エロ下着の上に普段着のキモウトって良くね?
すまんがよくわからん
エロ下着の上に普段着のキモ姉は良いと思う
私が服の下にこんなのを着けてるなんてバレたら大変な事になる
一緒にいる兄(弟)もタダでは済まないだろう
バレてほしくなかったら…どうすればいいか分かるよね♪
こんな流れか
普段着の上にエロ下着がいい
>>615 兄(弟)「やめろ脱ぐな。つかハァハァ言いながら瞬きもせずに俺を見つめるな恐ろしい」
こんな感じ?
618 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 13:34:55 ID:KOKGELpG
解
兄弟「生身完全非露出緊縛の放置プレーに勃起」
620 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:03:18 ID:MBErFrJ8
俺たちageageブラザーズ
今日もネタないのにageるからな
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ .∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
キモ姉に見せかけたキモウトものはないかい
test
さとがえりこわい
久しぶりに実家に帰ってみると8年前に死んだはずの姉がいた
だが実はそれは今まで別々に暮らしていたはずの腹違いの妹の成長した姿だった
とか
妹に乗り移るキモ姉
折角あの糞姉を葬ってやったのに…まさか幽霊になって私に取り憑いて初めてを使っちゃうなんて…ふぇぇぇん!
でもこれでお兄ちゃんと既成事実できたって事なんだよね…えへへ
じゃ、今度はちゃんと私の意識がある状態でシてもらおうかな♪
いっその事、幽霊になったキモ姉orキモウトが兄にとりつき、「えいっ!実力行使!」という展開はどうよ
実力行使って姉(妹)には実体が無いのに何をするの?
>>628 自分を想いながらオナニー
不毛過ぎる……
瞑想→幽体離脱→兄に憑依→兄の体を操って自分の体をレイプ
…しようとする直前で我に返る「こんな事したって満たされる気がしない」
泥棒猫の体を乗っ取る
気が付くと、私は地面に向かって真っ逆さまに落下しているところだった。
さようなら。お父さん、お母さん、そして○○君――。
ドシャッ!
究極、弟と体をチェンジ!!
>>627 姉妹「そうだ!兄弟の携帯に取り憑いて今の私のあえぎ声や、
私のセクシー画像をいたずら電話や迷惑メールみたいに
送り続けたらいいんだわ!私って天才\(^o^)/
ありがとう携帯電話を進化させてくれたメーカーの中の人(;_;)」
キモ姉「ワタシが好きにな〜る」クルクルクル
>>634 着信音、喘ぎ声に変えられてたら怖いな。
「あっあんあんっ、〇〇ちゃんのおち〇ぽがお姉ちゃんの子宮突きまくってるよぉ」とかw
1:兄に彼女ができたショックでキモウト自殺。魂が兄の体の中に入り込む
2:兄の周りで怪奇現象が多発。曰く「妹の声が聞こえた」「妹の気配がする」etc
3:兄が彼女との初Hに漕ぎ着けたら繋がった性器を通じてキモウトの魂が彼女の体へ侵入
4:キモウトの魂が彼女の人格を封印or消去して体を乗っ取る
5:その後は彼女の中身がキモウトになった事を隠し続けるなりカミングアウトするなり
…最初から兄じゃなく彼女に取り憑け?ごもっとも
そうだ!お兄ちゃんも幽霊になればいいんだ!
時空の壁を越えて泥棒猫に転生
自分同士の不毛な争いが始まる
ヤ〇デ〇スレの保管庫に全く同じシチュの作品が有った…もう何も信じないカナ
あれは自分で人格をゴニョゴニョだろ
泥棒猫の体を乗っ取り
初Hから妊娠までこぎつけた後
妹しか知らない情報を兄にカミングアウトするキモウト
しかしよく考えたら肉体は泥棒猫のものなんだからあくまで子供は泥棒猫のなんだよな
H〜妊娠〜出産を自分が体験するって事くらいしか…
長身・巨乳・ムチムチの妹に甘えられまくる兄が見たいです
>>643 出産後に泥棒猫死亡
子供が大きくなったら以下ループ
>>643 しかし兄はロリ・巨乳・病弱な姉の世話でかかりきりだったりして
>>636 『特捜最前線』のサブタイの、
『恐怖のテレフォンセックス魔』
を彷彿させますね。
>>646 ロリ・病弱は妹と正反対だけど巨乳だけは共通してるのか
三つの鎖 24 後編です。
※以下注意
エロあり
血のつながらない自称姉あり
投下します
放課後、帰りのホームルームが終わると同時に幸一くんは早足に教室を出た。
その様子を不思議そうに見る耕平君。
少しして、梓ちゃんが教室にやってきた。
私と視線が合う。梓ちゃんはすぐに視線を逸らして教室を見回した。耕平君を手招きして呼び寄せる。
「耕平さん。兄さんを知りませんか」
「あいつもう帰ったで」
梓ちゃんの瞳の色が揺れる。背筋の寒くなるような瞳の輝き。
危険な光を放つ梓ちゃんの瞳に気圧されたかのような耕平君。それでも視線を逸らさないあたり、幸一くんの親友だと思う。
「どこに行ったかご存知ですか」
「いや、知らへんわ」
無言で耕平君を睨みつける梓ちゃん。
耕平くんが知っているかどうかは私も分からない。けど、もし知っていたとしても今の梓ちゃんには教えないだろう。
「…お手数をおかけしました。失礼します」
梓ちゃんは去って行った。
耕平君は自分の席に座って、ため息をついた。
「大丈夫?」
私は耕平君に近づき、話しかけた。
耕平くんは顔を上げた。疲れた表情は恐怖で微かにひきつっている。
「村田、梓ちゃんなんかあったんか?」
「どういう事?」
「なんか普通やない」
耕平くんは拳を握りしめた。微かに震えている。
「普通やない。話してるだけやのに、殺されるかと思った」
耕平くんは私を見上げた。
「幸一のやつ、大丈夫なんか」
「本調子じゃないけど、体調は良くなっているみたいだよ」
「誤魔化すなや。俺の言いたい事はそんなんちゃうわ」
私を睨みつける耕平君。
馬鹿な子。
君には何の関係も無いのに。
「私、よく分からないよ」
ため息をつく耕平君。
「じゃあね」
私は教室を出た。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
通学路を僕は走る。
春も終わりに近づいているせいか、暑い。
時々後ろを振り向いて確認する。
梓がいないかを。
幸い梓に追いつかれる事なく目的地に着く。
夏美ちゃんのいるマンション。
階段をのぼりながら、郷愁に近い感情が湧きあがる。ここに来るのは久しぶりに感じる。
ドアベルを鳴らす。返事は無い。どうやら僕の方が先についたようだ。
無理もない。授業が終わった瞬間に全力で走ってきた。
教室でぐずぐずしていると、梓が来そうな予感がした。
メールで夏美ちゃんとここで待ち合わせをした。学校だと、お昼のようなってしまいそうだから。
梓。僕の妹。
僕の事を一人の男として愛していて。夏美ちゃんのお父さんを殺して。
どう接すればいいのか分からない。
どうすればいいのかも分からない。
そんな事を考えていると、階段を上る足音が聞こえてきた。聞き覚えのある足音。
僕の好きな女の子が、階段を上って姿を現す。
「お兄さん!」
夏美ちゃんは泣きそうな顔で僕に抱きついた。
震える小さな背中。僕はそっと抱きしめた。
「お、お兄さん、わたし、わたしっ」
僕の胸に顔をうずめ震える声で僕を呼ぶ夏美ちゃん。
寂しい思いをさせていた。罪悪感に胸が痛む。
夏美ちゃんは顔を上げた。目尻から涙の雫がポロリと落ちる。
僕はそれをそっと拭った。
「とりあえず上げてもらえるかな」
夏美ちゃんは泣き笑いの表情で頷いた。
仏壇の前で正座し、手を合わせる。
娘を頼む。雄太さんの手紙が脳裏に浮かぶ。
「あの、お兄さん」
夏美ちゃんの声。振り向くとお盆を持った夏美ちゃんが僕を見ている。
「私、部屋にいますね」
「僕も行くよ」
僕は立ち上がって夏美ちゃんの持っているお盆を持った。琥珀色の液体の入ったコップが二つ。
「ありがとうございます」
夏美ちゃんの部屋でベッドに並んで座りコップに口をつける。
アイスティー。走って乾いた喉が潤う。
「夏美ちゃん」
夏美ちゃんは僕を見上げた。並んで座っても夏美ちゃんは小さい。
「その、ごめん。今日のお昼の事も、洋子さんを見送れなかったのも」
夏美ちゃんは首を横にふるふる振った。
「私こそお見舞いに行かなくてすいません」
「いいよ。気を使ってくれてありがとう」
遠慮してくれたんだろう。
梓は、女の子が家に来るのを嫌がる。
春子でも。夏美ちゃんでも。
夏美ちゃんは僕にもたれかかった。温かくて柔らかい感触。
僕は夏美ちゃんの髪に触れた。サラサラしていて綺麗な髪の毛。
「髪の毛、のびたね」
以前はショートだったのに、今は肩にかかるぐらいの長さになっている。
「伸ばそうと思いまして」
夏美ちゃんは顔を上げた。不安そうに僕を見上げる。
「似合ってるよ」
僕の言葉にほっとした様子の夏美ちゃん。
実際、今の髪形もよく似合っている。
小さい時の春子を思い出す。今でこそ春子の髪は背中に届く長さだけど、小さい時は肩にかかるぐらいの長さだった。活動的な春子は短い髪形を好んでいた。気がつけば今のように伸ばしていた。
春子はいつから髪を伸ばすようになったのだろう。
「お兄さん」
夏美ちゃんの声に慌ててしまった。他の女の子の事を考えているのをばれたのかもしれない。恋人といるのに、他の女の子の事を考えるのは失礼だ。
「あの、体調は大丈夫ですか」
「もう大丈夫だよ」
夏美ちゃんの両手が僕の頬を挟む。上気した頬、うるんだ瞳、甘い香り。
目を閉じて顔を近づける夏美ちゃん。柔らかそうで小さな唇。僕も目を閉じた。
お互いの唇が触れる。温かくて柔らかい感触。
啄ばむように何度もキスしてくる夏美ちゃん。甘い香りと感触に頭がくらくらする。
口の中に熱い何かがぬるっと入り込む。夏美ちゃんの舌。
一生懸命に僕の口腔を舐めまわす夏美ちゃんの舌。僕も応えるように舌を絡める。
僕は夏美ちゃんの背中に腕をまわした。少し強く抱きしめる。服越しに夏美ちゃんの柔らかくて温かい感触を感じる。
舌を絡め合ううちに、お互いの体が熱くなるのを感じる。
唇を離す。目を開けると夏美ちゃんの切なそうな表情が目に入る。
微かに乱れた呼吸。甘い香りが鼻につく。
「私、寂しかったです」
僕の胸に頬ずりしながら夏美ちゃんは呟いた。
「ごめん」
夏美ちゃんの髪を撫でながら僕は言った。
顔を上げて僕を見つめる夏美ちゃん。いつもの元気な明るい様子とは違う濡れた視線に頭がくらくらする。
「…忘れさせてください」
夏美ちゃんの小さな手が僕のカッターシャツのボタンをはずしていく。僕も夏美ちゃんの制服のボタンをはずす。
お互いの肌を徐々に晒していく。夏美ちゃんの白くて滑らかな肌。
露わになった僕の上半身に顔を寄せ、すんすん鼻を鳴らす夏美ちゃん。
そういえば、走ってきたから汗臭いかもしれない。
そう考えた瞬間、恥ずかしさを覚える。
「ごめん。汗臭いかな」
夏美ちゃんは顔を上げた。ブラだけで隠された上半身が艶めかしい。夏美ちゃんは何も言わずに僕の鎖骨を舐めた。
くすぐったい感触に体が震える。夏美ちゃんはさらに僕の上半身に舌を這わせる。
「…お兄さんの匂いと味がします」
夏美ちゃんは僕の膝に乗る。視線の高さが同じになる。顔が近い。濡れた瞳が僕を見つめる。
僕の耳を夏美ちゃんが甘噛みする。くすぐったい。
「…好きです」
耳のすぐそばで囁かれる言葉。熱い吐息。
抱きしめた夏美ちゃんの上半身。直接触れる肌が心地よい。
僕は夏美ちゃんのブラを外した。形の綺麗な胸が露わになる。恥ずかしそうに身じろぎする夏美ちゃん。
小さな手が僕の股間をズボン越しに触れる。すでに硬くなっている。
「…嬉しいです」
頬を染める夏美ちゃん。夏美ちゃんはベッドを下り、膝をついて僕の股間に顔をうずめた。
夏美ちゃんはズボンのチャックを開け、僕の剛直を取り出す。
白くて小さな手が剛直に触れるたびに、自分の意志とは無関係に震える。
夏美ちゃんは剛直の先端を咥えた。熱い舌が先端をゆっくりと舐める。さらに夏美ちゃんの手が剛直を擦る。
小さな白い手が剛直をしゅっ、しゅっと擦る。あまりに淫靡な光景に頭に血が上る。
「ちゅっ、んっ、はむっ、ちゅっ」
夏美ちゃんの唾液と先走り液でべとべとになって滑りの良くなった剛直を小さな手が擦る。剛直の先端を夏美ちゃんの舌が舐めまわすのが心地よい。
「んっ、ちゅっ、じゅるっ」
顔を上げて僕を見つめる夏美ちゃん。濡れたな視線。
その瞳が、梓とかぶる。
僕は夏美ちゃんの頭を撫でた。サラサラの髪の感触。嬉しそうに笑う夏美ちゃん。
夏美ちゃんのむき出しの肩をそっと押した。剛直が夏美ちゃんの口から出てきて、冷たい空気に触れる。
「もういいよ。ありがとう」
夏美ちゃんは頬を染めて僕を見上げた。いつもの子供っぽい仕草からは想像もできないほどの艶を否応なしに感じる。
「お兄さん。全部脱いでくれますか」
僕は頷いて脱ぎだした。
夏美ちゃんもスカートを脱ぐ。薄いピンクのショーツと白くて柔らかそうな太ももが露わになる。
恥ずかしそうにショーツと靴下を脱ぎ、一糸まとわぬ姿になる夏美ちゃん。
夏美ちゃんの体は綺麗だ。背は低いけど、出るところは出ている。白くて滑らかな肌も綺麗だ。胸の大きさは普通だと思うけど、身長が低いせいか大きく見える。
「…そんなに見ないでください」
恥ずかしそうにうつむく夏美ちゃん。可愛い。
「あの、座っていただけますか」
僕は夏美ちゃんの言うとおりにベッドに腰掛けた。
夏美ちゃんは僕の足元に膝ついた。その手には避妊のためのゴム。
「つけますね」
夏美ちゃんは僕の足元に跪いた。そして僕の剛直にゴムを着ける。白くて小さな手がたどたどしい手つきでゴムを着ける動きが、妙にエロい。
立ち上がった夏美ちゃんは僕の肩をそっと押した。ベッドに押し倒された僕を夏美ちゃんは上から見下ろす。
初めての体位。
「…今日は全部、私がします」
頬を染め、濡れた瞳で僕を見下ろす夏美ちゃん。背筋が寒くなるほどの色気を発散している。
夏美ちゃんの小さな手が剛直に触れる。それを膣の入り口に持ってくる。
お互いの性器が触れる。ゴム越しにも夏美ちゃんの膣の入り口が濡れているのが分かる。
「…いきます」
夏美ちゃんはゆっくりと腰を下ろす。剛直が徐々に夏美ちゃんの中に入っていく。
「んっ…あっ…ああっ…!」
少し苦しそうに身をよじる夏美ちゃん。白い胸が揺れる。
それでも夏美ちゃんは腰を下ろすのをやめない。やがて剛直が全て夏美ちゃんの膣に収まる。剛直の先端が子宮の入り口に当たるのを感じる。
荒い息をついて僕を見下ろす夏美ちゃん。
「…久しぶりですから、お兄さんの、大きく感じます」
頬を染め嬉しそうに僕を見下ろす夏美ちゃん。微かに胸がざわつく。
「…動きますね」
夏美ちゃんは姿勢を伸ばしてゆっくりと腰を上げた。
「あっ、ああっ、んっ」
剛直が擦られる感触が心地よい。
半分ほど剛直を抜いて、再び夏美ちゃんは腰をおろした。
「んっ、あっ、お兄さんのが、んんっ、こすれてます」
たどたどしい動きで何度も腰を動かす夏美ちゃん。
白い胸が揺れる。
僕の胸に手をつき、夏美ちゃんは腰を振る。
夏美ちゃんの声が艶を含む。吐息が甘い香りを放つ。
その姿に、胸がざわつく。
「あっ、んっ、ああっ、んっ!」
嬉しそうに、気持ちよさそうに動く夏美ちゃん。淫靡な表情。
何度も剛直の先端が子宮の入り口にぶつかる。その度に体を震わし、熱い吐息を漏らす夏美ちゃん。
白い胸が大きく揺れる。
微かに頭痛がする。心臓の鼓動がだんだん大きくなるのを感じる。
胸が、ざわつく。
「んっ、お兄さんっ、どうですかっ?気持ちいいですか?」
淫靡に僕を見下ろす夏美ちゃん。
その姿が。
あの日の春子にかぶって見えた。
僕を嬉しそうに犯す姿に。
「きゃ!?」
誰かの悲鳴が聞こえた気がする。誰なのか考える余裕はなかった。
心臓がでたらめな鼓動を刻む。その度に激しい頭痛が僕を苛む。全身から冷や汗が出る。
込み上げる吐き気。震える体。歪む視界。
必死に耐えた。
何度も深呼吸する。徐々に頭痛が引いて行く。心臓の鼓動がもとに戻っていく。
そこで漸く気がついた。
僕が夏美ちゃんを突き飛ばしていた事に。
ベッドの上でお尻をついて呆然と僕を見つめる夏美ちゃん。
「ご、ごめん」
僕は何をやっている。
夏美ちゃんは何の関係もないのに。
手を伸ばして夏美ちゃんの肩に触れる。夏美ちゃんはびくっと震えて僕を見上げた。
「あ、ああ」
脅えた表情で僕を見上げる夏美ちゃん。
「……い」
夏美ちゃんは何かつぶやいたけど、小さすぎて聞こえない。
その姿に不安を感じ得る。
「ごめん。夏美ちゃ――」
「ごめんなさい!!!!」
部屋に悲鳴じみた声がこだまする。
夏美ちゃんの声だと、すぐには気が付けなかった。
「何でもします!!だから、だから、お願いです!!捨てないでください!!嫌いにならないでください!!」
夏美ちゃんの頬に涙が伝う。必死な表情で僕に詰め寄る。
僕を見上げる夏美ちゃん。脅えた表情。
「き、嫌いにならないでください。お願いです」
涙で顔をぐちゃぐちゃにする夏美ちゃん。
「お兄さん好みの女になります。お兄さんの言う事を聞きます。だから、だからお願いです」
脅えきった表情で僕を見つめる夏美ちゃん。涙がとめどなく溢れる。
「す、捨てないでください」
何で。
何でそんな事を言うのだろう。
僕は夏美ちゃんが好きなのに。
夏美ちゃんを嫌いになるはずないのに。
突然、夏美ちゃんは僕の股間に顔をうずめた。
ゴムのついた剛直を握り、口にする。
「な、夏美ちゃん?」
夏美ちゃんは顔を上げた。涙でぐちゃぐちゃの顔。
「んっ、ちゅっ、じゅるっ」
懸命に剛直を舐める夏美ちゃん。
「お、落ち着いて」
夏美ちゃんの肩を掴み、離す。
泣きながら夏美ちゃんは僕の手を振り払った。
「き、気持ちよくします。だから、だから、捨てないでください」
泣きながら僕を見つめる夏美ちゃん。
僕を見ているようで、見ていない。
その痛ましい姿に胸がざわつく。
僕は夏美ちゃんを抱きしめた。
「お、お兄さん?」
脅えたような夏美ちゃんの声。
「ご、ごめんなさい」
「大丈夫。大丈夫だから」
柔らかくて温かい夏美ちゃんの体。
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい」
泣きじゃくりながら何度も謝る夏美ちゃん。涙の雫が落ちる。
ふれ合う距離にいるのに、夏美ちゃんが遠くに感じる。
視界がにじむ。涙がこぼれて、夏美ちゃんの肩に落ちる。
びくりと震える夏美ちゃん。
「あ、ああ、あ」
夏美ちゃんは僕の顔を両手で挟んで口づけした。
温かくて柔らかい感触。
「んっ、ちゅっ」
懸命に口づけする夏美ちゃん。
「ひっく、お願いです、嫌わないでください」
泣きじゃくる夏美ちゃん。
「僕は夏美ちゃんが好きだ。嫌いになったりしない」
「お、お兄さんの好きにしていいです。何をされてもいいです。だから、だから、嫌わないでください」
何で。何で分かってくれないの。
僕は夏美ちゃんが好きなのに。
愛しているのに。
僕は夏美ちゃんを思い切り抱き締めた。
「きゃ!?」
夏美ちゃんの唇を強引にふさぐ。
今は、夏美ちゃんの悲しい言葉を聞きたくなかった。
歯と歯の隙間を割って、唇をねじ込む。
「んっ、んんっ!?」
夏美ちゃんの口腔を舌で蹂躙する。
舌を、歯茎を、舐めまわす。
夏美ちゃんも舌をからませ、一生懸命に応えようとする。
それを屈服させるように舌を動かす。
苦しそうに身をよじる夏美ちゃんを、押さえこむように抱きしめる。
夏美ちゃんの口腔を、舌で無茶苦茶にする。
しばらくして、僕は唇を離した。苦しそうにむせる夏美ちゃん。
それでも僕を必死な瞳で見上げる。
「だ、抱いてくれないのですか」
夏美ちゃんの声は震えていた。
「な、何をされてもいいです。お兄さんの好きなようにしてくれていいです」
「僕は夏美ちゃんが好きだ」
夏美ちゃんは僕にしがみついた。
小さな手が僕の背中に回される。
「ひっく、何をされてもいいです。ぐすっ、お兄さんの、ひっく、好きなようにしていいです。だから、だからお願いです。嫌わないでください。捨てないでください」
涙交じりの声で夏美ちゃんは囁いた。
その声から夏美ちゃんの感じる恐怖が伝わってくる。
捨てられるのかもしれないって。
そんな事、絶対にないのに。
何で分かってくれない。
僕は夏美ちゃんを押し倒した。
夏美ちゃんは脅えるように僕を見上げる。
その姿に、胸がざわつく。
僕は一気に挿入した。
「ひうっ!?」
背中を弓なりに反らす夏美ちゃん。
僕は最初から激しく腰を振った。
「あっ!!ああっ!!おにい、さんっ!!ひうっ!?」
苦しそうに身をよじる夏美ちゃん。それなのに顔には、安堵の色が浮かぶ。
ざわつく感情を押さえ、僕は夏美ちゃんを激しく抱いた。激しく犯した。
膣の奥を何度もつつき、揺れる白い胸を揉み下し、唇を奪う。
身をよじる夏美ちゃんを押さえつけ、腰を動かす。
そうすれば、夏美ちゃんが安心した表情を浮かべるから。
「ひぐっ、すきっ、すきですっ」
泣きながらうわごとの様に呟く夏美ちゃん。その唇を僕は塞いだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
靴を履いて僕は立ち上がった。
ジャージにTシャツ姿の夏美ちゃんも靴をはいた。僕は微かにふらつく夏美ちゃんを支えた。
「大丈夫?」
「は、はい。その、平気、です」
脅えた視線を僕に向ける夏美ちゃん。無理もないかもしれない。
夏美ちゃんを激しく抱いた。
身をよじる夏美ちゃんを押さえつけ、唇をむさぼり、激しく犯した。
夏美ちゃんの痛ましい姿を見たくなかったから。
自分でも分かっている。こんなのはよくない。体で誤魔化すような真似はよくない。僕の気持ちを夏美ちゃんに伝えないといけないって。
でも、何度好きって言っても、夏美ちゃんは分かってくれない。
脅えたように僕を見上げ、抱いてとせがむだけ。
「あ、あの、下まで送ります」
「ありがとう」
並んでドアをくぐる。
僕は夏美ちゃんの手を握った。びくりと震える夏美ちゃん。
言葉を交わしても、体を重ねても、僕の気持ちは伝わらない。
僕が夏美ちゃんを捨てるはずないのに。
言葉で表せないぐらい、夏美ちゃんの事が好きなのに。
何で夏美ちゃんは不安を感じているのだろう。
分からない。夏美ちゃんは何も言ってくれない。
夏美ちゃんの部屋は二階だ。すぐに一階のロビーにつく。
僕の手を握る夏美ちゃんの手が震える。
ロビーに梓がいた。
薄いキャミソールにホットパンツという格好。むき出しの華奢な肩に眩しいぐらいに白くて細い素足。暑がりの梓が好む服装。
冷めた視線を僕達に浴びせる梓。その視線が微かに下がる。握り合った手に梓の視線が突き刺さる。
梓の瞳の色が揺れる。
「兄さん。家に帰ろ」
無表情に梓は近づき、僕の手をとった。びっくりするほど熱い手。
梓は何も言わずに僕を引っ張る様に歩き出した。
「夏美ちゃん。また明日」
僕は夏美ちゃんの手を離した。夏美ちゃんの温もりが消える。
泣きそうな顔で立ち尽くす夏美ちゃん。
その姿がだんだん小さくなり、見えなくなる。
夏美ちゃんの泣きそうな表情が頭から離れない。
傍にいたい。でも、そうすると梓が何をするか分からない。
ロビーを出たあたりで、後ろから足音が聞こえた。
振り向くと夏美ちゃんがこっちに走っている。
「お兄さん!!」
夏美ちゃんの手が僕の空いている手を掴む。震える小さな手。
「嫌です!!行かないでください!!」
涙の雫が夏美ちゃんの頬を伝って落ちる。
僕の手を握る梓の手の体温が、さらに熱くなった気がした。
敵意に満ちた瞳を夏美ちゃんに向ける梓。
「兄さんの手を離して」
「いやっ!!絶対いやっ!!」
夏美ちゃんは涙に濡れた瞳を梓に向けた。
「梓はお兄さんの妹じゃない!!いつでも一緒にいられるじゃない!!」
夏美ちゃんの目尻から涙がとめどなく溢れる。
「何があってもお兄さんは梓のお兄さんでしょ!!私は違うんだよ!!お兄さんと別れたら、赤の他人になっちゃうんだよ!!」
頬を伝う涙が地面に落ちる。
「何で私からお兄さんを連れ去るの!!ひどいよ!!私だってお兄さんと一緒にいたいのに!!傍にいたいのに!!お兄さんが休んでた時もお見舞いに行かなかったのに!!それなのに何で梓は私の家まで来るの!!」
夏美ちゃんの一言一言が僕の胸に突き刺さる。
僕の手を握る夏美ちゃんの小さな手が震える。
僕の手を握る梓の手から伝わる体温がさらに熱くなる。
梓の方を見て、僕は戦慄した。
何の感情を示さない無表情なのに、瞳だけが梓の激情を露わにしている。
怒りと敵意と害意。
「うるさい。黙って」
「これ以上私からお兄さんを奪わないで!!」
梓の瞳の色が揺れる。
夏美ちゃんに梓の手がのびる。梓を振り払おうとして、できなかった。梓の手が魔法のように僕の手の関節を極め、動けない。
僕は夏美ちゃんの腕を振り払った。
「え?」
呆然と僕を見上げる夏美ちゃん。涙に濡れた瞳は信じられない何かを見たかのように見開かれる。
「あ、あ、なん、で」
生気の失せた表情。虚ろな瞳。震える声。
それらを振り払って僕は告げた。
「夏美ちゃん。また明日」
僕は梓の手を引き、その場を早足に離れた。
これ以上いたら、梓はきっと夏美ちゃんを傷つける。
外は既に暗い。夜の涼しさが体にしみる。
僕に振り払われ、呆然とした夏美ちゃんの様子が脳裏に浮かぶ。
胸が、痛む。
夏美ちゃんを傷つけた。
でも、他にどうすればよかったのだろう。
あのままだと、梓はきっと夏美ちゃんを怪我させた。もしかしたら、命を奪ったかもしれない。
梓は僕の腕を抱きしめるように身を寄せた。
「離れて」
僕をの言葉を無視して梓は顔をすりよせる。
瞳が怒りと苛立ちにそまる。
「夏美の匂いがする」
梓の手が僕の頬に触れる。信じられない熱さ。
「夏美を抱いたんだ」
頬から梓の手が離れる。その手が僕の手を握る。
突然、手首に激痛が走る。梓の手が僕の手首を容赦なくねじり上げる。あまりの痛みに僕はたまらず膝をついた。
「なにを」
僕は最後まで言葉を紡げなかった。
梓の唇が僕の唇をふさいでいた。
ふれ合う唇から、梓の体温が伝わる。信じられない熱さが唇を焼く。
唇を割って、熱い何かが入り込む。
「ちゅっ、んっ」
熱い何かが口腔を這いずり回るおぞましい感触。
梓の肩を押して引き離そうとするけど、離れない。万力のように梓の腕が僕を押さえつける。
その間も梓は僕の口腔を舐めまわす。口腔を犯される感触に鳥肌が立つ。
梓の舌をかもうとした瞬間、梓は離れた。
「兄さん以外の味がする」
無表情に僕を見下ろす梓。その瞳は激情に染まっている。
僕は周りを見渡した。幸い、人影は無い。
「梓。こんな事は止めて」
「こんなことって何?好きな人にキスして何が悪いの?」
「僕たちは兄妹だ」
梓の表情が歪む。
「そんなに私の事が嫌いなんだ」
「違う」
梓は大切な妹だ。例え何があっても、血を分けた妹。
嫌いになるなんて、できない。
「違わない」
梓は僕を見上げた。その瞳から狂おしいほどの渇望が伝わってくる。
「兄さん。キスして」
突然の梓の言葉に戸惑う。
「さっき梓が僕にした」
「違うの。兄さんからして欲しい」
僕の答えは決まっている。
「断る」
梓の瞳が危険な色を帯びる。
「断るなら、夏美を殺す」
全身に鳥肌が立つ。浮足立つ感触。
脅しなのか。本気なのか。
でも、梓は既に三人も殺している。
「別に私を抱いてって言ってるわけじゃないわ。キスしてくれるだけでいい」
梓の視線が僕を貫く。その瞳が問いかける。
キスするのかどうかを。
それとも、夏美ちゃんの命を見捨てるのかを。
夏美ちゃんの笑顔が浮かんで消えた。
僕は梓の顎に手をかけて上を向かせた。
梓は目を閉じた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
お兄さんが私を振り払って梓と帰ってから、私は呆然と突っ立っていた。
何が何だか分からなかった。
ただ、お兄さんは私を振り払って梓と帰った事しか分からなかった。
お兄さんの手を引く梓の姿が脳裏に浮かぶ。私は唇をかみしめた。
何で梓はここまで来るの。
学校でもそう。お昼休みにお兄さんを連れて行った。
そして放課後でも、私からお兄さんを連れて行く。
何で?梓はお兄さんの妹じゃない。いつでも一緒にいられるじゃない。家にお兄さんが帰って来てくれるじゃない。私は違うのに。お兄さんが帰るのを見送る側なのに。
何があっても梓はお兄さんの妹なのに。何があっても血のつながりがあるのに。
私は違う。お兄さんに嫌われたら、捨てられたら、何のつながりも無くなる。赤の他人になるのに。
そこまで考えて激しい恐怖が私を包む。
お兄さんは、私の事を嫌っているのだろうか。
エッチの時も、私が余計な事をしたからお兄さんを怒らせた。
その後も、梓がお兄さんを連れていくのが嫌でみっともない姿を見せた。
結局、お兄さんは私の手を振り払って梓の手を引いて帰って言った。
心臓の鼓動がやけにはっきりと聞こえる。喉がからからになる。
気がつけば私は走っていた。
マンションの外は既に暗くなっている。
お兄さんに会いたい。会って何をしたいのか分からないけど、とにかく会いたい。
謝らなくちゃ。お兄さん、きっと怒っている。梓の関係で大変なのに。病み上がりなのに。それなのに、心配をかけるような事をした。
夜の道を走り角を曲がったところで、私はお兄さんを見つけた。
目の前の光景が信じられなかった。
お兄さんが梓に口づけしていた。
背伸びをする梓の顎にお兄さんの手が添えられている。梓の白い手がお兄さんの頭を抱きしめている。
お互いに目を閉じ、唇をむさぼるようにキスしている。
私は曲がり道の角に隠れた。深呼吸をしてもう一度顔を出して見る。
そこには変わらない光景があった。
(梓ちゃん、すごく積極的になったよね。きっと他の人の目が無い時はもっと積極的だと思うよ)
ハル先輩の声が脳裏にこだまする。
(梓ちゃん、美人だもんね。血のつながった妹でも、あんな綺麗な子に迫られたら断れるのかな)
目頭が熱い。視界が歪む。頬を熱い何かが伝う。
私は目の前の光景に背を向けて走り出した。
自分の部屋まで戻り、布団をかぶる。
うつ伏せになり、布団の匂いを嗅ぐ。お兄さんの匂いが微かにする。
お兄さんが梓にキスしている光景が脳裏に浮かぶ。
もう、何も考えたくなかった。
乙です…春子のターンww夏美アポーン、梓刑務所で一人勝ち?でも幸一君も消滅…しそう、所で三人殺したって夏美の父と後誰!?
GJです!
待ってましたよ、続きが待ち遠しいです。
でも、もう後編なんだよね…
終わると思うとなんか寂しいね