【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 28フラグ目
ここは鎌池和馬氏著作、『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』『ヘヴィーオブジェクト』のエロパロスレです
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
投下前にカップリングの表記があるとなお良いです。
このスレは基本的にsage進行です。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力しましょう。
次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
荒らし煽りはスルー。雑談は雑談スレに行きましょう。
ルールを守って、気持ち良く楽しみましょう。
前スレ
【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 27フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276411604/
自分だと
>>3のでも
>>4のでも見えるね。
スレ立てた自分が言うと言い訳くさいけどw
>>5 さっき思い当たったけど、やっぱそうかー
地味に恥ずかしい
>>1乙だってんです!
今スレは、体を夏にして過激に最高!なランベスシスターズが降臨する予感がしやがりますよ!
作品投下するならこっちとあっち、どっちがいいのかね
埋めネタでもないなら普通にこっちで良いんじゃね?
あっちもう残り10レスだし
打ち止めは幼女なのにエロいな
異論は認めない
「どうしてあなたは、ミサカを見てくれないの?
殺そうとしても、愛そうとしても、
あなたがミサカを通して見ているのはミサカじゃないよね?」
「この顔がダメ? それなら、こんな顔今すぐぐちゃぐちゃにしてあげるよ。
それとも声? 体? 能力? 上位個体を連想させるものがあるなら、全部捨ててあげるよ?」
「ねえ、ミサカを見てよ。
今あなたの目の前にいるのは上位個体じゃない、このミサカなんだよ?」
「ミサカを愛して。じゃなきゃ、ミサカを殺して。
ミサカを通して、上位個体を見ないで!!」
なんていう番外個体さんが出てきて困ってるんだがどうしたものか
萌えるう
言い直す
萌え狂うう
萌えるう狂う萌えるう
暑いよう
番外個体一緒に死のうよう
21巻の展開次第では番外個体のエロパロも盛んになるかなあ
ふぅ…
正直に告白すると併用しました
以下ソレ
・コンプティーク2010年3月号付録下敷き愛花
・↑+コミックポプリクラブ2010年4月号表紙下半分
・ワルプルギスの夜3
・妹にひとりじめ!
さあ番外個体…ぼくを殺してくれ…
19 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 05:26:35 ID:3M9gQzVL
姉より優れた妹などいない! by御坂美琴
>>19 「ちょっとアンタ!あたしの名前を言ってみなさい!」
美琴たんよりこわいものなどこの世に存在しない!!
byビリビリを防ごうとしたが右手が届かなくてただいま病院にいる不幸な男
3レス
『浜面に耳かき、麦野に耳かき』
浜面仕上は、麦野沈利を膝枕していた。
全幅の信頼を寄せるように、膝の上で丸まっている。
すやすやと穏やかに寝息を立てているその顔は、殺伐とした学園暗部の生き方にはおよそ程遠い。
手元が寂しいのか、浜面の腿辺りを両手で掴んで離そうとしないのには苦笑いが沸いてくる。
ソファーの柔らかい座り心地。麦野の呼吸に合わせて、僅かに浮き沈みする感触。
足とか落ちないよな、と思って、浜面は横を向いた。投げ出すように一直線にソファーを占拠する麦野の体。
その一番端っこで縮こまりながら膝を貸しているのは、なんとも自分らしいなんてことを思う。
学園都市暗部組織、アイテム。
その隠れ家に使われている、改装された一戸建ての家。テレビと、テーブルと、ソファーのある空間。
いわゆるリビングで流れる昼下がりの時間を、悠々と過ごしていた。
しかし、それも今し方までの話だ。
「……ただいま」
「滝壺さん、隠れ家にただいまは変じゃないですかね」
「えーでもー。なんか気持ちは分かる訳よ、私も」
「まぁ、確かに」
玄関の鍵が開けられ、扉の開く音がする。聞こえて来る3人分の声。
ついさっきまで二人きりだったが、残るアイテムのメンバーも帰って来てしまった。
おい麦野、すぐに起きろと言うべきか。それともこの安眠を妨げるべきではないのか。浜面はダラダラと汗をかきながら考える。
「あれ。この超ぼろっちい安物のスニーカーは浜面のじゃありませんか」
「こっちのブーツは麦野だね」
「二人とも、先に着てたんだ」
言うまでもなく玄関は一つしかないので見つかるも何もないのだが、それでも浜面はギャァァァァァ見つかったァァァァァと内心で絶叫した。
靴を脱いで、廊下を歩いて来る複数の足音。一歩一歩近づいて来る気配に、今度はその悲鳴が喉までせり上がって来た。
それでも、浜面はそれを飲み込んだ。
男が悲鳴を上げるのはみっともないとかそういう意地ではなく、麦野を起こしたら普通に殺されるという情け容赦ない生存本能だった。
かくも浜面はヘタレである。
――それは、一時間と少し前の事。
浜面は、テーブルの上に乗せられたノートPCの画面を見つめていた。
ノートPCには何本かのケーブルが繋がれていて、その一つにカードを差し込むスロットのついた機材がある。
スキルアウト時代からの十八番、IDカード偽造である。
「はーまづらぁ。何やってんの」
二階から麦野が降りて来た。今日の集合はこの隠れ家なのだが、一番早く着いていたのは麦野だった。
二番目に来た浜面は、乗って来た車からノートPCと機材を持ち込むと、リビングのテーブルを占拠していた。
「あ、悪い。邪魔なら退くぜ」
「別に。まだ私と浜面だけでしょ? 他の連中が来たら作業途中だろうとなんだろうと退いてもらうけど」
麦野の方を振り返った浜面に、麦野は手を横に振って答える。
浜面は「ああ、すぐ終わる」と言葉少なに返事をして、また画面と睨み合いを始めた。
む……と、今のはなんだか邪険にされたような気がして、ちょっと面白くなかった麦野。
リビングに入ってソファーに座る浜面の背中に近づくと、後ろから頭の左右を拳でグリグリと締め上げた。
「ぬががががががががががが!?」
「だぁーかぁーらぁー。私は何やってんのって聞いてんのぉ」
「たたた、滝壺の! あい、IDカードの偽造を頼まれてててて痛ぇ!」
「よろしい」
一応満足のいく答えを得られて、麦野は手を離した。頭を抱えるような格好で撃沈する浜面。
麦野は座る浜面の背後に立ったまま、ノートPCの画面を覗き込んだ。何かのプログラムソースがびっしりと並んでいる。
「これ、どこの施設の?」
攻撃された場所を両手でさすりながら、涙目になって浜面は顔を上げた。
「あー? 施設っていう程のもんじゃねぇな。第七学区の公共図書館だよ。大したセキュリティもかかってないから、オリジナルのソースをほぼ丸コピーでいける。まぁ、個人情報みたいなのはダミーやらで回避してるけどな」
「ふぅん」
名義上は学園都市の生徒なので何も後ろめたいことなく図書館は使えるのだが、住所やその類の不意の流出を懸念した上での偽装カードだ。
貸し出し延滞の催促などを始め、それらの情報を利用されることが多々あるので、学園暗部組織の一員としては念を入れておきたい事情があった。
麦野はソファーを回り込むと、浜面の反対側に座った。奇妙に真ん中に距離のある空間。
そのまま、麦野は携帯電話を取り出していじり始めてしまう。知的好奇心は満たされたので、もう興味はないらしい。
気ままなリーダーに肩を竦めると、浜面はまた作業に没頭する。
暫くして。不意に、浜面は自分の耳を気にし始めた。
「……?」
妙な動き方をする浜面に気付いて、麦野は携帯から視線を上げた。
浜面は顔をしかめながら、頭を右に傾け、左に傾けている。何かの異物感に苛まされているらしい。
その一方で、空いた手で景気良くキーボードを叩いた。同時にテーブルの上のカードリーダーが動作中のランプを点灯させる。
「っし、こっちは終わり、なんだけど……お、うお」
とうとう、浜面は小指を左耳に指し入れてしまった。人前でそれはデリカシーがないだろ、と麦野は呆れ返る。
辛抱堪らなくなって、麦野は横から抗議の声を上げた。
「ちょっと、みっともないんですけど」
「あー、いや、ちょっと、あら、あら」
「もーホントにこの馬鹿は……ったく、耳痒いの?」
「なんつーか、ゴロゴロ言ってる……」
麦野は溜息をついた。このまま自分の横で耳の穴をかっぽじられ続けていても困るしウザい。
ソファーの肘掛けに頬杖をつきながら、麦野は思考を巡らせた。
ここは隠れ家とはいえ、普通に生活できる道具も揃っている。そういえばどこかで綿棒を見たような……。
「確か、そこの棚。綿棒あったんじゃなかったっけ」
「お、マジで?」
麦野がテレビ脇の棚を指差した。言われた通り、立ち上がって浜面はそっちに歩く。小さな戸棚を開くと、綿棒のパックを見つけた。
「うおー助かるぜー」と言うと、浜面はそのパックを手に取って席に戻って来る。ついでにテーブルの上のティッシュ箱から一枚引き抜いた。
またソファーの席に座って早速耳掃除を始める浜面を横目に、ようやく鬱陶しいのが終わると麦野は思っていた。
ところが。
「おわああああ奥行った奥転がってった! うええ気持ち悪ぃ!」
「だあああああああ何やってんのよもうさっきからウッザいわねぇー!」
事態をこじらした浜面に、軽く麦野がキレる。
しかし浜面的にはそれどころではなく、耳のどこに落ちていったのか必死に綿棒で探っていた。聞けこの野郎ぶっ飛ばすぞと麦野は言いたくなる。が、まぁしかし、確かに焦る気持ちは分からなくもない。
麦野は壁時計を見た。アイテムの集合時間まで、時間の余裕はかなりある。
自分は時間に空きがあったから先にこっちでのんびりしていようという腹積もりだったし、浜面は浜面で作業の時間を大目に見積もっていたのだろう。
「……」
ああ、仕方ない。下っ端まで含めて、私はアイテムのリーダーだ。
皆の前じゃ示しがつかないけど、誰にも見られないのなら、世話を焼いてやらないこともない。っつーか、集まった場で耳のことまだ気にされてても目障りだし。
体のどこかがむず痒くなって来るのを自覚しつつ、麦野はソファーに座ったまま、体一つ分ぐらい浜面に近づいた。
揺れるソファーに気がついて、何事かと浜面が麦野を見返した。俯いたまま、ぼそっと麦野が呟く。
「……貸しなさい。私やったげるから」
とても、顔を見ながら言える台詞ではなかった。
続きます。
何でレベル5にはツンデレが多いんだGJ!
超GJ
IDカード偽造の描写とか上手いな
続きわっふるわっふる
>>26 描写も流れも文章も超イケてるだけに、結局話のブッタギリ感が目立つ訳よ。
何故もう少し書いてから投下しなかったのかと?
>>29 先はもうちょっとだけストックが出来てるんだけど、ここで切るのが一番スマートだと判断
多分3回ぐらいに分けるんじゃないかなということで、ご勘弁の程をお願いします
32 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 16:46:08 ID:TwKhWiSN
おっ
33 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 17:52:47 ID:S/5ZVJcw
おっ
34 :
名無し@ピンコー:2010/08/05(木) 18:50:02 ID:1AJxe8py
_____
/ \ 生まれてきてすいません……
| ´ ゝ` | 今から死ぬんで……許して下さい
| /_ \ | えっ、いやナメてないです……
| | すいません……
\ \
\ \
\ |
| /
/ /
| |
\ \
| |
\ /
||
|
>>30 乙にゃーん
かわいいむぎのが大好きだあああああああああああ!
私だけかね…?
まだ「鬼畜吹寄×上条」を書く人がいると思っているのは………
諦める?
諦めたら、そこで28フラグ目は終了ですよ…?
38 :
738:2010/08/06(金) 02:10:07 ID:U0RKn+mP
8レスほど投下します
前スレ
>>949-957の続きになりますのでそちらからどうぞ
エロの少ないエピローグ的なものですが
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
時は、数十分前に遡る。
常盤台中学の学外女子寮の一室で、御坂美琴は、白井黒子を締め上げていた。
文字通り、首を両手で掴んで、である。
上条にドリンクを渡し、部屋に帰ってきてから、白井黒子の様子がどこか明らかにおかしかった。
そわそわとこっちの様子を何度も伺うし、胸が辛かったりはしないか、身体は大丈夫かなどと何度も聞いてくる。
彼女がおかしいのは、1年365日いつもなのだが、こうもしつこいのは久しぶりである。
理由を考えるのも馬鹿馬鹿しいので、単刀直入にこう聞いてみた。
「あんた、何か隠してない?」
「い、いえいえ! この白井黒子、おおお姉様に、何もやま、やましいことなどしておりませんここことですの!」
その言葉にツインテールの少女は、面白いほど慌て出した。
「そそそ、そういえばお姉様…… ここに置いておいたドリンクはどちらにいったのでしょうか……」
「ああ、あれなら今日、間違えて鞄に入れちゃってたらしくて。 帰りにあいつに会ったら、あいつも不眠症に悩まされてたみたいだから、あげてきたわよ?」
「……………………………………へ?」
目の前の少女が目を点にしている様子を目の当たりにし、御坂が途中から感じていた嫌な予感は、一瞬で確信に変わった。
御坂美琴は前述したように、不眠症に悩まされていた。
その原因は、上条当麻に対する強烈な恋心だった。
寝ようとすると頭の中に上条の姿が現れて、いくら目を閉じても眠れない。
浅い眠りに入ったとしても、夢の中で自分と上条が並んで歩いてたり、それ以上の関係に至っている幻想を見たり。
まあ、早い話が『恋の病』である。
そんなことが1週間も続いて、御坂の健康状態はボロボロだった。
一日2〜3時間程度しかまともな睡眠をとることができず、目の下には大きなクマまでできてしまった。
肌は荒れそうになるし、授業中もうつらうつらとしてしまい、珍しく注意を受ける始末。
そんな時に白井黒子が、ある健康ドリンクを持ってきたのだ。
それは睡眠薬や睡眠導入剤のように強力なものではなく、ただ寝るための体調を整え、安眠できるようにするための飲み物だった。
寝る前にホットミルクを飲むと安眠できるとか、ハーブティーが安眠に効くとかよく言われるが、そういった民間療法を科学的に解明し
副作用無しで安眠できるように開発された、学園都市内でひっそりと出回っているドリンクである。
それを試してみてからというものの、以前ほどは恋心に睡眠を邪魔されることもなくなり、日常生活に支障が出るということはなくなった。
だが、白井黒子の狙いは、当然別のところにあった。
前科が前科のためか、御坂は最初こそ黒子の渡してきたドリンクを警戒していた。
飲む前に黒子に無理矢理飲ませたり、封が空いていないかどうか、変な穴をあけられていないかどうか確認したり。
だが1週間近く常用していると、どうも警戒心も薄れてきたようで、最近は特に瓶を改めることも無くなっていた。
そして問題の今日、黒子は注文していた数種類の媚薬や精力剤を調合した凶悪極まりない薬品に能力を使い、最後に残ったドリンクにそれを仕込んだ。
寝る前にこれを飲んだ御坂は、身体の異変にすぐに気づくかもしれないが、そのときには既に遅いだろう。
理性は跡形も無く吹っ飛び、間違いなく自分に身を預けることになる。
パーフェクトだ、完璧(パーフェクト)な作戦だ、と彼女は自分では思っていた。
だが歴史上、そういう周到な計画は思わぬところから一気に破綻するものであり、彼女の作戦も例外ではなかったようだ。
その証拠に今現在、白井黒子は鬼の形相になった御坂美琴にネック・ハンキング・ツリーのような形で持ち上げられ、締め上げられていた。
「どーりで最近大人しいと思ったわ…… いつもなら『お姉様ぁぁぁ! そんなに眠れないなら、この黒子が添い寝して差し上げますわぁ〜っ』
とか言って布団に飛び込んでくるのに、ここ最近ずっと大人しかったのは、このための下準備だったんでしょ!?」
「おおおおおお姉様っ、落ち着いてくださいまし! ギブ! ギブアップですのぉっ!」
「正直に白状しなさいっ! アンタ、私の飲もうとしてたドリンクに何入れたのよっ!」
「で、ですから…… その、ちょ、ちょっと味付けをしてさしあげよイタタタタタタタァッ!
お姉様っ! この状態で振り回さないでくださいましっ! 首がっ! ただでさえ寮監に頻繁に攻撃される、黒子のかわいそうな首がっ!」
「正直に言いなさいって何度も言ってるわよね……? 次、嘘吐こうとしたら、ベッドに頭からダイブするかもしれないわよ?」
彼女の名誉のために言っておくが、御坂美琴はいつもはここまで暴力的ではない。
上条に変なものを渡してしまったのではないか、という焦りからきている行動であることだけは忘れないで欲しい。
まあ、黒子の変態行動に、鉄山靠やスープレックスで応戦するくらいは日常茶飯事かもしれないが、そこは正当防衛である。
「そ、その…… 媚薬を少し」
「……っ! それ、どれくらい強力なのか、正直に言いなさい。言ったら助けてあげるから!
少しでも怪しかったら、このまま落とすわよ!?」
「え、ええと…… その…… 飲んだら意識が無くなって、周りの誰かを手当たり次第に襲うくらいには……」
次の瞬間、黒子の頭はまっさかさまに落ち、ふかふかのベッドに叩きつけられた。
ぐえ、という嫌な叫びとともに、ベッドのスプリングがこれまた嫌な音を立てて軋む。
本当のことを言ったら助けると約束したな、あれは嘘だ。 とでも言わんばかりのコマンドー的仕打ちに、黒子は悶絶してベッドの上を転げ回る。
投げ捨てた御坂はというと、自分のバッグからな何かを取り出そうと引っ掻き回していたがどうも見つからないようで、部屋中に彼女のバッグの中身が散乱した。
「黒子! あんたのケータイ借りるわよ!」
頭を押さえてゴロンゴロンとのた打ち回る白井黒子を無視し、机の上にあった彼女の携帯電話を手に取る御坂。
上条の番号は何度も目にしている(実際にかけたことはほとんどないが)ため、そらで覚えている。
「お、お姉様? 何をそんなにお急ぎになられて……」
「あのバカが飲んでたらどうすんのよっ! 笑い事じゃ済まないわよ!」
「……あっ!」
黒子も、事の重大さにようやく気づいたらしい。
もし媚薬入りのドリンクを飲んだ上条が周囲の女性を襲い、強姦事件にまで発展してしまったら、それこそ笑い話で済む話ではない。
薬物を混入した黒子だって、場合によっては罪に問われる可能性もある。
「つ…… 繋がりました? 黒子にも聞こえるよう、どうかスピーカーをONに……」
「ま、まだよ…… もしかしてもう既に……」
携帯電話のマイクに、二人の少女が揃って耳を近づけていた。
先ほどから鳴り響くのは、無情なコール音のみ。
もしや既に服用してしまっているのではないかという嫌な考えが、二人の脳裏をよぎった。
「あ、あああ…… お姉様、黒子はもうお終いなのですね……?
きっと明日の朝刊には『美少女風紀委員、薬物混入で逮捕』という見出しとともに、ハンケチで手を隠されて連行される私の写真が……」
「そ、そんなワケないでしょ……? それにあいつだって、いくら変な薬を飲んだとはいえ、犯罪を犯すようなやつじゃ……」
「無駄ですのよ! 私がテキトーに…… もとい研究を重ねて調合したあの薬は、生半可な理性など一瞬で破壊しますの!
あれは、再び意識を失うまで服用者をケダモノに変えるという悪魔の媚薬! その効果は私が身を持って実証しましたから、間違いありませんわ!」
「実証って…… あんた自分で使ったの!?」
「お、思い出したくもありませんが…… 軽い気持ちでちょっと一口味見してみたら、数時間後には裸でベッドの上にいて。
そして横には、なぜか全裸で顔を赤らめる初春がいて…… その表情に、私、少しだけ心を動かされかけて……
あいたたたたたたたっ! おおお姉様っ!? 違いますのよ! 浮気ではありませんの! 一夜の過ちといったところで……」
「あ・ん・た・はっ! そんな危険なものを私に飲ませ…… はっ! つ、繋がったわよっ!?」
黒子のほっぺたを思い切り抓り上げていると、やっとコール音が切れ、上条の携帯に繋がったようだ。
さらりと黒子が残した爆弾発言も、もう少し詳しく問い詰めたいところだったが、今はそれどころではない。
『はいもしもし、上条ですが』
電話の奥の上条の声は、普段と変わらず落ち着き払っていた。
少し安心する二人だったが、まだ各章が得られたわけではない。
「や、やっと繋がった…… あんた、あれ、まだ飲んでないわよね!?」
『あ、あれって……? ……あのドリンクか!?』
上条の声が急に慌てた様子になり、思い切り嫌な予感を感じる二人。
黒子に至っては、顔面蒼白になり、滝のように汗をかいている。
「そ、そうそうそれよ! あのね、あれなんか、黒子が変な薬入れたらしくて…… 絶対に飲んじゃダメよ!? わかった!?」
『お、お前なぁ…… 今更言われても遅すぎるぞ!? こちとら、あれのせいで大変なことに……』
あれのせいで大変なことに。 大変なことに。 大変なこと。
二人の脳内で何度もエコーがかかるほど重大な言葉が、受話器の向こうからはっきりと聞こえた。
黒子はそれを聞き、ガクリと膝をついて崩れ落ちる。
「た、大変って…… だ、誰かに迷惑かけたりはしてないわよね? その…… お、襲っちゃったりとか」
そう尋ねる御坂の口元も、目で見てわかるくらいに震えている。
手には汗をかいているし、背筋にやけに冷たいものを感じる、
まるで背後から、巨大な氷を押し付けられているような気分だ。
『迷惑かけるどころの話じゃねえぞ、本当に! あと一歩間違えば、本当に取り返しのつかないことに……』
「と、取り返しのつかない…… あ、あんたまさか」
ガン! ガン! と、自身の頭を極めてリズミカルに床に叩きつける黒子を尻目に、戦々恐々とする御坂。
ああ手遅れだったか、と御坂が嘆く前に、上条の電話の後ろ側から聞き覚えの有る声が聞こえた。
『ねえとうま、誰とお話してるの?』
まるでビデオの一時停止ボタンを押したかのように、御坂美琴はピタリ、と一瞬停止した。
『とうま、まさかこんな時にまで短髪とお話してるの?』
聞こえてくるのは、間違いなくあの白いシスターの声。
なぜ彼女が今、彼の近くにいるのだろうか。 そもそも『こんな時』とは何なんだろうか。
ある程度の予測はできるものの、その想像はしたくない、受け入れたくない。
「あんた、あんた今の声……」
『あ、いや…… イ、インデックス、ちょっと待て! 今ちょっと御坂と話して、こうなった原因の究明を……』
『もう原因なんかどうでもいいかも…… ねえとうま、もう1回さっきみたいに『ぎゅっ』てして?』
さっきみたいに『ぎゅっ』って。 さっきみたいに。 さっきみたいに『ぎゅっ』って……
何度も何度も、彼女たちの脳内にその言葉が反復して流れる
ピシッという嫌な音がしたように、御坂の身体が石化したように動かなくなる。
『とうまぁ…… ねえ、おねg『わ、悪ぃ御坂! その話、また今度な!』』
インデックスの甘えた声を打ち消すように、上条が慌てて電話を切った。
御坂の手から携帯電話がスルリと抜け落ち、大きな音をたてて地面に叩きつけられる。
状況から察するに、二人がコトに及んでしまったことは想像に難くない。
しかもあのシスターの甘えた声と言葉から考えるに、恐らくそれは合意によるものだったのだろう。
以前からそういった関係だったのか、それとも薬がきっかけになって今日やっとベッドインしてしまったのか。
間違いないのは、二人はもう『事後』であること。
思考力が極限まで低下した御坂にだって、それくらいは理解できた。
「ふ、ふふ、ふふふふふふふ……」
御坂美琴が、力無く笑った。 まるで、この世の終わりでも悟ったかのように。
「お、おねえさま……?」
認めたくは無かったが、御坂美琴があの上条当麻に恋心を抱いていることくらい、黒子にだってわかっていた。
寝言で何度も上条の名前を呼ぶし、彼の話になれば途端に饒舌になるし、時には不自然なまでに顔を赤らめるし。
自分だって、彼には助けてもらったこともあるし、その姿にほんの少し心惹かれてしまった記憶もある。
彼女が上条に惹かれるのも、全くわからなくは無い。
だからといって御坂を諦め、二人のために身を引こうという気は毛頭無いのだが。
普段なら、恋敵が消えたことを諸手をあげて喜んでいただろう。
だが、自分のせいでこうなってしまったと考えると、意図的ではなかったにしろ、凄まじく後味が悪い。
自身の軽率な行動で御坂の心を酷く傷つけてしまったと思うと、罪悪感が重く圧し掛かってくる。
だが、今はそんな悠長なことを考えている暇は無い。
御坂美琴のあの様子は、絶対におかしい。
八つ裂きにされる! 先ほどのネック・ハンキング・ツリーの比ではないほどの、超ド級の殺人技が来る!
そう感じた彼女は、寮則を無視して自らの能力を……
支援
ガシッ、と御坂の手が、黒子の太腿を後ろから掴んでいた。
気がつけば御坂は彼女の後ろに立っており、彼女の太腿を掴んで、そのまま身体を持ち上げようとしている。
「アワワ…… お、おねえさま……?」
何時の間に後ろに回りこんだのだろうか。
彼女の手が自身の際どい所に当たっているが、黒子にそんなことを考える様子は無い。
まずい! この体勢は下手をすると本当に殺される!
テレポートを使おうにも恐怖で頭がいっぱいで、正確な座標の計算ができるはずもない。
泡を食っている間にも、御坂の手から伝わる力はどんどんと増していき、身体が宙に浮き……
「ちぇぇぇぇいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
自分が感じた不幸と、不条理と、愛と、怒りと、悲しみを全て叩きつけるように、御坂美琴は叫んだ。
太腿から彼女の全身を持ち上げ、そのままスープレックスの形で後ろの床に頭から叩きつける。
黒子の大きく開かれた両足の隙間から派手な黒い下着が見えているが、この状況では色気もクソも無いだろう。
(ああ、ごめんなさいお姉様…… でも、怒り狂って超人技をかけてくるお姉様も、また素敵ですわ……)
頭から硬い地面に叩きつけられた黒子は、部屋どころか寮全体が軋みそうな衝撃と共に、ブクブクと白い泡を吹きながら意識を失った。
(※この技を硬い床で使えば、下手をすると、どころか間違いなく死にます。
彼女たちは特別な訓練を受けているので大丈夫でしたが、皆さんは絶対に真似をしないでください)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの事件から、1週間ほど経っただろうか。
上条当麻の寝不足は、以前に増して深刻な問題になっていた。
あれ以来、硬い床にせんべい布団を敷いて寝る必要は無くなった。
インデックスと共に、ふかふかのベッドで眠るようになったからである。
布団に侵入してくるインデックスを撃退する必要も無くなった。
そもそも布団に入って眠る時から、彼女は自分の横にいるのだから。
最初こそドキドキしたが、人間とはだんだんと状況に慣れてくる生き物のようである。
彼女の柔らかい身体を抱きしめていると、普段よりもぐっすりと眠れる気さえしていた。
では、なぜ彼の目の下に、以前よりも大きなクマができているのだろうか。
答えは実に明白、睡眠時間そのものが大幅に削られるようになったからである。
彼の眼前で淫らに腰を振る、白い少女のせいで。
「ふあっ、あは、はぁっ…… とうまぁ、おく、おくすごぃぃ……」
インデックスは一糸まとわぬ姿で、同じく服を纏っていない姿の上条当麻の腰の上に跨っていた。
両手を彼のお腹の上に置き、まるで暴れ馬か駱駝でも乗りこなすかのように、激しく腰を振っている。
彼女が上下する度にじゅぷじゅぷくちゅくちゅと、性器同士が擦れあう淫らな音が室内に響く。
「はふっ、ひ…… んはぁ…… はっ、はぁ、はふっ……」
上条の肉棒が彼女の弱い部分を抉るたびに、インデックスは悦びの声を上げる。
彼女が腰を動かす速度は次第に上がっていき、ベッドのスプリングがギシギシと軋んでいた。
「んぁ、あ、あぁ、あ…… は、はひぃ…… もっと、もっと……」
更に貪欲に、インデックスが上条を求める。
「あぁぁっ! あは、はぁぁ…… とうま、とうまぁ!」
上条のそれが子宮口をぐりぐりとノックすると、彼女の嬌声のボリュームが最大になった。
女としての最高の悦びを感じているようなその淫猥な表情には、いつものあどけない笑顔は全く見られない。
ぐりぐりと円を描くようにしながら、上条の身体に腰を打ち付けるインデックス。
「あ、いい、とうまこれ、すごいぃ…… いく、わらし、もういくから、とうまも……!」
上下運動が更に激しくなったかと思うと、インデックスが突如その身を震わせる。
敏感な膣内を掻き回され、抉られ、打ち付けられ、禁書目録の少女は上条の上で果てた。
「っ…… い、インデックス……!」
同時に上条も果てたらしく、僅かに声を漏らし、身体を震わせる。
「はぁぁ…… あ…… あ……」
どうやらインデックスにはまだ絶頂の余韻が残っているらしく、限りなく淫らでだらしない表情のまま、身体をぶるぶると震わせている。
碧色の瞳はとろん、とだらしなく蕩けていて、半開きになった口からは唾液にまみれた舌がほんの少し覗いている。
数秒の静寂の後、インデックスは身体を持ち上げて、自身から上条の性器を引き抜いた。
「んん、んっ……」
それには避妊具がかかっており、彼女は口を使って器用に薄いゴムのスキンを剥がす。
先端部分の液溜めから、薄まった水っぽいような精液が漏れて、ベッドに新たな染みを作り出した。
「ふはっ…… ねえとうま、もう1回したいかも」
そして避妊具を咥えたまま、小悪魔的な微笑を浮かべて上条にそう迫る。
「い……いんでっくすサン? もうそろそろ終わりに……」
だが上条当麻は、まだやる気まんまんの彼女を見て思わずそう呟いた。
先ほどから彼は、動いていないのではなかった。
腰の痛みとか身体の疲れとかのせいで、動くに動けなかったのである。
前の日だって、その前の日だって、何回も何回もしていたのだから、当然腰がやられるわけで。
もうこれ以上は無理と毎日何度も言うのだが、下半身は言うことを聞いてくれずに何度でも立ち上がる。
何度やられても立ち上がる不屈の闘志を持っているのは、何も上半身だけではなかったようである。
あれから二人は夜が来る度、何度も何度も交わった。
若い二人が同じ部屋に住んでいれば、それはもはや必然と言えるだろう。
上条としてはこのままではいけないと毎回思うのだが、インデックスに求められると断ることなどできなかった。
『もう1回ヤッちゃったんだから何度やっても同じだぜ』というデビル上条の誘惑に、毎度毎度屈する自分が情けなく見えてしまう。
結局勢いに流され、爛れた行為に耽ってしまうのがお決まりの流れである。
そりゃ仕方ないさ、若いんだし。
だが正直な話、インデックスがこれほど淫れるとは思ってもいなかった。
よくよく考えてみれば彼女は元々、自身の欲求にたいへん忠実なほうだった。
食欲に関しては言わずもがなであるし、上条が他の女の子と喋るだけで顔を膨らますくらいに独占欲も強い。
そんな彼女がこっちのほうに関しても貪欲なのは、よく考えれば不自然なことではなかった。
昼間はいつも通りの可愛らしい純白のシスターである彼女が、夜はこれでもかと言わんばかりに淫れてくる。
自ら進んで上条のモノにしゃぶりつき、彼の愛撫によって切ない声を上げ、奥に突き入れられると舌をだらんと出して歓喜の声を上げる。
そのギャップに、上条の理性は毎度毎度簡単に破壊されてしまう。
自身では鉄の理性だと思っていたようだが、やはり彼の理性は紙粘土細工だったらしい。
正直な話、毎回簡単にコトに及んでしまう自分も悪いとは思う。 だが……
「流石に毎日毎日、10回近くするのは無理だからな、インデックス!」
「とうま、まだこんなに硬くしてるのにそんなこと言っても、全然説得力無いんだよ?」
「げっ……! も、もう勃たなくていいんだぞ俺、というか俺の息子!
もう戦いは終わったんだ! もう6回も射精したら充分だろ!? そのまま寝て…… 勃つなぁぁっ!」
もうスッカラカンだと思っていたが、どうやらまだ上条の下半身には力が残っていたらしい。
彼と正対した敵は、何度倒れても立ち上がるその姿に心から恐怖すると言うが、上条が自身のその特性に恐怖するとは皮肉なものである。
「何で今ので萎えねえんだよ俺ッ!? ここで萎えなきゃ全部破綻しちまうだろうがよぉおお!」
「身体は正直ってやつかも、とうま。
んっ…… 次はお口でしてあげるんだよ? とうまはこれ大好きだよね?」
どこか遠い北の地で聞いたような台詞を吐く上条を無視して、銀髪碧眼の少女は上条のモノを再びその小さな口で加え込んだ。
いくらもうダメだとは思っていても、彼女がその可愛らしい舌が絡み付いてくると、また射精感がムクムクと首をもたげてくる。
上目遣いで上条を見上げるインデックスの表情も、また実にいやらしくて堪らない。
もはや抵抗する力など残っていない。
あとはインデックスによる、一方的な嬲り殺し(性的な意味で)が残るのみである。
基本的に、いつもいつもこのパターンだった。
たまには攻勢に出てみようと張り切ることもあるが、そういう時はたいてい3回戦くらいでエネルギー(性的な意味で)が底をつき、そのまま残り7回分を搾り取られたり。
ならば力を温存しようと後手に回ろうとしても、彼女の底知れぬ体力(性的な意味で)には勝てるわけもなく、結局いつも通り太陽が昇るまで(性的な意味で)攻め立てられたり。
どうやらこの少女には、ベッドの上では何をやっても(性的な意味で)勝てないらしい。
不幸だ、と思わず嘆きそうになるが、眼前の少女を見ると口が裂けてもそんなことは言えない。
あれ以降のインデックスは日常生活の中でも、上条の背中に抱きついてきて幸せそうにはにかんだり
学校から帰ってくると笑顔で飛びついてきたり、やたらと甲斐甲斐しく家事を手伝うようになったり(大半は悲惨な結果に終わるのだが)
TVを見ているとちょこんと膝の上に乗っかってきたり、昼寝をしているといつの間にか横で添い寝をしていたり
修道服以外の服を着てみて上条に評価を伺って来たりと、以前よりも可愛さ3割増しになっていた。
正式にはそうなってはいないが、甘ったるい恋人生活そのものである。
何よりも、事後に髪を優しく撫でたり頬をこちょこちょと擽ってやったりすると、とても可愛らしい顔をする。
その何とも言えない笑顔を見ていると、嫌なことを全て忘れてしまうような気になれた。
はっきり言う。 上条当麻は、今とても幸せだ。
だがその幸福が、彼に何とも羨ましくかつ悲惨極まりない悩みを与えているだけである。
「ふ、不幸だっ! 幸せすぎて不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
深夜の学生寮に、彼の叫びが響き渡った。
上条当麻の受難は、まだ始まったばかりである。
なお、二人が毎日ギシギシアンアンするせいで、隣の住人である土御門元春が上条や御坂に輪をかけた寝不足になったとか
どこからか二人の爛れた関係を知ったステイル=マグヌスが炎剣を持って突撃しようとしたが、幸せ一杯の禁書目録の少女を見て複雑な心境で中止したとか
あの後、騒がしいという理由で寮監にも制裁(首コキ)を喰らった白井黒子は、ドリンク剤の瓶を見るだけで色々と思い出して震え上がるようなったとか
初春飾利が白井黒子を見る視線が明らかにおかしくなって、二人がいつも一緒にいるようになったと佐天涙子が愚痴を漏らしたとか
なぜか上条とインデックスの関係がイギリス女子寮に漏れて「何でもあの幻想殺しの少年が、酔った勢いで禁書目録を無理矢理手篭めにしちまったそうですよ」
「う、うわー…… あの二人、いつかはそうなるとは思ってましたけど……」「シ、シスターアニェーゼ! そのような話を貴方のような敬虔な十字教徒が……」
「あらあら、私はあの禁書目録のシスター様のほうから、あの方に迫ったと聞いたのでございますよ?」などという無責任な噂が流れ、シスター中の話題の種になったとか
打ちひしがれる神裂火織を見た英国第二王女が、騎士団長に「何をしている、今のうちに奪い取れ、今は悪魔が微笑む時代だしー」と悪魔の囁きをしたが
結局彼を神裂に嗾けることはできず、心底つまらなさそうな顔でぶーたれていたとか
芋焼酎を飲んだくれて泣き崩れる五和を、建宮が面白半分でからかってやろうとしたらカウンターでちゃぶ台返しを喰らったとか
朝のHRから最後の時間まで一貫して眠りこける上条当麻に注意しようとして近づいた月詠小萌が
寝ぼけた上条にインデックスと間違われて抱きつかれ、頭から煙を出して卒倒してしまったこととか
それを見た吹寄制理が今までに前例を見ないほどの凄まじい威力の鉄拳を、上条の頭頂部に喰らわせて保健室送りにしてしまったこととか
病院にいる妹達が頻繁に集まって「こうなれば武力による奪還を……」「いえ、こちらも薬を使って既成事実を作るべきだとミサカは…」などと物騒な相談をしていたとか
家計に避妊具代が追加され、火の車が炎の大車輪に進化して上条当麻が頭を痛めたとか
当のインデックスは毎日毎日上条の返事を待ちながらも、この関係にとても満足して幸せそうに過ごしているとか
そういうのはまた別のお話。
そしてまた後日、諦め切れなかった御坂美琴が玉砕覚悟で上条に想いを告げたというのも、また別のお話である。
え、結果はどうなったかって? それは……
48 :
738:2010/08/06(金) 02:32:25 ID:U0RKn+mP
以上で終わりです
処女作なのにこんなクソ長くなるとは思いませんでした
途中アドバイスを頂いたり、それを元に何度も直したりと、とても楽しかったです
色々と至らない作品でしたが、もし楽しめたという方がいらっしゃれば嬉しいです
とりあえず私生活が超忙しくなってくるので名無しに戻りますが
もしかしたら続編的なものでまた上インを書かせてもらうかもしれません
書けるなら上条さん攻めの、エロさ重視のとか書きたいです…いつになるかはわかりませんが
それではお目汚し失礼しました
>>48 リアルタイムGJ!
禁書かわいいよ禁書
そして御坂さんと姫神に合掌w
乙
首コキが一瞬手コキにみえて理解に苦しんだ
超乙
初めてと思えないぐらい面白かった
是非また書いてくれ
最近見たエロパロの中で一番ツボったw
才能絶対あるってw
眼福でした
乙そしてGJ
……ふぅ GJ!!
美琴がどうなったか気になる。
神裂火織はその日、イギリス清教最大主教ローラ=スチュアートから渡された包みを抱えて自室に籠っていた。
中身は学園都市から送られてきたものらしく、いくつも持っているから子女の嗜みとして1つやろうと無理やりローラに押し付けられたのだ。
その包みを破り中の物――長さ30センチ程の女性のボディラインの様な滑らかな形をした太い棒状の器具――を取りだした神裂は、説明書を読むのもそこそこにそれを手に取ってベッドへ移動した。
ごくりと生唾を飲む。そして手に持ったそれの丸みを帯びた先端をジーンズ生地の上から股間にあてがい、親指に当たるダイヤル部分をその指の腹で少しだけ回してみた。
するとそれ――電動マッサージ器は突如命を吹き込まれたかのように振動を開始したのだ。
「あうっ」
まるで大事な個所に電気でも走った様な感覚に神裂は思わず声を漏らすとマッサージ器の先端を股間から離す。
「まだ少ししか動かしてはいないのにこの刺激……」
音も無く振動する先端とメモリのが指す「弱」の文字に神裂は愕然とした。
「ですが使ってみないと感想も言えません。あの馬鹿女なんて物を……」
とは言え律儀な神裂は何処かでローラがほくそ笑んでいるかもと思いつつも、再び股間にマッサージ器をあてがった。
「んっ」
威力は先程身をもって経験していたので今度はそっと押し当てる。
すると布越しの大事な部分に心地よい振動が伝わって来て、神裂は急にリラックスした気分になって来た。
「ふぅ。これなら大丈夫かもしれません」
何を安堵しての呟きだったのかそうひとりごちる神裂だが、それが間違いと気付くのにさほど時間はかからなかった。
最初は神裂も気付かなかった小さな熱が、マッサージ器を当てた股間から、徐々に体中に広がって、気が付けば神裂の露出した肌と言う肌は艶やかなピンク色に染まっていた。
「ふっ、ふっ、ふっ、ふあっ、はっ、あっ、あっ」
呼吸も脈拍も速くなり、時折つくため息はどこまでも熱く艶めかしい。
しかし、そんな体調よりも深刻だった変化……それは身体の変調に気付いてもマッサージ器を止めようと言う気が一向に起こらない事だ。
むしろもっと激しくと言う思いが親指のダイヤルを回させる。
「あっぐぅ!?」
普段は誰にも見られぬ場所でひっそりと花開く時を待つつぼみが無粋で強引な愛撫に散らされる……その激しさに神裂は太ももをきつく閉じて仰け反った。
秘所からこぼれる……いや既に溢れる状態になった蜜は、薄手の布地を超えて、ジーンズの上にも恥ずかしい染みを広げている。
それでもなお神裂は快楽を求めた。
「はっ、はっ、ひぅ、ぐ、う、ぎぃぃ……」
自分の胸を引き千切らんばかりに鷲掴みにして、固く尖った先端を自分の白い歯でぎりぎりと噛締めながら声を殺す。
固く閉じた瞼の裏に、快楽の波とともにチカチカと星が瞬く。
「くひっ、んぐ、く、い、も、も、つぅ、ぅ」
貪欲に快楽を求める本能が越えてはいけない一線――ダイヤルを強に回させた瞬間、マッサージ器が今までに無いうなりを上げた。
「!!」
驚きのあまり引きちぎらんばかりに先端に歯を立てるがそれどころではない。その時神裂は女性の最も神秘的な部分を超高速で揺さぶられる様な、そんな感覚を味あわされていたのだ。
先程に倍する速度でジーンズに黒ずんだシミが広がり、それでも吸い切れなかった分が布を超え、またジーンズの切れ目から黄色い滝となって溢れだす。
そして既に血の滲んだ先端を噛みしめる歯の隙間からは、粘度の高い唾液が泡となって唇にこびり付く。
そんな凄惨な情景の中、神裂は大きく見開いた眼を反転させると自分がベッドの上に作った大洪水の跡にばったりと倒れこむのだった。
「女教皇様?」
五和は大きな箱を抱えて歩く神裂の背中にそう話しかけた。
「何ですか五和?」
「どうなさったのですかその箱?」
「ああ、これ」
そう言って神裂は大きな箱を軽々と揺すって見せる。
決して軽くはない箱だが、聖人の力を持つ神裂にとってこの程度の重さはどうと言う事は無い。
「先日、最大教主からある頂き物をしまして。とても良かったので幾つかまた分けていただいたのです」
「はあ、あの最大教主が? あ、いえ、失言でした」
「いえいいのです。言われても反論もありません――ところで五和」
「はい、何でしょう?」
「今から少し時間はありますか?」
「問題ありません」
その返事に神裂はにっこりとほほ笑むと、
「見ての通り最大教主からずいぶんと沢山いただいたので」
そう言って箱を揺する様子に、
「そうですか! でしたら是非」
神裂が良いもの言うのだからおかしな物は無い筈だと、五和は満面の笑みをたたえて頷いた。
「きっと五和も気に入りますよ」
その言葉に五和は何故か鳥肌が立った。
おかしいなと腕をさすりながら神裂の跡を追う五和は気が付かない。
神裂の歩いた後に続く、黒いシミの跡に……。
END
>>55 >>56 GJです
上条さんのことをおもってオナってくれるとよかたんだけどな
「とうまぁ・・・とうまぁ・・・」みたいな
自分勝手な要望スマソ
>>48 この腕で処女作だと…………!?
戦慄すら感じる上手さよ。
インデックスの夜の性質も自分のモノに説教しかねない上条さんもどっちもよかった。
8の恋人っぽさで可愛いインデックスの表現力がパネェ。
可愛いけど可愛い部分の表現が原作にあんまないんでよい。
その愛にGJだ。
>>48 あまい&うまいで眼福至福です。次回作に期待
>>59 相手が引くほど熱く、ド直球で向かう姿しか想像できんなw
もしかしたら小学生的な好きな子に、ちょっかい出すアプローチで行くかも知れんが。
これはある意味男のツンデレ?
まあツンデレツートップは美琴と一方通行で決まりだからな
闇咲さんの独走だろ
同じツンデレならスタイルが良くて年齢も同じでせわやきで美人でクラスメートの吹寄のほうが有利な気がする
>>63 色気がnothing
まぁそこんとこも含めて吹寄はいいんだけどな
そういや21巻バレは発売日から?
>>63 公式でデレがない。キャッチボールはアレデレたのか?
想像はできるんだが、デレ方が曖昧なのが厳しいよなー
>>67 吹寄は上条さんの手綱をとれる唯一のお嫁さん!
当麻は誰と付き合っても尻にしかれそう
ってか3ヒーローみんなが尻に敷かれるタイプのような……
一方通行さんだけは尻に敷かれるっつーよりは
単なるデレにしか思えないなー、俺には
当麻さんって美琴たんと付き合っても言いなりにされるだけのような
むしろ美琴が言いなりというか従順になりそうなイメージ
美琴はいざ付き合うとなったら世話焼きな幼馴染みっぽい感じになると思う
一方通行さん単体は尻に敷かれるタイプには毛頭見えないが、
打ち止めが実年齢、外見年齢共に最年少クラスとは思えない、
母性・包容力を発揮しちゃってるからなー。15巻ラストとか。
何というか、美琴より美鈴さんの遺伝子を感じる。
>>75 美琴と打ち止めの精神年齢は明らかに
美琴<打ち止めだよな
暗部に近かったからそうなったんだと思うとなんだか切なくなるな
いくら良質のエロだろうと、前後のお話がなければつまらない。
>>48 氏のSSを見てから
>>56 を見てそう感じた。
てか、禁書も神裂も関係ないだろ?
>>56 にさらなる挑戦を期待する。かな?
ちょっとなに言ってるかわからんので、まず手本を見せてくれ
>>76 某アイテムだと、暗部最深部に近いリーダーが一番精神年齢低くて、暗部色が薄まるほど高くなってるのがw
>>78 あなた
>>56 書いた人?
とにかく文盲なんだな。
ここには合わないから別のところ行ったほうがいいよ。
好きならそれでいいじゃん!?
打ち止めタンペロペロペロペロ
ねぇ、アンタはなんで私を見てくれないの?
なんでアンタは私以外の女といちゃいちゃしてるの?
アンタは私しか見ちゃいけないんだよ?
私以外の女なんてどうでもいいんだよ?
わかった、他の女がいるから私を見れないんだよね?
なら、消してきてあげる
何も残らずに消してきてあげる
そしたら私を見てくれるんだよね?
よし、まずはあのシスターから消してくるね♪
書いてみた
ヤンデレールガン怖いでござる
病神がいいのです
なに言ってんだお前?逆だろ、逆。お前が俺の事を見てないんだろ。
会えばすぐに突っかかってくる。俺もな、普通にお前のこと可愛いと思うけど、性格が不細工じゃねーか。
そんな不細工になんで好意を寄せないといけないんだよ。
ぶっちゃけた話、お前の悪い点を全て取り除いたら、もうそれ御坂妹だから。御坂妹で十分だよ。
要するにお前イラネ
>>81 上条さんがキレタぞ。
姫神可愛いよ、姫神
風斬が両性的といわれる天使に近い存在だとすると、
風斬の股間には実は立派なイチモツが生えてるかもしれない。
耐えがたい羞恥と快感に精神崩壊しそうになりながら
いきり立ったイチモツから白濁液(一滴一滴が竜王の殺息に相当)を噴射する風斬の妄想が止まらない
『神の力』は女性として描かれる天使だそうです。ゆえに風斬も女性であっておかしくはありません。
……ところでネフィリムという神と人間、場合によっては天使と人間の混血の存在が描かれる事があるのですが、上条さんならきっと成し遂げてくれるでしょう。
あなたたちもミサカのことを見ていないのです、とミサカは二人の間に入ります
一番ミサカを見ているのはアクセラレータです、とミサカは少々顔を赤に染めながら告げます
なのであなたたちは邪魔なので消えてください、私はアクセラレータがいいのです、とミサカは
あなたたちにナイフをむけます
>>83 妹もキレたじゃないか
>>84 頭上の天使の輪がガチャガチャいう度に風斬にとてつもない快感が流れるように設定されてしまったが
自分がイったら恐ろしい一撃が放たれることを知っているので
獣の呻り声を上げながら白目を向いて死ぬほど気持ちいい快感に耐え続けている風斬の妄想が止まらない
うぅ、ヤンデレSSが見たくなってきた・・・
ヤンデレうぜえ
そんなに読みたきゃ自分で書けばいいのになー
93 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 00:53:22 ID:mosDANoF
>>92 例を挙げるとサッカーするのと見るのとどっちも違う魅力がある。
蹴る快感。
観る快感。
違うっしょ?
ぎゃ。
アゲちまった。
メンゴ。
蹴る快感と観る快感が違うのはよくわからないが
蹴られる快感と観られる快感が違うってことは分かる
新刊ネタバレありの小ネタです
<ロシアに向かう爆撃機の中での話>
麦野「暇ね・・・」
麦野「そういえば、どうすれば浜面に近づけるかしら。私の顔見たらまた脱兎の如く逃げるだろうし・・・」
麦野「・・・そうだ!滝壺に変装すればいいわ!そうと決まればこのゴムシートを原子崩しで加工して・・・」
麦野「あぁ、ひん曲がっちゃった!」
麦野「今度は、こっちのバランスが・・・」
麦野「あれ、滝壺って二重だったっけ・・・」
(3時間後)
麦野「できた、これなら完璧よ!」
麦野「浜面のアホもきっとこれなら私と滝壺を間違えるわね!」
麦野「あのアホ、私の手をぎゅっと握っちゃったりして」
麦野「『滝壺、キスしてもいいか?』『・・・えっ?』『今日のお前はいつもより魅力的に感じるんだ』『・・・うん、優しくしてね』」
麦野「とか言っちゃったりしてぇ!!はあああまづらあああああ!」
麦野「はあ・・・虚しい、虚しすぎる・・・・・・・」
麦野「ロシア、まだかなー」
麦野「もうすぐ会えるね。浜面・・・」
なぜあと1日くらい待てなかった
確かにもうほぼ全ての地域に出回ってはいるが、一応全国発売までは我慢しようぜ
麦ばあ乙
お…、…お風呂で……小学、生の……後ろの穴に突っ込んでっ……ぇ……
興奮してるなんて……超、浜面……ですね……うっ、うぅ……
どうせ洗うから……っ……生で、だなんて……ホント、あっ、はま、浜面、浜面……
で、出そうですか……んっ……お尻に中出しって……大丈夫なんで、しょうか……
あのっ、私、私も、なんか…っ…出そう、あ、ダメ、浜面ダメ、ダメダメダメダメっイっ……クぅぅ……!
出る、出る、ああ、ダメ、あああ……おしっこ……っはぁ……っはぁ……ああ……鏡に……かかって……
うぅ……お風呂だからって……超洗えばいいとかじゃないんですから……はぁ……まだ脈打ってるし……
ちょっと、浜面、シャワー捻ってください……ふぅ……
……トイレに入る度に思い出しちゃいそうですよ……もう……い、言わなきゃ駄目ですか?
ホントに超変態ですね……出す時、き、気持ち良かったですよ……癖になったらどうしてくれるんですか……
あと浜面、なんか忘れてますよ……だから! してる時キスしてくれなかったじゃないですか!
後ろ向きだからって……ですから、首筋とかは違うんです。ほら、浜面、顔。顔近付けてください
ちゅー。ん、許してあげます。
さて、今日は木山先生の誕生日な訳だが
……言いたいことはわかるな?
知るか
自分で書け
漫画版で警備員に拘束された後暗部に連れて行かれて
昏睡状態のまま犯されている子供たちを見せつけられながら
自分も抱えられた状態でガンガン責められて
愛しい教え子にぷしゃあああとおしっこをかけさせられたり
子供たちが妊娠する可能性を減らすために中出しされた精液を健気に吸い出してあげる木山先生
>>48のおかげで誰がメインヒロインか思い出したよ
こんにちは。
木山×上条で微エロ。
『シャツから始まる恋もある』7レスです。
でわ。
唐突だが私――木山春生は非常に困っていた。
それはこのうだるような暑さ。
一昔前から叫ばれ続けた地球温暖化の影響なのか今年の夏は一段と暑い。
去年もその前もそんな事を考えた気がしないでもないが、きっと今年が一番暑いと思う。
どのくらい暑いかと言うと、日差しの下に出て数分で私は全身汗でびしょびしょだ。
シャツもストッキングも下着も皆身体中に張り付いて歩きにくいは気持ち悪いは……。
「脱ぐか」
そう思ってネクタイを緩めた所で、先日その事で風紀委員(ジャッジメント)の怖いお嬢さん方に怒られたのを思い出した。
あの時偶然出くわしたのはツインテールの少女と花畑の少女。
特にツインテールの方……。久々に会ったのだから積もる話もあるだろうに、頭から終わりまで説教だなんてあんまりだと思うし、正直鬼気迫るものが有って非常に怖かった。
「止めよう」
これはあくまで屈した訳では無く、不要な争いを避けるための名誉の撤退なのだ。
まあそれはさて置き問題はもう1つあった。
それは――、
「ここはどこだ?」
私は辺りをキョロキョロとした後、目の前の建物を見上げてそう呟いた。
先ほどからあちこち歩いて思い出そうとしているのだが思い出せない。
この建物も先ほど見た様な気もするし、初めて見る建物かもしれない。
探すべき駐車場も、出て来た建物にすら戻れない状況に、握りしめた携帯電話には助けを呼ぶ相手のアドレスなんて入っていないと言う三重苦。
それなら道行く誰かに助けを求めればいいのだが、この暑さのせいか歩いている者にも出くわさない。
「それにしても暑いな」
何度目かの無益なひとりごとが口を突く。
視線の先でゆらゆらと揺らめく陽炎が忌々しい。
そしてこの暑さは一体全体何なのか?
これはアレか? 方向音痴で助けを求める相手も居ない寂しい私に対する嫌がらせか?
「くそっ……、私が理事会メンバーになった暁には学園都市を全天候型ドームにしてやる」
ついにはこんな荒唐無稽な妄想すらしてしまう程、今の私は参っていた。
それでもこの場で干からびる訳にも行かず、重い足を持ち上げてまた一歩煮え立つアスファルトを踏みしめる――と踏み出した膝がかくんと折れた。
「お?」
感覚はスローモーションだが、目の前の景色は目で追えない程早く流れて行く。
どうやら暑さで体がどうにかなってしまったらしい。
そんな事にすら気付けない程参っていた事にショックを受けつつも、私は倒れそうになる体を支える為の何かを探して手を伸ばす。
その指が咄嗟に何かを掴んだ様な気がしたが、それを確認する暇も無く私の視界は暗転した。
目覚めた時まず視界に飛び込んで来たのは人の顔だった。
「君は誰だ?」
「通りすがりのコーコーセーです」
霞んだ目を何度か瞬かせると視界がやっと安定して来て、何処にでもいそうな感じのツンツン頭の少年だと判る。
何処にでもいる少年……? 自分の心の中の呟きが妙に引っかかる。
「以前にも私にそう名乗らなかったか?」
そう口に出してみても不思議そうな顔をするだけの少年に「まあいい」と言って私は額の上で温くなったハンカチを握りしめてから体を起こした。
すると両の脇からごろんごろんと缶ジュースが落ちて来る。
それを拾い上げて暫く考えていると、
「起きても大丈夫なんですか?」
「問題無い。君の的確な判断のおかげだな。ありがとう」
言葉通りに体調はすこぶるいい。
「風通りの良い日陰に、両の脇と首筋に冷たいジュースか。それから額に濡らしたハンカチ。熱中症の応急処置としてはまず的確な判断だ」
「いや、そん……」
少年の謙遜の声が急にしぼんだかと思うと、
「あ、あの……」
と今度は不安そうに呼びかけて来る。
どうしたと言うのか? もしかして助けては見たものの私が誰か判らず不安になったか?
では取り合えず自己紹介をしておこうじゃないか。
「木山春生。こう見えても科学者をしている」
「あ、じゃ、じゃあ木山先生……、ごめんなさい!」
いきなりごめんなさい? それは一体どういう意味かと振り返った私は、少年がこっちを指さしているのを見た。
「その……背中にガムが?」
「背中?」
そう言われても見えない――となれば脱ぐしかないな。
ぱぱっとボタンを外して、おや? そう言えばネクタイが無い……。
それはまず置いておいて、私はシャツを脱いだ。
「ふう……」
「せ、せんせ……」
これは涼しくていい。やはり人間は服など着るのを止めるべきかもしれない。
まあ、そんな事はどうでも良くて、背中にガムが付いていたのだな。
「これは繊維にがっちりと絡みついていて取れそうにないな」
洗えば何とかなる気もするが、何時買ったかも覚えていない程度の代物に労力を割くのも面倒だ。
そんな事を考えていた時、涼しさを遮る様な何かが私の肩に覆いかぶさって来た。
「何だね?」
それをした少年(あいて)に訳を尋ねると、
「み、道端で裸はマズイですよ先生」
裸とは心外だと思ったが、一緒に例の少女の事も思い出したので取り合えずシャツの前を合わせる。
そうしながらもう一度「それとこれの関係は?」と尋ねると、
「そんなガムが付いた服は着れないでしょ? その服にガムが付いたのは俺の不注意でした。すいません。嫌かとは思いますがその上から白衣を羽織れば男ものだって判りませんよ」
この暑いのに白衣を羽織れと言うのか少年……。
そう喉元まで出かかったが、全ては私を気遣っての事だと思えば何だかこの少年が愛おしく思えた。
そうは思えたのだが如何せん私はこう言った事が苦手だ。
「問題無い。行こう」
私はそう言ってすっくと立ち上がって、まだ座っている少年を見下ろした。
「行こう……て何処へ?」
「私の車へだ」
やっと見つけた助けを易々と逃がす程私は甘く無いのだよ。
それから間もなく……。
「先生! 先生の車ってアレですか?」
少年の指差す先には確かに私の車が止まっていた。
気が付けばこの駐車場と、会合があった建物は隣接していたのだな。
それにしてもこの少年はここの辺りの地図が頭に入っているかのようにあっという間に見つけてしまったのでビックリした。
「素晴らしい。よく見つけてくれた」
私の労いにはにかむ様な表情を作る少年に、私は久々に子供をかわいいと思っていた。
「じゃ、俺はこれで……」
そう言って私の隣を抜けて行こうとする少年。
おっとそうはいかないのだよ。
「まあそう急ぐな」
「ぐえ」
初めて「らりあっと」なるものをしてみたがこれはかなり有効だな。
「君の家まで送って行こう」
「い、いやいいですよ」
ジタバタするのが余計にかわいくて、思わず巻き付けた腕に力が入ってしまうではないか。
「ぐええ……」
「遠慮する事は無い」
「い、いや……しかし……」
もう車の前まで来ていると言うのに、この少年は何と謙虚で遠慮深いのか。
まだるっこしいのでドアを開けて少年を頭から放り込んだ。
「痛っ」
「早く椅子に座りたまえ」
そう言って少年が態勢を立て直さない内に運転席に身体を滑り込ませて、エンジンスタートと同時にドアをロックした。
「ふう、暑いな」
あっという間に肌に浮き出た玉の様な汗を見ながら、ここなら脱いでもいいかなとシャツのボタンに手を伸ばすと、
「先生、免許証落ちてましたよ」
もう順応したのか少年が何処からか見つけた私の免許証を持って居た。
「ああ、そんな所にあったのか」
「そんな所って……」
「車に乗る時くらいしか必要無いし、普段はIDパスで全て済む」
「はあ……」
何だか気の抜けた様な返事をした少年が、今度は「先生今日が誕生日なんですね」などとのたまう。
流石は子供。無遠慮で言葉を選ばない。
「女が誕生日で喜ぶのは二十歳くらいまでだ」
暑さも相まってちょっとつっけんどんに返したら、捨てられそうな子犬の様にしゅんとなってしまった。
「す、すいません俺……」
私はそんな少年の頭をくしゃりと撫でながら、
「すまんすまん、ちょっとからかっただけだ。悪かったな」
そんな事を言いながら、自然に少年の頭に手を伸ばした自分の行為を考えていた。
この気持ちが一体何処から出て来るものなのかと……。
「車を出すからシートベルトをしてくれ」
「あ、はい」
もしかしたらその答えを少年が教えてくれるかもしれないと私は期待していた。
「遠慮無く上がってくれ」
「お、お邪魔します……」
嫌がる少年をマンションに上げた私は、逃げられない様に彼の背後に立ってリビングに案内した。
普段から余り部屋に物を置かないせいで誰か来ても慌てる事は無い。
私はソファーを指差し「そこにでも座ってくれ」と言い残してキッチンに移動する。
そこで汚れたワイシャツをゴミ箱に放り込み、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出してコップに注ぐ。
それを持ってリビングに戻ると少年の前に置いた。
「悪いが未成年に出せる様なものはこれしか無い」
「あ、いえ、お気遣いなく」
何を緊張しているのだこの少年は?
車の中ではあんなにはしゃいでいたのにおかしな奴だ。
「これがテレビのリモコンだ。後、色々重要なものも置いてあるからそこから余り動かないでくれ」
「は、はい!」
重要なものと言うのは真っ赤な嘘。こう言っておけば子供は余り悪戯をしないと言う私なりの経験則だ。
私はそれだけ言い残すとリビングを出てバスルームへと向かう。
脱衣所でワイシャツを脱ぎ、迷わず洗濯機に放り込もうとして私はポケットの中に何かを見つけた。
「IDカード」
それは少年のIDカード。
「かみじょうとうま」
そう言う名前なのだな。
IDカードは棚に外し改めてワイシャツを洗濯機に放り込む。
それからスカートもストッキングも下着も全部洗濯機に放り込んでからユニットに入ってシャワーのハンドルを捻る。
少し冷たいお湯を頭から浴びながら考える。
今日は本当に暑かった。
その上道に迷った。
あの少年……いや上条君が通りかからなかったらちょっと困った事になっていたかもしれない。
まさに天の助けとはこの事だろう。
誕生日などと忘れていたが彼は天が寄こした誕生日プレゼントかも知れないな。
「馬鹿馬鹿しい」
我ながら空想と言うか妄想の貧困さに失笑してしまう。
少年がプレゼントだったとしてそれで私はどうすると言うのだ?
大体ほんの一瞬人生のレールが交差しただけでおこがましいというものだ。
「こんな起伏に乏しく、鍛錬も怠った体の何処に異性の魅力を感じると言うのだ」
自分で言うとより一層惨めだが、先の幻想を追い払うにはこれくらいの劇薬が必要だ。
そこで私ははてと気が付いた――私は少年を異性として扱っていると言う事に。
「それこそ馬鹿馬鹿しい話だ。あんな子供に何故私が……」
馬鹿馬鹿しい考えだったと頭から追い払うとシャワーの水を止めた。
シャワーで濡れた髪も乾かし終えた私は新しい服に着替えてリビングに戻った。
その手には少年のIDカードとキッチンで入れたミネラルウォータの入ったグラスが握られている。
「上条当麻君」
悪戯心でそう呼びかけると少年がぴょんとソファーから跳ねた。
「何でお……」
名前を知っているのがそんなに驚く事なのか、とにかく固まった彼の隣に腰掛けてテーブルの上にIDカードを置く。
「君のIDカードがポケットに入っていた」
そこまで言ってグラスの中身をあおる。
この後彼を送る約束さえなければ飲酒と行きたい所だな。
と、何気にチラリと横を見ると上条が小刻みに震えている。
「どうした?」
「あ、あの……」
見るとグラスの中身が減っていない。
「ミネラルウォーターでは不満だったかな?」
少年は嫌々と首を左右に振る。
「他に不満でも?」
またも少年は首を横に降るばかり。
「では何故私と目を合わさない?」
そう言うと少年は更に身体を小さく丸めると、
「そ、その……せ、せん……せい……」
「やはり私に何か落ち度があるのだな?」
原因は私。それは判った。
では何故彼は私に不満を?
「上条君」
呼びかけてみるがピクリとも反応しない。
そうか、ついに返事も無しか。
打つ手無し――では無い。何故ならこう言う時の対処法にも私は長けているのだ。
私はおもむろに少年の頬を両手で挟み込むと、彼とぴったりと視線を合わせる。
「不満が有れば言ってみたまえ。極力善処はする」
我ながら前向きな発言だと思う。
そしてこれで落ちない子供は居ないのだ。
果たして――、
「な、なんで、したぎ、す、すがた……」
おずおずと少年が真相を語りだした。
したぎすがた……、したぎ……、すがた……。
「おお!」
「!!」
どうやら少年は自分の裸を見て引いていたらしい。
「シャワーを浴びたのだがその時の汗がまだ引かなくてな。粗末なものを見せて済まなかった」
いや自分の家なのでうっかりしていた。
「そ、粗末だなんて……」
「いや、いいんだ。すぐに何か着て来る」
そう言って立ち上がった私の腕を、少年がグイッと引っ張る。
まだ何かいい足りない……?
「だから俺の話を聞けよ先生!! 俺は何も先生の裸を見たくないなんて一言も言ってうおッ!?」
「うわッ!?」
少年が私の腕を掴んだまま転んだので、私もつられてそのまま倒れる。
ソファーに一度ぶつかって、そのソファーとテーブルとの間に仰向けに倒れ込む。
「う、つつ……」
背中を強かに打ちつけたので軽く息が詰まる。
「す、すいません先生……」
余りに声が近いと思えば、文字通り目と鼻の先に少年の顔があった。
近くで見ると思ったよりいい男に見えるから不思議だ。
車の中での話では、あのツインテールも超電磁砲も知り合いらしい。
これは完全な邪推と言えるが、年頃の男女なのだからただの仲良しこよしと言う訳ではないだろう。
見た目より進んでいると思われるこの少年に私はちょっとだけジェラシーの様なものを感じていた。
だから意趣返し――いや大人気ない悪戯をした自分を赦してくれとは言わない。
私は少年の鼻の頭をぺろりと舐めてから、首の後ろに手を回して唇を合わせた。
「ぅん……」
初めての割に上出来に出来た様な気がしたのは、少年が口付けに応じて唇を開いてくれたからだろう。
おずおずと舌を忍び込ませると少年の舌とぶつかった。
そのまま絡めるように擦り合わせながら少年の舌を外へと導く。
そして外に出て来た所を見計らってまずは舌の腹と腹をぴったりと合わせる。
ずる、ずる、とキャンディーでも舐める様に擦り合わせると不思議とこれが気持ちがいいのだ。
「あぅ、はっ、あっ、あっ」
それは少年も同じなようで細められた瞳が溶けている。
その事に手ごたえの様なものを感じた私は、続いて少年の舌を口に含んでから唇を窄めて擦る様に吸った。
その行為は何時ぞや同僚に無理やり見せられたAVを思い出させる。
「う゛あ゛ぅぅ……」
あの時の映像では女性は男性器を口に含んで一心不乱に扱いていたが。
(そうか)
私はある事を思い付くと、それを実行に移すべく片方の手を下へと移動させた。
目指すのは先ほどから私の太ももに擦りつけられる固い感触。
「う゛う゛ッ!?」
少年が気付いて声を上げた時には私の手は少年の男性器を見つけていた。
良く熱いとか固いとか言う形容詞を聞くが、確かに熱いのは判るが、全てが固い訳では無いのだな。
特にこの先端の辺り、
「む゛うぅ……」
(おや?)
少年が悩ましい声で鳴いた事、そして指先が一段とぬるぬるした事に気を良くした私は、少年のそれを扱く際に、先端をワザと強く擦った。
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ」
鼻だけで苦しそうに短く息をする少年。
迸るぬめりは掌で収まりきらなくなって私の腹部を汚している。
私もいい加減息苦しくなって口を放すと少年が覆いかぶさる様に肩に顔を埋めて来た。
「せ、せんせッ、だ、駄目だ」
彼の熱い吐息が心地いい。
「この状況ではして下さいに聞えるよ上条君」
そう言いつつ止められないのは私の方だ。
この時私は達しそうなのを我慢していた。
自分には指一本触れていない。なのに何故……?
自分が感じやすい性質なのかと言えばそんな事は無いと思う。
全てはこれだ。この手の中で脈打つ少年の……。
「せんせッ、も、出るッ!!」
少年が一段と顔を強く埋めて叫んだ次の瞬間、私の手の中に何か熱いものが弾けた。
少年がしゃくりあげる様に身体を震わせる度に掌に何かが溜まる。
そして私は掌の感触だけで達した。
「はふ……」
妙に満ち足りた気分に自然とため息が漏れる。
そう言えば私の掌は一体どうなっているのだろう。
私は何かが身体の上に滴るのも構わず手を顔の前に持って来た。
するとそこには半透明と黄白色のマーブル状になった粘液が手首から肘にかけて滴っている。
「うわぁ……」
話には聞いていたがこれが男性の体から放出されるものなのか。
私の驚きの声に少年がぴくんと震えたがそれ所では無い。
零れた分だけでこの状況なのだから、掌の中はさぞやすごい事に……。
「ぉぉ……」
少年の為にも声を抑えたが凄い。
何が凄いってもうドロドロのぐちゃぐちゃだ。
およそ科学者としてのボキャブラリーを疑われそうだが構うものか。
こんなモノをあそこから出すなんて男性とは凄いのだな……あれ?
「上条君?」
何故、いや何時の間に立ち上がったのやら。
「上じょ――」
「せ、先生スイマセンでした! お、俺、か、帰りますね!!」
少年はどもりながらもそう叫ぶと、テーブルの上のIDカードを掴んでそのままリビングを飛び出して行ってしまった。
ドタバタと走る音がして続いてドアがしまる音がして、私の家は何時も通りの静かな場所になる。
「まるで夢の様だったな」
ため息交じりにそう呟いてみたが掌の残滓が現実だと告げている。
思えば誕生日など暫く気にした事も無いが、こんなに心躍ったのはいつくらいだったかだろう。
ただ折角のプレゼントは私の手から逃げてしまった。もう少年と顔を合わせる大義名分も――いや、
「ワイシャツ」
そうだ、その手があった。思わぬ大義名分が見つかった事で私の心に再びの高揚感が訪れる。
「追いかけられる事が多い私の人生だったが……、たまには私の方から追いかけてみるか」
そう思うと少年の残滓もクリームの様に甘く感じられる、そんな新発見ばかりの一日であり始まりであった。
END
以上です。
本文以外で恥をさらしました。お恥ずかしいかぎりです。
でわ。
GJです。
かなり丁寧な説明で分かりやすす
>>113 きやまてんてー、おたんじょうびおめでとう!!
不憫キャラは基本的に性格いいから好き。てんてーしかり姫神しかり。あれ?もう一人だれだっけ?
バレ解禁でいいのかな?
明日まで待て
多分正午過ぎ
いや、11日までまてよ
>>113 先生の残念可愛さがパないなぁ
GJ!
乙
ガヤルドに乗れるなんてうらやましすぎる
バレは永遠に封じとけ
レールガンのキャラのエロパロって意外に少ないから珍しいな
乙
レールガンって4人組だけはもうくどいくらい出回ってるんだけど
それ以外のキャラは禁書キャラ以下の頻度という極端な開きがあるから・・・
顔芸のエロが無いよな
さて、そろそろ荒れるからこっちで賢者ってるか
あの速度で荒れるも何もないわ
2万て何だ 1日に20スレ消費ペースか
狂気の沙汰すぎる…
とりあえず21巻ネタで何か書いてみよう
主人公3人ともエロにつなげられそうな美味しいネタがたくさんあるみたいだし活性化するといいね
おはようございます。
さっそくですがSS投下させていただきます。
『シャツから始まる恋もある』。
今回は固法美偉のバージョンでノンエロ、8レス頂きます。
でわ。
窓から差し込む夕日の眩しさに我に帰るともう結構な時刻になっていた。
私は自分のデスクから立ち上がると窓に付けられたブラインドを1つ1つ下ろして行く。
そして日差しが押さえられた代わりに薄暗くなった部屋の中、私は再びデスクに戻った。
デスクの上ではパソコンの画面が真っ暗になっている。どうやら私はパソコンが省電力モードになっているのにも気付かずぼぉっとしていたらしい。
「はぁ」
私は今日何度目……いやあの日から数え切れないほどついたため息に新たに1つを加えた。
キーボードをトンと叩くと瞬時に画面が立ち上がって来てとある像を結ぶ。
そこに映し出されたのは1人の男子生徒の経歴(データ)。書庫(バンク) を私物化するなんて上に立つ物として、そして風紀委員(ジャッジメント)として失格なのは判っているのに……。
「はぁ」
何でこんなに気になってしまうんだろう?
「白井黒子、ただいまパトロールから戻りましたですわ」
私の前に颯爽と現れた彼。
「固法先輩。ただいま帰りましたですの……」
彼……、ちゃんとお礼も言って無いのにさっさと居なくなってしまうんだもの。
私はディスプレイの上に指を這わせながらそんな事を考えていた。
気になると言えば彼の経歴には1つ不思議な点がある。
「無能力者……。本当かしら?」
「無能力者がどうしましたですの?」
「ひいッ!?」
「ッ!?」
独り言に思わぬ相槌を打たれて思わず無様な悲鳴上げて飛び上がってしまった。
そして恐る恐る振り返るとそこには白井さんが、大きく目を見開いて硬直していた。
「し、白井さん、何からそこに!? と言うか何時戻って来たの!?」
「つ、つい今しがたですわ。で、どうなさったんですか固法先輩、無能力者がどうの……」
しまった!? ディスプレイにはまだ彼の情報が――。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
え? あれ? そんな大きな声で驚かれるとは思わなかったからちょっと戸惑ってしまった。
いや、でも言い訳くらいはしておかないといけないわね。
「あ、ちょ、ちょっと、こ、これは事件の件で調べもきゃッ!?」
言い訳をしていたのに白井さんに跳ね飛ばされてしまった。
彼女にはたまに驚かされる。あの小さい身体のどこにそんな力……いやいやそんな事よりディスプレイの件を誤魔化さなくちゃいけないわね。
ここはちょっと怒った素振りで――。
「白井さ……」
と言い切る前に向こうから先にキッと睨みつけられてしまって後ろめたさから言葉に詰まってしまう。
とそこへ、
「固法先輩も助けられたんですのね」
「は?」
えと、話が見えないんだけど。
「殿が……いえ、この方に助けられたんですのよね?」
白井が指さす先には私が消しそびれた彼――上条当麻君の経歴と顔写真が表示されている訳で。
「あ、そ、それは……」
咄嗟に何かを考えようとしたけれど、
「どうなんですの?」
「はい、助けられました」
私は嘘をつき通す事を諦めてあっさり白旗を上げた。
ああ、よりにもよってこの子にばれちゃうなんて……などと内心嘆いていると、
「まぁぁぁああああた殿方ですの!! どおしてあの方はこうも高い確率で困っている女性の前に現れるのでしょうね!? この事をお姉様がご存じになりましたらさぞや御嘆きになるかと思うとぉ……、ふふ、うふふふふふふふふふふ……」
最初は何事か呆れ口調で叫んでいた白井さんが急に不穏な笑い声を上げたのでドキッとした。
あの両手指をわきわきと動かしている様が特に不穏だ。
しかもどうやら白井さんは彼の事を知っているらしい。
よし、ここは1つ虎の穴に飛び込んだ気持ちで聞いてみる事にする。
「あ、あの、白井さんこの人を知ってるの?」
「ええ。嫌という程存じ上げておりますの」
そう言って白井さんはディスプレイを一瞥した後フンと鼻を鳴らしてそっぽ向いた。
何かよっぽど嫌われているのね彼、などと考えていた私の耳に衝撃の事実が飛び込んで来る。
「わたくしの愛おしいお姉様に付く悪い虫ですわ!」
ええええええええええええええッ!?
「お姉様? え? この人御坂さんとお付き合いしてるの?」
瞬時に私の頭の中には上条君と御坂さんが手を取り合って寄り添う姿がイメージされる。
お、お似合い……?
「と、ととと、とんでもない事ですわ!? そんな事この黒子が許しませんですのよ!!」
「きゃ!? ちょ、ちょっとッ、し、白井ッ、さん落ち着いて!?」
ぼぉっとしていたから反応が遅れてしまった。
何だか興奮した白井さんが突然意味不明の言葉を発しながら掴みかかって来たわ。
どうしたの白井さん!?
「これが落ち着いていられますかですわ!? 大体、この黒子めが何時も御側に居りますのにあのような不埒で不遜で無自覚にフラグを立てる類人猿如きッ!」
「る、類人猿?」
教科書に出て来る人類の祖先の事よね。
「そうですわッ! あのような節度の無い猿がわたくしたちと同じ人間の筈が御座いません! 現に恋敵であるわたくしにまで手を、手をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
あうあう、ってコラッ、何をあなたはそんなに興奮しているの!?
「ちょ、コラッ! ゆ、ゆさ、揺さぶるのを止めなさいッ!!」
「おごッ!?」
あ、ごめん。思わず殴っちゃった。
音もすごかったし白井さん頭抱えてしゃがみこんじゃったけど……。
いや! そんな事より……と私は白井さんに背中を向けるとブラウスのボタンを外して迷う事無く中に手を突っ込む。
もう! 今日は非番だったからおしゃれなんかしたのがアダになったわね。完全にカップがずれちゃってる……うう、嫁入り前なのにハズカシイ……。
何て顔を真っ赤にしてブラを直している間に白井さんも復活したらしく、
「いつつつ……。今更固法先輩に拳骨を落とされるとは思いませんでしたわ」
「私も今更あなたの頭に拳骨を降らせる羽目になるとは思わなかったわよ。で、少しは落ち着いた?」
「取り乱しまして申し訳ございませんでしたわ」
それは先日、警備員(アンチスキル)と連携して連続恐喝犯を追って路地裏に入りこんだ時の事だった。
単独行動だったのはチームの仲間が怪我を負ったせいだった。
その時点で下がれば良かったのに、犯人を追いかけてしまったのは明らかに判断ミスだったと思う。
それでもあの時の私は、あくまで犯人の足取りを追って位置を特定するまでが仕事――の筈だったのに。
「きゃ!?」
私は見えない壁の様なものに頭からぶつかって、そして弾き飛ばされた。
しかも弾き飛ばされた拍子に、
「ッ!?」
(足首が……)
どうも転び方が悪かったのか、気付いた時には右の足首はパンパンに腫れ上がって立てる様な状態では無くなっていた。
更にそこへ悪いことが重なった――連続恐喝犯の男が戻って来たのだ。
あいつは片膝をついた私を無表情な目で見下ろしながら、
「何だお前? 怪我でもしたのか?」
その抑揚も歯切れも感情も無い声に鳥肌が止まらなかったけれども、私はそれらを押し殺して銃を構えて睨みつけた。
「諦めて投降しなさい。もうすぐ警備員もこちらに来ます」
「そうなのか? じゃあお前と遊んでる時間はねえなあ」
男はやはり無感情にそう言うと、私に向かって右掌をかざした。
その異様な動きに咄嗟に撃ったゴム弾は、男の顔を捕える前に見えない壁にぶつかると、弾けて何処かに飛んで行ってしまった。
「ッ!?」
咄嗟に男から離れようと身を翻した私だったけれど、それよりも早く男の指が動く。
すると男の手が触れていないのに首がギュッと締めつけられた。
「ぐっ!?」
それは人の手と言うよりも太い蛇の胴体の様なもので、手で掴む事は出来ても外す事は出来なかった。
「ふっ、ぐぐぐぐぅ……」
それが一段と締まるとまず目が霞み、そして音が遠くなって行く。
息苦しくて、それを補いたくて空気を吸いたいのだけれど、口からも鼻からも入って来る量はとても少なくて。
そんな状況だけでも最悪なのに、まだまだ不幸は続く。
「!?」
顎――いや頭全体がさっきの見えない蛇に持ちあげられる様な感覚。
(浮く!? 宙吊りに……されるッ!?)
その事実に戦慄した時には私のお尻が地面から離れる所だった。
咄嗟に地面に足を着くが、その足もすぐに地面から離れて、
「馬ッ、鹿な、真似は、止めッ……」
それが精一杯だった。
「くはッ!! か、かか……」
「色っぽい声だなぁ。へへへへ俺の股間にグッとくるぜえ」
他の音は聞こえないのにあの男の気持ち悪い言葉だけはハッキリと耳に届く。
そしてその男は何を思ったのか、私のブラウスの胸を鷲掴みにするとそのまま無造作に引き裂いた。
「ッ!?」
布地やボタンが弾け飛ぶ感じと共に胸元が微かに楽になる。
だが楽になったと言う事は胸がさらけ出されたと言う訳で、私はその事にあからさまな恐怖を感じていた。
それを表す様に霞む瞳からボロボロと涙がこぼれる。
そう言ってぺこりと頭を下げたのを見て一応安堵……とは中々行かないみたいで、
「所でですの」
「ん?」
何かしら、改まって。
「先輩はいつこの類人猿とお会いしたんですの?」
「ぶッ!?」
固法美緯一生の不覚!
完全に忘れている自分もどうかしているけれど、
「ま、まだ続いていたの?」
「当然ですの。それをお聞きしませんと固法先輩の汚染深度が図れませんの」
「汚染て……」
「殿方に助けられた乙女たちは皆その心に、か、く、じ、つ、に、フラグを立てられるんですの。これはまさに精神汚染、もしくは洗脳ですわ」
「それはちょっと大げさじゃない?」
私はその時彼女が何を言っているのか判っていなかったので、汚染と言う言葉に眉をひそめて相槌を打った。
所が白井さんはそれを遮る様にバンとデスクを平手で叩くと、
「大げさなどではございませんですわッ! 聞く所によるとそのフラグの数はとうに4ケタを超えたとか」
「4ケタ……」
それにしてもさっきからフラグフラグって何かしら? 心に旗が立つ? それが4ケタって……よく……判らないわね。
「ねえ白井さん」
「何ですか固法先輩。今からお話の佳境に入る所ですのよ?」
「えと……、その前に聞きたいんだけど……」
私は今更でちょっと恥ずかしいなと思いつつ、
「フラグって何?」
そう聞いた瞬間、白井さんはデスクに向かって派手に額を打ち付けた。
ゴンてものすごい音がしたけど大丈夫……あ、フラフラしてるけど自力で置き上がって来たわ。
「し、白井さん……?」
「イツツツ……危うく固法先輩の天然ボケで死ぬ所でしたわ」
「何を言っているのよあなたは? あなたが勝手にデスクにぶつかって行ったんでしょ? で、大丈夫なの?」
彼女の掌の額はみるみる赤くなって行くけれど、
「ご心配には及びませんですわ。それよりもご質問の件ですが……」
私の心配をよそに白井さんはそう前置きをすると、
「フラグと言うのはまあ色々な用途に使われるのですけれど、殿方に関して申し上げれば『恋愛フラグ』となりますわね」
恋愛フラグ……? ふぅ……ん……、ん?
「私がッ!? ちょ、ちょっと待って! あなたは一体何を根拠に!?」
「その根拠が知りたいからお話をしておりましたんですの。で、固法先輩」
白井さんがズイっと身体を寄せて来た。
「な、何?」
彼女の座った目が何となく怖い。
「殿方さんとの間に何があったのか教えて下さいまし、ですの」
結局白井さんの気迫に押される形で私はあの時の話をする事になった。
3と4は話が逆です。
ごめんなさい。
そんな状況の中、男は私の胸をこねくり回す。
指で押したり、カップの隙間に指を突っ込んで大事な部分を悪戯したりとやりたい放題だ。
「もったいねえよなあ。ああもったいねえもったいねえ」
やっぱり男の声だけはハッキリと聞える。
それが更なる恐怖と絶望を私に植え付けて行く。
「あ、そお言や時間がなかったんだよなあ? それじゃあ名残惜しいが」
止めて、と叫びたかったが声も出ない。それは首を絞められたせいか、それとも恐怖のせいか。
とにかく男の言葉が合図だったように首が一段と締まる。
「ク……カ……ァ……」
私の喉から自分でも信じられない様な声が漏れる。
そして電球が切れたかのように明暗が点減し辺りが暗くなるり、嘘の様に息苦しさが和らいで行く。
しかしそれが私の終わりである事を良く理解していたから、
(た、す、け、て)
駄目だと判っていても何かにすがりたかった。
それが本当に届くだなんてその時は信じていなかったのだけれど。
気が付いた時には目の前に彼の顔があった。
「大丈夫か?」
最初に何を聞かれているのか判らなかった。
「おい、俺の声聞こえてるか?」
それに返事をしようとしたのだけれど、第一声は咳込んでしまって上手く出なかった。
「おい大丈夫かよ? 無理させて悪かったな。今何か飲み物でも」
そう言って立ち上がろうとした彼のTシャツの胸を、私はギュッと掴んで放さなかった。
「だ、大丈夫、だから、側に」
何でそんな事を言ったのか今考えても判らない。
だが彼の肌から感じる温もりはとても心地よくて、それは今どんな事をしても失いたくないと思った。
「あ、ああ」
彼の顔がちょっとだけ戸惑ったが、すぐに優しい顔になる。
その顔を見ているだけでホッとしてしまう。
でも、あれ? 何かとても大切な事を忘れている様な気が……。
「あああああああがあああああああいいいいてええええええ!! くくくそおおおおてめえななな何しやがる!!」
唐突に上がった叫び声と破壊音。
そして私はその声を聞いた瞬間全てを思い出した。
「いやぁ」
自分でも驚くほどのか細い声で上条君にしがみ付く。
寒くも無いのに手足はどんどん冷たくなり、身体もガタガタと震えだす。
死の恐怖――初めてそれに触れた私は今まさにその存在に囚われようとしていた。
でも、
「大丈夫だ。俺に任せろ」
その言葉は暗雲を吹き飛ばす風のように力強く、それを聞いただけで私の心から単純なくらい不安は無くなっていた。
彼は立ち上がる。そして同じくゴミの山から立ち上がった男に向かって行く。
私はいつからそうなっていたのか、彼のワイシャツをギュッと胸に抱きしめた。
「丈夫なんだなあんた」
「ななな、な、に?」
ここから彼の顔は見えないけれど、男は明らかに彼の言葉と存在にのまれている感じだった。
「じゃ、もう一発イッてみるか?」
そう言って彼が一歩を踏み出すと、
「ざざざざけんじゃねえテメエ!! おおおおお前はもうおおお俺には指一本触れえええええええええええええええええええええ!!」
男は狂った様に叫びながら、彼に向かって私にした時と同じように右手を突き出した。
しかし彼はそれら全てを意に介さないとばかりに懐に飛び込むと顔面目掛けて拳を放つ。
その時男の顔には勝利を確信した笑みが浮かんだ様に私には見えたのだけれど、
「ぽがッ!!」
顔面に彼の拳がめり込んで、男は地面と平行に数メートル飛んだ後、汚い路面に頭から落ちてそれ以上ピクリとも動かなくなった。
その後を彼はゆっくりと追いかけて行くと、
「おまけ」
「ぐぺッ!」
遠くて良く判らなかったが男の蛙の様な叫び声から何かをしたらしい事が判る。
そして彼は何事も無く戻って来ると、私と目線が合う様にしゃがみ込んで、
「大丈夫かあんた?」
「え、ええ」
すると心配そうな顔が笑顔に変わる。
そんな彼にドキッとしてしまった私は慌てたように、「あ、ありがとう」とだけ言葉を返した。
本当はもっと別の言葉が言いたかった気がしたのだけれど、まだ頭の中がごちゃごちゃしていて上手くまとまらないでいたから。
と、そんな私に対して彼は急にバツが悪そうに顔を背ける。
「あ、あんま礼はいいよ。むしろ俺の方が謝らないといけないかも……」
「え?」
訳が判らず聞き返すと、彼はとても言いにくそうに頬を掻いている。
そして今度はしゃがんだ姿勢のまま蟹の様に私の側から離れて何をするかと思ったら、
「ごめん! あんたの呼吸がヤバかったから……その……あの……」
地面に額を擦りつける彼の言葉を反芻してみる。
そう言えば私はあの男に首を絞められて呼吸困難になっていたんだった。
だから多分彼が来た時に呼吸に異常があってもおかしくは無いと思う。
それで呼吸を整える手っ取り早い方法と言えば……。ああッ!!
「あなたまさか!?」
「ごめんなさい!!」
私は思わず唇を押さえて……、そんな、やっぱり……。
「あの……、ハンカチ、とかはぁ?」
「持ってませんでした!!」
ががああああああああん!? と言うのがその時の私の気持ちの全てだった。
ああ、見ず知らずの男の人に気付かない内に唇を許してしまうなんて。
「嫁入り前の体なのに……くすん」
「ごめんなさい!!」
いやそれ以前にもっと酷い目にあっていたのだが、そんな事などとうの昔に頭の中から吹っ飛んでいた。
今もショックは殆んど無くて、これも彼の能力の一旦なのだろうか? そんな能力聞いたこともないし、彼、無能力者の筈なんだけど?
とにかく、彼は私の命の恩人では無いか!
そんな彼に土下座をさせたままにしておくのも流石に私の良心がとがめる……と言うか正直に言うとハズカシイ。
「もういいですから顔を上げて下さい」
「許してくれるのか!?」
「許すもなにもあなたは私を助けるためにしてくれたんでしょ?」
そう私が言うと彼は音が出そうなくらいに首を縦に振る。
それがツボにハマって私はくすりと笑うと、
「ほら。このワイシャツの事もあるし……むしろお礼をしなくちゃいけないくらいよ? ね、出来る事なら何でもするわよ?」
その言葉は本心では無くてただ場を和ませようとして言ったつもりだったのに、
「あ、そう言うのなら間に合ってます」
何故か即答されてカチンと来てしまった。
「どうして? 助けてもらったんだからお礼をするのが筋でしょ?」
「いや、何て言うか自分の為でした事だし」
「はあ?」
意味が良く判らなくて思わず失礼な反応を返してしまった事に気が付いて慌てて口元を押さえた。
誤魔化す為に咳払いをして、改めて彼に真意を問いただす。
「私のこれは風紀委員の仕事の一環よ。あなたは見た所風紀委員じゃないわよね?」
「あ、うん」
何故か嫌そうに肯定する彼。やっぱり。
「じゃあ何故あなたが風紀委員のまねごとをするの? この仕事は危険なのよ。簡単な気持ちだけではやっていけないの」
多分鼻に着く言い方だっただろうが、自称正義の味方に飛びまわられると後が厄介だ。
ここは心を鬼にして釘を指すのも彼の為でもあり風紀委員の務めと言うもの。
しかし彼は、そんな私にこう言ってのけたのだ。
「人助けんのにそんなに肩書きが必要かよ? 俺は誰にも指図されないしされた覚えも無い。いついかなる時だって困っている奴がそこに居ればどんな地獄に居ようとぜってーに助ける。それが俺のポリシーだ」
使い古された陳腐なセリフがこんなに心に深く突き刺さってくるなんて。
私はその時、彼の言葉を何の疑いも無く受け入れてしまった。
それはまるで神様が「これが正しい答えなんだよ」と耳元で囁いたようだった。
「ま、そう言う訳だから。あ、礼なら1つ思いついたぞ! 嫁入り前なんだから自分を大切にしてください。これカミジョーさんからのお願いな」
ニヤリと笑った彼の顔はどこまでも憎らしくって……。
はらりと彼のワイシャツが地面に落ちる。
「ちょ!? 何して……」
彼の驚く声がして……、気が付いた時には彼の胸倉を掴んで唇を強引に奪っていた。
「!!」
彼の驚きが唇から伝わって来て、不謹慎ながら笑いそうになった。
昔一緒に居た先輩が知ったら私の大胆さにさぞ驚くだろう。
ま、それを学ばせてくれたのも先輩なのだけれどね。
さて唇を合わせてみたがどうしよう――そんなのん気というか遠足で次は何をして遊ぶ的なワクワク感で私の心が満たされていたその時、唐突に複数の足音が路地裏に響き渡った。
「「!?」」
キスを中断してその方向を見つめていると、こちらに向かって来る警備員の一団の姿が見えた。
「大丈夫か!!」
中でも一番恰幅のいい警備員が大声を上げながら私のもとに駆け寄って来る。そのヘルメットの中の顔はまるで鬼瓦の様だ。
「君、無茶はいかんぞ――と言いたい所だがお手柄だったな」
そう言った警備員の視線の先で、他の警備員たちが路上の男の確保をしている所だった。
私は慌てて彼のワイシャツで胸を覆うと、
「ち、違うんです!? その男は彼が……あれ?」
しどろもどろに返答を返そうとしたのだったが、
「どうした君?」
「……いや……え……その……」
私はキョロキョロと辺りを見回してから口ごもる。
そうなのだ。気が付いた時には彼の姿は路地裏の何処にも無かったのだ。
そんな経緯を危ないところは濁しつつ白井さんに話し終えると、彼女は大きなため息を1つついてから「固法先輩」と難しそうな顔をして私の名前を呼んだ。
「何?」
「大変申し上げにくいのですが、その、お気を悪くしないで下さいまし」
何だろうこの感じ。心のどこかがチクチクする。
「何の話?」
そう聞き返すと、
「あの殿方……いえ、上条さんに言わせますと、そんな程度の事で恩を感じられては困るそうですわよ」
「え?」
彼と同じことを白井さんが言った事に少なからずショックを受けた。
そんなショックも抜けきらないまま、
「大変不本意ながら申し上げますと、かく言うわたくしも上条さんに命を助けられた事がありますの」
「白井さん、も……?」
「ええ」
彼は言葉通りに色々な人を助けているのだなと感心する半面、本当に私だけでは無いのだと言う寂しさがこみ上げる。
(え?)
寂しい? 何が? 彼が身を危険に晒して人助けをするから?
いや違う。彼を独占出来ないと言う事実を知ってしまったから……。
かつて高い志を持って自分の前から去って行った男の姿が彼と重なる。
また諦めるしかないのか……そう結論付けようとしていたその時、私は白井さんの大きなため息で我に返った。
「先ほど4ケタと申し上げました事、憶えていらっしゃいますか?」
「え? ええ、憶えているわ。それが何か……?」
「全員命を助けられた方々ですの」
「!?」
今更ながら頭をガツンと殴られたような衝撃だった。
彼は明らかに私のはるか前方を走り続けている。駄目だ。追いつけない。追いつけるはずが……。
「そんな物好きな殿方に助けられる位だから皆さん物好きな方ばかりですの。殿方が要らないと言うのにそれでも貸しだ借りだとしつこいらしくて……」
「え?」
「ま、本心はもっと別にあるのかもしれませんわね。何と言っても男と、お、ん、な、ですし」
白井さんは何を言いたいのだろう? するとそれが顔に出てしまったのか、白井さんにニヤリと笑われてしまった。
「あの殿方を見ていると諦めるって言葉ほど意味の無い言葉だと思い知らされますわ。だから誰1人として諦めないのですわ。だってあの……いえ、これ以上敵に塩を送る必要もありませんですわね」
白井さんはそう締めくくると私にぺこりとお辞儀した。
「では御先に失礼いたしますですの」
そう言って白井さんがいなくなった後も私は暫くぼぉっとその場に立ち尽くしていた。
その心の中では先程の白井さんの言葉が反芻される。
そして私はそのぼぉっとした意識のまま、自分のデスクの引き出しを開けた。
そこには紙袋が1つ入っていて、その中には彼のワイシャツがきっちりアイロン掛けされて入っている。
「諦めるのは無意味、か。うん。そうよね。そうだよね」
もう一度くらい誰かの背中を追いかけてみよう。せっかく追いかけてみたい背中を見つけたのだから。
ふと気が付けば部屋の中は真っ暗だ。
「いけない!? もう帰らないと」
私は慌ただしく帰り支度を整えると先ほどの紙袋を大事に鞄に仕舞う。
それを鞄の上から愛おしく指で撫でた私は脱兎のごとく教室を後にするのだった。
END
以上です。
連日のお見苦しい点、申し訳有りませんでした。
でわ。
乙様でした
レールガンキャラもいいな
固法テンパイktkr!
こんな娘ガチで嫁にしたいわ
>>139乙アンドGJでしたー
またお願いします
乙
やっと21巻読み終わった
これは間違いなく番外個体が流行る
初春x上条きぼん
年齢は高校生だけど、見た目は中学生以下の可愛いショタ上条さんで再構築されたSSの
ハーレム陣がショタ上条さんにデレデレな様子が読みたい
久しぶりの上条×ルチアが読みたい
新カプと言うと上条さん×サーシャとか意外に良いコンビかも
一方×風斬もいいな
浜面はアックアでも掘ってろ
番外通行も良さげだし色々と妄想は膨らむな
純粋に浜滝が読みたい
21巻読んでからそれしか考えられない
今浜滝とか投下されても、オチでむぎのんになったりしないかと思うと気が気でない
浜滝ってイマイチぎこちないんじゃないかと思ってたが、21巻は完璧に夫婦だった
浜滝はあの身長差(というか体格差)がヤバい
浜面に頭撫でられる理后たんが小動物っぽくて可愛い
浜面っぽい喋り方とか書ける気がしない
イタチAAの「俺だよ!」ってのを麦のんに改造して欲しい
浜滝の夫婦っぷりは麦野大活躍の前ふりにしか
そろそろねーちん頼む
上条君の。妻の座は。もうすでに。決まっているはず。
何人が同時に「私です」と手を上げるだろうか
>>157 無茶しやがって…
ところで、禁書3主人公って上条さんと御坂と一方さんであってたか?
一方さんと番外個体が意外と良さげだったな
打ち止めという正妻がいる以上、流行るかどうかはわからんが
>>159 上条さん、一方さん、浜面
美琴は外伝主人公
>>161 おお、そうかありがとう。まだ途中までしか読んでなかったから助かったわー。
早く読み進めてロシア編見たいんだぜ
アクセラハーレムは、一方通行の意思とは逆に年上ばっかり増えていくんやなw
>>48 貴重な上イン最高だった。上イン好きだからまた書いてくれ
雲川先輩と上条さんのラブコメをだな
番外個体さんヤンデレかと思ったら以外と普通にハイテンションな娘だったな
と言うわけで番外個体に逆レイプされる一方さんをだな
>>164 電磁砲2人のSSも忘れないであげてください。
今 セクハラレータって言葉が思い浮かんだ
上琴と通行止めがテンプレだと思うなよ
美鈴x上条頼む
171 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:04:51 ID:gqCNu54R
吹寄×上条もいいな。
あと、二期のPV見た?
>>171 sageたらそこで試合終了だよ
あとURL貼ってくれ
番外個体を単純なヤンデレにしなかったのはとてもよかった
デレてから病まなきゃヤンデレにならんのだし
ワーストは設定的になりにくいタイプじゃね
第四の主人公はアックアさんだろ
上条x上条ママはないんですか
番外通行はヤンデレとか甘々とかそういうのじゃなくて
なんか愛とかじゃ無いんだけど気づいたらいつの間にかヤッちゃってそうなイメージ
>>166 番外、打ち止め、御坂妹との一方さんトラウマ逆レイプ
までは分かりました。
番外通行……こんな感じか?
「いいね、そういう顔ってミサカ大好き!もう一回やろっ」
「て、てめェ……これで何回目だと思ってンだ」
「次で三回目。もやし過ぎ。別に途中で死んでくれてもミサカ的には無問題だけどね」
「この女……」
「そうそう、もっとそういう顔してよ。
ミサカは楽しくて楽しくてたまんない!大サービスしちゃうよ!」
「あ……っくあ」
「何か呼ばれた気がしたのである。」といってウィリアムさん乱入。
上条×上嬢マダー?
>>180 どうか前後のお話をお書き頂けないでしょうか
上条「つまり俺が真の主人公ってことでおk?」
浜面「おk?じゃねええええええええ!!俺に決まってるじゃねえか!」
一方「おい、てめェら、俺のことを忘れンなよ」
みたいなのが脳内に流れた
>>184No.1は上条さんに決まっているだろう!!
>>184 三人とも真の主人公だよ
アックアさんもいれてあげて
多分もう語り尽くされたんだろうけど
ヴェントのフェラは絶品なんだろうな
ピアスがカラカラ当たって気持ちよさそうだ
正直その発想はなかった。
あー、オルソラの髪にぶちまけてー
フェラチオ女王は絹旗だろjk
ヴェントの喉奥まで突っ込んで、あのギョロ目を白黒させたい
むしろあの長い舌で色んなところ舐めて欲しい
アナル舐めさせたら直腸まで行けそうだし
足の指とか舐めさせたい
吹寄レイプしたい
ヴェントに可愛いとか言って困惑させたい
意図的に悪意や敵意を自分に向けさせる生き方していたから目茶苦茶困惑するでしょう
番外通行って需要あるかな
気づいたら書いちゃってたんだけど需要あるようなら明日あたり投下するよ
>>195思いっきりあるから!!ものすごくお願いします!!
超ニッチなジャンルかやおい物でない限りSSには需要があるもんだ
>>183 どぞ。覚えて頂いてる方、お久しぶりです。忙しくて某所の『美琴先生』の
頭部分投下して以来、全然書いてなかったんですがごめんなさい。
(七月に○物語の小ネタ書いてましたが)
コミケ前に小ネタの前後追加。というか小ネタばっかり……。
さて、たくみなむちと、デジラバ、ちゅは押さえられるか……
(君の瞳〜とニャンデックス)
『番外通行』
「ねえ」
「知らねェ」
「ミサカはまだ何も言ってないんだけど」
「こういう場合、ロクなこと言い出さねェだろ」
「ミサカについて理解があるって解釈していいのかな?
まあ、嫌がってるなら尚更聞かないとね」
「………」
「ミサカの体は他の妹達よりも設定年齢が上なんだけど、どう思う?
あなたも男なんだからミサカの体に興味持ったりする?
………あの子が大きくなったらこんな感じになるかもしれないって思わなかった?」
「―――ならねェよ」
「私もあの子も同じ遺伝子を持った同じ人間でも?」
「あァ。絶対にな。あいつはあいつのまま、あいつになるだけだ」
「ふーん。でも、あなたは今、もう一つ別のことを考えてる」
「―――」
「『ミサカたち』が普通に成長したらどうなっていたか。
『今まで殺した一○○三一人の御坂美琴』は。
もし、生きていたら。
一人一人、どんな姿になったか。どんな未来があったか」
「どんなに考えようが、イメージしようが、もう存在しねェものはどうしようもねェよ。
それよりも、まだ未来が有るやつをどうにかしねェとだろ。
おまえもな」
「わおっ!ミサカのことも考えてくれるんだ。いっそのこと責任取ってくれない?」
「責任だァ?」
「そう。一生、死ぬまで、生涯、あなたを憎み続けるんだからその方がとても都合が良い♪
あなたを誰よりも深く理解して、想い続けるんだし」
「はっ。取らせてみ……ろっておい!」
「ちょうどベッドの上で良かったね。ミサカの大攻勢〜♪」
「待ちやが………おいっ!?」
しばらくお待ちください。
「いいね、そういう顔ってミサカ大好き!もう一回やろっ」
「て、てめェ……これで何回目だと思ってンだ」
「次で三回目。もやし過ぎ。別に途中で死んでくれてもミサカ的には無問題だけどね」
「この女……」
「そうそう、もっとそういう顔してよ。
ミサカは楽しくて楽しくてたまんない!大サービスしちゃうよ!」
「あ……っくあ」
「ミサカの肌が気持ち良い?ミサカの指が這う感じはどう?
腰をもっと動かして。あなたも起き上がってやり返さなきゃ。
お楽しみはこれからだよ!」
「ふ…ぃ……」
「夜はまだまだこれからだよっ♪」
「あ……んっ……ま」
「それっ☆」
終。
gj!
喘ぎ声吹いた
是非テッラさんも入れてやって下さい
二期のPVの吹寄の胸でかくね?
上条さんのことを想って自分で揉んだんじゃね
言い出しっぺの法則!
どうせなら吹寄オナヌーのほうがいい!
打ち止めって21巻の状態では意識はあるんだろうか?
20巻で番外個体が出てきたときにはまともに動けないけど、一応番外個体を止めようとしてたみたいだし
そのあと上条さんに触れられて少しはまともになったはずなのに一切セリフ無しとは…
もし21巻でまったく意識無い状態だったら目が覚めた時には↓の状態になるんだろうな
あ、ありのままを話すぜ、ってミサカはミサカは言ってみる
あの人とロシアに愛の逃避行をしていたはずだったのに、意識が戻った時にはあの人のヒロインが増えていた
バトル後仲間になる法則とか、あの人の精神的成長とかそんなちゃちなもんじゃねぇ
もっと恐ろしいカミヤン病の神髄を味わった気分だぜ、ってミサカはミサカは言ってみる
>>208 不覚にも吹いた
ところでなんでこの板は御坂ばっかりで五和のエロパロが少ないんだ……
職人よ現れろ……
いや、少ないのは吹寄だろ
……姫
正直、姫神の存在って物語的には必要だったのかいまだに悩み続けている
214 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 23:17:25 ID:+R4xL9tH
吸血鬼さえ出てくればその巻のヒロイン姫神に確定するのに
二巻以降吸血鬼の話が出てこないのはなぜなんだ
デルタフォースにレイプされる吹寄きぼん
姫神可愛いよ姫神
>>213 あれ、俺がいるwww
姫神なー。かわいいし料理できるし健気だが、いかんせんセーラー服が似合わない…
足キレーだろうし。無理してホットパンツで!
足を挫いて。上条さんおんぶで。
生足触られて背中でイッちゃう姫神さん希望!
前スレとこのスレの上の方で上イン書いた者ですが、気づいたら別の作品を書いてました
と言う訳で需要もありそうですし、
>>195で予告した通り流れをぶった切って番外通行を投下させて頂きます
またクソ長くなりそうなので、今回は7レス程度で勘弁して下さい
注意書き
・番外個体×一方通行です、でも場合によっては逆転するかもね!
・カップリングゆえに一通さんが非ロリコンです、彼が重度のペドフィリアだと信じてる方には向かないかもしれません
・「もしエリザリーナ独立国同盟で、二人が暇な時間を持て余してたら」というIfですので、場面設定にはご了承を
・まだ番外個体さんのキャラを掴みきってないかもしれないので、誰てめぇになってたらごめんなさい
ではお目汚し失礼します
「暇ぁー、暇だよ第一位」
急ごしらえの石造りの病室に、番外個体の気だるい声が響いた。
白い戦闘用のスーツを着た番外個体(ミサカワースト)は、簡素なベッドに寝転がりながら、足をばたばたと動かしている。
「待ってるだけってのも退屈だねー。 敵の強襲とか味方の裏切りとか、そういう面白イベントでもないの?」
「うるせェ、少しは黙ってろ」
彼女のベッドとは別の、隣にある同じく簡素なベッドに腰掛けている白い少年、一方通行が面倒くさそうにそう返す。
彼らは現在、この急設された野戦病院で諸事情により足止めを食っていた。
羊皮紙の問題やら、別の病室にいる打ち止めの容態やら諸事情が運悪く重なり、彼らはしばらくここを動けない身である。
「何かやること無いのかな? ミサカこのままだと学園都市やロシアの追っ手どころか、余りある暇に殺されそうな感じなんだけど」
いつもは吊りあがっている目を瞑り、手足をやたらと落ち着き無く動かす番外個体。
「うっとおしィから、その動きをやめろ」
その様子に、一方通行は思わずイラッとした口調でそう言った。
(チッ、時間がねェのは相変わらずだってのに……)
思わず舌打ちをして、頭を掻き毟る一方通行。
以前の彼であれば何かしらの行動をしていなければ気がすまなかっただろうが、あの無能力者との一戦から、彼の頭の中を支配していた『焦り』という感情が小さくなっていた。
悲しい話だが、今の自分にできることは待つことしか無い。
打ち止めの治療も、唯一の手がかりである羊皮紙の解読も彼の専門分野からはかけ離れているからだ。
だが、何もしないでただ待っているだけというのは、意外と精神力を消耗するものである。
「暇ー、暇だよ暇ー、ひーまー」
隣に寝そべっているこの少女は、待ち始めてから3分と経たずに騒ぎ始めた。
恐らくこの騒ぎ方は、本心から退屈だと思っているものではないだろう。
その証拠に彼女は、一方通行をイラつかせて遊んでやろうと思っているような、歪んだ笑顔をしていた。
「そういえばずっと疑問に思ってたんだけどさー」
一方通行をわざと苛立たせるような大声で、番外個体が語り掛ける。
どうもこの少女は、その一挙手一投足で一方通行の心を逆撫でしなければ気がすまないらしい。
最も『そのように作られた』個体なのだから、そこは割り切るしかない。
彼女の言葉を受け流そうとしていた一方通行だったが、流石に次の一言には少し驚かざるを得なかった。
「やっぱりあなたってロリコンなのかな?」
ゴン! という鈍い音とともに、一方通行の頭が固いベッドに打ち付けられた。
頬杖をついて座っていた一方通行だったが番外個体の思わぬ質問に動揺して、頭を支えていた腕がずれたらしい。
「うひゃー、超動揺してる。 ってことは図星で間違いないね」
大げさに驚いたような仕草で、一方通行を煽る番外個体。
「テメェ! いきなり何言いやがンだコラァ!」
「きゃー、ロリコンが怒ってるよこわーい」
あえて抑揚の無い、棒読みのような言い方でそう言いながら、番外個体は一方通行から少し遠ざかった。
「下らねェ…… だいたい、どっからその発想に行きやがったンだ」
「いや、あなたの上位個体に対する執着を見れば、ミサカじゃなくてもそう思うと思う。
どう見ても、小さい子に対する保護欲とか、そういうの明らかにぶっちぎっちゃってるレベルだし」
馬鹿馬鹿しくて否定する気も起きないのか、それとも本当に図星を突かれて否定できないのか、一方通行は押し黙っている。
「あ、やっぱり図星だった?」
「いちいち否定すンのも面倒くせえンだよ!」
今はこんな下らない会話に付き合っている暇は無い、とでも言わんばかりに、一方通行は番外個体との会話を打ち切った。
今後の動きなどの建設的な話題ならまだしも、極めてどうでもよく且つ自分の名誉を傷つけるような話題に付き合ってやる義理は無い。
大体、彼が打ち止めに抱いている感情は、幼児性愛とか恋愛感情とかそういった類のものではない。
そのようものではなくそれらをはるかに超越した、もっと純粋な『守りたい』という気持ちだ。
それを捻じ曲げて見られていたというのが彼の癪に障ったが、その感情を下らないとして一蹴する。
(ったく、頭悪ィにも程があンぞ……)
「否定しないなら、今度から『悪性ロリータ』とか『学園都市ロリコン第一位』とかって呼ぶけどいい?」
「……それは止めろ。 死ぬほどうっとォしィ」
「あれ、それは一応否定として受け取っていいのかな? じゃあ、あなたは上位個体には恋愛感情とか歪んだ劣情とかは抱いてないわけ?」
「当たり前だろ、まだ見た目10歳前後のガキだぞ。 あいつのことは死ンでも守るが、そういう対象にはなンねえよ」
「ちぇー、衆人観衆の中でロリコン呼ばわりしてやろうと思ったのににゃー」
つまらなさそうに番外個体がそう吐き捨てた。
番外個体にどう思われても心底どうでもよかったが、流石にそれをネタに何度も冷やかされるのはあまりいい気はしない。
「じゃあロリコンじゃないとしたら何なのかな? ED? それとも実はホモセクシュアルで、あの幻想殺しとデキちゃってたり?」
そう言いながら、大げさに考え込むような素振りを見せる番外個体。
「いちいち突っ込むのも面倒くせェ…… そんなに俺を異常性癖にしてェのか?」
「いーや別に? ただそうでもないと、今の状況が理解できなだけなんだよね」
「……何が言いてえンだ?」
番外個体の台詞に、思わず首をかしげる一方通行。
今の状況とは何を言いたいのだろうか。
今現在二人は特に何もすることなく、ただ部屋で時の経過を待つのみとなっていた。
この部屋に押し込まれてから、既に20〜30分ほどは経っただろうか。
一方通行はその間何をするということもなく、今の状況と、新しく加わった『魔術』という概念について頭の整理をしていた。
その間番外個体は、一方通行の神経を逆撫でするようにやかましく騒ぎ立てていただけだったが、これは彼自身もそこまで気に留めていない。
彼女は一方通行の心をかき乱すように作られているのだから、少なくとも今はそこは割り切るしかないだろう。
では、彼女が言っている『この状況』とは何なのか。
番外個体は悩む一方通行を見て、ぐにゃりと歪んだ笑みを浮かべながら口を開いた。
「いい年齢した男と女が時間を余して、同じ部屋に二人きりだったらやることは一つだと思わない?
それなのに何もしてこないどころか、ミサカに色目を使う素振りも見せないしさ。 ちょっと性癖が変なんじゃないのかなって」
「……何がいい年齢した女だ、この実年齢零歳児」
「あ、失礼なこと言うね。 っていうかそれ、何気にミサカ達のコンプレックス攻撃してるよね」
彼女の言葉にほんの一瞬、動揺してしまった一方通行だったが、すぐに冷静に切り返す。
「あなたもミサカもすること無いんでしょ? だったら二人で楽しんじゃおうと思わない?」
「楽しむってのは何だ? じゃンけンやしりとりでもして欲しいってか?」
「わお、ミサカはあなたの純粋無垢な発想にびっくりだよ。 やっぱりあなた、普通の女には興味が無い人なのかな?」
うっとおしい、と一方通行は心の底からそう思っていた。
彼女の発する言葉は、一方通行の心のどこかを逆撫でして、苛立たせるようなものばかりだった。
こんな無駄な時間にわざわざ番外個体の相手をして、精神力を無駄に使うなど言語道断である。
溜まった苛立ちが、今後起こり得る戦闘にどんな影響を与えるかわからない。
彼女の言葉にいちいち反応するのでさえ、面倒で無駄なものに思えてきた。
そう考えた一方通行はベッドに寝転がり、瞼を閉じて眠ることにした。
こんな馬鹿げた話に付き合うよりは、睡眠でもとって体力を回復させるほうがずっと建設的だと思ったからだ。
中に何が入っているのかわからないほど硬い枕に頭を乗せると、疲労感がどっと身体の奥から出てくる。
そういえばロシアに来てから、まともに睡眠をとった時間などあっただろうか。
今後は『魔術師』とやらとの戦闘も起こりえるだろうし、魔術は思い通りに反射することができないのは先の戦闘で証明済みである。
どんな状況になったとしても、目減りした体力を元に戻しておけばある程度はマシになるだろう。
「おーい、ミサカのことスルーして寝る気?」
薄れ行く意識の中、番外個体のうんざりする声が聞こえてきた。
そういえば、彼女とはつい先刻まで殺し合いをしていた仲である。
普通に考えれば危険極まりないが、互いに利用価値があると思っている以上は手を出さないだろう。
だが一応用心のため、一方通行は首の電極に手を置いて、十数分程は様子を見ておくことにした。
「おーい、おーい」
一方通行の目の前まで来て、閉じた瞼の前で手を振ってみたりする番外固体。
鼓膜に響く彼女の声が実にうっとおしい、と一方通行は思った。
「あーだめだ。 完全に寝る気だねこの白もやし。
さっきまであなた殺そうとしてたミサカのことを完全無視だなんて、本当にいい度胸してるよ」
番外個体はそう言いながら一方通行に聞こえるよう、わざと大きな音を立てて舌打ちをする。
「そう来るならミサカにも考えがあるよ? 起きないならそれを実行するけどいいのかな?」
勝手にしとけ、と一方通行は思わず心の中で返事をしていた。
耳元でやかましく騒ぎ立てるようなら、チョーカーの電源を入れて音を反射させてやる。
何か危険なことをしてくる予兆があれば、迷わず反射を起動させてぶっ飛ばす。
もし打ち止めに危害でも加えようものなら、マッハを超える速さでそれを止めるつもりだ。
番外個体が何をしようが、一方通行には対処の方法などいくらでもある。
「……よいしょっと」
一瞬の静寂の後、番外個体がある行動をとった。
だがそれは一方通行が予想していたような、武器や能力を使った攻撃では無かった。
次の瞬間、彼の鼓膜にほんの小さな音が響いた。
その音は本当に小さいもので、何かと何かが擦れあう摩擦音のようなものだった。
何か柔らかい布のようなものが擦れるような音。
そう、まるで衣擦れのような音が。
それに混じって、金属音が擦れあう音も聞こえてくる
「ふぅー、しかし本当にきつくできてるね、これ。 左腕だけじゃ面倒くさいや」
次に、番外個体の声が聞こえてくる。
何かの締め付けから解き放たれた、開放感の入り混じった声だった。
「保温性が高いのはいいんだけどさ、室内だとただ暑いだけだね」
そしてその次に聞こえたのは、パサリという乾いた音。
布の塊などが硬い地面に落ちれば、間違いなくこういった音を出すだろう。
衣擦れの音、開放感の混じった声、パサッという乾いた落下音、彼女の台詞の中身。
これらを照合して、導き出される事実は……
(アホくせェ……)
一方通行は、思わず呆れ果てた。
彼女が今どんな姿でいるか、本当にそれを実行したのかなどはどうでもいい。
自分がそんなものに気をとられて、目を開くと思われていることが実に馬鹿馬鹿しかった。
「ほら、目を開ければミサカのあられもない姿が見られるよ?」
(無視だ無視。 バッテリー使うのも勿体無ェし、何より面倒臭ェ)
目を閉じて、完全にスルーを決め込む一方通行。
興味が全く無いと言えばそれは嘘になるかもしれないが、今はそんなことをしている暇は無い。
「ちなみに下着なんかつけてないからね。 ミサカは今生まれたままの姿だよ? 見たくない?」
挑発してくる彼女の言葉が、ただ単純にうっとおしかった。
ただそのように見せかけてからかおうとしているのか、本当に脱いでいるのかは知らないが、極めてうっとおしい。
いっそのこと1発殴って黙らせてやろうか、とも思ったが、その後のことまで考えるとそれはそれで何やら疲れそうだ。
「ひゃあ、まさかここまでガン無視決め込まれるとは思わなかったよ。 少しくらいは動揺すると思ったんだけどね」
番外個体がわざとらしく、驚きの声を上げる。
「やっぱりあなたは女に興味が無い系の人なの?
そんなのと手を組んでるなんて思ったら、ミサカは思わずドン引きしちゃいそうなんだけど」
(うぜェ……)
「それとも、さっきのは嘘で本当は重度のロリコンなんじゃないの? 大人の女にトラウマでもあるの?」
(死ぬほどうっとォしいぞこのクソったれ……)
「それとも性的不能とか? あー、いかにもありそうだねそれ。 ホルモンバランスがどうのこうので勃たなくなっちゃったとか?」
(後で絶対タコ殴りにしてやる…… 今はとにかく無視だ無視)
番外個体に対する苛立ちを心に仕舞いこみながら、ひたすら無視を決め込む一方通行。
「いやん、ここまで完全無視されると、虚しさのあまりにミサカの心が壊れちゃいそう」
(そのまま壊れとけボケ、つーかもう壊れてンだろ間違いなく)
無視とは言いつつも、心の中では律儀に突っ込んでやる一方通行だった。
彼の徹底したスルー攻撃に、流石の番外個体も根負けしたのか、部屋が急に静寂に包まれた。
(流石に諦めたか……?)
数分ほど様子を伺ってみたが、物音一つ立てる様子すら無い。
自分の小さな呼吸音と、厚い石壁の外から聞こえてくる喧騒だけが室内に木霊する。
その静けさと溜まっていた疲労も手伝い、一方通行の意識は徐々にまどろんでいった。
何かがあれば即座に動けるように電極に手を置いたままではあるが、恐らく番外個体が自分に直接危害を加えることは無いだろう。
そんなことをしても何の得にもならないし、かえって自分が窮地に追い込まれるだけだ。
これが一昔前の彼ならば、仮にも自分を殺そうとしてきた相手の前で無防備な姿をさらけ出すことなど考えもしなかっただろう。
あの無能力者の少年と交戦するたびに、やはり自分は確実に変化している。
そんなことを思いながら、夢心地になっていたその時だった。
一方通行の手に、何か柔らかいものが当たった。
(……? ンだこれ、近くに何か置いてあったか?)
半分寝ぼけた一方通行は、手から伝わるその不思議な感覚に、思わず頭の上に『?』を浮かべそうになった。
指を動かしてみると、それはふにふにと形を変えて彼の指を包み込む。
それはすべすべとしているような手触りで、マシュマロのように柔らかかった。
なぜかほんの少し湿っているようで、一方通行の手にも水気が伝わってくる。
注意深く手を当ててみていると、何か心臓の鼓動のような振動まで伝わってきた。
これは一体何なんだろうか。
(待てよ? ……まさか!)
状況を照合し、ある一つの結果を導き出した一方通行は思わず、ガバッと音を立てて飛び起きた。
「やっほーう、おはよう第一位。 寝起きドッキリ大成功ってやつかな?」
薄暗い視界の中に広がっていたのは、心の底から邪悪な笑みを浮かべて自分に覆いかぶさるような体勢をとっている番外個体。
右腕のギプスと包帯だけは外れていなかったが、彼女はそれ以外は一糸纏わぬ姿だった。
そして予想通り、自分の手は彼女の胸にあてがわれている。
「てめェ! 今すぐスクラップにされてェのか!?」
「わーお、怒ってる怒ってる。 ミサカもここまでした甲斐があるってもんだよ」
自分の身体を隠そうともせずに、番外個体がケケケと笑い出す。
「意外と純情だね第一位。 こんなちょっとした悪戯で、そんなに顔を真っ赤にしなくてもいいんじゃないの?」
「な……! ンだとこの……」
そんなはずはない、と思いたかった一方通行だったが、自分が番外個体の身体から無意識に目を逸らしていることに気が付いた。
心臓は先ほどから早鐘を打っているし、もしかしたら本当に赤面しているのかもしれない。
自分が番外個体に翻弄されていることを認識すると、なぜか無性に腹が立ってきた。
流石にもう我慢の限界が来たのか、彼は首の電極を戦闘用モードに切り替え……
「おおっと危ない。 それは流石に困るんだよね」
ガシッ、と番外個体の腕が一方通行の手首を掴み、それを阻止した。
驚きのあまりに一瞬、手が電極から離れていたことが災いしたのかもしれない。
もう片方の手で電極を入れようとしたが、番外個体の足が一方通行の手を踏みつけ、それを阻止する。
「下手に返り討ちにあって、これ以上怪我するのも嫌だからさ。
ま、痛いことはしないから安心していいんじゃないかな? でもとりあえずは拘束させてもらうよ」
一方通行は、彼女はいつの間にか長い針金が握っていたことに気が付いた。
先ほど、スパイを尋問した時に使った小道具の残りを失敬していたのだろうか。
番外個体は唯一動く左腕を器用に使い、一方通行の両腕を針金一本で縛り上げようとする。
能力で電磁力を操作しているのか、針金は時折ひとりでに一方通行の腕に巻きついたり、宙を舞ったりした。
一方通行も抵抗してはみたが、能力を使えない彼にできることなどたかが知れている。
あっという間に、彼は両腕を後ろに縛り上げられていた。
「……てめェ、何するつもりなンだ?」
一方通行は平静を装ってそう尋ねたが、実のところ先ほどから彼女の肢体がチラチラと視界に入ってきて、気が気ではない。
オリジナルである第三位よりも、ほんの少し女性らしい体つきだろうか。
形が良く張りの有るバストや、まだ幼さを残しながらどこか艶のあるボディラインも、全て丸見えになっている。
そして何より、先ほど番外個体が足を使って彼の手を止めたとき、彼女は自然と足を大きく開く体勢になっていたわけで。
当然ながらその時、くびれた腰のラインとか、よく鍛えられながらも柔らかそうな太腿とか、足の間にある茶色い茂みとか、そういったものを全て見てしまっていた。
視線を外そうとしながらも、チラチラと視界に入ってくる番外個体の身体を見て、何も感じるなというのは無茶だろう。
「さっき言ったよね? 楽しいことだって」
番外個体は、相変わらずニタニタとした嫌な笑みを浮かべ続けている。
「それとも、ミサカの格好と状況を見てもまだわからないの? ってそんなはずは無いよね。
さっきから冷静な振りだけはしてるみたいだけど、目でちらちらミサカの胸ばっかり追ってるし」
獣のように吊りあがった金色の瞳で一方通行を見つめながら、番外個体は口元をぐにゃりと歪めてそう言うと
左手で一方通行の顎をクイッと指で持ち上げ、その赤い瞳を真っ直ぐに見据える。
そして一方通行の癪に障るような、それでいて男の心を煽る扇情的な表情を浮かべ、彼女はこう言った。
セ ッ ク ス
「男と女が二人でするとっても楽しいことって言ったら、生殖行為に決まってるじゃない♪
言っておくけど、ミサカは優しくしてやるつもりは無いからね。 ま、今の格好見ればそれはわかるだろうけど」
「ざけてンじゃねえぞこのエロ女がァッ! ンなことしてる暇なンかあるかッ!」
そう吠え立てる一方通行だったが、耳まで顔を真っ赤にしていては説得力が無い。
闇の世界で生きてきた学園都市最強の超能力者も、やはり健全な男子である。
「あ、そう? 別に何の意味も無いわけじゃないと思うけどね」
「……ンだと? どういうことだ?」
「男って1回抱いた女のことは、未練がましく忘れられないものらしいよ?
つまりここでミサカが貴方を虜にしておけば、今後ミサカが一方的に裏切られるってことは無くなるわけ」
「どンだけ無茶な理論だそりゃ。 今適当に考えやがったろ」
「そう思う? あながち嘘でも無いと思うけどね。 それじゃ、あなたが『時間が無い』って言うから、ちゃっちゃといくよ?」
番外個体はそう言いながら、一方通行の白いズボンのベルトに手をかける。
そしてカチャカチャという金属音と共に、彼女は片手で機用にベルトを外していき、そのままズボンと下着を一緒にずり下ろした。
「よいしょっと、それじゃあ学園都市第一位のモノを拝見といこうかな。
ホルモンバランス諸々って言ってたから、どんなに小さいか興味が―――― あれ?」
下着の中から飛び出してきたのは、平均的な成人男性よりは少し小さいかそれと同じくらいの大きさのモノだった。
先ほどからの番外個体の挑発に反応してしまったのか、既に彼のそれは固く勃起して、赤黒くなった亀頭が天を仰いでいる。
一方通行は平静を装おうとはするものの、やはり羞恥は隠し切れないようで、彼は番外個体から思い切り顔を背けていた。
「なんだ、意外と普通なんだね。 ちょっとどころかすごく期待はずれなんだけど。
皮被ってたり小さかったりしたら、指差しながら横隔膜が壊れるまで笑ってやろうと思ったのに」
はぁー、と大きなため息をつきながら、番外個体は残念そうにそう言った。
(後で絶対ブン殴る! ッつーかブッ殺す!)
その腹立たしい仕草に、思わず番外個体を八つ裂きにしたくなるほどの苛立ちを感じる一方通行。
普段は雪のように真っ白な彼の肌は、既にほんのりとピンク色に染まっていた。
「さーて、さっきの雪辱戦といきますか」
番外個体はそう言って、相変わらずの薄ら笑いを浮かべながら頭部を彼の下半身へと移す。
「おー、ビクビク動いてるね。 もしかしてあなた、見られて感じる変態さんだったりする?」
「ンな訳ねェだろうが! どこをどう見りゃそンな結論に至ンだ!」
間近で性器を見つめられているという事実に、一方通行は声を荒げて羞恥を打ち消そうとする。
自分の昂ぶりをどうにか沈めようと努力はしているものの、番外個体の胸が揺れる度に心音が一際高くなるのがわかる。
ならば拘束を解こうと手を動かしてみるが、無駄にキツく縛られた針金はビクともしない。
足で番外個体を蹴り上げてやろうともしたが、彼女の柔らかいお尻が上に乗っているため全く動かないどころか、動かそうとする度に柔らかい肉の感触が伝わってくる。
これが普段の彼なら、ここからでも起死回生の策を見つけることができたかもしれないが、状況が状況故に上手く頭が回らない。
完全な手詰まりだった。
「そんなに嫌がらなくてもいいんじゃない?
あなたもミサカも何時死ぬかもわからないんだから、童貞くらい捨てておいて損は無いと思うよ?」
「ど、どうッ……!?」
抵抗を続けようとする一方通行を見て、番外個体がそう呟く。
そしてその一言に、面白いほど動揺する一方通行。
「うわ、何かわかりやすいくらいに動揺してるんだけど。 もしかして意外と気にしてた?」
「してる訳ねェだろこのクソったれがッ! ブッ殺すぞコラァ!」
「そんな無様な格好でいきがっても全然怖くないよ、きゃは☆
しかも否定してないってことは、やっぱり童貞だったんだ。 って言うか、学園都市最強が童貞って格好つかなくない?」
番外個体は動揺して怒りだす一方通行を見て、自身の嗜虐心が擽られているのを感じていた。
つい先刻までは冷静な表情を見せていたその顔が、焦りと羞恥に染まっていくのは堪らない快感だった。
実は当初のところ、彼女にはここまで深入りするつもりは無かった。
待っている時間があまりにも暇だったので、一方通行をからかって遊んでやろうと思っていただけだった。
過激な言葉や色仕掛けに食いついてきた一方通行を腹の底から笑って、彼の心をかき乱してやろうとしただけだった。
だが胸に手を当てたあたりから、一方通行の様子が目に見えて変化していくのが余りにも面白くて、それで止まらなくなってしまって。
もっと彼で遊んでいたかった。
それは、自身に打ち込まれたデータとはまるで違った表情を見せる彼の姿が、なぜかこの上なく愉快だったから。
時間なら、何故かたっぷりと余っているのだから。
226 :
195:2010/08/16(月) 01:31:19 ID:jlwbyuCI
今回は以上です
あと10レス分くらいはストックがあるので続きは明日か明後日にでも
流れぶった斬り、お目汚し失礼しました
気づいたけど途中どっかで「番外『固』体」になってた、しにたい
乙
どどど童貞の何が悪いんだYO?!
GJ!
手玉に取られる一方通行かなりモエス
途中から本気になっちゃう番外個体カワユス
超GJ!!
一方さんってホントに逆レイプが似合う方ですね
21巻見て番外個体が来る! と思ってたら、
噂のルーキーでキター! 楽しみ楽しみ。
あと無粋な突っ込みだけど、うっとおしいじゃなくて、
鬱陶しい(うっとうしい)ね。
>229
浜面は麦のんに逆レイプぐらいだな
上条さんは総攻めのイメージ
>>195 ・カップリングゆえに一通さんが非ロリコンです、彼が重度のペドフィリアだと信じてる方には向かないかもしれません
この注意書き必要なのか?なんかカチンと来た
通行止めを書いてる人間に喧嘩売ってんのかよ
一方通行がロリコンでも重度のペドフィリアでもないまともなSSだよwwwとでも言いたいのか?
通行止めを愛する人にとっては番外通行とか駄目な人もいるだろ
あくまでもロリと一方さんが絡むから良いんだ! 的な
それに、ネタにそうカリカリするなよ
コミケで目当ての物入手できなかったのかって突っ込むぞ
ネタに
マジレス
カッコ悪い
>>232 こういうところで大事なのはおおらかな精神と柔軟な心だぜ。だから落ち着け
>>218 上インを待つぞ!
上吹を待つぞ!
バカ野郎、そもそも打ち止めは大人なオンナだぜ?
別に一方通行がロリコンってわけじゃねェだろォが
今更だけど一方通行って何で人気あんの?
人の指食っちゃうキチガイじゃん
俺の御坂妹殺しまくってる時点で許せん
>>237 自覚のないロリコンほどたちのわるいものは無い・・・
能力最強なくせにヘタレだからじゃね?
>>238 一方さん自体が自分は悪党だって言って、御坂妹を殺してた事を認めてるからかな?
その上で打ち止めを助けようとする。そこに痺れるあk(
>>226 GJ。
非常に読みやすく、また会話のコミカルさがとても良かったです。
で、ここからは苦言ですが、「需要ある?」は誘い受けと言う行為で時としてスレが荒れる原因になります。
書き手は書いたら黙って投下、が基本です。
同じくペド云々もスレが荒れるので、投下予告にあまり刺激的な文章は控えましょう。
伝えたい事は文章の中で。
では。
244 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 13:21:48 ID:0tpQXzre
でもまあ確かにペド云々は若干イラっと来た。
単に番外通行ですいいじゃねーか
やっべ上げた。すまん
>>226 GJ……ッ!
一通さんにロリ以外の道が開けた瞬間だなw
ところで鉄網さんって何で話題に上がらないんだろ……。
準モブなのは認めるけど可愛い、陰気とエロ要素ありそうなのにな
>>246 では誰とからめてどのようにしたらよいでしょう?
・使えなくなった暗部の人間ということで、
下部組織なりスキルアウトなりの男共の慰み者に
・カエル医者あたりに入院したことにして、上条さんとでも会わせてフラグ立て
・同じく入院したことにして、罪悪感を抱いていたエツァリが素性を隠しつつ、
会っているうちに……
・実は佐久or山手(真)とデキてました
ぐらい?
というか本当に作品どころか話題にすら出てなかったんだな。
試しに過去ログを鉄網で検索したら、
>>246のレスだけだったw
>>248 候補の羅列ありがとう。
鉄網にすらフラグ立てる上条さん果てしねぇ……。
つか作品が無いのは知ってたけどガチで名前すら出なかったのか。
中高生向けのラノベのキャラで学生でもない20代社会人は全体的に人気ないからね
しかも、今回は準サブキャラだし・・・・
美琴&美鈴が上条を逆レイプするSSをですね
>>249 そもそも名前が判明したのはアニメが初だから仕方ない
漫画のほうでも出番が多かったとは言いがたいし
>>250、
>>252 それ鉄装綴じゃね?
鉄網は『ブロック』の元構成員でエツァリに腕吹っ飛ばされた少女
何か話がかみ合ってないような……
鉄網って15巻で出てきた、『ブロック』のメンバーだろ。
意見解析という、触れた相手の心を読み取る能力者で、
変装しているエツァリがバレないよう、ハンドクリームに細工した液化爆薬で手が吹っ飛んだ。
>>254 まだそこまで読んでないけどお兄ちゃんそんなえげつない事したんか
原作キャラの名前ぐらい覚えてから来て欲しいってのは酷か?
まあほんの少ししか出ないサブキャラだから印象は薄いだろうけども
恐らく超電磁砲オンリータイプじゃないかと。
鉄網とだけ聞いてパッと浮かばないのは禁書読了しててもあり得るけど、
暗部の人間、エツァリや佐久、山手云々と出てても、警備員のねーちゃんが浮かぶのは…
15巻で死んだ奴なんて忘れた って人がほとんどなんだろ
俺は砂皿と博士しか思い出せない
あるいは話題にするまでもないとか
ご、ごめんそんなつもりじゃ……
ていとう庫「学園都市の」
フレ「技術を使って」
ンダ「復活した訳よ」
フレはセックスできないからいらない。
まぁ確かに握手しようとして腕吹っ飛ばされただけの半ばモブな少女なんて覚えている人そう居ないよな……。
アームレスなエロパロとか見たかったぜ……
究極闘法 御坂真琴
エロは無いが中々に面白い。
>>263 「手ぇ、わたしの手ぇどこぉ……」
ってこれではホラーですね。すいません。
そしてお話の流れぶった切りですが『シャツから始まる恋もある』の寮監バージョンをノンエロ7レスで投下させていただきます。
では。
ロリが苦手な人だっている
路地裏を包む雰囲気はどんな街でも一種独特な感じがある。
その多くの場合は他所者を受け付けないピリピリと肌を指す様な感覚を伴う。
そして肌に感じたその感覚は即ち本能であり、それに従った者は難を逃れ、逆らった者はトラブルに見舞われる。
それは近代科学の最高峰と唄われた学園都市でも同じ事。
だが時には自らトラブルに首を突っ込むもの好きも居る訳で……。
目の前で鉄棒を振り上げた男が声も無く倒れこむと、薄汚れた路地裏に立っているのは私1人だけになった。
辺りには先ほど倒れた男の他にも路上に倒れ伏した男たちが4人居る。
出会った時は先の男と同じ様に獲物をこれ見よがしに見せつけてそれはそれは威勢が良かったのだが……。
「期待外れもいい所だな。この程度では汗もかけやしない」
私はずり落ちた眼鏡を戻してそうひとりごちた。
本来この様な仕事――街に救う不良どもの相手――は私の領分では無いのだが、ちょっと最近ムシャクシャすることがあってな、その、ま、何と言うかストレス発散に付き合ってもらっていたのだ。
それにしてもこいつらのふがいなさと言ったら無い。
時計を確認したらあれから5分しかたっていないではないか。
男5人がかりで女1人。
しかもこちらは動きやすいとは言い難い格好――生地のしっかりとしたブラウスに紺色のジャケットと同色のタイトスカート、濃いめの黒のストッキングにハイヒール――の相手に5分持たないだなんて良く今まで無事に不良をやってこれたものだ。
これならうちの寮の御坂か白井でも捕まえていた方がいくらかストレス発散に……とと、これは寮監にあるまじき発言だったな。
ま、こいつらにも1つ褒められる所がある。それは、
(1人も逃げ出さなかったな)
それにしても、と私は辺りを見回してまたため息を突く。
「面倒だがこのまま放置と言う訳にもいくまい」
簡単には起きられない様にと叩きのめしたのが仇になってしまった。
私はとりあえず警備員(アンチスキル)でも呼ぼうと戦闘の前に放ったバッグを取りに行く。
ゆっくりとゆったりと、まるで全てに安心していますよと言わんばかりの無防備さで腰を九の字に曲げ、左手を伸ばしてバッグを拾い上げる動作に移る。
(ほら、餌はまいてやったぞ?)
内心ほくそ笑んでしまうのはけして私が闘争を好む性質(たち)では無く、何と無く、そう何と無く内から湧き上がる……そう! 癖の様なものだから気にしないでもらいたい。
そんな事はともかく、私の目論見通り背後に人の気配が立った。
ちょっと前から感じていた気配。何処に隠れていたのか先ほどの連中の仲間だろう。
そんな相手は私の背後を取って勝利を確信しているのだろうが、
(甘いな)
その時既に私の右手はタイトスカートの裾を引き上げて足のクリアランスを確保していた。
ジャリっと砂を踏む音が私に相手が自分の間合い入った事を教えてくれた次の瞬間――、
「(フッ!)」
小さくも鋭い呼気と共に、私の身体が左足を軸に独楽の様に回転する。
そして回転すると共に上体と右足が跳ねあがる。
特に右足は蹴り足の力に回転の力を加える事で、つま先はさながら銃口から放たれた弾丸の様に背後に居た相手の胸元を捉えた。
「ッア゛!!」
蹴りを喰らった相手が無様な悲鳴と共に吹っ飛ぶ。
だが私はその結果に違和感を感じていた。
そしてその違和感を証明するように蹴られた相手はすぐさま上体を起こした。
「があああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、いいッてええええええええええええええええええええええええええええ!!」
裏路地に響く大絶叫。
胸を押さえるしぐさから当ったには当ったのだろうと推測できるのだが、本来胸を蹴られてすぐに声などで無い。
まして私がさっき放った一撃は先の不良どもを昏倒させたものと同じだ。
「軽い、と感じたのはそのせいだったか」
私はそうひとりごちるとピンと、伸ばしたまま保持していた蹴り足を戻してずり落ちた眼鏡と大胆にめくれたスカートを直す。
その間にも相手は早くも立ち上がっていた。
「しっかしカミジョーさんいきなり女性に蹴り飛ばされるとは思っても見ませんでしたよ? マジデオレガナイヲシタト? だあっ、もう、不幸だああああああああああ……」
身長は私よりもやや低く170あるかないか。
学生服をラフに着こなし足もとはスニーカー。
手には何も持っていないようだが武器を隠している可能性もあるし、先の一撃が効かなかった事から能力者の可能性も考えられる。
能力者――世間一般で呼ばれる超能力者の事をこの学園都市ではこう呼んでいる。
手品にも及ばない様なものからはては漫画の世界のスーパーヒーローの様な馬鹿げた力まで。そんな力を発掘開発する為に学園都市はあるのだ。
目の前のツンツン頭の一見平凡そうな少年も飛んだ食わせ者かもしれない。
現に私の一撃をかわしているのだ。
(面白い)
この街は実に面白い。
こんな少年ですら私を手こずらせると言うのだから。
もしや先ほどの不良たちが逃げなかったのもこの少年が駆け付けるのを待っていたのかもしれない。だとすれば全て合点がいくし、何よりも嬉しい誤算だ。
で当の少年はと言えば、辺りをキョロキョロと見回していたが、「うっわぁ……」と驚いた様な声を上げた。
そして今度はこっちを向くと、
「これ、全部あんた1人で倒しちまったのか?」
「ああそうだが?」
「そっかぁ……。じゃあ俺の出番なんかねえよなぁ……。あは、はははははははは」
何を笑うのか? もしくは余裕の表れか?
「じゃ俺はこれで。お邪魔致しましたぁっと」
そう言って背中を見せた少年に、私は無言のままその背後に近付くと首を取ろうとした。
だが私が首を決めようとするよりも早く少年が突然振り返った。
それ位の事は何時も想定しているので特に慌てる事も無い。
この場合の処置としては2つ。
1つは素早く回り込んでもう一度背後を取る。
そしてもう1つは相手との距離を取り直す。
今回の場合は少年の立ち位置周辺に私が倒した者たちが転がっていて回りこめなかったので距離を取る。
そんな私の動きに気付かなかったのか、少年は一瞬目を瞬かせた後、
「あれ? なんか変な感じがしたけど……いやそんな事より、あんた。これだけ大立ち回りして怪我とか大丈夫なのか?」
少年のその一言に私は目を細めた。
そうか。少年は私の今の状態を図っているのだな。弱っていればそれでよし。そうでなければ別の手を……なるほどなるほど。
私は全てを理解するとまず眼鏡を外してポケットに仕舞った。
「ご期待に添えなくて悪いのだが」
「え?」
残念だが君のとぼけ顔には騙されないぞ。
私は一見無造作に、しかし一部の隙も無く少年との間合いを詰めた。
(やっとこれでまともに君とやり合えるな)
その気持ちがにじみ出て自然に口元に笑みが浮かんでしまう。
そして少年もそれに気が付いたのか表情をこわばらせると1歩後ろに後ずさる。
逃げるのか? しかしもう遅い。すでにその時私の右手は抜き手の形を取って彼の顔めがけて吸いこまれたのだから。
「!?」
驚愕に目を見開く少年の頬と髪をかすめて抜き手が空を切る。
外れたか。しかし一撃で倒せなかった事に驚きは無い。
これは負け惜しみでも無く戦う上で常に想定していることだし、むしろこの程度で倒れられては興冷めだ。
右を引き戻すと同時に左の抜き手を今度は胸目掛けて放つ……、がこれも少年が地面を転げる様にしてかわした。
やはり私の目に狂いは無い。
少年は転げざま態勢を立て直すと私の立ち位置と逆の方向に走ろうとした。だがそれ位はお見通しだとばかりに易々と退路を断ってやる。
すると少年は両手を前に突き出して何かの能力を使うのかと私がその前に決め様と拳を固めて踏み込んだ瞬間、
「ちょ、ちょっと待てって!! 何で俺が攻撃されなきゃいけないんだ!? お、俺はただあんたの事を助けようとして……」
何を言い出すのかと思えばまたも小賢しい甘言か。
「そんなだらしのない格好をした奴の話を聞く耳は無い。まずワイシャツのボタンは全部留めて、裾はちゃんと学生ズボンの中に仕舞いたまえ」
これで私が言葉でどうにか出来る相手では無いと解っただろう……と思いきや、何を思ったのか少年はズボンのベルトを外し始めた。
「ご、誤解なんだ……、い、今、今すぐに仕舞うから、いやボタンの方が先か? と、とにかくちょっとだけ待って……」
ああ私は少年の甘言にはまりかけたよ。何か急に全てが馬鹿馬鹿しく思えてしまった。
だが瞬時に気持ちを切り替えられるのも武に身を置く者としては初歩の初歩。
ここは冷静に心をコントロールして……、
「いきなり女性の前でベルト外してチャックを下ろすとは言語道断。覚悟したまえ」
私はそう言い放つとずり落ちたズボンを必死で直している少年に仕掛けた。
一撃でも昏倒する威力を込めた抜き手、そして拳をそれこそ雨のように降らせる。
「ちょ、待ってって!! 今シャひぇ!? ちょ、俺のはなうぉ!! どあああああ、う、うおッ、うわわわわああああああッ!!」
しかしこれも一撃として有効打とはならず、くねくねと身をかわす少年はあまつさえその間にズボンまで直してしまう。
(もう拳筋を読まれたのか。では趣向を変えて)
私は少年の視覚に潜り込みざま体を沈めて体制を崩させるための足払いを放つ。
「うおわッ!?」
(勝機)
少年の状態が完全に浮き上がったのを機に、沈めた己の身体を縮めたばねと見立て、ばねが伸び上がるような感覚でまっすぐ上、少年のあご目がけて掌底を突き上げた。
勝利の確信は無い。もし勝利を確信する時があるとすればそれは相手が倒れた姿を見たときくらいだろう。
ゆえにその一撃を放った瞬間に心の揺らぎは無かった筈だ――腹部に重い一撃を感じるまでは。
「がッ!」
「ッ!」
腹に一撃をもらって若干狙いが反れたせいで少年はたたらを踏んだ程度で倒れる事無く、一方の私は急所は防いだものの肺の空気を奪われて追撃の手が出せなかった。
「わ、悪いッ!? と、とっさに足が出ちまって。大丈夫かあんた!?」
威力が殺がれたとは言え顎に一撃を受けて何故少年はあんなにぴんぴんしているのか?
当たった感触から察するに身体は生身と変わらない。
特に首が強い……いや、そんな程度では無いな。何かの能力で瞬時にダメージを軽減出来るのかもしれない。
その上「今」の私のスピードに付いてこられるのだからかなり厄介な相手と言えるな。
私は1つため息をつくと腹部に付いた汚れを払う。
「やるじゃないか君。少し驚いたぞ」
そう言って私は少年に笑いかけた。
それだけで少年がびくっと身体を震わせる。ふふふ、解っているじゃないか。
私は口元に笑みをたたえたまま、まずジャケットを脱ぎ棄てた。
次にシャツの胸ボタンを1つ、2つと外して、袖ボタンも外す。
そしてハイヒールのかかとを手首の捻りだけでへし折り、最後にタイトスカートの裾を股の位置まで引き裂いた。
「あんた一体……?」
私の行動に驚愕する少年……。この意味が判らないか?
「すぐに判るさ。君の体で」
そう呟いた直後、私はグンと身を沈めると一気に少年との間合いを詰めて、その勢いのまま掌底を少年の腹に叩き込む。
そして少年が九の字に身体を折り曲げた所で更に間合いを詰めてガラ空きの後頭部に肘を落とした。
声も無く路上に倒れる少年を私は無表情のまま見つめる。この程度か、とは言わないよ少年。
「手前味噌だが私を本気にさせた事を誇るといい、と言っても君には聞こえないか」
私は独り言を聞かせる様に少年に言葉を投げかけた後、もうそれ以上は興味を無くした様に背中を向けた。
2撃目は余分と言えたかもしれないが手応えのある2発。少年が万に一つ立ち上がる事など無い。
しかし、そう高をくくっていた私の背後で少年は立ち上がった。
(!!)
驚いて振り返った私の視線の先で少年の身体がゆっくりと沈み込む。
迎撃……咄嗟にそう考えてから身体が動くまでの数瞬がこれ程永く感じた事は無い。
全身に気を巡らせ、拳を作り、狙いを定め、溜めこんだ力を目標目掛けて一気に解放する――しかし放たれた必殺の一撃は目標の顔面では無く少年の右手に受け止められる。
だが既に二撃目を放つ準備も出来ている。この距離と先ほどの手応えから考えて仕損じる可能性は皆無に等しい。
ただし、とここで付け加えさせてもらうと、それはもちろん拳を放てればの話、なのだが……。
そして私は少年に拳を放つ事が出来なかった――いや、正確には拳を放つ必要が無くなってしまったのだ。
何故か? それは少年の瞳を見てしまったから。
力強く、そして真摯な光を湛えた瞳を見た瞬間に何故だか私は少年に拳を握った事を後悔した。
そしてその直後のドンと言う衝撃に息を詰まらせた私は、不甲斐無くも自らの意識を手放してしまったのだ。
気付いた時自分が何処に居るのか判らないと言う状況に初めて出来わした私は相当に戸惑ったが、多分状況を理解した後の方がもっと悲惨だった。
何故かと言えば……、そのぉ……、しょ、少年に……、抱きしめられていたから……。
(!!)
ギョッとして突き放そうとするがビクともしない。
それどころか更にギュッと抱きしめられてしまい、私は抵抗するのを止めざるを得なかった。
すると、
「テメエ一体何のつもりだよ」
その声に私は内心自分に向けられたものかと思って叱られた子供の様に首をすくめてしまった。
それほどに今までの少年とは違う低い、底冷えする様な声が少年の身体を伝わって来る。
「あ? 何言ってんのか判んねえぞッ!!」
別の男のどなり声……?
すると先ほどの言葉は自分に向けられた物では無い――その事に何故だかホッとしてしまう私を置いて話は先に進むようで、
「今お前俺たちを狙っただろ? 何のつもりだ?」
「はぁ!? あったり前じゃねえかこのボケッ!! こりゃ、オ、ト、シ、マ、エ、だっつうの!!」
話が見えない。
狙ったとやらが何の話かも判らないが、何故少年が相手にそれを問いただすのか? 彼らは仲間では無いのか? それとも仲間割れ……?
私はその時少年の瞳を見て感じた事を忘れて、まだそんな誤解をしていたのだ。
「そう言う事かよ」
ちょっと待ちたまえ。何故そこで君が私の喧嘩を勝手に買うのだ?
「おい君」
「今絶賛取り込み中なんですけどなんですか?」
やはり先ほどと違ってつっけんどんと言うかやや冷淡な返しに私は一瞬口ごもるが、
「き、君はあいつらの仲間ではないのか?」
「はぁ、何度も勘違いっつたじゃないっすか? 大体誰があんな馬鹿っぽい奴らとつるむかって言うんだよ」
呆れ交じり否定の後は独り言に近かったが、うむ確かに。
先ほどまではあんなに信じられなかった少年の言葉を、私はごく簡単に受け入れてしまった。
と、そんな会話をしていた私たちに、まるで現状を思い出せとばかりに殺気が向けられる。
その洗練さとはかけ離れた怒り任せの殺気は正にド素人のそれだ。
だがそれだけに何をしでかすか判らない部分もある。
何分にもここは能力者の街なのだ。
「君」
「いやちょっと動かないで下さい」
「そうは言ってもだな」
動けなければ相手を倒す事も出来ないではないか。
そうして少年の制止も無視してぞもぞと腕の中で身じろぎをしていると、
「いちゃいちゃしてんじゃねえぞゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
男の叫び声と、すぐさまそれをかき消す様なガリガリバリバリと耳障りな破壊音が路地裏に大音量で響き渡る。
そしてやっとの思いで振り返った私が見たのは、だらしない身体をだらしない服装で包んだ肥満漢と、その肥満漢の両脇で壁を削りながら渦を巻く黒い物体を見た。
轟音はその黒い渦がビルの壁面や路面を削り取る音だった。
そして、男は相変わらず怒りにまかせて何か叫んでいる様だが音が煩くて聞えない事に気付いていない様子だ。
この隙に一撃見舞ってやろうかと少年の腕の中で身じろぎするのと男がこちらに向けて両手を突きだすのは同時だった。
その瞬間、ゴリッバリッと黒い渦がひしめき合いながらこちらに向かって進みだす。
(!!)
スピードは遅いがかわしたりすり抜ける事が出来る様な代物では無い。
そう私が判断した矢先、少年が思い掛けない行動に出た。
少年は私を押し退けると黒い渦に自ら突っかかって行ったのだ。
「君いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
思わず伸ばした手は一瞬遅く空を掴み、代わって渦が巻き上げる土砂が飛礫となって少年と私を襲う。
咄嗟に両手で顔や頭を覆った私は、その手の隙間から少年が黒い渦に飛び込むのを見た。
と、次の瞬間巨大な黒い渦はぐにゃりと形を歪めたかと思うと、今度は風船の様に内側に凹み、最後は砂の様に崩れて路上に黒い山を築き上げた。
パラパラと砂の落ちる様な音を聞きながら私が呆然としていると、暫くして砂山の向こうから少年がそれを乗り越えて戻って来た。
その手には見覚えのある丈夫だけが取り柄のセカンドバッグが握られていた。
少年はしゃがみ込んだ私に視線を合わせる様に自分もしゃがみ込むと、私の手元にそれを置いた。
「あんたのだろ?」
「あ、ああ、済まないな」
すると少年は私の言葉を無視するようにキョロキョロしてから、
「えとジャケットはぁ……」
「何処にでもある既製品だ。多少財布は痛むが君が気にする様な事は無い」
「じゃヒールを」
「君に今ここで直せるとでも? 元より自分で折ったのに何故君がそんな事を気にするのだ?」
「スカ……」
「以下同文」
すると少年は本当に困った様な顔をする。
私はそれがおかしくてクスリと笑ってから、
「では、立ち上がるのに手を貸してくれないか?」
そう言って右手を差し出すと、少年は満面の笑みを見せてから私の右手を手に取った。
その瞬間、ドキンと心臓が飛び跳ねたが、表面は至って冷静を……、
「顔が赤いけどどうおぅわぁ!!」
気付けば照れ隠しに手首のスナップだけで投げ飛ばしてしまった後に私自身が一番驚いた。
「だ、大丈夫か君!?」
「不幸だ……」
おほん。改めて立ち上がった少年に右手を差し出して引っ張り上げてもらう。
その時思わずよろけて少年に抱きとめられたが、ここはぐっと我慢して……。
(ん?)
背中に直接的な感触と言うか人肌の温もりを感じて頭の中に疑問符が湧いた。
と思った次の瞬間、背筋に悪寒と言うか電流と言うか表現し難い感触がして全身総毛立つと共に、私は思わず少年を突き飛ばしてしまった。
「ぐはッ!!」
「大丈夫か君ッ!?」
張り倒して置いて大丈夫かも無いものだが……。
「今日は女難か厄日のバーゲンセール? ふ、不幸だ」
「申し訳ない……」
今度は私の方が少年を助け起こす羽目になる。本当に申し訳ない少年。
などと頭の中でそんな事を考えながらグイッと腕に力を入れた時、背中の方でピリピリと布の裂ける音……なるほど、先ほど本気を出した時に破れたのだな。横着して通販などを使うとすぐこれだ。
「はぁ……」
「え?」
「いや何でも無い。こちらの都合だ」
ため息の理由は誤魔化したが、背中の破れ目までは誤魔化せない。
流石にこの格好で人目に付くのは不味い。さてどうしたものか……、
「?」
どうやって家に帰るかを考えていた私の肩にその時何かが掛けられた。
咄嗟に手で掴むとそれはワイシャツ。そして振り返ると少年はTシャツ姿になっていた。
「随分と洒落た真似を、しかも臆面も無くするのだな少年」
「あ、いやぁ……」
照れ隠しなのか鼻の頭を掻く仕草すら何だか慣れている様に見えて癪に障る。
こんな少年が私よりも上だと……?
私はそんな少年の手を取ってグイッと引き寄せた。
「え?」
初めて会った時と同じ間抜けた表情がこちらを向く。
思えば女らしい事をしたのはつい先日の事で、それ以前は言い寄って来る貧相な連中や女相手に苦労したものだ。
やはりこうして並ぶと少年の方が背が低い……が、この位の歳だからすぐに私を追い抜くだろう。
「へ?」
顎に手を当て上向かせると不思議そうにこちらを見つめる目が少し恥ずかしい。
この顔を見ない方法は2つ。
1つは突き放す事。
そしてもう1つは……、
「!?」
唇を重ねると少年の身体がビクッと跳ねた。
これだけ近ければ少年の顔など気にする必要も無い。
しかし真似事は何度もさせられたが、キスをしたのはこれが初めてなので勝手が判らないな。
白井に借りたテキストによればこの後舌を絡めてお互いの愛を確かめ合うそうだがそれにはまだ少し時期が早い。
なので取り合えず今日はこの位にしておくか。
「な、な、な」
唇を放した途端、その唇をパクパクさせる少年に「さあ何故だろうな」と言葉を返す。
気が多いとか人恋しい訳では無いのだが、どうやら私は1個の異性として少年を気に行ってしまった様だ。
(さてそれを何処からきり出そうか?)
少年のワイシャツをぐっと握りしめた私の頭の中は今その事で一杯だった。
END
以上です。
では。
>>274 乙です
巡り巡って御坂と寮監のガチバトルに発展しそう
もしくは黒子がくっつけようと立ち回るか
>>256 ちゃんと読まず、鉄の字だけで判断して違和感とか無視してた
不快にさせてもうしわけない
>>261 学園都市の科学力ならVガンのようにボトムドッキングが可能になるに違いない
>>262 フェラパイズリ手コキいろいろ出来るじゃないか
>>274 GJ!
あなたの創造力の高さにはいつも驚くわ
>>276 フレンダさんってそんなに胸あったっけ?
>>274 な、ナンだぁ? このバトルシーンは?
Aサイドさんが…エロの伝道師が…バトルジャンキー物に嵌っちまったぁあああ!?
と、そこはかとなく感じると同時に某天使伝説漫画が脳裏に浮かんだw
やけにフレンダさん押してる人がいるねぇ…
何はともあれ、カエル医者引っ張り出せばオールグリーン万事解決でしょ?
『ナースに傾倒する以前、メイドロボに甘酸っぱい情熱を注いでいたカエル医者
新生HMX-115ふれんだとして、とある部屋のドアの前に立つ
高鳴る鼓動を小さな手の平で押さえ、震える指先で呼び鈴を押すふれんだ
そして、静かに開かれたドアの、その先に居たのは――
「お兄ちゃん♪」と愛らしく呼びかける新たな義妹を旗男から守るため
ロリコン軍曹の愛と血とがまん汁に塗れた戦いが始まる……あれ?』
番外通行の続きが早く読みたいッ!!
フレンダは見た目12歳ぐらいの最愛よりも幼児体型の高校生のはず
浜面も上条さんと同じく大きな胸が好きなら滝壺と麦のんが有利だと思います
むぎのん「へぇ……って、やだやだ、気持ち悪すぎるでしょ、バカ面となんて…………なによ、その目」
フレ&ンダ「いや、なんというか報われない恋って悲しいな、と」
絹旗「まず、自分の気持ちに気づいてないのが超子供です」
滝壺「そんなむぎののこと、きらいじゃない」
むぎのん「あ、あんたらああぁ!!」
>>284 フレとンダはもう独立した存在なのか……。
ツンデレでウブなむぎのん可愛い、GJ!!
闘争はセックスを超える濃厚なコミュニケーション手段らしいよ
>>286 麦野=勇次郎か。
色々納得せざるを得ないな。
ツンデレと言えば下の名前を呼ばれた時の反応が楽しみだ
美琴 吹寄 麦野を下の名前で呼ぶSS求む
美琴は原作でよばれてるじゃん
>>288 三バカが女体の神秘について言い争う
↓
上条さんが女性のつきのものに言及
↓
というか大声で連呼
↓
ぶちギレと見せかけて顔まっかっかな吹寄さん
てこと?
上条「ロシアの風俗店最高」
サーシャに嫉妬するインデックスか……。
「ロシア女はあっという間に劣化するんだよとうま! 恋人にするならイギリス人少女に限るんだよ!」
イギリス人は味覚が劣化してるから…
294 :
195:2010/08/20(金) 01:32:37 ID:YXJAGSqV
先日は色々とご迷惑をお掛けしました
今後はよく考え、注意書きなどには過激な言葉、人によっては嫌がるネタなど
余計なものを入れないよう考慮してから書かせていただきたいと反省しています
大変申し訳ございませんでした
番外通行の続きを投下させていただきます
今回は8レスほどお目汚し失礼します
「それじゃあ、いっただっきまーす」
そして番外個体は、何の予兆も無しに、一方通行の性器をぱくっと口に咥えた。
独特の刺激臭と、熱を持った粘膜の感覚が彼女の口内に充満する。
「―――――ッ〜〜!」
「ん…… おいひい。 悪くないよ、第一位」
ペロリと亀頭を舌で舐めまわしてみると、一方通行は声にならない声を上げて、快楽に抵抗しようとする。
「はむっ…… ん、んー…… む、ちゅるっ……」
今度は彼の性器を右側の頬に寄せて、奥歯で甘噛みしながら側面を舌と頬の内側で刺激する。
上下から襲い掛かってくる硬い歯の触感と、左右から加わる柔らかい肉の質感が、一方通行を容赦なく攻め立てた。
頭の中がチカチカしてきて、視界がぐるぐると回っているような錯覚に囚われる一方通行。
そうこうしている間にも、番外個体の口は様々な方法で一方通行を弄ぶ。
「ぁ…… ぐ……」
舌を蛇のように絡めてみたり、カリを前歯で甘噛みしてやったりすると、一方通行が切ない声を上げた。
普段の彼とは程遠い、羞恥に満ちたその表情が、番外個体の心を更に掻き立てる。
「ちゅぱ…… じゅるっ、ずずず…… んー、んむぅぅ」
「なっ……!! や、止めろこの……」
喉の奥まで性器を咥え込んで、口内全体で刺激しながらわざと音を立てて思い切り吸い上げる。
いつもは彼を睨みつけている彼女の瞳が、熱を孕んだまま一方通行を見上げている。
そして彼女は、一方通行のそれを喉から引き抜き、亀頭の部分を唇で挟んで吸い上げながら、口からそれを解放した。
ちゅぽんっ、という小気味のいい水音とともに、膨張した性器が外気に晒される。
「て、テメエ…… ンなこと、どこで覚えやがったンだ……」
「聞かないほうがいいと思うよ? まあ、ミサカにも色々あっただけ」
一方通行が照れ隠しに放ったその一言に、番外個体はほんの少し顔を曇らせた。
「三流ポルノ小説みたいな展開で、研究所で変態の研究員に好き勝手されてたとか
用済みになったら『そういう事』にも使えるように、学習装置でそういう情報を書き込まれたとか、好きなように妄想してくれればいいんじゃないかな。
本当のことを言って、あまりの内容に萎えられても困るからこれ以上は言わないけど」
今度は逆に、一方通行の顔が曇る。
その言葉はもしかしたら、彼の心を引っ掻き回すための嘘かもしれない。
だが学園都市暗部の連中が、人の命をいかに弄んできたかを嫌と言うほど見てきた彼にとって、その言葉は何の冗談にも聞こえなかった。
実際にあり得る、どころの話ではない。 非人道的な扱いを受けている女性など、何度も見たことがある。
ましてや彼女のように人として扱われないような者がどう扱われてきたかなど、考えてみるだけで胸糞が悪くなる話だった。
「まあ貧乏くじを引いたのは、使い潰される予定だったこのミサカだけだったみたいだけどね。
ミサカにとっては残念な話だけど、上位個体や実験に関わったミサカ達は『実験に支障を与える可能性を考慮』されて、下手なことはされなかったみたいだし」
「……クソったれどもが」
小さく舌打ちをしながら、苦々しくそう吐き捨てる一方通行。
番外個体は何を考えていたのかほんの一瞬だけ瞼を閉じていたが、すぐに歪んだ微笑を取り戻し、こう言った。
「まあ、そういう思い出すだけで腹の立つ話は今は置いておいてさ、楽しもうよ。
残念ながら、楽しむのは主にミサカのほうだけどね」
ぺちゃぺちゃと番外個体の舌が、一方通行の先端部分を舐め回す。
先程までのように口に咥えながらではなく、左腕で根元を固定しながら、まるでアイスキャンデーでも味わうように。
時折、竿の側面部に舌をつつーっと走らせたり、裏スジを唇で咥えながら吸い上げたり。
「く……そが! 今すぐやめやがれッ……」
一方通行が声を荒げる。
とにかく何か抵抗していなければ、このまま快楽に飲み込まれてしまいそうだった。
だがその些細な抵抗は、番外個体の嗜虐心を更に煽るだけに終わる。
番外個体は今の状況を、とてもとても、とても楽しんでいた。
あの雪原では全く歯の立たなかったこの少年を、いいように玩具にできるのが楽しかった。
自分に手を差し伸べてきたこの少年を、自分の手で狂わせることが面白かった。
悪意の対象としてしか見ていなかったこの少年が、まるで別人のように変化していくのが愉快だった。
歳相応に頬を赤くして羞恥に染まる表情、瞼を閉じて快楽に抵抗しようとする表情、こちらのからかいをムキになって否定してくる表情。
そのどれもが、自分にインプットされた『学園都市第一位』とは違うものだったから。
殺し合っていた宿敵同士の男女がいつの間にか和解し、危険地帯のど真ん中で、有限である時間を無駄にして行為に耽っている。
その様子は、B級スパイ映画あたりによくありがちな、不自然なラブシーンそのものだった。
本来ならば、こんな行為に耽っている時間では無いのかもしれない。
生き残るために体力の回復を図り、今後の方針を決め、対策を立てるべき時間なのかもしれない。
だが彼女にはもう、止まってやる気などさらさら無くなっていた。
気が付けば一方通行の怒張を支えていたはずの左手が、自身の性器に伸びていた。
身体の奥からまるで火でも焚いているかのように、次から次へと熱が湧いて出てくる。
その衝動に抗いきれず、彼女は中指と薬指を一まとめにして奥まで一気に突き入れた。
そこは既に充分すぎるくらいに湿っていて、二本の指をすんなりと受け入れる。
「あはっ…… は、ふ……」
喉の奥から、自然と嬌声が漏れた。
悪意の塊である彼女らしくない、甘く切ない嬌声が。
「はむ、んふ…… んぐ、んぐぅ、ぐ……」
そして再び、一方通行の性器を口に咥え込む。
手を使わないのであれば、このほうがずっとやりやすい。
女性に無理矢理押し倒されているという逆レイプに近い惨めな状況であっても、身体のほうは正直に反応するらしい。
番外個体はまるで一方通行の弱点を全て知り尽くしているかのように、的確な愛撫を加えてくる。
普段は一方通行に向かって毒しか吐かない舌が、彼の欲望を甘く刺激してくるというのも、また皮肉なものである。
視線を下げてみれば、番外個体が自分の秘貝を指で弄り、一心不乱に彼の性器にむしゃぶりついていた。
水音がする度に甘い声を上げる彼女の様子が、堪らなく官能的だった。
ペニスを咥え込みながら頭を上下させる度にぷるんと揺れる整った形の胸が、凄まじく扇情的だった。
いつもは彼を睨みつけている吊り上がった獣のような瞳が、快楽に蕩けてとろんとなっているその表情が、この上なく男心を擽った。
「んふ、うむぅ……う、んん……」
一方通行の男根を淫らに舐め回しながら、番外個体は自分の陰核を指で弄ぶ。
膣内にぐちゃぐちゃと指を出し入れしながら、親指と人差し指でくりくりと撫で回す。
頭の中にぴりぴりと電撃のような快楽が走る。
「はむ、ふぅ……ん、んふ、ふ、うぅ……」
そして喉の奥に亀頭を打ちつけながら、じゅるるるるっ、と下品な音を立てて思い切り吸い上げた。
「ぐ……ッ〜〜!」
先程から爆発寸前だったというのに更に過激に攻め立てられ、一方通行は思わず喘いでしまいそうになる。
だが、目の前のこの少女にいいようにされるというのも癪だったので、声を押し殺して耐えようとする。
「うむ、ぅん…… ふぅ、中々頑張るね、第一位」
口からペニスを一度取り出して、上目遣いでそう尋ねかける番外個体。
「本当は今にでも射精したいんじゃない? すごいビクビクしてるし、たぶんもう限界だね」
自らの秘部を弄っていた左手を移動させ、一方通行の裏スジを人差し指でつつーっとなぞる。
「くぅ…… い、いい加減にしやがれ……」
「射精したい? 射精したいよね? もう先っぽこんなに膨らんでるもんね。
ミサカとしてはそろそろ射精させてあげてもいいんだけど、せっかくだからさ」
そう言いながら舌を伸ばし、鈴口をつんつんと突く様に弄ぶ番外個体。
その微妙な刺激に、思わず顔をゆがめる一方通行。
番外個体の言うように、彼は既に限界だった。
頭の中がクラクラするほどの性的快感を押し付けられ、思考が定まらない。
下を見れば番外個体が、扇情的な表情でこちらを見つめている。
だが彼女はすぐにその表情を消し去り、再び頬を吊り上げて悪意たっぷりの嫌な笑みを浮かべ
「学園都市最強の能力者が、ミサカみたいな使い捨てで作られたクローンに懇願する所とか見てみたいかな?
射精したいなら、ミサカに向かって無様に『おねだり』してみてよ、第一位」
心の底から楽しむようにそう言った。
「ふ、ふざけてンじゃねェ…… 誰がンなことするか」
「あ、そう? ミサカはもっとあなたで遊んでてもいいけど、辛いのはあなたのほうじゃない?」
彼女はそう言いながら一方通行の性器の先端にふうっ、と熱い吐息を吹きかける。
「う……ぐッ」
「見せてよ。 学園都市最強が羞恥と快楽に負けて、泣きながら『イかせてください』って無様にお願いする様子をさ。
考えただけでゾクゾクするよ。 ミサカ、それを想像するだけでイッちゃいそう」
「だ、誰がテメエなンかに……」
「ほーら、ぐりぐり」
「ッッ―――!」
彼の言葉を遮るように、指先で尿道口を捏ねるように刺激した。
限界近くまで張り詰めた怒張を、その限界を超えない程度に刺激し続けてやる。
声を出さないよう、口を硬く閉めて快楽に耐えようとしているその様子が、番外個体の嗜虐心をどうしようもなく掻き立てる。
腰骨の下あたりから何かが凄まじい速度で這い上がってくるような、ゾクゾクとした感じがした。
自分の脳内で、脳内麻薬が過剰に分泌されているのが実感できた。
「我慢は身体に悪いよ? たった一言、ミサカに『イかせてください、お願いします』って言えばいいんだからさ」
陰嚢をぐにぐにと弄びながら、番外個体は恍惚の表情を浮かべている。
彼女は、自分が一方通行を弄んでいるという事実に、どうしようもない快感を見出していた。
子宮の奥から、身体全体が熱くなっていくのがわかる。
一方通行を嬲る度に、じゅんと愛液が染み出てくる。
もっとこの少年を虐めてみたいと、明確にそう思っていた。
「ぐッ―――! ッッ!」
まるでフルートでも吹き鳴らすように、番外個体が竿の側面部を咥えた。
敏感な部分は刺激しないよう細心の注意を払いながら、一方通行を嬲り続ける。
両手が使えないのがもどかしかったが、寸止めを続けるにはこれで充分である。
「はむ、んむ…… ちゅるちゅる、じゅる……」
陰茎の付け根の部分を舌でしつこく舐め回してやったり、陰嚢にキスをしてやったりと。
彼が絶頂に達しようとすると口を離して責めを中断し、十数秒後にまた再開する。
一方通行の頭の中は、快楽と羞恥と屈辱で埋め尽くされていた。
今すぐにでも番外個体に屈したい程に切羽詰ってはいたのだが、理性がそれを許さない。
先程から針金をどうにかして外そうと手をがむしゃらに動かしてはいるものの、一向に外れる様子は無い。
そうこうしている間にも、番外個体の容赦の無い寸止めは続く。
先程までの過激すぎるほど直接的な責めではなく、極めて慎重な、それでいて底意地の悪い責め方だ。
本来なら、罵声の一つや二つでも浴びせて気を紛らわせたかった。
なのに声を必死に押し殺しているのは、こうでもしていないと口が勝手に「お願いします」と言ってしまいそうだからである。
シーツを握り締めて快楽に耐えようとする彼の姿は、とても学園都市最強の能力者には見えなかった。
番外個体が、一方通行を責め立てる。
性器に対する愛撫だけではなく太腿や陰嚢、下腹部などに対する刺激や、色っぽい言葉などで一方通行の官能を刺激し続ける。
だがそれによって彼が絶頂するようなことは無く、ギリギリの所で全ての責めを停止させていた。
そして少し休ませた後は、再び彼を快楽の底に叩き込む。
休ませている間も微妙な刺激を与え続け、一方通行の興奮が冷めないようにするというオマケ付きだ。
その生殺しを何度も繰り返した頃、番外個体はあることを思いついた。
自身でも天才的だと思うような、一方通行を羞恥と屈辱のどん底に落とす責め方を。
思わず口元が吊り上がる。
これをしてやったら、一方通行はどんな顔をするのだろうか。
無様に自分に懇願してくるのか、意地でも耐え抜こうと必死になるのか、いずれにせよ最高に面白そうだ。
そう考えた彼女は、崩れた笑みを隠そうともしないでゆっくりと立ち上がり
右足で一方通行の性器をぎゅっと踏みつけた。
「ぐ…… あ、ああ……ッ」
予想だにしなかった強い衝撃に、思わず無様な声を上げてしまった一方通行。
局部を踏まれたことによる痛みだけでなく、その中に快楽が混じっていることに気が付き、自分が情けなくなる。
屈辱のあまり、頭がどうにかなりそうだった、
「ぷっ…… く、くく…… もしかして、これ気持ちいいとかじゃないよね?
学園都市最強の能力者が、ミサカの足に踏まれて感じてるとかそんな訳無いよね?」
「ンな訳ねェだろうがァッ!とっととその汚ェ足…… ぐゥゥッ!」
言葉を遮るように、番外個体が親指と人差し指の間で亀頭を挟み込み、ぐりぐりと捏ね回すように刺激する。
すると一方通行は歯を食いしばって声を抑えながら、快楽に耐え切れずに顔を歪める。
その様子が余りにも面白くて
「……ぶっ、ひゃひゃひゃひゃひゃ! あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!
ひゃははあはははっあははあははははあはははははははははは!」
番外個体は突然、火がついたように笑い出した。
「何それ! あなた本当にミサカに踏まれて感じてるの!?
ひゃひゃひゃひゃひゃ! やっばい、マジで面白すぎるんだけど、それ!
情け無いったらありゃしない、ってまさにこういう状態のことだよ!」
トチ狂ったように笑いながら、一方通行のペニスをぐりぐりと踏みつける番外個体。
足で刺激を与えるたびに、まるで初心な女子のように顔を歪め、羞恥に耐え切れずに顔を背けようとする。
その顔を見る度に番外個体は、自身のサディズムが面白いように擽られていくのがはっきりと自覚できた。
「ミサカに踏まれて顔真っ赤にしてるとか何これ、ギャグなの!? ねえ、どんな気持ち? 自分よりずっと弱い相手にチ○ポ踏まれて感じてるのってどんな気持ち?
『悔しい、能力さえ使えればこんな奴に…… でも……』とか、そういう気分だったりする? ひゃひゃひゃひゃ!」
今度は踵で、竿の部分を優しく踏みつける。
苦痛をあまり感じないように加減しながら、足の裏で転がすように性器全体を嬲る。
先端部に足の裏が当たると、一方通行は面白いように身体を跳ねさせた。
「ぅ、あ…… あ、あ……」
堪えきれずに、一方通行が声を漏らす。
番外個体の腰の下あたりから首の裏にかけて、ゾクゾクがひっきりなしに押し寄せてくる。
快楽に耐え切れずに声を漏らす一方通行の顔を見ていると、まるで自分が純な乙女を手篭めにしているような錯覚に囚われた。
子宮がきゅんと疼いていくのが、自分が欲情しているのがよくわかった。
左手を腰に当てながら、右足で器用に一方通行を甚振る。
絶頂しないように、それでいて性感が途切れることが無いように。
「ほらほら、ほらほらほら! もう我慢の限界じゃないの?
そろそろミサカに、あなたの無様な鳴き声聞かせてくれないかな!?」
番外個体がそう言いながら、踵で竿の部分をを思い切り踏みつける。
親指で、亀頭の先端部分を執拗に攻め立てる。
『ブチン』と、何かが切れる音がした。
「ぉ……ぃ、く、……ぅ」
一方通行の口から、弱弱しい言葉が漏れた。
聞き取れない程のか細い声が、番外個体の鼓膜を心地よく刺激する。
「ん、聞こえないよ? もう1回言ってみてよ」
悪意と恍惚に塗れた笑みを浮かべながら、一方通行の口元に耳を近づける。
次の瞬間、番外個体の耳に響いたのは無様な懇願の言葉ではなく
「お仕置きの時間だクソ野郎が、ッつッたンだよォッ!」
拘束されていたはずの一方通行の手が首筋の電極に伸び、バチンとスイッチを切り替える。
瞬間、番外個体の身体が宙を舞った。
くるんと宙を半回転した彼女は、そのままベッドに仰向けになって倒れこむ。
番外個体はその一瞬で何が起きたのかわからず、呆気にとられた表情をしていた。
先程の『ブチン』という音は、彼の手を拘束していた針金が切れた音だった。
あまりに一方通行が手を激しく動かしたので、安っぽい針金が耐え切れずに捻じ切られたのだ。
能力一つを使うだけで、立場が一瞬で逆転した。
まるで先程の、あの雪原の戦いの時と同じように。
番外個体にとっては、予想すらしていなかった出来事だろう。
今まで屈辱に塗れていたはずの赤い瞳が、それまでとはまるで違う光を放ちながら、自分を見下ろしている。
彼女はつい最近どこかで、この瞳を見たことがあるような気がした。
「随分と好き放題してくれやがったな、このインランがァ」
一方通行は気が付けば、番外個体に跨るような体勢になっていた。
両肩を腕で押さえつけ、彼女の両足の間に自分の足を入れて強制的に足を開かせている。
番外個体の現状を理解できていないような、ぽかんという顔が妙に彼の加虐心をそそった。
今まで自分を死ぬほど憎んでいた悪意の塊である少女が、とても弱く小さく感じられた。
気分が高揚する。
本来は、このまま蹴飛ばして部屋から閉め出すだけのつもりだった。
だがいつしか彼の頭からは、そんな考えは綺麗に抜け落ちていた。
目の前の少女をただ滅茶苦茶に壊したいという衝動が、彼の心を支配する。
彼の心の底に潜んでいる、狂気じみたサディズムの箍が外れる。
「お返しだ、天国までブッ飛ばしてやる」
そう言って赤い瞳を爛々と輝かせながら、白色の狂気は口元を吊り上げて笑っていた。
「それはどういう意味なのかな?」
番外個体が平静を装いながら、しかし僅かに震えた声でそう言った。
「女も抱いたことの無い童貞坊やが、ミサカを満足させてくれるって言いたいの? だとしたら面白い冗談だよ」
喉の奥から声を絞り出す。 でなければ、どうにかなってしまいそうだった。
目の前の少年を見ていると、心が恐怖で押しつぶされてしまいそうな気分になる。
番外個体はただ単純に、目の前の少年が恐ろしかった。
彼のその笑みは、絶対能力進化の実験で妹達を虐殺している時の、あの笑顔に似ていた。
猟犬部隊を追い詰めて恐怖を煽るように殺害していた時の、あの赤い瞳そっくりだった。
あの雪原で全てに絶望して狂ってしまいそうになった時の、狂気に染まったあの姿そのものだ。
顎が思わず上下に震え、歯がガチガチと無様な音を立てて鳴ってしまいそうだった。
それを悟られないよう、歯を食いしばって真正面を見据える。
だが、ほんの数秒だって一方通行の表情を直視することができない。
「やるなら早くやってくれない? それとも押し倒したはいいけど、やり方がわからないのかな?」
目を逸らしながら、震える声を押し殺して強気な言葉を搾り出す。
頭から血の気がサーッと引いていき、首の裏の辺りを冷たい汗が下りていくのが自分でもわかった。
一方通行が肩に当てていた手を彼女の柔らかな胸へと動かし、手の平で彼女の胸を包み込むと、彼はゆっくりと瞼を閉じる。
そして数秒ほど何か考え込んでいた様子だった。
番外個体は最初は身構えていたが、いつまで待っても何の刺激も来ない。
ますますもって、頭の中が混乱する。
「……どうしたの? ミサカのことを天国までブッ飛ばしてくれるんじゃなかったの?」
軽口を叩いてみるが、一方通行が動く様子は無い。
だが先程までの彼の姿が目に焼きついていて、相変わらず身動き一つ取ることはできなかった。
これから自分は、一体何をされるのだろうか。
前言の通り、この白い狂気に滅茶苦茶にされてしまうのだろうか。
そう考えると底知れない程の恐怖と不安が、心の底から湧き出てくる。
だがその湧き出てくる感情の中に、ほんの少しの期待が入り混じっていることに彼女自身は気づいていなかった。
十数秒後、一方通行はその赤い瞳を再びゆっくりと開いた。
そして口元を吊り上げ、番外個体の心を抉るような笑みを浮かべると
「待たせたなァ、演算完了だ。 約束どおり天国までフッ飛ばしてやンよ」
白い少年はそう言いながら、手にほんの少し力を込める。
刹那、番外個体の身体がまるで雷鳴に打たれたように跳ね上がった。
番外個体は、自分に何が起きたのか全く理解できなかった。
一方通行が何かをしたかと思うとそれが何なのかを理解する間も無く、一瞬で頭の中が真っ白になっていた。
まるで脳の中心に、強烈な電撃を放たれたような感覚。
身体がいうことを利かずに、ビクンビクンと独りでに跳ねる。
「はひ、ひぃ…… あぁは、は」
気が付けば、喉の奥から情け無い声が漏れていた。
自分の口元からだらしなく涎が垂れ、舌がだらんと口から出ているのがわかった。
身体が燃えるように熱く、頭がどうにかなりそうだった。
「ら、らにしたのかな……? みしゃかのからら、らんかおかひいんらけろ……」
呂律が回らず、まともな言葉さえ口に出来ない。
視界がぐるんぐるんを回って、窓から入ってくる光がチカチカと瞬いているような錯覚に囚われる。
「おかひい、みしゃか、あたまおかひくなっれる…… あなた、みしゃかにらにしらの……?」
一方通行の手が擦れるたびに、頭に強烈な刺激が走る。
こんな感覚は知らない、今まで一度も体験したことが無い。
「別に大したことはしてねェ。 ただ少し能力は使ったがなァ」
「のう、りょく……?」
一方通行の言葉を聞いた番外個体は、この感覚の原因が何なのかを、沸騰寸前の頭で考えてみる。
彼の能力はベクトル操作。 力の向きを変え、攻撃を『反射』させるのが主な使い方。
他にも血液の流れを逆流させて相手を殺害したり、生体電流を操作して脳そのものを書き換えることもできる。
……生体電流? 血流操作?
「まさ、か、あなた、ミサカの身体の……」
「ご名答だ。 俺の能力でテメェの生体電流の向きを色々と変えたり、血液や神経系伝達物質の流れも操作してやって
それによって快楽系神経伝達物質の分泌を高めてやることで、身体が極度の性的刺激を受けてる、って錯覚させてやったンだよ。
こんなに簡単にできるとは思わなかったが、その様子見てるとずいぶん良さそうじゃねェか、これ」
彼はそう言うと、再び彼女の胸に手を当てた。
逃げようとして身体を動かすものの、力など入ろうはずも無い。
「あがががっ! が、がが、がぁぁぁ!」
再び、強烈な快楽が彼女の脳を揺さぶった。
頭が一瞬でフラッシュバックし、全身が勝手にビクンビクンと飛び跳ねる。
喉から搾り出されたのはは、声の様相を呈していないただの音の塊だった。
一方通行は微笑を浮かべながら、もう一度手に力を込める。
「あー! あ、あぁぁぁー…… あ、あ、あぁーー!!」
能力を使用する度に、番外個体は面白いように涎を垂らして飛び跳ねる。
その様子があまりにも面白いので、もう一度能力を使う。
「が…… はひ、ひ…… んお、おぁぁぁ!!」
獣のようによがり狂う番外個体がとても面白いので、もう一度。
「ひ、ひぬ! ひんじゃう! ひ、あ、ああ、あはぁぁぁ……」
もはや目の前の少女には、悪意など欠片も見取ることができない。
未知の快楽に目を白黒させ、よがり狂う少女がいるだけだった。
「おいおい、ンなバカみてえな声出してンじゃねえよ。 そンなイイのか?」
「こ、こんなの、ミサカ知らない…… すごい、すごいよそれ……」
番外個体にはもはやロクに理性が働いていないのか、思ったことが勝手に口を突いて出て来ているようだ。
普段の彼女であれば、絶対にこんな素直な発言はしないだろう。
悪意も理性も全てを取り払われた、ただのか弱い少女の姿がそこにあった。
一方通行の心臓が高鳴る。
目の前の少女をもっと壊してやりたいという衝動に駆られる。
先程あれだけ好き放題やってくれたのだから、遠慮する必要は無い。
欲望の赴くままに、目の前の少女を陵辱してしまおう。
時間なら、何故かたっぷりと余っているのだから。
303 :
195:2010/08/20(金) 01:47:59 ID:YXJAGSqV
以上です
私生活が本格的にヤバげになってくるので、続きの投下は少し遅れるかもしれません
休み中に書いちゃえたら投下できると思いますが
ではまた後日
GJ!!
このペアやっぱいいなあ
ぬおっ
二人のイチャイチャが眩しすぎるぜ
GJ!
いい仕事してるぜ
イチャ……イチャ……なのかw?
それはさておきGJ! ロリっ子以外は範囲外だったのにくやしい番外個体可愛いよお!!
シーツをつかむのは女性だけだと思っていました
>>303 今あなたにはエロスの神が降りてますよGJ!
さすが一方通行! なみの能力者じゃ出来ない性的仕返しを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!
GJGJGJ!!
新しい御坂に可能性を見出してた矢先!!
天才現るぅぅ
「はぁっ、はぁっ。約束の時間に遅れた・・・先生怒ってるよな?」
上条当麻は何を焦っているのかというと担任の小萌の家で小萌と週に何度か密会してい
る。その約束の時間を1時間も遅刻していた。
(お、怒られても上条さんが悪いんだから謝ろう)
トントン。当麻は覚悟を決めてドアをノックした。
少し遅れてガチャリとドアが開くがそこには家主ではなく
小萌の自宅に居候している少女が表れた。
「遅れてごめん!先生!」
「いらっしゃい上条君。小萌は。買い物。しばらく戻ってこないと思う」
「ひ、姫神!?」
当麻はドアが開いた瞬間に謝ったが中から姫神秋沙が表れ動揺する。
(な、なんで姫神が・・・インデックスと出かけてるんじゃ・・・)
二人の関係は周囲には秘密である。特に一緒に暮らしていて当麻に好意を抱いている姫
神には特に配慮していた。
「小萌に用事?それなら帰ってくるまであがってるといいと思う。あがってく?」
「あ、あぁ・・・」
なんとなくその場の雰囲気であがってしまった。
「お茶。よかったら飲んで」
「あ、ありがとな、姫神」
何となく居心地の悪さを感じたのか喉が渇く。姫神の淹れたお茶を口に含む。
「ぷはぁ。姫神の淹れてくれたお茶おいしかったぜ。毎日飲みたいな」
「き。君さえよかったら。いつでも」
(よ。よくそんな恥ずかしいことを)
姫神は当麻の発言に頬をほんのり染めてしまう。
当麻が二口目を口に含んだ時姫神から予想外の質問が飛んできた。
「ところで。上条君は。小萌とセックスしにきたの?」
「ぶふっ!?ひ、姫神さん?な、なんの話でございましょう?」
姫神が直球の質問をぶつけてくる。当麻はベタだが口に含んだお茶を吹き出した。
なんとか誤魔化そうとするが失敗する。
「隠さなくてもいい。君たちがそういう関係なのは知ってる。この目でみた」
「・・・」
「・・・」
当麻と目の前の少女との間に重たく気まずい空気を感じ、この現状を打開する方法を
考えるが全く思い付かない。もう終わりだ、そう思った。
すると姫神が気まずい雰囲気を打ち破るようにこういった。
「君と小萌がしてたこと。私にもしてほしい」
「えっ?上条さん聞き間違えた可能性もあるのでもう一度おねがいしても・・・?」
「は。恥ずかしいから。二度は言わない」
姫神は照れ隠しのつもりか隣りに座っていた上条の首に両腕を巻きつけ自信の重さで押
し倒した。突然の事に慌てる当麻。
「ひ、姫神さん?悪い冗談は上条さんお好きじゃありませんことよ?」
「冗談でこんなことしない。君の事が好き。だから抱いてほしい」
姫神の真剣な眼差しに当麻は見惚れてしまった。一度するだけならと思った。
「わかった。出来るだけ痛くしないように努力するよ」
「やっぱり君は優しい。そういう所が好き」
そう言うと姫神は当麻の唇に吸いついた。
「んん・・・」
二人だけの特別な時間がゆっくりと長くつづいた。姫神の唇の柔らかさに当麻は
虜になった。もっともっと味わいたいと思ったが初めての相手を気遣いそこはぐっとこ
らえる。
何分経っただろうか?長く長く続いた接吻はどちらともなく離れていく。
「上条君。そろそろ・・・してほしい」
「あぁ、優しくする」
二人はもう一度唇を合わせ力強く抱きしめ愛し合うのだった。
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
「私の中。君ので一杯。幸せ」
「そ、そっか。そりゃよかった」
姫神の秘所からは白く濁った汁が溢れ出ている。姫神の鳴き声も含め可愛さゆえに
存分に若さをぶちまけた。二人共すっかり夢心地に浸っていたが姫神の一言で地獄に真
っ逆さま。
「私は上条君に中出しされた。もうお嫁に行けない。君には責任をとってもらうから」
せ、責任?・・・は、はは・・・責任・・・責任・・・。
当麻は責任という重たいもので殴られ、顔が真っ青になる。
「心配しなくて大丈夫。小萌には説明しておくから。安心して」
あぁ・・・俺の高校生活もピリオドが・・・。
なんやかんやで姫神と小萌の両手に花のエンドを迎えた当麻は、幸せすぎて不孝だ、と
いう名言?を残すのだった。そして当麻と小萌の約束していた時間は実は明日だった事は秘密である。
いつかは職人さんみたいに書いてみたいですね
SSを書きたいと思ったその時、既にお前は職人なんだぜ
>>314 まずはここまで書き切ったあなたにGJと言いたい。
姫神って案外計算高い(それが天然なのかわざとかは不明ですが)感じってありますよね。
そして荒削りな感じはまだまだしますが、あなたが書いたのは十分SSですよ。
後はここに投下されたSSなどを読んで簡単な投下ルールを学ぶともっとSSらしくなるのではないでしょうか?
簡単に気になった点としては、文章が不自然にぶつ切りになっていました。
これは携帯だからそう見えるのか不明ですがPCからだとどうでしょう?
とにかく好きなら書いて書いて投下あるのみですよ!
次回も期待してます。
上条さん、風俗へ行く
鉄網さんが好き過ぎて殴り書きしてしまった……。
注意です。
・ヒロインは鉄網という「誰?」なキャラです。
・ある程度(重度)の設定改変あり。
・鉄網の性格をやや(かなり)捏造。
・文章力に自信無し。
以上でもおkな人は読んでいただけると助かります。
ここのところ鉄網はとある少年に興味を覚えていた。
病室の窓から外を見ると、リハビリで体を動かす少年の姿が見える。
少年の元に時には二人の男友達らしき人達が、時にはシスターさんが、時には学園都市の第三位が、時にはセーラー服の美女二人が、また時には……、とにかく沢山の人がお見舞いに来る。
病院が同じ関係で少年を時折見かけるのだが、その少年の何に鉄網は興味を覚えたのか分からない。
分からず仕舞いのまま、少年は退院をしていった。
少年の退院後、再び興味の対象を失った鉄網はいたたまれない、空虚な気持ちに囚われる。
もっとも……、後日再び少年は入院してきたのだが。
話は少し過去に遡る。
暗部間抗争……、暗部組織『スクール』の武力蜂起により起きたこの乱の真っ只中に鉄網はいた。
『スクール』同様、学園都市へと蜂起を起こした『ブロック』の一員として。
意見解析の能力により裏切り者をあぶり出す役目を負っていた彼女は、『グループ』の一員である海原にその右腕を吹き飛ばされた……、とまで言えば思い出す読者も多いだろう。
右手を失い、失血と痛みで行動不能に陥り、リーダーの佐久に見捨てられた彼女を偶然にも発見したとある警備員が救ったため、鉄網はこうして入院し治療を受けていた。
意識が覚醒したときは既に『スクール』と『ブロック』の暴動は鎮圧されており、『グループ』を除いた暗部は全て構成員の欠如により壊滅していた。
壊滅した暗部組織は残党で統合され、再結成をされるらしい。 声がかかっていないところ鉄網はおはらい箱になったと見ても良いだろう。
鉄網はこの時点で自分の存在意味を見出だせなくなっていた。
結局、鉄網は暗部という学園都市の根底にこびりついたような存在に過ぎなかったのだ。
そこから切り離された現在、鉄網に明るい未来など訪れるはずなど無かった。
いっそ舌を噛んで死んだ方が楽かもしれない、そういった考えが鉄網の心の奥で芽生えはじめたとき少年を見かけた。
少年はいつも誰かに見舞われ、誰かと共にいた。 そして何より楽しそうにいつも笑っていた。
誰かと共にいて、楽しそうに笑う、それは鉄網には理解できないことだった。
利害で結び付き、不要になれば切り捨てる暗部。
そんな暗黒の世界にこびりついていただけの鉄網に理解できるはずなどないのだ。
少年のように、光溢れる世界に生き、仲間と共に笑い合うことなど、決して理解できない。
だからこそ、鉄網は少年に興味を覚え、自殺に踏み込まずにいた。
「なぁ、アンタ。」
「……!?」
ある日の夕暮れ、リハビリの為に外で体を動かしていた鉄網は突如後ろからかけられた声に振り向いた。
とがった黒い髪の少年。
以前から鉄網の頭の隅で異質な存在感を放つ少年に他ならなかった。
「アンタ、確か俺の隣の部屋の人だよな? 確か前に俺が入院したときもそうじゃなかったっけ? もしかしてよく入院すんのか?」
「……。」
鉄網は答えない、というより答えられない。 ただでさえ口数が少ない上に、突然興味の対象だった少年に接近され、その頭の中は混乱を極めていた。
「あれ? もしかして上条さん、何か悪いこと聞きました?」
「……。」
「あ……、あははは、すみませんでしたー。」
「あ……。」
何も喋らない鉄網に耐え兼ねたのか、上条は怖ず怖ずと体を引き、その場を去ってしまう。
呼び止めようと小さな声を出したときには既に少年の背中は遠ざかっていた。
せっかくのチャンスだったのに。 でも何を話せばよかったのだろう?
病室に戻り、夜が来て、ベッドに潜り込んでも鉄網の頭の中には夕方の事が何度も巡っていた。
そのうち、そんな自分に疑問符を投げる自分が現れる。 何故そんなに少年のことを気にするのか、と。
分からない。
鉄網には決して分からないのだ。
分からないことにか、また別の何かが起因しているのか、鉄網の胸はぎゅっと締め付けられた。
苦しい胸を左手で抑える。
「はぁ……。」
苦しい、息が出来ないほどに、どうしようもなく。
ナースコールをしても意味はないだろう、鉄網の胸の苦しみは外的なものではない。
「んっ……。」
胸を抑える力が更に強くなる。
その時鉄網は胸から苦しみと同時に切なさと、快感が走ったのを感じた。
「ふっ……、んんん……。」
胸を押さえ付けていた手は、次第に揉むという動きに変化した。
だが、それをすればするほど切なさと苦しみが溢れてくる。 にも関わらず、同時に訪れる快楽に逃げどころを求めるように鉄網は行為を繰り返した。
「ふくっ、ん……、はぁ……。」
やがて自分の下腹部に更なる切なさが生まれてきたことを鉄網は感じ、左手をそちらに移す。
服の上から触れた途端、電撃のような衝撃が体に流れびくりと体が跳ねた。
「あっ……、っん、はぁ……、あぁ……。」
声のトーンは次第に高まり、服の上から湿り気を感じる。
指で擦れば擦るほど湿り気は強くなり、快感は高まる。
やがて声を抑え切れなくなり、布団を噛んでその快感に堪える。
やがて決壊したダムのように鉄網の身体に篭っていた快感は溢れ出し、鉄網の身体はびくびくと連続的に跳ねた。
口の端からは唾液が垂れ、顔は上気し、脚はだらりと広げたまま投げ出されていた。
快感の中心は未だにひくひくと脈動を繰り返している。
指に纏わり付く液体を意識すると鉄網の胸は妙に高鳴った。
そんな鉄網の耳にガラガラ、という音が届き、次いで息を飲む人の音が届いたとき……、鉄網の意識は初めてはっきりと現実に帰還した。
「あ……、す、すみませんでした!!」
部屋に入って来たのは夕方の少年だった。
部屋の扉を開けてすぐはボーッとしており、しばらくしてハッとして声を出していた。
恐らく寝ぼけてこの部屋に入ってしまったのだろう。
妙なぎこちなさに怯えたか、少年は鉄網の部屋から逃げるように去ってしまった。
火照りきった自分の姿を、しかもきっかけとなった少年に見られたと、鉄網の顔は羞恥の朱に染まる。
「不幸だ……。 よりにもよって退院前夜に……、しかも夕方傷付けちまった人の部屋に突入してしまうなんて……。」
独り言のつもりだろうか、鉄網にはハッキリと扉の向こう側の声が聞こえていた。
何が不幸だ、と思う以上に鉄網は聞き逃せない言葉を聞いてしまった。
退院前夜、すなわちまた少年には会えなくなるのだ。
今回は少年が幸か不幸か再び入院してくれたのでまた会えたが、次また入院してくるとは考えにくい。
つまり、今夜以外に少年とは会えないのだ。
急いで立ち上がると、内側の腿に這う愛液がパジャマに付着し、妙な心地悪さを感じたが既に鉄網の頭はそんなことを気に留めてはいなかった。
自室の扉をガラッと開ける。 少年の姿は既に消えていた。
「あ……。」
遅かった、結局少年に何も言えないまま会えなくなる。
どうしようもない悲しみと切なさに胸が押し潰されかけたとき、鉄網の頭に一つの記憶がよぎる。
−「あれ? もしかして上条さん、何か悪いこと聞きました?」−
そうか、少年の名は上条と言うのか。
確かに大切なことだが、もっと大切なことを少年、もとい上条は言っていたはずだ。
−「アンタ、確か俺の隣の部屋の人だよな? 確か前に俺が入院したときもそうじゃなかったっけ? もしかしてよく入院すんのか?」−
これだ、と鉄網の頭に一瞬の閃光が走った。
上条は自分を『隣の部屋の人』、と言った。
裏を返せば鉄網の隣の部屋に上条はいるのだ。
こうなれば話は早い、鉄網は隣の部屋の表札を見た。
表札には確かに上条の名が書かれている。
鉄網の感情は絶望と焦りから一瞬にして安堵にすり替わった。
後は部屋に入って上条と話をするだけ。
話をして、自分が上条を気にする理由を突き止めれば良い。
それが分かれば自分は何か変われる気がする。
期待感に胸を弾ませながら鉄網はその扉を開けた。
ドアが開き、人の気配を感じたのか上条の体は驚きで跳ねた。
やがて鉄網の姿を認め、上条の顔に僅かな恐怖が浮かんだ。
「え、えーっと……。 不幸ポイント5倍デーか何かでせうか……?」
認めるなり顔を引き攣りながらそんな発言をする上条のデリカシーを鉄網は本気で疑った。
上条の発言をあえて気にせず、鉄網は足音を殺して上条に近付いた。
上条のベッドの前に立ち……、急に鉄網の足はすくむ。
何を話せば良いのか、結局のところ鉄網は夕方と同じことを繰り返そうとしている。
非常に重苦しい空気が病室に流れる。
沈黙を破ったのは上条だった。
「た、確か……、お隣りさん……、だよな?」
上条が必死で空気を取り繕うとしているのが伺える。
上条の好意を無駄にしてはいけないと、鉄網は飽和状態な頭を働かせてとりあえず相槌を打った。
「さっきは……、その……、ゴメンな?」
さっき、とは夕方のことかそれとも自慰を見てしまったことか、あるいは両方かもしれないが、鉄網はとにかく頷いた。
上条が必死に何か言葉を探しているのはわかるが、鉄網には新しい言葉が浮かばない。
何か話題は無いものか、こんな暗い話題ではなくもっと明るい話題が。
そう思い上条を観察していると、たまに上条の視線が自分以外……、正確には自分の瞳以外に向けられていることに気付く。
上条の視線を辿ると、パジャマについた愛液の染みに着いた。
そういえば上条は自分が絶頂を向かえた現場を目撃している。
気になるのもある意味当然である。
上条の視線に気付いた途端、鉄網は閃いた。 言葉で語れないなら言葉以外のコミュニケーションで語り合えば良い。
そうと決まれば即行動、である。
上条の頭の部分につかつかと歩み寄る。
「え? な、何ですか?」
上条は鉄網の動きに戸惑う。
そんな上条の頬に左手を添えると、鉄網は身を乗り出して柔らかく唇を重ねた。
唇を離し、上条を見つめる。
上条は目を白黒させながら鉄網を見つめる。
女性との関わりは一見多そうなのだが、意外と上条はウブなのかもしれない。
とはいえウブなのは鉄網も同じで、こういう行為に対する知識はあっても経験は皆無だった。
唇の触れ合った時間は僅か一秒にも満たない。
その僅かな時間、拙いキスは自慰の何倍も刺激的に感じられた。
心臓の鼓動が速いのを感じ……、鉄網は初めて上条が気になる理由がわかった。
知らぬ間に、鉄網は惹かれていたのだ。
光の世界で生きる上条に、何より自分の知らない笑顔を見せる上条に。
優しく、楽しげで、見ているだけで包み込まれるような上条の笑顔を鉄網は恋してしまっていたのだ。
恋愛感情への経験が無い鉄網は自覚と同時に正しいのか一瞬戸惑うが、戸惑いはすぐに拭われた。
理屈や経験云々以前に高いこの脈動が証明している。
自分は上条当麻という話もろくにしたことの無い少年に恋してしまったのだと。
「ちょっ……。」
ベッドに横たわる上条に馬乗りとなった鉄網は左手を上条の首に回し、抱き着いた。
自分の胸から自分以外の鼓動を感じ取れることに幸せを感じる。
同時に幾千万もの言葉に勝るコミュニケーションが二人の間で交わされる。
もう一方の手が無いせいで、これ以上深く抱き着けないことにこれまでにない不自由を感じた。
「ゴメン……。」
「……。」
不意に開いた上条の口から漏れたのは謝罪だった。
続きは聞きたくない、と言わんばかりに鉄網は自分の唇で上条の口を塞ぐ。
この舌が悪いのか、と舌を捩込み、上条の舌と絡ませる。
二人の間に水音が流れ、甘い吐息が交差した。
「はぁっ、はぁっ、き、聞いてくれ!!」
唇を離したら、上条はまだ何か言いたがる。
だがこれを聞いたらもう上条とは会えない気がして、鉄網はそれ以上言葉を紡がせぬよう再び口を塞いだ。
今日三度目のキス、一夜で語れる言葉を遥かに越えたコミュニケーションが行われる。
唇を離してももう上条は何も言わない。
恐らく受け入れられたわけではない、上条が諦めただけだろう。
辛くないと言えば嘘になるが辛いからと言って進まないつもりはさらさら無い。
鉄網はジーッと上条のジッパーを下ろした。
「ちょっ、ちょっと待てよ……。」
無論待たない。
天へと向けてそそり立つその根を鉄網はうっとりと見つめた。
手で形を確かめるかのように触ると、小さな口でそれを含んだ。
刹那、苦い味が咥内に広がった。
粘っこく、熱い液体だ。
上条から放たれた精液、鉄網はその味から甘美なものを感じ、その味に酔った。
上気したまま顔を上げると……、その顔は突如上条の胸に引き寄せられた。
「あ……。」
「上条さんもそこまで鈍感じゃありませんよ。 でも……、どうして俺なんだ?」
自分が上条に抱きしめられているのだと自覚すると、急に照れくさくなり、顔を真っ赤に染めた。
「え……、がお……。」
「ん……?」
「いつも……、楽しそうな……、笑顔が……、好き。」
途切れ途切れに、しかし確かに言葉を紡ぐ鉄網。
上条はその言葉を聞いてフッと微笑んだ。
微笑みながら鉄網の髪をさらさらと撫でた。
「あ……。」
それは鉄網の好きな笑顔とは違う、しかし優しげな笑顔だった。
また今までとは違った側面を持つ笑顔。 今までとは違った魅力的な笑顔。
鉄網の胸はその笑顔でスッと軽くなった。
「……。」
何も言わずに左手を頬に添え、四度目のキス。
今度は上条も求め返してくれた。
戯れるように舌を合わせ、顔を引くと二人の間に糸がかかる。
「……。」
「そっちの準備は……、良さそうだな。」
「ひゃう!? ……、……。」
秘所をパジャマ越しとはいえ、なぞられると腰が砕けそうになった。
潤いはパジャマ越しでも上条の指に伝わっている。
パジャマと下着を脱ぐと、既に溢れる蜜を滴らせる秘所が姿を現す。
その秘所を、上条へと宛がった。
腰を落としていくと、自身が上条で埋まりつつあるのを感じた。
強烈な鈍痛が走るのを感じるが、歯を食いしばって堪える。
秘所からは愛液に混じった赤い液体が共に溢れ出していた。
根本まで自身を押し込むと、上条にもたれ掛かり、顔を上げ、上条を見据える。
視線を感じた上条は再び鉄網に微笑みを投げた。
上条の微笑みに包まれた途端、秘所を支配していたものは痛みから快楽へと変化を遂げる。
「ふっ……、んっ……。」
ゆっくりと上条を秘所から引き抜き……、再び最奥へと押し込む。
「ひゃあ……、あっ……、あん……!」
途端、想像を超えた快楽が走り鉄網の身体はびくびくと収縮を繰り返す。
「あっ、あぁ……、ふぁああん……。」
押さえがたい声、鉄網の声は次第に大きさを増していく。
可愛いげな嬌声、卑猥な水音に誘われ、上条も腰を動かせた。
やがて求め合い、ぶつけ合いながら、二人は夜の闇へと溶け合っていった……。
翌朝、上条が退院した後、鉄網は義手を取り付ける手術を希望した。
あくまで勘に過ぎないが上条は再びこの病院に、そう遠く無い内に入院して来るだろう。
そんな日が来たとき、今度はもっと深く上条を感じるために、右手は必要だった。
やがて手術の日、無事に手術は成功し、まだ麻酔が聞いているため鉄網は病室で眠っている。
その手術を担当したカエルの顔をした医者……、『冥土帰し』の元に一本の電話が届いた。
「もしもし?」
《ご無沙汰だな、『冥土帰し』。》
その声に、『冥土帰し』は戦慄した。
かつて自身が救った命であり、この学園都市の統括理事長、アレイスター=クロウリー。
「今更君が何のようかな?」
《そちらで暗部の人間を預かっていると聞いている。 失った右手を今しがた修理したとか。》
「……。」
《それの意識が覚醒次第『回収』したい。 片手が無いなら利用価値は無しかと思っていたが貴方の作った義手を付けたのなら話は別だ。》
「……、その話は……。」
《断る、断らないではない。 『回収』するのだ。 ちなみにあれから芽生えつつある命をそちらで摘み取ってもらえると助かる。》
「何だって!?」
その発言には『冥土帰し』もぎょっとした。
アレイスターという人間は良くわかっているつもりだったがその言葉にはカッとなった。
「ふざけないでくれるかな? 君は患者を何だと思って……。」
しかし、『冥土帰し』の言葉はアレイスターには届かない。
アレイスターは電話を既に切っていた。
悔しそうに、『冥土帰し』は歯ぎしりをするしかなかった。
目が覚めれば鉄網は再び闇の世界へと帰っていく。
しかし、それはある意味元通りの生活であり、少なからず鉄網も望んでいたものだ。
だが、鉄網は眩しい光と出会ってしまった。
目が覚めた時、鉄網が思うのは幸福か不幸か。 それは彼女にしか分からない。
>>238 そんなら上条さんは自分の理論押し付ける偽善者だな
( ゜д゜)
まずは
>>326にGJだろー?
上やんの撃墜性能に敬礼!
うめー。新たなる光誕生の予感。
挿絵はアンダーラインのバストアップ画像だけ。
台詞文は3つぐらいしかない鉄網で、よくぞここまで。
欲を言えば、能力の『意見解析』をもっと絡めさせられたら、
鉄網描写の捏造感を薄めつつ、話を深められたやも。
心を読めるのって、こういう色恋沙汰の話にはおあつらえ向きだし。
…………故に使い所が難しいとも言えるけど。
ID:qQwoU/WL
なにこの基地外キモイ
>>326 登場シーンが数えるほどしかないのにスゲーなおいw
愛は強しか、GJ!
>>326 あなたの溢れるキャラへの愛と文章力にGJ!
これこそSSの醍醐味ッ!!
黒子x上条きぼん
黒子は多分、一端デレが入ると物凄く甘えそう
それこそ「お兄様お兄様お兄様〜♪」みたいな
黒子のデレの破壊力はやばい
>>326 オレ得SSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
GJです
340 :
195:2010/08/22(日) 02:05:13 ID:kbpesM4T
>>302の続き投下させて頂きます
番外通行で7レスほどです
一方通行の指が動くたびに、番外個体は気が狂ったような声を出す。
彼の指が当たっている所から、味わったことの無い快楽が脳目掛けて一直線に走っていく。
ただ胸を揉みしだいているだけのはずなのに、脳が壊れてしまいそうな気分になってくる。
一方通行の指が、既にギンギンに硬くなった乳首を摘み上げる。
「はが、は、ふ…… お、ああああああああ!」
一気に絶頂付近まで押し上げられ、番外個体は目を見開いて大声を上げた。
だが一方通行の手が休まるはずも無く、彼は番外個体の様子を楽しむかのように彼女の乳房を甚振り続ける。
「らめ、おかひく、おかひくなりゅ! みしゃか、ころされひゃうぅ!」
「ンな事で死ぬわけねェだろうが。 もう1回いくぞ」
その言葉と共に一方通行は左右の乳房の先端を摘み、捻じ切るように思い切り抓り上げた。
「ッ〜〜〜〜〜〜! か、は―――!!」
番外個体が痛みではなく、明らかに快楽によって身を捩る。
だらしなく涎を垂らした口からは、歓喜の声が漏れていた。
息も絶え絶えになった番外個体の首筋に、一方通行が優しく口付けをする。
首の後ろにガーゼが貼られているので、そうではない部分を優しく吸い上げる。
能力を使っていないのか、強烈な快楽では無い、甘く優しい刺激が彼女の全身を駆け巡った。
「あ、ぅぅ……」
少しざらっとした舌先が、番外個体の肌を優しく刺激する。
舌先はそのまま下へ下へと降りていって、彼女の乳頭へ達すると、そこを擽るように口内で捏ね回す。
「ふ、はぁ……」
やっと息が整ってきた番外個体が抗議の声を上げるが、一方通行は意に介さない。
壊れ物でも扱うかのように慎重に、番外個体への愛撫を続ける。
「あ、ん…… っ……」
前歯で優しく甘噛みをしたり、ちゅうちゅうと赤ん坊がするように吸い上げたりすると、番外個体は弱弱しく、それでいて切ない喘ぎ声をもらした。
先程まで思い切り抓り上げていた乳首を、今度は優しく扱き上げる。
親指と人差し指を使って、その腹でくりくりと刺激してやる。
「ん、うんっ……」
やっと正常な判断が戻ってきた頭に、今度は甘い快楽が走る。
番外個体は彼女のものとは思えないような、ぼぅっと呆けた表情で一方通行を見つめていた。
一方通行は、番外個体の様子を観察する。
乱れに乱れていた呼吸が整ってきたし、呂律も回るようになっている。
いつもはこちらを睨みつけてくる瞳も、先程までは快楽の余り見開いていたが、今はとろんとした甘ったるい瞳になっていた。
口元から漏れてくる声も獣のような喘ぎ声ではなく、耳当たりのいい甘い声である。
どうやら、先程の衝撃から有る程度の時間が経ち、番外個体はだいぶ落ち着いて来たようだ。
だからこそ、再び能力を使って彼女を壊す。
一方通行は手を彼女の太腿に当て、能力を使用して生体電流を操作する。
「―――――――――――――――ッッ!! か、は…………!!」
完全に油断していた番外個体が、声にならない悲鳴を上げた。
白目を剥いてベッドの上を転げ回る彼女の姿が、一方通行に追い討ちをかける。
支配欲が強烈に刺激され、彼の脳内で多量の脳内麻薬が分泌される。
自分でも気づかないうちに、一方通行は笑っていた。
あの実験の時のように口元を不気味に吊り上げ、赤い瞳を爛々と輝かせて。
ずっと心の中で押し殺してきた嗜虐心が、一気に開放される。
番外個体の手によって爆発寸前だった性的欲求が、加虐欲求に置き換えられる。
目の前にいる少女を、壊れる寸前まで弄んでやりたい。
今の彼の頭の中にあるのは、それだけだった。
「あ、おおぉぉ! らめ、いきなりそんな、ずる、いぃぃぃ!」
彼が能力を行使する度に、バチンバチンと番外個体の脳がスパークする。
手足をやかましく振り回すのが鬱陶しいので、先程彼女がやっていたように、足の上に跨って両足を固定する。
「いぎぃぃ! こわれ、みしゃか、あたまこわれる! が、ぁぁぁぁぁぁ!」
左腕を押さえつけて、上から身体ごと圧し掛かる。
一応、怪我をしている右腕だけは直接刺激しないように注意しながら、彼女の動きを完全に封殺する。
小柄な自分の下でじたばたともがき苦しむ少女の姿が、征服感を最高に擽った。
「ンなにみっともなく暴れてンじゃねえよ、この淫乱女が」
「はひ、ひ…… ふ……」
一方通行が、息も絶え絶えの番外個体の耳元でそう囁く。
快楽で煮えたぎった番外個体の頭の中で、その声だけがやけに鮮明に響いていた。
「これでも加減してンだぜ? まだまだ出力五割引きって奴だ」
ゾクリ、と番外個体の背筋に何か冷たいものが走った。
その言葉が本当なら、番外個体は本当に壊されてしまいかねない。
だが背筋に悪寒が走ると共に、このまま滅茶苦茶に壊されてしまいたいという淡い期待が脳裏を過ぎる。
「やめ、やめて…… これ以上されたら、ミサカ狂っちゃう、おかしくなる」
哀願するように番外個体が声を絞り出す。
およそ彼女らしくない言葉に、一方通行の加虐心が心地よく刺激される。
「そンなにやめて欲しいか? その割には随分喜ンでみたいじゃねェか」
「ミ、ミサカは喜んでなんかいないんだけど…… 何を勘違いしちゃったのかな?
あんなことされても、ただ苦しいだけで他には何も感じてなんか……」
一方通行の言葉を聞いて、番外個体は反射的に口を動かしていた。
それが一方通行の情欲を煽るだけだと知っていても、なぜか口が止まらない。
「そうかいそうかい。 だったら……」
微笑を浮かべながら、一方通行が再び彼女の身体に手を伸ばす。
下腹部のあたりに右手を置くと、番外個体はビクッとしたように顔を引きつらせ、身体を震わせた。
「次はもう少し強めにいくかァ?」
「え、ひっ……」
バチン、と番外個体の頭に火花が散った。
冷めてきた頭が、一瞬で沸騰寸前まで加熱される。
瞬間、部屋全体が彼女の絶叫に包まれた。
両手両足に力を込めて、番外個体を押さえつける。
どうにかして逃げ出そうとする彼女を、能力を使わずにただ腕力だけで静止させる。
もがき苦しむ番外個体の姿を見下ろしていると、自己のどす黒い支配欲が満たされていくのがわかる。
鼓膜に響く彼女の絶叫が、妙に扇情的に聞こえた。
番外個体の身体を無理矢理押さえつけながら、一方通行は彼女の柔らかい体を堪能する。
赤みを帯びた皮膚に舌を這わせると、熱を帯びた張りのある肌が舌先を押し返すように刺激してくる。
彼女が暴れる度に、その胸が一方通行に押し付けられるような形になり、それが更に彼の情欲を煽る。
泣き喚く番外個体がどんな情け無い表情をしているのかを確認しようとして、一方通行がふと目を上げると
「はひっ、ひ…… もう、やめ、やめ…… ミサカ、ミサカ……」
目を涙でいっぱいにして、今にも泣きそうな表情で懇願する番外個体がいた。
「おいおい、あれだけ強がっておいてもうギブアップかァ?」
「も、もう無理…… ミサカの身体、痺れて、感じすぎておかしくなってるから……」
「……ンだァ? やけにしおらしくなりやがって」
先程まで、彼の興奮を煽る材料でしかなかったはずの番外個体の泣き顔が、なぜか一方通行の良心をチクチクと刺激していた。
なぜか脳裏に浮かんできたのは、昏睡状態で苦しむ打ち止めの姿や、『実験』で犠牲になった妹達の顔。
その表情を見て、彼はやっと思い出す。
この少女だって『ミサカ』なのだ。
「今後一切何があっても、『ミサカ』を傷つけない」と誓ったはずだったのに、自分は何をしているのか。
仕返しという名の下に、自分の下衆な欲望の赴くまま彼女を陵辱するなど、許されるはずも無い。
目に涙を一杯溜めてこちらを見つめてくる少女を見ていると、最高潮まで高まっていたはずのテンションが急激に下がっていく。
彼の中でどうしようもなく肥大していた嗜虐心が、穴の空いた風船のようにしぼんでいった。
熱に支配されていた頭が、冷や水を被ったように冴えてくる。
彼の狂気じみた嗜虐心は、いつの間にか完全に消えてた。
そしてその冷め切った状態で、自分がやってきた行動を再確認すると、彼は思わず頭を抱えてしまった。
力任せに女性を陵辱するなどという、とんでもない下衆で馬鹿げたことをやっていた、と。
(なァにやってンだ俺は。 馬鹿丸出しじゃねェか)
彼は心の中で自嘲気味にそう吐き捨て、番外個体の拘束を解く。
半脱ぎになっていたズボンと下着を履き直し、電極を通常モードに戻して、彼は大きなため息をついてベッドの端に座り込む。
「悪かった、少し調子に乗りすぎちまった」
そして一方通行は壮絶な自己嫌悪の中、ボソリと小さな声で謝罪の言葉を口にした。
消え入りそうなほどに、本当に小さな声で。
「……は? え?」
面食らったのは番外個体のほうである。
彼女はただただ呆然としていた。
何と言うか、好物をギリギリまで見せられておいて、いきなりお預けを喰らった子犬のような表情で。
そりゃ自分で「やめて」と言ってたし、正直あれを続けられては身が持たなかった。
開放されてよかったという気分はあるものの、番外個体はものすごく釈然としない気持ちになっていた。
自分がぽけーっとしたマヌケな表情をしていることにも気づかないまま、一方通行に視線を移す。
彼は両手で頭を抱えて、ものすごく思いつめた表情で自己嫌悪に陥っていた。
番外個体は心の底から思った。
そりゃ無いだろう、勝手すぎるだろう、と。
あれだけ好き放題やっておいて、今更そりゃ無いだろう、と。
散々自分の身体を弄んでおいて、絶頂寸前まで昂ぶらせておいて、心の奥底にあった被虐願望まで引きずり出しておいて。
心のどこかでほんの少し「このまま壊されてしまいたい」と思っていた自分が馬鹿みたいに思えた。
心の奥底から、沸々と怒りが湧き上がってくる。
そして彼女は怒りに打ち震えながら、近くにあった枕を手に取り、それを一方通行の頭に思い切り投げつけた。
「痛ェ!」
「何それ! ミサカのこと好き放題にしておいて何それ!? 頭にウジでも沸いてるの!?」
ボスンという鈍い音と共に、一方通行の頭に妙に硬い枕が直撃する。
そして思いのたけをぶちまけるように、凄まじい勢いでまくし立てる番外個体。
心なしか、顔がほんのりと赤くなっているような気がする。
「……はァ? あれだけ『やめろ』って言っておいてなンだそりゃァ」
「うわ、もしかしてセックスの途中の『やめて』とか『イヤ』とかを真に受けちゃったの?
まさかここまで童貞丸出しだと思わなかったよ。 正直な話、ミサカ今ドン引きしてるんだけど」
「いちいちそれを引き合いに出すンじゃねェ、スクラップにすンぞ」
「一応そこは反論するんだ…… っていうか本当に童貞? やけに手馴れてなかった?」
「どうでもいいだろ、ンなもん」
「いや、ミサカ的にはそこは大問題なんだけど。 あなたもしかして、本当は非童貞?
ってことは一時期同棲してた、あの研究員か警備員あたりと爛れた関係になってたの?」
「ンなわけあるかァ! どういう脳の構造してンだテメエ!」
「あー、でも童貞だったら、それはそれで笑えるね。
とっさに能力のあんな使い方を思いつくわけないから、前々から妄想してたってことだもんね。
妄想逞しい事だね、第一位」
「なッ……!」
鬱憤を爆発させるかのように、番外個体が一方通行を攻め立てる。
とても先程まであんな泣き顔をしていたとは思えないほど、悪意の入り混じった笑顔を浮かべて。
「もういいだろうが。 俺が悪かったっつってンだろ」
喧騒の中、一方通行が神妙な顔でそう言った。
「え? 童貞かどうかの検証がそんな苦痛だった? ならミサカとしては余計に……」
「そっちじゃねェ! つーか1回それから離れろ!
……安い挑発に乗って、テメェを好き勝手滅茶苦茶にしたことだ」
小さくため息をつき、頭に手を当てて俯く一方通行。
今になってよく考えてみれば、能力を使って番外個体の身体を操作していたわけである。
異常に高揚していたあのときは考えもしなかったが、下手を打って操作を間違えようものなら大惨事だった訳で。
(全く、そもそもこいつがあンなことをしてこなきゃ…… いいや、馬鹿正直に乗せられた俺がアホだっただけか)
思い返してみれば、本当に馬鹿げた話だった。
あんな色仕掛けなどに引っかかって、本気になってた自分が心の底から情けなく思えた。
胸に手を当てさせられたくらいで馬鹿みたいに動揺してた自分を思い出すと、思わず頭が痛くなる。
だがそれを思い出すと同時に、まだ手に残っている気さえするあの柔らかい感触も思い出してしまったのか、一方通行はブンブンを首を横に振った。
(何思い出してンだ俺ァ…… っつーか、あれぐらいで何動揺してンだ)
だがどれだけ頭を振って忘れようとしても、彼女の身体の感触が頭から離れない。
一つ思い出すと、まるで数珠繋ぎのように先程の出来事がフラッシュバックしてくる。
番外個体のあの淫猥な表情。 快楽の余り涙を浮かべていた瞳。 汗の味がしたあの柔らかい肌。
瑞々しく弾力の有る胸。 しなやかな太腿。 脚の間にうっすら生えていた茶色の……
「……寝る」
一方通行はそう呟くと硬い枕を頭に当てて、ベッドに寝転んだ。
横には素っ裸の番外個体がいたが、あえて視界に入れないように顔を背ける。
(クソが…… どうかしてンだ俺ァ。 寝りゃ忘れンだろ)
眠たくなど無かったが、瞼を下ろして強引に眠ろうとする。
とりあえず、どうにかしてこの妙な状態から抜け出したかった。
「……ミサカのことは完全放置?」
ある意味、これもオリジナル譲りのスルー体質が成せる技なのかもしれない。
ベッドの片隅で座り込んでいる番外個体が、一方通行の身体を揺さぶる。
「そう。 あなたはミサカのことをあんなに弄んでおいて、飽きちゃったら捨てちゃうんだ」
「だから悪かったっつってンだろ。 気の迷いってやつだ、忘れろ」
「いや、そういう問題じゃ無いと思うんだけど。 っていうかその態度は流石にミサカでも引くんだけど」
「うるせェ。 気は済ンでねェだろうが、せめて後にしろ後に」
半ば現実逃避に近い形で、無理矢理でも夢の世界へと旅立とうとする一方通行。
番外個体は、心底面白くなさそうな顔でそれを見ていた。
先ほどのこみ上げてきた怒りは、怒りを通り越して呆れにまで達してしまったようで、いつの間にか消えうせていた。
それに代わって、何か物足りないような、満たされないような感覚が心を埋め尽くす。
まだ身体の芯に残っている甘い痺れが、彼女の身体を勝手に動かす。
首筋を手でそっと撫でてみる。
先程、一方通行が口付けていたあたりをなぞってみると、なぜか訳も無く頭がぼうっとする。
強烈な快楽をもたらしていたはずの能力責めよりも、その口付け一つがやけに頭に残っていた。
それは悪意ばかりを見てきた少女には新鮮な感覚で、それでいてどこか心地よいような感覚。
物足りない、もっとしてほしい。 頭の中にあったのはただそれだけ。
気が付けば番外個体は、一方通行に後ろから包み込むように抱きついていた。
そして自分でも信じられないほど甘えた声で、一方通行の耳に囁く。
本当に彼女のものとは思えないほどの、蕩けるような甘い声で、白い少年の心を狂わすように囁く。
「続き、ちゃんと最後までしてよ」
(まァた、この展開か。 何なンだ、全く……)
心の中で、思わずそう嘆く一方通行。
彼はほぼ全裸の番外個体に、背後から抱きしめられていた。
背中には柔らかい胸が押し付けられていたし、左手が彼の胴をぎゅぅ、と優しく締め付けている。
彼女の両脚が彼の脚に絡まっていて、全身のそこら中から彼女の体温が伝わってきた。
そして耳に入ってくるのは、今まで聞いたことが無いほどの甘い囁き。
「ミサカ、こんなのじゃ全然物足りないよ? もっとしてよ」
ふぅっ、というような音を立てて、彼女の吐息が一方通行の耳朶を刺激する。
だが先程までとは違い、彼は幾分かは冷静だった。
一度極限まで加熱された頭が、一気に冷やされたことが効いたのだろう。
今、自分の背後にいる少女は『ミサカ』である。
何があっても、『ミサカ』を傷つけることは許されない。
あの時そう心に決めた以上、後ろにいる彼女に手を出すことは絶対にできない。
「一人で勝手に盛ってろ。 俺はもうしねェぞ」
一方通行がぶっきらぼうに番外個体を突き放す。
そりゃ彼だって、先程の生殺し地獄から一度も抜け出せていないのだから、物足りないという感じはある。
心の中では、このまま番外個体の言葉の通りにしてしまいたいという欲求だってあるのだ。
だが先程のように、自分が『ミサカ』を傷つけるような破目になってしまっては、絶対にいけない。
それも、こんな下らないことでその約束を反故にしてしまうなど、冗談でも笑えない話だ。
だが番外個体の言葉は、その強固な意思を通り抜けるかのように通過して、彼の官能を直接刺激する。
「あなたじゃなきゃ嫌。 愛だとか恋だとか、そういう馬鹿みたいな感情じゃないけど、なぜかそう思う。
ミサカは、あなたにして欲しいと思ってる。 この身体の疼きを、あなたに止めて欲しいと思ってるの」
脳天を金槌でブン殴られたかのように、一方通行はぐらりとよろめいてしまいそうになった。
愛という馬鹿げた感情では無い。 ましてや、恋などという幻想めいた感情でもない。
番外個体は、それだけは確信していた。
今の自分が一方通行に対して感じているのは、他の『ミサカ』達が、あの幻想殺しに抱いているような甘酸っぱい感情とは全く異質のものだ、と。
彼に触れて欲しいというのも、彼に滅茶苦茶にされたいというのも、恋心や男女愛などから来る感情では無い。
単純に、身体の渇きを満たしてくれるのに最も適しているのが、目の前にいる少年ということだけだ、と自分にそう言い聞かせる。
では、この何ともいえない感情は何なのだろう、と番外個体は考える。
だがどれだけ頭を捻っても、自分の中にある情報を引き出してみても、該当する答えは出てこない。
これは愛では無い、というのだけははっきりとわかっていたが、この感情が何なのかはわからなかった。
「ミサカ達はどんどん人間に近づいている」と、あの雪原で彼にそう言ったのを覚えていた。
それは一方通行の精神を追い詰めるための言葉でもあったのだが、決して間違ってはいない真実でもある。
人間に近づくとは複雑なものだ、と番外個体は思わずため息をついた。
自分でも何なのかわからない、正体不明の感情に身を任せているのにも関わらず、なぜかそれがとても心地良くて仕方が無いのだから。
番外個体が自覚しているように、彼女が感じていたのは恋心などでは無い。
一度限界まで高められ、まだ冷め切らずに残っていた性欲。
先程と同じように、一方通行に滅茶苦茶にされたいという被虐願望。
あれだけ好き放題にやっておいて、途中であっさりと止められたことに対する怒り。
この少年がどんな顔を見せ、どんなことをしてくれるのかという、単純な知的好奇心。
先程の「あなたじゃなきゃ嫌」という言葉は、そういった感情が複雑に混ざり合って出たものだった。
だがもしかしたら、本当にもしかしたらの話だが、可能性が0ではないというレベルの仮定だが。
その複雑な感情の中にほんの一滴だけ、自分を救ってくれた少年への感謝の気持ちや、未自覚の恋愛感情が入っていたかもしれない。
最も、彼女がそれを自覚していない以上、真偽を知る者など誰もいないのだが。
左手で、一方通行の手を握り締めてみる。
数刻前に初めて味わったあの感触が、再び彼女の手に伝わってくる。
このプラスの感情も、自分は今まで味わったことは無い。
自分らしくないとは思いつつも、思わず目を瞑ってその感覚に浸る番外個体。
男性のものとは思えないほど滑らかな指や、柔らかい掌の感触を、一つ一つ確かめるように触ってみる。
「もうやめてなんて言わないからさ、ミサカのこと好きにしてよ」
番外個体にとっては歯の浮くような台詞だったが、こうでも言わなければ、恐らく彼は動いてくれないだろう。
悪意の申し子である自分が、こんな恋愛漫画のような甘ったるい台詞を吐くなんてお笑いだ、と彼女は心の中で自嘲してしまった。
そしてその一言で、一方通行の理性の堤防が静かに決壊し、先ほど押し込んだはずの欲望が解放される。
白い少年が、ゆっくりと番外個体の方を向き直して、閉じていた瞼を開ける。
そして番外個体の手を、壊さないようにぎゅっと優しく握り返し、彼女の意思を確かめるようにこう言った。
、 、 、 、
「ここから先は一方通行だ。 今ならまだ間に合うが、始まったら止まらねェぞ?」
ぐらり、と番外個体の意識が揺らぐ。
再び熱が身体を支配し、何かスイッチが入ったかのように身体が動かなくなる。
頭を埋め尽くしていた憎悪も悪意も、本来の目的さえもすっかりと忘れて、番外個体は一方通行に身を任せた。
何度も言うように、本来ならこんなことをしている暇など無いのかもしれない。
だが今この間だけは、この馬鹿げた感情に、この淫らな行為に耽ってしまいたかった。
時間なら、何故かたっぷりと余っているのだから。
348 :
195:2010/08/22(日) 02:19:42 ID:kbpesM4T
以上です
ストックが切れましたし、書く時間も無くなってきました
なので続きがいつになるかはわかりません
握手、いいよね
GGGJJJJ!
お二人さんお似合いすぐる
そして相変わらず一方さんかわええw
>>329 \(^一^)/
\(^方^)×(^通^)/ | |\(^行^)/
| | | | < > | |
< > / > / \
時間余りすぎwww
ああもう番外個体可愛過ぎるううう!
あと、とりあえず一方通行にはちゃんと充電し直してから寝ろと言いたい。凄く言いたい。
シナプスが暴走した。色々とすいませn
『第3次スーパー○○大戦』(1分CM)
「10万3000冊は伊達じゃないんだよ!因果を捻じ曲げて結果を先取りなんだよ!術式兵装『ゲイ・ヴォルグ(すべて私の望むがままに)』発動なんだよ!」
────「暴食シスター・インデックス」
「空気と言うなら。私はそれを極めてみせる。『インビジブル・アタック(ドサクサ紛れにコソコソと)』。在るのに。見えない。空気キャラの恐ろしさ。思い知るといい」
────「吸血殺し・姫神秋沙」
「争奪戦で空間移動能力者に挑むなんてね。あなた達には悪いけど、この場合アポートって無敵じゃないかしら?」
────「座標移動・結標淡希」
「皆さん素敵スキルをお持ちのようで!接触しかない上条さんに勝ち目はないと仰りたいのですか!?だったら先ずは、その幻想(優越感)をぶっ殺す!」
────「幻想殺しの少年・上条当麻」
最大4人同時プレイ!選択可能キャラは前作から大幅増加の50人以上!?
妨害・謀略何でもござれ!固有スキルで敵を出し抜け!
勝利の美酒(最高級霜降り肉)は誰の手に!
『大惨事スーパー鍋っ子大戦 α』
────COMING SOON!
初回限定版には、『朝の目覚めを素敵に演出!?』キャラクター達による目覚ましヴォイスデータ同梱!
「皆さーん。悪ノリも程々にしないと、『予備兵力(残りのお肉)』の投入も『新兵募集(買い足し)』も、先生考えないといけなくなっちゃいますよー?」
────COMING SOON…?
ベン・トー風だな
ベン・ハーみたいに言うなやwww
上条さんの敏感バージョンって想像できんな
「あらあら、ずいぶん敏感でございますのね(コシコシ)」
こういうことか
敏感な人は美琴や吹寄みたいなツンデレの好意には気づくものなのか?
>>348 乙でございました。
番外個体の台詞が一々秀逸でしたが、一方通行の「ここから先は……」はギャグですよね?
シリアスから一変コメディになったかと目を疑いました。
次、ちゃんとお待ちしております。
対あわきん戦の「悪りィが、こっから先は一方通行だ。侵入は禁止ってなァ!」
って、木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!! のような、ネタ扱いの台詞ってわけじゃないよな?
>>359 原作を読んでないことが手に取るようにわかる
>>359 これは叩かれても仕方がないと反省。
>次、ちゃんとお待ちしております。
上の文は訂正してお詫び申し上げます。
次回作がいつになるか判らないと有りましたがいつまでもお待ちしております。
「ここから先は〜」のくだりが結標への台詞とかけてあると取った上で、あの時と今とで随分かけ離れたシチュだったのが面白いと思ってギャグと言ったのです。
でも、その後に続く文章を見ると完全に馬鹿にした感じにとれますね。
ご不快に感じた皆様大変失礼いたしました。
そりゃ流用元のシチュとは全然違うけど、言葉だけみりゃそう違和感無いと思うが。
最後の一線を越える前に、男が「これを越えたらもう止められないぞ?」と確認を取る。
というよくある話の、一方さん的言い回しということで。
まぁ何気に流用元とは意味というか、進行方向が反対ではあるんだが。
あわきん:こっから先は一方通行。進入禁止。さっさと引き返せ。
今回SS:こっから先は一方通行。一度入ったら抜けるまで止まれない戻れない。
個人的にはエロパロに限らず二次創作は原作で出てきたセリフをどう巧く使うかがキモだと思っている
>>355 そのツッコミからして知らなさそうだから一応補足すると
半額弁当を巡ってバトルを繰り広げるベン・トーってラノベがある
>>356 見たことある
ラ板の一つの学校スレというカオスなとこだけど
下らん自己語り丸出しのバカはサクッとNGに入れるんだ
感想だけならまだしも上から目線に立てるレベルじゃないのにそれに気付かずレスできるお花畑ちゃんだぞ
そうだね、反射しすぎてたかもしれん。
むぎのんの可愛さに免じて許してくれ
むぎのんはレールガンでほんとにかわいいキャラにされたのが微妙だ
フレンダに殺しの快楽発言させることで後に殺されても仕方ないキャラにした
でも願わくばフレンダが即死であって欲しい訳よ。
下半身を消失した場合重要臓器の損失が少ない為、即、死とはならない可能性。
また、高温で傷口を焼かれた場合その部分が塞がるので出血が少ない=これも即、死とはならない可能性。
これらがどうしても拭いきれない……。
うーん……
暗部という非合法の少人数組織であること
ダメージを負い逃走してる仲間を売ったこと(よく考えると滝壺の身に危険が及ぶ可能性がで一番かかった)
拷問に耐えきれなかったとかではないこと
自分だけは殺されないなんて虫がよすぎること
死んじゃうのも仕方ない気はするんだ
上条さんの将来の嫁って美琴だっけ、五和だっけ
女教皇(プリエステス)の相手なんて……
どんだけ強く突いても「もっと強く」って言われ(思われ)そう
レイプものお願いします
>>380 神裂「上条当麻。あなたは今から私に強姦されるのです」
上条「されるのですって!?」
神裂「犬に咬まれたとでも思って諦めて下さい」
上条「諦めて下さいって、傷付くのはおま……」
神裂「抵抗しても構いませんよ? でも止めては聞きません」
上条「神裂ッ!?」
神裂「い、いい声で鳴いてく、ください、ね♪」
>>381 神裂「おや?レイプと聞いてもう硬くなってますね、あなたもしかして・・・」
上条「ち、ちげえよ!俺はレイプなんか望んでなぐぁ!!」
神裂「ならなんで、か・た・く・なっ・て・る・の・で・す・か?」(シコシコ
上条「うわ、や、やめろ!ぐ・・・ぁ」
神裂「ふふ、いい鳴き声ですね♪」
続きキボン
>>382 神裂「……すごい」
上条「あの、そんなまじまじと見られると俺もちょっと恥ずかしいんですが」
神裂「見るなと言われても……、まさかこんな巨大な怪物を隠し持っていたとは。
あなたはいつでも期待を裏切りませんね」
上条「ん? お前一回俺の見たこと無かったっけ?」
神裂「あの時はここまで完全じゃなかったので」
上条「ああ、っつかこいつも完全じゃないけどな」
神裂「(ゴクリ)……。なら、わ、私の中で最大になってください、ね♪」
上条「だから何でレイプなんだよ腕離せ! って無言で跨がるなー!!」
神裂「い、入れますよ?」
上条「前戯も無しに俺のが入るわけな……っぐ!! キツイっ」
神裂「聖人を……ッ、なめないで下……さいっ、あぁっ!!」
上条「何でレイプするお前の方が辛そうなんだよ!? もうやめろ!!」
神裂「とか、何とか言って、また大きくなりました、よ?」
上条「そ、それは……男のさがと言いますか。っつかもう奥まで届いてるぞ?
それ以上力なんか入れひぎぁっ!! し、締め、付けッ!?」
神裂「すみません集中させて下さい。今……すぐにあなたを全て呑み込みますから」
続きキボン
>>383 上条「……あの、さ」
神裂「ん、あっ、し、集中、ん、しいてる時に、はな、し、あんっ、掛けないっ、でっ……」
上条「そうは言われても……なっ!」
神裂「あひッ!?」
上条「おっ!? うねうねっと、締まるっ、ん」
神裂「か、上条当麻何を勝手な、ああっ!? お尻っ! (ぇ?) ああッ!! そっ、そんなっ、私の中っ、まだ、おおきっ、く、うぅ……」
上条「ほら、感じてばっかいないでそこで上下運動」
神裂「ひ、く、けずれるっ、なかが、うらがえっ、ふ、く」
上条「たまに円を描くように」
神裂「あ、ひ、ひろがるッ!? 私の中が、ひろ、かっ、あ、あ、あ」
上条「ん、大分良くなってきた」
神裂「なにっ、勝手なっ、あ、お尻っ! 抜いてっ、抜いてくだ、ああッ!? 動かさないでっ、動かさないで下さいッ!! ひっ、ダメッ、ダメッえええええええええええええええ!!」
上条「おおっ、ナイス締め付け。さすが神裂は飲み込みが早いな」
神裂「なッ!? その言い草あなたは経験が……」
上条「集中しろって」
神裂「あぐっ」
上条「じゃ、カミジョーさんをよろしく、な、か、せ、て、下さい、ね♪」
ゴメン、ホウコウセイカエチャッタ
>375
上条さんは従妹の乙姫と結婚の約束をしてそう
>>384 神裂「あ、ひゃぁっ!?あぁん!!ら、らめぇ!」
上条「うわー、神裂さんエロいですねー」
神裂「そ、それは!あぁ!?やめてえええええ!!!!・・・?」
上条「ん?どうかしましたか神裂さん?やめろ、と言ったからやめただけですが何か?」
神裂「え・・・あぅ・・・や・・め・・いで」
上条「ん?ハッキリ言ってくれないと上条さん困っちゃいますよー?」
神裂「・・・やめるなっつってんだよこのド素人が!!」
上条「ひ、ひぃ!!す、すいませんすいませんすいませんー!!」
神裂「いいからさっさと動きやがれ!!」
上条「は、はいい!!」
神裂「う・・・あぁん!気持ちいいです!もっとぉもっとぉ!!」
若干キャラ崩壊
>>385 はいむらーは乙姫はヒロイン的なデザインから外してるらしいが……可愛いよな乙姫。なんか素朴で良い。
乙姫SSが増えますように。
388 :
wtwmjuj:2010/08/25(水) 22:25:50 ID:ZYcauFPB
フロリス好きだー
??? ?
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? ● ● ? 馬鹿にはコピペできないの。
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?■?????■??
????▲?????
どうしよう
『魁!三沢塾』
と、活用形の
『魁!ミサカ塾』
の名前が頭から離れない
あと
一方通行セピア
の歌う
『汚れちまッた悲しみに』
>一方通行セピア
リアルにコーヒー噴いた
浅田画のやたら繊細なセロリ想像しちまった
どうしてくれる
>>390 それらはどちらかというと製作速報とかVIP向きだと思う
書くとしたらだけど
地獄のミサカ
……言ってみただけ
美琴「ハイパーサンダー!クラーッシュ!」
上条「うおっなんだビリビリ!いきなり斬りかかって!」
「絶対無敵!」
「中2だもんなぁ…ったく迷惑な…ってぅお!」バッチ!
「メイワク言うな!五次元人のアークダーマが…」「ハイハイビリスビリス、なんで右腕にホームベースくっつけて砂鉄の剣伸ばしてんだ?」
「ゴッドライジンソードよ!」
「ん?ああ、なんかちょっと思い出してきた…学校割れてロボット出てくるヤツな」
「そうよ!タイダーが可愛いのよ、蛙みたいで」
「再放送か…でもおまえそれ、竜と合体しないと出来ない技じゃないか?」
「…い、いいのよこまかいことは!大事なのは気分でしょ!つっ、付き合いなさいよっ!」
「ハァ…、にわからしくこだわりが足りねぇなぁ…。お?そう言えば俺、前に三沢塾で『竜王の顎』って出してたな。ビリビリ、合体すっか?」
「え?!ちょ、ちょっと、こんな公共の場で?!ソウイウコトハ、マダ、ハヤーイんジャナイカとミコトハミコトハ…」プシュー
「よいさっ、と。フフーン、どうだ高いかこわいかゴッドライジン娘さんよー!」
「…ふ」
「ふ?」
「…ふ、ふにゃああああぁぁぁあアアア!!」バチバチバチバチ
「うぐぁふこーうががぎゃぎゃー!!!」
つづかないオッサンホイホイ。
お目汚し失礼。保管無用…
>>394 そうか、ライジンオーはもうおっさんホイホイなのか…そうか…
諦めろ
男は25過ぎたらオッサンだ
女は気合いが続く限りおねーさんだ
神裂かわいいよ神裂
神裂かわいいよ神裂
「ふふーん。逆に考えると、気合いさえ続けばミサカだってオトナのおねーさんになれるのねってミサカはミサカは無い胸を誇らしげに張ってみる」
>>387はどっちが良いんだ
小説の乙姫とアニメの乙姫
実は禁書アニメで一番改変したキャラじゃね
>>399 そんなに違いあったっけ?
本当の容姿も原作・アニメ共通ではいむらーがデザインしたし、アニメオリジナルの描写も原作補完程度だったと思うんだが。
乙姫ネタとしては、例の目覚ましアタック時にお兄ちゃんのテントに気付いてあうあうとか?
乙姫がお兄ちゃんのテントに気付いてあうとな事をすると聞いて
>乙姫
上条さんに年下属性が発生しなくした原典だろうしな
乙姫が逆レイプすると聞いて
神裂かわいいよ神裂
神裂かわいいよ神裂
あー、乙姫再登場しねーかなー
なはぁーつの終ーわ(なはぁーつの終ーわー)ーりー
なはぁーつの終ーわーりぃーにはぁー
ハァ…結局何もないまま今年の夏も終わっていくんですねー…
!、んー…
なぁ姫神。
「!なに。とつぜん。」
海行かねぇか?
ガタッ「?!え。ちょ。ちょっと。良く聞こえなかった。」
だから、海ですようーみー!最後の悪あがきに、夏らしいことしようじゃあーりませんか!!
よっしゃテンションアガッテキタゾー
「え。え。え。あ。うん。うん行く。行く行きます行くとき。行けば行け。あの。その。君」
よし、んじゃあとは…青髪と土御門と吹寄と、…っとやっぱうちの大食らいさんも連れてかないと餓死しちゃうよなー…
…ワナワナ
小萌先生か、あ!五和に車だしてもr
バンッ!グェ
「…き。君と。ふたり。がいい。それじゃダメ。なの。」
ヒ、ヒメガ
「答えは。イエスかハイ。」
…ハイ。
「よ。よろし。い。じゃあ。あした。」タッタッタッ…
グ、フ、フコウカ…?
「…勢いで。トンデモナイ約束を。してしまった。まだドキドキしてるし。い。息が出来ない。でも。」
ニコッ
「たのしみ。」
つづかない。
続けよ
日焼けした姫神ちゅっちゅ
ねーちんのむきだしのフトモモをキスマークで埋めつくしたい
神裂かわいいよ神裂
はーまづらぁー×麦のんはまだかにゃーん?
>>409 んなこと上条さんか俺にしか、させてくれねえと思う
上条さんと湾内さんと泡浮さんの3Pなんて幻想した
>>406 つー訳で慌てて許可取って姫神と2人海まで出張ってみた訳だが……。
いや、天気はメチャクチャ好くて文句の付け洋も無いんだけど……。
「誰も居ないね」キョロキョロ
ああ、人っ子1人誰も居ない、何故……。あ!? あそこに居る地元の人らしきに聞いてみよう。おーい! タッタッタ
数分後……。
「クラゲ?」
ああ。この時期はクラゲが出るんだって……。くそっ! 折角ここまで出張ってのに、不幸だ……。
クイクイ
ん? 何だ? あ、いや悪かったな姫神。こんな所まで連れてきちまって。
「ううん。そんな事ない。君は全然悪く無い。それより……」スルスル
え……?
「貸し切り。プライベートビーチみたい」スルリ
ひ、姫神さん下に水着? しかも何故にスク水? その上サイズがちっちゃいせいか体の色んなお、凹凸がバッチリ……。
「ナイス解説」ニコッ
い、や、う、うん。ゴクリ
十数分後……。
「オ。オイル。塗って」テレッ
う、うん。
(マジですか? マジですね。マジなんですね)ゴクリ
あ、あの、何処から塗ろうか?
「君の好きな所から」ポッ
そ、そしたら背中から……。
「え?」クルッ
ドキッえ? 俺なんか変な事言ったか?
クルッ「ううん。お願い」トサッ
う。カァァひ、姫神のうなじなんて初めて見るから新鮮だな。
「そ。そう?」ボボボボ
このうなじから背骨に沿ったラインなんかサイコーにキレイだ。ツルツル
「あんっ♪」ビクッ
ビクッわ、悪ぃ。カァァ
フルフル「謝らなくていい。それよりオイル」
あ、ああ。
勝手に続けてゴメン。
>>413 406ですが
ありがとうありがとう!クラゲ出すとこまで脳内プランと一致してます(笑)
リレー?
局部刺されて口で解毒されちゃう、とか姫ちゃんが胸刺されて以下略、とか。妄想したが俺苦手なんで…是非続けて…
あとは大雨→土砂崩れで帰れないのは定番かなぁ、と。夢がひろがりんぐげあがりんぐ。
スク水の上にオイルとな
>>348 遅くなりましたが、番外個体と一方通行読みました!
単に番外と通行のドS攻めで終わらせないところが、遅急あって楽しかった。
ラストの2人のやり取りがかわいい。エロじゃない所でドキドキしてしまいました。
番外通行いいなー。なんか目覚めそう。
また、是非続編、お待ちしております!
遅急?
おそらく緩急の間違いなんだろうが、遅急……ちきゅう……ねえ?
恥丘のラインが一番美しいのは誰かなーっと
「テメエが恥丘を好き勝手しようってなら、まずはそのふざけた幻想をブチ殺す!」
「ふざけてンのはテメエだろォがこの節操ォ無しがよォ」
「え?」
「全く羨ま……げふんごほん。全く何て節操が無いんだテメエは? 男は迷わす一本道だ、そうだろ最強?」
「たまには意見が合うもンだなァ三下ァ」
「いやちょっと待て!? いや待って下さい! カミジョーさんにはこれっぽっちも身に覚えが……」
「とうま。それはどう言う事かな?」
「インデックス!?」
「アンタこんな所でもシラを切る訳ね? ふーん」
「御坂!?」
「みんなあっちで待ってるから来てほしいかも」
「違う違う。「ほしいかも」じゃ無くてアンタは来、ん、の、よ」
「うわあああああああああああ、不幸だああああああああああああああああああああ!!」
「何が「不幸だ」だよ、ったく……」
「もしかして浜面超羨ましいとかですか?」
「絹旗!?」
「大丈夫だよはまづら。はまづらには私たちが居るから」
「た、滝壺!」
「三下ァ……テメエもかァ……」
「い、いやちょっと待て!? まず先に俺の話を聞かないか?」
「何言い訳しようとしてんのさはーまづら?」
「む、麦野ッ!?」
「第一位なんかほっといて昔みたいにいい事しよーよ♪ アンタのいきり立った○%☆で内臓ぐっちゃんぐっちゃんに……きゃッ☆」
「「きゃッ☆」じゃねーだろ!? つか何か俺らの間に合ったみたいに語んな!」
「んもう、乗りが悪いなぁはーまづらは。お堅いのは此処だけにしろってのっ!」
「うがッ!?」
「それでは浜面」
「はまづら」
「はーまづら。フレンダも待ってるから」
「おいちょっと? フレンダはテメエが……。ちょ、何で皆目を逸らすんだ!? ちょ、待て、俺の話をおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
「フン。馬鹿馬鹿しい……」
「あらあら一方通行ちゃんはいっつも独りぼっちなんでちゅねぇ? ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「…………」
「折角場を盛り上げようと思ったのにミサカつまんなーい」
「ふぅ……、で?」
「どこまで冷めてるの? てか枯れてる? それじゃあミサカを満足させられるか判んないなぁ」
「あァ、咽喉が枯れるまで泣かされてェと?」
「凄んだって無理無理。あなたのテクじゃせいぜいミサカをちょっと気分良くさせるくらい。ああでも土下座してミサカの爪先おしゃぶりしてくれたらイッちゃうかも♪」
「めンどくせェ……」
「やっぱミサカみたいなナイスバディじゃおっ立たないかぁ……」
「あァ?」
「そんなあなたにミサカから朗ほーう♪」
「うざっ。肩なンか馴々しく組ンで来ンなっ」
「まあまあ♪ 打ち止めがね」
「ン? クソガキがどォした?」
「いやミサカロリコンキモいんですけど」
「茶化すな」
「へいへい。実は、ゴショゴショゴショ……」
「何ィ?」
「あらあら最速のあなたの乗り気にミサカ濡れちゃうん♪」
「死ね」
「その時はあなたの手でね。そしたらミサカあなたの心に一生で1番大きな傷を残して、ア、ゲ、ル☆」
オワレ
ジョン・ウェットン
>男は迷わす一本道
迷ってんじゃねえかw
むしろ「男は迷わず一本筋」と誤読して「力一杯ロリかよw」と思った俺。
とあるキャラで一番フェラが上手いのは誰なんだろうか
>>425 いつも、スパスパくわえて登場するヤツが……
なら小萌先生はどうだ?スパスパくわえて登場はしないけど
ビリビリ刺激の番外個体
プロパイズリスト黄泉川
ちっちゃいお口で精一杯もごもごしてくれる小萌
あと、フィアンマも上手そう
ヴェントの長い舌とあの目で見られながら舐められたらすぐにイきそう
イメージ
インデックス → 美味しそうに舐めるがたまに噛む
美琴 → 涙目になりながら喉奥まで入れる
ねーちん → とにかく強烈
小萌 → 口が小さすぎる プニプニしてきもちいい
アニェ → 焦らしておいて最終的には無理矢理されちゃう
ヴェントは長い舌に加えてピアスの感触がよさ気だな
美鈴ママンと最中先生もスゴそう
地味にショチトルも仕込まれてそうだ
美鈴ママンもそうだが、詩菜ママンも中々のテクと見た
想像しちまった
上条夫妻、御坂夫妻、その子供達 の乱交パーティーを書く鬼才はおらぬか
フェラ効果音
インなんとかさん→モグモググチャリ
美琴→ぺろ・・・ぺろ(控えめ
神裂→ペロペロ・・・はむ・・・ぴちゃぴちゃくちゃり・・・くちゃくちゃ・・・エンドレス
ヴェント→カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ
ていうかエロメイドでフェラされたら高速でイきそう
ステイルと小萌先生は咥えるとピコピコさせるのかな…
>>436 >ヴェント→カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ
チャンドラムキ ラカラカ
常盤台中学校の僚の部屋で上条当麻は押し倒されていた。ただしその部屋は御坂美琴の部屋ではない。
「なぁ、えっと・・・湾内さんに泡浮さん?どうして私めはこんなことになっているんでせうか?」
「上条さん・・・好きです・・・愛していますわ・・・」
「湾内さんずるいですよ!わたしも上条さんが大好きですわ!」
上条はスーパーの特売セールに行く途中町中で不良に絡まれていた二人を助けた。
例の如く上条の行動で彼女たちは一目惚れしてしまった。二人は即上条に告白した。
上条は告白された事に感激して二つ返事でOKと答えた。
その日に三人はデートをした。湾内と泡浮はすっかり上条の虜になった。
今の二人は体中から上条への愛に溢れ上条の愛に飢えていた。
「「今日は朝まで帰しませんわ!」
「ふ、不幸だぁ!」
えーと・・・それ不幸なのか・・・?
美琴の目の前で上条さんをレイプするワーストマダー?
正直キャラの名前が覚えられない。
>>442 こういうレスを見るたびにワーストの扱いが何かとデジャブるなと思ってたんだけど
思い出したあれだ、20巻時点のレッサーか
鬱SSキボン
ねーちんのアナルを責めるSSキボン
神裂かわいいよ神裂
希望する前に自分で書く努力をしろ
>>447 小萌先生でもう一回やり直し
上条さんに「かおりねーちゃん」て呼ばれて禁断の喜びにうち震える神裂さん。を覗き見したい。天井裏から。
>>448 もう、ダメですよ上条ちゃん!
「○○のSSキボンヌ」なんてだけ書いても、職人さんが書いてくれるわけ無いのです!
それにもし自分にSSの構想があるのだとしたら、恥ずかしがらずに書いてみるといいのですよ?
レ ヘ ゙ ル 1
上条ちゃんの尊敬するSS書きさんだって、最初は台本形式だったのです!
よっぽどでなきゃエロSSに需要が無いなんてことは無いのですよ!?
たくさん書いてたくさん読めば、それだけ文章力は高まっていくものなのです!
だからメモ帳を開いて今すぐ妄想を……ひゃっ! ど、どこ触ってるんですかー!
…エロSS書くための実践!?だ、だめなのですよ!大体上条ちゃんは自分からそういうことするキャラじゃ…
……エロSSなんか、エロがあるっていう前提からして世界観ブッ壊してるんだから、キャラなんて崩壊してて当然!? 結果としてエロけりゃいい!?
そ、それは禁句なのですよ!? そんな安易なこと言うと真面目な人が脊髄反射で…… だめなのですー!触らないでー!
こうですかわかりません
改めて小萌先生の可愛さに気付ける素敵な注意レスですね
五和が上条さんに「俺五和のこと好きだなー」とか言われて気絶するSSをですね
鬱なSSというとヒロインとの死別がメジャーかな?
ていとくんとメジャーハートが恋仲なら原作もかなり鬱ですよね
>>449 レベル1でそれって……
レベル3とかレベル5までイったらどうなるんだ!
>>449 >こうですかわかりません
よくご存知ではないですかwwお見それいたしました。
最後は
「(そんなところ)触らないで〜」
で補完しましたがOK?
秋が来たら、姫神さんと茶室でお茶会がしたいな。足がしびれた上条さんに倒れかかられて、アレヨアレヨと…
秋といえば暴食シスターの「暴食の秋」だろうな
上条やスフィンクスが食べ物に見えて・・・
なんかデジャヴw
生えてないヒロインは誰だ
フレさんは生えてないよ!(下半身が)
ねーちんは生えてない方が萌える
美琴と黒子はチョロッと生えてるほうが萌える
小萌先生は生えてる、生えてないと萎える
五和は生えてないとヤだ
妹達は個体差でばらばら
むぎのんはパイパンのが萌えるが生えてても良いね
そんなイメージ
全部生えてないに一方さんの魂を賭けよう。
いつも通りの勘違いで
「上条当麻はツルツルが好き」
と思い込んでしまった美琴がドキドキしながら下の毛を剃り落としてしまうSSマダー??
夏休み最終日だし上琴か通行止めだれか書こうぜ。
5巻ネタで
463 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 15:15:22 ID:J9sExq7v
ねえ麦のんマダー?
だから希望する前に自分で書く努力をだな
誰か〜書いてよ/〜書こうぜ
↓
言った本人が書かなきゃねー
の流れはもう秋田
何回も言うけどな
誰かが書いたSSを見る楽しさ
自分が書いたSSを見る楽しさ
それぞれ感覚がちがうんだにゃー
自分で書いた方が抜ける
なあ、青ピの体毛ってやっぱり青なの?
はー、何がいいこと転がってないかなーグデー
バンッ!
〜ヒ、ヒィッ!おでこっ!
「き。貴様。ひ。昼間からだらけて。全く。だらしがない。」
上条サンガナニシタンデスカ吹寄サン!デコハヤメテ…
「こ。これからその腐った性根を。叩きのめす。」
叩きのめしたら二度と戻らないだr…って、え?あれ?
「な。何。よ。文句でもある。の?」
…中分けにして仁王立ちして、涙目で何やってんだ姫が
「わ。わたしは生理。違う制理!涙目。な訳が分からない。」グスッ
いやワケわかんないのはこっちだよ…無理すんなよ…
「問答。無用ッ。」
ブンッ、キャッ!
オイこら目つむって頭突きすんな振り回すなってうおわあああ!ドスン
チュ。
あ。
「ん。お。おおお。お。おでこに…。」プシュ-
ちょっ、ちょっと姫神さんっ!
ユラァ
!さ、殺気…
「上条、当麻〜っ!き、貴様という…、違うわ…」ブンブン
うお、ってあれ?デコガナイ…
「どこで見分けてるの貴様はッ!…といけない、か、上条、君っ!」
くんっ?!え、吹よ
「違う、あ、秋沙と呼びなさい!じゃない、よ、呼んで欲しい、っ!」
…前髪の向こうで青筋ビキバキたてて迫られても、イマイチ対応がとりづらいんですけど…。というかなに無理してんだお前ら?
「む、無理なんかしてないッ!!貴様はッ!な、何を根拠に、って、あっ…」
ほらな…。
で?どうしたんだよ…?相談くらい、乗るぜ…?
「「…。」」
「私は。彼女みたいに。積極的に関わっていきたかった。」
「わたしは、別にッ!…か、彼女みたいに、女の子らしく扱って欲し、くてッ…!」
「「でもうまく出来ない…」」
「「…無理なのかな。。」」
…はぁ。やれやれ。
ポン、ポン
「「…ッ?!」」
おまえ達がなんで俺なんかに、どう扱われるかでそんな悩んでるかのはわかんねーけどさ。
それが二人にとって大事なら二人だけの問題じゃないだろ?俺とおまえらと、お互い歩み寄って解決するもんじゃねぇか。
おまえらは今のままでいい。今の二人のまま、努力すりゃあいいんだ。
そんなお前らとの関係がうまく作れない、なんて寝惚けたヤローは連れてこい。その幻想、きっちりぶち殺してやるからよ!ニコ
「「君(貴様)…」」
でも二人、全然違うと思ったら似てるとこもあるんだな〜。上条さんはびっくりですよ
「「??」」
サラサラ髪。すっげー綺麗。
「「!!!〜〜〜〜〜〜〜!」」
「はー、相変わらずにゃーカミヤンは。見せつけてくれるぜよ、ってねーちん?何してるぜよ?」
イジイジ「!なっ、なんでもありませんっ!魔術師がここでないなら、早く次に行くべきですっ!」
「ほー、そんならそーしとくかにゃー☆時にねーちん」
「な、なんですか?」
「…黒髪大和撫子巫女メイド、使うかに」
「要りませんッ!!!!」
>>470 > おまえ達がなんで俺なんかに、どう扱われるかでそんな悩んでるかのはわかんねーけどさ。
絶対わかってて言ってるなこいつ…うぜえ
そこらへんの匙加減難しいなw
上条さんみたいなのは一歩間違えるとウザい・・・かも
とある病院の一室にて
ツンツン頭の青年とポニーテールの巨乳ねーちゃんが医者の言葉を待っていた。
「う〜ん、頭部に何らかの衝撃による記憶の一時的な混乱だよ。しばらくすれば治ると思うよ。デフラグ中と言えば分り易いかな?」
カエル顔の医者が女性の方を向いて話かける。
「はぁ・・でふらぐちゅう?ですか・・」
機械関係に弱い神裂はさっぱりだった。
「む?理解できなかったかな?精神年齢を低下させて思考に余裕を持たせ、その余裕分で記憶の整理中って事だと言えば分かるかな?人体の神秘ってヤツだよ?」
「なるほど、分り易い説明ありがとうございます」
「幸い・・・おじちゃんは誰かな?」
ツンツン頭の青年に話かける。
「ビョーインのセンセー!」
まるで幼児にように元気いっぱいに答える青年。
「んじゃ、おのおねーちゃんは?」
「かおりねーちゃーん!」
「!?」
「この様に顔と人名も把握出来てるから回復は早いと思うよ?」
「・・・・。」
「ん?安心して言葉も出なくなったかね?彼に今必要なのは十分な休息だよ。眠る事は心にも体にいいからね?」
「へっ・・あ!ありがとうございます」
我に返った神裂は医者にペコリと頭を下げる。
「別に礼を言われる程の事はしてないよ、正直、この少年連れてきた時のお前さんのうろたえた状態の方がヤバイと思ったくらいだからね?」
「お・・お恥ずかしい限りです・・」
少し照れくさそうに答える神裂。
「それより問題は・・相変わらず生傷が多い事だね、擦り傷、打撲、噛み傷?・・って痴話喧嘩でもしたの?」
医者に予想外の事を言われあたふたする神裂。
「痴話喧嘩!?・・・いえ、何でもないです・・」
「薬付けて湿布しておくから今日は泊まっておくといい。看護婦に毛布用意させるからね?」
「と・・泊まり!?」
さらに想定外の事に、いよいよ神裂が動揺し始める。
「何か問題でも?大丈夫、専用個室だよ?」
「専用個室!? って何が大丈夫なんですか!」
思わずツッコミを入れる神裂。
「いや・・あの患者は常連だからねぇ、何か知らないけど、よく騒ぐ?・・いや騒ぎがおきるから、他の患者さんのご迷惑にならないようにと配慮しているんだよ?」
(・・・病院で何をやってるんですか上条当麻・・・)
と、思いつつも、その騒ぎの一端に神裂が絡んでいたりするのでなんとも言えない状態であった。
「いや、とっ・・年頃の男女が一つ屋根・・もといっ!一つ部屋で寝るという事は・・その・・非常にマズイのでは・・」
「そんな事言ったって彼・・、体は高校生だけど精神年齢は幼稚園児にも満たないよ?高校生の力の幼児を放置していくほうがマズイと思うよ?」
正論であった。
「別に一緒寝ろと言ってる訳じゃないよ?付き添い用の簡易ベット備え付けてあるから使ってもいいよ?」
「あの〜看護婦や看護士とかは・・」
「看護婦付けるのは構わないけど、学校生活内の事故じゃないから余計に費用発生するよ?おっと彼の負担の方が学生優遇措置で安くなるから彼にツケておいたほうがいいね?」
看護士は?とツッコミたかったが、それ以上に『上条の負担』の言葉が神裂の思考を一旦停止させた。
「へっ?」
「えっとカオリさんだっけ?今日はもう遅いし、明日仕事あるでしょ?費用の件は彼負担にさせとけば安く済むから安心して帰るといいよ?」
(あぁ・・恩の返済もまだだというのに・・さらに金銭まで・・・・・仕方ありません。退院前に費用を用意すればなんとか・・)
一旦白く成りかけた神裂だったが、持ち前のタフネスを発揮し次の思考に移る。学園都市IDを持っていないので学園都市の公共施設の会計等は神裂には結構痛かったりする。
「丁度こちらにもちょっと勉強させたい看護婦の卵がいてね?」
「看護婦の卵?」
「研修生だよ?まぁ幼児の面倒にスキル持った看護婦付けるのも勿体無いし、研修生ならその分安く済むから丁度いいかな?」
カエル顔の医者が手前にあるパネルを操作し研修生を呼んだみたいだ。
しばらくすると柔らかくノックして礼儀正しく入ってきた研修生.。それを見た神裂のが青くなる。
(終わったーーー!!!!)
年齢は上条より少し若いかもしれない。顔も非常に可愛く、体はスレンダーだったが胸は神裂には負けるが結構な巨乳の持ち主だった。
もう一言で言えば「職間違えてネ?」って感じで看護婦よりはアイドル業に向いてると思った程だ。
(彼の事です!精神年齢低かろうがおじいちゃんになろうが・・・この研修生と・・な、何かやってしまうにありません・・・orz)
「いつもお年寄りのお世話ばかりだったけど、今日は特殊な・・」
研修生に説明をしていたカエル顔の医者の言葉を遮る神裂。
「あの・・やっぱり私が面倒を見ます。」
その表情は悟り境地か、はてまた無我の境地か、それとも諦めきったのか・・無表情であった。
「あ、そう?まぁ、この手の記憶障害は知らない人より知り合いの方がいいからね?」
そう言うとカエル顔の医者はアイドル顔の研修生に病室の案内を頼む。その時、
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ
誰かの腹が鳴った。
「かおりねーちゃん、おなか・・すいた・・・」
「うっ・・」
幼児化した上条の何気ない言葉に神裂の母性本能の反応し始めた。
精神面のみ幼児化しているので普通の人から見れば『キモい』の一言で終わるかもしれないが、
責任感と博愛精神の塊、神裂にとって純粋に『可愛い!!』と思ってしまったのだから仕方ない。
「おやおや、晩御飯もまだだったのかな?んじゃ食事も用意するよ?」
「宜しくお願いします」
カエル顔の医者の言葉に素直に答える神裂の顔は既に母親と化していた。
・・・
・・
・
アイドル系看護研修生が持ってきた食事をパクパクと食べる上条(ただ今、絶賛幼児化中)
箸が使えなかった為スプーンで口の周りにご飯粒や汁をくっつけて食べる姿は幼児そのものであった。
(いつも減らず口や突拍子もない事やる問題児とは思えませんね)
クスッっと微笑みながら上条の世話をする神裂
「もう、本当に大きな子供ですね。」
ハンカチで口の周りを優しく綺麗にする
「ありがとぉー!」
嬉しかったのかニカッと笑う上条はバカっぽいが、幼児化している為、裏表の無い笑顔になり神裂の母性本能を刺激する。
(か・・可愛い・・)
デレデレしまくりの神裂が油断した時だった。
「かおりおねーちゃん、おしっこー!」
「ハイハイ、おしっっっ・・・・こぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!???」
上条専用の病室に神裂の声が響き渡る。
神裂火織、幾度となく死線を超えてきた聖人は・・現在結構ピンチだったりする。
つづく・・かもしれない
なんか「かおりねーちゃん」単語のみで発想したのがコレだなぁ
あ、エロくなかった・・orz
規制のばか。携帯から挑戦。
打「ねぇねぇ!今日で夏休みが終わりだからパーっと遊びに行こう!ってミサカはミサカは浮き輪を掲げつつアナタにダイブ!」
一「ぐふおゥ!?打ち止めァ!プレスは止めろって何回言ったら分かるンだァ!」
打「アナタとお出掛けしたいな、夏休み最後の日だし、ってミサカはミサカはイベント性をアピールしてみる」
一「ナニ言ってンですかァ、クソガキィ。休みなんざァとっくに終わってるだろォが」
打「えー!?でもでも、テレビでも『夏休み最後の今日』ってアナウンサーが言ってたよって、ミサカはミサカは混乱しながら腕を振り回してみたりー!?」
一「地方都市舐めンなよ?25日で休みは終了ですゥ。26日が新学期ですゥ。31日はバリバリ平日授業ですゥ」
打「そ、そんなぁ…もう終わっていたなんて…ミサカはミサカはアホ毛共々しょげかえる…」
一「(チッ)出掛けるぞォ、打ち止め」
打「え、いいの!?ってミサカはミサカは満面の笑みで問い返してみたり!でも平日なんだよねって、ミサカはミサカは意気消沈…」
一「大体テメェは学校行ってねェだろうが。夏休みが関係あンのか?」
打「そう言えばそうだったかもー!ってミサカはミサカは衝撃の事
実に思わずムンクの『叫び』のポーズ!
でもでも、そうなるとアナタのさっきの発言は意地悪だったかもーと、ミサカはミサカは頬を膨らませてみる。ぷぅ」
一「事実を言っただけだろォが。…オラ、さっさと仕度しろォ。日が暮れちまっぞ」
打「アナタは好きな子に意地悪するタイプなんだねって、ミサカはミサカは暖かい笑みを浮かべてみる」
一「なっ!?クソガキィ!いい加減なこt」
打「でもそんなアナタが私は大好きー!ってミサカはミサカは背中に抱きつきっ!」
一「なっ!?お!テメ!こっ!」
打「にゅふふー」スリスリ
一「…で?行きたい所は決まってンだろォなァ?」
打「うん!えっとねー」
……
…
>>461 こうですかわかりません。わかるのは甘さが足りないということだけ。
地元は小中高全部が7/26-8/25の夏休みで、全国ニュースの『最終日』がテラ羨ましかった。
上条さんの幼児化・・・・・・・・・・・・
ヤベ、カワイクネ?
一方止めはかわいいなぁ!
in柱の影
「子供はうらやましいじゃん。私は新学期5日目でもう一杯一杯じゃんよ」
「そうね。でもお気楽でいられるのは子供のうちだけだから……」
「ってお前も、毎日が休みじゃん!今日こそハロワ行くじゃん!!」
「………てへ」
>>470 最初何が起きてるのかと思ったけど面白かった。
まんまと狙いにひっかかった感じ。
是非前後の話も織り交ぜて書いてほしいです。
>>475 「かおりねーちゃん」だけでここまで膨らませるなんて……。
終始キョドりぎみの神裂さんかわいい。
そんな神裂見て多分キョトンとしているだろう中身幼児カミジョーさんもかわゆすw
ただ、カエル医者の口調がちと違和感あったのは残念。
>>477 2人の愛らしさがひしひしと伝わってくる気がしました。
あとこの行数なら携帯からでも1レスに納まりますよ。
PCと同等とは行きませんが、45〜50行は平気かと。
エロパロェ…
>>476 >一「地方都市舐めンなよ?25日で休みは終了ですゥ。26日が新学期ですゥ。31日はバリバリ平日授業ですゥ」
なにこのかわいい学園都市最強w
>>481 行間より文字数の問題じゃね?
最近一方通行が結構かわいい奴に見えてきて困るw
>>475 当麻は記憶破壊してるから不幸な幼少期なんて覚えてないよな?無邪気な子供の反応してくれるよな!?
カエルは?は多用しなかったと思うのでちと残念。アニメじゃ語尾上がって聞こえるけどね。
>>480 いちゃレーみたいに甘いのが読みたいです。「〜って、ミサカ」「〜、ってミサカ」句点の位置が安定しないっす。文脈上良かれと思う方使ってるけど固定だっけ?
>>481 全部打ち込んだらあそこで切れた。
>>483の言うように字数かも。1000byteなったら次レスかもしれないau。
>>483 s学生の時、なんであっちはまだ夏休みなの?って親に聞いてました!w
母性から幼児化上条さんに授乳するところまで書いて欲しかった
GJ
続きボトム
そして授乳最中に上条さんが元に戻ってしまってそのままエロシーン突入と、そういうことですね
>>486-487 カ「最近巨乳御手(バストアッパー)と言うものが手に入ってね?」
神「巨乳御手、ですか?」
カ「うん。君の様な子には必要無いシロモノなんだがね? 今回はそこじゃあないんだよ?」
神「はあ」
カ「巨乳御手には副作用があってね。出産経験の有無に関わらず母乳が出る様になるんだよ? 不思議だよねぇ?」
神「ぼ、母乳ですか!?」
カ「どうかな? 彼の為に。無理にとは言わな――」
神「ぜ、是非ッ!!」
さあお膳立てはしましたよ?
上「あ、かおりねーちゃん!ミルクほしぃ!!」
神「!?(なんてタイミングの良さなんでしょう・・・)ってえ!?」
上「ちゅーちゅー、ちゅぱちゅぱ・・・」
神「ふぁぁぁぁん・・・ん、くぁ・・・や、やめ・・・」
上「もっとほしーい!!」
上条が普通の状態になるまであと10秒ぐらい
ささ、続きよろしくね
ミルクと言えばムサシノ牛乳だろ
470ですが
所詮あちしは一発屋…文章力もないし校正もめんどいしで、前後の経緯なんか書けねーでニャースよ…
誰か完成版に昇華させてくだされ…
お前だって書き手の方がいいだろ!?
ROM専なんかで満足してんじゃねえ、命を懸けてたった一人の女の子をエロい目に会わせたいんじゃないのかよ!?
だったら、それは全然終わってねぇ、 始まってすらいねぇ・・・
ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃねぇよ!手を伸ばせば書けるんだ!いい加減に始めようぜ、職人!!
上「はい、はい。わかりました。すいませんいつもウチの居候がお世話になっちゃって…はい、ありがとうございます。インデックスー?」
禁「なあにー、とうま?」
上「小萌先生がご飯食べにこないかって。豪華絢爛焼肉セットDXだとさ。生憎上条さんは課題が大変なことになってて行けないんだけどな。デザートもあるらしいぞ」
禁「え…『デザート』?こもえがそう言ったの?」
上「あぁ。女の子だけの特権ですよーって。インデックス?顔赤いぞ。どうした?」
禁「ふぇ!?え、えっとこれは…そう!焼肉に加えてデザートまでつくなんてって今から楽しみで興奮してたんだよ!」
上「?まぁ俺の分まで楽しんでこいよ。先生にあまり迷惑かけるなよ?」
禁「う、うん。じゃあ行ってくるね…」
上「…オドオドして。変な奴」
萌「ごちそうさまでした」
禁「ご、ごちそうさまでした…あの、こもえ?とても美味しかったよ」
萌「喜んでもらえてなによりですよー。お粗末さまでした。ではでは〜、お待ちかねの『デザート』ですー!」
禁「…っ!やっぱり食べるんだよね…」
萌「もっちろんです!では、『いただきます』」
禁「はっ…ふぅっ!くん!?やぁ…こもぇ」
萌「ちゅ…ぺろ…ちゅぅぅぅ…うふふ。やっぱり若い子のカラダってスベスベですねー。おいしいですよー、シスターちゃん」
禁「みゃ…はぁ、やっ!そこっ?あぅっっ………!!」
萌「…っふぅ。とっても美味しいデザートでした。『ごちそうさまでした』」
禁「お…お粗末さまでした」
>>492 一人の女の子をエロい目にあわせたい
こうですかわかりません。ネタとしてならこれくらいしか思いつかないです。
他の人がもっとエロいのを投下してくれるはずだと、職人を信じる貴方達を信じる。キリッ
中途半端に終わらせるなら書くなと思ってしまうんだが
まあ住人がリレー形式にって選択肢もあるけど
つまり御坂妹の縞パンは至極
実はノーパンスパッツの美琴
……スパッツじゃねえよ「実は短パンの下に何も穿いてない美琴」だ
……スパッツの美琴も良いよね?
おれたち、姫神に夢見すぎてないかな…?
エロパロから想像される、ベタぼれさんの姫神ちゃんだと、あのボディブローはない気がすんだよなぁ…
姫神かわいいよ能登
夢なら見るよだっておれはヲタクだから
神裂&五和×上条さんねえかな〜っと
502 :
名無し@お腹いっぱい:2010/09/02(木) 21:24:37 ID:Rz1EbDjM
今頃だけど、SSって何の略だ?
店先に売ってるとある魔術の禁書目録SSとかのやつと同じ?
>>37 鬼畜上条×吹寄ってのは、なしなのか?
SS(ショート・ストーリー)
まあ早い話が二次創作です
504 :
名無し@お腹いっぱい:2010/09/02(木) 21:39:02 ID:Rz1EbDjM
なんとなく吹寄×上条投下
「どうしたらいいかしら・・・」
吹寄制理は一人悩んでいた。思いっきり個人的な事で。
「あの上条当麻を手に入れる方法・・・」
吹寄制理は実は上条当麻に対し、特別な感情を抱いていた。
一般的に、自分のことを「対上条属性」だとか言われるが、それは正直自分でも変だと思っていた。
自分だって普通の女子だ。「好き」という感情を抱いたっていいのに、突き放してばっかりだった。
「どうしたらいいかしら・・・」
自分の部屋でぐるぐる回る。頭はこんがらがる。時間は1時間以上たっている。
ふと、目線の先にパソコンが映った。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
吹寄は自分の心に悪が乗り移ったような気がした。
吹寄はパソコンの前に座り、通販サイトへアクセスする。
通販の検索内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これだわ・・・これなら・・・」
吹寄は一人、部屋で不気味な笑みを浮かべていた。
505 :
名無し@お腹いっぱい:2010/09/02(木) 21:48:16 ID:Rz1EbDjM
翌日。学校。
「ふー今日も授業かだるいなどうしようかなー」
ほとんど棒読みの言い方で上条当麻は机に突っ伏している。
「どうしようかなー、サボろっかなー」
有る人物の前で決して発してはならない言葉を上条は発した。
「貴様というやつは・・・」
吹寄である。
「うわっ、お前いつからいたんだよ!びっくりしただろ!」
「何よ、私がここにいちゃいけないの?」
「別にそうじゃないけど・・・」
「ならいいじゃない」
正論を言われ、上条は黙ってしまった。
「ちょっと聞きたいことが有るんだけど」
「何ですか?上条さんは今日の授業のことで頭がいっぱいなんですけど」
「いいから!」
「・・・はい」
上条は結構あっけなく折れた。
「貴様、今日は暇かしら?」
「ああ、今日は授業終わったら特に何もねぇよ、インデックスも今日は先生のとこに行くって言ってたし」
吹寄はすこし笑みを浮かべて、
「今日私に付き合いなさい」
「・・・はぁ?」
上条は間抜けな声を出した。
506 :
名無し@お腹いっぱい。:2010/09/02(木) 21:48:51 ID:Rz1EbDjM
スマソここまで
そう言えば吹寄や姫神、土御門、青ピや先生たちのような上条さんの学校関係者は
吹寄、姫神は上条さんのハーレムの一員だと認識してるだろうけど
雲川先輩はハーレムの一員だと認識されてるな?
509 :
名無し@お腹いっぱい:2010/09/02(木) 23:18:11 ID:Rz1EbDjM
>>508 はい。と言ったそばからageてしまう俺って馬鹿。でもそんな俺が(ry
いつもインデックスって先生の家に行ってるよな
やっぱり邪魔者だからか
だってインさんがいたら上条さんは家でセックスセックスできないんだもん…
上条さんとママの近親相姦きぼん
書こうと思ったが賢者モードになったので書かない
S(すごく)
S(スケベ)
異論は認める
>507
メインヒロイン枠
姫神 吹寄
年上ヒロイン枠
雲川
年下ヒロイン枠
美琴 黒子 御坂妹
′ | | ',
| _ 二ニ=-―-=ニ二 _ |
,' { > ´ :i :∧ | :l、 ` < } ,
,' 、/ _厶-r ‐斥 :/ ', :ハ斗气 ┼-| 、 ` く '
/, ´/| /| :/|/ !:/ i|/ ヽ|、 ハ | \ |
ヒロインを次々と犯していく上条さんのSSを書く奴わおらぬか
>>517の言う通りだ
ちっちゃくてかわいいLadyを忘れちゃダメだぜ
・年上枠
小萌てんてー
ん?メインヒロイン(笑)枠は?
一瞬、打ち止めの事かと思って
>>520の身を案じたんだぜ…w
メインヒロイン=滝壺
ロリ枠=絹旗
愛玩枠=フレ/ンダ
本当は結ばれる運命だったはずだったのに、学園都市の闇のせいで結ばれることがなかった悲劇のヒロイン枠=麦野沈利
麦のん乙
本当は結ばれる運命だったとか
なんか悲しくなった
麦のん…
まだわかんないだろ!
22巻があるだろ!
あらすじで宿敵扱いだからまずくっつかないと思うけど
ちょっと待てよ・・・確か麦野って浜面に
「自分に優しい言葉をかけてくれる人間は善人で厳しい言葉をかけてくる人間は
悪人か!?まるで自分が世界の中心のような言い方だな!?」
てきなこといってたよな?これは
私はあなたが世界の中心なのに・・・ってことだよな・・・
麦のんの立場からすれば
学園都市に悪事を働くスクールを放置しておくわけにはいかない
初めから死んでもおかしくない暗部の一員なんだから
滝壺もスクールを倒すために命を賭けろ
クーデターを起こしたスクールにアイテムの情報を渡したフレンダは論外
視点を変えれば麦のんのやってることは正しいんじゃね?
ただやり方と口調が粗暴なんだよなぁ……むぎのんの場合
22巻で浜面とのわだかまりが少しでも取れれば良いなぁ
表紙は番外個体と一方通行なのか。
何あの22巻の拍子
超かっこいいんだけど
一方って性欲あるのかな
>>529 わだかまりがなくなるとき。
最大出力の原子崩し。
その圧倒的な光の放射は二人の目前に迫った、無数の弾頭を完膚なきまでに蒸発させた。
――う、うぅ。
爆発的な明るさに、一時的な失明に陥っていた浜面がやっと目を開ける。
その瞬間。
浜面の胸に向かって麦野が倒れ込んできた。
麦野沈利の両腕・右足は吹き飛び残った左足も腿までしか残っていない。美しかった顔も真っ黒に焼きただれていてしまっていた。
「む、むぎの……!?」
「……ふぅ。ま、しかたないわね」
麦野沈利の力をもってすれば逃げ切れていたはずだった。自分の背後に傷ついた「仲間」がいなければ。
生まれて初めて、自分を犠牲にしてでも「仲間」を守ろうとした結果、彼女の命は今にも尽きようとしていた。
「そうね……いい、浜面?滝壺を幸せにしてやりなさい。これが最後の命令」
「麦野!むぎのおおおおおお!!!せっかくこれからまたやり直せるはずだったのに!」
「……ふぅ、あんた本っ当にバカね。そんな顔は好きな人以外には見せちゃいけない…も……ん……よ……」
そういって麦野沈利は少女のように微笑んだ。
じゃあね、浜面。
こんなパターンしか………
>>533 それでもカエルなら…カエルならきっとなんとかしてくれる…
新刊で麦のんが、浜面に抱きしめられてたけど
その時の麦のんの反応が遅いように感じたが、やっぱ内心焦ってたのか……
でもあっこの麦のん、変装する意味ねーよなぁ。即バレしたしw
21巻と22巻に分けることになった際、滝壺はどうなった? とヤキモキさせるためだけに、
加筆しました感がぷんぷんするんだが。
吹寄「この『男もイチコロ☆』があれば上条も私のものに・・・フフフ」
22巻の予想。
浜面絶体絶命の場面で滝壺が颯爽と登場。
浜面が止めるのも構わず体晶を使い、自身の体調が回復していた事もあってか麦野の原子崩しを完璧に封じ込める事に成功した。
しかし直後に滝壺の能力追跡が暴走。併せて釣られるように麦野の原子崩しも暴走して大爆発。
やがて爆煙の中から現れたのは……、
「滝野……?」
「大丈夫。ベースは滝壺だから滝壺でいいよ、はーまづら」
これでヒロイン問題解決。
滝野って俺のクラスにおるwwwwwwwwwwwww
>>538 フレ「私たちだけ」
絹旗「超仲間外れなのは」
ンダ「ずるい訳よ」
なぜかゴライオンの主題歌が脳裏に浮かんできた
顔:フレ
胴:むぎのん
腕:絹旗
腰:滝壺
脚:ンダ
の合体巨大ロボ誕生!
そして浜面自身が股間にパイルダーオンするわけだな。
もう浜面量産すりゃいいだろ…激しく誰得だが
オリジナルの奪い合いが始まって結局意味がなかったりね
そして同じように量産される幻想殺し
滝壺絹旗麦野ルートは容易に想像できるけどフレンダだけは浮かばないな
噛み合わせは良さそうだが・・・
浜面とフレンダはなー…フラグ立てる前にああなっちゃったから…
一番バランス良い組み合わせだとは思うんだが
かまちーて特徴ある口癖書くの多いよね
一方さんは今でこそ慣れたけど初め違和感半端なかった
登場人物多いしキャラ書き分けしにくいんかな
>>505 遅くなったけど続き
「はぁ?ってなに?私に付き合うのがそんなに嫌なの?」
「いや、べつにそうじゃないけど、お前がいきなり言うのも珍しいなって思って」
「別にいいでしょ、そんなこと」
まあ、そうなのだが。
「まあいいけど・・・何するんだ?」
「なに、貴様の家を訪ねるだけよ」
「うちにきてどうすんだよ」
「その時のお楽しみ♪」
吹寄は上機嫌で言うが、上条は顔には表さないものの、心の中では不気味さ100%である。
さて、放課後。
集合場所を学校の門の前にしていた二人は、集合時間に待ち合わせ、上条宅に足を運ぶのだった。
「さあ、着いたぞ」
「お邪魔します」
家に入り、靴を脱ぎ、吹寄はあたりを見回す。
「へぇ〜、結構片づいてるわね」
「フッ、上条さんはこれくらいへのかっぱですよ」
上条は自慢げに言う。
「んで、家で何するんだ?」
上条は疑問に思っていたことを聞くと、吹寄は異常なまでの笑みを浮かべた。
吹寄は上条の背後へ素早く回ると、上条に何かを嗅がせ、上条は眠ってしまった・・・。
「うおぁ!?」
上条は目を覚ました。が、身体が思うように動かない。
目は見えて、自分の体を見る。縄で縛られていた。
「な、なんだこれ・・・」
上条は気味悪くなった。そして、視界の端から吹寄が現れた。
「おい!どういうことだよ、これ!!」
上条は大声で吹寄に行った。しかし、吹寄からは何の返事もない。
「吹寄・・・?」
上条はずっと吹寄を見ていた。すると、吹寄がやっと動き始めた。
と思った瞬間、口の中に液体のようなもの入ってきた。
「ぶっ!ごほっごほっ・・・」
いきなりだった為、器官に液体が入った。
「どう?お味は」
吹寄は笑いながら聞く。
「味もクソもあるか!いきなりこんなことしやがって!」
吹寄は何も答えない。ただ、上条のある部分のみを見ている。
上条は目線の先を見た。すると、自分の股間が盛り上がっている。
(うおっ!何だ、いきなり勃っちまったぞ!?)
そこで、上条はさっきの液体に確信を持つ。
「どうしたらいいかしら・・・」
自分の部屋でぐるぐる回る。頭はこんがらがる。時間は1時間以上たっている。
ふと、目線の先にパソコンが映った。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
吹寄は自分の心に悪が乗り移ったような気がした。
吹寄はパソコンの前に座り、通販サイトへアクセスする。
通販の検索内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・
媚薬。
吹寄は一番強力だと思われる媚薬を頼み、ドキドキしていた。
「これだわ・・・これなら・・・」
吹寄は一人、部屋で不気味な笑みを浮かべていた。
>>545 ぶっちゃけ原作フレンダは、殺し楽しんでたり、仲間裏切ったりしてるから、真面目に書いてみると動かしにくいというのが実感。
まさにヒロインな滝壺みたいにはならんし、麦野みたいに粗暴卑猥暴虐女王様だけど実は……ってもないし。
だからレズ設定とか妙なのついてる二次が多いのではないか、と。
誰か姫神頼む
吹寄のことだから、きっと健康に良い媚薬に違いない
>>553 なんかめっちゃエロい妄想してもうた
浜面×フレンダってのも想像すると中々・・・
>>550 続き
「てめぇ!なんでいきなり媚薬なんか・・・!」
上条の奥底から怒りがこみ上げる。
すると、吹寄はいきなりしゅんとなって
「だって・・・貴様が悪いのよ」
上条は意味が解らない。
(俺何か悪いことしたかなぁ…)
答えは吹寄の口から出た。
「貴様がっ・・・貴様が私の気持ちを理解しようとしないから悪いのよっ!!」
上条は気持ちが複雑になった。吹寄が冗談を言うのは信じられないし、だからといって俺が好きなんてありえないと思っていたからだ。
吹寄はその気持ちを読みっとったように
「そう・・・貴様がまだ信じられないなら私自身が証明してあげるわ!!」
吹寄はそう言うと上条にいきなりのしかかった。
「ぐふっ!」
吹寄は上条の胸のあたりにのしかかったため、肺の中の空気が一気に放出された。
吹寄はそんな上条を無視し、上条の股間に手をかける。
ズボンのジッパーを引き下げ、パンツから上条の肉棒を取り出す。
「うわっ・・・すごい・・・」
吹寄は一瞬固まったが、すぐに肉棒をやわらかく握った。
上条はもう死にたいぐらいに恥ずかしかったが、自分にも責任が有るだろうと思って、反抗しなかった。
吹寄は肉棒を掴み、ゆっくりとしごきあげた。
「うっ、くうっ」
上条は恥ずかしくて、あまり大きな声を出さなかった。
吹寄は段々手の動きを速めていく。
「ぐっ、ふぐっ!!」
上条も流石に耐えられなくなってきた。
次の瞬間、上条は吹寄の顔に射精した。
「きゃあ!」
吹寄は悲鳴を上げた。吹寄はいきなりで呆然としている。
「うう・・・おい吹寄・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「吹寄!!」
「えっ!あ、何?」
「これいつまでやるんだ・・・?」
「もちろん、媚薬の効果が切れるまで♪」
上条は唖然となった。こんな状況がいつまで続くのだろうか。
上条は心の中で(不幸だ・・・)と言った。
吹寄は、服を脱ぎ始め、上条の肉棒を掴むと、それを胸で挟み込んだ。
「うっ!?ちょ・・タンマ・・・」
もちろん、そんな言葉が吹寄に通用するわけない。
「私に胸、貴様にはちょっともったいないような気がするけど・・・・いいわ」
そう言うと、吹寄は肉棒に胸を抑えつけ、しごきあげる。
「んっ!ふぅぅぅぅん・・・」
「っく!ううっ!!」
吹寄は喘ぎ声を漏らし、上条は必死に声を抑えつけている。
「そんなに、んっ!!声抑えないで、んん!!叫びなさいよ、あんっ!」
「ぶっ!ふぐぅ!!」
上条も負けてられないが、吹寄も一切手加減しない。
吹寄はまだ叫ばない上条に、さらなる手を加えた。
「じゃあ、これなら・・・はむっ」
「ぶっ!?や、やめろ・・・」
吹寄は上条の肉棒の先端、尿道の部分を口にくわえた。
「早く出しなさいよ!んんっ!!ああっ!!」
上条もそろそろ理性という理性が崩壊し始めていた。
そして、
「くっ・・・うあああああああああ!!」
「んっ!!・・・ふぅ・・・」
とうとう射精してしまった。口の中に苦い液体が入ってくる。
吹寄は荒い息を整え、口の中にある精液を含んだまま、上条にキスをした。
「んぐっ!?」
「んっ・・・ちゅく・・・」
上条は自分の精液を口の中に入れられ、気分が悪くなる。
「どう?自分の精液のお味は?」
「・・・・・・・・・・・・・」
上条は答えない。今の上条は、もう理性が崩壊し、本能がむき出しの状態だったからだ。
「ちょっと!答えなさいよ!!」
上条は何も言わない。ただ、自分が相手を犯すことしか頭にない。
どこから湧いてきたのか、上条は全身の力で縛られていた縄を切った。
「なっ!?」
吹寄は流石にこれは予想外で、戸惑っている。
戸惑っているうちにも、上条は吹寄に近づき、押し倒す。
「きゃあ!」
吹寄は必死に抵抗したが、力は上条の方が強く、手も足も出ない。
今度は上条が吹寄の股に顔を近づけた。
吹寄の股は、愛液でびしょびしょになっている。
「うわ・・・吹寄すごい濡れてる・・・」
上条がやっと口を開いた。
「や・・・そこは・・・」
吹寄は子供みたいな声を出す。もう上条は上条自身を止められなかった。
上条は吹寄のパンツを脱がし、吹寄の秘部に口を付ける。そして、吸い出す。
「んんん!!ふうぅっ、ああっ!!」
吹寄もたまらず、喘ぎ声を出す。それでも、上条は止めない。
「吹寄の愛液・・・おいしいよ」
「やぁん・・・ばかぁ・・・」
吹寄はいつもの口調とは全く違う喋り方になった。
上条は、吹寄のクリトリスをキュッと掴んだ。
「はあああああああああん!!」
吹寄は絶頂に達したようだ・・・。上条の顔に愛液がかかった。
「吹寄・・・もう限界だ」
「え・・・?」
吹寄は戸惑い、それも気にせず上条は身体を動かす。
自分の肉棒を吹寄の秘部へ挿れた。
「んんぁぁああ!!はあああっ!!」
吹寄は叫ぶ。叫んだときに肉棒がぎゅうと締めつけられる。
「っく・・・すげぇ・・・お前の腔内気持ちいいぜ・・・」
「んん・・・ばかぁ・・・」
声がたまらなくいやらしくて、上条は腰を動かし始めた。
「んっ!あんっ!はああん!!」
「吹寄・・・吹寄・・・」
喘ぎ声とともに、パンパンという甲高い音が響く。
「んあぁ!!ふぁぁ・・・」
上条は、吹寄の胸を揉みしだく。
「んん!!もう、そんなに同時に責められたら、おかしくなっちゃう・・・」
吹寄の声がたまらなくいやらしくて、上条はもっと続けたくなる。
「ふあぁ!!んあっ!ああっ!!!」
「吹寄・・・俺もう射精そう・・・」
上条が肉棒を引き抜こうとすると、吹寄は足でそれを封じた。
「ちょっ、駄目だって!!流石にこれ以上は・・・」
「らめっ、腔内に射精してっ!!お願い!!」
吹寄は自分が自分ではないように思えてきた。こんな言葉絶対言わないのに。
「はあああああああああああああああん!!」
「うっ・・・くうううっ!!」
二人は同時に絶頂を迎えた・・・。
文章力がどうとか展開がどうとか難しいことは言わん
ただよほど長くなる以外ならまとめて投下したほうがいいぞ
「はあ・・・はあ・・・」
吹寄は息切れして、呼吸を整えていた。
しかし、上条はまったく気にしていない。
「・・・・・・・・・・・」
上条は黙ったまま、また吹寄の秘部へ肉棒を挿れた。
「えっ?はあっ!!ま、まだ・・・?」
媚薬が強すぎたようだ・・・。若干後悔した。
上条はまた腰を動かす。
「はっ!んっ!!くうっ、ぅん!!」
吹寄は、目に涙を少し浮かべ、喘いでいる。
しかし、その涙は、
(嬉しい・・・好きな人とひとつになれるなんて・・・)
喜びの涙だった。
吹寄は上条の背中に手足を回し、そのまま突かれているだけだった。
上条は、また吹寄の胸を揉み、吹寄は、上条にキスをした。
「んっ、ふうっ、んっ、んんっ!!」
舌を入れたり、舌を舐めまわしたりする。
「んっ、んんん!!ふぅん!!」
吹寄は限界だった。もう絶頂が訪れようとしている。
「ねぇ・・・お願い・・・」
吹寄は言った。
上条は何も言わずに、吹寄の目を見て、
「くっ、ぁああああああああああああ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
そのまま腔内に射精した。
「はっ!!」
上条は目を覚ました。あの後、眠ってしまったらしい。
吹寄は、もういなかった。
「どこ行ったんだ・・・?」
上条は近くにあったメモ用紙が目に入る。
上条当麻へ
貴様に私の気持ちが伝わったかわからないけど、
責任は取ってもらうわ。
絶対、付き合ってもらうからね!
上条は、清々しくなった。重い足枷がなくなったような、そんな気分だった。
「へっきし!!」
翌日、上条は風邪をひいた。
クチュクチュ・・・
「とうま、なんかいやらしいかも・・・」
ある少年の玄関の前で、一人の少女が自分の秘部をいじっていたのは、昨晩のことである。
>>560 言っとるようなもんやないかそれww
ともかくおつかれー。
>>562 あの、投終が無いと言う事は『まだ続く』んですよね?
途中までで評価するのは失礼だと思いますので控えさせて頂きます。
そんなことより早く一方ミサワの続きが読みたい
なんか中学生の発情期みたいな文章だな
中学生=発情期 だ
と変な所に突っ込んでみる
美琴のお尻にも突っ込みたい
あと上条さんのお尻にも
尻が大きいキャラはねーちん?
尻か・・ならフロリスの尻だな!反応が面白そうだ
おや?空からなんか・・・
>>568 やっぱりオルソラ、オリアナ、ワシリーサでしょうか?
ふとワシリーサ×スクーグズヌフラなんて電波を受信したけどまったく俺得でした。
炎姦です。本当にあり(ry
>>568 リエメアさん
ベイローブ
美鈴ちん
黄泉川てんてー
あたりはでかい。
髪おろして白いネグリジェで、熊のぬいぐるみ抱えた「A」が「B」のところに!で「眠れねぇんですけどね」的な話を期待。
馬場芳雄君か
あのアメリカ高校映画の主人公的フェイスはたまらんな
22巻表紙のせいで番外通行の妄想が止まらない
美琴と美鈴の親子丼食いてえ
>>547 誰がしゃべったかを文章に書かないでもわかるように
口調を特徴的にしてるってなんかのインタビューで言ってた
地獄のミサカ
>>547 二次創作でも都合がいいけどね、特徴的な口調は
一番再現が難しいのが最大主教、地味に難しいのが建宮さんだろうか
>>562 番外編ってことで
「ふー、今日もいっぱい食べたですー」
見た目は小学生の女教師、月詠小萌は、ひとりちゃぶ台の傍で寝転がっていた。
今日は一人の少女と一人の女子高校生で焼き肉を食べた後だった。
小学生のように小柄だが、胃袋だけは成人並みだ。
「おっと、今日は燃えるごみの日ですねー」
思いだしたように口に出し、近くのごみをビニール袋にまとめて、外に出しに行く。
と、
「とうま、なんかいやらしいかも・・・」
今日一緒に焼き肉を食べた少女が少女の自宅の玄関前で自慰をしていた。
呆然と立つ小萌。周りを気にせず自慰をする少女。
「あ、あのー・・・インデックス・・・ちゃん・・・?」
「きゃわぁ!?」
いきなりで驚くインデックス。それでも自慰はやめない。
小萌は顔を両手で隠し、指の間からインデックスの自慰を見ている。
「やっぱり、インデックスちゃんも発情期ですねー」
と、そろそろ慣れてきた小萌はもう両手で顔を隠さずに、口調もいつも通りになって言った
「でも、路上で自慰は駄目ですよー」
「ち、違うの!家に入ろうとしたら、声が聞こえてきて・・・
誰か別の女性で、なんかいやらしい声がして、そしたら・・・」
小萌は耳を澄ます。たしかに、女性が喘ぐ声が聞こえる。
しかし、この声はどっかで聞いたような・・・?
「こ、この声は・・・」
もちろん、知らないわけがない。吹寄制理という、小萌が担任のクラスの女子高校生だ。
同じクラスの生徒が同じ部屋の中でいやらしい声を出すということは、もう、一つの結論しかない。
「セックス・・・・ですね」
小萌は半ば冷静に、半ばショックな感じで言った。
「なんか凄くいやらしくって・・・気がついたら・・・」
と、インデックスは何とか弁明しようとした。
上条x佐天きぼん
「いやいや、いいのですよー。発情期は誰にでもありますからねー」
「え?じゃあ・・・小萌も?」
意外そうな目でインデックスは小萌を見る。信じられなかったような目だ。
「はいー。先生も中高生ぐらいの時には・・・」
と、若干遠い目で夜空を見る。正直インデックスには小萌の中高生の姿が想像できない。
「ねぇ、じゃあどうやったらすぐにイけるかな?」
インデックスはまったく動きをやめない。ただ、クチュクチュという淫らな音が響いているだけだ。
「そうですねー・・・」
「よし!じゃあ先生が手伝ってあげましょー!」
と言い、インデックスに近づくと、インデックスの手のある部分に自分の手をやって、
その突起の部分を柔らかく、しかし激しくいじった。
「ふぁああ・・・なんかさっきより感じるよぉ・・・」
インデックスはさっきまでにない快楽に、さっきまでにない声を出した。
「これでも先生は何回も自慰したことが有るのですよー」
と、自慢してはいけない自慢をする。
が、インデックスは気にしていない。
「そうですねー、じゃあ・・・」
といって、インデックスの服を脱がし始めた。
「え!?ちょ、ちょっと待って・・・」
「いまさら恥ずかしがっても遅いのですよー」
小萌は服を脱がすと、胸の小さな突起の部分を指の腹でこねた。
「んんっ!くふぅ・・・あっ!」
「どうですかー?さっきより倍の気持ちよさがしませんかー?」
「凄い…すごいよぉ・・・」
インデックスは、そろそろ限界だ。
「あ・・・何かきちゃう・・・何かきちゃうよぉ!」
「そろそろですよー、気を付けて下さいねー」
「え・・・?何?何を気を付けるの!?あ、あああああああぁぁぁぁぁー!!」
インデックスは絶頂に達し、ちろちろと秘部から液体が出てきた。
「放尿しちゃうとか、相当気持ちよかったんですねー」
インデックスは息を切らして、返事ができない。
「まあ、いいです。先生も、いつでも相手できるわけじゃないので、これでも使ってて下さいねー」
と言って、小萌は自分の部屋から液体と、キノコ型の機械を出し、インデックスに投げた。
「媚薬とバイブですー。使う予定でしたけど、インデックスちゃんにあげるですー」
と言って、彼女はごみを捨てに行った。
息が整ったインデックスはその機械と液体を眺めながら、少し笑って、
小萌に使い方等を教えてもらった。
教えてもらった後、インデックスが少し元気がなくなっていたのは
次の日のことである。
えんど
>>579 あんなのが二万人もいるとかどんな罰ゲームだよ
確かに小燃の小中学生って想像できんな
>>584 投下乙です。そして良質のエロGJでした!
吹寄と上条さんの責受入れ替えての熱いカラミや、インデックスの切ない燻りが頭の中で想像できました。
ただもう少し地の文にテンポが欲しいです。
特に前後の文の繋がりに不自然な点があると感じます。
一例を上げれば、
吹寄はその気持ちを読みっとったように
「そう・・・貴様がまだ信じられないなら私自身が証明してあげるわ!!」
吹寄はそう言うと上条にいきなりのしかかった。
「ぐふっ!」
吹寄は上条の胸のあたりにのしかかったため、肺の中の空気が一気に放出された。
吹寄はそんな上条を無視し、上条の股間に手をかける。
こうしてみるとおかしい事が良く判ります。
同じ言葉の連呼です。
これを失礼してちょっと変えると、
吹寄はその気持ちを読みっとったように
「そう・・・貴様がまだ信じられないなら私自身が証明してあげるわ!!」
そう言うと上条にいきなりのしかかった。
「ぐふっ!」
上条の肺の中の空気が一気に放出される。
しかし吹寄はそんな事は無視して上条の股間に手をかける。
前後で同じ言葉を繰り返さないだけでも随分シンプルになっていると思いますが如何でしょうか?
長文スレチならびに失礼でお節介な物言い、大変申し訳ありませんでした。
規制のせいでPCで書いたSSが投下できない
>>588 絹旗でやり直し。アニェーゼでも可。
アニェーゼが禁書に対抗意識燃やして噛みついてこないかなー。アマガミで。あむあむ。
個人的には、美琴に噛みつくアニェを。性質が似てそうだから面白そう。
ダメだ、噛み付くっていうとマジで歯で噛み付くイメージしか出てこない
噛みま――せん
インデックス「私の時代が来たんだよ!」
なにもきてねぇよ
またコネタの種。
ある秋の日の夕下がり。
「お腹が…」
ティーカップな白い服に身を包んだ小柄な少女が、同居人に問いかけている。
「…お腹が、減っちまったんですけどねー」
「…………。」
「カミジョ、っと、ト、トウマー////、そ、そろそろ夕メシ出しやがれッてんです///」
「…なぁ。」
「な、なんだってんですか…」
「おまえ何やってんだ…?ってかインデックスはどこやったんグボフ?!
「(話あわせろっつうんですよこのバカミジョー!ツチミカドからあらかた聞いてるんじゃねーんですかいっ?!)」
「(何のはなしだっ?!つうか勢いで鳩尾に厚底サンダル蹴り込んだらカミジョーさんは昼に食べたものをぶちまけてしまいますってか土足厳禁!!)」
「(あーもうっグチグチうるせーですね!魔術結社への陽動で、禁書目録がここにいるように見せかけるって話聞いてないってんですかい?!)」
「ナニソレ?」ポカン
「」
とりあえず土御門に地獄で後悔させることで話はまとまったが、偽装のために日常を過ごすとなるとここで例の儀式が必要になる。
「アニェ、っとインデックス、すまないが今日からご飯がない…。おからを主食にたえてくれ…」
「…?なんなんですかいこの白いの?なんか不味そうっすね…」
「いやっ、栄養はたっぷりあるんだ、だからユルシ「おもしろそうじゃないですか!ちゃっちゃか料理しちまってくださいよ」
「あれ??(んー、ここは、アレなんだよなぁ…)」
「(アレ?なんですかい?)」
「(インデックスなら、おからは美味しくないからイヤなんだよ!って噛みついてくるとこだからさ…楽しみにされると調子狂うっつうか不自然っつうか…)」
「(かっ!かかかか、噛みつく?!カミジョーにっすか?!そ、それはもうキ、キs)」
「(そうだよなぁ…普通嫌だよなよく知らない男に噛みつくなんて…。あいつももう少しそういう常識が…)」
「((!!禁書目録はもうとっくにクリアしたステップ…))」「カ、ト、トうマ!か、覚悟しやがれってんです!」
「え!?ってちょっと、おま」
「(あむっ!)」
「うひょうっ!?」
目を閉じた小柄な少女が、気を使ってアマガミしてしまったのはカミジョーさんの指先。
「((これが、カミジョーの…。私をぶっ叩いた、右手…。私を助けてくれた、右手…))」
続くか。
>>594 毎度GJ。
このくらいハッチャけてると面白い。
>続くか。
続いて欲しいっす。
バカミジョーてw
麦のんの場合だと噛みちぎりそう
二期か・・・打ち止め出るかなぁ
出れば色々と想像出来てまた書く意欲が出るんだが・・・
しゃーない、頑張ってラノベを一巻から読むか
木ィ原クン出るから打ち止めも出るよ
さあ二期PVを見て今想像して今書くんだ
はまづらを甘噛みする滝壺…胸熱
>>579 暗部入りしてからの一方さン
/: : : : : : : : : : : : :
| : : : : : : : : : : : : : 実 殺 つ
| : : : : : : : : : : : : : 質 害 れ
__ ゝ . __: : : : : : : : : 1 し l
. r‐-==ニ二 `ヽ_____ Τニi┬- 万 た
`>‐┬――- 、 ∨ `ヾ=L} 人 か 妹
/⌒ヽ | 、_ __ ヽ | \} も ら 達
/ \ | rq __ ||ニ=- ヽ 殺 つ 実
. /-‐=ミ ヽ| ノ リ^i-‐ Y |ヽ、害 れ 質
. {7 ̄\ `| ‐ァ 〃―- | } ,′: し l 1
. ー--/ ヽ_,∧ / -‐=ミ j/ /::::::: た わ 万
. ′ / ー--‐く/ ∧ ∠..__/:::::::::: か l 人
/ / /__{/  ̄ ̄ら も
/ , ' / な
. / / ′ l
. / / /
/ /
/ /
. / ′
>>599 ほぉ〜出るのかそれは見なければ……
打ち止めええぇぇ
PCまた規制とかorz
長文を携帯ではキツいし、プレビュー見て読みやすさ確認出来ないしさ……
いきなりやる気を削がれたよww
一方さんは3巻で上条さんにそげぶされた後打ち止めと出会った
しかもその後巨乳二人&幼女と同棲というハーレム展開
ロシアでもう1回そげぶされた後は番外個体と和解して表紙まで飾るオマケつき
浜面も上条さんにブン殴られた後、アイテムのハーレムに放り込まれて恋人までできて
そしてロシアにまで愛の逃避行、そしてそこまで追ってくる麦野さん
挙句の果てには自分からスカートをめくる絹旗
結論:カミヤン病は男性限定で、拳を通して伝染する
これで何かネタ書けないかと思ったが
他に殴られた男がビアージオくらいしかいなかった
>>603 ステイル「うん?」
エツァリ「おかしいですね……」
メタ的には本編メインの主人公級にもなればかまちーの手法的に必然的にモテて、
その二人は寸前に上条さんとバトるイベントがあったというだけ
なんだが、カミやん病というのが公式に提示されているからな・・・
>>604 エツァリには可愛い可愛いショチトルが居るじゃないか
>>603 同棲といっても数時間だよな……一方さん。
マンション案内されてすぐ0930事件発生、暗部落ちして離ればなれだし。
>>604 ステイル→小萌先生、パトリシア
エツァリ→ショチトル、(トチトリ)
二人共本命には振り向いて貰えないだろう所が泣けるが。
いや、そうじゃなくて殴られた男が……のくだりでステイルとエツァリがいなかったので二人で抗議みたいな……。
ネタの説明とか俺マジ最低だな
そして完全にスルーされてるテッラ
>>602 打ち止めのふにふにな足の裏を延々しゃぶり続ける一方さん
そんな夢を仕事中見ていた。
アックアさんはそげぶされてなかったか
>>603 芳川さんは巨乳じゃあない気がするが。
ところで木山てんてーと芳川さんはどちらが年上なんだろう。そしてどっちが処女なんだろう…
滝壺と姫神
当初は同じ地味目でスタートしたのになぜ差がついた?
いや姫神さん好きなんだけどね
ちなみにアックアと神裂の聖人同士の恐竜のようなセックスを見てみたい
>>612 両方三十路で両方処女だろ
だから、二人とも行き遅れないうちに俺が貰っとくわ
>>613 姫神さんは上条さんに表面上優しくないからなぁ…。ボディブローかますし。
いや俺も姫神さんが一番好きだけども
>聖人セックス
描写はほぼ戦闘シーンだろうな…エロくはないだろ…
>>描写はほぼ戦闘シーン
BFですね?わかります
上条さんのチ◯コが神裂のマ◯コに万力のように締めつけられて・・
ぎぁぁぁぁぁ!な展開か
万力マ◯コに矯正されて、チ◯コが神と同じ形になって聖人「上条」が誕生!
くらいしか思いつかん
純潔の聖人まんまんがイマジンブレイクされてよがり狂う神裂さんという展開も
SAGA
>>614 木山せんせーは三十前だ
そんなことも知らんお前に、はるみちゃんはやれんな
処女殺し(ヴァージンブレイカー)
忙しくて長編書き切れないので
>>610 氏の妄想に乗っかって短いものを1つ。
一方通行×打ち止め、ノンエロです。
こんなモノに2レス使った私を御赦し下さい。
以下すぐに始めます。
『ふたりだけのせかい』
ここはとある海水浴場。
完全に時季外れとあってひとっこひとり居ない波打ち際を歩く2人の姿――いや、1人は波との追いかけっこの真っ最中だから歩いているのは真っ白な髪をした少年だけだ。
「おいクソガキ! それ以上海に近寄ンじゃねェ! それ以上潮塗れンなりやがったらここに捨てて行くぞォ!」
「えぇええ!? 今勝率は五分と五分、後一回ミサカが波をかわし切ればミサカの勝利がけっうわわわわわわああああああ!? ってミサカはミサカは波にやられてズブズブのヌレヌレになってみるぅ」
制止の声に気を取られた隙にひと際大きな波に襲われてスカートをぐしょぐしょにした少女、打ち止め(ラストオーダー)の姿に、杖を砂に取られて歩きにくそうにしていた少年、一方通行(アクセラレータ)は大きなため息を突いた。
「テメエは居残り決定だ」
「まだだよ……まだ終わらないんだから! ってミサカはミサカはリベンジの為に燃えてみる!」
「ンな無駄な事に労力使ってンじゃねえよ」
海に向かって拳を突きだす打ち止めに、一方通行は付き合い切れないとまたも大きなため息を突くと踵(きびす)を返そうとした。
その時、
「痛ッ!?」
「どォした打ち止め?」
背後で上がった小さい悲鳴に一方通行が振り返る。すると波から逃げる様に打ち止めが右の片足でケンケンする様に逃げて来た打ち止めが、
「何かふんじゃったみたい! ってミサカはミサカは怖いのを我慢して確認してみるー」
「チッ。だから靴ゥ脱ぐンじゃねェっつただろォが」
そう吐き捨てる様に言って打ち止めに近付く。
その打ち止めは左の足の裏を見つめたまま固まっている。
「どォした?」
一方通行が声を掛けるが返事は無い。
仕方なく打ち止めの足の裏を見てみると、
「切れてンなァ」
足の親指と人差し指の付け根の間辺りから2センチくらいぱっくりと切れて真っ赤な血が溢れていた。
「ど、どおしよう……、ってミサカはミサカはジンジンする足に戦々恐々してみたり」
先ほどのはしゃぎぶりも何処へやら、すっかりしゅんとしてしまった打ち止めの姿に一方通行の心の中にちょっとした悪戯心が芽生えて来る。
しゃがみ込んで打ち止めの左足を考え深げに眺める事しばし、
「こりゃ毒でも回っちまう前に足を切断しておくかァ。なァ?」
その言葉に打ち止めの顔が見る間に真っ青になる。まあ足を切るなんて言われたら打ち止めで無くても青くなるだろう。
「せ、切断って切るに断つって書くあの切断!? ってミサカはミサカは痛みも忘れて驚いてみたり……」
「一瞬で終わらせっから安心しろ。なァに、帰ったらあの医者に元通りにさせっから問題は無ェ」
そう言いながら一方通行の手が足首からふくらはぎ、膝、太ももへと這い上がって来ると、打ち止めが歯の根も噛み合わない程震えだす。
「や、ちょ、ま、ほ、本気!? ってミサ、ミサミサミサササ……」
「目ェ瞑って歯ァ喰いしばれ。ぐずぐずしてっとこのまま解体ショー始めちまうぞ?」
その一言とチラリとも目を合わせない真剣な表情の一方通行の姿に、打ち止めは諦めて言われた通りギュッと目を瞑り、その上から両手で押さえ、歯の方も砕けんばかりにぎっちり噛み合わせた。
(面白ェ……)
その姿に思わず吹き出しそうになるのを堪える一方通行。
そして当然の事ながらここまでの話は全部嘘。懲りない打ち止めを懲らしめる為に一芝居打ったのだが、
(さァて、コイツの治療でもすっか)
いい加減傷からの血が止まらない事に本気で心配になって来たのだ。
まずはチョーカーに手を伸ばして能力を解放する。これで一方通行はあらゆるベクトルを操る力を取り戻した。
続いて一方通行は打ち止めの足を持ち上げる。
「んぃぅ」
打ち止めがビクッと体を震わせたかと思うと小さく悲鳴を上げた。多分今から足を切られると思ったのだろう。
そして一方通行はそんな少女を一瞥すると、その小さな足に唇を付けた。
瞬間ジャリっと言う砂の感触と海水の塩辛さに眉間に皺が寄る。
続いて訪れるのは生臭い香りと鉄の味――血の味が口の中にじんわりと広がって行く。
その味に過去の自分の暴挙の数々が思い出されて胃袋が波打つが、そこは気のせいだとばかりに気力で抑え込むと、
(ここまでやるからにゃあ、傷なンか残りやがったら承知しねェぞ)
心の中でそう呟きながら傷口に舌を這わせて行く。
「ひぐッ!?」
打ち止めのくぐもった悲鳴が聞こえるが、恐怖の為か痛みの為か判らない。
一方通行にはそんな事はどうでもよかった。今彼の頭の中にあるのは打ち止めの傷を治す、ただそれだけだった。
まず自身の唾液に含まれる殺菌酵素を活性化して傷口周辺を殺菌する。そして打ち止め自身の血液を操作して血管へと血を押し戻しながら、血液に含まれる殺菌効果でこちらは内部から雑菌を排除させた。
出血と殺菌が終われば、今度は打ち止めの体組織の働きを活性化させて傷口を塞いで行く。
舌を使ったのは傷の状況からそれが最適だと一方通行が判断したためだ。
かくして傷口が塞がるまでの間一方通行の献身的な愛撫に晒される事になった打ち止め。
(ナニナニ!? 最初は痛かったのに気持ち良くなって来ちゃったのって一体何が起きてるのかな!? ってミサカはミサカは何が起きてるのか誰かミサカに教えてええええええええええええええええええええええ!!)
その後少女が変な性癖に目覚めたかどうかはまた別のお話。
おわり
以上です。では。
俺の妄言に付き合ってくれた
>>622マジいい奴。
ごちそうさまでした。
上条がフラフラ夜道を歩いてたらむぎのんに目を付けられて犯される痛い妄想
麦にょんは浜面に一途だよ
あの人、もう浜面と自分とそれ以外って感じになってそう
>>622 乙
最近新しいSSはどこも番外通行ばかりでちょうど通行止めが読みたかったんだ
エロなしでも幸せです
>>622 乙乙
打ち止めはずっと目を瞑ったままだったのかw
それにしても一方さんの能力は便利だな
いろんな意味で
聖人のマンコやチンコってどうなの?
やっこいよ
噛んでみる?
>>622 乙乙
PC規制だから携帯で書き込めるかテストも含め……
打ち止めは可愛いなぁ
浜面とフレンダが両想いだから麦のんは真っ二つにしたんだぜ
浜フレが見たいでござる
ゴゴゴゴオゴゴゴオゴゴオゴゴオゴゴゴゴゴゴ
ガリゴリシュゴゴゴォズドンバキンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上「な、ななっ、なんなんですか〜〜っ!!じっ、地震かコレ!?」
イ「違うんだよ!こ、これは聖人による複合強化魔術式なんだよ!」
上「聖人による複合強化魔術?ってことは上裂か!?」
イ「この術式は中国の房術を基礎にウンタラカンタラ・・・
ってことで先にイッた方が力を奪われるという恐ろしい術なんだよ!」
上「っておおおおお〜〜〜〜〜〜ッい!!インデックスさんソレマジデスカー!!??」
イ「あたりまえだよ!でも絶対に見に行かない方がいいかも・・」
上「え?ナンデ?(そこはほら健全な男子としてちょっと興味あったのですけれども・・)」
イ「だって聖人なんだよ!?二人の衝突エネルギーはニュートン力学で計算した場合
小隕石の運動エネルギーとほぼ同等!しかもピストン速度はマッハ2以上だから
人が近づける訳がないし、しかも射精エネルギーはあの超電磁砲以上なんだよ!!
とーま死にたいの?」
まで想像した
とりあえず聖人のセックスで地球が危ないwww
>>635 上裂ってなんだよorz
科学都市の粋を結集した「超硬化チタニウム製バイブ」を手にしたアックアが
聖人の全能力をを発揮した超高速ピストンはマッハ12を超える!!
それを必死の形相で迎え入れる聖人神裂の締力は鋼鉄を歪める程の圧力だ!
とめどなく愛液は流れるがそれは一瞬にして蒸発する!
が、あまりにも大量に流れる愛液は蒸発するそれを上回り湿っぽい音を奏でる
チャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグ
後日土御門の差し金で神裂さんが上条さんにえっちしようと言ってきて
上条さんが必死の形相で土下座しながら拒絶するところまで妄想した
しかし神裂はそれを許さず逆レイプするところまで妄想した
「そんなに怖いのなら私は動かないので、貴方が動いて下さい。ただし手加減は無用です」
と頬を赤らめながら騎乗位を正常位に変えるところまで妄想した
しめつけがヤヴァくすぐイってしまう上条さんのところまで(ry
>>640一瞬リドヴィアだと思った
だがオッレルスなら……オッレルスならシルヴィアを満足させられるはず……!
とりあえず美琴が好きな体位を考えようじゃないか?
対面座位とか好きそう
とりあえず神裂が好きなプレイを考えようじゃないか?
強い女だからこそ、上条さんに無理矢理されるのが好きそう
>>643 最初は主導権握ろうと騎乗位なんだけど、ヒートアップして上条さんに下から突かれたらあっという間に達してしまう美琴が見たいです
普段は強気で余裕ぶってる子こそ
いざ好きな人に押し倒されると何もできなくなるんだよ
美琴が似合うのは間違いないが、誰が一番似合うだろうか
シェリーだろ
そりゃ、あるレベル0の男に上からどころから下から散々に攻められて
その初体験のショックのあまり、もう彼のことで人生が一色に染められちゃった某レベル5さんだろ
い、一方さん…!?
馬鹿おめー鈴科さんの方だろ
はいはい、むぎのんむぎのん
百合子さんの出番と聞いて
上条ハーレムのメンバーで普段は強気なのは
美琴
吹寄
黒子
第二王女ぐらいだな
浜面のとこは滝壺以外はみんな強気だよね
でも一番積極的なのは滝壺っていう
カエル先生がご乱心
持ち合わせた頭脳と技術の全てジャパニーズHENTAIに注ぎ込む!
さあ
標的にされメチャクチャにされるのはどの娘だっ!??
>>657 黒子とキャーリサはハーレムメンバーじゃなくね
しかしその二人に見降ろされながら足コキされる上条さんというのも中々・・・
キャーリサは何か騎士団長がお似合いな感じ
騎士団長の方はねーちんにモーションかけてるけど
キャーリサは王女だけど
「セックスー?べつにしてもいーけどー」
とか言ってヤらせてくれそうな気がするんだ
ああいうタイプに限って実は純情だったりするんだよ
庶民の仲間達とお楽しみな姉、想い人と結ばれて幸せ絶頂な妹に挟まれる次女さんマジ処女www
三十路間近処女リスト
キャーリサ
シェリー
木山てんてー
芳川てんてー
リドヴィア
では木山てんてーは貰っていきますね。
寝言は寝てから言えと何度言ったら(ry
一方さんに罵られるだけのSSとか読みてえ
つか新刊の表紙がよすぎて漏れそう
一方さんは罵るより罵られる側
妹達全員に罵られ、徐々に弱っていく一方さんマジ可愛い
麦のんに罵倒される浜面
シェリー×エリス(ゴーレム)キボンww
>>660 そげぶした後、即効で命救ってるわけだし、ハーレム条件は満たしてそうだが
一方さんは番外個体と戦うだけであんだけ精神ボロボロになってたからな
妹達に恨みつらみを言われながら性的に虐待される一方さんとかすごい見たい
もしかしたら泣いちゃうかもしれない
一方には徐々に2万人のミサカに似ていく打ち止めに苛まれてほしい
「ア○イスター不動産」
学園都市の一角。昼なお暗い裏路地に、一軒の不動産事務所があった。ごく普通の造作ではあるのだが。ここでは逆に浮いていて、胡散臭いことこの上ない。
そこには、
『ア イスター不動産』
と書かれた、傾いた看板がかかっていた…。
さてさて、ふこうだ、という叫び声が徐々に近づいてくる。街のゴロツキからの逃げ場に困った少年が、この不動産に飛び込んだのは、偶然か必然か。
やあ…。ノックもなく入ってくるのは少々無作法ではないかね、上条当麻君?
ああ、身構えなくても結構だ。君のことはよく知っているよ。もう少々君は、自分の知名度に敏感になるべきかもしれないな。
…私が誰か?
…そんなことはどうでもいいことだ。君の悩みを解決する方が優先ではないかね?
ごろつき?落ち着いて耳を澄ましてみたまえ。声が聞こえるかね?
…そうだろう。ここは安全だ。だから君はもっと大きな悩みについて思いを馳せるべきなのだよ。
すなわち。
衣
食
住
だな。我々は、君に、望むままな『住』と『食』環境を用意できる。
君を朝から晩まで攻めさいなむ禁書目録の牙の恐怖に怯えなくてすむのだよ?
信じていないようだね。
では見せてあげよう。遠慮は無用だよ。バーチャルモニタをさせてあげよう。
さて、君は確か寮の管理人が理想のタイプだったね?驚くことはない。繰り返すが、もう少々君は(ry
さて、とすると管理人の人選が問題になるわけだが、希望はあるかね?
・頼れるリーダー、時々子犬な機械オンチ
・芸術家肌で情に厚いぶっきらぼう
・ふわふわ癒し爆乳系
・ひたすらエロいおねーさん
・面倒見のいい潔癖症、もといきれい好き
・ジャージ炊飯器
さあ、選びたまえ。
僕も麦野沈利ちゃん!
>>675 ・ねーちん
・シェリー
・オルソラ
・オリアナ
・誰?
・じゃん
ルチアだな
ああ
パンツを見られる事がアイデンティティのルチアか
シルヴィア
>>682 詩菜さんなら、そもそも上条さん管理人室に一緒に住むだろがwww
フラグもへったくれもあるかwwww
近親とかきもいすわぁ…
記憶を無くした当麻さんが突然寮に遊びに来た詩菜にドギマギするのは見てみたい
ヤンデレ聖人キボンヌ
スタンガンで前立腺を刺激する姫神
ここGEPじゃないんだが
GEPとかVIPみたいなノリで雑談するな
雑談も画像張りも禁止だっての
姫神かわいいよ姫神
安価返し(スルーデキナイ)
もうこの流れはいいよ
何回やる気だよ
2w
今更だけど暇だったから
3スレ〜13スレ >雑談も結構ですが、目的を忘れない範囲にて皆で楽しみましょう。
13スレ
>>595 そろそろテンプレ考えるべきじゃないか?
14スレ 雑談についての記述が消える
24スレ 突然追加 >雑談は雑談スレに行きましょう。
今に至る
実は雑談について何も議論的なモノはされていない
たぶん原因は23スレのこいつ
850 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 14:04:16 ID:HmZ36JPi
なんか最近投下されることが当たり前になって、お礼の言葉が少なくなっている気がする。
そして雑談が増えてる。雑談は雑談スレにいけよ。
画像貼りは「板」でのルール違反、マナーじゃなくルール
スルーが一番だけどたまに画像に対してレスつけるのもいるしルールを守れない、調べないのも沸いてる
雑談は分かりやすく言えば「議論なんかしなくても各々が注意できてたから何も規定してなかった」だけ
要は目的を忘れ、範囲から外れ、それを理解できず続けるのが多くなったから暗黙知をやめ、婉曲的な表現もやめ、こんな感じで明文化されて今に至る
バカなユーザーが増えると業界の規制が厳しくなってその結果その他大勢のユーザーが被害を受けるのと同じだね
白熱した議論ぶった切りで失礼して、
>>630-631 のやり取り見てSS書いてみました。
オッレルス×シルビアで7レス消費。エロあり。
では、いきますよ。
何時も通りに訪れる平和な夜。手分けして子供たちを寝かしつけたオッレルスとシルビアは、キッチンのテーブルでコーヒーを飲みながら一息ついていた。
向かい合って座った2人は会話をするでも無く、黙ってコーヒーカップを口に運ぶ。
シルビアはタイムズ紙を読みながら、オッレルスはそんなシルビアと彼女が読む新聞を眺めながら、このゆったりとした時間を過ごすのが日課となっていたのだ。
所が、今晩は少し様子が違っていた。
その原因はオッレルス――椅子に座った時から目に見えて小刻みに体が揺れていて、それはまるでトイレでも我慢しているかの様に見える。
そんな相方の鬱陶しい様子に当然シルビアも気付いていたが、あれは多分『ワケアリ』なので特別に許しておいていた――いつその『ワケアリ』を切りだすのだろうとドキドキワクワクしながら。
そしてついにオッレルスが文字通り重い腰を上げた。
「な、なぁ」
「ん?」
椅子から立ち上がり身を乗り出したオッレルスに、シルビアは興味無下げに新聞を読みながら返事を返す。
「きょ、今日なんだけど……、アレ、いいだろ?」
「アレ?」
「そうだよ、アレ」
未だそわそわと落ち着きの無いオッレルスに対してシルビアは表面上は冷静だ。そう表面上はだ。
やっと来たかとシルビアは内心思う。
初めて体を許した日から、この朴念仁の甲斐性無しは毎日自分を求めて来るのかと思いきや、事もあろうに自分を抱いてしまった自責の念で七転八倒したのだ。
そんな馬鹿をそれとなく叱咤激励調教しながら体を重ねて何回目になるのか。
最後の逢瀬から今日まで色々あって随分と間が開いてしまっていた。
さぁて今までの分をまとめて埋め合わせしてもらおうかとシルビアが新聞の陰でぺろりと舌舐めずりをしたその時、
「あ、後さ……、今日は、その……俺にリードをさせてくれなぐっはああああああああああああああああああッ!?」
最後まで言い切る前に物凄い勢いで飛来した固い何かがオッレルスの顔面を直撃した。
オッレルスがそのままもんどりうってひっくり返る中、顔を真っ赤にしたシルビアが髪を掻きあげる。
「明るい場所では誰の目があるか判らないからストレートに言うんじゃないって言っただろうが……、この大馬鹿野郎」
聖人の力に掛かればタイムズ紙が凶器になる。そんな事を思い知らされたオッレルスだった。
それから十数分後……、2人の姿はベッドの上にいた。
生まれたままの姿で向きあう2人。
特にシルビアは隠す所など無いとばかりにオッレルスに向かって大胆に脚を開いて座っている。
そこに体を滑り込ませるように前かがみになったオッレルスはシルビアの顔を覗き込むと、
「触ってもいいかい?」
「駄目って言ったらどうするのよ、あんた?」
「そりゃもちろん止めぎはあッ!?」
最後まで喋らせてもらえなかったオッレルスがベッドから転げ落ちると、シルビアは持ち上げていた脚をベッドの上に降ろしてため息をついた。
「ふざけんなよこの。アンタはそれでもキン○マ付いてんのかこのオカマ貴族!!」
むしゃくしゃを解消する為にあえて汚い言葉を選んで罵る。
(埃まみれの没落貴族のくせに……何処までいっても紳士なんだから呆れるったら無いよ、この馬鹿野郎は……)
シルビアはこんな男を選んでしまった自分の不幸を今更呪いたくなった。
一方そんな事を思われているとも知らないオッレルスが顎をさすりながらもそもそとベッドに戻って来た。
「イテテ……、いきなり蹴飛ばすなんて酷いじゃないですか……」
「ごちゃごちゃうるさい男だな……。それよりヤルのかヤラないのかハッキリしなさいよ」
シルビアの呆れと苛立ちをない交ぜにした言葉を投げつけられて、流石にオッレルスもムッとした顔をして押黙る。
久しぶりなのに誰のせい――もちろん自分のせいだなどとは思っていない――で先に進めないと思っているのかと憤りさえ感じながら改めてシルビアの脚の間に座りこむ。
だが月夜にキラキラと輝く金髪の生えた恥丘やその下の割れ目を見てしまうとそこは男だ。
(き、綺麗だ)
もし口走っていたなら乙女の恥ずかし鉄拳制裁は免れなかっただろう。
気持ちも新たに右の内腿に手を掛け、左の指を割れ目の下の方に押し当てたオッレルスは、
「やるさ。いや、止めたってやるぞ。やるって言ったら絶対にやる!」
「だから一々変なセリフ言うんじゃないって――」
やっぱりオッレルスはどこまで行ってもオッレルスか。
その台詞の色気の無さにカチンと来たシルビアが拳を握る――だがそれより一瞬早く、男にしては繊細な指がシルビアの柔らかい部分を抉った。
「いあ゛っ!?」
ビクビクっと震える体。そして未だかつて聞いた事も無いシルビアの悲鳴にオッレルスは驚いて顔を上げた。
「どうあっだッ!?」
その鼻面にシルビアの拳が突き刺さる。
「濡らせよこの大馬鹿野郎!! 女のそこはデリケートなんだよ!! 言われる前に気が付けこのとうへんぼく!!」
「ほ、ほうでふか」
鼻を押さえて痛みを堪えながら頷いたオッレルスは指で触るのは諦めて、今度はシルビアの両脚に手を掛けるとその股間に顔を埋めた。
オッレルスの鼻先を恥毛が擽る中、予め唾液をたっぷりと含ませた舌を割れ目に沿って這わせて行く。
「ん、ふ」
オッレルスの耳にシルビアの満足そうな鼻声が聞こえて来ると、
(今度は大丈夫そうだ)
そう安堵すると共に、自信の無かった愛撫にも俄然熱が入り、一生懸命に一心不乱にシルビアのそこを舐め続ける。
やがて割れ目から生ぬるい独特の刺激のある味が強まって来ると、オッレルスは躊躇する事無く割れ目の中にも舌を滑り込ませて隅々まで余す所無く舌を這わせて行く。
一方シルビアの方はと言うと、
「ふ、う」
(それにしてもらしく無いくらいに下品な音を立てるじゃないか、貴族のお坊ちゃん)
耳を塞ぎたくなるような水音を聞かされながら快感の波間に漂っていた。
全身をぬるま湯に浸けこまれた様な、このふわふわとした感覚は彼とだけしか味わえないし味わいたくも無い、と先ほどの嫌な気分などすっかり吹き飛んでしまっていた。
それにしてもオッレルスの一心不乱な姿は、
(犬を相手にしているみたいでちょっと背筋に寒い物があるわよね)
その割に顔に浮かぶのは嫌悪では無く愉悦の表情な辺り、やはりまんざらでも無いのだろう。
「う、ん。上手いじゃないさオッレルスのくせに……」
珍しく……、本当に珍しくオッレルスをほんのちょっとだけ褒めたその時、
「ふおか?」
「!?」
オッレルスの相槌と共に突然下腹部に広がった圧迫感に思わず瞼の裏に星が飛ぶ。それがオッレルスが口を付けて喋ったせいだと直ぐに気付く。
そして予期せぬだけに完全な不意打ちを食らったシルビアは、逝かされそうになった羞恥に全身を朱で染め上げると、
「く、口付けて喋んじゃ無い、中に息が入ってくんだろこのトンマッ!!」
しかしこの一言にオッレルスは、
「どふぉのなふぁふぃ?」
「ひ、い、しゃ、しゃべんな、て」
「ふぁふぁはふぉふは?」
「あひ、だめ、だ、あ」
一言ごとに拭きこまれる息によってぽこぽこと膣が膨らんで、シルビアの下腹部はまるで風船でも入っているかの様になる。
(この、調子に乗って、オッレルスのくせにぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい……)
快感の涙を浮かべたまなじりをキッと吊り上げたシルビアが震える拳を握り締めたその時、
「ぷはっ」
「あッ!?」
口を放せばどうなるか判っているのにこの男とか下腹部に力を込めて耐えなくてはとか、そんな考えが頭を過ぎった気がした。
だがしかし実際には、
『ぶぴぴ♪ ぶぷっ、ぶぶ、ぶびびびびびび……』
割れ目の奥の秘穴から下品な音を立てて空気が漏れる。
だが漏れるのは空気だけでは無い。粘っこい汁がぴぴぴっとオッレルスの顔に降り掛かる。
「は、あ……」
下品なメロディーを奏で終えたシルビアが体の力が抜けたかの様にがっくりと頭(こうべ)を垂れた。
オッレルスが下から覗き込めば、そこには涎を垂らした惚けた顔が。
「シルビア?」
「……アンタ、後で体中に漆(うるし)の恐怖を……」
「ひぃッ!?」
あの日の恐怖と痒さが甦って来てオッレルスは顔を引きつらせる。
しかし今の彼には恐怖を上回る感情――シルビアへの抑えきれない欲望があった。
「シルビア」
「あ、何よ?」
「お前のここ」
そう言ってオッレルスは、つい先ほど恥ずかしい音色を奏でたシルビアの秘穴に人差し指を掛けてるとくいっと取引っ張ったのだ。
「ひ、ふ」
再三の愛撫で解れた穴が肉を覗かせて伸びると、シルビアは短い悲鳴を上げて体を震わせる。
その後もぐにぐにと弄びながらオッレルスは、
「どのくらい広がるのかなあ?」
「あ、ぅん゛」
一際乱暴にぐるりと掻き回されてシルビアは悶絶した後、涙目でキッとオッレルスを睨み付けると、
「……後で覚えてな」
「いひぃ!? か、覚悟しておきます……」
やはり心の底に刻まれた恐怖は中々拭えないらしい。
それはともかく――オッレルスの頼みをと言うか馬鹿な提案を渋々受け入れたシルビアはまんぐりがえしと言う無様な格好をさせられていた。
その引き締まった真っ白な尻を抱き抱えたオッレルスは、右の人差し指を天を向いてぱっくりと口を開けた割れ目の、そこに開いた肉穴にあてがうと、
「1本」
ズブリと第一関節まで埋め込んだのだ。
「ん」
敏感な部分に感じる違和感にシルビアが小さく声を上げるが、オッレルスは構う事なく人差し指に添う様に中指を、
「2本」
「んん」
そしてゆっくりと掻き回す。
「んっ、ぅぅ」
何かを我慢するような押し殺した声にオッレルスは満足げにニヤリと笑う。
「じゃ、次は3本に挑戦だ」
「一々説明するな馬鹿」
「……すいません」
そんな拍子抜けする様なやり取りの直後、シルビアは敏感な部分を押し広げて指が入り込んでくる感触を味わう。
「はふ」
先ほどとは比べられない圧迫感と、多分複数の指が入り込んだせいか、あちこち同時に引っ掻かれて上手く快感を処理出来ない。
「ん、ん」
勝手に淫口がオッレルスの指を締め付けてしまう。体がオッレルスを求めてしまうのが恥ずかしくて両腕で顔を多い隠すと、
「シルビア」
「……何よ。つ、次4本、でしょ?」
するとオッレルスは困ったのと悪戯っぽい笑みをないまぜにした顔をして、
「いや、実はもう4本入ってるんだ」
「!?」
その言葉にギョッとして天を見上げれば、親指を残した全ての指が恥丘の向こうに消えて……。
「はぅ、あ、んんッ!!」
自らの身に起こった出来事の卑猥さにシルビアは白い喉を見せて軽く達した。
ぴくっぴくっと痙攣しながら白濁した蜜を零す肉穴。
「なあシルビア……、まだまだ余裕がありそうだな?」
オッレルスはそう言うと4本の指を差し込んだままぐるりぐるりと確かめるように中を掻き回した。
そのたびにシルビアはびくびくと小刻みに痙攣しながら、
「あっ、す、好きにすりゃいいじゃないよ……、ん、こ、今夜は、アンッ、アンタがリードするんだろ……」
「……じゃあお言葉に甘えて」
そう言うとオッレルスはシルビアから指を引き抜いた。
中をズルリと擦られてうっと呻いて眉間に皺を寄せるシルビア。
抜き取られた指に絡み付く粘っこいぬめり……それが光を浴びて輝くさまを眺めたオッレルスは、今までの右手に代えて今度は左の指を4本揃えると、面、裏、とぬめりの源に擦り付ける。
「あふっ、あ、ふ」
続いてぬめりの残る右の指にも。
「あ、あ、ああ……何勿体付けてんのよ……早く……」
焦れたシルビアの声。
「言われなくてもこっちも準備オーケーだ」
そして、その言葉を合図にしたかの様に合計8本の指が敏感な部分に押しあてられると、さしものシルビアも緊張感にグビッと喉を鳴らした。
そして遂にズブリと指が秘穴に潜り込む。
「ぎ」
狭い穴が広がって、そのかつて無い圧迫感と引き裂かれる恐怖に自然と声が漏れる。
悲壮感に歪むシルビアの顔……それでもなお指は深く、秘肉を割り開き、入り込む。
「いや、い、や、ぁぁ……」
言葉の通り嫌々をする様にシルビアが頭を左右に振るが、結局オッレルスは指の第二関節辺りまで指を埋めてしまった。
「あぅぅ……」
虫の息のシルビア。身動ぎひとつで逝きそな状況に正気を保つ事さえ難しい。
「は、ぅんッ……」
波をまたひとつ何とか乗り越えて、
(嫌だ……逝くならオッレルスと一緒に……)
普段の彼女なら絶対に考えもしない無意識故の真実の叫び。しかし――、その気持ちを汲む事無くオッレルスはシルビアの秘肉を左右に割り開いてしまった。
「!!」
本来感じる筈の無い場所に感じる空気の感触にシルビアがカッと目を見開く。
(駄目ッ……)
しかし続いて体に広がる暴力的な快感の荒波は簡単にシルビアの心を吹き飛ばし、
「ああ……、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
断続的な喘ぎと共に、オッレルスの指を食い千切らんばかりに締め付ける。
その秘裂から吹き上がる潮はオッレルスの顔にもシルビア自身の顔にも掛かる。
やがて締め付けが弛んだ所で指を抜くと、真っ赤になった指に付くのは白濁したぬめり。
舌を吐いてぐったりとしたシルビアに、オッレルスも正気に返って青ざめる。彼女を怒らせるとどうなるか……誰よりも骨身に染みて判っているのが彼なのだ。
「シ、シルビア?」
「ぅ……」
「シルビア、ごめん。その、ちょっと調子に……」
すると突然シルビアの瞳からボロボロと涙が零れだす。
「シルビアっ!?」
「オ、オッレルスぅ……わた、しぃ……、切ない……」
枯れて、涙声で、何とも頼りのない――普段観た事もない弱々しい彼女の姿にオッレルスは言葉も出ない。
「ぐすっ……、わたし逝っちゃった……ひとりで……。我慢したよ……がま……したのに……ヒクッ」
「……シルビア」
「してよ……オッレルス……私を抱いてよ……」
そして両手を広げるシルビア。その姿にオッレルスはグラリと来た。
こんな俺を……、半端で迷惑を掛け通しの俺にまだ手を差し出してくれるか、と男冥利に痺れあがる。
「シルビア」
「オッレんむぅッ」
シルビアに最後まで喋らせまいと唇を塞ぐ。彼女をこれ以上貶めない為に……。
舌と舌を絡め、指と指を絡める。押さえ付け、貪る様な乱暴な愛撫をシルビアは嬉々として受け入れる。 オッレルスは1度唾液塗れの唇を離すととろけたシルビアの瞳を覗き込んで、
「どうすればいい? 俺はお前にどうしたら……」
「抱いて。強く……アンタがしたいように抱いて……私がアンタの相方だって……アンタはいつも私の所に帰ってくるって……思えるように……」
そしてシルビアは自ら頭だけを上げるとオッレルスの唇に舌を差し込んだ。
ただそれだけでオッレルスは自分の分身が爆発しそうになるのを感じた。
実際に触れてみれば先端からの先走りの粘っこい汁が指に絡み付く。
(……シルビア)
心の中で呟いた筈なのに、目の前のシルビアの瞳は頷くかの様に瞬いた。
それが合図になった。
オッレルスは手に掴んだ分身をシルビアの割れ目にあてがう。
「ん、ふ」
シルビアが鼻を鳴らすのを間近で感じながら上下に自身とシルビアのぬめりを混ぜ合わせる。
やがて焦れたシルビアが「ん、んっん」と腰をくねらせ始めた所で、
(いくよシルビア)
その合図に舌を強く吸う。
「ん゛っ、ん゛ん゛っ」
そして舌に気を取られて動きが止まったシルビアを、オッレルスは一息に分身で貫いた。
腰がバチンと打ち付けられる……だがその一瞬前に先端が同じ固さの肉とぶつかる衝撃にオッレルスは痺れた。
「く、ぅお」
シルビアと合わせた唇から我慢の声が漏れる。流石に一刺しで逝ってしまっては彼女に申し訳が……。
しかし、
「ふん゛ぅ」
オッレルスの声と重なる様にシルビアも声を漏らす。だがこちらは歓喜の呻き――奥の奥までミッチリとオッレルスを感じた瞬間、その彼が逝きそうな雰囲気を感じてもう我慢は要らないと悟ったのだ。
(い、く……)
シルビアは躊躇わず逝った。
それに伴いシルビアの中がギュッと締まる。的確に、絶妙なポイントポイントを締めあげる。まるでオッレルスを搾るためだけに有るかのように。
「あ゛」
オッレルスの中で何かが弾けた。それは分身の中を明らかに存在感を主張しながら駆け上がる。
瞬く間も無く駆け上がり、先端をミリッと押し拡げると――、
「「ん゛、ん゛、ん゛ん゛」」
吐き出す快楽と満たされる快楽に2人のくぐもった嬌声が合わされた唇から漏れる。
やがて腰のしゃくり上げが止まるとどちらとも無く唇を離した。
「俺……」
オッレルスはすぐにでもシルビアに我慢出来なかった事を謝りたかった。
だがシルビアは、
「アンタ……最高だよ……だから……ね♪」
かくして――、
「うむっ……」
「あふ、あ、ぅ、ぶ」
共食いするかのようなキス。
ベッドの上で胡坐をかいたオッレルス。その腰に向かい合う様に座ったシルビアは、天を突く肉槍に刺し貫かれる。
グチュグチュと響くのは結合部から洩れ出る愛のメロディー。
そして2人は互いの全てを貪り合った。月明かりの差し込む寝室で、やがてその狂態をみかねた月が姿を隠すまで……。
シルビアは目を覚まして真っ先にベッドの隣をまさぐった。
(……居ない)
続いて窓に視線を移せば、オッレルスが窓を開けた側でこっくりこっくり船を漕いでいる。
その姿にキッとまなじりを吊り上げたシルビアはオッレルス目がけて枕を投げつけた。
「ぐはッ!! シ、シルビア、起きたのかい?」
「起きたのかいじゃないこの大馬鹿野郎!! 何でアンタは私の側じゃ無くてそんな所に居るんだ!!」
「い、いや、ちょっと夜風に……」
「つべこべ言ってないでこっちに来いッ!!」
「は、はい、すいません」
シルビアの剣幕は凄まじく、言う事を聞いても聞かなくても酷い目に会わされそうな雰囲気だが、かと言って逆らえる筈もなく……。
「お、お手柔加に……」
そい言って所在無げにベッドの上に正座するオッレルス。
そんな彼を睨み付けたシルビアは、次の瞬間体に巻いていたシーツを捻り鞭のように振るうとオッレルスの首に巻き付けたのだ。
「!!」
何のリアクションも取れないまま引き寄せられたオッレルスは、
「ん゛!?」
乱暴にシルビアに唇を奪われた。
「クソッ……何でこんな大馬鹿……」
「……シルビア」
オッレルスに抱き締められたシルビアはそれ以上何も言わない。
「お前は俺の最高最強の相方だ……。これからもよろしくな……」
END
以上です。
では。
>>705 Aサイド様がキタ
恐妻のデレ可愛いなw
GJです
シルビアって誰だっけ?
画像plz
>>695 ある日いきなり空気がギスギスし始めたのは覚えている
あと、他の板が悪いだとかアニメから入ったやつが悪いとか犯人探しみたいなのやめよ?
正直一方的な決め付けにしか見えないし本当にそうだとしても糾弾したところで何の意味もないし
なんか小学校の学級会みたい
>>705 殆ど登場していないキャラでここまで書けるとは
強気な女性が弱さを見せるってのはいいものですね
>>705 良質エロ乙でした
だれか代行の(神裂さんとか五和さんとか他のメンバーのヒトリエチをのぞき見る)日常を書いてくれ
嫌な流れをぶった切る作品GJです
やだ…このタイミングで投下なんてかっこいい…
画像貼りは論外だが雑談はエロに関連してればそんな目くじら立てるなよ
蒸し返すお前は糞だなw
だーかーらー!文句がある上条ちゃんは全員小萌先生でやり直し!
しかし705GJだなー。なぜか聖人にはすべからく性人の要素がかいま見える
6時間以上経ったし俺も蒸し返してみる
>>696 初期の頃は注意もあったしほとんど1000あたりまでスレが伸びてるだろ
多くなったからなんてのは勘違い むしろ少なくなってる
700くらいで落ちるようになったのは24スレから
あげく26スレ辺りから過疎過疎言い出す始末
つか何でいきなり画像の話なんだよ レスちゃんと読んでるか?
画像はローカルルールだが雑談はローカルルールではない
>一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
結局一部のヤツらが勝手に自治って相談もせずに加えて排斥しようとしただけ
エロ専用雑談スレも無いのに雑談スレ行けはねーよ
素直に
>雑談も結構ですが、目的を忘れない範囲にて皆で楽しみましょう。
に戻せばいいのにと思う
書き手としてもスレが盛り上がってた方が投げやすい
雑談スレを別に立てるなら別だが
美琴と御坂妹と打ち止めと番外個体を一緒のベッドに乗せてミサカ丼をやってみたい
もちろん性的な意味で食べたい
>>714 お客様、鈴科さんをお忘れではありませんか
古参アピうぜえ
それが許されるのは鳥付けて投下してた人だけだ
乞食は黙って全裸で待機、投下してもらったら素直に喜べば良いんだ
簡単じゃねーか
>>715 なんでミサカ丼に鈴科さんが要るんだよ
違う具材じゃねーか
>>714 とりあえず1万人寝れるベッドを探すところから始めようか
>>719 俺にとっては紅ショウガがメインになっちゃうよ・・・・・・
>>一万人
一晩一人のペースなら30年弱かかってしまう、どうすれば…。
>>722 バカ野郎
一方さんはすでに1万人ヤったんだぞ
不眠不休で1人5分なら1ヶ月ちょっとでいける!
ヤリチン早漏の一方さんに負けるな!
赤玉出るまで超がんがれ
別に全員並べなくてもいいじゃねーかw
誰か代表送って一万回でいいじゃない
>>723 多分赤玉出た後も頑張らないといけないかと
@♂チンコ出して寝てる
A上からミサカがチンコ刺す
B♂射精(5分以内)
C次のミサカが電気使って無理矢理勃たせる
(♂が寝たり逃げようとしたら電気で痺れさせ拘束)
(射精する感覚が長くなってきたら電気で強制射精)
A〜Cを繰り返せば赤玉が出ようがイけるって
御坂妹が代表として上条さんと一万回する前に孕む気がするけど・・・・
1ヶ月後、そこには妹とお揃いのレイプ目になった上条さんが!
ミサカな話題沸騰の中すごく申し訳ありませんが、投下させていただきます
浜面×麦野で、6レス
以下注意です
・他作品のパロディがある
・麦野のデレがガチ
・プロローグ:エロ=7:3
「麦のん」
あまりに突然だったため、麦野の身体はびくりと跳ねた。
「は、ははは、はーまづらぁ……! あ、あんたがそんなに死にたがりだとは思わなかったんだけど?」
「ぐぇっ! ちょ、ちょっと待てよ麦野。 これには事情が……」
「問答無用だァ!」
麦野は片手で浜面の首を掴むと高く持ち上げ、意識を刈り取らんと動く。
浜面は地に着かない足を必死に動かし、抵抗を試みるも虚しく、渇いた音と共に泡を吹いて意識を手放した。
「ったく! 何考えてんのよあのバカは!?」
一人ぶつぶつと呟きながら、麦野は学園都市を練り歩く。
見る人がみれば今の麦野はこの世で最も相手してはならない人間だろう。
彼女は学園都市の第四位にして暗部組織、『アイテム』のリーダーである。
そんな彼女が不機嫌で学園都市を歩いている……それは自力での移動能力を持った巨大爆弾が徘徊しているようなものなのだ。
取り扱いを誤れば、広い範囲が焼け野原になりかねない危険な存在。
「あぁ、もう浜面のバカバカ!! そもそも何で私が浜面なんかにこんなに苛立たなくちゃいけないのよ」
しばらく歩き回ると腹の虫が鳴く。
ここまでいらつく理由は空腹が原因だと考え、麦野は空腹を紛らわせようとコンビニに入る。
目的は彼女の大好物であるシャケ弁だ。
コンビニの自動ドアが開き、店内から「いらっしゃいませ」という無機質な挨拶が聞こえる。
「あ……」
麦野はその目を開いて、レジを見つめる。
いつの間に復活したのやら、自分はそんなに長く出歩いていたのだろうか?
麦野の目には、確かに買物袋に詰め込まれた商品を受け取る浜面の姿が写った。
「む、むぎ……っ!」
浜面のただでさえ普段からよろしく無い顔色が更に悪くなる。
よほどさっきのが応えたようだ。
浜面の反応に麦野のSな部分が満足する一方、忘れようとしたさっきの場面が蘇る。
(「麦のん」)
(あぁもうっ! 何でよりにもよって浜面がいんのよ! アレ? 私、浜面直視出来ないんだけど何で?)
「なぁ、麦野……」
「うっさい! 何か用?」
「いや、用っつーかよ……コレを渡そうと思ってな」
浜面は片頬を掻きながらもう片方の手で買物袋を渡してくる。
中には麦野の大好きなシャケ弁が入っていた。
「いや、何か怒らせちまったみてぇだしな。 麦野を怒らせたままだと居心地悪ぃし」
浜面の言葉に対して反応が無い。
罵声は愚か、独り言すら呟く気配の無い麦野に浜面の胸は不安と恐怖で押し潰されかけている。
「……」
「あっ。 おい、麦野?」
突如、浜面の手から買物袋をひったくると麦野はくるりと踵を返し、走り去る。
「んだよ……なんか調子出ねぇな……」
(マジでどうなってんのよ私……。 何か浜面のことばっか考えちゃうんだけど……あー、有り得ない。 キモ過ぎ……)
『アイテム』の隠れ家に麦野は一人。
浜面から渡され、引ったくったシャケ弁を口に運んでいく。
麦野の舌を満足させる塩の味。 が、麦野はそれを全く感じない。
浜面が頭の中をぐるぐる巡ってシャケ弁を味わうどころではないのだ。
「……はーまづらぁ……」
小さく呟いた浜面の名前は誰もいない隠れ家に微かに響き、自分の鼓膜を震わせる。
「……はーまづらぁ……」
自分の声は虚しく響くだけ。
麦野を知らぬ人間が今の麦野を見れば、淋しさで鳴き声を小さく漏らす子犬のように見えるだろう。
「パリイ! パリイ! パリイ!」と以前吠え猛っていた人間ととてもではないが同じとは思えない。
しおらしく、はかなく、そしてらしくない麦野がそこにいた。
「こんなの私らしくない……」
麦野も自覚しているのか、自分への違和感に身体がむずむずする。
「しっかりしないと……そうよ、私はこの『アイテム』のリーダー、王なんだし。 英語ならキング! ドイツ語ならケーニッヒ! イタリア語ならレッ! レレレ! レレレ! レレレのレッ!」
無理に自分を発奮させる麦野。 しかしそれすららしくはない。
「はぁ、参ったな……。 こんなの皆に見せられない……」
絶不調極まりない麦野。
誰も来ないで欲しいと願うも、無情にも誰か入ってくる。
「……ッ!」
焦って麦野はトイレに駆け込んだ。
「ん? まだ誰も来てねぇのか?」
入ってきた人間、それは他の誰でもなく浜面である。
(なななな、何でよりにもよって浜面が一番乗りなのよ!)
心臓が激しく脈を打ち、吐息が目茶苦茶に乱れる。
ふわふわと足元が地に着いていない。
「麦野が帰ってきてたらちゃんと謝ろうと思ってたけど……仕方ねぇ、いつか帰ってくるだろ」
浜面が椅子に座る音が聞こえる。
しばらくはここに留まると見て間違いないだろう。
かと帰ってきたのが他のメンバーならまだしも、浜面相手には平常心を取り戻せるとは思えない。
トイレの個室、一人麦野は頭を抱えた。
そもそも。
何故自分は浜面にこうも平常心が掻き乱されるのか。
浜面は自分に対してふざけた呼び名で呼んだだけである。
首の骨を2、3本折っておしまい、それで良いはずなのに。
ひたすらに頭の中で先程の言葉が巡るのだ。
(「麦のん」)
(あぁーもう! 浜面のバカ!)
麦野は自分の気持ちに気付いてはいない。
気付けば全ての疑問も解決するだろうが、全く気付かない。
気付いたところで認めるような人物でもない。
故に何度も何度もあの言葉が蘇って麦野は悶絶する。
(えぇい、もう迷ってても仕方がねぇ! 速攻で出て浜面の首を落とす、それで終わりだァ!)
ようやく決心がついたらしく、麦野はトイレのドアをバン!と開ける。
「はまづらあぁぁぁぁぁぁァッ!」
「どわぁっ!? む、麦野!? ちょ、ままま待て、落ち着け、話せば分かる!」
両手を前に出し自身に突進をかける麦野に、声とジェスチャーで制止を呼びかけるが聞こえない。
バン、と浜面が恐る恐る前に出した手を払いのけ、浜面に喰らわんばかりの勢いで襲い掛かる。
浜面の首を捕えた、そう思った瞬間麦野は身体が前倒しになるのに気付いた。
理由は簡単、滑った。
浜面の首に伸ばされた両手は浜面の首の真横を通り抜け、麦野の視界にはどんどん近付く浜面の胸。
タイミングを外し、浜面の首の真後ろで腕が交差し……、ポスンという音と共に麦野の動きは止まった。
同時に二人の時間も。
腕は浜面の首に回され、顔は浜面の胸にピッタリくっついている。
誰がどう見ても麦野が浜面に獣の勢いで抱き着いたシーンである。
麦野にだけ、「シューッ、ポンッ!」という音が聞こえた。
頭が真っ白になり動くことができない。
「えーっと、麦野?」
一方麦野に殺されると怯えきっていた被害者の浜面は突如麦野に抱き着かれ困惑を隠せない。
振りほどきたいが臆病な浜面にはそれが出来ない。
思考を停止した麦野、ひたすら怯える浜面。
このシュールなハグの光景を、誰にも見られていないことが不幸中の幸いだろう。
刹那、浜面はドスンという音と共に腹に鈍痛を感じた。
全く正気ではない、ただ恥ずかしさと混乱の中放った麦野の拳が突き刺さった。
浜面が拳でふらつき、離れたことでようやく二人の時間は動き出した。
最も一方は再び意識を手放したため、そのまましばらく時間を止めることとなったのだが。
「さ、言い訳を聞こっか?」
浜面に水をかけ、無理矢理意識を呼び戻した麦野から飛び出した第一声がこれだった。
混濁する意識の中、浜面は何の言い訳なのか全くわからない。
やがて、今自分が気絶させられた理由を思い出した。
「いや待て! あれは麦野が自分から」
「そっちじゃねぇんだよォッ!」
上空から垂直に麦野の拳が振り下ろされる。
振り下ろされた腹部を中心に浜面の身体が畳まれ、ぴくぴくと震える。 再び意識が飛びそうになるが、またしても水をかけられ呼び戻された。
「わ、わかった! あ、あっちだな? あ、あれは……」
浜面がようやく思い出したように語る。
何でも、浜面としては『アイテム』ともっと親交を深めた方が動きやすい、だから親交を深めるためにニックネームで呼ぼうとしたらしい。
麦野はその『アイテム』の一員として、真摯に取り組む浜面を内心褒めたが、いかんせん内容がよろしくない。
「ってアンタ。 まさか他のメンバーのニックネームも」
「おっ、ああ考えたぞ。 聞くか?」
麦野が食いついたと勘違いしたのか、浜面は上体を起こし少し笑顔になる。 別に聞きたくないが、興味が無いと言えば嘘になる。
「じゃあ……滝壷は?」
「滝壷か? リコだ」
瞬間、浜面の顎が麦野のアッパーカットで弾け飛ぶ。
後ろ向きに2回転半、浜面は俯せで倒れ伏す。
「絹旗は?」
麦野がゆらゆら近付きながら問う。
浜面の顎が言うなと言うが、それ以上に生存本能が言うべきだと警鐘を鳴らす。
言わなければ死ぬような恐ろしい目に逢う、浜面はそう予感した。
「あ、アイちゃん」
こめかみにつま先が刺さる。
「フレンダ」
「ふ、フレ」
今度は顔面に靴裏が入る。
奇跡的に顔は原形を留めているが、鼻は恐らく折れただろう。
「でぇ? 私は何だったっけ? はーまづらぁー」
言葉の一字一句に怨嗟と殺意を感じる。
とはいえ言わねば殺される。
浜面は意を決してゴクリと唾を飲んだ。
「む……麦のん」
「……」
瞬間、目を閉じ歯を食いしばる。 どんな攻撃でも耐えれるように覚悟を決める。
だが、いつまで経っても何も飛んでこない。
拍子抜けした浜面は恐る恐る目を開くが、やはり攻撃が来る気配すらない。
やがて上から声が降ってきた。
「もう一回言ってみなさい」
ヒィッ、と浜面の顔が恐怖で歪み、頭を手で覆う。
「……って、え?」
「だから、もう一回言えっつってんの」
聞き違いではないようだ。 もしかして聞こえていなかったのだろうか?
「麦のん」
同じように身構えるがやはり飛んでこない。
「もう一回」
浜面は流石におかしさを感じる。
「麦のん」
とは言え、「言わない」という選択肢は浜面には無い。
やはり攻撃は無い。 麦野に何かあったのか、といい加減心配になって麦野を見上げるが仁王立ちした麦野が目に入るだけ。
再び視線を降ろしていく中で一つの場所に目が留まった。
黒いストッキングなのでわかりにくいが染みが見える。 よく凝視すれば、やはり染みであることがわかる。
「麦のん」
「なっ……!?」
麦野に問われる前にもう一度言う。
「麦のん」
何度でも、浜面は繰り返した。
「あ、アンタは……ッ!」
「なぁ麦のん。 」
「……ッ!?」
黒いストッキングの、黒い染みが大きさを増す。 浜面は麦野が自分の言葉で性的興奮を得ていることに驚くが、それ以上にその事実に満悦していた。
(そういやぁ、麦野って結構レベル高いよな……。 俺が知ってる女の中じゃ五本の指に入るし)
浜面は頭がふらつくのを感じながら、立ち上がる。
立ち上がり、麦野の瞳を見つめる。 互いの瞳に写る、互いの瞳。 その瞳が、次第に大きくなっていき、やがて瞳が瞼の奥に隠れる。
「んむっ……」
まず最初の感想は「柔らかい」であった。
想像したことすらない麦野の唇はとても柔らかく、そしてほのかに甘い。
忍ばせ、絡めた舌はぬるぬるして、淫らな感触である。
「ん……んちゅ、ふむぅ……」
麦野の唇の端から二人分の唾液が混ざった、甘い液体が零れる。
口の端から顎を通って喉へと垂れ、やがて服を濡らす。
二人の距離がやがて離れると、少しでも長く繋がろうという意思からか、唾液の糸ができる。
「あっ……!」
下着越しに浜面が秘所に指を這わせると、麦野の腰は砕け、浜面の肩に手を置いて自分の身体を支え無ければ立てくなる。
はっ、はっと荒く、浅く、速く、そして艶のある呼吸が浜面の顔にかかる。
あの超能力者で、誰よりも優れてて、誰よりも頼れる麦野が自分の支えで立ち、自分の指で喘ぐ。
浜面はこの事実に強く興奮を覚えた。
「どうだ麦のん?」
「ん、はぁ……。 アンタ、一体どこで練習したのよこんなテク……はっ!」
麦野が身体をびくびく言わせながら問い掛ける。
ハッキリ言って浜面はテクも何も無い、ただ指で擦っているだけ。
ただ単に麦野が刺激に過敏、それだけの話。
「んくぅ……ふぅ……はぁっ!?」
ぐじゅぐじゅと音を立てる下着が浜面の手で脱がされていく。
「ちょっ、浜面、そこは……」
脱がされていくストッキングを見て、麦野は制止をかける。
「大丈夫だ、わかってるよ。 脚を気にしてるんだろ? フレンダに聞いたよ。 俺はそんなの気にしねぇ」
浜面の言葉に麦野は喜びを感じるが一つ、聞き逃せないことを聞いてしまう。
(フレンダ……ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね……。 上半身と下半身を真っ二つに裂いて殺してやるッ!)
麦野のフレンダへの殺意はさておき、浜面は麦のストッキングを全て脱がし、直接麦野の秘所を弄っていた。
クリトリスを摘み、秘裂をなぞり、その秘境に指を忍ばせる。
更に増して反応を示す麦野が浜面は愛おしく感じられた。
(スゲェ……本当にこれがあの麦野、もとい麦のんかよ……)
優しく、指で内面を撫であげると、びくびくと身体を震わせながらその液体を溢れさせ、浜面の手を濡らした。
「イったんだな、麦のん」
コクッ、と麦野は頷くだけ。
快楽と羞恥で既に声も出ない。
ガクガクと力無く震える脚はとうとう崩れ、目線の高さがしゃがんでいる浜面と同じところまで降りる。
視線が絡むと二人はどちらからとなく唇を合わせた。
「麦のん、俺我慢できそうにねぇっ……」
「浜面の早漏野郎」
「違ぇっ!!」
心が落ち着いてきたからか、クスクス笑う余裕まで生まれてきた。
麦野はフッと笑うと浜面に抱き着き、「良いよ」、と囁いた。
浜面はその言葉と共に、麦野を抱きしめながら押し倒す。
浜面の腕の中、麦野は脚を開いて浜面を向い入れる。
まだ日の高い、二人の夜は明けない。
「あぁそうそう浜面。 皆の前で麦のんとか呼ばないでよ? 気持ち悪いし。 皆をニックネームで呼ぶのも禁止」
「はい」
「あと、二人きりの時に普通に麦野って呼んだらブチコロスからね、はーまづらぁ」
737 :
はまづら:2010/09/13(月) 20:46:51 ID:IjfPX4ll
麦のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!
むぎゅ
なんだこの甘いの!
GJすぎるぞ!
いええええええええええええええええええええええええええええい!!!!!!!!!!
わでぃうおlひfりあいLFGlKEF,A
いあおfSLGGJ!
そげぶ棒が…俺のそげぶ棒が…
原作が原作なだけにアイテムがやばい
GJです
やっぱ麦のん可愛いわぁ…
学園都市謹製の相性占いとかして(心理学とか統計学などの応用なので一応科学の産物)
絹旗とかフレンダは浜面との相性が高いと、え〜とか言って浜面をいじったりするけど
麦のんは所詮はおもちゃとか言って相手にしない、でも自分との相性が高いと満更でもない感じ
ただし、オチとして滝壷が相性100%を叩き出して麦のんブチギレとか面白そうだ
>>743 そんな危険なものを開発するんじゃない
上条さんの周りで殺し合いが起きるぞ
>>743 それ書けばよかったのに
無表情だけど内心嬉しい滝壺が見える
浜麦GJ!
アイテムは何だかんだで浜面のこと好きだよなー
フレンダさんは知らんけど
基本的にみんな仲良しで浜面好きだと良い
フレンダ→友人
絹旗→妹
滝壺→正妻
麦野→愛人
でもやっぱりドロドロしてなくてみんな仲良し
フレンダ=セフレ とかどうよ
>>747 俺もそんな感じのイメージだわw
フレンダは男友達っぽく気軽に話せる感じだったらいいなーという妄想
フレンダがある意味一番「女」ってことを利用しそうだと思う
絹旗とかレッサーみたいなギャグじゃなく
誰かキャラ毎の口調表みたいなの持ってたりしないかなぁ
まとめると
フレ:友人
ンダ:セフレ
ということですね。わかります。二面性のある女性って素敵。
木山先生が子供たちとお月見するうちに脱ぎだすssが書きたい。
753 :
小ネタ:2010/09/14(火) 08:01:24 ID:Xf+ipXUE
>>743見て書いた
フレ「コレ見て、最近学園都市で開発されたものなんだけど……二人の相性を計るんだって。 結局玩具だけど割と当たるらしわ」
絹旗「へぇー、超面白そうですね。 浜面、実験台になって下さい」
麦野「……!?」
(は、浜面との相性チェック!? え、何それ無い無い……)
浜面「面倒くせぇよ、女同士でやりゃあ良いだろ?」
絹旗「こういうのを同性でやっても面白くないんです。 異性とやるから盛り上がるんですよ。 でも異性が他にいないから浜面で超妥協します」
浜面「超妥協って何だよ!? そこまで言われちゃあ引けねぇな! フレンダ、これどう使うんだ?」
絹旗(超単純です)
フレ「二人でこの棒の両端を持つわけ。 そしたら出るらしいのよ」
浜面「うっし、いっちょやってみるかフレンダ」
浜面とフレンダの相性……79%
浜面「スゲェな、名前まで出んのかよ」
フレ「『意見解析』の演算の原理を利用したらしいわ」
浜面「『とある魔術の禁書目録』って本で、『物に超能力は発現するか』ってのを見たことあるけどこれはそれの試作型ってことかな?」
フレ「多分ね。 そんなことより浜面と87%……結局玩具ね」
浜面「オイコラ、それはどういう意味だ!!」
フレ「絹旗、次どうぞ」
浜面「オイ!!」
絹旗「男がギャーギャー、超うるさいです。 さっさと終わらせますよ」
浜面と絹旗の相性…82%…
絹旗「超玩具です」
浜面「さっきから気になることばっか言うんじゃねぇよ!」
麦野「わっからないの、はーまづらぁ? アンタと高得点なんてキモいのよ。 次、私ね」
フレ(いや、誰も誘ってないけど……)
絹旗(超やりたかったんですね。 素直じゃないです)
浜面と麦野の相性…98%…
フレ(あ、マズイ。 絹旗、『窒素装甲』と逃げる準備)
絹旗(超万端です)
麦野「……」
浜面「えーっと、麦野? コレ、所詮玩具だからさ」
麦野「フン、まぁこんなもんでしょ」
フレ(最高得点で嬉しいくせに……)
絹旗(超わかりやすいですね)
フレ「結局、最高得点は麦野ってわけね。 アレ、滝壷何やってるの?」
滝壷「……」
浜面と滝壷の相性…100%…
滝壷「大丈夫、私がはまづらと一番良いみたいだから。 あまりはまづらを責めちゃだめ」
全員「……」
絹旗(空気読んで下さい滝壷さん!!)
麦野「……は、は、は、はーまづらあぁぁぁぁぁぁ! ちょっとそれ貸せェッ! 満点以外なんざ納得いくわけねェだろォッ!?」
滝壷「……思い込んだら一直線」
オワレ
他にも割り切った関係が似合いそうなキャラって誰かいるかな
「せっかくアイテムの下っ端になったわけだしリーダーの麦野にはニックネームの一つでも考えなきゃな」
「別にいいわよ、そんなの」
しかし内心はドキドキする麦野だった。
もしも二人きりになった時にニックネームで呼ばれたりなんかしたら顔が真っ赤になるかもしれないと考えてしまう。
そんな麦野の気も知らず浜面のネーミングセンスは最悪だった。
「『げろしゃぶ』か『麦のん』だな」
「……え?」(どっちもかなり嫌だけど『げろしゃぶ』だけは嫌ね。げろしゃぶ』だけは)
「やっぱり、げろしゃ「麦のんがいいな」え? 『麦のん』がいいのか?」
「うん。『麦のん』ってすごく気にいったわ。凄くセンスがいいわ!」
「俺もそう思ってったんだよ」
「なんて言うと思う?」
「え?」
「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね。はーまづらぁ!!!!」
>>755 続きますか? て書いた時点で割り込んでますね。
>>709 ネタで五和モノひとつ短いのかいたんですが投下おけ?
こいつら書いてるうちによく空しくならんな
その精神力を分けてほしいわ
>755
セクシーコマンドーか
>>744 ちょっと待て、そんなモンで本当にすむのか?
メンツがメンツ故、俺にはハルマゲドンかラグナレク級の大災厄が起きるとしか思えんのだが…
GEROSHABU
>>750 レッサーの可哀想なところは、色仕掛けを全部ギャグ扱いでスルーされてしまってるため
今後本気の行動に移ってすらも平然と流されうなところである
オオカミが来たぞ
本気になって迫るんだけどいつもの調子だと思われて相手にされず
押し倒そうとしたらマジギレした上条ちゃんに
路地裏で30分くらい説教されるレッサーちゃんか
もう許されますよね投下。
予告通り五和ひとりエッチネタ投下します。
『天井裏のひとたち』3レスです。
では。
ここはイギリス、日本人街にあるとあるアパートメント――と表向きはそうなっているが、その実天草十字棲教のイギリス国内の拠点として使われていた。
天草十字棲教とは日本を発祥とする多角宗教融合型十字教。
その教義は前教皇の意志を受け継ぎ助けを求められれば理由が無くても手を差し伸べる――。
そんな彼らも平時においては割とのんびり個々の自由を謳歌していた。
当然五和もこのアパートメントにある自室でのんびりと……、
「上条さぁぁあああああん!! ひっく」
今日も思い人を酒の肴に酔っ払っていた――そんな姿を生温かく見つめる目がある事も知らずに。
「五和の奴また呑んだくれて居やがるのよな」
屋根裏に潜む建宮祭司がそうポツリと呟くと、足もとの穴――実は五和の部屋の天井の穴――を覗き込んでいた香焼が顔を上げて、
「いい加減五和から一升瓶取り上げた方がいいんじゃないっすか、教皇代理?」
「じゃあお前がちょっくら行って取り上げて来るといいのよな」
「俺がっすか!?」
「言い出しっぺの法則なのよな、行けっ香焼!」
そう言って暗闇の向こうを指さす建宮に香焼は両手と首を振りながら、
「い、嫌っす。つか無理っすよ無理無理。俺はまだ死にたく無いっす」
「じゃあ牛深」
突然話を振られた牛深は大きな体をビクッと震わせて、
「馬鹿言わないで下さい!? そんなに言うんなら教皇代理が行けばいいじゃないですか」
「もちろん俺も死にたくない……ゆえにここは黙って静観なのよな」
そう言って今度は建宮が穴を覗き込む。
するとそこにはちゃぶ台に突っ伏してコップの端を咥えた五和の姿。
「何れ1人で行っちゃったれすかぁ……。料理だってバイクの運転らって褒めてくれたのにぃ……。いっひょに神の右へきとも戦った仲らないれすかぁ……」
コップに反響してなのか酔っ払っているせいか、今一つ聞き取りづらいがどうやら上条当麻に対するグチだと言う事は判った。
「五和の奴……相変わらずの受け身姿勢なのよなぁ。噂じゃ『新たなる光』のメンバーが上条獲得にロシアまで出張ったと言うのに……お!?」
ぽつぽつと零す様に喋っていた建宮が驚きの声を上げると他の2人も色めき立つ。
「どうしたんすか!?」
「五和がどうかしましたか?」
「静かにッ!」
その言葉に3人が耳を澄ますと……。
「あぁ……、暑っいですねぇ……んしょ」
続いてバサバサっと言う衣擦れの音。
「!!」
ギョッとして凍りついた建宮を押し退けて香焼、そして香焼を押し退けて牛深が見たのは下着一枚で畳の上に寝転がった五和の姿だった。
「「!!」」
3人は驚いた顔のまま暫し見つめ合うと、
「(不味いっすよ!! もう止めましょうよ教皇代理!!)」
「(何ィ!? これからがいいところなのよなあ!!)」
「(あんたはホントに馬鹿か教皇代理!! 五和このままじゃ――)」
声を殺したままの牛深が建宮の胸倉を掴んだその時、
「んっ……」
下から聞えた五和の艶めかしい声に3人は何故か頷き合うと、仲良く穴を覗き込む。
「上条さん、上条さぁ……ん」
上条の名前を呼びながら、左の手はブラをずらしてはみ出た乳房を揉みし抱き、右の手は閉じた内腿の間に消えていた。
「ん……う、ん……」
暫くすると何処からともなくクチュクチュと言う水音が聞こえて来た。
「ぅ、ふ……上条さ、ん……いい……」
水音と五和の嬌声と共に右手の動きも一段と熱を帯びて行く――とその動きがピタリと止んだ。
もそりと気だるげに身を起こした五和の姿に男たちが一斉に穴から飛び退く。
まさかバレタ――と一同が肝を冷やしたその時、
「何か、入れるもの……」
五和の呟きに一同安堵すると共に再び穴を覗き込む。
するとそこには一升瓶を手にした五和の姿が。
(五和……それは流石に無茶なのよな……)
建宮の頬を冷や汗が流れ落ちる。
そして一方五和の方は、一升瓶の口に入念に舌を這わせて唾液をまぶした後、その濡れ光る先端を割れ目にそっと押し当てる。
「先っぽだけなら……、んっ」
声と共に白い喉を見せた五和の中に冷たく硬い物が入って行く。
「あふっ」
徐々に内部を押し広げられる感覚に思わず声が漏れたとの時だった。
五和は体の奥からピリピリと痺れるような感覚に襲われてぶるっと体を震わせる。
「沁み……まだ残ってたんだ……」
粘膜に直接アルコールが沁み込んで来る――その不安に一瞬手が止まった五和だが、この時は不安よりも欲望が勝った。
「いんだ……どうせ……私なんか……」
やや捨て鉢な物言いで一升瓶を無理やり押し込んだ。
すると一升瓶の口が柔らかな部分を突き上げる。
「ひぃ……ぅぅ……」
そこで一旦ずるずると半ばまで引き抜いて、再びずぶっと打ち込む。
「あうっ」
初めはゆっくりと、やがて慣れて来たのかスピードは増して、それに伴いじゅぶじゅぶと言う音が部屋の中に満ちる頃には、
「なんか……へん……らろ……」
元からの酔いが回ったのかそれとも粘膜から直接吸収したのか、五和の呂律は完全にあやふやなものになっていた。
抽送はさらに激しさを増し、やがて五和は体をゆっくりと起こすと瓶を立ててその上にゆっくりと腰を落とした。
「ウフ♪ かみろーひゃんもっとぉ……」
今の五和の目には下から彼女を突き上げる上条の姿が見えているのかもしれない。
「いく、かみじょ……とうまさん……、い、いっ、いく……」
体を危ぶみたくなる程一心不乱に腰を振り続ける五和。その足もとに広がるシミは愛液なのか零れた酒か……。
上条の名を叫びながら自分の胸を揉みし抱いていた五和。
「とうまさん、とうまさん、とうまさん、とうま、さ、あ、う゛……」
その体がビクビクっと痙攣したかと思うと糸の切れた操り人形の様に崩れ落ちた。
ごろりと畳に瓶が転がり、五和の閉じた脚の間から透明な液体と一緒に黄色い液体が音を立ててぶちまけられるのを見て、
「あーあー、目が覚めた後が大変なのよなぁ……あれ? どうした香焼」
呆れながらふと顔を上げた建宮は前かがみになる香焼におやっと言う顔をした。
対する香焼は恥ずかしそうに身を縮めると、
「何も感じないんすか教皇代理?」
その一言に建宮は直ぐにピンと来てやれやれと言ったジェスチャーをしてから、
「俺は一途なのよな。まして五和は妹みたいなもんなのよ。妹に欲情してどうするのよな」
それはとある魔術師で能力者の金髪少年を敵に回す一言なのだが、運良くそれを彼が知る事は無い。
とその時、
「教皇代理……」
今まで黙っていた牛深が低く緊張した声で建宮を呼んだ。
「ん?」
穴を指さす牛深。その指示に従い穴を覗きこんだ建宮はギョッとした。
床に転がった五和が顔面蒼白で細かく痙攣しているではないか。
「馬鹿五和の奴。ありゃ急性アルコール中毒なのよな!!」
そう吐き捨てると建宮は猛スピードで屋根裏を移動して行く。
その後を牛深と香焼が追う。そして屋根裏に人影は消えたのだった。
五和がふと瞼を上げるとそこには対馬の顔が有った。
「目が覚めたみたいね」
そう言われてこくりと頷いてはみたが今一状況が見えない。何故対馬が自分の顔を覗き込んでいたのだろうと言う疑問が沸き起こる。
「あの……」
「ああ、あなたお酒は控えなさいよ。もうあの後大変だったんだから」
そう言われて自分が憶えている最後の記憶が甦って顔面を沸騰させた五和は毛布の中に隠れてしまう。
「あ、あの、あのぉ……」
「大丈夫大丈夫。でも次は気を付けて頂戴ね」
そう言われても何が大丈夫なのかよく判らない五和だったが、
「……申し訳ありません。ありがとうございました」
すると対馬は、
「ああお礼なら教皇代理に言っといて。あの人が倒れているあなたを見つけたんだから。教皇代理ったら血相変えて……」
そう言ってフフフと笑う対馬だが、あの教皇代理に多分あられも無い自分の姿を見られたのかと思うと今直ぐにでも穴を掘って一生そこで生活したい五和だった。
「そ、それでは教皇代理は……?」
「罰としてあなたの部屋の全面改修をしてもらってるわ。うん、何も聞かないで頂戴ね」
「は、はぁ……」
罰とは一体何なのか、憶えている内に顔を合わせられれば聞いてみようと思う五和だった。
「教皇代理ッ!!」
「何なのよな香焼!? 今畳の張り替え作業中でいっちゃん集中しなきゃあいけない状況なのよ!! で何なのよな!?」
そう言ってずぶりと太い針で畳に糸を縫い込む建宮の背後に立つのは重そうなロールを抱えた香焼と牛深の姿。
「壁紙はどこに置いたらいいっすかぁ!?」
「何で壁紙まで……畳だけで十分でしょうに……」
「泣き言言うな牛深ァ!! 傷付いた乙女心を癒すには模様替えが定番なのよなッ!! つべこべ言ってる暇があったら後の壁紙もちゃっちゃと運んでくるのよな!!」
その言葉にげんなりする2人は、
「どうせ五和が怒るのが怖くて先にゴマ擂ろうって考えなんでしょうけど……」
「教皇代理は浅はかなんだよ。潔くブッ飛ばされりゃいいのに……」
「う、うるさいうるさいうるさいのよなああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
アパートメントに建宮のやや引き攣って裏返った怒号が響き渡るのだった。
END
以上です。
では。
ごわー。
そのうち使用させていただきます。
しかし今はGJ!!
まさかのアルコール中毒
※このSSのように粘膜からのアルコール吸収はガチでヤバいです
普通に死ねますのに決して真似をしないでください
>>770 あなたは経験済みということですね、わかります
ケツから流し込むと…
ケツが炎上
>>767 同じ粘膜とは言え、あそこのアルコール吸収率ってどんだけなんだろ?
消化器系の腸より低いだろうし……腸でもパーツごとに……浸透圧が……ヤの職業の人が……
などと関係ない事が頭を巡ったりもしたが、一番印象に残った事と言えば――
「おぉっ!? 建宮に新たなる設定がっ!!」
そんなこんなで、Aサイドさんには
この先、酔いどれ五和は痴態を晒し続けて皆を楽しませていくんだろうなー
と天井裏から心の友たちと共にGJを送ります。
おおおおお〜
Aサイド氏感謝
まさか俺の妄想
>>709を作品に昇華してくれるとわ
だがっ!
神ざゲフンゲフンいや何でもないです…GJッ!!
確かに一言添えとくべきだったかもな
明らかに危険なのに当然の様に流すのはちと拙い
教皇代理と土御門による学園と魔法世界のピーピング合戦
しかし!
覗きが女達にバレてまさに殺される寸前、許しを得るために出した二人の最終兵器・・・
「上条さん家の覗き穴&自慰時刻」
それを知った女達は土御門宅や天井から上条の自慰行為を覗き見る
そして自慰行為最中の上条さんの口からとある女性の名が洩れる・・・
そんな夢を見ながら俺は眠るとしよう
オヤスミみんな
でもホントは誰か書いて欲しかったりするんだよ
>>744 美琴やインデックスとの相性よりも
黒子や姫神との相性が良かったら凄い修羅場になりそうだな
上条さんと一方さんの奇跡の相性にビックリするがいい
ッァアアーーーーー!
なんか、ケツからアルコールで盛り上がってるな。
実は古代インカじゃ、その方法が普通だったらしい。ただし、それがオッケーなのは老人のみ。なぜなら、危険なくらいハイになりかねないんで、人生経験を経た人以外にやらせちゃいかん、が理由らしい。
まぁ、宗教儀式的なニュアンスもあるんで、インなんとかさんは詳しく知ってるかも。
アルコールアルコールってガキかお前ら?
危険だから注意喚起だって? そんなモンこんな所でSS読んでる連中が知らん訳無いだろ? そんなモン一々注意すんなら、他にも沢山危ない物があるだろうが。
つかお前らスレを無駄に消費するAサイドウザいんだろ?
俺も賛成だ。
くだらないSSばっかであいつにはキャラに対する愛が感じられないよ。
禁書目録サイコwww
でわ(笑)
なぜ土御門元春がこのような行動を起こしたのかは分からない
あえていえば、大きな刀を所持した黒髪の聖人が寝ていたからなのか・・
それとも青い髪にもらったコスプレナースセットに特大注射器が付いていたからなのか・・
それでも最初は好意から始まったのだと付け加えておく
土「お〜いねーちん、こんなとこで寝てっと風邪ひいちまうぜぃ?」
神「う・・ん ムニャムニャ♪」
土「ったく!聖人ともあろうがいい気なもんだぜ。」
神「・・・ンフフ♪ 止めて下さいよ上条当麻 」
土「!!??」
神「貴方が言ったら私も言いますよ♪・・・ムニャムニャ・・」
土「・・・全く、ねーちんともあろうお方が夢の中だけが唯一素直な自分を出せるとは、哀れすぎるにゃ〜(涙)」
土「・・よっしゃ!こうなったらこの土御門元春様に任せるんだぜぃ!」
土「人間素直になるには酒が一番!・・なんだが、・・聖人って酔っ払うのか?」
土「う〜〜ん どうするかにゃ〜・・ ん?」
土「・・注射器・・か・・・ 確かアルコールって直接体内打ち込めば誰でも泥酔状態になるらしいな・・」
土「いやいやいやいや 聖人相手に針刺しちゃすぐ起きちまう・・ってか刺さるかも怪しいもんだ」
土「・・・まてよ、だが・・・粘膜吸収もかなりのもんだと聞く!」
土「 キュピーーン☆ これだッ!!」
土「まずは注射器の針を取り除いてと・・・で、度数90%の酒を装填する」
土「で、あとは ・・・よいしょっと!すまんなね〜ちん」
ズルズル
土「おろろ 意外に可愛いツボミだにゃ〜♪でも薄らとオケケが生え・・とと、いかんいかん脱線するとこだったぜぃ」
土「あとはこの注射をゆっくりとゆっくりと挿し込んでと・・」
ギュジュゥゥゥゥゥ・・コプンコプン ドプドプ
神「・・んんッ・・ゥン・・ンッ・・」
土「さてと、あとはあの旗男を連れてくるだけだな・・」
続くない
【一応の注意喚起】
※このSSのように粘膜からのアルコール吸収はガチでヤバいです
普通に死ねますのに決して真似をしないでください
上「テテテッ!引っぱんなって!!おい!」
土「いーから!早く来いって上ヤン!!」
上「なんだよ!?ったく ・・・ん?土御門、お前ん家じゃねーかここ?」
土「よく聞け上ヤン!ここに恐ろしい怪物が今にも目を覚まそうとしている」
上「か、怪物!?マジかよ!?じゃ早いとこ逃げね〜と!!」
土「ウェイウェイ!ちょい待ち上ヤン!まだ寝てるから大丈夫だ!・・・・・タブン」
上「ん!?今『多分』って言って…」
土「上ヤン!!!!今はそんなゆーちょーなこと言ってる暇は無いんだにゃ〜!!」
土「怪物が寝ているうちにさっさとその右手でおとなしくして来い!貴様の家にも被害が出ないうちになっ!!」
上「ぐっ!!た、確かに・・・これ以上の出費はマジで食費の圧迫に・・」
土「だろ?さぁチャッチャと中の怪物をおとなしくしてくるんだ!!カミジョウクン」
上「なんだか怪しさ100%って感じだが・・・ハァ とりあえず様子だけでも見てみるか・・」
ガチャ ギギギ〜〜〜・・・
上「・・・・と、とりあえず大丈夫そう・・・かな・・」
土「ほらっ!さっさと早く入りやがれッ!!」 ドカッ
上「ガフッ!!て、てめー土御門!!っておいっ!!!!」
土「アディオ〜ス♪上ヤン」ニヤニヤ
ギ〜 バタン! ガチャガチャ
上「テメッ!鍵をっ・・」
土「さぁ〜〜上ヤン、これで退路は断たれたにゃ〜♪もう中の怪物をおとなしくさせるしかないぜぃ」
上「ちょ、おいっ!!冗談はやめろって!!なぁ!!おいって!!」
土「じゃ俺様は身の危険を感じるのでここいら辺で撤退をさせていただくにゃ〜、上ヤンがんばだぜぃ!」
タッタッタッタ・・・・・
上「おい!!土御門!!おい!!・・・・・マ、マジかよ・・」
上「クソッ!とりあえずあのバカは今度殺すとして、とりあえずここを無事脱出するとするか・・ハァ不幸だ・・」
・ (そっちの部屋には何もいないかな・・?)
・ キョロキョロ
・
ガサガサッ
ビクッッッ!!?(な、なんか音がしたッ!?)
・
・(そ〜〜っと音がした方を・・・ん?)
上「あれ?・・もしかして・・・・神裂・・か?」
神「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジーーー」
上「なんだぁ、怪物って神裂ことかよ、全くあの馬鹿ビビらせやがって・・・」
神「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジーーーーー」
上「って神裂サン?・・なんか様子が・・おかしい様子でいらっしゃるような・・」
神「あ〜〜♪上条と〜まだぁ♪ ンフフフッ♪」ギュ〜〜〜〜
続いちまったぜ
でも続きは書けそうにないから誰か書いて〜
オチは
「腹を下した神裂さん、上条さんの膝の上で漏らすの巻」で頼むっ!!
え・・・神裂さんかわいすぎる
・・・土御門宅の・・鍵はね・・・外から締めるタイプなんだよ・・・orz
なんか口汚いツンデレが一人混ざってると思ったら
なんだ麦のんか
ぬいぐるみ修理しちゃるからこっちゃ来い
しかし、美琴が「あんな」性格になったのって何がトリガーなんだろうな。妹を見る限り生まれつきじゃないし、父母…?小学校…?修行中…?
>>787 無理な投薬が祟って、糖質を発症。
攻撃的になった
台本形式読みにくい
今後に期待だな
>>776 ジャンプの某作品では作中で危険な行為が描写されたため
コミックス収録時にそのシーンが書き換えられたということがある
つまり、五和が飲んだくれているところに上条さんがなぜか登場して
五和がアルコール中毒にならずにすむハッピーエンドが投下される布石なんだよ!
作中で上条さんと神裂さんがさっぱり進展しないのは
二人ともがお子様レベルで性知識に乏しいせいで
そういう行為に至る発想さえ沸かないからでもある
そのせいかも知らんが、同人誌では大抵
上条さんか神裂さんのどっちかがエロ魔人に
改変されているというw
792 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:59:44 ID:FeEkqWWq
「大変なんだよとうま! アソコに毛が生えてきたんだよ!」
「まずはそのふざけた成長(げんそう)をぶち殺す!!」
794 :
ネタ:2010/09/16(木) 12:02:34 ID:XdCIW8+s
>>761 ロシア某所。
格安のモーテルとは言え一応ベッドの上に寝た筈なのに上条当麻は異常なまでの寝苦しさを味わっていた。
「うぅ……くるし……」
見た目も感触もボロボロのマットも、同じくバリッバリの掛け布団も疲れた体には天国に感じた筈が、今は身動きが取れない程上条の体にまとわりついて来る。
「はッ!?」
「目が覚めましたね! おはようございます上条さん! お目覚めは如何ですか?」
目を覚ましてまず目に飛び込んで来たのは朝日。そしてレッサーの笑顔。そして彼女がにっこり満面の笑みを浮かべる時は大概良くない事が……と上条は自分の体を見回して寝苦しさの原因に納得した。
「目覚めは最悪だぞレッサー……まず何か説明する前にこの縄を……」
そう言って雁字搦めの体を身じろぎさせてから、上条は自身の体に起ったある生理的変化に気が付いた。
普段なら布団を被っていればばれないのに、今朝はレッサーが上条を縛り上げる為に布団を剥ぎ取ってしまったせいで、
「おおッ!?」
「み、見るんじゃ無い!! 子供が見ていいものじゃありません!!」
「これが『朝立ち』ですか?」
「…………」
ズボンを突き上げてテントを張った姿はまぎれも無く『朝立ち』だった。
「イェスッ!! イェスイェスイェスイェェェエエエエエエエエエエエエエスッ!!」
大はしゃぎするレッサーに対して上条は無言の涙を流すのみ。健全な男子コーコーセーであるが故の現象をただただ呪わしく思っていると、枕元にレッサーが飛び付いて来た。
「上条さん私に責任取らせて下さい!!」
「いや責任て!? それはいわゆる1つの生理現しょ……」
「いやぁー私も罪作りなオ、ン、ナ、ですよねぇ――――ッ! 日々の蓄積がこの様な結果に……」
そう言って上条テントをツンツンと指で突く。
「こ、こら突っつくな!?」
「はう!? 今ビクビクってしませんでしたか? ビクビクって」
「も、黙秘します!! つか早くこの縄を解けッ!!」
ついにキレてジタバタと暴れ出す上条。しかしアピールしたくてもレッサーは……、
「ううむ……ここまで順調すぎてそら恐ろしいくらいです……そろそろここいらで邪魔が……いや待てよ? もしかしてこれは親愛なる英国への献身がついに報われる日が来たと言う事……? と言う事はやっちゃってオーケーバッチグーって事?」
「もしもーし……レッサーさん? 聞えてますかー?」
「よし!」
上条を全く無視してポンと拳で掌を叩いたレッサーは、上条の下半身の方に移動したかと思うとズボンとパンツを一緒にむんずと掴んだ。
その真剣な表情に上条はこの先の事を予感して慌てふためくが、
「ちょ、おいコラ!?」
「えいッ!!」
ずるっと一気に膝まで下ろされるズボンとパンツ。一瞬で消えた圧迫感と次にやって来たヒヤリとした空気に上条は全てが終わった事を悟って白くなる。
そしてレッサーは何が出るかと近付き過ぎたせいで飛びだして来た上条自身と、
「あうっ!?」
お約束の様にべちっと顔面を叩かれてたたらを踏んで尻もちをつくレッサーは、あいたたと自分の尻をさすりながら立ち上がる。
そして上条の股間に隆々と天を向いて立つ上条自身をまじまじと見つめて、
「おおぅ、イッツ、ビッグ、マグナァァンム」
その瞬間、上条とレッサーの間に白ぁっとした空気が流れて……、
「嗚呼っ!? し、しぼんで……って何!? えッ、どうして……私何か変な事言いましたか!? 上条さぁぁぁあああああああああああああああああああん!!」
(不幸だ……)
おわし
本気になってもレッサーはこんな感じでしょう?
そうか…、やはり国籍の壁は厚いな…
しかしそうなると、海外シスター陣はエロ知識を吸収する前の若年層以外は…
もっと恥じらいを持ってムード高めりゃイケたかもしれんのに……自業自得ですねレッサーさん?
寝起きのチンポ咥えるぐらい実力行使するしかないか…
>>797 「何不穏な事呟いてんだレッサー?」
上条当麻の不機嫌そうな声に小悪魔の様な少女はハッと我に返って顔を上げた。
「……もしかして声に出ちゃってました?」
「ああ、バッチリ」
にっこりとほほ笑む上条の頬が若干痙攣している。
一方レッサーはムムムッと顎に拳を当てて考え込むと、
「それじゃあ眠って居ないチ○ポでもかまむぎゅ!?」
「その前にお前には俺の有難い説教を聞かせて差し上げましょう」
その言葉に悪夢が甦ったのか、それとも口を塞がれて息苦しかったのか、レッサーは大きな瞳を白黒させるのだった。
そして翌朝。
下半身の寒さとそれとは対照に股間の蕩ける様な気持ち良さに混濁したまま目を覚ました上条が見たのは、股間の辺りに覆いかぶさる大量の黒髪だった。
それを見た瞬間、寝ぼけた頭を張飛ばされた様な感じで一気に目が覚めた上条は、
「レェェェェェェエエエエエエエエエエエエエッサァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
うかつだったとかレッサーを信じた俺が馬鹿だったとかそんな事はどうでも良かった。
まだ間に合えとばかりに大声を張り上げると黒髪の山がピクンと跳ねて、わさわさわさっと持ち上がったかと思うと、黒髪の間からレッサーの顔が現れた。
くるっとした瞳が上目遣いに上条を捕えると、
「ほはほーおあーあぶあおおーあぶ。ふぃふへーふへはふふふぁあーへはふお(おはようございます上条さん。失礼して先に頂いていますよ)」
「や、う、うわ、が、だ、あ」
ふがふがふがとレッサーが喋る刺激が、咥えられた上条自身に伝わって、勝手に声が出てしまう。
するとそれを聞いたレッサーは口一杯に頬張ったままでにんまり笑うと、
「ちょ……お、おい……?」
戸惑う上条をそのままに作業を再開した。
大きさは先日見ていたから特に戸惑う事も無い。
ギュッと握りしめると掌にじっとりとした湿り気と熱を感じた。その時レッサーは自身の女の部分に電気の様なものが走ったのを覚えている。
それは今も同じだ。
上条を追い詰めながら触りもしないのに自分自身もどんどん高みに登って行く。
(この不思議な感情は一体何なんでしょうか? ただ気持ちいい……全てをゆだねたいそんな気持ちになります……)
「あぅッ、やめろ……も、もう……」
上条の声と舌先を絡めていた先端のひくつきが彼の限界を知らせて来る。
するとレッサーは上条自身から唇を放して顔を上げた。
「レッサー……?」
弱弱しい上条の呼び声にレッサーは紅く艶光る唇でにっと笑って見せた後、その唇をすぼめて上条自身の先端にキスをした。
と次の瞬間レッサーは上条自身をズボッと喉奥まで一気に飲み込んでしまった。
「!!」
驚きに声も出ない上条と喉の奥の異物感に声も出せないレッサー。
(流石にこれは長く持ちません……)
実践してみてそう感じたレッサーは上条自身を半ばまで引き抜くと、再びズボッと半ばまで咥えこむ。
「は、ぐっ」
一回ごとに上条の腰が痙攣して口の中にドロッとしたものが溜まる。
それを潤滑油にジュルジュルと音を立てて抽送を続けていると、上条の痙攣が段々と大きくなって来る。
「やめ……く、口を放せぇッ!!」
上条の最後の叫び。
(そう……では)
それに答える様にレッサーは渾身の力で上条自身を吸った。
「い!?」
奥から熱いマグマが狭い中を確かな存在感と共に駆け上がる――上条はその瞬間自分の股間が余りの快感に爆発したかと思った。
そしてその快感の迸りを一心に受けたレッサーもまた、快感で神経が焼け切れそうな気分を味わっていた。
やがて2人の快感の波が幾分か収まると、れっさーは上条自身を解放した。
「うっ」
口から解放された瞬間、中に残っていた分が飛び出してレッサーの顔や髪を汚す。
更にはのみ切れなかった分の白濁がレッサーの唇から零れて、これではどっちが加害者でどっちが被害者か判らない状態だ。
まして上条はそんなレッサーの姿に思わず欲情してしまった。
とそれを目ざとく感じ取ったレッサーが凄惨な状況の中、またもにんまりと悪魔の笑みを浮かべる。
「さあもう覚悟はいいですよねとか聞く必要も無い状況になりましたね?」
「うっ」
「今更ここまでしておいて止めるだなんて言いませんよね? ね? ね?」
上条はぐうの音も出ない。
そしてその事を了承と取ったレッサーはササッと上条を跨ぐ様に立つと、腰をかがめて上条自身を手に取った。
硬さを確かめて大丈夫……と言うか自分に対して興奮している事に幸せを感じながら、その肉棒を既に潤み切って涎を流すはしたない自分の淫唇に導こうとしたその時だった。
「レッサー」
「今いい所なんですけど……今じゃ無きゃ駄目ですか?」
そう聞き返すとこくりと頷いたので、仕方なく手を止めて「どうぞ」と促した。
すると、
「いいかよく聞け。体は奪えたって心は奪えないんだぞ。お前がいくら俺と……その……したってカミジョーさんはなびかないんだからね!!」
何か大切な話なのに何だかしまりが無いのは後ろめたさから。これでは効果はあるまいと上条は半ばどころか完全に諦めていた。
ところが、
「何……ですって……」
驚きに零れんばかりに目を見開いたレッサー。
「そんな馬鹿な……!? ジャパニーズマンガの『リョウジョクケイ』にでは肉体を制すれば心も通うと……」
「んなエロ本真に受けたような超展開あるわきゃねえだろッ!!」
「いやでもでもそれは統計学やら一般常識であって上条さんには当てはまらないですよね?」
縋る様なその瞳に一瞬頷きそうになったが、この時は腹立たしさが勝った。
「おま人の事何だと思ってんだ? ちょっとロープを解け。な、今から説教してやるから」
するとレッサーはブンブンと頭(かぶり)を振ると、
「いえ、ここは1つお互いに冷静に、フェアーにですね」
「お、おう」
「体に聞いてみましょう♪」
その瞬間2人の間に白ぁっとした空気が流れて……、
「嗚呼っ!? またしぼんで……って何!? えッ、どうして……私また何か変な事言いましたか!? 上条さぁぁぁあああああああああああああああああああん!!」
(不幸だ……)
しまい。
同じ落ちでごめんなさい。
後、さっきの
>>794 も含めて保管庫は無しでお願いします。
ネタとエロスが見事に融合してる
GJです
>>898
超乙
誰もいないな…。これならいける、エロはありません。
むかーしむかし。あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
山に芝刈りに行ったお爺さんは、
爺坂「砂鉄の剣でサクサクっと…こんなモンかしらね。あの枝は払って乾燥させておこう」
川に洗濯に行ったお婆さんは、
海婆「あの人と…夫婦!役割違うけどこの幸せを声を大にして叫びたい!(おやおや、大きな桃が流れてきましたよ。持って帰ってお爺さんと食べましょう)」
──カット。キャストチェンジ──
川に洗濯に行ったお婆さんは、
婆坂「やぁ〜ん、すっごい大きな桃!おばあさん的には今夜は桃パーティーね!」
大きな桃を拾って帰ってきました。
爺「でっかい桃ねぇ…取り合えず切っちゃいましょう。ちぇいさー!」ガイン!
爺「ってなに!?跳ね返された!」
婆「も〜。おじいちゃんたら、そんな振動ブレードなんか振り回したら桃だって怖がるでしょ?ここは優し〜く、ね?…あら?」
爺「こ、こども?」
桃セラレータ「なンだよ…」
桃の中から男の子が出てきました。
桃から生まれたので、桃太郎と名付けられた男の子はスクスク育ち、
桃「だからァ、ベクトルっつーのはかンたンにいえばちからのむきなンだよ。おので、まきをわったときのてごたえもそうだし…」
一を聞いて十を知る賢さを発揮し、
村娘「うわなにこのかわいいお子様!持って帰っていいよね?ねぇキミ、この短パンはいてみなぐはぁ!」
桃「変態は駆除していいって、ウチのババァが言ってたぜ」
悪しきを挫き、
桃「なンだァ、弱い者イジメですかァ?俺も混ぜてくれよ…オラァッ!弱えなァ、イジメられても文句はねェな?」
弱きを助ける、優しい子に育ちました。
爺「近頃、鬼が悪さをしているらしい。軽くブチのめしてきなさい!」
婆「はいこれ、キビ団子[ドーピングカプセル]。頑張って正義の味方してらっしゃいね〜」
桃「…ケッ」
犬と猿と雉を仲間に加えた桃太郎は、鬼たちの住む鬼ヶ島へとむかいました。
犬「今日のミサカは元気百倍!わふとオーダーの真の力を魅せてやるー、ってミサカはミサカは戦いを前に身体がうずうず」
猿「ミサカのボディスーツを猿呼ばわりとは、あのゴミども皆ミンチにしちゃっていいんだよね?」
雉「この飛行ユニットがあれば高所からの攻撃も思いのままです、とミサカは自身の優位性をあの人に向けてアピールしてみます」
桃「(うるせェ…)」
桃太郎一行の快進撃は続きます。
犬「小柄さを活かしたこのフットワーク!鬼さんこちら〜と、ミサカはミサカは撹乱作戦!」
猿「ハッ!弱い弱い!ミサカを倒したきゃ大砲[おおづつ]でも持ってくるんだね!」
雉「飛行ユニットは順調に動作中、とミサカは高所から連筒[サブマシンガン]を掃射します」
桃「ヒャーハハハハハ!反射反射ァ!自転ぱーんち。弱えぞォテメェら!」
猟犬部隊[ザコ]を倒して、いよいよ首領との対決です。
桃「鬼ィィィィィ波羅くゥゥゥゥゥゥン!来てやったぜェ!おとなしくブチ殺されろォ!」
鬼波羅「調子に乗ってんじゃねーぞ桃太郎!鬼波羅神拳のサビになれぇっ!」
桃「オイお前ら、ちょっとだけアイツの動きを止めろ。そして合図したら離れろ、イイな?」
犬猿雉「合点!」
鬼「っておいぃ!ちょっと待てよ、おま、それひどくね?」
桃「酷くなァい。なぜならァ、悪は倒されるものだからだ。プラズマ球生成完了。よーしテメェら離れろォ!」
鬼「 ちょ 」
こうして鬼退治を終えた桃太郎は、なぜか付いてきた犬・猿・雉と共に、時々正義の味方 [パートタイムヒーロー]として末永く暮らしましたとさ。
こんな電波を受信した。
>>798 エロす。そしてレッサーわろすw なぜかレッサーが残念(笑)キャラに思えてきました
>>802 何という御坂(orミサカ)ハーレムGJ
そしてエツァリ、木原涙目w
>>802 土御門「桃太郎に猫役は居ないからにゃー(涙)」
上条「不幸だ……いじめられたの間違いなく俺だよな……」
何はともあれ超GJです
小ネタで腹ァ抱えて笑ったの久々ですわw
泣いた赤鬼という童話がありますが、禁書だと配役は……赤鬼がステイル、村人がインデックスだろうから……青鬼は誰だろう。色的にはアックアさんですが……
鬼ィィィィィ波羅くゥゥゥゥゥゥン!めっちゃwwwwwwwwwwwww
s
リリ、リリ、という響きに、歩きながら耳を澄ます。
学園都市でも季節の風物詩はあるもんだなー、などと考えながら、浜面はのんびりと帰途についていた。
虫の調べをガシャガシャとかき回すのは、彼が右手にぶら下げている、夕飯の材料入りのビニール袋。
毎日残暑どころではない暑さが続いてはいるものの、日が落ちればそこそこ涼しく感じられるようになってきた。
やはり暦通り、少しずつではあるが秋への変化が始まっているのだろう。
(…ま、早く過ごしやすくなって欲しいもんだ)
軽く肩をすくめながら、アパートの階段を上り、部屋のドアに手をかける。
鍵の開いているそのドアは、先客がいることを物語っていて。
「超遅いですよ浜面。お腹が空きました、超早く食事にしてください」
いわゆる”客”であるところの茶色の髪の少女が、”家主”であるところの浜面にかけた言葉は、
遠慮とかねぎらいとかいった成分が一切含まれていない、そんな言葉であった。
−−−浜面くんちの絹旗さん
不躾というか無遠慮というか、ともかく失礼と言っていい絹旗の言葉に、しかし浜面も慣れた様子で。
「あのなぁ…そう思うなら自分で作るとかすればいいだろ。ついでに俺の分も作ってくれ」
「私が? 浜面に? 超ありえませんね、ええありえません。
そもそも家計の大部分は私の収入で超成り立ってるのに、なぜ家事までやらなきゃいけないんですか? 超お断りです」
「ぐっ…」
言い返したいが、事実なのだから仕方がない。無能力者の浜面と大能力者の絹旗では、できることもその見返りも桁が違う。
さらに言えば、口ゲンカをする人間の思考のスペックもケタ違いであり、つまり浜面が口ゲンカに勝利することなどありえないのであった。
「そういうわけですので、超早くしてくださいね」
そう言って絹旗はまた浜面に背を向ける。その視線の先にはテレビ、そしてそこに映るグロテスクな怪物と安っぽい効果音。
やれやれ、とため息を一つついて、浜面はビニール袋の中身を取り出し始める。
「…そんなに金あるんなら、俺のメシなんか食わなくてもいいんじゃ…?」
ふと視線を感じると、ソファの向こうから振り返っている絹旗と目があった。
やべぇ聞こえたか、と慌てて言い訳モードに入ったのは、絹旗の表情が怒っているように見えたからである。
「いや別に飯を作るのが嫌とかじゃなくてだな、俺なんかが作るよりもっとうまいものが食えるだろ、ということで…って、オイ…」
浜面が情けない言い訳を言い終える前に、絹旗はまたテレビの方を向いてしまった。
なぜかあまり機嫌は良くなさそうである。もちろん浜面に思い当たる節はないのだが。
(全く、訳わからん…頼む、機嫌直してやってくれよ…)
買い物袋の底にある2つのプリンに、そんなことを祈ってみた。
「…超鈍感」
つぶやきはもちろん、浜面には届かない。
書き捨て御免
いいね!
続きはないのかな?
>>809 いいなぁ…展開にもよるけど、素直になれない女の子って端から見ててニヤニヤしちまうw(典型的ツンデレは除く)
>>803 海婆だけやりたかったw 美鈴さんのつもりだったがイメージしきれなかった…
>>805 鬼退治の報酬を出し渋ったケチ帝って配役を考えてますた。AをいじめるBとC、BCを吹っ飛ばす一方さんてことで…
>>806 暴れるアックアさんはシャレにならんのである。試しに書いてみたが、元ネタの焼き直しにしかならんかった。シリアス風味に…
ある山に赤鬼が住んでいました。こわ〜い外見をしていますが、人間たちと仲良くなりたいと思っています。
赤鬼「はぁ…あの子と仲良くしたいけど、僕は鬼だから怖がられるかも知れないな…いや、諦めちゃだめだ」
『こんなナリですがまだ子供です。君たちと仲良くしたいです。紅茶とクッキーを用意しているので遊びに来てください』
家の前に看板を立ててみましたが、だ〜れも来てくれません。
いん「お菓子!食べ放題かな、行ってみようよ!」
もえ「だめですよー!いんちゃんは可愛いから、きっと食べられちゃいます。君子危うきに近寄らず、です」
赤「何故だ、何故分かってくれない!僕はただ、君たちと話がしたいだけなのに!クソ、こんな看板…!」
青鬼「荒れているようやなー、赤やん?ボクに一つ策があるんやけど、聞く?」
赤「あかg…青鬼!?さ、策とはいったい!」
なんと青鬼は、「自分が悪役になるから、キミは正義の味方になるんや」と言い出したのです!
当然赤鬼は反対しましたが、「トモダチのためやー。これくらいなんともないでー」と、押し切られてしまいます。
青「うっはー!ボク好みの子がぎょうさんおるでー!お持ち帰り確定やーw おらぁっ、その手離しぃや」
父「そげbっ」
いん「うわーん、おとーさーん!」
土「た、たのむー!義妹だけはー!」
まい「あにきー…!」
青鬼が村で暴虐の限りを尽くしているところに赤鬼がやってきました。
もうだめだ、誰もが思いましたが、なんと赤鬼が村人を守ろうとしているではありませんか。
赤「待て!これ以上の悪さは許さない!(すまない、親友!)いでよ、イノケンティウス!」
青「うーわー。やーらーれーたー(頑張れよ、親友)」
青鬼を追い返したということで村人に受け入れられた赤鬼でしたが、あれ以来青鬼の姿を見ていません。
不安になり青鬼の家に行くとそこには、
『ボクと一緒にいると、またキミに疑いがかかるかも知れへん。ボクは旅に出るで。村の人と仲良ぉな』
『もう会えへんやろうけど、ずっとトモダチや。気張りや、心友』
置手紙だけが残されていて、青鬼の姿はありませんでした。
赤「くっ…僕は…僕は…うっ…うあぁぁあ…あああぁぁぁああぁあ!」
言葉のとおり、二人が会うことは二度とありませんでした…
くそぅ…パロでもコメでもねぇ…誰か>806に極上のパロを!
乙ー
今、台本形式って流行ってるの?
読み辛いんだが
台本形式が流行なんじゃなくて単純に書きやすいだけだろ
小ネタなんかこれで充分だし
よく語尾だけでキャラ書き分けてるとかwって言う人がいるけどそれも難しい時にこの方法使えばその辺の問題が全て解決されるからな
台本形式は書き分けの不可能なネギまSSから広がった
んなわけねーだろw
素直になれない少女は可愛いけど
ある程度、年齢重ねた女性が素直になれないのはうざいと聞いた
神裂「私は素直な方だと思うのですが・・」
土御門「ねーちん、そのエロさで少女気取りは無いぜい」
バキッ!
神裂「18です!」
台本形式が嫌なら語尾でキャラ分けしないのを書いてみるといい
逆に言うけど語尾でキャラ分けできるのに、台本形式にするのはどうなの?
それに地の文とかいろいろ使えば普通に書けるだろ。
姫神、可愛いよ姫神
というか
>>820のは全くと言っていいほど論理的じゃないからマジレスしても無駄だろ
論理的な文章を書けないのに書いてみればいい(キリッとか言っちゃうんだぞ、18歳以上の日本人とは思えねーよ
>>809 超GJ 絹旗のデレにはいつもニヤニヤする。
そして食事の後にシェフもぺろりと頂かれる様をイメージしたw
読みにくいなら読むなよ馬鹿なのかw
>>822 そうやって条件反射的に批判しちゃう人も18歳以上とは思えないよね
条件反射ってことは批判されても仕方ない文章書いてる自覚はあるんだなw
普段デレない娘がデレデレになったら破壊力高いよね
美琴は当然として絹旗とか番外個体とかも破壊力高そう
>>827 デレない?
禁書キャラほとんどですが、なにか?
禁書のデレ担当は禁書さんと美琴
あとはみんな話の流れで仕事の話しかしない
絹旗なんかは、漫画の方見てると
あれで既にデレてると言えなくもない
麦のんのアレはデレなのかツンなのか…
むぎのんはヤンツン
やだなあ麦のんはちょっとじゃれてるだけですよ
ライオンやトラがじゃれてるつもりでも人間は死ぬ
それと一緒だな
一方さんも脳内は割とデレデレ
>>834 「はーまづら♪」
「ん?」
「原子崩しァ♪」ズガァァァン
「うおッ!?」
「あ――――っはっはっは、はーまづら「うお」だって、おっかしぃ、あははははは」
「笑い事じゃねぇ!! 死ぬところだっただろうがッ!?」
「もぅ、じょーだんじゃないのよじょーだん♪ オッパイ触らせてあげるから許してよん、はーまづらぁ♪」
「!?」
「ギャハハハハハ、はーまづら赤くなっちゃって童貞? いゃーん、童貞菌移っちゃうん♪」フニフニ
「……誰だ麦野に強い酒勧めたの?」
「超勝手に飲んでましたよ」
「結局誰にも止められなかった訳よ」
「はまづら、責任を持って頑張って。私たちは隣のテーブルから応援してる」
「おいちょっと待ておま――」
「はーまづらぁ、マ○コ見せてあげるから童貞チ○ポ見せなッ!!」
「ぬぁんだと藪から棒に!?」
「だーれのマ○コがもさもさだはーまづらぁぁァァァアアアアアア!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」ドガーン
こうですか? わk(ry
837 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 14:44:55 ID:5jipO1pI
それで浜面がロシアまで逃げて、麦のんが追いかけてる訳ね。
浜面「違)ry(´・ω・`)」
真夜中外は雨が降っていて、電気を消した部屋で静かに、けど激しくベッドで絡んでる上条さんとインデックスが見たいです……
命の滝壺
言ってみただけ
840 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 00:58:09 ID:idO7V40I
滝壺の肉壺に浜面の数多の命が注入される
浜面の数多…だと…
浜面×アックア
浜面×駒場
浜面×半蔵
浜面×グリッキン
浜面×ディグルヴ
浜面×数多←new!!
アックアさんの鞘になるなんて無理だ!
浜面は総受けだろ、常識的に考えて
空から落ちてくる系のヒロインだからな
15巻を読み返すと浜面と麦のんが最初に二人になるシーンが
素直になれないおてんば系ヒロインとの絡みに見える
どうしてこうなった???
>>844 浜面仕上がアジトでのんびりしていると神妙な面持ちの絹旗最愛とフレンダがやって来た。
「浜面、超ちょっと話が……」
「ん? どうしたお前ら、何か仕事……」
「いやいーから浜面には顔を貸して欲しいわけよ」
「は? 何だよ一体……」
そして訳も分からず連れてこられた場所には、不機嫌さ満載の麦野沈理と困惑顔の滝壺理后が待っていた。
「はーまづらぁ、これ一体どうオトシマエ付けるつもりだ?」
そう言って目の前に漫画雑誌の様な――それにしては薄い――モノが数冊投げられる。
「は? いや何いきなりキレてんだ麦野、おりゃ思い当たる節がひとっつも無いんだが?」
「大丈夫。私はそんなはまづらでも受け入れ……」
そう言って訳が分からないと言う顔をする浜面の手を握った滝壺だったが、
「しゃしゃんじゃないよ滝壺。今私が話してるんだから引っ込んでな」
「きゃっ!?」
滝壺は麦野に突き飛ばされて絹旗とフレンダに受け止められる。
「おい麦野、乱暴は止せ!?」
「うるせえんだよこの腐れ無能力者が!! 無能だと思って下出に出てりゃあ仲間だと勘違いして調子に乗りやがってぇ……」
「!?」
嗜めようとした浜面は麦野の何時に無い剣幕にギョッする。更にそこへ麦野の回りに淡い輝きが集まる。
「ちょ、麦野さん?」
「うわ、麦野がヤバイ訳よ!?」
「はーまづらあああああああああああああああああああ!!」
麦野がそう絶叫した瞬間、光は収束され光線の様に放たれる。
それは浜面の足元をゴバッと言う破壊音で吹き飛ばす。
「うおっ、おわあッ!?」
「ッ!?」
「ひぇぇッ!!」
浜面のみならず絹旗、フレンダも驚く中、怒りが蜃気楼となって立ち上りそうな程の形相の麦野は、
「テメエは今から私たちにノンケだって証明してみせな」
「はあ?」
「私たちとセックスすんだよ」
「……何だって?」
またも意味の解らない、しかも聞き違いかと思う様な内容に浜面は麦野に聞き返した。
しかし麦野にはそんな浜面の態度が余計癪に障る。
「テメエは頭だけじゃ無くて耳も悪いのか……ああん?」
片眉をギッと持ち上げた麦野は、とぼけた顔をした浜面の耳を引っ張った。
「い゛だだだだだだだああああああああああ、千切れる千切れる千切れるッ!!」
浜面が痛みに振るった手が偶然麦野の手を打ち払った。
「!」
その事に凍り付く麦野、「畜生何のつもりだよ……」
とそんな事に気付かず浜面は自分の耳を心配していた。
とその時、
「私を拒絶したな……」
絶望が声を出すとこうなるかも……そう思うような麦野の声に、浜面を始め全員が凍り付いた。
「あ、ああ……」
(浜面の超マヌケ)
(結局こうなるしか無かった訳よ、バイバイ浜面)
(大丈夫、はまづらは私が――)
三者三様の思いの中、怒りを超えて能面と化した麦野は、
「うわああああああああああああああああああああああああああん!!」
泣きながら走っていってしまった。
「あ、あれ?」
(この超展開)
(流石に想像してなかったって訳よ)
(むぎの)
「馬鹿俺にホモ疑惑なんかあってたまるか!!」
「ほ、本当なの、はーまづら?」
「ああマジだよマジ。大真面目だぜ」
力強く頷きながらも浜面は、
(俺と駒場さんとか、半蔵だとか何の冗談だ?)
「ほら、帰りにシャケ弁でも買って帰ろうぜ」
「うん」
この後アイテムメンバー全員に言い訳をする羽目になる事を浜面は知らない。
勢いで書いた。ごめん。
麦のん可愛い
浜面がホモとかいってごめんね麦のん
泣きながら走ってた麦のんに、浜面はどうやって弁解してるんだ?
走って追いついたのか、描写がないからポカンだぞ
超スピードで追いついたのか、超スピードでもどってきたんじゃね
>帰りにシャケ弁でも買って帰ろうぜ
追っかけていったあとの帰路中の会話だろ
麦のんは一番初め何で怒ってたの?
最後のところはどういう事?
さすがに理解力が足りなさすぎるだろ
男と絡み合ってる!?ホモ?ホモなの?嘘でしょ、だったら私に勝ち目無いじゃない。
男より女が好きって証明するには…エ、エッチしようって乗ってきたらオッケーよね?浜面とエッチ…えへへ
…拒絶された!?やっぱりホモなの?「うわーん!」
こういう事か。それにしても初春テメェ…
そげぶバージョン
上条が自宅でくつろいでいるとクラスメイトの姫神と吹寄がやって来た。
「貴様に話がある」
「ん? どうした? うちに来るなんて珍しいな」
「いいから。話がある」
「は? 何だよ一体……」
そして訳も分からずベッドの上に座らせられる上条。
「貴様が色んな子に手を出すから悪いのよ」
「大丈夫。これからは私たちだけにしてくれればいい」
そう言って訳が分からないと言う顔をする上条の手を握り、自分たちの胸まで持っていく姫神と吹寄。
「おい、姫神! 吹寄! これは一体どういうことでしょうか!?」
「黙りなさい! 腹ペコシスターさんや常盤台の双子に外国にいるシスターさんたちにまで手を出した癖に!!」
「他にも。ツインテール風紀委員。花飾り。スカートめくり中学生。ムサシノ牛乳。エカテリーナ。脱ぎ女にも手を出している」
「上条さんには意味がまったくわかりません。って言うか、後半は本当に誰だよ!」
「私たちも抱きなさい、上条当麻!」
「初めてだから。優しくして欲しい」
「お前たちは何を言ってるんでしょうか? そういうことできる上条さんではあませんことよ」
上条の拒絶の言葉を聞いた姫神と吹寄は泣きながら走っていってしまった。
「馬鹿、上条さんがそんな女たらしなわけないだろ!!」
「ほ、本当でしょうね、上条当麻」
「ああマジだよマジ。大真面目だぜ」
「お詫びに。今日は。私が夕食を作る」
右手を姫神、左手を吹寄と繋ぎ歩いているのをインデックスと美琴に見られ言い訳をする羽目になる事を上条は知らない。
>>856 初めの漫画雑誌にしちゃ薄いもんはBL本ということ?
誰のだ
859 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 22:53:35 ID:V81G3emD
上條さんはとっとと五和とでもくっつけばいいんだ。
御坂とでもくっつこうもんなら、下手すりゃヒモ人生&妹達の逆輪姦で仁虚
>>858 ホモ疑惑持たれたからBL本と思われ。
入手経緯については、アイテムの誰か(麦のんとしておこう)が表紙に浜面という名前あるいは絵を見つけた。
開いてみたらBL本だった、という展開だろうと予想した。
なんでBL本売られているような場所に行ったかは予想つかない;
>>857 お上手ですね
ホントにこう言うシーンがありそうwww
上条さんは悪くないのにインデックスとビリビリにお仕置きされるのが日常茶飯事なのです
男がツンデレびりびりに弱いのはラムちゃんで証明済み
ラムちゃんは常時デレだったような
ビリは終始発狂みたいなイメージががが
866 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 17:26:20 ID:m281JIll
愛情表現だっちゃ!
ツンデレなのはむしろあたるのほうだったよな
「絶対愛してるって言わせてやるっちゃ!」
「いまわの際に言ってやる」
だものな
上条さんや浜面はオタ知識があるから
美琴、吹寄、麦野をツンデレだと気付いてもいいのになぁ
特に浜面は鈍感ではないから絶対に気付け
いや、19巻で麦野ではなくて滝壺を選んだと自覚したあたりのことを考えると
麦野→浜面に気付いていたのか
美琴はともかく他は違うだろ
選んだってのは上条さんみたいに全員助ける訳じゃないってだけだろ
毎度殺されかけてんのにそんなポジティブ思考になれるわけないだろ
当人は恐怖しか感じてないだろうよ
選んだっつーのは元仲間としての意識だと思うし
つまり一方さんが真のツンデレと
まあそれ言ったら上条さんも美琴に命の危機感じてただろうな
当麻×美琴のラブラブ初体験が読みたいです
規制に巻き込まれてました
リハビリに一レス小ネタ投下します
「お、おい……あれ見ろよ……」
「ああ……なンだありゃァ……」
幻想殺し、上条当麻。学園都市第一位、一方通行。
微妙な距離感だが、今となってはなし崩しに顔見知りのような関係になってしまった二人が入ったファミレス。
お前みてェな三下の無能力者とは懐事情が違ェンだよと密かに見栄を張りたい意図もあって、一方通行の全奢りである。
二人席に座って、向かい合う。メニューを眺め、とりあえずドリンクバーな、と話している時だった。
真横の4〜6人席に、その男は居た。
「はまづら。はまづらは料理できるの?」
「ん? ああ、この学園都市じゃ珍しくもないけど、寮で一人暮らしな訳だし。出来なくはないぞ」
「……はまづらの料理、食べてみたい」
「はぁ? いや、マジで出来なくはないってレベルだって。野郎一人自分が食ってく最低限の腕だよ」
「それでもいいから」
薄桃色のジャージを着た、眠たげな目をした女の子。男の横に座って、頭をこつんとその肩に預けていた。
両の手はテーブルに乗せず、重力に任せて椅子に放り出すように伸ばしている。しかし、上条と一方通行の位置からは見えないが、男側の方の手は、男の服を小さく掴んで自己主張していた。
「むむ、面白い話を聞きました。浜面の超手作り料理。どんな悲惨なものが出てくるんでしょうか」
もう一人。白い、腿まで隠したセーターを着込んだ、小学生か中学生ぐらいの女の子。
憎まれ口とは裏腹に、大胆にも男の膝の間にすっぽりと納まっていた。足をぷらんぷらんさせながら、ジュースを飲んだり、コップを置いて男の首やら顔やらを触って来たり。勝手気ままな振る舞いを見せるが、どう考えても嫌っている相手への態度ではない。
「このやろ、悲惨じゃねーし。滝壺が居る手前謙虚に振る舞ったけどな、あれだぞ、スキルアウトの隠れ家で10人ぐらいと酒盛りになった時はだな、食い物関係全部俺がやったんだぜ?」
「超怪しいものです。大方コンビニに買い出しに行ったぐらいが本当のところなんじゃありませんか?」
含み笑いで挑発する女の子に、男が顔を覗き込んで答えた。
「おー言ったな、言いやがったな? よし買った、その喧嘩買った。俺の飯が美味いってどう証明してやろうか?」
「……そうですね……じゃあ、次映画を見に行った時、浜面はお弁当を作ってください。美味しければ私としては儲け物ですし、不味ければけちょんけちょんに貶してやります」
「ぐぁ、どっちに転んでも俺にあんまり旨味がねぇじゃねーか! くそぉ、だが男に二言はねぇ! プライドを賭けて凄ぇ気合入った奴作ってやっかんな!」
やや乗せられた感もあったが、後には引けない。
事が自分の思う方向に進んだのが嬉しかったのか、それともそれ以上の理由があるのか。女の子は男に見えないよう俯くと、満足そうに小さくはにかんだ。
そして、もう一人。
栗色の長い髪の女の子。ジャージの女の子の、反対側の席。つまらなそうな、面白くないことがあったような、複雑な表情をしていた。
女の子は口をもごもごと動かしている。それは、どう話の切欠を作ろうか、どう切り出そうか反芻しているような顔だった。
「……はーまづらぁ」
「ん、なんだ? 麦野」
「急に買い物したくなったりとか、ならない?」
「……あ?」
男は、全く会話の意図が掴めない。自身もこれは失敗だろと言ってから思ったのか、勢いで誤魔化そうとする。
「てめぇの安月給じゃロクに物も買えねーんだろうが! 私のご機嫌取りをすれば万が一にも何か買ってくれるなんて奇跡が起きないかなとか
じゃあその為に買い物に付き合おうとか荷物持ちしようとかせっかくなんだから水族館に行ってみたいなとか一緒に公園でクレープ食べれたらいいなとか弁当作ってやろうとか思わねぇのかよぉ!?」
「ええええええええええ!? え、思ってます!? 思って、え!?」
勢いに飲まれた男は、思わず肯定の意を口にしてしまった。言質を取った女の子が、男から見えない方の手でグっとガッツポーズを取るのを、上条と一方通行は窓の反射で見つけた。
「むぎ、麦野、落ち着け」
不意に、男が手を伸ばした。女の子の頬に触れた。
「きゃっ、あっ」
途端に女の子の表情が豹変した。親指がまぶたに触れる。反射的に閉じた目のまつ毛が、ピクンと揺れた。頬が朱に染まる。
四本の指が耳の裏をなぞって、首筋を撫でた。ゾクゾクゾク、と体が震えそうになったのを、女の子は自分の体を抱き締めるように押さえつけて隠した。
「麦野、こうすると大人しくなるんだよなー。まぁちょっと照れ臭いっていうか抵抗はあるけどさ、ここほら、一応店だし、うるさくできないし」
邪気の欠片もない顔で、男が笑った。信じられねぇ、何だその屈託のない表情、と外野の二人は目を疑う。
「こ、この……この……」と、女の子の口が空回りしている。その唇を、男の親指が塞いだ。ゴツゴツとした、硬い指だった。
「にゃぁ、ちょっ、んぁっ、反則ぅ」
止めようと思えば、殴るなり蹴るなりの方法もあった筈だった。それでも声だけの、上っ面の非難を女の子は繰り返した。
しまいには文句でさえもやめられてしまうと思ったのか、しょぼしょぼと口が萎んでいく。
納得いかない上目遣いで、女の子は男を睨んだ。唇を僅かに開けて、指を口の中に誘い込んだ。カリっと、前歯で噛みついた。甘噛みだった。
一部始終を、余すことなく二人は目撃していた。二人は顔を見合わせると、いっそ埋まってしまっても構わないとばかりにテーブルに顔を沈めた。
「……ありえねェ。男の方になんの他意もないのが信じられねェ」
「すげぇ……すげぇよ……なんだあのハーレム……負けた……男として負けた……」
いやお前は頑張ればあれ以上行けるンじゃねェかな、とは言わない。向こうの席にアテられて、これ以上喋る気は失せていた。
ところで、もう一人。
あの席で一人だけ、反対側の椅子に座っている女の子が居た。金髪碧眼、ベレー帽を被ったその子は、口から血のような何かを垂れ流し続けながら、懸命に何かと戦っていた。
本文長杉で2行になりましたごめんなさい
馬鹿面の癖に調子扱きすぎだろ
壁殴っちまったチクショウ・・・
フレ/ンダはフラグ立てて貰えなかったから死んだんですね、わかりますん
上条×一方
・・・いいね!
いいねぇ
滝壺と絹旗だけでなく麦野もいるのは珍しいな
はまづらなら許される
麦のん可愛すぎw
浜面ハーレムGJ!
話のテンポがすごく良くてスラスラ読めました!
そしてフレンダオチ要員無惨w
フレ/ンダ生`w
885 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 11:51:01 ID:VIHs6I5X
しかし、胴体ちょんぱ
調教済み麦のんかわええええ
ああ絡むってそういう・・・
??「鈴科さああああん」
??「上ィ条くゥゥゥゥン」
>>876-877 上条さんもやろうと思えば浜面ぐらいのハーレムは可能だろと突っ込みたいが
上条さんの彼女たちは素直じゃないからファミレスでこんなふうにデレないんだよなぁ
打ち止め→一方通行→上条
上条さんはゲストヒロインばっかだからハーレムぽくないというか
固定ハーレムの浜面に対してとっかえひっかえな感じ
そこが良いとこです。
固定ハーレム要員にもフラグを乱立
病室で不規則にゆれるベッド。
押し殺した様な声が室内に響き渡る。
「彼氏いるのに、いいのか?こんなことして」
「はまづらの、ことは、んんっ言わないで」
仕切られたカーテンの中で二人は身体を重ねていた。
出会いは単純に、病室が隣だったこと。そして間違えて病室に入ったことが始まりだった。そこからいろいろと話をしていくうちに、そういう雰囲気になったのだ。正確には少年がそういう雰囲気に持って行ったのだが。
この雰囲気になって大分経つ。つまりは何度も身体を重ねているということだ。
「そうだな。おっともうそろそろ、その浜面くんがお見舞いに来る時間だぞ」
「!!」
「名前を読んだら急に締まりをよくしやがって、この調子ならすぐにでも逝けそうだぜ」
「もう、おわ、んっんん」
「なんなら浜面に見せ付けても俺はいいんだぜ」
「それは、だっ、め」
言葉で責めたてる。そのたびに少女の身体は強張り、息が途切れ途切れになっていく。
「だめって言われてもなー。さっきカーテンの隙間から窓の外が見えたんだけどな、ちょうど浜面が歩いてきてたぞ」
「?!!」
「だからそんなに締め付けるなよ、締まりだけは聖人レベルってか」
「ほんとに、んぁっ、おわ、り。かみじょー、おわりにして」
「そんな泣きそうな目で見るなよ。分かった分かった。んじゃ中と外どっちがいい」
「中でいいから」
少年の腰を動かすスピードが増していく。それにあわせて、少女のあえぎ声も大きくなり、ついには押し殺すことができなくなり、部屋全体へと響き渡る。
結局、浜面と言う少年が来る前に、全ての事は終わった。
「滝壺、見舞いに来た――だっ大丈夫か、滝壺」
「はぁはぁはぁ、ぅん。だい、じょうぶだよ。はまづら」
「全然大丈夫じゃねーだろ、待ってろすぐに医者呼んで」
「大丈夫、浜面。本当に大丈夫だから」
「本当だな?うそじゃないだろうな」
「はまづらの顔見たら元気になってきた」
「そっそうか?」
とろり〜と少女の秘部から、少年の種が流れ出ていることに、浜面は気づかない。
この部屋で毎日のように行われる背徳の行為。それでも止めることができない少女は、今夜もあの少年を呼びに行く。
「かみじょー。いま、大丈夫?」
「ああ」ニヤッ
>>893 上条さんの普段の生活を考えると
インデックス、姫神、美琴、御坂妹、吹寄とは度々会っているので
固定っぽいとは思うんだ
滝壺はビッチじゃねえし
こういうの書く奴って浜面に嫉妬してんだろ?
>>894 読んでしまったorz
正直予告が欲しかった。
>>897 予告入れろよこのド腐れ野郎
これくらい言わなきゃわっかんねって。
>>894 注意書き入れろやカス
上条信者はこれだから困る
>>896 それはお前の主観だろ、なら俺に押し付けるな。
>>897 すまん、ネタで即興で書いた奴だからいいかなーなんて思ったら、そういえNTRって特殊だった。
NETR難易度は低い方なんだけどねー。これが浜面視点とかになったら、リアル欝が入ってくるから
あと嫉妬ではなく、NTRに萌えてるだけです。
幻想止め、幻想追跡。凄く良いです
そもそも原作の性格とかキャラ設定とか
全くなぞってないゴミSSなんで二度と書き込まなくていいです
注意書きなしでこんなん書くほうが押し付けだろう…
文句言われたくないんなら始めから気をつけとけよ
>特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
まあ注意書き書いておけば混乱しなかったかもね
そこは書き手の落ち度だけどもう少し優しく言おうぜ
NTRは結構好きだけど・・・
なんか、うん、上条さん信者ってアレだな。
まぁ極一部だろうけどね。
製作速報の総合スレとか結構色々な所で予告無しにNTRモノ投下して叩かれてるの見たが同一人物だろうか
同一人物なら愉快犯の可能性も
いや、本当にすまんかった。
次回からはきちんと注意書きは入れるようにするわ。
あと投下予告は過去スレでいろいろと問題があったのでしないって表明したので。
追記
>>901ここエロパロですよ?パロなんで原作云々こそ板チだろ
総叩きワロタ、浜滝って愛されてんな
俺も好きだが
青春してるカップルを壊すのは嫌悪感がハンパない
(精神的)18歳未満は回れ右ですよー
パロって、自分の願望を展開しつつも、
原作のキャラ設定やら台詞などの、『記号』をどれだけ残せるかがキモだと思うんだけどなあ。
>>906 ここはかまちーの作品のエロパロスレであって
キャラの名前だけ借りたほぼオリジナルキャラはお呼びじゃねえってことだろ
ID:2ncD66hFの批判に対する返しに微妙な消防臭さが見て取れる
注意書きもそうだが浜面ハーレムSSの後に狙ったように投下したのも
良くなかったんだろう
耐性ない奴多過ぎやね
>>910 これに尽きるよなあ
こういう作品はそんなに多くないけど読んでて面白い
あと抜ける
趣向に対して耐性も糞も無い
てか単純に上条さんの台詞回しに違和感があるな
言ってる内容じゃなくて話し方に
上条さんて喋りに特徴があるようで無いようでやっぱりあるんだよな
何げに難しい
上条×一方(非エロ)ってなかったっけ?
>>907 浜滝ってかアイテムの関係性に異物入れるなんて、よほど筆力がなきゃいかんのに
技量がないからただのオリキャラNTRになっちゃってんだよな
麦のん×浜面
上条×美琴
こういのは滝壺や黒子からしたら寝とられなのか?
百合子はどうも好きになれない
中身がそのまま一方さんならあれだけど、女にすると性転換したように思えてしまう
てか性格まで変えたらたんなるオリキャラじゃね?
Pixivで百合子で検索するといかに腐女子に愛されてるかわかる
そしてろくに原作読まずに属性だけに食いついてるということもわかる
腐女子はキャラに萌えるんじゃない、属性に萌えるんだ
と言われたことがある
ここに原作未読者っているのか?
927 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:43:51 ID:XRpAnp+W
阿呆が多くて笑える
道端に落ちてるエロ本の内容に文句つけてるようなもんだな
>>927 さすがにその例えはここに投下してくれる作者に対して失礼じゃないか
落ちてるのがエロ本なら喜ぶさ
落ちてんのが粗大ゴミだから文句い言ってんだろ?
違う、吐瀉物だ
ここ20レスくらいはほとんどがいなくてもいい奴なのは間違いないな
俺が気に入らないものは粗大ゴミだ(キリッ
クソだと思うならスルーで良いじゃん
いやまあ、多分9割くらいの人はスルー出来てるんだろうけど
どの作品のどこがゴミ じゃなくて
どの作品のどういう所がよかった にしようぜ
じゃないと怖くて誰も投下できないスレになる
もうなってる
スレ分割できれば一番良いんだけどね
ごった煮過ぎるんだよココは
婚后さんのSSって無いんだな
>>935 スレをどうこうじゃなくて住人が大人になればいいんだよ
>>937 んなもん無理だ
10人未満しか居ない過疎スレだったらまだ分かるが
数百人以上見ていそうで新参もいっぱい居そうな匿名掲示板でとか
つまりクズのためにスレの方をどうこうしないといけないレベルのスレってことか
そりゃまともな人ならわざわざこんな場所に投下しようと思わないだろうな
それこそ聖人君子くらいだw
この流れはハルヒスレや、なのはスレと同じ流れだな
確かに似てるな
出来ないなら出来るようになるまでROMるのが正しいのだが、そんなの無理だし現実的(笑)な方向で、と甘やかした結果がアレ
ここでヒーローが颯爽と現れて神SSを…
…無いよね
頭が中学生ぐらいで止まってる方々に大人気の作品ですもの
ところでそろそろ次スレの季節ですね
>>926 いるよ
打ち止めのために見ようとしてるけど・・・なかなかね
こんにちは、空気読まないAサイドです。
浜面×フレンダで5レスほど頂戴しますね。
『私だって浜面を愛したい訳よ』微エロですが。
では。
夜の勢力が徐々に太陽の光をビルの向こうへと追いやり始める――有り触れた一日が終わりを迎えようとしている頃、雑居ビル群の一角に設けられた駐車場に1台のワゴン車が止まっていた。
オンボロでヨレヨレであちこちに凹みや擦り疵が目立つそのワゴン車。その運転席に座ってハンドルに身を預けていた浜面仕上は深いため息をつく。
今日は一日何をするでも無く、部屋に籠ってビデオでも観ようかと思っていた所を朝っぱらから呼び出された彼は、その呼び出した人物に付き合わされて一日荷物持ちをさせられたのだ。
その荷物持ちをさせた相手はと言うと――、
「にゃははははは、大漁大漁ぉ♪」
運転席と後ろを遮るカーテン越しに聞えて来る少女のはしゃぎ声。そしてガサゴソと聞えるのは多分包装を開ける音だろう。それらに浜面はまたため息をつくと後ろを振り返る。
「おぉい、何時まで俺はここにこーしてればいいんだフレンダぁ? 大体買ったモン車ん中で広げて……そう言う事は家に帰ってすりゃいいだろ?」
するとカーテンを割って金髪碧眼の美少女が顔を出す。その少女は不機嫌そうに頬を膨らませると、
「うるさいなぁ浜面は。私は今最っ高にハイな気分な訳よ。それを邪魔するんなら……」
ひょいと出た少女の手に握られたトーチが浜面の頬をすっと撫でる。どうやら話し合う余地は無いようだ。
「わーったわーった、もう邪魔しねえから好きにしろッ!」
こんなボロ車でも今は大事な足だ。それを破壊されちゃあ堪らないと浜面はそれ以上言わない事に決めるとハンドルに顎を載せた。
「きゃはははは♪ あはははははははは♪」
またカーテンの向こうでフレンダの笑い声が聞える。
「夜くらいは……なぁんて考えは甘かったか……不幸すぎるぜ俺」
浜面は夕闇が広がり始めた空をガラス越しに見上げてそう呟くのだった。
そして、それから暫くして浜面が腹が減ったと言うとフレンダもそれに同意した。
浜面が何処からか買って来たありきたりのジャンクフード。浜面はそれを後席のフレンダに渡して、自分は運転席で食べようとした。
所がフレンダが「2人っきりなんだし一緒に食べようよー」などと言い出したせいで、2人は目張りされた後席のシートで向かい合って食べる事になったのだが……。
落ち着かない、と浜面は思う。向いで2個目のトリプルバーガーに取り掛かったフレンダの事もそうだが、
(ちょっと見ぬ間にファンシー感たっぷりの内装になっちまいやがって……)
あちこちにこれでもかとぬいぐるみとクッションが配置され、こんなモノまで買ったのかと思う様なレースのリボンにレースのカーテンで豪華絢爛に飾り立てられた車内は、まるで少女趣味の部屋の中に迷い込んでしまったかのようだ。
そんな居心地の悪い中で何処に入ったか判らない食事を終えた浜面は、同じく食事を終えてぬいぐるみに頬擦りを始めたフレンダを見るともなしにぼぉっとしていた。実はフレンダに観察されているとも知らずに。
フレンダから見る浜面は、それはもう普段は冴えない何処にでもいそうな安っぽいチンピラなのだが、
(うん。やっぱり黙ってたりすると割とイケてる感じに見えたりする訳よ)
それが多分に色眼鏡のせいだとフレンダはそれなりに自覚している。
何時からそんな風に彼を意識するようになったのかは判らない。ただ言える事は、他の3人を出し抜くリスク――チームワークを乱す結果になっても構わないと思ってしまったのだ。
ただそれには障害が1つ有った。それは――、
(浜面にとっての私ってば『アイテム』の構成員の1人って、それ以上でもそれ以下でもないんだよねぇ……)
そう思うとため息をつかざるを得ない。一応浜面を落とす為のアイテムも準備してはあるのだが……。
(ん?)
相変わらず頬杖をついて、顔はこっちを向いているのに視線を合わせるでも無くぼぉっとしている浜面。その頬杖をついている手にふと目が止まる。
――おう、お疲れさん。
何時ぞやそう言ってあの手で頭をなでられた。
(……結局、あの時私の恋は始まった様な気がする訳よ)
今までずっと距離を置く様な感じで斜に構えていた彼が一足飛びに自分……たちの側に近付いた瞬間だった。
あの時は何だか胸の奥が爆発しそうで何のリアクションも返せなかった事を覚えている。
(そう言えば麦野も凍りついてたわね……ってあの時の浜面の勇気には正直ビックリした訳よ)
他にも滝壺も絹旗も頭を撫でられている。滝壺は嬉しさを隠そうともせず微笑んでいた笑顔が正直羨ましかった。絹旗は即座に浜面をぶっ飛ばしたのには流石に驚いたが……。
そこではたと有る事が気になった。
いい加減実りの無い睨めっこにも飽きて来ていたフレンダはここで一気にぶっちゃけてみる事にした。
「ねえ浜面ぁ」
「ん?」
「結局、浜面って自家発電しちゃうくらいだから童貞な訳?」
その瞬間ついていた頬杖が滑って内装に頭をゴンと打ち付けた浜面は、暫し「うおお……」と頭を抱えた後、
「き、急に何の話だ!?」
「この間のバニーの写真。結局、アレでシコシコしてるって訳なの?」
可愛く小首を傾げて聞かれても、内容が内容だけに全然可愛くない、と言うか浜面としてはそれどころでは無い。
「あ、あれは忘れろ! いや忘れて下さいお願いします」
キョトンとするフレンダを拝み倒す事しばし。
「で、何で今その話なんだ?」
暑く無いかとか言いながら勝手に暑くなった浜面が襟元をパタパタしながらそう聞いた。
するとフレンダは抱きしめていたぬいぐるみに視線を落とす。
「こちとらいつおっ死ぬかも判らない身な訳よ。それならいっそ早めに済ましておこうかなぁ……って判る?」
またも小首を傾げて見つめて来る少女に、
「いや判らん」
キッパリ、と言うか興味も無いと言わんばかりの浜面の反応。しかしそんな事も織り込み済みだぜとばかりにフレンダはフッと不敵な笑みを浮かべて、
「エッチしようぜぃ浜面ぁん♪」
そして拳を作って中指と薬指の間に親指を挟む例のポーズをして見せた。
些か彼女らしからぬ露骨なアピールだがこれくらいはっきりしていれば浜面も乗って来るに違いない、フレンダはそう考えていた。
所が浜面は大きなため息をついてから、
「あのなぁ……」
そう言ってフレンダの拳を押し返す。
「ん?」
「ちったあ相手を選んで言えよ。お前のルックスならもう少しマシな相手が見つかるだろ? それが何で俺なんだ? 訳判んねえよ」
それを聞いたフレンダは暫しキョトンとしていたが、
「へぇ……」
浜面の意外な返事にフレンダは正直感心していた。
この男仮にも裏稼業に身を置くのに擦れてない――何か珍獣でも見たような顔をしながら浜面を上から下から舐めるように見回す。
当然される方の浜面としては居心地悪い事この上ない。
「な、何だよ?」
「いやてっきりノリノリで来るかと思ったから。案外お固いんだなと」
その言葉にやっと合点がいった浜面。フンと親指の腹で自分の鼻の頭を擦ると、
「ああ。こちとら駒場さんにその辺の事ぁ随分と仕込まれてっからな。無く子も黙るスキルアウトってもそこら辺のチンピラ風情とは統制が違うっつーか」
なにやら誇らしげに昔話を語りだした浜面にフレンダは「ふーん」と気の無い返事を返しながら、
(ま、その辺簡単に上手く行くとは最初っから思って無かった訳で……)
ずりっずりっと席を移動。右足を持ち上げてあるタイミングを推し測る。
そして浜面がシートにふんぞり返ったその瞬間、
「――んな訳だからホイホイ女に手出しなんかしのおわッ!?」
ドンとフレンダがシートを蹴るとバターンと倒れて浜面はそれと一緒に仰向けに倒れる。
そこへ更に腹部ドンと衝撃が走って「ぐおぁッ!!」と息を詰まらせた所に、
「浜面ぁ、御託はいいのよ。結局、人生オモシロオカシク生き抜いた人間が勝ち組みな訳よ」
浜面の腹の上に馬乗りになって勝ち誇った様に言い放ったフレンダが、ここだとばかりにバサッと服を脱ぎ捨てた。
すると服の下から表れたのはノースリーブの黒いワンピースの水着。
「お、おま……何時からそれ……」
「買い物の最中にチョットね。まチョットしたサービス精神て所かな?」
これで完成と何処から出したのかウサギの耳が付いたカチューシャを頭に取り付けてにっこりと微笑む。
まさか俺の為に、と頬をつねりたくなる状況に浜面が唖然となる中、フレンダの体が前に倒れて来た。
サラサラと流れ落ちてきた金髪が浜面の頬をくすぐる中、2人は暫く見つめ合う。
綺麗な顔だ、と浜面は改めてそう感じた。
こんな綺麗で可愛くて、ちょっと……いやかなり性格に難はあるが、そんな美少女の体現の様なフレンダが自分に迫ってくる……。
「冗だ……」
無意識に口をついて出ようとした言葉はフレンダの唇に吸い取られる。
触れるだけの短いキスはすぐに終わり、フレンダは小さく息を吐いて体を起こすと浜面に笑いかけながら、
「んふふふ……、ファーストキスがマスタード&ケチャップ味ってのも中々インパクトオが有っていいよね? は、ま、づ、ら♪」
「…………」
浜面は言葉も出ない。
一方初キッスで俄然やる気がヒートアップしたフレンダは、白い頬をピンク色に染めて浜面のシャツを脱がしに掛かる。
胸元を白い指がもそもそと動くむず痒さ――その感覚にやっと我に返った浜面だったが、
「……マジ……か?」
まだ俄かに信じられない思いが口をつく。しかし――、
「その質問は今更? って思う訳よ」
「そか……」
「それよりアンタ、何でこんな脱がしにくい服なんか着てきたのよぉ……くそっ、ボタンが固いぃ……」
(やっぱフレンダの奴マジなのかああああああああああああああああああああああ!!)
ここに来てやっと現実を理解した浜面は盛大に慌てだす。
正直今まで考えた事が無かったが、改めてフレンダをどう思うかと言えば、やっぱり可愛いと言うのが本音だ。
彼女にしたら相当疲れるだろう事は覚悟しなければいけないが、こと根性に関しては誰よりも有ると浜面には自信が有る。
だがしかし、
(例えば、あくまで例えばこのままフレンダとそう言う仲になったとしよう)
そう仮定した時、浜面はどうしてもフレンダを意識してしまうだろう自分を止められないと思った。
(そうしたらチームワークはどうなる?)
ただでさえヘマ1つが本当に命取りになる裏稼業。そんな中で自分がフレンダを……、そして他の少女たちを危険に晒していい筈がない。
すると以前ヘマをした時唯一収穫だった有る決意が頭をもたげる。
それは実に分不相応でアマチャンな考えで最初は浜面自身反吐が出るかと思う様な事だったのだが……。
(俺がこいつらを守る……ってどうするよこの状況?)
現実に帰ればやっとの事で一番上のボタンを外し終えたフレンダが、次のボタン相手に悪戦苦闘している状況。
それなりに鍛えられた腹筋や横腹に感じるアレや太ももの感触には、正直健全な青少年としては有る所に血が巡るのを抑えられないのも事実だ。
(イヤしかしここでへこたれてどうする浜面仕上? テメエはその程度の人間じゃあねえだろ!?)
浜面は無い頭をショート寸前までフル回転させてこの状況の打開策を考える。
フレンダはどうやら自分相手にロストバージンを望んでいるらしい。
それは本当に男冥利に尽きるが、正直自分がそんな大事なものを奪う訳にはいかない。そう言うのは本当の相手の為にも取っておくべきだ、と古臭いと言われても浜面はそう思うのだ。
(本当の相手……そう考えると凹む……)
浜面は事ここに至っても自分がフレンダに好かれているなどと言う幻想は微塵も抱いていない。
しかし落ち込んでいる暇は無く、フレンダは3つ目のボタンに手を掛けていた。ボタンは残り後3つ……。
(クソッ! こうなりゃ自棄だ!! フレンダ……、お前には悪いが1人で逝ってもらう!!)
要はフレンダをゴール前までに満足させてしまえばいいのだ――どう言う観点でそう言う結論に達したのかは不明だが、テンパッた浜面はそうしよう決心した。
(済まないがフレンダ……これもお前の為だ……)
そう心の中で呟いた後、浜面は意を決して慎重に手を……フレンダの幼い膨らみに添えた。
瞬間、思ったより柔らかな感触にどう力を加えてよいやら迷った浜面だったが、そのまま指にそっと力を入れた。
するとフレンダの体がぴょこんと跳ねた。そして、
「お!? 結局、私とヤル気になったって訳ね」
「あ、ああ、まぁな」
己の内心とは正反対に嬉しそうにするフレンダを見ると心に迷いが生じる。
しかし、浜面は心を鬼にして……と言えば聞こえはいいが、やっている事はフレンダの胸を揉みしだくだけだが、とにかくフレンダを気持ち良くさせる事に集中する事にした。
そして、そんな浜面の決意に気付かないフレンダは、
「浜面ぁ、もっと、もっとふにふにしてぇ♪」
そのリアクションはチョットオーバーで初めてにしてはデリカシーに欠けた、まるで安物のアダルトビデオに出て来る女優の様だ。
しかし、その裏にはフレンダらしい心情が見え隠れする。
大好きな浜面に触れられただけで感じてしまう自分。それをフレンダは人恋しさ……即ち己の弱さからくるものだと解釈した。
その弱い所を浜面に見られるのはいい。彼を愛しているのだから何処を、何を見られようと後悔は無い。
だが、自らがそれを認めてしまうのが怖かった。
弱いと思われても構わないのだ。だが……、
(結局、弱い私なんて絶対に認めたくない訳よ)
自ら弱いと認めたものから死んでゆく……それが暗部に生きる物の常識。だからフレンダはあえて自分を捨てて、狂態を見せる自分は嘘だと自分自身に嘘をつく事に決めた。
胸を揉みし抱かれて股間を濡らす自分も嘘。
全身に高揚感と快感でアルコールが回った様になっているのも嘘。
いつの間にか硬くしこって水着を内側から押し上げる乳首の痛みにも似た疼きも嘘。
嘘嘘嘘嘘……どれもこれも全部嘘。
浜面の指が布越しにもはっきりと判る硬いしこりを見つけた。
それを指の腹で押しつぶす。
「あ、う、んっ」
これも嘘。浜面に喜んで欲しくての演技。
ぐにっぐにっと押し込まれる度に股間から溢れだす蜜も嘘。
人差し指と親指で挟まれてクリクリっとねじる様にされて、
「ぅあ、あ、あ、こりこりもいい……」
いつの間にか口の中に溜まっていた唾液がどっと零れ落ちたのも演出。
その証拠に唾液を浴びた浜面の間抜け顔は興奮に上気しているではないか……。
(わたしはぁ……つよいコなのぉ……)
その思いが自分自身をどれ程追い詰めているともい知らないフレンダは、体と心を切り離せたと本気で思っていた。
そして浜面は、
(耐えろ俺……、初めてが俺じゃあコイツが可哀そうだろ……)
些か卑下た考えだが浜面はそれに縋りついた。
そうで無くてもフレンダの腰が先ほどから妙な動きを始め、腹の辺りから熱と湿り気を感じて浜面の股間にもドンドン血が流れ込んで行く。
(クソッ!! まだフレンダは逝かねえのか!? こっちはいい加減エロ可愛い顔拝んで胸揉んでるだけじゃあ我慢の限界だぞ!!)
ともすれば勝手に腰が動き出そうとするのを必死に抑え込んでいた。
フレンダを押し倒すか、はたまた無様にパンツを汚すのか――だが浜面の限界が訪れる前に、
「あっあっあっあっ」
フレンダの腰の動きが一段と速くなる。
(しめたッ!?)
浜面はそのチャンスを生かそうと右手を胸から腹へと滑らせて行き、ジトっと湿ったフレンダの股間と己の腹の隙間に指を突っ込んだ。
そして濡れた布地を探って窪んだ部分――フレンダの割れ目を見つけると指の腹で強く激しく擦った。
「っあ!!」
今までとは違うダイレクトな感覚に思わずのけ反るフレンダ。そしてそれを逃がすまいと浜面は左手でがっちりと胸を鷲掴む。
「は、ひ、いやあっ!?」
思わず口を付いて出た自分の弱弱しい本音にフレンダはギョッとする。
心のどこかにピシッとひびが入った気がしたその時、浜面の指が偶然に割れ目の中に隠れていた敏感な芽を抉る様に引っ掻いた。
「――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」
それは爆風に吹き飛ばされる時にも似ていて、あっさりとフレンダをその不安と共に真っ白な光の中に取り込んだ。
体と心が一度は1つに戻って、共にバラバラに打ち砕かれてからもう一度1つになるまでどれ位の時間がかかったのだろう。
「んっ、んっ、ぅぅ……」
気付くと浜面の胸の上で口を開けて伸びていた。
彼の胸に手をついてゆっくりと体を起こすと、涎やら鼻水やらが糸を引いたがそれを気にする程頭はハッキリしていない。
ゆらりゆらりと体を左右に揺すりながらぼんやりと思い出す。
(浜面とぉ……エッチしてぇ……私は……盛り上げようとガンバってぇ……ガンバ……ガン……)
――は、ひ、いやあっ!?
逝かされる直前に口走った言葉を思い出してフレンダは大きく目を見開く。まるで怯えた様な声……そんな声を出してしまった。
(ワ・タ・シ・ハ・ヨ・ワ・イ)
頭の中に現実と言う名の残酷な言葉が浮かび上がり、その現実にフレンダは……、
「あれ?」
フレンダは驚いていた。
(何も感じない)
感じるのは自分の内をさらけ出した高揚感と、微かに残る浜面との情事の残り火だけ……。
満たされた心に今更恐怖などと言うつまらない陰が差し込む余地は無かった。
「どうしたフレンダ……?」
さっきの表情とは一変、何か拍子抜けした様な顔でキョロキョロしているフレンダに浜面は声を掛けるが返事は無い。
そのフレンダは、両手の指をわきわきと動かしてみたり、肩をぐるぐる回してみたり、終いに何処から取り出したのか手鏡で自分の酷い顔をチェックして、
「うっわあああああああああ!? ひっどい顔っ……あは、あははははははははははは☆」
鏡の中の自分を指さして笑うフレンダに、浜面は流石に心配になった。
「おい……」
「怖くない」
「えと……何が?」
そう浜面に聞き返されて我に帰る。すると一気に恥ずかしさが爆発して、
「いやあ……、とうっ」
取り合えず苦し紛れに浜面の脳天にチョップを喰らわせた。
「いでッ!?」
「にゃはははははははははは♪」
無邪気に笑うフレンダには何か吹っ切れた感があった。それを説明しろと言われても自分にもよく判らないのだから説明のしようも無い。
(結局、私ってば強い訳なのよ!!)
愛って素晴らしい――陳腐で滑稽だけど、きっとそう言う事なのだとフレンダは納得する。
そして浜面の方は、
(何かよく判らんけど乗り切ったのか俺?)
まだフレンダの尻に敷かれたままの浜面は、まだまだ予断を許さない状況に戦々恐々とするのだった。
ここまでです。
この先はまあ色々あって失敗するわけですよ(笑
後、950行&480k超えてしまいました。
申し訳有りませんが誰か次スレお願いします。
では。
浜フレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!GJ!
でもどうせなんだから行けるとこまで行っちゃってもよかったんだぜ?
次の作品は是非最後まで(ry
おっと次スレ行ってくる
うおおおお浜フレェエエエエ!!超GJ!
フレンダ可愛すぎる
>>958 スレ立て乙!
>>955 超電磁砲を見ても思うけど、惜しい子を亡くしたものだ
>>958 乙
どうでもいいけど、広告に「当麻の秋ナス」ってのがあった
中指と薬指の間に親指を挟む例のポーズって何だろう?
中指と薬指じゃなくて、人差し指と中指の間だったような気がするが、
グーを作る時に、親指をそれぞれの指に挟むようにしてグーを作るジェスチャー
指のストレッチです
>>955 トリプルバーガー食べたい……じゃなくて……
幾つもネタ入れてんなー、と感心しながら読ませて頂きました
後の失敗談がどういう展開だったか気になるところではありますが
まっ、そこは浜面クオリティ〜という事で脳内補完しときますかw
貴重なフレンダSSありがとさんです
「……空気? なにそれ、美味しいの?
そんなんじゃあ、私のおなかは満たされないかも」
とSS好きの某シスターがうつ伏せになって呟いておりましたとさ
結局、浜フレはもうちょっと投下されてもいいと思う訳よ
一方通行と御坂妹が読んでみたいです、とミサカは全裸靴下で投下を待ちます
乙
>>955 乙
フレンダもいいなぁ。浜面アイテムはどのカップリングでも噛み合わせがいい。
浜フレがこんなに良いものだなんて…
これがはまづらクオリティか、ぱねえな
滝壺と浜面のエロいやつも見たいぜい
ふと思ったが、浜面×アイテムヒロインのエロって滝壺相手のあったっけ?
本番は麦のんと絹旗のしか記憶に無い気が。
滝壺のないよな。
事後をほのめかしてたり今から本番ってとこで終わってたりするのはあるけど
やはり本命はハードル高いんかね?
上条さんは他の子とくっつくことになっても初体験は姫神
浜面は滝澤とくっつくけど初体験は最愛か麦のん
あの口調だとマグロ気味になるから面倒なんだよ
>>973 > 上条さんは他の子とくっつくことになっても初体験は姫神
> 浜面は滝澤とくっつくけど初体験は最愛か麦のん
>
何か言えよオラ
「この期に及んで名前を濁す心遣いは超見上げたものですが……」
「悪くない考えだったけど、結局は素人」
「笑わせんじゃねえぞクソガキ!子供の浅知恵程度でこのスレの『闇』をどうにかできると思ってんのかァ!!?」
「大丈夫だよ滝澤、私はそんな滝澤を応援してる」
978 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 15:51:27 ID:B05f5xnA
浜面は滝澤とくっつくのか・・・
じゃあ滝壺はどうなるんだろう
浜面は国電パンチと結婚か
せーいぎとーあくとのーしきべつかーんりょうううう
おーれが炎の転校生ぃぃぃぃ
滝「ジュイス、浜面をエレガントに消しといてくれ」
?「こいつときたら!受理されました。それではノブレスオブリージュ、今後も日本を救う救世主たらんことを」
>>979 何故か、アレイスターが歌ってるヴァージョンが脳内再生された
浜面と麦野の野獣セックス書いてよ
アッー
>>936 婚后さんっていうか、
超電磁砲キャラ自体が基本的に男子と絡まないキャラばっかりだからね
そのせいで二次は全部レズか凌辱かにしかならないんだよな
埋める?
土「ステイル。緊急だ。ちょっと手を貸せ」
ス「珍しいね、君が頼ってくるなんてさ」
────
青「(ニコヤカー)」ピョコ ササッ
土「(サワヤカー)」ピョコ ササッ
ス「(………)」ピョコ ササッ
ス「…土御門。分かっているが一応聞いておこう。何の仕事だ?」
土「分かっているようだが一応答えておこう」
土「信号機だにゃー」
青「(輝いとる!ボクめっちゃ輝いとるでー)」
閃きからオチまで、脳内構想は5秒。1時間以内にレスなければSS3はこのトリオが活躍。
他の誰が許そうともこの俺様が許さない、そげぶ
>>985 青信号って実際は緑だしアウレオルスかテッラさんのがよくね?
新しい信号機だと青々してたりするぞ
日本では旧来より「みどりいろ」も「あお」と表記することがあるので字面で合わせるなら問題ない
美琴「この包茎野郎!」
美琴「この童貞野郎!」
梅
うmrrrrrrr
まとまった時間がほしい埋め
組め
書きたいから書きます。それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、キャラに対して正直思う。
「結局、私ってこんなキャラじゃあ無い訳よ」
って言われたら凹むなあ、なんて。
こんな性格なら〜。こんな設定なら〜からパロってのは生まれる
二次創作”パロ”は、名前さえあればいいんだよ。
999 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 18:32:29 ID:lhshUsBs
神裂「さっさと埋めやがれこのド素人がっ!!」
あんめの日記
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。