オリジナル魔法少女陵辱スレ13【和姦も】

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1名無しさん@ピンキー
オリジナルの魔法少女のエロを扱うスレです。
陵辱に限らず和姦でもOK
魔法少女が陵辱しても全然OKよ

【前スレ】
オリジナル魔法少女陵辱スレ12【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1269784803/

【注意事項】
○sage進行でお願いします。
○職人さんは特殊嗜好の作品の場合は投下前に注意書きをお願いします。
○職人さんが投下しづらい雰囲気はやめましょう。供給があってこそのエロパロ板です。
○好みに合わない作品や意見はスルー(読み飛ばし)を推奨します。
○荒らし、煽り、広告はスルーしましょう。
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【過去スレ】
オリジナル魔法少女陵辱スレ11【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1264523242/
オリジナル魔法少女陵辱スレ10【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258913109/
オリジナル魔法少女陵辱スレ9【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1256649067/
オリジナル魔法少女陵辱スレ8【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1254959024/
オリジナル魔法少女陵辱スレ7【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235747369/
オリジナル魔法少女陵辱スレ6【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1225259428/
オリジナル魔法少女陵辱スレ5【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213170878/
オリジナル魔法少女陵辱スレ4【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208254990/
オリジナル魔法少女陵辱スレ3【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204801095/
オリジナル魔法少女陵辱スレ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187699066/
オリジナル魔法少女陵辱スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156666135/

【保管庫】
http://kuma.usamimi.info/magi/
【代理保管庫】
http://magicalgirlss.x.fc2.com/
2杏の人:2010/05/18(火) 17:37:15 ID:XkwODGTu
>>1
ありがとうございます。助かりました。

というわけで、杏の人です。
今回は荒野の魔法少女第7話 共通5レス、通常END1レス、BAD END18レスを投下させて頂きます。
陵辱シーンはBAD END2レス〜18レスです。
今回は注意点として、
・快楽系と苦痛系
・かなりハードな描写
・レズ描写
・陵辱による死亡描写
等があります。ご注意ください。
では、人物紹介を挟んで次々レスからの投下になります。
3荒野の魔法少女 第7話 人物紹介:2010/05/18(火) 17:37:44 ID:XkwODGTu
・アスカ
10歳 140cm 黒髪で右側低めのサイドテール
称号:生命(地)
コスチューム:和装(桜色の道着に袴) 武器は刀 (普段はフード付きのマントに木の杖)
5歳の時にセリナに連れられて、魔法世界イルシリアからリゾラットへ
6歳で魔法使いの機関であるリゾルートに入って、9歳で荒野の世界エルードに派遣された、最年少魔法少女
イルシリアに大量の魔族を齎した魔法の禁書とその写本がエルードにあることを知り、それらを処理することを目的に活動している
・ライザ
14歳 160cm 巨乳 ピンク髪でウェーブのかかったロング
称号:灯火(火)
コスチューム:羽織ったマントの隙間から胸の谷間が見える魔道士の服 スカートは膝まで 武器は大きな杖
アスカと同様、セリナが担当を務める魔法少女
アスカと共に行動するようになった。
・イナ
アスカとライザがいつも宿泊している宿屋の娘 12歳
アスカと仲がいい
4荒野の魔法少女 第7話共通 1/5:2010/05/18(火) 17:38:19 ID:XkwODGTu
宿屋の一室。アスカはベッドに腰掛け、壁に向かい合っていた。
「ごめんなさい。今まで、避けてきて」
アスカは壁に映ったセリナの顔に向かって頭を下げる。
「ううん。いいの。こうやって、またお話しできるだけでとっても嬉しいもの」
セリナは顔を綻ばせて答えた。アスカは照れくさそうに顔を背ける。
アスカは周囲に対して心を開き始めていた。
魔法使いの干渉によって崩壊へと導かれた、故郷イルシリア。
彼の地から自分を連れ出したセリナは、アスカのトラウマと強く結びつく人物だった。
今までずっと避けてきたセリナとの対面も、ライザの励ましによって、ついに実現できたのだ。
「辛かったでしょう?一人でずっと戦ってきたんだもの」
「……はい」
アスカは素直に答える。今なら、自分の気持ちがはっきりと分かった。
頑なに他の魔法少女との交流を拒み、一人で戦い続けていた日々。
その中で、アスカの心にあったのは孤独だった。
それが当然だと思っていたことも、仲間を得た今のアスカには信じられないことだ。
「でも、頑張ったじゃない。あなたの目的も、もう少しで達成できるんでしょう?」
「はい、あと一冊です。そして、最後に……」
アスカは手元に置いた写本を握りしめた。
イルシリアに魔界の門を開いた禁書。その力を封印し、世界各地に散らばった六冊の写本。
そのうちの五冊を、既にアスカ達は発見し、処理している。
残る写本は一冊。そして、それを処理した後に現れる禁書を燃やしてしまえば、アスカの目的は達せられる。
「ふふ、でも……」
「……?」
突然笑い出したセリナに、アスカは首を傾げた。
「その髪型、続けててくれたのね」
「あ……」
アスカは頭のサイドテールに手を伸ばす。
「アスカちゃん、最初は髪の毛ボサボサだったのを、私がまとめてあげたでしょ」
「……そうですね」
アスカはコクンと頷いた。頬を紅く染めている。
魔法と科学の世界、リゾラットに一人連れて行かれて、アスカは孤立していた。
そのときセリナは拒むアスカに近づき、アスカの心を和らげるように、髪をといてくれた。
「女の子なんだから、髪は大切にしなきゃ、ね」
見知らぬ世界に緊張し、警戒し、身だしなみなど気を遣う余裕がなかったアスカの髪を、セリナは結んでやった。
頭の右側にちょこんと飛び出た髪の毛は、アスカに年相応の可愛らしさを引き出させていた。
アスカはそれ以来、毎日ずっと同じ髪型にしてきた。
表面上はセリナを拒んでいても、自分を救ってくれて、優しくしてくれたセリナを心の奥では慕っていたのだろう。
「アスカちゃん。あとちょっと、頑張ってね!」
セリナは両手の拳を顔の前でギュッと握りしめる。
「はい!」
アスカも同じようにして返す。なんだかその格好がおかしくて、二人でしばらく笑いあった。
5荒野の魔法少女 第7話共通 2/5:2010/05/18(火) 17:38:41 ID:XkwODGTu
「でも、本当にアスカちゃんは明るくなったね」
朝食時の恒例となっているイナとの会話中、アスカは突然言われて顔を赤らめた。
「そ、そうかな……」
面と向かって言われると恥ずかしいが、アスカ自信もそう思っていた。
やはり、ライザという仲間を打ち解け、セリナとも向き合えるようになったことが大きいのだろう。
アスカはよく笑うようになったし、反対に悲しい顔も自然に見せるようになった。
「多分、イナちゃんとライザさんのおかげだよ……」
はにかんで俯きながら、モゴモゴと口にする。その仕草がとても可愛らしかった。
「もーっ!かわいいなぁ、アスカちゃんはっ!」
「んむっ、……くるしいよぉ」
イナはアスカの顔を両手で抱き寄せ、胸に押しつけた。成長途中の小さな膨らみが柔らかい。
「……いいな」
アスカはそれが少しうらやましかった。自分の胸はまだ成長する気配を見せていない。
「えっ?何が?」
「う、ううんっ、何でもないよっ!!?」
アスカは慌てて誤魔化す。
「そっか」
腑に落ちない様子だが、イナはとりあえず納得したようだ。
「ところでアスカちゃん。一つお願いがあるんだけど」
「お願い?」
「私と一緒に、お店で働いてみない?」
「……え?えええっ!!」
アスカは驚いて素っ頓狂な声を上げた。突然の大声に、隣で黙っていたライザがビクッと身体を震わせる。
「どうしたの?」
「ライザさんからもお願いしてくださいよ。アスカちゃんを、うちの店に勧誘したいんです。
最近、お客さん増えてきて。私一人じゃ大変な時があるんですよぉ」
「だ、だって私、お店で働くなんて……。それに、魔法少女の活動が」
「暇な時だけでいいの。今のアスカちゃんなら、絶対に人気出ると思うんだ。そしたら、さらに集客力アップ間違いなし!」
イナは熱く語り出した。商売人の娘だけあって、商魂の逞しさは持ち合わせているようだ。
「うえぇ!?えっと、あの……、ら、ライザさん……」
アスカは助けを求めるようにライザを見る。
「いいじゃない。私は応援するわよ」
「そんなぁ」
笑顔のライザに迎えられ、アスカは退路がないことに気がついた。
「ね、お願い!きっと楽しいと思うよ」
イナはアスカの手をギュッと握りしめ、顔を近づける。
「う、うん。分かった」
アスカは戸惑いながらも、首を縦に振った。前髪が近づきすぎたイナの頬を擦る。
「やった!」
「で、でもっ!」
喜びの声を上げるイナを、アスカが遮った。
「あと、もう少し。もう少ししたら一区切り付くの。だから、それまで待ってくれる?」
今は禁書への対処が最優先だ。それだけは譲れない。
「もちろんっ!アスカちゃんの都合が付くまでちゃんと待つよ。よろしくねっ!」
イナは快諾する。そしてもう一度アスカに抱きついた。
「……よ、よろしく」
アスカは抱きしめられながら、頬が緩むのを抑えられなかった。
イナの調子にはついて行くのが大変だが、なんだかとても楽しい。
不安も拭えない店での仕事だが、きっとそれも楽しいんだろうな、とアスカは想像してみた。
6荒野の魔法少女 第7話共通 3/5:2010/05/18(火) 17:39:04 ID:XkwODGTu
「情報、ないわね」
「うん……」
二人は今日四つ目の町の酒場から出て、ため息をつく。最後の写本がどこにあるのか。その情報がなかなか見つからなかった。
「ま、気長に行きましょ」
「そう、だね」
アスカは深く頷いて、自分の心を落ち着ける。
まだ、前回の件から十日ほど。今までだって、そう簡単に見つかったわけではなかった。
気が逸っているのだろう。ゴールを目の前にして焦っていてはいけないと、自分を戒める。
「それにしても、気になるのは……」
「あの人?」
ライザが何のことを言っているのか、アスカにはすぐに見当が付いた。
実は、全く当てがないわけではない。情報源はあるにはあったのだ。
「いなくなっちゃったんでしょう?」
そう。情報の提供者からのコンタクトはあったものの、その本人と連絡が取れなくなっていた。
提供者がいたらしい町の周辺を中心にで聞き込みを続けているが、彼の行方も、写本の情報も、一向に入ってこない。
「今日の所は帰りましょ。もう暗くなってきたことだし」
ライザはアスカの肩を励ますように叩き、出来るだけ明るい声で言う。
「美味しいご飯でも食べて、明日に備えなきゃ」
「……うん!」
アスカは暗い顔はやめて笑顔を作った。焦ることはない。ゆっくりでいいのだ。
ライザの言う通り、今は美味しい夕飯とイナの笑顔を糧に、鋭気を養うのが得策だろう。

帰り着いた宿屋の気配は、いつもの賑やかさとは異質な緊張感に包まれていた。
「アスカっ!!」
椅子に腰掛けていたガルダが、ドスドスと足音を立てて駆け寄ってくる。
「何があったんですか!?」
ガルダのただならぬ様子を感じ、アスカにも緊迫が伝わってきた。
「イナが、さらわれた!」
「え……!?」
アスカはサッと血の気が引いていくのを感じる。
「どういうことですか?」
アスカの両肩をサッと抱きしめて、ライザがガルダに訊ねた。
「ニグの野郎だ。ご丁寧に、手紙なんかよこしやがった」
「ニグ?」
聞いたことのない名に、二人は首を傾げる。
「アスカが前にぶっ飛ばしたゴロツキの一人だ。ギルドで絡んできた馬鹿がいただろ」
「あ……」
アスカはぼんやりとだが覚えていた。確かに、そんな出来事があったと記憶している。
「私のせいで……!?」
「あんまり責任を感じるなよ。確かにあいつはお前を逆恨みしてた。だが、こんなことになるなんて予想できるもんじゃねえ」
呆然とするアスカの頬を、ガルダが軽く叩く。それでも、アスカは気が気でない様子でいた。
「手紙にはなんて?」
「二人で指定の場所に来いとよ。そうすれば、イナは無事に返すそうだ」
「……行きます!」
アスカは即答する。
「まぁ、そうするしかないんだろうが……。気をつけろよ。今の奴は普通じゃねぇ」
「どういう意味?」
「あいつはお前らのことを嗅ぎ回ってたらしいんだが、最近妙な威圧感を放つようになったんだよ。
 アスカ一人で来いってんならまだ分かるが、二人で来いってのは異常な自信だ。二人を相手に勝てる根拠があるんだろう」
「まさか……」
嫌な予想がアスカの頭をよぎる。
「……かも、しれないわね」
ライザも同じことを思ったようだ。アスカと顔を見合わせて、頷く。
ニグが写本を手にしたのかも知れない。
7荒野の魔法少女 第7話共通 4/5:2010/05/18(火) 17:39:25 ID:XkwODGTu
指定の場所は治安の悪い町外れの倉庫だった。
使われなくなった倉庫は、いつからかゴロツキの住処と化している。
アスカとライザは正面から扉を開いて倉庫の中へと踏み入った。
「よく来たな……」
暗闇の奥から半笑いの声が聞こえる。
「イナちゃんを返してください」
「ま、そんなに焦るなよ」
ボッ、と天井に明かりがともる。揺らめく仄かな炎に照らされて、壁際に捕らえられたイナの姿が露わになった。
「アスカ、ちゃん……」
イナは両手を頭の上で縄に縛られている。ぐったりとしているが、傷つけられた様子はない。
「心配しなくても、まだ犯しちゃいねえよ。お前らをぶちのめした後、目の前でヤるのが楽しみだからな」
「大した自信じゃないの。私とアスカちゃんと、二人を相手に勝てると思ってるわけ?」
「ヘヘ、当然だろ」
ニグは虚ろな目で答えた。目線が彷徨っていて、定まらない。
ふと、周囲から複数の足音がした。一、二、三。ニグを合わせて四人の男達が二人を取り囲んでいる。
「俺はよ、お前らのことを調べたんだ。そしたら、各地のギルドや酒場でお前らがなにか嗅ぎ回ってるっていうじゃねえか。
 だから、先回りしてそいつを横取りしてやろうと思ったわけだ」
「やっぱり、写本を手に入れたんですね」
「お前らに情報を渡そうとしてた奴を締め上げてな、吐かせたんだ。
 なんでも、急に凶暴化した魔物がいるって言うじゃねえか。そいつを倒せば、俺らもその力を手に入れられるわけだろ?
 俺はそこの三人を連れて魔物を倒しに向かったわけだ。それで……あ〜、なんだ?……そう、奪ってやったのよ」
ヒヒヒ、とニグはおかしそうに笑う。強大な魔力に狂わされてしまったのか、まるで薬物中毒者のような素振りだ。
「そんなにまで、私のことが憎いんですか?」
アスカは悲しそうに訴える。
「憎い?そんなんじゃねえよ。気にくわないだけだ。ガキの癖に出しゃばりやがって。
 騎士様気取りでこのガキの護衛なんかしやがってよ。あいつらもお前にぶっ飛ばされたやつらなんだぜ?」
アスカは周囲の男達を見回した。かすかに見覚えがある気もする。イナとの買い出しの最中で絡んできた連中なのだろう。
「馬鹿じゃないの!?逆恨みもいいところじゃない」
「何でもいいんだよ。糞生意気なお前らをぶちのめして、死ぬまで犯す。俺達がしたいのはそれだけなのさ」
「……勝てば、イナちゃんは返してくれるんですね?」
「ああ、別に盾にしやしねぇから安心しな。
俺達はお前らなんかよりずっと強い力を手に入れたんだ。正々堂々と勝負してやるよ」
「分かりました」
アスカは刀を抜く。両手で柄を握りしめてニグに向かって構えた。
体中から放たれる魔力の渦が広い倉庫の中に立ちこめていく。
「いいねぇ。ビリビリするじゃねえか。……それじゃ、俺たちもいくぜっ!!」
四方から魔力が爆発して二人を包む。ニグが一番に飛び出すと、他の三人も続いた。
8荒野の魔法少女 第7話共通 5/5:2010/05/18(火) 17:40:02 ID:XkwODGTu
ギイン、と刃のぶつかり合う音が鳴り響いた。ニグが振り下ろした短剣を、アスカの刀が防いでいる。
ニグは異常なほど機敏な動きを見せた。朦朧としたような雰囲気からは想像も出来ないような速度だ。
(……でもっ)
アスカは余裕を感じた。この程度ならば、数で劣っているとはいえ、苦戦するほどの力ではない。
蹴りを繰り出してきたニグの足を右手で叩き落とし、アスカはそのまま魔力の乗った左の拳を叩きつけようとした。
「アスカちゃんっ!!」
ライザの叫び声で、アスカはすぐ横にまで迫っている男に気がついた。
男が横から凪いだ斧を、アスカは作り出した魔法障壁で防ぐ。
「でやあっ!!」
アスカは魔力を放出させて二人の男を吹き飛ばす。男達は衝撃波に押されて後ろに飛び退いた。
ニグはすぐにまたアスカに迫ってきて接近戦に持ち込み、もう一人は暗闇に隠れる。
闇の中で男が動き回っている気配が感じられた。ニグとの戦いに気を取られている隙をついて飛びかかるつもりなのだろう。
(ちょっと、やっかいかも……)
アスカは唇を噛みしめながら、ニグと組み合った。

「このっ!!ちょこまか逃げないでよっ!!」
ライザは二人の男を相手に攪乱されていた。
下手に炎の魔法を放つと倉庫が炎上してしまうため、三つの小さな火の玉を細かく操作して飛び回らせている。
だが男達はニグと同じく機敏で、なかなか動きを捕らえきれない。
「くっ……!」
時折ライザに急接近しては、小さな打撃を加えるヒットアンドアウェイを繰り返してくる。
(こいつら、変に連携がいいわね……)
男達は素早いだけではなかった。お互いが絶妙なタイミングで行動を起こしている。
能力だけなら二人を凌ぐほどではないが、この連携の良さが二人を手こずらせていた。

「アスカちゃん!」
「……ライザさん」
二人は身を寄せて、周囲にいる四人の男に備えた。
暗闇と敏捷性を生かした戦い方に苦戦を強いられている。
かといって、外に出れば無関係な町人を傷つけてしまう恐れがあった。
すぐそばにイナがいるため、全力で戦うことも出来ない。
「どうしよう……」
アスカは考える。この状況をどうやって打開するべきだろう。
「アスカちゃん、この連携の良さ、おかしいと思わない?」
「え?」
ライザが小声で語りかけてくる。
「あんなにフラフラしてた様子だったのに、戦いになったら見事に連携できるなんて、不自然じゃない」
「でも、どういうこと?」
「それはわからないけど……」
二人は攻撃をいなしながら会話を続ける。あまり会話に気を取られてもいられない。
連携の良さについて引き続き考えるべきか、それともニグ達の攻撃に集中するべきか。
アスカは考えをめぐらせた。

/ 7話共通 END
9荒野の魔法少女 第7話通常END 1/1:2010/05/18(火) 17:41:07 ID:XkwODGTu
「少し、気配を探ってみる。しばらくサポートしてくれる?」
「わかったわ」
アスカは瞳を閉じて周囲の魔力に意識を集中する。
彼らが見事に連携を取れることに、彼らの実力以外に何らかの要因があるのであれば、それは操られているということしか考えられない。
ここには六人以外の魔力が感じられない。操る誰かがいるのであれば、その魔力を隠蔽しているのだろう。
アスカは精神を集中して、僅かな魔力の流れをも見逃さないように神経を尖らせた。
動き回る四人の魔力。高速で動き回ったかと思うと、時に制止する。
隙を突こうとする素早い攻撃を、ライザが辛くも防いでいた。
(見える……)
アスカは四人から同じように伸びる、細い魔力の流れを感じ取る。四本の線が重なる場所、そこに黒幕がいるはずだ。
「そこだああああっ!!」
刀を逆手に握りしめて駆けだしたアスカは、木製の床に深々と刀を突き刺した。
「グオオオオオオオオオオオッッ!!!」
地面を揺るがすほどの猛烈な咆吼が響く。アスカが引き抜いた刀には青緑の血液が付着して流れ落ちていた。
地面の揺れが激しくなる。アスカとライザは、イナをかばうように壁際へと待避した。
地面が避け、身を潜めていた魔物が姿を現す。
太い茎を持つ巨大な植物のような魔物は、頭部に咲かせた巨大な花の中心から血液をしたたらせながら叫んだ。
「グギイイイッ!!貴様ぁっ、許さんっ!!」
魔物は体中から伸びる触手をしならせて二人に打ち付ける。
「ファイアーウォールッ!」
ライザは分厚い炎の壁を生みだし、触手を焼き捨てた。魔物は苦痛に身をよじって悶えている。
ニグ達はピクリともせずに倒れていた。まるで糸を失った操り人形だ。
ニグは「奪った」と言っていた。あれは、魔物がニグ達の身体を奪った、という意味だったのだ。
ニグ達には意識が残されており、自分が操られているという自覚はないのだろう。
写本の力を求めて無謀にも魔物に挑んだニグ達は、逆に取り込まれてしまった。
ニグ達の身体を維持するために魔力を注いだためだろうか、魔物自身に大した魔力は感じられない。
そこにあるのは、不意打ちでアスカの攻撃を受け、怒り狂って暴れるだけの哀れな弱者の姿だった。
「イナちゃんをこんな目に遭わせて……。絶対に許さない!!」
アスカは刀を振り上げて魔物に斬りかかる。魔物の触手を燃やす炎よりも熱い怒りの炎がアスカの中で燃え上がっていた。
「ヒギャッ、グエエエエエッッ!!!」
刀が閃くたびに魔物の身体が引き裂かれていく。何十本もあった触手も根本から無残に切り落とされ、花弁は千切れて落ちた。
「とどめっ!!!」
アスカは振りかざした刀を、まっすぐに振り下ろす。
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!」
断末魔の悲鳴と共に、魔物の身体が左右に真っ二つに裂けて崩れ落ちた。
「……イナちゃん。大丈夫?」
「あ、うん……。大丈夫だよ」
アスカは鬼のような形相から一変、心配した表情でイナに駆け寄る。縄をほどいて、イナの身体を抱きしめた。
「よかった……無事で……っ!!」
アスカは強くイナを抱きしめて涙を流す。
自分の責任でイナが取り返しの付かないような傷を負っていたかも知れないと思うと、寒気が走った。
「アスカちゃん、あれ……」
ライザの声に魔物の方を振り向くと、その身体が消えていくのが見える。同時にニグ達の身体も塵になって消えていった。
そして、魔物の亡骸が消えた後に残されたのは……。
「ついに、最後の写本ね」
「うん……」
アスカはしゃがみ込んで慎重に手を伸ばす。魔法でバリアを張りながら写本を手に取った。
「これで、ついに禁書が現れるのね」
「うん。この本の魔力を封印したら、すぐにでも解き放たれるはず」
今すぐに写本を処理するわけにはいかない。禁書が封じられた場所。そこを訪れてからでなければ。
アスカは手が震えているのに気がついた。ついに自分の目的が果たされようとしていることに緊張しているのだ。
故郷イルシリアを壊滅に導いた禁書を封じる役目が自分に委ねられたことを、運命のように感じていた。
自分の手で、悪夢を生む禁書を葬り去るのだ。アスカは決意を新たにして写本を握りしめた。

/第7話 END
10荒野の魔法少女 第7話BAD END 1/18:2010/05/18(火) 17:42:02 ID:XkwODGTu
「今は、戦うことだけを考えよう」
仮に何か理由があるにしろ、ニグ達を打ち倒さなければいけないことに変わりはない。
アスカの言葉にライザも頷いた。
「せいっ!!」
アスカは接近してきたニグに斬りかかる。ニグはナイフで受け止め、空いた左の拳で殴りかかった。
「くぅ……っ」
腕で受け止めたアスカは、防ぎきれなかった衝撃の痛みに顔を歪めた。
「アスカちゃん、私たちも動きましょ。こっちもスピードでかき乱すのよ」
「……わかった」
ライザの提案に同意し、アスカは床を蹴った。
「うぁっ!?」
「え……なにっ!?」
突然足を引っ張られて、二人は床に突っ伏す。
二人の足下には植物のツタのようなものが絡みついている。
「ウヒャヒャッ!!馬鹿め!!」
「な……魔物っ!?」
床の下から笑い声が聞こえた。
地面を突き抜けて生える蔦状の触手は、瞬く間に二人の全身に巻き付いて締め付ける。
「く、んぐっ……」
「ううぅっ!!」
猛烈な締め付けによる痛みで二人は武器を取り落とし、そのまま宙に持ち上げられた。
腕は身体に密着した状態で押さえつけられて抵抗できない。
「無様な姿だなぁ!?」
床をぶち破って魔物が姿を現した。植物を模した魔物は、頭部にグロテスクな花を咲かせている。
二人を拘束する触手は、太い茎の部分から無数に伸びていた。下部に伸びる根が沢山の足のように蠢く様子はひどく醜い。
「そら、くらえっ!」
魔物はかけ声と共に、全ての触手に電気を走らせた。高圧の電流が二人の身体を襲う。
「うあああああああああああっっ!!!」
「きゃあああああああっっ!!」
二人の悲鳴が長く響き渡った。身体の自由も効かなくなるまで、たっぷりと電気による拷問を味わう。
「げぅっ!!」
「くは……」
魔物が満足したところで、二人の身体は地面に放り出された。
コスチュームは焼け焦げ、そこから覗く肌も赤く爛れている。
(ま、魔法が、使えない……?)
アスカは痺れた身体を引きずって反撃を試みるが、魔法を放とうにも魔力が反応しなかった。
「魔法はさっきの電撃で封じたぞ。お前達に勝ち目はない」
ニグが二人に歩み寄ってくる。また、虚ろな表情だ。
アスカは今になって気がつく。ニグ達は魔物に操られているのだ。
身体を奪われ、自らの意志であると信じて、魔物の思うがままに操られている。
言葉すら、それが魔物の意図によるものと気づかずに話しているのだ。
「さて、これからどうやって楽しんでやるかな」
ニグは狂人の目でニタニタと笑う。
二人は絶望的な結末に震え上がった。
11荒野の魔法少女 第7話BAD END 2/18:2010/05/18(火) 17:42:50 ID:XkwODGTu
「そうだな。まずはオナニーでもしてもらうか」
「おな……?」
アスカはニグの言うことが分からずに戸惑う。
「自分で触って気持ちよくなって、イくことだよ。知らないのか?」
「……な、なんでそんなことっ!」
ニグの意図を理解すると、アスカはひどく赤面した。
「嫌だってんなら、こいつで遊んでやることになるぞ?」
そう言ってニグはイナの服の首元を掴み、一気に裾まで引き裂いた。
「いやああっ!!!」
ワンピースの前が縦に裂けて、イナの肌が露わになる。
「や、やめてっ!!」
アスカは慌てて叫んだ。
「やるからっ!イナちゃんには手を出さないで!!」
アスカは震える腕を動かして自分の胸と股間に伸ばす。
「待って、私が代わりに……」
アスカの口惜しそうな顔を見て、ライザは身代わりになろうと声を上げた。
「お前はお呼びじゃないんだよ。黙ってろ」
「ぐぅっ!?」
触手が伸びてきて、ライザの身体を縛る。アスカの姿が見えるような姿勢で拘束された。
「うぅ……」
床にペタンと座り込んだアスカは、破れた胴着の胸元から手を入れて自分の平らな胸に触れる。
膨らみのなさを改めて実感し、女らしさのない自分の身体に落胆してしまう。
それでも、みっともなさと恥ずかしさを堪えながら、指を這わせて胸の突端を目指した。
乳房は膨らんでいないが、薄く色づいた先端はぷっくりと盛り上がっている。
「んっ……」
敏感な乳頭に指が触れて、アスカは小さく声を漏らした。
(ようやく媚薬が薄れてきたところだったのに……)
アスカは心でため息を吐く。自分で触って絶頂に達しなければならないのだと思うと複雑な気分だった。
過敏な状態であった方が短時間で達することが出来ただろうが、今の状態ならば時間がかかりそうだ。
「うぅっ、はやくっ……」
アスカは焦ってしまう。乳首を弄っても、なかなか快感に繋がらない。
強制的に自慰をさせられているという事実が快感を遠ざけているように思えた。
勃起すらしない乳首の代わりに、躊躇いながらもショーツの中に指を差し込む。
「んく……」
指先が敏感なクリトリスに触れ、アスカは快感よりも痛みに近い感覚を味わった。
膣口まで指を伸ばすが、愛液の分泌はほとんどなく、絶頂まではほど遠いようだ。
人差し指を膣口の中に差し入れる。指の腹で膣壁を撫でるが、やはり乾いていた。
早くしなければ、イナに手を出されてしまうかもしれない。
アスカは焦って両手の動きを激しくした。無理に乳頭を摘み上げ、親指でクリトリスを押しつぶしながら人差し指で膣壁を摩擦する。
「いっ!んぅ……」
だが、やはり痛いが増すばかりだった。かろうじて乳首は小さく勃起したものの、そこに心地よさは微塵もない。
「うぁ……」
アスカは悔しさに顔が歪み、涙がこみ上げるのを感じた。
自分は一体何をやっているのだろう。イナを助けることも出来ず、自分の局所を弄っているだなんて。
惨めなアスカの姿を見て、ニグはほくそ笑んでいた。
12荒野の魔法少女 第7話BAD END 3/18:2010/05/18(火) 17:43:12 ID:XkwODGTu
「つまんねぇな。ちょっと手伝ってやるか」
「え……?」
ニグが突然そんなことを言い出し、アスカに近寄ってくる。
涙が伝うアスカの顎を持ち上げ、横向きにアスカの小さな唇を包むようにかぶりついた。
「んんっ!!」
アスカは突然のことに目を見開いて呻く。弄っていた両手を離してニグを押しのけようとするが、ビクともしなかった。
ニグはアスカの閉じた唇をベロベロを舐め回し、舌で強引に割り裂いて侵入する。
「ふむっ!!もごぁっ!」
顎に力を込めてアスカは歯を食いしばるが、ニグは容易くアスカの歯をこじ開けてさらに奥へと舌を入り込ませていった。
二つの舌が触れる。ニグの舌はねっとりと絡みつくようにアスカの舌に密着し、唾液を流し込んだ。
「んぁっ!?むぐ……、けへっ、ごもっ!!」
流れ込んでくる唾液が気管に入りかけて、アスカはひどくむせた。それでも唾液は絶えず流れてくる。
「んぷぁっ!!げほ、ぇほっ!!」
ようやく唇が解放されて、アスカは思い切り咳き込んだ。溢れた唾液が口元から垂れて胸元に落ちる。
「ひうぅっ!?」
その瞬間、アスカの身体が跳ね上がる。まるで電気を流された時のように、ビリビリと身体が痺れた。
(び、媚薬……?)
「その通り」
ニグはアスカの心を読んだように答える。
「んんっ、あ……くぅぅっ!!」
アスカはもう一度胸に指を這わせてみた。先ほどまでとは違って、鋭敏な感覚が押し寄せてくるのが分かる。
(また、私……)
また媚薬だ。魔物や男の責めを享受して淫らによがり狂ってしまう身体に、またもや変えられてしまった。
だが、今はそれも幸いと思うしかない。ニグを満足させ、イナに目を向けさせないためには自分が自慰でよがらなければならないのだから。
「ふぁっ……ん、ひぅっ!!」
下の方にも触れると、ブルッと震えがくる。自分の身体が別物のように敏感になる感覚が、未だに慣れなかった。
全身が火照っている。吹き出る汗が流れることすら心地よく、乳首もクリトリスも充血している。
「や……じぶんで、触ってなんて……っ」
アスカは戸惑いつつも、胸と股間を弄る指を止められなかった。
気持ちいい。犯されている時とは違い、純粋に自分の快楽のみを追求できた。
自分の指はこんなにも心地のよい感触がするのだとは知らなかった。柔らかく滑らかな肌は絶妙な刺激を性器に与えている。
「んふぅうっ!!あひっ、ふわぁっ!!」
膣内で愛液が溢れていた。アスカは指を膣口に挿入し、上下に揺すって膣壁を擦る。
もう止められない。アスカは本能が赴くままに、身体が求めるがままに、快楽をむさぼった。
「いっ、あぁ、んあっ!!だめ、だめえっ!!」
身体の奥から快感が昇ってくるのが分かる。絶頂の感覚はすぐそこまできていた。
「……やっぱり、やめだ!」
唐突に、ニグが怒鳴る。
「……え?」
アスカは訳が分からず呆然としていた。とろんと蕩けたような顔で、口をだらしなく開いている。
「友達を人質に取られてるのに、自分だけ気持ちよくなろうなんて、魔法少女がすることじゃねえよなぁ?
 だからルール変更だ。お前はイくな。我慢しろ。出来なかったら、こいつを犯す」
「う、嘘……!?そんなっ!!む、むり……んぁっ!!」
アスカは指の動きを必死で堪えた。身体が疼く。絶頂寸前で止められた身体が悲鳴を上げている。
「俺も含めて四人。それぞれ五回射精するまで我慢しろ。出来なければこいつを犯す。」
ニグはあまりにも非情な条件を突きつけた。今にも達しようとしているアスカがそこまで耐えられるはずがない。
それまで黙っていた三人の男がアスカに近づき、勃起したペニスを押しつけた。
13荒野の魔法少女 第7話BAD END 4/18:2010/05/18(火) 17:43:48 ID:XkwODGTu
二人の男はアスカの両脇に寄ってくる。アスカの手首を掴み、自分のペニスを握らせた。
「ひぅっ!!?」
柔らかさと硬さを兼ね備えた奇妙な感触が指に触れて、アスカはビクッと震え上がる。
指先まで感覚が鋭敏になっていて、快感を覚えてしまった。
「早く扱かないと、我慢できなくなるんじゃないか?」
「わ、わかって……ます」
アスカは嫌悪感を抱きながら両手を動かし始める。
男のペニスは妙に太く、アスカの小さな手では一回り握りしめるのも困難だ。
カリの先端から、その広がる形をなぞるように指で擦り、竿の根本まで続ける。
「んくっ……」
小指が陰嚢に触れた。皺の寄った感触に生理的嫌悪感が喚起されて、アスカは総毛立つ。
アスカは歯を食いしばって耐えながら手を動かし続けた。一人五回ずつの射精をさせなければならないのだ。
通常の男性であれば短時間にそれだけ射精するのは無理だろう。やはり彼らはすで魔物に取り込まれていて、普通の身体ではないのだ。
「ふぁっ……!?」
アスカは突然高い声を上げた。
「どうした?」
ニグはニタニタと笑いながら訊ねる。
アスカは苦しそうに顔をしかめながら答えた。
「な、なんでも……ないです」
そういうアスカの表情はひどく歪んでいる。なんでもないはずがなかった。
アスカの顔に浮かんだ脂汗が流れ落ちる。顎で溜まった汗は一滴の雫となって滴り、アスカの下腹部に垂れた。
「ひゃううっ!!」
甘い叫び声を上げてアスカは震える。
「我慢できないんじゃないのか?」
ニグは嫌らしく指摘した。アスカは小刻みに身体を痙攣させている。
「ち、ちが……」
違わない。アスカは身体の昂ぶりを抑えることが出来なくなりそうだった。
絶頂を目前にして「待て」をかけられたアスカの身体の中では、爆発しそうなほどの快感が渦巻いている。
勃起した乳首に、クリトリスに、愛液をダラダラと垂れ流す膣に触れたい。刺激したい。
アスカは耐え難い欲望に抗い、ひたすら男のペニスを扱き続けた。
「うっ……くは、ぁうんっ!!……っは、はぁっ……」
しかし悩ましげな声を抑えることは出来ない。少女の喘ぎ声は男達の性感を劇的に刺激した。
硬いペニスが二本同時に射精を迎える。吹き出す精液はドロドロと濃く、それでいてまるで小便の様な勢いで吹き出した。
「ひぐっ!!ひはああっ!!!」
ボタボタとアスカの顔や腕、胸にかかった精液は、やはり催淫効果を持っている。
肌に触れただけで、焼けただれるような快感の熱がアスカを襲った。
「……っくぁ、うううううっ!!!」
アスカは足をモジモジと動かしながら、必死に耐える。
今すぐ自分の平らな胸を捻りあげ、クリトリスを押し潰したい。
狭い膣穴に指を挿入し、強烈な絶頂の快感に酔いしれたい。
「ああああああああっ!!!」
アスカは叫びながら気を紛らわせる。
「うああああっ!!あああああっ!!!」
何も感じていない。そう自分に言い聞かせて、ただただ叫んだ。
「うわあああああああああああっっっ!!!」
14荒野の魔法少女 第7話BAD END 5/18:2010/05/18(火) 17:44:10 ID:XkwODGTu
「ふぅっ……フー、フーッ!!」
アスカは威嚇する猫のように、食いしばった歯の隙間から荒い息を漏らす。
精液を浴びたことによる快感の波を辛くも乗り切り、身体をクールダウンさせていた。
「おいおい、そんな調子で最後まで持つのか?早く扱けよ」
男達のペニスは硬度を失っていない。アスカは再び手を動かし始めた。
これはチャンスなのだ。ペニスが萎えない分、迅速に男達の射精を促すことが出来る。
懸命にペニスを扱くアスカに、三人目の男が近づいてきた。
「あがっ!!」
両手の指先を口の中に突っ込み、顎が外れそうなほどに口を広げる。
「おごあっ!!んぐ、ぁうっ!」
男は隙間からペニスを差し込んだ。
手が離されると、アスカは勢い余ってペニスを噛みしめてしまう。
「むが……がふっ!」
太いペニスを咥えるために、アスカは大口を開けたままでなければいけなかった。
刺激臭が鼻孔を突く。沸き上がる不快感を抑えて、アスカは顔を前後させてペニスを扱いた。
「んじゅっ、げぅ……ぷあっ、ふぐううっ!!」
はち切れるような弾力を持ったカリがアスカの口腔内を蹂躙する。
アスカは浅いところで往復運動をしようとするが、男はペニスを根本まで咥え込ませようと腰を押しつけてくる。
「んごおおおおおっ!!!」
窮屈なアスカの口内に満足したのか、ペニスは早くも射精を迎えた。
アスカの上顎に当たって、跳ねるように口内全体に散らばっていく。
溜まった精液はアスカの喉奥までドロリと垂れ下がっていき、反射的にアスカは嚥下してしまった。
「んぐうっ!?んふっ、ほごおおおっ!!!」
喉を精液が鈍重に滑り降りていった途端、アスカは凄まじい快楽に襲われる。
「ぶげぅっ、んぎ、がうううっ!!!」
アスカは両手のペニスを思い切り握りしめて快感を耐えた。
喉が燃えるように熱く、敏感になっている。
まるで喉が膣になってしまったかのように、性感帯並の感度を持っていた。
「んごぅあっ!!むぐ、うううううううぅっ!!」
男はペニスを喉の奥まで強引に押し込んでくる。
極太のペニスを受け入れるにはあまりに狭い喉を、ペニスはギチギチと押し広げなら侵入した。
アスカはもうペニスを扱いていられず、目の前の男の足にしがみついた。
快感を堪えきれない。小さいながらも勃起した乳首を男の太腿に擦りつけると、身体に電気が走った。
「ぐじゅっ、ぶぇっ、あふ……んげええっ!!!!」
アスカの喉は膣の代替物としてペニスのピストンを受けていた。
ペニスが引かれる時にカリが喉を引っ掻くと、アスカは視界が霞むほどの衝撃を受ける。
そして……。
「んごえええええええええええええええっっっ!!!!!」
二度目の射精を喉の奥で受けて、アスカはついに絶頂を迎えた。
根本までペニスを飲み込むのもかまわず、アスカは男の足を強く抱きしめ、全身をガクガク振るわせながら激しい快感に悶える。
胃の中に精液がボタボタと落ちていく感覚がまた、アスカの絶頂に小さな波を加えていった。
「うげ……、くふっ」
男がペニスを抜いて下がると、アスカは糸が切れたように前向きに倒れ込んだ。
小さく咳き込むと、精液の飛沫が床を白く着色する。
アスカはイナを守りきれなかった無力感を抱きながら、絶頂の余韻で小刻みに震えていた。
15荒野の魔法少女 第7話BAD END 6/18:2010/05/18(火) 17:44:31 ID:XkwODGTu
「それじゃあ、約束通りこいつを犯すか」
ニグはイナの頬に指で触れる。ヒッと声を上げて、イナは怯え上がった。
「や……めてっ、おねが……んぁああっ!!」
苦しげに言うアスカの股間を、男が後ろから撫でる。
「そうだな……。さっきの条件を満たすまでにお前がイった数だけ触手を入れてやるよ」
「へ……!?だ、だめっ!!!しんじゃっ……しんじゃうっ!!」
ニグの信じられない提案に、アスカは愕然とする。
アスカ達と違って、イナはただの少女なのだ。数本触手が挿入されれれば、身体が引き裂かれてしまう。
「やめて!!私が代わりになるからっ!!」
ライザが叫んだ。ニグはそれを待っていたようにニタリと微笑む。
「へぇ、そんなに言うなら仕方ないな」
ニグはライザを拘束している触手に目をやった。
「いぐうううううううううううううっっ!!!」
ライザは目を見開いて呻く。一本の触手が、前触れもなく突然ライザの股間を貫いたのだ。
下着を引き裂いて膣内に侵入し、奥まで一気に押し上げる。
「がふっ!!くあ……うあああっっ!!」
触手に吊られたライザの身体が、股間を貫いた触手を起点に持ち上がる。
引き裂かれるような苦しみにライザは悶えた。拘束された手足を激しく動かしてギシギシと音を立てる。
「ら、ライザさ……、ひゃくううううっ!!!!
アスカはアナルにペニスを挿入されて身体を跳ね上げた。
男はペニスを突き立てたまま、アスカの身体を抱えて座り込む。
両腕をアスカの脇に挟んで羽交い締めにし、もう一人の男が前から挟むように膣に挿入した。
「ひぎゅっ!!んくはあああっ!!!ふわああああああああああああっっっ!!!」
アスカの身体はあまりにも敏感になっている。男の胸板にアスカの胸が押しつけられ、早くも二度目の絶頂に達した。
「お、イったな?」
「んがあああああああああぁぁぁっ!!!」
ニグはアスカが達したと判断すると、ライザのアナルに触手を突き刺した。
「はぎ……ぐはぁっ!!」
ライザは二つの穴を犯されながら、豊かな乳房を触手に弄ばれている。
根元から絞られるようにして、ライザの乳房はコスチュームから丸々こぼれ落ちた。
止めどない快楽に溺れるアスカと対照的に、ライザには心地よさなどかけらもなかった。
触手の表面に張り付いた丸いトゲのような突起が、ライザの内壁を引っ掻く。
「ひゃぐっ!!!ぐひいいいいいっ!!」
濡れていないライザの局所は触手のピストンの度に痛めつけられ、悲痛な叫びが響き渡った。
「い゛ぎっ!!!な、中はだめええっ!!!」
触手が先端から精液を放ち、ライザの子宮と直腸に注がれた。
射精しながら、触手は精液を潤滑油にライザの中をかき回す。
「うぁっ!!いやあああああっっ!!!」
ライザの叫び声は、まだ凄惨な陵辱の始まりに過ぎなかった。
16荒野の魔法少女 第7話BAD END 7/18:2010/05/18(火) 17:44:54 ID:XkwODGTu
アスカを挟んで犯す男達は立ち上がり、アスカの身体を持ち上げる。
「んあああっ!!!く……あひっ、だめええっ!!」
アスカは脇と膝裏で抱えられ、小さく投げ上げられるようにして、男達のペニスを何度も受け入れた。
「おなかがっ、おなかがあぁっ!!!」
男達は二つの穴に精を放つ。精液はアスカに深い快感と共に、重苦しい重圧を与えていった。
子宮から溢れ、腸をさかのぼり、確実にアスカの体内を浸食していく。
「も……いやっ!だめなのっ……気持ちよくて、怖いっ!!!」
あまりの快感に、アスカは困惑していた。拒んでいるはずなのに、快楽を必死で貪っている自分がひどく醜く思える。
アスカの身体の隅々まで性感帯と化していた。
流れる汗の一つ一つ。肌にかかる荒い吐息、微かな空気の流れすらもアスカの身体を快楽に駆り立てる。
「や……やめてええええええええええええっっ!!!!」
アスカは三度目の絶頂を迎える。男達も同時に射精し、精液の噴出が止まるとアスカの身体を放り投げた。
「うぁっ!?」
床に叩き付けられるかと思っていたアスカは、もう一人の男に抱きかかえられた。
男はアスカを仰向けに横たわらせ、重なり合うようにして膣内に挿入した。
「んひいいいいいいいいいいいいっっ!!」
精液が溢れる割れ目をズブズブとペニスが入り込む。
男はアスカの膣へのピストンだけでなく、胸への責めにも注力した。
「いづっ!!?そんなっ、乳首……噛んじゃいやあっ!!!」
男は右の乳首を噛みしめ、先端を舌で嘗め回しながら引っ張る。
左の胸は指で乳頭全体をすり潰すように捻りあげる。
「ふあああああああぁぁっ!!!」
アスカは早くも四度目の絶頂を迎えた。絶頂の度に感度が増しているのが分かる。
男はアスカの右胸を覆うように口に含み、左胸は全体を揉みしだくような動きに変えた。
「くあっ……、だめ……っ!!きもちいいっ!!」
打って変わって優しい愛撫へと変化した刺激は、アスカを襲う快感にそれまでと違った波を加える。
「やあああああああああああああっっっ!!!」
アスカの絶頂ペースは明らかに加速していた。男が一度の射精もしないうちに、既に二度の絶頂を迎えている。
「がひっ、んぎ、たすけっ!!んひゃああああああああっっ!!!」
アスカの六度目の絶頂で、やっと男は射精を迎えた。
それを待っていたかのように、二人の男がアスカに群がってくる。
「んがああっ、ごべっ、ぼごええええっ!!!!」
男達は三人でアスカの三つの穴を埋めて犯した。
苦しいはずのこの行為も、今のアスカには極上の悦びでしかない。
「ぶげえええっ!!!むごおおおおおおおおおおっっ!!」
愉悦にむせび泣くアスカの絶頂は止まることを知らない。
白目を剥いたアスカは何度も何度も達し、絶えず全身を痙攣させた。
17荒野の魔法少女 第7話BAD END 8/18:2010/05/18(火) 17:48:12 ID:XkwODGTu
「ぐげぇ…………ごぼっ!!」
三人の男が五度ずつの射精を終えた時、アスカの絶頂回数は二十回にも達していた。
床に呆然と横たわるアスカは、胃から溢れた精液を吐き出しながら虚ろな目をしている。
たまにビクビクと痙攣するが、それ以上は身体を動かす気力もない。
「二十回か。こりゃ楽しみだな」
「う、うそ……よね?そんなに入るわけないじゃない……!!」
ニグの呟きに、ライザは心の底から震え上がる。
ライザは理解していた。ニグはやる。自分の身体に二十本の触手を挿入してみせる。
悲しいかな、ライザの身体はそれを受け入れる驚異の耐久性があるのだ。
「まずは一本ずつ」
「ぐううううううううううっっ!!!」
既に一本ずつの触手が入っているライザの前後の穴に、それぞれ一本の触手が入り込む。
あまり隙間もない穴を、押し広げるようにして挿入された。
「もう一本」
「ぎゃあああああああああっっ!!!!」
続けざまにもう一本ずつ。ライザの穴を拡張しながらズブズブと埋まっていく。
「か……ふっ!!あ……ぅ……っ!!!」
ライザは空気を求めるようにパクパクと口を開閉し、言葉にならない苦痛の叫びを上げる。
前後に三本ずつ、六本の触手を受け入れた時点で、ライザの身体は歪に変形していた。
子宮内まで侵入した触手が原を押し上げ、腸内で蠢く触手の姿が浮かび上がる。
「次」
「うがああああああああああああああっっっ!!!」
ライザは吠える。今度は二本ずつ一気に挿入された。
膣口と菊門がゴムのように広がる。容易に広がっているように見えて、ライザは地獄のような苦しみを味わっていた。
「む……いっ!!ひんじゃ……、ぎゃううううううううううううううううううううっっ!!!!!!」
五本ずつの触手は輪になってライザの両穴を押し広げ、その中心に三本ずつの触手が入ってさらに膨らませる。
「……っ!!!!…………っ!!!!」
ライザはもう声も出せない。痛みも限界を超えている。
最後の二本ずつは、じっくりと時間をかけ、傷口を抉るかのように隙間に先端を押しつけた。
ライザの背中が折れ曲がったように反り返る。触手の突起がゴリゴリと内壁を傷つけていく。
「――――――――――――っっ!!!!」
二十本の触手を全て受け入れると、ライザはただ空気を激しく吐き出した。
ライザの身体は歪な楕円形に膨れあがり、その美貌は見る影もない。
嘘のような光景だった。腰のサイズの何倍もの太さの触手をくわえ込んだライザの腹。
この世の地獄のような光景には、まだまだ続きが残されている。
手足を縛る触手がライザの身体を引っ張り、二十本の触手でピストンを開始した。
ライザはもう気が確かではなかった。痛みで気を失い、また痛みで覚醒する。
触手は全体の前後運動に加えて、各々が好き勝手に暴れ回ってライザの中をかき乱す。
そして、二十本の触手が一斉に射精する。
「っごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!!」
ライザは、なぜ自分は死なないのだろうと思った。
喉から滝のような精液を流し、腹は空気を吹き込まれた蛙のように膨らみきっているというのに。
喉が避け、腹が破裂して、死んでもいいのではないか。もう許してくれてもいいのではないか。
「げべっ!!!」
ライザは精液を嘔吐しきり、朦朧とした意識のままグラグラと頭を揺らしていた。
18荒野の魔法少女 第7話BAD END 9/18:2010/05/18(火) 17:48:36 ID:XkwODGTu
「次は俺の番だな」
「……ふへ?」
アスカはようやく戻ってきた意識の中、間抜けな声を出した。
「おいおい。俺が五回射精するまでが条件だろ?」
「もう……むりです……」
アスカは本当にそう思う。無理だ。これ以上は頭がおかしくなってしまう。
体力だって限界だ。快感と疲労が混ざり合って、ふわふわと混濁した感覚が身体を満たしている。
「いいのか?あいつが死ぬぞ?」
「……わかり、ました……」
イナのことを口に出されると、アスカは反射的に答えていた。
イナだけは死んでも守り抜かなければならないのだと、身体が訴えている。
「安心しろ、すぐに終わらせてやるからよ」
そんなニグを信用できるはずがない。アスカは指一本動かせないまま、ニグによる陵辱を待った。
ニグはアスカを俯せにし、尻を持ち上げてアナルに挿入した。
「ぐあ……いぎいいいっ!!!」
太い。他の三人よりもずっと太いペニスだった。容赦なく開始されたピストンで、アスカはまた気が遠くなる。
「ほら、いくぞっ!?」
「んぐうううううううううっ!!!」
ニグはすぐに最初の射精を行った。溢れる精液の本流がアスカの腸を襲い、アスカは絶頂に達してしまう。
ピストンをされる度に、アスカは顔を床に擦りつけてだらしなく顔を歪めていた。
二度目、三度目の射精と共に、アスカは絶頂を味わった。
そして、迎えた四度目の射精は、まるでホースで水を撒くような勢いで噴射される。
「うぼええええええええええっ!!!!んげっ、ごおおおおおおおおおおっ!!!!」
アスカは喉から逆流した精液をひたすら垂れ流す。
精液が口から鼻から溢れ出るのが堪らない快感を生んで、アスカはまた達した。
「えぶぅ、ぶあっ!んええええっ!」
自分が吐いた精液の顔を埋めて喘ぐ。
「んぁっ!!?」
ニグはペニスを抜いて立ち上がった。その拍子にアスカのアナルから精液がピュッと噴き出す。
持ち上げられた尻がずり落ち、不格好ながに股でアスカは床にへばり付いていた。
19荒野の魔法少女 第7話BAD END 10/18:2010/05/18(火) 17:48:57 ID:XkwODGTu
「さて、四本だな」
ニグが四度射精したのと同時に、アスカは四度絶頂に達した。次はライザが四本の触手を受け入れる番だ。
「……う、そ……。ぅげふっ、……むり……むりぃっ……」
ライザは焦点の定まらない目つきで呻いた。
股間に詰まった二十本の触手。それが収まっていることですら悪夢のようなのに、これ以上入るなどとは考えられない。
「まあ、無理だろうな。さすがにこれ以上は魔法少女でも壊れるさ」
ニグはあっさりとそれを認める。
「だから次はこっちに入れる」
ニグの声に反応して伸びてきた二本の触手は、一直線にライザの乳房に向かった。
先端の穴で乳首に吸い付き、乳房を無茶苦茶に振り回す。
あまりに豊かな膨らみは細長い楕円形で大きくしなり激しく揺れる。
「うああああっ!!」
乳首も、乳房自体も、千切れてしまいそうな痛みに襲われた。
「だっ……だめっ、とれ……ちゃうっ!!」
ライザは絶え絶えの呼吸の中で必死に叫ぶ。
上下に、左右に。触手に言いように操られる乳房は、触手と精液が詰まって破裂しそうな腹を何度も叩いた。
「ぎゃうっ!!ぅえ……くああああああああああああっっ!!!!」
隙間なく埋められた腹部の内側で触手と精液が蠢き、ライザは吼えるような叫び声を上げる。
触手は乳首から口を離した。反動で乳房は激しく震える。汗と触手の粘液が乳房から飛び散った。
当然、これで終わったわけではない。本番はこれからだ。
触手の先端から、さらに小さな触手の束が伸びてきた。
毛先ほどの太さをした無数の触手が、ライザの胸を這う。
「ひゅぎぃっ!!?」
極細の触手はライザの乳首の先、細かな乳腺の中へと侵入していった。
「やらっ、ちくびのなか……入ってきちゃっ!!」
想像もしていなかった出来事にライザは圧倒される。
「ふぎゃあああああああああああああああああっ!!!!!」
幾本もの触手が一つの乳腺を押し広げて入っていく。一本一本が針のように乳房の奥深くまで刺さる。
さらに、触手は精液を注ぎ込んだ。乳腺の中に、子房の間に。ライザの乳房が膨張していく。
「いぎいいいいいいいいっっ!!!!」
腹だけでなく乳房までも破裂しそうになって、ライザは泣き叫ぶ。
「だじゅげでっ!!!しぬっ!!!しんじゃううううううううううっ!!!!!」
必死で喚くライザを冷ややかに見つめて、ニグは小さく呟いた。
「あと二本」
「うごおおおっ!!!!!!おおおおおあああああっ!!!」
二本の触手がライザの喉を貫いた。
膣、アナル、胸、喉。合計二十四本の触手に身体を弄ばれ、ライザは壊れかけている。
耐えることのない激痛と衝撃、身体を中から何度も殴られるような苦しみを味わっていた。
20荒野の魔法少女 第7話BAD END 11/18:2010/05/18(火) 17:49:30 ID:XkwODGTu
「おい」
ニグはアスカの髪を掴んで持ち上げる。
「う……ぐ」
アスカは僅かに目を開き、眼前に広がる地獄をぼんやりと眺めた。
「見えるだろ?あいつの喉を埋めてる触手を抜いてやるつもりはない。早くしないと窒息死するぞ」
「だ、だめ……。だめ、だめえっ!!!」
アスカは急に覚醒する。
一刻も早くニグに最後の射精をさせなければ、ライザが死んでしまう。
「ぶぐおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
ライザの咆吼が聞こえた。喉の奥で射精されたのだ。口元から精液が溢れている。
アスカはニグのペニスに触れようとした。
手で扱いてもいい、口で咥えても、喉まで押し込まれてもいい。なんとしてもライザを救いたい。
「ふにゃあああああああああああっっっ!!!」
だが、それは出来なかった。アスカの伸ばした手がニグに触れる前に、伸びてきた触手がアスカの身体の自由を奪った。
四肢に絡みついて仰向けに持ち上げ、両乳首とクリトリスに細い触手が絡みつく。
「ふぎいいいいいいっ!!!!んぐああああああああああああっっっ!!!!」
触手先端のトゲが乳首とクリトリスに刺さり、アスカは痛みと共に絶頂を味わった。
すると、ライザの喉にもう一本の触手が挿入される。
「ごっ…………!!」
もはや叫ぶこともままならない様子で、ライザの身体が強ばった。
アスカの手足を掴んでいた触手が突然離される。アスカの身体は落下し、触手が絡む三点で吊り下げられた。
「ひぎゃああああああああああああああああああああっっっ!!!!」
引き千切られる。そう思った。アスカはあまりに破壊的な行為でまたもや絶頂する。
そしてライザに触手が挿入された。喉の膨らみももう限界だ。
アスカは堪らず泣き出した。ライザを救わなければならないのに、さらに追い詰めてしまっている。
「んひいいいいっっ!!!」
吊られるアスカの膣内に、ニグは突然挿入した。
アスカの身体が横に揺れると、触手に乳首とクリトリスが引っ張られる
「いや゛ああああああああああああっ!!!やめでええええええええええっ!!」
ニグはアスカに手を触れず、ただ腰だけを打ち付けた。
振り子のようにアスカの身体が揺れて、ペニスを何度も咥え込む。
「ひぎゅうっ、くぎ、ふあああああっ!!!」
「がっ……ぐ、むが……っ!!」
アスカとライザは正反対の感覚の中でそれぞれの喘ぎ声を漏らした。
二人を犯す触手とペニスが、一斉に射精を迎えようとしている。
「んあああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」
「が――――――――っ!!!!!」
アスカは子宮に大量の精液を受け、絶頂と共に腹を膨らませたまま地面に落ちる。
ライザの体内では爆発の様な射精が起こり、穴という穴から精液が飛び出す。
男達の五回ずつの射精が終わり、陵辱は一つの終わりを迎えた。
21荒野の魔法少女 第7話BAD END 12/18:2010/05/18(火) 17:49:53 ID:XkwODGTu
「ひぐ……くあぁっ!!」
アスカは絶頂の余韻で床をのたうち回る。
(こ、これで……おわり……)
ひどい苦しみの中で、アスカはかすかな安堵を感じていた。
だが、ライザはそうはいかない。
ライザの喉に、五本目の触手が挿入された。
「ぷぎゅっ!!」
水音が跳ねるような音がライザの喉から響く。アスカは愕然としてライザの姿を見つめた。
触手達の動きは止まっていない。壊れかけのライザの身体を貪欲に貪っている。
「な、なん……でっ!?どうしてっ!!!?」
アスカは床を這いずってニグの足下にすがる。なぜライザへの陵辱はやまないのだ。
「なんでって、言っただろう?イった回数だけ触手を挿入するって。数は決まった。後は、死ぬまで犯し抜くだけだ」
ニグは微笑をたたえながらアスカを見下ろして告げた。
「あ……うあ……うああああああああああああっ!!!」
絶望のどん底に落とされ、アスカは泣き叫んだ。ライザを救うことは出来ない。自分の無力を嘆いた。

それから、触手はライザの中で何度も射精を繰り返した。
ライザの身体は凸凹に歪み、膨らみ、壊れた。
命の灯が消えたライザの身体を、触手はゴミを捨てるように投げ捨てた。
体内からおびただしい量の精液が噴き出した。絞り上げた乳房から噴き出す様は母乳のようでもあった。
アスカは嘆き、イナは放心した。
これが魔物による陵辱なのだ。この世の地獄とはこのようなことなのだと悟らされる。
「まだ終わりじゃないぞ」
当然のようにニグが言い放ち、アスカは絶望に底などないのだと思い知った。
22荒野の魔法少女 第7話BAD END 13/18:2010/05/18(火) 17:50:17 ID:XkwODGTu
「代わりが死んだからな。今度こそこいつを犯してやる」
「あ……うあ……」
ニグに乳房を掴まれてイナは震え上がった。あまりの恐怖で失禁し、内腿を温い感触が伝う。
「もしそれが嫌なら……分かるだろ?」
アスカは眩暈がするような絶望の中で、自分のすべきことだけは見失っていなかった。
「わ、わたしが……代わりに、なります……」
地面に這いつくばり、精液に身体を浸したまま、アスカは途切れ途切れの声で言う。
自分が身代わりになったところで、イナが無事でいられる保証はない。
むしろ、その可能性はほぼゼロに近いとアスカは分かっていた。
それでも、自分の全てを費やしてイナを守らなければならない。
たとえそれがニグの、魔物の意のままになっているとしても。
アスカの目の前に、これから受け入れなければならない触手が迫っていた。
二十七本。ライザの身体を貪り、破壊した大量の触手だ。
いくら魔法少女とはいえ、ライザの身体はひどく歪み、変形していた。
幼いアスカでは、ライザほど身体がもたないだろう。そして、壊れた身体は無残に捨てられるだけだ。
どこまで耐えられるだろうか。アスカは遠い目をして考える。まるで他人事のように実感がなかった。
「くぁっ!!!」
左右の二の腕を触手に絡め取られて、アスカは宙づりにされた。
足を開かれ、無防備に股間を曝す格好になる。溢れた精液が粘っこく滴って落ちた。
「ひぐあああああああああああああああっっ!!!!」
容赦なく襲いかかった激痛にアスカは絶叫する。三本の触手が同時にアスカの膣を割り裂いた。
「ぎゃっ!!がげっ!!!いぎゃあああああああああっ!!!!」
間髪入れず、後ろの穴にも三本の触手が挿入される。
「おがああっ!!!うがああああああああああああああっっっっ!!!」
視界がぐるぐると回転していた。感覚が狂ってしまったかのようにも思える。
一本、一本と股間に触手が刺さっていくたびに襲う感覚は、痛いのか、熱いのか、それとも心地よいのか。
アスカにはもう理解することが出来なかった。
「おおおおおおおおおあああああああああああああああっ!!!!!」
ただ、猛烈な感覚がそこにはあった。
刺さった触手が内臓をかき乱して身体を犯していくのも、アスカにとっては些末なことだ。
腹がどれほど膨らもうと、アスカにはそれを認識できなかったし、その苦痛は強大な衝撃の中に飲み込まれていた。
「はぎゃっ!!!ぐええええええええええええっっっっ!!!!」
ひたすら叫ぶ。叫ぶ。叫ぶ。握りしめられた拳の内側では爪が掌に食い込んで血がだらだらと流れていた。
足はもう既に感覚がなく、自由に動かすこともかなわない。
「ぼごえええええええええええええええええっっっ!!!!」
触手の数が十五本を超えた頃、アスカは口から精液を噴出した。
このままでは、自分の吐き出した精液に溺れてしまう。
一刻も早く全ての精液を吐き出そうと脈動する喉に、上から突き入れられた三本の触手が蓋をする。
「が……ぐが……」
完全に呼吸を遮られたアスカの苦しげに張り出された胸にも触手が迫っていた。
ライザにしたのと同じように、極細の触手が未熟な乳腺の中に入っていく。
触手が中で射精すると、すぐさま母乳のように精液が飛び出した。
ライザのように精液を溜め込んで膨らませるだけのボリュームがないためだ。
「むごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
全ての触手がアスカの中に挿入されると、触手は一斉に射精した。
アスカの体内で精液が暴れ狂う。身体がボコボコに膨らみ、アスカの瞳からは光が消えた。
このままでいれば、わずかばかりのうちにアスカの命も絶たれるだろう。
アスカはかすかに残った意識の中で、ついに訪れる安息に思いを馳せた。
23荒野の魔法少女 第7話BAD END 14/18:2010/05/18(火) 17:52:22 ID:XkwODGTu
「おっと、まだ死ぬなよ?」
ニグがサッと手を振ると、触手が大きくしなり、アスカの身体を壁に向かって投げつけた。
一気に触手が体内から引き抜かれ、丸く膨らんだアスカの身体はイナのすぐそばに叩きつけられる。
「ひっ……!!」
イナは顔を引きつらせて硬直した。あまりの惨状にろくな反応を返せずにいる。
「おげえええええええええええええっ!!!ぐえっ、うぼおおおおおおおおおっっっ!!!」
アスカの身体は床にずり落ち、身体の上下から精液を吐き出しながらその勢いで跳ね回った。
やがて動きが止まると、一転してアスカの身体はピクリともしない。
生きてはいる。かろうじて意識もあるが、既に身体はいうことをきかなかった。

「ぼーっとしてるな。お前の番だぞ」
ニグの声にイナはビクッと身体を震わせる。もう失禁するだけの尿も体内に残っていなかった。
「や……死んじゃう、やだ……いやあああっ!!!」
拘束された身体をよじってイナは泣き叫ぶ。それが何の意味もないことを知りながら。
イナの身体に触手が伸びて絡んでくる。
服が破られて丸見えになっている胸を触手は締め付けた。
まだ幼いながらも、アスカとは違いしっかりとした膨らみが見て取れる。
ライザの様に乳房を締め上げることは出来ないが、柔らかく触手を埋めるだけの質量があった。
「く……いや……っ!!」
イナは怯えきっていた。大粒の涙をボロボロと零し、カタカタと歯を鳴らす。
触手が自分の肌を這うおぞましさに全身が総毛立ち、筋肉が強ばった。
「むごっ!?」
イナの口の中に、触手が入ってくる。
強引だが、その動きにはある種の手加減が見られた。
アスカにやったように、無理に喉の奥まで侵入しようなどとはしない。
そんなことをすれば、無力な少女であるイナの身体はすぐに壊れてしまう。
その代わり、イナに呼吸を許す範囲で口内を犯し尽くそうとするようだった。
「ふぇえっ!!?んふぁああっ!!」
先端から細い触手をいくつも伸ばし、舌に絡みつく。
口蓋垂を引っ張り、歯を舐め上げ、鼻孔の中まで入り込んだ。
「んがっ、えぐうぅっ!!!」
イナは異物が口内を犯す不快感に嘔吐き、さらに涙を溢れさせた。
「うぶううううううううううっっっ!!!」
触手が射精し、イナの口内は精液で満たされる。
イナは喉を強引に下っていく熱い感覚がすぐに全身に回っていくのを感じた。
「ぷはっ!!げほ……けほっ!」
触手が口から出ていき、イナは触手と一緒に精液を追い出すように咳き込む。
「な、なにこれ……!?身体が……っ!」
全身が熱く疼く感覚にイナは戸惑った。
「いや……怖いっ!!ふあっ!!んあああああっ!!」
精液の催淫効果は、魔法少女でもない一般人には過剰なものだ。
ただ締め付けるだけの触手の感覚で、イナは絶頂にも近いほどの快感を覚える。
「んひゃああああああああっっ!!!」
細い触手が乳首に巻き付き、引っ張りながら上下に揺さぶった。
あまりにも鋭敏になったイナの性感帯は、あっさりとイナを絶頂にまで導く。
「あ……ふゃ……っ……?」
生まれて初めての絶頂をこんな形で味わわされて、イナは事態が理解できずに呆けていた。
触手の気味悪さと、身体を突き抜けた心地よさのアンバランスがとても奇妙で恐ろしい。
触手はポカンと口を開けたままのイナの下腹部へと伸びクリトリスを乳首同様締め上げた。
「ひきいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!」
高い叫び声を上げて、イナがさらなる絶頂に達する。
股間から潮を吹き、イナは小刻みに全身を震わせた。
24荒野の魔法少女 第7話BAD END 15/18:2010/05/18(火) 17:52:44 ID:XkwODGTu
「ふぁ……いぐっ、うええぇ……」
イナは襲い掛かる未知の感覚に怯え、しゃくり上げた。
涙が次から次へと溢れて零れ落ちるこの瞬間も、イナの身体は耐え難い快感に苛まれている。
「ひゅぐううっ!!?」
触手が胸の膨らみを左右から挟んで揉み上げると、イナは高い声で囀った。
少女にはあまりにも過分な催淫作用によって、イナは耐えることのない絶頂地獄の渦中へと飲み込まれる。
「んひいぃっ!!はぁああっ、くは……あひいいっ!!」
胸を揉み、乳首を潰し、クリトリスを引っ張る。触手の動き一つ一つが全てイナを絶頂へと誘った。
イナの身体はまるで狂ってしまったように、あらゆる刺激を絶頂と直結させる。
触手がイナの股間に迫っていた。
前後の穴にそれぞれ押し当てられた触手は、イナが受け入れられる限界サイズであるように思える。
「ひぎっ!?うあああああああああああぁっ!!」
一気に貫かれると、イナは両手両足の指を大きく開いて硬直させながら叫んだ。
触手は狭い体内を容赦なくかき混ぜる。処女の証は惜しげもなく引き千切られた。
「んぎゃあああああっ!!いだっ、くはああああああああっ!!」
イナは下腹部にひどい鈍痛を覚えたが、それは同時に途方もない快感でもあった。絶頂の波が途切れることはない。
「な、なんで……!?わ、わたひ……ひくううううううんっ!!」
戸惑いながらも、イナは快楽に流されて愉悦の叫びを響かせる。
さらに触手が現れ、再びイナの口内に挿入された。
「むごっ!!おごおおおおおおっ!!!」
イナは三つの穴全てに栓をされて犯されている。
苦悶の表情と共に揺すられる身体が、拘束している縄をギシギシと軋ませた。
「ぐごおおおおおおおおおおおおっっ!?」
イナは低い咆哮を轟かせる。触手が喉の奥にまで侵入したのだ。
同時に、膣を犯していた触手は子宮内にまで先端を入り込ませた。
尻穴の触手は腸の中を奥へ奥へと突き進んでいく。
それはイナの生命に対する配慮を捨てたことの証明だった。
もうじきイナは壊れ、絶命する。ならばもう容赦などする必要がない。
「むがあああああああああああああああああああっっっ!!!!!」
くぐもった叫び声を、イナは全身を捩じらせて捻り出した。三本の触手がイナの体内で射精したのだ、
イナの中を蹂躙する精液。それはすぐに吸収され、イナの身体を変化させる。
「んぐううううううううううっ!!!むごおおおおおおおおおおおおっっ!!!!」
イナを襲う絶頂の感覚が跳ね上がった。畳み掛けるように襲う感覚は、重なるようにしてイナの快感を吊り上げていく。
「ぶげっ!!!んお゛おおおおおおおおおおおおっっっ!!!!」
大量の精液がもたらす常軌を逸した快楽は、とても一般の人間に耐え切れるものではなかった。
イナの感覚は快楽で埋め尽くされ、全てが焼き尽くされていく。
何も考えられない。抗うこともできず、次第に全てが白一色に染まっていく。
そしてイナの意識は途絶えた。命を失ったイナの身体は、触手によって弄ばれ、踏みにじられる。
抜け殻を蹂躙することに飽きたのか、しばらくすると触手は動きを止めた。
魔物はイナの腕を縛る縄を引き千切って、触手でイナの亡骸を持ち上げる。
そして、自らの体の上部に咲かせた花の中心部を大きく開き、その中に飲み込んだ。
25荒野の魔法少女 第7話BAD END 16/18:2010/05/18(火) 17:53:05 ID:XkwODGTu
アスカは泣いていた。流した涙すらも溢れた精液に紛れていたが、深い無力感と絶望に打ちひしがれていた。
イナが陵辱され、殺されるのを止めることができなかった。
イナの死を嘆いて喚くことすらもかなわない。指一本として、満足に動かすことができない。
微かな意識すら遠のいていく。ああ、これで死ぬのだな、とアスカは思った。
なぜ、イナより先に死ななかったのだろうと悔いる。イナを守れないのならば、せめて先に死ぬべきだった。
それならば命がけでイナを守ったと思い込むことができたのに。
こうして、イナを守れなかった無様な自分に絶望しながら死ぬこともなかったのに。
そして、闇が訪れた。

闇は深く、アスカは何も感じなかった。
それがほんの短時間だったのか、気も遠くなるような時間だったのか、アスカには知る由もない。
だが、なんにせよ、アスカは闇を抜けた。瞳を開いたとき、そこにあったのは光ではなくて薄暗闇だった。
「ここは……?」
アスカは重い身体を震える腕で支えるようにして上体を起こす。
目が慣れていないため、何も見えない。
「アスカちゃん……」
声が聞こえた。アスカは耳を疑う。
それは二度と聞くはずのない声だったからだ。
「い、イナちゃ……んんっ!?」
アスカの眼前にイナの顔が見えたかと思うと、イナはアスカに口付けてきた。
「んむっ!!むぅっっ!!」
「……ちゅ、あむ……」
アスカの上半身を押さえ込むように、イナは身体と唇を重ねる。
「んはっ、イナひゃっ……ふむ……」
アスカは身体に力が入らず、されるがままで抵抗できなかった。
お互いに一糸纏わぬ姿で肌を触れあわせる。
(これは、まさか……)
アスカは唇を奪われながら、現状を理解しようと考えを巡らせた。
イナは確かに死んだはずだ。そして魔物に取り込まれた。となれば、結論は一つだ。
(操られてるんだ、魔物に……)
ニグ達がそうであったように、魔物に身体を奪われて操り人形となっているのだ。
「んん……はぅんっ!」
イナは夢中でアスカの唇を貪っている。
蕩けたような目付きで、快楽をひたすらに追い求めていた。
イナに意識はあるのかもしれない。だが結局は魔物の手足に過ぎず、魔物の力なくして生きることはできない。
目の前にいるのはイナに似て非なる者なのだと思うと、アスカはどうしようもない虚脱感に襲われた。
「ひゃうっ!!」
イナはアスカの胸に細い指先を這わす。柔らかな肌を撫でる感触に、アスカはつい声を漏らしてしまった。
まだ感覚は鋭敏になったままなのだろう。大分マシになっているとはいえ、アスカの年齢に似つかわしくない感度の高さだ。
「アスカちゃん、エッチなんだね……。こんなに感じちゃって」
「ち、ちが……」
イナがアスカをなじる。羞恥心を煽られてアスカの頬が染まった。
「ふふ……嘘つきなんだから」
そう言って、イナはアスカの乳首を口に含んだ。小さくて可愛らしいそれは、既に通常よりも硬くなっている。
「ふあ、ひうううんっ!!」
同時に、イナはアスカの股間に手を伸ばしていた。人差し指を割れ目の筋に沿って上下させ、優しく愛撫する。
「んぁっ!!くうぅっ……」
股間全体が刺激され、クリトリスがひくつくのが分かった。アスカは身体をくねり、駆け巡る快感に悶える。
「濡れてきたよ、アスカちゃん……」
「……うぁ……あううぅっ!!!」
愛液で膣内にイナの指が侵入してくると、アスカはイナの言葉を否定も出来ずに震え上がった。
「やぅ……ひぐ……くあああああああぁぁっ!!!」
イナは両手を使って、膣内を掻き乱しながらクリトリスを捻り上げる。
当然、胸への愛撫も忘れていない。乳首に優しく歯を立て、先端を舌で舐め回す。
「ふわああああああああああああああっっっ!!!」
アスカは耐えきれず、高らかに声を上げながら絶頂に達した。
26荒野の魔法少女 第7話BAD END 17/18:2010/05/18(火) 17:53:27 ID:XkwODGTu
「あ……わた、し……」
アスカは呆然となって全身を痙攣させている。
イナの手によって愛撫され、達してしまったことを恥じていた。
「えへへ、アスカちゃんも一緒に気持ちよくなろ?」
虚ろな様子のイナは、壊れた笑みをアスカに向ける。
それに呼応するように、触手がアスカにまとわりついた。
「いやっ!!もういやあああっ!!!」
アスカは前回の拷問のような陵辱を想起して必死に喚く。
しかし手も足もグルグルと巻き付く触手に絡め取られ、アスカに抵抗することなどできはしなかった。
「うあああっ!!!」
触手がスムーズな動きでアスカの膣に侵入する。
膨大な数の触手に散々犯された上にイナの愛撫による愛液分泌も相まって、
アスカの膣は触手一本ぐらい易々とくわえ込めるようになっていた。
「んひゃあっ!!お、お尻までっ……!!」
尻穴も同様だ。アスカは前後の穴に触手を迎え入れ、卑猥な水音を立てていた。
触手は緩やかにアスカを犯す。アスカが危惧していたような破壊的陵辱は行われなかった。
これから行われるのは、出来るだけ長期間アスカの身体を利用する陵辱だ。
「あひっ……ひくぁっ、んああああっ!!」
アスカが壊れてしまうほど強烈な快楽は味わわされない。ただ緩やかな責めがいつまでも続くのだ。
一時の休憩も許されない。アスカが眠ろうと、気絶しようと、止まることはない。
檻の中で、永遠の陵辱を受け続けるのがアスカの運命だった。

「あんっ!も、もっとっ!!もっとちょうだいっ!!」
イナは四人の男達に犯されながら、笑顔で腰を振っていた。
膣と尻穴に極太のペニスを刺され、両手でペニスを扱きながら、快楽を貪る。
その姿は、既にアスカが守ろうとしたイナではなかった。
「う、うあぁ……っ!!うわああああああああああっっっ!!!」
アスカは悲しみで押し潰されそうだった。突き上げる快感と共に泣き叫ぶ。
「ひあああああああああああああんっ!!!」
その傍らで、イナは子宮にニグの精液を注ぎ込まれながら絶頂を感じていた。
27荒野の魔法少女 第7話BAD END 18/18:2010/05/18(火) 17:53:51 ID:XkwODGTu
数日が過ぎた。
「お……ぐぎっ!!」
アスカは絶え間ない陵辱で消耗し果て、あんぐりと開いた口元から唾液と精液を垂れ流しながら揺さぶられている。
「んああああああっ、ひぐああああああああっっっ!!!!」
一方、イナは凄まじい咆吼をあげていた。
腹が大きく膨らんでいる。地面に仰向けに寝転んだイナは、腹に両手を当てながら泣き叫んでいた。
大きく開かれた股間から、なにやら硬質な物体が顔を覗かせていた。卵だ。
魔物に食われたニグ達とイナ。彼らは交わることで、イナの体内に卵を作り出していたのだ。
イナの卵子にニグ達の精子が結合し、魔物の魔力でそれを卵として生成した。
「う、うがああああああああああああっっ!!!!」
イナが高らかに叫んだとき、膣からこぶし大の卵がいくつもこぼれ落ちる。
「は……、はぁっ!!!」
全身から汗を噴き出させ、イナは時間をかけて全ての卵を排出した。
震える身体でそれらを抱え上げ、這いずるようにしてアスカの元へと進んでいく。
触手はアスカの身体を初めて解放した。アスカは受け身も取れずに地面に崩れ落ちる。
「アスカちゃん……」
イナは狂気の宿った瞳でアスカを見つめる。
卵を一つ手に掴むと、アスカの股間にねじ込んだ。
「ひ……ぐぎぃっ……!!」
アスカは弱々しく呻く。イナの腕が挿入され、卵が触手に拡張されたままの子宮口を通り抜けた。
「いっぱいあるんだよ、私が生んだの……」
「ぐっ、がげっ!!んおおおっ!!!」
イナは次々に卵をアスカの子宮に埋め込んでいく。アスカは苦しげな声を上げながらビクビクと痙攣した。
卵はイナが生んだだけでは孵らない。アスカの子宮内で魔力を吸収することによって、初めて生まれ落ちることが出来るのだ。
アスカには卵子がない。そのため、魔物はわざわざイナの身体を使ってこの余興を催したのだ。
「うげっ!!!ぐが、がああああああああああああっっっ!!!!」
アスカが激しくのたうち始めた。
卵はアスカの子宮に埋め込まれた途端、急激に膨らんでいく。
アスカの腹を膨らませ、卵ははち切れるようにして孵化していった。
「うごおおおおおおっ!!!ぎゃああああああああああっっ!!!!!」
人のようでいて人でないフォルムの胎児が、アスカの膣をかき分けて出てこようとする。
一体、二体と地面に落ちた胎児を、イナは抱きかかえた。
「ほら、アスカちゃん。私たちの子だよ……」
「ぐがあああああああああああああああああああああっっっ!!!!」
イナは猛烈な激痛に襲われるアスカに語りかけた。胎児の口をアスカの乳首に当てて吸わせる。
アスカの心はそこで壊れた。かろうじて保っていた人格を維持できない。
魔物の子供を産み育てるという現実に耐えきれなかったのだ。
「ひひゃっ!!いひいいいいいいいっっっっっ!!!!!」
乳首を食いちぎらんばかりに噛みしめられる感覚で、アスカは歪な嬌声を響かせた。

/ BAD END
28杏の人:2010/05/18(火) 17:55:12 ID:XkwODGTu
以上です。
次回で「荒野の魔法少女」は終了となります。
ですが、連作の形でもうしばらく続く予定ですので、お付き合い頂けると幸いです。

今回も少しは楽しんでいただけたでしょうか?
それでは、また次回お会いしましょう。
29名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 12:02:03 ID:3bRJBcVN
激しい凌辱GJ!
ライザは結局記憶を消したっぽいな。
30名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 12:24:09 ID:Gag2/ItU
>>28
三人娘陵殺GJ!
ほんとメチャメチャって言葉がぴったりなバッドエンドだった
壊れたロリの絡みはホントにドキドキしますな
31名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 03:29:25 ID:00PVSqRd
GJ!
しかし「荒野の魔法少女」も、もう終わりかぁ…
なんか早いような、でも話数を見ると適当な感じだし、そう考えるとまさに駆け抜けるような投下ペースだったと分かるな
32名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 01:01:31 ID:3Psech5F
喉が膣になってしまったってとこが好み。
男に指で無理矢理開かされるとこからの
イラマチオからすぐ口で感じてイってしまうとこが特に好きです。
あとニプルファックもなんか好きです。普段入らない所に入れるのがよくて。一話の針刺しとか。
ともすればリョナ方面になっちゃたりしますが。GJでした。
33名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 01:08:26 ID:J2moEOoq
今だから言う!
1○歳はロリの俺でもきつかったw
せめて署長さんは迎えて欲しいぜ

でも、確かに魔法少女の本来のメイン年齢層は、そのくらいだよね
34名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 22:26:56 ID:iqRzHNqo
シトリンの魔法少女の一族を偽情報で誘き出す手配をする流れか
35名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:38:23 ID:M3VtG9kF
スレ初の死亡End作品のあれか
ママンはともかく、従姉のお姉ちゃんという獲物が、まだ残ってるんだよな
36名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:40:34 ID:M3VtG9kF
久しぶりに読んでこようと思ったら、なんか旧保管庫消えてね?
一時的な物かな
37名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 00:52:23 ID:gkkOL0MZ
今は見えるようになってるよ
38名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 00:53:29 ID:gkkOL0MZ
と、思ったらトップページ以外見れないや…
39名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 05:25:52 ID:fIRhYBE8
今は目次まで見えるけど、各作品は見られないね
由々しきことかな
40名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 10:08:11 ID:aV1IXuRe
真新しい魔法少女を考えた!と思ったらもう居た魔法少女セガール(魔法少女コスのセガール!)
41名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 11:54:55 ID:RUp3AzwN
それはもう魔法少女じゃない単なる魔法セガールだ
42名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 12:25:03 ID:aV1IXuRe
>>41
「眼鏡っ子がセーラームーンなセガールに変身する」(某オリ魔女リレー企画)にも驚いたがさっき古本屋で見つけた
「水着コンテストでプルとプルツーとミネバが赤チャチャみたくミネバがドズルに変身」(某W表紙だけどウッソが主人公なガンダム学園)は立ち読みして吹き買わねばならなくなった
43名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 00:16:04 ID:UxCyTz2x
プリティ☆ベルか。
44名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 02:29:51 ID:MdyiCd55
女の子が野郎かマッチョに変身する事になんの意義があるのだろうか?
45名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 16:15:27 ID:Tez33qS8
可愛い魔法少女同士の対決かと思いきや、
片方がいかつい獣野郎に変身して相手を犯すというシチュのためか
もしくは敵幹部が仲間の魔法少女に怪しげな注射で強制的に変身させて傷ついた魔法少女を(ry
46名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 16:33:06 ID:3howdz8R
単に面白がっていってるだけでしょ。
47名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 21:10:32 ID:glAwTVSZ
核弾頭トマホーク巡航ミサイルを搭載したアメリカ海軍の戦艦「ミズーリ」。
その船が副艦長によって手引きされたテロリストによって乗っ取られてしまう。
艦長も殺され、乗員達も船倉に監禁される。
自由に動けるのは元海軍特殊部隊の隊長で、現在は引退してコック長をしている小学五年生の少女ただ一人。
卑劣な悪党どもを相手に、魔法少女の孤独な戦いが今、始まる。
合気道・ナイフ格闘術・柔術・空手・棒術・太極拳などの魔法でわるい敵なんかやっつけろ。
沈黙少女の魔法戦艦 第一話『左手にステッキ、右手にコルトガバメント』 
来週も魔女っ娘☆アクション!

見た目は少女じゃないとやっぱりだめだよな
48名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 02:36:04 ID:/P5hr+MF
微塵も面白さを感じ取れないのに読んでみたいこの感覚はなんだw
49名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 13:21:24 ID:Ed5tFC70
>>48
禿同wwwww
50名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 16:11:57 ID:Lz3oJf7n
>>42
企画と言えば
A「元ネタが空の境界やトリガーハートなオリ魔女は魔法少女の内か?」
B「俺得だからOK」
そんな流れでごり押しするのが居て萎えたり
リレーで「自キャラだから」と共通ライバルキャラに自キャラ壊させ参加者が萎えて次のがリレーの禁忌「しかし、それは(共通ライバル名)の妄想or幻覚だった」をして荒れて沈んだようなのしか知らない
51名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 18:50:51 ID:vqVTQIiX
引退宣言


大作(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
死ぬほど考えてプロットを組み立てて書き始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが書けなくなった。

いつまでたっても手がキーボードを打ってくれなくて、無理やり動かしてもまともな物が作れない。
出来上がったと思っても、推敲する度に「すべて選択(A)→Delete」の繰り返し。
頑張ってやり直しても、結局は削除地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じシチュを言葉を変えて書き直すだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねたヒロインを書いたつもりが、実は歴戦とは同じ戦いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長の無いヒロインの話を長々と投下した事が恥ずかしくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
俺が途中まで投下したSSにGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、俺はもう書けなくなってしまった。

もう一度やり直そうとしても、途中まで投下した部分が破綻するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく続きが書けなくなってしまったんだ。

バイバイ、スレのみんな。
ろくでもないSSばっかり投下した上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。



生みの苦しみに負けた書き手より……
52名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 19:21:43 ID:fkGnO0r8
愚痴スレのコピペ?
53名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 20:12:38 ID:BT6gCmcC
何書いてた人か書かないと分からん
54名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 21:10:15 ID:66tb+TwW
なんか、コピペ荒らしっぽい気がするね
55名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 02:53:35 ID:ualj0wQq
話を戻すとだな

>>47
>見た目は少女じゃないとやっぱりだめだよな

ごんぶとな小五ってどんなんだろうって考えてしまったじゃないか
それに持っているのは包丁と菜箸ではないかと思う
56名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 12:00:20 ID:dtuh7el1
「10万マナポンッとくれたぜ」
「だめよ、7時半にピアノの稽古があるの!付き合えないわ」「今日は休んで」
「面白い奴だな。封印するのは最後にしてやる」
「何が恥まるんです?」「第3次魔法大戦だ」
「ツルペタロリロリのコスプレ趣味の変態だ」
「どこで(の)使い方を習った?」「説明書を読んだのよ」
「来いよ、ベネット。肉体なんて捨ててかかって来いよ」
「もう一度魔法少女部隊を編成したい、君さえ戻ってくれれば」「今日で私、16歳です」「また会おう」「もう会うことはないでしょう」
57マユの人:2010/05/29(土) 18:08:35 ID:f1rt5kYk
こんにちわ、今晩魔法少女マユの第4話を投下します。
容量的に前スレには入らないのでこちらに投下を行います。
58名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 18:39:33 ID:yYb9pX7t
よっ!待ってました!!
59名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 18:53:58 ID:L8oKh/+b
なんか訳のわからん引退宣言の流れがあったからこれは嬉しい
60マユの人:2010/05/29(土) 20:36:37 ID:f1rt5kYk
こんばんわ、魔法少女マユ第4話を投下します。
今回はマユは快楽系、ユーリィは前半快楽系、後半苦痛系の陵辱シーンが有ります。
人物紹介の後に投下を開始します。
61魔法少女マユ 人物紹介:2010/05/29(土) 20:39:29 ID:f1rt5kYk
『秋月真由(マユ)』
14歳 両親と3人で、平穏な生活を送っていたが。ユーリィと出会った事で、戦いに身を投じる事になる。
背は小柄で、背中の半ばほどまで届く栗色の髪を後ろで纏めている。
変身時のコスチュームは桜色のミニスカートに赤を基調としたジャケットを纏っている。
『ユーリィ』
異世界エルメリアの住人である妖精、マユのパートナーとして彼女の戦いをサポートを行う。
長いストレートの青髪にフリフリのついた白やピンクのドレスを着ている。

『ヴァルアス』
魔族の王 100年前の戦いで敗れた先代の跡を継ぎ魔族を統率する。表の顔は製薬業を中心とした巨大複合企業の社長。
銀髪の髪をオールバックにしている。黒のスーツを好んで着る。
その真の姿は、黒い装甲を身に包む巨大な竜。
『レドリック』
魔王ヴァルアス腹心の最高位魔族、彼の側近を務め、表でも社長秘書室長を務める青年。
焦茶の髪を肩に触れるくらいに伸ばしていて、グレーのスーツをいつも着ている。
ラディウスとは子供の頃からの付き合いで悪友関係。
『セディア』
魔族の人間狩りの指揮官。 組織内での序列は低く攻略軍に参加できず、地上での人間狩りをする担当に回されていた。
度重なる失敗により失脚、王の制裁を受け、資料整理の身に堕ちる…
黒い髪をセミロングにしていて、露出の際どい黒の服を好んで着ている。
『ラディウス』
セディアの弟 魔族の造魔開発においての中核メンバーで、王の信任厚い人物。
長い黒髪を三つ編みのお下げにしている。常に白衣に身を包む。15歳くらいの背格好。
師リレイアの元で技術を学び、その知識を武器に組織内で高い地位を得ている。
『リレイア』
魔族技術部総括で、ラディウスの師。組織内でも最古参の部類に入る最高幹部。
白衣を常に纏っている。長い金髪は、手入れがあまりされておらず伸ばし放題といった状態。
いつでも寝れる様にと、アイマスクを額にひっかけている。
『ゲリオス』
魔族エルメリア攻略軍を統括する将軍、中央軍集団主将。
三つ首の手足の生えた黒い蛇の姿で、白を基調とした黒や金で彩られた法衣を着ている。
先王の代から王に仕える、組織の最古参の幹部で、他の幹部達の纏め役を務める。
『ルフィリア』
エルメリアの魔族勢力圏を統治する総督、及び中央軍集団副将。
長い金髪と宝石の様に青く澄んだ瞳が印象的な少女、白を基調とした法衣を着ている。
年の頃は15歳くらいだが、幼い顔立ちをしている。温厚な性格だが、怒らせると内に秘めた膨大な魔力で、破壊の限りを尽くす。
リグヴェードとは恋仲で、彼の我儘に振り回されがちであるが、それについては彼女は不満などは覚えていない。
『リグヴェード』
魔族エルメリア攻略軍南方軍集団を率いる将軍。
癖の強い白髪を、肩の辺りまで伸ばしている、瞳の色は金。黒を基調とした軍服を着崩して着ている。
一見力押しに頼る様な印象を受けるが、機動戦術を駆使する卓越した戦略家。
『アーディッツ』
魔族エルメリア攻略軍北方軍集団を率いる将軍。
黒髪黒眼で銀縁眼鏡をかけていて、黒を基調とした軍服を纏う。
非常に冷酷で残忍な性格で、戦場で捕えた少女などを嬲り、その苦しむ様を楽しんでいる。
62名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 20:40:56 ID:+MUHGIWS
支援
63魔法少女マユ 第四話 1/20:2010/05/29(土) 20:41:25 ID:f1rt5kYk
「くっ…うぁぁ…」
細い首を触手で締め上げられ、マユが苦悶の声を漏らす。
彼女の目の前には、無数の触手を伸ばすローパー型の造魔が立っている。
「おしっ!そのまま締め落せ!」
すぐ側で戦いを見ていたラディウスが、右の拳を握り締めながら声を上げる。
「マ、マユちゃん…」
彼の手元には、球状の結界に捕らわれたユーリィが、そこから脱出しようともがいていた。
深夜の公園に、魔族の気配を見つけたマユとユーリィは、そこに居たラディウスと彼の引き連れた造魔と交戦する。
ラディウスの仕掛けていた罠にユーリィが捕らえられ、それに注意を向けてしまったマユも触手に拘束されたのだ。
「うぅっ!ああぁぁぁぁっ!!」
首に巻き付いた触手が、徐々に締め付ける力を強めていく。
マユは身を捩り、触手を振りほどこうと手で掴むが、触手はビクともしない。
苦痛に苦しむ彼女の姿を楽しむように、造魔はゆっくりと締め付けていく。
酸素を求め大きく口を開いて、マユはガクガクと身体を震わせている。
後少しで落ちるだろう…ラディウスが勝利を確信して笑みを浮かべた時、状況が動いた。
「っ…くぅぅっ!」
マユが震える右手に魔力を集中させ、光の刃を作り出した。
そして、巻き付いていた触手を切断する。
突然の事態に驚く造魔から、彼女は後ろに跳んで距離を取った。
「くはっ…けほっ、けほっ…」
巻き付いていた触手を振りほどいて、マユはしばし咳き込んでいたが、落ち付くと地面に落ちていた剣を拾う。
「く、くそっ!だがこっちにはまだ人質が…」
ラディウスが舌打ちをしながらユーリィを捕える結界に手を伸ばそうとするが…
「ぬおわっ!?」
結界が弾け、その衝撃に彼は慌てて手を引っ込める。
「マユちゃん!今だよっ!」
結界から脱出したユーリィが、マユに向けて叫ぶ。
彼女の言葉に頷くと、マユは手にした剣に魔力を集中させていく。
剣から眩光りが放たれ、光の大剣が生み出される。
マユはそれを構えなおすと、造魔に向けて駆けだす。
無数に伸ばされる触手を掻い潜り、彼女は高く跳躍する。
「てやああぁぁぁっ!!」
気合いの叫びと共に、剣が振り下ろされた。
その一撃を防ごうと伸ばされた触手を易々と切り裂いて、刃が造魔の体に刺さる。
そしてそのまま、真っ二つに造魔の体が切り裂かれた。
マユが後ろに飛び退くと、その直後造魔の体が爆散する。
「ぐ…ま、またしても…くっそー…今度こそ勝てると思ったのに…」
ギリギリと拳を握りしめて震えていたラディウスが、転移魔法を発動させた。
「覚えてろよぉっ!今度会った時がお前さんの最後だ!!」
捨て台詞を吐くと、ラディウスの姿は光に包まれ消えていく。
64魔法少女マユ 第四話 2/20:2010/05/29(土) 20:42:08 ID:f1rt5kYk
「大丈夫?マユちゃん…」
「うん、平気だよ」
心配そうに近寄ってくるユーリィに、マユは微笑みながら答える。
ユーリィは座り込んだ彼女のすぐ側に来て、回復魔法を使い始めた。
「ったく…姉と同じような捨て台詞吐いて逃げてったね」
「そうだねぇ、しつこいところまでそっくりだし」
マユのため息交じりに漏らされた言葉に、ユーリィも頷く。
初めて遭遇した戦いから3週間…
ラディウスは彼女達を狙い、数日おきに狩りを行おうと街に現れる。
彼の連れてくる造魔はどれも強力で、マユ達は幾度となく窮地に陥っていた。
「ユーリィに新しい魔法教わってて助かったよ。あれ使えなかったら危なかったよ」
剣を奪われた時の為にと教わっていた魔法のお陰で、今回もなんとか勝利する事が出来た。
「それと、この剣のお陰もあるね…あの光の剣のお陰で造魔を倒せるんだし」
「うん、その剣がマユちゃんの魔力を増幅してくれて、あの光の大剣を生み出してるみたい」
「私の強くなりたいって思いに…この剣が応えてくれたのかなぁ…」
手にした剣を見つめながら、マユは目を細めて呟く様に漏らす。
初めてラディウスの造魔と、戦った際に得た新たなる力…剣を媒介として生み出す光の大剣。
その威力は強力で、手強い造魔達との戦いを続けるマユにとって、切札となっていた。
「はいっ、お終いっと」
「ありがと、ユーリィ」
傷の手当てが終わると、マユは立ち上がる。
「マユちゃん、体大丈夫?」
「うん、全然平気だよ」
「そう?…ならいいんだけど…」
心配そうに尋ねてくるユーリィに、彼女は安心させる様に微笑んだ。
度重なる激戦で、マユの体に疲労が溜まっていないか…それがユーリィは気がかりだったのだ。
「さってと、早く家に帰ろうよ。もう一回お風呂入ろ」
「うん、分かった」
マユの言葉に頷いて、ユーリィは転移魔法を発動させた。
光に包まれた彼女達は、マユの家へと転移した。
65魔法少女マユ 第四話 3/20:2010/05/29(土) 20:43:03 ID:f1rt5kYk
「グスン…また負けたぁ…ちくしょー…」
ハンカチで涙を拭いながら、ラディウスはトボトボと本部の回廊を歩いている。
歩き続けていた彼は、ふと近くの一室に集まる気配に気付いた。
「……あれ?なんであんな所に、あんな面子が集まってるんだ?」
そこに集まるよく知る者達の気配に、彼は首を傾げて近づいていく。
「私ー、全自動卓という物を用意して欲しいですぅ…」
「あぁ?んなもん要らねぇだろ。手積みで十分だ」
「僕もそう思います。ジャラジャラやるのが楽しいじゃないですか」
「リグとレド君が、積み込みとかズルしようとするからですぅ!」
幹部用に設けられた一室で、卓を囲んでいたルフィリア、リグヴェード、レドリックが言葉を交わしている。
「あー…なるほどな…それ以外にも魔術でイカサマをしようとするからなぁ、レドリック君達は…
 市販の全自動卓に、私が耐魔加工やイカサマ防止の装置を付けて見ようか…」
卓を囲んでいる最後の一人、リレイアが眠そうな表情で呟く様に言う。
「それがいいですぅ!博士、陛下に購入を申請しましょうですぅ!」
「いやいや、申請などしなくても私の貯金ですぐに買えるさ。使う事が無くて、給料をずっと貯め込み続けてるからな」
「いらねぇってばそんなもん…ところでこの勝負、負けたら何するんだ?脱ぐのか?」
「えー、リレイアさんやルフィリアさんはともかく、僕やリグヴェードさんが脱ぐのはちょっと…」
リグヴェードの言葉に、隣のレドリックが顔を顰める。
「脱衣麻雀じゃないですぅ!」
「脱ぐのか?私は別に構わんが…」
「いやいや、リレイアさん本気にしないで下さいよ。一番負けた人が、全員にご飯奢るとかにしましょうよ」
「あ、それがいい。腹減ってんだ俺」
卓を囲みながら会話をしていた彼らは、入口に呆然と立っているラディウスの存在に気づく。
「やぁラディウス。何そんな所で突っ立ってるんだい?」
「あー…いや、なんというか…その…何でお前らが卓囲んで麻雀してるんだよ!
 つか、ルフィリア様達エルメリアの方は大丈夫なんですか!?」
ニコニコと笑いながら声をかけてくるレドリックに、ラディウスは彼らを指さして叫ぶ。
「私はー、ザルカヴェイド城の建設状況の報告資料を持って来たんですぅ。リグは私が行くって言ったらついて来たですぅ」
「俺の戦線は問題ねぇさ、あの陰険眼鏡と一緒にするな。ちょっとこっちの飯が恋しくなったんだよ」
「と、いった感じで帰ってきてたお二人とリレイアさんを、僕が誘ったのさ。よく陛下に相手をしろって言われるものでね」
「そういう事だよ。私もたまに陛下からお誘いを受けるからね…ラディウス君もその内呼ばれるだろうから、練習するといい」
彼らの主、魔王ヴァルアスは表の顔は大会社の社長だ。
ヴァルアスは仕事の付き合いで覚えた、人間の遊びなどに凝っていて、時折部下を集め相手をさせたりしている。
口々に語る彼らに、ラディウスは眩暈を覚えて頭を押さえる。
「…この光景見たら、ゲリオス様が何て言うやら…」
組織の最高幹部で、何かと口うるさい彼がこの光景を見たらどういうだろうか…ラディウスはポツリと漏らす。
「じーさんにチクったらシメるぞ」
「チクリませんってば…」
脅しをかけてくるリグヴェードに答えながら、彼は室内に入っていく。
66魔法少女マユ 第四話 4/20:2010/05/29(土) 20:43:45 ID:f1rt5kYk
「確か君、例の魔法少女捕まえに行ってたはずだけど…その様子じゃまた失敗したのかい?」
「……そうだよ、もうちょっとだったのに…」
レドリックの問いに、ラディウスは憮然とした様子で答える。
「もういい加減あきらめなよ。もう少ししたら僕が狩ってあげるからさ」
「やだ!ここまで来て引き下がれるか!俺が絶対捕まえる!」
地団太を踏む彼に、レドリックはやれやれ、といった様に首を振る。
「君の造魔を既に5、6体も倒してるそうだね…確かに捕えたいな」
「そうです!あの嬢ちゃん捕まえれたら、普通の人間はおろか、魔法少女使っても作れない造魔が作れる筈です!」
牌を出しながら言うリレイアに、ラディウスは拳を握りしめながら力説した。
魔力や生命力の消費が激しすぎる為に、母体が耐えきれずお蔵入りしている装置…
あの魔法少女ならば、それの使用にも耐えうるだろうと、彼は考えていた。
「ふぅむ…ならば私も一戦交えさせて貰おうかな。試作機の調整が完了したからね」
「そ、そうですか!では先生が次行ってください!」
「ああ、そうさせて貰うよ」
ラディウスに向けて頷きながら、リレイアは笑みを浮かべて答える。
「新しい機獣か、そりゃ見て見たいね」
「私もですぅ」
リレイアの言葉に、リグヴェードとルフィリアが興味を示す。
新たな戦力の候補、将としては是非とも目を通しておこうと考えているのだ。
「ふむ…なら後で陛下にお見せするから、一緒に来たまえ」
「それじゃあ、早くこの勝負を終わらせますか」
レドリックが頷いて山から牌を取る。
「つってもまだ始めて2局目じゃねか、まぁゆっくりやろうぜ」
牌を取りながら言う、ヴァルアス。しかしその次の局…
「あ、ツモったですぅ♪」
開始から暫くして…牌を取ったルフィリアが、並べていた手牌を倒す。
「…国士無双十三面待ち、親のダブル役満か…全員飛んだな」
彼女の手元の牌を見て、リレイアが呆然と声を漏らす。
ルフィリアの側では、銀色の双頭竜と、黒い甲虫が嬉しそうに騒いでいる。
「早々に…終わっちゃいましたね…あ、あははは…」
「ラ、ライジングサン…有り得ねぇ、何でそんな大手物が来るんだよ…」
乾いた笑いをレドリックが漏らし、リグヴェードがワナワナと肩を震わせていた。
「点数的にはレド君がビリですぅ!」
「えー、僕の奢りですか?」
「よし、高い物を食べに行こう。秘書室長殿は高給取りだからね」
「肉喰おう、肉。分厚いステーキが俺喰いたい。焼肉でもいいぞ」
罰ゲームの事で騒ぐ4人。
レドリックはブツブツと呟きを漏らし、他の3人は何を食べるかで盛り上がっている。
「終わったんなら早く行きましょうよ!俺、新型見てみたいっす!」
待ちきれない様子のラディウスが、急かす様に声を上げる。
67魔法少女マユ 第四話 5/20:2010/05/29(土) 20:44:32 ID:f1rt5kYk
ラディウスに急かされたリレイア達は、罰ゲームの件は後にして、彼女のラボへと移動する。
「ほぅ…これが新型の機獣か」
報告を受けてラボに来たヴァルアスが、眼前に置かれた黒い虫の様な形をした機械を見て、呟く様に漏らす。
先端に爪のある四足の蜘蛛の様に長い脚が、丸みを帯びた大きなボディから生えている。
ボディから突き出た爬虫類の様な頭部には、一つ目のセンサーアイが有り、口は肉食獣の様に鋭い歯が存在した。
「機獣第二世代ガイレブです。現在ザルカヴェイドを中心に占領地域に配備している第一世代と比べ、
 大幅に戦闘能力の向上を図っています」
傍らに立つリレイアが、手で機獣を指示しながら言葉を続ける。
現在ザルカヴェイドなどに配備されている第一世代の機体は、策敵能力や隠密行動能力に優れ、偵察や警備に重宝されている。
この機体は、魔法使いや騎士達との戦いを想定して、従来の機体より大幅に攻撃力、防御力を向上させた機体だ。
「様々な攻撃手段を与え、さらに装甲もエルメリアの鉱山帯を押さえた事により、新たな合金を採用。
 現行機よりも遥かに耐魔性に優れています。勿論、物理攻撃への防御も万全です。
 魔力を伴わない物理攻撃は、バリアで無力化出来ます」
淡々と説明を続けていたが、黙り込んだままじっと機獣を見つめている王に、リレイアは首を傾げる。
「陛下…?」
そこまで彼の興味を引く物だったのだろうかと、彼女は心中で疑問の呟きを漏らす。
近くに立つリグヴェードやルフィリアも、王の様子に首を傾げていた。
「ん…ああ、すまないねリレイア博士」
彼女達の視線に気付き、ヴァルアスは笑いながら答える。
「コイツをマーケットに出せば、どれぐらいで売れるかと考えてね」
彼の言葉に、リレイア以外の全員がガクッとよろめく。
「陛下…今度は軍需産業に殴り込むつもりですか?もういい加減事業広げるの止めましょうよ」
片手を顔に当てながら、呆れたようにレドリックが溜息を漏らす。
「ははは、造魔の時もそう仰いましたね。陛下らしい…しかし、コイツは出せませんよ。この世界に無い技術や材質を使い過ぎてます」
「そうか…それは残念だな、売れると思ったんだが。これなら歩兵の一個小隊など、一方的に殲滅出来そうなのにね…」
リレイアの言葉に苦笑しながら、ヴァルアスは残念そうに言う。
二人のやり取りをリグヴェードは笑いを堪える様に、口を押さえていた。
「リ、リグ…笑っちゃだめですぅ…」
その隣のルフィリアが、声を潜めながら彼の袖を引っ張る。
「相変わらず変わりませんね、陛下。正直戦争よりもビジネスの方が性に合ってるのでは?」
「ふっ、そう言うなリグヴェード」
彼の言葉に、ヴァルアスは笑いながら踵を返す。
「リレイア博士、コイツの詳細のデータが欲しい。実戦テストに入ってくれ」
「了解しました。すぐに取りかかりましょう」
恭しく頭を垂れて、リレイアが言う。
その様子に頷いて、ヴァルアスはレドリックを伴って部屋を出ていく。
「さて…ラディウス君が手こずっているという魔法少女、どれ程のものか楽しみだね」
退室していく王を見送りながら、リレイアが笑みを刻む。
68魔法少女マユ 第四話 6/20:2010/05/29(土) 20:45:09 ID:f1rt5kYk
「マユちゃん、どうしたの〜?」
「ふぇ?」
俯いていたマユに、美由紀が心配そうに声をかける。
彼女は驚いて顔を上げるが、宗一郎も美由紀と同じように心配そうにマユの顔を見ていた。
「どうしたんだいマユ?殆どご飯を食べてないけど…」
「あ…そ、その…ちょっと食欲が無いの…」
再び俯いてしまうマユに、二人は顔を見合わせる。
「…ちょっと顔色悪いわね〜…大丈夫〜?」
「だ、大丈夫だよ!平気」
取り繕うようにマユは言うが、結局食事を全部食べる事は出来なかった。
入浴を済ませると、マユはもう寝ると二人に告げてすぐに、二階へ上がった。
自分の部屋に入ると、フラフラとよろめきながらベッドに倒れ込む様に寝転ぶ。
「マユちゃん…大丈夫?」
入浴を共にしていたユーリィが、声をかける。
「うぅ…ちょっとキツイ…」
「…ここの所連戦だったからね…疲れが溜まってるのかも」
突っ伏しながら弱々しく声を漏らすマユに、ユーリィは頷く。
ラディウスの造魔との連戦で、マユの疲労はピークに達しつつあったのだ。
(どうしよう…こんな事が続いたらマユちゃんがいつか倒れちゃう…早く応援の人が来てくれないかな…)
ぐったりとした様子のマユを見ながら、ユーリィは心中で呟く。
戦いは日増しに激しくなっている…このままではいずれマユが力尽きてしまう。
一週間前にエルメリアに連絡を取った際に、応援を派遣するという話を聞いていたが、それがいつになるのか…
(とりあえず、今日はマユちゃんに休んで貰わないと…)
「マユちゃん、今日は見回りは私がするよ。何かあったら近くの仲間に応援を頼むから、マユちゃんはゆっくり休んでて」
ひとまずマユに休んで貰って、疲労を回復して貰わないといけない…ユーリィはそう判断してマユに言う。
「え…でも…」
「大丈夫!昨日追い払ったばかりだから、いくらラディウスでもすぐには来ないよ!」
安心させる様にユーリィは言うが…次の瞬間感じた気配に、彼女は表情を強張らせる。
「っ…」
「ユーリィ…魔族だよ。初めて感じる魔力だ」
マユも気配を感じ取ったらしく、フラフラと身を起こす。
「ダメ!マユちゃん!そんな体じゃ無理だよ!」
「でも…すぐに止めないと、街に現れた魔族が人を襲っちゃうよ!」
制止しようとするユーリィに、首を横に振ったマユは、胸のペンダントに握りしめる。
「変身っ!」
彼女の体が光に包まれ、コスチュームを纏った姿に変わった。
「急がないと…ユーリィ!」
「う、うん…分かった…」
観念した様に言うと、ユーリィは片手を上にかざし、転移魔法を発動させた。
69魔法少女マユ 第四話 7/20:2010/05/29(土) 20:45:59 ID:f1rt5kYk
「やぁ、待っていたよ。魔法少女のお嬢さん」
街外れの廃工場に転移したマユ達。
彼女達が向かった先には、長い金髪の白衣に身を包んだ女性、リレイアが待ち構えていた。
「やっぱり…見た事無い奴だ…」
ユーリィは、眼前に立つ女性を見て、呟く様に言う。
大きな隈の有る目を、眠そうに擦りながら、リレイアは小さく欠伸をする。
「おっと…自己紹介がまだだったか…私の名はリレイア、君達に世話になっているラディウス君は私の弟子だ」
「ラ、ラディウスの…先生」
「造魔計画は私と彼で立ち上げたんだ。優秀な弟子だよ、彼は」
マユの言葉に頷きながら、彼女は自分の隣に立つ機械を指さす。
「さて…今日の君の相手はコレだ」
「あれは…機獣っ!」
ゆっくりと動き出した黒い機獣、ガイレブを見て、ユーリィが声を上げる。
「何あれ…ロボット?」
「その通り、私がこの世界の科学技術と、魔術を融合させて造り上げた兵器さ。君達魔法少女を狩る為に開発した」
呆然と声を漏らすマユに、自慢する様にリレイアは胸を張った。
「ラディウス君の造魔を何体も倒した君に…この新型の実戦テストの相手になって貰おう」
彼女の言葉と共に、ガイレブがマユ達に向けて襲いかかる。
「くぅっ!」
突進してきたガイレブを、横に飛んで避けたマユ。
着地する際に、足元がふらついてバランスを崩してしまう。
動けないマユに向けて、ガイレブが目から赤い光線を放つ。
「マユちゃんっ!」
彼女の前に立ち塞がったユーリィが、バリアでその光線を防ぐ。
光線を防いでいる間に、マユも態勢を立て直す。
「大丈夫?マユちゃん」
「ゴ、ゴメン…ユーリィ…」
間合いを取った二人は、敵の動きを警戒しながら言葉を交わす。
「んー、何やら顔色が良くないな。体調不良かね?私はこちらで医者の資格も取っているから、看て上げようか?」
「よ、余計なお世話だよ!」
首を傾げているリレイアに向けて言い放つと、マユは周囲に光の矢を生み出す。
「いけぇっ!!」
次々と放たれる矢が、ガイレブへと突き刺さろうとするが…
ガイレブの周囲に張られたバリアで威力を殺がれ、命中するもさしたるダメージを与えなかった。
「す、凄い魔力耐性だよ…」
予想以上の防御力に、ユーリィが呆然と声を漏らす。
マユも本調子ではないとはいえ、ほぼノーダメージだ。
周囲に展開するバリアに加え、本体にも耐魔コーディングが施されていた。
70魔法少女マユ 第四話 8/20:2010/05/29(土) 20:46:45 ID:f1rt5kYk
ガイレブの黒いボディの一部が開き、中から現れた銃口から、小さな光弾が次々と放たれる。
「くっ…」
両手を前に突き出して、マユはバリアを展開して攻撃を凌ぐ。
「ユーリィ、この攻撃が止んだら一気に仕掛けるから、アイツの動きを止めて」
「う、うん…分かった…気をつけてね」
攻撃が止むと同時に、マユが剣を構えて駆けだす。
ユーリィは敵の足止めをすべく、魔法を次々と放つ。
バリアを展開して、身動きの取れないガイレブ。
「てやぁっ!」
至近距離まで飛び込んだマユは、黒いボディに向けて剣を振う。
マユの放った一撃は、鈍い音とともに弾かれるが、ボディの一部に傷が生じた。
「つぅっ…硬い…」
衝撃で手が痺れそうになり、マユは呻きながら後退しようとする。
逃がさないとばかりに、ガイレブのボディから黒いケーブルが触手の様に伸びていく。
「し、しまった!」
ケーブルの一本が、マユの剣を持つ右手に絡みついた。
次の瞬間、マユの体に向けて凄まじい電流が放たれる。
「うああああああああぁぁぁぁっ!!」
マユの体を電流が駆け巡り、彼女の体を激痛が襲う。
大きく身を仰け反らして、マユは苦悶の絶叫を上げる。
「マ、マユちゃん!きゃあぁっ!」
彼女に絡みつくケーブルを切断しようとしたユーリィの体にもケーブルが絡みつき、放電が開始された。
「ああああああああぁぁぁぁっ!」
「あぐううううぅぅぅっ!!」
廃工場の中に、二人の悲痛な叫びが木霊する。
青白い電流が、断続的に二人の体へと送り込まれ、駆け巡っていく。
一分近く続いていた放電が止み、二人の体からケーブルが離れた。
マユは力無く地面に崩れ落ち、ユーリィは落下して動かなくなる。
「う、うぅ…」
小さく呻き声を漏らすマユの背中を、近づいて来たガイレブの右足が踏みつけた。
「あぐあぁっ!!」
凄まじい衝撃に、マユが苦痛に顔を歪め叫ぶ。
ガイレブは彼女の背中から足を上げて、また勢いよく踏みつける。
何度も何度もそれが繰り返され、踏みつけられる度にマユが絶叫を上げた。
71魔法少女マユ 第四話 9/20:2010/05/29(土) 20:47:38 ID:f1rt5kYk
「ふむ…本当に調子が悪かったようだね。こうもアッサリ終わるとは…」
動かなくなったマユを見下ろして、リレイアは呟くように言う。
「まぁいいか、次のテストをゆっくり付き合って貰おうか」
彼女が指を鳴らすと、ガイレブが無数のケーブルやワイヤーを伸ばし、マユの体に絡みつかせていく。
ケーブルが絡みついたマユの体が、ゆっくりと持ち上げられる。
「うぁ…」
小さく呻いた彼女に向けて、ガイレブが口から白い液体を噴射した。
「きゃっ…んんっ!」
顔や服に液体を浴びせられたマユが、小さく震え目を開ける。
「…このガイレブには、エネルギーである魔力を補充したり、捕えた魔法少女を無力化する為の機能が有ってね…
 君にはその実験に付き合って貰うよ」
リレイアは笑みを浮かべながらマユに告げる。
液体を浴びたマユが、頬を赤らめながら小刻みに震えだす。
「うぅ…ひぁぁ…」
小さく漏らされる吐息も、熱を帯びた物に変化している。
(さっきの液体…媚薬だ…)
震えながら心中で呻くマユ。
ガイレブが口を開き、口内から長く透明な管を出す。
「むぐぅっ!!」
だらしなく開かれていたマユの口に、ガイレブから伸ばされた管が侵入する。
口内に侵入してきた管は、一気に食道まで突き進む。
激しい嘔吐感にマユは襲われる。
食道まで入り込んだ管の中を、白い液体が進んでいく。
「むがあああああぁぁぁっ!!!」
先程マユに浴びせられた媚薬が、マユの消化器官に放たれた。
マユは目を白黒させながら身を捩る。
「ぷはっ…げふっ…お、おええぇぇっ!」
管が引き抜かれると、マユは注ぎ込まれた液体の一部を吐き出す。
「色々な造魔のデータを元に調合した特別製の媚薬だ。すぐに気持ち良くなるよ」
リレイアの言葉通り、マユの体は更に熱を帯び、全身を疼きが襲う。
注ぎ込まれた液体は、あっという間にマユの体に浸透し、効果を発揮し始めていた。
マユはもじもじと体を動かし、切なげに声を漏らす。
彼女の体に巻き付いたケーブルが先端から小さな刃を出した。
刃は特殊な物らしく、高い防御力を持つはずのマユのコスチュームを、ゆっくりとだが確実に切り裂いていく。
胸元から臍の辺りまで大きく服を切り裂かれ、スカートも縦に切り裂かれて、下着が露わになった。
「んやぁっ!」
胸を覆っていた下着が取り払われ、彼女の小振りな胸にケーブルが巻き付く。
ケーブルが胸を器用に捏ね繰り回す。
「やぁぁっ!やめ、やめてぇぇぇっ!」
マユは頬を紅潮させながら、嬌声を上げ身を捩る。
72魔法少女マユ 第四話 10/20:2010/05/29(土) 20:48:21 ID:f1rt5kYk
「マ、マユ…ちゃん…」
フラフラとよろめきながら起き上ったユーリィが、眼前でガイレブのケーブルに弄ばれるマユを見て、小さく声を漏らす。
彼女を助けようと、ユーリィが魔法を放たんと手を突き出した時、頭上から声が放たれる。
「邪魔はしないでくれ。これからが良い所なんだ」
すぐ近くに立っていたリレイアが、手元に黒い球体を召喚した。
召喚された球体は、まっすぐ落下してユーリィに圧し掛かる。
「きゃうっ!!」
押し潰されたユーリィが悲鳴を上げた。
彼女に圧し掛かった球体が、あちこちから触手を伸ばし、彼女の体に絡みつかせていく。
「な、なにこれぇっ!やだっ!は、放してよぉっ!!」
ジタバタともがくユーリィの四肢を拘束した球体は、ゆっくりと彼女の体から退けると、彼女を頭上に持ち上げる。
更に伸ばされた触手が、彼女の可愛らしいドレスを破り裂いていく。
「君ら妖精用に開発した魔法生物だ。君はそこでそれと遊んでいたまえ」
リレイアはそう告げると、片手を向けて彼女と球体を、結界に閉じ込めた。
その後は興味無いとばかりに、リレイアはマユと機獣の方へと向き直る。
「や、やだぁ…気持ち悪いよぉ…」
ヌメヌメとした粘液に濡れた触手、その不快感に彼女は身を捩って声を漏らす。
彼女の服や体に、その粘液が塗りつけられていく。
「ひゃんっ!はううぅっ!」
太股や胸を撫でまわされ、彼女は嬌声を上げる。
球体が口開き、長い舌を伸ばす。
「うぷぅっ!な、舐めないでぇ…んにゅぅっ」
顔を舐め回され、ユーリィは舌から必死に逃れようと顔を反らすが…
球体は2本も舌を更に伸ばして、彼女を追い詰め顔を舐め回す。
「きゃあああぁっ!」
殆ど起伏の無い胸にある乳首に、口を開いた触手が噛みつく。
舌で乳首を弄んだり、甘噛みを繰り返す触手。
ユーリィは自由の効く右手で、触手を引き剥がそうとする。
「んやぁぁっ!」
噛みついていた触手の力が強く引き剥がせず、ユーリィは自分で胸を強く引っ張る事になり、その快感で嬌声を上げてしまう。
彼女の太股や脇腹にも触手が噛みつき、甘噛みを繰り返して刺激を与えていく。
「はうぅぅぅ…だめぇ…やめてよぉぉ…」
粘液に含まれた媚薬によって、感度の増した彼女は、沸き上がる快感に頬を紅潮させる。
「うむぅっ!?」
喘いでいたユーリィの口にも、黒い触手が挿入された。
口内に入り込んだ触手は、無数の細い触手に分裂し、口内で暴れ出す。
「にゅぁっ…むうぅぅ…や、やめ…うくぅっ!」
口内の至る所を触手に擦りつけられ、ユーリィは目を白黒させながら声を漏らした。
73魔法少女マユ 第四話 11/20:2010/05/29(土) 20:49:00 ID:f1rt5kYk
体に絡みつく触手が、先端から舌を伸ばし、体を舐め回し始める。
ユーリィの白く瑞々しい肌が、触手の涎に汚されていく…
触手の粘液や涎に含まれた媚薬が、彼女の感度を高め、耐え難い快楽を彼女の体にもたらす。
「ふひゃぁっ!あむぅっ…お、おへ…お臍舐めちゃダメぇ…」
臍に生じた快感に、彼女は身を捩りながら声を上げる。
彼女がそこへの責めに敏感な事に気づいたらしく、無数の触手が集まり、執拗に臍周辺を舐め回し始めた。
「むああぁぁぁっ!!」
ユーリィは髪を振り乱して、涙を零しながら叫び続ける。
触手が下着の端を咥えて、器用に引き摺り下ろしていく。
露わになった秘所へと、新たに伸ばされた触手が殺到する。
秘所やお尻にも、触手が粘液を塗りつけたり舐め回していく。
「えうううぅっ!んひいいぃぃっ!!」
嬌声を上げるユーリィ。
その口内でも、触手達による蹂躙が続いていた。
歯の付け根や上顎が触手に擦られる度に、ゾクゾクとした感覚が彼女を襲う。
舌は複数の触手に絡みつかれ、弄ばれ続けている。
今の彼女はまともに言葉を発する事も出来ず、ただ喘ぎ声を漏らしていた。
「あふううううぅぅぅっ!!」
絶え間なくもたらされ続けていた快楽が頂点に達し、彼女は絶頂してしまう。
膣口から流れ出てきた愛液を、触手から伸ばされた舌が舐め取っていく。
絶頂の余韻に震えていたユーリィを、触手は更に激しく責め立てる。
耳や項にも触手が近づき、舌で舐め回していく。
「ふあぁぁ…あうぅぅ…」
首筋を舐められて、ユーリィは身を強張らせながら声を漏らす。
腋には口を開いた触手が吸い付き、引っ張ったり舌で腋を舐める。
一際大きな触手が口を開き、彼女の手を呑み込む。
「ふぇっ…ひゃぅ…んくぅ…」
グチュグチュという音と共に、呑み込まれたユーリィの手が咀嚼されている。
長い舌が絡みつき、指や手の平を丹念に舐め回していく。
「あひぃっ!」
足にも同様の触手が近づき、足の先を口に入れる。
ゆっくりと味わう様に、ユーリィの足を呑み込んでいく。
口内の肉と彼女の足が擦れ合い、その度に彼女は喘ぎを漏らす。
小さなユーリィの全身を、執拗に触手が責め続けていく。
「んあああああぁぁぁぁぁっ!!」
大きく身を仰け反らして、ユーリィが再び絶頂を迎えた。
74魔法少女マユ 第四話 12/20:2010/05/29(土) 20:49:40 ID:f1rt5kYk
「くっ…うぅぅ…ひぁっ」
ケーブルやワイヤーに絡みつかれたマユが、身を捩りながら声を漏らす。
機獣は胸に巻き付けたケーブルを動かし、巧みに彼女の胸を弄ぶ。
胸が弄られる度に、マユは小さく声を漏らし、身を捩っていた。
しこり立ってきていた乳首を、ケーブルの先端についたパーツが噛みつくように挟んだ。
「あふぁっ!!」
それほど強い力ではないが、両胸の先端を挟まれ、マユは声をあげる。
乳首を挟んだパーツを動かして、機獣は彼女の胸を引っ張った。
「んやぁぁぁっ!!」
ビクン、と身を大きく震わせて、マユが嬌声を上げる。
ケーブルは生きているかのように激しく動き、彼女の胸を責め立てていく。
その間にも、新たに伸ばされたケーブルやワイヤーが、彼女の体に絡みつく。
「ひゃううっ!!」
突如下半身に生じた快感に、マユが身を捩った。
一本の細いワイヤーが、彼女の下半身へと伸びている。
ワイヤーは下着の上から、彼女の股間を潜るような形で通り、背中側のワイヤーと絡み合っていた。
秘裂と、尻の谷間に食い込んだそのワイヤーが、ゆっくりと動かされる。
「ふあぁぁぁぁっ!や、やめて…こ、擦っちゃ…ダ、ダメっ!!」
下着の上からとはいえ、感じやすい場所をワイヤーで擦りつけられ、マユは激しい快感に襲われる。
彼女が身を捩る事で、絡み合ったワイヤーやケーブルが動くと、それにつられて股間に通されたワイヤーも激しく動く。
もがけばもがく程、ワイヤーが激しく動き、それで生じた快感によってまた身を捩り、自らワイヤーの動きを早める…
蟻地獄の様な逃れようの無い、快楽の連鎖が彼女を襲っていた。
更に、股間に通されたワイヤーは、ゆっくりと秘裂や割れ目へと食い込む度合いを増していた。
「らめっ…らめだよぉ…ほ、ほどいてぇぇ…」
だらしなく涎を零しながら、マユは途切れ途切れに声を漏らす。
それを無視する様に、股間に食い込むワイヤーは、激しく動き続ける。
同時に、体に絡みつく他のワイヤーも、締め上げる強さを増していく。
全身を締め上げられ、マユには激しい苦痛がもたらされるはずなのだが…
(な、何で…い、痛いはずなのに…気持ち良く感じちゃうの…!?)
マユは全身に生じる快感に、混乱し心中で叫んだ。
締め付けられる痛みが殆ど感じられず、逆に体は激しい快感に襲われていた。
彼女がガイレブに飲まされたり浴びせられた媚薬は、特殊な物だったのだ。
苦痛を和らげ、その代わりに耐え難い快感をもたらす…それが媚薬のもう一つの効果だった。
彼女に絡みつくケーブルに青白い光りが走り、彼女の体に激しい電流が流れる。
「ああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
マユは大きく身を仰け反らして叫ぶが、その電撃も痛みは殆ど無く、有るのは言葉に言い表せない様な快感だった。
電流に身を捩る彼女が、絶頂し嬌声を上げる。
ワイヤーに擦り続けられている下着が、漏れ出た愛液に塗れていく。
75魔法少女マユ 第四話 13/20:2010/05/29(土) 20:50:30 ID:f1rt5kYk
長い間放たれ続けていた電流が、唐突に止まった。
「ふぁ…ひぅぅ…」
放電が止むと、彼女はがっくりと項垂れ、絶頂の余韻に震えている。
「んー…さすがに放電はやり過ぎると命に関わるからな…低めに調整すべきだな」
小さな端末を手にしていたリレイアが、顎に手を当てながら呟くように言う。
あくまで捕獲を主眼に置いて開発した機体なのだ。
捕獲対象を殺してしまうようでは、話にならない。
「ふむ…やはり無力化の機能は、快楽をもたらす物をメインにしていこう」
正式採用型への改良点が見つかった、と彼女は笑みを浮かべマユを見つめる。
「あああぁぁ…と、止めて…止めてぇぇぇ…」
再び動き出した、股間を擦り付けるワイヤー。
マユは身を捩って、必死に哀願の声を漏らす。
「まだまだ、この程度で音を上げられては困るな…これからが本番なのだから」
リレイアは笑みを浮かべながら告げる。
秘裂から流れ出る愛液に濡れた下着、それとワイヤーが擦られる度に淫靡な音が周囲に響く。
ワイヤーは深く食い込み、秘裂やクリトリス、尻の割れ目を激しく擦り付ける。
「ひううううううぅぅぅぅぅっ!!!」
絶頂によりより感度を増していたマユは、再び絶頂を迎えた。
ガイレブは途切れる事無く彼女を責める。
乳首を挟んでいたパーツが、激しく振動を開始した。
「んああぁぁぁっ!!」
振動により胸がブルブルと震え、激しい快感が生じる。
ガイレブは体から、更にケーブルを伸ばす。
その先端には、男性器を模した様な激しく振動しているバイブが付いている。
ケーブルがマユの体へと殺到し、あちこちにバイブを押しつけていく。
胸を上下から挟み、更に激しい振動を加える。
腋にもバイブが押し当てられ、彼女を責め立てていく。
ワイヤーに擦られている股間や尻にも、バイブが近づく。
「はひゃあっ!?」
秘裂にバイブを押しつけられて、マユが身を大きく震わせる。
更にもう一本、クリトリスへもバイブが触れた。
ワイヤーに加えて、激しい振動がマユの股間を襲う。
小振りな尻にもバイブによって、激しい振動が加えられる。
バイブの振動によって、汗に濡れた尻肉がブルブルと震え、周囲に汗を飛び散らせた。
「きゃあああっ!くひいいぃぃっ!」
激しい快感に、彼女は腰を振り、その動きでワイヤーが動き更に食い込んでいく。
「あくうううううぅぅぅぅぅっ!!!」
体を弓なりに反らして、マユが3度目の絶頂を迎えた。
76魔法少女マユ 第四話 14/20:2010/05/29(土) 20:51:26 ID:f1rt5kYk
「そこまだ。一旦止めろ」
リレイアが片手を上げながら、ガイレブへと告げる。
創造主の命令に従い、ワイヤーやバイブの動きが停止した。
股間に食い込んでいたワイヤーが解かれ、全身を締め付けていたケーブルやワイヤーも緩んだ。
「う、うぅ…ぁぁ…」
激しい快楽責めに晒されていたマユは、朦朧とした意識の中で震えていた。
全身は汗に濡れ、股間から流れ出た愛液が、真下の地面に水溜りの様に広がっている。
「おっと…まだ気絶してはダメだよ…」
項垂れている彼女の頬に触れて、リレイアがニコリと笑いながら告げた。
彼女の言葉に、マユは震えながら顔を上げる。
その視界に、ガイレブから伸びる長く太い管に繋がれた、大きな男性器の様なパーツが目に入った。
「ひぁっ…な、何それ…」
マユはビクリと身を強張らせ、震えながら問いかける。
そのパーツの太さは成人男性のソレより太く、表面に無数の突起が存在した。
試運転の様に、時折激しく振動を起こしている。
「ああ…コレかね?君の魔力を吸い出す為の装置さ」
マユの反応を楽しみながら、リレイアはやれ、とガイレブに告げた。
命令に従い、ゆっくりと管がマユの股間へと伸ばされていく。
「や、やだ…やだぁ…そ、そんなの…入らないよっ!!」
イヤイヤと首を振りながら、マユは恐怖のあまり叫ぶ。
彼女の叫びも空しく、装置が彼女の秘裂に押し当てられた。
「んきゅうぅっ!!」
再び股間に生じた激しい快感に、彼女は嬌声を上げる。
そのままゆっくりと、装置が彼女の膣の中へと挿入され始めた。
「あひゃああああぁぁぁっ!!!」
度重なる絶頂で、感度を増していた彼女はそれだけで絶頂してしまう。
激しい振動を繰り返す装置はゆっくりと、だが凄まじい力で挿入されていく。
マユの未発達な穴が裂けそうになっているが、今の彼女は媚薬の影響で苦痛を殆ど感じていない。
その僅かな痛みも、それを遥かに上回る快楽によって掻き消されている。
「うああああぁぁっ!はくぅっ!きゃうううぅぅっ!!」
膣内で激しく振動する装置。
マユは身を捩り嬌声を上げ続ける。
「あひいいいいぃぃぃぃっ!!!」
またマユが絶頂を迎えた。
体を大きく仰け反らして叫ぶ彼女。
彼女の膣内に入り込んでいる管の中を、淡い光が流れて出て、ガイレブ本体へと向かっていく。
「造魔製造システムの応用でね…君が快楽に悶えれば悶える程、その装置は君から魔力を吸収していくんだ」
絶頂に震えるマユに向けて、リレイアが笑みを浮かべながら告げた。
77魔法少女マユ 第四話 15/20:2010/05/29(土) 20:52:39 ID:f1rt5kYk
膣内を進んでいた装置が、子宮口にぶつかる。
しばしその場で振動を繰り返していた装置は、ゆっくりと後退を開始した。
「あううううううぅぅぅぅっ!!」
快楽に悶え身を捩るマユ。
彼女の膣に突き刺さった管から、また魔力が流れ出ていく。
入口付近まで後退した装置が、前進を開始した。
そして子宮口に到達すると、また後退していく。
「ふむ…本調子で無かった事が本当に悔やまれる魔力量だな…きっといい戦闘データが取れただろうに」
リレイアは、彼女が悶える様を時折見ながら、端末に表示されるデータを眺めている。
激しい振動と共に、前後運動を繰り返す装置。
その動きは徐々に速くなり、また切り返しの間隔も短くなっていった。
前後に動く管の中を、ガイレブの側から白い液体がゆっくりと流れていく。
「貰ってばかりでは悪いから、君にはこれをプレゼントしよう」
微笑みながら告げるリレイアの言葉と共に、装置が一際強く押し込まれる。
子宮口がこじ開けられ、装置が子宮内に入り込んだ。
「はきゃあああああぁぁぁぁっ!!!」
その際に生じた快感で、マユはまた絶頂を迎える。
大きく身を仰け反らして、彼女は痙攣を繰り返す。
子宮内に張り込んだ装置の先端から、射精する様に白い液体が放たれた。
「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
体を痙攣させながら叫ぶマユの子宮内を、白い液体が満たしていく。
液体によって子宮が押し広げられて、マユの腹部が大きく膨れ上がる。
放出が終わると、子宮を満たした液体を撹拌する様に、子宮内で装置が激しく動く。
「えううぅぅっ!や、やめ…ひぁっ…んああぁっ!!」
振動を続ける装置が子宮壁にぶつかり、マユが震えながら声を漏らす。
装置が子宮内で暴れる度に、マユの下腹部が歪に膨れ上がる。
彼女の子宮に放たれた液体は、先程彼女が飲まされた媚薬と同じ物だ。
媚薬はすぐに体に浸透を始め、彼女は更なる快楽にさらされる。
管を伝って、またマユの魔力が吸い出されていく。
子宮内で暴れていた装置が、ゆっくりと後退を開始した。
その動きで激しい快感が生じ、マユはまた身を捩っている。
快楽に翻弄されている彼女は、自分の背後から迫る物に気付いていない。
ガイレブの本体から、膣に刺さっている物と同様の、長い管のついた装置が触手の様に蠢き、彼女を狙っていた。
78魔法少女マユ 第四話 16/20:2010/05/29(土) 20:53:23 ID:f1rt5kYk
「ひきゃあっ!?」
突然生じた背後からの衝撃に、マユが声を上げる。
そして、自分の尻穴に何か異物が侵入している事に気付き叫ぶ。
「な、な…お、お尻に…何か入ってるぅぅっ!や、やだぁぁぁっ!抜いて!お願いいぃぃっ!!」
恐怖に顔を引き攣らせながら、
彼女のアナルに挿入された装置は、膣に入った物と同様に、激しく振動を起こしながら直腸内を進む。
二穴に入り込んだ装置は、表面の突起で壁を傷つけ、間に肉はすり潰さんばかりに圧迫されている。
両穴は大きく拡張され、裂けた部分から血が流れ、傷つけられた壁から流れ出る血や愛液と混じり合っていた。
だが媚薬に侵された彼女には、痛みなど殆ど感じられず、あるのは耐え難い快楽の嵐だ。
二本挿入された事により、魔力の吸収速度もより早くなっていく。
管の中を大量の魔力が流れ、ガイレブ本体へ吸収されている。
乳首を挟んでいたパーツが再び動き出し、胸を激しく揺らす。
バイブも同様に振動を開始して、腋やクリトリスに押し当てられた。
「はやあぁぁぁっ!ひきいいいぃぃぃぃっ!も、もう…や、やめ…やめてぇぇぇっ!!」
耐え難い快楽に、マユはポロポロと涙を零しながら泣き叫ぶ。
(た、助けて…ユーリィ…助けてよぉ…)
快楽に押し潰されそうになっている彼女は、心中で叫ぶが、その叫びはユーリィには届かない。
「えぶぅっ!んごおおぉっ!」
彼女もまた、触手の暴虐に翻弄されていた。
ユーリィを襲っている黒い球体は、先程までよりも大きさを増している。
彼女もマユ同様、球体に魔力を吸い取られたのだ。
「ぷは…あぅぅ…」
口内を蹂躙していた触手が引き抜かれ、彼女はだらしなく開かれた口から涎を零し、体を震わせていた。
球体の上に吊り上げられた彼女の秘所に、新たな触手が伸ばされる。
「あああああああああぁぁっ!!」
勢いよく膣口に突き刺された触手。
ユーリィが大きく身を捩って、絶叫を上げた。
処女膜が突き破られ、流れ出た血が触手を伝って流れ出てくる。
もう一本、触手が膣内に入り込んだ。
二本も触手が入り込むと、それだけで彼女の穴は塞がってしまった。
入り込んだ二本の触手は、穴を押し広げようと左右の膣壁を圧迫する。
穴を引き裂かんばかりに、触手は強引に穴を押し広げていく。
「ひぎいいいいぃぃぃっ!!」
凄まじい痛みに、ユーリィが苦痛に顔を歪め叫ぶ。
いくらか広げられた穴に、更に二本の触手が入り込んだ。
ユーリィの膣は大きく拡張され、穴は裂けんばかりに広がっていた。
「あぐうううぅぅっ!!い、痛い!痛いよぉっ!!」
顔をくしゃくしゃに歪めながら、ユーリィは苦痛に身を捩る。
挿入された触手が、ピストン運動を開始する。
「あぎぃっ!ぐがぅっ!」
触手は膣壁を擦り傷つけながら進む。
激しい苦痛に曝され、ユーリィの意識は途切れそうになる。
だが、すぐさま新たな痛みが生じ、気を失う事が出来ない。
79魔法少女マユ 第四話 17/20:2010/05/29(土) 20:54:03 ID:f1rt5kYk
触手が子宮口に到達し、更に力強く押し込み始める。
「はぎゃああああぁぁぁっ!!」
子宮口がこじ開けられ、子宮内に侵入した触手が、彼女の下腹部を突き上げた。
ユーリィの下腹部が、歪に形を変化させる。
子宮内の触手が、ゆっくりと後退を開始した。
「が…うぎいいいいいぃぃぃぃっ!!!」
触手の先端のカリが引っ掛かり、前進時よりも激しい痛みがユーリィを襲う。
傷つけられた血で赤く塗れた触手が、膣口付近まで引き抜かれる。
引き抜かれた触手は、すぐさま前進を始めた。
「あぐううぅぅぅっ!!」
勢いよく突き上げられたユーリィの体が、ガクガクと揺らされる。
そしてまた子宮口をこじ開けて、中に入り込む。
「がべっ!?ぐぎいぃぃっ!はぐぅっ!!」
入り込んだ触手は中で激しく動き、子宮壁を叩いて暴れた。
暴れるのを止めると、触手は後退を開始する。
膣口付近まで戻ると、また勢いよく突き上げ子宮内に侵入していく。
触手の繰り返す、激しいピストン運動。
突き上げられる度に、ユーリィの体が激しく揺れ、苦悶の絶叫を上げる。
「はひゃあああぁぁっ!!あひいいいいぃぃぃっ!!!」
凄まじい苦痛に曝されるユーリィとは対照的に、マユは全身を駆け巡る快楽に身を捩っていた。
体の敏感な部分にバイブを押しつけられ、激しい振動を加えられている。
快楽の嵐に、彼女は数え切れない程絶頂を迎え、足元には漏れ出た愛液が水溜りの様に広がっていた。
「ふあああああああぁぁぁぁっ!!!」
出力を押さえられた電流が流され、マユは身を仰け反らせる。
低めに調節された電流に、マユは快感を感じていた。
放電は断続的に繰り返され、その度にマユは嬌声を上げる。
彼女の二つの穴に挿入された装置から、次々と魔力が吸い出されていく。
「はぎゃああああああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
ユーリィの膣を責め立てていた触手が、射精を開始した。
身を捩る彼女の中へと、精液が注ぎ込まれていく。
子宮はあっという間に満たされ、ユーリィの腹部が膨れ上がる。
それでも放たれる精液が、僅かな隙間を伝って結合部から流れ出ていく。
「あああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
マユの二穴に入っている装置も、彼女の中へと大量の媚薬を放出する。
既に満たされている子宮は大きく拡張され、消化器官へも大量の媚薬が送り込まれていく。
放出が終わると、球体をガイレブはまた彼女達を犯し始める。
二人は成す術も無く、凌辱を受け身を捩っていた。
80魔法少女マユ 第四話 18/20:2010/05/29(土) 20:55:41 ID:f1rt5kYk
マユを犯し、魔力を奪っていたガイレブが、突如電子音を発し始めた。
「ん…吸収用のサブタンクがいっぱいになったのか…」
その警告音を聞いたリレイアは、顎に手を当てて呟くように漏らす。
ガイレブの吸収量の限界に達したのだ。
「ふむ…まだ彼女には魔力が残されているが…ここまでデータが取れれば十分か」
彼女が端末を操作すると、ガイレブはマユの体から挿入していた装置を引き抜く。
そして体を拘束していたワイヤーやケーブルも解き、彼女を地面に下ろす。
「うぁ…あひぃ…ふぁぁ…」
マユは腰を突き出した様な態勢で、快楽の余韻に震え声を漏らしている。
倒れこんでいる彼女の元にリレイアが近づいていく。
「では…今度は私が君の魔力を頂くとしよう」
それまでの気だるげな雰囲気を取り払った様な、妖艶な笑みを浮かべるリレイアが、マユの側でしゃがみこみ、彼女の首筋に触れる。
触れられた彼女の首に、鎖の付いた革製の首輪が現れた。
リレイアはその首輪から伸びる鎖を掴むと、勢いよく引っ張る。
「あうぅぅ…」
呻き声を漏らしたマユは、鎖を引っ張られ無理矢理立ち上がらせられる。
「こういう事は、技術屋に鞍替えしてから控えてたんだがね…君があまりにも可愛い声で鳴くからね…」
立ち上がらせたマユの耳元で囁いたリレイアは、彼女の左耳を舌でなぞった。
そうして、そのまま舌を項の側へと這わせながら、片口の辺りまで移動させる。
リレイアがマユの首筋に噛みつき、牙を突き立てた。
「ひぁっ…」
マユが小さく声を漏らし、身動ぎをする。
牙を突き立てられた傷口から血が流れ、それをリレイアが飲んでいく。
同時にリレイアは、彼女の残り少ない魔力も吸い取っていた。
「はぁぁぁ…ひぅぅぅぅ…」
マユは惚けた様な表情で、震えながら小さく声を漏らしている。
血を失っていく感覚すら、今の彼女にとっては快感なのだ。
絶頂を迎えたらしく、大きく身を震わせる。
膣口からは、愛液が零れ落ちていく。
片方の手で鎖を掴んだまま、リレイアは彼女を抱きしめる様にもう片方の手を回し、胸を掴み揉みしだく。
「あふぁ…」
小さく声を発したマユも、自分の手を秘所に伸ばし、快楽を求め自慰を始める。
彼女の瞳からは輝きが失われ、虚ろなものへと変化していた。
「君は可愛いな…君を私のペットにしたいところだけど…そうするとラディウス君が困ってしまうだろうかな…」
一旦口を放したリレイアは、笑みを浮かべながらマユに囁き、滲み出てきていた血を舐め取る。
「だから、せめてこの時だけでも、君を味わわせて貰おう…」
そう言うと、彼女は再び首筋に噛みつく。
マユの血と魔力が、更に吸い出されていく。
「あぁぁ…ふぁぁぁ…」
恍惚とした表情を浮かべたマユは、小さく身じろぎしながら再び絶頂を迎える。
マユの股間から、黄色い水が流れ落ちていく。
あまりの快楽に、マユは失禁してしまったのだ…
リレイアの吸血行為と愛撫は、それから暫く続けられた。
81魔法少女マユ 第四話 19/20:2010/05/29(土) 20:56:24 ID:f1rt5kYk
「……さすがにこれ以上やったら命に関わるか…」
長い間吸血行為を繰り返していたリレイアが、マユの首筋から口を放す。
マユは声を発する事すらせず、殆ど身動ぎもしない。
「…こんな事ならガイレブに適当に切り上げさせて、私が楽しめば良かったな…」
少し残念そうに言いながら、リレイアは彼女を地面に寝かせる。
マユを開放したリレイアは、未だにユーリィを犯し続けている球体の方に視線を向けた。
気絶したユーリィを、球体はなおも犯し続けている。
リレイアは片手を振って魔力を放つ。
その魔力を受けた球体は、音も無く消滅していく。
「ふむ…この子の魔力も美味しいね」
球体が消えた後に残っていた光の球を掴み、それを一口齧ると、リレイアは感嘆の声を漏らす。
彼女が指を鳴らすと、待機していたガイレブが動き出す。
力無く地面に横たわるマユの体に、彼女を回収すべくケーブルを伸ばした。
その時、突如林から放たれた赤い閃光が、ガイレブの体に命中する。
不意を突かれバリアを展開していなかったガイレブが、吹っ飛ばされ地面を転がっていく。
「何っ!?」
リレイアが慌てて、閃光が放たれた方角を見る。
彼女の視線の先には、長い槍を手にした人物が立っていた。
年の頃は14歳くらいか…肩の辺りまで伸ばし、項の辺りで束ねた燃える様な赤い髪と、
髪と同じ色の力強い意思を感じる瞳が目を引く、中性的な顔立ちの人物だ。
黒いレザー製のジャケットとズボンを身につけ、ジャケットの上には銀色の軽装の鎧を纏っている。
(エルメリア正規軍の兵士か…)
リレイアは眼前に立つ乱入者の姿を観察しながら、心中で分析していた。
「月並みな質問だが…何者だね?」
「僕の名前はアゼル…エルメリアの魔法戦士だ。その子は渡さない」
彼女の言葉に答えながら、アゼルは槍を構えた。
起き上ったガイレブが、アゼルに向けて銃口を向ける。
ガイレブが攻撃を開始するよりも早く、アゼルが地面を蹴って飛び込む。
「早い…」
その身のこなしを見たリレイアが声を漏らす。
アゼルは次々と飛んで来る魔力弾を掻い潜り、ガイレブへと接近する。
「でやああぁぁっ!!」
気合いの声と共に繰り出された槍。
その先端が、ガイレブの展開したバリアに阻まれる。
強力なバリアの前に、アゼルの槍は少しも進む事が出来ない。
「くっ…うぅ!」
アゼルは小さく呻きながら槍を持つ手に力を込めて、魔力を集中させていく。
「はあああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
叫びと共に槍が輝いて、バリアを貫きガイレブ本体に突き刺さった。
突き刺さった槍から、断続的に魔力が本体内部に叩きこまれる。
ガイレブが全身からスパークを放ち始めると、アゼルは槍を引き抜いて後ろに跳ぶ。
槍の先端に付いていたパーツやオイルを振り払うように、アゼルが槍を一閃する。
その直後、負荷に耐えきれなくなったガイレブが爆散した。
82魔法少女マユ 第四話 20/20:2010/05/29(土) 20:57:17 ID:f1rt5kYk
ガイレブを撃破したアゼルは、マユ達を庇う様にリレイアの前に立ち、槍を構える。
(強いな…さて、どうしたものか…一戦やりあうか?)
リレイアは白衣のポケットに手を入れたまま、どう動くか決めかねていた。
確かに強いには強いが、自分がその気になれば造作も無く片付けられる相手なのだが…どうにも気が乗らないのだ。
(止めだ…肉体労働は主義じゃない)
結論を出した彼女の行動は早かった。
「ガイレブも破壊されてしまったし、ここは退くとしよう…」
転移魔法を発動させながら、彼女はアゼルに笑いかける。
逃げようとする彼女を、アゼルは止めなかった。
黙って身構えたまま、彼女を注意深く見つめている。
「この借りはいずれ返させて貰うよ…では御機嫌よう」
ニコリと微笑んだ彼女の体が、光に包まれて消えていく。
彼女の姿が消えると、アゼルは大きく一息ついた。
「向こうが引き下がってくれて、良かった…」
一瞬彼女が発した魔力は、凄まじい物だった…
意識を失っている二人を守りながら、あれ程の力を持つ相手と戦って勝てる自信はアゼルには皆無だったのだ。
アゼルは手にしていた槍を光に変化させて消すと、倒れこんでいるマユの元へ近寄る。
そしてすぐ側に倒れていたユーリィを、彼女の胸の辺りに乗せると、優しくマユを抱き上げた。
「可哀想に…こんなに酷い目に合って…」
二人とも激しい凌辱を受け、魔力の殆どを吸われていた。
マユを抱き寄せ、目を閉じていたアゼルは、魔法で何処かに通信を始める。
「…姉さん。魔族達に襲われてたユーリィと、パートナーの女の子を保護したよ。
 二人とも、酷い凌辱を受けて衰弱してる。手当の用意をしてて」
通信を終えると、アゼルは夜空を見上げる。
「この世界の何処かに…アイツらが居る…」
呟くように言ったアゼルは、表情を鋭いものへと変えていた。
アゼルの脳裏に蘇るのは、絶望に染まった光景…
一面に広がる仲間達の死体…そしてその中心に立つ黒竜と青年。
その中で呆然と立ち尽くす自分のすぐ側では、妹の様に可愛がっていた少女の亡骸が転がっている。
(リィン…皆…仇は、必ず取って見せる!)
心中で叫びながら、アゼルはマユ達の手当てをすべく、転移魔法を発動させた。
アゼルとマユ達の体が光に包まれ、公園から消えていった。
83マユの人:2010/05/29(土) 20:58:53 ID:f1rt5kYk
以上で第4話の投下を終了します。
Restart最大の変更点である、リィンに代わるマユのもう一人のパートナーアゼルの登場です。
前作書いてた時点でリィンとアゼル、どちらを生き残らせて、パートナーにしようかと随分迷いました。
今作で出すにあたり、アゼルの設定は大幅に改編しています。
次回は、前作5話同様アゼルの回想が回想がメインになります。
それでは、また次回お会いしましょう。
84名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 21:12:02 ID:SvsPe44W
ちょっ・・・!
前スレ319みたいな冗談を書いてたけど、まさか本当にこう来るとはw
次回の回想シーンでの、彼女の最初で最後の活躍(やられシーン)に期待しています
85名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 21:24:31 ID:1XCihgcc
リィン・・・
ともかくGJですた
ペットマユちゃん見たかったな



ふと
魔法で魔法少女を魔法少年に性転換させて
ムキムキマッチョに魔法少年の尻を犯させた場合と
少女のままでリンカーンされるのとどっちが精神的にきついんだろ
なんてことを思い付いた
86マユの人:2010/05/29(土) 22:08:54 ID:f1rt5kYk
遅れましたが、投下支援ありがとうございました。
87名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 00:49:44 ID:Qe839G7U
リィン・・・・・リストラされたか
でもGJ
88名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 02:39:02 ID:gnc81j4j
リストラされたとはいえ、次回の回想ではちゃんと登場するんだ
しかも、そこに登城するのは、本編に登場したのより、数ヶ月くらいだけど幼くて、復讐心とか宿していない、純真無垢であどけないリィンなんだぜ?
それがなんと、凌殺確定。負け犬プリンセスの名に恥じぬ、最初で最期の華々しい晴れ舞台に期待しようぜ
89名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 02:47:55 ID:TEz3LH2j
リィン、リストラか…
敵陣じゃなくて、犯される魔法少女側の層を厚くして欲しかった
90名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 03:34:22 ID:xscZh4sA
乙でした!
リィンリストラですか…
ただ気になるのがアゼルの性別についての表現が曖昧な様な…
91名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 03:46:44 ID:gnc81j4j
そこはみんな、敢えて触れないようにしていたんだろうにw
92名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 06:15:30 ID:5xXeRVrk
機械姦……!そういうのもあるのか。
性欲を叩き付けるとはまた違う非生産的なのに
実用的なとこがよいです。GJでした。

ところでユーリィってちっちゃいんですよね?
十分の一サイズぐらいのほうが萌えるんですけど
妖精=ちっちゃいかどうかがわからなくて。
93名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 08:50:51 ID:xscZh4sA
>>89
前作出てない前線組の円卓居たはずだから、犯される側も増えると期待してる。
94名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 17:21:23 ID:osgk0pDV
リィンは愛されてるなぁw
それはそうと、リレイアが某超電磁砲の木山先生にダブるなw
95名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 07:45:11 ID:XBIclJNA
アゼルきゅん可愛いなぁ
たとえついてたとしても、いやついてるからこそぎゅっぎゅっと犯して苛めたいよぉ
96 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:03:53 ID:wmxLr9If
中華少女の口虐2話を投下します。

注意点として
ほぼフェラチオイラマチオのみ。もしくは上半身のどこかを使う描写オンリー
中盤場面が切り替わって1シーンまで苦痛系
後半は快楽系に切り替わります。
97 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:04:42 ID:wmxLr9If
中華少女の口虐2話

破壊された街並み。砕けたクッキーのように転がるアスファルト。
その一角で十歳ほどの少女が、黒と銀色に光る痩身の怪人達に囲まれ口を犯されていた。
少女の名は華凛。街で暴れる怪人レギオンとその主人であるケイジに戦いを挑み、あえなく敗れてしまったのだ。
華凛の戦闘法は呼吸を媒介に肉体強化をするもので、口を犯される限り無力な少女にしか過ぎない。
ぺたんと力なく尻と両膝を地面につけている華凛はすでにどれだけ汚されたのか
幼く可愛い顔には白濁液が塗りたくられ、ウェーブがかかった茶交じりの黒髪はべっとりとしたもので覆われていた。
ミニチャイナ服も精液に濡れており生地の白さと区別できないほどだ。
目はぼやけており焦点が合っていない。だがはっきりしていても意味はなかっただろう。
瞳にはずっと口を犯すレギオン達しか映っていないのだから。

「……んっ、ふっ、んっんぅ、んっちゅっ…………」
喉を抉られ続けて感覚が麻痺してきたのか華凛は暴れる事もできず、されるがまま頭を揺らされている。
肉塊が小さい口を占領して頬粘膜をこそぎとった。
うなだれる舌を亀頭ですくわれて舌裏へと擦り付けられては巻き込むよう喉奥に突きこまれる。
ぐじゅぐじゅと水音を響かせて、唾液に先走り液と精液が混じった液体が口内で攪拌された。
「んじゅっ……ゔぶ、ちゅぶぅっ……」
少女の小さな唇は、度重なる口虐で内側から捲り上げられ赤く腫れぼったく痛々しいほどだ。
もちろん口だけを犯されているわけではない。
瑞々しいほっぺが亀頭に突き立てられては内側と外側から形を好きなように変えられてしまっている。
頬肉が肉棒でハムスターのごとく膨らまされては外側の肉棒でグリグリと擦られた。
モノでサンドイッチされている頬が内と外から摩擦されてる最中
別のレギオンらが、緩やかなウェーブヘアを使って快楽を貪っている。
華凛の後ろから一房ほど手に取って自分のモノを自慰するように扱いて順番を待っており
待ちきれない者はついその髪に射精してしまっていた。
それどころか口へ吐き出して舌で精液をこそぎとらせたのち、残りを髪で拭き取る者すらいたようだ。
そのたびに艶やかな髪は粘液で固まって華凛の心を苛み蝕んでいる。
「ぐっちゅっ、じゅるるっ、んっぐ、んっごっ!んじゅじゅっじゅっ!」
濃い精液を注ごうと口を犯しているレギオンがスパートをかけていった。
頭をがっしりと抑え付けて腰を振り、頬を犯すレギオンは敏感な尿道をくっつけてくすぐるようにしている。
そうして二人の精液が爆発した。
「んんうぅぅっ!ごっくっ、んぐっ、こくっこくっ!んちゅっっ!ごくっっ!」
ごぶりっと音をたてそうなほどの勢いで頬に叩き付けられてびしゃりと顔中に撒き散らされる。
同時に口内の亀頭が舌の根元付近へと射精し喉へ注ぎ込む。
華凛は生臭さに耐えながら、濃く飲みにくい液を必死で飲み込んだ。
飲まなければ溺れるまで精液を追加されるだけだからだ。

休む間もなくすぐに右を向かされ新たな一本が口を塞ぐと
激しく口を性器のように扱い食道深くまでつっこみ射精した。
次は左を向かされて同じように精液を吐き捨てられる。
その次は上を向かされ押し潰されそうな苦しみの中、胃へ直接流し込まれる。
次々と華凛の口内へ射精しては入れ替わるレギオンの数は減らず
2回3回と繰り返す者や治療されて復帰した者など増えつつすらあった。
98 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:05:32 ID:wmxLr9If
今度は咥えさせられたまま、両手を上げさせられ祈るよう組んだ手の間を後ろから使われる。
小さく柔い手の平でレギオンが腰を振るとその勢いで、華凛は上体が反らされて何度も揺れた。
「っふぐぅっ……んぐっ、ぐじゅっじゅっ、んっぅ」
どれだけ飲精を強要されたものか、華奢だったお腹はぽっこりと膨らんで揺れるたびに重い鈍痛を華凛に与える。
口を犯すレギオンは華凛が揺れるたびに、舌と唇が不規則に動くフェラを楽しんでいた。
即席のオナホールとなった両手はすでに精液と先走り液で濡れており好きなよう
力を入れて扱かせると淫らな水音を立てますますレギオンは抽送の速度を速めている。
吊り下げられ拘束されてるような姿勢は両手で扱かれるたびに肩にも負担がかかっているようだ。
「んうううっ……んふぅっ……んううっ……」
胃と肩の痛み、ままならない呼吸。苦しみの中必死に華凛は耐え続ける。
それを尻目に周りのレギオンは混ざろうと使える所がないか探すと
小さい身体の線を目立たせるミニチャイナへ注目した。
開いた右脇へと肉棒を持っていき横から薄い胸と生地の間へと挿入する。
「んぶぅっ、んうううっ!?ぢゅぼっ、んぐぅぅっっ!?」
敏感な乳首が熱い剛直に摩擦され混乱する華凛。
たまに触られてはいたがこんなことは想像していなかったのだろう。
逃げようにも背中と胸をレギオンの大きな手で挟まれて動くことはできない。

そのままレギオンは華凛の小さな胸へ擦り始め、吐き出された液を潤滑油にしながら快楽を貪る。
薄い胸ながら柔らかく纏わりつき、緊張と苦痛で刺激された乳首はわずかに固くなって前後に擦るたびコリコリと刺激した。
長大な肉棒は二つの乳首を蹂躙しながら抽送の速度を速めていく。
「んぅぅっ!?んぅぅっ!んじゅじゅぅっ…!!」

胸を犯す激しい動きの中、手を犯すレギオンは華凛の手の平をを擦り合わせるようにして扱いて
口を犯すレギオンはモノを半ばまで埋めたまま左右に揺れる喉肉が亀頭に擦れるのを味わっていた。
華凛は幼い胸へと押し付けられる熱さに目をぎゅっとつむる。
脇から前後だけではなく上下にも動いて薄い胸を掬い上げては擦り落とされ
そのたびに口内がランダムに動き、口を塞ぐレギオンが気持ちよさそうに身じろぎをする。
「ぐぷぶっ!?ぐぼっ!ぢゅるぅっ、んじゅっっ!」
望まぬ舌奉仕で下品な音が口から鳴り、掻き回された口内から唾液と精液が混じった泡が立つ。
胸を中心とした三人の抽送はすぐに射精へと向かった。
「んんぅっ!んぐぅっ!!んううぅぅっ、んふぅっ!?んぐぐぅっ!?」
まず乳首へと奔流が叩きつけられた。ドロリとした精液が胸を汚し、亀頭がこねくりまわす。
口を犯すレギオンは舌の上で射精した。
すでに飲精を何度も強要されている華凛は諦めたよう飲み続けて
最後は手を使っていた者が尿道を塞ぐよう両手を組ませて手の中に吐き出した。
少女の手では収まらない量が零れ落ちながら流れ、胸を汚す精液と混ざり合う。
「げふっ!ごほっっ!んぉ、んはぁっ!げほっ!」
99 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:06:12 ID:wmxLr9If
休む暇もなく、次のレギオンは咳き込む華凛を適当な瓦礫の上に寝かせて仰向けにすると
頭側から口へと挿入し一頻り味わった所で射精した。
次は胸に跨ったレギオンが前から唇を押し割って喉肉へモノを叩きつける。
そこで射精が終わると別のレギオンが頭側から突き入れられる。
「んぶぅっ……!?んぐぐぅっ!!んごごぉぉっっ!!んぅっ!んぐぐぅっ…!んぉおぉぉっ…!」
何人ものレギオンから交互に犯され射精されて、咥内が飲みきれない精液でいっぱいなのにレギオンは止まらない。
精液に漬かった舌が、溺れた手のように突き出されるがすぐ欲望に圧し沈められてしまう。
レギオンがミニチャイナ服の胸元を破くと、未成熟な胸にモノを宛がってこすり始めた。
「んぐぐぅっ…!?んふううんっ…んふうううんっ!んぅっ、んぅぅっ!?」
肌がさらけ出される羞恥とレギオンの重圧に苦しむ華凛。
小さな胸は肉棒を挟む事などできやしないのに、少女の肌に押し付けている興奮だけでレギオンは上り詰めていく。
口への順番待ちのつもりだったレギオンはあっけなく射精して胸を汚した。
すぐに交代したレギオンによって、仰向けイラマと微乳パイズリが続行される。
わずかな脂肪を最大限に生かそうとレギオンは搾り出すように両胸を指で中心へ持っていった。
「ん゙ん゙んぅぅぅっっ!!」
ちっちゃな胸が無理矢理形を変えられる痛みにくぐもった悲鳴を上げる。
胸が強い指の力で赤く染まり、わずかな谷間へとずりずり抽送が続けられた。
お腹から胸へと薄い肉を掻き分けて進むレギオンは幹全体で華凛の柔肌を味わい
両乳首を摘んで猛ったモノへと擦り当てる。
「あ゙あ゙あ゙ぁあぁあぁぁぁっ!!
レギオンの快楽とは裏腹に敏感な乳首をつねられ引っ張られる痛みが華凛を襲い
すぐに白濁液が幼乳へと吐き捨てられた。
交代したレギオンは同じように口と胸と空いた両の手を犯し始める。

どの程度の時間がたっただろうか。
跪いた体勢の華凛は一人のレギオンにイラマチオをされていた。
喉を性器のように扱って射精をする。
勘違いとは言え、ケイジの命令を忠実に遂行しているようだ。
華凛はずっと同じ事をされてるとはいえ激しい行為にはそうそう慣れるものではなく
いっそ意識を失えれば何も感じずに済むかもしれなかったが
培った武術と身体能力は力の大半を封じられながらも意識を簡単には失わせなかった。
(苦しいけど……隙があるかも……!)
全身が欲望の汚濁に塗れ、服はボロボロになりながらも華凛は諦めていない。
レギオンの動きを文字通り、唇と舌と歯と喉で感じ続ける。
こうまで犯されれば性知識が乏しい華凛でも、口に入れるといった行為が
呼吸を阻害するためだけではなく、レギオンの愉悦のためというのがわかってきていたが
華凛は自分の口と体がそういう風に扱われてるという事に拘泥せず
射精のたびに頭を掴む手の力が抜けていく事実を捉え
学んできた技術は呼吸困難の中でも脱出するための隙を伺う。
「……ふっ、ふー……ふー……ふー」
鼻から少しでも呼吸を整え、射精のわずかな間隙を待ち、レギオンの呼吸を読んで
(今!)
華凛は射精と同時にレギオンの力が緩む絶好のタイミングを狙って、捕まれた頭を全力で引き剥がそうとした!
100 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:06:47 ID:wmxLr9If


「んブぉぉおぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!?」
だが目論見を打ち壊す未曾有の衝撃が華凛を襲う。
何が起きたかわからない。自分がどうなったのかわからない。
視界がショックと苦痛でぶれるなか必死に目を見開くと、集中していたため接近に気づかなかった
新たなレギオンが二本目の肉棒を華凛の唇へと挿入していた。
「んごっごっごっぉっっ!?」
摩擦で赤くなった唇が左右に大きく押し広げられる。
二人目は幾分細めのモノを割って入れながら隣のレギオンに、ぴっと親指を立てると
一人目は両手を肩の位置に上げて、やれやれしょうがないと首をふり
仲良く華凛の頭を左右から掴んで口内を犯し始める。
「おっおっごぉぉ!?お゙お゙お゙っっ!?あっががががっっ!!」
二本の肉棒で顎が外れそうなほど大きく開かれた口から
ぶじゅりっ!ぐちゃっ!びちゃっ!
と濡れた布を地面に叩き付けたような鈍い水音が何度も響いた。
喉に一本がぐりっとはまったかと思えば、頬が内側から突き上げられ
口蓋垂を引きずりながら奥のモノが抜かれたら、間髪いれず喉に突き入れられる。
二対は鈍い音を響かせ少女の口内を蹂躙し続けた。
脱出の隙を狙うなどと言う問題ではない強烈な口虐に脳を揺さぶられる。
喉へと入れられる抜かれるではなく、入れたと同時に抜かれて抜かれたと同時に入れられる連続的な責め。
「がぼっっ!?んごぉぉおぉぉっっっ!!!!」
舌が裏側から肉棒で掬われ、ピクピク動く亀頭と喉を犯す剛直とで上下からサンドイッチされて
そのまま舌裏根元の狭さと柔さを丹念に味わった。
「あがががあぁぁぁっっっ!!!!」
次は二本が交差するよう逆側の頬を突き上げると少女の顔が醜く歪んでしまう。
二人のレギオンは頬を膨らませて苦しむ華凛に興奮したのか競争するかのよう喉に突き入れ始める。
当然狭すぎる喉には二本の肉棒が収まるものではなく、自身の体がぶつかりあって奥まで入るものではないが
すでに高まっていた二人は口内で同時に射精をする。
「ほごぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉっっっ!!!!ぉぉぉぉおぼじゅぐぅぅぅ!!!!」
押し殺された呻き声が精液で押し流され、少女の声とは思えないほど濁った響きが生み出される。
湧き出す精液は喉にぶつかって逆流し、口のわずかな隙間からぶしゅりと噴出すると
射精を終えた二人は満足げに口から抜き出した。
すぐに他のレギオンらが少女の唇へと殺到する。
「……ぃゃぁぁぁぁ!!っんごぉぉお゙お゙お゙お゙!!!!」
101 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:07:54 ID:wmxLr9If
入れ替わり立ち代りツーマンセルでレギオンらは少女の狭く小さい口内を使って快楽を貪り続けていた。
華凛は喉肉を叩かれ突かれ擦られ削られ穿たれる終わらない地獄に意識を失いかけているのにレギオンは止まらない。
「おごぶっっ!!あああっ!ががががああぁぁっっっっっ!!!!」
今、口に突き入れてる二人のレギオンは幾分か立派なモノであまり自由には動けなかった。
気持ちはいいが射精には至らないそんな中途半端な快感では物足りない二人は一計を案じる。
モノを抜き、華凛の肢体を抱き上げ一人は足と胴体を。もう一人は顎と口に手をかけた。
そして華凛を逆さまにひっくり返す。
そのまま華凛の口を開かせて、二対の欲の権化を真下に用意すると
気を失いそうな華凛の瞳に粘液に塗れた黒いモノが写った。
「ゃだゃだやだゃだやだぁやだやだゃだ………………」
何が起きようとしているのか華凛も理解できたのだろう。
呼吸は恐怖で乱れきって、否定を繰り返しながら首を振って泣きだす。
レギオンは気にせずに柔らかな身体を仁王立ちで挟み込みいきり立つモノを
華凛の唇にひっかけていっぱいに開かせる。
そのままそそり立った二対の剛直を、華凛の喉奥へと一気に叩き付けた!!
「あ、がっ―――――――――――――――――――――――ッ!!!」
めきりという音と共に、双棒が根元まで少女の喉へと埋まり首がはちきれそうなほど膨らむ。
鼻から息が漏れたかと思えば、外れた顎と喉への衝撃と苦痛で華凛は瞬時に意識を虚空へと手放してしまった。
唇も舌も歯も喉も、肉棒の触れていない所はどこにもない。華凛の口は完全に男の肉を埋めるだけの穴になってしまっている。
死人のように、だらりと腕を垂らした華凛を抱えて持ち上げると
湿った音を立てて、ずるずると喉粘膜を巻きこみながら二つの亀頭が喉元へと昇り
逆に沈めると喉を通り越して食道を太すぎる二本が全部埋まる。
ぐちょっ! ぶじゅるっ! ぶじゅじゅっ! ぢゅぐ! ぐぼっ!
ごりゅりゅっ! じゅぼ! がっ、ぐぼん! ずぼっ! ごじゅりっ!
幼い少女の口には似つかわしくない音が響く。
粘液と唾液と胃液がかき回される音と肉が肉を摩擦し蹂躙している音が
混じりあいレギオンの愉悦を伝えているようだ。

この異様な光景は、傍から見てどう映ったか。
普通の少女ならば絶命してもおかしくないだろう責め。
逆さまのまま怪人に挟まれ上下に揺らされる華凛の姿はおよそ性行為とはかけ離れていた。
近い所で表現するのならば少女型のオナホールを使った自慰と言った所だろう。
二人で使える高性能なオナホールはレギオンが腰をふるたびに微妙な反応を返してくる。
抱えたまま両者膝を曲げ同時に突き上げた。ゆっくりと確実に何度も繰り返す。
そのたびに意識の無い華凛は、びくんと震えて止まり、またびくんと痙攣した。
狭い喉は突かれるというよりえぐり、掘り起こされると言った表現が相応しい。
喉の狭さはただそれだけで快楽を引き起こす。

ぐじょりっ、ごじゅっ!ぐじゅんっ!
食道が逆流してきた精液で溢れ出そうとしているのを肉棒が押し返す。
だらだらと精液が幹へと垂れ落ちるがレギオンは気にしない。
むしろ摩擦にちょうどいいと、喉粘膜を腰からではなく、膝からのバネで下から突き上げ続ける。
爪ほどの歯が何度もひっかかるがその刺激すらも心地良い。

ごりゅっ、ぐりゅっ、ぐじょりっ!
二本分の肉棒で首が内側から亀頭の形に盛り上がる。
異物を排出しようと喉が波打つが当然動かず、モノを締め付けるだけに終わる。
健気に動く喉肉に従うようわずかに抜き、すぐに裏切って突き入れられた。

がぼっっ、ごぼっっ、げぶぅっっ!
声ではなく、わずかな空気が精液といっしょに口から漏れる異音。
二つの亀頭が体内の心音を感じ取ってびくびくと震えて
どくんどくんと一定のリズムを保つ心臓は喉奥をつきあげられるたび鼓動を乱される。
華凛は不随筋すらも快楽に使われていた。
102 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:08:35 ID:wmxLr9If
レギオンはもう我慢ができなかった。
突き入れるたびに新たな発見のある少女の口穴は快楽の源泉となって湧き出しそうだ。
華凛を持ち上げて二つの亀頭を唇付近まで離すと最後とばかりに串刺しにした!
唇が亀頭をくすぐり、小粒な歯先がエラを撫で、口蓋垂が尿道を刺激し
喉肉が幹を締め付け、食道が全体を絞り、噴門へと嵌った先端が欲望のマグマを噴出する!!
びゅくっ!びゅくくっ!!どぐぅ、どぐん、どしゃあぁぁ!!
二人分の量が胃へ直接吐き出し続ける。腹が目に見えて膨らむほどの量。
それでも止まらない。
胃液の代わりとばかりに精液が給水されて胃を真っ白に染めていく。
射精の律動で幹が膨らみそのたびに華凛の身体が痙攣する。
「……………………ごえぇええぇえぇぇぇっっっ」
全てが胃へと吐き出され、肉棒がずるりと口から抜かれると
よく振って栓を抜いた発泡酒のように華凛の唇から精液が迸り続けた。

ゆっくりとおろされ倒れ伏して動かない華凛。口からはなおも白濁した液が垂れ流される。
レギオンらは流石にやりすぎたかと仲間と顔を見合わせた。
「そこまでだ」
ほとんどのレギオン達を治療したケイジがやってくる。
「俺が言うのもなんだが……お前らやりすぎだ。犯せとは言ったが殺せとは言ってない」
精液に塗れた華凛の胸を触診し、細い触手に変えた指先で喉奥の精液を吐き出させる。
「しかしこいつ、丈夫だな……傷の治りも早い」
外れた顎と強く握られ痣になってる所へ癒しの魔力を施すが、それも必要ないぐらいの回復力があった。
「こいつを持って帰るぞ。この能力はレアだ」
精液に塗れた手を近くのレギオンに擦りつけ拭く。
抗議するように手をあげるレギオンを無視して帰り支度をし始めた。

ケイジの隠れ家の一室。研究室となっているそこで、肉色をした触手の檻のようなものに
華凛は意識を失ったまま拘束されていた。
生物的な肉っぽさと人工的な機械が取り付けられたそれは酷く禍々しい。
華凛は奇怪な物体に座ったまま両腕を斜めに吊り下げられて、顔周りを上向きに固定され口を肉に塞がれている。
汚れきっていた髪と身体は清められているが、ボロボロの衣服は脱がされて全裸。
緩く身体に巻きついている触手だけが身体を隠していた。
それを別室でケイジとレギオンの何人が監視カメラで見ている。
「よーし、実験開始だ。完璧に華凛の心を折ってグチャグチャにした上で洗脳調教するぞ」
おーと腕を上げるレギオン。
本来ならレギオンが魔法少女を犯す。奪った魔力をケイジに譲渡。
適当に放置するという手順だが華凛には魔力がほぼないため
武術の秘密、もしくは華凛自身を仲間にするのがなによりも重要だった。
「結構作るの苦労したからな。触手パーツにピストンとコンプレッサー
 各種薬品組み込んて尋問・拷問・調教なんでもござれ
 AI機能であらゆる状況に対処可能。なんとお得の100万円だ!」
レギオンに胡散臭い説明をして悦に入るケイジ。拍手して盛り上げるレギオン。
「尋問するにも口塞いでるから喋れないけどな!わはは」
やっぱりいっしょに笑う(ジェスチャーをする)レギオン。
これから幼い少女を壊そうとしてるのに笑うケイジは邪悪そのものだ。
「お、起きるようだ」
103 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:12:27 ID:wmxLr9If
華凛の目がうっすらと開く。
(……んぅ)
見慣れない空間と赤い何かが視界の周りを塞いでいる。
どこだろうと思うよりも、赤い物が自分の口を塞いでいるのに総毛だつ。
(いやぁぁ!?)
レギオンの苛烈な陵辱。口に入れられたモノは容易にそれを想起させ
華凛は恐怖と混乱のまま全身全霊で逃げようとする。
どずんっっっっ!!!
と、同時に口へ入っていた触手が恐るべき速度で華凛の喉肉を文字通り穿った。
「おげええぇえぇぇえぇえっっっっっっっ!!!」
その触手の根元には前後に動く機構、ピストンが備えられている。
鈍器を高速で叩きつけた衝撃は、即座に華凛を嘔吐させて口内を
精液交じりの吐瀉物で浸していくが上向きにされた頭を物を吐き出せない。
すると口内に入っていた触手が吸引をしはじめ掃除をする。
清掃が終わると、そのまま触手は機械的な動作で動き始めた。
「むごぉっ!…………」
さきほどの勢いほどではないが、ただただ喉を責めるための、呼吸を阻害するための断続的な動作。
触手特有の蠕動ではなく、トリガーを引いて撃ち込むような圧は
かしゅっかしゅっと一定のペースで華凛を責め立てる。
「………………!!!!」
十分、三十分とピストンは終わらない。
ごりぃっ、んおっっ! ずるり
ごりぃっ、ふぐっ! ずるり
ごりぃっ、おっごぉっ! ずるり
肉が肉を削る音、くぐもった声、肉が喉粘膜を引きずる音。
なんの意思も感じさせず、同じ調子で寸分の狂いもなく
時計を刻むような動作はいつまでも終わらない。
涙で顔をくしゃくしゃにした華凛が耐えかねて、腕に力を込めると
ずどんっっっっ!!!
「あがごおおおおおおおおっっっ!!!!」
またも杭打ち機のように射出された触手が喉を穿った。
そうしてまた同じ事が繰り返される。
抵抗すら許さない責め。受け入れても苦しみは終わらない。拷問としか言いようがない。
(死んじゃう!死んじゃうよぉ……)
そこへその場にいないケイジの声が響いた。
『そいつは舐めてやれば優しくしてくれるぞ』
嘲笑を含んだ悪辣な響きといえど、苦痛から逃れるため華凛には従う以外の選択はなく
必死で口内の肉へと舌を沿わせ始める。
104 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:20:13 ID:wmxLr9If
「んっ、れろ……れろ……」
苦痛が強すぎて唾液も分泌できていない乾いた舌を先端に触れさせた。
舐めるというよりはただ舌が移動してるというだけの拙い奉仕。
潤みの無い舌はとても快楽には繋がらず機械触手は唇付近まで引くと、液体を少量ずつ注ぎ始めた。
従順な華凛はそれを受け入れ飲み続ける。
「……こく、ごくっ…………」
(ぁ、お水だ、おいしい、おいしい……)
それはわずかに甘みが混じった水の味だ。
ひび割れた唇が潤され、精液で散々荒らし汚された喉と胃が満たされていく。
数時間以上口を犯された華凛には途方もなく美味しく感じられて
十数秒飲んでから、触手が口元から離れるとまだ飲みたそうに舌を伸ばすが
入れ替わりで唇と舌のような形をした触手が華凛の唇を舐めた。
「んぅ!?」
くすぐったい感覚に驚く華凛へキスをすると優しく口内へと舌を滑らせる。
「んぁ、んふうんっ、ちゅっ」
優しい舌の動きは華凛の口内を味覚でも苦痛でもない粘膜同士が触れ合うという初めての快楽を伝え
触手舌が華凛の舌を丹念に舐め回すと自身の粘液を擦りんでいった。
為すがままだった華凛は、先ほどのケイジの言葉を思い出し舌を動かし始める。
「んんぅっ…ちゅぶぅっ、んぢゅぢゅぅっ」
小さな舌が遠慮がちに舐めると、お返しに触手が舌先をくすぐって
その感覚に戸惑う華凛はくすぐったいのか気持ちいいのかもわからず身悶えした。
「んぁ、れろり……ちゅぷっ……ん、はぁっ……」
優しく華凛の舌に絡みつく触手。
段々華凛は命令ではなく、自分の意思でそれに答えはじめる。
自由に動く触手にちっちゃなベロをを絡み合わせると顔をほころばせた。
唇の形をした触手がちゅっと音を立てちっちゃな唇に吸い付くと
同じよう華凛も音を立てながら吸う。
「ぺちょぺちょ、れろり……んふうんっ……」
その時頭を固定していた枷が外れた。
華凛は我慢できず、動かせなかった頭を前に突き出してより深く舌で交わろうとする。

(あ、これがキスって言うんだ……)
快楽でぼやけた頭で自分の行為がどういうものかを理解するが
触手へのキスという異常さも今の華凛には異常には感じなかった。
それは先ほどの水に混じっていた薬で感覚を変えられているという事と
あまりに暴力的な口辱を受け続けた後の快楽は少女の心を壊し、舌触手に愛情すら感じているためだった。
「れろちゅぅっ……ちゅっ、んちゅぅっ……」
触手が円を描くように、華凛の舌へと巻きついて引っ張られる。
「んあっ……」
突き出す舌を唇部分で甘噛みされ、ふにふにと形を変える。
そこへとろりとろりと粘液を垂らされて華凛の舌へと伝っていった。
「んちゅっ、じゅじゅっ!ごくっこくっ……」
口を開いたまま美味しそうに飲み込む華凛。甘さすら感じるそれで心に霞がかかったよう。
「んっじゅっ、みょっとひょうだい…………」
注がれる媚薬混じりの粘液は華凛の口内をより敏感に変えて舌を性感帯へと作り変えていった。
今度は触手が華凛へ入り込み溢れ出た涎を掬っては逆に飲み込んでいく。
「ん……ぐじゅっ、れろれろっ……じゅびゅっ…………」
唾液を分泌しながら舌の動きに陶酔する華凛は幸せそうだ。
触手は口内を複雑な動きを持って責め立てる。
「あんっ……んはあぁぁぁんっ……」
口内上部を舐められるむず痒いような未知の刺激に華凛は喘ぎを漏らし
「んふぅっ、ぐぷっ……んむっ」
舌の根元までを舐められる息苦しさすら快感を覚え
「んぢゅぢゅぅっ…ふあんっ、れろれろっ」
自ら吸い付いては舐めしゃぶり触手と一緒に高まっていった。
105 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:20:34 ID:wmxLr9If
性器へと変わった華凛の舌は触手と触れ合うたび快感に打ち震えて
触手は華凛をイカせるためにずるりと伸びて喉のほうへ向かう。
「んんぅっっ!!んぢゅぅっ…んちゅぅっ、んうぅぅっ…………んぐっ」
口蓋垂が触手に触れるのが気持ちがよくて
華凛は奥へ入り込む舌触手を喉を鳴らして飲み込んでいく。
わずかな息苦しさより、どこか物足りない喉が埋められる圧迫感。
表情は苦しみではなく悦みに満ちて、目を潤ませて感じ入っているのだ。
その時、舌触手のほうが我慢できず塊のような媚薬粘液を一気に放出する!
「んふうううんっっっつっっっ!!!!!!」
口内をどっと埋め尽くす粘液を飲み下す華凛。
敏感すぎる喉が奔流の勢いで最高の快楽を伝え華凛の全身が痙攣するように震えた。
手足がつったよう伸びて幼裂から蜜が零れ落ち、止まらない奔流は
ダムが決壊するかのよう華凛の理性と意思を何もかも流し打ち崩す。
「っごく、んぐっ……けぽ…………」
粘液を飲み尽くして小さくげっぷを漏らす。
だらしない表情の華凛は何時の間にか、拘束してた触手が解けているのにも気づいていない。

そこへレギオン達がドアを開いて現れる。
「ひゃぁ!?」
ぼんやりとしてた華凛も、苦痛しかない陵辱行為を行ったレギオン達を見て悲鳴をあげた。
鼓動が早まる。死んでもおかしくない口辱の恐怖。普通に呼吸できるのに戦うための力が入らない。
「ふぁ……!」
それどころか空気が喉を撫でるのだって気持ちがいい。
レギオンは急ぐでもなくゆっくりと歩いて詰め寄る。
華凛は這いずるように距離をとりながらも、レギオンから目を逸らす事はできなかった。
何故なら、怖くて、恐ろしくて、臭くて、苦しくて、死にそうな目にあったのに
レギオン達のそそり立った剛直をまた口に入れられたらどうなるんだろうと考えているからだ。
はぁはぁと荒く呼吸するたびにぞわりと気持ちいい喉。胃まで肉を詰められた苦痛。
物欲しげに涎を垂らす濡れた唇。二本の肉棒で失神させられた恐怖。
ぐちゃぐちゃの思考と欲望の中、レギオンの一人が華凛の唇を指で撫ぜる。
「ひぅ……んぅ…………はぁ……」
唇は恐怖で縮こまっているのに、弄られるのが気持ちよく裏側を指で擦られるとため息をついてしまう。
無骨な指がいつ喉を激しく責めてくるかもしれない恐怖で
動悸が乱れながらも口内を弄くる指に舌を這わせた。
「ちゅっ、んぁ、くちゅっ……ぺろ、れお……」
舌が硬い物に触れていると勝手に唾液が溢れてきて
吸い付いた指がべとべとになった所で湿った音を立て引き抜かれた。
「あっ………………」
華凛は悲しげな声をあげる。
その代わりとばかりに肉棒が目の前へと突きつけられる。
殺されるかもしれなかった凌辱の元凶。
それを見て心臓は警鐘を打ち鳴らす。
「はぁはぁはぁ――――」
怖いのに目を離せない。怖いから目を離せない。
(でも…………)
先ほどのケイジの舐めたら優しくしてくれるという助言を思い出す。
その証拠にレギオンは動きもせず、じっと華凛が舐めてくれるのを待っているようだ。
どっ、どっ、どっと鼓動が恐怖だけではなく、快楽の期待で激しさを増す。
106 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:20:55 ID:wmxLr9If
抑えきれない欲望は恐怖と混じりながらも恐る恐ると、舌がモノへと、近づいて、触れた。
「んぁ――――!」
びりりと電撃が流れたように痺れ疼く。触手舌とも指とも違う感触。
硬くて柔らかい亀頭がぴくんと動くのが気持ちよくて華凛はもう止まれなかった。
恐怖は快楽に飲み込まれ、吸収し膨れ上がりながら
口奉仕という形で発散する。
「んじゅじゅじゅっ!ぢゅぷぅっ…れろっ!!ぢゅるぢゅるぅっ!」
先端が先走り液で濡れているのを舐めて音を立てながら吸い込んだ。
(おいしいよぉ……)
媚薬粘液をたっぷりと口粘膜で味わった華凛の味覚は
汗と雄の匂いを撒き散らす、男の体液を何よりも美味しく感じている。
キスをするように舌を絡ませては先端を吸い込んで、尿道を穿り返し
興奮を抑えきれない華凛はレギオンの脚をぎゅっと抱き締めてフェラチオを続けた。
「じゅびっ、ぢゅば、んんぅっ、ぐぷっ、んふうううんっ、ぢゅぼっ!!」
幼い少女とは思えない激しい奉仕は、多数の魔法少女を犯してきた
レギオンにも耐え切れないもので思わずといった感じで口内に射精する。
「んぐぅっ……!?じゅるじゅるぅっ、ちゅぷぅっ、ごくっ!んぐっ……」
出された液体を舌の真ん中で受け止めて喉を鳴らし飲み込んでいく。
喉が粘つく液に浸されるのが気持ちよくて射精が終わっても
まだ飲みたいと口を窄めて幹の中までを吸い出した。
「ぺちょ、ぢゅぷぅっ、ちゅるるっ……!……ぷはっ、ちゅっ、んぅ」

いつも魔法少女を凌辱してばかりだったレギオンには自らの意思で
嬉しそうに奉仕してくれる華凛が新鮮で、可愛らしく、頭を優しく撫でた。
頭を撫でられた華凛はレギオンを見上げてふにゃりと蕩けるように笑う。
その笑顔は肉欲に彩られた、どこか壊れた微笑みだったが
レギオンことダジュに愛しさという生まれて初めての感情を抱かせるには十分だった。
黒い卵のような顔が朱色に染まり、しゃがみこんで華凛のちっちゃな身体を抱き締める。
抱擁に応じる華凛。
生まれたままの姿だと言うのに気にもせず、それどころか持て余す体を擦り付けていると
射精したばかりのモノがまた硬度を取り戻す。
「もっかいしてあげるね……」
右手に収まりきれない肉塊を掴むと擦り擦りと上下に動かした。
飲み込んだ媚薬は鋭敏な手の神経にまでまわっており、扱いてるだけなのに
剛直の熱が心地よい疼きを伝えてくる。
「きもちいいー?」
ダジュのモノを扱きつつ問う華凛の技巧は拙いものだが
精神的な充足感に包まれるダジュはこくこくとうなずく。
「えへへ……ちゅっ、んんっ」
照れながらもダジュの顔へとキスをした。
ダジュは自分に唇がない事がこれほど恨めしいとは思ったのも初めての事だ。
とても柔らかくて小さい唇がダジュの唇があるだろうという辺りに押し付けられ
子犬のようにぺろぺろと舐めては頬擦りをした。
その間も右手はダジュの幹を擦って快楽を搾り出している。
「んはぁ、んっ……」
キスをしながら肉棒を扱く表情は子供とは思えないほど、淫欲に満ち満ちており
男に奉仕する悦びと、男に触れる快楽で溶けてしまいそうだ。
107 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:21:16 ID:wmxLr9If
指でやわやわと握っては緩めながら上下に擦って
唾液と精液で濡れたモノがぐちゃぐちゃと音を鳴らした。
「はぁ、はぁ、ん……きもちいぃ……」
扱く事で気持ちよくなってきて段々速度を上げる華凛の右手。
愛しさという感情で快楽は倍加されダジュは少女の手管に翻弄されている。
華凛は先端の一番美味しい所、精液を噴出す尿道を親指の腹でくりくりと刺激した。
途端ビクンとモノが大きく震えて、右手の中で先ほどの口内射精にも
負けない量をたっぷりと吐き出してしまった。
「ふぁああぁあぁ……!!」
熱過ぎる精液が手の中を浸し、ドロリとしたモノが小さな指の隙間から
零れ落ちる事すら気持ちよくイッてしまう。
「ぺちゃっ、ちゅる、ちゅっ、じゅるじゅる…………」
華凛はぽっーとした顔のまま、右手を口元に持っていき精液を舐める。
自分の舌の動きすら自慰のように気持ちよくてずずっと音を立てて吸い
ダマになっている塊を舌で掬い味わいながら嚥下すると幸せそうに顔をほころばせた。
ダジュのほうも精液を無理矢理飲ませるわけではなく飲んでもらうのが
嬉しいらしくまた優しく顔を撫でている。
まるで恋人のような温い光景
それを見ていた他のレギオン達は羨ましくてしょうがない。
兄弟であるダジュが感じる程度には華凛の笑顔に魅かれているのだ。

ダジュが満足げにしているのを、レギオンの一人が後ろからスリーパーで締め上げて落とす。
「きゃっ!」
だらーんとしたダジュを心配そうに見るが三人のレギオンが
華凛へモノを突きつけるとそちらのほうへふらりと目を向けた。
「なめるからけんかしちゃやだよぉ……」
むしろ肉棒を舐めたいと言わんばかりに口を半開きにして舌を覗かせた唇。
ずいっと近づけられると、我慢できずに真ん中のモノをぱくりと咥える。
太めのカリが唇の裏側を膨らませながら、口内に飲み込まれていき
唾液をたっぷりと分泌している子供の熱い体温で熱される。
「ぐちょっ、んじゅっぅ、ぢゅぱっ!んっ、れろ……れろ……」
口をいっぱいに開いて愛しそうに、気持ちよさそうに、唾液を塗りつける華凛。
舌が亀頭の丸みに沿うとゾクゾクするような疼きが走り、先走り液が味蕾までを犯し感じさせた。
レギオンのほうも、少女が喜んでする舌奉仕を味わった経験がない。
柔らかくて、それでいて貪欲に快感を求める舌肉の動きが気持ちよく
なにより愉悦に含まれる淫らな表情がレギオンを酔わせていた。
「ずずずっ!ぢゅぶぶっ……じゅぼじゅぼ!」
早く飲ませてとばかりに亀頭を吸引する。
気持ちよくて射精してしまいそうなレギオンは華凛の頭をダジュがしたよう撫でた。
吸いながら華凛は見上げ微笑む。
それは幼くあどけない笑顔に隠し切れない淫悦を含む女の笑顔だ。
レギオンはそれに魅了され、腰がくだけてしまいそうな快楽と共に
あっというまに欲望の塊を出してしまう。
「んっあっ!んー、ちゅるる、じゅじゅじゅっ!!!ごくっごくっ…………こくり」
華凛は射精が終わるまで吸い続け一滴たりとも零さずに美味しそうに飲んでいく。
喉を鳴らして飲み終わるとすぐに次のモノへ目を向けた。
108 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:21:41 ID:wmxLr9If
細いが長いモノの先端をちゅっとキスをして吸う。
そのまま亀頭を舐めながら竿を下り根元に舌を這わせると
普通の人間なら玉袋がある付近まで降りていく。
「れろれろ、んっちゅ、おいひぃ…………ぺろ、んお、こっひもおいし……」
味の濃い部分を探してぺろぺろと彷徨う舌は肉竿のさらに下
肉棒と同じく普段隠れている排泄器官の表面を探り当てた。
華凛の舌に敏感なとこを舐められたレギオンはたまらず
肛門を閉じていた体表面を露出させる。
「んふー、ん……」
味わうよう舌先で突付く華凛。先走り液とはまた違う味がしてもっと触れてみたくなり
レギオンの股間をくぐって向きを変えると、尻穴に顔がくっつくほど近づき舌先をそこへ押し込む。
にゅるりと肉が入り込むとレギオンはビクンと悶えてしまう。
「んじゅっ、ぢゅぢゅ、ひもちいいぃ?れお……んっんっ……」
答える余裕もないレギオンは華凛のされるがまま。
華凛はちっちゃな舌をぐにゅぐにゅとかき回して内部をお掃除するように
舌先で擦りながら竿のほうも両手で扱き始めた。
同時奉仕に悶えるレギオン。
少女の柔らかすぎる舌がぬるりと押し込まれ丹念に粘膜をほぐしながらも
手のほうは長い竿をあますとこなくさすっていく。
「れろっ、んおおっ、ぐじゅじゅっっ!!!」
ぐりっぐりっと尖らせた舌先がねじ込まれるような螺旋を描き
抜かれては唾液をたっぷりと乗せてまた中を舐め溶かしていく。
少女の熱い舌と手による奉仕はあっけないほど簡単にレギオンを射精に導いた。
竿が震えて精液がぶりゅりと放出され、器の形にした両手の中に溜まっていく。
射精の終わり際、華凛がれろんと尻穴をほじくった。
ビクビクとレギオンは痙攣し、また射精。
「んー♪ちゅっ、じゅじゅ、ぺろっ、んっんっんっ!!」
二度目の精液に気分をよくした華凛は嬉しそうに、何度も何度も中をつつく。
特にこりっとした部分を舐めると舌触りがよくて気持ちがいい。
4回、8回、13回、18回…………射精するたびにレギオンはがくがくと脚が震えて
人の指より多く搾り出された精液は両手をいっぱいにして終わった。
レギオンの黒く艶やかだった肌が射精のたびに白くなっていって
華凛が満足する頃には全身は煤けた白へと変わり、よたよたと前に歩いてぱたりと倒れる。
もう動かない。
「れろっ、ずじゅっ、ごくっごく、んっふっ、はぁっ……」
華凛はそれに気づかずにたっぷりの精液を美味しく楽しそうに飲んで
酒に酔ったかのよう顔を赤らめて悦んでいる。
華凛にとっては美味しい場所を味わいながら気持ちよく、気持ちよくなってもらっているだけなのだが
周りのレギオンは兄弟の有様に慄いていた。
109 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:22:06 ID:wmxLr9If
ちょっとばかり腰が引けているレギオンの中から一人が前に出る。
それはワーグと言う名の最初に華凛の一撃で倒されたレギオンだ。
まだ作られて日が浅い幼稚なワーグは積み上げた山を崩された恨みを忘れてはいないし
カウンターで受けた傷が重かったため陵辱にも参加できなかった。
「んぁ……」
ほおけたよう精飲している華凛の頭を掴み上向かせると手から精液が全部零れる。
少しだけもったいないと言った表情をするが、すぐワーグのモノを見て瞳が淡く揺れた。
何も言わず舐めようとした所でワーグのほうが一気に腰を華凛の唇へと叩きつけた。
「んごあっ!」
ごりりっと太めのモノが口蓋睡にゴツンと当たり悲鳴を上げる。
ワーグの長く太い肉棒が小さな少女の唇に全て収まって容赦なく犯しにかかった。
「んじゅううぅぅっっっ…………!!」
怒張に埋もれながらも快楽の矯正をあげる華凛。
初めて口を犯された時と同じくモノのよう扱われる事に
抑えきれない悦楽を感じて喜色を表す。
腰を引かれると唇付近まで亀頭が垣間見え、押し込むと根元部分が唇にくっつく。
ストロークが少女の細い首と食道を押し広げてゴリゴリと削っている。
「れじゅっ、ぶじゅじゅっ!ごくっ、んっぐぐぐっ!ずっずずずっ!ぐちゅりっ!んぉっ、べちゃっ!」
ワーグが腰を全力で使い突いてくるのを舌でわずかに抵抗を作って挿入を気持ちよくしてあげつつ
喉肉にゴツンと突き刺さる衝撃がお腹まで響くのを味わう。
みちりっと喉がモノで詰められるタイミングに合わせて喉を鳴らし飲み込む。
そうするとカリが食道の一番奥でひっかかり、喉肉を巻き込むよう引き抜かれる。
その最中もずずっと吸い続けてモノが抜かれるのを惜しむよう。
華凛の食道器官はイラマチオを喜んで受け入れ快楽を得ていた。
「んじゅっ、みょっとうごいてぇ……ちゅぼっ!ぺちゃり……」
狭い喉が性器のごとく、モノ全体に絡みついて食べられているかのよう。
ワーグは負けじと頭を掴んで、遠慮無しに根元までを口内に叩きこむ。
110 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:22:27 ID:wmxLr9If
「んにゃあぁぁ…………」
最奥まで入れられたまま、ワーグが腰をぐにぐにと動かすと
敏感な喉肉が掻き回されて力が抜けてしまう。
ここぞとばかりにワーグは両手にすっぽりと収まる小さな頭をオナホールに見立て
股間と唇を密着させたまま頭を好き勝手に動かした。
「ふぐぅ、んあぁっ!んがあぁぁぁ……!」
胸元までみっちりと肉で埋められて膨れてしまってるというのに
苦しみより快楽のほうが強い華凛。
モノが胃の手前まで征服し、ぐりぐりっと色々な角度で当たるたびに
火花が散りそうな刺激が頭からお腹の奥まで駆け抜けていく。
快感で涙を流しながらも、すがりつくようにワーグの脚を抱く華凛は息も絶え絶え。
ワーグは自分を倒した少女が、自分のモノで感じ入っているのに
ますます興奮してモノをさらに大きく長くさせる。
「あがああぁぁぁっっ!!!!!」
狭くきつい食道性器が内側から拡張されその勢いのまま激しい抽送が始まった。
あまりの衝撃に華凛はそれだけで絶頂に達する。
「んああああぁぁあぁあぁっっっっぁっっ!?」
喉でイカせてもワーグは華凛を休ませない。
掴んだ頭を股間から引き離し、股間へ押し付けると同時に腰を使う強烈な挿入を行った。
ぐにゅっずるるじゅぽん!ぞじゅぴちゃっぶちゅっごじゅりっ!
太い肉棒が喉を思う存分蹂躙する異様な音が響き渡る。
「おおぉごぉっっ!ふぐああぁあぁぁっっっ!んおぼおおぉぉっっっっっ!」
喉奥を突かれるたび、ぴんと痙攣するよう手足が突っ張ってはまたイってしまう。
ワーグも華凛の快感に比例して射精欲求が高まっていき
止められない欲を抑えれず華凛の胃の中へと全てを放出した!
「――――――――ッ!!!!」
ホースの栓を全開にしたような射精量はあっというまに胃を満たしていく。
胃粘膜に撃ちつけられる奔流は激しい愛撫に感じられて華凛を絶頂に導いた。
十秒ほどの射精時間。
その間華凛は喉の中で脈動する肉棒と、胃で渦巻いてる精液の流れで何度も達してしまって
涙を湛えた瞳がイくたびに茫洋の彼方へと揺らいでいた。
ずるずると唇から長大なモノがちゅぽんと音を立て引き抜かれると
支えがなくなった体は別のレギオンにもたれかかった。
「…………なめ……なきゃ……」
華凛はレギオンへ目を向けるが絶頂痙攣している身体は自由にならず
いきり立った剛直へと舌を伸ばそうとして意識を失った。
『そこまでだ。新しい仲間を休ませてやれ』
ケイジの言葉が響くと名残惜しそうにレギオン達は身を引く。
『なあに。明日にも可愛がってやれ』
気を失ったにも関わらず華凛は満足げな微笑を浮かべていた。
111 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:29:18 ID:wmxLr9If
……数日後
両端にベッドが二つ並ぶレギオン達の一室でぴちゃぴちゃとした音が響く。
そこにはミニチャイナを着た華凛が3人のレギオンへと跪いてフェラチオと手コキをしていた。
「ぴちゃっ、ちゅじゅるっ、れおん、ぶじゅじゅっ」
華凛は両手でレギオンの竿を扱きながらもう一本をフェラチオして幸せそうに愉悦を貪っており
淫悦にとろめかせた瞳は咥えているレギオンを上目遣いに見つめながら
反応のいい所を確かめ自分だけじゃなくレギオン達も楽しませている。
三人のレギオンは数分の奉仕の後、射精して口内と顔へと熱いシャワーをふらせた。
「んぐっ……びちゃっ、んっんっ、ぢゅぶ、はぁ…………」
精液を飲み干して顔にかかった分も指で掬い息をつき甘えた声音で囁きかけた。
「……うんとね、おててよりね、お口に欲しいからラル君とノーラ君とでいっしょにやろ?」
見た目が変わらないレギオンの区別がつくのか
両手に射精した二人の名前を呼んで二本同時に舌を這わせる。
「じゅぱっ……れろり……んぶぅっ、んぐぅ……」
飲み込み始めると度重なる口虐によって拡張されている喉性器は
首筋を膨らませながらも易々と二本を収めてしまっていた。
「ごくり……んおっ!んぐっ、ずずず……ごくん!」
それでもまだ足りないと喉を鳴らし嚥下しようとする華凛によって
ぐいぐい締め付けられてまたもあっさり射精してしまう。
「んふっ!ぢゅぶっ、んううぅっ!んはぁんっ!!」
喉に粘ついてくる液体の心地よさに微笑む華凛。
出し終わるまでしっかりと咥え込んだ後一本一本丁寧にしゃぶってお掃除をする。
そこへケイジが入ってきた。
「取り込み中悪いが仕事だ。魔法少女を捕まえるから華凛も来い」
「魔法少女……?」
快感で頭が働いてないのか首をかしげた。
「そうだ。華凛が捕まえてくれたらもっと凄い事をしてやるぞ」
凄い事に反応したのかピクンと身体を震わせる華凛は
期待感で耳まで赤く染めたまま答えた。
「つかまえに行く……」
「じゃあこい。準備するぞ」
ケイジは華凛を連れ立って部屋を出て行く。
「すごい事ってなぁに?」
待ちきれないよう問いかける華凛へとケイジは答えた。
「あいつらに触手を生やせてやる。細くて長いやつをだ。
 華凛をレギオン全員で犯してやれるようにしてやろう」
想像しただけで唾を飲み込んだ華凛はぞくぞくと震える自身を抱き締めながら
魔法少女を快楽のために捕まえるという行為を悪いとも考えないようだった―――
112名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 12:36:20 ID:DRKz8Llx
支援?
113 ◆BAKEWEHPok :2010/05/31(月) 12:37:03 ID:wmxLr9If
終了

以前レスをくれた方ありがとうございます。色々参考になりました。
これは続かないんで、もしまた何か書けたらもうちょっと偏らないようにしたいです。
114名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 12:53:53 ID:wmxLr9If
>>112
ありがとうございます。連投規制の時間分配がつかめませんでした。
115名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 13:16:30 ID:lpphUaf/
>>95
場所、わきまえようぜ
そういうのは、そういうスレなり板なりで主張してくれ。>2行目
116名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 19:00:13 ID:kBhj3es+
>>113
GJ!!
最後の華凛の消耗ぶりが良かった
117名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 00:54:05 ID:EkHCu1US
投下乙
俺もレギオンになりてぇな
118名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 17:11:38 ID:J73vxDmP
>>115
去年、とあるブログで「ふたなり魔法少女は魔法少女じゃない!」と主張してて米欄が大荒れしてたなぁw
最終的にTS魔法少女の是非の話になってたけど、アレ結局決着付いたんだろうか。
119名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 19:09:51 ID:4byZwnCn
ふたなり議論以前に、ここは基本的に、野郎はスレ違いだ

この板に限らず、なんでショタ好きって、ところかまわず自分の趣味を押し通そうとするんだろうな
腐女子ですら場所は選ぶというのに
120名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 19:18:16 ID:EkHCu1US
ショタと男の娘は違う生き物だよ
121名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 19:24:46 ID:4byZwnCn
だから、そう思ってるのは、その嗜好のある人だけなんだって

その主張が真理であるか否かに関わらず、そんな議論をされること自体、
極端な例えをすれば、ガチホモがホモの魅力を語っているのと同じようなもんなんだよ

だから住み分けのためにスレや、あるいは場合によって板レベルで分かれているのだから、ちゃんと、その辺は守ろうぜ
腐女子ですらやってることだよ
122名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 20:16:50 ID:R+tsLRdu
アゼルの性別について明記された文は一つもない事に気付いた
やるなwマユの人
123名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 20:41:31 ID:Myh6oiyL
凹板の30でも魔法少女な先生はOKだがセーラームーンな魔乳は陽電子砲撃たれるリスクがあってもお断りだ
124名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 22:16:05 ID:DuZ242Ee
口とお尻がいいので女装魔法少女でもいけますぞ。
125名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 22:21:59 ID:LOamZdcC
あの陛下がキャッチ&リリースしてるんだからさ…
126杏の人:2010/06/02(水) 01:44:21 ID:8QseWlUK
どうも、杏の人です。
今回は荒野の魔法少女 最終話19レスを投下させて頂きます。
陵辱シーンは5〜6、8〜11、14〜18レスです。
今回は注意点として、
・最初は苦痛系、途中で快楽系を挟み、最後にまた苦痛系
・ハードな暴力的描写
・陵辱による死亡描写
などがあります。ご注意ください。
それでは、人物紹介を挟んで次々レスからの投下となります。
127荒野の魔法少女 最終話 人物紹介:2010/06/02(水) 01:46:50 ID:8QseWlUK
・アスカ
10歳 140cm 黒髪で右側低めのサイドテール
称号:生命(地)
コスチューム:和装(桜色の道着に袴) 武器は刀 (普段はフード付きのマントに木の杖)
5歳の時にセリナに連れられて、魔法世界イルシリアからリゾラットへ
6歳で魔法使いの機関であるリゾルートに入って、9歳で荒野の世界エルードに派遣された、最年少魔法少女
イルシリアに大量の魔族を齎した魔法の禁書とその写本がエルードにあることを知り、それらを処理することを目的に活動している
・ライザ
14歳 160cm 巨乳 ピンク髪でウェーブのかかったロング
称号:灯火(火)
コスチューム:羽織ったマントの隙間から胸の谷間が見える魔道士の服 スカートは膝まで 武器は大きな杖
アスカと同様、セリナが担当を務める魔法少女
アスカと共に行動するようになった。
・イナ
アスカとライザがいつも宿泊している宿屋の娘 12歳
アスカと仲がいい
128荒野の魔法少女 最終話 1/19:2010/06/02(水) 01:47:21 ID:8QseWlUK
この世界、エルードでは見慣れた景色。
アスカとライザは視界の限り草木に乏しい大地が続く荒野の只中に立っていた。
アスカの手には最後の写本が握りしめられている。
「ここだね」
「……ええ」
二人は緊張で震える言葉を交わした。
ついに二人の目的が達せられる時がきたのだ。
アスカは地面に写本を置き、抜き放った刀をかざした。
刀から流れる魔力が写本を包んでいく。もうライザには見慣れた光景だった。
写本の魔力が封じられ、同時に禁書を封じる力が消失する。
「……っ!」
「こ、これは……!」
写本の処理が終わった瞬間、強大な魔力の流れが枯れた大地を突風のように駆け抜けた
魔力は渦を形成して竜巻のように伸び上がっていく。その中心に、一冊の本が見えた。
「あれだっ!!」
「なんて、すごい魔力なの……」
探し求めた禁書を前に、二人は戦慄する。
禍々しい魔力は、写本が放っていたそれとは比べものにならない。
これが魔界の力なのだ。まだ魔界への扉が開いたわけでもないのに、二人を震え上がらせるには充分なプレッシャーがある。
禁書は封印が解かれ、今まさに魔界への扉を開こうとしているのだ。封印される直前にそうしていたように。
「絶対に食い止めないと!」
「分かってるわ!!」
二人は刀と杖を掲げて、ありったけの魔力を放出した。
まずは禁書の魔力を抑えなければ燃やすこともかなわない。
魔界の扉を開けようとする魔力自体はそれほど強力なものではないはずだ。
二人の魔力を合わせればきっと封じることが出来る。
「うあああああっ!!!」
「はあああっ!!!」
荒ぶる魔力の奔流を、二人は必死で抑え込む。
魔界から漏れ出る魔力には到底敵わない。禁書自体から放たれる魔力を感じ取り、それだけを的確に狙うのだ。
「いける……っ!!」
「もう……少しでっ!」
二人の額に汗がにじむ。大きな魔力のぶつかり合いで身体が小刻みに震える。
諦めるわけにはいかない。絶対に、打ち勝たなければならないのだ。
「でやああああああああああっっ!!!」
「せえええええええええいいっ!!」
二人の気合いが重なり合ったとき、強烈な光と轟音が辺りを包んだ。
「きゃああああああああああああっ!!!」
「くうううっ!!」
突風が吹き、二人は吹き飛ばされた。地面を転げ回る。
巻き上がった砂埃が止んだとき、周囲は先ほどまでからは想像も出来ないほどの平穏に包まれていた。
地面が大きく深く抉れた中心に、禁書は静かに佇んでいる。
「やっ……た……」
アスカは破顔して駆けだした。傾斜を滑り降りて禁書を手に取る。
魔力は抑えられていた。依然として強力な力は感じられるが、整然と書の中に封じられている。
「後はこれを燃やすだけ……」
アスカは隣にやって来たライザに笑顔を向けた。
「ライザさん、お願いしていい?」
アスカはそういって禁書をライザに差し出す。
「え……?」
ライザは予想外のことに戸惑った。
「ライザさんの方が炎の魔法は得意ですから」
アスカは笑顔で言った。確実に禁書を葬るなら、ライザが適役だ。
ライザは震える手で禁書を受け取ると、両手でしっかり握りしめる。
そして、静かに言った。
「ごめんね、アスカちゃん。これは燃やさない」
129荒野の魔法少女 最終話 2/19:2010/06/02(水) 01:47:58 ID:8QseWlUK
「え……どういうこと……!?」
アスカは驚いて訊ねる。ライザの言葉が何を意味するのかが分からない。
「燃やすんじゃなくて、別の方法にするの?」
「ううん、違う……」
ライザはゆっくりと首を横に振った。
「私はね、この禁書を手に入れるためにエルードに来たの。だから、これは私が持って帰るわ」
「な、何を言ってるの……?」
アスカは身体の震えを抑えられない。
「私がアスカちゃんに近づいたのは、禁書を探し当てるためだったの」
「なんで!?どうして禁書が欲しいの!?そんな危険な物がっ!!」
アスカは叫んでいた。足下が崩れ落ちるような不安で、視界がグルグルと回転しているような気がする。
「私はね、アスカちゃんと同じイルシリアの出身なの。この禁書が魔界の扉を開いた世界よ」
ライザは苦しげに眉をしかめながら落ち着いて話し始めた。
「アスカちゃんはイルシリアが滅んだと思ってたみたいだけど、そうじゃないのよ。
 イルシリアは今も滅んでいない。魔物達との絶望的な戦いを続けている最中なの」
ライザの脳裏に悪夢のような光景が蘇る。
圧倒的な力を持つ魔物を相手に、次々と陵辱され、虐殺される人々。
魔界の扉が中途半端な状態で開かれたからこそ、イルシリアは地獄と化していた。
いっそ、ひと思いに滅びてしまった方が楽だったかもしれない。
なまじ抵抗することが出来たために、ギリギリの戦いを繰り返し、疲弊しながらも僅かな希望に縋っている。
希望を捨てないのは生物として最後の意地なのだろう。
人口は極端に減り、貧しい生活を余儀なくされながらも、人々は生きながらえている。
ごく僅かな希望と圧倒的な絶望の最中で、嘆き、苦しみながら生きているのだ。
「でも、もう限界なの。私たちは近いうちに全滅する。そんなときに、救いの手が差し伸べられたのよ」
「救いの、手……?」
「グラントと名乗ったその男は、自分はリゾルートの魔法使いだと言ったわ。
 彼はイルシリアを救う方法があると私に教えてくれた。
 それは魔界の扉を開いた禁書を手に入れること。禁書には魔界の扉を閉じる力もあるのだと。
 そして、アスカちゃん。あなたが禁書のありかを知っていると」
「な、なんで……?」
なぜ自分が禁書を探していることが分かったのだろう?
そして、なぜわざわざグラントという男本人ではなくライザがアスカに近づいたのだろう?
アスカは混乱して理解が出来なかった。
「アスカちゃんは他の魔法使いとの接触を避けているって聞いたわ。
 だから、私はセリナさんを通してアスカちゃんに近づいた。
 アスカちゃんに心を開いてもらいたいと思ったのは、禁書のためだけじゃなかったけどね」
ライザはとても辛そうに話した。
アスカにはそれが嘘ではないことが分かる。ライザの優しさが偽りだったわけがない。
目的は別として、本当にライザはアスカのことを思って接してくれていたのだ。
アスカはどうすればいいいのか分からなかった。
ライザの言う通り、禁書を持ち帰ることでイルシリアが救われるのなら、そうするべきかもしれない。
しかし……。
「本当なの……?」
アスカは呟いた。
「その人の言うことは本当なの!?」
当然の疑問だ。グラントという男は信用に足る人物であるのかどうか。それが分からない。
グラントという名前は知っている。リゾルートでもそれなりの地位にいる人物だ。だからこそ、アスカの動向を知っていたのだろう。
いくらアスカが他の魔法使いを信用していないとはいえ、地位のある人物による命令であれば下手に逆らいはしない。
わざわざイルシリアを訪れてライザを連れてくるなどという迂遠な手段を取るのは不自然なことだった。
「それは、今に分かるわ……」
ライザは俯いて答えた。そして顔を上げると大きな声で叫ぶ。
「いるんでしょ!?出てきなさいよっ!」
ライザの声は、遮蔽物のない荒野を通り抜けた。
「いい勘をしている」
太く低い声が返ってくる。いつの間にか二人の側に一つの人影があった。
「ご苦労様だね、二人とも」
グラントが柔らかい笑みをたたえて二人を見つめていた。
130荒野の魔法少女 最終話 3/19:2010/06/02(水) 01:48:28 ID:8QseWlUK
スマートな男だった。歳は十七、八といったところだろうか。
スーツを身につけた背の高い肉体には、一切の無駄がないように思えた。
精悍な顔つきは、美形であるといっても過言ではない。
「禁書を手にしたんだね。見事な活躍だった。素晴らしいよ」
グラントは緩やかに手を叩き、二人を賞賛してみせた。
「あなたが、グラント……」
リゾルートにおいて、各世界のリンクを管轄する役職に現場の魔法使いから一足飛びで昇進した若者。
彼に関する噂はアスカも耳にしていた。
汚い手を使って上層部に取り入ったと言う者もいれば、類い稀なる実力でその地位をもぎ取ったのだという者もいる。
実際にグラントを目の当たりにして、アスカはその威圧感に不覚にも怖じ気づいてしまった。
少なくとも、かなりの実力を持つ人物であることは間違いがなさそうだ。
「話は聞いていたんでしょ?あなたの口から正直に答えて。本当に、この禁書があればイルシリアは救われるの?」
ライザは厳しい口調でグラントを問い詰めた。
ライザもグラントのことを信じ切っていたわけではないのだ。
溺れる者は藁にも縋ろうとする。どれほど信用できない情報でも、言うとおりにするほかなかった。
「答えはもう出ているだろう?」
グラントは冷ややかな表情で答える。
「やっぱり、嘘だったのね……」
ライザは悔しそうに唇を噛みしめた。予想はしていたが、現実として目の前に突きつきられると、ショックは想像以上に心を苛む。
「いや、本当に素晴らしかった。良い見世物だったよ」
グラントは下品な笑みを見せて言った。
「お前らのことはずっと見ていた。ずいぶんと楽しませてもらったな。
一方は魔法使いを信用せずに一人で戦い続ける魔法少女。
もう一方は俺の言葉は嘘だと理解しながらも、僅かな希望を抱いて彼女を騙す馬鹿な魔法少女。
随分親しくなったみたいじゃないか。打算的な友情だけどな。
そりゃ、二人仲良く一緒に男や魔物に犯されてりゃ親しくもなるってもんだ」
グラントは先ほどまでの誠実そうなイメージからは想像も出来ないほど下劣にまくし立てる。
「あんた……っ!!」
ライザは怒りで頬を紅潮させた。
「なんで……。なんでこんなことをするんですか!?何が目的で!?」
アスカはグラントに問いかける。一体この男は何を考えているのか、理解に苦しんでいた。
「そうだな……。後始末、かな。直接自分で手を下さなかったのはただの余興だけどな」
「……後始末?」
ライザは訝しげに聞き返した。
「そう。イルシリアに開けた魔界の扉は途中までしか開いてないから、今度こそ全部開けてやろうと思って」
「え……?」
「な……、なっ!!?」
二人は絶句した。耳を疑う。この男は今なんと言った?
「あぁ、その前にこの世界でも扉を開いていこう。きっと面白いことになるぞ」
楽しげに言うグラントの態度に、二人ははらわたが煮えくりかえる思いだった。
「……できやしないわよ」
ライザは怒りに震える声で言う。
「禁書がなければ魔界の扉は開かない。今すぐこんな本焼き尽くしてあげるわっ!!!」
ライザの手の上で灼熱の炎が燃え上がった。
それはライザの怒りを映すように激しく煌めく。
禁書は拍子抜けするほどあっさりと燃え尽きていった。灰すらも残さずに消滅する。
これで当初の目標は果たされた。イルシリアに悪夢をもたらした禁書は消え、脅威は去った。
……はずだった。
「まったく、無粋なことをするな」
グラントは呆れたようにため息をつく。その姿を見て、二人は驚愕した。
その手には、いま確かに燃やしたはずの禁書が握られている。
「う、嘘……!?」
「俺はさ、時間を操る力を持ってるんだよ。ちょっと手間がかかりすぎるから実戦では使いづらいんだが、こういうときは便利だな」
グラントはヒラヒラと禁書を持つ手をはためかせた。
「じゃ、お楽しみといこうか?」
131荒野の魔法少女 最終話 4/19:2010/06/02(水) 01:49:04 ID:8QseWlUK
二人は弾かれるようにグラントに飛びかかっていた。その身体には惜しむことなく全力を注ぎ込んでいる。
アスカは居合いで斬りかかり、ライザは全身に炎を纏ってそのまま体当たりした。
ほんの少し躊躇いも許されない。自分の全てをかけなければグラントに敵わないことを本能的に察知していた。
対するグラントは禁書を握る右手を掲げたまま、構えをとる仕草すらも見せない。
二人の攻撃が交差する。強大な魔力のぶつかり合いが爆音を立てた。
「あぁ……」
アスカは鈍い衝撃で右手に痺れを感じながら震える。
刀はグラントの胴体の直前、何もない空間で静止していた。
ライザも同じだ。杖を前に掲げて突撃した状態で、身体が硬直している。
グラントは防壁を一切繰り出していなかった。
そこにあるのは、ただグラントの魔力そのものだ。
魔法を紡ぐ必要すらもない。圧倒的な密度の魔力は、ただ存在するだけで鉄壁の防御力を誇っていた。
「まぁ、この程度か」
グラントは呆れた様に言った。つまらないと失望するようでもある。
開いた左手を持ち上げ、人差し指をスッと動かした。
「がふっ!!?」
アスカは突然、腹を殴られた様な衝撃を受けて呻いた。
続けてグラントが人差し指を弾くと、アスカはアッパーを食らったように吹き飛ばされた。
「ぐぁっっ!!」
アスカは背中から地面に激突する。
すると続けざまに地面が盛り上がってアスカの身体を打ち据えた。
「うっ……、ぐはっ!?がっ!うあああっ!!!」
打ち上げられたアスカの身体を、針のように伸びた大地が何度も貫こうとする。
アスカは必死の防御で刺さることだけは防いでいるが、全身を殴打される痛みでから中が軋んだ。
地面から大きな土の手が伸びてくる。その手にアスカは呆気なく捕らえられた。
手はギシギシと音を立ててしなり、アスカの華奢な身体を思い切り大地に叩き付ける。
「がっ!!!ぎぅっ!!うが……ごふっ!!!」
アスカは硬い土の上を跳ね、太い呻きを漏らしながら倒れ込んだ。
コスチュームは原型を止めないほどに破け、半裸の身体は傷と痣だらけになっている。
「あ、アスカちゃ……ぎゃうっ!!?」
ライザはずっと動けないままでいた。グラントの魔力に捕らえられ、指一本を動かすのも難しい。
その腹に、グラントが放った小さな火の玉が衝突した。
腹が焼け焦げるように熱い。実際にコスチュームを焼き焦がしながら、火はライザの全身を包もうとしていた。
「うぎいっ、ぐあああああああああああああああっっっ!!!!」
炎にたかられながら、ライザは地面に落ちた。転がり回っても炎が弱まる気配はなく、むしろ勢いを増している。
「いやっ、燃える……燃えるうぅっ!!げほっ、げほぉっ!!!」
堪らずに叫んだ口の中にも熱気が入ってきて、ライザはひどくむせた。
ライザは炎を得意とする魔法少女だ。炎に対する耐性は飛び抜けているはず。
それなのに、グラントの放った炎の威力はあまりにも強大で、焼け死なずにいるのが精一杯だ。
「かはっ!!!!」
急に炎が消え去る。ライザは咳き込みながら必死で空気を貪った。全身から吹き出る汗が大地に水分を染みこませる。
「全く……。全然面白くないな。弱すぎだ」
グラントは改めて失望を露わにした。
あえて二人の得意とする属性の魔法で攻撃したのに、一切抵抗出来ないままねじ伏せられてしまった。
グラントにとっては期待はずれもいいところだ。
「それじゃ、負け犬はよく見とけよ。魔界の扉が開くところなんて滅多に見られないぞ?」
邪魔する者のいなくなったところで、グラントは禁書を開いた。
二人が懸命に封じた魔力が再び解き放たれ、魔界の扉を開く魔方陣が形成されていく。
「う……くあぁっ……」
「だ、だめ……」
二人はそれをなんとしても止めようとするが、身体が言うことを聞かない。
完璧に打ちのめされ、起き上がることすらも出来なかった。
「そら、完成だ」
グラントが言ったそのとき、大地が震えるのが確かに聞こえた。
世界全体が軋んでいるようにすら思える。禍々しい魔界の空気が流れ出し、エルードを穢していった。
132荒野の魔法少女 最終話 5/19:2010/06/02(水) 01:49:37 ID:8QseWlUK
それはまさに悪夢のようだった。
歪な円形をした扉の向こう、混沌とした暗闇から凶悪な魔物が溢れ出してくる。
そのどれもが、写本の力で凶暴化した魔物を軽く凌ぐほどの力を秘めているのがわかった。
魔物達は凄まじいスピードで世界各地に飛び散っていく。獲物を求めているのだ。
「……こんなところか」
グラントは呟くと、扉の拡大を停止させる。
「イルシリアの件は興味深かった。
意図したわけじゃないが、住人がかろうじて抵抗出来る程度に扉を開けば、長く楽しめるみたいじゃないか」
グラントは誰に言うともなく告げた。
「楽しませてくれよ、俺を」
エルードに住まう全ての生物を嘲笑うように、グラントは高笑いを響かせる。
不思議と魔物はすぐ目の前にいるアスカとライザには目もくれなかった。
おそらくグラントの存在がそうさせたのだろう。
途轍もなく強力な魔物をもってしても、グラントは近寄りがたい力を秘めているのだ。
強者の獲物を横取りするほど魔物達も馬鹿ではない。
「さて、それじゃあ頂かせてもらうとするか」
グラントはゆっくりと歩き出した。
最初に目を付けたのはアスカだ。傷だらけで地面に伏すアスカの胴着を掴んで持ち上げる。
引き裂かれた胴着はビリビリと破けていく。
アスカが膝立ちになったところで完全に裂け、支えを失ったアスカはバランスを崩してグラントの長い脚にもたれかかった。
「うぁ……」
グラントはアスカの頭に手を当てる。前髪をかき上げ、額を露出させた。
履いているスラックスの前を開き、ペニスを取り出すと、上向きにさせたアスカの口に挿入する。
「もがっ!!」
まだ勃起しきっていないペニスでも、相当な質量があった。
苦しくて藻掻くアスカの舌の動きがペニスを刺激し、海綿体を充血させていく。
「ぐぅ……ぉぐっ!!んが……ふぐっ……」
グラントは腰をゆったりと動かしてペニスをアスカの中で前後させた。
喉の奥を突いてアスカを嘔吐かせては、その苦しげな顔を見てほくそ笑む。
「んむ……がふっ、じゅぶ……んじゅっ……ぶえぇっ」
アスカは激しい苦しみに襲われながら、されるがままにグラントのペニスを口で扱いていた。
「ほら、出すぞっ!」
「んぐううううっっ!!」
グラントはアスカの喉奥で射精する。白い濁流がアスカの喉を流れ落ちていった。
「うぇっ、おぶ……えげぇっ!!」
グラントの射精量はアスカが恐れたとおり人並みではない。
溢れ続ける精液は止まることを知らずにアスカの胃の中に重くのしかかってくる。
「おげええええええええっ!!ごぶっ!!おおおおおおおっ!!!!」
胃で処理できるキャパシティを超えると、アスカは精液を逆流させて吐き出すしかなかった。
(苦しい……くるしいよぉっ!!!)
「うぶええっ!!むごおおおおおおっ!!!!!」
以前ペニスは喉を塞いだまま射精を続けている。
アスカが必死で精液を吐き出そうとするのを遮り、さらに追い打ちをかけるように精液を流し込む。
行き場をなくした精液はアスカの胃を膨れあがらせ、喉を押し広げた。
「こんなところか」
グラントはそろそろ限界とみて、ペニスを引き抜いた。
まだ流れ続ける精液がアスカの顔や身体に降り注ぐ。
「げええええええええええええええええっ!!!!」
遮蔽物をなくしたアスカは、勢いよく精液を吐き出しながら後ろに倒れた。
噴水のような精液がアスカの全身を真っ白に染め上げていく。
アスカが精液を吐き終えた頃、ようやくグラントの射精も一段落した。
133荒野の魔法少女 最終話 6/19:2010/06/02(水) 01:50:18 ID:8QseWlUK
それはまさに悪夢のようだった。
歪な円形をした扉の向こう、混沌とした暗闇から凶悪な魔物が溢れ出してくる。
そのどれもが、写本の力で凶暴化した魔物を軽く凌ぐほどの力を秘めているのがわかった。
魔物達は凄まじいスピードで世界各地に飛び散っていく。獲物を求めているのだ。
「……こんなところか」
グラントは呟くと、扉の拡大を停止させる。
「イルシリアの件は興味深かった。
意図したわけじゃないが、住人がかろうじて抵抗出来る程度に扉を開けば、長く楽しめるみたいじゃないか」
グラントは誰に言うともなく告げた。
「楽しませてくれよ、俺を」
エルードに住まう全ての生物を嘲笑うように、グラントは高笑いを響かせる。
不思議と魔物はすぐ目の前にいるアスカとライザには目もくれなかった。
おそらくグラントの存在がそうさせたのだろう。
途轍もなく強力な魔物をもってしても、グラントは近寄りがたい力を秘めているのだ。
強者の獲物を横取りするほど魔物達も馬鹿ではない。
「さて、それじゃあ頂かせてもらうとするか」
グラントはゆっくりと歩き出した。
最初に目を付けたのはアスカだ。傷だらけで地面に伏すアスカの胴着を掴んで持ち上げる。
引き裂かれた胴着はビリビリと破けていく。
アスカが膝立ちになったところで完全に裂け、支えを失ったアスカはバランスを崩してグラントの長い脚にもたれかかった。
「うぁ……」
グラントはアスカの頭に手を当てる。前髪をかき上げ、額を露出させた。
履いているスラックスの前を開き、ペニスを取り出すと、上向きにさせたアスカの口に挿入する。
「もがっ!!」
まだ勃起しきっていないペニスでも、相当な質量があった。
苦しくて藻掻くアスカの舌の動きがペニスを刺激し、海綿体を充血させていく。
「ぐぅ……ぉぐっ!!んが……ふぐっ……」
グラントは腰をゆったりと動かしてペニスをアスカの中で前後させた。
喉の奥を突いてアスカを嘔吐かせては、その苦しげな顔を見てほくそ笑む。
「んむ……がふっ、じゅぶ……んじゅっ……ぶえぇっ」
アスカは激しい苦しみに襲われながら、されるがままにグラントのペニスを口で扱いていた。
「ほら、出すぞっ!」
「んぐううううっっ!!」
グラントはアスカの喉奥で射精する。白い濁流がアスカの喉を流れ落ちていった。
「うぇっ、おぶ……えげぇっ!!」
グラントの射精量はアスカが恐れたとおり人並みではない。
溢れ続ける精液は止まることを知らずにアスカの胃の中に重くのしかかってくる。
「おげええええええええっ!!ごぶっ!!おおおおおおおっ!!!!」
胃で処理できるキャパシティを超えると、アスカは精液を逆流させて吐き出すしかなかった。
(苦しい……くるしいよぉっ!!!)
「うぶええっ!!むごおおおおおおっ!!!!!」
以前ペニスは喉を塞いだまま射精を続けている。
アスカが必死で精液を吐き出そうとするのを遮り、さらに追い打ちをかけるように精液を流し込む。
行き場をなくした精液はアスカの胃を膨れあがらせ、喉を押し広げた。
「こんなところか」
グラントはそろそろ限界とみて、ペニスを引き抜いた。
まだ流れ続ける精液がアスカの顔や身体に降り注ぐ。
「げええええええええええええええええっ!!!!」
遮蔽物をなくしたアスカは、勢いよく精液を吐き出しながら後ろに倒れた。
噴水のような精液がアスカの全身を真っ白に染め上げていく。
アスカが精液を吐き終えた頃、ようやくグラントの射精も一段落した。
134荒野の魔法少女 最終話 7/19:2010/06/02(水) 01:50:50 ID:8QseWlUK
グラントは足下に倒れるアスカに背を向け、魔界の扉に手をかざした。
手の先から不気味な光が放たれる。光は扉の中へ吸い込まれていった。
「な、なにを……?」
アスカは息も絶え絶えに問いかけた。
これ以上、魔界に干渉して一体何をするつもりなのかと気が気でない。
「スカウトだよ」
グラントは楽しげに答える。
「お、来たな」
魔界の扉から、魔物が姿を現した
それは大きなゴーレムだった。岩塊をゴテゴテといくつも重ね合わせたような無骨な外見をしている。
さらに、そのゴーレムに腰掛ける一体の魔物の姿があった。
魔物では珍しい女性型だ。半人半獣のような見てくれで、体毛が服のように身体を覆っている。
鞭らしいものを手にしていることから魔物使いなのだろう。ゴーレムの主人ということだ。
「あら、人間じゃない。私たちを使役出来る人間がいるとは、驚きね」
魔物使いはゴーレムの頭部に肘を突きながら言った。
グラントが使ったのは使役の力だ。魔物を強制的に支配下に置くことが出来る。
「問題があるか?」
「別に良いわよ。楽しませてくれるみたいだし?」
ゴーレムから身軽に飛び降り、魔物使いはアスカの側まで歩いてくる。
「なぁに?ガキじゃないの。こいつを犯しちゃっていいわけ?すぐに死んじゃわない?」
「うぐっ……」
魔物使いはアスカの腹を足で小突いた。
「ガキには違いないが、これで一人前の魔法少女だ。そう簡単に死にはしないさ」
「そ。ならいいんだけどね。で、どれくらいヤっていいの?殺してもいい?」
魔物使いは目を爛々と輝かせて訊いた。嗜虐心が疼いているようだ
「そうだな……まだ殺すな。死なない程度なら、ある程度好きにして構わない」
「わかったわ」
魔物使いはそれなりに満足したようで、抑えきれない笑みを浮かべながらアスカの顔をのぞき込んだ。
「かわいそうねぇ、こんなにちっちゃいのに、これから死んだ方がマシと思うような陵辱を受けちゃうなんて」
魔物使いは心にもないことを言う。
「ひ……っ!!」
アスカの表情が引き攣らせる。さっきのグラントによる陵辱だって相当な苦しみだった。
だが、これから待ち受けるのはその非ではないほどの凄惨な陵辱だということは想像に難くない。
「…………」
物言わぬゴーレムの存在が何よりの証明だ。まさか、魔物使いを運ぶためだけに来たわけではあるまい。
「ゴーレムちゃん、やっちゃって」
魔物使いは艶っぽい声色でゴーレムに指示を出した。ゴーレムは一歩一歩アスカのように歩んでくる。
ドスン、ドスンと、ゴーレムが歩くごとに重たい音が立つ。
「や……うあっ……いやあああっ!!!」
アスカの心臓が狂ったように跳ねる。恐怖が全身を駆け巡り、アスカは自然と叫んでいた。
だが起き上がることも出来ない。ただ身に降りかかる惨事を待つだけだ。
135荒野の魔法少女 最終話 8/19:2010/06/02(水) 01:51:24 ID:8QseWlUK
「うあっ!!」
ゴーレムは大きな右手でアスカの身体を抱えるように持ち上げた。
硬く荒い表皮がほぼ裸の肌に突き刺さる。
「ぐふっ!!」
ゴーレムはアスカを掴む右手の親指でアスカの胸をドンドンと叩いた。
「ごっ!!がひっ!!うげっ!!うあああっ!!!」
胸を愛撫しようとしているのか、ゴーレムはしつこく繰り返す。
アスカは胸を叩かれるたびに肺を押しつぶされるような苦しみに襲われた。
「げぶぅええっ!!んがっ、いぎぃっ!!」
華奢な肋骨が軋む。息が苦しく、まだ胃に残る精液がまた逆流してきて吐き出してしまう。
どうやらゴーレムの知能レベルはあまり高くないらしい。
そして身体の大きさから受ける印象通り、繊細な動きなど出来はしない。
魔物使いの命令通りアスカを愛撫しようとするのだが、上手くできないのだ。
「ぐぎいいいいいいいっっっ!!!」
ゴーレムは叩くのを止めて、親指をアスカの右胸に押しつけた。
起伏のないアスカの胸は大して形を変えることもなく、ただ締め付けられる。
「お、おれるっ!!ほねが……折れるっ!!!」
アスカは必死で藻掻いた。土の魔法に殴打されて激痛が走る手足を懸命に動かし、ゴーレムの手指を叩く。
「ぎぃっ!?」
ゴーレムは効果なしと判断して動きを変えた。
押しつける動きから、円を描くように胸を刺激する動きに変える。
普通の魔物であれば、それは愛撫になりえたかもしれない。しかし、ゴーレムではそうもいかなかった。
大雑把な動きしか出来ないゴーレムの指使いはあまりにも荒かった。
右の乳首を押さえたまま、グッと身体の外側に指を動かす。
大きく引っ張られた肌が突っ張り、引き裂かれるような激痛を生んだ。
「いだいいだいいだいっ!!!さげるっ!!さけるっ!!!」
鋭利に尖った指先がアスカの胸に食い込み、刮ぎ取るように責め立てる。
これも違う。ゴーレムはそう思って指を離した。できの悪い頭で、しばし考える。
「いづっ!?」
ゴーレムは左手をアスカに近づけ、指の先端でアスカの右胸を摘み上げた。
「ひぎいいいいいいいいいいいっ!!!!」
同様に、右手で左胸を摘み上げる。すると、アスカは両方の胸で全身を持ち上げられることになった。
「あがああっ!!!とれるっ!!!乳首がっ!!!胸があああああっ!!!」
アスカは必死の形相で絶叫する。途轍もない痛みが胸から身体の末端まで駆け巡った。
しかしゴーレムはさらにアスカを痛めつける。両手の親指と人差し指でアスカの胸を摘み上げたまま、上下に揺さぶったのだ。
「ぎゃっ!!!あぎゃあああああああああああっっっっ!!!!」
アスカの小さな胸がゴムのように引き延ばされる。特に下に振れた時には本気で千切れてしまうに違いないと思った。
「あー、それ以上はマジで取れちゃうからストップ」
魔物使いが面倒臭そうに言うと、ゴーレムは突然アスカから指を離す。
「あぐっ!!くああっ……ひいぃっ、うわあああっ!!!」
アスカは激痛の治まらない胸を庇うように身体を丸く折り、小刻みに震えながら涙を流していた。
「あんたにはちょっと難しすぎたかな……」
そういう魔物使いの顔は笑顔で歪んでいる。意図的にやらせたのが見え見えだ。
「次はあんたでも出来ることをやってもらおうか」
魔物使いの言葉が、アスカを次の苦難へと導いた。
136荒野の魔法少女 最終話 9/19:2010/06/02(水) 01:51:55 ID:8QseWlUK
「も、もうやめ……んぁっ!!」
アスカは怯えきった表情で許しを請う。
だがゴーレムは命令に従うだけだ。アスカの懇願などなんの意味も持たない。
左手でアスカの身体をすくい上げる。両肩を締め付けるように握った。
右手で両足を持ち上げ、股間を覗き込む。アスカは恐怖に打ちのめされていた。
「うそ……ですよね?だって、入るようなものなんて……」
アスカは自分に言い聞かせるように言う。
全身のサイズが桁違いなゴーレムの、どの部分がアスカの股間に入り込むことが出来るというのだろうか。
ゴーレムは人差し指の先端をアスカの割れ目にあてがった。
「ぐぎぃっ!そん、な……むり……いあ゛あぁっ!!」
とても膣口に入りそうにない指を、ゴーレムはグリグリと回転させながら押しつける。
鋭利な岩肌がアスカの股間を引っ掻いた。切り裂かれるような痛みにアスカはのたうち回る。
「い゛やあああああああああああっ!!!!!!!」
アスカは頭を大きく仰け反らせて絶叫した。指の第一関節辺りまでが膣内に入り込んでいる。
凹凸が膣壁に刺さり、さらに中でも回転されて引っかき回された。
「ひっ、が、ぎっ……!!はがっ、ああああああっ!!!!」
デリケートな膣内を掻き乱されて、アスカは足をバタバタと動かしながら身悶えする。
ゴーレムの身体は人を相手にするにはあまりにも規格が違いすぎた。アスカの幼い身体では尚更だ。
それでも、ゴーレムは魔物使いの命令に従って指を奥へ奥へと突き入れていく。
「んがああっ!!!おぐっ!!おぐにあだっでっ!!!!
ゴーレムの指はアスカの膣に飲み込まれていき、子宮を潰すように突いた。
「が……あぐ、いぎっ!!!!」
アスカは呼吸困難に陥ったように切れ切れの息を吐く。
あまりのショックでどうやって息を吸えばいいのかが分からない。
無残なアスカに、ゴーレムは非情にも更なる責めを加えた。
「ごっ!!?ぎいいいいいいいいいいいいいっっ!!!」
親指を尻穴に挿入したのである。人差し指よりも太いそれを、無理矢理まっすぐに押し込む。
「ぐぎゃっ!!!ひぎいいいいっ!!!!」
アスカのアナルを引き裂きながら、親指は奥へとめり込んでいった。
巨大なゴーレムの指二本を前後の穴に埋められて、アスカは圧倒的な圧迫感で支配されている。
あろうことか、ゴーレムはその状態で指を抜き差しし出した。
「ぐげっ!!?はぎゃっ!!ん゛えええっ!!!」
アスカの膣と直腸を引き裂きながら、ゴーレムの指がピストンを続ける。
防衛反応として分泌された愛液も傷口からの血液も、潤滑油としての作用など果たせずにいた。
ゴーレムは二本の指を摘むようにして、アスカの肉を押し潰した。
「ぎえええええええええええええええええええっっっ!!!!」
股間が千切れるような苦痛でアスカは咆吼し、気を失う。
舌が飛び出したままの開いた口から、泡を吐き出していた。
137荒野の魔法少女 最終話 10/19:2010/06/02(水) 01:52:29 ID:8QseWlUK
「ぐぎいいっ!!!」
気を失って苦痛から逃れられたのも束の間、ゴーレムが尻穴から親指を引き抜く衝撃でアスカは飛び起きる。
「はひっ!!う……た、たすけっ……」
アスカは可愛らしい顔をグチャグチャに歪めながら恐怖におののいていた。
まだまだ終わる気配のない陵辱の中で、自分はどれほどに残虐な行為を受けなければならないのだろうか。
想像しただけで目眩がする。今すぐに殺して欲しいとすら思った。
ゴーレムは黙々と次の段階に向けて動き出す。アナルから抜いた親指を、人差し指が埋め尽くしている膣口に近づけた。
「え……!?嘘、ですよね……?」
アスカは引き攣った笑みを浮かべながら言う。本当の恐怖を前にしたとき、人は空虚に笑うしかないのだ。
ゴーレムが親指を無理に押し込み始めると、アスカの表情は凍り付いた。
「あがああああああああああっっ!!!」
そして、顔を真っ赤に染めて絶叫する。指一本でも無茶だったはずなのに、二本目の指がズブズブと奥へ侵入していく。
「はぎゃっ、あぎぎぎっ!!!ふがあああっ!!!!」
アスカは顔を振り乱しながら泣き叫ぶ。
なかなか入っていかない指をゴーレムは押しつけ、さらにアスカを掴む左手を押さえつけた。
「ぎゃうぅっ!!だじゅげっ、あがぎゃああああっ!!!!」
ゴーレムは親指が充分に侵入したと判断すると、二つの指でアスカの膣を押し広げる。
「ぎ……が、げ……うごあああああああああっっ!!!
開いた隙間に、中指を突き入れた。そして三本になった指でさらに膣を拡張する。
そして薬指を、さらに小指を挿入した。
「うげええええええええええええっ!!こわえっ、こわえうっ!!!!」
アスカは目を回して途轍もない苦しみに打ち震える。
「げぼっ!!!」
ついにゴーレムはその拳をアスカの中に押し込んでしまった。
「おごげえええっ!!!げうっ、ぶえええええええっっ!!!」
巨大な質量に内臓が圧迫され、アスカは胃の中の精液を絞り出されるように吐き出す。
腹には拳のシルエットがボコボコと浮かび上がっている。
ゴーレムはさらに子宮口に指を突き入れ、膣口にしたように子宮口も拡張しようとしていた。
「がぎぇっ!!!おぎょがああああああああああっっっ!!!!」
アスカは全身を震わせて奇妙な絶叫を上げる。
子宮口が広げられ、子宮内にままで拳が侵入してくる違和感が手足の先まで痺れさせた。
「ぃ……がひ……ぐげっ!!」
ゴーレムはアスカの足を掴み、下に引っ張る。子宮の奥を拳が押し上げ、股関節が外れる音がした。
もうアスカは何も叫べない。放心しているように、虚空をみつめるだけだった。
だが、アスカはこの行為があくまで「下準備」だったことをすぐに知ることになる。
138荒野の魔法少女 最終話 11/19:2010/06/02(水) 01:52:59 ID:8QseWlUK
「もういいでしょ。やっちゃいなさい」
魔物使いの言葉に反応して、ゴーレムは拳をグリグリと捻りながらアスカの子宮から引き抜いた。
「がぎぃっ!?うがががああああああっ!!!」
性器がそのまま捲れかえってしまうような衝撃でアスカは喚く。
ゴーレムの拳が抜けたアスカの股間にはポッカリと大きな空洞が口を開けていた。
拡張された膣穴はピンクと赤に彩られ、光の届かない最奥まで抉るように掘削されている。
その中を完全に支配しようと、ゴーレムのペニスが勇ましくいきり立っていた。
通常の生物とは異なる魔法生物であるゴーレムのペニスは、全身がそうであるように、岩から成っている。
「こわれ、ちゃうよ……。そんな……」
アスカは巨大なペニスを目の前に、ただ呆然と震えていた。
「大丈夫よ。壊れる直前で終わらせてあげるから」
魔物使いはカラカラと笑い、なんの救いにもならない言葉を吐く。
「……やりなさい」
ゴーレムは命を受けて、アスカを垂直にそびえるペニスの先端に腰掛けるように乗せると、両足を思い切り下に引っ張った。
「ぐがああああああああああああああああっっっ!!」
アスカは焼け付くような激痛と共に叫ぶ。
いくら膣が異常なほどに拡張されているとはいえ、ゴーレムの腕ほどもあるペニスを容易には受け入れられない。
カリに相当するらしい先端の大きな岩塊を半ばまで咥え込んだところで、アスカの身体はつっかえていた。
「ぎゃぎひぃっ!!んごげえええっ!!!んがああああああああああああああああっっっ!!!」
ゴーレムは奥まで押し込もうと両足を握りしめながら強引に引っ張る。
股関節を外し、足の骨に亀裂を入れながら、ゴーレムはアスカの体内にペニス先端の塊を埋めきった。
「え……ぐぎ、おぐ……ぐひぃ……っ」
アスカはショックで叫びも出ない。腹が今までになく硬質な膨らみを見せていた。
不格好に尖ったペニスは、アスカの中を容赦なく引き裂きながら子宮の奥まで貫いている。
だが、まだ先端までしか入っていない。ゴーレムはさらに両足を引っ張った。
「げ…………ぐぉっ……!!!!」
太く重い呻き声と共に、アスカの腹がゴムのように引き延ばされていく。
「グ……」
ゴーレムが小さく唸った。
「あら、もうイきそうなの?いいわよ、思いっきりやりなさい」
魔物使いの許可を得たゴーレムは、アスカの窮屈な身体から得る快感に任せ、アスカの中に精液をぶちまけた。
「ぶげええええええええっっっ!!!ごぐっ!!がごおおおおおおおおおおっっっっ!!!!」
脳まで揺さぶられるような爆発が身体の奥で起こり、アスカの身体は異様に変形する。
精液が放たれた勢いで楕円形に伸びた腹は、その後も精液に満たされて大きく膨らんでいた。
「…………」
アスカはもう気を失っている。これほどの苦痛に耐えられるはずがない。
「あらあら、ひ弱ねぇ。ま、いいわ。好きにやっちゃいなさいよ」
ゴーレムはもう反応を示すことも出来ないアスカの身体に思い切りペニスを押し込んだ。
ペニスが奥まで挿入されると、破れてしまわないのが不思議でならないほどに腹が歪む。
ゴーレムは三度の射精を短時間で連続して行った。
それを受け入れたアスカの身体は丸く膨らみ、人らしい体型を保つことすら出来ていない。
「……もう、これ以上は死んじゃうかしらね。ゴーレム、一度止めなさい」
命令に従順に、ゴーレムは動きを止め、アスカの身体を引き抜いた。
両肩を掴んで上に引っ張り上げる。肩の骨が砕けた音がしたが、誰もそれに反応する者はいなかった。
139荒野の魔法少女 最終話 12/19:2010/06/02(水) 01:53:37 ID:8QseWlUK
アスカは地面に投げ出されると、身体にため込んだ精液を延々と排出し続けた。
粘度の高い精液はなかなかこぼれていかず、腹がへこむ速度は極めて遅々としたものだ。
アスカは白目を剥いて、口を開き、まるで死体のようになんの反応も示していなかった。

(もう、終わりなのかな……)
アスカは悪夢のような現実から逃避した夢の中でそう思っていた。
これで終わってしまうのか。禁書はグラントに奪われ、エルードは魔物に占拠されて。
最悪の結末だ。こんなもののために、自分たちはこれまで必死で戦ってきたのだろうか?
(違う!)
アスカは声もなく叫んだ。
それだけは、断じて違う。なんとしても、グラントから禁書を取り戻さなければならない。
それが魔界の扉を閉じることに繋がらずとも、アスカは一心にそれを願った。

「うあああああああああああああああっ!!!!!」
突然アスカは覚醒し、絶叫する。
その手にはいつのまにか刀が握られている。アスカは生命力を魔力に変えて立ち上がっていた。
ひびが入り、折れた手足を魔力で動かせる程度に治癒し、命を燃やしてグラントに斬りかかる。
「だあああああああああああああああああっっっ!!」
アスカの速度に、魔物使いもゴーレムも反応できなかった。
一直線にグラントに向かうアスカを止める者はなく、グラントも指一本動かさずにいる。
(腕!腕を切り落とす!!)
禁書を持つ手を切り落とし、禁書を取り戻す。それだけに自分の存在全てを賭けていた。
全裸で精液に膨らんだ腹と広がった股間を晒しながらも、アスカは勇猛に向かっていく
そして、アスカの全魔力を帯びた刀がグラントを守る魔力を突き抜けた。
刃がグラントの腕触れる。
「うおおおおおおおおおおおおおっっ!!」
咆吼と共に、アスカは刀を全力で薙いだ。
ギィン、と轟音が響く。音が止むと、周囲は静寂に包まれた。
アスカは砂の上に膝をつき、無力に座り込む。その手に握られた刀は、刀身の半分を失っていた。
「あ……ああぁ……」
アスカは真の絶望に嘆いた。グラントには傷一つ付けられていない。ただ、その衣服を切り裂いただけだった。
「……ふん」
グラントはアスカを蹴り飛ばした。なんの抵抗もなく、アスカの身体は宙を舞う。
残った精液を股間から垂らしながら、アスカは荒野に倒れた。
(あ、私、死ぬんだ……)
もうアスカの心は戦うことを望まなかった。
すぐ目の前に迫った死を受け入れ、全てを諦める。
これで終わりなのだ。そう思った。
140荒野の魔法少女 最終話 13/19:2010/06/02(水) 01:54:10 ID:8QseWlUK
「アスカちゃんっ!!」
ライザの声が聞こえた。
アスカがやったのと同じように、ライザは残る全ての力を振り絞ってアスカに駆け寄った。
グラントと二体の魔物からアスカを庇うように、アスカの身体を抱きしめる。
「お前もまだ動けるのか……」
グラントは些か驚いたようすで呟いた。
だが、状況は変わらず最悪だ。どうやっても二人に勝ち目はない。
「アスカちゃん……」
ライザは生気を失ったアスカに語りかけた。
残る全ての魔力をかき集め、アスカの身体を包む。
「ら、ライザさ……」
ライザは唇を震わせるアスカに切ない笑顔を向け、小さく言った。
「ごめんね」
そして、ライザは魔力を解き放つ。アスカの身体は光に包まれて消え去った。
(まったく……最後に口をついた言葉が「ごめん」だなんてね。これじゃまるで……)
ライザは苦笑して立ち上がる。ただ一人、グラントに向かい合った。
「逃がしたか。だが、それが何になる?今すぐあいつを追いかけてもいいんだぞ?」
「いいえ、あなたは追わない」
ライザは何かを決心したような顔でグラントに言う。
「もうアスカちゃんへの興味は薄れてるんでしょう?あとは殺すだけのはずよ。
 それよりも、私を犯したくて堪らないんじゃない?
 わざわざイルシリアから連れ出して弄んだのは、最後に私を踏みにじりたいから。そうよね?」
「……なるほど。自分の立場をよく理解しているようだ」
「私は抵抗しない。だからアスカちゃんだけは見逃して」
ライザは懇願した。アスカを助けるためならば、自分の命など捨てる事を厭わない。
「別にいいさ。どうせ逃げ場なんてないんだからな」
「……どういうこと?」
不敵な笑みを浮かべるグラントをライザは睨み付けた。
「この世界は魔界の扉が開いた時点で封鎖された。お前達の故郷と同じだ。
 魔界の魔物がはびこるこの世界から脱出する事は出来ない。早晩、死ぬ事になるのは変わらないさ」
「……それでも。私は一秒でもアスカちゃんの命を長く守らなきゃいけないの!」
嘲笑うグラントの言葉に唇を噛みしめながら、ライザは震える声で言う。
アスカを巻き込んでしまったのは自分なのだ。あらゆる手段を用いてでもアスカのために自分の全てを捧げなければならない。
「無駄だと思うがな。しかし、それで無駄な抵抗をしないというなら手間が省ける。
 おい、こいつも犯してやれ。ただし、勝手に殺すなよ?」
グラントは魔物使いに命じた。
「いいわよぉ。私はこっちの子の方が好みなのよねぇ」
魔物使いは舌なめずりしながら手に持った鞭を鳴らす。
「さっきのガキよりも女として成熟してるし、自尊心をズタズタに引き裂くのもやりがいがありそうじゃない」
ライザはにじり寄る魔物使いから目を逸らさず、自らの責任として最後の陵辱を受け入れた。
141荒野の魔法少女 最終話 14/19:2010/06/02(水) 01:54:43 ID:8QseWlUK
「く……、あぐっ!」
魔物使いは鞭でライザの右手を絡め取り、投げ飛ばすようにライザの体を引き倒した。
地面に突っ伏したライザに上から被さる形で、魔物使いはライザに密着してくる。
身体と地面の間でひしゃげたライザの乳房を両脇から揉み上げた。
「ん……っ!」
魔物使いは身体を上下に揺すってライザの乳房を圧迫する。
むき出しの乳首が荒れた大地に擦れて、痛みと共に微かな快楽の兆しを見せていた。
「あらあら、もう先っぽ硬くしちゃって」
割り込んできた魔物使いの指が、ライザの乳首を挟む。
「んひぃっ!?」
指から発せられる魔力は、ライザの身体を直接振動させた。
乳首がバイブレータになってしまったように激しく震え、ライザは思わぬ快感に悶えた。
「あくうっ!!や、そん……なっ!!」
指の乳首を挟む力が強められていくにつれて、乳首の振動も激しくなる。
絞り上げられた乳首は地面に押しつけられ、柔らかな掘削機のごとく地面を非力に削った。
「ふうぅんっ!はぅ……あ、ふぁっ!!」
振動は乳首から乳頭へ、そして乳房全体へと範囲を広げていく。
挟まれたまま窮屈に振動する乳房は、ライザに抑圧された快楽を与えた。
強い快感はあるのだが、それに溺れきる事を許されないようなもどかしさがある。
「ひぅっ!?」
突然、ライザは窮屈さから解放された。魔物使いがライザの身体を持ち上げて起こしたのだ。
乳房を天に掲げるようにライザの身体は柔らかくしなり、反らされている。
「あひいいっ!!!んあっ、くううううっ!!!」
地面の圧迫から解放された乳房は、暴れるように激しく震えた。
魔物使いの指を深く飲み込みながら、吹き出る汗をまき散らす。
「ほら、気持ちいいでしょ?もっと感じなさい。いい声で鳴きなさいよ」
「ひきいいいいいいっ!!!」
ライザは堪えるように食いしばった歯の隙間から絞り出すような嬌声を響かせた。
気持ちいい。束縛を解かれて弾けんばかりに振動する乳房から全身に快感が染み渡っていく。
(だ、だめ……流されちゃ……っ!!)
ライザは歯をガチガチと鳴らしながら、必死で快楽に飲まれるのを拒んでいた。
だが、ライザの心が疑問を呈する。
(我慢する必要なんてあるの……?)
それは悪魔の囁きのようでもあった。
ライザはもう諦めているのだ。自分はもう逃げられないと知っている。
グラントの意図通り、魔物使いとゴーレムによって犯され、殺される以外に道がない事を知っている。
ならば、もういいではないか。高らかに嬌声を上げて、快楽に溺れ死ねばいい。
心地よさを拒み、辛い思いをする必要などないはずだ。
(でも、でも……っ!!)
「うあああああああああああっ!!!!」
ライザは絶頂に達する。涙を流しながら絶叫した。
快楽への抵抗を支えるのは、ライザの中にあるプライドだ。
決して屈したくない。例え力で負け、身体がどれほど反応しようとも、心だけは隷属したくなかった。
「くひいいいっ!!!んぐうううううううっっ!!!」
ライザの気持ちを踏みにじるように、身体は素直に続けざまの絶頂に震える。
魔物使いは鋭敏になっていくライザの乳首を摘んで捻り上げた。
「おああああああっっっ!!!!!」
ライザにはもう抵抗する術がない。
圧倒するような悦楽の波の中で、どこまで心が耐えられるというのだろうか。
「ひぐっ!あ……ぇぁあ……」
魔物使いが唐突にライザの身体を突き放す。
ライザは再び突っ伏し、這いつくばるように地面に顔を擦りつけた。
「正直になればいいのに」
呆れたように魔物使いが言い放つ。
ライザの頬を伝った涙が地面を濡らした時、同時に膣から零れた愛液が地面で小さく弾けた。
142荒野の魔法少女 最終話 15/19:2010/06/02(水) 01:55:14 ID:8QseWlUK
ライザは腰を浮かせて上半身は地面に這いつくばる格好のまま、ビクビクと痙攣を繰り返している。
「さて、と」
魔物使いは鞭をしならせた。バチン、と乾いた音が響く。
「いぐうううっっ!!!?」
ライザは突然背中を襲った痛みに跳ね上がった。
打たれた部分はすぐに熱を持って腫れ上がり、白い柔肌に赤い線を描く。
「ぐぎっ!!あぐ、くあああっ!!」
魔物使いは何度も鞭を振るい、ライザの身体に打ち付けた。
手加減などするはずもない。敏感になった肌を刮ぎ取る勢いで責め立てる。
「いづっ!!あう……ひぎいいいっ!!!」
ライザは地面を握りしめながら痛みに耐えた。叫び声を堪えきれないほどの苦痛に身をよじる。
だが、それだけではなかった。
「ふふ……こんなに鞭に打たれて、濡らしてるの?」
「ひゃうっ!!」
魔物使いがライザの股間をなぞると、甲高い声が上がった。
滴る愛液が魔物使いの指を濡らす。魔物使いはそれを舐め取った。
「とんだ淫乱ね。愛玩用の家畜としてはちょうどいいかもしれないけど」
魔物使いは言葉でライザをなじりながら、地面に付いていた鞭を振り上げる。
「ひぎゃああああああああああああああっ!!!!」
ライザは目を見開いて絶叫する。鞭はライザの股間を正確に打ち据えていた。
「ひ……あぎ……、あ、あぁ……」
あまりの痛みに、ライザの視界がチカチカと点滅する。痛みと共に、愛液も溢れ出した。
魔物使いの魔力は、媚薬を使わずともライザの身体を淫乱そのものに作り替えていたのだ。
今のライザは例え身体を文字通り貫かれても、その痛みを快感と錯覚してしまうだろう。
「がひぃっ!!あぎゃっ!!!んぎいいいいっ!!!!!」
魔物使いはライザの尻と股間に狙いを定めて鞭を振るった。
ライザは壮絶な叫びを上げながら痛みと快感に悶える。
地面についた膝はガクガクと震えていた。
「ほら、もう我慢できないんじゃないの?こんなに濡らしちゃってっ!」
「ぐぎいいいいいいっっっ!!!!!
魔物使いはライザの股間を蹴り上げた。さらに指先を膣内に挿入し、グリグリと抉るように押し込む。
「あがっ!!うがああああっ!!!」
腰を突き上げられて、ライザは苦しげに呻いた。苦痛なはずなのに、どうしようもなく感じてしまう。
「あああああああああああああああああっっっっ!!!!」
ライザは絶頂の感覚に貫かれた。魔物使いが足を抜くと、脱力して地面にへばりつくように倒れ込む。
「なかなかいい感度じゃない。これはもうしばらく楽しめそうね」
魔物使いはライザの顔を踏みにじりながら笑った。
143荒野の魔法少女 最終話 16/19:2010/06/02(水) 01:56:26 ID:8QseWlUK
地面に伏せって痙攣するライザの足をゴーレムが無造作に掴み、逆さに吊り上げる。
ライザは抵抗もせず、叫ぶこともせず、ただ無力に揺れていた。
長い髪が逆さに垂れ下がり、毛先が地面を擦る。
ゴーレムは両手で両足を掴み、魔物使いの前に差し出すようにした。
「うふふ……。見れば見るほどいい身体してるじゃない」
魔物使いの顔には残虐な笑みが浮かんでいる。嗜虐心をかき立てられ、堪える事が出来ない様子だ。
再び鞭を振るい、ライザの胸に打ち付ける。
「んぎぃっ!!!」
ライザの乳房は逆さにされても垂れ下がることなく、美麗な形を保ったまま揺れていた。
鞭が鮮やかな赤い傷を刻み、乳房は柔らかくたわんで弾む。
「ひぐっ、あひっ!!あ……うああっ!!!がっ!!んううっ!!」
何度も打ち付ける鞭の衝撃はライザの乳房を真っ赤に腫れ上がらせた。
乳首は何度も打ち据えられ、勃起しながらさらに腫れて膨らんでいる。
「いやあああああああああああああっっっ!!!」
ライザは痛みだけではない感覚によって悲鳴を上げた。
股間から噴き出した愛液が腹を伝って乳房まで垂れ落ちてくる。
「ほんと、感度のいいおっぱいねぇ。食べちゃいたいぐらい……」
「んぁ……っ!!」
魔物使いは鞭を手放し、ライザの乳房に直接手を触れた。
ただでさえ大きな乳房は、腫れ上がってさらに肥大化している。
みみず腫れとなった傷だらけで、魔物使いの指が触れるだけで突き刺すような痛みと快感が走った。
「あ〜〜んっ」
魔物使いはわざとらしい声を上げて、ライザの右の乳房にかぶりついた。
「んひいいいいぃっ!!!!!」
乳首を咥えるように先端を口に含み、鋭利な四つの犬歯を乳輪の縁に突き刺す。
「あむっ」
「ひゃうううううっっ!!」
右の乳房から口を離すと、もう一方にも同じように噛みついた。
ライザは悩ましげな声を上げ、乳房に空いた穴から血を垂らす。
「はっ……!!ひぅ……な、なに、これ……っ!?胸が……熱いっ!!」
ライザは頭に血が昇って呆然となった意識の中で、胸に生じた違和感に恐怖した。
鞭に打たれ、噛みつかれたことによる痛みや快感だけではない。もっと奥に染みこむような、沸き上がるような、激しい感覚。
「せっかくそんなに立派なおっぱいしてるんだもの。ただの飾りじゃもったいないでしょ?」
魔物使いは意味ありげに言い、両手でライザの二つの乳房を思い切り絞り上げた。
「ふあああああああっっっ!!!!」
感覚だけではなく、実態を持った何かが胸の奥から噴き出そうとしているのが分かる。
「いやああああああああああああああっっ!!!」
双方の乳首の先端から白濁した液体があふれ出した。
ライザは激しい快感と共に高らかな叫びを上げる。
噴き出す母乳はきりがない。豊かなライザの乳房でも蓄えきれないほどの量だ。
魔物使いはライザに噛みついた時、ライザの乳房の中に魔法を埋め込んだのだった。
それはライザの魔力を奪い取りながら、それを利用して魔力が枯れるまで延々と母乳を生みだしつづける。
「あら、美味しいじゃない」
魔物使いは母乳を指ですくい取り、舐めた。
そしてライザの乳首に直接口をつけ、思い切り吸い上げる。
「ひにゃあああっ!!!!ひゃめっ!!すわないれええっ!!!」
痛みなどかき消されてしまうほどの強烈な快感が襲い、ライザは舌も回らないほどになってしまった。
まるで延々と大量の射精を続けているかのような快感だ。
魔物使いの手によって乳牛のような搾乳をされ、ライザは抗いようもない連続絶頂の最中に投げ出された。
「ふやあああああああああああああああああっっっっ!!!!」
激しい嬌声と共に、ライザはより大量の母乳を噴き出す。
焦点の合わないライザの瞳は、すでに何も映していなかった。
144荒野の魔法少女 最終話 17/19:2010/06/02(水) 01:57:01 ID:8QseWlUK
「あはは、楽しかった」
魔物使いは変わらず母乳を垂れ流すライザを見ながら笑う。
「もういいわ。飽きちゃったし。やっちゃいなさい」
ゴーレムがその命に応じてライザの身体を持ち替える。
「ひうぅっ!」
突然、逆転していた世界が元に戻り、ライザの頭に昇った血が一気に全身へと巡っていく。
「あぁ、でもそのままじゃ芸がないわね。さっきと同じじゃ」
魔物使いが思いついたように言うと、突然ライザを支える力が消え去り、地面に投げ出される。
「あぐっ!」
ゴーレムの身体は、ライザの傍らで光に包まれていた。
ギシギシと重苦しい音を立てながら、ゴーレムの身体が変形していく。
岩が崩れてはまた結合することを繰り返し、瞬く間にゴーレムは二体に分裂していた。
内部の密度を減らしたためか、そのサイズは元の半分よりも相当大きい。
「さ、犯しちゃって!」
ゴーレムは改めてライザの身体を持ち上げる。
前後からライザを押しつぶすように挟み、人間の腕よりも遙かに太いペニスを膣と尻穴に押し当てた。
「うごええええええええええええええっっ!!!」
ライザの体内に二本のペニスが侵入する。
前方のゴーレムはライザの足を下に引っ張り、後方のゴーレムは腰を持ってペニスに押しつけた。
「が……ごげっ!!ぎひゃっ!!おごおおおおおおおおおおおおっっっ!!!」
ライザの胴体が膨れあがる。ゴーレムのペニスはライザの体内構造など無視するように強引に侵攻していった。
ペニスが根本まで押し込まれた思えば、ライザの身体が引き上げられる。
ペニスが抜けかければ、再びライザの身体は奥深くまでペニスをくわえ込まされる。
緩慢として破壊的なピストンは確実にライザの身体を蝕んでいった。
腹はボコボコと歪み、ゴーレムの岩肌に押しつけられた乳房は相変わらず膨大な量の母乳を吐き出し続けている。
ゴーレムは早くも射精の体勢に入った。前方が僅かに早く射精し、後方もそれを追うように精を放つ。
「おぼおおおおおおおおおおおっっっ!!!!」
腹が膨らむと同時に、ライザは口から精液を吐き出す。未だかつてないほどの勢いで、白い噴水が噴き上がった。
ゴーレムの射精はやはり短時間で連続している。
「げぼえええええええええええええええっ!!!」
「もがあああああああああっ!!ぶぎぇえええええええええっっ!!!!」
「おぶううううううううううっっ!!!ぶぎいいいいいいいいいいいいいいいっっっ!!!!」
三度、四度と射精は止まらない。
ライザは乳房から吐き出す母乳の何倍もの量の精液を口と膣と尻穴から噴き出す。
だが、吐き出す量よりも注がれる量の方が上回っている。
ライザの身体は風船のようにパンパンに膨れあがった。
「ぶぎゃあああああああああああああああああああっっっ!!!!」
ライザは精液に淀まされた叫びと共に意識を失った。
145荒野の魔法少女 最終話 18/19:2010/06/02(水) 01:57:32 ID:8QseWlUK
「そこまでだ」
グラントがさらにエスカレートしようとするゴーレムの動きを制する。
「やめなさい」
魔物使いが改めて命じると、ゴーレムはライザを引き抜いて放り投げた。
ライザの身体は勢いよく精液を吐き出し、徐々に縮んでいく。
「最後は俺が引導を渡してやろう」
グラントは精液と母乳を吐き出し続けるライザに手をかざした。
「ぐげえええええええええええええっっっっ!!!!」
荒野の大地が触手のように伸び、ライザの膣と尻穴を満たしていく。
ライザは急激に覚醒し、雄叫びを上げた。
「ごわれる゛っ!!!じぬううううっっ!!!!」
土の触手はライザの体内をくまなく犯す。精液で満たされた子宮の奥まで埋め尽くし、胃にまでせり上がる。
「げぎゃああああああああっっ!!!!」
触手が体内で無数の棘を生やした。それはライザの内臓を突き刺し、引き裂いていく。
そればかりか、触手は熱を持ち始めた。
「ぐぎょええええええええええええっ!!!!」
間抜けな声でライザは絶叫した。肉が焦げる嫌な臭いが鼻をつく。
ライザはあまりのことに失禁していた。チョロチョロと細い水が弧を描いて落ちていく。
グラントはそれすらも許さない。どこからか湧いてきた水がライザの尿道を塞ぎ、膀胱へと逆流していく。
「んぎゃああああああああああああああっっ」
水はすぐに熱湯となり、ライザを責め立てる。
「ぶぐああああああああああああああああっ!!!あぎゃぎゃぎゃがああああああああっっ!!!」
さらに強烈な電撃が全身を通り抜ける。
「ひぐえええええええええええっっ!!!」
何度も。
「ぐごっ!!いぎいいいっ!!!」
何度も。
「が……ぐぎ……っ」
何度も電撃はライザを焼け焦がし、ライザは次第に叫ぶ余力すらも失っていった。
グラントはあらゆる種類の魔法を使ってライザの身体を破壊していく。
そこには一欠片の慈悲すらも存在していない。
僅かな希望に縋って踊らされた哀れな魔法少女の身体が朽ちていくのを笑みを称えながら楽しんでいた。
「ぶげっ!!!」
触手はついにライザの喉を貫通した。さらに高く伸び、太く広がっていく。
「…………っ!!!」
ライザはもう呼吸すらも出来ない。もがく事も、悶える事も出来ず、全身を震わせるだけだった。
触手はライザを貫いたまま一本の柱のようになってそびえ立つ。
ライザの身体は次第に痙攣すらも失っていった。
(ごめんなさい、アスカちゃん……)
ライザは命がかき消える瞬間に、最後の謝罪をアスカに捧げる。
そして、ライザの身体は土の柱に貫かれた一つのオブジェと化した。
腹は膨らんだまま、不格好な姿で飾られている。母乳の噴出はようやく止まった。
「はは、無様なもんだな」
ライザの最後を見届け、グラントは非情な笑いを投げつける。
「もう帰っていいぞ」
グラントは魔物使いに言い放った。
「人間にもあんたみたいな最低のやつがいるのね」
魔物使いはグラントに最大の賛辞を送り、魔界へと帰って行く。
グラントはそれに目もやらず、ライザの亡骸を振り返ることもせずに姿を消した。
残されたのは、哀れな魔法少女の抜け殻のみ。
股間から漏れ出る精液が土の柱を伝わり落ちていった。
146荒野の魔法少女 最終話 19/19:2010/06/02(水) 01:58:03 ID:8QseWlUK
「う……ここは……?」
アスカは気がつくと、見慣れぬ場所にいた。町のようであるが、建物は見る影もなく破壊されている。
そこはすでに魔物で溢れかえっていた。逃げ惑う人々の悲鳴と魔物の叫び声が辺りに充満する。
「ひどい……」
アスカはそう呟く事しかできなかった。刀も折れ、アスカにはもうほとんど力が残っていない。
瓦礫の間を、魔物の目を逃れるように歩いて行った。
だが、逃げ切れるとは到底思えない。ライザが最後の力を振り絞ってまで逃がしてくれたというのに。
「え?これ……」
アスカは言葉を失う。崩れた建物の前には看板が半分に折れて転がっていた。
それは紛れもなくギルドの看板だ。アスカが何度も通ったギルド。ガルダ達が居た場所だ。
「あ……ああ……」
アスカは身体の震えを抑えられない。ここはアスカ達が暮らしていた町だったのだ。
見たこともない土地に思えるほど、町は面影を残していない。
「い、イナちゃん……っ!!」
アスカは胸のざわつきを覚えた。ここがあの町なら、宿屋にはイナがいるはずだ。
残された力を総動員して、アスカは必死で走った。
面影を残さないほど荒廃した町を、記憶を頼りに進んでいく。
魔物に見つかることなど気にする余裕もなかった。
ただただ走る。イナを助けなければ。その思いだけを胸に走る。
「…………え?」
そして、不意に立ち尽くした。
視界がぼやけていく。ただ一点だけをクリアに映し出したまま、それ以外は何も見えなくなる。
イナの姿がそこにあった。変わり果てたその身体は、複数の魔物に挟まれ、身体中の穴という穴を埋め尽くされている。
絶命しているのは一目瞭然だった。生きているはずがない。
群がる魔物達は、イナに挿入する穴がないことを知ると、新たに穴を開けさえしたのだから。
「うわあああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」
アスカは魂を震わせるように叫んだ。握りしめていた刀の残骸が光を放つ。
もう何も考えてはいなかった。怒りと絶望に任せ、その身体の全てを燃やし尽くすように力を解き放つ。
アスカの魔力を象徴する刀が霧散し、強大な衝撃波となって周囲を包んだ。
それは全てを飲み込み、破壊していく。魔物も、逃げ惑う人も、イナの亡骸すらも。アスカが見たくない現実を全て覆い隠すように。
「……あ…………」
魔力を全て放出し終えると、アスカは弱々しい息を漏らして倒れた。
そこには町があった痕跡すらもない。深く抉れた穴だけが広がり、その中心にアスカはいた。
「ごめん、なさい……」
アスカは誰にともなく謝罪の言葉を口にした。
それはライザに対するものだったのか、イナに対するものだったのか。
またはアスカが消し去った町の人々だったか、それとも、エルードに生きる全ての生き物だっただろうか。
こうして、アスカとライザの旅は終わりを告げた。ただ、エルードに悪夢だけをもたらして。
アスカは荒野の只中で、静かに瞳を閉じた。

/ 荒野の魔法少女END
147杏の人:2010/06/02(水) 01:58:57 ID:8QseWlUK
以上です。
これで「荒野の魔法少女」は終了となります。
次回からはまた連作となる別のストーリーをお送りします。
タイトルは「魔法少女を狩る者」となる予定です。
救いようのないBAD ENDといった感じの終わりとなりましたが、もう少し続きがあります。
その後のストーリーにつきましては、いずれお送りする予定ですので、気長に待って頂けると幸いです。

それでは、これからもお付き合い頂ければ嬉しく思います。
また次回お会いしましょう。
148名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 02:09:01 ID:2RfuOm12
うおー投下はえー 今日は体力ないから明日読ませて頂きます。乙です!
149名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 02:13:07 ID:8tKzcaT4
今読んでますけど、>>132,>>133が同じ文章ですよ?
長文物語の投下乙でした!
150杏の人:2010/06/02(水) 02:41:36 ID:8QseWlUK
>>149
ほんとですね、申し訳ない。
6/19について、以下に改めて投下させて頂きます。

あー、よりによって最終話で本文の投下ミスとは…。
151荒野の魔法少女 最終話 6/19:2010/06/02(水) 02:42:30 ID:8QseWlUK
「おい、休んでるんじゃない」
グラントはアスカを後ろから持ち上げる。腹を抱えてお辞儀をする様な格好で立たせた。
両手をじわりじわりと上へ這うように移動させ、アスカの乳首を摘み上げる。
「ひうっ!!!」
アスカが弾けるような甲高い悲鳴を上げると、アスカの口から精液が飛沫になって飛び出した。
グラントはアスカの平らな胸を揉みしだく。左の乳頭をグッと捻り、右の乳首に爪を立てた。
「いだっ!!やめ……むね、いたいっ!!」
「はは、そりゃ痛くしてるんだから当然だろ」
グラントは愉快そうに笑い、さらに両方の手に力を込めて前に引っ張る。
「んぎいいいいいいいいっ!!!」
敏感な胸が千切れるかと思うぐらいに引っ張られて、アスカは苦痛の叫びを上げた。
そのままグラントは指を擦り合わせるようにして胸の先端を弄る。
乳首に爪が食い込み、乳輪に内出血の後が刻まれた。
「そろそろ挿れてやるか」
「いぎっ!!や、やだっ!!やめ……」
アスカの拒絶の言葉も終わらないうちに、グラントは硬く勃起したペニスを後背位でアスカの中に挿入した。
「うぐうううううううっ!!!!」
鋭い痛みでアスカの身体がビクビクと震える。股間の割れ目がそのまま裂けて、身体が真っ二つになるような気すらした。
「おら、いくぞっ!!!」
グラントはアスカの髪を無造作に掴んで腰を打ち付ける。
アスカは背中を折れそうなほどに反り返らせ、傷ついた胸を張るような体勢でグラントのペニスに揺さぶられた。
「うぎゃっ!!あぐぅ……ぎうっ!!!くあああああっ!!!」
アスカはグラントのペニスが膣の奥に深々と刺さるたびに空気が漏れるような悲鳴を上げた。
ペニスは子宮口をガンガンと容赦なく叩き、内臓全体が揺さぶられるような感覚に襲われる。
「うああああああああああああああっっ!!!かみっ!!あたまいたいっ!!!」
グラントが余りにも髪を引っ張るので、アスカの髪は何本も引き抜かれ、頭皮が激しく痛んだ。
アスカのサイドテールを作っている髪留めが千切れ飛ぶ。
「んぐうっ!!うわああああああっ!!!!」
グラントのピストン運動は激しさを増す一方だ。
片手で髪を掴み、片手で胸を弄りながら、アスカの身体を思い切り突く。
「おらっ!!受け取れっ!!」
グラントは射精の予感を覚え、ペニスをアスカの膣の最奥まで突き入れた。
子宮口にペニスの先端をあて、直接子宮内に精液を注ぎ込む。
「うああああっ!!!おなかのなか……入ってくるっ!!!」
アスカは激しい熱と圧迫感が身体を奥で感じる。
子宮内に射精されると、自分の身体が蹂躙されていることを実感させられる。
自分の中の大切なものを踏みにじられ、深い悲しみが身体中を支配する。
「あああああああああああああああっっっっ!!!」
アスカは泣き叫んだ。自分の不甲斐なさが悲しい。
この世界を守ることができなかった。禁書を葬り去るどころか、今この世界は魔界の魔物で溢れかえっているのだ。
「ぐあっ、うああああああっ!!!」
グラントの長い射精がアスカの子宮をミチミチと膨らませていく。
痛い。痛い。アスカはこの痛みが自分だけのものだとは思えなかった。
いま世界中で、アスカと同様に多くの人が陵辱され、虐殺されている。
その罪を背負って、アスカはこれほどの苦しみを味わわされているのだと思った。
「が……ああっ!!!」
グラントが髪から手を離すと、アスカの頭はダランと垂れ下がった。腕も力なく揺れている。
「なんだ、もう限界か?」
グラントはつまらなそうに言う。仕方なしにペニスを抜き、アスカの身体を投げ出した。
「これからが本番だけどな。どんなに疲弊してても、すぐに目が覚めるさ」
グラントの不吉な宣言に怯えながら、アスカは地べたで精液を垂れ流して震え続けていた。
152杏の人:2010/06/02(水) 02:50:15 ID:8QseWlUK
というわけで、訂正して再投下させて頂きました。
ほんと、最後に申し訳ありません。

ちゃんと順番通りに並んでいるのを読みたい方は、ブログの方にも載せていますので、そちらでお願いします。
ttp://magicalaz.blog117.fc2.com/blog-entry-78.html

それでは、これで本当に投下終了とさせて頂きます。
153名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 13:11:41 ID:RKtudCsR
乙でした。
154名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 13:55:11 ID:KH6iQ+7q
>>152
GJ!!!
まさに荒野の魔法少女ってタイトルに相応しい殺伐としたラストになったね
杏にはあったハッピーエンドが無いってのも凄い。この後味の悪さは異常。この結末の苦さが良いね。
何故かデビルマンの最後が浮かんだ
次タイトルに追加エピソードが次に控えているそうなんで楽しみ。
息切れしない程度に頑張ってね
155名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:56:58 ID:P/nv2Cc0
>>33みたいな無粋なことを書いた者ですが、そんなストライクゾーンのズレなど軽く乗り越えてしまう、
凄惨かつ徹底した凌辱に、否応なく引き込まれました
少々の嗜好の違いなど物ともしない魅力ある力作に、ただ惜しみない拍手を
156名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 00:12:06 ID:TtFrDOvS
GJ!!
この徹底した凌辱は最高だった
次のタイトルも期待して待ってる
157名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 01:10:31 ID:3w1JWUd5
BADENDって単語じゃ済まされないどうしようもない結末に魅かれます。
話が長く続いているだけに普通のENDがあると思い込んでわりとショックだったかもしれません。
拡張を通り越してる凌辱も凄すぎる。GJです。
158名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 23:26:09 ID:golT0WVE
GJ!
ライザはあの薬、飲まなかったみたいですね。
そして、魔法少女完全敗北ENDに新たな一ページが刻まれた・・・
159マユの人:2010/06/04(金) 23:31:33 ID:ghxbZn86
こんばんわ、マユの人です。
リィンを惜しむ声の大さにちょっとビックリしています。
ただ、リィンルート、アゼルルートってな感じにストーリーも展開を考えてたので…今作ではリィンはアゼルの代わりに死ぬ立場にする必要がありました。
アゼルについては、土日の間に投下予定の5話で色々明かしていきます。

妹がラフ画ですがラディを描いてくれたのでうpします。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org938619.jpg.html
マユちゃん描いてくれと言いましたが、忙しいそうで描いてくれません。(´・ω・`)
160名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 23:54:25 ID:N/fAJ553
妹だと
もしかしてこの話妹に見せてるの?
161マユの人:2010/06/05(土) 00:03:45 ID:ghxbZn86
いえ、ラディは昔に二人合作で書いていた作品のキャラが元で、彼を出してると話したら描いてくれました。
妹には見せれるわけないですよw
162名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 00:22:55 ID:1VSQVul5
おいーwwそれでも妹さんが万が一キャラ名でググったらこのスレやらまとめサイト出てきて大変じゃねーのwww
163名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 00:29:27 ID:1GrXV8Q3
そんなことになったら俺なら樹海に行くww
164マユの人:2010/06/05(土) 00:37:42 ID:QRSyb2Tr
…まぁ、彼の名前だけで引っかかる事は無いでしょうw
165名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 00:58:19 ID:P8nYOLfr
ここは、HUNTERのカイトのごとく、死してなお復活させられて陵辱されたり、苗床にされるリィンに期待

・・・と思ったが、リィンちゃん程度の雑魚では(しかも初陣で死んだなら、まだ修行も終わってない新兵時代だ)
そこまでする価値を魔物たちに認めてもらえないか
166名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 14:27:52 ID:1zLZkvkr
今日明日には五話投下か!
負け犬プリンセスの最初で最後のやられっぷに期待!
167名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 20:49:00 ID:Rym/X+Ot
>>164
ラディウス マユの検索ワードでググッたらこのスレが候補の一番上に来るんだがw
168マユの人:2010/06/05(土) 20:56:15 ID:QRSyb2Tr
旅に出ます
169マユの人:2010/06/05(土) 21:03:10 ID:QRSyb2Tr
と、言うのは冗談で、まぁ見られても問題無いです。
これ以上このネタはご勘弁をw
170妄想プロット1/2:2010/06/05(土) 21:40:41 ID:8XXCuRAX
脳内に妄想が膨れ上がったが、とても作品化できる自信はないので公開してみる。



ある世界に存在する魔法少女を育成するための学院。
卒業した生徒は細かくレベル分けされて、様々な世界へ魔族との戦いに赴く。
主人公は少しドジだけど、すばらしい素質を備えており将来を嘱望されている少女。
最高レベルの成績で卒業したお姉さまな先輩を目標にして日々頑張っていた。
ちなみにお姉さまとは生徒間での禁忌である百合行為を行い、肉親以上の情愛を交わしていた。


学院には異なる世界から魔法の才能を見出された少女が赤ん坊のうちから連れてこられる。
ある日連れてこられた赤ん坊に、何か惹かれるものを感じる主人公。
髪の色や顔のつくりは似ていないのに、どうしてもその赤ちゃんから先輩の気配を感じてしまうのだった。
赤ちゃんに残された先輩の気配の残滓に導かれるように、学院の地下深く、入る事を固く禁じられた
地下迷宮に足を踏み入れていく。
そこに広がっていたのは、魔族に犯され孕まされる魔法少女たち。
彼女たちは最高レベルの成績で卒業して、最も魔族との戦いが激しい世界に派遣されたと学院の教師から
伝えられていた少女たちだった。


呆然とする主人公の目が同じように犯される先輩の姿を捉える。
虚ろな顔を晒し、ただなすがままに触手に犯されている先輩。
主人公の前に学院の校長が姿を現して真実を告げる。

「最高レベルの魔法少女は、捕らえた魔族と交配させて両親から大量の魔力を伝えられた赤ん坊を産ませる」
「その赤ん坊を教育する事で魔法少女が誕生する」
「だいたい魔族の血が4分の1ほど受け継がれた魔法少女が、最も能力が高い」
「そのため、魔族とのハーフの魔法少女は、人間に犯させる。
その結果生まれてきた魔族のクォーターの魔法少女は魔族と犯させ、次にほぼ魔族とのハーフの魔法少女を
産ませる事を繰り返すことで学院は魔法少女の育成を図ってきた」
「先輩も主人公も魔族とのクォーター世代」

今まで学院の生徒に暴かれなかった秘密を主人公が知ってしまったのは、先輩との百合行為のせい。
それで先輩と主人公の魔力の結びつきが強くなってしまったため、先輩の魔力に導かれてここに来れた。
ちなみに絶え間ない凌辱と出産に屈服し、泣き叫びながら先輩はその事実を洗いざらい吐いたので
校長は主人公が来るであろう事を知っていた。
校長から先輩の精神が崩壊する寸前には、彼女はただひたすら主人公に助けを求められていたと言われ
怒りで素質を覚醒させた主人公が、魔法少女に変身して校長に襲いかかる。


すると校長は魔族のように身体の形を変え、激闘が始まる。
主人公も善戦するも、あと一歩のところで敗北。
捕らえられた主人公の前に、学院の教師が次々と現れる。
いずれも魔族にその形を変えると一斉に襲いかかった。
実は先輩たちを犯していた魔族も学院の教師が姿を変えたもの。
絶え間ない凌辱の中、主人公は生ける屍と化した先輩に助けを求め続けた。


何事も無く教師と生徒たちが暮らす学院。
主人公は早めに魔法少女として異世界に赴いたとクラスメイトたちには説明された。
そんな彼女たちに、新たに学院にやってきた赤ん坊が披露される。
その母が友人である事に彼女らは誰も気づかなかった。
171妄想プロット2/2:2010/06/05(土) 21:42:18 ID:8XXCuRAX
学院を設立し、教師として魔法少女を育てているのは実は魔族。
彼らは捕らえた魔法少女を犯し、その卵子をも犯して産まれた魔法少女と魔族のハーフの方が
ただ卵を植えつけて産ませた魔族よりも強い事に気づいた。
そして、捕らえた魔法少女から、次々とまがい物、イミテーションの魔法少女を生み出していった。
イミテーションの魔法少女には産まれてからすぐに洗脳と魔法の習得を合わせた教育を受けさせ、
その機関として学院が設立された。
彼女らは学院を卒業したら魔族と戦っていると思い込まされているが、本当の戦いの相手はオリジナルの
魔法少女たちだった。
赤ん坊のときからの強力な魔法の洗脳によってその真実を見抜く事は無い。
オリジナルの魔法少女たちは魔族、そして次々と産み出されるイミテーションの魔法少女、かつての仲間たちの
子孫との戦いによってどんどん窮地に追いやられていた。


イミテーションの魔法少女が魔族を倒すと浄化の魔法をかけるとやがて魔族の身体は光の粒に変化して消失する。
そう彼女らに見えている光景で本当に倒されているのはオリジナルの魔法少女。
そして実際の光景は、浄化の魔法とされるものを唱えた瞬間、夥しい魔物が召喚され、一斉に倒れている
オリジナルの魔法少女に襲い掛かる。
激しすぎる凌辱にやがて彼女は息絶える。
するとイミテーションの魔法少女には魔族が消失したように見えるのだった。

同じように、捕らえた弱い魔族を相手に行われる模擬訓練。
これも、まだかよわく幼いオリジナルの魔法少女にイミテーションの魔法少女たちが一斉に触手を召喚して
犯し殺すのが真実の姿だった。
姿が同じ少女たちに、オリジナルの魔法少女は泣き叫びながら必死に救いを求めるが彼女らに届く事は無い。
やがてその悲鳴が途絶えると、イミテーションの魔法少女たちは課題を成し遂げた達成感で笑顔で訓練場を後にする。
その足元に転がっている幼女の亡骸に気づく事は無かった。


先輩や主人公が産んだ魔法少女らも、時空を操作する魔族の術でどんどん成長して次々に実戦投入され始める。
親の因縁からか、彼女らのコンビネーションは抜群で次々とオリジナルの魔法少女を犯し殺していくのだった。
172名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 23:36:59 ID:cSztYg0x
1まではあるかなーっと思ったら2の真相が激しすぎてわらった。
かなりきつい展開なだけに素敵だが、確かに書くのが難しそう。
大作魔法少女エロゲーっぽい。
173名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 23:55:39 ID:P8nYOLfr
リィンちゃんは負け犬ではない!
本人に自覚はないが、どう考えても自分の力量以上の相手(主にラディウスとか)を
割と長時間、健気に足止めしている、立派な決死陽動戦力なのだ!
まあ、マユちゃんがすぐに同じ場所に飛んで火に入るから、その犠牲が活かされたことはないが

>>170
>学院には異なる世界から魔法の才能を見出された少女が赤ん坊のうちから連れてこられる。
共和国時代のジェダイの聖堂みたいなストイックな施設だなー
などと思っていた瞬間が、私にもありましたw
てか、それ、真相はここに書いちゃだめじゃんw
174名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 00:19:17 ID:YD0s3YgN
それ、ラディウスやない。レドリックや
175名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 00:24:22 ID:YD0s3YgN
たとえアゼルが女の子でも、普通に子供のころから女の子だと勘違いして恋心寄せてそうだよな、リィンw
いや、女の子だと気づいて寄せていても構わんが
176マユの人:2010/06/06(日) 00:27:39 ID:mbjoSMYd
明日のお昼くらいに投下しようと考えてましたが、投下があったので
延期した方がいいですかね
177名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 00:48:02 ID:YD0s3YgN
投下って、前スレの埋め兼新作投下のことか、それとも上のプロットのこと?
どちらも、それのために新スレでの通常投下が待機に入るってのは、なんか変な気がする

荒野の最終回のことなら、作者さんが○日くらい空ければいいかなって、自分で納得できるまで待てば良いかと
現状、投下が続くことでスレの障害になるというほどの状態ではないし、独断で決めていいんじゃないかな
178マユの人:2010/06/06(日) 11:06:14 ID:mbjoSMYd
それでは、投下を行います。
今回は苦痛系メインで陵殺と虐殺シーンが有りますので、苦手な方はご注意ください。
人物紹介の後に、投下を開始します。
179魔法少女マユ 人物紹介:2010/06/06(日) 11:07:57 ID:mbjoSMYd
『秋月真由(マユ)』
14歳 両親と3人で、平穏な生活を送っていたが。ユーリィと出会った事で、戦いに身を投じる事になる。
背は小柄で、背中の半ばほどまで届く栗色の髪を後ろで纏めている。
変身時のコスチュームは桜色のミニスカートに赤を基調としたジャケットを纏っている。
『ユーリィ』
異世界エルメリアの住人である妖精、マユのパートナーとして彼女の戦いをサポートを行う。
長いストレートの青髪にフリフリのついた白やピンクのドレスを着ている。

『ヴァルアス』
魔族の王 100年前の戦いで敗れた先代の跡を継ぎ魔族を統率する。表の顔は製薬業を中心とした巨大複合企業の社長。
銀髪の髪をオールバックにしている。黒のスーツを好んで着る。
その真の姿は、黒い装甲を身に包む巨大な竜。
『レドリック』
魔王ヴァルアス腹心の最高位魔族、彼の側近を務め、表でも社長秘書室長を務める青年。
焦茶の髪を肩に触れるくらいに伸ばしていて、グレーのスーツをいつも着ている。
ラディウスとは子供の頃からの付き合いで悪友関係。
『セディア』
魔族の人間狩りの指揮官。 組織内での序列は低く攻略軍に参加できず、地上での人間狩りをする担当に回されていた。
度重なる失敗により失脚、王の制裁を受け、資料整理の身に堕ちる…
黒い髪をセミロングにしていて、露出の際どい黒の服を好んで着ている。
『ラディウス』
セディアの弟 魔族の造魔開発においての中核メンバーで、王の信任厚い人物。
長い黒髪を三つ編みのお下げにしている。常に白衣に身を包む。15歳くらいの背格好。
師リレイアの元で技術を学び、その知識を武器に組織内で高い地位を得ている。
『リレイア』
魔族技術部総括で、ラディウスの師。組織内でも最古参の部類に入る最高幹部。
白衣を常に纏っている。長い金髪は、手入れがあまりされておらず伸ばし放題といった状態。
いつでも寝れる様にと、アイマスクを額にひっかけている。
『ゲリオス』
魔族エルメリア攻略軍を統括する将軍、中央軍集団主将。
三つ首の手足の生えた黒い蛇の姿で、白を基調とした黒や金で彩られた法衣を着ている。
先王の代から王に仕える、組織の最古参の幹部で、他の幹部達の纏め役を務める。
『ルフィリア』
エルメリアの魔族勢力圏を統治する総督、及び中央軍集団副将。
長い金髪と宝石の様に青く澄んだ瞳が印象的な少女、白を基調とした法衣を着ている。
年の頃は15歳くらいだが、幼い顔立ちをしている。温厚な性格だが、怒らせると内に秘めた膨大な魔力で、破壊の限りを尽くす。
リグヴェードとは恋仲で、彼の我儘に振り回されがちであるが、それについては彼女は不満などは覚えていない。
『リグヴェード』
魔族エルメリア攻略軍南方軍集団を率いる将軍。
癖の強い白髪を、肩の辺りまで伸ばしている、瞳の色は金。黒を基調とした軍服を着崩して着ている。
一見力押しに頼る様な印象を受けるが、機動戦術を駆使する卓越した戦略家。
『アーディッツ』
魔族エルメリア攻略軍北方軍集団を率いる将軍。
黒髪黒眼で銀縁眼鏡をかけていて、黒を基調とした軍服を纏う。
非常に冷酷で残忍な性格で、戦場で捕えた少女などを嬲り、その苦しむ様を楽しんでいる。
180魔法少女マユ 第五話 1/26:2010/06/06(日) 11:10:59 ID:mbjoSMYd
傷ついたマユ達を抱えたアゼルは、とある民家の中に現れる。
転移してきたアゼルを、一人の女性が迎えた。
「ただいま、姉さん」
「お帰りアゼル。二人の容体は?」
「あまり良くない…二人ともかなり魔力を奪われてる、すぐに手当てしないと」
アゼルは彼女と言葉を交わしながら、家の中へと上がった。
女性の年齢は19歳くらいか…アゼルより少し背の高いモデルの様な締まった体に、柄の無い白のTシャツとジーンズを身に着けていた。
長く艶やかな黒のストレートの髪を腰の辺りまで伸ばしていて、青く澄んだ瞳からは気の強そうな印象を受ける。
彼女の名前はニーナ、アゼルの姉で共にエルメリアから来た魔法使いだ。
「っ…酷い事するわね…治療の前に浄化をするわ」
マユ達の白く汚された体やボロボロの衣服を見て、彼女は顔を顰める。
ニーナが用意した大きなタオルを数枚床に敷き、その上にマユ達を寝かせた。
彼女達の側に来たニーナが、彼女達の体を侵す精液や媚薬の浄化を始める。
それを見ていたアゼルは、目を閉じて変身を解除した。
アゼルの体が光に包まれて、青いYシャツの下にジーンズという姿になる。
燃える様に赤い髪と瞳は、黒に変化していた。
こちらでは目立つと判断して、普段はこの色に変化させているのだ。
「アゼル、ニーナ、その子かい?」
奥の部屋からかけられた声に、アゼル達は声のした方を向く。
部屋から、一人の青年が出てくる。
年の頃は二十代半ばといったところか、黒の上下の服の上に白衣を纏い、眼鏡をかけている。
亜麻色の髪を肩の辺りまで伸ばし、やや童顔気味な顔立ちをしていた。
「あ、ランディ…かなり衰弱してるわ。浄化が終わったらすぐに治療をお願い」
「分かったよ。もう少ししたら準備も終わるから、浄化が終わり次第連れて来て」
ニーナの言葉に、ランディと呼ばれた青年は頷いて部屋の奥に戻っていく。
マユ達の体の浄化を終えたニーナ達は、ランディの待つ部屋へと二人を運ぶ。
「……危ない所だったね、これ以上魔力を吸われていたら、二人とも命に危険が生じてただろうね…」
二人の治療を行いながら、ランディは安堵の息を漏らす。
「アンタのお陰ね、アゼル。悪かったわね一人で行かせて…アタシも来て早々応援要請受けちゃったから」
「ん…謝らなくてもいいよ、姉さん」
姉に頭をクシャクシャとされながら、アゼルは言う。
アゼル達3人は、ユーリィとそのパートナーであるマユを支援する為に、エルメリアから派遣されてきたのだ。
彼女達の担当する範囲では、強力な造魔が度々投入され、更には造魔製造を統括するドクター・ラディウスまで姿を見せている。
ユーリィからの報告を聞いたエルメリア側の上層部は、3人の派遣を決定した。
そして3人は少し前に現地に到着したのだが、その時マユ達は新型の機獣と交戦中だった。
アゼルは彼女達の救援に向かい、連れ去られそうになっていた彼女達を救出する。
181魔法少女マユ 第五話 2/26:2010/06/06(日) 11:11:52 ID:mbjoSMYd
「君の言う特徴からして、その機獣を引き連れていた女魔族は、リレイアだね…
 攻略軍を統率する将軍ゲリオスと同じく、前大戦から魔族の幹部を務める最古参の実力者だ。
 今は前線を退いて、研究開発に関わってるらしい」
アゼルからマユ達を襲っていた女魔族の特徴を聞いたランディは、リレイアについて語りだす。
エルメリア側も魔族の組織については、ある程度分析を進めていて、彼女の立場についても分かっていた。
「なるほどねぇ…この子達とんでもないのに狙われてるみたいね」
険しい表情をしながら、ニーナも彼の言葉に答える。
「ああ、これからは僕達がサポートして上げないとね…彼女達を狙ってか、この近辺での魔族の出没率は異常に高い」
「もしくは…この辺が敵のお膝元ってとこかしら?」
「うーん…それは、他の仲間達の情報を含めて分析してみないと、何とも言えないね」
ニーナの言葉に、首を傾げながらランディは答える。
後方支援要員としてこちらに来たランディの役目は、二人やマユ達の治療などのサポートの他に、
他の仲間達が収集した情報を元に、魔族の動きや彼らの本拠地を調べる事だった。
「よし、処置は終わったよ。多分朝までには目を覚ますと思う」
「じゃないと、ちょっと困るわね。この子の家族が、居ない事を知ったら面倒な事になっちゃうわ」
「あ、あははは…そ、その時はこっそり彼女の家のベッドに運ぶしかないね」
苦笑しながら語るランディに、同じ様に苦笑しながらニーナも頷く。
「アゼル、二人の様子を見ててくれる?私とランディは、コーネリア様への報告や他の仲間と連絡取らなきゃいけないの」
「うん、分かった」
姉の言葉に頷くと、アゼルはベッドに眠るマユ達の側の椅子に腰かける。
ニーナとランディは言葉を交わしながら部屋を出ていく。
(姉さん達の話が本当なら…ここに志願して正解だったな…)
ベッドに眠るマユとユーリィを見つめながら、アゼルは心中で呟く。
アゼルはある目的が有ってこの支援要員の任務に志願した。
この地に存在する魔族の本拠地を突きとめる事…そして、そこに居るはずのとある魔族を討つ…それが目的だった。
「リィン…」
ポツリと呟いたアゼルは、胸元に下げているペンダントを取り出し、それを開く。
ペンダントの中には、一枚の写真が入っていた。
写真にはアゼルとニーナ、そしてもう一人、アゼルより少し背の小さい金髪の少女が微笑みながら立っている。
俯いたアゼルは、ペンダントを握りしめて肩を震わせていた。
「仇は…取るよ。絶対に…」
絞り出すような声で言ったアゼルの脳裏に、あの時の記憶が蘇る。
絶対に忘れられない、絶望に彩られた惨劇の記憶が…
182魔法少女マユ 第五話 3/26:2010/06/06(日) 11:12:38 ID:mbjoSMYd
魔族達の再来から一か月が過ぎた頃…
破竹の勢いで進撃を繰り返す魔族軍は、次々と人間側の防衛線を切り崩し、勢力圏を広げている。
拡大を続ける戦線に対応する為に、エルメリア軍上層部は、教練コースを修了したばかりの若い兵士達も、戦線に投入する事を決定する。
若い兵士達が、隊列を組みながら平原を進んでいく。
彼らは、魔族軍の物資の輸送拠点の襲撃の為に進軍していた。
殆どは20前後の若い青年や女性だが、中にはまだ幼い少年や少女も混じってる。
「おい、聞いたか?3度目のザルカヴェイドへの攻撃が失敗したらしいぞ…」
「ああ…攻撃部隊は全滅らしい。交易都市リーティスも、中央軍集団に攻め落とされたって話だ。
 連中こちらに存在しない様な毒ガスを使用したらしい…それで住人の殆どが動けなくなった所を攻め込んできたそうだ」
「南方のベルグト砦じゃ、バカでかい狼の化物が現れたらしいぞ、そいつは凄まじい雷撃を操って、たった一体で砦を半壊させたらしい」
兵士たちの間で囁かれる会話は、どれも芳しくない話ばかりだった。
現在エルメリア軍は、物量に勝る魔族軍に苦戦を強いられていた。
魔族達は巧みな用兵で人間側を翻弄し、着実に軍を進めている。
兵士達は皆、不安そうな表情で言葉を交わしていた。
その部隊に参加していたアゼルは、黙り込んだまま歩いている。
しばらく無言で歩き続けていたが、ふと隣を歩く少女が目に止まった。
ツインテールにした薄いブロンドの髪を揺らすその少女の顔は、緊張した面持ちで歩いている。
手にしたロッドを強く握りしめ、時折何かに怯える様に肩を震わせていた。
そんな彼女を見て、アゼルは出来る限り優しく微笑んで、彼女に言葉をかける。
「…大丈夫だよ。リィン」
「アゼル…」
声をかけられた少女リィンは、アゼルの顔を見上げた。
「そんなに敵の数は多くないって話だし、大人の人達も沢山参加するんだ。大丈夫」
「そ、そう…だよね…」
安心させる様に優しく語りかけるアゼルに、リィンは少し落ち着きを取り戻したようだ。
つられて笑う彼女の頭に手を置いて、アゼルはよく彼女に言っている言葉を紡ぐ。
「何かあったら、リィンは僕が守るよ」
優しく微笑みながら、アゼルはリィンの頭を撫でる。
「うん…ありがとう、アゼル」
リィンは微笑んで頷く。
アゼルとリィンは、幼い頃からずっと一緒だった。
一つ年下の彼女を、アゼルは実の妹の様に可愛がっている。
リィンもそんなアゼルを頼りにし、慕っていた。
(何かあったら、僕がリィンを守るんだ)
嬉しそうに笑っている彼女を見ながら、アゼルは心中で決意を固める。
大丈夫、簡単な任務だ。大人達も一緒だ…
共に行軍する少年少女達も同じように考えていた。
程なくして部隊は作戦地域に到達し、作戦が始まった。
183魔法少女マユ 第五話 4/26:2010/06/06(日) 11:13:53 ID:mbjoSMYd
「…何事だ?」
陣地の外から聞こえてくる音に、椅子に座っていたヴァルアスは目を開き、傍らに控えていた少女に尋ねる。
「あ、あのあの…敵襲の様ですぅ。現在レドく…レドリック卿が状況を確認していますぅ」
オドオドとしながら答えるルフィリア。
彼女の頭の上には銀色の双頭竜が、腕には黒い甲虫が抱えられ、それぞれ頻りに騒いでいる。
その直後、黒い軍服に身を包んだレドリックが、部下を伴って陣地に戻ってきた。
「エルメリア側の奇襲です。陛下…現在駐留部隊が応戦しています。
 親衛隊の準備が整い次第、反撃に移らせます。しかし、後方からも増援がまだ来ている模様です…」
「…ゲリオスの元に向かう道中で、とんだ目に遭ったってしまったな…」
言葉とは裏腹に楽しそうに笑っているヴァルアスに、レドリックは顔を顰めながら言う。
「だから、言ったでしょう…このルート付近はエルメリア側の勢力が近くて危険だと」
「ああ、お前の言うとおりにすれば良かったな」
ヴァルアス達は、ルフリィアを伴って占領地域の視察を行いながら、中央軍集団主将ゲリオスの元へと向かっている途中であった。
たまたま立ち寄った拠点で襲撃を受けたのだ。
「そもそも、何で急に前線の視察も兼ねて、行軍をなさるなどと…」
「何、現場というものが見たかったんだよ」
「本当にそれだけですかぁ?もしかしてこんな状況を期待して、わざと転移を使わずに…」
「視察だ、それ以外に意図は無いよ」
レドリックの言葉にヴァルアスは苦笑すると、椅子から立ち上がる。
「陛下…?」
ルフィリアが怪訝そうな顔で首を傾げる。
「駐留部隊も親衛隊も後退させろ…私が出る」
「待って下さい陛下。陛下の御手を煩わせずとも、自分達が」
「そ、そうですぅ!レド君と私が追い返しますぅ!」
主君の言葉に、二人は狼狽して声を上げる。
「いや…たまには私も戦場に立ちたいさ…供はレドリック、お前だけで十分だ。
 ルフィリア、お前は親衛隊を率いて後続の敵部隊を片付けろ。私の楽しみを邪魔されたくない」
慌てる二人に笑いかけながら、ヴァルアスは命令を下す。
後方で踏ん反り返っているのは性に合わない。
目の前で繰り広げられる戦を前に、じっとなどしていられるか。
ヴァルアスの表情からはそんな感情が伺えた。
「…はぁ、何を言っても無駄そうですね…御意」
「早急に防衛ラインを展開して、増援を止めますぅ…」
観念したように、レドリックとルフリィアは頭を垂れた。
二人の言葉に満足したように頷くと、ヴァルアスは陣地を出て行こうとする。
「やっぱり、こういう事を期待しておられたのですね?」
「ふふふ…私もデスクワークばかりでは退屈でな」
「まったく…お供する身にもなってくださいよ」
「ホントですぅ…何かあったらゲリオス様に怒られちゃいますぅ…」
主の言葉に、二人は大きく溜息を付く。
184魔法少女マユ 第五話 5/26:2010/06/06(日) 11:14:39 ID:mbjoSMYd
平原を兵士達が駆け抜けていく。
攻撃目標である敵の中継拠点からは、無数の下魔達が進軍を阻止しようと接近してくる。
後方の砲撃担当の部隊から、次々と光が放たれた。
光が魔族達の群れに突き刺さり、敵を吹き飛ばし隊列を乱す。
その隙に、騎士達を先頭に兵士達は斬り込んでいく。
たちまち、そこら中で乱戦が始まる。
「てやぁっ!!」
アゼルは気合いの声と共に槍を突き出し、下魔の体を貫く。
槍を介して魔力を叩きこまれた下魔は、ビクンと痙攣を起こすと動かなくなる。
すかさず槍を引き抜いて、背後から襲いかかってきた下魔に向けて振う。
先端に魔力を集中させた光の刃が発生し、襲いかかってきた下魔は胴を横薙ぎにされて倒れる。
「あうぅぅっ!」
二体の下魔を倒したアゼルの耳に、リィンの悲鳴が飛び込む。
すぐ側でリィンが、トカゲの様な造魔に飛びかかられ、地面に押し倒されていた。
「い、いやぁぁっ!助けてっ!!」
顔を造魔の手で掴まれた彼女は、恐怖に顔をくしゃくしゃに歪めながら叫ぶ。
『ギヒヒッ!動けなくして、後でたっぷり犯してやるよぉっ!!』
造魔は舌なめずりをして、もう片方の手の爪で彼女の体を引き裂こうと、手を振りかざす。
だが次の瞬間、造魔は横手から胴を槍で貫かれ、地面に転がる。
『ゲギャアアアァァッ!?』
吹っ飛んだ造魔を、アゼルと他の兵士達が一斉に攻撃して沈黙させる。
「リィン!大丈夫!?」
造魔の体から槍を引き抜いたアゼルが、彼女の元に駆け寄った。
「ア、アゼル…う、うん…大丈夫。ありがとう…」
フラフラと起き上りながら、リィンはアゼルに返事をする。
「僕の側を離れないで、リィンは後ろから支援して」
「う、うん。分かった!」
アゼルの言葉に頷いて、リィンはロッドを握り締めてアゼルの後を追う。
状況はこちらに有利だった。
敵の殆どは下魔で、十数体居る指揮官の魔族や造魔も、騎士や腕利きの魔法使いによって倒されていく。
魔族側はジリジリと後退を開始していたが、やがて総崩れとなって逃げ出し始めた。
更に追撃をかけ、敵拠点へ攻め入ろうとする兵達の前に、立ち塞がる様にヴァルアス達が現れる。
突然現れた3人に、兵達は皆思わず立ち止まってしまう。
「あ、あれは…ザルカヴェイドを守護しているルフィリア…なんであんな超大物がここに居るんだっ!?」
ヴァルアスの傍らに立つルフィリアの姿を見つめた騎士が、驚愕の表情で叫んだ。
3度のザルカヴェイド攻略戦は、全て彼女の圧倒的な力の前に失敗に終わっている。
そんな強大な力を持つ魔族が、こんな場所に現れるなんて…
騎士の言葉に、周囲の兵士達は怯えた様に後ずさる。
185魔法少女マユ 第五話 6/26:2010/06/06(日) 11:15:38 ID:mbjoSMYd
「レドリック…逃げられるように結界を張れ」
「御意」
ヴァルアスの言葉に、右手に控えていたレドリックが恭しく頭を下げる。
彼は目を閉じてしばらく呪文を唱え、唱え終えると広い範囲に向けて魔力を放つ。
「な…空が…赤く…」
空を見上げていたアゼルは、呆然と声を漏らす。
放たれた魔力が光を放ち、周辺の空が血の様に赤く変色する。
「ルフィリア、邪魔者の始末は任せた。全力でやって良い、全てを蹴散らせ」
「…分かりましたですぅ。陛下もお気をつけて…」
左手に控えていたルフィリアは一礼すると、二匹の魔物と共に転移魔法で消えていく。
「さて…始めるとしよう」
ヴァルアスはニヤリと笑みを浮かべる。
彼の足元に、赤い光で描かれた魔法陣が生じ、そこから出てくる黒い靄に彼の体が包まれていく。
黒い靄に包まれた体は徐々に形を変え、同時に大きくなっていきつつある。
兵士たちは皆、その光景に目を奪われ、一歩も動けずにいた。
靄が霧散し、変化したヴァルアスの体が姿を現す。
変化した彼の姿は、巨大な黒い竜だった。
全身を黒い装甲に包み、頭部だけは銀色の装甲になっており。まるで竜が鎧を着ているような姿である。
頭部には、血の様に赤い目が3つ存在し、肩や腕の部分の装甲からは無数の触手が生えていた。
兵士達は皆、その異様な姿の黒竜に言葉を失っていた。
「あ、あれは…まさか…『魔装竜』…魔族の王…」
指揮を執っていた騎士の一人が呆然と漏らす。
彼はあの姿に見覚えがあった。かつての戦争の資料にあった、魔族の王たる者『魔装竜』とそっくりであった。
それもその筈だ。彼の見た資料とは、百年前に打倒されたヴァルアスの父、魔王ヴェルゼーの姿なのだから…
彼の言葉に、兵士達は戸惑いざわめき始める。
その光景を見つめていたヴァルアスが、一歩足を踏み出す。
大地を揺らすその一歩に、最初に声を発した騎士は、我に返る。
「ひ、ひるむな!撃て!!全ての火力を集中させろ!」
彼の言葉に、兵士達は我に返り、次々と魔法を放っていく。
無数の炎や光が、黒竜へと着弾していく。
だがヴァルアスは怯むどころか、立ち止まりもせずに、ゆっくりと歩き続ける。
「う、嘘だろ…あれだけの魔法喰らって止まりもしないのかよ…」
「…か、勝てるはずがねぇ!!あんな化け物!!」
兵士の一人が武器を投げ捨て、ヴァルアスから逃れようと走り出す。
一人が逃げ出すと、最早止まらない。
次々に兵士達が逃げ出し始める。
『もう逃げ出すのか…つまらんな』
ヴァルアスはがっかりした様に言の葉を漏らすと、またゆっくりと歩き始めた。
「はぁ…早めに切り上げて下さいね」
苦笑しながらそう言うと、レドリックはゆっくりと後を付いて歩きながら、見物を始める。
186魔法少女マユ 第五話 7/26:2010/06/06(日) 11:16:27 ID:mbjoSMYd
『グオオオオオオォォォッ!!!』
咆哮の後に口から放たれた膨大な光の奔流が、兵士達を薙ぎ払う。
大地は深く抉り取られ、射線上に居た兵士達は、跡形も無く消滅している。
「ひいいいぃぃっ!」
「い、いやぁぁぁっ!!」
難を逃れた兵士達は、目の前に広がる光景に、恐怖し叫ぶ。
足を止めた兵士達に向けて、ヴァルアスの体から伸びる無数の触手が動く。
「がぁっ!?…が、がふっ…」
胸を触手の先端に現れた刃で貫かれた男が、おびただしい量の血を吐きだす。
「きゃああぁぁぁっ!!」
少女の細い足首に、蛇の様に口を開いた触手が噛みつき、その体を逆さに吊り上げる。
「ああぁぁっ!」
「あぐうぅっ!!」
無数の触手の先端に一つ目が現れ、そこから放たれた閃光が、女魔法戦士達の足を貫く。
「あ、が…ぐえぇ…」
触手が首に巻き付いた少年兵が、強烈な力で首を締め上げられ白目を向いている。
数え切れない程の触手が、暴風の様に荒れ狂い、次々と兵士達に襲いかかっていく。
触手の餌食となった者達が、触手に放り捨てられ、次々と宙を舞う。
ヴァルアスはゆっくりと歩きながら、男は一撃で殺し、女は足を傷つけるなどして逃げれない様にしていく。
腹を刺し貫かれた男の亡骸を踏み潰して、一歩を踏み出したヴァルアス。
その両肩の装甲が開かれ、覆われていた無数の発光体が、その輝きを増す。
次の瞬間、両肩から次々と光球が射出されていく。
上空に発射された光球は、複雑な軌道を描きながら、逃げ惑う男兵士達へと降り注いでいく。
無数の爆発が平原に生じ、吹き飛ばされた兵達が宙に投げ出される。
尻尾の先端から放たれた閃光が、また大地抉り兵士達を薙ぎ払っていく。
「奴の足を止めろ!!皆の逃げる時間を稼ぐんだ!!」
壮年の騎士の号令に、10人程の騎士や魔法戦士が武器を構える。
「はあああぁぁぁぁっ!!」
「でやああぁぁっ!!」
彼らは雄叫びを上げながら、ヴァルアスへと突進していく。
迎撃しようとする触手を、後方に控える数人の魔法使いが魔法で破壊して彼らを援護する。
懐に飛び込んだ彼らは、気合いの声と共にヴァルアスへと攻撃を繰り出す。
だが、強固な防御力を誇る装甲の前に、彼らの一撃は装甲に少し傷を付けた程度で、跳ね返されてしまう。
「なっ!?」
「ぐうぅぅっ!!」
呻き声を漏らしながら後ずさる騎士達。
体勢を崩した彼らに向けて触手が一斉に放たれる。
「がああぁぁっ!!」
「げふっ!!」
全身に次々と触手の刃が突き立てられ、騎士達は絶命していく。
動かなくなった彼らを、触手を振ってヴァルアスは周囲に投げ捨てると、再び動き出す。
187魔法少女マユ 第五話 8/26:2010/06/06(日) 11:17:34 ID:mbjoSMYd
ヴァルアスによって、男達の殆どが殺されてしまった。
残っているのは女性達や、少年少女達だ。
その残っている人間の大半が、足を貫かれたり噛みつかれて、逃げる事すら出来ない者達だった。
ヴァルアスはゆっくりと歩きながら、まずは騎士達の援護をしていた魔法使いの少女達を捕える。
「きゃあぁぁぁっ!!」
「放してっ!放してぇぇっ!!」
悲鳴を上げる彼女達を無視して、触手達が彼女達の纏う白いローブを引き裂いていく。
『ふむ…小粒は触手で十分だな。いちいちやっていては、日が暮れてしまう』
黒竜は捕らえた女達を、値踏みするように見回して言い放つ。
引き裂かれたローブから覗く下着も引き裂かれ、彼女達の秘所が露わになる。
逃れようと必死にもがく彼女達の秘裂に向けて、一気に触手が突き立てられた。
「あがあああぁぁっ!!い、いだいいいいぃぃぃぃ!!」
「い、いや…やめて…があああああぁぁぁぁっ!!」
次々に女達の絶叫が上がる。
更にヴァルアスは、周囲で倒れ動けなくなっている女や少女達を捕えていく。
捕えられ怯えている少女達の服も引き裂かれ、露わになった秘所に極太の触手が突き立てられる。
「ひぎゃああああぁぁぁぁっ!!」
「ぎううぅぅぅぅぅっ!!!」
絶叫を上げる少女達の大きく開かられた口に、新たな触手が近づく。
「むごおぉぉっ!?」
「ぶげえぇぇぇっ!!」
「むあああぁぁぁっ!」
口内に触手を突っ込まれ、少女達は目を白黒とさせる。
そのまま触手達がピストン運動を開始しようとした時、ヴァルアスの前に倒れている魔法戦士の一人が立ち上がった。
「そ、その子達を…は、放せ…」
剣を支えにしながら立ち上がったのは、長い金髪をポニーテールにした、白いローブの上に軽装の鎧を纏った女性だ。
彼女の纏う鎧の腹部の辺りは切り裂かれていて、腹部の傷からはおびただしい量の血が流れ出ていた。
彼女は、先程ヴァルアスに挑みかかった一団の一人だ、女性は手加減をされ、触手で斬り付けられただけで済んでいたのだ。
『ほう…女ゆえ殺さない様に加減をしていたが、見事な気迫だ。その意思の強さ、称賛に値する』
震えながら剣を構える彼女を前に、ヴァルアスは嬉しそうに声を漏らす。
「わ、私の…部下達を…放せえぇぇぇぇぇっ!!!」
彼女の叫びと共に、彼女の全身の魔力が剣に注ぎ込まれる。
光り輝く剣を構えて、女戦士がヴァルアスに向けて駆けだす。
『さぁその強き意思の牙を、この私に突き立てて見せよ』
ヴァルアスは彼女を受け入れる様に、両手を広げる。
「はああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
気合いの声と共に、彼女の剣がヴァルアスの胸部装甲へ向けて突き出された。
突き出された剣の魔力が、ヴァルアスの装甲部に纏う魔力と接触し、バチバチとスパークを放つ。
「ぐぅ…うううぅぅっ!!」
押し返されそうになるのを、歯を食いしばって踏み止まり、彼女はなおも剣を突きだそうとする。
だが、双方の魔力の負荷に耐えきれず、剣の方が砕け散ってしまった。
「あ、あぁ…そんな…」
剣を媒介にしていた魔力が霧散し、呆然とした様子の彼女は、その場に尻餅をついて座り込んでしまう。
彼女の全てを賭けた一撃をもってしても、ヴァルアスの装甲は、殆ど傷ついていない状態だった。
188魔法少女マユ 第五話 9/26:2010/06/06(日) 11:18:18 ID:mbjoSMYd
『ふむ…全力でこの程度か…少し拍子抜けだな』
胸部装甲の僅かな傷を見ながら、ヴァルアスは興ざめした様に呟く。
『だが、部下達を助ける為に、この私に挑んだその意思は称賛できるものだ…まずは君にしよう』
そう言うと同時に、ヴァルアスは地面に座り込んでいる女戦士に手を伸ばす。
呆然としていて動く事も出来ない彼女は、胴を掴まれ捕えられてしまう。
「くぁっ!…は、放せ…」
捕えられた事で我に返った彼女は、必死に胴を掴む彼の腕を叩く。
もがき続ける彼女の体に、周囲の触手から液体が大量に浴びせられる。
「あうぅっ!や、やめろぉ…」
彼女は顔を顰めながら声を漏らす。
浴びせられた液体が、彼女の鎧やローブを溶かしていく。
程なくして、彼女は全裸の姿になってしまう。
「放せっ!放せぇぇぇ…」
自分も捕えられている部下達と同じ様に、あの触手を突き立てられる…
そう考えていた彼女は、彼の腕から逃れようと必死に叩き続ける。
だが、彼女を待つ運命は、少女達より遥かに苛酷なものだった。
『ん…この大きさでは、さすがに入れる事すら不可能か…』
自分と彼女を見比べて呟くと、ヴァルアスは体のサイズを変化させ、幾分小さくなる。
それでも、大型の魔族よりも更に大きいが。
『光栄に思いたまえ、魔王の一物を受け入れられる事を』
腕を動かし彼女を自分の股間に近づけて、ヴァルアスは言い放つ。
「ま、まさか…ひ、ひいいぃぃっ!!やめろ!やめてくれっ!!」
彼の意図を理解し、女戦士は必死にもがく。
それを無視してヴァルアスは、暴れる彼女を一気に己のペニスへと突き刺す。
「があああああああぁぁぁぁぁぁっ!!」
力任せに突き立てられ、彼女は凄まじい絶叫を上げた。
あまりにも太いペニスを挿入された為に、膣口がブチブチと裂け、血が流れ出ていく。
それでもペニスは、全体の半ば程までしか入っていない。
ヴァルアスは腕に力を込めて、彼女の体を強引に下に動かす。
「あぎいいいいいいいいいいいいぃぃっ!!ぐぎゃああああぁぁぁぁっ!!」
ペニスが一気に子宮口を突きぬけ、壁にぶち当たる。
壁が更に押し上げられ、彼女の腹部がボコリと膨れ上がった。
『何を騒いでいる…まだ突き立てただけだぞ?』
ヴァルアスはそう言い放つと、ゆっくりと女性をペニスから引き抜く。
「ごああああああああああっ!!いぎいいいいいぃぃぃ!!」
カリが引っ掛かる事によって、膣壁が削られるかと思う様な痛みが彼女を襲う。
実際に膣壁はズタズタに傷つけられ、壁からは血が流れ出ていく。
ペニスが膣口付近まで戻ってくると、膣口から血液が溢れ出てくる。
189魔法少女マユ 第五話 10/26:2010/06/06(日) 11:19:01 ID:mbjoSMYd
少し間をおいて、息も絶え絶えといった様子の彼女を見ていたが、再びヴァルアスが彼女の体にペニスを押しこんでいく。
「がぎいいいぃぃぃっ!!ごわれるっ!ご、ごわれるううぅぅぅっ!!」
美しい金髪のポニーテールを振り乱して、彼女は叫び続ける。
挿入が再開されたのに合わせて、彼女の周囲に捕えられていた少女達に突き刺さった触手が動き出す。
「ひぎゃあああああああっ!!」
「あがあああぁぁっ!ぐべええええぇぇっ!!」
「むごおおおおぉぉぉぉ!!」
少女達は醜い悲鳴を上げながら、触手に前後から突かれ、体をガクガクと揺らしている。
女戦士の体にペニスが無理やり押し込まれ、そしてまた引き抜かれていく。
「がぎいいいぃぃぃっ!ぐああああぁぁぁぁっ!!」
咆哮の様にさえ聞こえる、女騎士の叫び声が辺りに響き渡る。
「べぎゅぅっ!!ぐぼおぉっ!!」
「だ、だずげ…だずげでっ!!」
「ぶぐううぅぅっ!!」
周囲の少女達も、白目を向きながら触手に体を蹂躙され続けている。
響き渡る悲鳴の合唱…その悪夢の様な光景に、皆動くことすら出来ず、呆然とその場に居た。
幾度も幾度も体ごと動かして、女戦士にペニスの抜き差しが繰り返される。
彼女の生命力は削り取られる様に奪われ、今にも息絶えんとしていた。
「がぐぇっ!?」
一際深く突きこまれ、彼女が醜い悲鳴を上げる。
その状態で、ヴァルアスは射精を開始した。
「ぶぎゃあああああああぁぁぁぁっ!!!」
体を反らして、天を仰ぎながら彼女が断末魔の悲鳴を上げた。
洪水の様に放たれる精液は彼女の子宮を一瞬で満たし、更に押し広げていく。
ヴァルアスが掴んでいる手を緩めると、彼女の体が風船の様に膨れ上がる。
放たれる精液の圧力で、彼女の体が少しづつ上へと押し上げられつつあった。
絶叫を上げる彼女の頭の辺りを掴んで、ヴァルアスは彼女がペニスから飛ばない様に押さえつける。
「ばがああああぁぁぁっ!!」
「ぐげぇぇっ!んごおおおぉぉぉっ!!!」
「ぎううううううぅぅぅっ!!」
周囲の少女に突き立てられていた触手も、次々と射精を開始した。
触手からも、膨大な量の精液が放たれ彼女達の子宮や消化器官を満たしていく。
小さな彼女達の体が、妊婦の様に膨れ上がる。
触手の射精は、放たれる量こそは多いものの、すぐに止まり始めた。
腹部を膨れ上がらせた少女達の穴から、次々と触手が引き抜かれる。
だが、まだペニスの射精は続いていく。
「げぶぅぅぅ…ぐげぇぇぇぇ…」
白目を向いている女戦士の口から、途切れ途切れに声が発される。
破裂寸前、といった状態まで膨れ上がった所で、ようやく射精が止まった。
190魔法少女マユ 第五話 11/26:2010/06/06(日) 11:19:57 ID:mbjoSMYd
『死んでしまったか…まぁ、この程度が限界か』
ピクリとも動かなくなった女戦士をペニスから引き抜いて、ヴァルアスは呟くように言う。
ヴァルアスは触手を振って、少女達を地面に放り捨てる。
『触手で犯していた者は、まだ生きている者が居るかもしれん、兵達の好きにさせよ』
「分かりました。兵達も喜ぶ事でしょう」
王の言葉に、見物をしていたレドリックが恭しく頭を下げた。
ヴァルアスは腕に掴んでいた彼女の亡骸を、無造作に放り捨てる。
膣口から大量の精液を撒き散らしながら、彼女の死体がゴロゴロと地面を転がっていく。
呆然と座り込んでいた少女の一人が、目の前に転がってきた女を見て、我に返り絶叫をあげた。
「い、いやああぁぁぁぁっ!!!」
少女の絶叫に、皆正気に戻り、そして我先にと逃げ出す。
「ま、まって…お、置いてかないで!!」
叫び声を上げた少女は、足を撃ち抜かれていて立つ事すら出来ない。
自分を置いて逃げていく仲間達に必死に叫ぶも、誰一人として彼女を助けには戻らない。
「や、やだ…た、助けて…ママ、助けてぇ…」
ボロボロと大粒の涙を零しながら、彼女は逃げ出そうと必死に腕の力で地面を這って進む。
そんな彼女を嘲笑う様に、ゆっくりとヴァルアスの足音が背後から迫ってくる。
少女は恐怖に顔を引き攣らせ、無我夢中で這い続けるが…その足に背後から伸ばされた触手が絡みつく。
『次は君にするか…だが、この程度の魔力ではな』
背後から聞こえる声、少女は四肢を触手に絡め取られる。
「い、いやぁぁっ!!助けて、ママ!!」
泣き叫ぶ少女の体が、ゆっくりと持ち上げられた。
無数の触手が彼女の体に取り付き、服を引き裂いていく。
露わになった膣口とアナルに、触手が突き立てられる。
「あぎゃああああぁぁぁぁっ!!!」
大きく身を仰け反らして、少女が絶叫を上げた
絶叫を上げる口にも、触手が挿入され、激しいピストン運動が開始された。
「おぼおおおおっ!!むごうううううぅぅ!!!」
上下から激しいピストン運動を行われ、少女の体がガクガクと揺れている。
少女を犯しながら、ヴァルアスは再び歩き出す。
地面に倒れこんでいる逃げれない者から順番に、触手で捕えて触手を突き立てていく。
ヴァルアスの歩いていった後には、射精を終え放り捨てられた女達が道の様に続いていた。
191魔法少女マユ 第五話 12/26:2010/06/06(日) 11:21:18 ID:mbjoSMYd
「きゃうっ!!」
背後から走ってきた男にぶつかられて、リィンが地面に倒れ込む。
「リィン!!」
前を走っていたアゼルは、振り向いて叫ぶ。
起き上ろうとしたリィンの足首に、何かが絡みつく。
『幼い割には、それなりに魔力がありそうだね。君はこちらにしようか』
背後から発された言葉と共に、彼女の足に絡みつく触手が、凄まじい力で引っ張られる。
ヴァルアスは彼女を、触手ではなく己の物で犯すつもりだった。
「い、いやぁぁぁぁぁっ!!助けて!アゼルっ!!」
地面を引き摺られながら、リィンは顔を恐怖に引き攣らせながら叫ぶ。
ヴァルアスのすぐ側まで引き寄せられた彼女は、宙に持ち上げられ逆さ吊りにされる。
『フフフ…愛らしい顔だね』
吊るし上げた彼女の頬を、ヴァルアスの長い舌がベロリと舐めた。
「あ、あぁ…い、いやぁ…助けて…アゼル、お姉ちゃん…」
リィンはボロボロと涙を零しながら、舌から逃れようと身を捩る。
ヴァルアスは彼女の体を掴もうと手を伸ばすが、その瞬間光の刃がリィンの足首に絡みついていた触手を切断した。
重力に引かれ落下する彼女の体を、駆け寄ったアゼルが抱きかかえる。
彼女を受け止めたアゼルは、ヴァルアスが動くよりも先に後退して間合いを取った。
「ア、アゼル…」
抱きとめてくれたアゼルの顔を見て、リィンが呆然と声を漏らす。
「約束したでしょ。リィンは僕が守るって…」
アゼルは微笑みながら、彼女を地面に下ろす。
『お見事、なかなかのスピードだ』
ヴァルアスは称賛しながら、一歩前に踏み出す。
「リィン…みんなの後を追って逃げるんだ…!」
「え…ア、アゼルは…?」
「…僕はここでアイツを食い止めて、君の逃げる時間を稼ぐ」
その言葉に、リィンは驚いてアゼルの腕を掴む。
「ダ、ダメッ!アゼルも一緒に逃げようよ!!」
「二人で逃げたって、すぐ追いつかれちゃう…僕が囮になって時間を稼ぐ…リィンはその間に逃げて!
 そして、森の向こうに居る筈の後続部隊の人達の所へ逃げるんだ!!」
縋りつくリィンに向けて、アゼルは強く言い放つ。
二人で逃げたとしても、この怪物からは逃げ切る事は出来ないだろう…
だからせめて…リィンだけは自分の命に賭けても逃がして見せる。
アゼルは固い決意を胸に、自分の腕を掴むリィンの手に、もう片方の手で触れた。
「大丈夫。僕だってこんな所で死にたくないから、危なくなったら逃げるよ。足には自信が有るんだ僕」
微笑みながらアゼルは、彼女の手を自分の腕から放させる。
「……死なないでね、アゼル…」
しばし黙り込んでいたリィンは、顔を上げてアゼルに言う。
「わ、私!後続部隊に救援を頼んで、一緒に戻ってくるから…絶対に死なないで!!」
「…うん、分かった。約束する…絶対に死なないよ」
瞳を潤ませているリィンの頭を優しく撫でて、アゼルは彼女を安心させる様に微笑む。
192魔法少女マユ 第五話 13/26:2010/06/06(日) 11:22:56 ID:mbjoSMYd
「約束だよ…死なないでね…」
「うん…だから…リィン、逃げるんだ。助けを呼ぶ為に…まだ他にも動けなくて取り残されてる皆も居るから」
「分かった…」
アゼルの言葉に頷くと、リィンは踵を返し、まっすぐ駆けだしていく。
森の向こうに近づいているであろう後続部隊に、助けを求めに行く為に…
しばし彼女の背中を見送っていたアゼルは、ヴァルアスの方へと向き直る。
『仲間を助ける為に、己を犠牲にするか…』
「犠牲になるつもりは無い。リィンはきっと仲間達を連れて来てくれる!」
『フフフ…君は面白いな…少しは楽しめそうだ』
槍を構えるアゼルに笑みを向けながら、ヴァルアスはゆっくりと動き出す。
(死ぬもんか…!こんな所で死んでたまるもんか!!)
ヴァルアスを睨みつけながら、アゼルは心中で咆える。
無数の触手が動き、アゼルに向けて突き出された。
「くっ!!」
アゼルは全力で駆けだし、その触手を回避していく。
『ほう、やはりスピードはあるね』
全ての触手を回避したアゼルに、ヴァルアスは称賛の声を漏らす。
アゼルは間合いを取って、注意深く彼の動きを見ている。
(なんとかダメージを与える方法は無いかな…逃げ回ってばかりじゃダメだ…でもあの装甲、僕なんかの力じゃ貫けない…)
どうすればいいだろうか…必死に打開策を見出そうとしていたアゼルの脳裏に、あるアイデアが浮かぶ。
アゼルは腰に下げていたナイフを取り出す、そしてそのナイフに強い魔力を込めていく。
動き出した触手を回避しながら、全速力でヴァルアスに向けて駆ける。
(迎撃されない様に、至近距離で仕掛けないと…!)
攻撃を掻い潜りながら、アゼルは敵の左側に駆け抜けていく。
「てやぁっ!」
ヴァルアスの横をすり抜ける直前に、アゼルは手にしたナイフをヴァルアスの左腕部に向けて投げる。
強い魔力を帯び光を放つナイフは、触手の一部を切り裂きながら、左腕部の触手の生えている部分に突き刺さった。
確かに装甲は圧倒的な防御力を有し、アゼルの力では傷つける事は難しいだろう。
だが、触手の生えている部分は話は別だ。そこには装甲は存在しない。
触手の迎撃さえ受けなければ、魔力を込めた程度のナイフでも突き刺さる。
「弾けろっ!!」
アゼルの力強い叫びと共に、突き刺さったナイフが魔力を開放し炸裂した。
装甲内部で爆発が生じ、ヴァルアスの左腕部の装甲が歪み、その部分から生えていた触手が吹き飛ぶ。
『むっ…』
これにはヴァルアスも驚いて声を漏らす。
『…考えたものだな。確かにここは数少ない脆い部分だ。やはり面白いね。君は…』
予想外の手傷に彼は怒りを覚えるどころか、心底愉快そうに笑ってた。
(…とりあえず、一撃与えれたけど…この手はもう使えないかもな…)
槍を構えながら、アゼルは心中で呟く。
こんな手が何度も通じる程、魔王は甘い相手では無いだろう。
何とか次の手を考えないと…アゼルはヴァルアスの姿を観察しながら、必死に思考を巡らす。
その戦いを無言で観戦していたレドリックは、ふとリィンが走っていった方角へと視線を向ける。
そして口の端を吊り上げて笑みを浮かべると、転移魔法で何処かへ消えていく。
193魔法少女マユ 第五話 14/26:2010/06/06(日) 11:23:43 ID:mbjoSMYd
「はぁ、はぁ…」
息を切らせながら、リィンは必死に森の中を走り続けている。
かなりの距離を全力で走り続けた為、かなりその表情は苦しそうだ。
「きゃっ!」
近くの木の根に足が躓き、彼女は前のめりに倒れ込む。
「う、うぅ…」
フラフラとよろめきながら起き上ると、また彼女は走り出す。
「い、急がないと…アゼルが…アゼルが捕まえられちゃう…」
早く森の向こうに居る筈の、後続部隊に合流しないと…
自ら囮になって自分を逃がしてくれたアゼルが、あの怪物に捕えられてしまう。
捕えられたが最後、アゼルも皆の様に殺されてしまう…
一刻も早く救援を呼んで、アゼルの元に戻らなければいけない。
この一帯には強固な結界が張られ、転移魔法は使用不能だ。
リィンは飛翔魔法が使えないし、もし使えても周囲に魔族が居るこの状況では、見つけて下さいと言っている様なものだ。
ゆえに彼女は、魔族達に見つからない様に注意しながら、森を駆け抜けていた。
周囲から悲鳴や、魔族達の咆哮が次々と上がる。
自分同様逃げている人間を、魔族達が襲っているのだ。
「ひあっ!」
近くから聞こえて来た無数の魔族の声に、彼女は小さく悲鳴を上げて草むらの中に隠れる。
隠れた直後、数体の下魔が彼女のすぐ側を駆け抜けて、彼女の来た方へと向かっていく。
震えながら頭を抱えていたリィンは、周囲に気配が無い事を確認すると、立ち上がって走り出す。
その後は、魔族に会う事も無く順調に彼女は進み続ける。
「も、もうすぐ森を抜ける筈…」
ゴールが近くなった事で、少し元気が出て来たのか、彼女はスピードを上げて走っていく。
木が生い茂り、かなり暗い森の中で少し先に光が見える。
いよいよ森の出口が見えて来た。
「待っててね…アゼル!」
ついにリィンは森を抜ける事に成功した。
だが、その先に待っていたのは絶望的な光景だった…
194魔法少女マユ 第五話 15/26:2010/06/06(日) 11:25:34 ID:mbjoSMYd
「え…」
森を抜けたリィンは、呆然と声を漏らす。
彼女の視線の先に広がるのは、赤い光の壁だ。
その近くでは、自分同様逃げ出していた兵達が無残な姿で転がっていた。
男は体をズタズタに引き裂かれ、女は待ち構えていた魔族達によって陵辱されている。
「むごおおぉぉっ!!ぶげえぇぇぇっ!!」
まだ幼い少女が、大きな熊の様な造魔にペニスを口に突っ込まれ、二つの穴をローパーの触手で犯されていた。
「やだぁぁっ!ママ!助けてぇぇっ!!」
ほぼ全裸の姿の少女が、首から下を青色のスライムに包み込まれて、泣き叫んでいる。
『ゲヒャヒャヒャッ!!泣き叫んだって、ママは助けに来てくれねぇよ!!オラァッ!!』
「あぎゃああああぁぁぁっ!!!」
卑下た笑いを上げるスライムが、彼女の膣口に侵入させていく。
穴を思い切り拡張されて、少女は絶叫を上げる。
「や、やめろっ!やめてくれぇぇぇっ!!ぐああああぁぁぁっ!!」
二十歳くらいの女魔法戦士が、無数の下魔に取り囲まれている。
下魔は彼女の服を引き裂き、瑞々しい体に爪を立てたり噛みついていく。
彼女の白く美しい肌が、鮮血によって染め上がる。
そこはまさに地獄絵図といった有様だった…
だがそれ以上に絶望的な光景が、リィンの目に映っていた。
赤い光の壁の先に広がる平原…そこは辺り一面火の海となっている。
あちこちで炎が燃え盛り、大地には無数のクレーターが存在した。
そして、平原中に兵士の死体が転がっている…
森の先にいる筈の後続部隊は、壊滅していた。
燃え盛る平原の上空を、二匹の巨大な魔物が旋回している。
魔物達は時折、地上に向けて閃光の奔流や巨大な火球を発射し、僅かに生き残っている後続部隊の兵達を吹き飛ばしていた。
「あ、あぁぁ…」
呆然と声を漏らし、リィンはぺたんと尻餅をついてしまう。
自分達はこの結界から脱出する事は出来ず、後続部隊は壊滅している。
アゼルや、取り残された仲間達を助ける術は存在しない…
「あ、あはは…あはははは…」
リィンは壊れた様に笑いながら、ポロポロと瞳から涙を零す。
「ウ、ウソでしょ…こんなの…ウソだよ……ウソだって言って!!」
彼女には、眼前の光景が受け入れられなかった…彼女は力の限り叫ぶ。
「…いいや、これは現実さ。悲しい話だけど。これが君たちの運命だ」
「だ、誰っ!?」
背後からかけられた声に、リィンは声を上げて振り向く。
そこには黒い軍服に身を包んだ、魔族の青年が立っていた。
195魔法少女マユ 第五話 16/26:2010/06/06(日) 11:26:57 ID:mbjoSMYd
「…ルフリィアさん、派手にやってるなぁ…指揮下の筈の親衛隊までこっちに避難して来てるじゃないか」
レドリックは目の前に広がる平原の有様を見て、苦笑しながら言う。
ルフィリアと彼女の使い魔達は王の命令通り、全力で敵部隊を殲滅していた。
いや…その攻撃の苛烈さは、過剰といったレベルである。
本来なら彼女の指揮下で、後続部隊を攻撃している筈の親衛隊がこちら側に避難して、兵達の行う陵辱に加わっていた。
「何かストレスでも溜まってたのかな?」
首を傾げながら、レドリックはリィンに向けて近づいていく。
リィンはロッドを構えながら後ずさるが、後ろは結界で逃げる場所など無い。
「途中で兵達に捕まってないかヒヤヒヤしたけど、無事ここまで辿り着けた様だね」
怯える彼女に向けて、レドリックはニコリと微笑む。
「さて…絶望もした事だし、諦めて運命を受け入れたまえ」
そう言うと同時に、彼の右腕が触手に変化し、リィンに向けて放たれる。
彼女めがけてまっすぐ伸ばされた触手は、逃げ出そうとした彼女の首に絡みつく。
「あぐぅっ!!」
リィンは苦痛に顔を歪め、必死に触手を振りほどこうと掴む。
だが、触手の力は凄まじく非力な彼女の力ではビクともしない。
彼女の体は触手に持ち上げられ、宙に浮いた状態でレドリックの元に引き寄せられる。
「あ、あが…た、たす…けて…」
首を締め上げられるリィンは、途切れ途切れに声を漏らす。
「君をズタズタに犯し殺して、陛下と戦っているあの子の所に持っていったら…あの子はどんな顔をするかなぁ…」
苦痛にもがく彼女の耳元で、レドリックは凄絶な笑みを浮かべながら囁くように言う。
「想像しただけで、ゾクゾクするね…もっとも、僕が戻るまでにあの子が生きていればの話だけど」
ニィ、と笑みを更に深く刻むレドリックのもう片方の腕も、無数の触手へと変化する。
「うああぁぁぁっ!!」
触手が全身に絡みつき、リィンの華奢な体を強烈に締め上げていく。
首に絡みついた触手は解かれるも、更なる苦痛を彼女の体を襲う。
手に握られていたロッドが、乾いた音を立てて地面に落ちる。
首に絡みついていた右腕の触手が分裂し、先端が蛇の様に口を開いた。
「あぎいいいいぃぃぃぃぃっ!!!」
触手がリィンの体に噛みついたり、服を引き裂く。
胸元が破り裂かれ、胸を覆っていた下着も剥ぎ取られる。
同年代に比べれば大きめの彼女の胸に、競い合う様に触手が食らいつく。
片方の胸につき、3本の触手が噛みつき、激しく胸を引っ張る。
「ぐがあああぁぁぁっ!!いだいっ!は、放しでっ!!」
胸に生じる凄まじい痛みに、彼女は泣き叫ぶ。
まるで母乳を飲む様に、流れ出る血を触手達が吸っていく。
服は殆ど破り裂かれ、僅かな部分しか残っていない。
細い腕や足にも触手が噛みつき、彼女の体が赤く染まっていく。
196魔法少女マユ 第五話 17/26:2010/06/06(日) 11:27:54 ID:mbjoSMYd
下着を引き裂かれ、露わになった股間にも触手が近づく。
「あぎゃっ!?」
皮に覆われているクリトリスに触手が食らいついた。
噛みついた状態で、こちらの触手も強引にクリトリスを引っ張る。
「うぎいいぃぃっ!やめ…やめでっ!!」
ビクビクと痙攣を起こしているリィンが、必死に声を出して叫ぶ。
「煩いよ」
「ぶごぉっ!?」
短く告げられた言葉と共に、リィンの口内に触手が侵入する。
一本目が口に侵入すると、それに続く様に次々と触手が入り込んでいく。
「んげえええぇえっ!ぼぐうぅぅぅっ!!」
一本一本は細いものの、口内に侵入した3本の触手は所狭しと暴れまわる。
ある触手はリィンの舌に絡みつき締め上げ、もう一本は歯茎や上顎を擦りつける
最後の一本は、喉の奥へと進み体を擦りつけていた。
「げうううううぅぅっ!!」
リィンを激しい嘔吐感が襲い、目を白黒させる。
胃から逆流してきた胃液などの一部が、口の端から漏れ出ていく。
「さて、陛下があの子を殺しちゃわない内に、早く戻らないとね…早速本番と行こう」
ニコリと笑いながら告げるレドリック。
彼の言葉の意味を、リィンは理解できなかったが…すぐに身を持って知る事となる。
「ぶぐううううううぅぅぅぅっ!!!」
リィンのアナルに、触手が入り込んだのだ。
先陣を切った二本の触手が、強引に穴を押し広げ、後続を受け入れる準備をする。
押し広げられた部分に、他の触手が入り込む。
アナルに6本の触手が入り込み、ギュウギュウと拡張されている。
「あげ…ぶごぉ……」
一連の行為だけで、リィンは息も絶え絶えといった有様だった。
全身に噛みつく触手達によって、多くの血が失われ、彼女はかなり消耗しているうえに、今の行為だ。
(急ぐ必要はあるけど…さすがに即、死なれたら面白味が無いね)
ガタガタと震えている彼女を前に、レドリックは心中で呟く。
体に噛みついている触手を、胸やクリトリスに噛みついているもの以外全てを放させる。
そして彼女に魔術を使い、少し生命力を回復させた。
「これでよし…さて、こっちの穴には僕のを入れて上げるよ」
幾分落ち着きを取り戻したリィンに向けて、彼はニッコリと微笑む。
「ふぎっ…」
リィンの視界に、突き出された彼のペニスが入り、彼女は小さく声を漏らす。
(そ、そんなの…は、入る訳…ないよ…た、助けて…お姉ちゃん…アゼル!)
彼女の腕ほどもある太さの、長いペニスが彼女に向けて近づけられる。
必死に身を捩って逃れようとするが、彼女の体は触手に絡みつかれていて、体を揺らす程度の事しか出来ない。
彼女は心中で助けを求め叫び続けるが、彼女を助ける者は存在しない…
周囲に居る味方は、死んでいるか彼女同様犯されている者だけだ。
いつも彼女を守ってくれる優しい姉は、ここには居ない…
そしてアゼルも、彼女を逃がす為に平原に残っているのだ…今の彼女を助ける事など、誰にも出来なかった…
197魔法少女マユ 第五話 18/26:2010/06/06(日) 11:29:02 ID:mbjoSMYd
膣口にペニスの先端が少し触れる。
(嫌だよ!お姉ちゃん!アゼル!助けてぇっ!!)
恐怖に顔を引き攣らせる彼女は、未だ心中で助けを求め続けている。
「無理無理、君のお姉ちゃんや騎士君は、助けには来ないよ」
彼女の心を読み取っていたレドリックが、ニヤリを笑みを浮かべながら言い放つ。
レドリックの口から伸びた、長く変化した舌が、彼女の頬を舐める。
「さて、始めよう」
その一言と共に、ペニスの挿入が開始された。
「ぶがっ……ばがあああああああぁぁぁぁっ!!!」
リィンの未発達な膣に、極太のペニスが挿入されていく。
凄まじい苦痛に、リィンは大きく身を仰け反らせながら絶叫する。
あまりの太さに、膣口が大きく裂け、血が流れ出ていく。
ゆっくりと進むペニスが、処女膜を貫いた。
「ぶぎゃうううううぅぅぅぅっ!!」
ペニスが動くのと同時に、アナルに挿入されていた触手も動き出す。
タイミングを合わせて進む触手とペニス。
二つの穴の壁が擦りつけられ、間の肉がすり潰されんばかりに圧迫される。
口内に入り込んでいる触手も、口内で暴れまわるのを止めて、皆喉の奥へと進む。
食道へと入り込んだ触手が、壁を擦りながら前後に激しく動きだす。
「ばぎゃっ!?ぐべぇっ!!んごおおおおおぉぉぉっ!!!」
絶え間なく続く苦痛の嵐に、リィンは醜い悲鳴を上げ続ける。
一部の触手が足に絡みつき、強烈な力で彼女の体を引っ張り始めた。
それによって、極太のペニスが更にリィンの体の奥へと進んでいく。
「まだ入れただけなのに、大げさだねぇ」
泣き叫ぶ彼女を嘲笑いながら、レドリックは彼女の足を強く引っ張る。
「ぶげああああっ!!!」
子宮口にペニスがぶつかり、そのまま強引にこじ開けて子宮内へと侵入した。
子宮壁にぶつかったペニスが更に突き出され、リィンの腹部が歪に膨れ上がる。
挿入が止まると、今度は腕に絡みつく触手が彼女を引っ張り、体を動かしてペニスを引き抜いていく。
「がぎゃああああああぁぁぁっ!!」
あまりに強い力で引っ張られた為に、彼女の肩の関節が外れる。
激痛に顔を歪め、リィンが絶叫を上げる。
子宮口にカリが引っ掛かり、そのまま子宮を引き抜く際に激痛が彼女を襲う。
子宮を引き抜かれるかと錯覚する様な痛みと共に、子宮からペニスが引き抜かれ、今度は膣壁を削り取っていく。
アナルを犯す触手も、直腸の壁を傷つけて後退していた。
ペニスが膣口付近まで引き抜かれる。
膣から流れ出た血で、ペニスが赤く染まっていた。
「んがうううううぅぅぅぅっ!!!」
再び足が触手によって引っ張られ、ペニスがズブズブと彼女の体に入っていく。
198魔法少女マユ 第五話 19/26:2010/06/06(日) 11:29:48 ID:mbjoSMYd
地獄の様なピストン運動が繰り返されていく。
レドリックは手足を交互に引っ張って、リィンの体にペニスを抜き差しする。
「べぎゅううぅぅっ!!おごおぉぉぉぉっ!!!」
挿入が行われる度に、リィンは凄まじい絶叫を上げていた。
強烈な力で引っ張る為、股関節も肩同様外れてしまっている。
引っ張る際に、凄まじい力で締め上げる為、手足の骨はひび割れていた。
「ぶげええええぇぇぇぇぇっ!!!」
また子宮内にペニスが突き刺さり、腹部がボコリと膨れ上がる。
殆ど間をおかずに、今度は腕を引っ張ってペニスを引き抜いていく。
「あぎゃああああああぁぁぁぁっ!!!」
彼女の細い腕が、引き千切れんばかりに引っ張られる。
(た…たす…けて…たすけて…アゼル…アゼルぅ…)
苦痛にされされ続け、途切れそうになる意識の中で、彼女は叫び続けていた。
叫ぶ事しか、今の彼女には出来ないのだ…
「げぶうううぅぅぅぅっ!!!」
勢いよく足が引っ張られ、ペニスが子宮へと突き刺さる。
「出すよ」
レドリックが口を開き、短く一言告げた。
その直後、ペニスから凄まじい量の精液が放たれた。
「ばぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
体を弓なりに反らして、リィンが絶叫を上げる。
やや間をおいて、アナルや口に挿入されていた触手も射精を開始した。
洪水の様に放たれる精液が、彼女の体を埋め尽くしていく。
消化器官が精液で満たされ、子宮が精液によって押し広げられる。
リィンの体が有り得ない程膨れ上がる、今にも破裂しそうな有様だ。
入りきらない精液が、僅かな隙間を伝って穴から流れ出ていく。
口から放たれた精液が逆流し、その勢いで触手が押し出される。
溢れ出て来た精液は、口以外にも鼻の穴からも漏れ出ていく。
延々と続いた射精が、ようやく止まる。
一旦ペニスや触手を引き抜くと、レドリックは歪に膨れ上がった彼女の腹部を、触手で締め上げた。
「ぐがあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
凄まじい悲鳴と共に、リィンの二穴から精液が流れ出ていく。
口からも、大量の精液が胃の内容物と共に吐き出された。
ある程度彼女の腹が縮むと、レドリックは締め付けを解く。
「じゃあ、再開といこう」
笑みを浮かべながら告げると、レドリックは彼女の体を反転させ、アナルを自分の方に向けさせる。
そして一気に、ペニスを彼女のアナルへと突き刺した。
「ひぎゅうううううぅぅぅぅっ!!!」
ビクン、と身を反らして、リィンが絶叫を上げる。
さらに膣口にも、一度に6本の触手が入り込んだ。
199魔法少女マユ 第五話 20/26:2010/06/06(日) 11:30:32 ID:mbjoSMYd
「ひぎえぇっ!?」
二穴に挿入され、痙攣を起こしていたリィンが、突然悲鳴を上げる。
アナルが激しい痛みと共に、押し広げられつつあるのだ。
レドリックは、彼女に突き刺したペニスをより大きな物へと変化させているのだ。
「が…あぎいぃぃっ!!ぐげええぇぇぇぇっ!!!」
ブチブチと嫌な音を立てて、リィンのアナルが裂けていく。
「うがあああああぁぁぁぁぁっ!!!」
更なる痛みが彼女を襲う。
膣に入り込んでいた6本の触手が、穴を強引に広げ始めたのだ。
いくらか広がった穴に、触手が挿入されていく。
「げぐっ!!あ…あが…」
彼女は痙攣を起こしながら悲鳴を漏らす。
膣口に12本もの触手が入り込み、彼女の股は今にも引き裂けそうになっている。
「ぶげううううぅぅぅぅぅっ!!!」
口内にも触手が次々と入り込んでいく。
彼女は大きく目を見開いて、ガクガクト体を揺らす。
最終的に、口内には10本の触手が入り込んだ。
彼女の口は限界まで開かれ、顎が外れんばかりの有様だ。
その状態で、レドリックがピストン運動を開始した。
先程までより一回りも二回りも太くなったペニスが、ゴリゴリと挿入されていく。
二穴は大量の精液で濡れているが、圧倒的な大きさの挿入物に、潤滑油の役目など成さない。
「がぼおおおおおおおぉぉぉぉっ!!んぎゅううううううぅぅぅぅっ!!!」
口内の触手も激しく動きながら、前後運動を繰り返す。
絶叫を上げていた彼女の顎が外れた。
最早彼女の命は、風前の灯といった状態である。
一突き一突き行われる度に、彼女の残り少ない体力が削ぎ落ちていく。
その瞳からは光が失われ、虚ろな目を彷徨わせている。
レドリックが一斉に射精を開始した。
「ぐがああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
彼女は白目を向いて、断末魔の絶叫を上げている。
先程の倍以上の精液が、彼女の体へと放たれていく。
彼女の体は風船の様に膨れ上がり、それでも入りきらない精液が漏れ出ている。
口に入り込んでいた触手が一本、また一本と反動で抜け出ていき、彼女の口から噴水の様に精液が放たれていく。
断末魔の叫びを上げていたリィンが、ピクリとも動かなくなる。
「…死んじゃったか。まぁ、よく耐えた方かな?」
レドリックはニコリと笑いながら言うと、ペニスや触手を引き抜いていく。
彼女の体を締め付けていた触手を振い、彼女を放り捨てる。
地面にぶつかった衝撃で、リィンの二穴や口から精液が流れ出ていく。
そして体の汚れを魔術で消すと、地面に転がった彼女の亡骸へと近づき、その細い首を掴む。
彼の体が光に包まれ、掴んだままの彼女ごと、何処かへと消えていった。
200魔法少女マユ 第五話 21/26:2010/06/06(日) 11:32:39 ID:mbjoSMYd
「っ…はぁ、はぁ…」
無数の触手を掻い潜りながら逃げていた、傷だらけのアゼルは、近くの岩陰に身を隠す。
アゼルがヴァルアスに与えた一撃は、最初の左腕部の攻撃が最後だった。
それ以降、アゼルは逃げ惑う事しか出来なかった。
幾度か攻撃するも、装甲部にアゼルの攻撃は一切通用せず…触手の生えている部分に対しても、強力な結界が張り巡らされていた。
打つ手を失ったアゼルは、逃げる事を選択したのだが、ヴァルアスは巧みに射撃を行ってアゼルを逃がさない。
隠れていた岩が、無数の光球を受けて粉砕される。
「うあああああぁぁぁっ!!」
岩の破片で背中を強打されながら、衝撃波でアゼルの体は吹き飛び、地面を転がった。
「う、うぅぅ…」
呻き声を漏らしながら立ち上がろうとするが、その足に触手が絡みつく。
その体勢のまま地面を引き摺られ、アゼルは手を縛られてヴァルアスの前に吊るし上げられる。
『さて…捕まえたよ。なかなか面白かった』
嬉しそうに笑うヴァルアス。
アゼルの目の前に伸ばされた幾本かの触手が、身に纏う胸当てを剥ぎ取り、ジャケットを引き裂く。
「や、やめろっ…!」
アゼルは声を上げて身を捩るが、拘束から逃れる事は出来ない。
引き裂かれたジャケットとシャツの下には、胸の部分が白い布できつく縛られていた。
触手がそれを引き裂くと、起伏の乏しい胸が露わになる。
「くっ…」
普段他人に見せない部分を晒されて、アゼルは羞恥心を覚え顔を背けた。
『…やはり、女だったか…勿体無い事をするねぇ、こんな風に縛っていては大きくならないよ』
ヴァルアスはアゼルの胸を見て感想を漏らしながら、舌を伸ばしてその先端の乳首を舐めた。
「ひぁっ…」
彼女はビクリと身を震わせて、小さく声を漏らす。
『フフフ…可愛い反応だ。普段はやらないのだが、君には愛撫という物をやってみようかな』
口を開いた触手が、アゼルの起伏に乏しい胸へと吸いつく。
身動ぎをする彼女の胸の先端を、吸いついた触手の舌が転がす様に弄ぶ。
「や、やめろ…やめろぉ…」
頬を紅潮させながら、アゼルはイヤイヤと首を振って声を漏らす。
更に伸ばされた触手が、開かれた胸元から腋の方へと入り込んでいく。
ズボンもベルトが緩められ、股間へ向けて触手が入り込む。
「くぅ…ふぁ…っ…うぅっ…!」
体に電流の様に走る快感に震えながらも、彼女は意識を奮い立たせて魔力を手に集中させる。
「ああああぁぁぁっ!!!」
叫びと共にアゼルの手から魔力が放たれ、その光で体に絡みついていた触手が消滅した。
地面に落下した彼女は、地面を転がりながらヴァルアスと距離を取る。
そして、片方の手で胸を押さえながら、地面に落ちていた槍を拾う。
頬を紅潮させながらも、彼女はフラフラと立ち上がって槍を構えた。
『フフフ…本当に可愛いな君は、気に入ったよ』
未だ抵抗の意思を見せる彼女に、ヴァルアスは愉快そうに笑いを漏らす。
201魔法少女マユ 第五話 22/26:2010/06/06(日) 11:34:30 ID:mbjoSMYd
「あ、まだ生きてたか。よかったよかった」
不意にかけられた声に、アゼルとヴァルアスはそちらの方を向く。
そこには、転移してきたレドリックが立っていた。
『レドリックか…状況は』
「はい、そこらに転がってる女達以外、殆ど敵兵は始末しました。また増援部隊も、ルフィリアさんが全滅させました」
王の問いに、レドリックはニコリと笑いながら答える。
「え…ウ、ウソだ…そ、そんな事って…」
彼の言葉に、アゼルは呆然とした様子で漏らす。
彼女の方に向き直ると、レドリックはニコリと笑いながら口を開く。
「残念だったねぇ…陛下相手にここまで生き延びた、君の頑張りは無意味だよ…そして」
口の端を吊り上げながら、彼は虚空に手を伸ばす。
その動作に応える様に、一人の少女が虚空から現れ、彼に首を掴まれる。
「君の大切なお友達は、僕が美味しく頂いたよ」
そう言い放つと同時に、その少女をアゼルに向けて無造作に放り投げた。
少女は地面をバウンドして、アゼルの目の前に転がってきた。
彼女の姿を間近で見たアゼルは、驚愕に目を開く。
「ぁ…あぁ……」
カタカタと震えながら、彼女は地面に膝を突き、地面に転がる少女に手を伸ばす。
「リ、リィン…」
小さく彼女の名を言いながら、アゼルは彼女の頬に手を触れる。
彼女の体は既に冷たく、ピクリとも動かない。
身に纏っていた衣服は破り裂かれ、ほぼ全裸の状態で、秘所やアナルからは精液が漏れ出ていた。
全身には無数の鋭い歯で噛みつかれた後が有り、手足の骨は砕け歪に曲がってる。
「あ…あぁぁ…うああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
恐怖に引き攣った表情のままで死んでいる彼女を抱きしめて、アゼルは天を仰いで叫ぶ。
泣き叫ぶアゼルに、近づいて来たレドリックがその頭を掴んだ。
「がぁっ…あが…ぎいいいいぃぃっ!!」
握り潰さんばかりに掴まれる頭の痛みで、アゼルは抱きしめていたリィンの体から手を放してしまう。
そのまま彼女は持ち上げられ、苦痛に身を捩る。
「フフフ…その心地よい絶望…その表情が見たかったんだ」
レドリックは凄絶な笑みを浮かべながら、彼女の頭を握り潰そうと更に力を込める。
『待てレドリック…私の愉しみを邪魔するな』
「っと…これは失礼。ついはしゃいでしまって…御許し下さい。陛下」
不機嫌そうに発された主の言葉に、レドリックはアゼルの体を放り捨てると、王へと深々と頭を下げた。
地面を転がったアゼルは、立ち上がる気力すら無いのか、突っ伏したまま弱々しく震えている。
そんな彼女をじっと見下ろしていたヴァルアスが、ゆっくりと口を開く。
『アゼル君、だったな…君だけは生かすとしよう…この事態の目撃者としてね』
「え?陛下…?」
王から漏らされた唐突な言葉に、レドリックが首を傾げた。
「別にこの子じゃなくてもいいでしょう、まだ生きてるのは平原に何人も居るのに…」
『いや…この娘でなければダメだ』
レドリックの進言に首を振りながら、ヴァルアスはアゼルの元へと近づいていく。
202魔法少女マユ 第五話 23/26:2010/06/06(日) 11:35:59 ID:mbjoSMYd
呆然とした様子で自分を見上げるアゼルに、ヴァルアスは言葉を続ける。
『仲間達の仇討ちたければ、私に挑んでくるがいい…憎しみを糧に、力を付けたまえ』
「……また陛下の悪い癖が始まった」
ヴァルアスの言葉に、レドリックはやれやれ、といった様子で呟く。
そしてアゼルの元へと近づくとしゃがみこんで、身を起こそうとしたアゼルの側で口を開いた。
「…運が良かったね。陛下の温情に感謝したまえ」
彼女の耳元で囁くと魔術を行使し、アゼルの体を光に包む。
「ここに置いてちゃ、下魔達が犯しちゃいそうですから、離れた場所に飛ばしますね」
『ああ、それでいい』
主の同意を得たレドリックは、彼女の方を向く。
「じゃあね、お嬢さん。拾った命、大事にするといいよ」
アゼルはこれが転送系の魔法だと理解した。
「リ、リィン…!」
必死に身を起して、リィンの亡骸の元へと近づこうとする。
「ダメだよ。これはあげない」
すぐ側に立つレドリックが、アゼルの腹部を蹴りつけた。
「あぐぁっ!!」
悲鳴を上げながら、アゼルは地面に倒れ込む。
その直後、アゼルの体を光が包み…次の瞬間には、その場から消え去っていた。
次にアゼルが目を開けると、そこは先程の平原では無かった…
自分達が出撃した駐屯地のすぐ側だった。
「リ…リィン…」
呆然と呟きながら、アゼルは体を動かそうとする。
だが体が思う様に動かす、彼女は地面に倒れ込む。
「ま…守れ…なかった…リィン…リィン…」
うわ言の様に何度も彼女の名を呼びながら、アゼルは地面を這って進もうとする。
…守れなかった…妹の様な大切なリィンを…
その事実が、彼女の胸を締め付ける。
悲しみに震える彼女の体を、降り出した雨が濡らしていく。
「う…うあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
アゼルは天を仰ぎ泣き叫んだ。
涙が枯れ果てるかと思われる程に、彼女は泣き続けた。
203魔法少女マユ 第五話 24/26:2010/06/06(日) 11:36:40 ID:mbjoSMYd
(あの後…気を失った僕は駐屯地の人に保護された…話によると生き残ったのは本当に僕だけだったようだ)
魔王の言葉通り、アゼルだけが目撃者として意図的に残されたのだ。
調査隊が向かった時には、魔族達はその場を放棄し、別の場所に中継拠点を設けていたそうだ。
その場には、無数の遺体が残されていただけらしい…
ただし、その場にリィンの亡骸は存在しなかったそうだ。
傷が癒えると、アゼルは己の力を高めようと訓練を始める。
円卓の近衛を務める、姉のニーナに稽古をつけて貰ったり、彼女の恋人で魔法学者であるランディに、様々な魔法を教わる。
全ては、仲間達を虐殺した魔王と、リィンを犯し殺したあの魔族の青年に復讐する為だ。
その為に、こちら側で人間狩りを妨害している魔法少女達への支援に志願した。
アゼルが希望した地域は、造魔製造を統括するラディウスの出没している地域だ。
それ程の大物が出没するこの地域なら、あの魔族に遭遇する可能性があるとアゼルは考えていた。
誤算だったのは、姉であるニーナが同行すると言い出し、彼女の上司である『円卓』の一員コーネリアも賛同した事だ。
ラディウスを確実に捕える為に、コーネリアは信頼するニーナを派遣するのが得策だと判断したのである。
彼女が行く事になって、恋人のランディも志願し、結局3人でこの地に来る事になった。
「ここに居れば…魔族の本拠地の手がかりも掴めるかもしれない…」
アゼルは、拳を握りしめながら呟くように言う。
必ず仇はとって見せる…その為に自分はここに来たのだ。
「ぅ…うぅん…」
ベッドに眠るマユが僅かに身動ぎし、小さく声を漏らす。
その声に気がついて、アゼルは彼女の顔を覗き込む。
「……こ、ここは…」
ゆっくりと目を開けたマユは、ぼんやりとした様子で呟くように言う。
「気が付いた?」
「…あ、貴方は…?」
「僕はアゼル。エルメリアから派遣されてきた魔法戦士なんだ」
マユの問いに答えて、アゼルは優しく彼女に微笑む。
「あ、あの…私、秋月マユって言うの…貴方が助けてくれたの?」
自分とユーリィは、リレイアと名乗る女魔族の引き連れた機獣に捕えられ、凌辱を受けていた筈だ…
「うん、こちらについてすぐに、君らが魔族と戦っているのを察知して救援に行ったんだ」
「そうだったんだ…あ、ありがとう…はっ…ユ、ユーリィはっ!?」
アゼルに頭を下げたマユは、ユーリィの事を思い出して慌てて身を起こす。
「まだ無理をしちゃダメだよ!安心して、ユーリィなら君の側で寝てるよ」
「ぇ…あ、ユ、ユーリィ…よかったぁ…」
自分のすぐ側のバスケットに敷かれた布団に眠る、ユーリィを見てマユは安堵の声を漏らす。
「ちょっと待ってて…姉さん達を呼んで来るから」
落ち付いたマユへ横になる様促した後、アゼルはニーナ達を呼びに部屋を出ていく。
204魔法少女マユ 第五話 25/26:2010/06/06(日) 11:38:07 ID:mbjoSMYd
アゼルに連れられて、ニーナとランディが室内に入ってくる。
その頃には、ユーリィも目を覚まして起き上っていた。
「ニ、ニーナさん!エルメリアからの応援ってニーナさん達だったんだ!」
ニーナを姿を見て、ユーリィが驚いて声を上げる。
「知ってるの?ユーリィ」
「うん!ニーナさんは、私達こっちで活動してる魔法使いや妖精の統括をしている人の近衛を務めてる人なの!
 すっごく強い魔法戦士なんだよ!」
マユの問いに、ユーリィは興奮した様子で語る。
「あはは、ちょっと落ち付きなさいよユーリィ…初めましてマユちゃん、貴方達の支援に来たニーナよ」
朗らかに笑いながら、ニーナがマユに手を差し出す。
「あ、はい…秋月マユです。よろしくお願いします」
「宜しくね…んで、こっちのアゼルは、私の妹なの。私同様貴方と一緒に戦うわ」
「そうですか…って、妹!?」
ポンポンとアゼルの肩を叩くニーナの言葉に、マユは思わず驚いてしまう。
アゼルはてっきり男の子だと、マユは思っていたのだ。
その反応に慣れているらしく、アゼルは平然とした様子だが、隣のニーナは少し笑いを堪えている。
「あー、初対面の子はやっぱりそう思っちゃうわよねー…アゼル、アンタ紛らわしいからそういうカッコ止めなさいよ」
「やだよ…いきなりそんな事言われても…」
姉の言葉に、アゼルはプイと顔を背ける。
「あ、あの…ゴ、ゴメンね…てっきり私アゼル男の子だと思って…」
「気にしないで、よく言われるんだ…」
シュンと肩を落とすマユに、アゼルは優しく微笑む。
「えっと…二人の自己紹介は終わったね…僕はランディ、後方支援担当でここに派遣されて来たんだ」
ニーナの隣に立っていたランディが、微笑みながら手を差し出す。
「はい。宜しくお願いします」
「ランディは戦闘がダメだから、私達の後方支援要員で来てくれたの、傷の手当てや情報の分析とかね」
「…うーん、僕は争い事は苦手なんだよ…」
ニーナの言葉に、ランディは困った様に笑いながら頭をポリポリと掻く。
「もう…今はそんな事言ってる状況じゃないってのに…」
「ゴメン…それでも…僕は争い事はダメなんだ」
頬を膨らませるニーナに、彼は困った様な表情のままで告げる。
「まぁいいわ…これから私達3人が、貴方達と一緒に戦ったり、サポートをするわ」
「ここには、ドクター・ラディウスやその上司リレイアまで姿を見せている。彼らを捕えれれば、戦局は有利に傾く筈だよ」
「…宜しく、頑張ろうね。マユ」
アゼル達3人は口々に言い、アゼルが優しい笑みと共にマユに手を差し出した。
「はい…一緒に頑張りましょう!」
「宜しくね!」
マユとユーリィは彼らに応える様に微笑みながら、差し出されたアゼルの手に触れる。
(出来る限り…この子達や姉さんを巻きこまない様にしないと…)
握手を交わしながら、アゼルは心中で呟く。
自分の復讐に、彼女達やニーナを巻きこむ事は出来ない。
行動をする際は気を付けないと…アゼルは誰にも明かせない秘めたる思いを胸にしていた。
205魔法少女マユ 第五話 26/26:2010/06/06(日) 11:39:13 ID:mbjoSMYd
「おや、お帰りなさい。リレイアさん」
ラディウスの研究室で、彼と打ち合わせをしていたレドリックは、室内に入ってきたリレイアに気付き声をかける。
「ああ、ただいま…」
「ど、どうしたんですか先生?何かご機嫌悪そうですけど…」
憮然とした様子で近づいて来る彼女に、ラディウスが恐る恐る尋ねた。
「あの少女、不調だったらしくあっさりと捕えれたのだが…機能のテストを終えて帰還しようとした所を、
 エルメリアの手の者に邪魔されてね…ガイレブは破壊されるわ、彼女は捕えられないわ、踏んだり蹴ったりだよ…」
彼らの近くの椅子に座って、彼女は溜息を漏らす。
「マ、マジですか…それは災難でしたね先生…」
「あまり戦闘データが取れなかった。もう一機製作してエルメリアでテストをするさ…」
マユというあの魔法少女との戦いでは、大した戦闘データは取れなかった。
これでは、王から量産の許可を得る事は出来ないだろう…無力化機能のテストデータを反映させた機体を作り、データを取る必要がある。
「しかし…リレイアさんの作品を破壊するとは、なかなかやりますね…どんな相手だったんです?」
「槍使いの魔法戦士だった。名は…アゼルと名乗ったな」
「……アゼル?」
リレイアの言葉に、レドリックは眉を顰める。
「フフッ…そうか、あの時の…」
何か思案する素振りを見せていた彼は、唐突に小さく笑いを漏らす。
その様子に、ラディウスとリレイアは怪訝そうな顔をする。
「…知り合いかね?」
「ええ、面識が有ります。その者は陛下の戯れで、とある戦場でたった一人生き延びたんですよ…」
リレイアの問いに答えながら、彼は席を立ち上がった。
「これは楽しくなってきましたね…やりがいのある仕事になりそうだ」
「いよいよ、君が出張るかね」
「ええ、準備が整いました。リレイアさんやラディウスには、戦力の供給をお願いしますので、宜しく」
魔法少女達の妨害により、能率が低下している造魔の母体狩り。
その状況を打開する為に、レドリックが直接指揮を執る事になっていたのだが、ようやく準備が整った。
無能な指揮官達の更迭や再配置の人員整理、その他各部門との調整の為に、かなりの時間を費やしてしまった。
「ああ、分かったよ。ただし、我々も作戦には参加させて貰うよ」
「それは勿論大丈夫ですよ。実戦テストも必要でしょうし、どんどん参加して下さい」
「ぬふふふ…今度こそあの子を捕まえてやるぞぉ…」
不敵な笑みを浮かべている二人を見ながら、レドリックは話に出た魔法戦士の事を思い出す。
(あの時の子がこちらに来たか…僕や陛下を狙って来たのだろうな…)
王が聞いたらどういう反応をするだろうか…心中で呟くと、レドリックは口の端を吊り上げ笑みを浮かべた。
彼は視線を研究室の奥へと向ける。
奥の部屋には無数のカプセルが並んでいた…それはラディウスが収集した、様々なサンプルなどが保管されている。
その中の一つには、液体の中に浮かぶ少女の姿があった。
206マユの人:2010/06/06(日) 11:40:41 ID:mbjoSMYd
以上で第5話の投下を終了します。
今回は前作5話と焼き直しといった形で、似通ったシーンが多いです。
リィンの死亡については、出来るだけ絶望させたうえで、凄惨なシーンにしたいと試行錯誤しましたが、如何でしたでしょうか?
アゼルの性別については、前回は意図的に隠しました。
そして、アゼル以外の支援要員として二人の新キャラ追加です。
当面は以上のメンバーで話を進めていきます。
次回より、レドリックが本格的に戦いに参加します。
それでは、また次回お会いしましょう。
207名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 12:11:44 ID:uAZNKWjK
リィン死んだけれども魔族化でもしてるのか
出番が全くないみたいでよかったなぁ・・・

投下お疲れさまでした
208名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 12:12:35 ID:uAZNKWjK
日本語変になった・・・
出番が全くないというのはないみたいかorz
209名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:30:40 ID:YD0s3YgN
>助けて…アゼル、お姉ちゃん…
リィンの決め台詞キターー!
さすが最初で最後の見せ場だけあって、今回だけで下手すると10回以上言ってたなw

前作でも登場したての頃こそ復讐鬼だったけど、すぐに、この台詞を連発するようになったし、
基本は周囲に守られ、可愛がられ、慈しまれて暮らしてきた妹キャラだったんだなあ

>『フフフ…愛らしい顔だね』
>吊るし上げた彼女の頬を、ヴァルアスの長い舌がベロリと舐めた
前作の頃は「マユが特別」って理由で疑惑を有耶無耶にしていたが、やっぱ陛下ってロリコンじゃねえの?w
210名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 20:57:29 ID:vp4ZLT84
投下GJ!&乙
んあー結局リィンちゃん不幸せなままかぁ
前シリーズでの余りにもあっさりとした死に様に、これは魔法少女側犠牲者ゼロの別ルート有ると薄々思ってたんだが…
まさか別ルートでは登場する前にお亡くなりとはw
なんつーか劇場版Zガンダムのロベルト中尉みたいな感じ
211名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 22:54:28 ID:V8Hpp1jH
乙でした!
リィンの遺体回収されてるみたいだけど
これは魔族化もしくは半分化物に改造されちゃうんだろうか…
アゼルとお姉ちゃんの陵辱シーンも期待してます!
212名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:33:08 ID:cT1vlVl0
負け犬ちゃん、今回は負け犬どころか戦ってすらいねえw
いかに学徒兵とはいえ、ここは全身全霊をこめた渾身の魔法弾を、
鼻息で吹き消されて絶望に暮れるくらいしてこそ、ザ・プリンセス・マケイヌ

>>211
冷たくなっちゃってるから、死んでいるのは確かっぽいし、復活するとしたら
1、旧作のマユみたいに魔族化。自由意志や生前の記憶などもあり
かな。以下はあくまで躯としての活用法。
2、ゾンビ化して肉体のみ利用されて襲い掛かってくる
3、魔族の苗床、産む機械状態
4、リレイアたちの発明する機械の動力パーツ的に組み込まれる(ファイブスターのエトラムルとか、アニメ版ゼオライマーのヒロイン的な)
5、同様に魔物に取り込まれて、魔力タンクやその他の器官として利用される(バスタードのアムラエル的な)

1だと、アゼルに可愛がられたり、守られたりするマユを見て、憎しみに燃えたりとか
213名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:37:30 ID:VBi8/079
GJ

前回はあえて言わなかったけど、僕っ娘っていいよね!
214名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:49:08 ID:2ffy6kuS
>>212
直前にこれでもかと絶望させられて完全に戦意失ってる感じだねW
215名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 16:36:03 ID:A31DYizo
リィンの下りは言うとおり酷かったなぁ。GJですー
216名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:20:53 ID:Wv7HGD/p
GJです!
いつもながら、戦場のど真ん中で最大の急所を堂々と晒す陛下は半端ないですね。しかも、周りの人間が陛下の急所を狙おうとしてる状況で。
リィンが犯られてる間にアゼルが猛スピードで股間を攻撃するという、二人の長所を活かしたコンビ戦術もありですか?
217名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:24:44 ID:cT1vlVl0
>>216
そういやあ、急所攻撃は、まだ誰も試みたことないなw
218名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:44:17 ID:2ffy6kuS
斬ってもすぐに再生しちゃうんだろうぜW
219名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 00:17:14 ID:ssn60iRU
アゼりゅんはペッタンコなのか…
陛下の仰る通り、勿体無い事をしてるなぁ
220名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 00:45:41 ID:/VXv2UeK
アゼルの復讐は、まず直接の仇であるレドリックから狙っていくんだね。
なぜかレドリックがあんまり目に入ってなくて、一足飛びに、力量も弁えずに陛下を狙ってた、どこぞの負け犬と違って
ちゃんと地に足が着いてるね

陛下と戦ったときも、力量の差が歴然としていることを理解したうえで、創意工夫して善戦して、
かすり傷とはダメージを与えていたし(アゼルより数段上位の騎士でも無理だったのに)、実力以上の戦い方ができるタイプか

でもまあ、結局は負けちゃうんだろうけどw
221名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 00:42:52 ID:OLlH5h4c
このスレのみんなの、リィンちゃんに対する容赦ない言葉責めの数々は
本編での凌辱に匹敵する苛烈さだな。てか愛されすぎだろw
今作のリィンちゃんに聞かせたら、5秒で泣き出すぞ
(前作のだったら、5秒で釣られて罠にはまるコース)
222名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 18:26:59 ID:rFGsRJqr
5秒……それがリィンちゃんの絶望へのタイムか
全てを……振り切るぜ
223名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 15:15:26 ID:yWWCT6Q4
オーディアンの派兵編の出撃〜オロ登場前までの間如く
余裕ぶっこいてゲリラ戦に長けたヒャッハー!が武装した雑魚魔獣に狩られる魔法少女部隊
224名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 07:04:49 ID:u2lJ8z+o
>>217
そんな事したら、
「ちゃんと使えるか、確認せねばならんなぁ」
と、えらい目に遭わされます。

相手が男だったら?
手出しする前に蒸発して貰いますw
225名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 18:31:34 ID:AKkQ9+4g
>>223
一番乗りと加速したらいきなり出てきた粘着シートに捕まった。
敵の拠点はまだ先だと思ったら拠点のど真ん中で触手に足を絡め取られ集中砲火を浴びた。
囮になった隊長は数分後、陵殺され精液で体重が倍になった状態で発見された。
ローターで拘束された仲間を助けようとしたらトラップで足場が爆発し落下した衝撃で変身解除した私はゲリラに陵辱された。
*残念!私たちの部隊は全滅した*

;><) こうですか?わかりません
226名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 21:09:29 ID:V6NUwAV5
マユで行われてるエルメリアでの戦いで、ザルカヴェイド攻略戦の妄想が浮かんだのでカキコ。

前大戦より100年経ったエルメリアは、長い平和に安心しきっている状態。
かつての決戦の地ザルカヴェイドは、魔族がこの世界に戻ってきたら真っ先に狙ってくるだろうと、強力な守備隊が配置されてた。
ただ、そこに駐留する守備隊も、その役目を果す機会は無く、そこに所属する魔法少女達は平穏で退屈な日々を過している。
もうすぐ任期が終わり、家族の待つ家に帰れる…少女達は皆浮かれていた。
しかし、その日は彼女達に来る事は無かった…
突如、開かれた巨大なゲートより、無数の魔族達が現れる。
軍が慌てている間も魔族は増え続け、天地を埋め尽くす程の軍勢がザルカヴェイドを包囲した。
敵軍の中央に座するゲリオスが、エルメリア帰還作戦の発動を宣言し、全軍に攻撃命令を放つ。
雪崩の様に軍勢が、ザルカヴェイド都市内に侵入していく。
予想だにしなかった突然の実戦に、少女達は戸惑いながらも武器を構え、一斉に魔法で攻撃を開始した。
次々と撃ち抜かれ倒れる魔族、だがその屍を踏み越えて、更に大量の魔族が押し寄せてくる。
倒しても倒しても、押し寄せてくる魔族達は止まらない。
少女達は恐怖に顔を引き攣らせ、「来ないでっ!!」などと泣き叫びながら必死に魔法を撃ち続けた。
だが、少女達の魔力は底を尽き、押し寄せる魔族達にみな捕らえられてしまう。
瞬く間にザルカヴェイドを制圧した魔族達は、緒戦の勝利と帰還作戦の発動を祝い、宴を始める。
そこで少女達は、代わる代わる魔族に犯され、皆絶望と恐怖に泣き叫びながら死んでいった…

初期の戦いは、魔族の数が圧倒的に多いだろうし、凄い有様になってたんだろうなぁ、と妄想した。
227名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 21:21:18 ID:4Sh1xnOP
オリジナルならともかく、他の人の作品をネタに、妄想だけ書かれても反応しづらいぜ
というわけで、作者さんの許可をもらって、作品化する作業に入るんだ!
228名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 08:36:29 ID:Z42U1wDY
魔法少女「私、この任期が終わったら田舎でお菓子屋さんを開くんだ♪」
229名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 10:45:36 ID:OEf3EZtt
>>228
何という死亡フラグ…
魔物さんにその幻想ぶち殺して貰わないとなw
230名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 15:42:19 ID:IZLUbdI2
自分が白濁液でデコレートされてしまうんですね。
中にもたっぷり詰めた上、植え込みの木とかで栓をして飾りつけ
231名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 22:50:05 ID:07HvAEAe
「巨大な魔神が世界を滅ぼし、全ての生けるものに災厄をもたらす」
この予言を回避するため、異世界に召喚された四人の少女達
彼女達は大地、水、炎、そして風の精霊の力を身に纏って、予言を覆し異世界を救うために戦場を駆け抜ける!!




元ネタは最近DSでリメイクされたあのゲームだが、発売直後じゃないし、旬を逃したかもなぁ(笑。
232名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 23:31:57 ID:a41x8Uqb
「私、この任務が終わったら、憧れのお姉さま(小隊長)に告白するの」
233名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 23:37:03 ID:IZLUbdI2
>>231
正直、だからどうした、としか言いようが無い
234てんさい 1/2:2010/06/15(火) 06:47:07 ID:AmMHtNv1
49 名前:エロパロ板日報出張版(仮) ◆cwt.XXXy5s 投稿日: 2010/06/15(火) 00:34:49
==== 10/06/14 (月) 00:00 〜 10/06/15 (火) 00:00 の観測 ====

//────────────────────────【 新規 】
狙って誤爆するスレ その29 (10/06/14 00:49 開始)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276444151/l50
マキシマムザホルモンでエロパロ (10/06/14 16:29 開始)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276500551/l50
【ブレイクブレイド】吉永裕ノ介総合【ランペイジ】 (10/06/14 19:56 開始)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276512960/l50

//────────────────────────【 即死 】
(無し)

//──────────────────────【 DAT 落ち 】
【BOINC】書き手も読み手もマターリ参加 16【分散】 (207, 10/03/15 〜 91 日間)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1268661403/l50
とある魔術の禁書目録 26フラグ目 (1001, 10/04/05 〜 70 日間)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1270447978/l50

//────────────────【 今日のレス数とスレ数 】
レス数 … 合計(899), 最大(23), 更新中央(1.8)
スレ数 … 更新あり(256), 合計(760)

//──────────────────────【 編集後記 】
避難所でもたまに書き込みが吸い込まれるのは、
何かのNGワードにでも引っかかってるんですかね……
235名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 06:47:49 ID:AmMHtNv1
ごばくしました……ごめんなさい
236名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 09:05:16 ID:YJXQHe+c
>>232
やさしい魔物が一緒に犯してくれそうだ
237名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 12:56:35 ID:8nmtVjtm
>>229

魔法少女?「私、この任期が終わったら実家の喫茶店を手伝うんだ♪」
238名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 13:25:49 ID:4Su7m107
魔物討伐に派遣されたら主神にお持ち帰りされ奥さんの怒りに触れ半死半生でござるの巻
239名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 14:50:17 ID:Vjb4Wd+H
>>237
おい、白い魔王呼ぶんじゃねえ!
魔物全部殺されたらどうするつもりだ!
240名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 15:01:23 ID:U/10Xusa
魔王様相手じゃ、全力全壊で皆消し炭にされちゃうなw
241名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 17:33:48 ID:c6IPFsg2
>>240
いや、何 も 残 ら な い
242名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 19:38:41 ID:3VcSd6lf
そもそも今は既に少女じゃないしな
243名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 20:42:18 ID:HUcT179z
その後、>>242 の姿を見た物はいなかった。
244名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 22:43:04 ID:JRnAtGTS
肉弾戦系魔法少女?を魔力封印トラップにはめて無力な少女にしてからなぶりものに
せんと姦計をめぐらす魔物共、しかし作戦実行後そこには叩きのめされ地に伏す
魔物たちの姿が! じつは魔法少女の名門の出身だからそう名乗ってるけど、
魔力がかけらもないので氣と格闘技術で戦ってたというオチ……はいやだなあ。
245名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 23:37:36 ID:o2w4QwPg
つい先日、このスレで似たような設定の作品を見かけた気がするのだが・・・
246名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 08:49:51 ID:wjCsaBVz
化け物を前にした急場で妖精から魔法少女に変身させられたものの、才能皆無で魔力不足な魔法少女ってのも良いかもな
ステッキがトンファーみたいな形してて、砲撃魔法を撃てるほど出力が無いから直接肉弾戦で魔力をぶち込んで化け物を倒すしかない。
単体を狩るのはどうにかなっていたものの、集団で襲い掛かられていなせなくなってボコられて、
手足へし折られて頭鷲掴みにされて吊されてトンファーを両穴に捻じ入れられて敗北とか。
247名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 08:58:21 ID:CMXlHS7f
どうでもいいけど、一人ぐらいはその妄想プロットをSSにしちゃくれないもんか。
あと、まだ埋まってない前スレでやらないか?
248名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 10:19:05 ID:4Y69+vfU
十二番目の魔法少女は、堕ちる直前まで追い詰めて放置プレイしちゃってたなw
そろそろ止めれを刺すべきかw
249名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 12:17:19 ID:4Y69+vfU
って…前スレ堕ちたみたいね…
250名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 23:55:15 ID:XT3akFug
>>231
召喚術の暴走によって地上から無差別に召喚される魔法少女たち……
そしてスーパー魔法少女大戦EXが始まるというわけですな。
251名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 01:53:52 ID:AP08L3sJ
>>250
小説版ぶにぽえ世界住人「全く戦力にならない魔法少女ですがなにか?」
252名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 18:30:30 ID:fSYM0v3Q
熱血キャラに見えて実は劣等感の塊、だからこそ友達や仲間だけは傷ついて欲しくないと、どんなに傷ついても何度凌辱されても「自分が守るんだ」と立ち上がり続けるヒロインと
その娘の向こう見ずな態度にストレス貯めて「ふざけんじゃないわよ!あんただけが傷ついていい理由なんてどこにもない!」と喝飛ばせる仲間の魔法少女

こういう娘達が活躍する青春系(?)魔法少女物が書きたくて、PCを何度も開いたが、出だしの文章が思い付かずに毎回沈んだので、もう諦めた
253名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 18:49:10 ID:B23w8hM9
>>252
正直、だからどうした、としか言いようが無い

というか、何を言ってほしいんだ、一体
254名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 19:02:34 ID:VgSY8EDH
思いつきと勢いでプロローグだけ書き込んで年単位で絶賛放置中よりはましだと逆に考え……
ほんとにごめんなさい。
255名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 19:34:05 ID:fSYM0v3Q
>>253
形にならなかった妄想だが、形にならなかったらならなかったで、せめて職人さんがここから何か電波を受け取ってくれれば、と思って書いた
特に何か言って欲しい訳じゃない

あと、「だからどうした」って反応なら一々レスせずにスルーする方が角は立たないと思う
256名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:50:54 ID:B23w8hM9
なら、そう書きなよ。「良かったら、誰かアイデア使ってくれ」って一言でも
でないと、似たようなアイデアを暖めていた人が、逆に書きづらくなるし
252だけだったら、ただの自分語りになるよ
257名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 21:29:49 ID:pXUeKud7
>>255
>>256
電波受け取ってくれとか
アイデア使ってくれとか言われても
書き手としては自分から出たアイデアじゃなければそうそう書けるもんじゃない

素人がSS作るのって大変なんだよ
258名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 21:57:26 ID:B23w8hM9
まあ、同感だ
ただでもそうなのだから、せめて、そういう言葉を添えないと
むしろプロットだけ書き込んだネタを、使用済みの縛りにさせかねないと言いたかった
259名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 22:05:19 ID:dFmdNFq7
災厄の人とか悪役のセリフを妄想しての書き込み読んで奮起して続きを書いたって言ってたからな
電波を受け取ってって考える奴がいるのも、まあ分かる気がする
ここの職人さん達には独りよがりな妄想でインスピ受けたとかしてくれて、本当に同好の士として感謝している
260名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 00:19:08 ID:r+OY3/gi
雑談でネタ出し合うのは楽しいよね。いや、本当は雑談しちゃいけないのかも知れないけどw
特に、このスレのは、住人のみんなの妄想力に感心するばかりだ

まあ、「〜というネタで書いてたぜ」とか言われると、逆に、そのネタを使うと盗作っぽくて気が引けちゃう人もいるだろうし、
ネタの提供のつもりなら、その旨をはっきり明言した方が良いかと
261名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 00:45:09 ID:+YuiUqHk
このスレの中には、最初はアイデア使って欲しくて設定を書いたところから始まった連載もあるし、ネタだけ置くって人も将来の作家さんだと思えば……
262名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 00:52:55 ID:n06T65tB
このスレの雑談はましなほうだ
俺の常駐スレのひとつでは雑談しかしてない
たまにSSがくると文句まででるしまつ
263名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 07:04:40 ID:0o6V1izH
誰かここのSSをゲーム化してくれねえかな・・・
売ってたら絶対買うのに
264名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 07:53:22 ID:c32x18Gs
きっとフロントウイングではないだろうな。
265名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 08:50:51 ID:4gW+Bu5G
陵殺メインとなるとアモルファス、ティンカーベル、ブサイクぐらいじゃないと無理だな
266名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 01:11:52 ID:+GDrCFnR
ラディの先生って爺様同様、前大戦時からの最高幹部という話だが…
見た目は若そうだが相当なBBAなのか
267名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 04:39:36 ID:I3E+u7G1
陵殺と貫通の多さでやはりアモルファスが好きー
でもブサイクの陵辱具合も好きだ。
ティンカーベルはあんまり知んないがブサイクの次にグロ強かった気が。
268名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 04:43:13 ID:DnaUYbO1
>>266
お前…多分下半身がキャタピラとかに改造されるぞ
269名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 04:48:21 ID:FLc5tGDC
ブサイクってメーカーのサイト教えて
一般名詞過ぎて、うまく検索できないw
270名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 05:16:46 ID:I3E+u7G1
271名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 05:46:04 ID:FLc5tGDC
おお、なるほど。蟲使いのところか
ありがとう
272名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 11:35:22 ID:4jWEUpOd
ティンカーベルは淫妖蟲のとこだったか
273名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 13:08:09 ID:cn1oB/KM
常識人系のつっこみはただの分からず屋か空気になる運命
274名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 16:09:59 ID:DnaUYbO1
案外ゲリオスさんとリレイアさんは恋仲で前大戦ではバリバリの武闘派でブイブイいわせてたコンビだったりな
だがその性向が災いして円卓の囮に引っかかってしまい、敬愛する魔王を守れず終戦。
その際に共に討ち死にを願うゲリオスを残りの魔族と幼い王子を残して見捨てるのかとリレイアさんに言い含められ、
血の涙を流しながら撤退
その時の事があってゲリオスさんは策略という智を身につけるようになり、
リレイアさんは機獣という将の枷にならない兵力の開発を目指すように…
とかちょっと良い話があるかもしれないw
275名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 21:13:45 ID:z56qjhZp
機獣を地球の兵器メーカーに売り出そうとしたら、「魔力吸収機能って何? これとか媚薬とか全部外して半額にしてくれ」とか要求されてリレイアさん涙目……な展開を妄想した。
イオナズンのコピペで出来そうな気がした。
276名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 21:49:15 ID:+GDrCFnR
>>275
異世界の技術や材料使ってるから売れないと、陛下に言ってたはず
277名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 21:16:21 ID:v6HF4Jue
>>276
売ってはいけないが、あげる・交換する分にはOKって事か!
・・・取りあえず、試運転はOKらしいしw
278名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 21:28:05 ID:LhAMYnm7
いや、そういう意味じゃないだろ・・・
279名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 00:44:38 ID:UwQ6YytO
SS投下マダー?
280名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 00:55:53 ID:u8vj4e08
ゆっくり待て
281名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 10:13:41 ID:fA3RGpyW
>>275
陛下の会社の面接で特技は魔法と書いて一発合格
会社の即戦力として迎えられるマユちゃんとかも有りだなw
282名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 16:28:14 ID:a1WCjqop
板が元気ないみたいだけど、なんか運営がゴタついてるの?
283名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 19:09:36 ID:RoysWgJ2
エロパロ板で伸びの良かったスレは大体荒らしが連発したりとか議論だけとかになって書き手が避難所とかに流れてる
もしくは嫌気がさして引退したり
書き手さんも複数スレでかけもちとかしてるから吊られて他のスレも投下が無くなる…
それが重なってエロパロ板には廃虚や雑談スレだけが残っているだけってのが結構ある
スレ立てする人も投下が見込められないから、以前と違って乱立させないから、その中から淘汰されて伸びるスレも生まれない

こんな感じじゃね?半分以上俺の推測だけどw
284名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 13:57:44 ID:Os4RwEZ9
魔法少女入院中
285名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 15:19:14 ID:6CFece/n
入院した先が悪の組織の実験施設だったりするんですね
286名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 15:22:02 ID:hPOhtlxY
レド「特技はイオナズンとありますが?」
マユ「はい。イオナズンです。」
レド「イオナズンとは何のことですか?」
マユ「魔法です。」
レド「え、魔法?(ま・・まさか)」

中略

マユ「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。イオナズン。(ニヤニヤ)」
レド「いいですよ。使って下さい。イオナズンとやらを。それで満足したら帰って下さい。(絶対ハッタリだ)」

ちゅどーん 
287名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 17:21:30 ID:akWd0/fd
レド「特技は…おお!イオナズンですか」
リィン「はい、イオナズンでダメージ100で敵全滅でとにかく凄いんです」
レド「じゃあ採用だね」
女「………え?」
レド「あとで多分採用通知くると思うから」
リィン「え?あの…」
レド「なにか不満でも?善処しますよ」
リィン「い、いえ…ありません…」(どうしよう…魔法少女のくせにホントは使えないなんて言えないよぉ〜助けてマユちゃん!)
288名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 17:59:31 ID:aJ04SEpn
お前らはほんと、隙を見ては、その子をいたぶるのが好きだなw

でも、旧作の方では、イヤボーンすれば何とかメラゾーマくらいは撃てそうな感じだったぞ
弱くは無いはずなんだ・・・敵が強すぎるだけで・・・
289名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:13:08 ID:AiwizItw
リインさんはメラゾーマ20発余裕っすよ
しかし、ペタンやメドローアはうてない
290名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:45:54 ID:aJ04SEpn
メラゾーマっぽかったのは、ビルでレドリックに傷を負わせた一発くらいじゃね?
291名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:58:16 ID:KUE6Bf1o
アゼりゅんは彼女の様な負け犬街道を進か、それとも…
292名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 00:15:59 ID:yqtxQS18
さっきネカフェで、すっごい可愛い金髪ツインテの女の子が、2ch見ながら顔真っ赤にしてキーボード、バンバン叩いてたんだよ。
そんでいきなり、「戦いの"た"の字も知らなかった温室育ちの女の子が、たった三ヶ月で正規兵顔負けの実力を身に付けて、
前線でバンバン雑魚とか狩るようになったら、すごいと思いませんか? 天才ですよね、その子」とか、わけの分からないことを言ってきたので、
適当に話をあわせて「でも、雑魚にしか勝てないんじゃ、弱いものイジメしかできないみたいで、その子、カッコ悪いよね」みたいに答えたら、
なんか涙目になりながらメラゾーマ撃ってきたよ。
最近の子はおっかないね。
293名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 00:29:12 ID:YX6/d5uA
>>292
そんな事言ったら、半年前くらいは普通の中学生だったのに
怪獣みたいなラスボスとタイマン張るマユちゃんは…
294名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 01:02:21 ID:yqtxQS18
マユちゃんが稀代・・・どころか歴史上屈指の超天才であることに、いまさら疑問をはさむ人はいないじゃん・・・
その時代に、二つの世界あわせて最高の魔法使い、魔族も合わせて似番目の使い手だよ
295名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 01:49:59 ID:igb8yaYt
複数の魔法部がご町内を守る時世であっても、優柔不断なリーダーや男女関係や魔法部同士の対立で犠牲と禍根だけ残し解散寸前の魔法部は多々あり
そのような内紛を抱える魔法部は魔物の餌に過ぎない!

と言って準備万端で出撃した奴がどこぞの不動巨人様のような最期を遂げた件。
296名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 03:57:25 ID:Wbh9EN5j
よく意味が・・・
297名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 04:25:49 ID:OGC3pB9s
>>295
複数の魔法部がご町内を守る時世であっても、
優柔不断なリーダーや男女関係、魔法部同士の対立によって
犠牲と禍根だけが残り、解散寸前の魔法部が多々ある。
そのような内紛を抱える魔法部は魔物の餌に過ぎない!

と言って準備万端で出撃した奴が、どこぞの不動巨人様のような最期を遂げた件。


頑張って翻訳してみた。なんの話なのかは分からない
298名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 05:14:57 ID:kpUbnNzL
ノリがよくわからんぞ
299名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 05:37:36 ID:Nt7uiBtU
意訳

「ゲッヘヘヘヘ 今の欲望塗れの魔法部なら奇襲すりゃ楽勝だな」
「そうでゲス あんな平和ボケの連中など敵で無いでゲス」

「そうはさせませんっ」

「あ? なんだこのちっこい魔法っ子は」
「あれでゲスよ 仲間を守るために勇ましく立ち向かって、負けてボロボロになる役どころの奴でゲスすよ」
「なるほど」
「手始めにコイツから血祭りにしてやるでゲスよ」
「まあ待て、ロリ魔法少女は触手ぶち込んで白濁液祭りにしてやるのが魔族の嗜みってもんだぜ」
「はあ……あっしはもっとムチムチ魔法熟女が好みなんでゲスがね こんなツルツルでペタペタでポチポチな毛も生えそろってないような桃色マンコとピンクチクビなんて犯す魅力もないで……

「メ裸ぞー魔 メ裸ぞー魔 メ裸ぞー魔!(20連発)」

「うぎゃあああああああああああああ」
「へげええええええええええええでゲス」

 
300名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 10:27:26 ID:igb8yaYt
強いぞ不動巨人ガロニュートw
301名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 00:49:58 ID:TUdKOdj8
どうも、杏の人です。

新作を投下させて頂こうと思ったんですが、
またPCの方が規制されているようです。

さらに規制対策として導入したP2でも書き込みが出来ないようなので、
申し訳ありませんが、またブログに投下して、携帯の方からURLを貼る形にさせていただきます。

URLは以下です。
http://magicalaz.blog117.fc2.com/blog-entry-79.html

魔法少女を狩る者 第1話になります。
もしかしたら、NTRに分類されるかもしれない描写がありますので、
苦手な方はご注意下さい。
302名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 03:04:53 ID:rJtzi+dE
前作のアフターストーリーから入ると思っていたけど、意表をついてプレストーリーが先に来たか〜
しかし、グラントって、サクラ以外の同期の名前、もしかして一人も覚えてないんじゃないか
成績トップの人の名前すら覚えてないとはw

成績トップの人だけ、伏線として残ってるのが楽しみだね
その人、過去の2作品にすでに登場しているのか、新キャラなのか
過去2作品に連続登場している女性が一人いるけど・・・
303名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 19:32:12 ID:Hhs9z1hK
>>301
また規制ですか。ご愁傷様です。
新しいお話、女の子と男の子が互いの変身コスを見せ合ってはにかんでるとこが初々しくて良かった。
直接的なエロとは関係ないけど変身モノなんだからこういうシーンも、あるとらしさが出てきてグッド。
互いのコスの華やかさに惹かれて身体を弄り回していくのが徐々にエスカレートして…とかも有りだよね?
まあ男の子未来はそれどころじゃなくなるんだけどw
304名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 07:50:08 ID:8x+TBefH
上げ
305名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 15:01:06 ID:EHpwF3tg
魔法少女が答えるこんな魔王は最悪だ!一位
「施政能力が高く占領地の民に衣食住学精職を分け隔て無く与える魔王」
コメント
・解放軍なのに侵略者として住民に私刑受けた。
・解放した地域の民に「魔王軍のおかげで寂れた村が豊かになったのに!」と嘆かれた。
・朝起きたら仲間が解放軍の大義を疑い魔王軍に投降してた…
306名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 16:53:01 ID:wOfbdynC
こんにちわ、マユの人です。
今日の夜に、魔法少女マユ6話の投下を行おうと思います。
307名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 20:31:23 ID:6jUyeGP6
wktk
308マユの人:2010/07/01(木) 21:01:09 ID:wOfbdynC
こんばんわ、マユの人です。
魔法少女マユ第六話の投下を行います。
今回は陵辱シーンは序盤快楽系で、後半は苦痛系のシーンがあります。
人物紹介の後に投下を行います。
309魔法少女マユ 人物紹介:2010/07/01(木) 21:02:04 ID:wOfbdynC
『秋月真由(マユ)』
14歳 両親と3人で、平穏な生活を送っていたが。ユーリィと出会った事で、戦いに身を投じる事になる。
背は小柄で、背中の半ばほどまで届く栗色の髪を後ろで纏めている。
変身時のコスチュームは桜色のミニスカートに赤を基調としたジャケットを纏っている。
『ユーリィ』
異世界エルメリアの住人である妖精、マユのパートナーとして彼女の戦いをサポートを行う。
長いストレートの青髪にフリフリのついた白やピンクのドレスを着ている。
『アゼル』
エルメリアから、マユ達の支援に来た魔法戦士。傍目から見ると少年の様に見えるが、性別は女性で年齢はマユと同じ14歳。
燃える様な赤い髪を肩の辺りまで伸ばし、項の辺りで纏めている。瞳の色も同じ。普段は、目だない様に瞳も髪も黒に変化させている。
変身時は、黒のレザー製の上下に、胸部や肩の部分だけの軽装の鎧を纏う。
『ニーナ』
アゼルの姉で、彼女と恋人のランディと共にマユ達の支援に来た来た魔法使い。年齢は19歳。
髪は腰まで届くストレートの黒髪、瞳の色は青。エルメリアでは『円卓』の一人コーネリアの近衛を務めていた。
『ランディ』
ニーナの恋人で、彼女やアゼルと共にマユ達の支援に来た魔法学者。年齢は24歳。
亜麻色の髪を肩の辺りまで伸ばしている。瞳の色は青でいつも眼鏡をかけている。
親の方針で軍の学校に進んでいたが、生来の争いを好まない性格からか、卒業後は学者への道を歩んでいる。


『秋月夫妻』
マユの両親、父、宗一郎は製薬業を中心とした巨大複合企業の部長を務める。
母、美幸は専業主婦。二人は社内恋愛をして結婚。マユいわく、万年新婚夫婦との事。
美由紀も、かつては宗一郎と同じ会社に勤務し、社長に気に入られ秘書室に所属していた。
310魔法少女マユ 人物紹介:2010/07/01(木) 21:03:02 ID:wOfbdynC
『ヴァルアス』
魔族の王 100年前の戦いで敗れた先代の跡を継ぎ魔族を統率する。表の顔は製薬業を中心とした巨大複合企業の社長。
銀髪の髪をオールバックにしている。黒のスーツを好んで着る。
その真の姿は、黒い装甲を身に包む巨大な竜。
『レドリック』
魔王ヴァルアス腹心の最高位魔族、彼の側近を務め、表でも社長秘書室長を務める青年。
焦茶の髪を肩に触れるくらいに伸ばしていて、グレーのスーツをいつも着ている。
ラディウスとは子供の頃からの付き合いで悪友関係。
『セディア』
魔族の人間狩りの指揮官。 組織内での序列は低く攻略軍に参加できず、地上での人間狩りをする担当に回されていた。
度重なる失敗により失脚、王の制裁を受け、資料整理の身に堕ちる…
黒い髪をセミロングにしていて、露出の際どい黒の服を好んで着ている。
『ラディウス』
セディアの弟 魔族の造魔開発においての中核メンバーで、王の信任厚い人物。
長い黒髪を三つ編みのお下げにしている。常に白衣に身を包む。15歳くらいの背格好。
師リレイアの元で技術を学び、その知識を武器に組織内で高い地位を得ている。
『リレイア』
魔族技術部総括で、ラディウスの師。組織内でも最古参の部類に入る最高幹部。
白衣を常に纏っている。長い金髪は、手入れがあまりされておらず伸ばし放題といった状態。
いつでも寝れる様にと、アイマスクを額にひっかけている。
『ゲリオス』
魔族エルメリア攻略軍を統括する将軍、中央軍集団主将。
三つ首の手足の生えた黒い蛇の姿で、白を基調とした黒や金で彩られた法衣を着ている。
先王の代から王に仕える、組織の最古参の幹部で、他の幹部達の纏め役を務める。
『ルフィリア』
エルメリアの魔族勢力圏を統治する総督、及び中央軍集団副将。
長い金髪と宝石の様に青く澄んだ瞳が印象的な少女、白を基調とした法衣を着ている。
年の頃は15歳くらいだが、幼い顔立ちをしている。温厚な性格だが、怒らせると内に秘めた膨大な魔力で、破壊の限りを尽くす。
リグヴェードとは恋仲で、彼の我儘に振り回されがちであるが、それについては彼女は不満などは覚えていない。
『リグヴェード』
魔族エルメリア攻略軍南方軍集団を率いる将軍。
癖の強い白髪を、肩の辺りまで伸ばしている、瞳の色は金。黒を基調とした軍服を着崩して着ている。
一見力押しに頼る様な印象を受けるが、機動戦術を駆使する卓越した戦略家。
『アーディッツ』
魔族エルメリア攻略軍北方軍集団を率いる将軍。
黒髪黒眼で銀縁眼鏡をかけていて、黒を基調とした軍服を纏う。
非常に冷酷で残忍な性格で、戦場で捕えた少女などを嬲り、その苦しむ様を楽しんでいる。
311魔法少女マユ 第6話 1/23:2010/07/01(木) 21:05:12 ID:wOfbdynC
魔族リレイアと、機獣ガイレブとの戦いの翌日。
アゼルに救出され手当てを受けていたマユは目覚めた後、両親が目覚める前に家に戻った。
「アゼル達の家って、私の家の隣だったんだ…」
二階の自室に戻ったマユは、昨日まで空き家だった隣の家を眺める。
「こっちで協力してくれてる人が、すぐ隣の方が色々と連携も取り易いでしょって、手配してくれたらしいの。 
 後でマユちゃんのお父さん達にも挨拶に行くって、ニーナさんが言ってたよ」
同じ様にアゼル達の住む家を見ていたユーリィが、マユを見上げて言う。
ユーリィの言葉通り、アゼル達はしばらくしてからマユの家に挨拶に来た。
彼女達は外国から、こちらにやってきたという事になっているらしい。
マユの両親は彼女達の事が気に入ったらしく、ニーナやランディと和やかに談笑をしている。
マユとアゼルは、二階のマユの部屋へと移動した。
「ねぇ、マユ…マユ達は今までどんな魔族と遭遇したの?」
「ふぇ?…えっと、最初はセディアって女魔族が造魔を引き連れてきてて…そいつが失脚した後は、弟のラディウスって奴。
 私を捕まえるとか言って2、3日おきに街に現れてるの…それと、昨日遭ったリレイアって魔族かな…」
唐突に尋ねられた問いに、マユは首を傾げながらもアゼルに答える。
「そっか…一番最初のはともかく、後者の二人はかなりの大物だね」
「やっぱり?ラディウスの先生っていうから、幹部クラスかなって思ってたんだけど」
顔を顰めながら言うアゼルに、ユーリィが尋ねた。
ラディウスは、造魔研究生産において、主導的な立場を取っている幹部だと、ユーリィは聞いていた。
その師匠というのだから、より高位な地位の人間だと考えるのが普通だ。
「うん、ランディさんの話だと、あのリレイアって女魔族は、前大戦時から魔族の最高幹部に名を連ねてるらしいよ。
 彼女はエルメリア攻略軍総指揮官、ゲリオスに匹敵する力と有すると言われてるんだ」
「へ…?そ、そんな超大物だったのっ!?」
アゼルの言葉に、ユーリィは顔を真っ青にしながら声を上げた。
「?」
マユは話がよく分からず、首を傾げている。
「と、ともかく…また現れた時は気を付けないとね…」
未だ落ち着かない様子で、ユーリィが言う。
「うん、それなんだけど…二人はしばらく休養を取ってよ、昨日受けたダメージも完治では無いんだし、疲れも溜まってるだろうから…
 大丈夫。その間は僕と姉さんでカバーするよ」
「え…で、でも…」
アゼルの言葉に、マユは戸惑ってしまうが…
「アゼルの言う通りだよ。最近の連戦続きでマユちゃん疲れてるんだから、しばらく休ませて貰おうよ」
「う、うん…分かった」
ユーリィがアゼルに賛同すると、マユも渋々といった様子で頷く。
「そうだ…休んでる間は、ランディさんに魔法を教わったらいいよ。ランディさん魔法学者でもあるからさ。僕も色々教わったんだ」
「いいね!是非教えて貰おうよマユちゃん!」
「そ、そうだね。じゃあ後でランディさんにお願いしてみるよ」
アゼルの提案に、マユは曇らせていた表情を、パッと明るくさせる。
(…これでいい、マユ達が休んでる間に、アイツらの手がかりを探すんだ…)
二人を見つめながら、アゼルは心中で呟いた。
312魔法少女マユ 第6話 2/23:2010/07/01(木) 21:06:00 ID:wOfbdynC
それから二週間、アゼルとニーナが街の巡回を行い、マユは毎晩ランディの元に魔法を教わりに行っていた。
「マユ君は覚えるのが早いなぁ…これだけ短期間に沢山の魔法を習得するなんて、エルメリアの人でもあまり居ないよ」
魔法の指導をしていたランディは、マユの魔法によって破壊されたターゲットを見て、感想を漏らす。
そこは結界が張り巡らされた広い野原で、マユはそこで広範囲攻撃魔法の練習をしていた。
「そ、そうですか?そんな風に言われるとちょっと恥ずかしいです…」
ランディの言葉に、コスチュームを纏った姿のマユは、頬を赤らめながら言う。
「いやいや、実際君の才能は凄いと思う。僕も軍の学校に返ってた頃、君程の実力を持つ子は、ほんの一握りだったよ」
「ランディさん、軍の学校に通ってたんですか?」
ユーリィが彼の発言に、怪訝そうに首を傾げる。
彼は争い事は嫌だと言っていたので、それで違和感を覚えたのだ。
「うん…親の方針でね。僕の親はガチガチの軍人だから…子供の頃からそっち系の魔法学校に通ってたんだ」
ランディは苦笑しながら、手の平に乗ってきたユーリィに言葉を続ける。
「親の方針に従って軍の士官学校までは通ってたんだけど…やっぱり嫌になってね。自分は学者を目指したいって親に言ったんだ。
 そしたら凄く怒ってね…でもこっちも譲らなくて…大喧嘩した挙句、家を出て独力で魔法学者を目指す事にしたんだよ」
「あ、あぅぅ…ご、ごめんなさい…変な事聞いちゃって…」
彼の言葉に、ユーリィは気まずそうな表情で頭を下げた。
「いいよ、気にしなくても…少し寂しくはあるけど、今の生活が楽しいからね。自分のやりたい事が出来るんだから」
自分の手の平に乗る小さなユーリィに笑いかけながら、ランディは彼女に言った。
「はぁ…複雑ですね…」
「まぁね…それはアゼルについても言えるかな」
マユの言葉に、ランディは苦笑を浮かべて答える。
「え…アゼルもですか?」
「うん…あの子、男の子みたいでしょ?」
「確かに…仕草とか、服装とか…なんか女の子らしくないって言うか、そういう事に全然興味なさそうな…」
マユは首を傾げながら、アゼルの事を思い出しながら、ポツリポツリと漏らす。
彼女は姉のニーナと違い、おしゃれなどにも全く興味が無い様なのだ。いつも同じ様な服を着ている事から、それが伺える。
「ニーナ達の実家は代々騎士の家系でね…二人のお父さんも高名な騎士であり、多くの門弟を持つ武術の師範なんだ。
 ところが、奥さんとの間に生まれた子供は、二人とも女の子…お父さんは散々悩んだ結果、アゼルを立派な騎士にして、
 家を継がせようと考えて、自分の門弟達と一緒に鍛え始めちゃったんだ」
「…そ、それで…あんな風になっちゃったんですか?」
ランディから告げられた内容に、マユは少し戸惑いながら問いを返す。
「そういう事、若い男や同年代の男の子達と一緒に修行を続けてる間に…あんな風にね、彼女達のお母さんはアゼルを生んだ後に、
 身体を壊して亡くなられてしまってたし…ニーナは全寮制のエリート魔法学校で学んでる最中だったからね…誰も止めれなかったんだ。
 ニーナが久しぶりに帰ってきたら、すっかりあの子は男の子みたいになっちゃってたのさ…異性ってものを殆ど意識しないし、
 おしゃれとかにも無頓着なのはそれが理由なんだ」
「そ、そういうのって…漫画の世界だけの話だと思ってた…」
想像していなかった話の内容に、マユは絶句した様子だった。
「あ、あははは…さて、今日はこのくらいにしておこう、ニーナ達もそろそろ戻ってくるだろうしね」
「あ、はーい」
ランディの言葉に頷いて、マユ達は彼の側に寄る。
彼が転移魔法を使い、3人の身体が光に包まれ、その場から消えていった。
313魔法少女マユ 第6話 3/23:2010/07/01(木) 21:06:53 ID:wOfbdynC
「でやぁぁぁぁっ!!」
気合いの声と共に突き出された槍が、トカゲ型造魔の体を貫く。
間髪入れず、アゼルは造魔の体内に魔力を叩き込む。
『グギャアアアアァァァァァッ!!!』
造魔は絶叫を上げながら、体を崩壊させていく。
槍を引き抜いたアゼルが後ろに飛ぶと同時に、造魔の体が爆散する。
彼女が戦っていた敵は、あの造魔が最後だ。
「ふぅ…」
槍を光に変えて消すと、彼女は一息漏らす。
そして、別の場所で戦っていた姉へと通信を送る。
「姉さん、こっちは終わったよ」
『お疲れー、こっちも終わったわよ。造魔連れてた、白衣着た三つ編みおさげの男の子の魔族が、なんか捨て台詞吐いて逃げてったわ』
ニーナから返って来た返事の内容に、アゼルは思わず顔を顰めてしまう。
「…姉さん、ランディさんの話ちゃんと聞いてた?」
『ほぇ?』
「……その逃げってた白衣姿の魔族、特徴からして造魔の開発製造を統括する魔族ラディウスだよ」
要領を得ていない姉に、アゼルは溜息を漏らしながら告げる。
途端に彼女は小さく呻き、気まずそうに沈黙してしまう…
「姉さん、忘れてたね…」
『そ、そんな事無いわよ!捕まえようと思ったんだけど、アイツ煙幕撒いて逃げちゃったのよ!おのれぃ!次こそは必ず!!」
取り繕う様に騒ぎ出す姉に、アゼルは再び溜息を漏らす。
「…とりあえず、家に戻るよ」
『オ、オッケー…私も戻るわ。あ、そうそう…マユちゃん達がそろそろ見回りに参加するってさ』
「ん…分かった」
姉との通信を終えると、アゼルは夜空を見上げる。
「遭遇するのは雑魚ばかり…アイツらの手がかりは見つからない…」
拳を握りしめながら、アゼルはポツリポツリと漏らす。
こちらに来てから二週間、アゼルとニーナは幾度か敵と遭遇し、造魔を撃破していた。
だが遭遇するのは雑魚の造魔ばかり…指揮を取っている様な幹部級の魔族も、今日姉が遭遇したラディウスが初めてである。
「必ず…手がかりを掴んでやる」
俯いたアゼルは、絞り出す様に声を発した。


「…なんかやっぱり隠してるわね…アゼル」
アゼルとの通信を終えた私服姿のニーナは、木に背を預けてポツリと漏らす。
突然、こちら側の魔法少女達の支援への参加を志願した妹…その行動には何か目的があるのだとニーナは考えていた。
そして、こちら側に来てから妹は、一人で行動すると言って、頻繁に街に出て探索を行っている様なのだ。
「恐らく…あの事件が関わってるんでしょうね」
開戦から一カ月程たった日に起きた、ある惨劇…アゼルはその事件のただ一人の生存者だ。
「今問い詰めても話さないだろうし…しばらく様子を見るしかないか」
ニーナは溜息をつくと、踵を返し家へと歩き出す。
314魔法少女マユ 第6話 4/23:2010/07/01(木) 21:07:57 ID:wOfbdynC
「はひー、はひー…何だよあのねーちゃん。収集したデータからして遠距離系だと思って、対策施した造魔連れて行ったら、
 杖の先に魔力の刃作って薙刀みたいに振り回しやがった!チクショウ!ガチもあんなに強いなんて聞いて無いぞ!!」
ボロボロの姿で帰還したラディウスは、半泣きの表情でまくし立てる。
「お帰りラディウス君、災難だったようだねぇ…」
幹部専用に設けられた部屋には、リレイアが椅子に座って、テーブルの上のチェス盤と睨めっこをしていた。
対面には、王への報告の為に帰還していたゲリオスが座っている。
「あ、先生…もうマジ最悪です。造魔はボロクソにやられて、俺も危うく真っ二つにされるとこでした…」
「あはは、それは危なかったね」
下魔から受け取った水を一気飲みして、一息ついたラディウスは、疲れ果てた様子で椅子に座る。
近くの椅子に座っていたレドリックが、笑いながら彼に声をかけた。
「その女については調べたよ…『円卓』コーネリアの近衛を務める魔法使いニーナ。
 家が代々騎士の家系なそうで、父親は武術の師範らしい…だから近接戦での戦いも長けてるみたいだね」
「あの娘…最近戦場に現れないと思ったら、こちらに来ていたのか…なかなか手強いぞ、あの娘は」
資料を片手に語るレドリックに、チェスの駒を動かしながら、ゲリオスが付け加える様に言う。
「ご存知でしたか、ゲリオス老」
「ああ、私の戦線によく現れたよ。並みの兵では手が付けられん」
レドリックの言葉に、ゲリオスが頷いて答えた。
ゲリオスの受け持つ中央戦線…エルメリア側は二名の『円卓』が指揮を執っている。
その内の一人『紅蓮の将』コーネリアの直属の部下として、ニーナも中央戦線に現れ、多くの魔族を屠っていた。
「なるほど…気をつけておきます。本部付近で嗅ぎまわっている者の掃除を兼ねて、僕が狩るとしましょう」
立ち上がったレドリックは、ニコリと笑うと部屋を退室していく。
(まずは、あの子の相手をしてみようか…どれぐらい力を付けているかな?)
心中で呟いた彼は、不敵な笑みを浮かべて廊下へと出て行った。
「ところでリレイア…機獣についてはどうなっている?」
「んん?やはり気になるか、ゲリオス」
「当然だ。こちらの戦力の拡充を急ぎたい。纏まった戦力を集め、敵の攻撃拠点を潰す為にな」
頬杖をつきながらチェス盤を見つめていたリレイアは、長い付き合いの老蛇の言葉に、笑いながら口を開く。
「心配するな…ガイレブの改造型のテストも終わり、陛下より量産の許可を得た。既に本部内で生産を開始しているさ。
 現在ザルカヴェイドに稼働中の製造ラインを、第一世代用からガイレブ用へ改装中だ。それが終われば纏まった数を供給できる。
 その作業に並行して、更なる強化型も開発しているさ」
リレイアは前回の敗北後、予備のパーツを使ってガイレブをもう一機製作し、実戦テストを行った。
そのデータは王にも評価され、量産の許可を得る事が出来た。
余談だが、製作を昼夜問わず突貫で行った為、連日の様にリレイアが廊下で行き倒れて眠っている光景が見られた。
「そうか…ならよい」
全軍を統べる立場としては、やはり気になっていたのだろう。
彼女の言葉を聞いて、ゲリオスは少し安堵した様に息を吐いた。
「レドリック君によって、魔法少女を含めた母体狩りも成果が上がりつつある。そして、ラディウス君の自信作もあるからな」
「そうです!今度の製造装置は、母体の消費を大幅に減らしつつ、現行以上の性能の造魔が作れるようになっています!」
話を振られたラディウスは、立ち上がって拳を握りしめながら力説する。
リレイアはそんな彼を、頼もしそうに笑みを浮かべて見つめていた。
「ふふふ…それは期待できそうだな…こちらが積極的に攻めて来ないのを良い事に、連中調子づいておるからな…
 お前達の作品が供給される日を、楽しみにしているよ」
ゲリオスは笑みと共にそう言って、黒い駒を一つ動かす。
「む…」
リレイアがその駒の置かれた場所を見て、露骨に顔を顰めるが…
「待ったは無しだ」
「むぐぐ…おのれぇ…相変わらず容赦のない奴だな…」
さらりと告げられたゲリオスの言葉に、リレイアは呻き長考に入った。
315魔法少女マユ 第6話 5/23:2010/07/01(木) 21:09:04 ID:wOfbdynC
ビルの屋上に立つマユは、目を閉じて周囲の魔力を探っている。
「……こっちは特に異状ないみたいだね」
この近辺に魔族の気配が無い事を確認すると、マユは目を開けて呟いた。
普段一緒に回っているユーリィは、今夜は居ない。
近隣の仲間の一人が、連絡が付かなくなった為、ニーナやランディと共に捜索に加わっている。
強力な魔族に襲われた可能性が高いと、出かける前にランディは深刻そうな表情で語っていた。
今夜の見回りは、アゼルとマユの二人で行っている。
当初マユは、アゼルと共に巡回すると提案したのだが、それをアゼルは拒んでしまう。
まるでマユを避ける様に、彼女は一人で別方面の見回りに出て行ってしまった。
「…私、嫌われてるのかなぁ…」
少し俯いて、マユはポツリと漏らす。
正直、あそこまで拒否されるとは予想していなかったのだ。
マユとしては、これから一緒に戦う仲間なのだから、もっとよく彼女の事を知りたいと思うのだが…
「えっと…アゼル、こっちは異常ないよ」
『そう…こっちも異常無し』
そっけないアゼルの返事に、マユは表情を曇らせてしまう。
『…僕は、もう少し回りたい所があるから、マユは先に帰っててよ』
「え…でも…」
『いいから…これは僕の勝手だから、マユが付き合う必要無いよ』
戸惑いの声を漏らすマユに、アゼルは少し強い口調で告げる。
「ん…分かった」
やっぱり嫌われているのかも…拒絶ともとれるアゼルの態度に、マユの胸は締め付けられる様に痛い。
胸の前で、何かを堪える様にギュッと手を握りしめていたマユは、家に戻ろうとしたその時…
「っ!…魔族だ…」
突然、魔族の気配が街に現れた。
しかもその気配は、今までで感じた中で一番強いものだ。
「アゼル、私そっちに向かうから、少し待ってて。合流して二人で仕掛けよう」
繋がったままだった通信で、アゼルに語りかけるが…
『こ、この気配…アイツだ!』
声を震わせながら叫んだアゼルの耳には、マユの言葉は届いていなかった。
唐突にアゼルの気配が移動する。
転移魔法を使った様だ。
向かった先は、現れた魔族のすぐ近くである。
「待って!一人じゃ危険だよ!!」
マユは慌てて叫ぶが、通信は一方的に切断されている。
「ど、どうしちゃったんだろう…アゼル」
突然の彼女の豹変ぶりに、マユは戸惑いの声を漏らす。
アゼルを追い掛けるべく、マユも教わったばかりの転移魔法を使い、ビルの屋上から移動した。
316魔法少女マユ 第6話 6/23:2010/07/01(木) 21:10:15 ID:wOfbdynC
人気の無い公園を、アゼルは全力で駆け抜けていく。
「アイツだ…リィンを殺したアイツだっ!!」
瞳に憎悪の炎を宿しながら、アゼルは叫ぶ。
突如この公園に現れた魔族の気配は、アゼルが追い求めていた存在のものだった。
妹の様に可愛がっていた、幼なじみの少女リィンを殺害した、魔王の側近である魔族の青年レドリック。
こちらに来てから探し続けていた相手が、ついに姿を現した。
通信を切断する直前、マユが何かを叫んでいたが、彼女の耳には届いていない。
探し求めていた仇を前に、アゼルは単独で敵を強襲する事を選択した。
走り続けていた彼女の視界に、グレーのスーツを着た青年の姿が映る。
「見つけたぞ!レドリックっ!!」
力の限り叫んだアゼルの声に、レドリックは彼女の方を振り向いた。
「…やぁ、久しぶりだね」
振り向いた彼は、目の前に立つアゼルに向けてニコリと微笑む。
槍を手にしたアゼルは、身構えながら彼を睨みつけた。
「ようやく…ようやく見つけたぞ…!」
「フフフ…君がこちらに来ている事は、リレイアさんに聞いてたんだけどね。僕も色々忙しくって、今まで来れなかったんだ」
ゴメンね、とレドリックは苦笑しながら語る。
人を子馬鹿にした様な態度を取る彼を前に、アゼルは怒りの気持ちを抑えきれない。
「……リィンの仇…覚悟しろ!!」
「いいよ、かかって来たまえ。君が陛下にご報告するに値するかどうか…君の力を見せて貰おう」
身構えたアゼルを前にレドリックは、いつでもどうぞとばかりに両手を広げる。
「たあああぁぁぁぁぁっ!!」
槍を突き出して、アゼルは一気に彼との間合いを詰めた。
気合いの声と共に突き出された槍を、レドリックは身を捻って回避した。
次の瞬間、アゼルの背筋に悪寒が走る。
咄嗟に横へ跳んだ彼女の立っていた位置を、禍々しい爪を生やした太い腕が切り裂く。
「いい反応だ」
片腕を変化させたレドリックが、着地し体勢を立て直したアゼルに向けて称賛を送る。
「腕が…変化してる…」
「うん、僕の固有能力さ。体の一部を様々な魔物の体に変化させれるんだ」
腕を見つめながら呟く様に言うアゼルに、彼は笑みを浮かべながら語った。
アゼルは槍を構えたまま、注意深く彼を観察している。
(厄介だな…間合いが測れない…)
彼女の反応を愉しむ様に、レドリックは腕を振い、元に戻したり、長い触手に変化させたりしていた。
「さて…今度はこちらから行こう」
そう言うと同時に、彼の周囲に無数の小さな光弾が現れる。
それらが放たれると同時に、アゼルは地面を蹴って駆けだす。
先程まで彼女が立って居た場所を、光弾が次々と撃ち抜く。
「逃がさないよ!」
レドリックが右腕を振い、先端に鋭い爪のついた触手に変化させ、彼女に向かって振るう。
次々と襲いかかるそれを、アゼルは駆け抜けながら回避していく。
317魔法少女マユ 第6話 7/23:2010/07/01(木) 21:11:06 ID:wOfbdynC
「はははっ!どうしたんだい、さっきまでの勢いは!?逃げてばかりじゃ勝てないよ!」
攻撃を回避し続けるアゼルを挑発する様に笑いながら、レドリックは右腕の触手を振う。
彼の周囲には、紫の光で描かれた魔法陣が4つ存在し、その魔法陣から光球が生み出され、アゼルに向けて放たれていく。
(あの光球…常に一定の間隔で生み出されて発射されているけど…アイツが操作している様な気配が無い…自動制御なのかな…?)
発射される光球を回避しながら、アゼルはレドリックの周囲に展開する魔法陣を観察する。
魔法陣から次々と光球が放たれているが…術者であるレドリックは最初に展開した時以外、命令を行う様な動作や魔力を行使していない。
アゼルはその状況から、術者の意思で発射されているのではなく…相手を追尾しながら、
一定の間隔で光球を発射し攻撃を行う、自動制御型の魔術だと考えていた。
(自動制御なら…咄嗟の事には対処が遅れる筈…付け入る隙はある…!)
心中で呟きながら、アゼルは考えた策を実行すべく、タイミングを計りながらレドリックの方へと駆けていく。
魔法陣からまた光球が放たれる。
それと同時に襲い掛かる触手を掻い潜りながら、アゼルは魔法を発動させ、小さな光弾を4つ生み出す。
(今だっ!!)
新たに光球が生み出されようとしたその時、その瞬間を狙っていたアゼルは、光弾を同時に放つ。
「ふっ…そんな小さな魔力弾で何をするんだい?」
放たれた小さな光を見て、レドリックは嘲笑う様に口を開くが、次の瞬間その表情は驚愕に変わる。
生み出された直後の光球4つ全てに、光弾が突き刺さった。
たちまち光弾はレドリックの至近距離で爆発し、周囲は爆風に包まれる。
「くっ…なんだとっ!?」
レドリックは顔を腕で庇いながら、驚きの声を漏らす。
「だああああぁぁぁっ!!!」
爆風を突き破って間合いに飛び込んだアゼルが、気合いの声と共に槍を突き出した。
横に跳ぼうとしたレドリックの左肩を、槍がかすめる。
「ぐぅっ!」
レドリックは呻きながら、更に繰り出される突きを回避し続ける。
繰り出されたアゼルの一撃が、ついにレドリックの左腕に刺さった。
「ぐああああああぁぁっ!!」
槍を介して体に叩きこまれる魔力に、彼が絶叫を上げる。
すぐさま槍を引き抜いたアゼルが、もう一度突きを繰り出す。
「調子に…乗るなっ!!」
後ろに跳んだレドリックが、装甲の様な硬い皮膚を持つ魔物の腕に、右腕を変化させる。
突き出された槍の一撃は、丸みをある硬い皮膚に弾かれてしまう。
「なっ!?」
驚きの声を上げるアゼルは、慌てて彼から距離を取ろうとするが…
「遅いよっ!!」
アゼルの懐に飛び込んだレドリックは、その巨大な魔物の右腕で、アゼルの体を殴りつけた。
「うああああああぁぁぁっ!!!」
強烈な一撃を腹部に受けて、アゼルは吹っ飛ばされる。
318魔法少女マユ 第6話 8/23:2010/07/01(木) 21:11:59 ID:wOfbdynC
「あぐぅっ!!」
吹っ飛ばされたアゼルは、近くに木に叩きつけられた。
背中を木で強かに打ち、彼女は息を詰まらせる。
ズルズルと地面に崩れ落ち、倒れ伏しそうになったところを、地面に手を付いて堪えた。
よろめきながらも、アゼルは体勢を立て直そうと体を動かすが…
「ひぁっ!」
突然背後から、冷たいゲルの様な何かが首筋に張り付き、アゼルは小さく悲鳴を上げる。
首に張り付いたそれを引き剥がそうとするが、更に大量のそれが背後からアゼルに襲いかかった。
「ああああぁぁっ!!」
悲鳴を上げるアゼルの体を、次々と触手の様に絡みつき拘束していく。
拘束を完了すると、最初に張り付いた物が首筋から離れた。
『クヒャヒャヒャ…捕まえたぜぇっ!』
アゼルの体に絡みつく物体が、下卑た笑い声を上げる。
彼女を襲ったそれは、焦げ茶色の泥の様な不定形型の造魔だった。
「ご苦労様、いいタイミングだ」
両腕を元の状態に戻したレドリックが、彼の働きを称賛する様に手を叩きながら近づく。
アゼルは必死に拘束から逃れようとするが、絡みつく造魔の力は更に強まる。
見た目は泥の様なのだが、拘束する造魔の力は非常に強力だった。
「う…くっ…うぅぅ…き、気持ち悪い…」
冷たく粘り気のある造魔の体がもたらす不快感に、顔を顰めながらアゼルは小さく呻く。
「フフフ…少し驚いたけど…まだ君の力じゃ僕に勝つ事は無理だね。陛下に挑む価値も無い」
顔を背けようとするアゼルの顎を掴んで、自分の方を向かせながらレドリックは笑いかける。
「さて…それじゃあ、敗者の務めを果たして貰おうかな…まずはその鎧が邪魔だね」
『了解です。レドリック様、後で俺にもおこぼれ下さいよ』
「勿論、僕が愉しんだ後は君が愉しむといい」
レドリックと造魔が言葉を交わす最中、絡みつく造魔が粘液を分泌し、アゼルの体に塗りつけていく。
「う、うぅ…や、やめろぉ…」
不快感に身を捩るアゼルが、呻き声を漏らしながら首を振る。
造魔が体を動かし、彼女の身に付けている、肩当てや胸部の鎧を剥ぎ取り放り捨てた。
そして鎧の下の服にも、粘液を塗りつけていく。
鎧を剥がされたアゼルの衣服に、異変が生じ始めた。
「なっ…ふ、服が…」
所々虫食いの様に服に穴が生じ、そこから白い肌を覗かせる。
戸惑いの声を漏らすアゼル。
穴はゆっくりとだが、確実に広がっていく。
「あ、あぁぁ…」
造魔の粘液は、アゼルの服の大半を溶かしてしまう。
更に白い布をきつく巻いて押さえていた胸も、布が溶かされた事で露わになる。
「あーあ、この子は胸小さいから面白味が無いなぁ…」
『小さいどころか、まな板じゃないですか』
レドリック達は、彼女の起伏の乏しい胸を見て、ガッカリした様にそれぞれ感想を漏らす。
「くっ…うぅ…み、見るな…」
羞恥心に駆られ顔を背けながら、アゼルは消え入りそうな声で言う。
319魔法少女マユ 第6話 9/23:2010/07/01(木) 21:12:47 ID:wOfbdynC
(な、なんだ…これ…か、体が…)
粘液を体に塗りつけられたアゼルは、頬を紅潮させながら心中で呻いた。
体が熱を帯び、あちこちが疼く。
造魔の粘液に含まれた媚薬が、彼女の身体を侵しているのだ。
「あ、うぁ…はうぅぅ…」
アゼルはモジモジと体を動かし、切なげに声を漏らす。
「初々しい反応だねぇ、自慰もやった事無いんだろうね。きっと」
『クヒャヒャ、俺らがたっぷりと女の喜びって奴を教えてやりましょうぜ』
ニコニコと笑いながら彼女の様子を見ているレドリックに、造魔が答える。
露わになった彼女の胸に、造魔の一部が張り付く。
「ひぁっ…」
ビクン、と身を震わせて、アゼルが声を漏らす。
先程まで不快感を感じていた筈なのに、胸に造魔が触れた際の感覚は、全く別物だった。
かつて一度だけ…あの事件の際に魔王に触手で触れられた際にも、彼女は同様の感覚を味わっている。
『なんだぁ?可愛い声で鳴きやがって、気持ち悪いんじゃなかったのかよ?』
「き、気持ち悪いに…き、決まってるだろ……ふぁぁっ!」
造魔の言葉に、アゼルは震えながら否定しようとするが、胸を揉まれ上ずった声を上げた。
グチュグチュと音を立てて、粘液が胸に塗りつけられていく。
「ひぅ…んんっ…」
造魔が蠢く度に、アゼルは身動ぎして吐息を漏らす。
レドリックたちの言葉通り、アゼルは今まで自慰などした事が無い。
ましてや魔物に犯された事もだ。
アゼルにとって、今時分の身体に生じている感覚は殆ど未知のものだ。
「ふあぁぁぁっ!は、はなせっ!放せえぇぇっ!!」
湧き上がる快感に混乱している彼女は、ジタバタと身体を暴れさせながら半泣きの表情で叫ぶ。
『こんな程度でもう耐えられないのか?まだまだお楽しみはこれからだぜ!』
暴れるアゼルを嘲笑う造魔は、ズボンを溶かされ露になった尻を撫でる。
「ひゃうっ!」
身体を痙攣させて、アゼルが声を上げた。
「へぇー…案外可愛い下着を付けてるんだね。上が布巻いてるだけとか味気ないものだったから、期待してなかったんだけど」
アゼルの可愛らしいピンクの下着を見て、レドリックが感想を漏らす。
「っ…み、見るな…ふぁぅっ…ひあっ!」
彼女は顔を背けながら呻くが、また尻を撫で回され喘ぎ声を上げる。
下着は、衣服に無頓着な彼女に、姉がこれぐらいは履けと買い与えた物だ。
『ゲヒャヒャヒャっ!ま、すぐに溶かしちまいますけどね!』
ゲラゲラと笑い声を上げていた造魔が、下着にも大量の粘液を浴びせる。
「ふああぁぁっ!」
浴びせられる際に股間を弄られ、アゼルが身を仰け反らして叫ぶ。
粘液に濡れた下着は、見る間に溶けていき、アゼルの秘所が露になった。
320魔法少女マユ 第6話 10/23:2010/07/01(木) 21:13:26 ID:wOfbdynC
「フフフ…可愛い反応だ。もっと感度を上げたら、どうなるだろうなぁ…」
快感に身を捩るアゼルを眺めていたレドリックが、彼女に近づき右手で顎を掴み自分の方を向かせる。
頬を紅潮させながらも、自分を睨みつけてくる彼女にニコリと笑うと、彼女に顔を近づけ、その小さな唇を塞いだ。
「むううぅぅぅぅっ!?」
唐突な彼の行動に、彼女は目を白黒させる。
彼女は性というものにあまり関心は無いのだが…幾らなんでも魔族にキスをされるのは許容できない行為だ。
ましてや、相手は妹の様な大切な幼馴染の命を奪った男である。
(嫌だっ!こんな…こんな奴なんかにっ…!)
アゼルは必死に逃れようと、顔を反らそうとするが、顎をつかむ彼の力に抗う事が出来ない。
アゼルは悔しさから、大粒の涙を零していた。
抵抗を続けるアゼルの口内に、レドリックの舌が入り込んだ。
「んーーっ!?」
蛇の様に細く、異様なまでに長い彼の舌に、アゼルは驚いて目を見開く。
彼は自分の舌を、口内を攻めやすい魔物のそれに変化させていた。
「んくぅっ…んんっ…」
長い舌がアゼルの舌に絡みつき、縮こまっている彼女の舌を弄ぶ。
彼の唾液が舌を伝って、アゼルの口内へと送り込まれてくる。
送り込まれてくる唾液を飲むまいと、アゼルは必死に拒み続けていたが…
「むうぅっ!!んあああぁぁっ!?」
胸に生じた激しい快感に、彼女は思わず声を上げる。
造魔に揉まれていた胸に、レドリックの左手の指が蛇の様に変化し、先端の乳首に噛み付いたのだ。
更に尻肉を捏ね繰り回していた造魔が、秘所にまで身体を伸ばしてきている。
股間を擦り付けられ、激しい快感が彼女を襲う。
その隙を狙っていたとばかりに、唾液が更に送り込まれた。
コクン、と喉がなりアゼルは唾液を飲み込んでしまう。
レドリックは唾液に強力な媚薬成分を含ませており、その効果はすぐに発揮され始めた。
「んんんんんっ!!むおおぉぉっ!あえぇぇっ!!」
全身の感度が更に増し、冷たい造魔が身体に擦れるだけで激しい快感がアゼルを襲う。
絡みついたレドリックの舌に締め上げられ、アゼルの舌は痺れた様に動かなくなる。
乳首に噛み付いた触手は、甘噛みを何度も繰り返し、乳首に刺激を与えていく。
股を擦り付けていた造魔が、身体の一部を勢いよく動かし、秘所をパンパンと叩き始めた。
「ふむううぅぅっ!んあぁぁっ!」
叩かれる度に、アゼルの体がビクンビクンと痙攣を起こす。
激しい快感と共に、今まで感じた事のないような、得体の知れない感覚がアゼルの中に込み上げてきている。
(や、やめろ…やめて…嫌だ…嫌だ!)
アゼルは心中で叫びながら、込み上がってくる何かに怯えていた。
彼女の叫びも空しく、それは止まる事がない…むしろより強く、激しくなっていく。
何度目かの股間への刺激と共に、それはついに限界に達した。
「むあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
絶頂を迎えたアゼルが、身体を激しく痙攣させながら、叫び声を上げる。
痙攣する彼女の股間からは、大量の愛液が止め処なく零れ落ちていく。
321魔法少女マユ 第6話 11/23:2010/07/01(木) 21:14:11 ID:wOfbdynC
『クヒャヒャッ!イッちまったようですね』
絶頂の余韻に震えるアゼルを見て、下卑た笑いを漏らす造魔。
レドリックは彼女の口から唇を離し、笑みを浮かべる。
「その様だね…フフフ、こんなに愛液を零して…」
秘所から零れ落ちる愛液を指ですくうと、彼はアゼルの口にその指を突っ込む。
「う、うぇ…」
指を突っ込まれたアゼルは、弱々しく呻き声を漏らす。
未だ痺れた様に動かない彼女の舌に、愛液を塗りつけてやると、レドリックは指を口から引き抜く。
(こ、これで…終わりだよね…?)
行為が止んだ事に、朦朧とした意識の中でアゼルは安堵の声を発する。
だがそれは、甘い考えだ。本番はまだこれからなのだから…
「ひ、ひぁっ…ふあぁぁぁ…や、やめ…やめろ…」
突然造魔が全身を弄りだし、アゼルはビクビクと反応しながら声を漏らす。
しかも先程までより、感じる快感が高まっているような気がする。
それが、絶頂の影響だという事を、アゼルは理解出来ていない。
「はううぅぅっ!」
股間に生じた激しい快感に、彼女が大きく身を仰け反らす。
度重なる刺激で勃起していたクリトリスを、造魔が包み込んでいる。
造魔はクリトリスを、圧迫したり転がす様に弄び、刺激を加えていく。
「やぁぁっ!ひうぅぅぅっ!!」
頬を紅潮させたアゼルが、口の端から涎を零しながら叫び身を捩った。
媚薬の効果と、絶頂の影響によって彼女の全身の感度は普段からは考えられない程敏感になっている。
「あひぃっ!」
造魔が項の辺りに触れただけで、彼女はビクリと身を震わせた。
ゆっくりと表面をなぞる造魔の感触は、まるで舌で舐められる様な感覚だった。
『あぁ?お前首が感度いいな』
震えている彼女にそう言い放つと、造魔は更に項から首筋、耳の辺りまでゆっくりとなぞる。
「はうぅぅっ!んひぃぃっ!な、舐めるなぁ…!」
アゼルは沸き上がる快楽に震えながら、必死に造魔から逃れようと首を動かすが…
『オラッ!じっとしやがれっ!!』
造魔の一部が人間の手の様な形になり、彼女の頭部を鷲掴みにして、首を動かせない様にする。
敏感な首筋の辺りを、造魔は執拗に責め立てていく。
新たに分泌した粘液を丹念に塗り付け、更に感度が増す様に仕向ける。
同時に、クリトリスへの弄ぶ行為も激しさを増す。
造魔に包まれていたクリトリスが、キュッと締めあげれられる。
「ひあああぁぁぁっ!!」
体を激しく痙攣させて、アゼルが嬌声を上げた。
322魔法少女マユ 第6話 12/23:2010/07/01(木) 21:14:54 ID:wOfbdynC
「あふああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
造魔に体を弄ばれていたアゼルが、二度目の絶頂を迎えた。
嬌声を上げる彼女の秘所から、また愛液が大量に零れ落ちていく。
叫び声を上げていたアゼルは、糸が切れた様にガックリと項垂れる。
「…さて、そろそろお楽しみといこうか」
彼女の弄ばれる光景を眺めていたレドリックが、笑顔と共に告げた。
彼はゆっくりとした足取りで、アゼルの元へと近づく。
「うぅ……ひっ!?」
震えながら僅かに顔を上げたアゼルは、視線の先に見える物に驚き、大きく目を見開いた。
彼女の視線の先には、レドリックの長く極太のペニスが存在した。
アゼルの脳裏に、魔王の剛直や触手を突き立てられ、犯し殺された仲間達の姿が浮かぶ。
レドリックが自分に、同様の事をしようとしているのは容易に想像できた。
「や、やめ…やめろ…やめろぉ…」
カタカタと震えながら、アゼルは必死に首を左右に振って小さく声を漏らす。
「それは聞けないお願いだね。敗者の運命だ、諦めて受け入れたまえ」
ニコリと笑いながら、レドリックは彼女に告げると、更に一歩近づく。
近づいて来る彼を迎え入れる様に、造魔がアゼルの足を無理矢理動かし、M字開脚の体勢を強いる。
突き出されたペニスが、秘裂の間近まで近づく。
「や、やだ…嫌だ…そ、そんなの入る訳が無い」
恐怖に顔を引き攣らせながら、アゼルは声を震わせて言う。
「それはやってみなきゃ分からないじゃないか、君の体は魔力で強化されてるんだから、きっと大丈夫だよ」
そう笑って告げて、レドリックは有無を言わさず挿入を開始した。
ゆっくりとペニスが、アゼルの膣口へと挿入されていく。
「はぎっ…あがあああぁぁぁぁっ!!」
ペニスによって、裂けんばかりに拡張された穴から生じる激しい痛みに、アゼルが絶叫を上げる。
絶叫を上げる彼女の瞳から、止め処なく涙が零れ落ちていく。
彼女の反応を楽しむ様に、レドリックはあくまでゆっくりと挿入を続ける。
処女膜が圧迫され、更なる痛みがアゼルを襲う。
「うぎいいぃぃっ!ぐがぁっ!!」
レドリックはペニスを挿入する力を増して、一気に突きこむ。
処女膜が突き破られ、激しい痛みと共に、破瓜の証である赤い雫がペニスを伝って流れ出てくる。
「ああぁぁぁっ!ぞ、ぞんな…」
こんな奴に…リィンの命を奪ったこんな奴に処女を奪われた事に、彼女は震えながら声を漏らす。
「あははは、やはり魔法使いの処女を奪うってのはいいね」
愉快そうに笑いながら、レドリックはペニスを更に奥へと押し込む。
極太のペニスが膣壁を擦りつけ、激しい痛みをもたらす。
「がああああぁぁぁっ!!あぎいいいぃぃぃっ!!!」
ペニスが動く度に、アゼルが苦悶の絶叫を上げる。
323魔法少女マユ 第6話 13/23:2010/07/01(木) 21:15:34 ID:wOfbdynC
膣内を突き進んでいたペニスが、子宮口に到達する。
押し込む力が強まり、子宮口が強引に抉じ開けられていく。
「ぐぎぃっ!!」
アゼルが叫び声を上げて、身を仰け反らせる。
子宮内に侵入したペニスが、子宮壁にぶつかるが、更にペニスは力任せに押し込まれていく。
彼女の下腹部が、ボコリと歪に膨れ上がった。
「あ…かはっ…」
太いペニスによって内臓が圧迫され、アゼルが苦しそうに息を漏らす。
子宮内に突き刺さっていたペニスがゆっくりと引き抜かれていく。
「あがあああぁぁぁぁっ!!げぐうぅぅぅっ!!!」
子宮口にカリが引っ掛かり、子宮ごと引き抜かれるかと錯覚する様な痛みが彼女を襲う。
引き抜かれたペニスは、カリで膣壁を削る様に傷つけながら、ゆっくりと後退していく。
「うああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
髪を振り乱しながら、アゼルは涙を零し苦痛に身を捩る。
膣口付近まで引き抜かれたペニスは、傷つけられた膣壁から出た血で赤く染まっていた。
「まだ一回抜き差ししただけじゃないか。この程度で音を上げないで欲しいな…あの子だってしばらくは耐えてくれたんだからさ」
「っ…!」
あの子…それがリィンを指している事だという事に気付いたアゼルは、苦痛を堪えながら彼を睨みつけた。
「うんうん…そういう顔が出来るくらいの余裕が有るなら、まだまだ平気そうだね。それじゃ、少しピッチを上げていくよ」
射抜かんばかりに向けられてくる憎悪の視線を、心地よさげに受けていたレドリックはニコリと微笑む。
彼の宣言と共に、再びペニスが挿入された。
しかも、先程よりも大分速度が増している。
「ひぐううぅぅぅぅっ!!ぐぎっ!あぎぃっ!!」
強引に子宮口がこじ開けられて、ズドンという音と共にアゼルの下腹部が膨れ上がった。
そして間を置かずに、ペニスが後退を開始する。
「んぎいいいいいいぃぃぃぃっ!!!」
ゴリゴリと激しく膣壁が擦り傷つけられながら、ペニスが引き抜かれた。
膣口付近まで戻ると、すぐさま挿入が行われる。
地獄の様なピストン運動は、切り返しの度に速度を増していった。
何度目の前進だろうか…勢いよく子宮口にペニスが突き刺さる。
「ぐげぇぇっ!!」
アゼルは醜い悲鳴を上げて、息を吐きだす。
「さて、出すよ」
レドリックはニコリと笑いながら一言告げる。
「ひっ…や、やめ…やめろ…い、嫌だあぁぁぁぁぁっ!!!」
彼の言葉を聞いて、ビクリと身を震わせたアゼルは、顔をくしゃくしゃに歪めながら必死に叫ぶ。
そんな彼女の反応を愉しみながら、レドリックは射精を開始した。
「があああああああああああぁぁぁっ!!!」
大きく身を仰け反らし絶叫を上げるアゼルの子宮内に、大量の精液が放たれていく。
洪水の様に放たれる精液は、すぐに子宮を満たし更に押し広げる。
アゼルの腹部が、妊婦の様に大きく膨れ上がった。
子宮が満たされても射精は止まらず、行き場を失った精液は僅かな隙間を伝って結合部から流れ出ていく。
血と混じり合った精液が、アゼルの足元に零れ落ちていった。
324魔法少女マユ 第6話 14/23:2010/07/01(木) 21:16:29 ID:wOfbdynC
長く続いた射精が、ようやく止まる。
「あ、あぁぁ…」
虚ろな瞳を宙に彷徨わせながら、アゼルは弱々しく震えながら声を漏らす。
ポカンと開かれた口の端からは、涎がだらしなく零れ出ている。
ペニスを突き刺したまま、レドリックはしばらく彼女の様子を眺めていたが、再びペニスを動かす。
「はぎっ!!な、な…」
(お、終わったんじゃないの…?)
朦朧としていた意識を、痛みによって強制的に覚醒させられたアゼルは、心中で戸惑いの声を漏らした。
「まだ終わる訳ないじゃないか。夜は長いんだからさ、もっと楽しもうよ」
彼女の心を見透かしたように、レドリックは愉快そうに笑いながら告げる。
再び力任せに、子宮からペニスが引き抜かれ後退していく。
引き抜かれていくペニスと共に、子宮に溜まっていた精液が膣口から零れ出ている。
そして出口付近まで戻ると、また勢いよくペニスが突き上げられ、ピストン運動が再開された。
『レドリック様、俺もやらせてもらっていいですかい?』
「ん?…いいよ。そっちは好きにしたまえ」
アゼルを拘束したまま見物をしていた造魔が、我慢しきれなくなった様にレドリックに言う。
造魔の願いに、レドリックは笑顔で頷く。
『ありがとうございます。それじゃ失礼してっと…』
声に喜色を滲ませながら、造魔はアゼルのアナルへと体の一部を近づける。
触手の様なそれの先端は、まるでドリルの様な形状をしていた。
それをギュルギュルと回転させながら、造魔は勢いよくアゼルのアナルへと突き刺す。
「はぎゃあぁっ!?」
突然生じた新たな痛みに、アゼルが声を上げる。
「ひっ…お、お尻に…ぬ、抜いて…抜いてよぉぉぉっ!!!」
恐る恐る背後を見たアゼルが、自分のアナルに突き刺さった物を見て泣き叫ぶ。
『バーカ!ハイ分かりましたって誰が抜くかよ!ゲヒャヒャヒャ!!』
ゲラゲラと笑い声を上げながら、造魔が触手を奥へと押し込んでいく。。
両方の穴に太いペニスと触手を挿入された為に、両穴の間の肉がすり潰されんばかりに圧迫されていた。
ある程度進むと、触手も後退を開始する。
レドリックのペニスと造魔の触手が、交互に突き上げる様な形になっていた。
激しく回転する触手が引き抜かれる度に、表面から分泌されている粘液が撒き散らされている。
「ひがあああぁぁぁっ!!ぐぎいいいいぃぃぃっ!!!」
前後から激しく突き上げられ、ガクガクと体を揺らしながら、アゼルは絶叫を上げた。
ジュブジュブと嫌な音を立てて繰り返される、レドリックのペニスの挿入。
漏れ出た精液は、水溜りの様にアゼルの足元に広がっている。
325魔法少女マユ 第6話 15/23:2010/07/01(木) 21:17:15 ID:wOfbdynC
「あああああああああぁぁぁぁっ!!!」
レドリックが再び射精を始め、アゼルが身を捩って絶叫を上げる。
漏れ出て量は減ったとはいえ、子宮は先程放たれた精液で満たされている状態だ。
子宮はすぐに入りきらなくなり、アゼルの腹部はまた大きく膨れ上がる。
「えぶうううぅぅっ!!」
背後から生じた衝撃に、アゼルが叫ぶ…造魔も射精を開始したのだ。
大量の精液が、消化器官に放たれていく。
「ああああああぁぁっ!!うああぁぁぁぁっ!!も、もうやめてぇぇぇっ!!」
苦痛と恐怖に屈してしまったアゼルが、頭を左右に振って叫ぶ。
『ゲヒャヒャヒャ!!止まらねぇよバァカ!!』
「あはははっ!彼の言う通りだよ。今更遅いね!」
造魔とレドリックはそんな彼女を嘲笑いながら、射精を続ける。
消化器官も精液で満たされ、アゼルの腹部は更に大きく膨れ上がっていく。
破裂するかと思う程膨れ上がったところで、レドリックが射精を止める。
少し間を置いて、造魔の方も射精を止め、触手を引き抜き始めた。
「あがっ…あぐぅぅ…」
引き抜かれる痛みに顔を歪めながら、アゼルは苦しそうに息を漏らす。
レドリックも彼女からペニスを引き抜き、数歩下がって距離を取る。
『ゲヒャヒャ、上手い魔力ですねぇ!もっと吸っていいですか?』
「うーん…そうさせて上げたいのは山々なんだけど…お客さんだ」
ご機嫌な様子で語る造魔の言葉にレドリックは苦笑しながら、公園の通路の方を向く。
造魔も何事かとそちらを向いた。
彼らの視線の先には、こちらに向けて走ってくるマユの姿が有った。
「アゼルっ!!」
造魔に拘束されたアゼルの姿を見つけたマユは、彼女の名を叫ぶ。
「ぅ…マ、マユ…」
彼女の叫びを聞いたアゼルは、少しだけ顔を上げて、弱々しく声を漏らす。
「やぁ、いらっしゃい…君がラディウスやリレイアさんが言っていた子だね」
行く手を阻む様にたったレドリックが、彼女に向けてニコリと微笑む。
マユは立ち止まって剣を構え、無言のまま彼を注意深く見据える。
「僕の名はレドリック…君達魔法少女を狩る役目を、魔王ヴァルアス陛下より仰せつかった者さ」
「…アゼルを放してっ!!」
自己紹介をするレドリック…だが、マユはそんな物が耳に入らないとばかりに叫ぶ。
「それは出来ない相談だ。彼女は大事な人質なんだからね」
小さく笑いを漏らすと、レドリックはマユに向けて告げる。
その言葉に従い、造魔がアゼルの体を締め上げた。
「う、うあぁぁぁっ!」
アゼルが苦痛に顔を歪め、苦悶の声を発する。
首に絡みついていた触手が、ギリギリと締め付けられていく。
326魔法少女マユ 第6話 16/23:2010/07/01(木) 21:17:59 ID:wOfbdynC
「や、やめてっ!止めさせて!!」
マユが悲痛な声で、レドリックに向けて叫ぶ。
「フフフ…止めさせたければ、君が何をしなければいけないか…分かってるよね?」
笑みを浮かべながら告げられる彼の言葉に、マユは唇を噛み締めた後、剣を地面に置き後ろに下がる。
それを見て満足そうに頷いたレドリックは、片手を上げた。
その合図と共に、アゼルの体の締め付けが緩む。
「お願い…アゼルを助けて…お願い…!」
「ふーん、仲間思いの優しい子だね、君は…さて、何をして貰おうかなぁ…」
俯きながら必死に、アゼルを助けてと漏らすマユ。
顎に手を当てながら、思案する様な素振りを見せていたレドリックは、何か思いついたらしく口の端を吊り上げる。
「それじゃあ…まずはこれを舐めて貰おうかな」
自分の股間から伸びる太いペニスを指さして、彼はニコリと笑った。
「え…?」
予想もしなかった彼の言葉に、マユは一瞬呆然とした表情で声を漏らす。
「聞こえなかったかい?これを舐めて貰うって言ったんだ。つまりは僕に奉仕しなさいって事だよ…出来ないのなら」
「やる!やります!!だから…だから…」
「うん、素直で宜しい。君がちゃんと言う事を聞いてくれたら殺さないよ」
彼女の返事に笑みを浮かべると、レドリックは彼女に手招きをした。
マユは黙ってそれに従い、彼の前で膝立ちの体勢をとる。
そして先程の射精の名残りが僅かに残る太いペニスに、恐る恐る手を伸ばした。
「そうだねぇ…手と口を使って僕を気持ちよくして貰おうかな」
頭上から浴びせられるレドリックの指示に従い、マユは彼のペニスを掴む。
躊躇いがちに口を開くと、勃起したペニスの先端を口に含んだ。
「ぅぅ…あむ…んちゅ…」
亀頭に刺激を与えるべく、舌を触れさせる。
「んんっ…」
表面に付着していた精液の残りを舐めてしまい、その何とも言えない苦みに顔を顰めた。
必死に我慢して舌で亀頭を舐め始める。
竿の様なペニスを握っていた手を前後に動かして、そちらへも刺激を与えていく。
「うん、初めてにしては上手だね」
拙い動作で繰り返されるマユの奉仕だが、レドリックは及第点だとばかりに笑いを漏らす。
(やだよぉ…こんなのやだ…)
瞳に涙を浮かべながら、マユは心中で声を漏らしながら行為を続ける。
今すぐにでもこんな行為止めたい…だがアゼルを見捨てる事なんて出来ない…
「こーら、サボっちゃダメだよ」
造魔に拘束されたアゼルへ視線を向けていたマユは、頭上からの声に慌てて亀頭に舌を這わせる。
刺激を受けて、ペニスは更に大きくなっていく。
「うむぅ…えぅ…むぁ…」
苦しげに息を漏らしながら、マユはペニスに舌を這わせ続ける。
327魔法少女マユ 第6話 17/23:2010/07/01(木) 21:18:42 ID:wOfbdynC
レドリックへの奉仕を続けていたマユ。
その奉仕を受けて大きさを増していたペニスが、ドブッという音と共に、マユの口内に精液を放った。
「んああぁっ!?」
突然放たれた大量の精液に、マユは悲鳴を上げてペニスから口を放す。
尻餅をついた彼女の顔やコスチュームに、未だ放たれ続ける精液が浴びせられた。
「けほっ…けほっ…う、うぇぇ…」
射精が終わると、口に残った精液を小さく咳き込んで吐き出しながら、マユは身を震わせる。
「良く出来ました…と言いたいところだけど。吐き出したのは減点だね」
少し不機嫌そうに漏らすレドリックは、精液に汚されたマユの髪を掴み自分の元へと引き寄せた。
「うああぁっ!!」
髪を引っ張られる痛みに、思わず声を上げるマユ。
開かれた彼女の口に、射精した直後だというのに殆ど萎えていない、レドリックのペニスが挿入された。
「えぶううぅっ!おごっ!?」
挿入されたペニスは上顎や舌を擦りながら、喉の奥へと入り込む。
マユは目を白黒させて、くぐもった悲鳴を漏らす。
そのままレドリックは、マユの髪を掴んだ手を動かし、彼女の頭を前後に動かしてペニスを抜き始める。
「げぼっ!ぐげっ!!んがあぁぁっ!!」
「吐き出したお仕置きだよ。今度はちゃんと飲む様に」
悲鳴を上げ続けるマユに向けて、レドリックは笑顔と共に告げた。
ゴリゴリと口内や喉を擦りながら、前後運動が繰り返される。
マユは激しい嘔吐感に襲われるが、ペニスに喉を占領されていて吐き出す事もままならない。
「マ、マユ…マユぅ…」
眼前で繰り広げられる、目を背けたくなる様な光景に、アゼルは声を震わせる。
(僕の…僕のせいだ…僕が先走ったせいで、マユがあんな酷い目に…)
呆然と心中で声を漏らしながら、彼女は激しい後悔の念に襲われていた。
「いいねぇ、その表情…そしてその苦しみの感情…実に心地良い」
そんな彼女の表情を見て、レドリックは満面に笑みを浮かべる。
「そう…このマユ君がこんな酷い目に合うのは、みんな君のせいだ…憎しみに身を任せてしまった君のせいだよ…」
アゼルの心を更に嬲る様に、レドリックは言葉を続けた。
「君はそこで見ていたまえ。この子が滅茶苦茶に犯されていく様をね」
その一言の直後、レドリックが射精を開始する。
「むがああああぁぁぁぁっ!!!」
凄まじい精液の量に絶叫を上げるマユ。
レドリックに頭を掴まれている為に、逃れる事も出来ずに精液を消化器官へと放たれ続ける。
大量の精液を注ぎ込まれた腹部が、少し膨れ上がった。
射精が止まると、レドリックは彼女の口からペニスを引き抜いて手を放す。
「くはっ…あぅ…あぁぁぁ…」
掴まれていた髪を放されたマユは、地面に倒れ込み弱々しく体を震わせる。
そんな彼女に向けて、レドリックは更なる陵辱を行おうと動き出す。
328魔法少女マユ 第6話 18/23:2010/07/01(木) 21:19:28 ID:wOfbdynC
レドリックが右手を振うと、右手が無数の触手に変化する。
右手が変化した触手が、マユの体に絡みついていく。
「うあぁぁっ…」
ギリギリと体を締め上げられて、マユが苦悶の声を漏らす。
「や、やめ…やめろぉ…マ、マユを放せ…」
「嫌だね…それと、君は他人の心配じゃなく自分の心配をすべきだ」
震えながら声を漏らすアゼルに、レドリックはニコリと笑う。
彼が目配せで合図すると、待っていましたとばかりに、造魔が彼女の口に体の一部を触手の形にして侵入させる。
「むごおおおぉっ!?」
侵入した触手は中で細く分裂して激しく動き、口内を蹂躙していく。
「ア、アゼル!…や、約束が…」
「殺しはしないよ。彼女は貴重な母体になるだろうから…そして、君もね」
呆然と声を漏らすマユの方を向いて、レドリックは告げる。
「さぁ、こちらも始めよう」
レドリックはマユのスカートを引き裂き、更に下着も引き裂いて股間を露わにさせた。
そして秘裂に向けて一気に、無数の触手を挿入させる。
「うああぁぁぁっ!!」
ビクン、と身を仰け反らして、マユが絶叫を上げ身を捩った。
更にアナルにも触手が挿入される。
「ひぎいぃっ!」
苦痛に顔を歪める彼女をよそに、レドリックは前後の穴に挿入した触手を動かし始めた。
「あぐうぅぅっ!!んがあああぁぁぁっ!!!」
絶叫を上げるマユの体が、激しく突き上げられ揺さぶられる。
「むああぁぁっ!んごっ!えうぅぅっ!!」
そのすぐ側では、造魔に口内を蹂躙されるアゼルが叫びを上げていた。
二人の少女の悲鳴が、深夜の公園に響き渡る。
マユの二穴に挿入された触手は、激しく暴れながら壁を傷つけていく。
触手が引き抜かれる度に、血の飛沫が周囲に飛び散る。
「あがああぁぁぁぁぁっ!!!」
子宮口を抉じ開けて、触手が内部に侵入した。
ほぼ同時に、アゼルの口内を犯していた造魔の触手が一斉に喉のさらに奥、食道へと進む。
「あああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
「んごおおおおおおぉぉぉっ!!!」
レドリックと造魔は次々に射精を開始し、マユ達の体に精液を注ぎ込む。
マユの子宮と消化器官が精液で満たされ、大きく膨れ上がる。
元々腹部を大きく膨らませていたアゼルは、射精を反動で触手が口から飛び出ると、大量の精液を吐きだす。
アゼルの顔や髪が触手が放つ精液で、白濁に染められていく。
マユへの射精も未だに続き、彼女の更に大きく膨れ上がる。
329魔法少女マユ 第6話 19/23:2010/07/01(木) 21:20:35 ID:wOfbdynC
ようやくレドリックが射精を止める。
あまりの苦痛に、マユは気絶して白目を向いていた。
彼が触手を引く抜き、彼女を無造作に放り捨てる。
地面に落下した衝撃で、彼女の二穴から精液が流れ出ていく。
「あぐぅっ…」
アゼルも拘束を解かれ、彼女と同じように地面に投げ出される。
「マ、マユ……」
僅かに残る力を振り絞って、アゼルは意識を失っているマユへと手を伸ばそうとする。
だがその手が届く事は無く…彼女も意識を失い、伸ばされた手は力なく地面に落ちた。
「さて…楽しんだ事だし、撤収しようか」
『了解です』
満足げに言うレドリックに答えながら、造魔が二人の体を捕えようとしたその時…
『ゴギャアッ!!?』
突如放たれた一条の太い閃光が、造魔の体を半分消滅させる。
消滅した部分にコアがあった造魔は、形をとどめる力を失いドロドロと崩れていく。
「何だとっ!?」
驚いて閃光の放たれた方角を見るレドリック。
その遥か先には、青い宝玉が先端についた金属製の杖を構える女性の姿があった。
白いロングスカートの上に、同じ白を基調にして所々に黒でアクセントが加えられたジャケットを纏っている。
超長距離射撃で造魔を撃破した彼女は、構えた杖を降ろすと、すぐさま転移魔法を使う。
「随分お楽しみだったみたいね…私が結界圏内に入り込んだのに気付かないなんて」
転移魔法ですぐ側まで来たその女性…コスチュームを纏ったニーナは、鋭い視線を向けながらレドリックに向けて言い放つ。
「…君が気配を消すのが上手いのもあるね…失念していたよ。君の事を」
自分を睨みつけてくるニーナに向けて、彼は溜息を一つ漏らす。
「よくも私の妹とマユちゃんを、散々弄んでくれたわね…ただじゃ帰さないわよ」
怒りの感情を露わにしながら、ニーナは杖を突き出す。
「おお怖い怖い…ゲリオス老から君には気をつけろって言われてるから、ここでやり合うのは遠慮したいなぁ…」
クスクスと笑いを漏らしながら、レドリックは周囲に数発光球を生み出す。
一斉に放たれる光球…だが、その狙いはニーナでは無い。
「っ!!」
彼の狙いが自分では無く、倒れている妹達だと察知したニーナは、射線に割って入りバリアを展開した。
彼女の張ったバリアの前に、光球は全て防がれる。
だがその間に、レドリックは転移魔術を発動させていた。
「君の相手は、またの機会にしよう。じゃあね」
ニコリと笑って、レドリックは光に包まれ消えていく。
「…逃がしたか」
敵に撤退を許してしまった事に、ニーナは悔しげに唇を噛む。
だがすぐに妹達の方に向き直って、二人の容体を確認する。
「なんて酷い事するのよ…絶対に許さない…!」
激しい凌辱を受け、白濁に汚されたアゼルとマユを見て、ニーナは声を震わせた。
彼女はすぐに応急処置を開始する。
全身を汚す精液を浄化し、ある程度の傷を回復魔法で癒す。
処置を終えると、ニーナは他の仲間に連絡してこの場の処置を依頼すると、二人を抱き寄せる様に抱えて転移魔法を発動させた。
330魔法少女マユ 第6話 20/23:2010/07/01(木) 21:21:15 ID:wOfbdynC
「ん…うぅん…」
ベッドで眠っていたアゼルは、小さく身動ぎして声を漏らす。
ここは何処なのだろう…うっすらと目を開けた彼女は、周囲に視線を彷徨わせる。
「…気が付いた?」
すぐ側で椅子に座ってこちらを見つめていたニーナが、彼女に声をかけた。
「ね、姉さん…」
「マユちゃんに感謝しなさい。あの子が私に連絡してくれなかったら…今頃アンタ達奴らに捕まっているところよ」
ニーナは静かに告げるが、その言葉の端からは彼女がかなり怒っているという事が、容易に察する事が出来た。
彼女の言葉を聞いたアゼルは、慌てて周囲を見回す。
「マ、マユ…よかった…」
そして、隣のベッドに居るマユを見つけると、安堵したらしく息を漏らす。
「アゼル、気が付いたんだ」
既に起きていたマユは、半身を起した状態でアゼルに声をかける。
そのすぐ側には、ユーリィとランディの姿もあった。
「ね、姉さん…あ、あの…」
マユと同じ様に身を起こしたアゼルは、気まずそうな様子でニーナに向けて口を開く。
パンッ、という乾いた音と共に、何か言おうとしていたアゼルの頬が打たれた。
「ニ、ニーナさんっ!」
驚いたマユが、アゼルの頬を打ったニーナに抗議の声を上げようとするが…
「どうして…あんな事したの…?」
ニーナはアゼルに向けて静かに尋ねる。
彼女の言葉に、打たれた頬を抑えていたアゼルは俯く。
「どうして一人で先走ったの!?アンタのせいでマユちゃんまで危険に晒されたのよ!
 …私が間に合わなかったら、二人とも捕まってたのよ!!」
俯く彼女に向けて、ニーナは叱責の言葉を放つ。
アゼルは彼女に言葉を返す事が出来ずに、未だ俯いている。
俯いていた彼女の体を、唐突にニーナが抱きしめた。
「…すごく、心配…したんだからね…!」
声を震わせながらニーナは、アゼルの体をきつく抱きしめる。
「ね、姉さん…」
抱きしめられていたアゼルも、瞳に大粒の涙を浮かべて、姉の背中に手を回した。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
ポロポロと涙を零しながら、姉の体に抱き付いてアゼルは声を漏らす。
しばし抱き合っていた二人は、やがて身を離れさせる。
「聞かせてくれるわね…?何であんな事をしたのか」
姉の言葉に、アゼルは無言で頷く。
331魔法少女マユ 第6話 21/23:2010/07/01(木) 21:22:13 ID:wOfbdynC
アゼルはポツリポツリと、ニーナ達に向けて語りだす。
初陣の自分達を襲った惨劇の事を…自分がこちらでの支援活動に志願した理由を…
あのレドリックと名乗る魔族が、自分の妹の様な存在であるリィンを殺した人物であるとも。
「…そう、アイツがリィンを殺したのね」
アゼルの話を聞いていたニーナは、拳を握りしめて震わせながら口を開く。
ニーナにとっても、リィンは妹の様な存在でとても可愛がっていたのだ。
「…レドリックか、王の側近を務める最高位魔族の一体だね。前線でも幾度か姿が確認されているよ」
腕組みをしながら壁にもたれかかっていたランディが、彼についての情報を思い出しながら語る。
「そして…部隊の皆を虐殺した魔族は…魔王ヴァルアス…か」
大きく溜息を一つつくと、ニーナはアゼルを抱き寄せた。
「アゼルの大バカ…なんでそんな大変な事一人で背負い込もうとするのよ…」
優しく後頭を撫でながら、ニーナは語る。
「そうだよ。そんな事を一人で抱え込むなんて無茶にも程が有る」
ランディも少し怒った様子で、顔を顰めながらアゼルに言う。
「ごめんなさい…」
気まずそうにアゼルは俯きながら、小さく呟く。
「皆を巻き込みたくなかったんだ…でも、僕一人の力じゃ到底敵わない…」
パッと顔を上げて、アゼルはニーナやマユ達を見回す。
「姉さん、ランディさん、マユ、ユーリィ…お願い。僕に力を貸して!皆の…リィンの仇を取る為に!」
「…そんなの当たり前よ、アンタだけに背負い込ませる訳ないじゃない」
「そうだね。僕も及ばずながら力を貸すよ」
アゼルの言葉に、ニーナとランディは微笑みながら頷く。
「わ、私も勿論手伝うよアゼル!」
マユも力強く頷きながら、アゼルの手を握る。
「私も手伝う!」
ユーリィもアゼルの手を握るマユの手に、自分の手を触れさせて言う。
「皆…ありがとう…!」
感極まった様に声を震わせながら、アゼルは涙声を漏らしながら俯く。
332魔法少女マユ 第6話 22/23:2010/07/01(木) 21:26:09 ID:wOfbdynC
「ゴメン、マユと少しの間二人だけにしてくれない…?」
唐突に告げられたアゼルの言葉に、マユは首を傾げる。
「OK、分かったわ。行きましょランディ、ユーリィ」
ニーナは微笑みながら頷くと、二人を促して部屋から出ていく。
二人だけになったマユとアゼルは、しばし黙りこくったまま見つめ合っていた。
「…ゴメンね、マユ…僕のせいであんな酷い目に遭わせて…」
ポツリと漏らしながら、アゼルは申し訳なさそうに頭を下げる。
「あ、謝る事無いよ!気にしないで!」
慌てた様子でマユは首を振る。
「でも良かった…嫌われてるんじゃなくて…私を巻き込まない様に避けてたんだよね…?」
「う、うん…これは僕の個人的な復讐だから、姉さんやランディさん、マユ達を巻き込みたくなかったんだ…」
マユの言葉に、アゼルは俯いて答えた。
顔を上げたアゼルは、マユに近づいてその体を抱きしめる。
「ア、アゼルっ!?」
「…ゴメンね、マユ…良かれと思ってやってたのが、逆にマユを苦しめる事になっちゃった…」
驚きの声を上げるマユの体を抱きしめながら、アゼルはポツリポツリと漏らす。
「……気にしないで、こうしてちゃんと打ち明けてくれたじゃない」
マユは優しく微笑みながら、自分もアゼルの体を抱きしめる。
「約束する…もう一人で無茶なんかしない」
「うん…約束だよ」
目を閉じて、二人はしばし抱き合っていた。
「改めて…これから宜しくね。アゼル」
身を放したマユは、アゼルに向けて微笑みながら手を差し出す。
「…うん、一緒に頑張ろう。マユ…」
つられる様にアゼルも優しく微笑んで、差し出された手を握った。
333魔法少女マユ 第6話 23/23:2010/07/01(木) 21:27:03 ID:wOfbdynC
「ただいまー」
「お?戻ったかレドリック……造魔の奴はどうした?」
研究室に入って来たレドリックの方を振り向いたラディウスは、彼が造魔を連れていない事に気付き尋ねる。
彼はターゲットの少女達を連れている訳でもなく、一人で帰って来ていた。
「あー、ゴメン。邪魔が入って失敗しちゃった。てへっ☆」
ポリポリと頭を掻きながら舌を出す彼を前に、ラディウスは彼に見えない様にこっそりと、デスクの引き出しを開けて中の物を取り出す。
「アホーーーーーーっ!!!」
舌を出しているレドリックの頭部に向けて、ラディウスは全力で手にしたハリセンを振り下ろした。
「あがっ!?」
呻き声を上げるレドリックは、叩かれた拍子に舌を思いっきり噛んだらしい。
蹲って口を押さえながら、肩を震わせている。
「な、何をするんだい!?魔族じゃなきゃ死んでるかもしれないよ!!」
しばらく蹲っていたレドリックは、立ち上がって抗議の声を上げた。
「うるせぇっ!!『二人とも捕まえてきてあげるよ〜♪』とかデカイ口叩いておいて、造魔潰されて帰ってきたテメェが悪い!!」
彼の抗議の声に負けじと、ラディウスも怒りを露わにまくし立てる。
「お姉さんの方が邪魔してきたから、仕方ないじゃないか…」
ブツブツと漏らすレドリック。
ラディウスはフン、と一息吐くとデスクに座る。
「今度は上手くやるからさ…次はお姉さんの方に仕掛けてみるよ」
「次はしくじるなよ…」
「分かってるってば」
彼の言葉に返事をしながら、レドリックは研究室の奥にあるサンプルの置かれた部屋へと視線を向けた。
「ねぇ、ラディウス…『あの子』は使えるかい?」
「あぁ?あれはとっくの昔に死んでる標本だぞ?」
レドリックの問いにラディウスは顔を顰めながら、奥の部屋にあるカプセルの中の少女へと目をやる。
「なんとかしてよ、彼女が入り用になったんだ」
「んな事言っても、体がなぁ…半分化物になってもいいんなら、作業に取り掛かるが…時間かかるぞ」
「それでいいよ。彼女が使えるようになるなら」
ポリポリと頭を掻きながら答えるラディウスに、レドリックは頷く。
(さぁて…その時が楽しみだね…)
カプセルの中の少女へと目をやって、レドリックはニヤリと口の端を吊り上げた。
334マユの人:2010/07/01(木) 21:29:40 ID:wOfbdynC
以上で投下を終わります。
自分も連投規制回避に、P2で書き込もうと思ったら出来なかった…ナゼェダ?
今回はちょっと難産で時間がかかりました…
次回はニーナとランディを中心に、話を進めていきます。
あと、迂闊で残念な姉さんのその後も少し…
それではまた次回お会いしましょう。
335名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 22:09:56 ID:3kkEEgae
苦痛系凌辱いいっすなー GJですー
336名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 00:28:02 ID:WsW7U7KH
>>334
GJ!
マユの屈従奉仕が異様にツボって凄くエロく感じられた
ぱ前シリーズで陛下に敗北したものの、主人公として遺憾なくその実力を発揮して
最後には悪の后としての貫禄までも持つようになったマユにはどことなく無敵のヒロインめいた先入観があるから
こうやって新シリーズでズタズタに陵辱されているのを見ると、なんか原作者自らが書いたエロ同人的な感じがして凄く楽しい。
最初はリスタートとか微妙かなぁと正直思ったけど断然面白くなってきた。
337名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 22:08:44 ID:ZbxovSXI
>>334
乙でした!
レド性格ちょっと変わったかな?と、思ったが相変わらずの非道っぷりに安心したw
汚名挽回する、と失敗フラグを立ててる、セディアさんのその後が楽しみ。
338名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 11:59:35 ID:Elhi8oPh
ニーナ姉ちゃんの狙撃かっちょええ
このスレにはらしくなく頼もしい味方だな
339名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 02:53:45 ID:3C837maV
>>338
医療班所属だったシャーナさんより、圧倒的に強そうだな。
ランディ次第では前作よりも大幅に、マユちゃんサイドが強化されそうだ。
340名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 04:19:07 ID:OD0CsT5+
リィン姉妹では、マユちゃんの戦力が大して強化されないとなw

マユちゃんが陛下と良い勝負してたんで忘れがちだけど、前作って、徹頭徹尾、
魔族側の大優勢が微塵も揺らがないまま、魔法使いサイドは、ほとんど抵抗らしい抵抗もできずに蹂躙されてたね

魔続側の幹部の犠牲者って、作中でマユが倒したのがグラーズくらいで(え? セディア・・・?)、
他にも円卓が何人か倒してたかもしれないけど、側近クラスには一人の犠牲も出てなかったみたいだしね

ラグナロック作戦で、同盟(魔法使いサイド)が帝国)(魔族サイド)に終始、戦略的に追い込まれたまま
バーミリオン星域ですら、ヤンが戦術的にも敗北したようなシチュエーション
341名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 11:30:12 ID:tAcS+Blu
今回は
前衛…アゼル
中衛…マユ
後衛…ニーナ
サポート…ユーリィ
指令…ランディ
と戦闘ユニットとしてバランスの良い構成かも
お互いが持ち場であるポジションに位置し続ければ単品の側近ぐらいならば圧倒できそう
342名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 19:14:27 ID:9GhhGJ08
レド「分散させて、各個撃破しちゃえば簡単だね」
343名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 23:10:34 ID:OD0CsT5+
実際、それを上手くやるのが、その作品の魔族だからなあ
むしろ魔法使いサイドの方が、(前作では)足並み揃ってない上に、作戦負けしていたという
344名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 03:22:14 ID:b6dFlw0j
やっぱりまとめ役とか、参謀ポジが必要なのだよ!勝利の鍵は
345名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 03:56:40 ID:9l++7yIU
だが待ってほしい
魔法使いが圧勝したら、オリジナル魔族陵辱スレになってしまう
346名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 04:30:43 ID:Rxw8Wkqu
>魔法少女が陵辱しても全然OKよ
347名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 05:08:38 ID:m0Ac9s3v
いや、惨敗以外の選択肢が圧勝しかないとか、おかしい
基本、魔法少女が凌殺されてる災難だって、幹部を一人は道連れにしてたしね

ついでに言うと、俺(343)は別に魔法少女に勝ってほしいわけではないので
惨敗展開で一向に構わないが
348名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 09:04:14 ID:Wv3Zkntl
343歳だと・・・
349名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 09:33:30 ID:2GbtR0/e
実は343歳のロリ婆魔法少女
350名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 11:51:29 ID:qeA+Cvim
343歳か、さぞ多くの凌辱に耐えてきたんでしょうね。
つまり、全身の感度とかヤバいレベル…
ゴクリ
351名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 19:22:13 ID:+KPOr/6z
凌殺レベルで責められないと満足できないレベルのどMになって本体と感覚共有した
使い魔だか人形だかフレッシュゴーレムだかを操作して戦わせるようになってたりしそうだ。
適当に魔法の素質のある少女の精神を乗っ取って戦ってたらどう見ても悪役である。
352名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 19:44:30 ID:b6dFlw0j
>>345
ロリ顔らしい、巨乳の幹部の子なら陵辱しておK
353名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 22:48:41 ID:uRBNDeJf
戦略レベルでは圧勝でもいいじゃない
戦闘、戦術レベルでは所々でボロボロに惨敗して陵辱されてればさ
354名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 23:38:55 ID:m0Ac9s3v
主人公の少女がボロ雑巾のように犯され尽くし、凌殺されてた間に
その犠牲を踏み台に戦略的勝利を収めた魔法少女サイド、とか
355名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 02:25:49 ID:K7EqsdDM
俺は雑魚魔物で外部だと凵Aここだと疑似魔女の頭だけ魚男が好きなんだけどお前らは?
356名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 06:28:27 ID:xi6LrqD9
何気に魔法少女ユキ待ってるんだが、作者の人まだいるよね………
執筆に手間取ってるだけだよね………
357名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 06:37:08 ID:My+R2icN
あれはいいものだが、内容濃いからすっげー時間かかってそう。
358名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 09:21:39 ID:laRg453c
あれは良い作品だ
359名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 10:21:55 ID:G3iw569S
禿同、続きが見たいな。
360名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 12:35:55 ID:G3iw569S
あと、災難の続きも見たいお
361名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 01:06:05 ID:jVOiB4td
>>355
雑魚魔物かぁ…これっていうのは居ないな。
幹部とか敵役ならライムとかプロフェッサーがお気に入り。
362名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 01:09:46 ID:GuF5d00E
災難は、すぐ殺しちゃって苦しみから開放されるので、いまいち凌辱が甘っちょろいのが残念
363名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 18:55:55 ID:xiKrpIas
男陣営VS女陣営の対立構図で
アバターみたいな女性化システムを使って女陣営側に侵入し
魔法少女達と死闘を繰り広げていく女体化男達の話はこのスレ的にあり?
364名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 19:23:48 ID:IBJWFsWl
>>363
可否はとりあえず投下した後
365名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 21:10:41 ID:oL0qIHII
良いもんは良いからね
俺も気まぐれに読んだエロパロスレの幾つかで新たな属性に目覚めさせられたしな
自分で書いて面白いって思ったならまずは投下しちゃうと思うんだよね
なのに、あり?とか聞いてくるって事はまだ一文字も形にしてないんじゃない?
366363:2010/07/08(木) 05:58:40 ID:qucrlwdQ
魔法が世間にも認知されている世界
その中のとある国に於いて、元は一つの国であったものの
男尊女卑の傾向にあった『連合』と女尊男卑の傾向にあった『連邦』
その二つの陣営に分かれた内戦が行われていた。
当初、戦力的等優位であった連合側による早期終結かと思われていたが
連邦側は近代魔術による変身システム「魔法戦士」を実戦に投入し、戦果をあげる
連合側も有効性を確認してからは独自の魔法戦士変身システムを開発し、対抗
最早、両陣営の魔法戦士同士の戦いに移行していった。


白を基調としたコスチュームの連邦の魔法戦士が夜空を滑空する。
「本当にここなの?連合が侵入したのは。」
宝石に見えるデバイスにて確認を行う魔法戦士は少しイライラした声音。
先程から数回探索してみたものの確認は出来なかったせいもある。
「少なくとも反応はそこで途切れてる。そう遠くにはいってないはずよ」
デバイスによる通信が入り探索を続行することを発しようとした瞬間
突如、一筋の閃光が魔法戦士を貫く。
幸い、急所を外れてはいるが身体的ダメージと精神的ショックは大きかった。
そして場馴れはしたとは言え、彼女はまだまだ
魔法戦士になりたての新人でもあった事もあり
冷静さを欠いていたのかも知れない。
狙撃された事に一刻も早く身を隠すべきなのにも関わらず狙撃者を見つけようと
目を必死に下へ走らせる。
そして、目があった。
何もいないはずの場所に歪みが見え、そしてその中から
漆黒のコスチュームに身を包み、弓状の武器をこちらに照準を合わせている
自分とほぼ同年代と思える少女の姿を。
危機を感じても時既に遅く
ただ、気付いた時には吹き飛ばされてきりもみしながら
自身が落ちていくのは感じていた。



「素晴らしい」
弓状の武器を射った後の姿勢を維持しつつ
少女の声には似つかわしくない野太い声で性能を評価する漆黒の魔法戦士。
そして周りからも似たようなコスチュームの漆黒の魔法戦士達が姿を現す。
「墜ちた連邦の奴を確認しろ。」
「わかった。」
一人の魔法戦士が集団より離れ、探しにいく。
「敵側の魔法戦士のサーチ能力を逃れるステルス性は実証されたな」
リーダー格の魔法戦士もまた女性とは思えない、野太い声がする。
そもそも彼女らの正体は連合側の男性にて構成されている魔法戦士であり
現在の女性の姿も魔法戦士変身システムによる仮の姿に過ぎない。
「連れてきました!」
先程離れた魔法戦士が捕虜を担ぎ戻ってきた
意識を失い、ぐったりとしている連邦の魔法戦士。
「おい、起きろ」
隊長格の連合魔法戦士が軽く頬を叩き、気絶していた連邦魔法戦士を起こす。
「あ、あなた達は・・・!?」
367363:2010/07/08(木) 05:59:44 ID:qucrlwdQ
取り敢えず、晒してみる。

魔法が世間にも認知されている世界
その中のとある国に於いて、元は一つの国であったものの
男尊女卑の傾向にあった『連合』と女尊男卑の傾向にあった『連邦』
その二つの陣営に分かれた内戦が行われていた。
当初、戦力的等優位であった連合側による早期終結かと思われていたが
連邦側は近代魔術による変身システム「魔法戦士」を実戦に投入し、戦果をあげる
連合側も有効性を確認してからは独自の魔法戦士変身システムを開発し、対抗
最早、両陣営の魔法戦士同士の戦いに移行していった。


白を基調としたコスチュームの連邦の魔法戦士が夜空を滑空する。
「本当にここなの?連合が侵入したのは。」
宝石に見えるデバイスにて確認を行う魔法戦士は少しイライラした声音。
先程から数回探索してみたものの確認は出来なかったせいもある。
「少なくとも反応はそこで途切れてる。そう遠くにはいってないはずよ」
デバイスによる通信が入り探索を続行することを発しようとした瞬間
突如、一筋の閃光が魔法戦士を貫く。
幸い、急所を外れてはいるが身体的ダメージと精神的ショックは大きかった。
そして場馴れはしたとは言え、彼女はまだまだ
魔法戦士になりたての新人でもあった事もあり
冷静さを欠いていたのかも知れない。
狙撃された事に一刻も早く身を隠すべきなのにも関わらず狙撃者を見つけようと
目を必死に下へ走らせる。
そして、目があった。
何もいないはずの場所に歪みが見え、そしてその中から
漆黒のコスチュームに身を包み、弓状の武器をこちらに照準を合わせている
自分とほぼ同年代と思える少女の姿を。
危機を感じても時既に遅く
ただ、気付いた時には吹き飛ばされてきりもみしながら
自身が落ちていくのは感じていた。



「素晴らしい」
弓状の武器を射った後の姿勢を維持しつつ
少女の声には似つかわしくない野太い声で性能を評価する漆黒の魔法戦士。
そして周りからも似たようなコスチュームの漆黒の魔法戦士達が姿を現す。
「墜ちた連邦の奴を確認しろ。」
「わかった。」
一人の魔法戦士が集団より離れ、探しにいく。
「敵側の魔法戦士のサーチ能力を逃れるステルス性は実証されたな」
リーダー格の魔法戦士もまた女性とは思えない、野太い声がする。
そもそも彼女らの正体は連合側の男性にて構成されている魔法戦士であり
現在の女性の姿も魔法戦士変身システムによる仮の姿に過ぎない。
「連れてきました!」
先程離れた魔法戦士が捕虜を担ぎ戻ってきた
意識を失い、ぐったりとしている連邦の魔法戦士。
「おい、起きろ」
隊長格の連合魔法戦士が軽く頬を叩き、気絶していた連邦魔法戦士を起こす。
「あ、あなた達は・・・!?」
368363続き1:2010/07/08(木) 06:03:47 ID:qucrlwdQ
いつの間にか両手をロープで拘束されていたが、身構える連邦魔法戦士。
しかし、連合魔法戦士達の目的は別にあった。
「今の声だ。合わせろ」
「了解。あ〜?ぁ〜?ぁ〜?ぁ〜!・・・」
連邦魔法戦士にとっては奇妙な光景だった。
喉の首輪を触ったと思ったら突如声を変えていっている。
しかも、それは自分の声に似せていってるようで・・・
「対象は見つかった?応答がないけどどうしたの!?」
連絡が途絶えたことを気にかけたのかデバイスから通信が入る。すると
「いいえ、見つからなかったわ。他を当たってみる。」
驚愕する連邦魔法戦士を尻目に暫くの間、通信は控える事を報告し
話を進めていく連合魔法戦士。そして通信を終えてまた話し始める。
「奴ら、また見回りの時間を変更している」
「修正が必要だ」
「となると、記憶探索の方法を取ることになるが・・・」
全員、連邦魔法戦士を見て、暫し沈黙。
「それしか方法がないんだ、しょうがない。」
一人の連合魔法戦士が連邦魔法戦士に向き直る。
「そうだな。よろしく頼む」
「ふん、アホくさ。俺は周囲を警戒してる」
「君は誤解してるが、この方法はれっきとした魔術の一種であって・・・」
「まーた、始まっちゃったよ。」
「まあ、どうでもいいけどね」
口々に様々な事を呟きながら一人を残して、その場を離れる連合魔法戦士達。
「じゃあ始めよう。」
「な、何を・・・」
「悪いが、お前の記憶を探らせて貰う」
そう言うと、連邦魔法戦士の体中を愛撫し始める連合魔法戦士。
何処となくその愛撫の仕方が荒々しい気が彼女は感じていた。
胸元に手が入っていき、揉んでいく連合魔法戦士は、先程から渋い顔をしている。
「やはり防御はしてあるか・・・」
そして意を決した表情になったかと思うと、何処からかカードを取りだし
腕の読み取り機器にカードを通したかと思うと連邦魔法戦士に魔法をかける。
すると、先程から触られているところが敏感に反応した。
いや、敏感と言うにはその反応は過剰とも言える。
「は、あ!ぁあ!?」
そしてその反応を確認していくように連合の魔法戦士は身体の各所を愛撫していく
そして反応の大きかった胸と秘処部分を責めぬく。
「ひゃうっ!い、いい加減に!」
「出来上がってる様子で言われてもな。下着の上からでもすごいな」
下着の上から乳首を扱きあげる連合魔法戦士
通常ならまだしも、今は魔法によって神経が過敏になっている状況では
相手の手の温もり、動き、下着の感触を感じることが出来てしまう彼女が
頂上に達するまで時間はかからなかった。
「〜!!・・・ッ!ッ!?」
弓なりに身体をしならせ、痙攣する様にお構い無く
範囲をうなじ、臀部、に拡大させ再び愛撫を行う連合魔法戦士。
369363続き2:2010/07/08(木) 06:37:00 ID:qucrlwdQ
どれ程の時間が経ったか、何度も執拗に絶頂を迎えられた
連邦魔法戦士は遂に自分から相手の愛撫の動きに合わせて腰を動かしていた。
「もっ・・・!もっと・・・」
「?」
「もっと続け・・・てっ!そのまま・・・!」
「・・・。」
相手の様変わりに半ば呆気に取られるも愛撫を続ける連合魔法戦士
上気しつつこちらを窺うように見つめるその姿に
連邦魔法戦士はある感情を刺激され、意識してかは本人すら分からないであろう。
「!?」
連合魔法戦士に自分から迫りキスをしていた。
そして連邦魔法戦士がコスチューム越しにではあるが膝で連合魔法戦士の秘処をまさぐり始める。
「お・・・前っ!?」
思わぬ相手の反撃に動揺するも連邦魔法戦士は興奮しているのか止まらない
連合魔法戦士も実を言えば、この変身した身体に慣れてはいなかった。
卑猥な水音を響かせながら互いに秘処を責める争いは
今までの責めと魔法によって連邦魔法戦士側が不利となる
「んっ!いっ・・・!ああぁー!!!」
彼女は何度目か分からない絶頂をまた迎える。
「・・・ッ!」
相手もまた軽く達してしまった。
絶頂の余韻で動けない両者であったが暫くして
「情報は引き出せたか?」
「・・・あぁ」
「急いだ方がよさそうだ。奴ら思ったより早く異常に気付いた」
「?」
「精鋭の魔法戦士を送ってくるらしい。今は、まだ我々の装備を知られたくない」
「捕虜はどうする?」
「今でも動けないこいつを連れて振り切れると思うか?」
「いや」
「どうせ装備についてそんなに知られちゃいない。」「そうだな」
足早に去る連合魔法戦士達。
横たわる連邦魔法戦士は空を仰ぎながら、無意識に唇に触れる。
「そう言えば・・・初めて・・・だった・・・」
呆けながらもそう呟いた。
後に、連邦魔法戦士の生島彩乃と連合魔法戦士の大友総一は
この内戦の重要人物となる。


以上。
後、>>366-367が重複になってしまってスマソ
370名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 06:49:33 ID:2zID2hFQ
さてはレズが好きですね!
371名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 15:30:40 ID:To+9N7gg
なんか単なる乱交してるだけで魔法…戦士?って感じもしないではないけど、だがエロ的にGJなのもまた確か
372名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 03:24:25 ID:Lu59mTyJ
いいよいいよ
373名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 21:56:53 ID:+jrYyiuC
>>367-369
取り敢えず連邦の魔法は某リリカルさん
連合の魔法は某ライダー
みたいな仕様ということか
374名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00:03:06 ID:JH42flPw
魔法少女VSプレデター
375名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00:05:42 ID:VQh+ngPG
魔法少女VS魔王少女
376名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01:50:12 ID:JH42flPw
「魔法の国の女王になれる」と言われ他候補と戦い勝ち進み勝利し女王になるため魔法の国に行ったら最強の兵「魔法女王」として単騎で最前線に行く羽目になったでごさるの巻

魔物の群れ「ルドン送りでした残念!」
魔法女王「もう女王になりたいなんて言ったりしない」
377名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 02:32:17 ID:WrQFTAy+
女王と言えば柱システム
378名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 11:59:37 ID:LOMxJlhA
魔族A「最近、魔法少女に相対する我々は必ず触手とワンセットにされている」
魔族A「諸君!そんなパターン化されて、それでいいのか!?」
魔族A「我々は新境地を開拓する必要がある!」
魔族B「そうだそうだ!」
魔族C「俺達は一発屋芸人じゃないんだ!」
魔族D「触手なんて頼らずとも俺達は出来るんだ!」
魔族A「そこで、我々へ協力してくれる御仁が現れた!」
魔法少女「どうも」

それは魔族達がエロにかける情熱を描いた物語
379名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 23:58:30 ID:AkCCI3ZK
触手職人の朝は早い

「妥協しない事でしょうか。魔法少女さん達を悦ばせるだけじゃなくて苦しめたい。
 そんな真心が触手には込められてます」 
「ニーズに合わせて舌型、擽り、電撃、高周波に低周波、バイブ
 ハード志向の魔族さんにはニードル、改造、寄生、極太、掘削など各種バリエーションも用意しています」 
「魔族さんたちに笑って頂くのが最高の報酬ですね」
「もちろん魔法少女さん達の反応もご褒美です(笑)」
380名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 00:58:40 ID:yUBkh+Lc
投下カモーン
381名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 02:03:32 ID:MlrMget6
>>362
賢い魔物さんは考えました
「何度も生き返る魔法少女がいれば永久に楽しめれる」と
魔物は幾多の世界を巡り材料狩りを延々と繰り返しついに不死身の魔法少女を作り上げ試しに陵殺しました
実験は成功で日の出と共に魔法少女は蘇生し魔物は歓喜し踊りました
しかし、次の瞬間に魔物は魔法少女の放った光魔法で原子分解され消滅してしまいました
魔物は自分の魂を隠しリッチになり自らも不死身になる事を忘れていたのでした。

魔族「と言うお話だったとさ」
382名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 03:55:52 ID:Ph4vcw0T
敗北後〜凌殺直前の状態に戻るのではなく、両者とも普通に完全回復状態に戻るなら、
それはもはや、泥沼の千日戦争ではないのか?w
383名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 04:45:00 ID:D9S9op8x
で、ときには魔物が敗北して魔法少女からの陵辱を受ける、と。
魔法少女「くくくくっ、自分の武器をアナルに突っ込まれる気分はどうだ?」
魔物「ひっ…ぎぃいいいいいいいいっっっ!!…も…やめてぇえええっっっ!!!」
384名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 11:56:04 ID:fZh/Qf75
不死身の魔法少女…
多分生命を共有する妖精が死なない限り、首を落とされても身体を塵にされようとも再生する肉体なんだろう
魔法も単なる呪文起動とかのじゃない、自らの精を引き換えに契約した魔獣を召喚して使役するような感じなんだろう
魔獣との契約や精気の補給をする時はそりゃあ濃厚な交わりをするんだろう。
新たな魔獣と契約する時には、既に契約をした魔獣が嫉妬して暴れて乱入してきたりして
死なない死ねない身体に思う存分に集られて精をすすらるんだろう。
385名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 13:34:08 ID:Ph4vcw0T
そしてパートナーの妖精が危機に陥ったとき、無限の力を発揮できるんだな
386名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 13:50:44 ID:MlrMget6
空腹で人魚姫を鍋にした腹ペコ弱小魔法少女が不死身になり人魚姫共々悪の組織のモルモットになり
その組織が潰れても他の組織に狙われる人生



ちなみに前の組織が潰れた理由は魔法少女と人魚姫の三食とデザート三ホールケーキ、二回のおやつ、週一回の深夜のケーキ祭りである。
387名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 14:06:46 ID:D9S9op8x
よく生きてたな、人魚姫……
388名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 18:28:54 ID:S1uY79Sj
人魚で不死といえば八百比丘尼なんだが巫女と比べて戦う尼僧ってあんまり見ないような。
女人禁制の山のイメージが強いのか孔雀王くらいしかしらない。
389名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 19:42:13 ID:EwbGBHWK
某有名STGのボスしか知らん>戦う尼僧
390名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 20:20:48 ID:Ph4vcw0T
あまえないでよっ!!
391名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 21:05:03 ID:UwbBvv8u
うしおととら
392名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 21:40:27 ID:UwbBvv8u
アクセス規制のせいですっかり時期を逸してしまったがせっかくなので。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=11941188
393名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 22:52:11 ID:KvVCqchK
だ、だましたな!
394名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 09:27:48 ID:46ND/46b
酷い…酷すぎる…こんな悲しみと怒りを感じる日がまさか今日だなんて…ッ
395名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 09:28:56 ID:neWPsLQr
いや、実は尼僧という可能性だって捨てきれないじゃないか!!
396名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 14:09:28 ID:4dW0632G
幹部A「全ての幹部の部屋の扉を幹部以外は特定属性の魔法少女を鍵とし鍵が意識を保ってなければ開かず一度に一人しか入れないよう改造しといた」
幹部B「鍵になってぐったりとした魔法少女を労せずして捕らえるとは汚い!」
雑魚「実際は扉の前に魔法少女が陣地を作りアジトの中なのに203高地でウボァー!」
397名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 14:25:28 ID:otgh3ZFB
>>396
その幹部が悪の組織側のキャラか魔法少女側のキャラかで見方が180度変わる訳なのだが
398名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 19:19:52 ID:zA1ZPl6m
魔法少女A「ねえ、最近はヒーロー同士で争うのが多くなったけど」
魔法少女B「私達もそうなったりして・・・」
魔法少女C「あはは、そりゃないよー」
魔法少女s「あはははは!」
いつからだろう、魔法少女がバトる展開になったのは
399名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 20:25:52 ID:JfiXTeJz
セーラームーンかなあ?
魔法少女としてのキャラ付けが強いのだと、CCさくら(バトルがメインではないが)か、プリティサミー?
400名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 08:43:54 ID:J+ND0Fge
ピエロ系魔法少女VS触手が最初だと思ってた。
もしくは赤チャチャ→SOSの間
401名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 01:55:22 ID:37tSRmNV
魔法少女がバトるのか、魔法少女同士がバトるのか。
402名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 10:41:46 ID:ndslbrHU
>>367
姿を消せて、声も真似出来て、豊富な武器な魔法少女(?)が相手か・・・


魔法戦士(女)「いーたーぞおおおぉぉぉ!!」
と叫びながら攻撃魔法をぶっ放すシーンはもう少し後ですか?
403名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 16:41:31 ID:uKb1zcvz
魔法少女ロボの魔導機関は魔法石を水に入れ沸騰させる無限蒸気機関
404名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 18:19:04 ID:Asd9ZY0B
え?生きたままの妖精が入った透明な得体の知らない液体に満ちたカプセルがズラッと並んでて、
そいつらから摂取した魔力で駆動して、段々干からびいくカプセルを廃棄入れ替えする仕組みの妖精機関なんじゃないの?
405名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 18:45:39 ID:uG46BQ0j
ギア・アンティークか・・・
406元ネタは例のアレ:2010/07/20(火) 23:56:19 ID:uKb1zcvz
再現魔法少女技術
特殊なウイルスによる後天的な魔法遺伝子の組み換えと記憶操作によりデータ上に記録されている実在の魔法少女と同一の存在を作り出すことが出来る技術。
前者の技術が異常なまでに優れており、遺伝子操作による資質の発現率は100%に近くこれからは魔法少女の老いや死などは無意味である
ウイルスはシリンダー内で素体の細胞を一年かけて作り替え遺伝子的にはもちろん思考、性格、更に魔力パターンも完全に意図した魔法少女のコピーとしての再利用が可能
例として陵辱後遺症で廃人化した40代の魔女を10代の魔法少女になりたての姿と精神にリメイクする事すら可能である。
407名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 00:05:00 ID:FeU3wj+Z
「アンチ・マジカル」は結構リョナ描写多くて良かったなぁ

まあ、顔面ミンチ→強制再生の無限ループを喰らってる魔法少女が
あろうことが女装ショタって辺りがちょっと勘弁してもらいたいが

あれ普通に主人公は女の子のが良かったんじゃないかなぁ
408名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 00:37:50 ID:hyMS5WRy
>>406
このスレで散った魔法少女に似た一般人を改造しても裏切り者や逃亡者が多発しグダグダになる予感!
409名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 00:49:22 ID:hyMS5WRy
その前に青のメイガスを再現したら怒り狂った古の魔王に壊滅されるか
410名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 02:18:27 ID:VAnMPj4u
このスレの技術系の悪役達なら魔法少女のコピーとか作っちゃいそうだなw
411名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 15:04:12 ID:6btIqjkZ
>>406
多分過去の魔法少女達の復元って、中世の魔女狩りなどで無惨にも獄死した少女に使用された
数々の拷問器具にこびりついた年代物の血錆とかから摂取された遺伝子から行われるんだろうな

そして奇しくもその行いが無実の魔法少女達だけではなく、時の法王庁が総力を挙げて討伐した本物の魔女とも呼ぶべき女怪を復活させたり…

討伐時には中年ババアだった女怪が復活に際して全盛期の若々しい肉体を取り戻し、手が付けられなくなる
そして炎上する法王庁の中、正義と悪の魔法少女が対峙する。

正義の魔法少女「あたし達は所詮滅んだ徒花、大人しく黄泉の世界に帰りなさい!」
ゴスロリ幼女「冗談じゃない!あたしはあたしの好きなように生きるのさ!」
みたいな
412名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 20:23:31 ID:hyMS5WRy
再生された12体の再生魔法少女に厄災の名を持つ13番目の魔法少女が全てを終わらすため最大の戦いを挑む!!



1「辛くて悲しいけど、このスレは終わらないんです」
2〜12「だから返り討ち余裕でしたw」
13「ヒギィ」
413名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 23:51:41 ID:hyMS5WRy
>>403
メタルプリンセスに居たなそんなやつ
414杏の人:2010/07/22(木) 23:33:20 ID:h3Cslprq
どうも、杏の人です。

PCとP2の規制が続いていますので、
申し訳ありませんが、今回もブログの方への投下とさせていただきます。

ということで、魔法少女を狩る者 第2話です。
注意点として、
・前半快楽系、後半激しい苦痛系
・陵辱による死亡描写
・ピアッシングや流血描写・暴力的行為
といったものがあります。
閲覧の際はご注意下さい。
URLは以下になります。
http://magicalaz.blog117.fc2.com/blog-entry-80.html

それでは、また次回、第3話投下時にお会いしましょう。
415名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 01:28:40 ID:TYfxk8vX



うおおーきたー 今日買ったばかりの二次ドリキャンソーで
読み始めるの余裕でした!
乳首に触手刺と貫通同時射精や、逆さイラマチオも好きな体位で凌辱力が高いっす。
ラストの展開も苦痛系はこうでなきゃって感じです。
魔物の名前はアルファベッド順だからGは省くとして
どんどん責めが豊富なのが増えていくんだろうなー GJでした!やっぱ抜けるわー
416名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 01:55:57 ID:V+I03fft
デルタ便利すぎだろw
やっぱ今までのヤられる側視点からヤる側視点に変わったのは大きいな。
ホントに杏の人には魔法少女陵殺ADVとか作ってほしいわ。
417名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 23:15:12 ID:naqbALqb
同感だわー。
攻め視点はやっぱり良いね。
グラント君の能力は攻め手として実に理想的だ。

自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせて
尚且つ一方的に敵をいたぶれる……そんな能力!
418名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 20:25:36 ID:VWACe1W9
ちょっと遅いですが非常にGJです。
杏の人の容赦無い責めには毎回興奮を禁じ得ません。
話のつくりも以前までのものとは一風変わっていて今後の展開が楽しみです。
今度は規制なんかにやられずに、スレに投稿していただけるよう祈ってます。
419名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 21:13:34 ID:VWACe1W9
何度も話題に出ている事なんでアレですが、このスレではやっぱり苦痛系がメインになってきますよね?
ヤられてる側が壊れるような容赦無い責めなら快楽系もアリみたいな話もありましたが、実際のとこどうなんでしょ?
個人的にはどっちも好きなんで苦痛系に偏ってるのが少し寂しいんですよね。
でも、ここのノリとしては「ああ、またイっちゃう!!」みたいなのは興ざめなんでしょうかね。
お答え願えると嬉しいです。
420名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 22:13:12 ID:NkfBzlbf
苦痛系メインなのはただの流れであって、そうあるべきってことではないと思うんだ。

つまり、快楽系も多いにウェルカムじゃないかと俺としては思う。
421名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 22:55:35 ID:Pwl2XG+p
>>419
あんまり、その質問に意味があるとは思えないなあ。
というのも、あくまで俺個人の嗜好を聞かれれば、苦痛系メインの方が好きだけど、
(むしろ、"ヤられてる側が壊れるような容赦無い責めでの快楽系"ですら残念とか思うくらいw)
だからって、快楽系がスレ違いなわけではないし、投下も大いに結構だと思うよ。
そして投下されたら、ありがたく拝読いたします。

これまた個人的な嗜好の話なんだけど、俺は幼女モノはちょっと苦手なんだが、
ここに投下されたある作品は、そんな少々の嗜好の差なんか埋めるくらい素晴らしくて、楽しんで読ませていただいたことがある。

だから、違う嗜好の奴も引き込んでしまえってくらいの意気込みで書くほうが好感が持てるよ。
遠慮して書きたい物を曲げて、好きでもないものを無理やり書くのだとしたら、その姿勢の方が興ざめかも。

あと、そもそも、普通に快楽系も投下されているし、その度にちゃんと賞賛されてるんだぜ!
422名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:22:17 ID:6p/OuIX7
快楽系のSSを読みに来たわけでも苦痛系のSSを読みに来たわけでもない
ただ魔法少女が出るSSを読みたくてここにいるだけなんだ
423名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:45:52 ID:o2BlGsFw
現状、杏の人とマユの人お二人が中心で
苦痛と快楽両方共入ってるからいいんじゃないすかね。

でも年齢で魔法淑女とかこられたらちょっと困るかも
424名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:47:30 ID:jcr6/0ac
一万トンで9歳
425名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:49:38 ID:Pwl2XG+p
嬉子さんだけは許せねえw
426名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 01:11:31 ID:1PFeO+mF
>>423
変身前がおばちゃ(ryでも、変身したらロリ魔法少女とか都合のいい設定なら問題ないよ。た、たぶん!
427名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 01:35:05 ID:0R+LQbsU
リィンのお姉ちゃんは20代前半だったな・・・
428名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 07:20:09 ID:QgCVp1SF
>>423
舞乙のアレならまだ許容出来るがそれ以上は無理
429名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 12:27:38 ID:6IYc5EK7
おっと、ババアとババアの痴話喧嘩書こうとしてる俺を牽制するような話は……


書きたい話はあるけどありすぎても困る
430名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 17:46:48 ID:GWmjkB44
むしろ期待しちゃうぜ
てか、痴話喧嘩でフレーズが何やら微笑ましいんだけど、どんな話になるんだ?
投下されるのを楽しみに待ってるぞ
431名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 20:45:44 ID:QgCVp1SF
俺の妹が魔法少女なわけがない!
と言う事は無かったぜ!の巻
432名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 20:53:00 ID:6IYc5EK7
>>430
もう一本書きたいのがあって困ってる

一、マッチョと魔王とババアと猫。痴話喧嘩で世界がヤバい。それに巻き込まれるロリショタの話。
TS注意、グロ注意、エロ薄注意

二、腹黒巫女と腹黒シスターと腹黒ショタとヤクザとか出てくるお話
グロ注意、ホモ注意、エロ薄注意


どっちも書きたいんだ
433名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 21:22:17 ID:GWmjkB44
>>431
保管庫にある魔法少女ユキの事か!?

>>432
TSとな?そなた、TSと申したな!!!
しかもロリショタ!ワクワクが溢れて止まらない!!
でも、またしても痴話喧嘩って一体どんな状況なんだ?
434名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 00:27:47 ID:nhBvvVSI
>>432
二番目は腹黒尽くしだな
435名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 03:17:45 ID:lbZjjlCJ
>>432
TSは専用スレなかったっけ?
TSまではこのスレで前例はあるし、魔法少女が出てくるならギリギリセーフかも知れないけど、
ホモ注意になまでなると、正直スレを替えたほうがいいと思うが・・・
436名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 04:38:18 ID:nhBvvVSI
確か二次ドリでも読み切りでTS魔法少女の話はあったけど、ここは魔法少女のスレなわけだから扱いに注意は必要だな
でも説明を見る限りいくつかある要素の一つでしかないみたいだし、普通の魔法少女もちゃんと出て来そう
何だかドタバタして楽しそうなので機会があれば俺は読んでみたいな
437名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 07:43:30 ID:nVgIr/pc
杏の人とマユの人のお二人がいるおかげで安定して楽しめるこのスレだけど、新しい書き手が来てくれるのはやっぱり嬉しい
書きたい物がありすぎても困るという言葉も俺からしたら頼もしくも嬉しいかぎり
期待していますので作品が完成して、ここに投下される日を楽しみに待ってます
438名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 13:26:17 ID:eO8ndJ7q
劇場版魔法少女マユVSユキ〜超弩級飛行要塞型魔獣大決戦
439名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 16:05:31 ID:lr6jK1Ee
マユ「魔法少女ユキ?私なら空から攻めるね」
440名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 20:49:33 ID:nhBvvVSI
その手のVS物は最初はちょっといがみ合っても
最終的には共通の敵を相手に大決戦だと思ってたから余裕綽々のマユちゃんに吹いた

このスレ的には二人同時の陵辱がやっぱり目玉になるんだろうな、一本の触手で二人同時に貫通とか
でもそれ、杏の人のSSで見たような気がする
他にも二人をめちゃめちゃのぐちょぐちょにぶっ壊す陵辱方法を考えなきゃな

マユちゃんとユキちゃんだけじゃなくて他のキャラ達の絡みも見てみたいな
そうなるとやっぱりヴァルアス陛下とその部下達は外せないところだけど
ユキ側の敵キャラに今のところ名のあるキャラが出てきてないのが残念
魔法少女ユキは味方キャラの方は濃い面子が揃ってるんだけどね

ただどんな展開になっても、味方にマユちゃんがいるかぎり陛下以外の敵に負ける気がしないんだけどね
441名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:38:52 ID:vSH5eLnU
えっ?

逆洗脳されて魔法少女状態に戻ったマユとユキとが共闘するけど、
マユは魔法少女状態を保つためにパワーセーブ処置が施されてて、
二人そろって敗北してグッチョングッチョンにブッ壊れる寸前まで陵辱を受けて、
それで洗脳が解けて女王状態としてマユが覚醒
更にユキを堕とすべく、ぐっちょんぐっちょんの陵辱が行われるという

そんな話じゃあないのか
442名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:51:44 ID:nhBvvVSI
そっかRestartの方のマユちゃん想像してたからその発想は無かった
女王モードは魅力的だよね

でもそうなるとマユサイドの登場人物が既に総崩れになった後なのでちょっと寂しい
もちろんユキちゃんは大好きなお兄ちゃんの前でぐっちょんぐっちょんな訳ですね

あ、超弩級飛行要塞型魔獣の部分はどうしよう?
443名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 22:19:26 ID:SZmZ97iK
レスありがとう書いてみるよとりあえず書いてみる
このスレの底辺ひた走る

プロット練り直して、夏休み終わったら再見
444名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 23:47:04 ID:3kwyiNtz
陛下VS女王マユちゃんの夫婦喧嘩
ザルカヴェイド危機一髪
445名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 01:19:05 ID:oHKlGnUV
マユ「ごめんなさい。あんな事でたくさん怒ったりして」
陛下「こちらこそ全く大人げなかったよ。謝らせてほしい、ユキ」
ユキ「本当につまらない事でケンカしちゃったね」
陛下「ああ、全くその通りだよ」
青空の下にマユと陛下の笑い声が響く。

ゲリオス「ザルカウ゛ェイドは更地になってしまいましたがの」
446名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 08:09:50 ID:x2G/8une
>>438
オリジンのドロスだろうが銀河中央で戦艦型や重巡型の宇宙怪獣を産み続ける空母型宇宙怪獣だろうが
艦長がセディアなら安心だ
447名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 09:57:44 ID:oHKlGnUV
セディアェ…
448名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 10:20:43 ID:x2G/8une
要塞型モンスターの砲撃で主力艦隊が壊滅
ヴォルトレスの大艦隊が空を覆いヴォルトレスから出撃した無数の魔物が艦隊の生き残りを陵辱する。
そんな地獄でもセディアさんなら

セディア「やったー!ついに私はマユに勝った!」
ポチ
セディア「しまった!自爆ボタンが(r」
嘆き豚「カワイソカワイソナゼナゾコノヨニウマレタノ」
ドガーン!
協賛各社「「「お仕置きだべ!」」」
じゃじゃじゃーん♪
セディア「ひぎぃ」

そんな安心感
449名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 17:45:31 ID:w66EsmYr
>>448
完全完璧な勝利を収めた筈なのにどこからか漂ってきたジオンの遺児の赤い彗星のバズーカに艦橋をブチ抜かれたり
虎の子の宇宙戦艦の艦隊で拡散波動砲の同時攻撃を直撃させたにも関わらずマユちゃんは全然無傷だったり、
まだ退艦してないのにミサトさんの命令でキングストン弁が抜かれて沈没、使徒を攻撃するために使われたり、
予定調和的に儚く散っていくのがセディアさんの悲しき性ですよね

>>441
>>442
逆にユキの方が洗脳されて、マユを再び女王モードに洗脳するべく徹底調教&洗脳というのもアリかな
個人的には二人同時陵辱でマユもユキもぶっ壊されちゃうのが理想的なんだけど

ユキ側の登場人物だと金徳法師やお兄ちゃんがマユ側の敵と戦ってくれるのかも見てみたいところ
お兄ちゃんが囮になってる内に、背後に回った金徳法師が陛下のアナルに観音砲をぶち込んで発射!!とか

ろくな事考えないな、俺
450名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 19:07:19 ID:V39XoTln
君らあの子とセディアさんイジメ過ぎw
セディアさんの虐げられっぷりは、某悪夢とか永遠とかそういう
ブラック企業みたいな組織を彷彿とさせるなw
451名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 20:44:08 ID:krOXG5gz
>>445
更地?クレーターにしか見えないんですが・・・
452名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 22:09:30 ID:x2G/8une
いじめ過ぎたのでセディア改造計画
・転生して魔法少女化
円卓「いらんがな」
・同じく左遷された男と元ヴァルのペットのトリオで遊撃隊
遊撃隊「「「やなかんじー!?」」」
・怪しげな薬でパワーアップする
某ライダーマンみたいな人もパワーアップした途端に死亡フラグが……
・とりあえず商務二課に異動
いつもと変わらなかった
・武器を捨て鍬を持つ
農場送り(はあと♪)
・山奥の静かな湖畔の小屋で小鳥と語らい魚を釣って暮らす
これが一番か?
453名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 13:24:56 ID:LDKEB/Ug
>>452
え?
再起のチャンスでまたしくじって、陛下の命で会社のシベリア支社に飛ばされるんじゃ?w
454名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 14:55:14 ID:okXJkn2W
>>450
陛下「私と社員の皆が力を合わせて大きくした会社が、ブラック企業だと…?」(違
455名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 18:13:31 ID:U+aC9rhX
>>441
撃破する度に陵辱イベントが起こり淫魔化し「聖なる張り型」で攻撃して撃破したら人間化
そんな設定思い出した。

つまり、兄ちゃんの聖なるビッグマグナムで人間に戻りセディアを倒した
しかし、その現場を見かけていた妹はマユと最後の決着をつけるためトマホークを握る!
いま、セディアを噛ませ犬としたラストバトルが始まる…(ここまで30分)
456魔法少女ユキの人:2010/07/30(金) 18:23:51 ID:TQfc/yux

>>455
ユキ「お、お兄ちゃんはそんな事しないもん!!」



長らくご無沙汰していました。魔法少女ユキの人です。
実は『魔法少女ユキ』の第四話が完成したのですが、
今回、いつにも増して文章量が多くなってしまい、このスレの残り容量に入り切る見込みがありません。
具体的に言うと、分量としては第一話の2,5倍弱ほどになってしまいました。
毎度の如く、枝葉の描写が多くなってしまって………。
エロにも力を入れて今までで最大の量になったのですが、それでも全体の三割程度。
エロSSとしては外道な作品ですが、何とか投下させていただきたいのです。
そこで、ご迷惑を承知でお願いするのですが、投下の為に新スレを立てても良いでしょうか?
まだ現スレの容量が60KB以上残っている段階で非常識だとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
457名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:00:23 ID:fWnOZtdZ
良いよー
458名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:19:58 ID:31dbHnL+
60KB↑あるし前篇後篇にでも分けた方がいいんじゃと思ったけど
そもそも投下しようとしているのは容量いくらなんだろう・・・
459魔法少女ユキの人:2010/07/31(土) 00:27:22 ID:CZvbFzi8
すみません。
リッチテキストで750kbぐらいあるんです。
しかもエロを後半に集中させたせいで、前半エロなしになってしまったし……。
460名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:39:29 ID:31dbHnL+
リッチテキストで750KBって投下のいくら分なのかよく分からないとおもって
第一話メモ帳にして2.5倍したけど200KB近い投下なのか・・・
まぁ足りないというならスレ立ててくるけど何というかすさまじいな・・・

とりあえずちょっと立ててくる
461名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:42:17 ID:31dbHnL+
オリジナル魔法少女陵辱スレ14【和姦も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280504505/

好きなだけ投下するといい
462魔法少女ユキの人:2010/07/31(土) 01:16:34 ID:CZvbFzi8
>>461
わざわざスレ立てまでしていただいて、感謝に堪えません。
200KB近い投下…自分でも改めて少し引いてます。
兎にも角にも今から投下してこようと思います。
本当にありがとうございました。
463名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:53:43 ID:XGOdaQri
マユの信者の人が熱すぎて新規の作者が入ってこられない悪寒
464名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 02:01:45 ID:F7pUBtmd
>>461
男ぜ
465名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 02:59:21 ID:U3QrEUmY
明日が休みでほんとうによかった・・・
466名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 03:04:23 ID:eWT1CMBy
14番目の魔法少女は、下手すれば最短新記録で堕ちそうだなw

>>463
確かに…自重するよ。
467名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 06:52:24 ID:mzdbDb7U
>>466
雑談が力をくれたりするよ


単純に時期が時期で自重したり、規制されてたり、熱でPC燃えたりしてるだけだよきっと
468名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 12:32:49 ID:1Zi7zjVA
いやでも流石にこれだけの容量を一気に投下されたら他の職人さんも引くだろ
次スレなんてあと1、2回の投下に耐えられるかどうかだぜ?
読んで貰いたいから投下するのに、その投下でスレの寿命を短命にしすぎて、
読みたきゃまとめ見ろみたいな流れになるのはなんだかな…って思わない?
纏め投下を喜ぶ気持ちは勿論俺にもあるから水を差すような書き込み申し訳ない
異論は勿論認める
469名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 12:43:53 ID:yGtWi1tv
>>468
前後編に分けて投下しても容量は喰うのは変わらんしなぁ………

ところで何が「いやでも」なのか詳しく教えてくれ。
前の話と噛み合ってないぜよ
470名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 12:52:10 ID:8fcAXOGA
>>468
思わない
さらに言えば、代案・改善案があるわけでなし、現状にたいして自分も満足を得ているのに
「とりあえず異見を言って、一石を投じてみよう」的発想は賛同できない

第一、次スレはともかく、このスレはまだしばらく残っているのだから、普段どおり振舞えばいいよ
強いて言うなら、ユキの(今回の投下分への)感想は当面は向こうのスレ限定ってことにすれば、
他の作品の話題をしたい人や、新作を投下したい人たちの抵抗感も薄まるかと
471名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 00:29:56 ID:jWxu6w2i
そういう話こそ(感想の延長として)次スレでやって、このスレは変わらず従来の話題と投下で盛り上がろうぜ
てか>>463あたりは、杞憂というか、余計な心配が空回りしてるような気がするな
そんな俺は、ブラッドサイズを待ち続けている人
472名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 00:36:21 ID:UAzOMh//
災難の続きも待ってる
473名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:05:02 ID:475hEqWY
プロット練って名前考えたり衣装考えたりしてる間が一番面白いな

長くなりすぎ笑たが
474名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 17:13:08 ID:oRMf7YJj
あるあるw
魔法の杖のギミックを凝ったものにしたりな
バスターランチャーやら斬馬刀への変形ならまだしも、エアバイクやらエウレカセブンみたいなライドになったり、
スコップになって塹壕戦で活躍したり



現実的なところでは人型のインターフェースを投射する機杖とかで、本体を主たる魔法少女ともども触手に拘束されて、
バキバキへし折られかけてインターフェース悲鳴。あげく内部機構に触手に侵入されて顔真っ赤にして煩悶、
精液噴射で回路がショートして虚ろ目…
責め役は天才魔法少年と同型のゴスロリインターフェース搭載の魔法機杖コンビとかいうのでプロットだけ考えたな
475名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 18:20:21 ID:a8OohzvE
>>474
可能な限りさっさと書いてくださいお願いします

衣装以上に敵キャラ考えるのも楽しい
出すだけでグロ・リョナ注意な外見の面々しか思い浮かばんが

ふたつの物語が一つの物語になったさ
書く量倍とか
476名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 18:49:07 ID:J9/Upr6P
>>474
それはもう人型インターフェースちゃんのヤラレっぷりに萌えるSSだな
プログラム書き換えられて混乱状態で魔法少女を責めるとか良いかもしれない
477名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 20:34:44 ID:C2z/IyBo
ひぎぃじゃなくて快楽エロ系を書こうと思ったんですが、ここではお呼びでないようですね・・・
478名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 20:47:53 ID:J9/Upr6P
>>477

>>420とか>>421の意見にもあるように快楽系が駄目なわけじゃ全然ないし
俺に関して言えば快楽・苦痛どちらもウェルカムだから
みんな趣味嗜好は色々だけどそれで「お呼びでない」なんてならないよ
是非とも頑張って書いちゃってほしいです
479名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 21:45:29 ID:ER8lAbA7
>>477
俺はリョナはやや苦手な部類に入る
だから快楽ネタは何の問題もないし、そもそもこのスレはリョナ専門スレって訳でもないし
480名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 21:50:04 ID:hTiqMt/8
魔法少女というものがよく分からない俺に、魔法少女を簡潔に言い表す言葉を教えてくれないか
481名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 21:52:58 ID:a8OohzvE
>>480
重火器
482名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 08:08:03 ID:NxqNYysF
>>480
魔法を使う女の子だよ
483名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 10:20:41 ID:k4ZBwU1a
>>480
「魔法」としか言いようのない「不思議な力」を得た「少女」かなぁ…
力を得る方法は単に修行であったり、2頭身のマスコットであったり、妖精であったり、アイテムであったり…
力の使い方も普通に魔法っぽいのから、武器のエネルギーにしたり、単に自身の能力を強化したりと様々

幅が広すぎてヒトコトで説明難しいね
スレ的には特殊な能力で魔物と戦ってて、負けると陵辱されちゃう少女なら概ね何でもいいような気もするw
484名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 23:47:32 ID:LFsJ4kkJ
>>477
俺はむしろそっちのが好みです
485名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 21:08:54 ID:cgDVLSwz
>>477
その誘い受けは何なの?
486名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 02:51:22 ID:FRDRF7A0
快楽エロ系は大好物だけど、>>477みたいな勘違いした構ってちゃんの作品は、苦痛系だろうが快楽系だろうが要らない
それ以前に、書く気なんて全然ない、ただの思いつきの発言だろうけど
487名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 05:10:24 ID:i51Rd69Q
>>486
このスレのここのところの流れを見れば>>477がそういう発言をするのもやむを得ないだろう。
書くべきか否か迷ってる人間を脅してどうするの
投下されたらそれは最高だし、逆にやる気はあっても時間がなくて結局書けずに終わる事もある。
俺は是非に読みたいので期待して待ってる事にするよ。
488名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 09:40:35 ID:eoxQ3h8o
住人が好む流れとそれ以外を排斥する流れはイコールじゃないだろう
過去にもここの住人が快楽系の投下を叩いたりした記憶はなく、むしろ歓迎するといった書き込みは幾度もされている
なのに「お呼びでないみたいですね」なんて流れ捏造してるとこなんて、誘い受けそのものととられておかしくない
489名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 12:38:26 ID:vsMaqmKy
この外野の煩さで多くのエロパロスレが衰退していったんだよな
490名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 12:55:50 ID:FRDRF7A0
>>487
「快楽系を投下してもいいですか?」という質問の書き込みは、よくある
質問者には、それぞれ思うところがあって、そういう問いかけをするんだろう

だが、少なくとも>>477だけは、タイミングから言っても(ちょっと前にも同じやりとりがあったばかりだ)、
文面から言っても、悪意で書いているとしか思えんな
特に後者、まっとうな人間が、他人の理解や賛同を求めるために書いた文面とは、とても思えん
実は苦痛系大好きで、快楽系を排斥したい奴の自演なんじゃねえか
491名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 14:19:41 ID:i51Rd69Q
>>490
>>477はこのスレの傾向を考えすぎるあまり苦痛系でないと受け入れられないと思い込んでしまった文面のように思えるけどな
誰もそんな事を言ってないのに深読みのし過ぎで萎縮してしまうのは割と良くある事じゃないだろうか?
「きっと快楽系は駄目だ」という思い込みが強かったために、他の人の言葉を受け入れないような頑なな文章に見えてしまったんじゃないだろうか?
そのせいで
>他人の理解や賛同を求めるために書いた文面とは、とても思えん
というような印象を人に与えうる文章になったのかもしれないけれど、少なくとも悪意や自演というのは言い過ぎじゃないか?
スレの進行を妨げるほど頻繁に書き込んでくるような、それこそ(悪意があるかどうかは置いておいて)迷惑な相手でも無い限り
そこまで目くじらを立てる事もないと思う
492名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 14:43:16 ID:FRDRF7A0
>>491
スレの平穏を願うあなたの真摯さに敬意を表して、俺もキツイ言い方をした分は取り下げるよ

ただ、>>477は、ああいう書き方は、もうしないで欲しいね
正直、こう立て続けに「ここ、快楽系はダメなんすよね〜」みたいな(事実無根の)主張が繰り返されると、
仮に本人にその気がなかったのだとしても、スレをそういう風に誘導したがってる行動と変わらないし

最近の作者さんは、ほとんど投下時に快楽系か苦痛系かという、エロシーンの傾向すら明示してくれているので
その質問する人は、それくらい読もうぜ
493名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 22:16:44 ID:FTsAiTSw
(グロオンリーの)快楽系はダメですよねって意味だったんだ!!
494名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 20:30:19 ID:imoChC5S
こっちにも投下ないかな
495名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 20:42:12 ID:lFnmY7sk
きっとみんなも新しい魔法少女考えてるんだよ
496名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 01:04:28 ID:/njKg4WZ
考えた結果、強くしすぎて妄想なのに倒せなくなるのが俺の悪いところだ
497名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 06:11:39 ID:oxujsEVo
>>496
主人公をセガールにして、モブの魔法少女を陵辱したらいいじゃない
498 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:24:51 ID:xFLnalZF
皆様お久しぶりです。遥か昔、1スレ目の頃に「魔法少女センリ」なるSSを投下させていただいたものです。
これから10レスほどの短編を投下させていただきます。
内容は少しだけ快楽系描写、たっぷり苦痛系展開というものなので苦手な方はお気をつけください。
499魔法少女セリルの闘い 1/10 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:25:51 ID:xFLnalZF

鬱蒼とした森の中、突如月に照らし出されたコンクリートの建物がいくつも姿を現す。
木々を切り開き、トラック2つ分の広さのグラウンドや温水プール、そして寮も兼ね備えたそこはとある女子校であった。
麓の駅からはバスで30分ほどかかる山の中だが、素晴らしい設備と充実した教師陣を持ったその学校には
多くの優秀な生徒が集まっていた。
今の時刻は夜が更けきった午前2時。
とっくに寮の消灯時間も過ぎ、夜更かしな少女たちも床に就いて学校全体が静けさに包まれている時刻。
しかし今宵、静寂に包まれているはずの寮の廊下には絶え間なく嬌声が響き渡っていた。


「ひっ、ひゃあああああああぁぁぁっっ!!!」
「はぎゅうぅっ! は、入らないよぉ!!」
瀟洒な洋館風の寮の内装はグロテスクな赤い触手が蠢く肉の壁に形を変え、あちこちで囚われた少女たちが
嬲られていた。
「いやぁ……もうイキたくないよぉ。だ、ダメメエエエエェェェ!!!」
四肢を触手に拘束され、天井から吊られた裸の少女が悲鳴を上げる。
と同時に幾本もの触手が突き入れられた彼女の秘所から飛沫が上がった。
絶頂に到達し、凛とした美貌を火照らせて大きな瞳を潤ませる。
「はぁぅ……えぁ?……いやぁ、も、もうやめて、やめてよぉ!」
快楽でとろけた瞳に、怯えと驚愕が走る。
その視線の先には再び彼女の秘所の奥深くに抉るように突き入れられていく触手があった。
「ひぁ、いやあぁぁ!やめぇぇぇ!」
膣の襞を触手が突くたびに、快感の電撃が走る。
昨晩までは処女であった彼女。しかし既に数え切れぬほどの絶頂を味わされたその身体は、肉欲の疼きに屈した
淫靡なものになってしまっていた。

「あらあら、あなたもお楽しみねぇ」
そんな彼女に場に似つかわしい穏やかな声が投げかけられた。
声とともに廊下の奥から姿を現したのは一人の美女であった。
腰まで届く漆黒の髪。そしてその大柄な肢体は何一つ隠すものを纏わず裸形を露わにしている。
スイカのように中身の詰まったみっちりとした乳房、一転して細くくびれたウエスト。
そして男ならむしゃぶりつきたくなるようなムチッとしたヒップライン。
それらを見せ付けるように、ゆっくりと美女は囚われの少女に向かって歩み寄っていく。

「えーと、2年C組の須藤沙菜さんね」
女は手にした黒いファイルに視線を落とした。
彼女が職員室から持ち出した、表紙に「生徒要録」と記されたファイルはこの高校の生徒の諸記録や教師による
所見が記されているものであった。
今開かれているページの右上には、囚われの少女と同じ顔立ち─―須藤沙菜の顔写真が貼られていた。
写真の中の沙菜は無表情で凛と整った目鼻立ちをカメラに向けており、目の前で快感に翻弄される少女だとは
信じ難いものであった。
「えーと、剣道部所属、県大会で入賞。よくわからないけど“お嬢様学校”でそれってすごいんじゃない?
成績も優秀、同級生や後輩の面倒見もいい。とっても優等生ね、沙菜ちゃん」
女は妖艶さを感じさせる美貌でファイルと現実の沙菜を見比べながら語りかけていく。

「今までにこの学校の女の子を106人“いただいた”けど、どうもこの世界の女の子は、いろんな意味で
輝いている娘ほどいい魔力を持っているみたいなのよね。沙菜ちゃんの魔力も楽しみだわ」
笑みを浮かべる女。

彼女の名はザファターラと言う。その正体は異なる世界よりこの人間界に現れた『魔人』であった。
魔人は人が宿す魔力を奪うことで自らの力を増すことが出来、特に自分と同じ性別の者から得られる
魔力からはすばらしいものだった。
その中でも、ザファターラは今までに幾つもの世界を淫虐の渦に巻き込んで滅ぼした高位の魔人であった。

だが、そんな恐るべき魔人に立ち向かう少女たちがいた。
身に宿したたぐいまれな魔力と、厳しい修行の末に習得した魔法の力で魔人に挑む少女たち。
彼女らを人は魔法少女と呼んだ。
500魔法少女セリルの闘い 2/10 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:26:41 ID:xFLnalZF

ザファターラも魔法少女との戦いに明け暮れ、何人もの魔法少女を返り討ちにはしたものの次第に追い詰められていた。
そして2日前に他の世界での戦いで深手を負わされた彼女は、残された魔力を全て使い切って転移の魔法を発動させて
この人間界に逃げ込んだのだ。
ザファターラにとって幸運だったのは、人間界の女性は量では及ばないものの、質では魔法少女のものに匹敵する魔力を
持っており、そして偶然にも転移した先が女子校の敷地であったことであった。

右腕を失うほど酷かったザファターラの傷は、一昼夜かけて多くの少女から奪った魔力のおかげで癒え
身体に満ち溢れる魔力は彼女の力を大きく高めていた。


「沙菜ちゃん、陸上しているだけあっていい脚しているわね」
少女たちから魔力とともにその記憶すらも吸い尽くしたザファターラは、人間界の理を活かして沙菜を嬲っていく。
100mを12秒台で駆け抜ける沙菜の細身ながらも筋肉のついた脚。
その締まった太ももにツゥーとザファターラは人差し指を這わせた。
「あひぃぃいっっ!!」
爪でこするように肌の上を指が這っただけで、沙菜の脳は快感の衝撃に揺さぶられる。
「ふーん、沙菜ちゃんはフトモモが性感帯なんだ」
自らが使役する触手で嬲らせたことで発情しきっているのにも関わらず、そ知らぬ顔で責めるザファターラ。
彼女は人差し指をゆっくりと沙菜の内股に向け滑らせてゆく。
「うそっ、はひゅ!……おかしいのぉ!へ、変だよこんなの!」
いつもなら精々くすぐりにしかならないザファターラの行為。
しかしその指からは放たれる快楽の刺激に、沙菜は心と身体を悶えさせていく。
彼女は抗うことも出来ずに、トラックを力強く蹴っていた脚を宙でバタつかせる。

「ふふ、エイッ!」
「はぎゃやああああぁぁぁぁあああっっっ!!!」
内股の薄く白い肌の上で指を止めたザファターラは、ほくそ笑むと一気に沙菜の肌をつねり上げた。
その痛みが沙菜を犯す快楽の蓋をこじ開け、彼女の脳は快楽の渦に満たされてしまう。
とてつもない絶頂感で自分が壊されていく感覚に彼女は泣き叫ぶ。

「おかじいよぉおっっ!!イキたくない、もうイキたくないのにぃぃいいいいっっっ!!!」
悲鳴を上げながらも、2度、3度続く絶頂に声を裏返させる。
目を見開いて悶え苦しむ沙菜の表情を見ながら、ザファターラは屈みこむ。
うっすらと腹筋が見える締まったお腹、その鳩尾に今度はツゥーと指を這わせていく。
「ひひゃああああぁああぁぁっっ!!! おにゃか、お腹さわらないでぇえええぇぇぇ!!」
肌に触れた感触が増幅された快感となって沙菜の子宮を穿つ。
「はぎゃぁっ! イグッの、イクのがとまらないいぃぃいいぃぃっっ!!!」
沙菜は終わり無い絶頂に喚くような悲鳴と涎を撒き散らしながら身体を跳ね揺らせていた。
「ふぎゃあああぁぁぁっ!おねがいぃぃいいぃぃっっ!!も、もうやめてぇぇえええぇぇっっ!!」
ほんの数時間前までは同級生から頼りにされる大人びた女子高生であった沙菜。
だがとてつもない性の快楽を味あわされたその精神は壊れ、ただ哀願する。
「ゆるじでぇぇえええっっっ!!!おねがいいいぃぃぃいいぃぃぃっっ!!」
「沙菜ちゃん、いい顔ね。じゃあ、そろそろ沙菜ちゃんの魔力も頂いちゃおうかしら?」
半ば白目を剥き、汗や涙、涎に塗れた沙菜の顔をザファターラはいとおしげに見つめながら顔を近づけていく。

「ひいいぃぃいいっ、む、むぅっ!?」
ザファターラは叫び続ける沙菜の口唇に塞ぐように己の口唇を重ね合わせた。
驚きで沙菜は一瞬だけ絶頂の快楽を忘れて戸惑う。
だが、次の瞬間身体の最奥から昇り上がってくる何か。液体のような滑らかさ、気体のような軽やかさをもつそれが
口からザファターラへと吸い取られるように流れていく。
(な、なんなのこれ!?……いや……さ、さむいよぉ……)
ザファターラが沙菜から今奪い取っているものこそ魔力であった。
恐れ、苦しみ、悲しみといった負の感情で心が脆くなると、身に宿した魔力は不安定になり魔人たちが奪い取ることが
可能になるのだ。
沙菜の目に映るのは満足そうなザファターラの笑み。
命自体に密接に繋がる魔力を急激に奪われていく彼女は、死への階段を駆け上っていく。
(だれ……か……たす……け、て………あ……れ?……)
意識が失われる直前、沙菜の瞳に廊下の窓越しに広がるグラウンド、その中央で青い火花が散るのが映った。
501魔法少女セリルの闘い 3/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:31:33 ID:xFLnalZF

沙菜の魔力を奪いつくしたザファターラは彼女を拘束していた触手の戒めを外し、秘所に挿入していた触手も抜き取った。
ドサッと床に落ちる沙菜の体。
「ぅぁ…………」
「あら、まだ魔力が残っているの?」
完全に白目を剥き息絶えたかのように見える沙菜だが、その開け放たれたままの口から床に落とされた瞬間
かすかな呻き声がもれた。
「あらあら、食べ残しちゃったみたいね。もったいないから根こそぎ魔力を奪い取らないとね」
再び彼女を触手で捕らえようとした瞬間、ザファターラはバチバチッという音を耳にした。
慌てて音がした背後を振り向くと、グラウンドの真ん中に幾つもの火花が散り、辺りを青く照らしていた。
「チィッ!魔法少女かっ!」
睨み付ける様な目を向けたザファターラは、一斉に触手を繰り出そうとした。
しかし、それよりも早く火花が散る空間から突風が巻き起こり、土煙で辺りを覆い隠す。
凄まじい勢いの風は窓ガラスをも破り、廊下にまで吹き荒れる。
しばらくした後、視界を取り戻したザファターラはグラウンドの中央に一人の少女が立っているのを目にした。


水色の可愛らしいミニドレスを纏ったのはまだ小柄な少女の肢体。
だが厳めしい群青色の手甲と脛当てとも組み合わさっている同色のブーツ、そして手にする身の丈をも超えるロッドからは
勇ましさが見て取れた。
薄い金色の髪はツインテールにまとめられ、その下の容貌も人形のように可愛らしいものだった。
彼女の名はセリル。ザファターラを追い、彼女を打ち滅ぼそうとする魔法少女であった。
502魔法少女セリルの闘い 4/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:32:39 ID:xFLnalZF

人間界を初めて訪れたセリル。
彼女を迎えたのは濃密な魔人の瘴気だった。息の詰まるほどの瘴気にその可愛らしい顔の眉が顰められる。
(ザファターラはかなりの魔力を得たみたいだね。…………ひどい、こんなたくさんの人たちが……)
セリルは辺りを囲む建物から魔力を奪い取られ命を失った少女の骸、そして未だ嬲られ続けている少女たちの
苦悶の気配を感じ取っていた。
2日前の戦闘で、深手を負わせて後一歩の所まで追い詰めながら逃がしてしまった、その自分のミスが彼女らに
大きな災いをもたらす事になったことにセリルは歯噛みする。
悔しさを胸に彼女はザファターラを睨み付けた。
「逃げ足だけは素早いね、だけどもうお仕舞いだよ。今度は決して逃がさないからっ!」
セリルは可愛らしい顔立ちには似つかわしい口調で啖呵を切る。
そしてロッドを構えなおす、その先端はランプのような形になっており中では青い魔力の炎が揺らめいていた。

「さてどうかしら、この世界の女の子はいい魔力を持っていてね。たっぷり頂いたからこの前の私と同じと思ったら大間違いよ」
そう言いながらザファターラはセリルが肩で息をしている様子を目に留め、ニンマリと笑う。
「それに、転移の魔法でだいぶ魔力を使ったみたいね。そんなので勝てるかしら?」
異世界への扉をこじ開ける転移の魔法はかなり高度な魔法で費やす魔力も信じられないほど多い。
そしてセリルがザファターラが逃れた先を探すのに費やした時間、この世界の時間にして1日のうちにザファターラは
魔力を充分蓄えていた。
それに対して転移してきたばかりのセリルの顔は疲労の色を帯び、ちょこんとした鼻筋にも汗の玉が浮かんでいる。
ここは一度退いて、魔力が回復してから再び挑むべきであろう。
しかし、セリルの目にザファターラの足元に転がる沙菜の姿が映った。
苦悶の表情を張り付かせ、身動き一つしないその肢体。
だが、彼女は助けを求めるかのように右腕をセリルのほうに伸ばしていた。
(救いを求めている人を見捨てるなんて、わたしには出来ない)
決意を抱き、可愛らしい瞳を吊りあがらせてザファターラをキッと見据える。

「勇ましい顔ね。その顔が滅茶苦茶な泣き顔になるのが楽しみだわ!」
「ふん、腕を失った時のおまえの泣き叫ぶ顔を見ものだったよ!」
「くっ、死ねえええええぇぇえええぇぇっっ!!」
嘲笑うかのようなセリルの声にザファターラは怒りを露わにし、彼女が大きく腕を振ると魔力が奔流となって
セリルめがけて襲いかかる。
「我に宿されし魔力よ。いかなる矛をも通さぬ鉄壁の護りを我にもたらせっ!」
叫びとともにセリルの前に青く光る円状の膜が宙に浮かぶ。
呪文の文字が幾重にも現れて円を描くように動くそれは防御魔法だった。
漆黒の魔力の奔流がそれにぶつかった瞬間、轟音と火花が辺りに飛び散る。
だが次の瞬間、いとも容易く防御魔法は魔力の渦に打ち砕かれてしまった。
セリルは驚愕したものの、すぐさま横に飛び跳ねて避けた。
彼女が立っていた所に魔力波が着弾した瞬間、凄まじい轟音と土煙が辺り覆い隠す。
やがて土煙が晴れたそこには大きなクレーターが穿たれていた。
そして少し離れたところに直撃は避けたものの、爆発に巻き込まれてしまったセリルが倒れていた。
503魔法少女セリルの闘い 5/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:33:40 ID:xFLnalZF

ロッドを支えによろよろと立ち上がるセリルの姿を、ザファターラは笑みを浮かべながら見つめる。
ミニドレスは土煙で汚れ、手足のあちこちに擦り傷を作ってしまっている。
その顔も額に負った切り傷から流れる血で汚れてしまっていた。
「ふふ、この前のわたしとは違うって言ったでしょ?さぁ、行くわよ」
ふらつくセリルに向けて、今度は幾本もの触手が放たれる。
セリルはそれをロッドを振るって生み出した魔力弾で迎え撃つ。
いくつかの触手はそれで消し飛んだが、その数を上回る触手が迫る。
痛む身体を動かして横に跳んで避けるセリル。
だがその先を読むようにザファターラは魔力波を新たに放った。
「くっ!護りを我にもたらせっ!」
短く詠唱して慌てて防御魔法を展開させるセリル。
しかし魔力波は防御魔法を一瞬にして打ち砕き、小さな肢体が凄まじい魔力の奔流に飲み込まれる。
「きゃああぁぁあああぁぁぁっっっ!!!」
そのままセリルは弾き飛ばされ、窓ガラスをぶち破って校舎に飛び込んだ。


「あぅ……ぐぅ、あ……うぅ……」
真夜中の闇に包まれた教室。
散らばったガラス片、そして机や椅子が地震でもあったようになぎ倒されている。
宙を浮いて近づいてきたザファターラが窓越しに見ると、教室の中央、折り重なるように倒れている机や椅子と
床との隙間から金色の髪が覗いて見えた。
小柄な肢体を机や椅子で覆い隠されてしまっているセリル。
「死にな」
そんな彼女に向けて、ザファターラはとどめとなる今までより遥かに強烈な魔力波を放った。
痛みと衝撃でかすんだ視界で、自らの命を絶つ魔力の渦を目にするセリルは必死に魔力を集中させ、凶刃から逃れようとする。
「わ、われのからだを……ぐっ、こ、異なる場所に運んでぇっ!」
彼女がそう叫んだ瞬間、その身体が掻き消えた。
一瞬の後、着弾した魔力波は凄まじい衝撃で校舎の一棟を半壊させた。



先ほど半壊した棟から数十メートル離れた別の校舎。
その中の教室に危機一髪のところで転移魔法を発動させて逃れたセリルの姿があった。
教壇に腰を下ろし、壁を背に座り込んでいるその姿は酷いものであった。
ミニドレスはボロボロに破け、あちこちから血が滲んでいる。
左腕は折れてしまったのか全く動かず、ただ痛みだけが肘の先から響いていた。
彼女は痛みに呻きながら短く呪文を詠唱すると、ロッドを立てかけて自由になった右手に穏やかな光が宿る。
そのまま左腕にかざすと僅かに痛みが和らぎ始めた。
(どうすればいいの……あいつはあまりにも強いよ。悔しいけど退くしかないの?)
回復魔法を発動させながらセリルは考える。
そして、その脳裏に沙菜の伸ばされた手が浮かぶ。
(わたしはどうすれば…………)
人を救いたいという使命感、そして敵との戦力差を測る冷徹な心の間で思い悩むセリル。

だが、もう彼女が選択できることは何も無かったのだ。

504魔法少女セリルの闘い 6/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:34:18 ID:xFLnalZF

「ハグゥッ!?」
突如首筋を絞められセリルは驚愕する。
手足をジタバタさせるも、首を掴まれてまま持ち上げられてしまう。
頭を振り乱す彼女が目にしたのは、黒板から現れた幾本もの触手だった。
「ぐぁ……ぐぅぅっっ!!」
慌ててロッドに手を伸ばそうとするも、一足はやく触手で右腕を拘束されてしまう。
そして触手は無造作に傷めた左腕をも拘束した。
「アギイィィイイィィッッ!!!」
折れた腕の締め上げられ強烈な痛みにセリルは悲鳴を上げる。
唯一自由になる足を振り乱して抵抗するも、そのまま触手は身体を持ち上げて宙へと浮かしてしまう。


普段は様々な知識が書き込まれ、女生徒たちが目を向ける黒板。
だが今そこに記されているのは、触手で縛り付けられもがく囚われの魔法少女の姿だった。
ロッドを失ったとは言え、呪文を詠唱することで多少の魔法は使うことが出来る。
首を絞められる息苦しさと左腕の痛みに苦悶しながら、必死に戒めから抜け出そうと魔法を発動させようとするセリルだったが……。

「そうはさせないわよ」
その声と共に身体を縛り付ける触手から強烈な電撃を浴びせかけられた。
「アギャヤアアアァァアアアアァァァッッッ!!」
身体の奥底まで焼かれるような電撃に悶絶するセリルは全身を痙攣させて、頭を大きく仰け反らせる。
「ふふふ、いい気味ね。ガキの癖してわたしを苦しめた報いよ」
そう楽しげな声を上げて、ザファターラが教室の床から浮かび上がるようにして姿を現した。
「お前が来るまでの間に魔力を吸収しながら、周りの建物にもしっかりと罠を張って置いていたのよ。どう、今の気持ちは?絶望的?」
「ぐぅ……おまえなど、わ、わたしがっ、ギャアアアアァァァアアアァァァッッッ!!!」
ザファターラの問いかけに、セリルが口ごたえをしようとした瞬間、再び電撃が走る。
「ふふ、何が言いたかったのかしら?いけないことを口にするガキにはお仕置きしなくちゃね」
「ガギャヤヤアアァァァアアアァァッッ!!ヒギイイイイィィイイイィィィッッッ!!!」
セリルの小柄な身体を黄色い火花が覆いつくしていく。
ミニドレスは電撃に焼かれ、苦悶で頭を振り乱し続けるためツインテールに纏まっていた髪も解けてしまった。

「ほら、何か言ったらどうなの?『許してください』とか『助けてママ!』とかさぁ!」
「アガガガアアァァァアアァァッッ!!!ま、まけない!絶対にぃっ! ギャヤアアアァァァアァァッッ!!」
必死に抗おうとするセリル。
だがその瞳もぐるりと裏返って白目を剥き、辺りにはとうとう焦げ臭い匂いが立ち込める。
香ばしい香りを嗅ぐように鼻をひくつかせたザファターラがようやく電撃を止めたが、セリルは何も反応できなかった。
「ほら、どうなの?何か言ってみな!」
「……ぁ……あぅ……」
ザファターラの嘲笑うような問いかけにも答えることができずに、首をぐったりと俯かせて呻き声しか漏らさない。
そして次の瞬間
ジャアアアアアアッ!
「あはは、お漏らしかい、やっぱガキだね!」
電撃で括約筋がその機能を果たせなくなったのか、セリルの股間からオーバーニーソックスやブーツを伝うように
黄色い小水が零れ落ちていく。
失禁した魔法少女、その下の教壇に無様な水溜りが出来ていく。
ザファターラはその様子を嬉しげに見ながら、セリルに歩み寄ると髪を掴んで顔を引き起こした。
「……うぁ……ひ、ぁ……」
「さて、まだこんなもんじゃないよ。たっぷりいたぶってやるからね」
意識を失ったままの魔法少女に、魔人は黒い笑みを浮かべてそう告げた。
505魔法少女セリルの闘い 7/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:35:34 ID:xFLnalZF

「さて、小便臭いガキのオマンコはどんな風になっているのかしら」
セリルの身体を触手で更に高く持ち上げ、ぼろ切れと化したスカート、そして白色のパンツを剥ぎ取る。
「うあっ、ぐしょぐしょに濡れて気持ち悪いわ……あらあら可愛いオマンコね」
曝け出されたセリルの秘所は、毛は一本も生えておらず、ほとんど色素がない白肌の畝にスッと赤い縦筋が
入っている楚々としたものであった。
ザファターラは人差し指を近づけ、そっと膣に差し入れる。
尿で濡れているため、魔法少女の体内に滑らかに入っていく魔人の指。
差し入れられた指は暖かい肉襞に包まれていく。
奥まで差し入れようとした彼女は、その先が急速に狭まっていることに気づいた。
「あらあら、やっぱり可愛い魔法少女ちゃんは処女なのね」
手中に落ちた魔法少女を、愛おしいものでも見るような目つきでザファターラは見つめる。
やがて口元に悪魔的な笑みを浮かべて顔のすぐ横に新たな触手を伸ばす。
太さは彼女の腕ほど、全体に醜いイボが張り付かせたそれをセリルの股の間へ伸ばしていく。
セリルの細い割れ目に押し当てられる触手だが、サイズ的にとても少女の体内に入るものではない。
「さあ、あなたのはじめてはこの極太触手で貰ってあげる」
しかし芝居がかった口調でザファターラはそう言うと、勢い良く触手を突き入れた。

メギィッ!!

強烈な衝撃はセリルの身体すら通り抜けて、背後の黒板に蜘蛛の巣上のヒビ割れが走った。
抉るようにセリルの処女をぶち破った触手。
狭まりを押し裂き、膣に突きこまれたそれはそのまま子宮口まで一気に達していた。
膣を埋め尽くしたあまりの太さの触手により、外から見ても分かるほどセリルのお腹は膨れ上がっていた。
「あがぁっ!……え……ぎぁ……」
身体の奥底を異物で埋め尽くされた衝撃に目を見開き、口をパクパクさせることしか出来ないセリル。
「ふふ、いいお顔。そう言えば確か前の世界で名乗りをあげていたけど……セリルちゃんだったかしら?」
「あがぁッ!……ッギィォ!……フギャァッ!」
ザファターラに名を問いかけられるも、セリルは応えられずに濁った呻き声を上げながら小刻みに痙攣を繰り返す。
「ほらほら、さっきまでの憎らしさはどうしたの?」
「アギィッ!……ゴガァッ!」
セリルの身体を揺さぶるザファターラ。
動かされるたびに膣肉が極太触手に引っ掻き回されて、鋭い痛みがセリルの頭に突き抜ける。
だが、その痛みで半ば失神していた意識を覚醒させることが出来た。
「わ、わたしは、ギィッ!……ま、まけない……このていど、なんともない……」
涙で曇るかすんだ視界で、自分の事を楽しげに見つめる魔人の姿を捉えたセリルは精一杯の力を込めて悪態をついた。
圧倒的な窮地にも関わらず、そのような反応をされたザファターラは笑みをますます濃くする。
そして無駄なあがきをする囚われの魔法少女、いまやザファターラの壊しがいのある玩具と化したセリルを更に激しく嬲ることとなる。


「アギャァッ!グァアアァッ!」
「ほらほらどうかしら、膣をこねくり回されていく感覚は?まだ我慢できるの?」
ザファターラはセリルの膣につきこんだ触手を勢い良く動かして責めていた。
幼く、蕾のように硬く閉じられていたそこは強引に押し広げられ、ねじ動かされていく。
触手が動くたびに内臓が揺り動かされるような苦しみがセリルを襲う。
秘所の入り口は無惨に裂け、グロテスクな触手を赤い少女の血が染めていた。

「こ、グァ、こんなこと……たいし、たことは……な、ない……わ……」
しかし、セリルは息も絶え絶えになりながらも抗いの言葉を吐く。
苦悶で憔悴しきった顔だが、その瞳にはまだ決意の光が宿っていた。
「いいわねぇ、セリルちゃん、ギュッギュッってオマンコで触手を締め付けちゃって気持ちいいわ。
もっと楽しみたいから、“たいしたことない”ならもう一本触手をぶち込んでもいいわよね?」
「えっ!?……」
セリルのことを嬉しげに見つめたザファターラが、その表情とかけ離れた恐ろしげな言葉を漏らす。
信じられずに呆然としてしまうセリル。
だが、セリルの毛もほとんど生えていない秘部、醜い触手によってこじ開けられたそこに新たな触手が迫ってくる。
太さは今彼女を犯す触手と変わらない。
今、一本を突き入れられているだけでも、陰唇は裂け、処女膜の残骸から流れ出る血と共に白肌を赤く染めているのにも関わらず……。
そして血が滴る少女の秘所に、既に余裕などこれっぽっちの存在しないその入り口に触手が押し当てられた。
506魔法少女セリルの闘い 8/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:36:09 ID:xFLnalZF

「やぁ、やめっ……そ、そんなの、はいっ……」
(う、うそ!?そんなもの、は、はいるわけがない!)
勇ましかったセリルの瞳に初めて怯えの色が走る。
触手から目を背けられぬまま、思わずかすれた声で哀願を口にしようとした瞬間


ミ、ギギリィィッ!!
軋むような音を響き、既に入れられた触手とセリルの肉襞の間に新たな触手が捻じ込まれた。

「アギイイイイィィイイイィィィッッッ!!!」
痛みなどを通り越した、計り知れない苦痛に絶叫するセリル。
「ジャケ、ルゥッッ!!ジャケジャウウウウウゥゥウウウゥゥゥッッッ!!!」
背を大きく仰け反らせて、身体を壊される苦痛に狂乱するセリルの股間は無惨にも大きく裂けて溢れ出した血を
潤滑油のようにしながら触手が更なる奥へと押し進んでいた。
「ヒガガァァアアアァァァッッ!!! ア゛ァア゛ア゛ア゛ァア゛ア゛ア゛ァァッッア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァッッ!!!」
まさに肉の杭とも呼べるような極太触手を二本も打ち込まれ、小さな身体はその内部から破壊されていく。
両脚の股関節は触手が捻じ込まれたために押し広げられた筋に引っ張られ、鈍い音と共に脱臼してしまう。
単独でも信じられない激痛となる脱臼の苦痛も加わり、とうとう白目を剥いて失神するセリル。
だが意識を失っても口からは壊れた楽器のような悲鳴が響き渡り続けた。

「あら、行き止まりね」
やがてセリルの膣をゆっくりと惨たらしく壊し続けて奥に進んだ触手が、片割れと同じ地点、子宮口に行き着いた。
「アギィッ!! オ゛オ゛ォッッ!!」
セリルのお腹は破れかけたドレスをさらに裂くように、捻じ込まれた触手の突き上げで大きく膨れ上がっていた。。
そして股から流れ出た血で、ニーハイソックスとスカートの間の白く輝いていた太腿や厳めしいブーツに覆われた脚は
無残に汚れていた。
彼女が漏らした小水からなっていた床の水溜りは、苦悶に振り乱れた魔法少女が流した汗や涎や涙、そして血で
魔法少女に加えられた凄まじい責めが一目で分かるような凄絶な色と化していた

「ごぉ……がぁ……ぎゃぁっ!」
セリルの最奥まで差し込まれた触手は捩じりあうような動きを始める。
その度に、お腹に見える触手の膨らみが形を変え、内臓に伝わる圧迫感に意識を取り戻したセリルは悶え苦しむ。
「うごぉっ…………わ、アギィッ!」
(うごくなぁっ……わたし、の、……お腹が、壊れるぅ……)
生気を失った顔にとめどなく涙が零れ落ちていく。
心は絶望に塗りつぶされ、今にも哀願の叫びをあげたかった。
しかし、その声すら発する事が出来ずに、彼女はただ途方もない苦しみに喘ぐことしか出来なかった。

「あ、うぁ……」
やがて飽きたのか、セリルの膣をかき回していた触手が動きを止めた。
圧迫感は変わらないが、内臓を押し出される苦しみから逃れられたセリルは僅かに息をつく。
だが、そんな彼女にザファターラは絶望の宣告を口にした。
「さて、ここからはメインディッシュ、セリルちゃんの子宮を触手で貫いてあげる」
「えっ!?……あぁ……あ……」
何を言われたのか理解できないセリルだったが、ギチギチと押し当てられる触手の感触に
これから自分にもたらされる更なる暴虐を悟る。
ゆっくりとセリルの膣の最奥、子宮口に押し当てられる二本の極太触手。
それは僅かな空間が開いているだけの、きつく口が閉められているその肉の関門を破ろうとしているのだ。
お腹を中から抉られ、苦しむセリルの顔が絶望に染まっていく。
「ぐぶっ!!、ごぉっ!!、や、やめぁ」
(や、やめっ……そ、そんなことされたら……し、死んじゃう……)
「やめるわけないじゃない、いたぶって魔力を吸い尽くして、惨たらしく殺してあげるんだから」
口から呻きと涎を吐き出すセリルにザファターラは笑顔でそう告げると一気に肉の関門をこじ開けた。
507魔法少女セリルの闘い 9/11 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:37:20 ID:xFLnalZF

「ア゛、ギィッッッ!!」
セリルのお腹の臍の辺りがボコリと突き上がるように膨れ上がる。
その小さな子宮に侵入した触手は、一瞬で中を埋め尽くして肉壁を押し広げる。
信じられない苦痛と圧迫感にセリルは掠れた息しか漏らすことは出来ない。
「セリルちゃん、いまどんな気持ち?」
「ヒギャァッ!……ヤ、ヤベデェ……ヌイッギイイイィィイイイ!!!」
セリルはプライドをかなぐり捨て、憎むべき魔人に哀願する。
「ヒギイイィィァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァッッッ!!!」
ザファターラはそんな魔法少女を楽しげに見つめて、彼女に押し入れた触手を動かす。
お腹の膨らみが形を変えて、内臓を滅茶苦茶にされる苦しみにセリルは泣き叫ぶ。
「イダアアアァァァアアアァァァッッッ!!!アギャァァァアアアアァァァッッッ!!!」
そのまま中から身体を裂いてしまうような強大な肉の質感に、セリルは怯え苦悶し続ける。

「そろそろいいかしら?」
「アギィィイイッッ!!む、ムウゥ!」
悶え苦しむ魔法少女にザファターラは寄せ合うように近づいて、口唇を重ね合わせた。
魔人は脆くなったセリルの精神が繋ぎ止められなくなった魔力を味わおうとしているのだ。
口唇を犯されながらも、セリルは抗う事も出来ず触手の突き上げに身を跳ねさせる。
うっとりとした表情で魔力を吸うザファターラ
だが1分もしないうちに眉をしかめ、忌々しげに口唇を放す。
思った以上に漏れ出した魔力の量が少なかったのだ。
「ギィアァァッッ!!」
「セリルちゃん、少し見直したわ。まだまだ屈していないのね。甚振りがいがあるわ」
当てつけのように子宮に押し込んだ触手を捩じらせるザファターラ。
そしてセリルの顔に更に新たな一本の触手を近づけた。


バチバチッ!
「ヒィッ!」
子宮の触手が動きを止めたことで、僅かに安息の息をつくことができたセリル
だが、顔のすぐそばに近づいた触手の先端から放たれる火花に彼女は身を震わせる。
「セリルちゃん、さっき浴びせた魔力の電撃は効いたでしょう?でもセリルちゃん、もっと虐めないと精神が
壊れないみたいだから、今度はセリルちゃんのオマンコに突きこんだ触手から電撃を流して、身体の中から
灼いてあげる」
「や、やめ……そ、そんなこと、わたしの身体が壊れちゃう」
「だから壊れろって言っているのよ」
「やぁ、ギッ、ギャヤアアアアァァァアアアァァァッッッ!!!」
戦士としてではなく、かよわい幼女のような声で制止を求めるセリル。
しかし、魔人は意に介さずにその身体が火花に覆いつくされた。
「ギャヤアアァァッッ!!、ヤェベデェェエエエェェエエエェェッッ!!」
子宮の中から放たれる電撃。
薄く柔らかい肉袋が破れてしまいそうな衝撃と、身体が焼き尽くされるような激痛がセリルを襲った。
身体の奥深くから全身に響き渡る電流に、背を仰け反らせ、手足はガクガクと痙攣してしまう。
「ふふ、いいざまね」
「ヒギャヤアアァァァァアアァァァッッッ!! ギィイイイイイイィィィィイイィィィィッッッッ!!!!」
視界は黄色い閃光に閉ざされ、耳には凄まじい放電の音と自分が放つ絶叫しか聞こえない。
電流の熱と叫びと共に唾液を吐き散らしつくした事で、口はカラカラに渇き、叫び続けることで破れてしまった
咽喉からの血が、口唇から吐かれる。
ギイイイイァァァッッッ、ヒギャヤアアアァァァアアァァァァァッッッッッ!!!!!」
全身を覆うのは強烈な苦痛、セリルの小さな身体はそれに翻弄され、無様に泣き叫ぶ事しか出来なかった。

「ガギャヤヤヤアアアァァアアアァァァッッッ!!!」
「さて、そろそろいいかしら」
苦悶の絶叫を上げる魔法少女を見つめていたザファターラが再び口唇を近づける。
叫び続けた事で咽喉が破れ、血を吐くセリルの口唇に重ね合わせた。
「ム、ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ゥゥッッ!!」
「ん、むぅ、……コクっ、コクっ」
セリルの身体が電光のものとは異なる柔らかな黄色の光に包まれる。
その正体は彼女の魔力、強烈な電撃責めに彼女の心は屈し完全に身体に魔力を繋ぎ止められなくなったのだ。
漏れる魔力は、口を満たす血や唾液とともにザファターラが吸い取っていく。
(あぁ……あ……だ、だれかぁ……たしゅ、けてぇ……)
苦痛で真っ白になり何も考える事が出来ない頭。
だが、魔力を奪われていく喪失していく危機に声にならない悲鳴を上げる。
魔人を打ち破る魔力をむざむざ奪われていくセリルの姿は、完全に敗北した魔法少女のものであった。


「プハァッ!」
ザファターラは口唇を放すと、セリルに流し続けていた電流を止める。
「………………」
触手に拘束されたセリルの姿は命の無い人形のようだった。
瞳は光を失い、虚ろな視線を彷徨わせている。
手足も力を失い、口からは呻き声すら漏らさない。
身体を電撃で灼かれ、魔力を奪い取られたセリルは只の壊れかけの幼女の身体を魔人の前に晒していた。

「ぇあっ……」
触手が解かれ、セリルの身体が床に落ちる。
その瞬間反射のように、口から呻きをあげた。
「なんだ、まだ意識があるのかしら? まだ魔力を吸い尽くせてないみたいね。つぎはどうやって壊してみようかしら?」
お尻から床に落ちて意識を取り戻したセリルに浴びせられる恐怖の言葉。
(だ、だれでもいい、だれか……たしゅけ、てぇ……辛いのは……い、いやぁ…………)
彼女は魔法少女としての仮面をかなぐり捨て、怯えた心は救いを求める哀願で埋め尽くされる。

まだ嬲りがいのある玩具を目にし、ザファターラは嬉しげに続ける。
「魔法少女っていうのはしぶといからね。たっぷり時間をかけていたぶってあげる。でも時折アクセントとして合間に
ここの女子校生を嬲り殺していこうかしら」
(……え、…あぁ…………じ、女子校生?)
魔人の手に落ち、嬲られ続けた彼女が忘れ去っていた言葉。
それを耳にした瞬間、セリルはザファターラに犯し尽くされた沙菜の姿を思い起こす。
彼女たちは魔人に対抗する術を持たずに、無惨に犯し殺されてしまっているのだ。

(…………そ、そうだ、わたしは魔人から皆を救う護り手。みんなの希望がわたしにかかっているんだ)
唯一、魔人に対抗できる存在は魔法少女。
彼女たちを救えるのは自分しかいないのだ。
ザファターラの嘲りを耳にして、壊れかけたセリルの精神に決意の炎が再び宿る。
痛みが残る身体をどうにか動かそうとすると、右手に床に落ちたままになっていたロッドが触れた。
戦う決意と、術を取り戻したセリル。
「お、お前!? まだっ!?」
ロッドを握る手を目にしてザファターラが驚きの声を上げる。
「死ねええええぇぇぇえええええぇぇぇっっっ!!!」
魔人が触手を伸ばす、その直前に身体に残る魔力をありったけ込めてセリルはロッドをザファターラに叩き付けた。


ズドオオオォォォ!!!
爆音が校舎全体に響き渡る。
ロッドを叩き付けたザファターラの身体は吹き飛び、辺りは土煙に包まれた。
「あうっ! ぐううぅぅうっっ!」
はっきりとした手応えを感じたセリルは緊張を緩める。
その途端に全身から響く強い痛み。
(ま、魔力は空っぽだね……)
全身全霊の一撃を放った事で治癒魔法すらも使うことが出来ない。
しかし彼女は痛む身体をロッドで支えてゆっくりと立ち上がろうとする。
「あぐうっ!」
先ほどの触手の挿入で脱臼した股関節が強い痛みを響かせる。
だが股関節はある程度治癒しており、何とか彼女は立ち上がることが出来た。
魔法少女は魔法に使う力である魔力、そして身体の根源に蓄えられた魔素という力を持つ。
魔素によって身体が傷ついてもある程度は自動的に癒され、また魔素は魔力に変換されるもとのものであった。
セリルは使い切った魔力を少しづつ魔素を変換することで補っていく。


そしてセリルは、女子生徒たちを癒すためにロッドを支えにしてゆっくりと廊下の向こうへと歩みを進めていった。

深く傷ついた少女の後姿、だがそれは人々の護り手たる魔法少女が勝利した姿であった。
510 ◆/W8AnhtEnE :2010/08/16(月) 20:44:49 ID:xFLnalZF

これにて投下終了です。
途中、1レスの許容容量を超えてしまったためレス数がずれてしまいすいませんorz
後、1レス目の40行目辺りの「剣道部」は「陸上部」に置き換えてお読みください。校正ミスで申し訳ないですorz
511名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 20:59:42 ID:DulTAHdH
うぉぉ、まさかこの段階で、スレに多大な影響を与えたセンリの続編が読めるとは・・・。
あれはあれで一話完結で、続きはないものかと思っていたのに、驚くべき復活。
しかも、さらに続編がありそうですね。
須藤さんって名前が出てきたときはビビったけど、朱魅お姉ちゃんではないんですね。
彼女はまだ温存かあ。楽しみにしてます。
512名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 07:06:19 ID:i3I4M/bN
キター!
513名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 09:37:23 ID:alIsy6gC
か、勝った!?魔法少女が勝った!死んでない!生き残った!
祝!生還w
そして作者さんの帰還乙&GJ
514名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 14:45:28 ID:ZMt15OXk
ザファラータさんの容赦無い責めに興奮しきり
楽しんで読ませていただきました

……ただ、魔人の設定『同性相手の方がより良く魔力を奪える』の部分を読んで
アッー!
な事しか想像出来なかった……。
まあ、男性は比喩表現なしで捕食されちゃってるのかな、咀嚼されてミンチになってんのかな、とも思います。
でももしかしたら、ショタ狙いの魔人と魔法少年の熾烈なバトルが………。

何はともあれ、帰還おめでとうございます。
本当にGJでした!!
515名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 16:50:25 ID:F7St4Boi
セリル、健気だなあ
完全に心をへし折られる時は、どんな目に遭わされるんだろうな
516名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 17:24:28 ID:ZMt15OXk
>>515
使命感とか人を思いやる心で立ち上がれる子は素敵だよね
心をへし折るには肉体的な苦痛じゃなくて、何か精神的な責め苦で絶望感を味わわせたり、罠にはめて罪悪感を植えつけたりとか、そんな感じがいいかな。
517名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:13:12 ID:nbvVcHqa
一本書いてみました。快楽系ですが。
518宝石店Inferno:2010/08/19(木) 21:19:26 ID:nbvVcHqa
ようこそ、いらっしゃいませ、私の店に。
お客様は当店が何を取り扱っているのか、勿論、ご存知でここまで足を運ばれたのですよね?
えっ?知らない?道に迷って偶然通りかかっただけ?
いやはや、驚きました。しかし、これも一つの縁と言えるかもしれませんね。
わかりました。それでは今から当店の自慢の商品達についてご説明をいたしましょう。
どうです?綺麗でしょう?
それは店主である私自らが選りすぐった最高の宝石達なんですよ。
どこで手に入れたかって?
ふふふ、そうですね。
ある時は真夜中の街角で、ある時は魔法の王国の首都を襲った時に、またある時は逆に私が作り出した亜空間に獲物を引きずり込んで……
えっ?何を言ってるのか意味が分からないと?
ああ、すみません。説明の順番を間違えましたね。
では、せっかくですし、お聞き願いましょうか。
その棚の真ん中にある綺麗な青いクリスタル、これを手に入れたのは忘れもしない五年前の事……。

遥か魔界から姿を現し人間の生命力を喰らってしまう魔族達。世界は太古の昔から彼らの存在によって脅かされてきた。
だが、強大なその魔族と命を懸けて戦う者達もいた。通常の人間を遥かに超えた魔力を持つ魔法少女達。
その街を守っていた魔法少女、ユミもそんな戦士の一人だった。
「くっ…これじゃあ、いくら倒してもキリがない!」
幼い頃魔法の力に目覚めて以来、必死で魔族と戦い続けてきた姫川ユミ。
彼女は僅か12歳でありながら、魔力の量も、経験も、魔術師としての技能の高さもずば抜けたトップクラスの魔法少女だった。
だが、そんな彼女がこの時に限っては苦戦していた。
無数の強力な使い魔を使い、彼女の通う学校を占拠した凶悪な魔族。
学校を埋め尽くした触手の群れ、それに取り込まれた生徒や教師たちを救うにはそれを操っている魔族を倒すしかない。
だが、多勢に無勢の状況で戦い続けた彼女は、魔族の潜む最上階に辿り着いた時点でかなり疲弊していた。
「助けなきゃ。みんなや先生を魔族に殺させたりしない!」
薄桃のワンピースに天使を思わせる白い羽の飾りを至る所に配した清らかで可愛らしいコスチューム。
それが魔物の放った粘液で汚れ、至る所が破れ傷ついていた。
それでも彼女は前を見据え、襲いかかる魔物達を倒しながら一歩、また一歩と歩を進めていた。

「おやおや、随分とお早いお着きでしたね。流石は歴戦の魔法少女、ユミさんという所でしょうか?」
「あなたね!この学校を乗っ取った魔族は!!」
「いかにも。この学校に通う年頃の人間達は瑞々しい生命力に溢れていますからね。お陰様で今の私の体には最高の魔力が満ち溢れています」
そしてついにユミの前に姿を現した魔族、慇懃無礼な態度とにやついた顔が不愉快な彼は、事も無げにそう言った。
「みんなを返してもらうわ!覚悟しなさい!!」
「おやおや、それは困りましたね。まだ食事の途中だというのに」
怒りの声と共に魔族にステッキを突きつけたユミだったが、その眼前に一際巨大な使い魔が立ちふさがる。
「少しの間、ユミさんのお相手をしてあげてください」
魔族の指示を受けて、使い魔が巨大な拳を振り上げ、ユミに襲いかかる。
だが、ユミはその攻撃をギリギリでかわしながら、ステッキから発した魔力の刃で使い魔の腕を切り落とす。
「ギャオオオオオオオッ!!!」
「今だっ!!」
そして必殺の一撃で使い魔を仕留めようとしたのだが
「いけませんねぇ。いくら何でもお友達を傷つけちゃ魔法少女失格です」
「えっ!?」
ぬちゃあ…粘液が糸を引く音と共に使い魔の胸が観音開きで開放される。
その内部、使い魔の体内にいたモノを見てユミは絶句した。
「ユウタ君……」
「そうです。あなたのクラスメイトで、大事なお友達の岸原ユウタ君ですよ」
巨大な怪物の胴体の中で、無数の触手に縛り付けられていた少年。ユウタはユミが入学した頃からずっと一緒の親友だった。
他の男子たちは女子と遊ぶ事を嫌うけれど、彼だけはいつも違った。幼い頃は気弱だったユミを助け、ぶっきらぼうな言葉で彼女を慰めてくれた。
いつも寄り添ってくれた大切な友達、もしかしたらそれ以上の……そう、ユミが淡い恋心を感じた初めての相手……。
「くっ!ユウタ君を放しなさ……きゃあああっ!!?」
ユウタの姿にユミが見せた一瞬の隙、ソレを突いて触手が彼女の四肢を拘束した。
「うふふ、そういう訳にはいきません。私はこの学校の生徒も教師もみんな食べてしまおうと決めたんですから。そう、姫川ユミさん、あなたを含めてね」
全ては魔族の計略だった。ユウタを人質にして動揺したユミを捕らえる罠だったのだ。
519宝石店Inferno:2010/08/19(木) 21:25:14 ID:nbvVcHqa
「くっ…うあ…放して!…放しなさい!!いやぁ!そんなところ触らないでぇ!!」
「ふふふふふ、元気がいいですね。これなら最高の魔力が得られそうですよ」
魔法で肉体を強化しているといっても、人間ベースの魔法少女の力など高が知れている。
太く逞しい触手に拘束されて、ユミはすぐに身動きがとれなくなった。
それでも必死にもがく彼女の肢体の上に触手達がドロドロの粘液を塗りたくる。
穢れた魔力の込められた粘液は人間の心と体を簡単に狂わせ、淫蕩に堕としてしまう。
高い魔法防御力を誇るコスチュームに守られた魔法少女といえど、体中を粘液塗れにされては影響は避けられない。
「ひあっ!やだ!からだが変に…っ!!!ふあっ!あんっ!!」
未成熟な体の官能を無理やり目覚めさせられて、ユミは戸惑い悲鳴を上げる。
醜悪な触手が体の上を這う度に、何故か全身を甘い痺れが駆け抜けていく。
(いけない。このままじゃ…)
魔族に生命力を奪われた人間の末路を知るユミは必死で逃れようとするが、そこに追い打ちの如く催淫粘液が降り注ぐ。
粘液に侵食され劣化したコスチュームの胸部分を破られ、顕になった膨らみかけの胸に触手が群がる。
舐められ、ねぶられ、揉まれ、絡みつかれて、敏感なユミの薄桃の乳首がピンと張り詰める。
その反応に気を良くしたのか、触手の内の一本が鋭い針でユミの乳首を先端から刺し貫いた。
「ひぃ…ぎゃああああああああ!!!あ、何?何か入ってくる?注がれてる?」
触手はその針で催淫粘液をユミの小さな胸に直接注入したのだ。
左右の胸への注射が終わった時、ユミには自分の胸がまるで巨大な熱と疼きの塊になってしまったように感じられた。
「ひや!やら、こんなのいやなのに!!ああっ!だめっ!それ以上は…っああああああああ!!!!」
催淫粘液に塗れて全身を性感帯に変えられたユミの体にブラシ状の突起を持つ触手が巻きついた。
ブラシ触手は突起を蠢かせながらユミの全身を這い回り、彼女の体の敏感な部分を余す所なく愛撫する。
膝の裏側、腿の内側と足先から徐々に体を登ってきたブラシ触手はついにユミの最も敏感な場所へ到達する。
「ひゃめえええっ!!そこは、しげき、強すぎるぅ!!いやっ!いやああああああっ!!!」
粘液の魔力によって既にぐしょぐしょの蜜に濡れていたアソコを触手は容赦なく蹂躙する。
性の営みの為に形作られたその場所は余りにも快楽に従順で、激しすぎる刺激にユミは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら悲鳴を上げるしかない。
ブラシ触手はさらにユミの体を這い上がり、おへその下辺りから背中に回りこんで、鎖骨を撫でるようにしながらユミの細い首に巻きついた。
ブラシ状の触手は絶えず粘液を噴出し続け、触れられた場所は熱く疼き続ける。
そして、未知の官能に翻弄される少女の姿に欲望を刺激されたのか、ユウタを捕らえた使い魔までもがユミへの責めに参加した。
「あぐっ!胸、そんなにつかまないで!!痛い!ちぎれちゃうよぉ!!!」
使い魔のゴツゴツした指先が、ユミの幼胸を乱暴に揉みしだく。
万力のような圧力をただでさえ小さな胸で受け止めて、ユミは苦痛に叫びを上げる。
だが、催淫粘液に侵された彼女の体は、それと同時にあり得ないほどの疼きをユミに与えていた。
痛みと快感がぐるぐると渦を巻き、次第に思考力を奪われていくユミ。
そんな彼女がふと顔を上げた瞬間、ある事に気付く。
「あ…ユウタ…君……」
手を伸ばせば届くほど間近に愛しい少年の姿があった。
「ユウタ君…きゃうっ!ひあ、ユウタ君、助けなきゃ…いけないのにぃ!!」
大好きな少年を、この学校の生徒達を、助ける事が出来るのは自分一人だけ。
その事を思い出したユミは渾身の力で、触手からの脱出をはかる。
だが、敵の力は彼女一人で抗うには余りに圧倒的だった。
ささやかな抵抗は押さえ込まれ、ユミはその体をユウタの前で蹂躙されてしまう。
「いや、ユウタ君がいるのに、こんなの…ひうっ!うあああああっ!!」
少女の羞恥を感じ取ったかの如く、触手達はその責めをさらにハードなものにする。
ブラシ触手によるアソコへの刺激はより激しく、ぐちゅぐちゅと嫌らしい水音が響くほどにヒートアップ。
520宝石店Inferno:2010/08/19(木) 21:28:12 ID:nbvVcHqa
学校の授業で得た僅かな知識はあっても、その場所の本当の役割を知らず、
また入浴中ぐらいにしかそこに触れた事の無かったユミにとって、それはあまりに無惨な責め苦だった。
「ひゃうんっ!!ひっ!ひいいいっ!!やめっ!!そこ!!やめてぇえええっ!!!!」
知らず知らずに大きくなっていく少女の甘い悲鳴。それは彼女の目の前の少年の聴覚を僅かに刺激した。
「…この声、ユミ?」
「ユウタ君?」
生命力を奪われ続け朦朧とした頭を、少年はゆっくりと持ち上げた。
「ユミ…そんな、お前までこのバケモノどもに捕まったのかよ」
「いや、ユウタ君、見ないで。お願いだから」
本来なら自らの正体を隠匿する為の魔法がかかっている筈のユミの体だったが、魔物の責めに魔力を奪われた彼女にはもうそれだけの力も無かった。
汚らしい触手に嬲られ、あまつさえ未知の快感を感じさせられている自分の姿をユウタに見られる事は、ユミにとっては耐え難い事だった。
「怪物が現れたとき、お前まだ学校にいなかっただろ?どうしてだよ?どうしてこんな所に……!?」
「だって、それは……みんなが…ユウタ君が捕まってるのに、逃げるなんて出来ないよ」
怪物に汚されたユミを見たユウタの悲痛な涙が、彼女には何よりも痛かった。
こんな状況になっても自分の事よりユミを気遣ってくれる少年、彼を助けられない自分が情けなくて悔しかった。
互いを思い合ってボロボロと泣きじゃくる少年と少女。
その姿を見ていた魔族は、ニィっといやらしげな笑みを浮かべる。
「これはこれは素晴らしい。人間の見せる愛情というのはこれ程までに美しいものなのですね」
パチン、魔族が指を鳴らすと、触手の群れの中から一際太い二本が頭をもたげる。
「もっと見せてください。あなた達二人の愛し合う姿を!!」
そして二本の極太触手は魔族の言葉に応えてユミに襲いかかった。
「ひあっ!だめ、そこは!そこだけはやめてぇえええっ!!」
「ユミっ!ユミぃいいいっ!!」
無理やり広げられたユミの両脚の付け根あたり、露にされた秘所ときゅっとすぼまったアナルに二本の触手がそれぞれあてがわれる。
そこから先はどうされてしまうのか、ユミもユウタも朧気ながら知っていた。
「いやっ!やだっ!入ってこないでっ!!いやぁあああああああああっ!!」
ユウタの前で犯される。最悪の事態にユミが上げた悲鳴はしかし、聞き入れられる事はなかった。
メリメリと音を立てて前後の穴にめり込んでいく巨大な肉塊。
一切の容赦を見せずユミの体を貫く肉の杭、その接合部から流れる赤い血は彼女の処女の証だけではあるまい。
セックスと呼ぶにはあまりにも破壊的な行為に、ユミの華奢な体が悲鳴をあげる。
「あがっ!ぐぅ、ひがぁああ!!かはっ!いた…い…いたいよぉ…うぎぃいいいっ!!!」
肉杭がより深くユミの膣内へと進むごとに、少女の肉が歪み、骨格が軋む。
あまりにも巨大な質量に、ユミは自らの死を予感した。
彼女の死は、目の前の少年と、学校の生徒や教師達全員の破滅と同義だ。
「死にた…な…い……」
「ユミっ!ユミぃいいいいっ!!!」
内蔵を圧迫され、呼吸もマトモに出来ない今のユミには、そう声に出すのが精一杯だった。
小さな頃からユミを助けてくれた少年も、今はただ泣き叫ぶばかりの無力な存在だ。
521宝石店Inferno:2010/08/19(木) 21:29:08 ID:nbvVcHqa
「ははは、誰があなたを死なせるものですか!あなたとユウタ君、二人はもう私のお気に入りですからね」
「何を…言ってるの?」
「それにね。あれだけの催淫粘液を全身に浴びて、体の中に注ぎ込まれて、普通のままでいられると思っているんですか?」
「え…?…あっ!?…やら!やらやらやらぁ!!!なに、カラダ、疼いて熱くっ!!!!いやぁあああああああっ!!!!」
グチャグチャとユミの膣内と腸内を撹拌し始めた二本の触手。
肉を引き裂き内蔵を抉るその痛みが、次第に何かにすり替えられていく。
今までの責めがまるで遊戯のように感じられる、凶悪なまでの熱と甘い痺れ。
催淫粘液に侵されたユミの肉体は、彼女の命を奪うほどの陵辱を明らかに受け入れ始めていた。
「なんれ!?こんな…おかしいのに!!!このままらと…ひんじゃうのに!!」
接合部から血液に混じって彼女の分泌した大量の愛蜜が流れだす。
とどまる所を知らないそれは、まるでさらなる触手の責めを、ユミの体が貪欲に求め始めているように見えた。
「やら!このままじゃ…ころされちゃうのに、からだがあつくて…ああっ!!だめっ!だめぇえええええっ!!」
強引にこじ開けられた子宮の奥に衝撃を受ける度、ユミはたまらずに嬌声を上げた。
腸内を大蛇のような触手が暴れるたびに、背中を言い知れぬ快感が駆け抜ける。
狂っていく。壊されていく。狂気じみた魔力が、ユミの肉体から死の恐怖を感じる力さえ奪い去っていく。
「ひやあああああっ!!!おかしいっ!おかしいよぉ!!だれかたすけてぇええっ!!!」
「ちくしょうっ!!ユミっ!!ユミっ!!」
全てを狂わされていくユミの姿に、ユウタが、そしてユミ自身が強い恐怖を感じていた。
平だったお腹が歪むほど激しく犯される少女と、彼女に何もしてやる事が出来ない少年の絶叫。
魔族は瞳を閉じて、その悪夢のシンフォニーに聞き入っていた。
「素晴らしい……」
やがて、ユミの体の中を暴れまわる狂気じみた快感は臨界を突破し、彼女の心と体を遥か高みへと連れ去っていく。
「うああ…くるっ!?なにかくるの!!…いや…こんなのきたら…ホントにくるっちゃう!!」
「狂いなさい。壊れなさい。それがあなたにとって最上の幸せなのですから」
「いやあああああああっ!!!!ひ…くぅ!!ひ…あ…イっちゃう!!イっちゃうぅうううううっ!!!!」
恐怖と快楽の狭間で泣きじゃくるユミの意識を、巨大な絶頂感が粉々に打ち砕く。
同時に触手から注ぎ込まれた特濃の催淫粘液の熱が、ユミをさらなる絶頂の連鎖へと導く。
ガクガクと壊れたように痙攣し、ついに力尽きた魔法少女。
「ユミ…ごめん…ごめんな」
「ユウタ…君」
途切れ途切れの声で呼び合う二人。
生命力・魔力を根こそぎ奪われた少年と少女の末路には死が待つばかりだ。
だが、魔族はそんな二人を見ながら満足気に微笑み、右手をかざす。
「ふふふ、死なせないと言ったでしょう……」
その手の平から放たれた眩い光がおさまったとき、そこからは二人を捕えていた魔物を含めた全てが消え去っていた。
そして、魔族の左手には一つの青いクリスタルが……。

………そうして手に入れたのがこのクリスタルなのですよ。
ご覧なさい、二人の姿が見えるでしょう?
このクリスタルの中では時間は意味を持ちません。
あの少年と少女はこの逃れられない牢獄の中で、今も地獄を味わい続けているのです。
宜しければ、これを貴方にお売りしたいのですが。
いえいえ、命だとか、魂だとか、そんな法外な代価はいただきません。
お手持ちで払える範囲の金額で十分です。
貴方が囚われの二人の悲鳴を味わってくださるなら、私はそれで満足なのですから。
ああ、そうですか。お買いになってくださるのですね。
いつまでも、永遠に、二人の事を愛してあげてください。
それでは、またのご来店、お待ちしていますよ。
522名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:30:31 ID:nbvVcHqa
これで終わりです。
趣味に走った内容で失礼いたしました。
523名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 08:01:34 ID:rilDqNzs
GJ!
最後に二人が閉じ込められたクリスタルが金で売られるとこがなんか味わい深いな
524名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 19:57:15 ID:yIqkueuK
13スレもついに堕ちるか
525名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 22:52:52 ID:0gINTJeg
保守…は不要か
526名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 16:50:27 ID:l1oXMbqk
おう
527名無しさん@ピンキー
だいじょうぶ、コレを閉じても僕達は永遠に相棒さ
このエロパロ板が無くならない限り


こうして俺は13スレの最後の依頼をやり遂げた。



『僕の好きだったスレをよろしく。僕の相棒、スレ住人』
「ありがとよ、13スレ……」


俺達はこれからも魔法少女陵辱SSを読み、書き続ける。スレ住人として。
だから見ててくれよな、13スレ……。