_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ごらんの有様だよ!!! <
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ヽ、 _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 ノ | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 |
ヽ r ´ ヽ、ノ 'r ´ ヽ、ノ
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ノ / / /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、 、 ヽ
/ / /| /(ヒ_] ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_] ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '" ,___, "' i ヽ| /ii"" ,___, "" レ\ ヽ ヽ、
'´i | | ! ヽ _ン ,' | / 人. ヽ _ン | |´/ヽ! ̄
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'" '' `ー--一 ´'" '' ´ ル` ー--─ ´ レ" |
そういえば、聞いたことがあるぜ
満月の夜に、一回だけ――スレを立てることができるヤツがいるって。
>>1乙。それがアンタなんだろ?
俺たち虫憑きは、逃げたら負けなんだ。
戦うしかない以上、
>>1乙しなくちゃ死ぬしかないんだよ。
6 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 19:23:17 ID:y1l5xkX5
即死回避あげ
心から言いたかった、私を守ってくれる
>>1に
>>1乙って!
即死ってどこまでだっけ?
確か20だった希ガス
「――貴方の
>>1乙を聞かせてちょうだい?」
ムシウタキャラで病んでるとエロ可愛いキャラって誰か居るだろうか?
え? 病んでたらみんなエロ可愛いと思ってたんだけど、もしかして俺が病んでるんだろうか
メンヘラ亜梨子一択
病ませると誰が一番エロいかなら……あれ? 病んでないのって誰かいたっけ。
とりあえず俺は利菜で。
今日帰りに交差点で信号待ちしてた時に、目の前の横断歩道を妊婦さんが渡ってたんだよ
丈は膝下くらいまであったかな、よくあるような体型が判りにくくなる服着た人で、なんとなしに眺めてて気付いたんだけど
お腹が膨らんでると言っても、球形というわけでもないし、服がぴったり貼りついてるわけでもないでしょう?
横から見てると歩く度に動く服の形で、胸から腰にかけての本来あるべきラインみたいのが浮かんでるんだよね
なんだかハッとするようなエロスを感じたよ。大助はそろそろ誰か孕ませてもいい頃だと思う
是非、利菜を
摩理が表に出てる間に大助に孕まされ、自分には何もしてくれない癖にと詰めかかる涙目なアリコに迫られた大助がつい流されて、とか
ドM調教された恵那とか
なんかその恵那だと大助が気紛れにお腹撫でてあげるだけで感激してイッちゃうような気がする
大助が近づいただけで発情し、体臭を嗅ぐと腰が砕けて声をかけられただけでイっちゃうよう自己開発した恵那
「どうしよう……本番やる前に失神しちゃう……」
自分から体をきつく縛って欲しいと恍惚とした表情で懇願したり、乱暴に扱われるほどぞくぞく感じて濡れたり、気紛れに優しく接して貰えると時めいてきゅんきゅん感じちゃう恵那
「んもう、薬屋クンのイジワル……っっ、アタシの欲しがってる所なんて分かってるくせに、ねっとり焦らされて、でもお預けを食らったまま我慢しっぱなしで……もうだめ薬屋クンにして貰えないと気が狂っちゃいそう」
「恵那は俺が何もしなくても縛られてるだけで濡れるような変態のくせに文句いうのかよ……。はぁ、面倒臭いから縄を今よりきつく縛るだけな?」
「はあぁん……薬屋クンっ、そこぉ、そこなのぉっ!縄がアタシの………に、食い込んできて、んぁああっ……!んぁああっ……!」
「…って、こら!嬉しそうに身悶えるな!暴れて余計に食い込ませてるのもわざとか?わざとだよな!ああもう、分かったよ、お前の望み通りにしてやるけど――」
「もっときつく――きゃあ、ん、やだ急に積極的に弄られても心の準備が出来てないのに………、ひゃうっ、あ、あぁ、やだ痛くされてるのに……」
「――後悔すんなよ。例え止めろって縋り付かれたとしても、止められる」
「どうしよう薬屋クンに責められちゃうと、凄く気持ちいい……冷たい眼差しが、たまんない!ああ、いつもそんな目でアタシを見てほしい………」
「……本当にどうしようもない変態なんだな、お前」
「く、薬屋クンに罵られるのなら寧ろご褒美になっちゃう」
「はぁ。なんか色々諦めた。もう好きに言ってろ変態。その代わり俺もお前の体を好きにさせて貰う。」
「んああぁ……ああぁん、足で、そこっ、抉っちゃだめぇ、ああっ、あぁぁあぁん…………」
「何を言ってるんだよ、痛いのが好きなんだろ?M字開脚で腰振って喜んでるくせに」
(以下略)
いっその事“西園寺さんで遊ぼうすごろく(ドM調教ルート有)”があればいいような気がしてきた
略さないでw
しかし、何やっても褒美になって違和感がないとか流石すぎる
前スレでハルキヨ×亜梨子執筆宣言したものです。
書き終わったんで投下。
書き殴りなんで色々おかしいとこありますが、ノリで楽しんでもらえたら幸い。
亜梨子が目覚めて本編終了したくらい?の時系列です。
春にしては暑いくらいの陽気、もちろん晴天。
風もあったので薄手の上着を羽織ってきたのだが、この暖かさならいらなかったかもしれない。
脱いだら脱いだで荷物になるし、だからといってこのまま羽織っていても少し暑い。
どうしようかしら、とちょっと亜梨子が悩んだところで、傍らから不意に声。
「ところで一乃黒亜梨子、今日の下着の色は何色だ?」
声がしたのは上の方からだった。隣の存在は一般的に見てもかなりの長身で、小柄な亜梨子と比べるとその差はもっと顕著になる。
至極真面目な声音に見合わない疑問を投下した青年は、ぽかんとした顔のまま固まってしまった亜梨子の様子に勘違いしたらしい。
彼女が先程の言葉を理解できなかったのだと解釈して、再び口を開こうとする。
「仕方ねえな、もう一回言うぞ――ところで一乃黒亜梨子、今日の下着の色は何色だ?」
そっくりそのまま出てきた第二撃。
それを食らった衝撃で停止していた亜梨子がようやく動き出す。
「な、な、な……なに言い出すのよっ!」
何か言い返してやりたいのに言葉にならない。その前に身体が勝手に動いていた。
いつものように必殺名を唱える事なく脚が軽やかに上がる。ふわりとしたスカートの裾が舞い上がる。
「なんだ、白、」
男がその隙に身を屈めてスカートの中を覗く。ただし自然と彼の頭の位置は下がるので、亜梨子にしてみれば絶妙な位置に憎き変態の頭がきた。
踏まれても痛くないブーツの爪先――鉄板が入っているのでは、などと揶揄されるそこが、亜梨子の繰り出した蹴りによって男の側頭部にヒット。
白、と言い終えるか終えないかのところで男の言葉は途切れた。
亜梨子は慌てて舞い上がったスカートの裾を押さえる。もっとも見られてしまった後では何の意味も成さないが。
「……大助みたいなむっつりアレだけど、あなたみたいにオープン過ぎるのもどうかと思うわ。ハルキヨ」
生身であれだけ飛んだり跳ねたり出来る超人が、自分のたった一発の蹴りの痛みに悶える様は見ていてちょっと気分が晴れるものだった。
そんな二人の様子を端から見ていた通行人たちは口笛を吹いたり冷やかしたり。亜梨子はその声を聞いてようやく、ここが衆人の目がある公共の場であることを思い出した。
未だに頭を抱えたまま立ち上がる気配を見せないハルキヨの手を取り、目一杯の力で引っ張る。亜梨子が全力で引っ張っても彼の上半身が前のめりになっただけだった。
いっそそのまま地面と顔面衝突すればいいのに、と思い更に力を込めるが、ただでさえ全力で引っ張った後なので狙った事態は引き起こせない。
亜梨子の力を無視するような形で、上半身の筋肉を上手く使ってハルキヨが立ち上がる。
亜梨子の手に逆らうことなく、ハルキヨは大人しく引っ張られる。その顔には締まりのない笑みがあって、亜梨子は正直どう反応を返していいのか分からない。
スカートの中を覗かれたという恥ずかしさも戸惑いで霞んでしまいそうだ。
初めは亜梨子がハルキヨを引っ張る形だったが、歩幅の違いから二人は自然と並んでしまう。
「下着の色聞いたくらいで怒んなよ」
「怒るわよ! じゃああなたは聞かれたら馬鹿正直に……いえ、何も言わないでお願いだから」
亜梨子が言わんとすることを先取りして、ハルキヨが満面の笑みを浮かべて口を開こうとした。
少しでも彼のことを知っていれば答えが予想できる問いではないか。こんな変態に羞恥心を求める方が間違っている。
言葉を遮られたのが相当不満らしい。亜梨子の傍らから盛大な舌打ち。
急いであの場を離れたものの、これから特にどこに向かうということもない。亜梨子もハルキヨも相手の向かいたい方に行けるように歩調を緩めていた。
こうなったとき主導権を握るのは早い者勝ちだ。亜梨子も大分人を振り回すタイプだと自覚しているものの、ハルキヨの自分勝手っぷりはその上を行く。
人を振り回す人間は振り回されることに慣れていない。
だから互いに自分が主導権を握ろうとタイミングを測っている。二人の歩調がゆっくりになったのも、相手に合わせようというよりは間合いを取って自分の必殺の一撃を繰り出そうとしているに過ぎない。
「大体よぉ」
ハルキヨが不機嫌な声音で言う。歩調は未だスローペース。
どうやら彼はまだ主導権を握るために動くつもりはないらしい。亜梨子は先手を打とうとも思わず、彼の歩調に合わせたまま次の言葉を待つ。
「お前が中央本部で眠っている間の下着の色は俺が決めてやってたんだぞ? 今更恥ずかしがるようなことでもねーだろ」
ハルキヨはそのペースを保ったまま。一方亜梨子はぴたりと歩みを止めてしまった。
一瞬どころかハルキヨが数歩先まで進んでしまった今でも、彼の発言に対する理解が追い付かない。
「……誰が、誰の、何を決めていたですって?」
「俺が、お前の、下着の色を決めてたんだよ」
ハルキヨが振り返って一字一句はっきりと言う。
口から魂が抜ける瞬間は、きっと今がまさにその時だ。亜梨子はふっと気が遠くなるのを感じた。
「これくらいで倒れそうになるタマじゃねぇだろ」
先程から気になっているのだが、一体ハルキヨは亜梨子をなんだと思っているのだろう。彼の認識だと自分は羞恥心のない割とオープンな人間になっていそうだ。
ハルキヨは何かと世の中を自分の物差しで計っている。自分の期待を裏切ることを良しとせず、裏切った人間にはまるで罰を与えるかのように容赦がない。
「どうしてあなたが、その、私の……」
「下着」
「笑顔でさらっと言うのを止めなさい! その、そういうものを決められたのよ。まさか着替えまで……!」
「どこにいるか分からねぇ奴をどうやって着替えさせるんだよ」
明らか様に「お前馬鹿だな」といった視線を向けられる。自分は決して馬鹿ではない。ただ少しばかり動転してしまって気が回らなかっただけだ。
「あなたが着替えさせた訳じゃないのに、どうして色を決められるのよ」
「俺があの糸目女に指示した」
糸目女と言われても咄嗟に誰なのか思い付かない。ふと一人の女性に辿り着いたものの、彼女の外見的特徴よりもその笑みばかりが思い出されてはっきりと確信できない。
「それってあの、副本部長?」
「そうそう」
肯定されたことで思い出される嫌悪感。
目覚めた亜梨子を見つめるあの目は、まるでお気に入りの人形がやっと動き出したというように喜々としていた。
あの人に着替えさせられていたとすると、自分は本当に着せ替え人形扱いではないか。亜梨子は知らず知らず顔を顰める。
「……つまり私は、あなたにもあの人にも着せ替え人形扱いされていたってことね」
「なんでそうなる」
「だってそうでしょう? 自分達の好きな服を私に着せてたんだから」
いくら深い眠りに就いていて意識がなかったとしても、自分の好みに合わないような服ばかり着せられていたなんて堪ったものではない。
名家のお嬢様として育てられたせいか、亜梨子は身なりに人一倍気を使っている。簡素な患者服のようなものを着せられるよりは、確かに着せ替え人形の方がましかもしれない。
しかしそこには自分の意志が全く関わっておらず、好き勝手されていたのだと思うといい気がしなかった。
「あの女、欠落者や収容された虫憑きと同じ恰好をお前にさせてたんだぞ? 服に関しちゃ俺は口出しできねぇからな。てめぇだってあんな布切れ一枚なんてごめんだろ?」
「それは、そうだけど……」
「だからせめて下着くらいは可愛らしく、時には色っぽく……」
そこでハルキヨは言葉を区切り、亜梨子の胸元を見る。
「あー……何回か無駄なものもあったが」
「言いたいことがあるならはっきり言いなさい、怒らないから。殴るかもしれないけど」
「そう宣言されて正直に言う馬鹿がいるかよ」
ハルキヨが軽く踏み出して亜梨子の前に出る。振り返ると同時に両手を上げて降参のポーズ。
「つーかよ」
「なによ」
「惚れた女の下着の色ぐらい、俺が決めても問題ねぇだろ」
至極当然のことを言うような口振り。
だのにその表情は駄々を言う子供のようで、少しばかり独占欲が滲んでいる。
「こだわるところをもう少し変えてくれれば、喜びようもあるんだけど……」
「なんか言ったか? ははーん、さては俺のハイセンスが気になって仕方ないんだな? よし今から下着屋に行って、白は白でもセンスある白を選んでやるよ」
「恥じらいを持ちなさいッ――亜梨子パンチ!」
真正面から嬉しそうにパンチを受け止める男に、ちょっとときめきかけたのは嘘だと思いたい亜梨子だった。
終わり
ハルキヨ
なんだただの変態か…
久々にスレ覗きに来たらきてたGJ!
あのハルキヨが本気出したらアリスも惚れるかもな…
もっとイチャコラしてもいいんだぜ
GJ!
ハルキヨがハルキヨ過ぎて笑ったwアリス可愛いよアリス
この二人のエロも読んでみたいな
霞王孕ませたい
ハルキヨに孕まされる亜梨子
ハルキヨと亜梨子っていうと、やっぱり大助含めてじゃないとうまく想像できないんだよなあ
「ほら亜梨子、そこの変態が踏んで欲しそうにしてるぜ? 踏んでやれよ」
「バカ言え誰が踏まれたがってんだ俺はマゾじゃねぇぞコラ。あ、でもナースのコスプレだったら踏まれてもいいな…やっぱ踏んで下さい」
「やああああもうバカエロ大助なんで私がこんな奴踏んでやらなきゃならないのよ、大体踏まれるのならアナタでしょう!? 奴隷のくせに!」
「誰が、誰の奴隷だって? 言ってみろよほらこんな体勢でそんなことが言えるんならなぁ? あァ?」
「うぅぅ……っ」
「…ナース服、ナース服……アイツなら持ってんじゃねぇか? ほらあの便利屋! よし、呼ぶか。もしもーし、今すぐ──」
「いっ…いやぁぁぁぁ! こんなトコひとに見せないでぇぇぇぇぇ!!」
ハルキヨオープンすぎるwww
bug読み直さないとキャラ忘れてしまうw
ハルキヨって確かに登場人物全員の携帯の番号知ってそうな感じではあるw
>>32 その調子でハルキヨと亜梨子と大助の3Pを書いてほしいとお願いしてもよろしいでしょうか
なんか
>>32の後に「ナース服着せてみて思ったんだけどよ………やっぱシチュエーション萌えも大事だな!」 とか言い出したハルキヨにメイド服、水着、体操着、緊縛モノ、獣耳とかコスプレを着させられて3Pする亜梨子を妄想したw
@大助とハルキヨに前と後ろをずきゅばこ突っ込まれて、二人にどちらがより多く亜梨子をイかすかを競うように体を責め続けられ、ビクンビクン感じながら「感じてないわよ」と意地を張って強がるも気持ちよくて意識が飛びそうになる亜梨子。
Aハルキヨの腰に座って座位で奥まで突っ込まれながら胸を揉まれ首筋を舐められ、口で大助のモノにフェラをしつつ足の指でクリを弄られる亜梨子
B四つん這いで大助に背後から交互に前と後ろの穴を犯されながら、ハルキヨに口内射精される亜梨子
C精力の塊のようなハルキヨの体に跨って背面騎乗位で突き上げられながら後ろの穴を指で弄られ、大助に息が苦しくなるほど舌を絡めてキスをして胸を揉まれ、乳首を甘噛みされ吸われたりする亜梨子
36 :
32:2010/05/15(土) 23:04:13 ID:d5yuMUUB
>>35 文章は書いたことないから難しいんだぜ
誰か書いてくんないかなw
あとでドMハルキヨ×ほんのりS亜梨子で微エロ足コキSS書こうと思ってたのにネタ被りしたww
みんな考えることは一緒なんだな。誰の夢も繋がってるって、本当だったんだな利菜…。
ここの住民の妄想は変態に侵されている
>>32 > 「誰が、誰の奴隷だって? 言ってみろよほらこんな体勢でそんなことが言えるんならなぁ? あァ?」
> 「うぅぅ……っ」
この2行だけで妄想が広がる俺も変態です
>>37 今からでもその夢を実現させるんだ!
こうしてみるとハルキヨ×アリスもなかなかいいモノだな
ドMハルキヨも良いけどドSハルキヨに翻弄されるアリスのエロが見たいぜ……
「ううぅ……もう嫌よこんな恥ずかしい体勢で抜かず6連発なんて嫌あぁ……っっ」
>>32 ハルキヨ×亜梨子×大助の3Pか……
その日の気分とかノリで一之黒邸に夜這いに出かけるハルキヨ。
うきうきしながら亜梨子の部屋の近くに忍び寄ると、そこには激しい抽送を思わせる音とそれに翻弄される少女の喘ぎ声が聞こえてきた。
実は亜梨子は昼間はいつも大助を下僕扱いするも、夜になると布団の上で大助に組み敷かれてすっかり調教済みになっていたのだ。
そこに窓の外から覗き見しつつも苛々ムラムラして我慢できなくなったハルキヨが二人の前に参上。
「くそがっ!二人でイチャついてんじゃねーよコラ、見せつけやがって……ンな楽しそーな事、俺も混ぜろってんだ!」→3Pへ。みたいな流れしか思いつかない
それ以外だと、
ハルキヨに迫られ、強引に流されそうになる亜梨子
そこにまた何も言わずいなくなった亜梨子を探していた大助が登場。
服をはだけさせた亜梨子を見てテンパる大助に見せつけるようにしてキスするハルキヨ
不敵に笑われムカついた大助が、それに対抗するように亜梨子の息が続かなくなるまで舌を絡めてキスをする
「かっこうテメェ……人の好きな女に何してくれてんだ、あぁ?これからって時に乱入してきやがって」
「お前こそ何考えてんだ。亜梨子は俺の監視対象なんだ、もしヤるってんならお前の猿っぷりもきっちり書いて報告書出してやるかんな!」
「ち、ちょっと――この奴隷二人っ!あなた達二人共やめなさい!」
「「お前は黙ってろ!」」
競い合うようにして亜梨子の胸を揉んだり下のお口をぐりぐり弄り始める二人。
結局一号指定二人には抵抗も虚しく終わり3Pへ
とかな
ここはアレだろう、
「 真 面 目 に 」亜梨子を口説くハルキヨ
情熱的かつ一直線に突っ込んで玉砕するのが目的。
ハルキヨ的には「本気でアタックして玉砕」でなければならないので
それはそれは気合の入ったデートを用意し
マジ顔で告白し
いっそ押し倒し
そして勢いでヤッちまう
気がつくと全力のSEXにイかされまくってメロメロに堕ちそうになっている亜梨子がそこにいて
「ありゃ……俺は何をやってるんだ?」
などと遅れて自覚するハルキヨ
そしてその一部始終を監視していた大助
亜梨子なんか眼中にない、そのはずなのにドス黒い感情がじわじわと心を蝕む
一方、亜梨子は自分の胸に芽生えた、浮気心に似た何かにときめきを隠せない――
とかな
なんという寝取られ好きな俺得展開
詩歌は利菜とか夕とかなみえさんに寸止めされたり踏まれたりおしっこかけられたりして感じるMだと思うの
詩歌は焦らされたり責められ抜いて自分からおねだりしてMのように見せかけて油断させた後に
散々弄ばれた鬱憤を晴らそうと仕返しに相手を完全に性的に屈服させて堕とすSだと思う
マダダーレモー
ムッツリスケベな詩歌の姿を知らない
ハルキヨ→亜梨子のフラグは立っているけど、亜梨子からのフラグがな……
亜梨子の優先順位 : 摩理(親友)>>大助(友人・相棒・下僕)>>>>ハルキヨ(摩理の情報を先に見つける競争相手)と考えると
摩理と百合関係か、お互いにじゃれあうような大助との関係の方が自然に思えるんだよな
摩理と亜梨子とか大好物です
摩理×亜梨子の場合bug1巻に病室で摩理が亜梨子の学校の宿題を教えてあげていたみたいだから、こんな罰ゲーム式勉強方法を妄想をしてしまった
「亜梨子がいくら勉強が苦手でも、罰ゲームが嫌なら必死になって勉強できるでしょう……?」
テストでなかなか良い点数が取れずにいる亜梨子に、摩理は罰ゲーム式の採点方法での勉強を亜梨子にすすめる
はじめは乗り気でない亜梨子に摩理は、「罰ゲームが亜梨子にとって受け入れがたいものであればあるほど頑張れるでしょう。それに私は、亜梨子には良い点数を取って貰えると、私でも役に立てたんだなって嬉しいから……」とか色々言って渋々ながらゲームを承諾させる
摩理が出した問題を亜梨子が解けなければ、亜梨子には罰ゲームが待っている。
間違いが1問のみの場合、亜梨子は舌を入れられてキスをする。抵抗するのは駄目だが自分から舌を入れても良い。
間違いが2問なら、亜梨子は服の上から胸を揉まれるのと平行して一つ目の罰も行う。声を漏らすと服を一枚ずつ脱がされる。
間違いが3〜5問なら、亜梨子は自分でスカートを捲り上げて口で咥えて、下着の上から自慰をし、それを摩理にじっと見られなければならない。勝手に指を止めてしまうと上半身を裸に剥かれて乳首を舐められたまま、自慰を続行しなければならない。
間違いが6〜8問なら、亜梨子は自分でスカートを捲り上げて口で咥えて、下着の上から摩理に指で弄られなければならない。声を漏らしたり、スカートを口から放してしまうと直に指を入れられて弄られてしまう。ただし亜梨子がイきそうになると寸止めする事。
間違いが10問以上なら、亜梨子はイクまで何度でも摩理の前で自慰しなければならない。終わったら下着を脱いだまま帰る事。亜梨子は次回摩理と一緒に勉強にする時、家を出る直前に自慰をし、濡れているか摩理に触られて確認されなければいけない。
全て不正解であれば、亜梨子は間違った問題を見直して1から解かなければならない。服装は下着のみ着るか、下着だけ脱いで行うか選択可能し、自分の片手で胸や股間を弄りつつ、摩理に問題文を耳元で囁かれながら体をまさぐられてイかされつつ、問題を正確に解く事。
再び間違えると間違えた分罰ゲームは追加される。
だがもし摩理が出した問題を亜梨子が全て解ければ、摩理の体に亜梨子が好きなことをしても良い。どんな要求でも摩理は受けなければならない。
罰ゲームは亜梨子が全問正解するまで定期的に行われる。
どうしよう俺の中で摩理さんがただの変態になってしまった……摩理好きの人スマン
ふぅ・・・
そうだな、もっとやrゲフ変態さんだなもっとやrゲフン
あの短期間で亜梨子が摩理に結構依存してるのはそういった深い身体の繋がりがあったからに違いな、ふぅ・・・
摩理の手練手管によって淫乱な体に調教される亜梨子
だから摩理が居なくなって体に色々溜まってメンヘラになr
本スレで大食いの顔の好み云々見て
虫憑きにされた直後の暴走大助を抑え込んで
性的な意味で喰っちゃう大食いが脳裏に。
アニメだと女教師な大食いさん
それだけでいろいろ妄想できた……
大喰いさんはどこにでもいて、どこにでもいない
つまり、幼女からお姉ちゃん姿まで、なんでもありということか!
「お兄ちゃんの夢を聞かせて」
「ぼうやの夢を聞かせて」
「あなたの夢が、聞きたいです」
「君の夢を聞かせてよ」
「貴様の夢を教えよ」
「いいから夢を聞かせろ!」
夢……
ゆめ…
ゆ……
や ら な い か ?
くそっいつの間にか流れが大喰いさんに変わっている!
長いし小説とか初心者だけどせっかく書いたから夢蘇る一日のifを投下するぜー
CP的には大助×摩理&亜梨子。それじゃあいきます。
高校生らしきカップルとすれ違い、目で追いかける。恋人どうしならば、あのカップルのように、やはり手を繋ぐべきだろうか?
普段の二人は、当たり前に手を繋いでいるのかもしれない。振り向くなという言い付けを律義に守り前を歩く少年の手を見つめ、決心する。
「なんか、怒ってんのか? 俺が何か――」
なるべく自然にできますようにと、そう思いながら少年の手を握った。何か言いかけていたようだが、その言葉と共に少年の動きが止まる。
驚いた表情で振り向かれ、やっぱりうまくできなかったのだろうかと肩を竦めた。
「ご、ごめんなさい。すぐ離すから――」
「いや、別に、嫌だった訳じゃ……」
離そうとした摩理の手を、今度は大助の方から握り締められる。さっき自分から握った時は、手を繋ぐというより重ねたと言った方が正しいような力だったため、先ほどは気付かなかった少年の手の熱さに頬を紅潮させた。
それに、強引とも言える力強さで手を握られたのは初めてだ。男の子だとわかってはいたものの、その手の大きさの違いに驚いてしまう。
「そりゃ、お前と手繋ぐのが初めてって訳じゃねぇけど、急にどうしたんだよ。やっぱり何かたくらんでるのか?」
少し不思議な信頼関係だと思っていたが、やはり、恋人どうしなのだ。手を繋ぐのは初めてではないらしい。
「べ、別に、何だっていいでしょう。いいから、貴方は前だけ向いてなさいという私の言い付けを守っていればいいのよ! 貴方は私の、ど、ど、ど……奴隷なんだから!」
「そ、そうか。手繋いできたくせに、この仕打ちかよ……何だってんだ……」
不審そうに振り返った大助を睨み、前を向かせる。自然と大助の手に引かれながら歩く形になり、摩理はもう一度その手を眺めた。
温かい感触が、摩理の手を包んでいる。
生前、誰の指にも止まれなかった、誰も捕まえられなかった摩理を一人の少年が捕らえている。
少しだけ。
胸中にぽっかりと空いていた空洞が、満たされた気がした。
「ふふ」
緊張で強張っていたはずの頬が自然と緩み、握られているままだった手を握り返す。
大助の温かさを感じながら、自分を取り巻くものたちを見回す。
朝の空気に包まれた住宅街の中を、まっすぐに歩いていく。
風が、強かった。慣れない縛り方でまとめたポニィテールが、横に煽られる。
井戸端会議をしている主婦たちの横を、通り過ぎる。老夫婦が連れた子犬が、早足で歩く摩理たちを振り返った。学生を乗せたバスが重低音のエンジン音を響かせ、追い抜いていく。振り向くと、自分達と同じように手を繋いで歩くカップルが見えた。
ありふれた日常でしかないそれらは、摩理から思考能力を奪い去った。
暖かい日射しと吹きつける風は、どうしようもなく気持ちが良かった。
自分は今、生きている。
そんな確かな実感が、摩理を昂揚させた。
自分が亜梨子を押し退けて表面に出てきた理由や、生前の記憶のことなど――。
どうでも良い。
「亜梨子?」
前を歩いていた少年を、小走りで追い越す。
「走るわよ、大助!」
「あっ、おい!」
今度は摩理から手を引き、少年も走り出す。
その時、自分はどんな笑みを浮かべていたのだろう? 呆然としながら走り出す大助の姿がおかしくて、いっそう笑みが深まった。
61 :
2:2010/05/31(月) 18:01:43 ID:X24gI6cG
そういえば、亜梨子は綺麗な顔をしているのだ。
振り向き様に向けられた、いつもとは違う女の子らしい笑みにドキリとする。
「走るわよ、大助!」
「あっ、おい!」
言うなり、大助のことなどお構い無しに全速力で駆け出した。呆然としながらも、亜梨子の手に引かれるまま走り出す。
もう我慢ができない。そう叫ぶみたいに笑みを深めた亜梨子は、先ほどまで気にしていたスカートの裾を翻す。
収集車の係員が落としたゴミ袋を跳び越え、電柱を掴んで曲がり角を曲がる。歩道の縁石に飛び乗り、両手を開いてバランスを取りながら駆け抜ける。
青信号が点滅する交差点に滑り込み、横断歩道の白いペンキの上だけを選んで歩く。
また歩道に戻るなり、目の前を自転車が通り過ぎた。危うく衝突しそうになったところを、慌てて亜梨子の身体を引き寄せる。大助が謝っている最中にも、クルリと身体を回転させて再び走り出す。
現れた白い壁沿いに駆けていくと、すぐにホルス聖城学園の正門へと辿り着いた。生徒用のセキュリティゲートの向こうに、モダンな造りをした校舎が見える。
「はあっ……! はあっ……!」
予鈴が鳴り響くゲート前は、登校中の生徒もまばらだった。亜梨子と大助は膝に手を置き、それでも片手を繋いだまま、切れ切れに息をつく。
“虫”と同化している時であれば汗一つかかないような運動量だが、同化していない状態で、しかも朝から全速力でというのは、流石にキツい。
心臓が張り裂けそうに脈打っていた。肺が酸素を求め、悲鳴を上げていた。喉が痛み、目尻に涙が浮かぶ。青々と茂った樹から落ちた露が、亜梨子の肌の上で瑞々しく飛び散った。
「はあっ、ははっ、はあっ、あはは……ははっ!」
ポニィテールが、下から上へと半円を描いた。俯いていた体勢から一転、勢いよく空を見上げた亜梨子が声を出して笑う。
気持ち良さそうに、心地良さそうに、全身で楽しんでいるのが大助にも伝わった。
「あははっ!」
片手で顔を隠すが、こぼれる笑みは堪えきれていない。校門前でクスクスと笑う亜梨子を、他の生徒たちが怪訝そうに振り返っている。
「遅刻する、行くぞ」
視線を振り払い、亜梨子の手を引いて急かす。
「ええ」
少女が振り返り、にっこりと笑う。
……頭上のモルフォ蝶が眼を赤く輝かせたような気がしたが、気のせいだろうか?
「今、行くわ」
いつものように明るく笑う亜梨子を見て、わずかに頬が熱くなる。
今朝から見せる、いつもより少しだけ女の子らしい笑み。それを、不覚にも、可愛いと思ってしまった。
走ったせいではない胸の高鳴りに気付かないフリをして、セキュリティゲートを通るためと手を離した。
それからの亜梨子は、普段との微妙な差異や違和感は感じるものの、ただの気のせいなのかもしれないと思い始めていた。
今朝から妙に意識してしまい、もしかしたらおかしいのは亜梨子ではなく自分なのではないかと思う始末だ。
パジャマを見られて恥ずかしがっていた姿はいつもの嫌がらせと言われれば納得できるし、スカートの裾を気にしていたのも今日はかなりの強風だから。
手を繋いだことは何度もあるし、登校中というのは初めてだったが、亜梨子から握ってくるのはそう珍しいことではない。
自習の時間だし、ちゃんと勉強しなきゃ――そう言い出した時には何事かと思ったけれど、あれもただの冗談だった。
“さくら”のロッドに対する注意を聞き、自分も過敏になっていたのだ。それで納得することにした。
体育の授業が終わり、着替えを済ませて教室に入る。次の授業の準備をしなくては、と思っていると、入れ替わりに教室から出てきた亜梨子と鉢合わせる。
「亜梨子? 何してんだ?」
「私、今の授業でちょっと疲れちゃって……少し保健室で休んでくるわ」
少しだけ弱った笑みを浮かべる亜梨子は、確かに普段より顔色が悪い。
「大丈夫か?」
「……え? え、ええ、だいじょうぶよ。心配しないで」
間の抜けた声で返事をされ、大助は眉をひそめる。
いつもなら、真面目に心配してやると気持ち悪いと一蹴されるのに。
……気のせいだと思っていたが、今朝から様子がおかしかった理由は単純に体調が悪かったからなのかもしれない、と思い直す。よくよく思い返してみれば、朝も顔が赤かった。
そうならば、このまま一人にしておくのは心配だ。
62 :
3:2010/05/31(月) 18:02:45 ID:X24gI6cG
「俺も行く。倒れられたら、こっちが困るんだよ」
「ひああああ」
手を引いた瞬間、おかしな悲鳴を上げる亜梨子。
廊下を歩いていた生徒からの冷たい視線が、大助に突き刺さった。
「バ、バカ! シャレにならないから、悲鳴を上げるのはやめろって今朝も言っただろうがっ!」
「あ、違、ええと……」
「ああもういい、とにかく行くぞ!」
「ひ、ひあっ――」
口を開けば、それだけ墓穴を掘っている気がする。その場を離れるために無理矢理亜梨子を引っ張り、歩き出す。
今朝は、彼女の方から手を繋いできたのだ。別に自分からしたっていいだろうと、亜梨子が上げかけた悲鳴を無視する。
「失礼します」
ノックをしてから保健室のドアを開く。
「保健室の先生、いないのかしら?」
「そうみたいだな」
あまり訪れることのない、静かな室内。強風だからだろう、窓の閉められた室内は校庭からの声も聞こえない。
ベッドを覗いてみたが、休んでいる生徒もいないようだ。亜梨子が上履きを脱ぎ、横になる。
「一応聞くけど、本当に疲れただけなんだな?」
「ええ。頭やお腹が痛かったりはしないし、ちょっと寝たら元気になるわ」
「……嘘つけ、顔赤いじゃねぇか。お前、熱でもあるんじゃないのか?」
「そ、それは、貴方が急に手を繋いできたりするから――」
――額を合わせてみるが、本当に熱がある訳ではないようだ。
「確かに平熱だな」
熱はないし、風邪っぽいだけか?
平気なフリをしているだけで、高熱でも出しているのかと思っていた大助は肩透かしを食らった気分だ。まあ、病気ではないというならそれが一番いいのだけど――
「……亜梨子?」
少女が、固まったまま頬を真っ赤に染めている。
眉をハの字に下げ、恥ずかしそうにチラチラと大助を伺うように見上げては、また頬を染める。
「あ、あの、大助――顔が……」
「? どうした?」
「か、顔が、近いから……その……」
顔が近いから、その。
亜梨子の言葉を頭の中で復唱し、ようやく自分が何をしていたのか気が付いた。慌てて額を離す。
ヤバい、今の俺も絶対顔赤い――なんとかいつも通りに取り繕おうと試みても、目が泳いでしまう。
亜梨子に技をかけられた時に、間近で顔を見ることなんかいくらでもあったはずだ。俺も亜梨子も、何を今更照れているのか。
女の子のような態度で、まるで大助を意識しているような――
「ぅ……あ、亜梨子……」
自惚れ?
思い込み?
自意識過剰?
そうに違いない。そうでないならいつもの彼女の嫌がらせだ。
わかっているのに、うるさいくらい、疲れるくらい高鳴っている胸の鼓動が治まらない。
亜梨子は、布団をくしゃくしゃに握り締め火照った顔で大助を見上げている。
昨日までとは違う、弱々しい表情。今朝から何度も見た、女の子らしい笑みが脳裏をチラつく。
俺は――。
再び亜梨子に近付き、赤く染まった頬に触れた。
「だ、大助? ち、ちょっと待って、確かに誰もいないけれど、こんなところで、急に、ひあ――」
動揺しながらも、少女が目を閉じる。
……いいんだよな、これ?
まあ、もし駄目だったところで、止まれる訳がないのだが。
少しだけ顎を持ち上げ、桜色の唇に、自らのそれを重ね合わせた。
触れるだけの、軽いキス。
決して、ファーストキスではない。けれど、初めて口付けた時のように、甘く痺れる感覚が思考を溶かした。
どんな顔をしているのか気になって、薄目を開けて亜梨子の表情を覗き見る。
ぎゅっと目を瞑った顔は、耳まで赤い。耳たぶを指で弄ると、肩が跳ねてくぐもった声が漏れた。
角度を変え、何度も唇を合わせる。啄むみたいに何度も触れたり、柔らかい唇を堪能するように後頭部を引き寄せて長い間押し付けたり。
「ん――んぅ、んっ」
飽きもせず、何回したのかわからなくなるほどそうしていたら、亜梨子が何か言いたげに大助の胸を叩いた。
「はあっ、はぁっ……はあ……」
唇を離すと、目尻に涙を浮かべながら肩で息をしている。息を止めていたのか、うまく息継ぎができなかったのか。大助は思わず苦笑してしまう。
63 :
4:2010/05/31(月) 18:03:23 ID:X24gI6cG
「鼻で息しても良かったんだぞ?」
「え……? そ、そうなの?」
「ああ」
いかにも初めてといった様子の少女が可愛くて、再び顔を寄せる。もう一度。何度だって、触れ合いたい。キスしたい。そう思う。
お互いの心臓の音が聞こえるくらい密着し、唇で触れ合い、ようやく気付いたことが一つある。
「好きだ、亜梨子」
――本当に、亜梨子が好きだ。
流されている訳ではない。
ここまで明確に自分の感情を理解していはしなかったけれど、いつの間にか愛しく想っていたのは事実だ。
亜梨子の態度で、気付かされた。自分がこの少女を大切に思っていたことを、思い知らされた。
今日の亜梨子は、こっちから素直になってやってもいいと思うほど可愛かった。
「だ、大助。私も、貴方が好きよ」
亜梨子が微笑む。
目を閉じて、もう何度目になるのかわからないキスをした。
「んっ! んむ……ぅんんっ?」
僅かに開いた口から舌を滑り込ませ、口内に這わせる。引っ込めようとした亜梨子の舌を引き寄せ、くちゅくちゅと擦り合わせた。
処女であろう亜梨子の口内を犯し、たっぷりと味わい尽くす。少女の口端からどちらのものかわからない唾液が一筋垂れ、シーツに落ちた。
口元を舌で拭ってやると、それを陶然と見詰める亜梨子。大助が見ていることに気付くと、視線をさ迷わせ恥ずかしそうに俯いてしまう。
「……可愛いよ」
照れくさいとは思いながらも、自然と口をついて出た。今日の亜梨子になら、自分も多少は素直になることができそうだ。
もっと触れたい。肌を触れ合わせ、少女をもっと奥で感じたい。
体調が悪いからベッドに横になっているのに、なんて不謹慎なことを考えているのか。自分でもわかっているのに、止まりたくない。
「だ、大助? えっ、そんな、こんな……ひあぁ」
夏用の薄いシャツの上から、亜梨子の膨らみを触る。そこの発育は他の同年代の人間と比べると遥かに劣るが、ちゃんと女の子の胸だ。
服と下着の上からでも柔らかさがわかる。触っていると、ぴくぴくと身体を反応させて気持ち良さそうに吐息が漏れる。
直接触れたくて、ボタンに手をかけようとしたその時。
授業中であるはずの廊下から話し声が聞こえ、直後保健室のドアが開かれた。
カーテンを閉めていたためベッドにいる二人の姿は見えていないようだが、大助は慌てて亜梨子から離れる。亜梨子も飛び起き、あたふたと弛んだネクタイを閉め直している。
「……あら? 誰かいるの?」
養護教諭の女性がカーテンを開けた時には、なんとか二人は普段通りに取り繕うことができた。
「あ、亜梨子――一之黒さんが、体調が悪いみたいだったので、勝手に使わせてもらいました」
「ああ、別にいいのよ。保健室なんだから、自由に使って。それより、大丈夫? 一之黒さん、ずいぶんと顔が赤いけれど」
「そうなんです、計ったら熱があるみたいで――今日はこのまま早退させようかと」
「そう、ちゃんと薬を飲んで、お大事にね」
「はい」
休む以外のことに使おうとしていたことに対する罪悪感と焦りで、内心ヒヤヒヤだった。だが、うまく誤魔化すことができたようだ。
早退までする必要はなかったかもしれないが、正直、このまま授業になど戻れやしないと思っていた。それは、きっと亜梨子も同じだろうと思う。
「失礼します」
「し、失礼します」
いかにも具合が悪そうに肩を貸し、亜梨子を連れて保健室から出る。
ドアを閉め、バレなかったことに安心して思わず脱力してしまいそうになった。亜梨子も同じだったのか、本当に大助の肩にもたれかかって息を吐いている。
「家まで、タクシー呼ぶか?」
保健室に来たときの顔色は良くなってはいたが、やはり心配で問い掛ける。亜梨子は首を振ると、大助から離れて早足に歩き始めた。
「だいじょうぶよ。もう、びっくりして体調が悪かったのなんて忘れちゃったわ」
「う……その、悪い」
びっくりした理由というのが自分のしたことなので、ひどくバツが悪い。
苦い顔で謝る大助がおかしかったのか、亜梨子がクスクスと笑う。
「別に、謝ることなんてないじゃない。確かに貴方は私の、ど、奴隷だけれど、私たち、恋人どうし……なんだから」
不意打ちだった。
確かに、そうだ。告白しあってキスをして――恋人同士になったんだよな、と、今更ながら実感する。
女の子らしい笑みを浮かべた亜梨子をしみじみと見て、なんだか、無性にキスがしたくなった。
……あそこで寸止めされるなんて、青少年に対しては拷問だろ。大助のその呟きは、亜梨子には聞こえなかったようだった。
64 :
5:2010/05/31(月) 18:04:02 ID:X24gI6cG
「うふふっ」
歩いていても、自然と笑みが浮かんだ。
噂に聞く悪魔、“かっこう”に、真顔で「大丈夫か?」と言われてしまった。
それだけではない。大助の方から手を繋がれ、ちょっとエッチなキスをされ、「好きだ」とまで言われてしまった。触られた胸が、バクバクと脈打っている。
自分はとてもレアな体験をしたのかもしれない。
相手が悪魔と恐れられる“かっこう”だというのももちろん、恋人どうしの甘い一時というものは生まれて初めての経験だ。
異性から恋愛感情としての「好き」と言われたことは、“先生”にもない。同年代の男の子とはまず会話したことすらほとんどないし、初めての告白には胸が高鳴った。
キスは恥ずかしかったけれど、本やテレビで口付けている男女を見ては、どんな感触なんだろう? と思っていた長年の疑問も晴れた。
あんなに気持ちがいいものなんだ、と大助の唇の感触を思い出しては、また、自然と笑みが浮かぶ。
いくら走っても構わない、元気な身体。
自分を心配し、笑いかけてくれる、楽しい友人。
ちょっと不思議な信頼関係だけれど、優しくキスしてくれる恋人。
本の中でしか味わうことのできなかった輝かしい日々に、胸が踊る。そこに、花城摩理という自分はいないことなど気付かぬフリで。
もっと、色んなことをしてみたい。
もっと、大助と甘酸っぱいハプニングを体験してみたい。
生前、体験できなかったことを、やり尽くしたい――。
「ねぇ、大助――」
一之黒邸に帰るなり、摩理は大助に問い掛けた。
「もしあの時、保健室の先生が戻って来なかったら……どうなっていたのかしら?」
経験はなくとも、知識はある。
だから、あの後何をされることになったのか、おおよその想像はついていたのだが――あえて、それを口にする。
肩に触れられるだけで悲鳴を上げていた自分がこんなことを言い出すなんて、自分で自分が信じられなかった。
はしたないと思われるかしら?
それとも、亜梨子はすでに経験済みなのだろうか?
疑問はいくつもあったが、それももはやどうでもいい。
恥ずかしいけれど、先のことをしてみたい。あれ以上のことを、私の知らない経験を、もっともっとしてみたい。
その一心で、大助の背中に顔を押し付ける。
「体調悪かったみたいだし、抑えようと思ってたってのに――このバカ」
少年が腕を掴むなり、どこかの一室まで引っ張っていく。強引な少年の行動に頬を染めながらも、期待と不安に胸を膨らませてしまう。
入った部屋は、少年が使っている部屋なのだろうか。必要以上の物は置いていなさそうだが、今日もここに誰かいたのだろう生活感がある。
あまりキョロキョロしていても怪しまれてしまう。そう思っていたところに、突然後ろから抱き締められた。
摩理が後ろを振り返ると、大助が唇を重ねてきた。保健室でしたように何度もキスをし、口内に侵入してきた大助の舌を受け入れる。
保健室ではされるがまま蹂躙されていたが、今度は摩理も自分から舌を合わせた。押し合うようにお互いの舌を絡めると、くちゅくちゅと水音が跳ねる。
求めあううちに喉に溜まってしまった唾液を嚥下し、それが大助のものかもしれないと思うと身体が熱く火照ってしまう。
「ひあ……」
ボタンを外され、下着が露になる。亜梨子の箪笥の中にたくさん入っていた中から、摩理が趣味で選んで身に付けたものだ。
ピンク色の、リボンやレースの付いた、いかにも女の子らしい下着。細かく刺繍が施されており、高級であろうことが窺える。
摩理はピンク色が好きだったし、何より亜梨子がこういう可愛らしい下着を持っていたというのがなんとなく微笑ましかった。
その下着も大助の指がずらし、膨らみが晒された。
「ひぁ、やんっ……大助、は、恥ずかしいから……」
触れるだけだった指が段々と摩理の胸を刺激し始め、ピクンと反応してしまう。
保健室では、直に触られてはいなかった。とうとうあの続きをされるのだと、摩理は眉を下げて息を吐いた。
65 :
6:2010/05/31(月) 18:05:58 ID:X24gI6cG
熱っぽい息を吐き出した亜梨子を見て、大助はゴクリと喉を鳴らした。散々女らしくないだとか幼児体系だとか思っていたはずなのに、今の亜梨子を異常なまでに艶めかしく感じるのは何故だろう。
保健室で服の上から触った時も柔らかかったけれど、直接触ると段違いだ。
手の平にすっぽりと埋まってしまう控えめな大きさ。そんな未熟な胸の柔らかさを両手で堪能しながら、首筋に顔を埋めて痕を付けていく。
「ひぁっ! ひあ、ぁあ……んぅっ、ひあああん」
赤くなった耳たぶを甘噛みしてやり、耳の穴に舌を捩じ込むと、腕の中で少女の身体が跳ねた。
「んっ…ちゅ……」
髪や額、瞼の上や頬などにキスを降らせ、唇を吸う。思いあっていることを確かめあうというだけで、喜びと興奮が膨れ上がる。
さっきは邪魔が入り寸止めされてしまったし、大助も少女を求める気持ちが抑えきれなくなっていた。
「んぅっ、ぅうーっ、んむぅっ! ぷはっ、ぁ、あ、胸……ひぁあ、伸びちゃいそうだわ……あぁっ!」
唇を塞ぎながら回すように胸を撫で、手の平の中で固さを主張していた尖端をきゅっと摘まむ。
薄いピンク色をした乳輪が少しだけ引っ張られ、形を変える。指を離すと、無意識の内にだろう、もっと弄って欲しそうに胸を反らした。
「胸弄られるの、好きなのか?」
笑い、焦らすように乳輪をなぞる。
「ひあぁ……んん…っ! わ、わからな……な、なんだか…変な感じで……」
初めての感覚に戸惑っているらしく、いやいやするみたいに首を振る亜梨子。
「大助……の、手…すごく大きくて…………にも触られたことなんて………」
「……? 亜梨子?」
譫言のように何か呟いている。訝しんだ大助が名前を呼ぶと、ハッとして「な、何でもないわ」とぎこちなく笑った。
気にはなったが、身体の奥で疼いている熱が大助を急かした。気を取り直し、ゆるゆると少女の下腹部に手を伸ばす。
それに気付いた少女もまた、熱に浮かされた顔で恥ずかしそうに足を擦りあわせた。
普段は自分を攻撃してくるだけの、しなやかな足を撫でる。男とは違う、筋肉のない柔らかな肌。
優しく触れ、指でなぞり、緊張を解すように安心させてやりながら、閉じられていた足の間に割って入る。
ホルス聖城学園の制服であるフレアスカートが捲れ上がり、ショーツと白い太ももが付け根まで晒される。
清楚に見せるための黒い布地は肌の白さを浮き彫りにさせるためだけの淫靡な道具に成り下がり、もはやスカートとしての意味を成していない。
「あ…そ、そこは、ひあ……」
下着越しに伝わる少女の熱が、大助の理性を溶かしていく。
胸を触っていただけなのに、亜梨子のショーツは布越しにもわかるほどの潤いを溢れ出していた。
「……これ、お漏らしした訳じゃないんだよな?」
「あ、ああああ、当たり前じゃないっ! この変態。ゴミ以下の、ええと」
「むりやり悪口を付け足すくらいなら喘いでろ。優しくされたかったらな」
「い……いやらしいんだから」
頬を膨らませながらも、亜梨子が大人しくなる。
――いつもこうなら可愛いのにな。
そんなことを思いながら、亜梨子のアソコをギュッと掴む。
「ひああっ!」
湿ったショーツは割れ目の形をしっかりと映し出し、大助に伝わる。驚いた亜梨子が挟み込むように太ももを閉じてしまい、逆に手が押し付けられているような形になる。
「ひああっ、私ってば、あぅぅ……は、はしたないわ……」
挟み込んでいるのも、だからといって自分から足を広げるのも恥ずかしいようだ。困った顔で、今にも泣き出しそうだ。
「お前はいつもはしたないけどな……。今はもっとはしたなくなっていいんだよ」
片方の手で片足を持ち上げ、広げさせる。
ショーツを太ももまでずり下ろすと、透明の液が糸を引いた。
「あっ……!」
「――確かに、はしたないかもな」
揶揄すると、真っ赤になって俯いてしまう。
「あぁっ、ひあぁっ! ひあ……ぁあんっ……」
入口を、ぐちゃぐちゃと掻き回す。亜梨子自身に塗り込むように陰唇を指で擦り上げ、閉じられているそこを解していく。
耳から入ってくる矯声が心地いい。
下腹部には、とっくに熱が集まっていた。張り詰めたそれを早く解放し、今指で触れている場所に思いきり挿入したい。
男としての欲望が溢れ出しそうになり、なんとかそれを抑え込む。
いつも自分を下僕、奴隷扱いしている少女に対する加虐心と、愛しく想う少女を泣かせたくない、できるだけ優しくしてやりたいと思う感情がない交ぜになる。
全く、どうかしてる。
宥め、自分を落ち着かせながら、爪などで傷を付けないよう指を入れた。
66 :
7:2010/05/31(月) 18:07:14 ID:X24gI6cG
「あっ……あ、ゆ、指が……」
くちゅ、と音を立てながら、すんなりと大助の指を受け入れる。
一本くらいは大丈夫なほどには、しっかりと濡れていたからだろう。二本目を増やそうとすると、少しキツい。
第一関節だけ挿し込み、中から溢れ出る蜜をほじくり出すようにして何度も抉る。そうしているうちに、二本目も入った。
「ひあぁあ、ぁ、あっ! ひぅ……っぁあっ!」
わざと亜梨子の耳まで届くように音を立て、出したり入れたりを繰り返す。ざらざらとした内壁を擦りあげると、一際高い声が上がり、亜梨子の手がギュッと大助の服を掴んだ。
「あ、あ、そこ、駄目だわ……何だか、おかしくなっちゃうぅ……」
今までよりいい反応を見せている。少女の弱い、敏感な部分に触れたのかもしれない。
試しに同じ場所を刺激してみると、「ひああああ」と悲鳴に近い声を上げた。ビンゴだ。確信すると、そこを中心的に刺激していく。
「ここか? 気持ちいいんだよな?」
「そ、そこっ! いやぁ、おかしく、おかしくなっちゃうから……ひうぅっ」
大助の手の動きに全神経を集中させているのか、中に入れた指をくいっと動かすだけで荒い息と共に上擦った声を漏らした。
自分の指で喘いでいるのだと思うと、腕の中にいる少女が一層愛しく思う。
大助は亜梨子が吐き出した蜜でドロドロになった指を引き抜くと、持ち上げていた足を下ろす。
「ん…………大助?」
力の抜けきった亜梨子の身体を持ち上げ、自らの膝の上に座らせる。
「ちょっと膝で立ってろ」
「? ……あっ」
大助を見下ろし、ようやくズボンの下の昂りに気付いたようだ。頬を染め、視線をさ迷わせている。
……正直、見られているとなんとなくやりづらい。チャックを下ろすと、痛いほど張り詰めていたソレがそそり立つ。
初めて見るのだろう。興味があるのか、赤く惚けた顔でジッと見ている。
「……触ってみるか?」
「も、もう……何言ってるのよ」
からかうように言うと、拗ねてそっぽを向いてしまった。普段なら憎たらしく思うはずの些細な行動が可愛く見えるから不思議だ。
そっと亜梨子の身体を引き寄せ、手を握る。
腰を落とした少女の秘裂と、先走りで濡れた亀頭が触れ合う。その柔らかな感触だけで、もう我慢がきかなくなりそうな程に気持ちいい。
「大きい……。こんな、固いのを……いれちゃうのね…」
熱くなった昂りを亜梨子の指が触れた。恐る恐るといった風に根元までなぞってから、手を添える。
「はあっ――」
息を吐き、ゆっくりと、腰を落とす。
いくら濡れそぼっていると言っても、入らないんじゃないかと思ってしまう小さな秘裂。
そこに、かき分け、押し入れるように、徐々に大助の欲望が呑み込まれていく。
強すぎるほどの締め付けが大助を責め、荒く息を吐いた。
「く……やっぱり、キツいな」
「だ、だい……すけ。私……っ」
「亜梨子……」
少しずつ腰を下ろしていた亜梨子の動きが止まった。
先端が、より狭い部分に触れている。
処女膜だろう。大助を拒むように存在しているそれに、これ以上進めるのが怖いのだ。
亜梨子は最初から、期待と不安に揺れていた。
きっと、痛みを感じる今になって、不安の方が勝ってしまったのだと思う。
握った手に、力を込めた。
「あ……」
「大丈夫だよ」
「……最強の悪魔さんは、意外と優しいのね」
……?
なんだろう。
一瞬、亜梨子らしくない言葉に聞こえた。
気のせいだと片付けていた今朝からの違和感が、再び大助の中に浮上する。が、それも亜梨子に締め付けられる快感にかき消える。
「くあっ――はぁ、う、くぅ……っ!!」
腰を落とした亜梨子の中に、思いきり突き入れた。
破った。確実に。証拠に、結合部からは血が滲んでいる。
女としての、一番大切にしておくべきもの。それを自分が貰ったのだと実感し、苦悶の声を上げる少女の身体を抱き締めた。
人より小柄な体躯。体格差が、ここに来て顕著に表れる。
苦しそうに、目尻に涙を溜めつつも必死に耐えている姿には心苦しさを感じてしまう。
できるだけのことはしてやろうと、大助は亜梨子の顔に口付けた。汗で貼り付いた前髪をかき上げてやり、額にもキスをする。
「んっ、んっ……ちゅっ…」
67 :
8:2010/05/31(月) 18:10:39 ID:X24gI6cG
意識を反らしてやりながら、押し進める。とうとう根元まで埋まり、全身で亜梨子を感じた。
少々キツくはあるが、ただ挿し込んでいるだけの自分は一言で言えば気持ちいい。
まだ眉を寄せている亜梨子に無理をさせないため、早く動きたいとはやる衝動を我慢する。
「全部入ったぞ、亜梨子」
「ほ、本当に……?」
緊張の糸が切れたのか、肩を震わせる亜梨子。
「じゃあ……動くわね」
「いや、でも……」
「確かに苦しいけれど……思ったより、痛くはないから……」
大助にはひどくつらそうに見えるが、彼女自身が言うならそうなのだろう。
「怖くないから、だいじょうぶ」
つらくない訳がない。それなのに、幸せそうに微笑んでいる理由。
(その理由が……俺、なんだよな)
繋がりたい。深い場所まで、お互いの全てを感じたい。
亜梨子も俺と同じ思いを抱いているのかと思うと、自ら動こうとする意思を無下にする気にもなれなかった。
無茶するなよ、と少女の頬を撫でると、嬉しそうに笑んだ。
あくまでゆっくりと、腰が動く。
「ひぁっ……あぁ、ふ…ん、ひああ……ぁっ」
中に埋まったそれを限界まで引き抜き、再び中へ入れていく。それを繰り返していくうちに、苦痛を圧し殺した声よりも、甘く上擦った声が多く上がるようになった。
「っっ!?」
ただ亜梨子の動きに身を委ねているのもアレだし、と大助は亜梨子を指で弄り始める。
興奮と快感で肥大化した肉芽を軽く押し潰す。結合部から垂れる液を掬い、粘っこく擦る。
「ぁ、ひああああ、ひあぁ、んんんっっ」
揉み込み、こねくり回すと、少女の太ももが震えた。足の力が抜けたのか、上まであげていた腰が、ずぶずぶと肉棒をくわえ込みながら落ちる。
「ひあ、はぅ、あ、あ、あ、ああ……なに、なん、ふうぅ……!」
くるくると円を描きながら撫で、つまみ上げる。
腰の動きはすっかり止まってしまっているが、クリトリスを弄る度に蠢く亜梨子の中が大助に鈍い快感を伝えている。
はしたなく開いた口から垂れた涎と、止まることを知らないよがり声。普段の少女からは、想像できない姿。
「き、きちゃう、きちゃ……ふああっ、ひ、ひああああっっ!」
執拗に責め上げると、感極まったように高い声を上げながら背中を反らした。
全身を、膣内をも痙攣させながらうわごとのように「もう……ぁあ……イっちゃう……」ぶつぶつと呟く。
収縮した亜梨子の膣内にいるだけというのが耐えきれない。知らず腰が動き、絶頂の余韻に浸っていた亜梨子の中を責め立てた。
「ひゃあぁっ! ひいっ…ぅぅ、あ、ひあ、ひあ、ひんっ、と、止まらな……っ!」
つい先ほどまで処女だったことなど忘れてしまったと言わんばかりに、亜梨子の腰が動く。
「は、あ、はぁあっ、すご、いぃっんああっ」
じゅぷじゅぷと愛液をかき混ぜながら、抽送を繰り返す。
断続的に軽い絶頂に達しているのか、その都度締めつける膣内に大助も射精感が募っていた。
おかしくなりそうな快楽に焦点の合わなくなった瞳で、亜梨子がぼんやりと口の中で呟く。
「“先生”ともこんなこと……同じ同化型……から、相性も……かしら?」
言葉が全て聞こえた訳ではなかったが、耳に入ってきた不穏なキーワードに思わず動きが止まる。
亜梨子は眉を寄せ、硬直した大助に気が付いていないようだった。緩やかに可愛らしいお尻を振ったままで、また呟く。
「生前にできなかったこと――今さら…………亜梨子の身体で…………」
――冷や水を頭から掛けられたようだった。
“先生”。
同じ同化型。
生前にできなかったこと。
亜梨子の身体で。
幾つもの単語が、パズルのピースのように当てはまり、大助の頭の中で一つの答えを浮かびあげる。
今朝からのおしとやかな亜梨子に対する違和感。
……当てはまる。辻褄が、合ってしまう。
腰に回していた腕を離し、呆然と目の前の少女を見やる。
「お、お前…………まさか」
ほとんどなんてものじゃない確信を抱き、それでも問わずにはいられない。
「花城摩理――なのか?」
ピタリ、動きが止まった。
一瞬時が止まったかに思える静けさが襲い、直後、少女の肩が大きく震えた。
68 :
9:2010/05/31(月) 18:11:11 ID:X24gI6cG
「…………そうよ」
笑っているのかと思ったが、違った。
大助を見上げた亜梨子――摩理の瞳は涙で濡れており、顎から一滴の滴が落ちる。
「気付いたのは、今?」
「……朝から、様子がおかしいとは思ってたけどな」
「そう……」
「どうして、こんなことをした」
摩理が微笑し、大助の胸に手を当てた。
「この身体はいくら走ってもだいじょうぶで、優しい友達がいて……欲が出てきちゃったのね。同い年の男の子との甘酸っぱいハプニングや、ドラマのお話みたいな甘い時間というものを、少しだけ経験してみたくなって……」
流されていつの間にか、ということか。
あー……と頭を掻き、目を反らす。最初にキスしてしまったのは自分のため、摩理一人を責める訳にもいかない。
(あ……そうか)
あそこでキスをしたのも摩理なら、自分が告白したのも亜梨子ではなかったのか……。
ということは、必然的にその返事をしたのも亜梨子の本心ではないということだ。
亜梨子に対する想いを自覚し、結ばれたと思っていた大助にとって、これは結構なショックだった。
「亜梨子のファーストキスだけじゃなく、処女まで……ヤバいよなぁ、これ……」
「え? その…………はともかく、キスも初めてだったの?」
口ごもり、驚いたように目を見開いている摩理に、大助は嘆息する。
「付き合ってもないのに、キスしてる訳ないだろうが」
「えっ…? 亜梨子と大助さんは、恋人どうしなんじゃ……」
「俺たちのどこを見てそんな愉快な勘違いをしたんだ、バカ」
しゅんと小さくなって、「違うの?」と尋ねられ、「当たり前だ、バカ」と二度目の叱咤を飛ばした。
「でも、大助さんは亜梨子が好きなのよね?」
「う……あー……」
告白してしまった手前、誤魔化す意味もない。不機嫌にため息を吐き、まあ、と曖昧に頷く。
「ったく、何なんだこの状況は」
「騙していて、ごめんなさい……す、すぐに退くから……」
「え? ば、バカ! ちょっと待っ――」
摩理が腰を上げ、膨張したソレがギリギリまで引き抜かれる。
少女の身体を触り始めた時から今まで、ずっと込み上げる興奮と射精感を我慢していたのだ。今唐突に抜いてしまえば、それだけで出してしまいそうで大助は慌てる。
「ひああっ?」
突然の制止に驚き、摩理が悲鳴を上げた。バランスを崩して、尻餅をつく。
だが、まだ全てが引き抜かれていないこの状態で腰を下ろしてしまうということは、要するに――
「う、わ、ちょっ――……!?」
限界まで膨張していたソレが粘膜の壁に擦られ、大助に強烈なまでの快感が襲う。
子宮まで貫かんばかりに叩き込み、少女の中をビクビクと穿つ。
「あっ――ああぁあっ!?」
そして、あまりにも呆気なく、情けないほど簡単に、限界を迎えた。
溜め込んでいた欲望が濁流となり、幼い膣内へと吐き出される。
「う、うあっ……!」
とどまることを知らず噴出し続ける精液は、二人が繋がっている秘裂から溢れ出す。
白く濁った液体が少女の太ももをつたって、床に小さな水溜まりを作る。呆然と、それを見ていた。
「は…………はは……は…………なんつー間抜けな、イき方……はあ……」
中に出しちまった……。
乾いた笑いを浮かべる大助は、一回抜いた故の妙に冷静な頭で、もう引くに引けない状況であることを悟る。
別人だとか、騙してたとか、正直もうどうでもいい。
吹っ切れた。
後戻りなんて考えない。後悔なんて摩理だと発覚した時点でもうしたし、終わった後でいくらでもしてやろう。
どのみち、処女を奪ってしまった時点で後戻りなどできなかったのだ。もういい。もう知るか。もう何も関係ない。
「――なっ!? 何よこれぇっ、何で私……え、えぇ……っ?」
驚いた少女が何か騒いでいたが、それも大助の耳には届かない。
少女の腕を掴むなり、畳の上に押し倒す。
「きゃあっ!」という声と共に締まった膣内が気持ちいい、そう思ったが、それだけだった。
「な、なん……や、やめなさいっ!」
「やめる……? 今さら、何言ってんだ?」
混乱したように暴れ始めた少女の身体を体重をかけて抑え込み、不敵に笑う。
「ここまできて、このまま止められるかよ。騙してたんだから責任は取って貰うぞ。摩理」
69 :
10:2010/05/31(月) 18:12:14 ID:X24gI6cG
「あっ――ああぁあっ!?」
自分の体重で最奥を突き上げられ、その瞬間、熱い激流が摩理を襲った。
お腹が膨れてしまいそうなほど大量の白濁液が最後の一滴まで残らず絞り出される。
何度もイって敏感になってしまった身体は、中に入った大助の昂りを締め上げながら痙攣する。自分の中に男性の性器が入って、精子を大量に吐き出されていることをとてもリアルに感じてしまう。
今までで一番の衝撃と快感の波が摩理を押し寄せ、目の前が真っ白に塗り替えられる。
瞼が重い。チカチカ瞬いていた世界が急に遠くなったように感じられた。
眠くて、たまらない。
堕ちていく。
摩理という意識が。
摩理の夢が。
再び身体を離れ、繋がった二人の上空を舞っていたモルフォチョウへと吸い込まれていく。
また目を覚ました時、自分はどのような“花城摩理”になっているのだろう――。
自分の中に感じる大助の熱さに、身体ごと溶かされていくように――花城摩理の意識は掻き消えた。
目が覚めると、下腹部が妙な圧迫間に捕らわれていた。
「……?」
鈍痛と、それ以上のふわふわとした心地よさ。身体がぽかぽかと暖かく、お腹の中がお湯を注ぎ込まれたかのように熱い。
誰かの胸に寄り掛かっていたらしいことに気付き、昨日はちゃんと布団で寝なかったかしらと寝惚けた頭で疑問に思う。
「は…………はは……は…………なんつー間抜けな、イき方……はあ……」
すぐ側で乾いた笑いが聞こえ、数秒遅れてよく見知った少年の声だと理解する。
見上げると、亜梨子など視界に入っていないと言うような呆然とした表情で下を向いている。
何故大助の腕の中にいるのだろうか。そこをまず疑問に思いつつも、半開きの目で亜梨子も釣られて下を向いた。
「なっ……!?」
視界に広がった景色に、亜梨子は驚きに目を見開く。
乱れた服装。未来に希望を託した胸が露出して、ちんまりとした乳首が立っている。ボタンが外れ前が全開になってしまったシャツからはお腹も丸見えだ。それに、スカートも捲れ上がって――
「何よこれぇっ、何で私……え、えぇ……っ?」
挿入っている。
下着を身に付けていない、剥き出しにされたアソコと、大助の腰がぴったりとくっついてしまっている。
そこから流れ出ているどろりとした液体と、鼻につくいやらしい匂い。いくら遠回しに表現しても、その二つが直接的に今の状況を認識させる。
大助の男性器が、亜梨子の中に、挿入っていた。
昨夜、いつも通りに自分の布団で眠りについたのは確かだ。それなのに、何故、目を覚ましたらこんな状況になってしまっているのか――?
(夢っ? 夢よねっ? そうじゃなかったら、意味がわからないわよっ! こ、こ、こんな、どうして、何で、お腹がすっごく熱くて……夢なら早く覚めなさいよっ!)
あまりにも異常な事態にパニックを起こす。
なんとかこの状態を脱却しなければ。訳がわからないまま無我夢中に暴れ始めたが、身体を動かすと同時に奥を刺激され、力が抜けてしまう。
「きゃあっ!」
大助の胸を叩いていた亜梨子の腕が掴まれ、そのまま畳の上に押し倒された。
倒された衝撃で膣内が収縮してしまい、中にいる大助を強く感じた。
「な、なん……や、やめなさいっ!」
「やめる……? 今さら、何言ってんだ?」
混乱し、再び抵抗し始めた亜梨子を、大助が体重をかけて抑え込む。
「ここまできて、このまま止められるかよ。騙してたんだから責任は取って貰うぞ。摩理」
「何言っんぅ! うむ、んんんっ……!?」
どうしてこんなことになってるの!? 摩理ってどういうこと!?
聞きたいことが山ほどある。矢継ぎ早に詰問しようと口を開くと同時、大助の唇で思いきり塞がれた。
「んぐっ……んむうっ、んんーっ! んーっ!」
入り込んでくる舌を自らの舌で押し返そうと口内で攻防が続く。が、むしろ自分から唾液を絡ませるだけの結果になってしまい、大助を悦ばせてしまう。
「ぅんんっ!?」
下腹部から脳天まで突き抜けるような、突然の快感。
ビクン! と身を震わせ瞼を開くと、大助の腰が動いているのが見えた。
70 :
11:2010/05/31(月) 18:13:15 ID:X24gI6cG
保健の授業などで絵や図解を見たことはあるものの、本物の男性器というものを亜梨子は見たことがない。
教科書を思い出しなんとなくの形は想像できるけれど細かくはわからないし、色や感触や大きさも想像し難い。
ただ、熱い棒のようなものが自分を貫いているという認識。
それが、お腹の中に溜まっているお湯のような何かを絡めながらかき混ぜている。
亜梨子自身の意識がなく、摩理が身体を乗っ取っていた際に吐き出された精液なのだが、少女はそれに気付いてはいない。
大助が身体を揺する度に胸の尖りを押し潰しながら擦られ、塞がれた口の中で「んっ、んっ、んうぅうっ」と呻く。
口内をしつこいくらい愛撫しながらリズミカルに前後する。
初めの内こそ大助の手をはね除けようと爪を立てて抵抗していたが、段々と手に込められた力も弱くなった。
「はあっ、はぁっ……や、やめなさ……ダメぇ……っ」
糸を引きながら唇が解放され、胸を上下させながら震える口で息を吐く。
「はあっ……亜梨子のフリしてた時は、大人しかったくせに……まだそんなこと言ってんのかよ」
不機嫌そうに眉をひそめ、大助が言う。
「まあ、いいけどな。俺は気が済むまでやらせてもらうぜ」
「な……に? どういう……やぁんっ!」
乳首ごと胸を吸い上げられ、背中が跳ねた。
(私のフリをした摩理……? あ、あぅっ、よくわからないけど、んん……もしかして、私また摩理になってたのかしら……?)
少年が亜梨子の胸に口付ける様は、赤ちゃんが母親のおっぱいを吸うような生易しいものではない。牡が牝を蹂躙し、嬲るためだけの刺激だ。
「――やぁっ! バカ……ばかあっ! エロ大助っ!」
まさか、私の知らない間に摩理と大助が…………しちゃってたの?
大助の言葉と状況を繋ぎ合わせ、なんとかそこまで思考が及んだ。
その問いを亜梨子が口に出す前に痛くない程度に乳首を噛まれ、言葉にならない。代わりに、自分のものとは思えない甘えた声が喉を出る。
「ぁあうっ、あっあぁんっ、きゃ……痕残っちゃうわよっ」
触れられ、熱い固まりが亜梨子を貫く度に、理不尽な状況への怒りが大助の手によって奪いさられていくようだ。
抵抗する意思までなくしたら完全に主導権を奪われてしまう。唇を噛み、消えかかる理性を必死に保つ。
噛みきってしまいそうになっていると、何を思ったのか、大助が亜梨子の唇を舐めた。
「ちゅっ……ん、ちゅ……」
音を立てて吸われ、思わず口を開いてしまったことに気付いたが時すでに遅し。最後の砦として守ってきた理性やプライドといったもの全てが唇の間に溶けていく。
(だ、駄目だって言ってる……のに。何で……もう、ああ、私……おかしいじゃないっ! 起きたら、こんな……なのに何で、き、気持ちいいの……っ?)
自慰もしたことがない亜梨子にとって、手にしたことのない感覚。
「ぁ、あ、熱くて……あぅぅっ! やあっ、うあっ、あ、あ、あああっ」
中に入っているらしい大助の性器が中を擦り、腰を打ち付けられる度に襲う言葉にならない衝動。
何も考えられなくなる。
熱い亀頭が亜梨子を深く抉り、おかしくなりそうなくらい打ち付けられる。
「あっ? な、何だか……」
根元がカアッと熱くなり、更に膨張したような気がして戸惑った。
「また中で出すからな、摩理……っ!」
「だ、出すって……や、やあああっ! 駄目駄目ダメぇっっ!?」
何が起こるのか理解し、一時的に抵抗する力を取り戻した亜梨子を大助はものともしない。
それどころか興奮したような顔で、口元を吊り上げて笑う。
「嫌だね。何言われても、ぜってーやめてやんねえ。……それに、一回中で出してんだし、もう嫌も何もないだろ」
「な、あ、やっきゃあっあぁぁっ!」
子宮まで貫かんばかりに捩じ込まれる。
失神しそうな衝撃と最高の快感になんとか耐えようとしたが、そんな亜梨子の矜持もすぐに崩壊した。
性器の震えを敏感に感じとり、合わせるように亜梨子の中が痙攣する。
(こ……れ……起きた時から、私の中に入ってた……)
亜梨子の穴を埋める、熱いお湯のような液体。
ぼおっとした頭で、今出されたものと同いものがずっと自分の中にあったことを思い出す。
「はーっ、はぁっ……あ……ぁ」
大助が性器を引き抜くと、欲望で濁った液体が溢れ出し、お尻の下に溜まった。
止まることなく亜梨子の中から伝っていくそれを見ながら、心地好い充足感に身を任せる。
抱き合いながら息を整え、大助の身体が離れた。二人の間に気まずいとも甘いとも言えない沈黙が落ち、亜梨子は絆創膏を貼った少年の顔を見つめて口を開く。
71 :
12:2010/05/31(月) 18:13:46 ID:X24gI6cG
「…………バカ大助」
呟くと、大助が間の抜けた顔で亜梨子を見ていた。
「……何かしら?」
「あー……いや、そういうこと言ってると、本当に亜梨子みたいだな……と思っただけだよ」
「え……」
ハッとした。
……そうだ。あまりの出来事に忘れてしまっていたけれど、確か大助は、私のことを摩理だと思って――。
言葉に詰まる。
もう摩理ではなくなっていることを伝えたら、どうなるのか。まず、もう今まで通りのただの同居人として付き合うことはできないと思う。
(い、今私だって言ったら、大助相手にこんなになっちゃってるのがバレちゃうわ……っ!)
そんなことになったら、一生からかわれてしまうに違いない。
それに、勘違いを利用してしまえば、崩れ去ったと思っていたプライドも守っていられる……。
――摩理と大助が自分の知らないことをしていたかと思うと、胸がざわついて仕方ない。
親友の名前が大助の口から出るたび、胸の奥が焦げ付くようだ。
どうやら大助は亜梨子の身体が、未だ摩理に乗っ取られていると勘違いしているようだし、親友の名前を出すのは当然と言えば当然なのだけれど。
(それに、大助に最初に…………抱かれたのだって、私じゃなくて……摩理)
モヤモヤと亜梨子を苛む感情の名称くらい、いくら恋愛ごとに疎い自分でもわかる。わかってしまった。
親友に対する嫉妬。
初めてを奪われてしまった悔しさと、何も出来ずにいた後悔。
……わからない方が、良かった。
「もっと……もっと、キス…して」
私は、何を言っているのだろう。
大助から受ける愛撫に抵抗しようなどという考えはもう微塵も残ってはおらず、顔を引き寄せるように腕を回す。
「大助……ちゅっ、ちゅぅっ…………大助……さん? んちゅ……大助さんっ」
何度も。
何度も。
何度も、キスしたい。
摩理よりも多く、深く、口付けたい。
燃え盛る嫉妬の炎を自覚していても尚素直になれない亜梨子は、こんな時親友である花城摩理ならどう言うだろうと考えた。さん付けはするはずだ、と亜梨子は呼び慣れない呼称で大助を呼ぶ。
(私は、摩理……。摩理なんだから……いつもの“亜梨子”なら絶対に言葉にできないようなことも、大助…………さんに、伝えられる……)
大助は、亜梨子が亜梨子であることに気が付いていない。
亜梨子本人だとわかれば、きっとその時点でやめているだろう。
今なら――もし、亜梨子が摩理の真似をすれば――このまま大助と、こうしていられる。
プライドや羞恥が邪魔して、なかなか素直になることのできない亜梨子が見つけた、たった一つの方法だった。
「ん……ちゅくっ……ちゅ、んふ……ゴクッ、んぐっ」
流し込まれた唾液を飲み下す。
お酒を飲んでいる訳じゃないのに、身体が内側から火照ってクラクラする。
自分から大助の舌を吸って求めてしまい、本当に酔っ払っているのかも、とだらしなく弛んだ口を押さえた。
「……そんなに飲みたいんなら、唾じゃなくてこっちにしない?」
「ふぇ……?」
腕を引かれるまま起き上がり、指さされた場所に視線をやる。
「“お掃除”、してくれよ」
「お、おおおお掃除ですって!? 調子に――あう」
……いけない、摩理らしく振る舞わなければ。
コホン、と咳払いして、大助に向き直る。
「わ、わかったわ…………大助さん」
後ろに手をついて座っている大助。その足の間に入り、少し柔らかくなった性器をまじまじと見つめた。
愛液と白濁液にまみれたそれは想像以上にグロテスクで、亜梨子は若干引いてしまう。
数分前まで中に入っていたものを今初めて目にするというのもおかしな話だ。ようやく全貌を知り、こんなものが入っていたのかと不思議に思う。
躊躇いながらもそれに手を重ね、両手でキュッと握る。
舌だけ伸ばし、いきなり舐めるというのは流石に……でも何かしないと……と悩んだ末の結論だ。
(でも、ここからどうしたらいいのかしら?)
擦ると気持ちがいいらしいということは何となく聞いたことがある気がする。
自分の中にある性交の知識を引っ張りだし、もたついた手つきで上下に擦る。
どれくらいの強さでいたらいいものかもよくわからず、たまに強く掴みすぎてしまい大助が呻いた。
萎れていたものはいつの間にか亜梨子の手の中で硬さを取り戻し、天に向かって立ち上がっている。その姿は、先ほどよりも生々しい。
72 :
13:2010/05/31(月) 18:14:26 ID:X24gI6cG
(“お掃除”って、これを舐めて綺麗にしろって意味よね?)
自分の愛液も舐める羽目になるかと思うと恥ずかしさより気持ち悪さの方が上にきたが、決心して口を開き、舌を出す。
(これは私じゃなくて摩理のフリなんだから、こんなことしちゃってもいいわよね……?)
舌から涎が垂れ、大助の性器を汚す。それを舐めとるように、先っぽのふっくらとしている部分に舌を這わせた。
跳ねたそれを逃がさないため、痛くしないように気を付けながら茎を握る。
舌の先で軽く触れ合わせるだけだったのを少しずつ広げ、舌全体でぺろぺろする。生臭い匂いが鼻をつき、舐めると苦い。
なのに、嫌じゃないどころか興奮している自分は変態なのだろうか?
気持ち良さそうに顔を歪めていて、普段よりも子供っぽい。そんな大助の顔を見ていると、何だか嬉しくなって更に舌を這わせた。
「ぺろ……ちゅ、ぴちゃ、くちゅぅっ、ちゅっちゅ」
お掃除、お掃除……。それを意識して、大助に絡みついている液体を舌で舐め取っていく。
先っぽから順番に、根元まで。足の付け根まで行き着いたら、また竿をたどって先っぽまで戻る。
口の中に溜まったドロドロとした液体を嚥下し、ちゅ、と先端に口付けた。唇が押し潰され、亜梨子は微かに口を開くと先っぽを吸った。
それも、飲み込む。
喉を通り、身体に染み込んでいく感覚に、恍惚と息を吐いた。
……美味しい。
不味いと思っていたのに。苦いと思っていたのに。自分で自分がおかしいと思う……のに。
味を覚えてしまっている。身体の奥で、覚えてしまっている。覚えていない訳がなかった。
起きた瞬間、気付いた時から、あの液体でお腹いっぱいにされてしまっていたのだから。
とっくの昔に――味をしめていた。
「……ねぇ、大助さん。でないの? あれ……」
「……は?」
「だ、だから……出さないの? せ、せーえき」
虚をつかれた顔をされて、亜梨子は頬を染める。
「いや――え? 欲しいのか?」
「きっ興味があるだけよ! わ、私、ずっと病院にいたから、こんなこと初めて……だし? そう、ち、知的好奇心が……」
我に帰り、しどろもどろに言い訳する。自分でも、どうしてこんなことを言ってしまったのかわからない。
不審そうに眉をひそめた大助が、まあいいか、と亜梨子の頭を撫でた。
「このまま口の中に出すつもりだったんだけどな……そこまで言われると、簡単に出したくねえっつーか……」
「んっ……は」
つうっと大助の指が顎をなぞる。髪を払って首を撫で、四つん這いになっているため剥き出しになった背中をくまなく触られた。
くすぐったくて身をよじり、大助足を抱き体重を預ける。
「ふうっ、ぅんっ、んっ! あ、はあぁ……」
下を向いている胸を持ち上げるように掴まれ、撫で回される。
胸の中心ばかり狙って摘ままれ、大助の膝に顔を擦り付けた。
「んゃっ! そこ……ばっかり、何で……もうっ!」
そう言うと、今度は乳首に決して触れないように回りだけを揉んでくる。
刺激を欲しがった先端が必死に主張しているが、大助は無視。自分からおねだりするのも癪で、亜梨子は摩理のフリも忘れて大助を睨んだ。
絶対、絶対、ぜえーったいわざとだ……。
(このっ……このエロ大助ぇぇ……ッ!)
「胸好きだよな、お前」
バカにされたように感じられ、頭をぶんぶんと横に振る。
反論しようと口を開いたら、どんな言葉が出るかわかったものじゃない。
「じゃあ、胸が弱いのはその身体なのかもな? お世辞にもあるとは言えないような胸してるくせに、亜梨子も大概エロだよなあ」
「違っ……う、わた……亜梨子のことは、今はいいじゃない。それにっ! まだ中学生なんだから、胸はこのくらいが標準サイズよっ!」
「小学生の標準サイズ、の間違いだろ」
「い……じわる、ばっかり……大助さん、最低よぉっ」
大助の指で痛いくらい乳首を挟まれ、引っ張られる。
(いやあぁぁぁ……胸ばかり弄られてる……のに、アソコが気持ちよくなって……)
胸を揉まれ、ぐにぐにと弄ばれている感覚がダイレクトに下腹部に伝わって、ギュッと目を瞑る。
お腹の奥が甘く疼く。じわじわと亜梨子を苛み、アソコがピクピクと痙攣してしまっているのが自分でわかった。
精液とはまた別の、亜梨子自身から染みだした液体が太ももを汚す。
「んひぃっ!!」
爪で弾かれ、声が上がる。
(駄目、駄目、駄目……もう、無理…………欲しい)
「大助、大助ぇ……大助さん……大助さん、大助さんっ……」
73 :
14:2010/05/31(月) 18:15:11 ID:X24gI6cG
チラチラと視界に入っていた大助の昂りに、息荒く近付く。さっき少しだけやって覚えたことを脳内で復習しながら手を上下に動かした。
……これで、思いきり突かれたい。
胸を揉まれながらそうされたら、どんなに気持ちいいだろう…………。
知らず知らず頬擦りして、熱を感じながら妄想に耽る。
(…………あの白い液体で、また私の中をいっぱいに……)
亜梨子は大きく口を開き、大助のそれをくわえ込んだ。
「じゅぅっ、ちゅうぅぅぅっ! じゅる、ぐちゅっ、んむぁ……ずずっ」
「くっ……こら、摩理! まだくわえていいなんて、誰も……うぅっ……」
頭を引き剥がそうと試みるが、喉の奥までくわえられ、叶わない。
諦めて亜梨子の責めに身を任せる。
……実を言うと、すでに摩理が消えていることには勘づいていた。
いつ切り替わったかは不明だが、俺か摩理がイった時にその衝撃で……というところだろうか。
摩理のフリをしているつもりなんだろうが、元々嘘が下手な亜梨子には少々難易度が高かったようだ。
バレたくないと思っているらしいことは明白だったので、こっちも付き合ってやっているが。
(それに……バレたくないのは俺だって同じだ)
ここまできて、今さらやめたくはなかった。
この数ヶ月一つ屋根の下で過ごした、一之黒亜梨子。
今日一日すぐに顔を赤らめ、しおらしい態度で大助に好きだと言った、花城摩理。
そんな摩理のフリをして、普段と違う姿をさらけ出している、目の前の少女。
大助自身、どの姿のどの中身を愛しく思っているのか、もうわからなくなっていた。
(俺が可愛いと思ってるのは、亜梨子じゃなくて摩理なのか……?)
わからない。
(二人で一つだと考えるのは、都合良すぎか――)
境界線が、ひどく曖昧だ。
どっちでもいいなんて言ったら、二人から殴られそうだと大助は苦笑いして気持ちを誤魔化す。
「これ……んぷっ、ひゅごぃ……わたひの口の中、犯されちゃってぅみたいれ……ぢゅぅっ」
視点の定まらない瞳で、大助にしゃぶりつく少女。
膣に突き入れた時のようなぬるぬるとした感触が大助を包む。先走り液を絞り尽くさんばかりに吸われ、あまりの快感に身体の力が抜けそうになる。
ざらざらとした舌の腹で亀頭をぺろぺろする少女の姿は、あまりにも淫靡だ。
興奮しきった少女の表情を見て、自分の興奮も増す。
「う……っ! ま、また、そろそろ……」
「出しひゃうの? いいわよ、いっぱい中に、口にらしてぇ……ッ! ちゅ、ちゅっ、ちゅううっっ」
腰が震え、熱が少女の口の中にある昂りに集中した。
「うあっ、あぁぁぁっ――!」
「んぶっ……んんんん〜〜〜っ!! んくっんぐっ、くんっんんっ……ケホッ、げほっ!」
本日三度目の射精。
一度目や二度目程の量は流石にでない。
それでも一気に飲み込むことは不可能だったらしく、口から飛び出た精液が亜梨子の顔にかかる。
それ以上溢したくないのか、涙目になりながら亜梨子が口を抑えて喉を鳴らしている。
口内にある精液を全て飲み下すと、顔にかかったものを指ですくって舐め出した。
大助の出すそれが、よっぽどお気に入りのようだ。見ると、先端に残った液までしっかり吸いとられた後だった。
あー、こりゃもう今日は出ないな……そう思ってちょうどいいくらいには残らず絞り出されただろう。
気だるい身体で横に転がり、一息つこうとしたところ――
「ぐえっ」
唐突過ぎる息苦しさに、閉じかけていた瞼を開いた。
手加減なし、容赦なしで腹の上に馬乗りになった亜梨子の姿。
「ねぇちょっと、大助さん? 私はまだまだ満足してないんだけれど――」
恥ずかしげに笑う少女。
行動と表情を統一させろ、と大助は心の中で突っ込みを入れる。
74 :
15:2010/05/31(月) 18:15:42 ID:X24gI6cG
「もちろん、まだ終わらせたりはしないわよね?」
……性欲も二人分とでも言うつもりか!
「……好きだよ」
苦笑いで誤魔化してみる。
それで誤魔化せると思ってるの? とでも言うような不機嫌そうな顔で睨まれて、大助の顔がひきつった。
「待てこのバカ――」
バカ亜梨子? バカ摩理? どっちを言ったらいいのかわからなくなり言葉が詰まる。
そんな大助を見て、少女がおかしそうに微笑み、耳元で囁いた。
「私も好きよ、バカ大助♪」
次の日。
目覚ましが鳴る前の早朝。精魂尽き果て、倒れるようにして眠った大助を優しく揺り起こす少女の姿があった。
「起きてください、大助さん」
「んぁ……なんだよ……」
「大変なのよ、私また亜梨子の身体を乗っ取っちゃったみたいで――」
そう言いつつも、はにかんだ少女の顔は全く困ってなさそうに見える。
寝起きの開ききっていない目で、不機嫌眉を寄せ、頭を掻く。
見た目は亜梨子。が、その態度はしおらしい。一見摩理のように思えるが…………
摩理は、亜梨子のフリを通した。亜梨子は、摩理のフリを続けた。
ならば、この少女は――
そこまで考えたところで、思考を停止する。
どうせ、今日も二人分の性欲を処理させられることには変わりないのだから。
「ん……ちゅっ」
二人の頭上を、銀色の蝶々が舞っていた。
以上です。長々と失礼しました。
>>75 GJ過ぎてどんな賛辞を送ったらいいのか分からないが凄く良かった
前半の摩理と大助の初々しさとか演技でしか素直になれない亜梨子とか、どんだけ俺好みのシチュだとw
77 :
75:2010/05/31(月) 19:53:39 ID:KiZt0lvc
書き忘れてた。展開は以前このスレに書き込まれていたレスを使わせてもらったんだ
もしかして
>>76のレスだったりするんだろうかw
摩理も亜梨子も可愛いよGJ!
なんという期待の新鋭
GJすぎる
GJ
文章もしっかりしていて上手いし、何よりエロかった
ごちそうさまでした
>>75 亜梨子のフリをした女の子らしく艶めかしい摩理。摩理のフリをしてエロエロ素直デレな亜梨子。1つの体で二度美味しいなんて素敵だなw
思いついたんだが、摩理のフリとはいえ初めてで“お掃除”してしまうということは摩理の演技をしている間は普段の亜梨子のプライドを捨てた行為でも可能
つまり、普段の亜梨子なら到底不可能なプレイでも、今後大助次第でこの亜梨子が『かなりきわどいプレイ』でも『大助好み』に実践するよう調教が可能だと気づいた
何が言いたいかというと
>>75のおかげでエロエロ堕落一直線の亜梨子の夢が広がった……亜梨子も摩理も好きな俺には喜ぶ以外GJとしか言えないということだ
亜梨子と摩理、どっちの方がエロいんだ
大助のシャツ握りしめながらオナニーしちゃうくらいの変態亜梨子が好みです
大助が居ないと生きていけないと思い詰めるくらい依存してるメンヘラ亜梨子が好みです
独りぼっちで寂しくなると
>>84みたいな事をしたりすると尚良いですな
つま先がベトベトになるまで足コキして興奮して濡れているSMな亜梨子
そしていつもやられっぱなしなので電気あんまで対抗だな
クリトリスを襲う振動で感じて失禁する亜梨子ですね、わかります
失禁してから責めに責め立てられてMに調教されクリトリスを弄られる快感がクセになって自分から電気あんまをねだるようになる亜梨子
電気あんまされてはしたなくイキまくる大助
他の女とイチャイチャする大助を目撃して亜梨子は嫉妬するものの、素直になれずにけんか腰で接してしまう。
謝ろうとして大助の部屋に行くと別の任務が入ったらしく留守、肩すかしをくらったような気分になり、ほっとしつつ残念な気持ちになる亜梨子。
他の女とイチャイチャする大助を思い出して、もやもやとした嫉妬のような寂しさのような感情と、好意と愛情混じりの所有欲のようなものが沸いて出てくる。
そんな自分の気持ちに戸惑い大助の事を考えながら、何気なしに布団の上に横になって寝転ぶ亜梨子。
「あっ、大助の匂いがする……」掛け布団を頭から被って匂いを堪能すると我に返って、
「もう何してるのよ私。これじゃ、変態じゃないの……」と思いながら別の女とイチャつく大助を思い浮かべると妙な気分になる亜梨子。
「あの子と……抱き合ったり、しちゃったのかしら……」大助が別の女の子といやらしい行為する妄想で亜梨子の頭の中がぐちゃぐちゃになり、劣情に体が熱くなってしまう。
自分でもおかしいと思うのに、ダメだと思うのに、大助の布団に潜り込んで息を殺しながら自分の指を大助のそれに見立ててオナニーしちゃう亜梨子はイケナイ事だと分かりつつ、でも余計興奮してアソコと胸を弄る指を止められない。
任務を片付けた大助が部屋に戻ると、そこには乱れた服の裾から立った乳首と愛液に濡れた太ももを晒すあられもない亜梨子の姿を目撃する。
大助が帰ってきたことにも気づかずに自慰し続ける亜梨子に大助は………
A ひとまず亜梨子の自慰行為をじっくりと眺める
B 完全に不意を突かれて無防備な亜梨子をそのまま犯す
>>84の『オナニーしちゃうくらいの変態亜梨子』でつい妄想した
Bで
え〜がえぇ
そっとその場を離れ、後日「お前あの時……」と問い詰める大助
亜梨子は真っ赤になって否定するがバレバレ
大助は「いいぜ、別に……布団汚さなければ」などと言って放置プレイ
亜梨子が我慢できずに犯してくださいとお願いするまで放置プレイ
ジャスティス!
>>94の後、「俺が好きなようにお前を犯すけど、文句は無いな。一度でも拒否したら二度とお前には触らないからな」と言う大助
その言葉を聞いて期待のあまり膝を擦り合わせてもじもじして喜びのあまり涙目でうっとりする亜梨子
きっとその亜梨子なら放置プレイ中ずっと興奮して大助のことが気になって悶々と悶えてるだろうな……その亜梨子はもう立派に大助の性奴隷ですな
一之黒家のお嬢様の筈なのにオナニーしたり我慢できずに犯してくださいとお願いするまで墜ちる亜梨子
……お嬢様が墜ちる姿にそそられるのは俺だけなんだろうか
96 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 14:52:50 ID:aPguwPGr
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ わしがやった
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i
メンヘラ亜梨子
淫乱亜梨子
オナニー好き亜梨子
M奴隷に成り下がるまで墜ちきった亜梨子
どの亜梨子が一番可愛いんだろうか
全部兼ね備えた亜梨子
Hの時だけデレデレになって精子をおねだりする亜梨子
言い出しっぺの法則というものがあってだな
ザスニ赤どうなってんだろうな
REDか……夏のドミノは雑誌の方持ってるから買わなかったな
ギギンガーのが手に入らなかったから読みたかったよ
「んんっ……何でいつも、胸ばっかり触るのよ……変態なんじゃないの?」
布団の上、組みしかれてなお憎まれ口を叩くのを止めない少女を大助が見下ろす。
返事の代わりに強いくらいの力で胸を刺激すると、涙目になって亜梨子が呻いた。
「何でって、お前がおっぱい弄られるの好きだからしてやってんだろーが。こっちよりもいい反応すんのはどこのどいつだ」
「な、そ、それは……好きだなんて一言も……あっ、やぁっ!」
まだ触ってすらいなかったはずなのに、早くも洪水をおこしている入口を指で擦る。
湯気でも発ちそうな熱さだ。離すと、ねっとりと糸が引いた。
「で、何だっけ? こんなにしておいて、どこを触られるのが好きじゃないって?」
糸が切れ、布団に染みを作る。
少女の液で粘ついた手を広げて見せると、亜梨子がどうしようもなく羞恥に顔を歪ませてそっぽを向いてしまった。
「亜梨子」
はい舐めて、と指を突き付ける。
「ぁ、う――」
不機嫌そうに、躊躇いながら、それでもまるでそうしなければいけないことを身体が学習していたように、大助の指を舐め始める亜梨子。
完全に堕ちている少女の行動を揶揄してなじると、亜梨子が喉に溜まった液を飲み込んでから眉を吊り上げ大助を睨んだ。
「そ、それよっ、それっ! 意地の悪いことばっかりいつもいつも……特に、む、胸を触ってる時なんて、毎回じゃない! 貧乳だとかつるぺただとか小学生みたいだとか、ちょっと可愛い下着つけてたときなんて、か、過剰包装だとか……! だから触らせるのが嫌なのよっ」
「……本当のこと言ってるだけだろ。お世辞にもあるとは言えねーよ」
「あるわよ! ひっ、標準サイズなんだからぁ……あ、あぁ…」
その標準サイズとやらをぐいぐいと寄せてあげようとしてみるが、うまくいかない。
「でかい態度とるんなら、パイずりくらいできるレベルになってからにしろっての。……いや、標準にすら到達できそうにないお前には無理難題か……悪い、忘れてくれ」
哀れみと同情たっぷりにそう言い放ち、僅かな亜梨子の膨らみを撫でる。
指を這わせ、焦らすように乳輪をなぞる。大助が何かする毎に身体を震わせて反応している少女が、
「……できるわよ」
荒い息で呟いた。
「ぱっ、パ、パイずりくらいできるわよ!」
「……へえ」
大助がニヤリと笑う。
少女の上から退くと、じゃあやってみろよと言わんばかりに手を付いて座る。
言ってしまってから後悔したのか、亜梨子が戸惑いながら屹立した大助のそれを見つめた。それからそっと近づき、薄い胸を密着させる。
「んっ……」
胸に触れていない部分を亜梨子の手が擦る。挟むことができないため、必然的に手で触っている範囲の方が広い。
確かに、これはこれで気持ちよくない訳ではないのだが――
「パイずりじゃないだろ、それ」
「う……じゃあどうしろって言うのよ」
「手使うの禁止」
「そ、それこそどうしろって――ひゃぁっ?」
腰を揺すり、先っぽを亜梨子の乳首とすり合わせる。
「こうして、胸全体で擦ってみろよ。それくらいならできるだろ?」
熱に浮かされたような表情で少女が頷く。
「ん、んぅ……はぅ……んんっ、ぁんんっ」
胸を押し付け、大助の性器で乳首が潰される度に上擦った声を上げて身体を動かす亜梨子。
手を使えないからか、身体全体を使って奉仕しているという雰囲気だ。
意外なことに気持ちがいい。
先走った液が亜梨子の胸を汚す。
挟んでいなくても、柔らかい双丘に触れているだけで気持ちいいのだということをようやく知った。
何より、と大助は亜梨子を見やる。
「うぅ……っ」
何かを諦めたような、それでいて恥辱に染まりきった、今にも泣き出しそうな顔。
亜梨子のこの表情が、何より興奮する。
本スレの亜梨子貧乳話しに触発された
書きこみ少ないんだから、ああいう話しはこっちでしろよw
口先だけ反抗しているが体の方は大助に調教済み、この亜梨子は可愛いなw
これなら一緒に風呂に入って胸に泡立てた石鹸をつけて背中を流すとか亜梨子の方からフェラし出すとかもありえそうだ
つーかもう期待してるんだがこれ、続 く ん だ よ な ?
ストレートに続きじゃなくても、亜梨子をこんなふうに調教してみますたウヒヒなパターンを
いろいろ集めてみるのもいいかもしれんね
職人のSSリレーの始まりか
保守
そろそろ霞王たんとC成分が足りない保守
やっと規制解除されたので、中身がなんにもないんだけど投下
詩歌「あんっ、大助くんっのかっこうムシしゅごいょ・・・膣中まで届いてる」
スレ汚し失礼。
亜梨子の調教を書きたくてもネタは一応あるのに文章が1行も浮かばない……
頑張るか、無理ならネタだけ投下したらどうだい?
誰かの夢に繋がって書く人が現れるかもしれないし
114 :
112:2010/08/08(日) 01:27:14 ID:D35vFVma
「亜梨子って……俺が思ってたよりも変態だったんだな」
「なっ……!へ、変態ってなによ……大助がしてこいって言ったんじゃないの……っっ!」
怒っていると言うより恥ずかしがっている顔の少女は拗ねたようだ。恥ずかしくて身の置き場が無さそうでもある。
「で、俺が言った通りにしてきたのか?……断ることも出来ただろ」
今朝、大助は学校にバイブをつけて登校するよう、亜梨子にお願いした。既に大助に肉体も精神も墜ちている亜梨子である。
ここまでくれば強要する必要もないと思ってはいたが本当にするかどうか、確信は持てなかった。
だが授業中は熱に浮かされたように呆けてしまい周囲に具合が悪そうだと心配され保健室まで連れて行かされ、休憩時間はトイレに籠もりきる始末。
放課後に大助は体育館倉庫に亜梨子を呼び、邪魔になるからスカートの裾を咥えてくれ、と言うと亜梨子は羞恥に顔を染めつつも言われた通りにする。躊躇いがちにおずおずと裾を捲り上げて咥えてみせた。
少女の柔らかな太ももが晒され、その奥を隠した下着が歪な形に膨らんでいるのが見える。既に濡れた下着からとろりと溢れた愛液がすらりと伸びた脚を妖しく彩っている。
ブルブルと振動するそこからコードが伸び、太ももの半ばで固定されていた。
振動の強弱に合わせて亜梨子の息は荒くなり挙動が怪しくなっていく。
「だって断ったら……大助がもう私にしてくれないと、思っ、て………はあんっ、んっ、んんっ!」
亜梨子の股に手を差し入れ、忙しなく稼働するバイブを奥に押し込んでやると同時に指で蜜にまみれた陰核を弄ぶ。聞こえるようにわざと水音を立てて責めると恥ずかしそうに目を伏せる。
「何をしてくれなくなるんだ?」
嫌々ながら、渋々、仕方なくやっている……という風を装っているが、大助から与えられる快楽の虜となった亜梨子に逆らう事など出来ない
大助の性器を美味しそうに咥えて精液を飲んだり。
胸や股間を好きなだけ弄っても、乳首は痛そうなほど立ち、ぐっしょりと蜜で溢れていても、もっと苛められたそうに身をよじらせている
キスをしただけで興奮して濡れている事を恥ずかしがっても、大助に触って欲しそうに目を潤ませる。
ソフトSMをしようと大助が提案しても、口先では文句を言いつつドキドキしながら自分から進んで縛られる
そういう感じのが浮かんだんだがよく考えるとネタにもならなかったかもしれない
ようやく規制とけた
ああ、霞王が素直になるまでクリトリス苛め抜きたいなあ
夏コミ行って色々買ってきたけど物足りない
ムシウタのエロが読みたいんだってここにきて気付いたぜ…
誰か描かないのかなあ
マイナーだとあんまやる人いないし、売れもしないからねぇ
生徒会役員共見てると下ネタに困らないぜ、主人公の中の人的にw
風邪の時に「疲れるとアレなんだろ?」ってエロ本持ってくる特殊型三人組とか
海行って旅館に泊まった時に、携帯の充電器とか色々持ってきてるぞと鞄の中身を出してみたら
千晴に入れられたと思われるコンドームが出てきて「本当に色々用意してるみたいね」と白い目を向けられる大助とか
その夜起きたら、寝ぼけて布団を間違えたらしい亜梨子が浴衣をはだけさせたまま大助の腕枕で寝てたりとか
胸が小さいのを気にして、自分で胸をマッサージしてみてるところを大助に見られて
「こ、これは……欲求不満なだけなのだ!」と言い訳になってない言い訳しちゃうワンコとか
下ネタ女子可愛いよ
あのノリは確かに面白そうだが
詩歌かわいいよ詩歌
久しぶりに二巻読み返したら千莉可愛いよ千莉
茶深一党の仲間になるためには、とある儀式をしなければならないと告げられ混乱する初季
その儀式とは、メンバー全員の前での公開オナニー&羽ぼうきによるくすぐり責め
初季は手足を拘束され、大事なところを撮影されながら全員にいたぶられる
ドSぞろいの茶深一党はニヤニヤ笑いながら初季を寸止めしつづけ、忠誠とおねだりの言葉を強要する
「勝手にイこうとしてんじゃねーわよ。『奴隷になります、何でも言うこと聞きます』って言わなきゃ絶対イかせねーわ」
女王蜂の針で心を貫かれ、身も心も犯された初季はついに――
という電波が徹夜明けに降ってきた
茶深の女王針は感情の一点を刺激して増幅させて能力を強化させる→初季に公開オナニーさせる間に針を刺してしまえば、性欲も増幅させられるんじゃないか
性欲が高まるほど能力が上がり、能力が増幅されて強くなればなるほど敏感な体が疼いてくため、戦闘後は欲情で濡れるのが癖になってしまう初季
濡れている事を茶深に見抜かれてしまい茶深一党(茶深:責め、コノハ:責め、千晴:飴)にお仕置き(調教)されるが、それすら快感になるくらい墜ちてしまう
力が弱い事を気にしている初季にとって能力強化は魅力的なので副作用は目をつむって受け入れるつもりが、茶深に罵倒されると興奮してしまうようになり―――
という思いつきが
>>122読んで浮かんできた
もしハルキヨと亜梨子に子供が生まれたとしたらどんな子供になるだろう
強烈なキャラになりそう…
しかしハイスペックみたいなw
大助おじさんに惚れるハルキヨ−亜梨子娘
「あ、あ、あ、ぁああぅあぁぁっ! そ、そんなにっんあ、突いちゃ……だめだめだめぇぇ、いっ、いっちゃぅぅ……イっひゃぅからぁあ……っぁあ――」
激し過ぎるほどの抽送の音と、それに翻弄される少女の切羽詰まった声が入り交じる。普段は彼女の活発さを象徴するように軽やかに跳ねているポニィテールが、今は淫靡に揺れていた。
「こ、これ以上されたら、わた、私、おかしく……ぅやぁっっ! おかひくなっちゃうからあっ! お、おねがい……お願い、も、うぅぅ……もおいやぁ――」
女の子らしいという言葉とは程遠く、勇ましいという表現が的確である少女の姿は、そこにはない。
また、女の子らしさを程遠いものにしていたはずの未成熟な身体つきが、今となっては少女を必要以上にいやらしく見せる一パースへと変貌している。
「また……あ、私、あぁんんん……また、イっちゃっ……ぅ――」
何度目かわからない、涙混じりの上擦った矯声。
もう訳がわからなくなっているのか、弛緩しきった顔で、されるがままに腰を揺すられている。
抱き合ったまま繋がっている男女の下半身を、ねっとりとした液が伝う。白く濁った液体がどちらのものなのか、俺には判別がつかない。
「ぁ、あ、出てる……でてるぅ……、ぃ、いっぱい、なか、出しちゃって……っ! ふぅ、ぅああっ、ぁう、ぅゃあっぁあ……ぐすっ。に、妊娠しちゃう……ハルキヨに、妊娠させられちゃうぅぅぅ……っ」
――まるで、少女にそっくりな女優が出ているAVでも見ている気分だ。
出来の悪い作り話のように、リアリティがない。
けれど、これは現実だ。
俺の知らない声で、俺の知らない顔で、俺の知らない姿で、俺のよく知る一之黒亜梨子はそこに存在していた。
頬に特徴的なファイヤーパターンを刻んだ少年が、未だ荒い息のまま少女の唇に吸い付く。少女は戸惑った様子で離れようとしたものの、繋がっていたままの性器がそれを許さなかったようだ。
諦めたのか、はたまた進んで受け入れたのか、抵抗も僅かに大人しくなる。
長い時間、たっぷりと口付けていた二人の唇が離れた時、その間両者の間で何が起こっていたのか想像させる糸が引いた。
陶酔した瞳で、亜梨子は、ハルキヨを見つめている。
その様子を見ながら、大助は己を慰めていた。
自分が一番近くにいると思っていた、ここ一年近く一つ屋根の下で暮らしていた自分が、亜梨子のことを一番理解していると思っていた。そんな少女が、女としての顔を剥き出しにされていく。
処女を奪われ、中出しされる光景は――余りにも胸糞が悪い、けれど異常なまでに興奮を覚えるものだった。
どうでもいい、そう思っていたはずの少女がハルキヨの名前を呼び甲高い声を漏らすたび、じわじわと大切なものを破壊されていくような錯覚を覚える。
奇妙な興奮に、自身が痛いほど張り詰めているのがわかる。
「……んんっ……い、入れたまま…また……動いて……ぁぁぁっ! か、掻き混ぜないでぇえ……ひゃぁあああ」
亜梨子の声に、手の動きが早まる。ラストスパートを駆け抜けるように、思いきり刺激を与えると先走った液が自らの手を汚した。
早くも絶頂を迎えたのか亜梨子の腰がびくびくと波打ち、すすり泣くような声が大助の元まで届く。
「うぁっ――亜梨子、で、出る……っ」
少女の柔らかさを夢想していた大助の口からうめき声が漏れ、膨れ上がっていた性器から大量の白濁液が飛ぶ。
それはもちろん少女の膣内でも口内でもなく、ただ自分の手と冷たい床を汚すだけだった。
「最低だ、俺って……」
ハルキヨ×亜梨子が寝取られにしか見えないのは、俺が大助と亜梨子の関係が好きだったからなんだろうな、うん
>>127 この後に大助も参加して3Pにしてしまえば寝取られにはならな(ry
ハルキヨにバックからハメられている亜梨子が大助の性器をしゃぶっつたり、大助とハルキヨが競うように亜梨子の膣とアナルを交互に責め立てたりと妄想が広がるな
ハルキヨ×亜梨子だと、常人の精神じゃ要求しない体位でこの上なく、どうしようもない変態的なプレイをしてそうだ
魔人めいた体力でハルキヨに精を注ぎ込まれ、心も体も嗜好もハルキヨ好みに開拓される亜梨子とか……それもいいなw
正直ハルキヨとアリコだとどっちかが一方的に振り回すのはありえんと思う
どっちも相手を振り回しまくる感じ
貧乳に過剰反応したりフェラチオをする亜梨子が可愛いのは何故だろう
そういや亜梨子ネタには必ずフェラがある気がするな
何かしゃぶらせたくなる女なんだよ
上から目線で命令してくる亜梨子みたいなお嬢様に口で奉仕させるのは
プライドを屈服させて墜ちさせているような気分になりそうだな
半脱ぎにして両手を後ろ手に縛ったふたるを三角木馬に跨らせて木馬プレイをさせてみたい
股間にずぶずぶと填められて、木馬をギシギシ軋ませて腰を振り、自分の体重でイってしまうふたる様
なるほど
アリアの千晴言葉攻め……
『千晴ってさ、変態だよね。実の弟に欲情するなんてさ』
とか言われて必死に否定するけど
『じゃあ私が貰ってもいいよね、大助』
なんて言って体乗っ取って大助を逆レイプしちゃうアリア
折角の公式キモ姉なんだからヤンデレさせなきゃ嘘だと思うんだよな
正直千晴はナチュラルに斜め上なせいであんまヤンデレっぽくないと思う
アリアの同化の能力を使えば体の一部分だけを同化させて繋がったり、
手や指を体の内側に同化させて普通なら無理な場所を体の中から責めたりと、かなり変態的なプレイが出来そうだよな
同化できるの無機質だけじゃね
無機質と同化出来るということは、だ
大助は処女の方も警戒しないといけないわけだ
同化は無機質だけか、残念だ……。
もし体をアリアに乗っ取られた場合は千晴の意識はあるのか、亜梨子と摩理のように人格が交代するんだろうか
……でもアリアは宿主の人格をコピーしているんだからどうなるんだ?
意識ありだと大助レイプが最強だな
自分の体に犯される大助をただ見てなきゃいけないとか発狂するんじゃないの
初めはアリアによって自分の体に犯される大助に気が触れそうになるが、大助が今まで見た事もない表情で聞いた事もない声を上げる姿に欲情してぞくぞくしちゃう千晴
だんだんアリアが大助の肉棒を咥えて締め付けるの罪悪感が快感によって薄れ、一線を越える背徳行為がかろうじて抑えていた欲情を高ぶらせるスパイスとなり、アリアが体を乗っ取るのを止めても大助を騎乗位で執拗に犯してしまう千晴
なんだろう、違和感ありすぎ
普通に考えたらアリアが止めるほうで千晴がやらかすほうだろ
ななほしりこAVデビュー
詩歌にデレデレな大助を見たら亜梨子はどう反応するのか……
ニヤニヤしてそうwww
100%からかうだろw
で、初々しくてラブいちゃな二人を見て砂を吐く
その後少しの淋しさが亜梨子の胸中に秋風のように訪れると素晴らしい距離感ではなかろうか
その何ともいえない距離感は良いなw
けど、亜梨子にからかわれても詩歌が好きすぎて大助が1巻の「何を言われても気にならない」状態になりそうな気もするんだよな
そんな大助にムカついて嫉妬しまくりだとこのスレ的にも美味しいw
だが亜梨子ならいい方に変わった大助を見て、からかいつつも素直に喜んでくれるだろう
はあ亜梨子可愛い
「なんで下僕のくせに、私より……」
自分と一緒にいる時よりもはるかに楽しそうで幸せそうな大助の素直な笑顔を見て凹む
置いてかないで、離れないで、一人にしないでと泣きつく亜梨子
「選んだ方になってやるって言ってくれたのに……大助は一生私の奴隷なのに……」
そして泥沼へ
A. >>152-
>>155を経て自分を追い詰めて精神を病んでしまう亜梨子→メンヘラアリコEND
B. 墜ちアリコを見捨てられなくなって、体をせがまれても断り切れずについ手を出し、そのままずるずると関係を続けて詩歌と別れを告げる大助→墜ちアリコEND
C. 大助と詩歌の間を強引に割って入って寝取る→寝取りEND
D. 亜梨子の寝取り失敗、詩歌フタル化→で修羅場ENDか
E. 「選んで貰えずに独りにされるなら――大助を殺して私も死ぬ」→ヤンデレ亜梨子END
お前らつくづくメンヘラアリコ好きだなw
独り寂しく虚ろな目で大助を想いながらオナニーをするが、独りだと虚しくてイクにイけずに身悶える亜梨子とかもイイよなw
亜梨子保守
「んうぅっ、んむ、んぶ……っ! ぅう″ぅううう〜〜〜っっ」
大助の手の下で亜梨子の口が蠢く。押さえつけられ口で息ができないため、苦しそうに鼻息を荒くしている。
それに構わず内側から競り上がってくる衝動に身を任せ、数回腰を打ち付けた。
「ん″う――んぐぅっ!」
きゅうきゅうと大助を締め付けてくる柔らかい膣内。そこからゆっくり自身を引き抜いていくと、微かに濁る濃密な液体がぼとりと落ちる。完全に抜けきる前にカリで止め、再び勢いよく少女の奥に腰を落とす。
最奥まで届いたのか、亜梨子の身体がぶるりと震え、膣内が収縮した。
「――っ!! んっんんんんん……っ! ……っ……っっ!」
ピストンはせず、身体を揺すって奥を刺激してやる。
だんだんと亜梨子の口を塞いでいる腕が疲れてきて目をやると、羞恥と息苦しさで真っ赤に染まった顔が見えた。涙に濡れた黒い瞳が、懇願するように大助を見る。
体温と興奮でべったりと汗をかいていた手を離してやると、亜梨子は肩で息をして何度も吸って吐いてを繰り返した。呼吸が整うのを待ち、ようやく落ち着いたらしい亜梨子に大助は問い掛けた。
「感じてないって言ってなかったか? 普通にしていられるなら、息するのは鼻で十分事足りるだろ?」
嘲るように笑う。
亜梨子が、視線をさまよわせ口ごもる。
「これはさ、俺がお前をレイプしてるだけ……なんだよな? その変態でむっつりなエロ大助に、お前は喘がされたりしないんだよなあ?」
他の誰でもない、少女自身がいった言葉を復唱し突きつける。
あ……うぅ……と言葉になっていない発言を繰り返す亜梨子にため息を吐くと、大助は再度その口を塞いでやろうと手を伸ばした。が、怯えたように亜梨子が俯く。
「み……」
言葉を待つ。
「認めるから……も、もう、ひどいこと、しないでよっ!」
狙ってやったこととはいえ、かなりつらい思いをさせたようだ。普段とはうってかわって弱々しい顔をしている少女は、見てるだけで可哀想になってくるほどだった。
「……何を認めるのかハッキリ言えよ」
「か、感じてる……ってこと……」
「大助さんになにをされてどう感じてるか、お前の言葉で言ってみろ。
……ああ、あんまり気負うなって。バカ大助は、ちゃんと口に出してもらわなきゃわかんないんだよ。お前もさ、前に言わなきゃわかんないこともあるって言ってたろ? お手本を見せてもらいたいだけだからさ」
緩く腰を揺すり続ける。
はだけたシャツの上から、勃起した乳首を押し潰す。それが引金になったのか、亜梨子の顔がだらしなく歪み声が漏れた。
「あ、だ、大助……さんにっ……お、犯されて、ぁふっ、ああっ、き、気持ちいい……気持ちよくなって……ゃあああん」
「続けて」
「あうぅっ! えぁ、か、感じちゃって……ます?」
慣れない敬語を使い、大助の顔色を伺ってくる。うんうん、と頷いた。
「もっとハッキリ喋れないのかよ……まあいいや、それで? 続きがないなら、これからどうしてほしいかお願いしなきゃいけないだろ?」
「あ、う、あ、あっ……! こ、これから……?」
「ああ」
喘ぐだけになっている亜梨子への刺激を止め、焦らしにかかり何をしてほしいか気付かせる。
思った通り、亜梨子は耐えられないように腰をくねらせ、お尻を振りかけたところで自分が何をしようとしたかに気がついたようだ。呆然とした表情が、徐々にいやらしく弛緩しきった顔に変化していく。
「も、もっと、してほしい……ぐちゃぐちゃに掻き混ぜる…みたいに……大助ぇ……っ。もぅ……私、ぁぁぅう……い、いいから。中出ししてもいいからっ。私を、お、お、ぉかして……犯してくださいっ!」
うわ。
亜梨子ネタは声出させる方が多いけど塞ぐのもいいんじゃないかとわっふるわっふる亜梨子保守
初めはきつく大助を睨んでいた亜梨子も性器が濡れるまで触られると徐々に頬を赤くして眉を寄せ、それを指摘されて虚勢を張るが、
ぐちゅぐちゅと音を立てて弄る頃には羞恥と快感に目を潤ませ、塞がれた口の中で大助を罵倒しつつ、弄られてびくびくと身体が震え、
腰を落として奥に突き入れてピストンを繰り返す頃には抵抗が無くなり、亜梨子本人は気付ていないが奥を小突く度に表情が緩み始める。
大助に腰を打ち付けられる度に理性とともに怒りや反発心が薄れ、膣内がきゅうきゅう締まるほど快感を覚える亜梨子。
口を塞がれて息が苦しい代わりによがり声を上げずに済んでホッとしつつ、大助に犯されて感じている事を自ら認める事になって狼狽え、
浅く入れて焦らすように膣内を?き混ぜると、大助の動きに合わせて腰を揺らして深く繋がろうと体の方は素直に反応する亜梨子。
口を塞ぐのもアリだと
>>160に同意
過去に実姉から受けた性的なあれこれのせいで
本当はそういう方面のことに対してかなりストレスを受けてしまう大助。
そんなことも知らずにいつものノリでシモいこと言ったり
からかったりする霞王。
ある日、学校の廊下でふざけてアンネのまま大助に迫ってみるととうとう限界が来て大泣き。
人目につかないよう力づくで大助を空き教室に引っ張り込んで
泣き声が漏れないように顔を胸で押さえるように思いっきり抱きしめると
いつも自分が相手にしてるあのかっこうが嗚咽漏らしながら自分に泣きすがってるという事実に
物凄く興奮してきて
「…………おら、ちょっと顔上げてみろ」
とか言って泣き顔を拝んでやろうと思い、ゾクゾクしながら顎をつかんで上向かせようとするも
子供みたいにかぶりをふって拒否する大助を見てメーター振りきれて
(喰いてぇぇぇぇぇええええ!!)
と思うや否や押し倒す霞王。
亜梨子墜ちEND萌え保守
大助×利菜で和姦モノが読みたい
亜
梨
子
ぺ
ッ
ト
『亜梨子ペット』
「いいか、俺が奴隷ならお前はペットだ」
「どうしてそうなるのよ。ペットって奴隷より身分低そうじゃないの」
「よく考えても見ろよ。特環からしてみればお前は珍しい観察対象であり実験動物で、俺はその特環から派遣された監視役な訳だ。ということはつまり、お前は俺のペット」
「じ、実験動物……? わ、私ってその特別環境なんとかってところにそこまでひどいこと思われてたの? っていうか、いくらなんでもその理屈はあんまりだと思うわ」
「任務できてるだけの俺に対してボディーガードだの奴隷だの下僕だの言ってるお前が言う台詞じゃないけどな。蹴るわ殴るわ技掛けるわ、いくらなんでもあの態度はあんまりだと思うぞ?」
「じゃあどうして欲しいのよ貴方は。いつも二人っきりのときは「ああ亜梨子様の麗しいおみ足で踏んで頂けるなんて、僕は世界一の幸せ者です!」って泣いて感謝してるくせに!」
「してねええええ!! だからどうしてお前はそう積極的に誤解を招こうとするんだ!」
「僕は一生亜梨子様の奴隷ですって私の足を舐めたのは忘れたの!?」
「だから言ってねえし舐めてもねえよ! く、くそ、こうなったら……お前だって「私はペットとして一生大助さんに飼われ続けます」って誓いのキスをしたのを忘れたのか!?」
「なっ!? し、し、してないわよそんなこと! 最っ低! そそそそういうプレイが好きだったなんて……変態、エロ大助! 亜梨子キック!」
「ぐあっ! お、お前と同じことやり返しただけなのに、なんで俺一人悪いみたいになってんだよ! しかもエロとか言う割にはお前だってこうしてパンツ見せてき――
「みっ、み、見せてるわけないじゃない! この……バカ大助っ!!」
「いってえ!!」
「薬屋クンのペットにならアタシがいくらでもなってあげるのに……ああん、薬屋クン…」
「大助さんは目が本気でしたから、あながち冗談ではなくそういうプレイが好きなのかもしれませんね」
エロにならなかった
GJ!
ただの遊びがいつの間にかお題になってるw
亜梨子保守
179 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 13:48:18 ID:Q2pvdAAn
ほす
詩歌食べたい
ドSドジなふたるさん食べたい
なんとなく大助って本命じゃ抜かないタイプなイメージがあるから詩歌ネタは難しい
詩歌と雪の降るクリスマスの夜
詩歌の部屋でイチャコラしてわざと暖房切って凍える寒さの中
ベッドでお互いの体温感じて抱き合ってキスとか
そんあ幸せな夢から覚めた大助の隣には素っ裸の霞王が。
「……何泣いてんだ、気持ち悪ぃーな」
言われて初めて自分が泣いてることに気づいて
なんだかとても悲しい気持ちになって霞王抱きしめながらその胸の中で泣く大助
虫憑きには爛れた関係が似合うよな
猪瀬副都…管理官の野望
詩歌かわいいよ詩歌
亜梨子かわいいよ亜梨子
ドロドロに墜ちた亜梨子を愛でて愛でて可愛がって犯りたい
イヴか……
利菜可愛かったよ利菜
イヴに処女喪失する利菜とか……
亜梨子と摩理の絡みを読みたい
ふたるは苛めるより苛められた方が可愛いと思う
コミケ行った人は掘り出し物ありましたか?
一般でもエロでも
一般はあったぞー
エロはここで大分満足してるw
エロはここで十分だな
むしろ一般が欲しいっすな
学園ムシウタとかないかね
学園黙示録MUSHIUTAか
半ば冗談で思いついたが過去に倒した欠落者が意識ないまま襲ってくるとかだと意外と違和感がない
るろおなら!ゾンビ好きなるろおならやってくれる!
利菜成分希望
利菜は死んでもファンの愛は変わらないッ!
亜梨子…
今年もいっぱい投下があることを願って
>>197 ハルキヨ「姫始め、姫始め……はーいい言葉だな」
大助「死ね変態」
ハルキヨ「いやだって、晴れ着で姫始めとか男の幸せ噛み締めてるだろ。お前だってそう思うだろ?」
大助「除夜の鐘を聞いても変態の煩悩って晴れないんだな」
亜梨子「ねぇ、貴方たちさっきから何の話してるの? ひめなんとかって何の遊び?」
ハルキヨ「めちゃくちゃ楽しい遊びだぜ。よし、お兄さんが手取り腰取り教えてやるよ」
大助「バカ亜梨子、お前は知らなくていい――って何ついて行こうとしてんだ!」
亜梨子「だって大助、教えてくれないじゃない」
大助「……教えてほしいっていうなら教えてやるけどな」
678円分のお年玉になってたらいいな
一日遅れのあけましておめでとう
>>196 ベッドの中で除夜の鐘を聞き終わった。誰かと共に、それも肌で肌を感じ合いながらというのは当たり前だが初体験のことである。
ほう、と息を漏らして少年を見上げる。
妙な、感動とも似た感慨が胸を満たす。利菜に覆い被さった少年も、同じような顔をして利菜を見つめていた。
「……薬屋」
自分と同じ夢を抱いていた男の子の名前をそっと呼ぶ。
「立花さん……」
こんなとき、何だかものすごくやらしくて意地の悪い笑みしか浮かべない少年が、柔らかく微笑んだ。
何も言い返せず、それどころかすっかり満足したはずの下半身がぎゅっと疼くのがわかった。
入れっぱなしになっていた薬屋の、あ、アレを、離したくないとねだってるみたいに思える。気付かれた、と熱くなった顔を隠しながら少年の顔を盗み見ると――
「あけましておめでとう」
さっきよりも少し俗っぽい顔で、また笑われた。
「あ、あ、あけまして、おめでと。今年も……よろしく」
そうだね、色々とよろしくね。そう言って早速腰を動かそうとした薬屋が、ちょっとだけ迷って、それから利菜の唇に触れるだけのキスをした。
薬屋の正体とか、詩歌との関係とか、アタシの夢とか、去年は色々あったけれど。今年は何もない、生きてきた中で一番穏やかな一年になるんだろう。
同じ夢を抱いていた人と、同じ夢みたいな時間を過ごして迎えた新年なのだから。
「今年もよろしく……利菜」
ここはとてもシアワセな場所だ。
こっちもあけましておめでとう
利菜がシアワセになれる一年でありますように
>>200 新年早々初泣きさせんなよ
素敵なものをありがとう、涙でモニターが霞む
ほ
も
さ
ー
く
る
K
U
そこはサンクスだろ
新刊楽しみすぎて勢いだけで書いたフライング気味ハルキヨ×亜梨子投下します。
213 :
1:2011/02/01(火) 20:53:01 ID:fCmgBy/R
ふと、ハルキヨは思った。
改めて原因に思い至ったとか思い悩んだ末とかそういう訳でもなく、ごく自然の流れで――もしかして自分は変態なのではないか、という懐疑に至ったのである。
今この瞬間にその懐疑に気付いたのは、困惑しきった表情でこちらを見上げてくる少女のせいだ。
そして該当する項目にあっさり行き着いたのは、似たような性癖を持った少女がハルキヨの周りにいたからである。
シャワーを浴びたばかりの少女をこちら側に抱き寄せたのがつい数秒前。
あ、と思ったときには少女が腕の中にいた。
一瞬何が起こったか分からない、と大きく見開かれた少女の瞳と視線が交錯して、頭の中にぱちんとパズルが嵌まったような気がした。
いつもならばその首筋に顔を埋めてボディソープの匂いを思う存分嗅いだり、しっとりと湿った肌を撫で回したりとやることは尽きないのだが、今込み上げる衝動は全く別のものだ。
だからハルキヨは、亜梨子を抱き締めたまましみじみと思う。
――あれ、実は俺って結構変態なんじゃねえの?
向かい合った体勢ではあるものの、パズルが嵌まった瞬間にハルキヨは亜梨子の肩口に頭を預けている。そのため彼女にこちらの表情は見えないはずだ。
変態だと自覚した瞬間の顔など見せられない。
いや、もしかしたらあの瞬きよりも短い間に見られていたかもしれないが、亜梨子も亜梨子で状況が飲み込めていなかったから、ハルキヨがどんな顔であったかまで判断できなかったはずだ。
亜梨子を抱き締めてから数秒、今まさにこのときですらとんでもなく間抜けな顔を晒しているに違いない。
そんな顔を惚れた女の前で晒すのが快感なんですうううみたいな奴がいたら、恐らくそいつは自分以上の変態だ。
表情筋が何とか自分の意思で制御できることを確認してから顔を上げる。
まず視界に飛び込んできたのは、こちらをまっすぐに見つめる亜梨子の顔だった。
困った顔も可愛いなこんちくしょう、だとか、今日は随分長風呂だったんだな逆上せかけじゃねえのこれ、だとか、腕の中の存在にいくつか言いたいことがある。
切り離され、浮上する思考が引き締めた顔を弛ませつつあることを自覚。
零れそうになる浮ついた思いを一旦口にすれば止まらなくなるのは目に見えている。
思考と表情筋と口許を引き締める。つられて抱き締める力も強まった。
抱き締められたままの亜梨子が身動ぎしたので少し力を緩めてやる。
逆上せたからか苦しかったからか、その顔は少しばかり赤い。
「……あの、ハルキヨ?」
「ん、気にすんな」
「気にすんな、ってあなたね、」
困惑していた為に八の字になっていた少女の眉がぴんとはね上がった。
一言文句を言わねば気が済まないといった顔だ。
あるいは彼女の場合、一言ではなく一発殴らねば気が済まないといった方が正しいかもしれない。
このままだと口煩くああだこうだ言われて折角の至福の時間が終わってしまう。
室温は空調の為に適温とはいえ、やはり人肌は恋しい。人肌以上にハルキヨの鼻先を擽る甘い香りが恋しかった。
「もうちょっとこうされとけ。どうせ逆上せかけでふらふらしてんだろ?」
「どうしてそんなこと分かるのよ」
「体温高ぇ」
「体温計みたいなこと言わないでちょうだい」
「ああ? 毎日風呂上がりのてめえ抱き締めてる俺様の皮膚感覚なめんなよ」
「自信満々に言い切ってるけど、それ何の自慢にもならないわ、多分」
214 :
2:2011/02/01(火) 20:56:12 ID:fCmgBy/R
こてんと亜梨子がハルキヨの方に体を預けてきた。
乾ききっていない髪の柔らかさと冷たさがシャツ越しに伝わってくる。
亜梨子はいつもしっかり髪を乾かしてからこちらにやってくるというのに、今日はどうしたのだろう。軽く逆上せてそれどころではなかったのだろうか。
亜梨子は珍しいぐらいにされるがままになっていて、ハルキヨは内心彼女が何か企んでいるのではないかと勘繰ってしまう。
しかし同時に自覚した欲求を満たすなら今なのではないかとも思う。
――ハルキヨの身内に、自分好みの手にひたすら頬擦りするのが趣味の少女がいる。
性的倒錯かと訊ねてみれば、それは違うと即答された。
さらに加えて「下品な考え方」と一刀両断された。
彼女いわく、手への頬擦りで性欲を満たすという訳ではないらしい。
性的倒錯を介さないフェティシズムなどこの世にあるものか、とハルキヨは鼻で笑った。
そのことを思い出し、自分に近く、しかし近すぎるあまりに遠くなってしまった罪悪感というものが急に込み上げてきた。
あの時は鼻で笑ったが、今なら遥香の言い分も理解できる。
自分の中では何も異常ではないのだ。だから倒錯ではない。
遥香にせよハルキヨにせよ、自分の物差しで当然のように世界を測る。自分の中ではごく自然な欲情の仕方であるのだから、倒錯であるはずがないのだ。
倒錯であるはずがない、ないのだが――所謂変態なのでは、とはちょっと思った。
むしろ変態と自覚した瞬間興奮の度合いが跳ね上がったような気がする。
自分に触れる亜梨子の長い髪を思う存分梳きたい。指先に絡めてくるくる巻いてみたい。
あ、と思った時にはハルキヨの手が亜梨子の頭に伸びていた。
一房摘まんでみればやはりしっとりと湿っており、乾いた髪とはまた違った触り心地だ。
くるりと指に一回巻き付けて離してみても癖はつかなかった。まるで亜梨子の性格そのもののようだ。
一回だけで満足するはずもなく、先程の一房をくるくると何回か巻いてみた。そして離す。滑らかにすとんと真っ直ぐに戻る様は見ていて素直に気分が良い。
「あなた……それ、楽しい?」
「おう」
上機嫌なハルキヨとは対称的に、亜梨子はよく分からない、と言った顔だ。
思えば彼女はいつも同じ髪型で、自分で髪を弄るといったこともしない。
年頃の娘がそんなことで良いのか。ハルキヨの高校時代の同級生女子も、2、3パターンくらい髪型があったように思う。
いつもはポニィテールとして一つに纏められている髪を二つに分けてみる。両房を高い位置で纏めて――
「ツインテール。お、これも結構似合うな。たまには髪型変えてみりゃいいだろ。結い跡つくぞ?」
「二つにすると耳の周りが擽ったくて嫌なの。それに動くとちょっと邪魔で……」
「ふうん」
「ちょっと、聞いてるの?」
髪を纏めていた手を離す。
はらりと髪は落ち、亜梨子の肩に掛かった。髪を二つに分けたままの状態なので彼女の白く細い首筋が露になっている。
顔に掛かるのが邪魔なのか、亜梨子はサイドの髪を右耳に掛けた。それを見てハルキヨも反対側の髪を耳に掛けてやる。
「聞いてる聞いてる。お前、耳弱いんだろ?」
「ちがっ、」
髪を掛けてそのままだった左手で亜梨子の左耳に触れる。ぴくっ、と小さく肩が跳ねた。
思わず口許が緩む。そのまま指先で柔らかく揉んだり、輪郭をなぞったり、耳朶を撫でてみたり――耳というピンポイントに絞っているせいか、触る側もテクニックを要求されているような気がする。
亜梨子が息を呑み、微かな悲鳴を上げ、反応を示す。反応が反応だけに疚しいことをしていると錯覚してしまいそうだ。
215 :
3:2011/02/01(火) 20:57:20 ID:fCmgBy/R
「あーくそっ、可愛いな。なんだこれ、ハムスターを掌でころころするってこんな感じか?」
「誰がハムスターですって!?」
涙目で亜梨子がハルキヨを睨み付ける。
ハルキヨとしては疚しい気持ちを誤魔化すための一言だったのだが、亜梨子の怒りを逆撫でしてしまったらしい。
平均よりも小柄な少女が、自分の腕に収まる範囲内におり、涙目で睨み付けてくる――独占欲だとか性欲だとか、この状況でそういったものに抗える紳士がいたら是非挙手を願いたい。
残念ながら自分は先程疑念が湧いた通り、紳士から多少離れたところに存在する変態候補生だ。若い欲望を受け流せるほど老成していない。
「負けだ負け!」
「っ、だから何の話――ひゃっ!」
擽っていた手を離す。右手を右耳に伸ばす。空いた左手で彼女の両手を纏め上げ――ソファーに押し倒した。我ながら惚れ惚れする流れ作業だ。
露になった耳に唇を寄せて軽く噛んだ。
唇の触覚は全身の中でも特に鋭いと聞くが、指で触れていたときよりもリアルに亜梨子の体温や柔らかさを認識する。思わず息が上がりそうになった。
「俺は風呂上がりの年下の貧乳の女に興奮して、そいつの髪触ってるだけでムラムラする変態だってことだよ」
耳元で諦めと共に吐き出す。最初から自分の中に紳士はいなかったようだ。改めて認識するまでもなく、事前にそんなような気はしていたが。
「だから一発ヤらせろ」
「な、な、なっ……!」
はくはく動く唇。その動きを読んで、閉じた瞬間に己の唇を押し付けた。
――よく考えてみたら、これは彼女とのファーストキスか。
色気も何もあったものではないな、と自嘲する代わりに目を細めた。
以上です。
根性なしなもんでエロなしで。始めに書いておくの忘れてた…申し訳ない。
GJ!
ハルキヨ、お前はもしかしなくてもムシウタ界一の変態だから安心しろ
w
GJ!
変態!変態!!www
変態さんと亜梨子ネタ浮かんだから投下します
流れ的に
>>215の続きかと思った人すみません、別人で全く別の話です
221 :
1:2011/02/09(水) 00:52:07 ID:DGilIl1z
「そ、そんなに欲しいの?」
「欲しい」
「ほ、本当に……これじゃなくちゃ駄目なの?」
「ああ」
「……これも、絶対にやらなくちゃ駄目なのよね」
「負けた方が勝った方のいうことを聞くっていいだしたのはてめぇだろうが。今更怖じ気付くんじゃねぇよ、いいから早くやってくれ頼む」
「何が嫌って、あなたの熱意が怖いのよ!」
ホルス聖城学園の制服である黒のフレアスカートを握り締め、一之黒亜梨子は絶叫した。
しかしその言葉を投げられた本人である男は、立っている少女を期待の眼差しで見詰めて動かない。
世果埜春祈代。赤牧市を去ろうとしていた彼を亜梨子が引き留めたのは、かれこれ一週間前に遡る。
脅される形でデートに付き合い、その上何故か二対一(ハルキヨも含めれば三対一だ)という不利な状況で戦闘させられ、なんとか彼の興味を引いたのはいいのだが――
あの一件以来、何かと亜梨子に付きまとってくるようになってしまったのだった。
毎度毎度別の理由をつけては一之黒家に訪問し、気付くと側で突飛な発言を繰り返しているその光景は、もはや日常になりつつある。学園の行き帰りにも現れるため、いい加減に恵那や多賀子にも怪しまれ始めていた。
そして何より、日に日に不機嫌になっていく同居人の少年が恐ろしい。
それを打破しようと亜梨子が持ち掛けたのが、家庭用ゲームでの対戦だ。
赤牧市に数あるゲームセンターでも取り扱われており、近隣の中高生なら一度はやったことがあるだろう代物。もちろんハルキヨも知っていたらしく、亜梨子がさりげなく勝負を振ると勢いよく食い付いてきた。
――敗者は勝者の命令を何でも一つ聞くこと。
罰ゲームとしてはありがちだが、それを使えば言っても聞かないハルキヨの行動を、少しでも制限できるのではないか。
負ける可能性は考えてはいなかった。理由は簡単、一時期亜梨子はこのゲームにかなりの時間を費やしていたのだ。何をやっても天才的な技量を発揮する恵那はともかく、他の人間に負けるということはほぼあり得ないと言っていい。
そして、自信満々に挑んだ結果――
「おい、焦らしプレイもいい加減にしやがれ」
……亜梨子は忘れていた。ハルキヨが、ゲームセンターでの上位ランキング者に名を連ねていたその事実を。
認めたくない。認めたくないが、負けは負け。そして言い出したのは自分。
こうなったらどんな要求でもこの一之黒亜梨子様が聞いてあげるわ覚悟しなさい! と負け惜しみなのか何なのか、悔し紛れに発した一言が引金となり、かくしてハルキヨの変態性は引き出された。
「でも、し、下着をあげるのに、なんで一度見せる必要があるのよ! 目の前で脱ぐだけで充分でしょう!?」
「いやいやいや、やっぱりこの目で確認しないことには履いてる下着とくれた下着が同じものだって証明できねぇだろ?
色と柄を比較して、同じものだと認めた時点で今現在履いてた下着をもらったってことになると思うわけだ。だからたくしあげて下着を見せて、かつ目の前で脱いで俺に渡す――そこまでしてもらわねーと絶対服従とは言えねぇな」
「くっ……この変態!」
――今履いてるパンツを俺にくれ。いやください、お願いします。
……ハルキヨに課された要求を聞き、亜梨子の意識が遠退きかけたのは言うまでもない。
もちろん、たかが遊びの罰ゲームでセクハラまがいの行為をさせられることに強い抵抗はあったし、これがもし大助との約束なら亜梨子も徹底して反発を続けただろう。
だが、ハルキヨから放たれる殺気はやらなきゃ燃やすとわかりやすく告げていた。
まさかとは思うが、彼ならやりかねない。今までの経験が、そう判断せざるを得なかった。
そうして亜梨子は、あまりに変態的な少年の要求を呑まざるを得なくなり……
「うう……わ、わかったわよ。見せて、脱いで、渡せばいいんでしょう。そんなの、数分もかからず終わるわよ」
ぐっとスカートを握る。
僅かに上へ持ち上げると、それを特等席で見守っている少年がゴクリと喉を鳴らしたような気がした。
丈を短くしているから、あと数センチ引き上げたらすぐに見えてしまうだろう。
自分からスカートをたくしあげて異性に下着を見せるという行為に、とんでもない屈辱と羞恥を感じた。手が震える。
一度大きく深呼吸し、覚悟を決め――よく見えるようにお腹の辺りまでスカートを引き上げた。
222 :
2:2011/02/09(水) 00:52:51 ID:DGilIl1z
「ほら……しっかり見なさいよ。い、今からこれを脱いで、あなたにあげるんだから」
「おい待てまだ下ろすな!」
もういいだろうとスカートを離そうとした瞬間、ハルキヨの声に止められてしまう。
見せたらはい終わり、でいいと思っていた亜梨子は、下着を丸出しにした状態でもじもじと太ももを擦りあわせた。
「ね、ねぇ、まだなの? もういいでしょう?」
「いーやまだ駄目だな、あと十秒くらい」
「なっ……何でよ」
驚いて背けていた顔をハルキヨに向けると、興奮した様子でスカートの中身をガン見していて亜梨子は「うっ」と顔を染める。
見られている。
今更ながらにその実感が湧き、身体がカッと熱くなったような気がした。
「ぁ……やっ……」
気を抜けばスカートを下ろすか腰が抜けるかはたまた無防備になったハルキヨの顔面を蹴りあげてしまいそうだ。
意識すまいとなんとか平静を保ちながら心の中で十秒数え切り、亜梨子は即座にスカートを戻した。
「お、終わりよ終わり! あなたになんか、もう二度と見せないんだから!」
「いや、もしかしたら二度目があって、二度あることは三度あるってことで更に三度目が――」
「ないわよ!」
「チッ」
怒鳴ると、心底悔しげにするハルキヨ。しかし、その顔は満足感溢れている。
それというのも、それだけしっかり亜梨子の下着を脳内に焼き付けたということで……うう、考えたくない。
けれど、あとは下着を脱いで渡すだけでいいのだ。何時間にも感じられた十秒は終わりを告げ、これから先は下着こそ見られるものの亜梨子自身の身体を見せる必要はない。
この思考自体どこかおかしい気がしたが、HENTAI空間に染めあげられてしまったことには気付かないフリをした。認めてしまったら終わりだ。色々と。
ハルキヨに促され、下着に手をかける。中身を見られない分スカートをたくしあげる時よりマシだろうと思っていたのに、これがなかなか恥ずかしい。
「……考えてみたら、今まで履いてた下着を渡すなんて、あなたも嫌じゃない? その、洗った綺麗なやつなんて他にいくらでも……」
「わかってねぇな、洗ってない染みとか匂いとか体温がそっくりそのまま残ってる方がいいんだよ」
「渡したら何するつもりなのよあなたは!」
「そりゃもちろん……」
「やっぱりいいわ、言わないでちょうだいお願いだから……」
嗅いだり嘗めたり履いたり被ったりと続くのだろう言葉を亜梨子が遮る。恐ろしい。
唇を噛み、ゆっくりと下着を下ろす。布で包まれていた部分に空気が当たり、スースーする。下着を履かずにスカートを履いたことはなかったから、奇妙な感覚だ。
たった一枚、それも外からは見えない部分に身に付けていた布がないだけなのに、裸を晒しているような心許なさ。
(これ……結構……いいえ、かなり恥ずかしいわね。もし今下から見られたり、スカートが捲れたりしちゃったら……見えちゃうんだし)
外にいるわけでもないので、風が吹いたり子供や動物に気を付けたりという心配はないのだが、なんとなく不安になってしまう。
(し、しかもハルキヨは瞬きもせずに見てるし……見られてると思うと、変な感じ……私までおかしくなりそう……)
下腹部がじんわりと熱い。
つまるところこの異常で変態的でいかがわしい行為に興奮しているということなのだが、自慰すらしたことのない亜梨子にとって初めての経験だった。
いやらしいことという認識はあれど、それによって自分や相手の身体がどう反応するのかまではわからない。
そんな未熟な知識しかなかったからこそ、ただの罰ゲームでここまでやることに嫌悪感までは示さなかった部分があるのかもしれなかった。
「……? 私、何で」
太ももから膝までずり下ろした下着を見て、亜梨子が呟く。
――濡れている。
はしたない己の欲求と感情が透けて見えた気がした。
大人の女性にしか表れないと思っていた現象が自分の見に起きている。考えてみれば当たり前だ。
いつから“こういうもの”が出るようになるのか亜梨子はよく知らないが、第二次成長である生理はすでに始まっている。
男の人と身体を重ねれば――つまりセックスをすれば――子供ができる身体。
途端に、自分の身体が自分じゃないもののように思え、亜梨子の身体が強張る。
(ど、どうしよう――)
223 :
3:2011/02/09(水) 00:53:26 ID:DGilIl1z
今までに感じたことがないほどの、強い羞恥心と焦燥感。
できることならば、今すぐうずくまって泣き出してしまいたいほどの。
それなのに、身体は高揚したまま火照りが冷めない。お腹の奥が疼いて仕方なく、おかしな衝動が募っていく。
汚してしまった下着を目の前の男に渡したら、亜梨子がどんな状態になっているのか即座に気付かれてしまうことは明白だ。
そうしたら、何を言われるのか……いや、今以上にいやらしい要求をされる可能性だってある。そうじゃなくても、渡した下着で彼は――――。
いやらしい想像に、下着という受け止め先のなくなった液体が太ももを汚してしまう。拭き取りたいけれど、そんな動きをしたらやはり気付かれてしまう。
数秒悩んだ末、少女は下着を渡して今日のところは屋敷から追い出してしまおうと決めた。
そうと決まれば――と、片足をあげて下着を抜き取ろうとしたところで、ずっと黙って少女の行動を見守っていたハルキヨが「なあ」と口を開いた。
「下着濡れてるように見えるんだけど、俺の気のせいか?」
「――――ッ!?」
気付かれていた?
いつから?
亜梨子がこの行為に、おかしな興奮を抱いていたことさえ――バレている?
「な、ちっ、ちがっ……その、私っ、これは――きゃあっ!?」
片足で立っていた亜梨子の身体がバランスを崩して、ぐらりと傾く。
慌てて体制を立て直そうと足を下ろすが、もう片方の足に引っかかっている下着を踏みつけた。引っかかっていた下着を踏まれたことにより、今度は元から地についていた足の動きが制限される。
結果、努力も虚しく後ろに尻餅をついた。
「あ」
「え?」
ハルキヨの呟いたたった一文字に、亜梨子は痛みも忘れて彼の視線の先に目を向けた。
完全に開いてるとは言わないが、女の子がしているにははしたないと思われる程度には開いた足。
捲れ上がったスカート。
足首にかかったままの下着。
それから、目の前で食い入るように眺めている男の姿。
つまり亜梨子は今、自分でも見たことのない、すっかり濡れそぼっているはずの一番大事な部分。そこを、ハルキヨにまじまじと見られてしまっていて。
「…………」
人間、本気で信じられない状況に陥ったときは、声もでなくなるものらしい。
喉元まで出かかった叫び声は空気を震わせることなく掻き消えた。
普段なら感じられないだろう、透明の液体が肌を伝っていく感覚を敏感に感じとり、動きのない両者の間で少女の足がピクリと跳ねる。
「あ――んっむ……んぅぅっ! んっ!? ううー!」
それを合図としたようだった。もしくはスイッチか。
気づくと、少女がスカートを握りしめてからというもの、座ったまま動かなかったハルキヨが亜梨子の上にのしかかってきていた。
抵抗する暇もなく顔が近付く。目を閉じることさえ叶わずに唇を奪われる。
押し付けられた唇は、燃えるように熱い。このままでいたら火傷しそうだ、と思った亜梨子の視界の左端に、大きな刺青が映った。
ハルキヨの身体には、血液の代わりに炎が流れているのかもしれない。
そんな、あり得もしない錯覚を覚えた。
「んっ――はあっ、うんん……んぷ……ん……っっ!?」
カチャカチャと音がしている。
何だろう、とうっすらと開いた瞳で下半身を見ると、ハルキヨがズボンのベルトを外しておもむろにチャックを開けているところだった。
幼い頃、父親のものをお風呂場で見たような来はする。が、この年になって見たのも、固くなっているものを見たのも初めてだ。
遠目にしか見えないし、ハルキヨ自身の顔も邪魔になって詳しい様子はわからないが、なんというか……一言で表すなら「凶悪」と言った感じだ。
大きいし、太いし、こんなことを言ったら怒られそうというより落ち込まれそうだが、グロい。それでいて、生々しくていやらしい。
(え? 何? いきなり何するの? というか、セックスってどういう順番で何をやれば終わりなの?)
戸惑っていると、口内に少年の舌が侵入してきた。
生暖かくてぬめぬめとした感触に気をとられ、亜梨子の意識が強制的に反らされる。
224 :
4:2011/02/09(水) 00:54:12 ID:DGilIl1z
「んぐ、ぅむっ、ぷはっ、んんんぁっっ……ぁう、ふ……んくうぅっ」
舌を吸われる。唇を甘噛みされる。唾液を飲まされ、今度は逆に飲み干される。
角度を変え、息継ぎをしてはそんなことを何度も何度も繰り返され、数分。
キスを繰り返しながらハルキヨが何をしているのか、亜梨子はようやく気が付いた。
先ほど取り出していた男性器。それを自分の手で擦っている。
間近にあるハルキヨの顔を見ると、切羽詰まったような、とても少年らしい顔で汗を浮かべていて、亜梨子は何か限界が近いらしいことを悟る。
亜梨子が興奮していたように彼もまた、亜梨子の痴態を見ながら興奮していたのか。
(こういうの――なんて言うんだったかしら。お、オカズにされてる? ハルキヨが、私の身体で……しちゃってる)
唇以外触れられていないのに、征服されているように思える。
羞恥心と怒りと悔しさがない交ぜになった感情の中、ふいに僅かな愛しさが込み上げた。
「ん……ちゅっ、ちゅ、ちゅうぅっ」
ふいに、口内を凌辱され続けていた亜梨子がハルキヨに反撃した。
自分から少年の舌を絡ませ、引き寄せて吸い上げる。涎のついた唇を嘗め、音をたててキスをする。
瞬間、くぐもった声が響き、下半身に熱い液体が降りかかった。
「うっ……く、ハァ、ハァッ……なんだこれ、めちゃくちゃ気持ちいいな……」
上擦った少年の声。
体重を乗せられ、少しだけ柔らかくなった性器が身体と一緒に押し付けられる。
剥き出しになっていた股間からスカートまでを重点的に、少女の身体に浴びせられた白濁液が二人の間でぐちゃりと音を立てた。
「……ちょっと、私あなたに初デートだけじゃなく、ファーストキスまで奪われちゃったんだけど……この責任、どうとってくれるのかしら?」
「あー……そうだな、てめぇが“かっこう”の野郎に食われてなかったのは嬉しい誤算だ」
「……? 大助とこんなことになるわけないじゃない……いつもつるぺただとか女らしくないとか、そんなことばっかり言うのよ? って、話を反らそうとしないでよ。これ、私の身体にかけちゃってるし……あなた、本物の変態ね」
「そう言われるとまた興奮して……うっ」
「へ、変態! 話を反らさないでって言ってるでしょう!」
「じゃあ戻すぜ。初デートももらったし、ファーストキスももらっちまった。こうなったら最後の一つまできっちりもらうことで責任取りたいと思うんだけど、それでどうよ? 一之黒亜梨子」
愉しそうに笑んだ炎の魔人の姿が、「初デートもーらいっ」と笑ったあの日の姿と重なった。
――亜梨子の“初めて”は、ことごとく彼に奪われる運命なのかもしれない。
冷めることのない身体の疼きを感じながら、亜梨子は顔を耳まで上気させて口を開く。
どのような言葉を出すのか、自分でもわからないままに。
以上です
本番は多分書かないけど、気が向いたら大助込みで書くかも。期待はしないでくれ。
11巻きたらこっちも盛り上がるといいな
GJ!!
こうしてみると実は変態と純粋さって紙一重なんじゃないかと思えてくるな…
なるほど
純粋に自分の欲望に向きあうからこそ変態になるのか
ともあれGJ
GJ!
うらやましい文才!!いい変態拝ませてもらった
>>225です。読んでくださった方ありがとうございました
多分書かないとか言ってたのに書けてしまったので続き投下します
――バカ大助。
玄関先、パジャマ姿で仁王立ちになった少女が、怒りの表情で彼を見下ろしている。
真っ直ぐな、本気の眼差し。
その怒りは、眼差しは、感情は、全て自分に向けられていて――その時言われたい言葉を、簡単にぶつけてきてくれて。
いつだって彼女は真剣で、誰にだってその身一つで向かっていくのだ。
親友だから。友人だから。人間だから。親友と同じ虫憑きだから。
そんなことは一切関係なく、どんなものであっても等しくそうする人間なのだと納得したのは、数日間続いたあの喧嘩が終わりを告げた瞬間だった。
――依然として不機嫌そうに眉を吊り上げている少女の姿が、ぐにゃりと歪む。
次に現れたのは、数ミリの距離で指が柵をかすめ、波にさらわれていく少女の姿だ。信じられない光景に立ち尽くした二人の少年。
それからの動きは早送りをしているように再生され、自分の身体が少女とまったく同じに船外へと放り出された瞬間世界が止まった。誰かが一時停止ボタンを押したのか。
――俺は、どうして亜梨子を助けようとしたんだろう。
少年の脳裏に浮かんだ、たった一つの疑問。
無事、誰一人犠牲を出すことなく屋敷に戻ったあと、あの謎に対して大助が出した答えは――――
意識がゆっくりと現実に引き戻される。
夢の名残でぼんやりとしている頭を枕にしていた腕から引き剥がし、数度瞬きを繰り返す。
おかしな体制で眠っていたからか、身体が痛い。
今までうつ伏せになっていた机には学園の教科書とノートが散乱し、提出された宿題がやりかけられたまま止まっていた。
徐々に眠るまでの記憶が戻ってくる。同時に意識を失うまで感じていた苛立ちも甦り、大助は舌打ちする。
学園からの帰り道に現れた炎の魔人、世果埜春祈代。
彼のお目当ては大助の監視対象である少女――一之黒亜梨子だろう。大助の知らないところでどんなやりとりをしたのかは知らないが、敵であったはずの彼とずいぶん仲良くなったようだ。
一週間ほど前、二人が戦っている場面に駆け付けてからというもの、ハルキヨは堂々と大助たちの前に姿を現すようになった。
今も亜梨子の部屋にいるのだろうか。一緒に一之黒家の門を潜るなり少女と共に部屋へ消え、先ほどまではゲームの音と二人の騒ぎ声が廊下まで響いていたけれど。
数日前までは監視という名目でそれを見張っていたのだが、小学生レベルの騒がしさにいい加減大助のストレスが限界を越えそうになったため、放任を一貫することに決めたのだ。
なので、今日も二人で何をしているのかなど大助の知るところではない。虫憑きの面倒事に巻き込まれさえしなければ、ゲームするなりなんなり勝手にすればよかった。
「バカ亜梨子」
苛立ちに低くなった声で呟き、再度机に向かう。
あいつはきっと宿題なんてちっとも頭にないに違いない。
夜になって思い出し、泣きついてくる光景が容易に想像できた。
しかし。
「……ぜってー見せてやんねぇ」
あんな男と暢気に遊んでいたことを、その時になって後悔すればいい。
・
・
・
「んっ……ああぁっ」
時折荒い息を吐き出しながら、甲高い嬌声が少女の口から漏れる。
濁った水音が室内にこもり、自分が自分の知る“一之黒亜梨子”でなくなったように、部屋もまた自分の知る場所ではなくなったように思えた。
非日常な行為に脳髄が侵されていく。
お手伝いさんも同居人の少年も同じ屋敷にいるのに、などという日常的な思考は一切働いていなかった。
「あ、あっ……んん……うぅっ!」
骨ばった、ゴツゴツとした少年の指が亜梨子の泥濘に沈む。
自分は洗う以外に触れたことすらなかった場所なのに、ハルキヨの方が勝手を知っている。
第一関節から第二関節、最終的には付け根までくわえさせられ、次第に異物感にも慣れていった。中を広げるように上や下を指先で押され、何度か指を曲げられる。
痛みはないものの、圧迫感があった。それを解きほぐすようにハルキヨの指が中で蠢く。
熱い。
触られた場所が火をつけられたように熱を持ち、身体の中が溶かされていくようだ。
いや――実際に溶けてしまっているに違いない。その証拠に、足の間からはボタボタと亜梨子の蜜が垂れ落ちている。
「んうっ……うぁっ、あぁぁ……もう、熱くて……私……っ」
指が二本に増やされる。入口をぐちゃぐちゃにかき混ぜられ、「やぅっ」と恥ずかしげに呻いた。
「清々しいほど下心湧かねぇって言ったけど、前言撤回しなきゃなんねぇな。小さくてもこれはこれで……有りだ」
「な、何言って……あっやあっ! こ、こらっ!」
はだけた胸元にハルキヨの顔が突っ込まれた。すでにずらされていた下着から覗く、ピンク色の尖りにむしゃぶりつく。
「ひっ……っっ!」
少年の身体を、ぐっと太ももで挟み込む。
中に浅く埋め込まれた彼の指を、自ら奥へと誘導しているような行為だと思ったが、そうしないと断続的に襲ってくる何かに耐えられそうもなかった。
興奮と快感に動機が激しくなる。
「実際のとこどうなのか知んねぇが、小さい方が感度いいとか言うしな。あれってつまり、余計な肉がないってことか?」
「そんな……こと、私が知るわけっ……ぅやあ……あっんんん……」
糸を引きながらハルキヨの口が胸から離れ、かと思えば微かな膨らみの輪郭を舌でなぞり始めた。
「それに、腋へのラインが綺麗だし」
少女の腕を持ち上げ、腋を舐める。
くすぐったさに亜梨子の皮膚が粟立った。腕に力を入れて抵抗したが、少年はものともしない。
犬のように息を荒くし、クンクンと匂いを嗅がれてしまう。真っ赤になった亜梨子はもう片方の手でハルキヨの髪を掴んだ。
「バカ! 変態! 匂いなんて嗅がないでよ!」
「いい匂いだから安心しろって」
「そんなわけっ……ちょっと、どこ舐めて……ひあっ! く、くすぐったぃ……くすぐったいからっ……ぃやあっぁあっ、ふうぅぅっ」
身をよじるが、中に入った指が内壁を擦ってしまうことに気が付き動きを止める。結局、されるがままになるしかないのだ。
くすぐったさに笑い出してしまいそうになり、亜梨子は唇を噛んだ。
大人しくなった少女を見て、ハルキヨが刺青を歪ませて笑う。
――堪え忍ぼうとするも、鼻息がかった吐息は漏れ出ているし、ピクピクと身体を震わせて反応してしまっているので、いっそ声を出した方が楽なように思えるのだが。
そんなことを思われているとは露知らず、亜梨子はぎゅっと瞼を閉じて弾けそうになる快感を押さえ込んでいた。少年の口が腋から離れ、汗で湿った肌をところ構わず口付け始めてからも同様にそうしている。
「んっ……ん……ハルキヨ」
「んー」
首筋、うなじ、胸元、下腹部、二の腕、太もも……服を着たときの見える見えない関係なく、いくつも痕をつけていくハルキヨ。それを咎めるような響きで、少年の名を呼んだ。
最後に唇が重なり、亜梨子の身体に火傷に似た赤い印をつけていたキスの嵐が止む。
「で、何だよ」
「…………もういいわ」
散々やってから聞かれても。
この内出血――俗に言うキスマークとやらは、どのくらいの時間で消えるものなのだろうか。
よくわからない。
夜までには消えるのかしら、と処女丸出しの思考をして、亜梨子は腕についた痕をじっと眺めた。
「本当に、今から――しちゃうのよね?」
「おう。てめぇが嫌だっつっても、もうとまんねぇ」
「そう……」
覆い被さった少年の大きな体躯が、部屋の電気を遮っていた。亜梨子より二つか三つは年上だろう彼の姿を、陶然とした瞳で見上げる。
性格を省みなければ、おせじなしに整っていると言える精悍な顔付き。
これから、この男に亜梨子の全てを捧げてしまうのだ。ゴクリと喉が鳴った。
目が合うと、ハルキヨが幸せそうに笑う。
「いただきます」
召し上がれ。そう返すのも癪な気がして、亜梨子は黙って頷いた。
どろどろに溶かされた入口に、熱くて堅いものが擦り合わされる。指よりもずっと太い。
少女の身体が緊張に強張り、掴むものを探してハルキヨの首を掻き抱いた。
亜梨子の入口が、押し広げられ――――
「…………?」
それ以上動かなくなったことを不審に思い、一度閉じた瞼を開ける。と、少年は動きを止めたままでジッと襖を見詰めていた。
何だろう?
何かあったのだろうか。
「ハルキヨ?」
名前を呼ぶと、にへらっと口元を緩ませてこちらを向く。
「どうしたの?」
「なんでもねぇなんでもねぇ。虫が出ただけだから気にすんな……って、憑く方のじゃねぇぞ」
「わかってるわよ……どこかから入って来ちゃったのかしら。もうすぐ、夏だものね」
雰囲気などあったものではない会話。
……それまで亜梨子を苛んでいた緊張は解れていたいたので、結果としてはよかったのかもしれないけれど。
抱き合い、ハルキヨの体温に安心した亜梨子は、瞳を閉じて身を預けた。
――ま、邪魔になんねぇんならどうでもいいか。
そう結論付けるとハルキヨは襖から視線を外し、力を抜いた少女の身体を抱き締めた。
惚れた女の初めてをもらうときに、それ以上の興味を惹かれることなどありはしない。
ファーストキス奪っちまったついでに今からお前を抱こうと思うんだけど、要約するとそんな風な言葉への少女の返答を思い出し、ハルキヨの顔がこれ以上ないほどに緩む。
ちくしょう可愛いな。幼児体系なのに魅力的すぎるくらいに映る理由は、惚れたモン負けというやつか。
花城摩理が運命の相手だと思っていた。答えにもなっていない花城摩理の“答え”をみつけたときには、何故自分はここに呼ばれたのかわからなくなり途方に暮れた。
しかし、今ならわかる。
俺が花城摩理に呼ばれてこの街に来たのは、全て一之黒亜梨子の元に辿り着くべきだったからなのだということを。
一度は裏切られたショックでモルフォ蝶ごと灼やしてしまおうとまで考えていた相手だが――あの怒りさえ許して忘れてしまえそうなくらい、惚れ込んでいる。
むしろ半端女に感謝したい。
ありがとう花城摩理。
「あっ――あ」
あてがっていた肉棒を埋め込む。
ハルキヨの背中に回されていた腕の力が強まった。
初めてにしては十分すぎるくらいに濡れてはいたが、キツい。
体格や身長の違いが出ているのだろうか。膣の大きさや奥行が身長に比例するのなら、人より小柄な亜梨子とそれなりに高身長な自分がするというのは少女の身体にかなりの負担がかかりそうだ。
いやでも、世の中には幼女趣味のおっさんなんて腐るほどいるしな。そいつらができてるんだから、できねぇことはねぇだろ。
そんな理屈になっていないことを考えながら、腰を進めていく。息を吐いている亜梨子の顔を覗き込むと、目尻に涙が浮かんでいた。
「泣くのはもうちょい先にしとけ」
「んんっ……、あっ……ぅ」
頬を撫でる。
亜梨子が薄く笑い、大丈夫よと小さく呟いた。聞き取れるか聞き取れないかという程度の小声ではあったが、弱々しくはない。
顔も、最初に指を入れたときと同じで窮屈そうにはしているが、本気で苦痛に思っている様子はない。
いや、まだ最後まで入れていないので痛いのはこれからなのだが――この様子なら大丈夫だとハルキヨには信じられた。
「うっ……く、は、ハルキヨ……」
あ、やばい名前呼ばれると興奮する……口に出したら「変態」と罵られそうなことを思いながら、狭い膣内に押し入った。
肉を破る感覚。亜梨子の口が言葉もなくはくはくと動く。まぎれもない、彼女の初めて。
嬉しくなる。
一筋だけ涙を溢し、しかし泣き言も文句もなくハルキヨを受け入れている亜梨子の姿が愛しくてたまらない。
痛ぇんだろうな、と思うのに腰が止まらなかった。我慢できるはずがない。ハルキヨを包み、強く圧迫してくる亜梨子の中に蕩けてしまいそうになる。
「あ、あっ、あぁぁ……っ! うあっ、ふぅぅ……んあぁっ」
何度か緩くピストンすると、少女の声にも艶が出てきた。圧し殺している途切れ途切れのものでなく、性を感じさせる甘い声。
繋がった性器からは相変わらず血が垂れてきていたが、愛液と混じってピンクになっている様が妙ないやらしさを感じさせる。
亀頭が最奥を叩くと、亜梨子の身体が電流でも走らせたかのようにビクリと跳ねた。小さい穴がぎゅううぅと絞まり、柔肉がハルキヨの型をとって覚え込んでいる。
「うおっ…………てめぇ、締めすぎなんだよ! 不覚にも出しちまいそうだったじゃねぇか」
「わ、私だってしようと思ってしてるわけじゃっひんんっっ! やっあっあううう……ま、まだちょっと痛いんだか……ら、あんまり……あふっ……ん、激しく……あぁっふぁっ」
お返しとばかりに中を突きまくる。あまり大きく出し入れはせず、深い場所を細かく掘り返すように身体事揺すった。
痛みに顔を潜めるのも一瞬、亜梨子の表情はすぐに悦楽に染まる。快楽に耐えようと唇を結び、失敗に終わって眉を八の字に下げ、睫毛を震わせたり瞳を閉じたりまた開いたり――
少年の動きに翻弄され、コロコロと変わる亜梨子の表情。それを楽しみ愛でながら、ハルキヨも調子に乗って動きを早めるという繰り返し。
「あ、あっ、あああっ……! おかしく、おかしくなっちゃうぅ……は、はぁう、ハルキヨっ……」
「お前の中、ハァッ――めちゃくちゃいい……今までヤった女なんか目じゃねぇな。本命だからか? マジでお前以外とはできなくなりそうだ」
「うっむ、んんっんっ!」
濡れて光る唇に貪りつく。口付けると、亜梨子の甘い香りが鼻についた。
子宮口から更に奥へ突き進むように、ぐりぐりと腰を揺らして押し付ける。息をしようと少女が口を開くたびに舌を捩じ込んでいるため、鼻息が次第に荒くなってくる。
「ん……っ! んぐっ……うっんっ……〜〜〜っっ!」
合わせた身体が痙攣し、細い指がハルキヨの衣服を破いてしまいそうなくらい引っ張った。少女の足が僅かに開き、爪先までぐっと伸ばされる。
膣壁が複雑な動きでハルキヨに絡むのと同時、口内でおずおずと動いていた舌が力を失う。
口を離すと、小さな身体は人形の糸が切れたようにくたりと倒れた。
薄い胸が大きく上下する。呼吸が整うと、何が起きたのかわからないという顔で二、三度目を瞬かせた。
呆けた顔でいる亜梨子に色々と教えてやろうかとも思ったが、今度は自身の限界が近い。保健体育の授業をしている余裕などなかった。
「俺も、もう……くっ、うっ――」
「あ……ん、あっ、あっ、ぁ……っ」
再び中を突きだしたハルキヨの二の腕を、亜梨子の手が掴んだ。
――中に出していいってことか? そんなわけねぇな、何か起こりそうな雰囲気を感じてそうしてみただけだろう。
理解してはいても少女の一挙一動がハルキヨの琴線に触れる。狙っていないのが末恐ろしい。将来有望。
亜梨子の柔らかい肌を感じながらとうとう限界を迎えた。
「はあっ、はっ……亜梨子ッ」
一度目は剥き出しになった少女の下半身にぶちまけたそれを、今度は中に注ぎ込む。
首元に顔を埋め、肺いっぱいに息を吸い込みながら幾度も性を吐き出した。亜梨子の身体もぶるりと震え、ハルキヨの熱を絞り出すかのようにぎゅっと膣孔が締まってざわめいた。
「ハルキヨ……これ、さっきの……?」
亜梨子に何か聞かれたが、どうでもいい。あとでなんでも教えてやるから、今は黙って抱き締めさせろと思った。
体重を乗せると「重いわよ」と文句を垂れられたが、気にせずそのままになっている。と、そのうち亜梨子も大人しくなった。
余韻に浸りながらふと気付く。
そういえば、俺まだパンツもらってねーじゃん。
「んっ……何?」
「いや、別に」
太ももを揉み込みつつ、足首にある目当ての品をゲットする。
愛液の染み込んだ惚れた女の下着。
ハルキヨはそれをポケットの中に突っ込むと、今度こそ全て終わったと言うようないい笑顔で事後の余韻に浸り始めた。
・
・
・
そして、襖一枚隔てた廊下には――
「…………は」
乾いた笑いが一つ、漏れる。
一センチほど開いた襖。その中で行われていた行為を一部始終監視していた少年の顔には、何の感情も浮かんではいなかった。
しかし、背中は汗でびっしょりと濡れており、頬に貼った絆創膏も冷や汗にぬめっている。
ともすれば襖を蹴破りたくなってしまいそうな衝動を、胸にぽっかりと空いた穴が呑み込んでいた。
――なんだこれ。
自分が何を見たのか、彼らが何をしていたのか、理解できない。解りたくない。
彼女はほったらかしにしているだろう宿題を終わらせて――
見せてやらない代わりにその存在くらい思い出させてやろうと部屋を出て――
ゲームで遊んでいるにしてはどこかおかしい声が漏れ出していた部屋の襖を、気付かれないよう僅かに開けて――
壊れたテレビのように記憶にノイズが掛かる。なのに少女の声だけは鮮明だった。
――なんだ、これ。
何で亜梨子とハルキヨが乱れた服のまま抱き合っているのか。大助にはわからない。
下半身が苦しく、見るとズボンが膨らんでいた。興奮している? 亜梨子の処女を目の前で奪われて?
「なんだってんだ……」
亜梨子らしくない甘い声が、耳にこびりついて離れない。
・・・
・・
・
「宿題なら見せねぇぞ」
夜、夕食後。大助は、亜梨子が部屋に入ってくるなりぶっきらぼうに言い放った。
後ろ手に隠しているのはノートや教科書の類いだろう。予想通り、入浴も済ませてあとは寝るだけとなったところで存在を思い出したようだ。
取りつく島もない少年の態度に、亜梨子は言葉を詰まらせ立ち尽くしている。
「うっ……少しくらいいいじゃない。私が数学苦手なこと、あなただって知ってるでしょう? 今からやったって絶対に終わらないわ」
「知らねーよ。忘れて遊び呆けてたのは自分だろ、徹夜して終わらせるなりやらずに怒られるなり勝手にしろってんだ」
「お、お願い! 写すのがだめなら、少し教えてくれるだけでもいいから」
少女が拝むように手を合わせる。
大助は諦めてため息を吐くと、その間に挟まっているノートを抜き取った。
「……最初の数問だけだぞ。あとは全部それの応用だから、自分でやれ」
「応用だからってそう簡単にできたら苦労しないわよ、ケチ」
「なんか言ったか?」
ノートで頭を叩く。
素直に感謝すれば、最後まで教えてやろうと思えたものを。
「お前、そんなんで今までどうしてたんだよ。お手伝いさんに宿題まで手伝わせてたのか?」
「そんなわけないじゃない。摩理はすっごく頭が良くて、大助とは違って優しく教えてくれたのよ」
「花城摩理がいなくなってからは?」
「……恵那や多賀子も、頭がいいのよ」
「……お前と違ってな」
要するに頼ってばっかりだったんじゃねぇか。そして大助が来てからは頼る対象が切り替わったと。
数字と記号の羅列を見てると頭が痛くなるんだから仕方ないじゃない、と机に向かった亜梨子が頬を膨らませた。
数学も含め、頭で考えるということが苦手なのだろう。物事を論理的に組み立てたり、利益や不利益を計算しながら正確に局面を把握したり――
感情的で、頭より先に身体が動く人間。戦闘には向いていない、と頭上をさ迷うモルフォ蝶を見上げた。
虫憑きの厄介事と見れば先を見ずに突っ込んでいく彼女をもう何度助けたか、思い出せない。宿題だって、こうして見てやるのは何回目だったか。
いつだって危なっかしいのだ。俺がいなければ、今頃どうしていたのやら。
たまに間違いを指摘しつつペンの走る音を聞いていると、亜梨子がふいにその手を止めて口を開いた。
「機嫌、少しは良くなったみたいね」
顔をあげて亜梨子を見る。
安心したような、それでいてどこか後ろめたそうな笑みをしていた。
「最近、ずっと機嫌悪かったでしょう? 今日の夕食のときも、一言も口を聞かなかったし……お手伝いさんとはいい顔して話すのに、私とは目を合わせようともしなかったし」
「それは」
見なかったことにしようと決めたあの光景を、お前と話したらどうしても意識してしまうから。
だからせめて、今日一日だけでも極力関わらないよう努めていたのだ。
「でも、こうして勉強は教えてくれたから」
なのに部屋に入れた理由は、亜梨子が夜になって泣きついてくるのを想像していたからだろう。
想像通り、大助の知る少女の行動そのままに、今までと変わらない態度で接してきたから……あれが、ただの悪い夢だったんじゃないかと思えて。
これ以上何も言われなければ、大助も「悪かったよ」で済ませられた。それなのに、亜梨子は。
「その……ん……ハルキヨが来るようになってからよね? 仲が悪いのはわかるけど、ハルキヨも手出ししてくる気はないみたいだから、二人とももうちょっと――――」
ハルキヨの名前を出す一瞬、またしても後ろめたそうな複雑な色を浮かべて大助の表情を伺った。
遅れて、頬が僅かに紅潮する。視線が安定せず、そわそわと手に持ったシャープペンシルを口元に持っていく。
……心ここにあらずといったその様子に、あれが現実だと思いしらされた気がした。
目の前で話している亜梨子の声が遠さがり、消えかけていた甘い矯正が耳に戻る。重ならないはずの二つの声が、「ハルキヨ」という単語だけ噛み合わさって二重に響いた。
――気付くと、机を叩くようにして広げていた教科書を閉じていた。
「なんなんだよ……」
「……大助?」
「そんなこと言うためだけに、部屋に来たのか?」
亜梨子が、驚いて大助を見ている。
大助の中で、何かが切れて崩壊した。
炎の魔人が度々現れるようになってから溜め込まれていたストレスが、襖の向こうを見てしまったときは胸に空いた穴に放り込むことで打ち消していたドス黒い感情が、纏めて大助の身体に戻ってきたような感覚。
体内が決壊するまで注ぎ込まれ、行き場のなくなったそれは蛇口を捻ったかのように口から溢れ出して止まらない。
「ハルキヨに会いたいんならいくらでも会えばいいだろ。監視はしてなきゃならないけど、邪魔はしないから安心しろよ」
「え? え? いきなりどうしちゃったのよ、私はそんなこと一言も」
「特環に突き出す気もないが、仲良くするつもりもない。問題は起こさないってんならお前は好きにすればいい」
自ら穴を空けようと言葉で胸を削る。真ん中がなければ、痛みは我慢できる。
大助は特環から派遣されてきた局員で、亜梨子は監視対象でしかない。どうせ、その程度なのだ。
例え相手が虫憑きだろうと、恋愛や肉体関係云々のプライベートな場所まで口出しする権利などない。トイレや風呂場と同じだ。踏み込んではならない領域。
俺には関係ない。
なかったことにはならないが、真ん中がなくなるから現実感はなくなる。
どうでもいい。
そう自分に言い聞かせる。
「もう寝るから、出てけ。……宿題も、あとは一人でできるだろ?」
彼女が部屋に訪れてから掛けた言葉の中で、一番優しく言えたはずだった。
「…………できないわよ」
数秒の沈黙の後、呟かれる。
「まだわからない問題、あるんだから。応用って何よそれ、ケチケチしないで最後まで教えなさいよ。それに何よりわからないのは、大助の態度よ。あなた何か勘違いしてないかしら。あなたの話を聞いてると、ハルキヨと私が付き合ってるみたいに聞こえるんだけど」
「……付き合ってないけど、やることはやってんのか。別になんでもいいよ、俺には関係のないことだしな。好きにしろって」
「だから、どうしてそういうことになるのよ!」
「バレたくないんならそういう痕くらい隠せばいいだろ!」
「なっ――――」
ノートを掴み、大助に投げつけようとしていた少女の動きがピタリと止まった。
捲れ上がった袖の下、振り上げた細い腕に痣とは別の赤い痕が浮かんでいる。首筋からうなじにかけても、同じものが二つ。
亜梨子が逆の首筋を手で覆う。
せっかく怒鳴らないで追い返せそうだったのに、もはやその可能性は消えていた。
なかったことになるはずだった出来事は、現実になって大助と亜梨子の間にボトリと落ちる。
「そっちじゃない」
生ぬるい空気を裂き、手を伸ばして亜梨子の首を撫でる。自分の手で赤い痕を覆い隠した。
ご飯粒ついてるよ、え、そっちじゃなくてこっちだよ――幼い頃、姉としたそんな会話が蘇る。まるであの再現だと思った。
――尤も、ついていたのはご飯粒なんて可愛いものではないのだが。
数センチという至近距離で、二人の視線が交差した。
襖の向こうで少女を抱きすくめていた炎の魔人のポジションに、今は自分がいる。唐突にそう感じ、理解する。
奪い返せる。
バカ大助。そう言って、大助だけを見据えていたあの眼差しを取り戻すことができる。
大助は呆然と硬直したままの亜梨子に顔を寄せると、唇を重ね――勢いのままに押し倒した。
「っ!?」
止まっていた時間がようやく再開したようだ。亜梨子が目を見開き、大助の身体を押し退けようとがむしゃらに暴れ始める。
それでも大助は攻撃で一貫した。
素早く少女の腕を纏め上げ、暴れる足の片方は体重をかけて押さえ付ける。もう片足は机の下に入ったままになっているから、気にしなくてもいいだろうと判断。直後、案の定自滅した。膝が机の裏に当たったのか、音を立ててノートが落ちる。
「んっ……んっ……んうぅぅぅっ――」
少女の舌を軽く噛んだ。怯えたのか感じたのかはわからないが、一瞬抵抗が止む。その隙に自分の唾液を少女の口内に垂らし、飲み込ませる。
二人の間に落ちた生ぬるい空気は、こうなった今でさえ継続していた。
亜梨子の口が動く。空気が漏れただけで、言葉はない。けれど、「なんで」と言いたかったことは口の動きでハッキリとわかった。
なんで。その問いは、どちらに対するものなのだろう。
なんでキスしたの。
それとも――なんでハルキヨとのこと知ってるの。
いや、この場合「なんでハルキヨとのことをあなたに口出しされなきゃいけないの」か? なんで怒っているの、かもしれない。
「監視対象と思ってないのは、俺の方だ」
大助にとっては最大級の答えだった。
それは今脳内で巡らせた問いの、全ての解に成り得る。
――ああ、でも――一つだけ、回答にはなっていないか。
「途中から、一部始終見させてもらったからな。お前がハルキヨに何されたか、大体知ってる。お前は気付いてなかったかもしれないけど……多分、アイツは気付いてたな」
「あっ――」
何か、思い当たる節でもあったのだろう。亜梨子が小さく声を漏らす。
「い、いつから……?」
「ちょうど、ハルキヨがお前の中に入れる辺りから」
片手で少女のパジャマをずりあげ、薄い膨らみまで露出させる。
下着をつけていない。寝るときは邪魔だからとつけない人間もいるらしいと知ってはいたが、亜梨子もそのタイプのようだった。
金髪の戦闘狂や、常に眠そうに目尻を下げた歌う案山子を思い出し、寝るときもつけた方がいいんじゃないかと考えたが、このサイズだと形も何もないのかもしれない。普段の大助なら、嘲笑を通り越して哀れみに優しい視線を向けてしまうところだ。
真っ赤になって顔を背けている亜梨子。
言葉をかけようとして、胸に首筋と腕と同じ赤い痕を見つけてしまい息が止まった。
よくよく見てみると、脇腹から下腹部にまで点々と続いている。
「あっ! ち、ちょっと……!」
制止の声を無視してズボンを下げた。
「う――」
下腹部。太もも。その内側。まるで所有物に名前を書くのは当たり前だろうと言わんばかりに、いくつもいくつも――
「う――ぐ」
気持ち悪い。吐き気がした。自分以外の手が、彼女に触れている。一目でわかる、明らかな行為の痕。
亜梨子の唇の感触を堪能したことで薄まっていたドス黒い感情が、再び大助の中に浮上する。ハルキヨに対しての怒りだったはずなのに、湧いて出たのは亜梨子に対する怒りだった。
「何が、手出ししてこないだ……しっかり出してきてんじゃねえか……」
「大助……?」
「このバカ女」
思った以上に低い声が出た。
「んんっ……」
首元に顔を埋める。火傷のような痕の上に口付けし、吸ったあとに歯を立てた。
印を上書きするような行為を、繰り返す。見つけた印を片っ端から自分のものに書き換えていき、それ以外の場所に新しくつけたすことも忘れない。
「大助、なっ、何して……ん……やめっ……」
「ん……ハルキヨは良かったくせに、俺は駄目なのか?」
押さえつていた腕を離した代わりに、片足を少女自身の肩に付きそうなくらい持ち上げる。足首を大助の肩に乗せ、身体の向きを調整して固定した。
「ハルキヨに対しては、あれだけよがってたくせに――」
裏切られたと感じるのは、おこがましいだろうか。
ただの任務に派遣された局員で、ただの同居人で、ただの友人で、それだけだと言い張る大助にそれだけじゃないと笑っていた亜梨子に別の期待を抱いてしまっていた大助が馬鹿で傲慢だったのか。
なんでもいい。ただ、一年以上もの時間を共に過ごしていた、誰よりも自分が近い場所にいるんだと信じて疑っていなかった少女が、他の男に抱かれたことが許せない。
――どういう経緯であれ、それを許した亜梨子も、腹立たしい。
「なっ!? やだっ……いやっ! 大助、やっ、お願いやめて……!」
これだけ憤っているのに、大助の男根は知らない顔でいきり勃っていた。
ズボンから取り出し、まだしっかり濡れているとは言えない性器にあてがい力を込める。亜梨子の指が大助の頬を引っ掻き、痛みが走った。
「いッ――たっあっうっ……ぐ、ぅあ――ひ――」
滑らないため、肉襞を引き込みながら挿入していく。
亜梨子の掠れた呻き声が耳朶をついた。艶なんて一切感じられない、刺だらけの悲痛な声。
「いたっ……いっ……や……なんでぇっ……大助ぇ、う……うくっ、ぐすっ……大助」
ボロボロと涙を溢す亜梨子。
捩じ込んだ性器を数度動かすと、半分ほど引き抜いたときに結合部から赤い筋が落ちた。大助の性器にも、べたりと付着している。
「……生理じゃないよな」
独り言だったのだが、涙で顔を濡らした亜梨子が小さく頷いたため裏付けが取れた。
ということは、中を傷付けたか。ほとんど濡れていないまま入れて擦ったのだから、擦り傷のようになって当たり前だった。
畳を汚す赤い染み。
それは――
まるで、亜梨子の処女を奪ったかのような錯覚を、大助に覚えさせて――
鬱屈とした感情が、たった一滴の染みで晴れていくのがわかった。
「なあ、亜梨子……」
「うっ……うぅっ、ひっ……な、なによ……すんっ」
啜り泣く、湿った声。
――最低だ、俺。
亜梨子の涙に、とんでもない優越感を感じている。
初めて男を受け入れているように血を流し、苦痛に苛まれる姿を見て、これ以上ない満足感に囚われている。
「処女膜破られたときと、どっちが痛かった?」
問いを言葉にした瞬間、サッと血の気が引いた。我に返り、いくら謝っても償いきれないことをしでかしたことを自覚する。
罪悪感と自己嫌悪が大助を締め上げた。一度は治まったはずの吐き気が止まらない。今度は、自分自身に。
「…………亜梨子、俺」
「大助」
離れようとして、少女自身に引き留められた。腕が首に回り、ぎゅっと抱き締められる。
「……痛いのよ。動かないまま、こうしてて」
「……悪い」
ゆっくりと持ち上げていた足を下ろしてやり、軽く開かせると抱き締め返す。
「……どうかしてた。アイツとお前がって考えたら、ムカついて……ぶち壊してやりたくなって……お前が痛がる様子に、初めてをもらってるって思い込もうとして」
「よくわからないけど、それって……嫉妬してたってこと?」
「…………そうだよ」
「そう……」
泣き腫らした赤い顔のまま、亜梨子が薄く笑った。
「私も」
「え?」
「私も、大助が他の女の子と……こういうことしてたら、怒ると思うの」
何で、とは聞かなかった。
決まっている。
亜梨子も、俺と同じ気持ちだからだ。
「ハルキヨと大助はね、二人とも私の奴隷なのよ。あなたたち以外のご主人様にはなりたくないし、もうどっちかが欠けても駄目だった……あの時、腰の抜けた私を二人が立ち上がらせてくれたから」
あの時とは、ハルキヨと戦っているところに大助が駆けつけたときのことだろうか。
ハルキヨが亜梨子につきまとい始めるきっかけとなった会話があったはずの。
「ハルキヨは駄目じゃないけど、大助だって……こんなに強引じゃなかったら、駄目じゃない……のよ? だって」
言葉が、一度切れる。
唇が押し付けられた。
「私を助けてくれたのは、わからないことを教えてくれるのは、いつだって大助なんだから。初めて会ったとき、私は大助に命を救われて――今、こうして私の心臓が動いてるのも、あなたのおかげで……」
早鐘を打つ亜梨子の心臓の音が、大助にまで伝わっていた。
一対一で向かい合う。生ぬるい空気はいつの間にか霧散して、怒りも焦りもない場所でようやく同じ目線に彼女を見ることができた。
「だから大助は、私を好きにする権利があると思うわ」
あんまり痛いのは、嫌だけど……そう付け足し、亜梨子が身動ぎする。
その言葉はあまりに魅力的に魅惑的で、大助はゴクリと唾を飲み込んだ。
亜梨子は、こんなことをしてしまった大助を許した上で受け入れようとしている――。
「つまりさ」
けれど、それは。
「俺とハルキヨ、誰も失わないで両方とも手に入れて、公言二股宣言――ってことじゃないのか?」
「うっ……そうなのかしら」
「バカ女。バカ亜梨子。俺だけで満足しろよこの欲張り」
「ううう」
これではまるで、あの船上パーティーと同じではないか。引きずりかけずり回されて、結果亜梨子の望む通りになって、少年二人は珍しく意気投合して愚痴を言い合う。
まあ、嫌いだと思っていた亜梨子を助けた理由――実に簡単なその二文字を自分の心の中に見つけるきっかけとなった出来事なのだから、思い出して重ねてしまうのは必然とも言えた。
「じゃあ……きちんと、やり直させてくれ」
頬を撫でる。ついてしまった涙の痕を、舌で舐める。
「お前が駄目じゃないなら、痛みも全部忘れるくらい優しくするから。まだ知らないことも、ハルキヨとしてもわからなかったことも……俺が全部教えてやる」
亜梨子の小さく柔らかい手を、そっと握った。
少女の肩から力が抜ける。言葉があるでも頷くでもなく握り返された指に、肯定の意を汲み取った。
亜梨子が、大助を見詰めている。
真っ直ぐな、本気の眼差しで。
・・・
・・
・
そんなこんなでそれから数日。
質素ながらも女の子らしい部屋の中央で、不機嫌を露に一触即発といった雰囲気を醸し出した少年が向かい合っていた。
一歩離れた中立位置には、長い髪を後頭部で纏めた少女がそれを見守る形で――というよりは、掴み掛からないように見張っているといった方が近いが――座っている。
「だから、貴方たちはもうちょっと仲良くできないの……?」
二人の少年が、露骨に嫌そうな顔を少女に向ける。同時に舌打ちした大助とハルキヨを見て、亜梨子は呆れた。
――まったく、こういうときだけは仲がいい。
「大体な、お前がハッキリしないのがいけないんだ! なにが二人とも奴隷だ、ふざけんな!」
「あぁ? てめぇが後出ししてきたのが悪ぃんだろうが! ゴールインしようとしたところで邪魔しやがって!」
「元を辿れば後出ししてきたのはお前の方だろ! 花城摩理一筋だとかなんとか言っときながら、今度は亜梨子? つるぺた趣味のロリコンの間違いじゃねぇのか?」
「誰がロリコンだこの野郎、てめぇらとは三つも違わねぇよ。それに自慢じゃねぇがつるぺたとヤったのはこれが初めてだ!」
「黙って聞いてればつるぺたつるぺたって、あなたたちいい加減にしなさいよ!」
「「うっせえ黙れ!!」」
ズレ始め、そのまま別の場所に辿り着こうとしていた会話が、少女の乱入により打ち止められた。
一斉に怒鳴られ、亜梨子がむうっと頬を膨らませながら黙り込む。
「はあ……なんかどうでもよくなってきた」
「てめぇがうぜーのは変わりねぇが、この女がハッキリしないから話が進まねぇってのは同意だぜ」
「珍しく意見が一致したな。それで、亜梨子は結局どうすんだよ」
力が抜けたように腰を下ろし、頭を掻く大助。
「どうって言われても……」
亜梨子が困り果てたように眉を下げた。
聞かれて、真っ先に感じたこと。それは、やはりどちらも大切というものだった。
友達、親友、仲間、同居人、好敵手、競争相手、恩人、相棒。二人の少年に対して色々思いつく言葉はあったが、どうにもしっくりこない。じゃあクラスメートや他の男の子と同じ存在かと言われると、そういうわけでもない。
ただ一つだけわかるのは、二人のどちらも嫌いではないということ。
二人のどちらかでも亜梨子から離れていってしまったら、きっと悲しくて寂しいし、怖い。
ハルキヨと大助にされたことを思い出して、顔が熱くなった。
あんなことは、彼ら以外にはされたくない。
不誠実だとわかってはいたものの、それ以外に答えられないのが本音だ。同じ大切でも別のベクトルの大切で、二人を天秤にかけることができない。
「…………」
気持ちを言葉にしかねていると、ハルキヨがあーもーめんどくせぇ! と亜梨子の肩を抱き寄せて不敵に笑んだ。
「じゃあ勝負しようぜ」
――勝負。
言葉を突き付けられた二人が真っ先に考えたのは、もちろん彼らしく“虫”を使った殺し合いである。
亜梨子は頭上をふらふらとさ迷うモルフォ蝶を意識し、大助は腰に潜ませた銃に手を掛けた。だが、言い出した本人である炎の魔人から殺気は一切放たれない。
大助が眉を潜ませる。
「お前らが考えてるようなモンじゃねぇよ。気持ちで決まんねぇなら――身体で決めればいいだろ?」
「ひゃっ!?」
べったり。
そんな擬音が正しいほど、ハルキヨが亜梨子にまとわりついた。
頬を擦り寄せ、肩を抱いていた腕を伸ばしおもむろに胸を撫で回す。少女が驚いて髪を揺らした。
「その手を離せ、ハルキヨ」
殺気だった大助が、いつの間に出したのか、一度は離したはずの拳銃を少年の頭に押し当てている。
銃を手にした少年は、ハルキヨもまた殺気を放ち始めると踏んでいたのだが――
「はっは」
それどころか笑みを深めて、挑発するように大助の目の前で少女の唇を奪った。
大助がどんな顔をしているのか、少女からは見えない。まさか“虫”と同化し始めてたりしないわよね、とハルキヨの顔を思いきり押し退ける。
「なっ、な、なにっ、いきなり何するのよ変態――きゃっ!?」
そこに大助が割り込んだ。“虫”と同化しているのか、ハルキヨの腕をなんなく引き剥がして亜梨子の身体を抱き寄せる。
「ああいいぜやってやる、お前の口車に乗せられてやる」
「だ、大助? ち、ちょっと待って、あなた目が怖いんぅっんっ、うーっ!?」
濃厚なディープキス。
ハルキヨの視線が痛い。何も見せつけるようにしなくても、と亜梨子は思うが、大助はハルキヨに見せつけるためにこうしているのだろうから閉口してしまう。
「ちゅっ、ちゅぅっ……ぷは、ふ……んうう」
チラリ、とハルキヨを横目に見る大助。ハルキヨはピクリと眉を動かしたが、愛は障害が多ければ多いほど燃えるのだとでも言いた気に口元を吊り上げる。
「最初にイかせたら――いや、それじゃすぐに終わっちまうか。この女をどれだけ満足させるか、勝負だぜ」
「失神したら?」
「イった拍子にならさせた方の勝ち、イく前だったり痛みでだったら前回イかせた方の勝ち」
なんだかものすごく恐ろしい会話を繰り広げられているのは、亜梨子の思い違いではないだろう。
危機感を持て。女なら貞操観念云々。散々言われてきた言葉達の意味を、身を持って実感した。
逃げ出さないと何をされるかわからない。いくら一度身体を重ねたからとはいえ、いくら二人とキスすることにほとんど抵抗しなくなってしまったとはいえ、今回ばかりは本気の本気で絶対にマズい!
慌てて睨み合う二人の間から抜け出そうと身体を滑らせ、背を向けたところでガッシと肩を掴まれる。
「まさか逃げ出そうなんて――」
「――思ってねぇよな?」
――二つの笑顔を前に、少女の絶叫が響き渡る。
・
・
・
「んっんぅっんくっ……んくっ、う、ふんん……んはっ」
交互にキスされ、息苦しそうに荒く呼吸する亜梨子。左腕に大助、右腕をハルキヨにとそれぞれ掴まれ、身体事畳に押さえ付けられている。
大助の舌が口内を這い回る。舌で舌を擦り、頬肉の感触を味わって、音を立てて亜梨子の唾液を吸い上げた。
亜梨子もまた、下にいるために自然と流れ込んでくる少年の唾液で喉を潤す。
「愉しくはあるが、ちょっと妬けるな」
「何言ってんだ。お前が……れろ、ぢゅぅっ――言い出して、始めたことだろうが」
「んぅ……っ」
大助と口付けている間、服の上から少女の身体を撫で回していたハルキヨの手が、服の中に差し込まれた。
お腹をやわやわと撫でて、脇腹を指でなぞり、下着のワイヤーを触る。それを無理矢理胸の上までずらされ、立ち上がった尖端が直に服の裏地を擦った。
「あっ、やあっ」
服の中で行われている出来事なのに、肌を直接見られるのと変わらないくらい恥ずかしい。
まるでハルキヨだけでなく大助にも触ってほしいとでも言うように、亜梨子の乳首はぷくりと膨らみ服を押し上げていた。
「……はうっ……あ、あ、あぁ……っ……っふあ、あぁぁっ」
布越しに、大助が尖端を狙ってつまみ上げ――中では、ハルキヨがもう一方の胸を揉んでは親指で乳首を押し潰す。
一口に「胸を弄る」と言っても、二人のやり方は指使いから力加減まで全く違う。
どちらに反応していいかわからず、ハルキヨの熱に反応して「あ」と声をあげては痛いくらいの大助の責めに「んっ」と唇を噛んで翻弄される。
布が邪魔になったのか、焦れた様子で大助が器用にボタンを外していく。亜梨子の白い肌が晒されると、ハルキヨが我先にと胸に舌を這わせた。
「なっ……この、さっさと次に進みやがって」
「いいだろ別に、コイツの胸見て嘗めたくならねぇほうがおかしい」
「チッ。揉む部分がほとんどねーようなぺったんの何が楽しいんだ」
「や、ちょっと、貴方たちねぇっ……やんんんっ……バカ、変態っ」
文句をつけつつも、もう一人の少年と同じに膨らみを嘗め始める同居人。亜梨子は自分の胸を二人の男の子にちゅっちゅぺろぺろされてしまっているのを見て、あうあうと口を動かした。
頭の下にある黒と赤の髪を小さく引っ張るように触りながら、いつの間にか両腕が自由に動いていることに気づく。
いつの間に離されていたのだろう?
そんなことにも気がつかないほど、自分は感じ入ってしまっていたのかと驚愕する。
「んー、亜梨子ぺろぺろ」
「……お前、“ころろ”と会ったことあったっけか?」
未熟な胸に顔を寄せ、子供みたいに言い合う大助とハルキヨ。妙に、この関係性が心地好かった。亜梨子が赤い顔のまま笑みを浮かべる。
「好き」
生まれた感情をそのまま口に出した。
二人が眉根を寄せ、顔を見合わせる。いきなり何言っちゃってんのコイツ、とでも言いたげな顔だ。
「大助……ハルキヨ……んっ! ん……ああっ!」
左右の胸を、指と舌が這う。
二人の口の熱さに亜梨子が悶えた。
何かが吹っ切れてしまうと、抑えがまるで効かなくなった。元から溢れていた声のボリュームが上がる。
つい数日前までセックスの詳細すら知らなかった少女の、微かに滲む扇情的な声色に少年達がゴクリと息を呑んで煽られた。
「あっ、あっ……吸っちゃやだ……いやぁ……や……ふっ! ひあっ、ひっ!?」
股間に強烈な刺激が走って、亜梨子はビクリと跳ねた。
「……んうううぅっ」
膝が少女の足に割り込み、下着越しにではあるが亜梨子の一番大事な部分に押し当てられている。
意識を胸に集中していたため、その攻撃は不意打ちとなって亜梨子の性感に直撃した。目を白黒させながら下を向く。と、合図したかのように目が合った少年、薬屋大助がニヤリと笑んだ。
「〜〜〜っ!」
グイグイと食い込んだ膝が上下に震わされ、下半身から脳天まで快感が駆け巡った。亜梨子の中から密が溢れて、下着から染み出して少年のズボンを汚す。
「ひっ……ン」
乳輪をなぞっていたハルキヨの舌が、亜梨子の耳に捩じ込まれる。首筋がゾワリと総毛立った。
首をすぼめ、くちゅくちゅと舌が這う音を耳元で――いや、耳の中で、直接的な響きを持って聞かされる。
耳たぶを食まれて、どこから出てきたのかと思うくらいの熱が、亜梨子の身体の中に込み上げた。それが液体と化して、大助に膝で踏まれている股座へと流れ出す。
「やっ……やぁっ、やあぁ……ぅうっ! ふーっ、ふくっ……ひああぁ」
――足が、アソコに……当たってっ……あああ、それ以上耳を弄っちゃやあぁ……これ以上……されたら、私っ……!
ふうっ、と耳の中に吐息をかけられ、こちょこちょと顎の下をくすぐられる。大助の足から快感が押し込められる。
亜梨子は自分の両足でそれをぎゅっと挟み、自分から少年の足を強く股間に押し付けて意識を保っていた。
昇り詰めていく情欲に心が揺さぶられ、涙がじわじわと視界を濁した。身体の熱を吐き出し冷ますように荒く息を吐いて堪え忍ぶ。
しかし、大助とハルキヨは彼女が今にも達しそうになっていることを見抜いていた。
「く! くうぅぅ……ぅやあっ! あっ、ぁ、あ、あ――」
両の乳首をぎゅっと摘ままれ、亜梨子の最後の一線が無慈悲に断たれる。
「はぁ……っっう! 〜〜〜〜ッ!」
ビクンビクンと何度も身体を震わせながら、とうとう亜梨子が達した。
大助の足を挟んでいた太ももから力が抜け落ち、ハルキヨをすぐ側に感じる頭が斜めに傾いて前髪が鼻先に掛かる。
頬に絆創膏を貼った少年が満足そうに頷いた。
「まず一回目な」
「あぁ? 俺のアシストがあったからこそだってことを素直に認めやがれ」
「何がアシストだ、嘗めたり吸ったりしまくってただけじゃねーか。あの身体中のキスマークといい、キス魔なのか?」
「俺のモンだっつー判子だよ。ははーん、さてはお前、俺のつけた痕見てめちゃめちゃ嫉妬したな? 可愛いトコあんじゃねぇか」
「気色悪いこと言うな。俺は別に、変態の手が触れたかと思ったら吐き気がしただけだ」
額を突き合わせて言い合っていたが、大助が拗ねたように顔を反らした。息を整えている亜梨子の顔をジッと見ると、腕を引っ張り身体を起こさせる。
「ん……大助?」
大助に背中を向ける形で腕の中に座らせられたかと思うと、足を軽く開かされ、今まで膝が当てられていた部分を撫でられた。
膝と性器に挟まれ、蜜で重くなりそうなほどぐしゃぐしゃになった下着を脱がされる。
「あっ……あ、ぁっ」
充分に濡れた秘所に、大助の指が沈む。
難なく人差し指が奥まで入ることを確認すると、中指と薬指も添えて淫唇を揉み込みながら徐々に中へと入れていく。
大助がハルキヨを横目に見ながら、亜梨子の耳元で囁いた。
「亜梨子。ハルキヨにさ、してやれよ」
「あ、あぅっ……なにを……?」
どうやって割り込もうかなあという目で亜梨子たちの行為を眺めているハルキヨを、ぼんやりと見上げる。
「ぺろぺろ。この間、教えてやったろ? お前は俺が気持ちよくしてやるから、ハルキヨはお前が口でしてやるんだ」
「くっ、くち……」
確かに、教えてもらった――教えられたけれど。
ハルキヨにはまだ、したことがない。
少女が躊躇っている間に、大助がハルキヨに目配せする。
ハルキヨも何とはなしに何が言いたいか理解したようだ。亜梨子の前に立って、ズボンのベルトを外していく。
息を呑んでそれを見守っていると、亜梨子の入口を弄っていた少年の指が肉芽に添えられた。ぬめる指で押し潰され、「亜梨子」名前を呼ばれる。
黙っていないでやってやれ。
言葉にしてはいないが、そう命令されているのだ。
ハルキヨの目を見ると、期待の炎がチリチリと燃えていた。彼もまた、亜梨子が自ら進んですることを望んでいる……。
喉に溜まった唾液を飲み下し、亜梨子はテントの張ったズボンへとそっと顔を近付けた。「んっ……」チャックを口でくわえて、下に下ろす。
もたつきながらズボンもずり下げると、いきり勃った性器が露になる。
髪がかかってしまいそうなくらい近くに溢れ落ちたそれに、亜梨子はビクリと肩を竦めた。
「……でかいな」
秘口を弄る手を止めずに呟かれた言葉が、少し悔しさを滲ませているのは亜梨子の気のせいだろうか。
亜梨子にしてみれば、どちらも似たようなものだし――二人以外のものを見たことがないので、果たして眼前に突きつけられているものが通常と比べてどのくらいのサイズなのかもわからないのだが。
「おら、早くしてくれよ」
「い、言われなくてもするから……やっ、つ、付いちゃうからっ……近付けないで」
鼻先を掠めた。
急かすハルキヨを宥め舌を出すと、味見でもするように一番近くにあった裏筋をペロリと嘗めた。
「ん……」
顔を突き出し、先っぽまでつぅっと舌を這わせていく。熱い塊がぴくんと反応し、ハルキヨが息を吐いて亜梨子の髪を鋤かした。
「んっ……ぺろ……ちゅ、んむ……んふぅ……」
大助の指が入口を浅くなぶる。
肉芽をぐにぐにと揉み潰され、浮わついた気分になった亜梨子は舌の先っちょだけでなく全体を使ってハルキヨの性器を嘗めだした。
時折横から食むようにくわえて唇で扱きつつ、茎の部分を丹念にぺろぺろする。
時折横から食むようにくわえて唇で扱きつつ、茎の部分を丹念にぺろぺろする。
座高が足りずやりにくそうにしていることに気付いた大助が、亜梨子を膝の上に乗せて調整した。幾分楽になる。届くようになった先端にちゅっと口付けると、ハルキヨが興奮したように息を吐いた。
「フェラなんていつの間に覚えさせたんだ? なんだか知らねぇが怪我してるとか言うし、お兄さんがいないところで何したのか詳しく聞かせてもらおうじゃねぇか」
「そりゃ、お前がしたことからされてないことまで全部したに決まってんだろ?」
「俺達二人共まだ二回目だってのに、一回目でどんだけ色々させたんだよ。かっこうの悪魔っぷりは夜も健在ってか」
「……うまいこと言ったつもりか?」
「んぐっ……はむっ――あ、なた達、ね……れる、喧嘩してて、仲も悪いのに、どうしてこういうときらけ……はぁ、ちゅっ、んんうぅ……んっ、ん」
さっきまで嘗めていた棒状の部分とは違い、柔らかそうに膨らんだ先っぽを口に含む。
お互い敵意を剥き出しにしていたはずの二人が談笑(?)していることを指摘しようとすると、「くわえながらしゃべんな、歯が痛ぇ」とハルキヨに怒られた。……まあ、仲が悪いよりかはいいことなのだけれど。
口に出したら「勝負だからだ」と言い返されそうなことを考えつつ、亜梨子は納得いかなそうな顔でハルキヨのぺニスを口いっぱいに頬張っていく。
「亜梨子、ちゃんと“俺の”で覚えたこと、実践してるか? ただくわえてるだけじゃなくて、しっかり舌も動かせよ?」
「亜梨子、今てめぇの口の中にあるのは“俺の”だぜ? んな奴のことなんか考えてねぇで、口すぼめてくれよ」
「んんんっんん……! んぶっ、んっ、…………っ」
舌を動かして、唾液を塗りたくる。口をすぼめて、ぎゅっぎゅっと唇で刺激する。
言われたことを懸命にこなそうとしている亜梨子の身体の中に、ずっと入口で遊んでいた大助の指が侵入してきた。今度は一本だけじゃなく、弄っていた指何本か――二本か三本かまではわからない――が一気に入れられた。
ざらざらとした亜梨子の中身を指で擦りあげ、お腹側の膣壁を押される。「――っ!」亜梨子が反応して塞がっている口の代わりに鼻で息を吐いた。
それをくすぐったそうにして、更に喉奥へとぺニスを差し込んでくるハルキヨ。
頬の内側や舌の上だけでなく、喉にまでハルキヨの感触を感じる。苦しい。苦しいのに……大助の指をくわえこんでいる下の口からは、だらりと涎が垂れた。滑りが良くなり、大助の指が今までよりも楽そうに、楽し気に少女の中を荒らして回る。
「ふっ――ぐ、うむっ……ふぅぅ……ふーっ、ふくっ……ふーっ……」
き、き、き、きもちいい……。
ずろろ、と根元から先っぽまで口から出すと、喉にねっとりとした液が溜まった。亜梨子自身の唾液と、ハルキヨの先走りが混じりあったもの。
嚥下すると、また亜梨子の涎が大助の指から手のひらまでを汚していった。大助とハルキヨにおかしいものを見る目で見られたような錯覚を受けて、亜梨子は心臓を跳ね上げてしまう。
屈辱的で恥ずかしくて、笑われたり蔑まれたりしないだろうかということに恐怖しているはずなのに、まるでそうされることに欲情しているような気がしてわけがわからなかった。
(違う、違う、違うのに……違うわよね? 大助とハルキヨとするのは嫌じゃないけれど、ペロペロするのはバカにされてるみたいだし、ご主人様じゃなくて奴隷がすることみたいで……好きじゃなかった……のに。私……っ)
「――ちっと動くぜ」
頭を掴まれ、再びぺニスが口内へ入れ直された。亀頭が喉を突き、噎せそうになる。
ハルキヨが腰を前後に振り始め、じゅぷじゅぷと卑猥な水音を立てながら亜梨子の小さな口を出入りした。
「んぐっ、んっ、ううっ」
頬の裏や喉をぼすぼすと突く。亜梨子がいくら呻いても、ハルキヨの動きが止まる気配はない。
「出すからな、全部受け止めてくれよ」
亀頭が奥についた状態で、頭を両手でガッチリと固定されてしまう。
直後、大量の白濁液が喉に直接流し込まれた。
管を伝ってお腹の中へと落ちていく。亜梨子の喉がひっきりなしに動く様子を、ハルキヨが満足そうに観察している。
吸い出したり綺麗に嘗め取ったりということもすでに教えられていたが、今の亜梨子にそこまでの元気はなかった。全て飲み干して口を離す。
べとべとに汚れたハルキヨの性器が出されると、はぁはぁと肩で息をしながら大助の身体に体重を預けた。
「あっ……あぁ」
指が入っていた場所に、熱い塊が押し当てられた。
ハルキヨに好き勝手やられている間に準備していたようだ。くちゃくちゃと性器同士を擦り合わされる。
「入れたい」
「いいよな?」
「挿れさせて」
熱っぽい大助の言葉が麻薬のように耳朶を打つ。ハルキヨの精液と絡まって身体の中に浸透する。
弛んだ口が震えてうまく動かない。奥歯を噛み合わせてこくこくと頷くと、即座に大助のものが亜梨子の入口を広げてきた。
大助の手で軽く持ち上げられた亜梨子の身体が体重で落ち、ぐずぐずと奥まで貫かれる。
熱くて甘ったるい快楽。初めて無理矢理されたときは擦り切れて血が滲んでいたそこも、今は物欲しさから食いついて大助に柔らかい締め付けを与えていた。
「ああぁっ……大助のが、奥まできちゃってるっ……あ、ぅあぁぁ、はああっ」
身体を揺する大助の動きに合わせて、亜梨子も無意識のうちに身体を動かす。
フェラチオして感じてしまっていた亜梨子の中は、求めていたものを入れられた悦びにざわめいていた。
「お前、ハルキヨにイラマチオされるのがそんなに良かったのか? 感度よくなりすぎだろ」
「いまら……何? ふあっ……ああんんん!」
「うあっ!?」
唐突に亜梨子の身体が反転させられ、亜梨子だけでなく大助まで思わず声を漏らしていた。
背面座位だったのが、対面座位に切り替わっている。目の前にある大助の顔が、一瞬見たこともないほど弛んだ子供っぽい顔になった後、咎めるような顔で亜梨子の後ろを睨んだ。
「ハルキヨ、お前な……思わず出すところだっただろうが!」
「そのまま出せばよかったじゃねぇか早漏野郎」
少女の身体を思いきりグラインドさせ、少年も共に達しそうなところまで追い詰めたハルキヨは依然として自分勝手なポーズを崩さない。
大助も焦っていたようだから気付かれているかどうかわからないけれど、亜梨子は軽くイってしまった。
ううっ、ともじもじ身体を震わせながら大助の衣服にしがみついていると、ハルキヨにお尻を揉まれた。
それだけならまだしも――
「あっ! あっ!? バ、バカッ、どこ触っ――ぅううっ」
お尻の穴を触られて、亜梨子はビクリと身体を跳ねさせる。
「そ、そんな……トコ、汚い……おかしいわよぅ……ひぐっ、あっ、あぅあっ、う、あっ」
亜梨子の静止も聞かず、ハルキヨが唾液で濡らした指をつぷりと穴に埋め込んだ。初めて膣内をほぐされた時と同じく、中を広げるように指を曲げられる。
――でも無理! だってそこはそういう場所じゃないから!
亜梨子の心の叫びを知ってか知らずか、ハルキヨの指の進行は止まらない。入れていない指で一本一本皺をなぞって、時折亜梨子の反応をチェックしては耳を嘗めたり背中を撫でたりお尻を揉んだりと刺激を与えた。
「大助っ、やめさせて……やめさせなさいよぉ……ひぃぅっ、あああっいやああ!」
非情にも、大助は再び身体を揺すり始めてしまう。
ハルキヨの行為を止める気はないようだ。今度は自ら腰をグラインドさせ、最奥をぐりぐりと突いてくる。
好機と見たらしいハルキヨが指を増やした。
痛んでいたはずなのに、大助が与えてくる快楽が頭を真っ白にして痛みを誤魔化している。いつしか掻き消すまでに至って、亜梨子が悶えた。
「しっかり感じてるし、大丈夫だろ」
そう言ったのは大助だ。
貴方は誰の味方なのよ! と胸ぐらを掴み上げようとした亜梨子が掴んだのは、少年の肩だった。
身体を動かそうとした瞬間に大助のぺニスが亜梨子の中を擦り、びくついた少女の軌道が反れたのだ。ぐっと亜梨子から押し倒す形になり、大助が後ろに手をつく。
「あ、これやりやすいな。そのまま亜梨子と二人で寝といてくれ」
ハルキヨに言われ、大助がゆるゆると腕を倒して背中を畳につけた。亜梨子は足を広げて大助の上に重なっている。
繋がった性器からお尻の穴までハルキヨに丸見えになって、亜梨子は顔が燃え上がるような熱さを感じた。
一度抜かれた指がハルキヨに入れ直され、お尻を広げられる感覚に全身の産毛がゾワゾワと総毛立つような感覚に襲われる。
「う、あっ! バカ亜梨子、締めすぎだ……っ!」
「ふあっぁあ! はあっ、はあっ! ……あ、やあぁっ……ああぁぁぁ!」
亀頭が亜梨子の最奥に当たり、少女がガクガクと身体を震わせた。
それに誘われ、大助が陰茎を更に膨張させて精を放つ。
さっき一瞬だけ見た、子供っぽい顔。
絶えず襲ってくる快感の波が去りきるまで、亜梨子は飽きずにそれを眺めていた。
大助が亜梨子の頭を掴んで胸に押し当てた。照れているのだろうか? 別に、亜梨子も同じような顔をしていると思うのだけれど。
「ムカつくよな……亜梨子にイかされるなんて。ただで済ましてやりたくはねーよな……」
ぶつぶつと呟いた大助が、亜梨子の腰を掴んで上下に動かし始めた。
「え、あ、今…………ちゃったばっかりなんだから、動かないでっ……んくぅっ!」
「とか言いつつ、自分でも動いてるくせに」
「あっ、あっ……? ち、ちが……ああぁ、また、またイっちゃう……私、またっ」
「なんだと……? オイてめぇ、かっこうなんざに二度も続けてイかされるなんてふざけんじゃねぇぞ!」
「きゃっ……し、正気なの!? そんなトコ挿入るわけ……ひんんっ!」
「指が入るんだから入らねぇ道理はねぇ」
「うくっ、指はまだ……しも、そんなに大きいの……嘘っ、嘘でしょうっ……」
指なんかとは比べものにならないサイズのそれが、お尻に添えられる。
「俺は常にマジだ。指でいい反応してたし、ぜってぇイケる」
「無理よ! 無茶苦茶よ! お、お尻の穴で気持ちよくなるなんて、変態じゃ――……っっ!!」
根拠もなく自信たっぷりに言い切ると、両手の親指で穴を広げながら雁首まで嵌め込まれた。
一端止まってから、陰茎に垂らす唾液を増やして全て挿入する。
「ひっ――く、ふぅっ……あくっ、はひっ……」
ギチギチと食いちぎってしまいそうなほどハルキヨを締め付けていた。
切々に息を吐く亜梨子。
膣内で、肛門で、バラバラに少年たちが動く。
壁を擦ると、薄い柔肉の向こう側で別のものが動いていることがわかるようだ。だんだん二人の息が合ってきて、リズムよく亜梨子を責め立てる。
「ああっ、いやぁっ、前後ろでなんて……わ、私、おかしなっちゃうぅ!」
膣越しに感じる抽送の感触に狂わされる。 淫肉を挟んで何度も何度も擦り上げられて、膣内に溜まりそうなほどの蜜が溢れ出た。
「ハルキヨと同じかそれ以上の変態でもない限りお尻の穴でなんか気持ちよくならない」。そう思っていた亜梨子の常識が崩れ落ちる。
「おかしい……おかひいわよぉ……何で、何でぇっ……? ……ち、いい……もち……きもちいい……あっ、あひっ、あーっ、あああ……あああんっ!!」
「亜梨子、お前……はしたないぞ」
我を忘れて喘ぐ亜梨子を前に、大助は呆れたように嘆息し、
「変態亜梨子♪」
ハルキヨが愉快そうに目を細める。
「あ、あ、あなたたちがっ! いやらしくて変態だから、私までっ、変態に……されちゃってえぇっ……ぅやああぁあっ!」
達して敏感になっている子宮口を、大助に容赦なく突かれまくる。一度中で吐き出された精液が膣壁に擦りつけられ、染み渡るように膣内全体を塗り潰された。
出し入れするたびにぐちゅっぶちゅっとはしたなく響いて、精液ではなく媚薬でも入っているんじゃないかと思うくらいアソコが疼いてたまらない。
「責任っ、取りなさいよおっ! 変態にされちゃったんだから、あなたたちが……責任取りなさいよね! ひゃうっ! あふうぅっ、ぁああっ……私は嫌なのに……嫌だったのにぃぃ……ひぃぅぅぅっ……! ……ッ!」
お尻の中の繊細な粘膜がハルキヨの熱くて硬い欲望に荒く押し潰され、ちゃんと戻るのか心配になるくらい広げられてしまう。
本来ぺニスを受け入れるために作られてはいない場所に挿入されているという異常な状況に、倒錯的な興奮が生まれて亜梨子を溶かす。
小振りなお尻をハルキヨの両手がぐわりと掴み、指が柔らかく食い込んでいた。
腰を動かすたびに下半身がお尻にぶつかって、衝撃に少女の小さな身体がぶれて大助と肌を擦らせる。
「ぜ、絶対許さないんだからっ……お尻なんて……どうしてハルキヨは、あううっ……そんなに、変態なのよ。んひいぃ……っっあっ……ダメ、もうダメぇ! ぬ、抜きなさい! ぬき……なぁっああっ、何で入れてるのよバカ大助! 奥……いや、おくいやぁっ!」
亜梨子がこれ以上よがり狂ってしまうことに恐怖して、喚いて抵抗するとどんどん大助の責めが強くなった。ぐりぐりと腰を捩っては亜梨子の一番イイ場所を掘り返してくる。
膣と一緒にお尻の穴がキュウッと締まって、お尻の穴を抉っているハルキヨのぺニスをしごき立てる。
ぐじゅぽぐじゅぽと音を立てて二つの肉棒が亜梨子の中を入り乱れ、競うように奥を突きまくった。
亜梨子は涙と涎で顔をベタベタに汚して、言葉にもなっていない浅ましくはしたないよがり声を上げ続けている。
「あぁああう! うああああ……ああっ、あぁっ、っ! ッ! 〜〜〜〜!!」
次々に遅い来る快楽の嵐。
頭の芯まで揉み捏ねられたかのような激感に、大助のシャツ襟を噛み締めて打ち震えた。
少年二人が息も荒く呻き、少女の名前を呼びながら前と後ろの穴奥を大量の白濁液で染め上げる。
子宮を直接叩いた激しいうねりが脳天を駆け巡った。意識が吹き飛ばされそうな未知の快感。
二つの穴の中が、ほぼ同時に満たされた。飲み込んだ液体で、下腹部が重くなった気さえする。最後の一滴まで絞り取らんと、少女の中がギュッギュッと締め上げて痙攣して蠢いた。
「あっ…………んっ……ふ……んあっ、あ、あ…………」
ハルキヨが余韻に浸るような緩やかなピストンを繰り返す。居場所のなくなった白濁液が穴から溢れ、大助との結合部まで垂れて愛液と混ざり合った。
大助の肩に額を擦り合わせて、ぐったりと力を抜く。
身体を包む倦怠感。遠退きかけた意識の中、濃い性の匂いが今亜梨子がされたことの強烈さを物語る。
「……でよ、これってどっちでイったんだ?」
「……さあ?」
少女よりも一足先に息を整えた少年たちが、顔を見合わせて首を傾げた。
・
・
・
「んぐっ、ふんんっ……じゅぷっ、じゅぽっ、ふぐぅっ……」
大助が力なく仰向けに倒れ込んでいる少女の顔を跨いで、性器をくわえさせていた。
髪を結っている部分を手で持って上下に振らせる。大助の手から流れている長い髪が、浮き上がったり畳に垂れたりを繰り返してさらさらと揺れた。
「さっき言ったイラマチオってのはこれのことな。フェラチオがお前から進んでぺろぺろすることで、イラマチオは男が動いてぺろぺろさせること。亜梨子、ハルキヨにこれされててめちゃくちゃ感じてただろ? お前本気でドMだったんだな」
「んんんむっ、むーっ! んぐっ、もごっ、んっく……ぐぽっ、ちゅうぅ……っ」
可笑しそうに含み笑い、亜梨子を煽る大助。反抗的に睨む少女の口内をたっぷり犯して黙らせる。
少女の膣内で射精しまくった後で匂いが染み付いているだろうそれを喉奥に突き入れられ、亜梨子の目尻がゆるゆると下がった。
とろんとした瞳で大助が口の中を出入りしている様子を眺めている。
亜梨子からは大助がいるため見えないが、開いた足の間にハルキヨの頭が挟まっていた。太ももの裏を撫で擦りながら充血して膨れ上がった肉芽を舌でなぶっている。
舌のざらざらした部分で嘗められると、知らず身をよじって自分から押し付けてしまう。
「んっ、んっ、んぅっ、ふくっ!」
弄るのをやめてふうっと熱い息を吹き掛けられた。ピクンと陰核が震えたのが少年のお気に召したのか、たんぽぽの綿でも飛ばすようにふうふうと息で撫でられる。
「ううっ、うぅっ……」
ぢゅうぢゅうと大助の肉棒を吸いまくった。いくら大助におねだりしてもハルキヨには関係ないのに、物事を正しく考えられなくなっている少女は気付きもせずに奉仕する。
物足りなさにピクピクと陰唇が痙攣して、中に溜まっていた精液が漏れた。
一度流れ始めた白濁液は留まることなく肌を伝い、畳に粘ついた水溜まりを作っていく。それを見て、ハルキヨが「すげぇな」と呟いた。
「どれだけ出したんだよ、お前」
「う、うるせーな。一つ屋根の下で住まわされてて、一切手出せなかった俺の身にもなれよ……んっ」
大助に出し入れされながらも、ちゅぱちゅぱとしゃぶっている亜梨子。先っぽが舌先に当たったのと同時に射精が始まり、口の中に熱い液体が注ぎ込まれていく。
入りきらなかった分は顔と髪にぶちまけられ、亜梨子は瞼を閉じながら受け止めた。
「全部吸い出してくれ。ああっ……気持ちいいぜ、亜梨子」
「ちゅうぅ、ちゅっちゅっ……ぺろ、ぺろれろっ……ちゅ」
「まだ飲み込むなよ。噛んで、舌で味わって、ちゃんと覚えてからじゃないと駄目だからな」
「んっ、くちゅ、ねちゅ……んう、んんっ……んくっ!」
一口だけ飲んでしまった。
ハルキヨが、ちゅうっと亜梨子の淫核を吸ったのだ。膣がハルキヨ欲しさにパクパクと口を動かす。
喉に絡む大助の精液を咀嚼しながら、イくにイけず涙を溢す少女。
たっぷり数分間精液を味わうと、生臭いそれを飲み込んで口を開けた。
「お、お願い、イかせて……」
ご主人様を気持ちよくするのは奴隷の仕事なんだから。さっきまではそんな風に上から目線の言い方をしていた少女は、今やぺニスに頬擦りしながら泣いて懇願していた。
もうどちらが奴隷なのかわからない。
・
・
・
その後は一時休憩となった大助を抜かした、ハルキヨとのセックスになった。
正常位で獣のようにのし掛かられたり、四つん這いにさせられて前と後ろの穴を交互に犯されたり、ハルキヨの身体に跨がって背面騎乗位で突き上げられたりと忙しなく体位を変えられる。
「きゃあっ、ああっ! 後ろまで、え、抉られちゃってる……くひぃっ! ハルキヨ、ハルキヨぉ……ぁああ、あふあぁぁっ」
突き上げられながら、後ろの穴を指で弄られる。
先ほどハルキヨ自身が出した精液を指で掻き出すかのようにほじる。
性器を飲み込み、排泄器官を指で広げられて乱れる女子中学生というとものすごく変態チックで、更に興奮したハルキヨが亜梨子の中を狂ったように擦った。
「あぁ、もういやぁ、もうだめえ!」
「亜梨子、気持ちいいか?」
「い……いいっ……もちいい……き、気持ちいいから……」
「ならイっちまえ。アイツに見せつけてやろうぜ? 俺のがイイって言ってみな」
アイツ。
ハルキヨの言葉に、亜梨子の瞳がペットボトルの水を口に含みながら二人の行為を眺めていた少年の姿を捉えた。
大助に見られている。どこまでも晒け出された亜梨子の痴体を、観察されて。監視されて。大助の目が。
「ぅあっ――あ――ぁ。は、はる――ハルキヨの方が……――」
沸騰した頭が、貧血を起こしたようにぐらぐら揺れた。
精力の塊のようなハルキヨの全力セックスを呆れた目で見ていた大助が亜梨子に近付き、彼女の口に唇を重ねた。
大助の口から亜梨子の口内へ、汚れのない水が移される。掠れた声しか出なくなりかけていた喉が潤い、亜梨子の顔がほんの少し正気を取り戻す。
「…………誰のがイイって?」
復活した性器を亜梨子の手に触れさせる大助。
細くしなやかな指が心地好い。形と硬度を確認させるように触らせたまま、舌を絡めてキスをする。
「んぷっ……ふうぅ……んううぅ……っ……っ」
「チッ、またしゃしゃり出てきやがって」
ハルキヨが舌打ちして腰をぐりぐり動かした。回すように単調にならない動きで亜梨子の膣内を掻き回し、少女が喜悦に顔を歪ませる。
大助も大助で、少女の未来が託された胸を揉んで亜梨子を悦ばせた。
「欲しいって言うなら、今すぐ挿れてやんのにな……」
残念そうに大助が亜梨子に問いかける。
なぁ、誰のが欲しいんだ? と、優しく頬を撫でる。
反り返った肉棒が亜梨子の膨らみにぴとりと当てられ、乳首を亀頭でぐりぐりされる。胸を撫でられ押し潰されて、亜梨子はもう限界だった。
「い、イイの……大助とハルキヨ、二人にされてて……私、駄目になっちゃうぅっ……つ、突かないで! イっちゃう……イってるからぁっ! あ、ひああっ、許して、もうらめ許してぇ!」
顔を、口を、胸を、手を、足を、お腹を、股間を、お尻を、二人にたっぷりと愛される。
それから亜梨子は、自分が何度イってしまったのか、大助とハルキヨに何度身体に掛けられたのかわからなくなるくらい繰り返し果てた。
どうしてこんなことになったのだったか。
事の始まりなんて、もはや覚えている人間はいなかった。
・・・
・・
・
亜梨子が目覚めたとき、両隣では少年二人が瞼を閉じて安らかな寝息を立てていた。
左側に、大助。
右側に、ハルキヨ。
二人の、子供のようにポカポカとした暖かい体温を感じながら、亜梨子はちょっとだけ悩んでしまう。
――大助とハルキヨ、どちらに甘えたらいいのだろう。
絆創膏と炎の刺青を交互に眺めた末、二人の腕を交差させて自分のお腹の辺りに持ってくる。
これでよし、と満足したところに身体を動かされたことで少年たちが意識を取り戻した。瞼を擦ったり、欠伸をしたりと気だるげにしながら亜梨子の腕を引っ張ってくる。
「い、痛いわよ! 同時に引っ張らないで!」
少女が叫ぶと、まず大助が身体を起こした。しかし、その手は亜梨子の腕を掴んだままだ。
寝起きで機嫌が悪いのか、底冷えする鋭い瞳でハルキヨを睨む。
「その手を離せ、ハルキヨ」
今度はハルキヨが盛大に顔をしかめて身体を起こす。しかし、やはりその手は亜梨子の腕に伸びたままである。
「それはこっちの台詞だぜ。この身体は俺が予約済みなんだよ」
二人の間で火花が散った。少なくとも、亜梨子にはそう見えた。
腕を掴まれていて、自動的に身体を起こすこととなった亜梨子は目覚めて早々繰り広げられる険悪なやりとりに唇を尖らせる。
「そこの奴隷二人、いいから腕を離しなさい」
このままでは亜梨子パンチも放てないではないか。
腕が痛いより何よりそれを不満に口を挟むと、二人は「大体」と口を揃えて視線を亜梨子に移す。
「そういえば、お前は結局どっちが良かったんだよ?」
「聞かせてもらおうじゃねぇか」
「そ、それは、その……」
散々身体を弄くり回されたことを思い出して、亜梨子の顔が真っ赤に染まった。
「……どっちも何もないわ。奴隷一号と奴隷二号に、決まってるじゃない」
順番に、大助とハルキヨと視線を合わせ――尊大に頷いて見せる。
俺が一号なんだからな! どうして俺が二号なんだよ! などという可愛い争いはもちろん起こりはしなかった。心底可愛くないものを見る目で、亜梨子を見下ろす。
「覚えとけよ。てめぇの初めては全部この俺が頂いてんだからな」
「お前は24時間俺が監視してるんだ。俺以外のやつと二人っきりになんかなられたら、こっちが迷惑するんだよ」
ハルキヨの腕が、炎を纏ったように急速に熱くなっていく。
負けじと、大助の肩に緑色の“かっこう”虫が止まった。
「譲んねぇな」
「譲るわけないだろ?」
睨みあう二人。
大助に、プライバシーもなく監視されて。
ハルキヨに、夢を叶えてあげるまでつけ回される。
そんなことに耐えられ、二人の間に入って手を繋げる人間。
三人の頭上を、素知らぬ顔で銀色に輝くモルフォ蝶が飛んでいく。ため息を吐きながら、亜梨子はそれを仰ぎ見た。
私の奴隷と炎の魔人が修羅場すぎる!
247 :
219:2011/02/22(火) 11:10:44.04 ID:3o/S4yiv
以上です
長かったり亜梨子がただの淫乱になってたり疑問に、疑問に思う拙い部分はご容赦を…w
新刊まで一週間切ったぜヒャッホー!!
自分のタイミングの良さに感謝したい
GJ!!いいエロパロ読ませていただきました
亜梨子ぺろぺろ
GJ!!
うp主のおかげで新刊発売までの一ヶ月耐えられたww
250 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:59:59.77 ID:fF+XmBPN
大喰いさんは男も女も喰うからふたなりなんだと思ったおれは特殊型
それぞれ
男の子には男で
女の子には女で
接する大喰いさん
異性で接してやれよw
最新刊買ってきたぜ
…………何故こうなった
新刊読んだ
大助によるミッコスパンキングはまだですか?
あと今までアリコネタ書いてた奴は全員ルイに土下座だな、これはw
新刊読了後の興奮から学園ネタ書きたくなったので、とりあえず10・11からの新キャラ設定を妄想してみた。
カノン(本名:南金山叶音)
ホルス聖城学園中等部
見た目幼げな女の子だが、れっきとした男
悪戯好きな性格だったが、ある日たまたま悪戯した相手が偶然にも炎の魔人という大不幸に遭遇。
その場に居合わせた大助に仲裁されたが、それ以来名前の聞いただけで怯える程のトラウマ持ち。
カッシー(本名:カシュア・アルティネス・一之黒)
一之黒家長男(養子)
ホルス聖城学園警備員兼用務員。
身体能力異常が多い学園関係者内でもほぼ最強。
しかし義妹激ラブ。
ルイ(本名:一之黒涙守)
一之黒家家長
一之黒グループ総帥件ホルス聖城学園理事長
娘激ラブ。
学園作った理由は娘が遠距離通学しないようにするためだったり。
きーくん(本名:一玖皇嵩)
ホルス聖城学園校長。
偉そうな口調の校長だけど、魅車教頭のほぼ奴隷。
きーくん・へたれ・ちょんまげはNGワード。
遠慮なく言えるのは旧知の3人(ルイ・カッシー・八重子)のみ
>>256 下3人が特に見たいw
ぜひ書いてくれ!!
パパモードのルイスならハルキヨでさえボコれそうだわ
もう一回ひっぱたいてやろうかの決意通り
魅車さんにちんこビンタかますかっこう
ぺちん
「あうんっ!」
詩歌と摩理って通常モードだと凄くおとなしくて気が合いそうだけど、お互いが『大助との約束』を持ってるって知ったら、一気に『ふたるVSハンター』になりそうだ。
2人ともそんな事で僻むような性格じゃないし逆に意気投合するんじゃなかろうか
ミッコの頬にちんこビンタかますかっこう
ぺちん
「あうんっ!」
ミッコの下の口の割れ目に擦りつけるようにちんこビンタかますかっこう
ぺちん
「あうんっ!あうんっ!」
ミッコの子宮の入り口をノックするようにちんこビンタかますかっこう
ぺちん
「あうんっ! あうんっ! あうんっ!あうんっ!あうんっ!」
「あうんっ」
ぺちん。
マスクを顎の下までずらしたことで晒された白い頬を、大助の性器が叩いた。
可愛らしい悲鳴が上がる。
「最低です……わかっていましたが、女の子の扱いが最低です……まさかそんなにグロテスクなもので叩かれるなんて思いませんでした……最低なだけじゃなくとんでもない変態です……」
「悪い。自分でもどうしてこんなに苛つくのかわからないんだ」
ぺちん。「あうんっ」謝りつつも、もう片方の頬も叩いてしまう。
蔑んだ瞳で大助を見上げるミッコ。僅かに紅潮したその頬には、少年の先走りの液が付着している。
しかし、ミッコはぺろりと唇を舐めると、自分の顔を汚したはずの肉棒を愛しそうに優しく撫でた。
「でも、加虐趣味で最低で性欲の塊のような貴方でも――私は嫌いじゃありません」
つまりこういうことだな
ホテルに泊まった時にできる時間あるし、誰か書いてくれ
保守なのだー
レイディー×アイジスパ
ふたる×かっこう
千莉×土師
269 :
利菜アフター:2011/05/20(金) 21:34:43.35 ID:OlK6x+rc
あたしの名前は立花利菜、だった。
生前は。
今のあたしはいわゆるユーレイってやつなのかな?よくわからないけどここにいる。
死んでからここに来るまでの事はよく覚えていない。
何も感じないって事しかわからない深い眠りから
何かに誘われるように目が覚めたら今いる場所、とある部屋の一角に立っていた。
その時いなかったこの部屋の住人は、浅からぬ因縁を持つ相手だからだろうか、直感でわかった。
…あいつだ。
270 :
利菜アフター2:2011/05/20(金) 21:48:17.37 ID:OlK6x+rc
あたしの直感は正しかったみたい。
しばらくして帰ってきたのは思った通りの人物だった。
かつてあたしが"かっこう"と"薬屋"の二通りの名前で呼んでいた、憎らしくも恋しいあいつは、なかなかどうして疲れた様子だった。
いや、肉体的な疲労というより精神的なものだろうか?肩に何かが乗っているような錯覚さえ起こさせる。
試しに話しかけたり触れようとしたけどやはり駄目だった。
あいつはすぐに寝てしまった。
271 :
利菜アフター3:2011/05/20(金) 21:51:15.59 ID:OlK6x+rc
この日からあたしの不可思議な居候は始まったワケだけど、あたしは困惑した。
(これは現実?だとしたら、むしばねのみんなは?詩歌は無事?)
気になっていることは山ほどある。
けど、この部屋から出ることは出来ないようだった(境界から出ようとすると形が保てず霧散しかけた)。
そんな中で唯一わかって安堵したことは、あいつが生きていたことだ。成虫化したあたしの虫"七星"に殺されていてもおかしくなかったハズだ。
でもあいつは生き残った!今も生きている!
正直に言ってそのことが死ぬほど(もう死んでるケド)嬉しかった!
意中の人の手の中で死んだことも出来過ぎだったけど、こうしてあいつの部屋にいることを考えると何者かのイタズラとしか思えない。
272 :
利菜アフター4:2011/05/20(金) 21:54:59.01 ID:OlK6x+rc
あいつが帰ってくるのを待ち、帰ってきたあいつを観察するのがあたしの日課になった。
そうすると"かっこう"とも"薬屋"とも違う一人の虫憑きの少年がいた。
あたしほどではないけど適度に家事をこなし、ゴハンを食べ、トイレに行き、お…オフロに入ったり…(見かけより逞しい体)!
瞑想したり、愛用の銃の調整をしたり
その…なんというか…し、思春期の男子が一人でよくやるアレも時々するし…!
273 :
利菜アフター5:2011/05/20(金) 21:57:36.96 ID:OlK6x+rc
そして、ヒドく沈鬱な表情で何か考えていたり
一人で背負ったものの重さに怯えてうなされたり……。
圧倒的な力で周囲をなぎ倒し、自分の目的に向かって脇目も振らずに前進しているように見えるあいつにも後悔や負い目があるらしい…。
よくうなされて人の名を呟いていた。その中にはあたしの名前もあった…。
そんな時にあいつの側に寝て、触れられない手で撫でてあげるとあいつが穏やかに眠ってくれるのはちょっぴりウレシイ発見だった。
そして、うなされて歪んでいないあいつの寝顔はとても可愛いらしくて素敵だ。
それから、驚くも憎らしいのはあいつの部屋には意外なほど来客があるコト!
それも女性ばかり(怒)!
一回だけ来訪した男性は低い声で体格の良い若い人だった(あいつと向かい合ってほとんど会話もせずに飲み物チビチビやって帰った、何しに来たんだか)
274 :
利菜アフター6:2011/05/20(金) 21:59:48.44 ID:OlK6x+rc
おそらくほとんど特環関係者なのだろう(特環への怒りは以前より薄れた、まだ許すことは出来ないケド)。
来客の中には特環の装備の上からでも見覚えのある人物もいた。
あいつは煩そうにしながらも、どこか親しげで嬉しそうだった。
ただ、千莉という盲目の少女はあいつにとって特別な存在みたいだった。
明らかに気の配り方と和み方が違う。
そんなあいつを見ているとなくなったハズの胸が少し痛んだ……。
あと千莉という子は目が見えない分、何かが鋭いみたい。
時々不思議そうにあたしがいるあたりを伺っていた。
最初は部屋に女の子連れ込むで手込めにするサイテーのゲス野郎なのかと疑ったけどそんなことはなかった。
あいつは疲れすぎてあまり溜まってないようだった。
アレも週一回だしッ!
275 :
利菜アフター7:2011/05/20(金) 22:01:51.78 ID:OlK6x+rc
アイツらの会話の中で詩歌がむしばねを率いているという話を耳にしたので詩歌は無事らしい。
あの子ならきっとむしばねを正しい方向へ導いていけると思う。
しっかし!詩歌っていうベストなカノジョがいながら他の女の子にうつつ抜かすなんて!
あいつはやっぱりサイテー野郎かもしれない!
そんなサイテー野郎でも何日も帰ってこないと、まさか…!と考えてしまう。
そうこうして帰ってくるとほっと胸をなで下ろす。
そうして日々を過ごしているうちに、あいつはますます消耗しているようでかなり辛そうだった。
もうろくに戦えないんじゃないかと思う。
だけど、いや、だからこそあいつは戦場に向かうのだろう。
自分の信念と肩に背負ったものの為に
276 :
利菜アフター8:2011/05/20(金) 22:04:08.84 ID:OlK6x+rc
ある日あいつは大慌てで部屋を出て行った。なんでも赤牧市に尋常でないことが起こったとのこと。
あいつはボロボロの心身で行った。
止めたかったケド、あいつには聞こえない。
聞こえても止まらないだろう。
はたして、あいつはその日も次の日も帰ってこなかった。
最悪の結末を想像した。
あいつは殺しても死なないやつだと自分に言い聞かせて待ち続けた。
待っている時間でふと、あたしは自分のことを考えた。
(神様、正直に告白します。
あたしは今少しだけシアワセです。
こんな形でもあいつの側にいられるのですから…!
でも!だからこそ地獄なのです!
あたしは夢半ばに潰えて消えた
終わった人間なのです。
ここはあたしの居場所ではないのです…)
あたしは心に決めた。
あいつを見るのは次が最後だと
277 :
利菜アフター9:2011/05/20(金) 22:06:43.36 ID:OlK6x+rc
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
玄関の方で音がする!
誰か来たみたい
あいつであって欲しい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あたしの名前は立花利菜
帰って来た玄関先の人物に呼びかける。
その人物の、宿敵ともクラスメートとも違う呼び名を
決して聞こえない声で呼びながら決して触れられない体で抱きしめる
「おかえり……大助!
そしてサヨナラ……
アナタはサイテーでサイコーよ」
気のせいか、その人物は微笑んだようだった。
そしてあたしは部屋の外へと
1歩踏みだsーー・・・
終わり
GJ!
アレがバレてるところとか、色々笑ったw
そして最後が切なかった…。
279 :
利菜アフター9:2011/05/20(金) 22:13:16.40 ID:OlK6x+rc
エロなしですゴメンナサイ
思いつきの勢いで書いてる上に下手&長い文章で読み辛いと思いますがご勘弁を
利菜にもう少し大助を知って欲しかったので
こうなりました
保守
281 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 23:24:21.87 ID:tTVmqyFb
詩歌に首輪つけたい
首輪つけて四つん這いで散歩させたい。
アリスとアンネに目隠しプレイされる大助
終わったら勿論やり返して……
アンネはベッドの中じゃすごく優しいというかおとなしいと信じてるよ
母性強そう。事後に大助抱きしめて胸の中で眠らせてあげてそう。
俺は猫っぽいイメージだけどなぁ
ベッドの中だとすごく甘えん坊な気がする
母性強いアンネもかなりいいけど
前投下された小ネタの
アンネママをからかって遊ぶ大助パパと子供の構図が良かった
ミッコちゃんに手で愛されながら果てたい
エロスに純粋だから、変態になっちゃうんだ……
本スレのダイスケと萌々はどこまでも「逃げる」ってのにメンヘラアリコ思い出した
萌々達は前向きだったから全然違うはずなんだけどな
過疎ってんな
ワンコペロペロしたい
291 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 09:57:44.49 ID:8GEjYlbM
ねねもっと
たまには鯱人のことも思い出して上げて下さい。
たまには兜のことも思い出して上げて下さい。
たまには有夏月のことも思い出して上げて下さい。
あと忘れられてて思い出してやった方が良いキャラっているだろうか?
ムシウタ、良いキャラ大杉。
シニカとか忘れられてそうだけど、最後はなかなか格好良かった
まあエロパロ的には忘れたままでも構わないだろうけど
いと不憫
295 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/22(月) 00:50:52.79 ID:MVn3otbZ
アンネママにぎゅってされたい
んで「だいじょぶ、デスヨ」って言われたい…ママぁぁ!
一号指定の射精といいここはなんだかんだ良作が多い気がするんだ
茶深一党が何か虫の影響とかでふたなり化。毎日セックスばっかりしててどうしようもねーわ。
次から次へとせがんできやがるし暑いからって朝も昼も全裸で弄り弄られ放題で
暇さえあればちゅっちゅちゅっちゅキスしてて女も男もご主人様も道具もわけわかんねーわよ。
とりあえず初季のパイズリフェラ気持ちいーわー。
……とかって電波が届いた。
大助のTシャツをくんくん嗅ぎながらオナニーする亜梨子、独りではイクにいけず自慰しても物足りなくて悶えるがだんだんそれがエスカレートしてオナニーが習慣化。
その行為中に大助が気付きこっそり携帯で録画し、気づかないフリをしてオナニーに耽る亜梨子を放置。
数日後、大助はいつものように無断で大助の部屋にやってくる亜梨子、眠っていた彼を起こそうとプロレス技を仕掛けてられた事に大助がブチ切れ、彼女が日頃行っている行いの証拠品を突きつけ、ある要求をする。
亜梨子に大助の目の前でM字開脚させてオナニーさせる。大助は胸以外は触らずに焦らしプレイ。羞恥と指だけでは物足りなくなった亜梨子が涙目で大助に懇願しても焦らし続ける。
大助は亜梨子が毎朝フェラで起こしてくれるのならと提案し、焦らされすぎて欲求が高まり自尊心が貶められらた亜梨子はそれを承諾してしまう。
ここから大助の亜梨子調教生活が始まった………。
亜梨子と体だけの関係になるか、性奴隷としてしまうのか、あるいは肉体関係から発展して普通の恋人のようになるのはこらからの大助次第―――――。
なんかいきなり電波が来た。
電波受信したんなら書けよお前ら
「なんで……何で私が、貴方の前でこんなことしなくちゃならないのよ……っ」
足を左右に開き、捲れ上がったスカートの中身を見せつけるような格好で少女が呻いた。
まだ恥ずかしいのか、足首に引っかかった下着の代わりに手で秘口部を覆い隠している。
「いつも俺の部屋でしてることだろ? それともまだ自分の立場がわかってないのか?」
携帯を操作し、動画を開いて突きつける。
ノイズに入り混じっていてもそうだとわかる喘ぎ声に、大助のシャツを握り締めて自慰に耽る少女の姿が映し出された。亜梨子だ。
それを見た亜梨子は屈辱に顔を火照らせ、傍目にもわかるほど身体を震わせながらもただ黙って耐え忍んでいる。
「できるよな」
意地悪く微笑むと、胸の先端を携帯の角でぐりぐりと押し潰す。
「やっあぁ! する、するからあっあうっ」
足の間に入れられていた腕がもぞもぞと動き始めた。割れ目を行き来する細い指は、もう自身の愛液で濡れている。
動画を止めると、くちゅくちゅという小さな水音が大助の耳にまで届いた。
声を聞かれたくないのか、唇を噛んで懸命に声を殺す亜梨子の表情は大助を刺激した。早くも股間が苦しくなったが、逸る気持ちを抑えて亜梨子の痴態を観察する。
「ふ……っ、んっ……ん……んぅっ」
濡れそぼった秘所を弄くり回す指の動きは、明らかに手慣れている。大助が気付くもっと以前から、自慰が習慣化していたのは確実だろう。
そういえば、と大助は口を開く。
「シャツの匂い嗅いでたのは、俺に犯される妄想でもしてたのか?」
「なっ――」
目が合った。
亜梨子はどうしたらいいかわからなそうに口を開閉した挙句、視線を彷徨わせてから俯いた。
「そ、そうよ……っ。そうじゃなきゃ、わ、わざわざ大助の部屋でしたり……しないでしょう……」
尻すぼみに小さくなっていく声は、よく知る少女のものとは思えない。
普段とは打って変わって可愛らしく、コイツを女らしいと思う日がくるとは思わなかったと大助は落ち着かない気持ちになって呟いた。
手の動きは止めさせないまま足に割り込み、胸を撫でる。
「……おまえ、見られて興奮してるだろ。服の上からでも立ってるのがわかるぞ」
「ひゃあっ!」
きゅっと乳首を摘むと、亜梨子の肩が跳ねた。
服をずり上げ、小さな膨らみの感触を直に楽しむ。
「えっ、あ、大助は見てるだけなんじゃ……はぁっ、ああぁ」
戸惑いつつも、先ほどよりも秘所を弄る指の動きが早くなっていることに亜梨子は気付いているのだろうか?
マッサージでもするように揉みこんだり、乳輪だけを指でなぞってみたりと愛撫を続けているうちに、亜梨子の顔が陶然としてきた。けれど、どこか物足りなさそうに涙が滲んで眉が下がる。
「んあぁ……大助ぇ、私……んんうっ! あっ!」
大助に胸を好き放題に触られながら、自分で陰核を刺激する亜梨子。
もう口を塞ぐことも忘れているのか、切なげな嬌声がはしたなく漏れている。
「ああっ、もぅ、もう私、ううぅっ……んやぁっ……」
声が揺らいでいて、イきたくてもイけずにいることが大助にもわかった。
目の前に大助がいるのに、胸以外触ってもらえない虚しさがそうさせているのかもしれない。もういつ達してもおかしくなさそうなほど熱っぽい息を吐き、シーツを愛液で汚しているというのに、亜梨子はいくら自分でしたところで慰めきれないのだと悶えている。
大助はそんな、全ての選択権が自分にある状態に口元を緩めた。
「もうちょっと触れば、イけるんじゃねえの? 俺、イくまでって言ったよな。このままだといつまで経っても終わらないぜ?」
乳首から手を離し、わざと力を入れずに胸全体を撫で回す。
昂らせるだけ昂らせ、しかし決して絶頂に至らないよう注意する。
「ふぅぅっ、んぁっ、はあぁっ……お、お願い……大助、私、どうして……い、いきそうなのにぃ……あ、あっ、なんでぇ」
「オナニーしろって話だったんだから、俺に頼るのは筋違いだろうが。胸は触ってやってんだから、これ以上は駄目だ」
「やぁぁぁ……っ! ぐすっ、うぇぇっ……ひんっ、してよぉ……大助、触って……ぁあっ、あ……んん」
泣きながら膨らんだ陰核を触り、快感を持て余す少女の姿は余りにも魅力的だ。
不相応な色っぽさで、大助を誘惑してくる様は我慢ならない。
触ってではなく犯しての間違いだろう、と胸を触ることも止め背中を摩る。
「そんなにしてほしいのか?」
亜梨子はコクコクと頷き、ポニィテールを揺らした。
愛液にふやけてしまった指を眺め、大助は提案する。
「俺を起こすとき、技をかけなくなるんならしてやってもいいぜ」
「ほ……本当に?」
ほんの少し、普段の元気が戻ってきたようだった。羞恥に染まってはいるが、亜梨子の顔が僅かに華やぐ。
ただし――大助はクラスメートにそうするような人のいい笑みを作って、亜梨子に向ける。
「技をかける代わりに、毎朝フェラで起こしてくれよ? するって言うなら、俺もお前をイかせてやるよ」
どうやら何を要求されているのかは正しく伝わったらしい、亜梨子の目が見開かれた。
「わっ……私、まだ誰とも……したことないのよ? エッチだって、き、キスだってまだなのに……ぺろぺろなんて……ああうっ、でも……っ」
「無理しなくてもいいよ。嫌ならこのままってだけだしな」
突き放したように告げたその一言が、引き金になった。
亜梨子が愛液に濡れた手で大助の服を掴み、ぶるぶると唇を戦慄かせる。
足をもじもじと擦り合わせ、そして、小さく一度頷いた。
焦らされすぎて浮ついた瞳には自尊心など残っておらず、淫靡な期待に彩られて濡れている。
「するわよ……するから、だから……触って……イかせてっ!」
誰か御主人様のおはフェラ書いてくれ
301 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:48:19.29 ID:/I4tGfni
戌子分が足りない…
誰か頼む
はははは
君は実にバカだなぁ
303 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 11:44:10.86 ID:Gzo0Mzyj
亜梨子はエロいなぁ
GJ!
>>299です、再び2レスほどお借りします
亜梨子のおはフェラで抜いてたら早々に戌子成分が足りないとか書きこまれて悔しかったから書いたんだが、口調おかしかったらすまん
305 :
戌子成分補給用:2011/09/19(月) 16:12:37.90 ID:bglOo8WK
棒つきの飴玉を嘗めていた少女の口は鉄の味がした。
そのままソファーへと傾れ込み、自分より一回りは小さい身体に覆い被さる。
「まったく、キミはがっつきすぎだねー……んぅ、ふんんっ……んっ」
揶揄するように笑う戌子に再び口付け、舌で舌を愛撫していく。
口の中は、柔らかく生暖かい。
常に飴を嘗めているせいか、少女の舌は大助以上によく動き、ピンポイントで性感を昂らせてくる。
続いた攻防の末、少女が勝った。大助の舌を捕まえ、引っ張るように吸い上げて飲み下し、唇の裏まで舐めてようやく離れた。
――上手い。
大抵の男はこの舌技だけで落ちてしまうのではないだろうか。糸を引き、唇を汚した唾液を拭いながらそう思う。
「……ワンコ、お前こんなに上手かったか?」
「ふふ、飴を嘗めるようになって初めてできた長所だよ。悪いことばかりだと悲観していたものだが、こういう場面で君に勝てるというのは強みになるね。使わない手はない」
戌子は先ほどとは違う、淫靡さを含めた女らしい笑みを作って唇を嘗めた。
潤った赤い舌は、蜜がたっぷりと乗った果実を連想させる。
「“かっこう”……ん、ちゅっ、ふぅっ……くちゅっ、ねちゅっ……ふぁ、あふっ、ちゅぅぅっ……じゅるっ、ちゅうっ」
三度目の口付けはより深く、濃厚で、息をあらげて貪り合った。
ねちゃねちゃと粘ついた音が耳の奥まで響き渡り、飴になって戌子に嘗められているような錯覚に陥ってしまう。
「んん、んくっ、んくっ……ふぅ、はぁっ、どうだい?」
脳が蕩けてしまいそうに気持ちが良かった。
その証拠に、大助はキスだけで勃起してしまっている。
だがしかし、正直に告げるのもしゃくと言うものだ――少女のボロボロに擦り切れたジーンズを引き抜き、下着の中に手を突っ込む。
「ひゃあっ!?」
ぐちゅり。
綺麗に閉じられていると思いきや、秘口部に指を突き立てると簡単に沈澱した。
ぐずぐずに溶けて滑ったそこは、こっちが驚いてしまうくらいに呆気なく骨ばった男の指を呑み込んでいく。
「……ッ!! やっ、ばっ、バカッ! “かっこう”! き、キミはいつも唐突すぎるのだ……っ!」
不釣り合いな妖艶さが掻き消え、少女の姿に逆戻りした戌子をニヤニヤと眺めた。
「キスしてただけで濡れすぎだぜ、ワンコ」
「わ、ワンコと言うのをやめるのだー! キミのせいで最近訓練生にまでそう呼ばれ、あんんっ!」
指を二本に増やし、掻き回す。
わざと卑猥な音を立ててそうすると、戌子は頬を真っ赤に染めて大助を睨んだ。
「やめっ、やめないか……あぁぅ、うんんっんくぅっ、やぁっ! や、やめて……ぇぇっ」
指の腹をお腹側に押しあて、ぶつぶつとした膣壁を何度も擦る。
指をくの字に曲げ、絶え間なく溢れ出る愛液を掻き出すようにほじると、ぐぷっと空気の混じる音がして更なる羞恥が少女を苛ませた。
「ひっ……ああっ」
指を抜くと、滑らかな足の間を泡立った蜜が伝っていく。大助はそれをまた塗り付けるように、手の平全体で戌子の股間を上下に擦った。
「いい加減にっ……してくれたまえ、わ、わかるだろう? ひぅぅっ……あぅあっ、だ、ダメだよ……それ以上はぁっ、い、イっ……では、ないかっ……」
はあはあと犬のような荒い呼吸を繰り返す少女の声は涙混じりで、切羽詰まっている。
大助はその全てを黙殺し、指で陰核を押し潰し刺激した。
「あ、あっあぁぁっっ!! ひゃひぃぃっ……っ! …………ッッ!!」
ビクビクと跳ねる腰を、大助が押さえ込む。
ソファーから落ちてしまわないようぎゅっと抱き締め、戌子の絶頂が収まるまでじっとしていた。
次第に痙攣が小さくなる。
目を閉じて余韻に浸る戌子の唇を啄み、大助は悪戯するみたいに囁いた。
「訓練不足だね、出直してきてくれたまえー」
「……真似するなー」
物真似に、戌子が力なく膨れる。
それから大助の背中に回っていた手が下半身に伸び、窮屈そうに膨れ上がった股間を優しく撫でる。
「君だって、こんなにしているくせによく言うよー」
「し、しょうがないだろ」
照れた少年を見て、戌子は愛し気に微笑んだ。
いきり立った男性器を取り出し、濡れた秘口に押し当てる。僅かに力を込めると、それだけですんなりと挿入は成された。
「はあっ……!」
どちらのものともつかない感嘆の声。
一気に根元まで突き入れると、最上級の快楽が大助を包んだ。
戌子の中は、ぬるぬるとしているくせに力強く肉棒を締め上げてくる。
達したばかりだから優しくしてやろうと思っていたはずなのに、そんな手加減などできそうもなかった。蠕動する膣内に我を失い、腰を振る。
「あっ、あっ! ぁあっ、かっ、“かっこう”、はげしっ……きゃぁっああんっ!」
雁首まで引き抜いてから再び根本まで入れ直す。その度に戌子は背中を反り返らせ、上擦った嬌声を上げて乱れに乱れた。
カッパの上から成長途中に膨らんだ胸を揉むと、その度合いは一層強くなる。
首筋を嘗め、強く吸ってはいくつもの痕を付けていく。
頬に貼り付いた髪を払ってやり、耳に舌を捩じ込むと、頼りなさげに顔を崩した。
「ああ、うぅっ……!」
ずっぽりと隙間なく性器を密着させる。
熱を持った亀頭が最奥を抉り、その状態のまま身体を揺する。戌子は耐えきれない様子で大助の腕やソファーを掴み、足を吊りそうなほど伸ばして震わせた。
締め付ける力が強くなり、大助の下半身にも急速に熱が集まった。限界が近い。
ともすれば暴発してしまいそうな熱を堪え、引き抜こうとする。
が、戌子の足が大助の腰に絡められ、阻まれる。
「お、おい」
「いいよ……」
慌てる大助の頬を、戌子が撫でる。絆創膏をなぞり、誤魔化すみたいに前髪を引っ張られた。
「ボクは生理が止まっているから、心配ないんだ。……妊娠しているわけでもないのだ、そんな顔しないでほしいな。この身体が、そこまで追い付かないのだよ。だから……“かっこう”」
戌子は、大助を離そうとしない。
ほんの少し悲しげな、自嘲気味の声音に大助は惑乱する。
磁力を操るという能力の反動で、体内の血液に含まれる鉄分が異常なほど早く消費されていく――。
そのため、彼女の身体は生殖に必要な機能を止めたのだろう。戌子の意思とは関係なしに。
そのことに気付き、気まずそうに口を開こうとした大助に戌子の顔が寄せられる。
「……いっ」
小さな痛みに、大助が顔を歪めた。
戌子に唇を噛み切られたのだ。顔を離すより先に頭を抱かれ、ちゅうちゅうと血を吸われる。
「勘違いをしているようだけど、ボクは同情して欲しいわけじゃないよー。言わないとわからない? そうなら、キミこそ訓練不足だねー……」
ねっとりと這い回る、熱い息と舌が大助を疼かせる。
「ボクの中を、キミでいっぱいにしてほしい」
自分でいっておきながら、戌子は照れたように顔を伏せる。
理性も、感情も、何もかもがショートした。
ただ、戌子が欲しくてたまらない。顔も、身体も、その全てを記憶に焼き付けたい。全裸にさせなかったことを後悔する。
「あっ、ああっ――」
緩やかに腰を振り、タイミングを見計らって亀頭を子宮口に嵌め込んだ。
ドッと押し寄せる射精感に、大助は身を任せる。
「戌子、戌子っ……う、ああ! くっ、うぅ……っ!」
びゅくっ、びゅくびゅくっ! びゅくっ!
求められるがまま。
求めるがまま、膣内に大量の白濁液を吐き出していく。
激しく噴射される精液が、戌子の子宮へと降り注いだ。ぐわりとした熱の奔流に晒され、戌子は全身で大助にすがりつく。
「あ、あっ! で、出てる……入ってきてるよ……っ! ひゃぅあぁっ……! あっ! あぁっ…………っ!」
同時に絶頂に至ったようで、断続的に言葉を紡いでは痙攣した。
出し切ってからも、抱き合って余韻に浸る。
「かっ……こう……」
ぐったりと弛緩しきってソファーへと倒れ込んだ少女の呟きに、大助は少しだけ理不尽なものを感じてしまった。
「俺は本名で呼んだのに、お前はコードネームでしか呼ばないのかよ……」
返事の代わりに、安らかな寝息が聞こえてくる。
気恥ずかしい文句を聞かれずに済み、安心したような苛ついたような、妙な気分だ。
息を整え、起こさないようそっと唇を触れ合わせる。
かつて背中を合わせて戦った戦士は、今やどこにでもいる少女でしかなかった。
鉄分の混ざったこの不思議な味を覚えておこう、と大助は思う。
狂戦士と呼ばれた相棒はいなくなり、槍使いの少女を失った。大助の隣を歩く者は、一人としていない。
しかし、大助は疑っていなかった。時間は、かかるだろう。いつになるかもわからない、大助が生きているかさえわからない、遠い未来だ。
けれど、再び少女が前線へと戻ってくる、その日まで――
いつまでも、この味を覚えておこう。
終わり
>>298だけど受信した電波が書き起こされててマジ歓喜。ID:6dpWzr9B氏、GJ!
エロい亜梨子のおはフェラも読みたい……しかし戌子が可愛すぎる。
マジGJ
戌子……
寝起きの大助の腰に跨ってフェラでご奉仕しながら起こしつつ、片手で自分の秘所を弄りながら大助の男性器を頬張る亜梨子
腰に跨ってフェラってどんだけ体柔らかいんだよw
せめて跨るのは胸の上にしといて、大輔の顔の上で秘所を弄るようにしてやれよ。
ミッコをちんこビンタで喘がせたい
一之黒の家だと使用人に見つかるので二人でラブホの浴室で。
初めに大助がタオルや直接手で亜梨子の胸や股間を重点的に洗うと白い肌が泡まみれの中、執拗に擦られてツンと勃った乳首と、丁寧に洗えば洗うほど秘所から蜜をこぼれ落ちて太股と大助の指を汚す亜梨子
亜梨子がなけなしの胸を大助に擦りつけて背中を流したり、椅子に腰掛けた大助の膝上に片足を跨ぐようにして乗って腰を振って股間を擦りつけたり、
何故か浴室内に備えられた耐水性の簡易ベッドに、大助を下に敷いた亜梨子がボディソープ塗れの全身を上下に動かして擦りつけて洗うが、大助を洗うほど性感を刺激されてビクンビクン感じちゃう亜梨子。
大助は亜梨子の胸を洗う時には顔面に射精し、肉棒をフェラで掃除させながら股間を脚の爪先でぐりぐりと弄り、亜梨子が全身を使って大助にご奉仕する時は亜梨子の腹から胸に精液をぶっかけ、亜梨子は洗えば洗うほど自分の愛液と大助の精液にまみれて汚れてしまう。
最後に大助が何度もイって放心状態の亜梨子の汚れを落として二人で浴槽に浸かり、きつく締め上げる亜梨子の中に肉棒を何度も突っ込んで子宮口を抉り、ピストンを利かせる大助。
おはフェラで調教された亜梨子が胸や全身を使って大助の体を洗う全裸ご奉仕する姿を妄想した
読みたい
おはフェラ中に使用人が来て、慌てて布団かけていつも通りに対応する大助。
バレるかもしれないとドキドキしながら、匂いや熱気がこもった布団の中で大助をフェラし続ける亜梨子
ああ、読みたいな
毎朝、襖越しに呼びかけられたり襖の戸が開く音だけでびくびくして、使用人に見つかるかもしれないと思うのに、
バレそうでバレていないギリギリのスリルに病み付きなり、
バレるかもしれない緊張感で興奮して、フェラでご奉仕するだけで触られてもいないのに股間を濡らす亜梨子
それを大助に指摘されて顔を真っ赤にして否定するものの、欲情でとろんとした目つきで大助のペニスをしゃぶる姿が全く否定し切れていなかったりとか。
おはフェラ亜梨子読みたいな
普段は傍若無人で大助を振り回しているのに、毎朝おはフェラをしたりと大助の性技の虜なって日々調教されている亜梨子お嬢様
大助とハルキヨに代わる代わる襲われる亜梨子
朝晩は大助に激しくイかされて肉欲の虜になった亜梨子が、次の日にはハルキヨに襲われて美味しく召し上げられる
で、それを知った大助がドSの本領を発揮した鬼畜責めをした後、亜梨子のよがり声を聞いて気を良くして今度は優しく愛撫して見せつけるようにキスマークを体の際どい所に付ける
その後、今度はハルキヨが所有者の証のように残ったキスマークを上書きするように亜梨子の体を堪能し、かなり変態的な欲求を亜梨子に応えさせる
で、それを知った大助が(以下、無限ループ
大助の初めては千晴お姉ちゃんにたっぷりと可愛がられました
「お姉ちゃん」呼びが「千晴」呼びになったのは
千晴が大助を性的な意味で食べたショックで剣を感を抱いたからじゃねっていうのが以前あったけど
嫌悪感を一皮むけば恐怖感がありそうだよねそういう感情って。
もう一度押し倒して襲って
「やめろっ!やめろよ!千晴!」
「大助、お姉ちゃん悲しいなぁ……どうしてお姉ちゃんを呼び捨てにするのかな?」
「っ、お前なんか姉じゃない!」
「へぇ、私は大助と仲良くなりたいだけなのに?」
「カンケーないだろ!」
「覚えてるよね?この間『してあげた』こと」
「!」
「気持良かったでしょ?」
「なにが――――、気持ち悪いだけだ、あんなの!」
「でも、大助の体はそうは言ってないよね?」
「『お姉ちゃん』に謝って、態度を元に戻すならやめてあげる。
ううん、私はいいんだよ?どっちでも。大助を気持ちよくしてあげるのも楽しいし」
涙流して声押し殺して耐えるけど結局最後の最後で泣き叫びながら「お姉ちゃん」と呼ぶけど同時にイかされる大助
千晴に足コキされて翻弄されるけど必死に歯を食いしばるショタ大助がブチぎれて鬼畜責めの反撃を行使するのと、
大助に電気アンマされて快感を覚えた亜梨子が、大助と接する際に体が触れてしまうとつい意識して恥ずかしがって女の子らしくなる亜梨子
どちらの方が良いだろうか
がっちりアリコの入院保険
大助×利菜の和姦モノが読みたい
二日間、Cが身動きの取れない大助にイケナイ悪戯をしてたんじゃないかと妄想してみる
最近過疎ってるせいなのか保管庫がまったく更新されとらんかったぞ
保管庫更新 乙〜
保管庫が更新されると読みやすくてイイよな
正月にハルキヨが“淫らな亜梨子で遊ぼうすごろく”を作って、大助と亜梨子とハルキヨで仲良く?3P
一枚脱がされるマス→三マス戻る→一枚脱がされるマス とか
ピンクローターをクリに固定されるマス→振り出しに戻る とか
無駄に凝った作りになっているわけですね!
「そんなもの、私がやるわけないでしょう!」
「……そういえばお前、西園寺さん達と薬屋くんで遊ぼうすごろくとか言って色々やってくれちゃったよな」
なんて思い出してイラッとした大助に凄まれ、引くに引けなくなるんだな
耳に息を吹きかけられるor舐められるマス→三分間、下着の上から秘所or胸を弄られるマス
二枚自分で脱ぐor一枚相手の指示した服を逃がされるマス→五十秒間、直接秘所を弄られるマス
→サイコロを振って奇数ならバイブを秘所に、偶数ならピンクローターをクリに固定するマス(既に装着している場合、固定する場所はハルキヨの任意で決まる事とする)
→このマスに止まった者が全裸か半裸の場合、偶数なら欲望全開なエロ仕様の下着を、奇数ならナース服やスク水などのコスプレをさせられるマス
→サイコロを振って偶数なら自分の前の番の人と、奇数なら前の番の人と、舌を入れて十分間キスをするマス→三ターン、自分の番が回ってくるまでM字開脚で自慰させられるマス
→四ターン、自分の番が回ってくるまで、偶数なら自分の前の番の人と、奇数なら後の番の人とご主人様として性的に奉仕するマス
→目隠しをして五分間、身体を愛撫されるマス
→サイコロを振って偶数なら自分の前の番の人と、奇数なら後の番の人の、性器を十分間しゃぶるマス
→三ターン、自分の番が回ってくるまでに相手を興奮させて射精させる(もし出来なければ、中出しされる)マス
ハルキヨだからきっとこれくれいはやってくれる
保守
利菜と大助の和姦モノ希望
あけおめ
姫始めが捗る日だな
年初めは大助と亜梨子とハルキヨの3Pで始めるわけですね、分かりま(ry
姫始めに大助と亜梨子(in摩理)と特殊型三人娘とあゆゆーで乱交パーティー勃発とか
ムシウタのエロゲーは出ないものかね
エロゲーもいいけど醍醐味は戦闘だからなぁ
エロ成分多くすると学園ムシウタとかそういう方向で書いたほうがいいし
まぁでるとしても格ゲーだな
ムシウタで格ゲーあったら面白そう
でも、能力差ありすぎてゲームバランス崩壊かもしれない運転
無双ゲーならあるいは
高火力だがリーチが短く遠距離戦は何かしらリミッターがあるとかなら
同化型一強にはならんな
それと、キャラの強さじゃだけじゃなくビジュアルとか演出を凝らせば一択二択ゲーにならんとは思う
341 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 00:29:39.84 ID:rfxGftxQ
いや、格ゲー化したらフタル酸なんてゴホンツノロケットでKOだろ
何でもないです