【LoV】LORD of VERMILIONでエロパロ【ロブ】
1 :
名無しさん@ピンキー:
Ver2.10も稼働始まって修正も入ったし、そろそろ立ってもいいと思うんだ。
2 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 02:25:34 ID:D5u+e4ZX
ほしゅ
しかし人集まるのか………?
カードゲームだっけ?
おじさん最近ゲーセンとかには行かんから良く分からんわ
てかカードゲームとかまず始めるのに高いよ…昔はゲーセンとか50円だったのに…
最近はガンダムとかなんたらとか300円とか1000円とかカードが要るとか手を出せないよ
4 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 23:13:31 ID:CxUgtRYi
いつかできるかとは思ったがとうとうこのスレが作られたか・・・。
>>4 仲間だな。リシア美人だよな〜
リシア×ニドは一回妄想したことがあるはず
スリュム×ギガスも
リシアは美人だよなぁ。仲間が多くて嬉しい。
1st時代のスターターで、クラーケンの存在に妄想力を刺激されたのは俺だけじゃない筈
>>6 ニド×リシアはあっても公社はねぇよw
>>7 マカラとかやまたのおろちとかでも妄想してたぜ
胎動ポスターのリシアさん・・・・・・・・・・・けしからんです
9 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 19:46:56 ID:ae/YXFxi
需要はあると思う
サキュとか人気だしww
そろそろ大学もまたはじまっちまうし、通学中暇だから適当に書いてみる。
誰の組み合わせにするかとかは決めてないが、適当に期待しないでまっててくれおまいら
機甲萌えの俺には機甲殺し(性的な意味で)のミラが
立派な右腕で他の機甲を昇天させる(性的な意味で)くらいしか書けないな
>>11がナンバーワンでこのスレが終わってしまうじゃないですかァーッ!!
まあ別に構いはしない。純愛淫乱サキュバスさえいれば妄想には困らん
今は排停になってしまったアサシンが居たから、lov1を頑張れたのを思い出した。
抜け忍しちゃったアサシンを追い回す男どもなんてベタなネタもこの際ありだな
ニドはリシアで、リシアはニドでオナってるな。
多分だけど
16 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 08:27:09 ID:z1YN9mpi
>>15 幼少時代にどっちか死んだみたいな設定無かったっけ?
ニドの場合、さっきゅんが対象の望む姿でって感じだからリシアの姿になって…ってのは有りかもしれない
ていうか今までのサキュバスの裏テキスト・・・・・・
ニドはいったいなにをしたんだ・・・
ちょっと待とう、別にらめぇしたのがリシアでも良いのではないだろうか
アルカナの力でレイスティンガー生やすのだって容易いだろうし!
うん、リシアのがいいな。
誰かリシアのエロ小説書いてくれ。ボクには国語力がない・・・
アサシン派な俺にとって、アサシンのおっぱいを揉み放題吸い放題なニドが憎い
ロボ派の俺はスピカさんラブです。
でもベガに弄ばれるリシアさんとかアサシンさんとかバサ子さんも当然ありです
>>22 それ少しいじったら蒸発しそうじゃね
ところでこのスレ的に百合はアリなのか?
>>23 よろしい、ベガがダメならばベテルギウスだ
ツバーンでも可
アサシン「ツバーン(笑)」
バサ子「ツバーン(笑)」
┣(´・ω・`)┫チュバーン
こうですねわかります!
きもた×リシアがもう一度見たい
なんで落ちたんだろ
>>27 そんなのあったのか!!オレも見たい
ていうかリシア関連が見たい
リシア万能すぎて困るな。
何と組み合わせてもたいがいエロパロなネタが出て来る
age
しかし人少ないな。
結構ネタはあると思うんだけどな
素材はあっても、需要はともかく供給が無けりゃな………
遅筆でごめん
>>31 wktk
リシア、アサシン、偉大な魔女、パワーズあたりの誰かでなんか書きたいなとは思う
今日一日中ロブやってたから妄想力が随分補充された
悪い人間に騙されるプリンシパリティ
敵を動かさないすべを学ぶ為ニドに教えを請い緊縛プレイですねわかります
携帯小説ではインキュバスががんばってリシアを襲ってたな
今思えばリシアと絡んでくれる扱いやすいポジションだったな……
携帯小説で村正来たな。
村正可愛すぎだろ……
きもたもインキュバスも居なくなった今、リシア陵辱要員は誰になるのか
全然人気ないなこのスレ・・・。
一応上げとこう
リシア分が足りない…
敢えて使い魔系じゃなくて名もないモブどもに犯られちゃうシチュエーションもありだと思うんだ。
生き延びた人間からすりゃ、紅蓮の王なんて相当不吉だろう
不吉な人間に中途半端に手を出して逆に何かあったら…とか考えて一般人は手をだせなくね?
リシアが「死ぬ心配も無いしこれでこの人たちの気が済むなら…」とか言うのなら有りだが。
山賊とかそう言うのだったら徹底的にリンカーンして性奴隷にするとか、ニャンニャンした後殺しちゃうとか考えそうだがw
>>42 山賊に襲われても使い魔に返り討ちにされそうだよな
山賊「らめぇぇぇぇぇ」
強制開門!
ひぎぃらめぇ
こうですかわかりません!
46 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 22:45:03 ID:TeTEwRIl
>>44 そうきたかwwww
君たちのセンスには驚かされるww
リシアの顔ほとんど無表情だから感じちゃってる顔とか見てみたいな
まず笑顔が見てみたい
公式サイトに載らねえかな
痛がってる顔とかはしょっちゅうしてそうだけどな。
ゲーム的に
リシアの同人誌ないかなぁ
ないなら描けばいいんだよ!
そう考えてた時期が(ry
レザーチュニックのデザインが正直手間だ
消されないようにage
LoV1のレザーベストが一番シンプルで好きだ。
なんか胸強調してるみたいで。
あとニーソっぽいやつもいい
ホーリスカウトとかその辺りの、いかにもなやつは何か指摘したらきっと…
「好きな訳じゃなくて…、っ、そう、防御力的に仕方なく、仕方なく装備してるのよ!」
とか顔を赤くして答えるに違いない。
ニド?
凶賊のプレート(笑)
ファンタジーっぽくゴブリン姦とかいいと思うんだ
55 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 17:27:20 ID:Owp/1QPm
連動ストーリー更新されたな
これはヘル様が復活すんのも時間の問題だな!
シャドウドラゴン×ニド
が出たら本気出す!
57 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 00:18:09 ID:pxxcjR5K
それだとニドガ攻められる側じゃないのか?
まぁ逆もまるで想像できないが
サキュバスがニドに「ずっとずっと待ってたんだから!・・・もう、絶対に私たちをおいて何処にも行かないで?」とか言うのを妄想したし。
59 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 23:10:22 ID:+8nypbEt
>>57 たまにゲーセンに本当に
シャドウドラゴンを愛でる会の人がいるから
びっくりする
お前らまってろ
今ダリス書いてるからまってろ
61 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 01:21:50 ID:EvODH9C7
ほしゅ
世間知らずのリシアさんが悪人に騙されて陵辱されるssマダー?
64 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 23:10:52 ID:VFtCX1mf
ほしゅ。
全然上がらんのこのスレ・・・
65 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 01:12:12 ID:VvBjMzBs
ほっしゅ
規制で本スレとかに書けん…雑談okっぽいからここに
スペシャルカード…
アルカのコメントだと入手方法は本誌締め切り時までには決まらないとスクエニに回答されたになってるのに
同誌掲載のさくらコラムによると応募方法は秘密…秘密は決まってるってことだよね
エンブレ…騙されてる?それとも隠した?
ちなみにGJだと排出されない、入手方法は現在不明になってる
…コラムのせいでおかしなことになっていますよ?
書き始めて見たが、中々難しい
まぁ気長に待っててくれ
>>67 英雄が現れなすった。
待ってるよ。がんばってくれ
69 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 15:04:29 ID:kk6w1+e6
70 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 02:16:50 ID:9GWNfVDq
同人誌割んなwww
リシアの旅費はどこから出てるんだろうか。
ロードは食べなくて平気、とかならずっと野宿で済むんだろうけど。
街とか入れなさそうだし…
72 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:37:59 ID:dZGuuwMX
ニドはともかく、リシアは別にドゥクスが居なければぱっとみそこまで怪しい雰囲気ないし、大丈夫じゃないか?
リシアは食べるじゃなくて食べられる側うわなにをするや
あぁ、一宿の恩にとかそういう
俺の周りで立て続けにジャンヌダルクばっか排出されてムラムラして書いてるが、さっぱりエロくならん。というかエロまで辿り着かん。
パワーズ様タスケテェ…
新SRの女性カードひけたら書く!
あ!アプサラスは例外な
野宿も含め、Tの頃は機甲と世界を周る旅をするとどんな風になるか、ずっと考えてたなあ
日々の性欲処理なんかも
あぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!!!お兄様ぁぁぁ!!!
って言ってオナってるぜ
数日間、水浴びすら出来てないリシアの脚を舐めさせられたい
>>77 それは暗に機甲以外ならどうにかなると言ってるように聞こえる…
でもロードってなんとなくそういう生産意欲がなくなりそうなイメージがあるなぁ。
奴隷商にアサシンとかあたりの使い魔ともども売り飛ばされるリシアさんマダー?
>>60なんだが、気付いたらリシア×ジャンヌ書いてた……。
しかも未だエロに到達してないって言うね!
もし良ければ出来てるところまででも上げて構わないだろうか?
エロスが欲しいなら、頑張って書き上げてから投下する。
あと
>>63GJ
>>81 百合豚な俺得www
個人的にはエロスはなくてもあっても。リシアさんといちゃいちゃちゅっちゅしてるジャンヌさん見たいです
リシア×アテナとかも読みたいなー(チラッ
Mの俺以外誰得だがルナ×ニドとかをだな…
裏説明の通りだったらヤンデレってレベルじゃねーぞ!
支援
昔ブージャムに捕らわれたリシアのイラストを見かけたのはどこだったかしらん
>>85 三国志かよw
KJAと米と人馬がいるww
あと一枚何?
ガーゴイルに見えた俺は…
カユウです
魔種の逆襲でアテナと一緒にリンカーンされるリシアさんマダー
魔の闇っていうと
牛、ゴミ、さっきゅん辺りか。
タイタンの大地の怒りをぶちこまれてひぎぃと言うのもアリかもしれない
ひぎぃか…そういう意味じゃトロールとか惜しいな
95 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 00:36:49 ID:KKuky5+9
ギガス×トロール
強 制 開 門
トロール「ひぎぃ」
こうですかわかりません
ここまでSSなし
アテナがいい加減引けたら本気出す
>>63ってどんな画像だったの?
それとかつてあったLoVエロ画像スレを思い出した
ニド×アテナで話考えてるんだけど、ニド喋ってもよいかな?
さすがに「・・・」と「・・・!」だけでは無理っぽい。
ニドにしろ、リシアにしろオーバーキルの時は気をはくし、
やられ時も叫んでるんだから、カイムみたいに声が出ないわけでない
と思っているんだけど・・・。
喋ってもいいと思うよ
2になってからニドの性格がよくわからない
1の時はOK放つ時はクールなセリフ(「ハッ!!」など)しか
喋らないと思ったら2で「どーりゃー」ってセリフが追加されていて
最初噴いてしまった
リシアは毒舌…な気がする
俺の脳内リシアは健気に凛々しく振る舞おうと頑張るおにゃのこ(キリッ
アサシン復活してくれて良かったのに…
PR清姫たん届いたよぉぉぉぉ!ちゅっちゅ!ちゅっちゅしたいよぉぉぉぉ!!
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 三三三
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ←
>>104 . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
こんな私を好きだと言ってくれた
寝室で優しく愛を囁いてくれた
もう私は貴方しか見えません…貴方に私の全てを捧げる、そう心に誓いました…
だけど貴方は私を捨てて、あの忌々しい金髪ギター女の所に行ってしまわれました
また…また愛する人に裏切られるのですね…うふ…うふふふふふふ…!許さない…絶対に許しません…
絞めつけて、ゆっくりと、「焼き殺すわ…」
仄暗い水の底から颯爽と復活したクラーケンさんが、
リシアたんを触手責めする展開はまだですか
クラーケンはピュトンの餌になりました
ニド×アテナで書けたので投下してみます。
一応、設定としては
・ED後、最果ての神殿にて混沌種を迎撃中
・パパに止めの一撃を入れたのはアテナ
と、いう設定で。
ド素人の文なので、大目に見て頂けると助かります。
110 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:03:53 ID:BwzVMhRP
―――ずくり、と肩口に襲いかかる痛みに顔をしかめる。
そっと指先でなぞるが、そこには傷も、痣も無い。
もっとも、特に攻撃などを受けたわけではないのだから、
当然の事だった。
またか、と溜め息が出てふとあたりを見回して、周りの気配が
とりあえず眠っている事に安堵した。とりあえずというのは、
あの門が開いてからというもの、今が昼か夜かすらも分からないままに
混沌種とやらが襲いかかってくる時間と、そうでない時間があるだけだったからだ。
幸いな事に、この神殿は時間が止まっているのか肉体的な空腹感や
睡眠欲は感じない。もっとも、戦闘といつ襲いかかられるか分からない
緊張感は激しく消耗を誘う。無理にでも眠ることは必要だった。
「まぁ、それでも間違いなく疲弊しているか・・・」
ズキズキと痛む肩を押さえながら簡易寝具だとか、雑魚寝で眠っている
面々を注意深く観察するとうなされているものだとか、どこかをかばうような
体勢で眠っている姿が目に入る。組立式の宿泊施設も装備していたが、
その中で眠っている面々も、まあ同じ様な状態だった。
何より、――――かくいう私もその一人だ。
「・・・ロードのアルカナの力が満ちていない。・・・循環不全か・・・。」
確かめるように、手を握ったり、開いたりするうち、症状の原因が
独り言となって漏れていた。思い起こせば自分達が使い魔になってからと
いうもの、傷が直らないだとか、痛みがあるだとか、力が出ないだとか。
そういった今の軍団を襲う諸々の症状などは、本来ありえないことだった。
ロードが健在でありさえすれば、自分達はアルカナの力によって死すらも
乗り越えることが出来るはずなのだから。
111 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:05:15 ID:BwzVMhRP
その力が今は万全には働いていない。
原因はいろいろあるように思われたが、ニドにはなんらの問題もないらしい。
この空間のせいか、とも考えたがそれにしては全員ではないし、なにより
時期も症状もバラバラだ。―――となれば、
なんらかの問題があって、自分達自身がニドの力を受け入れられなくなって
いるのだ。それは例えば、恐怖だったり、不安だったり、緊張かもしれない。
一番最初に、症状が表れた、わが身はそうでなかったけれど。
私が、ニドの力を感じられなくなった理由は、酷く簡単なものだった。
―――――私が、彼の父親を壊した。
それだけ。だが、それだけというには余りに大きく、そして彼と向き合えなく
なるには十分な理由だった。
あの時――――
この空間で混沌とやらが現れて、無機の王に彼の父親の魂を宿らせた戦い。
ドゥクスや、父親自身の言葉に従って幕を切った戦いで、ニドの動きは割り
切った何時もの姿のようでいて、やはりどこかおかしかった。
そして、私もそんな彼に必要以上に、気を割いてしまっていたのだろう。
無機の王が呼び出した使い魔の攻撃に、私が体制を崩してしまう。
そこからは、まるで静止画か何かをゆっくりと見せつけられるようだった。
体制を崩した私に、横からも使い魔が腕を振り上げる。
彼が私と攻撃の間に割り込んで私をかばう。
直後に、2体の攻撃を受けて彼がぐらつく。
体制を私が立て直した時には、彼へと渾身の魔力を込めた杖の一撃が
今にも、振り下ろそうとしてされようとしていて。
――焦りに、力が爆ぜる。
無我夢中で解き放った力が炸裂して―――
一瞬で崩れ落ちる不死王の体。
呆然とそれを見つめる、色を失った彼の横顔。
信じられないものを見たかのような仲間達の、瞳、瞳、瞳。
気が付いた時には、背中を向けてその場から逃げ出していた。
112 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:08:07 ID:BwzVMhRP
それ以降、ニドとはそれっきりだ。
彼が我に帰った後、どんな目で見られるか、自分が何を言ってしまうか、
それを考えると恐ろしい。
彼と話さなければ、そう思えば思うほど、気が付けば足は前線から遠のいていて、
戻るきっかけもなく、理由を作る事もできず、時間だけ(体感だが)が過ぎていった。
自分が前線から離れてからと言うもの、自身過剰でなく間違いなく戦況は悪い。
それは交戦を経るほどに明らかになっていて、このままでは多分負ける。
・・・戻らなければ。
前に立たって、ニドに勝たせてやりたい。そう思えば思うほど、同じだけの恐怖が
膨れ上がる。戻って、彼に会って。あの目が、もしもあの彼の目が・・・
憎しみに溢れた目で自分を見つめたなら。。
もし、他のロードに対した時のあの哀しい目で見られてたら。
いや、それ以前に見向きもされなかったら?使い魔ですらもなくなったら?
それを考えるだに、恐ろしい。自分が彼の前に、戻らなければならないのに、
今のままでは、彼の元へと戻れそうもない。
「私は・・・・!どうしたらいい?」
叫ぶように、すがるように、私は、私をずっと探していたらしい様子の
機甲へと言葉を叩き付けた。
「・・・それが、わからぬのなら、尚更戻れんか?」
聞き返す機甲の声からは何時もどおり、感情の色は伺えない。機甲であれば、
当たり前のことではあったが何故だかその声色は少し心を落ち着かせた。
「ドゥクス殿・・・」
産まれたときからニドの側にいる、機甲ではあるが間違いなく
誰よりも彼の最大の理解者であるその存在が。
・・・・もしかしたら。
「ニドに、・・・彼に連れて来いと言われたのか?」
ほんの少しの期待。ドゥクスが自分を『普通に』探しに来てくれたとしたら。
113 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:09:16 ID:BwzVMhRP
「・・・いいや。探せとは言われた、そしてただ、伝えろと」
「伝える?」
「お前を、心配していると」
心配しているだと?彼が、私を?何故?・・仇も取らずに死なれては困るから・・・?
そう考える自分が居る一方で、彼はそんな男じゃない。彼は純粋に心配して
くれている。そう考える自分が確かにいる。そしてそれを純粋に嬉しいと
感じる自分も。そして機甲はそんな私の心を見透かしているのか、何も言わない。
神である自分のが、仇として彼に討たれろと囁けば、またその一方で
得体の知れない感情が彼に助けて欲しいと言え、と叫ぶ。
全ては大丈夫なのだと、今この場で彼に言って欲しいのだ、本当は。
そう分かってしまった混乱と、あまりの情けなさに涙で視界が滲んだ。
困ったように、機甲の手が頬に触れてくる。ふと、視線を上げると
そんなことがあるわけが無いのに、少し目の前の眼差しが温かいものに
変わった気がして、ぎゅっと目を瞑った。温かい、だがそれが駆動熱によるもの
だけでないと信じたい指先に、涙をぬぐわれる。
「こんな時、あやつなら、上手くやるのだろうな。アルドもたらしだったからな」
家系か、しょうがない。と続けながら背中を撫でてくる機甲の手に温かさを感じて
、その温かさが気持ちを落ち着かせてくれるのを感じながら問いかけた。
「ニドは、どうしている?」
「あやつは、今も・・・戦っている。だから助けられてやって欲しい」
「助けられてやってほしい?」
助けてやってほしいでは無くて?と続ける私に、一つ頷くと
「あやつはこの戦い、誰もが被害者で、しかし誰もが当事者で、もしかしたら加害者
と言う事を嫌というほど知っている。知っているからこそ、だからこそ。あ奴は全て
を愛して守りたいのだろうよもっとも、お主に関しては・・・それだけでなくて、」
続けられた声色に、敵意は無い。むしろ何か、きっとそれは心地の良いようなものを
期待してしまう色。
114 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:10:01 ID:BwzVMhRP
「・・私に、関してはそれだけではない、とは、、?」
「・・・それは、あ奴に直接確かめるのだな。それとも、やはりあ奴の姿を見るのが、
怖いか?」
そう、言われて今、脳裏に浮かぶのは彼の、分かりにくいようで誰よりも真っ直ぐな姿。
あのまっすぐな世界への嘆きを・悲しみを・怒りを、それに愛にを思い出す。
自分こそ、彼を守らなければならなかったのに。
どうして、彼の側を怖いなどと思ってしまったのか。自分とニドが救われる方法は
お互いが向き合うこと。ただ、その事一つだけだったのだ。
殺された、とか殺してしまった、とかそんなものは戦場の、戦争の常だ。もちろん
それだけでは済まないこともあるけれど、それでも側にいて戦うことが私と彼の・・・。
そうだ、今更でも―――――彼の側に居たい。
それで、何が変わるかは分からないままだったけれど、ただ彼の側に。。
湧き上がる欲求をそのままにドゥクスに想いを伝えると、礼をいって駆け出した。
――――駆ける後ろ姿はみるみるは小さくなっていく。
ドゥクスはもし、自分が人であったならこれが
頬を緩めるという気分なのか、とふと感じた。駆け行く背中に、最初の主を
思い出して呟く。
「もしも、あなたが居なければ私も居なかった。私は操られたが、でなくば友にも
ニドにも出会わなかったろう。結果論だと言われてもな」
だから、
「あなたの娘に何か特別な感情、そうだな例えば、そうそれこそ見守るような
気分になったとて、おかしくはあるまい?もっとも、其れこそ我が機甲ゆえの
エラーだと、貴方は嘲笑うかな?」
問いかけに、返事など返ってくるはずもなかったが、その代わりに。
ドゥクスが見つめるその先の後姿は、又撒く間に視界の彼方へと消えた。
115 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:11:50 ID:BwzVMhRP
駆け続けて戻った本陣には概ね変わらない姿があってとりあえず安堵する。
どう告げてよいのか分からず、急に居なくなった一連の事を詫びると、
ライバルが減ると張り合いが無いと淫魔に返された。
ライバル?・・・あなたの力は私には及ばない。・・・と返したかも
しれない、・・・これまでなら。
だが、ここに戻ろうと決めさせたきっかけの想いのそれ。それはきっと
―――ずっと前からの。
考えに耽り、返事もしないこちらに淫魔は呆れた顔で溜め息をついて、
ニドの居るコテージを示す。慌てて、礼を言うと、足早にそこを目指した。
明かりが漏れてはいなかったが、おそらくニドは眠っていないだろう。
ただの勘だが確信めいたものがあった。
「ニド、失礼する」
若干、こわばった自分の声に情けなさを感じながら開けた幕内には、簡易な寝床が
目についたが、しかしニドの姿が無い。
「ニド?」
慌てて中へと踏みこみ確かめるように名を呼ぶと、背後に急に現れた気配に
抱きしめられる。どうやら、自分が近づく気配が分かっていて、入口付近に
隠れていたらしかった。
「ニド、離せ」と言いかけて、自分を抱いた腕が細かく震えている事に気がついた。
「ニ・・・ド・・?」
「すまない。しんどい役目を負わせた」
「・・・ッ!」
思いがけない言葉に気がつくと彼の手を振り払って逆に抱きついていた。
「君は!君はどうして!」
見上げたニドは戸惑ったような顔で、だけどこちらを落ち着かせようと、
抱きしめてそして優しく背中を撫でてくれる。
気が付けば、また涙が溢れてしまっていた。
「どうして、君は私を責めない。罵られて当然だろう、私は!何故、私を責めない?
どうして殺した!とか、なんで助けてくれなかった、とか!何故?ねぇ、どうしてだ!?」
・・・完全に、支離滅裂だった。次々と溢れる感情を抑える事が出来ない。
背中を撫でてくれていた手に力が篭るのを感じてしまっては、
もはや涙を止めおうとすることすら難しい。
抱きしめられて髪を撫でられる。彼もまた、言葉を探していた。
116 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:12:56 ID:BwzVMhRP
「俺は、俺の苦しみは俺だけのものだと思ってた」
「そんなこと!」それは自分達を甘く見すぎでないのか。
反論に顔上げようとしたが、逆に抱きしめられた腕の力が強くなる。
「そうだな、馬鹿だった。だがそれに気がついてなお、やはり業は、俺達の業は、
俺達が背負うべきだ。と思っていた。それが、この世界の人の姿なのだと。
・・・だけど、すまない。お前の一撃で、あれが倒れた時。正直、ほっとした」
「そんな・・・。どうして、君はそんな事を言える?奇跡は神の気まぐれだとして、
あの時それが起きても良かったろう?助けてほしいと願う権利も、結局何も行いは
しなかった神を呪う権利も、君にはある。」
考えるように撫でられる手が止まり、後頭部に触れていた手の力が強くなる。
眦を舐める様に、唇を落とされた。
驚いて上げた視線に、眼が合うと彼は力を抜くようにふっと笑った。
「奇跡ならもう起こしてもらったさ。経緯はどうあれ、神にここまで保護される
人間など・・・ないだろう?それに、助けられるばかりでは、護れないしな」
「護る?君が、私達を?」もう私達は十分、守られているというのに。
「あぁ、そうだなというか、違うというか。お前を護りたいと・・・いうか。
・・・俺は、お前の戦の神の部分には助けられてばかりだろう?だからせめて、
俺の為に傷ついた戦女神の、その女の部分は護りたい、と言ったら言い過ぎか?」
「・・・君は・・・言葉に気をつけるべき、だな。そんなことを言われて
勘違いしない女はあまりいない・・・」
そうだ、それではまるで私と彼の間にロードと使い魔以外の関係が
有りうるかのように思ってしまう。
・・・そんなこと、この身が望んで良いはず無いのに。
ふ、と小さく息を吐き出すとくい、と顎を上向かされる。若干、滲んだ視界には
困ったような顔の彼がいた。
117 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:13:57 ID:BwzVMhRP
「俺を、・・・信じられないか?」
「・・・怖いんだ・・・少しだけ。だって、・・・君は、何時から私を?
それに、どうして・・・?」
「そうだな、強いていうなら最初から気になっていた。お前が俺に戦女神として
興味があると言ったあの時から」
「最初から??」
その割りには随分と警戒されていたような気がしないでもない・・・。
知らず、胡散臭そうな目で見ていたのだろう。
彼はすん、と鼻を鳴らすと目を逸らしながらぼそぼそと続けた。
「いくらなんでも、不審に思うだろう。仇を目の前にして、因果の一言で
片付けるなど・・・。神ってヤツはそれほどご立派なものなのか、と思いもしたさ。
だが、、今回の事でそれがそういう話では無いってこと。よく、分かった。
フェンリルのような、現状に立ち向かう者。炎竜のように運命を受け入れる者。
あるいは九尾や風神や雷神のような者。スレイプニールのような取り返しの付かない者が
いて、残念ながら教団や協会みたいな連中も少なからず存在してる。
そんな世界に、俺や、お前も居るって事」
だから、俺は・・・。と続けようとした彼の唇に掠めるように背伸びして口付けた。
驚きに固まった顔に満足しながら続ける。
「ふ、私も最初から、気になっていた。本当はお前がロードだとか関係ない。
お前がどんな男か、気になっていた・・・。全く恨んでいないなんて多分、嘘だったけれど」
顔が熱くなって、目を見られずに告げた言葉は思いの他、ぼそぼそとなってしまった。
だけど。多分、嘘だ。と告げた瞬間彼の雰囲気が柔らかくあった事に安堵する。
抱かれている腕に抱き返すと、つつと顎をへ上げさせられる。
「でも今は、もうただお前と在りたい。もっと、私にお前を教えて欲しい・・・!」
見上げると躊躇うような視線とかち合った。間違っているとは思わない。
だけど、これで正しいのかも分からない。
どれほどの時間を見つめ合って過ごしたのか、どちらのものか分からない響きで、
は、と息が漏れたその瞬間に。
絡み合う視線が熱を帯びた気がした―――――――
118 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:15:40 ID:BwzVMhRP
「いいか?」
移された簡易寝具の上でこくん、とうなずいて目をつむると、触れるだけのキスが
愛してると言う代わりに何度も落とされる。
だから、私も愛して欲しいと求めるように、何度も何度も彼にしがみ付いて応える。
―――もっと、女にして欲しい。戦女神であるアテナには、愛して欲しいなど
言えるはずも無いから。
「ふ、んふ」
しがみつくと薄く開いた唇から舌を入れられる。舌の裏側までを舐められると
くたりと力が抜けた。
「ふむんぅ、んんっ!」思わず上げてしまったくぐもった声が誘ってしまったか、
唇が離れるとどちらのものかも分からない唾液が糸を引いた。さらに、瞳が欲に
濡れたかと思うと、何度も鎖骨のあたりを舐められる。それと同時に、
円を描くように腰から背中を撫でられる。
「ひゃ、あ、あぁ!やめ、やめろ!君、いちいちいやらしい」
ピシャリと、腰を叩いてみても、彼の下で自由のきかない体勢では威力がでない。
悔し紛れに睨んでみても、彼は口の端をわずかに持ち上げただけだった。
「君、こんな事に慣れ過ぎだろう」
そういう私にニドは一度目を伏せたが、すぐにひどく真摯な目をして、唇へと触れてくる。
「アテナ、俺はお前が欲しい。戦の神だけでなく、女としての、お前も欲しい。
・・・だから、外すな?」
「お前は・・・・恥ずかしい奴だな・・・、その上に馬鹿だ。
そんなこと、一々言うな・・・」
恥ずかしさに顔を背けると、背中の手にあっさりとプロテクターを外される。
本当に、・・・慣れ過ぎだろう。と突っ込みたかったが、それ以前にあまりに
じろじろ見られ過ぎなものだから、思い切り腕を抓ってやった。
「ジロジロ見るな、ばか」
見られて仕方ない体らしいが(興味は無いが、淫魔がわざわざ教えてくれた)肌は
戦い続きで少し荒れているし、細かな傷はそこら中に残っている。
自信があるわけでは無いし、大体、比べられているみたいで気分が悪い。
馬鹿にするな。睨みつけてやったが、当のニドには何の事か分からん。
といわんばかりにさらりと流される。挙句の果てにまた、恥ずかしい事を言われてしまった。
119 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:16:52 ID:BwzVMhRP
「何故?綺麗なものを、綺麗だと見つめるとおかしいか?」
「・・・・君は、本当に恥ずかしい奴だな。それに、私は綺麗なんかじゃ、
ふあぁ!あ!あぁっ!」
無いと続けようとしたところで胸の先端を愛撫された。
「傷がどうした?それはお前が誰かを護ってきた証だろう?だから、綺麗だと言った」
「・・・・・ばか」
あまりの恥ずかしさに乳房に口付ける彼の頭を抱いて誤魔化した。
触れてくる愛撫は優しく、時には脇の下や、肩甲骨の裏側まで交えながら愛されるが、
肝心なところには触れてこない。そのもどかしさに、「は、」
と思わず息が漏れらしてしまうと、瞬間、気を良くしたのか触れてこなかった
乳首へと舌を伸ばされる。
「ふあぁ!ひゃ、きゅううう・・・!はぁあん!」
ちゅ、と聞こえるように水音をたてながら、舌先で転がされた。
「ひぁ!あぁ、あん、や、は、あん、や、はぁあん!」
抑えられない快感にニドの髪の毛をかきまわす。
もっと舐めて、吸って欲しい。ねだるように胸へと頭を押しあてる力を強める私に
ニドは、背中や腰を優しく刺激しながら房をやわやわと愛撫し、ピンと
立ち上がった乳首を舌で押し潰すように舐めて、時折軽く歯を立ててくる。
「あ!あ、あぁ!いやぁ!あ、くぅん!はぁ、あ、あ、あぁん、ああっっ、はぁあっ・・!」
足の指先まで痺れるような快感に、必死でしがみ付く。
もはや抑える気も無い喘ぎに、ニドの手が下へと降りようとする。
その感触に待ち望んでいたかのように、私の体がビクンと跳ねると
一層興奮を誘われたのか、その手は前でなく、尻肉へ辿り着く。
そこを揉まれると同時に下着の上から尻穴へぎゅっと指先を押し付けられた。
「・・・!!ニド、嫌だそんなところ!いやぁ、ダメ、いや、だめ、だめ、だめぇ・・!」
私の言葉を無視して押し付けられる指先に、喘ぎと共にそこは期待にヒクリと震えた。
「あん、んぅん、あ、やぁ、やあぁ、やめ、あぁ、あ、あ、あぁああ!
あん、あ、あぁん、は、ぁん、駄目ぇ、そこ駄目ええぇ!」
「何が駄目なんだ?」
ひくつく後ろの穴へと指先を押し込まれる。身体が悦びに震えた。
「あぁっ!、はあぁ、ぁ、駄目、本当に駄目えぇ、あぁ、あぁあぁぁ!」
声をあげながら、きゅう、とそこが彼の指先を離すまいと、締め付けるのが分かった。
クスリと満足げな声が聞こえると、指先は器用に、曲げたり伸ばしたりしながら
下着越しにナカをほぐされる。
120 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:17:56 ID:BwzVMhRP
「あぁ!はぁ、やん、あ、あん、はぁあん、や、あ、うそ、こんなの、
うそや・・・だ、あ、あぁん・・!、や、だ、・・・ぁ!」
こんなの、嫌だ。そう思う頭とは裏腹にどんどんと下腹部が熱くなってゆく。
悦びにじゅん、と蜜が溢れるのが分かった。
「こんな、の・・うそ、や、だ、あ!ふぅ、ん、やだ、お尻で感じちゃ・・・う!あぁあ・・!」
高まる快感が伝わったのか、下着をずらされるとつぷりと指先がナカに直接潜り込んだ。
「やだ、うそ、あは・・ぁ、おしり、だ、め・・・!、あは!・・・あ、は、
あん、あん、あん、は、あ、はぁあん!」
抑えきれなくなりだした声に、指の動きはどんどん大胆に、なっていく。逃げようとする
腰は逆の手で押さえ込まれて中をかき回され、指で突き上げられる。
「いやぁ、指が、お尻入って、あ、あ、中かき回され、あぁ!や、は、あぁん、あん、
だめぇ、あ!あぁ!」
こんなこと、駄目・・・!と思うたびに、体は後ろからの被虐の悦びに打ち震える。
「あぁ!んんっ、ふあぁ!ひぁ、あ、やはぁ!や、だめ!そんな、イク、いっちゃう、だめ、
ほんとにだめ。いっちゃう、ほんとにいっちゃう、ニド、だめ、イク、お尻でいっちゃう・・・!」
恥ずかしいという思いと、確かに沸き上がる、何もかも彼に貪り尽くされるのだという悦び。
全てお見通しだと言わんばかりに激しさを増す責めに体はビクビクと震えた。
「あ、はぁ、い、イク、いっちゃう、ホントにお尻でいっちゃう!あ、あ、あは・・ぁ、
い・・・ク、あ!あぁ!、・・・あぁあああぁ!!」
突き抜けるような快感の波にビクリと絶頂に達した瞬間、自分の体から何か水っぽいものが
吹き出したのを感じた。
「はぁ、はぁ、はぁう、はぁ・・・」絶頂の余韻に熱る体を後ろから優しく抱きしめられ、
髪を撫でて落ち着かせてくれる。その仕草にひどく安堵を覚えて、体を彼ににあずけると、
だがとんでもない事を言われた。
「可愛いな。それにまさか、後ろ触られて、潮ふくなんて・・・、ぐはぁ!」
何を言い出すのだ、このばか。・・・思わず拳がでた。
「馬鹿か、君は。馬鹿の上に変態とはな」
「馬鹿にでも変態にでもなるさ、お前が相手なら」
決め台詞のつもりなのだろうけれど、散々苛めてくれた手を拭いながらのそれは
あまりに締まらない。
「く、」
「はっ」
思わずお互いに笑ってしまった。
だがそれも収まると交わる視線の熱がまた上がる―――
どちらからともなく互いの指先を忙しなく絡める。室温があがった気がした。
121 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:18:57 ID:BwzVMhRP
「ニド、私は・・・もう・・!」
「駄目だ、もっと慣らさない・・・、と!?」
求めた声に帰ってきた言葉を無視して、しっかりと主張している彼の欲を捕まえる。
「く、」と怯んだ隙にどんどんと熱くなるそこへと押し当てた。
ぬち、とやけに大きな水音が響いて、彼の目に欲の炎が上がる。躊躇うように、彼の
手が私の二の腕を掴んだ。分かってる、彼の言うとおりまだ、自分が苦しい思いを
すると。だけど、今はまだ、彼が『慣れている』事をこれ以上思い知らされたくなかった。
「あ、はあ、くぅ・・!ああっ!・・・あ、ふうぅうっ・・・!」
そんなに経験があるわけじゃない。苦しさに目を瞑ると、下からの手に抱きしめられて
また、頭を撫でられる。優しさが嬉しいのに、その当たり前な仕草の一つ一つに
しらず、また涙が溢れた。
「・・・もう、やめるか?」
「いや・・・だ。・・・私は・・・!私は!」
苦しさに彼の鎖骨の辺りに思い切り爪を立ててしまう。彼の、血が滲む―――
痛みを感じないはずが無いのに、その瞳が悲しげに揺れるのは、私を・・・。
涙を見られたくなくて、傷つけているなどと、思われたくなくて、彼にしがみ付くと
痛みを堪えて腰を動かした。
「私は・・・!は、あ、っ!あ、大丈夫・・・!だから、はぁ、っ、だから、
君の好きに!あ、ぁあ!、ん、あ・・いし、て!」
首の動きで、彼が小さく頷いたのが分かる。もう一度頭を撫でられると、回された
手にぎゅっと力が込められる。彼の腰が跳ねるのが分かった。
始めはためらいがちに、だけど私の中を探るように突き上げられる。
「あぁ!く・・ぁ、あはっ、あ、あ、あ、ひあぁ、あ、は、ひぃん!」
ぐちぐちと湿った水音が響いて、痛みの中に甘い感触が起こる。
「あ、は、あ、やん、は、はぁあ!んんっ、あ、はあ、ふぅん!や、は、ああぁ!」
「アテナ、激しく、するから、」
「は、」と堪えるような声が漏れると同時に体制を入れ替えられる。
激しくなる求めに体は逆に悦びに震えた。
122 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:19:38 ID:BwzVMhRP
「あぁん!、ぁ、あん、はぁあん!や、あ、ああ!そ、こ。あ、はぁああん!あ、だめぇぇ!」
ぐ、ぐ、と突きこまれると同時にぷっくりと膨れ上がった突起を押しつぶすように、
腰を押し付けられる。
「やっ……! ニド、駄目っ……! ンンンッ!きゃふうぅっ!? ぅっ、そこぉ……っ、
そんなにしたらっ……」
「ここが、いいのか?な・・・ら、」
圧し掛かられながら、突き上げられて。内壁の敏感なところまで暴かれる。
「あ、や、、あ、は、あ、あん、はぁあん、や、はぁ、そ、こ、だめえぇぇ
・・・あん、あん、ぁああんんっ!」
もっと、もっとと、弱い所を攻め立てられ、一人で達してしまうのが悲しくて腰を浮かすと
、そこを捕まえられてあっという間に四つん這いにさせられる。
「あう、そんな・・・あ、はぁ、や、こんなのっで、あ、ふう、ん、あぁあん!」
「アテナ・・・、アテナ・・!・・」
後ろから突き立てられると同時に漏れる彼の吐息の中に、名前を呼ばれる声が混じりだす。
「もっと!あ、はぁ、ふうぅん!・・・もっと、もっと、名前呼んで・・あ!、あぁあ!」
後ろから覆いかぶさられている彼の手に、ぎゅっと指を絡ませる、。激しくなる彼の求めと
名前を呼ぶ声に、下腹部がきゅう、となる。
「ニド、私、もう、・・・もう・・・!あ、私、わたし、あ、んんっ、イく、
駄目、いっちゃう、お願い、一緒に!もう、・・・一緒に!」
もう、気持ちよく、なっているのに。今は、確実に繋がっているのが分かるのに、
終わりが近づくのが分かってしまって、悲しくて少しでも深く繋がりたい。
ニドに合わせて腰が揺れ動かすと彼の切羽詰った声が上がった。
「アテナ、俺も、もう・・・・・!」
離れようとする彼の動きを感じて、なんとか必死に、自分の足を後ろの彼の腿に絡ませる。
「・・・アテナ、・・・もう、く!・・・」
「あ、はぁ、くぅ、私は、いいんだ。だから!・・お願い、このまま、このまま一緒に!」
腰を捕まえる彼の手に、力が篭るのを感じて夢中で腰を揺らした。
「あぁあ、もう、・・・もう!、イく、あぁ!また、イっちゃう、あぁん!はぁあ、
、イっちゃう、あぁ、ひゃあ!イく、イく、イっちゃううぅう! あああぁああ!!」
目の前が真っ白に弾けると同時に、自分の中に彼が何度も震えながら熱を吐き出すのを
感じながら、意識を手放した。
123 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:20:52 ID:BwzVMhRP
―――次に、目が覚まさせたのは、金具の音だった。
彼が装備を身につけようとしているその最中。
すでにあたりには、混沌とやらが現れそうな、嫌な空気が立ち込めているようだった。
「無粋な連中だな」
すでに完全に、身を起こした彼が背を屈めて口付けを落としてくる。
私はそれを、目を瞑ったままうける。たったそれだけのことで、体に力に活力が
満ちるのを感じた。
「先に、出る」そう言ってニドは出て行ってしまったが、錯覚かと思ってしまう
レベルながら彼の頬が赤く色づいている事に、満足する。
別れて出ても、どうせバレているのに。そう考えて少し笑うと、私も身なりを整えると
装備を身につけた。
コテージを出ると、混沌の姿が無くとも空気はすでに戦場だった。
からかわれることも無く、全員が前方を見つめて気を張っている。
自分の体を確かめる。逃げ出した後から感じていたような不調は、嘘のように消えていた。
これで正しかったのかどうかはわからない。
また、これからのお互いがどうなるのかも分からなかったが。
「私は、彼が・・・好きだ!」
今はまだ、自分にしか聞こえない、本当の独り言。だけど、口にだした瞬間に
いまだかつて無い活力が自分の体に満ちるのを感じる。
―――空間が急激に歪む
混沌が現れる――――
混沌が、その姿を完全に、実体化させる。
彼が、剣を高く掲げた。
今日こそ、必ずここで終わらせて。そして、また紡ぎ始めるのだ、彼と。
私は、そうもう一度だけ小さく呟いて、何時ぶりかの力有る言葉を吐いた。
「――――天啓は、我らにあり!!」
124 :
ニド×アテナ:2010/08/17(火) 23:27:30 ID:BwzVMhRP
以上で終わりです。
まさか、2でパパが出てくるとは思っていなかったので、
アテナを手に入れた時裏のテキスト見てこの二人で
上みたいな感じになれば面白いかなーと思って暴走しました。
普段、文章書いてない者の文なので見ずらい所もあると
思われますが、大目に見ていただけたら助かります。
・・・Lovで綺麗な結末って想像できませんが、二次創作として
自分の中で上手く纏まれば、ちょっとした続きのような物を
また書くかもしれません。その時はよろしくお願いします。
グッジョブ!凄く良かったよ!
ぐぐぐぐぐっじょぶ!
ちょっとトイレいってくる
作品が投下されている…だと…!?
GJ!!
なぁ、ここで聞くのもなんだけどよ
真面目に教えてほしいことがあるんだ
アテナの穿いているあれって何?
単なる布を股間に巻いているか何か?
多分そう。ふんどし的なものだろう。
>>128 あれって前掛けみたいになってて、穿いてない説もあるが
131 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 07:32:51 ID:pkI22REF
今日おでん型にアフロディーテいれてみた。
おでん、風神、ミネルバ、エルフ、アフロディーテ
気付けばおでん以外皆女の子だった。
てわけでおでんハーレムみたいの誰か書いてくれ。
おでんってキツくないか?なんか関心なさそうだし
てかこのスレあんま伸びないな・・・・
オレに文章力があれば・・・・
ノエルはシスコンだから、妹属性なリシアには弱いんだろうなとか思いながら保守。
ヤらせていただきます
過保護に接しそうというか何というか。
悪い虫が付かないように頑張りそうだ。
リシアより防御低いくせに壁になったり。
でもノエルの事だから、頑張るけどリシアに手を出したりはしないんだろうな。
そんでやきもきするリシア
今までリシアって身長そこそこある気がしてたが、改めてみるとそうでもないなぁ。
この辺の細かい数字の設定って有ったっけ
86/58/83!!!!
これって何カップだ?
>>140 トン。確かに平均的だな。
んー、161cmで86/58ならEカップか。
けしからんな
ジャンヌもたしか160cmぐらいだったよな。
あれ………SS書き直し…だ……と…
リシアさんやっぱエロイな・・・・
ニドがシスコンになるのもわかるぜ
サキュとリリスの3Pマダー?
>>144 その二人相手だとニドの精力が心配だな。
レイスティンガーLv4で2人一気に貫けるから心配ない
親父王がやらかしちゃったのが人々にバレて民衆にリンカーンされるリシアさんまだー?
角煮に無くなってて探したらこんなスレがあったとは…
画像って貼っていいのかな?貼り方わからないんだけどもね
>>148 立てるなら角煮に立てなおしたほうがいいと思うよ
画像を貼るなら適当なうpろだを見つけて貼るってほうほうかな
問題は、すぐにdat落ちしないように
貼れる画像がいっぱいあるかどうかだ
スレ立てれないんだ、すまない…
だったらここでうpろだ見つけて張っちゃっていいんでない?
この板で画像貼りっておkなのか?
まぁ禁止はされてないと思いますが・・・・
いらないカード(というかダブリカード置き場)から女キャラカードだけ抜き出してチーム組んでる俺はアホでしょうね
個人的にはイシスがGJ。後ガネーシャも(目をつぶれば)エロいよな
猛者が現れなすった………
ガネーシャの特殊の範囲っていやらしい形してるよね
ビーストアーマーつけたリシアってやっぱりケモノ地味た性欲になるのかね。
それだと、凶賊のプレートとかオヤカタサマつけたニドがえらいことになるんだが
妖魔を付けたリシアさんとな
明日の魔種大会では、ニドの撃責めで淫乱姉妹や妖精がイきまくるのか…
胸熱だな。
おかげで魔種大会の存在を思い出した、ありがとう。
お礼に女の子単ででてくる
162 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 08:57:30 ID:062pajxc
子ってつくととたんにキャラが減るよな。
例えばバルバ(かすれていてよめない
>>161 魔種女の子単というと、ダリス、パンドラ、淫乱姉妹、妖精か。
なんというハーレム…うらやま、けしからん話だ。
魔種大会で
>>163で出ている女の子全員の称号がある件について。
163は社員だったんだな!
しかしサキュバスのしもべといい、リリスのお気に入りといい、
魔種大会の称号は色々と妄想を掻き立たせるものが多くてけしからんな。
魔種担当って実はニドなんじゃね?
>>168 ニドェ…淫乱姉妹にあんなことしといて、実はM願望持ちだったのか…
リシアって何歳くらいなんだろ?
あのデカイ胸からして10歳代には見えん・・・・。
二十歳くらいか?ニドが23くらいかな
1の時は「12年前の大崩壊の時に、5歳だったお前は親父とニドにうんたらこうたら」だって
覚えがあるようなないような
1の時は17歳で、3年の眠りについたあとは20歳くらいじゃないかな
リシアの身長と体重、3サイズは
LoV1、2ともに 161cn 48kg 86/58/83 と変わりなく
オマケ
ニドも
LoV1、2ともに 186cn 72kg 87/73/91 と変わりなく
眠りについたって言うのが封印って感じだから年とってないんじゃないかな
ウィッチは加齢して身長も伸びてる成長期の娘さん
ラクシュミーとつながったままこんなフィールドを歩き回るなんて頭がフットーしそうだよおっっ
175 :
エロス×タナトス1:2010/10/07(木) 08:39:20 ID:Rs57/7ay
その日、タナトスはいつもの戦闘を終え、帰路に着いていた。
「いつも戦闘、戦闘。疲れたわ。絶対リシア私を殺そうとしてる」
そんなことを考えながら歩いていた。昔は死を司る神として冥界で名を挙げたものだった。が、今は人間の女なんかに使役される日々だ。
そうして苛々を募らせていると、背後から話しかけるものがある。「もし、そこのお嬢さん。私の話を聞いていきませんか。」
目を覚ますと、知らない部屋にいた。明かりは付いていない。かなり狭い部屋だ。窓もない。動こうとした瞬間、ある重大な事実に気付く。
「!」
身体を縛られているのだ。明日はリシアの昇格がかかった大切な試合がある。あの女は嫌いだが、背くわけにはいかない。何とかして帰らねば。
そうだ、冥界の雷でロープを焼こう。しかし、杖がない。あれが無ければ雷は撃てない。
「あらあらそこのお方。どうしたのかしら。」
どこかで聞いた声が響き渡る。
「あ、あんたは、エロス!」
「そう、私は愛の女神、愛の戦士。エロスよ。」
「何の用なのよ。私に何か怨みでもあんの?」
「最近私のマスターがあんたに熱あげてんのよね。おかげで私はずっとベンチ。あんたを捕まえれば連れていってくれる。」
「いや、単にあんたが旧カードだからじゃ…」
「うるさいうるさいうるさい。今からあなたは私の奴隷なの!」
そう言い放つとエロスはタナトスの服を破きにかかる。
「ちっちゃい胸。こんな胸で誰かを満足させるとかばかみたいだわ。」
エロスはタナトスの乳首を舌で攻略しにかかる。恥辱と快感でタナトスの顔が歪む。
「〜っ!」
「いい顔するじゃん。じゃあこっちはどうなのかなぁ。」
タナトスの胸を手で揉みつつ全身を舐め回す。
もうタナトスは自分が何をされているのか分からなくなりつつあった。
「ふふ。じゃあそっちも開いちゃおうか。」「やめなさい。絶対許さないんだか…んっあっ。」
ホットパンツを破り、神秘に舌を入れる。
「今の顔良かったわよ。可愛いじゃない。うちのマスターが気に入るのも無理ないわね。さて、私もそろそろ本気だそうかな」
そう言うとエロスは服を脱ぎ始めた。そしてタナトスはある重大な事実に直面する。
176 :
エロス×タナトス2:2010/10/07(木) 08:56:35 ID:Rs57/7ay
タナトスはエロスの肉体に屹立を見たのである。
「ふふ。愛の女神たるもの、愛を受け入れるだけじゃなく、与えることも出来ないといけないのよ。」
タナトスはその屹立に恐怖を感じた。しかし同時に興味を感じていた。
「分かってるわよ。触ってみて。」
硬くて、大きくて、強い。その屹立を手に取りいじくってみる。すると白濁した液体がタナトスに降り注ぐ。
「何これ。臭い。けどいい。」
「だったらそれを口に入れてみなさいよ。」「うん。」
口で思い切り舐め回す。口の中に白濁液を注ぎ込まれる。その液体のなんと甘美なことか。これほどまでに美味しいものがあったとは。
「いい顔になってきたわね。ところであんた、これをもっと美味しく味わう方法あるんだけど、どう?」
「やって、お願い。」もはやタナトスの目は虚ろだった。あの美味しい液体に全身を浸されたかった。その為なら何でもするつもりだった。
「じゃあ、そこに捕まって。そうそうえらいわねぇ。ほうら受けとりなさい。」
「や、あっ、あっ、はぁっ、やん、あ」
「気持ちいいわ。いい感じで締め付けてくれちゃって。可愛いやつめ。ってやん、そんなとこ揉んじゃ、やん」「は、ん、私だけ、あ、気持ちよくなんが、あ、させないもん、あんたも道連れなんだかあ、あ、はぁぁぁぁん!」
「はあ、はあ。気持ちよかったわよ。今日はここまでよ。ほどいてあげる。またきなさい相手したげるから。」
「だめ。もっとして。あとほどかないで。」「えっ?」
そうして三日三晩からみつづけたという
-------------------
エロパロは初めてです。短文ですが楽しんでもらえたでしょうか。エロSSは難しいです。
俺のアサシンがいつまでも復活できないのは、ギルドに捕まって再調教されてるせいですか…?
>>176 乙〜。これからも頑張ってくれい。
>>177 どちらかというと神族勢に捕まって調教されてそうなギガス。
闇属性のピンダメ持ち10コスとか、神族の脅威になること請け合いだし。
ぁゃιぃ教団に捕まって調教されてレイプ目になってると俺の股間が
まぁ真面目な話チェイサーのフレーバーを見る分には健在みたいだが、
こうも音沙汰ないとなぁw
アサシンってそこそこ人気使い魔だったよねぇ
そこそこどころかかなりの人気で、復活を望む人は多いと思われる。
捕まって再調教されたのか、それても上手く逃げ切れたのか
どちらの状況にしても、エロパロ的にはいいネタにはなるだろうから、早く復活して欲しいな。
ところでニドを巡ってキャットファイトで決着をつけようとする淫乱姉妹
という妄想が出てきたんだが、こいつをどう思う?
>>181 (想像したら)すごく・・・・・大きいです(オレの○○○が)
183 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:39:24 ID:DFSvinic
清姫ちゃんすりすりしたい
>>181 負けた方は勝った方に調教されてしもべにされるんですね、分かります。
185 :
○:2010/10/12(火) 18:50:44 ID:xuLDNqgn
SP乙姫が入浴シーンですよ
キュベレーって思って頼り胸大きいな…!ガタッ
187 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 20:35:35 ID:iHvYSPTG
ガイア様に踏まれたい
188 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 23:10:52 ID:RPxfeUV4
あのドリルの下敷きになったら何も残らないギガスるが宜しいか
そこらの山賊とかに犯られちゃうリシアさんとかも見てみたい
性的な意味で酷い目に遭うアテナさんとかアリだと思います
性的な意味でシャドラが強制開門
やべえktkr
LoAでリシアの服を作れた
パンツは赤だった
赤の王だけにパンツも赤か
最近魔種使ってるんだけど、蛸6に遭遇する度に蛸に蹂躙されるせいで、
蛸に好き放題触手プレイされる淫乱姉妹やリシアさんという妄想が止まりません。
>>194 さんざ蛸の触手に弄ばれた挙句死んでしまうからな…
…ウッ
このスービエの触手プレイは一味違うぞ!
力づくでいくぞ!
急にスービエと中の人が卑猥に思えてきた
中の人は別ゲームのドラマCDでも露骨な下ネタを振る役を演じてたから
なおさら卑猥に思えてきたぜ
??「触手なら俺の出番だろ、jk」
【1のスターターの中から】
そろそろハロウィンだけど、まず間違いなくお菓子は持っていないだろうから
ニドとリシアは使い魔たちに悪戯されるんだろうな…胸熱
アテナの乳首に鈴つけてチリンチリンさせるリシアを
ふと想像して以来妄想が止まらない。
>>199 ハロウィンといえば2のウィッチの背景がそれっぽく見える
>>201 ということはウィッチがニドに悪戯を?
あれ?この場合悪戯されるのはむしろウイッチの方じゃないか?
ここに来て浮かんできた素朴な疑問なんだが…
使い魔って孕むのだろうか
言われてみると気になるな
とりあえず人獣(亜人)は人に近い、もしくは人ってキャラが多いから
人間と交われば妊娠するんじゃないんかな?
神も人間の子を産んだりするから問題ないな!
>>206 むしろ現実の神様なんてしょっちゅうズッコンバッコンやりまくってるから問題ない
欧米系の神様とかとくにものすごいらしい(冗談抜きで息吹きかけたら妊娠させそうだし)
つまりいきなりアテナに出来ちゃった宣言されても問題ないと。
魔種である淫乱姉妹とかはどうなんだろうか…むむむ
淫乱姉妹とかニドの種をもらっても
淫魔だから妊娠せずにエネルギーとして吸収するのだろうか
>>209 多分そうだと思う…が、ニドの種子をたくさんもらっていく内に、
本人達が知らない間に妊娠すると言うのもそれはそれで。
パワーズとプリンシパリティはやはり百合百合な事もしていたのだろうか…
>>211 それは堕落っぽいから神族的にアウトなんじゃね?
わだつみの娘さんは…
>>212 堕天であることを知りながら人(?)しれず逢瀬する二人…
いいじゃないかいいじゃないか
個人的には相思相愛よりもプリン→パワーズの一方通行のが萌える。
アナンタ「さぁ、ロードよ。そなたの業、我に猛るがよい」びちゃびちゃ
サキュ「タマゴっ!?」
プリンとパワーズにミネルバも…
スレ的にはリシアより使い魔のほうが需要ある?
いいえ、リシアも使い魔と同じくらい需要があります。
個人的には村正と村雨が好き
ガネーシャも好きなんだがアレ女性なんだろうか?
>>214 先輩大好きのプリンにあれこれ責められていく内に、
最初は嫌がっていたのに次第に堕ちていくパワーズという事ですね、わかります。
>>218 村正はどう頑張ってもバッドエンドしかおもいつかないww
>>220 「先輩、今日もしましょう…?(さわさわ)」
「…あ、いや、です…ひぅっ……いやぁ…やめ、なさい…!」
「ダメです。それに、本気で嫌がってるようには見えませんよ?
…ほら、先輩。ここ、好きなんですよね?」
「あ、あああ…!」
こうか
224 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 05:52:02 ID:ScLQf+Ye
何というか……ゲームが終焉を迎えつつあるよな……
何を今さら
開発が自分で自分の首を絞めたとしか思えない調整したのがね
素材はいいのにその素材を全く生かしていないという
>>225 極上のマツタケを適当に料理したような感じだな
べ別にマツタケじゃなくてもいいんだけどな
リシアの女体盛りとな
228 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 21:56:32 ID:JhdrZ/Id
ところで、ばーうぷで可愛い子は増えたのかね?
相変わらずイラストは素晴らしいね。
今回は絵的に綺麗なカードが多い印象。
典型的な萌え絵は少ないかな。
キャラの可愛さはこれくらいが丁度いい。
一瞬の判断の差だった。
俺は奴に刺された。
剣を握る手の力がみるみるうちに抜けていく。
足の力も抜けていく。
瞬く間にバランスを失って倒れた。
視界を保つことも出来ない。
そうか、俺は死ぬのか。
思えば短い人生だった。せめて彼女を作って、いや遊女相手でいいから童貞卒業したかった。だが、もう死ぬのだ。あれこれ言っても仕方ない。俺は無くなる力に身を任せ目を閉じた。
*********
ふと、誰かの声が聞こえる。なんだって俺を呼ぶんだ。俺は死んだんだ。ゆっくり死なせてくれ。そう思った瞬間、左頬に激痛が走る。
「ぐほぁあ。」
びっくりして起き上がると見知らぬ空間にいた。
「いい加減起きようか。ね、兵隊さん」
見ると美しい女性が座っていた。
「お、お前が俺を運んでくれたのか。」
「そうよ。全然起きないからここまで運ぶのに苦労しました。ここはヴァルハラ。死した戦士の魂が集う場所です。」
「つまり、あの世って奴か」
231 :
ワルキューレ:2010/12/13(月) 12:56:03 ID:7QIgaftd
「そういうことですね。あなたは選ばれたのです。ヴァルハラを守る勇敢な戦士に。」
「俺は死んだんだぞ。無様に。もっと優秀な戦士がいるだろう。」
「謙虚な人ですね。そこまで言うなら私が試して見ましょう。とりあえず宮殿に来て貰えますか」
宮殿に着くと、部屋に通された。ベッドがあるところを見ると、寝室だろうか。
「ん?ここは一体」
「ごめんなさいっ!」
ワルキューレにみぞおちを殴られ、俺はベッドに倒れこんだ。
「お、おい。何するんだ。」
「動かないで下さいよ。もう仕方ありませんね。」
ワルキューレがベッドのボタンを押すと、ベッドから手枷足枷が現れたちまち俺を押さえ込んでしまった。
「心配要りませんよ。一種の身体検査ですから。」
そう言いながらワルキューレは俺のズボンを破り始める
「や、やめろ。やめるんだ。」
「やめませんよ〜。ふふっ。これがあなたの息子さんなんだ〜。」
ワルキューレは俺のイチモツを探し当てた。既にギンギンである。「や、やめろと言っているんだ。」
「え〜、こんなにして言われても説得力ないなぁ。」
そう言いながらワルキューレは俺のイチモツを口にくわえた。股間からえもいわれぬ快感が伝わってくる。
「ほうひはんれふはぁ。ひもひひぃんら。もひはひへ、はひめへ?ふふ」
ワルキューレはペースを早めてくる。
「ひまのひょうひょうはわひひれふ。」
「俺、もうでる。」
ワルキューレにありったけ注ぎ込んだ。イチモツから口を離したワルキューレはそのありったけを全て飲み込んだ。
「あなたの精液、美味しかったです。童貞、なんですよね。私の身体、触って見ませんか。」
232 :
ワルキューレ:2010/12/13(月) 13:15:59 ID:7QIgaftd
服を脱がせると均整の取れた乳房が顔を出した。とりあえず乳首を摘まんでみる。
「や、あ、気持ちいいです。もっと触っていいんですよ。」
そう言われて胸を全体的に揉んでみる。とても柔らかい。弾力をもってリアクションしてくれる。その様子を見ているだけで興奮してくる。
夢中で揉んでいると、ワルキューレの吐息が荒いことに気付く。
「あの、兵隊さん、ここに、入れて欲しいんです。」
下半身の服を脱ぎながら、入り口を指で指し示してきた。
「こ、ここだな。」
女性の秘部は初めて目にする。初めて見るそれはしっとりと濡れ、脈打っているようだった。
「入れるぞ。いいんだな。」
「ん、早く。」
差し込んだ。瞬間、立てなくなるくらいの快感に襲われる。
「ん、はぁ、あ、あ、やん。もっと腰振って。」
「こうか。」
「それ、それもっとやってあ、あ」
さっきまで冷静そのものだったワルキューレの変容ぶりに驚愕しつつ、かつ興奮している自己に俺は気付いた。
「出して、もっと」
「出すぞ。」
「あぁ、ん、来てる。せーえき、来てるぅ。当たって気持ちぃ」
「俺、もうイク」
「私もぉ、イクのぉ。一緒に、一緒にぃ。やぁぁぁん。」
「何か、色々ありがとう。何か上手く纏められないが。」
「いえいえ。初めてにしては上出来じゃないですか。あ、そうそう。身体検査は合格です。もうそろそろ食事の時間なので来てください。」
「ああ。分かった。ところで、どんな仕事なんだ。」
「慰安夫です。」
「えっ?」
「最近戦乙女たちが欲求不満で困ってるんですよ。欲求不満って隊の士気に関わりますから。そこで捌け口を用意しようかと。そしたらちょうどいいところに戦死者が現れてくれたので試しに採用することになったんです。あなたなら彼女たちを満足させられます。頑張って。」
ワルキューレは無邪気に笑ったが、俺はぐったりしてしまいそうだった。
手枷足枷はワルちゃんが「触ってみないか」と言ったときに外してくれたってことでどうかひとつ。
233 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 23:08:02 ID:j301Hffj
停滞してますね。需要がないのかな
供給がないだけだと思う
需要はあるぞ。ニドと淫乱姉妹の3Pとかな。
236 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 00:37:19 ID:xZhkBAYO
タナトスと姫始めしたい
ラクシュミーと姫始め
238 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 10:18:25 ID:xZhkBAYO
お早う御座います。
タナトスの姫始めとか妄想してた
あけましておめでとうございます
自分は清姫がいい
俺はリリスがいいです。
自分はリシアがいいです。
242 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 13:28:35 ID:ojQ2q50r
>>241 LOAのリシアならやるよ
LOVのリシアは俺と仲良く初詣いってちゅっちゅしてるので
LOVのリシアとニドがヨスガる妄想は結構楽しい。
>>242 だが、LoVのリシアはLoVのニドの物。LoAのリシアはLoAのニドの物。
ついでに冒頭だけのエロない駄文ですが、支援の気持ちを込め投下。
>>92.
>>93 から妄想してたら、いつの間にか誰も望んでいない展開に…orz
ネタを勝手に使わせて頂きました。すみませんでした。
…しかも「ひぎぃらめぇ」は無理でしたorz
・魔種の闇使い魔によって、戦女神が大変なことになったりする気がする話。
・本番までいくどころか冒頭だけの中途半端。
・v2.5直前かv2.5直後だと思ってください。(リリス復活おめでとう的な意味で)
・組み合わせは一応……闇の王×アテナ、サキュバス×牛魔王&タイタン……ですかね。
「〜というわけでぇ、魔種の闇単はやっと憎き戦女神の捕獲に成功したわけでしたぁ!!」
「なにが、〜というわけだ!このっ、卑怯者め!」
アテナは殺気を隠しもせず、サキュバスを睨み付けた。
しかし両手両足を縛られ、身動きの取れない戦女神など恐れるに足りない。
「良い眺めね〜♪」
「くっ…屈辱だ。このようなことをして、ただで済むと思うな!」
「あらあら、そんなこと言っていいのかしらぁ?…タダじゃ帰れないのはそっちの方でしょ?」
「…っ」
気丈な戦女神が一瞬見せた動揺の色を、サキュバスは見逃さなかった。
「いままで散々酷い目あわされてきたんだから、そのお返ししてあげる。
そのカラダにたっぷりと、ね♪」
愉しくて堪らないと、とびっきりの笑顔を見せつけてやる。
「さぁ、極上の絶望を与えてあげるわ!戦女神様がどんなイイ声で啼くのか、聞かせてもらおうじゃない!」
サキュバスの掛け声とともに姿を現したのは…神族にとって強敵の面々。
闇の王、牛魔王、タイタン………。
彼らが近付いてくるにつれ、アテナの胸には不安が渦巻いてきた。
サキュバスが妖しげに舌舐めずりすると、考えまいと思っても卑猥な想像が頭をよぎる。
「(だ、ダメだ…こんなこと考えては奴等の思う壺…。…あぁ、淫魔めっ…!!)」
自分がこんなことを考えてしまうのは、あの淫魔の所為だと必死に思い込もうとした。
そうでなければ、強気でいられないから。
弱音を吐いて、奴等に嘲笑われるなど……堪えられないからっ。
「(屈しはせぬ。たとえ、どのような辱めを受けようとも…けしてっ!!)」
「…まさか、あの戦女神を捕虜できるとはな。淫魔よ、お前の力を侮っていたようだ」
「ふふっ。お褒めに預かり光栄ですわ」
「さてどうしたものか…。神といえど、外見は人間と同じか」
「愛ごいもんだよぉ」
「敵ハ倒ス!……コイツハ違ウ……モウ、敵ジャナイ」
闇の王は牛魔王とタイタンの言葉に同意した。
敵になら容赦はしない。だが、いま目の前にいる女は…?
四肢を絡み取られ、意地を張ることしか出来ない、無力な、ただの女でしかない。
「そうだな…。すでに勝敗は決まっている。
戦に敗れてなお辱めを受けさせる必要はあるまい。主の元へと還るとよい」
そう言うや、アテナを縛る鎖を解きにかかる。
「ちょっ、ちょっと、待ったーーーーー!!!?」
自分の思惑とはまったく違う展開に慌てるサキュバス。
「こ、これはエロパロですよ!?捕まえた敵はもれなくニャンニャンおkですよ!?
いくらなんでも、そんなあっさりと…。この女が憎くはないんですか!!」
これまで嘗めさせられてきた苦汁の数々を考えれば、怒り心頭になってもおかしくないはずだ。
だというのに…
「今回の戦で借りは返させてもらったからな」
「楽ナ戦イ。敵ハ手モ足モ出ナイ」
「美味しく頂いただよぉ〜」
「…さ、さすが、私の愛する魔種の男使い魔達!ほんとっ、素敵!
でもでも、それじゃ話が進まないんですよ〜!!」
無欲な魔種の男達に、サキュバスはリアルで涙目になった。
「………これはどういうことなんだ?」
一方、放置プレイ中のアテナ。
どうすればいいか分からず、すっかり油断していた。
油断していたから、サキュバスにいきなり胸を鷲掴みにされるような隙を作ってしまったのだ。
「きゃあっ?!」
「このっ、私はまだ許してないんだからね!」
「んっ、あ、やめっ!?」
ぐにぐにと手加減なく揉みしだかれる。
完全に不意をつかれ、アテナの口からは思わず声が漏れてしまった。
慌てて、口を閉じようとするが後の祭。
「ほらほ〜ら♪処女神とかいっても、所詮女よね。
一発ヤっちゃえば、すぐに化けの皮剥がれて淫乱女になるのよ。
あ、もちろん、一番の淫乱は私だけどね♪」
「そ、そんなわけ……や、やめないか!!」
身体を捩って抵抗する。
しかし、その強気な態度はサキュバスの怒りをますます増長させるだけだった。
「ふん!絶対ぜーったい、私の気が済むまで帰さないんだから!!
その身体を隅々まで汚辱で穢してやるんだからぁ!!」
「…なっ!?」
アテナの強張った表情を見て、サキュバスはにやりと笑った。
「そうよ。そんなに処女が大切なら無理やり犯されないように、私達を満足させる努力をしたらどう?」
「ど、努力…?」
「ええ、そうよ。戦女神様のご奉仕。素敵な初体験じゃない?知らない世界を見せてあげる☆」
「〜〜〜〜〜ッ!!?き、貴様、許さぬぞ!!」
アテナの顔は憤怒で真っ赤に染まった。
けれど、サキュバスは気にも留めない。
「え〜?このくらいの対価、当たり前でしょ?タダじゃ帰れないんだから。
…それとも、力ずくで犯されたい?」
「う、くっ…」
「ねぇ、どうするの?
…ああ。そういえば、あなたのマスターはリシアだったわね。
いっそリシアを呼び出して、あなたの代わりに払わせるって手もアリかしら?」
「な、なんだとっ!?」
サキュバスの言葉に、今度こそ限界点を突破した。
身体を震わすのは…怒りから恐れからか…。
どちらにせよ、忠誠を誓った主を持ち出されては屈伏するしかなかった。
「おのれ……覚えていろ……」
「それは交渉成立と取っていいの?」
アテナは歯噛みをしつつも頷くしかなかった。
戦女神が頭を垂れると、サキュバスは堪らない愉悦に浸る。
「(あぁ、でもでも!満足できなかったから、やっぱり処女も頂き!とか。
リシアに恥かしい姿を晒してやって、恥辱にまみれさせてやる!とか。常套手段よね〜★
だって、所詮は口約束だし〜♪)」
まさに鬼畜。まさに外道。
「淫乱淫魔のサキュバスだから、何をしても許されるの!
大丈夫。痛いのは一瞬よ!……あら?」
堂々と言い放った淫魔は、後ろから掴み上げられ投げ捨てられた。
「何をしても許されるそうだぞ。相手してやれ」
「ふぇ!?」
牛魔王とタイタンに見事キャッチされる。
じたばたと騒ぐサキュバスを無視し、闇の王はアテナに向き直った。
がちゃり、と鎖の落ちる音。
「あっ、な、何故…?」
「俺達の欲しいものは勝利だけだ。他を欲したつもりはない」
きっぱりと言い切られ、アテナは逡巡した。
奪われたはずの武器が手元に戻ってくる。
このままなら立ち去ることも、逃げ帰ることも…
いますぐ奴等に借りを返してやることもできるだろう。
――――だが、それでいいのか?
「……私にも戦女神としての誇りがある」
覚悟を決めて、ぐっと顔を上げる。
「私は嘘など吐かない。約束は約束だ。その………た、対価とやらを払おう。
た、ただし、純潔は渡さん。私は処女神だ。これは私の誇りだ。
…それ以外はすべてお前の言うことを聞こう」
「お前がそれでいいと言うのなら…構わんが」
後悔しないな?と問い掛けてくる眼に、何故か安堵した。
「ならば…」
闇の王は背を向け、サキュバスに合図しようとする。
「ま、待ってくれ!」
「…?」
彼の腕に手をかける。…妙な気分だ。
敵としか見ていなかった者に、こんなふうに触れることになるとは…。
「あ、あれの相手は嫌だ」
「アレってなんだー!!私をアレ呼ばわりしたわね!!」
「とにかく、あの淫魔の相手だけは嫌だ。
……だからと言って、べ、別にお前が良いというわけではなく……!!」
ふいっと眼を逸らす。…だから、妙なのだ。
単なる取引だろう?本気ではないはずなのに。
―――どうして鼓動が速くなる?
「あれに比べれば、というだけであって……///」
「また、アレ呼ばわりしたー!!」
「………」
そっと頭を撫でられる。
―――どうして気持ちが昂ぶる?
「なにあれなにあれなにあれなにあれ………こんなの全然話が違うーーーー!!!」
「落チ着ケ」
「暴れるでねぇよぅ」
サキュバスを押さえつける二人だが、彼女はけして大人しくはならなかった。
「ずるいずるい!!あんな見せつけちゃって!!
あの女、ずるい!リリスちゃんもずるい!」
「「…リリス…?」」
突然、サキュバスの口から零れた本音。
「だって、ずるいよ〜。復活記念だからって、マスターとベタベタしてぇ〜!!」
今度はぐすぐすと泣き出したサキュバス。
それを見てやっと、彼女がどうしてこんな行動をとったのか理解した。
「マスターニ構ッテ貰イタイ…カ」
「寂しぐでしょうがねがったか〜」
「うぅ…。宿敵の戦女神を捕まえれば、褒めてもらえると思ってたのに〜。
もう、いいもんっ!!」
そう言うや、サキュバスは二人にぎゅっと抱きついた。
そのまま躊躇もせず、唇を重ねていく。
「んっ、はぁっ……イイよね?
私、いっぱい我慢したんだからイイよね?」
予想外のことに動けなくなった二人。
それを見て、サキュバスは淫魔らしい妖艶な笑みを浮かべた。
以上です。
これからってところで終わりですみません^^;
あと、タイムラグが酷くて(ry
読んでいただき、ありがとうございました。
…続きはご想像にお任せします<(_ _)>
少しでも、スレが活性化するといいなぁ。
>>251 いや、これは充分ありだと思うよ、GJ!
魔種のおっさん達が戦士過ぎて濡れた。
アテナも淫乱も可愛いよ!
253 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 22:57:33 ID:4ZU8eWl5
ふぅ……
明日で大学休み終わりだしちょっと魔種闇単やってくるわ
闇王って生殖器が無い種族なんだよね
転生するとかなんとか
アルカナって、つまるところロードの命みたいなもんなんだよな?
アルカナを中途半端に削られてるのってどんな感覚なんだろうか……
イく寸前までやられて放置プレイされるような感じ
アテナやサキュバスのエロ云々よりも
闇の王他の男衆に惹かれるという罠。
こいつら渋すいる。
>>254 あれ…SS書き直し、だと!?
…誤魔化すことにしましたw
みなさん、感想ありがとうございます!
初投稿だったので、とても嬉しいです^^
ついでに、おまけのような続編が出来ましたので投下させていただきます。
・相変わらず、エロはないです。
・えせ関西弁です。
・キャラ崩壊しかかってます、ご注意を。
「ええっ?!結局、処女喪失させないで帰しちゃったんですかぁ!?」
次の戦場へ向かう道中。サキュバスは緊張の欠片もない声と言葉を上げていた。
「む…まぁな」
「闇の王様は優しすぎますよー!!その憤怒をありったけぶつけてきて良かったのですよー!!」
「…」
闇の王としては、そんなことを責められるとは思わなかった。
もとより、あの戦女神には対抗心があるだけで私怨があるわけではない。
「それにな…」
「それに、なんですかぁ〜?」
余計な事かもしれない。言うべきか否か躊躇する…が、
考える時間など与えないというように、サキュバスがせっついてくる。
仕方なく、重い口を開いた。
「…入らなかったと思うぞ」
「え?」
「体格差の問題だろう…」
なにしろ指を入れるだけですら、あの様子だったのだから…。
「…ああ、なるほど!」
何とも言えない複雑な表情をしている闇の王。
それとは真逆に、サキュバスは突然笑い出した。
「へぇ、お淫ら女神様にも限界はあるんだ〜。。
闇の王様ったら、そんなの気にせず“ひぎぃらめぇ”させちゃえば良かったのにぃ〜」
クスクスと愉快そうに笑うサキュバスを、闇の王は半ば感心しつつ半ば呆れつつ見ていた。
…さすがは淫魔だ。
彼は同じ時に、彼女がタイタンと牛魔王を相手にしていたことを思い出した。
空恐ろしいと思った方がいいのだろうか…?
………とりあえず
「なら、タイタン様に大地の怒りをぶち込んでもらったり、
牛魔王様に不屈の闘志でATK上昇してもらっちゃえば良かったかな〜?」
そもそも自分には生殖器が無いのだが。
…という言葉は呑み込んでおいた。
「おうっ。何の話してんだよ」
「ダンターグ様!あのですねぇ、こないだの戦の話をしてまして〜」
話に割り込んできたのは、例の時に持ち場を離れていたダンターグであった。
戦好きの彼が、戦の話と聞いて乗ってこないはずがない。
「それは、お前らが俺様を置いて勝手に行っちまった戦のことか?
俺様を置いて行くとはいい度胸してるよなぁ、お前ら」
「あ、あははぁ〜。す、過ぎたことはもういいじゃないですか、ダンターグ様。
あんまり細かいことにこだわっていると、器の小さい男だと思われちゃいますよ?」
意外や根に持っているようで怒り出したダンターグを、あわあわと宥めるサキュバス。
「………」
…平和なものだ。
「次も負けねぇよぅ」
「マダマダ行クゾ」
…こんなに平和でいいものだろうか?
闇の王が不安を抱いた瞬間の出来事だった。
「来たで、風刃烈破や!!」
突如現れたのは、緑の円陣と褐色肌の女。
それに気付いた時はすでに遅かった。
「ぬおっ!?」
「わきゃっ?!」
「…ぐっ!」
撃罠っ!?
体力が一気に削られる。
「てめっ、何しやがる!!」
最初に動いたのはダンターグであった。
他の者たちも次々と、突然の襲撃者に対して反撃を開始しようとするが―――
「天啓は我にあり!!」
その一言で、眼も手足も封じられてしまった。
「あんたは…っ」
そう、彼らの眼はその者に奪われてしまったのだ。
「ふふふ、やっと会えたな。淫乱淫魔。
ずっと探していたぞ。あの恨み、今日ここで晴らしてくれる!!」
戦女神アテナ。彼女はまさしく、例の件での被害者であった。
「ちょっ!?加害者だって認めちゃダメですよぅ!!」
………だが、事実。
闇の王は一人で頷いた。
「あんさんらがアテナちゃんに酷いことした連中やな」
「しかも、我らが同胞を次々と食い物にしていると聞く。成敗!」
「魔闇vs神撃だニャ!負けないニャ!」
アテナ、風神、ワルキューレ、バステト…確かに錚々たるメンバーである。
「ダンターグ、撃罠の痛みもある。ここは一度立て直しを…」
闇の王が痛み分けを計り、インプロージョンを撃とうとする。――――だが
「俺様の辞書に撤退なんてなぁ文字はねぇ!!いくぜ、突撃ぃ!!」
「その言葉、待ってました!私がイイコトしてあげる♪」
「………」
魔種という種族としては当然のことだが
統制も何もあったものではなく…各々が勝手に戦闘を始めてしまった。
「やはり、マスターがいないと駄目か…」
ふぅと溜め息を吐いた闇の王に
「あの、戦う気、あります?」
ワルキューレは剣を構えつつ問い掛けた。
「や、やっと捕えたぞ。手こずらせおって、淫魔め」
「捕まったぁ〜!?」
じたばたと悪あがきをするサキュバスに、やっと縄を掛ける。
他、魔闇の連中も次々と縄に掛けられた。
「んで、こいつらどないすんねん?」
「そうだな…。とにかく、前回の借りを返させてもらわねば」
とはいえ、どう返したものかと首を捻るアテナ。
それに対し、サキュバスは慌てて抗議する。
「ちょっとぉ!な、なんで、私だけを睨み付けるのよぉ〜!」
「ふん、そんな事は決めっているであろう。それは…」
ちらりと、闇の王に視線を移すアテナ。
「…?」
「そ、それは…///その…///」
途端に顔を真っ赤にして、眼を逸らしてしまう。
「あーあー」
つまらないとばかりにやる気の無い声を発するサキュバス。
「おい、なんだ?どういうことなんだよ」
「いや…どう説明すれば良いものか…とりあえず、すまない」
実は完全に巻き込まれのダンターグと、事がコトであるが故にどう説明すべきか悩む闇の王。
「ま、まぁ。この淫魔は見せしめの為に吊るしておくとして…」
「なによそれー!?異議あり!そんなの認めないー!!」
横で騒ぎ立てるサキュバスは無視する。
アテナはもう一度魔闇の男陣に視線を戻すが、どうしても処罰を下せないでいる。
見かねたワルキューレがそっと尋ねてみる。
「アテナ様…一体どのような辱めを受けたのですか?」
「ッ!?」
この言葉が耳に届いた瞬間、
アテナは戦女神ではなく…一人の女の顔をした。
「あの…その…」
言い辛そうにもごもごと口を動かす。洩れ出す言葉はとても小さい。
「?」
「???」
神撃の女達はアテナを中心に集まり、彼女の声に耳を傾けている。
…だが、どうしたことだろうか?
「そ、そんなことがっ!?///」
「階段だニャ。大人の階段が見えるニャ!」
「…ほんまに?それ、ほんまなん!?」
彼女達は一斉に驚き戸惑い、頬を赤らめている。
こちらを見る眼が敵意ではなく…別の物のように見えるのは…果たして気の所為だろうか?
………なんだか嫌な予感がする。
「た、確かに、それは我らに欠けた知識と経験ではあるが…///」
「きょ、興味ないわけや…ないんやけど…///」
「食わず嫌いはよくないニャ〜。意外と美味かもニャ〜?」
こちらへ振り向く。彼女達の顔を見る。
その声が、その唇が、妙に艶を帯びているのは…果たして気の所為だろうか?
「だからぁ、なんなんだよ?何が始まるっていうんだよ?」
「まったくもって…すまん」
最後に一言。闇の王は心から謝罪しておいた。
誰に?ダンターグに?アテナに?その他全ての使い魔達に?
「え、えっと………覚悟!!」
戦女神が叫ぶ。それが合図となった。
――――その腰布が地に落ちるまで……それはとても長い時間だった――――
ダンタグ「俺様がやられっぱなしなんて許せねぇからな」
風神「ひ、卑怯やでぇ!?」
ダンタグ「戦に卑怯などあるか!前回はよくもやってくれたな、小娘」
妲己「神も人の子のように“おみだらごと”を好むのか?興味あるぞ!妾に見せてみよ!」
風神「ななななにゆうてんねん!!うちに触れていいのは雷ちゃんだけや!!」
妲己「釣れないことを言うな。くるしゅうないぞ、ちこうよれ」
風神「あれ〜お代官様、お戯れを〜……って、なにやらすんや!」
ダンタグ「…おめぇら、そんな事して楽しいのかぁ?」
妲己「ダンターグも混ざるとよい♪」
ダンタグ「俺様はそんな小娘には興味ねぇぜ」
風神「なっ!?そ、それはどーいう意味や!」
妲己「お?なんだ、やる気になったのか?
ベットで“ぎしぎしあんあん”聞けるのか?wktk」
ダンタグ「…俺様がベットに乗ったら破壊しちまうんじゃねぇか?
しっかし、お前、そんなに俺様に抱いて欲しいのか?俺様のファンか?…なら、しょうがねぇな!」
風神「なんで、そないなるんやーーー!!」
***
ガイア「先日は私の子達がお世話になってそうじゃないか?たっぷりお礼をしなくちゃねぇ」
アテナ「くっ、魔闇め。また来たのか!」
ガイア「うふふ。私の自慢のコレも、十分ヤル気になってるみたいだしね。
さぁ、存分に啼かせてあげるよ!!」
アテナ「い…いやぁ〜〜〜!?わ、私は処女神なのにぃ!!」
ガイア「で、どうだったんだい?」
アテナ「…は?」
ガイア「うちの子はどうだったんだい?」
アテナ「えっと…?」
ガイア「まったく。あの子達ったら、浮いた話の一つも持ってこないから心配なんだよ。
ねぇ、どういう感じにしたんだい?気持ち良かった?」
アテナ「そ、それはまぁ……はっ!?い、いや、私は何も言っていないぞ!!///」
ガイア「どれ、再現した方が分かりやすいかねぇ?…こう、指で…」
アテナ「あ…んっ!……ち、違う……だって大きさが違っ……あっ!?///」
ガイア「そう言えばそうだねぇ。コレで代わりになるかぃ?」
アテナ「あうぅ…あぁ、死滅したい…orz」
***
キューレ「わ、私が不甲斐ないばかりに…敵の侵入に…もっと早く気づいていれば」
闇王「…」
キューレ「ぐっす…ひっく…」
闇王「お前の所為ではない…泣きやめ」
***
バステト「マスター、こっちだニャ!」
リシア「アテナ!助けに来たわよ!
………………え?これって、どういう状況?」
以上です。
一体、自分はどこまで行くつもりなんでしょうねw
神撃PTにレナスを入れるべきだとは思ったのですが、コストの関係上入りませんでした。
本当にすみませんありがとうございました<(_ _)>
乙!
とりあえず王様とアテナは鉄板だと把握した。
アテナちゃんも女の子だったのか
ほ
リシアたんかわいいよぉぉぉぉ!
そこらのロクデナシになってリシアを捕まえたい。
小屋とかに捕まえて飼いたい
…あれ? なんか大量の魔物が押し寄せt
>>267 マジレスするとニドやリシアは1の時点で
神になれる力を持つアルカナストーンを全て持っちゃったので
お前さんがロクデナシとなってリシアを捕まえるには
2のタイタンやラムウ同様、人工アルカナを体内に取り込む必要がある
取り込まないで「リシア〜!!」と言いながら凸った瞬間に
お前さんはリシアのレイジングスラッシュで一撃で消える
上野が池袋を近親とか
新宿が池袋を犯すとかって
ロマサガスレ行き?
ルドン高原逝き?
品川アンド野郎はBL?
シリアナさんがベレレンにのっかるとかはMTGスレ…なんてものはなかった
>>269 なんのスレかと思った。
別に良いんでねーの。必要だと思ったら作者は注意書きを、読者は華麗にスルーするぐらいで
>>269 新宿か…。
そういえば、人気の無い使い魔が人気のある使い魔に嫉妬。とかいう妄想もしたことあったな。
そう、例えば不死なら―――
クジナントカ「おい、お前。使用率一位だ?人気使い魔だ?調子に乗るなよ、犯すぞ」
ジャンヌ「ん?なんだい、突然」
クジ「俺を甘く見るなよ。ソウルスティールは原作に忠実にすると壊れなんだぞ、分かってんのか」
ジャンヌ「よく分かんないよ。
よく分かんないけど……アンタも欲求不満?」
クジ「…は?あんた…も?」
ジャンヌ「あーもう、あっちからこっちから客将に御呼ばれ!行ってみれば、SS発動するだけの退屈な御仕事!
ジルは相変わらず美少年の尻を追い掛けまわしてるし!マスターは新バージョンの使い魔に浮気!
まったく、ちょっとはアタシのことも思い出して欲しいよ。
…SPカード手に入れたら、それで満足なのかい?…眺めて飾っておくだけで満足なのかい?
………いいや、アタシは満足できないね!!」
クジ「ちょ、ちょっと待て。何をするつもりだ?」
ジャンヌ「別に。何もしやしないよ。
ただ…たまにはマスターを仰天させてやりたいなぁって思っただけ。
いいだろ、アンタは役得じゃないか」
クジ「………」
ジャンヌ「それともなんだぃ?アタシみたいな女の相手はしたくないかぃ?
分かってるさ。どーせ、全部この悪魔の尻尾とやらが悪いんだ。
…そうだよ、きっと…これが…」
クジ「…お前、酒でも飲んだだろ?」
ジャンヌ「何言ってるんだよ。
こんなの飲んだうちに入らな………ぐぅ」
クジ「………」
―――いや、違うな。想像していたのと全然違くなったw
まぁ、ようするに、ドラケンさんの出番はまだかなって話。
投下します。リシア×サキュで百合?エロ薄め。
サキュの性格はver1の取説っぽく。
あの冊子を一部確保しておくんだったと、正直後悔している。
『淫魔の罠』
ロード・オブ・ヴァーミリオン。
すべての神魔霊獣を従える、唯一にして、絶対の称号を持つ者がいる。
大崩壊を生じさせ、世界に混沌を呼んだ王の娘だ。
「…………ふぅ……」
皇帝となったリシアは、執務室で一人、書類の海に忙殺されていた。
三年ぶりに目を覚まし、『協会』と呼ばれる組織を壊滅させ、
数日前に、ついに外なる世界への扉を開くまでに至ったのだ。
しかし先には『無限の軍勢』が待ち構えており、三度目の戦いが迫っていた。
「…………」
羽根ペンを、インクの壷に戻した。
片付けるべき書類は、まだ山ほどある。
ため息が一つ漏れる。正直なところ、滅入っていた。
気がつけば、時計の針音だけが進んでいる。
無感情に、掌を胸にそえて、鼓動をきいた。
(……<<アルカナ>>……)
世界を構成する力は、まだ、胸の内にある。
リシアは老うこともなく、死ぬことも、朽ちることも許されない。
輪廻の輪が終わらぬように、リシアの肉片は、再生を繰りかえした。
「……わたしは……」
配下となる使い魔は、今後も増えつづけていくだろう。
だが、中身が喪われた卵の殻をどれほど厚くしたところで、
空虚な部分だけは変わらないのだ。
父も、母も、兄さえも失い、次は、なにを失うのか。
「…………」
「あれー、もしかしてぇ、さびしーんですかぁ?」
甘い、からかうような声が、突然聞こえてきた。
椅子の後ろから、白い両手が現れて、胸の前で交差する。
耳元へ、熱い吐息がとんでくる。
「ふぅー」
「ひゃん!?」
「――きゃははっ、ご主人様ぁ、かーわいぃっ♪」
「ッ!」
子供じみた嫌がらせ。勢いよく振りかえれば、
ぷにっ。
「えへへ。とらっぷぅー」
「……サキュ……」
明るいオレンジの髪、その下に浮かぶのは、屈託のない淫魔の笑顔。
なにが楽しいのか、リシアの頬をしばらく「ぷにぷに」しつづけていた。
「うーん、やわらかいですねぇ。いいですねぇ〜」
「……私は忙しいんだけど……邪魔しないでくれる?」
「え〜、ぼんやりしてるように見えましたけどー」
「うるさい。はやく出ていって」
しっしと、犬でも払うように手を振るう。
すると、サキュバスはその手を取って、くすくす笑いを込めながら、
「ぱくっ♪」
「〜〜〜ッ!?」
細い指さきに、噛みついた。
ちゅぱちゅぱ音を立てながら、気持ちよさそうに、舐めあげる。
「ちょっと……やめなさいよっ」
「やらぁ。んっ、んちゅっ、はむっ。んぅ〜♪」
「……淫乱……」
「はぁい」
「呼んでないっ!」
唾液でねっとり濡れた指先は、熱がこもったのか、ほのかに温かい。
サキュバスが、飛ぶように軽く、リシアの前に回り込む。
「ご主人様ぁ、イイコトしましょー」
「……気分じゃないから」
「だーめーでーすー」
言いながら、無理やり腰を下ろしてきた。
定員一名の椅子が、ぎしっ、と悲鳴をあげる。
「さびしくなったら、私を呼んでねーって言ったじゃないですか」
「貴女は本当に、人の話を――」
「聞きませんよ?」
言い捨てる。今度は、そっと、紅い唇を重ねてきた。
試すように、軽く。ほんの少し、触れるだけ。
それから、小さな、小さな声で、
「――淫らな悪魔は、おキライですか?」
「…………」
囁いた距離は、互いの吐息が、確かめ合えるほど。
リシアは動かない。ただ、うっすら染まった頬だけが、雄弁だった。
慌てて隠そうとするも、遅かった。
「私はご主人様のこと、大好きですよ〜っ」
「……もう少し、正しい手順というのを学びなさい」
「がんばってまーす♪」
「嘘ばっかり」
浮かんだ笑みを隠すように。今度こそ、口付けた。
両手を回す。華奢な身体を抱きよせる。逃がさない。
『――――』
言葉が消える。そして、椅子の上というのは、狭すぎた。
「……んっ、んっ、んくぅっ、はぁ……あむぅっ……!」
気がつく必要もなく、床の上で絡み合っていた。
息苦しさを増したところで僅かに離れ、互いの、邪魔な衣服に手を添える。
「……いつも思うけど、サキュはもう少し、服とか着れば?」
「淫魔ですから!」
「答えになってないわよ……はむっ」
「あ、そこぉ……っ、っ!」
はぐ、はぐ。ちゅぅっ。
膨らんだ胸元に顔を沈める。二つの蕾の先端に口づけ、舌先で舐めまわした。
「はっ、あ、あっ、やん、っ、あ、あ、あっ!」
(攻められると、弱いのよね……)
むき出しになった白い足が、そわそわ、寄せられてくる。
「……こっちも、欲しいのね?」
「だ、だめっ! まだ、やっ、らっ、らめぇっ!」
手を伸ばす。指先を二本。秘所に添えてかき混ぜる。
「だ、だめぇっ! ごしゅひんさま、先にずるいよぉっ!!」
「……貴女の弱点は、ここ……ね?」
「ひぅっ!?」
一番弱いところを、一息に。摘み上げた。
「あっ、あっ、あ、あ、あ、あっ、あああああぁぁっ!!!!!」
ぷしゅっ、と、指先に潮が吹きかかった。
腰と尻尾を激しく振りながら、床に飛び散っていく。
その間も絶えず、リシアの耳元に、黄色い悲鳴が聞こえていた。
「……さっきゅん、一生の不覚です……先に、イッてしまうとはっ!」
かぷっと、愛憎半分ずつ。
おかえしというように、首筋に、ちゅ。
「……サキュ。そこは、跡がつくから……」
「つけてるんですぅー! んっ、ちゅううぅぅっ!」
「……! そ、んなっ、つよくしちゃ……っ」
「んーんっ」
ちゅ、ちゅー、しっかり吸いついたあとで、満足そうに頷いた。
「えへっ。淫魔のキスは特殊ですからねー。しばらく消えませんよー?」
「……は、ぁ……もう。好きにして……」
「はぁい――ねぇ、ご主人様ぁ」
「……?」
顔を向けると、予想どおり、蕩けたような表情が浮かんでいた。
ただ、何故か、目元に涙がたまってもいる。
リシアが首をかしげると、サキュバスが今一度、すぐ側で囁いた。
「わたしが、あなたの、そばにいてあげる。だから、」
「………………」
「だからもう、おいてかないで……」
「……」
涙の混じる、とても甘い声だった。
明るい髪と同じ色の尻尾も、ふらふら、寂しそうに揺れている。
また、安い罠かもしれない。
それでもリシアにとって、サキュバスの存在はもう、
見過ごせないほど、大きな存在になってしまっていた。
「……ついてきてくれる?」
「はいっ! 淫乱なことしか、わかりませんっ!」
「……バカ……」
避けられない罠なら、それでもよかった。
指先を繋ぎ合わせ、目を閉じる。
ゆっくり、堕ちていく。
----
GJ!!!!
ここ最近さっきゅんシルフにぼこされっぱなしでイラつきまくってたが、ほんの少しだけ許してやろうって気にならなくもない。
>>276 ありがとうー。スプリガンが加わると、ぼっこにされますな。
もう一つ投下。ウィッチ×バーバ・ヤーガ。
――最強の『魔女』を、一人あげよ。
魔術を研究している者であれば、このような質問を問われた時、
必ずといっていいほどに、一つの通り名が浮かぶ。
――それは『偉大なる魔女』でしょう。
魔女が、互いの真名を口にすることは、滅多にない。
名前とは、呪いをかけるのにもっとも適した記号であるからだ。
毒や、相手の意識を奪うもの。
それだけでなく、『屍霊術 <リビングデッド>』によって、
肉体が死滅した者をも支配する、禁術さえも存在した。
それゆえに、力のある魔女ほど、孤独であることが多かった。
『偉大なる魔女』も、そうであったのかもしれない。
彼女の真なる姿を知る者は、皆無だった。
まるでおとぎ話のように『暗き、深き森のなかに住んでいる』と、
そんな伝承が、まことしやかに、詠われるほどだった。
そして、新しい噂がもう一つ。
大崩壊の後に、世界を巡った。
――『偉大なる魔女』永遠ならず。
――亜人の娘。秘術の力、受け継がん。
バーバ・ヤーガを名乗る魔女は、気がつけば寝台の上になっていた。
いつのまにか、眠っていたのだろうか。
(……?)
自然に起き上がろうとしたが、手足が動かない。
じゃらりと、冷たく重い、鎖の音が聞こえる。
(………なん、ですの……?)
色濃い暗闇の中、少しずつ、視界の焦点が合わさっていく。
天井の壁はすべて、レンガで埋めつくされているようだった。
窓が見当たらない。
(……ここは、地下室……?)
顔を左右に動かすと、壁に取りつけられた飾台の上、
揺らめくロウソクの灯が見えた。
「ちょっと……! 誰かっ! 誰かいませんのっ!?」
背筋に、ぞっと、冷たいものがはしる。
どうして、自分はこんな場所にいるのだろう。
なぜ、手足が繋がれているのだろう。
「返事をなさいッ! ダレかッ!!」
力任せに手足を動かしたところで、無意味だった。
じゃらじゃら、無慈悲な鎖の音にまじって、
――かつっ、こつ、かつっ、こつ。
階段を降りてくる足音が、聞こえた。
四肢が強張る。息をのむ。
押し黙っていると、足音はさらに、大きく、近づき、
――ぎぃいぃぃぃいいぃぃっ……!
扉が開いた。薄い光のなか、ぽつんと、人影が浮かぶ。
「やーちゃん、起きてる?」
バーバ・ヤーガを、そんな風に呼ぶ人物は、
この世界に、たった一人。
「……ウ、ウィッチ……?」
自称『偉大なる魔女』の、登場だった。
バーバ・ヤーガを包みこんでいた恐怖心が、安堵に変わっていく。
「――ウィッチ! 一体これは、どういうことですのっ!」
いつもの様に、気丈にみせる仮面を被りなおした。
震える声を隠すように、相手を睨みつけ、叫ぶ。
「わたくしの状況を説明なさいッ!
まさかとは思いますが、貴女の仕業ではないでしょうねッ!?」
「そうよ?」
あっさり、返事をされた。
「うふふ」
見上げた視界のなか、にっこり楽しそうな、小麦肌の、若い魔女がいる。
歩くだけで揺れる大きな胸は、ビキニのような紐で先端だけを隠しており、
下の方も、かなり短いショートパンツを履いた程度だった。
寝台に横になり、彼女を見上げると、扇情的な肢体がいやでも映る。
「あ、あなたねぇっ! 一体、どういうつもりですのっ!?」
「どうって……」
ウィッチの手が、バーバ・ヤーガの頬に伸ばされた。
蕩けるように、優しく笑う顔。
「エッチ、するんでしょう?」
「……は?」
「やーちゃん。私のこと好きだもんね?」
艶やかな唇が、息を感じられるところまで、きた。
バーバ・ヤーガは身構える。触れる、触れてしまうと、そう思った。
「……そんなに、緊張しないでよ、やーちゃん」
ギリギリのところで、触れてくれない。
嘲笑うようにも聞こえる声音で、吐息を吹きかける。
「ウ、ウィッチッ! 冗談はおやめっ!!」
「じゃあ、して欲しいのね?」
「違っ――」
ちゅぅ。
魔女の唇が、バーバ・ヤーガの顔に重なった。
ちゅ、ちゅ、ちゅっと、音を立て、
額に、頬に、鼻先に、眉に。
唇以外のすべてのところに、キスをした。
「……やーちゃん。顔、真っ赤だよ?」
「お、おだまりッ!! わたくしをッ! 侮辱しましたわねッッ!?」
「やだなー、そんな怒らないでよ」
キスマークをつけた、バーバ・ヤーガの顔を見下ろして、
ウィッチがまた笑う。悪戯が成功したような子供と、
成熟した大人の魅力が入り混じるような声で、囁いた。
「やーちゃんだって、私のこと監視してたじゃないの。だから、お返しよ」
「なっ!?」
「魔術ギルドっていうんだっけ? そこの偉い人に言われたんでしょ。
私が、おばーちゃんの秘密を知ってそうだから、
仲間になったフリして、真偽を確かめろってさ」
「……な、なんのことかしらねっっ!?」
「隠したって無駄よ?」
「かっ、隠してなんて、いませんわっ!」
「ほんとに?」
「くっ、くどいですわよウィッチっ! そ、それよりも、この鎖をっっ!!」
「じゃぁ、身体にも聞いてみないとねぇ」
「……え?」
ウィッチが、懐から透明なビンを取りだした。
蓋を開けると、淡い青色の、ジェル状の液体が揺れるように動く。
惜しげもなく、逆さにして振るうと、
――ぼ、たっ、べちゃっ、ぼととととっ、びちゃあ。
ひんやり冷たいジェルが、バーバ・ヤーガの肌を濡らしていく。
「な、なんですの、これは……っ!?」
「魔女の秘薬よ。すぐに効果がでてくるわ」
ウィッチは微笑む。
両手を用いて、波打つように、丁寧に、じっくりと、広げていく。
「や、やめ……っ! ひ、ひぅっ、ひぅああぁぁっ!?」
「どう? 知りたがってた秘薬の味は、気にいった?」
臍の上からはじまり、わき腹、腰周りのくびれた部分を、撫でていく。
馴染んで、すべりが良くなってきたのか、びっちゃ、びっちゃ、音を立て、
肌に染み込んでいく。
「おっぱいにも、ちゃんと、ぬりぬりしないとね」
「だっ、だめよ! おやめなさいっ!」
「ふふ」
ウィッチの両手が、同じほどに、大きく膨らんだ両胸の上に添えられる。
丹念に、しっかりと、魔女の秘薬を揉みこんでいく。
「……ひぁっ! やっ、やめなさいって、言……っ!
んっ!? んっ、あっ、あ、んぅぅうううーーーーーっ!!?」
「あら? ちょっと足りなかったかしら」
薬ビンの底に残った塊を、指先ですくい、自分の肌にぬりつけた。
「やーちゃんばっかり、気持ちよくなってちゃ、ずるいよね」
「……な、にを……」
四肢を固定されたバーバ・ヤーガの上に、馬乗りするように乗ってくる。
「……だいすき。やーちゃん……」
---
まさかここで寸止めとは…こやつ出来るな…
続きはどうやったら読めるのトールお爺ちゃん
GJよ!
ウィッチ好きだー!
>>280 黒の森の魔女がカード化すればきっと…!
おばあちゃんは多分、大物だと思うんだ
稚拙ですが、続き投下させて頂きます。
>>280 500戦近く遊んで、1回見たかなってレベルな、お爺ちゃん。
>>281 毎回、verupの度に、来てないかなと楽しみにしてます。
婆ちゃんは、きっとロリババアだと思うんだ……。
四つの膨らみが、くにゅ、うにゅ、こねられる。
その度に、バーバ・ヤーガの口から、震えるような息がこぼれた。
「あはっ、感じてきた?」
「いやぁ……っ、ふ、ふぅ……っ! お、おねが、だから……ぁ!」
「邪魔なもの、取っちゃおうか」
「……!!」
バーバ・ヤーガの上衣が、ぴっ、と外される。
ウィッチもまた、自分で服を脱ぎ払うと、
互いに感じあう、ピンク色の蕾を擦り合わせてきた。
「―――ぁっ!」
驚くほどに甘い電気が、全身をかけめぐった。
「ひゃぅああぁぁっっ!!!?」
「やーちゃんのここ、すごくかたくなってきた、ね……っ!」
「あっ! やっ! ひぁっ! んくッ!! うぃっ、ち……っ!」
「本当はずっと、私と、こうしたかったんでしょ?」
二人の熱音で、ジェルが溶けていく。
――ねちゅ、ねちょ、ねちゅ。
身体のいたるところに染み込む度に、快楽へ変わる。
愛らしく喘ぐ、赤毛の魔女の首筋に、少し癖のある金髪が舞い落ちた。
「……ちゅ、んっ、んちゅっ……」
「んやああぁっ!?」
「やーちゃんの味……秘薬と混じって……ん、おいし……よ……」
「ば、ばかっ! な、こと、いっ、あぁぁーーーっ!?!?」
――じゃららら、じゃらんっ。
鎖の音が、地下室に大きく響きわたる。ウィッチはひとつ、妖艶に笑う。
「……そろそろ、こっちも欲しくなってきた……?」
「やっ!」
秘部が、じわ、じわりと。
熱を持って、湿る音を響かせていた。
ウィッチが馬乗りになったまま、すぅっと、右手を下ろしていく。
「だ、だめぇっ! そこはっ、だめですのっっ!!」
「はじめてなのね?」
ほんの少し、涙さえ混じる声を無視して、純潔の花弁に差しこんだ。
「きゃぅっ!?」
「……やさしく、してあげる」
ぬぷっと、淫らな音が立ち上がる。
秘部に入った指先が、ぐるりと、膣内をかき混ぜていく。
「やっ、あっ! あっ! あぁぁっ!!?」
「いっぱい、気持ちよくなってね。いつでも、イっていいよ」
――じゅぷっ、じゅぽっ、じゅぷぅ。
「あはぁっ! そん、な、だ、だめぇぇっ!!」
――じゅぷぷっ、ぐちゅっ。
「おね、が、ひっ! れすのっ! そ、それ、い、じょっ! やめへぇっ!!」
「……じゃあここ、弄ってみよっか」
――きゅっ、ぅ、きゅううぅぅっ!
「ら、らめぇ!!? クリひゃあぅはぁっ!
きちゃうぅっ!! ひひゃいまひゅのおおおぉぉっっ!!!!」
びくんっ!
「んやあああああぁぁーーーっっっ!?!?」
大きな音を立て、バーバ・ヤーガの背が、大きく反りあがった。
鎖が、弾きれんばかりに悲鳴をあげる。
(……あ、あ、ぁ、わた、くし……)
頭の中が真っ白に染まっていた。力が抜けていく。
バーバ・ヤーガの意識が堕ちていく。完全に閉ざされるその直前。
「――もうちょっと味わいたかったけど。ごちそーさまぁ。きゃははっ――」
ウィッチが影となり、揺らめいて消えていく。その影の正体を、
意識が堕ちる直前に、バーバ・ヤーガは悟っていた。
目を覚まし、すぐに理解した。
(……サ、サキュバスの、仕業、ですわね……っ!)
品のない、尻軽女の声は、忘れようにも、忘れられなかった。
緋の皇帝の配下になって気がついたことの一つに、
この城では、とある淫夢が、やけに自由気ままな振る舞いを、
許されているということがある。
どくっ、どくっ、どくっ、どくんっ。
心臓に手を当てずとも、早鐘のような音が聞こえていた。
全身から、いや〜な汗をかきながら、とりあえず、否定した。
(……そ、そ、そ、そうですわっ! ありえませんわよッ!!!!)
まさか自分が。
名家の生まれであり、正統な魔女の血筋を引くものであり、
バーバ・ヤーガともあろう者が。
自意識だけは過剰な、三流の魔女に弄ばれたあげく、
(……い、い、いっ! イかされるだなんて……っ!!)
あってはならないこと、だった。
「……あ、あくむ、でした、わ…………」
バーバ・ヤーガは、過去を振り返る。
そもそも自分は、どれだけ、煮え湯を飲まされてきたことかと。
いつも勢いだけ。計画などなく、ムボウな突撃を繰りかえす、
自称『未来の偉大なる魔女』のおかげで、死にかけたことも少なくない。
というか、生者の身でありながら、冥界に存在する『三途の川』を渡り、
最深部に存在する『タルタロス』の迷宮を二人でさまよっていた。
生きて帰ってこられたのが、奇跡だった。
「……はぁ……」
そして今、この柔らかいシーツも、暖かいベッドも、ふんわり枕も、
なにもかもが、現実だ。夢ではない。
(……そういえば、昨日は……?)
いつ、眠りに落ちたのか。考えると、ほんの少し、頭がズキンと痛んだ。
(……つぅっ……!?)
鈍くひびいてくるような頭痛に耐えながら、
バーバ・ヤーガは、記憶の糸を引いていく。
(……わたくし、たちは、そう……王の居城に帰ってきたのですわ……
夕食の席で、おバカさんが、水と間違えてお酒を煽って……
わたくしにも……絡み酒を……っ)
しっかり、思い出した。
二人してゲロを吐き、お供であるワーウルフの両肩に担がれて、
『ガキ共はとっとと寝やがれッ!』
怒鳴られて、ベッドの上に、ゴミでも捨てるように放り投げられた気がする。
その後は思い出せなかった。たぶん、そのまま眠ってしまい、
そこを『小腹の空かせた』サキュバスに、漬け込まれたのかもしれない。
(とりあえず、お水が、飲みたいですわ……)
喉が、カラカラに渇いていた。
「――えへ、へへへぇ、もー、そんなに食べられないわよぉ〜♪」
起き上がろうとしたバーバ・ヤーガの身体が、驚きに固まる。
する、するりと、背後から、両手両足が伸びてきた。
「しかたないなぁ。おばーちゃんはぁー、もぉ〜♪」
身動きを取って確かめるまでも無かった。『どきなさい!』と、
叫ぼうとした時だった。
「いっただきまーす。あーん♪」
かぷっ。
「ひぁっ!?」
むき出しの首筋を、後ろから噛まれた。
「んぐんぐ、んぐぐー……」
「あっ! あっ! あんっ!、ら、らめっ……!!」
バーバ・ヤーガは、この時、服を着ていなかった。
寝る時は、着ているものを脱いで眠る性質だった。
両足を、すりすり寄せてくる、どこぞの自称もまた、同じらしい。
「……そこ、はぁっ! わたくしの……っ、いやぁぁぁ!!」
「ひょっとー、こへ、かひゃいよー、おばーひゃーん……」
「こ、らっ! ひゃんっ!? くっ……ば、かっ! おやめ……んぅっ!?」
白い肌と、小麦色の肌が、隙間なく、ぴったり密着してくる。
またサキュバスが化けているのではないかと、バーバ・ヤーガが疑ってしまう
ほどに、両手がしっかりと、胸の膨らみを揉んでくる。
(ど、どうして! こんなことになってますのーーーッ!?!?)
せくはらっ! この魔女っ、セクハラですわあああぁっ!!!!
ウィッチが、身を起こして、瞼を擦っていた。
拘束から逃れようと、一人で「きゃーきゃー」やっていると、
「……あれぇ……?」
ウィッチが、身を起こして、瞼を擦っていた。
まだまだ、眠そうだ。じーっと、焦点の合わない瞳で、見つめてくる。
普段の表情に、爛々とした意志の強さがあるせいか、
眠たげな、蕩けたような表情には、どこか、背徳的な魅力があった。
――とくん。
心臓が、いつもと違う音を奏でる。
夢の中で聞いた、魔女の言葉が蘇る。
『 私のこと、好きでしょ? 』
――とくん。
「……うぃっ、ち……」
「んぅ〜?」
寝惚けているのだ。自分も、この子も。
本調子ではないのだ。だから、常とは違うのだ。
そんな風に、誤魔化すことにした。
「目を、閉じなさい」
「……やーちゃん?」
「いいから、はやく閉じなさいっ」
「はにゃ〜?」
ウィッチが素直に、目を閉じた。
べつに、なにかの魔法をかけたわけじゃなかった。むしろ、かけられたのは、
(……わたくしのほう……?)
バーバ・ヤーガは、覚悟を決める。
目の前で、眠たそうに揺れている、偉大なる魔女を、優しく、包み込んだ。
心臓はさらに忙しくなる。どくっどくっどくどくっと、うるさかった。
(……ウィッチ……わたくしは、貴女のことを、けっして、
キライではなくってよ。どうして、かしらね……むしろ―――)
「ウィッチ、バーバ・ヤーガ。――入るわよ
酔い覚ましの薬と、水を持っ、、、、、、」
空気が、クロノフリーズ、した。
「…………」
「…………」
リシアは、少し目を見開いた後、ぽぉっと、頬の色だけを赤面させた。
「……ここに、置いておくから……」
「あっ、は、、は、ぃ……」
バーバ・ヤーガは、固まったまま頷いた。
ウィッチは、ころんと、ベッドに転がった。
「……この扉、シーリングU、しておきましょうか……?」
気をつかうように、皇帝陛下がバーバ・ヤーガに告げる。
「む、むしろッ! 他言無用の方向でお願いしますわァッ!」
「……りょ、了解よ!」
うなずいて、颯爽と踵を返す皇帝陛下。
部屋を出て、親指をぐっと立てる皇帝陛下。
「え、エクセレンッ! エクセレンッッ!!」
とても意味深な言葉を残して、やや乱暴に扉を閉める皇帝陛下。
最後に、廊下で、皇帝陛下がこけたような音が、扉越しに聞こえていた。
---
以上です。へちょい作品に目を通してくださって、有難うございました。
ニド(リシア)×バーサーカーとか、いいと思うんだ……思うんだ。
GJ!実にエクセレン。
確かにニド×バサ子はいいな…ニド×リリスも捨てがたいが…
>>273>>277 規制で書き込めなかったがやっと言える…超GJと!
やべえっすよマジやべえっすよ俺得すぎる
風雷とかリリス×サキュとかリシア×リリス×サキュとかも読んで見たいなー(チラッ
百合話ならやはしプリン×パワーズで…
パワーズ先輩復活しないかなぁ。
シンプルにニドとリシアでいいんじゃない
ニド×リシアは鉄板すぎる。
鉄板なのがなんかええやんw
私、神族だけどSP闇の王がかっこよすぎて惚れちゃいそう。
復活したきもたに嫁として陵辱されるリシアたん
サキュバス×リリス+ニド投下。
後半がまだ未完成なので、前半部だけ。
例のキャンペーンのせいで、むらむらしてやったんだ。
『魔の森』と呼ばれる大森林。
その深部に、古塔の遺跡は存在した。
入り口となる石扉は、機工種の力で隙間なく防がれており、
そこには <アルカナ> と呼ばれる紋章の力が、刻まれていた。
「…………」
今、その紋章の上に、一人の男の手が添えられた。
雪のように白き髪と、緋色の瞳。顔立ちも端正でありながら、
力に飢え続けた獰猛さを併せ持っていた。
『――アウェイク・クロノフリーズ――』
男が発した声は、すべらかな、魔の響きだ。
石扉は、にぶい起動音のような悲鳴をあげた後で、
多少のホコリと塵を、大気に漂わせる。
そして重い腰をあげるように、上へと持ち上がっていく。
「…………」
その間、男は上衣についたマントで、砂煙から口元を庇っていた。
しばしその場にたたずんだ後に、古塔の中へと踏み入る。
塔の端に連なるようにして続く螺旋階段を、黙したまま上っていく。
その終着点、塔の上層にある小部屋から、声が漏れてくる。
「……ぁ、あんっ! ねぇさま……そこ、いぃ……」
「んふふ。リリスったら。また、尖ってきたわよ」
「ねぇさまだって……ん……もっと、ぎゅって、して……」
狂おしいほどに甘い、女たちの矯正が聞こえてくるのだった。
淫らな匂いと、水音のようなものも。嫌でも聞こえてくる。
階段を上る男は、眉をしかめた後に苦笑を浮かべ、
「……一応、効果はあったようだな」と、独り言をつぶやいた。
しかしそれは、上の二人には届かなかったようだ。
「サキュ姉さま……の、いじ、わるっ……!」
「だってぇ。リリスが可愛い声あげるんだもん」
次第に大きくなる、喘ぎ声と、 軋みをあげるベッドの音。
「――あぁっ! ねえさまっ、ねえさまぁっ!
そんなところイジっちゃ……っ! だめ……っ!」
「嘘ばっかり。こんなにぬるぬるしてるのに。ほらぁ、リリスだけ
気持ちよくなってちゃ、ダメじゃないの。
私のここも、貴女で、よくしてくれなきゃ、ね?」
「……ねぇさま……こんなに、濡れて……んっ、ちゅ……」
「んひゃぅっ!」
爛れた匂いが強くなる。。
はっ、はっ、はぁっ、と、犬のように、喘ぐ二人の声。
次第に高く、我慢のならないものになっていく。
「……どうですか、ねえさま……」
「はっ! はぁっ! ひゃうぅっ! いぃ、いぃよぉ!」
「こんなになるまで……ぐしょぐしょに濡らせて……」
「もっと! もっともっともっとしてぇ!!
激しくかき混ぜてイかせてぇっ!」
「……いやらしい、ねえさま……ふふ、キス、しちゃいます……」
「んぅ……リリス……はむ、あ、ん……」
「ね、さま……ちゅぷ、ちゅ、んく、ちゅぅ……」
ちゅ、ちゅ、と、唇を貪る音までもが、聞こえていた。
男の前に残された階段は、もう、いくつも無い。
「ねぇさま、わたし、もぉ……っ!」
「リリスぅぅっ! ――んぅぅ、んっ! ん、やあ、あああああぁぁ! イクっ、イクうううぅぅっっ!!!」
「は、あ、あ、あ、あ、あああぁぁぁぁっっ!!!」
最上の小部屋についた男の足元に、二匹のメスがふいた潮が散った。
小部屋のほとんどを占めた、巨大なベッドの上。床の上に、
しゃあぁっと音をたて、噴水のように、勢いよく滴る。
「俺の軍靴に汚いものを浴びせるな。淫魔ども」
冷ややかに、無表情にも見える顔で、言い切った。そこに、
頬を蒸気させ、肩で息を整える、姉妹の視線がかさなる。
「……ニ、ド……? は……ぁ…んっ」
「おにい、さ、ま……?」
ぐったりと、抱き合う格好で、ベッドに倒れる姉妹の下へ、
ニド・アヴァリシアと呼ばれる、紅蓮の皇帝は近寄った。
「仲違いは済んだか。サキュバス、リリス。
戦地にまで、くだらぬ争いを持ち込んだ貴様らに、
刑罰の意味合いも込めて、ここに閉じ込めておいたが……」
姉妹の支配者は、あきれたように、ため息をこぼした。
「予想以上だ。まったく、バカ共が」
「えへへ」
「……ふふ」
神をも殺した男の眼に晒されて。
一糸まとわぬ姉妹は、それでも、くすくすと笑いあった。
「だってぇ、リリスがニドのこと、私から取り上げようとするんだもん」
「それはこちらの台詞ですわ。ねえさま……」
長女であるサキュバスが、ゆっくりと起き上がる。
次女であるリリスも小首を傾げた。熟れた身体を隠しもせずに、
淫靡な表情で告げてくる。
「あなたを、にいさまを、取られたくなかったんですもの……」
四本の両腕が伸びてくる。
芳醇な香りを立てながら、花の弦草のように。
「ニドー。さっきゅん、お腹空いてきちゃったぁ」
「あなたが、ほしいの……眠ることのない夢を、見せてあげる……」
熱い夜気を交わした二人が、まだ食べたりないと言っていた。
姉妹の絆は取りもどしても、淫魔の身体が、肉体が『男』を求める。
自身の『女』が、疼いて、仕方がないのだと。
――ぎし。
巨大なキングスサイズのベッドが、鍛え上げた男の身体を、
さらに受け止める。
「いいだろう。お前達から開放されて、久しく相手をしてないからな」
姉妹は慣れた手つきで王の衣を剥がしてゆく。
ズボンの上から、未だそこまで膨れていないそこを、撫でた。
「……ニドの、久しぶりだよぅ」
「えぇ、狂ってしまいそう……」
うっとりと、ズボンの上から、手で擦る。
「あん。おちんぽ、おっきくなってきたぁ……」
「はやく食べてあげたい……」
淫らに作られた雌の性器が、幾日もの夜を越え、激しく昂ぶっていた。
自分たちのモノとは、対となるモノを、咥えたいと急く。
「らめぇ……考えただけで、おまんこ欲しくなっちゃうぅ……!」
「勝手に盛り上がるな。しっかりと前遊を済ませろ。
そうすれば後から、望むところにくれてやる」
「大丈夫。さっきゅん、エッチなことだけはできるもん♪」
「……えぇ。たっぷり、ご奉仕してあげる……」
二人の姉妹は、王に向かって、恭しく微笑んだ。
----
以上です。後半戦につづく。
微妙に半端なとこで、申し訳ないです。
それにしても、シール探しつつ、楽しく全国やってたら、
クジなんとかさんでたんだ。リザボに入れようとしたら、
トールなんとかさんが入ってたんだ。いい人に、拾ってもらえると、いいよね。
乙!続きも頑張ってくださ〜い!
>>293 244を書いた奴だけど、まさかSP闇の王は想定外だった…。
これは手に入れて並べるしかないな(ゴクリ
連投失礼。
そういえば、鉄板兄妹のSSがストックプレスにあるけど…
ぶっちゃけ字数が万字を超えていて、どうすればいいのやら…。
前編後編とか分割してみては?
万字ててww
どうやらこのスレにも大物がいるようだ・・・
298の続き。書けたので投下させて頂きます。
王は二人の肩を掴み、固くなった肉棒に引き寄せた。
「……あぁんっ、すごい、よだれでちゃう……」
サキュバスは頬を染めて、唾液がたっぷり乗った舌先を伸ばす。
久しぶりの『ごちそう』に、夢中で吸いついた。
「……んっ、んちゅぅっ、んふぅ……ちゅ、ちゅ、ちゅぱ」
「私にも頂戴……はむ、れろ……んはぁぁっ……!」
リリスもまた、恍惚とした表情で、しゃぶりつく。
熱を放つ肉棒とその裏筋を、柔らかな姉妹の指先がなぞり、
剥きだされた先端は、間髪いれず、姉妹が舐め上げた。
「……ちゅ、ちゅぷ……。あんっ、お汁がいっぱい垂れて……
じゅっ、じゅぷっ、じゅうぅ……っ!」
「ねえさま、音を立てては下品だわ」
「らって……んはぅっ、おいひい、ん、だもんっ……あっ、あぁん!
ねぇ、ニドぉ! もっと精液飲みたいよぉ……!」
――ギシッ
緋色の王が横たわり、屹立したモノが向けられる。
「サキュバス、胸で奉仕しろ。存分に飲ませてやる」
「はぁい」
「ねえさま、ずるい、私にも……」
「お前は後だ、そこで見ていろ」
不満そうに眉を下げながらも、リリスは素直に従った。
「ごめんね〜」
サキュバスは、妹の頬に軽くキスをして、王の下へと屈み込んだ。
――たぷ、たぷん。
たっぷりと膨らんだ乳房。その間に、肉棒が飲み込まれていく。
「あつぅい……」
サキュバスが、柔らかな双丘を手のひらでこねくり寄せる。
挟まれた男のモノを、ゆったり、扱った。
しっとりと汗ばんだ肌。たっぷりした肉の感触。
「んしょ、んしょっ……えへ。ニドのおちんちん、ビクビクしてきたぁ」
乳房に挟まれた王のモノが、脈打つのを、嬉しそうに眺めていた。
「熱くて、堅くて……とってもステキ」
瞳を潤ませ、尽くす悦びを露わにしながら、愛撫を繰りかえす。
重量感のある胸の動きが、少しずつ早くなる。
「いつでも、びゅーって、していいよ〜」
快感を、じわじわと、根本からしごき上げていく。だが、
「たりんな」
「え? ――んぐっ! うーっ!?」
王の両手が、サキュバスの頭を押さえつけた。
同時に腰を押し出し、乳房からはみ出した先端を、
強引に口中へと突き入れる。
「遊ぶな。本領をだせ。それとも代わるか?」
「ら、めっ……んっ、んぐっ! んぅぅっ、んくっ!」
サキュバスの動きが激しくなる。
両手はしっかりと乳房を操り、抑えられた手に抵抗するように、
口内に含んだ肉棒を、ねっとりと舐めあげる。
――ぢゅぶっ。ぢゅばっ。じゅぼ。
「んんぅっ! ちゅぅっ! はむ、ちゅうぅぅっ!!」
乳房がへこみ、大きく揺れた。
中の肉棒が、挿入しているのかのように圧迫され、
ぐいぐいと締め付けられた。
「おいひ……ぃ……あはぁ、んっ、んくっ、はむぅ、んっ!!」
下から上へ、上から下へ。
強弱もまたしっかりと調整し、ぢゅぼぢゅぼ音を立てながら、
休むことなくしごき上げる。
「んふっ、んふぅ……どう、れふか? ひもひ、い……?」
「いいぞ、続けろ」
「……♪」
オレンジ色の髪をくしゃりと撫でられる。
同じ色のしっぽが、嬉しそうにふらふら揺れた。
胸と、唇による愛撫は続いた。
「……ぐっ!」
王の背筋を、寒気に似た快楽がはしり、思わずうめいた。
射精欲が強まり、鬼頭の部分から染みだした液体が、
触手じみた舌先に、あますところなく、捉われた。
「んぅ、れれきた……せーえき、ニドの……はむっ、んぐぅっ、!」
「はっ……。やはり、淫魔の身体は癖になるな」
淫魔の本気に、肉茎がたまらず、悲鳴をあげる。
さらに腰をつきだす。腕に力を込めて、頭を沈み込ませた。
「出すぞ。一滴こぼさず、吸い尽くせ」
――ごぶっ!
「ん、ぐ、う、う、うぅぅぅ〜〜〜〜っ!?」
両胸の圧迫が緩んだ瞬間。
絞りだされた精液が、サキュバスの喉を突いた。
苦しいのだろう。本能的に逃げようとするも、しかし受け止めた。
瞳の中に、苦しそうな涙が浮かぶ。
「んくぅっ! ごくん、んくっ、ん……っ!」
目を閉じ、喉を動かし続けた。
「んっ、んっ……んはぁっ!」
それでも飲みきれず、どうにか仰いだ顔に、噴出す精液を浴びた。
「あ、あっ、ら、らめぇ!」
下をぺろんと伸ばして、こぼれた液をぬぐう。
忠実な犬であることを示すように、こぼすなと言われた精液を集め、
ベッドの上にこぼれた物を、ちゅぱちゅぱ、音を立てて吸い上げた。
「ねえさま、はしたないわ……」
「……ぅ?」
――ずん。
「ひぎ……ぃああぁーーーっ!?」
サキュバスの女性器に、それまで傍観していたリリスの尾が沈んだ。
ぐりぐり、細かく、かき混ぜながら、激しく抽出していく。
「おにいさまの言う事を守れず、浅ましく醜態を晒したうえ、
精液を飲んだだけで、イきそうになるなんて……」
「あぐっ! や、らめぇっ! しっぽ抜いてぇっ! リリスっ!!」
「淫魔失格よ? ねえさま」
「ひああああっ!? 奥に入ってくりゅうううぅっっ!!!」
うつ伏せに倒れたサキュバスの上から、リリスがせせら笑う。
「ほら、ほら。淫乱ねえさま。私の尻尾はいいでしょ?
ねえさまは、挿れてもらえるなら、なんでもいいのよね?」
「やめっ、やらぁっ! ニドのおひんぽじゃなきゃ、いやらのぉ!!」
「気持ちよさそうに、お尻を振っておいて、よく言うわね」
リリスが嘲る。
「ねえさまなんて――だいっきらい」
目の前で激しく揺れる、サキュバスの尾を両手で掴み取る。
手前に勢いよく、引っ張り上げた。
「ひぎいぃぃっ!? しっぽ、ち、ちぎれひゃうぅっ!
そこはぁっ! つかんじゃ、らめええええぇぇぇッッ!!!」
「イクまで、離さないから……。あはっ!」
リリスは容赦なく、サキュバスの尾を自分の方へと引き寄せる。
自らの尾は、そのまま、姉の一番奥へと突き入れた。
ざらりとした、鱗のような感触を持つ尾が、
膣内で激しく律動をはじめる。
「うふふ……ねえさまの膣内、すごぉい……」
ごん、ごんと、子宮の口先を叩くその感覚に、
「ああっ! ああああっ!? しゅごい! しゅごいよおおおっ!!!」
サキュバスの全身が、ぶるぶる震えた。
「変態。そこでよがってなさいよ」
ずぼっと音をあげ、リリスが、尾を引き抜いた。
だらしなく愛液をこぼしながら、起き上がれない姉を、せせら笑う。
「さぁ、おにいさま」
そして王の方へとにっこり、笑いかける。
「次は、私がお相手しますわ」
「――ここに。あなたのモノを挿れて。もう、待ちきれないの……」
両足を開脚させて微笑み、誘うように腰を振る。
しかしその求めには応じられなかった。
「淫らな女だな」
一度の射精では、衰えない王の半身は、入り口を撫でるだけに留まり、
じらすように、細かく前後するだけだった。
「んっ、あんっ! ……いっ、いじわるしないで……早く」
「俺に命じるのか?」
「そ、そういうわけじゃ……きゃぁっ!?」
ごつごつした手が、形のいい乳房を下から鷲づかみ、揉み込んだ。
ぷくっと膨らんだ乳首にかじり、吸い上げる。
「はぁ……んっ! おにいさまぁ、お願い、お願いします……」
その言葉を無視して、さらに力を込める。
小振りながら、形の美しい双丘を強く揉まれ、
リリスはじれったそうに、腰を動かした。
「いやぁ……本当に、あ、はぁっ……我慢、できな、いの……」
「そうか。どうして欲しいんだ?」
「……奥に、ください……」
「なにをだ」
リリスの口が一瞬だけためらった。
はっ、はぁっ、と息を短く吐きながら、張り叫ぶ。
「おちんちんっ……! あなたの、おちんちんをっ!
私のおまんこの中に入れて欲しいのぉっ!!」
「ははっ、姉のことを言う貴様も、十分に淫乱だな」
王は口元を吊り上げ、そして褒美だとばかりに、ねじ込んだ。
――ずぶ、ぶぶぶ。
「んっ、あ、あはぁぁーっ! 入ってきたぁっ、おにいさまの、
おちんちんがっ! 奥までぇ、あぁぁぁぁんっ!」
膣内を肉棒で満たされ、リリスは恍惚の声をあげる。
快楽を待たされていたせいか、入れただけで、軽く痙攣していた。
とろんとした表情で、前後の挿入に酔いしれる。
「はぁぁあっ! おまんこいいっ! 乳首もすごいよぉ……っ!
もっと奥までっ、激しく突いてぇ……!」
「そんなにいいか、淫乱」
「いいですっ! おにいさまのっ! あ、はんっ、激しいのっ!
奥でビクビクしてっ、頭っ、なかっ、まっしろにっ、なって、く!」
挿入が早まる。力の限り胸を揉まれ、快楽に溺れながら、
狂ったように悲鳴をあげた。
「あ、あ、あぁっ! ダメッ、激しすぎるの……!
い、いやっ、やめないで……気持ちいいからっ、もっとっ……!」
涎を流しながら悶え、一突きごとに、大きな喘ぎをこぼす。
「もっと、もっともっとっ! あなたが、わたしを犯してぇっ!!」
開いていた両足が、ぎゅっと、王の背中に回された。
「……あなたのことが、好き……!」
ぽろぽろ、涙のしずくがこぼれた。
気持ちよさそうに背中を反らし、快楽に打ち震えながら、訴える。
「んっ、はぁっ、あんっ! 好きっ、好きぃ……っ!
おにいさまがっ――あなたが、大好きでたまらないの……っ!」
手足にぎゅっと力を込めていた。
絶対に離さないというように、瞳を交えて、告げていた
「はっ、んっ、あぁん! 私っ、ダメっ、もうダメぇっ!」
膣内が、きゅんっと収縮する。
王のモノを咥え、奥深くへと吸い上げながら、抱きついた。
「リリス、どうして欲しいか言ってみろ」
「んんっ! はぁぁ……っ! 欲しいのっ!
あなたの精液を、わたしの中に、だしてほしいのぉっ!」
がくがくと、腰を震わせながら、必死に懇願する。
男を、エサとして食らう淫魔の存在は、そこに無かった。
「ちょうだい、あなたの、精液……っ!
いっぱい、いっぱいぃ、あふれちゃうぐらい……っ!」
「いいだろう」
愉快だと言うように、緋色の瞳が輝いた。
絶対服従である、自らの使い魔の膣奥を、いきり立った肉棒で、
何度も、容赦なく、突き刺した。
「あぁっ! あっ、あっ、あはぁうぅっ、ひあぁああっ!!」
「しっかり受け取れ」
底に溜まっていた精液が、じわじわと圧力を増し、限界に達する。
「ひぅっ! 来るぅっ! あぁぁぁーーーっ!!」
身体が跳ねた。
焔のように熱い精液が、リリスの膣内を流れていく。
淫魔の身体に、たっぷり、注がれた。
「はぁ、はぁ、は……ん。いっぱい、出てる……。
熱いの、あぁ、まだ……でてる……私の、なか、で……」
体内で脈動しているモノを感じながら、リリスは微笑んだ。
両腕で、愛しい男の顔を寄せる。身体を持ち上げ、キスをした。
「どうしよう。あなたを、本当に、愛してるみたい……」
快楽の残り香に、身を任せていく。
頬に添えられた手のひらへ、自分の手を重ねて、笑う。
「……誰にも渡さない……だぁいすき……」
くすくす。最後に、もう一つ笑って。
淫魔は、夢のなかに堕ちていった。
*おわり*
以上になります。連投失礼いたしました。
乙〜いいもん見させて頂きました!淫乱姉妹可愛いよ淫乱姉妹。
しかしこの流れだと、リリスはさっきゅんにお仕置きされそうなギガスるぜ…ハァハァ
こ・・・これは濡れる・・・!!
1の連動小説読んでみたら・・・・
やっぱりニドってシスコンで、リシアはブラコンなのか・・・?
>>309 だからこそニドリシアは鉄板と言われてしまう訳でして。
しかしTにもエロい使い魔多くていいな。
Tの時はフェンリルではなくパワーズで掘りしていた人もいたという話を聞いて、
何度も陵辱されてしまうパワーズという妄想が止まりません。
そのパワーズ堀りに大活躍だったギガスさん
>>311 ギガスに何度も犯されるパワーズ先輩ということですね、分かります。
パワーズ先輩は乳は勿論、尻がいやらしすぎてけしからんです。
後輩のプリンも大きいからきっと二人で揉み合っていたに違いないです。
誰かヴァンパイアロード攻めリシア受けなSS知りませんか?
個人的にかなりツボりそうなカプなんだけど…
過疎ってきたな。
もっとこのスレの人気上げよう!
ニドは寝言で妹の名を言ってたようだけど・・・
これは重症だ・・・シスコンだわ
リシアもリシアで寝言で兄の名前を言ってるけどな。
もうやだこの兄妹。
やっぱこの兄弟のSS見たいね
私に国語力があれば・・・
ノエル、アポロン、ニドのシスコン勢による妹談義は色々とすごそう。
ノエルは多分ノーマル寄りだろうけど、他の二人は…
リシアたんかわいいよリシアたん
リシアはニドのこと、どう呼んでいるの?
兄さん?お兄様?お兄ちゃん?
小説だとニドって呼んでるよね
>>320 ありがとう。
しかし、まさかの呼び捨てだったのかw
やっとワルキューレ入手
あの上品な微笑をアヘらせたい
リシアは「お兄様ぁぁぁぁあぁぁあぁ!!」
って言われながら抱かれてるイメージあったわ。
ただの変態ですね(私が)
324 :
幼ニド×幼リシア:2011/04/22(金) 11:48:18.45 ID:pkgLrnqd
状況は逼迫していた。
こちらのアルカナは、既に残り1つであり、それも半分以上割られている。パーティーメンバーの体力も、残り少ない。
敵対するは、ダークアリス。分身したり、巨大化したり、その変幻自在な戦闘に、ニドは苦戦していた。
しかし、相手の体力もまた、あとわずかである。ここが最後の正念場だと、誰もが理解していた。
「はっ!」
レイジングスラッシュを打ち、相手を牽制すると、見方使い魔に指示を出す。
「フェアリー!」
「おっけえ!みんなの心を、ひとつに!」
メンバーのATKが上昇する。
最後の突撃を仕掛けるため、回復をしようとキュアオールを使おうとしたその時−−
「ぜーんぶ壊してあげる♪」
消えるダークアリス。頭上から落ちる、巨大な影。
(……ラピッドジャンプ!!!)
それを認識した時には、すでに遅く−−
(これは、走馬灯というやつか……?)
今、ニドの頭には、様々な過去の回想が目まぐるしく飛び交っている。その時系列は、ドゥクスに起こされたと思ったらリシアとままごとをしていたると、てんでバラバラである。
その中に1つ、ニドの注意を引くものがあった。それに、意識をフォーカスする……
「に、ニド?」
「大丈夫、おとなしくしてるんだよ、リシア」
ベッドの上で向かい合う、2人の男女。どちらもまだ子供だ。外は昼だが、部屋の中に明かりがないため、仄かに薄暗い。
「じゃあ、自分でたくし上げて」
「うん…」
リシアが、自身の上着をたくし上げ、上半身を晒した。その頬が、うっすらと紅く染まる。
そこから出てきたのは、白く、あまり肉の多くないお腹と、薄い胸。先端に、もうしわけ程度にピンク色の乳首が付いている。
その薄い胸に、ニドが手を伸ばす。
「あっ…」
小さな手のひらで、乳房を包み込むと、やさしく愛撫する。指先が乳首に触れると、リシアの反応が大きくなることに気づくと、そこを中心に弄り出す。
「あっ……ああっ……んっ」
指先で乳首の周りに円を描き、不意に先端に触れる。絞るようにつまみ上げ、引っ張ったり押し込んだりするたび、ぴくぴく反応するリシアを見て楽しむニド。
「ちょ、ちょっとニド…?それで病気治るの?」
「ん?あ、ああ、モチロン」
そうだ、そういえばそういう理由で始めたのだった。胸を弄るのに夢中になってすっかり忘れていた。
というより、そんな建前のことを今更持ち出されても、困るだけだ。
「ねえちょっと、本当に……あっ!」
軽く乳首を捻って、セリフを遮る。
「こ、この…んむっ」
なおも口答えしてくるリシアの口を、ニドはその唇で強引に塞いだ。
幼いリシアの顔が、さらに紅く染まる。瞳の潤いが増す。それは拒絶や嫌悪によるものでは決してない。
「あむっ……はあ、んっ……んんっ………」
ニドは、リシアの唇を啄み、唇全体を味わうと、舌で歯と歯茎をチロチロと刺激する。快楽でリシアの口が弛緩すると、すかさず舌を口の中に入れ、舌と舌を絡ませながら、口の中を掻き回す。
「あ…………」
ふいにニドが舌を引っ込めた。惚けたリシアが追うように突き出した舌を、
「んん!?……んー!!」
ニドは素早く加えると、じゅるじゅると吸い出した。
その間もずっと胸を弄っていた手を、今度はリシアの下半身に伸ばす。すこし湿った薄布をどかすと、まだ毛の生え揃っていないそこに手を触れる。
「ちょっと、そこは汚……あむっ…ん……」
どうやらリシアはキスに弱いようで、口づけをすると少し無抵抗になることにニドは気づいた。
閉じた割れ目に指を合わせ、ゆっくりと這うようになでる。
馴染んできたところで、その花弁を広げると、初めて見る女性器の卑猥な形に、ニドは見入った。
「すげ……」
「ちょっと……恥ずかしいよお……」
もちろんリシアの文句などお構いなしである。
大陰唇を広げてくにゅくにゅといじると、その中の小陰唇などにも手を這わせる。
「あん…ああ………」
上下に行き来する指先が、陰核に触れた時、
「ああっ!!」
リシアより一層大きく反応した。
ニドはそれが面白くなり、そこを重点的に弄くり出す。包皮を剥けることに気づくと、直接最も過敏ま部分を弄ぶ。撫で擦り、引っ張り、少し強めのほうがよりリシアが悦んでいるこがわかったニドが、少し強めに摘まんだ時、
「あっ、あーーーーーッ!!!」
リシアの背中が跳ね、一際高い嬌声部屋に溢れた。陰部はひくひくと痙攣し、膣口から粘り気のある液体が流れてきている。
「はー……はー……」
「うわ、すげ……」
リシアの、幼くも艶かしい痴態に、ニドの股間は痛いくらい張り詰めている。
その熱く滾る燃料棒を、どこにどうしたらいいのかは、ニドも多少は知識として知っていた。そしてなにより、男としての本能が命じてくる。−−リシアの膣に入れろ、と。
初めての感覚に、未だ戸惑いながら荒い息をしているリシアを、ニドはそっとベッドに横たわらせた。
弛緩している足を開かせると、陰部に自身のモノを合わせる。
「ちょ、ちょっと何してるの…?」
そこまできて、リシアもニドが何をしているのかに気づいた。しかし、もう遅い。
「あれ、この辺かな…あ、あった」
亀頭で膣口を探り当てると、少しづつ押し込み始めた。
「あ、ちょ、いたっ…」
リシアが痛がるも、もうニドは止まらない。愛液が潤滑油となり、少しづつ進んで行く。
「いたい、本当にいたいの、お願い抜いて……?」
やがて、亀頭の先に膜が触れた。進行を妨げるそれを、ニドの息子は勢いよく突き破った。
「イッーー」
そのまま勢いで最奥までたどり着く。2人の接合部から、紅い液体が垂れてきた。そこまできて、ニドはリシアに声をかけた。
「大丈夫、リシア……?」
「うう………ひどい」
「ごめんね、なるべく痛くならないように気をつけるから」
そう言って、腰を前後に動かしだす。
「あ、ああ……んんっ………あ、いッ」
どうも一箇所、リシアの反応が変わる場所があるようだった。そこを重点的に攻めてみる。
「あ、いいっ、はあっ……んッ」
痛みにしかめていた顔が段々快楽に溶けはじめる。声の響きにも甘いモノが含まれてくる。
そんなリシアを見てると、ニドも段々堪らなくなってきて、腰の動きもどんどんはやくなり、
「くっ、どうしよ、リシア……ッ、なんか、出そう……ッ!!」
「あ、あたしもっ、くるっ、なんかきちゃうっ!!」
「じゃ、じゃあ一緒に……ッ」
「ニドっ、ニドっ、ニドおっ!!!」
自分の名前を呼ぶ声を聞きながら、同時に果て、リシアの中に−−
「ニド、ニド!!起きて!!」
サキュバスの呼ぶ声がする。
クラクラする頭を押さえ、飛び起きると、辺りを見回した。
「俺はいったい…」
「何寝ぼけてるの、早く逃げないと次のジャンプが来る!!」
サキュバスに手を引かれ、慌てて駆け出した瞬間、元いた場所にダークアリスが落ちてきた。
(そうか……キュアオールが間に合ったのか……)
どうやら気絶してたらしい。長い夢を見ていたようだが、おそらく意識がなかったのは一瞬だろう。ひどく淫らな内容だったのは、近くにサキュバスがいたからか。
「ボーっとしてないで、次来るよ!!」
フェアリーの叱責が飛んでくる。おちおち考え事をしていられる状況ではないこと認識したニドは、一瞬だがリシアのことを思い返すと、頭を切り替えて駆け出した。
(すまん、リシア。俺はまだ、そっちには行けない)
「まだまだ、生き残らなくては!!」
その時、一瞬だけ。リシアの声が、聞こえたきがした。
(頑張って)
ニドは、ふっと微笑むと、仲間と陣形を組んでダークアリスに突撃していった。
まだまだ、《紅蓮の王》の戦いは続く。
今見直したら、Part3がPart2になってるな…
もし暇があって、反響がよかったら続き書きます
乙です
ロリリシア・・・・・・・ジュルリ
いいものを見せていただきました。
世界観的に無理かもしれないけどできれば大人同士のニドリシアも見たいです
ニド×リシア書いてみました。
基本喋らない兄妹なので、オリジナル要素を踏まえて、書いてしまっています。
原作のパラレルワールドぐらいの差があると思いますので、それでもよければ、読んでやってください。
『古の記憶を持ちし王』
春先の、突き抜けるような青空の下だった。
王国にて毎年行われていた祭り事は、例年以上の活気に満ちていた。
観客で埋め尽くされた闘技場に、二人の武人が相対する。
一人は筋骨隆々とした、正に戦士と称せる大男。その身の丈に合った斧を振りまわすが、当たれば
必殺となるはずの一撃は、風を凪ぐばかりだった。
「チョロチョロ動き回るなァァッ!!」
「しかし。動かねば斬られてしまいます」
「っざけるなッ!」
対するは黒髪の剣士、しかも女性である。可憐といっていいほどの身のこなしで、破壊的な一撃を回避する。
薄絹のような独自の民族衣装が、蝶の羽のように揺れる。
紐で結んだ黒髪が、ざぁっと、涼しげに揺れていた。
「女ァッ!! いい加減、貴様も一太刀ぐらい浴びせてこいッッ!!」
大男が吼えた。両腕の筋肉が盛りあがり、剣士の頭蓋を、薪でも割らんという様に振りあげる。
「では」
一息。
女剣士が踏み込む。
<零突>
残像が一瞬。
鬼神の如き一撃が見舞われていた。が、
誰の目にも、その動きを、完全には把握できていなかった。
『……』
起きたことを理解するため、誰もが無言となる。
刃引きされた剣の先端が、大男の喉元に届いているのを見る。ぐるんっと白目を剥き、冗談のように、後ろに
倒れゆくのを見届ける。
「…………」
大男は、仰向けになった口から、蟹のように泡をこぼしていた。
「審判、どうしますか? 続けよと言うのであれば、トドメを刺しますが」
さらりと言った。
主審の男が焦ったように、手に持った銅鑼を打ち鳴らす。
「しょ、勝者っ! 朱沙之国 (スサノクニ)の剣士ッ!!」
告げたと同時、わぁっ! と、爆発的に場が沸いた。
万雷の拍手が天を裂き、怒号のような歓声が地を響かせる。中には興奮のあまり、物すら投げてくる観客
もいたが、剣士は意に返すことなく涼しげに、黒髪を泳がせるのみだった。
「今日は良い日和ですね」
手をかざして、のんびり空を見あげる。独自の刺繍が込められた衣装を軽く手で払い、埃を散らす。
「剣士殿、まだやれますかな?」
「無論です」
応える立ち姿には、まだまだ、余裕がうかがえた。
ふたたび場が沸きあがる。
「さあ、次なる挑戦者はおられませんかっ!?
我らがアヴァリシア王国の威信をかけた闘いですぞっ!」
「―俺が出よう!」
主審の煽り文句に、ざっ、と立ち上がった男がいた。観客席の最上階、白髭を生やした巨漢である。
紅蓮の炎めいた双眸が、陽光のしたでギラギラと輝いた。
豪快に吼え、最高級の生地で完成された服と、それを飾る最上級の装飾品を、邪魔そうに手で毟る。
裏地が赤のマントもぬぎ捨てた。
「まさか、東洋の鬼神がやってくるたぁな!」
「父上、お待ちを」
ヤル気に満ち溢れた男を、美形の少年が制した。片手の指で、年齢が数えられるであろう年頃だ。
「本気で参戦するおつもりですか?」
「当たり前だ! あれほどの使い手と一戦交えぬなど武人として恥だ。ニド、俺が死んだら後はまか
せたッ!」
「配下の者が不安になるような言動は避けてください」
キリッと、真顔で"お堅いこと" を言えば、隣に座る銀髪の美女も、にこやかに笑う。
「まったくもー、お父さんは元気よねぇ」
「母上、せめて止める素振りぐらいしてください」
「無理〜」
言い切られた。
少年は、母譲りの透明感ある銀髪を疲れたように揺らし、父譲りの紅蓮の眼もまた、諦めたように
閉ざす。
「では、お好きにしてください」
「おう! 好きにやったるぜッ!」
豪快に笑い、そして巨漢の白ヒゲ男は、観客席を降りていく。
―とぅっ!
そして、数メートルの壁を飛びおりた。女剣士と相対し、刃引きされた大剣を向ける。
「よぉ! とりあえず挨拶しとこうか」
「不要です。貴方、この国の王でしょう。いいんですか、こんな事して」
「王だから構いやしねぇ。言っとくが遠慮はいらねぇ、手ぇ抜くんじゃねぇぞ!」
女剣士は、少しだけ目を見開いて、それからくすりと、妖艶にも見える微笑みを浮かべてみせた。
「勿論。アヴァリシアの現国王の噂は、旅中にかねがねお聞きしましたよ。類稀なる名君にして、
英知ある軍師。しかし戦場に立った時には、 紅蓮の殺戮王と呼ばれるほどの、剣の腕前であると、ね」
「おーおー、俺様も偉くなったもんだぁ。極東田舎の小娘にまで、その名が知れ渡るようになったかよ」
言えば、黒髪の女剣士が、ふふっと笑顔で嗤う。
そして国王と同様に、先端が朱に染まった剣を差しむける。
「では、その田舎娘のまえで無様に膝をつかせ "ごめんなさいまいりました" と言わせてあげましょう。
ドゲザって言葉、ご存知ですか?」
「おう、やってみろ。ついでに負けたら妾にならねぇか」
「いいですよ」
瞬間、同時に地を爆ぜた。主審の銅鑼が、慌てて鳴らされると同時、
「らあァッ!」
「ハッ!」
剣戟の音が、空に高らかに打ち響いた。
王が妾を取り、第二の世継ぎを得てから、十年経った。
大国にしては未だ歴史の浅いアヴァリシア国が、最も平和であった時だった。その分だけ、
世継ぎである王子の双肩には重荷が増した。
(疲れた、などとは言ってられないか)
毎日、列をなす謁見者の言葉を聴く。山となった書類に判を押す。会議という名目の、進展
のない話しあいに参加する。そしてわずかな合間を見つけ、一息いれるかなと私室にもどれば、
(これはむしろ、嫌がらせだ)
花嫁候補の肖像画が、机の上に、どっさり届けられているのだった。
ニド・アヴァリシアは今年で、十五歳になる。
「そろそろ結婚しろというのはわかるが」
こうまで露骨に主張されては、むしろ萎える。人知れずため息をこぼしたとき、入り口の扉が叩かれた。
『お兄さま、ニドお兄さま。開けますよ』
「少し待て」
『はい、待ちました。開けます』
ガチャッと、ドアノブが回った。遠慮なく開かれた扉の先に、腹違いの妹が立っていた。
「お兄さま、お疲れですか? 目尻にシワが寄っていますよ」
「おまえな……」
長い黒髪と白い肌。凛とした立ち姿は、朱沙之国の出生である母親の外見を受け継いでいた。ただ、
瞳の色だけが異なり、父や兄と同じく真紅に染まる。
「リシア、なにかようか」
「用事がなければ来ませんわ。いざ、決闘を申し込みます」
「……決闘?」
「はい。今日こそお兄さまに膝をつかせ、"ごめんなさいまいりました俺は妹にすら適わないダメ兄です"
と泣いていただきます」
「意味がわからん」
吐息がもれた。腹違いとはいえ、十年間を共に暮らしてきたというのに、この王女は兄の思考を度々
こえる。ついでに "鬼神の生き写し" と呼ばれるほどに、母親の外見と気質、そして剣の才覚までも受
けついだ娘だった。兄であるニドから、正直に言わせてみれば、
「性悪め」
「まぁ、お兄さまったら、ひどいわ」
嘘泣きしてみせる素振りすら、愛らしかった。
王国随一と名高い美少女が、幾分にもあどけなさが残る顔で、くすくすと、小悪魔的に笑ってみせる。
「まさか、私に敗れるのが怖いのですか?」
「弁舌のふるい方ぐらい覚えろ」
「お兄さま以外の方には、もう少し考えます」
「それはつまり、俺を足下に見ているということか」
「その通りです。少しは賢くなられましたね」
不敵にほほえみ、にっこり見つめてくる。
「さぁ、お兄様はやく。剣のお相手をなさって」
「べつに俺でなくともいいだろう」
「もうお兄様しかいませんの。先ほど、騎士団長を続けて負かしたところ、ごめんなさいもう許してと、しくしく泣かれたので」
「鬼か貴様は」
子供の冗談だと笑い飛ばすところが、この妹に限っては通じなかった。
「おまえは、少しは加減を覚えたらどうだ……」
「覚えてそれです」
「そうか」
もはや何も言うまい。
皇帝の血を引く王子は、若き父親の面影を残す顔で、口元を歪めた。
「たまには、気晴らしに付き合ってやるのも悪くはない、か」
訓練用の木剣で、王の血を引く兄妹が打ち合っていた。妹は嬉々として、兄へと向かい、鮮烈な一撃を見舞う。
「お兄さま! 私が勝ちましたら、夜会のダンスをご一緒にっ!」
「今、充分に踊っているだろうがッ!」
「えぇ! お兄さまとなら、一日中でも飽きませんっ!」
――カッ、カッ、ガガッ!
剣戟の音は、青空の下でよく澄んだ。
一見しては険悪な雰囲気だが、この光景に慣れている騎士たちは、一様に笑うばかりだ。
「ニド王子、ダンスのお誘い、真に光栄ではありませんか! 我らはみな、実力不足で断られてしまったというのに!」
「さよう! お受けしてはいかがですかな。リシア様のお相手が務まるのは、英雄王の血を引く、あなた様しかおりますまい!」
「ことわるっ!」
即答だった。騎士の野次と、リシアの剣を同時に受け流し、ニドもまた必死に口を動かした。
「こんな女は手にあまるッ!」
失言だった。
「……こんな、女……?」
じわぁ〜っと、リシアの殺気が増していく。
たかだか十歳の少女が放つ気配に、騎士団の面々でさえ圧倒される。一歩身を引くもの多数、中には腰が砕けた者さえいた。
「おにーさま」
「なんだ」
「あの世で詫び続けてください」
にっこり。絶世の美少女の表情から、色が消える。
構えを変える。一息たらずの一瞬。刹那の刻を、踏む。
<レイ・スティンガー!>
母譲りの秘技。そのアレンジメント。
「――ぐっ!?」
神速の一閃。まっすぐ、急所を狙う。ニドは身を落とすように、退け反り、
「っ、はぁっ!」
回避する。一呼吸おいて、息が盛大にあふれた。首の薄皮一枚が "焦げた" だけで済んだ。
「リシア……、今のは俺でなければ死んでたぞ!」
「お兄さまが失礼なことを言うからですッ!」
「ならばもう少し、女性としての慎みをだな……」
「よけいなお世話ですーッ!!」
「うおぁッ!?」
蜂のような鋭い一閃が来る。どうにか受け流し、わずかに間をおこうとすれば、間髪入れず、肉食獣のように飛び
込んでくる。
「そこォッ!」
「っの!」
なぎ払う。木剣が打ち合わさる。細かな破片が散る。
「しぶといッ! さすがお兄さまッ! しぶといですッ!!」
「妙な言い方をするなッ!」
――ガッ、ギンッ!
ニドの剣筋が正規の騎士団仕込みに対し、
リシアは驚異的な運動神経、反射神経、瞬発力を生かし、兄をフルボッコにせんとす。
「だいたいっ! お兄さまはっ! 鈍すぎるんですッ!」
「なんの話だっ!?」
「バカーッ!!」
兄妹の試合は、戯れというには鮮烈すぎた。
それでも、どこか微笑ましいのは、主に野次が優しいからだ。
「ニド王子ーっ! 押されていますぞォ! もっと抉り込むように、撃つべしぃ!」
「リシア様、素敵ですーっ! 兄を兄と思わない容赦のなさ! 実にエクセレント! そこにシビれる憧れるぅ〜!」
「貴様らうるさいッ!!」
ニドが叫べば余計に、にぎやかに沸くだけだ。いつのまにか、二人の試合を見学するものは増え、取り巻くように
眺められていた。
その様子は、遠くから見れば舞踏にも見えたかもしれない。音楽はなく、下手をすれば、骨を砕かんとする一音
だけが、ひたすら繰りかえされるという、大変物騒なものであったが、
「平和であろう?」
つぶやいた声は、この国の王だった。独り言にも聞こえるほどの、小さな囁きだった。
「家族とは、"王"が唯一、民と同じくして持つものであり、守るに相応しいものだと、俺は思う」
陽が少し沈みはじめた頃、ようやく剣戟の音が止むまで、ずっと二人の様子を眺めていた。
「ほぉ、決着がついたようだな。くくっ、兄の面目を保ったか」
王の眼下には、膝をついたリシアの眉間に剣を向けるニドが写っていた。勝利したというのに、心底疲れたような
息子と、心底くやしそうに、もう一戦をすがる娘が写る。
城内へ向かう二人の先には、それぞれの母がいた。メイドと共に、汗をぬぐう布を手渡したかと思えば、笑顔と
怒声がそれぞれに落ち、特注の鉄扇と拳骨が同時に落とされるのも、しっかり見た。
「はははっ」
王が笑う。今とその過去を思い返し、愉快そうに笑う。
そうして、スペルヴィア山脈の向こうへ沈む、鮮やかな夕日を見送った。
その手前に広がる町並みもまた、ひどく美しかった。
「……大崩壊の時まで、あと五年持つか分からぬ、と言ったな」
『御意に』
振りかえる。全身鎧の黒騎士が、そこに居た。
『決断を、人界の国王よ。貴方の家族を守りたいと、そう思うのであれば』
騎士の手には、緋色に輝く石があった。
王の影に染まった顔は、もう笑うことはなく、その日から、少しずつ狂気に彩られていくことになる。
※ちょうど半分っぽいので、ここまで。
エロは後半の最後に入ります。
一日が慌しく終わりを告げる。
夜が更けた自室にて、時計の針音だけに耳をすまし、ニドは自室のベッドで仰むけになった。
考えなくてはならない事柄が多すぎた。
「……疲れたな」
誰も耳にしてないとはいえ、思わず言ってしまう。喉にたまった吐息がすべて漏れ、体がゆっ
くりと沈んでいく。ランタンの灯火が、ゆら、ゆらと揺れ、脳裏に先ほどの会議のことが思いだす。
(軍備の増強、過剰な徴兵、そして条約を無視した戦争行為。しかも略奪の許可に、奴隷の復活ときた―)
父王が発した言葉に、会議は紛糾した。
「眠ろう……」
時計の針音だけが続く。ニドが目を閉じかけたとき、
『お兄さま』
コツン、コツン、と。小さな音が、扉の外から通じてくる。
ニドはしばらく応えなかった。扉が勝手に開くことはなかった。身を起き上がらせ、告げる。
「入って構わんぞ。なにか用か」
「用がなければ来ませんわ」
ドアノブがくるりと回る音。
入ってきた王女は、薄い、白のドレスをまとっていた。足元に大きくスリットの入ったものだ。視線
が下がりかけ、慌てて、何気なさそうに目をそらす。
「あら、こういうのがお気に召して? お兄さま」
「慎みを持てと、昔から言ってきたはずだ」
美少女から、妖艶な香りを漂わせる美女に羽化した妹だった。
ふふっと笑いながら、一歩を近寄ってくる。
「これは朱沙之国の儀礼服、ファンホウドレスと言うらしいですよ。それから、ご安心を。わざわざ
夜這いに来たわけじゃありませんから」
「おまえな」
仮にも王女がつかう言葉か。思ったが口には出さなかった。しかし王族と婚姻を結ぼうとする貴族連中
のなかには、そういう行為に及ぶ娘たちが、事実いたりもする。
女は怖い、と思う。
「それよりも、今日は他国の夜会に赴いていたのではなかったか?」
「えぇ。父様が倒れたと聞き、無理を言って抜け出して参りました」
ニドは納得したようにうなずいた。
議会の最中だった、国王はいよいよ狂われたのかと、啖呵を切った伯爵の一人に、王が血走った瞳を
向け、剣を抜いた時だった。
「もう……、時間がないのだ……」
言って、カハッと、大量の鮮血を口から吐きこぼし、倒れた。それ以上、議会を続けられるはずもなく、
そこで中断した。後の事はもう、思い出したくもなかった。
「お兄さま」
「なんだ」
「そちらに行っても、よろしいですか」
「あぁ」
リシアが足音を立てず、静かに近寄った。ギシッ、とベッドに腰をかけ、少しうつむいた。
「父上のことだが、」
「父様のことですが、」
同じ言葉を発して、互いにわずか目を見開いた。紅蓮の瞳が交差し、どちらともなく笑った後に、リシア
がふと、寂しげに告げていた。
「父様はもう、長くないのでしょう」
「おそらくな。医師もそう言っていた」
くしゃっと、リシアの端正な顔がくずれた。眦に浮かんだ涙を見せないように、兄の手のひらに、
自らの手を重ね合わせてくる。
「お兄さま、父様は焦っているのでしょうか」
「なにをだ」
「わかりません。ただ、なにかを恐れているとしか……」
「あぁ。最近の政策はどれも後のことを考えてはいない。死期を悟り、心が弱くなったという者もいるが……」
「私は、それだけには思えません」
手のひらの中に、力が篭る。紅蓮の瞳に互いの顔が写りこむ。
「俺もだ。死の淵に瀕したからといって、容易く心が折れてしまうとは思えん。むしろどうにかして乗り
越えんとするだろう」
「えぇ」
妹が嬉しそうにはにかんだ。思うところが、同じだったのだろう。
「お兄さま。少し、胸をお貸しください」
そっと、ニドの胸の上に、リシアの頭が落とされる。さらりと髪が揺れて、香水の香りと共に、顔を
くすぐってきた。両手がきゅぅと、ニドの背にまわされた。
「……私、結婚することになりそうです」
「そうか」
リシアの頭に手を乗せて、さらりと揺れる黒髪を、大きな手のひらが撫でていく。顔をあげてきた妹は、
少し不満そうだった。
「もぉ、それだけですか?」
「俺も戴冠の義と、婚約式の日程が決まったからな」
「えっ! いつですっ!?」
「来月に入ってすぐだ。相手の姫も、来週にはこちらの宮で暮らすことになる」
「な、なんでですかっ! いくらなんでも急でしょーっ!?」
「うぐ!? お、落ち着けっ!」
リシアの両腕が、ニドの襟元を締め上げてくる。ニドはどうにかいなし、けほっと咳を一つ払い、言葉
を続ける。
「ここ最近、父の政策の内情が他国にまで届いていたからな。病に倒れたこともあり、一気に前倒しに
なったんだ」
「うぅ……、お兄さまの、ばかぁ……」
乱暴に、ぐりぐりと、子どもみたいに抱きついてきた。膨らんだ胸が臍の辺りを擦り、内心かなり焦った。
「リシア、おい、放せっ!」
「私、結婚するのやっぱりやめましたー」
「……は?」
子どもじみた言い方に、ニドの眦が一気に顰められる。
「いいんです。お兄さまが王になれば、私が他所に嫁ぐ理由なんてありませんー。私は生涯ひとり身で、
ひとりの剣士として、兄さまとこの国を守っていければいいんですー」
「おまえな……。そういうわけにいかんだろうが」
「私がいいって言うんだから、良いんです!」
ぐいぐい抑えつけられながら、半ば無理やり、押し倒される。
「ねぇ、お兄さま」
ニドの瞳に映る視界が、天井と、リシアの二つに置き変わる。
身軽な子猫のように、すぅっと近づいてくる。
「お兄さま、本当に、結婚されてしまうの?」
「あぁ」
「わたし、妾でも、愛人でも、構いませんのよ?」
「なんの話だ……」
「いいえ、いっそ攫ってください。わたしを、貴方の、手で」
「わけが――」
わからない、という前に。
まっかな唇が落とされた。頬の上に。熱を持って拡散する。
「……」
無意識に手が伸ばされた。
白く、柔らかな、リシアの肌にそっと添える。薄絹のグローブが、その手を抱くように覆われて、
――キィン。
時計を巡る三本の針が、思いだされたように重なった。日付が変わっていた。四つの瞳がそち
らを見つめる。
「……冗談ですよ」
「知っている」
「ひどい」
リシアがくすりと笑い、身を離す。あとはそのまま、まっすぐに扉へと向かっていった。
「おやすみなさい、お兄さま」
想いを秘めたまま、扉が閉められた。
兄と妹の、最後の邂逅だった。
翌日の朝。
世界の在り方は、そのすべてを一変させた。後に大崩壊と呼ばれる事象は、古の世界を終焉
へと導き、新しき世界の産声と化した。
王の胸には、緋色の輝石が一つ在り。得た力の代償として、古きものすべてを失った。
*
外では雷鳴が響いていた。王城の影ある廊下を往く。
数年の時をかけ、懐かしき城へと戻ってきたが、そこは既に騎士団と呼ばれる組織は存在せず、
人界の戦士もまた死に絶えていた。
アヴァリシア国の王城は、今や紅蓮の王と、その僕である、神魔霊獣が住まう城である。
「ニド」
カシャンと、硬質な全身鎧の音が響いた。男女どちらとも知れぬ抑揚のない呼びかけに、王も
また感情のない様子で振りかえる。
「ドゥクスか、どうした」
「"協会" の残党部隊が、東の街道にある村を略奪しているとの知らせが入った」
「貴様に一存させる。部隊を率いて焼き尽くし、みな殺せ。連中はこの世界にとって害悪でしかない」
「人造アルカナを宿した者はどうする。村人や一般人までも、協会の尖兵に変えられているやもし
れんが」
「……不要だ。生かして逃すな。一人残さず殲滅しろ」
「了解した」
硬い軍靴の音が遠ざかっていく。忠義を貫く後ろ背にむかい、なにか言葉を与えようかと迷うも、
しかし辞した。彼もまた目指すところへ向かう途中であったから。
長い廊下を渡り、突き当たりの部屋で歩みを止める。胸に秘められたアルカナが疼くのを感じていた。
「起きているな」
『えぇ』
返事はすぐに来た。開けられた扉は寝所である。
今は亡き彼の父王と、その二人の妻が肌を重ねた場所。用心の為に窓はなく、灯りもない。扉を後ろ
手に閉めれば、しん、とした闇が広がるばかりだった。
「おかえりなさいませ」
白いベッドの上。白いドレスを着た、艶やかな黒髪の美女がいる。
足を崩した姿勢で座り、両手を胸の前で抱いていた。入ってきた男の姿をみとめて、優しく微笑んだ。
「お兄さま」
手のひらを一つ伸ばされる。それを受け取り、王もまた、闇のなかで仄かに笑った。
「待たせたか?」
「少し。でも便利ですね、この力は。貴方がこちらに近づいてこられるのが、手に取るようにわかりました
もの。―――ほら、」
告げて、王の手のひらを、自身の胸元へと当ててくる。
心臓の代わりに響くその音は、世界の脈動と等しかった。
「これで、貴方が浮気しても、バッチリ分かりますよね?」
「……ドゥクスが泣くぞ」
世界を統べる力を、まさかの発信機扱いである。相変わらず、予想の斜め上を行ってくれると苦笑する。
「だって、この世界とか、割と、どうでもいいんです」
くすくすと、楽しげに笑う。
緋色に光るその瞳が、意志が、ほんのり狂気に染まっていた。そこには恐らく、王の意思が反映されて
いた。
「お兄さまがいれば、私、他にはなんにもいりません」
「……あぁ」
世界の力を、私欲のために用いた。
アルカナの力は神魔霊獣と "不死" たる存在さえも支配する。他のロードを滅ぼし、完全なアルカナの
力を得た男は迷わなかった。
「リシア」
肉体を再構築し、魂を再生させ、時間を巻き戻し、存在を定義して、この新しい世界に使い魔として蘇ら
せた。
昔と変わらぬ、白い頬を撫でた。彼女の心臓の代わりに在るのは、アルカナの欠片だった。"本体"に
呼応して、とくん、とくん、と鳴いていた。
「もう何処にも行かなくて、いい」
「えぇ、ずっと側に、います……」
*
歪み、狂気に彩られたこの世界で。
ニドは正しく、リシアという存在を愛した。
二度と朽ちることのない、永遠の伴侶を、強くその手に抱いた。
言葉や想いも隠すのは不要だった。この世界に二人を咎める者はおらず、二人が肌を重ねてはいけな
いという、法も無い。
「……お兄さま、貴方が好きです。この世界で一番大好きです」
林檎色の唇が近づいて、重なった。
眼を閉ざして、互いの息を交えていく。
「んっ……」
抱き寄せ、指先でドレスの結び目を解き、ボタンを一つ、はずす。
「んぁっ、んっ……!」
呼気が荒くなるに従い、きめ細やかな肌色が、少しずつ闇に浮かんできた。さらに深く、唇を開かせて、
舌をねじ込んだ。
「はぁ、んっ! ん、う……っ!」
別の生き物のように蠢く舌を絡めていく。同時に敏感な上顎なども、ざらり、としたと舌先で舐めとった。
「はっ、ふぅ、はあ、あぁ!」
とろりと架かる橋をかけ、息苦しくなった口付けを離した代わりに、火照った王妃の首筋へ這った。
「んっくぅっ!」
ぽつぽつと、汗が浮き始めたうなじを狙う。
「ひあっ!」
音を立てて吸い上げられれば、ぴくんっと反応して、頬を一層赤らめた。口元から、はぁっ、はぁっ
と、切なげな喘ぎが混じる。
「……あぁ、兄さまっ! 兄さまぁっ!」
ほんの少しずつ、確実に心が満たされていく。
不死の身体に熱が灯ったのか、紅蓮の瞳が、しっとり潤んでいた。
リシアはベッドの上に横たわり、両手は、頭の左右にあるシーツを、ぎゅぅっと強く掴りしめていた。
「に、兄さま……」
両足は大切なところを隠すように合わさっていた。純白のドレスは、既にベッドの下に落とされて
いる。
「……あ、あ、あんまりっ、見ないでください!」
成熟した身体が、一糸纏わず、王の眼前に晒される。
瞳はもう、闇を十分見渡されるほどになっていた。
「恥ずかし、い、から……」
「実に可愛いと思うがな」
「イジワルな事を言わないでくださいっ!」
リシアの顔が真っ赤に染まり、期待と恐れを半分ずつ投影した瞳で、見上げてくる。応えるように
片手が堕ち、大きく曲線を描いていた乳房をひとつ、揉みしだいた。
「ひっ、あぁっ!?」
腰が跳ねあがる。圧しかかり、もう一つの蕾の先端へ口づける。
「や、ああぁっ!!」
ニドの口中と指先で、それぞれの先端が硬くなりはじめていた。こりこりと、歯で齧り、爪先でひっ
かけば、甘い悲鳴は高らかに昇る。
「そこっ! あっ! やんっ! っきゃぅぅ!」
銀糸の様な頭を抱えて、一際大きく腰をくねらせる。
「ずいぶん、よかったみたいだな」
「は、い……」
ニドが顔を持ちあげれば、蕩けたような声音が返る。はぁっ、はぁっと、息急く口元から涎が滴り落
ちて、瞳からは、こぼれた涙が見えていた。
「……おねがい、きて、ください!」
求めるように伸ばされた手のひらを掴んだ。強く握りあうと、リシアの両足が、ゆっくりと左右に開か
れていく。その内にある蜜壷を、もどかしそうに晒していく。
「ここ、が、もぉ、ダメなんです……」
しっとり濡れ、せつなそうにひらつくソコへ、腰を深めた。
肉棒の先端が蜜に触れ、ヌプっと淫靡な音を立てる。
「は、あっ、あああぁぁーーっ!!」
ちゅ、クチュリと、肉襞を分けて奥へと進んでいく。全身に電気が奔ったように震えて、膣壁もキュウ
ゥッと閉まる。
「あっ! あっあっあぁっ! 兄さまっ、兄さまのがっ! 私のナカ入ってくるっ!」
「動くぞ、リシア」
宣言して、腰を前後に動かした。
膣内から蜜がさらにあふれてくれば、徐々に激しく動かしていく。
「はぁっ! 膣奥にっ! 膣奥に当たってますっ! 兄さまのっ!!
――はっ、あっ、やぁっ、きもち、ぃ、ぃっ!!」
「……っ」
膣を叩く音は増し、挿入する度に、淫らな声がでた。
「兄さまっ――! ニドお兄さまぁっ! ああぁっ! あああぁっ!」
ぐるりと、リシアの両足が背に回された。
「好き! 愛してるっ! 愛してますっっ!!」
片手を外し、互いに、大切な相手を抱き寄せた。残された手は二度と離れてしまわないように、
指先を力いっぱい、強く握る。
「ずっとっ、ずっと側に、いま、すから……!」
「リシアっ!」
「お兄さま――。ニ、ド、ニド、ニドっ!」
何度も、繰りかえし、名前を呼んで。
想う気持ちをそのまま爆ぜるように、絶頂を迎えていた。
「ああああああぁぁぁーーーっ!?」
同時に、白濁した液体が、一番深いところへ流れた。
「っき、てる……! あ、つぃ、の……な、か、ぁ、ぁぁ……っ!!」
*
時の経過が知れぬ部屋のなかで、蜜月はひたすらに続いた。
「……にぃ、さま……」
夢のなかでも花のような笑みを浮かべ、すっかり眠りに落ちても、手を離そうとしてくれない。
黒髪を幾度か撫でていれば、どうにか力を抜いて、外れてくれた。
そうして一人、奥にある小部屋で湯浴みをした後に、
「いってくる」
眠れる美女の額にキスをして、紅蓮の王は部屋を出る。
廊下の窓を見れば、空はいつしか美しい青空に変わっていた。
天頂には、太陽が見える。
陽光が地に注ぎ、廃墟と化した緑地の上に、花を咲かせている。
世界は確かに滅びはしたが、それでもまだ続いているのだ。
(――戦いは、未だ終わらない、か)
小さな希望を背に残し、皇帝は新しき一歩を、踏みしめた。
----------------
以上になります。
お目汚しでしたらすみません。
ニドとリシアって腹違いの兄妹なのか…初めて知った…
一応モノホンの兄妹・・・だったはず
しかしノーキンはっちゃけすぎてるw
345 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 16:55:54.30 ID:/a+Y3sK4
いつのまにやら2人も…
乙乙
支援あげ
346 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 00:18:27.47 ID:rW+CflXB
更新きたいあげ
リシアさんマジけしからんっす
鉄板兄妹新作期待あげ
パワーズ×プリンちゃんに期待あげ
349 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 17:48:23.19 ID:5ovwPJlb
あえてジャンヌ×ジル・ド・レイで
結構いろんなSSで見るんだが、ジャンヌと汁奴隷ってどんな関係なん?
>>350 ジャンヌは百年戦争の中でイギリスに対抗し、フランス軍を率いた活動家みたいなもん
ジル・ド・レイはそこらの領主でジャンヌに協力してともに国を救おうとした盟友
けれども一市民でしかないジャンヌが神の声を聞いたつって凄い働きしたもんだから、当時の異端審問に引っかかって終戦後に火刑にされる
レイはあまりにも身勝手な国とジャンヌの最期に絶望して、錬金術に傾倒、何百人も虐殺したらしい。それをモデルにしたのが「青ひげ」
アフロディーテ×ラクシュミー…
無理か
>>352 絵師が同じって事くらいしか繋がり無いしな。
実際でも片方は悉く旦那に付き添っているけどもう片方はビッチだし。
繋がりが無いからどうだと言うのだ…!
355 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 11:17:55.71 ID:J0KyALc1
>>354 繋がりがないなら繋げれば良いじゃない。
性的にか特殊的にかは……な?
LoVのキャラのエロ絵貼るスレなくなっちゃったんだっけ
アフロディーテのパイズリ画像もう一度見たいけど
PCが逝っちまったんで見れないぜ
「ふっ………くぁ………」
他に誰もいない部屋に、艷を含んだ声と水気のある音が響く。
アヴァリシア城の一角にある通路、その裏に存在する隠し部屋。
そこに少女が一人、安置されたベッドに横たわり自分を慰めている。
彼女の名はダークアリス。かつて、この城の主である紅蓮の王に牙を剥いた存在。
「あぅ……やぁん……」
今では彼の使い魔になっている。
己の存在意義であったアンブラソルムの計画を無くしたところに差しのべられた手。
初めは自棄半分で渋々ながらも、厳しさと寡黙な裏にある彼の優しさに次第に惹かれていった。
「ひぁう…そこは…ふぁぁぁ」
陰核に指が触れる。撫でるような動きが擦るようにと、次第に激しくなっていく。
「あっ、あっ、あっ、ダメ、そんな」
既にたっぷりと水分を蓄えた秘所に、幼い指をより攻め立てる。
瞳にうっすらと涙を湛えたその顔は、最早少女ではなく女のそれだ。
「あぁ、ニド!ごめんなさい、ごめんなさい!」
水音と嬌声に混じるのは謝罪の言葉。
かつての罪を犯したことへと、彼を汚していることに対しての誰にも聞かれ得ぬ懺悔。
「ニド!ニド!ニド!もぅダメ!きちゃぅよぉ!」
高まる愛しさに比例して限界へと登り詰める。
「にゃっ、ニドッ、ニドッ、い…ッ〜〜〜〜〜〜〜!」
想い人の名前を何度も叫び、少女は絶頂した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…ふぅ」
動悸を静めながらも、濡れた手に目をやる。
今日も糸をかけ、手を滴る愛液は自分が一人ぼっちなのだと再認識させる。
溢れそうな想いを自分の胸にしまいこみ、瞼を閉じた。
…せめて夢の中では、愛しい彼の腕に抱かれて眠りにつくことを祈りながら。
・・・ふう
いい物を読んだ
359 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 01:05:52.72 ID:C5tU+V0s
うっ……ふぅ。
また過疎ってきたな。
新作のリシアの絶対領域に興奮する今日この頃
浮上
絶対領域といえば与一ちゃんも捨てがたい
サドに見せかけておいて実はマゾっぽい上にシスコンなリリスを見ると、
さっきゅんによってあの手この手で調教されてるのではないかという妄想が止まりませぬ。
与一って目が赤い??気がする
黒髪で目が赤い・・・・・
あれ?なんかリシアと被っててね??ついでに絶対領域だし
1.xの頃からブランク挟みながら書き続けてきた
おろち×リシアが書き上がったから、投下してもおkだろうか?
早く投下しろお願いします
何気におろち復活祝いなのかな
366 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:26:13.59 ID:WMIvtWGR
あれから燃え尽きて布団行ったり、
いちおうの推敲したりしてたけど、それも片付いたので
SSのタイトルをコテにして投下開始します。
初投下なので色々手間取るかもしれないけど、ご容赦を。
一応注意書きとして、
ジャンル:触手・異種姦
オチ:堕ち・出産
なので、そういうジャンルが嫌いな人は
コテをNG指定でお願いします。
367 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:27:48.79 ID:WMIvtWGR
ヴィアラ火山を支配する蛇神、やまたのおろち。
年に一度、生贄の花嫁を喰らうその蛇神を討つべく
『紅蓮の瞳の戦士』リシアと彼女が率いる軍団は火山へと歩を進めた。
が、相対した蛇神の力は彼女たちの予想を遥かに上回るものだった。
袂を同じくする使い魔たちはことごとくが倒れ伏し、
彼女もまた、自らの剣と鎧を砕かれ、
その美しい肢体を随所にあらわにさせられていた。
「ホホホ……娘よ、なんとも見目麗しい姿になったものよな」
「カ、カ、カ……我らが膝元に住まう者共も、なかなかの余興を思いつく……
我らに花嫁を捧げるだけでなく、このような催しまで添えようとは!」
追い詰めた獲物を前に、思い思いの言葉を口にする蛇神。
無数の蛇頭が一つの肉体から伸びるこの姿こそ『八岐大蛇』の名たる所以である。
「好き勝手な、事を……!
お前たちの嫁になど、誰がなるものか!」
真紅の双眸を宿した女戦士が、自らを見下ろす蛇神を睨みつける。
『紅蓮の瞳の戦士』リシアの心は、未だ屈してはいない。
たとえ、その身を守る鎧が砕かれ、相対する者を討つ剣が折られようとも。
「気丈なことじゃ。息子よ、まことそなたのよき花嫁となろうぞ。
じゃが、そろそろ余興も終わりにせねばなるまいな」
リシアから見て、やや右側の蛇頭が中央にそびえる頭へ声をかける。
「そうじゃな、母よ。
では花嫁よ、我らと今一度睦み合おうではないか……!」
その言葉が終わらないうちに、蛇頭をまとめる胴部に変化が訪れる。
胴体の中心部に一筋の線が入ったかと思うと、
それが見開かれぎょろりとした眼球が現れ、血とも炎とも取れる輝きを放つ。
「しま、っ……」
一瞬の反応の遅れが決定打となり、リシアはその輝きを身に受け、
「……あ」
糸の切れた操り人形を思わせる動きで、力なくその場へへたり込んだ。
蛇神の内包する数多の意志が力となった『真紅の魔眼』は
その光を受けた者の『畏れ』を増幅し、抗う力を奪う。
リシアが軍団を率いて戦った際も、この魔眼の前に
軍団はその統率を崩され、断罪の炎に焼かれることとなった。
368 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:32:29.87 ID:WMIvtWGR
そして、再び魔眼の前に力を失ったリシアを
蛇神が見逃すはずもなく、瞬く間にその四肢を蛇頭が絡めとった。
「カ、カ、カ……よくぞ参った、我らの新たな家族よ」
他の蛇頭にリシアの拘束を任せ、中央の蛇頭が言葉をかける。
「は、離せ……!私は、まだ戦え……」
苦境に立たされながらも、
リシアは戦士として振舞おうとしたが、
どくん。
「っ……!?」
突如として、その身体に奇妙な感覚が降りかかった。
戦いの高揚感とは全く違う、
身体の中から湧き上がるねっとりとした熱い感覚。
それはリシアに、女としての願望を強く意識させ始め、
―眼前の蛇神に己の身を捧げ、新たな生命を宿し、産み落とす―
瞬く間にその行為を望む気持ちは、
身体を食い破らんばかりに満たされていった。
「ホホホ、どうされた花嫁よ。なにやら艶のある顔をしておるではないか?」
「わ、私に……一体なにを……」
蛇神の魔眼は、それを見た者の畏れを増幅する。
だが、その振れ幅は一つではなかったのだ。
吊り橋などの危険な状況で愛を囁かれた際、
危険に対しての緊張と恋愛感情を混同することがあるように、
ある程度調節した畏れを与えることで、
心を解きほぐすための魅了(チャーム)として魔眼を用いたのだ。
369 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:33:41.69 ID:WMIvtWGR
「今はそのような些事など、捨て置けばよい。
嫁御よ、そなたが望むことを我らに告げてみるがよいぞ……」
「私が、望むこと……」
平常な精神であれば、剣の一閃とともに捨てたであろう蛇頭の甘言も、
今のリシアにとってはその一言一句が身を蕩かせる媚薬に感じられた。
「お嫁さん、恥ずかしがっているよ。
戦っていた時の凛々しい姿からは想像もできないや」
「ひぃ、んっ!!」
そう言いながら、最も体躯の小さいであろう蛇頭が
自らの絡みついた脚の内側を舐め上げ、その舌の感触に
敏感に反応したリシアは思わず声を上げてしまった。
「よい鳴き声じゃのう、娘よ。
だが、我らとの契りはこのようなもの、児戯にすらならぬぞ?」
「そなたが麓で聞いたように、
これまで我らが幾多の花嫁を食ろうてきたのは事実。
だが、我らはその全てにたゆまぬ愛を注ぎ、悦楽の頂へと導いてきたのもまた事実よ」
先程の快楽が児戯ですらないという蛇神との契り。
その言葉にリシアの秘裂は小さく脈動し、
うっすらと水気を含みだした。
魔眼のもたらした誘惑は、心だけに留まらず
いよいよ身体にまでその影響を及ぼしだしたのだ。
「快楽に身を委ねるは、神も人も同じよ。
なれば、登り詰めたくはないか?人の娘よ……」
「私、は……」
蛇神の言葉が紡がれるたび、心は快楽への期待に蕩け。
四肢の蛇頭がうごめくたび、身体は燃えるような劣情に塗り潰される。
中も、外も望むのは眼前の異形との契りと、それによりもたらされる受胎。
その結末を思えば思うほど、リシアの鼓動は早鐘のように脈打ち、
嵐のような熱に呑み込まれた身体と言葉は、一つの決断を下すことになった。
370 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:35:59.94 ID:WMIvtWGR
「……ます……」
拘束された両手から、その体を成さなくなった剣と盾がこぼれ落ちる。
「……契り、ます……」
戒めを振りほどく意思はない事を示すようなゆっくりとした動きで、
「契ります……!」
持つもののなくなった両手が胸元へと伸びてゆく。
「契ります!私は、リシア=アヴァールは!
あなた達八岐大蛇にこの身を捧げ、新たな子を宿し、産みます!
だから、だから……もっと気持ちいいことを、私に刻みつけてくださいっ!!」
勢いに任せてその身を守っていた衣を裂き、美しく豊かな双丘を露にしながら、
蛇神との契りを受け入れる言葉を、リシアは叫んだ。
その言葉を受けた刹那、
蛇神の全身から無数の触手が溢れ出し、
瞬く間にリシアの全身に絡みつく。
「我ら一族の愛、しかとその身に刻むがよい、花嫁よ」
触手に視界を奪われる寸前、リシアの耳にはその言葉が響いた気がした。
371 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:37:03.83 ID:WMIvtWGR
人の娘に蛇神の精を注ぎ、その身に新たな命を宿す。
その饗宴はヴィアラ火山の熱気の中、
それに決して劣らぬ熱を宿しながら繰り広げられていた。
蛇神に背を預けた饗宴の供物であるリシアは、
両腕を後頭部に添える形で拘束されながら
その全身に這い回る触手の愛撫を受けていた。
「はぁ……んっ、う……あ、そこ……っ」
先程まで戦っていた、主たる5つの蛇頭と違い
物言わずうごめいているこの触手たちにも意思があるようで、
リシアの全身へ間断なく様々な刺激を与え続けていた。
屈服の証明ともなった二つの豊乳へ群がるものは、
無数の触手を指に見立てたかのような動きで
乳房を撫で、揉みしだき、桃色の乳首をこね回し。
その下の下腹部では、腰つきのよさを確かめるように這い回る触手と
それとは対照的に下腹部にぴったりと寄り添い、
子宮の様子を見透かそうとする。
「ふっ……ん、っ」
己の美しい肢体への多種多様な対応に対して、
今から子を宿した際の品定めを行われているのか、
ともやのかかった面持ちで見つめていると、
口の中へ滑り込み、テンポのよい抽送を続けていた触手から
湧き水のように体液が溢れ出した。
注ぎ込まれたその体液が、魔眼に射抜かれた身を
更に昂ぶらせる効果を宿していることを直感的に悟ったリシアは、
体液が口内から溢れようとしている中で懸命に嚥下し、
その全てを飲み干した。
「っは……ぁ」
新鮮な空気を求めた花嫁に配慮したように、
役目を終えた触手はリシアの口から離れていく。
大量に注ぎ込まれた快楽の液の名残は
その二つの間で未練を残すように糸を引き、
やがて重力に負けてリシアの肢体へ
口からまっすぐに銀色の線を描いた。
372 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:39:40.35 ID:WMIvtWGR
体液を飲み干し、頬を紅潮させたリシアは
臍部近くにまで伸ばされたその線の持つわずかな冷気を、
一つ脈を打つたびにみるみるうちに高まっていく
自らの躰の熱でかき消す感覚に浸っていたが、
「ひぃあっ!?」
右腕の付け根のくぼみに突如訪れた
巨大なナメクジのような触感で現実へと引き戻された。
「夢心地のようであったな、我らの嫁御よ。
だが、これは未だ序の口。
次は我らが直々にそなたの心身ともに、蕩かせてみせようぞ」
リシアの右側から、妙齢の女性を思わせる声色の蛇頭が囁いた。
先ほどの刺激は、この蛇頭がリシアの脇部へ
舌を這わせたことによるもののようだ。
その言葉がリシアの頭へ響く頃合いを見計らったかのように
左右の端に座した蛇頭がリシアの両足へ絡みつき、
ゆっくりと割り開こうと力を込めはじめた。
「だ、駄目……こんな格好……」
リシアの『女』の象徴が
蛇神たちの眼前に晒されようとするこの状況に対し、
リシアの中でほんの僅かに残った羞恥心が抗おうとする。
その気になれば力任せに両足を開くこともできたが、
あえてそうしないのはリシアのこの反応すら見越した上で
饗宴をさらに盛り上げるためのスパイスとして用いるためだろう。
「ホホホ……この肢体を持ちながら
まこと慎ましい心根、ますます我が息子の伴侶にふさわしい娘よ」
次は左の蛇頭から、しわがれた女の笑い声が響く。
「されど、その恥じらいも今は不要なもの。
今はただ、その身を焦がす衝動に……
そして我らに身を委ね、望むがままに快楽を浴びればよい。
花嫁をそう染め上げることこそ、我ら一族の勤めであり、
そなたはそれを受け入れたのじゃ。
今更踏みとどまる理由など、何もありはせぬぞ?」
「……」
そう続けられた言葉の一つ一つが
リシアの熱に浮かされた頭へ染みこんでいくと、
それと共にリシアの足に込められたわずかな力が解けてゆき、
「……はい」
力強さと美しさを兼ね備えた両足が左右へと開かれ、
その奥に隠されていた秘裂が、外気へさらけ出されたことで
リシアは自身の頬がひときわ上気するのを感じた。
373 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:41:06.62 ID:WMIvtWGR
「おお、素晴らしい瑞々しさよ……
今こうして眺めていても、我を待ちわびるあまりいやらしく蠢いておるぞ」
火山の熱気とも、蛇神の吐息ともつかぬ空気のゆらめきにすら、
うっすらと生い茂る陰毛に守られたリシアの秘裂は敏感に反応し、
ひくひくと脈動を繰り返している。
「そんな事、いちいち言わないで……っ」
「ますますもって愛い嫁御じゃ。
されど、その心を解きほぐし、淫らに染め上げるのも伴侶としての本懐よ」
そう言うと、リシアをまっすぐ見下ろしていた蛇頭の顎がゆっくりと開かれ、
長い螺旋状に捻れた舌と思しき赤い肉の塊がずるりと姿を表した。
「さあ、次は我らの腕(かいな)に抱かれよ、麗しき花嫁よ」
自らの口から現れたものをこちらに見せつけるかのような間を挟み、
リシアの唇をこじ開けながら、そのねじれた肉塊を押し込ませた。
「んんっぐ……ふぅぅっ!?」
口内へ侵入した異物に対して
反射的に声を上げようとしたリシアの口は、
新たに与えられた刺激によって
また別の呻きをこぼすことになった。
(今の……なに……!?)
頭をひねり、口内で暴れ回るかのような抽送を繰り返す
赤く、ねじれた肉塊の合間からリシアの目に写ったのは、
4つの蛇頭に絡みつかれ、思うままに蹂躙される
自らの下半身の姿だった。
(私の胸も……)
大きく、美しく発達した2つの膨らみへかぶりついた蛇頭は
その大きな口の中で舐めまわし、揉みしだき、
時にじゅるじゅると果実をすすり上げるような音を立てる。
(誰にも見せたことのない場所も……)
両足に絡みついた2つの蛇頭は、
肉色のクレバスにざらざらとした突起の並んだ舌を這わせ、
太腿までしとどに濡らした蜜を啜りながら
新たな湧き水を急かすように蜜壺へ刺激を送り続ける。
(口の中まで、好き勝手にされているのに……)
唇の裏側から、口腔奥の柔らかい部分。
舌はもちろん、左右の頬に当たる箇所まで。
ところ狭しと暴れ回る赤い肉塊は、
口内の性感帯を見出そうとしているかのようだった。
(私……)
初めこそ、蛇頭のなすがままになって
激流のように押し寄せる快楽に身を震わせるだけだったが、
次第にリシアの反応に変化が訪れる。
374 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:42:04.44 ID:WMIvtWGR
(もっと、感じたい……!)
蛇頭に絡め取られたその身を、小刻みに揺すりだす。
それは戒めを解こうとする抵抗ではなく、
さらなる刺激を得るための模索だった。
「シャシャシャ……おお、愛しき花嫁よ。
その身に宿した焔が、いよいよ心にまで灯ってきたのではないか?」
「……っ」
口内を責め立てていた蛇頭の問い掛けに、
リシアはゆっくりとうなづき、
昏い熱のこもった深い紅の瞳で見つめ返した。
「お嫁さん、やっと素直になったみたいだね。
それなら、もっと蕩かしてあげないと」
右足に絡みついていた、
他のものよりもやや小ぶりの蛇頭がそう告げると、
秘裂をなめ回していたその舌を巧みに動かして
大陰唇を左右へ開き、充血した陰核へ舌を絡みつかせた。
「……っっ!!」
女性器の中でも特に敏感な箇所に触れられ
稲妻のような刺激を受けたリシアの全身は、
絡め取られた拘束もいとわぬかのように
矢を放った直後の弦のように大きくのけぞった。
それを皮切りとしたかのように、
蛇神のリシアへの責めに幾らかの変化が訪れた。
両乳房に対しては、乳首を唇で挟み、震わせたかと思えば
舌先で転がす行為が加わり、
先ほどの陰核への刺激の対になるかように
形よく膨らんだヒップの奥で静かに息づく窄まり……
アナルをつつき、なめ回し出した。
「……っ!む、ぶぁ……ああっ!!
す、ごい……からだ、が、ねじ、れ……!」
ここに来て切られた数多のジョーカーによって、
リシアはその身も心も新たな快楽の波……怒涛にねじり上げられていた。
間断なく与えられる全身への責めによって
絡みついた蛇頭と共に小気味よく跳ね回るリシアの姿は、
遠巻きから見ると巨大な手の中に収まって
戯れに弄ばれている玩具のようだった。
375 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:43:22.61 ID:WMIvtWGR
「おお、我らが嫁御よ……
この目が見えぬ身でもわかるぞ、そなたの悦びが……
待っておれ、我らの手でさらなる高みへ押し上げてやろうぞ……」
肛門に舌を這わせていた蛇頭が
しわがれた老人の声で告げた刹那、
その赤くぬるついた器官を一気に不浄の穴へ押し込んだ。
「…………!!」
その衝撃に対して声を上げようとしたリシアは、
呼吸を合わせたかのように2つの乳首を強く歯噛みされ、
熱く充血した女芯をざらついた舌で締め上げられた。
(駄……目……っ!)
乳首、クリトリス、アナル。
三点を一度に強く責められ、
リシアの身に震えることもできない程の
衝撃が駆け抜けた。
「ひ、ぅあ、あ、あ、が……!
だ、だめぇぇぇぇっっ!!!!」
稲妻が身体を貫いてから少しの間を置いて、
リシアの中心から白い爆発が巻き起こり、
足の先から頭の中まで焼き尽くす。
内側から焼かれた身体が
若干の間を挟みながら幾度となく震える。
爆発の余波ともいえるその光景を
見届け、満足したかのように
口中を責めつづけていた肉塊がリシアから離れてゆく。
「あ……」
リシアから若干の距離を取った棒状の舌は、
その先端から白く濁った液体を吐き出し、
眼前の花嫁の美貌を白く汚す。
「あ、あ……」
そして絶頂によって脱力したのか、
リシアの秘裂から勢いよく黄金色の液体が吹き出し、
火山の岩肌に水溜まりを作り出した。
376 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:44:16.76 ID:WMIvtWGR
「カ、カ、カ……見事、桃源郷へ至ったようだな。
我らも、力を尽くした甲斐があったというもの」
未だに焦点の定まらないリシアの眼前に
先ほどまで自らを陵辱し尽くした5つの蛇頭が並び、
おのおのの思うがままに視線を送る。
「されど、そなたの役目はまだ果たせてはおらぬぞ。
これより我らの全てをその身で受け止め、
新たな子を宿してもらうのだからな」
「新たな……子を……」
これから先の自分に起こる出来事を
どこか上の空で聞いていたリシアは、
自分が背を預けていた蛇神の下半身が
徐々に、だがはっきりと熱を帯びていくのを感じていた。
そして、背中で感じていた溶岩を思わせる熱が
リシアの体の前へと流れていく感覚の後、
蛇神の胴体に横一本の線が走り、
「あ……あっ」
リシアの眼前に、肉色の大杭がせり出した。
それこそ、これからリシアの肉壷を刺し貫き、
内に宿した精を子宮へ注ぎ込むための文字通り尖兵となる生殖器である。
その禍々しいまでの巨大さに、リシアの口から小さな悲鳴が漏れる。
「ホホホ、声も出せぬのも無理はない。
この肉竿は我らの中に宿した雄の神通力全てを用いて
この身に顕現させたもの、人の子のものとは到底比べ物にならぬぞ?」
「それより、感じぬかえ?
先ほど可愛らしい悲鳴を上げておきながら、
そなたがこの逸物から片時も目を離せぬということ……
そして、先ほどあれほど我らの懐で乱れ、果てた
そなたの中の女が今一度疼きだしていることをな」
「あ……」
2つの蛇頭が発した言葉の通り、
リシアの視線は眼前にそびえる規格を逸脱した肉塊、
まさしく逸物に釘付けになっていた。
赤黒く、禍々しい輝きをたたえたその色合い。
若干の距離などものともせずに鼻をつく、
目眩を覚えるほどの雄の臭い。
一本の肉柱を軸にして幾多の触手が絡みつき、
至る所に瘤を生やしたかのような起伏に富んだ形状。
これほど巨大で歪んだものが、自分の体に入るわけがない。
これほど巨大で歪んだものを、自分の体に入れてしまいたい。
相反する2つの考えが、リシアの中で渦を巻く。
気づけば、長い間拘束されていた両腕が自由になっていた。
先ほどの言葉の通りなら、腕を戒めていた触手もまた
あの逸物を顕現させるための糧となっているのだろうか。
377 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:46:07.30 ID:WMIvtWGR
「ん……っ」
リシアは、ゆっくりと身体を前に倒し、
いとおしげに逸物の竿に当たる部分を
戒めから解かれたその両手の中に収めた。
「熱く……脈打っている……
これが、あなた達の中にある、男……」
白魚のようにきめ細やかなその手で
醜悪な肉竿をゆっくりと撫でさするリシアの目には、
熱く、それでいて昏い色合いの焔が揺らめいていた。
「左様じゃ、花嫁よ……さあ、契りの時は来た。
我らの愛の深さ、存分にその身で味わうがよい……!」
左右に別れた4つの蛇頭が見守る中、
リシアの身体を己の身に巻きつけた蛇頭は
花嫁の身を抱え上げ、逸物の上へと導いた。
逸物を見下ろすような形になったリシアは、
濡れそぼった秘裂を両手の指で押し広げ、
凶器とも言える肉杭を受け入れるための
薄桃色の花園の場所を示した。
「ああ……来る……
私の中に、あなたたちの愛が……!」
逸物の先端が押し広げられた秘裂に触れると、
粘り気のある互いの体液が音を立て、
「っっ、は、あああああっ……!!」
次の瞬間、前触れを見せずに
リシアの肢体は沈み込み、
その全身で逸物を咥えこむこととなった。
378 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:47:05.46 ID:WMIvtWGR
膣口に比べ、逸物の大きさは圧倒的に見えたが、
ここまでの多様な責めで蕩け切ったリシアの体は
その肉壺の中まで愛液で満たされていたことが潤滑液となり、
今もリシアの胎内を掻き分け、ねじり込むように肉杭が侵攻を進めていた。
「は、う、あ……だ、め、きつ、い……」
口は拒絶の言葉を吐きながらも、
リシアの膣内はその肉襞の一つ一つが
今も外気を熱く燃やす火山のような灼熱が
自らを蹂躙する様を確かめているかのようにうごめき、
その熱を更に奥まで飲み込もうとしていた。
「はっ……う……」
子袋の入口にまでたどり着いた肉竿が
最奥部のくぼみを押しあげると、リシアの頭へ鈍い衝撃が伝わる。
その衝撃に併せて、リシアの下腹部が根元まで飲み込んだ
逸物の形に膨れ上がった。
「見事じゃ、我が花嫁よ。そなたも知っての通り
我らはこれまで数多くの娘を娶り、食ろうてきた。
その中でもそなたは格別じゃ。
人の身でありながらここまで深く我らを受け入れるとは……」
「キキキ……この嫁さんなら、
ぼく達の強い子供をたくさん産んでくれそうだね、兄者」
身体を押し上げられたような圧迫感を感じながら、
その言葉を聞いていたリシアの顔には、
知らぬ内にどこか歪な幸福感を含んだ笑みがこぼれていた。
「さあ、全てはこれからよ。我らと共に高みへと至り、
新たな子らを産み育てようぞ、花嫁よ!」
「は、い……」
蛇神はリシアの返事を聞くか聞かずか、
深々と突き立てた逸物を引き下げ、
再び勢い良く叩きつける抽送を開始した。
「はっ、あう!くぅ、ああ、んあっ!」
魔眼によって精神を魅了され、
体液によって身を高ぶらせられたリシアの体は
蛇神の苛烈な突き上げに翻弄されるままになっていた。
「ああっ、すごいっ!おくまで、つっこまれてぇ、
むねがっ、こんなにぃ!」
特に、存分に火山の熱気を浴びる豊満な乳房は
力強いストロークで行われるピストンに対して
思うがままにその双丘を勢いよく揺らし、
「はぁっ、だめ、だめだめ、それだめぇぇっ!!」
秘所の深部へゆっくりと侵入し、ぐりぐりと子宮口を擦る責めには
ふるふると可愛らしさすら見える小刻みな律動を見せたりと、
体へ与えられる衝撃と快楽に対して、素直な反応を見せていた。
379 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:47:58.38 ID:WMIvtWGR
「シャシャシャ!このお嫁さん、すごいや!
ぼくたちとこんなに長く愛し合っているよ!」
「おお、弟よ!まことこの兄は果報者じゃ!
皆の者、宴もたけなわじゃ、
花嫁を存分に愛で、華々しい終幕を迎えるがよいぞ!」
繰り返し胎内へ肉杭を打ち込まれる衝撃と
生殖器から与えられる女としての快楽。
それは、まさしく人知を超えた苦痛と快楽の坩堝だった。
並の人間ならば瞬く間に脳を焼き切られて息絶えるほどの責めも、
皮肉にもアルカナを身に宿し、不死に限りなく近い存在である
ロードとなったリシアは、それを一身に受けながらなお
かろうじて意識を保てるほどの生命力をその身に宿していた。
「はあ……っ、あ、くぅ、んは、あはぁ!」
その証拠に、先ほどまでのリシアは
蛇神の巨体の上で跳ね回るだけだったが、
そんな反応にも変化が現れるようになる。
「ここ、ここが、いいのぉっ!もっと、もっとぉ!!」
苛烈な突き上げの中で腰を様々な方向へひねり、
最も快楽を感じられる部位を模索するリシアの姿は、
熱を帯び、無規則に跳ね回る
美しく実った双丘や桃色の乳首、
密やかながら絶妙な具合で震える
肉付きの良いヒップも相まって、
戦士というよりもその身全てを用いて
眼前の相手を誘惑する、淫らな踊り子のようだった。
己の懐という特等席へ
リシアを抱き込んでいた蛇神も、
知らぬ内にその淫舞に魅了されたかのように
肉塊の突き込まれるペースが徐々に上がっていく。
「んっ、は、あ、あんっ、ああっ……!
わ、たしのなか、すご、あばれ、てる、っ!」
今もなお自分の身に吹き荒れる嵐の中で
リシアもその変化を感じ取り、
この饗宴のフィナーレが近いことを悟っていた。
380 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:49:09.60 ID:WMIvtWGR
「ふあっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……っっ!」
人と蛇神。
根本から種の異なる2つの体が
絡み合って踊り狂うラストダンス。
「カカカカカ!さあ、美しき花嫁よ!
今こそ我等が一族の宿せし愛、その身で受けとめる時が参ったぞ!
そなたの体を食い破るほどの強き赤子を孕むがよい!」
息子、兄者と呼ばれた蛇頭がそう嗤うと、
饗宴の終焉を告げるための一突きが
リシアの膣内を一気に滑り上がり、
最深部に控えていた子宮口を躊躇なく叩く。
「ご、ふ……っっ!」
その衝撃を受けたリシアは
肺に残っていた空気が押し出されるのを感じながら、
背骨が折れかねないほどにその上体をのけぞらせた。
その刹那、蛇神の巨大な躯がぶるぶると震えだし――
時を同じくしてその膣内で脈動していた逸物が、
溜め込んでいた熱をその先端から、爆発させた。
自分の中心から瞬時に放たれた
先ほどの白い爆発と違い、
蛇神から躰の奥へと送り込まれたその熱は
ゆっくりとした速さでリシアの身を包み、
己の形が把握できないほどに身を焼き尽くす。
「あ、あああああああああああっっっ!!!!」
まさしく溶岩を思わせるその衝撃に、
今も不規則に響く火山の鳴動を
かき消しかねないほどの絶叫がリシアの口から放たれた。
「あ、あああ……」
白い溶岩に焼き尽くされたリシアの胎内で
洪水のように溢れ出す精液と、その波に乗った精虫が、
我先にと子宮という誰も触れたことのない花園を蹂躙しようと
進撃を開始する。
「……あ……」
瞬く間に子宮内は埋め尽くされ、その侵略は卵巣にまで及び、
リシアの下腹部は精液とその中でうごめく精虫によって丸々と膨張させられた。
蛇神が一度震えるたび、その後を追うように震え、
人ならざる者の子種を受け入れるリシアの姿は、
自らがこの蛇神の花嫁となった事を高らかに謳っているかのようだった。
「…………っ」
そうしてリシアの胎内を染め上げた白濁の溶岩は
なおも限界を知らぬかのように溢れ出し、
行き場をなくした末に勢いよく体の外へと吹き出された。
381 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:49:50.02 ID:WMIvtWGR
汗や粘液によって上体に張り付いた
背の半ばほどまで伸びた艶のある黒髪や、
美しく実った双丘や桃色の乳首に至るまで
その色を重ね続ける様子は、
リシアの胎内だけでなく素肌をも
花嫁に施す白化粧のように染め上げる意志があるかのようだった。
「カカカッ、喜ぶがよい。この夫自ら、
そなたをさらに美しく彩ってやるのだからな」
やがて、蛇神の震える感覚に間が開きはじめ、
ヴィアラ火山の噴火を象徴するかのような激しい情交劇にも
幕が下ろされつつあることを知らされる。
「っは……ぁ……」
炎の色に照らされたリシアの素肌は
薄布の一つも纏うものはなく、
髪の根から足先に到るまで白濁に染め上げられた姿は、
一族から贈られた花嫁衣裳であり、
苦痛と恐怖、そして快楽の波に呑み込んだ末に
数えきれない人ならざる存在の子種を宿され、
均整の取れた肢体の調和をあえて崩す形になった孕み腹は、
花嫁へ捧げられた祝いの証なのかもしれない。
役目を終え、ゆっくりと蛇神の胎内へ戻る逸物という支えを失い、
漆黒の髪と真紅の瞳を宿した花嫁は、自らを娶った蛇頭に再び背を預けた。
「おお、愛しい嫁子よ!気の強い性根もよいが
その蕩けた瞳に、また一段と惚れ込んでしまいそうじゃ!」
「カ・カ・カ……!よくやったぞ、息子よ!
ロードを娶れるとは、なんたる僥倖か!」
「その死せぬ肉体、まさしくおぬしは最高の花嫁『櫛名田比売』よ!
アルカナを奪い、一思いに食ろうよりも
我らが眷属と存分に契り、宿し、生み育ててもらおうぞ!」
人と蛇神の饗宴は終わった。
ヴィアラ火山には蛇神の笑い声が炎のうねる音とともに響いていたが、
それを聞くものは誰一人としていない。
全身を白濁に染めた精液の衣をまとったまま、
リシアの意識は熱くたぎる永遠の闇へと溶けていった。
新たな命となるべく蠢く無数の精虫の脈動を感じながら。
382 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:50:39.42 ID:WMIvtWGR
それから、どれほどの時を経たのだろうか。
ヴィアラ火山の山中に口を開いた洞窟の奥。
火山の主である蛇神と、その花嫁となったリシアは身を重ねていた。
「時とは矢の如く過ぎるものよ……
そなたが我らを討たんとこの山を訪れた日も、
もはや彼方のものじゃ、そうは思わぬか?」
そう独りごちた蛇神は、ぬめりを含めた舌を
自らの身に腰を下ろしているリシアの美貌へと伸ばす。
「はい……もう、こんなに大きくなりました……
きっと、たくさんの強い子が産まれてくれますよ……」
一糸まとわぬ姿でそう返すリシアは、
頬からまぶたに至るまで思うままに塗りたくられる
舌の感触を夢を見るような面持ちで受け止めていた。
顔から下へと視線を落とすと、
更に発達した乳房や
ひときわ大きく膨張した腹部の周りを、
物言わぬ触手が這い回っていた。
「はあ……っっぎぃ!!」
新たな子らを待ちわびるようなその動きを
いとおしげに見つめていたリシアの身に、
突き刺すような衝撃が襲いかかる。
「シャシャシャ、いよいよその時が訪れたか!
さあ、櫛名田比売よ!
今こそそなたの役目を全うする時ぞ!」
蛇神の顔に、歪みを含めた喜色が溢れていく。
「は、い……私の身に宿った、この命……
必ずや、産み落として……ぐうぅっっ!」
どれほどの子をその身に宿しているのか。
大きく足を開き、身をよじりながら
産みの苦痛とせめぎ合っているリシアの腹は、
風を受けた水面のように
一度も収まることなく激しい脈動を繰り返していた。
「はぁぅ……降りてきた、降りてきたっ!
私の赤ちゃんたちが、私のおなかから出てくるために、
一生懸命もがいてるうぅぅっ!!」
身を震わせて、全身を汗で濡らしながら
リシアは待ち望んだ瞬間が刻一刻と迫っていることを
細胞の一つ一つで感じ取る。
383 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:51:11.61 ID:WMIvtWGR
そして、その時は唐突に訪れる。
「っっっっはあぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」
水の塊が勢いよく爆ぜる音と共に、
小さな肉の束とも呼べる物体が
リシアの下腹部から濁流のような勢いで撒き散らされた。
丸々と膨らんだ腹部が収縮していくのと同時に
自分の中から新たな命が溢れ出していく感覚は、
リシアの脳裏に爆発的な多幸感を刻みつけ続ける。
「カ、カ、カ……
一度にこれほどの強き子らを得られるとは!
この者らも我らの一部とすれば
我らの力はこの山だけにとどまらず、
近い未来にこの大陸全てを席巻するものとなろう!
此度の働き、そなたの賜った櫛名田比売の名に
決して恥じぬものであったぞ!」
せきを切ったように狂い笑う蛇神の言葉も、
今のリシアに届くことはない。
母胎のゆりかごから這い出して
冷たい洞窟の空気を受ける無数の肉虫は、
自らを育み、産み落とした母の所在を本能で求めたのか
その全てがリシアの全身に群がり、寄り添っていた。
母としての使命を果たしきり
心地よい脱力感に包まれたリシアは、
おびただしい数の我が子のぬくもりを感じながら
どこか遠くを見つめたような瞳で笑みを浮かべていた。
―完―
384 :
櫛名田比売:2011/08/06(土) 15:57:58.15 ID:WMIvtWGR
以上で投下終了です。
これで名無しに戻りますが、楽しんでいただければ何よりです。
>>365 おろちだけじゃなく、
降魔のみなさんやパワーズ先輩が
復活してるのはサプライズだったなー。
京サマやいおりんとかのコラボカードのイラストを
見て回っていたら、我らがおろちの姿を見かけたので
こりゃ今のうちに書くしかない、とモチベになっていたのかも。
お疲れさん
やまたがいい奴に見えてきたけど、そんなことはなかった
ちょっと闇剣OVKLV5中ててくる
>>384 ということは、次はプリンシバリティ+パワーズという内容を
書いてくれる・・・のかな?
問題は、百合物って最後どう〆ればいいかわからないことかな
>>384 おっつ乙。久しぶりのSSだからすごく嬉しい。
気が向いたら、また書いてくれるとありがたいな。
>>386 百合もののフィニッシュは基本的に
ふたなって挿入、ディルドー柄って挿入、貝合わせて同時絶頂
あたりが主流かな。LoV的にはふたなっても違和感無いからいいよね。
ダークファンタジーバンザイ!
前作くらいオロチ使えんなw
実際ストーリーでオロチに負けてたらこんなになってたんか・・・
しかしリシアのオーバーキル時のカットインでOVER KILLの文字が邪魔!!
wikiを見て今更知ったんだが、九尾のSP版のテキストに書いてある恋をした若い武士って、通常版のテキストに書いてある、九尾を斬りにきた人物だったんだね(使い魔のスペックや特殊技調べる位でしかwiki見ないから知らんかった)
ということは、その武士の事を想いながら一人で・・・って事も有り得るのか?
390 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 23:31:58.31 ID:JRmnpg75
>>389 お前があると思った瞬間、それはたしかに有る
一方、いつまでもツンデレじゃダメだと思って可愛い服を着たり、甘えたりしようと頑張るアテナの夢を見た俺もいる
というか新参でわからないのだが、
アテナってフレーバーテキスト見る限りニドに恋してるってことでいいのか?
なんか博愛アテナのほうはそうとしか思えないテキストなんだが
re2からの新参だからわからん わからんが萌える
>>390 マジですか!?
「恋をした武士を思いながら自慰をする九尾」ってのは、ありきたりかもだが、テキストを見て真っ先に想像してしまった・・・
それを想像したのに文に出来ない己の不甲斐無さが悔しいorz
>>390 つまり感動の再会を果たした後、淫乱姉妹にあれこれ教わったステラが、
バサ子の胸を揉んだり吸ったりして悦ばせたり、
逆にバサ子にお尻を叩かれたり揉まれたりして悦ばされたりして、
二人で熱い夜を過ごすというのもありということか…?
ニドとイチャついてるバサ子見て発情して、バサ子と一緒にニドに犯されるステラと申したか
「見ないでぇ、バーサーカーに見られたままイキたくないのに、恥ずかしいのにぃ・・」
「そういうな。可愛いぞ、ステラ。お前のヴァギナにニドのペニスが呑みこまれては抜かれているのが、何とも卑猥だがな・・」
「言わないで、言わないでぇ・・・恥ずかしいのに、バーサーカーに見られながらイく、イく、イッちゃうのォ!」
「!・・また盛大に潮を噴いたな。だが、私に見せ付けたからには私にも子種をたっぷりと注いでくれ、ニド。・・興奮で身体が熱いんだ。我慢出来ないよ」
こんなんか
人の体になったばかりなので人間としての夜の営みを知らないステラに、
ニドとバサ子が二人がかりであれこれ手ほどきするんですね、分かります。
ステラの機械的な発言が次第にいやらしい言動へと変わっていくのを妄想するだけで
ご飯十杯はいけるな。
ジャンヌ×ジルドレイの薄い本はまだ?
どうにもジルドレイが影うすいからなぁ……
ジャンヌ輪姦とか書いてたけどどっかいっちまったなぁ
祝400達成
与一の作品見たい今日この頃
那須与一ってのは実際は男だから男勝りな性格にしたんかな
ついでにいったら特殊技のモーションの腕がエロイです
リシアスキーな百合アテナの乳首に鈴をつけ、チリンチリンさせて苛めるサキュバスの妄想が止まらない。
ただでさえ使用率高かったのにアウナスや闇の王を犠牲にして
一人だけシールド維持したサキュバスは色んな連中に犯されればいいと思う。
なぜか胸があるSPアリスがいろんな野郎にレイープされる薄い本をだな
>>403 アリス厨はエロかわスレから出てこないで下さい。
某動画を見てから『もし、九尾と武士が二人共生きていて、互いに愛し合いながら暮らしたら』ってシチュエーションで色々と妄想した
いざ文章にしようとすると全然書けない……orz
過疎ってますね
ネタは色々とあるはずなんだけど。
もうすぐで修正だというに。結局何の使い魔が一番人気なんだろうか(エロさ的な意味で
>>406 エロさで有名なのはサキュバス、リリスの淫乱姉妹とアテナかな(アテナはSP的な意味)
誰が一番、って言ったら『プレイヤー次第』ってのが正解じゃないかな?
好きな使い魔は人それぞれだし、その中で一番ってのは難しいんじゃない?
アフロとヘパイストスの薄い本はまだですか?
ビッチなアフロは集団とヤってる構図の方が似合ってる。
アフロって原典からビッチだっけ?
>>410 ビッチだな。
まぁ、ウラヌスのピーにまとわりついた泡から生まれたから仕方ないのかも。
>>411 サンクス
ウラヌスのピーって今ガイアが乗っているアレだよな
つまりウラヌスのピーはガイアが乗れるくらいの太さで
精子を発射すると泡が出てアフロが生まれ・・・
駄目だ、頭がおかしくなってきた
ドリルからどうやって精子が出るというのだ俺
413 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 21:18:59.87 ID:TzbPMTtb
豚のソレはドリルと酷似している
よくマールトの特殊をパンドラにかけるのを見ていると、
マールトに好き勝手弄ばれるパンドラという妄想が出てくるのは仕方ない話だと思うんだ。
何時も疑問に思うんだけど
サキュバスやリリスが淫乱って呼ばれたり、アフロディーテがビッチだの色々呼ばれたりしてるんだけど
逆に、一途そうな使い魔って誰なのかな?
アテナじゃね?
>>415 一応淫乱姉妹は淫乱だが一途だぞ。アフロは真性のビッチだが。
淫乱姉:ヘタレドM、ついでに一途
淫乱妹:依存型ドS、描写はニドに限らず
ヴァンパイア:紅蓮の王大好き
アテナ:SR⇒SP⇒【】の順にデレる。陥落済み
こんなとこか一途ってのは
>>418 なるほど
ヴァンパイアも一途だったんだ
あの後、一途そうな使い魔居るか調べたんだけど、九尾は一途になるかな?
SP見ただけなら一途になりそうだけど、排除版は一途そうじゃ無さそうだから判別し難い
九尾は一途でいいと思うぞ。
男部門だと変態がトップだろうな。
相手は紅蓮の王ではないが。
>>420 九尾は一途で良かったですか
排出版のテキストでどっちか迷った
変態・・・レザードですか
ちょいと複雑な事情があるが、暗黒騎士も一途だ
こうして見ると、一途な使い魔って結構多いな
で、肝心のニドはリシア一筋ですか
425 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 06:48:22.64 ID:JZUx7/JG
リシアのスジとな
メリーウィドゥはお兄ちゃん一筋とは思うが、新しいのも含めるとなると違うような。
不死は一途度合い高いな。
汁奴隷も黄泉神も不死者王も一途だと思うのだが。
427 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 12:05:39.64 ID:gcqaZHvZ
フレイ様もおでんには一途だったような‥。
428 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 12:54:05.71 ID:gcqaZHvZ
SSあげたいなぁと思うのだが‥、
ダリスちゃんが帽子屋さんにいいようにされちゃうSSとか
需要あるんだろうか。
以前に、語彙力がないが。
態々そんな事聞くなよ。自信があるなら投下しろ。
アリス系のSSなんて需要無いです。
>>428 ここアリス嫌いな人が一人か二人か居るけど、気にせず投下していいんじゃないか
少なくともわt俺は読んでみたい
アリスはそこまで好きじゃない
だけどダリスは大好きだ!
[]ダリスが可愛すぎるから無限回収だ
>>426 ノーライフキングって一途だっけ?と思ったが、ブラムス様の方か
何百年単位でレナスの妹のシルメリア守ってるあたりは確かに一途だけど
肝心のシルメリアは参戦してないし、そもそもLov関係なくなるしな…
公式小説のインキュパスはいい仕事をしてくれるなぁ
毎回顔面にリシアの鉄拳制裁を喰らうのはアレだがw
リリス異聞といい、ケダモノさんといい、公式は近親ネタが多いし
リシアに化けたサキュパス&ニドに化けたインキュパスとか夢が広がるわ
>>433 >リシアに化けたサキュパス&ニドに化けたインキュパスとか夢が広がるわ
そして正体がばれてさっきゅんにも顔面に鉄拳喰らうインキュバスというのもこれまたw
…ところで、インキュバスとサキュバスの場合は餌的な意味でどうなるんだろうね。
インキュバスが種持ってても人間とは違うと思うのだが。
ステラが縛られているバサ子の目の前で淫乱姉妹にあれこれ弄ばれるSSマダー?
インキュバスって普通に他種族でも孕まさせれるんじゃなかったっけ
たぶんいけると思うけど・・・
インキュバスの種を餌にするつもりが孕ませられるサキュバス…夢が溢れるな!
サキュバスは一回くらい痛い目見てもいいと思う。
新カード情報が出てるけど、ユーノのssとか無いかなぁ…(チラッ
441 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 01:45:00.50 ID:5os141w+
支援あげ
ジャンヌの設定いろいろ使えそうだな
443 :
名無しささん@ピンキー:2012/01/19(木) 00:01:08.08 ID:mHUWDZ3r
どなたかダークアリス×ニド アリス×ニド
アリス×ダリス×ニド を書いてくれませんか お願いします!
どんな風にとかどんなシチュでとか雰囲気とか色々あんだろ。
エスパーじゃねぇんだから漠然としてたら期待には答えられんよ。
445 :
名無しさん@ピンキー:
ギガスのはまだー?