【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.13【化物語・刀語】

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1名無しさん@ピンキー
あらあら、どうしたのかしら。このスレッドに犬の死体でも見に来たの?
「僕は犬の死体じゃねえよ!」
何? ただの挨拶じゃない、冗談よ。
言い直すわ。
犬の死体のあなたがこのスレッドに何か用かしら?

書き込みが950以上になるか、容量が450kを超えたら次のスレッドを宣言してから立てること。
sage進行でお願いするわ。レスしたり投下したりする時はメール欄に半角で『sage』と入力するのを忘れないでね。
あなたの人間の小ささを私の器量でどうこうすることはできないわ。
だから荒らしはスルーすることね。スルースキルを高めて、阿良々木くんみたいに何にでも突っ込むようなマネはしないでちょうだい。
約束を守れないとあなたの好きなキャラが突然イタくなって、二度と蕩れることがなくなるかもしれないから気をつけてね。
わかった?

前スレ
【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.12【化物語・刀語】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1269605264/

前々スレ
【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.11【化物語・刀語】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1264316959/

前々々スレ
【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.10【化物語・刀語】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257998209/

保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:17:10 ID:o2BlGsFw
◆K.I.DssBEEさんが来るのを待ち望んでます
3 ◆zO7AQfurSQ :2010/07/27(火) 07:29:33 ID:k0lmUSbC
>>1新スレおっつー


記念に小ネタ投下


「なあ八九寺」
「何でしょう阿良々木さん?」
「カタツムリってナメクジだよな?」
「カタツムリはカタツムリですよ」
「でもあの殻をとったらナメクジじゃん」
「うーん」
「カタツムリは可愛いがナメクジは気持ち悪いよな」
「まあどちらかと言えば」
「ということはだ、可愛いのは殻だったんだ」
「ふむ」
「殻をつけたら何でも可愛くなるんだ、ネコミミみたいなもんだな」
「いえ、ネコミミはそこまで万能ではありませんから」
「でもネコミミつけてる羽川とつけてない羽川だったらつけてる方がグッとくるぞ」
「ではネコミミをつけている戦場ヶ原さんのお父さんとつけてない戦場ヶ原さんのお父さんはどちらがグッときますか?」
「な……!?」
「ね、このようにネコミミといえども万能とは」
「つ、つけてる方かな……?」
「時々阿良々木さんには本当についていけなくなります」











「あ、カタツムリが可愛いってのは暗にお前が可愛いって指してるから」
「小学生相手に顔を赤くしながら真面目に言わないでください、ナメクジばりに気持ち悪いです」
「じゃ、じゃあ殻をつければ」
「もう色々ダメですこの男」
4名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 12:20:29 ID:j/9fvQ0D
でっかい方の妹でガッツ!!
5名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 12:23:47 ID:NyFC1NZ2
前スレの続きが気になる
それよりもようやく火憐ちゃんと月火ちゃんの名前の秘密に気付いた
6名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 14:58:35 ID:cmr4wnK9
>>3

リュックを取った八九寺はキモイだけ、だと……。
7名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 16:09:16 ID:M2X4gb9R
リュックに身体つっこんで頭だけ出してる八九寺可愛い。
それを見かけたロリリ木さんが何するかと言うと……
8名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 16:56:06 ID:RJ3XPRyL
>>7
動けないのを良い事に頭を撫でまくるロリリ木君。
八九寺もなんか段々気持ち良くなってきてついつい口から涎が。
涎で一杯の口に興奮したロリリ木君はそのいきり立ったモノを取り出して八九寺をオナホの様に…
9名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:14:43 ID:k0lmUSbC
おいおい君たち、純真無垢な存在の八九寺を汚しちゃいけないよ
眺めるだけで満足するのが真の紳士ではなかろうか?

さて、DVDゲットしたし忍の活躍シーンをエンドレスで眺めるとするかな
10名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:33:06 ID:wo1X/53C
おまいが言うなwww

猫そろそろ売ってないかなあ。
11名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:37:51 ID:YZKIN+9H
>>1おっつー
12名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 23:20:42 ID:5xgq2zkP
猫、同時発売のはずが先んじてDVDが届いてるな、うち。
13名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 14:29:57 ID:DRWJQLPu
14名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 18:58:33 ID:MFf3hYhG
猫読了
月火ちゃん最高!
火憐ちゃんなんて最初から要らんかったんや‼
15名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 19:20:32 ID:9VAf2XrK
>>13
どこぞのドラゴンボールかよw
16名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 19:48:04 ID:Ccn4Ee82
そんな事より対面座位だよ対面座位
17582:2010/07/28(水) 20:34:06 ID:6JOOcMtp
祝・つばさキャット下巻DVDと猫物語発売!
しかし私の地元では猫物語は今日入荷しませんでした!!
という訳でスレ埋めで前スレに投下しようと思ったのですが
もう書き込めなかったのでこちらに小ネタをひとつ

「のう我が主様よ。傷物語のアニメ化が決まったそうじゃぞ」
「そっか。ついにやるのか・・・・・」
 僕と忍が出会った物語。互いに傷を負い、互いに舐め合った物語。
「思えば色んな事があったのう。何せお前様との甘いラブロマンスの物語じゃからな」
 いや違う。うっとりした顔で改ざんした記憶に浸るな。
 血で血を洗った物語だったぞ。
 つーかお前ほとんど寝てただけで吸血鬼ハンターと戦ったの僕だし。
 あと羽川死にかけたし。
「じゃああれだ。お前が主題歌を歌うんだ」
 実は忍は歌が上手い。
 歌う歌が何故か偏ってるが。ゴッドマンとかキョーダインとか。
 何処で覚えたんだろう。そんなマイナーな歌。
「実はな。もう儂が歌う歌は決めておるのじゃよ」
「へー?ちなみにそれはどんなんだ?」
「いい事あるぞー ミスタードーナッツ♪」
「所ジョージ作詞作曲かよ!?」
18名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 20:43:51 ID:rzcbDgVB
エロ会話すらない小ネタは食傷気味だからもういいや
19名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 20:48:08 ID:xO5viuRL
>>14
いいなぁ、今日買えなかったorz
>>17
乙!
20名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 20:50:01 ID:UdBmFH5r
史上最短最速のオープニングだなw
21名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:06:23 ID:JBj7gWo2
猫売ってないよお。
明日かなあ。
22名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:25:01 ID:hxm4GWBH
>>17
嬉々として口ずさむ忍が目に浮かぶな
23名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 23:08:17 ID:2BLX1jFn
食傷とかわざわざ言わなくても…と思ったけど、
エロパロ板的にもあまり小ネタ氾濫するのはあれだな。
個人的には小ネタ歓迎だけど、せめて短編中に絡めるとかはしたほうがいいか。
24582:2010/07/28(水) 23:36:27 ID:6JOOcMtp
なんか私の書いた小ネタが論議の対象になってしまって申し訳ない
次回からはちゃんとエロネタを絡めて絡めて投下しますね
とはいえ、あまりエロい描写は上手ではないのですが
しかしエロいシチュエーションを考えるのは好きだったりします(キリッ)

いっそ注意書きで『私の書いたSSの登場人物は基本全裸だ(by神原)』とか
『このSSは実は事後のピロートークなのだ(by神原)』とか書いておけば
色々と読み手側の方で想像してもらえる?

例1)ああ、今この二人(暦とガハラ父)は全裸で新刊の話をしているのか 
例2)なるほど、この二人(メメと貝木)は事後でベッドの上で寄り添ってゴッドマンとキョーダインの話をしているのか

なんか読むのが辛そうなシチュエーションだなぁ 
ついでに書いてる方も辛いシチュエーションだ
何で例としてホモネタ書いてるんだろ、私・・・・・
25名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 00:38:58 ID:35VVrs0Y
随分贅沢だなおまえら
26名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 00:53:21 ID:NkfS8Qp+
贅沢ってのも違うと思うがガチエロではなくエロっぽい会話程度でいいけどな
ただの会話小ネタ立て続けならあれだけど、そんな気にしないでいいんじゃね
注意書きしないでも「全裸で」とか「ベッドで」とか付ければそれで解決
582さんだけのことじゃないし、いんだよ細けぇ事は
27名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 01:11:16 ID:Y/w/ACQq
程度問題じゃないのかなあ。
前々からエロなしは色々あったわけだし。
あまりそればっかり続くのはどうなのよって話なのでは。

「全裸で」とか「ベッドで」とか付ければいいってのはちょっとなあw
それこそ免罪符になっちゃうような。

私としては小ネタ大好きで、細けえ事はいいんだよ
って超同意なんですけど。
28名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 01:40:45 ID:F3pI0Itl
正直な話割合によるとおもう
29名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 02:06:55 ID:VXQhsGuC
猫読んでて思ったがロリリ木君にとって仲の良い兄妹って一体どんな風なんだろ?
これで仲が悪いとかさ……仲が良ければおはようのキスとかでもしてるのかな。
30名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 02:08:06 ID:x4j/0HS3
つばさキャット(下)買ったんだが……





絆創膏はマズイだろ
31名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 02:39:24 ID:8sq44Va8
小ネタは嫌いじゃないけど、保管個で「小ネタ」がやたら並んでてことごとく会話雑談ネタだったりすると
キャラスレでやった方がいいかと思うことはないではないな
まあ割合と程度の問題だろうし、自身投下しづらくなるとあれだからこの辺で
32名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 03:27:59 ID:L3ny50BW
咲いてる花はなくても、草の茂る野原のがいいと思うがなあ
草が生えてればいずれ花咲く事もあるでしょう

うかつに除草剤撒いて不毛の荒野にしてしまったら、もう目も当てられないっすよ
33名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 03:53:58 ID:gkKfXlBM
>咲いてる花はなくても、草の茂る野原のが

その比喩素敵
>保管庫で「小ネタ」がやたら並んでてことごとく会話雑談ネタだったりすると


「まままままずいぞ七花、どうみてもこの作者のことではないか! 何か策を、現状を打開する奇策を! そ、そうだ、とりあえず私が脱げば」
「落ち着けとがめ、発想が左腕に包帯巻いてる短髪女子になってるぞ」
「ええい七花、そなたは何も感じんのか!? みなは『どうしてこの作者はエロパロスレなのに会話文の小ネタばかり書いているのだろう?』と言っているのだぞ、『ひょっとしてエロが苦手なのは童貞だからでは?』とか思われているに違いないー!」
「ああ、小ネタ書いてる時は実にいきいきしてたもんな」
「だいたいそなたも悪いのだぞ、私に惚れていると言って長旅をしておきながらほとんど何もしない淡白な性格をしおって。どうせなら寝込みを襲って蛋白質でも出せばよいものを」
「いいのか!?」
「へ?」
「いやー、毎夜毎夜とがめの寝顔を見てると色々したいと思ってしまっていたんだが、やっぱり駄目だと自重していたんだ」
「し、七花?」
「こう、とがめの身体のいろんなところに触れたり、とがめをぎゅーっとかしたりしたかったんだが」
「あのー、七花さん?」
「うんうん、今夜からは我慢せずにとがめを襲うことにしよう」
「おーい、私の声が聞こえてるか?」
「というわけでとがめ!」
「ひゃ、ひゃい!?」
「今夜俺はあんたを抱く」


====
 翌朝
====

「うー……か、下半身に力が入らん……私の体力のなさもあるが、こやつの体力の量も半端ではないな」
「んー……とがめぇ」
「ふん、気持ちよさそうに寝入りおって。でもまあ……良かったから許してやるとしよう。今日くらいは刀集めのことは忘れて二人の甘い時間を過ごそうではないか七花……私はそなたが大好きだ」
「…………俺もだとがめ」
「な、そなた起きて……!?」
「ん? 寝起きで聞き間違えたかもしれん。とがめ、今の言葉もう一度言ってくれないか?」
「ちぇりおー!」ドカッ



性懲りもなくエロが入らないのを書いてしまったごめんなさい
濡れ場前と濡れ場後ということで勘弁してもらえないだろうか?
あと出勤中の暇な時間に携帯で書いて投下してるので、おかしい箇所はスルー願いたい

そして。
傷物語アニメ化きたー!
もはや忍の時代だと言っても過言ではない! 今、日本のすべてが忍に収束する!
猫物語は猫物語で忍大活躍だし、メインヒロインの面目躍如だね♪
35名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 08:17:34 ID:lO98pgcW
偽と傷絡めてTVでもよかったんだけどなぁ・・・

それとも両方OVAかな?傷は劇場?
36名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 08:18:29 ID:lO98pgcW
うわわ・・・

sageんの忘れてた!!

ほんとスンマセン!!
37名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 09:37:03 ID:bCnt7pFz
natsuyasumidesune
38名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 13:24:22 ID:+ho5M2+4
謝るのならば脱ぐのがスジだろう
39名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 17:05:43 ID:1uS7OKpD
>>34
次も待ってるよ〜
あぁやっぱりこの2人もいいなぁ
40名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 20:34:08 ID:oBLSaZv2
>>35
傷はOVAの方が尺取れそうだけどなあ
41名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 22:01:34 ID:qDD+FQs3
俺も火憐ちゃんにガキ生みてぇとか言われたい
42名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 22:55:18 ID:JEwwj0gA
火憐「>>41さん生ガキみてぇ」
43名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 23:21:58 ID:Y/w/ACQq
なんかあわびのコピペを思い出した。
44名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 23:56:20 ID:dHzwqUuJ
どんどん最新作出る予定だから物語シリーズ全部読もうと思ったが
なんでこんなに1冊の値段が高いんだ? そこまで分厚いわけでもないのに
45名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 09:24:52 ID:h9u2dC+N
新書程度を高いとか言うなよ
恥ずかしいぞ
46名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 09:45:45 ID:DUmgzjMD
ここはお子様は出入り出来ないピンク板の筈なのに
何でたかだか本一冊程度の値段に愚痴る輩が居るのやら
47名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 16:27:46 ID:ezjiFK7O
西尾からエロパロ書けよ同人誌出せよネタは出してやるから
そんな言葉が最近聞こえてくる。
猫物語もめだかボックスも性的に過ぎるぜ
48名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 20:04:15 ID:BMf2vAKI
>>44
新参もお子様も御呼びでないよ

原作全部読み終えて、未成年脱したらまた来な
49名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 20:13:01 ID:ZcNJ3ZRC
>>44
まあ少なくともエロパロスレで聞く質問じゃないよな
50名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 22:52:54 ID:4ueuGqDn
突然雰囲気悪いな何だと思ったら>>44は確かに無いわ
51名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:29:39 ID:YzfkMXzQ
羽川「よっこらしょっ、と」

ゴミ「うあ、あの……羽川…さん?」
羽川「なにかな?」
ゴミ「なんでこっちを向いて座ったんですか…?思いっきり対面なんですけど……。
 そしてなんでパンツを履いておられないんですか!」
羽川「大丈夫よー、副音声は声だけだから、視聴者の皆様には私が前を向いているか後ろを向いているかなんて伝わらないって、
 ましてや私がパンツを履いているのかパンツを履いていないのかなんてのも…」
ゴミ「いや、でも、だからって…」
羽川「それとも阿良々木は、私の顔なんて見たくないと、向こうを向いていろと、そう言いたい訳かな?」
ゴミ「何を言ってるのかさっぱりわからない、意味不明だね。
 ついでに言うと何故羽川さんが僕のパンツを下ろそうとしているかも意味不明だね。」
羽川「阿良々木は好きでもない女子にパンツを下ろされるのは、セックスをするのがそんなにも嫌かな?」
ゴミ「いえ、全然そんなことnうわぁああ、羽川!先っぽはいってるって!」
羽川「羽川?まだ阿良々木は好きでもない女子を呼び捨てに(ry」ヌルッ

アッー

>>17
確かこんな感じだったよね>AC
52名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:44:34 ID:Mf0k+m0Z
>>51
エ、エロすぎる……。
53名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:46:01 ID:Mf0k+m0Z
つばさこよみ4

原作っぽい感じでレイアウトされたSSです。

猫物語(黒)は黒すぎです……orz

http://u3.getuploader.com/eroparo/

にあるb16のzipかpdfです。
54名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:59:00 ID:NWGkOqB7
すげぇ
本スレに本物のキチガイが出てるww
「西尾は俺がブログで書いてた小説をパクった」
「西尾に脅迫されてゴーストライターもやった」
とか言ってる
55名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 08:45:45 ID:XCWWNrFL
>>53
GJ!
まさかそう来るとは…完結(?)おめでとうございます!
それとも西尾商法で続へn(ry
56名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 09:17:56 ID:NhZCjtAy
やせいの ニシオが とびだしてきた!

余談な上に原作者とは言えこのスレで知ってる人居るかわからんけど、
羽川って「負完全」とか「完成」とかの類だよね
57名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 10:19:22 ID:++R9U2gv
>>53
GJ!
58名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 10:48:21 ID:joXEe+Oo
羽川はそっち方面の人間だよね。
赤とか青とか方面。本人は絶対に認めないだろうがw
59582:2010/07/31(土) 17:55:26 ID:+flao3AF
>>51
>確かこんな感じだったよね>AC
そんな感じでしたよね>AC
開き直ったのか壊れちゃったのかバサ姉がエロい黒いというか
縮めてエログロ 新しい萌え要素の誕生である
もしくはもっとおぞましき何かだ

心という器はいったんひびが入ればもう二度とは・・・
元学習塾の廃ビル、まことに広うなり申した
そして次刊のタイトルが『つばさタイガー』
なんかバサ姉がシグルイそうで怖い

あれだ。つばさファミリーがアニメ化した際のACはぜひとも
阿良々木兄妹で延々と下着姿でパンツトークで
バサ姉マジ怖い
60名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 18:18:33 ID:Mf0k+m0Z
>>59

ひたぎがカッターナイフをかついだら用心せい。


>>GJくれた方々

GJありがとです!
61名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 19:13:37 ID:Y36HEdVu
吸血鬼道とはシグルイなり
62名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 19:27:34 ID:x7Vf3Svk
アララギが大学の知り合いにひたぎを「尻の軽そうな女だな。俺ならすぐ犯れる」みたいに煽られて
ロンブーのスティンガーの企画みたいなことをしたらそのままひたぎがお持ち帰りされてしまう話が読みたい
63名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 19:40:48 ID:YT75WjUr
「痛くなければ覚えないわ」
「彼氏にはもう少し手心をくれよ!」
64名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 19:47:11 ID:Mf0k+m0Z
あの公園にて速攻した戦場ヶ原……
はかった喃
はかってくれた喃
65名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 20:12:11 ID:T3/DETXM
だ 
のだ
なのだ
ズなのだ
レズなのだ
はレズなのだ
私はレズなのだ
66名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 00:22:52 ID:RApPUbmK
>>59->>65
戦士の魂が呼応したのだとしか説明のしようがない。
67名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 18:12:19 ID:3MoRvGXa
それは初めてのことだった。

民倉荘、二人きりの彼女の部屋。

薄暗い中にまばゆい橙の光が差し込む。

夕日が綺麗だった、その部屋の中で。

その直後、戦場ヶ原は涙を浮かべて僕を見つめる。

「痛っ」

普段とは異なる感覚に身体が震えていた。

慣れない痛みに耐えるため――

いつもよりキツい目で、あるいは縋るような目で僕を見据える。

それでも大粒の涙が零れそうになる。気丈な女、たまにしか見せてくれない表情。

僕に何か言いたそうだけれど、痛みのため声にならない。

「お、おい、大丈夫か……」

――そしてそれは零れた。零れてしまった。

僕に抱かれ、肩を震わせ涙を流しながら無言で頷く戦場ヶ原。

「お前、足の小指、箪笥にぶつけるなんて意外と間抜けだなあ」

数分後――僕は地獄を見ることになるのだった。
68名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 19:22:26 ID:vrJgdYv8
もっと気の利いたコメントしろよマララギさんwww
69名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 20:06:36 ID:ZwdFOJWg
理解出来ない素人童貞な俺に説明してくれ
70名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:28:23 ID:37So2eOC
>>69
ひたぎぃがタンスの角に足の小指ぶつけて涙目→マジ馬鹿さんがKY発言→ダメージから回復したガハラさんに虐殺される
エロいことかと思ったかね?
71名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:31:45 ID:ZwdFOJWg
いやここエロパロじゃん、陣痛とかつわりの類かと
72名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:42:52 ID:xKLTYUl4
>>71
だからお前は素人童貞なんだよ
もっと行間読みなさいよ
エロに見せかけて実はエロじゃなかったって定番の小ネタだろ
73名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:48:15 ID:ZwdFOJWg
そうか、深読みしすぎたな
74名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 22:02:10 ID:FkM/IIPK
アララギとしてる時より貝木に犯されてる時の方が感じちゃうひたぎが突かれながら涙流すのとか
75582:2010/08/01(日) 23:44:36 ID:6x0AQ0d+
>>62
寝取られネタかぁ
一度書いてみようかなと思ってた やってみた だけどあれ?なんか違うかも


ひたぎが大学の知り合いにアララギを「尻の軽そうな男だな。俺ならすぐ犯れる」みたいに煽られて
ロンブーのスティンガーの企画みたいなことをしたらそのままアララギがお持ち帰りされてしまう話が読みたい

「何という事だろう!こんな風に読み間違えてしまった。もう今夜は眠れそうにないぞ!」
 今日もカンバル全開である。
 まったくもー、相変わらず良い顔で掘ったの掘られたのを語ってくれるぜ。
 この後輩はよー、あははは・・・・
 ―――じゃなくって!
「僕かよ!お持ち帰りも犯られるのも僕かよ!しかも相手は男かよ!」
 いつの間にか薔薇色の大学生活を送ってる事になっちゃってる。
 そんなホモの巣窟みたいな大学行くたくないわ。
 あれ?薔薇色の人生ってそういう意味だっけ。
「おや?阿良々木先輩だったらホイホイついてっちゃうんじゃないか?僕、貴方みたいな人、好きです。とかなんとか」
「ついてかねーよっ!」
 僕をBLのネタにするな。
 ていうかそれヤマジュンネタじゃねーか。
 BLよりレベルたけぇよ!
「だって阿良々木先輩は流されやすいからな。そういう意味で色々と心配なのだ」
「戦場ヶ原より僕の心配かよ。」
 まあ確かに薄くて弱い僕と違って戦場ヶ原ならその場の雰囲気に流される事なんてないだろうな。
 彼女の意志の強さ、そこは影縫さんとのバトルでリスペクトさせてもらったものだ。
 しかし先輩として、男としては嬉しくない心配のされかただ。
 ともあれ、さすがはヴァルハラコンビの妹ポジション。相方の性格をよく分かっている。
 そういえば戦場ヶ原も僕に対する脅しにボーイズラブ的な事を使ってたっけ。
 意外な所でヴァルハラコンビのつながりの深さを再確認してしまった。
 彼氏的にすごく嫌な共通項だ。
「つーかさ。戦場ヶ原と付き合ってる様を一番熟知してる筈のお前が何でイの一番にその発想に行くんだ?」
 初デートの模様にしろ初キスの流れにしろ、果ては僕らの初体験の事まで知ってるそうじゃないか。
 戦場ヶ原ん家に初お泊りの次の日におめでとうのメールが入ってて焦ったわ。
 なんだこの後輩。
 いつの間にか僕のマネージャーな立場になってるし。
「いやー、だってほら。忍野さんって阿良々木先輩に対して言うあの台詞を聞けば誰だって」
「あの台詞?」
 やあ、阿良々木君。いつも元気良いねぇ。何かいいことでもあったのかい?
 やあ、阿良々木君。いつも元気良いねぇ。
 いつも元気良いねぇ。
「おお!なるほどなー。そういう発想だったのかよ!じゃあしょうがねーなぁ」
「うむ、しょうがないのだ」
 カンバル大喜び。
 そうかそうか。そうなのか。
 つーかお前は僕と忍野をそんな目で見てたのか。
 納得できるか!ボケッ!
「あれだ。お詫びのシルシに脱げ!」
 危うく忘れる所だったがそれがこのスレの鉄の掟だ。
 なんびとたりとも曲げる事ができない炎の意思なのだ。
「脱いでいいのか?!」
「御免なさい。やっぱいいです」
 代わりに脱いだ僕だったのだ。神原がさらに大喜びしただけだったのだ。
「阿良々木先輩は犠牲になったのだ。このスレの犠牲に」
「上手いこと言ってんじゃねえよ!」
76名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 00:43:42 ID:NKaRdoTi
そうだ!!
春休みに好きになった副委員長をクラスメイトに寝取られるSSにしようぜ!!11
77名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 01:36:50 ID:unYv7r09
節子。
それ、化物語や。
78名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 01:49:36 ID:URGayY6S
>>75
「やあ、阿良々木君。いつも元気良いねぇ」 中略 「いいよ」
するがモンキー参は仲が普通にいい。
79名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 02:31:35 ID:unYv7r09
「……かけるな」
「いいよ」

「うーん、なんていいシチュエーションだあ!興奮してきた!
一体忍野さんに何をかけたんだ!ぶっかけだな!阿良々木先輩!」

「ぶっかけとか言うなや!
神原、お前さ、いいシーンのセリフを恣意的に切り抜くなよな。
世話かけるなって言っただけだよ!
ていうかお前、あのときレイニー・デヴィルのトランス状態で
教室の中に居たじゃねえか」

「別の意味でもトランス状態だったわけだな!」

「いや、うまくないからな。その顔なんとかしとけよ」
80名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 04:08:17 ID:AbPNRV6E
自慢ではないが、僕は自慢ではないが、僕は集中力とゆうものに関してはさほど悪くはないほうだ。
しかし、終始背後から漏れるような笑い声を聞かされていては気にするなと言うほうが無理である。
目の前の問題集を幾らにらめつけても内容が入ってこないのは自分の頭の悪さが原因とは思いたくは
ないので、ベットの上でくすみ笑いを続けてる金髪の少女に責任を追及してみた。

「忍、そうゆうことはもっと別のとこでやってくれ」

ベットの上に横になりながら本棚の文庫本を読み漁ってる吸血鬼はこちらを振り向きもせず言葉を返す。

「何じゃ主様は儂が近くにいるのが嫌なのかえ?これはずいぶんと嫌われたものだの、しょせんヒトとアヤカシ
 は分かり合えない存在とゆうことかのう」
「だれもそんな壮大な話はしてねえよ、僕は勉強するときぐらい邪魔しないでくれと言ってるんだ」
「なら気にすることはない、読み書き計算ができれば人生どうとでもなる・・・・と人間社会からあぶれて
 世捨て人になったような男が言っておったぞ」
「えっ、それ絶対に参考にできないよね?」

おそらく忍野のことであろうが浮浪者と霊能力者が混合してるような人生はあまり進みたくはない。

「僕には一応、成績を上げて戦場ヶ原と同じ大学に進み、今みたいな怪異密着型の流血青春ライフではなく、かわい い彼女とイチャイチャ大学ライフを送るとゆう目標があるんだ」
「う〜む、いい感じに不純な動機じゃの」

呆れたような声を出す忍。

「しかし、主どのは本当にあの娘と共に歩みたいのかえ?もっとマシな女が周りにいると思うのじゃが」
「僕は八九寺以外の子供に手を出す気にはならないよ」
「安心せい、もともとわし等は運命共同体みたいなもんじゃ、常に影となりて貴様に付いてゆこうぞ」

いきなり明るい未来に影を射さないでほしい。
僕の苦渋の顔を見ながらニヤニヤしている忍だったが、すぐに目を見据え、真剣な口調で話しを続けた。

「先の長くなる付き合いだからこの際言わせて貰うが、儂はあの娘が主殿に相応しいとは思えないのじゃ。」

忍の意外な言葉に即座に返答が出なかった。彼女が人間自体を疎んでいるなら理解できるが、戦場ヶ原とゆう個人をよく思ってないとは考えもしなかった。
思考が上手く回らないのかやっと口に出たのは捻りも何もない、頭の悪そうな返しだけだった。

「なぜそう思う?」
「自分が持つべき荷物を他の者に持たせておいてその事実を忘却しようとするような心の弱き者は好かん、そんなの は甘えでしかない」
「言っている意味がよく分からない」
「主殿に蟹の重しが憑いておる、それは気づいておるじゃろ?」

―――たしかに僕には戦場ヶ原の怪異に関わった影響で重しが憑いていた。
しかし、それはあの騒動を解決後に生まれたほんのおまけだ。いいかげんな神様が残していった迷惑な置き土産。
それだけのはず。

「怪異は単純じゃがいい加減ではない、どんな現象にも原因となる物が存在する・・・主は今もあの娘の重みとなるのを背負っておる」

僕の考えを読み取ったかのように忍が言い放つ。

「あやつ自身が記憶にも残したくないほど重いやつをな」
81 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:13:05 ID:URGayY6S
阿良々木×八九寺&忍 エロ有り 攻守逆転有り

規制が心配のため完成予定の6割ほど投下します。
82 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:13:59 ID:URGayY6S
まよいステイ

八九寺真宵は僕にとって親友でもあり助けた少女でもあり結婚すらしたいと思うそんな仲だった。
忍野忍は僕にとって終生の相手でもあり助けなかった吸血鬼であり傷つけあいながらも傷を舐めあうそんな関係だった。
そんな対称的なような、でも同一的なような、でもなんの関係性もないような二人は僕という存在を中継として
何度と無くニアミスを繰り返しながらも、積極的に会話する事はなく触れ合う事もなかっただろう。
それがどうしてこうなってしまったのか僕の口からはあまり言いたくない。
言いたくないんだけれど
僕の目に映る二人の姿は夢幻でも蜃気楼でもなく
僕にかかっている重さは幻覚でも妄想でもなく
言い訳も弁解のしようもないくらい僕は二人に溺れてしまっていた。

事の発端は忍からだ。
結局の所、忍はおしゃべりで会話に飢えていたのだろう。
僕一人との付き合いでも楽しんではいたんだろうけれどそこは影住まい。
自由に出来る時間は少なく夜行性のためか、僕とおしゃべりできない時期が続いたある日
いつものよう僕とふざけあっていた八九寺の足を突然掴み影の中に引っ張り込んだのだ。

それはもう驚いた。
本当に八九寺が影の中に入れるとは思ってもいなかったし
あの八九寺がリアクションすら出来ない一瞬の引っ張り力はさながらブラックホール。
唐突や突然とすら言えない忍の奇矯な行動に度肝を抜かれてしまう。
驚き慌てながらも忍へ呼びかけていると、どことなく足元から八九寺の悲鳴が聞こえるようだ。
返事が無いため待つこと約二十分。会話が終ったのか、にょろっと二人して影から出てくると忍は偉そうに宣言した。

「こやつを影の中へ仮住まいさせることにしたぞ」
えー?
「なんだかわかりませんがそういう事になりました。よろしくお願いします」
ぺこっと面倒臭そうに酷く疲れた表情でお辞儀する八九寺。
「な、何がどうしてそうなる!」
そりゃ八九寺と一緒に入れるのは万々歳だが突然同居人が増えるとなると僕にも準備がある。
空から女の子が降って居候させたり、異世界の少女を住まわせたり、捨て猫のごとく拾ってきたりなんて
みんながみんなラノベ主人公じゃないんだからできるはずもない。
二人とも存在が存在なので生活費など現実的な問題がそうあるものでもないが僕の心理的な問題だ。
家主としては相応の準備がほしい。
この場合僕は家主というより家そのものなのだが。

「そう言うなあるじ様よ。ここのところおしゃべりしてくれなくて儂は寂しいのじゃ。
 これ以上ほっとかれると嫉妬の爆弾が爆発してあるじ様の悪い噂を流してしまうのも致し方あるまい」
「そんなときめきが爆発してしまうような機能がお前にあるか!」
「阿良々木さんはフラグ管理をしっかりやってるほうだと思ってたんですけどね」
さらりと詳しい事を言う八九寺。

一応軽く説明するとコナミが1994年に発売した「ときめきメモリアル」という恋愛ゲームでは高校生活の中で
知り合ったヒロインと仲良くせずに放置していると、そのヒロインのステータスに爆弾マークが付いてしまい
ほおっておくと爆弾が爆発しヒロインから悪い噂を流され全ヒロインからの好感度が下がるというシステムが搭載されている。
そんなヒロイン達と付き合うのは大変じゃないかと思うが
僕も一部の女子中学生や神原ファンクラブに、悪い意味で顔を知られているらしいのでよくあることなのだろう。
83 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:14:28 ID:URGayY6S
まあそれはともかく、ゲーム攻略のためにはお目当て以外のヒロインに出会わないようにするか
出会うヒロイン全てと仲良くなりつつ攻略したいヒロインを重点的に狙うというプレイが必要になる。
前者はともかくとして、後者は八方美人に徹さないと誰とも仲良くなれないまま
ベストエンディングを迎えれず終わるわけだがこれは本当に正しいのだろうか?
ヒロイン達は誰にでもいい顔をしてる主人公を見て本当に好きだと思っていてくれるのだろうか?
僕は思わない。男に必要なのは一人の女性を思う一途さであっていっぱいの女の子と仲良くなる事ではない。
僕はそう主張する。

「ここまで自分を省みないのは流石ですっ」
「むしろお前様のほうがひどいのう」
何故か責めてきた。おいおい僕は誠実さが売りの男だぜ。
「まあよい。お前様がラノベやときメモの主人公だろうがなんだろうが、どっちでもよい。
 こやつには話し相手として付き合ってもらおう」
何気に略称をいいつつも強引に話しを持っていく忍。
「八九寺は本当にいいのか?」
僕の意思はともかく、大事なのは八九寺の意思だ。
「ええ、もう了承しましたから。阿良々木さんこそよろしいんですか?」
「一人も二人も一緒だろ。それに凄く楽しそうだ」
「……ではよろしくおねがいします」
八九寺はにこっと笑って小首をかしげる。
「ああ、よろしく」

ふと思い出した。
「ところで忍、あれどうにかならないのか?」
「あれとはなんじゃ?」
「お前の超能力を使って女の子にエロいことし放題ってやつ」
「悪い予感がしてきました……っ!」
逃げようとする八九寺の腕をガシっと掴む。
「は、離してください!」
暴れる八九寺を上手いとこ抑え付け忍の返答を待った。
「そのことじゃがな、ちょっとおまえ様から血貰えればなんとかなるやもしれん。
 儂の能力はこやつには効きやすいぞ」
舌を出し八重歯を光らせながら忍は笑う。悪そうな笑顔が似合うのは吸血鬼の面目躍如と言った所か。
「あっはっは楽しみだなあ」
「きゃーっ!ぎゃーっ!!犯されるーっ!!!」
「あははははっ、人聞きの悪い事言うなよ」
僕は満面の笑みでぷにぷにしたほっぺたを弄び悲鳴を遮りながら連れ帰った。

叫び疲れた八九寺を忍が影に収納して自室で開放。
普通の男子高校生である(?)僕の部屋には世にも珍しい吸血鬼の幼女と小学生が座っていた。
何年か前には当時小学生である妹がいたわけだが、そこに吸血鬼が含まれるとなると
珍しいを通り越して誇らしい気分すら芽生えてくるようだ。
「そう怒るなって。冗談だよ」
「阿良々木さんがおっしゃると冗談に聞こえません!」
八九寺は自らを抱き締めるように腕を組んでプリプリしている。
「八九寺ー」
「つーん」
ぷいっとそっぽ向いて無視をする八九寺。ツン期に入っちゃったよこいつ。
「しょうがないな」
忍のほうに話しかけた。
「今日お風呂どうするんだ?」
初めて忍が出てきた時から何度となくというほどの回数でもないが一緒にお風呂に入る事が多くなった。
忍はお風呂が気に入ったのか僕に髪を洗わせたり体を洗わせたりと小間使いかなにかのようにこき使ってくる。
とはいえ僕も忍の綺麗な体(文字通りの意味で)を洗うのは嫌いじゃないので洗ってやっている。
「おお、入るぞ。儂のないすばでぃを磨く権利をやろう」
いつも通り無駄に偉そうな忍は平たい胸を反らせる。
84 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:15:00 ID:URGayY6S
「お風呂ですか……」
おお食いついた。八九寺はお風呂と聞いてから居心地が悪そうだ。
それは達観した物言いや言葉遊びをする時とは違い欲しい物がそこにあるけど
手が届かない焦燥と憧れが同居したそんな表情をしている。
「八九寺、ごめんな。悪い冗談言っちゃって」
僕たちが入ってくる間ドーナツでも食べて待っててくれ。
そう言って着替えを取り出し出ようとすると―――
「うーうー」
八九寺は唸りながらも僕の魂胆が当然のごとくわかったらしい。
我ながら酷いとは思うけれど、お風呂という餌を使って機嫌を治してくれと暗に脅迫をしているのだ。
八九寺が普段どんな生活をしているのかはわからないけど多分お風呂にはそうそう入る事はないだろう。
それどころかもしかして路上生活を始めてから初かもしれない。
「私をホームレスみたいに言わないでください!」
おお、怖い怖い。だが僕も必死だ。八九寺の裸を見たり触ったり舐めたりねぶったりするのにためらいはない。

「どうする八九寺?」
唸りつつもその瞳は揺れお風呂への誘惑を断ち切れない。
我慢しきれない。抑えきれない。
「私も一緒にお風呂に入りたいです……」
屈した!八九寺が僕に屈したぞ!
「んっふっふ、そっか僕も八九寺とお風呂に入りたかったよ」
こうも合法的に小学生とお風呂に入れるとは。
八九寺と湯船に浸かる事ができるとは。
洗ってやる。磨いてやる。すすいでやる。揉み洗いしてやる。ついでに乾かしてやる。
最後はベランダに干して道行く人に見せびらかしてやる。

「よし、ではお嬢様、衣服をこちらに」
メイドか執事のように着替えを手伝ってあげよう。
「がうっ、がうっ、がうっ!」
伸ばした手へガチン!ガチン!ガチン!と歯を鳴らして威嚇してくる。むぅダメか。

「忍さん。影の中で着替えれますか?」
「問題ないぞ。影の中は儂の思うがままじゃからの」
くそう、コレクションを手に入れるチャンスが……
二人は僕の影に入ってしまったのでしょうがなくそのまま浴室へと向かった。

裸で浴室に入って数秒ほど待つ。
「絶対見ないでください!絶対ですよ!」
八九寺と忍が影から生まれ出て、八九寺はいつものごとくネタフリをする。
日本語のプロが言葉だけではなく身体を張ってくれるからには僕もしっかり乗らないとな。
「フリじゃありませんっ!」
当然シカトして八九寺の姿を僕はしっかりと鮮明に網膜というフィルムへ焼き付けようとする。

「お?」
意外すぎる光景に僕は声を洩らしてしまった。
八九寺はトレードマークであるツーテイルを下ろしてヘアバンドを外しており
その黒髪は背中を通り越すぐらいの長さで一言で言ってロングヘアーになっていた。
長い黒髪はリボンで今まで縛っていたとは思えないほど、なんの癖もなく綺麗に背中全体に
流れ広がっており普段の印象を180度反転させている。

ツーテイルの髪は八九寺の快活さとか、幼さとかの子供らしい雰囲気をめいっぱい放出してたし
実際顔立ちも佇まいも小学生!って大声で主張している感じだったろう。
けれど少し斜めに俯いた頤から、流れる髪が湿気で身体に巻きついてる様は
どこか色気を醸し出して、僕の想像する八九寺とイコールで繋がらない。
そのうえ僕に見られるのを意識しているためか右腕で両胸を隠し
反対の手で右足親指と左足親指のあいだの中心、ありていに言って股間の大事な部分を
僕に見えないように覆って赤い顔を恥じ入るよう俯いている。
85 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:15:41 ID:URGayY6S
小学生とは言えその恥じ入りようと言ったらまるで初夜を迎えようとする新妻が
夫の前で今から行われる行為の恥ずかしさと肉と肉の絡みつきに期待するのを隠し切れないようだ。
八九寺は鉛だって突き破りそうな僕の強い視線を浴びて、身体を隠す両腕が震えている。
「……み、みないでください…………」
八九寺を見詰めて万感の思いを込めて囁いた。
「大丈夫、痛くしないから」
何かが間違っているとか、タイミングがおかしくないかという心の囁きを完璧に押し込め
蓋をして燃えないゴミに放り捨てて八九寺の身体を抱き締めようとする。

しようとした所で湯をぶっかけられた。
「熱っっっ!」
「おまえ様よ、儂をほっとくのはよくないのう」
洗面器を持った忍が不機嫌そうに呟く。
いつものように堂々とつるぺたの身体を隠したりはしない。
白魚のような(見たこと無いんだけど)白い肌にわずかに色づいた可愛い乳首が目に入って
すじとしか言いようが無いあそこを堂々と晒していた。
「儂のないすばでぃを褒めるのを許そうぞ」
幼児体型というには可憐すぎる手足のバランスと薄い肉付きにまとまったスタイルが美しい。
けれど忍の裸は見慣れているしやっぱり色々と起伏に乏しすぎる。
もちろん見たいか見たくないかって言うと綺麗だから見ていたい。
成長性もAの超スゴイなのはわかっている。
けれど今だけは新鮮な八九寺の髪型と恥じらいが気になってしまっただけだ。
そもそも小学生と幼女の裸、どちらがいいだなんで論ずるに値しないだろう。
ぱっつんぱっつんのメリハリボディの前では両方とも無価値なのだ。

「あれだけガン見しておいて失礼極まりないですっ」
「つくづく最低なあるじ様じゃのう」
あれ?声に出てた?

「ふぅ……」
「はぁ〜〜〜〜」
「ほぅ……」
三者三様それぞれ息をつく。
ちなみに湯船の面積上、胡坐をかく僕の膝の上に忍が座り
向かいに八九寺が座って僕らが6八九寺が4程度占領している。
逆でもよかったんだが先に八九寺が反対に座ってしまった。
「はぁ〜〜〜〜エクトプラズムが出そうです」
口を開いてぽわぁーとしてて本当に吐き出しそうなほど幸せそうだ。
「正直言いまして迷ってる間はお風呂は入れませんでしたから久しぶりなんてものじゃないです」
推定十年ぶりくらいだろうから長いな。

「儂は四百年入っておらんかったぞ」
無意味に胸を張る忍。そこまで永いと自慢にもなるのかな。
「……流石忍さんはスケールが大きいですね。汚れたりしないんですか?」
「吸血鬼という存在はじゃな、自らがそう在るとイメージする事でずっと綺麗なままじゃ。
 小娘よ、お主も似たようなものじゃろう?」
「そうなのか、八九寺?」
「そう……ですね。忍さんのようにはいきませんが仰るとおりです。
 私も汚れたりしません。正確に言えば汚れても気づいたら綺麗になってしまいます」
それは初耳だ。当然といえば当然なのだが迷い続けていれば雨なり風なり汚れてしまうのは避けられない。
そういう現象ぐらいあってしかるべきなのだろう。
「もう少し付け加えますと、綺麗になるというか元に戻るというのが正しいと思います」
86 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:16:22 ID:URGayY6S
……そんな風にちょっとだけ寂しそうに息をついた。
ああ、そういう意味なのか。汚れなくなる。汚れが落ちる。ではなく汚れる前に戻る。
時間が巻き戻る。戻される。それは文字通り時の流れに置いて行かれた迷い子だ。

―――しかしそれは僕にも他人事では済まないかもしれない。

前に忍の言った予想、いや確信が本当に正しいのならば僕は人の寿命を超えて生きてしまう。
言うとおり恋人も、友達も、後輩も、妹も全てに逝かれてしまったら
最後に残るのは僕と忍だけなのか。
そんな先の事は想像できないしあまりしたいとは思わない。
物語としてはありきたりかもしれないが、自分がそうなると考えると気が狂いそうになる。
けれど、もしそうなってしまった時、八九寺がいてくれたらどれだけ僕の心を支えてくれるだろうか。

「そんなベイビーな展開が阿良々木さんにあったんですねぇ」
「ロリを通り越しすぎて流石の儂もドン引きじゃ」
「回想につっこみいれるな!ベイビーじゃなくてヘビーだよ!
 自分で重くしたんだから責任取ってそこはシリアスにいけよ!
 あとペドフィリアの気もないから人聞きの悪い事いうな!」
「わかっています。ペドじゃなくてロリコンですもんね」
「あるじ様が幼い体を所望ならば儂が一肌脱ぐしかなかろう」
「お前らはどうしても僕をロリコンにしたいらしいな……」
全く小学生・幼女とお風呂に入ったぐらいでロリコン扱いされるのは困るな。
疑惑をはらすためにも、八九寺の身体を洗ってあげて何もしない事を証明してあげよう。

ギシッ!

と、思ったけれど睨み殺されそうだったので断腸の思いで断念せざるをえなかった。

何はともあれ八九寺が影に仮住まいして数日。
周期というほどは決まってはいない忍へ血を飲ませる日がきた。
忍の食事である吸血は普段なら、誰にも見せないし見せられない所だが
今日に限っては八九寺がおまけでついている。
「あのう、私は席を外したほうがいいんじゃないですか?」
ベッドに座る僕に抱きついている忍の小さな肢体から、ふわりといい香りがする。
「末永い付き合いになるやもしれんしのう。いちいち面倒じゃ」
本気か冗談かもわからない、気のない様子で答えた。

「といいますか、阿良々木さんがおっしゃっていたエロい事
 し放題というのが怖いので私が失礼したいんですが」
「冗談だったのにそんなに八九寺から警戒されると落ち込みたくなるよ」
「日頃の行いの悪さが好感度を下げるんですっ!」
「そっか。じゃあステータス上げて挽回しなきゃ」
八九寺の好感度上昇に必要なのは……雑学だろうか、国語だろうか。
「実の所、ノベル選択肢形式のゲームのほうが私は好きですけどね」
「まあ、シミュレーション部分が面倒な人もいるな」
「いえ台詞スキップして重要シーンにいけるじゃないですか」
「台無しだよ!」
お前やっていい事と悪い事があるんだぞ。特に僕達の台詞スキップしちゃったら
文章量が半分以下になってしまう。
もしシナリオライターや作家が生霊になって出てきても助けてやんねえ。
しかし重要シーンというのは大人じゃないとできないアレなシーンなのだろうか?
87 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:17:11 ID:URGayY6S
「わしをほおっておくではない。いい加減腹が減った」
少しだけむくれたかのような忍。
「……ごめん。頼む。吸ってくれ」
忍に血を吸ってもらうのは僕の義務でも忍の強制でもなく、僕自身のわがままだ。
忍が八九寺の存在を許したとはいえ、ふざけてる場合ではなかった。
「…………」
つぷっと忍の牙が首筋に埋まり僕と忍にしか感じる事のできない
血液が流れゆくリズムが伝わってくる。
わずかな喪失感と、でもそれ以上の陶酔感が首筋からじんわりと広がってなんだか溜息が出た。
「……はぁっ」

一分ほどだろうか。
血と汗の匂いが鼻腔に広がり
それ以上に濃密で、ねっとりと息が詰まるかのような
でも不快ではないどこか淫靡な空気が漂っているのを感じる。
忍は一気に吸い続けるでもなく、少しずつ味わっていたようだが突然含み笑いを漏らす。
「あるじ様よ、自分がどんな顔をしておるかわかるか?」
吸血中に自分がどんな顔をしてるかだなんて
考えた事もないし、見ようだなんて思った事もないのだが、変な顔してるのだろうか。
「小娘よ、説明してやれ」
突然八九寺に話を振ると忍は首筋、というか牙の傷跡をれろんと音がしそうなほど舐めた。

「……っ!」
傷口が敏感すぎて忍に縋り付くよう抱き締めてしまう。
この感覚はくすぐったいという皮膚情報を10倍ぐらいに濃く煮詰めたかのような
はっきり言えば快感と言う奴だ。
「あ、阿良々木さんはとてもだらしない顔をしています……」
八九寺からいやらしいと称された事は数え切れないほどあるけれど
だらしない顔と言われた事は無い。
言う八九寺も何故か顔を紅潮させて僕達を見ながら落ち着かない様子だ。
「味が変わってきておるのう」
な、なんだこれ?
吸血が気持ちいいと思った事はあるけれど
それを八九寺に見られるのがとんでもないほど恥ずかしくてしょうがない!

「うあっ…………」
まるで誰かに見られながら性行為を続けているかのような羞恥。
忍を引き離せばいいのだろうが身体が拒否できず
吸い付いた唇と舐め取る舌の動きを止めれないし止めたくない。
なにかおかしい。絶対におかしい。
「お前何かしたのかっ……?」
「したとも!」
なんでそこで元気いっぱいなんだよ。
大体僕じゃなくて、そこは八九寺に細工しておくとこだろう。
「もうしておる。小娘こちらへこい」

八九寺はふらりと立ち上がると僕のほうへ歩いてくる。
「……いたいけな小学生を手篭めにしようとするんですねっ」
口では嫌がっているようで、けれど瞳が爛々と輝いて僕を見つめていた。
「座るがよい」
忍は抱きついていた体勢から立ち上がり、僕の右膝を指差した。
そのまま忍は僕の左膝に、八九寺は右膝にそれぞれ跨る。
「「……ふぁっ!」」
と、同時に二人の甲高い
口から思わず出てしまったという感じの悲鳴が
僕の両耳に突き刺さった。
88 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:17:46 ID:URGayY6S
どうしたなんで聞くまでもない。
短パンを履いて剥き出しになった僕の脚に下着越しの
もの凄く柔らかい感覚と、ぬるりとした熱い熱が伝わってきて
なんでこんなに出来上がってるのがわからないぐらい
忍と八九寺のあそこは濡れそぼっていた。 
「あるじ様が感じやすすぎるからの。儂は同調して小娘は淫気にあてられておる」
疑問に答えたかのよう呟く忍。僕のフェロモンでメロメロってことか。
「うう、阿良々木さんにくっつきたくてしょうがありませんっ」
いつも触っているけど、こんなことやっちゃっていいのかなあ……
だなんて少しだけ罪悪感を感じていると首筋に電撃のような快楽が走る。
 
「ここまでお膳立てさせておいて通じぬ。覚悟を決めよ」
忍は首筋に顔を埋めながら、尖った耳を朱に染めて
「あ、阿良々木さぁン…………」
八九寺は甘えた声で脚に自身を擦り付けて
二人は僕を求めていた。
っていうか僕もわりとできあがっていた。
がしっと小さな体躯を両腕で抱き締める。
「……っ!」「あぅっ!」

小さくて暖かくて、とっても柔らかくいい匂いがする少女の身体。
二人の吐息が両耳に二重奏となって
唱和するとなんかもー色々抑えきれない。
迷いなく両手を背中からお尻の下にある潤んだ所へ差し入れた!
「ぅンっ!……っいきなり、じゃな」
「やぁっ、んあぁっ……」
二人の下着の中へ手を入れて直接あそこへ触れると溶けてしまいそうなほど柔らかくて
小さなすじに指を這わせるとますます熱く濡れそぼっていく。
僕は興奮と喜びでぐちゃぐちゃに激しく指をかき混ぜると快楽で力が抜けたのか
抱きつくというより肩にもたれかかってくると、二人の甘い声と熱い体温がさらに僕を加速させていく。
「んあぁっ!は、はげし、すぎるぞっ、んぅっ……」
「あららぎさんの指が……っ!」
産毛すらも生えていないのがわかる幼い性器へ
つぷっと中指を進入させると、マシュマロよりも優しい抵抗が返ってきて
忍は貪欲にも腰を動かし、中で僕の指を味わうように咥え
八九寺は激感に耐えられないのか腰を浮かし、逃げようとするのを
僕は平等に第二間接まで差し込んであげた。

「ひゃぅっっ……!」
「んあぁっっっ!」
甲高い悲鳴を上げた忍は、僕の首筋でうな垂れ息を荒げる。
八九寺は頭を仰け反らせて涙を零し悦んでいた。
ちっちゃな二人のあそこは指一本でいっぱいになりそうなのに
弄れば弄るほど絡み付いて、指の大きさに馴染んでいくようだ。
これなら指二本分入るかもしれない。
「うおっ!」
人差し指も使おうとした所で忍がまた首筋へ口付けしてきた。
「んちゅ、ひゃるじ様びゃかり、たのひむでないじょ、ぴちゅっ」
喋りながら舐めるな!
そう言いたいけれど、うう、忍の息遣いと唇が気持ちよすぎてうまくしゃべれない。
「…………私もしますっ!」
忍を羨ましく思ったのか、八九寺のほうもはむっと首に甘噛みしてきた。
「んあっ……あむあむっ、ちゅぶぶっ」
……こ、これはこれで気持ちがいい…………
吸血のような強烈な快感でないけれど、ぺろぺろと舐めたり吸われたり
くすぐったさ混じりの優しい愛撫をしてくれている。
89 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:18:26 ID:URGayY6S
感謝の気持ちを込めて二人の膣内を指で円を描くようしてあげると
吸いながらもピクンピクンと震えて感じてくれてるのが嬉しい。
「阿良々木さんをもっと感じさせたいです……」
顔を埋めたまま呟く八九寺。こんならしくない、いじらしさも新鮮だ。
「じゃあキスしてくれ。八九寺のほうからさ」
「ふぁ、ふぁーすときっすですねっ……」
ちょっとどもりながらもおずおずと顔を上げると唇と唇がちょんとくっついた。
ぷっくりと柔らかな唇が触れるとじわっーと幸せな気分が伝わってくるよう。
「ちゅっ、んっ…………えへへ、阿良々木さんとキスしちゃいました」
真っ赤な顔で舌を出して笑う八九寺。
やっべー、こいつ可愛い。
今度は僕のほうからちゅっとキスをする。
「んっ、ふっ……ぺちゃ、ちゅっ……ふぁ…………」
唇から漏れた吐息がどことなく甘くて、時間を忘れるぐらい気持ちがいい。
やっぱり僕は八九寺が大好きなんだろうなー
キスをしながら、自分の好感度を確かめていると
「儂にもしておくれ……」
忍が目を瞑りながら僕を見上げ口付けをせがんできた。
普段は騒がしいからあんまり意識しないし、ちょっと駄目なほうの
吸血鬼キャラになってるけれど、やっぱり忍が空前の美少女なんだってのがよくわかる。
静謐さと従順さを交えた、僕という男を待ち望む表情は
当然だけど、子供らしくない色気を醸し出して酷く美しい。

「くちゅっ……ちゅっ、はぁ……はぁ……はぁ…………」
八九寺から唇を離すと、どれだけ息を止めてたのか荒い呼吸を繰り返す。
「また後でな」
頭でも撫でてやりたいけれど、右手は八九寺のあそこに触れたままなので
代わりにお尻を撫でてやる。
「ひゃうぅっ!」
おー感じやすい。
僕は撫でる手を止めないまま忍にキスをした。
「んっ、ちゅっ、ちゅちゅっ……れろ、んおっ、ぴちゃっ!」
小さな唇へ柔らかく触れると、いきなり舌を入れられ吸い付かれる。
鉄臭い血の味がして、激しい舌の愛撫に僕も夢中になって舌を交えた。
舌の先端を唇で啄ばみ、ちゅっと吸い上げ味わう。
逆に口内へと舌を進入させると、別の生き物みたく舌が纏わりついて凄く気持ちがいい。
「ちゅっ、はっ……んちゅっ、あるじ様も……がまんできぬであろう……?」
そんな言葉と共に快感が走る。
忍がキスを続けながら、左手を短パンに入れてとっくに準備ができているアレへ触れたのだ。
「ぐっ……う…………」
僕の手の半分ほどしかないちっちゃな手が、ゆっくりと撫でながらモノを露出させた。
気持ちよさにうめくが忍の舌に声ごと絡み取られる。

「ん、ふっふっ、一緒にあるじ様をよくしてやろうぞ」
お尻を撫でられ感じている八九寺に声をかける忍。
ちょっとまて、忍一人でも凄いのに二人同時はまずい。
忍は手コキを中断すると、八九寺の右手をとって僕のモノに宛がう。
「これが阿良々木さんのおちんちん…………か、かたくて、あつくて、おおきいですっ」
そう言われると嬉しいのだけれど、一気にこみ上げてくるものが。
「あるじ様……出してもいいぞ…………」
「阿良々木さん……気持ちいいですか……?」
二人が左右からしゅっしゅっと扱きながら囁きかけてくる。
そのまま申し合わせたかのように、同時にキスされた。
「「ちゅっ」」
90 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:19:28 ID:URGayY6S

額と頬がくっつくほどの密着感。
女の子二人分のフェロモンを鼻腔に吸い込むと
僕の意思、というか本能に従うまま舌を突き出してしまい二人とべろちゅー。
「んっあっ、くちゅりっ……ぴちゃ、んっちゅっ……じゅじゅっ」
「ふぁ……ちゅっ、ぺちゃ、ふぅっん、んっんっ……」
うあー ダメだこれ。脳まで溶かされそうなほど気持ちがよくてダメになりそう。
食べてしまいたいぐらい柔らかくて気持ちがいい二人の舌の
どっちかを突っつくと反対からくすぐられて吸われちゃう。
熱っぽく、それでいて情感と快楽を含んだ吐息はどうしようもないほど僕を興奮させる。
だというのに
「こっちもじゃ…………」
「こうでしょうか……?」
キスを続けながら、ちっちゃな両の手が僕のアレを扱き始めたのだ。
巧みに指圧する力を変え、尿道付近の弱い所を刺激する忍。
反対側から、たどたどしくも幹を擦る八九寺。
「ちゅっ、ぺろっ……んっ、ふぁっ……」
「れおっ……んおっ、はあっ……ちゅちゅっ……」
喘ぎと快楽が舌を伝導体にして、脳をぐるんぐるんと犯し
小さい手が押しては返さず、また押してくるように僕を責め上げてきて――
―――もうダメになってもいいよね。

「うああ、ああぁぁっ!」
搾り取られるような快感は自慰ではとても味わえない威力で
僕は忍と八九寺をぎゅっと抱きしめながら
ダブルべろちゅーと手コキによって吠えながら射精してしまった。
「んっふっ、ふふふっ…………」
「きゃうっ!す、すごいですっ!」
激しい奔流。重く疼く腰から砲弾でも飛び出しそう。
びゅくんびゅくんと放出するたびに亀頭に被せられた忍の手を
汚しているのがわかる。
けれども射精は止まらないし、止めたくない。
もっともっと出したい。射精したい。
それをわかっているのか忍はしっかりと手で受け止めて
八九寺は跳ね回るモノを握りながらも扱いて射精を最後まで手助けしてくれた。
「くはぁっ…………」
十秒はかかっていないぐらいの射精。
けれどそれだけの時間、精液を出し続けれるわけがないし、そんな経験はない。
変な薬でも飲んだかのような射精量は八歳相応の忍の掌中に
収まるわけもなく僕自身と八九寺の手までを白く染めやっと終わった。
91 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:31:19 ID:URGayY6S

「元気なあるじ様じゃのう……どれ、んっ、ぺろ……ちゅるる、ずちゅっ!」
手の上にある自分自身不思議なほどの量と濃さをもった精液を舐めて
ゼリーみたいに固まっているのを舌で崩し啜っては味わっている。
子猫がミルクを舐めているような仕草があまりにもいやらしくて
出したばかりなのに少しだけ股間に血が集まるのを感じた。
「美味しそうですね」
八九寺も手についたものをペロリと舐めてもごもごと味わうと、にっと笑った。
「苦くて変な匂いですがわりと平気です。きっと阿良々木さんのだからですね」
「八九寺はほんと可愛いな!」
頭を撫で回しちゃう。
「ふんっおすそ分けじゃ」
忍はそう言うと手の塊を口に含んで八九寺へ突然キスしちゃった!?
「んぐっ!?……んぅー!」
忍の口元から白濁したものが垂れ、八九寺の口元がぷくりと膨れて
精液が八九寺の口内へと入っていくのがわかった。
「んっ!ちゅっ、んー!んんっ…………」
くぐもった悲鳴がだんだんと小さく、おとなしくなっていて
忍から送られた僕のをこくんこくんと飲まされている。
むぅ……実の所、女の子同士のキスを見たのは初めてじゃないが
精々妹らが小学生ぐらいまでやっていた軽いキスだ。
このキスはディープもディープな一方的に八九寺を貪り尽くすような激しさで
見てるだけで先ほど射精したというのにアレが堅くなっていた。

「もう一回いいか?」
「ぷはぁっ!そうじゃなあ。次は胸でやってやろう」
えー胸って。
八九寺は確かに小学生にしてはわりと立派なほうだけど(2,3年前の月火ちゃんと比べて)
忍はあるとかないとかそういう問題ですらないじゃん。
「はぁはぁはぁっ、忍さん酷いです………………ひゃっ」
忍は涙目の八九寺を僕の膝から降ろすとワンピースをがばっと脱いでから
ブラウスの胸元を開かせ抱きついた。
なるほど。
平坦な忍の胸とわりと膨らんでいる八九寺の胸とがぴったり密着すると確かに挟めそうではある。
「っ……あっ、はぁっ…………」
小指の爪よりもちっちゃく堅くなった忍の乳首が
八九寺の胸をつんつんと刺激するのもなかなかにエロい。
「くるがよい。あるじ様のいつも読んでいるエロ本
 ”巨乳委員長体育倉庫でパイズリ10連発”にも負けぬぞ」
「なんで知ってるんだよ!」
忍が寝てる時にしか読んでないのに。
「あるじ様が時折このような妄想にふけるのを見て見ぬふりをする情けが儂にも存在した」
「最後まで貫き通してから言え!」
「やっぱり羽川さんで妄想してるんですか?」
「違う。偶然だ」
もう黙らせてやる。
立ち上がって二人の背中をかき抱き胸の間に挿入した。
精液がついたままのモノが滑らかすぎる肌に触れると三者三様声が漏れる。
92 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:32:03 ID:URGayY6S
忍と八九寺は性感帯の乳房を堅い僕のモノで擦られ喘ぎ
僕はしこった四つの突起が幹をなぞる刺激に呻いた。
「はぁっ、よいぞ。んっ……もっとじゃ」
ぬちゃぬちゃと音をたてて腰を振ると、押し付けられた小さな胸が纏わり付いて気持ちいい。
「うぁ、あららぎさん……ひぅ、気持ち、いいですっ」
感じやすくて、俯いた八九寺が可愛らしく乳首を重点的に攻めてやる。
「こう……んぅ、するのもどうじゃ?」
「凄い気持ちいい……」
二人がより強く抱き締めあうと挟まれた僕自身もぎゅっと抱かれ
体を揺らすとサンドイッチされたモノを擦りながら
しこった乳首で敏感なとこをくにくにつっついてくる。
見下ろすと忍は挑発的な視線で見上げてきて
八九寺は戸惑いながらも擦れ合わせる快感で顔を火照らせていた。
「……儂も段々、あはぁ……あるじ様の逸物で……よくなってきたぞ」
薄い脂肪がドロドロの精液に纏わり付いてぐちゃぐちゃと音を立て
「はぁっ……私のおっぱい、んぅ……気持ちいいですかぁ…………」
お前はどうなんだって言いたいぐらいの蕩けた笑顔はより僕を興奮させる。
やばい。ぺったんこの胸にハマりそう。
僕の胸板の半分もないような、ちっちゃくて華奢な厚みなのに
二人に挟まれると、十八年間生きて触れてきたどんな物よりも柔らかくてただ気持ちがいい。
たまに当る肋骨の感触すら快感だ。

「ふふっ、濡れが足りんようじゃ。んっじゅ……ぐちゅ、もごっ、んべー」
「うわわっ!」
口をもごもごさせてとろっと唾液を垂らすと、摩擦で熱くなってる上から
さらに熱い液体でモノが塗されていく。
「ぐっちゅ、こうですねっ、んおっ、んっ……じゅじゅっ……」
真似して八九寺も注ぐと唾液と体臭が交じり合って甘く薫りたつよう。
興奮のまま腰の速度を速めると、唾液が潤滑油となってぐっちょんぐっちょん水音を響かせ
僕だけじゃなく二人も凄く気持ちよさそうだ。
堅くとがった乳首をモノに押し付けるよう抱き締めて腰を馬鹿みたいに振り続ける。
「ひゃうっ!ふぁ……ぐちゃぐちゃの胸がよいぞ……!」
「おっぱいが……んぅ!はぁはぁっ……きもち、いいですっ!」
涎を垂らしたまま嬌声を上げる二人を喜ばせ僕が気持ちよくなるため動きを速めていく。
八九寺と忍はだらしなくさらけ出した舌を絡ませ合いながらも
より熱く多く涎を垂らし続けて幼い乳房の快楽に酔っていた。
「「ぐちゅっ、んちゅっ、ちゅっちゅっ……」」
僕も艶かしいピンクの舌が混じり合い溶け合う光景で高まっていくのが止められない。
ずじゅっ!ぐちゃぐちゃ!じゅぼっ!ぐちゅぐちゅぐちゅ!
そんな風に恥ずかしくなるほどのいやらしい音をたてて起伏の乏しい双乳を使い扱き続ける。
二人とも動きに耐え切れないのか、お互いにすがりついてなすがままだ。
こちらもビクン、ビクンと崩れそうになる腰が震えて限界が近い。
「だ、だすからな!」

忍と八九寺がぺったり抱き合う窮屈な空間へと迸る液を叩き付ける。
「ひゃふっ、んくっ……あるじ様っ……儂の胸で全部だすのじゃ!」
「あぅっ、ふひゃっ!あぅぅっ!ヌルヌルがいっぱいですっ!」
あまりの快感で頭の中は真っ白のまま。
喘ぐ二人の声を聞きながら全てを出し切ってしまう。
呆けた頭が覚めた時には、二度目だと言うのに大量の精液を
二人の胸元へぶちまけ、どう跳ねたものか顔にまで白濁したものがくっついていた。
むせ返る臭気とまるでぶっかけAVのような光景。
二つ違うのは、かけたのは僕一人だけなのとかけられたのは小学生にしか見えない二人。
女の子の身体を排泄したモノで汚すという行為は、動物が自分の縄張りだとマーキングするようで
背徳感とそれを圧倒的に上回る陶酔感に駆られ二人にお願いする。
「舐めて綺麗にしてくれ」
93 ◆BAKEWEHPok :2010/08/02(月) 14:32:49 ID:URGayY6S
途中ですが今回はここまでです。
94名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 15:19:02 ID:RlU8yw12
乙だ
やっぱりロリペド先輩は真性の変態なのだな
いやはや私などでは及ぶべくもなかったか
95名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 19:25:18 ID:unYv7r09
おおお大作キター!
GJ!
続きお待ちしてます。
96582:2010/08/02(月) 19:49:09 ID:+kWHONAf
乙です。
しかし何かもう、あれだ。
ロリペドさんって書くと何の作品の何てキャラだか一発検索で判別されそうな気がしてきた。
名は体を現す。
半年で死んじゃうリミットちゃんとか
原作者がコントローラーを投げつけて怒ったクソゲーを作られたおそ松君とかそんな感じ
八九寺が噛まずに素でロリペドさんと呼ぶ日もそう遠くはないだろう。
「失礼、噛みました」
「違う、ワザとだ!しかもゴミを見るような目で言いやがった」
「おやおや。何を怒ってるんですか、阿良々木ゴミさん」
「ショックだ!戦場ヶ原に言われるよりお前に言われる事が百メガショックだ」

あ、百メガショックはメガドラじゃくてネオジオだった
97名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 21:30:41 ID:+84m0kNK
ほう、わっふるさんばりの忍・真宵使いが存在したとは・・・このスレもなかなかやるではないか











GJ
98名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 22:08:01 ID:VDRq7gvk
ヒュー!ロリコン最高ーっ!
99名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 22:55:38 ID:unYv7r09
なんか>>80の続きが気になる。
100名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:27:19 ID:mdRKmoF9
某掲示板のSS見るまで知らなかった・・・
8月2日はパンツの日だったのかorz
俺も月火ちゃんのパンツ話を準備したかったなー
101名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 02:42:29 ID:F2Iw/fYn
パイオツの日でもあったらしいよ。

ああ、バサ姉に色々してもらう話を考えておくんだったー
102 ◆K.I.DssBEE :2010/08/03(火) 18:02:01 ID:JNg49h9x

 ちょっと最近忙しくて投稿できませんでした、すいません。
 家のPCは規制中です。
 猫(黒)読んで路線変更してたりもしたんですが。
 
 前スレ902の続きです。
 が、名前は××で直接は出てこないもののオリキャラが明示的に登場したり、
 これは前回からですが、ガハラさんとららら木さんは普通に大学生になってる設定だったりしてます。


 
 全くもって、愉快で可愛い後輩である。
 
「しかしそれはそれとして、話を戻すと、
 本当に最近の戦場ヶ原先輩は魅力的になった。
 以前、それこそ中学生の時でもそんなに短いスカートは履いていなかったのではないか?」
「確かにそう言われてみればそうかも知れないわね。
 でも征服のスカートはそれなりの長さで履いてなかったっけ」

 身たしなみにはそれなりに気をつかっている方ではあったけれど、
 それでもあまりお洒落をする方ではなかった。
 というか出来なかったという方が正しいのだけれど。
 
「そういう神原だって、髪を伸ばして可愛らしくなったわよ。
 それに最近少しお化粧をするようになったじゃない」
「本当に少しだがな。私自身あまり化粧栄えする顔をしているとは思えないし、
 そんなに乗り気では無かったのだが、阿良々木先輩の妹さん達や、
 千石ちゃんが是非にというのでな、いろいろと教えてもらっている」
「貴方、小さい子に人気があるものね」

 性格的なものだろう、一部に目をつぶれば確かに神原は羽川さんとは違ったベクトルで、理想的なお姉さんと言えなくも無い。
 その一部に目をつぶっている間に大変な事にならなければいいのだけれど……。
 あの中学生ズと神原が一緒の時、ちゃんと誰かがこの娘の監視役をしているんでしょうね。
 バスケット部時代でも後輩にはかなり慕われていたようだけれど、何だか桃色な噂も流れていたし。
 ……我ながら後輩に対して酷いことを考えているわね。
 
「ああ、話がそれたな。今一度戦場ヶ原先輩がどうして最近こんなにエロいのかという話に戻そう」
「貴方の言う魅力的という言葉は、エロいという言葉と完全に同義語なのかしら、
 これ以降貴方に何を褒められたとしても、素直に喜べる気がしないわ」
「些細なニュアンスの差ではないか、戦場ヶ原先輩がどうしても気になるというのなら、エッチだ、と言い換えてもいいのだが」
「貴方の脳味噌では物事を判断する時、それがエロいかどうか以外の尺度で測れないのかしら?」

 漫画とかに出てくる、物を食べられるか否かでしか判断出来ないキャラみたいに。
 常識? 何それエロいの?
 といった感じで。
 
103 ◆K.I.DssBEE :2010/08/03(火) 18:02:31 ID:JNg49h9x

「それはさておき、本当に最近の戦場ヶ原先輩は色々お洒落やら何やら気合が入っているというか、
 まあ私としては嬉しい限りなのだが」
「そんなにかしら? 去年の初夏頃からは、結構こんな感じだったように思うのだけれど」
「お洒落を頑張ってるというより、開放的になったというべきだろうか。
 なんというか、以前はあった周りを寄せ付けないような雰囲気が抜けてきているように思う。
 大学のクラスの男子にも、結構人気があるのではないか?」
「大学には高校までのようにクラスという物は無いのだけれど、学科でというなら……そうね、
 結構声をかけられたりしているかも知れないわ」
「やっぱり、流石は戦場ヶ原先輩。
 高校時代だって、もう少し早く蟹の話が解決していれば、絶対に学年で1、2位を争うような人気者になっていたはずだったのだから、当然といえば当然だな。
 阿良々木先輩も鼻高々といった所だろう。いや、むしろ変な虫が付かないかと心配なのかな?」
「寧ろ心配なのはあの男のほうよ」

 はあ、と思わずため息を付く。
 
「……それは阿良々木先輩が大学の女子に人気があるという意味だろうか?
 まあそれも解らなくは無いが、別に阿良々木先輩が誰かになびくわけでもあるまいに、
 戦場ヶ原先輩ともあろう人が、そんな事が心配なのか?」
「そういう面では、私は阿良々木君を信用してはいるけれど、彼は無意識に女の子に優しいから」
「あー……確かにそういう面では阿良々木先輩は信用出来ないな」

 そうなのだ。
 目の前の後輩よりも遥かに女子に対して有害なのはあの男である。
 本人に自覚が無いというのが質が悪い。
 大学は人が多いのだ。
 これまでと同じ速度で阿良々木ハーレムを増殖させられてしまったら、じきに国が出来てしまう。
 
104 ◆K.I.DssBEE :2010/08/03(火) 18:03:12 ID:JNg49h9x

「成る程、それで阿良々木先輩は私のものだ、と示す為に頑張っている訳だな」
「私がそんな乙女チックなことを考えているわけないでしょう?」
「それはどうだろうか、最近の戦場ヶ原先輩は、多分戦場ヶ原先輩が思っている以上に乙女だからな」
「そうなのかしら? 自分では解らないわ。
 まあともかく予防策として、学生掲示板にあの男のある事無い事を書き連ねて、
 悪い噂を流してはいるから、今のところは大丈夫だけれど」
「それは大丈夫ではないのではないか?」
「大丈夫よ、あの男パソコンとか疎いから、
 掲示板の匿名性ってこういう時本当に便利よね」
「いや私が心配なのは阿良々木先輩にバレるとかそんな事ではなく……、
 もうこれは普通に名誉毀損罪なのではないだろうか?」
「大丈夫心配ないわ神原、他の誰がどう言おうと、私は本当の阿良々木君を知っているから」
「どうだろう、はたして阿良々木先輩の方は、本当の戦場ヶ原先輩を知っているのだろうか」
「冗談よ神原、私が愛する彼氏である阿良々木君に対してそんなに酷い事をするわけが無いじゃない」
「そう、なのか?」
「ええ、もし何かするとしたら、阿良々木君本人ではなくてその周りの女の子達にするわ」
「いやそれもどうかと」
「ところで神原、全然関係はないのだけれど、この得に怪しい物は何も入っていない麦茶のお代わりはいかが?」
「何が入っていたと言うのだ!?」
「あと15分といった所かしら」
「どうして意味深に時計を見るのだ戦場ヶ原先輩!? 
 15分後、私はいったいどうなってしまうのだ?」
 
 勿論何も入ってはいないけれど。
 私も同じ物を飲んでいる訳だし。
105 ◆K.I.DssBEE :2010/08/03(火) 18:03:39 ID:JNg49h9x

「ともかく、もはやあの男のあのモテっぷりは体質のようなもの、と諦めるしか無いのかもしれないわね」
「ノっておいてなんだが、阿良々木先輩のアレは戦場ヶ原先輩がそんな風に諦めるしか無いようなレベルのものなのか?」
「貴方××先輩には会ったのよね?」
「ああ、先輩とは思えない程可愛らしい方だった……あー」
「あの男は入学して僅か2週間で彼女を堕としたのよ、
 これはもう病的、というか病原菌と言ってしかるべきかしらね、感染拡大に対する警戒態勢をしきましょう」
「いや確かに親しげではあったが、堕としたなんてニュアンスで表現できそうな間柄には見えなかったような気がするぞ。
 というか××先輩自体、あまりそういう色恋沙汰とは無縁そうな感じだった」
「こう言っちゃあなんなんでしょうけど、彼女変人だから」
「××先輩も私たちのような輩に、そんな事は言われたくないだろうな」

 勉強が出来るタイプの馬鹿なのだと思う。
 大学という環境においては、ああいうよく判らない方向に斗出した人間というのは、
 もしかしたらそんなに珍しいタイプなのではないのかもしれないけれど。
 それでもあの人を、普通だと形容するのには大きな抵抗がある。
 
「戦場ヶ原先輩にはあまり気分の良い話ではないのかも知れないが、
 私もあの人は好きだぞ」
「そういう風に気を使う必要は無いわよ、
 私自身、別に彼女個人に対して、悪い感情はそんなに持っていないから」
「それはよかった、あの人はかなり見所があるからな。
 確か『×の左右を入れ替えて同じ答えになるわけ無いじゃん?
 全く逆方向のベクトルになっちゃうよ』と、阿良々木先輩にカップリングの基礎を解いていた。
 そんな些細な事と思ってはいけないぞ?
 私たちにとって、キャラクターが×のどちら側に書かれているかというのは、もの凄い差だというのに、
 それを解っていない輩が未だに多いのは本当に嘆かわしい事なのだ」
「私達って誰よ。 
 それに水を差すようで悪いけれどそれは外積、まあつまり本当にベクトルの話だと思うわよ。
 詳しい説明は省くけれど、高等数学の基礎の話であって、決して貴方の想像しているようなものでは無いわ」
「大学数学ではカップリングを扱うのか!?」
「扱うわけないでしょう、どうしてそうなるのよ。
 ×の左右に書かれるのはキャラクターなんかじゃあ無くて、ベクトル。
 決して貴方の想像しているような素敵な意味合いで、あの二人はその記号を使ってないから」
「ベクトル? ああ知っているぞ確か矢印の事だったか。
 ふむ、ということはつまり先輩達が話していた事は、
 ♂×♂限定ということだな」
「……」
106 ◆K.I.DssBEE :2010/08/03(火) 18:04:12 ID:JNg49h9x

 ……言葉もない、言葉が出ない。
 どうして数時間前私は麦茶に何も入れなかったのかしら。

「しかしこうして改めて考えると♂という記号は本当にいやらしいな。
 矢印の部分と丸の部分に分解して考えるともう妄想が止まらない!
 一体×のどちら側の矢印が、どちら側の丸に――」
「神原さん、私そろそろ学校に行きたいので、おいとましてもよろしいでしょうか?」
「ああ、戦場ヶ原先輩急に敬語でよそよそしくならないでくれ!
 ちゃんと自重するから!」

 大学に入ってから、こうやって会う機会が減ってしまっていたので、
 顔を合わせて会話をするのは久々だったせいか、神原はブーストしっぱなしといった感じ。
 それとも皆が言うように私の方が丸くなったのかしら。
 
「ああでも戦場ヶ原先輩、本当にそろそろ学校に行く時間なのかな?
 うーん全然話し足りないが、致し方あるまい」
「まあ私も来週には夏休みに入るわけだし、そうしたらまた遊んであげるわ」
「うむ、それを楽しみにしているぞ」
「ええ、にしても遅いわね阿良々木君」
「ん? いつも一緒に登校しているんだったか?」
「いえそういう訳じゃあ無いんだけど、
 テスト期間に入ってからは、早く学校に着いて二人でテストの最終確認をしていたのよ。
 まあ別に今日はテストがある訳じゃないから来ないのかしらね。
 約束していた訳でもないし」
「ふむ、まあ一応メールをして出てしまえばいいのではないか?」
「そうね、じゃあ神原、また近いうちに連絡するわ」
「了解した、肌身離さず携帯を握りしめておくぞ」

107名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 18:06:43 ID:JNg49h9x
以上です。
次はホントにエロいの投稿するから許して下さい。

前スレ>>912 >>915
俺今まさに期末中かつ12日まであるんですが……。
108名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 18:35:39 ID:iAOPnavP
寝取られある?
109名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 18:52:13 ID:i//yUYrN
口だけと言われようと、神原後輩が出てくるだけでエロっぽい雰囲気になるからGJ

前スレ915だけど目下試験日程とはすまなかった
現役の時は他の大学の連中も含めて周囲は8月1週には試験日程終わってたもんだから
と言うか大学の日程は緩いとはいえ、期末期間中に続きの投下とはお疲れw
110名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 19:24:33 ID:F2Iw/fYn
続きキター!
ガハラ分不足していたのでマジGJ!
続き待ってますよー
111名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 22:36:15 ID:FWFb2HSp
>>107
GJでする。エロ期待。しかし大学生でこの実力…… 妬ましい妬ましい
112名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 22:39:00 ID:Wf3XfOZL
>>108
寝取られうるさい
113109:2010/08/03(火) 23:08:45 ID:i//yUYrN
>>107
なんだか109の書き込みを見直してみると上からな物言いな感じで反省しきり
続きにも期待してますので期末と規制にめげずに励んで下さい

神原の出番は終わりっぽいし、久々に神原でなにかネタ考えるかな
114良作続きの中、駄文投下 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/04(水) 20:15:00 ID:y+P5XDCa
「ふんふふんふふーん♪」
やけに機嫌よく鼻歌なんかを鳴らす神原を前にして、僕は少々混乱していた。
今何が起こっているのかまるでわからないのだ。
まあ例え混乱していなくて冷静だったとしてもこの状況は理解できないかもしれない。
わからないことがあったらお父さんお母さん、もしくはその原因を作り出した張本人に聞いてみよう。
「なあ神原」
「ん、なんだ阿良々木先輩?」
「僕は何故後ろ手に縛られて拘束されて座らされてるんだ? そしてお前は何故自分で部屋を片付けつつ布団を用意しようとしてるんだ?」
「愚問だな阿良々木先輩」
ちっちっと指を振りながら答える神原。
そんな仕草もいちいちサマになっていて格好いい。
「今日は何の日だと思う? 私は一年間この日を待っていたのだぞ」
「今日……? 何かあったっけ?」
この時の僕はまだ少なからず余裕があった。
例えどんなことをされても本当にいざとなれば忍が助けてくれるだろうと思っていたからだ。
僕のピンチはあいつのピンチだし、僕の痛みはあいつの痛みになってしまうからな。
幼女に他力本願というのは情けないが、もはやそんなのは今更である。
…………ん、忍?
一年間。神原。
「…………あ」
「思い出したか阿良々木先輩? そう、このSSの作者の誕生日だ!」
「だから作品外のメタな発言をするな! そういうのを許されてるヒロインは八九寺だけだ!」
デジャヴを感じる発言。
いや、デジャヴじゃないんだけど。
「というわけで今年も阿良々木先輩を好きなようにしていい権利をもらった。私は阿良々木先輩のようなチキン……紳士ではないからな、この権利をありがたく使わせてもらう」
「おい、今僕のことをチキンと言ったか?」
羽川か? 羽川が何か言いふらしたのか!?
「神原、いい加減に……んっ!」
言葉を発する僕の口が塞がれた。
比喩的な意味でなく、文字通り神原の唇によって。
両手を縛られている上に顔を押さえつけられているので抵抗のしようがなかった。
「ん……ふ……っ」
な、なんだこいつ?
めちゃくちゃ上手いぞ!
最初は遠慮がちに舌が唇をなぞり、やがて歯茎に這わせ始め、大胆に侵入してくる。
頬の内肉を舌先でつつき、僕の舌を絡め取ってしゃぶり、唾液を啜る。
「ん……はぁ……っ」
さんざん口内を陵辱されつくし、唇が離れた頃には頭がじんじんと痺れるような感覚が全身を駆け巡っていた。
神原はぞくぞくと身体を打ち震わす。
115職人さんたちの続き待ってます ◆zO7AQfurSQ :2010/08/04(水) 20:16:53 ID:y+P5XDCa
「ああ……なんていい表情をするんだ阿良々木先輩」
朦朧とした意識下でも自分がだらしない顔をしているのがわかる。
なんていうか顔の筋肉が緩んで上手く動いてくれないのだ。
唇の端から漏れ出た唾液を神原はぺろりと舐め取る、それだけの行為でも僕は敏感に反応してしまう。
「ふふ、阿良々木先輩の、服の上からでも大きくなってるのがわかるぞ、すごい苦しそうだ」
神原の言うとおり、ズボンとトランクスの中の僕のモノははちきれんばかりに大きくなっており、テントを作り出していた。
つん、と指先でつつかれるだけで過剰に身体が跳ねる。
「うっ……」
「ふふ、阿良々木先輩が望むなら私が今のその苦しさから解放して差し上げることができるのだが」
僕の頬を撫でながらものすごい笑顔で神原は言う。
こ、こいつMだけでなくこんなS属性もあったのか?
快感と欲望に負けて僕の口から敗北宣言が出そうになる。
「そうそう、言っておくがな阿良々木先輩。忍ちゃんは助けてくれないぞ、先ほど買収しておいたからな」
ズボン越しに手で屹立したものを撫でつつ耳元で囁いてくる。
買収!?
いつの間にそんなことを。
が、深く考える間もなく神原はそのままれろりと僕の耳に舌を這わし、唇で挟み込む。
手の動きが変わり、僕を高みへ導こうと激しくなる。
ズボン越しでも与えられる快感は圧倒的なものであり、達するのも時間の問題と思われた。
「なあ、阿良々木先輩」
「な……なんだ……っ?」
「×××××××××」
「!! う、うあっ! あっ!」
耳から脳を直撃した神原の言葉に僕は堪えられなかった。
びくっびくっと全身を痙攣させ、自分の下着の中でびゅくびゅくと精を放ってしてしまう。
「おお、イってるんだな阿良々木先輩! もっと、もっとその顔を見せてくれ!」
情けなさと恥ずかしさと気持ちよさが入り混じった今の表情はさぞかし滑稽だろう。
しかし神原の手の動きに射精は止まらず、僕にできるのはせいぜい声を抑えるくらいだ。
やがて全てを出し切り、僕は脱力してぱったりと足を投げ出す。
「はあ……っ……はあ……っ……」
「ふふふ、イってる時の阿良々木先輩の表情、可愛かったぞ」
後輩女子に可愛いと言われてしまったが、何かを言い返す気力もない。
ズボンに手をかけられても黙ったままになる。
「阿良々木先輩、汚れたこれは洗濯しておくから脱がすぞ」
確かに下着の中はぐちゃぐちゃで気持ち悪い。
僕は素直に腰を浮かす。
116でも神原エロって難しい ◆zO7AQfurSQ :2010/08/04(水) 20:18:41 ID:y+P5XDCa
ズボンとトランクスを一気にずり下ろされると、むわっと精液の臭いがあたりに充満する。
見ると自分でもびっくりするくらいの量が出ており、僕の下半身は粘液だらけになっていた。
神原は僕から脱がしたものを傍らに置くと、座ってる僕の足の間に顔を伏せ、そのままペロペロと下半身を舐め始める。
「かかか神原!?」
「ん、動くな阿良々木先輩、やりにくい」
竿や陰嚢、内腿や下腹、さらには陰毛にまで飛び散った白濁液を舌と唇で丁寧に掬い取っていく。
少しくすぐったい快感がぞくぞくと僕の全身を襲う。
「ん……ちゅる……私が汚したのだから……れろ……責任持って綺麗にしないとな」
そう言って神原は口に含んだものを次々と飲み込んでいく。
僕が下半身に走る快感に集中し始めると、それを確認した神原は手を伸ばして僕の拘束を解いた。
僕ももう抵抗はせず、解放された手で神原の頭を撫でる。
神原ははにかみながらも口による掃除を続けていった。
最後にまだ固さを保っている肉棒の先端に唇を付け、ちゅうっと尿道に残っていたものを吸い出される。
「んう……ううっ」
快感の電流が全身を駆け巡り、声が抑えきれなかった。
それらの行為により、出す前と何ら変わらない状態に戻った肉棒を見つめ、神原は口内に溜めた精液をこくんと飲み込む。
「ふふ、ごちそうさま、と言うべきなのだろうか?」
「…………」
返答に困り、僕はただ神原の頭を撫で続ける。
神原もしばらくの間それを受け入れ、すっくと立ち上がった。
「阿良々木先輩、三秒ほど目を閉じていただけないだろうか?」
「?」
僕は訝しげになりながらも目を閉じる。
すぐに、もういいぞ、と言われて目を開けると、そこには一瞬で服を脱ぎさった神原がいた。
どんな構造の服を着ていたんだよ!
「これぞ瞬着ならぬ瞬脱!」
実に使い道のない特技である。
しかし相変わらず神原のプロポーションは見事なものだった。
その均整のとれた身体は芸術品と言ってもいいくらいだ。
芸術品とは言っても僕の下半身はしっかり反応してしまっているんだけどな…………ん?
僕は神原の内腿に雫が伝わっているのを見つけた。
「神原、それは……?」
「ああ、阿良々木先輩のを舐めていたらいつの間にかこんなになっていた。まったく、媚薬入りの精液とは吸血鬼もやるな。さぞかし戦場ヶ原先輩も狂い惑っているのだろう」
「吸血鬼にそんな能力はないし僕の精液にもそんなものは入ってない!」
まあ。
戦場ヶ原が時々狂い乱れるのは否定しない。
「なのでもう前戯は必要ない、入れさせてもらうぞ阿良々木先輩」
いや、入れるのは僕の方ではないだろうか?
が、僕が何かを言う前に神原は僕を抱えて布団へと放り投げ、横たわった僕の上にのしかかり、腰の位置を調整して入る角度にあてがう。
「いくぞ、阿良々木せんぱ……ああっ!」
神原が腰を落とす前に僕が神原の腰を掴み、自分の腰を突き上げたのだ。
一気に最奥部まで埋まり、子宮口を突かれた神原は悲鳴を上げて仰け反った。
「そ、そんな……いきなり……ああっ!」
僕は神原に構わず、ぐいぐいと掴んだ神原の身体を揺すらせる。
それと同時に自分の腰を小刻みに振って、神原の中を蹂躙していく。
「うあ、あ、あっ! お、奥……そんなに……だめ……っ」
それを聞いた僕は腰をさらに突き上げ、子宮口をぐりぐりと亀頭で刺激する。
神原は少し伸びた髪を振り乱し、声を荒げて身体を暴れさす。
それでも蜜壷は二度と離すまいというようにぎゅうぎゅうと僕の肉棒を締め付けてきた。
僕が動きを止めても神原は自分から腰を振り続け、より強い快感を要求してくる。
「か、神原……少し抑えろ……っ」
「す、すまないっ! でも! 阿良々木先輩の、気持ち良くて! 止まらないっ!」
神原はそこまで叫ぶとがばっと僕の上に覆い被さり、唇を合わせてくる。
腰を振るとともに身体を揺すって全身をこすりつけてき、腕を僕の首に巻いてしがみついてきた。
少し目が潤んで涙目になっているところを見ると、すでに余裕はないらしい。
僕は堪えるのを諦め、神原とともに上りつめることにした。
背中に腕を回して強く抱き、神原に動きを合わせる。
「うっ! んっ! ふっ! んぐぅっ!」
二倍どころか二乗の快感が僕たちを襲い、二人で一気に高みへと駆け上がった。
「あ、阿良々木先輩! もう、もう!」
「ああ! 神原! いくぞ! 一緒にいこう!」
動きにスパートをかけ、快感を貪る。
やがて一瞬だけ声が止み。
『う、うああああああぁぁぁっ!』
揃って獣のような悲鳴を上げて僕たちは同時に達した。
僕はありったけの精液を神原の中に注ぎ込み、それをより深いところで受け入れようと神原は腰を振る。
「あっ……あっ……あ……あー……」
僕の全てを受け止め、いき終わった神原は脱力して僕の上にのしかかる。
僕は特に重いとか考えず、背中と頭に手をあてがって、ぽんぽんと軽く撫でるように叩く。
神原はしばらくの間それを心地良さそうにしていたが、やがて膨れっ面になる。
「……何だよ?」
「ひどいぞ阿良々木先輩、本来は私の好きにするはずだったのに」
好きにされてたまるか。
いや、ちょっと魅力的ではあるのだが。
「でもまあ気持ちよかったし、よしとしよう」
すりすりと僕の胸に頬ずりをしてきた。
このへんは戦場ヶ原と似通っているな、さすがにコンビなだけはある。
ん、そういえば。
「神原、忍の買収って具体的には何をしたんだ?」
「うん? ああ、ドーナツ五個だ」
「安っ!!」
いくらなんでも安すぎるだろそれ!
僕は三桁の金額で売られたのか!?
「ああ、いや、もうひとつ条件があってな」
「?」
「二回戦からは自分も参加させてほしいと」
「……!!」
戦慄が走ったあと視線を感じ、そちらを向くと生まれたままの姿の忍が仁王立ちでこちらを見下ろしていた。
唇の端をつり上げたその笑顔は残虐さとも淫靡さとも取れる。
見た目通りの年齢の少女には絶対に出せない表情だ。
今日という天国のような地獄のような一日はまだ終わってくれないらしい。






ハッピーバースデー俺!
アイラブミー!
今日くらいはこんな何の意味もストーリーもない駄作でもいいよね?
ただただなんとなく神原エロが書きたかっただけなんだ……
勢いだけで書いたから拙い部分も多いし、変な箇所もあるだろうが、制作時間30分作品ということでお目汚しも勘弁してほしい。



それでは引き続き職人さんたちの良作の投下をお待ちください。
何かいいことあったらいいな。
119名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 20:28:53 ID:QFI7AAwo
お誕生日おめでとうございますwww
神原先生、エロくていいですねえ。
ちゃんとお約束の忍ちゃんが最後に出てきて安心しますたw
120名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 22:41:05 ID:QxfBdvvB
おめでとう!
おかげで俺の息子が思春期心因性皮膚硬化症だぜ!
121名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 00:40:37 ID:1A5ZKxzq
皮膚が硬化している、だと・・・
何の怪異だ
122名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 01:05:45 ID:w24LYYeb
>>121
皮膚=皮
あとは判るな?
123名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 02:14:25 ID:c5oNH5Zn
HOUKEI
124名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 03:50:54 ID:PZDUDx82
みんなフリクリを知らないのかorz
125名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 05:37:21 ID:8mDMMFAr
知らんけど意味くらいはピンとくると思うんだがww
126名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 07:00:56 ID:2R0Zj6Ex
自分の誕生日なのに他人にプレゼントだとか豪気過ぎるだろ。ありがとうございます。
そして誕生日おめでとう。
127名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 05:56:21 ID:dEFvCBKp
言葉でマララ木さんをイカせるとは・・・神原はなんて言ったんだろうか?
128名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 07:22:07 ID:Rtu7t78D
イッてくれないと戦場ヶ原先輩にチクっちゃうぞ♪
129名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 17:14:46 ID:hG5Db39r
アララギが猛る性欲を鎮めようとレンタルビデオ店に行ったら
自分の父親くらいの年代の男たちに輪姦されてる
中学の制服を着たひたぎそっくりな女優の出てるAVを見つけて
悶々としながら借りて検証してるうちに疲れて眠ってしまい
翌日遊びにきたひたぎが偶然ビデオの電源をつけてしまい
画面に映像が映し出された瞬間絶叫して脅えながら泣き喚くようなそんなのが読みたい。
130名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 17:41:55 ID:dEFvCBKp
>>128
イクどころか一瞬で萎えるだろwww

「羽川先輩の胸、羽川先輩の太もも、羽川先輩のふくらはぎ〜」とか
131名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 18:56:19 ID:ZRj3W73y
>>129
いつもおかわりなく、面白いです。
132名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 22:08:27 ID:s6nOK+kI
――ハッピーエンド以外は、認めねぇっつーの
133名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 22:47:45 ID:cSY9Yzuy
哀か・・・じゃなかった、潤さん仕事のほうはいいんですか?
134 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/07(土) 23:36:26 ID:DOTp0vpc
潤さんの話を考えてみようと思ったけど、正直難易度がぱないの。
シチュエーションもふさわしい相手もしっくりくるのが思い浮かばないわ。




なんだた評判がよくない本日の小ネタ

「なあ阿良々木先輩」
「どうした神原」
「私は急行カードを使うぞ」
「何を言ってんだ、長崎まであと2マスだぞ?」
「こういう時にピンゾロが出せてしまうのだ私は」
「…………」
「とうっ!」
「…………」
「…………」
「すごいな、12だ」
「…………」
「…………」
「…………」
「リセットするな!」


しかし実際普段何をして遊んでるんだろうなコイツラ
135名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:09:40 ID:Czq3mP5Q
> しかし実際普段何をして遊んでるんだろうなコイツラ

ヴァルアラコンビならエロトークで一日潰せそうだな
136名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:58:52 ID:x4bSi2hf
バルカン後輩はラブ&ベリーやってたよな。
あれも持ち前の薄幸でロクにできていないんだろうか
137名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 01:10:56 ID:7mFkh9sH
>>129
いいねいいね。
その調子でSSにしてしまうのだ。


口だけ交配(なんつー変換だ)の運の悪さは賭け事限定なのかねえ。
138名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 06:49:21 ID:UevlrpuF
ギャンブル限定でしょ。
でなけりゃバスケにだって影響が出てるはず
139名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 15:53:48 ID:dIuHu1Bb
あれだ、危険日のガハラさんと安全日の神原にアララギさんが中出ししたら
神原だけができちゃった的な・・・
140名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:05:00 ID:iO1zOzGU
ひたぎに中出ししても子供がなかなか出来ないなと
試しに病院で検査したら無精子症と診断されてしまい
目の前が真っ暗になりながら自宅に帰ると
夕飯の支度してたひたぎが出迎えてくれて
お腹をさすりながら最高に慈愛に満ちた顔で
暦に「赤ちゃんが出来たの」って告げるような
二人の幸せな新婚生活とか読んでみたい。
141名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:11:47 ID:7mFkh9sH
寝とられさんのSSマジで読みたいんですけど。
小ネタとしては、もうすでに成立してるようなw
142名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 22:10:03 ID:FTsAiTSw
きっと書かれる事はないだろうが面白いな。
なんで書かれないかってガハラさんでエロ書いてる人がほとんどいな
143名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 23:01:06 ID:X7YvOhwB
いや、いないわけではなかろう
ただ気に入らないのを片っ端から消しさっt
144名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 21:18:56 ID:q9iphbEu
ガハラ分が足りない。
145名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 22:11:10 ID:AqJnE6J2
実際小ネタとかを抜いてこのスレのエロ作品のキャラクター内訳ってどうなってるんだろうな?
羽川と神原は少なく感じるんだが
146名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 22:37:17 ID:J9VysH3A
たぶん一番多いのは姫ちゃんかと
147名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 22:42:53 ID:P5ONLGwz
イメージだと

忍 というかわっふるハッスル

超えられない壁

八九寺 火憐 

戦場ヶ原 月火

撫子

羽川 神原 

ぶっちゃけ数人の作家が上位三人に集中してる感じ。
エロじゃなかったらガハラさんと八九寺が出番多そう。
ロリ好きはエロ重視で、他は原作再現とお話し重視かな?

化物語以外だとまとめ古いほうになるからあんまわからんな。
とがめもわっふるさんだけか
148名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 23:01:48 ID:q9iphbEu
なんというわっふる無双w
149名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 07:29:06 ID:N9FNt60M
以前このスレが過疎ってた(というか作家さん不足だった)時期に孤軍奮闘していてくれたからなわっふるさんは。イメージ強いのもうなずけるわ
他キャラメインの話のときも忍がよく出演してるし。七花×とがめの話に絡んできたのはもはや愛だな
150名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 20:55:22 ID:dVWA2eyX
規制されてる俺がこのスレだけ書き込めるのもロリコンパワー?
151名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 21:05:53 ID:D2i6w7Sf
ロリかっけー!
152名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 21:11:43 ID:353EufJe
アララギが就職したとこの上司が某宗教の幹部でしたみたいなのはどうだろう。
153名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 21:15:57 ID:B7slnrHk
その人もう交通事故で死んでるじゃん
154名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 21:46:44 ID:353EufJe
そうだった…
155名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 21:51:21 ID:lSztffTl
あれって確定なのか?
156名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 22:33:29 ID:DJrm1T9u
阿良々木さんが卒業した後普通に大学生活をしていて
飲み会と無理矢理風俗に誘われていった所で
卒業後旅に出たはずの羽川を発見してしまい
家族の借金のために風俗で働いているというのはどうだろう。
〆は体育倉庫で
「私の初体験もらってくれるかな?」
157名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 23:07:34 ID:lxlXnzIR
本スレで台詞形式のゴミを投げてるやつはなんなんだろうな?
158名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 00:10:46 ID:/5airX8B
つばさタイガー……とらら木さんのブツが虎穴に入って虎児を得ちゃう物語か
159名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 00:42:32 ID:YNH1qiAw
めだかもこのスレなら、カオスで楽しいかもな
160名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 00:47:35 ID:6EGrQH6U
忍と瞳先生でダブルロリババアが!!!
最近の西尾は妹だけじゃなくて母親もいけるんだぜ。
161名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 01:07:13 ID:ZkjdJ250
>>158
うますぎるw
162忍という文字が見えました ◆zO7AQfurSQ :2010/08/11(水) 07:32:15 ID:C9Y45pe8
>>160
いや、さすがにそんな二人を同時に登場させるのは無理が…………





何がどうしてこうなった!?
僕こと阿良々木暦は混乱しつつも考えた。
とりあえず落ち着くために現状を確認してみよう。
えーと……
「ん、ちゅ、んむ」
「あむ、ん、れろ」
ここは学校の保健室、とはいっても僕の通う直江津高校のではなく、箱庭学園という私立高校の保健室だ。
そこのベッドの上で横になり、服を脱がされた僕の下半身に二人の少女が群がっている。
はい、現状確認終了。
……いやいや、落ち着けるわけねぇって!
「あ、あの、人吉さん?」
僕は白衣の少女に話しかけた。
「んちゅ……ん、なに?」
「その、なんでこんなことを?」
「んー? こんなオバサン相手じゃ嫌かな?」
「あ、いえ、人吉さん可愛いですしむしろ光栄っていうか……ってそうじゃなくてですね」
そう、この人吉さん、どう見ても小学生にしか見えないが、なんと子持ちの四十二歳だというのだ。
まあ外見と年齢のギャップというならその隣で一心不乱に僕の陰嚢をしゃぶっている金髪の吸血鬼にかなうものはないだろうが。見た目は八歳、年齢は五百歳。
「んふ、嬉しいことを言ってくれるね、頑張っちゃうよ」
そう言って人吉さんはいきり立った僕の肉棒の先っぽを口に含み、頬をへこませて思い切り吸ってきた。
理性と袋に溜まっている精液が残らず吸い出されそうな勢いだ。
快感のあまり身体が暴れ出しそうになる。
とは言っても。如何なる技術か僕の手足はベッドに拘束されているのだが。
それも針と糸によって。
本当にどうしてこんなことになったんだろう?
僕はただ神原と一緒にバスケ部の練習試合に応援に来て。
なにやら生徒同士の諍いがあって。
それを止める際にちょっと怪我をしただけだというのに。
「しかし世の中いろんな人がいるもんだね……まさか影の中に少女を飼っているなんて」
「注目するのはそこなんですか人吉さん?」
傷がみるみるうちに治るのを見ていたのはスルー?
あと飼っているとか言うと忍が怒りそうなのでやめてください。
「まあ傷の治りが早いくらいならそこまで珍しくもないし。ところでさ」
「なんでしょう?」
「他人行儀に呼ばないで名前で呼んで欲しいな、暦くん」
「……瞳さん」
そう呼ばれた人吉さん、瞳さんはにっこりと笑顔になって再び僕の肉棒に舌を這わせ始めた。





ほら、さすがに無理があるだろう?
無茶振りはよしたまへ
163名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 10:51:15 ID:7XjmSRrI
>>162
イェーッ! ロリババアイェーッ!
さっすがロリコンさんだ乙!
164名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 11:38:29 ID:6EGrQH6U
やりやがった!やりやがった!ヤフゥーー!
165名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 16:12:52 ID:jiCks1lq
ギギギ木さんなら走ってぶつかって転んだ所に手を差し伸べたらフラグが立つ
触った物を腐らせる女の子でも大丈夫だな
166名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 16:26:06 ID:VBoJQCet
まあ腐っても阿良々木さんなら多分再生するしな
167名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 17:52:32 ID:jiCks1lq
流石腐ったら阿良々木さん
168名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:00:19 ID:ytEp5R9J
ひたぎが他の男に心奪われる怪異とかないかな
169名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 19:36:32 ID:22nwV8Ni
>>159
一時期、めだかスレでクロスオーバー物を書こうとしてた人がいたな。
ここは市立直江津高校、通称箱庭学園、とかw
170名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 21:16:04 ID:TKl/vGw4
>>168
記憶をリセットする、物忘れ的なことをする怪異とか出して
ぱらら木さんのことを忘れさせれば他の男に惚れる可能性もあるかな?
でも中学のときの記憶まではあって、神原大喜び。
「戦場ヶ原先輩……!」
「神原、脱がなくていいから、あのゴミを捨ててきてくれない?」
「仰せのままに!」「待てよおい神原!?」
ほくそ笑む羽川。
「そういえば、図書館で調べてた本で載ってたんだけど」
「もしかして……しなくても。何が、載ってたんだ?」
一気に攻め込む撫子。
「嬉しいな。撫子を頼ってくれて。
 ……でもこうやって暦お兄ちゃんを待ってると、恋人を待ってるみたいに見えるのかな」
「何でだ?」
「ほら、さっきからあの女の人がこっちを見てるよ」
「って、ガハラさん!?」
泣きつかれてドラえもんの気分を味わう八九寺。
「八九寺〜!」
「今度はどうしたんですか、のびび木さん」
「全然伸びません……」
「失礼……噛みました」
慰めようとする火憐。
「兄ちゃんにはあたしがいるじゃん」「えー」暦昇天。

「待ってくれ、ガハラさん……戦場ヶ原っ!」「やだ、モブキャラが喋った?」
171名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 21:21:10 ID:TKl/vGw4
他の男に惚れさせる、という話なら忘れさせるだけじゃダメなんだな。
でも男キャラ……適当に忍野にでも惚れさせたらどうなるだろ?
大抵は逃げるか。
172名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 21:21:33 ID:GBRpdnad
>>165
時節柄はだしのゲンを連想しちゃうからやめれwww
173名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 21:38:31 ID:6EGrQH6U
>「やだ、モブキャラが喋った?」
これ記憶あるんじゃねえかw
174名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 22:47:45 ID:6EGrQH6U
28 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/08/11(水) 18:24:09 ID:7XjmSRrI
ひたぎが他の男に心奪われる怪異とかないかな

寝取られスレに出張してるwww
175名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 00:52:56 ID:ACGI9TgR
ガハラさんに突然フラれたらショックで羽川に泣きついちゃう
176名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 06:02:06 ID:2qsP4uXI
羽川さんそろそろ自演するのやめて下さい
177名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 07:35:55 ID:wfAHNHer
>>173
一応ばれてない相手には深層の令嬢を装うよな
なんかもう今となってはそれどんな装いだったんだろうという想像すらできないが
178名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 12:36:18 ID:o7qKUm+x
深窓の令嬢というか、ただ本バリアを展開して口を開かなかっただけなんだろうけどね。
179名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 13:02:57 ID:eFEKRLtj
まあそれが真相だろうな
180 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:42:59 ID:lYxaSo/+
流れをぶった切って小ネタを投稿する勇気!
一応トリつけて投稿します
5レスほどお借りして火憐×暦モノです
181 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:43:35 ID:lYxaSo/+
ジーがいた。

いや、"ごき"げんようおひさし"ぶり"なアレではない。
どうやら目の前の光景に混乱しててこの状況を言語化できてないらしい。

爺がいた。

いや、別におじいさんが出てきた訳でもない。
どうやら僕の頭は起きぬけのせいかまだうまく働いていないようだった。

自慰がいた。

うん、だいぶ正解に近付いてきたがこれでも目の前の状況をうまく説明できていない。
ようやく頭が正常な活動をし始めてきたようで、足りない単語を補って状況説明すると。

目が覚めたら、全裸で僕に跨って、自慰行為をしている、大きい妹の、阿良々木火憐が、いた。

…………『自慰がいた』って主語やら何やらが全部省略されてて全く意味伝わらなかったな。
そんな意味もない反省をし、なぜか自慰行為に耽っている妹に声をかける。

「か、火憐ちゃん?」
「に、にぃひゃぁん……ぁ、ん……」

やべえ声エロい、僕の妹って世界一エロいんじゃね?
なんて錯覚に陥ってると火憐ちゃんが声をかけてきた。
182 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:44:55 ID:lYxaSo/+
「ココ……兄ちゃんのこと、考えて、るとっ、切ないの……」

僕に話しかけてくる火憐ちゃんは女性器を弄っている手を止める気配がない。
目は歯磨きの時よりもトロンとしていて、口からはだらしなく涎がでてて、下の口なんて表現されたりする部分からも何か液体が出ていて。
僕にまたがってしているせいか、パジャマのズボンに分泌液が垂れており、非常に扇情的な光景だった。

「だ、だから、にいひゃん、見ながら、しようと、ん、思って、はぁん……」
「待つんだ火憐ちゃん、その結論はおかしい、そもそも最初からおかしい!」
「待た、ないよ……いんや、待てない……まだ、イけて、ぁ、ない」
「イくなよ!? 僕の上でイくなよ!?」
「イっちゃ、ダメ、なんだな」ニヤリ
「いや、ダチョウ倶楽部のフリじゃないから! パジャマ汚れちゃうだろ!」
「もぉ、汚れ、てん、めん、じゃん」
「何故中華料理によく使われる調味料の名前を言った!?」

甜麺醤。
辛すぎるのが苦手な僕は、豆板醤控えめの甜麺醤多めの麻婆豆腐が好みだ。
某天使とかあんな辛そうな色の食って大丈夫なのか?

「ぁ、も、だめ……ぃ、ぁぁ、ん」
「おい降りろ! 僕の上から降りろと言うかそ行為を止めろ!」
「だいじょ、ぉぶ……もぉ、イく、から」
「おい、やめ」
「ぁぁぁぁ兄ちゃぁん! い、イくぅぅ!!」

絶頂した妹に、潮を吹きかけられる、男子高校生が、そこにいた。
なんだそのエロゲみたいな状況にいるヤツは、そんなのぶっちゃけありえないだろ。
まぁ現実逃避したところで僕の事なんだけど。
183 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:45:41 ID:lYxaSo/+
〜〜〜

「で、なんでこんなことしたんだ?」

とりあえずイった妹をほったらかしにする訳にもいかず、服を着させ自分も着替えたところで事情聴取を開始した。

「いやさ兄ちゃん」
「なんだ」
「朝早く起きるとするじゃん?」
「おぉ、朝早く起きたとしよう」
「男子だったら朝勃ちしてんじゃん?」
「まあ男なら生理現象としてありうる話だな」
「同じように女子だったら濡れてたりする時もあるんだよ」
「そんな話は初耳だがきっとそれはお前だけだと思う」
「いや、神原先生だってそう言ってたし皆そうなんじゃねえの?」
「アイツを一般女子と同じ扱いをするな。アイツは変態だ」

神原と火憐ちゃんはあまり付き合わせない方が良いかもしれない。
このままだと妹がどんどん変態になって行きそうだ。

「まぁ神原先生の話が嘘か真かはともかく、あたしは濡れてたんだ」
「今朝は早起きしたから興奮して濡れていたと」
「そうだ、さすが兄ちゃん理解が早い」
「お前に褒められても全く嬉しくないがな」
「で、性欲を処理しようと思って弄ってたんだ」
「弄ってたんだな」
「ただ弄っててもイけないから兄ちゃんの事考えてしたんだ」
「なんで彼氏じゃないんだ、端鳥くんとか言う彼氏が居るだろ」
「ん? 別れたよ? あたしが好きなのは兄ちゃんだけだって気付いたし」
「怖い! 妹の愛情が怖いっ!」
「まぁ兄ちゃんの事考えてオ○ニーしてたら兄ちゃんの顔が見たくなって」
「いまさら伏字使っても遅いぞ、僕のモノローグでばっちり自慰と表現したから」
「兄ちゃんの部屋に忍び込んで兄ちゃんを見ながらしてイったってワケ」
184 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:46:21 ID:lYxaSo/+
さて、どうしたものか?
僕の妹は実の兄に欲情する変態だったようだ。
兄の方が変態だろう、と突っ込みをする声が聞こえたような気がしないでもないが、そこは置いといて。
仮にこんなことがまた起こったら勢い余って襲いかねない。
歯磨きの時も月火ちゃんが来なかったら一線を越えてたかもしれないし。
さて、どうにかして「襲っても良いよ」うん、僕のモノローグに妹の声が混ざったような気がするが気のせいだ。
さて、どうにかして「だから襲っていいってば」うん、またも僕のモノローグに妹の声が混ざった気がするが気のせいだろう。
さて、「だから襲えよ兄ちゃん」うん、今度はモノローグに混ざるタイミングが早かった気がする。

「火憐ちゃん、僕はいま考え事してるんだ」
「だから『襲っても良いよ』って助言をだな」
「なんで僕のモノローグが読めるんだよお前は」
「そんなの当然だろ? 誰だってできるぜ?」
「普通はそんな能力はない」

…………ないよな?
なんか僕の周りでは普通にそういうこと出来る奴が居る気がする、羽川とか。

「それじゃあれだ、あたしが兄ちゃんのこと好きだからだ、あたしは兄ちゃんの事なら何でも知ってる」
「そこはかとなくヤンデレのにおいがするんだが!?」

僕はなぁ! クーデレでもヤンデレでもはたまたツンデレでもなくデレっデレが良いんだよ!
デレたガハラさんの可愛さをいつの日か講談社BOX1冊分くらい語り明かしたい気持ちなんだ!

「兄ちゃんがデレデレな女の人が好きなのも知ってる」
「馬鹿な!? 僕の思考がダダ漏れだと!?」
「さっきのあたしをみて『世界一エロいんじゃね』って思ったのも知ってる」
「なんだと! ホントに僕の思考が全部漏れている!?」
「で、また同じようなことになったら襲いたいと思ったことも知ってる」
「思ってないぞ!? 襲い『かねない』と思ったのであって襲い『たい』とは思ってないからな!?」

襲いかねないと襲いたいとでは天地ほど差があるだろ!
そこんとこ間違えられちゃ困るんだよ!
185 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:47:23 ID:lYxaSo/+
「だから今からオ○ニーをして兄ちゃんに襲わせて既成事実を作るっ!」
「今更伏せても遅いって言っただろぉが! それに僕は妹としっぽりするつもりはない!」

いや、襲いかねないと考えてしまった手前、全く説得力の無い台詞なんだけどな。

「じゃあアレだ! あたしが兄ちゃんを襲って既成事実を作るっっ!!」
「逆レイプ!?」

そうツッコんだ(火憐ちゃんの発言にツッコミをしたのであって性的な意味合いではない)僕は見た、否、見てしまった。
火憐ちゃんがコンドームを開けているのを。
いや、それだけだったらまだ良いんだ、それを自分の指につけ始めやがった。

「火憐ちゃんは一体何してんだ!?」
「いや、兄ちゃんに襲わせて処女やるのが無理なら兄ちゃんを襲って処女貰おうと思って」

それはつまりなんだ僕のお尻の穴に指入れようってのか!?
既成事実ってセックスの事じゃなくて僕の処女喪失の事なのか!?

「大丈夫だ兄ちゃん、いきなり本番じゃ痛いだろうからまずは指で慣らしてからにするよ」

まずはってなんだよ!? なんて発言をする前に僕の視覚がとらえたのは……バ○ブ。
一体どこから取り出したのだろう、いつの間にか火憐ちゃんの左手にはバ○ブが握られていた。
すごく…………おおきいです…………じゃなくて!

「ちょ、ちょっと待ってくれ、火憐ちゃん」
「ふっふっふ……さぁ、観念しな兄ちゃん」

ちょ、ほんきで、いや、ま、まてってば………………アッ―――――――――――――!!!
186 ◆PVvgS3wnPw :2010/08/12(木) 16:49:44 ID:lYxaSo/+
終わり。
化物語は初めて書いたんでアドバイスくれたら嬉しいです。
オチがてきとゲフンゴホン……アレなのは気にしない方向で。
187名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 17:39:26 ID:0v36eO+s
モーマンタイだ、構わず続けたまへ
188名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 23:11:49 ID:o7qKUm+x
続きに期待してる
189名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 23:45:28 ID:jzok4UPJ
アナら木さんは「モノローグ」じゃなくて「独白」って言ってた気がする
あと地の文は文語体が多かった気がする
190名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 00:58:33 ID:lYUvr7Vc
>>186
何も、問題は、ない。
続きが読みたいナー
191名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 01:00:50 ID:eVCswRKt
>>186
gjっしたー 火憐ちゃんはエロあるべき
192火憐ちゃんは本当に可愛い ◆zO7AQfurSQ :2010/08/13(金) 09:35:36 ID:pxZqxENl
コミケ来てます
並んでいる間は実に暇です
ポテコ食べて待機中


「お、火憐ちゃんポテコ食ってるのか」
「おう、兄ちゃんも食べるか?」
「ああ、もらおうかな」
「よし、手を出せ」
「ん」
「…………」
「…………」
「指輪ー」
「やりやがった」ポリポリ
「…………」
「…………」
「に、兄ちゃん、あたしにもやってくれ」
「?」



やべ、喉渇いてきた
193名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 12:08:22 ID:lYUvr7Vc
>>192
指輪交換ですねわかります。
食べ物で欲情するとは火憐ちゃんマジいやしんぼさん。
194名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 13:34:03 ID:802abAK7
わっふるさん 来てたー!?
195名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 17:17:22 ID:4ZkmELKz
ぽてこプレイいいなあ


がはらこよみ

原作っぽい感じでレイアウトされたSSです。

みじかいですが規制でPCから書けませんでした。orz

http://u3.getuploader.com/eroparo/

にあるb17のzipかpdfです。
196名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 21:43:40 ID:64MHRjoi
>>195
読んだ。オチwww
197名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:12:28 ID:x1cmjhrO
>>195
なんてオチだ!?

でもガハラさんかわいいよ
実態は女王様でも
198名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:13:12 ID:pxZqxENl
『プレイ』をつけるとエロく聞こえる。不思議!

相変わらずGJです♪
199名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 10:05:29 ID:kZwZR1FJ
「実は最近新しい必殺技を覚えたんだ、阿良々木先輩」
「……へぇ、見せてくれよ」
「うん、じゃあ脱いでくれ」
「なんでだよ!」
「大丈夫だ!私も脱ぐから!」
「何一つ大丈ばねぇ!」
「こうなったら服の上からでも……
 ゲイ      ボルク
刺し穿つ―――死棘の槍」
「うおっディルドー付けてやがる!くそっ
エクス――いや
 ア ヴ ァ ロ ン
 全て遠き理想郷」
「あれ?設定ってどうぐあああぁぁぁ」
「はぁはぁ…なんとか挿し違えずにすんだか」
「ああ…見事な黄金の剣……いや『鞘』だったぞ阿良々木先輩!」
「うるせぇよ!さっさと死ね!」
「いや実はな、私は12回殺さなければ死なないんだ。と言うわけで……フルンティング!」
「あれ!?設定アッー!」

だめだ面白くねぇしありきたりだorz
200 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/14(土) 10:45:35 ID:PZXO8Kuq
コミケ来てます
列に並んでいる間は実に暇です
荷物も多くて肩が凝ってきました



「なぁ兄ちゃん、肩凝ってないか?」
「なんだ火憐ちゃん、藪から棒に」
「いいからいいから、揉んでやるからあっち向いて」
「あ、ああ」
「こことか」ギュッギュッ
「うーん」
「ここは?」ギューッ
「うーん」
「あんまり凝ってねーな」
「まあな」
「つまんねー」
「は?」
「もっと凝れよ兄ちゃん!」
「何だよそれ」



俺は凝りやすいので力のある女の子に揉んで欲しいわー。忍とかキスショットとか幼女吸血鬼とかに。
夏は献血がないので忍にあげられないが、二日目も頑張ろう。
201名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 19:11:42 ID:/elVMq0z
>>199
恐ろしくどうでもいいことだが、Fate的にはフルン“デ”ィングな
202名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 19:52:31 ID:3i6JA0MD
便乗でもするか

「なぁ兄ちゃん、肩凝ってないか?」
「なんだ火憐ちゃん、藪から棒に」
「いいからいいから、揉んでやるからこっち向いて」
「え?ああ」
「こことか」ギュッギュッ
「あ、こら」
「ここは?」ギューッ
「う、あぁ」
「あんまり凝ってねーな」
「いい加減にしろっ!」
「あ、凝ってきた凝ってきた」
「うっ」
「どんどん凝ってきたぞ兄ちゃん!」
「…それじゃあ火憐ちゃんのお口でほぐしてもらおうか」カチャカチャズルリズッポン
「もがもが」
203名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 22:02:00 ID:kZwZR1FJ
>>201
サーセン
これで俺が禁書厨なのがばれちまった
恥ずかしひ
204名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 07:22:39 ID:JXdvrQrZ
半年ROMらなくていいから本スレの過去スレ全部読んでこい
205名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 08:37:37 ID:bA1AaZpl
匂宮雑技団って見世物小屋をベースに設定してるのかな
双子以外は出版コードに引っかかる造形とか
206 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/15(日) 22:49:13 ID:Orx2hxK5
コミケに行かれた方、お疲れ様でした
今回は結構忍の本が増えていてなんという俺得状態!
でもやっぱり神原本は少ないのな





「八九寺、問題だ」
「どうぞ」
「餅は餅でも食べられない餅はなんだ?」
「ズバリ、干からびた餅ですねっ!」
「常識的過ぎだろそれ! クイズでもなんでもねぇ!」
「じゃあ答えはなんですか?」
「それはお前に対する僕の気持ちさ」
「問題にもほどがありますっ」



最近創作意欲が沸いても時間がない。
この気持ちこそどうしてくれようか……
207名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 22:53:57 ID:jskAMhAH
そういうモヤモヤはちゃんと萌えるゴミ(スレ)に捨てなければいけないと私は思います
208名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 22:54:20 ID:+TUeBLRf
八九寺のコスプレした小学生くらいの女の子がマジで迷子になってた
係員のおねーさんに連れてかれてたけど、無事ママンかパパンには遭えたのだろうか
209名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 00:13:38 ID:PXAQ+AVs
それが見えたってことは、あんたもお姉さんも帰りたくない理由があったんだな
210名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 00:16:45 ID:W1wA4vPl
>>208
DQN親がわざとはぐれさせたんじゃないだろうな。
211名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 02:03:28 ID:4Efnb0Zp
コミケな方々お疲れさまでしたあ。
コスプレ八九寺みてみたいですw


なでここよみ

原作っぽい感じでレイアウトされたSSです。

http://u3.getuploader.com/eroparo/

にあるb18のzipかpdfです。
212名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 02:40:16 ID:tIpqhPUB
>>211
えええええええええーーーーーーー

蛇にナマゴロシにされるネズミの気分です
いっそ一思いに
213名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 07:12:14 ID:yNnKJ9jF
>>211
ワロタ。違和感のある描写に伏線があるのな

しかし千石、神原が彼女だと思ってたときは大人しいもんだったよなぁ
214人間失格:2010/08/16(月) 11:54:25 ID:5m8F9Jkw
戯言のエロパロはここであってますか?
215名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 11:57:04 ID:PhyI/bZn
合ってるよ
戯言だけどね
216名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 13:29:04 ID:GqgNQ1PY
>>214
死んでください豚野郎!!
217名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 22:55:00 ID:vmx/lKzc
>>211
ぉぅふwwwwwwww
生殺しwwwwwwwwww
218名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 23:03:12 ID:ByClPZgA
傑作だな
219名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 17:01:53 ID:1wIguI/h
この時期エロパロは間に合ってる感があるな
220名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 17:30:50 ID:Q954S2mC
つまり保守代わりに小ネタ待ちですね
221名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 18:34:32 ID:aczGt7rA
小ネタが続けばエロをよこせといい
作品投下が続けばエロは間に合ってるという
222名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 18:35:19 ID:ACJ3htYM
間に合ってるって言い方は書き手のやる気を削ぐことこの上ないだろw
エロパロより小ネタ待ちってのはさすがに無いわ
223名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 19:18:42 ID:Q954S2mC
正直すまんかった
しかし夏コミ直後だから少ないのも無理はないかなと思ってしまふ
224名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 19:36:17 ID:kVgCM6NV
そろそろ寝取られ分が欲しいな
225名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 20:00:35 ID:Xy4QUweB
「いらん」
「うむ、そうであろう。これまで数々の良作が投下されてきたが寝取られ系はまったくなかったからな。
そろそろ変化がほしいと誰もが思うところだってえ、いらんのかい!」
「うん。俺は寝取られ系は興味ないし。」
「趣向を変えるのはよろしいのですが、好みがわかれるものをリクエストし続けるのもどうかと思うのです。
もちろん職人さんが書いてくださるなら私たちも歓迎しますが」


七花ととがめと七実のつもり。
226名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 20:25:08 ID:NQPGkeVO
ワロタw
227名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 20:51:03 ID:Q954S2mC
面白かったwww
「ねえ神原」
「なんだ、戦場ヶ原先輩?」
「さくらんぼの茎を舌で結べるとキスが上手いらしいわね、できる?」
「当然だ、ん……ん……ほら」
「さすがね」
「戦場ヶ原先輩はどうなのだ?」
「一応できるわよ」
「なるほど、そのテクニックで阿良々木先輩をメロメロにしているのだな」
「…………」
「ど、どうしたのだ戦場ヶ原先輩?」
「いえね、あの童貞野郎にもやらせてみたのよ」
「童貞とさくらんぼをチェリーでかけているのだろうけどまったく上手くないからな戦場ヶ原先輩……それでどうだったのだ?」
「こともなげにあわじ結びをしてきたのよ阿良々木くんは」
「ご祝儀袋とかのアレ!?」



俺は直接エロを書くのもいいけど濃厚なキスシーンの描写とかも大好きです
キスシーンだけで原作のパンツシーンくらいかけます
229名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:18:56 ID:zVNsJ78k
そんなこと以前から知ってますが何か?w
俺はあなたのエロも小ネタも好きだ
230名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 08:32:55 ID:7vs5joap
ペラララぎさん、どんだけ器用な舌してるんだよw
231名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 10:51:56 ID:gyw7cZNJ
>>230
早く人間になりたい!?
232名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 11:13:06 ID:SP3pGn8X
ハーレム木さんぱねぇwwwwwwwwww
233妹バージョンも書いてみた ◆zO7AQfurSQ :2010/08/19(木) 11:52:45 ID:k9ooo2UU
>>231
それはベラじゃね?


「できねえなぁ……月火ちゃんはどうだ?」
「うーん、できないね……あ、お兄ちゃん、さくらんぼの茎を舌で結べる?」
「ああ、できるよ、貸してみな」ヒョイパク
「…………」
「…………」
「(ピリリリ)ん……メール……羽川か」モゴモゴ
「…………」
「…………」
「(ピッピッ)これで……返信……っと。ああ、僕ちょっと出かけてくるから。ほら、出来たぞ。じゃ」
「!?」
「!?」
「これって……」
「何だっけ、あわじ結び……?」
「に、兄ちゃんってひょっとしてものすごいテクニシャン?」
「メ、メールの片手間にやってたよね?」
「…………」
「…………」
「こ、今夜やり方教えてもらおっか」
「う、うん、実践形式でね」
「そ、そのほうが覚えやすいもんな」
「……知ってる火憐ちゃん、舌って人間の身体で一番敏感な部分なんだって」
「じゃ、じゃあ舌で触れながら教えてもらえればもっと早く覚えられるのかな」
「き、きっとね」
「…………」(ドキドキ)
「…………」(ドキドキ)


続きはWebで
234名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 12:35:41 ID:UvdTk9Yl
>貸してみな」ヒョイパク

月火ちゃんの口に指を突っ込んで取り出したと思った
235名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 14:06:42 ID:ATcJ8K6y
>>234
同じこと思ったw阿良々木くんなら普通にやりそうだな
236名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 15:07:42 ID:SP3pGn8X
シスコン木さんの変態度がさらに上がった!ピロリロリーン!
237名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:58:09 ID:vx5HCyuO
僕は妹たちが嫌いだし、そもそも仲が悪いんだよ(キリッ
238名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 19:12:59 ID:+qYbkilx
中学生の妹とナチュラルに同衾できるシスラギさんは妹神と言っても過言ではない
239名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:19:12 ID:9vVxPGFD
>>238
あの妹達嬉々としてするんだぜ・・・自分たちが他にしたいことを諦めてまで
小さい方なんかごく先日胸で手を揉んだり足を舐めさせたりだし
大きいほうは大きいほうで・・・もうエロパロのキャラだろこいつら
240名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 12:28:11 ID:nEFhV7KZ
>>238
でも妹がキス待ちの姿勢をとると
『気持ちわりー!』
だぜ。訳わからん。
241名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 13:30:33 ID:FE+79V+H
アララギさんだってファーストキスは恋人にしたかったんだよ
だからガハラさんとべろちゅーまでしたあとは見境無し
242名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 14:21:46 ID:v0Mf67r6
つまり、誰よりも早くウフフ木さんの唇を奪ったヤツが恋人ということだったのか
243名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 14:39:36 ID:Wz3SNSBk
そんなの子供のころにファイヤーシスターズにムリヤリ盗られてるにきまってる
244名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 16:24:56 ID:B7DDrQ57
今は仲が悪いけど昔は仲悪くなかったみたいだしな
今より仲が良いとかどんなんだよ…
245名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 19:16:31 ID:cSmnWpNN
>>240
せっかくペロロ木さんがキスしてきたらディープキスのサービスしようと
待ち構えてくれていた妹の好意を無碍にしたりするしな
246名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 19:20:26 ID:i8X70Y1C
>>243
偽でのやつが初ちゅーだと言ってたからそれはなくね?
247名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 21:38:26 ID:27Hilkwh
子供の頃に兄ちゃんとしたキスなんてノーカウントに決まってんじゃん
248名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 21:42:44 ID:Wz3SNSBk
>>243
あ、ホントだ
前言撤回
傷で阿良々木さんが吸血鬼になって目が醒めるまでの間に
キスショットにチュッチュされてた可能性も否めな――ふう。
249名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 21:44:52 ID:Wz3SNSBk
>>247そして火憐ちゃん乙
250名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 22:12:44 ID:i8X70Y1C
そんな同人誌あったなwww
戦場ヶ原との初体験の前夜にわくわくしてるマララ木さんにすまなそうに謝る忍
「実はお前様はもう初体験を済ませてるのじゃ」
251名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 22:31:42 ID:Lu+g9h5O
>>250
kwskそしていやらしく
252名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 23:28:53 ID:i8X70Y1C
俺も知人に見せてもらっただけなので・・・まあ忍本だからきっとこのスレの誰かが答えてくれるさ

わっふるさんどうぞ
253 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/21(土) 00:48:40 ID:Fw74d4FJ
呼ばれた気がする

たぶん前半撫子、後半忍だったあの本かな?
戦場ヶ原と遠出デートの前日、お泊まりだったらどうしようかとにやついてる暦。
そこに忍が現れて『脱童貞の期待に胸を膨らませているようだが、残念なお知らせです』と春休みの回想シーン↓
血をもらって、廃ビルでお礼に気絶中の暦にちゅーしようとしたら大きくなってるこよみタートルに気付く忍。小さくしてあげようとしたが、何度抜いても元気でとことんヤってしまった(回想シーン終了
ちょっとショックな暦を改めて忍が慰める、みたいなお話だったと思ふ



では今日の小ネタ

「あー、トレーニングし過ぎか肩が痛いな」
「へぇ」
「……何だよ兄ちゃん、その『肩凝るほど立派なモノつけてないだろ』とでも言いたげな目は」
「羽川ほどじゃないがお前もまあまあなものだと思うぞ、その歳にしては」
「よし、殴る」
「やめろ!」
「じゃあちょっと揉んでくれよ」
「…………」
「バカ! そこじゃねぇよ兄ちゃん!」

※この二人はただの仲の良い兄妹です
254名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 01:04:17 ID:3zOxK0YL
※揉んだのは肩です
255名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 01:54:30 ID:KMqWgCyG
※いいえ胸です
256名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 09:08:43 ID:PUM6jO/O
どっかの戯言使いもロリ高校生にセクハラってましたな
257名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 10:33:23 ID:HSBQkTAs
姫ちゃんなぜ死んだあああああああああああああああ
258名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 12:43:14 ID:xX/pTUdL
自分で首絞めたんだっけ
259名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 16:16:31 ID:Tuy43Mj3
>>258
それ巫女子ちゃんな。二人を間違えるな。
260名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 17:01:44 ID:MWPYbtZF
戯言の女の子は首で逝く割合が他界

気がする
261名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 21:03:56 ID:KMqWgCyG
園山赤音
江本智恵
葵井巫女子
西条玉藻
萩原子荻


他に居たっけ?
胴体まっぷたつにされたのとか心臓抉り出されたのとかいっぱいいるけど
たしかに首率は高いかもな
262名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 21:07:45 ID:QdI4Z6XP
ドアラ木さん大人気だな
263名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 22:25:18 ID:jMYcOBfY
兎吊木垓輔もひどかた
264名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 00:38:23 ID:gKcrvCDB
死んだのは雛……何とかさんだっけ?
265名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 00:40:48 ID:aBiB0jl5
神足雛吉さん、だったっけ。
思い出そうとすると、意外と覚えてるもんだな。
思い出そうとするまでは、サイトウなんとかさんだったっけ、とか
いいそうだったが。

そりゃラスボスじゃねえか!
266名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 01:22:21 ID:arbTx4QU
いーちゃん「サイトウ……? ………ああ、狐さんのことですね」
267名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 02:06:05 ID:RLZ9wYBb
「いーちゃんが孤さんの名前を覚えているわけがない」
「いーちゃんが孤さんの名前を覚えているわけがない」
「偽物だな」
「偽物だな」
あれ、僕ってそんな認識なのか? ……あんまり否定できない気がした。
268名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 18:57:40 ID:D2XEDl0u
これからひたぎエンドに至るまで毎巻一人ずつ死んで逝くというのか・・・
269名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 19:51:10 ID:aBiB0jl5
西尾「あー、まあ、その、そろそろ萌えキャラ殺しも飽きたかな、と」
西尾「戯言ですけどね」
270名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 23:33:24 ID:rqD94ScY
ありそうで怖いから止めてくれw
どうせ殺すなら性的な意味で
271名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 01:31:30 ID:yPBXkxdB
今ネコソギ読み返し終わって
友の「だったら一緒に、死んでくれる?」と
いーちゃんの「一緒に生きようと言ってくれれば――ぼくは、一も二もなく、飛びついただろうのに」
これ見て泣いちまった
272名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 12:43:32 ID:i3wi2ONb
あのときは、いーちゃんも言わなかった(言えなかった?)んだよ

狐さんをへこませたあと、
チームの連中は哀川さんやら抱き枕ちゃんにくいとめてもらって、
死にたがりのお姫様のもとに、とうとうたどり着いた戯言使いが最初にかけた言葉は

「友、僕と一緒に生きよう」

なんだよ、きっと。
273名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 17:19:44 ID:DCXcPiN1
そんだけ大恋愛しといてあっさり兎吊木あたりに寝取られたら最高だな。
274名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:18:47 ID:FVFblkBP
最低だよw
275名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:44:32 ID:0PB4lOCo
戯言読んでないが
傷物語の「共に生きてくれ」なバッドエンドと通じるものがあるのかな
276名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:54:16 ID:pXOgyZZ+
戯言は・・・と思わず解説しそうになったが、まあ、読んでないならまず読むべし。
なぁに、萌えキャラが少なくて(?)ツライのは一巻だけだw
277名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 21:12:10 ID:hpxo7pk5
園山赤音がいるじゃないか
殺人鬼だけど
278名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 22:34:17 ID:i3wi2ONb
>>275
いや、含みなく、言葉のままに「トモに生きよう」

>>276
失礼な、ビビりぃな料理人の彼女がいるじゃないか!
腕をぺろりとしたり、結局居ついてるのはまさに春日井春日の原型!

名前は覚えてないけど!
279名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 22:37:46 ID:5JRNOSBv
おいおい、佐野さんディスってんじゃねーぞ
280名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 22:51:37 ID:7JZSeoNo
>>279
佐代さんじゃなかったっけ?
281名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:00:31 ID:i3wi2ONb
気になって思い起こしたら、確か佐天さんだった
282名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:01:43 ID:pXOgyZZ+
佐井天さんじゃなかったっけ?
283名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:02:28 ID:aq9/b4HZ
話はわからんが、名前間違えられ過ぎw
284名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:02:36 ID:DCXcPiN1
料理得意な人なら佐天さんでいいだろ?
285名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 00:07:53 ID:alzFlGV9
弥生さんだろ?
佐天さんはアレだ、レールガンの人
286名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 00:14:25 ID:dOnTcKVM
俺はまた佐井東天さんかと。
287 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/24(火) 20:22:16 ID:as44UuC4
いーちゃん×料理人のひととかちょっといいかもな。
今まで戯言シリーズはほとんど二次創作書いたことないけど、いざ挑戦すると難しい。てかいーちゃん目線が難しい。
これが《なるようにならない最悪》か……




お茶をにごす今日の小ネタの神原クイズ

「なあ阿良々木先輩」
「どうした神原」
「これは?」
「ん?」
「指だ」
「えーと……いっぽん?」
「ではこれは?」
「日の丸」
「違う」
「じゃあ……ニッポンか」
「ではこれは?」
「どこから持ってきたんだそのスッポンは」
「では……」
「オチが読めたから脱ぐのをやめようか神原」


最近は裸で過ごしたいくらい暑いぜ
みんなも体調管理はしっかりな
288名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:03:26 ID:vbXoYbxK
小ネタ
某広告代理インターンシップの課題に出したもの
作中じゃ名前は出してないけれども完全にがはら×ひたぎのつもりで書いたもの
もしよろしければ感想をください
289名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:07:22 ID:vbXoYbxK
「あら珍しい、あなたが自慰以外の目的でパソコンを使用しているなんて」
「出会い頭になんて挨拶だよ! 女が公共の場所で自慰とか言うな!」
「『女が』なんて随分と時代錯誤的な言い方をするのね。今は男女平等なのよ?」
「それはお前に猥褻な単語の発言を許容している訳ではない!」
「ところで、何をしているのかしら?」
「ええと、なんかインターンの試験みたいなやつ。『一〇〇kb以内で大笑いさせなさい。』『二〇〇kb以内で泣かせなさい。』っていうテーマなんだけど」
「また珍妙な条件を出してくる会社ね。『笑いたいのなら勝手に笑え』、『泣きたいのなら勝手に泣け』とでも書いてクレームとして本社に送りつけてやるほうが建設的なんじゃないかしら?」
「僕の将来は崩壊するよ!」
「その場合、高々インターン一社蹴られただけで崩壊するようなあなたの人生が悪いのよ」
「ぐうの音も出ないな」
「というか世の中には笑いたくても笑えない人も多いというのに、『大笑いさせなさい』なんてどれだけ尊大なのよ」
「笑いたくても笑えない……か。そう言われてみれば、そんな気分もしてくるなあ……」
「ガキ使の時の松ちゃんがどれだけ苦しい気持ちか」
「一瞬でも感心した僕が馬鹿だったよ!」
「いやでも――もしかするとこの会社の社員は日々の激務に忙殺されて、最早自分では笑うことも泣くことも出来ないほどに人間としての精神が破壊し尽くされているのかも」
「無駄に重い話にすんじゃねえよ!」
「そんなブラック企業、わたしは御免だわ」
「その冗談が笑えないから!」
「あら、他にも課題があるじゃない――『「足は生えたけれどカエルにはなりきっていないオタマジャクシ」の新しいネーミングを考えてください。』――朝の占いのラッキーアイテムか運勢アップの行動みたいにピンポイントで捻くれた条件ね」
「……まあ言いたいことはわかるよ」
「『昼食を一口ごとに必ず三十回噛む』とかどれだけの時間を浪費させるつもりよ。それだけで十分な損失だわ。もっと言えば、二十分の損失ね」
「なんだか歯医者さんのポスターの標語みたいな条件だな」
「そんなこと続けて顎が逞しくなってしまったらどう責任とってくれるというの?」
「いや一日でやめろよ! 日替わりの占いなんだから!」
「この設題は選ばなかったの?」
「ちょっと考えてはみたんだけどさ。まず十個思い浮かべるのも大変で。あと一番自信あるやつに百字の解説を付けろってんだけど、逆に言えばそれ以外は聞いただけで由来がわかるようなネーミングにしなきゃダメってことだろう? そういう、ネーミングの由来を
一つ以外は説明できないってのもキモだよなあ」
290名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:09:21 ID:vbXoYbxK
「やつらの考えそうなことね」
「知り合いかよ! 紹介してくれ!」
「品の無さが露呈しているわ。そして嘘に決まっているじゃない。浅はかね」
「…………」
「そうね――たとえば『股の間に不躾なモノをぶら下げている不格好なモラトリアム期間中の生物』なんてどうかしら」
「随分なネーミングだな」
「他人事みたいに言うのね」
「僕のことかよ! ってか不躾ってどういう意味だ!」
「自分のムスコにはちゃんと躾をするものよ」
「僕の尊厳をそれ以上辱めるんじゃない!」
「何一つ間違ったことは言っていないはずよ」
「真実が正しいとは限らないぞ!」
「『変態・第二段階』というのも面白いわね」
「それも僕か?!」
「オタマジャクシの話、よ」
「くっ」
「まああなたのオマタのオタマにもオタマジャクシは」
「お前は変態の最終形態だよ!」
「ちなみにあなたはどんなネーミングを考えたのかしら?」
「あー。うん、二、三個は確かに思い浮かんだんだけど――たとえば、『バブル』とか」
「『バブル』――それは、『泡』、のバブルでいいのかしら」
「ああ」
「その心は?」
「ほら、カエルって、『かわず』とも言うだろ? それを『買わず』と見てみると」
「成程。『買わず』という現在の日本の経済状況の手前はとにかく買って買って買って買いまくったバブル時代、というわけね。現代社会を的確かつユーモラスに風刺した鋭い指摘――小3に値するわ」
「褒め殺しすんな……って最後なんつった?!」
「小学校三年生レベルの知識に基き無理矢理社会を皮肉って評価されようという魂胆が見え見えのゆとり世代大学生に相応しい浅薄且つ斜視なゲロ発想だと言ったのよ」
「含みが有り過ぎる!」
「含蓄が有ると言って頂きたいわね」
「都合の良い方に解釈するな! てか同い年のお前もゆとりじゃん!」
「発言の撤回と謝罪を要求するわ。わたしは断じてゆとりではないもの」
291名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:10:40 ID:vbXoYbxK
「教育制度がそうだった以上、世代としての呼称は免れられねえよ」
「わたしはそんなヌルい教育なんか受けていないわ。こっちから切ってやったわよ」
「只の不登校じゃねえか!」
「由緒ある不登校よ」
「一族郎党の恥まで晒す必要は無い!」
「煩いわね。末代まで祟るわよ」
「心にゆとりがない!」
「とは言ってもあなた子供なんて持てないでしょから末代はあなたでしょうけど」
「非道っ!」
「ところで、いつまで脱線しているつもり? コレ、締め切りが明日の正午となっているようだけれど、もう二十四時間を切ったのよ? これだからゆとりは」
「――ものすごく言い返したやりたいんだが、まあ、そうだな」
「他のネーミングは?」
「ええと、『チャット』っていうのもあるな」
「また懐かしいフレーズね。その心は?」
「カエルは英語で『フロッグ』だろ。それを『ブログ』として、今のネットの流行から遡ってみれば『チャット』あたりになるのかな、と」
「ふむ――」
「…………」
「――――」
「罵倒が無いのもそれはそれで厳しいな」
「御免なさい。本当に感想が思いつかないわ」
「厳し過ぎる!」
「さっきのにも言えることだけれど、確かに成程とは思う。でも感心するには至らない、というのが心からの気持ちね。それに、二つとも説明がないと少々理解への到達が困難じゃないかしら?」
「それなんだよなあ」
「ちゃんと相手のレベルを考えてあげなさい」
「まずもって僕の百倍ぐらいは上だと思うんだけど。知識的にも経験的にも」
「ところで、ゼロは何を掛けてもゼロだと知っていたかしら?」
「少なくともその知識はある!」
「あら」
「――お前と話してると自分の我慢強さに気付かされるよ」
「当然じゃない。出来の悪いあなたに躾けられたあなたのムスコとは違って、あなたはわたしが躾けたんだから」
「僕はお前の息子じゃないぞ!」
292名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:11:44 ID:vbXoYbxK
「恋人よ、当然じゃない。待ち合わせのカフェで時間になってもパソコンを開きっぱなしというのは、ちょっとどうかと思ったけれど」
「…………」
「どうしたの、顔を抑えて。まさか体中のホクロが唇に寄ってきたとでも」
「そんな訳あるか!」
「じゃあ、なにかしら?」
「――堂々と言われて照れただけだよ。口元が二ヤついてるから見せたくない。それだけだ」
「ふうん。ところでさっきの課題なんだけど」
「流すな! いや引っ張られても困るけど!」
「我儘言う子は躾ますよ?」
「また逆戻りか!」
「股の話に戻りたいの?」
「股から離れろ!」
「またまた御冗談を」
「つまんねえよ!」
「くだらないこと言ってないで早く課題終えなさいよ。デエトに差し支えるでしょう。その――『一〇〇kb48を笑い者にしなさい』だったかしら?」
「危険な間違え方すんじゃねえ!」
「まあ今のままでも十分笑えるけど。アイドル・ファン含め」
「お前は誰に何故喧嘩売ってんだ?!」
「ああでも『大笑い』というよりは――『カッコワライ』という感じかしら(笑)」
「本当に嫌いなんだな!」
「まあいいじゃない。それで、案はあるのかしら、あなた(笑)」
「企業に向けてアピールしなけりゃいけない時に、僕が人として失笑レベルの存在だと思われるような表現は止めてくれ。強く否定できるほどのモンでも無いけれど」
「あらごめんなさい、あなた(股)」
「『カッコマタ』ってなんだよ! 僕はそれをどう受け取り次の行動にどう繋げていけばいいんだ?!」
「下ネタはやめなさいよ、みっともない」
「どのへんが?! てか現在の下ネタ指数は圧倒的にお前の方が上だよ独占市場だよ」
「それで、こちらには妙案があるのかしら」
「うーん、このキロバイトっていう単位がミソだよな。動画でも音声でも文章でも形式は問わない、っていう」
「書類を直接送りつければ、それ即ちゼロバイトじゃないのかしら」
「いや、メールでファイルを添付しろってなってるし、どのみち明日には間に合わないだろ」
293名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:12:43 ID:vbXoYbxK
「じゃあハイパーリンクだけ添付して、クリックした先に」
「ああ、規定以上のWEBサイトを仕込むのか」
「熟女専用SNSのリンクを」
「ジャンク送ってどーすんだよ! 笑えねえし泣けねえよ!」
「ヌケるけど」
「マジ勘弁して!」
「文句言ってばかりね。あなたも何か提案なさいよ」
「ものすげえ理不尽だな……」
「それで真面目に、どうするの?」
「こんなこと言うのは今更なんだけど、時間が無いんだよな」
「本当に今更ね」
「ああ。自分でも呆れるくらい今更だ。それに僕は、動画編集ができるようなスキルも機材もないし、良い画・良い絵が撮れるような描けるような才能もないし」
「なら楽すればいいじゃない」
「え?」
「あくまでも『以内』なんでしょう? だったら一番小さな容量で笑わせ泣かすようなアイディアを出してみなさいよ。今からだったらどのみちギャンブルなんだから、やったもの勝ちね」
「でもさ」
「創めなきゃ始まらないわ」
「そう、だな。ありがとう。なんか迷いがちょっと薄れた」
「それじゃ、今日のデエトとしましょうか。何か素敵な体験があるかもしれないわ」
「ああ……ところでお前」
「何かしら?」
「お前は、就職活動とかどうしてんの?」
「そうね――わたしの性格からいって、会社で働くというのは向いていないんじゃないかという自己分析はしているのだけれど、それも今一つ現実的ではないし」
「お前も、迷ってんだな」
「ええ、わたしも迷っているわ。でも最後には」
「最後には?」
「あなたのところに就職できればそれが最良かしら?」
「……なあ」
「なあに、あなた」
「『大笑い』じゃなくて『ニヤニヤ笑い』じゃダメなのかな」
「却下ね」
294名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:13:51 ID:vbXoYbxK
「早っ!」
「人事の半分を笑い過ぎによる脱水症状で殺害しもう半分を泣き過ぎによる脱水症状で殺害するくらいのコンテンツを作る、くらいの意気込みよ。時間は無いけど」
「脱水症状好きだな」
「脱衣現象の方が良かったかしら?」
「どんな現象だよ!」
「あなたが今ここで『好き』って言ってくれるなら、脱衣現象に罹ってしまうかもしれないわね」
「諸刃過ぎないか?」
「まあ手を繋いだだけで彼女の手を汗でべとべとにして脱水症状に陥ってしまうようなあなたには、到底無理な」
「好きだ」
「―――――」
「なんだかんだいって、ちゃんと伝えてなかった気がする。うん。お前からちゃんと言ってもらった記憶も無いけどな。まあお前は、そんな性格だし」
「随分な不意打ちで、随分な言い草ね」
「『愛してる』の方がよかったか?」
「十年、早いわよ」
「僕もそう思ってた。それで、脱衣」
「しないわよこの変態途上国」


「ちょっと考えたんだけど、小説なんてどうだろ?」
「少なくとも向こうが対象としているものとは違うでしょうね。それが、サイトにある『その手があったか!』と受け取られるか、只の『空気読めてない君』になるかは、まあ、運次第なんでしょうけど」
「逆に容量余りまくりだな」
「やってみなきゃ結果はわからないわ。もっと広い視野で考えなさい」
「偶にはまともなこと言うんだな」
「ダメだったとしても、『エントリーひとり分経費上積みしてやったぜげへへ』くらいに考えておけば」
「視野は広いが心狭っ!」
295名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:17:38 ID:vbXoYbxK
一応終わりです。あ、エロなしですすいません。
ついでに、この歳だとガハラさんの口調とか態度も軟化してる
はずなんですけどまあご愛嬌ということで
タイトルは「100kbで大笑いさせなさい」です。
続きとしての「200kbで泣かせなさい」もあるのですが、そっちはあげませんでした。
では長々と失礼しました
296名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:18:19 ID:78nJsoVg
本当に長々だったね
お疲れさん
297名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:24:06 ID:PsB48hsn
>>288
>がはら×ひたぎ

暦さんは戦場ヶ原家に婿入りしたようです
298名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:24:07 ID:/v8whDCF

ガハラさん楽しそうだなw
299名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 01:26:12 ID:PsB48hsn
あ、忘れてた
300名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 02:00:20 ID:4F+QXCpH
イキイキしてるガハラさん可愛いなw
GJ!
301名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 06:33:45 ID:lWeLSLcS
200kbの凶悪な新型ウィルスを羽川さんに製作してもらって、添付ファイルで送りつければ
会社の皆さんが大泣きしてくれるんじゃないかしら
302名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 16:16:08 ID:4pWJvbF7
「そんな! 羽川さまのお手を汚すことなんてできない!!」
「……」
「……いえ、なんでもないわ」
「………そうか」
303名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 19:53:59 ID:fVEV6mE1
>>287
やべ、オチがしばらくわからなかったwww

>>294
結局どんなのを提出したんだろうか
304名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 02:47:50 ID:6iXwFbvL
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/23/52/040010235206.html
エロゲライターの人もどことなく西尾っぽい文体なのがなんか面白い。
305 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:45:03 ID:6iXwFbvL
>>82-93の続きです。 ほぼエロシーンのみ
306 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:45:47 ID:6iXwFbvL
萎えていないアレを口元へ近づけると心得ているのか左側から忍が
遅れて右側から八九寺も唇を触れさせた。
イッたばかりで敏感な部分への愛撫で、股間から背筋までぞくりとした快感に襲われる。

「ぺちょ、んぶぅっ、ちゅぶぶぅっ……れろれろっ」
僕の勝手な想像かもしれないが、忍が濡れた舌で白く汚れた幹を舐め取る姿は
指を舐めていた時よりもどこか愛情を感じさせてくれていとおしい。
「んちゅうっ、じゅぷぅっ……んっ、ぺろっ……んうぅっ、はぁはぁ……」
慣れているはずもない八九寺は息づきをしながら懸命に
それでいて優しく僕のを愛してくれている。
美少女と言って差支えがないだろう二人が自分のモノに舌を這わせサンドイッチしている光景は
あまりに扇情的で刺激的で快楽を何倍にも膨れ上げていくようだ。
二人の頭を両の手で撫でていると忍は行為を続けながらも
「ちゅ、ぶっ……んじゅるっ、ひもち、よしゃそう、れろっれろっ、ひゃのう……」
微笑みを含んだ瞳で見上げ、先端を唇と舌で重点的にねぶって
ねっとりと纏わりつくような奉仕を繰り返す。
「んんっ……ずじゅっ、はぁっ……あみゃり、んぅっんぅんぅっ、みにゃいで、じゅじゅじゅっ!くだひゃい…………」
一方八九寺は僕の視線が恥ずかしいのか、目を合わせないようにして
付け根のほうからキスするよう吸い付いて綺麗にしてくれた。
「うぁ、はぁっ…………」
泣きたくなるほどの愉悦が腰の奥底から吹き上がってくる。
だというのに忍は小さな口を大きく開くとふっくらしたほっぺを窄ませて
亀頭を咥え吸い付いてきた。
「ちゅぅず……ちゅぅぅぅぅっっ、ぷはっ、みゃだのこっておゆぞ……ちちゅぅぅぅぅ……!」
尿道が吸引され出し切れてなかった液が口内に飲み込まれ
腰砕けになりそうな快感で先端が熱されたバターみたく溶けてしまいそう。

「ぅぐっ、つよすぎ……る!」
咥えるだけで精一杯のサイズでしかない小さな口内は
亀頭だけでも大半を埋め尽くしてしまい
それ故に強烈な密着感を生み出し先端からエラにかけて強烈に締め上げられる。
だが忍の責めはそれだけではなかった。それだけで終わるはずがなかった。
「じゅちゅっ!ひゃるじしゃま……ひってもよいからの……んぉ、んっんっんっ!」
小さすぎる舌が尿道の入り口を開いてにょろんと押し込まれる衝撃で腰が痙攣する。
「ぐあ…………!」
排泄するために使う穴が舌に侵攻されるのはもはや暴力。
忍の頭を引き離す力すら入らないままつぷりと埋まった舌が
それこそ射精のごとき快感をともない引き抜かれ、勢いのまま忍の咥内へと汚濁を解き放ってしまう。

「んんちゅぅぅぅぅっっ〜〜〜!んぐ、んっぐ……んあぁっ、じゅじゅじゅっっ!」
射精しながらも、ちゅうっと音がでるほど強く吸われると精道を通る精液が
凄い勢いで忍の咥内へ送り出され快楽を倍加させていく。
「し、しのぶぅ…………」
我ながら情けない声だと自覚はあるのだけれど、プライドや自尊心なんてものは
快楽というミキサーでぐちゃぐちゃのどろどろに溶かされただ忍の喉へと吐き出していく。
「ンっ……んじゅじゅじゅ……!んぉっ、ずずっ、ずずっ」
先端に吸い付いたまま、幼い瞳を挑発的に輝かせて悶える僕を見つめている。
びくりびくりと脈動する動きが少しずつ収まっていき
忍は吸い付いた勢いのまま、ちゅぽんと音を立てて唇からモノを抜き放った。
「んぁ……こく、ひっぱいで……にょみにくいのう……ずちゅ、んんっ」
喉が嚥下するたびに動き、白濁した液を僕に見せ付けるよう飲み干していく。
なんとなく優しい目でそれを見ていると、じとっーとした視線を感じた。
307 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:46:22 ID:6iXwFbvL
「ずるいですっ………………」
途中から忍の技に、僕と一緒に飲まれおいていかれた八九寺だ。
「私だって頑張ってるんですよ?」
あーなんていうか忍のスキルが凄すぎた。
性技Lv3って感じで。
「あるじ様を独り占めしてしまってすまんのう。ならばこういうのはどうじゃ……」
忍が八九寺に耳打ちすると八九寺の顔が真っ赤にというか茹蛸みたく変わっていった。
何を言っているかはわからないが、凄く恥ずかしい事だってのは推測がつく。
八九寺はこほんと一度せきをする振りをして告げた。
「その、服を脱ぐのであちらを向いてください。阿良々木さんもですよっ」
言われてみれば全裸なのは忍だけで
八九寺はブラウスの前を開いて、僕は短パンとトランクスを半端に下ろしてる格好だった。
言うとおり反対を向いていそいそと脱ぐと衣擦れが耳に届く。
「も、もういいです……」
力ない声に振り向くと、僕はそれこそ目が飛び出るような勢いで度肝を抜かれる。

ベッドに座り俗に言うM字開脚の体勢で八九寺はあそこを両手の指でくぱぁと開いていた。
「お……あ……」
馬鹿みたいに感嘆の声を上げるしかない僕。
それぐらい八九寺のあそこは綺麗だった。
毛の一本も生えていないそこは僕を魅了するかのよう
濡れて光を照り返し、わずかに震える様が美しい。
表情がまた羞恥に満ち満ちていて八九寺は
「あららぎさん……っわ、わたしを召し上がってくださいっ!」
声が幾分か裏返りながらも誘惑の言葉を解き放つ。

―――それは卑怯だ。
そう言われて奮い立たない男がいるはずもない。
忍に入れ知恵されたのは間違いないだろうが、そんな事は関係なく、そんな事は考慮に値せず
僕の心を震わせるだけの言霊がたっぷりと込められており―――

「いただきます!」
宣言と同時に瞬速で太腿を掴み、顔を近づけ汗と混じった女の子の匂いを吸い込んだ。
「っぁ、息がかかって……」
荒げた呼吸は止まれるはずもなく広げられたすじの中心へと舌を這わせる。
「ひゃぅっ……!んっっあっっっ!」
びくんと身体を大きく揺らせて感じる八九寺。
もっと舐めてほしいと蜜がどんどん分泌されていくのを舐め取っていく。
「あっ!ふっ、あっあっ…………!きもちいいですっ……!」
舌を動かしたまま見上げると、八九寺は目を瞑り頬を火照らせて甲高い声をあげている。
けれどまだだ。
もっと感じさせたくて八九寺を食べるように一気に吸い込んだ。

「んあっあっああっっっっ……!!!」
小さいあそこを口に含んだままじゅるじゅると音を立てて
舐めしゃぶり吸い付いていくと八九寺の手が僕の頭を
わずかな力で押してきて涙を流しイヤイヤと首をふっている。
「我慢しないでいいから」
つーっと舌で舐め上げると固く尖った所に触れた。
「そ、そこは、ぁ……やぁっ……!あっ……!!んぅ〜〜〜!」
潤っと舌に濃い愛液が溢れ出して、悲鳴のような嬌声を八九寺は自身の手で塞ぐ。
けれどすべすべとした太ももを撫でながら、固い豆をじゅちゅっ!と音が出るほど吸い付いてやると
「ひうぅぅうぅぅっっ!!!」
あっさりと激感に降参を、いや絶頂の声をあげた。
脚を攣ってしまわないか心配なぐらい伸ばし、僕の顔をぎゅぅっと太ももで強く挟んで
びくびくびくびくなんて言葉じゃ到底足りないほど全身を痙攣させてる。
「うぁ、はぁはぁはぁ…………」
大きな瞳を涙でぼやかし快楽の余韻に浸っている八九寺は酷く色っぽい。
なんとなくヘアバンドを外しリボンを解くとツーテイルがはらりと広がって、いつぞやお風呂で見た光景がリフレインする。
308 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:46:58 ID:6iXwFbvL
可愛い女の子から綺麗な女の子へ。
少女向け化粧品のCMみたいな安いフレーズだけどそれはきっと正しい。
ロリっぽいちょっとだけ変な髪形も八九寺の魅力的な所なのだが
下ろした長く艶のある黒髪がベッドに広がっている様はもはや扇情的と言い切ってもいいだろう。
八九寺が可愛い女の子から綺麗な女の子へと変身を遂げるのを知っているのは僕と忍だけ。
いや綺麗だと思うのは僕だけなんだ。

仰向けに横たわる八九寺に覆い被さり告げる。
「最後までやっちゃうからな八九寺」
ほっぺを撫でると茫洋としながらも微笑んでくれた。
「はいっ………………私の初めてもらってください阿良々木さんっ」
今度は僕のほうが真っ赤になってしまいそうな
いや、実際なっているんじゃないかってぐらい頭から熱を感じる。
「ふむぅ……焼けるのう。それとも焼けているのはあるじ様か?」
忍の焼きもちだかつっこみだか、よくわからない発言は置いといて
八九寺のトロトロになっているあそこへゆっくりと僕のを挿入していく。

「あっ、はぁっ……!んぅっ…………!」
先端が八九寺の中に沈むとそれだけでイッてしまいそうなほど強く締め付けられた。
当たり前だけど小学生の身体には僕のモノが大きすぎる。
けれど淫気とやらの影響なのか、小さすぎる膣口はモノの大きさに
合わせるよう纏わりついて飲み込んでくれていた。
八九寺も苦痛の色は薄く幸せそうに、気持ちよさそうに、微笑んでいる。
「八九寺、大丈夫か?」
潤んだ瞳で頷く八九寺を見てるともう我慢ができない。できるはずがない。

労わりたい気持ちと凶暴な欲求がせめぎ合って、少しずつ腰を推し進めてしまう。
柔らかすぎるゴムに握られるような圧迫感がたまらない。
「んっ、ああっっ!…………あららぎさんっ!あららぎさんっ……!」
快楽に打ち震えながらも、手を伸ばし僕を求める八九寺を抱き締めると暖かい体温と一緒に愛情が伝わって
密着した事でモノの半ばまでもが、耐え難いほどの熱い感覚に包まれて蕩けてしまいそう。
「八九寺、気持ちいいよ……!」
「はぁっ……ふぅ、んっ!わたしも、気持ちいいです!」
好きと愛しさが止まらない。
こつんと奥まで届くと、びくりと八九寺が体を震わせる。
「好きだぜ。八九寺」
「……私も大好きです。阿良々木さん」
八九寺はほんの少しだけ悪戯っぽく笑いながら耳元で囁いた。
「大丈夫ですから、激しくしてくれてもいいんですよ…………」
あー、それはまずい。
加熱されている頭が沸騰して、かろうじて保っていた理性が瓦解して
男の持つ本能が気炎をあげて、ありていに言えば僕の何もかもが滾ってしまっていて
僕は八九寺を抱きしめたまま遠慮のないピストンを開始する。

「うんゅぅっっ!はっ、あっ!あっ!阿良々木さんのっおちんちん熱いですっ!」
奥に打ち付けるたびに甘く喘ぐ八九寺にひたすら興奮が止まらない。
きゅぅっと中が締まり、くちゅくちゅと水音を響かせて纏わりつく八九寺の中はあまりに気持ちがよく
八九寺もちっちゃいあそこを僕のモノで擦られて表情は蕩けてしまっている。
「むぅ、こやつなかなかに手ごわいのう」
忍の驚きを含む呟きは耳に届くが脳にはほとんど届いていない。
それぐらい八九寺とのセックスに夢中なんだ。
あいにくと経験もないしテクなんてエロ本の情報ぐらいしか持ち合わせていないのに
僕の動きでお腹を震わせ身をよじり羞恥と快楽に喘ぐ八九寺が愛しくて愛しくてしょうがない。
そりゃそうだ。八九寺はこんなにも可愛いくて綺麗で僕の事が大好きなんだから!
「っ……はぁはぁ、こわいです……!阿良々木さん…………!
 お腹の中が……んぁっ……どうかなってしまいそうで………………!」
言葉の通り八九寺の膣内がくにくにと動き複雑に絡みついてくる。
「イキそうなんだよ八九寺!僕もイッちゃいそうだ!」
「あっあっ、んくっ!私イっちゃうんですかっ!?」
「ああ!一緒にイこう!」
309 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:47:37 ID:6iXwFbvL
腰の動きをどんどん速めて八九寺といっしょに上りつめていく。
中出しとか外出しとか考える余裕もなく本能のままに
根元を膣口に密着させ子宮の奥まで届けと言わんばかりに
たっぷりの熱い精液を八九寺の奥の奥まで叩き付けた。
「ふあぁぁあぁぁぁっっっ!!!」
喘ぐ八九寺を抱き締めながら射精を続けるとぎゅぅっと抱き締め返してくる。
八九寺の中が蠢いて、根元からぐいぐいと絞ってくる。
止まらない。
何度も射精しているというのに今までの量に負ける劣らず吐き出していく。
きっと吸血鬼の再生スキルは射精にすら適応されるのだろう。
失ったそばからどんどん再生を繰り返し、けれど出した液体はなくならず
八九寺の子宮の中までいっぱいにしたいと射精が続いてしまう。
ようやく身を離した時には八九寺のあそこから白濁した液がたっぷりと溢れ出してしまっていた。
快楽と涙で顔をぐちゃぐちゃにして涎まで垂らしてる八九寺がかわいくてちゅっとキスをする。
「んっ……あんまり、はぁっ、はぁっ、見ないでください……恥ずかしいです」
横向いて俯くのがまた可愛いな。

「よかったのう。あるじ様に愛してもらえて。ちゅうっ」
何故だか忍までも八九寺にキスをした。
キス好きなのかな。
イったばかりで抵抗できない八九寺は好きにされている。
なんだかディープなキスでくちゅくちゅ水音がするぐらいなのだが
それよりも気になるのが忍のあそこだ。
四つん這いのような体勢で八九寺にキスしているものだから
フリフリとお尻が揺れ動き、それがまた身体の小ささと相まって僕の位置からよく見える。

僕のを手で胸で口で責め立て、たった今まで八九寺との情事を見せ付けられたせいだろう。
忍のあそこは幼いすじでしかなかったのが生々しくも開いて濡れて腿まで蜜が垂れていた。
ムラムラ
そんな響きが頭に浮かぶ。
頭というか股間で響いているのがわかる。
その欲求に逆らず迷わず、キスに夢中になっている忍へと挿入した!
「んにゃぁっっ!!!」
猫みたいに鳴いて身を反り上げる忍。
「とちゅ、ぜん、じゃぞ……」
なんだか呂律が回っていない。
「いや、次は忍の番だろ?」
八九寺よりさらに小さい身体なのに、プリンにスプーンを沈めるかのようスムーズに挿入できた。
忍は突然の侵入でも気持ちがいいのか八九寺の胸に顔を沈めて刺激に耐えている。

うーむ。
さっきまで忍に翻弄されていたので
ちょっとばかり嗜虐的な気分になるのは仕方のない事だろう。
入れたまま身体は動かさずお尻を撫で回す。
「……ふっ、ぅんっ!」
両手に収まるぐらいの小さなお尻は肉付きというほどの膨らみはないのにこれがまた柔らかく
ふにふにと揉み解すと吸い付くような触感が心地良い。
例えるなら表面は林檎、果肉をマシュマロにでもしたような張りと柔らかさだ。
「はぁ……んあっ、いいのじゃぁ……」
指でくすぐるように撫でてやるとぞくぞくと身体を震わせて息を吐く。
撫でる手は止めないままゆっくりと腰を動かすといきなりぎゅっと中が締め付けられた。
「んああぁぁっ!!」
ピンと背を反らせて甲高く鳴く。
「え、イったのか?」
忍は俯いているが凄く赤くなった耳がなによりも雄弁に語っているようだ。
挿入された事でスイッチが入ったとでも言うのか、こいつ実は感じやすいってもんじゃない。
310 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:49:05 ID:6iXwFbvL
面白い。もっとやってやろ。
幼い忍の膣内は包まれるというには小さく奥まで入らない。
襞が未成熟なので絡み付くというよりは締め付けられるだけ。
けれど何度も引き抜いて差し込んでやるたび簡単にイっちゃうせいで
ドロドロでグチャグチャになりながら波打つような気持ちよさで
何度か射精してなかったら入れただけで僕もイキそうなぐらいだ。
「んっはぁっっ!ひぐっ!は、はげしぃ…………やぁっっ!んぅっっっっ!!!」
腰の速度が気持ちよくて早くなる。
ちっちゃすぎる膣内は僕のモノ全体が収まらないがそれがまた奥に当たりやすくて快感。
忍は力が入らないのか後背位の体勢のまま八九寺の肩辺りで揺さぶられている。
「あっ、はぁぅぅっ!んっっ!」
挿入したまま腰を支点にぐりぐりと膣内を掻きまわしてやりながら
背中をつーっと撫でると背を反らしてまたもイった。
吸血鬼は非常に性的要素が高いというのはわかってはいったが何というか凄い。
ほとんど全身性感帯みたいだ。
膣の形が僕の形になれと撃ち付け全身を触ってあげた。

「にゃあぁぅぅぅぅっっ!!!」
背中を撫でてやると絶頂で猫のように背筋を伸ばす忍。
「はぁ、ふぅあぁっっ……」
髪を梳かしながら子宮口を叩くとだらしなく息を吐く忍。
「ひうぅうぅぅあぁぁっ……!」
乳首を痛いほど摘んで引っ張ているのに悦楽の悲鳴をあげる忍。

どこに触れたって気持ちよくなってくれてお返しに僕を気持ちよくしてくれる。
「……あるしぃさまぁ…………やりしゅきひゃぁ……………………」
感じすぎて舌足らずな忍が酷く愛らしい。
「忍さんとても可愛いらしいですっ」
絶頂の衝撃から立ち直ってきた八九寺も参加してきて
だらーんと動けない忍の頬に手を当ててキス。
「ちゅっ、んっ……ちゅっ、ちゅっ、ぴちゃっ…………」
唇を触れ合わせるだけのキスだというのに
忍はそれですら快感に変わるのか中がきゅいきゅい収縮して抜くと入らなくなりそう。
八九寺はキスをしながら膨らみのない胸をやわやわと慈しむように触れている。
「ぅあぁ……だめじゃぁ…………」
荒々しい僕の動きに忍のちっちゃな身体は翻弄され
同時に八九寺の優しい愛撫はじっくりと快感を底上げしていく。

僕はラストスパートをかけるため腰をしっかりと掴み、射精のための
速く激しいピストンで一気に畳み掛けた。
「んぁっ、んぅっ…………あぁぁっ!」
突くたびに甲高い悲鳴を上げ僕を締め付ける忍。
高まる僕の熱と忍の熱が混じり合い
幼い粘膜と肉ががぎゅっと手で握っているかのような刺激を与えてきてあまりに気持ちがいい。
「んちゅっ、んぅ……ぐじゅ、んっんんっ!」
八九寺は忍のさらけ出した舌を唇で挟み舌を絡み合わせる。
そのままじゅじゅっと音が出るほど吸い付くと忍はそのたび快楽に悶え
先ほどのフェラを彷彿とさせる動きは少女同士のキスというには濃厚で淫らすぎた。
忍は荒い呼吸を無理矢理に吸われ、口内粘膜を弄られる快感でまたもイったらしく締め付けが強まる。
僕のほうも余裕がなく虐めたくていかせたい嗜虐心よりも
忍の中に全てを放出し注ぎ込みたい欲求のほうが上回った。
腰を振りながらも少しずつ角度を変えて一番奥まった所へ叩きつけるように情欲を解き放つ。
「んんんぁあっあアァァっーーー!!!」
凶暴な奔流が忍の最奥に衝突して、声が裏返るほどの絶叫をあげる。
先端は子宮口に触れており、震えのたびに子宮内に精液が送り込まれているようだ。
僕はちっちゃな身体を痙攣させるほどの激しい絶頂を続ける忍を両腕に収めてただただ快楽を吐き出していった。
「すげーよかったよ忍」
出し切ったモノを抜いて、汗だくの背中を撫でると絶頂の余韻でビクビクと震える。
「はぁっはぁっ……うううぅ………………」
メソメソと泣いているのが可愛らしいが、少しだけ罪悪感が芽生えたのは仕方ない事だろう。
311 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:50:10 ID:6iXwFbvL
忍はちょびっとグズっていたのだが八九寺と二人で平謝りしたら
なんとか機嫌をなおしてくれた。
引き換えに少々多めのドーナツを要求されたのだがまあしょうがない。
しばしの時間が流れ、八九寺は僕の右腕に抱かれるよう眠り反対側には忍が背を向け横になっている。
影に戻るのかと思ったが八九寺は寝ているし、こういった行為の後一人にされるのは僕も寂しい。
忍も泣いちゃったとはいえ同じような気分なのか八九寺ほどぴったりとくっついてはいないが僕の左腕を枕にしていた。

「なあ忍、どうして八九寺を誘ったんだ?」
暇だから、お喋りしたいから、影に入れたから、それも理由なのだろう。
けれど解答と言うには材料が足りない。
忍は以前、久々に会う僕と八九寺のスキンシップを盛大に邪魔し
同じ属性などど言って気にかけていたのは確かなのだがやはりどこか不自然ではある。
八九寺は少々特殊だが、忍が人間嫌いなのも間違いないわけで。
「気まぐれじゃ」
早口で取り付く島もない。
でもその余裕のなさが忍らしくなく他に思う所があるのがわかる。
「それだけじゃないだろう?」
少しの逡巡これも直情的な忍らしくない。
「……儂は孤独を知っておる」
ぽつりと呟く言葉は酷く重々しく罅割れた鉄の門が軋み開いているようだ。
「小娘が一人で過ごしてきた時間は儂とは何百年も隔たりがあろう。
 比べれば短い時間じゃろうが孤独というには同じ事じゃ。
 どうせなら、一緒のほうが面白かろうよ」
――――独りはつまらぬ。
忍はそう絞り出すように吐露した。
この世に一本しか存在しない、丈夫で、強すぎて、斬り過ぎて、想像を絶するほどの長い、永い年月を重ねた刀が
磨耗し錆付き崩れ落ちて柔らかい心鉄を覗かせた。
それは春休みに忍がまだキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードで在った頃
名前も無い吸血鬼になってしまう直前の弱弱しさに少しだけ似ていた。
違うのは自分を省みてではなく、八九寺をおもんみた心情であることだ。
「ふん!つまるとこ同情じゃ。小娘を拾ってきて遊んでやってるだけじゃ」
喋り過ぎたと感じているのか耳が赤いまま布団を頭まで被る。
迷子を見て可哀相と思うだけなら同情かもしれない。偽善なのかもしれない。
けれど迷子を家に送り返したり、迷子を家に住まわせてあげようなんていうのは
同情でも偽善でもなく、それはきっと優しさってやつだろう忍。
不貞腐れるようそっぽを向く忍の頭を撫で八九寺を抱きしめながら、少しの気だるさと大きな幸せに包まれ僕は目を瞑った。
312 ◆BAKEWEHPok :2010/08/28(土) 04:54:04 ID:6iXwFbvL
終了
書いてなんですけど髪をおろした八九寺ってあんまり想像つかないですね。
黒髪ロングキャラになると睨んでるんですが。

次に複数キャラ書くんなら女二男一の3Pは難しいので逆に男二女一とかにしたいです。
阿良々木さん分裂しろ。
313名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 06:42:21 ID:539k2HvG
おつ、超エロエロでしたー
最後の忍が可愛いというかかっこいいというか


神原をふたなりにするというのはどうか?
もしくは性転換ものをだな
314名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 10:31:42 ID:tzK2naFH
忍に血を吸ってもらって
吸血鬼スキルで分身するというのは?
もしくは怪異で分身とか

とりあえずGJです
315名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 17:58:39 ID:IiAiMLPq
乙です。
確かに髪を下ろした八九寺ってあんまりイメージ出来ないですよね。
心なしか神が薄いような気がするので髪を下ろすと悲惨ななことに(ry
316名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 00:01:25 ID:lqGLa3fo
神が・・・薄い・・・?

この誤字は、何かを暗示しているような気がしたが気のせいだったぜ!
317名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 01:01:00 ID:qj1kFlLc
かみまみたっ!
318名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 01:34:17 ID:4qFpaHhh
わざとじゃないっ!?
319名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 02:07:04 ID:xD/rvEzT
神混じった
320名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 09:25:12 ID:fq7JjL61
どんな奇跡体験をっ!?
321名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 10:08:21 ID:qj1kFlLc
お前らさすがだな
322名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 10:23:56 ID:lV63pHa6
アンビリバボーだ
323名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 11:40:58 ID:5TbNR3PP
だが無意味だ
324名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 12:55:20 ID:lqGLa3fo
まあ、戯言なんだけどね
325名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 16:15:52 ID:9154dAIJ
傑作だ
326名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 16:23:02 ID:NoLYPa4Q
ししょーは欠勤製品ですね!
327名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 17:25:24 ID:8Z5zSvVv
僕は自由業だよ、まったく。
その言葉は、
あそこにいるまたまたバイトをクビになって、そろそろ僕のヒモになったほうがいいお姉さんに言ってきなさい。
328名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 17:39:51 ID:tM5lrplK
知ってることだけよ
329名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 17:42:24 ID:qGTHLsfx
あぁ、だからそんなにエロい知識が豊富で

おや、黒猫が
330名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 19:11:44 ID:ZgPfbNps
ひたぎと普通に恋人らしくセックスなんかするようになったけれど
時が経つと段々とマンネリ化してきて大学の友人に相談してみたら
友人カップルとスワッピングすることになって最終的にひたぎが寝取られる感じの読みたい。
331名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 19:48:43 ID:IfBby3jz
おお、いつの間にかまよいステイの続きが!
二人とも可愛かったGJ!


わっふるさんまよいアルターはまだですかー?
332名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 22:15:23 ID:5TbNR3PP
>>327
また無意識にそういう意味のないラブコールを……
333名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 03:16:12 ID:gdgN8Wii
ひたぎと一緒に大学卒業するけど近場の就職に失敗してしまい
遠距離恋愛中阿良々木の知らないうちにイケメン眼鏡と恋人プレイしてて
気持ちが眼鏡のほうにいってしまう感じの読みたい。
334名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 04:19:36 ID:65hAw8Dy
>>330>>333
ガハラさんとアララギさんの間はそんなんじゃ壊れんでしょ。
流行に乗っただけの下手なエロ同人設定にしか見えない
335名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 05:14:42 ID:C7n5C6mv
いつもの人だろ気にするな
ひたぎスレにもときどき現れてたなそういや
336名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 06:00:58 ID:GPZF6dJ6
ひたぎさんの情の深さは超一級だからな
化時点ではヤンデレ級だが偽の段階だと既にデレデレだというが一体どんなことに…
337名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 11:58:12 ID:65hAw8Dy
「よーみくん」
「(ビクッ)な、なんだよ、戦場ヶ原?」
「呼んでみただけよ」
「そ、そうか……」
「うふふ」
「……う、うぅ」
「ねえ、よみくん」
「は、はい?」
「私のことは呼んでくれないのかしら」
「!!」


こんなんだったらジタバタする。
338名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 12:15:17 ID:3GVHlOzP
「ひ、ひーたん?」
「キモイわね」

時々ドSを発症するガハラさんェ…
339名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 12:19:15 ID:lsvtXVcg
全力でふいたわ
携帯拭かないと……
340名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 12:23:32 ID:JWNPhHx1
吹いてさらに拭くのか
おもしろいな
341名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 12:30:17 ID:LEdbkGbD
ユーモア溢れるスレッドですね
342名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 21:00:01 ID:KdySe5DF
そろそろエロが溢れて欲しいんだが
343名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 23:46:00 ID:gdgN8Wii
そうは言っても高校生以上はエロが思いつきにくい。
台詞周りもあってガハラさんが一番難易度高いぞ。

妹ズは猫黒でネタあるけど、ドロデレガハラさんが台詞あればな
344名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 01:09:59 ID:L1K+Ilqo
というか化は妹キャラがエロすぎだろう
345名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 02:40:50 ID:Pc8JJSuw
妹は寝取られにも向いてそうだな
346名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 02:46:13 ID:L1K+Ilqo
既に恋人から実の兄に寝取られてるじゃないか
347名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 04:20:06 ID:xt4DBSZ6

率直で悪いんだがレイプ物探しても出てこねぇw
意外にいいシチュ多いのに…化物語…
348名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 05:15:20 ID:p65yrelc
君が書け…という暗示なんじゃないかい?
349名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 10:38:25 ID:VmW/4cBB
ヘタレ木さんがトラウマを克服したガハラさんに押し倒されたり
ヘタレ木さんが性欲を持て余した神原に押し倒されたり
ヘタレ木さんが黒化した羽川に押し倒されたり
ペドら木さんが起こしにきた妹'sに朝の生理現象を捕獲させたり
ペド野郎さんが覚悟を決めた撫子に色々体に教えてもらったり
ペドロリさんが夜中に「食事じゃ」と忍に吸い尽くされたり


たしかにいろいろシチュエーションが多いね
350 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/31(火) 10:40:17 ID:YIXKU4E7
「聞いたか阿良々木先輩、今このスレにはエロが足りないそうだ。ということはこの私の出番だな!」
「うるせえよ口だけ後輩。お前のこのスレでの立ち位置はエロじゃなくて下ネタだろうが」
「ほう、私の部屋の布団の上で互いに全裸だというのにそんなことを」
「やめろ! 読んでる人が勘違いするだろうが!」
「ふふ、映像化されない以上私がこうだと状況を説明すればそうなるのだ」
どこかで聞いたようなセリフ。
ああそうだ、八九寺ともこんな会話をしたっけ。
「え、あれ? 今地の文が出てきたぞ。これっていつもの小ネタとかじゃないのか?」
「何を言ってる阿良々木先輩? それより阿良々木先輩のココ、すごいことになってるぞ」
平静を保ってるフリはしても抜群のプロポーションを誇る神原の裸を前に、僕は興奮を隠しきれない。
そのキメ細やかな肌に手が伸びそうになるのを必死で堪える。
なのにこの後輩ときたらぴょんと飛び付いてき、僕を布団に押し倒してきた。
「阿良々木先輩、大好きだぞっ」
満面の笑顔で告白する神原は僕に返答する間も与えず、唇を塞いでくる。
両腕を僕の首に巻き付けて力強く抱き付いてきたのでその柔らかな肌が密着し、弱い理性はあっさりと消し飛ぶ。
僕は神原の背中に手を回し、ぐいぐいと身体の前面を擦り付けながら唇を貪る。
舌を出すと神原は心得たようにそれにむしゃぶりつき、刺激を与えてきた。
目一杯伸ばされた僕のその舌に自分の唾液を絡ませ、そのまま口に含んで激しくすする。
様々な角度から唇で挟み込み、時折歯で甘噛みしてくる。
舌先でチロチロとあますとこなく舐めまわし、ちゅ、ちゅ、と吸い付く。
まるでフェラチオをしているかのような刺激の与え方に僕の意識はとろけていった。
そしてそれとは相反するように僕の股間のモノはがちがちに固くなっていく。
舌ではなくこっちに同じことをしてほしい、そう思った矢先に神原から艶やかな声が漏れ出る。
「ん……ふ……っ」
神原も自分の行為に我慢できなくなったか、自分の股間をごしごしと僕の太ももにこすりつけてきた。
溢れてきた愛液がぐちゅぐちゅと音を立て、僕の脚を濡らしていく。
「ん、あっ、ああ……んっ」
腰を揺する動きが少しずつ大きくなっていき、それに伴って神原の下腹に押し付けられている僕のモノが柔らかく擦られる。
もどかしい刺激に僕は我慢がきかなかった。
「神原っ……く、口っ」
351 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/31(火) 10:41:41 ID:YIXKU4E7
僕の一言で察し、神原は身体を前後百八十度回転させる。
僕の眼前にはとろとろと愛液の溢れる蜜壷が。
神原の眼前にはビキビキとさらに固さを増す肉棒が。
虫が花に誘われるように僕達は互いの性器に顔を寄せ、同時に口をつける。
「っ!」
「っ!」
横たわる僕の身体がびくんっと跳ね、僕の身体の上にのしかかっている神原がぐうっと背中を仰け反らす。
ちょっと唇が触れただけなのに物凄い快感が身体中を駆け巡ったのだ。
神原も同じようで、さらに溢れ出てくる愛液が太ももを伝わいきれずに、僕の顔に滴ってくる。
僕は呼吸を整えて覚悟を決め、神原の腰と後頭部に手を回す。
ぐっと神原の後頭部を押すと、開かれた口の中にぬるるっと僕の肉棒が差し込まれた。
その暖かさと絡みつく舌の柔らかさに声が出そうになるが、それを抑えて神原の腰を引き寄せる。
気持ち良いところを重点的に攻められてあっという間にイきそうになる快感を紛らわそうと、僕も神原の敏感な部分を攻め立てていく。
「んっ、んむっ、むうっ」
くわえたまま呻く神原の唇が締まり、すする愛液の量がさらに増える。
蜜の源泉から口を離し、ぱんぱんに充血して膨らんでいる陰核に舌を当てるとそれだけで神原の身体は快感で暴れまわった。
しかし僕はしっかりと神原の身体を抑えつけ、容赦なく刺激を与え続ける。
「は、はへっ! ひふ、ひふぅっ!」
僕のをくわえたまま何かを叫ぶが、僕は神原の頭を押さえて口を離すことを許さず、そのまま絶頂へと導いていく。
「神原、歯を立てるなよ」
一言注意したあと、僕はその陰核を唇で挟み、ちゅうっと吸い上げる。
神原の身体がガクガクと震えた。
襲い来る快感を堪えたいのに、歯を食いしばれないので翻弄されてしまっているようだ。
やがてあっさりと。
「ん、んん、んんんむううぅぅっ!」
全身を痙攣させ、さらなる愛液を噴き出して神原は達した。
それに呼応して口内が蠢き、僕も一気に高みへと駆け上がる。
両手で神原の頭を掴み、腰を突き出す。
「神原っ、いくぞ、口の中に出すぞっ!」
返答を待つまでもなく僕は神原の口内へ精を放つ。
びゅくびゅくと放たれる精液を次々と飲み込んでいくが、その量に間に合わず、ぽたぽたと僕の腹にこぼれるのがわかった。
それでも神原は口を離さず、すべて出し切るまで刺激を与え続けていてくれる。
僕はその余韻に浸りながら神原の頭を撫でてやると、なんとなく嬉しそうにしている気配が伝わってきた。
352 ◆zO7AQfurSQ :2010/08/31(火) 10:43:41 ID:YIXKU4E7
はい、寝起きに即興で書いたヤマもオチもイミもないヤオイ話でした。
そのうえ本番もなし。
でもいーの。だって阿良々木×神原が大好きだから。



さて、仕事行こ
353名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 13:01:26 ID:TnDvwKcx
>>352
素晴らしすぎてGJ。
駿河スキーな俺は最高だった。
続編wktk
354名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 14:10:40 ID:UWU27U88
小ネタだと思って読んでたらガチエロだったGJ
355名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 16:17:07 ID:lcQdLgK2
相変わらず速度はええー 地の文ネタあるある GJでしたー
356名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 17:37:33 ID:lcQdLgK2
>>347
同人誌で八九寺が迷い始めたという設定で
見知らぬ人にいきなり強姦されるのがあって大好き。そうじゃなくても大抵阿良々木さんになんかされてたけど。
SSは知らないや。
357名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 21:57:14 ID:hAc/+Uu/
それなんて大董卓?
358名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 20:09:36 ID:Yu+50J5f
つきひが彼氏との初エッチのために暦とエッチの練習するけど
段々暦との行為にハマっていって彼氏の前で
お兄ちゃんじゃなきゃダメなのぉって感じの読みたい。

なんか違う
359名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 20:45:49 ID:VVTHzxoy
月火の彼氏にひたぎが寝取られて、月火が「慰めてあげるね」って
彼氏に教えられたテクを使って暦を元気付けてあげて
暦が翌日に感謝の気持ちで月火へのプレゼントでも買って帰ろうかと上機嫌で街を歩いていると
月火と彼氏くんが腕を組んで仲睦まじく歩いているのを目撃してしまい
足がガクガク震えながら尾行しているとそのまま二人がホテルに消えて行くのを
呆然と見送ってしまうようなそんなのが読みたい。
360名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 20:46:57 ID:xF0dj3Sc
やはり本物は違うな
361名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 20:49:07 ID:gutdati5
やっぱ本物は生々しさみたいのが段違いだな
煽りとかじゃなくて、お前が自分で書いてくれと言いたくなるような発想力
NTRには全く興味がないが、一度くらいは読んでみてもいい
362名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:07:58 ID:Yu+50J5f
本物キター やっぱ憧れるわー
363名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:15:14 ID:xF0dj3Sc
俺は憧れはしないけどなwww

今までのをまとめたら結構なネタ量になるんじゃないか?
364名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:20:56 ID:fo6WlvyI
ドロッドロだなww
365名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:45:25 ID:Yu+50J5f
寝取られの一つや二つ書けるんじゃないかなって思ってたけど
本物を見ると思いあがりってのがわかる。
エロの一ジャンルとしてしかNTRを見てないから
やっぱり真作の思いは真似できないよ。
366名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:47:58 ID:EoIcN2Yd
あれ? 何故かねとられさんが皆から愛されてるw
367名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:44:02 ID:xF0dj3Sc
周りから何を言われても貫く信念は尊敬に値するって貝木が言ってた
368名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:52:24 ID:EoIcN2Yd
今週のサンデーでも、大事なのは誠実さや真面目さよりも、信念を貫く事だ、って
元ニートの大学生が言ってたっけ・・・。
369名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:52:47 ID:sNhtfoeB
発想自体は面白いし自分で書けばいいのにとか思っちゃうね
370名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 07:42:47 ID:mLNQt2GQ
話題になっているキャラに瞬時に反応する速効性も含めて
彼の発言はそれ自体で既に作品なんだよ
371名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 11:21:57 ID:57Ae7Wt3
待て!w
お前らちょっと冷静になれw
372名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 11:38:11 ID:771xEz1a
ああ俺はいつだってKOOLだっぜ。
まあまだ実際にNTRSSは無いので、誰もNTRを味わってないはずだー
373名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 13:29:09 ID:REItI2xu
そういえば煙草のKOOLってKiss Only One Ladyの略なんだってね
374名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 13:44:17 ID:TbHg06Gr
モテモテ木さんには縁のない話だな
375 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/02(木) 16:59:24 ID:+UDKmYVf
信念か……よし、俺もこれからは信念を持って忍を可愛がるわ




「ん、むう……ちゅ、んむ」
灯りのない暗がりの自室。
仁王立ちしている僕の足元で忍がしゃがみこんで卑猥な音を立てる。
一糸纏わぬ僕の股間にそそり立つモノ。
そこから与えられる柔らかな唇と舌の快感にこれ以上ないくらいに固くなっていた。
もっと。もっと腰を動かして忍の口内を蹂躙して気持ち良くなりたい!
だけど。
僕は身体を思うように動かせなかった。いや、正確には指一本動かすこともままならなかった。
まるで自分の身体ではないみたく、意識ですら朦朧としている。
どうしてこんな状態になっているのかはわからない。
覚えているのは寝ていた時に忍が起きる気配がし、某かの言葉と匂いが感じられたかと思うとそのまま忍は服を脱ぎだしたところからだ。
そこから何故か僕の身体はまともに動かず、忍に立てと言われると素直に立ち上がり、服を脱げと言われるとその通りに従ってしまう。
まるで操られているかのようだった。
いや、実際操られているのか?
何にせよ僕は目の前で自慰行為を始めた忍に対してもどうすることもできない。
だからそそり立った肉棒に舌が這っても声を上げることすらなく、ただその快楽に意識が侵されていくのみである。
左手で胸を弄り、右手で股間を弄っていた忍の呼吸が少しずつ荒くなり、肉棒に這わせていた舌の動きが大胆になってきた。
口を大きく開け、ずるるっと一気に喉奥までくわえる。
その暖かさと柔らかさに一瞬で果ててしまいそうなほどに射精への欲求が高まったが、言葉すら発することのできない僕にはどうしようもなかった。
出したい。
出したい。
思いきりぶちまけたい。
狂おしいまでの情欲が僕の全身を駆け巡る。
と、忍が僕の両手を掴んだ。
何をするのかと訝しると、そのまま自分の頭に添えさせる。
よいか、儂が達するのに合わせて出すように動け。
そう言って忍は両手とも自分の股間に持っていき、肉棒の先端をくわえる。
僕の身体が勝手に動き、忍の頭を押さえながら腰を突き出して肉棒を深く差し込む。
そのままぬるるっとカリ首辺りまで引き抜き、再び根元まで埋める。
じゅぷじゅぷと唾液の絡まる音も相まって僕はどんどん高みへと押し上げられていく。
忍は僕のその動きを受けとめ、ぐちゅぐちゅと自分の秘所をいじりながら舌を絡ませてくる。
ふーっ、ふーっ、と鼻息が限界まで荒くなり、もはや絶頂寸前のようだ。
376 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/02(木) 17:01:28 ID:+UDKmYVf
僕の動きもどんどん早くなる。
そして。
忍の口内で僕の肉棒が大きく震え、勢いよく精液が放たれた。
気持ちよさのあまり膝ががくがくと揺れ、忍の口で擦り上げながら幾度も射精を繰り返す。
忍も同時に達したようで、びくんびくんと身体を痙攣させながら僕の放った粘液を次々と飲み込んでいく。
僕がすべてを出し切り、忍がイき終わったあとも忍は口を離さずくわえっぱなしだった。
そのまま呼吸を整えていたかと思うと、再び舌を這わせ始める。とはいっても快感を与える動きではなく、白濁液で汚れた箇所をきれいにしているようだ。
忍のお掃除フェラが終わり、口内に溜めたものをすべて飲み込むとようやく口を離した。
今日はもうよいぞ、服を着て寝るがいい。
僕の身体はその言葉に従い、寝間着を着始める。
悦楽にとろけていて夢うつつの意識の中で僕は考えた。
たぶんこれは催眠術に類するものなのだろう。今日は僕の眠りが浅かったために意識があったが、忍の言葉から察するに時々僕の寝ている間にこういうことをしているらしい。
見た目は幼女でも中身は長年生きてきた女性なのだから欲求不満になることもあるだろう。
……これからはもう少し積極的に構ってあげないとな。
そう思いながら横になったところで僕の身体が自由になる。
忍は再び服を纏い、影の中に戻ろうとしているところだった。
まあとりあえずは。
寝ぼけたフリをして忍の身体を抱き寄せる。
一瞬忍は驚いたが、僕を窺って寝ぼけたのだと判断したらしく、そのまま腕の中でおとなしく抱きしめられていた。
いや、忍の方からも抱き返してくる。
僕ももう少しだけ力を込めて抱き。
忍の体温を感じながら心地良い眠りについたのだった。






ハァハァ、忍超可愛い
377名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 18:43:51 ID:12DB45NY
忍かわいいな
バサ姉さんとキスショットさんは本来正ヒロインでもおかしくないポジショニングだしな
ガハラさんってかなりやり手だったんだな
378名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:50:07 ID:Zz7naLkR
しのぶタイムでは阿良々木さんとのイチャコラを期待する
379名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 00:12:17 ID:iW23vPje
>>376
GJ!
あそこには入らないし自慰なら一人でできるけど
あえて口を代わりに、むしろ本命にして一緒に逝こうとするのがいい。
口で感じるし阿良々木さんに触れながらイキたい忍の可愛い所やー
380名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 17:52:29 ID:OEo56NNO
しのぶタイムでは「キスショット」出てくるんだろうか・・・
幼女もいいけど、大人形態でのイチャコラも頼むよにしを
381 ◆BAKEWEHPok :2010/09/03(金) 19:39:13 ID:FvzxrQp9
>>376
ヒャア 我慢できねぇ

「阿良々木さんは小学生にこんなことさせて恥ずかしくないんですか」
自室の椅子に座る僕の足元で八九寺はほんの少しだけ怒っているようだ。
「大きすぎますっ、ちゅるるっ、んううぅっ……」
膨らんだ僕のモノへと舌を伸ばし吸い付いては尿道付近を刺激する。
「こんなに垂らしちゃって……んはあぁっ……れろれろっ……」
顔を上下に動かして先走った液を先端から流れる根元までを丁寧に舌で拭っていく。
「セクハラなら、ずずっ……ぢゅぱっ……許して差し上げようという気にも、んちゅぅっ、なりますが」
舌で受け止めた先走りを吸い飲みながら愚痴る八九寺。
「初めてだった私に、じゅぼじゅぼっ!口でやってくれなんて、じゅぶぶっ!普通おっしゃいますか?」
亀頭をぱくっと咥えて激しく音をたてて唾液を口内で攪拌させながら愚痴は続いた。
「ああ、気持ちいいぞ」
喋りながらも八九寺は手を使って扱き、奉仕の口は休んでも手は休まない。
「全然聞いてませんね……ずずずっ、んううっ、んぐっ……じゅじゅじゅっ!」
八九寺は少しだけ深く飲み込むと頬を窄ませて強く吸ったまま顔を前後に動かした。
股間から不機嫌そうにじぃっとねめつけながらも動きは止まらずにいてやたら気持ちがいい。
「んんーっちゅぶぶっ、ずちゅずちゅちゅ……ぺちゃ、ちゅうぅぅっっ…………んおっ!?
 けほっけほっ……い、いきなり大きくしないでくださいっ!喉に当たったじゃないですか」

目測というか口測を謝ったのだろう、八九寺の喉ちんこ辺りと
思われる部分でぐにっと柔らかい感触があった。
「ごめんな。八九寺が上手すぎるからつい」
少し涙目になりながらも息を整える八九寺の頭を撫でる。
「上手いと言われても嬉しくないですっ。もうっ……んあっ」
文句を言いながらも奉仕のためにまたも口に僕のを含んでくれる。
何度もやってもらっているせいか本当に八九寺は上手くなってて凄いいい。
「んんーっ、今度は大きくなるまえに……じゅじゅっ、ぴちゃ、大きくなるって言ってくださいね」
それはそれで無茶っていうもんだ。
僕だってこんなに大きくなるだなんて思ってもいなかった。

「努力はするからもっとやってくれ八九寺……」
それを聞いて八九寺は嬉しそうに悪戯っぽくも目を輝かせ
「阿良々木さんはこんな時だけ可愛いんですねぇ。してさしあげますよ」
なんて言いながら激しい奉仕をしはじめた。
「ちゅるるっ…んじゅじゅぅっ、んじゅぅっ」
ほっぺの内側に押し当てて舌でグリグリ、外側から指でコロコロと揉み解し
「んうっ……んうぅぅっっ!んちゅぅっっ!」
先端が咥内天井奥の柔らかい所に当たるように擦らせ、根元をベロで撫で擦って
「んぐぅっ!んぅぅっ!んぐぐぅっ、んぐぅっ、ぐふぅっ!!」
苦しそうにしながらも亀頭の部分が喉奥の狭い所で締め付けられるほど飲み込んでくれている。
382 ◆BAKEWEHPok :2010/09/03(金) 19:40:49 ID:FvzxrQp9
小学生に翻弄される快感。
一生懸命で愛情たっぷりなうえ、技術を加味された八九寺のフェラチオは気持ちがよすぎる。
「出すよ八九寺!」
八九寺は僕を見上げながら微笑んでぶるぶると震えるタイミングにあわせて尿道を舌先でつついた。
同時に弾ける快感。
「じゅるじゅるぅっ…!ぢゅぷぅっ、ちゅるるるっ、んぐんぐっ…!!」
八九寺の咥内に決壊した欲望が流れて舌で受け止められて喉を鳴らすほど飲み込まれていく。
きゅぅっと玉袋が縮むのがわかるほどの強烈な吸い出されるような射精。
何回脈動したか数える余裕もない僕は八九寺へと出し切った時にはがっくりと疲れ果てていた。
「んっぅ、はぁ……阿良々木さんはいつもいつもいっぱいですっ」
ちょっとまだ出てますね
と、言いながら萎えた先端をチロチロと舐められると射精直後の敏感な部分がくすぐったい。
ってあんまり舐めないで。
「ちゅろろ……あんなに出したのにまだ出ますよ。おかしいですねっ」
扱かないで!
根元を指で絞り上げたらまた出るから!
「おおっ吹き出ましたっ。それにまた勃ってきてますよ。
 しょうがないですねぇ。阿良々木さんまたやってほしいんでしょう?」
「す、すこしだけ休ませてくれないか八九寺。マジできつい」
「遠慮するなんて阿良々木さんらしくないですよ。それじゃやっちゃいます」
そんなこんなでSな八九寺から煙も出ないほど抜かれまくったのだった。上手くなりすぎだ。

好きだァー!八九寺!
383名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 21:59:57 ID:2qOutreF
忍好きや八九寺好きなロリコン木さんが暴れているスレはここですねわかりました
GJいいぞもっとやれいややっちゃってください!!
384名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 23:23:47 ID:Mm96AyyQ
つばさタイガーは、DVDのコメンテータリーでも言ってた「虎に翼」にひっかけたとわかるが
デビルやらメドゥーサやらがとっても不穏な感じで楽しみな今日この頃
偽下巻発売前の、月日ちゃんがラスボスになって世界を滅ぼそうとしてるんじゃないか、とwktkしてたあの頃の気持ちに似てる

あと絶対「しのぶタイム」にはエジプトからやってきた吸血鬼が出てく







あれ? 俺、今階段上ってたはずなのに…
385名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 23:51:51 ID:FvzxrQp9
八九寺と付き合うようになって愛情たっぷりなフェラとか色々してもらって
上手くなっているのを楽しみながら日常を送っていると
ふと暦が街を歩いている時知らない男子高校生と八九寺が
自分と同じよう楽しそうに会話してふざけあって、他に友達いるんだなぁと複雑な気分で見ていたら
人通りのない影に隠れ、八九寺自身が高校生のズボンをおろして嬉しそうに奉仕を始めて
高校生の言うとおりにするフェラチオが自分にしているのと全く同じもので
八九寺はあいつから覚え込まされたんだって気付いたショックで
立ってられなくなって這い蹲りながら必死に逃げ帰ってしまうようなそんなのが読みたい。

真似してみたら、なにこれ書けそう。
386名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:09:24 ID:fV8UNCFu
>>384
大人の階段を上る過程でよくみられる病状
厨二病ですね
387名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:16:04 ID:uDtFThPn
ガハラさんと、とうとう「今夜は優しくし」ているんことになり、
正直マグロを危惧してたら、
びっくりするほどガハラさんがエロエロモードでくわえたり舌を這わせたり甘咬みしたり奉仕してくれて
最初は、僕の彼女って世界で一番えろいんじゃね! とか心躍ってたけど、
どうもこれは本などで仕込んだ知識じゃなくて男に教わってたとしか……もしかして、貝……
って一瞬、中折れしそうになるんだけど、
逆に寝取り寝取られを同時体験してるようで興奮してしまうアララギさんのSSが読みたい。


確かにw
388名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:34:49 ID:MLaLjjIY
正統派SSのファンたちがNTR系SSのファンにされてしまうという寝取られ展開の前フリですね、わかります

ていうか、本当に寝取られというか汚染されつつある昨今
389名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 01:55:20 ID:usR4p3Xg
>>384
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ 
390名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 04:57:47 ID:VonawEii
逆に、アレだな
初めてなのに暦の前戯で潮噴いちゃう敏感処女なガハラさんってのもアリだな
391名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 10:50:02 ID:DMC0Oy8A
むしろやけに手馴れてる阿良々木さんの手管に内心ハラハラガハラさんという逆視点
392名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 12:19:02 ID:wLfgYM3Q
火憐ちゃんと勢いで「兄ひゃん……いいよ………」なんてことになり、
神原仕込みのエロい必殺技覚悟してたのに
ちゅーしただけでびっくりするぐらい大人しくなって声出すのを必死で我慢したり、顔を両手で隠してイヤイヤしたり
最初は、僕の妹って世界で一番かわいいんじゃね!これがギャップ萌え? とか心躍ってたけど、
どう考えても扉の向こうに人の気配が……間違いなく月……
って一瞬、中断しそうになるんだけど、
もう目の前の可愛い物体Kをどういぢめてやろうという事しか考えられないアララギさんのSSが読みたい。


……あれ?
393名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 13:21:42 ID:o3TaZ/LB
>>391
妹たちととの特訓はあくまで特訓であって浮気ではない理論ですね。わかります。
394名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 13:57:24 ID:VonawEii
>>392
気づいたら妹重ね攻めのエロロ木さんですね
わかります
395名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 17:28:45 ID:WHggJQIW
>>392
似たようなシチュエーションがすでにSSになってる件について。
わっふるさんもいいけど、仮物語さんにはお世話になってます。
やっぱロリより妹だよね!
396名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 18:39:21 ID:wDghwnWo
>>395
何を言っている。ロリも妹も同等に至高じゃないか!
あくまでも俺的にだが。
つか忍が好きになったのは明らかにわっふるさんのせい。

でもこのスレいると皆好きになっていって困る。
397名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 23:40:21 ID:uDtFThPn
「え?
抱きつくのも妹相手ならおかしくねーし、ちゅーするのも妹相手ならおかしくねーし、
おっぱいもみもみするのも妹相手ならおかしくねーし、べろちゅーするのも妹相手ならおかしくねーし、
裸で抱き合うのも妹相手ならおかしくねーし、お互いの恋人のために予め特訓しあうのも妹相手ならおかしくないだろう」
「どんだけ仲の良い兄弟なんですか!!」
「だから、そんなに仲良くないって。その証拠に安全日以外は中に出してないんだからさ」
「アララギさんがなにを言っているか私にはさっぱりわかりませんっ!!」
「まあ、八九寺。おまえ相手なら危険日以外は中に出してやるぜ」
「ご近所の皆さーん! ここに即刻射殺した方が良い男子高校生がいますよーっ!!」
「危険日もいけるのはひたぎさん相手くらいかな。やっぱ恋人に対しては誠実であるべきだからさ」
「だから、そんなカッコつけた顔しないでくださいっ!!」
398名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 23:55:43 ID:o3TaZ/LB
黒羽川に逆レイプされたことを気に病んでガハラさんと別れた暦だったが、
何だかんだで元の鞘に納まってみんな仲良し大団円なSSがなかなか面白かった。

特に、1年後に羽川がシングルマザーになるあたりに女の恐さを感じたw
399名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 00:05:07 ID:EoTfx3j8
>>397
そのタイプの阿良々木さんはエロ的にステキすぎる。
なんか前髪とか掴んでカッコつけてそう。
400名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 02:59:42 ID:l7gVOQMR
>>390
「お前、本当に初めてなのか?」
「……。デリカシーが無いわね。そんな事、愛する彼女に尋ねるような事柄かしら」
「あ……そうだな。ごめん」
「私は初めてよ。正真正銘の処女よ。ただ 貴方に触られるのがものすごく嬉しくて嬉しくてたまらなくなってたら
 それが気持よさに繋がっちゃってみるみる内にイッちゃってその上うっかりあそこから潮まで吹いちゃうような
 貴方にすっかり参りすぎててちょっと淫乱入ってる困った女だというだけで、処女である事には間違いないわ」
「……それって、どういう意味だ?」
「本当に……デリカシーが無いわね」
「だって、お前……あんまり直接言ってくれないしさ」
「なるほど。デリカシーが無いのではなくて、ただ単に意地悪なだけという事なのかしら」
「かもな。……で、どういう意味なんだ?」
「……貴方の事が、大好きってことよ。その意地悪な所も含めて、ね。だから……もっとして……ください」
「……喜んで」

書いてみたが、何故か潮を吹いたシーンの後から再生が始まってしまった・・・
401名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 05:36:26 ID:rcd8vFXv
そこから冒頭にシーン移行ですね!
402名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 13:11:15 ID:8DEAAPiN
ただしその頃にはあんたは八つ裂きになっているだろうけどな
403名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 18:44:44 ID:YRFpWgtC
>>400
ほんまガハラさんの可愛さには身悶えがたまらんわ……
404 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/06(月) 01:29:17 ID:Ve8/ICMQ
規制解除されてますように……
小ネタは書きやすい、1レスお借りします





ふと思い立って、妹たち二人に定番の下ネタを振ってみた。


@火憐ちゃん

「火憐ちゃん、おかえりんこ」
「ただいまんこ、兄ちゃん」
「……恥ずかしがったりしないんだな」
「? なんだよ、まんこの何が恥ずかしいんだよ?」
「いや、思春期なら普通そういうの恥ずかしがるもんだと」
「別に何度でも言えるぜ? まんこまんこまんこまんこまんこ」
「お前にネタを振った僕が悪かったからやめてくれ!」
「なんなら見せてやろうか兄ちゃん? じゃーじぬぎぬぎぱんつぬぎぬぎまんこびろーん」
「だからやめてくれ! 僕が全面的に悪かったから!!」


A月火ちゃん

「月火ちゃん、おかえりんこ」
「ただいまんまんお兄ちゃん」
「……なんだろう、その返答は僕の想像を超えてたぞ」
「だって普通に返すの面白くないじゃない」
「僕は面白く答えてくれとは言ってないんだけどな」
「なんなら井口さんボイスで『ただいまん……ま……ちょ、何言わせるのよばかぁ!』とかのが良かった?」
「個人名を出すな。そもそも月火ちゃんそう言うキャラじゃないだろ。そんなテンプレ通りの反応されたら気持ち悪い」
「脂っこいから胸やけして気持ち悪くなっちゃうね」
「僕は天ぷらとは言ってないからな!?」


結論:もっと羞恥心ある妹に育ってほしかった……
405名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 01:37:21 ID:Ve8/ICMQ
よっしゃ規制解除来てた!
ところで本日9月6日が何の日かスレ住民の皆さまご存知ですか?
本日は1991年に制定された『妹の日』なのだそうです。
ゆえに妹キャラたちのSS投下ラッシュが来る事を心待ちしてます。
406名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 14:13:16 ID:y1FY34kb
 この兄が
 いいねと姉が
  言ったから

 9月6日は
 妹の記念日


━阿良々木 月火
407名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 16:39:33 ID:45oVvc4J
「それはつまり、私に妹キャラとして新境地を開け、という誘い水なのかしら」
「どうしてそうなるんだよ!」
「あらあら木君は、私が妹キャラになるのは気に入らないのかしら?」
「僕の名前をどこかのおばちゃんがよくいいそうな感じに間違えるな! っていうかそれは他人の芸風だろ!?」
「失礼、噛みました」
「違う。わざとだ」
「かみまみた」
「棒読みだー!?」
「そうね、この調子で……おにいちゃん」
「やっぱり棒読みだからさっぱり妹に思えない!」
「アニキ」
「全然ボーイッシュな妹っぽくない!」
「なら、これはどうかしら? ……おにいさま」
「すごくクールな出来る妹っぽい! 棒読みを逆手に取るだとっ!?」
「そういえば、妹に成り切る過程でふと思ったのだけれど」
「なりきってアレかよ……。で、なんだ?」
「将来的に私が阿良々木ひたぎになった場合、妹さん達は私の事をどう呼んでくれるのかしら?」
「ああ……そりゃ、お義姉さん、とかじゃないのか?」
「……違う意味で引っかかっているわね、阿良々木君」
「え? 何だ? 何か罠が仕掛けられていたのか?」
「阿良々木君も、全く違和感を覚える事もなく、私が阿良々木ひたぎになった所を想像してくれた、という事実に、
 私は今猛烈に感動しているのよ」
「っ!? ……そ、そりゃ……だって、その、な?」
「私は今猛烈に感動しているっ」
「なんで星飛雄馬っぽく言い直すんだよ!」
「来週も、面白かっこいいぜ」
「なんでそこに飛ぶのか誰もわからねえだろ!?」
「……本当に、嬉しい」
「いきなりシリアスに戻るなよ! なんか、照れの度合いが倍くらいになるだろうが!」
「照れてる阿良々木君も……カッコいいわ」
「だぁかぁらぁ! ……ま、まあ……お前がそう言ってくれるのは僕も嬉しいけど、な」
「ふっ、ちょろいわね」
「僕の感動を返せや!」
「ジョークよ、冗句。ひたぎさんジョーク」
「どう考えても黒いよな、真っ黒だよな、そのジョーク……」

終わり
408名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:23:19 ID:ZRf30lJI
>>407
なぜに、星飛雄馬なんだ!
ラムネじゃあないのか?

409 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/06(月) 18:25:28 ID:EU/v+OXX
妹SSか……でももっともメジャーな火憐月火はもっと書くに相応しい書き手さんにおまかせしますね


>>396
違います、あくまで忍が可愛いからであり、あなたがロリコンの資質を持っているからです(笑)
これからも忍を愛でてやってください♪

>>407
ひたぎ蕩れ
410 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/06(月) 18:27:48 ID:EU/v+OXX
零崎人識は殺人鬼である。
零崎と零崎の間に生まれた零崎中の零崎。そして零崎からもっともかけ離れた零崎。零崎双識のみを家族として認めた異端の存在。
そんな人識も新しい妹、無桐伊織のことは気にかけていた。双識に頼まれたとはいえ、人識にしてはちょっとおせっかいなほどに。
無桐伊織は殺人鬼である。
ごく普通の一般家庭に生まれ育った一般人だった零崎。そして零崎からもっともかけ離れた零崎。
殺人鬼にして一人も殺したことのない異端の存在。
同じ零崎でありながらまったく違う交差することのない二人。
これはそんな二人が珍しく交わる、誰も知る由もない、二人だけの物語である。



「なあ可愛い可愛い妹の伊織ちゃんよ」
「なんでしょう、格好良くてお洒落な人識お兄ちゃん」
ちょっとした臨時収入があって珍しくホテルに部屋を取り、ベッドでごろごろとくつろいでいる伊織に人識は声をかけた。
もちろん可愛いなんて微塵も思っておらず、ただの軽口だ。
調子を崩さず人識は続ける。
「もう長いこと何事もなく過ごしてるけど大丈夫か、そろそろ溜まってんじゃねーの?」
自分とは違い、伊織には殺人衝動が普通にあるはずだ。
本来それは抑えるどころではなく、無意識のうちに殺人を行ってしまうほどのものである。
ちょっと前まで普通の女子高生だった伊織がそれを抑え続けるのはきついのではないだろうか?
「んー、そうですね」
わきわきと義手を動かし、それを見つめる伊織。
「まだこれに馴れてないですからね、解消しようと思っても無理だと思いますよ」
「そうか」
そもそもあの赤い請負人に禁じられているのだからその義手に馴れたところで殺人をするわけにはいかないのだが、真似事もできないのではストレスも募るばかりだろう。
人識はそう考えてひとつの提案を出す。
「なんなら俺が相手をしてやろうか? 俺なら遠慮はいらないし、加減をしてやることもできるが」
「え? 人識くんが、ですか?」
驚いた表情になる伊織。
それに人識は不満を持つ。
「なんだよ、俺じゃ荷が重いってのか? こういうのには馴れてるから心配すんな」
かの匂宮雑技団のエース、匂宮出夢の殺戮衝動の相手を務めていたことを思い出しながら人識は言う。
が、伊織はますます意外そうな表情をし、少し考え込む。
411 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/06(月) 18:30:08 ID:EU/v+OXX
「うーん、人識くんが……意外ですね…………しかし私には関心がないと思ってましたが……」
なにやらぶつぶつと呟く伊織だったが、やがて意を決して言う。
「それじゃあお願いできますか人識くん、私も人識くんなら構いませんので」
「おう、任せろ」
「でも大丈夫ですか? 本当のところ結構溜まってますよ私」
「ああ、とことんまで付き合ってやるよ。ストレスの解消にもなるだろ」
そう言って人識は立ち上がって伸びをする。
そのまま軽くストレッチをしながら言葉を続けた。
「で、どうする? ここでするか? それともどっか広いとこに場所を移すか?」
「広いとこって……ここでいいじゃないですか、おあつらえな場所ですし」
「ん、そうか?」
ここはホテルはホテルでもラブホテル。とても殺し合いをするに相応しいとは思えない(ちなみにラブホテルとはいっても二人に他意はなく、ただサービス期間中で安かっただけである)。
「えっと、じゃあシャワー浴びてきますね」
「ん? 後でいいんじゃねーか? どうせいろいろと汚れるだろ」
「いやあの人識くん? 私も一応女の子なんですからその辺は気にするんですよ?」
「…………?」
ようやく人識は伊織との会話に齟齬があるのに気付いた。
何かおかしい。
が、それを問う前に伊織は立ち上がり、浴室に向かう。
「でもまさか人識くんが私の性欲解消に付き合ってくれるなんて思いもしませんでした、一応男の人にしてもらうの初めてなんでよろしくです」
「!!? ちょ、ちょっと待っ……」
バタンと浴室のドアが閉まり、人識は出掛かった言葉を飲み込む。
そして伊織との会話を反芻し、頭を抱えてベッドに座り込んだ。
「え、あ、えーと? ど、どうしてこうなった?」
このままでは自分が経験豊富なテクニシャンで、とことん伊織を満足させるということになる。
しばらく考えた後、人識はひとつの結論を出した。
逃げよう。そう決断して立ち上がった時。
「お待たせしました」
「うぉっ! ず、随分早いな!?」
「え? そんなことないですよ、念入りに身体洗いましたもん」
時計を見るとゆうに30分は経っていた。結構な時間悩んでいたらしい。
そして伊織は。
裸にバスタオル一枚という格好だった。
硬直して動けない人識の隣に伊織は腰掛け、そっと頭を人識の肩に乗せる。
鼻腔をくすぐる石鹸やシャンプーの匂いに人識は

(省略されました。続きを読むには妹SSを今日中に五つ投下してください
412名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:44:28 ID:qW24aqXI
最近、人間関係を全部読み終えた俺にはタイムリーなネタだ。
しかしあと5時間しかないよ!
413 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/06(月) 19:29:30 ID:EC6H5vA1
妹の日だし、火憐ちゃんSS、1レスのみ
エロ表現は初に近いから感想くださいな
のこり4つで>>411の続きが読めるってんだ、頑張って書かねばならぬ



阿良々木可憐の朝は早い。
朝起きたら、兄の部屋に行く。
兄の布団を剥いで、股間にそそり立つモノに視線を向ける。
彼女は兄のズボン・下着を下ろし、ソレを外気に晒す。
最近徹夜気味の兄が目を覚ます前に終わらせるつもりでとりかかる。
まずはそそり立ったモノをしなやかな指で撫であげる。
軽く触れるだけでソレはびくびくと震え、快感を与えている事が分かる。
彼女は兄が感じているのに悦びを覚えながら、次のステップへと移る。
今にも暴れ出しそうなソレを、舌で、唇で、口全体でしごきあげる。
ソレの先端から溢れだした液体が、彼女の涎とまじりあい、淫靡な音を奏でる。
数分の時間が過ぎ、ソレはそろそろ発射寸前となる。
彼女は口に含んだままソレを舐めあげて、指で袋の方をいじりながら射精のときを待つ。
びゅるる、と音が鳴り、彼女の口いっぱいに精液が出される。
彼女は悦びに満ちた顔でそれを味わい、ごくりと飲み込む。

射精し終わったモノを綺麗に舌で掃除したら、ズボンや下着を着せ、布団をかぶせる。
そして兄の部屋から自室へと戻り、妹と一緒に兄を起こすまで火照った体を弄り倒す。
これが阿良々木可憐の朝である。(終)
414名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 19:48:25 ID:EEClyujt
GJ!
さぁあと4つだ!
415 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/06(月) 20:02:17 ID:gfRBx72v
妹の日だしね、駄文失礼するぜ、今度は月火ちゃんSSだよ
一応>>413の続きみたいな感じですね



阿良々木月火の朝は早い。
姉が朝兄の部屋に行くのを知ったのは少し前の出来事だった。
こそこそとしている姉を尾行したら、姉が兄のを咥えているところを目撃した。
乱入して止めようかと思ったが、姉の表情があまりにも淫乱で、見入ってしまった。
大きく口を開け兄のモノを咥えこみ、指で刺激を与えている姉の姿。
それは彼女のクラスメートが持ってる雑誌のえっちなページよりも卑猥に映った。
それでも、卑猥だと思うのに、決して目が離せないでいた。
気がつけば、姉は兄のモノから口を離して、ティッシュなどで片づけをし始めた。
このままでは見てたのがばれると思い、その日は自室へと逃げ込んだ。

それからも、姉は毎日のように同じ行為を続けていた。
そして彼女は、毎日のようにそれを見続けていた。
いつのことだったのだろう、彼女は兄と姉の姿を見て、自身の性器が濡れている事に気が付いた。
中学生ともなれば多少なりとも性知識を持っている。
彼女は姉が兄のを弄る様子を見ながら、ショーツを下ろし、指をそっと当てた。
ただ触れただけなのに電流が流れたかのような快感を覚え、彼女は達してしまった。
しかし、一度逝って敏感になった部分に、さらに指を這わせて弄り続ける。
イケナイことなのに、気持ちよくて止められないでいた。

彼女はその日以降、兄と姉の好意を覗き見ながら自慰行為をすることが日課となっていた。
これが阿良々木月火の朝である。(終)
416 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/06(月) 20:19:36 ID:EU/v+OXX
いや、いい仕事してるけど頑張らないでよ、続きなんか考えてないよ!(笑)

「五つ」から「五人」に変更してもよろしいでしょうか……?
417名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 20:19:36 ID:45oVvc4J
>>408
「うむ、それはじゃな、大元になっておるのは巨人の星における星飛雄馬の台詞なのじゃ。
 ラムネの『俺は今、猛烈に熱血している!』等の台詞は、それのパロディ、という事じゃな。
 他にもBASTARDなどでパロられておるようじゃ」
「……おい、僕の影の中で何をしてるんだ忍」
「最近はDSにも飽きての。いんたーねっつ、という奴を」
「お前ほんとに何でも有りだな!」

>>413,415
エロっ!? 妹エロっ!? 二人ともエロっ!?
418名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:00:24 ID:45oVvc4J
エロは、何か組み込めませんでした、すいません。
妹的存在も妹だよな、という事で。
----------------------------------------

「お兄ちゃん、私を妹にして!」

 ある日、千石が突然そんな事を言い始めた。
 どうやら、今日が妹の日だからという事らしい。

「何を言ってるんだ千石。僕にとってはお前はとっくの昔に妹じゃないか」

 まったく、今も昔もお前はずっと僕の妹的存在だというのに、今更何を言ってるんだか。

「ホント!? だったら、お兄ちゃん……お願いが、あるの」
「ああ、妹のお願いを聞いてやるのは兄の務めだよな。何でも言ってごらん」
「私を女にして!」

 ……。
 え?
 今なんて言った、千石?

「やだなぁ、お前は生まれた時から女じゃないか、あははは」
「そ、そういう意味じゃないよ! ……も、もぅ……お兄ちゃんの、いじわる……」

 ……。
 いかん、そういう意味じゃない事はどういう意味だとか考えちゃ駄目だ考えちゃ駄目だ考えちゃ駄目だ、
涙目で上目遣いで両手胸の前で合わせてふるふるさせてる姿にときめいちゃ駄目だときめいちゃ駄目だ
ときめいちゃ駄目だ!
 僕は千石のお兄ちゃん的存在なんだから、そんな事を考えちゃ駄目だろう!?

「せ、千石?」
「撫子、って呼んで。ららちゃんも、月火ちゃん、って呼んでる」
「な……撫子、ちゃん?」
「なぁに? ……暦、お兄ちゃん?」

 これは。
 ひょっとして。
 誘われて――いる、のか?
419名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:00:50 ID:45oVvc4J
「いやいやいやいやいやいやいやいや、無いだろ無いだろそれは無いだろ」
「ん? 何が無いのかな?」
「あ、いや、なんでもない。気にするな、千石」
「撫子」
「……撫子、ちゃん」
「うふふ……うれしいな」

 嬉しそうに微笑む千石の顔に、僕の中から何かが沸き上がってくる。
 それは間違いなく――情欲。
 一体何を考えてんだ、僕は? 千石は妹みたいなもんだぞ。火憐ちゃんや月火ちゃんに、そんな感情を
抱くか? 答えはノーだ! 妹相手にそんな感情を抱く兄なんかいねえ!

「……お兄ちゃん」

 もう一度、千石がその言葉を口にした時、


「……撫子を……」

 僕は

「女に、して……ください」

 兄的存在であろうとする努力を、やめた。

「撫子っ!」
「きゃっ!?」

 僕は千石の細い身体をベッドの上へと押し倒していた。
 突然の暴挙。だが、それでも千石の顔に浮かんでいたのは、笑み。

「お兄ちゃん……やっとその気になってくれた」
「撫子……お前……僕の事を?」
「うん、そうだよ……ずっと、ずっとだよ。初めてあった時から、ずっと、ずっとだよ。優しくて、優しくて、優しい、
そんな暦お兄ちゃんの事が、撫子はずっと、ずっと……ずっと、ずっと、好きでした」

 ……千石は、僕の妹的存在だ。そして僕は、千石の兄的存在だ。
 でも、千石は、妹ではあっても、他人。
 火憐ちゃんや月火ちゃんは、妹であって、妹。
 そこに存在する溝は、果てしなく大きく、深い。
 その事に、僕は気づいてしまった。
 千石が、僕に抱かれたいと思っても、構わない。
 だって、二人は他人だから。
 僕が、千石を抱いたっていい。
 だって、二人は他人だから。
 その他人同士の障害になるのは、互いの気持ち、ただそれだけ。
 その事に、僕は気づいてしまった。
 そして、千石は僕の事を、想ってくれている。
 その事に、僕は――気づいてしまった。

「でも、千石……」
「撫子だよ……暦お兄ちゃん」
「撫子」
420名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:01:13 ID:45oVvc4J
 駄目だ。
 思いとどまれ、僕。
 千石を抱いてもいいからといって、千石を抱いてもいいわけじゃない。
 僕には、もう、あいつしか抱かないと、そう決めた奴がいるんだから。
 それは、千石を抱いてはいけない理由になる。


「僕は、お前の気持ちに応える事は」
「知ってる」
「え?」
「暦お兄ちゃん……なんだかカッコよくなってたもん。撫子の記憶の中より、ずっと」

 僕は思い出す。春休みから連綿と続いた、あの日々。
 皆との、出会い。あいつとの出逢い。
 千石とも、その頃再会したんだよな……。

「それだけカッコいいのに、そういう人がいないわけ、ないよ」
「……そ、そうか?」

 自分じゃ全然そんなふうには思わないけどな……そう、千石には見えるんだろうか。

「……だから、お願いは、彼女にして、じゃないの」

 『女にして』
 それはつまり、千石は、まだそういう経験が無いという事だ。

「女にして、欲しいの……大好きな、暦お兄ちゃんに……」

 ……そういう事、か。
 次に口にするであろう千石の言葉を、僕は予想していた。

「暦お兄ちゃんに……撫子の初めて、もらってほしいの」
「……撫子」

 僕に組み伏せられ、それでも顔に笑みを浮かべていた千石は、だけど、その目尻に光る物を滲ませて、
一生懸命、自分にできる精一杯をしていた。
 想いを告げた上に、自分の初めてをもらって欲しいとまで告げた、その頑張りは、僕の心を動かすのに
十分だった。
 ……ほら、あいつも、虜にならなきゃ許してやる、的な事言ってたし、な?

「一回ヤってしまえば、多分こっちの物だし……」
「あ? 何か言ったか?」
「ううん、なんでもないよ、暦お兄ちゃん」

 何かさらっと黒い言葉が聞こえたような気がしたが、千石に限ってそんな事はないよな。
 これだけ一生懸命に僕の事を好きでいてくれるんだし、それに応えなきゃ男がすたるだろう。

「暦お兄ちゃん……ダメ、かな?」
「……ほんとに、お前は、それでいいのか?」

 それは、最後の確認だった。
 そして、その言葉に、僕の身体の下で、千石は……撫子は、はっきりと頷いた。
 一筋、涙がこぼれる。
 その瞳に、僕はそっと口付けて、少しだけしょっぱい彼女の涙を舐めた――

「お兄ちゃん……来て」
421名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:03:09 ID:45oVvc4J








「という所で夢が終わっっちゃったんです、忍野さん……」
「あー、それは僕にしていい告白なのかな? っていうか、なんで君ここにいるの?
 僕もうあの街にいなくなってから久しい流浪の身という設定なわけなんだけどさ、どうやってその
 僕と君は会話しているんだろうか」
「八九寺Pというお方に頼んだら……撫子頑張りました!」
「……あのかたつむりちゃんは、一体どんな権力を持ってると言うんだろうねぇ」
「撫子にはわかりません!」
「ああ、そりゃわからないだろうね。そりゃわからないだろうさ。でもわからないのにそれを
 使えちゃうというのは、何と言うか凄まじいよね、うん」
「えへへ……撫子誉められた」
「誉めてるっていうか、むしろ呆れてるのに近いんだけどね……で?」
「はい?」
「そんな赤裸々な阿良々木くんラブラブ愛してる告白だけをしに、わざわざ僕の所まで来たわけじゃ
 ないだろう? 用件はなんなんだい?」
「これだけです」
「そうかい、これだけかい。そりゃ良かった無事に解決ってこら! 夢が思うように見れなかった愚痴を、
 わざわざいいに来ただけなのかい? そりゃ何と言うか……凄まじいね」
「えへへ……また撫子誉められた」
「今度は完全に褒めてないし、完全に呆れてるんだけどね……」
「それじゃあ、すっきりしたので帰ります。忍野さんもお元気で」
「ああ、はい……さよなら、気をつけて帰るんだよ」
「はい! 気をつけて帰ります! ふっふふーん♪」
「……なんだかなぁ。やっぱり一番怖いのは人間だよね、どう考えても。……阿良々木くんも気をつけてくれるといいけど」



                                               終わり
422名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:03:51 ID:45oVvc4J
ここまで投下デス

俺は多分DEATH
423 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/06(月) 21:13:31 ID:gfRBx72v
>>422
GJです、撫子黒可愛いよ!

妹の日だもんね、妹関係で小ネタだぜ、駄文失礼しますよ
>>411,>>413のまとめ的な感じですね
あと一つ誰か投下してくれると嬉しいんだよ



阿良々木暦の朝はあまり早くない。
目覚まし時計が鳴るのを止め、それを無視して二度寝に移る。
そうしていると、部屋の外からどたどたと足音が聞こえ、次には

「起きろ兄ちゃん! 朝だぞー!!」
「もう、お兄ちゃんったら! 早く起きないとだめだよ!!」

と、妹二人が起こしに来る。
それほど仲が良い訳でもないと彼は考えているが、実際は良好な関係を築いている。

「わかった、起きるよ」

布団を引っぺがされていやいやながらも目を覚ます暦。
そんな彼には最近湧いて出た悩みがある。それは……

(うーん、今日も勃ってない)

朝、男性ならあってもおかしくない生理現象である朝勃ちがないのである。
早くも勃起不全なのか、と不安がる彼を影から見つめている少女がいた。
影からと言うのは比喩でも何でもなく、彼の影の中から見ているのである。

「ん、忍、今から寝るのか? お前がこの時間にまだ起きてるのは珍しいな」
「いや、お前様。なんと言って良いのか分からんが……」
「? どうした? 何かあったのか?」
「最近寝ようとした瞬間に起こされるのじゃ、お前様の妹御のせいでな」
「?」
「……分からんのならそれでもよい。儂は今から寝るでの」
「???」

〈終〉
424名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:20:04 ID:gfRBx72v
>>423
訂正、>>413>>415のまとめですorz
レス番間違えてましたごめんなさい
425名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:13:02 ID:NaOCi9x7
「妹か……」
 感慨深く、しみじみとその言葉を呟く女。
「なんだよ神原お前まで」
 どうしたのだろう。いつも元気なこの女が。
「まあ私は戦場ヶ原先輩の妹みたいなものだからな」
 なんとなく、ちょっとだけいいシーンだな。なんて思った僕が馬鹿だった。
またおかしな病気が始まったみたいだ。
「そして戦場ヶ原先輩は阿良々木先輩の恋人だ」
「な、なんか面と向かって言われると照れるな……」
「ならば私は阿良々木先輩の義理の妹みたいなものではないだろうか」
 うーん、よくわからない。なぜ僕が照れなきゃならない場面で
そんなに照れたような顔をする?
 ていうか神原は、なぜこんなに僕の腕に抱き付く必要があるのだろう。
なぜこんなに僕の腕に胸を押し付ける必要があるのだろう。
その犯罪的な感触は僕を困惑させる。
「……お、お兄ちゃん」
「ん?」
「い、いや、何でもないぞ。はっはっはっ」
 全く、そんなに顔を真っ赤にするくらい暑いなら離れればいいと思うのだけど、
余計なことを言って戦場ヶ原にあることないこと言われても後が怖いからなあ。


もう、このスレのノリ大好きですw
426名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:31:44 ID:IBoiRz/N
個人的感覚だけど、このスレの住人はノリの人間がすごい多い気がするww

妹デーSSにGJ!
427火憐オナニー:2010/09/06(月) 22:56:57 ID:y1FY34kb
駄文投下

「ごめんね阿良々木君。今日はあなたの相手をしている暇はあなたの存在意義ほどにも無いの。」
と、開口一番に言われ今日の勉強会はお流れになってしまった
どうやらお義父さ…戦場ヶ原の父親が忙しいらしく、その手伝いに行くようだ。
それにしたって、他に言いようがあるだろう……。

「バイト代が入ったら、そうね、遊園地にでも行きましょう。私、奢ってあげるわ。阿良々木君。」
「いやぁ、その提案は魅力的だが、奢ってもらうのは悪いよ。」
「いい?阿良々木君。これは埋め合わせなのよ。私の顔を立ててちょうだい。」
━それも一理ある、な。
それに、言うことを聞かないとあとで面倒くさそうだしな。
「悪いな。じゃあ遠慮なく奢ってもらうよ。」
「ホント、甲斐性のない彼氏を持つと大変だわ…。」
━まぁ、そこがいいんだけどね。

飛びっきりの笑顔を僕にくれた。
大変だ、こりゃ明日は槍が降るな…。

その後僕らは少しの間埋め合わせデート(素晴らしい響きだ)の計画をし、お別れのキス(というよりちゅー)をし、僕は家路についた。
428名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:57:39 ID:y1FY34kb
家に帰ると、火憐ちゃんがオナニーをしていた。
もう一度言うと、火憐ちゃんがオナニーをしていた。

詳しく言うと、火憐ちゃんが僕の部屋でオナニーをしていた。
もっと詳しく言うと、僕のベッドの上でオナニーをしていた。
もっともっと詳しく言うと、僕の枕を股に挟んでいた。

さらに重箱の隅をつつくように言えば、下着は月火ちゃんの物だった。

━槍が降った方がマシだったかなぁ。どうせ吸血鬼だし。
━玄関開けて、2分でご飯!っていうCMもあったなぁ。こっちは2分でオナニー!だけど。


なんて少しだけ現実逃避していると、自分が不思議と落ち着いている事に気がついた。
━そうだ、暦お兄ちゃんは大人だからでっかい方の妹のオナニーを間近で見ても興奮なんてしないんだ!
不思議と落ち着いているので、僕は妹のオナニーを観察する事にした。
不思議と落ち着いているので仕方がない。
429名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:58:20 ID:y1FY34kb
今、僕の目の前には火憐ちゃんのお尻がある。
適度な運動で引き締まった小尻ちゃんが、僕に素晴らしいパノラマの景色を与えてくれている。
部屋のレイアウト上、僕のベッドは部屋の入り口近くにあり、実は火憐ちゃんは僕にお尻を向けていたせいもあり、
部屋に入った僕の目にまず飛び込んできたのは、その美尻だった。
というか桃尻しか見えない。
では何故僕が火憐ちゃんだと気がついたのかと言うと、実は僕には骨盤を見ただけ(ry
そのドアを開けても気づかないぐらい、
臀部に鼻息がかかるような距離で見られているのに気がつかないぐらいに、火憐ちゃんは熱中しているようだ
430名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:58:54 ID:y1FY34kb
━ハァ…ハァ…
と、荒い息。
━っん…
と、押し殺した喘ぎ声。
くぐもった水音。
静まり返った僕の部屋がこの単調な音を強調させる。
否応無しににも、集中してしまう。
火憐ちゃんの分泌液(火憐汁)によって、僕の枕と月火ちゃんの下着が、テラテラと濡れている。
━今晩どうしような
と、的外れな事を思っていると、火憐ちゃんがクイッと下着をスライドさせ秘部を露わにした。
妹の恥ずかしい所なんて、見慣れているし(変な意味ではない。風呂上がりに裸で歩き回る火憐ちゃんが悪いのだ!)
見たくはないが、何故か目がはなせなかった。

普段のぶっきらぼうな姿からはまったく想像できないような、繊細なタッチで指を秘部に沿ってスライドさせる。
みるみるうちに手首まで火憐汁が滴ってくる。

いつの間にか、人差し指と中指が、入り口で円を描く、ほぐすような動きに変わってきた
そして くぷっ っと指先が沈みこむ。
うぁ… っと、声にならない声が上がる。
そのまま くぷ くぷ と浅く抜き差しをする。
431名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:59:33 ID:y1FY34kb
すう っと今までシーツを掴んでいた左手手が、苦戦している右手を助けるように伸びてきた。
だが、左手は右手を助けるのではなく、何かを探すように白くなだらかな丘を滑っている。
その左手の動きがピタリと止まる。お目当ての物を探り当てたようだ。そして、意を決したように、ぐっ と力が入る。
少しずつ、少しずつ、白く、長い中指がお尻の穴に埋まっていく。

━なんて事だ僕の妹にはそっちのケもあったらしい。
なんて、僕の心配を余所に、火憐ちゃんは順調に気持ちよくなってきているようだ。
右手はクチュクチュとこするように、左手てはクニュクニュとこねるように
それぞれが別の生き物のように動いている。

それでも、火憐ちゃんは少しもどかしそうだった。
当たり前だ。○学生がアナニーに慣れていてたまるか。
困っている火憐ちゃんはとてもレアだが、このままでは少し可哀想なので手伝ってやるか。
432名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:00:30 ID:y1FY34kb
幸い、いつの間にか鼻先が触れるかという距離まで近づいていたので火憐ちゃんの右手と左手の間、
つまり蟻の戸渡りを舌先で舐め上げてやる。
「ひゃううっ!」
そしてそのまま右手とおまんこの隙間にねじ込んでやる。
「ふぇっ?何? 何? んぁあっ!」
根性の女でも流石に声が我慢できないようだ。てか可愛いな声。
そのまま舌で膣壁を擦りあげる。
「ああっ、あう、ああう、あああ」
限界が近いようだ。膣壁がひくひくと舌を締め付ける。
「ああっ、イくっ、イくっ!イくぅ!」
トドメとばかりに親指で、火憐ちゃんの真っ赤に腫れた、クリトリスをギュッ と強めにすり潰すように刺激する。
「イっ!あああああ!」
ブシュッ と一際大きい水音と共に、火憐ちゃんの大きな体が跳ね上がった。
「あっ、ああっ!かんばるせんせえええっ!」
433名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:01:10 ID:y1FY34kb





後日談、というか今回のオチ。

7回死んで8回生き返りました。


あと、戦場ヶ原とのデートは何故か羽川同伴でした。



              おしり
434名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:04:54 ID:NaOCi9x7
「おい、阿良々木っ。バサ姉なんて呼び方があるなら
バサ妹なんて呼び方があってもいいと思わない?」
「いや、羽川。お前は何を言っているんだ」
「ああ、好きでもない女は妹にはできないですよねー。
ていうか呼び捨てだもんねー」
「ええっ、ああっ!そんなことないです!羽川さん!」
「で?」
「はい?」
「で、阿良々木は妹さんのこと、どう呼んでるんだっけ?」
「……火憐ちゃんとか月火ちゃんです」
「そうだよね、名前で呼ぶよね。ほら、今は私、バサ妹だから
ちゃんと名前で呼ばないと駄目でしょ?」
 もう何を言っているのか僕には理解ができなかった。
ていうかバサ妹ってなんて読むの?バサいも?バサいもうと?
どっちにしてもなんか語呂が悪いと思うのだけれ……
「がるるる……語呂なんてどうでもいいの!」
「痛い痛い痛い!羽川さん地の文を読まないで!僕の鼻を噛まないで!」
「ほら、呼んで」
「……つ、つばさちゃん」
………………。
「………………」
………………。
 いや、お前、そんな照れられても……僕が恥ずかしいんだけど。


>>433
「おしり」ワロタw
435名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:22:41 ID:mao2oRDI
>>432
そこで神原の名前かよ! 兄ちゃんだろそこは!
っていうかズリネタが神原なら自室でやれ! 暦の布団と枕汚すな!
マジツッコミしちまったよGJ!
436名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:26:04 ID:RoD8n9XX
>>435
たしかになんで阿良々木さんの部屋なんだろうなwww
妹デーGJ、皆さん乙です!

ところで>>411の続きはもちろんあるんですよね?
5人SS投下されたみたいですしね、続きwktk
437名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:44:18 ID:qW24aqXI
これは酷い包囲網 みんなGJすぎるぞー
438名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:50:21 ID:45oVvc4J
あれ? 頑張ってエロ有り書いてる内にもう五人分投下されちゃってる・・・けどまあいいか!

というわけで、暦×火憐with月火です。
エロ有りです。ちょっと処女喪失で痛い的なアレがあります。
439名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:50:49 ID:45oVvc4J
「なあなあ」
「なに、火憐ちゃん?」
「月火ちゃんってさ……ちゅー、したことある?」

 その瞬間、二人の間には沈黙が落ちた。

「………………」
「………………」
「……火憐ちゃん」
「……もしかして、だけど……月火ちゃんも?」

 そして、その沈黙をもって、当事者から聞かされて知っていた月火は無論の事、知らなかった
火憐もまた、自分と同じ災害が妹の身に降り掛かったのだと察した。

「……うん」
「そっか……」

 大好きな彼氏に捧げたかった初めてのキス。
 それを、二人とも、大して仲がいいわけでもない(当事者比)、実の兄に奪われた。
 それは、二人にとってはトラウマ物の大事件だったりしたのだが、当の兄はといえば、
『やっぱり妹とキスしても何も感じないな』などとのたまわったのだ。
 そんな事が許されようか。いや、許されない。
 となれば、行うべきは復讐。リベンジだ。

「……だな」
「……だね」

 そこまでの意志の疎通をアイコンタクトで終え、二人は部屋を出た。
 向かう先は兄の部屋。標的は、兄、阿良々木暦。
440名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:51:18 ID:45oVvc4J
「さて、と」
「……これから、どうしよう」

 標的の部屋へと至った二人は、そこで途方に暮れていた。
 目の前には、ぐっすりと眠り込んでいる兄、阿良々木暦の姿がある。

「復讐って言っても……何してやりゃいいんだろうな?」
「……うーん……キスは、そもそも私たちとしたのが初めてだろうし」

 妹達の兄への評価はそれほど高くないようだった。
 兄が恋人と星空デートで初キスを済ませていた、などという事は、彼女たちには知る由もない。

「だったら兄ちゃんの初体験を奪ってやる、ってのはどうだ!?」
「そっか! お兄ちゃんきっと童貞だよね! 彼女さんいるって言ってたけど、多分まだだろうし!」
「……そっか、兄ちゃんは童貞だったのか」
「……悲しい事実だね」
「よし! とにかくその作戦で行くぞ、月火ちゃん!」
「うん、わかったよ、火憐ちゃん!」

 決心した二人は、早速行動に移った。

「下、脱がせてっと………………な、なんか恥ずかしいな」
「そう? 私はちょっとドキドキしてきたよ」
441名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:51:40 ID:45oVvc4J
 そして、それがとうとう二人の目の前に現れる。

「うわ……」
「うわ……」
「これが兄ちゃんの……なんだな」
「これがお兄ちゃんの……なんだね」

 当然というか何と言うか、それは眠りこけている状態では勃起していなかった。
 想像していた物と違うその風体に、二人は首を傾げる。

「なんだかぐんにゃりしてるな」
「うん、そうだね。もっと、こう、上むいて立ってるもんじゃないの?」
「確かに、神原先生に見せてもらった漫画ではそうだったな」

 なんてものを見せてるんだあのエロ後輩は!?と、本来ならツッコミが入る場面だったが、
ツッコミ担当は未だ眠りの中故に、場には奇妙な沈黙が満ちる。

「でも、確か、これって、触ったり舐めたりしたら、大きくなって立つんじゃなかったっけ?」
「ああ、確かにそうだった。何か、男って口でされるのが好きなんだってさ」
「へんなの。セックスって、股の間にある穴にこれいれてするんじゃないの? 口でもするんだ?」
「うーん……あたしも詳しくないからよくわかんねえ。今度神原先生に聞いてみとくな」
「でも、すごいね、神原さん。何でも知ってるんだ」
「ああ、あたしもそう言ったら、なんでもは知らない。エロい事だけだ、って言ってた」
「……どっかで聞いたことがある台詞だなぁ」

 言葉を交わしながら、二人はおっかなびっくり、その柔らかくてぐんにゃりとした物に手を触れる。
 二人の小さな手のひらに包まれただけで、それは少しだけ大きくなった。

「で、どうするの?」
「……どうするんだっけ?」
「あんまりぎゅっとしたら痛いよね」
「だな。……確か、ゆっくり上下に擦るんだっけ?」
「こんな感じ?」
「うお、何かぴくっとした……うわわ、大きくなってきたぞ! なんだこりゃ!」
「おちんちんだよ」
「月火ちゃん、あたしの事馬鹿だと思ってないか?」
「うん、この街で一番だよね」
「へへっ、照れるぜ」
「うーん、火憐ちゃんはホントMカッコいいね……」
「……これで、いいのか?」
「……た、多分。だって、もうすっごい大きくなったし、固くもなってきたし」

 言葉通り、兄のそれは、すでに天にそびえんばかりに大きくなり、いつでも行為ができる状態にあった。

「よし、じゃあ……あたしが行く」

 その物から一瞬たりとも目を離す事なく、火憐は決意を込めた表情で宣言した。
 手は服にかかり、もともと軽装だった彼女は、あっという間に下着姿になった。
 可愛らしいスポーツブラに包まれた、可愛らしい胸が、緊張故にわずかに荒くなってきた呼吸で小さく上下している。

「……ずるい、火憐ちゃん」
「わりぃ、月火ちゃん。でも、これだけは譲れねー」
「もう……火憐ちゃんがそんな顔して言う時は、本当に譲ってくれないんだから」
「ごめんな、月火ちゃん。でも……兄ちゃんの初めてを奪う女は、一人だけしか存在できないんだ」
「……いいよ。私は後で、お兄ちゃんの処女貰う事にするから」
442名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:52:03 ID:45oVvc4J
 与り知らぬ所で物凄い事が決定した事なぞ露知らず、下半身を露出し、物をおったてたまま、それでも阿良々木暦は
ぐっすりと眠り続けていた。
 そして、眠りの中で、彼はついにその時を迎える事になる。

「じゃあ……えっと、ここ、濡らさないといけないんだっけ?」
「そうだね。って……火憐ちゃんのそこ、もう……」
「あ、あはは……あたしも、ちょっと興奮してるのかな」

 すでに、そこはしとどに濡れそぼり、少なくとも外見上は男を迎え入れる準備を整えていた。
 その事に羞恥と共に安堵を覚え、火憐は兄の身体にまたがるようにして、そそり立つ物に自らの秘所を
触れさせた。

「い、いくぞ……月火ちゃん」
「うん、頑張って、火憐ちゃん」

 だが、二人はとてつもなく大事な事を忘れていた。
 そんな事忘れるような事かよ!?と、兄が起きているならば間違いなくツッコミが入ったであろう、
非常に大事な大事な事を。
 そして、その忘却していた物は、永遠に失われる事となる。

「よ、よし……せーの……ぐぎぃっ!?」

 火憐は、自らの秘所に兄の物を導き、そして、そのまま一気に腰を落とした。
 瞬間、走る激痛。
 凄まじい痛みが、阿良々木火憐の全身を駆け巡った。

「か、火憐ちゃん!?」
「ぐ……こ、これはちょっと……うっかりして、た……いっぅう……」

 忘れていた事。
 それはつまり、初めてなのは、何も兄だけではないという事。
 火憐も(そして月火も)また、処女だったという事を、うっかり彼女たちは忘れていたのだ。
 結合部からしたたり落ちる純潔だった証。顔をこれ以上無い程にしかめ、歯を食いしばり、火憐は激痛に
耐えていた。目からは涙がこぼれている。

「そりゃそうだよね、私たちだって初めてなんだし……ってなんで気付かなかったの私たち!?
 これじゃ本末転倒だよぉ!」

 今更ながら、月火はその事に気づいたようだが、時すでに遅し。
 最早、阿良々木火憐の処女は、永遠に失われてしまったのだ。

「だ、大丈夫!?」
「こ、これは……あん時より……つらい、かも……ぎひぃっ!?」
「お、お兄ちゃん!?」
「あ、にいちゃ、だめ、や、やめ……いた、いたいぃ!」

 涙をこぼす程の激痛に晒されているというのに、なんという事だろうか。
 眠りの中で、処女の隘路に挿入した夢でも見ているのだろうか。いや、夢ではなく、現実に挿入している
わけだが、何にしろ、その快感が原因となったのだろう。兄が腰を突き上げ始めたのだ。
 当然、火憐はさらなる激痛に襲われる事になる。
 こぼれる涙は玉となり、顔色は真っ青だ。横で見ていた月火も、そのあまりの有様に、呆然とするしかない。

「いっ、やっ……やめっ、にいちゃ、んっ……うごか、ない……でっ……あっ、ふぅんっ」

 だが。
 元来のM性故か。
 それとも、何か別の理由があるのか。
 程なくして、火憐の声に艶のような物が混じり始める。

「ひっ、ひぃんっ……いた、い……いたい、よぉ……でも……あっ、ん……なんか、へん、だ……あたし、へんっ……!」
443名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:52:28 ID:45oVvc4J
「か、火憐ちゃん……気持ち、いいの?」
「……そ、そうかも……気持ち、いいの……かもっ、んっ! ジンジンしてっ、いたっ、いっのにっ……でもっ、
 だんだん、それが……気持ち、いいっ! あっ、すご……気持ちいい、これっ! 兄ちゃんの……あんっ!」

 真っ青だった顔には朱がさし、瞳はとろけ、舌までだらしなく出して、火憐は完全に感じ始めていた。

「……い、いいなぁ……火憐ちゃん、気持ちよさそう……んっ」

 気づけば、その痴態にあてられたか、月火もまた、己の秘所へと手を伸ばしていた。
 触れてみれば、そこはすでに、挿入前の火憐のそれのように、しっとりと濡れていた。

「……。これ以上、濡れたら……ダメ、だから」

 その事実に赤面しながら興奮し、月火は自らの下着を脱ぐ。言い訳めいた言葉にすら、興奮はその
度合いを高めていくようで、あっという間に月火の息は荒くなっていく。

「あんっ、すごいっ! にいちゃん、すご……あっ、ふぅんっ、おく、とどいて……いいよぉっ!」
「あっ、あっ……あぅんっ! 火憐ちゃん……お兄ちゃん……凄いよぉ……あっ、ふあっ」

 兄の、夢見心地ながら激しい腰使いに、火憐は一気に頂点まで突き上げられる。
 最早痛みなど何処かへと消え去り、ただただ激しい快感だけが、彼女を追い詰めていた。
 そして、それを見て自ら慰める月火の動きも、加速度的にその速さをまして行く。

「あっあっあっ、ああっ、あああっ、なんかっ、くるっ! くるよ、にいちゃ……んっ! きちゃうぅぅぅぅうっ!!」
「火憐、ちゃ……おにい、ちゃ……わ、わたし、もっ……いっちゃ……うぅぅううううっ!!」

 そして、二人は同時に達した。
 火憐は、自らの股間から潮を吹きちらしながら、身体をこれ以上無い程に反らせて、びくびくと震わせた。
 月火もまた、自らの股間から愛液を飛沫のようにほとばしらせながら、腰を突き上げるように身体を反らせていた。
 二人だけではない。達した瞬間、火憐は自らの中に注ぎ込まれる熱いものもまた、感じていた。

「あ、あは……す……ごい……あたし……いっちゃ……た」
「火憐……ちゃ……ん……おにいちゃんも……すごかっ……た……よ……」

 やがて、あまりの激しさに、疲労がピークに達したのか、火憐も月火も、兄の身体にすがりつくようにして
寝息を立て始めた。
 三人ともがほぼ裸だという事がなければ、そして、火憐の股間から白と赤が混ざった物が垂れ落ちていなければ、
それは非常に微笑ましい、兄妹の光景のようにも、みえた。
444名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:53:23 ID:45oVvc4J
 後日談というか今回のオチ。

「なんじゃこりゃあ!?」

 朝目が覚めたら、妹に全裸で覆いかぶさられていた高校生が、そこにはいた。
 っていうか僕だった。
 見れば、月火ちゃんもその側で、あられもない格好で眠りこけてるじゃないか。
 ……って、なんだこのにちゅっとした感覚……。
 そこで、僕は初めて気づいた。
 妹の初めてを奪った上に、中出しまでしてしまった兄が、そこにはいた。
 っていうか、僕だった。

「なんじゃこりゃあ!?」

 もう一度叫んでみても、どうやら夢ではないらしい事がわかるばかり。

「なんじゃこりゃあ!?」

 三度叫ぶ僕には、この後待ち構える運命など、知る由もなかった――

「というわけで」
「というわけで」
「兄ちゃんには責任とってもらわないとな!」
「私は……奪われて無いけど……」
「いいんだ、月火ちゃん。あたしたちは姉妹だ! 責任は平等にとってもらわなきゃなんねー!」
「そうだね! 火憐ちゃんの言うとおりだよ!」

 知る由も無いから、語る事もできないわけで……これにてこの話は終わり。
 あとはまあ、勝手に想像してくれればいい。僕がいかに悲惨な目にあったのか、を。

「じゃあ行くぞ、兄ちゃん! いざラブホテルー!」
「いざラブホテルー!」
「なんじゃそりゃあ!?」

  叫んでも 応える者は 誰も無し
    誰でもいいから 助けておくれ

                暦 心の歌

「後ろの穴だけは勘弁してくれー!」
「いいや」
「勘弁」
『してあげないっ♪』

                                                         信長
445名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:55:43 ID:45oVvc4J
                                         尾張

ここまで投下です。
446名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:58:16 ID:5DGTgjNN
みんな怒濤だなw
乙すぎる。
妹の日にギリで間に合ったー。
時間なくてエロなしオチなしだけど、大目に見て下さい。


「ねぇ、兄貴」
「どうした、理澄?」
「あのさ、双子はよくシンクロするって言うよねっ?」
「あー、よく聞くな」
「片方が怪我すると、もう片方も怪我したりさ」
「あぁ」
「感覚もシンクロするってこと、あるのかなっ?」
「そりゃ、まぁ、そういうのもあるんじゃねーの?」
「……ところでさ、あたし最近変なんだよね」
「うん? 何だよ急に」
「夜中に寝てるとき、急にお腹の辺りが熱持ったりとか」
「……」
「何だかすごく胸が切なくなったりとか」
「……」
「……濡れちゃってたりとか」
「……」
「……その……すごく……して欲しかったりとか……」
「……気のせいじゃねーの?」
「それが決まって兄貴が遊びに行ってる日なんだよねっ?」
「……」
「ちょっと怖いんだねっ」
「……」
「心配だから、今度報告した方がいいのかなっ?」
「いやしなくていい」
「……兄貴、何か顔ひきつってるよ? 大丈夫?」
「大丈夫だきっとそれは夢だから今日はぐっすり眠れるだろーさ」
「何か棒読み?」
「気のせいだろほらもう夜も更けてきたし寝よーぜ」
「ふうん……変な兄貴」
「おやすみなー」
「おやすみなさいっ」


という訳でみなさまよい夢を〜ノシ
447名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 00:01:24 ID:l09Pgria
45oVvc4J
NaOCi9x7
y1FY34kb
gfRBx72v:EC6H5vA1 = ◆PVvgS3wnPw

あれ? 4人しかいなくないか


四人しかいなくないか?
448名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 00:02:18 ID:l09Pgria
と思ったら5DGTgjNN駆け込みw
449名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 00:03:19 ID:NX5duVPS
>>447
大丈夫、5DGTgjNNさんで5人だ
450名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 00:06:51 ID:ZJnXK/pB
小ネタ

「ここまでの流れを見て気づいたのですが」
「なんだ、八九寺」
「天城越えさんにとって、私は妹的存在ですら無い、という事なのですね」
「僕の名前をつづらおるように間違えるな。僕の名前は阿良々木だ」
「失礼、噛みました」
「違う。わざとだ」
「コブシ回した」
「演歌の歌い方を心得ているっ!?」
「それはともかく、妹という意味では、私にも十分に資格があるのではないでしょうか」
「あれ? なんだ、八九寺。お前、僕の妹になりたいのか?」
「ああ、残念です、阿良々木さん。そのつもりは私にもあったのですが、もう日付が変わって
 妹の日が終わってしまいました」
「別に妹の日じゃなくても妹になりたかったら言ってくれればいいのに」
「私、記念日は大切にするタイプなんです。記念日じゃなくなったらどうでもよくなるんです」
「そうか」
「ところで、今日は何の日でしょうか」
「ん、ちょっと待て……今日は、クリーナーの日と、CMソングの日らしい」
「地味ですね。しかもエロパロのネタにはなりそうもありません」
「え? そうか? クリーナーとかなら、お前の身体を中からクリーンしてやる!とか言って
 エロい事できそうだけどな」
「私はその阿良々木さんの発想をクリーンしたいですけどね」
「上手いことを言われたっ!?」

                               終わり
451名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 00:18:34 ID:WFUWroyL
>>435
自分のパンツ履け!もw

>>436
そりゃあ自分のベッドを汚したくないからでしょう


とりあえずみんなGJ!
452名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 01:55:53 ID:tlG2QxUU
波は収まったけど一人戦々恐々してる方がいると思うと笑いを禁じえない。
453名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:16:11 ID:jBXHpc8R
この流れwww
では続きがくるまでの時間潰しにでも。


ひたぎこよみ2

原作っぽい感じでレイアウトされたSSです。

http://u3.getuploader.com/eroparo/

にあるb19のzipかpdfです。
454名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 06:00:43 ID:4UJ3r/Ip
わっふるさんもこのスレ住人の異常なまでの
ノリの良さと仲の良さを甘く見てたなw

続き期待
455 ◆BAKEWEHPok :2010/09/07(火) 07:31:56 ID:tlG2QxUU
出遅れたけど投下

「うわっお兄ちゃん。どうしたの?べろんべろんじゃない」
「久しぶりに忍野がきてさー。付き合わないかいって飲まされたんだよ」
お兄ちゃんは今まで見たことないぐらいよたよたでぐたぐたになってしまっている。
忍野って人は知らないけれど、こういうとこだけ真面目なお兄ちゃんがお酒を一緒に飲むぐらい親しい人なのかな。
「そんなんじゃ歩けないでしょっ。ほら」
「ありがとう月火ちゃん」
肩を貸してよっこらお兄ちゃんを部屋へと連れてってあげた。
正直重いけれど、普段見ないお兄ちゃんの表情がちょっとだけ面白い。
「よいしょっと」
倒れこむようお兄ちゃんをベッドへと連れて行ってあげたけれど
着替えもせずに倒れこんだまま動かなくなった。
それどころか私を腕の下に押し潰したままだ。
「重いってばー」
まるで気絶してるみたいに動けないお兄ちゃん。
しょうがなく横でじっとしていると突然ぎゅっと抱き締められた。
「月火ちゃんはぷにぷにしてて気持ちいいなー」
ぷにぷにって言うな!
そう言いたいのお兄ちゃんが私を抱いて笑っているのにドキドキする。
だらしなく綻んでいる顔なのに、目の前で幸せそうにしていられると勘違いしてしまいそう。
456 ◆BAKEWEHPok :2010/09/07(火) 07:32:21 ID:tlG2QxUU
「も、もうどこ触ってるのよ」
いつも頭を撫でられたり、たまにおっぱい触られている時と違って
ぎゅぎゅっと力強く、それこそ恋人を抱き締めているみたく腕の中に収められちゃってる。
ゴツゴツした手がちょっとだけお尻にあたったり、最近凄く逞しくなった腕が背中を抑えているのが少しだけ心地いい。
いやいやいやいや私何考えてるの。
お兄ちゃんは適当に触っているだけなんだから。
勘違いしない。勘違いしない。
そんな風に自省していると
「月火ちゃん、んー」
んー?
ってなんかお兄ちゃんが私の目の前で唇を軽く突き出して何かを求めるように
っていうかわかりやすいぐらい唇をムチューとこっちへ向けていた。
あー酔ってるんだなー。
お酒がどういうものだか私は飲んだ事ないけれど
クールに決めたい、決めようとしているお兄ちゃんがこんな風になってしまうぐらい凄いものなんだなー
そう思って、じっと見ていると少しだけお兄ちゃんがまだかなーって眉を潜めて悲しそうだ。
うわー いつも無駄に強がってて無駄に偉そうなお兄ちゃんが変な顔してる。
抱き締める腕もぎゅぎゅぎゅっと強くなってて子供みたいだ。
はっきり言えば甘えたがってる幼児みたいだ。

勘違いしてほしくないけど、お兄ちゃんの普段みない表情にときめいたとかそんなわけでもなく
しょうがなく同情するような気持ちでちゅっと唇をつけてあげた。
お兄ちゃんの満足するような吐息が唇から入り込んで、嗅ぎ慣れないお酒の匂いも一緒に吸い込んじゃったけど
キスっていうよりはなんだか可愛い、お兄ちゃんだけど弟みたいな子供を
あやしつけるようにちゅちゅっとキスをしてあげる。
ほどなくお兄ちゃんは私にキスをしたまま寝息を立てて眠りについちゃったようだ。
けれど抱き締める腕は一向に衰えない。
むー、動けないけどたまにはお兄ちゃんが妹に甘えるのも面白いかなー
からかえるネタになるかもしんないし。
しょうがなく、私もお兄ちゃんの背中に腕を回してお酒臭い息を浴びながら目を瞑った。
457名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 07:34:26 ID:tlG2QxUU
終了

ネタがなかなか思いつかなかった。
わっふるさんがどうしようって悩んでいるかと思うと心配で心配でしょうがないです。
>>453
明日にも読ませてもらいますー
いつもながらレイアウトと西尾節の上手さがよいです。
458名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 07:43:24 ID:tlG2QxUU
『わっふるさんがどうしようって悩んでいるかと思うと心配で心配でしょうがないです』
っていうかこうですな。ワハハ
459名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 08:05:23 ID:WFUWroyL
>>453
相変わらずキュンキュンします
460名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 09:55:26 ID:L2NH/K44
もうガハラさんと学生結婚しちゃえばいいのに
461小ネタ:2010/09/07(火) 14:12:20 ID:L2NH/K44
※まだ二人は大学生
「戦場ヶ原ひたぎさんと結婚することになったんだ」

八九寺「それはそれは。てっきり、やっぱり、きっとアララギさんは羽川さんと結婚するんだろうと思っていましたが。
ともかく、おめでとうございます。式には呼んでくださいね。私とアララギさんの普段のスキンシップを詳細にスピーチしてあげます」

神原「なんとおめでたいことではないか!今日という日を私は忘れない。記念日として来年も再来年も祝うため、家に帰ったらカレンダーに印を付けよう。
で、ところで、戦場ヶ原先輩とアララギ先輩の娘さんはいつ生まれるんだ?」

撫子「………………………………………………………………………………
   ………………………………………………おめでとう……ございます………………………まだ手はあるもん(ボソッ」
462 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/07(火) 18:02:26 ID:OmSKOyyc
いやいやいやいや、この流れおかしくね?
起きたらびっくりですよ。
ていうか普段過疎ってるのとかって何なわけ?
こんだけ人いて投下されてたら別に俺の続きとかいらねーじゃん(笑)
絶対俺の作品の続きが読みたいとかじゃなくて俺を困らせたいだけだろ?
みんなして俺をいじめやがって!
おまえらなんか大嫌いだよ!








ごめん、大好きです
463まともな戯言シリーズは初体験? ◆zO7AQfurSQ :2010/09/07(火) 18:03:45 ID:OmSKOyyc
>>411
鼻腔をくすぐる石鹸やシャンプーの匂いに人識は頭がくらくらしてきた。
これはまずい。
「お、俺も風呂入ってくるわ!」
そう言って立ち上がろうとしたが、すぐさま伊織の腕が人識の腰に巻かれ、しがみついてくる。
中途半端な体勢で勢いよく掴まれたので人識はバランスを崩し、伊織を腰に巻き付けたままベッドに倒れ込む。
「人識くん、さっき私言いました」
「な、何をだよ?」
「実は結構溜まってるって。もう我慢できそうにないです」
「!!」
「して……くださいよぉ」
人識は特に女慣れしているわけではない。が、この状況に耐えられるほど朴念仁というわけでもなかった。
「なあ伊織ちゃんよ」
「何でしょう人識くん」
「俺の理性が残っているうちに聞いておくが本当にいいのか? 下手したら何をしちまうか自分でもわかんねーぞ」
「構わないですよ、人識くんなら」
伊織は考える間も無く即答する。
逆に人識がたじろいでしまうほどだ。
やれやれ、と人識は肩の力を抜きながらため息をつく。
「まあ約束しちまったしな。伊織ちゃんが満足するまで付き合ってやるよ」
ちょっとした行き違いのある約束だがな。
人識は小さくそう呟いて伊織の頭を撫でる。
えへへ、と伊織は心地良さそうにはにかんだ。
「で、可愛い可愛い妹の伊織ちゃんはまず何をしてほしいんだ?」
「そうですね……じゃあまず」
伊織は腰に巻いていた腕を首に回し、人識の身体にのしかかる。
が、特にそれを重いと感じるわけでもなかった。
むしろ出夢とは違って肉付きがあるので、そのバスタオル越しに伝わる柔らかさにどぎまぎしてしまう。
「思いっきり、ぎゅーって抱き締めてください」
「え、そんなんでいいのか?」
大事なことですよぅ、と人識の言葉に伊織は頬を膨らます。
「好きな人には抱き締めてもらいたいって思うのは恋する女の子としては当然のことですっ」
「…………」
何となくいきなり告白された気がする。
が、当の伊織はわざとなのか気付いていないのか平然としていた。
人識は伊織の頭と背中に手を回し、ぎゅっと抱き締めてやる。
「ん……」
伊織は微かな声をあげた。
464いーちゃんは書きにくいんだよね ◆zO7AQfurSQ :2010/09/07(火) 18:05:44 ID:OmSKOyyc
痛みや苦しみからでなく、嬉しさから自然に出た声。
伊織も人識の首に回した腕に力を込めた。
その後も頭を撫でてほしいとか髪の毛を梳いてほしいとか子どもみたいなおねだりが続く。
そして。
「じゃあ……キスしてください人識くん」
「ん」
ちゅ、と人識は伊織の額に軽く口付けた。
伊織はちょっと嬉しそうに、そして寂しそうな反応を見せる。
「でこちゅーも嬉しいですけど、違いますよぅ」
拗ねたような口調に人識は苦笑し、何も言わずに今度はちょんと唇を合わせた。
これで満足かと目線で問う人識に伊織はふるふると首を振る。
「もっとちゃんとしたやつがいーです」
「ちゃんとしたやつって何だよ」
「ほら、その……いわゆるオトナのキスってゆうか、えーと」
あまりからかってもかわいそうか。人識はしどろもどろと喋る伊織の唇を塞ぐ。
「んっ……」
顔を押さえて少し強く押し付けてると、強張っている伊織の身体から少しずつ力が抜ける。
わずかに唇が開くと、その隙を逃さず人識は舌をその間に差し込んだ。
「んむっ!?」
びくんっと身体が跳ね、思わず頭を引こうとするが、その前に人識は伊織の舌を絡め捕ることに成功する。
そのままくちゅくちゅと唾液をかき混ぜながら舌をこすりつけていると、ふっ、ふっ、と伊織の呼吸が荒くなってくるのがわかった。
これぞ出夢から叩き込まれた技術、その名も『出夢べろちゅー』!
「…………」
出夢のことを思い出すと、何となく胸の奥が苦しくなる。
無理やり思考から追い出し、伊織に集中した。
唇や舌を甘噛みし、舌先で内側の頬肉や歯茎をなぞり、溢れる唾液をすする。
声にならない悲鳴を上げ続ける伊織の口内に自分の唾液を流し込むと、こくこくと喉を鳴らして飲み込んでいく。
大量の唾液交換を行い、ようやく人識が唇を離すと、つうっと二人の間で唾液の糸が引かれた。
伊織は顔を上気させながら肩で息をし、目をとろんとさせている。
「ひ、ひとし……き、くん」
「こんなんで満足したか?」
「う、うん……ううん」
最初肯いたかと思うとすぐに首を振る。
「もっと……もっと人識くんにキスしてほしい……唇だけじゃなくて、いろんなとこ」
「…………」
「これ……取って」
伊織は唯一自分の身体を覆っているバスタオルを指し示す。
人識はごくりと固唾を飲み、バスタオルの結び目に手をかけた。
・・・・・
・・・・
・・・
・・

465今日はここまでで ◆zO7AQfurSQ :2010/09/07(火) 18:08:33 ID:OmSKOyyc

・・
・・・
・・・・
・・・・・
(どうしてこんなことになっちまったのかなぁ)
人識は自分の腕を枕にして引っ付いている傍らの少女を見つめる。
視線に気付いて伊織はにこっと笑った。
何も言わず人識は反対の手で少し乱れた髪をそっと直してやる。
「私、正直人識くんがこんなに上手だなんて思いませんでした」
「そうなのか? 自分じゃわかんねーけど」
「はい、まさか初めてであんなに気持ちよくしてくれるなんて、人識くんはいいジゴロになれますよ」
「どこの世界に人殺しのジゴロがいんだよ」
人識は苦笑してシーツを払いのけ、身体を起こそうとする。
「わわっ! だ、ダメです! 私の裸見えちゃいますよぅ」
「今更だろ、何言ってんだ」
「は、恥ずかしいものは恥ずかしいんですっ」
風呂に入れてやったこともあるので本当に今更だというのに。
人識はにやりと唇の端を上げる。
「『も、もっと上のとこも』」
「!!」
「『す、すごっ、気持ち、い、ですっ』」
「わわっ」
「『そ、そのまま中にくださいっ、人識くんの、いっぱい!』」
「わーっ! わーっ!」
「こんなセリフぽんぽん吐いといて恥ずかしがんなよ」
「うう……」
「まあ実際」
人識はちょっと考え込むようなポーズをし、ぼりぼりと頭を掻く。
「勢いとはいえ中に出しちまったのはまずったよなあ」
「ん? 私は構いませんよ」
「いや、万が一にもデキちまったらどうすんだよ」
「いいじゃないですか、私たちが零崎のアダムとイヴになるんですよ。埋めや増やせやです」
「…………」
零崎同士の子供が零崎とは限らない。
人識はそれをよく知っていた。
突然黙りこくった人識に伊織は不安になる。
だけど何か声をかける前に人識はいつもの飄々とした表情になり、立ち上がった。
「さ、シャワーでも浴びてくっか」
「あ、人識くん。ま、待ってください」
伊織が慌てて声をかける。
「どうした?」
「わ、私も連れてってください……その、腰が抜けてて足腰が……」
人識はやれやれといった表情で伊織をひょいと抱え上げる。いわゆるお姫様抱っこというやつだ。
もう伊織は恥ずかしがることもなく、人識の首に腕を回す。
その二人の姿はどう見ても家族というよりは・・・





零崎人識の人間関係
 「無桐伊織との関係『改』」
      ―終幕
466名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 18:16:57 ID:FpofE79d
>>464>>465の間が楽しみだ
今日はここまでとのことだから明日以降に期待ですね!
伊織ちゃんかわいいよ乙乙!!
467名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 19:46:05 ID:ZJnXK/pB
なにこの可愛い"妹"超欲しいんですけど
468名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:21:33 ID:tlG2QxUU
>>465
流石、わっふるさんやお美事にござりまする!
伊織可愛いっすなー
469名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 01:12:35 ID:wNjKxOAo
>>453
GJ!なんかここ最近、何気にエロ描写増えまくりで擬音演出が新鮮で面白いです。
470名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 21:13:18 ID:xd7XmHWM
突然止まったな、あの投下とGJの嵐は何だったんだろう?www
471名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:25:10 ID:HlggyBag
緩急激しすぎてなんかこあい
472名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:38:22 ID:fjzl2z3G
これも怪異さ。世界のありとあらゆる場所に、怪異は潜んでいるんだよ。
473名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:45:59 ID:J6Vyo9Fb
自演は続けられるものじゃない
474名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:55:27 ID:fjzl2z3G
この一連の流れが全て自演なら、俺はそれをやりきった俺を褒めてやりたいよw
475名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:01:21 ID:i9C/1LNn
ならばわたしは敢えて言おう
自演乙、と!
476名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:08:37 ID:wNjKxOAo
トリップ付きが何人もいるから、一年以上前から自演してることにwwww

ジェイルオルタナティブですね。狐さん凄い
477名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:08:59 ID:xd7XmHWM
でもあの流れを作ったのは◆PVvgS3wnPwさんの『妹の日』発言とわっふるさんの『あと五人の妹SS』発言だよな

つまり何かきっかけがあればここの住人の投下ラッシュが見れるわけか
478名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:22:54 ID:fjzl2z3G
まあ、ノリと勢いは超重要だからな。
479名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:45:18 ID:e8lQS7yi
西尾スレで過疎ってのは半年投下が無くて初めて使える単語なんだぜ?
480 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 00:36:22 ID:kwt2H/Er
SS書こうとすると小ネタばかり浮かぶ不思議!
1レスだけお借りして神原さんと阿良々木さんで小ネタです。



「阿良々木先輩!」
「どうした神原」
「今日は何の日かご存知かな? 博識ある阿良々木先輩の事だから知っているはずだが聞いておこうと思ってな」
「今日? 9月9日だろ、菊の節句だったかな」
「それも正しいが他にもあるだろう?」
「他? ……あぁ、語呂合わせか、救急の日だな」
「それも正しいのだが私が求めている答えとは別だ。珍しいな、阿良々木先輩が二度も連続して外すだなんて」
「珍しくもなんともないだろ、現に前も同じこと言われた気がするんだが」
「ところで阿良々木先輩、『私が求めている』というのは結構えっちな響きがあると思わないか?」
「思うか! ……コホン、僕は結構間違いをおかすから、珍しいことじゃないと思う」
「犯す、だと!? 誰を犯すのだ!?」
「喰いつくな! 話の筋がどんどんずれるだろうが!!」
「スジだとぉ!? それはお○ん○ん裏側のか!?」
「あぁもう面倒くさいなこの後輩は! で、今日は何の日なんだよ」
「あぁ、その話だったな、失敬した。今日はだな阿良々木先輩」
「うん」
「おジャ魔女どれみシリーズの主人公の妹・春風ぽっぷちゃんの誕生日だ。1994年生まれだから16歳になるのだ」
「分かるかそんなもん!!」
「おや、プロロリコンと名高い阿良々木先輩ならおジャ魔女どれみに詳しいと思ったのだが」
「人を勝手にロリコン設定にするな。僕はガハラさん一筋だ」
「そうか、申し訳ない阿良々木先輩、お詫びに」
「脱がなくて良いからな神原、と言うか脱ぐな」
「む、そうか。先に止められてしまった。ところで阿良々木先輩」
「なんだ神原?」
「9×9=81と考えれば今日はヤオイの日と言っても過言ではないと思うのだが」
「過言だよ! そう言うネタは8月1日にしておけ!」
「ふむ、なるほど。8月1日なら良いのだな?」
「前言撤回だ! スルーすると来年の8月1日に言いだしそうだから今言っておく! 何時だろうとそんなネタは駄目だ!!」
「ちなみにこの小ネタはヤマなしオチなしイミなしのヤオイなネタだったな!」
「そんな使いまわされた言い回ししても全然うまくない! やってもいまさらおそすぎなヤオイだ!!」

終われ
481名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 11:45:12 ID:8AuGvWSs
刀語の話が読みたい
アニメも後半で盛り上っているはずなのにな
482名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 15:12:24 ID:wlRIK/di
別にお前が自分で書いたっていいんだぜ?
483名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 15:42:39 ID:0LQOpZhH
これは判りやすい乞食
484名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 16:18:37 ID:tRsQdg9s
乞食もスレの賑わい
485名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 16:51:34 ID:i7Japvhz
SSへの反応より多いのがw
486 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 17:10:45 ID:lkfqTXu/
刀語より真庭語のが好きな俺、参上!
といいつつも鑢姉弟で小ネタ、以下3レスお借りします。
487 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 17:11:38 ID:lkfqTXu/
この島には二人の人間が居る。
そのうちの一人は鑢七花、虚刀流七代目当主である。
もう一人は鑢七実、鑢七花の姉である。

「七花、ちょっと」

鑢七花は姉・鑢七実に声をかけられた。

「あそこの木。柿が生ってるから収穫しましょう」
「おぉ、本当だ。取ってくるよ」
「待ちなさい、姉の話は最後まで聞きなさい」
「? わかった」

目上の存在である姉には全く頭の上がらない七花。
彼は姉の言う事を素直に聞き入れ、話の続きを促した。

「あなた、この前はまだ熟してないのに取ったでしょう?」
「あぁ、あん時は固くて苦かったな」
「だからわたしが選定するのよ」
「いや、姉ちゃんじゃ届かないだろ?」

以前七花が柿を取った時には持ち前の身体能力を生かし跳躍して収穫した。
その際七花は目についたものから取っていったため、まだ青い柿まで取っていた、と言うかそっちが大半だったのだ。
ゆえに彼女は自分が選ぶと主張した。
しかし、彼女は病弱の身である、姉思いの七花はあまり激しい運動をしてもらいたくないと考えている。
488 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 17:12:24 ID:lkfqTXu/
「姉ちゃんは病気なんだからさ、俺みたいに高く跳ぶのは無理だろう?」
「無理でしょうね、たとえ出来ても七花はさせてくれないでしょう?」
「そりゃあな、止めるに決まってるよ」
「だから七花には肩車してもらうわ」
「肩車? 親父の言ってた柔道の技の肩車か? 異種稽古してどうするんだ?」
「そっちじゃないわよ、わたしを担いでもらうのよ」

あぁなるほど、それも肩車と言うのか、と七花は一つ賢くなった。
姉の言う事は絶対な弟・七花は説明を受けて、早速収穫しようと柿の木のところまで行った。

「それじゃ七花、わたしを担いでちょうだい」
「おおわかった。担げば良いんだな」

軽くしゃがみ、姉が肩の上へ乗るのを待つ七花。
七花にまたいで来た姉はとても軽く、七花はその軽さにすこしだけ驚いた。
落ちない様に両手を姉の足に添えつつ立ち上がり、姉に尋ねた。

「なあ姉ちゃん、これで良いのか?」
「ええ、大丈夫よ。今から熟したのを選ぶわね」

姉が橙色に熟し切った柿を選ぶ間、七花は手持無沙汰でぼんやりとしていた。
姉ちゃんって柔らかいんだな、と首に当たる太ももの感触を受けた七花は思った。
病気のせいか痩せ細っているにも関わらず、どこもかしこも柔らかい。
自身の引き締まった肉体しか知らぬ七花は、初めての感触に興味津津である。
初めての経験に、七花は無自覚に手に力を入れ、太ももの柔らかさを堪能していた。

「ぁ……んっ……」

へぇ、俺のと違って滑らかな手触りで気持ちいいんだな、とか。
あ、なんか汗ばんできた、これはこれで気持ちいいな、とか。
そんな事を考えながら姉の太ももを(その自覚がないけれど)弄っていた七花は、やっと姉の声に気付いた。
489 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 17:13:06 ID:lkfqTXu/
「どうした姉ちゃん? 体調崩したのか?」
「いえ、そうでは、ないわ……ぁ……」

その声が体の調子が悪く苦しんでいる声ではなく、快感により喘いでしまっているとは気づきもしない七花。
一般教養だけでなく性知識にも乏しい七花は、その声が自分が足を触っていたせいであるとは思いもしない。

「なら姉ちゃん、なんで苦しそうな声出すんだ?」
「七花……あなたの、せいでしょう?」
「? 俺なにかした、姉ちゃん?」
「とにかく、手を動かすのは、やめて」
「ん? あぁ、いつの間にか動かしてたんだな。分かった」

ようやく自身が姉の体を弄り倒している事に気づき、その動作をやめる七花。
七実は弟の妙技でほんの少し顔が上気しており、いまだに息が整っていない。
七実も七花と同じく性知識はそれほど持ち合わせていなかったが、雌の本能がその行為を悦んでいた。
無垢だった七実が初めて快楽に身を投じた瞬間だった。


その日以来、木の実の収穫は姉弟そろっての行動となった。
毎回七花が肩車をし、七実が選定・収穫を行う。
その一連の流れの中に七実が食料調達以外の何かに意味を見出している事を七花が知ることはない。

〜終〜
490 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/09(木) 17:14:30 ID:lkfqTXu/
刀語って難しいな、七花色々知らなそうだし
他の書き手さんがとがめを書くのを待つおww
感想くれたら嬉しいです
491名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 17:42:26 ID:b7qtqT23
乙。これは最後まで読まないと色々判断がつかないな。
>>485
書く人多いからって反応がないのはいかんね。
492名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 18:39:48 ID:oNhIIcMa
感想とか反応があるとやっぱりモチベーションが変わるよな

>>490
やっぱり二人は島にいる間なにもなかったのだろうか・・・それくらいのちょっとしたふれあいくらいはあってもおかしくないよねっ!?
493名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 02:57:42 ID:Bx4Xb1Q5
>>453
正直に言う





使わせていただきました!!!
494名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 05:19:20 ID:MD/U7WFy
何に…と、聞いてもいいかな?




ナニに、なんて解答はNGだぞっ
495名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 06:31:49 ID:2d/c8hmg
恥ずかしい告白大会しようぜ
実は俺、ここのSSで何度も抜いたことがあるんだよ


わっふるさんいつもお世話になります
496名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 07:03:31 ID:f8ClxSPt
わっふるさんには息子がいつもお世話になっております〜
497名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 07:11:22 ID:97P7B1WB
わっふるさんの忍と仮物語の火憐ちゃんで抜けた。
498名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 16:26:19 ID:MD/U7WFy
そろそろ、わっふるさんで抜く猛者が出てもいい頃
499名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 17:58:03 ID:mWzNSyIf
っていうか、本当ここのSS職人の方々には、お世話になりまくりだわ。
大概エレクトするもんなぁ…。
皆さんノリもいいから楽しいし。
本当にヌけるし、今まであまり興味なかったキャラまでどんどん好きになっていくのがヤバい。
500名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:38:29 ID:mFEJIifS
わっふるさんを見ていますと……
恥ずかしながら……その……勃起してしまいましてね……フフフ


でも、ライトな>>489みたいなのも好きです!
501名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:43:50 ID:9pJOLkwv
わっふるさんはもちろん◆BAKEWEHPokさんのロリエロっぷりがヤバいマジヤバい
いつもお世話になってます!
502名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:47:45 ID:f8ClxSPt
このスレの職人の皆さんに影響されて好きじゃなかったキャラが好きになっちゃったぜ
最早洗脳だよ洗脳(褒め言葉)
503名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:51:21 ID:mFEJIifS
このスレのおかげで
羽川スキーになったなあ
504名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 22:09:42 ID:2d/c8hmg
前にも誰か言ってたけどこのスレで忍スキーになった人の大半はわっふるさんのせいだと思う
505名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 22:57:09 ID:VH50Bh+4
もともと忍と八九寺にメロメロな僕に隙は無い‼
506名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 03:29:29 ID:QS97G+mL
今日やった刀語のアニメ観たら
七花×慚愧というのもアリだと思った
507名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 07:13:04 ID:DeWFPKej
ロリコン木さん改めてわっふるさんはおにゃのこ
508名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 09:19:14 ID:tehKjxRj
>>506
ないわけがない。月を跨いで登場する唯一の対戦相手だぞ。
509名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 11:43:18 ID:wC+QBl7T
「いやあ、阿良々木先輩。いつ見ても戦場ヶ原先輩のスタイルは凄いな!」
「お前はいつもそれだなあ」
「ああっ、それにしてもあの腰」
「おい、よだれよだれ! ま、確かにガハラさんの腰はすごいよな。
羽川ともよく話してたけどな」
「しかし、阿良々木先輩。あの腰の位置では後からするとき困るだろう」
「……………………」
「はっはっは……えっ、あ、あの……阿良々木先輩?」
「い、いや……いいんだ……届かなかったのは事実だからさ」
「……す、済まない。じ、冗談のつもりだったのだが……」
510名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 14:22:11 ID:kbt1CTwH
>>508
ほ、鳳凰さまがディ、ディディディスられたと聞いて……!
511名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 16:07:38 ID:yRLHCONO
>>509
膝立ち(四つん這い)してもらえw
512名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 16:07:40 ID:YMvAjGZ1
>>509
普段はチビとか背丈の話であらん限りの罵倒をしながらも、
本番では気付かれないようにさりげなく膝を曲げてくれるのが俺の中のガハラさんのイメージ
513 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/11(土) 18:30:06 ID:0Qvn14Z8
>>509
俺はどっちかというと阿良々木くんが頑張るイメージ


「ん……っ、んっ……んうっ……!」
びくんびくんと戦場ヶ原の身体が跳ね、壁についている手の指がカリカリと壁を爪でこする。
がくがくと膝が揺れ、今にも崩れ落ちそうになるのを確認し、僕は戦場ヶ原の蜜の源泉から口を離す。
そう、今僕は戦場ヶ原の秘所を舌で愛撫していたのだ。
後ろを向かせて壁に手を付かせ、少し突き出され気味な腰からスカートを捲り、下着だけを脱がせた態勢で。
充分な愛撫で大きく開かれた二本の足の間のそこは濡れそぼり、足は震えて膝は曲がってなんとか立っている状態である。
腰の位置も低く、準備は整った。
「戦場ヶ原、入れるよ」
僕は立ち上がって自分の肉棒を戦場ヶ原の秘口にあてがいながら言った。
もちろん返事なんか聞かない。
戦場ヶ原が何かを言う前に一気に腰を突き出して最奥部まで埋める。
「あ、あ! あああんっ!」
ぐうっと戦場ヶ原の背中が反り返り、あまりの快感から逃げようとしているのか反射的に身体をひねる。
当然僕は逃がすわけもなく、腰をがっちりと掴みながら立ちバックの体位をキープさせた。
戦場ヶ原に落ち着く間を与えず、僕はそのまま腰を前後に動かし、ゆっくりと出し入れし始める……。


こんな感じ?



しかし意外と俺の作品結構な人が見ていてくれたのね。ちょー嬉しい。
やっぱり感想とか言われると次も頑張ろーって思う。このスレの皆さんに多謝!
514名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 19:35:43 ID:Ca/i1Evg
>>509
別ルート
七行目から

「はっはっはっ、神原後輩は考えが甘いな。やっぱりお前はそこまでのエロ娘か」
「な、なんだとっ!? いくら阿良々木先輩でも許される言葉ではないぞ!」
「いいか、神原。確かに僕が後ろに立っても届かないだろう。そして、ガハラさんが呆れる僕がへこむって絵をお前は想像しているんだろ」
「……そ、そうだが」
「はぁ。そこがお前の考えの浅いところなんだ」
「まわりくどいぞ、阿良々木先輩。なにが言いたいんだ」
「いいか、よく聞け。僕の彼女であるところの戦場ヶ原ひたぎは、それはそれはイきやすいMっ娘なんだよ」
「な、なにっ……!?」
「挿入するとき、背が合わない? バカめ、前戯でイきまくった戦場ヶ原は腰を抜かしておるわ」
「くっ、それは考えてもみなかった……」
「いやほんとあいつすぐにイっちゃって潮ふくんだよ。挿入するころにはいつもへたり込んでるね」
「……ふーん」
「!! あわあわわわわわ」
「で、僕がおしりつかんで立たせようとするとさ『あ、阿良々木くん、もうすこしだけ、まっ、て』って言うんだよ」
「へえ、似てるじゃない」
「そりゃいつも聞いてればな。まあ、僕も待たないでそのまま入れちゃうんだけど」
「戦場ヶ原さんを可哀相に思わないの?」
「いいや、あいつはむしろ燃えるみたいでさ。すっげえ声上げるんだよ。びっくりしたよ」
「……そう。私にはよくわからないわ」
「這いつくばった戦場ヶ原を後ろから責めてると、ああ幸せだなぁと思うぜ」
「ふーん、阿良々木君はSなのね」
「お前はMだからな、戦場ヶ原」
「…………」
「…………」
「……いつからいた? 神原駿河後輩は?」
「『すぐにイっちゃって潮ふくんだよ』からね。神原は途中で私に目を合わさずにどこかへ行ったわ」
「……………そうか」
「ええ」
「……………」
「さて、阿良々木君」
「は、はい」

「何か言い残しておきたいことは?」
515名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 00:45:19 ID:YENqHOat
>>509
更に便乗して別ルート
八行目から

「やはり図星か。そこでだ。私が阿良々木先輩の踏み台になるというのはどうだろう?」
「なんで僕は後輩の女子の背中を踏み台にしてまで、彼女との足の長さの差を補わないといけないんだよ!」
「いや、阿良々木先輩。踏むのは背中ではないぞ。その時の私の姿勢は仰向けに決まっているではないか。
 私は阿良々木先輩に腹を踏みつけられる痛みに耐えながら、頭上で繰り広げられる目眩く……いやめくる
 メコ性行為を余すところ無く観戦できるのだ。これはまさに一挙両得、そして一石二鳥ではないか!」
「それで得するのはお前だけだ! それから、わざわざ関西圏の隠語を交ぜて言い間違え直してんじゃねえよ!」
516名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 00:53:46 ID:LHMw2twl
他人のふんどしでなんとやらだな
剣呑剣呑
517名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:44:45 ID:TtUxTgxH
神原「阿々木先輩のふんどしならいつでもどこでも大歓迎だ」
518名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:50:12 ID:qKXWQo4S
いや、エロパロ板で他人のうんぬん言われても・・・
519名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 02:02:20 ID:KxAjU7mb
規制解除されてますように
とりあえず刀語と言えば蝶々さんと鴛鴦の夫婦が良いと思うのだ
520名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 22:39:57 ID:/DoH0L/U
>>508
根暗仮面男さん………
521名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 22:54:49 ID:4YQGWqRo
>>508
姉ちゃん…………
522名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 22:59:05 ID:zMWjS91d
刀語一巻をようやく今日見終わったばかりの俺にはさっぱりわからない流れだが、
とがめが可愛いという事だけはそんな俺でもわかるぜ!
523名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 23:09:04 ID:9ZxrThtb
>>522
あー…うん
心を強く持てよ
524名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 23:58:52 ID:qiqGgEjg
戯言未読の人注意


ある日本屋の文庫本コーナーを回っているとクビキリサイクルなる本を見つけたオレ
本屋さんのポスターによれば『これはオススメ』らしく、絵も好みだったので買って読了

クビキリを気に入ったオレはもちろん続きのクビシメロマンチストも買った
読み進めるうちに葵井巫女子といういーちゃんの同級生のキャラが気に入った
デートに誘ったり告白シーンのところなんかもう萌えというかキュンキュンした

次の章を読んだら死んでた、すげーかなしかった
オレは『江本ともえを殺しさらに巫女子ちゃんまで殺した犯人め……誰だ……』と思った

最後まで読みきったら巫女子ちゃんは自殺で江本を殺した犯人だった
なんと言うかアレだね、心をぐりんと抉られた感じだったね

次の巻で姫ちゃんを気に入ったら犯人だった
まぁ死ななかったからこれで次以降でも姫ちゃんといーちゃんの面白トークが見れると思った
シリーズを読み進めていったら惨たらしく死んでしまって心に重厚なブロー入れられたようだったね

まぁ西尾維新さんの書くもの大好きなんだけど化物語では誰一人死んでほしくないと切に願ってます
525名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 00:05:46 ID:72DQBTW8
コピペ?
とりあえず、いろんな意味でスレ違い
嫌がらせ以外の目的でここに書く理由がわからない
526名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 00:16:45 ID:soFb+abS
>>524
日記は日記帳に書け
527名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 00:32:35 ID:nu5YkOdW
戯言っぽくなりつつあるめだかボックスの話題はここでしてもいいんですか?
528名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 01:04:09 ID:i43C5ko0
流れが良くない(?)みたいなので唐突に1レス小ネタを投下、略して唐投
から☆なげって呼んでね……上手くねーなorz……でも唐揚げは美味いよね


太陽が昇りだそうとし、空が明るみ始める時刻。
耳朶に響き渡る、とてつもなく甘い声。
阿良々木暦を眠りから覚ました声は普段のものとは違っていた。
普段通りであれば妹たちの暴力を伴った目覚ましが大半なのだが、今朝は違っていた。
何事か、と思い目を開いた彼の視界に映ったものは。
彼自身より一回りは小さい丸みを帯びた肉体、さらさらとした綺麗な金髪。
呼吸音とともに喘ぎ声が漏れ、ときおりびくんとはねあがる身体。
彼の右腕を枕とし、秘所やら胸やら全部ひっくるめて擦りつけているその人物は。
ベッドに潜り込み、自身の体を使って自慰行為に耽っている忍野忍だった。
何故? とか 何事? と言った疑問符で頭がいっぱいになる暦。
戸惑っている暦の動きで起きたことに気付いたようで、忍は動きを止め、暦に声をかけた。

「おはよう、お前様。といっても儂はもうすぐ寝るのだがな」
「お、おはよう忍……何してるんだ?」
「いやの、久しぶりに自らを慰めるのも乙なものかと思うてな」
へぇ、吸血鬼でもオナニーなんてするんだな、などと考えている暦。
現時点ではそんなことよりもっと考えるべき事項があるのに寝起きのせいか頭が働いていない。
「おかずを目の前にしてするのは贅沢じゃぞ、お前様」
「はぁ…………オカズって僕か!?」
「おや、まだ頭が働いておらんかったのかの? まあよい、そのまま体を貸しておけ」
そう言い放つと、またも身体を擦りつけ始める忍。
小さいけれど、柔らかで確実にふくらみを感じさせる胸が暦の腹部に。
穿いていないようで、たまに「ぬちゅ」などと液体の滴る音を奏でる秘所が暦の太ももに。
それ以外にも全身で抱きしめるかのようにして暦に密着し自慰行為に耽る忍。
「し、忍!?」
「そのまま動く出ないぞ……儂はもうすぐ、ぁ、逝けそう……んっ!」
ひときわ大きな声をあげ、絶頂を迎える忍。
既に濡れていた部位から潮を吹きだし、まるで痙攣したかのように身体を震わせている。
その間も暦は事態についていけずただ疑問符を浮かべているだけであった。

「ふぅ……賢者タイムじゃ、そのまま寝るとするかの」
「あ、あぁそう」
「お休みじゃお前様、片づけはよろしく頼んだでの」
「あぁそう……はぁ!?」
言うが早いか忍はそのまま暦の影の中へと帰って行ってしまった。
後に残されたのはなぜか右太もものあたりだけ思い切り濡れているパジャマと、潮がかかりパジャマ同様濡れているベッド。
そして急展開すぎてついていけていない阿良々木暦だけであった。
しかし、時間は刻一刻と過ぎており、ある時間となった。
「兄ちゃん、朝だぞっ! 早く……」
「お兄ちゃん、早く起き……ないと……」
妹たちが、いつものように起きてこない兄を起こしに来る時間であった。
ドアを蹴り開けてなだれ込んできた妹たちが目にしたその光景は。
お漏らしをした兄、のように見えなくもない訳で。
「兄ちゃん!? 高校生でお漏らしはさすがにダメだぞ!! 近づきたくねえ!!」
「そんな!? お兄ちゃんがこの年になってお漏らしをするなんて!! 嫌あぁっ!!」
下の階の親にも聞こえるであろう大音量でそう言って部屋から逃げだす妹たち。
暦はただ茫然と座りつくしていることしかできなかった。〈終〉
529 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/13(月) 01:05:55 ID:i43C5ko0
トリ忘れたorz
エロ表現が難しいとです……本番なんて書けんとです……
書き手の方々にどうやって書く練習してるか聞きたいんですけど
530名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 01:39:43 ID:iHkK+sRh
>>527
めだかボックスでエロパロ4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279515291/
一応こっちがメイン
>>529
自分の読んでるエロ漫画と同人から状況を吸収したり
このキャラにこの行為をしたいと妄想して(例 忍におしゃぶりしてもらいたい、羽川にパイズリを強要したい)
実際すると思われる行為を細かく書き連ねていっちゃう。
531名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 10:15:07 ID:hnpY72Nw
>>530

>忍におしゃぶりしてもらいたい
なぜかこの一文である特定の書き手さんが思い浮かんだ気がするが気のせいかな?
532名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 11:45:49 ID:H1mC5wra
次に八九寺ではなく
あえて羽川と書くところが更に怪しい
533名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 18:56:57 ID:nofETLYR
>>522
とがめも可愛いが他の女子の魅力にも気付いておくといいぞ
…姉ちゃん以外の
534名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 20:05:40 ID:3lf6UxpP
>>533
まだ一巻しか見てないのでそれは無理ぜよw
535名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 22:06:19 ID:CqGWG5BZ
実は百合先輩だったろり先輩とこぐ姉の
エロエロな日々はどこへいったら見られますか?
536名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 05:01:46 ID:fT1DJJvz
エロ同人のエロゲライターの二次小説読んでたんだけど、やっぱプロはうまいね。
エロは当然入っているのに、会話と地の文がちゃんと原作らしくてブレがない。
ネタもしっかりしてるし。凄いな。
八九寺と忍と妹らだけエロがなかったけど。
八九寺と忍と妹らだけエロがなかったけど。
537名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 11:24:20 ID:uuLCql0T
大事な事だな
538名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 11:26:22 ID:jIpgWRBn
エロ同人のエロゲライターってプロなのか
539名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 11:54:01 ID:2X0/NWne
プロのエロゲライターの書いたエロ同人かな?
うーん、読んでみたいなあ
ていうか同人誌の小説って読んだことないや
540名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 12:17:49 ID:L4wQcUn7
プロ漫画家がエロ同人書いてるのはよく見るけど、エロゲライターって珍しいな
同人やってる人いたっけ…誰だろう

真宵のエロがなかったのは頂けないけど
541名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 12:23:52 ID:1vrgLFQM
山本弘とかヤマグチノボルとか
ハセ・クライスナーもデビュー前出してたらしい。今もそのHDDの中には自身のセルフエロパロが眠っているという…
542名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 12:30:06 ID:+xcJJEZf
HP消しちゃったのが悔やまれる
543名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:42:36 ID:kK+iy8mS

12,3レス借ります。
エロ描写練習兼息抜き突発小ネタ。
文体崩壊させたら原作っぽさ消滅したけど、
意外とすんなりエロかけたかも。

羽川視点で阿良々木と永延イチャイチャしてるだけ。
パラレルワールドっていうか、
本編との整合性なんかは殴り捨ててあります。
そういうの気になる人は、
時間軸的には、化物語のガハラさんとの初デートのあたりでの、
羽川さんがみてる夢だと思って読んでもらえれば、いい感じに切なさ乱れ打ち。



544名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:43:03 ID:kK+iy8mS

「はい、こことこことここが間違い」
「え、ここも違う? ……ああそっか、
 二種類酸が出来るのか」
「うん、次亜塩素酸を聞く引っ掛け問題っていうか、
 重箱の隅をつついた問題。
 過去センターでは追試も含めても2回しか出てないけど、
 2回も出てる問題、とも言えるからね」
「……もしかして羽川、各問題の出題回数とか全部覚えてるのか?」
「まさか、こうやって阿良々木君に出題してる問題は、
 作るときに全部調べながら選んでるから、覚えてただけだよ」
「お前は何でも知ってるな」
「何でもは知らないわよ、知ってる事だけ。
 ……ってどうしてこう何度も言わせたがるかな、違うって言ってるじゃない」
「ありがとう、それでも言ってくれる羽川さんが、僕は大好きだよ」
「はいはい、馬鹿な事言ってないで、それじゃもう一回こっち解いてみて、
 この調子だと、もう次で全問正解出来るかな」
「……今更だけど悪いな羽川、問題作るのだけでも相当な手間だろうに、
 こんな遅い時間までつき合わせて」
「気にしないで、寧ろこっちこそ夕飯までごちそうになって、
 悪いかなって思ってるくらいなんだから」
「それにしたって、僕が問題を解いてる間すごく暇で退屈だろ?
 今度から何か時間をつぶせる本とか用意しておくよ。
 特に読みたい本無かったんだよな? 僕の本棚」
「いいよ別に、阿良々木君が勉強してる所を見るの楽しいし」
「楽しいかあ?」
「うん、私と同じ大学に行くために、こんなに頑張ってくれてるんだなーこの彼氏は、
 って思いながら見てると凄く楽しいよ」
「それ、嫌味か?」
「どっちかって言うと、プレッシャーをかけてるつもり」
「……精一杯頑張らせていただきます」
「よろしい」

545名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:43:31 ID:kK+iy8mS

 そして再び視線を下げて問題に向かい始めた阿良々木君を眺める。
 今しがた言った事に嘘偽や遠慮に気遣いは全く無く、
 本当にこうやって阿良々木君を眺めているのは楽しかった。
 少なくとも、好きに漫画とか読んでもらっていいから、と言われて漁った本棚に、
 エッチな写真集を見つけた時より、遥かに心穏やかで居られる。
 
 阿良々木君の勉強を見てあげるようになったのは、
 彼と付き合うようになったのとほぼ同時だった。
 初めてキスをしたのも、初めてエッチをしたのもこの阿良々木君の部屋で、
 勉強を見てあげた後や、いけないんだけど偶には勉強の最中に、そういう事を何度もした。
 だからといって勉強をおろそかにしているつもりはない。
 阿良々木君はもともとやれば十分に出来るくらい賢かったという事もあり、
 順調に成績は伸びてきている。
 このままのペースで成績が上がり続ければ、本当に私と同じ大学に入る事が出来るだろう。
 まあそう簡単に、物事は上手くはいかないんだろうけど。
 
 何て考え事をしていると、問題につまったのか向かいに座っている阿良々木君の手が止まっていた。
 この部屋にある勉強机は、二人で向かうには少し小さく、
 そもそもイスが一つしか無かったので、私が来るようになってからは、
 背の低い座敷用のテーブルを出してきてもらって、二人で向かい合って床に座っている。
 ベッドの縁に置かれた時計を見ると、10時を少し回ったところ。
 私はなるべく阿良々木君の集中を切らさないように立ち上がり、
 彼の背後のベッドに腰掛けた。
 背後から覗き込むと、あと残った問題は1問で、
 それ以外の問題も、全問正解している。
 この化学のテストを全問正解すれば、今日のノルマは終了の予定だ。
 
 
546名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:43:59 ID:kK+iy8mS

 
「よし……出来た、と思うけど」

 最後の一問の答えを書きいれ、
 何処か自信なさ気に阿良々木君がそう呟いた。
 
「どれどれー?」

 もう全問正解なのはわかっているんだけれど、
 ちょっと意地悪して回答を確認するフリをする。
 ベッドから腰をあげ、背後から阿良々木君の頭を抱きしめるように身を乗り出して、
 頭上から回答を覗き込んだ。
 
「あのー羽川さん、そういう事されるともし間違ってても、
 もう一回やり直し出来る精神状態じゃなくなっちゃうんですけど?」
「え、なんで?」
「いやいや解るだろ? 自分の胸に聞いてみろって」
「ちょっと解んないな、阿良々木君代りに聞いてみてよ」
 
 言ってさらに深く、もはや頭を挟むように胸を押し付ける。
 
「ホントちょっと待ってくれ羽川――」
「んっ」

 見上げるようにこっちを向いた阿良々木君の顔は既に真っ赤で、
 それがなんだか可笑しくて、気がついたら上下逆さまなのも気にせずに口付けていた。
 
「んっ……っとと」

 そのまま深く口付けようとした所で、眼鏡が落ちそうになって顔を離す。
 まだポカンとしている阿良々木君の頭を胸に抱えたまま。
 
「大丈夫、全問正解してるよ?」

 少し意地悪く言った。

547名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:44:21 ID:kK+iy8mS

「なんだか今日は随分と積極的だな、羽川」
「そう? 阿良々木君がで問題を解いてる間、すごく暇で退屈だったせいかも」
「それ、嫌味か?」
「どっちかって言うと、彼氏に構って欲しいなーって言ってるつもり」
「……了解です」

 両手が顔に伸びてきて、逆さまの無理な体勢なまま、今度は深く口付けられた。
 
「んんんっ」

 舌が普段と違った場所を違った角度で責めてくる。
 前歯と舌の間の、柔らかい所を擦られ、
 かと思うと巻きつくように舌が絡み付いてきた。
 粘膜同士が擦れるグチュグチュという卑猥な音と、
 いつもと少し違って聞こえる互いの息遣いが部屋に響く。
 
「ぷぁっ、ごめんちょっと待って」

 ぼやけた視界の中で、阿良々木君が少し苦しそうな声を上げた。
 いつの間にか私の眼鏡は阿良々木君が持っていてくれたみたい。
 彼はこういう細かい気遣いが出来る人なのだ。
 
「流石に首が痛い」
「……ちょっとは我慢しようよ、男の子なんだから」

 まあ、私もちょっと無理な体勢で苦しかったし、
 本気で文句を言った訳では無いけれど。
 
 苦笑しながらテーブルに私の眼鏡を置いた阿良々木君に、
 そのまま背後のベッドへ押し倒される。
 
 
548名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:44:44 ID:kK+iy8mS

 
「いやでも今の意外と苦しいって、スパイダーマンみたいに上手くキスできないし」
「スパイダーマン? ああそういえば、そんなシーンもあったね。
 糸にぶら下がったまま、上下逆さまの状態でキス」
「しかも雨の中でだぜ? どれだけアブノーマルな状態なんだよって話だ」
「じゃあ普通にしよ? んむ、ちゅうっ」

 被さるように私に密着した阿良々木君の重さが、
 少し苦しくて心地良い。
 普段は意気地がないというか、遠慮しすぎなくらいなのに、
 いざ事が始まると、多少強引にでも私を求めてくる。
 荒々しい、という訳ではないのだけれど、
 優しく押しつぶしてくる感じ。

 たっぷり4,5分くらい何度も口付けられ、
 息苦しくなってきたところで、舌を開放された。
 
「んは、はあ、はぁ」
「大丈夫か? 羽川?」
「うん、大丈夫」

 笑いながら阿良々木君の後頭部を撫でる。
 すると今度は首筋とか、鎖骨のあたりを舐めるように愛撫されはじめた。
 
 
549名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:45:10 ID:kK+iy8mS

 
「ふっ、ん……そうだ阿良々木君、スパイダーマンじゃないけれど、
 今度息抜きに、映画でも見に行こうか?」
「ん、いいのか? 遊びになんか行っても」
「多少息抜きは必要だって、まだ夏なんだから先は長いし。
 それに阿良々木君最近よく頑張ってるしね」
「サンキュ、でも何だか羽川の口から、息抜きなんて単語が出るのは意外な感じ」
「……そんなに阿良々木君が、もっと私に厳しくして欲しいっていうならそうするけど?」
「いやリクエストとしては、僕が先に息抜きしたいよーって言うと、
 もうだらしないんだから、もっとシャキッとしなさい、
 とか言いながらも甘やかしてくれる感じというか」
「そんな意味不明なリクエストは聞けません。
 あんんっ」
 
 いつの間にか前をはだけられ、ブラの上から胸をすくい上げるように揉まれた。
 そして直ぐにベッドと体の間に手が入ってきて、ホックを外される。
 
「こんな事ばっかり上手くなって」
「羽川のブラなら全部一瞬で外せるぜ、
 あの水色のレースっぽいやつだけはちょっと面倒だけど」
 
 手は胸に置きながら、谷間の部分に顔を埋められる。
 私は何だか汗の匂いをかがれている気がして、最初は嫌がったんだけど、
 こうするとすっごく幸せな気分になれるんだ、と力説されてからは許している。
 というか諦めている。
 引き続き私は両手で阿良々木君の頭を撫でながら、髪の毛をさらさらと手で遊んでいた。
 
「……もしかして阿良々木君、私のブラのホックの構造全部覚えてるの?」
「おいおい何を今更当たり前だろ羽川? 
 そんなのお前と付き合うようになってから2週間で全部覚えたぜ」
「阿良々木君は何でも知ってるね」
「何でもは知らないぜ、羽川のおっぱいの事だけ」
「それと洋物全集2005の46ページから、
 5ページにわたって紹介されているブロンドの女の子の事くらいかな?」
 
 
550名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:45:33 ID:kK+iy8mS

 
 ピタリ、と阿良々木君の動きが止まる。
 
「いやーやっぱり向こうの人可愛いし、はおっぱい大きいよねー?
 そりゃあ本に折り目が付くくらい見ちゃうよねー?」
「痛い痛い! 羽川さん爪がっ、後頭部!
 ていうか何で知ってるの……ああ、さっき!」
 
 エロ本くらい彼女の目の届かない所において欲しいものである。
 結構本気で、阿良々木君の頭に爪を立てた。
 
「いや、別に怒ってるわけじゃあないんだよ?
 阿良々木君がプライベートでどんな本を買っていようと、
 それが私と付き合うようになってからも、月3冊のペースを維持していようと?」
「明らかに怒ってますよね羽川さん!?
 ていうか今度は本当に何でそんなことまで知ってるんだ?」
「まあ私が満足させられてないっていうなら、しょうがないって思うんだけどさ」
「そんなことありません、羽川さんのおっぱいが一番です。
 羽川さんのおっぱいさえあれば他には何もいりません」
「買ってるじゃない、エロ本」
「いや、なんていうか妥協だよ妥協、
 羽川さんが居ない日は、ああいった本で妥協をね」
「え、阿良々木君毎日してるの?
 それとも男の子ってそういうものなのかな?」
「そんな恥ずかしいこと言わないといけないのか? 
 あ、いやごめんなさい、他の男子はわかりませんが、
 僕は毎日のときもあります。
 でも普段は週5,6回くらいです」
「殆ど毎日じゃない……でもそっか、
 そんなに若さをもてあましてたら、しょうが無いのかな」

 言って阿良々木君の頭を解放してあげる。
 けれど阿良々木君は幸せポジション(彼命名)から顔を退ける様子は無かった。
 
551名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:49:09 ID:kK+iy8mS

「許していただけるのでしょうか?」
「うん、だけど今ある本は捨ててね?
 それで今度からは、せめて私から隠し通すように」
「そんな無茶な」
「じゃあ諦めなさい、代りに私のおっぱいなら、
 出来る限りいつでも触らせてあげるか、らっ」
 
 言い終わる前に阿良々木君は動きだしていた。
 胸の全体をそれぞれの手で包み込むように揉みながら、先端を唇でついばまれる。
 彼は私に体重をあまりかけないよう、
 起用に両肘でバランスをとりながら、愛撫を続けた。
 
「ふぁぁ、んんっ」

 軽く歯を立てて吸われたり、その状態のまま先端の部分を舐められたりした。
 その度に私は自分でもびっくりするほど、いやらしい声を出してしまう。
 
「あ、ああん……あぁ、あっ」
 
 ジンジンするし、される程に切なくなってくる、
 けれどやめて欲しくない。
 そのまま彼に抱きしめらるようにされながら、もう一度キスをされた。
 同時に空いている方の手で、やっぱり起用にスカートと下着を取り払われる。

「んぁぁぁああっ!」

 突然酷く淫猥な声が、キスを押しのけるように出る。
 それを自覚した後に、ようやく彼の指が一本、
 とても深いところまで差し込まれている事に気がついた。
 
「うわっ」
「……うわ、とか言わないでよ馬鹿」
「いやなんか、思ったより凄くすんなり入ったっていうか、
 むしろ飲み込まれたっていうか」
「黙れ……うあん、やっ、そこっ」


552名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:49:54 ID:kK+iy8mS

 そのまま無遠慮に、ぐちゃぐちゃと中をかき混ぜられる。
 言われて、いや言われるまでも無く、
 自分のそこが彼の指を飲み込むように動いているのが解った。
 自身の体ながら酷くいやらしくて恥ずかしい。
 
「ちょっとまって、ゴムつけるから」

 そう言って一度私の中から指を引き抜き、ベッドの下に置いてある箱を取り出した。
 もう少し場所を考えてそういうものは置かないと、家族にバレバレではなかろうか?
 まあエロ本すらマトモに隠せない彼には、どちらにせよ期待は出来ないけれど。
 
「いくよ、大丈夫羽川?」
「ん、早く……っ――はっ」

 阿良々木君が中に入ってきた瞬間、思わず両手両足で彼にしがみついてしまった。
 とろけきってしまった体が、勝手に快感を求めて動き出しそうになるのを、
 歯を食いしばって必死に耐える。
 
「きつっ、ちょっと力抜いてくれ、羽川」
「やだっ」
「やだって、このままじゃ動けないって」
「動いたら気持ちよくなっちゃう」
「何言ってんだっ? んっ」
553名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:50:16 ID:kK+iy8mS

 自分でも何を言っているのか解らなかったので、彼の口と一緒にふさいでしまう。
 我慢できなくなったのか、阿良々木君は結構無理やり体を引いた。
 
「んっ、んんんんん!」

 引き抜かれる時に擦れるのが気持ち良くて、
 思わず彼を追うように、腰をこっちから打ち付けてしまう。
 
「ふあああああんっ!」

 小さく達してしまったかもしれない、よく判らない。
 たった一往復の動きで、こんなにも乱れてしまうのが恥ずかしくて、
 でもそんなことも気にならなくなるくらいに、気持ちが良かった。
 私の拘束がゆるくなったのを境に、阿良々木君は激しく動きはじめる。
 
「あら、らぎくんっ」
「羽川っ、羽川っ!」

 今更ながら声大きすぎるんじゃないか、なんて頭によぎって、
 だからじゃないけれど、目の前にあった顔を抱き寄せてキスをした。
 そして抱き合ったまま、一匹の淫らな獣のように私たちは動き続け、
 事切れるように、一緒に果てた。
554名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:50:36 ID:kK+iy8mS


「映画、どうしよっか?」

 お互いに繋がったまま、息をととのえ、
 そのまま何もせずに結構時間がたっていた気がする。
 
「羽川は何か見たいのあるか?」
「んー、あのジブリのやつとか?」
「あれは家族で、っていうか妹達と見に行く予定なんだよな」
「なんだ、私に言われるまでも無く遊ぶ機満々じゃない」
「あいつらが一緒じゃ遊びなんて感じじゃねえよ、餓鬼のおもりだ。
 むしろストレス貯めて帰ってくると思う」
「はいはい、シスコンの惚気話は聞き飽きましたよーだ」
「まあ映画は今度でもいいかな、
 それよりこうやって偶にはガス抜きしないと、
 羽川さんが溜まって今日みたいに偉い事に……痛い痛い!」
「阿良々木君わざと言ってるでしょ?」
「いや、なんていうか羽川に怒られるのが何か嬉しいっていうか、痛っ!」
「変態発言も程ほどにしないと愛想つかしちゃうよ?」

 なんて、火憐ちゃんと月火ちゃん達が呼びに来るまで、
 私たちはベッドの上で二人でごろごろと時間を過ごしていた。
 
 おしまい
 
 
555名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:50:57 ID:kK+iy8mS

 
 高校生組はエロが書きにくいらしいから、ここは高校生組み大好きな俺が、
 需要を供給しようと思ったら。
 エロ意外の部分が勝手に膨れ上がったごめんよ。
 個人的にはピロートークやら、こういうまったりした感じのエロが好きなんだけど、
 マイフェーバリットメインヒドイン様がこういうの似合わないお方なので、どうしたものか。
 
 やっと規制とけたよ、妹祭り俺も参加したかった、埼玉OCNェ、記念投下でした。
 では。
556名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 18:27:26 ID:inRq2dqp
>>555
GGGGGGGJ!
羽川さん原作じゃああだから、せめてエロパロの中では幸せにはっちゃけて欲しいわぁ。
乙!また頑張ってくださいな!
557名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 19:21:19 ID:cAgbVV3R
羽川視点は新鮮ですね
私はまったりエロ大好きです
GJ!
558名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 20:09:27 ID:9uu8Tgwa
おおお、いいSSありがとう。
559名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 21:06:25 ID:jmGyMQZZ
>>555
GJ! キャラがらしくていいね、二人の会話が目に浮かぶわ
ピロートークとかエロはいる前の会話とか大好きです
560 ◆K.I.DssBEE :2010/09/14(火) 23:56:01 ID:kK+iy8mS
バイト帰ってみたら意外と評判良くて吃驚。
てか鳥つけわすれてた。
561名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 00:55:17 ID:tMUxckt1
>>555
イチャイチャ上手いっすーGJっす
562名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 06:07:28 ID:O2fNHgAe
よかった・・・んだけどもう少し誤字を減らすといいかも。途中途中で妙に気になる
563名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 18:39:01 ID:0y+YRn7n
羽川視点でアララギさんといちゃちゃだと、ぶっちゃけ羽川の暗い妄想にしか見えませんw
564名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 18:43:43 ID:Ytwmk3us
ひたぎが大学に入ってバイト初めてから頻繁に帰りが遅くなったなと
呑気に構えてたらバイト先の店長と不倫してましたとかそういうの頼むよ。
565名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 18:55:57 ID:fP5zb5N+
寝取られさんのネタの豊富さは
もう正直嫉妬するレベル
566名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 22:21:31 ID:5EUqSF1z
ダメだ俺がどんなにガハラさんが浮気する場面想像してみても
最終的にガハラさんがそいつ殺してしまう
567名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 22:53:24 ID:df+0ImsS
いつの間にか、さん付けになってスレに馴染んでるのが凄いというか怖い

例えるならば、社会人になり結婚して円満な家庭を築いていて
だんだん生活も安定してきた時に、暦が仕事から帰宅すると、
隣に住んでるチャラ目のイケメン大学生が良く遊びに来て入り浸るようになっていてガハラさんも満更でなさそう
これはきっとそんな恐怖なんだ
568名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:02:29 ID:WYjoimHM
確かに馴染んでるな。
個人的には荒らしではなくて、一連の書き込み全部作品なんだと思ってる。
最初ただの飽食かと思ったら凄くストイックだし。
569名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:40:27 ID:tMUxckt1
寝取られさんの寝取られ妄想を超えれない……!
570名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:21:25 ID:06tBGljk
NTRとしての質が高すぎてそのたった数行で悲惨なNTR感を味わえるとかマジ寝取られ△
571名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 04:15:48 ID:s+33W4HY
寝取られさんがここに書かないで
ひたぎさんスレなんかに書いてると嫉妬してしまう
572名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 04:24:01 ID:b/bO8jgZ
俺の寝取られさんが浮気してるだと…………
573名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 04:49:02 ID:3nPmMADu
文字通りひたぎスレに寝取られたわけか
574名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 13:12:45 ID:dkv8/ngF
だからお前ら頼むから正気に返ってくれw
575名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 13:53:34 ID:wcXIVZN8
そういいつつも、段々毒されていく>>574なのであった
576名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 14:07:24 ID:s+33W4HY
寝取られさんが書き込むと
わっふるさんクラスの
かなりレスが多いSSより盛り上がるんだぜ……
577名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 14:14:36 ID:3nPmMADu
なあ、ひょっとして俺らはこの良質な環境に慣れすぎてしまってないか?
だからついついSSより寝取られさんに反応してしまったり。こんなのはいけないと思うんだ。あらためてこのスレのありがたさに感謝するべきだと。
つまり何が言いたいかというとくろね子さんのおっぱい最高
578名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 14:33:14 ID:cG+bdkPz
出されたものは全て美味しく頂いてこその紳士だろうが
579名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 14:59:42 ID:CFaY18Ps
こんなに潜伏してるなら、SS投下されたときも反応しようぜ
どこに隠れてたんだよw
580名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 19:02:37 ID:3nPmMADu
>>578
いや、>>579にあるようにSSよりネタに反応するのはエロパロスレとしてはどうなのかなって。
何が言いたいかというと肉の名前の肩甲骨最高
581名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 23:01:13 ID:b/bO8jgZ
まず間違いなく良スレだもんねぇ
582 ◆PVvgS3wnPw :2010/09/17(金) 04:02:37 ID:wgF5KJ2A
流れぶった切って小ネタ投下


「火憐だぜ!」
「月火だよ!」
「アニメだと予告編クイズやってたけどクイズなんて嫌いだぜっ!」
「アニメだと予告編クイズやってたけどクイズなんて嫌いだねっ!」
「それでも今からクイズを出すぜ!」
「なんだか矛盾してるよ火憐ちゃん!?」
「早速あたしから第一問!」
「何個も出題するつもりなの!?」
「今日は何月何日でしょうか?」
「それはクイズと言っていいのかな!?」
「惜っしいなぁ、正解は9月17日だぜ!」
「今の問題を誰か間違えたの!?」
「次の問題もあたしからだぜっ!!」
「私の質問はスルーなんだねっ!?」
「あたしたちの兄ちゃん、阿良々木暦のことは変態紳士の諸君なら知ってるよな!」
「ちょっと待ってよ!? 今私たちは変態紳士に向かって話しかけてるの!?」
「今日の誕生花・エリカの花言葉は兄ちゃんにピッタリなんだ、さてその花言葉は?」
「か、火憐ちゃんが花言葉を知ってるなんて!? 男勝りな武道家キャラはどこへ!?」
「なんならあたしは今日から舞踏家キャラになるぜ?」
「火憐ちゃんの舞は絶対『蝶のように舞い蜂のように刺す』的な舞だよね!」
「そのあとには蟷螂のように食らってやるぜ!」
「それだと最後には虫のように死んじゃうよ!」
「話を戻して正解発表だぜっ!」
「正解は何かな火憐ちゃんっ?」
「正解は『孤独』っ!! 兄ちゃんにピッタリの花言葉は『孤独』でしたぁ!」
「……あぁ、お兄ちゃん、友達いないもんね……」
「……さて、気を取り直して次の問題っ!」
「気を取り直して次の問題!」
「月火ちゃんの友達・千石撫子は皆知ってるよな!」
「せんちゃんのことは皆知ってるよね!」
「今日の誕生花・シュウカイドウの花言葉がこの子にピッタリ、さてその花言葉は?」
「え、シュウカイドウなんて花があるの自体知らなかったよ! 火憐ちゃんは何でも知ってるね」
「何でも走らないぜ、Wikiで出る事だけだぜっ!」
「何でもは知らないでしょ!? 字が違ってるよ!!」
「そんなこんなで正解発表!」
「正解は何かな火憐ちゃん?」
「正解は『片思い・恋の悩み』でしたっ!」
「あぁ……私は応援してるよせんちゃん!」
「とうとう来たぜ最終問題!!」
「やっとのことで最終問題!!」
「月火ちゃんのパンツは花柄が多いですが、今月火ちゃんが穿いてるのはどんな模様でしょう?」
「いやぁぁぁぁぁぁあああ!!! なななな、なんでいきなりそんなこと言うの火憐ちゃん!?」
「だってここエロパロ板らしいからエッチいクイズも出さなきゃだし」
「延々と関係ない話題で引っ張ってたのに今更だよね!?」
「正解はなんと! 『着物の下は穿かないからこの問題に答えはない』でした! まさかのひっかけ問題だぜ!」
「いやいやいやいや穿いてるから! ちゃんとパンツ穿いてますからね!?」
「それでは次回もお楽しみに、お相手はあたし、阿良々木可憐とぉ!」
「え、ラジオ風だったのこの小ネタ!? 私阿良々木月火でしたぁ!」

〈終わり〉
583名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 06:43:20 ID:V+yWla2H
>>582
雰囲気出すぎだぜ、GJ。
虫組ェ……。
584名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 07:52:35 ID:AM6pUBBM
いいですねw
シスターズの声が聴こえてくるようですw
妹虫ェ
585名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 13:42:47 ID:Y2OOePpx
ひたぎのSSって和姦モノしか無いの?
586名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 14:25:38 ID:JpWcGw3O
偽物め!
本物の寝取られさんなら自分でシチュエーションを語るはずだ!!!11
587名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 14:36:46 ID:IwPgyWW8
>>582
脳内再生余裕でした
にしても、月火ちゃんのあの羞恥心のなさはお兄ちゃん限定だったのか
まあ、冷静に考えてみればそうだよなw
588名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 18:23:46 ID:AM6pUBBM
「ひたぎさーん。ご飯まだー?」
「もう。今用意しているから、待っていなさいな」
「もー、お腹空いたよー」
「うるさいわね。煮しめるわよ」
「どの部位をですかっ!?」
589名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 22:21:09 ID:lnrBCHF0
携帯だと
△ д ♪ ★ 
は読めないかな。
たまに擬音としてもありかなって思うんだけど
590名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 22:29:37 ID:ge/62Cj+
大丈夫よ
591名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 04:30:18 ID:SQhE7vJ7
了解ー macじゃないけど記号系の表現が気になってたんだ。
592名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 08:00:30 ID:p+jC29sF
西尾作品のパロで記号使うんですかそうですか
593名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 10:32:01 ID:h8AGx4Ww
本家が「☆」とか使ってんだから、文脈によりけりだろうが。
594名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 10:33:51 ID:984rOrjA
刀なんて必ず♪使ってますし
595名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 12:47:53 ID:+jR2KZRd
これ以上>>592を虐めるのはやめてやれよ♪
596名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 14:05:54 ID:Y7vAWOQK
器が大きくて素敵だわ
597名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 14:28:35 ID:GUBe73ak
>>596がひたぎさんに思えてきた
598名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 14:31:40 ID:RoVhDi9t
ひたぎ「人間が小さいとあそこも小さいものなのね」
599名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 16:46:15 ID:12GbC1+G
そんな強がりをラギさんのモノで拡張感を感じながら、アクメ顔で仰るひたぎさん
600名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:00:28 ID:h8AGx4Ww
ららぎ「じゃあまだ見たことないけど、お前はきっとキツキツだな」
がはら「失礼ね。器の大きな私はガバガバよ」
ららぎ「そっか……ガバガバなのか(ションボリ」
がはら「うっ…………訂正するわ、キツキツです」
ららぎ「じゃあやっぱり器小さいんだな」
がはら「むっ。あなたのサイズからすればガバガバで……」
つばさ「あのさ、教室でそういうバカップル会話やめてくれない? いい加減にしないと、もぐよ?」
601名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:20:51 ID:hj6pRCJ7
羽川様にもいでもらうなんて本望です
602名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:47:39 ID:RoVhDi9t
貝木「締まりの良さはあの頃のままだな、ひたぎ」
603名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 17:49:01 ID:svALCWpu
我々の業界(M々木さん含)ではご褒美です♪
604名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 01:51:43 ID:/lOv22jN
なんて雰囲気のいいスレなんだ☆
605名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 01:56:35 ID:kPylxu+C
『ここはすごく雰囲気のいいスレだね』
『ずっとここに居たいくらいだよ』
606名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 01:59:49 ID:fz7v7x4D
お前はよくやった(めだかボックスの連載安定化的意味で
向こうへ帰ろう・・・
607名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:28:38 ID:fkPMmVpD
そっか、めだかボックス、今回も打ち切り逃れたのか
確かに安定してきたな
608名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:30:13 ID:sBWed876
せっかく西尾原作にしてるんだし打ちきれないんじゃないのか?
609名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:36:32 ID:iuCBcqXY
まだ二つは生贄がいるし、本当につまらなかったらすぐ終わっちゃうよ。
610名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:37:27 ID:DtfSPvjc
めだかはもう少し寝取られ感出して欲しかったな。
大嘘付き?で善吉との幼馴染という関係をご破算にして
次のコマでめだかが禊の子をすでに孕んでましたくらいの展開こいよ。
611名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 11:45:45 ID:iuCBcqXY
ね、寝取られさんや!やばい、小指隠さなきゃ!
612名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 12:15:08 ID:fkPMmVpD
だがバトル方面へのテコ入れは正直・・・なぁ。
最初の無茶な問題解決っぷりの方が好きだったのだが。
少年ジャンプではあれが限界か。
613名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 12:22:09 ID:OX0LPJ1+
正統○○もの→○○もの……?→超能力バトルもの
[○○にはミステリなどがはいる]

いつもの西尾じゃないか
614名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 13:40:33 ID:UgWAlZGH
バトルものの方がいいなあ。
初期の問題解決ものはまったく記憶に残ってない。
あの時期登場した卑怯先輩の名前わかんねえや。
615名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 14:03:36 ID:sOjeQWug
初期の方が気の利いた台詞とかが多いし西尾っぽくて好きだったけど、
今の超展開バトルものも西尾っぽさではどっこいだからな

戯言で前半が好きか、後半が好きか、みたいなもんだな
616名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 14:09:22 ID:fkPMmVpD
まあ好みが人それぞれなのは認める。
俺的には初期の方が好きなのだ。
617名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 15:23:17 ID:6zKbw6GA
十三組の不登校達の噛ませっぷりが
ああ…やっぱり西尾だなぁと思った
618名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 23:55:02 ID:R/ulUEBS
あれをまだ読んでる奴いるんだ…
あれはジャンプ的に次々強い奴が際限なく出てくる展開を
西尾が馬鹿にして遊んでるんだと思ってた
619名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 00:30:38 ID:jTInYunS
その理屈だと戯言シリーズも自虐ネタになっちゃうぞ
つか、西尾はジャンプ大好きなんだから遊びはしても馬鹿にはしないだろ
まあ、『ぬるい友情と、無駄な努力と、空しい勝利』とか敵キャラに言わせたときはジャンプ的に大丈夫かよと思ったが
620名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 01:05:08 ID:BAB69qb7
そもそも今どき三本柱なんて知ってる読者いるのかよ。
621名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 04:02:08 ID:cTRJpeYO
妹・妹・妹
622名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 05:06:25 ID:iCoWf+I6
>621
らららぎさんセンター試験まで4ヶ月なのにこんなとこで何してんすかwww
623名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 06:24:06 ID:Dd+epMlw
まとめ更新乙
624名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 09:41:52 ID:cTRJpeYO
おお、まとめが更新されてる。管理人様おつです。

妹祭とかでの仕分けしてほしかったとかはやっぱり贅沢なんだろうな・・・そういうのはwikiバージョンでやれって話か
・・・誰かよろしくwww
625名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 17:25:51 ID:/j85Ef1x
まとめってwikiじゃないんだな、編集する人は大変そうだ
626名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 17:53:26 ID:VQgE2V8L
このスレだけじゃないもんね
ほんと乙であります
627名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 08:30:41 ID:tG7ZoEgK
まとめの酉で検索するとサイト持ちとか他で書いてたりとかしてるね。
628名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 09:03:56 ID:J3er165l
なんと
書き手さんなんですね
どんなの書いてるんだろ
629名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 10:10:32 ID:tG7ZoEgK
ごめす
西尾維新作品の部屋内の酉持ちの話だった。
ここの書き手さんが他で書いてたり関係ないスレだったりサイト持ってたりしてた。
630名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 10:40:52 ID:J3er165l
なるw
コテハン的な人は他所でも見たことあったけれど
酉持ちさんは気にしたことなかったなあ
検索してみよっと
631 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:26:40 ID:jeYQEnU7
暦×羽川さんで数レス無駄遣いします。
SSは初めてなのでよろしく。(言い訳)
632 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:27:36 ID:jeYQEnU7
翼!嬉しい知らせだ!係長に昇進したぞ!」
 そう言って嬉しそうに、子供のように笑う、私の旦那様、阿良々木暦。
 高校生のひねくれていた頃だったらその事実をどのように私に伝えたのだろう。
 なんて、最近は高校時代のことを思い出す。
 彼が大学生だったとき、私は世界各国を旅していた。
 世界中を回ればそれなりに、というか様々な出来事があった。
 テロに巻き込まれた事もあった。
 なけなしのお金の入った財布をスられた事もあった。
 テキサスで知り合った元海兵隊から実践格闘術を教わった。
 レイプされそうになった時にはそれが役に立った。
 悪いことばかりでも無かった。
 ロンドンのエミリーは元気にしているだろうか。
 アフリカのある少数民族で難産があった時は、村中で祈り、助け合い、命が産まれた瞬間には歓びあった。
 チリで忍野さんの足跡というか爪痕を見つけたときには驚いた。パスポート持ってたんだ。
フランスで大規模アートを企画した時は本当に楽しかった。
 警察に止められた時は残念だったけれど。
 それでも、高校生の頃に皆と過ごした日々には、敵わなかった。
633 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:28:13 ID:jeYQEnU7
私が世界を回っている間、阿良々木くんやその元彼女戦場ヶ原さんの世界も回っていた。
 戦場ヶ原さんはある日突然失踪したらしい。今現在発見されたという話はない。
 死んだことにならないよう、親御さんが捜索願いを取り下げたのが悪かったのかもしれない。
 阿良々木くんは、高校時代以上に色々な怪異と出会ったらしい。
忍ちゃんと共闘して、新怪異殺しを倒した話は今でもよく語る。
 聞く度に敵の大きさや使った技、その他もろもろが変化するけれど。
そしてそれらの怪異との戦闘を陰で支えていたのは他ならぬ戦場ヶ原さんだったのだろう。
阿良々木くんが戦場ヶ原さんを失ったのは半身を引き裂かれるのと同意だっただろう。
・・・そこにつけこんじゃって悪かったかな。

私は阿良々木くんと結婚した。
唐突だと思われるかもしれないが、それなりに様々な紆余曲折を経た結果だ。
阿良々木翼、いい名だと思わない?
私たちは結婚式はしなかった。
阿良々木くんが嫌がったのだ。「友達、いないから」なんていって
私も無理にしたくはなかったから節約になったかもしれない。
「二人だけの結婚式」なんてキザな事を阿良々木くんは実行したけど。
まぁそんなこんなでこんなそれで、今私たちは幸せだ。
二人の幸せは二人で分かちあっても二人分。
さて、回想はここまでにして、愛しの旦那様に抱きついてあげますか。
634 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:28:42 ID:jeYQEnU7
「おめでと、暦」
ギュゥ、と音を立てて翼は抱きついてくる。
流石翼、僕の気持ちを分かってくれている。
そもそもコイツは、他人の気持ちが良く分かる奴だった。
それが育った環境に依るものなのか。
簡単に決められる事ではないのだろう。
あぁどうしても、翼の家庭の事を考えると、あのゴールデンウィーク、もといブラックウィークの事も思い出してしまう。
一緒に埋めた銀色の尾の無い猫の事を、否、猫など一切関係のない翼の事を。
ついでに黒い下g、ゴホンゴホン。
何回も何回も同じ事を考えているとどうしてもいつものルートと違うコトを考えてしまう。
√いつも=変なこと、みたいな。変なこと乗の変なこと=いつも、ではないが
ほら、いつもの通勤路とか通学路とか、たま−にいつもと違う道を通りたくなったりするだろ?思考もそれと一緒ってことだな。
じゃなくて、何の話だっけ?下着の色の話?数十ページに渡って話したことなどないぞ?あるわけねぇじゃん。
「?暦、どうしたの?」
 あぁいやうっかり考え込んでしまった。大きい方の妹は今頃42.195Km程走ってるかな。
「下着何色?」
「黒だけど、上も下も」
 あれ?僕今何聞いたんだ?なんか凄い後悔が僕を襲う!
「なんか変だよ?暦」
「ごめん、僕今何聞いた?」
翼は少し嘆息しつつ、口を開く。
「暦の血の色」
 恐い!むしろ怖い!
635 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:29:11 ID:jeYQEnU7
 オチがついたところでノーマルパート。
「何かお祝いしよっか、何がいい?」
「僕に聞けば答えは分かるだろう」僕はキメ顔でそう言った。
「あぁうんごめんね。」
 なんか謝られちゃった。妹に謝られるのとはなんか違う気がする。
「じゃあえっちな事以外で。」
チィッ!余計なことを言ってしまったか!
「もぉ、暦のエッチ(はぁと)」
 みたいなノリで来てくれると思ったのに!
 一ミリも希望はなかったけどね!
・ ・・いや戯言だよ?
「じゃあ・・・台詞のなをにゃに代えるで」
「にゃんか微妙にゃ要望だにゃ」
まさか応えてくれるとは思わなかった!
 というわけで恒例のアレ
「翼、今から僕の言う台詞を復唱してくれ」
 中略
「かーわーいーいー!」
「・・・もういい?」
 げんなりとした顔で僕を見る翼。
 ていうか録音するの忘れてた。
「ん〜と、じゃあボケは無しにして、そうだな〜、暦何か食べたい物ある?何でもいいよ」
 因みに現在の時刻午後5時。僕達が夕飯を食べるのは大体七時半位だから、よっぽど凝った料理じゃ無ければ大抵の物は作れるだろう。 
 だからこそ、だからこその。
636 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:29:41 ID:jeYQEnU7
「翼、お前が食べたい」僕はキm(ry
「ん〜と・・・」
 反応に困っているようだ。そりゃそうだろう。
「ハイ」
 翼は両手を拡げてきた。まるで羽根のように。
「ハイ?」
 僕はこの場合どうすればいいのだろう。
「だから、連れてって。」
「甲子園か?」
「んもう、違うわよ、ベッド」
 事も無げに言う翼。
「あ、あぁ」
 翼の身体を持ち上げる、翼の両手を僕の首に絡めて、所謂お姫様抱っこだ。
 お姫様抱っこだ!
「ちゃんとしてよね、暦」
「ごめん、突っ込まれるのかと」
「・・・この流れでそれを言うってことは、暦は私にこのセリフを言って欲しいのかな?」
「どんなセリフだ?試しに聞こう」嫌な予感がしないでもない。
「突っ込むのはわた「うわああああああああああああ!」
 危うくシモネタを。
 と、そんな事してる内にベッドである。
 家は狭いのだ。
637 ◆/b.M/WiHdg :2010/09/22(水) 20:31:12 ID:jeYQEnU7
はい、ゴメンナサイでした。
本来ならエロパートに行く予定だったのですが
無理です書けません。
ヘタレですすいません。
スレ汚しですいません。
638名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 20:54:58 ID:T7q6udXd
羽川、もしくは猫が戦場ヶ原消したんだろ、いけしゃあしゃあと最低だな
639名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 21:03:15 ID:wVUPUAk2
『戦場ヶ原さんいなくなっちゃったんだ?』
『それは本当に残念だね』
『捜索願い?』
『ダメダメ、そんなんじゃ死亡扱いになっちゃうよ?』
『直ぐに取り消したほうがいい!』
『大丈夫!絶対その内帰ってくるよ!』
こんな感じか……
そしてヶ原さんは大嘘憑きで無かったことに
640名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 21:06:12 ID:E4YGca+j
ひたぎは失踪したんじゃない、神様に寝取られたんだ。
641名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 21:19:09 ID:/mFFt0lr
ちょっとブラックな感じで
恐くていいね
結構新鮮かも
642名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 22:15:14 ID:jeYQEnU7
死亡扱いにするのは任意だったっていう
643名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 22:20:11 ID:E4YGca+j
阿良々木と羽川が年相応に歳食って80歳くらいなった頃に
当時の姿のままのひたぎがひょっこり二人の前に現れてひたぎエンド
644名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:11:59 ID:JKCCXk9K
>>643
すまない言ってる意味がわからない
645名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:20:14 ID:IvuShuFE
>>643
何故か生徒会の一存(アニメ)を思い出した。
646名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:36:46 ID:T7q6udXd
むしろいちゃラブしてる二人の前にぼろぼろのガハラさんで心中エンド
647名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 23:57:47 ID:4ZVy8aBR
おっしゃあぁぁ!
 ∩∧ ∧
 ヽ( ゚Д゚)
   \⊂\
    O-、 )〜
      ∪
648名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 00:07:53 ID:JUnDvurP
狙って書いてるのかわからないけど失踪のせいで幸せな生活に裏を感じられてしょうがないなあ
649名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 03:09:19 ID:JKWX4Rde
3Pでも4Pでも5PでもQPでもいいじゃない!
ハーレムだっていいじゃない!
でもガハラさんを神原が寝取るのは勘弁な
650 ◆Imj9vaACcU :2010/09/23(木) 08:10:39 ID:49a2R8Mr
続編で真相がわかる予定だったのですが、そちらはボツにしちゃったので変な感じになってしまいました
651名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 16:19:09 ID:w+S7lBHU
>>650
新鮮で面白かったので
ぜひ続編読みたいです!


ひたぎこよみ3

原作っぽい感じでレイアウトされたSSです。

http://u3.getuploader.com/eroparo/

にあるb20のzipかpdfです。
652名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 23:21:52 ID:cti4trY2
>>651
さらりと暴言を餌と表現するあたり、ガハラさんだなぁと思いました。GJですー
653名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 22:35:18 ID:8Bmnd04d
「あれれ、どうされたんですか、羽川さん。こんなところで」
「あ、真宵ちゃんだ。ん、ちょっとね」
「んー、アザラシさんと喧嘩でもしましたか」
「アザラシって。あの男の名前は阿良々木です」
「失礼、噛みました」
「もう、わざとなんだから」
「髪巻いた?」
「いや、私髪巻いてないから。三つ編みのままだから!」
「いやー、いめちぇん。って奴ですかあ。可愛いですねえ、小悪魔っぽくて」
「映像化されないと思って勝手に私のヘアスタイル変えて描写しないで!」
「それならアリミノさんもイチコロですよ」
「アリミノって――もう原型をとどめていないからわからないけど、阿良々木くんのことだよね?そんな化粧品の会社なんて言われてもわからないと思うよ?」
「ヘアスタイル関係で攻めてみたのですが、やはり難しいですね。それにしてもさすが羽川さん、よくわかりましたね」
「私だって年頃の女子だもん。そのくらいはわかります!」
「いやあ、羽川は何でも知ってるなあ」
「なんで声色変えていうかな。阿良々木くんっぽいつもりなのかもしれないけど、わかっちゃう私も私だけど、言わないからね!」
「ちぇ、つれないですねえ」
「もう、言わされ過ぎてさ……」
「心中、お察しします」
「なんなんだろうね、あの男は。まったく」
「でも、嬉しいんですよね」
「えへへ、本当はね」
「……………………」
「真宵ちゃんは知ってるもんね」
「……ええ、存じて、おります」
「ねえ、なんでこうなちゃったのかな……」
「羽川さん……」
「えっへー……ごめん……ね」
「……………………」
「……………………」
「あの、わたしが言うのもなんですけど、こういうのはタイミングですとか、運ですとか……そういうのが重要だったりしますし。今回ばかりは、その……」
「うん、うん……わかってるんだ……はあっ、真宵ちゃん優しいね」
「……………………」
「……………………」
654名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 23:16:34 ID:WPeLGqlo
せつねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!
655名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 02:47:00 ID:VAXTlmtU
ウワァァァァァァァァァァァ羽川様切ねェェェェェェェェェェェェェェェ!!
656名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 04:51:53 ID:P3wSBaJt
何でもは知らないわよ………片想いの終わらせ方も、知らないっ……
657名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 05:35:25 ID:mdx6hMev
>>651 ひたぎさん蕩れ!!かわいいなぁ、もう

そして2828してる自分がキモイ・・・
658名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 06:33:49 ID:5E0zpRB1
寝取られの気配を感じる…… 阿良々木さんがだけど
659名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 10:44:25 ID:IrWDEM3r
>>533
今更だが、「姉ちゃん以外の」の意味がわかりました・・・

ガクガクブルブル

七実こわいよこわいよ七実
660 ◆zO7AQfurSQ :2010/09/27(月) 06:57:03 ID:yHcXx3xW
連休だったのにいろいろあってゆっくり休めなかった。
仕事行くのめんどくさい



「おはよう阿良々木くん」
「おはよう戦場ヶ原、ん? ……少し疲れてないかお前?」
「ええ、昨日ちょっとやりすぎてしまって」
「何をやりすぎたのかは聞かないぞ」
「安心なさい、私の膜は健在よ、一人でしたから」
「そんな事わかってるよ! いちいち言わなくていいから!」
「あら、こう見えても男子には人気あるのよ私は」
「どっちかと言えば外見だけの人気だよな」
「ちょっと失礼じゃないかしらそれ?」
「しらないよ」
「へぇ、そういう態度とるのね……じゃあ、今晩あたり神原でも呼ぼうかしら」
「すいませんでした!」
「よろしい」



お気に入りキャラたちのイチャコラは疲れたときのカンフル剤
今週も頑張ろう
661名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 04:12:17 ID:c4Mgxq5C
「暦お兄ちゃんの突っ込みがいつだって腕白なら、ラッパーの撫子は永遠の2pacだね」
「韻を踏んでるっていうか駄洒落だよな…って僕が腕白だって言われたことを何故知っている!?」
「撫子にとってのノートリアスB.I.Gが羽川さんじゃなくて良かった」
「それはさすがにブラックジョークが過ぎる!」
「違うよ暦お兄ちゃん、これはブラックミュージックっていうんだよ」
「成る程、奴隷公であるところの阿良々木君はDr.ドレーという訳ね」
「成る程、じゃねえよ!脈絡無く出て来て言ってる事がわからないし、お前が誰だかもわかんねえよ!」
「そうかしら?私が誰なのか、阿良々木君がこの後どうなるのか、皆わかってると思うわよ」
662名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 02:15:41 ID:ylfrYlmQ
「皆はわからないわよ。わかってるひとだけ」
663名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 09:26:07 ID:GVloMMIN
「ママー。ママはどうしてパパと結婚したの?」
「ん、パパがママと結婚してくれなきゃ死んじゃうっていうから、仕方なくね」
「そうなんだ。パパ。そんなにママが好きだったの?」
「んー、ママがパパと結婚してくれなきゃ殺すって言うから……」
664名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 09:49:35 ID:vTlqCYwF
ワロタw
665名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 09:54:32 ID:rN/VobYp
これは素晴らしいユーモアw
666名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 04:15:48 ID:FNNvOi+Z
誰がアメリカンジョークを(ry

結婚してもツンデレなガハラさん可愛いなガハラさん
667 ◆Imj9vaACcU :2010/09/30(木) 06:36:18 ID:8hFrFznu
これはまさにSS
668名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 20:28:10 ID:4n+nEA5q
いい雰囲気のエロパロが読みたい
669名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 20:59:32 ID:2QNhVBeI
それじゃ
ひたぎがはらつばさこよみの人が上手いじゃない。
670名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 21:51:36 ID:urFfUX23
「求められれば即参上&全裸! 神原駿河だ!」
「最早お前と全裸はセットメニューなのな……ってほんとに脱いでるのかよっ!?」
「何を言う、阿良々木先輩。敬愛する阿良々木先輩の頭脳ならば、いい雰囲気のエロパロを読みたいと
 呼ばれて出てきた私が、エロい事を何もせずに終わるなどという期待はずれの事をするわけが無い事など、
 とっくの昔に看破しているものと思っていたが」
「いや、僕の頭脳では、お前はそこで期待を外して小ネタで終わるのがしょっちゅう、という認識なんだが……」
「ならばその認識は今回限りで改めていただこう! 全裸で期待に応える女、神原駿河だ!」
「全裸なのは規定路線なんだな……」
「ところで、阿良々木先輩はどうしてそんなにそっぽを向いているのだ?」
「……そ、それは……いやなに、昨日ちょっと寝違えたのが、今になって出てきてな」
「それは大変だ! ならば阿良々木先輩の為に、私はそちら側に立つべきだという事だな!」
「おおっと、何故か神原駿河が反対側に来たら、逆方向に寝違えたぜ!」
「ふっ、私の反射神経を甘く見ないでいただこうか、阿良々木先輩!」
「なっ……残像、だとっ……!?」
「あちらと思えばまたまたこちら! 音速全裸(ネイキッドソニック)の神原駿河とは私の事だ!」
「文字で書くとカッコよくねえ!?」
「ちなみに、脱ぐ速度は亜光速だと言われている」
「光に迫るだとっ!?」
「さらに言えば、ソフトSMは大好きだ」
「亜拘束って言いたいだけだろそれ!?」
「しかし阿良々木先輩、一つ困った事がある」
「なんだ、神原」
「求められている物は『いい雰囲気』なのだが……『いい雰囲気』とは、一体どのような物を指して言うのだ?」
「……む、難しい事聞くなぁ。そりゃ、今みたいに漫才せずに、こう、抱きしめ合ってキスでもして……」
「ふむふむ、なるほど。ならば阿良々木先輩」
「ん?」
「抱きしめて! 銀河の果てまで!」
「キラッ☆ って何やらせとんじゃ!?」
「あのシリーズは、三角関係がデフォなのが実にいいと思う」
「そういえば、最初のシリーズから、常にそうだったみたいだな」
「だが、その形がシリーズごとに違うのは知っているか、阿良々木先輩?」
「いや、あのシリーズ実は未見でさ……そうなのか?」
「ああ。基本的には男一人に女二人という事のようだが、時々男二人に女一人だったりとかもあるようだ」
「へえ。そこら辺は色々と工夫してるんだな」
「今後は、男三人とかも有りだと私は思うっ!」
「力説すんなや! そんな需要は……無いとは言い切れないのが怖いな」
「世間では、既に忍野×阿良々木は出版済みだしな」
「ホントかよ!?」
「それはともかく……あ、あの、阿良々木先輩? そ、その……えっと……」
「な、なんだよ。いい淀むなんて神原らしくないな」
「それはつまりアレか? 私らしくはっきりと言え、と」
「あー、うん。まあ、その方がお前らしいっちゃらしいしな」
「な、ならばはっきり言おう……全力で」
「あ、ああ」
「阿良々木先輩のおちん○ちんで、私のおま○んこを貫き、女にしてくれぇぇぇぇえええええ!」
「声がでけえええええええええ!!!??」
「ちなみに、伏字が伏せられていないのは最早定番のギャグだ」
「解説してんじゃねえよ! ご近所さんに聞こえたらどうすんだ!?」
「ああ、その点なら心配には及ばない。消すから」
「そうか、それなら心配って余計心配だぞそれ!? 消すって何を!? どうやって!?」
「そこは阿良々木先輩が気にする必要は無い」
「気にするよ! っていうか全力でさせてくれ!」
「まあ、ともかく……私のおまんこを貫く気は、阿良々木先輩には無いのか? もともと私は戦場ヶ原先輩
 ラブであるのだから、その先輩の処女を貫いた物で、自分も女になりたいと思うのは自然な事だと思うが」
671名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 21:53:21 ID:urFfUX23
「いや、お前の方の意志はともかく……ってなんで僕が戦場ヶ原と、その、あれ、した事知ってんだよ!?」
「戦場ヶ原先輩から聞いたぞ」
「あの女、後輩に対してどこまであけっぴろげなんだ……」
「『阿良々木君のそれはね、最初粗チンかと思ってガッカリしてたのだけれど、私の姿を見るにムクムクと
 大きくなってね、多分アレは一般男性の平均よりもずっと大きかったのだと思うのだけれど、お陰で私は
 初めてなのにキャンキャン泣かされてしまったわ。神原も是非味わっておくべきよ』と」
「むしろ推奨してんなよ僕の彼女!? あとモノマネが微妙に似てるし!」
「というわけで、戦場ヶ原先輩の許可については問題ない。ただ……」
「ただ?」
「『神原に夢中になったら眼球を舐めるわよ』」
「……戦場ヶ原にしては、なんかおとなしい脅しだな。前は殺すとか言ってたのに」
「『もちろん、取り出した後で』」
「十分猟奇的な彼女だった!」
「だから、残る問題は、阿良々木先輩の意志だけなのだが……」
「なあ、神原は……本当に、いいのか?」
「ああ、無論だ!」
「……いいのかなぁ」
「何を逡巡する事がある、阿良々木先輩。私がいいと言っていて、阿良々木先輩のステディーたる
 戦場ヶ原先輩の許可も得ているのに、どうして据え膳を食わないなどという選択肢が浮かぼうか。いや浮かばない」
「反語表現で他人の心情を勝手に決定づけるな! ……そりゃまあ、その……神原は、魅力的な
 女の子だと思うし……そういう事をやりたくないって言ったら嘘になるけどな。でも、なんかなぁ……」
「何か問題でも? 私はもうこれ以上脱げないぞ?」
「そういや全裸だったな、お前。それを忘れるようなやりとりしてたってどうなんだろうな、実際」
「これにさらにプラスするならば……ネコミミか!」
「なんでやねん!? 全裸ネコミミでなければ女の子を抱く気になれない男なのかよ、僕は!?」
「ならばそこにこのチョーカーもプラス!」
「……ぐっ。い、一瞬首輪っぽくていいかも、と思ってしまった……」
「ふっ……勝ったな」
「ああ、もう! わかったよ! 最後に確認だけど、本当にいいんだな、お前の初めてが僕で!?」
「ああ、勿論だ。そしてこれから阿良々木先輩に望むのはモロちんだ」
「面白くするなよ! これから……その、いい雰囲気、作ろうってんだからさ」
「……あ、ああ。わかった、自重する」
「じゃあ、その……する、ぞ?」
「あ、ちょっと待ってくれ阿良々木先輩。流石にこんな場所では、いかに私といえども集中できない」
「あれ? 今このやりとりやってた場所って……」
「流石に、玄関先ではこれ以上はまずい」
「もう十分色々まずいわぁああああああああああ!!!??」

                                                        続かない?
672名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 21:54:30 ID:urFfUX23
ここまで投下です。

いい雰囲気って言葉に応じて出てきてしまったのが神原先生だった時点で、色々と無理でしたorz
673名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 22:02:20 ID:fYV8Djif
>>672
神様が降りてきてるねぇ

神原だけにw
674名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 22:15:23 ID:wNMm0aG2
ああっ>>673さんが得意顔だあっ

>>682
GJw
神原後輩はエロいのに面白に行っちゃうよねえ
続きでエロくていい雰囲気キボン
675名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 22:55:59 ID:zwZxvnph
>>674
未来に生きてやがるぜ、その瞳は何を見たんだ

>>670-672
神原エロ可愛いよGJ
出来れば続きも読みたいんだよ
676名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 10:40:18 ID:a0k/+H+D
撫子が蛇ラチオされるのが読みたい。
677名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 19:03:31 ID:MbFma1j1
神原後輩乙でした。
玄関先でこんな話してたら世間様の目がwww

それと、続きを書いてもいいのよ?(チラッチラッ
神原×暦SSは意外と最後まで行かない作品が多いのでぜひともお願いしたいです。
678 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/01(金) 20:17:33 ID:3mQPRQ7p
前スレ>>779の続き


少し乱れた前髪をかき分け、晒されたその額に軽く口付ける。
「ん……」
八九寺は目を瞑ったまま顔を上げ、もっとしてほしいというように首を伸ばしてきた。
僕はそれに応え、顔中に唇を触れさせる。
額に。瞼に。こめかみに。頬に。顎に。唇に。
八九寺はくすぐったそうに身をよじりながらも僕の首に腕を回し、そのまま胡座をかいている僕の上に乗り、脚を僕の腰に絡める。
僕も八九寺の背中に手を回して力を込めるとお互いの身体が密着し、上昇しているだろう体温が肌の感触とともに伝わってきた。
「ふふ」
「? どうした八九寺?」
「いえ、あちらの私が言った通りだなって思いまして」
八九寺は四肢を僕の身体により強く巻きつける。
「こうやって抱きしめられると、心があったかくなってすごく心地良いです」
「そっか」
僕はさっきの八九寺にもしてやったように頭を優しく撫でてやった。
しかし八九寺が嬉しいのはいいんだけども。
八九寺の下腹に押し付けられている僕の肉棒がそろそろ新しい刺激を欲しがっていた。
柔らかいおなかの感触も悪いものではなかったが、もっと気持ちのいいところを知っている今の僕には物足りない。
例えば八九寺の指。
例えば八九寺の掌。
例えば八九寺の唇。
例えば八九寺の口。
そして、例えば八九寺の膣。
僕は八九寺の背中に回していた腕を下ろし、軽くおしりを撫でて脚の付け根の内股に伸ばす。
「んっ……」
指に濡れた感触が絡む。
そこは次々と溢れ出る八九寺の蜜が広がっていた。
その源泉を探り当てて指でいじり始めると、八九寺は身体を震わせながらしがみついてくる。
かろうじて声が出るのはこらえているが、その表情は快楽に満ちていた。
僕は少しだけ指を蜜壷に埋めながら八九寺に話しかける。
「八九寺、そろそろいいかな?」
「んんっ……は、はい」
一瞬きゅっと指への締め付けがさらに強くなり、抜くのに少し力がいった。
互いに腕の力を緩め、わずかに身体を離す。
「えーと、このまま入れるか?」
さっきの八九寺と同じように。
が、ふるふると八九寺は首を振ってすっくと立ち上がる。
くるりと背を向けて椅子に腰掛けるかのようにそのまま僕の足を跨ぐように膝立ち、僕の亀頭を秘口に押し当てた。
「これで、お願いします」
これは……背面座位か。
僕は八九寺の腰に手を回し、ぎゅっと抱き締める。
八九寺は僕の腕に手を添え、僕に寄りかかった。
679 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/01(金) 20:18:41 ID:3mQPRQ7p
先っぽだけ埋め、一旦そこで八九寺は深呼吸する。
「……いきます」
緊張した面持ちで言い、ぐっと唇を噛みながらゆっくりと腰を落としていく。
多少入ったところでそのまま一気に八九寺は身体を下ろした。
「くう……っ」
「…………っ!!」
何かを突き破るのと同時に僕の肉棒が柔らかくて心地良い感触に包まれる。
膣内を押し広げようとするかのように肉棒はさらに固く大きくなり、それに負けまいと肉襞はぎちぎちと締め付けてきた。
端的に言うとものすごく気持ちいい。が、それを味わってばかりもいられない。
「だ、大丈夫か八九寺…………八九寺?」
「う、動かないでください……阿良々木さん」
「あ、ああ」
僕は少し戸惑った。
苦悶というよりも疑問の表情を浮かべていたからだ。
まるで痛みを覚悟していたら全くなかったかのように。
八九寺はぐっと歯を食いしばり、ちょっとだけ腰を揺する。
その瞬間。
「……っ!!」
顔が歪み、声が出そうになるところを慌てて口を手で塞ぐ。
が、どうみても苦痛を感じている様子ではない。
まさか。
もしかして?
「八九寺、気持ちいいの?」
僕の言葉に八九寺はぶんぶんと首を振って否定する。
が、今の表情と覆っている手から漏れ出る熱い吐息、そして時折痙攣する身体がさらにそれを否定していた。
僕は腰を揺すり、さっき八九寺が動いて擦れたところをもう一度肉棒で刺激してみる。
「んうっ!」
びくんっと八九寺の身体が跳ね、声が出た。
間違いない。八九寺は今痛みでなく快楽を感じている。
僕は腰に巻いていた腕を解き、ひょいと八九寺の膝裏に通してそのまま抱え上げた。
膝立ちのところを持ち上げられたため、腰が沈んで僕の肉棒をずぷぅっと奥まで差し込まれ、さすがに痛みを感じたか顔をしかめる。
それでも声をあげなかったのでそれほどのものでもないだろうと判断した僕は、腕を動かしてぐいっと八九寺の両足を開かせた。
そう、まるで赤ん坊におしっこをさせるようなポーズだ。
もっとも、今しているのはそんなほのぼのしたものからかけ離れている行為なのだが。
「あ、あ、阿良々木さんっ!?」
これ以上体重がかからないよう僕の腕を掴んでいた八九寺が焦った声をあげる。
が、それに構わず僕も胡座を崩して足を広げ、腰を少し前に突き出す。
「見えるか、八九寺?」
僕に抱かれてる八九寺じゃない、目の前で僕たちをまじまじと見ているもうひとりの分身の八九寺に声をかける。
680 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/01(金) 20:19:56 ID:3mQPRQ7p
その八九寺は身体を伏せ、僕たちの結合部に顔を寄せる。
「はい、とてもよく見えます」
「どんな感じだ?」
「んー……すごいいやらしいですね、こんな小さなとこに阿良々木さんのこんな大きいのが入ってるなんて」
そう言ってぷにぷにと秘口の周りを指でつつく。
そのたびに腕の中の八九寺は身体を震わした。
「何言ってんだ、さっきまでお前の中にも入っていただろ」
「それはそうなんですが……あ、ちょっと血が出てますね、それなのにあまり痛くなかったなんてうらやましいです」
そういやなんでこの八九寺は痛くなかったんだろう?
挿入する角度とかによって痛みが変わるというのは聞いたことがあるが。
その八九寺はというと、見られている恥ずかしさのあまりか両手で自分の顔を覆ってしまった。
僕は別に加虐趣味はないつもりなのだが、なんとなくそんな八九寺に意地悪してみたくなる。
下の八九寺に対してちょいちょいとある箇所を指差すと、八九寺は心得たように頷き、すっと唇を寄せた。
ちなみにその箇所とは僕と八九寺がつながっているところの少し上。充血してぷっくりと膨らんでいる、最も敏感な豆の部分だ。
そこに唇が触れた瞬間。
「ふあぁっ、あああんっ!」
顔を覆っていた手が離れ、ぐうっと身体を仰け反らせながら泣きそうな悲鳴をあげる。
「く、う、うっ」
それに呼応して更にぎちぎちと肉棒を締め付ける圧が強くなり、僕は思わず声を漏らす。
気を抜くと押し出されてしまいそうだ。
足を開かせるのは下の八九寺に任せ、僕は膝裏を通していた腕を解いて腹部に巻き付け、ぎゅうっと抱き締めるように暴れる身体を押さえつける。
そのまま八九寺の身体を揺らし、腰を動かして互いの性器に刺激を与えた。
ぐりぐりと。
ごりごりと。
ぐちゅぐちゅと。
ごしごしと。
突いて擦って。
擦って突いて。
どんどん高みへと駆け上がっていき、思考力がなくなってくる。
「あっ、阿良々木さんっ! もう! 私、私……」
「ダメですよ、もうちょっと我慢しないと」
下半身の方から制止する八九寺の声が聞こえた。
「中に出してもらいながらイくのが最高に気持ちいいんですから」
ぎゅっと陰嚢が八九寺に掴まれた。
そのままやわやわと揉まれ、甘美な快感が全身を襲う。
「さ、阿良々木さん。この中に詰まってる精液、もう残り全部出しちゃってください」
そうだ。
このまま八九寺の中に。
思いっきりぶちまけてやる。
681 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/01(金) 20:21:07 ID:3mQPRQ7p
我慢して我慢して。
ドロッドロに濃くなった精液を。
年端も行かないこの少女の子宮に。
妊娠させるつもりで思いっきり射精してやる!
「〜〜〜〜〜〜〜!」
腕の中の少女が何か叫ぶが僕の耳には届かない。
八九寺の膣内はすごくきつくて。やわらかくて。あたたかくて。
その八九寺の膣内で射精する、ただそれだけを考えて僕は身体を動かす。
そして。
「ぐ……う、う……うあ……あ……ああっ!」
どくどくどくどくっ!!
僕はついに射精した。
脳に快楽の花火を上げさせながら八九寺の子宮に向けて精液がびゅるびゅると噴射される。
何度も。
何度も何度も。
「うっ……うっ……ううっ!」
尿道を通り抜ける度に僕の身体が震え、呻き声が漏れた。
やがて。
長い長い射精が終わる。
僕は腰を揺すって最後の一滴まで出し尽くし、強張っていた全身の力を抜いて大きく息を吐く。
「ふう…………んっ」
さすがにあれだけ射精し、硬度を失った肉棒がずるりと八九寺の膣圧によって外に押し出される。
さっきまで僕たち二人に刺激を与え続けてくれていた下の八九寺がその体液に塗れた肉棒を口に含む。
とは言っても先ほどまでのように快感を与えるのではない、お掃除フェラだ。
ぺろぺろと二人分の体液を舐め取ってくれている八九寺の頭を撫でると、なんとなく嬉しそうな気配が伝わってきた。
腕の中でぐったりとしていた八九寺も後ろ手にしがみついてきたので、もう片方の手で頭を撫でてやる。
しばらくそうしていた後、すっかり綺麗にされた僕の肉棒から八九寺の唇が離れた。
同時に僕の抱いていた八九寺も立ち上がって僕から離れる。
と思ったら僕の左右に座り、腕を絡めてぎゅっと抱きついてきた。
「……………………」
そのまま僕たちは何も話さない。
ただこの静かなひとときを大切にしたかった。
ずっとこうしていたかった。
だけど。
「阿良々木さん」
「目を、閉じていただけますか?」
身体を離した八九寺の言葉に僕は黙って従う。
しばらくして唇にふっと柔らかい感触があった。
少し触れただけの感触が二度。
そして僕が次に目を開けたとき。
八九寺がひとり、ベッドで寝ているだけだった。

* * *

「ん……」
背後で声がした。
どうやら八九寺が目を覚ましたようだ。
「おはよう八九寺」
「あれ、阿良々木さん、私は…………っ!!」
意識を失う前の事を思い出したか、みるみる顔が赤くなり、慌ててシーツを被って隠れてしまう。
682 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/01(金) 20:23:44 ID:3mQPRQ7p
まるで甲羅に閉じこもる亀のようだ。いや、殻に閉じこもる蝸牛かな?
「今さら恥ずかしがるなって。僕たちの仲じゃん」
僕が声をかけると、ひょこっと頭だけを出してくる。
なんだか本当に蝸牛みたいだ。
「私、今私じゃない私のせいなのに私じゃない私じゃない私が非常に恥ずかしい思いをしているんですが」
「え? え? 何だって?」
今何回『私』って言った?
「えーとですね……」
まだ照れているのか、八九寺は僕から目を逸らしながら言葉を続ける。
「私、全部覚えてるんです」
「ん? 気を失うまでのことか?」
「いえ、そうではなく……」
「?」
何やら言いよどむ八九寺。
いったいなんのことやら?
「今私には、三人分の記憶があります」
「……!!」
「だ、だからその、他の私が阿良々木さんに言った言葉とかも、全部覚えて……きゃあ!」
「はっはー、そうか! そういうことか!」
僕は嬉しくなって八九寺を抱えて立ち上がり、ぐるぐると振り回し始める。
あいつらは別に消えたわけじゃない。
ちゃんとこの八九寺の中に存在してるんだ。
「あ、阿良々木さん?」
「大好きだぞー八九寺ー」
再びベッドに倒れ込み、抱き締めながら僕は言う。
すでに後始末は終えて服は着ているのだが、構わずに僕は八九寺の身体を弄る。
もちろんキスの雨を降らせるのも忘れない。
「は、離してください阿良々木さん!」
腕の中で八九寺が叫ぶ。
「私、あなたのことが嫌いですっ!」



『まよいアルター』完





阿良々木の愛が世界を救うと信じて……
長い間ご愛読ありがとうございました。
わっふる先生の次回作にご期待ください。
683名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 21:04:48 ID:EwMnoNL9
>>682は乙!』
『だって>>682は乙なんだから!』
684名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 21:09:53 ID:u26ILafY
私は>>682がGJということをあらかじめ予想していました。
エロいすなあ。
ひょこっと頭だけ出してくる八九寺かわゆすなあ。
685名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 21:43:33 ID:BzBFF1MH
GJGJGJGJGJGJGJGJ
686名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 21:54:51 ID:No5119iY
そろそろ移り気な季節になってきたことだし
誰かの恋人とか妹が寝取られてもおかしくないよな
687名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 22:46:26 ID:ZPHAH4ng
むしろ、誰かの彼女が彼女の兄に寝取られても犯(オカ)しくないよねっ!!
688名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 23:05:41 ID:a0k/+H+D
>>682
うっひょー 八九寺最高っすなーうなー
689名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 05:09:40 ID:EEJP/TwD
まったくだ。
どこかの背が低い笑顔が素敵な殺人鬼のなんだかんだで一番大切な妹が
平気で他人を騙す性格の悪い新進気鋭の請負人に寝取られてしまって
でも妹は頭が軽くて空気読めなくて流されやすい性格なので請負人の部屋に住み着いてしまって
抱き枕や元世界最高の天才やフリーターからニートになりかかってるお姉さんと
ラブにコメってもいい季節だな。
690名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:45:48 ID:cxudpuf0
撫子が電車に乗ってる時に関西弁の痴漢に好きなだけ体をまさぐられて
抵抗しようとしても睨み付けられるだけで萎縮してしまい
ついには男性トイレにつれていかれてイラマチオさせられ処女を失ってしまうのが読みたい。
691名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:49:15 ID:rV8OBX6V
月吉ヒロシ乙
692名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:50:03 ID:w1F0XYK5
>>690
うーん
人を選ぶシチュだなぁ
693名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:54:54 ID:rV8OBX6V
>>692
「夏蟲」を読めw
694名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 12:10:03 ID:CYrLGe+t
じゃあ俺は撫子がスクールカウンセラーにあれこれ調教される話がいいな
695名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 12:36:25 ID:3LCd+18U
おまえら夏蟲大好きだなwww
696名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 13:33:22 ID:yfxjj3o5
妹虫が好きです(キリッ
697名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 14:00:53 ID:RpfxoR2S
その流れだとラギーはNTRマニアなことになってまうやろぉーっ!
698名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 14:47:11 ID:PpjFyqif
よくわからないのでスタンドで例えてくれないか?
699名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:03:15 ID:fMxN74qm
超スピードだとかチャチなんじゃなく
気付いたら寝取られてた感じで頼む
700名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:06:15 ID:3LCd+18U
火憐「彼氏の瑞鳥くんだと思ったらイエローテンパランスを使った兄ちゃんだった」
月火「彼氏の蝋燭沢くんだと思ったらイエローテンパランスを使ったお兄ちゃんだった」
701名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 20:17:12 ID:AE4GT7Y4
火憐「彼氏の瑞鳥くんがイエローテンパランスを使っていると思ってたら兄ちゃんだった」
月火「彼氏の蝋燭沢くんがイエローテンパランスを使っていると思ってたらお兄ちゃんだった」

あれ?
702名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 20:25:57 ID:yfxjj3o5
あ……ありのまま今起こった事を話すぜ!

歯磨きをされていたと思ったら、いつの間にか歯磨きをしていた

な……何を言っているのかわからねーと思うが、
あたしも何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか超スピードだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
703名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 20:35:30 ID:UoeKMvHJ
>>682
GJ!! まよいアルター完結おめでとうございます!
次回作も楽しみにしてます
えーと、そろそろ忍にも本番をですね・・・


しかしみんなジョジョ好きだなwww
もちろん俺も好きだが
704名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 22:33:18 ID:7GhB+QkS
ん?西尾スレなんだから当然だろ???
705名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 23:06:41 ID:cxudpuf0
「あーもう! お兄ちゃん達、エッチな漫画読み過ぎ!」
5分で反応するとか
>>701
これ彼氏存在失ってるよね。
>>703
あれ、もしかして忍の本番ってわっふるさん書いてなかったのか。
まぁうん、お口が本番派だよね!
706名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 02:30:02 ID:9pfT97sF
本番をしない忍であれだけエロいのを書けるわっふるさんが
忍以外のヒロインであれだけエロい本番を書けるわっふるさんが
忍で本番を書いたらいったいどんな恐ろしいことになってしまうのかっ・・・!?
707名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 05:14:34 ID:5JBKNC1N
暦が5秒でイく
708奇策士志望:2010/10/03(日) 17:25:35 ID:FO8RXtMW
子荻ちゃんが好きすぎて学校の進路希望書に将来の夢を奇策士と書こうか迷っています。
どうすればいいのでしょうか?
709名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 17:28:59 ID:irQRTWmG
子荻ちゃんは奇策士じゃなくて正策士とでもいうべき存在のような気がする
どんな相手にも怯まずに真っ向から策を弄するからな
710名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 17:40:27 ID:eSVA9ZWj
策に溺れた子荻ちゃんが双識お兄ちゃんに強引に種付けされて実は計算通りなSSとか書いてもいいよ
711仮物語 あにいもうとオオカミ:2010/10/03(日) 23:16:28 ID:dQcU5HR4
ロングパスすまん。
>>395
>>497
こげな神スレで、こんな誤字脱字しまくり、視点変わりまくりのSSを使ってくれて
ありがとう。

初めての方には、初めまして。
お久しぶりの方には、お久しぶりです。

相変わらずの分割投下で、前中後篇の予定です。
今回は緊縛だとか首輪とかは出ません。
それどころかエロシーンは中編の「暦*ひたぎ」のみの予定です。
緊縛だとか首輪とかが好きな方には申し訳ない。
また中編には非エロのAAを一カ所使用しています。もうしないので、どうかご容赦を。
あと、八九寺と暦の絡みで

 ―――ビキィ!―――
 「ら、らめぇぇぇッ…!!!」
 「ヒギぃ!ひぎぃいいいいいいいいっ!!」

とかが、苦手な方はスルーでよろしく願います。
継続は力かな?それでは
仮物語 第4弾 あにいもうとオオカミ 投下します。
712仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:18:02 ID:dQcU5HR4
 僕と火憐ちゃんは夜具の上で恋人同士がするように寝ころび、たわいもない話をする。
 「火憐ちゃんこれからは寝込みを襲ったりしちゃ駄目だぜ。日時と期間をきちんと決めて
するようにするから、我慢しろよ」
 「わかったぜ。兄ちゃん」
 僕の指先が火憐の手首や首筋をそっと撫でる。
 「ちょっと、縄の跡がついちゃたかな」
 「これぐらなら平気だぜ、兄ちゃん。明日には消えてる」
 「そっか」
 「ところで兄ちゃん気持ちよかったか?」
 「ああ」
 「そっか。兄ちゃんが気持ちよかったなら、あたしはうれしい」
 「兄ちゃんも火憐ちゃんが悦んでくれるなら、うれしいよ」
 僕たちは互いに笑いあった。
 だめだ。耐えられん。なに妹と温い恋人ごっこしてるんだ。
 僕は火憐ちゃんに土下座をしていた。
 嘘をついたっていい。騙してもいい。迷惑だってかけもいい。借りも作るし、恩だって返せない事もあるだろう
実際。家族だからな。でもこれは甘えだ。
 実の妹に甘えてるってどんな状況だよ実際。
 「に、兄ちゃんなんだよ!?」
 「火憐ちゃん!ゴメン。兄ちゃんには彼女がいるんだ」
 「はっ!?はあっ?」
 途端、火憐ちゃんは僕に馬乗りになった。
 「じゃ、じゃあ兄ちゃんとあたしは初めて同士じゃなかったのか?」
 「う、うん」
 「なんてこった!?兄ちゃんの童帝はあたしが貰ったと思ってたのに!」
 頭を抱える火憐ちゃん。おやおやなにか、おかしいよ。なんだこの馬鹿。
 だいたい何?その某銃×剣アニメの最強童帝の称号。
 「ていうか。あたし達の許可を得ずに、兄ちゃんと交際してる女は一体だれだ!!」
 なんだこの馬鹿は、思考が明後日の方向を向いてるぞ。
 僕ではなく戦場ヶ原の方に敵意を向けてる。
 僕は火憐ちゃんに殺される覚悟で告白したというのに。
 「兄ちゃんと交際したいなら、あたしに勝ってからにしてもらおうか!」
 馬鹿だあぁぁぁ!とんでもない馬鹿だ!!

 かぁごめ♪かぁごめ♪。籠のなかの鳥は。何時何時、出遣る?
 夜明けの晩に。鶴と亀が滑った。
 後ろの正面、だぁれ?
 後ろの正面、だぁれ?

 籠のなかに鬼を追いこみ、逃げないように取囲み、鶴と亀を滑らせる。
 縁起の良い長命といわれている動物が滑る、つまりそれは『殺す』の隠喩、
 最後は首を切られた鬼の生首がグルリと反転して後ろの正面を見る。

 メール 一件 受信しました。
 
 暦へ。羽川さまに許可をいただきました。
 縁日の日に帰ります。
 とても図々しいかもしれませんが、
 駅まで迎えに来てくれたら
 私、とても嬉しいです。

 後ろの正面、だぁれ?
 後ろの正面、だぁれ?

 阿良々木火憐。
 僕の実の妹でファイヤーシスターズの実戦担当。
 兄妹とはいえ、男女である以上別れ話は、憑いて廻る。
 今回のお話は、さして面白くもない出会いと別れの話だ。
 人間そっくりな僕と、偽物な妹達との仮初めの、儚い淡い物語。
713仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:19:01 ID:dQcU5HR4
 偽物語 アニメ化祈願 ウソOP
 『勝利の女神じゃないよ!正義の味方だ!!ファイヤーシスターズ!!!』
 作詞:???
 唄:同士諸君
 ムービー:目を瞑って脳内再生
 
 勝利の女神じゃないけれど、せめて歌うぜ正義の歌を
 いますぐ動けばまだ希望はある、美と喜びに満ちた
 世界を守りぬくことができるんだ。
 機嫌のいい日もあれば、ふさぎこむ日もあるけれど
 飛び跳ねて遊びあまりたいときもある
 何もしたくない時もあるけれど、せめて歌うぜ正義の歌を
 わずかな時間でもいいから、日常を忘れて一歩を踏み出そう
 目を見張るような出会いが待ってるぜ
 未知なる驚きに満ちた世界、みんなで一歩を踏み出そう
 火憐ちゃん正義を守るのと、平和を守るのとどう違うの?
 月火ちゃん全然違うぜ!えーっ!どのくらい!?
 正義と平和ぐらいちがうんだぜ!月火ちゃん!
 わかんない!ぜんぜんわかんないよ!
 正義と平和のちがいはなんだー!なんだー!!
 自信を持っているように見えても、内心はドキドキなんだ
 気取りすぎかなぁ、人に合わせるのはもうやめた
 ようし開き直るぞ、見方をかえればちがったものが見えてくる
 ちょっと臆病になってたかもしれない
 大切なものを自分から手放すようなことはしない
 いまならきっと、まだ間に合うよ
 けんかしても仲直りできる。
 ほんとうの強さには優しさがにじんでる
 きみはもうじゅうぶん強い、だから歌うぜ正義の歌を
714仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:20:03 ID:dQcU5HR4
 虚戈言遣人(うわほこ いつきと)。戯言遣イ。いーちゃんについて語ろう。 
 僕が戦場ヶ原ひたぎと再会した縁日の日。忍野メメを探しにわが町を訪れた。
 哺乳動物オオカミ、食肉目、イヌ科、イヌ属。
 放浪のオオカミ男の語る愛と別離の話を。
 人間、化物分け隔てなく存在する。さして面白くもない、別れ話。

 縁日 前日 深夜 阿良々木家の屋根上 

 かぁごめ♪かぁごめ♪。
 籠のなかの鳥は。何時何時、出遣る?
 夜明けの晩に。鶴と亀が滑った。
 後ろの正面、だぁれ?

 籠のなかに鬼を追いこみ、逃げないように取囲み、鶴と亀を滑らせる。
 縁起の良い長命といわれている動物が滑る、つまりそれは『殺す』の隠喩、
 最後は首を切られた鬼の生首がグルリと反転して後ろの正面を見る。
  
 唄う。誰にも聞かれぬよう。喉を使わぬ旋律を。
 ダイレクト・ヴォイスを、誰にも聞かれぬように。
 唄おう、雲ひとつない満月の夜に鬼の歌を、鬼を殺す歌を…
 
 忍野忍の前に吸血鬼が現れた。
 鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
 伝説の吸血鬼。
 怪異殺し、怪異の王。
 搾りかすになる前の儂の姿。美しい鬼。
 目もくらむような金色の髪と金眼、シックなドレスに彩られた、
 美しい、血も凍るような美しい吸血鬼―――
 その他の説明はいらない。
  大太刀『心渡』を肩に担ぎ吠える。今のその顔は。 
 牙を剥く鬼の形相。
 「             ―――」
 「ふん。なんじゃその顔は見苦しい!儂がまだ生き恥を晒しとるのがそんなに
気に入らんのか」
 ぎりぎりと引き絞られる妖刀『心渡』。
 「             ―――!!」 
 吠え猛る形相で細首を横薙ぐ一閃。
 鬼の生首がグルリと反転して後ろの正面を見る。

 「そうだね。鬼の歌。解釈としてはいいかもしれないけど、人買いの歌とも言われているね、
籠から逃げた鶴と亀という女の子が滑って転んで、振り向いた後ろには…。てのが、一般的な
解釈かな」
黒いな…
 「お前は何でも知ってるな」
 「……。まあ、日本の鬼には何か憎めないところがあるのは確かだよね」
 流しやがった。すっかりしたたかになっちまったな。いや、しなやかになったかな。
 「節分昔話なんて面白いよね。鬼に嫁にされてしまった娘が家に里帰りした時に、この豆の
芽が出たら娘を返してやる、と娘の父が炒った豆を鬼に投げつけて追い返して、鬼は一年豆を
育ててみるが芽は出ない。翌年の節分にも鬼が娘を返せとやってくるが、再び炒った豆を投げて
芽が出たら…と以下エンドレス」
 「なんと律儀な…。しかも里帰りを許してんのかよ…鬼。情けなさすぎるぞ…」
 「日本の鬼を殺すにゃ刃物は要らぬ。炒った豆さえあればよい。てところかな、
ところで、明日戦場ヶ原さん帰ってくるけど。あまり羽目をはずしすぎちゃ駄目だぞ」
 「わかってるて、それじゃおやすみ」
 「うん。おやしゅ、ッ…み…噛んじゃった…」
 羽川が噛むとは珍しい。いいもの聞いた。眼福、眼福と、ちょっと違うか。
 と、羽川との楽しいおしゃべりはおしまいおしまい。
「忍。ここに居たのか」
 屋根の上で体育座りをしている吸血無能を発見した。
715仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:20:43 ID:dQcU5HR4
 ちょうど顔を出したところが体育座りをしている正面だったのでワンピースの中がばっちり
見えてしまったが、僕はロリコンじゃないので特に問題はない。
 幼女の股間になど興味はない、絆創膏しか見ていない。
 よっと、屋根に上がり、金髪幼女に近寄る。
 コロンと、忍は首の無い死体のようにコロンとこける。
 「ほら。今日は食事の日だろ」
 小さな体躯を抱えあげ、抱き合う形になる、何度やっても慣れない姿勢だ。
 「おい。泣いてるのか…」
 忍の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃ、可愛らしい顔が台無しである。 
 「……い」
 「お、おい」
 「…い、嫌じゃ…嫌じゃ…生きていたく、ない…。死にたい…なんで…、なんで何度も何度も
死ねんのに…殺され、なくては、ならんのじゃ…」
 僕の腕の中で暴れまくる忍、言ってることも、意味不明でまるで要領を得ない。
 「…い、嫌じゃ…嫌じゃ…、死んで、死んでくりゃれ…。我があるじ様よ。一緒に…
死んで…くりゃれ…死んで…」
 「やれやれ、まったく、しょうがねえな」
 僕は派手に暴れる忍を抱えたまま屋根の縁まで移動する。
 「未練が無いと言えば嘘になるが…」

 『暦へ。羽川さまに許可をいただきました。
 縁日の日に帰ります。
 とても図々しいかもしれませんが、
 駅まで迎えに来てくれたら
 私、とても嬉しいです』

 僕は保護メールにしてパソコンにも保存した戦場ヶ原からのメールを脳内で反芻した。
 ごめん。ひたぎ迎えに行けないや。
 派手にギャーギャー泣き続ける忍。
 僕の命はお前のモノ。その言葉に嘘偽りはない。
 でも、みんな(羽川)にさよならを言えないのはちょっとつらいかな、そんな僕を忍は涙目で睨みつける。
 「ああ、わかったわかった…そんなに睨むなよ。こんなに可愛い子と心中できるんだ。僕は幸せ者だよ」
 忍の頭を撫でてやる。
 この高さでも頭から落ちればさすがに死ねるだろ。
 ヒョイッと僕は屋根から投身する。
 ゴスッ!ボキッ!
 石畳の上で頭が跳ねる。二人分の体重が首を折り、頭蓋を叩き割り内容物を飛び散らせる。
 僕は死んだ。

 「…う、…っ…」
 目を覚ますと鬼がいた。美しい鬼。
 年のころは二十歳ぐらいの金髪金眼。
 三途の川かと思ったけど。場所は変わらぬ屋根の上だった。
 「忍…」
 お前…僕の血を
 「…縁日とかいうものがあるそうではないか」
 はっ!?唐突に話を切り替える忍。
 「タイ焼き、りんご飴、たこ焼き、綿飴、チョコバナナ、クレープ、焼きイカ、いろいろあるそうじゃのう」
 「忍!?」
 「すまなんだ。衝動的すぎたの許せ。お前様が家族や想い人に別れの言葉を残してやる気遣いもなかったの」
 「いや、別にいいんだけど」
 「じゃから、心中は縁日が終わってからという事にしてくれんかの」
 どんな理由だよ、わかったよ。僕達の心中は明日に持ち越しだ。 
 まったくこいつは俗世につかりすぎだ。どんな吸血鬼だ。
716仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:21:47 ID:dQcU5HR4
 「兄ちゃん朝だぞ!こら!起きろ!」
 「いいかげんに起きないと駄目だよぉ」
 全くもって起こすにしてもいろいろとバリエーションを考えつくものである、
今日はフライングボディプレスを喰らわされてしまった。
 「さっさと起きろ!ていうか責任とれ!!」
 「責任とれえぇ!!」
 「責任?責任てなんだ!?」
 「これだ!!」
 火憐ちゃんは膝立ちの体勢でおもむろにTシャツを捲り上げ、ジャージの下も
パンツが見えるほどにズリ下げる。
 「わ!?馬鹿!てっ?」
 火憐ちゃんの真っ白な素肌にミミズが這ったように紅く強く残る傷痕。
 明らかにブラのなかパンツの下にまでいたる。キスマークやら吸引やらでつけられた、
生々しい情事の痕。
 「…責任…っ、とってよっ…」
 腹を出したまま攻撃的な吊り目に涙を溜めて、しおらしい声で訴える。
 「…せ、責任、て…」
 「デ…っ、デート…、してくれ…」
 「はっ?デート」
 「はいこれ」
 月火ちゃんからチラシが渡される。
 チラシには『四季崎記紀の刀展』と大見出しが書かれていた。
 駅ビルで開催されているらしい。火憐ちゃんはこういうのが趣味なのか。
 だが。
 「却下。無理。今日は駅に人を迎えに行くから無理だ」
 「む、迎えに行くって、か…っ、彼女か…」
 ズイッ、と、涙目の女顔を近づける火憐ちゃん。
 「う、うん…」
 「兄ちゃんはあたしと…の彼女と…ど、っちが、大事だ…」
 「そ、そんなの…、どっちも同じくらい大事だ」
 「…そ、っか…あたしにも瑞鳥くん…いるもんな…。ごめん…意地悪な質問だった…。
何時だ…」
 「な…何時って…」
 「会いたい…、紹介しろ…それで…チャラで、いい…」
 「…う、うん…」
  ガチャリとドアを開けて、トボトボと部屋から出ていく火憐ちゃん。
 「馬鹿!死んじゃえ。てか死ね!!」
 月火ちゃんが捨て台詞とともにドアを破壊的に閉めていく。
 ヒドイ罵声だ悲しみで死んだらどうする。
 今日は縁日。僕の命日だ。
717仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:22:57 ID:dQcU5HR4
 某道場内
 神棚には刀が一振り奉られている。
 ドンッ!!
 衝撃音とともにサンドバックをくの字にへし折り、天井にまで跳ね上げる阿良々木火憐の
正拳突き。
 続けざまに放たれる前蹴り、足刀、中段蹴り、鉤突き、手刀、回し蹴り、山突き。
 ダースで穿たれる必倒の連撃。
 だが、ただの八つ当たりの攻撃だった。基本も何もない手足をただただ振り回すだけ。
 苛立ち。焦り。戸惑い。焦燥。
 …兄ちゃんの彼女……か…。せんちゃん…の、わけねえし。神原先生…じゃないしな。
 翼さん。だったら嬉しいかな…。どんな…ひと、だろう…
 ズキン―痛い――――心が痛い―――
 心の痛み。己の肉体でなく、心の脆さを思い知るという苦痛。喪失という、痛み、恐怖。
 兄との密事。睦事。情事で手にしたモノは、失えないモノとなっていた。
 失くせないほどに掛け替えのなもの。
 もう、元の自分には戻れないほどのもの―――

 「やだなあ、火憐ちゃん。妹より彼女の方が良いに決まってるじゃん。気持ち悪い」

 「…ひっ!?」
 「火憐先輩!危ない!?」
 「へ!?ッ!?」
 ボクッン!!
 振り戻しのサンドバックが激突、ズサーッと、入り口付近まで吹き飛ばされた。
 「ッ!て、てっ、て…」
 「火憐先輩!?大丈夫ですか?」
 「よっ、瑞鳥くん。よっと」
 両足を跳ね上げピョンと立ち上り、瑞鳥くんの前に立つ。
 瑞鳥くん。可愛い外見に似合わない空手着に身を包んでいる。
 「だ、大丈夫ですか?あれ80キロはあるんですよ?」
 「大丈夫、大丈夫、しかし戻ってくるとはびっくりした」
 「そりゃ戻りますよ…、でもよかった」
 ほっと胸をなでおろす瑞鳥くん。
 「で、どうしたの」
 「あ、あの今日はお願いがあって来ました」
 「うん?」
 「こ、今度大会があるじゃないですか」
 「うん、確かあったな」
 男子の大会であたしは出れねえけどな。だいたい女子の大会は少ないんだよな。
 「か、火憐先輩とチューしたいんです」
 「はい!?」
 なるほど。よくよく聞けば瑞鳥くんには初めての大会であり不安であり、勇気が欲しかったそうだ。
 しかし、あたしは正義の味方であって、勝利の女神じゃないんだけどな。
 「あたしでいいの」
 「火憐先輩じゃなきゃ駄目です」
 そんなふうに求められると断れなかった。
 ていうか瑞鳥くん。なんで目を瞑って、待ってるの?普通は逆なんじゃないかなと
思いつつ瑞鳥くんにそっと近づき抱き寄せる。
 「ちょっと汗臭いぜ」
 「…そ、そんなことないです…、とてもいい匂い、です…」
 緊張に喉が渇いた、それでも戸惑わず、互いの顔を近づけ唇を触れ合わせる。
 「んッ…」
 柔らかな互いの唇がふりゃりと密着する。
 「んっ…、んんっ…」
 ふにゅ、ちぅゅ、チュぅ…。
 優しい口づけにうっとりして力が抜けて膝が折れてしまった。 
 抱き寄せているつもりが、崩れ落ちていつの間にか瑞鳥くんが上にいた。
 そっと目を開けると瑞鳥くんと視線が絡まった。そのままキスを続ける。誘うように舌先で
瑞鳥くんの唇をそっと撫でる。
718仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:23:39 ID:dQcU5HR4
 ちゅく、くちゅ、ちゅぷぅ…。
 口唇がさらに重なり合う。背中に回した腕で背中を撫で摩る。
 「か、火憐、先輩んふっ、くふッ…。凄く可愛いです…んん…」
 「ちゅぷッ…ふむ、むふぅ…は、恥ずかしい、から、言わないで…あ、ちゅむ…」
 いつしかお互いに積極的に舌を絡め合い、自然と唾液を交換し合う。
 くぐもった息が道場内に漏れる。とろけた瞳で見つめ合う。
 唇を重ねたままで胴着の上から、やんわりとおっぱいに触れられる。
(あっ…。瑞鳥くんも…男の子だね…あ、あん…)
 期待に応えるように、乳房に熱が籠り始める。乳首を勃ってきた。
 下腹部が疼きだしてきた。内股になり陰核が熱を持ち、硬く痼る始める。
 キスはさらに激しさを増しっていった。思考が麻痺する。肉悦を感じる。 
 ジュンっと、肉裂から染みだす愛液。
 「…んんっ…瑞鳥くん。ま、待って…っ。ここじゃ…」
 「あっ…」
 瑞鳥くんを押しのけ、はだけた胴着を直す。
 「あ…か、火憐、先輩…」
 「…ご、ごめん…」
 「そんな…あやまらないで、ください…」
 立ち上がり、不安げな表情を向ける、瑞鳥くんに向き合う。
 「試合、頑張ってくれよな」
 「は、はい頑張ります。勇気もらいました!ありがとうございます」
 それだけ言うと、瑞鳥くんは道場を後にした。
 「あたしも頑張らなきゃな」
 (瑞鳥くん、ごめんな、あたしもけじめをつける、ちゃんとする…)
 再びサンドバックと対峙する。
ちゃんと見て。ちゃんと話し合おう。
 はっきりと好きだって言おう。うん。そうしよう。
 兄ちゃんの彼女か…勝負だ。
 ドスンと。道場内に打撃音が響いた。
719仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:24:55 ID:dQcU5HR4
 一方その頃の兄

 「八九寺!逢いたかったぞ。僕の嫁!」
 「ぎゃーっ!」
 幼女を肩車して遊んでいた。
 小学五年生のスカートの中に頭を突っ込み、肩車に担ぎ上げる男子高校生の姿がそこにはあった。
 「ぎゃーっ!ぎゃーっ!!」
 「こらっ!暴れるな!首筋でコットン100%パンツの肌触りを楽しめんだろうが!」
 僕は首筋をぐりぐりとパンツに擦りつける。
 僕はロリコンじゃないので八九寺の股間になどに全く興味は無い、あくまでパンツの感触を
首筋で楽しんでいるだけだ、頬っぺたに内腿の感触を感じるのは、まあご愛敬だ。
 「ぎゃーっ!ぎゃーっ!!ぎゃーっ!!!ぎゃああああああっっ!!!!」
 八九寺が僕の頭をポカポカと叩いているが、足首を掴まれている状態では物の数ではない。
 体重が乗らないので全く効かない。
 そういえば神原の家はこの近くだったな。
 くくく。飼ってやるぞ八九寺。僕のプロポーズを断りやがって、僕を振りやがって。
 その細首に首輪を巻いて鎖に繋いでやる!ひん剥いてやる、もう逃がさないぞ。
徹底的におまえに僕を刻みつけてやる。エサは僕の白濁液だけだぜ。ハハハハハハハ。
 僕専用の肉奴隷だ!僕を愛するまで飼ってやる。一方的に愛してやる。
 ははは―――はあっ―――
 「こんの!変態!!」
 グチュッ!
 八九寺は僕の右の鼻の穴に指を引っかけ、リュックを含めた全体重を左に傾けたのだった。
 僕の鼻孔があり得ない音を立てひしゃげる。
 ―――ビキィ!―――
 「ら、らめぇぇぇッ…!!!」
 首が、ゴキィ!ゴギキィイィ、と、悲鳴を上げ、僕は崩れ落ちた。
 「ヒギぃ!ひぎぃいいいいいいいいっ!!」
 ろくに受け身も取れずに倒れた僕に対して、八九寺はその大きなリュックでショックを緩和し
とどめとばかりに僕の顔を踏みつける。全体重をかけてドスドスと。
 「この!!!変態!変態!変態!変態!変態!!変態!!!変態!!!!変態!!!
変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!
変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!変態!
変態!変態!!変態!変態!!!変態!!!!変態!!!!変態いいぃぃぃーっ!!!」
 八九寺は鬼の形相だ。かなりへこむ。
 くくく。馬鹿め、それで勝ったつもりか八九寺真宵。お前が踏みつけるたびに
スカートがめくれて、中が丸見えなんだよ。ウサさんのプリント柄までバッチリ見えるわ。
 今のお前は僕のためにセクシーダンスを披露しているに等しいのだ。
 ははは、馬鹿め、どう転んでも僕の勝ちだ勝ちなのだ。
 メシィイ、あ、あギャッ!
 なんと八九寺はピョンと飛び上がり、リュックを含めた全体重を掛けて、僕の顔面を
踏みやがったのだ。さらにそのまま顔面で飛び跳ねる八九寺真宵。
 (し、死んだら、どうする…)

 駅前のベンチに並んで座り、ジュースを飲む僕と八九寺。
 「ふう、すまん、すまん。おまえへの愛が強すぎて思わず暴走してしまったぜ」
 「とてもそうは思えませんでした、海月々木さんのはただの性欲です」
 海月々木さん?もはや読めもしない。くらげなに?
 「いや愛だ」 
 「不純な愛です」
 「愛に純、不純があるのか!?」
 「愛に純、不純はありません。愛は心が真ん中にくる真心ですから、が!動機が不純です」
 小学生に斬り捨てられた。ばっさりと。
 「だいたいなんですか僕の嫁って!結婚とは神聖なモノなのです。わたしはたとえお付き合い
していても初夜まではキスもさせません。汚らわしい」
 なんと!?
 「それ以上は結婚しても三カ月は駄目です!!」
720仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:25:46 ID:dQcU5HR4
 「なんという貞操観念!やはりお前は僕の嫁だ!!結婚しようう――ぐッぅ!?!」
 鼻先に八九寺の裏拳がめり込んだ。
 「そういえば今日は何故にお出かけを?受験の追い込みでは?」
 「出迎えだよ。出迎え」
 それに勉強道具は持参している。今日が命日だってのにな。
 「あ。彼女さんですか」
 何という勘のよさ、エスパーかおまえ。
 「だって、阿木さんって、基本、人の送り迎えなんてしませんよね?たとえ親戚の方でも」
 阿木さん。て誰だ?もはや噛んでもいない。まあその通りだが。小学生に見透かされる僕って一体。
 「じゃ、そろそろ行くよ」
 「はい。お気をつけて。あまり乳繰り合ってはいけませんよ」
 余計な御世話だ。 

 ホームで戦場ヶ原を待つ僕。火憐ちゃんの姿は見えない。この電車だとは教えたけど、
まあいいや。
 戦場ヶ原を乗せた電車が構内の入ってきた。縁日やイベントと重なり実際かなりの
人出だ。人ひとり見つけるには一苦労だ。
 見つけた。やけにあっさりと何のイベントもトラップもなく僕は戦場ヶ原と再会を果たした。
人目もはばからず抱擁する僕と戦場ヶ原、心なし女っぷりもあがっている気がする。
 人ごみのなか一言。ほんの一言だけ悲鳴が聞こえた。聞こえた気がした。
 聞き覚えがある声の悲鳴だったのであたりを見渡したが、声の主は確認できなかった。
 火憐ちゃん?

 決定的だった。悪夢のような光景だった。
 戦う決意も決心も万全だったのに、こんなに強くなった。成長したはずだった。
 正面から迎え撃って打ち破る決意はできていた。なのに現実はどうだ。
 戦うまでもなかった。あたしは為す術もなく膝を屈するしかなった。
 涙がこみあげてきて、思わずその場を駆けだした。走って、走って、どこまでも走りぬいたら、
この悪夢から抜けだせる気がした。だがどこまで行ってもここは現実だった。
 嫌な冗談のようだ。心がズタズタにな―――る。
 「火憐ちゃん?」
 誰かの声が聞こえた。だが構っていられない。
 あたしはぜんぶ嘘だ幻だと耳を塞ぎ、形振り構わずどこまでも走った。
 精神が乱れ、心が悲鳴をあげ、ぐらぐらと煮立つ脳が全身を麻痺させる。
 衝動のまま、本能のまま、走り続けた。
 やがて体力とは裏腹に、心が限界にきて―――。
 どこともわからぬ橋の下で、転ぶように跪いて、手をついて泣いた。
 泣くしかなかった。惨敗だった。誰にも言い訳できない。
 戦う前から逃げ出した。一瞥されただけで、心が折れた。
 わかってたんだ。こちらを見てから抱きついていた。視線が合った。見せつけられた。
 お似合いだ。と、想ってしまった。自分がいる。
 自分にはできないことをできると、羨んだ。賤しい性根を自覚した。
 強くなったつもりだった。胸を張って自分の望む道を切り開けるはずだった。
 それは錯覚だった。ぜんぶ夢見がちな妄想だった。みじめで弱くてちっぽけだ。 
 修羅場を演じることもできず、文句をつけ、腕まくりし、挑みかかることもせず。
 敗走した弱虫だった。惨めだ、頭を抱え泣きじゃくる。
 やはり、兄を想うといのう幻想なのだろうか…。この気持ちが…
 この胸から込み上がる沸き立つ気持ちが偽物だと言うのだろうか。
 思春期特有のホルモンバランスの崩れた一時的な仮初めの感情だと。
 歳を重ねれば、客観的に、冷静に振り返る自分がいるのだろうか。
 いやだ…。いやだ…。そんな、の…いや、だ…、よォ…。
 「う…、うぅ、う、うえっ…」
 怯えて、この世の終わりみたいな気分で、すべてを拒絶するように金切り声で叫んだ。
 雨が降ってきた、夏のゲリラ豪雨。もっと降ってほしい。この泣き声を掻き消して欲しい。
 膝を抱え、自分で自分を抱いて嗚咽した。この腕があのひとの腕ならいいのに、
髪を掻きあげてくれる手が、あのひとの手ならいいのに。
 涙を拭ってくれる指が、あのひとの指ならいいのに。
 手を引いてほしい、抱きしめて欲しい―――。
721仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:27:16 ID:dQcU5HR4
 「うーっ。ひどい目にあいました。なんなんですかこの雨は…。あれ、阿良々木さん
どうしたんですか、そんなところで泣いて」
 いきなり背後で声がした。びくっと震えて、あたしは弾けるように振りかえる。
 涙でぐしゃぐしゃの顔をあわてて拭う。
 後方にリュックサックを背負ったツインテイルの小さな女の子が立っていた。
 雨宿りのためこの橋の下にきたらしい。しかしどうにも見覚えがない。
 「…あたし、阿良々木だけど?どこかで会ったけ」
 「あっ、すみません女性の方でしたか。お顔が知りあいの方にそっくりだったもので
つい、でも阿良々木て…」
 「顔て…っ。うん、ツインテイルの小学生…」
 これが阿良々木火憐と八九寺真宵の最初の出会いであった。
 「あの?」「あの?」
 「まったく、うるさいな寝れねえじゃん!俺が先にいたんだぜ、泣くんなら他所で泣けよ!」
 古くて丈夫そうな橋の下。土臭く、不法投棄されたらしい大量の家具や不気味な人形なん
かが転がっている場所。非難するように走りこんだこの暗がりには、先に誰かがいたのか?
 けれど、どこを捜しても誰の姿もない。生き物の気配は、感じない。
 あたしは戸惑い、きょろきょろと視線を彷徨わせる。
 誰もいない…と、思うんだけど……。
 「ちぇ。あんまり他人と会いたくなかったけど。しょうがねえな、ここだ。ここ」
 天井?橋桁から人が下りてきた。
 身長は1メートルの半ばよりやや低い。華奢なくらいの細身で、小柄な瑞鳥くんなみの
体格。軍服のような、釦が光る上下。黒い安全靴に、黒いドライバーグローブ。
上着の前を開けていて、中に覗く赤いシャツ。腕にはスカーフのようなものが巻かれている。
右耳に三連ピアス、左耳にはストラップを二つつけている。
 サングラスをかけていて表情は読めないが右顔面のみに禍々しくほどこされた決してペイント
でない刺青が、彼の異様さを際立たせていた。
 けれど、そんな恐ろしくもある外見に反して、口調はやけに軽い。 
 意外と素早い動きで近づいてくるきて、あたしを上から下まで見る。
 「あれ?あんま驚かないな…、なんだその反応は!もっと驚け!怯えろ!震えあがれ!そして
どっかいけ。ていうか背高いな…」
 こちらが硬直しているのをいいことに勝手にやり始める。
 「ふん、面倒くさいから最初に自己紹介といかせてもらうぜ、言っとくがナンパじゃないからな。
立てば嘘吐き座れば詐欺師、歩く姿は詭道主義。虚戈言遣人。いーちゃんだ」
 「あたしは阿良々木火憐、正義の味方だ。ていうかそれ偽名だろ」
 「一瞬で看破!?」
 いーちゃんと名乗ったその男は、何か酷く恥ずかしい失敗をしたというように地面にへたりこみ、
悶え、頭をゴンゴン地面にぶつける。
 「ああああああ!なしなし!!今のなし!今のなしです!」
 ちっちゃい子供みたいに手をブンブン振った。
 「……ぷっ」
 「笑われた!?」
 いちいち反応が大きい相手に警戒心も薄れ、ハッと気づいてツインテイルの小学生を捜すと、
遥か彼方に大きなリュックが見えた。
 阿良々木火憐と八九寺真宵の最初の出会いはこうして幕を閉じた。
 「いや、いてもいいんだけど、あんまり声をあげて泣かないでくれると助かる。いやむしろ
背の高い女の子が泣いてると気分がへこむ…、いや、言っとくがナンパじゃないからな。
なにが言いたいのかと言うとだな…、むしろなんで泣いてたんだ?」
 「なんでって、……、ぅぅ…う、ぅぐ…」
 薄れていた記憶がフラッシュバックでよみがえり、涙があふれてきた。
 「だーかーらー泣くなって」
 豪雨がやむ気配はまだない。
722仮物語 あにいもうとオオカミ 前篇 :2010/10/03(日) 23:28:00 ID:dQcU5HR4
前篇終了です。
これだけ投下してエロシーンがなくてすまん。
それでは今宵はこれにて失礼します。

723名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 23:44:12 ID:lal0+vpK
仮物語キター
GJ!楽しみにしてます!
724名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 01:18:20 ID:RuaaojnA
なんと素敵滅法なクロスオーバー
725名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 02:22:23 ID:evlHX5id
仮物語の作者様は相変わらずの鬼才のようで安心
さて・・・調教済みの火燐ちゃんのエロを全裸待機するか
726名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 03:15:38 ID:H2cY30J0
仮物語の人きてたあああああ
エロ関係なしに続きが気になるな
727名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 13:41:52 ID:cMIS4Wcf
そういえば文芸キャラ板が出来たみたいだけど、アニメ化した文芸作品のキャラの扱いはどうなるんだろう?
728名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 15:17:47 ID:fYy4gcM3
な、なにがどうなってるのか展開が激しくてよくわからないぞ。
わかったのは瑞鳥くんに火憐ちゃんが寝取られたことぐらいだった。
729名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 16:00:34 ID:iAwfn0sk
>>727
そりゃ、アニメ版とでキャラ設定が異なる、とかじゃない限りは
そのまま扱えばいいんじゃね? 

というか、アニメでのキャラクターを語るならアニキャラ板で、
文芸作品上でのキャラクターを語るなら文芸キャラ板で、という
使い分けが求められるんじゃなかろうか。
730名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 19:24:28 ID:nXHVQvnG
まだアニメ化されてない部分を語るのにも便利だな
731名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 19:27:53 ID:qoKP6hI4
過疎るから嫌だな…
732名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:38:47 ID:8TOanyRn
VIPに化物語のSSきてるよ
733名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:41:02 ID:qoKP6hI4
今、会いに行きます
734名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:41:25 ID:qoKP6hI4
スマン誤爆
735名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 23:08:13 ID:taa2imbl
いや、VIPにあるからってどーしろと?
736名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 12:11:52 ID:e8f+c5Sr
悪いけど、凄く読み辛い・・・
737名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 23:49:07 ID:JmpYYtsT
やっぱ俺にはサクッと読めてエロかったり面白かったりするSSがあふれてるここがいいわ
738名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:11:13 ID:vuWhX4A8
ひたぎが寝取られて阿良々木に「もうあなたのところには戻れないの」的なのが読みたい
739名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:55:21 ID:nLq3gTwt
そういや戯言のss書いてくれてたvipの人こないな。
トビキリリリカル結構好きだったんだが…。
740名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:56:35 ID:PG6VPxhr
vip系列の人は反響が少なくなりがちなこっちは厳しいんじゃないか。
一人で一スレ使うとこじゃないし。
741名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 01:42:49 ID:Zct3ie+2
VIPの読みたかったなあ
ていうかVIPは反応いいのかあ
742名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 02:11:20 ID:0NY/ymPg
今は規制で人が減ってるだろうけどそれでもここより人がより付きやすくレスしやすいだろうしね
743 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/06(水) 03:06:19 ID:UfGH7LIc
たとえレスがつかなくとも
いろいろいわれたりしても
ぼくはこのスレがすきです



「なあなあ兄ちゃん」
「どうした火憐ちゃん?」
「ちょっとこっち側持ってくんねーか」
「ん?」
「せーのっ!」
「んっ!」ガキッ
「よしっ! 解けたぜ!」
「知恵を使え!」
744名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 03:14:13 ID:0NY/ymPg
「知恵を働かせたらこうやるのが一番って答えが出たんだよ兄ちゃん」
745名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 06:34:31 ID:TPg6MDjD
火憐ちゃんに男と女の知恵の輪というものを体に教え込んでやる!
746名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 08:21:14 ID:9N5C19fn
2時間後、そこには燃え尽きた兄とテカテカな妹が!
747名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 12:03:48 ID:6qtG2z3T
戯言先生とか好きだったなー
748 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/06(水) 12:58:56 ID:UfGH7LIc
「ん……く……ふぁ……っ」
「ほら、どうしたんだ忍。時間ないのに手が動いてないぞ」
「お、お前様がこんな、あっ、ああっ!」ビクン
「『これしきの知恵の輪、儂の明晰な頭脳にかかれば五分とかからず解いてみせるわ』って言ったのはお前だろ」ハム
「ひゃうっ! み、耳っ、耳をそんなっ!」
「あと十秒だぞ」クチュクチュ
「ゆ、指ぃっ、指をかきまわ……うああっ!」
「七、六、五」クリクリ
「駄目……駄目じゃ……っ」カチャン
「ほら、落としたぞ、早く拾わないと……二、一、タイムアップだ」スッ
「はぁっ……はぁっ……」
「時間内に解けなかったな、というわけで罰ゲームだ」グイッ
「な!? そ、その知恵の輪で何を…………うああんっ!」




知恵の輪ってエロいことにも使えそうな道具だったんだ……知らなかった
749名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 18:01:39 ID:lhEL6yVC
「羽川、この知恵の輪解けるか?」
「ん?貸してみて?」ピンッ、チャリーン
「指で弾くだけで解けた…だと…!」
「はい、じゃあ阿良々木くん罰ゲームね」
「なんでだよ!」
「大丈夫!一発デコピンするだけだから!」
「死んでもゴメンだ!」

駄目だうまく書けねぇorz
750名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 19:08:20 ID:fWyd9nu4
>>748
違うよ、知恵の輪がエロいんじゃなくてわっふるさんがエロいんだよ
つまり何が言いたいかといえば……

わっふるわっふるわっふるわっふる
751名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 21:47:16 ID:u5qXfOFZ
もはや羽川がプチ哀川さんみたくなってる……。
752名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 22:55:46 ID:nLq3gTwt
「1時間以内に解けたら何でも一つ阿良々木君のいう事を聞いてあげる。
 でももし解けなかったら私のお願いを一つきいてもらうわ」
「いやいや、戦場ヶ原。
 知恵の輪っていうかさ、これは明らかに無理だろ?
 ただ鉄製の輪が二つ鎖みたいに繋がってるだけじゃん」
「だから貴方は浅はかなのよ。
 いいかしら、これはチャイナリングという手品の道具よ、知らない?」
「ん? ……ああそうか、どっかで見た事があると思ったら。
 それなら知ってる、確かリングをつなげたり外したりする奴だよな?」
「そうよ知ってるじゃない。
 つまりそのリングは今繋がってる状態なのよ」
「あれ、でも確かあの手品の奴ってリングに切れ目が入ってるんじゃなかったか?」
「そうよ、でも普段から切れ目が見えているわけ無いでしょう?
 そのリングに特定の衝撃を与えると、切れ目が現れる仕組みになっているのよ」
「へえ、そうだったのか」
「だからこれは一般の用途は違えど、本質的には知恵の輪と同じなのよ」
「成る程、そういえなくも無いかもな」
「わかったらはやくなさい。はいスタート」
「ま、僕もこういうの得意って訳じゃあないけど、1時間もあれば解けるだろ」


1時間後、そこには(ry
753名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 11:00:41 ID:6ejuvd8R
忍「ふんっ」バキッ
754名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 15:28:37 ID:OhaHPinl
ガハラさん眼球舐めに腰を抜かして失禁
755名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 15:49:50 ID:kijD06Jd
ガハラさん失禁ネタは見たことないかもー
いいね

「お兄ちゃん、これ本当に外せるの?」
「勿論だ。一時間以内に外せたら何でも買ってやるよ」
「ふうん」
 戦場ヶ原のやつに騙されて、結局お願いを聞かされたからな。
なにがチャイナリングだよ! まったく……
ていうかこんなのどっから手に入れてくるんだか。
 ガシャン!
「外したよ」
「……お前、バールは反則じゃないか? ていうかなんでそんなもん持ち歩いてるんだよ! ていうか床どうすんだよ、これ!」
「でも火憐ちゃんなら素手で壊すよ?」
「だからお前に振ったのに!」
756名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 16:18:46 ID:6ejuvd8R
あれ、過去作品でガハラさんお漏らししたことなかったっけ?
確かわっふるさんの作品でマララ木さんが飲んでたような・・・
757名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 17:01:11 ID:kijD06Jd
mjdsk!
さすがわっふるさん、抜け目ないぜ!
まとめ見てくる!
758名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 18:06:06 ID:teq6eIyP
神原と撫子が知恵の輪スタンバってるぞ
759名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 22:30:47 ID:kW+Xj+Hm
>>758
その二人に限って言うなら
明らかに金で買ってはいけない(買えない、ではない)ものを要求してきそうだ。
760名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 22:34:29 ID:qCkcSOwf
ひたぎに逆ナンさせたい
761名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 22:49:20 ID:6ejuvd8R
ひたぎ「そこのアホ毛吸血鬼さん、お暇でしたら私とイイコトしません?」
762名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 11:55:56 ID:r4vMhTEf
ひたぎが「友達に貰ったの」と言って急に十字架のペンダントを着け始め
首筋に小さな赤い痣があったので「虫に刺されてるよ」と教えてあげたら
なぜか痣を隠して何かを思い出したように顔を赤くさせていたんだけど
なにか変な病気にかかってないか心配だな。
763名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 13:09:50 ID:FFhtiOZE
と、同僚に相談するひたぎパパ。萌え。
764名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 14:48:43 ID:bqCN+bv5
「戦場ヶ原課長、娘さんも年頃なんですから。察してあげましょうよ」
765名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 18:58:51 ID:HPrQAA9Q
「認めん…認めんぞぉー!!」
\サイクロン!/\ジョーカー!/
766名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 20:46:29 ID:Tc+Q/Rvp
娘の行動に困っています

娘が大学に進学してから、家に男を連れ込んでいる形跡があります
私は仕事の関係上、月に一度も帰宅できないのですが、たまに帰ると
歯ブラシや男物の下着が増えていたりします

娘の小さな頃に離婚をしており、また、私が仕事にかまけ娘を放置していたのが
原因だと思うのですが、何か良い対処はありますでしょうか




ガハラパパは、わりと気にしないタイプな気がするw
むしろ同棲に賛成しそうなイメージがあるなあ
767名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 20:51:11 ID:r4vMhTEf
ひたぎのハメ撮りを発見してしまうパパさんの心境になってみたい
768名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 21:29:46 ID:ihsoAEnd
なんか寝取られと純愛での高度な心理戦が>>762-763にみられるなw
769名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 21:30:11 ID:bqCN+bv5
まあそもそもすでに紹介済みだからな
家族の絆まで取り戻してくれた恩人だし、自分から『娘をよろしく頼む』と言っちゃうレベル
770名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 21:34:46 ID:+0YpmBz/
>>767
「阿良々木君にああいう記録は残さない方がいいと言っておいてくれ」
とひたぎに言ったら
「お父さんどうしたの? 娘の名前を君づけするなんて」
と真顔で返され
なん……だと……ってなる戦場ヶ原父が見たい。
771名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 23:56:27 ID:FFhtiOZE
ひたぎ「なんちゃって」
772名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 00:48:31 ID:6h6nnir5
>>770
「阿良々木君にああいう記録は残さない方がいいと言っておいてくれ」
とひたぎに言ったら
「阿良々木君って誰?」
みたいな反応を真顔で返され、
問い詰めたら凌辱調教され、寝取られた経緯を赤裸々に語り出すひたぎに
なん……だと……ってなる戦場ヶ原父が見たい。

うまく書けたかな? >>770ごめんね?
773名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 03:51:02 ID:Ld3o2DWJ
「阿良々木君にああいう記録は残さない方がいいと言っておいてくれ」
とひたぎに言ったら
「阿良々木君って誰?」
みたいな反応を真顔で返され、
問い詰めたら同級生の委員長に阿良々木君が凌辱調教され、壮絶に寝取られた経緯を赤裸々に語り出すひたぎに
なん……だと……ってなる戦場ヶ原父が見たい。
774名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 06:28:51 ID:oiKeWJQG
「阿良々木君にああいう記録は残さない方がいいと言っておいてくれ」
とひたぎに言ったら
「どの記録?」
みたいな反応を真顔で返され、
問い詰めたら、あんな記録やこんな記録について身振り手振りまじりで赤裸々に語り出すひたぎに
なん……だと……ってなる戦場ヶ原父が見たい。
775名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 06:33:01 ID:IUzcx/GK
天丼は3回まで!
776名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 09:05:21 ID:rtilZUcO
皆なんでここまでガハラパパを虐めるんだ
777名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 09:37:43 ID:cSUw19Q7
「阿良々木君。記録は余すところ無く見させてもらったよ」
「な……!」
「いいぞもっとやれ」
「は、はい」
「なんちゃって」
778名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 11:14:13 ID:RRIQp1qX
お父さんがそんなだからお母さんは……
779名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 11:23:08 ID:HA/ja3wq
てか最大の寝取られ喰らったの戦場パパだよな
780名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 13:55:20 ID:6pS0HMHF
がはらママって美人なのかな。
てかどうなったんだっけ?死んだんだっけ?
781名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:12:38 ID:boiusb1q
実質行方不明じゃなかったっけ?
782名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:15:32 ID:gECXRHZ/
ヶ原ママとマララぎさんの間に生まれたのがひたぎさん
783名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:21:20 ID:RRIQp1qX
ひたぎさんのママだよ
わがままボディの絶対美人だ
ツンデレかもしれないし

うわ、なにこれ
萌える
784名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:25:00 ID:jriVwuGO
>>782
『あははっ』
『それこそひたぎちゃんが全世界を憎みそうな衝撃の事実だねっ』
785名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 20:36:03 ID:K0yTtJjO
!?
786名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 01:07:57 ID:267rzcQa
最近、化物語ばっかだけどたまには戯言も読みたい
具体的には
男で失敗しそうな策師さんとか、
ニット帽とられると怒る殺人鬼とか、
三十路突入して定職がない隣のお姉さんとか
787名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 03:18:59 ID:PfKTtdpi
二番目のは零崎シリーズだぜ
まぁ、戯言と傑作の相違程度のズレだけど
788名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 03:31:01 ID:Dey6mqgh
人間関係はともかく戯言は何年前に読んだか思い出せないぞ
789名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 03:37:49 ID:aUE9lhct
ニット帽とられると怒る殺人鬼はちょっと前の妹祭にあったじゃないか
肝心の部分はぼかされていたが
790仮物語 あにいもうとオオカミ:2010/10/10(日) 22:48:16 ID:4rSx36R1
>>723
GJありがとうございます。
>>724
喜んでくれて幸いです。
投下するまでは受け入れて貰えるかと、ドキドキものでした。
>>725
いつものドSな火憐スキーな方ですかね?
すまん、今回は緊縛とか首輪は無いんだ。
暦×ひたぎで勘弁してくれ。
基本的にティンコの数が足らないのが問題なんですよね、
火憐ちゃんを二本差し、もしくは三本差しにしたいんですが
輪姦とか嫌なんですよね。あと苦痛系。
愛のある三○ピーとか四○ピーを考えてる最中なんで書けたら
その時には投下します。
>>726
だだの名無しでございます。
なんとか楽しめるモノをと思っていますが、肩の力を抜いて
読んで下されば幸いです。
>>728
これが噂の寝取られさんですか?
とうとう僕も寝取られさんに触られるほどになりましたか。
しかし、火憐ちゃんと瑞鳥くんこそが恋人関係でありまして
寝取ったのは、厳密には暦かと。

前述の通り非エロのAAを一点使用してます。
もうしないのでどうかご容赦を。
それでは>>721の続きです。
791仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:49:49 ID:4rSx36R1
 戦場ヶ原を自転車に乗せて民倉荘に向かう僕。
 「戦場ヶ原?今日の予定はどうなっているんだ?」
 「そうね、羽川さまから今日は移動日という事で了解を得ているわ。明日は朝から暦と
勉強の予定だけれど、明日の朝までは基本的に自由時間ね。縁日に行ってもいいそうよ」
 「そ、そうか」
 「ええ、そうよ」
 あくまで物静かに簡潔に答えるが、僕にしがみつく戦場ヶ原の腕に力がこもる。
 安全かつ細心の注意で駆けこむように駐輪場に飛び込む。
 「荷物これだけか?手荷物だけだな?」
 「そう、あとはシロネコ便で配達されるの」
 慌てず騒がず歩調を揃えて歩きだす。
 ザッザッ、カンカンと階段をのぼる。
 戦場ヶ原は一切の無駄のない動きでカギを差し込みドアを開ける。
 ガチャガチャ、バッ、バタン。ドッドン。
 
 「…ひっ、…ふっ…っ、むっ…」
 中に入った瞬間、戦場ヶ原を抱き寄せドアに押しつけ、無理矢理にキスをした。
 幼稚で乱暴に節操なく口を吸い、貪る。室内に籠っていた熱気にあてられ額には玉の汗。
戦場ヶ原の身体は一気に全身が熱くなった様子で、汗みずくだ。
 戦場ヶ原の身体は熱を持っているのにのに震えている、しかし拒絶する様子はない。
 戦場ヶ原の膝ががくがくとゆれ、腰が砕ける。
 「…ちゅ、ぱ…、こっ、こんな玄関先で、なんて…。せめてシャワーを…」
 「…ごめん…」
 「なっなんか…こわいわ…」
 「…ごめん…」
 「…や…やさしく、して?」
 「……」
 「なっなんで、だまるの?服汚れちゃうし…、汗臭くって…っ、恥ずかし…んっむ…
はぁあ、ふぁっ、キャ…」
 僕は戦場ヶ原を抱き上げ風呂場になだれ込み。シャワーの蛇口をひねる。
 シャアアアアっと、ぬるま湯を浴びて服のまま水浸しになる僕と戦場ヶ原。
 「ごめん、な…」
 「ううん、いいの…。…でもこの家に…乾燥機…ないわよ」
 「…じゃ、ふたりでゆっくりと乾くのを待つとするか」
 「…ええ、そうね…んっむ、あっ…ふゃぁ…っ」
 あらためて湯船に湯を張り、びしょ濡れになった服を脱水し干した。

 「さあ身体もキレイになったし、すこし温まりましょう」
 戦場ヶ原に湯船に入るのをほどこされる。
 「ごめんな…」
 「え?なにがかしら?」
 「色々となんか、がっついちゃって」
 「なにそれ?私嬉しかったわよ」
 そう言ってくれると助かるが…
 「そんなに弱気だと襲っちゃうわよ」
 「……」
 「暦。えっ…?――ひゃ!?」
 「戦場ヶ原がそこまで頑張る必要はない」
 戦場ヶ原を抱き寄せ背後からおっぱいを掬い上げるように揉んでやる。
 ここで踏ん張らなきゃ男が廃るってもんだ。顔をこちらに向かせて背後からキスをする。
 「はぁ…はっ、…はぁん…」
 艶っぽい声を上げるひたぎを背後から抱いたまま湯船につかる。
 少し狭いが、その分身体がより密着する。
 ひたぎのおっぱいは軟らかくて、触っているだけですっげー気持ちいい。
 「あっ…暦…」
 「なんだ?」
 「その…なんか…お尻に当たっているわ…」
 「…それだけひたぎが魅力的なんだ」
 「ん…そ、そう、なの…?…んふ…嬉しいわ」
792仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:50:44 ID:4rSx36R1
 「だから、もう少し…このままでいさせてくれ」
 「う、ん…あっ!?…はい…」
 指先に少し力を入れると、ひたぎの身体がピクンと震えた。
 「もっと感じてくれるか」
 「そんな…んっ、ふぁ…あぁっ…」
 ひたぎが身をよじらる度に鳥肌が立つぞくぞくする。もっともっと悦ばせてあげたくなる。
 髪の毛に鼻先がくすぐられる、いい匂いがするな。
 「ん…、ど、どうしたの…?」
 「髪の匂いを嗅いでた。いい匂いだ」
 「…恥ずかしい、けど、嬉しい」
 髪の匂いを嗅いでいるうちに、その色っぽい首筋にキスをしていた。
 「あ…んん…」
 その切なげな表情が僕をより興奮させる。
 ひたぎの張りのあるおっぱい。それをマッサージするように擦り続けてやる。
 やがて掌の中央に違和感が、ぷっくりと膨れてきたピンクの突起がおっぱいを
包みこんでいる掌を刺激してきていた。
 それを指先でクリリっと、摘まんでやる。
 「―――ん、ああっ!?」
 一際大きな声が喉奥から発せられた。
 すげっ、もうこんな硬くしてる。
 「ひゃ…はっ、ああっ!あぁん!?」
 ひたぎは、のけ反り体重をより僕に預けてくる。
 うなじや肩の肌が汗ばんでいのは湯気のせいなのか、感じているからなのか。
 確かめるように、右手を股間へと移動させる。
 ぷっくらとした恥丘を彩る絹糸のような恥毛を、ショリショリといわせ掻き分ける。
 「―――そ、そこは…」
 人差し指を割れ目に密着させると、ぬるま湯とは明らかに違う熱いぬめりがあった。
 肉孔を見つけ少し力を入れると、何の抵抗もなく割れ目の中に埋まっていった。
 「ふっ…ん、はぁああん…」
 ぬるま湯と愛液のぬめりで、指一本程度ではなんの抵抗も感じられない。
 肉の壁を滑り指は根元まで挿入された。
 「ん…暦の、指が入っる…」
 「ああ…ひたぎの中…すげー熱い」
 指に熱をもった粘膜の襞が絡みついてくる。これで指を動かしたら。
 ゴクリっと、おもわず息をのむ。
 しかし思うより先に指はひたぎの中を愛撫していた。粘膜を傷つけぬよう細心の注意を払う。
 「――あっ、くぅうう…こ、暦いぃ…、ひゃっ、はぁあぁんん…」
 ひたぎは前のめりに突っ伏して湯船の縁で身体を支え、お返しとばかりに尻肉を僕の股間に
グリグリと押しつけてくる。
 くっ、こいつ。僕はそんなひたぎの肩や背中を、いやらしい水音を立てながら吸ってやる。
 じゅじゅるる じゅるる ちゅっ ちゅぱ
 「…はっ、はっ、あッ。ああっ、ああああん」
 頭をうだらせ、肩から腰をうねらせ、尻をうち振るひたぎ。
 尻肉の谷間で僕のモノは熱く硬くなっていく。
 互いで理性の箍を外そうと必死だ。
 「…すっ、すご、い…はげしっ、…すぎ、ああっ、ふあっぁあぁ!!」
 反響する喘ぎ声が聞こえる度、頭の芯が痺れ欲望が駆り立てられる。
 肉唇は絶え間なく指を締めつけ、軽く痙攣してしるようだ。
 「はっ…ああっ…ふっぁ…ふぅ…」
 人差し指を埋めたまま、二本目となる中指をあてがう。
 「えっ…」
 「ひたぎ。力、抜いて」
 返事を待たず、中指を挿入していく。
 「ひッ…ふっ、ふわぁぁあぁ、っ…」
 ひたぎのソコは、二本でいっぱい、いっぱいだった。
 「あ、きつかったか?」
 指を抜こうとするのを戦場ヶ原が制した。
793仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:51:42 ID:4rSx36R1
 「だ、大丈夫、むしろ、もっとほぐしてくれないとそんなおっきいの、はいらないわ…。
一番最初もとても苦労したじゃない」
 そうなのだ、聞くも涙、語るも涙の初めて物語。なだめたりすかしたり。しまいには泣き出して
しまったのだからな、あの当時のひたぎが…。あの八時間の労苦が思い出される。
 首だけで振り向き、尻の谷間で臍まで反り返る僕のモノをひたぎは真っ赤になり見つめる。
 「だから…ねっ、もっと…」
 尻をおねだりするようにくねらせ、僕のモノに押しつけてくる。
 「あ、ああっ」
 「いつのまにか名前を呼び捨てだし…。男らしい暦を、もっと感じさせて…」
 「…わかった」
 でも、この容赦のない締め付けは想像を絶する。まともに動かすことも難しそうだ。
 その分はそのままひたぎへの負担となる。もっと緊張をほぐす感じで。
 下ばかりではなく上にも意識を向けさせる。
 左手の人差し指で勃起した乳首を強く押し乳肉に押しこむ。その状態のままおっぱいを
上下左右に小刻みに振動させる。
 「ひゃ…、はっ、はっ、はっ…」
 「我慢しないで声をだしていいんだよ。むしろ可愛いひたぎの声を聞かせて欲しい」
 「は、はい…っ。ふっ。あぁ、ぁぁあぁん…、気持ちいいっ、おっぱい気持ちいい」
 さらに膣内に忍び込ませている二本の指をグリグリと捻ったり、粘膜をほんの軽く
引っ掻いてやる。
 「ん、はぁああぁん…はっ、はあっ、はあっ、…ひぁああぁッ…」
 指を中で開いたり、出し入れしてやる度、大きな声が漏れ始める。
 徐々に…徐々に指のスピードを上げていく。
 「あんっ、暦…、暦…、こ、よ、みぃぃ…」
 「ん?どうした?」
 ―――はっ!!?も、もしかして…!!
 「がっつきすぎ」とか、「テックニックもなにもない下手糞」とか、その類のことか?
 「…へ、下手だった…」
 「そうじゃないわ…。気にしすぎ。とても気持ちいいわ。…暦のことよ」
 「…僕」
 「あの…暦の…がね…そ、の…」
 「うん」
 「お尻に当たってるのが…おきっくて…その…とても…辛そうだわ…」
 「……」
 「一度出しておいたほうがよくないかしら…」
 「そ、それって…」
 自分で処理しろってことか、目の前でなんてハードルが高すぎる。
 「それで…もし…よかった、ら…だけど……そ、そこに座ってくれたら…わ、私が…します…」
 ひたぎは湯船の縁を指さす。
 僕にそこに座れってことか、そんなことしたらひたぎは僕の股ぐらに顔を突っ込む格好になって。
 い、いいのか?そんなの。
 「そ、それは是非お願いしたい…ん、だけど…いいの…」
 「何度も言わせないで…恥ずかしい…」
 「じゃ…じゃあ…」
 僕は湯船の内側に向かって縁に腰をかけると、ひたぎは僕の股間に身体を突っ込んできた。
 ひたぎの手がいきり立つ僕の肉竿の部分に添えられる。
 「じゃあ…始めます」
 「ああ…」
 ひたぎの手がゆっくりと前後に動き始めた。意識しているのかしていないのか、動きには緩急があり、
握る力も丁度いい、そういえばひたぎって神原のエロの師匠だったな、ドロッたところで知識に
欠落が出る訳でないからな。
 親指は裏の筋やカリなんかを微妙に刺激する位置にあるし、これは、ハッキリいって気持ちいい。
 それにしてもひたぎにこんな事をさせているっていうこの感覚。僕が見下ろし、ひたぎが見上げる
僕のモノはすでに発射寸前なんですけど。くぅッ…。まだだ…まだ我慢だ…。
 ひたぎの手の動きがすごくいい。絞り出すように先端に向かって従って力を弱めて肉茎を扱く。
 「あ…何か透明なものが先から出てきたわ…」
 知ってるくせに…。
794仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:52:44 ID:4rSx36R1
 しかしこの構図はやばい、エロすぎる、少し腰を突き出せばひたぎの口に亀頭がそのまま入りそうだ。
 ひたぎは透明なソレを指先に塗りつけ肉竿を扱く。ひたぎがこんな恰好で、こんな事をしてくれるなんて
僕を果てしなく興奮させる。
 「うわっ!」
 こ、今度はカリの裏側をぐるっとなぞりやがった!!?こうこうなったら。さらなるおねだりをしてみる。
 「ひたぎ、ついでに竿の部分を掴んで上下に擦ってくれないか。あと、先端を舐めたりして刺激を与えて
くれると嬉しい」
 「わ、わかったわ…ぅん…」
 ちゅ ぴちゃ
 うわ!!!
 「キャ…っ!?…いま、すごく動いて…跳ねたわ…。だ、大丈夫?痛くなかった?」
 「いや…すごく気持ちよくって…」
 びっくりした。舐められた瞬間電気が走った。全身に鳥肌が立つくらい気持ちよかった。
 「そ、そうなの…。じゃあ続けるわ。暦も気持ちよくなって」
 ひたぎは亀頭に口づけして口に含み、そのままカリに舌を絡める。
 亀頭をしゃぶられる快感が全身を貫く。ヌルッとした感覚がモノを伝ってくる。気持ちよすぎる。
 「そう、そのまま…上目遣いでこっちを見て、竿の部分を手を使って上下に擦って…」
 「う…んんッ…」
 じゅぽ じゅぽっ ぐっぼ がっぼ
 僕の股間にひたぎの頭突っ込んで、こんな事してくれるなんて。
 毒を吐きまくったひたぎの唇で僕の亀頭がしごかれてる。舌で舐めてしゃぶっている。 
 ぬううおぅ!普通最高!!
 「くっ…、ひたぎ、それすごく気持ちいい。で、出る」
 びゅっ びゅびゅっ
 「きゃっ……あ…あッ…!!!」
 ひたぎの口腔内に生臭い粘液が二度三度と注ぎこまれる。
 「わっ、悪い!吐いていいぞ」
 ひたぎは口を手でおさえて目を閉じて、コクン、コクンっと、そのまま飲み下した。
 その佇まいはまるで茶道の作法に則ったような仕草であり、気品や優雅ささえ感じさせた。
 「…けほっ…とっても熱っくて…絡んできて…苦かったわ…」
 「ごめん!?口に出すつもりはなかったんだ…」
 「ううん…暦の…どんなモノなのか味わってみたかったの…」
 ああ…クソッ!おっぱいでナニを挟んで貰うも追加すればよかった。
 「ひたぎぃぃ!」
 「は、はい」
 力強く抱き寄せ顔を近づける。
 「―――きゃん!?」
 そんな声も出せるのかよ。どこまでも僕を欲情させやがって。
 「もう我慢できないじゃないか」
 「……」
 「もう、ひたぎを抱きたくてたまらないんだよ。おまえを抱きたい。それで…それで…」
 うまく言葉がつなげない、格好悪すぎる。
 「暦。いいの…いまはお互いが気持よくなりましょう。いいえ、私で気持ちよくなって」
 「……」
 「私を好きにしていいのよ」
 「ありがとう、ひたぎ…でもそこまで言わなくていい」
 「興奮しすぎちまう…」
 「暦…」
 「ひたぎが素直に気持ちを表してくれるのがすごく嬉しい。だから言う。言わせてくれ
僕はひたぎと、ひとつになりチゃッ―――!?!」
 「……?」
 「……」
 ぎゃあああああっ!肝心なところで、やっちまったあああーーーー!!!
 オオカミしちまった〜〜…か、かっこわりーーー!!!
 「…コホン…では、私も…」
 「ん……?」
 「私も、暦とひとつにひとつになりチャィ!」
 見たこともないようなひたぎの笑顔だった。
795仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:53:42 ID:4rSx36R1
 「ぐはぁ!!!」
 わざとか!?わざとなのか?そんなボケはいらないから。
 「暦…」
 「何…かな…」
 「朝まで時間はたっぷりあるは…だから…いっぱい、しましょう」
 「…ああ」
 でも、気恥ずかしくってまともに顔を見られないから、ひたぎを背後から抱きかかえ
湯船につかる。
 「お湯につかりながらの方がリラックスできるだろ。ゆっくりと挿れるから」
 「わかったわ…でも…いまさらながら…本当におっきいわね…」
 「じゃ、いくぞ」
 いわゆる『炬燵かがり』の体勢で僕のモノの先端に、ひたぎが腰を落とし尻を近づけてくる。
 腰を掴み、割れ目と亀頭を擦り合わせる。ひたぎが脚の力を抜くとゆっくりと、少しずつ
割れ目の中へと亀頭が埋めていく。
 「は、あ…はぁあああん…」
 あの八時間より幾分ましとはいえ、ひたぎの中はとても狭い。
 充分にほぐしたつもりだったが、湯と愛液のぬめりでもまだ足りないくらいだ。
 「大丈夫か…?」
 「うっ…んんッ…!!」
 ひたぎは腰を震わせる挿入に必死だ。今度は『鳴門』で、できるだけ楽になるように、掴んだ腰を
円を描くように動かして慣らして背中にも舌を這わせる。
 「ふ…ふっ、わぁぁあぁ…」 
 激しく吐息が漏れて背筋が伸びて腰が少しずつ落ちてくる。が、こちらもひたぎを気にする
余裕がなくなってきた。
 膣内は狭く襞が絡んで、容赦など知らぬとばかりに肉棒を捻じ切らんと締め付けてくる。
 「んッ…!!あ、ああっ…」
 必死に僕のモノを押し出そうとする膣肉の蠢動に逆い、ひたぎは腰を沈めていく。
 「ああっ…暦…!!暦ッ…!!」
 「ひたぎ、もう少しだ」
 やがて、先端が子宮口に触れたところで挿入が止まった。
 「はあっ…はあっ…こ、暦のが…私の…一番、深いところに…とどいたわ…」
 ひたぎは、はあはあッと、大きく喘ぐように肩で息をしている。
 やはりかなり消耗が激しいようだ、これでは性的快楽など得る余裕はあるまい。
 それでも言った。ひたぎは健気に言葉を紡ぐ。
 「ほら…、いっぱい、する約束でしょう…」
 「ああっ…」
 ひたぎの右腕を僕の首に廻させ、『しぼり芙蓉』の体勢で互いに見つめ合い愛撫を始める。
 ひたぎの中、熱くって、キツくて、蕩ける。
 できるだけこれ以上の負担を掛けないよう、少しでもひたぎが快感を得るようにおっぱいを
揉んで、細くゆるやかなピストン運動を開始する。
 「ふぁ…っ、あぁあん…んぁっ…!?ああぁあぁん…」
 「くぅ!」
 できるだけ細かくピストンして愛撫しているのに、締め付けが凄すぎて、イってしまいそうだ。
 「…暦…っ!ああッ!暦…っ!ああッ!こ、よ、みぃぃ…!」
 「ひたぎぃ…!ひたぎぃ…!」
 愛撫のような緩やかな挿入が功を奏したのか、背中の肌に朱がさしてピンクに色づいている。
 喘ぎ声にも少しだが艶が出始めてきた。乳首やクリトリスも硬くしこり立っている。
 「ひたぎもっと力を抜いて、ほんの少しでも気持ちよさがあるならそれに集中して」
 深々と挿入したモノをグッ、グッ、っと、ピストンしてひたぎの中の感じるところを探す。
 声の様子や、身体の震えなどを性感帯を注意深く探り、感度を高めてやる。
 「ひたぎ、僕はすごく気持ちいい。だからひたぎにも感じて欲しいんだ」
 ひたぎを前のめりにして湯船の縁を掴ませ尻を突きださせる。『碁盤攻め』だ。
 自由になった両手でおっぱいを掬うように愛撫してやる。
 膣粘膜を肉エラで掻き分け、引き抜き、また掻き分け、捏ね柔らかくほぐす。
796仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:54:50 ID:4rSx36R1
 細やかな肉襞が熱い分泌液を滲みださせて、肉棒に塗りつけ始めた。
 尻肉に腰を打ちつける挿入を繰り返すたびにジュプジュプと、お湯だか愛液だか分からない音が
響き、それがいやらしさをかもし出す。
 「あっ、ふぁあっ、あぁあぁん、私も…っ私も、気持ちいいよぉっ!!」
 ひたぎの可愛らしい喘ぎ声が漏れるたびに、脳髄が刺激され、頭がジンジン痺れて、快楽に
酔いしれる。
 「はっ、あぁんっ!!暦に突かれる度に、おなかジンジンして…感じちゃう…っ」
 「我慢しなくていい、ひたぎの可愛いところをもっと見せてくれ」
 溢れる愛液は膣穴から漏れ出る程になって、ピストン運動は激しさを増していた。
 僕はひたぎの尻にさらに腰を激しく打ちつける。そうすれば膣粘膜は僕のモノを
より一層の力で締め付けられる。
 それが、ひたぎの絶頂の予兆だということはすぐに分かった。
 「ひたぎ…もう、出そうだ!!」
 「あっああっ!んぁあぁぁあん!きて…そのまま…私に、ちょう、だい…」
 「はあっ…はあっ…ひたぎ、出すよ」
 膣粘膜が僕のモノを締め上げるが、僕はそれ以上の力を込めて押し返し子宮口に亀頭の
鈴口を押し込む。掻き分け、一番奥にまで突き込む。おっぱいをギュウッと握りつぶす。
 「くっ!くぅううぅ!!!」
 ブビュビュ ゴップ ビュルルゥウ ドクン ドクドク
 「―――――ああああああああああぁぁああ…っ…!…は、ふぁああんん…」
 ひたぎは甘く啼いたあと尻をピクピクとふるわせて、うなだれ浴槽の縁に身体を預ける。
 「はあっ…はあっ…ひたぎ…」
 「…すごいわ…暦の…まだ、私の中で…ぴくぴくしてるわ」
 そのまま『しぼり芙蓉』の体勢に戻り見つめ合う。僕達はまだ繋がったままだ。
 「ああ…」
 「…気持ち、よかった…」
 「…よかったよ、ひたぎ」
 「ふふ…」
 「ん?」
 「もっと…いっぱい…しましょう…」
 雨音が遠のいていた、雨がやみそうだ。
797仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:56:15 ID:4rSx36R1
 花火大会会場近くにある縁日。
 そこはちょっとした異世界になっていた。色とりどりの雪洞にうすく照らされた道には、
ちいさな屋台がいくつも並んでいて、この町のどこにこんなに人がいたのかと思うほど、
人々が浴衣やお面で着飾って歩いている。
 「雨…、あがってよかったわ…」
 「そうだな」
 そのなかを歩く僕とひたぎ。
 ひたぎは浴衣ではなかったが、夏らしい薄手のスカート姿だ。若干ガニ股気味なのは、
まあご愛敬だ。
 ひたぎは暦のせいでしょう?みたいな視線を僕に送っている。
 誰にも聞こえぬよう「…まだ…なにか…あるみたいな…感じ」と、耳打ちする。
 あー、もう可愛いな。
 そんな僕のジーンズの裾を小さな手が引っ張っている。わかってるよ。僕はたこ焼きやら、
チョコバナナ、綿飴、大判焼きなどを買っては影に放り込んでいく。ついでに狐のお面と
水ヨーヨー。これでしばらくはおとなしいだろう。
 縁日用に別口のお小遣いを期待していたが、両親もそこまで甘くなかった。だからこれは
ゲームを売って作った身銭である。まあこれが最後だしな…。
 それともうひとつ買っておいたモノがある。
 「ひたぎ、花火を見るのに穴場があるんだ。街灯が無いからあまり人はこないはずだし
ゆっくり見物できるよ」
 「…わ、分かったわ…、行きましょう…」
 ひたぎの顔は真っ赤だ、別にそんな下心は無かったけど変な想像をさせてしまったか。
 街灯は無いが僕は吸血鬼の夜目のスキルを使い、山道を歩いていく。途中歩くのがあまりに
辛そうなひたぎをおんぶしようとしたが、「脚を開けるのが辛いの」というので、決局お姫様だっこで
登ることとなった。
 五分ほどでちいさな社のある場所についた。
 「見て暦――――花火、始まったわ」
 ひたぎの声に夜空を見上げる。雨はあがったが、薄い雲に覆われた夜空に、ぱぁん!と響く轟音。
 極彩色の花畑が夜空にできあがった。
 「きれいね…」
 「ああッ…」
 そういう時は「ひたぎの方がきれいだ」って言うの、と後日羽川に指摘されてへこんだのは内緒だ。
 「…ひたぎ」
 「はい」
 「渡したいモノがある…」
 「…はい…」
 僕はひたぎの手をつかみ、掌にそっと握らせた。
 「…こ、れ。…って」
 「…安物で悪いが…今の僕には精一杯のモノだ…。何か形にしたかった」
 「…あ、ありがとう、…とても嬉しい…大切に、大切に、します…」
 いやっ…。そんな喜んでもらえるとは、ゲーム二本分とはとても言えんな…。
 ギュっと大切に手を握り締めるひたぎとは対照的に、僕の指から掌は少々焦げていた。
  
 そんな時、ジャリッ、と足音が響いた。
 こんな、街灯も無い山道を歩いてくるなんて。珍しいな、よっぽどの物好き…。
 「あれ…。先客がいる…こんばんわ…お邪魔しま…す…。って、に、兄ちゃん…」
 現れたのは火憐ちゃんだった。傍らにオオカミのお面を被った男の子連れている。
 手とかはつないでいないけど、かなり親しげだ。
 身長は1メートルの半ばよりやや低い。華奢なくらいの細身の体格。軍服のような、釦が光る上下。
黒い安全靴に、黒いドライバーグローブ。上着の前を開けていて、中に覗く赤いシャツ。
腕にはスカーフのようなものが巻かれている。右耳に三連ピアス、左耳にはストラップを二つつけている。
 「…えっと…、その子が…瑞鳥くん…、かな」
 ずいぶんとファンキーな格好…、もう少しおとなしそうな子を想像してたけど…
798仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:57:47 ID:4rSx36R1
 「いやいや、全然違う!この人は虚戈 言遣人さん。いーちゃんだ。この町には
忍野メメて人を捜しに来たらしいんだ」
 あっさりと否定する火憐ちゃん。そりゃそうだろうパパママに紹介なんてしたら
卒倒しそうだ。
 「あんまり人目には会いたくねえけど、特等席で花火は見たいっていうからここ
に連れてきたんだ」
 ふーん。それってナンパじゃないのかって…、ていうかほいほい知らない人に
憑いて行くなよ…、パパママが心配するだろ。…んー…っ。…忍野…。忍野。
 忍野…だと…!?。
 「そういや月火ちゃんや、パパママから山ほど着信が入ってたわ…」
 「暦!!?」
 ひたぎが叫んでいた。だめだ出遅れたか。
 「火憐ちゃん!!!」
 「なんだよ、怒鳴ることねえじゃん、別にやましことはなにも…」
 「馬鹿!ちがう逃げろ!!隣だ!!!」
 「へっ!?」
 いつの間にか薄い雲は晴れていた。隙間からは煌々たる満月の月光が降り注いでいた。

 コロロロッ 

 獣の喉から鳴る威嚇音が耳に聞こえた。
 月光のもと、ソレは現れた。
 あたしの隣にいたはずの矮躯ないーちゃんは居なかった。オオカミ男のお面が、かろうじて
ソレが彼ではないのかと想像させる。
 細い下半身の体格に対して、上半身の異様は盛り上がり。腕はまるで丸太のよう、油を塗った
かのように黒光る太き体毛で全身を覆われ。顔を半分隠すオオカミのお面から見える獣の貌。
ぞろりと牙の生え揃った突き出た口からは、だらしなく涎をたらし、瞳は凶悪に紅く、こちらを
睨んでいる。
 大きな両手で肩をガシッと掴まれ、大きく開かれた肉食獣の顎が迫った。
 「てめえ…僕の妹に何しやがる!」
 兄ちゃんの声が聞こえた。
 同時にウォオオオンンン!!と、花火の音に混じり。爆風のような雄叫びが響き渡った。

 しゃぽん。しゃぽん。しゃぽん。
 吸血無能が狐のお面を被り、僕に腰を掛けて水ヨーヨーを上下させる。
 「哺乳動物オオカミ、食肉目、イヌ科、イヌ属。ようはオオカミ男じゃのう。吸血鬼と
いえばオオカミ男。オオカミ男といえば吸血鬼を連想させるほどにポピュラーな怪異じゃな、
いままで登場しとらんかったのが不思議なほどじゃ。まあ別の意味のオオカミ男ならいま
儂の尻に敷かれとるがの」
 忍はニヤニヤ笑いながら、首だけになった僕の頭の上にロダンの考える人よろしく、
御高説をたれている。
 説明はいいから早く治せよ!この吸血無能。喉が半分しかないからしゃべりにくいんだよ。
 火憐ちゃんがあぶねえだろ!あの馬鹿、あのオオカミ男を追っていきやがった。
 不幸中の幸いか僕の上半身を木端微塵にした一撃の衝撃でひたぎは気絶したようだ。
 こんな姿を見せずにすむ。
 少々、蚊に喰われるかもしれないが、そんなの後で僕が舐めれば大丈夫だ。
 くそっ。迂闊だった。怪異と怪異は引かれ合う。分かってたはずなのに油断してた。
 「あーあっ、こんな首だけの怪異もどきに命令されても逆らえんとは、儂も墜ちた
ものじゃわい…。しかしあのオオカミ男、忍野メメを捜しとると言っておったが、
おそらく偶発的な事故かなにかで後天的に怪異になってしもうたのじゃろうのう」
 僕の首を抱え上げ、ガブリと首筋に牙をたてる忍。
 何が言いたいんだ?
 「変身後には力の制御が効かんということじゃ。そのためにあの男を捜すなんて難儀な
事をしておるんじゃ」
 全くだ。忍野を捜すなんて雲を掴むみたいなもんだ。アイツから寄ってこない限り
不可能に近い。また自分から近寄りたいとも思わない。
 「それに勝ち目は薄いぞ、制御できとらんのにあのスピードとパワーじゃ、もともと
銀以外では碌にダメージも与えられん怪異じゃ。それに今宵は満月じゃしの」
 そんなのはいつもの事だ。勝ち目なんか無くていい殺す必要も無い。追っ払えれば充分だ。
799仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:58:39 ID:4rSx36R1
 今日が花火大会なのが幸いした。町全体に人気が少ない、コイツの雄叫びも花火の轟音に
紛れてしまっているし、それにどうやらコイツはあたしが気に入ったらしい、他人が狙われ
るのを気にする必要はないって訳だ。より人気のない場所に誘導できる。
 まあ、あたしの体力が続く限りだけどな。師匠もいないし、あたしだけでやるしかない。
 屋根を踏み、夜の街を飛ぶ。
 そういや兄ちゃんは大丈夫かな。暗闇と土埃にまみれてよく見えなかったけど、まあ、
あとで確認するか。
 それにそんなの気にしてる余裕はない、コイツはあたしを喰えない苛立ちに焦れてやがる。
 ソレはかつてない声量で叫ぶと周囲を震撼させた。音波。それに伴う念波か!?
 身体が本能的な恐怖に怯えてやがる。
 くっ!耐えられず。舞い降りるとソイツも降りてきた。
 追い詰めたつもりだろうけど、詰んだのはあたしの方さ。
 吠えたけ飛び掛かってくるソイツの右腕の降り降ろしを左腕でいなしてかわし、右の正拳突きを
鳩尾に叩き込む、こいつは倒すためじゃない、一瞬動きを止める一撃だ。動きが止まったところで、
廻し蹴りを放つ。これも倒すためじゃない、鳩尾に連撃!!当ててからできるだけ吹き飛ばすように
踏ん張り力を捻じ込む。
 ソレは派手に吹き飛び道場の扉を壊して中に転げこんだ。
 頭を振り周囲の様子を窺う。やっぱり全然効いちゃいねえな。
 あたしは壊れた扉の前に仁王立ちになった。 
 「この道場の出入口はここだけだ!そしてあたしが暴れても壊れねえ頑丈さ。つまり、
もう逃げられねえぜ!!!」
 宣言するあたしに、ソイツは肉食獣の口でニィィッ、と笑った。
 雄叫びを挙げ、大口を開き咬みつき、強靭な四肢でソイツはあたしを圧倒した。
 全部を避ける事は無い、ていうかできない。致命にならぬ一打は喰らわなければ、死ぬ!防御するが
身体ごとが持っていかれる。ジーンと体幹が痺れる。
 「!」
 お…重い…!!!これが死を伴った一撃。つ、次が、くる!?動け身体。
 スピードもパワーも相手が上だけど、術理も理合いも何もない攻撃だ!振り回しの、矢継ぎ早。
でも、それだけだ。ついていけない訳じゃない。いけ!ビビるな。
 「どーーーりゃーーーっ!!」
 右下段蹴り…と見せかけて。左から外上段廻し蹴り!!!
 つづけて右手に上体を沈めての―――左上段鉤突き!!!
 ダメ押しの左上段廻し蹴り!!!
 フェイントを尽くした左上段三連撃―――
 さらに胴廻し回転蹴り!!!蹴り足を踏み台に天井に駆け上がる。
 天井を蹴り。急降下、足の甲を膝落としで砕く。どうだ!手応え、あっ…
 しかしオオカミ男はあたしごと、その足を蹴り上げた。
 なっ!?蹴り上げられ、視線が合った。そして引き絞られる左腕。
 振り廻しの左腕に右脇腹を薙がれる!交差法で受ける!肘と膝で左腕を挟み込む、受けの動作が
そのまま攻撃を兼ねている。なんとか防御した…。けど…身体が持っていかれる…景色が…飛、ぶ…。
 一直線に吹き飛び、そのまま神棚に激突!!粉々になった供え物とともに崩れ落ちる。
 ぐっ、はぁッ!?き、効い、て…ない…。のか…!?
 くる…!?強靭な四肢で跳ね倒れたままのあたしに飛び掛かってくる。熊手のようにした手を思い切り、
全身でのけ反るように振りかぶり。両腕を一気に振り下ろしてきた!
 破壊音。というより、それはもう、爆発だった。 
 そして響き渡る大型肉食獣の悲鳴!耳をつんざく金切り声。
 キシャアァアァアァァアアァーーーーッ!!!
 その掌が刀に刺し貫かれていた。肉が爆ぜ、異臭を放つ煙を上げて溶けて落ちる。
 「すまねえ、ビビって思わず突き立てちまった」
 阿良々木火憐が突き立てた、その刀こそ四季崎記紀の創りし変体刀が一振り。
 銀の刀身を持つ変体刀。奉刀『銀』(きんよりよし)であった。
 左手が押し潰されたので、右手で柄を掴み刀を引き抜いてやる。
 そんなあたしを睨みつけ、ウォオオオンンン!!と、雄叫びが、吼えたけが叩きつけられる。
 まるで恐怖の波動だ!体が竦む。
 分かってるって、言いたいことは、そんなに吼えるなよ。アンタは獣じゃない人間だからな、野生動物の
雄叫びは何言ってんのか分かんねえけど、いーちゃんが言いたい事は分かる。伝わってくるよ…。
800仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 22:59:16 ID:4rSx36R1
     ,, - 'i': : : : :゙:'ヽ. ::              :::'' ,, -'':゙:゙:゙゙:':'ヽ-,, 
     'ヽ, |': :(●): :| 'ヽ:::            .::'.'/ |: :(●): :| ゙''-,,,,,:
   -=-,,,丶|,,: :'''': :,,リ,-,,,|::::            ://.,,,,,,,|: : :''''' : リ/゙- 
  ゙・ ''゙゙, -・-゙'''''''''゙-=≡_丶           '''',ヾミミ゙゙''''__-'''_彡ヾ'''

      ゙ヽ,   ,,,,                    .,,,  ,/
        i,,  1゙゙,,-ヽ,,,,              ..,,,,,゙゙゙リ /
        ヽ ゙'' |ヽ''・,,,','-        ,,,,:/.,,,./:リノ 丿
         ゝ   fリt^-'',',,・-..,┬,,,,...--・・,゙゙_ リ//  /
          ゝ,,丶\::v || |:‖ -__w ヽリ゙リ゙|j:‖//  /
           ゝ''ヽヽ::,, --v,‖ :リ,,リ,゙,,,,,::://ノ /  

               『My name is Violence』  
                 我が名は 暴 力

   『我は止まらぬ!決して――――終わらぬ!』  

            『終わらぬ!決して!!終わらない!!!』

 分かってる…、だから…そんな…哀しい声で鳴くな…。
 思えば、いーちゃんは人を避けてた。あたしにはどっかいけと怒鳴ってた。
 人を傷つけたくなかったんだろ。暴力が嫌なんだろ。いーちゃんの言葉には容赦はなかった。
あたしに一度も同情しなかった。可哀想なんて言わなかった。
 本当の強さにはやさしさが滲みでるんだ、
いーちゃんはやさしい。充分強い。実際いーちゃんじゃなけりゃあたしは三度は死んでる。
 だから…暴力になんか負けんな。暴力が続くのがイヤなんだろ…?暴力に支配されるのが…
悲しいんだろ…?
 暴力が終わるところを見せてやる。ソイツの暴力はあたしが終わらせてやる。
 全部意訳の、嘘っぱちかもしれねえけど…そいつは正義の味方の仕事だ。任せろ。
 いーちゃんが教えてくれたんだぜ『愛の力』てやつを、いーちゃんが言ったんだ。
 だから今度はあたしが正義の力てやつを教えてやる。
 今のあたしは愛と正義の味方だ!!!
 息吹にありったけの想いを乗せて吼える。
 おおおおおおおぉぉぉおおりゃーーーやぁぁ!!!! 

 『My is Love&Justice』

 「だーかーらー泣くなって」
801仮物語 あにいもうとオオカミ 中編:2010/10/10(日) 23:01:16 ID:4rSx36R1
中編終了です。
後篇はまたまたエロシーンがありません。
バトル決着といーちゃんが語る、愛と別離の話です。どうかご容赦を。
戯言ですがね。
それでは今宵はこれにて失礼します。
802名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 23:46:29 ID:rOjD/aY+
おつだぜ
803名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 08:06:45 ID:QpgX8m9D
>>801
すごいコラボだな。GJ
804名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 10:24:47 ID:0wUjnvNM
変態な阿良々木さんは自分の大切な人を寝取られたくてうずうずしてるよ
805名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 14:56:18 ID:1ey3rA5T
寝取られの人が一度ちやほやされてから調子に乗り始めて、内容も薄くなったし、うざい
806名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 15:30:54 ID:oO3K/vxG
>>801
ドロったひたぎさんも可愛いし、コラボも面白いよ
後編も楽しみにしてます。とにかくGJ!
807名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 17:31:31 ID:JFaKn9HS
>>805
俺が、俺たちが寝取られだ!
808名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:09:40 ID:QpgX8m9D
>>805
阿良々木「煽りや荒らしの内容までダメ出しするとかお前はどこの王様だよ!」
809名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:56:43 ID:XGfjKNjy
逆じゃね?
煽りや嵐でも面白きゃおk
810名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 19:29:01 ID:Kl7esO7G
「面白いは正義だぞ、兄ちゃん!」
「正義なんだよお兄ちゃん!」
「……おまえらは常に面白いわけだな? そうなんだな?」
「皆と会話を弾ませる為に、常にネタの収集は欠かさない!」
「旬のお笑い芸人のチェックは最早日常の風景だね」
「いや、僕、お前らがテレビでお笑い番組見てる所見たことないんだけど」
「旬は来る前に察知しないと乗り遅れるもんだぜ! そんな事もしらねえのかよ、兄ちゃんはダメな奴だなぁ」
「ぐっ……妹にダメな兄扱いされてしまった……」
「まだブレイク前の芸人を、youtubeとかでチェックしてあたりつけてるに決まってるじゃない」
「なんだその無駄に洗練された無駄の無い無駄な努力は!?」
「傑作だろ?」
「戯言だよね?」
「いや……ただの馬鹿だろ」
811名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 23:10:56 ID:/x2hiFsB
>ただの馬鹿だろ
その欠点なら俺がカバーしよう!
さあ妹虫達を此方へ!
812名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 01:37:22 ID:yDkLdcTr
ここで書き始めたせいか、他でSS書いても基本的な文章回しが
阿良々木さんを崩したみたいな感じになるような気が。
もしくは書いてる傍から阿良々木さんのイメージが被さってくる。

実際西尾節は上手くかけないのに
813 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/12(火) 20:48:08 ID:8bVjY3Er
『ひたぎデイリー』


お父さんは曜日に関係なくお仕事。
二年間続いた例の一件が解決し、阿良々木くんとの初デートの時以来、私たちの間にあったわだかまりは今はほぼない。
だから朝の会話も普通にあり、日曜日なのに仕事に出かけるお父さんを少し寂しく思う。
でも仕方ないのよね。昔に比べて慎ましやかとはいえ、こんなふうに人並みの生活ができるのもお父さんが身を粉にして働いているおかげなのだから。
靴を履いたお父さんに鞄を渡して行ってらっしゃいと声をかける。普通の父娘のように。
少し前まではなかった普通の会話。
阿良々木くんのおかげで取り戻した、戻るとは思ってなかった日常。
…………なんだか油断してるとすぐ阿良々木くんのことを考えちゃうわね。
でも彼には感謝している。
怪異を解決してくれたことだけではない、もっと大きな、色々な意味で。
その阿良々木くんが勉強を教わりにここにくるまであと二時間ほど。
朝食の後片付けをし、掃除や洗濯などを手早く済ませる。
参考書を出し、今日の範囲をざっと確認したところでチャイムが鳴った。
来た来た。
って少し浮かれ気味になっている自分に気付き、頬を叩いて気を引き締める。
ドアを開けるとそこに阿良々木くんが立っており、私は少し目を細めた。
いえ、陽射しが思ったより強かっただけで、けして阿良々木くんの笑顔が眩しいとかじゃないのよ……誰に言い訳しているのかしら私。
「おはよう戦場ヶ原」
阿良々木くんが満面の笑みで挨拶してくる。
私に会えたのが嬉しくてたまらないのかと思うのは自惚れかしらね?
「おはよう阿良々木くん、入っていいわよ」
私は素っ気なく返し、すぐにそっぽを向く。
ええ、ええ、認めましょう。私も阿良々木くんの顔が見れて嬉しいわ。
だけど素直に表すのはなんだか悔しい。
にやけそうになるのを必死に押し止める。
それでも目の端からは逃さす、靴を脱ぐ阿良々木くんの一挙一動を眺めた。
その一瞬一瞬をすべて目に焼き付けるかのように。
…………あらやだ、まるで私が阿良々木くんにメロメロになっているみたいじゃない。
気を取り直してテーブルの前に座る。
阿良々木くんも私の斜め前に座り、鞄から参考書とノートを取り出した。
早速勉強に取りかかるとしましょう。私たち受験生は一秒たりとも無駄にはできないのだから。



814 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/12(火) 20:50:35 ID:8bVjY3Er
「んー……」
シャーペンのおしりを唇に当てながら阿良々木くんが呻く。どうやら長文読解で少し悩んでいるようだ。
とはいっても昨日教えたやり方で解けるはずなので口出しはしない。
それよりシャーペンをくわえるのはやめなさい、行儀が悪いわよ。
じっと見ているのに気が付いたか、阿良々木くんは?マークを頭上に浮かべて首をひねる。
ようやく私もずっと阿良々木くんの唇を見つめていたのに気が付いた。
サカってるのかしら……なんかちょっとキスとかしたい気分かも。
ポンッ
白ひたぎ『ダメよ、今は勉強中。恋人とはいってもその辺のけじめはきちんとしなきゃ』
ポンッ
黒ひたぎ『いいじゃない、勉強は飴と鞭よ。厳しいばかりでなく、頑張ってるご褒美にキスくらいしてあげれば』
白ひたぎ『それもそうね』
ちょっとちょっと、もう少し頑張りなさいよ白い私!
すっと立ち上がって顔を寄せ、阿良々木くんの頬にチュッと軽く唇をつける。
「麦茶でいいかしら、阿良々木くん?」
飲み物がないことに気付いて尋ねると、ぽかんとした表情でこくこくと頷く。
その間抜け顔がちょっと可愛いとか思ってしまう私ってどうなのかしらね?
台所に向かい、二人分の麦茶を用意する。
時計を見ればもうだいぶ時間が立っていた。
集中力が落ちる前にそろそろ休憩にしましょう。
麦茶を渡しながらその旨を告げると、阿良々木くんは腕を上げて伸びをする。
その身体を抱き締めるように私は背中から抱き付いて腕をおなか側に回した。
顎を肩の上に乗せ、ぎゅっと密着する。
「せ、せせせせ戦場ヶ原?」
突然何を?みたいな口調で阿良々木くんは私を呼ぶ。
私も何をしているんだろうと思う。気が付いたらこうなっていたのだ。
無意識に阿良々木くんに抱き付くなんて。
ポンッ
黒ひたぎ『欲望の赴くままでいいじゃない、さっきの長文も解けたみたいだしご褒美ってことで』
ポンッ
黒ひたぎ2『ついでにスッキリすればこの後の勉強もはかどるわよ』
あら?
白い私はどこへ消えたのかしら?
阿良々木くんが後ろ手に私の後頭部に腕を回し、首をひねる。
されるがまま私は目を閉じ、そのまま唇を合わせた。
最初は触れるだけ。そしてだんだん動きが大胆になっていく。
舌が絡み合い、唾液をすすりあう。
理性が溶かされ、全身から力が抜けてふにゃふにゃになる。
身体が熱い。
いつの間にか阿良々木くんに服を脱がされ、寝かされた私の身体中を指と唇が這う。
815 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/12(火) 20:53:38 ID:8bVjY3Er
はっきり言ってしまえば私は今でも男が怖い。
クラスメートに話しかけられるだけでも緊張で震えないようにするのが精一杯だ。
だけど。
だけど阿良々木くんだけは別。
触れて欲しい。
もっと大胆に、色んなところに。
それは羞恥心や恐怖にも勝る私の願望。いえ、欲望かしら?
だから私は阿良々木くんの手を取り、導く。
おそらくすでに濡れているであろう自分の股間に。
「んうっ!」
ぐちゅっと水音を立てて指が秘口に突っ込まれると、私ははしたない声を上げてしまった。
でも気持ちいい。
自分でするよりもずっとずっと。
このまま達してしまいたいとも思ったが、それも何だか悔しいじゃない。
私は手を伸ばして阿良々木くんの下半身に触れる。
ソレはズボンの上からでもはっきりわかるほどガチガチに固く大きくなっていた。
くいくいとズボンの裾を引っ張ると、心得たように阿良々木くんは頷き、ベルトに手をかける。
上も下もすべて脱ぎさり、肢体がさらされた。
意外と筋肉質でいい身体してるのよね、この男。
そして下腹部でたくましく反り返る男性の象徴。
昔はソレに対して嫌悪感しかなかった。そう、阿良々木くんに出会う前までは。
今では……まあ阿良々木くんのなら嫌ではないわ。
阿良々木くんを立たせてその前に跪く。
これも本来なら屈辱なんだけれども、まあやっぱり阿良々木くんにならこんなときくらいはいいかしら?
口を開いて亀頭を含み、ずるるっと唇を滑らせて一気に奥までくわえ込む。
「んくっ!」
頭上で阿良々木くんが呻いた。
気持ちよくなってくれてるみたい。
ちなみに私も気持ちいいのよね。口内にも性感帯ってあるのかしら?
唾液を絡めて舌を這わせ、吸ってあげると、びくんびくんと腰が震える。
このまま出されたらどうしよう?
気持ちよくなってくれるのは嬉しいけれど口の中で出されるとむせちゃうのよね。
でも今日は頑張って飲んであげようかしら。
阿良々木くんも喜んでくれるだろうし。
だけど頭を振るペースを速めると、それを押し止めて腰を引いてしまう。
つうっと私の口と亀頭の間に糸が引かれる。
「あ…………」
あ、って何よ私。
まるで阿良々木くんのをしゃぶれないのが残念みたいじゃないの。
阿良々木くんが私の肩を掴み、ぐっと押し倒す。
「出すならお前の中に出したい」
じっと私の目を見てくる。
「いいかな、ひたぎ?」
ああ。
あああ。
卑怯よ阿良々木くん。
こんなときばっかり名前で呼んで。
816 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/12(火) 20:57:27 ID:8bVjY3Er
断れるわけないじゃない。
私は両手両足を広げ、阿良々木くんを誘う。
身体の上に阿良々木くんが倒れ込み、互いに強く抱き締め合った。
「いくよ、ひたぎ」
私がそれに答える前に阿良々木くんはぐっと腰を進め、一気に私の奥まで侵入してきた。
身体の中心を貫かれて私の身体がぴんっと仰け反る。
普段の私なら自分でも想像もつかないようなはしたない喘ぎ声が出た。
ごめんなさいお父さん。あなたの娘はこんないやらしい子に育ってしまいました。責任は全部目の前の男にあります。
すぐに腰が動き始め、性器同士が擦れ合い、子宮口が突かれる。
それだけであっという間にイキそうになってしまう。
阿良々木くんの方はといえば。
「ごめんひたぎ! 気持ちよくて我慢できない! もう出すよ!」
おんなじみたいね。
まるで駆け足のようなセックス。
いいわ、中にいっぱいちょうだい。
あなたの精子、私のおなかの中で受け止めてあげる。
「んっ」
私が返事をする前に阿良々木くんが唇を重ねてきた。
ならば、と返事代わりに両足を阿良々木くんの腰に巻き付けて交差させる。
出してくれるまで離さない。
だからたくさん中に出して!
好きなだけ膣内射精してちょうだい!
「ん、ん……んんんーっ!」
びくんっと阿良々木くんの身体が大きく震え、私の中に粘液が注ぎ込まれるのがわかる。
その熱さに私の下半身が溶けそうになり、身体が浮くような感覚にとらわれた。
もう何も考えられなくなり、声を上げながら私は絶頂に達する。



ふと気が付くと私は阿良々木くんの腕枕で横になっている状況だった。
ああそうか、眠ってしまったのね。
阿良々木くんの顔を向くと、愛おしそうな表情でこちらを見ている。
はあ……勉強時間を無駄にしてしまったから今日は居残りさせなきゃ。
いえ、もっと長く一緒にいれて嬉しいなんて思ってないわよ……ってだから誰に言い訳しているのよ私は。
いつまでも見られているのも恥ずかしいので、私は阿良々木くんの目を閉じさせることにした。
その方法はもちろん。
触れるだけの優しくて軽い口付け。
愛しているわ阿良々木くん。






今回はちょっと新しいのを試みてみました。内容的には二人がヤってるだけなんですが。
良ければ感想とかいただけると嬉しいです。
ダメ出しとかむしろ大歓迎。
817名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 21:47:58 ID:wnmTY7ZX
白ひたぎさん弱すぎwwww
GJ!
818名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 22:25:35 ID:Kf2s+5xm
>>816
GJ。白ひたぎさんなんて最初からいなかったんや!
819名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 22:29:27 ID:ZguAdhhn
>>816
デレひたぎさんかわいい。
小ネタも入っていて面白いし、ニマニマしながら
読ませていただきました。

ただ、出だしで「良い話」だと認識してしまったので、
ちんこは勃たなかったw
820名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 22:55:11 ID:qEiU7X0y
私は勃ちました
GJ
821名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:16:51 ID:hPT55s7G
うん、俺もひたぎの中の人がよいと思いました。
822名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 03:21:54 ID:5ZRoT7e/
素晴らしい!
ヤッてるのに微笑ましく思っちゃうw
823名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 22:01:22 ID:2yvx7lKE
632の続編を未だに期待している俺は未練がましいのか。
824名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:30:11 ID:hPT55s7G
俺だってメンバー全員で温泉行って八九寺と忍が出てたSSの続きを待ち望んでるぞ。
825名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:33:18 ID:6DpEjpmH
じゃあ俺せっかくだから俺は戯言先生の続きを選ぶぜ!
826名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:07:27 ID:Xb2bITaY
その流れではショタらぎさんの話をあげないとな、俺としては
827名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:41:21 ID:AFS47zhi
じゃあ俺は踊ることにするよ
828名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:18:43 ID:3kKD1qhK
じゃあ、俺も同じアホなので踊ります。
829名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:23:00 ID:ij5sWsAE
おいおいお前ら2人だけに踊らさせるとでも思ってるのかよ!
830名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 07:08:34 ID:QtoaTkxK
なんぞこの流れ…
831 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/14(木) 07:55:21 ID:HSlOzIFC
ひたぎさん視点は難しかったけど概ね好評のようでひと安心です。時期的には偽上直後くらいのドロ化する途中段階くらいを想定しました。
それでも読み直すと、もう1レスくらい使ってエロシーンを増やしてもよかったかなと思いますが。

>>826
まさか昔俺が投下したやつ……ではないですよね?


今日の小ネタ

「ねえ暦お兄ちゃん」
「なんだ千石?」
「電車の網棚の上って涼しそうだよね」
「まあ金属だしな」
「撫子も一回くらいあそこで寝てみたいな」
「も、って誰かやってる人がいたのか?」
「うん、この間見たよ」
「どこの誰だその大うつけ者は…………」



「火憐ちゃん、ちょっと話があるからそこに正座しなさい」
832名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 12:39:07 ID:3WaozNtu
最近某ネットラジオで同じネタを聞いたな
833名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 14:14:00 ID:Q4mMCCEf
「なあ、兄ちゃん聞いたか? ありふれた行動なんだよ」
「ありふれててたまるか!」
834名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 14:34:09 ID:fNjsqLW7
「じゃあ代わりに兄ちゃんの布団で寝かせてくれ。むしろ一緒に寝ようぜ兄ちゃん!」
「どうしてそうなる」
835名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 14:37:18 ID:UdQYUyFj
妹たちの彼氏との初めては痛かった談義に参加させられるお兄ちゃん
836名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 15:00:24 ID:1p4Y3eKV
どっちかと言えば瑞鳥・蝋燭沢がシスターズと初エッチと思ったら異様に手馴れていて
あっけらかんと兄ちゃん・お兄ちゃんに色々教わったからっていうほうが熱い。
837名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 16:53:08 ID:WljjuAjd
でもアララギさんは妹と最後の一線は越えない気がする
838名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 17:09:07 ID:1p4Y3eKV
そこは超えないじゃなくて超えさせないと
839名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 17:34:57 ID:z5mZLZOe
性交が駄目なら、アナルでヤればいいじゃない
840名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:16:43 ID:B9GFvYEL
如何に一線を超えずにエロを極めるかというのも一つの路線としてアリだと思うw
841名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:26:25 ID:ymYtnzgE
>>840
それこそ神原後輩だろう
842名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:29:48 ID:B9GFvYEL
>>841
アレはデフォ過ぎて面白くない
いや日常シーンとして見る分には最強なんだけどさw
843名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:31:14 ID:WljjuAjd
アララギ「でも神原はファッション変態だからなぁ」
844名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 18:45:56 ID:CQ8iww0C
撫子とはいかに越えてるけど明確な関係にはならないかを極めそうだな
845名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 19:45:31 ID:1p4Y3eKV
手コキもフェラチオもいいけどキスはダメだったり
こっちの穴だったら浮気じゃないよってお尻を向けたりしてくるんだな。
セックスの前にカタカナの単語があるほうがやっぱ萌える。
846名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 20:51:52 ID:QtoaTkxK
おっぱい!
おっぱい!!
おっぱい!!?
おっぱい!!!!
847名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 22:39:46 ID:q1StZ8ll
        ,,,      ,,,,,,         : .と お. 救 人 お
       _ = ~~ ``ヽ_,=''~´  ´~ヽ     : は こ お .の っ
    _= ~               ヽ   : 思 が う  命 ぱ
    ~=、    ミゞ、  , -彡     ヽ.  : わ ま な. を .い
       ~=、、、Cl~evj <e~}6)_   、、、ミ. : ん し ん.   .で
        ミ.~~ /', ゚ ;'7  ミ7ヾ~- 、   : か い て
       ≡   (','゚, '.人  ゝ |  ヽ   : ね
        `=  `ー'   iノ'  | / |
         ~ーノノノノノ'′
848名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 23:10:33 ID:7KfmyaIS
暦バンカーはまだかのぅ…
849名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 12:54:18 ID:0RR/vrh2
ランタンェ……羽川のおっぱいを吸ったり揉んだり。
850名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 16:11:43 ID:cxiMq7uZ
http://blog.livedoor.jp/nyafu_/

トップにエロい神原後輩がいる・・・
851名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 18:44:37 ID:bcL74Smr
ブラクラ注意
852名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 21:52:20 ID:jM0Qx9MS
>>850
うむ、エロいな
いろいろとダメなHPのようだが
853名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 21:53:08 ID:TGUe/uQa
しかし待ってもらいたい。

エロい神原駿河とは、それは即ち、ただの神原駿河ではなかろうか。
854名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:24:19 ID:MDPEsQsG
ファッションエロ後輩は黙ってろ!
855名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:23:07 ID:1V0Ig5Y5
ファッションエロとエロファッションの違いについて
856名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:28:23 ID:27loHxaD
ファッショネロ後輩…?
857名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:30:33 ID:oyg3gbBu
神原さん露出ばっかりで色気を出さないんだから。もう少し本気出さないと。
858名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 00:05:15 ID:LAg3zz7X
神原先生本気だして阿良々木さんも本気出したら、それこそ官能の蟻地獄だろう。
859名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 00:10:53 ID:bXRNBqHR
いやあれが神原後輩の本気100%だ
微妙に何か方向性が間違ってる気がするが気のせいだ、神原後輩は100%正しいのだ
860名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 00:12:13 ID:MQDwCiKr
マララ木さんと二人羽織して戦場ヶ原と擬似セックスする神原後輩ですね
>本気
861名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 21:08:30 ID:1wyfXV3G
>>859
つまり神原後輩はあれ以上エロくはならない、あれが精一杯なのか。
やはりファッション変態だな。
862名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 21:35:53 ID:mWklPgzN
ファッション変態って神原が一番言われたくない言葉だぞ
お前らあんまり神原をイジめんなよ


ドMだから喜んじゃうだろw
863忍があるのは嬉しいけどさ ◆zO7AQfurSQ :2010/10/17(日) 01:53:31 ID:HEKmENF2
「お、神原。何やってんだこんなところで」
「おお、阿良々木先輩。いやなに、この前化物語スイングの第二弾が発売されただろう?」
「ああ、それが?」
「どこに行っても私のだけが置いてないくてな。これは熱狂的なファンが買い占めているに違いないと思って調査中なのだ」
「そ、そうか……」
(……言えない。神原がリストラされて忍が代わりに入った五種類しかないなんて)




なんで神原だけいないんだよぅ
864名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 01:58:23 ID:yHFsIx4a
大丈夫、神原はMだから。
それくらいの逆境じゃくじけないぞ!
865名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 02:04:30 ID:0fIeoO0T
神原エロ可愛くて好きなんだけどなあ。
866名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 02:23:42 ID:EaOb7/Qm
>>863
俺も同じこと思った!
とりあえず八九寺と忍と撫子だけ取りました。
867名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 10:14:06 ID:rNAEQgqW
おいおい、いつからろりぃ天国になったんだい?
868名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 14:23:39 ID:hRq9mOcm
そんなの六本木さんが生まれた時からに決まってるだろ!
869名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 16:23:05 ID:6FGwmjDS
>>850
神原後輩はここまで巨乳じゃないだろう
870名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:16:20 ID:0fIeoO0T
ファッション乳だというのか!
871名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:43:21 ID:kyDx0WHs
>>850
首輪・手錠足枷さらに着衣・・・そしてパイパン!

うむ、さすが神原後輩だ
872名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:43:28 ID:zbPM3KWJ
ひたぎはファッションビッチ
873名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:45:46 ID:0fIeoO0T
寝取られさんが最近ファッション寝取られで困る
874名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:48:37 ID:zbPM3KWJ
ファッションじゃねぇ
875名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:57:00 ID:keFFk3dc
羽川様はファッション天才だとでも言うのか!
876名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 21:03:43 ID:Tc5bf2tS
>>875
ファッション眼鏡&おさげ
877名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 21:10:22 ID:keFFk3dc
そっちか!w

じゃあ、そのファッションを羽川様がやめた以上、
神原がファッションエロを脱する日も近いという事か・・・。
878名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 21:22:24 ID:0fIeoO0T
「阿良々木さんはファッションロリコンですものねえ」
「なんだと八九寺!」
「ああ、おまえ様はファッションロリコンじゃ」
「忍まで!」
「つうかお前らこそファッションロリじゃ……」
879名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 21:54:06 ID:jz30DGur
>>878
むしろ阿良々木さんがファッション彼女を持ってるロリコンだろう
880名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 21:58:15 ID:keFFk3dc
「ファッションに偽装という意味はねえ!」
881名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 22:02:51 ID:zbPM3KWJ
阿良々木がひたぎのファッション彼氏で本命は別に居る方がいいなぁ。
882名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 22:22:58 ID:yHIUIlGI
火憐「月火ちゃんはファッショナブルな妹だぜ、兄ちゃん!」
暦「……っ!」パーン!!
火憐「痛っ!何すんだ!」
暦「今度月火ちゃんにファッションだの何だの言ってみろ!例えお前でも許さないからな!」
月火(なぜ…!着物キャラがそんなに大事か!)
883名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 23:09:54 ID:keFFk3dc
誤解が誤解を招いとるw
884仮物語 あにいもうとオオカミ :2010/10/17(日) 23:22:50 ID:B0V28g+v
流れをぶった切ってすまん。
>>802
どもです。
>>803
ありがとうございます。
喜んでもらえて幸いです。
>>806
ありがとうございます。
ドロッた感じを少しでもだせればと書いてみました
公式はこの斜め上をいくこと期待してます。


相変わらず視点がコロコロ変わります。
後篇では、それが特に顕著ですが、所詮は素人と思って
肩の力を抜いて読んで下されば幸いです。
どうかご容赦を。
それでは>>800の続きです。
885仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:24:12 ID:B0V28g+v
 「だーかーらー泣くなって。恋の悩みか友達関係のこじれか知らねえけど。苦しい悲しいで
泣けるなんて、幸せなほうだぜ。僕の妹なんて両手が無くなってもへらへら笑ってやがるぜ」
 恋の悩みと聞いたところで、ビックっ、と思わず身体を強張らせてしまった。
 「えっ…、図星…だったか…」
 「……」
 「…わ、わりぃ…」
 いーちゃんはバツが悪そうに頭を下げた。
 「でも本当の事だぜ。僕のまわりには困難に直面したからって泣き喚くような女の子なんて
一人もいなかったぜ。死に際しても、最後の瞬間まで立ち向かうような奴らばかりさ…。
…逃げてばかりいる…男も一人ばかりいるがな…」
 いーちゃんの言葉はやさしくなく、可哀想だなんて一言も言わなかった。同情もしない。
 厳しく容赦がなかった。 
 「…ぅぅ…う、ぅぐ…うぅ、う、うえ」
 あたしはふらふらと歩きだした。橋に雨粒が遮られない外界へと。
 こんな姿他人に見せたくない、見られたくない。
 「わっ!?馬鹿。まだ土砂降りなんだぞ。てかもっと降ってきた!おまえが泣くとなんで
雨が降るんだ。おまえは神様か?」
 いーちゃんに手首を掴まれ、引き留められる。
 「うわっ、あちぃ?おまえスゴイ熱があるじゃん。熱中症か?」
 いーちゃんは電気でも走ったかのように手を離し、心配そうに言ってきた。
 あたしが神様のわけがない。神様はこんな事で悩まない、悩みなんて無いに決まってる。
 あたしは正義の味方だ。
 ふらっ。目眩がして、足がよろめき、その場に膝を着く。平行感覚がない。頭が重い。
 「よく見たら、おまえ汗まみれじゃんか。この猛暑のなか走り回ってたのかよ?人間って
体温変化でけっこう死ぬんだぞ。そんなんでこんな雨のなか外に出たら死ぬぞ!人死にはまずい。
特に俺の前で死ぬな、俺が殺される!」
 殺される…?
 「……」
 「わ。マジでやばそう!目が正気じゃない。吊り上がってる!ちょっと待ってろ!死ぬな!
俺の前では絶対死ぬな!ちょっとそこに横になってろ!ひとっ走りしてなんか買ってく――――」
 いーちゃんはあたしを横たえると豪雨の中を駆けだしていた。
 声は最後まで聞こえなかった。意識が薄れていく。
 雨が降っていた。
 知らなかった。夏の雨がこんなに不快だったなんて。
 知っていたけれど、知らないふりをしてきた。
 独りがこんなに寂しかったなんて。
 雨が、降っていた。

 ………。あ、ちぃ…っ。
 あまりの蒸し暑さの不快さで、目が覚めた。額の汗を拭う。身体だるぅ…。
 薄暗い、もう夕方か…。場所は変わらない。薄汚れた橋の下だ。
 脇の下にかち割氷が入れられ、ジャージのズボンが緩めらてる。スニーカーも脱がされて、
頭を膝枕されて、顔、覗きこまれてる。いーちゃん…。
 「わっ!?」
 目の前にアニメ調のオオカミ男のお面があったので、思わず声をあげてしまった。
 「……うるさいな。なんだよ、元気じゃん」
 いーちゃんはよく冷えたスポーツドリンクをあたしに差し出す。
 それを、ん、と手渡される。え?あの…飲んでいいの?
 「言っとくけど、ナンパじゃねえからな。人死にはまずいんだ」
 「あ、ありがと…、でもなんでお面?」
 「しょうがねだろ、俺はこんな顔なんだから。今日が縁日で幸いだったよ。多少でも紛れちまう
からな、買い物も楽だった」
 「そういや、いーちゃんって地元の人間じゃねえよな?あたし見たことねえもん」
 「ああっ。通りすがりさ。この街には人探しに来た。でも、よく人の顔の見分けがつくな俺苦手」
 「あたしは正義の味方だからな。観察眼はいいんだ」
 「そっか。念の為に聞くけど、忍野メメって人。知ってる?」
 「あたしは正義の味方であって、探偵じゃねえよ…」
 「探偵か…、懐かしい響きだな…」
 いーちゃんは少し寂しそうだった。
886仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:25:10 ID:B0V28g+v
 「阿良々木火憐!」
 「…は、はい」
 思わず返事しちまった。
 「こいつはただの戯言だけど聞いてくれ。おまえの恋の悩みがどんなモノか知らねえ、
相手が誰かも分からねえが。恋てのはしたごころ。愛はまごころだ。愛てのは最強の力なんだ」
 「…愛が…最強の…力…」
 「そうだ」
 いーちゃんの戯言は続く。
 「むかし、ある女の子は恋のためにアルとんでもないことをしやがった。でも、そのせいで
男の子は女の子を、心底から憎んだ」
 「……」
 「でも、男の子は女の子のことが、大好きでもあったんだ」
 「……!?」
 驚くあたしを無視して、戯言は続く。
 「女の子も男の子のことが、大好きだった。男の子と女の子は共闘したり、命をかけて闘ったり
しながらも、互いが大好きなままだった」
 「……」
 「何一つ分かり合えなっかからこそ、分かり合えた」
 「……」
 「殺して解して並べて揃えて晒して刻んで炒めて千切って潰して引き伸ばして刺して抉って
剝がして断じて刳り貫いて壊して歪めて縊って曲げて転がして沈めて縛って犯して喰らって辱めた
…」
 「……」
 「…できること―――全部して、やった」
 「……全部ってことは―――」
 「…愛した。そして…その男の子には全く関係なく、女の子は死んだと聞かされた…。死に目に
会えず。死に別れても、それでも男の子は女の子が大好きなままだ…」
 「……」  
 いーちゃんは深く一言。
 「愛」
 自分の想いを確かめるように、呟いた。
 「そうだ、愛を持つ者にとって、苦しみ、悲しみ、闘い、性別、憎しみ、死は、愛の否定には
障害にはならないんだ。どころか愛は、それらを易々と乗り越えさえする。愛てのはそれほどまでに
強い力なんだ」

 「戯言だけどな」

 「……」
 あたしは長い間呆けていた、自分なりに理解するのに随分時間がかかった。
 知っていたはずの『愛』の概念が木端微塵に打ち砕かれ、急激に膨らむのを感じた。
 土砂降りの雨があがり。夏の青空のような晴れ晴れとしたような気分だ。
 「…じゃ、じゃあ、肉親でもか?兄妹でも…愛の否定には、障害にはならない、のか…」
 「もちのろんだ…、って!?!…おま…ま、まさか…」
 「な、なんか…ありがと…」
 「ど、どういたしまして…まあ、いささか極端な例ではあるがな…」
 いーちゃんは何か、やっちまった見たいな複雑な表情を浮かべている。
 「でも、どうして、あたしにこんな話を…」
 「阿良々木火憐が、ほんの少しその子に似てた。ちょっと逢えた気がした…。そのお礼だ」
 あたしはスポーツドリンクをゴクゴクと飲みほした。
 「ぷはっ!うまい。」
 雨は止んでいた。
 「じゃあ、あたしもスポーツドリンクのお礼だ。一緒に花火を見に行こうぜ。人ごみが苦手なら人が来ない
特等席を知ってる」
 「別にいいよ。元気になったならここから出てってくれればいい」
 いいからいいから、とあたしは強引に、いーちゃんの手を引いた。
 「うわっ!すげえ力!?でも、本当に人ごみはやめろよ」
 「レッツゴー!」
887仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:26:13 ID:B0V28g+v
 「火憐ちゃん!」
 闘いの痕跡を追跡し、僕とひたぎと忍はこの道場までたどり着いた。
 そこで言葉を失う光景を目撃する。
 道場中央で繰り広げられる人間と怪異のバトル。
 突き。蹴り。撃ち。投げ。極め。
 すべての拳足はそれらどれにも変化しうる可能性を秘めて放たれ。
 すべての攻防は途切れることなく一つに連環していた。
 火憐ちゃんは一歩も引くことなくオオカミ男と闘う。
 怪異を倒すのは人間。人間の意志だと言わんばかりに。
 人体とは一時にここまで全局面的に動作しうるものなのか!!!
 しかし、互角に見えても所詮は人の身、火憐は徐々に磨り潰されていく。
 くっ、駄目だ耐えられん。
 「待って暦!」
 激昂して割って入ろうとする。僕の手首がひたぎに掴まれる。
 「あっ、ちぃい!?」
 そっちの手は駄目だって。僕の肌が焼け焦げている。
 「あ、ごめんなさい。でも、見て」
 「見るって。なにを」
 それは不思議な光景だった。
 オオカミ男の攻撃の方が見るかに重く。早く。速い。
 しかし局面を制しているのは、火憐の方だ。
 オオカミ男の方が撃ち負けている。
 しかも火憐の方は段々と構えすら失くしてきている。

 鋭利な爪牙。巨大な顎。強靭な四肢。
 あんたの武器に必要なのは、それらをフルパワーで動かし、トップスピードで
叩きつけること、それらは構えとなり、あたしにすべてを教えてくれる。
 ある構えから即座に使える攻撃は限られるし、相手にも間合いを測られる。
 無構えの利。
 『構えない』とは、技の起点とベクトルを消し、敵の目から『隠す』こと。
 想像するのは、静の中の動。ただ立つのではなく。
 動の最中の一点としての今。動いてはいないが、いかようにも動きうる動き。
 動けあたしの身体。水や流れや、炎の揺らめくが如く。
 筋力が生み出す。速さに頼るのではなく。初動を相手に気取られぬ早さと状況に
よって生じる、標的の近さを利用して撃つ。それが結果としての、当たりやすさを生む。
 理屈を、習って、手本を覚えたからって、その日から使えるワケじゃない。
 技ってのは、強い人と本気で闘って。追いつめられて、痛い目にあって、考えて、考えて、
何度も何度も、そしてようやく力になる。
 師匠。ようやく分かったぜ。あんたの最初の教えが、そして、誰よりいーちゃんのおかげだ。
 「ありがとうございます」 
 パキィイン!!!
 相打ち!まだまだ甘いとばかりに振り回しの腕に腹を薙がれる。
 刀で受けたが、刀が真っ二つに折れ、弾け…飛ぶ…!!入口まで吹き飛ばされ膝を着く。
 まいった…ね。どうも…互角まできたけど、強いモノは…、やっぱ、強い。
 「火憐ちゃん!?」
 「よおっ、兄ちゃん…と…」
 やっぱ、兄ちゃんと彼女さんが並んでるの見るのはへこむな。
 力を振り絞り立ち上がる。
 「待って」
 兄ちゃんの彼女に呼び止められる。
 「空手に武器の型があるとはいっても、使い慣れていない武装では勝てないわよ」
 「全力は尽くす!」
 「それででは駄目だわ」
 「!?」
 「だって貴女は正義の味方で、あの人は困っているのでしょ?」
 そうだ。あたしは正義の味方で、いーちゃんは困ってる。
 「では、勝たなければ駄目でしょ。本当に暦そっくり。困ってる人は見過ごせない。栂の木二中の
ファイヤーシスターズ。正義の味方」
 「ああっ」
 「正義の味方が仲間からアイテムを貰ってパワーアップする。よくある展開じゃない」
888仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:27:41 ID:B0V28g+v
 「待っててくれたのかい。いーちゃん」
 まあ、唯一の出入口に三人で陣取ってりゃ、そうなるか、体力も限界に近いし、
そろそろ終わらせるぜ。
 グウゥオォォォオォオオォッ!!!
 しゃああああっ!!!  
 いーちゃんが先手を取るなら。更に先を取る。
 折れて半分になった。刀を投げつける。いーちゃんはうざいとばかりに手首の無い左腕で払い、
異常に長い右腕を、大きく振りかぶり。ほんの一歩ばかりの助走で、宙を舞う。
 熊手のようになった爪牙が背中をかすめた。皮の剥げる音がしたが、かまうか、更に追撃の
顎が迫る。
 だが、懐に潜った。いっけーっ!!!ビビるな!!!隙だらけに、がら空きになってる。
 腹を、正中線を射抜く。
 「――――――っ!!」
 渾身の正拳直突きが、オオカミ男の鳩尾に深々と突き刺ささる。
 身体ごと、力任せの、一撃を、撃ち込んだ。
 右腕が軋む。
 「か、まう、かあぁぁぁーーー!!!
 ゴキッ、ボキッと、拳が、肘が、肩が砕けた音がした。
 ぐぅっ!いってぇっ!!
 いーちゃんの身体が身震いして跳ね、あたしは弾き飛ばされ、拳が無理矢理引き抜かれた。
 指には、彼女さんから渡された。シルバーリングが光っている。
 受け身も取れず、床板に叩きつけられた。
 ぐうぅぅ!?でも、まだだ。いーちゃんはまだ止まってねえぇぇ!
 シルバーリングに焼かれた腹を抱えうずくまる、いーちゃんの頭上に飛ぶ。
 オオスズメバチの如く飛翔する。シルバーリングを犬歯に嵌め込み、オオスズメバチの如くガブリと
首筋に噛みつく。
 いーちゃんはそんな、あたしの頭を生卵を掴むかの如く鷲掴む。実際いーちゃんの力ならあたしの
頭なんて生卵の如くなんだろうが、ちょっと遅いぜ。
 脚を胴に絡めて更に強く噛みつく。
 止まれ!止まれ!!止まれえぇぇぇっーーーー!!!
 ゴリイィ!
 ギャアァァァァア、ッアアアアーーーッッ!!!
 断末魔の悲鳴を上げ。崩れ落ちるいーちゃん。
 へっ、へへ…やった、ろ…。も、う…あたしには、鼻くそほじる、力も、残って、ねえ…
 月光の降り注ぐ道場のなか、あたしの、意識は…おち…た…。

 月光の光のなか、オオカミ男はゆっくりと立ち上がった。
 意識を失いぐったりと横たわる火憐を見て、舌を舐めずり大きく顎を開く。
 だが。
 「そこまでだ!」
 火憐とオオカミ男の間に割って入り。手四つでくい止める。火憐には悪いが、ここまでだ!!!
妹にこれ以上の手出しはさせねえ。
 力比べでなんとかくい止めてるが、大きく開かれた顎が迫る。
 怖いじゃないか!でもこれまでなんだよ!!
 「忍!!!」
 僕の影から、二十歳前後の忍がオオカミ男の頭上を舞った。
 「やれやれ、これでは、あのでっかい妹御とキャラがまる被りじゃのう。だが悪く思うなよ、ぬしは
危険すぎる怪異じゃ。忍野がおらぬ今、儂らにできるこ、と、は――――」
889仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:28:53 ID:B0V28g+v
 勝って嬉しい 花一匁 負けて悔しい 花一匁
 隣の小母さん 一寸来ておくれ 鬼が居るから 行かれない
 あの子が 欲しい あの子じゃ 判らん
 この子が 欲しい この子じゃ 判らん
 相談しよう そうしよう
 鬼が居るから 行かれない
 鬼が居るから 行かれない
 
 『ばいばい』

 「―――は、ぁっ!?」
 突如、突然、忍野忍は幼女体型になり、姿勢を崩した。
 そして現れた。赤い暴風に、その首根っこを猫の子の如く掴まれる。
 嫌でも人目を引くワインレッドのスーツの奥に、胸の大きく開いた白いカッターが覗く。
肩まで届く長さの髪は、高価な整髪料でも使っているのだろう、異様といっていいほどに
艶がある。完全に瞳を隠している深紅のサングラス。モデルか何かと思うくらいに
プロポーションがよく、背も高い。間違いなくそれは美人と表せる風貌だ。
 そして、この場にいる全員の心の声が一致した。
 誰!?
 「こりゃとんだ可愛い子ちゃんだな。持って帰って、崩子ちゃんと一緒に左右に並べて寝たいもんだ」
 ジタバタと暴れる忍。勝手気ままに喋る闖入者は、ついでとばかりに僕とオオカミ男をなぎ倒し、頭を
踏みつけて押さえ付けている。
 「しかしよお!急いで駆け付けて来てみれば、ほとんど終わってるじゃねえか!どうすんだよ!この気持ち、
どうしてくれんだよ!!この犬っころさまわよぉぉ!!ああーん!!!犬。犬。犬のぶんざいでえぇぇっ!」
 仁王立ちになり、ぐりぐりと僕とオオカミ男の頭を踏み躙る。痛い痛い!?
 なにこれ!なんなのこれ?どんな状況なの?
 「どさくさまぎれにパンツ覗こうとしてんじゃねえぞ!このむっつりスケベ!!!」
 パンプスの踵部分でさらに強く頭を踏まれる。
 ぎゃああああああああああ!!!
 鬼かこいつは!!!!
 「あの軽薄なアロハ野郎!あたしを騙しやがったな!なにがボランティアでも充分楽しめるだ!収穫はこの
可愛い子ちゃんだけじゃねえか!」
 持って帰るつもり?!?
 忍は涙目で、猫の子のように暴れまわる。
 「まあ、なにが言いたいのかと言うとだな」
 この闖入者は高らかに宣言した。
 「あたしも混ぜろ」
 またまた。この場にいる全員の心の声が一致した。
 はあああああぁぁぁっ!?
 そして、すべてが解決した。

 「…う、ん…っ…」
 誰か、に…おんぶされて、る…。おんぶ、されるなんて、何年ぶり…
 頭、見覚え、ある。兄ちゃん…
 「あ、起きたか?まだ寝てろ…」
 「…うん…」
 うーっ、だるい、眠い、腹減った。腕を伸ばして手を見るが傷痕が跡形もない…。
 「…兄ちゃん…あたし、大怪我してなかった、か…」
 「…気のせいだろ、いいから寝てろ」
 「…うん…。あたし、重くなったろ…」
 「馬鹿にするな。まだまだ、火憐ちゃんくらい支えられるんだぜ」
 目を閉じて、そのまま背中に体重を預ける。
 「いーちゃん、さあっ…」
 「…うん…」
 「ありがとう。てさ…」
 「…うん…」
 あたしはコクリと頷いた。
890仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:30:02 ID:B0V28g+v
 火憐ちゃんを背負い、ひたぎと一緒に僕の家へと歩く。
 そして、見覚えのある路地へとさしかかった。
 あ。ここ忍と初めて会った場所。
 鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
 伝説の吸血鬼。
 怪異殺し、怪異の王。
 目もくらむような金色の髪と金眼、シックなドレスに彩られた、
 美しい、血も凍るような美しい吸血鬼―――
 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに初めて邂逅した場所。
 先を急いで、そこを通りすぎたとき。
 僕の影から吸血無能が現れ、何もない街灯の下を凝視する。
 「忍?」

 かぁごめ♪かぁごめ♪。
 籠のなかの鳥は。何時何時、出遣る?
 夜明けの晩に。鶴と亀が滑った。
 後ろの正面、だぁれ?
 後ろの正面、だぁれ?

 籠のなかに鬼を追いこみ、逃げないように取囲み、鶴と亀を滑らせる。
 縁起の良い長命といわれている動物が滑る、つまりそれは『殺す』の隠喩、
 最後は首を切られた鬼の生首がグルリと反転して後ろの正面を見る。

 街灯の下に、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが手を振っている。
 大人の女性の優しげな穏やかな笑顔をたたえ、手を振っている。
 無論、儂にしか見えんただの幻。
 「忍?」
 かって、美しい鬼がいました。
 今は、もういません。
 鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
 伝説の吸血鬼。
 怪異殺し、怪異の王。
 目もくらむような金色の髪と金眼、シックなドレスに彩られた、
 美しい、血も凍るような美しい吸血鬼はもういません。
 
 さよなら、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。

 忍は、ほんの数秒立ち尽くしたあと、再び僕の影に入り。
 その夜、いくら呼んでも現れる事はなかった。
 僕のゲームソフト返せ。

 ガチャリっと扉を開ける音がした。息を殺して抜き足差し足で僕のベットに近寄ってくる、ベットに
上がって騎乗位の体勢になり、そして、おもむろに僕の寝間着をまくりあげて肋骨の隙間から心臓の
位置を確認している。
 指先でよく心臓の位置を確認して白木の杭の先端が僕の心臓にあてがわれた。
 少し薄眼を開けて見ると。鬼の形相の月火ちゃんが今まさに白木の杭に木槌を振り下ろさんとしている
瞬間だった。
 「お兄ちゃん!!朝DEATHよぉ!!!」
 ぎゃあああああああああああ!!!
 カンッ!
 間一髪、月火の股間を摺り抜け体をかわすと、ベッドに杭が打ちこまれた。
 死んだらどうする!?
 「ちっ!」
 舌打ちすんなや!これなら大きい妹に起こされた方がマシだ。火憐ちゃんラブである。
 「てか。でっかいのはどうした?」
 「私知らないも―ん。全然何にもしらないもーん」
 「?」
891仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:31:15 ID:B0V28g+v
 「ふーん、じゃあ昨日は大変だったんだね。でもリラックスもできたみたいだから、
今日は戦場ヶ原さんとちゃんと勉強しなさい。うん、じゃあね、また明日」

 勝って嬉しい 花一匁 負けて悔しい 花一匁
 隣の小母さん 一寸来ておくれ 鬼が居るから 行かれない
 あの子が 欲しい あの子じゃ 判らん
 この子が 欲しい この子じゃ 判らん
 相談しよう そうしよう
 鬼が居るから 行かれない
 鬼が居るから 行かれない
 勝って嬉しい 花一匁 負けて悔しい 花一匁

 公園では子供たちが花一匁の遊びをしていた。
 無邪気にあの子が欲しい、この子が欲しいと、望んで得られるならこれほど幸せな
ことはありませんが、その無垢な声が、どこか羨ましい。
 花一匁は、鬼の歌。
 花に喩えたちいさな娘を、親が売り払う無残な歌。理由をつけて先延ばしにしても、
娘は結局は居なくなる。勝って嬉しい、買って嬉しい。負けて悔しい。値段を、まけられて、
悔しい。どっちにしろ、そこには居られない、居なくなる、哀しい歌。
 私は、さしずめ―――

 「おはようございます」
 暦の家に向かう途中、彼の妹に出会った。というか待っていたらしい。
 「あの、昨日はどうもありがとうございました。これお返しします」
 と言って。シルバーリングが手渡された。
 「一応…洗ってはみたんだけど…」
 昨日貰ったばかりなのに、もう傷だらけのボロボロ。
 でも私は躊躇することなく左手の薬指にはめた。
 「…あっ…」
 「ありがとう。とても大切なモノだったの」
 理解した。理解できてしまった。
 この子の言葉には愛があった。生まれたばかりの、とてもちいさくて、はかなげで、でも確かに
そこにある。
 昨日、私の姿を一目見ただけで、一目散に逃げ出した少女は、もういなかった。
 でも、この子は知っているのだろうか?愛は育み続けなければ、すぐに枯れてしまうということを。
 「恋は下心。愛は真心。まったく、暦にも困ったものだわ」
 「…は、い?」
 「女の子だったら、誰でもかれでも助けてしまうのだから、でもね――」
 私は、目の前の女の子の手を取り、両手で包みこむ。
 愛には、愛を以って答えるしかない。
 「私、暦のことに関しては、とっても強いわよ」
 私は笑わず真剣な顔で、宣言してした。この子を女と認めたのだ。
 「…でも負けません、から…」
 負けません。か…。それは確かな決意なのだろう。でも勝負に例えるなら、もう勝負はついていると
いっていい。正確には詰んでいる状態だ。
 なぜなら彼女は暦の実の妹なのだから。それでも勝つなら勝ち切ってみせろという事なのだろう。
 それこそ臨むところだ。
 「私は戦場ヶ原ひたぎ」
 「あたしは阿良々木火憐」
 そして、どちらともなく手を離す。
 それに絶対的な予感がある。それはとても確かな予感。将来、私とこの子は家族になる。
 冗談でも比喩でもなく。私はそうする。
 だから、ここはあっさりと別れよう、そして私は暦のもとへと歩き始めた。
892仮物語 あにいもうとオオカミ 後篇:2010/10/17(日) 23:32:19 ID:B0V28g+v
 行間リセット
 全くもって、僕も火憐も兄妹、二人揃って、戦場ヶ原ひたぎという女を見誤っていたのだ。
 ひたぎがどれほどドロッて、デトックスされたところで、その本質が普通に強欲で諦めの悪い女だと
いうことなのだと、将来様々と思い知ることになるのだが、それはまた別の話だ。
 それでは今回のオチ。
     
 偽物語 アニメ化祈願 ウソOP タイトル
 『勝利の女神じゃないよ!正義の味方だ!!ファイヤーシスターズ!!!』
 
 しかし、あたしは正義の味方であって、勝利の女神じゃないんだけどな。 
 
 瑞鳥くん。一回戦 一本負け。

 おわり
893仮物語 あにいもうとオオカミ :2010/10/17(日) 23:34:08 ID:B0V28g+v
後篇終了です。
相変わらず。歌の意味とかは適当です。
メチャクチャ趣味に走ってしまって、エロシーンがなくって本当にすまない。
また何か書けたら投下します。
それでは今宵はこれにて失礼します。
894名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 23:45:39 ID:E1VA8yax
超大作をありがとう!!
おつおつ!!
895名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 01:39:10 ID:Lqs1SMWd
乙!面白かったぜ!
赤い人が現れて全て解決したところとかテンション上がったw
896名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 02:02:57 ID:39NYWdxG
シンシアザミッションとかなんという俺得
キラーエリートさんはいいキャラだったよね
897名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 05:16:58 ID:HwGJixTl
まとめ更新きた
お疲れ様です
898名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 16:39:45 ID:uByvZrRA
>>896
キラーエリートさんとかどこの時間超人だよと思った
899名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 21:06:56 ID:aZk0po9H
>>893
乙。面白かったよ。
ところで俺が見逃してるだけなんだろうけど忍との心中はどうしたの。
まさかファッション自殺? 死ぬ気もないのにリストカット痕とか見せちゃうんですか?
900 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/22(金) 23:07:40 ID:FKHGGtUd
んふふー、と僕の足に頭を乗せた忍が気持ちよさそうに微笑む。
僕は手を止めることなく忍の耳に突っ込んでいる耳かきを動かし続ける。
老廃物の出ない忍には耳掃除なんて無意味なのだが、シャンプーと同様に時々ねだられるのだ。
「ほら、終わったぞ」
「いやいや、早過ぎるぞお前様よ。それでは意味がなかろうて」
僕の言葉に忍が反論する。
ていうか意味がないと言うのなら耳掃除そのものが意味ないだろうが。
「儂は断固延長を要求するぞ」
「だいたい昨日もしたばかりだろ。やりすぎはよくないぜ」
むー、とうなって起き上がり、頬を膨らます。
と、突然少しうつむいて上目遣いになる忍。
「のう、お前様よ……何度も求めてしまう儂のはしたない穴に固い棒を突っ込んでかき回してはくれまいか……? ぬぉっ!」
わざわざエロチックに言い回す忍の頭を無言ではたく。
神原かお前は!
「女に求められたら黙って応えるのが男じゃろうに……まるで鶏じゃの」
叩かれた頭をおさえながら忍が呟く。
「何だと!? 僕のどこがチキンだと言うんだ!」
「ああ、鶏ではなく鳥頭じゃったかな?」
「戦場ヶ原かお前は!?」
ちょっとトサカに……じゃない、頭にきた。
僕は腕を伸ばして忍を抱き寄せる。
「!?」
「そんなに耳掃除をしてほしいなら望み通り綺麗にしてやるよ」
「え…………ふぁっ!」
忍の耳をくわえるとびくっと身体が跳ねた。
動かないように背中と後頭部に手を回して押さえ、時々軽く歯を立てながら耳をはむはむと唇でいじくる。
「ふあ……ああ、あああ…………ん」
敏感な耳を責められて忍は切なそうな声を漏らし、両手両足を僕の身体に巻き付けてしがみつく。
もちろん僕は容赦せず、れろりと舌を這わせ始めた。
「んうっ! ん……ああ」
さすがは忍の身体のうちでもダントツの性感帯だ。感じ方が半端じゃない。
本人は内緒にしているつもりらしいが、耳だけで絶頂に達したこともある。
僕は舌に唾液を絡ませながらぐちゅぐちゅと穴のほうを責めだした。
「んふっ! ふっ、ふっ!」
僕の肩に顔を埋めてなおくぐもった声を上げる忍。
このまま最後まで責め立ててもいいんだけど。
「ほら、忍。もう片方も綺麗にするぞ」
舌を離して囁くと忍はのろのろと顔を上げ、反対側の肩にまた顔を伏せる。
今度は最初から手加減なしで激しく舌を動かした。
忍はもはや声も出ずにびくっびくっと身体を震わし続けるのみだ。
901 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/22(金) 23:08:41 ID:FKHGGtUd
今の忍の耳は感度が大幅に跳ね上がっていることだろう。
だけど僕はそこで舌を離す。
「ほら、綺麗になったぞ」
「え…………」
「終わったんだって。ほら」
「や、やあ……いやぁ……」
上手く言葉が出ないのか、泣きそうな表情でふるふると忍は首を振る。
それは五百年生きてきた怪異ではなく、外見相応の子どものような仕草だった。
まあ、していることは全然子どもらしくないんだけども。
僕は苦笑しながらひょいと忍を抱え上げ、ぽすんとベッドに横たわらせる。
チャックを下げて大きくなった肉棒をさらけ出し、忍の頭の方に寄せていく。
それを含もうと口を開けた忍の頭を左手で押さえ、亀頭を忍の右耳穴に押し当てた。
「あ、え? …………ん、はっ」
驚きと戸惑いが見てとれたが、ぐりぐりとそのままこすりつけるように刺激すると、すぐに甘い声が出始める。
忍の右手を取って肉棒を握らせると、心得たかのようにゆっくりとしごき出した。
僕は空いた右手の指二本を忍の口内に突っ込むと、すぐさまその指に生暖かい舌が絡みついてくる。
頭を押さえていた左手の指をそろそろと伸ばして左耳の穴を刺激すると、ガッと右手の指に歯が立てられた。
が、それも一瞬のことで、すぐに舌の動きが再開される。
いや、舌だけでなく吸ったり唇で挟んだりと口全体で僕の指を愛撫してきた。
それだけにとどまらず、さらに忍の鼻息が荒くなる。
原因は自分の股間に伸びた忍の左手だ。
あろうことか忍はワンピースの裾を捲り上げて下着の中に手を入れ、自分で自分を慰め始めてしまったのだった。
「……………………」
なんだか冷静に見てみると今僕はとんでもなく異常なプレイをしているのではなかろうか?
オナニーしている少女に肉棒を握らせながら耳穴にこすりつけ、反対側の耳穴や口内を指でかき回している。
こんなのどんなAVやエロ本でも見たことないぞ。
まあ今更やめられるものでもないんだけど。
先ほど舐めた時に付着した自分の唾液が肉棒に絡まり、いい具合に高ぶってきた。
だけど忍の方が先に絶頂を迎えそうだ。
わずかに腰が浮き、身体が反る。
僕は忍の口内から指を抜き、小さいながらもぴんと尖っている乳首をつねるように摘む。
「あっ、あっ、あっ、あ…………あああああ!」
つま先がぴーんと伸び、愛液で下着をぐっしょりに濡らしながら忍は達した。
それにともなってぎゅうっと強く肉棒が握られる。
902 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/22(金) 23:10:13 ID:FKHGGtUd
僕ももう限界だ。
が、さすがにこのまま耳の穴に出すわけにもいかない。
位置をずらして忍の柔らかいほっぺに亀頭を押し付け、忍の手を掴んで激しくしごかせる。
「ん、く、う…………うっ! うあっ! あ、あっ!」
びくんっと肉棒が震え、大量の精液が鈴口から噴射された。
びしゃびしゃと白濁液が忍の顔に降り注がれ、白く染め上げていく。
そこからさらに腰を進めて開かれていた忍の口に肉棒を押し込み、唇でしごかせて最後の一滴まで吸い出させる。
そのまますべて飲み込ませ、綺麗になるまでぺろぺろと忍の舌で舐めてもらい、そこでようやく僕は口内から抜いた。
忍は虚ろな目をしたまま自分の顔に放たれた精液を指で掬い、それらを口に含んでいく。
…………なんだろう、ちょっと懲らしめるつもりが随分変なことをしてしまった。
まあ気持ちよかったけどさ。
さらさらとした髪を梳くように忍の頭を撫でると、くふふと嬉しそうに笑う。
そしてもっとしてほしいというように頭をこちらに傾ける。
仕方ない、今日の風呂は特別にシャンプーをしてやるとしよう。






最近抱えているモンモンとした気持ちを考えなしにぶつけてみた。
勢いで書いたから表現のおかしいところや推敲の足りないところも盛り沢山。
しかし反省はしているが後悔はしていない。


今まで暦×忍のエロでフェラ、髪コキ、手コキ、脇コキ、胸コキ、足コキ、尻コキ、素股と様々な箇所を使ってプレイしてきたわけですが、ついにまさかの耳コキ!
自分でも『ねーよwww』とツッコミたいとこです。
とりあえず忍可愛い。
猫白でも出番がたくさんありますように。
903名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 00:40:16 ID:IvR5thHC
いや気持ちはわかる、わかるぞ!
この情念嫌いじゃないぜ!
904名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 01:21:59 ID:P1Zmt4qX
>>902
GJ。どーして耳のアナに出さないの?
905名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 08:40:37 ID:+xaBEMlH
阿良々木さんは変態だなぁ、と思っていたが、実はこの作者が変態さんなのじゃないだろうか?
906名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 12:41:38 ID:yQc+8bNo
だが待ってほしい、いたいけな幼女に本番をしないのは紳士の証ではないだろうか?
しかも耳の穴に棒を突っ込んでほしいというお願いを聞いているあたりがまたなんとも
907名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 12:46:16 ID:mZtf5Srt
ばばあ萌え
908名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 13:31:14 ID:W7sHkvhU
はばあとか後期高齢者を悪く言うなよ
909名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 16:53:21 ID:klFYCHL+
あまりババアとか年寄りとかロートルとか言ってるとわっふるさんに掘られるぞ
910 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/25(月) 12:06:02 ID:7qLk5A14
ねーよwww



『ふーっ』
『ひゃ、阿良々木先輩!? な、何だ突然!』
『あれ、お前耳が性感帯じゃなかったのか?』
『いや、別にそんなことはないが……』
『えっ……』
『何だいったい』
『そんな……僕はいつも耳で感じる神原をオカズにしていたのに……』
『えっ』
『性感帯が耳じゃない神原なんて神原じゃない……!』
『ち、ちが…! ま、待ってくれ!』
「阿良々木先輩っ、私の性感帯は耳なんだ!!」



「といった感じで自分の叫び声で目が覚めてな」
「お前なんて夢を見てんだよ、まあ誰にも聞かれてないのならいいけど……ん、あれは戦場ヶ原? おーい!」
「あら、神原に阿良々木くん」
「やあ、戦場ヶ原先輩、奇遇だな」
「聞いたわよ神原。何やら授業中に奇声をあげながら飛び起きたらしいじゃない」
「ははは、昨日夜更かししてしまってな。つい授業中居眠りを」
「なん……だと……?」




どうやら俺は耳ネタが大好きなようだ
911名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 13:05:09 ID:wFt21kWT
まったく何をやっているんだこの職業阿良々木先輩のエロ奴隷め
912名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 18:17:09 ID:WWQO8KEh
職業阿良々木先輩のエロ奴隷はどこかのメンヘル元処女だろ
がんばるスルガちゃんは職業メンヘル元処女のエロ奴隷
913名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 05:40:21 ID:9TPmEJeK
アフタヌーン読んだら忍っぽい生き物がいてびっくりだ
914名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 08:07:01 ID:sr0pIvJq
西尾と木尾はプライベートな関係もあるかも。名前も似てるし
915名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 20:38:33 ID:raUBSyCZ
木尾が化物語にハマっただけだろ
916名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 21:35:34 ID:jp9T1Wz4
今日の雑談スレはここですか?
917名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 21:44:01 ID:D2pTE2Hx
違う
紳士の社交場だ
918名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 21:53:20 ID:JrvMkNOk
今日の猥談スレもここですか?
919名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 22:13:19 ID:QfIdF5H9
「そうね。雑談と書いて、エロパロとルビをふっておけば、何の問題もないわね」
「問題ないのかよ」
「ええ、問題ないわ。問題大無しよ」
「問題大ありみたいに言うなよ」
「阿良々木君は能無しであるが故に、問題大ありなのだけれど」
「息を吸うように僕への罵倒に移行しただとっ!?」
「むしろ脳無しと表記すべきかしら。私と羽川さm……羽川さんがつきっきりで
 個人授業して、それでも何もできないのだもの」
「なんだよ。お前らから与えられてるノルマは、着実に達成してるだろ? この前の
 テストでも、ちゃんと三十番以内に入ったじゃないか」
「私と羽川さんという稀代の美女二人ががつきっきりなのに、今までエロい事が何も
 できていないじゃない」
「そこは僕の自制心をホメる所じゃないのか!?」
「いいえ、それは自制心などという高等な人間の備える機能故の物ではなく、脳が無い
 が故に当たり前の反応ができないものだと考えるべきだわ。脊髄だけで生きていると
 いう噂は本当だったのね、阿良々木君」
「誰だよそんな噂吹聴してるのは……って、お前しかいないよな?」
「あら、これは私が吹聴したものではないわ」
「……じゃあ誰だよ」
「ブラック戦場ヶ原さんがおっしゃっていたことよ」
「これ以上黒くなるとか想像したくもねえよっ!」
「一度洗えば驚きの黒さに」
「汚してるだけだ!」
「すまねえな、お美代。こんなに黒くさせちまって」
「おとっつぁんどれだけ苦労させたんだよ!?」
「真面目な話、私としてはそういった展開を期待していた下心が、無きにしも非ず
 だったりしたのだけれど……全く無かったわね。エロどころか、キスの一つすら」
「……全然そんなふうには見えなかったが」
「だって、そういう名目でも無ければ、デートしましょうとか言わない限り、阿良々木君
 と学校以外で二人きりになる事ができないんですもの。でも、私真面目だから、
 そういう名目だとついつい真面目に阿良々木君に勉強教えちゃうのよね。
 まったく、どうしたものかしら」
「素直に言えよ、デートしたいって! 否応もなくオッケーなんだから! あと、お前が
 真面目だという点にはちょっとばかり異」
「異議は却下」
「最後まで言わせすらしねえ!」
「つまり、阿良々木君は……デートをしてもいい。むしろしたい。超したい。そういう事かしら」
「そ、そりゃ……したい、さ。僕だって、お前と二人きりで……まあ、その、いい雰囲気になれたら
 いいな、とか、思ってないわけじゃないし」
「腸死体と言うと、いつぞやの阿良々木君の姿を思い出すわね」
「いい雰囲気とか腸無理だよな!? 端からその気なくね!?」
「では、阿良々木君が望むのならば仕方がないわね。別に私はデートに行きたい
 わけではなくて、ただ阿良々木君と二人きりで過ごせたらそれでいいのだけれど、
 阿良々木君がデートに行きたいという希望を申し出てしまった以上、彼女である
 私にはそれを実現しなければならない責任という物ができてしまったわけだから、
 そうね、仕方がないわね。本当に仕方がないから――行きましょう、デートに」
「……戦場ヶ原」
「あら、何かしら?」
「お前って、ホント素直じゃないよな」
「あら、もう知っていたと思うのだけれど……貴方の彼女は、面倒くさい処女よ?」
「だから好きなんだけどな」
「つまり……阿良々木君は私の処女膜だけが目当ての変態という事に?」
「ならねえよ!?」
「ふふ。冗談よ」
「毎度の事だが、冗談は冗談言う顔で言ってくれ……」
「阿良々木君が、最高のデートプランでもてなしてくれたら、考えておくわ」
「……な、難易度高いな……ま、善処するよ」
                                             つづかない
920名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 22:14:34 ID:QfIdF5H9
会話想像するの楽しいんだけど、まいどオチがつかないのにそわそわする。

ナンチテ
921名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 22:28:03 ID:7P4DT5i9
ガハラさんが(色んな意味で)落ちてるし落としてるし問題大なしじゃないかとw
この二人の漫談は八九寺とのペアに勝るとも劣らないな
素晴らしく息のあった阿吽の呼吸だ
922名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 22:36:54 ID:JrvMkNOk
なんというコンビネーションだろう
イチャイチャしてんじゃねぇぞにやけちまうだろ畜生

ところで、阿吽の呼吸の「阿吽」って阿良々木さんと八九寺を二人省略した言葉みたいだなと思った
923名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 00:56:41 ID:yN7r6hCU
>>922
またバサラ木さんが嫁だの運命だの世迷い言吐きながら八九寺にセクハラかますぞ
924名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 07:59:08 ID:0i8MuWKO
真宵に世迷言
925名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 21:13:37 ID:t7FNWuDB
迷いに夜真宵僕焼売
926名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 23:01:14 ID:SWPusHqR
真宵に夜這い
927名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 11:35:05 ID:lnp3VTOY
真宵真宵真宵真宵 迷いベッサンソン
928名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 16:14:45 ID:7KC8p7CL
以上、戯れ言でした
929 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/28(木) 23:12:22 ID:uL7o8vk2
猫白読み終わったぜ、逆さになりながらもワンピースの裾を押さえる忍に萌えた
今日休みを取った甲斐があるというものだ
何をしていたかはまだわからないけど、阿良々木くんもお疲れ様でした。ゆっくり休むためにも休日をあげなきゃね




「兄ちゃーん、いくぞー!」
「ちょっと待て火憐ちゃーん、風がー」
「…………」
「…………」
「どうだったー?」
「かすりもしないぞー」



「やっぱり『二階から目薬』ってのは無理なんだな」
「受験生である僕の休日がこんなアホらしい実験で潰されるなんて……」
930名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:15:31 ID:lnp3VTOY
猫物語白がもう出てるという事を今知った俺涙目
931名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:39:14 ID:gtUYEgUJ
>>930
本スレは昨日から祭り状態だお
932名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:46:33 ID:Q7bbyCdq
まさかのガハラ×バサ姉。
神原後輩涙目w

あと
ファイヤーシスターズ(笑)←ココまでコピペ
にワロタw
933名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 00:48:50 ID:7eJBsG3W
羽川さんマジ阿良々木さんの愛人
934名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 10:22:26 ID:scRNAoan
………………わん
935名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 12:01:17 ID:hOVGD+eI
猫白読了。
神原後輩が読んだら卒倒するなw
あと

撫子ぉぉ 逃げてぇっっっ!
936名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 13:01:05 ID:9FJcn+yf
そういえば、マーキングはやっぱり放尿したんだろうか?
937名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 20:58:34 ID:NykQTrV1
田舎だとまだ本屋に入ってそうにない(´д`)
938名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 22:51:32 ID:aIwQEd/E
>>929
毎度のことながらよく小ネタが思い浮かぶなと感心してしまう

猫白はずいぶん評判がいいみたいだ。このスレに投下される作品にも影響あるかな?
そういえばそろそろ次スレか。容量的にもレス数的にも
939名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 02:41:18 ID:U7f/Q2gd
ある意味ネタバレな猫物語白更新のキャラ呼称図。 空白は知らないか作中無しのどちらか





        阿良々木        戦場ヶ原      羽川      八九寺     神原        千石       火憐         月火     忍     忍野
阿良々木    .僕          .戦場ヶ原      羽川      八九寺     神原        千石     .火憐ちゃん     月火ちゃん  .忍     忍野
戦場ヶ原  阿良々木くん        私        羽川さん   .八九寺ちゃん ..神原      千石ちゃん   火憐さん      月火さん   忍ちゃん  忍野さん
羽川    ..阿良々木くん     戦場ヶ原さん     私       真宵ちゃん  ..神原さん    千石ちゃん  火憐ちゃん     月火ちゃん         忍野さん
八九寺   阿良々木さん     戦場ヶ原さん    羽川さん     私      ..神原さん               妹さん       妹さん    忍さん   忍野さん
神原    阿良々木先輩     戦場ヶ原先輩    羽川先輩   八九寺ちゃん  私        千石ちゃん                     忍ちゃん  忍野さん
千石    暦お兄ちゃん→あなた                               神原さん      撫子    火憐お姉ちゃん  ららちゃん  忍ちゃん  忍野さん
火憐    兄ちゃん        戦場ヶ原さん     翼さん              神原先生               あたし      月火ちゃん
月火    お兄ちゃん       戦場ヶ原さん    羽川さん                       せんちゃん   火憐ちゃん       私
忍     お前様=あるじ様    ツンデレ娘     委員長  ツーテイルの「小娘」                   巨大な妹御    過激な妹御  儂      小僧   
忍野    阿良々木くん     ツンデレちゃん  委員長ちゃん 迷子ちゃん   百合っ娘ちゃん おじょうちゃん                     忍ちゃん   僕
940名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 02:42:44 ID:U7f/Q2gd
あーこれモニターが長くないとダメだな。今度調整する。
941名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 02:45:54 ID:U7f/Q2gd
忍野削除してと。


        阿良々木        戦場ヶ原      羽川      八九寺     神原        千石       火憐         月火     忍    
阿良々木    .僕          .戦場ヶ原      羽川      八九寺     神原        千石     .火憐ちゃん     月火ちゃん  .忍     
戦場ヶ原  阿良々木くん        私        羽川さん   .八九寺ちゃん ..神原      千石ちゃん   火憐さん      月火さん   忍ちゃん  
羽川    ..阿良々木くん     戦場ヶ原さん     私       真宵ちゃん  ..神原さん    千石ちゃん  火憐ちゃん     月火ちゃん         
八九寺   阿良々木さん     戦場ヶ原さん    羽川さん     私      ..神原さん               妹さん       妹さん    忍さん   
神原    阿良々木先輩     戦場ヶ原先輩    羽川先輩   八九寺ちゃん  私        千石ちゃん                     忍ちゃん  
千石    暦お兄ちゃん→あなた                               神原さん      撫子    火憐お姉ちゃん  ららちゃん  忍ちゃん  
火憐    兄ちゃん        戦場ヶ原さん     翼さん              神原先生               あたし      月火ちゃん
月火    お兄ちゃん       戦場ヶ原さん    羽川さん                       せんちゃん   火憐ちゃん       私
忍     お前様=あるじ様    ツンデレ娘     委員長  ツーテイルの「小娘」                   巨大な妹御    過激な妹御   儂 

942名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 05:38:24 ID:QfLT6raP
羽川とガハラさんが想像以上に百合んゆりんしててびっくりした
湯水の如く湧いて来るようになったイマジネーションで、今後3pモノが作りやすいぜ
943名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 08:45:31 ID:HUPKnQpM
>>942
なんで神原も呼んであげないんだよ!かわいそうだろ!!
お前に良心は無いのか!!!!
944名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 09:38:10 ID:NsACuHK6
暦×ひたぎ×翼って同人誌は何冊か持ってるが、暦×ひたぎ×翼×駿河ってのはないな
暦×翼+ひたぎ×駿河になりそうだが(笑)
945名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 09:58:18 ID:zfxixq/T
なんで貝木とメメさんいないん?
946名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 11:28:47 ID:V6/oZ2gb
>>943
神原は今頃、猫白を読み終えて体が震えています
947名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 18:55:09 ID:eQLNCN2S
白は評判いいけどアニメなんちゃらの方は噂すらきかないな
短編どんなだったんだろ
948名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 20:11:37 ID:U7f/Q2gd
なんとなく妹二人とちゅっちゅする妄想がしにくくなったのが悲しい。
だって阿良々木さんみたいな彼氏とか描写されてないけど絶対いい男じゃん。
そりゃ初キッスも初タッチも初はみかぎも初いいよも阿良々木さんのものだけどさ
949名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 20:21:35 ID:/wnXVD3g
>>947
短編面白かったよ。ちょっと毛色が違うけど。
ほんの僅かだけどモブキャラの描写がされてて、ごくごく普通の世界に生きてるなって感じ。
950名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 22:35:52 ID:qZaf3iGZ
アララギさんがモブも見えるようになってきたんだな
羽川視点だとそれなりにモブいたな
951名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 23:05:06 ID:trD6IQHB
>>948
だが待って欲しい
果たして阿良々木さんみたいな男子中学生なぞ存在するのだろうか
952名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 23:17:36 ID:U7f/Q2gd
確かに兄を求める故に生み出された幻想と考えるほうが自然!
そうじゃなくても僕に似てるんなら僕がやっても同じだよねって理論で火憐ちゃんは騙せる!
953名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 00:32:03 ID:wBnuZJD9
時系列的にはファンブック→猫白って感じ
954名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 00:40:32 ID://hq7p88
まよいルームがド直球過ぎて逆に意表突かれたわw
しかも冒頭からして実行後だったしw
955名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 02:59:20 ID:bLd8Hi2l
>>943
羽川ガハラ神原の3Pかもしれないじゃないか!
本当に仲間外れで眼前で好きな先輩達が3Pしてるのを眺めてるだけでも
ドM神原なら、神原ならきっと…!



なんてまだ猫白を入手出来てない俺が言ってみる
956名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 15:18:14 ID:bLd8Hi2l
って今頃気づいたけど俺のIDがBLじゃねえか
これは神原は俺が頂いていけというお告げですね
957名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 15:48:32 ID:08VJx4zG
「結婚を前提に、私と付き合ってくれないかな?」
「…………エロ奴隷なら」
「えっ?」
「いや、戦場ヶ原には神原がいるから、僕もえろえろペットを持とうかな、と」
「……本気?」
「本気」
「…………本気?」
「…………………」

「突然力がみにゃぎってきたにゃあっ!!」
『我輩の炎も、まるで天も焦がすごとく!!』



あと、次スレたてらんかった
誰か頼む
958名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 16:49:44 ID:R5se6YCb
>>967
いろいろとマテwww
物語シリーズのキャラは動かしやすくて二次創作に向いてるなあw
ちょっと気を抜くとすぐ手綱ふりほどいて暴走するんだけどwww
959名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 17:38:00 ID:1vbkjmNp
>>957
なんだろう・・・
何故かそれ読んだら虎っ娘を幻想した
960名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 19:57:42 ID:8B8wSKfE
告白シリーズ面白かった
961名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 20:01:50 ID:eheAT0ai
ブラック羽川格好良すぎワロタ。
これは今後理屈やら何やらは無視してブラック×羽川本が流行る気配
962名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 21:56:40 ID:gDLZHWXs
>>956
「私はすでに戦場ヶ原先輩と阿良々木先輩のエロ奴隷だから、それは無理だ。
 あなたには忍野さんとの絡みを私に妄想される権利を与えようではないか」


「阿良々木先輩。Trick or Treat!」
「? あー。それってなんだっけ? どっかで聞いた憶えはあるんだけど」
「では、さながらくり抜いたカボチャのような阿良々木先輩の頭でもわかるように言い直そう。
 お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」
「……お前、もう僕に対する尊敬の念ってもんが欠片一つも感じられなくなってるぞ。って、
 そうか今日はハロウィンだったか」
「まあ、都会ならいざ知らず、こんな田舎町でハロウィンなど全く縁遠い行事なのだがな。
 ところで阿良々木先輩。私は最近まで、この文句を勘違いして憶えていたのだ」
「お前、それでよく人のことをカボチャ頭なんて言えたもんだな。で、どんな風に勘違いして
たんだ?」
「うむ。私はてっきり、もてなしを受けるには、いたずらされないといけない。つまりは
 Trick for Treat だと思っていたのだ。まあ、要は阿良々木先輩が普段から忍ちゃんに
 対して、ドーナツを餌に行っている性的ないたずらのことだな」
「ドーナツごときでそんないたずらしたことねえよ!」
「なんと!それではTreatもなしでTrickしているということか!?」
「だから、そもそもいたずらなんて、してねえって言ってんだよ!」
「またまた、ご謙遜を。だが、私相手なら、そもそもTreatする必要すらないのだぞ。
 むしろ私が阿良々木先輩にTreatするから、その代わりに思う存分私にTrickしてくれ!
 勿論、性的な意味で!!」
「頼むから僕の話を聞いてくれよ!!」
「Trick no Treat!!」
963 ◆zO7AQfurSQ :2010/10/31(日) 22:43:13 ID:gbZcmJhd
>>962
ドーナツを餌に忍に性的ないたずらをしているだと!?



僕はいったい何をしているのだろう?
いや、徹夜明けでテンションがおかしかったのは認めよう。
しかしそれにしたってこれはないと思う。
「ん……もぐ……ぺろ」
ベッドに腰掛けた僕の脚の間に忍が身体を入れ、僕の肉棒に刺激を与え続ける。
まさか。
まさかなあ。
『ほら、しゃぶりながらなら食べていいぞ』なんて。
おっ立てた肉棒にドーナツを通しながら言ったら。
素直に従ってくるなんて。
従うほうも従うほうだが、そんなことを言う僕もどうかと思う。
アホなエロ漫画ですらないぞこんなの。黒歴史確定だ。
ていうか。
「ちゅ……ん……もぐ」
ドーナツの輪っか状態を崩さずに食べていくとは実に器用である。
肉棒にこぼれた破片を綺麗に舐め取り、少しずつ、確実に僕を高みへと押し上げていく。
ひとつ食べ終わると次のドーナツを改めて差し込み、また同じことを繰り返す。
やがて用意したドーナツをすべて食べ終えた忍は、ぺろりと舌で自分の口を拭う。
「さて、それではデザートじゃな」
デザートて。
ドーナツは主食なのかよ。
だけど僕が突っ込みを入れる前に忍は行動を起こした。
その小さな口を目一杯開け、喉奥まで一気に僕の肉棒をくわえ込む。
「くうっ……」
僕は思わず呻いた。
締め付けられる唇のきつさと、口内の暖かさと、茎を這う舌の柔らかさに。
僕は忍の両手を取り、指を絡めながらぎゅっと繋ぐ。
「忍……出すよ、もう出るよ!」
上目遣いで僕の様子を窺い、ストロークが激しくなる。
一気に限界が訪れた。
「う、うあ、あ、あ…………あああうっ! うあっ! あっ!」
『びゅるびゅるびゅるびゅる!』っと勢い良く先端の鈴口から精液が放たれ、忍の口内に注ぎ込まれる。
忍は喉を鳴らしながらそれをこくこくと飲み込んでいき、最後の一滴まで搾り尽くそうと激しく吸った。
「ん、く……はぁ……」
すべて出し終わり、忍が口を離したところで僕は大きく息をつく。
絡めていた指を解いて忍の頭を撫でた。
しばらく忍はされるがままになっていたが、ぽつりと呟いた。
「今さらじゃがお前様よ、あのプレイは正直ないぞ」
「……うん、僕もそう思う」



みたいないたずらを普段からしているというのかっ!?
まったく、>>962さんはエロいことを考えるなぁ
964名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:09:36 ID:6uzAVL5C
「トリック・オア・トリートメント!!」
「うわっ!危ねぇ!何すんだ!」
「知らないんですか?今日はハロウィンなんですよ?ARARARAGIさん」
「何故ローマ字表記……。知ってるよ、神原から聞いたからな」
「つまり神原さんから聞くまでは知らなかったと。てっきりこの手のイベントは誰よりも率先していそうなものですが?」
「誤解だ誤解。僕はイベントが大嫌いなんだ」
「ああ、友達がいませ…っと、何でも無いです気にしないで下さい」
「気遣うな!」
「しかし勿体無いですね。阿良々木さんほどハロウィンが似合う高校生もいらっしゃらないでしょうに」
「いいんだよ。僕には親友のお前がいてくれるからな!」
「信頼は悲しいよ。信頼はすごく悲しい。人は一人で生きるんだ」
「戯言遣うな!」
「羽川さんが章飛ばしなんて高度なメタネタ使って来ましたからね。私も更に上を目指そうと思いまして」
「そんなにメタキャラポジションが大事か?初期からの個性だった噛むことも今日は全然しないし」
「あんなキャラはもう古いですよ。その辺の戦場ヶ原さんにでも噛ませキャラらしく噛ませときましょう」
「人の彼女になんたる言い草!」
「ああ、彼女さん(笑)でしたね」
「(笑)っ!?」
「メタキャラの重要性は西尾作品では大事ですよ。どうやら西尾さんは『物語』という存在自体に重きを置いてる節がありますからね」
「作者にまで言及しやがった……。どうしたんだ八九寺?今日のお前ちょっと酷いぞ?」
「友達が居ない阿良々木さんへの、私なりのハロウィンです」
「トリートの方をくれよ……」
965962:2010/11/01(月) 00:22:23 ID:HGT6bHQg
すっかり出遅れたけど気にしない。

「てっきり、誰かが阿良々木先輩にいたずらされる私を書いてくれると思ったら、またも
 や小さな女の子ばかりがもて囃されているではないか。まったく。こんなことではこの
 国は!……だがそれがいい」
「急に人を部屋まで呼びつけたと思ったら、いきなりわけわかんない発言をすんなよ」
「いや、ここは高校生組のエロヂカラというやつを見せつけてやらねばと思ったのだ。
 そこでこの不肖神原駿河、一肌脱いでみた」
「確かに脱いでるけどよ……。これはいったいなんだ?」
僕の目の前には、全裸の神原が仰向けに横たわっていた。そして、そんな彼女身体の上
には要所要所に飴やケーキなどのお菓子が乗せられ、見えてはいけない部分を絶妙に
覆い隠していた。
「なにって、胸の上に乗っているのはリンゴ飴。その周りでリンゴ飴を支えているのは、
 バーンブラックというフルーツ入りの焼き菓子だ。どちらもハロウィンの定番だな。
 それから……」
「僕が聞いているのはお菓子の説明じゃない。 なんでお前が、ハロウィンのお菓子で
 女体盛りなんてやらかしてるのかっていうことだ!」
「言ったではないか。私がTrickして阿良々木先輩がTreatするのだと。これは全て私の
 お祖母ちゃんが先祖伝来の味を阿良々木先輩にと、端正込めて作ってくれたお菓子だ」
「ええっ! お前のお祖母ちゃんケルト民族の血を引いてたの!?」
「ああ、そうか阿良々木先輩は飲み物が無いのが不満なのだな。確かに甘いものや焼き菓子
 ばかりでは、喉も乾くだろう」
「だからお前は人の話を聞け」
「そこは抜かり無く用意してあるぞ。ハロウィンに付き物のこれ。アップルサイダーだ」
そう言うと、神原はあおむけのまま脇に置いてあった瓶を取る。そして瓶の栓を抜くと、その
中身をぴったりと両腿を閉じたままの自分の股間に注いだ。
「さあ、これで完成だ。ああ、サイダーの中に豆が一つ入っているが、それは食べてはいけな
 いぞ。軽く歯を立てるぐらいならいいが、強くは噛まないでほしい」
「噛まねえよ!ってか飲まねえよ!」
「そう遠慮するものではない。今日はTrick no Treat。いや、Treat for Trickの日なのだから!」
「そんな日はこの世界のどこの暦にも存在しねえよ!!」
「なにを言う!ハロウィンは怪異に関係した私達にこそ、相応しいお祭りではないか。そう思って、
 もうみんなに連絡もしてあるのだぞ」
「なん……だと……?」
ふと気付けば、玄関に繋がる廊下の方から何人かの足音が聞こえていた。そして、神原の部屋と
廊下を隔てる襖の前に来たところで、その足音は鳴り止んだ。
「神原。いるのでしょう。入るわよ」
「私、ハロウィンのパーティーって初めてだなぁ。楽しみだねえ」
「暦お兄ちゃんはもう来てるんだよね?」
「ええ。玄関に確かに阿良々木さんの靴がありましたから」
「なあ、ハロウィンってどんなお菓子を食うんだ?」
「さあ?あたしはお菓子を食べられるならなんでもいいよ」
僕はとっさに庭に繋がる障子を開けて逃げようとしたが、不意に影から伸びてきた白い手が僕の足
首を掴む。その不意打ちにバランスを崩した僕は、逃げようとした勢いのまま、俯せに倒れ込んだ。
「ふむ。なんだか懐かしい匂いに釣られて目を覚ましてみれば、古き良き菓子が並んでおるの。お前
 様。せっかくじゃから、ご相伴にあずかろうではないか」
ああ、アップルサイダーって子供の頃のクリスマスに飲んだきりで、もっと甘ったるいものだと思っ
てたけど、ちゃんとしたのは甘いだけじゃなくて、結構美味しいもんなんだな。
後輩の引き締まった太腿に顔を埋めながら、そんなことを思う。その僕の後ろで襖が開き、蟹と猫と
蛇と蝸牛と蜂と不死鳥の仮装をした女子達が、クラッカーを鳴らしてなだれ込んできた。
「Trick or Treat!! お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」
966名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 00:23:09 ID:HGT6bHQg
オチはないけど、ハロウィンとともに終わり
967名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 01:39:02 ID:w0+T0a0O
神原後輩が若干蛇入ってるように思えるw
968名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 01:46:10 ID:WbYDt+l/
阿良々木くんはケダモノ
こよみビースト
969名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 06:35:17 ID:32rZKhVl
ハロウィン一つとっても書き手のアプローチの仕方が明らかに違うなあw
970名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 09:05:33 ID:MgzY0kHE
>>963
実際試してみたらオールドファッションはキツキツだった
「神さまが作った」フレンチクルーラーは無理
オレにはポンデ黒糖がいい感じだな
971名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 09:29:37 ID:J0EFhTyn
>>970
ナニを試しているんだwww
972名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 09:39:53 ID:J0EFhTyn
【戯言・リスカ】 西尾維新 vol.14 【物語・刀語】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1288571928/

立てたお
973名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 10:58:59 ID:MgzY0kHE
乙だお
974 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/01(月) 12:45:10 ID:2wI5sBY2
>>970
ちなみにそれは食ったのか?(笑)

>>972おつ!
梅小ネタ投下



「なあ兄ちゃん、思うんだけどさ」
「どうした火憐ちゃん?」
「ティッシュの最初の一枚ってどうしてこうなんだろうな?」
「ああ」
「ちゃんとスムーズに一枚ずつ取れるようになる技術って必要だと思うんだ」
「逆にこう考えてみようぜ」
「逆?」
「三枚くらい必要なときまで使わない」
「おお! コペルニクス的発想!」


※別に事後の後始末中の会話ではありません
975 ◆DrRRDNaiwI :2010/11/01(月) 19:19:55 ID:9uPByuOZ
お久しぶりです。猫黒読んで凹んでました。白読んで復活しました。
ハロウィンネタぱねえww
猫白記念&猫完結記念&埋め小ネタ

『行き違い・勘違い』

「ねえ、阿良々木くん?」
「ん?なんだ、羽川マークU」
「人のことをバージョンアップした機体みたいに言わないで。
ところで阿良々木くん、月火ちゃんって恋愛相談的な事もしてるらしいね」
「らしいな。的中率は100%、だそうだ」
「だからと言って妹に恋愛相談をする兄と言う図は気持ち悪いんだけど」
「ぐ……反論のしようもないな」
「全く、戦場ヶ原さんとの事で相談があるんだったら私にしてくれれば良かったのに」
「……は?」
「成立後は相談持ちかけてくれたのに、肝心の成立前は妹に頼るって、どうなのよ」
「……んん?」
「私は案外嫉妬深いんだから。恋愛相談でくらい構ってくれないと、拗ねちゃうんだからね?」
「……あれー?」


「……何がどうしてそうなったんだ?」
(やばいっ!?逃げよう逃げよう逃げよう話しかけられたらアウt)
「月火ちゃん?何ものすげー器用な後ずさりしてんの?新手のダイエット?」
(いやあああああっ!?)

976962:2010/11/01(月) 19:44:38 ID:mNrg4Utz
>>970-971
「ナニを試してみたというわけだな」

埋めがてらに訂正

「それはいいとして神原。あなた965の16行目のTrickとTreatが入れ替わってしまっているわよ。
 これだと、あなたが阿良々木くんにいたずらをして、その報酬にもてなしを受けるみたいじゃない。
 なに?あなたは人の彼氏に援交でも持ちかける腹づもりだったのかしら?」
「ん?ああ、本当だ。正しくは「私がTreatして阿良々木先輩がTrickする」だな。阿良々木先輩に
 いたずらをするというのもなかなかに魅力的だが、私はやっぱりいたずらされる方がいい」
「まあ、どちらにせよ、二人とも私にロコされることにかわりは無いのだけれどね。ああ、それと神原。
 一応ツッコミを入れておくと、Trickは子供じみた馬鹿げたいたずらの意味なのであって、あなたの
 言うような性的ないたずらの意味はないわよ」
「心外だな。私だって、それぐらいのことはわかって言っているぞ」
「どうだか。なにせブレスレットを深呼吸のことだと思っていたあなたのことだから」
「ではもっと私らしく、Trick or Treatを言い換えてみようではないか」
「残念な結果しか見えてこないのだけれど、一応は聞いてあげるわ」
「ああ、そうそう。いたずらと言えば、いたずら坊主という言葉はいやらしいな。戦場ヶ原先輩?」
「この残念な子は、いきなりなにを言い出すのかしら」
「腐れ坊主が檀家の後家の心の隙間につけ込んで、まずは母親に手を出した後で、ゆくゆくはその
 娘にまで手を伸ばし、母子ともどもいたずらを……」
「神原。かーんーばーるー。ちょっと帰ってきなさい」
「うむ。恥ずかしながら帰ってきた。なんの話だったかな?」
「Trickにはいやらしい意味は無いっていうところよ。ハァ、なぜ私がサポートをする役割になっているのかしら」
「ああ、そこだったか。ではもっと私らしく、こういう風に言ってみてはどうだろう。Trick or Fuck!!
 犯してくれなきゃいたずらするぞ!これはだな、TrickとFuckが韻を踏んでいて、お菓子と犯しでも……」
「もういいわ。あなたはそのままあなただけの道を突き進んでちょうだい」
「ああっ、戦場ヶ原先輩!私のことを諦めないでくれー」


977名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 21:44:12 ID:oqqIv6ly
>>976
このエロ後輩(口だけ)は独特だなあ。
それと神原。その腐れ坊主の例えは戦場ヶ原を相手にする時はNGだぞ。
ヘタしたら一生口きいてくれなくなるレベルの。
今回はイエローカードで済んだようだが。
978名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 22:15:29 ID:2wI5sBY2
そういや結構致命的なこと言ってるな
知らなかったではすまされないくらいのトラウマえぐってるぞ
979名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 22:31:59 ID:Eq7EfiVo
>>975
嫉妬する羽川も拗ねる羽川も可愛いよ

…月火ちゃん逃げて。全力で逃げて。
980名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 22:55:02 ID:k+S3iG5f
>>976
若干蛇入ってるって言われてたけど、
確かに口だけ後輩のわりにそこはかとなく黒いw
まさか、分かっていて地雷を踏みに行ったんじゃなかろうな、
この灰色の神原は
981名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 22:59:39 ID:xK2hq7qD
「蛇口入ってるって言われてたけど、 」に見えた。
ずいぶん変わったプレイだなと。
982名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:24:26 ID:8cIHWhXU
>>979
月火ちゃんはそもそも相談内容がばれたらやばいw
983名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:31:28 ID:8iqYEqWS
>>982
うん。ジョジョに例えると『(フラグを)間接的に殺害』って感じだからな。
羽川様にばれた日には塵も残らんぜw
984名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 00:04:48 ID:3u8tFZJS
>羽川様にばれた日には塵も残らんぜw
しかしすぐさま不如帰パワーで復活
※ただし服を除く
985名無しさん@ピンキー
「蛇入ってるとはいやらしいな、>>980先輩!」