悪の女とH 第7期目

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728名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:19:43.38 ID:VG+dgyX8
SS投下します。少年×女殺人鬼のおねショタ要素ありです。
途中ハラハラさせるかと思いますが、もちろんヒロインは死にません。
729名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:23:13.84 ID:VG+dgyX8
「来ないで、来ないでぇぇっ!」
光沢のある赤いビキニのお姉さんが殺めた子どもたちの血で赤く濡れ光るナイフを
突き出しながら、逃げ腰のままに叫んでいる。


ボクはお姉さんを許せない。お姉さんへのボクの怒りは疑いようがない。
だから……殺そうと思った。けれど……女の人を手にかけるのは、
兄が急逝し幼いボクが怒龍邪拳を継いでからはじめてのこと。
眼の前でいやらしい身体を、大きなオッパイを、プルプルと恐怖で震えさせているお姉さんを
自分が屠るということに躊躇いがあるのも事実だった。


「いやぁぁぁぁっ!」
そんな葛藤も知らず追い詰められたお姉さんは恐怖の叫びをあげつつナイフを振りかぶる。
ボクの迷いは彼女の行動に反射的に反応する形で一つの結論を得た。
素人同然のお姉さんのナイフを拳で打ち払い、ボクは奥義をお姉さんに極める。


「怒龍潜波」
ボクは泣きそうな声で奥義の名をつぶやき、両掌で眼の前にいるお姉さんの側頭部に優しく触れた…………これでもう後戻りはできない。






ボクははじめて女の人を…………殺すことになる。
730名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:25:53.85 ID:VG+dgyX8
「ボ、ボウヤ、ね、ねぇ、な、何を、何を私にしたの?」
怯えた表情でお姉さんがボクに問いかける。


「お姉さんは……この掌を、この掌をお姉さんの頭から離してから1分、
 そう1分で身体が爆裂して……死んじゃいます」
ボクの言葉にウソはない。怒龍邪拳の奥義には手加減というものが存在しない。
お姉さんにとってボクの言葉は完全なる死刑宣告にしか聞こえないだろう。
お姉さんは怒龍邪拳の怖さを十分に理解しているはずだ。
何故なら、仲間が全員ボクに殺されたのだから。


お姉さんとつるんでいた男たちは「鬼ごっこ」と称し、
攫ってきた小学生を森に放ち、捕まえることを、犯すことを、殺すことを愉しんでいた。
ボクが駆けつけた時にはすでに遅く、子どもたちはすべてお姉さんの、そして男たちの犠牲になっていた。
「ヘヘ、まだ1人残っていやがったのか」
ボクをみてそんな言葉を吐いた大男の股間にある二つの玉を殴り潰したのを最初に、
単純なる暴力で、時には奥義を放ち、瞬く間に7人の男を殺したボクは、
最後に残った、いやボクの心の迷いで残してしまったお姉さんに迫り、
覚悟を決めぬまま、弾みで奥義を極めてしまったのだ。
731名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:28:12.19 ID:VG+dgyX8
「い、いやっ、いやよ、まだ、まだ死にたくないっ、お願い。
 そのままよ、そのままにして、手を離さないでっ!」
お姉さんは死の恐怖に怯え、大きな瞳に涙をいっぱいに浮かべながら、手を離さないでと叫ぶ。


お姉さんを含め、今日この森に集った大人たちは殺人快楽者ばかり。
インターネットの裏サイトで情報を交換し、
強姦や殺人の欲求を満たすために定期的に開催される「紳士淑女の鬼ごっこ」の会員たちだ。
彼女たちはつるんでいるようで、つるんでいない。
ただ人を殺したいだけの悪鬼外道が集まっては狂気を解放していた。

ボクは仲間の情報を元に急ぎ現場に向かい、彼らを殺した。
彼らは人を追い詰めることに慣れていても、追い詰められることには慣れていない素人だ。
ボクの眼の前にいるお姉さんは小動物のように縮こまって涙を流し、死の恐怖に震えていた。
明るい髪をふり乱し、造作の整った美しい顔も涙と鼻水によってクシャクシャになっている。
732名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:31:47.48 ID:VG+dgyX8
「ごめんなさい、ごめんなさぃーーーーーー」
涙がその豊満な胸にこぼれ落ち、キラリと光る。
ボクはお姉さんの眼をじっとみる。澱んだ眼だ。
悪党特有の眼はこんな状況にあっても何の変化もない。
この状況にあっても自分が死ぬことへの恐怖だけで、
何の反省もないんだとボクは悲しい気持ちになる。
「さっきまであんなに笑って子どもたちを殺していたじゃないですか。
 自分だけ死にたくないなんて、虫がよすぎます」
「いやぁぁぁっ、いや、死にたくないの、恐いのぉっ、
 ヤダ……ヤダァ……助けて、ねぇ、お願いよぉっ」
お姉さんはまるで子どものようにそう叫んだかと思うと、
ギュッとボクの両手を掴み頭から離せないようにする。
そして、必死にボクにむかってにじり寄ると、
大きなオッパイをボクの身体にすりつけ、小刻みに動きはじめた。


「な、何をするんですかっ」
思わず驚いて声をあげるボク、彼女の行為は攻撃では決してない。
そうこうしているうちに「お願い、手を離さないで」と懇願しながら、
そろりとボクの手を掴んでいた右手をボクの股間に持っていきズボンごしに弄りはじめた。
「坊やはまだ若いよね、Hなことに興味あるよね。
 ねぇ、助けてくれたらいっぱいいっぱいご奉仕したげる。
 君の好きなこと全部したげる、だからお願いっ」
そういってお姉さんはせっかくの美人な顔を台無しにするような、
心の醜さがそのまま露わになったような下卑た笑いを浮かべる。
この極限状態においてこんな笑みを浮かべられる神経がボクにはわからない。
きっぱりと断って手をお姉さんの頭から離さなきゃいけない……それがボクがとるべき正しい行動だろう。
733名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:35:06.50 ID:VG+dgyX8
けれど、ボクはまだ女の人を殺したことがない。
外道ではあってもこんな綺麗なお姉さんが爆ぜるところを見たくないというのが本音だった。
そして、ボクはもちろん童貞で、女の人の身体にとても興味があるのも確か。
後悔するとわかっているのに…………ボクは彼女のHな誘いを断ることができなかった。


「じゃ、じゃあ、口とその……オッパイで抜いてもらえますか。
 それから……その考えたいと思います」
ボクは顔を真っ赤にしながら云う。
何を考えるというのか、自分は嘘つきだと心の中で罵りながら、そんな言葉を思わず口にしていた。


「ホントね、ホントに考えてくれるのね。わかったわ、私、フェラとパイズリには自信があるの。
 坊やをいっぱい気持ちよくしてあげるね」
女はボクの言葉に安堵したのか、泣き笑いのような表情になる。
そして、何度も手を離さないでと云いつつゆっくりとしゃがみこみ、ボクのズボンを下ろしはじめた。
「あの……大丈夫とは思いますが、噛み切るとか考えないでくださいね。
 もしそんなそぶりをみせたら1分といわず、一瞬で逝かせますから」
ボクは念を押すように云う。
自分は臆病者で卑怯者だと思いながら、
はじめてフェラとパイズリを体験できるのだと、心の逸りを抑えるのに必死だった。
「わかってる、絶対にそんなことしないわ。だから、そんなこと嘘でも云わないで」
お姉さんは死ぬのが恐いのだろう。怯えた表情でボクに泣き叫ぶように云う。
734名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:38:01.69 ID:VG+dgyX8
お姉さんはお世辞にも大きいとはいえない、
ボクの年相応のオチンチンを左手で優しくつまむと、
少し皮を剥いて舌でその先端をチロチロと舐めはじめた。
「んふゥ、んん……」
いやらしげな鼻息を漏らしつつ、
必死に亀頭の先っぽを集中的に舐めつづけるお姉さん。
左指で輪っかをつくると、オチンチンの根にある皮の部分上下にシュッシュとこすりはじめる。

「ううっ……」
とても気持ちよくて、ボクも思わず声を漏らしてしまう。オチンチンがだんだんと硬くなっていく。
「もっと、気持ちよくしてあげる」
お姉さんは妖艶な笑みを浮かべながら、口を大きくあけると、
パクリと勢いよくボクのオチンチンを咥えこんだ。
そして、口をすぼませて吸いつくようにしゃぶる。
「んんっ」
オチンチンが吸われるはじめての感覚に思わず、お姉さんの頭を掴む手の力が強くなる。
それだけでは終わらない。
お姉さんはチュバチュバと淫靡な音をたてて、ボクのオチンチンを口内から出し入れする。
ボクが見下ろすようにお姉さんを見ると、彼女も上目遣いにボクを見つめていた。
その表情がとてもHで、ボクはどんどん興奮していく。オチンチンは完全に勃起していた。
735名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:40:55.97 ID:VG+dgyX8
数分後、ピクピクとオチンチンが痙攣しはじめた。
射精が近い、このままだと、お姉さんの口の中でイッちゃうことになる。
「そろそろ……出ます」
外に出そうと思い、お姉さんにそう伝えるのと、ボクが射精するのはほぼ同時だった。
ドピュッ、ピュピュピュ……
強烈な射精感に襲われ、ボクはその気持ちよさにビクンと跳ねた。
精液は半分はお姉さんの口内に、もう半分はお姉さんの顔を汚すように飛び散る。
「フフフ、気持ちよかったかしら……」
お姉さんはダラリと精液を口端から垂らしつつ、挑発的に云う。
ボクがお姉さんのフェラチオに溺れるのをみて、恐怖が薄れていってるのかもしれない。でも……


「……はい、とても。じゃあ、つぎは――」
最後まで云わずともよかった。
お姉さんはその言葉を継ぎ足すように「パイズリだったわね」といって、
胸の大きな谷間にボクの飛び散った精液を塗りたくる。
それでも足りないと思ったか、溜めたよだれをいやらしく胸の間に垂らした。
「さぁ、いいわよ。坊やのも私の唾液で濡れてるし、ローション代わりには十分だわ」
お姉さんは精を放ち萎えてしまったボクのオチンチンをオッパイの谷間でゆっくりと包みこんだ。
柔らかい肌の感触は口とはまた違ったもので、とても心地いい。
「動くわよ」
そう云ったお姉さんは両手をその大きなオッパイに沿えると円を描くように動かしはじめる。
すっぽりと埋まってしまったオチンチンはみるみるうちに硬く、大きくなっていく。
736名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:47:05.77 ID:VG+dgyX8
ボクは色々とお姉さんに質問しようと思った。
最後に……そう最後だからこそ、お姉さんのことが知りたくなったのだ。
「お姉さんの名前はなんていうんですか……」
突然の質問に面食らったような表情をしたお姉さんだったが、
ボクに逆らうわけにはいかないと思ったのだろう。素直に答えはじめた。
「……狂崎メルナよ、源氏名だけどね」
「年齢は」
「23歳」
「オ、オッパイのサイズは……」
「それを聞いてどうするの。まあ、いいけど。99cm、Iカップよ。すごくおっきいでしょ」
「ウエストとヒップは」
「64cmと93cm」
「は、はじめてのHは……」
「16歳」
「職業は」
「グラビアアイドル崩れのAV女優……もちろんまだ現役よ。
 素人じゃこんな美人でスタイルいい女なんていないわ」
「好きな体位は」
「騎乗位よ。エロい坊やねぇ。
 フフ、けど、それだけ私に魅力を感じてるってことよね。
 いいわ、坊やが見逃してくれたら、セックスも色んな体位で好きなだけやらせてあげる」


質問に答えながらも彼女は激しく身体を動かし、
オッパイでボクのオチンチンを責め立てていく。
お姉さんのいやらしい答えも手伝って、
ボクのオチンチンは再び硬く勃起し、射精にむけての準備をはじめていた。
ボクは質問を中断し、その快感に身を浸らせる。


お姉さんが激しく上下にオッパイを動かしたためかビキニがずれ、
お姉さんの桜色の乳首がボクの眼に飛び込んできた。
ホントにいやらしくてタマらなかった。
このような状態でなければ両手で力いっぱい揉みしだきたかった……
でもそんなことをすれば、終わってしまう。
初めてのパイズリは最高に気持ちよかった……
彼女とのパイズリはもう2度と……そう思うと余計に興奮してしまうボク。


「ううっ……で、出る……」
今日2回目にもかかわらず、
ボクは数分も経たないうちに熱い精液を彼女の胸のなかで放った。
737名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:49:50.24 ID:VG+dgyX8
「またイッたのね。坊やは正直ねぇ、フフさっきは鬼のようだったのに嘘みたい……」
そういって、勝ち誇ったような笑みを浮かべるお姉さん。
そうだろうと思う、もはやボクは彼女の肉体の虜だ。それは嘘じゃない。
でも過去は変えられない。彼女はもう……ホントにボクは最低だ。
自分がただのエロガキだとつくづく思う……すでに後悔しかなかった。
だから少しでも罪の意識を軽くするために、もう一度彼女に質問をした。


「正直に答えて下さい。そうでなければ……今すぐ殺します」
「わ、わかったわ」
ボクは彼女を脅したあとに、質問をつづけた。
「はじめて……人を殺したのは」
「…………21歳」
「……誰を」
「しつこくつきまとっていたオヤジを」
「それから何人……」
「か、数えてないわ……いや、うそ……えっと5人くらいかな」

嘘だとお姉さんの表情でボクはすぐにわかった。
だんだんと心を鬼にすることができる気がしてきた。

「どういった人を……」
「えっと、そう悪い人よ、悪い人……みぃんな……」
「この子どもたちが……悪い人だっていうんですか!」
「ひぃぃぃぃっ、お、怒らないでよ。えっと、うん。半分くらいは子どもだったかな。
 うん、その犯し殺すとさ、す、すごく気持ちよくて。どんなドラッグをキメるよりイケて……」


クズだった、外道だった、間違いなく生きてはいけない人だと思った。
でも、殺したくなかった。こんな魅力的な人を手にかけたくなかった。
そして、彼女が死をまぬがれないことを知りながら、
命を人質にしてHなことを強要するボクも同じようにクズで外道だと思った。
738名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:53:32.24 ID:VG+dgyX8
けれど、もう先延ばしにはできない。ずっと抱き合っているわけにはいかない。
2回も射精して、少し気持ちが落ち着いている今、ケリをつけようと思った。
そう、手をお姉さんの頭から離せばいいだけなのだ。そうすれば……


「お姉さんが……その性的にイってしまえば。あの女の人の身体はよくわからないんですけど、
 ボクが手を離してから1分以内に絶頂を迎えれば……この奥義の効果はなくなります」


ボクは手をお姉さんの頭から離さないまま、実にスラスラと嘘をならべたてた。
せめて忘我のままに、気持ち良くなりながら逝って欲しいための嘘だった……いや建前はよそう。
もちろん、そういった気持ちもあったが、
少しでも逝ってしまう彼女のいやらしい痴態を見たいというのがより本音に近かった。


「フフ、アハハ本当なのね。そんなことで……フフフわかったわ。
 見ていてね坊や。イク寸前になったら、声をかけるから……先に手を離しちゃダメよ」
疑いもせずにボクの言葉を鵜呑みにするお姉さん。
自分の肉体の魅力に屈してしまったボクがまさか嘘を云うとは思わなかったのだろう。
ボクだってそれが本当ならどれだけいいかと願っていた。
殺人狂でもかまわない、眼の前のお姉さんの胸を揉みしだきたい、
そしてこの態勢では身長差もありどうやっても不可能なセックスだってしたい、そう痛切に願う。
正義など、正しい行いなど二の次で、
この時のボクは彼女の肉体を堪能したいという衝動に支配されていた。
739名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 11:57:53.76 ID:VG+dgyX8
「んんっ……」
くぐもった喘ぎ声がお姉さんのオナニーのはじまりだった。
お姉さんはボクの眼の前で座り込んだまま、
左手は乳房を、右手は股間にもっていきオナニーをはじめた。
彼女の小さな手ではおさまりきらぬHカップの大きな乳房を揉みしだきつつ、
まずはビキニのパンツの上から股間を弄りはじめる。
「ハァァッ……ンァァ……」
どんどんと激しさをますお姉さんのオナニー、
2分も経たないうちにビキニパンツがずらされ、毛が剃られたオマンコが露わになる。
生で見るのはもちろんはじめてだった。
「フフ、前の……ンン……ハァァッ……AVの撮影でね……剃っちゃったのよ。
 ンンッ……すごい……もう濡れてきはじめているわ。
 上から見てるんじゃあ………ハァンッ……わからないかしらね、
 ここが……ンンッ……クリトリス、そしてヴァギナよ……」
喘ぎつつオマンコをボクに解説するお姉さん。
ボクはもちろん興味津々で喰い入るように見てしまっていた。
「んん……ハァッァァァンン…………ン……ハァァッ」
時には両手で大きな乳房を揉みしだき、
時には両手でオマンコをグイグイと押し込むように快感を貪るお姉さん。
ボクのオチンチンはただ見ているだけなのに勃起をはじめていた。
手を動かせないのが辛かった。
オチンチンをこすりたい、お姉さんのオッパイを揉みたいという欲望を抑えるこむのに必死だった。
「ンン、イイッ……よぉっ……ハァァンッ……ン……ンン……ンァァァァッァン……」
AV女優という職業に恥じない、
いやらしい肉体をボクに魅せつけるようなオナニー。
快感に悶える表情が、鼻にかかった喘ぎ声が、
お姉さんの手によって卑猥に形を変える乳房が、
クチュクチュと淫蜜の音をたてる股間が、すべていやらしく、そして妖しかった。
「ああ、もうイキそう。オナニーが終わったら……フゥゥゥン、ハァァッ…………
 坊や、オマンコに……すぐに突っ込んでいいんだからね……ンン……
 こんなに濡れてるんだもの……ハァァン……すぐに挿れられるわ……」
「はい…………そうだ云い忘れていました。
 イク寸前からボクがいいというまで眼をつぶっていてください。いいですね。
 それと、ボクも我慢の限界です。
 手を離したあと……すぐにお姉さんに抱きつくと思いますが……びっくりしないでくださいね」
イク、それはお姉さんの最期の時。ボクもそろそろ覚悟を決めた。
お姉さんには醜く爆ぜるであろう自らの肉体を見ないように眼をつぶっていてもらう。
それがせめてもの情けだ。
740名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 12:05:25.23 ID:VG+dgyX8
そして、ついにその時がくる…………


「ンン……イク、イク、イク、イクの、イッちゃうの、
 もういい……離してっ……イク……イクイクイクイクイクイクイクゥゥゥゥゥゥゥッ……………」
お姉さんが身体を反り返らせるように跳ねつつ絶頂を迎える。
ボクはお姉さんのいうがままに両手を離す…………そして死のカウントダウンがはじまった。


数秒も経たないうちに、ボクは眼をつぶったままのお姉さんを押し倒しつつ胸を揉みしだいた。
焦らしに焦らされやっと揉むことのできたオッパイは想像以上に弾力があり、柔らかくボクを興奮させる。
こんなHな肉体が原形をとどめぬほどに爆裂する……迷っている暇などなかった。
「ああっ、お姉さんっ!」
ボクは挿れやすいように股を開いていたお姉さんの膣穴にむけて、
あらんばかりの勢いで硬くなったオチンチンを突き入れる。
拳法を修めたボクは童貞であるのもかかわらず狙い通りにお姉さんの膣を貫いた。
淫液で濡れそぼった温かい膣内はボクの想像以上の力で締めつけてくる。
「ハァァァァァァンッ!」
いきなり力強く突き入れられたお姉さんは喘ぎ、思わず眼を見開きボクを見つめた。
「そんなに、がっつかないでよ。フフ、坊や、私は逃げないわ……さぁ、あなたの欲望のままに貫いて!」
「眼を開いちゃダメです。つぶったままでいてください……」
そういいながらも、ボクはお姉さんの云う通りに欲望に身を任せて腰を振り、彼女を何度となく突きあげる。
1分以内にイッてしまいたい。どこまでも自分本位の願望を叶えるべくひたすらに腰を振る。
「んんぁぁっ、ハァン……アンアンアン……アン……ンンヒィィィッ」
イッた直後のお姉さんの肉体は敏感らしく、大きな喘ぎ声をあげつつ身体をよがらせる。
彼女の「商売道具」は手入れもいきとどいているのか締めつけもよく、
またボクが突き上げるたびに卑猥に揺れ動く乳房がとてもいやらしい。
お姉さんのオナニーを見つづけ、溜まりに溜まったボクの欲望が解放されるのに1分も必要なかった……

「んうぅぅぅっ」
死にゆくお姉さんの妊娠なんて気にする必要はない。
オチンチンを引き抜くことなく、彼女の膣内に、本日3回目の精を放った…………
あと数秒でお姉さんの身体は歪みはじめて爆裂し、
彼女であったものの肉片が、内臓が、血飛沫がボクを染め上げる…………はずだったのに、
その時はいつまで経っても訪れなかった。
741名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 12:08:58.39 ID:VG+dgyX8
結論からいえば……ボクの迷いが奥義「怒龍潜波」を失敗させていた。
つまり、お姉さんの命を奪わずにすんだのだ。



「もう……眼を開けていいですよ」
ボクは小さくため息をつきつつ、
殺さずにすんだ安堵と、さっきまでとはまるで違う焦りをおぼえつつお姉さんに云う。
「助かったの…………?」
眼をそろりと開けつつ、おそろおそるボクに問いかける。
「ええ、少なくともお姉さんにかけたさっきの技は無効になりました………
 でも子どもたちを殺したお姉さんを許したわけではありません。
 しっかりと罪は償ってもらわないと」
そうなのだ。ボクの技が失敗していた事でお姉さんの命は助かったものの……
彼女を見逃すという選択肢は存在しない。いくら魅力的な肉体の持ち主とはいえ、
その心は醜い悪鬼外道。野放しにしていい人間ではない。

だからといって警察に出頭させるということもできない。
ボクの顔を見られている……そう本来迷わずに殺すべきなのだ。
本来、怒龍邪拳を伝承するはずだった兄ならば躊躇なくお姉さんを殺しただろう。
兄が突然死んだことで代わりとして覚悟もないままに、
ボクが闇の稼業に身をやつすようになったのがそもそもの間違いなのだ……
そんな詮無いことを考えはじめた矢先だった。
「そんなこといわないで……」
お姉さんは切なげな顔でボクに抱きつくと口唇を自分の口唇でふさいだ……長くて甘いキス
……セックスが先になってしまったが、キスもまたはじめてで……ボクを興奮させるには十分だった――――
742名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 12:11:33.41 ID:VG+dgyX8
ボクが修めた怒龍邪拳は対となる怒龍聖拳の分派である。
創始者が怒龍聖拳と袂をわかち、すでに数百年。
邪拳の名の通り、聖拳が光とすれば影。
その拳を悪を滅ぼすことに使ってきたといえば聞こえはいいが、
外道に堕ち、欲望のままに拳を振るい、
時には権力者の裏仕事を引き受けるようになった者も少なからずいたのが邪拳たる所以だ。
堕ちた者は例外なく怒龍聖拳の伝承者によって始末されてきた……ボクもこの心の弱さでは堕ちて殺されてしまうかもしれない。


――――3回も射精しているにもかかわらず、
お姉さんを抱きたいという衝動にまたもや駆られたボクは彼女とのキスが終わると、
彼女の胸の大きな谷間に顔をうずめる。
柔らかく温かい乳房に挟まれたことで興奮のなかにもひとときの安らぎをボクはおぼえた。


考えるのはあとでいい、今は……お姉さんをただ貪り喰らおう。
お姉さんの肉体に溺れきっていたボクは思考を停止し、ひたすらに彼女を求めるのだった…………

                                           
                                              了  
743初代スレ558:2012/05/24(木) 12:28:50.23 ID:VG+dgyX8
以上です。久しぶりの投下なので改行がうまくいってるか自信がありません。
冒頭に入れ忘れましたがタイトルは「少年を迷わせる女殺人鬼の淫らな肉体」です。

某イラストコミュケーションサイトとの同時投稿です(若干、変更点ありますが)

チラ裏で申し訳ありませんが、
これまでにこちらのスレで投稿したものの改訂、加筆バージョンを上記サイトに投稿しております。
もしご興味ある方は覗いていただけると嬉しいです。
744名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 22:02:47.02 ID:oiz3CMlp
GJ
導入がうまいなぁ。今回はのっけから大爆笑した
悪女を命乞いさせるために俺も拳法習ってくる
もちろん改訂版読んでからね
745名無しさん@ピンキー:2012/05/25(金) 18:30:49.48 ID:pXryOIsB
おー、GJ!
高慢傲慢な悪女の命乞いって、それだけでエロさ感じますな
よろしければ、他の作品……過去に「あっちのスレ」で書いた作品をこっち向けに
リファイン(要はパラレルワールド)とかもやって欲しいです
746名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 23:00:07.58 ID:Nyq2/1pQ
GJ

カップ数が途中で変わってるが
一回書き終えた後に書き直したからかな?w
747名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 05:50:27.01 ID:v48k8KpR
Hカップのおっぱいと
Iカップのおっぱいがあるんだろ
748名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 17:14:31.75 ID:gbKyyr9M
GJ
悪女の命乞いは見ているだけで興奮する
そして許しはしないけど命だけは助けるという展開にも!

風の騎士団の小ネタ投下
749名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 17:18:49.32 ID:gbKyyr9M

風の騎士団 ゼファ×氷牙の剣 小ネタ


「ふぅ〜っ、それにしても暑くなったね」
「しょうがないよ、もうすぐ夏だもん」

オレも氷牙の剣も今まで交わってたから素っ裸なんだけど全然涼しくない。
冬とかじゃ考えられないくらい大量の汗を掻いてて、シーツがびしょ濡れ。
氷牙の剣なんか湯上がりみたいに髪の毛の先まで汗に濡れて肌に張り付いてる。
髪の毛お尻まであるからこれからの季節暑いんだろうなぁ。

「そう、夏なんだよね。あたし暑いのは苦手だ……」
「そんなのオレだって苦手だよ」

だって、冬の寒さは服の重ね着とか厚着すればある程度耐えられるけど、夏は裸になっても暑いんだ。
オレの着てる服、袖がないから風通しいいんだけど、暑さに加えて湿度まで高いとそれくらいじゃちっとも涼しくならない。
氷牙の剣だって腰の目一杯まで切れ込みの入ったスカートに、袖もゆったりしてる服だから涼しそうに見えるけど、やっぱり暑いみたいだし。

「こう暑いと交わってるだけで倒れそうになるよ」

うん、それは分かるな。
実際エッチって気持ちいいけど、その反面凄く疲れる。
こう、勢いを変えて出し入れしたり、体制を入れ替えてしたり。
一回で満足できるわけないから三回も四回もするしで、全力で運動してるのとそんなに変わらないくらい疲れるんだ。
でもしないわけにはいかないから……というかしたいから寝る前にするんだけど、氷牙の剣が言うようにホント倒れそう。

「交わってる最中にぶっ倒れて繋がったまま医者行きなんてなったら目も当てられないね」
「うわぁ、それイヤだなぁ」

そんなことになったら恥ずかしくてその町には居られないな。
繋がったまま運ばれて他の人に見られるなんて想像するのもイヤだ。

「ふぅ、これじゃ交わるのも一苦労だよ。何かいい方法はないものかね?」
「エッチしてる間涼しくなる方法?」

あるわけない。そんなのあったらとっくに実践してるよ。それがないからこんなに暑いわけだしさ。
端から考えることを放棄して諦めてるオレに対して、氷牙の剣は目をつむって真剣に考え込んでいた。
そんな氷牙の剣をじーっと見つめていると、思わずキスしたくなって顔を近づけ――

「ん…」

唇を重ねた。
だけどオレにキスされたことに気付いてないみたいで、目をつむったまま無反応。
これには少しムッとして、おっぱいでも揉んでやろうと胸を触ったところで閉じていた目が見開かれる。
750名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 17:19:38.24 ID:gbKyyr9M

「うわぁ!」

び、びっくりしたぁ〜、いきなり目を開けるんだもんなぁ。

「どうしたんだい?」
「い、いや、急に目を開けるからさぁ……っていうかオレがキスしてたのわかってた?」
「当たり前だろ? キスされてることに気付かないわけがないよ」

そう言った氷牙の剣は呆れ顔。そ、そうだよな。キスされて気付かないわけないよな。

「そうそう、ゼファあたしは思い付いたよ」
「えっ なに?」
「夏の暑さでも快適に交われる方法だよ」

あ、あるのかそんなの。
それがあるなら毎晩気持ちよくエッチができるけど……でもどんな方法なんだ?

「ふふ、なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだろうね」

オレと見つめ合ってた氷牙の剣の視線が横にそれる。その視線を追ってみると、その先には脱ぎ捨てられた氷牙の剣の服。
ベッドから立ち上がった氷牙の剣は自分の服に手を伸ばして、服――の上に置いてあった自分の剣を取ると鞘から引き抜いた。

「どうするんだそれ?」

氷牙の剣が持つ『氷牙の剣』は、氷の魔力が込められていて、切ったものを凍らせることができるんだ。
この剣はオレも持たせてもらったことあるけど、刃の部分が冷気を帯びていて凄く冷たい。
でも、これで部屋中を冷やすなんて無理。いくら宿の部屋が狭いって言ったって『氷牙の剣』で冷えるほどには狭くない。
そもそも、そんなに狭かったらもう部屋じゃないだろ。

「さてゼファ、そこに立ちな」
「う、うん…」

言われたままに立ち上がったけど、裸で剣を携えた氷牙の剣が妙に色っぽく感じてオレの男根まで立っていた。

「呆れたねぇ……あれだけヤッてまだ勃つのかい?」
「しょうがねーだろ!」
「ま、ちょうどいい。そのまま動くんじゃないよ」

氷牙の剣は腰を落として少し後ろに剣を引いた。
どうみてもそのまま前に突き出す構えだ。
オレ、この構え知ってる。というよりよく見る氷牙の剣の必殺技の構えだぞ。

「ひ、氷牙の剣…?」
「じっとしてなよ……下手に動けば下半身全体が凍えるからね」
「へ…?」
「いくよっ! 氷牙の舞っ!!!」
「ちょ、ちょっと待っ!!」

ぎゃああああああああああああああああ―――――


751名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 17:20:21.67 ID:gbKyyr9M









「あっ…、イイっ……イイよゼファっ すごく……気持ちいい…よ」

氷牙の剣が気持ちよさそうに喘いでる。

「氷牙の剣、オレ…オレは、」

今オレの男根は氷牙の剣の膣に深く差し込まれている。
一番奥まで刺し貫いて、子宮の入り口を押し上げている。
いつも通りの行為。いつもと同じ愛し合う行為。
だけど、だけど……

「オレは気持ちよくない!!!」

気持ちよさげに喘ぐ氷牙の剣とは違って、オレの方はちっとも気持ちよくない!!
だって男根を包み込む膣肉の柔らかさも。
亀頭に吸い付く子宮口の感触も。
抽挿する度に――抜き差し、出し入れする度に感じる背筋を貫く痺れるような電気も。
何にも感じられないんだから!!

「それは…悪かったね…っ でも…っ あたしはっ 気持ちいいよっ……冷たくて……」

冷たい… そう冷たいんだ。
氷牙の剣はいま膣の中がとっても冷たくて、多分普段味わえない未知の快楽を感じてるはずなんだ。
そう、氷牙の剣だけ一人で気持ちよさそうなんだよ。
原因はオレの男根にある。

「うう…オレは気持ちいいどころか逆に痛ェよっ」

オレのモノ、今カチカチなんだ。
興奮して勃起してるからじゃない。

「冷たくて痛いし、何も感じないし、最悪だっ」

凍ってカチカチになってるんだよ。
さっき放たれた氷牙の舞がオレの股間に直撃して、モノが一瞬で凍りづけにされちゃったんだ。

「あっ んんっ! でも…暑くない……だろ?」
「暑くないけど気持ちよくもないっ これじゃエッチを楽しめねぇ!」

楽しめないどころか変に力入れて突き込んだりしたら、凍った竿の根本から……
想像したら怖くなってゾッとした。
別の意味で涼しくなりそうだけど、こんなのヤダぁぁぁ〜〜〜っ!!!

「アアっ……冷たい…よ……つるつるした氷が…っ……膣の中を滑って……凍えそうな感じだよ…っ」

それともう一つ不安なのは、モノが凍ってる状態でイったらどうなるか?
そんな経験ないから分からないけど、ちゃんと精子出るんだろうな?
もし竿の中で詰まっちゃったら……

752名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 17:30:48.87 ID:gbKyyr9M



>>725と被ってしまうような質問だけど、皆が思う大人の美女系悪女なお勧めは?
753名無しさん@ピンキー:2012/06/05(火) 18:40:38.05 ID:NkgR8c5q
乙!
ちんちん凍った・・・氷牙さんヒデー・・・
個人的おすすめはらいむいろ戦記譚のソフィアかな
全身覆う黒マントにボンテージ風の衣装がエロいよw
754名無しさん@ピンキー:2012/06/05(火) 19:30:07.69 ID:icHDRpFG
ちんこは冷やすと縮こまるから、冷やすと挿入しづらくなるよ!
でも、こんな風に悪女にこっちの都合お構いなしにされたいものです

美女系悪女のおすすめだけど
以前、アンケートで悪女の理想のタイプというのがあって
20半ば〜後半くらいで、顔立ちは妖艶、身長は女性としては高め
髪型はロング、胸はでかくてむっちり、装備はもちろん鞭とボンデージ
職業は悪の組織・帝国などの幹部、性格は高慢で好色

…という結果になったけど、実際、一般・R-18含めて完全に一致する悪女ってなかなか見当たらない気がする
以前あった、女幹部アンソロに載ってた「拘束キャンディ」っていう作品の女幹部がそれっぽいと言えばそれっぽい
755名無しさん@ピンキー:2012/06/17(日) 17:27:03.22 ID:Io/LZfVt
正義のヒロインと悪の女幹部が生中継でポロリするようです (あとみっく文庫 48) [文庫]
酒井仁 (著), SAIPACo. (イラスト) BY amazon
756名無しさん@ピンキー:2012/06/18(月) 21:48:46.00 ID:cPOGQrd8
二次元ドリームマガジンでやってたやつか
同時期くらいに連載されてた、姫と女騎士を調教するノベルで
それに出てきた魔女が悪女っぽかったが、彼女のHシーンはなかったか…?
757名無しさん@ピンキー:2012/06/22(金) 16:12:46.63 ID:eYyNFUAm
ヒーローと悪女のニャンニャンが見たいのであって、
正義のヒロインがどうなろうと興味ないかな。
758名無しさん@ピンキー:2012/06/22(金) 20:03:13.96 ID:2r1YDp3+
>>757 それだと弾が少なすぎるから我慢するしかなくない?
7597-575:2012/06/23(土) 06:31:20.87 ID:W5xBCz4r
「アカメが斬る」の捕まった女の子をイメージして書きました。
長いかもしれませんがご覧ください。
760はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:33:26.66 ID:W5xBCz4r
「・・・女の子?」
俺が罠にかかった無様な侵入者を始末するために向かった先で
宙吊りになっていたのは同じ年くらいの女の子だった。
黒髪のセミロングの綺麗な髪をしたあどけない顔立ち、
胸はこぶりだが、縛り上げられた細い両腕やスリットの間からのぞく
白い肌のももは健康的な若々しい魅力であふれていた。
だが、身に纏う衣服はあきらかに一般人の物ではない。
依頼者の命を狙う組織の者であることは一目瞭然だった。
女の子は、俺を目に止めるとすぐに悲痛な叫びをあげた。
「た、たすけて!道に迷っていたら、こんな罠が!」
この後に及んで一般人のフリをするつもりなのか
俺は油断なく腰の剣に手をかける。
「ひっ!」
女の子が小さな悲鳴をあげた。
「お、お願い!助けて!・・・なんでも!なんでも言うこと聞くから!」
思わず、俺は動きを止めてしまう。
それを見とったのか、矢継ぎ早に女の子が訴えかける。
「い、いいんだよ。わたしを好きなようにして!だからお願い、助けてよう!」
「・・・ほ、ほんとに?」
つい、彼女に聞いてしまったのだ。
本来なら殺すべき、忌むべき敵の女に・・・
女の子は目尻に浮かべた涙を飛ばして応える。
「う、うん!好きにして・・・そのかわり私の事、見逃してね・・・」
俺はコクリとうなづくと抜きかけた剣を収め彼女に近づいた。


----------------------------------------------------------------

そいつは、あたしのそばまで来ると緊張したような手つきで
あたしの身体をまさぐり、武器になりそうなものはすべて奪われてしまう。
抜け目のない奴・・・
安心したように一息つくと彼はあたしの胸を触ってきた。
いきなり強く揉まれると思っていたので拍子抜けした。
撫で回すような優しい愛撫。

761はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:34:16.08 ID:W5xBCz4r
きっと、女の子とHな事あまりしたことがないんだろうな。
と、あたしと同じくらいの年の彼を見つめる。
何度も、ローブの上からあたしの胸を撫で回していた手に
段々と力が入ってくる。
撫で回す愛撫から、完全に揉みしだくそいつの手。
「痛い!」
あまりに強くなってきた手に思わず声を上げる。
ビクリと手が震え、そいつの手が止まった。
だが、すぐに主導権は自分にあると思い直したのか、
いっそう荒々しく揉み始める。
私は、痛みと微かな快感に耐える。
馬鹿な男だ・・・
敵の女の色香に迷うなど
あたしも、先輩から女の武器の使い方を嫌になるほど仕込まれていた・・・
最も実践する日が来ようとは思ってなかったのだけど・・・
冷静に・・・冷静にならなきゃ・・・
そう、そして・・・目の前で快楽に溺れ油断したこいつを

・・・殺すのだ。

「あ・・・あん!ああ・・・」
あたしは乳肉の激しく揺れる痛みに耐えながら
わざとらしく喘ぎ始める。
未だに手を縛られた状態で、
自らの足をくねらせる。
感じていると思ったのだろうか・・・
彼はニヤリと笑うとあたしの服を力任せに引き裂いた。
「・・・あ!」
先輩のほど豊かではないあたしの乳房が反動で小さく揺れるのを感じた。
彼はまじまじとあたしの胸の膨らみを凝視していた。
恥じ入るように目を背ける・・・
これも演技・・・
ほんとうは引き裂かれた服のように、
目の前のこいつを切りさいてやりたい・・・
762はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:35:14.92 ID:W5xBCz4r
「あ、あの・・・やさしく、やさしくしてね・・・」
あたしは、ふたたび荒々しい愛撫が始まる前に懇願した。
彼は、無言でうなづくとさっきよりやさしく胸を揉む始める。
明らかになれぬ手つきで、文字通り手探りであたしを感じさせようと
いやらしく手を動かしている。
ふんっ・・・そんな手つきで感じてなどやるものか・・・
あたしは悟られぬようにさげすむ。
だけど、あたしが感じているか時折顔色を伺いながら胸をやさしく揉む
彼をすこしだけ、可愛くも思った。
「あ・・・あふ!ああ・・・」
また、感じてるような素振りを見せてやると
調子に乗ったそいつは乳房の先端をついばみ始めた。
くぅ!
乳首の刺激がたまらずあたしは足をよじる。
ちゅぱっちゅぱっ!
赤ん坊みたいにひたすら乳を吸い上げてくる彼。
「あああ・・・ダメ・・・あふ・・・」
彼はあたしの背に手をやって抱きしめるように
あたしの胸へ顔を埋める。
男の子はやっぱり、おっぱいが好きなのね・・・
何度も先端を口に膨らみながら、
女の香りを嗅ぐ彼。
あたしは、恥ずかしさから目を閉じながらも
喘ぎ声だけはかろうじて絶やさず、出し続けた。

次第に彼の頭部が下へと降ってゆく。
お腹から、下腹部までくると、あたしのスリットの中に顔を突っ込んできた。
くそぅ!恥知らずめ!
埋めた顔を確認してから、あたしはそいつを睨みつけ、下唇をかんだ。
彼は右手で下着を脇にずらす。
初めて見たのだろう女の秘部を無言のまま見つめている。
「あ・・・な、舐めて・・・」
あたしはその視線に耐え切れずそう、漏らしてしまう。
彼は一瞬躊躇したようだが、すぐに奥へ顔を突き入れる。
763はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:35:48.97 ID:W5xBCz4r
「はああぅ!くふ!」
クリトリスが舐められた。
何度も舌が行き来する。
強すぎる刺激で頭がジンジンする。
そのうち両手で秘部をこじ開けられ、
ねっとりとした舌があたしを舐め上げてきた。
「あああああ!」
足をガクガクと震わせる。
容赦のない彼の責めがひたすら続いた。

「あ、あの・・・お願い。もう、もう我慢できないから・・・ね」
嘘ではなかった。
両手を縛られたまま、悶えるのは限界だったし。
あたしも、若い女なのだ。
もう、ほんとうに我慢などできなくなっていた。
彼はようやくスリットから顔を出してコクリとうなづく。
「いま、くれてやるよ・・・」
と月並みな台詞を言うと
己のモノを取り出した。
ソレは痛いほど勃起していた。
「あふ・・・」
思わず凝視してしまう。
あたしも、擬似ペニスでの性交は何度もあるが
本物は初めてだった。
反り返り、ヒクつくソレは予想以上にグロテスクで
いやらしく見えた。
目の前にいる彼からそんなモノが生えてる事に少し目眩を覚える。
彼は再び、スリットに手をやりモノを挿入させようと試みる。
「あ!ま、待って!手が!手が痛いの!これほどいてよ!」
あたしは慌てて口にした。
だが、
「ダメだ。そのままでいろ・・・」
彼は無情にそう告げる。
くそ!
あたしは顔色を変えぬようにひっしに取り繕いながら
訴えかける。
764はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:36:22.57 ID:W5xBCz4r
「お願い・・・痛いの・・・抵抗なんてするわけないじゃない・・・」
彼は何も答えない。
陰部に彼が触れる感触があった。
粘ついた液がお互いの敏感な部分を滑らせる。
「あふぅ!・・・ほどいてよぉ・・・手が痛いのに・・・」
陰部同士の愛撫がやまない。
ヌチョヌチョと音をあげながら、
彼のペニスがあたしのアソコを行ったり来たりしている。
「うう・・・ほどいて・・・」
このまま、挿入されて彼が満足してしまったら、
逃げ延びるチャンスが薄れてしまう。
快楽に魅了されているうちに自由にならなくては・・・
あせるあたしを尻目に、彼はなんども腰を突き動かす。
だが、未だに彼のモノはあたしのナカに入ってこない・・・
時々「くそっ」という声を漏らしている・・・
不意に彼が再び剣に手をかけた。
「ひぃ!」
思わず悲鳴をあげる。
引き抜かれた剣はあたしを束縛していた忌々しいロープを断ち切り、
地面へと突き刺された。
「あ・・・」
ようやく、自由になったあたしの両手を互いにさする。
「ありがとう・・・」
あたしはたどたどしくも、願いを聞いてくれた彼に微笑んだ。
「ちっ・・・」
だが、彼は苦々しげに舌打ちすると
「・・・い、入れてくれよ」
と小さくつぶやいた。
あたしは何のことかわからなかった。
「え?」
「は、はじめてだからわかんないんだよ!くそっ!」
彼は鬼のような形相であたしを睨みつける。
765はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:37:02.02 ID:W5xBCz4r
・・・あ、そうか。こいつはあたしの願いを聞いてくれたんじゃなかったんだ。
ただ、あたしのナカに挿入することができないから
あたしの枷を解いただけなんだ・・・
すこしでも感謝した自分がバカに思えた。
ふん!情けない奴!せいぜいあたしのナカで馬鹿みたいによがってろ!
あたしはそいつのモノを無造作に掴むと自分の秘部へと迷いなく突き入れた。
グニュリ
「ああああああああ!」
「ふああああああああ!」
叫び合うふたり。
こうして、なんの感動もなく、あたしと彼はお互いの「初めて」を捧げたのだ。
幾度となく先輩からの「指導」と言う名の淫行で、
初めて迎え入れたペニスに痛みを感じることは無かった。
ただ、いつもと違う生身の挿入物の感触に戸惑う。
あたしの膣がいつもより余計に締め付けているのがわかる・・・
ビクッと時折不規則な動きをする彼のモノが生々しくて
あたしは、普段よりも己の陰部から透明な液体を吐き出していた。
「あう・・・くふ・・・」
もはや、演技は必要なくなっていた。
あたしはいま、目の前にいる男の子とひとつになっているのだ・・・
そう思っただけで、我慢するのがバカらしくなった。
それに、いずれ任務で処女を失う日が来ただろう。
初めての相手が若い男だっただけでマシだったのかもしれない。
あたしの手首を押さえつけ、彼はそのまま地面へと押し倒す。
正常位のまま、彼はたどたどしくも、若さに任せた腰の動きで
己の欲望をあたしのナカヘひたすらに打ち付ける。
「ああぁ・・・気持ちイイ・・・」
目を淫靡に曇らせた哀れな彼は下半身の快楽に
その身のすべてを任せているのだ。
ああ・・・なんて単純な生き物なの・・・
あたしは打ち付けれれる鼓動を楽しみながらも
頭上であえぐ愚かなそいつを冷ややかに見つめていた。
その時、奇妙な違和感があった。
766はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:37:35.82 ID:W5xBCz4r
あたしの膣でうごめくペニスが一瞬動きを止めたかと思うと
次の瞬間、あたしのナカが異様に熱くなるのを感じた。
「ああああう!イク!イクぅううう!」
「え!?ええ!」
あろうことか、中に出したのだ。
しかも、出してから射精したことを告げてきたのだ。
あたしは訳がわからないまま呆然としていた。
・・・まずい!
我に返る。
(男は出してしまえば急に冷めるからね、その前に事を済ませなよ。)
先輩が言っていた言葉を思い出した。
私の持っていた武器はすべて取り上げられていた。
近くにあるのは・・・地面に突き立てられたあいつの剣。
あたしは、剣の位置を確認し、ぐったりしている男に気づかれぬように
抜け出そうとした。
だが、あたしが動いた瞬間そいつは顔をあげてしまう。
くっ・・・
あたしが逃げようとするのを彼は両腕で掴み、そして・・・
ふたたび腰を突き上げてくる。
グチュリ!
「え?」
射精したはずのペニスは既に硬さを取り戻していた。
「ハァ・・・も、もっとしたい!」
彼は駄々をこねる子供のようにつぶやきあたしを陵辱していく。
「うあ!ああああ!・・・はうぅん!」
容赦なく繰り出される肉棒の突き上げにあたしはガクガクと
腰を震わせるしかなかった。
グチュ・・・グチュリ・・・グプッ・・・
既にナカに放たれた白い性液が泡をたてて結合部の隙間から
にじみ出てくる。
「はうう!・・・だめぇ・・・」
口ではそう言いながらあたしのカラダは
くわえ込んだ雄を捕食するかのように離そうとしない。
767はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:38:05.32 ID:W5xBCz4r
ジンジンと頭がなっている。
初めてセックスする相手・・・
初めての女のなったあたし・・・
そして・・・初めて手にかけなければならないヒト・・・
「あああああう!うああはぁあぁう!」
グリュ!グチュリ!グチュプ!
「ああああ!ああああ!」
彼の腰の動きがどんどん速くなる。
あたしも彼に完全に身を任せてよがる。
「ひううううぅ!気持ちいいよぉ!あああああうぅ!」
腰に当てられていた手がふたたびあたしの胸に乗せられる。
柔らかな胸の感触を惜しむように感じながら
彼はふたたび達しようとしていた。
「ああああああ!もっと!もっとぉ!」
あたしも彼に合わせてイキたくなった。
もう、なにも考えられない!
グチュリ!グチュリ!
白い泡がトロトロと吐き出される。
彼のペニスがあたしの中に無節操に出し入れされる。
奥にまで当たる衝撃にあたしは胸を震わせる。
「も、もう・・・」
そして、あたしは初めて男の子とのセックスで
「ああああああああああ!イクウウウウウウゥゥ!!!」
達したのだ。
彼を最後のチカラで締め上げるあたしの膣。
「あ、あああああああ!出る!また出るぅ!!!」
奥にせり出した腰の動きに合わせて
彼のペニスが熱い性液をあたしのなかに送り込んできた。
ビュク!ビュク!ビュク!
二度目の射精にも関わらず前よりも大量にあたしのナカを
満たしていく熱を感じながら・・・
あたしは目の前でぐったりと倒れ込む相手を冷酷に見つめながら
ゆっくりと彼との繋がりを吐き出して立ち上がり
地面に突き刺さる彼の剣を手にした。
768はじめての・・・:2012/06/23(土) 06:38:38.77 ID:W5xBCz4r
彼は、地面に転がりながら射精後の疲労に息を荒げている。
そして、あたしを愛おしむ様な眼差しをむける。
その眼差しが凍りついた。
既に立ち上がり両手で構えた剣が彼の頭上にあった。
あたしは、どんな表情をしているのだろう。
あたしを罠にはめ、
耐え難い屈辱を与え、
無節操に己の欲望をあたしで満たした相手を
あたしの処女を捧げた相手を今から殺そうとしている。

お互いの初めてを捧げた相手が
まさか、最初に命を奪わなければならない相手なんて・・・

あたしは意識的にためらっていた訳ではない。
ただ、その手を振り下ろせずにいた。
お互い動けずに長い時間が過ぎたような気がする。

その沈黙が唐突に破られた。
「おーい!交代の時間だぞー」
遠くで声がした。
彼の仲間が来たのだ。
769はじめての・・・:2012/06/23(土) 07:33:04.85 ID:W5xBCz4r

視線を外せずにいたふたりは
その表情で決断の時が来たことを悟った。
あたしは・・・それでもまだ動けない。
情けない!使命のためなら命も捨てるはずだったのに!
命を奪うのが二度目であったなら・・・こんな迷いはなかったのに。
下唇を噛むあたしを見て彼は

「殺して・・・いいよ・・・」

と言った。
馬鹿だ!こいつは!男はやっぱり馬鹿な生き物だ!
そんな甘い奴は死んでしまえ!
あたしは涙を流しながら剣を突き立てた。


----------------------------------------------------------------

振り下ろされた剣は俺の顔のすぐ脇に突き刺さっていた。
「ちくしょう・・・」
彼女がつぶやきを残し、
おぼつかない足取りで森の中へ消えていくのを
俺は何もできずに見つめていた。

「おい!どうしたんだ!」

「大丈夫か?ち!淫術にやられたのか馬鹿が!」
仲間の声が頭の上で聞こえた。
「おい!敵はどっちに逃げた?」
俺は仲間の急かすような言葉にゆっくりと腕を上げその方向を指す。
「よし、追うぞ!」
二人の仲間が彼女の逃げた小道とは別の道へと消えてゆく。
「・・・これで・・・よかったのかな・・・」
俺は誰にも聞こえぬようにそうつぶやいた。
7707-575:2012/06/23(土) 07:37:43.77 ID:W5xBCz4r
以上です。

なんだか解りにくい言葉とか
あるかなぁといつも、気になってますが
そのへんもお教え下さるとありがたいです。
771名無しさん@ピンキー:2012/06/24(日) 01:20:04.33 ID:Gy0ji5gO
乙、原作は知らんけど何かいい雰囲気のssだった
772752:2012/06/24(日) 16:53:51.72 ID:YwQmNO/k
>>753 
ソフィア検索したらピンクの服着た女性だったから違うのかと思いましたけど、ソフィア=ビロードなんですね。黒マントにボンテージ最高!

>>754 
拘束キャンディ、検索でアンソロ名がすぐに出たので本屋見てみるとします!

共に情報ありがとう。



>>770
GJ!
この子は1巻に登場した異民族の女の子ですか? アカメが斬るは悪女がいい味出してますよねエスデス将軍とか。
Drスタイリッシュの側近の尖った耳が特徴的な網タイツ履いてたキャラ、「耳」でしたか? タイミング的に逃げるチャンスあったのにあっさり食われちゃった。
耳は戦闘要員じゃないみたいだから逃げてれば主人公とかモブキャラに保護されてたか、近くにいたら助けてくれたかもね。
773名無しさん@ピンキー:2012/06/24(日) 22:26:13.99 ID:H6XlmAcO
乙! 原作読んだ事ないんだけど、いい感じの敵女いっぱいいるのか……
774名無しさん@ピンキー:2012/06/25(月) 12:16:09.69 ID:xsU6EwvF
>>770
GJです。いいオマージュ作品ですね。二人の内面描写が濃くてとてもよかったです。
お互いにちょっと優しい気持ちがあればあり得たかもしれない未来……
原作の非情なのも勿体無くて好きですが……こういうのも大好きです!
775名無しさん@ピンキー:2012/06/25(月) 14:11:11.36 ID:zBA8BPjD
>>770
gj
涙流しながら「助けて」と言いつつ、実際助かったら色仕掛けで籠絡ってのはありそう
そこから生まれるラブロマンスがいいんだけどな!
>>772
ミミは同僚の鼻と目が喰われるの見て尻餅ついてビビッてる姿が可愛いかった。なんで逃げねーんだ!とも思ったな
誰も助けてくれないところに哀しさを感じた……
7767-575:2012/06/25(月) 21:17:15.80 ID:NUMwSOLM
皆様書き込みありがとうございます!
>>771
異民族の子のイメージだけ優先させて他は全然違う設定です。
原作は容赦ないですが、そこをうまく生かしている作品だと思います。
>>772
はい!異民族の女の子です^^自分も最近知ったばかりですが、
彼女にはやられました!エスデス将軍も素敵ですね〜セリューちゃんも!
主人公サイドも死亡するんで、一方的な勧善懲悪じゃない所がいいですね
>>773
いい感じの敵女さんかなりいます!その面でもオススメですよ!
>>774
感想ありがとうございます!原作で感じた想いをぶつける事ができました。
楽しんでいただけたらうれしいです。
>>775
敵同士だったふたりのラブロマンスはたまりません。
誰も助けてくれない哀しさ・・・よくわかります(;;
777名無しさん@ピンキー
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ096018

悪の女幹部 ミルラの3つの洗脳