勤しめ!仁岡先生でエロパロ

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127名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 20:29:34 ID:BEvme5So
おk
完結を期待
128頑張れ!石井さん 前編 (1):2010/07/01(木) 08:05:31 ID:H5jl+SeA
前書き
・仁岡←参謀
・キャラが著しく崩壊
・誤字脱字は気にしない
・見づらかったらスイマセン






―僕のことを分かってくれるのは君だけでいい…

何で胸が高鳴るの?

―…それってどういう…

何で私は聞いたの?

―君程の敏腕参謀がどこにいる!?

…なんで期待したの?
分かっていた事なのに
仁岡君がそんな事言うわけないのに
………あれ?






私…




何で仁岡君の事ばかり考えるんだろ?
129頑張れ!石井さん 前編 (2):2010/07/01(木) 08:10:33 ID:H5jl+SeA
「参謀よ、勉強を教えるのは良いんだがどこでするんだ?」
「え〜と図書室は…委員会が使ってるからだめか」
「ほう、ならば委員会の長をぶっとばせばいいのだな!?」
「だっダメだよ!?突撃とかはダメだからね!?」



まさか仁岡くんに構いすぎて(振り回されて)テスト勉強を疎かにしてしまって良い点数はとれなかったなんて………
普段は赤点ラインギリギリなんか取ったことすら無かったのに
仁岡くんに勉強を教えてもらえる事になったんだけど大丈夫なのかな?

「仕方ないからちょっと遠いけど図書館にしよっか?」
「僕はそれで良いが参謀は良いのか?家を通り過ぎるのでは…」

仁岡くんってこういう気配りはできるんだよね
毎回思うけど変な所で紳士だ

「私なら大丈夫だよ、お母さん今日は遅いらしいから」

それにこのままの点数だとそのお母さんから何か言われかねないし…
130頑張れ!石井さん 前編 (3):2010/07/01(木) 08:12:30 ID:H5jl+SeA
そんな会話をしながら私と仁岡くんは歩いていた
すると…

ぽたっ

「…ん?参謀、雨が降ってきたぞ」
「本当だ、傘持ってきてないのに」

まぁ、でもこれぐらいの雨なら………
そんな事を思っていた矢先の事だった
初めはパラパラと降っていた雨が徐々に強くなってきた

「…参謀よ、さすがに今日は止めにしないか?さすがにこの雨の中歩き通すのはマズいぞ」
「そうだよね……、ってもう私の家?」
「ちょうどいい、今日はもう帰った方がいいぞ、参謀に風邪は引かれたくないし…、それじゃ」

あ……
何でだろ
何でこんなに苦しいんだろ
何でもっと一緒に居たいんだろ
何で………
131頑張れ!石井さん 前編 (4):2010/07/01(木) 08:33:20 ID:H5jl+SeA

キュッ

「…?どうしたんだ参謀?」

私は自分でも気がつかないうちに仁岡くんの制服の袖を握っていた
でも重要なのはそれではなかった
頭の中でグルグルと回っては口に出そうとする
けれど出せない、自分でも分からない感情が頭を支配していた

そして私が口にした一言は………

「ここからだと仁岡の家…遠いでしょ?雨が弱くなるまで家で……休んでっていいんだよ…?」


…何で口にできなかったんだろ?





仁岡くんと一緒に居たいって

132あとがき:2010/07/01(木) 08:49:19 ID:H5jl+SeA
…以上です

参謀は仁岡に惚れてるけど
まだ漠然としたもので気づいてないんじゃないだろうかと思い書いてみました

前中後編の三つになりそうですけで見守ってくれれば幸いです
133名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 19:21:49 ID:q+lL71fq
>>132
頑張れー!
完結を期待
134名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 02:56:58 ID:jM8MRD3T
超期待
135名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 13:02:30 ID:Gjqdautg
今更気づいたがこの漫画でメイド属性は浅井さんだけか
136名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 01:46:59 ID:FYDBNsrZ
今月号を見て福盛×木村さんもアリだと思った自分がいた



というわけで保守
137名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 12:04:10 ID:d6yMYa4g
>>132
参謀は好きなので期待しています
138名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 23:17:18 ID:ELp+Dha9
>>123、132
お二人共乙です。完成を楽しみに待ってます

>>136
木村さんのSな部分でも出たのか?
139名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 22:30:31 ID:DgcUK/wh
保守
140名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 14:07:51 ID:4/gKQ8b6
やばい
一気に過疎ったな
141名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 16:30:50 ID:zMukXWBh
まあエロ描きにくいしな
142名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 21:38:57 ID:nNlLzY7c
規制も厳しいしねぇ
エロパロ板って何日位書き込みないと落ちるっけ?
143名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:08:51 ID:P96P65dH
7日くらいなら落ちないねえ
本スレで麻雀の話やってるけど脱衣麻雀ネタ書いてみようかな
144名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 03:16:30 ID:qHix04fN
>>143
だっ…脱衣麻雀だと!?
脱衣麻雀だと!!?



正座して待っております
145名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 20:00:09 ID:G2J770ny
保守
146名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 05:35:32 ID:gGtb9Eww
まさか本編で仁岡と今ポンの子どもが見れるとは………!!
147名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 03:05:44 ID:IUX9p6KH
保守
148名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 04:31:16 ID:9/vGl/J+
過疎ってる今がチャンスだ!
小ネタ投下 ※9月号ネタバレあり






今江「んぁ!だぁ……りん、だめみたい…あっなぁあ!!子供が起きちゃ……ふぁあ!!」

仁岡「そんな事言ったって今江のここ……もうとんでもない事になってるぞ?」

今江「そっ…れは、だぁりんが弄るから……くぁああ!?それに……もう今江じゃ…あん!ないてきぃ………」

仁岡「ああ、なんか未だに慣れないな………幸」

今江「ふぇぇ…だぁりぃん………」

仁岡「寝かさないからな……覚悟しろよ?」




浅井「お前体力無いんじゃなかったのかー!!何が寝かさねーぜ?だあぁぁぁ!!」ガンガン

飼育員「誰か彼女止めたげてー!!」
149名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 03:19:38 ID:3PRNYJ/a
今江は可愛いなぁ
150名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 03:20:52 ID:3PRNYJ/a
おっと言い忘れてた。GJだ
151名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 13:19:05 ID:ULqLPyXW
ほしゅ
アニメ化とかしないかな
152633k ◆NlHk4LIgrQ :2010/09/15(水) 00:26:53 ID:PPHwQdH0
はじめまして。
規制に巻き込まれる前に温めて、温めて、温めていた仁岡×上原を投下します。
153遊びのカンケイ:2010/09/15(水) 00:27:33 ID:PPHwQdH0
仁岡隆志が頭の鈍痛に目覚めると、隣に上原が横たわっていた。

合った目を強引にそらして天井にむけたところ、そこがいつぞやのように学校の保健室などではなく(だとしても充分マズいが)
相当いかがわしい場所であることがうかがえた。
「何故、こんなことに?」
ノコギリで引かれるような音を立てて首を戻し、仁岡は尋ねた。
どこか惚けた様子の遊び人はあっけらかんと答える。
「遊びっすよー」

遊び

記憶野にブラックホールを打ち込まれた気分で、仁岡は必死に記憶を誘った。
たしか――
孤独を愛する数学教師がいつものごとく一人カラオケを愉しむべく出かけたところ
上原にストーキングされ、なし崩し的に一緒にカラオケを愉しむことに、
彼女の歌に酔っているにしてはリアルに平衡感覚が怪しくなっているおかげで、
調子に乗った教え子が隠れてアルコール類をオーダーしたことに気付いた。
その先は闇。

思わず生徒の肩をゆすって問い詰めたところによれば
「んー?すでに老化のきわみにある先生が休憩したい、休憩したいってうるさかったから、ごきゅーけーを」
怪しい内容をつげる呂律もまた怪しい。
「ちょっと待て。お前、飲んでるな!?」
上原は目を逸らした。二人ともまずはベッドから出るべきという判断力も働いていなかった。
154名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 00:28:26 ID:PPHwQdH0
仁岡はおののき、頭を抱える。生徒に酒を飲ませ、いかがわしいホテルに連れ込んで同衾。
「非常に由々しき状態だ。僕の人生も、胃腸も」
「まーまー、ここまで来てしまったものはしょーがない。後は野となり山となりましょうや」
余裕ぶった上原の言葉はしかし、アルコールに侵されていた仁岡の理性をシャットダウンした。
彼は鬼気迫るいきおいで掴みかかる。
「気楽にいうな!勉強しか取り柄のない僕が教師でなくなったら、生きていけるか?断じて否!!」
「ちょっ!?先生、言ってることとやってることが違・・・・・・!!ぅむぐっ」
やられる前にやれと暴走した青年は反論を許さず少女の口を自らの口でふさいだ。
(う・・・お酒とタバコのニオイが)
のしかかる男の存在感に圧倒されて、目隠しをされた動物のように固まる上原。
重力にまかせて流れ込んできた唾液を思わず嚥下してしまう。
その動きに勇気づけられたのか、教師は大胆にも膝で生徒の股を割って、つきあたりをぐーりぐり。
「・・・・・・!ぷあっ。や!そこはだめ・・・っく!!」
「そこってどこだ?言ってみろ、上原」
口を離した仁岡は目の端に不気味な笑みをたたえつつ、攻撃の手綱をまったく緩めない。
(うわぁ、スイッチ入っちゃってる・・・)
生徒がどもっているうちに彼の両手はふくよかな胸に伸び、遠慮なくそこを揉みしだいた。
「ひゃぁんっ!!」
「お前、意外と可愛い声をあげるんだな」
三点攻めよりも、その言葉が上原の耳を真っ赤に染めた。

「やっ、はぁんっ――んっ!!んん・・・」
際限なく続く攻めに、やがて喘ぎ声の間隔が短くなり、粘った水音が伴奏をかなではじめる。
「まったく、こんなに感じて!これだからガキはけしからん。このエロめ、エロ原め!!」
「センセ・・・さっきから言ってることがオヤジくさ・・・・・・」
「ああっ!?」
思わずもれた口応えに、仁岡は史上最大の刺激でむくいた。
「ひっ!!?」
総身に走った不可思議な電撃に、上原はシーツを強く強く握ってしまう。
(そういえば・・・なんで、私、先生を殴らないんだろ?)
慣らされはじめた快楽にかすむ頭でそんなことを考える。
表情に気付かれて攻めが激しくならないよう小さく上原は笑った。スイッチが入ってしまったのは彼女も同様らしかった。
その間にも担任の手は着衣の下にもぐりこみ、肌に吸いつくような感触をむさぼりはじめている。

甘い息をもらしながら上原は無意識のうちに自ら股間を仁岡の膝にこすりつけていた。
それを自覚するか自覚しないかの間際に、手がスカートの中にまで侵攻してくる。
抗議の声を発する間もなく、再び唇が合わさり、今度は酒精を含んだ舌が口内まで積極的な侵入を試みる。
なすがままにされつづけたせいで、負けず嫌いな彼女のハートに火が付いた。
上原は果敢に舌を絡め返しながら、男を強く抱きしめる。謎の鈍い音がした。
155名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 00:29:08 ID:PPHwQdH0

時と場合によってタフな仁岡は前戯充分とみて激しく乱れた生徒の着衣をさらに重点的に乱すと、わずかに身を離し――
「せ、先生・・・・・・」
「遊びだろ」
震える声音で視線を下方に凝固させる少女に、こともなげに答える青年。
観念した上原が目をつむる時間も許さず、彼の剛直は彼女の秘裂に侵入を果たした。
「っふ!くぅ〜〜!!」
悲鳴を噛み殺し、唇をわななかせ、目を大きく見開く上原。
「あ・・・先生が、私の中に」
思わず見たままを口走ってしまう。聞きつけた仁岡は意地悪く、
「もっと具体的に言ってみろ」
ガキとバカにされた気がして生徒は反射的にうわついた口調で答えた。
「せ、先生のおちんちんが・・・私のおま・・に・・・つ、突き刺さって――ひっ」
仁岡の小さな身じろぎに派手に反応する心と身体。小さな悲鳴が漏れる。
それを無視するように教師はふたたび身体をわずかに動かす。それを何倍にも増幅して上原が震える。
「さすがは上原。すごい締まりだ。――だが!」
ここで仁岡ははじめて腰を大きくグラインドさせた。
「!!」
上原は目を白黒させるも、執拗な愛撫に派手に濡れた秘所は過剰な摩擦をもたらすことなく、逸物の動きを吸収した。
彼女の戸惑いをよそに、彼は聞こえるようにつぶやいた。
「よし。無茶苦茶にかき回してやる・・・!」


「まっ・・・・・・ひぃ、あんっ!!」
仁岡はベッドと彼のはざまで跳ねる上原の肢体を、巧みに分散した体重で抑え込みながら幾度となく出し入れをくりかえす。
「だめっ!せんせっ、もっ・・・やぁっ!!」
熱に浮かされた声に負けじと淫猥な音をたて、愛液がピストンのたびにかき出される。
シーツに生まれたシミの島は、またたくまに大陸になった。
「もらしたみたいになってるぞっ」
「ちがっ・・・ああっ!」
いまや行為は最終コーナーをまわってラストスパートに入った。いっそう激しい抽送が生徒の膣に襲いかかる。
「っ――先生!あんっ、先生っ!!」
いつのまにか甘いものが混じりはじめた啼き声に耳朶を打たれながら、仁岡は自身を最深部に叩きつける。
「ぐぅううっ!!いくぞ、上原!」
「ぁ・・・きて!せんせ、私に、いっぱいきて!!」
うわごとを漏らしながら、上原は仁岡の身体にがっしり密着した。
「お・・・!?ま、待て!・・・あっ」
咄嗟の行動にあわてるものの、絶頂を極めるいきおいを急に殺すことはできず、仁岡は上原の中に射精してしまった。
頭から引いた血がすべて下半身から抜けていく感覚。とめどない子種が生徒の体内にあふれ出す。
背徳感と快感は罪悪感を遥かにうわまわり、けっきょく彼は最後の一滴まで注ぎ込んでしまった。
156名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 00:29:34 ID:PPHwQdH0

・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人は同じ布にくるまり、しばし余韻に耽り、息を整える。
先に静寂を破ったのは上原の方だった。
「先生ったら、こんなに私の中に出して・・・・・・」
お前がしがみついてきたから、と答えたいがその余力もない仁岡。
「先生の嫌いな子供が増えちゃうよ?」
「・・・おまえはもう大人だよ」
青年はようやっと言葉を絞り出した。過労に震える手でタバコをくわえるが、ライターがつかない。
「先生は老人だね・・・」
上原は苦笑して火をつけてやった。
157633k ◆NlHk4LIgrQ :2010/09/15(水) 00:30:02 ID:PPHwQdH0
異常です。お邪魔しました。
158633k ◆NlHk4LIgrQ :2010/09/15(水) 00:33:53 ID:PPHwQdH0
おぅ最後の最後で誤植。以上の間違いです・・・。
159名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 11:33:50 ID:aAnPLqzF
GJ
160名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 12:59:51 ID:V9qkTYbv
人はそれをGJと呼ぶ
161名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 18:24:31 ID:sb6NfUB+
乙です
また来てくださいね〜
162名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:36:52 ID:E03omzsp
ちょっと聞きたいがここって安価使うネタって大丈夫かな?
163名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 21:59:50 ID:27fv+Cvh
大丈夫だと思うがなるべく少なくした方がいいかも
人多くなさそうだし
164名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 15:48:20 ID:yC0ryB7q
>>163
オッケーわかった
とりあえず今は無理だから夜にでも投下します
165名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 01:13:54 ID:qUU+IphW
安価というか選択肢を早い者勝ちでやる形式で行きたいと思います

では投下
166名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 01:16:11 ID:qUU+IphW



人という生き物は働きづめの生活をし続けていた場合、いざ休みなどを貰うと何をしていいか分からなくなってしまうものだ。彼、仁岡隆志もその弊害を被った一人だといえる。

「暇すぎる……、まだ午後も回ってないというのにどうしたらいいのか」

気だるそうに机に突っ伏しており心底退屈そうにため息を吐いた。いっそこのまま何もしないで寝てしまおうか?
答えはノー。たまの休日を惰眠をむさぼるためだけに使うのには気が引けてしまうからだ。かといってこのまま無駄に時間を浪費するのもダメだ。

「いかん……このままじゃマズい!、とりあえず何かしなければ!」


@そうだ、きなこと遊ぼう!
A新しい課題でも作るか
B気晴らしに公園にでも行くかな
Cジャージが僕を呼んでいる…
Dそういえば録画してた野球の試合が…
167名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 01:29:09 ID:XvBvDTT4
5
168選択肢によってはエロありBADあり:2010/09/21(火) 03:43:18 ID:qUU+IphW


「そうだ、ここ最近忙しくて見れなかったが……」

ガサゴソと物音をたてながら何かを探し始めだした仁岡。幸いにすぐ見つかったらしくなんとも幸せそうな顔をし始めた。

「お、あったあった。デーゲームとナイター合わせて何試合溜めてたんだっけか?」

ニヤニヤといった感じではなく、さぞ朗らかそうに笑っており、幸福という文字はこの為にあると言わんばかりに幸せオーラ満開の仁岡であったが……。

「くっくっく、今日は一日中がっつり野球尽くしと行くか!おっと僕としたことがスコアブックに記録しとかねば!ふははははぁ!!」

「端から見ると凄く気持ち悪いですよ先生」

「ぬあぁ!?川崎いつの間に!?」

驚き振り返ると仁岡の学校の委員長(エセ)、川崎が立っていた。

「誰がエセだ誰が」
169名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 03:45:17 ID:qUU+IphW


「川崎……また合い鍵使って入ってきたか!?いったいなんの用で来たんだ!」

「お母さんが先生に差し入れ持っていってあげてきなさいって、それとも要りませんか?」

「図らずしておつまみが舞い込んでキター!!でかした川崎!!」

不機嫌な面は五秒で消え、子どもみたいに喜ぶ仁岡を見て川崎はやれやれといった風に腰に手を当てていた。

「そういえば先生は何をしようとしてたんですか?」

「しばらくため込んでたプロ野球の試合を今日一日で消化させようと思ってな、今から見ようとしてたんだが……」

「そうなんですか!?実は三日前にやっていた試合、私見てなかったんですよ!」

実のところ川崎も結構な野球好きで仁岡が野球に興味を抱く前から野球が好きであったほどだ。

「ふーん、そうなのか……」


@何なら一緒に見ないか?
A集中したいからかえってもらおう!!
170名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 16:08:23 ID:7KJYNKrs
@
野球に罪はない!
171まさかの川崎ルートに手こず(ry:2010/09/23(木) 21:58:24 ID:QyPdn5iP
「なんなら一緒に見るか?三日前ぐらいなら録画してあるし」

「いいんですか?私は先生の嫌いな中学生ですよ」

思わず川崎が聞き返す。ここに来てからというものの川崎の中の仁岡像はあっけなく崩れ去ったからだ。昔は優しく包容力があり自分に道を与えてくれたのは他ならぬ仁岡だからであった。

しかしながら最近は中学生というだけで大人気ない反応しまくりで挙げ句その中学生に返り討ちをくらってたりするのが今の仁岡である。それゆえに嫌味の一つでもくらわすのかと思っていたのだ。

「何度も言うが野球に罪は無い、それに……」

「それに?」

「休日は委員長としてじゃなく川崎明日香として来たんだろ?」

「あ……」
172名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:59:12 ID:QyPdn5iP
「お前はただ休日の親戚の家に野球を見にきただけだ、違うか?」

仁岡隆志は根本的には優しいほうだと川崎は思う。何だかんだで嫌いとは言っているがよくこちら心配はしてくれるし嫌がらせかと思った課題も一つ一つの問題は丁寧に解説が付いておりやればやるほど覚えられる仕様になっていたりなど。なんだかんだで仁岡は面倒を見てくれる

(やっぱり隆志くんってちょっと変わったけど……、本質的には何も変わってないのかも)

「くっくっく、文字通り今日は野球尽くしだ……」

前言撤回!

私はあんな気味悪く笑わない!!……と、腹黒キングダムの王女は心の中で突っ込んでおいた。
173名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:00:06 ID:QyPdn5iP
それから数時間後……


結論から言うと仁岡と川崎の二人っきりの野球鑑賞会は盛り上がった。それはもう盛り上がった。投手の華麗なピッチングに酔いしれ、打者の痛烈なライナーに目を開き、野手の見事なファインプレーに驚嘆の声を上げる。

熱烈峻厳

場の空気はまさしくその通りだった。

「さてと、ひとまず休憩をいれるか!」

「さすがに九時間ぶっ通しは疲れた……」

川崎が若干やつれたように呟いた。
対象的に仁岡は子どもみたいに爽やかな顔をしていた。

(あの顔はまだ見続けるつもりだ……!!)

仁岡を見て川崎はそう悟った。

@まだまだ!!ここからが本番!!
A少しだけ休みたい……
174名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 09:28:54 ID:LVIv6yQ+
川崎ちゃんを休ませてあげて!
175名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:58:34 ID:qhmFN4VN
A
176名無しさん@ピンキー
ほしゅ