NG騎士ラムネ&40エロパロ 守護騎士2体目

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301名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 22:49:06 ID:ArQRvktJ
まあ一通り済ませてたとしても一年ぶり(だっけ?)だしね。
会えない間ダ・サイダーは悶々としたりしてたんだろうか
302名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 23:36:17 ID:PnAiMaww
皆様が盛り上がってるところ申し訳ない。こっそり投下します。
たまにはダーレス以外もいいおね。

・ラムネス×ミルク
・バカップルによるいちゃいちゃタイム
・ちっぱいは正義 ※ただしミルクに限る

エロ有りですが明るく軽い雰囲気です。それでよければどーぞ。

あと、214様のダ・サイダーふられた設定が面白かったので
小ネタとして使わせてもらいました。勝手にすいません。
303:2010/09/13(月) 23:38:10 ID:PnAiMaww
長く暑かった夏が終わろうとしていた。
たくさん遊んだはずなのに、まだまだ遊び足りないような気持ちがする。
この夏、ラムネスは多忙だった。
掛け持ちしている部活の練習に大会。ナンパ。浮気デート。
ミルクもそんなラムネスを追いかけまわすのに忙しかった。
少し切ないような晩夏の独特の空気の中で、ミルクはぼんやりと振り返る。

(あーあ。なんかもっと一緒に遊びたかったなあ)

ミルクは不満げに溜息をついた。
いや、本当は今日はそのつもりだったのだ。
めずらしく一日何の予定も入っていないラムネスをつかまえて、
久しぶりにデートをしようと思っていたのに。
遊園地に映画にショッピング。まだ暑いし、プールではしゃぐのもいい。
それなのに。
いざ出かける段になって、スコールかと見紛うほどの雨がいきなり降り始めたのだ。

「ねーってばー。どっか出かけようよー」
「えぇ〜?だってすげえ雨降ってんじゃん。今出かけンのは無茶だよ」

デートがダメでも、せめて二人で楽しく過ごしたい。
もやもやとする気持ちで、ミルクは窓の外とラムネスに交互に目をやった。
ラムネスはデートが流れたというのに、案外けろっとした顔で、自室でゲームに興じている。
画面に集中するラムネスの背中を見つめながら、ミルクの薄桃色の頬はぷうっと膨らんでいく。

「なんで雨なのよ。ラムネスとデートするの、楽しみにしてたのにぃ」
「雨降ってんのはオレのせいじゃないじゃん。ココアは何やってんのさ?」
「昨日からアララ国に戻ってるわよ。またでっかいメカでも作るみたい。
 お姉様のことなんかどうでもいいからさー、ミルクちゃんに構ってよぉ」
「今いいとこなんだけどなあ。あ、下で母さんとお茶でも飲んできたら?」
「今日はお父様とお母様、結婚式に呼ばれていて夜まで帰ってこないって。
 昨日の夜そう聞いたでしょ?」
「そうだったっけ」

会話を交わす間、ラムネスは一瞬たりとも画面から目を離さない。
ミルクの怒りのボルテージが、じわじわと上がっていく。
304:2010/09/13(月) 23:40:34 ID:PnAiMaww
「ラ・ム・ネ・ス!こっち向いてってば!!」
「ごめんごめん。でももう少しだけ。な、後で」
「ラムネスってば、そのセリフもう何回目? いい加減聞き飽きたわよ。
 調子に乗って放置してると、いつかダ・サイダーみたいに捨てられちゃうんだから。
 半べそかきながら一人で壁殴ってたって、許してあげないんだからね」
「え?マジ?遂にダ・サイダー捨てられたの?」
「こらー!食いつくところはそこじゃないでしょ!!」
「す、すみましぇん……」
「もう。謝ったって許さないんだから。オシオキよ!喰らえチョークスリーパー!!」
「うわっ!!」

後ろから抱きつくような格好で背後から回されたミルクの腕が、ラムネスの首を絞める。
あまり力は入っていないので、多少呼吸が苦しい程度なのだが……

「ミルク、タンマタンマ!ロープロープ!!」
「聞こえなーい。全然聞こえないもんねー」
「お、おいミルクってば」
「ラムネスはゲームでもしてれば〜〜〜したかったんでしょ〜〜〜」

……ラムネスの背中に、柔らかい二つの丘が当たっている。
いくらささやかな胸とはいえ、年頃の健全な青少年男子にとっては結構な刺激だ。
否応なく反応してしまう自分のアソコを意識して挙動不審になるラムネスだったが、
ミルクは気がついていないのか、遠慮なく絞め技をかけ続けてくる。

「あぅ……お…おっぱ―――」
「もういい。ラムネスはゲームやってていいわよ。あたし一人で遊んでるから」
「えぇ!?」

こういうときのミルクには、下手に逆らわないほうがいい。
何か引っ掻かるものがあるけれど、とりあえずは言葉に素直に従うことにして、
ラムネスは苦しい体勢のままゲームを再開した。
とはいえ、この状況では大して集中できないのだが。

(まいったなぁ……)

心のなかでぼやきつつラムネスが半ば惰性でゲームを続けていると、
その耳朶にふと何かあたたかいものが触れた。
305:2010/09/13(月) 23:41:54 ID:PnAiMaww
何かの間違いかと一瞬思ってみるが、二度三度と行われると、それが故意だとわかる。
ミルクが、ラムネスに技をかけながら、耳を唇で食んでくる。
行為自体は単純なものでも、繰り返されると、身体の奥の欲望が喚起させられる。
だが、ラムネスが振り向こうとしても、ミルクの腕はそれを許さない。
かといって、ゲームを続けようにも集中力は削がれる一方だ。
なるほど。確かにミルクは「遊んで」いる。
自分の行為がラムネスを確実に捉えていることを知りながら、
素知らぬ振りで、翻弄されるラムネスの様子を楽しんでいるのだ。

「ミ、ミルク…ちょっと……」
「気にしないで。ほらゲーム続ければ」

夏の薄いワンピース越しに、ミルクの柔らかさと温もりが伝わってくる。
何か香水でもつけているのだろうか、ほのかに甘い香りがする。
ふと視線を脇にずらすと、淡い水色のワンピースの裾がめくれあがっていて、
眩しいほど白い太腿が無防備にちらりとのぞいている。
切なく盛り上がってしまったラムネスの股間に、ミルクが指をそっと這わせる。
その控え目すぎる刺激は、かえって快楽を渇望させる結果となり、
ラムネスはあっさり負けを認め、少々情けない顔でミルクに懇願した。

「ミルク、オレが悪かった。一緒に遊びたいですお願いします」
「―――――素直でよろしい」

首まわりの腕が緩み、ラムネスはようやく拘束を解かれる。
服を脱ぎベッドに寝転がると、ラムネスの腰のあたりに妙に嬉しそうな顔のミルクが屈みこむ。
そそり立つモノに軽くキスをすると、赤い小さな舌でそのかたちをなぞる。
ラムネスの請うような視線を軽く受け流し、丁寧に舐めあげる。
散々焦らした挙句ようやく口に含み、優しく吸い上げ、じゅるじゅると音を立てて味わう。
あたたかい咥内が

「ミルク、美味しい?」

ミルクは咥えたまま顔をあげ、微笑みながらこくりと頷く。
その顔が予想以上に色っぽく、ラムネスはたまらなくなり守交替を申し出る。
306:2010/09/13(月) 23:42:58 ID:PnAiMaww
上半身を起こし、ラムネスはミルクの白く細い身体をそっと抱き寄せた。
唇にキスをして、優しく服を脱がしながら、露わになった肌に唇を押し当てる。
時折ぴくりとなるその反応を楽しみながら、時間をかけてミルクを下着姿にする。
真っ白な下着を彩る淡いピンクのリボンを弄びながら、ラムネスがぽつりと呟く。

「ミルクの下着って可愛いけどさ、たまにはセクシーな感じのとか着ないの?」
「着ないっていうか、そもそも持ってないもん」
「うーん。大人っぽいえっちな格好のミルクも、たまには見てみたいなあ」
「ダメよ。似合わないもん。そういうのは…………サイズが…」
「…………」

男の夢がひとつ砕かれたが、ラムネスは気を取り直して、行為を再開する。
左手をミルクの頬に添えてキスをしながら、右手をゆっくりと下ろしていく。
大切な場所を布越しに優しく撫でると、指先に確かな湿り気が伝わる。
ミルクの吐息にはいつのまにか羞恥と快楽が溶けこみ、身体は熱を帯びている。

「ねえミルク、オレまだ何にもしてないんだけど」
「なっ…し、知らないっ」

何をかいわんや。指摘され恥ずかしくなったミルクが、ぷいっと顔をそらす。
ラムネスはにゃははと笑いながら、そっとミルクを押し倒した。
からかったものの、男としては嬉しい限りなわけで、
ラムネスはこれからどうしてやろうかとワクワクする気持ちでいた。
仰向けになったミルクに再びキスをしながら、巧みに下着をずらして中指を侵入させる。
にゅるりという感触とともに第一関節があっさり呑みこまれ、あたたかく包まれる。
深入りはせず、その指を小さな蕾へと移動させ、蜜にまみれた指の腹でそれを擦り始める。
小刻みな刺激に合わせて、ミルクが甘く可愛らしい声でよがり始める。

「あ…んっ………ひゃんっ……」
「気持ちいい?」
「うん………はぁ…っ……いい………」
「じゃ、こんなのは?」

ラムネスは、二本の指の先で蕾をきゅうっと摘まみあげる。
一瞬ミルクの悲鳴が上がるが、痛みによるものでないことは分かってる。
擦り上げる度に声が大きくなり、腰が浮きあがり、白く細い脚がピンと張る。
溢れる蜜をすくい取り、それを擦りつけて滑らかに刺激する度、
せり上がる快楽がミルクの身体をうっすらと赤く染めていく。
307:2010/09/13(月) 23:51:02 ID:PnAiMaww
絶頂を器用に回避しながら散々に可愛いがっていると、ミルクの潤んだ瞳と甘い声が絡みついてくる。

「ね。ラムネス、お願い」

こんなふうにおねだりされては、答えないわけにはいかない。
可愛らしい下着を躊躇なく剥ぎ取り、準備の整ったそこへ自身のモノをあてがう。
少しはにかんだ瞳に映る自分の姿を見ながら、腰をゆっくりと沈めていくと、
待ち焦がれていたミルクは、きつく絞めつけながらも、奥まで易々と呑みこんでいく。
蕩け切ったそこがラムネスで満たされると、ミルクは愛おしそうにラムネスを見つめた。

「いくよ、ミルク」
「うん。きて、ラムネス」

緩やかな抽送を開始すると、漏れる声の甘さが増し、やがて嬌声へと変わる。
その声に煽られて腰の動きを加速させると、仰向けのミルクの胸がかすかに揺れる。
乱れる艶やかな髪。瑞々しい肌。どこか幼さの残る、白く細い身体。
この華奢な身体で精一杯自分を受け入れてくれていると思うと、ラムネスは素直に嬉しかった。

「何考えてるの?」

一瞬気がそぞろになったことが伝わってしまったのか、ミルクが問いかけてきた。

「べ、別に」
「嘘。なんか別のこと考えてたでしょ」
「えっ…や、あの……ミルクさんの胸はホント可愛らしいなあって…」
「……なんかひっかかる言い方ね。ちっちゃいってこと?」
「いやー、あんなに食べてんのに、栄養はどこいってんのかなーなんて」
「失礼ね。少しずつだけど、ちゃんとおっきくなってるんだから」
「そう…なの?」
「ムカー!!寝てると分かり辛いだけだもん!!ちょっと見てなさいよ!!」

ミルクの怒鳴り声が、折角の甘い雰囲気をぶちこわす。
それどころか、一体どこからそんな力がでるのか、二人の体勢を強引に変える。
二人の身体を半回転させて、先程とは逆にミルクがラムネスを組み伏せる格好になった。
308:2010/09/13(月) 23:52:08 ID:PnAiMaww
「ほらっ!!!!」

騎乗位の姿勢をとったミルクが、ラムネスの手を取り、自分の胸に当てる。
下から手を添えると、さきほどより存在感がある……ような気がした。

「そう言われると、おっきくなった……かな?」
「なったの!!」

確かめる意味も込めて、ラムネスは遠慮なく揉みしだく。
力を入れて掴もうとしても、瑞々しく張りのある肌に指が弾かれる。
かといって優しく触れるだけでは自分が満足できそうにない。
ラムネスは自分の気持ちの落ち着けどころを探すように、ミルクの小さな胸で遊び続けた。

色気もへったくれもない動きのはずが、続けるうちにミルクの様子がおかしくなる。
頬が赤くなり、息が荒くなり、表情が曇り、やがて切なげに眉を寄せる。
先程散々焦らされて敏感になっているのだ。ある意味当然だろう。
指先が固くなり始めた尖端に当たると、僅かに身をよじる。
そこを見逃すラムネスではなかった。
さり気無く、しかし確実に、ラムネスの指はミルクをとらえ始めた。
緩急をつけて揉みながら、時々わざとミルクをいじめる。
その度に反応してしまうミルクを十分楽しんだ上で、次の攻めに取りかかる。

「ね、ここ?」
「あ……やんっ……」
「ねえミルク、オレ思うんだけどさ、胸は大きさじゃなくて感度だって」

とびっきりのイイ声でそういうと、ラムネスは掌でミルクの胸を包み込む。
先程とは違い、ゆっくりといやらしく揉みあげると、尖端の部分はぴんと固くなる。
周辺部だけを指で繰り返し撫でまわすと、刺激を求めて更に張るのがわかる。
焦らされて感度がじわじわと高まっていっていることを確認すると、
ラムネスはわざと乳首を乱暴に指で摘まみあげ、そのまま乳房ごと強く揉みあげる。
ミルクの嬌声をあげて身悶えする様子がたまらない。
唾液で指を湿らせ、滑りを良くしてから再び尖端をしごきあげ、執拗に苛め抜く。
心得た攻めに身を委ねながら、ミルクはラムネスの上で必死に耐えていた。

「ん…あ………くぅっ……」

ようやくラムネスが手を離したときには、ミルクは完全に息が上がってしまっていた。
309:2010/09/13(月) 23:53:22 ID:PnAiMaww
「はぁ…ラムネス……いじわる、しすぎ…」
「いやー、あんまりミルクが可愛いからつい夢中になっちゃって」
「もう」
「あ、でもまだ終わりじゃないから」
「え?」

そういうと、ラムネスはミルクの白く細い腰を掴み、下から思い切り突き上げる。
熱い固まりに押し上げられ、少女の華奢な身体はあっけなく宙に浮くが、すぐに自らの重みで沈みこむ。
待ち構えていたラムネスが身体の芯を再び突き、内部から連続した刺激を与えてくる。
その強すぎる快楽に、思わず逃れようともがくミルクだったが、
ラムネスの手ががっちりと腰を掴んでそれを許さない。
幾度も突き上げられ、がくがくと腰を揺さぶられると、もはやなす術はなく、
うっすらと涙を浮かべらながらはしたない声で啼き続けるしかない。

「ひっ…あ……やっ……あ、ああっ……」
「ね、さっきイクの我慢してたでしょ。なんで?」
「や……だって……アレだけで、い、イっちゃうのが……悔しかったんだもん」
「なんだよー」
「恥ずかしいよ…あっ……あんなに感じちゃって……」
「いいじゃん。オレは嬉しいよ。ミルク、すげー可愛い顔してた」
「ば……ラムネス……あん……」

どこか能天気な会話の、途切れ途切れの言葉の合間に、熱い嬌声が混じる。
奥を掻き回される度に高まる淫らな音が、さらにその隙間を埋めていく。
押し入ってくる強烈な快感に、身体の熱は高まる一方だった。

「ひ…あ!ラム…ネス……ああっ!ぁ……っ」

熱く蕩けきった結合部からは愉悦の証が滴りおち、二人の身体を濡らしていく。
ありのままの自分を見て欲しくて、見せたくて、ミルクは快楽の高ぶりを素直に受け入れる。
突き立てられる度に身体は跳ね、溜息と汗と愛液が零れ落ちる。
目の端に涙を滲ませ激しく喘ぎながら、ミルクは大きく仰け反っていく。
累積された快楽は、もはや決壊寸前となっていた。
310:2010/09/13(月) 23:55:08 ID:PnAiMaww
「あ……あたし、ダメ。もうイっちゃう……」

翻弄されながら、潤んだ瞳でミルクが途切れ途切れに呟く。
その言葉を受けて、ラムネスがより苛烈に動く。
がっちりと腰を抱え込みながら、強く深く自らを打ちつけていく。
水音は一層大きく淫靡に響くが、もはやそれはミルクの耳には届かなかった。
快楽に侵され揺れる身体は、ただラムネスの動きだけを感じていた。

「あ、あ、ラ、ラム…ネス……」

昇り詰めていくミルクが大きく仰け反った瞬間、奥の奥まで突きあげると、
ミルクの締め付けは一気に強まり、一際高い声をあげて啼いた。

「あっ、あ、あぁぁ――――――っ!!」

ラムネスを迎え入れたまま、ミルクは堪えきれずに絶頂に達した。
ずっと耐えてきた分、その快楽は深く長くミルクを捉えて離さない。
自分の上でびくびくと何度も身体を震わせて、やがてくたりとなるその様子を、
ラムネスは嬉しそうな顔で見守り続けた。


「よっ。ミルク、大丈夫?」

荒い息のまま気丈に体を起こしたミルクに、ラムネスが明るく声をかける。
ミルクは、誰のせいよといわんばかりの咎めるような眼差しを向けるが、
ラムネスはそれを飄々と笑顔で軽く受け流す。

「さっきはミルクに意地悪されたからねー。仕返し」
「んもう、ほんっと……ラムネスったらえっちなんだから」
「そうかなあ。それに付き合えてるミルクだって、相当えっちだと思うけどなー」
「ラムネスのが、うつっちゃっただけですよーだ」
「まあまあ。それよりさ、まだ、終わりじゃない、でしょ?」
「うん」

ラムネスの屈託のない言葉に、ミルクが笑顔で答える。
ミルクが欲しかったのは二人だけの親密な時間であり、それは今ここにある。
幸せな気持ちで、ミルクは屈みこみ、ゆっくりとラムネスに口づけた。
311:2010/09/13(月) 23:56:31 ID:PnAiMaww
ようやく二人が満足した頃には、激しかった雨は上がりかけていた。
互いに何度逝ったかわからない。
心地よい疲れと幸福感の中でまどろみながら、言葉を紡いでいく。

「結局、デート行けなかったね」
「ごめんな、ミルク。すごく楽しみにしてたのにさ」
「ううん、いいの。天気も悪かったし。まあ……ちょっとだけ残念だけど」
「あ、遠出は無理でも、買い物くらい行こうよ」
「え?今から?」
「今から。それにオレ、行きたいとこあるんだ」

不思議そうに見つめてくるミルクに、ラムネスは満面の笑みで答える。

「女の子の下着を売ってるお店。あそこでさ、ひらひらのセクシーな感じの買おうよ。
 ベビードールっていうの?あれだったらミルクもサイズを気にせず着られ……」

バキィィィィィィッッ!!

ミルクの右ストレートが見事に決まる。

「ラムネスったら、ほんっっっっとサイテ―――――!!」
「はにゃああぁ……」









おしまい
312名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 00:03:25 ID:PnAiMaww
以上です。
拙文読んでくださってありがとうございました。
ラムネスもミルクも基本スケベながきんちょだけど、
いやらしくないというかなんというか。エロくなくてすんません。
ある意味寡黙なダーレスのほうがいやらしい。
最近のダーレスssは萌えつつ超エロいのが多くて最高です。
…ってこれは何の感想だw
313名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 00:09:02 ID:+joUV/nR
あばばばばば
3に酷い消し忘れが
すんません
314名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 00:21:25 ID:tKeJDbqY
ヤッホー!ラムミルとうとうキタwww
GJでございます!!
いやいや十分えろうございましたごちそうさまでした。
ミルクのちっぱいおいしいなあ良いなあ
ラムネスは言葉攻めも似合ってた。天然コマシおそるべし…

そしてダー振られ設定のリサイクルありがとうございます!(>>214です)
いやあ、ダ・サイダー氏も壁を殴った甲斐があるというものです!
315名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 17:01:07 ID:A5jf+j3U
ラムミルは健康的でいいなぁ〜乙乙GJ
ミルクかわええ
316名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 03:28:24 ID:seB3BtqQ
ムック出るんだな
知らなかった

また萌えてしまうじゃまいか!!!
317名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 11:18:54 ID:0f5FG1Q7
ムック?!
あの赤モップが!
318名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 18:10:54 ID:h5kNsBLX
遅くなったけどGJ>>303

ラムミルかわいいな
もっと初々しい、ぎこちない二人も見てみたい!
319名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 13:11:48 ID:DUJR4v4Y
>303
GJっした! いいもの読めたよ。ありがとう。


ようやく…。ようやく、書けるようになったよ…。
320名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 00:32:10 ID:z8WdfsZw
嫉妬を覚えるくらいイイ作品が連続で投下されてますな。スバラシイことです。

ということで、自分も黒っぽさ全開のネタをロダにうpさせていただきました。
DLパスはコメント欄を参照ください。


あ、言い忘れてたけど、それなりに黒いからね。普段の純愛っぽいものを期待したらダメだよ。
無理矢理とか、そういうのがダメなヒトは、見ちゃダメだ。
ダメだからね。


以上。どちらのスレでも>119な人からのお知らせでした。
321名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 01:19:43 ID:bb7SdYJo
>>320
すげえ…!
正直好みなのは愛がある話なんでどうかなと思ってたけど
さすが119氏だぜ!テラエロス!
今まで投下されてきた話も加えると
いろんなバリエーションの話(とエロ)が書けて羨ましいよ

投下乙でした!
322名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 01:11:01 ID:/ks5UhPF
GJでした>>320
ラムネで黒いエロ話ってのもいいものだ。
エロ場面前の心理描写も深いけど自然ですげえと思いました。超乙でした。
女の友情ってのもいろいろあるんだろうな…

あと、遅くなりましたが、自分303です。
読み返したらあまりの拙文でやけのやんぱち状態ですが
GJ&感想くださった方々ありがとうございました。
119氏みたいに良質の深イイ話が書けるようになりたいお…
323名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:57:42 ID:mbQMq0lO
ムック出たね〜
XXやっと読めた。
前評判の割に面白かったよ、自分は。
途中ラムネスが本気で可哀想になったけど(笑)
324名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 20:17:31 ID:WBeFV/Fq
この板的に考えるなら、ミルクとのあやまち(笑)に対し、
ダー様は後でベッドで必死に埋め合わせ、とかだろうか
嫉妬で攻め攻めダ・サイダーもイイが
したてにならざるをえないってのもイイ
325名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 03:12:47 ID:snsKQK7a
レスカのターンいいねいいね
個人的にはダ・サイダーとミルクの組み合わせも好きなんだけど
自分では上手くかけそうにない
326名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 15:22:41 ID:CW+Tf1a3
あげ
327名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 00:38:46 ID:gG7preXa
むっく??!出たの?!何だそれ!ほすい!調べる!
328名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 21:00:16 ID:k0BYN5uj
>>327
買えたかい?
329名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:23:07 ID:oGP1lcl8
ムック売れてるといいね〜
330名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 13:17:20 ID:Ai+KtKBW
ラムミルよりダーレスサイトの方が多いのな。
331名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 13:44:09 ID:iNrDE7U4
ラムミルでエロ描くのは微妙に抵抗がある
読むのは好きなんだけどな
332名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 04:34:25 ID:yOlIFbNx
ダーレス甘度高めでよいね、ここは…。
333名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 12:44:58 ID:NHM9XCLf
公式でのラブっぷりが少ないからありがたみあるよね(笑)
334名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 01:38:59 ID:h2yDqZAn
>>333
そうそう、不完全燃焼やしね<原作。
335名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 01:44:53 ID:PQylHnj+
その不完全燃焼がダーレス…だけど
もうちょいダー→レス描写欲しかった
鈍い鈍いと言われてるせいで外伝3の指輪も実は特別な意味なんか無いんじゃないかとか
勘繰ってしまう

でも物足りないからこそ現在までコアなファンがついてるんだろうな
336名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 03:06:51 ID:N7v9rV3y
確かに鈍いが(笑)
照れながらリンゴ食わせてくれてくれは
むしろ指輪よりあれで完全確定きた
甘えてるとかめったにないご馳走だった
337名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 03:26:38 ID:h2yDqZAn
アルミの中で生活してりゃ、自然と嫁と旦那になるだろ!
と思いつつ、そうならないポリリンワールド…。
不完全燃焼やからなおさら萌えるのは、ファンの性だね。
338名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 03:37:45 ID:Ub4qIPNE
「嫁と旦那」という単語だけで鼻息が荒くなった自分は我ながら末期だと思う
旦那…!(鼻血)
339名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 04:09:48 ID:h2yDqZAn
初投下。
仲良くしてもらってる作家さんの影響で書いてしまいました…。
一年前に書いて熟成させてみました。
誤字脱字があれば御愛嬌。


ダーレス。
かなりの極甘。
ちょいエロ。

思いこみへそ曲がりレスカさんと、遊びなれてる年下男ダ・サイダー。
年齢設定はVS後になっております。
大人な2人が嫌って方はスルーして下さいませ。
3401:2010/10/11(月) 04:10:25 ID:h2yDqZAn
いつからだろう?
抱かれるようになったのは…。

「…あっ…ん…」

ダ・サイダーは、上手い。
キスも、触り方も、言葉の使い方も…。
少し酒を呑んで、全然酔ってないのに、酔った振りをしては彼の部屋に入る。
素面で抱かれるなんて到底無理で、朝日を見ては「呑み過ぎた」と言い訳をして、部屋を出る。
もちろん毎日じゃない、月に3回…くらい??
ダ・サイダーは「仕方ねぇな」と抱いてくれる。

「…だめ…、ん…あん…」

ベッドに寝かされ、その大きな手が胸を優しく包む。
布の上からでも判る温かさに、嫌な振りをして体を捻じる。
いつものように…。

「…んっ…、むっ…あっ」

柔らかいキスは、少しずつ段階を経て深いキスに変わり、口の端からは淫らな息が漏れ、唇がその苦痛にも似た快楽から解放されると、瞳は何かを欲するように、その翠の双眼に無言の懇願を繰り返す。
そして、また唇を塞がれる。
何度も何度も…。
その後は、耳元、首筋、肩、鎖骨、胸と徐々に、位置を変えながらダ・サイダーに喰われていく。

きっと彼からしたら、他の女と変わらないのだろう。
性格はともかく、地位・容姿・実力ともに男前の部類に入る男だ、町に遊びに行けば、タダで良いから抱いてほしい女はごまんと居るはず。
実際にそんな現場に居合わせた事なんてないけど、町に出ればそんな空気を感じたりする。
昔、ドン・ハルマゲ下に居た頃も、自分より上級の女共が「昨日、ダ・サイダーと遊んだ」と噂をしていたし、「私の男」と言っていた女も数名記憶にある。
思春期前にそれなりの事を知っていた彼だ、経験豊富なのはあたしにも解る。
ただ、悲しいことに、それを咎める事が今の自分には出来ない。
3412:2010/10/11(月) 04:11:02 ID:h2yDqZAn
只今、23歳、先の戦いが終わり、平和を取り戻したこの国の次期女王である。
そろそろ、結婚を真剣に考えなければならない。
事実、縁談話も出ていて、今までは「まだ早いと」断っていたが、23歳…結婚しても可笑しくない年齢になってしまった。
自分の立場から考えると、婿を取って王位を継承するのが、通例だろう。
宮中の年寄り達は「国を救った勇者ならば婿に迎えても良い」と考えているらしいが、
あたし自身は、ダ・サイダーを婿としてこの城に迎える事は考えていない。
理由は簡単だ。
そうしてしまうと、今までのように冒険に出ることは出来ない…。
今現在でさえ、王室親衛隊隊長と言う肩書にある程度の窮屈さを感じているはず。
これ以上彼を拘束する事は出来ない。
だから「好き」とか「愛してる」とか、口が裂けても言わない。
情事の戯言があっても、それは、あくまでも酒を飲んでたというバックボーンに基づく出任せ。
朝になったら知らん顔して、また日常に戻れる。
だから、ダ・サイダーが何処かで他の女と遊んでも、怒らなくなった。
自分には、もう怒る理由がない。

「そんなに焦んなよ、こんなに濡れて…」
「…っ、…あっ…」

耳元でダ・サイダーの囁き。
下着の上からでも十分判るくらいに熟した私の下腹部を優しく触る。
ゆっくりと強弱を付けながら、何度も刺激され、その度に体は敏感に反応し、ダ・サイダーを求めた。
腰のあたりから、スルリと手を入れて、ショーツを脱がされ、膝の辺りから足の付け根にかけて、優しく指を走らせる。
焦らすように、熱源を避けて左右の足を丁寧に…。

「…ん…、だ…め……」
「…ん?何が??……」

耳元で呟く。

「やめてほしい?…それとも触ってほしい??」

答えは決まってる。

「……」

アタシは無言で頷いた。

「ちゃんと言わなきゃわかんねぇだろ?」
「……ゎって…」
「聞こえんなぁ、ほらちゃんと言ってみ」

耳元で意地悪く問うダ・サイダーの声。

「…お願い、…ちゃんと触って…。」

ダ・サイダーの口元がニヤリと歪んで、私を責める。
3423:2010/10/11(月) 04:12:33 ID:h2yDqZAn
頭はこんなに覚醒してるのに、身体は芯に火がついたように熱く、正直だ。
自分の口から漏れる甘い息も、全てはダ・サイダーの手で造られた空想なのだろう。
今は、自分だけの為に動いているその手も指も、身体も、口も、明日の夜は別の誰かの為…。
そうであったとしても、今と言う時間だけ、彼を独占したいと言うのは、他の女と変わらない。
所詮、そんな物で、やはり他の女と一緒なんだ…。

ふと視界がぼやける。
まただ…。

“泣いているの…?”

自分の事なのに、まるで他人事。
零れ落ちそうな涙を瞼の中に押し込めて、ダ・サイダーの首に回した腕に力を入れる。
ダ・サイダーの身体はとても温かくて、大きい。
筋肉質な腕も、傷だらけの身体も、硬質だけど綺麗な髪も見慣れてるはずだけど、触るとやっぱりドキドキする。
身体は近いのに、気持ちがどんどん離れて行ってしまう。

今している事は、全て言い訳。
そう、難癖つける嫌な女。

“ただ側に居て欲しい”

そう言えば済む話かもしれない。
ただ、拒否されるのが怖い。
だから、何かと言い訳を考える。
二十歳を超えた男と女。
酒で火照った体で男の首に腕を絡ませたら、やる事は決まっている。
押し倒されて、キスされて、交わる…。
今のあたしには、そうする事でしか、この男を独占できない。
他の女の所に行く前に、自らの体で留めておく以外、方法がない。

「なぁ、レスカ」
「…っん…?」

内腿を撫でる手が止まり、耳元からダ・サイダーのキスの気配が消えた。
3434:2010/10/11(月) 04:13:04 ID:h2yDqZAn
急に不安になって、堅く閉じていた瞼を慌てて開く。

「…!」

目の前には、翠の瞳。
そして、頬には温かく優しい手の温もり。

「…たっく…」

彼は呆れた顔で、自分の額を私の額に軽く当てた。

「ひとりで抱え込むなよ…」
「…えっ」

そう言って、両方の親指で、涙の跡をなぞった。

「……」

彼は身を起こすと、何も言えずに、黙り込んだアタシの腕を引いた。
ベッドの上に、ちょこんと座らされ唖然とするアタシに、足元で皺を寄せて丸まったシーツを乱暴に被せて、ベッドの下で丸まっていたシャツとジーンズを拾い、履き始めた。

「…ダ・サイダー…」

一瞬、振り向き軽く溜息を吐いて、「ちょっと待ってろ」と面倒臭そうに言うと、寝室の扉を開け、ダ・サイダーは部屋を出て行った。

“どこにも行かないで、側に居て…”

そんな言葉を掛ける事も出来ずに、アタシは、急に込み上げた恐怖と不安で、その場から動けずに、身を包むシーツを抱きしめた
3445:2010/10/11(月) 04:13:53 ID:h2yDqZAn
あれから何分が経過しただろう…。
アタシは身支度を始めた、ベッドの隅に追いやられた下着を付け、ふと主の居ない部屋を見回した。
ベッドサイドのランプだけでは、この広い部屋を煌々と照らす事は不可能で、まるで大海原を当てもなく彷徨う救助ボートにでも乗ってるような錯覚さえ感じた。
幼いころ、暗く狭い部屋に閉じ込められていた記憶が心の底で静かに蘇る。
部屋の隅で寂しく身を丸めて居ると、蒼い髪をした少年が……。

≪ガチャ≫

何の前触れもなく扉が開き、ダ・サイダーが現れた。
幼いころの回想とダブる。
蒼い髪の少年は、青年になり、今、アタシの目の前に居る。

「待たせたな…、ホット・ウイスキー…飲むだろ?」

ダ・サイダーは、ベッドサイドのナイトテーブルにマグカップを置き、ベッドに上がり込んできた。
彼の行動が読めず、首を捻るアタシを横目に、ヘッドボードを背もたれにして鎮座し、アタシの手首を掴み引き寄せる。
今度は、バランスを崩したアタシの腰を取り、彼の脚の間に座らせた…後ろ向きで…。
そのまま、その長い腕に自由を奪われる代わりに、背中いっぱいに感じるダ・サイダーの温かさは、この上ない安心感を与えてくれた。
ダ・サイダーは、足で器用にシーツを手繰り寄せ、そのまま二人をその大きな布でクルリと包んだ。
その温かさに呆然としてると、湯気の中から少し甘い香りのするマグカップをアタシの目の前に運ぶ。

「角砂糖、一個入ってっから」
「あっ、……うん……」
「熱いからな、火傷すんなよ」

ダ・サイダーからカップを受け取り、その琥珀色の液体に息を吹きかけ、少し口に含む。
ほろ苦く、そしてほんのり甘い。
ダ・サイダーは、ナイトテーブルからタバコを取り、火を付けた。
ちらりと振り向き見上げた視線に、煙をアタシに掛からないように、吐き出すダ・サイダーの横顔が映る。
アタシの視線に気付き、半分も吸ってないタバコを灰皿で揉み消すと、その手でアタシの手ごとマグカップを掴み、ホット・ウイスキーを口に運ぶ。
翠の瞳、高い鼻、整った横顔、何度も抱かれてる腕も、手も、胸も、今まで以上に温かく、アタシは自分の心臓の音が高鳴っている事に気付いた。
それと同時に、この状況に焦った…。

“…な、なんなんだ!?この甘ったるいムードはぁぁぁ!!!”

アタシはダ・サイダーを、キツく睨みつけた。
3456:2010/10/11(月) 04:15:09 ID:h2yDqZAn
「つか、何の真似よ!」
「嫌いか?ホット・ウイスキー?」
「じゃ、なくて!」
「ん?」

ダ・サイダーは、カップから手を話して、アタシの腰と肩に腕を回して、力を込めた。
そして耳元で…こう囁いた。

「嫌か?後ろから抱っこ?」

嫌な訳がない、むしろ好き…。
ただ、自分の心臓の音が聞こえてしまいそうで…。
そして、耳まで赤くなっているであろう自分の顔を想像すると、多少、抵抗もしたくなる。

「…っ!……ヤ、ヤじゃないけど……」

顔が見られないように、そっぽを向いて答えるので精一杯。
年下の男に、こんな風に扱われるのは少々悔しいが、この状態を無理に終わらせるには、あまりにもムードが良すぎる。
アタシは、ホット・ウイスキーを再び口に含んだ。
ダ・サイダーは、アタシの首に軽くキスをして、すこし緩んだその腕にまた力を込めた。

「てか、これ飲んでさっさと寝ろ、今日は一晩中一緒に居てやる」
「えっ…」
「お前、最近、ちゃんと寝てねぇし、食ってねぇだろ?」
「そんなこと!」
「じゃぁ、なんでこんなに痩せてんだよ…」
「…」
「ココ半年くらい、いやもっとか…?抱く度に痩せてるよな、お前」
「…!…」
「なんだ?俺様が気付いてないとでも思ってたのか??」

思わず振り向いたアタシは、ダ・サイダーの真剣な眼差しから目を逸らす事が出来なかった。
3467:2010/10/11(月) 04:15:33 ID:h2yDqZAn
確かにそうだ。
食欲がない…無論、体重は落ちる、お肌の調子も良くない…。
自分なりに全てカバーしてバレないようにやってきた。
でも、選りに選って一番バレたくない相手にバレてる…。

何で覚えてるのよ?
何人も相手が居るのに…なんでよ…。
なんで、優しくすんのよ…。
なんで、なんで…。

「なんでよ…」
「ん?」
「なんで、気付いてんのよ…、アンタになんで…」

また、泣いてる…アタシ…。
馬鹿みたい…。
弱いところ見せちゃイケナイ相手に…。
甘えちゃイケナイ相手に…。

「惚れた女のワガママくらい聞かせろよ。」
「…!…」

思わず泣くことも忘れたその言葉。
今、私はどんな顔で彼を見ているのだろうか?

「あと」

ダ・サイダーは、アタシを力一杯抱きよせ、耳元で、囁いた。

「酔った振りなんてすんなよ、別に、側に居るだけでいいなら、居てやっから。」
347339:2010/10/11(月) 04:23:47 ID:1GK7mlrN
エラー掛かったので携帯から。
ダーさん男前、だじゃれなしでゴメンです。
348339:2010/10/11(月) 04:37:16 ID:1GK7mlrN
(続き)
7個目カキコでおしまい。
初の為、改行多いと怒られまくり…そうなんだね、2chって。
知らんかった…。

以上、お目汚し失礼致しました(ぺコリ)
349名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 12:23:40 ID:Ub4qIPNE
>>339

ヤ…ヤリチンで余裕なダーだと…新しいじゃないか!
乙&GJ!
350名無しさん@ピンキー
>339
これはなかなか良いものを。ありがたい。GJでございますぞ。