特撮ヒロイン・ピンチSS part3

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937西堀さくら  ◆frvpzY8O6NrX :2011/06/14(火) 23:53:08.29 ID:79e49Lhz
「あぁ、その場所なんだが―――…」
さくらの問いかけに答えようとした、その時だった。
『ちょっと待ってくれるかな、レッド君。今回のミッションの前にみんなに話しておきたいことがあるんだよ』
間に割って入ったミスターボイスの声に遮られ、明石は言葉を呑みこんだ。
「何でしょう?」
事前の打ち合わせでは何も聞いていなかった。
唐突にミーティングを打ち切られ、他の面々の顔にも怪訝な表情が浮かぶ。
サロンの大型モニターに円錐状のCGモデルが大写しになった。


『今回のミッションから、ピンクちゃんは外れてもらうよ』


「!?」
全員の視線がさくらへ集中した。
「え……―――」
しかし、当の本人も突然の通告に動揺を隠せないでいた。
「どういうことです、ミスターボイス?」
全員を代表し、明石が険しい表情で尋ねた。
『どういうことも何も、言った通りだよ。ピンクちゃんはしばらくボウケンジャーの活動から手を引いてもらう』
明石は画面に向き直り、ボイスに詰め寄った。
「納得できません。いくらミスターボイスといえども処分するにたる理由もなしに、一方的にさくらをチームから外すことは承諾しかねます」

『前々から極東支部では個々人の判断による単独行動を容認する空気があることは、
サージェスの理事会でも度々取り沙汰されたことではあったんだよ。
例えば、最近だと亡国の炎の件でも、プレシャスの回収こそ果たしたものの感情に任せた無茶な戦いで
アルティメットダイボウケンは溶解寸前、それどころかシルバー君の一時戦線離脱を招いた。
これもぜ〜〜んぶピンクちゃんの独断専行が招いたことだよね?』

「高丘が怪我したのまでは別に姐さんの所為じゃないだろう!」
たまらず真墨が口を挟む。
『ピンクちゃんはサブチーフなんだよ? 君たちメンバーの管理責任を果たしているとは到底思えないよね』
「それでもさくらさんがいてくれたから、これまで僕たちはチームとしてプレシャスを確保してこれたんじゃないですか!? 
今まで散々そうしたことは見逃されてきたのに何で今回だけ、しかもこんなさくらさんだけを狙い撃ちにする様なこと!」
「そうだよ! 菜月たちだって命令違反はやってるじゃない! おんなじだよ!!」

『そう…君たちボウケンジャーの活躍は目覚ましいものがあった。サージェス傘下の回収チーム5班のうち、最高のプレシャス回収率を背景に
多少のおいたは今まで見逃されてきたのも事実だ。
でもね、ブルー君。サージェスが今回の決定を下したのは別にこの1件だけを切り取って、というわけではないんだよ』
「え…」
938名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 23:55:00.17 ID:79e49Lhz
ミスターボイスの言葉に蒼太が言い淀む。

『帝国の真珠、ガラスの靴、亡国の炎……どれもピンクちゃんが関わった事例に置いて、彼女の独断専行が際立つことは特に問題視されていたんだ…
むしろ、そうしたスタンドプレーを引き締める立場にある人間なのにね。
それに……サージェスはそれが明石暁と言う人物に起因する問題であると認識している。
ピンクちゃんはその補佐役としてブレーキ役を担うべきで、感化されているというなら残念な限りだよ』

「論点がずれています! これはわたしの監督責任を問うのであって、チーフの責任を問うのは
話の筋をたがえているのではないですか!?」
今まで沈黙を守ってきたさくらはたまらず声を荒げた。
明石の手腕を疑問視するような理事達の批判に抗いがたい反発を覚えた。
自分の所為で明石までが弾劾に晒されるのは耐えられなかった。
「さくら…お前は黙っていろ」
明石が押し殺す様な声でたしなめる。
「いいえ。黙りません! 処分を行うというのなら、私を!! わたしだけに責任があります!!
他の皆や…チーフには責任がありません!!」

『別に解雇する、とまでは言ってないよ。流石にサージェスは君たちの有益性は認めているつもりだ。
だけど、今回ばかりは庇いきれない。ピンクちゃんは当分の間、ミュージアムの内勤シフトに詰めてもらう。いいよね?』

「わかりました…」
「さくら!!」
「チーフ、これ以上チームに迷惑はかけられません。今回のサージェスの決定を受け入れます…
わたしのことより、今回のミッション、必ず成功させてください」

§


「よぉ、さくら姐さん!」
ベッドから上半身を起き上がらせ、高丘映士は屈託ない表情で訪問者―さくらを迎え入れた。
傍らのズバーンがそれを諌める様な声をあげ、強引に寝かせつけに入る。
「ズン、ズン!」
「だぁ! わぁかったよ、ズバーン!! わかったってんだよ!!」
「高丘さん、お加減はどうですか?」
騒々しく金色の付添人と格闘を始めた映士にそう問いかける。
「もう、入院の必要なんてねぇんだよ…全く、明石の野郎…療養を命ずるとか言ってズバーンを
置いていきやがって…お陰でいい迷惑だぜ」
うっとうしくてたまらないという風に、煩そうに顔をしかめる。
そんな映士の表情がおかしくて思わずさくらの頬が緩んだ。
「それにしても姐さんが見舞いなんて珍しいな…どうかしたか?」
さくらの突然の来訪に、映士はふと湧いた疑問を口にした。
「いえ、近くまで来たものですから様子を見に来ただけです」
さくらの表情にわずかに影が差す。その機微を読み取ったのか、
ズバーンが覗きこむ様にさくらを見つめた。
939名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 23:55:39.07 ID:79e49Lhz
「お元気になられた様でなによりです。ズバーン…もう少しだけ、高丘さんをよろしくお願いしますね」
傍らのズバーンに視線を移すと、任せておけ!と言わんばかりにポーズをとる。
「ズバアァァァァァン!!」
一際大きな声でさくらに応えて見せる。さくらは微笑むと、踵を返した。
「元気な顔が見れて嬉しかったです。わたしはそろそろお暇しますね」
「お…おぉ」
妙に元気のないさくらの様子は気になったが、映士には掛ける言葉が見つからなかった。
踵を返し、病室を出ていくさくらの姿に妙な胸騒ぎを覚えた。

「高丘さん」

急に思い出したようにさくらは歩みを止めた。
「なんだ?」
振り返らないまま、小さく呟くような声で言葉を紡いだ。
「ごめんなさい……」
震えるような、か細い声だった。
向けられた言葉の意味をようやく映士が理解した時、さくらは既に病室を足早に去ってしまった後だった。
「何だってんだよ…全く」
頭を掻きながら、もやもやする気持ちを振り切るように映士は枕に頭を沈めた。


§


「随分なお出迎えですね」
跳梁するカースの群れを睨みながら、さくらは言い放った。
その視線の先―青い装束に身を包んだ風のシズカが不敵な笑みを浮かべて佇んでいる。
「ちょっとしたアルバイトだよ、ボウケンピンクをお持ち帰りするって言う簡単なお仕事♪」
笑っている。無邪気な笑みを顔一杯に浮かべて。
さくらは自分の顔がどんどん強張っていくのを感じながら、いいしれぬ不快感に苛まれていた。
「誰の差し金です? 生憎、思い当たる節が多すぎて教えて頂けるとありがたいのですが」」
不愉快そうに眉をしかめたさくらを嘲笑う様にシズカは舌を出しておどけて見せる。
「あんたが知る必要なんてないんだよぉ〜! べぇ〜〜〜!!」
子供の様におどけて見せる姿にますますイライラが募る。
むしゃくしゃしていた。思いきり暴れてやりたい、そんな不謹慎な思いがさくらの中で頭をもたげてくる。自制が、効かない。
「あなたの相手をしている暇はありません。そこをどいてもらえますか!」
肩のホルダーから素早くアクセルラーを抜き放った。

「ボウケンジャー! スタートアップ!!」

右腕にタービンを走らせ、白い光が当たりの景色を白く消し飛ばす。
圧縮されていたスーツが光の粒子となってさくらの全身を覆った。

940名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 23:56:22.57 ID:79e49Lhz
不思議な感覚だった。間にあるはずの衣服は物凄い圧力で圧着され、両者の妨げにならない。
服を着ていないみたい、と菜月が感想を漏らしたことがある。
そのとおりだとさくらも思った記憶があった。
マスクのバイザー越しにシズカの姿をとらえる。システムはすべて正常に動作していた。
さくらの鍛え上げられた身体にぴったりと張り付いたスーツは電気信号で結合された
神経フィードバックの影響でまるで地肌の様に感じられた。

「深き冒険者っ! ボウケンピンク!!」

鮮やかなピンクのパーソナルカラーのスーツを纏い、さくらは名乗りを上げた。
スーツを纏うと、パラレルエンジンの影響からか、肉体の充足感が高まり軽い興奮状態になる。
アクセルスーツを纏ったさくらは、文字通り超人だった。
さくらのしなやかな肉体が、まるで機械の様に洗練された動作を見せる。
「ハァっ!」
音に迫る速度で振りあげられた脚の一撃に顎下を掬われたカースが一瞬で元の土塊に戻る。
僅かな隙を縫ってホルスターから武器を取り出し、閃く刃を一閃させる。
さくらの作りだした弧の軌跡に巻き込まれたカースたちが仮初の命を刈り取られ断末魔をあげて崩れた。
感情を持たないはずのカースに動揺が生まれた。
波が引く様に距離が生まれる。ボウケンピンクの手には高水圧を撃ちだす専用の武装ハイドロシューターが握られている。
拡大された視野から得られるカースたちとの位置関係を把握すると、そのすべてに照準を合わせ、トリガーを握る指と連動させる。
「シューターハリケーン!!」
背中を引き、身体を支える。
強烈な水流の奔流が哀れな土人形たちを一掃した。

941名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 23:56:53.94 ID:79e49Lhz
「高みの見物を決め込んでいるようですが、次はあなたです、風のシズカ!!」
身体を大きく振り銃口を向け、さくら―ボウケンピンクは風のシズカへ向きなおった。
対するシズカは余裕の態度を崩さない。高揚するさくらを尻目に先ほどと変わらない笑みを浮かべていた。
「やっるぅ! でも、あたしには敵わないんだから」
「根拠のない自信ですね。呆れてものが言えません」
さくらの刺のある口調にもひるんだ様子を見せず、シズカは徐にある物を取り出した。
「!!」
マスクの下、さくらの両の瞳が驚愕で見開かれた。
「これ、なぁ〜〜んだ??」
シズカの手にあるものには見覚えがあった。
さくらがサブチーフの資質を疑われた事案の一つにも数えられたプレシャス、ハ―メルンの笛。
紆余曲折を経て、回収したはずのそれがなぜか再びシズカの手にあった。
マスク越しにも動揺が見えたのか、シズカは悪戯っぽく微笑みながらその口を笛に近づけていく。
(―いけない!)
咄嗟に重い武器を捨て、再びサバイブレードを手に地面を蹴る。
反射的に身体が動いた。焦燥が身体を走る。
「もう、遅いんだよ!」
加速の中に身を沈め、一気にその距離を縮めた。
一歩先へ足を伸ばそうとした。伸ばした腕のさらにその先。
鋭い切っ先がシズカの喉を抉る、その手前で静止した。
完全にハ―メルンの笛が奏でる旋律に囚われ、糸が切れた人形の様にボウケンピンクは微動だにしない。




942名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 05:28:16.08 ID:9TcOdpi3
はあ
943名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 17:38:46.81 ID:h8ppxk/R
いいじゃねえかよ
944名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 19:21:15.33 ID:SY9X4XbD
期待!
945名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 04:16:24.24 ID:096GhUqx
注意の人は?
946名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 18:32:46.81 ID:YR7etbN6
アイムの人お願いします
947名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 19:19:18.62 ID:qzToqUih
>>945
何のこと?
948名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 21:46:44.00 ID:3CrKyhDr
ヒットガールのエロイラスト見れるところってありませんか?
949名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/17(金) 19:16:28.79 ID:jSBvwhgb
>>948
ズバアァァァァァン!!
950名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/18(土) 20:54:21.69 ID:ncSW/rUo
950get
次スレはまだ先でいいね
951名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 17:42:32.54 ID:5GenMScL
952名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 18:40:31.24 ID:rXerm1SO
戦隊ヒロイン・パンチラSS
953名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 11:12:32.49 ID:aESMmXSR
>>915とか>>941とか、途中で書くのやめるんなら最初から書かなきゃいいのに。
954名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 18:57:19.52 ID:zZpWqvby
>>953
ヨッ、読者様! 偉そうでカッコいい!
955名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 19:19:10.81 ID:4BBezAtW
953はツンデレなんだよ
続きを誰よりも楽しみにしてるんだよ
956名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 20:01:15.29 ID:BWPEI/Kq
941の人とか普通に続きものなのにw
ここじゃ2、3週空くのなんざザラだよ。商業雑誌じゃあるまいし、個人のモチベーションに
モロの左右されるもんにそんなこといってるのはだいぶ恥ずかしいぞw
957名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 21:22:56.83 ID:goZET8OA
というか915はあれで完結じゃないのか
958名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 22:56:14.06 ID:VJ9Q2hta
ここ碌なレスつかねーし書く気なくなっても仕方ない
959名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 23:10:04.94 ID:OYBWrWK/
915のアイムはまだ肝心のパートに来たばっかりだろ
960名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/24(金) 19:15:19.48 ID:cGbfwLlt
>>958
ごむり、ごもっとも
961名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 22:30:36.79 ID:8u5Rz6aN
映画ネタで
962名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 23:09:05.75 ID:PTMUP0Vq
ゴセイがゴーカイの寝込みを襲う→返り討ち
963名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/27(月) 18:56:14.82 ID:ZvHwD/T/
ゴセイよりもっとキャラの立った濃い戦隊がいいなあ
964名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/27(月) 22:00:03.46 ID:2tCZ8lxd
965名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 18:02:56.74 ID:1h5Ollir
暗がりの中、アイムは目を覚ました。彼女は実験台に全裸で拘束されていた。
周りには白衣を着た男たちがおり、彼女を取り巻きながら観察している。そう、アイムは性実験に供されていたのだ。
アイムの体には様々な器具が取り付けられていた。こぶりな乳房には、覆いかぶさるようなお椀形の器具が取り付け
られ、中で乳房がはちきれそうになっていた。
966名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 18:04:36.08 ID:1h5Ollir
ピンク色の性器は無残にも陰毛をそられ、3本のチューブが挿入されていた。そのうち1本は尿道に、
もう2本は子宮につながっている。尿道から伸びているチューブはベッドの脇のタンクに繋がっており、
中身は黄色い液体で満たされていた。肛門には肉穴を拡張するための実験具がはめられ、やはりそこから
も一際太いチューブがセットされている。1日3回、そのチューブを通して白色の液体が注入される。
967名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 18:06:05.66 ID:1h5Ollir
これは栄養剤と性欲を増強させる媚薬の混合液で、彼女の腸内は常にこれで満たされている。もちろんこのチューブは
便の排出装置としても機能している。右腕には「No.23 Ahim」という実験体番号が彫られている。全身におびただしい数の
器具をつけられたまま、アイムは凄惨な性実験を施されていた。
968名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 18:08:10.33 ID:1h5Ollir
イメージとしてはこんな感じ。
http://g.e-hentai.org/s/755c10d15c/52006-362
969名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/28(火) 21:02:11.64 ID:VJNu+4gI
GJ!!期待してる

ところでそろそろ次スレがいるのでは?
俺はレベル低くて立てられんのでどなたか頼みます
970名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 01:33:54.58 ID:+428J4He
ハリケンブルーが読みたい
971名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 10:41:58.21 ID:4aXkN51A
>>970
書いても無反応だろ
972名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 13:03:22.90 ID:1ZnZtlC5
俺は反応する!
973名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 19:20:45.05 ID:QJRTPuOE
一番反応する!
974名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 02:33:20.77 ID:9Kf5ta2C
西堀さくらの続きが読みたいよ。
さくらの性格がよく描写されていて素晴らしい。

今は寸止め状態でこっちも・・・
風のシズカもどういう風に攻めるのか・・
975名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 02:48:25.79 ID:TG28ST/c
このスレだと、太らされてフタナリにされたさくらに犯された菜月がサソリを出産するやつが面白かったな。
みんなはどれ?
976名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 00:12:12.62 ID:l0tLc2TU
>>915の続き
バスコ×アイム





ゴーカイピンクの姿になったアイム。
しかし、普段ならマスクに覆われているであろう頭部はそのままであった。
「モバイレーツに細工させてもらったんだ。苦痛と羞恥に歪むアイムちゃんの顔はデータに残したいし、
それと今から拘束は解いてあげるけど、ゴーカイジャーの力は出せないよ」
バスコが拘束を解いた。咄嗟にアイムは身を起こそうとしたが、あっさりとバスコニ組み敷かれてしまった。
「ははは、今のゴーカイジャーの力はそこらの地球人と同じくらいの力しかでないんだよねぇ」
「……ひ、卑怯な…あなたは…あなたのような下賤な者は――――」
バスコニ組み敷かれたままアイムは言った。
「あれぇ、おっぱいとお尻がスーツで隠れたから強気になっちゃった?」
バスコは鼻で笑うとアイムのスーツに手をかけた。
「弱くなったのはパワーだけじゃないだよ、例えばスーツなんかも――――ねぇ!」
バスコがぐっと両腕に力を込めるとビリ…ビリリィィッと絹を引き裂くような音と共に
胸元のスーツが大きく裂けた。
「ス、スーツが!?」
「ハハハッ、これじゃただの布同然だね」
バスコは胸部を激しく引き裂いた。スーツによって押さえつけられていた双乳が再びぷるんと零れ落ちてきた。
乳首が痛々しい程、ピンと上を向いて勃起し、その白い肌は汗に濡れ妖艶な輝きを放っている。
「いッ、いやッ!どうして!?」
ザンギャックの攻撃を受けてもダメージを軽減し、衝撃を緩和してくれる程の強度をもったスーツが
人の手で簡単に引き裂けることはできるハズがないのだ。
977名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 00:13:02.09 ID:l0tLc2TU
「あははっ、また綺麗なおっぱい見せてくれてありがと。蒸れたスーツだとエロイねぇ…後は…ここと…ここ…」
バスコは片手でアイムの股間と尻を撫でた。すると秘所を覆っていた部分だけが裂け、尻を露出させる形でスーツが大きく裂けた。
「み、見ないでっ!いやッ!?」
再び秘所を覗かれ、羞恥に頬が染まり、アイムが喚いた。
ゴーカイジャーの姿で剥かれることは海賊としての誇りと、仲間との絆も引き裂かれる事だ。
が、バスコに組み敷かれているだけなのに、身体をビクとも動かせない。
「王女様はどこもかしこも上品にできてるんだねぇ……ルカちゃんとは大違いだ。あん、んちゅ……はむ…」
バスコが身体をずらし、アイムの股に顔を埋め、舌で軽く肉豆を突き、舐めはじめた。
「や…やめ…んっ!ああっ!……く…んっ!」
軽いキスと舌先での突きが交互に、そしてリズミカルに繰り返される。
バスコの愛撫によって得られる顕しがたい刺激と猛烈な嫌悪感に苛まされ、それから逃れようと腰を動かすアイム。
が、バスコは両腕を尻に回し、つきたての餅のような柔尻に指を食い込ませ、
しっかりとホールドすると間髪入れず、秘所に舌をねじ込み吸い上げた。
「はっ!あっや!やあ…あッ…んんッ!!」
ピクンピクンッと下腹部から一気に脳天を突き抜ける絶頂に身体を痙攣させ、アイムは果てた。
「んちゅ…ごちそうさま……」
つーっと秘所と舌先に糸を引くバスコの唇。それをぬぐうとバスコはいやらしい笑みを浮かべて言った。
「アイムちゃん、オナニー好きでしょ……初めてだったらこんなに濡れないもんね」
「うッ……うう……」
「王女様でもオナニーするんだ。ハハハッ妄想オナニー?それとも道具とか使う?
されともマベちゃんが食べる野菜とかアソコに入れちゃうの?あははははッ、変態王女様だねぇ」
バスコの嘲笑を耳に手をあて、アイムは必死に耐えた。バスコの言うとおり、アイムは自慰に
興じた事がある。それも一度覚えてから頻繁に興じるようになった。
「ち、違います…私は…淫らな王女では……ありません」
978名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 00:13:45.31 ID:l0tLc2TU
「へぇ…でもこんなに濡れていたら説得力ないんだよね…まぁ、いいや。じゃ、四つん這いになってよ」
バスコはこともなげに言ってみせた。1つの惑星の王女に獣の姿勢になれと言っているのだ。
「そ、そんな…獣のような姿勢など…」
「別にいいよ?でもどの道、犯されるんだしさ、こっちの要求をのんで避妊薬もらった方が賢いやり方だと思わない?」
アイムはバスコをこれまでにないくらい厳しい目つきで睨んだ。
がバスコは涼しい顔をして液体が入った小瓶をちらつかせている。
アイムは身を起こし、震える拳を握りしめ、四つん這いの姿勢になった。
「もっとお尻上げて、足開いてくれる?アイムちゃんのアソコがよく見えないんだよねぇ。
あ、お尻に挿れて欲しいなら話は別だよ?そういう変態的なのも俺は好きだからね」
尻と胸だけ剥かれたゴーカイピンクが獣の姿勢で男に尻を向けている。
ありえないシチュエーションにバスコは興奮したのか、アイムにさらに要求した。
「ただ犯すだけじゃつまらないから『ファミーユ星の淫乱王女アイムに種付けして下さい。お願いします』って言いながら
アソコを手で開いてよ。そっちの方がマベちゃんのウケがいいだろうし」
「も、もうやめて下さい!こ、これ以上…私には…た、たえ…」
顔を伏せ、アイムは涙を堪えて言った。
女として尊厳を奪い、ゴーカイジャーの誇りを汚し、さらに王女の品格まで
奪おうというのか……まさしく私掠…いやもう既に私掠の域をとうに超えている。
「ふーん、そう…で?」
「で?って……で、ですから私はもう――――――」
「いや、だから言うの?言わないの?どっち?」
バスコは有無を言わせない表情でアイムに問う。アイムは観念して淫らな誓約を紡ぎ出した。
「………ファミ…ーユ星…のいん……らん……王女…アイム…に種…付けして……下さ…い…」
嗚咽の入り交じった、消え入りそうな声でアイムは言った。
「お願い……しま……す」
「はーい、よく言えました。お願いされちゃしょうがないね、合意を得られたしレイプじゃなくなったし」
ふるっと揺れるアイムのスーツに覆われた柔尻。裂けた黒いスーツから閉じられた秘部。
後ろに尻だけを突き出す屈辱な格好で、アイムは拳を握り、歯を食いしばった。
強烈な精の臭いが鼻を突き、アイムは嫌悪感に顔を歪ませた。
バスコはアイムの腰を両手で掴み、いきり立つ肉棒を尻の谷間にあてがった。
979名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 00:16:24.89 ID:l0tLc2TU
「いや…いや…いや――――――っっ」
反射的に脚を閉じようとしてもバスコの言葉が胸に突き刺さる。四つん這いの獣のような体位での性交。
「濡れてるね…アイムちゃんはドM?乱暴にされると感じるんだ」
涙がこぼれ落ち、項垂れたままアイムは呟いた。次の瞬間だった。
バスコの肉棒が、アイムの秘部にその頭を埋めた。
「――――っ――っ!!」
言葉を発せないほどの激痛にアイムは目を見開き、口はあまりの激痛に開いたまま呼吸ができないでいた。
容赦のない侵入に、身体の中心から引き裂かれるような激痛が下腹部を通して脳天を貫く。
スーツから覗く柔尻の奧から太腿を伝って鮮血がポタ…ポタと赤い染みを作った。
バスコは喉を仰け反らせながら身を震わせた。その反動で重力に引かれたアイムの乳房がぷるんぷるんと左右に揺れる。
「き、きつい…おおお……」  
アイムの膣中は狭く、バスコは己の肉棒に痛みを感じつつも腰を突き出し、膣をこじ開けた。
ずぶりと根元まで押し込み、バスコはアイムの背中に折り重なった。
「ああっ締まる、締まる…ふっんう…アイムちゃんのオマンコすごいよ、んん…ふぅ…
どうアイムちゃん…処女膜破れた気分は…」
「い、痛い……痛いッ…や…」
つい先ほどまで処女であったアイム。
膣を肉棒で抉られる痛みは尋常ではない。
一突き、一突きに身体の中心から裂けるような痛みが脳を直撃する。
こんな形で、こんな無様に、こんな男に、自分の純血は奪われたのかと思うと
悔しくて堪らない。自然と涙が溢れてくる。
愛撫で少しばかり濡れていたからといって処女であるアイムにバスコの肉棒は受け入れがたい代物だった。
そして始まる悪夢のような連続ピストン運動。
ズン…ズン…ズンとバスコはアイムの首と尻に手を当て、その膣内を下から抉るように肉棒を挿し、
腰をゆっくりと引き抜き、一気に突き入れる。
少しでも長く射精を抑え、アイムの、ゴーカイピンクの肌を味わう為だ。
「くっ……ぐ…あっ…あう…」
980名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 00:20:12.42 ID:l0tLc2TU
「さ、最高だね…ザンギャックに刃向かうゴーカイジャーをレイプしてるなんて、宇宙で俺だけだろうね。
ハハハッ、ましてや元・王女様で処女だもんねぇ、マジで孕ましたくなるよ」
その剣突にいくら唇を噛みしめようとも声は漏れる。
「いや…んぐ…こ、こんなの…いや…」
「はーいい声だ………たまらない…たまんないねアイムちゃんのマンコ最高!俺のチンポが…チンポ締め殺されちゃう!なんてなッ!」
ほとんど叫びにちかい声を上げ、バスコは腰を振り続ける。
アイムの柔尻にバスコの下腹部が打ち付けられる度に、窮屈に抑えられた尻たぶが波立ち、バスコの情欲をさらにかき立てた。
パンパンパンとバスコの剣突が抉るような動きから、直線的な激しい動きに変わった。
ゴーカイピンクの、王女の膣内に自分の子種をぶちまける膣内射精に最高級の征服欲を満たそうとしているのだ。
「あ、あっ…ああっも、もう…で、出る…もう出るよアイムちゃん…ふぅ…ん、んおお」
バスコはアイムを穿ったまま仰向けにすると、その胸を自身の胸板で潰さんばかりに密着した。
ぐにゅりと淫らに歪む双乳がバスコの興奮を最大に高めた。
「はああっ…アイムちゃんのおっぱい、乳首のコリコリ…興奮しすぎ」
「や、やめて…やめてください、ぬ、抜いて下さい!」
バスコは眉を潜め、歯を食いしばり、尻を振りたくった。そしてアイムの尻肉に両手を回し
指を食い込ませた。射精時に逃れないように密着するとアイムの口に濃厚なキスを落とした。
「ん、んふー、ん、んううっ…はっ…いや…ああっ…いや、いやあああ」
「んおお…出るよ精子が…アイムちゃんに、王女様の処女マンコに種付けしちゃうよ」
「いや…いや…いやいやああ!それだけはい、いやです!やめてください!」
アイムはバスコに組み敷かれたまま、半狂乱になって暴れた。髪を振り乱し、涙を飛び散らせながら懇願する。
「はははは…ねぇ、アイムちゃんにしっかり種付けしてあげるから…ねっ。
もっと暴れて、泣き喚いてよ!そういうの最高に興奮するんだよね!!ゴーカイピンクに種付けしてあげるよ!」
バスコの剣突が最奥に到達すると同時にアイムの尻がピンと張り、胸を突き出すように背を、喉をのけ反らせた。
「あ…ああ!マーベラスさんッ、マーベラスさん…た、助けて…助けてええええッ!助けッいやあああッ!!」
アイムの絶叫と共にぶりゅ、ぶりゅるるとバスコの肉棒がアイムの最奥で爆発した。
ドロドロの白濁が肉棒の鈴口を裂く勢いで射精され、アイムの体内にぶちまけられた。
「ん、ん…すっげ、マベちゃんの名前を叫びながらとか…最高だよアイムちゃん」
「は…ぎ……あ、ああッ…」
許容範囲を超えた精子が逆流し、結合している肉棒の隙間をぬってベッドに垂れ落ちた。
射精絶頂の余韻にバスコは喉を痙攣させ、背筋がおれるくらい仰け反らせた。

エピローグへ続く

スーツ成分がわかりにくくて申し訳ない
981名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 02:29:40.94 ID:mdNOYIL6
GJ!
982名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 08:20:36.31 ID:A1LTPbzs
いいな
スレ終了間際に今期ベストSSが来たか
983名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 19:49:20.39 ID:RQUSEbjw
uso
984名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 21:36:19.97 ID:9DQ6lXFf
デカレンジャーのジャスミン、ウメコがパスコにレイプされるのも見てみたい。
刑事が犯罪者にはらまされるのはもえる
985名無しさん@ピンキー:2011/07/03(日) 12:21:27.39 ID:CNozrhWZ
薬とかであらかじめ腹ボテにされた状態でやられるのも好きだ。
986名無しさん@ピンキー
今日のゴーカイ
骨抜きにされて、犯されてもいいやぁで異種和姦して便器まで堕ちるのとか浮かんだ