甘えんぼうの女の子のエロパロ 糖度9

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1名無しさん@ピンキー
甘えんぼうの女の子のエロパロです。
2名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 11:15:27 ID:okKlvxyF
3名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 11:15:27 ID:oVdyGn1d
糞スレ立てんな死ね
4名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 11:16:21 ID:oVdyGn1d
誤爆しました
5名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 11:39:24 ID:ZhpyDWWu
ここは甘えんぼうな女の子のエロパレスレです
人前だろうと関係なしに抱擁や接吻、あるいは性交を求めてくる娘はもちろん、
恥ずかしがりながらもぺたぺた甘えてくる娘、
ある一定の条件を満たしたときに激甘化する娘、等々大歓迎です。

エロは必須ではありませんので、ラブラブオンリーな話もOK。
ただし特殊なシチュを含む場合は事前にきちんと注意書きを。
なおこのスレを見て虫歯になった、糖尿病になったという方は保管庫へ行きましょう。必ず悪化します。
それでは、甘美なるひとときをお楽しみください……


〜ちゅういがき〜
このスレは基本的にsage進行です。
投下、感想、雑談問わず、書きこむ際にはメール欄にsageと入れましょう。
血糖値はいくらでもageてもらって構いません。


過去スレ
甘えんぼうな女の子のエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182244124/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216485751/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223287918/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228057798/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4(実質5スレ目)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232112947/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239180765/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250764530/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258542249/

保管庫
http://wiki.livedoor.jp/amae_girl/
6名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 12:37:17 ID:s7hakF4u
>>1 >>5 乙です
7名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 12:39:40 ID:s7hakF4u
すいません上げてしまいました
8名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 12:49:21 ID:Dv025+36
>>1乙!
9名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 17:48:44 ID:vZdKgctK
まずこれ見てよ↓
http://livedoor.2.blogimg.jp/netamichelin/imgs/c/0/c02bfd6b.jpg
ばらまこうぜ!
10名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 01:17:58 ID:LGzZPTE8
>>1
(*´3`)オチュー
11名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 01:40:38 ID:UO1g7IFW
前スレ落ちたのか。
>>1乙ー
12名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:36:39 ID:aD/jF71Q
>>1乙!
13名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 02:24:16 ID:esheiIwc
アマアマの実
14名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 05:08:01 ID:YqsaEr0v
ナデナデの実
ハグハグの実
15名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 04:07:52 ID:hgk3A5J3
なんかこう飲み会で、酔っぱらった後輩が半泣きで、
「仕事でも甘えてばかりなのに、こんなところでも甘えてすみません」
とか言いながらしなだれかかってがっちりホールド決めてきたり、

やっぱり酔った先輩が艶然と微笑みながら、
「余計な仕事ばかり増やしてごめんね〜」
とか言いながらだっこやらおんぶやらで介抱を要求してきたりとか、

そんな甘い職場無いですかね。
16名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 09:25:43 ID:sQwqNhTw
ない。
あっても誰がゆうものか。
あ、また佐藤先輩が俺を呼んでいる。
「おーい、天野君。ちょっと来たまえ。」
「何でしょう、佐藤先輩。」
「ちょっとそこに座りなさい。」
「はい」
「ん。よっこらしょっと。」
「はぁ?せ、先輩?なしておらの上に座るだ?」
「ん?イヤかね。」
「いえ。けっ、決してそげなことはなかですたい。」
「ンフ。今日は終業までこのままだから。」
「はっ、はあ」
「失礼しま…っ!?あ〜おねぇちゃんずるい〜!」
「こら。職場では佐藤主任と呼べ。」
「それはわたしがするの〜。天野さん!わたしも抱っこ〜!」


スミマセン、有りました。
17名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 15:07:38 ID:+dT2nqGo
その会社にはどうすれば就職できますか!?
18名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 16:04:58 ID:w0MW1Thh
確か中卒で甘い物が好きなら大丈夫だと思う
19名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 17:51:45 ID:Lw9+tGti
ちょっと履歴書書いてくる
20名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 19:24:02 ID:ipXGyrxK
遅れたけど>>1
ところで誰かスケバン甘え娘という油田を掘ってくれないか?
イメージ的には幽白の静流みたいな感じの
21名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 11:39:35 ID:8N2vMO4a
とことこ
んっ
なでなで
えへー
どんっ
ぎゅー
すりすり
んー
22名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 19:26:48 ID:0JxiZPN/
どどどどど・・・・!!!
んっ!!
なでなで(ビクビク)
むふふ
がしっ!
ぎゅうぅぅぅっ!(ぎしぎしぎし)
くんかくんか
んふー(ガクリ・・・)
23名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 03:19:35 ID:IRTRjs9Z
無口スレと間違えてしまったぜ
24名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 07:27:58 ID:6shT1YOR
言っていいのかわからぬが、犬子の人のまとめサイトを発見してしまった件について。
後輩ちゃんの話(4スレ目)も此の人だったか……。
25名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 07:43:37 ID:2Jycn/fu
kwsk
26名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 21:13:53 ID:6shT1YOR
>>25
URL晒してもいいんか迷ったので。
犬子シリーズやハナシリーズの主人公の名前でググッたら出てきた。
27名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 21:27:22 ID:jUznn312
そういえば犬子の人のまとめ作ったってのをあっちのスレの避難所では話題になったんだがな…

こっちじゃ話題にならなかったな
28名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 01:30:37 ID:0sujqfqd
ぬぅ・・・ググったが見つからん。
検索ワードがまずいのか・・・
29名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 00:00:24 ID:59z1mfgB
小ネタでも投下。

「一日に一回はキスをしよう」
 僕に念願の彼女ができて一ヶ月たったある日。その彼女が行き成り変なことを言い出した。
「私と君は友人としての付き合いが長くあった。二人で遊びに行くことも結構あった」
 確かにその通りで、デートをしても友人時代とやってることは変わらず、せいぜいお別れにキスをするようになったくらいだ。
「つまり、少しは恋人らしいことをしてみようってことですか?」
「その通り。だからキスをしようじゃないか」
「そう言われても……」
 キスとは、するのもされるのも恥ずかしいものだ。キスに慣れてない僕にはハードルが高いと思う。
「ムッ……ダメなのか?」
 しかし、彼女の悲しそうな瞳を見てしまうと、嫌だとは言えない訳でして……
「……それじゃ、目を瞑ってくれますか?」
 ……結局受けてしまう訳ですよ。でも、まあ……
「そうか!」
 彼女の嬉しそうな顔を見れるなら、高いハードルなんてすぐに飛び越してしまえそうです。


甘えっ娘ってこんな感じだろうか?
こういうのあんま書いたことないから表現のしかたが分からない。
半年ROMってくる。
30名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 07:10:55 ID:bkZckM5x
いや、十分甘いと思われます。
もげろ!
31名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 07:36:02 ID:ZLTEj7Lu
甘えっ娘で素直クールですね分かります
32名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 15:24:52 ID:NNICqthI
>>29
うむ、なかなか良い甘えっ娘だ。だがもう少し話しを進めて膨らませれば、もっと素敵な甘え空間が広がるとは思わんかね?
33名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:52:03 ID:ZLTEj7Lu
「ねーナオちゃん、これ買ってよぉ」
「お前そればっかだな。俺ん家にこれ以上レゴブロックの展示スペースねーよ」
「買ってよ」
「ダメ。俺買い物済ませてくるからな」
「あ、良いなぁこれ…うわぁ…兵隊さんがいっぱい」
「やれやれ。ま、少しくらい放っといても大丈夫だろう」

「格好良いお城だ。今シーズン出た奴かな」

「エッフェル塔…これはインテリアにも良いんじゃないかな」

「やっぱりこれ。4800円…これで良いから、ねぇナオちゃ――あれ?」

「ナオちゃん? ナオちゃん?」

「…ふーんだ。私放っといてどっか行っちゃったんだ。良いもん。ずっとオモチャ見てるもん」

「ぬいぐるみ可愛い、色んなグッズがあるなぁ」

「ゲームソフトいっぱい。あ、これ○○シリーズの新作じゃん」

「…ふぅ。つまんないよナオちゃん。そだ、携帯で呼び出そう」

「……電波の届かない、って何さ。どこにいるのナオちゃん…」

「もしかして、私を見捨てて一人で家に帰っちゃったのかな。私が駄々こねたから、怒ったのかな」

「う…ナオちゃ…ぐっ……ナオちゃあああ〜」


ぴんぽんぱんぽーん
「○○市からお越しの深山直人さん。深山直人さん。二階おもちゃ売り場にてお連れ様をお預かりしております。至急、二階インフォメーションまでお越しください」


「どうもご迷惑をおかけしました。ほれ、行くぞ」
「ひぐっ…ひぐぅ…」
「めそめそすんなよ。こっちゃ凄い恥ずかしかったんだぞ」
「あおちゃ…うあぁぁ……」
「はぁ…悪かったよ。お前が超のつく寂しがりやだっての忘れてたよ」
「ぐず…すん……」
「よしよし、そこに座ろうか」
「すん……ナオちゃ、ごめ…なさい」
「良いからな、泣き止め。もう大丈夫だ」
「嫌われたって、本当に、思ったん、だからぁ」
「お前のこと大好きだからな、泣くな。すぐ帰って来るつもりだったんだよ、ほら」
「…?」
「福引き券貰って、それで商品券が当たったんだ。好きなオモチャ、買ってやるよ」
「…本当?」
「ああ。それでちょっとは元気が出るか?」
「…うん。…えへへ、ナオちゃん、大好き」
34名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:52:54 ID:ZLTEj7Lu
「まったく、お前は子どもだなぁ」
「子どもで良いもん。ずっとナオちゃんが保護者だから」
「自分で認定すな。まぁ携帯の電池切れてたし、今回は完全に迂闊だった」
「許してあげる。だから、帰ったら一緒に組み立てようね?」
「へーい。しかし、嬉しそうにするよなお前」
「えへへ。…ナオちゃん」
「ん?」
「すごく寂しかったから、後できつく、して?」
「公然と言うな。…分かったよしょうがない奴だな」



ピロウズ思い出して何となく書いた
こんな彼女が欲しひ
35名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 22:53:21 ID:XyzosrLM
なにをきつくするのかしらん。

やっぱナニ?
36名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:20:35 ID:QGKMRJ6O
>>34
さあその勢いでその後何をきつくしたのか詳細にしたためて投下するんだ
全裸待機しているぞ
37名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 18:29:52 ID:mwFBPj9n
ちゃんと迷子お知らせアナウンスかかって良かったなw
38名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 18:41:54 ID:On9vDEVD
従弟に甘えることに躊躇はない
妹も甘えようとしているのも今は忘れよう
しかし従弟がどう動くか

これがわからない
39名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 13:35:39 ID:F1Mk1X6k
今週のサンデー購入余裕でした
40名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 17:37:31 ID:z6mJbUGe
孫九郎「安兵衛はいいよな〜、可愛い妹に懐かれてて」
源五「そう言う孫九郎は綺麗な姉貴がいるじゃないか。腕組んで歩いてるの見たぞ」
十郎左衛門「俺が思うに幼馴染みといつもイチャついてる源五が最強かと」
安兵衛「いやいやお前だってスタイル抜群な従姉妹とラブラブじゃないか」
「「「「う、羨ましい…」」」」
41名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 00:51:18 ID:3KcBNcy8
姉・妹には(義理の)という形容詞がつくのかつかないのかが問題だな。
42名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 09:00:48 ID:6P2QXqFR
合法的に結ばれてこその甘えっ子よ!
43名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 12:53:24 ID:mJgAB4q1
見える!四人の甘える様が見えるぞ!
なんて凄まじい糖度だ!溺れちまう!
44名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 15:23:38 ID:DWsS4dU/
>>43
大丈夫か、ロープを下ろしてやるからしっかり掴まるんだ!
しまった!レスキュー隊員だと思ったらお前の事が大好きな幼馴染だった!
・・・引き上げるまでの間がっちりホールドしてくれるだろうから問題ないか
45名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 19:48:43 ID:PIxalJ71
>>44
その人選だとむしろ自分からロープ切って溺れに行くんじゃないか?w
46名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 20:50:36 ID:Jy0D5+hL
むしろ救助ヘリが傾くほどの甘えっ子が続々と

……蜘蛛の糸だな
47名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 22:29:36 ID:94R988yQ
ぶっきらぼうな甘えんぼう
48名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 22:36:32 ID:WkZhtDuy
方向を誤るとツンデレじゃね?
49名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:45:54 ID:JwaCoYrh
淡白な性格の甘えんぼうってことでいいのか?

最高じゃないか
50名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 03:06:15 ID:V9kb3WLE
発育の良すぎる男の子に甘えまくる合法ロリのお姉さん

てのはスレ違い?
51名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 09:07:28 ID:cDZclALU
むしろど真ん中
52名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 19:02:37 ID:fiMyKwax
gdgdいわんととっとと糖化汁。
いや糖化してくださいお願いします
53糖化草紙:2010/07/03(土) 03:03:47 ID:B9j2P/YQ
梅雨らしい蒸し暑い夕方。
風呂を済ませて炭酸水にポッカレモンを垂らしたやつを残り物の翡翠なすで飲りながら巨人戦を観ていると、アパートの二階にある和彦の部屋の網戸が外から開いた。
驚いた和彦が窓を見ると、そこには涙で顔をぐちゃぐちゃにした巫女装束の少女が危なっかしくぶら下がってこちらを見ていた。
「かずひこ〜。やっとみつけた〜。会いたかったよーう!」
「え?小春!?お前、お社から出られるようになったのか!」
「かずひこに会いたくて頑張ったのぅ!」
緋袴がはだけるのも構わず窓枠を乗り越えて和彦に抱きつく。
途端に頭に狐耳、お尻からは二股のふかふかしっぽが生えてきた。
「かずひこったら『こうこうせい』になってお家から出てっちゃうんだもの。小春のこと置いてっちゃうんだもの。えっ、えぐぅ。」
「ああ、よしよし、もう泣くな。たった三カ月で二股しっぽになるなんて、相当無茶したんだろう。」
「ぐすん。うん。お昼寝もかずひこの母さまのおいなりさんも我慢して修行したの。その甲斐あって漸く昨晩二尾になれたのよ。それから夜通し気配を辿ってきたの。」
「…もしかして玉藻さんには…」
「?うん。内緒。」
54名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 03:04:19 ID:B9j2P/YQ
和彦はあちゃーと頭を抱えてため息一つ。
頭をよしよしと撫でてやると、小春は安心したように和彦の胸に頬をすりよせた。
「なー、小春。」
「ンフフ、な〜に?かずひこ」
「玉藻さん、おまえの母さん、むちゃくちゃ怒ってるんじゃないか。帰ったらめちゃ怒られるんじゃないか?」
「ん。へいき。小春帰らないもん。」
「ふ〜ん、そうか…ってなんだってぇ〜!」
「かあさまに黙って来た時点で小春は帰れないの。言い付けを破ったときのかあさまの怖いの、かずひこもわかるでしょ。」
「う〜ん。まあ、ね。って、大概俺が小春の無茶のとばっちr」
ふかふかしっぽで口を塞がれた。
「小春はかずひこの近くがいいの。神社は小夏が継ぐってゆってるし。神主も由良さんの彼氏がお婿さんに来て継いでくれるんだから、私は此処でかずひこのお嫁さん!」
「むぐっ、ぷはあ。ちょっとまて小春。あのな」
「かずひこ、小春のこと嫌い?」
「!い、そんなことない。好きに決まってる。でもな」
「ならそばにいていいよね。危ないお仕事してるのをただまってるのは怖いもん。危ないのも一緒したいもーん!うぇ〜ん!」
「…誰に聞いたんだ?」
「ひっく。ごめんなさい。かあさまと話してるのきいちゃったの。」
「…そうか。」
55名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 03:05:02 ID:B9j2P/YQ
しゃくりあげながら俯く小春を和彦は抱きしめた。
「小春?」
「…何?」
「ありがとうな。俺も怖かったんだ。みんなと、何より小春と離れてるのが。」
「かずひこ!」
「小春!」

開きっぱなしの窓から笠をかぶった満月が二人を見守っていた。
56名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 21:47:00 ID:q5Ily6d/
ひらがな呼びGJ
キツネかーいいです
57名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 02:56:40 ID:y3VLkofN
>>55
GJ
続きが読みたくなるな
581/2:2010/07/05(月) 00:19:51 ID:nKJD5r0w
 昼休み。飯も食い終わったので、中庭でぼやーっとしてたら、不意に視界が黒に染められた。誰かに後ろから目を塞がれた様だ。
「えへへっ。だーれだ?」
「符長彰人です」
「違うの! 彰人が誰か聞いてないの! こうやって、だーれだってやってる人を聞いてるの!」
「分かりません」
「もーちょっと考えてから、そういうことは言ってほしいのに……」
「ふむ。声から考えるに、女性、もしくはまだ声変わりが起きていない少年だろう。さらに顔に当たる手の大きさから、小柄な人物と考えられる。体温はやや低い。そこから導き出される答えは──」
「もー! 遅い!」
 折角人が答えようとしたのに、視界を開けられた。そして、件の人物が俺の前に回りこんできた。
「やっぱ凛か。こんにちは」
 俺に目隠しをしていたのは、絶賛交際中のお嬢さん、凛だった。気の強そうな切れ長の瞳が俺を見つめている。
「こんにちは! そうじゃなくて、もっと早く答えるの!」
「こんぬつはっ」(0.2秒)
「するんじゃないかと思ったけど、そうじゃないの! あとなんかなまってる!」
「田舎出身なんだ」
「嘘ばっかり……それで、何か言うことは?」
 凛は腰に手をあて、俺に何かを促した。
「ええと。よしよし?」(なでなで)
「違うの! ……ち、違うけど、もちょっと」
 欲求されたので、もっと頭をなでてみる。
「へへ……なでられちった♪」
 凛は嬉しそうにニコニコしながらなでられた箇所をさすった。
「嬉しそうで何よりです」
「うんっ♪ ……じゃなかった。あのね、彰人。彰人が好きな人がだーれだってやったんだから、すぐに分からなくちゃダメだよ?」
「すきなひと」
「そ、そだよ。……そだよね?」
 心なしか不安な面持ちで、凛は俺の顔色を窺った。
「まあ、否定はしませんが。ていうか、恋人ではないのですか」
「ち、違うもん。彰人が凛のこと好きなだけで、凛は別に彰人のこと好きじゃないもん」
「そうなの?」
「そうなの! だから、もっとしっかり凛のこと捕まえておかないと、凛、どっか行っちゃうよ?」
「浮気されて許せるほど男らしくも心が広くもないからなあ。裏切られたら絶望してすぐに自殺すること請け合い」
「しないけど! 絶対にしないけど! ずっとずーっと彰人と一緒だけど! でも捕まえておかないとダメなの!」
 凛は半泣きになりながら俺の服の袖をぎゅっと強く握った。お前が捕まえてどうする。
「捕まえるなあ……具体的には?」
「え? えと……次のお休みにデート! ショッピングとかー、映画とかー、動物園とか! あ、水族館とかもいーね?」
「次の小遣い支給日まで、お金がありません」
「彰人のかいしょーなし……」
「面目次第もない」
「しょーがないなあ……凛がおごったげるから、一緒に行こ? ね?」
「いや、しかし……」
「なに? お金ならあるから心配しなくてもいーよ?」
 凛は少し前まで豪奢な衣装を纏ってTVカメラや人前で踊ったり歌ったりする仕事に就いており、その時に貯めた金がものすごいことになっている、というのを以前本人の口から聞いたことがある。
「うーん。やはり女性におごられるというのは、どうにも男としてプライドが邪魔をする」
「気にしないでいいのに……。だいたいさ、もし凛と結婚したら、彰人は一生凛におごられっぱなしなんだよ? だから、全然気にしなくてもいーんだよ?」
「クズ男の見本みたいで嫌なので、凛と結婚はしないでおこう」
「もし結婚したらお金全部どっかに寄付するから平気だよ!?」
「それはそれでどうかと」
「うー……そんなのいーからデート! デートするの! デートデートデート!」
「あー、はいはい、分かったからあんま連呼するな。だが、デート費用は俺に出させてもらおう。男のささやかなプライドを守らせてくれ」
「うんっ、うんうんっ! えへへっ、やったね。彰人とデートだ。……えへへっ♪」
 凛ははちきれそうな笑顔を振りまいた。見てるこっちまで嬉しくなってきそうだ。
「そこまで喜んでいても、俺が好きではないのですね」
「う……え、えと、そう。そうなの。彰人が凛を好きなだけで、凛は別に、って感じなの」
592/2:2010/07/05(月) 00:20:17 ID:nKJD5r0w
「悲しさのあまり自殺しそうだ」
「別にって感じの中でも最上級の好きだから大丈夫だよ!?」
 何が大丈夫なのか。しかしまあ、必死の形相で俺の服の袖を引っ張っているので、やめておこう。
「うー……彰人はすぐ自分の命を脅迫の材料に使うよね」
 凛は少し不満そうに俺の鼻をむぎゅーっと押した。
「あまり押すと自爆装置が作動するので危険ですよ?」
「彰人ってロボットなの?」
「初耳だ」
「彰人って、基本的に思考が混乱してるよね」
 なんて失礼な奴だ。髪をわやくちゃにしてやれ。というわけで、両手で凛の頭をわしわしする。
「うやー♪」
 失敗。なんか喜ばれただけだった。
「ううう……うふー。へへー、なんかまたいっぱいなでられちゃった♪」
「じゃあそういうことで、次の休みはどっかデートな。そして現在、腹いっぱいの俺は眠い」
「そなんだ。……あのさ、膝枕。してあげよっか?」
「ほう、それはナイス提案。んじゃ、早速お願い」
「ちょっとは照れるとか喜ぶとかしてほしいのにぃ……」
「凛に膝枕されるというとんでもない事態に、心臓がドキドキを堪え切れず爆発四散しそうだ」
「また思ってもないこと言って……うー、それでも嬉しくなっちゃう自分がヤダ」
 凛は少しだけふてくされた顔をして、正座した。そして、俺にこいこい手招きした。
「はい。準備かんりょーだから寝ていいよ?」
 いいらしいので、凛の太ももに頭を乗せる。少々肉付きが足りないが、それでも一応は女性なのでもふもふして柔らかい。
「へへー。どう? どう? 気持ちー?」
 凛は俺の顔をぺたぺた触りながら、ニコニコ訊ねた。
「悪くない」
「もっと全力で喜ぶの! わーいって!」
「わーいって」
「余計な部分がついてるの!」
「いって」
「必要な部分がどっかいっちゃった!? ……もーいーよ。彰人に普通を要求した凛が馬鹿だったよ」
「いって、炒って……コーヒー豆? むぅ、なんかコーヒーが飲みたくなってきた」
「しかも、なんか勝手に話進めて、勝手にコーヒー飲みたくなっちゃってるし……」
「ちうわけで、凛。そこの自販機で缶コーヒー買ってくるから、ちょっと待ってて」
「あっ……」
 名残惜しいが凛の太ももから離れ、自販機に向かおうとしたら手をきゅっと握られた。
「凛?」
「凛も一緒に行く」
「え、いや、すぐそこなんだけど……」
 中庭を挟み、ほんの50mほど先の自販機を指差すが、凛は手を離そうとはしなかった。
「一緒に行くの! ……ほ、ほら、彰人、一人だったら泣いちゃうだろうし」
「幼児か、俺」
「いーから一緒なの!」
「まあいいか……」
 凛と二人、おてて繋いで自販機へ向かう。その道中、何やら隣からじーっと見られているような。
「どした、凛?」
「んー? なんでもないんだけどね……えへへ。一緒がね、嬉しいの♪」
「…………」
「り、凛がじゃなくて、彰人がそうじゃないのかなーって思っただけなんだよ!? ほ、ホントに……ホントだよ?」
「可愛いですね」
「う!? ……そ、そりゃ可愛いもん。元アイドルだもん。で、でも唐突にそゆこと言うの禁止!」
「見た目もそうだけど、今回は性格の方です」
「なっ!? ……う、うー! そゆの禁止! 凛を喜ばすの禁止!」
「なんて無茶な。言論の弾圧だ」
「弾圧でもなんでも禁止! 禁止なの!」
 隣でわきゃわきゃ言いながらにやにやしてる赤ら顔の生物を引きつれたまま、俺はゆっくり中庭を横断するのだった。
60名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 00:25:51 ID:QluAdaHq
>>59
リアルタイムでニヤニヤしながら読んだ

ニヤニヤが戻らなくなったぞどうしてくれる
61名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 01:37:27 ID:zcQNMll9
今度は猫系甘えんぼさんか?素晴らしいな!
あと符丁君はそろそろ爆発すべきだと思うw
62名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 01:48:43 ID:UAFf/WJ/
くっ……!!
全ての平行世界の符丁君が憎いっ!!! もげろ!!!
63名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 08:46:13 ID:etu5dEVB
>>59
GJ
あと符丁一発殴らせろ
64名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 20:17:08 ID:TuJZxpYA
>>59
GJ!
しかし、符丁はもげるべきだ
65名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 22:08:51 ID:exhxigNG
GJすぎる> <
ここのSS読む度に、
すんなり甘えられる子たちに本当憧れますw
66名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 23:04:54 ID:YAGYv+1+
甘えられる男のほうもそれなりに懐が深くないといけんね。
繁華街を歩ってて女の子がころにゃんと腕にとまってたら、
「おいニーちゃん、見せ付けてくれるじゃねーか」的に絡まれたりするわけで…
「なによーこのズベ公!ヒロくんはあたしのものよ!」
「なんだい、やんのかコラ!」
とかいう風になって、
「こら、ふたりとも止めなさい」とかいってふたりともおつむをナデナデ…

結果、二人ともゴロゴロすりすり口がω…
そんな男にわたしはなりたひ。
67名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 01:45:53 ID:5DqMf0qP
>>66
絡んでる方も甘えんぼうなのかw

個人的には最初っから甘えなくても、男が懐の深さを身につけるまでとか、>>65みたいに思ってる子が甘えられるようになるまでも好物だわ
68名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 12:20:26 ID:8VRvyT5w
>>59
なんという夫婦漫才w
周りの連中は全力でウザがってることでしょうなw
69名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 14:39:55 ID:kNwcJib1
「人」という字は人と人が甘えあって出来てるのです
70名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 02:17:00 ID:S0+MIt5f
ウチのヌコもあれ位。甘えてくれたらなぁ…。
71名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 14:04:50 ID:mjCIRqFp
47人の甘えん坊が日ノ本くんに甘える為に闘う!
第一試合はネオ山口出身の美河豚ちゃんとネオ青森出身の林檎ちゃんだ!
スイートファイト!レディーゴー!
72名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 14:48:43 ID:VDU21xMM
>>70
猫の人間への懐き方には、個体差が大きいからなあ
うちのはいつ擬人化するかとwktkしながら待ってる




牡なんですけどね
73名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 20:53:48 ID:PT6EH0gS
最近甘えられ願望とともに甘え願望もでてきたようだ
74名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 23:07:17 ID:uVop646r
「七夕なんで願いごとします。俺に温度耐性付きの雪女をください」
「こんばんは」
「早っ!?」
「呼ばれたので天の川の方からやって来ました」
「織姫は雪女だったんですか。それはこんばんは」
「さて、私に何の御用ですか」
「いえ、ここ最近蒸し暑くて。特に夜寝苦しいのはどうにかならんものかと」
「クーラーが無いんですね」
「昔から体質的に合わなくてね。ただ扇風機ではどうにも焼け石に水で」
「分かりました。私が添寝しましょう」
「では、どっこいしょと。さ、隣にどうぞ、って、ちょっ!」
「何か?」
「どうして着物を脱ごうとするんですか?」
「生地越しでは摩擦で熱が篭るじゃありませんか」
「じゃあ何ですか、裸枕になるつもりで?」
「そうですね。あ、あなたの名前は?」
「夏男です」
「では夏男さん、あなたも服を全部脱いでください」
「いや、それは違う所が熱くなるので」
「では私にどうしろと言うのですか? 部屋でも凍らせましょうか? 溶けたら水浸しになりますけどね」
「ごめんなさい。怒らせるつもりはなかったんです。脱ぎます」

ゆきうさぎ〜 ゆきうさぎ〜
あなたのおめめはなぜあかい〜
かあさんゆめみてないたから〜

「それは何の子守歌ですか?」
「昔からあるコマーシャルです。ふんわりマシュマロ雪うさぎ」
「裸枕状態でするやりとりじゃないな」
「夏男さんが眠れないようですから、歌ったのです」
「こんな状態じゃ興奮して結局寝つけないという」
「では、昔話でも語りましょうか」
「全身押しつけてるのにクールで動じない雪女さんには感服しきりです」
「何故遠慮するんですか? 私を呼んだのは、あなたでしょう」
「いや、その」
「こんなことになるとは思わなかった、ですか?」
「ほんの冗談のつもりだった。今は反省している」
「ダメです。願いごとの履行にはあなたに重大な責任が発生します」
「聞いてねぇ」
「もし撤回を余儀無しとするなら、あなたは代わりに私の願いを一つ、どんなことがあっても叶えなくてはなりません」
「勘弁してくれ。だって、仕方ないじゃん男の子だもん」
「ならば、眠ってください。昔話が無理なら、お経でも唱えましょうか」
「ありえねー!」

「しくしく」
「どうあっても眠れないようですね。仕方ありません、私の願いを聞きなさい」
「そんなぁ」
「私の願い。それは四十日、あなたと夜を共にすること」
「って、何ですかそれは」
「願いを叶えた暁には、もう一度あなたの望みを聞きましょう。可能であれば、成就します」
「夜を共にするって、深い意味での? そもそも何で」
「自分の下半身に訊いた方が早いのでは? 太腿に大きいモノを主張させて、私が意にしないとでも?」
「節操無しですいません」
「男の子なら仕方がありません。が、決まりは決まりです。だからせめて、そんな邪念を取り除いて差し上げようと」
「慈悲深いにも程がある。ありがたやありがたや、ってオイ!」
「では、口づけを」
「えっ、ちょ、待っ」
75名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 23:08:16 ID:uVop646r
「んん、良いですね。この熱く、粘りのある口内。舌に、絡み付いて」
「はぁっ、うあっ」
「四十日は長丁場です。どうか私を、嫌でなければ、愛していただきますよう」
「そ、それは、別に構わない」
「良かったです。私もあなたを四十日、懸命に愛するよう、心がけます」
「あのっ」
「はい」
「名前をまだ、聞いてなくて」
「私に名前は、ありません。ごめんなさい」
「謝らなくても。ああ、じゃ、そうだなぁ。ゆき、さん?」
「雪、ですか。心地良い名前です。では、夏男さん。雪を、どうか果てるまで、愛してください」
「自分を名前呼び!? ああっ、これは、うん。分かったよ、雪」
「あっ」


すまん、もう暑さに耐えきれない。氷砂糖水に入ってくる
76名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 23:10:42 ID:nGZJRNMx
わっふる!わっふる!!
77名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 10:00:17 ID:k0OD1xSV
>>65
あなたは私か
78名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 12:35:27 ID:JNmxlY2+
甘えたくても甘えられないという葛藤もまた甘えっ娘の魅力。
79名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 16:27:44 ID:Qyz5839B
>>75続き
少し雰囲気変わります


 真夏、世間では汗だくになりながらのセックスを好む人もいる。
 べたべたのどろどろ、ぐちゃぐちゃで交わり合うと、何かもう、あれだなって。
「夏男さん」
 彼女は違った。冷たい体に、冷たい舌。氷の彫刻のように、綺麗な裸。
 それでも女性独特の柔らかで流線型の体、そして鼓動から巡る血液の感じ。
 イラストの付いた抱き枕となんて比べられない。
 ましてや裸同士で抱き合って、そのまま眠れと言うのは無理難題だと思う。
「どうしたんですか?」
「いや、つい見惚れて」
 そう言うと、ふふ、と笑う雪女の”雪”。
 舌で上半身を簡単に愛撫したけど、普通の人とは異なる体温。
 乳首にむしゃぶりつきたい衝動を抑えて、代わりに俺は、二度目の口づけに持っていく。

「ん、ちゅ、じゅ」
 ひんやりとした体にじめじめした熱が吸い取られるようで、気持ち良い。
 なのに、胸の辺りはすごく苦しいと言うか、熱い。
「はむ、ん、じゅるっ」
 きんと冷たい唾液は俺のと混ざって、ちょうど良い冷たさで、喉が潤う。
「ぷはっ」
 それからぼーっと見下ろすと、やっぱり女の子だ。それも、そそる表情。
「最初から、前戯無しで、しても良いかな」
「はい。夏男さんの一番を、たくさん、中にください」
「いや、あの、ですね」
 思わず喉が鳴る。熟れた果物を目の前に、動物のように。
「本当にこんなことされても、大丈夫?」
「え?」
「俺みたいな暑苦しい奴と、嫌じゃないだろうか、って」

 彼女の手が、俺の横っ腹にそっと触れた。
 優しく労わるようにそれは背中へと伸びて、俺を抱き締める。
「雪は雪女ですから、こうして冷たい体です。気持ち悪いくらいに」
「そんなことないですよ」
「人から愛してもらえないんです。36.5℃の体温を、知らない」
 切なく吐いた溜息は、山頂の霧のように冷たい。
「雪はこんなに綺麗なのに」
「四十日、あなたと夜を共にすること。それは、慈悲でも酔狂でもありません」
 少しだけ口元が緩んだ。
「雪の純粋な願いです。人の心まで支配は出来ない。だから、体だけでも」
「えっ」
「どうか、愛してください。人のように、温めてください」
 そんな求めを、マニュアルや演技で言っているようには、見えない。
80名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 16:29:38 ID:Qyz5839B
「あ、ああぁっ!」
「くっ」
 冷たい肉壁に包まれるのは初体験だ。確かにここは、彼女の膣。
 万が一にも萎えないように、体を曲げて口づけ。必死に貪る。息が苦しい。
 入っていく。彼女の中に、俺の息子が。
「あう、うっ」
 彼女が泣き出す。
「あ、あっ!」
 尚もめり込ませる。とにかく気持ちを込める。
「あぁっ、入りきった」
「夏男さん、ごめんなさい、雪っ、やっぱり人とは、無理かもしれないって」
 ぼろぼろ零れる涙を、拭いてやる。息子は至って元気だった。
「そんなに冷たくないですよ。逆に気持ち良くて、すぐにイきそうなくらい」
「でもっ、でもっ」
「好きに、なっちゃいそうだ」

 号泣が素の表情に変わるのを、初めて見た。
 白い顔が綺麗に紅潮して、湧き出る気持ちに我慢が出来ない。
「動きます」
 腰を思いきり、前後に。彼女の中で摩擦が始まると、俺の汁も、そして彼女の液もとろとろ纏わりついてきた。
「あっ! あんっ!」
 目の前で体が揺れる。形の良い乳房が惜しげもなく揺れる様を見ながら、更に硬く尖っていく息子。
 段々と、俺の体温と彼女の体温が、足して2で割った位置に近づいていく。
 強く、激しく。
「ゆき、ゆきも、人間と、同じだよっ」
「あっ、そんなっ、ゆき、嬉しいっ」
 纏われた膣内は、氷と潤滑油の中間のような滑りと、刺激。
 彼女にあげた温もりが、俺に返ってくる。これは多分、彼女の初めて。
「ダメっ、何か、込み上げてきて、も、抑えられっ」
 俺も溜まりに溜まったものが、停止位置を振り切ろうとしかけている。
「出すっ!」
「ああっっっ!! っ!」

 動きを止めて、快感の放出と彼女との繋がりに身を委ねる。
「っ! 熱いのが、流れ込んで、こんなの、すごいっ」
 手と手を固く握り締め合ったのは、本当に気がついたらのことだった。
 収まらない一発目の濃い精液は、彼女には多過ぎるくらいかもしれない。
「もう、抜くよ」
「いやっ、キス、してっ」
 それじゃあと、繋がったままキス。そして、舌を抜いて引き離す。
 その時の表情は、俺の俺自身に対する株をいくつも上げるくらいに、落ちた表情。
 七夕に流れ星、恋に落ちて、或いは性欲に塗れた人の道に、堕ちた。
 けど俺もまた、彼女のことを本気で好きになりそうな初体験だった。
 膣から息子を引き抜くと、力を使い果たしたのかへたりと萎える。
「はぁっ、はぁっ」
「痛いし、気持ち悪かったろう。ごめんなさい」
 下手に出てみるけど、彼女はふるふると首を横に振って、笑みを漏らした。
 謙遜しているようには見えなくて、本当に気持ち良かったようだ。
81名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 16:31:57 ID:Qyz5839B
 四十日、毎日じゃ体が持たないからと今日はこれで終わりにした。
 このまま彼女は帰れたはずにも関わらず、朝まで裸枕になってくれると言う。
「何か裸同士だと恥ずかしい。かと言って洋服着てても返って暑いばかりだし、困ったもんです」
 横×横で見つめ合いながら、そんなことを言ってみる。
「ふふ。でも、雪の願いなんて、本当に叶えてくれるんですか?」
「今更何? あれは冗談でしたなんてそれは勘弁して」
「もしそうなら、雪をもう、抱いてはくれませんか?」
 まさか。変わりに体をぎゅっと抱き寄せる。漂う冷気が、全身に心地良い。
「夏男さん」
 雪が許すなら、四十日でも八十日でも、愛してあげられそうな気がする。多分ね。
「俺は単純ですから。明日の夜も、待ってます」
「はいっ!」

 それにしても本当に快適だ。
 クールシートやウォータークッションよりも、温過ぎず冷た過ぎず。
 常に一定の温度を保って、俺に安らぎをくれる雪。
 
はるかなゆめがはじけます
やさしいえがおがこぼれます
ちいさな あいが うまれます

「それは何の子守歌ですか」
「昔からあるコマーシャルです。なんばん往来」
「だから裸枕状態でするやりとりじゃない」
「夏男さんが眠れるように、歌ったのです」
「気持ちだけで充分です。雪の、そうだ。胸に顔を、埋めたいところだけど止めとこう」
「良いですよ」
「早っ! じゃ、すいません」
「どうですか」
「最高の心地です」
「ふふ。何だか、安心しますね」
「俺もです」

―――
82名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 01:47:10 ID:wJ0gdOE1
これから40日間毎日書き続けるんですねわかります
83>>70 逆ですが。:2010/07/09(金) 10:38:43 ID:3akuA/jF
梅雨時にもかかわらず奇跡のように晴れて星々の煌めく宵のこと。
築四十年以上経ち、自費改造、動物飼育可となったアパートの二階の一室で片目の黒猫が不用心にも開けっ放した部屋の窓から夜空を見上げていた。
大好きなご主人様に付けてもらった左膳と言う名前が示すように堂々たる体格。
町内では敵なしのボス猫であったが寄る年波には勝てず、古いブラウン管テレビの上で香箱を組んで日がな一日うつらうつらと過ごす事が多くなっていた。
猫としては長生きの18才になる左膳が飼い猫になったのはわりと最近のことで二年ほど前のことだ。過ごした時間は僅かだが、ご主人様と過ごしたこの二年間は左膳にとってそれまでの十六年間の猫生が霞むほど素晴らしいものだった。
だから左膳は思っていた。
もう十分幸せに生きたがら、残り少ない命と引き替えにしてご主人様に御礼がしたい。ご主人様が一番望んでいるねがいを叶えてあげたいと。
やがて左膳が見上げる夜空に美しい満月が上り、電灯の点いていない部屋にほの蒼い月光が差して左膳を包み込む。そして奇跡が起こった。
84名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 10:39:15 ID:3akuA/jF
左膳の耳が大好きなご主人様の足音を捉えてぴくりと動いた。
程なくドアの鍵が開くと電灯が点いて部屋が明るくなる。左膳の瞳は光を捉えて針のように細くなった。ご主人様の声がする。
「左膳ただいまー。ごめんね遅くなって。おなか空いたでしょ、って、やだわたしったら窓開けっ放し!」
割と耳にする台詞に左膳はいつものように尻尾を立てて「お帰りなさい」と挨拶をしたのだが、ご主人様が驚いている。一瞬遅れて左膳も驚いた。
「えっ?俺、ひとの言葉しゃべれてるっ!」
「…左膳…だね。その右目、間違いないわ。あんた、その姿どうしたの?」
「えっ?俺、なんかおかしい?」
「耳としっぽは猫だけど、もし左膳が人間の男の子だったらこんな感じかなと思ってた格好だよ。うん。」
神様ありがとうと左膳は心で呟いた。
「左膳?ちょっとそのまま動かないでね。」
「うん。じっとしてる。」
ご主人様は人型になった左膳を座布団に座らせて胡座を組ませるとそこにすっぽりはまるように左膳を向いて座った。
「ねえ、左膳。どうやってこの姿に変身したの?」
「俺にもよくわからない。ただ、ご主人様の願いを俺の残りの命を使って叶えてあげたいって思ってた。」
85名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 10:41:37 ID:3akuA/jF
「左膳、あんたまさか、もう死んじゃうの?」
「わからない。でもさっきまでなんか力が抜けて昔の傷がじんじんして、お腹も空かなかった。」
「左膳!」
「でも今は最初のサカリの頃みたく元気。」
「さかっ!ま、まあ猫だもんね。」
「ところでご主人様。」
「美弥」
「はい?」
「美弥って呼んで、左膳」
「美弥?であってる?」
「うん。で何?」
「うん。その、一度俺から退いてほしい。」
「何で?」
「この姿になって美弥に触ってると何かちんちんがムズムズして、匂いを嗅ぐと胸がドキドキして苦しい。」
「さ、左膳!あんたっ、そ、そか。人型になってサカリとか関係なくなったのね。」
「うふぁっ!美弥!きんたま触らないで。いつもは気持ち良いけど、なんか変になりそう。」
「ふーん。タマタマつつくとぷるぷる震えてたのは気持ちよかったんだ。」
「うん。あごをこしこししてくれるのの次くらい。」
「左膳。あんた女の子とHしたことあるよね?」
「えっち?」
「あっ、そか。えーと、子供作ったこと有るよね。」
「うん。」
「気持ちよかった?」「?うん。普通。むしろ相手が寄って来たら必ずしなきゃなんないから大変。」
「ふーん、猫ってそうなんだ。」
「うん。美弥もしたい?」
86名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 10:43:42 ID:3akuA/jF
「うーん。子供はまだいい。けど、こうして抱っこはされたい。」
「わかった。じゃあムズムズは我慢する。はぁっ、はぁっ。」
「左膳、辛い?じゃ、こうしてあげるから抱っこしててね。」
「えっ?あっ!あ、あぁっ、なにこれ!気持ち良いよ!ちんちん擦るの気持ち良い。美弥っ、もっとして。」
「うふ。じゃあ左膳もあたしをギュッとして。」
「うん。だからもっと!」
「うん。これでいい?」
「あ、っ。うん。いいけど…っ、うん。気持ち良いけど、ね、美弥っ。もっとしてほしいけど、もう止めてもほしくて。気持ち良いから我慢してるけどおしっこ漏れそうで怖いっ。」
「うふふ。左膳可愛い。ほーら、ここも好きでしょ」
「あっ そこっ!尻尾っ!付け根っ!美弥っ!美弥っ!止めてっ!出ちゃ、うっ!美弥におしっこかけちゃうっ、からっ!とめっ、うっ、あ、あ〜っ!」
左膳は初めての快感にうち震え、美弥をさらに強くだきしめた。やがて抱きしめる力が緩んでいき、美弥に体を預けて荒い息をつく。
「左膳?どう?気持ち良かった?」
「…美弥。ごめんなさい。なんか掛けちゃった。これ、おしっこじゃないね。」
「せーえきってゆうの。赤ちゃんの素よ。」
「人間てすごいね。出すときとても気持ち良い。」
87名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 10:45:17 ID:3akuA/jF
「そうなの。人間は気持ちいいの。」
「それに牝のなかでなくても出せるんだね。俺にも出来るかな」
左膳が自分のものに手を伸ばそうとするのを美弥がとめて言う。
「左膳、ダメだよ。自分でするのはダメ。」
「わかった。自分ではしない。して欲しいときは美弥に言う。」
「はい。左膳、いい子いい子。」
「美弥。して欲しい。」
「うふふ。はいはい。じゃ、このままベッドにつれてって。」
「わかった。なんか変。いつもと反対。なんか楽しい。」
「わたしもよ、左膳。」

こうしてある奇跡の夜は更けていく…
88名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 10:48:37 ID:3akuA/jF
おわりです。
89名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 16:47:00 ID:LDvNqDKl
その猫っぽさがたまらない
GJ
90名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 23:10:07 ID:ts7IIJMA
正直人名とか当て字が多いから読めんことが多い
名前には最初だけでいいからひらがなで読み方書いて欲しい
91名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 23:20:47 ID:71RILYTZ
美弥(みや?)はともかく左善は丹下左膳まんまじゃないの?
92名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 01:19:20 ID:ijLyZwvc
>>90

すんません次きおつけますです。

>>91様 その通り
みや
さぜん
で御座います。


まためげずに糖化します。
93名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 03:20:42 ID:fW4l3uNQ
よっぽど変な読み方ならともかく、普通の名前にまでふりがなつける必要ないと思うけどな


みや以外に読み方あんの?
94名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 04:59:10 ID:jYKsi/56
「みつみ」とも「よしみ」とも「みみ」とも読める。
みやが一番自然なのに異論はないが、他にも当て字の可能性だってあんだろ?
自分が作者でない以上どういう風に読ませたいのかわからないし。
自分は読める(っていうか勝手にそう読んだ)からいいってのはダメだろが。
佐膳は読めなかったし。

読み方つけたからって変になるわけでも雰囲気壊すわけでもないだろうし、
必要な人がいる以上、付けたほうがいいと思うがな。
95名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 05:05:54 ID:wISnl4tY
符丁の読み方さえわかればどうでもいい
96名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 08:11:28 ID:j2GNciLq
佐善読めないのは勉強不足だよ…
97名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 09:04:25 ID:pLZnZd3B
最近、子供が多いから仕方ないさ
98名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 12:34:29 ID:ro+rf+zj
>>96-97
煽るなって
このスレ住人なら、このスレの美徳を知ってるだろう

作者が必要だと思えばふりがな付ければいいし、読者もわからなければまずググるか辞書を引く
それでいいんじゃない?
99名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 13:06:52 ID:HkgqDsEr
左膳が一般常識とでも思っているのかい?
それは笑えるな
100名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 13:21:09 ID:qllbID4L
知らないことを調べるのは一般常識じゃないのかい?
101名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 13:56:45 ID:wISnl4tY
知らないやつは左膳ってググったらわかるかどうかすらわからないだろ
ってか名前ってググったりしてわかるもんなの?作者オリジナルの場合はどうするんだ?
俺は人名って初登場時は普通フリガナがふってるもんだと思うんだが。
こればっかりは辞書引いてもわからないし、読み方何通りも出てくるのもあるし。
読みやすさを優先して損する人はいないだろうし、度々出てくる読みにくい人名の場合に限りフリガナふるってことでよくね?

それより誰か符丁の読み方教えて…
102名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 13:59:23 ID:9ICyK6uS
甘えっ娘が漢字読めないって困ってるよ!!!
103名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 14:09:26 ID:L/A/B/lb
誤爆・愚痴スレ・控え室
この辺りに行かれて議論なさってくださいまし。いろいろと捗るぞ

漢字読めない甘えっ子には、とりあえず冷たいジュースを
日本語でおk
104名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 16:17:40 ID:Qzk4DPZT
>>101

(名前的な意味で)正しい読み方か知らんが、符丁=ふちょう

wikiによると、主に服に付いてる材質表示とかのタグのことなどをあらわすらしい
105書いてみた。:2010/07/10(土) 16:58:36 ID:ijLyZwvc
「明子(あきこ)ちゃん!そこのシズ(えぼだいの小型のもの)一山ゲタで!」
「えっ?下駄?」
「そっちのメソ(ここでは穴子の小型のもの)はチョンメでね!」
「ちょんめ?」
「あと、伝票そこにあるから丸京(架空の鮮魚店の屋号、正式には有限会社京浜鮮魚)さんに出しといて(ここでは魚市場の荷捌き場の丸京のトラックの所まで持って行くの意)ね。」
「伝票…。これかな。えと、『海鼠』『海胆』『烏賊』?うっ。うぇ〜ん!明子なんにもわかんないよーう!」
「アハハ。ごめんよ、明子ちゃん。ほら、つべたい蕃爽麗茶(ヤクルトから発売されているグァバの葉のお茶。ここではペットボトルの350tサイズ)あげるから泣かないで。」



こんな感じでいいのかな。
106名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 17:59:57 ID:L/A/B/lb
>>105
乙。ナマコ・ウニ・イカか
ネタとしては難しいがここから話題が発展したら大したものだ
甘鯛な続きを期待する


魚屋さん的な発想としては裸+前掛けゴム長で甘えプレイ
なんてヘンテコな発想が浮かんだ俺は、擬人化したドクターフィッシュの集団に体ハムハムされて良いレベル
107名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 20:07:15 ID:IYNqU9Ha
「符丁くん符丁くん!」
「…………」
「あれ? あの……符丁くん?」
「貴様、俺様の名前を間違えるとはいい度胸だ!」
 ぐわしっと犬子の顔を鷲掴みする。
「えええっ!?」
「俺の名は符長彰人だ。分かったら繰り返せ」
「ふ、ふながあきと!」
「貴様、人の名をフルネームで呼ぶとはいい度胸だ!」
「もはや言いがかりだよ、符長くん!」
「ごめんね」
「しかも情緒不安定だよ。脳の病気なの?」
「…………」
 無言で指に力を込める。いわゆるアイアンクロー。
「あれっ? 痛いっ、痛い痛い痛い!? 痛いよ符長くん!」
「かわいそうだと思いました」
「明らかに他人事だよ!?」
 何やらびっくりしてる犬子だった。ので、解放してあげた。
「うぅ〜。ひどいよ符長くん!」
「今の俺は符丁だから仕方ないんだ」
「全くもって意味が分からないよ、符長くん! ……いや、符丁くん?」
「貴様、俺様の名前を間違えるとはいい度胸だ!」
 ぐわしゃっと犬子の顔を鷲掴みする。
「うわわっ!? 何やら策にはまった気がするよ!」
 策にはめて満足したので解放する。
「ううう……でも痛いは痛いよ。ひどいよ符長くん!」
「ごめんね」(なでなで)
「わふー……」
「この生物は尻をなでるとわふーと鳴きます」
「酷い言いがかりを!? 頭をなでられたんだよ!」
「犬子わふたー。む、どうにも語呂が悪いな」
「今日もちっとも話を聞いてくれないよ……」
 がっくり気味の犬子だった。
108名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 20:43:18 ID:ddAfWATe
>>107

GJ そしてふちょうとよんでいたおれのまけ
でもやっぱりもげろ
109名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 20:55:17 ID:4AyRcGkT
>>108
あれ俺がいr(ry
110名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 21:30:56 ID:5uq1Ymdl
「はーい、いらっしゃいませー」
「お客さんこういうとこはじめてー?」
「はいはーい固くならずにお姉さんたちに任せなさーい」
「何言ってんのお姉ちゃん、私たちもはじめてじゃなーい」
山奥の秘湯に一人で浸かっていたはずなのに、気づけば華やいだ声のサラウンド。
混浴露天風呂連続殺人事件のロケなのだろうか。いや、それはおかしい。
上半身こそハイティーンブギな美少女だが、下半身は魚である。人魚である。
となれば川口浩探検隊だろうか。秘湯に人魚はいた!その衝撃の生態が今白日の下に晒される!
ああ、だとしたら彼女たちの下半身は着ぐるみなのですね。
それよりも、このぬめった感じはなんだろうか、いつからここはアルカリ泉になったのか。
左手を見ると、なんと言うことでしょう! 人魚さんが私の指を咥えているではないですか。
やめてーぼくをたべてもおいしくないよー。
「そんなことありませんよー」と右からの声。
見た目は同じようでも個体差があるようで。さすがに挟むほどないらしい。
「私たちはこうやって温泉につかっている人を舐めるのが仕事なんですよー」
そういうなり、指の間を舌で舐めつける。
「ですからお客様は気にしないでくださいねー」
いつの間にやら左足を捕らえた人魚が右手の人魚の言葉を引き継いでから足の裏をなめ始める。
「だめですよう、暴れたら溺れちゃいますよ」
くすぐったさに身をよじる私を窘めた人魚は、右足の親指をぱっくりと咥えこんだ。
水温はさして高くないのでのぼせる心配はあまりない。
しかし、両サイドから私のそこかしこを舐めしゃぶる音は妙ないやらしさを伴い、しなくてもいい妄想をしてしまう。
駄目だ!考えるんじゃない!ヤツが、ヤツが目覚めちまう!
「お客さんこういうとこ……」
じゅぽじゅぽと奇矯な音に混じって一度聴いたような声が木霊する。
「先越されちゃったわぁ」
新しい人魚ががっくりとうなだれていた。あの台詞はお約束なんだろうか。
私を取り押さえた人魚たちは一様に勝ち誇ったような笑みを浮かべる、私の指を咥えたままで。
「そういうわけだ、川に帰ってくれ」
「そうは言ってもぉ……んー?」
出遅れた人魚は私をまじまじと見つめる。
彼女の視線の先には、何を勘違いしたのか屹立するご立派様。
「ここ、きれいにしますねー」
彼女の手がそこに伸びていく。ああ、もう駄目だ。

>>106を読んで思い出してしまった「お兄ちゃん、イサキは?イサキは釣れたの?」を追い払おうと苦労したら
ちっとも甘えん坊じゃなくなっていた上に、俺が他に二人いた事実のコンビネーションにやられてしまった。
111名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 22:24:30 ID:ijLyZwvc
>>110

温泉人魚吹いた。

そういや
アンデルセンの人魚も小川未明の人魚も、
果てはピピ子、マコちゃん、ネプティーナに至るまで、

『甘えんぼうって居らんよな。
112名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 23:41:31 ID:pggf3DvY
合法ロリが年下に甘えまくる話を書いた・・・


つもりが、しょっぱくて生臭いモノに成ってしまったorz
俺には甘々な話は書けないらしい・・・
113名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 23:58:31 ID:ijLyZwvc
>>112

よし。骨は拾ってやる。しょっぱいなら大量の砂糖で煮ればよい。
たしか今キューバ糖が安値のはず。
114名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:36:29 ID:B9gYwlEC
甘党にいれてきた。

手をつなぐとか、頭なでなでとか、ほっぺちゅーとか、でこちゅーとか、そういうこといっぱいのデートをしたいという甘えん坊を説得して
デートの途中投票所まで行ってくるのは思ったより大変だったぜ。
115名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:52:06 ID:QmZaT7Fc
ああ俺氷砂党にしたわ
クールなのがいいよね
116名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:55:50 ID:n0aud3Wg
一見クールだけど本当は甘えんぼうだから
きちんと甘えさせてあげないとドロドロになる女の子からなるという、あの氷砂党か…
117名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 14:54:35 ID:QDi166nX
甘え性高血糖症や糖尿病患者に対する支援を訴えてたのってどの党だったっけ?
重傷患者も存分に甘えられるようにケアしてくれるらしいじゃん
118名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 18:31:00 ID:wd+eeMZk
ブドウ党じゃなかったかな
119名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 20:13:41 ID:YPox+Jss
俺は三温党をイチオシ

手間をいとわぬからこそ
国民に満足のいく甘みを与えてくれる

他とは風味が違うぜ
120名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 00:26:51 ID:2ugnFXED
甘えんぼうはどちらかというとふにゃふにゃな娘のほうが多いのかな
ビシッとしててもふにゃふにゃになっちゃうのかな
121名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 00:37:20 ID:69jrDFVK
ビシッとしま甘えっ子
「ほら、膝を貸しなさいよ!」
「撫でかたが雑よ!もっと愛情込めて撫でなさい!」
「ふぅ…。今日は良かったわ。また明日甘えさせなさいよ?」

こんな感じか!?
122ビシッ!年増甘えっこ:2010/07/13(火) 04:08:12 ID:LFESpN+7
早朝5時。始発の小田急で帰路につくSMの女王様。
お店でのボンテージスーツを下着代わりに着込んだまま成城の自宅へ。
玄関を開けた途端、迎えにでてきた裸エプロンの美少年に上着を脱ぎ捨てるなりごろにゃ〜んと抱きついて甘え出す。


とゆう電波を受信してしまいました。
123名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 14:34:48 ID:Jc1hlCzJ
>>122
さあ後はその電波をSSに変換して投下するんだ
124名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 12:59:08 ID:P+eCDTiW
逆に、過剰にふにゃふにゃな甘えっ子も可愛いと思う。
125名無しさん@ピンキー:2010/07/15(木) 22:03:34 ID:MsNHvIUq
梅雨前線ちゃんが甘え足りずに大泣きして西日本を中心に被害が出ております。
誰か前線ちゃんを思い切り甘やかしておとなしくさせてやってくれ。
126名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 01:48:35 ID:6T4eBxxX
古めのネタだがこのスレ向けか
ttp://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/51741216.html
127名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 02:03:58 ID:uzdU4ADI
甘神「さぁ贖罪の時間です愚かな人間共。
我が悲涙、その身を以て思い知りなさい…
天気だか雨だか知らないが、俺にこんな力を与えたことを悔やむが良い!


家が甘漏りするので勘弁してください
128名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 14:33:26 ID:Ah2hL0PD
日本は最高神に甘照大神を奉る国だからな。そりゃ甘えっ子が持て囃されるはずだ。
129名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 14:34:59 ID:ul+rjJSw
甘岩戸の前でカップルどもがいちゃラブを展開してると岩戸を開いてその中から上目遣いで…
130名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 18:42:49 ID:KWrt0by9
「ほらぁ! あそこのカップルなんていちゃいちゃしてていいと思わない?」
と、岩戸のなかで誰かさんとしっぽり

艶っぽい声が聞こえてくると、ゴクリと咽喉を鳴らしてコソコソと覗きに出てきたり

出てきたところを はっしと捕まえられてジ・エンド
1311/4:2010/07/16(金) 20:57:28 ID:ILQCwitJ
 俺には幼なじみがいない。いや、厳密に言うといるのだけど、野郎なので却下。男の娘なら許可。……いや、むしろ!
「あ、あの、符長くん? どしたの、にやにやして」
 男の娘幼なじみとの愛ある生活を想像してたら、俺のにやにや顔に興味を引かれたのか、犬子がひょこひょこやって来たのでびっくりした符長彰人ですこんにちは。……む、脳内こんにちはが発生した! でもまあいいや。
「いや、ちょっと未開発の菊を」
「へ?」
 いかん。いくら相手が犬子とはいえ、さすがに男の娘はレベルが高すぎるだろう。
「あー、なんでもない。あ、そうだ! 良いことを思いついたのでそれに付き合え」
「唐突ながら、とっても嫌な予感がするよ……」
「大丈夫だ。俺は問題ない」
「私が問題あるの!」
「それで、思いついたことなんだが」
「今日も話を聞いてないよ……」
 何やらがっくりした顔が目の前にあるが、そういう類の顔とはよくエンカウントするので気にせず話を進める。
「俺には幼なじみがいないんだ。でも、ギャルゲやエロゲにはほぼ標準でいるだろ? それが羨ましくってしょうがないから、明日だけでいいから、お前は俺の幼なじみだ」
「え?」
「だから、朝起こしに来い。飯も作れ。いつも綺麗でいろ。出来る範囲でいいから」
「途中から関白宣言になってるよ、符長くん!」
「しまった、さだまさしの亡霊が俺に乗り移ったか」
「絶賛存命中だよっ!」
「じゃあ生霊が乗り移ったんだな」
「もうそれでいいよ……」
 諦められた。根性ナシめ。
「それで、えっと……朝起こしに行って、ご飯作ってほしいってことなのカナ?」
「簡単に言うと、そうなんだ。でも、よく考えると非常識極まりないことに気づいたのでやっぱいいや」
「ん〜……でも、してほしいんだよね?」
「それは、まあ」
 幼なじみに起こされる。それは思春期の男子であらば誰しもが憧れる夢であろう。もしくは姉とか妹とかメイドとかネコミミ少女とか魔法少女とかスク水少女とか武家少女とか。
「……いや、朝から刀持った奴に起こされるのはちょっとアレだな。というか後半おかしいな」
「うん?」
「ああ、こっちの話」
「ふぅん? ……あの、あのね。もし符長くんさえよかったら、私、起こしに行ってもいいよ?」
「マジか!? いやさすがは犬子、持つべきものは忠犬だな」
「今日も犬扱いだよ……」
 悲しそうだったので頭なでてあげた。
「え、えへへ?」
 疑問系扱いながらも嬉しそうになったので、よかったと思った。

 そんなわけで、翌日。起こしに来るというので目覚ましをセットせずに寝てたら、何者かが優しく俺を揺り起こしている感覚が。
「お、おはよっ、符長くんっ。あ、朝だよっ?」
 緊張しているのか、声が裏返っている。しかし、その程度のおもしろ起こしでは俺は起きない。ていうか本当は起きてて目をつむってるだけなんだけど。
「え、えと、なんて言うのかな……あ、そだ。んと、は、早くしないと学校遅れるよ?」
「zzz」
「うぅ、ダメかぁ……あ、あのね、符長くん。早く起きてくれないと、ご飯が冷めちゃうよ?」
「zzz」
「うー、zしか返ってこないよ……。あ、あのね、あのね。今日の朝ごはんはね、ご飯とー、お味噌汁とー、玉子焼きだよ? だから早く起きてよ。ねー、ねーってば」
「zzz幼なじみは起こしにきたものの、一緒に寝てしまうのが相場だzzz」
「明らかに起きて指示してるよぉ……。で、でも、その、あの、そうやったら符長くん起きる?」
「起きるzzz」
「意思の疎通ができてる状態を寝てるっていうのか疑問だけど……わ、分かった。私、頑張る。頑張って、符長くんと一緒に寝る!」
1322/4:2010/07/16(金) 20:58:05 ID:ILQCwitJ
「ふしだらな犬だなあzzz」
「そういう意味じゃないよ!? い、いっしょにぐーぐー寝るだけで、えっちなことはしないんだよ!?」
「ちっ」
「うう……符長くんのえっち。あと、zzzがついてないよ?」
「めんどくさいんだ。脳内で追加しといてくれ」
「明らかに起きてるよ……。じゃ、そ、その、ね、寝るからちょっとスペース空けて?」
 お願いされたので、ベッドをごろごろ転がってスペースを開けたら壁とベッドの隙間に落ちた。
「わっ、符長くんが消えた!? 手品?」
「消えてません。隙間に落ちたのです。助けて」
「わ、分かったよ! ……わっ、わっ! 符長くんが面白いかっこうで挟まってるよ!」
 朝から辱めを受けたが、どうにか犬子に救出してもらい、事なきを得る。
「ふぅ……死ぬかと思った」
「どうして起きるだけで死にかけられるの?」
「うるさい。んじゃ、続き。寝るので俺の隣に寝るように」
「もう起きてるよ?」
 犬子がにこにこ笑いながら俺の頬を無遠慮にぺちぺち触ってきたので、お返しとばかりに頭をもふもふする。
「えへへっ。おはよう、符長くん?」
「一見起きていますが、実は夢遊病で本当は寝てるんだ。幼なじみが隣で眠り、それに気づかなけれ起きられないんだ」
「今までどうやって起きてたの?」
「今までずっと夢遊病で生活してたんだ」
「そっちの方がすごいよ!」
「そんなわけで、初の起床をしたいのでお願いします」
「明らかに嘘だよ……」
 信じられる所が一切ない言い訳を繰り出した後、俺は再びベッドに横になって犬子を待った。
「うー……私が寝たら、本当に起きる?」
「起きること請け合い」
「……じゃ、じゃあ、寝てあげる。でっ、でも、えっちなことはダメだよ!?」
「しないしない、犬子が相手なのにするわけがない」
「それはそれで女心がずたずただよ!」
「じゃあ乳も揉むし、尻も触るし、ちゅーもする」
「極端だよ、符長くん!」
 一体どうしろというのだ。
「あ、あのね? 抱っこくらいならいーよ? それでね、それでね? そのあとにね、優しーく頭なでたりとかー、甘ーい言葉とかー、……ね?」
「…………」
 薄目を開けて犬子をじーっと見る。
「たっ、例えばだよ、例えば!? 私がそーゆーのしてほしいとかじゃなくって!?」
「……ああ、うん。そだな」
「ううう……優しい声と視線がいっそ辛いよ……」
「とにかく、寝れ。犬子が嫌がるようなことはしないから」
「…………。そだね、そだったね。符長くんは優しいから、私が悲しむようなことはしないもんね?」
「今日も犬子は俺という人間を誤認識しているようだな」
「えへへー。符長くんはいっぱい優しいけど、いっぱい恥ずかしがりやさんだもんね?」
「黙らないと犯す」
「思ったより怖かった!?」
「それが嫌なら一緒に寝ろ。もしくは通報しろ」
「なんで通報を自ら仕向けるのか分かんないけど……寝るのはいいよ?」
「ふしだらな犬だなあ」
「話がループしてるよっ!」
 今日も俺は時空の歪みに迷い込みがちです。
1333/4:2010/07/16(金) 20:59:06 ID:ILQCwitJ
「うぅ〜……じゃ、じゃあ、寝るから、えっちなことしちゃだめだよ?」
「任せろ、得意だ」
「一切信用できない台詞が飛び出したよぉ……」
 ぶちぶち言いながらも、犬子は俺の隣にそっと身体を横たえた。
「お、お邪魔します!」
「そんな緊張して寝る奴がいるか」
「だ、だって、緊張するに決まってるよ! め、目の前に符長くんの顔があるんだもん!」
「ああ、これは失敬。すぐに身体をずらし、犬子の目の前に尻を突き出すからそれまで我慢してくれ」
「どうしてそれで緊張がほぐれるって思うんだろ……?」
 不思議そうだったので、尻移動はやめる。
「……あれ? なんか緊張ほぐれちゃった。へへー、やっぱ符長くんはすごいね?」
「犬子と一緒の布団にいるだなんて、まるで新婚初夜のようでドキドキするなあ」
「緊張がぶり返したよ! わざと言ったに違いないよ! は、はうううう!?」
 見る間に犬子の顔が赤くなっていったので大変愉快。
「まあそう緊張するな。痛いのは最初だけという話だぞ?」
「明らかに初夜の話だよ、符長くん!」
「じゃあさういうわけで、寝るのでお前も思わず寝るように」
「緊張真っ最中なのに、寝れるわけないよ!」
「むぅ。……ええと、実は緊張が解れるであろう手段を保持しているのですが、少々お前の身体に触れてしまうのだけど、どうだろう?」
「少々って……どのくらい?」
「妊娠する程度」
「超お断りだよ!」
 ものすごく手をNOな感じにされた。
「冗談です。ちょっと抱っこする程度です」
「……抱っこ?」
 ぴたり、と犬子の動きが止まった。
「……あの、むぎゅーってするやつ?」
「むぎゅーという擬音が似合う技を抱っこ以外保持していないので分からないけど、たぶんそれだと思います」
「……え、えと。あのね、いいよ、抱っこ? ほ、ほら、緊張を解すためだし?」
「なんか既に解れてませんか」
「そっ、そんなことないよ!? ほ、ほら、すっごく緊張してるもん! ほーら、びりびりびり!」
「ひぃ、漏電!」
「緊張でぷるぷる震えてるだけだよ、符長くん!」
「なんだ。まあともかくやるので覚悟はよろしいか?」
「うっ、うん」
 なんかカクカクしてる犬子の頭を、むぎゅっと抱きしめる。
「ふわ、ふわわ!?」
 そして、その頭を自分の胸に押し付ける。
「……え、えと?」
「こうやって心音を聞かせることにより、落ち着くんじゃないカナ落ち着くんじゃないカナ」
「なんで二回言ったのか分かんないけど……聞こえないよ?」
「じゃあもう俺は死んでるんだよ」
「符長くんが!?」
「あ、しまった。こっちだ、こっち」
 犬子の頭を右胸から左胸へ移動させる。
「よ、よかった、とっくんとっくん鳴ってるよ。……もー、びっくりして私の心臓が止まるかと思ったよ」
「大丈夫だ。知り合いに墓石屋がいるから、安く作ってもらえるぞ」
「誰もそんな心配してないのに……」
「わはは。んで、どうだ? ちったあ落ち着いたか?」
「ん、んと……ちょっと待ってね」
 犬子は俺の胸に耳を押し付け、目をつむった。そして、深く呼吸しだした。
「……ふぅ。あ、ホントになんか落ち着いちゃった。すごいね、符長くん?」
1344/4:2010/07/16(金) 20:59:43 ID:ILQCwitJ
「カナ坊シナリオで身につけた技だ」
「金棒?」
 理解していないようだが、まあいいや。もう大丈夫なようなので、犬子から身体を離す。
「落ち着いたようなので、そろそろ俺を起こし」
「あっ! ま、またドキドキしてきちゃったよ! だ、だから、もーちょっと抱っこしてもらわないとダメ、みたいな……?」
「…………」
「え、えと……ダメかな?」
 そんなおあずけを喰らった犬みたいな表情をされて、一体誰が断れようか。
「……5分だけな」
「うんっ、うんっ!」
 嬉しそうな犬子を再び抱っこする。
「えへへー♪」
 犬子はニコニコ笑いながら俺の顔をぺたぺた触りだした。
「寝るのではないのか」
「そうなんだけど……なんかね、近くが嬉しいの♪」
「…………」
「ふっ、深い意味はないけれどもだよ!?」
「あ、ああ。そうだな」
「う、ううー……」
「そう尻を赤くして威嚇するな」
「顔を赤くしてるんだよ! 照れてるの! 犬どころか猿扱いになっちゃったよ!」
「別に奴らは威嚇のために赤くしているわけではないと思うが」
「なんでもいーの!」
 誤魔化すように、犬子はむぎゅっと俺に抱きついた。その背に手を添え、こちらからも抱っこする。
「……ふぅ。……符長くんに抱っこされてると、なんかほんとーに落ち着くなー」
「む、落ち着いたのだな?」
「起こすレベルまではいかないけど! 落ち着くなーっていう話!」
「…………」
「え、えへへ?」
 罪悪感があるようなので、まあよしとしよう。犬子の頭をわしわしとなでながらそう思った。

 が、それも少しの時間なら、の話。
「なんで本格的に寝ちまうんだ!」
「だ、だって、だって!」
「もう12時だぞ、12時! 昼過ぎてる!」
「う、ううううう〜! そ、そんなこと言っても、符長くんも責任はあるよ、責任重大だよ! ずーっと私の頭優しくなでてたもん! そりゃ気持ちよくってぐーぐー寝ちゃうよ!」
「イヌミミ検査をしていただけだ。そして、その最中に誤って二度寝しただけだ」
「髪だもん! イヌミミなんかじゃないもん! 二度寝しちゃった人には私を責める権限ないもん!」
 などと言い合いながら、学校までの道のりを走る俺たちだった。
135名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 21:06:15 ID:ScCo5r7v
>>134
GJ!
そしてやっぱり符丁一発殴らせろ
136名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 21:14:15 ID:NVuh3Pbg
もげろ
137名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 21:15:20 ID:1Ev4K57v
>>134
これは本格的に犬子が可愛すぎるwww

そして未だに住人に符丁と呼ばれる悲しさ
138名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:03:53 ID:G0KQT5Xm
>>134
犬子かわいいよ犬子www
139名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:43:48 ID:hSiHu4vB
むぎゅーってされるとふにゃーってなってうきゅーってなるんだよっ!
140名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 04:12:10 ID:nF3a1Hxs
符丁もげろ
141名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 07:13:50 ID:Tnh7o7yR
可愛い犬だなあ……
猫派なのに犬子になびきそうになるぜ
142名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 07:48:56 ID:hUIzWoi0
なにこのうらやましさ
やっぱり符丁はもげるべき
143名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 02:04:07 ID:j+HpnIqw
前略、画面の前の閲覧者様
このスレに出てくる奴等は甘えっ娘です
だから決して、このスレの真似はしないでください

マネするな! 虫歯になるぞ!
144名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 03:03:57 ID:D1+V8jta
虫歯が怖くてこのスレにいられるものか!
145名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 12:46:18 ID:tb+vIeNE
前の神様の後には微糖ですが投下。ご主人様とメイドもの。
↓ ↓ ↓



「だんな様だんな様っ、お帰りなさいませ!」
うちのドアを開けたとたん、メイドの雪恵が弾丸みたいに俺の胸に飛び込んでくる。
俺の背に腕を回してがっちり抱きつき、胸に顔を押し当ててフガフガいってる。犬かよ。
「雪、じゃま」
短く言ってどかそうとするが、雪恵はいやいやをして離れようとしない。
たった5日の出張だってのに、まるで2年も離れていたようなくっつきっぷりだ。
しょうがなく、半ば雪恵を持ち上げるような格好で奥へ進む俺。腕が痛い。
リビングのソファに座り込んだところで、雪恵はやっと俺の胸から顔を上げた。
「お帰りなさいませ、だんな様っ」
鏡の前で練習したに違いない、可愛らしい顔で雪恵が言う。
頭の1つも撫でてやりたくなるが、主人たるものメイドに厳しくなければいけないよな。
「それはさっき聞いたからいい。喉が渇いたから何かよこせ」
俺が顎を軽くしゃくって求めると、雪恵は慌ててキッチンへと走っていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

必要以上に気合の入った(野菜摂取的な意味で)夕食を食わされる。
「お外ではお好きな物ばかり食べてらしたのでしょう?ですから今晩のメニューはこうです」
隣でかいがいしく給仕をする雪恵が言う。
あいにくと当家の使用人はこの雪恵一人なので、万が一食事に不満を覚えても代わりに作る者など存在しない。
その言葉、当ってるから反論はしない、というかトロロ食ったら口の周りがかゆっ、かゆい。
「慌ててお食べになるからです。早食いはお体に障ります」
温めたうなぎの白焼きを出される。添えられたワサビの香りがいい。
箸が進むと雪恵がうれしそうな顔で俺を見る。
なんだ、俺がいっぱい食うのがそんなに嬉しいのかよ。
「お食事が進むようでしたら、こちらの他にエノキの納豆和えとオクラのおひたしも用意してございます」
「そうか。じゃあ食う」
短く答えると、雪恵はまたにっこりと笑みを浮かべながらキッチンへ行った。
146名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 12:46:43 ID:tb+vIeNE
やや食いすぎた腹が落ち着いた頃に風呂、上がったら部屋で入念なマッサージ、寝酒をほんの少し。
いつも以上に行き届いたサービスをする雪恵の表情はやっぱり明るい。
だんな様だんな様と必要以上に俺を呼び、世話を焼きたがる。
こいつ、俺が帰ってきたのがそんなに嬉しいのか。
そういえば土産に買ってきた酒蒸しまんじゅう渡してねえ、いいか明日にするか。
あー眠いから寝よ。ちょっとだけ、ちょっとだけ。
グラスを下げる雪恵の後姿を、もうほとんどくっついた目で見送りながら意識を手放した。
それで、1時間くらい?
短いけど深い眠りから覚め、手足をぐぐっと伸ばす。
あれ、雪恵は?
見回しても部屋はしんと静まり返り、あいつが部屋の外にいる気配も無い。
俺が寝たからあいつも自室に戻ったのか?まだそんなに遅くないのに。
少々不機嫌になりかけたところで、ベッドに座り直した俺の目が向こうのソファをとらえる。
ちらりと見えてるのは、あれは雪恵のヘッドドレス。
近寄って覗き込むと、やっぱりソファに身を預けて寝てやがる。
雪恵のやつ、俺に背を向けて寝るとはいい度胸じゃないか。
「起きろ。風邪引くだろうが馬鹿」
かがみ込み、肩をぺしぺし叩いて呼ぶと、ん……というため息と共に雪恵のまぶたが持ち上がる。
眠そうに開かれたあいつの両目に、ちょっと不機嫌そうな俺が映っている。
「だんな様……」
とろんとした目のまま、雪恵が笑う。
あいつの手が俺の髪に触れ、遠慮がちに撫で下ろすのを感じた。
「なんだ。触りたいならもっと触れ」
床に膝をついてソファに近づき言うと、雪恵が目をしぱしぱさせ、ゆっくり首を傾げる。
こいつ、寝ぼけてやがるのか。
現状を理解した時に起こるのは、ちょっとした悪戯心。
「お前、俺の前でそんなに無防備でいると……」
 襲  う  ぞ  。
言うが早いか腕を伸ばして雪恵をソファから持ち上げる。うげ、横抱きは予想より重い。
でも何ともない風を装って(俺には重労働)雪恵をベッドへ運び、ぽんっと投げ落とした。
「きゃあ!」
揺すぶられて目が覚めたのか、雪恵が悲鳴を上げる。
メイド服の裾が乱れ、真っ白いペチコートが露わになった。
147名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 12:47:06 ID:tb+vIeNE
「雪」
短く名を呼び、上に覆いかぶさる。
あいつが息を飲む音がやけに生々しく耳に届き、体がカッと熱くなった。
「…………っ」
雪恵が目を潤ませて唇を噛む。
おまけに震えてる。やばい、驚かせすぎたか。
「雪。雪恵」
上から見下ろすのはだめかなと思い、体を反転させてベッドに寝転がる。
なるべく落ち着いた声で名を呼んで、こちらに背を向けて震える雪恵を背後から抱きしめた。
華奢な背中が一瞬びくりとわななくが、腕を振り払うこともなく、されるがままになってくれている。
びっくりしたか、と尋ねると雪恵は微かに頷いた。
「すまん」
驚くほど素直な謝罪の言葉が口をついて出るのに自分でも驚く。
しかし雪恵は俺よりはるかにびっくりしたようで、えぇっと息を飲んでこちらに向き直った。
「だんな様、今、謝ってくださいましたか?」
「あ?ああ」
鳩が豆鉄砲食らったような顔で尋ねられ、首を縦にふって答える。
すると雪恵は、うひゃあ!というような素っ頓狂な声を上げ、俺に力いっぱい抱きついた。
腕だけでなく脚までも絡んでくるが、さっきみたいにぶら下がられてるわけではないので重くない。
「だんな様が!私に、雪恵に!!」
感に堪えないといった調子で呟くあいつについていけず、おもむろに尻に手を伸ばして黙らす。
「きゃっ、いけませんっ」
スカートの上からさわさわと撫でてやると、雪恵が身をよじる。
構わずに撫で続け、悪乗りしてスカートの中にも手を入れてみる。
「だんな様っ、あ…………」
いや、と小さく抗う声がいい。
「本当にいやか?いやなのならやめる」
真面目ぶった口調で尋ねると、返ってきたのは上目遣いと困ったような声。
よろしい、それで十分だ。
148名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 12:47:30 ID:tb+vIeNE
手際よく服を脱がせ、あらためて雪恵を組み敷いて上から眺める。
色が白くてすらりとした、実に俺好みの体型。
「だんな様、あの……」
後ろ髪をくいっと引っ張られ、キスをねだられる。
こういう場面でキスをしてやらないとこいつは悲しがる。
「ほら」
唇をちゅーの形にして目を閉じてやると、雪恵が身を起こし、自分から唇を重ねてくる。
俺が動かないのがもどかしいのか、雪恵は両腕を俺の背に絡めてぶら下がる。
辛そうな体勢をそこそこ長く続けて、やっとあいつが唇を離す。
潤んだ目で見つめられるのが堪らなくいい。
小さく微笑んで見せて今度は俺からキスを仕掛ける。
怖がらせないようにじっくりと時間をかけて、あいつの体を手の平でなぞった。
「やっ……んんっ……」
くすぐったいのか、雪恵が時折びくりと跳ね、シーツから体を浮かせる。
エロいなお前とからかうと、あいつは力の入らぬ両手で俺の胸を押し返した。
「だんな様が……変なことばっかりなさるから……っ」
「変なこととは?こういうのか、それともこっちの方?」
「あんっ」
わざととぼけて、雪恵のおっぱいを一撫で。
寝転んでも形のいいここも俺のお気に入りの場所だ。
感触を楽しむように触れて、軽く吸い付いてみるのも楽しい。
すっげー柔らかいし、しっとりしてて気持ちいい。
「あっ、んっ!」
乳首をつつくと面白いほどの反応が返ってきて面白いし。
というわけで、スーパーおっぱい堪能タイム決定。
「いや、あ……だんな様、食べないで……あ、んっ」
胸に顔を埋めてふごふご言ってる俺に、雪恵が戸惑いの声をあげる。
本当に食うわけじゃないんだから、黙っとけってばもう。
「ん、だめっ……だめ……」
うわ言のように繰り返す言葉を聞きながら、雪恵の乳首を口に含み、転がすように舐めあげる。
甘ったるく蕩けるような嬌声があふれ出て、ベッドルームを満たしていく。
声が漏れるのが恥ずかしいのか、雪恵が自分の指を噛んでこらえようとする。
「こら、怪我するからやめろ」
「やっ、だって……」
いやいやと幼子のように首を振り、唇から指を離そうとしない。
「ほれ。代用品だ」
雪恵の手を無理矢理どかして、代わりに俺の指を置いてみる。
諦めたように、雪恵は俺の指を口に含んだ。
主人の指を噛むまいとするのはけなげだが、吸われるとなんかその、非常に危険な気分になる。
目を閉じて喉を鳴らして懸命になっている雪恵は、赤らんだ頬や熱っぽい吐息と相まってやばいくらいに色っぽい。
もっと泣かせて鳴かせてからと思ってたけど、こうなるとさっさと挿れたくなる。
「雪」
耳元で囁くと、あいつがハッとしたように体を跳ねさせる。
名前を呼んだだけなのに分かってしまうとは、こいつも相当エロくなったもんだ。
ま、これが夜ごと乳繰りあってる成果ってやつなのかもしれんけど。
149名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 12:48:44 ID:tb+vIeNE
雪恵の頬に軽くキスしてから、いったんベッドを降りて下準備を済ませる。
俺が覆いかぶさるのを待ちかねていたかのように、雪恵が下から抱きついてきた。
このまま挿れてほしいという無言の意思表示。
雪恵は騎乗位やバックがあまり好きではなく、こうやって密着する体位がお好みなのだ。
二十歳をいくつか越しているってのに、どこまでも甘えん坊な奴だと思う。
まあ今日の俺は機嫌がいいので、その希望をかなえてやることにする。
「はっ……ん……ん……」
ゆっくりと身を沈めていくと、雪恵が切なく長い吐息を漏らす。
やべ、いつも以上に気持ちいい。
あったはずの余裕が無くなってしまい、俺も同じように深く息を吐いてクールダウンする。
なのにこら、腰をくねらせるな、俺の肩や胸にキスなんかするな。
「あっ」
静止の意味で深く貫くと、雪恵が白い喉をむき出しにして悲鳴を上げる。
体が反ってあいつのおっぱいが俺の胸に押しつけられる。
「やんっ……んん、ん……」
密着した肌の間に指をこじ入れて乳首を弄ると、切ない声が聞こえて体が捩られる。
だめとか言っても今更遅い、夕飯で精のつくものを俺に散々食わしたのはお前だ。
雪恵を追いつめていることに気分をよくしながら、規則的に腰を動かして自分の快感も求める。
ちょっと久しぶりだから、長く楽しみたい。
あー、やっぱ出張は好かん、こうしてうちでこいつと乳繰りあってるほうが好きだ。
でも仕事は代えられないし、待ってもくれないんだよな。
「痛っ」
興ざめなことを頭によぎらせていると、不意に雪恵が俺の背中に爪を立ててくる。
じっと閉じていたはずの目が、涙で潤んで俺を見上げている。
ひょっとして、よその女のことでも考えてると思われたかな。
馬鹿、俺はそんなにもてるタイプじゃねえよ。
まあ誤解されるようなことをしたのはこっちか。
言葉で詫びるとあいつが恐縮するので、腰の動きを緩め、つながったままあいつを抱き起こす。
小さな子供にするように背中をゆっくりと撫でてやると、それにこたえるようにあいつもまた俺に抱きつき直してきた。
雪恵には、こうやって甘やかしてやるのが一番効く。
何よりあいつが喜ぶし、頼られているから俺も気分がいいし。
あれ、さっきゆっくりにしたはずの腰の動きがまた早くなってきてる。
そろそろいいかな、こいつもイきたいだろうしいいよな。
もう一度押し倒し、快感にかすれる声を聞きながら今度は容赦なしで腰を押し付ける。
いくらもしないうちに、雪恵は一際高い声を上げ、大きく体を震わせた。
こらえ性のない奴めと思った瞬間に、俺もあっけなく達してしまった。
そろって我慢のきかない体質みたいだ、俺たち主従は。


雪恵をバスルームに連れてってやり、大サービスで体も流してやる。
さらにスペシャルサービスでベッドルームに連れ帰り、寝かせて布団をかけて、眠りやすいようにまた緩く抱っこしてやる。
今日は特別だ、明日の俺がまた同じと思うなよ。
しかし雪恵はもう何も言うことなく、微笑を浮かべたままあっさりと眠ってしまった。
体を洗ってやってる時は何度か「ご出張のお話を聞かせてくださいませ」とせがんでいたはずなのに。
頼んだくせに先に寝るとは無礼な奴だ、明日はこのネタでからかって遊ぶことにしよう。
おもしろい予定ができたことに含み笑いしながら、雪恵の寝顔をじっくり見る。
今度の出張の時には、こいつを連れていってみるのもいいかもしれない。
昼間は一人きりで観光でもさせておけば、夜にはきっとまた思い切り甘えてくるだろう。
そうしたらまた、帰った時にそれをネタにからかって遊べる。
俺って頭いい、次は連れてくことに今ここで決定。



以上です。お粗末。
150名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 13:21:30 ID:Os4gDh4P
非常にGJ
151名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 13:26:28 ID:v1I41WGi
>>149
すばらしい
メイド非常に素晴らしい
152名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 19:43:28 ID:PB5r1cWl
総入れ歯になったじゃないか。
責任を取って続けたまへ
153名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 20:11:55 ID:4HEr52Bm
>>149
君がッ!! 続けるまでッ!!
待つのを、やめないッ!!!
154名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 20:51:36 ID:maAQou0z
>>149
もちろん、出張の時の話も書いてくれるんですよね?
155名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 23:52:10 ID:CSZ13aOX
一見すると傲岸不遜のようで、実はメイドのことをとても大切に思ってるご主人様っていいですね。
ぜひ続きをお願いします。
156名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 06:38:39 ID:G4xWN4v4
自称世紀末的甘娘名言集
「抱き枕などいらぬ」
「甘えこそ正義、いい時代になったものだ」
「今は甘娘が微笑む時代なんだぁ!」
157名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 06:55:20 ID:iygKfAit
甘えっ子に言って欲しい台詞集

「にゃ〜」
「わんっ」
「……ぎゅ」
「……抱っこ」
158名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 10:25:18 ID:6iyFHwvi
>157 おまえ、大切な言葉を忘れてるぜ
「…ちゅーして」
「……だいすき」
159名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 10:57:46 ID:saI4Q2dG
甘噛みをする甘神様はどこだ?
160名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 11:09:03 ID:I0dhBeQY
あれ?俺の肩に歯型が…
161名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 11:09:13 ID:2S3Z/x3i
皆の心の中さ。
162名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 18:30:26 ID:c1pWjjXO
こんなに哀しいのなら…こんなに寂しいのなら…、甘味など…甘味などいらぬ!!
163名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 22:16:25 ID:qCa5E+K/
甘えっ娘を捕獲するにはどうすればいいの
164名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 22:22:09 ID:0ntz4TBK
腕広げて突っ立てると勝手に飛び込んでくるよ
165名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 22:28:33 ID:j8hMK+95
虫が一杯ついた
166名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 22:42:51 ID:6sB7djx4
「かにばさみ〜」ムギュ-
「やめんか」
167名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 23:21:33 ID:O/HYA/gd
既成事実ホールドじゃねーか
168名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 06:09:13 ID:m2C7N6Qu
プルルル…ガチャ   もしもし、朝早くに悪いな、うん、そう俺だけど。うん、ちょっと相談にのってほしいことがあるんだ。
あのさ、昨日はすさまじく暑くて寝苦しかっただろ?だからさ、窓開けたまま大の字になって寝てたんだ。そうしたらさ、朝起きてみたら…びっくりしたよ、あのクラス一甘えん坊の悠花が俺の腕を枕にして寝ていたんだよ。
おい不法侵入者起きろよ、って起こしてもさ、「ちゅーしてくれないと起きない〜」っていうからさ、してやったんだけど、まだ足りないとか、もっと〜してくれなきゃやだって言うんだよ。どうしたらいいかな…。
え、なに?下の唇にちゅーしてやれって?んなことできるわけ…あ、ちょっと待って切らないで何でそんなに不機嫌なんだよ惚気氏ねってなんだよ真面目に聴いてt
ガチャン   ツーツーツ

169名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 08:04:56 ID:pOXaSTv0
>>162 お師さんに甘えまくられたんだね……


「天帝を守護する甘斗六性拳のひとつ、甘斗鳳凰拳の性帝サウz、ちょお師さん!今大事なところだから、邪魔しないで、抱きつかないで、耳舐めちゃらめぇぇぇ!」
170名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 10:45:01 ID:qy2pyMmW
>>168
なんだろう…このそこはかとなく漂うビッチ臭さは
171名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 22:47:31 ID:muBD2l5Q
毎日睡魔ちゃんが甘えてきます
172名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 14:23:22 ID:KUHF6n/3
>>171
そんな時はな、お風呂に膝を抱えて入り、子供の時の事や学生時代の事、昔好きだったあの人の事を思い出すんだ
173名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 15:48:44 ID:qmT29CKJ
お前が俺を愛してるってのも、俺から離れたくないってのも分かってる
俺だって同じだ、お前を愛してるし可能な限りお前の側にいてやりたい
それを承知の上でお願いがある、聞いてくれ

蒸し暑いから今晩だけは一人で寝てくれないか


…と言うとどんな反応を見せるだろうか
174名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 16:38:42 ID:Qi/LCzXu
水風呂につかって体を冷やすんじゃね?
甘えっこ あったまる
男    ひえる
これで利害は一致する

しかし風呂場を覗いてはならぬ。覗いたが最後眠れぬ夜を過ごす事になるだろう
175ミヤコさんと僕 1/3:2010/07/21(水) 17:48:00 ID:qMUKlDSh
合法ロリが年下に甘える、しょっぱくて生臭い話を投下する決心がついた
スルーするか、でなけりゃ覚悟して読んでくれ
---------


 ミヤコさんは僕の遠い親戚の人で、近所に住んでいる。
 一応大人なんだけど、背がちっちゃいので、よく中学生と間違われる。
 反対に僕は大きいから、二人で並んで歩いていると時々兄弟と間違われる。
 この前も二人で公園へ散歩に行ったら、犬を連れていたおじさんが「お兄さんと妹さん? 仲が良いね」って声をかけてきた。
 僕が「違います」って返事をしたら、ミヤコさんがすかさず「私が姉です」って言っちゃって、そしたらおじさんは「大きな弟さんだね」って言って向こうへ行ってしまった。
 おじさんと別れた後で「嘘をついちゃ駄目だよ」ってミヤコさんに言ったら、「だって、面白いじゃない」ってニコニコしていた。
 普段は子供に見られちゃうって怒ってるクセに、僕と一緒の時は子ども扱いされるのが嬉しいらしい。
 僕が「でも僕たち兄弟じゃないよ」って言ったら、ミヤコさんは「そうだね。恋人同士だもんね」って言いながら僕の腕につかまって体をこすり付けるようにしてきた。
 何だかごまかされてるような気がするけど、ミヤコさんと腕を組んで歩くのは好きだから文句は言えない。
 お父さんとお母さんも僕とミヤコさんが仲が良いのは知っていて、僕がしょっちゅうミヤコさんのアパートへ遊びに行っていても怒らない。
 ただ、お母さんは僕が出かけようとするたびに「ミヤコさんの迷惑にならないようにね」っていつも言ってる。

 夏休みに入ったばかりの土曜日、僕はお昼前にミヤコさんのアパートへ遊びに行った。
 お父さんたちが会社の行事で月曜日まで旅行に行っちゃったから、僕はその間ミヤコさんの家に泊まる事になっていた。
 ミヤコさんはまだ仕事で家にいないけど、僕は前に作ってもらった合鍵で勝手に上がりこんだ。
 コンビニで買ってきたお昼ご飯を食べてから、家から持ってきた宿題に手を付ける。
 できるだけ早いうちに片付けておかないと、ミヤコさんとプールに行ったりする時間がなくなっちゃうからね。
 3時くらいまで宿題をがんばって、それからはゲームしてミヤコさんが帰るのを待っていたら、5時過ぎくらいにミヤコさんが帰ってきた。
「ただいま〜」
「お帰り。お疲れさま」
 振り向いたら、ミヤコさんは大きなポリ袋3つに詰め込んだ晩ご飯の材料を重そうに持っていた。
 あわてて袋を受け取りに行って中をのぞいてみたら、確かにキャベツとか肉とかもあったけど、今日の晩ご飯はスーパーのお惣菜ですませるつもりみたいだ。
「ん? お惣菜、嫌だった?」
「ううん。ただ、この前作ってくれたゴーヤチャンプルー食べたかったなぁ、って」
「それは明日のお楽しみね。ちゃんとゴーヤとお豆腐も買って来てるから」
「うん!」
「じゃあ、お惣菜をテーブルに並べてもらえる?」
 そう言うとミヤコさんは部屋の隅にあるクローゼットの前で着ていたスーツを脱ぎ始めた。
 ハンガーに掛けて、ついでにブラジャーとパンツも脱いで、新しいパンツとTシャツとスパッツに着替えている。
 僕は、しばらくそれに見とれてから、ポリ袋から唐揚げやソーセージなんかの惣菜を取り出してレンジで温めはじめた。

 二人でテレビの野球を観たりしながら晩ご飯を食べ終わって、野球中継も終わったころ。
 ミヤコさんが僕の前にぺたんと座って背中を向けてきた。さっき飲んだビールのせいでトロンとなった目つきがちょっとエッチだ。
「ねぇマー君、いつものお願い」
 そう言いながら、ちょっとだけ僕の方を振り向く。僕は「はいはい」と答えながらミヤコさんの肩をもみはじめた。
 ちなみに、マー君って言うのは僕の名前だ。正式にはマサトって言うんだけど。
「んあぁ……んん……んぁ……マー君、じょーずぅ」
 すごく気持ちよさそうな声を出しながら、ミヤコさんの体から力が抜けていく。ふにゃふにゃになった体が前にたおれていって、うつぶせになる。
 僕はそれを追いかけながらミヤコさんのお尻にまたがって、背骨の両横を親指で押さえていった。
 そのまま腰とお尻の間くらいまでいったら、こんどは首すじまでやっぱり押さえながら登っていって、また押さえながら降りていってを10回くらいくり返す。
 押さえるたびに、ミヤコさんは猫が甘えるような声でうなった。
 そろそろ親指が痛くなってきたのでやめようとしたら、ミヤコさんは背中とお尻をくねらせながら「もっとぉ」っておねだりしてきた。
176ミヤコさんと僕 2/3:2010/07/21(水) 17:48:29 ID:qMUKlDSh
 仕方ないので、背中は今までどおり親指で押さえながら、残った四本の指を伸ばしてわき腹の肋骨がコリコリしているのも押さえてあげる。
「んなぁ!」
 今までよりも、もっととろけたような声でミヤコさんがおねだりしてくる。僕は背中を何往復もしながら、少しずつ親指以外の指の力を強くしていった。
 しばらくそうしていたら、ミヤコさんが僕の方を振り返った。ビールを飲んでいた時よりも真っ赤な顔で泣きそうになっているのは、すごくエッチだった。
「まーとぉ……してぇ?」
「うん」
 僕は寝そべっているミヤコさんの脇を抱えて起こしてあげると、そのままあぐらをかいて、足の間にミヤコさんを下ろした。
 ミヤコさんのいいにおいがする髪の毛が僕の鼻をくすぐる。
 柔らかな髪に頬をすり寄せながら、ミヤコさんのTシャツをまくりあげて、どんな方向を向いても形のくずれないおっぱいをゆっくりとマッサージする。
 コツコツ当たるろっ骨の上に乗っている硬いかたまりを、最初はそっと、少しずつ力を入れながらもんであげると、ミヤコさんの声がそれに合わせて高くなっていく。
 前に投げ出されたミヤコさんの足が、太ももをこすり合せながらもじもじしてきた。
 だらんとしていた両手も、まわりだけもまれているおっぱいのぷっくりとふくらんだ先っぽをさわりたそうに動いている。
 僕は左手で今までさわらなかった乳首をキュンとつまみながら、ちょっとだけもり上がっているおっぱいをつまんだ。
「はにゃあ?!」
 もじもじしていたミヤコさんの足が一瞬だけピンと伸びて、さっき以上にもじもじしはじめた。
 右手をおっぱいからはなして、ぴょこんとへこんだおへその周りをさすってあげる。
 そうしたら今までじれったそうに動いていたミヤコさんの右手が誰にもさわってもらえなかった右の乳首をつまんんだり押さえてなで回したりしだした。
 ミヤコさんはハァハァと息を切らしながら、返事をしてもらえない猫みたいに「なぁ……なぁ……」と鳴いている。
 僕は右手をおへそから太ももに移した。内側をスパッツの上からこする。ミヤコさんの鳴き声がちょっと大きくなった。
 湿っぽくなっているスパッツを足の付け根まで、右手で押さえるようにこすっていく。ミヤコさんの股はスパッツがビショビショにぬれて、割れ目がうかび上がっていた。
 その割れ目の中に指を押し込んだら、ミヤコさんは「にゃふぅ!」ってさけんで僕によりかかってきた。
 スパッツとパンツごしだから、いつもよりも強めに中指をつっ込んでグリグリさせると、ミヤコさんの声がグリグリに合わせて大きくなったり小さくなったりする。
 残った指でまわりをなでたりお豆を押さえ込んだりしたら「ふきゅぅん」って悲鳴みたいなうなり声が上がった。
「まーとぉ、まーとぉ……」
 ミヤコさんが僕を見上げて、おねだりしてくる。涙がこぼれ落ちそうな目と真っ赤で苦しそうな顔がとってもエッチで可愛い。
 ミヤコさんはおどろいた声を上げるけど、気にしないでそのまま背中とわき腹を同時にムニムニとマッサージしていく。
 ぷにぷにの腰をさするようにもんであげると、お尻がもぞもぞと動きはじめた。
「んにゃぁ……マーくぅん、もっとぉ……」
 僕はミヤコさんの頬をなめながら、ぬれてはり付いているスパッツとパンツに手をかけた。ミヤコさんの手も手伝って、持ち上げられたお尻から二つ一緒にずり下ろしていく。
 ミヤコさんが足にからまるスパッツをけり飛ばすようにぬいだ。僕も染みが出来ているズボンとパンツをぬぎ捨てる。ちんこがカチンカチンに大きくなっていた。
「まーとぉ、早くぅ」
 ミヤコさんはそのままあお向けに寝ころんで僕の方に両手をのばしている。大きく広げられた股はビチョビチョにぬれていて、中心の割れ目はピンク色にほころんでいた。
 そのネチョネチョにぬれてヒクヒクしている穴の入口に、僕はちんこの先っぽを当てた。やわらかくて熱くてヌチャヌチャしてるのが先っぽを包んでくる。そのままグッと押し込んでいくと、ミヤコさんは嬉しそうな悲鳴を上げながら、ちんこにからみついてきた。
 根元までちんこを押し込んだら、ミヤコさんの両脇に手を入れて抱き上げてあげる。ミヤコさんの両手が僕の首に、両足が僕の体に巻きついてギュッとしめ付けてきた。
 ミヤコさんが僕の口にむしゃぶりついてくる。僕もミヤコさんの唇にすい付きながら半開きになっている歯の中に舌を入れて、お互いのよだれをまぜ合う。
177ミヤコさんと僕 3/3:2010/07/21(水) 17:48:56 ID:qMUKlDSh
 ミヤコさんが腰をグネグネと動かすので、僕もちんこを奥につき当たりにグリグリと押し上げる。ミヤコさんの中がギュウウってしめ付けてきた。
 僕は腰を出来るだけ引いて、思いっきり押し込んだ。叩かれたような音がして、がまん出来なくなったミヤコさんが「みゃあああ!」って鳴いた。
 そのまま何度も引いては押し込みをくり返して、くり返すたびにミヤコさんの中はちんこにからみ付いて、僕はどんどん気持ち良くなっていった。
「みゃー……ぼく、もう、」
「ふなあぁ……まーとぉ、いいよ、きてぇ」
 そしてがまん出来なくなった僕は、最後に思いっきりちんこをミヤコさんにたたき込んだ。キュウウッてしめ付けられたちんこが、ミヤコさんの中に精液をいきおい良く流し込む。
「にゃああああ!!」
 ミヤコさんの体が大きくふるえて、すぐに全身から力がぬけた。僕もちんこから体中にふるえが広がっていくの感じながら、ミヤコさんを抱きしめた。

 しばらくそうやって抱き合ったままでいてから、僕たちは一緒にお風呂に入った。洗いっこしながらもう一回やって、二人でお湯に入る。
 本当は一人用の小さなお風呂なのでちょっとせまいけど、ミヤコさんとなら問題なく一緒に入れる。僕のひざにミヤコさんを乗せなければいけないけど。
 そうやってミヤコさんにだき付きながらあったまるのは、セックスとはちがう意味で気持ち良かった。
「あ、そうだ!」
 二人であったまっていると、ミヤコさんが急に立ち上がった。
「ちょっと先に上がるね。呼んだら上がってきてね」
 そう言い残してお風呂場のドアを開けて、出て行った。
 いつもなら一緒に上がって体もふきっこするのに、どうしたんだろう?
 ふしぎに思いながら一人でお湯につかっていたら、ミヤコさんから声がかかった。急いでお風呂から出て、一人で体をふいて部屋に戻る。
 そこにはセーラー服を着たミヤコさんがいた。
 僕の通っている学校は小学校から大学までの一貫教育で、ミヤコさんもここの卒業生だ。ちなみにセーラー服は中等部の女子の制服だったりする。
 もう何年も前に着てた制服なのに、今着ても問題ないらしい。
「どう?」
「うん……でも、どうしたの?」
 ここで下手に「似合うよ」って言っちゃうとミヤコさんは落ち込むか怒り出すかすることが多いので、感想は言わずに理由を聞いてみる。
「夏休みが終わったら、すぐに学園祭でしょ? これ着て生徒のふりして学校行っちゃおうかなって」
 いたずらを思い付いてニヤニヤしているミヤコさんも可愛い。思わず抱きしめて、まだちょっとぬれてる頭をなでてみる。
 最初はちょっとおどろいたみたいだったミヤコさんも、すぐに気持ち良さそうに目を細めて僕にすり付いてきた。
「小等部と中等部じゃ学園祭の日はちがうよ。中等部の生徒のふりして学校に来てどうするの?」
「途中で抜け出してマー君を見学するの。良いでしょ」
「でも……学園祭やってるはずの中等部の生徒が小等部にいたら、反対に目立つんじゃない?」
「それもそうかぁ。じゃあ高等部のブレザーで……って結局は同じかぁ」
 ミヤコさんが残念そうな顔で言った。
 僕もセーラー服を着たミヤコさんと学校で会うのはスリルがあって面白そうだから、ちょっと残念だ。
「マー君と学校でデート出来るかと思ったのになぁ」
 ミヤコさんが僕の胸に頬をすり付けてくるので、お返しにスカートの上からお尻をなでてあげる。
 学校でこんなこと出来たら、すっごくスリリングで楽しそうなのに……そこで僕は、もっとかんたんな方法を思い付いた。
「だったらさ、夏休み中に忍び込んじゃえば良いんじゃない?」
 夏休みなら中等部の生徒が他の学部にいてもそんなに変じゃないかもしれない。学校のプールに行った時に、いつもなら見かけない中等部の人をグラウンドで見たことがあったし。
 期待しながらミヤコさんを見ると、ミヤコさんも僕を見上げていた。
「良いね。やってみようか」
 二人でにんまり笑い合ってから、僕たちはキスした。

おしまい

---------
以上
どうもお邪魔しました
178名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 22:14:09 ID:+ucOkhI8
GJ!
179名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 05:49:46 ID:7hqDZWRt
小学生のうちから甘え姉さんとにゃんにゃん……だと……
180名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 06:08:30 ID:o6E7Rg/l
GJ!しょっぱいなんてとんでもない!なんだか幸せな気分になりました
181名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 10:16:18 ID:VT5uJMZX
>>179
やっぱりそういうことなんだよな…?
一瞬俺の頭がおかしくなったのかと思ってしまったぜ

ともあれGJ!
182名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 22:28:20 ID:N472LKDZ
貴様の甘えには欲望が足りん
183名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:07:47 ID:E6tiuzaP
145-149の続編です。長いよ。
↓  ↓  ↓




19:28。
「だんな様だんな様っ、お帰りなさいませ!」
ドアを開けた途端、今日もイキのいい弾丸が俺の胸に飛び込んでくる。
ただいつもと一つ違うのは、ここが屋敷ではなく、新潟のホテルだってことだ。


「今度の出張には、雪恵をつれていってみるか」
なんて思いついたのが1ヶ月前か。
意外と早く次の出張が決まった。たった二泊だけど、まあそれはそれ。
荷物の用意をしておくよう命じたついでに、雪恵に言ったわけですよ。
「お前もついてくる?」って。
案の定あいつはぽかーんとした顔をした。開いた口にキャンディでも放り込めば面白かったか。
「本当……でございますか?」
数秒後、あいつの口から出たのは疑問の声。
「マジ。俺が仕事の間お前は観光でもしとけばいい。ただし……」
全部言う前にあいつが力いっぱい抱きついてきた。苦しいからやめろ。
「うれしい!だんな様、ありがとうございますっ」
ますます力が入る腕が俺の首をしめつける。
「ただし部屋は別だ、いいな」
首を圧迫されたまま不明瞭な声で言う俺に、フリーズする雪恵。
「……は?」
「部屋は別。出張なのにツインに泊まったら会社が怪しむだろうが」
俺は中途半端なお坊ちゃんだから、不正なんかしたら危ないんだ。
「そんなっ、ひどいです!旦那様の横暴ですっ」
再び雪恵に首を締め上げられる。意識の向こうに見えるのは何、黄泉の国?
ぐええっと喉から変な声を出す俺に気付き、雪恵があっと驚いた声を出して腕を離す。
慌てて背中をさすってくれる手が温かい、生きのびるって素晴らしい。
「同じホテルに泊まれば別部屋でも同室みたいなもんだろ?聞き分けてくれ」
落ち着いた俺が言うと、雪恵は気落ちした顔で頷いた。
「しょうがありません。だんな様の会社でのお立場が大事です……」
しおれた花のように元気のないあいつの頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
寝る時まで別だとは、俺は一言も言ってないんだけどな。

184名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:08:18 ID:E6tiuzaP
会社が取ったビジネスホテルには幸い空きがあり、雪恵のためのシングル部屋を予約するのは簡単だった。
部屋が取れたぞと言った俺にあいつはまた盛大に抱きつき、俺を再び窒息寸前にさせた。
罰として新潟での夕飯を食う店選びを全面的にあいつに押し付ける。
案の定あいつは旅行ガイドを何冊も買い込み検討に入ったので、うるさくされずにすんだ。
たった二日、しかも夜しか一緒にいられないっていうのにこの舞い上がりっぷりには驚く。
頭の中は俺のことで一杯なのに違いないな、うん。
それでも出張の準備は忘れていなかったようで、出発の三日前には全て用意が整っていた。
仕事の書類なんかを足して、出発したのは火曜の早朝。
2時間程度の新幹線なのに、妙にはしゃぐ雪恵の頭の中がわからん。
窓からの景色に歓声を上げ、車内販売のワゴンをキラキラした目で見つめ、車内に流れるニュースに真剣に見入る。
俺には慣れっこの出張だけど、きっとこいつだったら毎回テーマパークに行くみたいに楽しいんだろうな。
まあ、連れには仏頂面になられるよりも笑顔でいられた方がいいか。
ガッチガチに固まった車内販売のアイスに苦戦している雪恵を見ながら、そっと苦笑した。

新潟について雪恵と別れる。
知らない土地で一人ぼっちになる淋しさか、車中での浮かれた姿とは正反対の不安げな表情。
何か困ったらメールしろと言いつけ、それでも下を向いたままのあいつを一瞬だけ引き寄せる。
ギュッと抱きついてきたあいつは、やっと小さな声で「はい」と返事をした。
その顔を無理矢理上げさせ、キスすると見せかけてあいつの目線を売店に固定させて立ち去ることにする。
後ろから小さく「あっ……」と残念そうな声が聞こえたが、振り向かずに俺は仕事に向かった。

それで話は1行目に戻る。
仕事をちょっと早めに切り上げ、ホテルにチェックインした俺はメールで知らされたあいつの部屋に向かったってわけだ。
自分の部屋には一瞬だけ立ち寄り、仕事関係の荷物を置くだけにとどめた俺は褒められるべき。
俺にしがみつくあいつからは、炎天下での観光を終えてきたとは思えない爽やかな香りがする。
っつーか俺、汗クサイんじゃないのか?
悪い想像に駆られて後ずさりする俺にぶら下がったまま、雪恵が離れたくないと首を振る。
「風呂に入る。着替えを用意してくれ」
背中を軽く何度か叩いて申しつけると、やっとあいつが俺の胸から顔を上げる。
「お風呂でございますか」
「ああ。暑かったからさっぱりしたいんだ」
ネクタイをゆるめる俺を見て仕事モードになったのか、あいつはテキパキと俺から脱いだ物を受け取った。
「ごゆっくりなさいませ。お着替えは用意しておきます」
下着一枚になった俺を見て少し顔を赤らめたあいつは、くるりと俺に背を向けてスーツケースに手をかけた。
185名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:09:11 ID:E6tiuzaP
ひとっぷろ浴びてさっぱりしたところで、腹がぐーっと鳴る。
昼飯は、視察が長引いたせいでほとんど食えなかったから腹減ったな。
渡された着替えを身につけ、髪を簡単に拭きながら考える。
「雪、メシに行こう。腹減った」
リラックスした姿で呼ぶと、雪恵が振り返る。
あれ、今更だけど朝の格好とは違う。こいつも着替えたのかな。
白いブラウスにふんわりとしたパステルカラーのスカートが、お嬢さんっぽい雰囲気で似合ってるぞ。
普段の黒いメイド服姿とはがらっと変って、これもいいな。
「はいっ、ただいま参りますっ」
鏡に向かってささっと身支度を整えた雪恵と連れ立って、俺はホテルを出た。
「で、どこに行くんだ」
夕飯を食う店選びはこいつに一任してあるので、俺はついていくだけだ。
かすかに湿り気の残る髪が風に吹かれるのが気持ちいい。
「ええと……」
付箋でいっぱいの旅行ガイドを開き、雪恵が周囲を見回す。
ちょっと不安になったが、幸いホテルから目当ての店は近く、角を二つ曲がっただけでたどり着いた。
ふうん。創作ダイニングねえ。
戸口の明かりに照らされた小さな文字を見て、中に入る。
店内の照明は暗めで、しっとり落ち着いた雰囲気だ。
まかり間違っても大学生がコンパで使うような店ではなく、もっと大人の男女が客層だと想像する。
案内された席は、三方を粗い格子の仕切りで囲まれた、半個室のような4人掛けの席だった。
掘りごたつ風になっていて、座っても楽だ。冬はきっと足元に暖房が入るんだろう。
なんて考えていると雪恵が俺の隣に座る。
あれっ?こういう時って普通は向かい側に座るんじゃないのか。
「だんな様、何を注文なさいますか?」
疑問を持つが、雪恵がそう言ってメニューを差し出してきたのでそっちに目が行く。
なにせ腹が減ってるから、食い物のことが最重要なのだ。
とりあえずビール、あとはすぐできるつまみをいくつか。
雪恵が店員に注文を伝えてくれる。
幸い、ビールとお通しが待つ間もなく出てきた。
「乾杯」
色のついたカクテルらしきグラスを持った雪恵と目を見交わす。
ビールは温度も注ぎ方も申し分なく、お通しもなかなか美味い。
俺がせわしなく飲んで食ってるのを、雪恵は傍らでにこにこしながら見つめている。
カクテルはビールと違ってぐいぐい飲めないから、時間が余るんだろう。
場をもたすために何か喋るか、などと思っていたら料理が出てきた。
旬の地物枝豆、お刺身盛り合わせ、焼油揚げにキュウリの酢の物、エビとソラマメの白和え。
テーブルに順番に並ぶと気持ちが華やいでくる。
186名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:09:35 ID:E6tiuzaP
あ、この枝豆美味い。まぶした岩塩が効いてる。
俺が全ての物に手をつけるまで律儀に待っている雪恵に、さっさと食えと水を向ける。
しかし遠慮して枝豆一つ二つしか小皿に取らない姿にイラッときた。
「ほれ、食え」
地物だという鯵の刺身を醤油にひたし、雪恵の口元に持っていく。
驚いて反射的に開いた口に刺身を押し込む。
「あ、美味しい……」
頬をほころばせ、うっとりした声であいつが言う。
面白いので、油揚げや酢の物も箸に取って口に運んでやる。親鳥の気分だ。
半個室だから、俺達の奇妙な様子は他の客にはバレないだろう。
一箸ごとにあいつの表情がどんどんと柔らかくなっていくのが分かる。
あ、あんまり食わせると俺の分がなくなる。
「その調子で食え。早くしないと俺が全部食う」
自分の食事に専念しはじめた俺の横で、あいつがなぜかもじもじしてる。
「あの、だんな様……」
「ん?」
「だんな様も、あの……」
雪恵が焼き油揚げを一切れ箸に取り、俺に近付ける。
食わせてくれるのか、なら遠慮なく。
素直に口をあけて齧りつくと、雪恵がキャッと驚いた声をあげる。
なんだ、変な奴。
その後も何度か親鳥になったあいつにつきあってやりながら、食事を続けた。
どの料理もいい味だ、新潟っていいとこだな。
普段の出張じゃ、こんなちゃんとした料理が食える店じゃなく、もっとジャンクっぽい店で飲んで食って寝るからな。
冷酒に切り替えて、雪恵の酌を受けつつちびちび飲む。
日中に何をしたか尋ねると、あいつはうれしそうに話しはじめた。
まずは大きなビルの上にある展望台に行って心ゆくまで新潟の街を眺め、そのあと大きなお土産屋に行ったそうだ。
「こちらはバスの交通網がとっても発達しているのでございます」
熱心に説明する雪恵の話に耳を傾けながら杯を重ねる。
観光ガイド本で頑張って調べていたから、路線バスの利用もすんなりいったのだろう。
土産は何を買ったのか尋ねると、あいつはえっへんとでも言うように自分の胸を叩いた。
「たくさん買いました。ピリ辛のおかきに、鮭の加工品、梨のゼリー、濡れせんべいに笹だんご……」
だんごはつい食っちまったらしいが、他の物は全て屋敷宛に宅配便で発送したらしい。
「お魚やヨーグルトも送りたかったのですが、生物ですから。帰り際の方がよいと思いまして」
なるほど一理ある、今送っても屋敷で受け取ってくれる人間はいないわけだし。
楽しそうに話しながら、雪恵が俺にぴったりと寄り添ってくる。
時間が余りましたので、久しぶりに映画も1本見たんです。
だんな様ありがとうございます、私、すっごく楽しいです。
そんな風に言われたら、こっちも気分が良くなって頭の一つも撫でてしまう。
辛いおかきや鮭の何かなど、俺の晩酌にぴったりの物を選ぶあたりがいじらしい。
さて、皿もすっかり空になり一段落ついた気分だ、そろそろシメのご飯物でも頼むか。
「雪、茶漬けか何か食うか?」
尋ねると、あいつがハッとした表情になる。
「ご飯になさいますか。それでしたら、お店を替えようかと思います」
え、二軒目か。それもまたいいかもな。
187名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:10:41 ID:E6tiuzaP
連れていかれたおにぎり屋で、豚汁とおにぎり3つを食い、俺はすっかり満腹になった。
店の壁には数十個食った客の名が板に書いて並べられていたが、どこの誰があんなに食ったんだろうか。
まあ美味かったから、酒飲まずにおにぎりメインだったらそれくらいイケるのかもな。
夜になってもまだ風がぬるいが、知らない町のそぞろ歩きは気分がいい。
軽い酔いも手伝っていい気分で歩いていると、俺の少し後ろを歩いていた雪恵の気配が急に消えた。
あれっと思って振り返ると、ちゃらちゃらした格好の男にすみませんと頭を下げている。
客引きのホストにでもぶつかったのか。この辺りはそういう地区なのか、ホステスらしい女もそこここにいる。
知らない男にぺこぺこするあいつを見ているとなぜかムカムカして、強引に二人の中に割って入った。
連れが失礼したと軽く頭を下げ、雪恵の腕を引っつかんで足早に歩きだす。
「だんな様、あっ、あの……」
少し息を切らしながら雪恵が言う。
「ちゃんと前を見て歩かないお前が悪い」
角を曲がったところで歩くスピードを落とす。
それに伴い、あいつの腕を強く掴んでいた力が緩み、俺の手はあいつの手首辺りまで下がってきた。
雪恵が少し腕を引いて、俺の手を握りこむ。
あれ、もしかして俺ら、手繋いでるんじゃね?
アルコールが回った頭がふわふわして、現実感があんまりないけど。
確かめるように手に力を入れると、やっぱり俺は雪恵の手をしっかりと握っていた。
うわ、なんかこっぱずかしい。
「あの、このまま……」
聞き取れないほど小さな声で言うあいつの耳が真っ赤になっている。
考えてみれば、俺らはこんな風に街を歩くのもなかなかないし、手も繋いだことなんかない。
……いいか。ここは旅先で、非日常の場所なんだから。
妙に顔面に溜まる血液の熱さと戦いながら、ホテルへ戻る道をぎこちなく歩く。
フロントでキーを2つ受け取ったが、俺は自分の部屋ではなく雪恵の部屋に戻った。
手を離してもなんか妙に暑い。頭がうまく働かん。
もう一度風呂に入った後、浴衣がわりの珍妙な寝巻に着替えて俺はベッドに寝転がった。

しばらく眠った後、不意に目覚める。
右隣の暖かさに目をやると、同じ寝巻を着た雪恵がぴったりくっついて眠っていた。
部屋が適温に保たれているので暑くはない。
俺が部屋に備えつけの寝巻を着て眠ったから、もしかしたら今こいつが着てるのは、俺の部屋から取ってきたのかな。
だとしたら悪いことしたかも……と小さな罪悪感をおぼえ、あいつの乱れた前髪をかき分けた。
「ん……」
雪恵がぴくりと動き、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
何度か瞬きをして開いた目に、自分がはっきりと映っているのが見えた。
「だんな様……」
あいつが俺に擦り寄り、おでこを寝巻にくっつける。
旅先でも甘えん坊はやっぱり治らないかと思いながら、腰に手を回して引き寄せた。
そのまま背中を何度か撫でて、あいつの呼吸する音を聞くともなく聞く。
不意にあいつが不満気に鼻を鳴らしたので、あれっと思ってその顔を覗き込んだ。
「待っててくださると、思っていましたのに」
188名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:13:54 ID:E6tiuzaP
抗議めいたことを小さな声で言われる。
もしかして、部屋に戻った俺が風呂に入ってさっさと寝たのを怒ってるのかな。
しょうがないじゃんか、暑かったんだしと思ったが、どうも口に出せない雰囲気。
「……寝巻、すまん」
ほかの事にかこつけて小さく謝ると、あいつの手が俺の腰に回ってきた。
お気になさらないでくださいませ、と言いながらさらに密着される。
もうちょっと甘やかしてやってもいいかな。
「雪」
小さく呼んで、あいつの髪にキスしてやる。
すると、あいつは俺の胸の中でもぞもぞ動き、にじり上がって目線を合わせてきた。
「足りません」
すねたように唇を尖らせるのが可愛いと思う俺には、威厳のあるご主人様役は似合わないみたいだ。
キスを待っているあいつに吸い寄せられるように唇を重ねる。
「んっ……ん……」
待ちかねたように応えるあいつのくぐもった声を聞きながら、何度もキスをする。
抱きついてくる腕に力が入っていく様子が、俺が眠っている間のこいつの焦れったさを表しているみたいだった。
「あっ」
首筋に強く吸いつくと、雪恵が小さく悲鳴を上げる。
腕が緩んだ隙に、手際よく寝巻のボタンを外してやった。
いつも脱がしているメイド服よりも簡単な作りで、はるかに脱がしやすい。いいなこの服。
落とした明かりの中に、あいつの裸身がぼんやり白く浮かび上がる。
自分から誘ったくせに恥ずかしがって体を隠すのは、往生際が悪いからやめろ。
「雪」
とがめるように短く名を呼び、隠す腕を外させる。
大好きなおっぱいとなだらかな腹、その下の大事な部分を隠されてたまるか。
戸惑いながら手をどける雪恵に覆いかぶさり、まじまじと見てやる。
恥ずかしいからおやめくださいませ……と震える声が言うが、知るもんか。
どうせなら、もっと恥ずかしくしてやる。
「あ、やんっ」
おっぱいを下から持ち上げるように揉み、柔らかい部分に何度も何度も口づける。
空いた手で脚を上に向かってなぞり、そのラインを楽しんだ。
やっぱ楽しい、いつもの出張だったら今頃は枕抱いて寝てるもんな。
期待感でもう固くなってるこいつの乳首にも、ちゃんと御挨拶しとかないと。
「あんっ……あ、やぁ……ん……」
そこを口に含んでやると、雪恵がひときわ甘く高い声をあげる。
熱に浮かされてますって感じで、これはたまらんな。
だからもっと執拗に愛撫することにしよう、うん。
雪恵が快感に手をばたばたさせて身をよじってるけど、見ないふり見ないふり。
「だんな様、だ……ん、だめっ……」
口をつけていない方の乳首を指でくるくる触ると、雪恵のばたばたはさらに激しくなる。
今更だめなんて、知らんわ。
なおも責め続ける俺に諦めたのか、雪恵が俺の頭をかき抱いてくる。
何かに縋って我慢しようってことなんだろうけど、そうされると「もっと欲しい」って合図にしか思えないんだけど。
快感に耐えることで一生懸命になるあまりに、浮いてしまったあいつの腰をすくい上げる。
189名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:14:27 ID:E6tiuzaP
「きゃあっ」
耳元で叫ばれるが、やってしまったら俺の勝ち。
唯一身につけていた下着も奪い、膝を割って脚を開かせる。
影になって見えづらいけど、びっしょりになっているのは分かるな。
「雪恵。おとなしくしろ」
イヤイヤと暴れるあいつを一言たしなめる。ちょっとご主人様っぽいかな俺。
動きを止めたあいつの柔らかい場所を、ぐっと開いて顔を近付けてるんだからそうでもないか。
「や、あ……ああんっ……」
恥ずかしい部分に俺の舌が触れると、雪恵が体を大きく跳ねさせる。
ここを触ってやると、こいつはもう暴れられないんだ。
だから思う存分かわいがってやれる。
おっぱいや脚を撫でていたときとはまた違う甘い声に耳を占められながら、心ゆくまであいつのを舐めてやる。
小さいけどしっかり立ち上がっているクリにも、じゅうぶんすぎるほどの御挨拶だ。
一眠りしたから、元気いっぱいでやり放題。
「許して……あ、だめ……もうっ………!」
限界を伝える声とともにあいつの体がえび反りにしなったのは、どれくらい後だったかな。
一仕事終えて爽快な気分にひたってたから、正直分かんないわ。

デスクにおいてあったティッシュを取って、雪恵の目元ににじむ涙を拭ってやる。
荒れる息を整えきれないまま、あいつは俺の腕を力無く手に取った。
そのまま何度かさすって、最後にぎゅっと握る。
次は俺の番ってことか。
しばらく待ってやってから、満を持してベッドに座った俺を見て雪恵が起き上がり、床にひざまずく。
あいつの細い指が寝巻の下をはだけて俺の下着を脱がせるのを、ぼんやり見つめた。
出てきたモノを優しく何度かさすって、雪恵が顔を近付けてくる。
温かく濡れたあいつの口の中に迎えられると、体がひとりでにぶるっと震えた。
やべ、いつもより気持ちいいかも。
ほんの少し危機感をもちながら、あいつが俺のを愛撫してくれるのを上から見つめる。
雪恵は、こういうことに慣れた女のように、上目遣いでこっちを見ることがないから正直助かる。
まだまだ練習中で余裕がない雪恵には、俺があっぷあっぷしてるのがバレない。と思う。
でも、最初の頃に比べれば明らかにうまくなったよな。
頭を撫でてやると、それに応えるように深くくわえこんでくれる。
うわ、気持ちいい。やばい。
先端に舌を這わせるとか竿に口づけるとか、こんなことされてたっけ俺。
やばいやばい、これ以上は本当にやばいわ。
雪恵の肩に手を置いてゆっくり押し、あいつの口の中から引き抜く。
濡れそぼった竿が外気にひんやりとして、俺はもういっぺん震えた。
「雪」
布団を軽く叩いて呼ぶと、あいつがベッドに戻ってくる。
少し乱れた息が整うのを待ってやる間、さっき目覚めた時のように緩く抱き込んで撫でてやった。
何も覆うもののない背中がまぶしい、腰のくびれがエロい。
クールダウンしたはずの下半身が再び熱くなってくる。
俺の寝巻の胸元を軽く引いて、あいつが促してくる。
言葉でねだってくれると、本当は一番うれしいんだけどな。
手を止めて再び覆いかぶさると、雪恵がふいっと窓の方を向く。
自分で促したのに恥ずかしいのか、女はよく分からん。
首をかしげながら、あいつの脚を開かせてあてがい、腰を進める。
「あん……」
俺のを受け入れたあいつが、鼻にかかった声をあげる。
190名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 14:15:46 ID:E6tiuzaP
うわ、色っぽい声。
何度か深く突いてやると、そのたびに反応してくる。
口でされるのもいいけど、やっぱこっちが一番だな。
うんうんと心の中で頷き、規則的に腰を動かしはじめる。
雪恵の声は、しだいに途切れ途切れの、高く短いものになっていった。
つられて俺の呼吸も上がりはじめる。
「きゃ」
雪恵の脚を抱えて持ち上げ、さらに深く貫いてみる。
あいつにしてみればたまらなく恥ずかしい格好だろうけど、俺はこっちのが気持ちいい。
「やっ……あん、んっ……ん……」
雪恵が左右に首を振り、大きくあえぐ。
なんだ、こいつもこっちの方が気持ちいいのか。
脚を支える手を戻して繋がりを浅くすると、いやだとでも言うようにあいつが小さく唸る。
まったく、エロくてしょうがないな、誰に似たんだろ。

同じ姿勢に戻すと見せかけ、今度はあいつを抱き起こしてみる。
俺の膝の上に抱えるようにすると、雪恵はぴたりと胸と胸をくっつけて抱きついてきた。
この甘えん坊がと尻を撫でてからかうと、あいつがまた身をよじる。
人の膝の上で裸で腰をくねらせるとは、ハレンチきわまりない。
「ほら、自分でやってみろ」
罰として動くように言うと、あいつが恐る恐る腰を動かしはじめる。
引き結んだ唇からもれる吐息が色っぽくて、これはこれでイイ。
「あん……。だんな様、だんな様……」
あえぎ声の合間にあいつが呼び、俺を引き寄せる手に力を入れる。
甘えながら気持ちよくなるという高等戦術か。負けるわけにはいかん。
こっちもあいつの尻を下から支えるふりをしつつ、揉みしだいて煽ってやる。
「ああ……」
恍惚とした表情で雪恵があえぎ、体を後ろにそらせる。
気持ちいい時のこいつのくせだが、こうされるとおっぱいが強調されて俺を誘惑するんだ。
動きにあわせてふるふると揺れるおっぱいに、どうにか顔を近づける。
頬ずりしてから先端を口に含むと、雪恵はさらに体をそらして高い悲鳴を上げた。
あいつのアソコがぎゅっと締まり、俺の腰も浮いてしまう。
もういいや、イくならイくでいい。
乳首を吸いながら自分でも腰を使い、あえぐ雪恵を追いつめる。
だめ、だめ、許してと涙声になっているあいつを最後までイかせたのは、額からしみ出た汗が顔を伝い、胸にぽたっと落ちた時だった。


がっくりと体の力を抜いたあいつを支え、ベッドに寝かせてやる。
死んだようになっているのが気がかりで、ぺたぺたと頬を叩いてみると、んっと眉根を寄せたのを見てホッとした。
メイドの分際で主人を心配させるとはいい度胸だ。
まあいいか、俺も気持ちよかったし。
あとちょっとこいつがイくのが遅ければ、俺の方が先に音を上げてたことだし。
汗で額に張り付いた前髪をかき分けてやって、顔をのぞきこむ。
旅先でエッチってのも、いいな。
知らん店に入って二人で飯を食うのも楽しかったし、手を繋いだのもアクシデントみたいなもんだけど、それなりによかった。
シーツの上に落ちたあいつの指にそっと触れてみると、ぴくっとなった。
指を絡めようとするかのようにあいつの手が動いて、俺の手に重なった。
本当に甘えん坊な奴だ。
明日の日中は、今日のように別行動だけど、夜にはまた会える。
屋敷に帰ったら、こいつの買ったつまみを食いながら、二人でくっついて晩酌でもするとしよう。



以上です。お粗末。
191名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 15:55:59 ID:/axJhwzz
GJ! 拗ねる甘えんぼメイドってたまらんな
192名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 16:57:28 ID:+wFtPJ5I
GJ!
しかし、ここまで行ったら最早、夫婦…
う、羨ましくなんかないんだからね!!
193名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 14:50:26 ID:2Gh0XTeM
>>190
GJ
つかもうあんたら結婚しちまえよ
194名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 16:51:04 ID:9SqRal5s
こんだけ甘々なのに何で主人とメイドという関係なんだ
二人の馴れ初めが気になる
195名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 07:38:38 ID:ZsutsQvD
熱帯夜でも甘えっ子は離れません
196名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 07:46:38 ID:JN9GphD+
「……暑い」
「や」
「……別にまだ何も言って」
「や!」
「…………ちょっと離れないか?」
「やーっ!!」
197名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 09:30:50 ID:jgm0LjOw
ふるふるすりすりとか効果音つけたくなるな
198名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 03:50:04 ID:+irnGCj0
何か>>196の甘えっ子が可愛過ぎるんだが
199名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 19:08:21 ID:j75oQ05k
甘秘書
甘司祭
甘社長
甘ト寺院
ジョインジョインアマエェ
甘九尾の狐
2001/1:2010/08/01(日) 20:05:27 ID:xC08WGhu
「ふぇ?あ、あー!あたしのお酒ー!」
「いい加減に飲みすぎだぞ。」
後輩の手からコップを奪い片付ける、帰るのが遅くなったから予想はしていたがみごとにできあがっていた。
「いいじゃないですか!飲むなと言うならあたしを抱きしめてください!」
「なぜ私が抱きしめなければいけないんだ?」
「せっかくセンパイと二人っきりなんですから!ほら抱きしめて!」
「はいはい、分かった分かった。」
まるで理屈にもなっていない、素面の時はもっともらしいような、
もっともらしくないような理屈を無理にでもつけるのに酔っている間だけは素直だ。

「ふぁあ、なんだかあたし眠くなってきちゃいました、センパイ膝枕お願いします。」
「酔ってる間はずいぶんと甘えんぼうなんだな。」
「むー、いいじゃないですか!」
「あー、はいはい。それじゃどうぞお姫様。」
「んー、センパイの膝枕♪」
「そんなに好きか?」
「センパイ大好きですよ♪」
「膝枕が」という意味で聞いたはずが自分への好意を表現され少し驚いたが、
なんだか幸せな気分にさせてもらった、などと思っているうちに寝息が聞こえてきた。

彼女の頭をなでていたら
「たまには私からも好きと伝えてみようかな?」
などという考えが浮かんできた、素面の彼女の反応を想像すると明日が楽しみだ。
201名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:02:17 ID:V6cBX9sg
甘九尾は前に一度あったな
202名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 03:22:08 ID:LDU40jaO
甘ゾネス
203名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 17:03:19 ID:WU7eQ6ua
基本女しかいないだろその集落
そんなとこに男が迷い込もうものなら…
204名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 17:27:23 ID:dKE9cTka
ささやき
(生き返ったああああ さんがぎゅーってだきしめてくれますように)
えいしょう
「生き返ったああああ さんがぎゅーってだきしめてなでなでしてくれますようにっ」
いのり
(生き返ったああああ さんがぎゅーってだきしめてなでなでしてぽわわんってなった私にキスしてくれますように)
ねんじよ!
(生き返った(中略)キスしたうえに対面ざ…だめっ聖職者だからこれ以上言えない、
 でもでも大好きなああああ さんになら捧げてもっ)

ああああ は いきかえった

冒険者の宿

ああああ は しんだ

甘ント寺院へ戻る
205名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 17:29:42 ID:dKE9cTka
甘ト寺院だった、これだからBUSINとかディンギルみたいな派生系しかやったことのない奴は
間違えたので老衰するまで馬小屋で寝てくる
206名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 17:48:37 ID:QAvA4d1s
今日も甘ーフィーズゴーストときゃっきゃうふふする冒険が始まるお…
207名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:32:39 ID:/vgMXeKK
日本が甘人に占領されて、銀甘が始まるという電波が・・・。
208名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:31:00 ID:Nf3RvXeu
8月2日ネタいきます
209名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:32:01 ID:Nf3RvXeu
「あ、あの、ゆーくん、ちょっと・・・その、私のおっぱいを揉んでくれますか」
深夜11時。人気の無いミスタードーナツの店内。
アイスココアを啜りながら夏休みの課題をこなしていた僕は、恋人に胸を揉むようお願いされていた。
そんな風に書くと、良い感じに非日常感が醸し出せるかもしれない。けれど僕は彼女の変態性をよく理解しているし、この程度は日常も日常、慣れっこのやり取りだった。
だから、
「勉強終わって家帰ったら揉んであげるから」
顔も上げずにそう返した。
平時通りなら、分かりました、我慢しますなどと言って目を潤ませながらじいっとこちらを見つめてくるのだけど、今回はそういかなかった。
「今は駄目ですか・・・?」
「いや、さすがに今は無理だろ」
そう言って拒否すると優花は悲しそうな顔をした。
「ゆ、ゆーくんはやっぱり私のおっぱいに不満があるんですね・・・」
「いや、別に不満なんて無いけどさ」
「じゃあ揉んで下さい!」
「だからそれはおかしくない?」
「良いから早く」
「・・・分かったよ」
まあ揉むくらいならいいか。
そう思った僕は、手を伸ばしてそっと服の上から優しく揉んだ。
柔らかい。
いや、当たり前だけど。
優花の顔を見ると、何故か緊張したように頬を赤らめてこちらを見ていた。
なんだよ。
こんなことで赤面するようなキャラじゃないだろ。
そう思いながらも、僕も何故か恥ずかしくなってきて顔を背ける。
「・・・もういいだろ」
そう言って手を離そうとすると、酷く寂しそうな顔をする。
何なんだ。
仕方なく僕は揉み続けたが、どうも空気がおかしい。
気まずいというか何というか。
この空気を打破する為に僕はーーー
「よっ」
彼女のシャツを捲ってみた。
「・・・・・・」
沈黙。
「すいませんでした」
「い、いや、良いですよ」
へ?
「その・・・直に触りたいんですよね?」
「え、ああ」
奇妙な空気を打破する為にやったんだけど。
ますます奇妙なことになっている。
変態・淫乱な優花があたかも清楚な女の子の如き反応をしている。
これは一体どういうことだと戸惑いつつも、僕はシャツを捲ってたくしあげ、ブラのホックも外していく。
形の良い乳房が露わになる。
「さ、触るよ」
普段だったら確認などしないのに、何故か僕は口にしていた。
優花は羞恥に耐えるかのように目をじっと瞑ったまま頷く。
僕は再びそっと触れる。
「んっ・・・」
優しく、撫でるように。
でもすぐにそれでは物足りなくなって、乱暴に揉みしだきながら乳首の辺りを軽く擦る。
優花が嬌声を上げて身を捩らせた。
僕は左腕で彼女の身体を逃げないよう固定し、唇を塞ぐ。
「んっ・・・んむぅ、はむ、ちゅるっ」
優花も舌を絡めてきて、いやらしい水音が店内に響いた。あれ、これ結構まずいんじゃないのとか今更ながら思ったが、もう後には退けない。
まあ2階席だし人もいないし、どうにかなるだろう。
そう安易に考えて、というか頭が痺れてうまく思考できないまま僕は結論を出し、ジーンズのチャックを下ろした。
210名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:33:02 ID:Nf3RvXeu
唇を離して囁く。
「これ、胸で挟んでくれる?」
興奮しているため少し早口。
「は、はいっ」
優花ははりきったように頷くと、唇の端についた涎を舐めとって、シャツを完全に脱いでしまうと、テーブルの下に潜り込むようにして屈んだ。
「す、すごく大きくなってますね・・・」
優花はそう呟いて、赤黒く膨張しきった亀頭を舌で舐め、カウパー混じりの唾液を胸元に垂らす。これから行われる行為の下準備だろうか。
しかしもう待ちきれない。
「いいよそんなもんで」
優花をぐっとこちらに引き寄せると、
「えっ・・・きゃっ!」
胸の間に性器を押し付ける。柔らかい。
「ほら、早く動かして」
「わ、わかりました」
優花は乳房を手で固定して、せっせと上体を動かし始めた。
赤黒い肉棒を白い乳房が両側から挟み、激しく責めたてる。
酷く心地よい。
出来ることならずっとこうしていたかったが、いつ人が来るかも分からないという状況のせいもあり、僕はあっさりと果ててしまいそうだった。
気配を察したのだろうか。優花は唇を亀頭につけ、いつ射精しても良いですよ、とでも言うかのようにこちらを見上げる。
その潤んだ瞳と目があった瞬間、僕は果てた。
低く呻いて、彼女の咥内にだくだくと精を放つ。
「んぅっ・・・ぢゅる、ごくっ・・・ぷはぁっ」
いつもと同じく、優花は命じられたわけでもないのに精液を嚥下して満足げに笑みを浮かべた。
211名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:34:44 ID:Nf3RvXeu
「わたし、どうしたらゆーくんにおっぱいを揉んでもらえるかずっと考えてて。
出た結論が、清楚な女の子のフリをすることだったんですよ」
「後半ほとんど淫乱になってたけどな・・・でも家に帰ってからじゃ駄目だったのか?」
「今から家に帰ったら日付け変わっちゃうじゃないですか」
「そりゃそうだろうけど、何か問題でも・・・?」
「あれ、ゆーくん知らなかったんですか?

8月2日は…」
212名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:38:57 ID:Nf3RvXeu
パイオツの日!
甘さより飛び散る体液のしょっぱさが目立ちますが、夏だしたまには塩分を摂ると良いと思います。
それでは是非お身体に気をつけて
213名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:30:32 ID:SwTFHjbJ
>>212
甘さよりしょっぱさが目立つ?
じゃあ何で俺の歯がなくなってるのか教えてくれないか
214名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:41:46 ID:Nop4d//e
>>213
赤穂銘菓塩味饅頭というものがあってだな。
少々衣が粉っぽいのが難点だが、塩味と甘みのバランスが絶妙でな。
やばい、食いたくなってきたどうしよう
215名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 05:54:31 ID:TV6NkE5Z
>>214
そのネタで書かれたSSすらあるのが甘えスレクオリティ
嘘だと思うなら保管庫漁ってみ? 小ネタとSS一つずつあるから
赤穂しほみちゃん可愛いですw
216名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 12:18:26 ID:SwTFHjbJ
>>215
それで思い出したが、一時期お菓子のネタで盛り上がってた時あったよなwww
ほんとこのスレの住人の発想力には恐れ入る
217名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 12:27:25 ID:d12Czizs
あったあった。
黴まで有ったよな。果ては十二支娘…
218名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 15:27:44 ID:9Ux8p7Dm
甘娘属性はオールラウンダー

犬や猫、妖怪果てはMH的な意味の竜までハイブリッド化可能
219名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 16:12:33 ID:+7mJaje6
隊長、嫉妬で砂糖を吐きそうであります
220名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 18:12:55 ID:0tuiSuFu
>>219を期待の眼差しで見つめるちびっこ達を幻視した
221名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 20:56:06 ID:JTv3UPr9
外見や言動はクールビューティーそのもの
しかし男と二人きりになると途端に本性を露にして甘えだす
ただし口調には変化無し
そんなのはござらぬか

…素クールスレに行け?ごもっとも
222名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 21:02:52 ID:Ib1GJX6S
甘えん坊ならこっちに糖化してもいいんじゃね?
223名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 21:05:00 ID:F2Iw/fYn
ガハラさん
は、言動はクールビューティーじゃないかあ。
224名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 23:40:56 ID:vso+g7dd
>>216
色んな砂糖の擬人化もあったな
225名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 05:30:52 ID:3M9gQzVL
ソファーに座ってると、隣じゃなくて膝の上に座ってくる幼馴染み
226名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 07:23:36 ID:Epg0eAxr
>>225
説教しようと思って「座りなさい」と言うと膝の上に座ってくるんですね、わかります
227名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 12:40:07 ID:3mtvXUf5
そういえばコピペか何かわからんがどっかで読んだ話で


大喧嘩をした夫婦。妻は家を出て行くと言い出した

妻「では、私が一番大切にしている物を持っていきます」

妻、床に風呂敷を広げて

妻「あなた、ここに座って下さい」
228名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 13:00:56 ID:8QopPo5n
こ、これは…甘い!!!
見た目から甘くないという先入観を持たせおいて、実は甘いだなんてッ
229名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 13:38:34 ID:Q92poL48
>>227
旦那が座ったらどうするつもりだったのだろうか
230名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 13:53:54 ID:ev1lN2Hh
「アッコちゃん。こっちに来てわたしとパパを包んで頂戴。」
「…」とてとて・とすん・ぎゅ〜っ
「どうしたの。早く包んで」
「…」ふるふる・ぎゅ〜っ

両親は目を合わせて同時にため息をつくと、娘の頭を撫でながら微笑んだのでした。
231名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 14:14:48 ID:KzE0K/rB
そのまま旅行にいくんだよ
232名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 16:41:01 ID:2yTs48xF
「私ハニーさん。いまあなたの後ろにいるの」ムギュ-
「暑い」

「私ハニーさんいまあなたの膝の上にいるの」ピトー
「重い」

「私ハニーさん。いまあなたと同じ湯船にいるの」ザバー
「狭い」

「私ハニーさん。いまあなたのベッドにいるの」ポンポン
「帰れ」

「私メニーさん。いまあなたの家に一杯いるの」ゾロゾロ
「増えるな」
233名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 17:57:13 ID:usfviWu3
最後のメニーさんでワラタ
234名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 19:44:09 ID:8kIOgsuR
なあ、さっきから甘えんぼがくっついてきて暑くてねむれないんだがどうすればいいかな?
235名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 23:42:23 ID:2yTs48xF
クッ、その甘えっ子は俺が引き止める!!
俺に構わず早く寝るんだぁ―!!
236久米明調で:2010/08/07(土) 01:21:54 ID:ufjb+RBb
ナレーション

『こうして甘えっこと甘えられ男たちの夜は更けてゆくのだ。』

SE→ジャングルの動物達の鳴き声

音声フェードアウト

素晴らしき世界旅行なんて若い衆は知らんわな。
237名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 12:56:18 ID:xtleZ7Ts
>>235 ありが糖 おまえのおかげで睡眠不足の危機は去った…
かと思ったらおまえが窓開けっ放しにして帰って行ったせいで ベタ甘幼なじみ、小悪魔甘えっ後輩、クーデレ生徒会長が入ってきてさらに眠れなくなったじゃないか!どうしてくれるっ!
238名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 13:56:34 ID:rHuskrE1
いくら甘えんぼうだとしても蒸し暑さを全く感じないという事はあるまい
つまり男に甘えるためにくっつくか、それとも熱いから離れるのか、
甘えんぼうの中で葛藤が生じるはずなのだ
239名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 15:26:12 ID:phArPq8L
>>238
甘えっ子「暑いよぅ何とかしてよぅ」べたべた
240名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 15:54:40 ID:uzGPBqh8
クーラーガンガンにつけてべったりしてそうだ
241名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 16:36:04 ID:5WdurhY0
くっつきながら涼も取れる
それが水風呂だ!

目とかその他いろいろな保養にもなって最強すぎる
もちろん狭いほど好都合
242名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 19:01:42 ID:6mSGurBu
なんか暑くて溶けてきた
243名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 20:10:58 ID:FYXMC66h
雪女甘えっ子にとっては試練の季節だな
244名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 20:13:00 ID:HEiCu/kp
爬虫類甘えっ子は元気になります
245名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 20:51:00 ID:ufjb+RBb
「うぉい、チーコ。」「ごろごろ。なーに?お兄ちゃん。」
「今夏だよな。」
「ん。そだよ。いくらチーコがネコロイドでもそんくらいわかるのよ。」
「ならばちょっこし退いてくれ。暑くてかなわん。」
「?チーコはあつくないのよ。」
「俺は暑くてかなわんといっとろーが。早よ退かんか。」
「お兄ちゃん。あのね。『猫は暑い日年三日』なのよ。」
「俺は人間だからあちーの!」
「ちがうのよ。お兄ちゃんは『お兄ちゃん』だからチーコはこのままでいいのよー。ごろごろごろごろ…」

∵にゃんこは何ともない様子。
246名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:55:45 ID:hof7WcPn
ネコロイド
オモロイド
247名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:52:54 ID:Ub7wAdoD
「だんな様、今日は金曜日ですよっ」
俺の金曜は、雪恵にこの言葉で起こされるところから始まる。
これは「明日から休日だから、今日はしっかり仕事してこい」という意味ではない。
金曜には、我が家の恒例行事があるんだ。


たぶん、三ヶ月ほど前だったか。
俺は学生時代の友達に誘われ、急に飲むことになった。
久しぶりの飲み会は盛り上がり、バーに居酒屋、そして女のいる安い店。
はしご酒で目いっぱい飲んで騒いで、帰宅したのはもう早朝といってもいい時刻だった。
ふらつく足どりの俺が見たものは、ラップのかけられた夕食が並べられた食卓と、そこにつっぷして眠っている雪恵の姿だった。
お仕事の邪魔になりますから……と、あいつは基本的に俺の携帯に電話をかけてこない。
「遅くなるから寝とけ」との電話一本を怠ったせいで、こいつは一晩中俺の帰りをずっと待っていた。
さすがに罪悪感をおぼえるよな。
目を覚ました雪恵に「昨日はすまん。詫びに何か1つ言うことを聞いてやる」と言ってしまったのは自然のなりゆきだ。
拗ねながらも抱きついてきたあいつは、何か買えとか、どっか連れてけとは要求しなかった。
「お風呂場で、泡風呂をしてみとうございます」と言ったんだ。
雪恵の言うお風呂場とは、屋敷内に複数ある浴室の中で一番大きな浴室のこと。
主寝室という言葉を真似るとすれば、主浴室。屋敷の主一家が入る風呂だ。
一般家庭の風呂よりも大きくて天井が高いのだが、普段はここを使うことはない。
広すぎて面倒だからと、普段の俺は自室に備えつけの小さな風呂を使うし、雪恵も俺の後にそこを使う。
ここにあいつと二人暮しになってからは、主浴室はいつのまにか使わなくなっていた。


俺が了承すると、雪恵は週末までに主浴室を完璧に磨きあげ、泡風呂用の液体ソープも揃えてきた。
マンゴー、巨峰、ストロベリー&ラズベリー、ピーチ、ライム&オレンジ。
どこで買ってきたのか、5種類の大きなボトルがこれ見よがしに浴室に並べられていたのには目まいがした。
泡風呂は、まず浴槽の底に液体ソープを投入し、上から湯を注ぐことで大量の泡を作る。
しかし、必要なソープの量はさほど多くなく、ボトル1本が約10回分らしい。
ってことは10×5本=50回分?
何を考えてんだあいつは……と呆れながら、俺達は人生初の泡風呂に挑戦した。
まあ、そこそこ楽しかったからいいんだけどさ。
そして予想通り、ソープがまだいっぱいあるからと、俺は毎週金曜に泡風呂に入るのを義務づけられてしまったんだ。
248名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:53:15 ID:Ub7wAdoD
仕事を終えて帰宅すると、まだ早いのにさっさと夕飯を食わされる。
おちついて給仕をしているように見せながら、雪恵の様子はどことなくそわそわしている。
泡風呂が好きなら普段もやればいいのに、一人ではやりたくないんだろうか。
まあ真冬にはできないから、今の間だけ楽しませてやればいい。
メシが終ってソファでくつろいでいると、超スピードで片付け物を終えた雪恵が風呂の用意をしにいく。
ぱたぱた走るあいつの腰で、エプロンのリボンが揺れてる。
おっとりタイプのあいつが急いでると、なんか微笑ましいな。
準備ができるまでソファでまどろんでいると、しばらくして揺り起こされる。
「だんな様」
頬をほころばせながら、雪恵が俺の顔をのぞきこんでいる。
ブリムごと頭を撫でてやると、あいつがくすぐったそうに笑った。
10分ほど抱きつかれてすりすりされてから、手を取られて浴室へつれていかれる。
普段は俺が一番風呂だが、金曜だけはこいつが先に入るのがお決まりになっている。
あいつが服を脱ぐのをすりガラス越しに見てから、俺も入った。
普通の浴槽二つ分くらいの、主浴室の浴槽いっぱいの泡に包まれた雪恵がこっちを見ている。
ふうん、今日の気分はストロベリー&ラズベリーの香りか。
早く早く、と泡を手で弄びながらわくわく顔のあいつ。
ソフトクリームのように泡を盛り上げたり、丸めて泡玉を作りたいと頑張っている。
綿飴じゃないんだから無理だ、バカめ。
まあ、何か買ってやるよりもはるかに安上がりだしいいか。
泡の中に体をいれて深く息を吐く。甘ったるいけど美味そうな香りが鼻腔をくすぐる。
両手をスコップのようにして、目の前の泡を多量にすくい取ってみる。
泡風呂なんて少女趣味でバカバカしいと思うのに、いざ入ると毎回こうしてしまう。
小さい頃にシャンプーの泡で髪を変な形にして遊んだことを、ちょっと思い出すな。

泡をふーふー吹いて遊んでいたあいつが、俺の正面にやってきた。
楽しくてたまらないといった様子で、両手を伸ばして俺の腕に触れる。
そのまま泡を擦りつけきて、俺を洗っているつもりのようだ。
なんでそんなにニコニコしてるのか、俺にはさっぱり分からん。
ま、洗われるのは嫌いじゃないから好きなようにさせてやる。
かがみ込んで俺の足を洗おうとしたあいつが、泡に顔を突っ込んでしまってむせている。
それでもめげずに、足の指まできれいに洗ってくれるけなげな奴。
249名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:53:41 ID:Ub7wAdoD
俺の下半身を洗い終えた雪恵が伸び上がり、首筋にも泡を擦りつけようとする。
泡の中から2つのおっぱいがぷるんと顔を出し、俺の顔の真ん前に来た。
白くてふにふに柔らかい、大好きなおっぱい。
「あんっ」
両手で包み込んでみると、雪恵が俺の耳元で息を飲む。
浴室の天井に響いて、いつもよりいい声に聞こえるな。
そのまま指を動かして胸を揉んでやると、あいつの声がさらに切なさを帯びてくる。
「だんな様、だめっ……。まだ……」
お体を洗い終わっていませんとでも続けたいんだろうが、そんなことは知らん。
触りたいから触るだけだ。
心ゆくまでおっぱいを触ってから、胸の中央で固くなりかけている両の乳首を親指で擦ってやる。
軽くつまむような動きも加えてやると、雪恵は身をよじり、体を包む泡を乱した。
だめ、だめと途切れ途切れに呟かれるのがたまらなくいい。
脚を伸ばした俺にまたがるような姿勢で乱れるあいつは、はっきり言ってエロい。
泡で体が包まれて、一部隠れているのもまたいいな。
「雪」
引き寄せて唇を重ねると、あいつが俺の背に腕を回してくる。
うぶなのか大胆なんだか分からんな。
角度を変えて口づけながら、あいつの上半身に手を這わせ、洗ってやる。
俺の手が弱い場所に触れるたび、あいつは俺の上で体を跳ねさせた。
それでも、抱きつく腕が全くほどけないのは大したもんだ。
その体勢のままで、あいつの全身を洗い終えてやる。
一滴も飲んでないのに、甘い香りと声にしたたか酔わされた気分だ。


息を乱して先に浴槽から出たあいつが、髪と顔を洗うのを泡の中からじっくり見てやる。
雪恵は頬を染めて恥ずかしそうにしながら、何も隠すもののない裸身を俺に晒した。
あんなに積極的に俺を風呂に誘っておきながら、今更恥ずかしがっても遅いっての。
あいつが一足先に上がったのを見届け、俺も髪と顔を手早く洗って浴室を出る。
部屋に戻ると、雪恵はもうベッドに入っていた。
イチゴとラズベリーの残り香がまた鼻をくすぐり、俺を再び甘ったるい気分にさせる。
アロマテラピーなんていう横文字を使わなくても、リラックスできてるのを実感するな。
風呂上りのきれいな体でベッドにもぐりこむのはいいもんだ。
心地良さに深呼吸していると、傍らの雪恵がぴったりと寄り添ってくる。
洗い立ての肌と肌がくっつくと、さらりとしていて心地いい。
まだ湿り気の残る髪に指をからめてやると、雪恵がうふふと笑った。
「お風呂、楽しかったです」
子供のように無邪気に言うのが可愛い。
もういいや、認めてやる。こいつは可愛いんだ。
「来週は何風呂にするんだ?」
「ええと、まだ未定ですけど、次はブドウの香りなんてどうでしょう」
「そうか」
「他がよろしければ、だんな様のお好みの通りにいたしますけれど」
「いい、雪の好きにすれば」
「はい」
250名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:54:08 ID:Ub7wAdoD
雪恵が頬を俺の肩にくっつけ、腕を遠慮がちにこちらの胸に回してくる。
密着したいならしたいと言葉にすればいいのに。
回された腕をぐっと引き、自分の胸にぶつけるようにして雪恵を抱きとめた。
「きゃっ」
俺に乗っかる形になった雪恵が、目をまん丸にして驚いている。
髪に手を伸ばして撫でてやると、落ち着いたように俺の胸に頬を寄せた。
「だんな様……」
うっとりした声で呼び、目を閉じて深呼吸しているのを下から見つめる。
こいつもリラックスしてんのかな。
別に構わんけど、ちょっと悪戯したい。
「ひゃっ!」
ゆっくり尻を撫で上げてみると、雪恵が体を大きく跳ねさせる。
落ち着いたりびっくりしたり忙しい奴だな。
指も使ってさわさわと撫でてやると、さっき浴室で乱れた時と同じ声が途切れずに雪恵の口から生まれる。
こいつ、こんなに感じやすかったっけ。
「あんっ」
尻をむぎゅっとつかみ上げると、切ない声が聞こえる。
おかしいなあ、こいつこんなにエロかったっけかなあ。
「だんな様っ、お戯れが過ぎますっ」
尻を揉みながら考えていると、雪恵が身を起こして抗議してくる。
「そんなになさると私、私……」
でも、本気で怒ってる声じゃないんだな。
詫びるように頭を撫でてやると、雪恵は深く息を吐いただけで、それ以上は何も言わなかった。
あー、やっぱ可愛い。

「雪恵」
いじらしい姿を見てると、もっといちゃいちゃしたくなってしまう。
いいか、と耳元で問いかけると、緩く首が縦に振られる。
上になったあいつを抱きこんで寝返りを打ち、組み敷く。
覗きこんだ目は、さっきの抗議のせいか少し潤んでいた。
泣かせるまで意地悪しなくてよかったと思う。
「んっ」
鎖骨の辺りに吸いついて赤い跡をいくつかつけてみる。
雪恵は俺のだから、当然のことだ。
今度はあいつもとがめることなく、俺のしたいようにさせてくれる。
気をよくした俺は、もう1つ跡をつけると見せかけて、前触れなくあいつの乳首に吸いついた。
「あ……」
力加減を変えて吸ってやると、雪恵がまた体を跳ねさせる。
面白いから、反対側も平等に。
「だんな様……ん……」
吸わない方の乳首は指先で丹念に可愛がってやると、雪恵がまた切ない声を上げる。
だからついつい、何度も指と舌で責めてしまう。
浴室では泡まみれで、おっぱいに口づけられなかったからな。
夢中になっていると、あいつが腰をくねらせ始めていることに気付く。
胸だけでもう気持ちよくなっちゃったのか、どこまでエロいんだろこいつ。
あ、そうさせてるのは俺だった。
触って欲しいのかと尋ねると、雪恵が俺の肩を力の入らない手でぽかぽか叩く。
あ、また涙目になってる。お詫びに舐めてやろ。
「やんっ……あ、ああ……」
脚を開かせて顔を埋めると、雪恵が高い声を上げて俺の頭を押し返そうとする。
わざと拒否して俺を煽ろうとしているに違いない、その手は食わない。
だめ、だんな様……と何度も言うあいつをひっくり返すようにして、余すところなく舐めてやる。
蕩けるように潤んで、舌とは別の物の訪れを待ってひくひく動く場所を至近距離で鑑賞しつつ。
子供だ子供だと思ってたけど、やっぱこいつももう大人の女なんだな。
「だんな様……」
雪恵が俺の髪に指を絡め、何かを言いよどむ。
そっか。俺もそろそろいいかなと思ってた。
251名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:54:31 ID:Ub7wAdoD
準備をすませ、シーツにくるまってミノ虫になってた雪恵をひん剥く。
勢いがつきすぎてベッドから落ちそうになったあいつを抱きとめ、もう一度脚を開かせた。
正面からかかえこむようにして繋がると、心地良さに一瞬だけ目を閉じてしまう。
いっぱい感じさせた後のあいつの中は、ちょっと言葉では言い表せないくらい気持ちいい。
何度かゆるく突き上げてから、一呼吸おいて規則的に腰を使いはじめる。
あいつの手が、俺の腕を縋るようにつかんだ。
抱きつきたいなら、そう言えばかなえてやるのに。
「ほら」
手を取って自分の肩に置いてやる、至れり尽くせりな今日の俺。
雪恵は浅く呼吸しながらも、ふわりと柔らかな笑顔を見せた。
あ、かわいい。
首に絡みつく両腕の熱さを感じながら、緩急をつけて責めたててやると、あいつの息がいっそう乱れてくる。
だんな様、だんな様……とうわ言のように俺を呼び、身をくねらせて悶えるそのさまは、視覚のご馳走だ。
求められるっていいなあ、すっごくいいなあ。
雪恵はバックが好きじゃないんだけど、実は俺も同じなんだ。
こいつの顔が見えないなんて、つまらない。
「あん……」
グッと深く腰を入れると、雪恵がのけぞって白い喉が露わになる。
体をそらすとおっぱいが強調されるから、気が散るっての。
もういっぺん吸いつきたいけど、そうするとあいつが即イッちゃうな。
まあいいか。明日は休みだ、足りないなら二回戦すればいい。
雪恵のおっぱいを両手で包むようにすると、動きにあわせて俺の手のひらにあいつの乳首がこすれる。
「やんっ、あ……あん……っ」
悲鳴のような高い声を上げて、あいつが体を震わせる。
繋がってる時にこうやって触ってやると、中が締まって俺にもイイ。
あーやばい、こっちもやばい。
まるで意思を持った生き物のように絡み、締めつけてくる雪恵のあそこに、こっちが先に参ってしまいそうだ。
でも俺はご主人様なんだから、あいつより先にイってはいけない。
「あ……だめ、もうっ……」
雪恵が左右に首を振り、限界を訴えてくる。
びっくりするほど色っぽい姿に、俺の心臓が大きく跳ねる。
「ん……あ、ああっ」
ひときわ強く中が締まったと思った瞬間、雪恵が先に達する。
がくがく震える体を抱きとめてやってから、俺も自分のためだけに動いて、遅れて絶頂を迎えた。
俺も体が勝手に震えたけど、雪恵よりはましだったんだ。本当だ。
252名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 23:55:01 ID:Ub7wAdoD
そこそこ濃いセックスをしたからか、二回戦のつもりが眠くなってきた。
荒い息を整えて後始末を終えると、横たわる俺の右手を雪恵がそっと触ってくる。
なんだ、言いたいことがあるなら言えよ。
「あの……だんな様。お風呂に入れると、お湯がジェルみたいになる入浴剤が、あるようなのですが……」
小さな声で言いにくそうに、雪恵が言う。
「ふうん。試したいなら買ってこいよ」
湯がジェルになる?よくわからんけど面白そうじゃないか。
「あの、構わないのですか……」
「いまさらなんだ。お前と何回一緒に風呂入ったと思ってる」
俺の言葉に雪恵がキャッと悲鳴を上げ、顔を隠すようにむこうを向く。
さっきあんなに乱れてたくせに、たかが風呂の話が恥ずかしいのか。変なの。
この際だから言うけど、小さい時から俺になついていた雪恵とは、よく一緒に風呂に入った。
だからって俺はロリコンじゃない、こいつはうちで働いていたメイドの娘で、俺とは家族同然に育ったからなんだ(ここ強調)。
昔はだんな様ではなく「お兄ちゃま」って呼ばれてたんだけどな。
「使いたいなら買ってこい。ただし、1つだけにしとけ」
念を押す俺に、むこうを向いた雪恵がエッと声を上げる。
「でも、だんな様のお気に召したら……」
俺がジェル風呂を気に入ったら1つじゃ足りないです、とでも言いたいのか。
アホか、だいたい俺は泡風呂もお前に付き合ってやってるだけだっつーの。
雪恵の額をぺしっと叩くと、あいつが顔をしかめて俺をジト目で見てくる。
「文句があるんだったら、泡風呂の残りを全部捨てるぞ」
わざとおどかしてやると、雪恵が目をまん丸に見開いてあわてる。
「ダメですっ、そんなことしたらもったいないです、化けて出てきますっ」
アホか、液体ソープが化けるか。
「とにかく1つだ。お前ももう大人なんだから、安くても無計画な買い物はするな」
久しぶりにご主人っぽい口をきいて、ちょっと満足感にひたる俺。
「……わかりました」
それでもなお不満そうな雪恵を見ていると、からかいたくなってくる。
隙をついてまたおっぱいに悪戯すると、雪恵はきゃあっと悲鳴を上げた。
さ、二回戦いくか。




以上です。お粗末。
253名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:12:22 ID:pb+bsmT4
一番槍GJ!
相変わらず甘いなこんちくしょう!
254名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:22:19 ID:pL9aMn8J
GJであります
幼馴染…だと…
俺はあと何回糖死するんだ…
255名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 01:55:07 ID:ZolXDWvv
甘いお(´;ω;`)
256名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 07:11:35 ID:wKM9Kpiz
こんなSSを何回も読まされたので虫歯になった。
謝罪と賠償を(ry
257名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 08:38:15 ID:Thl0TO/6
「お兄ちゃま」…だと!?
もげろよ!!頼むからもげてくれよ!!
258名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 08:43:34 ID:WcfASg/D
謝罪と賠償のかわりに続きをだな・・・
259名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 15:54:36 ID:UqS9RyxQ
糖度高杉で俺の歯がもげた…行きつけの歯医者さんいってくるお
260名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 17:56:59 ID:NliDy29M
GJ。
つか、幼なじみ→クラスアップメイドさんとかもうリア充爆発してしまえ。


ところで、「お兄ちゃま」…だと…?さては筆者はシスプリの花穂好きか?
261名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:57:31 ID:y+jZEpSm
「ねえねえ、だっこして」
「はいはい」
 彼女が頭をすりつけてきたので、
PCに向かっていた俺は仕方なく彼女に振り返り、腕を広げた。
彼女は嬉しそうに俺に抱きつき、すりすりとTシャツの布地に頬をなでつける。
よしよしと背中をなでてやる。温かく柔らかい感触。
彼女は嬉しそうにゴロゴロとのどを鳴らす。
「ねえねえ、キスして」
「はいはい」
 目線をデスクトップにもどしていた俺は、
横目でちらりと画面を見ながら、彼女の唇に軽く口付ける。
「ねえねえ、……せっくす、して」
「はいはい…………って、え!?」


 という妄想したんだ。
飼い猫が邪魔しにくるので。
262名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 02:20:47 ID:kJZ7xCLO
HAHAHA! 甘えんぼうな猫なんて都市伝説ですよ……orz
うちの猫はとにかく抱かれるの嫌いだったな。
263名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 14:39:47 ID:zmtu7HfE
そんなことはないぜ うちのぬこは家に帰ってきたら俺の足に飛びついてくるんだぜ!
ま、うちのぬこは男の娘なんだけどなw
264名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 15:35:07 ID:RAGkFaQj
暑くなったから糖下が減るかと思ったけど、そんなことは無かった

あと月刊ヤンマガの某漫画がツボ過ぎて死ぬ
265名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 19:47:10 ID:I5hevflx
「当店は甘え禁止となっております」
っていわれたら甘えっ娘はどうするのっと
266名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 01:12:27 ID:5+ZN/de6
爆発する
267名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 01:14:22 ID:pioanFzz
甘えんボム
268名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 01:45:52 ID:r5UB+AVA
>>267

目標に対する一目惚れ機能付き甘えんぼう地対地ミサイル娘

照準に捉えた敵軍兵士を地の果てまでも追尾し捕捉。捕らわれた兵士は甘やかせ続けないと爆発するため戦闘不能になる。
人を殺める事なく敵兵力を削ぐ事のできる、考え様によっては実にアホらしいこの新兵器の開発を弟(陸上自A隊勤務)に持ちかけたら心底呆れられてしまった。
269名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 17:51:50 ID:FSdlKxWm
乙女のときめき爆弾かよ
270名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 12:05:34 ID:XqMgNZfx
21=20+1 → 甘=廿+一
つまり毎月21日は甘えんぼうの日だったんだよ!
271名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 12:44:17 ID:j54V6V2r
な、なんだってー(AAry
272名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 16:26:36 ID:NWDN5C4I
>>270
鬼才現る
273名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:02:15 ID:pmKGiO4t
吉田松蔭か
274名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:21:37 ID:hrTi+kuV
20のところがどうしてそうなるのかわからん……
275名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:47:51 ID:cMLPvnwC
>>274
「にじゅう」で変換してみましょう(十を二つ組み合わせた字らしい)。
276名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 18:53:14 ID:9xcDZOWf
古い暦なんかでは いまでもそういう表記をするよ
277名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 21:14:46 ID:hrTi+kuV
>>275
廿   すげえ!!!!!!!!!!!
278名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 18:49:28 ID:5/NAlOTA
やべえ
今日は13日の金曜日だ
ジェイソンに怯えて眠れない幼女が枕持って来るぞ―!!

みんな逃げろー!!
ここは俺が迎え撃つ
279名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 19:17:18 ID:DmoNPpNs
>>278 貴様、そんなこと言っている場合か! 
おまえには、朝起こしにいったらいつもおはようのチューを求めてくる幼なじみに、
ところ構わずハグしてくる巨乳デレデレ委員長、はては激しいボディーランゲージで
愛を訴えてくるブロンドロリっこ留学生がいるじゃないか! ここは俺に任せるんだ! 
280名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 19:33:53 ID:Dc7xxuht
尊大な甘えんぼうって萌える!!!!!
281名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:10:54 ID:fbYVz75A
甘軍事国家首脳と宰相
282名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 21:00:34 ID:3p/sJH3G
>>279
無理スンナ
お前、故郷に結婚の約束した甘え娘がまっているんだろ

ここは、おれに任せておけ
283名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 04:50:07 ID:/E+ZAIHR
だが待って欲しい
今貴方に駆け寄っているのは、甘えん坊のスプラッタょぅι゛ょジェイソンちゃん(チェーンソー装備済み)ではないだろうか
284名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 06:02:25 ID:KA1NIXJK
手斧じゃなかったっけ
285名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 08:10:04 ID:j2jnF5JR
手斧が重たくて持ち上がらず、引きずりながら来て
しかも、ホッケーマスクで前が良く見えずいたるところにぶつかって
やっとの思いで男君の部屋の前に来たのに、最後のとどめの如くドアでデコパンされて
しかも、日付はとうに変わってしまっているもんだから
泣き出してしまって、男君に甘えるところまで受信した。
286名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 00:08:08 ID:Wt6yiftB
そして、慰めるために添い寝したところに
焼き餅焼いたフレディー娘がやってくると
287名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 04:30:22 ID:8zHipDwZ
都市伝説甘えっ子

「わたし、綺麗?」
「可愛いよ」
「♪」
な口裂け女とか、

「わたしメリーさん。今貴方の後ろにいるの」
「捕まえた!」
「きゃー♪」
なメリーさんとか。
288名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 08:21:59 ID:9GsHZiJB
幼馴染「おっとこー!」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280070630/

別なスレに張られてたのだけどなかなかの甘さだったので貼り
男の娘だめな方はスルーお願いします
289名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 08:58:35 ID:ZAs6q2OI
このままいくと地下から這い出てきてキレのあるダンスを踊る甘えんぼうの集団が出てきそうだな
290名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 09:43:24 ID:p8Yc+gWt
キレのある甘え方・・・想像つかんorz
291名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 10:18:58 ID:hfxDeTLd
すかっとキレのある味 甘えっ娘ビール!
292名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 10:21:14 ID:evfGIhhz
すぱっと懐に入り
ペトッとくっついて
フワッとした余韻を残して
スッと離れる上級者なんだよ
293名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 14:07:28 ID:FG5wr0Ml
>>292
何か切ないな
294名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 20:09:45 ID:evfGIhhz
2つ年上の従姉はぶっきらぼうなんだけど やたらとスキンシップをとりたがる
暑いのに後ろから抱き着いてきて、大きくて柔らかいものを二つ背中に押し付けて
耳元で囁くんだ

『わん』



2つ年下の従妹は何かとつっかかってくるんだけど そのくせいつも傍にいる
暑いのに後ろからしがみついて、ポッちりしたものを二つ背中に擦りつけて
耳元で囁くんだ

『にゃぁ』


普段から そんななのに、夏休みの間は二人掛りだったからたいへんだったよ
二人して、俺を挟んで威嚇しあうんだ
いいかげん、うっとうしくて部屋に逃げると二人して後を追ってきて部屋の前にいすわるんだ
ドアの外からコリコリと扉を引っかくんだよ
二人して
無言で
こちらが根負けして開けるまで



開けたら最後、そのままベッドに二人掛りで押し倒されるんだよ

え? そのあと?

いやぁ、それはぁその……ゴニョゴニョ
295名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 21:42:44 ID:dERSfg2G
>>287
甘えメリーさんなら保管庫にあったはず。
296名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 16:02:03 ID:eCkLZd+2
みんな甘えっ娘と花火大会とかお祭りとか行った?
297名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 16:09:48 ID:EKz4KrNW
迷子させたり人混みに潰したくないから
一緒に家でゴロゴロしてたよ
298名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 19:30:26 ID:UQdCf/fD
人混みの中をユクゾッユクゾッと主の懐に飛び込む甘メイド
299名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 00:12:02 ID:AJt9o7RF
愛情破顔拳!テーレッテー
300名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 07:02:55 ID:q7f0Nyir
恥ずかしがり屋な甘えんぼうに
「熱中症ってすごくゆっくり言ってみて?」
って言われたい。
301名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 11:05:58 ID:NCKXl3gH
>>300
「おはよう。あー、今日も暑くなりそうだなあ」
「そうだね……あ、あのね、こういう日は、アレに気を付けなきゃいけないんだって、ニュースで、言ってた……」
「アレって?」
「え、えーっと……」
「……ああ、熱中症な」
「そ、そうそう。……あ、あのね……」
「ん?」
「い、今の……もーっと、ゆっくり、言ってみてくれる……?」
「? 今の、って……熱中症?」
「う、うん……」
「何で?」
「い、いいから……」
「変なやつ。んーと、ねっ……ちゅう……しょう……」
「! も、もう一回……!」
「へ? あ、ああ……ねっ……ちゅう………しょう……?」

にへら〜

「うん、わかった……♪」

ちゅっ

「! ちょっ、いきなり何を……?」
「だ、だって……ちゅー、しよう、って言ったじゃない……♪」
「いやちょっと待てだってあれは」

がばっ だきっ♪

「うわこら待てって何で朝っぱらからしっかりと抱きついてますか暑くないの? てゆーか顔が近いよ顔が!」
「んふふ〜、だぁめ……♪ 自分から言い出したんだから、ちゃんと、責任、取ってね……♪」

ちゅっちゅっ♪ すりすり♪ ちゅ〜♪ ぎゅー♪


こうですか? わかりません!w

あんまり恥ずかしがり屋という感じにならなかった、だが私は謝らないw
302名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 15:21:56 ID:x3AuErfV
新ジャンル「甘デスメタバンド」

従姉
義妹
近所の未亡人
幼なじみ×2
がメンバー
303名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 19:35:31 ID:AJt9o7RF
幼馴染2人も要るかい?
と思ったが一緒型と再会型の2種類を用意すればいいのか
304名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 20:12:08 ID:qWZKG0Qd
>>301
GJ!!
自分からちゅーしたいと言い出せない時点で十分恥ずかしがり屋だw
3051/2:2010/08/17(火) 20:43:38 ID:tPAeGEIq
 このところ暑いのでおうちでうんだりしてる毎日なのですが、そんな平穏な日常を脅かす魔の手が俺の元へ忍び寄ろうとしていた。
「暑いっ!」
 ていうか早速来た。魔の手が。
「あの。留美さん、いきなりなんの御用でせうか」
「夏休み入ってからずーっと待っ……じゃない、アンタがあたしの家に突然来るかもしんないって思うと落ち着かないから、あたしから来てやったのよ! 感謝しなさいよね!」
 この魔の手は留美といい、俺のクラスメートだ。高校に入ってからずっと同じクラスで、俺の自意識過剰でなければそこそこ仲がいいと思う。のだけど。
「あの、留美さん。行かないから。用事とかないから」
「来なさいよっ! 落ち着かないじゃない!」
「行ったら行ったで文句言うだろ」
「言うに決まってるじゃない」
 どうしろと言うのだ。
「それより! 折角来てやったんだから、あたしを楽しませなさいよ。アンタあたしの奴隷なんだから、いつ何時でもあたしを楽しませなきゃダメなんだからね?」
「はい?」
「奴隷よ、奴隷! 言っとくけど、永続契約だから解除とかはないからね!」
「何を言ってるのですか。暑いからですか。それとは関係ナシに頭がダメなのですか」
「むーっ!」
 むーと言われつつ頬をつねられていると、ふと思い出した。
 一年ほど前、こいつと一緒にゲームして遊んでたとき、戯れに賭けをして、勝った奴が負けた奴を奴隷にできる、というゲームをした。そして俺は負け、奴隷になってしまった。で、その契約はまだ継続している、らしい。
「ほら、楽しませなさいよ。アンタ奴隷でしょ?」
「なんてめんどくさい奴だ」
「うるさい! 暇になっちゃったんだから、何かして楽しませなさいよ!」
「ああ、そういうことか。んじゃ、どっか遊び行くか?」
「えっ、そ、それって、デー……ト?」
 留美は手をこしょこしょと結び合わせ、上目遣いで俺を見た。
「いや、んな大層なものではないけれども」
「…………。ふ、ふん! それは嬉しい限りね! 誰がアンタなんかと遊びになんて行くもんですか! 調子に乗らないでよね! ばか、ばーか!」
「やっぱデートかも」
「うっ……で、でも、どーしてもあたしと一緒に遊びたいなら、あんまりにもアンタが哀れだから遊んであげなくも」
「いや、やっぱデートではない」
「…………。もーっ! 人で遊ばないの! いーから一緒に遊びなさいっ!」
「いいけど、暑いから外に行くのは嫌だ。おうちで遊ぶならいい」
「え? ……こ、こんな狭い場所で、ふたりっきり?」
 留美はほんのり頬を染め、きょろきょろと周囲を窺いつつ確かめた。
「そう。もし嫌ならもうちょっと涼しい日に改めてどこかへ遊びに行きますが」
「ううんっ! ここで! 今日! 一緒に! 遊ぶの!」
「そ、そうか」
 あまりの勢いに、少したじろぐ。
「あっ! ……べ、別にアンタと一緒で嬉しいとかじゃないからねっ! そこ、勘違いしたら殺すからねっ!」
「はぁ」
「……で、でもちょこっとだけの勘違いならゆるす」
 何がだ。
「そ、それより! 一体何をしてこのあたしを楽しませてくれるって言うの?」
「何も考えていません」
「はぁ? そんなのでよくもまああたしを誘ったものね。何考えてんだか」
「誘ってません。勝手に押しかけられました」
「……そ、それはともかくとして」
 ともかくとするな。
「じゃ、じゃあ、あたしの考えた遊び、する?」
「まあ、いいけど」

「……遊び?」
「そ、そうよ。何か変なことでも?」
 留美の考えた遊びとは、俺が留美を前から抱っこして時折頭をなでること、らしい。
「遊びではないよね。ていうか、対面座位だよね」
「? なにそれ」
「……いや、なんでもない」
3062/2:2010/08/17(火) 20:45:47 ID:tPAeGEIq
 思ったより性の知識がなくてお兄さん安心しました。
「それより、この体勢はどうかと思うぞ。なんちうか、恋人同士が抱き合ってるように見えるような」
「あ、アンタの身勝手な恋人論なんてどうでもいいの! それより、手が空いてるわよ?」
「はぁ」
 指摘されたので、とりあえず留美の頭をよしよしなでる。
「もっと」
 もうちょっとなでる。
「もっと! もっといっぱい!」
 たくさん望まれたのでたくさんなでる。
「そ、そう。そんな感じ。……で、でも、もちょっと」
 言われた通りにもっとなでる。なでる合間に頭をごく軽く、ぽんぽん叩いたりとかもしてみる。
「へへ……えへへ。えへへぇ」
「留美の言語野がおかしくなった。しかしこの暑さだ、留美だけを責めるのは酷か」
「おかしくなってないっ! ……そ、それよりさ。アレだったら頭だけじゃなくて、他のとこもなでていーから」
「胸かっ!」
「言うと思ったわよ、変態っ! ……そ、そゆとこじゃなくて、ほっぺたとか、おなかとか」
「お尻とか!」
「今日も変態っ!」
 変態扱いされ悲しいので、乳やら尻やらは置いといて、ほっぺをなでたりふにふにしたり両手で挟み込んだりしてみる。
「……あ、アンタってばホントーにあたしを触るの好きよね。ほっぺなでる手つきとか、いやらしーもん」
「あー。お前触ってると気持ちいいからそうなっちゃうのかな」
「……へ、へんたい」
 留美は俺をなじりながらも、ほっぺをうにうにされて気持ちよさそうに目を細めていた。
「留美って猫みたいだな。にゃーとか鳴け」
「誰が鳴くもんですか!」
「ほら、にゃーだ。にゃー」
「い、言わないってば」
「にゃーって言って。ほら、留美。にゃー」
「……にゃ、にゃー」
「留美は簡単だな」
「にゃー!」
 にゃーぱんちが飛んできて痛い。
「痛いのですが」
「人を馬鹿にした罰よ。ふん、だ」
「いや、人を猫にしたんだ。だから、人を猫にする罰にしろ」
「にゃー!」
 再びにゃーぱんちが飛んできてやっぱり痛い。
「一緒なのですが」
「人を猫にするからよ。がうがう」
「食うな」
 留美は俺の肩に口をつけ、あむあむ軽く噛んだ。
「あう……なんかしょっぱい」
 しかし、すぐに俺の肩から口を離すと、留美は顔をしかめさせながら舌を出した。
「汗かいたからな。それも已む無しだ」
「しゃざいとばいしょーをようきゅーするにだー」
「ふむ。じゃ、今度どっか一緒に遊びに出かけたときに何か買ってやるよ。安いの」
「最後に何か変なのついた! 高いのが欲しい!」
「俺と一緒にいる限り、高級品とは縁がないものと思え! ふわーっはっはっは!」
「あぅー……なんて甲斐性のない奴だ。こんなで将来だいじょぶかなあ」
「将来?」
「ん? ……ち、違くて! 別にアンタと一緒の未来なんて想像なんてしてないし! そんなの考えるだけでもおえーって感じだし! 子供は二人くらい欲しいし!」
 留美は顔を真っ赤にさせながらあわあわと抗弁した。ていうか、なんか混じってる。混乱しすぎだ。
「そ、そゆことだから。勘違いしたらにゃーだからね!?」
「それは大変に怖いので勘違いしません」
「そ、それならいい。……で、でも、1ミリくらいなら勘違いゆるす」
 何をだ、と思いながらぶすーっとしてる留美のほっぺをむにむにする俺だった。
307名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 20:48:24 ID:4I0zwnEi
ニヤニヤニヤニヤニヤ
308名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 21:31:38 ID:0lSCtdrF
>>306
ほっぺうにーとか可愛すぎる。
くそっ・・・こんなかわいい子どこにいるんだ・・・!
309名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 21:52:40 ID:/SaYC33I
また、お前だろうな(いい意味で)
310名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 23:00:11 ID:Hxsxuxv4
愚問だとは理解してるんだが保管庫は更新停止中?
311名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 00:02:22 ID:XDEo/ZiS
>>306
にゃーぱんちとかかわいくてずるい!
あとちょこっとだけの勘違いだとゆるすあたりがとてもすばらしいと思います!!
312名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 00:49:41 ID:T/bdxGBs
甘えんぼうスレじゃない香りが混じってるぞw
313名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 03:02:49 ID:Smf/Ew3G
>>312
そんな細かいこと気にしたらにゃーなの!
314名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 15:24:15 ID:KFtjqqGg
>>312
うみみゅあ!
315名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 23:24:45 ID:ti6Ljg1w
このスレは幼女とか、無邪気な女の子が多いけど
甘えんぼうな未亡人とかどう思う?
316名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 23:41:02 ID:XMc1TJar
甘える対象を失って悲しみのどん底くらいしか思いつかん
かといって悲しみを乗り越えて新しい人とってのも何だかなぁ
317名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 23:41:12 ID:JHyWc7XH
少女や無邪気っ娘は柑橘類のようなサッパリ感だが未亡人や熟女は洋菓子みたいにコッテリしてて好きだぜ
318名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 01:49:49 ID:al01MrMH
ま、スレタイが『女の子』であるからして。未亡人・熟女が『どうも…』と言われりゃさもありなん。

とゆーわけで、後宮に納められてしまったが皇帝陛下が手を付ける前に崩御してしまったので未亡人になっちゃった姫様は儂が貰っていくから。
319名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 07:07:18 ID:HxdNeSOL
ここのSSに出てくる女の子がうらやましいとか思ってしまったのは私だけでいい。
320名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 07:59:20 ID:0l8wJidK
うほっ
321名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 16:52:19 ID:AssdSaoG
誰もが甘えれる訳じゃない。
誰もが甘えられる訳じゃない。
だからこそ此処に来て甘さに悶えることができるのだと、そう思うことにした。
さて、君はどんな甘えを望むのかな?
322名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:52:55 ID:al01MrMH
多くは望まぬ。

おずおず
ぴとっ

と来て


「えへっ(にこにこ)」

これきりでよい。
323名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 19:46:03 ID:SKve424v
25歳の青年実業家と深い悲しみに包まれた孤児

青年の奮闘により深い悲しみから解き放って甘娘になり養子に
324名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:07:36 ID:k69RfVnu
冷たい水に両手を浸して涼んでいたら、君は現れた。
「何をしてるんだい?
僕はありのままをお伝えすると、ふぅんと軽く頷いた。
そして悪戯でも思いついたのか、笑いながら近寄ってくる。
「何?
君は僕の手首をつかむと、水から引き上げる。
濡れた五本の指をまじまじを見つめて、それを自分の手で触れた。
「気持ち良いな。
しなやかな体を接近させながら、君は溜息を吐いた。
いつの間にか僕の手は、君の頬をくいくいと撫でさせられ始めた。
「ちょっと、やめてよ。
「良いだろう? 気持ち良いんだから。
自分の手でやれば良いのに、何故か君は僕を使う。
今度はもう一度水に浸して、そして少しタオルで拭う。
「あーん。
冷たくなった指にキスをして、アイスキャンデーのように咥える。
嬉しそうに一つ一つ、丁寧に舐めていく。
「怒るよ?
「だって彼氏君の指は、冷たくて美味しい。
当然でしょ? と言おうとしたけど、遅かった。
指五本舐め終えた君は、満足気に目を細めている。
「もう。
「私が良いとこ獲りしたのがそんなに気に食わないか? なら、
と、君はすっと正面から体を寄せてきて、
「ん、ちゅ。
キスをして、舌を入れてきた。
僕の涼を奪ったそれはひんやりしていて、爽やかに絡んだ。
「っ、もう、いい。
「そうか? だが私はもっと、彼氏君を隅々まで味わいたいな。
君は余韻に浸るような表情で、僕を誘惑する。
「だからそうだな、一緒に冷たいシャワーでも、浴びないか?
「好きにしなよ、もう。
「フフ、決まりだ。

今年はまだまだ暑い。
だからべたべたしないでとか注文をつけていたら、いつの間にか。
そう、君がこんな甘え方を覚えてしまった、夏。
325名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 23:14:22 ID:/UbHTaeX
みんなしてイチャイチャしやがって(´・ω・`)
うらやましい(´;ω;`)
326名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 13:59:03 ID:7FxKr3cn
彼女に電話で呼び出されて部屋にお邪魔したら物凄い冷房、そして彼女の獲物を狙う獣のような目つき
は!…まさか。
327名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 16:16:41 ID:HPnWYyRi
イチャコラしてたらクーラーのヒューズが飛んで二人して熱中症になってまえ!決して嫉んではいませんよっと。
328名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 18:52:42 ID:tnVaADMB
甘神にアマガミされる雨守くん
329名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 00:47:53 ID:mXnm61Zj
素直クールな男と甘えんぼは相性がいいような気がする
330名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 01:03:57 ID:aWvwoF7U
甘え方を勉強中の天然甘えん坊
>>330

「わ、私、頑張っちゃいます! 先輩の彼女さんになったからにはもう、世の恋人たちが敗北を確信するほどの彼女っぷりを! ……か、彼女……せ、先輩の、かのじょさん……」

突然部屋にやって来た子が何を言い出すか黙って聞いていると、なんだか尻すぼみになってごにょごにょ言うばかりなれば反応に困るぞなもし。

「後輩はたまに面白い。見ていて飽きない」
「あっ……か、からかってますねっ! 絶対っ!」
「からかわれるのも彼女の仕事のはず」
「か、かのじょ……」

この後輩はとても扱いやすいので見ていて面白い。

「……はっ。ち、ちがうんです。わ、私はからかわれたいのでなく、べたべたしたいんです! こう、ふにゃふにゃになるくらいに!」
「酢は……」
「酢!? ななな何飲ませようとしてるんですか! お、お酢を飲んでも体はふにゃふにゃになりません! 迷信です!」
「それは知らなかった。ひとつ賢くなった。かしこさが1上がった」
「素で言ってるぶんタチが悪いですよぉ……」

後輩はがっくりと頭を垂れた。ちょうどその頭が膝の上に乗っかって、少しドキドキする。

「……えへー……」
「後輩がたれパンダになった」
「たれてません! ……あと不本意ながら、たれパンダ懐かしいですね……んっ、しょっ」
「よじ登られている。膝から胸に向かってよじ登られている」
「先輩という山を制覇したいんです。そこに先輩がいるから、です」
「胸が密着して素敵に変形している」
「……あ、当ててるんですっ。……い、言ってしまいました。言ってしまいました!」
「恐怖。胸を押し付けるだけで絶頂する後輩」
「全然意味がちがいますっ! せ、先輩のすけべ!」「すけべか」
「すけべです! す、少しは耐性を付けていただかないと! ですから……えっ、えい。えいえい」

ぐいぐい体を押しつけふにふにむにむにの胸を当ててんのよしてくる後輩に、俺の一部が富士山アルプスチョモラン

(省略されました。続きを読むにはヨーデルヨーデルホーレッヒーと書き込んで下さい)


読み返したら>>330とはかけ離れていた。
でもいいや
332名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 19:11:29 ID:1BQTP2WP
>>331
ちょっと足りない後輩可愛いなww

ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
333名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 19:55:20 ID:ORJtJsJz
なにこの子可愛い・・・
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
334名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 21:01:04 ID:7Wl5uG6c
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー

…続かなければ、全力で泣いてやる!!
335名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 12:28:24 ID:kG4UBtqr
さあ今すぐ続きを書いて投下するんだ

ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
336名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 14:09:59 ID:I8KLZAcm
甘えん忙…甘えるのに忙しい様子
337名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 15:32:06 ID:aBiB0jl5
甘えん防

中国三千年の歴史を持つ護衛方法。
身体を密着させて対象を完璧にガードする。
だが、使用者の容姿などによっては、逆に護衛対象を
死に至らしめてしまう事もある危険な護衛方法でもある。
素人にはオススメできない。

民明書房刊『甘え。その抱える矛盾と崩壊への律動』より抜粋
338名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 17:02:41 ID:aQDN6DHM
甘えん帽

さっきから姪っ子(3)が頭に抱きついて離れない。
…あつい、です。
339名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 20:20:14 ID:4UJI79JZ
甘えん房

甘えん坊が多数しがみ付き、最早クラスター状になっています。
340名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 20:22:43 ID:aBiB0jl5
甘えん亡

この暑さの中、多数の体温の高い甘えん坊に甘えられた事により、
ミツバチに包囲されたスズメバチの如く死んでしまう事

ある意味、本望なのだろうか。
341名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 21:31:14 ID:t7TsqaXz
甘えんbow

この弦で矢を射れば、標的に纏わりついて逃さない。
一度装備すると外せなくなるから注意!
(マジカルランド風)
342名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 23:31:30 ID:KGnOJgYC
そろそろうまい棒ならぬ甘い棒が発明されてもいい頃ではなかろうか
343名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 08:45:35 ID:hpxo7pk5
甘えん某

初対面の女子がいきなり甘えてくる。あんた誰?
344名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 18:43:25 ID:/6ZqxA9k
>>331
遅レスだが


ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー
ヨーデルヨーデルホーレッヒー

続かなかったら低血糖になる
345名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 19:46:06 ID:Y/BnLRYg
>344
続かない

甘ナースと甘女医に触診されてしまえ

低血糖で触診するか知らんが
346名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 21:43:50 ID:id5bh1S2
その病院には甘えん病の女の子がいっぱいいるんですか?
347名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 21:59:47 ID:ECegdJPr
>>甘女医

なんか艶女医思い出した
あれの登場人物を全て甘えんぼうに変えれば・・・
348名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 06:36:52 ID:ZXJL2CkR
>>346
>甘えん病
好きな人に甘えないではいられない病か。拒絶されたら死ぬ。
349名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 07:00:29 ID:YCQ9G7Pi
スレタイ読んで真っ先にこれが思い浮かんだ
ttp://moepic3.moe-ren.net/gazo/moeura/files/moeura92329.jpg
350名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:39:26 ID:7VXWylEP
>349
kwsk
351名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 05:04:05 ID:YPCBYXgE
秋のうららのだっけ?
352名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 06:47:32 ID:QYokxg1d
「秋のうららの隅田川〜♪」
「ばっか、それを言うなら『春のうららの』だろ」
「ぎゅー♪」
「何の脈絡も無え!?」
353名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 20:11:18 ID:BAj7JL6J
抱きつきとすりすりが合わさり最強に見える

と謙虚な甘娘が言ってた
354名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 00:14:00 ID:ggxgl/Mc
>>353
見えるどころじゃなく文句なしに最強だと思うのですが
355名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 08:10:28 ID:WldxidRA
いや、さらに上に『ぎゅー→すりすり→頭なでなで』というコンボが
356名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 13:50:12 ID:CFRxSJAj
素直甘えん坊vs恥ずかしがり甘えん坊
357名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 14:53:24 ID:1OWrWY2X
>>353
ブロント様コピペをいろいろ改変してみたが難しかった
男が謙虚なほうが合うだろうな
抱きたくて抱きつくんじゃない抱きついてしまうのが甘えっ娘
358名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 00:42:57 ID:fNessWdA
すりすりむぎゅむぎゅ
甘『こ、これは甘えたくて甘えてるんじゃないの!』
男『そんなトロケきった顔で言われても……』

ふにゃふにゃうにゅうにゅ
甘『本能行動って言うか!ほら、私ってば、ぼーん・とぅ・しゅがー、みたいなトコあるし?!』
男『どんなだよ、それ』
359名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:05:25 ID:occhXBDF
今日は特別にたくさん甘えるよ
ぎゅーしてちゅーしてそれからそれから・・・

毎日特別じゃないか
360名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:27:28 ID:8WMrvZUn
男「ん……」 女「ん……」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1282571266

361名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 02:40:43 ID:LMnk0h/D
わたしが〜おばさんになーても、ギュウっとしてくれる〜?♪
362名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 03:13:08 ID:occhXBDF
逆に問う。
俺がおじさんになっても甘えてくれるかい?
363名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 03:22:47 ID:3oFblYq3
>>360
甘いけど甘えんぼうとはちょっと違うような…
無口スレor幼馴染スレ向けかも
364名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 15:38:46 ID:M5DmnU1b
>>357
某符丁くんと犬子さんならブロント語会話してても違和感無しとみた
365名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 18:54:53 ID:CX11Njc5
ここの甘えっ娘達を読んで
あえて冷たく突き放して泣いちゃう寸前になって悪かったと
飴と鞭でやってみたいと思った俺は割と歪んでる
366名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 20:39:02 ID:txlooh7Q
>>365
むしろ子供泣きする姿を見てニヨニヨする俺ですが何か

まあフルーツパフェひとつで簡単に泣き止んでくれるからだが
問題はいつのまにか○○ガーデンのクイーンパフェ(4.5人前2200円要予約)をふたりで食べることになっていることだ
もちろんスプーンはひとつで、あーんか口移しを強制される
367名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 20:43:24 ID:AnFAw3d7
アダルトな甘えん坊にギャップ萌え
368名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 03:17:34 ID:QMslOYKS
甘えん坊だがそれ以上に意地っ張り
ちょっと突き放すとすぐ拗ねちゃう

こいつは困った
369名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 04:01:26 ID:jfGiE2Zs
そのうち物陰からこちらをチラチラ眺めてくるので、
おいでおいでしてやると拗ねた表情のままむぎゅーしてきます
370名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 04:28:39 ID:Yc+k5C3a
ちっこい女の子に懐かれて後ろをついてこられたい
「付いてくんな鬱陶しい」って言って「こっちに用事あるだけ。別についてってるわけじゃないし…」って言われたい
それに「ふーん」とだけ言った後突然猛ダッシュしてまきたい
隠れてみている事に気づかず大慌てで捜す女の子を眺めてニヤニヤしたい
でもその子がだんだん涙目になってきたのに気づいて焦って声かけて殴られたい
その後一緒にお茶して仲直りしたい
371名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 09:33:56 ID:wXGOxUVg
あいたい
またつい
えいたの
て らに

会いたい またつい えいた(人名? 地名?)の 寺に
甘えて いたい 勃ったら 良いのに

縦横両方で読める文って作るの凄く難しい
372名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 10:40:38 ID:F2Djnn1V
うらめしやあぁ〜♪
撫で撫でしてくれないと呪っちゃうよ♪
もっとギュッとしてくれないと祟っちゃうよ♪
373名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 11:06:14 ID:aSfdH/09
お姉さまに甘えられたい
374名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 11:28:37 ID:jfGiE2Zs
>>372
アンタ霊体だから触れません
375名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 13:26:53 ID:SeXYcrXX
おキヌちゃんやオバQとかがいるじゃないか
376名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 17:48:08 ID:ZZrUcTS+
>>374
某ライトノベルには周囲の幽霊を触れるようにする能力を持つ主人公がいるんだぜ
しかもヒロインは幽霊含め甘えんぼうだらけという。
377名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 18:51:54 ID:HUfz66tN
「どぼちょーん、どろどろっ!」
「うわっ!おいこら!なんだいきなり。」
「えへっ。ね、ね、驚いた?怖かった?涼しくなった?人間て暑いとお化け見て涼しくなるんでしょ。」
「…チロよ。確かに一瞬ヒヤッとしたけど、抱きつかれてるから暑い。」
「そ、そなの。チロ、かしこくなくてごめんなさい。でも、離れない。まだまだイチロと居たい。せっかく来れたのに。」
「…でもね、チロ。もう行きなさい。お前かなり無理してるだろ。」
「いやー!もっと居るー」
「こら!チロ!」
「キャン!ご、ごめんなさい!」
「…安心しなさい。また来年も、再来年もその次も。俺にお迎えがくるまでずっとずっとお盆にはチロのために迎え火たくから。」
「…わかった。じゃ、一年分撫で撫で!」
「よしよし。」
「ンフ。いい気持ち。イチロ大好き…」
一郎に抱きついていた尻尾と犬耳の女の子は、やがて小さな犬の姿になり、音もなく消えていった。
378名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 23:42:37 ID:t6jZ4TD/
>>376
マテリアルゴースト好きだけど後半の鬱展開がなあ
379名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 00:49:38 ID:bVxsvXb+
>>377

かわいいな・・・
380名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 05:54:29 ID:z4o39LPt
暑かろうがなんだろうがその日だけはとことん甘えさせてやりたいな
381名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 07:20:21 ID:kHzpdAVz
>>376
結構よさげな作品だったよな
382甘スレ相談窓口宛て:2010/08/31(火) 03:12:27 ID:aGooahma
今、天然記念物の日本住吸血鬼の女の子に甘えられています。
ゲルピン(給料が月末締めの10日払い)なのでこの子の好物の高級鶏モツを買ってやれなくて、ここんとこ毎晩血を吸われているんです。
ろくなもん食ってないせいでフラフラなんですけど、人差し指くわえて悲しそうな瞳で見上げられるとどうも弱くて。
妖護法が改正されて住吸血鬼は追い出し禁止になったそうですがこのままでは体が保ちません。
こういう時申請出来る補助金等があったら教えてください。
383名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 07:19:45 ID:3GlTmJ6G
現物支給の精力増強ドリンク配給制度をご利用ください
384名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 14:28:58 ID:RCwAFITo
申請用紙が結婚届にすり替えられている件について
385法律の見落としには注意しましょう。:2010/08/31(火) 17:27:23 ID:aGooahma
「ジロさん。何書いてるですか?」
「…ん?ああ、これ。カミラと暮らすのに役立つ書類。」
「…ふーん。それ出すとどーなるです?」
「んーとな。増血に効く栄養ドリンクを区役所がくれるんだ。」
「…ジロさん。ごめんね。そしてありがとうです。」
「ん?カミラ。気にすること無いぞ。卒業したらちゃんと就職して毎日『かりがね』の鶏モツ食べさしたるかんな!」
「嬉しいです!けど、あまり無理しないでほしいです。カミラ、『たからや』の徳用一キロパックので良いですよ。ジロさんといられれば。」
「だから気にすんなって。俺がしてやりたいの。っと。間違えちゃった。カミラ。そこの新しい用紙取って。」
「はい。」

「はい。結構です。申請は受理いたしました。坂下次郎さんと坂下カミラさん。ご結婚おめでとうごさいます。」
「へ?な、なんだってぇ!?!?」
「えへっ。カミラ調べたです。保健所行って台帳みたらカミラ数え年で16だったです。
ジロさんはもう18ですから、結婚できるです。」
「カミラお前…」
「こないだの妖護法改正で追い出し禁止になった代わりに結婚出来るようになっですよ。これで各種手当てが受給し放題で、ジロさんも無理しないで勉強できます。」
「…カミラ…」
「ジロさんが大学出て就職してから、子供いっぱいつくりましょうね。」



おわる
386お詫びと訂正:2010/08/31(火) 17:42:06 ID:aGooahma
>>385

結婚出来るようになっですよ。

結婚出来るようになったですよ。

W61CAのばか…
387名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 20:49:01 ID:h5oytwPg
結婚したら、「しょや」というものをしないといけないそうです。ジロさんのお義母さんにききましたです。

こうして血以外にも毎晩吸われてしまうんですねわかります
388名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 01:28:48 ID:SWRXr//8
>>385 ああっ、俺の妄想が反映されてる! GJです! ありがとう&ちんこもげろ!
389名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 02:41:53 ID:/LfmlIgT
「カミラ。かあさんに何吹き込まれた?てか、どういうことかわかって言ってる?」
「えと、お義母さまはジロさんに『しょや』をしましょと言って
一緒にお布団に寝ればあとは任せておけば良いからとゆってたです。」
「あのね、カミラ。それはゴニョゴニョ…」
「あ〜。そのことなんですね。心配ないですよ。カミラわかります。お義母さまは遠回しにゆってくれたですね。」
「ほへっ?」
「カミラは16です。大人です。二つの胸のふくらみは何でも出来る証拠です。」
「…あ〜、そーなの…」
「はいです。ちゃんと準備もばんたんです。『今度産む』もカミラが付けたげるですっ!」


とっぴんぱらりのぷう。
390名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 02:51:32 ID:GBSafjJ/
あんなぽっと出の吸血鬼なんぞにアイツを取られてたまるもんですか…
明日はずっとアイツの側にいようそうしよう

的なポジションの人が欲しかったがもう結婚まで行ってしまってたか、じゃあ要らないな
391おぅ:2010/09/01(水) 02:54:00 ID:/LfmlIgT
>>388

>>385 ああっ、俺の妄想が反映されてる! GJです! ありがとう&ちんこもげろ!


書いてるうちにレスが付いてたよ!盛大なお褒めアリです。
392名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 20:47:29 ID:TaYyCqZW
108ある甘絡秘孔の一つを突いた

お前はもう甘えている
393名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 22:05:55 ID:Ky8Vl8Bo
甘えられたがりっ娘か。新しいな
394名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:08:16 ID:b8CAElPV
女敵を片っ端から甘えさせて倒していく主人公の後ろには
これまでに倒された娘が金魚の糞のようにぞろぞろとついてくる…
連なっている甘えっ子か、壁に接触するとゲームオーバー
395名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:21:36 ID:D3Qj0hau
>>393

舌噛んだぞい。

そんな甘えられたがりの貴方に。
人目に付かない完璧な出入り口
ホテルニューコ〇ガヤ

…解るかな?解ンネーダロウナー。
396名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:48:47 ID:hc2W/LCF
シマズサエコ嬢がまだ初々しかった頃か?
397名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 00:18:28 ID:/PMDFXCK
>>394
スネーク&エッグじゃねえかwww
398名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 00:44:28 ID:SOohJEyU
スネークマンショーですね、分ります。
虎視眈々と機会をうかがう甘えっこがいるので
急いで口で吸えなどとは口が裂けてもいえません
399名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 01:55:50 ID:XUZwo4JW
「そうね。教授が観客にマジ切れしたり、楽しかったわ。」

…色々思い出したらしいオヤジの嫁がさっきから俺の膝に乗っかって当時を語ってくれてます。
伊武雅刀ってデスラー総統なんだってな。
400名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 08:46:44 ID:ZIkZV7Ip
いつも思うんだが、このスレの平均年齢高すぎんじゃねぇのw

……俺も昨日めでたく大魔道になりましたがorz
401名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 15:38:47 ID:XUZwo4JW
2042年8月27日午後三時に御茶ノ水駅に集合する予定のある人が0.5 %越えてたら高齢者スレ認定。
4021/2:2010/09/04(土) 15:52:18 ID:c4aEbOdL
 寝てると神が降臨。
「…………」(くいくい、くいくい)
 ではなく、幼なじみの沙夜が降臨。くいくいと布団を引っ張っているところから察するに、起こしにきたらしい。
「……んん、んあ。……ああ、もう朝か。早いなあ。眠いなあ。よし、今日は学校休もう」
 そうと決まればもう一度布団を被りなおし寝なおそうと思ったら、再び布団をくいくい引っ張る感覚。
「…………」(くいくい、くいくい)
 薄く目を開けると、沙夜が少し困った顔をしながら布団をくいくい引っ張っていた。
「うーん。起きなきゃダメか?」
「…………」(こくこく)
「沙夜がちゅーしてくれたら起きる」
 沙夜は少し困った顔をした。
「しないなら寝る」
 そう言って目をつむるが、少し薄目を開けておく。
 沙夜はほんの少し逡巡した後、薄く頬を染め、ゆっくり顔をこちらに近づけた。充分引き付けてから、おでこに頭突きをかます。
「…………」
 沙夜は片手でおでこを押さえ、不満げに俺をにらんだ。
「こんな簡単な罠にはまる己の無能さを恨むがいい。ふわーっはっはっは!」
 朝から大声で笑ったせいで目が覚めてしまった。しょうがない、起きるか。
「…………」(がぶがぶ)
 沙夜に左手を噛まれたまま居間へ。母さんが俺と沙夜を見て呆れたように息を吐いた。
「アンタまた沙夜ちゃん怒らせたの?」
「沙夜が馬鹿だからしょうがないんだ」
「…………」(がぶがぶがぶ)
 俺の手が受ける痛みが増加した。
「沙夜、そろそろ血が出るのでやめてくれると大変嬉しい」
「…………」(じーっ)
 何か言いたげに、沙夜は俺の手を咥えたままこちらをじっと見た。
「……ええと。馬鹿呼ばわりしてごめんなさい」
 一応は謝ったのだが、未だ俺の手は沙夜の歯が食い込んだままだ。はて。
「……ああ! それと、沙夜。毎日起こしてくれてありがとうな。感謝してる」
 これで満足したのか、ようやっと沙夜は俺の手を離してくれた。涎やら歯形やらで大変なことになっているが、とにかく痛みからは解放された。やれやれだ。
 沙夜は俺の手をぺろぺろ舐めて治すと、隣の椅子に座り、食卓に置かれた焼きたてのパンに手を伸ばした。俺もいただく。
「うん。今日もうちのパンはうまい」
「…………」(こくこく)
「特売で買ってきたパンなのに……安上がりな息子と嫁で大助かりよ」
「結婚した覚えはないのですが」
「…………」(こくこく)
 俺と沙夜の抗議を全く気にせず、母さんはテレビを見るばかり。
「まあいいか。しょうがないので結婚しようか、沙夜」
 母さんの間違いを正解にすべく、沙夜の手を取ってプロポーズしてみる。
「…………」(こくこく)
「受け入れるな。冗談だ」
 沙夜の顔が残念そうなものへと変化していった。
4032/2:2010/09/04(土) 15:53:00 ID:c4aEbOdL
 そんなこんなで飯も食い終わり、沙夜と一緒に登校。
「……ん?」
 いつものようにだらだら歩いてると、沙夜の髪がはねてることに気づいた。
「沙夜、頭」
 そう言うと、沙夜は何の躊躇もなく俺に頭突きをしてきた。鎖骨折れるかと思った。
「違う、誰もいきなり頭突きをしろなんて言ってない。髪がはねてるぞ」
 そう言われて初めて沙夜は自分の頭を触った。頭の丁度真ん中、つむじあたりの髪が一本重力に逆らうように天にそびえ立っていた。
「アホ毛みたいで素敵ですね」
 沙夜は不満げに俺を睨んだあと、両手でぎゅーっと髪を押さえつけた。しかし、そんなもので寝癖が直るはずもなく、手を離すとすぐにまたぴょこんと髪が立ち上がった。
「…………」
 直ってないと知り、沙夜は少し悲しそうな顔をした。
「大丈夫だ、沙夜。俺に任せろ」
 沙夜の頭に手を置き、むぎゅーっと押さえる。
「!!?」
 力が強すぎたのか、沙夜がゆっくりと沈んでいった。
「あ、すまん」
「…………」(がぶがぶ)
「不可抗力なので、噛まないでいただけると何かと助かります」
 しかし、沙夜は噛むのをやめない。しょうがないので左手を噛まれたまま、今度はそれなりに力を調整して沙夜の頭をぎゅっと押さえる。
 しばらく押さえた後、そっと手を離す。やはり髪がぴょこんと立ち上がった。
「うーん。一度帰って濡れタオルか何かで直すか? でも今から戻ったら遅刻確定だしなあ……」
「……!」
 何か閃いたのか、沙夜は俺の手を取って自分の頭へ誘った。そして、ぽふりと頭に手を置いた。
「ほう。それで?」
 沙夜は俺の手を左右に動かした。そして、小さくうなずいた。
「ええと、頭をなでる運動により寝癖を粉砕する、ってことか?」
「…………」(こくこく)
「俺の気のせいでなければ、なでられたいだけでは」
「…………」(こくこく)
 肯定されるとは思わなかった。しょうがないので沙夜の頭をなでる。
「よしよし」(なでなで)
「…………」(こくこく)
「よしよし」(なでなで)
「…………」(こくこく)
 何そのうなずき。そして何この一連の動作。
「でもまあ楽しいからいいか!」
「…………」(こくこくこく)
 そんな感じで道端で足を止めて沙夜の頭をなで続けてたので、遅刻した。
「…………」(がぶがぶ)
「俺のせいじゃないのに」
 沙夜に手を噛まれながら校門をくぐる俺たちだった。
404名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 17:17:36 ID:D4KGmjYV
やっぱ無口な女の子のクイクイはいいわ
405名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:00:36 ID:Z2IGa290
何か今回の沙夜さんはがぶがぶ率が高いなあw
406名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 13:40:16 ID:jkxwCASq
保父の兄が、一部のママさん達から『黄金の玉座』とかいう厨二臭い異名で呼ばれている事を知った。
小さい子を膝の上に座らせて、絵本の読み聞かせをするのが得意らしく、どんな癇癪持ちでも大人しくなるらしい。
というか、若干ヒステリックな先輩の保母さん相手に同じ事をしているのを目撃されたらしい。







ちんこもげろ
407名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 13:56:26 ID:y6uy+l/f
その先輩保母さんからツン甘の気配がする
408名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 16:28:42 ID:DcbduZi6
>>406
誰が考えたんだろうなその二つ名w
409名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 17:03:28 ID:cZienG9I
>>406
なるほど、玉の上に座らせるということか
410名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 07:45:41 ID:+ZFy/j6a
早い者勝ちで座った子供がムフーと偉そうにしているのをチラチラと見ている保母さん
411名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 08:43:45 ID:X9WEMRfu
順番ですよと言いつつ自分も並ぶんだな
412名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 16:08:31 ID:zzyTJJc0
というか保母さんは座るなよw
413名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 16:13:51 ID:X9WEMRfu
>>412
保母「お、お手本ですよっ」
414井戸端会議:2010/09/06(月) 16:47:12 ID:LoK7tV6Y
浅倉先生っていますよね?そう、皆さんが『黄金の玉座』って呼んでるさくら組の。
あの人はほんっと不思議な人ですよねぇ。
お転婆な松井さんとこのみぃちゃんでも膝の上に座ると借りてきた猫みたいに大人しくなっちゃって。
え、ああそうそう。その浅倉先生の話なんですけどね。
あれは、いつだったでしょうかねぇ。
ちょっとパートの引継ぎが長引いて雪ちゃんのお迎えが遅くなった時でしたね。
お迎えが遅くなったんで先に職員室の方に行ったんですよ。
その時園長先生がいましてね。園長先生に遅れた事を謝ってじゃあ雪ちゃんを迎えに行こう、て事になりまして。
その時はたまたまうちが最後だったらしくて、雪ちゃんは先生とお遊戯室で遊んでますよーって言われましてね。
じゃあお遊戯室に行きましょうか、と思ったところで、あれ?と思ったんですよ。
うちの幼稚園には四人保育士さんがいるんですけど、一人、たぶん担任の上杉先生は雪ちゃんとおゆうぎ室、もう一人の楠枝先生は職員室に。
残りの二人はどこに行っちゃったんだろうって。まあどこかで作業でもしてるんだろうなぁってその時は思ったんですよ。
でね、おゆうぎ室に行ったら雪ちゃんお昼寝じゃ足りなかったみたいで上杉先生の手をぎゅーって握ったまま寝ちゃってたんですよ。
うちの雪ちゃん一旦寝付くとなかなか起きてくれないでしょ?
だから起きたら職員室まで連れてきますよってことで、私達は職員室でコーヒーでも飲んで待つ事にしたんですよ。
旦那?いいのよ帰り遅いから。でね、おゆうぎ室から職員室に戻る途中、何気なしに教室を覗いたんですよ。
本当にたまたま、電気も何もついてないから。暗がりの中でなにかがガサガサ動いてるんですよ。
なんだろなーって思ってよーっく目を凝らしてみるとね。
浅倉先生の膝の上に笹尾先生が座っておゆうぎ会で使う紙の花作ってたんですよ。
もう私びっくりしちゃいましてね。大声で叫びそうになったのを必死で堪えたんですよ。
いやそんな事してたからびっくりしたわけじゃなくてね、笹尾先生の顔、すごくうっとりとしてたんですよ。
職員室に戻ってからね、園長先生に聞いたんですよ。「いいんですか、あんな事して」って。
そしたら園長先生「いいんですよ」って答えたんですよ。
「でも仕事中でしょ?」って言ったら。それでも「いいんです」って。
どういう事か聞いたらね、園長先生、こう答えたんですよ。
園長先生も前にも見かけて、それを注意したらしいんですけどね。
次の日になったら怒られた笹尾先生はもの凄く生き生きしてたのに、
それほど怒られてない浅倉先生がげっそりやつれてたんですって。

なんでこんな語り口調になったのかが謎だ
415名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:05:01 ID:HTCnWhcL
怒られてから翌日の朝までの出来事kwsk
416名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 19:33:03 ID:6IofkmuX
そら、甘エナジードレインされたんだよ
417名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:17:59 ID:IsE5kwYK
甘人(あまんちゅ)
418名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:20:57 ID:izjwFhxx
悪くはないが何か違う…
座る先生と座られる先生のやりとりを描写してほしかった
419名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 14:10:28 ID:iDww09A4
ウリ坊に甘えるサル……。
420名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 00:37:19 ID:Ug4vXb1G
猿はちょっと嫌そうだったぞ
421名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 15:02:45 ID:5UhFnlxk
台風でずぶ濡れになった甘えっ娘に抱き着かれたい
422名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 20:21:59 ID:KcM+BLIH
むしろ台風でさえ萌え擬人化出来てこそ紳士
423名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 20:30:06 ID:WfXQeZoI
やっほー♪今年も来たよー(シュゴォォォォォ
424名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 20:35:08 ID:yJAdUA5F
どうりで女性名詞なわけだ
4251/2:2010/09/08(水) 21:46:01 ID:CEZo58/6
 妹が欲しい。いや、違う。訂正しよう。“普通”の妹が欲しい。
「何を考え込んでるんですか、お兄ちゃん?」
 最近出来た義理の妹を見ながら、そう思う。
「いや……あの、亜衣?」
「なんですか、お兄ちゃん?」
「俺の背中から降りてはどうだろうか」
 先ほどから俺の背中にべたーっと張り付いている義妹に優しく語り掛けてみる。
「嫌です。今は亜衣のお兄ちゃん引っ付きタイムなので、降りられません」
「そんな時間はないのですが」
「んー……まあいいです。んしょっと」
 亜衣は俺の背中から降りると、今度は俺の前に回りこんできて俺の手を取った。
「亜衣を抱っこしますか? いいですよ? はい、抱っこ」
「いやいや、いやいやいや。そんなの望んでません」
「望んでください」
 一体兄に何を求めているのだ、この義妹は。
「あのな、亜衣。確かに俺たちゃ兄妹になった。でも、だからって、四六時中一緒にいるのはおかしいと思わないか?」
 なぜかは知らないが顔を合わせた瞬間に大変気に入られ、それからずっと亜衣は俺と一緒にいようとする。
「亜衣はずっとずっとお兄ちゃんが欲しかったんです。半ば諦めていた頃にお母さんが再婚して降って湧いたお兄ちゃんに、亜衣は興奮を隠せませんでした。そして出会ったお兄ちゃんは、亜衣の理想のお兄ちゃん像にピタリ一致していて、亜衣の興奮は有頂天に達したのです」
「全体を通して分かったことは、頭が悪いことくらいですね」
「そういう意地が悪いことをさらっと言うところもポイント高いです」
 何を言っても気に入られるビクンビクン悔しいでも(ry
「クリムゾンですか?」
「人の思考を読まないで!」
「妹にかかればお手の物です。ふふん。……褒めますか?」
「褒めません」
「残念です……」
「…………」(なでなで)
 悲しそうだったので、思わず頭をなでてしまう俺は弱い人間だと思う。
「こういうところもポイント高いです」
「ええい。ていうかいうかていうかだな、一応俺と亜衣は兄妹なので仲が良いのは問題ないが、その仲が過剰なのは色々と問題があるのではなくって?」
「お兄ちゃんの秘蔵の本によると、兄妹仲が過剰によいのは何ら問題ないようです。むしろ、推奨されてます」
「馬鹿な!!!!?」
 幾重のダミーに守られているはずの、俺の、俺の『大人になる呪文』が、どうして亜衣の手の平に!?
「しかし、この本の妹に対し、私は中学生なので少々成長しすぎです。問題ありますか?」
「いや年齢も体つきもまだまだ余裕で俺の射程範囲内なので全く問題ありませんじゃなくって!」
「ノリツッコミです……♪」
 何をそんなに喜んでいる。
「ええいっ、いいから返せ!」
 とにかく、亜衣から本を奪い返す。
「あっ。全くもー、お兄ちゃんは乱暴です。横暴です。大好きです」
4262/2:2010/09/08(水) 21:46:27 ID:CEZo58/6
「なんか混じってる!」
「キスしますか?」
「甘えのベクトルがおかしい! 仮に甘えるとしても、兄に甘えるのであればもうちょっと、こう、緩いものだろう!?」
「初めてのお兄ちゃんなので、どこまでいったらいいのか分からないんです」
「ん……ま、まあ、それはしょうがないな。適宜言うしかないか」
「じゃあ、キスしましょう」
「いきなり間違ってるッ!」
 がぶあっと抱きついてきたので、全力で抵抗する。
「ぐぐぐ……キスします、キスします!」
「しないから! しないから!」
 おでこを押さえつけ、妹の魔の手を防ぐ。ややあって諦めたのか、亜衣はぺたりと座り込んで頬を膨らました。
「ぶー」
「ぶーじゃねえ。あのな、亜衣。さういうことは、好きな人にしなさい」
「亜衣はお兄ちゃんが大好きですよ?」
「いやいや、いやいやいや。そうじゃなくてだな、異性として好きな人に対してすることで」
「亜衣はいつだってお兄ちゃんを性的な目で見てますよ?」
「それはそれで色々問題があるかと思いますが!」
「寝てる間にちゅーとかしていいですか?」
「ダメです!」
「じゃあやっぱり起きてる間に無理やりするしかないです」
 再び寄ってきたのでぐぐぐっと抵抗する。
「キスします! させてください!」
「ダメだっての! ええい、なんでお前はやること全部力技なんだ!」
「ほっぺたで! ほっぺたで我慢しますから!」
「……本当だな?」
 コクコクと嬉しそうにうなずいたので、ひとまず信じてみることにする。
「あー……じゃあ、まあ、それならいいや。ほれ、ぶちゅーっとしろ」
「亜衣にお任せです」
 亜衣は俺の前に回りこむと、ぶちゅー。
「ほっぺって言ったろーが!!!」
 慌てて亜衣を引き離す。超びっくりした。
「ああっ、まだ舌を入れてないのに」
「入れるな!!! はぁ……全く、最近の若い子は慣れてるのだか知らないが、恥じらいがなくて困るよ」
「あ、ファーストキスですよ?」
「…………。……そ、そうか」
「お兄ちゃん、照れてます?」
「あー……まあ、人並み程度には」
「お兄ちゃんの恥ずかしがる姿に、亜衣はすっごくドキドキしてますよ? どうしてくれますか?」
「知らんッ!」
 ぺとぺとくっついてくる義妹に困る俺だった。
427名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:23:23 ID:fYh3Tn+X
workingの山田ェ・・・
428名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:29:57 ID:CEZo58/6
可愛いよね、山田。こんなの書いちゃうくらい。
429名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 22:48:38 ID:bAtedFQL
>>422

ママ→年齢不詳のミステリアスな美人
『室戸 岬』

フロア担当→ぱわふるな双子のフィリピーナ
『キャサリン』『ジェーン』

厨房担当→オーダーストップ後フロアに出てきてからはっちゃける
『洞爺 丸子』

こんなメンバーが隙をみて甘えてくるスナック『210デイズ』…


誰が行くんだ?
430名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 23:00:10 ID:bvSMECsR
>>429
俺は常連です
431毎度。:2010/09/09(木) 23:27:45 ID:bAtedFQL
「ういーす。」
「「イラッシャイマセー!」」
「あら>>430さん、いらっしゃい。今日は遅いのね。静かだから閉めちゃおかと思ってたのよ。」
「今日オキャクサン早イ時間でキレタノヨ。キャサリン>>430ノコト来テクレルテオモテタヨ!」
「キャサリン嘘ヨクナイヨ。サッキマデ閉メテ『シベール』か『長八』デゴハンタベルッテユッテタヨ!ダカラ>>430ノおひざハ私のモノネ。」
「チョッ!ジェーン!この前アナタでショ!今日私!」
>>430さん!はい今日のお勧め丸子特製クラブサンドイッチだよ!」
「「アーッ!丸子ズルイ」」
「ふん!>>430さんは私の料理で来てくれてるんだから!いつもは譲ったげてるでしょ!」
「ママさん。相変わらず賑やかだね〜。」
「ふふっ。うちの子たちってば>>430さんが来るとはしゃいじゃってね。」
「「「アーッ!ママずるーい!」」」



営業時間19:00〜2:00
432名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 11:48:47 ID:gnGGlOMs
店で出すのはコロッケだけだと信じてたのに(棒
433名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 16:08:44 ID:4+NQ9/pE
>>432

2ちゃんスラングご教授d。


16個買ってこよ
λ……
434名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:44:43 ID:dD9+zEqa
甘えっ子ミサイル発射!
当たれば大ダメージは必至!
だが避けたら頭から突っ込んだ甘えっ子が死ぬ!

さあ貴方ならどうする?
435名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:50:21 ID:AO/SxCRY
ミサイルということは複数飛んでくるのか
436名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 15:58:44 ID:8KSp6I+d
当たっても死なないなら当たる

>>435
ハーレム展開になるんですね わかります
437名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 17:44:42 ID:mxHNm0EC
>>434

こんなことも有ろうかと用意していた茜屋流小鷹網でもって無傷で捕獲。
その場で素早く信管を抜いて毒抜きのため3日間ほど弱アルカリ性の温泉に漬けといて、
湯上がりを美味しく頂きます。
438名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:15:20 ID:YMO2qDBl
弾幕よーい!
439名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:33:15 ID:pd2YoHsB
甘えんぼう蜜蜂の巣にのこのこやって来たスズメバチ
働き甘えん蜂がよってたかって群がり、お子様体温と甘え攻撃によって骨抜きにしてしまいましたとさ
440名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 04:10:02 ID:LQNDuoG2
蜜「すずめさんすきすき〜♪」
雀「ふ、ふん! いくら甘えようがガキに興味なんざ無えよ」
蜜「食らえ、じんてきしゃくせつ! みつに二度甘えられたすずめさんは、もんどーむよーでデレデレになる!(ドヤ顔)」
雀「ち……くしょう……! 可愛過ぎんだよテメエは!(ぎゅむぎゅむ)」
441名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 18:34:55 ID:R00ZzMQ+
添い寝腕枕背中ぽんぽん
膝枕手にぎにぎ
442名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 22:59:21 ID:wjotQRFb
>>441
想像して悶えた
443名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 08:32:21 ID:sdXJMQ5G
腕枕なんて、するほうもされるほうも、精々30分が限界ですよ……。
444名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 15:28:25 ID:kYCNf9XC
体験談として
肩に頭を乗せるようにしたら3時間余裕でした
445名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 19:06:34 ID:lJM/ViXJ
小さい頃は腕枕ですやすや寝てたけどあれ辛かったのか
446名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 19:16:57 ID:mZKzjNz6
「ん…あ〜!お兄ちゃんなのよー。」
「目が覚めたか。気分はどうだ?辛くないか?」
「ンフ〜。気分はうきうきなのよー。お兄ちゃんとタローとで、『えぬけーこく』の『研究所』やっつけて
チーコみたく生まれて来るモノがなくなったでしょー。チーコ満足よー。」
「ああ…。本当にな。」
「…ね、お兄ちゃん。」
「なんだい?」
「なんか泣きそうな顔してるのよー。」
「えっ!?」
「そんな顔、しないで。チーコわかってるから。『研究所』の仲間で今のチーコより長生きしたのはいなかったのよ。」
「チーコ!」
「みんな怖くて寒くて痛いまんまで死んじゃったから、チーコもそうだと思ってたのよ。でもお兄ちゃんが助けてくれて、嬉しくて暖かくて気持ち良いの教えてくれたから、仲間達に教えてあげなきゃなのよー」
「チーコ」
「だから泣かないで。涙嫌よ。お兄ちゃん、笑ってなのよ」
「ははっ。ごめんよ、チーコ。」
「でね、お願いあるのよー。」
「何だい?」
「チーコかしこくないから忘れちゃう。お兄ちゃん枕、してほしいのよー。仲間に絶対教えてあげなきゃなのよー。」
「…わかったよ。ほら、チーコおいで。」
「ンフ〜、ゴロゴロにゃあ。暖かいのよー。気持ち良いのよー。うれ…しいの…よー…。お兄ちゃん…だいすきなの…よ…い…つまで…も……………」

447 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:43:51 ID:BBgt/7Xt
こなさんみんばんわ
久しぶりに来ました

エロは一応ありだけども例の名前を出さないアレなので嫌いな人はNGプリーズ
ではどうぞ
448アキ君 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:45:03 ID:BBgt/7Xt
 去年もそう思ったのだが、やはり大学生というのはうらやましい。なんと言っても夏休みが2ヶ月もあるの
だ。
「試験は8月の半ば近くまでありますし、9月の半ばにはもう次の学期の準備が始まりますから、実際はそんなに
 長くないんですよ」
 俺が夏休みが2ヶ月もあってうらやましいな、と呟く度に彼女は決まってこう返した。しかしそんなもの、お
盆の1週間弱しかまとまった休みのない社会人から見れば随分と贅沢な悩みであるわけで。
「アキ君、私、大学を辞めてきましょうか」
 真顔でそう続けられて面食らうのも毎度のことだった。その度に自分が彼女を羨んでいると言われているよう
でバツが悪い思いをする。
 だいたいそういった愚痴を漏らしてしまうときはこちらがへとへとに疲れてなんとか部屋に辿り着いて、彼女
の作ってくれた夕食を前にしてうつらうつらしているときだったりするので、自分の余裕の無さで彼女に八つ当
たりをしているのと変わらないのだ。それでますます気不味い思いをしてしまう。
 もっと彼女に優しくしてやらないといけないのだけど。

 * * * * * *

 翌日が定休日なこともあり、今日はやたらと忙しかった。いつも以上に疲れの残る身体を引きずって部屋に戻
ると、彼女がにこやかに俺を待ち構えたいた。
 ……今まで付き合ってきた経験上、とてつもなく悪い予感がする。
「お帰りなさい、アキ君」
 ご飯にしますかお風呂にしますか、それともワ・タ・シ? と続けそうだったので慌ててただいまと割り込
む。
「…………」
 じぃっと睨まれたが敢えて相手をせずに卓袱台の向かいに腰を下ろす。卓袱台の上にはいつも以上に味付けの
濃い料理が並べられていた。というか明らかに白いご飯を食べるためのメニューではない。乾きモノまで並んで
るし。
 どういうことかと視線を上げてみると、彼女はどこから取り出したのか汗をかいた缶ビールを取り出してい
た。
「アキ君、最近疲れているみたいですからちょっと趣向を変えてみようかと思って」
 これまたどこから取り出したのか、彼女は大きなグラスにビールを注ぎこちらへ置いた。
 しかし連日の勤務で疲れていることと酒を飲むことは何が関係しているのだろうか。疲れているのは身体で
あって、別にストレスが溜まっているとかではないのに。
「ストレスがあまりかかっていないのは分かっています。でもたまには違うメニューを食べてリフレッシュして
 みるのもいいんじゃないですか?」
 確かにここ暫くは俺が仕事と夏の暑さに参ってしまったのに彼女は合わせてくれており、そうめんやサラダと
いったさっぱりとしたメニューが多くなっていた。それ自体は悪いことではないが、あまりに続けば身体も弱っ
てしまうだろう。
 だからといっていきなり酒盛りというのもどうかとは思うのだが、これも彼女の心遣いだ。なみなみとビール
の注がれたグラスを受け取り、彼女のそれと軽く触れ合わせた。
449アキ君 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:45:47 ID:BBgt/7Xt
 * * * * * *

「……アキ君? アキ君」
 呼びかけてみるけど反応がない。アルコールが入ったことによって疲れがどっと出てしまったみたいだ。
「それに、家系的にあんまり強くないって言ってましたものね」
 真っ赤になってしまった顔を眺めながら自分のグラスを傾けて空にする。
 私のほうはそんなことはない。中学くらいから父の晩酌に付き合っていたし、そのとき呑んでいたのも専らス
コッチやブランデー、それも基本はロックで、だったから、ビールなんてジュースと大して変わらないという感
じだ。だからと言って特別お酒が好きなわけではないんだけど。
「アキ君」
 再度呼びかけてみても反応がない。完全に眠ってしまわれてはこちらが困ってしまう。ローテーブルを回り込
んで胡座をかいたアキ君の膝に乗る。
「……アキ君」
 耳元でそっと囁くと、それがくすぐったかったのかアキ君は眉を寄せるようにして歪めた。
 私が迷惑なのだろうか、なんて愚痴ってみる。眠い人にこうも絡んだら嫌な顔をされるのは当然だというの
に。
「アキ君、好きだよ?」
 起きているときと同じような顔だ。私がアキ君のことが好きだってことを伝えるのは、彼にとって迷惑なのか
な、なんて思ったこともあったけど。
「アキ君はどうなの?」
 答えが返ってこないことは分かっているのにずっと聞きたくて仕方のないことを訊いてみる。覚えている限
り、まだ一度しかちゃんとしたかたちで聞いていない。ベッドの上で私が子供みたいにねだって、やっと一言、
ぽつりと漏らしてくれる程度の言葉だった。
 本当なら毎日毎朝毎晩、途切れることなく聞きたいのに。

 ん、と喉の奥から絞り出すような声。調子に乗りすぎて起こしてしまったらしい。
「……寝てましたね?」
 アキ君は焦点の合わない目でこっちをぼんやりと眺めながら、すまない、と唇を動かした。
 アキ君は目こそ開いているけどまだ半分夢の中といった感じらしい。声のかたちをとっていない、唸るような
喉の震えが時々漏れてくる。
「いいですよ、寝てしまっても。でも、ね――」
 起きてくれたのなら好都合だ。このまま、思い通りに出来る。
「――起きてるなら、しよっか」
 途切れることなく聞きたいから、毎日毎晩ベッドで絡み合っている。今までは毎日2回以上していたのに、最
近はアキ君の仕事が忙しいらしくてなかなかゆっくり睦み合えない。最近の不満だ。
 アキ君からすればこのところ私がなりを潜めているようで不気味なんだろう。今日だって帰ってきたときに顔
が引きつっていた。いつもと食卓の風景が違うだけでそんなに警戒しなくてもいいのに。
「まず、抱っこしてください。……してくれないならチューしちゃいますよ?」
 そう言ってからまだ眠そうにしている彼を起こす代わりにキスをする。本当なら眠り姫を起こすのは王子様の
役割だというのに。ダメな彼氏だ。
 一度しただけでは起きてくれなかったので二度。二度で起きないなら三度。何度もキスしているうちに私のほ
うがその気になってきてしまった。彼へ私の上半身を預ける。
 口の中に湧いてきた唾液を飲み込み、彼の身体を抱きしめる。彼の心音が聞こえてくる。耳に心地いい。
「……私は……全部好きだよ?」
 だからアキ君はどうなの、と訊きたいのを我慢する。酒に酔わせた彼からそんな言葉を聞きだしたって無意味
だから。どうせ聞くなら素面のときに聞きたい。
 私は好きで好きで堪らなくてどうしようもないくらいだけど、アキ君は私のことをどう思っているんだろう。
たった一度でも好きだって言ってくれて、本当は安心しなくちゃいけないのに。私はダメな彼女だ。
450アキ君 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:46:36 ID:BBgt/7Xt

 不意に抱きしめられた。私は驚いて見上げる。彼は目を瞑ったままだった。
「アキ君?」
 アキ君は酒臭い息を一つ吐いて私を抱き直した。眠るのに抱き心地がよいからそうされただけらしい。自分の
内心を見透かされたようなタイミングで心臓が止まるかと思った。
「まったく、ダメな人なんだから」
 女房面してそんな言葉を吐いてみてもアキ君は身動き一つしない。また夢の中に戻ってしまったみたいだ。
 正直、面白くない。
「……夢の中のほうがいいんですね」
 自分の彼女がこうして寄り添っているのにそれに目もくれず眠ってしまうなんて。こちらはいつでも準備OKな
のに。アルコールが入って火照った肌とか、潤んだ瞳とか、それなりに興奮してくれると思ったのだけど。
「夢の中で、胸の大きい年上のお姉さんにナニさせてるんでしょ?」
 どうせ私は幼児体型だし童顔だし魅力なんて無いですからね、なんて自嘲しながら彼の股間へ手を伸ばす。そ
こを軽く揉んであげると段々大きくなってきた。
「やっぱり、年上のほうがいいんですね」
 自分で刺激を与えておいてこんなことを言うなんて。
「気持ちいい、アキ君?」
 自己嫌悪に吐き気がする。
「ね、アキ君。……ゴメンね、馬鹿みたいなことして」
 知らず、泣きそうになっていた。

 小さな声で名前が呼ばれた。
「ッ……?」
 反射的に息を呑んで身体を硬くする。それを揉みほぐすように、彼は私を抱き直した。
「起きてたんですね」
 お前がくっついてくるから寝苦しいんだ、と言いながら私を手放す様子はない。声が眠そうだ。私のことには
気づいていないようだった。
 しかしすぐに、俺の触ったな、と自分の身体の変化には気がついた。寝てる奴に手を出すなんてどれだけ意地
汚いんだ、と言いながら、それでもまだ眠そうに私を抱きしめている。非難がましい物言いとは反対に私のこと
は放さずにいてくれる。
「暑いならエアコン強めますか?」
 いやいい、と彼は呟いて私の首筋へ鼻の辺りを押しつけてくる。
 そういうのは彼にしては珍しい。アキ君から誘われたことなんて一度か二度しかないのに、今のそれは明らか
に私を誘っていた。
「……する?」
 彼は首筋にキスをしてきた。くすぐったさに半ば笑いながら、私もお返しに首筋へキスをする。端からはお互
いに噛みつき合っているように見えるだろう。
「アキ、君……あぁ……」
 むずむずとお腹の奥が蠢く感じがして溜息が漏れる。アキ君の膝に私の大事なところを押しつけて擦りつけ
る。私の身体の中が急速に水で満たされていく。奥底から彼に愛してほしいという気持ちが溢れてくる。
 一心に擦りつけているのを、彼は黙って見ているようだった。酔っているからか、その瞳を見ても何を考えて
いるのかよく分からない。普段なら口にしないようなことまでその瞳で教えてくれるのに。
 そうだ。瞳が教えてくれているのだ。アキ君は口では何も言わないくせに視線で私を喜ばせてくれる。好き
だって伝えてくれているんだ。一割でも口に出してくれたらもっと素敵なのに、と思うのは我侭なんだろう。私
のような自己中心的な女を好きでいてくれるのだから。
451アキ君 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:47:13 ID:BBgt/7Xt
 ぴったりとくっついたお腹で体温のやりとりをしているのが気持ちいい。Tシャツは邪魔だからと脱ぎ捨てて
しまった。下も脱ぎたい。押しつけて刺激を愉んでいたソコはもうすっかりその気になっていた。早く一つにな
りたくて仕方ない。
「……ね?」
 彼の胸に自分の胸を押しつけて心臓の鼓動のやりとりも始める。私は興奮してひどく心拍数があがっていた。
それに比べて彼は落ち着いている。……まさか。
「アキ君、寝ちゃった?」
 彼はそれに応えてくれなかった。
 これはあまりに酷くないだろうか。私だけ盛り上がってそれこそ道化ではないか。
「……馬鹿」
 もう彼にお酒を呑ませるのはやめよう。素面のときならこんなことは絶対にない。さっきからずっと私を抱き
しめてくれて支えてくれているけど、普段なら更に気持ちよくもしてくれているはずなのに。
 なんだか心が醒めてしまった。身体だけ火照っているのがなんだか居心地が悪い。自分で慰める気分にもなら
なかった。
「もう。私のこと、こんなにえっちにさせておいて。……責任取ってくれないなんて嫌いになっちゃいます
 よ?」
 それは困る、と寝ていたはずの彼の腕が私のうなじを撫でる。驚かされて心臓がまた跳ね上がった。お前は俺
のだ、と言いながら私の頭を抱きかかえる。
「私は、アキ君の、もの」
 そうだ。彼はそう短く言うと、俺もお前のものだから、と耳朶へ舌を伸ばしてきた。ぬるりと耳の溝を這う。
「ッ! あふぅ……」
 私は頭が甘く甘く痺れてしまって回らない。こんなに強気なアキ君は初めてだ。ベッドの上で身体を重ねると
きにその態度で見せてくれるくらいで、決して言葉には出さないのに。
 醒めたはずの心がさっき以上に燃えていた。たとえ本心からの言葉でなかったとしても嬉しかった。もっと聞
かせてほしい。アキ君にもっと好きだと言ってほしい。
「アキ、く、ん……好きぃ……」
 俺もだ、と返ってくる。
「私も、好き……!」
 頭を抱いていた腕が解かれる。アキ君の顔が真正面にあった。
「好きです、アキ君。これからもずっと一緒がいいです」
 一拍置いて、彼は恥ずかしい奴め、と俯いてしまった。

 少し汗ばんで滑りのよくなったお腹の辺りを彼の掌が撫でていく。お臍の窪みに彼の指が引っかかってくす
ぐったい。
「ひあっ!」
 大事なところを舐めあげられて体が海老反る。唇が肉芽に密着して啜っていく。舌が、中に入ってくる。
「あ、きぃ……ふぁあぁぁ……な、かぁっ!」
 入り口の浅いところを探られているだけなのに声が出てしまう。もっと深いところを探られたらどうなってし
まうんだろう。今日はいつも以上に感じやすくなっている。気持ちよすぎて怖い。腰がふわふわする。
 足を折り曲げた仰臥の体位を彼が蹂躙していく。全部が気持ちいい。
「あ、アキ君、もう、いいよぉ……」
 もう欲しい。早くアキ君と一つになりたい。前戯はもう十分だった。これ以上されたら――
「ア、キくん、して」
 ――されたら、どうなってしまうだろうか。
 とっくの昔にアキ君のものになっていることを再度認識させられて、しかもアキ君も自分が私のものだって
言ってくれて。そういううれしい心が身体にも響いたみたいにして今日はなんだか笑ってしまうくらい感度が上
がっている。我ながら、なんて現金な心と身体なんだろう。
「ね? 私、アキ君といっしょになりたい」
 以前に彼は似たような状況で、俺はお前が気持ちよければ十分なんだけどな、と言っていた。でも私だけが気
持ちよくなっても仕方がないんだ。彼が私の満足を求めてくれるのと同じように、私も彼に気持ちよくなってほ
しい。自分ばかり愛情をもらっているみたいだからだ。
「……うれしいな」
 彼が頷いているのを見てぽつりと呟いてしまう。不思議な顔をしているアキ君が妙に可愛らしくて私は笑って
しまった。
「なんでもないです。だから、早くしよ?」
 下から巻き込むようにして彼を抱き寄せて胸に顔を押し寄せると、さっきよりも随分テンポが上がった心臓の
鼓動が聞こえてきた。
452アキ君 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:47:56 ID:BBgt/7Xt
 荒い呼吸。彼の体温。心臓の音。汗の匂い。肌の衝突。
「あ、き、くんっ……!」
 彼が私の中に何度も出入りしている。たっぷりの潤滑液でまみれているのか、彼は随分楽に出たり入ったりを
繰り返している。そんなに一生懸命動かなくていいのに、なんて言ったら怒られるかな。私は彼を受け入れてい
るという事実だけで気持ちいいのに。
 頭の芯が完全に痺れきって身体が動かせなくなる前に、私は足を彼の腰へ巻きつけて逃がさないようにする。
下からごつんごつんとやられる度にそのホールドが解けそうになってしまうからもう必死だ。
「アキくん、はぁっ、やっ……!」
 ベッドの上にバラバラに飛び散った自分の髪が額にかいた汗で貼りつく。ギシリとスプリングが跳ねるのと同
時に腰が浮く。気持ちのいいところがこすりあげられているからなのか、本当に浮いているのか分からないけれ
ど。
「やっ、あっ、こしぃっ! こし、うくのぉっ!」
 浮遊感はこの世から離れていくみたいだ。そう思った瞬間に私は彼の身体へ腕を伸ばしていた。この世から弾
き出されるのは構わない。でも彼のいない世界なんて意味がないのだ。それなら一緒に引きずり込んででも、一
緒に弾き出されてやりたい。
 ……といったことを本当に言ったら嫌われてしまうだろうけど。でも私は結構本気でそれくらいに――
「あー、ああぁっ! あっ、好きっ! アキくんすきなのっ! あい、愛してるのぉっ!」
 ――それくらいに。
 彼は私の言いたいことはもう分かったとばかりにスパートをかけた。

 * * * * * *

 なんだかやたら重い身体を持ち上げる。いつ眠ってしまったのか覚えていない。
「……ん、あ、おはよーございます」
 俺が起きたのを感じたのだろう、彼女も眠そうに目をこすりながら起きあがった。案の定裸だった。自分が裸
であり、彼女が隣で眠っている時点でそういうことがあったのは明白なのでそこまで驚きはなかった。
 俺、しちゃったのか……
「何を言ってるんですか。昨日はあんなに優しく激しく抱いてくれたのに」
 腰の奥に鈍い感触が残ったままです、とは彼女の弁。さっぱり記憶にない、と言うと彼女はあからさまに不満
な顔を見せた。
「どうして覚えていないんですか!」
 突然怒鳴られた。そこまで言われなければいけないことか?
「いけないことです! 大事なことなんです!」
 珍しく大声で、しかも憤慨している。
 どうも昨日の俺の言動に何かとんでもないことがあったらしい。何を言ったのか(もしくはやったのか)知ら
ないが、前言撤回しますごめんなさい、と謝ってみる。
 途端後頭部に痛みが走った。思わぬ衝撃に目を白黒させてしまう。
「……先輩なんて嫌いです」
 彼女がぽってりとした唇を尖らせて頬を膨らませている。
 ……まったく、しょうがない奴だ。溜息を吐きながらその目を見る。不信と怒りが混ざった瞳だった。
「なに?」
 お前に嫌われるのは俺が困る。そう言うと彼女はきょとんとした顔をした。

 困るんだよ、馬鹿野郎。
453 ◆6x17cueegc :2010/09/14(火) 23:48:51 ID:BBgt/7Xt
と以上です
推敲を一切してないので誤字脱字は勘弁

おやすみなさい
454名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 14:40:33 ID:Q9QXZgud
彼女視点イイヨイイヨー
まずは婚姻届と産婦人科の手配だな!
455名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 00:07:33 ID:gncH45Vv
>>453
MOGERO
456名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 01:03:43 ID:FeEkqWWq
男の腕をかぷかぷ甘噛みして愛情を表現する甘えっ子
457名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:27:54 ID:qNeEIJkx
たな
458名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:51:30 ID:cRZXrhVI
噛みつかれるより噛みつきたい
噛みつくより舐め回したい私は多分変態
459名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 01:10:47 ID:NjCCT9tS
耳たぶとか腋とか臍とか膝裏とかぺろぺろしたいお(^ω^)
460名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 01:26:21 ID:HWgvOrza
昔話をしよう。あれはたしか3日前・・・いや、5日前だったか・・・
とにかく、私にとっては最近の出来事だ。
そして、君たちにとっては多分、明日の出来事だ

彼女には72通りの甘え方がある。最初に甘えてきたときは・・・そう、ほっぺすりすり。
とにかく人の言うことを聞かないヤツで、手を焼いた。悪いヤツではないんだが

「そんな甘え方で大丈夫か?」
「大丈夫だ。問題ない」
――神は言っている、もっと甘えろと―――――

「そんな甘え方で大丈夫か?」
「お姫様だっこを頼む」
――神は言っている。全力で甘え続けろと――――
461名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 06:03:12 ID:jTSTwlZw
一行目でネタが分かったw
462名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 18:17:42 ID:d48xAYVe
「お兄ちゃんとちゅっちゅしたいお!」と迫る妹
463名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 18:59:39 ID:wUefKcma
「だが断る!」
とブロックする姉
464名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 20:42:58 ID:A7KxArtU
両者の隙を掻い潜りちゅっちゅしはじめる母
465sage:2010/09/18(土) 21:59:07 ID:qAZeBoZC
しかし従姉がカウント2.9でカットに入る
466名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 10:35:14 ID:IuBe/gtg
そしてもみ合いになってる横で嫁が美味しく戴く
467名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 17:23:26 ID:uFblxvLv
だがしかし娘(1歳)がお風呂でかっさらう。
468名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 18:20:56 ID:s+XL1NVi
ここのまとめって大分前から機能してなてないみたいですが仕様ですか?
469名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 18:31:20 ID:vCKSEWNk
まとめを救うのはテレビの前の貴方だ!
470名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 21:31:57 ID:O0sVDu5G
誰か俺とちゅっちゅしようよ〜
471名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 00:08:06 ID:GoPTb9wD
>>470
お、俺で良ければ////
472名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 00:13:29 ID:1NwQ2+QI
んっんっはぁ
473名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 02:40:12 ID:Q8TdC0ot
濃厚なホモスレにしている暇があったら保管をだな
474名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 07:12:45 ID:h+U/ub6I
糖極蜜彦甘物語「砂糖の長治」

「砂糖の長治という話があるんです。人買いをしていた長治という男は、育ててきた拾い娘を花街に出すことになると、
その晩、裸にした娘の体に砂糖や蜂蜜をかけて、食べていたんです(性的な意味で)」

「それがある夜、遊郭から出られぬまま果てた娘の霊が現れて、長治の……いわゆるあそこをもにょもにょで、一晩扱き抜いたといいます」

「それは百日続き――」

そんな差し替えストーリーを妄想した
475名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 12:51:48 ID:7pKOPnCB
愛されるよりも愛したいマジで
476名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 18:18:09 ID:XH5woicp
硝子の少女時代にナイフみたいに尖っては盗んだバイクで大好きなお兄ちゃんの所に走り出す十五の夜なんですねわかります
477名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:39:08 ID:+wsVUBuR
オサーンの多いスレですね
頼りがいのあるオサーンになれば女の子に甘えられ放題なんですねわかります
478名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 08:51:49 ID:GrQ1hzsG
年を経るにしたがってウザい位に甘えん坊な女の子が好きになりましたw
いや、ガキの頃から創作物の女の子はそんな感じの娘が好きだったけど……
479名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 00:36:15 ID:EAWPArAQ
>>476
混ざり過ぎワロタwww
甘える不良少女って良いかもな
480名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 02:02:35 ID:1Qccd8i0
>>477

> オサーンの多いスレですね
> 頼りがいのあるオサーンになれば女の子に甘えられ放題なんですねわかります
481し、失礼!:2010/09/23(木) 02:04:42 ID:1Qccd8i0
>>480

>>477

何となくハーロックとまゆちゃんをおもいだした。
482名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 19:11:25 ID:KjregUHY
いたずらな微笑みで、夢中にさせたいの…
483名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 15:32:51 ID:nlQS2ZUI
隊長クラスの甘えっ娘は普段は力を制限されているのだとか
484名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 06:02:47 ID:mzeMchnq
なん……だと……?
485名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 11:56:27 ID:7Z4pioFt
許可が下りて限定解除すると、甘えが5倍になるんですねわかります
486名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 14:38:54 ID:F0HDkWv9
13km離れたとこにいるお兄ちゃんにマッハ500で甘えに行く妹とかいるんですねわかります
487名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 14:57:43 ID:bgCkiqfq
真の力を隠したり淋しさをアピールすることでAMAEポイントがたまるんですねわかります
488名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:33:56 ID:N9L7NCom
学年の違う甘えっ娘は修学旅行のときどーなるんだろ
489名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:34:43 ID:plnPQrFS
泣いてしおしおになる
490名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:40:35 ID:GmbYDzB+
宿の部屋に先回りしてる
491名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:41:15 ID:ePBBwSvA
宙のまにまにみたいだな
492名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 03:31:48 ID:+08jS6EP
同じ学年でもクラスが違うと
バスが別々に始まり、見学中も順路順番がクラスごとで別々
宿泊先もフロアやコテージが違って会えなかったりと
とても残念なことに
493名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 12:57:39 ID:yxFIS2Zt
離れ離れになるからこそ、帰って来たときは甘甘なのだよ
494名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 14:59:44 ID:6RrotFqx
甘えん坊をカードゲーム化しようぜ!
495名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:25:23 ID:WLnnwjlo
>>494
よしな・・・下手すりゃ荒れるだけだぜ・・・


あ、でも、いにしえのダイナマイト某みたいな感じで、相手に甘え娘もしくは甘え技をくっつけていって
先に甘えきった方が勝ちなんてのも面白そうだな
496名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 23:24:43 ID:JucUNMML
>>494
TRPGなら、同人だがちょうどいいのがあるぜ
つCST
497名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 12:27:53 ID:g80yHxVN
ハーレムスレでやってた勇者ポーカーみたいに、レスのIDを利用して甘えまくられるゲーム作れないかなぁ。
498名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 18:34:36 ID:68NF0bmY
甘えんぼを力の続く限り撫でたら
499名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 00:30:13 ID:nejU8PMT
溶けて水飴になる…かも。
500名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 07:21:23 ID:2R2GjnCc
冷たくしたらまた固まる?
501名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 14:03:09 ID:5C0g+yRF
チラチラ様子を伺いながら拗ねたふりをするんじゃね?
502名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 18:48:32 ID:OE1IBtCt
溶けた所で美味しくいただきたい
503!omikuji 鉄板では引けた:2010/10/01(金) 01:34:43 ID:5GnDNt92
>>500

上手く冷やすとぷーっとふくれてかるめ焼き…
504名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 22:15:27 ID:HH8P3Huq
夏には暑いから寄ってこないニャー娘が涼しくなってベタベタ甘えてくるわけですねわかります
505名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 04:27:36 ID:4Bd35suM
最近ウチのぬこ(♀)が擦り寄ってくるのは、その為なのか…。
506名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 09:32:13 ID:rHEMoe6i
寒くなって抱き着いたねこ娘を全力で撫でて溶かしたあと冷たく放置すると美味しいカルメ焼になるのか
507名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:52:03 ID:9k2+MjCg
チビクロサンボの虎がバターになる話みたいだなw
508名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 00:23:04 ID:6qqdoTgp
ちび黒サンボを知ってそうな娘

サリーちゃん
アッコちゃん
エッちゃん
マコちゃん
チャッピー
リミットちゃん
メグちゃん


ギリギリ、若しくはうろ覚え

アイちゃん
南原ちずる
チックル


ぜってー知らねー

モモ
マミ
ユーミ
ペルシャ



異論は認める
509名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 10:12:42 ID:Ofv4Ber/
敬語使い後輩甘えんぼうとかどうでしょうか
510名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 11:15:49 ID:6+Ci2yC2
>>509
素クールが思い浮かんだ俺はまだまだ糖分が足りないんだろうな

バイトの後輩に仕事を叩き込む作業に戻るお
511名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 19:35:37 ID:qtQy9heY
なんでも無いような一日で、
なんでもないように頭撫でられて、
なんでもないように一緒にお昼寝して、
なんでもないお茶を一緒に飲むのって、
いいよねぇ……
512名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 19:41:29 ID:T3R7q6vy
なんでもないようなことが幸せだったと思う。
513名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 01:06:22 ID:HPBdpLuH
そんなことはない。
514名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 02:28:36 ID:2xB0xSix
それだけで満足せずに、もっと甘える方法を考えるのが甘えっこだということですね一理あります
515名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 22:20:03 ID:Z0oS16XX
ナチュラルに兄の飲みさしペットボトルをゴキュゴキュする妹ですねわかります
516名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 01:25:02 ID:8R0P7Gyw
会える日が嬉しくて 胸に飛び込んでしまった人
家の中でふとした瞬間 頭を撫でてもらった人
一緒にいるだけで幸せな人
涙も笑顔も知ってる人
君は僕なんだ
僕は君なんだ
517名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 18:09:10 ID:Fm5+k0Yc
実は甘えっ子ってあんまりエロと相性良くないよな
このスレでもほとんどHしてるSSないし
518名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 18:19:06 ID:E9gBZO9H
>>517

エロなんておまけです。偉い人には(ry
519名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 18:48:29 ID:gECXRHZ/
なんというか自分の場合性行為を要求する辺りでなんか「甘え」のピークを迎えちゃうんだよな

「ねぇ、そっち行ってもいいかな?」
天江はそう言うと俺の返事をまたずに胡座をかく俺の上に座った。
「へへっ。〜〜〜♪」
こっちの気も知らずに暢気に鼻歌を口ずさんで身体を揺らしながら漫画を読んでいる。
その、この体勢でですね、そんな風に身体を動かされるとですね、健全な男子としてはちょっと大変なんですよ。
ソコのところ分かってますか天江さん。
「やっぱり名作だよね〜。エーちゃん家は全巻そろってて羨ましいなぁ」
うん、分かってないですね。
何とか素数でも数えて我が息子が目を覚まさないようにしなければ。
「オラオラオラオラ…」
520名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 18:58:35 ID:gECXRHZ/
変なところで切れちゃったじゃないか、コレじゃタダのジョジョオタになってしまう

「ねぇ、そっち行ってもいいかな?」
天江はそう言うと俺の返事をまたずに胡座をかく俺の上に座った。
「へへっ。〜〜〜♪」
こっちの気も知らずに暢気に鼻歌を口ずさんで身体を揺らしながら漫画を読んでいる。
その、この体勢でですね、そんな風に身体を動かされるとですね、健全な男子としてはちょっと大変なんですよ。
ソコのところ分かってますか天江さん。
「やっぱり名作だよね〜。エーちゃん家は全巻そろってて羨ましいなぁ」
うん、分かってないですね。
何とか素数でも数えて我が息子が目を覚まさないようにしなければ。
「オラオラオラオラ……うーん、これは名言TOP3に入るよね」
それに合わせて身体を動かす天江。
1,2,3,4,5,6,7……駄目だ俺の努力むなしく息子が元気になりつつある。
「アリアリもいいけど……っ!?」
この反応は気づかれてしまったようだ。というか好きな女の尻で刺激与えられて我慢とか普通に無理だろ!
「…………」
「…………」
沈黙が場を支配する。仕方ないとは言え流石に気まずい。
「あの、その、えーっとね」
「あ、ああ。どうしたんだ?」
この期に及んで白々しい。だが、素直に勃っちゃったとか言えるほど成熟した関係でもないのだ。
「こ、こないだよりは大丈夫だと思うから……我慢しなくていいよ」
その言葉を聞くと俺は天江をギュッと抱きしめて


みたいな感じで止まる
521名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 19:42:17 ID:txfyiFE3
何となくわかる
甘え行為は最中よりも事前、事前よりも事後のほうが書きやすい気がする

522名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 23:52:13 ID:hXGjfAA0
物凄くグッドな甘えん坊が夢に出てきたのに全く思い出せない
悔しい
523名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 03:29:53 ID:Sjsxa84B
>>521
事後書いてくれ
524名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 06:08:49 ID:0mcx4kqM
>>522
どんな手段を用いてでも思い出すべき
525名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 23:41:27 ID:26SRbZLu
「……おにーちゃん」
「……なんだよ」

 耳元で聞こえる甘い声。
 身体全体で感じる、甘い甘い温かさ。
 何もかもが甘い。舌だけではなく、他の感覚でも甘さというものは
感じられるのだと、僕は初めて知った。

「これでカナはおにいちゃんの恋人、だよね?」
「ああ、まあ……そういう事に、なるな?」
「なんで疑問形なのよぅ」
「だってなぁ……お前、あまりにロリ過ぎてぐふっ!?」

 流石に痛みまで甘くはならなかったようだ。みぞおちの辺りに肘を落とされ、僕は
悶絶した。ってか普通にいてぇ……。
 でも、恐らくこの痛みの何倍以上の痛みを、カナは味わったのだろう。
 ……にしては、相変わらず元気な気がするのは気のせいか?

「これから成長するもん! あと五年もたって、今のおにーちゃんと同い年になる頃には、
 ボンキュッボンのないすぼでーだもん!」

 どこで覚えてくるんだ、そういう言葉……。

「……あんまり、急いで大人になろうとしなくていいんだぞ?」
「……おにーちゃんって、ロリコン?」
「なんでそうなる」
「だって、大人にならなくていいって……」
「そういう意味じゃねえよ!」

 まあ、でも、もうある意味で大人にはしちゃったわけで、その点では手遅れだけどな。

「僕の為、とか言って無理しなくていいんだよ。僕はいつまでだって待つんだからさ」
「……おにーちゃん」

 瞳をうるませ、カナが僕にしがみついてくる。
 抱きついてくると言うよりも、それは必死で、懸命な、もう絶対に離さないという想いを込めた
抱擁で、だから、しがみつくという言葉の方がしっくりくる。身体もちんまいし。
 いつもそうだった。そして、これからも多分そうだろう。
 いつもカナは僕にしがみつくようにして抱きついてくる。
 頭を撫でてやると、子供扱いするなと言いながら頬を緩める。
 僕は、その怒った笑顔が――大好きだ。

「……カナ」

 でも、今日は僕は彼女の頭を撫でない。代わりに、僕もまた、そんな甘えん坊な幼馴染の
小さな身体を、ぎゅっと全身で包み込むように抱きしめる。包んで覆って抱きしめて……
そうすればもう、離さないで済むから。
 想いは――同じだから。
526名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 23:41:35 ID:26SRbZLu
「ん……」
「……うん」

 だから、これまで何度かしてきたように、くちづけを求めて瞳を閉じた彼女に、初めて僕は
素直に応じた。
 くちづけ、キス、接吻、ベーゼ……ETC。
 まるでこの世にある、それを表す言葉の数だけ交わさんとするかのように、僕は彼女の唇を
ついばみ続けた。彼女もまた、それに応えて僕の唇を受け止めてくれる。
 やがて、どちらからともなく舌が伸び、互いの口腔をまさぐりあい、唾液を交換し合う。
 甘い。
 舌以外でも感じた甘さを、今度は舌で感じる。
 本来の感じ方。でも、本来ならば感じるはずの無い味。

「大好き……んちゅ、んっ……」
「僕も、大好きだよ……ちゅっ、んっ……ぷっ……大好きだよ、カナ……」

 スイートナイトという言葉は、本当にあるんだな……。
 そんな事を思いながら、僕は没頭していった。
 この、小さな恋人(マイスイート)に。

                                    おわり
527名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 23:42:07 ID:26SRbZLu
ここまで投下です。

事後、書いてみました。
528名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 00:19:50 ID:l+GI+u3J
>>527
にやにやがとまらねえGJ
せっかくだからその前の行為も(ry
529名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 01:23:20 ID:7CeRrflO
むしろ(いろんな意味で)くっつく前の所から頼む
530名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 14:08:52 ID:ci7EghrG
夏も終わったというのにまだ暑いとはどういうことだ
今年は残暑の甘えっぷりが尋常じゃないな
531名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 17:05:18 ID:A8IksmGr
他にいないさonlyつまり君一人
532名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:58:38 ID:ap7GO/0S
>>530

シベリア方面でアップをしながら木枯らしちゃんが半べそかいています。
533名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 04:29:44 ID:UCzvIVE/
♪僕には〜君しかないよ〜♪…って奴ですね
534名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 15:35:48 ID:Qkwr/M1O
 オレがふらふらしていると、ご主人様はいつもこう言う。
「りく! りーく! ほら、おいでっ!」
 出店のイカ焼きの匂いに釣られる。ああ、腹減った。
 ご主人様はしゃがんで、両手を広げて待っている。
 パンツ見えてるぞ、良い年して。

「よし。こっちこっち……よーしよしよし。良い子良い子」
 長い癖っ毛に眼鏡。そして近所の中坊並に小っさい体のご主人様。
 オレの方がよほどデカいし、その気になれば取っちめることも出来る。
 ――しないがな。
 良い匂いで抱き締めて、頭を撫でてくれるから。

 ご主人様の名前は、大石真波。銀行員をしている。
 仕事から帰り、今は夕方の散歩がてら神社にお参りという訳だ。
「んー? どうした、お腹空いたの?」
 空いた。そりゃあもうね。
 言葉は通じないが、それを理解してくれたようだ。

 いつものように賽銭箱に小銭を投げて、ぱちぱち手を合わせる。
 オレは目を瞑って礼をしている、ご主人様の横顔を見た。
「心の中で、お祈りするんだよ」
 おいのり……思い浮かばん。
 今日の晩メシは美味いかな。

「夕焼けが綺麗だね」
 そうか。ご主人様が言うから多分、そうなんだろう。
 オレには色が分からない。空の模様が毎日違って見えるのは、分かるが。
 …イカ焼き。
「こーら! 勝手にどっか行かないの!」

 ワンピースにもう一枚上着を着て、ふわふわしたご主人様。
 追いかけてきてオレを捕まえる。
「ダメ。夕飯まで我慢しなさい」
 見てるだけさ。下手な期待なんてしてないよ。
 って、手を引っ張られるのはあまり好きじゃないな。

「りく?」
 何だいご主人様。
「スーパーまで、走ろっか」
 了解。
「よーい、ドン!」

「はぁ…はぁ……ふー。りくの勝ちか」
 全戦全勝。足でご主人様に負ける訳がない。
 ご主人様は膝に掌を突いて、肩で息をしている。
 熱くなったのか上着を脱ぐ。ノースリーブの二の腕が白い。
 白は多分、綺麗な色。

 ご主人様はスーパーで買い物。オレは外で待ち惚け。
 一緒に買い物してやれるから、普段は市場の方が好きだ。
 どこにでも、どこまでも一緒に行けないのは分かっている。
 だがオレのご主人様だしな。
 可能な限り傍にいて、守ってやっても良い。

「お待たせ。りくの大好きなお肉、買って来たよ」
 どれどれ…チキンか。悪くない。
「さ、帰ろっ」
 いっぱいの買い物袋。嬉しそうなご主人様。
 楽しい散歩ももうすぐ終わり。一緒に家に帰るとしよう。
535名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 19:37:36 ID:BAdkMk3q
男勝り風味のわん娘?

兎も角GJ
536名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 07:10:35 ID:N5CDnCFr
普通にわんこ♂と御主人様じゃね?
537名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 19:29:47 ID:CpBfIRxK
>>537
当時の自分が疲れていたとしか言い様がない
538名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 19:36:33 ID:oEAiMdCL
今も疲れているなww
539名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 20:51:50 ID:CpBfIRxK
これはひどいww
540名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 21:28:07 ID:4Otv47sP
とりあえず甘えんぼうとベッドでいちゃいちゃしながら休め。
541名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 04:07:22 ID:As+EUmIQ
子種を絞り取られるンですね
542名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 06:22:39 ID:rFE8EMU1
添い寝腕枕からの首吸いつき
543名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 19:38:57 ID:Q0qdJzPC
小生意気な女の子にベタベタ甘えられたい
544覚書・小ネタ 1/3:2010/10/20(水) 22:05:57 ID:Ew3KAoN7
俺はなにげなく彼女の頭に手を載せそっと撫でてみる。
双方沈黙のまま、しばらくその状態が続いたが、
彼女が大きく身を震わせるとあわててその手を離した。
離した手に残る女性の髪の感触。
その時彼女は…



幼馴染 三好 緋陽 (みよし ひよ) の場合

撫でられている間、
まるで犬か猫のようにじっとしていた緋陽は笑みをこぼしながら
「ありがと、ゆーくん。ゆーくんにもしてあげるね」
「バカ、やめろって」
俺の制止する言葉も間に合わず、
太陽のような頬笑みと共に今度は俺の頭が撫でられていた。
このまま抵抗しても無駄だと悟った俺は
しぶしぶ緋陽にされるがままになりながら
まるで子供のころに戻った気分に浸っていた。
「ゆーくん、大好きだよ」
「はいはい、そーですね」
「ぶー。私真面目に言ってるのに」

許嫁 二宮・ルナ・ブルーアイ の場合

「きゅ、急にそんなことするなんて。
ままま、まだ心の準備ができていませんのに」
ルナはなにやら赤くなりながらぼそぼそと喋っていた。
尻すぼみになっていたので、
後半はよく聞こえなかったが多分俺に対する文句だろう。
ちょっとまずかったか、やっぱ女の子の髪を撫でるなんて失礼だもんな。
相手はいい気分じゃないのかな。
「あー、ごめんな」
おずおずと訊いてくるルナ。
「なんで急に撫でたんですの? 」
「なんとなくかわいいなーと思って」
ますます顔を赤くするルナ。
「――っ、こ、今度はもっとしっかりナデナデすれば許してあげますわ」
くいっと突き出されたルナの頭を言われるがまま、
なんだかよくわからないままに
俺はさっきより優しくゆっくりと撫でたのだった。
545覚書・小ネタ 2/3:2010/10/20(水) 22:07:15 ID:Ew3KAoN7
後輩 一ノ瀬 星奈 (いちのせ せいな) の場合

どうやらこいつは惚けてしまったようだ。
心なしか眼鏡も普段よりズレている気がする。
心配して目の前で少し手を振ってみる。
「おーい、大丈夫か? 」
首を振り、小さくコクンとうなずく星奈。どうやら意識を取り戻したようだ。
「……僕にこんなことしてくれるなんて意外です」
「ん? そうなのか?」
「……ええ、先輩はこうゆうことを緋陽先輩やルナ先輩にだけするんだと
と思ってましたから」
「そんなしょっちゅうしてるつもりはないんだけどなぁ」
なにか考え込むような表情の後、祈るように手を組み
星奈は意を決したように
「もし…よければ、また今度してくれませんか? 」
こう言ってきた。流石に俺は自分の耳を疑ってしまった。
「…え? 」

先輩 四條 魅風 (しじょう みかぜ) の場合
 
「今日は大胆だな」
「あ、すいません。ついいつもの癖で」
「ふむ。そうか」
どこぞのネ○フ司令官のごとく組んだ指で口を隠すような
怪しいポーズをとりながら、我らが生徒会長はどこか嬉しそうにしている。
「こんな所を誰かに見られたらどうなるんだろうな?
もしかしたら付き合ってると勘違いされてしまうかも知れんな」
そう言いながら彼女は目を細め、身体ごと顔を近づけてくる。
「からかわないでください」
「慌てないんだな。つまらん」
魅風さんは興が削がれたのか不満そうな表情を浮かべる。
「あいつらのおかげでこうゆうのには慣れてますから――っ! 」
俺が話している時不意に額に柔らかい唇が触れる。
「いい反応だ」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべる魅風さん。
「勘弁してくださいよ」
546覚書・小ネタ 3/3:2010/10/20(水) 22:08:12 ID:Ew3KAoN7
妹 西園寺 花梨 (さいおんじ かりん) の場合

「雪兄、どうしたの急に。なんか下心でもあるのかな? 」
「俺だってたまには妹に優しくしたい気分になるんだよ」
なんだかんだいってもこいつが可愛い妹であることには
変わりないしな。 
「じゃあ、新しい洋服が欲しいなー」
「小遣いに余裕がある時にな」
そう言いながら花梨の額を軽く小突く。
「ちぇー。じゃあ、もっと撫でてもらおうっと」
そう言って花梨は小さな体を俺の懐に潜り込ませ、
その大きな瞳で俺を見つめる。
「えへー」                 
「幼児退行すんな」
「違うよ 緋陽お姉ちゃんの真似だよ」
「似てねぇよ」
ため息まじりに、一応可愛い妹である花梨を再び撫でてやろうと
頭の上に手を伸ばした。
「後でルナお姉ちゃんと小鳥姉に自慢してくるね」
「……」
俺は予定を変更し、いたずらっ子の頭を掴んで、
そのまま大きくぶんぶんと振って黙らせることにしたのだった。

姉 西園寺 小鳥 (さいおんじ ことり) の場合

「弟君、ほかの女の子にもこうゆうことしてるんでしょ」
眉を潜める姿はむしろ微笑ましいが、
本人なりの怒っているというアピールらしい。
「してねぇよ。」
「緋陽ちゃんやルナちゃんや花梨ちゃんにも? 」
「あーもう、小鳥姉以外には誰にもしてねぇって」
うんざりしつつ、声を大きくして答える。
「ホント? ホントにホント? 」
「ホントにホントだよ」
「そう、ならいいの。――にゅうぅ」
立ち上がると同時に大きく姿勢を崩し、ドスンと派手に転ぶ小鳥姉。
「ほら、大丈夫か。小鳥姉」
俺も仕方なく立ち上って手を差し出し、鼻をすりむいた姉貴を立ち上がらせる。
俯きながら、うなずく小鳥姉。
「私おねいさんなのに」
「だったら、もっとしっかりしてくれよ」
結局、いつもどおりのダメ姉でしたとさ。
547覚える人・あとがき:2010/10/20(水) 22:13:00 ID:Ew3KAoN7
NGワード ハーレム? エロなし 

嫌いな人はNGしておいてください

最近スレがさびしいので小ネタを糖化

一応選択肢ごとのパラレルワールドという設定

さりげに姉は本編初登場
女王様は今回はなし

これを書いてる途中に
新世紀アマエゲリオンという電波が来たんだぜ
548名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 23:02:51 ID:uvFqC0lf
>>547
(甘えっ子から)逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ,(ry

GJ
549名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 01:02:08 ID:sxSu9VH0
>>547
GJ
久々だな、元気してたかい?
またこれからもガンガン書いてくれな
550名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 08:15:11 ID:gBZLpXTV
幼馴染ルート最高!
けど後輩ルートもいいな(ry
ともかくGJ!!
551名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 08:26:38 ID:zxnA+W0G
先輩ルート断トツ
552名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 19:30:56 ID:rID2/Tog
 疲れた週末。あまり大掛かりな夕食も作る気になれなくて、スーパーで買い込み。
 美味しそうなささみが安かったので、和風サラダにでもしようとカゴに入れる。
 豆腐や漬物、ついでにビールとつまみ。思いつくものを一通り。
 レジで会計を済ませて、すっかり日の暮れた道を、すぐ近くの自宅まで帰る。
 今日は満月か。吹く風が少し冷たい。

 俺を見つめる、綺麗な二つの珠。
 三毛猫だ。街角で出くわして、通りかかりの体勢のまま、目を合わせて数秒。
 猫はその場に腰を下ろすと、尻尾をくねらせる。
 見とれていてもいけない。早く帰らないと。
 そう思って横を通り抜けようとしたら、猫は小さく鳴いた。

 猫はもう一度小さく鳴いて、俺の後を付いてきた。
 買い物袋持ってたら何かくれるんじゃないかと、思われているのか。
 ただ野良には見えない整った毛並に、痩せ過ぎても太り過ぎてもいない体。
 まぁ、気にせずマンションに戻る。
 相手にされないと分かったら、自ずと引っ込むだろうから。

 エントランスドアを越えて振り返ってみたが、猫の姿は無かった。
 安心して自分の部屋まで、エレベーターに乗り込む。
 着いたらカギを開けて、玄関で靴を脱いで、台所まで行ったら荷物を下ろす。
 夕食の準備に入ろう。そして風呂に入って、すぐに寝られる準備も。
 AMの民放ラジオを流しながら、早速始める。

 ベランダの窓が、かりかりと音を立てる。
 覗くと、小さな影が戸越しに待ち構えていた。
 どこから入ってきたのか、帰り道に会った三毛猫がそこにいる。
 五階のここから外に放り出す訳にもいかないので、どうしようかと考える。
 とりあえず、中に入れよう。

 猫は大人しく俺の腕を頂戴する。ふさふさした手触りがする。
 お腹が空いているのだろうか。少し可哀想だ。
 俺はとりあえず猫を風呂場まで連れて行き、体を簡単に洗ってみた。
 暴れたりせず温かいシャワーを浴びてくれるので、助かる。
 恐らく育ちが良いのだろう。

 体を拭いてから、バスタオルを敷いたスペースを居間に作る。
 注文通り猫がそこに落ち着いたので、俺は仕上げにかかる。
 温めるだけのご飯、お湯を注ぐだけの味噌汁に、買ってきたナスの漬物。ささみの和風サラダに冷奴。
 茹でたささみは半分、猫に分け与えることにした。
 小皿に別に添えて、目の前に出す。

 手抜きも良いところだが、夕食は美味かった。
 猫はゆっくり上品にささみを平らげて、俺とほぼ同時に食べ終えたようだ。
 食器を片付けていると猫は満足したのか、そのままバスタオルの上に丸くなる。
 ここは寝かせてあげて、俺は風呂に入ってくるとしよう。
 あまり心配することなく、静かに居間を出た。

 ゆっくり湯船に使った後、俺が戻ってきた時も猫はそのままだった。
 気にせず、風呂上りのビールを堪能する。
 美味い。
 疲れが和らいでいく。段々と気持ちが良くなってきて、俺も横になる。
 付けっ放しのラジオが、良い具合に眠くさせる。

 隣に猫が寝ているなんて気にもせず、うとうとしていた。
 いけない、ベッドで寝ないと。
 そう思いながらも、意識が明滅する。
 このまま、本当に、寝てしまいそうだ。
 何か温かくて柔らかい物が置いてある。布団だと思い、抱き寄せる。
553名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 19:33:21 ID:rID2/Tog
 体が軽い。
 重かった目蓋が自然に開く。
 ここは俺の部屋だ。そして、抱いている布団がもそもそと動く。
 ?
 随分と大きくて、特徴的な形態をしている。

 見ると、布団は人間の子どものようだ。
 訳が分からずぼんやりとその頭を見つめていると、俺が起きたのを察したのか、また動く。
 小学校半ばくらいの、胸の中に収まる体。髪は黒いところにやや茶が交じっている。
 少し退けて起き上がると、膝をたたんで丸くなった、やはり女の子の姿があった。
 綺麗な顔をした女の子は眠り目で俺を見ると、甘えるように両手を伸ばしてきた。

 俺は女の子を抱き上げると、寝室まで連れて行く。
 温もりのある、重み。俺は類似のものを、知っている。
 嬉しそうに抱かれる女の子に、共感を覚えるくらいに。
 ベッドの縁に腰掛けて背中から倒れ、お腹に抱いた女の子を、横にする。
 枕に頭を乗せて、掛け布団をしっかりかけて、そしてまた抱き締めて、もう一度目を閉じる。

 ほのぼのとして、何だか安らかな気持ちがする。温かい。
 女の子もまた、全く嫌がる様子もなく俺の体に貼りついている。
 愛らしい子だ。どこの誰だか知らないが、今はこうしていたい。
 そしてこのまままた、段々と眠くなってくる。
 夢の中へ。

 ねんねんころりよ おころりよ
 ぼうやはよいこだ ねんねしな

 子どもの頃、母が俺に歌ってくれていた、子守歌。
 それが頭の中に、驚くほどはっきりと流れてくる。
 懐かしい声を聴くと、安心感で満ちる。今こうして抱いている、女の子と同じ。
 俺の体は、段々と子どもに戻っていく。
 優しい母。この感覚が、ずっと好きだった。


 昔を思い出して、余韻に浸る時間はいつの間にか、終わっていた。
 オルゴールの音色が突然途切れるように、俺は目が覚めた。
 抱いていた女の子の体は既に無く、起きて居間に行ってみたが、三毛猫の姿もまた、無かった。
 夢現。
 けれども、普段なら残るような起き抜けの気だるさがあるのに、今は頭も体も、軽い。

 イスに座って考えた。
 ねんねことは、眠り猫。眠り猫の、見せた夢。
 深く考えても、仕方が無い。
 差し込む日の光。疲れなんて知らない、元気が出てくるような朝だ。
 付けっ放しになっていたラジオからも、軽快なメロディが流れている。

 普段は出ない、朝の散歩に繰り出した。
 今日は休みだ、何をしようか。気分が良くて何でも出来そうだ。
 ?
 猫の鳴き声。見ると、建物の角に尻尾だけが消えて行った。
 よし、追いかけてみよう。俺はそう思った。


おわり
554名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 19:57:50 ID:CyKZyoj+
>>553

GJ

保管庫はどうしようか……
555名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 21:24:10 ID:IoMR/kJV
>>553
GJ
556名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 18:26:46 ID:3x/GkSPH
今電波が目の前を通過してだな、

ゴッドタン風に「甘えっ子ドラフト会議」をやってみたい
適当なお題を16、各4つくらい上からくじ引き競合で決めていって
指名した要素を使って甘えっ子を作り上げる

ドラフト1位 なでなでして?
ドラフト2位 ぶかぶかパジャマ
ドラフト3位 ふんどし
ドラフト4位 パイルドライバー

なんじゃこりゃ
557名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 03:30:11 ID:vljxlCCx
てs
558名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 03:58:09 ID:aHYHiNMT
いつもふんどし一枚をパジャマにして寝てる女の子が
「なでなでして?」
って男君に甘えようとしたら、ふんどしが緩んでて
ぶかぶかパジャマ状態になってしまい足がも取られて
バランスを崩した勢いで男君にパイルドライバーを掛けてしまうのですね?
分かります。
559名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 06:50:28 ID:4HydA9ja
ツームストンか、ドリル・ア・ホールか、それが問題だ
560名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 14:50:54 ID:vOc0IpOA
エクストリーム・甘えんぼう世界大会
561名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 15:27:31 ID:QYhggmPL
これはだっこのぶん!
これはぎゅーのぶん!
これはちゅーのぶんだあ!
と叫びながら怒ってくる甘えんぼうな女の子がうちにこないかなぁ
562名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 18:22:50 ID:Fyeoaj8Z
>>560
スノボーで、ランデブーで抱き着きながらジャンプして、空中で男を中心に1回転する360(スリーシックスティ)や2回転半する900(ナインハンドレット)、
バイクでタンデムしながらジャンプ台へ。縦に一回転するバックフリップ、男の大事な所を掴むグラブに、足だけ離して着地するノーフッターランダー等、様々な種類の競技で得点を競うんですね、わかります。

すまない。エクストリームと聞いてついやってしまった。Xゲームが好きなもんで。
このスレ的には甘えクストリームでAゲームになるんだろうな。
563名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 20:27:46 ID:zx5KLYZx
>>562
某スキージャンプみたいにスノボやバイクのハーフパイプ・ペアで脳内再生された
564名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 00:56:59 ID:mHFI7EW2
>>563
1:開始の合図と共に、先に甘えっ娘が名残惜しみながらも滑走開始
2:少し遅れてから男が滑走開始、勢いついたところでジャンプ
2:先に跳んで自由落下が始まった甘えっ娘が上昇中の男に抱きついて「ちゅー」
(キスのディープさも採点対象)
3:空中ランデブー後で男が甘えっ娘をお姫様抱っこし、二人でクルクル回りつつ着地
(もちろん抱っこの姿勢も採点対象)

こんな感じ?
565名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 07:00:18 ID:xvh2Hywb
>>560
エクストリームと聞いてもスノボやBMXみたいなかっこいいスポーツよりむしろ
断崖絶壁に綱はって甘えたり水族館の大水槽の中で甘えたりみたいな極限状態で甘える
エクストリームアイロニングみたいなバカバカしいイメージしかわかないw
566名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 10:26:30 ID:mNvDejPk
付き合ってはじめてのお泊まりの夜、恥ずかしがりやで真面目な彼女に
「えっちはダメ」
って言われて彼氏が「ああやっぱり」って苦笑したところで
「け、けど、ちゅーまでなら、おっけー」
とか言われて理性が大ダメージを受けて、けど頑張って本能を押さえつけきったら翌朝彼女が
「お、おはようのちゅーして?」
とか言ってきてキスしたと同時に理性の限界がくるような話を誰か書いてくれないかなぁ
567名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 13:28:37 ID:gryJH6X7
そりゃ昔あった女性の誘惑をエロかっこよく云々スレの範囲じゃなかろうか?
再建されないならやってもいいと思うが
568名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 22:46:32 ID:XEW36ztD
お菓子あげないからイタズラして?
って甘えっこに言われたい。
569名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 22:55:36 ID:HT1OM76S
「やー!お菓子貰うけどいたずらもするのっ!!」
570名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 01:17:44 ID:A93+JM4h
>>569
なにこれかわいい
571名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 01:52:17 ID:WJIM/Mm3
よくわかんないけどトリックオアトリートと言ってみた妹
572名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 02:24:09 ID:QAXtZjVj
>>569
Trick and Treatとはよくばりさんですね、
というかお菓子をあげるのでいたずらしてください orz
573名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 03:46:24 ID:iW/3KQph
女の子に生クリームとかチョコ塗って、それを舐めれば
お菓子といたずら両方を同時に楽しめるな
574名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 07:53:46 ID:m5K3O4AA
そっか、「お菓子系」とか「クリーム系」っていうのは そういうことだったか
575名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 03:37:28 ID:PMMqh2Ps
欲しいのは子種なんですね
576名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 09:08:32 ID:JawyT+cl
「しゅ、しゅーくりーむの刑を、ようきゅうするっ!」
577名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 14:42:45 ID:8KjiWv9U
どういう刑だよ…
片方がカスタードクリーム、もう片方がホイップクリームを口に含んだ状態でキスしてお互いの口の中で混ぜ合わせるとかそんなのか
578名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 14:59:34 ID:YTZ4RO3Y
右のおっぱいに生クリーム
左のおっぱいにカスタードクリーム

それをちぎったシューで掬いながら食べるんだよ
乳首を弄りながら

しかもされているほうは動いてはいけない
579名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 15:13:51 ID:DYSBLdzo
甘娘がシューでその中に白いクリームを注ぎこむのかと思った
580名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 18:53:20 ID:eYSwGoX8
口を大きく開けてビームとか出すのか
581名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 23:10:06 ID:bwhDEFZU
寝ている男くんの顔面に座る

スカートを『かぼちゃ』にして包む


のコンボじゃね?
582576:2010/11/03(水) 07:02:30 ID:EFXv7LYa
>>579のつもりで書き込んだんだぜw
583名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 11:48:58 ID:2nx+6ALQ
このスレにハロウィンネタのSSがないとは
信じられない……
584名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 20:28:21 ID:ZSHRNj11
>>583
ハロウィンの日はみんな女の子にいたずらされてて忙しかったからな
585名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 00:16:34 ID:GMoHDJxI
アメじゃ許してもらえないのか
586名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 01:05:36 ID:1oSOS2lK
歴戦の甘えんぼうの女の子になると飴玉なんかじゃ許してくれないんだよ・・・

俺なんか、お隣の甘えんぼうな小学生の双子姉妹に「トリックオアトリートっ」って声をそろえて言われたから
持ってた飴玉をあげたら、お姉ちゃんのほうが「もっと甘いのちょうだい」って目をつむって顔を寄せてきたから
軽くキスしてあげたら妹の女の子のほうも真似しておねだりするんだぜ
妹のほうにもキスしたらお姉ちゃんのもうが抱きついてきて
あとは抱っこやなでなでだとか一緒にお昼寝とか大変だったんだからな

俺でさえそうなんだから、SS書きの人が忙しかったのも仕方がないよな
587名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 01:21:37 ID:DyRv35AR
…という夢を見たかったんだな?
現実はそんなに甘くはないよなぁ…
588名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 07:32:38 ID:zSATG/ul
>>586
IDが助けを求める程の甘え具合だったのか…
裏山
589名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 13:46:01 ID:5DubiDVn
>>586
小学生にして歴戦の甘えんぼっつうのもすごいが、「甘いの」って言われてキスするお前さんも十分訓練されてるなw
590名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 03:03:07 ID:UTB8NnS7
甘えん病
591名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 22:18:21 ID:D1BAOHOY
「べ、別に甘えたくて甘えてるんじゃなくて、甘えないと病気が悪化しちゃうから甘えてるんだからね!」
とはいうものの、凄く嬉しそうにスリスリしてくるツンデレ甘えん坊を想像した。
592名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 18:48:42 ID:AwpDOuYu
巨乳幼馴染に甘えられたい
593名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 23:32:01 ID:9GgM7orB
貧乳甘えんぼうに
「やっぱりおっぱい大きい方がいいの?」
って上目遣いで聞かれたい。
そして
「好きなやつのおっぱいが一番いいに決まってるじゃないか」
とか答えたい

何が言いたいかというと大きいおっぱいも小さいおっぱいも大好きだ!
594名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 00:36:30 ID:O7fIowNz
だがちょっと待って欲しい
甘えんぼうならむしろ俺らのおっぱいを吸いたがるのではなかろうか
595名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 00:58:24 ID:/faM5Q9+
過去ログの78.txtで持ってる人いない?
596名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 01:03:42 ID:/faM5Q9+
>>595 自己解決しました orz
597名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 01:14:28 ID:X6HVQwlz
>>594
「ぺろ・・・ちゅ・・・おにいちゃんの・・・れろ・・・あまいねぇ・・・。」
598名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 20:28:33 ID:Xyy+EsCM
これは嘘をついている味だね
599名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 20:41:30 ID:72+O490N
むしろ甘えっ子幼馴染みなら、男のおっぱいを飲んで育ったと豪語するはず!
600名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:32:39 ID:X6HVQwlz
下の方のミルク?
601名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:58:53 ID:t3nSw/pn
いや、乳首調教
602名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 19:39:19 ID:YztcFSVw
にいちゃん寒いよ…
603名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 20:05:08 ID:gpMn+Brv
よし俺が温めよう!(裸になりつつ)
604名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 20:32:30 ID:EgPZ4AeF
甘えっ子を甘えさせず適度に距離を置いてみたい
605名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 22:57:36 ID:4AXmliSw
離れたぶん、甘さは増す!
606名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 23:05:16 ID:zf6lv70a
>>598
ヤンデレ臭がする…
607名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 23:12:05 ID:geShotlj
甘えられる前に甘えてみよう
608名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 00:42:38 ID:4dUiYVme
小さい子供に、中途半端に意地悪したり優しくしたりを繰り返すと、依存心の強い甘えんぼうに育ってしまうのでよくないらしい。
……良くないらしい。






そう言えば、エロゲの主人公ってたいがい(略
609名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 09:51:39 ID:VfOu0EUi
甘えんぼう量産計画
天然甘えんぼうvs養殖甘えんぼう
610名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 10:13:07 ID:DZWL/eIf
無自覚甘えん坊と戦略的甘えん坊
どっちがいい?
611名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 10:52:31 ID:jmC/qOme
大切なのは甘えられたという結果だけなのだ
612名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 18:19:32 ID:e+i4dAeL
甘え下手な子が甘えてくるってのもいいよね
613名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 18:49:07 ID:VfOu0EUi
>>610
戦略的甘えんぼうと戦術的甘えんぼう
に見えた俺はきっと目が悪い
614名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:24:08 ID:5wT5T1en
>>613
眼鏡「やっぱり君の傍には私がいないとダメだねっ!」
615名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:30:49 ID:43fewtzI
擦り寄ってきた眼鏡甘えっ娘から眼鏡を取り上げて顔がちゃんと見えないよーとか言わせたい
616名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 07:41:28 ID:DIWS0v6a
最近寒いせいか布団娘が甘えてくるというか甘やかしてくるというか
そろそろこたつ娘も現れるし大変ですね
617名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 08:26:09 ID:dQ+Ilgef
ゆたんぽ娘がアップを始めたようです
618名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 09:27:15 ID:QLBAOvmz
めちゃくちゃに触りまくって火照ったカイロ娘の出番ですね
619名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 10:41:45 ID:1oLiDJay
めちゃくちゃに触りまくって火照って息も絶え絶えな雪ん娘も良い
620名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 12:11:23 ID:E9SwAMWS
>>617
昨夜はきりたんぽ娘を美味しくいただきました
621名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 14:38:29 ID:HkUfm27X
>>616
敷布団娘
シーツ娘
毛布娘
上掛娘
枕娘
我ら夜のお供五人衆!

敷布団と上掛は直接触れられなくて涙目
622名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 16:57:34 ID:z/wbOTCW
>>621
枕カバー娘
623名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 17:35:54 ID:M8pENrZq
抱き枕娘が抜けているな
624名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 17:52:39 ID:rS9fFbY8
おいおい待てよ、掛け布団カバー娘も忘れるなよ?
625名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 21:04:25 ID:tz+1AGps
おいやめろ眠れなくなるだろw
626名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:06:00 ID:zA/6tWcU
大丈夫、ちゃんと目覚まし時計娘が起こしてくれるよ
627名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:23:26 ID:CiphJdw2
目覚まし時計娘「ねぇねぇーおーきーてーよー!」
掛け布団娘「はぁ〜・・・おにいちゃんあったかーい・・・。」
628名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 14:34:46 ID:bjA538Sg
布団娘ズ「ん〜あと5ふん
そして今日も遅刻するわけか
629名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 17:20:53 ID:34OO2vj/
「お待ちになって。私と一緒に登校するのだから、起きてもらわないと困ります。」
「ちょっと!今日はボクの日だよ!ボクが一緒に学校行くんだから!」

マフラー娘とネックウォーマー娘が参戦したようです。
630名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 18:15:20 ID:MWTvzWV+
最強にして最凶の「パンツ姐さん」
631名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 22:54:43 ID:CiphJdw2
それはww
632名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 03:32:44 ID:7D1c4Cmh
現代人必携の携帯電話娘
目覚まし、DAP、スケジューラ、テレビ、お財布代わりなど色々な仕事をこなすソコソコ賢い娘
しかし仕事をさせ過ぎたり長時間放置すると「お腹すいた、ご飯食べさせて」と言って甘えてくる
近年磐石だった自分の立場を危うくするライバル(スマートフォン娘)が登場して色々と焦っている


近年注目が集まっているスマートフォン娘
携帯電話娘より頭の回転が早くて数多くの仕事をこなせるが、物凄い健啖家(携帯電話娘の倍以上)
やや融通の利かない性格の携帯電話娘に対し、男の細かい要求(ハードな調教)にも応じられる
メインの座を奪取しようと奮闘するが、生来の気難しい性格のせいで万人受けしないために空回り
633名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 15:42:45 ID:h7DZC7qn
おい擬人化スレになってるぞw
634名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 16:26:42 ID:9gzaqF5l
>>632
www
センスいいな
635名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 20:59:08 ID:VhikZJXS
〜♪甘えんぼうのお使い用事を聞いて
慌てて駆け出すタッタッタッタッた〜♪
一丁目の角で気が付いて照れる
彼氏をもってきちゃった
タッタッタッタッた〜♪
636名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 00:19:57 ID:7hUS2pT9
 普段は甘えんぼうなんだけど、俺が頑張った時にはちょっと年上のように、
「えらいえらい」
 そう言って頭を撫でながら、優しく誉めてくれる――。

 そんな彼女が欲しいな、なんて言ったら、
「あんたなんか安易に誉めたらすぐ調子に乗るんだから」
 ときつい返しをされた。
 でもこんな世の中だし、俺はたくさん誉めてもらいたい。
「だったらもっと頑張んなさいよ」
 普段の俺って、努力不足なのかな。
「な、何よ。別にあんたになんか、特別感謝するようなことないでしょ」
 それはどうも、ごめんね。
 その前に、俺もちゃんとお前を誉めてあげてないといけなかったな。
 えらい、えらい。
「ちょっ、やめなさいよ。そんなことされたって、嬉しくも何ともないわよ」
 でもやめない。
 たまに誉めてもらえることは、それはそれでとても充足する。
 そして誉めてあげて、彼女が照れを隠しながら喜んでくれるのを感じるのも、また嬉しいこと。
「もう……ばかっ」

「あんたほんとマザコン気質よね。男は女を誉めて立てて、優しくリードしてくれるのが当然なの」
 ベッドの端っこで壁の方に横になったまま、彼女は言った。
 解いた髪と、首元から背中まであらわになった素肌。
「気が利かなくて哀れで仕方ないから、一緒にいてあげてるだけなんだから。これは妥協よ妥協」
 その割にさっきはあんなに締めつけて、濡らしてね。
「うるさいわね! ふんだ、ちょっと優しくすればいつもそうやって…」
 あれ? お前、俺に優しくしてくれたことなんてあったっけ?
「!!」
 怒らない怒らない。
 顔をこっちに向けなよ……ほら、キス。
「…ん」
 もうちょっと、丸くなってくれても良いと思うけど、今のままの彼女も好きだ。
「……ばか」
 顔を真っ赤にして言っても、本心じゃないことくらいはよく分かる。
 面白くて、可愛いなあこの子。

「……誉めて、ほしいの?」
 突然彼女はそう言った。
 でも、聞こえてないふりをして訊き返す。
「何よばか、もう良いわよ」
 冗談だよ。
 お前にすごく、誉めてほしい。
 それだけで今よりもずっと、頑張れる気がする。
「ほーんと、単純で良いわねあんたは」
 肩を竦めて、何が言いたいんだか。
「……ほら、むこう向きなさいよ」
 ん、何?
「いいからむこう向くのっ」
 俺がごろんと彼女を背にすると、彼女は俺の腕と、頭に軽く触れてきた。
「え…えらい、えらい」
 彼女の精一杯の、答。
 それが嬉しくて、テンションが漲ってくるようだ。
「……こ、これで良いでしょ! 満足したら、もうちょっとは…その…」
 俺が向き直ると、咄嗟に顔を背けたので、じゃあ、今度は俺の番。
 腕を伸ばして、彼女の体を胸の中に引き寄せる。
 お前の素直じゃないけど素直な所、可愛い部分をいっぱい隠してる所、実は甘えんぼうな所、俺はすごく好きだ。
 お前のこと、こうやってたくさん誉めてやるから。
「うう〜」
 悔しがりながらも、俺の腕から離れない、そんな彼女。
637名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 00:28:42 ID:P/8bE6C/
>>636
GJ。死にたくなった
638名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:35:21 ID:8WZaoJ9K
おかしいな、入れ歯が甘くなって溶け出してるぞ?
639名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 14:05:21 ID:33Y6+nJe
変だなあ、日曜の午後に優雅にブラックコーヒーを楽しんでいたはずなんだが、
カップの中身が砂糖たっぷりホットミルクになってるぜ
640名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 20:03:02 ID:BHIAFNS4
あれ?
ピーマンとかゴーヤとかさっきから生で食ってんのに苦くない・・・?
むしろ甘い・・・。
641名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 20:10:10 ID:fB393s7L
>>640
マジレスすると、SSの所為で熟れた。
642名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 12:27:35 ID:UT26fbwp
>>641
熟れると甘くなるのか…
643名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 15:26:28 ID:xM7/1EDg
>>642
お前さんは危険な領域に踏み込もうとしているw
644名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:06:33 ID:0jnvvJ5K
>>642
甘熟ですね、分かります
645名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:13:55 ID:9e01JqAB
「ピーマンもゴーヤも苦いから嫌い」
「いい歳して子供みたいな事言うなよ」
「うぅ〜だってぇ」
「まったくしょうがないな、今からお前でも食べられるように
 料理してやるから少し待ってろ」

材料
ナス4本
ピーマン3個
ゴーヤ1/2本
牛肉50g

味噌大さじ2と1/2杯
みりん大さじ2と1/2杯
砂糖大さじ1杯
酒大さじ1杯
塩少々
醤油少々
油適量


646名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:14:34 ID:9e01JqAB
「ほら、『ピーマンとゴーヤの味噌炒め』
 甘めの味にしてあるから食べてみて」
「うぅ〜、どうしても食べなきゃダメ?」
「ダメだよ、好き嫌いは。
 はい、あーん」
「…あーん…
 !?おいしい!!」
「な、言った通りだろ」
「あ〜ん」
「え、ひとりで食べられるだろ」
「あ〜〜〜ん」
「…あーん」
「うん、おいしい!あ〜ん」
「…」

 ♯ ♯ ♯

「ふぅ、ご馳走様」
「満足して頂けましたか?」
「うん、でもちょっと口直ししたいかな」
「分かった、お茶でも淹れ…っていきなりどこ触ってんの!?」
「こっちは苦くてもおいしいからいくらでも飲めるよ」
「まったく、お子様舌のクセにこっちばかり大人になって」
「でも、好きでしょ?」
「まあな」
「じゃあ早くぅ」
「分かった分かった、じゃあ向こうで、な」
647名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:17:02 ID:9e01JqAB
ありのまま今起こった事を話すぜ
夕飯のおかずを作っていたら
夜のオカズが出来上がっていたんだ

648名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 00:11:27 ID:3vfzrjiZ
>材料
>ナス4本
>ピーマン3個

と続く流れを見て来たスレを間違えたのかと思ったw
649名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 10:47:32 ID:qPv+Rkx7
下のミルクを電子レンジへ。
ホット(お○んぽ)ミルク?
650名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 11:22:38 ID:ElG+Hvet
レンジ使わなくても絞りたてはほかほかだろうが
651名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 13:36:32 ID:9kARQ195
でも冷めるの早いぞ
652642:2010/11/24(水) 13:04:35 ID:EtJ9eVf5
>>643 mjd!? 自重しようwww
>>646 gj!
653名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:28:19 ID:xaBzfnB2
そろそろ甘えっこたつむりの季節ですね こたつに入ろうとするとこたつお化けのようにあなたを引きづりこんで離しません
654名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 21:45:38 ID:duDM+JCF
我が家にはこたつがないので取り込まれる心配はないのです
655名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 23:11:15 ID:iWMwZN8J
>>654
つ【冬の朝の布団】(肉付)
656名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 16:13:42 ID:LomzCbyc
冬は誠に誘惑の多い季節だ 出かけようと思って朝の布団から出ようとすると「おにいちゃん、寒いよー いっちゃやだぁ…」といって涙目でくっついてきやがり寝過ぎてしまうし、
何とか振り払って準備しようとしても今度は炬燵に「えへへっ、こっち暖かいよ〜 早く早く!」と言われて 誘惑に負けてはいってしまうのでもう出られない 
気がついたらもう夕方でござる
657名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 16:41:59 ID:kxNE1qyz
冬の夜長に『炬燵』vs『布団』の肉弾戦が勃発
今夜は誰と寝るのか!?
658名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 21:43:51 ID:X58cbl6W
炬燵で寝たら風邪をひくと聞いて一人淋しい夜を過ごす炬燵娘
659名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 23:00:35 ID:scZBeAOP
中途半端に寒がりで暑がりの自分にとってはタオルケットこそが最高なのです
絡まって眠るのです
660名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 02:21:37 ID:k4NWaocp
ま、布団の上に炬燵乗っけて寝ている今日の俺最高ってこったな
炬燵娘と布団娘にくっつかれながら寝るのだ
6611/2:2010/11/29(月) 03:38:43 ID:Gu8r/q00
「じーっ……」
 先ほどから妹のみゆがコタツの中に入り込み、顔だけ出してこっちをじーっと見てるので困る。
「あの、みゆさん。何か御用でしょうか?」
「お兄ちゃんを捕獲したいんだけど、みゆは乙女なのでそんなことは口に出せずに困ってるところなんだよ、お兄ちゃん!」
 言ってる。全部言ってる。
「なるほど兄を捕獲したいのか。じゃあブービートラップでも仕掛ければいいんじゃなかろうか」
「猿は関係ないよ! 全くお兄ちゃんはいついかなる時も頭が悪いんだから! ふんとにもう!」
 本当に頭が悪いのはどちらなのだろう。
「まあ猿は置いといてー。……ぶるぶるぶる。このコタツは寒いにゃー。壊れてるから電気が入らないのにゃー。人肌恋しいにゃー」
「こっちに来てストーブに当たればいいと思う」
「覇ッ!」
 妹が気合を飛ばすと、ストーブが吹っ飛んで壁にめり込んだ。
「あにゃー、ストーブなくなっちった。ふしぎ!」
 妹がどんどん人外の能力をつけていくので将来が不安すぎる。
「てなわけでー。にゅー、寒いよ寒いよー。誰かあっためてくんないかなー?」
「ここにカイロもあります」
「覇ぁッ!」
 妹の気合により、手の平にあったカイロが一瞬で弾け飛び、中の鉄粉が中空を舞った。
「あにゃー、今度はカイロもなくなっちったよ。ふしぎ! ──あと、これ以上コタツ以外の暖房器具を見せたら殺す」
 妹に殺すって冷徹な声で言われた。
「んじゃ、今度こそ。……ぶるぶるぶる。うにゅー、寒くて寒くて泣いちゃいそうだよー」
「兄は寒さとは別の理由により震えが止まらず、かつ泣きそうです」
「一緒だね、一緒だね! 嬉しいね!」
 なかなかその喜びは共有できない。
「ふんじゃ、そのお似合い兄妹は、一緒にコタツに入るべきだと思います! ていあん!」
「その提案を蹴ったらどうなるんでしょうか」
「兄妹のどっちかがミンチに! ふしぎ!」
 たぶんきっと絶対確実に兄がミンチになるんだろうなあ。
「……はぁ。あー、寒いからコタツにでも入るかなあ」
 妹の目がきんらきんらしだした。
「ここ! ここに入っては如何かな、お兄ちゃん! 今ならみゆ付きなので、あったかですにゃ!」
「じゃあ入ります」
 なんかもう抵抗しても無駄っぽいので、素直にみゆの隣に身体を滑り込ませる。なるほど確かに電源は入っていないので中は寒いが、隣に猫系妹がいるのでそんなに悪くない。
「えへへー、お兄ちゃんが隣ー♪ お兄ちゃんが隣ー♪」
 やたら嬉しそうにニコニコしながら、妹が鼻をピスピス言わせつつ身体を寄せてきた。
「鼻が鳴ってますよ」
「お兄ちゃんだけが聞ける最高の楽器だよ! お兄ちゃん、らっきー♪」
 兄には鼻づまりにしか聞こえない。とか思ってたら、コタツの中でみゆが足を絡ませてきた。
「へへー。こしたらもっと暖かいよ?」
「生足ですね」
「女の子の生足をすりすりできて、お兄ちゃんらっきー♪」
 ……そこはまあ、ノーコメントでひとつ。
6622/2:2010/11/29(月) 03:39:04 ID:Gu8r/q00
「つまり、お兄ちゃんもらっきーと思ったんだね?」
「どうして兄の思考を読むのですか」
「にゃははー。みゆにかかればお茶の子さいさいだよ!」
 勘弁してほしい。本当に。
「では、引き続きすりすりへ移行しますか? そりともおっぱいすりすりの方がいいですかにゃ?」
「なんか性的な響きが聞こえた気がしますが、気のせいだな!」
「おっぱいもみもみがいいの? にゃ……お兄ちゃん、えっちだよぉ」
 してない。そんな提案してない。
「でもまぁ、お昼からそんなことしたらダメだもんね。そゆことするのは夜だもんね」
「いや、別に決まってないとは思うが……」
「んじゃ、するる?」
「しません」
「残念なことこのうえないのにゃー……」
 どうにかえろす方向への道を封鎖することに成功。やれやれだ。
「しょがない。今日の夜までお預けだね、お兄ちゃん」
 ……半日だけ封鎖に成功。
「ふわわわ……にゅー、なんか眠くなってきちゃったよ」
「幸いにしてコタツだし、寝るのも可かも。あ、でも壊れてるからこのまま寝ると風邪引くか……」
「うんしょ、うんしょ」
 みゆはコンセントを取り出すと、コタツから身体を半分だけ出して近くのソケットに差し込んだ。
「ふひゅー。外は寒いねー」
 そして、素早くコタツの中に戻り、兄に抱きついた。
「ええっと。……お?」
 そのまますりすりされてると、コタツの中がどんどん暖かくなっていくではないか。
「壊れてたんじゃ?」
「あれ、うそ!」
 ぺかーっとした笑顔で言われては、もう何も言えない。
「お兄ちゃんとコタツに入ってふにゃふにゃしたかったから嘘ついた! 嘘つきは泥棒の始まりだけど、みゆは既にお兄ちゃんのハート泥棒なのでいいよね?」
「よくはないと思う」
「がががーん! じゃあ、嘘つきめーってお兄ちゃんに怒られて、罰だーってことでいっぱいいっぱい中に出されちゃうのカナ?」
「後半おかしい」
「あ、まちがいまちがい。いっぱいいっぱい膣に」
「大変ストップ! 膣と書いて“なか”と読まないで!」
「ふああ……にゅー、暖かくなってきたら眠くなってきちったよ。寝ていーい?」
「あー……うん。なんか、まあいいや」
「にゅー♪」
 嬉しげに兄の胸にすりすりしてるみゆを見てたら、なんかこっちまで眠くなってきた。よし、寝よう!
「あ、お兄ちゃん。寝てる時にみゆにいたづらしてもいいけど、最後までしちゃダメだよ? 最後までするのは、みゆが起きてる時に!」
「色々間違いを直したいです」
「ふんじゃ、お休みなさいですにゃ、お兄ちゃん!」
 寝られた。畜生。まあいいや、兄も寝よう。
 そんなわけで、妹を抱きかかえて一緒に寝ました。
663名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 09:26:32 ID:k4NWaocp
GJ! くそー羨ましすぎる 兄貴は俺と変わってくれ!
664名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 09:26:42 ID:5S/y+Xll
炬燵っ子GJ!
そして兄もげろ、いや千切れろ。
665名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 14:14:19 ID:VF167/NU
GJ!!
とりあえず兄爆発しろ
666名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:22:17 ID:EGkgoFW3
GJ!ああ、お兄さん裏山死す。
現実は精々にゃんこイン炬燵だよ。
今もジャージの裾を爪でバリバリ、足の指を舌でザリザリ、歯でがぶり(甘ガミ)中でやりたい放題です。
「痛っ!こらクロさん。流石にそれはいてぇってばさ。」
「…にぁ〜お〜ぅ」
あ、なんか機嫌悪そだと思った刹那、ぽふんと可愛らしい音がして黒髪にネコミミのついた和服の女の子の姿になったクロさんが飛び出してきて胡座の上にとすんと座ってしまう。「…………」
ムッとして二股尻尾を俺の鼻先でゆら〜りゆらり。
さて、これからクロさんの機嫌をとるのでこれにて失礼。
667名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 20:38:05 ID:pbMmVZKr
>>666
もっと詳しく書けっ!!!!!!!!!!
さもなくば貴様も爆破するっ!!!!!!
668名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:13:40 ID:qF8MSeVu
おちつけ。
しかし>>666よ。
くわしく書きなさい。
ていうかそれをSSになさい。
669名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 10:36:54 ID:WbG/+p7R
くそっ…うら甘しいぞ

>>667
ま甘々、落ち着いて爆弾のスイッチから手を離せよ
家の中もいいが外に出ないと不健康だぜ ほら雪女ちゃんがおまえの事を呼んでるぞ
まだ雪ふってないがおまえに会いたくてちょっと早く来たんだとさ
670名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 16:59:19 ID:wfbfZ96x
インフルエンザたん「今年も甘えに来ましたー。待っててねおにーちゃん♪」
671名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 17:23:37 ID:soiqFyrR
ワクチン娘「残念でした〜。お兄ちゃんの腕はもうわたしのモノだもんね〜。」
672名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 17:25:26 ID:mPqZzeZk
寒いなー(チラッ
あー、寒い寒い(チラッチラッ
673名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 19:06:00 ID:INphdr8R
ほれ      (・ω・)つ【布団】
674667賛江:2010/11/30(火) 20:45:55 ID:ZbbrK0gN
遠来の乗客には京浜急行を乗りこなすのは一仕事である。
金沢文庫駅に降り立った白いワンピースに身を包んだ美少女はキャリーケースの取っ手に突っ伏してため息をついた。
『…やっと着いた。京浜急行を舐めてはダメってカイくんが言ってたけど、こ、これほどとは…』
羽田国際ターミナルから京浜急行に乗った彼女は種別表示が緑色の列車が一番早く文庫に着くという情報に従って乗車したのだが、種別幕に飛行機マークが付いているのを見落とした上に寝入ってしまい、気が付いたときには高砂だった。
パニクった彼女は以下
上野→金町→羽田空港→学校裏(寝過ごし)→逗子海岸
とさ迷ってようやくたどり着いたのだ。因みに先程の台詞はロシア語である。
『えーっと、「釜利谷町444」…って!なーんでこんなにひろいのよーう!』そんなこんなで彼女が目的地に着いた頃にはとっぷりと日が暮れていた。
『やっとあえるのね!ああ、カイくん!』
彼女ははやる気持ちを抑えつつ呼び鈴の釦を押下した。
「んにゃ?」
「どした、クロさん?」
炬燵に浸かった桐生海の胡座に座ってゴロゴロと甘えていた和服の黒髪ネコミミ少女が何やら気配を感じたらしく玄関のほうを向いて固まった。
675名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 20:46:26 ID:ZbbrK0gN
海の鼻先で二股尻尾が神経質に揺れる。「…。なんか怪しい気配がするのにゃん。」
クロさんがそういった瞬間ぺぽーんとチャイムが鳴った。
返事をしょうとした海の口をクロさんが二股尻尾で塞ぐ。
「海。強力な妖の気配なのにゃ。クロが出る。」
とたたたと玄関のそばへ走るクロさん。―誰だかしらないけど海にちょっかいかける妖はこのクロの尻尾が黒いうちは近づけないのにゃ!―
ドアノブを掴んでえいやっ、と開けると。
『カイー!カーチャがきましたよーう!』がばっ、ぎゅう〜っ。
「にゃ〜なんなのにゃ〜」
『カイ!カイ…って、あれ?ちがう?』「んぐぐっ、ぷあっ。いきなりなんなのにゃっ、て。」
『!なんでー!なんでチョールがここにいるのー!』
『え?えっ。エカテリーナさまーっ!?』
『チョール!なんで母さまの使い魔がカイの家にいるのよーう!』
『女王陛下のお言い付けで海のことを妖から守る為に「猫又」とゆうことにして一緒にいますのにゃ。』
『嘘おっしゃいな!無断で旅に出たってアリョーシャ侍従長がカンカンよ。』
『うぅ。そ、それよかエカテリーナさまは女王陛下に海の所に行きますっていってきてるのかにゃー』
『うっ、そ、それわわわ…』
676名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 20:47:41 ID:ZbbrK0gN
なにやらロシア語でもめているようなので、海も玄関へ向かう。
開けっ放しの玄関先で少女が二人、今にもキャットファイトのゴングが鳴りそうな様子で罵りあっている。
「こらクロさん。お客さんとなにもめてんの、って、『カーチャじゃないか!』
夏休みに旅行した父親の単身赴任先のロシアでの、ちょっとした事件でお世話になった『雪の女王』陛下の娘、エカテリーナがクロさんのガードをかわして海に抱きついてロシア式の濃厚な挨拶のキスをしてきた。
『カイ!カイ!会いたかったわ!あなたのカーチャが来ましたよ!』
『ちょっ、女王陛下には断ってきたの?』
『ううん。お母さまに言ったらダメだって言うから内緒できたの。日本の「雪女」のユキメちゃんと連絡とって住所調べて、パス偽造して…大変だったの。えらい?褒めて、カイ!』海に抱きついたまま胸に頬を擦り付けているエカテリーナをひっぺがしてクロさんが言う。
『いい加減に海から離れるにゃ。陛下の娘だからって海はゆずれないのにゃー』『クロさん?何でロシア語?って、まさか君チョール?』
指摘されてバツの悪そうにぼふんと化けたクロさんは和服ネコミミ少女からネコミミメイドさんに化けた。
677名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 20:48:11 ID:ZbbrK0gN
ひとまず落ち着こうとお茶とみかんを用意して三人で炬燵に浸かる。
炬燵の一面に海を中心に三人とも浸かるという変則フォーメーションだ。
三人の目の前のパソコンには怖い顔の女王陛下が映っている。
『そうゆうわけでカーチャもチョールも僕のとこにいます。』
『困った娘と使い魔ね。解りました。それではエカテリーナ』
『はいっ!』びくびく
『チョールト』
『は、はいぃ〜!』びくびくびくびく
『二人に処分を言い渡します。』
二人とも真っ青。海は少し可哀想になって女王陛下に処分の減免を奏上しようとしたが、突如陛下がイタズラっぽい笑顔になって二人に言う。
『我が王国に桐生海を婿として連れ帰ることで恩赦を与えよう』
『『『えっ!?』』』
『カーチャでもチョールでもどちらでもいいわ。カイくんを息子にできるなら全然おっけー。楽しみにまってるわ!じゃあね、カイくん。(はぁと)』
投げキスをして画面から消える陛下。
呆然とする海。
エカテリーナとチョールトの目がきらぁんと光る。
『カイ。』
『海。』
「ちょっと、二人共、目が怖いんですけど…」
678名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 20:49:22 ID:ZbbrK0gN
『日本語で言われてもカーチャわからないですよ。』
『使い魔と言えば娘も同然。さあ、私とにゃんにゃんして王国に行きましょう』「ちょっとまって、二人共。ってカーチャそこなめちゃだめっ!チョールもベルトはずさないでってば!」



詳しくと言えばこのような次第です。
679名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 22:34:00 ID:mPqZzeZk
>>673
( *・ω・)オフトンサイコー
つ【布団】と
680名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 23:46:45 ID:kAT+P5QD
GJ!
そして掴みがKQクオリティてwww
681名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 00:43:16 ID:daZZ+s94
>>674
グッジョブ!!

昔、KQ線使いでまさに文庫に住んでた俺には、素晴らしい掴みの文でした
682667:2010/12/01(水) 03:40:58 ID:xfD2ncTW
>>674
……ちっ、それならしょうがないか。
爆弾は撤去してやろう。
せいぜい彼女たちを愛でるがいい。
683名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 07:50:45 ID:XOcGOy22
二人の嫁誕生ですね。
わかります。
684名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 17:46:26 ID:7mEozqdS
純粋な従妹と甘ーくエッチな時間を過ごすには
685名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 23:35:41 ID:vx7D00TD
邪な従姉妹の魔の手からどう逃れるかが決め手となります。
686名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 00:11:06 ID:hmc1VL29
しかし上手く義妹の協力を取り付けることができれば
687名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 00:30:04 ID:yxVZmZeo
優しいハトコの膝枕が手に入ります。
688名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 07:17:20 ID:+WEaRtxL
生意気っ子が甘えてくるシチュエーション
689名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 17:17:54 ID:rN75YGsd
出掛けようとガレージからチャリ出した瞬間に雨だよ。

で、ふと思ったんだが、やはり甘えんぼう達は、雨が降って来たら
「お兄ちゃ〜ん、迎えに来て〜。」
「弟君?迎えに来てくれる?」
「お母さん今傘持ってきてないの〜。車、出せる?」
となるのだろうか?
690名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 22:16:01 ID:ljtonkrs
ぴったりくっつきながら相合い傘とか裏山
691名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 23:25:31 ID:V7eqjAp4
ならば聞こう
雨が降らなければ迎えがいらないと誰が言った?
692名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 00:37:01 ID:z5dJfkUO
むしろ甘えっ娘に迎えに来て欲しい
いつもバイトがあがる時間帯になると店の外で待っててくれる、ないすばでーの年上甘えん坊が至高かと
693名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:29:48 ID:mdaJ6WYQ
>>692
人前ではツンなんだけど、会話に熱中するとデレちゃう
ニヤニヤしてるとハッと気づいてまたツン
やっと二人きりになるとツンツンツンツンしててゴメンなさいと半泣きで甘えて来たりする少し年上のおねーさんについてどう思う?
694名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:52:20 ID:9iX9TgNh
結婚して下さい
695名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 22:18:59 ID:CCE6cJH7
>>693
いい趣味してるじゃないか
今度飲みに行こうぜ
696名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:04:12 ID:nyY3qnMe
転載
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1697.jpg

>>693の最後の一行はこんな感じか

697名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:34:56 ID:fRdHkRBT
>>696
そそそ、そんな感じ
外出の時は服と小物とメイクでわざわざキツい感じに仕上げてるのはそうしないと年齢相応に見えないからとかね
実は人見知りというか、話すのが苦手なのは気を抜くと地声(甘ったるいロリ声)がバレないように喋ると口調もキツく早口になっちゃうせいなんだよ?
とか…?


698名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:47:41 ID:qFGYuD2w
この家の子になるにはどうしたらいい?


息子視点でニヤニヤ眺めたい
699名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 02:34:28 ID:pA2W3hvo
ぐぬぬ…
いざ転載されると恥ずかしいな

ちょっと別の妄想もしてみたから投下
たぶん3レスくらい
7001/3:2010/12/12(日) 02:35:17 ID:pA2W3hvo
上級生の教室っていうのは、何度来ても緊張するものだ。
僕は余り大きな音を立てないようにドアを開けて、3年A組の教室を覗き込んだ。
窓際の席に屯している集団の中に目当ての人物を見つけ手を振る。

「いたいた。おーい、姉さーん!」
「あっ!あっく…な、何のようだ?」

姉さんは一瞬だけ顔をぱぁっとほころばせた後、すぐにクールな表情を貼りつけてやってきた。
冷静沈着成績優秀品行方正才色兼備、おまけに生徒会長も務める四字熟語まみれのこの姉は、
高校一のクールビューティーとしてその名を馳せている。
告白された回数は両手のみならず両足の指を総動員しても足りない。
さらには一度もOKしたことがなく、逆にことごとく言い寄る男をKOし続けているという金城鉄壁の乙女である。
また四字熟語。

「姉さん、また弁当忘れたでしょ。はい、持ってきたよ」
「わぁ!ありがと……あ、いや、その、ま、まあなかなか気が利くじゃないか!」
「はは、そりゃどうも。んじゃ、僕はクラスに戻るよ。あ、お浸し残しちゃだめだよ?」
「ななな何を言うか、失敬な!子どもじゃないのだから残さず食べるに決まっているだろう!」

あ、仮面が剥がれかかった。
他人の前においては鉄壁を誇るクールビューティーだが、僕に対しては防御力が極端に落ちる。
周りに分からないようにごまかしながら動揺する様子が面白くて、僕はよくこういういたずらを仕掛ける。

「いいからさっさと戻れ!用は済んだのだろう!ほら!」

結局顔を赤くした姉さんにぐいぐい押し出され、僕は3年の教室を後にした。


――放課後。
友人と暫くダベっていたら外が薄暗くなり始めていたので、慌てて帰り支度を始める。
下駄箱で靴を履き替えていると、姉さんが通りかかった。

「なんだ、まだいたのか。」
「あ、姉さん。今日も仕事?」
「うむ、来月の球技大会の準備だ」

言われてみると、こうして話をしている横を生徒会の人たちがちょこちょこ往復している

「まったく、お前は部活動もやっていないのだから、早く帰って勉強でもしたらどうだ。
 ただでさえ最近成績が下降気味だというのに、これ以上サボっていたら痛い目を見るぞ?」
「あー私がわるーござんしたー…明日からがんばります」
「それは結局やらないフラグではないか…馬鹿なことを言ってないで早く帰れ」
「はいはい…んじゃ、お仕事頑張ってね」

短く「うむ」と返事をして、姉さんはきびすを返した。
んんん…なんか説教されっぱなしじゃ悔しいというか、釈然としないな…
僕は仕事に戻ろうとする姉さんの背中に声をかけた。
7012/3:2010/12/12(日) 02:36:09 ID:pA2W3hvo
「あ、そうそう、今日の晩ご飯はハンバーグだよ」
「えっ、ほんと!?じゃ、なくて…そ、そうか。ご苦労なことだ」

ナイスリアクションです。

「あれ?姉さんの大好物だからもっと喜んでくれると思ったのに」
「で、でたらめを言うんじゃない!この私がそんな子どもじみたもの…」
「えー、じゃあやっぱりハンバーグはやめにし「だめっ!」」

ふふり。人目を忘れて仮面が剥がれそうになるほど好きなんですね。
内心のニヤニヤを顔に出さないように注意する。

「あっ、こ、これはその…そ、そうだ!
 男が一度決めたことをそう簡単に覆すものじゃないぞ!だから今日はハンバーグで決定!
 別に私が食べたいとかそういうのでは決してないからな!私はお前のためを思ってだな…」
「そうだね、僕のためだよね。じゃあ今日はハンバーグにするよ。」
「やったっ!…や、た…らと寄り道するんじゃないぞ!」

それは無理があります。

「はぁい。んじゃ、姉さんまたあとでね」
「う、うむ!」

スキップしそうになるのをこらえて歩き去ってゆく姉さんの姿を見送って、僕は家路についた。


――夜。
ちょうど夕食の支度が終わる頃、姉さんが帰宅した。

「ただいま…」
「おかえり姉さぬぐわっ」

僕の語尾がおかしくなったのは突然何者かが飛びついてきたからです。

「あっくぅ〜ん!ただいま!あっくんただいま!ぎゅー!」
「ね、姉さん落ち着いて!ほら、火のそばだから!」
「うぅぅぅ…あっくん今日もいっぱい冷たくしちゃってごめんね?悪いお姉ちゃんだったね?
 ごめんねぇ〜…ぎゅー…」

姉さんの語尾がおかしいのはぎゅーの衝動に耐えられないから(姉:談)です。
それにしてもいつ見ても凄まじい豹変ぶり。うっすら涙目になっちゃってまあ。

「あっ、あっくん!お姉ちゃんほうれん草残さなかったよ!全部食べたよ!偉い?ぎゅー?ぎゅーする?」
「はいはい、偉いよ。ぎゅー。」
「ぎゅー!いつも美味しいお弁当ありがとう!お礼にぎゅー!」

もはやお礼なんだか何なんだかよくわからない。

「あとね、あとね、『お仕事がんばってー』って言ってくれて嬉しかったよー!お礼にすりすりー!」

やめて。顔がね。にやけてね。ああもう!

「ね、姉さん!ぎゅーぎゅーすりすりは後にして、とりあえず手洗っておいで?ハンバーグだよ?」
「えっ?あっ、そうだ!ハンバーグ!ハンバーグぅ〜♪」
「そうそう、ハンバー「思い出したっ!!」」

ぐあ、耳元で…!
7023/3:2010/12/12(日) 02:37:27 ID:pA2W3hvo
「ど、どうしたの?姉さん」
「あっくん、今日いじわるした…」
「意地悪?…あー、あれか…」
「お姉ちゃん悲しかったんだよ?大好きなあっくんのハンバーグ食べられなくなっちゃうって思って」

脱線するけどその「大好きな」はどっちにかかるんでしょうね。僕ドキドキです。

「…えーと、ごめんね?」
「許します!」
「よかった…」
「許します!が!罰は受けてもらいまーす♪」
「うげ…!どんな罰?」
「晩ご飯のとき、お姉ちゃんに『あーん』ってしてくださいっ♪」

…罰?
いや、確かにある意味羞恥プレイではある…

「姉さん、それはちょーっと恥ずかしいかなー、なんて…」
「意義は認めません!悪いことをしたら罰を受けるのはとーぜんだよね?
 それにね、お姉ちゃん、お仕事がんばったご褒美が欲しいなー…なんて♪」

ううむ、まあ、意地悪したのは事実だししょうがないか…

「ぐっ…わかりました」
「やったっ!さすがお姉ちゃんの弟だね!すぐ戻ってくるからね!待っててね!」

るんるんでキッチンを出て行く姉さん。
と、ふと姉さんが振り向いて…

「あっ、あっくん!」
「ん?」
「大好きだよっ♪」
「は、早く支度してきなさいっ!」


なんだかんだで、姉さんには勝てない僕です…
703名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 02:38:25 ID:pA2W3hvo
以上、思いつくままに書きなぐってみた

お姉ちゃんが欲しいよー
704名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:04:56 ID:OjvhhG/b
ちょっと砂糖吐いてくる
705名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:11:19 ID:+0HXedj5
ミネラルウォーター飲んでたはずなのに、砂糖水になってた
706名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:21:12 ID:x1Z2rBH3
ジンジャーエールがむちゃくちゃ甘いんですけど
707名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:31:08 ID:fRdHkRBT
>>703
スゲーっす

そういえば、今夜は台風とか雷とか停電とかで大変みたいだよ?
と、振ってみる
708名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:44:31 ID:Df8xnSVj
これはいいな、姉もいいし弟のいじわる加減もナイスだ。
ところでこのジンやたら甘いんだがどうしたんだ?
709名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 10:36:10 ID:X0BDNzsp
この世界は砂糖で出来てます
710名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 11:22:18 ID:yRpLm2qi
俺のブラックコーヒーを炭酸の抜けたコーラに
すり替えた者は速やかに名乗り出なさい。
711名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 13:00:11 ID:Q6Mk/W6R
あれ?bossのブラック飲んでた筈なのに、いつの間にかMAXコーヒーにすり替わっておる………
712名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 15:26:41 ID:qFGYuD2w
GJ
リアルあだ名があっくんの俺超歓喜

あれ?食べてたおかきがいつの間にかかりんとうに変わってる?
713名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:25:14 ID:1oOEj3Ap
GJ
俺もあっくん。
お姉ちゃん欲しかった・・・。

ありゃ?
なにげなく口にした塩煎餅がザラメに・・・。
714名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 21:55:44 ID:9xqb4lFT
ああ やはりあまあねと振り回される弟のつがいは 素晴らしい

ところで、今齧り付いたゆでたまごに塩ふったはずなんだが、何で砂糖にすりかわってるんだろう
715名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 23:30:09 ID:rjzVd+gT
超GJす、俺も姉ちゃん欲しい

ところでこのカレー、激辛なのに微塵も辛くないのはどうしてだろう……
716名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 23:59:24 ID:JNiMnKBT
寝る前に牛乳飲もうとしたら何故か練乳に変わってたんだが
がぶ飲みしちまって只今絶賛胸やけ中だよどうしてくれるGJ
717名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 02:14:37 ID:jtwHPM0I
甘すぎて胸焼けがするスレはここですか?
718名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 06:47:42 ID:akKBpBgz
素晴らしい姉だGJ!
誰だ、俺のブラックコーヒーに大量に砂糖入れた奴 朝から胸焼けしちゃったぜ…
719名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 11:30:17 ID:x6o0H3fr
姉ちゃんも弟も可愛いじゃねぇか!
玄米茶を飲んでいたのに、濃口のうす茶あられに摺り変えられているぞォ!
720名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 12:41:40 ID:LBU9ujDf
作品が糖下されるたびに>>704->>719みたいなレスがつくのもこのスレのいいところだな! 何が言いたいかと言うと、GJ!
721名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 13:57:17 ID:MbQT7jnB
『いいなー。俺も姉さん欲しいよー。Gj
722名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 15:34:04 ID:MbQT7jnB
…と書き込みした途端、台所付近からガチャンガラガラという異音と共に「きゃ〜」という悲鳴。
現実は甘くないのだ。
ノートを畳んで階下の台所へ降りていくと、棚から落下した鍋釜に軽く埋もれた妹が半ベソかいている。
足音でわかったのだろう。ガチャガチャと鍋釜を掻き分けて俺に抱きついてきた。
「ふぇ〜ん。怖かったよー!」
俺はため息一つついて妹をひっぺがして軽くでこピン。
「うっ。お兄ちゃん痛い。」
「…今度はなにをしようとしたんだ?」
「え、えと、明日の朝ご飯ようの蜆をボウルに漬けといてお兄ちゃんに褒めてもらいたかったの…」
シュンとして見つめてくる妹の姿にぺちょんと伏せた犬耳と丸めた尻尾が見えた気がした。
俺は妹を抱き寄せて頭をわしわしとなでながら言い聞かせる。
「ありがとうな。でも危ないことはしないでくれ。奈名、怪我してないか」
「ぐすっ。うん、ない。」
「よし。じゃあ向こうでテレビでもみてな。」
片付けようとした俺に妹は無言でだきついて離れてくれない。
こうなると気が済むまで離してくれないので作業が滞ってしまうのだ。
全く妹とは手の掛かるものだ。
723名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 20:03:44 ID:CNoZ5Vql
激流に身を任せて同化した甘娘を
南斗水鳥拳奥義飛翔白麗で全裸にしたい
724名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 20:49:11 ID:zBN3nWwg
こんなコピペ見つけた


956 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:2009/04/02(木) 15:43:15 ID:Uo7TEjboO
エイプリルフールのこと。
バラエティーかなんかで嘘ニュースを見ていた彼女がおもむろに、
「私、好きな人ができたの。別れましょ」とか言ってきた。
が、わざとらし過ぎて嘘だとバレバレ。俺もそれにのっかって、
「わかった。実は俺も好きな人できたんだ」
と言ったら、目をまんまるに見開いて、
「ふぇえぇえーん!!」とぼろぼろ泣き出した。
あわてて「ごめんね!エイプリルフールだよー!」
とフォローすると、えぐえぐしながらホント?ホント?と確認してきて、
泣き疲れたらしくそのまま俺の服つかんで寝てしまった。
アホだ。でも可愛かった。


あまあああああい!!
725名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:38:40 ID:eNe6B7IT
むしろ美少女になって甘えたい
726名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:54:57 ID:b1+hytta
初雪かと思ったら、ただの白ざらめか
727名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 01:02:24 ID:lxc/FSmp
粉〜雪〜
あっ、ザラメか
728名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 06:16:12 ID:LgKL5fK2
俺の朝ご飯の餃子の中に角砂糖入れた奴出てきなさい。
いまならまだ怒んないから。
729名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 07:49:19 ID:q7B2OgrC
>>728 奇遇だな俺もだ 水餃子が甘ったるいぜ
730名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 08:22:28 ID:tvQ6+2W2
俺なんかキムチに和三盆ぶち込まれてえらいことになってるんだが?
731名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 09:08:45 ID:u+as8gNl
水道から砂糖水が流れてるんだが…上水施設は何やってんだ
732名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 13:59:11 ID:QPqasAcH
ウチの庭の銀杏の雌株が今年も果肉の甘いギンナンをつけてるよ。
何故かと言うと、銀杏の木霊ちゃんが甘えてくるんだ。
733名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 16:08:06 ID:UVed+FBL
>>732
どんな風に甘えてくるのか書いて貰わないと困る
734名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 17:29:34 ID:eH49vRAR
最近、色んな物を甘い物に変える悪戯が増えてるから気を付けるように
ってニュースで言ってたお
735名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 17:54:18 ID:Ir6fXZMn
ハチミツ!
サトウ!
ジャム!

糖ズ…なんちゃって
736名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 21:05:44 ID:iWSXi/JO
天使のおすそ分けだな
737名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 22:00:14 ID:Bjx4BD5v
減るどころか、溢れ出てくるのか
738名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 10:55:29 ID:HK2M1rZ8
拭いてもキリがないな
739名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 18:01:34 ID:7i8XbwZF
蛇口からちっちゃいおっさんもとい
ちっちゃい女の子がドボドボ…

駄目だ、この船は沈む!
みんな逃げろ!!
740名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 19:03:12 ID:LiGLltAM
底の抜けた柄杓を渡すと涙目になるんですね
741名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 07:43:05 ID:DQQilE/w
おいてけー
おいてけー

おーいーてーけー
742名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 14:57:57 ID:u4j+CGaF
…冬の夜釣りは辛いよな。
アンカ代わりに連れてきた猫又娘とお堀の主の娘さんが俺を挟んで睨みあってます。
「おいてけー!お前の主はおいてけー!」
「なに言ってんのにゃ!こんな寒いとこに主を置いていけるわけ無いのにゃ!」

今夜も坊主かな……
743名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 16:51:07 ID:s5wDQRq5
>>742
すぐさまそれをこと細やかに書きなさい。
744名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 08:56:02 ID:jFjfrO08
江戸時代の怪談話すら甘えっ娘に昇華してしまうこのスレのクオリティには脱帽せざるをえんな
745名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 18:49:37 ID:jFjfrO08
そういえばクリスマスまでちょうど一週間か






甘えっ娘達がアップを始めたようです
746名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 19:00:29 ID:fyBihcqQ
ガッシャーン
お岩は家宝か何かの皿を割ってしまった

主「なんて事をしてくれたのだ!、これは代々伝わっていそうな家宝なんだかよくわからないものなのに……
おまえとはもう口聞かないからな!!」

その夜の事である
お岩「一枚、二枚、…何枚あったか知らないけれど、一枚足りない」

ガッシャーン
主「!」
お岩「数えてたらまた割ってしまった、もう死んでお詫びするしかないわ」
主「まって、それまって死ぬのダメだからぁ!」

二枚目を割る音で気が付いた主は小岩の様子を伺っていたのだ
その時聞こえた言葉が死んで詫びるだったのだが、子供の頃から使っていただけの
まだ家宝でもなんでもない皿の為にお岩が死んでしまうなどという事を許せない心優しい主なのかというと…

主「お岩!此方へ来い」
お岩「…」
主「なぜ死ぬなどと?」
お岩「…」
主「なにも言わなければわからないじゃないか?」
お岩「…だって主様がもう口聞かないって…」
主「あ、あれもうイイから、訳を話してくれ」

キョトーンとしたお岩は口を開きこう言った
お岩「だから、主様がもう口聞かないって…」
主「いやだからもうそれは、…」

小一時間後、やっと主はお岩が死んでしまいたくなった理由とは、もう口聞かないの一言だったと理解した

そして
皿「ガッシャーン」
壺「ガッシャーン」
?「ガッシャーン」
お岩「主様ご乱心?」
主「いや、全部割って大創で揃え直すんだよ」

そうして主はお岩が割っても安心できる環境を整えようとしたのだが
お岩たん「主たん、主たん」
主たん「なになに〜?」
お岩たん「あたしこのウサギとかネズミとかネコのお皿が欲しいの〜」

屋敷の外は人目が多く腕くらいしか組めないという理由で通販生活万歳な二人になりましたとさ、めてたしめでたし。




クッー、甘さがうまく出ない
747名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 20:17:13 ID:D5H5xkyS

だがお岩さんじゃなくてお菊さんだぞ
748名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 20:19:37 ID:llIZOhJx
ちょww
皿屋敷の人はお菊さんwww

でもGJ!
749名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 20:53:02 ID:iTOrVeQ+
お菊「うぅ…私の仕事が取られちゃったよぅ」
750名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 20:57:51 ID:9R4TmKmY
>>749
ワロタ
751名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 21:02:08 ID:tWw2b3FV
「ちょっと露ちゃん! あたしの新ちゃんに触らないでよっ!!」
「なによ海音ちゃん、もともと新ちゃんは わたしの大事な人だったのよ
 横から出てきたくせにデカイ顔しないでよねっ!」

という、牡丹燈篭
752名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 21:07:37 ID:fyBihcqQ
みんなが笑ってくれるならワザと間違えた甲斐もあるというものだよね、ね?
753名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 22:43:20 ID:8F0J6oQ1
素かよwww
おまえかわいいなwww
754名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 23:58:41 ID:fyBihcqQ
>>753
え?なにが言いたいのかわからないよ??
もうすぐID変わるから明日からはもうシクらない

おやすみー
755うわ、乗り遅れたか?:2010/12/19(日) 02:51:41 ID:M/3pJYrb
夕方、釣り道具をもって玄関を出ようとしたら、我が家の居候の猫又娘が後ろから抱きついてきた。
「あるじ。みーこも連れてって。お留守番はさみしいよーう。」
「…わかった連れてくから猫に戻って。」
「わい!」
ぽよんと音をたてて二股しっぽの三毛猫になったみーこをジャンパーの懐に仕舞って愛車であるところの釣行仕様(リヤに塩ビ管を付けてある)のスーパーカブ『快速逐電丸U世』号に跨り近くのお堀に向かった。
人通りがないのを確かめて懐のみーこに声をかける。
「みーこ。おコタで待ってた方が良かったんでないかい。寒かんべぇ、震えてるし。」
「あるじ。今日はあのお堀に行くのでしょ。」
「うん。折角『ヌシ様』からお墨付きを貰ったんだから。あすこの鯉は泥抜きしなくても旨いし。サクッと一本釣って帰ろ。みーこも好きだろ、鯉コク。」
「にゃ〜!あるじの鯉コク〜!じゅるり。」
「うわ。みーこばっちい。えんがちょ。」
「にゃ〜!ごめんにゃさい。で、えとね。一番はあるじと一緒に居たい。だから寒いのは大丈夫にゃ。」
「?…二番目は?」
「あの女からあるじを守るにゃ!」
「なるほどね…」

756名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 02:52:19 ID:M/3pJYrb
釣り場に着いて仕掛けを投入。すでに辺りは闇である。
カンテラが放つエチレンガスの匂いに鼻をしかめながら人型(猫耳尻尾付き)に化けたみーこがクーラーに腰掛けた僕の背中に抱きつき、お堀の水面を警戒している。
「う゛ー。あるじは絶対わたさないのにゃ〜ぅ。」
「みーこ。そんなに殺気を込めて見てたら鯉、逃げちゃうよ」
「はっ!ごめんにゃさい。おかず確保のがさきにゃ。」
「はは。おっ!そりゃ!早速来たぞ。」
「やたー!手網はみーこが持つにゃ!」
「頼んだよ。おっとと、こりゃ40糎はあるな。」
「よいしょ。ふう。なかなか良い型の鯉にゃ。みーこがクーラーに仕舞うからあるじは道具を片付けるのにゃ。」
「はいはい。そんなに急かさないでよみーこ。おなか減ってるの?」
「にゃ〜!ちがうのにゃ!急がないとあの女がきちゃうのNy」
「おいてけー。おいてけー。」
「!出たにゃ、妖怪『さかなおんな』!」
お堀のヌシ様の娘である澪さんが水面から顔を出した。
「…今晩は、若様。久方振りのお渡り、澪は嬉しゅうごZa!痛っ!」
「にゃ〜!なにシカトしてんのにゃ!」
「あ〜もう!うっさいわねー駄猫!久しぶりなんだから譲りなさいよ!大人しく若様おいてけー!」
757名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 02:53:08 ID:M/3pJYrb
「うっさいのにゃ!淡水人魚なんかにあるじは渡せにゃいのにゃ!」
「猫又の分際でなにいってるですか。大人しくおいてけーなの!」
「にゃ〜!」
「おいてけー!」
ヒートアップする二人(二妖?)の妖気で寒くないのが幸いである。



続く…のか?
758名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 04:04:37 ID:lb1QuauH
うむうむ……ってお堀のヌシの娘は淡水人魚かよw

みーこのダダ甘っぷりは堪能しましたので次は澪さんをですね……
759名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 08:00:13 ID:/KuGnz4l
澪に甘えさせたらあるじやられちゃうんじゃね?
760名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 10:21:19 ID:lb1QuauH
みーこに逆レイプ的な意味で犯られちゃうんですね分かります>あるじ
761広げた風呂敷は畳むっ…つもり。:2010/12/19(日) 11:43:10 ID:M/3pJYrb
「…で、若様は頭を撫でてくれましたけど、今回もお迎えできませんでした、かあさま。」
「そうですか。我が娘は猫又風情に遅れをとりますか。私の若い頃は猫又など問題にもしなかったものですが。」
「う゛ー。」
「兎も角、我が一族が子を成すには人の精が必要なのはわかってますね。」
「…はい。」
「しかもその辺の男ではなく、霊力の高い者ではないと。彼は西方の家に出た久々の霊力の持ち主です。猫又だけでなくキツネやヤマイヌも狙っています。
何としても婿にしなさい。」
「はい、かあさま。でも」
「分かっています。母が再び力を貸しましょう。ツガニ一族に命じておいた例のものが出来ました。早速使いなさい。」
「本当ですか!あれさえ使えれば猫に遅れなど取りません!早速行って参ります!」

「ふい〜。極楽極楽ぅ〜。やっぱ寒さに耐えた後の風呂は格別だぁ。って、あれ?何だか湯船が揺れてるような…」
旧家の古いが広い風呂場の隅のタイルが突然、直径一メートルほどに渡って陥没、水しぶきとともに何かが飛び出し湯船に飛び込んできた。
「若様っ。澪にお情けをくださいなっ!そしてお婿さんになってっ!」
「うわっ!み、澪さん!」
762名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 11:43:48 ID:M/3pJYrb
「にゃ?なんか変な気配がするのにゃ。」
…ガラガラ サッバーン…
「にゃ〜!お風呂場がら凄い音が!あるじ〜!」
ぱたぱたとみーこが風呂場に駆けつけて引き戸をすぱーんと開け放つ。
そこには湯船で澪がみーこのあるじに抱きついてキスをしている姿が。
「にぇっと!…あ、あるじが…人魚と…っ…!うっ、う゛っ、みーこ…ぐずっ…あるじ…守れな…っ。う゛っう゛あ〜〜〜〜ん!」
みーこは大声で泣き出した。
「あるじが澪の婿になっちゃった〜!みーこお水嫌いにゃ〜!
人の娘やキツネやヤマイヌの婿ならみーこもそばに居られるにょ。でも澪はだめにゃー!お水のなかではみーこそばにいられにゃ〜い!」
流石に固まった澪さんを引き剥がしてみーこのそばに行き、抱きしめて頭を撫でる。
「みーこ、みーこ。泣かないで。澪さんのお婿さんに成った訳じゃないよ。
いきなりでよけらんなかっただけだから。」
「ぐずっ。ほんとにゃ?」
「僕がみーこに嘘ついたこと、ある?」
「ぐずっ。ない。」
「じゃあもう泣かないで。澪さん。」
「は、はい!」
「僕はね。みーこが泣くようなことはしたくないんだ。」
763名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 11:44:30 ID:M/3pJYrb
「だからね、澪さん。無理やりはやめてね。恐らくヌシ様から言われてるんだろうけど、も少し暖かくなったらヌシ様に直接あって僕の正直な気持ちを話してわかって貰うつもりだから。」
「はい。若様っ。」
「それと、この穴はそのままにしとくから、いつでもおいで。ただ、お客様の時は遠慮してね。」
「はい若様。」
「ん…っくしょい。」「あるじ。いつまでも裸でいたらかぜひくにゃ。湯船に浸かるのにゃ。ついでにみーこも入るのにゃ。あるじの気持ち、わかってうれしいのにゃ!」




…今度こそ続かないかも。
764名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 11:54:43 ID:MRA6f/vF
えー、完結っぽい感じにしてくんなきゃやだ
765名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 11:58:35 ID:M/3pJYrb
うし。頑張ってたたんでみるっ!



…でもこの風呂敷広すぎ…
766名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 14:51:57 ID:AAE5LY3B
>>764に甘えられて逃げられない>>765
767名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 17:41:46 ID:XepszpUG
>>764可愛いよ>>764
768名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:25:55 ID:MRA6f/vF
>>970
だって寒いから極甘怪談で温まりたいなとか
みんなも思うよね、ね?
769名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:34:46 ID:AAE5LY3B
ロングパスきたw
770名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 22:03:09 ID:MRA6f/vF
またシクった…
771名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:40:06 ID:kQrL2Lrf
…わたし、甘わせうさぎ
…甘わせ探して18年くらい

…男君に擦り寄って、頭の旋毛のとこ、ぐにぐにしてもらったり
…お膝枕でしっとり優しく、這わすように耳かきをしてもらったり
…額のとこ、指三本で骨格をなぞるように撫でてもらったり
……ああ、あ ま わ せ〜
772名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 01:06:38 ID:COzZZyKZ
甘い幸せで「甘わせ〜」なんだねー
いいよねー、部屋の空気は甘くて温かくて
一緒にいる人は柔らかくて涼しくてしっとりと、そんなにおいのする人で
家具なんかは、リラックス為る事だけを考えたデザインと材質で

たとえるならね、南の海の中で春風のような海流にたゆたゆ〜ってしてもらいながら
心は眠くなり初めに一番近い辺りで身体はそこまで眠くない

そんな場所が何処かにあって、機会の音が聞こえない環境なら一週間くらいそこに住みたいねー。
773名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 01:47:37 ID:61t7JZzP
>>771
それ元ネタ何だったっけ? すぐそこまで出てるのに思い出せない……
なんかもわもわする誰か甘えて助けてくれ
774名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 01:58:30 ID:ZPH7fdTj
>>773

くまのプー太郎
775名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 02:52:57 ID:COzZZyKZ
元ネタあったんだね…ッ!あったよね、思い出したかもしれないよ?

でもいいの、あんな感じの
寝ても居なければ起きても居ない
ストレスに感じるものは一切なく
心地よく感じるものの全てが有り
そこで過ごす時一切の外因は無く
時の移ろいにも取り残された場所

そんな場所で自分を甘えさせてくれるモノ
こんな場所で自分に甘えに来てくれるモノ

そんなモノたちに囲まれて暮らして行きたい。


と、たまには真面目に語ってみたりしたけれど
無理なんだよね、無理なのがわかってるからなのかな


やめよう。
776名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 03:17:16 ID:9JEabx6J
「ご主人サマー!見て見て見てー!ウサギだよー!ウサギ捕まえたー!」
「ちょっ!まてトラ子!その娘は干支ウサキじゃないか!早く放してやりなさい!」
「やー!もっとトラ子をかわいがって欲しー!放したら来年が来ちゃうものー!12年も待つのいやー!」

ど、どなたかトラ子の説得を手伝っていただけませんかー!
777名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 06:55:37 ID:nBLzbAal
某雑誌の読者企画のような
押し掛け十二支甘え娘を想像してしまった。
甘え娘はそれぞれ自分の部屋があるけど、男君には部屋が無くて
1ヶ月ごと順番にそれぞれの部屋を相部屋にしてくルール。
778名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 07:35:13 ID:T/3ON0F8
最期までたどり着けないに100,000,000ペソ
779名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 12:42:33 ID:9JEabx6J
『期』てw。
同じく50サンチーム。
780名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 15:44:15 ID:kJAS1hTO
不公平である、と二月担当が何度も主張しますが、
毎度多数決で「現状維持」になるんですね。
781名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 16:27:30 ID:nBLzbAal
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
一月は正月で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
二月はバレンタインで甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
三月はホワイトデーで甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
四月は花見で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
五月はゴールデンウィークで甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
六月は何も無いけど甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
七月は七夕で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
八月は夏祭りで甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
九月は月見で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
十月は運動会で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
十一月は七五三で甘えまくるぞ〜♪
甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
十二月はクリスマスで甘えまくるぞ〜♪甘え、甘え、甘えるぞ〜♪
甘えまくるぞ〜♪
782名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 19:01:08 ID:8cM0ndNm
そんな歌を酔っ払った拍子に高らかに歌いながら
満面の笑顔で抱きつきながらのしかかって来るお姉さんと
イチャイチャ甘々したいw
783名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 20:15:45 ID:z0PhvCcg
>>782
そのお姉さんと結婚したい
784名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 20:23:25 ID:T/3ON0F8
6vs6でバレー勝負
785名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 01:50:26 ID:Cq2hKvBR
六月は相合傘で甘えるんだろうが…
忘れるとはなんたる不埒。
別パターンで書き直したまえ!

と、クール指向の甘えん坊が申しております
786名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 04:25:15 ID:faGTY5te
運動会でどうやって甘えるんだ
787名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 06:24:06 ID:0/BBo98C
夜の運動会じゃないの?
788名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 10:35:28 ID:vG/UYbLe
一級下の娘が二人三脚でぺっとりくっついて来て完走後もイチャコラ とか
フォークダンスで体育教師のおねいさんがわざと男君を余らせて一緒に踊る(意図的振り付け変更有り)とか…
789名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 10:41:39 ID:UuS6TnzT
空欄と思われるところを適当な何かで埋め、にやにやしなさい。


一月
お正月なので、お屠蘇気分で甘えます
男「ほどほどにね」
女「だぁ〜ぃ〜じょぉーぶらよ?」
男「ま、どうせ甘え酒だし良いか」笑

二月
寒いからピッタリとくっ付いたままで良いですか?
男「寒い時だけで良いの?」
女「男がいぢわる言ったよー」泣
男「ゴメンごめん」
女「グスン…じゃあ罰として一年中ピッタリするからね」

三月
女の子が甘えんぼになる月です
女「それがひな祭りなのです」ドヤッ&キリッ
男(そんな事をあんな良い顔で言われちゃうとなー)
男「好きなようにしてね」
女「わーい)

四月
舞い落ちる桜は綺麗だけど、少し物悲しくもあるので
今はまだこのまま甘えていたいです、後少しだけ
ギュ…///……ギュ///

五月
甘えんぼになってしまったのに身近に甘える対象が居なくて泣きそうな甘えんぼさん達を男の子は受け入れなければならない過酷な月
女「民明書房刊なのよ?」
男「言ってる事はよくわからないけど、甘えたいという事はわかった」
女「それで良いのー」ぴとギュ!

六月
新しい傘を買ったんですよ
どんなに雨でも傘をひらけばこの大きな傘の下だけは晴れてるんです
そんな、新しい傘を買ったんです
女「あの聞いてますか?」
男「雨の日には尾の傘が見られるんだね、楽しみにしてるよ」

790名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 10:42:16 ID:UuS6TnzT
七月
天の川銀河系全域の生物なら甘えんぼになるのです
男「そう宣言されてもねぇ…ま良いけど」

八月
夏祭り…夏祭り
あの!ゆっ!…///浴衣…似合うかわからないし、似合わない浴衣で人前になんて出られないし
男「だったら腕にしがみついて僕だけみてれば良いよ」
女「そんなんじゃ全くいつも通りだよっ////」

九月
お月見ですよ。お友達に良いお月見スポット教えてもらいました
でも一人で行った事ないし、暗くなると淋しいらしくて
あ、淋しいのはその場所がですよ?
そんな場所なのに、暗くなるまでお月様が出て来ないんだそうです

あ…あの、お月見なんですけど…
男「だったら腕にしがみ付いて僕だけ見てれば良いよ」
女「先月と同じ言葉には今月も同じく甘えるよ?」

十月
日本全国どこに行っても食べ物か美味しい季節ですね
先ほどからのあなたおお話に出てくる風光明媚なその場署は、昔にどなたと行かれたのでしょうか
男「いやいや、女との旅行プラン ほら、最近どこも言ってないし」

十一月

十二月
791名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 10:42:55 ID:DEFhDhfM
ぎゅっ ぎゅっ ぎゅぎゅぎゅのぎゅー
夜はベッドで運動会
嬉しいな きもちーな
休むよ学校はー
今日はもう離れない♪
792名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 17:50:15 ID:/MMsmyf+
借り物競争
793名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 18:23:31 ID:IfYRLnDE
ケーキ食べたい
794名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 23:31:13 ID:oJzxCy2e
女「わたしがクリスマスケーキだよ〜食べて食べて食べて〜」
男「裸にトッピングはいいとして、俺になすりつけるな」
795名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 01:34:36 ID:aeQfkxkR
>>794
もー、お口のまわり(以外も)こんなベタベタにしちゃって〜
あたしがぜ〜んぶ舐めてあげなきゃだね
796名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 01:50:35 ID:HKDtBEY5
どっちかというと甘やかされてね?
797名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 06:30:07 ID:vyDBq4hJ
ケーキ大人買いしたら食いきれなくなったから
お前ちょっと今から家に来い

そんな感じでやや気の強い先輩に誘われたい
で行ったら最後、酒も混じってgdgd絡まれる

大好きな妹に恋人が出来て、今夜誘っても用事があると断られた
きっと会ってるんだ、私の大事な妹のあそこにあれを突っ込んで(ry
何で私とするんじゃダメなのか、体に不満があるのかとかアレな話を飛ばし始めて
病気して一人で必死に看病してあげた時は「このごはん、お姉ちゃんの味がする」
なんて百年も惚れるようなこと言っといて、私の元から離れて行くんだうわーーーーーん

そんな先輩を出来るだけ優しく慰めたい
やっと落ち着いたら、彼女もただの甘えんぼうになってしまう
798名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 06:34:04 ID:dB5GhaNN
それなんてレズビアンw
799名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 09:22:18 ID:XFVuPk1O
>>796
こんな日くらい良いぢゃないかと
800名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 07:04:23 ID:TJmRkxrg
何も無くクリスマスが終わった……だと……?
みんな甘えっ子とイチャイチャしてSSどころではなかったとでも言うのか!?
801名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 09:17:30 ID:EyNnnsHE
さっき人型の砂糖の塊にすりすりしてる甘えっ娘を見たんだけど、あれってもしかして・・・
802名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:19:33 ID:AcaS18qK
>>801
しっかりしろ!お前さんも半分砂糖の塊になってるぞ!
803名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:33:13 ID:Znq0fnqw
大丈夫か!?>>801!!
しかし・・・俺はそろそろ・・・。
ふっ、首にまで砂糖化が来ちまった・・・。
みんな、後は頼んだ・・・!
804名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:30:54 ID:4AtnBeRO
ナディアの最終回…い、いや、なんでもない。
805名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 02:05:21 ID:tNRIPpdU
ガーゴイルはバカップル二組の甘力で砂糖粒と化しただと!?
806名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 10:18:12 ID:MNg+oEDP
>>805
その発想はなかった
807名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 15:15:15 ID:nMHBqfXV
ガーゴイル「何故、私が砂糖に…まさか!?」
808名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 10:38:34 ID:+Y6rhvaH
甘えんぼを受け入れる因子を持っていればライダーシステムを使えるが、使いすぎると自分が砂糖になってしまうい
809名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 18:58:55 ID:vvHEVree
大晦日くらい甘えっ子とぬくぬくしたいよ
810名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 19:14:32 ID:622/4NE8
現在、ソファーで捕獲され中
811名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 19:24:36 ID:SGsZj2mK
甘え納めに、甘いお節、甘え始めのコンボか‥
812名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:19:54 ID:S+T/IviY
絶対に甘えてはいけない24時
813名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:30:54 ID:+1oEHdjC
「甘えっ娘A、アウトォ!」
このアナウンスの後おしりを強打されるんですね
814名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:57:24 ID:vvHEVree
甘-1ダイナマイトに紅白甘合戦か
815名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:59:18 ID:622/4NE8
>>813
痛さと恋しさで うるうるした瞳で見つめられて耐えられるのか?
816名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 22:24:59 ID:moPtG5nK
甘やかしドコロ潜入スペシャルを見る俺に隙はなかった
817名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 23:21:50 ID:SGsZj2mK
まだ君に甘えてるは名曲だな
818名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 00:38:17 ID:Q8plyGTl
新年初書き込み。
そして出たお年玉を甘えっ子に捧げる。
819 【大吉】 【345円】 :2011/01/01(土) 00:41:43 ID:Q8plyGTl
失敗。もう一回。
820名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 16:07:19 ID:0y331GW9
正月の里帰りで地元に帰ったら幼馴染みがこたつの中で甘えてきて暑い件
821名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 19:00:50 ID:YZofsGjW
>>820
迎春だな。
822名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 19:33:27 ID:5kvJargA
>>820
さっさと詳細を糖化しないか!いやしてください
823名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 21:39:55 ID:fGeS6QCD
巫女さんから甘酒をたくさんもらったんだが
824名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 12:27:21 ID:GrUgbfcO
そんな甘えん坊で大丈夫か?
825名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 17:45:16 ID:WSi/+VEi
>>824
一番甘いのを頼む
826名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 20:05:11 ID:KAl0zgU+
>>824
大甘えだ。問題ない。
827名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 21:14:31 ID:Ztli794l
おみくじで甘吉がでたとたんに巫女さんが甘えてきたわけだが。
828こんな感じ?:2011/01/03(月) 22:56:52 ID:tgCr5j0x
「あっ、ケンちゃん!あけおめだよ!ほら、おみくじ!ひいてって!てゆーか引け!」
「…またお前はそういうったら、て!それよか耳!尻尾!出てるぞい!」
「ふふん。『こすぷれ』ってゆえばへいきだも〜ん。てゆーかケンちゃん心配しすぎ!」
「…」
「それよかはい。これケンちゃんの。」
「…選ばしてもくんないのかよ…?ん?『甘吉』?」
「はい〜!大当たりだよ!春から縁起が良いんだよ!」
「わっ、こら、こんな人前で…って誰も居ない?」
「えへん!ささめは結界張れるようになったのだ!これでケンちゃんに甘え放題なの!」

お稲荷さんならこうに違いない。
829名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 02:13:00 ID:hAx+X+8P
>>828
完璧(パーフェクト)だウォルター
830名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 02:58:32 ID:q1M8Lnxz
>>829
アーカードの旦那はロリババアスレにでも任せるとしてだな。
『血ー吸わせろー』とかのたまいながら抱き付いてくる吸血鬼なお嬢様とか素敵だと思うんだ。
831名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 12:50:17 ID:p5jk7pKu
>>830
首筋とか恥ずかし過ぎるので指先をちろちろ舐めるのが精一杯
というのがいいなぁ>吸血鬼お嬢様
832名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 13:00:04 ID:nmfi5+uD
>>831
牙が退化した八重歯ですねわかりますわかります
833名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 18:31:21 ID:TxM8V7k7
甘がみ
834名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 19:03:18 ID:0Ki2GuaY
良い子にしますと叫び声、山形で「アマハゲ」
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110104-OYT1T00145.htm
っつーニュースがあった訳で。
ネタばらしすると山形版ナマハゲでみためはナマハゲそのものなんだが

反抗期でやさぐれる弟にお姉ちゃんが
「元の優しい弟君に戻ってー」
と弟にすりすりぺろぺろしまくって
「ごめんなさい、いい子にしますからぁ」
と泣いて離れてくれと要求するシュールな光景が脳裏をよぎった
835名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 19:27:41 ID:9353c+Vi
>>834
いい子に戻っても離れてくれねーだろそれww
836名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 21:59:29 ID:rusWwHqb
これが新時代を開く永久機関に
なるとは、この時まだ誰も知らなかったのである
837名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 22:11:52 ID:xpLhRBEo
甘えっ娘:男に甘える 

→男:恥ずかしがって距離を取る

→甘:構って欲しいから尚更甘える

→男:更に恥ずかしがって距離を取る

→甘:それでも構って欲しいから(ry
838名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 23:43:11 ID:GLWJXztC
つ|
839名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 04:26:55 ID:HNuQdSl0
>>837
リニアマエーターカー誕生の瞬間である。
840名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 16:23:58 ID:jldqSDlO
最近ストーブが糖油が欲しいと抱きついて離れないのですがどうしたらいいのでしょうか…
841名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 18:08:33 ID:/QdTnhtb
「ねえ。」
「…」
「ねえってば。」
「………」
「灯油!ルマにも灯油入れて!」
「…あのね。君は豆炭燃やすように出来てるの。灯油なんか燃やしたらお腹壊すよ。」
「ぶぅ。」
「わっ!こら、灰が飛ぶでしょうが!」


だるまストーブの九十九神ちゃんがだだをこねつつ甘えてくるんですか?わかりません。
842名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 18:16:24 ID:AfEAYMLx
>>841
そのストーブはどうすれば手に入るんでしょうか?
843名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 19:41:15 ID:U21mAUpx
薪ストーブちゃんが「まんずこっちさ来てあだってたんへ」って手招きしてるのであったまってきます
844名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 20:27:35 ID:HNuQdSl0
かまくらさんのなか、とってもあったかいナリ・・・
845名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 21:14:24 ID:qIHz4tBq
最初はちんちんで触れない位なのに
段々いい感じになって最後は抱き抱えられちゃう
湯たんぽ娘
846名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 22:10:46 ID:2N1dtnKM
>ちんちんで触れない
で、しばらく考え込んでしまった
847名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 22:56:41 ID:/QdTnhtb
「えー、名古屋では、お湯を沸かすことを、『ちんちんにする』といいます。」
「………」
「もっと熱く沸かすときは『ちんちこちんにする』といいます。」
「…だれもしらんぞ、そんな往年のギャグ。いいからどさくさでおれのちんこさわるのやめい。」
848名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 03:55:18 ID:N32JNJfS
夏場は女の子側からしか寄ってこない、俺は鬱陶しく思う。
冬場はお互いに歩み寄って甘え合う、
給糖器ちゃんとはそんな仲だ。
849名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 20:52:28 ID:byTyDWPQ
こんな寒い日はぺったりとくっついていたいね
850名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 18:44:51 ID:N8yVy7Mg
同郷の志がいると聞いて名古屋から。

この時期は暖かい缶コーヒーたんが
「ぎゅってしてもいいんだよ?」
と見つめてくるからついついバイト前に買ってしまう
851名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 18:48:25 ID:yw2D2/Nt
粒入りコーンスープ缶が責められまくる季節ですね
852名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 00:59:10 ID:5GOYJc6b
中に残ったコーンが出てこないからお尻を何回も叩かれて
真っ赤になったお尻を押さえながら、涙目で睨んでくるんですね
853名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 01:01:24 ID:p8qY1BVT
ならば、汁粉も同類だな
854名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 03:44:51 ID:EeQCPaLa
汁娘・・・いいな
855名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 21:59:14 ID:zZ/lWA6u
>>854なにそれえろい
856名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 13:18:31 ID:XwPUH86S
アダルトビデオのタイトルにありそうだな
857名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 15:30:05 ID:qpTIxLl5
缶汁粉の残り小豆を舌先で掻き出そうとつついたら、
「ンっ、あは〜ん!」
と缶がビクビクと痙攣しながらおにゃのこに化けて、頭に抱きつきながらオマタで口を塞がれるという電波を観測しましたー。
858名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 16:35:57 ID:Vttx756/
ああ、モチっとした柔肌で白玉のように色白な女の子だ
859名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 23:10:07 ID:FJYvCbtF
>>857
ちょっと自販機でおしるこ10個くらい買ってくるわ
860名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 23:24:42 ID:887yLxGF
(´甘_甘)<離れないんだからぁ
861名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 23:51:16 ID:FJYvCbtF
>>860
あーもう離れなさいっての

だーかーらー、さっきから言ってるでしょーが
俺はお汁娘たちとのめくるめくひと時を過ごすために町中の自販機のおしるこを買い占めに行かなくちゃならんのだよ


だからいい加減その手をほどきなさい
862名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:37:09 ID:BN29NWvG
どうもお汁粉ちゃんが買い占められそうだから、俺はミルクセーキちゃんと戯れることにしよう
863名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:25:30 ID:lXovcDP1
ならば儂は鶴見の本屋の駐車場の自販機のナメコの味噌汁缶ちゃんと戯れよう。
864名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 03:07:47 ID:v6rtaxWw
はっ、は、はちみつレモンちゃぁぁぁああぁん!!!!11

はぁっ、はぁ…

んん。
865名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 15:35:23 ID:X+NjnZog
>>863
そんなのがあるのかwww

…甘えっ子とのぬるぬるプレイ…ゴクリ






キノコ類苦手だけどorz
866名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 19:10:50 ID:jHknMddm
ホットグレープ缶ちゃんもなかなかですよ。

なめこちゃんはチト塩辛かったが。
867名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:32:19 ID:oqwi6t3I
おや、この流れまで来て
「こてんぐおでん缶ちゃん」
がいないだなんて、俺がもらっていいんだね。
868名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:54:52 ID:4uHPMDdc
最近は全国でおでんちゃん缶売ってるんだな

おつゆがしたたるすじ串ぺろぺろ
869名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 21:54:24 ID:dzj8fktn
流れぶった切って申し訳ないですが、投下します。
年始ネタで一年寝かせておくのも何なので。
初めての投下で携帯なので見づらいかもしれません。
2レスほどです。
870名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 21:54:59 ID:dzj8fktn
ピンポン!
インターフォンに呼ばれてアパートのドアを開ける。
「あけましておめでとう、ユタカ」
白い息を吐きながら新年の挨拶をくれたのは静香さん。大学の一年先輩で僕の彼女でもある人だ。
涼しげな切れ長の目に、艶のある黒髪は前を額の辺りで切り揃えていて、後ろは肩まで伸ばしている。
その大人びた雰囲気にはクールビューティーという言葉がピッタリだ、というのが周囲の意見の一致するところなんだけども…。
「おめでとうございます静香さん、寒かったでしょ」
「うんとっても。だからあっためてユタカ」
「ダメです」
挨拶が終わるや否や抱き着かんとしてきた静香さんの肩を掴んで押し返した。
「いま火使ってますから。静香さんをあっためる役目はコタツに申し付けてあります」
「むう、せっかくのお正月なのにつれないわね」
どうにか静香さんを居間へ誘導することに成功する。一度抱き着くと最低5分はくっついたままだろう。
開けっ放しの玄関で万一誰かに見られたらちょっと恥ずかしい。
今のやり取りを見ていればわかるかもしれないけれど、静香さんは親しい相手にはかなりのくっつきたがりだ。
ところ構わず、とまでは言わないけどいつも率直に触れ合いたいと言ってくる。正直最初のうちは結構戸惑ったし、
お互い距離を探っているうちは紆余曲折あった。数ヶ月たった今ではそれもいい思い出だけど。
871名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 21:59:00 ID:dzj8fktn
「うん、美味しかったわ。ご馳走さま」
二人で炬燵に入って僕の作ったお雑煮を平らげた。醤油ベースの関東風だ。
「お粗末さまでした」
「じゃあ、お腹が満たされたところで…」
静香さんの目がキラリと光る。あれは獲物を狙う目だ!
「今度は精神面を満たしてもらいたいわね」
猫の様にスルリと僕の隣に移る静香さん。心なしか鼻息まで荒くなっている気がする。
「あの、せめてお椀を片付けておきたいんですけど」
「無理、もう待てないわ」言うや否や、飛びつくように胸元に飛び込んできた。「んーー」
静香さんが僕の胸に顔を埋めている。柔らかい肢体、優しい体温、甘い香り。抵抗する気が一瞬で失せる。
いつもそうしているように、右手を静香さんの腰に回し、左手で髪を撫でた。
「んふふーー」
静香さんの笑みが深くなる。反応が嬉しい。
「ユタカの匂いがするし、心臓の音がするよ」
久し振りだからか、いつにも増して静香さんのペースが速い。このままじゃ飲まれてしまいそうだ。何か気を逸らさないと。
「そ、そういえば、どうしてお雑煮なんか食べたかったんですか?」
「ん?」
「ユタカの作ったお雑煮が食べたい」とリクエストされたのは、実家に帰っている間にメールをやり取りしていた時だった。
理由を聞きそびれていたまま、母に作り方を聞く嵌めになったのだ。
「そうねえ…」
静香さんの頬にうっすらと紅が指す。あ、かわいい…。
「うちはユタカのお家とちがって白味噌味だから、慣れておきたいなあって思って」
「慣れる…ですか?」
「うん…ユタカの…お嫁さんになった時に…ね?」
グラッと来た。物凄い破壊力。
頬を更に染めた静香さんが続ける。
「も、もちろん私が思ってるだけよ?ユタカが嫌だったら…んんっ!」
静香さんの顔を取り、無理矢理口付けた。
「ん、んん…ふぅ…。ユタカ、ごーいんだよ」
「すみません…」
つい反射的に行動してしまった。けれど、腕の中の彼女にさっきみたいな台詞を言われて何もしないでいられる男が
いるだろうか。いや、いない。
「でも、そういうユタカも好きかも…。ね、もっと」
ああ、もうダメだ。甘い空気に押し流される。今度はゆっくりと顔を近づけた。
「ん、ちゅ…んふ、ふぅん、ん、ぁん…は…」
唇を割り開いて舌を絡めた。唾液を混ぜ合わせ、静香さんに送り込む。静香さんは拒むことなく受け入れてくれる。
「ん…こく、ふ、んはっ、はあ…ユタカぁ」
唇の端から入りきらなかった唾液が漏れていた。潤んだ瞳と荒くなった吐息、震える体。
どれこれもが愛らしい。どんな願い事でも叶えてあげたいと思う。
「ね、ユタカ、しよ?」
そんなことならお安いご用。むしろ大歓迎だ。ベッドへ案内するべく、静香さんを抱え上げた。

おわり
872名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 22:00:33 ID:dzj8fktn
終わりです。
では、ブラックコーヒー娘は連れていきますね。
873名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:07:03 ID:lXovcDP1
新年早々の糖化乙。GJ…ではあるが。
1SS=缶娘×1
の交換レートは高すぎます。
1レス=缶娘×1位にまかんないかしらん。
874名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:22:41 ID:aRviUPqt
ツンデレ金平糖ちゃん
男勝りな黒砂糖ちゃん
クールな氷砂糖ちゃん

今日は誰をかじっちゃおうかな
875名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:55:40 ID:BN29NWvG
大和撫子な和三盆ちゃんを忘れてるぞ
876名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 00:50:11 ID:gUDybGU4
理系眼鏡なブドウ糖ちゃんは化学科の俺が貰っていきますね。
877名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 01:39:57 ID:Mb3Fqfpk
んじゃ純朴カントリー娘麦芽糖ちゃんは俺の嫁。
878名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 02:07:27 ID:Z75BfMhN
何度同じ話題を繰り返すんだww
879名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 13:49:09 ID:R8i1vpZ2
お菓子の国からやってきた妖精、キャンディ、ショコラ、クッキーの三人が、何故かオレの家に居座る事になったのだが…
880名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 14:07:45 ID:sV8KjT1G
クッキーはつむじ風
881名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 21:39:58 ID:Gu27T042
>>880
歳がばれるぞw
882名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 23:55:25 ID:Mb3Fqfpk
「ねぇ。もっとかーいがってよーう。君の奥様はなんたって18才なんだぞーう!」
としなだれかかってきて、抱っこしてやると
「えへへっ。サインはV!」って喜んでる処へ、
「もう時間ですよ。離れてください。」
と言ったら、
「忙しいのに甘えさせてくれてありがとう。行ってらっしゃーい!」
と送り出してくれた妻は、本当に18なのだろうか…
883名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 18:08:17 ID:zX2o3Wbq
トシは関係ない、甘えん坊のかみさんはただそれだけで絶対正義なんだ(キリッ
884名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 19:28:36 ID:l9y0vUuD
甘酒娘さんに甘えられまくって困った困った(満面の笑み)
885名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 21:31:08 ID:JV4bvNEN
嫁さんにカルアミルクでも飲ませてみるか…
886名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 00:53:37 ID:sxmCNtAw
いま、僕の目の前に『エノケン』がいる。
「♪〜だーんなっ
♪♪呑ましてちょうダ〜イナっ
♪♪奢ってちょうダ〜イナっ
♪♪たんとはのまなぁ〜い♪♪」
ふとした思い付きから嫁さんにカルアミルクを呑ましてみたら、甘ったれな性格の底に『エンターテナー』が眠って居たようだ。
「れでーす、えぇ〜んどじぇんとるめん!えぇ〜んどおとっつぁんおっかさん!ぐどいぶにん!おこ〜んばんわっ。わたしゃあなたにアイ・ブラ・ユっ!」
今度は『トニー谷』が取り憑いたようだ。
『あじゃ、ぱあ〜』…左卜全。
『オシャ・まんべっ!』
…由利徹。
『おっぺけぺっぽっぺっぽっぽう〜!」
川上音次郎…。遂に明治のギャグまで出て来ました。
これを僕の膝の上で、しかも脱ぎながらやるもんだから、もう辛抱たまらんのです。

けど、うちの嫁さんて一体…
887名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 10:49:39 ID:XMQOnHu/
>>886
よし、ちょっとそこを代わってくれ
888彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:53:18 ID:dt12Vs3y
此処では初めましてになります。糖化させていただきたいと思います。
・エロ無し
・そのくせやや長
・彼女の妹がべたべた
という感じですので、飛ばす方は飛ばしてくだせえ。
5レスほどいただきます。
889彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:53:56 ID:dt12Vs3y
〜・〜
「あ、お兄ちゃんだ!」
そろそろ吐く息が白くなり始めた初冬の道で、すっかり葉を落とした街路樹を横目に見ながら一人歩いていると、
二人組の女の子とばったり出くわした。
「こんにちは、小宵ちゃん。こんなところで会うなんて偶然だね」
僕に声をかけてきたこの子の名前は、小宵ちゃんという。
お兄ちゃん、などと呼ばれてはいるが、小宵ちゃんは僕の妹ではない。
もちろん、「義理の」とかでもなくて。
小宵ちゃんは、僕がお付き合いさせていただいている先輩の妹である。

「あれ、お兄ちゃん一人なの? お姉ちゃんは?」
「先輩なら、生徒会の仕事を任されたから遅くなるって言ってたよ。だから今日は僕一人なんだ」
先輩が僕の一つ上で、小宵ちゃんが僕の一つ下。年齢的には確かに「お兄ちゃん」で間違いないのだが、
なんだか未だにくすぐったい。僕が一人っ子なだけに、余計にそう感じるのかもしれないけれど。

「この人が噂の『お兄ちゃん』ですか? 初めまして。小宵の友人で、早川といいます」
ぼんやりとそんなことを考えていると、小宵ちゃんと一緒にいるもう一人の女の子が、僕に挨拶をしてきた。
こちらは、見たことのない子だ。
「あ、初めまして。富永です。……『噂の』?」
「あ、ねえねえそんなことより、お兄ちゃん今日、暇?」
怪訝に思って聞き返す僕に、何故だか慌てたように言う小宵ちゃん。
「今日は……まぁ、先輩もいないから暇と言えば暇だよ。どうしたの?」
「まさか小宵、遊ぶ気ですか? 明日から試験でしょ、勉強しないと」
「違うよー、お兄ちゃんに勉強教えてもらえたらいいなって」

たしなめるように言う早川さんに、小宵ちゃんはむくれて反論する。
遠慮なく意見をしてあげられるあたり、この早川さんは小宵ちゃんとかなり仲がいいみたいだ。
「ああなるほど、それはいい考えかもしれないですね。小宵一人だと、すぐ他のことに逃げちゃうんですから」
「でしょ? どうかな、お兄ちゃん?」
「うん、そういうことなら大丈夫だよ。お役に立てるかは分からないけどね」
「やったぁ!よろしくお願いしまーす!」
僕の返事に、小宵ちゃんは早川さんと手を取り合って喜びを露にした。
そんなに喜ばれるとは……正直、予想外のリアクションだ。

「よかったですね、小宵。さぼらずに勉強するんですよ」
「むー。そういうこまきちゃんだって、今日は彼氏と会うくせにー……」
まるで先生が子どもを扱うかのような早川さんの発言にむっとしたのか、小宵ちゃんは意地悪げにそう言った。
「私はいいんです。先輩と会うのは久しぶりなんですから」
ところが小宵ちゃんの発言を意にも介さず、早川さんは冷静に言い放つ。

「わたしだって、お兄ちゃんと会うの久しぶりだもん!」
それに対抗するように、言うが早いか小宵ちゃんは僕の腕に体ごと抱きついてきた。
その強さは、抱きついてきたというより、僕の腕を抱きしめたといったほうがいいかもしれない。
それはもう、ぎゅーっという音が出そうなくらいに。
「ちょ、ちょっと小宵ちゃん……!?」
思わずうろたえる僕。
「あ、ごめんお兄ちゃん。痛かった?」
「いや、痛いとかじゃなくてね……」
むしろ痛いのは心のほうなんだけれど。ごめんなさい先輩、と僕は心の中で懺悔する。
しかし小宵ちゃんも、そんなところで対抗意識を燃やさなくても……

「あらあら。じゃあ私はそろそろ帰りますね。小宵のことよろしくお願いします、『お兄さん』」
「こまきー、次の部活の日、決まったら教えてねー!」
歩いていくところに小宵ちゃんが声をかけると、早川さんはこちらを振り返り、小さく手を振って答えた。
快活な小宵ちゃんに比べて少し冷静そうな子で、いい組み合わせかもしれない。
僕はそんな考えを抱きながら、笑顔で彼女を見送った。
……
…………
………………
……………………さてと。
890彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:54:29 ID:dt12Vs3y
「とりあえず小宵ちゃん、そろそろ離れない?」
「や」
「や、ってそんな……」
「今日はせっかくお兄ちゃんとふたりきりだから、こうしてたいの」
「さいですか……」

……どうにも小宵ちゃんには、普通以上に懐かれているような気がしないでもない。
小宵ちゃんは僕が先輩と付き合い始めた当初からこの調子だ。
僕は先輩がときどき浴びせてくるじとっとした視線に、何度耐えたことか分からないほどである。

「それじゃあ、勉強するなら図書館にでも行こうか?」
気を取り直して提案する僕。
ぱっと思いついた場所が図書館だったのだが、もしかすると塾の自習室とかが使えたりするのだろうか?

「何で?うちでいいよー。その方が落ち着くもん」
しかし、あれこれ考えていた僕に帰ってきた答えはそんな単純なものだった。
「え、でも」
「いーからいーから。行こ、お兄ちゃん?」
小宵ちゃんは僕の腕をぎゅっと握ったまま歩き始める。
こうなった小宵ちゃんには何を言っても無駄だと分かっている僕は、おとなしく一緒に歩いていくことにした。

〜・〜
「はいお兄ちゃん、コーヒーだよー」
「あ、ありがとう小宵ちゃん」
結局、」やってきたのは小宵ちゃんの部屋。
引きずられるがままにやってきてしまったのだが、これでよかったのだろうか?
ついさっきも、

「そういえば、男の人を部屋に上げるの初めてだなー」
「え、そうなの?」
「そうだよー」
「気になるなら、リビングででもいいんだよ?」
「いいのいいの」
「いや、でも……」
「いいの! っていうか、むしろ最初に上がってもらうのはお兄ちゃんって決めてたから!」
「ははは……それは光栄だね」
なんてやりとりがあっただけに、尚更だ。
冗談っぽく誤魔化してはいたが、小宵ちゃんだって本当は好きな人にそうしてほしいだろうに。

「お兄ちゃん、砂糖もミルクもいらないんだっけ?」
「うん、無しでいいよ」
「ふへー、ブラックかー。いつも思うけど、よく飲めるよねー」
言いながらコーヒーを持ってきた小宵ちゃんは、僕の隣に座って、自分のコーヒーに砂糖とミルクを入れていく。
「まぁ、もう慣れちゃったからね」
「へー……ねえねえ、ちょっと飲んでみてもいい?」
「へ?」
言うなり小宵ちゃんは僕が置いたマグカップを手にとって、迷うことなく口をつけた。
「あ、ちょっ!?」
「わー、やっぱりにがいね。……どしたのお兄ちゃん、そんなに慌てて」
「え、いや、別に」
「あ、もしかして間接キスなんて気にしたのー? そんなの別に気にしなくていーのに」
「そりゃ気にするよ……」
あなたのお姉さんにこんなことを知られたら、僕はどうなることやら。

「んー、じゃあわたしのも飲む? それでおあいこ!」
「そういうことじゃないから! ああもういいや、それより、そろそろ勉強始めよう?」
「ちぇー、美味しいのに。……これでキセイジジツができると思ったのにな」
「今なんかとんでもないこと言わなかった!?」
「言ってない言ってなーい。じゃあ教科書取ってくるね!」
891彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:55:18 ID:dt12Vs3y
やれやれ。
最初に会ったときに、『お姉ちゃんが選んだ人だから悪い人なわけがない』、などと言われたが、
いくらなんでも今日の小宵ちゃんはガードが緩すぎだ。
相手が僕だからまだいいようなものの、他の男子にこんなことをしていたら一発であらぬ誤解を受けるのではなかろうか。

「まずは数学なんだー。えーっと……」
持ってきた教科書をぱらぱらとめくり始める小宵ちゃん。
僕が見えやすいようにと、随分と教科書を僕の側へ寄せ、体を乗り出してきている。
しかしそれが災いしてというべきか、どうしても体と体の距離が近くなる。
どうにもさっきからスキンシップが過剰な気がして、僕はこの距離感が気になってしまう。
というか、腕を絡める必要ある? ないよね?
「……あのさ、小宵ちゃん」
「なーに、お兄ちゃん?」
返答と同時に、僕の腕に絡まった小宵ちゃんの腕にさらにぎゅっと力がこもる。

「い、いや、あのさ……なんでそんなにくっつくの?」
そう訊く僕に小宵ちゃんはかくん、と小首を傾げ、
「さむい、じゃん」
とただ一言答え、また教科書をめくりだした。
いや、さむいじゃんって。この部屋、結構暖房効いてるような気がするんだけど。
そうこうしているうちに小宵ちゃんの両腕は、すでに僕の腕を抱きしめていると言っても過言ではない状態になっており、
完全に目指す目的が入れ替わっている。もはやページをめくるのも難しそうで、
「ん、しょ」
なんて言っている始末だ。
「でも、そんな体勢じゃ勉強できないでしょ? だから離れて、普通に」
「あ、そうだ! こうすればいいんだよ」
普通に勉強しようよ、という言葉を口に出しかけた途端、小宵ちゃんは突然そう言って僕の腕を解放した。
しかし、これでやっと気が済んだかな、などと考えた僕の頭は相当甘かった。
離れたと思った小宵ちゃんが、床にあぐらをかいている僕の上へとぐいぐいと移動してきたのだ。
逃げようにも、最初に手で膝を押さえられてしまったので、動くことすらできなかった。
こうしてあれよあれよという間に、いわゆる「ひざだっこ」に近い状態になってしまった。
制服でそんな際どいことをするのはどうかと思ったが、スカートを上手く畳んで座った上に、
さらに僕の足の間の隙間にお尻を置いているので、僕に全く負担もかかっていなかった。
……どうやったんだ?
「にへへー、人間椅子ー。これなら寒くないしくっつけるし両手は自由だし、完璧だね!」
「そりゃそうだけどさ……」
「なによーお兄ちゃん、嫌なの? こんなにわたしたち、らぶらぶしてるのに」
「らぶらぶはしてないよ!?」
「えー、らぶらぶだよー。ほらほら、ぎゅっ、ってしてもいいんだよ?」
小首を傾げ、僕の方を見上げながら言う小宵ちゃん。
どことなく先輩に似ているその仕草に、僕は思わずどきっとしてしまい、慌てて言った。
「もう、そんなこと言うなら離れて!」

しかしこの一言に、小宵ちゃんの眼がきらっと輝いた。
「やたっ! じゃーそれさえ言わなかったらくっついてていいんだね!」
「え? あ、いやそういうわけじゃ」
「お兄ちゃんが言ったんだもーん。やったやったー♪」
「いや、あの、小宵ちゃん?」
鼻歌交じりの小宵ちゃんは、僕の抗議の声などもはや聞いていない。
「はあ……しょうがないなあ」

うん、すっかりペースにのせられているのは分かってる。
けど、どうしてもこういう押しに弱いんだよなぁ……なんて、ため息をつきたくなる僕だった。
892彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:55:50 ID:dt12Vs3y
〜・〜
「よし、じゃあそろそろ休憩にしようか」
「やったぁ……。もう頭がパンクしそうだよー……」
「あはは、お疲れ様。でも随分頑張ってるね、小宵ちゃん」
「うー……。だって、お姉ちゃんとお兄ちゃんと同じ高校に行きたいからねー……」

結局あれから2時間近く、僕と小宵ちゃんは同じ体勢のまま勉強を続けた。
姿勢と身長の都合上、僕のすぐ下にある小宵ちゃんの髪の毛から先輩と同じシャンプーの香りがするということに気付いたり、
時折「分からないー!」なんて言って小宵ちゃんがいきなり僕の方へ体重を預けてきたり、
突然思い出したように首を真上に反らせて、頭一つ以上高い位置にいる僕に目を合わせて純真な笑顔を向けてきたり、
はたまた猫がマーキングをするかのように、僕の身体にすりすりと寄ってきたりと
いろんなことがあったものの、とりあえず勉強は一段落だ。
いやほんとに。

「この分なら大丈夫だよ。絶対合格できる」
「ほんと? お兄ちゃんの教え方が上手だからだね」
「いやいや、そんなことないよ。大体、教え方なら先輩のほうが上手いんじゃない?」
「んー、そうかなぁ?確かにお姉ちゃんも分かりやすく教えてくれるけど、お兄ちゃんも丁寧で気持ちがこもってるって気がするよ?」
「そっか。役に立ててよかったよ」
「こちらこそありがとう、お兄ちゃん」
「どういたしまして」
「そうだ! 今日は頑張ったんだし、わたし、お兄ちゃんから何かご褒美が欲しいなー♪」
「急に元気になったね……まあ良いか、小宵ちゃん、頑張ったしね」

いかにも『良いことを思いついた!』という風な小宵ちゃんだったが、
役目を全うできてほっとしており、また褒められて嬉しかったのもあるので、それくらいならいいかな、と思った。

「やったー!」
「じゃあコンビニでお菓子でも買って来ようかな。確か小宵ちゃん、チョコ好きだったよね?」
「ちがうちがうお兄ちゃん、そういうのじゃなくてー」
立ち上がりかけた僕の洋服を引っ張りながら、小宵ちゃんは言う。

「ご褒美といえばちゅーでしょ、ちゅー?」
「ちゅー…………?」
ん、と口に出して。
軽く目をつぶって唇を突き出した表情は、いつもより3割増しで可愛く見えるな……じゃなくて!
「なななな、何言ってるのさ小宵ちゃん!」
「えー、いーじゃんこのくらい。ご褒美ご褒美ー!」

今度は悪戯っぽい笑みがその顔に浮かぶ。
「いやいや、『このくらい』じゃなくてさ。流石にそれは、先輩がなんて言うか」
「黙ってたら分かんないから大丈夫だよ。……それにわたし、昨日が誕生日だったんだー」
「え」
「だからほら、それも合わせて。ね?」
「いやいや、それでもまずいって! そういうのはもっと大事な人と」
「お兄ちゃんだって、大事だもん」
「それはそういう意味じゃないでしょう!?」
「あ……」

僕の一言に、しゅんとなる小宵ちゃん。
しまった……少し強く言い過ぎてしまっただろうか。
「あの……小宵ちゃん?」

「わたし、ね」
ややあって、小宵ちゃんは今までのふざけた様子ではなく、真剣な調子で言葉を発した。
「ずっとずっと、甘えられるお兄ちゃんがほしかったんだ」
「甘えられる……?」
「ほら、お姉ちゃんって優しいけど、冷静だからべたべたできるタイプじゃないでしょ?
だから、ずっとお兄ちゃんがほしかったの」
893彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:56:21 ID:dt12Vs3y
「…………」
「だからお兄ちゃんが初めてうちに来たとき、ほんとに嬉しかったんだー。
しかも、それが昔わたしを助けてくれた人だなんて」
「小宵ちゃん……」
「もちろん、お姉ちゃんから取っちゃおうなんて思ってないよ?
でも、ほんとにお兄ちゃんがいたらこんな感じかなー、なんて思ったりして」

そうか、それで僕に対しては随分とガードが緩かったのか。
先輩に下手に甘えられない分、僕には遠慮しないでいたんだろう。それはそれで嬉しい話だけど……
「でも、その、キスはまずいよ、流石に。そんなの兄妹だってしないよ」
「あはは。だよねー。じゃあさ、さっきの勉強のときみたいに、後ろからぎゅってしてくれる?
あの体勢、落ち着くんだー」

うーん、それくらいならセーフ……か?
「分かったよ、それだけだからね?」
「はーい♪」

足を再びあぐらの形に変えた僕に、小宵ちゃんはするすると近寄ってきた。
「あったかあったか。やっぱ誰かとくっつくって、いいねー」
「あはは……」

もしかしたら、やっぱりこれってアウトなんじゃないだろうか?
苦笑いをする僕に、小宵ちゃんはくるん、と体の向きを変えて視線を合わせてくる。
「ど、どうしたの、小宵ちゃん?」
「にひひ。油断大敵だよ、お兄ちゃん?」
なんと、小宵ちゃんはそのまま顔を近づけてきた。
ばれなきゃだいじょーぶー、なんて呟いているが、ばれるばれないではなくて、そんなことをすれば
僕のほうが罪悪感で死んでしまう。
でも心の中には、さっきの話が思い出されて無下に引き離すのもいけないんじゃないかという気持ちもあったりして。
ああもう、しかも小宵ちゃん、表情が先輩に似すぎだ! 卑怯だよこんなの!どうすればいいんだ!?

「随分、小宵と仲がいいんだね。ゆーくん」

そこでぴしり、という音がした、気がした。
声のした方を振り向くまでもない。
そこに立っていたのは、小宵ちゃんの姉かつ僕の交際相手でもある、先輩だった。

「せ、先輩……いつお帰りに?」
「あれ? さっき玄関開く音してたじゃん。お兄ちゃん気付かなかったの?」

えええ!?ってことは小宵ちゃんは気付いてたってこと? 気付いててやったってことなの?

「お帰りお姉ちゃん。今日はお兄ちゃんに勉強教えてもらってたんだー♪
誕生日のお祝いもしてもらってたんだよ?」
「誕生日……なるほど、ね」

何かを納得させようとするかのように小さく何度か頷きながら、僕の方を少しだけ見て、先輩は言葉を発した。

「じゃあ、小宵。あと15分だけゆーくんを貸してあげる」
「貸すって……」
「んー、せめて30分!」
「なっ!?」

すぐにでも死刑宣告を発してもおかしくない先輩に向けて、小宵ちゃんは笑顔のままそう言った。
チャ、チャレンジャーすぎる……
894彼女の妹、家庭教師、甘えん坊:2011/01/15(土) 23:57:43 ID:dt12Vs3y

「……ん。じゃあゆーくん、30分したら私の部屋に来てくれる、かな?」
「はい…………」
ぱたん、と小さな音を立てて部屋のドアが閉まる。

「ほら、お姉ちゃんの許しも出たし、もうちょっといちゃらぶしよっか、お兄ちゃん♪」
「ははは……。小宵ちゃん、なんでそんなにいつも通りなの……?」
「だいじょーぶだよ。さっきのお姉ちゃん、あんまり怒ってなかったから」
「……え?」
「むしろ、何か思いついた顔してたかな」
「それはそれで、なんだか怖い気がするんだけど……」
「そんなこと考えてもしょうがないよ。ほらほら、ぎゅーがまだだよ?」

さっきのをわざとやっていたとしたら。
案外、僕も先輩もこの子に踊らされているだけなんじゃなかろうか。
目の前で「ほらほら、ぎゅーだよ、ぎゅー」なんてはしゃいでいる小宵ちゃんの笑顔は、
甘えん坊の天使のようにも、悪戯好きの小悪魔のようにも見えた。

〜・〜

以上です。
此処での糖化は初めてなので、糖分の調節が上手くいっていなかったら申し訳ない。
甘えっ子って……こんな感じで良いのか……?

では、お目汚し失礼しました。
895名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 01:15:16 ID:xnJgmuwS
乙!!
896名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 02:17:10 ID:I1kkBqtF
甲!!
897名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 02:35:18 ID:/oNW2SFe
丙!!
898名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 03:44:18 ID:O03xchME
丁!!
899名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 03:59:48 ID:4WD9AJc0
戊!!
900名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 04:00:58 ID:qf3zB0wv
次は先輩が超絶甘えタイムになるのか…楽しみすぎて足の方からさらさらと溶ける幻覚がががが
901名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 08:21:19 ID:IvLbgUba
今すぐ素直クールスレの>>460前後をチェックするんだ!


>>894
タイトル特定余裕でしたw
GJです!
902名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 09:02:54 ID:tC5vp2qj
>>894
GJ!今年一番の大甘波だ
903名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 09:12:36 ID:4WD9AJc0
休日出勤なんてしちゃ駄目…って足に抱きついてくるんだぜ
>大甘波

今朝は車にしがみついて、仕事に行かせまいとする雪っ娘の相手が大変だったよ。
904名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 11:23:19 ID:7/FTpoNi
甘格ゲーマー娘


バスケして勝ったら甘え放題という契約の元

ジャギVSトキ

の大抗争勃発
905名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 20:28:40 ID:UKr+Dl8d
>>904、それジャギやない、魔法戦士や……。
(バスケ的な意味で)

>>894
タイトル特定余y(ry
GJ!
906名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 20:41:42 ID:4WD9AJc0
ジョインジョインアマエェェーーーー!!
907名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:34:03 ID:j/qVYpJi
>>894
タイトル特(ry
GJ!!!
908名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 12:43:06 ID:BQjmwVUJ
甘えっ子+依存のコンボ
909名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 12:50:04 ID:kVALLqOe
甘えん坊とヤンデレの境界線は…
910名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 12:56:24 ID:K4dU6rn8
相手・自分・他人に危害を加えないのが甘えんぼうとか
911名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 15:16:56 ID:vQ/+/8HX
家で甘えるのが普通の甘娘

甘えたいが為に
食事に睡眠薬を一服盛り
薬が効いた頃に拉致して無人島に連れ込むのがヤン甘娘
912名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 16:51:17 ID:GNhkgLzx
>>894
その後、何やったか聞かれ、
自分にもやってもらう姉。
913名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 02:02:33 ID:tuQLULi7
内気甘えんぼう
抱かぬなら 抱くまで待とう ホトトギス

普通甘えんぼう
抱かぬなら 抱くまで泣くよ ホトトギス

ヤンデレ
抱かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
914名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 02:48:35 ID:k3u0UFld
一番下ちょっとマテw
915名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 12:16:34 ID:nfOlH5F8
「♪三千世界のアニーを殺し
♪ぬし〜と食べたい
♪鰺ノォ〜すしぃ〜」

うちのは鰺を酢でころす位なので無害です。
ただ、鼻歌に都々逸はどうかと。
916名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 14:05:33 ID:sjKFZrxz
なんか最近趣味のいい甘えっ子が出没してるなw

>>913
本家を当て嵌めたら秀吉のところで策士系甘えっ子なる電波が
917名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 14:25:39 ID:YBEzlSM2
>>916
さあ投下すべし
918名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:10:03 ID:eXl8d0VP
布団を事前にあっためてくれる甘えっ子か……
919名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 01:36:45 ID:xNZtfADg
「む、草履が温かい。貴様、尻に敷いておったな」
「いえ、懐に入れて温めていたのでございます」
「それはそれでキモいな」
920名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 07:02:52 ID:NBDoUb6h
>>919
パイズリですねわかります。
921名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 23:45:05 ID:IhUi3k9I
「コーヒーに既に砂糖が入っている?」
「湯を前もって砂糖水にしておきました」
「さすがに無理が・・・」
922名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 01:58:04 ID:wWs/NlzR
「ちんぽこが既におそそにはまっている!」
「前もって勃起せておきました。」
以下同文。
923名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 02:33:04 ID:/922MCF3
「ベッドがすでに暖かい?」
「先に入ってあっためといたよ。」
以下略。
924名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:17:59 ID:Q0JaI+VB
 ここ最近超寒いので、学校の行き帰りが億劫だ。
「でもまあ、俺には移動式簡易暖房器具があるから平気さ」
「……もしかして、それは私のことなんでしょうか?」
「その通りだよ」
 俺の隣でちょっとだけ不満そうにしてるハナの鼻をふにっと押す。
「あ、でもそれじゃ、私で暖まるんですか……?」
 俺に鼻をふにふにされながら、ハナは疑問を口にした。
「そういうことだな。ちうわけで、お手を拝借」
 ハナの小さな手をとる。いつもながら俺の手と比較すると物凄く小さい。女の子ってのは本当、すごいな。
「あ……。えへへ、おててつないで、です」
「ハナが見た目相応の発言を!?」
「……違います。彰人くんと同じ高校生です。子供扱いしないでください」
 途端にハナはぶすーっと口を尖らせた。
「不満げでも可愛いとはどういうことだ」
「お、怒ってるのに喜ばせるの禁止です! ……うぅ。ほら、もう怒ってるのがどっかに行っちゃったじゃないですか」
 複雑な表情でハナは俺の腕を軽くつねった。
「いやはや。けど、寒いといいな。夏と違い、ハナとくっつくのに理由が必要なくて」
「……べ、別にいいですよ? 夏でも冬でも、何の理由もなく私にくっついてくれたら」
 ハナにしては珍しい大胆発言にそちらを見ると、想像通り顔真っ赤。
「ハナは痴女痴女しいなあ」
 そこで、いじめてみると早速泣きそうになっていた。
「ううう……。折角勇気を振り絞ったのに、酷い話です」
「ごめんな。好きな子に意地悪をする心理が未だに抜け切れていないんだ。そんな少年の心を宿す俺を許してくれ」
「嫌です。許しません」
 珍しいことは続くもので、いつもなら即許してくれるのに、今日のハナは顔を逸らして怒ったままだった。
「ぬ。これは死ぬほど困った。どうしよう。死のうか」
「ダメですっ! ……そ、そじゃなくて。え、えと」
 ハナはきょろきょろと周囲を見回し、小さく息を吸い込んだ。
「だ、抱っこ。抱っこしてください」
「おおぉう。超大胆じゃないですか、ハナさん」
「い、今なら人がいません。大ちゃんすです。おうちの中では数え切れないほど抱っこされましたが、一度くらい外で抱っこされたかったんです」
「ハナに青姦欲望が」
「……よく分かりませんが、たぶんいやらしいことを言ってます」
 ハナの口がとがりだした。この娘、俺と付き合うようになってからカンが鋭くなってやがる。
「と、とにかく抱っこです。可及的速やかに抱っこしてください。そしたら許します。ダメなら死にます」
「自殺という俺の常套手段を使われては仕方ない。はい、おいで」
 両手を広げてカムカムする。自分から言い出したくせに、ハナはためらいを見せた。
「い、いませんよね、誰も? 平気ですよね?」
「早くしないと広げた腕が閉じる罠。ごーよんさんにーいち」
「ぜろっ!」
 の掛け声と同時に、ハナがすっぽり俺の腕に納まった。すかさず抱きしめ、そのまま頭もなでる。
「はふぅぅぅ……。相変わらず彰人くんの腕の中は夢心地です。一生ここにいたいです」
「嬉しいことを言ってくれる。気をよくしたので、この勢いのままお姫様抱っこして家まで送ろうか?」
「恥ずかしさのあまり途中で悶死すること間違いなしですっ!」
 死なれるのは嫌なのでこのまま帰ろうとしてハタと気づく。この状態では歩けねえ。
「あのー、ハナさん。動けないので一度離れてもいいかな?」
「嫌です。ずっと一緒なんです」
「なんて無茶を言いやがる。このままじゃ帰れないぞ?」
「うー……じゃ、とりあえず離れます。でも、それじゃ、家に帰ったらまた抱っこしてくれますか?」
「ということは、今日はハナの家に集まるということでよろしいか?」
「よろしいです」
 よろしいらしいので、両腕部解放。最後にもう一度俺にすりすりしてから、ハナは名残惜しげに離れた。
「……ふぅ。えへへー、お外で抱き合うだなんて、なんだか熱々の恋人さんみたいで素敵でしたね?」
「実際は冷め切ってるけどな」
「私だけが一方的に彰人くんを好きという悲しい図式になってました!?」
 半泣きになってしまい可哀想だったので、帰りにクレープ買ってあげた。
「まぐまぐまぐ。いちごがおいしいです」
「ハナは食事の時リスみたいになるな。リスなのか?」
「人間です」
 しかし、試しに指を目の前でひらひらさせたら口に含んで軽く噛みだしたので、ハナげっ歯類説はかなり有力な説だと言えよう。
925名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 08:37:06 ID:nRvJZClp
チャンスを平仮名で書くとは・・・かわいいな
狙いなのか!?天然なのか!?

なかなかやりおる
926名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 09:11:05 ID:s1GlHJJY
(*´Д`)ハアハア
927名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 13:18:10 ID:rnyPsD6a
符丁もげろ
928名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 15:17:37 ID:MPUOFyrQ
甘娘「おい、そこに座れ・・・」

甘娘「ぬぁんだぁ、その(嫌がってる)眼はぁ!」
929玄関妻:2011/01/21(金) 15:52:51 ID:qIxtKq2g
会社が終わったらすぐに会いたいという妻の要望に応えて、会社の近くに引っ越して来てから約一ヶ月。
今日も俺は会社を定時で上がり、いつもの時間に自宅のドアの前にいた。
このドアを開けると中から妻が飛びついて来て、お帰りなさいの抱き着きタイムが始まる。
妻は軽いので飛びつかれても体に負担は無いのだが、通りからは丸見えなので、近所の人からは、いつもお熱いだのラブラブ夫婦だの言われている。
抱き着くのは良いがせめて家の中にしろと妻に何度も言ったが『早く抱き着きたいんだもん』と聞く耳を持たなかった。
そこで今日は裏口から家に入る事にした。
裏口のドアを開けキッチンに入ると中はシーンとしている。
俺は妻がいるはずの玄関を覗くと、ドアの方をむいてチョコンと正座した妻が見えた。
いつもドアを開けたと同時に妻の顔が目の前にあったので、俺を待っている妻の姿は始めて見る。
妻はドアをじっと見つめながら、時々ドアの上に取り付けられた時計をチラチラ見ながら俺を待ってる。
何の為にあんなところに時計をつけたのか疑問だったが、今やっとわかった。
このまま『ただいま』と声をかければ、家の中で抱き着きタイムが始まるので、俺の作戦は成功するのだが少し意地悪をして妻が気がつくまで黙っていることにした。
そして、いつもの帰宅時間より10分が経過した。
妻は時計とドアを何度も交互に見て落ち着かない様子だ。小さい声で「どうしよう、どうしよう」とつぶやくのが聞こえる。
「そうだ電話!」
そうつぶやくと妻は立ち上がりこちらを向いて俺と目が合った。
「あ…」
妻は目を見開き驚いた表情で俺を見つめる。変な間が流れて俺はイタズラがばれた子供のような気分だった。
「た、ただいま…」
俺はすぐに妻が飛びついてくるだろうと身構えたが、妻はその場にヘナヘナと
座り込み泣き出してしまった。
「よかった、よかったよう…」
俺は妻が突然泣き出したことに驚いて妻に駆け寄った。
「ごめん、そんなに驚くと思わなかったから…」
と頭を撫でながら謝ると、妻は頭左右にふり、しゃくり上げながら話し出した。
「ヒック…違うの。ヒック…何かあったんじゃないかって、ヒック…心配して…ヒック…安心したから…ヒック…」
10分遅れただけでこれでは先が思いやられるな…
そんな事を考えていると妻が突然飛びついて来た。
俺は不意をつかれたのでバランスを崩し妻を抱えながら倒れてしまった。
「イテテ…」
俺は体を打ち付けてしまったが、たいしたことはない。
妻は大丈夫だろうかと抱いている妻を見ると、涙と鼻水でグショグショの顔を俺の胸に埋めてスリスリしている。
俺は妻の頭を撫でながら、「ごめんな…」と小さい声で謝った。

この出来事以降、妻は玄関で待たなくなった。

会社前で待つようになったのである…
930名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 16:59:59 ID:nwIGAh5A
ワロタwwwwwwww
931名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 17:09:12 ID:Mj7Jjubh
>>929
GJ!
オチで吹いたwww
932名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 18:31:40 ID:aq/5EqMs
妻可愛いと思ったらオチぶっ飛んでるなww
933名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 19:32:15 ID:NF5jsBl5
終いにゃ席まで付いていくな
934名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 20:44:30 ID:IaJim0U6
玄関妻もハナちゃんもカワイイなー!
ふながくんはもげろ^^
935名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 00:20:04 ID:UV6BYY0X
嫁落ち着けwwww

あと符丁もげろ
936名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 00:26:20 ID:9JCtNe6R
此処にいるといつも胸が黄色く締め付けられるから困るw
937名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 00:44:19 ID:spaB4ltw
黄色いリボンでクルクルクル〜
938名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 02:52:27 ID:BXhLzcqu
くそっ!
GJだ!!
符丁もげろ!!
939名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 19:52:55 ID:ELYXyeBX
7スレ目以降のSS・小ネタ暫定保管庫を作ってみた。
http://w.livedoor.jp/amaenbou_aroparo/

Wikiとかやるの初めてでいろいろ分からないこともあるけどちょっとずつ改善していくつもり。
要望とかあったらここなりWikiのコメント・掲示板あたりに書きこんでください。
(ただし、多分ここが一番気付きやすいです。)
いまのところ編集権限は管理人のみに設定してるけど、
様子を見て住人の皆さんにも編集できるようにしようと思ってます。


あと、徹夜明けの勢いで作ったからURLの「エロパロ」のスペルを間違ったのは内緒な!
940名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 20:23:44 ID:BiUCZBo4
乙!
941名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 20:31:00 ID:hQDhttXV
おお!超絶乙です

新保管庫にまた何か書こうかな
942名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 20:34:58 ID:5KCUdCaV
乙です
943名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 21:06:11 ID:spaB4ltw
甘えん坊のAですね
944名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 22:07:00 ID:kn1lIlL7
ハートのAですね

甘娘「潰れてしまいなさぁい」
945名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 00:38:25 ID:bWhFUWHV
ハートのAが出てこない
946名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 10:14:13 ID:lEcgaErY
(甘えっ子)ハートを磨くっちゃない!
947名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 13:14:47 ID:u/uz6mzn
>>945
(お膝にだっこを)止められない、このままじゃ
948名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 13:20:02 ID:Oq1R9+oo
>>946
なんか九州の方言っぽくなってないか?
949名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 17:52:11 ID:yYPC/22C
gjgj妻gj
950名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 00:33:47 ID:9D/jsctr
七色のカード広げたら、迷わず選んで、赤いハート
951名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 03:19:59 ID:+LfqLSpv
震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!
952名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 01:45:20 ID:xYekpkBj
君は赤道小町っ!

とゆーわけで、ラバさんに椰子の木陰で甘えられて復員船に乗り損なったうちの爺様が枕元に来たようです。(本当)
953名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 16:59:25 ID:qXgrvyjQ
等分が足りない
誰か甘いものをください
954名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 17:06:58 ID:uCLlRHX9
>>953
このたいやきを半分あげるので
ぎゅってしてください
 ・・・こんな感じ?
955名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 21:51:50 ID:4FhEdWXX
>>954
言いたいことがあるので2レス使わせてもらう

たい焼きを買って家に帰ると、姉の友達の和(なごみ)さんが来ていた。
家に人がいるとは思わなかったので買ったのは一つだけ。
甘いものに目のない和さんに目をつけられたのだから独占は難しい。
交渉の末、なんとか半分にすることで折り合いをつけたのだが――。
「等分が足りない」
後ろ半分を渡すと、彼女はそんな事を言い出した。
「いや、測ってはないですけど多分半分ですよ」
目分量とはいえ、きちんと割ったはずだ。
「縁喜堂のたい焼きだから等分じゃない」
確かに彼女の指摘通り、縁喜堂で買ったものだ。
「どこで買っても――」
「同じじゃない」
きっぱりと言い切られた。
「縁喜堂のたい焼きは尻尾まで餡が詰まってない。だから等分とは言い難い」
そう言うと尻尾の付け根からちぎって断面を見せる。
確かに尻尾に詰まっているのは生地で、あんこは影も形もない。
「分かりました。じゃあこっちをどうぞ」
おそらく餡子がたっぷり詰まっているであろう前半分を渡そうとしたけれど、
それより先に、彼女は餡子のたっぷり詰まった腹を食べ、生地だけの尻尾を口に放り込んだ。
呆気にとられている俺を尻目に、彼女は飲み込んで炬燵から出てコートを羽織ってマフラーを巻き始める。
「もう帰るんですか?」
それに頭を振って彼女は答えた。
「奇寿亀のたい焼きは尻尾まで餡が詰まってるからね。今から買ってくる」
「ちょっ、ちょっと待って!」
襖を開けた彼女にそう叫んでからたい焼きを大急ぎで口の中に納める。
しっとりとした餡子を味わいたかったが、早く食べないと一人で行ってしまう。
「和さんお客さんだから、俺が行きます」
喉に詰まりそうになるのをやり過ごしつつ、コートを羽織りながら小走りで玄関に向かった。
956名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 21:53:36 ID:4FhEdWXX
「あの、和さん」
「なんだい?」
すぐ隣にいる和さんが返事をする。
「姉さんは何処に行ったんです?」
たい焼きの事で彼女と一緒に帰ったはずの姉の事をすっかり忘れていた。
「お茶が切れたとかで、『いしだや』まで買いに行ったよ」
「ふうん……あ」
「どうした? 財布を忘れたか?」
急に立ち止まったので、和さんが尋ねた。
「奇寿亀って『いしだや』の通り道ですよ。姉さんに見つかったらなんて説明するんですか」
俺の心配をよそに和さんは落ち着いて答える。
「奇寿亀までたい焼きを買いに行く」
「そっちじゃなくて、これですよ、これ」
俺が右腕を振ると、つられて彼女の腕が振られる。
「腕組んでる事ですよ」
彼女はそれにも同じように答えた。
「餡子が足りない分、甘えさせてもらってる、とでも言っておこうか」
確かに腕を組まされた時にそう言われたが、今度は言葉が続いた。
「それとも、別の答えを言おうか? 私としてはその方が嬉しいけどね」


つまりな、たい焼きって尻尾まで餡子詰まってるのと詰まってないのがあるよね、て事なんだよ。
甘くしたかったけどちっとも甘くならなかったんだよ。どうしたらこの子甘くなるんだよ。
957名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 23:35:55 ID:L8pVw6es
>>956
この季節に甘えクールか!
両手が糖傷になってしまったぞどうしてくれる
958名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 23:37:28 ID:L8pVw6es
>>956
この季節に甘えクールか!
両手が糖傷になってしまったぞどうしてくれる
959名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 23:44:05 ID:mBQjr8dW
極道オヤジの喫茶店しか思い浮かばない自分が恨めしい
960名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 06:19:24 ID:LJmyY/vs
>>956
これで甘くないなら、貴殿は味覚系の病院に行くべきである。

ところでお代わりはまだかね?体がさらなる糖分を欲しているのだが?

というか続きお願いします。
年上甘えクールとかツボすぎる。
961名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 06:59:24 ID:1zGe9QW6
鯛焼きは熱いのにクールとは、これいかに
GJ
962名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 09:01:08 ID:PrnIK7RC
恨美ちゃんや妬美ちゃんにも甘えられたい猛者はいるもんかね。
甘えんぼうと言うよりヤンデレっぽいが。
963名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 10:14:24 ID:PXALVwn/
なんか川越とかの懐かしくて綺麗な町の雰囲気がしたGJ
…朝がカレーで糖分が足らんのだ。続きを補給してくれたまへ
964名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 12:38:28 ID:MrdRK1sw
ちょっと鯛焼き買ってくる
965名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 12:47:17 ID:Q8spaXfo
出たな、甘味三姉妹!
966名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 13:47:02 ID:pPPvL5ij
ダダ甘お姉ちゃん
ツン甘同い年
クー甘いもうと系
967名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 14:22:28 ID:IIxxFelN


ロリ乳 ふくらみかけ 12歳 でググれ


968名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 19:00:29 ID:Ui48ncZT
この間、ラミアを退治しに行ったんですがー








懐かれました。
なかなか離してくれません、まきまきして来ます、ちょっと苦しいですが、これは彼女の最大級の愛情表現見たいです。

離れようとすると泣きます。
だからもう離れられません。
969名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 19:05:14 ID:Ui48ncZT
何とかラミアをモンスターカードにした後に、ドラゴン退治に行ったらー








懐かれました。
どうやら魔物娘にめちくちゃモテるらしいです。
モンスターテイマー向きかも知れませんが、雌つか娘限定らしいです。

カプカプと甘噛みして来ます、ちょっと痛いです。
モンスターカードにしたいのですが、泣きそうなので、気が済むまで甘えさせようかと思います。
970名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:23:45 ID:CMTo7z+T
>>969
よし、ならその二枚のモンスターカードを賭けて俺とデュエルだ!
971アンコより甘い:2011/01/27(木) 12:34:15 ID:Z7AKmaiM
寒空の下、俺は彼女と公園のベンチで、熱々の鯛焼きを食べていた。
熱々のアンコは体だけでなく心も温める。
そんなことを考えながら二つめの鯛焼きの頭を一口かじると、彼女がじっと俺の顔を見ていることに気がついた。
「な、なに?」
「私も、まだ食べたい」
彼女は小柄なのでいつもだと鯛焼き一つが限界なのだが、今日はお腹がすいているらしい。
俺は、しっぽの方が大きくなるように鯛焼きを二つに分け、しっぽの方を彼女に差し出した。
しかし、
「頭の方がアンコが入ってるからこっちがいい」
そう言うと彼女は俺の食いかけだった頭の方をすばやく奪い取り、美味しそうに食べ出した。
俺は仕方なくしっぽの方を食べ出したが、また彼女がじっと俺の顔を見ている。
「今度は何?」
「なんかそっちの方がアンコ入ってそう…」
だからしっぽの方を取ればよかったのに…と思いながらも彼女に甘い俺は
「じゃあ一口だけ食べていいよ」
としっぽを彼女の方に向けて言った。
「じゃあ、いただきまーす」
あーんと口を開けながら鯛焼きにかぶりつくかと思ったが、彼女の口は急に軌道を変えて俺の口の辺りをペロッと舐めてきた。
突然の事に呆気に取られている俺に向かって彼女は
「アンコもーらった」
と笑いながら言う。
俺の口にアンコが付いていたか定かではないが、始めからこれを狙っていたのだろう。彼女のほっぺたには不自然なほど大量のアンコが付いている。
「はい、取ってもいいよ」
と彼女はアンコが付いているほっぺたを、俺の方に突き出した。
指で取ろうと手をのばすとツイと避けてしまう。どうやら口で取れということらしい。
俺は周囲に誰もいないことを確認して彼女のほっぺたに口を近付ける。
他の人から見ればほっぺにチューしているように見えるだろう。
もう少しで届きそうと思ったその時、突然彼女がこちらを向いてキスをしてきた。
「アハハ、アンコはやらないよ」
代わりにもっと甘いものをもらいました。
972名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 12:51:27 ID:+4d/V7H8
この冬、冷え切った体にで〜っかい刺激!

100%天然のサッカリンを惜し気もなく使った、その名も、甘えん坊スパーク!

Oh,sweet!
冬の恋は
Oh,sweet!
君とNight & Day
Oh,sweet!
愛を込めて Ai,ai,ai
It's winnter time
生でやろう

びっくりするくらいあっま〜い!
強い粘り気もバッチリだね!

吐くまで飲もう!

2chボトラーズより新発売!!

「あまみちゃん…」
973名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 13:08:00 ID:oXgERPyd
>>971
タイトルのカタカナを読み間違えた俺を罰してくれ

ラヴラヴチュッチュは平和の証
世界に甘えっ娘を
974名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 14:09:33 ID:mH2TjcIy
チョコみたいな女の子が欲しい
975名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 15:59:57 ID:QKtqTseU
>>974
へたなことを言うんじゃない
姉がチョコレートでシャンプーするとか言い出したじゃないか
976名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 18:22:40 ID:+4d/V7H8
キャラメルとかチョコパフェとかマジに夢中になれる年頃なの
977名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:14:01 ID:GsGGmbWi
>>971

…いいなー。
よし!鯛焼き買って来たら俺のねーちゃんも友達連れてくっかも。

♪〜
λ…………
978名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:20:44 ID:o/24z6NJ
>>962
俺参上
979例の棒:2011/01/28(金) 17:55:49 ID:niDHaL4N
つんつん、と裾が引かれる。
今日になって何回目か分からない。甘えに来るのは嬉しいがこっちも暇じゃない。
つんつん。
無視する。
つんつん。
「今忙しいからなー」
つんつん。
「聞いてるから言いなよー」
ばふっ!
「背もたれごと抱きつくか……」
ぎゅううう。
「……はいはい。なーに?」
根負けして向き直ると、ちょこんと立っているのは予想通り、僕の彼女。
ただし口からはうまい棒が突き出している。
見た目から判断するに多分たこ焼き味。
「…………何、それ?」
訊くと、うまい棒を必死に突き出して何かをアピールしてくる。
いや、わからない。
僕の顔が曇っていくのを見ると、机に寄っていって何かを書く。
「うまい棒ゲーム」。
「また、よくそんなにバカなことを考えるよな」
「?」
上目遣いで首をちょんと傾げる。でも口にはうまい棒。
「可愛くしてもバカに変わりはないからな」
あ、怒った。
「わかったわかった。そのうまい棒で、ポッキーゲームをするから、うまい棒ゲームなんだよな」
目だけで満面の笑みが表現される。何がそんなに嬉しいのかは分からないが。
「もー」
たぶん、ちゅー、と言いたいのだろうが。
はいはい、と高さを合わせてうまい棒をくわえる。
息を吹き込む。めいっぱい。
「ふむぅあっ!?」
案の定猛烈にむせる彼女。まったく、警戒心が足りない。
「あれ、大丈夫?」
「大丈夫じゃない!」
「ごめんね?」
「あー、しかもうまい棒食べてるし……」
「いや、これは、お前が落としそうだったからつい」
「んもー、バツとして一時間ぎゅー、あんど、ちゅー!」
「それじゃ罰にならないんじゃないか?」
「むー……じゃあ一晩中らぶらぶで、って何もう触ってるの、あっ、あ、ひゃぁぁん!」
それも罰にはならないと思うけど。


980名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 21:49:43 ID:QOzNhom/
GJ
頑張れワカゾー
981名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 21:55:58 ID:RmTGn0j9
美味しい棒をありがとうGJ

さて、980来たしそろそろ次スレの時期か
982微糖:2011/01/29(土) 15:58:04 ID:gP9DcGAA
喫茶店の4人用のBOX席に、向かい合って男女が座っている。
そこへコーヒーが運ばれてきた。
女「砂糖いくつ入れる?」
男「微糖」

女は男の隣に席を移した。
983名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 16:04:48 ID:VIoDEWSI
それは微糖ではなくぴとっだ
984名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 16:46:58 ID:lvpi+VMi
甘えん坊SSで甘えという言葉を頻繁にSS内に混ぜるのは甘え
985名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 18:03:31 ID:M9TREhY5
小さな体の線は、まるで甘いお菓子のように繊細
今、逢瀬を迎え夜間秘行に飛び立ったあなたは、まどろむように夢の中へ
多分きっと、果てしない旅の終わりは、次スレという、新しい旅の始まりです

それでは次の>>1、またこの甘スレでお会いしましょう
お相手は、ピノ田英一
スウィートストリーーーーーム
あなたと、私の、甘い旅
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度9がお送りしました


城達也? 何それ甘いの?
986名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 19:33:46 ID:XmxxWpHW
「あのう……これ以上は、ぎゅっとし続ける余裕が無いんですが」
「んもう、仕方ないなぁ。……はい、これで良いでしょ?」
「早っ!?」
「すごい?」
「うん、凄い凄い」
「えへへへ……じゃあ、もっとずっと、ぎゅってして?」
「はいはい」
 ぎゅ〜〜
「ふにゅぅ……」

甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度10
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296296894/
987名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 19:42:16 ID:vKSrUBjG
ふにゅ〜って書かれると甲子園を思い出す

>>986
988名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 21:08:35 ID:FgNVy7J4
>>986
素晴らしい
>>939の保管庫もテンプレに入れてもいいと思うな

最近の甘波に感謝
レスのついてないものも多いけど楽しんでます
989名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 21:46:25 ID:PxAW793D
このスレも良い甘さでした
ありがとうございます
990名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 22:10:27 ID:XmxxWpHW
>>988
御指摘d

とりあえずレス追加しておいた
次スレ建立時にでもヨロ

もう忘れ物、無いよな?
991名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 23:59:37 ID:hGWHidC6
>>990
もう、いちばん大事なの忘れてるよ?

あたし!(だきっ)
992名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 02:55:09 ID:FJiDMpjb
はいっ。糖度9も素晴らしいスレでしたね。
甘い甘い、素晴らしく甘い女の子、たくさん、たくさん出て来ました。
もう素晴らしいとしか言いようがない職人さん達に、心から拍手です。
嘗てあのチャップリンが言いました。あなたの作品のなかでベストはどれだと聞かれたときに、「ネクストワン」、次をみてくれと言いました。
どうか職人の皆さん。糖度10もチャップリンのような心意気で素晴らしい作品の糖化、お願いしますね。
それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
993名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 03:39:24 ID:+08TKg/9
飴ー
994名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 08:52:42 ID:+w7TvXWr
抱きついたっていいじゃない
甘えっ子だもの

蜜を
995名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 14:19:55 ID:R71+zw23
>>992
ちょっと泣いた。今ごろ天国で名優達と談笑してるんだろうなぁ〜。

>>986
GJ
ついに糖度が二桁か…。
毎日の歯磨きを怠らないようにしないとな。
996名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 18:20:45 ID:Q8tBH3sd
果たして歯磨き如きで抑えられるかな?俺はNOだと思う
997名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 18:22:02 ID:52Ak+e1w
甘えっ子に磨いてもらえばいいんだな
998名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 18:28:06 ID:1LWadKE+
歯磨き粉と見せかけて練乳ですね
さらに砂糖で顆粒を再現
999名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 22:43:03 ID:H9UyDJBa
999げtttt
1000名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 23:14:02 ID:iMM/5TWH
んじゃ1000
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。