【海の御先】文月晃エロパロ【藍より青し】

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143名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 01:26:21 ID:vM7epgLE
龍神寵愛録 第085回

 その日の放課後、自宅に戻ってから俺は三人の巫女と一緒に隣宅を訪れた。例の会議があるとのことだったからだ。
茶の間に通されてローテーブルの周囲に全員が座ると、ヤエは大きな茶封筒から様々な書類を取り出した。
二つの島の土地の取得状況の報告書、経費の明細書、懸念となっている花菱開発という観光会社の調査書、株関連及びその他の書類。その中には如月の身上調査書も入っていた。
「これってどういうことです? あいつは単なる教師でしょ?」
 俺がヤエに問い掛けると、その横に座っていたそよぎが口を開いた。
「当然のことだが、島に移住してきた者は全員調べることにしている。あの教師が島に来たのは二ヶ月前だしな。報告書が上がってくるのが遅いぐらいだ」
「まあ、私たちも特別な調査員とか抱えている訳ではないのでな。念の為に探偵社に依頼して調べてもらっただけじゃよ。じゃが、その書面をよく見てみい。不審な点はないかの?」
 ヤエに問い掛けられ、俺は調査書を手に取って眺めてみた。生い立ちや卒業した学校での評判など、一通り読んでみたが、気になるところと言えば大学での専攻が古代民俗学と言う点ぐらいだ。
他には特におかしいところはない気がする。
「ああ、そっちじゃなかったか。おお、これこれ。こっちの書類と見比べてみい」
 差し出された書類をヤエから受け取り、記載事項を確認して俺は驚いた。それもまた別の探偵社による調査書だったが、経歴がまるで違う。
記載事項が正しいとすれば、如月はコロンビア大学を十三歳で卒業し、現在十四歳ということになる。
「何ですか、こっちの内容は? 冗談ですよね?」
「それがの、如月珠江の経歴はそっちが本当らしいんじゃよ。住民票の生年月日さえ変えて、この島に教師として赴任してきておる。恐らくは文部科学省の密偵じゃな」
 俺は開いた口が塞がらなかった。常に酒臭いあの貧乳が文部科学省の密偵? 仮にそうだとしても、敵は花菱開発だけじゃないのか? 
ヤエは国と喧嘩する気でいるのか? もしかして龍神信仰とは名ばかりのテロ組織か? 
「その書類が届いたのはつい先日じゃが、私も驚いたでの。そよぎにだけはその日の内に話しておいたんじゃが、見てみい。この二人も魂が抜けておる」
 ヤエに言われて視線を移すと、確かに雫と火凛も呆気に取られた顔をしていた。
「なに、心配することはない。国相手に何かをしようなどとは思っとらん。一応は先々の為にと宗教法人格を手に入れてあるでの。
本来なら県知事の所轄となるんじゃが、他県にも不動産がある故に、文部科学省が活動実態を調査に来たんじゃろ。教師としてなら島に潜り込めるとでも考えたんじゃろうが
まあ、法人関連について何か問題があったとしても、必要書類の再提出でどうにかなるじゃろうし、敵対はせん。
それに如月珠江が古代民俗学と言うか、この島の信仰に興味を持っているのは確からしいでの。
調査書によればそれなりに優秀な人材でもあることじゃし、調査が終わって転任となる前に、可能ならば協力者として引き入れたい」
 そう言ってヤエは俺をじっと見た。
「……俺に何かやれと?」
「済まぬが龍神、如月珠江を口説いてくれんかの?」
(今回分、終わり)




花菱開発という名称については、やっちまったよ感がないこともないんですが
如何せん海の御先だけではキャラ数が足らないので、そっちから何人か引っ張ってくることになります
そういうのがお嫌いな人もいらっしゃると思いますので、一応、予告まで 
ほんとすんません



144名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 09:18:06 ID:uNbOttez
いやいや大丈夫っすよ エロこそ正義! gj!
145名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 18:06:43 ID:4qxCp0Bc
超GJっ!

ところで、花菱と言えば『花菱(家?、財閥?)自体』は結局どうなったの?
あのメガネ優男に乗っ取られ?、そこらへんくわしく

「藍より〜」のラストあたりから「俺自身の三交代、それに及んだ引継ぎ・覚える事…等」で忙しくて…
で、いつの間にか気が付いたら終ってて御先始まってた…な俺
146名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 00:57:24 ID:/RzOLKhb
しかし藍よりで最後、ヒロインの側にいれるのは、人格以前の立場か、人として関係か、をやっちゃったから
御先では、ラノベとかでよくある、特別な理由で女性が近づく
側にいるうちに人として惚れられた後、特別な理由がなくなるみたいな展開は
今回やって欲しくないし、やりづらいだろうけど、そうすると終盤どうやって盛り上げるんかね?
147名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:48:28 ID:Y6p/F913
以前の続きを投下したく思います。

【注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意
148名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:49:14 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第086回

 如月の件は考えてから対応を決める、と俺が告げた後も話し合いは続いた。
俺はその大半を聞いているだけだったが、本島に移住させるべき島民のリストの中に海斗の名があったのには再び驚いた。
島津というのが名字だと聞くくらいには何度か会話をしていた相手だ。何故移住が必要なのかと尋ねると、そよぎは丁寧に説明してくれた。
 話によると、海斗の父親は本島の漁協に勤めており、とんでもない見栄っ張りの上、女と金銭に滅法弱いらしい。
更には件の観光会社の人間と何度もこっそり会っているとのことで、危険度の高い人物なのだそうだ。確かにそれなら仕方がない。
既に代理人を立てて移住を頼んであり、その際には法外な金額を要求してきたとのことで、望み通りにしてやれば明日にでも島を出るだろうとのことだった。
 特筆すべきはそのくらいで、一通り話が終わると、俺は巫女たちを先に自宅に帰らせた。ヤエに確認しておきたいことがあったからだ。
「もしかして、オヤジのニューヨークへの転勤も、おばぁの差し金ですか?」
 そう俺が尋ねると、ヤエは笑いながら首を横に振った。
「その点については誓って何もしとらんよ。お前さんのお父さんはの、昔から何度も私の知り合いの会社に破格の待遇で迎え入れると言っても、絶対に頷かんかった。
私としては島に来てくれるのを楽しみにしとったんんじゃが。お前さんのお母さん、宮古の話も出来るでの。残念じゃが、いずれは島に来るじゃろうし、それを待つかの」
 言い終えてからヤエは僅かに遠い目をした。その素振りから嘘は感じられない。
「もう一つ。俺が島に来てすぐに雫と出会ったのも偶然ですか?」
「そうじゃよ。私は何も指示などしとらんし、雫もお前さんのことを知らんかったのは確かじゃよ。三人、いや、四人揃って紹介するまで、娘たちにはお前さんの名も伝えとらんかったでの。元より写真もない」
 その言葉も偽りではないようで、俺は安堵して息を吐いた。
「なんじゃ? 不安じゃったか?」
「……まあ、多少は」
 苦笑いしながら俺が答えると、ヤエは真剣な顔で頭を下げてきた。
「誠に済まなかった、龍神。今後は一切の隠し事をせんでの。疑問があったらいつでも問い掛けておくれ。納得いくまで誠意を持って説明させてもらう」
「いや、もう判りましたから、頭を上げてください」
 そう言ってやるとヤエは急に立ち上がり、戸棚の引き出しを開けて掴んだ物を俺の前へと差し出してきた。小さな化粧箱だ。
「これは?」
「開けてみい」
 手に取って蓋を開けてみると、中には石の付いた首飾りが入っていた。かなり古い物のようだが、破損している箇所はない。
「何ですか。これ?」
「この島に古くから伝わる龍神の証じゃ。お前さんが持っていておくれ」
 ヤエはそう言って満足そうに微笑んだ。
149名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:49:55 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第087回

 隣宅から自宅へと戻ると、俺はそよぎと風呂に入ることにした。昨日何度も性交したばかりだが、当番制では仕方がない。
当のそよぎは嬉しそうに笑っており、体力も回復しているようだ。犯しても問題はないだろう。適当に愛撫を加えながら身体を洗ってやった後、ソープマットの上に仰向けに横になり、俺はそよぎと騎乗位での性交を始めた。
「はふあっ……ご主人様どうですかああっ……ふうあっ……私の濡れ濡れオマンコはあっ……あふはっ……勃起オチンポ気持ちいいですかあっ……」
 俺が腰を振らないことに文句も言わず、そよぎはうっとりとした顔で膣での奉仕を続けている。指示通りに上体を後ろに反らしてM字開脚している為に、愛液塗れの接合部が丸見えだ。
「ああ、気持ちいいし、いい眺めだぞ。しっかし、お前のマンコは本当に美味そうにチンポ咥えてんな。マンコ汁が泡立ってんじゃねえか」
「ふうあっ……だってほんとにオチンポ美味しいんですうっ……はふあっ……食べさせて頂く度に中毒になってますうっ……あふはっ……もう私オチンポがないとダメなんですうっ……」
「別に誰のチンポでもいいのかよ?」
「あくうっ……違いますうっ……くひあっ……ご主人様のオチンポだけえっ……はひあっ……ご主人様のオチンポだけですうっ……んくあっ……他のオチンポなんか見るのも嫌あっ……」
「お前が欲しいのは俺のチンポだけか? 気持ちはいらねえのかよ?」
「はうあっ……それはご主人様がお決めになることですからあっ……くふあっ……例え想って頂けなくてもおっ……んくうっ……私はご主人様のお傍にさえいられればあっ……」
 悶えていながらも、そよぎの言葉には真摯な響きがある。その健気さは愛しい。俺は上半身を起こして、招くように両手を拡げた。
「ほら、抱っこしてやるからこっちへ来い。ここから先は俺も動いてやる」
 そよぎは呼びかけに満面の笑みを浮かべ、息を乱しながら俺の身体に抱き付いてきた。
「あふうっ……嬉しいご主人様あっ……んふあっ……好きです大好きですうっ……」
「俺だってそよぎのことが大好きだぞ。だから安心してセックスを楽しめ」
 そう言って腰を使い始めてやると、そよぎは俺の肩に頬を擦り付けながら自らの動きを合わせてきた。膣内は滑りを増し、脳髄まで蕩けそうな快楽が押し寄せてくる。
「いい具合だぞ、そよぎ。お前のマンコ気持ちよくて、そろそろ出ちまいそうだ」
「かふはあっ……私もとっても気持ちいいですうっ……はくふあっ……ご主人様の勃起オチンポ最高ですうっ……んふうあっ……
お好きなだけオチンポ汁出してくださいいっ……くふひあっ……私の濡れ濡れオマンコをドロドロにしてくださいいっ……」
 背中を撫でてやりながら、俺はそよぎの耳に口を付けた。
「しっかりと中出しを楽しめよ?」
 告げた後に膣肉を精液で汚してやると、そよぎは腰をガクガクと震えさせて天を仰いだ。
「んくかはあっ……中出し気持ちいいですうっ……あひくふうっ……オチンポ汁美味しくてえっ……はひくへあっ……中毒オマンコがイくイくイっ……くうっ……イくうううううっ!」
150名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:50:38 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第088回

 島の教師の人数は少なく、生徒は小学一年生から高校三年生までいるというのに、校長と教頭を含めてもたった一四名しかいない。
専門教科以外の科目を教えることも多く、例えば俺たちの数学の授業は教頭が担当している。
 翌日の火曜日。五時限目の古文の担当教諭は如月で、俺は板書きをノートに写しながら教壇に立つ貧乳娘を観察していた。
朝から事ある毎に様子を見ていたのだが、矢張り十三歳にしてコロンビア大学を卒業した才女には見えない。いつも通りに酒臭く、行動は支離滅裂だ。
「ん? どうした後藤? 何じっと見てんだ? 私に惚れたか?」
 当人がそう尋ねてきたのを俺は鼻で笑ってやった。見てくれは悪くないが、ヤエに頼まれたように口説く気にはなれない。とは言え、聞きたいことはある。
「なあ、成長期。お前、何歳から酒飲んでる?」
「む、女に過去を尋ねるのか? まあ、いいだろう。お酒は二十歳になってからだ」
 昨日ヤエに見せられた書類によると、如月は名目上、二十三歳ということになっているらしい。
仮に言葉の通りに三年前から飲酒しているとなると、現在本当に十四歳だった場合、十一歳からアルコール摂取をしていることになる。
例え頭脳明晰だからといって、そんな人間を国の機関が調査員に任命するだろうか? 
実年齢で二十歳を超えており、教職の免許を持っている他の人間に頼んだ方が面倒は少ないだろう。それとも何か裏があるのか?
「おい、後藤? ほんとにどうした? 元気がないな?」
 如月はそう言って教壇を降り、俺の席へと近寄ってきた。大股で歩いているにも関わらず、全く揺れることのない胸が哀しい。
「何があったか知らんが、私が元気を与えてやろう。ほれ」
 俺の席の前まで来ると、如月はそう言って腕を取り、自分の胸へと押し付けた。試しに指を動かしてみるが、あまり揉み応えはない。仮に十四歳だとしても未発達過ぎるだろう。
「んあっ、こらっ、はうっ、ほんとに揉むなっ、くうっ、もっと優しくうっ」
 頬を染めて息を漏らす如月に向かい、俺は真顔で呟いた。
「これ、本当に胸か?」
 挑発に釣られて怒鳴って来るかと思ったのだが、如月は慌てて俺の手を払い除けると、両手で胸を抑えて俯いてしまった。横顔は真っ赤だ。
「……酷い」
 寂しそうにそう言われ、急に罪悪感が湧いてきた。もしも二枚目の調査書の通りなら、俺は年下の少女に狼藉を働いた上、罵声を浴びせたことになる。
「悪かった、つい……」
「……誰にも触らせたことなかったのに」
 その台詞には噴き出しそうになった。何度も自分から触らせたてきた上に、私の上を通り過ぎていった男は星の数ほど、とか何とか言っていた気がする。
が、突っ込みを入れるよりも改めて謝罪した方がよさそうな雰囲気ではある。
「本当に悪かった。何でもするから許してくれ」
 そう言って頭を下げようとした途端、如月は顔を上げてニヤリと口元を歪めた。
「何でもするんだな?」
 失言だとは思ったが、今さらそう言っても聞いてくれそうにない程に、如月は邪悪な笑みを浮かべている。
しかし、本性を見極めるのにはかえって都合がいいかもしれず、俺は黙って頷いた。
151名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:51:17 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第089回

 特別に無茶なことでも要求してくるかと思ったのだが、放課後に進路指導室へ来い、と言うのが如月の提示してきた条件だった。
それを了承しなければ俺の行為を許さないと言う。もちろん、俺は首肯した。
 全ての従業が終わると、同行すると言ってきたそよぎを他の巫女たちと共に帰宅させ、俺は約束通りに進路指導室へと向かった。
ノックをして入室の許可を得た後、小さな机を挟んで如月と向かい合い、パイプ椅子へと座る。そんな俺の様子を見て如月は薄く笑い、突然に切り出してきた。
「お前、何か知っているな? 私のことか?」
 普段とは異なる淡々とした口調で問い掛けられ、俺は一瞬言葉を詰まらせた。いきなり相手から本題に入ってくるとは予想外のことだ。だが、考えようによっては面倒がなくて済む。
「……お前の本当の歳は?」
「質問を質問で返すか。中々に話し合いの相手としては優秀だな。大方、南雲ヤエあたりから聞き及んでいるんだろ? 今さら隠しても仕方がない。私は十四歳だ」
 その返答に俺は息を呑んだ。如月は正体を隠すつもりがないらしいが、それはつまり、ある程度の調査が終わっていることを意味しているのかもしれない。
敵対はしない、書面の再提出で済む、とヤエは言っていたが、果たして本当にそうなのだろうか? ここはもう少し状況を確認する必要がありそうだ。
「何でそんな年の奴が教師をしている? 何の為に島に来た?」
「まあ、そう急くな、龍神」
 その言葉が挑発であることは判っていたが、思わず俺は眉を潜めてしまい、如月は満足そうに微笑んだ。
「……どこまで、何を、お前は知ってんだ?」
「急くなと言ったろ? 別に争う必要もない。まずは私の説明からいくか? 私は単にこの島の教師になりたかっただけだ。教員免許もちゃんと取得している。
まあ、簡単な調査報告書を提出するという名目で、文科省には便宜を図ってもらったがな。特に宗教法人審議会の調査員という訳じゃない。この程度のことはお前たちも掴んでいるんだろ?」
 少し迷ってから俺は頷いた。多少は話に差異があるが、まずは全て語らせ、後に内容を吟味した方がよさそうだ。
「過疎化の進んでいるこの島の教師になるには、別に歳を誤魔化さなくとも良かったのだが、実際の年齢では教師として受け入れてもらえるかどうか不安でな。
当たり前の話だが、住民票などの書類を変更するのは罪になるので、ちゃんとその筋の許可は得た。例え裁判になっても負けることがないように証拠も残してある。
省庁の意思決定者の協力があれば、この程度のことは簡単でな。私も少し気が抜けた程だ。ここまではいいか?」
「ああ、続けてくれ」
 そう俺が答えると、如月は再び口を開いて語り始めた。
152名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:52:10 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第090回

 その後の如月の言葉を要約すると、こういう話になる。
 古代民俗学の教授を父に持つ如月は、幼い頃から信仰に興味を持ち、関連の本などを読み漁っていたらしい。
その中に古代信仰が根付いているという奥津島の記事もあり、一度は島に行ってみたいと幼少時から思っていたそうだ。事情は異なるが、その気持ちは俺にも判る。
 後に頭脳明晰と認められ、外国の大学に行くことになったが、そこでも時間を作っては信仰に関する文献などを調べていたと言う。
合間に日本の審査機関の許可を得て小・中・高の教員免許状をも取得していたというのだから、本当に頭と要領がいいのだろう。
 大学卒業後は教師として奥津島への赴任を希望したが、余所者には閉鎖的な地であるという理由から許可が下りなかったとのことで、仕方なく父親の人脈を利用して文部科学省と取引を行ったとのことだ。
まあ、閉鎖的かどうかはともかく、優秀な人材を僻地に送るのは勿体無いとでも思われていたのかもしれない。
 その取引として、ヤエの予想していた通り、宗教法人の調査書を提出することになったそうだが、龍神信仰の法人として『津ノ龍ノ理』と言う団体名があることは俺も初耳だった。名前だけなら怪し気な新興宗教団体に思えなくもない。
 とは言え、当人が口にした通り、争う必要はないだろう。件の報告書は既に提出してあるらしいが、その内容は適当で、書面を再提出するようなことにはならない筈とのことだ。
「報告書にはお前や鳴海たちの名前も書いてない。私は担任だからな、そのくらいの配慮はするぞ?」
 そう言って笑う如月は、どことなくすっきりとした顔をしている。恐らくは隠し事をしていた為、後ろめたい気持ちでも抱いていたのだろう。
「じゃあ、全部知ってはいるんだな? 俺や巫女たちのこと」
「まあな。これで教師という肩書きは便利でな。人の出入りは生徒たちの増減にも関わるし、島の人間の入れ替えについても掴んではいる。
私が知らないのは、お前が鳴海たち巫女神に与えている寵愛の内容くらいなもんだ」
 その言葉に、俺は唖然として黙り込んだ。
「別に驚くことはないだろ? 歴史学上、寵愛なんてものは当たり前のことなんだよ。ここ百年で変になってるだけだ。
大半は儒教の影響だがな。で、全部話したが、私をどうする? 島から追い出すか?」
「そんな必要はねえだろ? 敵って訳でもねえし。って言うか、お前はどうしたいんだ?」
 そう問い掛けると、如月は目を輝かせた。
「なら、もっと信仰に携わりたいと南雲ヤエに伝えてくれ。祭事を仕切ってんだろ? 私はもっと龍神伝説の色々なことが知りたい。
一生を掛けて記録に残したいんだ。もちろん、私的な記録にな。そのくらいなら構わんだろ?」
 俺はしばし考えた。如月の語った内容が嘘でないのなら、ヤエも協力者として引き入れたいと言っていたことだし、直接紹介してもいい。反応を見ながら話の内容の精査も出来る。
「じゃあ、近い内に会わせるから自分で話せよ。俺は決められる立場にない」

153名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:53:17 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第091回

 自宅に帰ってから後、俺は同居の四人を連れて隣宅を訪問し、ヤエたちに如月のことを告げた。俺の話にヤエは何度も相槌を打ち、一通り話を聞くと朗らかに笑った。
「面白そうな人物じゃな。いつでもいいから連れてきておくれ」
 その言葉に、そよぎは僅かに顔を曇らせた。
「おばぁ、話の内容を再調査してからの方が……」
「こういう時は腹を割って話すのが一番じゃよ。心配なら同席せい」
 そうヤエに言われ、そよぎは渋々と頷いた。
「でも、如月先生がほんとに年下だったなんて、なんか変な感じです」
「うんうん、判る判る。先生って呼ぶの、なんか考えちゃうよね?」
 雫と火凛の話を聞いて俺は苦笑した。実際の年齢では不安と言っていた如月の言葉の通りだったからだ。ここは念を押して置いた方がいいだろう。
「この話は他の誰にもすんなよ? 敵どころか、味方になってくれそうなんだからな?」
「判ってるってば。態度に出ないように気を付ける。それでいいんでしょ、ナギ?」
「私も今まで通りの態度でいられると思います。巫女ということで、私たちも年上の方から様付けで呼ばれることもありますし、成績優秀というのは尊敬できますから。
凪君の言う通り、如月先生に味方になってもらえれば心強いです」
「でも兄ぃ兄ぃ。あの先生、まだ子供なんだよね? いつもお酒臭いよ?」
 凛音にそう問い掛けられて、俺は自分の失態に気付いた。確かに飲酒については確認していなかった。
「まあ、酒など子供でも飲めるしの。大方、欲求不満が原因で飲み始めたんじゃろ」
 ヤエの言葉に一同が首肯する中、俺は少しだけ首を傾げた。如月が欲求不満を抱えているとしたら原因は何だろう? 
頭脳明晰と言うことで周囲に何か言われたとか、肉体の貧弱さを恥じているとかだろうか? 
酒を飲むきっかけはそれとして、未だに欲求不満を抱える日々が続いているが故、いつも酒臭いのか? それともアルコール中毒なのか? 
年齢詐称と同じく、飲酒についても許可を得ているのだろうか?
「どうしたんだ龍神? 深刻な顔をして」
「もしかして凪君、如月先生のことでも考えていたんですか?」
「ちょっとナギ? あの先生も同居させるとか、そんなこと考えてんじゃないよね?」
「兄ぃ兄ぃはもっと女の人が欲しいの? 夏休みが終わったら三人増えるのに?」
 そよぎ、雫、火凛、凛音に問い詰められ、俺は我に返って首を横に振った。年下と判った以上は如月も多少可愛く思えるが、何せあの物言いと態度だ。
肉体関係など持ったら今以上に偉ぶるに決まっている。が、明確な否定の言葉が浮かんでこない。
「……いや、その、そうじゃなくて」
「まあ、それでも構わぬが。出来れば面談の後にしてもらえんかの、龍神」
 ヤエにまでそう言われて、俺は愛想笑いをしながら黙って頭を掻いた。
154名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:53:57 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第092回

 例の如く就寝前、俺は火凛を自室に呼んだ。だが、後から行くと言っていたにも関わらず、中々やって来ない。
何かあったのかと心配になり、探しに行こうとベッドから立ち上がったところで、当の本人がノックもせずに入ってきた。
見れば、透けた赤いネグリジェ一枚だけを身に纏い、ショーツも穿いていない。
「ごめん、準備に手間取っちゃって……」
「まあ、いいけどよ。何の準備だよ?」
 そう尋ねると、火凛は赤い頬を膨らませた。
「この前、ナギが言ったんじゃない。自分一人で準備出来るようにしとけって。私、浣腸なんてするの、生まれて初めてだったんだからね?」
 そう言えば一昨日の初の尻穴性交の際、そんなことを言った気がする。風呂を出てから浣腸器を渡しておいた覚えもある。
「……お前、尻でする気満々だな」
「だって、すっごい気持ちよかったんだもん。綺麗にした後で、ちゃんとシャワーも浴びてきたよ? で、まずはどうすんの? またおちんちん虐めてあげよっか?」
「ちょっと待ってろ。尻に入れんなら準備があんだから」
 そう言って俺はクローゼットを開け、中からアナル用ローションを手に取った。と、火凛も中を覗き込み、カップ型オナホールを指差して問い掛けてきた。
「これってなに? ウェットティッシュ?」
「オナニー用のスポンジだ。中にチンポ突っ込むんだよ。使い捨てだけどな」
「ナギってば、四人も囲ってんのに一人でしてんの? 気持ちいいの、これ?」
「島に来てからは使ったことねえけどな。それはローションが元から入ってる奴で、そこそこ気持ちいい」
 そう答えると、火凛はオナホールに手を伸ばして取り上げ、勝手に包装を剥がし始めた。
「色々種類があんの? なんだか面白そう、ちょっと見せてね」
「おい、何やってんだよ? お前にチンポ突っ込むんだから、それは必要ねえだろが」
 俺が文句を言っている間に火凛は手早く包装を剥がし、キャップを外して視線を筒の中へと向けた。興味深そうなその顔を見ていると、取り上げるのも可哀想な気がする。
「うわっ、ほんとに濡れたスポンジが入ってる。この隙間に入れるんでしょ? けど、簡単な作り過ぎない? こんなので気持ちいいの? 島に来る前はナギも使ってたんだよね?」
「女抱くよりそっちの方が好きな人もいるみたいだぞ? 俺は生マンコの方がいいけどな」
「ふうん、ナギはオマンコの方がいいんだ。ちょっと安心」
 火凛は納得したように何度か頷くと、、オナホールから俺へと目線を移し、可愛らしく首を傾げてきた。
「私、ナギがこれ使ってるとこ見てみたい」

155名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:54:51 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第093回

 火凛に自慰を見せるのは今さら恥ずかしくもないが、請われてするのは話が別だ。相手を見世物扱いにするのはいいが、立場が逆では自尊心が傷付く。
 と思ってはいたのだが、半裸の火凛に甘えた口調で何度もねだられ、寝間着のズボンの上から陰茎を撫でられている内に、いつの間には俺は裸に剥かれてベッドの上へと転がされていた。
中々に火凛は目聡いようで、クローゼットの中にあった模造毛皮付きの手錠を後ろ手に嵌められてもいる。
そんな俺の横に寝転ぶと、火凛は心底楽しそうに笑って陰茎にオナカップを被せ、焦らすようにゆっくりと扱きだした。
「今日は私がしてあげるから。おちんちんからいっぱいピュッピュしようね、ナギ?」
「ちょっ、ちょっと待て、火凛。いくら何でもこれはねえだろ?」
「だって、この前ので私、お尻マンコと同じくらい、ナギのおちんちん虐めるのに目覚めちゃったんだも〜ん。身動き取れないナギの裸見ているだけで、オマンコとお尻がヒクヒクしてきちゃうんだから。ちゃんと責任取ってよね?」
 そう言いながら火凛は手の動きを少しずつ速めてきた。膣内ほどの快感はないが、それでも滑りの気持ちよさに陰茎がどんどん硬くなっていく。
呻き声を押し殺していると、火凛は一旦シックスナインの体制になってから上半身を起こして逆行顔面騎乗となり、俺の顔に局部を押し付けたまま腰を前後に動かし始めた。
当然、鼻や口を陰部で塞がれて呼吸に支障が起こり、俺は藻掻きながら必死に頭を横に振った。
「もぶごもっ、んぶもがっ」
「あれ? 苦しかった? ごめん」
 慌てて腰を少しだけ浮かせてくれはしたものの、依然として火凛の濡れた淫裂は俺のすぐ目の前だ。呼吸するのに難はないが、淫臭の甘い匂いに酔いそうになる。
「いっぱい嗅いでね、私のオマンコの臭い。私をおちんちんの臭い好きにさせたんだから、ナギも私のオマンコの臭い好きになってよね? 舐めてくれるともっと嬉しいな」
 その言葉に惹かれ、臭いに朦朧としながらも俺は火凛の陰唇に舌を這わせた。扱かれ続けている一物の快楽と甘酢っぱい愛液の味とが、更に意識を混濁させていく。
「はふぁ、気持ちいいよナギぃ、んはぁ、もっとオマンコ舐めてぇ、ふうぁ、おちんちん虐めながら舐めてもらうのいい気持ちぃ、あふぁ、このままオシッコしちゃいたいくらいぃ」
 喘ぐ火凛の言葉を聞いて、俺は咄嗟に陰部から顔を背けた。小便を漏らすくらいに感じてくれるのは嬉しいが、どんなに愛しい相手でも飲尿までしてやるつもりはない。
「んくぅ、ちょっとナギぃ、ふぁ、なんで止めちゃうのぉ?」
「顔に小便されたくねえからに決まってんだろ。中断していいからトイレ行ってこい」
「もぉ、ほんとに出しちゃったりしないってばぁ、だから続きしてよぉ。してくんないとぉ、おちんちんもこのままにしちゃうからねぇ?」
 止むなく俺は舌を伸ばし、火凛の花弁を舐め上げてやった。

156名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:56:17 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第094回

 オナホールの中に一度射精すれば解放してくれると思っていたのたが、その考えは甘かったようだ。局部を舐められて俺と同時に達した筈なのに、火凛の性欲は衰えることがなかった。
絶頂の余韻に浸りながら汚れた陰茎を舐め回して再び勃起させると、火凛は自らローションを尻穴に塗りたくり、背面騎乗位となって尻穴性交を開始した。
もちろん、俺の許可など得ずにだ。もしかしたら育て方を間違えたかもしれない。
「んくあっ……やっぱりお尻マンコすごいいっ……ふうあっ……病み付きになるうっ……」
「おい、お楽しみのとこ悪いけどな、無茶し過ぎだろうが。さっきチンポ綺麗にしてくれた時もな、チンポ汁だけじゃなくてローションも舐めてんだぞ? 害があったらどうすんだよ?」
「はふあっ……ちゃんと無害って書いてあったもぉんっ……あはうっ……だから舐めたんだもぉんっ……くふあっ……
ナギこそちゃんと確認して買ってよねえっ……んはうっ……またしてあげるからたくさん買っといてえっ……ふくあっ……おちんちん太くて気持ちいいっ……」
 発情していても、冷静な部分があるらしい。だが、その会話中にも尻の動きを加速させ、火凛はどんどん激しく身悶えし続けている。
一方的にされているのも悪い気がして、俺は条件付で腰を振ってやることにした。
「おい、ちょっと休憩して手錠外せよ? そしたら俺も動いてやるから、」
「かはあっ……それはダメえっ……はうあっ……ずっと私がするんだからいいのおっ……あふあっ……ナギは朝までそのままあっ……んくあっ……ずっとおちんちん硬くしててえっ……」
 火凛の言葉に俺は背筋が寒くなった。冗談だと思いたいが、迂闊に安心は出来ない。
「お前、俺を殺す気か? 朝まで搾り取られてたら、枯れて死んじまうだろが」
「あふうっ……じゃあ休憩も入れるからあっ……くはあっ……いっぱい私を可愛がってえっ……ふはうっ……そよぎみたいに失神させてえっ……はんあっ……私も失神させてよおっ……」
 成程、と俺は思った。火凛の陰獣振りの背景にはそよぎへの対抗心があるようだ。
無論、それだけでなく、単に肉悦の虜となってもいるのだろうが、希望を叶えてやればしばらくは大人しくなるかもしれない。俺は優しい口調で火凛に囁いた。
「まずは手錠を外してくれよ。このままじゃ手が使えねえだろ? 朝がくるまで、もしくはお前が気を失うまで相手してやるから。たくさん気持ちよくしてやるから」
 そう言ってやると、火凛の尻の動きが止まった。恐る恐るといった風に振り返り、俺を真顔で見つめてくる。弛緩した表情だが、瞳にはまだ光彩が残っている。
「はぁ……ほんと? はぁ……朝までか、気を失うまでって? はぁ……ほんとに?」
「約束すっから外してくれ。両手も使って犯してやるから」
「はぁ……もう一回イってからでもいい? はぁ……お尻からおちんちん抜きたくない……」
 その真剣な物言いに、俺は微かに噴き出した。まあ、それもいいだろう。
「判ったよ。けど、イったらちゃんと外せよな?」
「はぁ……うんっ……はぁ……ナギもちゃんとお尻マンコに出してね?」
 火凛はそう言ってから、それまで以上に淫らに腰を使い始めた。
157名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 22:57:34 ID:Y6p/F913
龍神寵愛録 第095回

 数時間後。ネグリジェを脱がせて全裸にし、効率よく快楽を与えることを念頭に置きながら後背位で責めてやると、火凛は何度も繰り返し果て続け、三度目の腸内射精を終えた頃には失神寸前となった。
白目がちな目に光はなく、口からは涎と若干呂律の回らない淫語を漏らすばかりだ。途中から上半身は崩れ落ち、尻を高く突き出したまま、身体の彼方此方を痙攣させ続けてもいる。
この分ならもう一回交われば意識を失ってくれるだろう。とは言え、あまり反応が薄いようなら膣にバイブを突っ込んでやろうと思っていただけに、少々残念な気がしないでもない。
 陰茎を引き抜くと火凛は力なく喘ぎ、菊門から噴水のように精液と腸液とを辺りに撒き散らした。が、先日から家中のベッドのシーツ下には防水シートを入れてあるので、大した問題ではない。
時計を見ると、時刻は夜中の三時半過ぎ。もう一度の性交で済めば、学校に行く前に少しは眠れそうだ。
「ちょっと休憩な。チンポが立ったらまた入れてやっから」
「はへぇ……おひんひん美味ひいのぉ……ふはぁ……おひりマンコが美味ひいのぉ……」
 俺の言葉は届いていないらしく、火凛はうわごとを呟いている。思い返してみれば、そよぎも完全に失神していた訳ではなく、今回はもうこれで終了にしてもいい気がしてきた。
「おい、限界か? 終わりにすっか?」
「ひふぁ……おひんひん太くて硬いのぉ……へはぁ……おひり拡げてもらったのほぉ……」… 埒が明かず、取り敢えず俺は萎えた陰茎の臭いを嗅がせてみることにした。二人分の体液に
塗れて淫臭が濃いが、いい気付け薬代わりになるかもしれない。
「ほれほれ、お前の好きなチンポの臭いだぞ? 尻マンコ汁も付いてるから舐めんなよ?」
 とは言っても相手は意識が混濁している。間違っても舐めたりしないよう、頭頂の方から一物を鼻先に近づけてやると、火凛は鼻をフンフンと動かして臭いを嗅ぎ始めた。 
「ほふぁ……すごく臭くていい臭いひぃ……ふひぁ……おひんひんの臭い大好きひぃ……」
「限界だな、お前。もう終わりにすっけど、そんなに好きならもう少し嗅がせといてやるよ」
「ふへぁ……臭くて幸へぇ……かふぁ……幸へ過ぎて出ひゃうぅ……」
 何を出す気かと問い掛ける間もなく、火凛は再び肛門から体液を噴き上げた。一見、鯨の潮吹きのようにも見えるが、火凛の弱々しい態度から餌が欲しくて芸をする戦時中の象の童話を連想してしまい、堪えきれずに俺は笑った。
「はひぃん……おひりから出ひゃうの気持ちいひぃ……んひぃ……まら出ひゃううぅ……」
 少量の液体を続け様に排出する火凛を見て、俺は少し勿体無い気がしてきた。動画に撮って効果音を入れ、作品として残しておくべきだったかもしれない。
しかし、シーツを取り替えて後片付けをしない限り、この部屋で眠るのは無理そうだ。今日は性交部屋で寝るか。
「好きなだけ出していいぞ。全部出し終わったら一階へ連れてってやるからな」
 そう言って頭を撫でてやろうとした瞬間、つい気付かずに鼻に陰茎を押し当ててしまい、火凛は鼻息荒く臭いを確かめると、全身を大きく震わせ始めた。
「あひぃ……臭い強くて出ひゃううぅ………んくぁ……出ひゃううぅ……」
何を今さら、と思ったが、それまでと明らかに様子が違う。相変わらず声に力はないが、絶頂を堪えているような素振りだ。俺は不安になって問い掛けてみた。
「おい? どした?」
「ふひへぁ……ダメ出ひゃううっ……んくっ……かはっ……あっ……はあああああぁ……」
 こうして火凛は性交時に初めて、困ったことに俺のベッドの上で小便を漏らした。
(今回分、終わり)
158名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 11:57:36 ID:aZYB6Fak
乙! ロリに期待
159名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:17:54 ID:9giIBEqn
以前の続きを投下したく思います。

【注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意
160名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:18:56 ID:9giIBEqn
龍神寵愛録 第096回

 翌朝。火凛を性交部屋のベッドに寝かせたまま、睡魔に取り憑かれながらも俺は学校に行った。目が覚めたら俺の部屋を掃除しておくようメモを残してきたので、帰宅までには綺麗になっているだろう。
 二時限目は如月の授業だったが、進路相談の名目で俺だけ昨日の指導室に呼び出され、残った生徒は自習となった。パイプ椅子に腰掛けると、俺は不機嫌な口調で問い掛けた。
「で、なんだよ?」
「なに怒ってんだ、お前?」
「……眠いんだよ。俺も自習が良かったんだよ。寝てたかったんだよ」
 不貞腐れた俺の態度を見て、如月はちょこんと首を傾げながら媚びた口調で囁いてきた。
「ごめんね、お兄ちゃん」
 思わず俺は椅子ごと後退った。はっきり言って気持ち悪い。もしかしたら目の前の発育不全は、弱年時からのアルコール摂取により右か左かの脳が腐敗しているのかもしれない。
「あからさまに逃げるな。私だって傷付いたりするんだぞ? だがまあ、お前が私にそういう個性を望んでいないことは判った。妹タイプは嫌いか? 私はお前の二つ年下だぞ? 不自然ではないと思うんだが……」
「お前、本当に大学出てんのか?」
「お前は学歴と萌え要素に因果関係があると考えてるのか?」
「……話がよく判んねえから、要件だけ言え」
 あり得ない物言いに鳥肌が立ったままの腕を擦りながら、俺は淡泊な口調で言ってやった。
「なんか腹立つが、まあ、いいだろう。大盤振る舞いで驚くなよ? まずはこれだ」
 如月はテーブルの上にクリップで留めた紙の束を放ってきた。手に取ってパラパラと捲ってみると、どうも何かの計画書らしく、文章以外に数字と図面が印刷されている。
「何だよ、これ?」
「お前らが目の敵にしてる花菱開発の企画書だ。主に本津島の開発計画についてのな」
 そう言われて改めて書面を見直してみると、確かに本島の地図もあり、工程表や遊行施設の完成図なども載っている。
「……何で知ってんだよ? 俺だってつい最近教えてもらったばかりなんだぞ?」
「少しは私のことを見直したか? と言うか、その会社が島の開発計画を掲げてんのは公の話だぞ? ネットで検索してみろ。尤も、その書類は本社のサーバーからパクったんだけどな」
 言われてみれば敵対予定の相手は株式会社だ。事業計画も立てずに開発を進めようとする訳がない。しかし、今のやり取りで重要なのはそこではない。
「パクったって何だ? お前はスーパーハッカー様か? それともネットワークスペシャリスト様か? 要するに、これは非合法に手に入れたんだな?」
「まあな。だが、その書類は役に立つと思うぞ? 恐らくは南雲ヤエもそこまでの詳細な内容は把握していない筈だ。それを渡して昨日の件を宜しく伝えてくれ」
「ああ、それならもう話した。いつでもいいから来いってよ。俺も同席する。今晩は暇か?」
 俺がそう尋ねると、如月は嬉しそうに笑って何度も頷いた。
「なんだ、お前、仕事が早いな。あっちの方も早漏か?」
161名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:19:58 ID:9giIBEqn
龍神寵愛録 第097回

 大盤振る舞いと言っていただけあって、如月から渡されたのは企画書だけではなかった。
巫女神たちとの密談場所も必要だろうということで、その部屋、つまり進路指導室の鍵、隣の進路資料室の鍵、おまけに眠いなら寝て来いと、旧校舎にある使われていない用務員室の鍵まで投げて寄越してきた。
新校舎にも用務員室はあるが、そちらは如月の昼寝場所なので譲れないそうだ。聞くと、必要と思われる場所については複数の合い鍵を作ってあるらしい。要領がいいと言うよりも、もう犯罪者と呼んでいい。
 校内で巫女たちに寵愛を授けたいのなら保健室の鍵もあるぞ、とも言われたが、それは遠慮した。性交するならば、いつ誰が来るか判らない保健室を使うより、用務員室を使った方が安全だと思ったからだ。
例えボロボロの部屋で布団がなかろうが、金があれば多少は居心地のいい部屋にも出来るだろう。
 二時限目が終わるまでには少し間があり、俺は早速その用務員室を見に行くことにした。横になれる場所があるなら眠りたかったということもある。
もう用もないだろうに如月は同行すると言い出し、別に断る理由もなく、俺たちは旧校舎へと向かった。
 着いてみると、件の用務員室は予想外に綺麗な部屋だった。小さな靴脱ぎ場の先は畳が敷いてあり、確認すると押し入れには清潔そうな布団、隅には流し台もあった。
旧校舎で現在使用されているのは反対側の一角だけの為、周囲に全く人気はない。テレビや小型の冷蔵庫、カセットコンロなどを自前で用意すれば、いい隠れ家になりそうだ。
「どうだ? 気に入ったか?」
 尊大な笑顔を向けて如月が問い掛けてきたが、この年齢詐称少女の手柄には違いない。頭を撫でてやりながら、俺は温和な口調で言葉を返した。
「ああ、お前にしちゃ上出来だ。ついでに少し寝ていくから、もう帰っていいぞ」
「折角だ、私が添い寝してやろう。但し、身体には指一本触れるなよ?」
「いや、遠慮しとく。うなされそうだ」
 そう言って髪から手を離すと、如月は寂しそうに俯いた。どうやら俺をからかって遊ぶつもりのようだ。案の定、媚びた瞳を潤ませながら、如月は上目遣いで俺を見つめてきた。
「……二人きりだというのに、お前は私に欲情したりはしないのか?」
「……お前のその性格、直ったりはしねえんだろうな」
「む、失礼な言葉だな。何か問題があるとでも言うのか?」
「お前が納得してんなら、別にいいんだろうよ」 
 俺が苦笑いしながらそう言うと、如月は眉間に皺を寄せて睨み付けてきた。
「お前お前言うな。私の年齢を知った以上、それなりの呼び方があるだろう?」
「呼び方?」
「そうだ。何と言うか、そのな、二人の時は、えっと、珠江ちゃん、とか……」
 その言葉と恥ずかしそうな素振りに俺が腹を抱えて笑い出すと、如月は真っ赤な顔をして尻を何度も蹴り飛ばしてきた。
162名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:21:10 ID:9giIBEqn
龍神寵愛録 第098回

 如月を追い出して昼休みまで眠り、教室で弁当を食べ終えると、俺は雫を用務員室へと連れ込んだ。食欲が満たされると性欲が落ちるという話を聞いたことがあるが、俺には当て嵌まらないようだ。
事前に二人分の早退届を如月に提出してあるので、性行為に耽っていても捜索などされる心配はない。帰宅してもいいのだが、正直、他人が授業を受けている最中に校内で交わるというのは興奮する。
雫も同じ思いらしく、入り口の鍵を掛けてカーテンを閉め、互いに立ったまま優しく身体を抱き寄せると、それだけで目を細めて息を乱し始めた。
「はぁ……また学校でしちゃうんですよねぇ? ふぁ……オチンポ頂けるんですよねぇ?」
「もう発情してんのかよ? すっかりメスブタになっちまったなぁ、お前」
 嫌味のつもりで言ってやったのだが、雫は俺に抱き付いたまま、身体をブルブルと小さく震わせた。
「んふぁ……メスブタって言葉も素敵ですぅ……あふぅ……凪君だけのメスブタぁ……はぁん……早く凪君のオチンポでぇ……くふぁ……メスブタのオマンコ掻き回してくださいぃ……」
 恍惚とした口調でそう言うと、雫は制服越しに乳房を擦り付けてきた。嘲りの言葉一つで性欲が抑えられなくなってしまったらしい。
着実に調教の成果が出てきていると言えるが、少し淫欲の抑制を学ばせる必要がありそうだ。俺にその気がない時や他人のいる場所では、可能な限り清純を装わせておきたい。
「いつまでも抱き付いてねえで座れ。畳の上に正座しろ」
「は、はいっ、すみませんっ」
 我に返ったかのように雫は喘ぎを止め、指示通りに座って俺を見上げてきた。顔は紅潮しているが、瞳の色は従順だ。俺は屈み込んで雫の頬を撫で、言い聞かせるように囁いた。
「お前は俺のもんなんだからな。好き勝手にハァハァ言ってんじゃねえ。今後は俺が許可した時だけ悶えてろ。いいな?」
「わ、判りました。そのようにします。でも、許可ってどんな?」
「合図となる言葉でも決めとくか? ん、そうだな、俺がお前のことをメスブタって呼んだ時だけ好きに悶えてていいぞ? 
これからは俺がそう呼んだり、耳打ちしたりしたら、人前だろうが授業中だろうがマンコ濡らしとけ。一旦呼ばれたら俺が止めるまでずっとだ。いいな?」
「で、でも、それって授業中とかに自分でオマンコ触るってことですよね? そんな……」
 雫は少しだけ青ざめた顔になった。そこまでするのは流石に恥ずかしいようだ。
「安心しろ。別に教室でオナニーしろってことじゃねえから。そういう気構えでいろってことだ。
それにこの先、そんなことしなくても、メスブタって呼ばれただけでマンコ汁垂らすような心と身体に仕込んでやる。お前ももっと俺好みになりてえだろ?」
「はいっ。凪君好みになりたいですっ」
 迷いなく答えた雫の頭を撫でてやり、唇を数秒だけ奪ってから俺はその場に立ち上がった。
「ご褒美だ。チンポしゃぶってもいいぞ、メスブタ」
 そう言って股間の膨らみを見せつけてやると、雫はうっとりと微笑みながら俺のズボンに手を掛けた。
163名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:22:53 ID:9giIBEqn
龍神寵愛録 第099回

「ふはあっ……オマンコが溶けてるうっ……はくあっ……もう溶けちゃってますうっ……んくうっ……オチンポ気持ちいいっ……あはあっ……すごく硬くて気持ちいいですうっ……」
 二度ほど精液を飲ませてから座位で膣を犯してやると、雫は指示も待たずに腰を揺り動かしてきた。合間に自らブラウスの前を肌蹴て乳房を露出させ、気持ちよさそうに乳首に触れてもいる。
もう一方の手は穿かせたままのショーツの中に入れられており、どうやら指先で陰核を擦っているらしい。言ってみれば俺を利用した自慰だが、まあ仕方ない。
言葉による態度の切り分けをさせていく為にも、ここは了承した褒美として快楽を与えておくべきところだ。これで清純と淫乱の二面性を楽しんでいくことが出来る。
既に無愛想と従順のギャップを楽しませてもらっているそよぎ、被虐と加虐の隔たりのある火凛にも、近い内にキーワードとなる言葉を与えてやろう。
残る凛音はどうしようかと思いつつ、俺は雫に合わせて抽送を加速させてやった。
「んふあっ……カリ太オチンポすごいいっ……くうあっ……オマンコの奥を突かれるの好きいっ……あふあっ……勃起乳首とクリトリスもいいっ……はひあっ……オマンコ幸せえっ……」
「チンポでもバイブでも、マンコに入ってりゃ何でも気持ちいいんだろうが」
「はふあっ……そんなことないですうっ……かはあっ……バイブなんかじゃダメなんですうっ……うくはっ……凪君のオチンポじゃなきゃダメなのおっ……
ふくあっ……凪君の硬いオチンポが一番いいっ……んあうっ……凪君のカリ太オチンポだけが大好きなんですううっ……」
 そう言いながらも、雫は罵られたことに興奮しているようだ。茎部に触れているショーツの布の湿りは増し、当人の腰と手の動きも激しくなってきている。
「なら、もっと尻を振ってチンポに尽くせ。淫乱マンコでチンポ汁飲みたくねえのか?」
「ふくはあっ……飲みたい飲みたいですうっ……はうふあっ……もっとオマンコで尽くしますうっ……くふうあっ……オチンポ汁大好きなんですうっ……
うはふあっ……凪君のオチンポ汁大好きオマンコなのおおっ……あふはあっ……淫乱オマンコにしてもらったのおっ……」
 自身の性感帯に伸ばしていた腕を俺の首に巻くと、雫は上下に大きく腰を揺さ振り始めた。自慰を止めて俺本位の動きで尽くす代わりに、子宮に亀頭を強く打ち当てることで愉悦に浸ろうとでも思っているのだろう。
その考えは浅ましいが、快楽に依存して痴態を見せる様は可愛らしくもある。俺は腰の動きを合わせながら、乳房に手を添えて乳首を優しく噛んでやった。
「はうふあっ……それ気持ちいいですうっ……ひふはあっ……噛まれるの好き気持ちいいっ……くふうあっ……勃起乳首と淫乱オマンコが溶けてくうっ……
あくはうっ……凪君早くオチンポ汁出してくださいいっ……んふうあっ……もうメスブタ便器オマンコが限界ですうっ……」
 懇願される必要もない程、俺の陰茎も射精間近だ。雫の尻を片手で押さえ込んで一際奥まで膣を貫くと、俺は亀頭で子宮を押し潰しながら精液をぶち撒けてやった。
「あひくへはああっ……オチンポオチンポオチンポ汁ううっ……ひくはきへあっ……熱くて染みて気持ちいいですううっ……
んくかへふあっ……オチンポ汁で私もイくうっ……はくふへあはっ……イくイくイくイくオマンコイくううっ……淫乱オマンコイっ……くうううううっ!」
 珍しく腰を跳ねさせることもなく、雫は達しながら更に子宮を押し付け、必死にしがみ付いて接合部から大量の体液、恐らくは潮を垂れ流してきた。
まさか学校で初の潮吹きを見られるとは思わなかったが、褒美としては都合がいい。だが、素に戻っていく様子はない。
果て続けているのか余韻に浸っているのかは判断つかないが、その全身は何度も収縮と弛緩を繰り返している。まさかと思って腰を引こうとすると、案の定、雫は黄色い尿をも漏らし始めた。
「んかはへえっ……オヒッコ気持ちいひぃ……ふくはかあっ……こんな幸へオヒッコ初めてれふうぅ……あひくへあっ……もうわらしシェックスなひじゃ生きていけまへぇん……」
164名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:26:11 ID:9giIBEqn
龍神寵愛録 第100回

 その晩、俺や雫たち同席の下、如月とヤエとの初の面談が行われた。
時には如月でも緊張するのか、不遜な態度は若干陰を潜めており、今後は喜んで信仰の発展に協力していくと厳かに告げるのを見て、一同揃って安堵の息を吐いた。
 改めてその場の全員と互いに挨拶を交わし、ヤエから信仰についての詳細な説明を受け、如月は満足そうに笑っていた。
が、花菱開発の株取得の段になると不意に怪訝な顔になり、一頻り黙り込んだ後に小さな声で呟いた。
「無駄だな、それは。時間と金と手間の無駄だ」
「どういうことだよ?」
 そう尋ねると、如月は情けないものでも見るような視線を俺に向け、踏ん反り返って口を開いた。
「まあ、考えは判る。株の過半数を取得し、経営権を掌握したいんだろ? だがな、そこそこ大きな株式会社が素人にそんな買い占めをさせると思うか? 
通常の会社でも何らかの対策はしているぞ? 危険になったら第三者割当増資という方法もある。やるだけ無駄だ」
 その言葉に茶の間は静まり返った。確かに俺は素人で、そこまで考えが及んでいなかった。
しかし、ヤエたちにしてみれば希望の芽を摘まれたに等しいだろう。特にそよぎは困惑した顔でじっと如月を見つめている。
「ああ、鬱陶しいから落ち込むな。株なんか買わなくても、要は相手に島から手を引かせりゃいいんだろう? 簡単なことだぞ? 信用を落として経営難にさせよう」
「ど、どうやったらそんなことが出来んだよ?」
 俺の問い掛けに如月はニヤリと笑った。
「まず、本社のサーバーにファイル共有ソフトを仕込んでだな、違法ファイル、そうだな、児童ポルノでもダウンロードさせて、同時に暴露ウイルスに感染させる。
で、意図的に外部に社内の重要な情報を漏らさせる訳だが、粉飾決算の証拠になりそうな偽の書類も混ぜておく。噂が拡がるよう、ハメ撮り写真とかも混ぜておくといいかもしれん。
後はブログや掲示板などで煽ってやれば相応に話が広がり、担当機関が調査に入るだろう。例えそれが事実でないと判っても、株主や取引先、金融機関との信頼関係は揺らぐ。そうなれば新たな開発なんて出来なくなる」
 俺は開いた口が塞がらなかった。年齢詐称の件と同じく、国の機関の助けでも借りるのかと思っていたのだが、話し振りからすると陰険な罠に嵌めるつもりらしい。
「話がよく判らなかったんですけど、それって罪になったりしないんですか?」
「なるよ」
 雫の問いに平然と答え、如月はヤエへと視線を向けた。
「もちろん、特定されるような証拠を残したりはしません。必要なら今言った程度のことは、私一人でどうにか出来ます。なので、今後ともよしなに」
 その言葉に一瞬目を丸くした後、ヤエは楽しそうに笑った。
(今回分、終わり)
165名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:34:41 ID:2xrcykpc
リアルタイム投下キターーーーー!! まじgjっス!
166名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:04:00 ID:BStpPxfQ
以前の続きを投下したく思います。

【注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意
167名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:04:56 ID:HZVR+tCy
龍神寵愛録 第101回

 翌日の昼休み以降も如月に頼んで早退扱いにしてもらった。
但し、出欠は誤魔化してもいいが、試験だけは自力で結果を出せ、と言われ、何らかの教科で一度でも赤点を取ったら渡された全ての鍵を返すとの条件付きでだ。
その対象には相手をする四人の少女たちも含まれるらしい。面倒な話だが、協力者となっても容易く妥協してこない点には少しばかり感心した。それなりに教師としての自覚があるのだろう。
 その日の性処理担当は凛音で、同じく早退扱いにさせると、用務員室に着いてすぐに俺は小さな身体を押し倒し、ワンピースを捲り上げて愛撫を始めた。
破瓜を迎えて以降、真っ平らだった胸は微かに膨らみ続けている。未だ乳房と呼べる程の質量はないが、発育段階の身体は愛らしく、それを自由に出来るというのは気分がいい。
ゆっくりと焦らしながら乳首を舐め続けてやると、凛音は甘く鼻を鳴らして自分から胸を押し付けてきた。
「はふぁ……兄ぃ兄ぃ気持ちいいぃ……んはぁ……おっぱい気持ちいいぃ……」
 目蓋を閉じて快楽に陶酔し、凛音はだらしなく脚を開いている。見ると、子供パンツの股布には既に薄い染みが出来ており、幼く甘い淫臭に惹かれて俺はそこに口を付けた。
布の上から舌先で陰核を探り当て、何度も強めに弾いてやると、面白いように下着が濡れてくる。
「んふあっ……お豆舐められるのすごく気持ちいいっ……はくうっ……兄ぃ兄ぃ早くおまんこズボズボしてえっ……あふあっ……早くおちんちんでほじくり回してえっ……」
 全身を切なそうにひくつかせながら嘆願してくる凛音を見て、俺もそろそろ堪えきれなくなってきた。素早く裸に剥いて自らも服を脱ぎ捨て、正常位で陰茎を膣口へと押し当ててやる。
「ほら、凛音。おねだり言ってみろ。この前教えたろ?」
「はふぅ……兄ぃ兄ぃの極太おちんちんでぇ……ふはぁ……凛音のきつきつおまんこ拡げてくださぁい……あふぅ……ロリ穴の奥まで楽しんでぇ……
んはぁ……子宮を精液漬けにしてくださぁい……くふぁ……言ったから早くぅ……うくぁ……早くズボズボしてえっ……」
 淫靡な挨拶にほくそ笑みながら、俺は膣を一気に貫いてやった。挿入の余韻を楽しむ間も与えずに腰を振ってやると、凛音は激しく喘ぎ始めた。
「ふくひあっ……気持ちい気持ちい気持ちいいよおっ……はうふあっ……おまんこ汁がどんどん出ちゃうっ……あふはあっ……ズホズボ好きおちんちん大好きいっ……」
 淫声はいつもと変わらないが、焦らせた為に力が入らないのか、凛音の四肢は力なく弛緩している。胴体部だけをくねらせて身悶えしているというのは初めて見る素振りだ。
だが、身体の制御が出来ない程に肉悦をかんじているのならば、今日こそ望みが叶うかもしれない。
「なあ、凛音。痛えかもしんねえけど、根元までチンポ全部、無理矢理突っ込んでいいか?」
凛音の膣は回を重ねる事に陰茎を少しずつ深くまで受け入れるようになったが、それでもまだ全部を呑み込んだことはない。しかし、強引に事を運ぶと痛みを伴う恐れがある。まずは当人の意思確認が必要だ。
「んくはあっ……痛くてもいいから全部入れてえっ…………くふうあっ……無理矢理でもいいから全部入れてえっ……はうふあっ……もっとおまんこ奥まで使ってえっ……」
 許可を得て俺は凛音の両脚を抱え上げ、屈曲位となって力一杯腰を打ち付けた。
亀頭に当たるコリコリとした子宮の感触はやがてゴリゴリと抵抗感を増し、それでも構わずに陰茎を突き入れると子宮口を中心にして開いていく。
一物の先端が子宮内への侵入を果たしたところで視線を向けると、凛音は半分白目となって舌を出し、口から涎を垂らしていた。
「んかはへえっ……おひんひんしゅごい奥まで入ってるふうっ……はひくふあっ……おまんこの奥入ってるふうっ………ふはひへあっ……おひんひん大しゅきひ持ちいひぃ……」
 どうやら膣奥を開かれたことでオーガズムを得ているらしいが、辛くはないのかと俺は心配になった。
「おい、凛音? 痛くはねえのか? このまま腰振って平気か?」
「あひくはあっ……痛くないから動かひてえっ……ひはくへあっ……気持ちひいかりゃジュボジュボひてへっ……くふはへえっ……おひんひんしゅごいひ持ちいひいのおっ……」
 プルプルでもブルブルでもなくガクガクと胴体を震わせているのは、いつも以上に痴悦が深いのだろう。
痛みがないというのは喜ばしいことだが、このまま続けたら雫のように小便を漏らす恐れもある。
とは言え、気持ちを無視するのも可哀想だ。数秒迷ってから、俺は穏やかに腰の抽送を始めた。
168名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:05:54 ID:HZVR+tCy
龍神寵愛録 第102回

 子宮に直接精を放ってやると、凛音は一際大きく歓喜の雄叫びを上げた。それ以前に繰り返し果て続けていたこともあり、その後はぐったりとしていたが、俺は構わず二回戦目に突入した。
反応が薄くはなったものの、膣奥を叩く度に四肢を含めた総身を微かに痙攣させ、凛音は弱々しい声を上げてくる。強姦され続けて抵抗を諦めた少女を更に嬲っているようで、たまにはこういうのも面白い。
「はへぇ……んふぁ……くふぅ……ふはぁ……へほぁ……ひへぅ……あひぃ……かはぁ……」
「頑張れ、凛音。もう一回、子宮にチンポ汁飲ませてやるから」
「へふぅ……おひんひん……はへぁ……しゅきぃ……かふぁ……おひんひん汁しゅきぃ……」
 淫語を呟いて鼻腔を膨らませる様子はまるで白痴だが、考えようによっては無垢に思えないこともない。偽りなく陰茎と精液を好んでいるのならば、それに応えてやるまでだ。
「なら、いっぱい飲ませてやる。子宮でチンポ汁飲むのも大好きにさせてやるからな?」
「んへぁ……子宮もしゅきぃ……ひはぁ……じぇん部しゅきぃ……あへぇ……おまんこぉ……ふひぁ……シェックシュぅ……くへぇ……おひんひぃん……はうぁ……大しゅきぃ……」
 呂律は回らず、喘ぎも小さいままだが、俺が腰の動きを徐々に速めるのに合わせ、凛音の身体の震えは大きくなってきている。
未だ余韻に浸っている素振りだが、抽送によって快感を得てはいるらしい。この分ならもう少し激しい動きにしても構わないだろう。可能ならば、のた打ち回る様を再度楽しみたいところだ。
「そろそろ思い切り突くぞ? 耐えてろよ?」
 俺は一気に腰を加速させた。カリ首の所まで陰茎を引き抜き、間髪入れずに熱く滑る膣内へと根元まで突き入れていく。
性交に馴染んできた子宮口は容易く一物の先端を受け入れ、痛い程に締め付けてくる膣肉とは別の微妙な感触を与えてくれる。柔らかく硬いその触感は心地よく、俺はその淫楽に酔った。
「はひくへあっ……おまんこジュボジュボひ持ちひひいっ……くひあへえっ……まらヒくヒくヒくうふうううっ! んかへはあっ……まらヒくおまんこヒくヒくひはへああっ!」
 凛音はいつも通りの、と言うか、いつも以上の嬌声を上げてきたが、その身体は力なく横たわったままだ。もう弛緩しきっていて、跳ね上げることも出来ないのかもしれない。
それならそれで仕方がない。残念ではあるが、今は子宮内射精までの道程を存分に楽しむことにしよう。
「俺が出すまでイき続けてろ。イきまくってる最中に熱いのを打っ掛けてやるから」
「あくふひいっ……ヒくうはへあっ! んきかはあっ……おまんこヒってかはひぃ……はへひくあっ……まらヒくヒっひゃうヒくのおほへえっ……ふへくひはっ……ヒくきひいいいっ!」
 蠢き始めてきた膣肉の刺激と、悶々と果て続ける凛音の痴態を見て、陰茎も砲撃準備が整ってきた。
あまり長いこと待たせておくのも悪いかと思い、俺は亀頭を子宮に押し込んで思いの丈を打ち撒けてやった。
「おらっ、たっぷり飲んで子宮で精液の味を覚えろっ」
「あへひぎくはあっ……おひんひん汁ううううっ! うへひはくふうっ……おまんくぉヒくヒくヒくヒくヒくううっ! んがへきくひいっ……おむぁんくぉヒっくうひへふああっ!」
 幸いにして小便を漏らすことはなかったが、凛音は叫び終わった後に意識を失った。
169名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:06:50 ID:BStpPxfQ
龍神寵愛録 第103回

 意識を取り戻させた後に凛音を背負って帰宅すると、玄関で火凛が出迎えてくれた。私服の上からエプロンを付けているところを見ると、夕飯の準備をしていたらしい。
「おかえり〜。って、どしたの凛音? 具合悪いの?」
 心配そうに視線を向けてくる火凛に俺が答えるより早く、凛音が掠れた声で囁いた。
「平気。今日の兄ぃ兄ぃすごかったから、力が入んないだけ……」
 凛音の言葉に火凛は眉を吊り上げ、俺を睨み付けてきた。
「ちょっと、また無茶したの? するなら私にしなさいよ。それで、何したのよ?」
「いや、子宮にチンポ突っ込んで二回出したら、もう限界みたいでな。そんだけ」
「私、初めてセックスで失神しちゃった。まだおまんこがピクピクしてる」
 凛音はそう呟くと、俺の耳の後ろに口付けをしてきた。その甘え方は可愛らしいが、正直、擽ったい。
「……もうナギってば、凛音のこと、すっかり一人前に仕込んじゃって。するのは別にいいけど、私の時に手を抜いたら許さないからね?」
 火凛は頬を膨らませて俺の身体に擦り寄ると、フンフンと臭いを嗅いできた。どうやら凛音との行為を聞いて発情し始めたようだ。まだ俺にも余力はあるが、玄関でというのは拙い。雫やそよぎも加わってきたら収拾がつかなくなる恐れがある。
俺は凛音を背負ったまま火凛の手を引き、性交部屋へと連れ込んだ。断ってから凛音を下ろし、ズボンとパンツを脱ぎ捨てて指示を与えてやる。
「お前ら姉妹でチンポ綺麗にしろ。凛音もそのくらいの体力は残ってんだろ?」
凛音は頷き、既に一物に舌を這わせていた火凛に並んで奉仕を始めた。
「んれっ……はふぁ、凛音のオマンコの臭いまで覚えちゃいそう……れおっ……ろれっ……」「はむっ……兄ぃ兄ぃのおちんちん美味しい……あもっ……んちゅ……れろっ……」
流石に姉妹と言うべきか、片方がカリ首を舐めればもう片方は裏筋をなぞり、亀頭を咥えれば陰嚢を口に含むといった具合に、言葉を交わさずとも連携している。
おまけに火凛の舌使いを間近に見て学習しているらしく、凛音の舌の動きもどんどん巧みになってきた。
左に火凛、右に凛音という構図で嬉しそうに舐められて陰茎は硬度を増し、予想以上に早く限界を迎えてしまいそうだ。
「んぶぼっ……ぷはぁ……臭いが強い分、ナギのおちんちん美味しいぃ……あもぶっ……」
「んれろっ……はふぅ……兄ぃ兄ぃの先っぽのお汁好きぃ……むちゅ……れろれっ……」
「もう出すから、火凛が口で受け止めろ。けど飲むなよ? 全部出し終わったら、口移しで凛音に半分分けてやれ。いいな?」
 火凛は一物を口にしたまま首を縦に振り、前後に頭を揺らしながら激しく舌を絡め始めた。凛音も負けじと陰嚢を咥え、飴玉を舐めるかのように舌を動かしている。
時にはこんな姉妹プレイもいいと思いつつ、俺は程なくして精液を迸らせた。
170名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:07:54 ID:BStpPxfQ
龍神寵愛録 第104回

 翌日の夜。島で唯一だと言う高級割烹の離れの部屋で、俺はヤエと一緒に八人の年配者たちと対面することになった。
上座に座った俺をヤエが横から紹介すると、八人は皆、厳かに頭を下げてきた。俺も頭を下げて自ら挨拶したかったのだが、軽々しく振る舞わないよう事前にヤエから注意を受けている。
一人一人の紹介を受け、その度に手の甲を差し出して恭順を示させるのは面映ゆい気持ちになったが、より良い暮らしを得る為には仕方がなかった。
 やがて厳粛な時が終わり、酒宴となっても気が抜けず、俺は黙々と出された料理を食べ、暇潰しに調理方法を頭の中で思い描いた。
どれも感心する料理ばかりで、同居の四人を連れてきたら喜ぶだろうなと考えていると、不意に一人の男が俺に徳利を差し出してきた。注ぐから飲めということらしい。
少しだけ迷ってから、俺は杯を持ってそれを受けることにした。飲酒の経験ならばあるし、それほど酔い易い体質でもない。東京に住んでいた頃、時に友人たちと酒盛りをして適量も確認済みだ。
注がれた日本酒を一気に飲み干すと皆から拍手が贈られ、俺は弱って頭を掻いた。
 その後は無礼講となって全員と酒を酌み交わし、宴がお開きとなった時点で、俺はほろ酔い気分になっていた。皆が辞した場でコップの冷水を飲んで意識を改めている途中、ヤエは満足そうに笑って言葉を掛けてきた。
「退屈な思いをさせて済まなかったな、龍神。じゃが、その分の見返りはあったぞ」
「見返り?」
「うむ。これを見い」
 そう言って渡された奉書紙を開いてみると、先刻まで同席していた八人の名が赤い文字で書いてある。どうやら誓紙の類らしく、名前の下には指印が押されてあった。
「これは?」
「血判状じゃよ。血は本人のものではないがの。帰り際に全員が今後の協力を誓ってくれた。まあ、上首尾と言ったところか」
「さっきの人たちに何をさせるつもりなんです? 協力とか必要ですかね?」
 ヤエの財力と如月の悪知恵があれば、この先、何か新たな問題が起こったとしても対処可能だろう。現状では八人の誓約など不要な気がして、俺はそう尋ねてみた。
「人脈というのは、時に金銭よりも大きな働きをする。例えば私が死んだらどうするね? 資産は火凛が、もしくはお前さんが火凛と結婚して相続するとしても、島での生活や祭事などには支障も出よう? 
今の八人ならば私の後継人として、喜んで面倒を見てくれるじゃろう。無論、私も早死にする気はないがの。それ以外にも色々と便宜を図ってもらうつもりじゃ」
 確かに協力者が多い方が、物事への対処は簡単だろう。だが、人が多くなるということには、それなりの危険性もある。
「でも、派閥とか作られたりしないんですか? 内輪揉めでも起こされたら面倒でしょ?」
「案ずることはない。誓いとは別に、各々の弱みもこっそりと抑えてある。私が生きている内は誰一人逆らったりさせんよ。
仮に私が殺されても、色々と保険もかけてあるでな。お前さんは心配せず、寵愛に励みなさい」
(今回分、終わり)
171名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:27:14 ID:P72wYrCE
以前の続きを投下したく思います。

【注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意
172名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:28:03 ID:P72wYrCE
龍神寵愛録 第105回

 週末、俺は再びそよぎを連れて本島のホテルへと向かった。間取りや設備は把握したが、やはり宿泊してみないことには不備が残る。
今回はローター入りの下着で焦らすのは止め、代わりに本島行きの船に乗り込んですぐに個室で膣を犯してやることにした。昨晩の内に穴あきのブラとショーツを身に着けるよう言っておいたので、脱がせる手間がなくていい。
「はふあっ……ご主人様あっ……くふうっ……朝からこんな激しくうっ……ふうあっ……オマンコの中が削られてるうっ………んはあっ……勃起オチンポ気持ち良過ぎですうっ……」
スカートの裾を両手で持ち上げて接合部を晒しながら、そよぎは椅子に座った俺に正面から跨がっている。
周囲を憚って喘ぎは幾分抑え気味だが、俺に合わせて腰を揺らしながらショーツをびっしょりと濡らし、心地よさそうに眼鏡の奥の瞳を閉じたままだ。
「なあ、そよぎ。ホテルに行ったらどっか出かけてえとこあるか? 先週は観光もしねえで帰っちまったからな。どこでも一緒に行ってやるぞ? たまには我が侭言ってみろよ?」
「かはあっ……だったらずっとホテルの部屋でえっ……はうあっ……私を可愛がってくださいいっ……ふあうっ……一生懸命尽くしますからあっ……
くふあっ……たくさんオマンコ使ってくだいいっ……んくあっ……もっともっとセックス漬けにして欲しいですうっ……」
 猥褻な物言いには苦笑したが、まあ、観光はいつでも出来る。何しろ夏期休暇中は延々と本島に滞在する予定だ。俺はTシャツの上からそよぎの乳首を摘み上げると、少しだけ顔を寄せて囁いてやった。
「別にそれでもいいけどな。その代わり、気を失ったりすんなよ? それと、部屋に付いたら道具渡してやるから、尻マンコの準備もしとけ。いいな?」
「くはあっ……判りましたご主人様あっ……はんあっ……どこでもお好きに使ってくださいいっ……あふあっ……お尻に頂けるの楽しみですうっ……
ふくはあっ……嬉しくてオマンコがイっちゃいそううっ……んひふあっ……オマンコイっちゃうオマンコイっちゃううっ……」
 本当に絶頂間近らしく、そよぎは下肢をくねらせ始めた。局部からは白い粘液が溢れてきている。俺は乳首から手を離し、目の前の身体を両手で抱きしめて抽送を一気に速めてやった。
「いいぞ、先にイってても。俺も後からすぐに出すから、好きなだけイきまくってろ」
「ひくふはあっ……嬉しいですご主人様あっ……あくふひあっ……オマンコイっくうううううっ! ふへはひいっ……またイくイくうっ……んひうへあっ……イくイくうううううっ! 
はひいうあっ……オチンポ気持ちいいっ……かふへひいっ……オチンポ気持ちいいいいいっ!」
 本来なら抱き付いてくるところだが、忙しなく腰を跳ねさせながらも、そよぎの両手は未だにスカートを持ち上げている。例え繰り返し果て続けようとも、指示には絶対服従する気のようだ。
その不器用で真面目な心構えに応えてやるべく、俺は一際深く陰茎を差し、そのまま精液を放ってやった。
「おらおら、まだ出るぞっ、零すなよっ」
「んはへひふあっ……イってるオマンコにオチンポ汁がああっ……ひぎくあへあっ……オマンコイくイくイくうううううっ! ふはくあひいっ……染みてまたイくイくはへひうあっ!
 んかはひへえっ……オヒンポ汁美味ひくてまらあっ……オムぁンクぉヒっくふへはうああっ!」
173名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:29:15 ID:P72wYrCE
龍神寵愛録 第106回

 夏休み終了まで部屋をリザーブさせて頂きます、と言った中井の言葉に嘘はなく、ボーイに案内されたのは前回と同じ部屋だった。
入り口の扉の鍵を閉めると、俺はすぐにそよぎを着替えさせた。浴衣にではない。赤レザーのボンテージスーツにだ。
銀色のリングと細いベルト状の皮だけを身に着けたそよぎは、乳房も局部も露出させながら期待に満ちた目で俺を見つめ、嬉しそうに微笑んだ。
「まずはしゃぶれ」
 そう言って服を脱ぎ捨ててソファに座ると、そよぎは俺の開いた膝の間に跪き、萎えた陰茎に舌優しくを這わせ始めた。
「れろっ……んれっ……はぷぅ……少し硬くなってきましたぁ……あむっ……ろれっ……」
船中での自分の愛液を熱く滑る舌で舐め取っていく姿は、誰が見ても性奴隷そのものだ。首輪も持ってきてやれば良かったかもしれない。
「んちゅっ……はふぁ……オチンポ汁の味、残ってて美味しいですぅ……むろれっ……」
「味わってねえで、綺麗にし終わったなら胸で挟んでイかせてみろ」
「んれろっ……ぶはぁ……はいぃ、こうですかぁ? んしょ……ふはぁ……んくぅ……」
 陰茎を包み込んだ両の乳房を揉みながら、そよぎは甘く鼻を鳴らしてきた。奉仕関係のことは一通りヤエから学んでいるようで、少しぎこちなさはあるものの、その柔らかな脂肪の感触は中々のものだ。
四人の中で一番の巨乳が形を歪めていくのは、見た目にも面白い。
「んふぁ……オチンポの先、濡れてきましたぁ……はうぁ……舐めてもいいですかぁ?」
「舐めんじゃなくて、啜ってろ。パイズリしながらだぞ?」
「あふぁ……はいぃ……はむっ……んじゅっ……むぶうっ……んずずっ……むじゅっ……」
 亀頭に唇を当てて先走り汁を吸い上げながら、そよぎは合間に尿道口を舌先で突きだした。その刺激に再度体液が漏れ出すと、また啜っては飲み込んでいく。
更には一物に乳房を押し付ける速度と強さとを、徐々に早く激しくもさせてきた。リズミカルな奉仕を受け、陰茎は忽ち完全勃起状態となった。
「ろれろっ……んじゅっ……んろれっ……ずずっ……んぱぁ……ちょっとずつ味が濃くなってきてますぅ……あもっ……んぺおっ……じゅっ……んろれおっ……んぷじゅっ……」
「おい、そろそろ出すけど、どこに欲しい?」
「れおっ……んごくっ……ふはぁ……じゃあ、お口の中にくださいぃ……はぁ……オチンポ汁の味ぃ……はぁ……大好きですからぁ……はぷっ……んろっ……じゅずっ……」
「じゃあ、そうしてやるから、パイズリしながらフェラもしろ」
 その指示にそよぎは笑って頷くと、乳房の間から顔を出している陰茎を深く咥えた。そのまま口で上下に扱きながら舌を絡め、時に我慢汁を啜り込んでいく。
一頻りその快楽に浸りった後、俺は手を伸ばしてそよぎの頭を撫でてやった。
「出すから全部飲めよ?」
「ぶもぼっ……んもごっ……あむぼっ……うごもっ……むぶおっ……んぶもっ……」
 行為に夢中になっているのか、そよぎは言葉を発することなく小さく首肯し、その様子に苦笑いしながら俺は精液を打ち出した。
「おぶもぼっ……んぶもぶっ……んごくっ……んぐぶもっ……んぶもおっ……ごくっ……」
 そよぎは必死に粘液を嚥下していき、俺は全てを飲み干すまでその頭を撫で続けてやった。
174名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:29:48 ID:P72wYrCE
龍神寵愛録 第107回

 昼飯はルームサービスを頼むことにした。室内に置かれていたメニューから寿司を選んでフロントに連絡し、配達までの間にはそよぎと共にビールを飲んだ。
祭事で杯一杯程度の酒しか飲んだことがないと言うそよぎも中々にいける口で、寿司が届いた時には二人で大瓶四本を飲み干していた。
 食事の後は一緒に風呂に入り、後にそよぎが一人で尻穴性交の準備をしている間、俺はホテルに隣接しているショッピングセンターでワインや日本酒、ツマミなどを買い込んだ。
 部屋に戻ると俺は服を脱いで裸になり、そよぎは変わらずボンテージスーツのままで酒盛りとなった。ソファに並んで座り、互いのグラスに酒を注ぎ合い、他愛もない話をしながら乾していく。
と、不意にそよぎは眉根を潜め、手にしたグラスを覗き込んだ。
「どした? 赤ワインは口に合わねえか?」
「ん、確かにこれは私には合わないようだ。ビールの方がいい」
 今は寵愛の一環ではないと考えているのか、殆ど裸でいながらも、そよぎの口調は素のままだ。しかし、そんな服装と言葉遣いとのギャップも新鮮ではある。
「ビールなら冷蔵庫にまだあるぞ? ちょっと待ってろ」
 そう言って俺は立ち上がり、冷蔵庫を開けてビール瓶を手に取ると、別の手で新たなグラスと栓抜きとを持ってソファに戻った。そよぎにグラスを持たせて栓を抜き、中身を注いでやってから何気なく聞いてみる。
「ビール飲むのは今日が初めてなんだろ? そんなに美味かったか?」
「うむ、日本酒やワインよりもこちらの方がいい。苦みと粘りが少し足らないがな」
「何だ、粘りって?」
 苦みは判るが、酒の粘りなど聞いたことがない。喉越しのことかと思って尋ねてみると、そよぎは何が判らないのかとでも言うように、不思議そうな顔をして首を傾げた。
「ん? 粘りとは粘り気のことだが? 大体、味に深みが足りん。癖もなさ過ぎだ。生臭くもない。やはり龍神の精液が一番美味だな」
 聞きながら自分のグラスに口を付けていた俺は、口中のワインを全て噴き出した。
「どうした、龍神? 咽せたのか?」
「お前は酒と何を比較してんだよっ!」
冷静に味を分析されていたのかと思うと、こっちの方が気恥ずかしい。
「いや、だから精液と……」
「比較すんなっ!」
 苦笑いをする気も起こらずに呆れていると、そよぎが怖ず怖ずと言葉を掛けてきた。
「私としては讃えたつもりだったのだが……」
 幾分目蓋を伏せている横顔から察するに、何が間違っていたのかは理解していないものの、反省はしているらしい。俺は溜息を吐いてから、力なく囁いてやった。
「……なら、酒飲む合間にしゃぶってろ」
175名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:31:21 ID:P72wYrCE
龍神寵愛録 第108回

 口での奉仕の途中、ふと思いついてそよぎの前後の穴にバイブを入れてやり、俺はそのまま酒を飲み続けた。
元より機会があればそよぎの尻穴を試してみるつもりだったので、必要な物は荷物の中に入れてある。
そよぎは激しく喘ぎながらも懸命に舌を動かし、俺が口腔に精液を放つと、躊躇うことなく飲み込んで見せた。
 それでも快楽に抗えきれなくなったのだろう。その後に陰茎の掃除をさせていると、そよぎは切なそうに性交をねだり始めた。
再び一物が勃起するまでそんな嘆願を楽しむと、俺は寝室へと場所を移動した。
 ベッドの上で四つん這いにさせ、背後に回ってアナルバイブだけを抜いてやり、ぽっかりと開いた尻穴にアナル用のローションをたっぷりと垂らしてやる。
次いで一物にも粘液を塗って亀頭を菊門に押し当て、俺はそよぎに言葉を掛けた。
「尻マンコに突っ込むのは初めてだからな。自分で考えて挨拶してみろ」
「ふくはぁ……そよぎのお尻マンコの初めてえっ……んはあっ……ご主人様に捧げますうっ……はうあっ……どうか勃起オチンポでお楽しみくださいっ……」
 膣内のバイブに翻弄されながら、そよぎはそう口にした。だが、どことなく淫靡さが足らない気がする。少し考えてから、俺はそよぎに指示を出した。
「言葉を変えてみろ。今後は尻マンコじゃなくて、ケツマンコって言え。もう一度だ」
「はふうっ……そよぎはケツマンコの初めてをっ……くふぁ……ご主人様に捧げますうっ………ふくあっ……どうか勃起オチンポで心行くまでお楽しみくださぁいいっ……
んふうっ……ご主人様早くうっ……あふあっ……ケツマンコに早くオチンポ入れてくださぁいいっ……」
 尻を何度も大きく揺らしているところを見ると、絶頂が近いのかもしれない。この様子ならいい初体験にしてやれそうだと思いつつ、俺は挿入を開始した。ぬるりとしたローションの助けもあって、直腸は強く圧迫しながらも陰茎を呑み込んでいく。
「んひぎいっ……オチンポ太いいっ……あはがあっ……ケツマンコが拡がってくふあっ……」
 そよぎは背を反らし、全身を大きく震わせている。先刻までバイブを入れていたとは言え、それはアナル用の細身の物だ。もう少し拡張が必要だったかと心配になり、俺は一旦腰を止めた。
「大丈夫か? 辛いなら抜くぞ?」
「はひあっ……なにか変な気持ちでえっ……くふうっ……勝手に身体が震えちゃうだけですうっ……あはうっ……お気になさらずこのままあっ……
かはあっ……ケツマンコの初めてもらってくださぁいっ……ふうあっ……オマンコのバイブはすごく気持ちいいですからあっ……」
 現状では仕方ない話だろうが、陰茎の挿入よりバイブの方が快感というのは正直に言って悔しい。本人も望んでいることだし、ここは尻穴性交で存分に嬲ってやることにしよう。
俺は再度腰を前に進め、程なくして陰茎を根元まで挿し入れ終わると、即座に反復運動を始めてやった。
「んくひいっ……出たり入ったりいっ……あひふあっ……出たり入ったりいっ……かはひうっ……こんな感じ初めてですうっ……ひへふあっ……なんで私これだけでええっ……
はくへあっ……イっちゃうお尻がイっちゃいますううっ……くひへふあっ……イっくうううううっ!」
 尻を何度も跳ね上げるそよぎを見て、俺は抽送を続けながらも眉間に皺を寄せた。元から感度が良く、膣をバイブを咥えさせているとは言え、あまりにも果ててしまうのが早過ぎる。
菊門が一番敏感なのは火凛だとばかり思っていたのだが、認識を改める必要がありそうだ。
俺は陰嚢に触れていたバイブを抜き取り、菊門だけに集中させることにした。このままでは尻穴性交での喜びを覚えさせるには不都合と思ったからだ。
愉悦は減るだろうが、その代わりに腰の動きを速めてやると、そよぎはバイブを抜かれたことに気づきもしない様子で、勢いよく身悶えし始めた。どうやら果て続けているらしい。
「おほへぎふあっ……イくケツマンコまたイくうううううっ! はぎくふあひいっ………ケツマンコケツマンコ気持ちいへふぎあっ! あへふあケツマンコまたイっくうううううっ!」
 シーツを強く握り締めるそよぎを見ながら、俺は動きを更に加速させてやった。
176名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:32:07 ID:P72wYrCE
龍神寵愛録 第109回

 その数時間後、俺は寝室に酒を持ち込んでベッドの上で飲んでいた。ツマミは横で俯せになっているそよぎの痴態だ。
尻穴から漏れ出た三回分の精液と当人の体液とで、まるで寝小便でもしたかのようにシーツの上には大きな染みが出来ている。
当人の意識はあるものの、瞳の視点は定まらず、身体を動かそうとする素振りもない。まあ、無理もないだろう。適当に数えていただけでも、そよぎは三十回以上達している。失神しなかったのが不思議なくらいだ。
「おい、寝るならスーツ脱がしてやろうか?」
 程よく酔いも回ってきた頃、試しにそう声を掛けてみると、そよぎは首だけを動かして俺に視線を向けてきた。
「はぁ……らい丈夫れすぅ……はぁ……こにょままぁ……はぁ……こにょのままでへぇ……」
 少しだけ目に光彩を取り戻しながら、そよぎは独り言のように言葉を返した。余韻に浸っている訳ではなく、単に体力の限界らしい。
「でもよ、肌に食い込んでるし、きつくねえのか? 跡が残っちまうぞ?」
「はぁ……きついでふけどぉ……はぁ……まら気持ちよくてへぇ……はぁ……ごひゅ人様に触れられたらぁ……はぁ……我慢できなくなっひゃいほうでふからぁ……」
「何だ? まだ犯り足らねえのか?」
「はぁ……もふ限界れふぅ……はぁ……そうじゃなくてへぇ……はぁ……我慢ていふのはぁ……はぁ……しょのぉ……はぁ……オヒッコがはぁ……はぁ……トイレに行きたいんでふけどぉ……
はぁ……身体が動かなくてへぇ……はぁ……もうちょっとこのままでへぇ……」
 つまり、尿意を我慢している現状で俺に触られたら、小便を漏らしてしまうかもしれないということらしい。それなら話は早い。俺は笑いながら、そよぎの背筋を指先でそっと撫で上げてやった。
「んひぁ……ごひゅ人様ダメれふうっ……あひっ……オヒッコが出ひゃううっ……」
「いいから漏らせ。お前の放尿シーンをツマミにして酒飲むんだから」
「くふうっ……しょんなの恥ずかひいれふうっ……ふひあっ……ごひゅ人様ダメへえっ……」
「背中じゃダメか? なら、ここはどうだ?」
 グラスを片手に場所を移動すると、俺はそよぎの尻穴に指を一本挿し込んでやった。腸液と精液に塗れた熱い腸内は、指を締め付けながらも不規則に脈動している。
「んかへえっ……ダメそこは今は嫌れふうっ……あひくあっ……ごひゅ人様許ひてえっ……」
 腸壁を軽く擦ってやっただけで、そよぎは尻を上下に跳ね上げ、全身を小刻みに揺らし始めた。いつも従順なだけに、嫌がる素振りは見ていて楽しい。
「おら、漏らせ漏らせ。けど、室内清掃の人から報告が行くだろうし、中井さんは何て思うかな? あの巫女様がオネショした、とでも思ってショック受けんじゃねえか?」
「ひくへあっ……ごひゅ人様意地悪でふうっ……んへひいっ……もうダメ出ひゃううっ!」
 力なく叫ぶのと同時に、そよぎは秘裂から黄色い小便を迸らせた。身体の前面をベッドに押し当てていた為に放物線を描くことはなかったが、シーツの染みが色濃くなっていく。
「んへふあっ……はへぇ……んっ……恥ずかひいのに止まんにゃいひぃ……ふへぁ……」
 そう呟きながらも気持ちよさそうに排泄し続けるそよぎを見ながら、俺は手にしていたグラスに口を付けた。
(今回分、終わり)
177名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 13:12:30 ID:JSkdhc24
乙! どんどん壊れていくねw
178名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 15:00:01 ID:5auEqATE

179名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:30:37 ID:xXjqJm5u
以前の続きを投下したく思います。

【注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意
180名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:31:30 ID:xXjqJm5u
龍神寵愛録 第110回

 翌日の夜に帰宅すると、夕食に赤飯が出た。何かの祝いかと思って火凛に尋ねると、凛音に初潮が来たのだと言う。
自席に座って照れ笑いしながら、当人は赤く頬を染めていた。笑い掛けながら頭を撫でてやると、凛音は甘えた声で問い掛けてきた。
「私、これで兄ぃ兄ぃの赤ちゃん、産めるんだよね?」
 その言葉に俺は思わず仰け反りそうになった。いくらヤエから妊娠させる許可をもらってはいても、即孕ませる気などはない。
「……まあ、いずれはそうしてやってもいいけどな。まだ早いだろ?」
 宥めるようにそう言うと、雫が拗ねた顔で口を挟んできた。
「凪君、ズルいです。私も凪君の赤ちゃん産みたいです」
「私も産みたい。龍神の望む数だけ産むから、私も妊娠させてくれ」
「私も私も〜っ。ナギの赤ちゃんだったら幾らでも産むよ? それに私たちだったら、まだ早いなんてことはないよね、ナギ?」
 そよぎと火凛にも続けて言われ、俺はしばし考え込んだ。確かに年若くしてボテ腹にさせた四人を犯すのは楽しそうではある。
赤子を養育していくのも、ヤエの金銭的援助があれば可能だろう。が、俺はまだ十六歳だ。父親になるには早過ぎる。
「別に急いで子供を産む必要はねえだろ? その内、全員に妊娠してもらうから」
 なんとかこの場を穏便に済まそうとそう告げると、四人は揃って頭を振った。
「歳が近い方が、親子関係が上手くいく思います。凪君も家庭円満の方がいいですよね?」
 雫の言葉を受けて他の三人が頷くのを見ながら、ふと疑問が湧いた。
「ちょっと待て。男の子が生まれたらどうなんだ? その子がすぐに龍神になるのか? そんで、その子の誕生日がいずれ俺の命日になんのかよ? それって怖いぞ?」
「心配は無用だ。仮に男児が生まれようとも、代替わりなどする必要はない。次代の龍神となるのは、現龍神が崩御した後、巫女であった女人の系統より同日付に生まれし者だからな。
しかし、私たちの子が女ならば先々巫女になる可能性はあるな。現に雫と私の母親は元巫女だ。もちろん、外部の者も含めての選考を通過出来ればの話だが……」
「あれ? 火凛のお母さんは巫女じゃなかったのか?」
 そよぎの話に多少安堵はしたものの、新たな不審点を得て、俺は火凛に尋ねてみた。
「私のお母さんは、今の凛音みたいに補佐役だったみたい。でも不思議だよね。ナギと雫、それにそよぎのお母さんが先代の巫女で、私のお母さんが補佐で、その子供たちが今こうしてるんだよ? 
いつかは私たちの子供もこういう風になるのかなぁ?」
「姉ぇ姉ぇ、それはないよ。全員が兄ぃ兄ぃの赤ちゃん産んだら、その子たちは血が繋がることになるんだもん。そうだよね、そよぎ姉ぇ?」
「ん、そうだな。凛音の言う通りだ。私たち全員が元巫女の子であるというのは、先代において龍神が現れなかった為だ。例え私たちの子が巫女を志しても、選ばれるのは多くて二人までだろう。
血の繋がらない者を入れさせるが故に、次代の龍神は即座に現れないのかもしれん」
 そよぎの話に俺は相槌を打った。確かにそれならば血縁者と交わることはなくなるだろう。
「だから、凪君は安心して私たちに赤ちゃんを授けてください。もしも生まれたのが娘で、凪君がしたいなら、私、親子同時に寵愛を頂いてもいいですよ?」
「む、雫、それは問題があるのではないか? まあ、龍神が望むのならば、私も娘と一緒でも構わぬが。それにはまず、子種を植え付けてもらわねばな」
「うひゃあ、親子でとか、ナギって鬼畜ぅ。でも、ま、いっか。それも楽しそうだし、私も頑張って女の子産ませてもらおうっと」
「……私、子供と一緒に兄ぃ兄ぃにご奉仕する時、おっぱい負けてたら嫌だな」
 どうやら全員が孕む気満々のようで、何を言っても無駄な気がする。困惑しながらも頭を働かせてみたが、解決策は浮かばない。仕方なく俺は四人に向かって言った。
「判ったよ、お前ら全員妊娠させるように努力する。但し、夏休みが終わってからだ。言っとくが、もし妊娠しなくても恨むなよ? 努力したからってどうなるかは判んねえかんな?」
 四人の少女たちが嬌声を上げ、次いで産み分けについて話し始めたのを眺めながら、俺は赤飯へと箸を伸ばした。まあ、どうにかなるだろう。
181名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:32:03 ID:xXjqJm5u
龍神寵愛録 第111回

 食事を終えて自室に戻ると、俺はパソコンで通販サイトの閲覧を始めた。目的は凛音の初潮祝いだ。とは言っても好みが判らない。
当たり障りのないよう、服か縫いぐるみにでもしようかと思っていると、ノックの音と共に当人がドアの向こうから話し掛けてきた。
「兄ぃ兄ぃ、雫姉ぇが、お風呂の準備出来ましたって」
「丁度いいや、入ってこいよ」
 そう声を掛けると凛音はドアを開けて姿を現わし、俺の手招きを見て嬉しそうに近付いてきた。その小さな身体を抱き上げて膝の上に載せると、俺は凛音に問い掛けた。
「初潮祝いのプレゼント選んでたんだけどな、凛音は何が欲しい?」
「兄ぃ兄ぃの赤ちゃん」
「夏休みが終わったらって言ったろ? 他にねえのか? 何でもいいぞ?」
「……ほんとに何でもいいの?」
 その迷ったような口調から察するに、言い出し難いことらしい。だが、愛らしい凛音の為なら、可能な限り願いを叶えてやりたいところだ。
果たしてどんな難題を出されるのかと怯みながらも、俺は優しく言ってやった。
「俺に出来ることならな。まずは言ってみろよ?」
「……私、物じゃなくて、見てみたい物があるの。それでもいい?」
 そう言って、凛音は背中を胸に押し付けながら横顔を向けてきた。俺は穏やかに微笑んで、頬に口付けをしてやってから頷いてみせた。
「あのね、私、雪が見てみたい。一度も見たことないから……」
 その言葉に俺は納得した。確かに南の離島で生まれ育ったならば、雪など見る機会はないだろう。しかし、すぐに用意するのは無理だ。そのこともあって、凛音は言い出すのを迷っていたのかもしれない。
「……今すぐは無理だけど、冬になったら雪が見られる場所に旅行にでも行くか? 皆と一緒でもいいし、凛音だけ連れてってやってもいいぞ? それでいいか?」
 俺がそう言うと、凛音は膝の上で身体の向きを変え、正面から抱き付いてきた。
「うんっ。私、姉ぇ姉ぇたちみんなと行きたい。雪合戦とかしてみたい」
「何だ? 雪玉ぶつけてえ相手でもいんのか? 火凛か?」
 尋ねながら腋の下を擽ってやると、火凛は身を捩りながら無邪気に笑った。
「やんっ、そんな相手いないよおっ、やあっ、くすぐったいっ、ひゃんっ、もう兄ぃ兄ぃっ」
俺の背に回していた手を戻し、腋をガードして悪戯から逃れようとする凛音は可愛い。適当なところで擽るのを止め、隙を見て唇に一瞬だけ口付けをしてやると、凛音は蕩けた顔で俺の頬に何度もキスをし始めた
「教えてくれよ、凛音。誰にぶつけてえんだ? 一人ぐれえ、そんな相手いんだろ?」
「んちゅ、んっ、もう兄ぃ兄ぃってばぁ、そんなこと言ってると、兄ぃ兄ぃにぶつけちゃうから。でも、旅行楽しみ。ありがとう兄ぃ兄ぃ。大好き」
 満足そうに言って再度しがみ付いてきた凛音の背中を、俺はそっと撫で上げてやった。
182名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:33:01 ID:xXjqJm5u
龍神寵愛録 第112回

 それから数日間は何事もなく過ぎていった。学校と自宅の往復だけだ
。気が向けば日替わりの相手と用務員室や自室で交わってはいたものの、既に俺の意識の中では性行為は当たり前のこととなっていた。
雫を辱め、そよぎには奉仕させ、火凛に虐められて、凛音に喜びを教え込む。
東京に住んでいた時も当時の彼女と性交していたが、島に来てからは精力が増しているようで、あるいはこれが龍神としての異能力なのかもしれない。
 そしてその週末、俺は朝一番の本島行きの船に雫と共に乗り込んだ。雫が希望したのは別荘への宿泊だ。
ヤエの話では件の別荘は近所に住む人間に管理させているとのことで、事前に泊まりに行く旨は連絡してもらってある。一旦下見をした後に食材を買い込めば、不便もなく過ごせるだろう。
「凪君、島に着くまで、ご奉仕してちゃダメですか?」
 船の個室に入るとすぐに、雫はそう言って物欲しそうな視線を向けてきた。俺は椅子に座ったまま自分のジーンズとパンツを下ろし、陰茎を見せて許可を与えてやった。
「いいぞ、メスブタ、マンコで扱け。どうせ、もう濡らしてんだろ?」
「はいっ。だって、初めて凪君と二人っきりでお泊まり旅行に行けるんですから。嬉しくて、今朝起きてからずっとオマンコ汁溢れちゃってます。それじゃ失礼しますね? んしょっと」
 恥じ入る素振りもなくそう言うと、雫は俺の膝を跨ぎ、一物を手にして濡れた膣口へと押し当てた。
先週のそよぎと同じく、穴あきのブラとショーツを身に着けさせているので即挿入が可能だ。
もちろん、下着は使い回しなどではなく各人用に複数取り揃えてあり、火凛に頼んで凛音の分も既にサイズを手直ししてある。
「んふあっ……凪君のオチンポ今日も太くて硬くて素敵ですうっ……ふはうっ……入れるだけで便器オマンコがどんどん涎垂らしちゃうっ……
くはあっ……カリ太オチンポとっても気持ちいいっ……はんあっ……凪君もどうかメスブタのオマンコ楽しんでくださいねえっ……」
 感触を味わうように雫は陰茎をゆっくりと膣内に取り入れ、やがて根元まで呑み込むと、間を置かずして腰を使い始めた。
初めて出会った時と同じ白のワンピースを着てはいるが、あの日の可憐さは陰も見当たらない。その変貌振りはある意味辟易しそうな程だが、同時に愛おしくもある。
自ら座位で性交を始めた少女は、今では全てを俺に委ねているのだ。普段は清純を装いながらも俺の言葉一つで本性を曝け出して発情し、子を産むことさえ厭わない。
こんな美少女にそこまでの事をさせておいて、愛情を感じない方がどうかしている。はっきり言えば俺は雫を、そして他の三人をも愛している。
生まれてから今日まで、未だ誰にも愛していると言った覚えはないが、いずれ同居の四人にはそう告げてやってもいい。
「はくふあっ……オチンポ子宮に当たって気持ちいいっ……ふはうあっ……凪君と繋がってるの幸せえっ……くはんあっ……便器オマンコ幸せでグチョグチョですうっ……」
「はしゃいで腰振るのもいいけどな、明日まで体力残しとけよ?」
「あふはあっ……判ってますうっ……んくふうっ……明日まで二人っきりいっ……かはうあっ……このオチンポ独り占めですうっ……ひうはあっ……肉便器にしてもらえて幸せえっ……」
183名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:34:11 ID:xXjqJm5u
龍神寵愛録 第113回

 船着き場から一時間程タクシーに乗り、周囲にあまり人気のない別荘に着くと、すぐに若い女性が俺と雫を出迎えてくれた。
聞けば、神楽ア雅と名乗ったその女性が別荘の管理をしているとのことで、管理人として老夫婦などを勝手に想像していただけに、俺は多少呆気に取られた。
装飾の少ないスーツを着込んだ雅の姿はまるで秘書のようで、すぐ隣の敷地に事務所を兼ねた住居を持ち、ヤエの資産運用、及び管理の手伝いをしているとのことだった。
残念ながら年齢は教えてくれなかったが、外見から察するに二十歳過ぎぐらいなものだろう。顔つきは多少きついが知的に見え、腰まで伸ばしたストレートの黒髪と併せ、ある種の気品のようなものさえ感じられる。
あるいはどこかの令嬢なのかもしれない。
 気後れしつつも俺は丁寧に挨拶をし、雫も続いて頭を下げると、雅は建物の中を案内すると言ってきた。後に続いて別荘の玄関を通り抜け、中に入って俺は再び驚いた。
外面は多少朽ちた洋館だが、室内には各種設備が整っていたからだ。
 広いリビングには豪奢なソファやテーブルなどの他、大型テレビやブルーレイレコーダー、パソコンなどの家電も置かれ、ネットへの接続も可能らしい。
隅には小さな冷蔵庫まであり、扉を開けてみると、既にジュースやアルコール類などが冷やされていた。
 キッチンも広く、電子レンジは当たり前として、銀色に輝く大きな調理テーブル、巨大な冷蔵庫、製氷機、大型のシンクやフライヤーまでもが設置されており、レストランの厨房そのものだ。
これらは新宅にも必要かもしれないと思い、俺は慌ててメモを取った。
 二階の客室は全部で十室あり、その内の六部屋がすぐに使用できるようになっていた。設備としてはベッド、机、ローテーブルと小さな本棚、それとクローゼットと言ったところだ。
 何より俺が一番驚いたのは風呂場だった。大理石の床の中央に円形の浴槽が埋め込まれており、その大きさは十人以上が同時に湯に浸かれる程のものだ。
広かったと火凛から聞いてはいたものの、装飾も含めてハーレムの風呂場と言っても過言ではなく、口から湯を吐くマーライオン像を取り付けても違和感はないだろう。
湯を溜めるのには時間が掛かりそうだが、雅の説明によると追い焚きも出来るとのことで、慣れれば使い勝手も良くなるに違いない。無論、シャワーや風呂椅子なども完備されていた。
 更に一部屋丸ごとベッドのような主寝室、トイレや倉庫、庭などを案内してもらった後、俺は雅に尋ねてみた。
「電気製品とかって、俺たちの為にわざわざ揃えてくれたんですか?」
「はい。ヤエ様からそのように仰せつかっておりますので。今日明日分の食材も各種取り揃えてあります。後ほどキッチンの冷蔵庫内をご確認ください」
 当たり前のように澄ました顔で言う雅を見て、俺は申し訳ない気持ちになった。恐らくは一人で品々を買い求めてくれたに違いない。とは言え、これで買い出しに行く手間が省けたことになる。
その時間を何に使おうかと考えていると、何かを思いついたような顔で雅が言葉を掛けてきた。
「忘れておりました。これを」
 そう言って雅が差し出してきたの四本の鍵だった。受け取って見てみると、三本は同じ形状だが、残り一本は全く別の物だ。
「これは?」
「三本はこの屋敷の玄関の鍵です。もう一本は浜に小屋がありまして、そこの入り口のものになります。ここより歩いて数分の所ですので、時間のある時にでもご確認ください。
中は畳敷きで休息が取れるようになっております。私は仕事がありまして、この後はご同行できないのですが……」
 つまり、プライベートビーチには海の家のようなものまであるらしい。あまりの好待遇に俺が言葉を失っていると、雫が俺の服の袖を引っ張りながら口を開いた。
「誰もいないビーチがあるんですよね? 凪君、私、行ってみたいです」
 あどけない笑みを浮かべる雫に向かい、俺は黙って頷いてやった。
184名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:35:01 ID:xXjqJm5u
龍神寵愛録 第114回

 ご用の際には連絡を、と雅から携帯番号の書かれたメモ用紙を受け取り、去っていく背中を見送った後、オレと雫は持ってきた荷物を主寝室に運び入れた。
海へ行く準備をする為だ。キングサイズのベッド四つが隙間なく並べられた室内には、他に小さなクローゼットしか置かれていない。と言うか、それだけのスペースしか余っていない。
掛け布団や毛布はシーツの隅に畳まれてあり、その脇で海パンに着替える前に、俺は自分で持ってきた水着を雫に渡してやった。
「こ、これを着るんですか?」
 雫はシーツの上に座ったまま、顔を真っ赤にしながら俺を見上げてきた。その手に握られているのはブラジル水着と言われる細い紐だけのものだ。乳輪は隠れるかもしれないが、陰毛は多少見えてしまうだろう。
「何だ? お前、俺に見て欲しくねえのか?」
「いえっ、見て欲しいですけど、でも、誰か他の人がいたり、途中で会ったりしたら……」
「プライベートビーチって言うんだから大丈夫だろ? 心配だったらパーカーでも羽織れよ」
「そ、そうですよね、大丈夫ですよね。判りました、そうします」
 そう言ってワンピースを脱ぎ始めた雫を見て、俺は不意に悪戯を思いついた。手早くバッグの中から目的の物を取り出し、雫の前へと放ってやる。
「あと、それもな。マンコと尻マンコの中に自分で入れとけ」
「えっ? ええっ?」
 雫は投げられた淫具を手にして困惑の表情になった。改めて渡したのは共に遠隔操作可能な膣振動プラグとアナル振動プラグだ。
普段ならば喜ぶ筈なのだが、矢張り他人に見られた時のことを考えて躊躇っているらしい。だが、こんな時の対応方法は充分に把握している。
「文句言わずに入れろ、メスブタ」
 言葉で嬲りながらパンツを下げて陰茎を見せてやった途端、予想通りに雫の目の色が変わった。
「はあっ、はいぃ、淫乱オマンコとお尻オマンコぉ、両方にちゃんと入れときますうぅ」
 雫は息を荒げながら服を脱ぎ捨てて立ち上がると、見せつけるように大きく脚を拡げ、蟹股となって二つのプラグを同時に挿入し始めた。それでいて視線は俺の股間に注いだままだ。
「んくはぁ、太いぃ、ふはあぅ、どっちのオマンコも拡がってくうぅ」
 痛むのか、雫は顔を歪めた。考えてみれば尻穴にはローションも塗ってやっていない。
「ちょっと待ってろ、今、尻穴の周りヌルヌルにしてやっから」
 俺がそう告げてバッグからローションの瓶を取り出そうとすると、雫は首を横に振った。
「くふはぁ、平気ですぅ、はくふぅ、私マゾですからぁ、かはあぅ、この痛いのが気持ちよくてぇ、んんあぁ、もうオマンコ汁出てきちゃってますぅ、あふうぁ、痛いの気持ちいいぃ」
 呆れたことにそう言いながら、雫は二つともプラグを体内に取り入れ、満足そうに微笑んできた。
(今回分、終わり)
185名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 21:34:43 ID:hUIfz3JD
GJです
しかし、ここにいらっしゃったとは、俺妹の続きも気が向いたら書いて下さい
186名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:30:34 ID:F5mivKlC
この作者さんブログ始めてて俺妹そっちで書いてるよ、検索してみれば?
187名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 00:33:18 ID:lzzOHZZd
情報感謝です。。見つかりました。
188名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 00:19:41 ID:ByVVK8UX
なんて検索すればいいですか?
189名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 15:43:42.27 ID:daphUD9h
エロカワ先生・・・
190名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 21:42:43.79 ID:KsdMgnm9
上げ
191名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 21:09:57.44 ID:V1LscBIT
なんか微妙に終わりそうな雰囲気も出てきたよね・・・
192名無しさん@ピンキー
海の御先載ってねぇ……。
思うけど、一人しか選んじゃいけないのかね。
三人に寵愛を授けてはいけないのかね。
順次寵愛を授けていく話しか思い浮かばない。