し、互いの頬が掠める距離で浅間が振り返る。 「これはいわゆる」 「らっこほぉるど」 ……あったけえなこいつ。 「ヒロトさ」 「……あぁ、俺の事か一瞬わからんかった」 「……学校来ないの?」 いつになく真剣な声。それはきっと、俺にも学校に来て欲しいからなんだろう。 「俺はさ……NTR属性はないわけ」 「えぬてぃーあーる?」 「寝取られ。……他人に女取られて興奮する性癖ってこと」 「普通そうでしょ?」 「ところがどっこい。結構な割合でNTRフェチは存在するんだな。まぁ、その話は置いといて」 「うん」 「まあ、単純にお前が他人と仲良そうなのが嫌だったわけ。早尻もそうだけどさ。なんだかんだモテるじゃん」 「……んまぁ否定はしない」 「でさ、お前にフられてさ、あぁ俺のもんにはならねえか。いつか他人のものになんのか……って考えたら学校行けなくなった」 「え?」 「学校いたら絶対見るじゃん。それがめちゃくちゃ嫌でさ。それこそ早尻なんか毎日のようにアプローチしてるじゃん」 俺はあの放課後の事を思い出す。 「そんなの見続けるくらいなら、いっそ学校燃やしてやろうかと思った」 「……ふ〜ん」 「なんだよ?」 何故か浅間は口端を歪めてにやにやと笑っていた。 「妬いてたんだ?」 「……そんなんじゃ……あるのか」 「でもさ。これでもう学校来れるじゃん」 「え? あ、いや行かないけど」 「なんで!?」 「おおう……至近距離で叫ぶなよ」 「なんで学校来ないの?」 「え? だってお前、半年だぜ? 進級できねえよ。いや、つかさ。別に学校行っても良かったんだけど。なんだかんだで性に合うもんで」 「つまり最終的にはめんどくさいから来なかっただけだと」 「そうだな」 「……あんた本当に普通だよね」 「そらぁな。失恋して不登校にもなりゃめんどくさいから引きこもりにもなる。好きな女に告られれば舞い上がる」 「……でもアタシにとっては特別だよ?」 「恥ずかしい奴」 「うれしいくせに」 「うれしいけどさ」 より深く背を預けて、俺の肩に頭を乗せて来る。 「すっぽり包むようにとはいかないね」 「まあ身長あんま変わらんしな俺ら。下手したら俺の方が低い」 まあお陰様でこの体勢だと顔がむちゃくちゃ近い訳だが。 「ひろと〜?」 「あん?」 「今度はそっちからちゅーしてよ」 「……ん」 「ん」 触れる唇。伝わる体温が妙に熱く感じる。
「……っし。やっぱ明日から学校行くわ。ダブるけど」 「来年は同級生からさん付けだね」 「萎えるな。それ」 「そういえば親は?」 「三年分の学費は出すと前々から言われてる。その先は知らんとさ」 「大学どうすんの」 「進学するよ? なんなら一緒に受験だ」 「どうやって」 「大検。まあ今からでも十分パスするだろうけどな。学校は受験前に中退だな」 「あんた勉強出来たんだ」 「何気に引きこもり中もしてた」 「学校行くのは嫌なのに勉強は良いんだ……」 「まあミスター普通だからな。そこまでレールを外れる人生は歩まんよ」 「逆に凄いわアンタ」 「でも色々安心したろ?」 「まあ。アタシのせいみたいなもんだし。それで進学できなかったらしたら目覚め悪いじゃん」 「まあきっかけはな」 「そこは否定する所じゃない?」 「うるせ」 「ちゅーで許す」 「ん」 「ん」 「うへへ」 「もっと可愛らしく笑えんのか」 「良いじゃん」 「良いけどよ」 「もっかい」 「あいよ」 ……………… ………… …… † † † 少し話は飛ぶが、その後のお話。 復学したものの当然出席の足りない俺は進級出来ないと釘を刺されながら学校に通うことに。 浅間は改めて早尻に俺を彼氏と紹介した上で今までのネタばらしをした。 早尻は案外すんなりと引き下がった。 というか、そこまで手の込んだ手段を使う程嫌だったことがショックで心が折れたらしい。 こうして、意外な程あっさりと、俺の学園生活は当面の平穏を保った形で帰ってきた。 † † † 放課後。痛いくらいの、オレンジ色の閃光じみた日差し。教室には二人。俺と浅間。 いつかみたいな、でも、いつかとは違う。 「こんだけ日差しが赤いとさ、燃えてるみたいだよな」 「そだね、たしかに」 「……あの時もこんな感じだったよな」 「だねえ」 「学校、燃えねえかなぁ」 「いや、燃えないでしょ」 「……やり直していい?」
「何を?」 「告白」 「良いよ」 「好きなんだけど」 「アタシも」 「……普っ通だなぁ」 「普通だねえ」 「ま、そんなもんか」 「ま、そんなもんよ」 「帰るか」 「帰ろか」 「あ、本屋寄ってっていい?」 「アタシも欲しいのあるから良いよ」 「何買うの?」 「乙男、友達がドラマ見てたらしくて、原作読んでみようかなって。ヒロトは?」 「仮面ライダースピリッツ」 「おお、男の子だ」 「ライダーマンがかっこいいんだぜ?」 「なん……だと……?」 そんな風にグダグダと俺達は話ながら歩いていく。 中身もなく、意味もなく。 教室から去る間際、俺は一瞬だけ振り返って教室を見た。 まるで燃えてるみたいな景色。ここで一度は燃え落ちて、それでも尚くすぶって、結局今こうしてる。 恋の炎とはよく言ったもんだと呟いて、俺はまた歩きだした。 了
433 :
25 :2011/05/18(水) 17:51:04.47 ID:jxDZJ6/p
以上、Burn(ryでした。 一番最初にイメージした時点でストーリーも何もなくテンション低い二人がグダグダダラダライチャイチャしてる所を書きたいと思っていたのに……。 気が付いたら一応はストーリーものになっていたという。 お陰で色々と不備がありますが、楽しんで頂けたら幸いです。 加えて反省すべき点は女の子がオタク要素薄すぎだった点。 次はもっとオタクとしてキャラが確立している女の子で書いてみたいですね。 ただ結構この二人気に入ってるから後日談とか書くかも。 ……エロも入れられなかったしな。 とりあえずは今回ここまで。最後までお付き合いありがとうございました。
GJ!! もう最後かー面白かった 登校拒否のきっかけと優ちゃんが 家に来るようになった理由は同じだったのかとびっくり 思いついたら後日談の投下待ってる
GJ!! ヒロトと優の掛け合いが好きだ 後日談エロwktk
途中から読んでキャラ設定が分らなかったから遡って読み返した なんかイイ話だ
いい話だった、お疲れ様
純情路線もいいけどそろそろエロが読みたい。 太めの腐女子のおっぱいが
腐女子としたい age
ほしゅほ
腐女子ハーレム物って書けないかな。
442 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中 :2011/06/27(月) 05:48:28.45 ID:F2li0e2z
ちょいブス程度の腐女子に萌える
>>441 普通に主人公を同人女のサークルのアシにぶち込めばいいんじゃね?
何かひねらないと色気もない話になりそうだが(笑)
>>443 それこそ参考資料と言われて脱がされて勃たされてほじられてホニャララ展開だろ
常道的な流れかもしれないがそれはハーレムなのか?(笑)
そこで恥ずかしい写真を撮られてもう一人の男子とホモ行為を強制されて その画像も撮られて、腐女子グループは毎日それ見ながらオナってたら その痴態を主人公に見つかって、結局腐女子ハーレムだか腐男子ハーレムだか分らない乱交状態になって めでたしめでたし・・・
女しかいないエロゲー会社に男が一人入社ってエロゲあったよな
そしてまんま
>>444 みたいなシーンが入ってたぞ
美少女で中身が腐女子って設定は物足りない。 あんまりかわいくないけどぽっちゃりして愛嬌がある見た目の腐女子っぽさも必要。
可愛くってもいいけど地味子がいい。
腐女子がオナニーしてるのを見てみたい・・
地味子は良いと思う
ヤンデレがいい
ヤンデレは別カテゴリーじゃね?
でも腐女子にメンヘルは多いよ。
メンヘルって言うか恋愛経験値低い子をからかうから思いつめるってだけじゃね? ちゃんと配慮してやれよ
456 :
名無しさん@ピンキー :2011/07/29(金) 07:07:25.11 ID:Pr1xzbMy
激ブス腐女子と付き合ってる いや、もう二回り痩せて、メイクやファッションをきちんとすれば もともと愛嬌がある顔だから多少はかわいくなるかもしれないが、現状はお話にならない 胸がでかいのはいいんだが・・・ この胸がそもそも、 続きはあとで
いるだけいいじゃん では馴れ初めを聞こうか
459 :
名無しさん@ピンキー :2011/07/29(金) 21:02:31.58 ID:DtYfcPPO
スレタイに「文化系女子」ってあるんだから、もっさり腐女子だけじゃなくて可愛いけど暗い子の話を書いてほしい 本当は可愛いのに、暗いから地味になってるような子
清楚系の読書家の図書委員長っていうのもいいな……
なんで委員って言葉に惹かれるんだろうね? 図書委員、保険委員、委員長
清楚系の図書委員長が好奇心にまけて官能小説を読んでしまった。 いつもは文学的な物しか読んでいなかったのに カバーさえかければばれないというスリルもドキドキ しかしそういうときに限って気になっている いつも人気のない図書館に通ってくる物静かな後輩にばれる。 ばらしたくなかったら朗読してよとドエロシーンを強要。 読んでるうちにその通りにたどる後輩の指に。 台詞とは違う言葉でねだってしまい……まで妄想したw 委員長とか生徒会長とか本当にモエス
文学少女、読書少女はエロいってか、耳(目)年増だと思うよ。 慎太郎のあれが出て驚かれたのは遠い昔話、 今は、純文学でも、芥川賞作品でも、特に若い女性作家のはほとんどポルノ化してるので 小学生のころから文学に触れていれば自然とエロくなる。
ふーんで、どういうことだってばよ
文化系女子みたいなのと付き合うと楽しいって話では?
BLと純文学を同等にしやがったw いくらなんでも違うだろ もうほんといい加減にしろーwwww
そう言われてもBLの原点は古典文学ですし
どこでBLと純文学をいっしょにした発言が? 男女のエロスな本なんてお堅いと思われてる文学にも いっぱいあふれてるっていう話だと思うんだが まぁ今の同性愛禁忌なのは 明治?に西洋の文化がはいってきて キリスト教系の同性愛は禁忌っていう風習が 広まったためとか何とかきいたような(ウロでスマン) 戦国時代ではしゅうどうこそ当たり前で 小姓を持っていない妻一筋武将はヤバいんじゃね?と言われていたとか何とか
俺もメンヘラでそれ系のデイケアに行ってた頃腐女子と知り合ったよ そういうところはギャル系の子が来ることもあるんだけど馴染めなくてすぐ来なくなって 女の子は自然と地味なのがが残る メンヘラならガリガリに痩せてるのではってこともなく、薬の影響や過食で太りぎみの方が多かった やるまで親しくならないうちにひっこしたけどメールのやり取りは今でもときどきしてる 20代前半ですでに二人の子持ちで離婚してる人もいれば三十超えても処女臭い人とか
>>463 エロスと芸術は切り離せない関係だもんな
でも性表現の含まれる小説読んでるからってエロいっていうのは早計な希ガス
上手く説明できないからこんな言い方をするが、純文学で抜けるヤツは稀だろ?
ただ、全く本を読まない子よりは、文学的なフィルターで性を見たことのあるおにゃのこは奥行きがあるのかもね
>>466 文盲過ぎワロタww
まぁ女だって人間なんだからエロメインの話じゃなくても 性表現の一つや二つ入ってもおかしくないさ
腐女子=ポッチャリして胸が大きめ 文化系女子=痩せて貧乳 オタク女=超美人から超絶ブスまでタイプいろいろ なイメージ いまメディアで取り上げられがちな「○女」「○○女子」はオタク女のうち特にかわいい上澄みをすくってる印象
スマホで投下のため、改行などが見辛い恐れがあります。 あまりスレ向きかわかりませんので、不要の場合はスルー願います。 レベルが高くないので、投下に時間がかかるかもしれません。すみません…
「ねえ、祐。彼女いる?」 いつものように俺の部屋に当然のように上がり込んでくる冴えない女が、唐突に質問する。飲んでいたペットボトルの液体が気管に入り、激しくむせてしまう。 「ごほっ、ごほっ…。なんだよ、藪から棒に。つーか、入るならノックぐらいしろよ」 あまりに苦しくて、涙目になりながら睨む。相手は腐れ縁の友人、はるかという…オタク女だ。 子供の頃から年が近いせいもあって、一緒に遊んでいた。性格は、みての通り突拍子のないやつ。 学校は別だが、母親同士が仲がいいから家族ぐるみで付き合いがある。 「あ、ごめん。年頃の男性は色々ありますもんね。失礼」 ニヤニヤしながら謝る姿は腹が立つ。いちいちムカつくやつだなあ。 「うるさい。で、なんだよ急に。彼女がどうとかって」 「ああ、そう。彼女がいるか、なんだけどね。……いるの?」 ドアを閉め、いつものように勝手にベッドに腰掛ける。こいつは、さっさと帰らないようだ。 大学のレポート作成を、手を止めずに業務的に答える。 「それ、言わなきゃ帰らないんだろ?…どうせ、いませんよ。悪かったな」 遠慮もなくずけずけという幼なじみには慣れた。さっさと満足させて、レポートを完成させたい。 夏休みとはいえ、やることを済ませてダラダラとしたいから。ベッドに腰掛けるあいつは、俺のことを真面目でつまらないと罵るだろうが、俺はそれでかまわない。
「あー、いないんだ。じゃあさ、過去に経験は?」 恐ろしい質問に、さすがの俺もキーボードを打つ手が止まる。さっきから、プライベートな質問ばかり、一体なんなんだ? 「おい、何たくらんでいるんだ?まさか、また俺をネタにする気かよ」 うんざりした表情で、振り返る。あいつは悪びれもせずに、てへへと笑いかけた。 「さすが、付き合い長いだけあるねー。 いや、ちょっと、エロ小説を書こうと思い立ちまして。でも、なにぶん資料がないからさ。てへ☆」 「はぁ?!なんで俺なんだよ!余所をあたれっ」 憤慨というより、呆れに近い。以前はゲームの二次小説だか、漫画を書くからと言われて酷い目に遭った。なんで興味もないのに秋葉原の武器屋とか、コスプレ店に連れて行かれなきゃならないんだ。 「だって、身近にリア充いないし。祐なら、経験ありそうかなーって」 「お前、それこそ身近すぎないか。少しは遠慮と恥じらいを持て」 頬を膨らませてジト目で俺を睨みつける。まったくをもって可愛くない。 「減るもんじゃないから、教えてよ」 「はぁ、高校の時にいたよ。大学入ったら自然消滅したけど」 そういうお前は……と思ったが、藪蛇かもしれない。さっさとレポートを進めたいんだが、あいつは動く気配はなくベッドに座り込み何やら考えている。 「ふぅん、そうなんだ。で、したの?彼女と」 「は?」 「エッチ」 「……、ようやくわかった。帰れ」 イスから立ち上がり、出歯亀の腕を掴む。こいつを引きずり出して、ドアに鍵をかけないと。 「痛いって、こらっ。離せってば」 無理やり立たされ、必死に抵抗するが、所詮男女の力の差にはかなわない。ずるずると引きずられ、ドア付近まで後退してしまう。 「便利な世の中なんだから、ネットで体験談とか読んでろ。俺、レポートの途中だから邪魔すんな」
「ごめん、ごめんってば!腕、痛いから離して」 苦痛に歪んだ表情で、我に返る。思った以上に力を入れすぎていたみたいだ。 「悪い、でもお前が原因だからな」 はるかは二の腕をさすり、不服そうな顔をする。当然俺の方が背が高いから、見下ろすのだが…とんでもない光景が見えてしまう。 あいつはTシャツにハーフパンツという、いわゆる部屋着なんだが、問題はそのTシャツの襟元だ。 ヨレているのか、デザインなのかわからないが、胸元が覗けてしまう。……ノーブラだった。 小ぶりな膨らみと先端部分が見えてしまい、慌てて目を逸らす。 「おい」 「ん?どうしたの?」 「俺に気を使えよ」 「? さっきのこと? そうだよね、ごめん」 「じゃなくて!もう少し異性に対して…」 そこまで言われてようやく気がついたらしく、胸元を隠す。 「……見えたんだ」 「見えた」 「お風呂上がりで、すっかり忘れてた」 あはは、と苦笑いし、何やら言い訳している。 ほわんとシャンプーの香り、生乾きの髪、さっき見た胸が、頭から離れない。 「小説書くんだろ?」 「まあ、そうだけど……」 「手伝ってやるよ」 今日は親が帰ってこない。なんでも夫婦旅行だかで、山梨に行っている。 今更家族旅行なんて面倒だと思ったし、気楽にダラダラしたいから留守番をしているが、こうなるとは…。 落ち着く為に冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出し、二階に上がる。俺の部屋には少し緊張気味のはるかがベッドに座っていた。 「ほら、お茶でも飲んでろ」 無造作に押し付け、パソコンに向かう。とりあえずデータを保存し、イスを回転させて向かい合う。 「で、俺の何を聞くって」 「なんか、改まると嫌だなぁ。小説を書こうと思って、恋愛経験談を教えて欲しいんだよね」 「そういうのって、自分の経験が手っ取り早いだろ」 ぐっ、と言葉に詰まり、はるかは手の中にあるお茶を転がし始める。 「…あるわけないじゃん。ゲームばっかりだし」
「乙女ゲーのこと?興味ない。二次元萌えより、デモンズソウルとかモンハンとか塊魂とかがいい」 がくりとうなだれ、目の前の幼なじみを改めて見る。 肩まで伸びた髪、年頃相応の手入れはあるが無造作で、顔も普通。体格だって、多分標準だろう。なんというか、特徴がないのが特徴だ。 「しかし恋愛小説を飛び越えてエロ小説かよ。それこそ妄想して解決だろ」 「リアルというのが欲しいなぁって」 俺は残ったペットボトルのお茶を飲み干し、少し離れたベッドに近づいた。 「た、確かに教えて欲しいとは言ったけど、えーと、心の準備とか、お互いの交流を深めたりとか、あと、その……」 ベッドに押し倒され、はるかはしどろもどろに言い訳を始める。目が泳ぎ、身体をもじもじと動かしてせわしない。 「幼なじみだから交流はある。心の準備は、変な事を言うお前が悪い」 両手を絡めて、顔を近づける。はるかの顔が赤くなり、そっぽを向かれてしまい思わず笑ってしまう。 「それとも好きとか言った方がいいか?」 「だって、祐のこと、異性として見てなかったから、いきなり困る……」 そりゃそうだろう。俺だって思ってなかった。少なくともついさっきまでは。たぶん。でも… 「俺は、漠然と思ってたのかもしれない。はるかのこと。ただ付き合いが長くて、言い出せなかったのかも」 突然の告白にはるかは振り向き、何やらぱくぱくと口を開くが言葉が出てこない。 「お前、俺のことよりゲームばっかりだったろ?いくら幼なじみでも、興味ないことまで付き合わないぐらいわかれよ」 「……うん。ごめん」 お互いに目を閉じ、ゆっくりと唇を重ねた。 高校の時に付き合った彼女とは、一通り経験した。お互い慣れずに下手くそだったのが思い出。 大学受験で疎遠になり、大学も違っていたから自然消滅した。 俺は地元大学、彼女は都内に引っ越したらしい。メールする事もないし、くる事もない。 あの時、俺は彼女が好きだったのか、よくわからない。
緊張するはるかに何度も優しくキスをする。絡めた指が徐々に緩まり、緊張がほぐれたみたいだ。 「やっぱり止めるか?」 涙目で、ぼんやりとした表情のはるかが首を横に振る。頬は上気し、ほんのり汗ばんでいる。 「ん、だ、大丈夫。続けて」 「わかった。嫌ならちゃんと言えよ。初めてなんだろ?」 「うん……。正直どうすればいいのか、わかんないや」 照れ隠しにおどけているが、顔は強ばっている。あまりの緊張っぷりに失礼だが笑ってしまった。 「な、何?」 「いや、なんでもない。ちょっと…」 「 ? 」 「可愛いって思った」 赤い顔がさらに赤くなり、まるで茹で上がったタコのようだ。 「なんかズルい」 「意味わからないし」 「だって、祐は余裕があるけど、私は……その、慣れてない」 訳の分からない言い訳をキスでふさぎ、はるかの身体を潰さないように慎重に密着させる。ちょっと大きくなってるけど、構うもんか。 「俺、余裕ある?」 「……いや、ない。でも気使ってるのはわかる」 「そりゃ、嫌がる事はしたくないし、泣き顔も見たくない」 「初めては痛いって聞いたよ。無理じゃない?」 「んー、努力します」 絡めた手を外して、服越しから身体を撫でる。大きく身体が跳ね、小刻みに震える。まさかノーブラとは思ってなかったから、服越しの柔らかな感触と鼓動が手のひらから伝わる。 早鐘のような心臓の動き、そっと触れてからじっと動かずに様子を窺う。はるかは目をきつく閉じ、何かに耐える顔がひどく滑稽だ。 「あのさ」 「な、何?」 「嫌ならはっきり言えって」 「い、嫌じゃない。ただ……」 ばつが悪そうに目線を下げ、もごもごと呟く。よく聞こえずに聞き返すが、きつく口を閉じてしまう。 「強情っぱり」 「違う……いや、そうかもしれないけど、あ! やぁ」 はるかの言葉を聞かずに首筋にキスをする。舐めるとしょっぱい味とフローラル系の香りがする。 「ま、いいや。誰もいないから、声、出してもいいんだからな」 柔らかな肌に頬擦りし、ぴちゃぴちゃと音を立てて舌を這わせる。声を押し殺して喘ぐはるかにいたずら心が芽生えてきた。 胸に添えていた手をゆっくり動かす。慎重に円を描くように、優しく撫でる。
「んぅ、っ!……あっ、ゆ、祐ぅ、ちょっと待って、んぐぅ」 抗議の声を口で封じて、口内を貪る。奥で縮こまっている舌をつつき、歯や歯茎をなぞる。 身体の緊張が解け始めて頃、キスから解放してみた。焦点が合わずに、浅く呼吸を繰り返し、なんだか色っぽい。 「何?」 「はぁ、はぁ……もう、いい」 「怖いのか?」 「ん、怖い。なんだか、自分じゃない感じ」 不安そうな声ではるかは訴える。たしかに、経験したことがないのだから不安なんだろうし、怖いんだろう。 おでこにキスをして、笑いかけるが効果なし。むしろジト目で睨まれた。 「じゃあ、止める?」 「……うー、やだ。でも、恥ずかしいから、暗くして欲しい」 「へいへい。暗い方が怖くないか?」 「恥ずかしい方がやだ。スタイル自信ないし」 「変なやつ。そんなの気にしないけどな」 「祐が気にしなくても、私が気にするのっ」 部屋の電気を消して、ベッドに戻る。いつもならクーラーのリモコンでタイマー設定してベッドに寝転ぶが、今日は違う。 不安そうにタオルケットを握りしめ、目が慣れないのか何度もまばたきを繰り返す、幼なじみだったはるかがいる。 ベッドに二人分の体重がかかり、ぎしりと軋んだ音がやけに大きく聞こえた。……俺も緊張しているな。 「ねえ、祐」 「ん?なんだ?」 「服って、どのタイミングで脱ぐの?」 「ぷっ、なんでもいいって。つーか、自分で脱ぐのと、脱がされるの、どっちがいい?」 「……自分で脱ぐ。あっち向いてよ」 「どうせ見られるんだから、別にいいじゃん」 「恥じらいを持てっていったのは、祐でしょ。ほら、あっち向く」 しぶしぶ後ろを向き、自分も服を脱ぎ始めるが、思い出して机の引き出しをごそごそ探す。 「何してるの?暗いのに」 「ゴム。妊娠したくないだろ」 「へぇ、ちゃんと考えてるんだ。ちょっと見直した」 「学生結婚なんて、色々大変だしね。それに…お、あった」 ゴムの袋をベッドの脇に置き、上体を起こして身体をタオルケットで隠しているはるかに囁いた。 「久しぶり過ぎて、すぐにいったらカッコ悪いからな」
ベッドに腰掛け、がちがちに緊張して縮こまっているはるかをタオルケットごと抱きしめる。肌が接する面積が多くて温かい……いや、ちょっと暑い。 背中に回した手でさすってみる、やっぱり女性らしく柔らかですべすべだ。 「……祐、それ、くすぐったい」 「あ、そ。んじゃ、やめる。こっち向いて」 少し離れて、はるかの顔を見る。いつもと同じ冴えない顔。ちょっと垢抜けないけど、別に構わない。 居心地が悪そうに目を泳がせ、俺の顔を見てくれない。変な奴、いや、当たり前か。目をつぶって頬にキスをする。 鳥が啄むように何度も唇を重ね、間をおいて強く抱きしめた。相変わらず身体は硬いが、耳元ではるかの吐息が零れる。 耳朶に舌を這わせると、ひゃぁ、と素っ頓狂な声を上げた。構わず舐め、甘噛みをして堪能する。 「ゆ、祐ぅ、そんなとこ汚いからぁ、や、あぁ、んぅ」 離れようともがいているが、しっかり捕まえているから逃げられない。あまり嫌がるからやめようと、そのまま舌を首筋に移動させる。時々痕がつかないぐらいに吸い付き、鎖骨にキスをした。 胸を隠していた腕は力が入らないのか、添えるように俺の肩に置かれている。頭上では荒く呼吸を繰り返すはるか、やりすぎたかな……。 「平気?ごめん、調子にのった」 涙目で俺を睨むが、迫力がない。とろんとした瞳が、本気で怒っている訳ではなさそうだ。 「た、食べられるかと思った……」 「まあ、ある意味食べてるようなもんか。うん、美味い」 「それはおかしいって」 「じゃあ、すげー興奮した」 「……変態……」 「変態でいいや、もっとしたいし」 「……うん、私もしてほしい……ちょっ、ちょっと!なんで押し倒すのよっ」 「そりゃ、そんな可愛い事言えば押し倒したくなるよ」
支援。続き待ってます。
慌てるはるかの唇を重ね、やや乱暴にタオルケットを剥ぎ取る。しっとり汗ばんだ小ぶりな乳房に手を置き、手のひら全体でやわやわと撫でる。 大きく身体が跳ね、重なる口からは喘ぎ声が漏れてくる。口を閉じて声を出さないようにするが、撫でられる度に声が零れていく。 貧乳というほどないわけではなく、恐らくBカップぐらいだろうか?ふにふにと感触を楽しみ、ゆっくり揉んでみた。 「ひゃ、うぅっ、あ!あぁっ!」 先程よりも大きく、重ねた唇を振り切って嬌声を上げる。マシュマロとまではいかないが、弾力のある柔らかさ。 俺の首にすがりつくはるかの手に力が入り、小刻みに痙攣する。今まで経験したことがない刺激に戸惑い、翻弄されているみたいだ。 先端は痛いぐらい尖り、摘んでも口で愛撫してもはるかは声を抑えられずに甘く鳴く。 「あ、あ、変になっちゃう……、祐、お願い、ぎゅって抱きしめて」 もっと沢山鳴かしたいけど、俺の理性がやばくなってきた。脳が沸騰するぐらい沸き立ち、くらくらしていく。 すっかり乱れ、ぐったりしたはるかの脚を開かせる。気がつき抵抗しようとするが、身体に力が入らないのだろう、あっさりと割開かれるその秘めた部分はしっとりと濡れていた。 「いやぁ、み、見ないでよ……」 「じゃ、見ない。でも触る」 「! そ、それも……あぁ、や、だめ、きれいじゃないから、あ!ああっ!」 くちゅりと水音が響き、びくんと腰が大きく浮く。とめどなく蜜がこぼれ、掬い取って指に絡める。 「すげ……やべ、我慢出来なくなってきた」 自分でも抑えられず、呼吸が荒くなってくる。早く入れたいけど、もう少しと叱咤して薬指をそっとぬかるみに沈めていく。 「あ、やぁ、ゆ、指なんて無理だからぁ。うぅっ」 シーツを握りしめて、顔を左右にいやいやする。目尻に溜まった涙を舌で舐めとり、片手を俺の分身に触らせる。 「これがはるかの中に入るんだけど」 「え!……無理、おっきいから壊れる!」 「大丈夫だって、今から何とかするから」
大きいはほめ言葉かもしれないが、はるかにとっては恐怖でしかないみたいだ。久しく他人に触れられる機会がなかったから、柔らかな肌の刺激がピクリと反応してしまう。 「う、動いた……」 「あのな、人をなんだと思っているんだよ」 「ちょっと怖い、なんかぬるぬるしてるし」 「はるかのエッチ」 「ゆっ、祐の方が……あの、やっぱり触ったりした方がいいんだよね」 おそるおそるそれを触る姿にびっくりする。 「そ、そうだけど、なんで?」 間近で視線が合い、自然とキスをする。お互いの舌が絡まり、息が止まりそうな程のディープキス。 名残惜しみながら唇を離すと、困ったような顔のはるかが呟く。 「私ばっかりで祐、苦しいかなって」 「あー、そういうこと。大丈夫、これから痛い思いするのは、はるかだから俺のこと気にするなって」 「……やっぱり痛いんだよね」 「まあ、そうだけど、少し準備するから」 「準備?」 はるかの問いに答えず、動かずにいた指をゆっくり掻き回す。 「ひぅ、あ!」 「もう少ししたらもう一本入れるからね」 指を締めつける胎内は熱くてきつい。でもなんとか指を二本受け入れ、はるかは乱れる。 俺の指どころか手まで濡れて、時折親指でそっと肉芽をなぞると大きく身体が暴れていく。 そろそろかな……、ゆっくり指を引き抜き、ゴムをつける。脚を大きく開かせ、真っ赤に染まったはるかの顔にキスの雨を降らせた。 「いくよ」 こくりと頷き、きつく目を閉じる。まだ不安なんだろう、身体が少し強ばるのがわかる。 ゆっくりと狙いをつけ、粘膜に触れる。一瞬間をおいてから、徐々に進めていった。 きつい。押し返そうとする抵抗をピリピリと感じ、でもやわやわと受け入れてくれる。 腰が早くなるのを抑えつつ、奥まで貫いたらしく先端に壁があたる。 「ん、く。入ったよ。痛い?」 「はぁっ、んう、思ったよりは痛くない。 なんだか苦しい感じ。祐……気持ちいい?」 「すぐいきそうなぐらい気持ちいい。熱くてきつくて、ヤバい」 何かに意識を向けないと直ぐに出そうなぐらいに、射精感が高まる。無意識だろうとは思うが、時々中が動いてそれがたまらない。
「ゆ、祐、いいよ。好きに動いて。平気だから」 「はるか、無理しなくていいから」 浅く呼吸し、涙目で、苦しそうなはるか。痛くない訳がない。それでも笑っている。 「大丈夫、充分してもらったから祐が気持ちよくなって」 「……、なんかキャラが違う」 「なっ、なんでだよっ!」 緊張がほどけたのか、むくれて俺の胸を叩く。ぺち、と痛くない平手打ちが気遣いかも。 「じゃ、お言葉に甘えて」 ゆっくりと腰を引くと、ぎちぎちと引き抜かれる。ぎりぎりで引き抜き、また胎内に沈めていく。 「あ!いきなりなんて、ひぃ、こ、壊れるよ!」 「わ、悪い。でも、はるかの中が気持ちよくて、止まらないやっ」 抗議を無視して、何度も腰を打ちつける。奥をぐりぐりとこね回し、目の前で踊る胸に吸い付く。 「ゆ、祐ぅ、やだぁ、おかしくなっちゃう……や、やめないでぇ。もっと、あぁ!」 あたりにはいやらしい音とはるかの声が混じり、目の前がチカチカする。 「ごめん、もう出るよっ……ぅ」 一番奥まで突きいれ、欲望を注ぎ込む……といっても、ゴム越しだが。久しぶり過ぎて、沢山出ているかもしれない。 本当は直ぐに抜かないといけないんだが、名残惜しくてそのままはるかにのしかかる。 胸から伝わる鼓動は激しく、汗まみれだ。呼吸を整えて起き上がり、ゆっくりと引き抜きゴムを外す。
「はるか、大丈夫か?」 「……だるいし、汗でべたべたする」 上体を起こし、タオルケットで身体を隠しながらぼやくが、俺を見て固まってしまう。 「も、もう、出来ないからね」 「 ? 」 ああ、まだ大きいですね。久しぶりだし、一応若者なんで。 「もうしないから、そんな顔すんな。ほら、シャワー浴びてこいよ」 さっさと服を着て、携帯のディスプレイ画面を確認する。もう10時か。 「あ、そういえば何しに来たんだ?まさか、本当にそれだけの用事かよ」 タオルケットを身体に巻きつけ、服を持ったはるかが、困った顔をする。 「……ごめん。お母さんから晩御飯を持って行けって言われたんだ。冷蔵庫にいれたけど……」 「おばさんが?そうなんだ。おい、人のタオルケットを……まあ、いいや。で、晩御飯なに?」 「……冷やし中華……伸びてるよね……」 「おい」 俺はこの後に少し伸びた冷やし中華を食べて、はるかを家に送りましたとさ。あいつ、覚えてろ。 以上です。スレ汚し失礼しました。
すみません!477の前に一文追加させてください。 「左様ですか。ん?ギャルゲーの女性版だかは?」 不慣れで本当に申し訳ないです。
支援 良かったです。
夏の腐女子は目に毒だよな。 Tシャツの生地が伸びててノーブラでおいおい見えてるんですけど それとも俺に見せつけてるんですか?みたいな・・・ 現実はこのお話のようにうまくいかないだろうけど
>>488 そんな腐女子マジでいるの?
日本人でノーブラで出歩く女にお目にかかったことがないんだが
そんな状況に出くわすなんて裏山
ノーブラで乳首まで見えそうなケースはさすがに少ないが 透けブラ率は非常に高い。 腐女子ってなんであんな生地の薄いTシャツ着てるんだろ
暑いからじゃね? いい年したおばさんなんかもそうだけど「見られている」 って言うのを意識してないとそうなる。
ぶっちゃけデブスでも女として認識すんの?
ぶっちゃけ相手のキャラによる
俺の周り透けブラ率高い気がするんだが、単なる見過ぎか?
>>492-493 男の身体は一人でも多くの女に種付けするように出来てるからデブスだろうが問答無用で勃つ
腐女子とかオタ女ってたとえスタイル良くて可愛くても なんかオタ臭さが出てるよなファッションとか特に
服はけっこう女らしいのに 靴や髪型が微妙だったり アクセサリーや化粧が皆無だったり
さいきん、眼鏡女が増えたから、眼鏡→腐女子みたいなのもあまり当てにならなくなった。 ダサいわけじゃないけどどこかか決ってないゆるいファッション、ゆるい体型、で眼鏡 →腐女子だ! と見極めきれなくなってる。
服装ダサいか、全身流行ものでガチガチに固めてるイメージ モデルが着ないと似合わないような難しい服をなぜか選んで着てたり で結局なんか浮いてるんだよな
某漫画でやろうと思ってたネタをいくつもやられてしまったので、ちょっと鬱。
よく行く書店でしょっちゅう出くわす腐女子が気になってる 中肉中背で顔はまじまじみたことないから分らないけどかわいいと普通の中間ぐらい 長いとも短いとも言えない中途半端で無造作な黒髪、服装も男みたいな格好だったり地味なワンピースだったり。眼鏡はしてない 年齢不詳だけど大学生か働いてないかに見える そいつがBLやライトノベルをよく立ち読みしている。薄笑いしながら読んでることが多い。その様子がかわいい 常に一人で友達や彼氏の存在はない 長い時で小一時間滞在してんじゃないかな 知り合いになりたいけど声かけたら不審者だよなあ・・・ そこでここの書き込みを参考にズリネタにしてるよ
さすがにちょっとキモイです
ナンパしてみたらいいんじゃね? 声のかけ方さえ間違わなければ話くらいはしてもらえると思うぜ?
ナンパとか嫌だしナンパで引っかかるような女も嫌だなぁ 自然に親しくなった相手と男女を意識しない付き合いを続けているうちに いつのまにか事務的にセックルまで進む ツンデレ腐女子の
ツンデレ腐女子の30歳近くなってようやく解放された性欲みたいなのがいいと思う
声掛けるとか一歩間違えば不審者扱いだぞ キモメンならさらに
アキバの飲食店で働いてるんだが、普通に客の腐女子の腐女子会話が聞こえてきてこま……じゃなくて嬉しいw 男子オタクもそうだが、場所が場所だけにみんな自重しない。 俺もオタクだから毎日楽しいし幸せだけどな
ネットの世界ではビッチ、ヤリマンタイプよりも 腐女子に興味が持たれてるのは確か。
逆に考えると男の身体に変な幻想持って尻ほじくるまくるかもしれないな
それはないだろ 前立腺ないしな むしろ彼氏の尻をいじくってんじゃ
そういう意味で言ったんじゃね? 前立腺なんてもんをしらずに闇雲に尻を責めるとか
512 :
名無しさん@ピンキー :2011/08/21(日) 14:37:55.06 ID:HjMBF9/C
腐女子にデブオヤジどうしの絡み掘り合いのビデオを見せつけてどんな反応するか試したい
513 :
名無しさん@ピンキー :2011/08/21(日) 15:24:55.31 ID:pMtCO/q+
俺らがデブプラスを見た時のような反応だろうよw
514 :
名無しさん@ピンキー :2011/08/21(日) 19:28:46.84 ID:xAaQgEVX
創作キャラとか考えちゃってる厨二全快のオタク女マジキモスwwwww
創作キャラの物語が大半を占めるこのスレでそんなことを仰るか
四つん這いでBL本ベロベロ舐めてるむっちり腐をバックから容赦なく責めたい。 で、フィニッシュはそのBL本に射精して一滴残らず啜らせる。
さすがの俺もそれは引くわあ
森ガールっぽい腐女子と付き合いたい
519 :
名無しさん@ピンキー :2011/09/01(木) 13:25:05.37 ID:+a/7d2AZ
男は入れることも入れられることも出来るからずるいという腐女子 好きな子に突込みたいというからレズなのかと聞くとそうじゃなくて もうわけ分んないから自分で自分に指入れてなさいみたいに言ってやった。 いつかこっちが突込んでやりたい。。
520 :
25 :2011/09/02(金) 00:38:54.38 ID:CykG594h
新作、という事で『Broadcast to the World』お送りしたいと思います。 尚、作中に出てくるウェブサイトは架空のものであり実在のウェブサイトとは一切の関係はありません。
「Broadcast to the World」 「あ、あ、おkかな? 聴こえる?」 『わこつですーw』 「あ、はーい。わこつありです。ちょい待ってね、今コメビュ起動するから。……あ、さやさんか。いつもありがとうございますー」 『どもw』 「今日は人どんくらい集まるかなー? 平日だしあんま期待できないか?」 『そうかも知れないですね〜』 「まあ雑談してるだけだし有名でもないからそもそも人集まんないけど」 『www』 「でも、さやさんいつも来てくれるよね」 『アラート入れてますしお寿司』 多分、端から見たらおかしな光景だろう。 ヘッドセットから聞こえる音声は、マイクが拾った自分の声だけ。なのにPCの画面を見ながら俺は会話をするかのように話し続ける。 いや、一応ちゃんと会話はしているのだけど。 「う〜ん。なにやろうか。このままじゃ聴いてるさやさんも退屈でしょ」 『大丈夫w』 「そう? でもなぁ……」 俺が答えるのはディスプレイに表示された文字に対して。専用ソフトは流れるコメントが単一の人物である事を示している。 ――ヌコヌコ動画。 元々は動画共有サイトだが、サイトの人気が高まるにつれサービスを拡大。現在ではユーザーによるリアルくるコメントにレスを返すだけ。 はっきり言ってつまらない。やってる俺自身、客観的に見て二分以上の視聴に耐えられる内容ではない。 辞めた方が良いレベルだ。 なのに俺がダラダラとこんな放送を続けるのは――。 『なんもしないなら歌ってw』 「えー? 聴かせられるレベルじゃないって。別にさやさんも聴きたくないでしょ」 『え、聴きたいw』 「えー……」 何故か俺の放送に頻繁に現れる、唯一の固定リスナーである、さやさんが居るからだ。 『せっかく良い声なんだから歌練習しなよw』 「良い声ねー?」 俺は疑問に首を傾げる。初めからさやさんは俺にそう言ってくる。 曰わく、甘いけど軽くなくて落ち着く声音だと。 はっきり言って自分自身では分からない。 未だにヘッドセットから聴こえる自分の声は違和感だらけで慣れないし、話し方もいくらか聴きやすくを心掛けてはいるがカッコつけたりはしていない。 確かに生配信をしている人間の中にはイケメンボイス、略してイケボと銘打って配信している者もいるが、俺にはそんな大それた自負なんかない。 「第一、なに歌えば良いのさ?」 『“二足走行”とか?w』
「いや、ボカロ聴かないし。知ってるでしょ」 『聴きなよw』 「うん、まあ気が向いたら」 『あ、思い付いたw』 「うん?」 『凸待ち枠やったら?』 「え? 誰もこないでしょ?」 『じゃあアタシが凸する?w』 ――胸が、大きく鳴った。 凸待ちとはスカイプのアカウントを晒し、スカイプ通話を掛けてもらい、その会話の内容を放送する事だ。 今までやってきた放送でこんな話が出たのは初めての事だった。 「え? さやさんが?」 『いwやwなwのwかw』 「そういうわけじゃ……」 嫌な訳はない。わざわざ俺なんかの放送に頻繁に来てくれる、言わばお得意さんだ。 リスナーとしてでなく、一個人として彼女個人に興味がないかと言えば嘘になる。 スカイプのアカウントは一応持っているから凸待ちは出来る。放送に反映するやり方も知っている。後はアカウントを晒すだけ。 「じゃ、じゃあする?」 彼女に対する興味がその言葉を言わせた。 面と向かってどころかスカイプ越しですら女の子とはまともに話した事はない。 大学でも、僅かな友人以外とは会話をしない。 今までは文字に対するレスだったが、スカイプなら顔は見えないが生の会話だ。 極度の緊張を覚えながらも、指はアカウントをコメントフォームに打ち込んでいた。 後はコメントボタンをクリックすればアカウントが晒される。どうせ過疎放送だしコメントをしているのもさやさんだけだ。 恐らく変な凸をしてくる人間はいない。 カチリ、とマウスが鳴った。 投稿者コメント欄に俺のアカウントが表示される。 暫くの沈黙が息苦しい。 俺の沈黙と、コメントの沈黙。だが――。 ピコン。 『コンタクト要求がきています』 来た。アカウント名『saya』。間違いないさやさんだ。 コンタクト追加を承諾する。そこから間が五秒程。スカイプが通話着信を告げる。 『やほー』 若い女性の声がヘッドセットから聞こえた。 「あ、はい。ど、どうも」 どもりがちに答えると向こうから苦笑混じりの返答があった。
『あはは、いざとなると緊張するね〜』 言う割には落ち着いた声音でさやさんが喋る。 「そう、ですね。めちゃくちゃ緊張……してます」 『硬い硬い』 苦笑混じりの声でさやさんが言う。 「いや、だって……ねぇ!?」 緊張が度を超して、大きな声が出てしまった。 「だって知ってるでしょ? 女の子に免疫ないし、実際話すの初めてだし、どうしたらいいか分かんねえし!」 『そうだね、色々知ってるかもw』 「だから……っ」 ――ディウン。 そんな感じの音が耳に聴こえた。 「え……あ……?」 通話――終了? 多分、時が凍りつくっていうのはこんな感じだ。 動揺と、疑問符と、後悔なんだか怒りなんだか。 (え……俺、なんかした?) 僅かな声すら出せず、指一本すら動かせず、脳内でさっきの会話を反芻して何がいけなかったのか考える。 そんな事をしても理由なんか分からず、俺は混乱を深めるばかりだった。 † † † どれくらいそうしていたのか。 気が付いたら三十分の枠は終了していた。 「十五分近くも無言だったのか、俺」 意外な程ショックなものだ。 「なんだろう。さやさんて荒らしだったのか?」 いや、だとしたら随分な手の込み様だ。 スカイプに表示されたさやさんのアカウントはオフライン。 ログイン状態の隠匿を行っている可能性もあるが、どちらにせよ自分からアクションを起こす気にはなれなかった。 しかし――。 「……オンラインになった? って、え、うわ、着信?」 sayaの表記がオンラインになるとほぼ同時、スカイプに着信。相手は勿論そなアカウントからだった。 「は、はあ?」 取り敢えず通話に応じる事にしてみる。 「ごっめん! 親フラで切っちゃった!」「え?」 「しかもお母さんがパソコン使いたいって言うからスカイプも落としちゃって……マジゴメン!」 「あ……そう、だったんだ」 俺は、悪意から通話を一方的に切られた訳ではないと分かって無性に安心していた。 「まあそれならしょうがないよね……」 「あの後放送は?」 「あ〜……びっくりしちゃって、なんか黙り込んじゃった」 「うわ、ごめん……」 「いや、いいっていいって。人も来ないし」 自嘲を込めて笑いながら答えると、ヘッドホンから息を吐く音が聞こえた。 「優しいよね」 「いや、そんなことは――」 「そういう所、好きだよ」 その一瞬、心臓が跳ねた。
文字なんかではなく、生の感情が乗った声で好意を示される。それも、見えていない筈の表情――無邪気な笑みさえ見えそうな声で。 はっきり言って、耐性のない俺には色々と響くものがありすぎる。 「ねえ、今日はまだ放送ってやる?」 「あ、いや。今日はもうやらない……かな?」 「じゃあさ、このままお話していい?」 再び胸が高鳴る。 どうしよう。気付いてしまった。 ――さやさんめっちゃ声可愛い。 透き通るようで、甘えたような声。アニメ声とも少し違うけど、愛らしさに満ちた声。 そして、それが自分個人への語りかけとなった時の破壊力たるや。 「だめ?」 「だめじゃ、ないですっ」 あぁ、ヤバい。これはヤバい。萌える。めちゃくちゃ萌える。 そんな気がなくても、まるで恋人に語りかけるような声音は――いや、恋人とかいたこと無いから実際は分からないけど。 好きに――なりそうじゃないか、俺? 「年って言ったっけ、私?」 「そう言えば知らないかも」 「19歳。覚えといて」 「二つ下か……」 「あ、そうなるのか……ふむ、二つ違いか、どうなんだろ?」 「え?」 「あぁいや、なんでもない」 「うん。あ、さやさんってさ」 「ちょっと待って。敬語……っていうか、さん付け、やめない?」 「そう? いいの?」 「当たり前でしょ。そっちが年上なのにこっちだけタメ口もおかしいじゃん?」 「ああ、うん」 昔から同級生の女子にすら敬語だったからな……なんというか違和感というか。 非リアが染み着いてるな、俺。 「ねえ?」 「なに?」 「ボカロ聴かないって言ってたけど、普段なに聴くの?」 「あ〜、大体ロックかな? 洋楽でさ、ゼブラヘッドってバンドがあってさ、これは妹に布教するくらい好き」 「へ〜、綴りは?」 「あ、じゃあスカチャで送るよ」 「ありがと」 スカイプのテキストボックスにzebra headと打ち込んで送信する。 「あ、来た来た……オススメはなんて曲?」 「なんだろ……あ、ゲームとかやる?」 「やるよ〜 文字なんかではなく、生の感情が乗った声で好意を示される。それも、見えていない筈の表情――無邪気な笑みさえ見えそうな声で。 はっきり言って、耐性のない俺には色々と響くものがありすぎる。 「ねえ、今日はまだ放送ってやる?」 「あ、いや。今日はもうやらない……かな?」 「じゃあさ、このままお話していい?」 再び胸が高鳴る。
文字なんかではなく、生の感情が乗った声で好意を示される。それも、見えていない筈の表情――無邪気な笑みさえ見えそうな声で。 はっきり言って、耐性のない俺には色々と響くものがありすぎる。 「ねえ、今日はまだ放送ってやる?」 「あ、いや。今日はもうやらない……かな?」 「じゃあさ、このままお話していい?」 再び胸が高鳴る。 どうしよう。気付いてしまった。 ――さやさんめっちゃ声可愛い。 透き通るようで、甘えたような声。アニメ声とも少し違うけど、愛らしさに満ちた声。 そして、それが自分個人への語りかけとなった時の破壊力たるや。 「だめ?」 「だめじゃ、ないですっ」 あぁ、ヤバい。これはヤバい。萌える。めちゃくちゃ萌える。 そんな気がなくても、まるで恋人に語りかけるような声音は――いや、恋人とかいたこと無いから実際は分からないけど。 好きに――なりそうじゃないか、俺? 「年って言ったっけ、私?」 「そう言えば知らないかも」 「19歳。覚えといて」 「二つ下か……」 「あ、そうなるのか……ふむ、二つ違いか、どうなんだろ?」 「え?」 「あぁいや、なんでもない」 「うん。あ、さやさんってさ」 「ちょっと待って。敬語……っていうか、さん付け、やめない?」 「そう? いいの?」 「当たり前でしょ。そっちが年上なのにこっちだけタメ口もおかしいじゃん?」 「ああ、うん」 昔から同級生の女子にすら敬語だったからな……なんというか違和感というか。 非リアが染み着いてるな、俺。 「ねえ?」 「なに?」 「ボカロ聴かないって言ってたけど、普段なに聴くの?」 「あ〜、大体ロックかな? 洋楽でさ、ゼブラヘッドってバンドがあってさ、これは妹に布教するくらい好き」 「へ〜、綴りは?」 「あ、じゃあスカチャで送るよ」 「ありがと」 スカイプのテキストボックスにzebra headと打ち込んで送信する。 「あ、来た来た……オススメはなんて曲?」 「なんだろ……あ、ゲームとかやる?」
「じゃあソニックシリーズ分かるかな。ソニックの主題歌あるからそれとか」 「曲名は?」 「『His world』って曲」 「へ〜ソニック。ん〜と……あったこれかな?」 「……なにしてんの?」 「つべ」 「なるほど」 あまり誉められたらやり方ではないけどまぁ聴いて貰えるのは嬉しいから黙っておこう。 「ふんふん……なるほどかっこいいじゃん」 「だろ?」 「意外。結構センスあるね」 「や、まぁ基本はオタクだけどさ」 なんとなく自分如きがセンスあるとか言われると気が引けてしまい、思わず謙遜してしまう。 「そういえば今期アニメなに見てる?」 「え? アニメ?」 いきなり話題が変わり面食らう。 「そう、あたしは日常とか見てるんだけど――」 ――その日、結局話題はコロコロと移り変わり。自分から話題を出すことなく尽きぬ言葉が交わされていった。 二人が眠りについたのは最終的に明け方の事だった。 続
527 :
25 :2011/09/02(金) 00:56:24.40 ID:CykG594h
コピペミスすいませんでした。これ書き込んでる時点で投稿内容ちゃんと見直してないのでまだあるかも。 というわけでテーマはいまどきのオタクでお送りしますBroadcast to(ry最後までお付き合い頂ければ幸いです。
>>519 男に突っ込みたいって意味だろ
なんでレズになる
531 :
456 :2011/09/04(日) 12:59:32.23 ID:8fxgJXoO
大学の小説系サークルで何となく親しくしてた腐女子が、 肩凝った肩凝ったとしきりに言ってたから、そこは部室で他に誰もいなかったしなんとなく 「じゃちょっとマッサージしてやろうか?」と言ってみると 「なら頼むわ〜」 と言うことで、肩を揉むことになった。 背中の方に行って長めの奇妙な編み方をした髪をちょっとどかして肉付きの良い肩を揉みはじめた。 モチモチした感触があった。 ぽつぽつと雑談しながら揉んでたら腐女子が 「私、胸が大きいからすぐ肩凝っちゃうんだよ〜〜」 と言った。 「え?」 ふくよかな体格で胸は確かにめだつほどでかいが・・・。 俺はふざけたつもりで、まぁこいつになら嫌われてもいいからと 「んじゃ、胸も揉んでやろうか?」 と言ってみた。 今度は腐女子が 「え?」 って感じになって、怒るかなと思ったら 「・・でも、誰か入ってきちゃったら・・・」 と言うもんだから非常に気まずくなりかけてたところに 沈黙を破るように部室にやっぱり誰か来た。 サークルの先輩2〜3人で、 「あらら、仲良いね」「この二人、お似合いだよね〜」 みたいに言われてしまったので、妙に意識してしまったが腐女子が 「やめてよ〜」と言って済んだ。 その日、帰りに腐女子と並んで歩いてた時何となく手を握ってみたら、丸い指でぎゅっと握り返してくるし しかももたれかかってくるではないか。 もうそうなると、相手がデブスとかどうでも良くなって、むしろそこがかわいいみたいな気になって、後は一気にと。
うふ〜ん
オタク…
>>531 実話なら遊びに誘え
創作なら続きキボン
Broadcast to (ry期待
537 :
名無しさん@ピンキー :2011/09/14(水) 07:55:50.97 ID:wWUCcade
あげ
538 :
名無しさん@ピンキー :2011/09/15(木) 22:05:34.88 ID:lxK0SNl3
デブスとSEXする小説ってすくないよね 私立変態学院って所しか知らない
539 :
名無しさん@ピンキー :2011/09/16(金) 00:05:19.48 ID:tYamlAnJ
腐女子って頭の中エロエロなのに、実践が全然伴ってなくて 実は可愛いのにダサダサだから男が寄ってこないので当然処女で、 無防備だからやろうとおもえばいつでもできるみたいなイメージ。
マジレスすると実はそうでもない リアルでは彼氏持ちやうまいことやってける人が割といる というか女性の場合隠れが多いからえ、こんな人が?って人が腐趣味のある人だったりする
542 :
名無しさん@ピンキー :2011/09/17(土) 14:23:19.32 ID:oaKoc5PJ
その辺はな… その点男はいつまで経っても子どものまま、例えセックスして童貞を捨てたとしても…
大人になっても子供のままってのも良いよね
>>539 放送今日の深夜だな
さてどうやって家族にバレずにみようか・・・
545 :
名無しさん@ピンキー :2011/10/01(土) 20:28:36.72 ID:xdPIhTmv
>>543 大亀あすかみたいな娘か…
また変わるな…
546 :
456 :2011/10/06(木) 08:56:01.19 ID:AEFDp75X
くっついてきたので 「このままどっか行く?」と聴いいてみた。 「どっかってどこ?」 「えーと、ホテルとか?」 「そういうとこ恥ずかしいから、君の家でいいよ」 「すごく散らかってるけど」 「その方がが落ち着くもん」 ということで俺の家へと。腐女コも2、3回来たことある。 腐女コは部屋に座ると変な編み方をしてた髪をほどいた。 すると軽くウエーブした長い髪がふわっと広がって その方がずっと色っぽくていいんだよね。 じーと顔を見てたら下膨れだけどなかなかかわいく見えてきた、 腐女コはちょっともじもじしてたけど眼を閉じた。 キスされたがってるんだなと思って、顔を手で寄せるとキスしてみた。
6年間図書委員してるっていうサラサラ黒髪ロングでストレートのアイドル顔の腐女子彼女(JK)と付き合ってる 処女だったしフェラ上手いし照れ屋だし乳ねぇし最高 でもちょこっとメンヘラ、そしてレイヤー それを初めて知った時、コスプレエッチしたいって言ったら静かにお説教された
っていう妄想でした おわり
モバゲー「君と一緒に」の期間限定キャラがどうも隠れ婦女子っぽいな。乙女系とか口走りやがった。 委員長ってきいて初めて見たけどどんだけ属性突っ込んでるんだwww
ぽっちゃり関係ねえ項目ばっかw
このテレビ局はど−ゆーリサーチをやったんだ? OKぽっちゃりってなんか勘違いブスっぽく見える
下請けのお兄さんの直感とイマジネーションだろ。 リサーチなんてするはずもない。 星占いと同じ。
腐女子はいじると面白い カミングアウト済みの腐女子ならけっこうえげつない 猥談(ホモネタだけど)に乗ってきたりするし 懐けていけばやがてセックスできるかもしれない
556 :
名無しさん@ピンキー :2011/10/29(土) 15:55:11.33 ID:wznrFv6+
腐と付き合ってみたい…
557 :
名無しさん@ピンキー :2011/10/30(日) 21:17:28.01 ID:69qNAHFL
ハロウィンだから、コスプレしたくなるよねー 腐やオタク女の彼女がいたらあなたはどうするか… ぽっちゃりした初音ミクとかいいなぁと思ったりする
かわいいコス腐女子をハロウィンで食べちゃうか クリスマスまでとって置くか、みたいな
>>527 あの… 続きはまだですか?
かなりwktkしてます
全裸待機もばっちりです
560 :
名無しさん@ピンキー :2011/11/05(土) 15:00:35.13 ID:fObZ8vK6
腐女子はブスの方が萌える
561 :
名無しさん@ピンキー :2011/11/11(金) 14:33:05.85 ID:36zAcuHd
上げ
ツンデレ腐女子ととりあえずデートしたい
563 :
名無しさん@ピンキー :2011/11/25(金) 16:40:04.20 ID:eHeoS6U2
上げ
上げてどうする気だ
腐女子と付き合ったら穴掘られるんじゃないか?
掘られそうだな だがそれがいい
私だけ痛いのはずるいからあんたも入れさせなさい とこっちのケツを狙ってくるんだよな
良いのかよww守備範囲広いな
良くないけど好きな子がヤリたいって言ってくるなら仕方なくね?
570 :
名無しさん@ピンキー :2011/11/29(火) 12:54:46.89 ID:p26KvyAT
それは腐関係なしのただのSだろ
571 :
名無しさん@ピンキー :2011/11/29(火) 13:41:37.19 ID:VhCzcy9i
腐女子と腐男子のカップルが二組いて 腐女子たちは腐男子たちがホモ行為をするのを見ながらオナニー 腐男子たちは腐女子たちがレズ行為をするのを見ながらオナニー 腐女子と腐男子は直接セックスはしない
>>570 単にお尻に突っ込めば問答無用で気持ちいいと勘違いしてるだけだろw
男がAVのアブノーマルプレイ真に受けるのと一緒
腐はいざ始まると照れてマグロになるの?
ここをああしろそこをこうしろとか 注文の多いマグロになりそう
実際どうなの?腐女子とした一般男性に聞いてみたい
腐女子の巨乳率の高さは異常 やっぱりホルモンの分泌がすごいからか
腐女子エエやん
腐女子に妄想の対象にされたときの悪寒がヤバイ
うちの腐女子は貧乳だ 俺よりも背が高くて、俺はチビで167、彼女172 痩せてるわけでもないし貧乳ってほどでもないけど谷間を作るまではおっきくないっていうか パイズリも夢のまた夢 背が高くて髪が長くてロンスカなんか履くとすごく雰囲気はあるけど顔はまぁ仕方ない
貧乳か貧乳ってほどでもないか、どっちなんだよw
可変種なんだよ
582 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/09(金) 06:30:49.14 ID:lpOrtxAm
腐女子=3Dだとぎこちない オタク女=マグロ 文化系=真面目ぶって貪欲
乳が可変っていうか排卵期になると胸が張ると言う女はいる。 そんな性欲が高まってる時にもBLでオナってる腐女子がすげーもったいない。
>>575 毎回妙に複雑なイメージプレイを要求される
男装してBLプレイだったり
腐女子といろんな意味で付き合ってる男はスゲーなwマニアック過ぎる
588 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/13(火) 17:53:45.92 ID:82K563/2
すげぇかわいい…
あれ?うちのいとこに似てるw まさかこれ東海圏でとってきた写真じゃないよねw
篠崎愛じゃねーか
| 朝はパン!/ __ ヽ|゜∀゜|ノ |__| | | | パン!パパン!! / ____ カク | |゜∀゜| /⌒⌒ヽ | |\ |`イ ノハぃ) パン カク(( |_|_ィ⌒`」 ‖' 、 ソ| ノ と、_入`_,つ λ う パン
592 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/14(水) 15:44:03.47 ID:GDBjpILi
以前、腐女子からかってたら 「てめー童貞奪うぞ!」といって怒ったが もちろんケツのことだった
593 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/16(金) 01:17:00.96 ID:g14b8ml1
作品作りの研究のためにベリーショートにした大学の漫研の腐女子が 男の子として後輩の男子学生と付き合うちに本当に恋愛感情が湧いて コミケの打ち上げ後に二人でホテルに行って彼に処女を捧げる
594 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/17(土) 16:49:27.31 ID:rGIxBjnJ
クリスマスネタをどうしようか、冬コミネタをどうしようか・・・ でも、オタクのクリスマスって、ホームパーティーのイメージが頭から離れない・・・ リア充だった頃は外で過ごして家で寝た記憶があるし
595 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/17(土) 17:53:19.32 ID:JQeQbgP1
カラオケボックスでアニソン歌合戦
カラオケボックスで二人きりになったら乳を揉ませてもらう
あげとく
599 :
名無しさん@ピンキー :2011/12/30(金) 12:31:30.38 ID:oTqDJTTs
コミケでナンパした腐女子とやった奴いる?
600 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/02(月) 22:42:25.31 ID:EcRfEQ6X
鷲宮神社で腐と初詣・・・ そして、秩父神社で初詣したら、飯能であなるが援交未遂をしたホテルでセクースという罰当たりなSSはいいか?
腐の姫始めは、もちろんオナニー どうせ彼氏なんかできないからと、2年前に自己開通しちゃったので 遠慮なくディルドーでズコズコと・・・・
30代の女性の4人に1人は性体験がないんだって。 腐女子の増加が原因?
うふ〜ん
うふ〜ん
606 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/24(火) 08:31:01.55 ID:1smoQpJp
うふ〜ん
腐女子と寝たら 自分は好きなウケキャラになりきってエッチをしたからとても興奮したと言われてげんなりした 彼女の中では、自身が男だったらしい
609 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/30(月) 06:41:04.80 ID:6xLgSHqx
>>608 今度はおまいが受けキャラになってやれよww
つじあやのってシンガーソングライターがブス系眼鏡女で 腐女子って言うか文化系女子っていうかオタク女タイプ 胸が全然ないのもいい感じ
なんか俺の妹に似てるw
test
最近の腐女子はレベルが上がってこのスレの人が好きそうなもっさいタイプを見つける方がかえって難しいと思う
616 :
名無しさん@ピンキー :2012/02/12(日) 12:05:28.93 ID:RFEn2B+X
腐女子の彼女と付き合い始めたころ、 最初のデートの時、彼女は高校の制服を着てやってきた。 21歳の大学生だったんだけど、幼いタイプだから、そんな格好する高校1年生ぐらい見えた。 なんでそんな格好?と聞いたら「こういうの好きそうだと思ったから」と言った。 やばい、見透かされてると思った。 もっと後になって聞いたら、制服着てればHなことされないだろうと思ったといった。 確かに「女子高生」と一緒に盛り場をあるいてもあんまり変な所には行けないよね。 その時、手を繋ぐのもためらわれたから。
617 :
タツノオトシゴ :2012/02/14(火) 22:37:20.10 ID:27IjCsAB
お前らが生まれた頃から今も変わらず根の腐り切った心の無い大人と言う
『本物のクソガキ』が織り成す『金』に支配されたこの世界へ…
お前ら子供たちは何の疑いも疑問も無く学校に行かされ社会に放り出され
先祖たち、親、大人たちが残した怨念 (悲しみ恨み妬み) と金で心と体が蝕み苦しめられ生きていると想う、、、。
何も知らず生まれてきたお前たち『命』は何の罪もない
寂しくて今日も辛いやろう、、、。
俺も皆もお前と一緒やで
必ずこんなしょうもない世界ぶっ潰してやるから独りにだけはならないでほしい、、、
少しでも話せる仲良くなれる仲間と寄り添って居てほしい、、。
悪さしてもええ、、どうか死なないで耐えて待っててくれ
こんな大人たちばっかりの世の中でごめんな、、、、。
By 世界に最後の戦いを挑む者・翔より
http://twitter.com/SHOTHEMC
618 :
名無しさん@ピンキー :2012/02/15(水) 12:14:49.28 ID:Lh2b76k7
オイ腐女子!今日でいいからチョコ寄越せ!お前からもらって嬉しい奴がいることぐらい気付け!
619 :
名無しさん@ピンキー :2012/02/26(日) 06:31:34.01 ID:AI2I5rVb
あげ
620 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/04(日) 07:48:54.84 ID:q8o6IPXs
上げ
621 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/07(水) 12:19:02.92 ID:/jCk/oui
デブスでもいいから腐女子とセックスしたい
完結されてない作品見たい
>>25 さんとか、古いけど
>>372 さんとか、もうスレにいないのかな……
エロが足りないんだぜ!
624 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/08(木) 13:19:39.02 ID:JaKhlLuO
という訳で支援上げ 職人さん戻ってきてくれ
625 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/08(木) 13:51:08.95 ID:MmrmzMv3
腐女子とはちょっと違うが、金を払って処女を捨てたという官能作家・花房観音の話が何かすごい 「穴さえあれば女なんだ」、作家・花房観音が劣等感の末に見出した真実 ――ご自身にコンプレックスがあったというお話でしたが、処女喪失の際も男性にお金を払ったそうですね。 花房 初体験の時は60万円、クンニは20万円を払いました。金融業者が1社20万円しか貸してくれなかったので、 3社に借りましたよ(笑)! そのときは本当に切羽詰まっていて、「私のことを相手にしてくれるのはこの人しかいない。 この人が離れていったら私は生きて行けない」と本気で思っていました。 処女を捨てられたということにホッとはしましたが、 前戯もないただ挿れるだけのセックスでしたので、ぜんぜん気持ちよくない。 処女を喪失する前からアダルトビデオを見てセックスに憧れを抱いていましたし、 それなりの願望があったのですが、やはり自分には普通のセックスはできない、と感じました。 ただ、その人に挿入されるだけでありがたい、と。
test iPhone規制ってここではどうなってる?
627 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/09(金) 07:51:00.86 ID:mCg887w5
書き込めたー!!! 職人さんカムバーック!!れ
おい、誰だ「腐女暴肛」なんて電波を送信した奴?
629 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/15(木) 10:46:06.24 ID:0UIKcoXG
エロ分が不足してるよな
630 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/18(日) 17:14:09.17 ID:5bb/lFOb
腐女子のセーターを盛り上げる胸じゃなく微妙にたゆたゆしたお腹が気になる
二次腐にはかわいい子いっぱいいる 二次腐領域は最近リア充&DQNが流れ込んできてるからね モデルみたいにスレンダーな黒髪長身サラサッラストレートの美人もいるよ 最年少は小学3年生だったかな……? かなりの美少女だったよ ソースは二次腐を良くも悪くも腐女子をたくさん見てきた私 あ く ま で 二 次 創 作 限 定 だ け ど ね モサ系好きならオリジナルBL読んだりかいたりする娘に多いよね ポチャ割と多いよこの領域は 腐って趣味以外に金ばらまいたら美少女に化ける娘多すぎだよね という私は50キロ台後半のデブスなキモ腐女子ですが何か?
50キロ台後半ならそれほどデブでもないんじゃ せっかく来たならHな話を書いてって欲しかった
60台なら普通 70以上は騎乗位お断り 80超えたらごめんなさい
ごめん年齢=(ryだからHな話ないんだよ
H話は別に現実の体験談である必要はないんだが。
あー、えーと、その 現実の腐に興味はないから去れ?
何?妄想おk? じゃあ適当に書くわ
勃起したクリトリスは興奮が高まるとひっこむんだ 勉強になるな〜 セックス体験なくてもオナニー好きの腐女子だったら経験あるだろうね
641 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:00:06.83 ID:dqphbdDG
俺 34歳 175cm スポーツはそこそこ現役でちょっとアニオタ 同僚女 29歳 一応部下 155cm 細めでメガネ 綺麗系だけど腐女子 仕事 いくつか本を出している出版関係 基本、チームで本を作っているのだけど、俺のパートって特殊で、他のメンバーが手を出せない。 で、すごく多忙だったんだけど、そんな俺を見かねた上司がアシスタントに付けてくれたのが同僚女。 ちょうど今から4年前かな。 彼女のスペックは書いたとおり。 細面でちょっとつり目なんだけど、くっきりした二重。 顔立ちは綺麗系。いかにも文系女子って感じで好感だった。 特に、肩より少し長い髪は、一度も染めたことがないとかで、つやつや黒くて柔らかい。 普段は縛っていたけど、服装によってはほどいてくることもあって、そこが結構萌えどころだった。 彼女は仮に松原さんとしておく。 昼休みとか、いつも文庫本を読んでいるか、ネットをして時間を潰していた。 同僚のスイーツ系とは波長が合わなかったみたい。 当時、俺、独り暮らしで彼女もいなかったし、本読みってのがいいなぁとおもって、セクハラ、パワハラには気をつけながら、いろいろ様子をうかがいつつ、半年ほど様子を見ていた。 で、仕事はどちらかのタイミングに合わせて終えることが多かったから、一緒に夕飯とか食べるようになった。 酒を飲むことはほとんど無かったけど、会社の忘年会で彼女が珍しくベロンベロンになっちゃって…… 俺は2次会がうざかったので、一次会で切り上げようとしたところ、彼女がパタパタっと駆け寄ってきて、腕にしがみついて、 「○○主任、駅まで送って下さい!」 俺ポカーン 周囲はヤンヤヤンヤ!! 仕方がないので、 (内心チャンスと思いながら)「お持ち帰りで〜すv」とちゃかして、彼女の家の最寄り駅まで。 電車はどうにか体が回せるくらいの混雑。 彼女は俺の路線の途中駅だったので、とりあえず駅までと思ったけど、俺の左腕にしがみつきっぱなしで、立っているのがやっと。 薄い胸が肘にこすれるし、支える振りして、右手で彼女の腰に手を回しながら、くびれのあたりを楽しんでいた。 髪とか椿のシャンプーのいい匂いがするし、もう、チンコはフル勃起。 もう、頭の中は、これから彼女を突きまくることだけ。 すごく細かったんだけど、タイトスカートからの太もものラインとかはけっこうムッチリしていて、細身なりの尻のボリュームもあった子だったので、四つんばいにして尻を抱え込むように舐めまくろうと、前屈みでしたよ。 上司の立場で部下を抱くっていうシチュエーションに興奮しまくっていた。 彼女に道を確かめながらマンションまで。 けっこうあるな〜と思っていたら、彼女の携帯にメールが。 ごそごそ鞄から取り出した携帯を見て、彼女、急にえぐえぐ泣き出して、なんか、酔いと合わさって会話が成立しなくなり、マンションの前まで来ると、急に腕をほどいて、 「……今日はありがとうございましたっ!!」 オートロックを外して、マンションに駆け込んでしまった。 俺、寒空の下でポカーン よく状況が飲み込めなくて、松原さんに 「大丈夫か? 何かあったの?」 と、最後の望みを繋ぐメールを送ったんだけど、返事無し。 この夜はかなり荒んで、OLものエロビデオ見て抜きまくったよ。
642 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:01:01.88 ID:dqphbdDG
この時の理由は、最後の最後にわかったんだけど、とりあえずここまで来て駄目なのにごねても仕方ないと思って、 それから会社では上司と部下の線引きで付き合っていました。 やがて、ひょんなことから彼女に彼氏がいることも解り(しかも俺より年上)、さらに半年ほど経過。 本当、この間は互いに仕事以外の会話は無かったと思います。 この間、彼女に感心が無かったわけではないけど、付き合いが長くなるほど、波長が合わなくて困ったんだ。 理由は簡単で、俺は基本が萌えオタで、彼女が腐、それも筋金入りの腐女子だったから。 魂の根っこが一致していない。 ところが、ある日、社内メールが彼女から(デスク斜め向かいなのに)。 「○○主任、ハルヒとか読んでいるんですか?」 iPodのプレイリストがつきっぱなしになっているのを見てしまったらしい。 それをきっかけに、まぁ、深夜アニメやらなにやらの話を、2人だけの時はするようになった。 会社にはそういう趣味を話せる同僚がいなかったらしい。 俺はまったく理解不能だったカップリングのなんたるかを叩き込まれ、 松原さんは、俺から進められたKey系の泣きゲーをえぐえぐ言いながらプレイしていてみたいな。 そんな関係が去年の夏まで続いた。 松原さんは彼氏と続いていたし、セクハラとか社内恋愛にはうるさい会社だったので、関係は発展しなかった。 そのままの方が、居心地が良かったし、リスクもないから。 ところが、転機が。 別の出版社(少し大手)に勤める友人から引き抜きの話が来た。 出版不況で、頑張りほどは本が売れてくれず、現状維持がやっと。 給料を上げたければ、器を変えるしかないので、俺はこの話に乗ることにした。 松原さんを放ってしまうことにはなるけど、彼氏と結婚を考え始めていたらしいので、いいきっかけにはなるだろうと。 今思えば、俺のテンションもかなり変な事になっていた。 転職を決意していたので、会社の空気みたいなものを気にしなくなっていたんだろう。 松原さんに対してやたらと攻撃的になったんだ。 今までは「お願い」だったのが「命令」に近い感じで。 すると、思いのほか従順で、残業とかにも何も言わず付き合うし、遅くなったときの食事を渋ると言うことも減ってきた。 それで、たまたま2人とも定時で上がれた日に、「スカイ・クロラ」を一緒に見て、 あまりにアレな出来にやけ酒だっ! と盛り上がり、2人では言ったことのない個室の少し高級な居酒屋に、俺のおごりで行ったわけ。
643 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:02:38.87 ID:dqphbdDG
これまでの俺の変化と、彼女の変化から、ひょっとすると松原ってM? と思い始めた俺は、この個室でかなり松原さんを責めた。 この辺の会話は迂遠なので、尋問形式で端折る。 「松原さん、〈忘年会〉の事だけど、あれ何だったの?」 「付き合い始めたばかりの彼氏が家に来ていたんです」 「彼氏いなければ家に入れてくれた?」 「わかりません。よく覚えていないけど、彼氏にばれたら大変としか考えていませんでした」 「俺、すごい期待しちゃったんだよ。松原さんとセックス(あえてセックスと言った)出来るんじゃないかと思って」 「……そんなこと、困ります」 「いいよ、もうあきらめたから……。彼とはどうなの。結婚近いんでしょ」 「……そうでもないです」 なんでも、彼の会社の業績が悪く、事業部移転に伴う転勤の可能性があるとんことで、それに付いていくかどうか悩んでいるとのこと。 なんか暗い話題になりかけたので、なんだかんだと話を変えて、下ネタに。 このときは、何が何でも、言葉で松原さんを丸裸にするつもりでいた。 「でも、2年も付き合っている彼氏なんだからセックス上手でしょ?」 「え〜……よくわかりませんよ、そんなこと」 「なんで? だって体の相性良くなきゃ、2年も持つわけないじゃん」 「う〜ん、私、彼が初めてだったから……」 「!!!」 マジで!? こんな綺麗な顔してて、理想の微乳で、そのくせ、腰から尻のラインは思いのほかふくよかな女が、26歳まで処女!!!??? ってことは、29の今でも男を一人しか知らないとな。 しかも、掘り下げると、彼のセックスもずいぶん未熟らしい。 もともとセックスの回数が少ないのと、客観的にだいぶ早い。 もちろん、松原さんはイクっていうのがどんなことか想像も付かないようだ。 腐女子特有の、基本的な男性恐怖に加え、セックスでは受け身なので、男を射精に導いてやることがセックスだと思っている。 俺は超萌えた。 松原さんの返事、実際はこんな明快じゃなくて、すげー解読に苦労したことは察してくれ。 「松原さん、フェラチオで彼を喜ばせている?」 「えっ……時々」 してんのかよ!! 「どんな避妊しているの?」 「彼が抜いて出します」 「どこに?」 「お腹とか……背中とか」バックもやんのか、こんな華奢な身体で(ハァハァ) 「顔にかけたりする?」 「一度されたけど、髪の毛について大変だったので、それっきりです」 「でも、かけたがるでしょ? 男なんだから」(んなわけあるか) 「……口と手で受け止めます」おれがイキかけています。 「飲んであげるの?」 「そういうこともあります」 もうだめだ。俺の股間がネクストバッターズサークルに入りましたよ。
644 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:03:20.00 ID:dqphbdDG
俺、壊れた。 「松原さん、俺ならそんなコトしないな」 「どういう事ですか?」 「俺ならそんなユルい犯し方しないって」 ここから延々、俺が松原さんを抱くとしたら、ああする、こうすると、ソフトSMの風情を講釈。 松原さんみたいな子は、手首を縛って自由を奪って、後ろから激しく犯すと、感じるようになるんだよ、みたいな。 俺、かなり必死モード。 松原さんも、酔いなのか恥ずかしいのか、小さくすぼめた肩に首を引っ込めるようにして硬直しながら、伏していた目を時々上目遣いにして、潤んだ目で俺を見ては呼吸が小刻みになっている。 決めた。今夜、この子を犯す。 「じゃあ、行こうか」 「えっ!? えっ!?」 腰を抱くようにして出口を促し、クレジットで支払いを済ませ、店を出る階段に出ると、 「あ、あの、困ります、本当に……」 つべこべ言わせる前にキスで口を塞ぐ。 うわ、すげ〜やわらかい…… 少しポテッとした唇が、細面の顔の中でチャームポイント(井上和香ほどじゃないけど、 顔の大きさに対してボリュームがある)だったから、むさぼり付いたとはまさにこのこと。 苦しくなって松原さんの漏らす酒臭い吐息に頭が痺れ、口の中に舌を突っ込んで、唾液を吸ったり流し込んだり、 2分くらい彼女の舌を追い回して口の中を舐めまくった。 もう、顎までよだれが垂れるほど。 その間、左手は彼女の柳腰をがっちりと抱きしめ、右手は尻をわしづかみにしていたよ。 チノパンの上から尻を揉みに揉みまくって…… 「だめ、だめなんですっ!!」 そう。マジバナで生理中だった。 俺の手がナプキンに掛かってしまって、彼女が我に返ってしまった…… さすがに生理でセックスは強要できない。 俺は涙を呑んで帰宅し、デリヘルを呼んだよ。 「黒髪で痩せ身の子!!!」 さすがに翌日から、松原さんはおれを避けるようになった。 もちろん、仕事上はいままで通りだけど、薄い幕が掛かったみたいな距離感が出来てしまった。 俺も、やり過ぎだったとは思うし、ちょっとガツガツしすぎてみっともなかったし。 半ば、成り行き任せでその週をやり過ごした。 ただ、退職をそろそろ会社に打ち明けないとまずいと思い始めていたころ。 松原さんに話したら完全に終わるだろうな〜というのが引っかかって、かなりイライラしていたんだな。自分勝手な話だけど。 そして例の居酒屋から1週間くらい経った平日、松原さんが作製した印刷データのトラブルがあり、俺と彼女は遅くまで残業になった。 残業は珍しいことではないし、フロアに2人だけなんてこともしょっちゅうだったから、別に誰も気に留めない。 俺は何もすることがないんだけど、消灯と施錠はかならず役職者がしなければならないから、 東風麻雀をしながら松原さんが終わるのを待っていたわけ。
645 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:04:30.46 ID:dqphbdDG
21時を少し廻ったくらいのところで、 「終わりました。すいません、こんなに遅くなって」 「ん、ああ、いいよ、俺がミスった時は、松原さんが残ってくれるんだし」 「本当にすいません。お腹減りましたよね」 何かがキレる。 「……ん、ああ、そうだね。じゃあ、松原さんを食べて良いかな?」 「それってセクハラですよv(目は笑っていない)。さ、帰りましょう」 彼女はドアの方に行ってしまった。やれやれ。 俺は消灯して、フロアの施錠チェックをしてから、松原さんが待っているドアの施錠を…… 「あ、すいません、忘れ物です。ハンコ、ハンコ……」 会社の提出書類に押す実印らしい。 電気の落ちたフロアの奥の方に駆けてゆく松原さん。 ここから飯→セックスって、ないよなあ……。あの時が異常だったんだ。 酒の勢いもあったし。 かなりションボリしながら松原さんを待っていると、 「○○主任、パソコンの電気が落ちていないですよ」 本当だ。モニターは落ちているけど、本体がフリーズしている。 フロアはぶちぬきになっていて、各部署がデスクで島を作っているような感じ。 だだっ広くて無防備なのでだけど、この頃、ちょっとしたレイアウト変更があって、 俺のデスクの近くに、パーティーションで切った小部屋が出来たんだな。 簡単な応接を置いて、打ち合わせとかに使うような。 L字型になっている突出部だったので、すこしフロアから切り離された孤立感があった。 俺は、パソコンのモニターを確認するため、彼女の後ろを通りかかったとき、反射的に抱きしめ、 強引にこちらを向かせていた。 計算とか、そういうのじゃない。もう、全脳がそう命じていた。 機械的な反応だったと思うしかない。 ただ、暗い部屋で、窓から指す外の灯りで照らされる、松原さんのうなじとほほがすごく白かったのはくっきりと覚えている。 「えっ!! ちょっと、ホントに、!? え、ちょっと、やだっ! やだって!!」 俺は片手で松原さんの腰をがっちりホールドし、右手を首に巻き付けて顎を掴み、キスをして声を塞いだ。 誰も見ていない。 俺は松原さんを抱きすくめた姿勢のまま、仮応接に彼女を引きずり込んだ。 彼女は驚きのあまり声が出なくているみたいだ。ぶるぶる震えている。 だけど、不思議と拒絶する硬さみたいなのは無かった(と思いたい)。 すごく柔らかくて、しなやかだった。
646 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:05:53.19 ID:dqphbdDG
「こんな、ところで、だれか、来ちゃうっ!!」 呼吸が乱れて、一息でしゃべれないみたいだ。 「いや、誰も来ないよ。鍵かけたし、みんな帰ったと思っているよ」 俺はあらん限りの言い訳を考えた。 施錠に関する時間のラグは駅から忘れ物を取りに帰ったとでも報告すればいい。どうせ辞める会社だ。 「俺、ここで、お前を犯すから」 もおう、喉からから。かすれ声しか出ない。 なんか、赤ずきんを食べる狼って、こんな声だったのかなと、アホなことを考えていた。 「だめ、だめ! お願い、お布団で、ここ! は、いや……」 この状況でお布団とかいっている松原さんに萌えた。 薄手のサマーカーディガンをはがし、インナーを強引に頭から脱がせると、グレーのキャミソールが出てきた。 その下は肩紐なしのAカップブラだ。 俺はうーうーうなりながら、キャミを背中越しにまくり上げ、ブラを外さずに上にずらすと、乳首に吸い付いた。 本当に微乳だ。 貧乳じゃなく、微乳だ。手のひらが軽く被るくらい。 こういう微乳の場合、大抵、乳首が大きかったりしてがっかりというのがあるんだけど、松原さんは違った。 微乳のトップに、iPodのイヤホン位の面積の盛り上がりがあり、そこが乳首になっている。薄い乳首だ。 暗くて色はわからない。 でも、コントラストがあまりない。 後日知るけど、すこし赤みがかったピンクだった。 唇と同じ、綺麗な色の乳首だったl。 俺は松原さんの唇と乳首に襲いかかった。 下唇を噛み、乳首を思いっきり吸い上げ、軽く甘噛みし、また唇をむさぼった。 俺はYシャツを脱ぎ、上半身裸になった。 すこし伸びかけの髭がこすれて痛そうだななんてことを考えていた。 興奮していたけど、割と冷静だった。 彼女は、小さな声で、 「いや、はっ、こんなの、いや、はぁ、怖い、いや……」 みたいなことを繰り返しながら喘いでいた。 感じているというより、状況にパニックを起こしている感じだった。 俺は、人差し指を彼女の口に突っ込んで掻き回しながら、唾液を流し込んだ。 口の端からたれる混じり合った唾液が卑猥だった。 さすがに会社だし、あまり楽しんでいる余裕はない。 俺は、彼女のベルトを外し、チノパンに手をかけて、一気に脱がした。 下にはストッキング。なかなか厳重だ。 でも、ここは愛撫を楽しまず、一気に事を決することにした。 松原さんの姿勢を一回ただして腰の正面に廻り、パンティごとストッキングを一気にむいた。 「ィッ! イヤーーーーーッ!!」
647 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:07:02.64 ID:dqphbdDG
声というより、喉から絞り出すような乾いた悲鳴をあげる松原さん。 俺は脱がしたパンティのクロッチのところを鼻に押し当て、思いっきり匂いをかいだ。 女独特の匂いにまざり、少し乾いたおしっこの匂いがした。 「松原さん、すこしおしっこの匂いがするね」 彼女は握りしめた拳で丸まるように顔を隠して、嗚咽している。 「すごく、綺麗だよ。ずっとこうしたかったんだ。乱暴だけど、もう止まらないよ。大好きだよ」 おれは、彼女の手を強引にはがして、ディープキスをした。 今度は、彼女も舌で反応を見せるようになっていた。 応接に彼女を座らせ、M字開脚にして、アソコをいきなりなめ回した。 毛はやや薄め、土手にはほとんど生えていない。 汗とおしっこの混ざった匂いはあったけど、それ以外、愛液は無臭だった。 土手はわずかにしめっていた程度だったけど、くぱぁっと開くと、中は潤々に濡れていた。 俺は音を立てて松原さんのアソコをなめ、徐々に体勢を変えて開脚まんぐり返しにした。 彼女は手で顔を覆っていたので、それをはがして、 「しっかり見て! おれが松原さんのマンコを舐めているんだから!」 と命令口調になり、クンニを強制的に見させた。 俺は、彼女を仕留めたと確信した。 ここで一気に俺のモノにしてしまおうと決め、下半身を脱いだ。 俺は開脚まんぐりのまま、彼女の左手で彼女のクリを愛撫し、右手で指を出し入れしながら、彼女の肛門に思いっきり舌をねじ込んだ。 「きゃぁあああっ! そんなところに変なコトしないでっ! きたない! きたないです! いやっ! いやですっ!」 俺は無言で舌を突き立てまくり、一呼吸置いて、彼女の反応が収まったところで、身体を長椅子に横たえ、口のところにペニスを持っていった。 彼女の顔を強制的に横を向かせ、ペニスの先でなぞると、観念したのか、松原さんは亀頭のカリのところまで咥え、舌を動かしていた。 松原さんの綺麗な顔が、俺の亀頭を加えてひしゃげていた。 綺麗な唇を、俺のペニスが蹂躙しているよ。 俺は夢中になって腰を振り、充分濡れたところで、彼女に突き立てた。 入り口のところで、すこし抵抗があったけど、力を入れると、めりっという感じで根本まで入った。 ちょうどそこで、亀頭が子宮口に当たっているようなコリっとした感触があった。 俺は夢中で突きまくった。 2人とも全裸だ。 部屋のエアコンは落ちていて、すこし蒸し暑かったが、それが体臭と愛液の匂いで掻き回されて、仮応接に漂っていた。 まんぐりの上から突き立てているので、ズリュッ、ズリュッと出入りしている。 松原さんが苦しそうだったので、正常位にして、すこしペースを落とした。 彼女は俺の腰の動きに合わせて、 「うっ! くっ!」 と、小さく嗚咽している。
648 :
拾いだけど :2012/04/04(水) 12:07:43.16 ID:dqphbdDG
すこし余裕が出てきて、薄明かりの中、彼女を見ていると、なんというか、もう29歳のはずなんだけど、身体のラインがまだ少女っぽい。 そう思った途端、急速に射精感がこみ上げてきた。 ペニスを引き抜く度に、亀頭にコリコリ当たる部分があって、そこがすごく気持ちいい。限界だ。 俺は、松原さんの身体を強引に半回転させて、バックにして、むちゃくちゃ腰を振った。 彼女は苦しいのか、呼吸を止めて耐えている。 バックにしてから30秒くらいか、もう時間なんてわからないけど、あんなに夢中になって腰を振ったのは、後にも先にも松原さんだけだ。 後頭部がじんじん痺れたような感じになって、訳がわからなくなったまま、俺は最後のストロークを打ち込むと、子宮口に亀頭を押しつけて、思いっきり彼女に中出ししていた。 「いや〜〜……」 松原さんの中で、俺のペニスがはね回るようにしてザーメンを放出していた。 一滴も残らず絞り出すって、こんな感じなのかと、気絶するほど気持ちよかった。 俺は、余韻を楽しみながら、彼女の胸と乳首を愛撫し、覆い被さるようにして、顔の横から強引にキスをし、さらにペニスを奥まで押し込んだ。 彼女はもう身体を支える力がないのか、消え入るような声で悲鳴を上げながら、うつぶせになって尻を高くあげた姿勢でいた。 俺と彼女はペニスだけで繋がっている。 おれは彼女の尻を掴んで、なで回すように開いたり閉じたりして、ゆっくりと腰をグラインドさせながら余韻を楽しんだ。 彼女の過呼吸のようなリズムにあわせて肛門がひくひくしている。 右手の親指をねじ込んでみたら、松原さんは何か呻きながら、身をよじろうとした。 俺はぼーっとした頭の中でペニスを引き抜くと、応接の灯りを付け、携帯で彼女を撮りまくった。 赤く爛れたようになった松原さんの半開きの膣口から、白濁したザーメンが内ももをつたって流れていた。 俺がしている事に気づくと、彼女は身を丸めて抵抗したが、強引に撮影しているうちに、あきらめたのか、 おとなしく要求するポーズをとるようになった。 最後はフェラで掃除をさせながら、動画を撮った。
649 :
名無しさん@ピンキー :2012/04/06(金) 17:18:27.95 ID:Ne746wNL
650 :
名無しさん@ピンキー :2012/04/07(土) 08:52:06.29 ID:D60Vc3u8
あげ
>>616 腐女子彼女に女子高の制服着せるなら
スク水も着せたいよね。
身体が成長かつ太り気味になってきつきつのスク水から
胸肉や尻肉がはみ出してるようなのに萌える。
652 :
名無しさん@ピンキー :2012/04/13(金) 08:26:17.71 ID:mzE7iSHC
腐ってやがる
655 :
名無しさん@ピンキー :2012/04/18(水) 11:58:13.14 ID:8PdbStLY
ブスでもいいから腐女子と付き合いたいセックスもしたい てかむしろブスの方が萌える
>>44 のシチュ
すごく興奮して(萌えて)何回かヌけた。
男装少女と言えなくも無いけど
似て非なる全くの別の存在でもあるよね。
妊娠しちゃうアナルとか俺得過ぎてヤバい
男にそういうことしたがる腐女子の方が多そうだが
658 :
名無しさん@ピンキー :2012/05/01(火) 23:14:10.14 ID:3/MJz9qR
a
660 :
名無しさん@ピンキー :2012/05/07(月) 22:55:53.27 ID:BVxfTXDe
上げ
661 :
名無しさん@ピンキー :2012/05/08(火) 23:46:46.13 ID:KBsDiKmP
ぽっちゃりしたコスプレイヤーを好きになっちゃったシチュとか…
レイヤーは割とポッチャリした人って少ないと思う
その昔、地元で「どすこい姉妹」と呼ばれていた酷いレイヤーがいてだな
それはポッチャリじゃない、デブだ! ぽっちゃりとデブ一緒にすんなw 真面目な話二極化するだろ 「ちょっと可愛いかなって感じの子」と「酷いデブス」に 可愛い系の子は美意識持っててコスプレに合わなくなると困るからちゃんと痩せてくるらしいぞ
太ってない腐女子なんか何の魅力もない
服に合わせて体型を維持するならぽっちゃり 体型に合わせて服を作ったらデブ
668 :
名無しさん@ピンキー :2012/05/11(金) 06:20:17.79 ID:b8xPvMhl
写真部の俺はクラスのぽっちゃり腐女子にコスプレのカメラマンを頼まれた。 親しくなるにつれプライベートフォトの撮影もするようになり、やがて大胆なエロコス、そしてヌードも・・・ みたいな話誰か書いて。
>>668 頼まれ、なるにつれ、ようになり、やがて、そして…
100レス分以上の大長編になりそうなんだが
そんな需要あるのか?
面白そう どうしても100レス大変だったらダイジェストにしても良いよ もっと書きたいって言うならテキストにしてうpしてくれてもいいし
頼まれた、親しくなる、で1レス プライベートフォトで1レス エロコスで1レス ヌード撮影で1レス セックルで1レス 後日談(あってもなくてもいい)で1レス 6レスで済むじゃん。
671タンがお手本をやってくれるそうです
少し書いてみたんだが 俺妹の高坂兄妹になってしまう助けてー 「今まで考えたこともなかった」 「何を?」 「私がこうなること」 「こういう状況になるってことか? なら俺も――」 「そうじゃない。シチュとかキャラとかシーンとか、そんなんじゃなくて」 「じゃあなんだよ」 「んー……、気持ち?」 「はあ?」 「こんな気持ちになるなんて思わなかった……なんか、 なんていうか、私……。ヤラシイのに嬉しい、恥ずかしいのに――」 こんな目で人を見つめるなんて初めてだ。こんなに人の体を触りたくなるなんて、 こんなに、男を、○○を…… 「ちょ、何してんだよお前触りすぎやめろって、ちょ、おい」
こうもニッチなジャンルで人を喜ばせようとするのが間違いな気がする 欲望の赴くまま書いて同士が見つかれば嬉しいなくらいで書けばいいんじゃないか? そう言う訳でもっと書いてくれ 出来れば地の文を追加してくれると俺が嬉しい
そんなにニッチでもないよ 腐女子やオタ女が好きな奴もけっこういる(性的な意味で)
最近、黒っぽい髪を長くしてメガネかけてボタボタ長いスカーと履いてっていう 以前だったら典型的腐女子じゃんって感じの娘が増えてるように見える
え?どのへんの話? 今度の旅行お前んとこの地元に行く事にするわ
都内に普通にいる 大学生が多いところとか
これから某○ニメイトに腐女子観察にいってくる 帰ってきたら思い出しながらオナニーする
ちょいブスの腐女子とつきあいたい
アキバレンジャーのイエローとか博士みたいなのとならヤリたい
地味顔で髪形とかファッションもさえない腐女子が 意外と体つきがエロいと萌える 尻や胸に隠しても隠しきれない張りがあると最高
あげ
あんまり腐女子っぽくない ビッチくさい
乳首、乳輪がずいぶん遊んでるな
コスプレ系風俗で仕事してるエロレイヤーとか解釈すればそれはそれで。
毛に見える ムダ毛処理していないに違いない(願望)
692 :
名無しさん@ピンキー :2012/06/19(火) 19:56:34.82 ID:SUA22o5B
age
アイマスライブで右隣の席になったプロデュンヌが、イイ感じでイイ感じだったわ。
腐女子にプロデュンヌなんて言ったら怒るんじゃないか? 女オタとか腐女子ってあんまり世界観に引っ張りこまれるの好きじゃないイメージがある
あは〜ん
だがそれは結構な地雷だ。 あいなまゆいの方がおすすめ。
>>684 そういう娘ってちょっとファッションとかメイクを弄ってやると大化けする可能性があるよね。
腐女子の知り合いがいるけど、ロリとかゴスロリじゃなくリアルロリというのか 妙に幼い服装が好みで、つりスカとかジャンスカとかワンピとかガキっぽい格好をよくしている。 体型はちゃんと大人だからそれが妙にそそるんだよね、顔さえ気にしなければw
>>700 高校の時の同じ部の娘でいたなー。
別にエロい体つきじゃなかったし、漫画好きって程度で腐ではなかったんだけど。
地味だったんだけど、カレシが出来てからメガネをコンタクトに変えたり髪の色
抜いたり髪型変えたり。
最初は俺に気があるっぽかったのに、こっちに興味がなかった。
女を変えるという発想がなかったのが悔やまれる。
ここは喪女さんたちとは違いますか?
704 :
名無しさん@ピンキー :2012/07/28(土) 07:01:11.02 ID:HOqPlemd
腐女子の生主さんで抜いちゃった僕をお許しください
これまでの人生で二人驚くほど可愛い腐と知り合ったが、どちらも恋愛耐性の無さから非道い男に引っ掛かって恐ろしく不幸になってるなあ…… そしてオタ趣味を封印して普通の家庭を作った俺は『リア充』っう地獄にいる。
なかなかイイ感じの元レイヤーと知り合ったけど、 一週間でフラれたでござる。
腐女子とやりたい!
レイヤーは肉便器が多そうだな デブ腐女子をプライベートにコスプレプレイしたい
710 :
名無しさん@ピンキー :2012/08/14(火) 18:00:09.30 ID:7PuXF+PF
夏コミでなんか腐女子とイイ話なかった?
防腐剤女子も居るよ!?♪。
712 :
名無しさん@ピンキー :2012/08/14(火) 23:14:27.70 ID:1a+h4cSV
実際はオタ充=リア充の図式が成り立つ 本当の非リアはリアルもネットも友達なんか一人もいない悲しい生き物 そうだろ?
同性の人間関係は充実してても異性は・・・ って例もあるかと
>>710 外列の時に雨が降ったんで隣の子を傘に入れてあげたら好きなサークルとか
アニメのことで盛り上がったくらい。
715 :
名無しさん@ピンキー :2012/09/05(水) 08:17:11.37 ID:dTyPqV+c
あげ
716 :
名無しさん@ピンキー :2012/09/08(土) 17:57:41.35 ID:F9USBEmB
オタクな女と土師祭に行った ・・・夢を見た
717 :
名無しさん@ピンキー :2012/09/17(月) 17:29:59.58 ID:XMz3flvY
age
腐というわけではないが単なる地味な子と付き合い出したらすごくかわいかった。 座敷わらしがでっかい眼鏡かけたような。
前髪ぱっつんにでかい眼鏡って今だとかえってあざとい感じがする
720 :
名無しさん@ピンキー :2012/09/18(火) 17:53:00.14 ID:rhuqIX9J
それは腐女子とかオタ女というよりも ロリ風にしているビッチという感じだな
ポニーテールと銀縁眼鏡の組み合わせは割とガチ
>>712 若い頃の高橋留美子がそんな感じだったような
723 :
名無しさん@ピンキー :2012/09/22(土) 05:25:07.82 ID:A2SOya62
オタク女や腐女子や文化系女子が見たかったら Zipperってファッション雑誌を見るといいよ。 ビッチ過ぎず進み過ぎず適度に垢抜け無さも残った オシャレな腐女子といった感じの女子が載ってる。
オタ女の下着のイメージ: 上下不揃いは当たり前。上は服の上から透けにくい白っぽい色が多く、 下は肌触りのいい綿製で、汚れが目立ちにくいグレーや柄物が中心。 基本的に男に見られることを意識してないので、 いざ本番という時も裸より下着姿を見られるのを恥ずかしがったりする。
お洒落してるようでもどこか決まってないオタクっぽい娘には萌える 特徴として コーディネートがチグハグ 色使いが黒やモノトーンに偏りがち 服はそれなりに気を配ってるのに足下が普通のスニーカー 〃ノーメイク 〃髪形は黒髪を地味に結ってるだけ 〃地味な眼鏡をかけてる 生足 など でもそんな娘のまわりもみんなオタクだからお洒落な娘として通ってたりする 細身で小柄なタイプが多い
お洒落な友達にアドバイスを受けて服を揃えたり髪型やメイクも教わるんだけど、 着方を間違えたり一度崩れたメイクやヘアが直せなかったりであたふたする子を妄想した
727 :
名無しさん@ピンキー :2012/10/05(金) 10:49:40.00 ID:1J6J1bpK
彼氏のケツに入れたがる腐女子のSS希望
イラスト繋がりで知り合った男女→家に遊びに行く程度の仲に →お互いモデルをお願いしたりする→だんだんと際どいポーズや露出が増えてくる …みたいな展開を希望
32〜33歳、太めの体系、黒髪ロングに眼鏡、ちょっとメンヘラ、処女 という筋金入り腐女子と恋愛してセックスしたい
スペック高すぎw
>>730 30代はちょっとな〜
27、8歳までならどストライク
とりま、メンヘラ腐は色々と面倒臭いぞ。 俺の地元のオタクコミュニティが、崩壊しかけたしな。
735 :
名無しさん@ピンキー :2012/11/10(土) 21:35:59.69 ID:4kch4J9f
/jp/ 代表する
736 :
名無しさん@ピンキー :2012/11/28(水) 10:46:56.54 ID:QgLX4QHx
あげ
737 :
名無しさん@ピンキー :2012/12/01(土) 09:35:32.12 ID:AsAdLtw5
エヴァQ観たら、カヲシンにとりつかれる彼女を連想してみる 今、オタクの間でエヴァンゲリオンって流行ってるの? 前からパチンコになって起因でヤングエースに移管したし、 カラオケの鉄板が残酷な天使のテーゼだし、アスカのレイヤーが多いし
738 :
名無しさん@ピンキー :2012/12/14(金) 18:52:16.90 ID:OgcyL4i+
ビブリア古書堂の栞子さんみたいなオタク系女子と付き合いたい
剛力
740 :
名無しさん@ピンキー :2013/01/12(土) 15:38:39.05 ID:t/KVHNcI
腐女子あげ
ホモではないが、腐女子にケツを掘られたいw その後、普通のHもしたいw
誰ですか?
age
個人的イメージだと腐女子といえば黒タイツ
746 :
名無しさん@ピンキー :2013/03/02(土) 11:41:59.57 ID:FKIr9Cx4
747 :
名無しさん@ピンキー :2013/03/04(月) 07:11:52.20 ID:SkOwSPXv
<腐女子生成公式> 怠け者+自尊心が強い+性欲過多+精神が未熟+小心者+(漫画オタク)+女=腐女子
旦那にガンダム羽根の801カプネタを振られて意気投合してケコンしてしまいましたが。 ちなみに旦那はネトゲネカマ。
イイネ。 貧乳腐女子の知り合いがいるんだけどそれでいくか
これセーラーって言うかリリアンのコスじゃね?
いいね
30代腐女子3人組に捕まってレイプされる中学生美少年・・ みたいな話を読みたい
age
今はネットでエロ情報が簡単に手に入るから 男と付き合ったことがない腐女子でも変に知識だけは豊富になってつまらない ちんこを描くのでも反りを上下反対にしちゃったりアイスキャンデーみたいな形にしたり やおい穴が本当にあると思い込んでいたりする、昔のメルヘン腐女子の方が面白い
正しい知識とも限らないけどな
げんしけんの荻上は同人誌見てるから知ってるとか言ってたな
あ
処女のくせに卒論でエロティシズム論とか書いちゃうような中二病っぽい文化系女子に萌える
あげ
腐女子やオタ女というと奥手で男性経験に乏しくてと思いがちだけど やりまくりのオタビッチという人種も存在するらしい サークルクラッシャーの一種でもあるらしい
モサいけど超絶テクのビッチねー 「せんぱいは寝てればいいですから……うふ……」みたいなのはいいよね
情緒不安定からセックス依存症になった中途半端にムチムチしているタイプの腐女子
>>747 公式って式の右になるほど重要度が下がる気がするんだ。
メイン、サブ、追加、追加の追加、オマケ、ついで、みたいに。
つまり
5年生を描いた木尾士目ならサークル内でビバヒル並にどろどろにくっついたり離れたりするげんしけんも見たかった。
夏コミ行くと汗まみれ腐女子の生臭い体臭とか透けブラとかが見れるぞ
ブラいらね。スリップなら…
彼女未満の女友達に付き合わされてコミケ巡り 大量の同人誌を持たされて汗だくで家(部屋)に到着 どっちが先にシャワーを浴びるか言い争いになり、 「もういい俺が先だ(脱ぎ)」「あーずるい私も(脱ぎ)」 みたいな展開希望
「ずっと立ちっぱなしだったから足が棒だよ。揉んでくれる」 といって腐女子がロンスカをまくり上げてふくらはぎを揉ませる そのぶっとい大根足に俺はついムラムラと来てしまう・・・
「すね毛くらい剃れよ」とか「色気のねーパンツだな」とか悪態を付きながら揉みほぐしたいw
「今日一日ノーパンだったのかよっ。この痴女っ!!」って悪態つきたい。
「しかもノーブラじゃねえか、シャツ一枚のくせに何考えてんだ!」 「あらぁ?腐女子なんか女扱いしないって言ってたくせに気になるの?ん?」
腐女子は無駄に乳がでかいか貧乳かのどっちかって気がする
軽いアトピーで肌がカサカサしてる感じの腐女子と付き合ってセックスしたい
なんか吐き気を催すぐらい偏った性癖だが「激しく同意」を出来てしまうのが本当に悔しい
>>776 アニメイトとか行くとそういうタイプの子を見るな
髪もボサッと長くしてるのを縛ってるだけだったり
服装もお洒落じゃない長いスカートを履いて夏でもモコモコした感じだったりする
普通の男だったらそんな子にはうわっとなるところだけど ここの人間はそれにエロスを感じてしまう業の深さなんだよな
服はもっさくて化粧気も無いけど、見えるところは一応清潔にしている、 でも下着は色気も無いしヨレヨレで、ムダ毛の処理も水泳の授業の時以来やったことがない みたいな
これだけだと見た目がアレな女子フェチみたいだけど、中身が腐女子であるというのも大切
耳年増で知識は豊富、自慰経験も豊富だが実戦経験が皆無なのが良い。 それでいてスイッチが入れば、どこまでも突っ走ってくれそうなイメージ。 それが腐女子幻想。
げんしけんの矢島っちに萌える
肌が脂性っていうか顔がニキビだらけの腐女子と付き合って ニキビをプチプチ潰してみたい
腐女子の処女膜のことを腐女膜と名付けよう
後輩の娘が現在リアル中二で、いい感じに腐ってきたんだが、どうしてくれよう
腐女子はあまり若い娘よりも30歳くらいの腐りきったヘビーオナニストをあれこれしてみたい
膣奥も後ろも一周回って飽き始めてるけど抱きつかれるとへろへろになっちゃって「これ……すごい……」ってなるんですねわかります
>>789 30歳の保健体育の30歳処女娘(CV:名塚圭織)か
オタリアの桜井小豆とか、腐女子かどうかわからんけどAMNESIAのパウリちゃん(CV:名塚圭織)とか好きなんだけど、ここだと少数派やろうな…
もっさりしてるけど実は着太りで、脱がすと印象が変わるタイプ? 30歳というと肉付きも良くてエロそう
30になると体型も崩れ始めて良い感じに腐ってくるからね そうした心身共に腐りかけの腐女子が美味しいのだよw
ワタモテのもこっちがかわいい
もこっちがオレら過ぎて痛いから見てられない、 とか主張する腐女子母娘を親子丼でいただきたい。
>795 2011-08-24って一昨年のtweetですよね?
前スレなんかないし。
>>39 にある一応初代といえる腐女子を犯すSSが2006年7月10日に立ってる
あげ
800 :
名無しさん@ピンキー :2013/12/21(土) 13:00:33.15 ID:uLOVsqJM
腐女子とクリスマス
801 :
腐女子の事理解出来ない人へ :2013/12/21(土) 17:59:29.04 ID:M384EulD
あのなぁ、皆は腐女子うざいとかキモイとか 言うけど、何でなのかわかる!? 理不尽なんだよ! なんで、女がいつも受けになんなきゃいけないわけ?! なんで、チカンとかレイプとか 毎日されなきゃいけないわけ?! なんで寝とられなきゃいけないわけ!? レイプする男はホモレイプされて 女の毎日される事を味わってしまえ! 腐女子死ね?? お前等みたいなクソ男が消えろ(^ ^) そして私は男の娘みたいな控えめ男子を好きになる そしてBLを好きなる。 あと、最後に、女はだれでもヤリマンなんて 決めつけないで?あと、だれでも君たちのような オス豚にあんなことされたいなんて被害妄想しないで?www
毎日されちゃう腐女子というのは考えてなかったな こういう愚痴を、アーハイハイわかるわかるー、 とかあしらいながらされちゃったようなことを腐女子にしちゃう男友達もありか
そのうちいい感じのなよっとした男子を捕まえて付き合うんだよ でもその彼氏が意外に性欲強くてショックを受けるんだよ だけど自分から告白したってプライドがあるからやっぱりほぼ毎日ヤられ続けるんだよ 入れて出すだけの雑ックスタイプの男と、前戯に何時間もかける中年みたいなセックスする男とどっちがいいだろ
オタサーの姫キャラが人気らしい 腐女子ブーム来るな
盆暮れに自分が抜くためのおかずを彼女に買わせるとか羞恥プレイやな。
キツめな凌辱ものとかスカトロ系とかか なんか逆にBLゲー買いに行かされそうだが
808 :
名無しさん@ピンキー :2014/01/30(木) 20:43:44.55 ID:FlCn8P5f
上げ 地方の腐と池袋の腐の違いを探りたい
あげ
腐女子というかオタク女子って、男性向け含めたエロに慣れているから、 色んなプレイに積極的な傾向がある気がする
このコスやってあげるからこの格好してよとか交換条件出されたりするんだろうな。
うふ〜ん
813 :
名無しさん@ピンキー :2014/04/23(水) 15:40:00.71 ID:c+Uy4Klz
>>808 地方のほうがハングリー精神ありそう…池袋とか関東は男のオタクでも左遷などで地方に飛ばされると最初は悩むよ
それに地方ほどオタク趣味は金が掛かるし
>>810 まあリアルは措くとしても
腐女子だからアナルに興味がある!
とかいうフィクションテンプレはあるような気がするw
某同人AVサークルのモデル募集で「撮影の翌日はアキバ案内&イベント同行します」っていうのに興奮したのを思い出した
18禁同人誌売り場でBL本を漁ってる腐女子をちら見しながら こいつ今マンコ濡らしてるんだろうなと想像することがある まあまあ見られる程度の子がいることもあるからね。あとでズリネタにする
>>815 あーそれ見たことあるわー
男が絶妙にウザいよな
819 :
名無しさん@ピンキー :2014/06/02(月) 22:15:09.83 ID:wlZ2S6wD
保守
オタサーの姫という名称でブスだけど男にチヤホヤされるオタク女というテンプレ化が進んだ
別にブスである必要はないんだよなあ 地味だったり微妙におしゃれじゃなかったり中身がアレだったりするのは必要だろうけど
いや別にそれも必要じゃないけど。