【非生物TF】人間が物品化するスレ2.1

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108名無しさん@ピンキー
バニラ

妹「ふぅ〜あつい〜(汗)」
初夏、薄着の少女が一人縁側に座り団扇を扇ぎながら座っている。
傍らには食べ終わったバニラアイスの容器が置いてあった。
妹「もうムシムシする〜(汗)」「なんでクーラーが壊れてるのよ〜(泣)」
香「うるさぁい」「聞いてるだけで蒸し暑いわ・・・」
香は初夏の暑さから逃れるために、昼寝をしようと居間のソファーに横になっている。
妹「姉さんこそソファーに寝っ転がって暑くないの?」
香「・・・グー」
妹「寝てるし・・・」「どうせ起きたら蒸し暑さに逆戻りなんだからね!」「汗でぐっしょりになるんだから!もう!」
妹は寝て暑さから逃れた姉に文句を言うと縁側から、影になっている居間に向かって勢いよい仰向けに倒れた。
そして勢いよい余ってガツンと床に頭を打ちつける。
妹「痛ぅ〜(泣)」「なんなのよぅ(泣)」
妹は痛みに体をジタバタさせているとカツンとアイスの空容器を蹴飛ばしてしまう。
妹「あぁ容器が落ちちゃった」「・・・!」
妹は空容器を拾いながら、姉とは違う暑さから逃れる方法を思いついた。
妹「そうだ」「あたしがこの容器に入って冷蔵庫に入ればクーラーいらないじゃん!」「そうしよっと!善は急げ!」
妹はドタドタと台所へ向かいアイスの容器を洗う。
洗い終わったところで妹は容器を冷蔵庫の空いている場所に置いた。
妹「でわ早速!」
妹はそういうと着ているキャミソールを脱ぎさる。すると実の姉よりも大きい乳房が上下に揺れながら露わになった。
パンツも脱ぎさるとそれらを椅子に掛けた。
そうして一糸まとわぬ姿になった妹の体に変化があらわれる。
体の表面には次々と水滴のようなものが浮かびボディラインを流れて足元へ溜まってゆく。
妹の体が原型を保っていたのは数十秒ほどで既に原型は失われ、妹の立っていた所には肌色の水溜まりが残されていた。
妹「ふぅ」「まずは液体化してと」「次は容器にはいるっと」
肌色の水溜まりが冷蔵庫の表面を、まるで巻き戻しをしているように一筋の線をかきながら上ってゆく。
開いた冷蔵庫の中には空のアイスの容器に溶けた妹である肌色の液体が満たされている。
妹は巧みに溶けた自分を濃縮したようでアイス容器ぴったりに収まった。
妹「よしっ」「これで完璧!」「う〜ん涼しぃ」「さらば暑さよ!」
妹はそう言い残すと、アイスの容器からニョキッと肌色の腕を伸ばして冷蔵庫の扉を閉め、食べるなと注意書きした蓋を自分の入ったアイスの容器にして悠々と昼寝に挑んだのだ。
香「・・・むぅ・・・暑い」「さっきからドタドタと何事?」「あれっ?優のやつどこへいった?・・・まぁいいか」「私もアイス食べよっと」
香は液体化した優が入った冷蔵庫下段の冷凍室を開ける。
香「アイス無いしぃ(泣)」「せめて冷たいジュース!」
香は優の入ったアイス容器のある冷蔵室を開けた。
香「ああ!」「ア アイスが冷蔵室に!」「ひゃ〜勿体無い」「優のやつ、うっかり冷凍室じゃなくて冷蔵室に入れたな!?」
香は肌色の液体に満たされたアイス容器を冷凍室に移し替えて、アイスが固まるまで暑いなか辛抱する事になった。
しかし冷たいアイスの事を思うと暑さもなんのそのの香だった。
109名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 03:11:38 ID:veXnINib
香「ふふっ今日のおやつぅ〜はぁアイスぅ〜」
時刻も三時を過ぎてちょうどおやつ時、香は冷凍室で固まったアイスを取り出し居間のテーブルにスプーンと共においた。
蓋の食べるなの注意書きは無視されて効果は無い。
優「(う゛ぶぶ)」「(さっ寒い!)」「(なっ何で動けないのよ!)」香「あら?」
優「(ねっ姉さん!私よ!)」
蓋を開けたところで二人は対面する。しかし
香「うわぁ綺麗に固まってる」「普通だったら水とか分離して変な感じなのにキレ〜イぃ」
優「(!)」「(姉さん!?)」「(気づいてない!?)」「(やっ止めて!食べないで!)」「(ひぁあ!!)」
香はアイス容器の濃厚バニラをスプーンですくい取る。
香「あ 甘〜い!」「なんだこれ?」「本当に市販品か!?」
優「(・・・くぅ・・・や やめっ・・・あん! )」「(濃縮・・・したから・・・敏感に・・・あっあっあっ///)」
感じる優をよそに香のスプーンは止まらず、既に三分の一ほど残されて他は全て香の味覚を満たしてしまった。
優「(はぁはぁ・・・姉・・・さん・・・)」
香「名残惜しいけどこれで最後ね」「あとで優のやつに謝らないと(笑)」「こんなに美味いなら独り占めもしたくなる(笑)」「あ〜ん」

パクッ

優「(姉・・・さん・・・私・・・美味し・・・かった?)」「(・・・)」
香は満足顔で最後の一掬いを口へ運び、アイスを完食した。
優は薄れる感覚の中で最後にアイスとしての満足感に満たされて香の味覚を満たした。

・・・三日後

祐「・・・姉貴・・む 胸が・・・デカいっ!」
香「うっうるさい!///」
祐「・・・やっぱり優を食べちゃったじゃない?」「三日も外出は不自然だし」「姉貴の急に膨らんだそのムネっ」
香「うっ(汗)」
祐「姉さん乳牛に変身して優を出してあげなよ」
香「だってだって」「そうしたら む 胸が・・・」
祐「自覚あるんじゃん」「平気だよ」「俺が優しく搾ってやるから(笑)」
香「・・・///」「ぼ 牧場に行って さ 搾乳機で し 搾ってもらいます///」
バタンっ!
祐「牧場って体験で乳搾りとかもやってるよなっと」
香は一目散に家をでて牧場に向かい、祐は香が出て行って直ぐにラジコン飛行機に変身して香が向かうだろう近くの牧場へ先回りしたのだった。
そうして牛乳として優が救出され、優が気づいたのは瓶詰めにされて冷蔵室の他の牛乳の隣に置かれていた時だった。