462 :
H:2011/01/11(火) 23:30:38 ID:A7QQGriV
“この冬一番の寒波が北海道と東北、東日本の広い範囲に到来し、○○県の日本海側では昨夜未明から、平野部でも
猛烈な吹雪となっています。各地で積雪による交通機関の乱れも発生し、その影響で、入試日と重なった一部の
大学や高校では受験生への対応に追われています。現時点で入試が延期となっているのは、以下の――”
「……大変だなぁ」
リモコンを傍らに、イチゴジャムを塗りたくったトーストをかじりながら、ぽつりと彼女は言った。
テーブルについてテレビの電源を入れてみると、9時台のワイドショーは、どのチャンネルも大雪のニュースを流していた。
防寒具を着込んで雪かきをしている人や、駅で足止めを食らって深刻な面持ちでインタビューに答える受験生の人たち、
サラリーマンの人たち。
本当に、大変だと思う。
だが幸いというかなんと言うか、受験組で仲の良い友達は同じく推薦か、二月初旬の日程でしっかり結果(自己採点だが)を
出しているので心配する相手は特にいない。就職コースの友達もどうにか全員内定をもらえている。
なので完璧に他人事なのだった。
「外出たくないなぁ……買い物、どうしよう」
こんがり焼き上がった4枚目のトーストをオーブンから取り出して、窓の外の景色に視線を移す。
どんよりとした色の……いかにもと言った重苦しい冬の雲の下、塀越しに見える国道の街路樹が大きく揺れていた。
この辺に雪の予報は出ていないが、今日は北風がきつい。まだ仮免許しかないから、スーパーまでは自転車で行くことになる。
……正直家から出たくない。
予行演習と気合を入れたものの、今日の窓の外の風景は、その意気を挫くには十分だった。
「でも一人暮らしをはじめたら……暑いとか寒いとか、言ってられないよね……」
気を取り直してミルクを半分飲み、こん、とマグカップを置いた。
そしてテーブルの上で手のひらを重ねて、自分のあごを乗っける。
四月からは全部自分一人だ。もう親には頼れない。
下宿先も一応決めてある。
自宅からの通学は不可能ではないが、キャンパスまで片道2時間以上というのはアルバイトやサークル活動などを考えると
やはりきつい。
「一人暮らし」をしたいという、そのものに対する憧れもある。
それに、何よりも……。
463 :
H:2011/01/11(火) 23:31:46 ID:A7QQGriV
(電車とバスで2時間なんて、絶対無理。我慢できない)
行きと帰り、毎日4時間半近く。
想像するだけで恐ろしい。
万一、途中で便意をもよおし、そして我慢できなくなったら……それこそ地獄のような情景が満員の電車内に
広がることになるだろう。
そうなったらもう死ぬしかない。恥ずかしすぎる。
長時間、ラッシュの通勤電車に揺られる……ただそれだけのことが、彼女にとっては自殺行為に等しい非常な危険行動だった。
単に腹を下しやすい、というだけなら普通だが……彼女の場合はもっと厄介な、人に言えない事情がある。
「そうなったらホント、ニュースでよくやってる自爆テロみたい………ん? ……あ、来た?」
ぴくっと、身体が反応した。彼女の表情が変わる。
朝食を終え、洗い場に立って食器を洗っていると――例の感覚がまた下半身から駆け上がってきた。
そして、はぁ、と一息ついて泡まみれの手をゆすぐ。
彼女はおなかをさすってから、ピンクのエプロンを脱いで台所を出た。
向かう先は、トイレである。
(今日はちょっと、遅めだったな……)
ようやく、朝の定期便が来た。
見えない手で下腹部を絞られるような、巨大な便意が。
またいつものようにバケツ数杯分もの……常識外れの大量の排泄物が、体外に出たがっているというサインが来たのである。
彼女は、何故か食べた量より明らかに多い量の大便を毎日排泄してしまうという、特異体質の持ち主なのだった。
それも一日に数回、一度トイレに入れば排便だけで体重が10キロ近く変動するほどの量である。
464 :
H:2011/01/11(火) 23:34:04 ID:A7QQGriV
(んー……今日はどのくらい……かな)
ぱたぱたとスリッパを鳴らして廊下を歩きながら、彼女はぽっこりとしたおなかを撫でる。
しかし今まで一体、どのくらいの量のうんちを出してきたのだろう。
……彼女自身、想像すらできなかった。
学校で、駅で、公衆トイレで、河川敷の草むらで。
腹を下し、我慢できずに……自分ではどうにもできないほどの巨大な大便の山を作ってしまい、泣きながらその場から
逃げたことは一度や二度ではなかった。
高校のトイレで処理に失敗したときなどは、白い便器にこんもり盛られた茶色い山を携帯で撮られるは、
噂話が一人歩きするは……本当に、毎日生きた心地がしなかった。
さらに悲惨だったのは中学時代だ。
買い物に行った家電量販店で特大の便意に襲われ、トイレに行くことすらできずに立体駐車場の隅っこで
ぶちまけてしまい――逃げたはいいが悪質な営業妨害として警察に通報され、地方ニュースでテレビにまで出てしまった。
どちらも、なんとか特定されずに逃げおおせたのは、まったく運が良かったとしか言いようが無い。
……本当に、どれもこれも思い返すだけで泣きたくなってくるような、ひどい思い出だ。
いい加減、彼女自身も最近は慣れて対処に余裕が出てきたが、これが、彼女が極端に電車通学を恐れていた理由である。
そんなやっかいな体質と――つまりは自分自身と常に闘いながら、彼女は中学・高校生活を送っていたのだった。
「といれ、といれ……」
寒さを我慢しながら、彼女はパジャマ姿のまま、風呂場の隣の便所に駆け込む。
だが――その顔は以前のような、深刻な表情ではなかった。
むしろどこか嬉しそうにも見える。いつも持って入っている、流し切れない分のうんちを受け止めるためのバケツもない。
(安心してうんちができるって、いいなぁ……)
中に入って鍵をしめ、ほっこりとした笑顔でショーツごとパジャマの下をおろす。
すらっとした彼女の太腿……そして長い髪と同様、綺麗に整った慎ましい茂みが露わになった。
そのまま便器をまたぐ。
真新しい、真っ白な和式便器を見下ろすのは、これまた白く美しい、桃のような大きなおしり。
だがきゅっと締め付けられた小さな肛門のすぐ内側では、直腸と大腸いっぱいに溜まった大量の汚物が、
解放されるその瞬間を待っている。
465 :
H:2011/01/11(火) 23:35:58 ID:A7QQGriV
「ふぅ……」
その無言の圧力に背中を押されるように、彼女はしゃがんだ目の前にある、銀色のレバーを握った。
そしてぐっと歯をかみしめ、その体勢のままタイミングを計る。
「ん、ふ…ん……んっ! あ、ああっ………出るぅ……!」
ぷしー………… ぶっ! む…ぶぼぼっ! むりゅむりゅむりゅりゅりゅりゅ………
最初に、自転車の空気入れのような、かわいいおならの音。
だがその次の瞬間、彼女の可憐な……ピンク色のつぼみが一気に数センチほども開いたかと思うと、その奥から
こげ茶色をした、巨大な大便の塊がうねうねと滑り落ちてきた。
「ふっ……う…ううぅ……」
声が震える。
ごつごつとした、小さな便塊が圧縮された先端部分で小さな出口が限界まで押し拡げられ、その刺激が彼女の顔を歪ませる。
便器の上にかがみこんだ、白く、かわいらしいおしりに全く似つかわしくない……グロテスクな汚物の塊が、べちゃっ! と大きな音をたてて
和式便器の浅い水面に跳ねる……。
「んっ!」
と、彼女はぐいっとレバーを押した。
水道と直結されたフラッシュバルブからの水圧が解放され、大きな音を立てて猛烈な水流を吐き出していく。
産み落とされた巨大な便の塊は後ろから押し流されて、白い便器の底に茶色い跡を残しながら次々に穴の中に消えていった。
いや、大便が流され……穴に吸い込まれ続ける。
排便も、水流も終わらない。
466 :
H:2011/01/11(火) 23:36:37 ID:A7QQGriV
「ふ……! んっ……! んっ……!」
彼女は顔を赤らめながら、呼吸に合わせて腹に力を入れる。
水流のレバーも握りっぱなしだ。
真下に向かって火山の噴火口のように盛り上がり、拡がった彼女の肛門から、やや柔らかめの……水気のある粘土にも似た
大便が、全く途切れることなく延々と生み出され続ける。 そして産み落とされると同時に、便器の水流に乗っかって
自動的に流され、ごぽごぽと音を立てて下水管へと吸い込まれていく。
排便開始から既に2分以上が経過したが、柔らかい大便の奔流が終わりを見せる気配は、全くなかった。
……彼女の笑顔の理由。
それは、今月の初めに改装したばかりの、この新しい便器だった。
今年の始め、元の便器の調子が悪くなったのを機に、風間家のトイレは改装されていた。
内装や、便器が和式なのは変わらないが――給水方法が前のロータンク式からフラッシュバルブ式に変わっている。
今までは一度水を流したらタンクに水が貯まるまで流せなかったのが、レバーを引いている間ずっと水が流れるタイプに
変わったのだ。
つまり長年の懸案事項だった、
「一度に流しきれなくて、うんちが便器からあふれる」
「流しきれない分をとりあえずバケツに溜めておく」
ということが、なくなったのである。
もう、わざわざあの神社の汲み取り便所まで行かなくてもいい。
自宅で安心して、いくらでも……好きなだけうんちができる。
それは彼女にとって、革命だった。
467 :
H:2011/01/11(火) 23:39:36 ID:A7QQGriV
む……むりゅりゅ……ぶっ! ぶりゅりゅりゅ………!
「は……あぁっ♡ うんち……うんちいっぱい出てるぅ……♡」
彼女の呼吸が、段々と荒くなる。
だらしなく開けた口から、白い吐息と一緒に甘い声が漏れ出すのを抑えられない。
突き出したおしりが、しゃがみこんだ身体を支える両脚が、レバーを握る腕が、肛門に感じる快楽に震え始める。
ずっと太いまま、大量の軟便をひねり出し続ける彼女の表情は、徐々に変化してきていた。
ある程度の量(それでも常人の数日分だが)を出してしまった後は、腸内に溜まった大量の排泄物で内臓を圧迫される
気持ち悪さも腹痛も消える。
あとには、熱い大便の奔流で繊細な肛門の内側を擦られる、純粋な排便の快感だけが延々と続いていく……。
(あぁ……気持ちいい……)
口元も自然と緩んでいく。
もう既に普通の女子高生の10日分以上……完全に常識外れの量が出ているはずだが、全く便の勢いが衰える気配が無い。
時折、つい力が入って便が途切れてしまっても、直腸から押し出される圧力が途中で弱まることはない。
長くてもほんの数秒で、また排便が再開される。
そして音も、もう気にする必要はなかった。
ずっと水を流し続けるので、トイレの外には排便音も、多少ならあえぎ声も聞こえない。
今日は家族がいないので余計にだが――人が本能的に持っている、肛門を自分の大便に犯される排便の快楽に、
彼女はただ酔いしれていた。
「……あ! あああっ♡」
――と、急に彼女の声のトーンが変わった。
いまだ汚物を吐き出し続ける肛門のすぐ上……ほんのり充血したピンク色の割れ目に、空いた右手をあてがったのだ。
「はぁ……あ! ああっ!」
肛門の快感で既に溢れ出ていた半透明の粘液が、彼女の細い指に絡む。
理性はもう、大量の大便に押し流されて飛んでしまっていた。
自宅、しかも家族がいないという解放感と好奇心から、つい、彼女は悪戯を思いついてしまったのだ。
……排便中のオナニーという、普通ならあり得ない組み合わせを。
(おしりも前も……じんじんする……! 身体が熱い……!)
肛門を大便で、性器は自分の指で。
身体で一番敏感な二つの部分を同時に刺激され、あまりの快感に意識が飛びそうになる。
水洗のレバーを押す手から力が抜けそうになり、慌てて握り直した。
その間にも、肛門からは次々に新しい大便が生まれ続ける。
468 :
H:2011/01/11(火) 23:41:49 ID:A7QQGriV
「んっ……んんっ! んんんっ……♡」
白かった彼女の頬が、ピンク色に染まっていく。
いつもなら真夜中のベッドの中、声を殺して触っていた。
なのにこんな明るい中で、いつも家族がいる場所で、しかもうんちをしながら……!
普段のオナニーとは、気持ちよさの桁が違う。
クリトリスをこねまわす、中指の動きを止められない。
まるで、肛門を犯す大便に、負けまいとするように……。
「あ……終わっちゃう……うんち、終わっちゃうっ……!」
排便開始から、約10分。ようやく終わりが見えた。
便の太さが、目に見えて細くなっていく。
そして腸内の残量がどんどん少なくなっていくのと反比例して、彼女の右手の指の動きが激しくなっていった。
「ふっ……ん! んんっ! あ、あ…あ……! い…く……イく、いっ………あ、あああっ…………!」
ぷしっ………
無残にめくれ上がった肛門から最後の塊が産み落とされるのと、ほんの少し口を開いた可憐な性器から、大量の粘液が
飛び散るのとはほぼ同時だった。
「あああああああ…………」
かたく目を閉じ、頭の中を突き抜けていく快感の流れに打ち震えて、そして彼女は力を失った。
がくっと首を落とし、目の前の水洗の配管に両手で掴まって体重を支える。
この時ばかりは、座ってできる洋式便座が恋しかった。
そしてそのまま、膝が痛くなるのもかまわず……彼女はしばらくの間、前と後ろ、両方の快楽の余韻に浸り続けたのだった。
469 :
H:2011/01/11(火) 23:44:05 ID:A7QQGriV
「気持ち、よかったぁ……」
自室に戻った彼女は、いまだクラクラする頭を枕にあずけ、パジャマのまま呆けた顔で、ベッドの上に横たわっていた。
……正直、今のがクセになりそうで怖い。
「これから一人で……大丈夫かな……」
頭がすっきりしてくると、また不安が胸に広がる。
本当は、できることならこの家から出たくはなかった。
ようやく安心して排便ができる環境を手に入れたと思ったら、わずか二ヶ月でお別れだ。
人生は思い通りにいかないものとはよく言うが、またこれから、流すたびに苦労する毎日が始まるのだ。
自分で望んだ進路ではあるが、前途多難である。
(でも本当に、なんでだろ……まさか、何かの呪い……とか?)
子供の頃からちょっと多かったような気はするが、まだ普通に処理できる範囲内だった。
それが中学に上がり、いわゆる第二次性徴期を迎えたころから少しずつ量が増えてきた。
理由は全く不明。
馬鹿馬鹿しい考えだとは思うが、邪推したくもなる。
自分以外にこの体質を知っているのは母親だけだった。
他の誰にもこんなこと、言えるはずがない。
「便秘の傾向と対策」について時折真剣に話し合ったりしているクラスの友人たちが、むしろ羨ましい。
(そう言えば、あの女の子も知ってるってことになる……のかな)
寝返りを打ち、天井を見上げる。
……誰も知らないと言ったが、例の動画とあの女の子については別カウントだ。
そういえばあれから、何ヶ月経っただろう。
以前にとある女の子の勧めで、この体質が少しでも生かせるのなら、と恥ずかしいのを我慢して自分の排便シーンを撮影し、
紹介された動画サイトに投稿してみたのだが……。
その数本の動画はいまだにものすごい勢いで閲覧数が増えているようで、とりあえず人の役には立ったらしい。
ただこの先、一人暮らしを始めても、彼女は新しい動画を撮るつもりは全くなかった。
何故かと言えば、一人で撮影するのが非常に面倒くさいことと……何度撮ったところでやることは全部同じだからだった。
あえて同じような内容の物をいくつも作る意味はない。
470 :
H:2011/01/11(火) 23:45:16 ID:A7QQGriV
……体質のことと言えば、三月末に引っ越す下宿先のこともやはり心配だった。
もちろん部屋のトイレの性能について、である。
先月の中頃、父親について来てもらって、下宿先の候補を実際に見に行った時のことだ。
二軒目に行ったのは一般的な学生向け(1LDK風呂トイレエアコン付)賃貸マンション。
キャンパスから遠過ぎず近過ぎず、EV無しの4F、日当たり・風通しは良く、覗かれそうな周りの建物もないし
大きな道路からも離れている。
フローリングもまだきれいで、コンビニからも近い。
間取りの狭さについてはまぁ……一人暮らしの大学生ならこんな物だろうと言うところだった。
ドラマとかでよくみる部屋より小さい。
だが何よりも、彼女が一番気になったのはやはりトイレだった。
玄関を入ってすぐ横の、真ん中がカーテンで仕切られた、洋式便器と洗面台がバスタブと一緒に並んでいる……
よくあるユニットバス。
それを一目見た瞬間、彼女は、こうつぶやいた。
「こっちがトイレだったらよかったのに……」
……言うまでもなく、バスタブを見ての感想である。
比較対象として根本的に間違っている気がしないでもないが、すぐ隣に鎮座するロータンク式の洋便器があまりにも
小さく、頼りなかった。
(本当に、よかったのかな……あそこで)
白い天井を見上げながら、下見のときのことを思い返す。
その後いくつか回ったもののどれも似たり寄ったりで、結局最後は家賃と立地条件から、父親が半ば強引にその二軒目に
決めてしまったが……本当に大丈夫なのだろうか。
不安は尽きない。
それに彼女の中ではまだ、1軒目の部屋のことが残っていた。
471 :
H:2011/01/11(火) 23:46:00 ID:A7QQGriV
最初に見に行った――築35年、木造二階建てのアパート。
家賃1万9千円、風呂なしトイレ付1LDK。
……二軒目よりも広く、5年ほど前に一応のリフォームはしてあって、何より安い。
正直、女子大学生が好んで住むような部屋ではないのだが、これは薫自身が見つけて候補に挙げた物件である。
理由はたった一つ。
このアパートのトイレが未だに簡易水洗の、汲み取り式だったからだ。
(あそこなら、うんちのこと心配しなくて済んだんだけどな……)
やはり気にするのはそこだった。
他人が聞いたら呆れるだろうが、彼女は真剣である。
賃貸物件そのものの検討というより、自分の生み出す大量の排泄物の処理をどうするかという一点が彼女にとっては
何よりも重要だった。
結局ここは父親の、
「お前な、この部屋に友達呼べるか? やめときなさいって絶対後悔するから。お金のことなら、薫が心配しなくたって、
そのくらいは大丈夫だから。な?」
という言葉でしぶしぶ諦めたが、まだ未練は残っていた。
「トイレが汲み取り式だから、安心してうんちができるから、ここがいい」
……それを言うことができたなら、どんなに気が楽だっただろう。
あの日ついて来てくれたのが母だったら、察してくれていたただろうか。
(まぁ、いっか。一人しかいないんだし……いざとなったら、また、バケツで)
これからは、念願の一人暮らしをすることになる。
ここは前向きに考えよう。
別にルームシェアをするわけでもないのだ。
考えてみれば部屋の中で堂々と、誰にも見られず邪魔されず、バケツでもポリタンクでも並べて好きなだけうんちはできる。
全く自慢できないが……バケツにまたがって排泄するのもそれを処理するのも、もうすっかり慣れてしまった。
それに洋便器の隣に、大きな「水タンク」だってある。
水道代はかかるだろうが、普段からバスタブに水を入れておけば、バケツで水を汲んで、便器の水が貯まるまでの間に
出したうんちを流すことだってできるだろう。
……流石に、何年もの経験を重ねた彼女である。
その辺りは臨機応変、創意工夫次第でやり方はいくらでもあるのだった。
472 :
H:2011/01/11(火) 23:49:30 ID:A7QQGriV
(あ、こういうのは……どうかな)
ついでに、どうせほとんどシャワーしか使わないのだから――と、バスタブの底に和式便器のメカニズムを組み込んだ風呂を
彼女は思いついた。
(がばっと跨いで、そのまんま一度に全部……それで水が滝みたいに流れて……。あっ、でもそれ疲れそうだから、
普通に縁に腰掛けて……お風呂の大きさなら3日分くらい、うんち溜めてても全然大丈夫そうだし…………って、
なに考えてるの私)
はっと我に返ると、彼女は首を横に振った。
目を閉じて、実際使っているとこを想像してしまっていた。
……思い付いたところでどうすることもできないが、そのくらいの超大容量水洗便器をどこかのメーカーが
作ってくれないだろうか。
(……神様お願い。大学でだけは絶対に暴発しませんように。あの綺麗なキャンパスを汚したくないです)
彼女はベッドに仰向けになったまま、天井に向かって細い両腕を伸ばした。
ずっと思い描いていた夢の、これが第一歩なのだ。
嫌な思い出にはしたくない。
(色々心配はあるけど……きっと大丈夫。念願の大学生になるんだから、将来のためにいっぱい勉強して、アルバイトして
友達作って、サークルにも入って……)
ネガティブなことはとりあえず置いておこう。
そんなことより、考えなければならないことはいっぱいある。
(できれば、素敵な恋人も見つかりますように)
両手を組んだお祈りのポーズで、彼女は決意を新たにするのだった。
473 :
H:2011/01/11(火) 23:51:25 ID:A7QQGriV
ぐる…きゅ…うぅぅぅ………
「あぅ……」
夢のキャンパスライフの空想は、またも下半身からの便意で遮られた。
がばっと、彼女は上半身を起こしておなかをさする。
「ちょっ……あぁもう、本当に……少しは空気読んでよ、しょうがないなぁ……」
自分の意思ではどうにも制御できない自分の身体に、恨み節を一つ。
肛門を圧迫する腸内の蠢きが、また大量の排泄物が急降下してきていることを彼女に告げていた。
……常識では考えられない、一日にバケツ数杯分もの大便を排出し続ける、この身体。
遺伝でも病気でもないようだし、本当にこの体質は一体、どこから来たものなのだろう。
いくら考えても分からない……だがこれからも、末永く付き合っていかなければならない間柄だ。
「はぁ……」
諦めるように小さくため息をついて、ベッドから立上がる。
そして長い髪をくくってからまた、彼女は誰もいない1階へと降りていった。
474 :
H:2011/01/11(火) 23:52:40 ID:A7QQGriV
以上です。いつも前置きが長くてすいません。
続きということで時間を進めて、卒業後の進路の事とか絡めたんですが……中学時代の無差別脱糞テロについて
詳しくやったほうが良かったかな?
大量少女であと考えてるのは、いつきに出会う話と、大量体質の秘密に踏み込む話の二つです。
両方ともかなり長いんで、いつ書けるかわかりませんが……。
ではまた。
>>474 続き美味しく頂きましたそしてGJ!
量が多すぎて最早テロとか何かツボったw
機会があったらそこkwsk読んでみたいです
また続きが読めるのをのんびり待ってます
夢広がるお話wですごい良かった
同じく続き楽しみにしてる
薫の健気さに泣いた
gj
478 :
H:2011/01/12(水) 23:33:41 ID:ojfrBaUE
急いで仕上げたんでちょっと心配でしたが、楽しんでもらえたようでよかったです。
でも次はいつ書けるか……。
ところで良く考えたら、一軒目の部屋にしていた場合、汲み取りの回数が四月から異常に多くなって絶対怪しまれますね。
普通の部屋でむしろよかったかも。
それと、書き忘れてたんですが、薫の新年のお願いはこんなんでした。
「もし叶うなら、ド○えもんの四次元ポケットが欲しいです。ポケットだけ。……ムリですね。やっぱり、四月からの大学生活がうまくいきますように」
どうして「この体質を何とかしてください」って願わないのかというと、もう毎年毎年、散々祈ってきたからです。
もしポケットが手に入ったらどう使うかは……想像にお任せします。
ポケットの中に潜み待ち受ける俺惨状
エヴァのミサト、リツコ、アスカ
種のカガリ、フレイ、ナタル、ルナマリア
OOのソーマ、ルイス、シーリン
DQの女勇者、アリーナ
FFのセリス、エアリス、ベアトリクス、ライトニング
これらの女性キャラの立ちションSSを希望したい・・・!?
>>478 四次元ポケットをおむつみたいにはいていれば、いつでも出し放題か
胸が熱くなるな
小正月に遅れながら「薫ちゃんが有機肥料サイトと巡り会えますように」と願ってきた
でも四次元ポケットって収納するだけだから、いつかは外に出して捨てなきゃならんのだぜ
投下します。
内容 けいおん!二次創作
カップリング 唯×憂
※生理、食糞、塗糞、絶叫あり。苦手な人はスルーしてください。
平沢憂がいつ、何時その感情に目覚めたのかは自分でも分からない。
ただ、知らぬ間にそういった想いが芽生えていたのはゆるぎない事実だ。
その人とは生まれた時からずっと一緒に暮らしてきた。
故に、家族として“好き”と言う感情があったのは確かである。
いや、今もある。
寧ろ彼女を嫌いになる事なぞ、未来永劫あり得ないと断言していい。
しかしその感情が、いつしか別の想いに変化していた。
その感情は倫理に背く事だと分かっていながらも……。
その感情を持ったとして、自分も相手も幸せになれることは不可能に近いという事を理解していながら……その想いを消す事など叶わなかった。
否――消すつもりは更々なかった。
溢れる笑顔は天使の如く。
奏でる声音は麗鈴の如く。
彼女のためなら家事も全く苦にならない。
寧ろ生涯世話をしてあげようとさえ思うほどだ。
暖かくて、可愛くて……部活のライブでギターを掻き鳴らしながら歌う姿は格好良くて。
でも、どこか抜けてて危なっかしくて、母性が働かずにはいられない。
そう……彼女は自身の姉、平沢唯を愛している。
しかも常人には到底理解できぬ愛し方で……
※
唯は帰宅するとリビングでいつものようにゴロゴロ……するわけにはいかず、ギターの練習に励んでいた。
澪から借りたスコアブックをテーブルの上で開き、愛用のギブソンのレスポール――唯はギー太と名づけている――を抱え、弦を弾いている。
「うぅ〜ん……ここがCで……ここがF……んで、ミュートさせて……」
時折、唸りながらスコアと弦を交互に睨み、これでいいのかな? とでも言わんばかりにピックを動かす。
そこは、今日の部活で梓にダメ出しされた所だ。
梓は唯にとって可愛い後輩ではあるが、いかんせん根が真面目すぎるため、律と一緒にだらけていようものなら容赦なく説教の嵐を浴びせてくる。
唯にはそれが苦手だった。
故に、ちゃんと出来るようにならなければ、明日の部活でまた小言を言われてしまう。
なんとか明日までに何とかしなければ……。
「お姉ちゃん、御飯できたよ」
頭から煙が噴出するのではないかと心配したくなるほど唸っている唯に、エプロンを付けた憂がキッチンから顔を覗かせた。
「えっ、もうそんな時間!?」
憂の言葉を聞いて、驚愕しつつ時計の針に視線を向ける。
PM19:35。
帰宅してギターを触り始めたのが16:30分辺りなので、単純計算で約3時間練習していた事になる。
随分と長い間没頭していたようだ。
平素、集中力がまったく持続しない唯には珍しい事である。
「うん、だからこっちに座ってて」
そう言ってお盆に乗せた料理をダイニングテーブルに運んでいき、慣れた手つきで憂は夕飯の用意を始めていく。
「ほいほ〜い」
アイスと同等に憂の手料理が好きと公言して憚らない唯は、ギー太を座っていたソファの上に置くと、促されるままダイニングテーブルへ歩を進め、椅子に座る。
「はい、お姉ちゃん」
そんな姉に、白米をよそったお茶碗を差し出す憂。
諸国を漫遊中の両親が不在の平沢家では、家事は専ら憂が担当している。
唯が一切手伝う事はない。ただゴロゴロしているだけだ。
おかげさまで、周囲からはぐうたらな姉としっかりした妹という図式が出来上がっている。
それが事実なので仕方がない。
「うい〜」
茶碗を受け取ると同時に、唯はいつもの能天気な語調で妹の名を呼ぶ。
「……? どうしたの、お姉ちゃん?」
「いつも有難う〜」
そして、感謝の言葉を紡ぐと同時に、にへらっ、と破顔した。
「――!!」
跳ねたのではないかと錯覚したくなるほど、心臓がドクッと鳴り響く。
憂にとってその笑顔は、光輝を纏うほど眩しく、そして愛らしいものであった。
純粋無垢無邪気で可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛い笑み。
それが憂からみた唯の笑顔である。
真正面から見咎めた訳だから、その破壊力は尋常ではない。
「憂、顔赤いよ? 風邪?」
「な、何でもない。何でもないから!! は、早く食べよう!!」
「? ? ?」
激しく狼狽する憂とは対照的に、唯は憂の反応に首を傾げるばかりであった。
※
――夜半、憂は唯が完全に寝静まったのを確認すると、階段を降りてトイレに向かった。
平沢家は三階建ての近代的な家屋で、一階が玄関とガレージ、二階がリビング、バスルームなどの生活空間、三階が姉妹の自室となっている。
その二階にあるトイレの前に立つと、鼓動が早くなる心臓を抑えるようにして両手を胸の前で重ね、大きく深呼吸を一つ。
意を決したのか、憂は扉を開けた。
眼前にはどこの家にもあるウォッシュレット付きの洋式便座。
窓際の縁に一輪差しの花が活けてあるだけで、特に変わった様子はない。
寝る前に唯が一度排泄に来て以降、来訪者はおらず、蓋も開けたままだ。
「すぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ……」
そこで憂は、別段、用を足すわけでもなく、双眸を閉じて今一度大きく大気を鼻腔から吸い込んだ。
(お姉ちゃんのうんちの……匂い……)
ほのかに香る排泄物の生々しい芳香。
それを胸いっぱいに蓄えると憂の頬は見る見るうち、朱に染まる。
鎮座している便器から放たれているであろう、大好きな姉の糞便の匂い。
それはこの世のどんな香水も叶わない最高の香り。
普通なら吐き気を催したくなるほどキツイものなのだが、憂はそんなこと露ほども思わない。
大好きな姉の糞尿を嫌いになるわけがない。姉の出す糞便を嫌悪する人間は脳に蛆が湧いているとしか思えない、というのが憂の持論だからだ。
「……あっ」
しばし、排便臭の芳香を肺の中で吟味していた憂は、そこで小さな悲鳴を上げる。
憂が視線を向ける先は、便器の中。
そこには、排便が流される際、便器にへばりついて流れなかったであろう糞便の残骸があった。
今日の夜、一度だけ憂が用を足しにきた時はこの汚れは存在しなかった。
そして先刻は唯が排泄に訪れている。
そこから導き出される答えは……ただ一つ。
(お姉ちゃん……トイレ汚したままにして……しょうがないなぁ)
述懐すると同時、憂は相好を淫蕩に解けた“緩い”表情に変えて両膝を着き、そのまま微塵の躊躇もなく便器の中に顔を突っ込んだ。
「はぁ……はぁ……お姉ちゃん、お姉ちゃん……お姉ちゃんのうんち……おねえちゃんのうんちぃ…………私のためにお姉ちゃんが残してくれたお姉ちゃんのうんちぃ……」
切なげな声を上げながら便器を抱えるようにしがみつき、こびりついた赤茶色の残骸を、ひたすらに舐め取る。
普段はポニーテールに結っている髪を、今は下ろしており、垂れた襟足が便器の水溜りに触れて藻屑のように水面を泳ぐ。
しかしそんな事に頓着などしない。
何故なら憂にはそれよりも目先の“ご馳走”のほうが最優先なのだから。
――べちょ……ぴちゃ……じゅる……ぐちゅ…・…ちゅる……。
苦味と臭味が同居する糞便の欠片をすべて舐め終えると憂は顔を上げ、鼻水を垂れ流しながら口腔で唾液と混ざって溶けた糞便を舐め、すり潰し、濯いでいく。
……ごぎゅ。
喉が音を奏でて糞便を嚥下する。
糞便が憂の食道を通じて胃の中に収まっていった。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!! 何で何で何で何でぇぇぇぇぇぇぇぇ
ぇぇぇっっっ!???!??! お姉ちゃんのうんちって何でこんなに美味しいの?
美味しくて可愛い過ぎるすぎるよぉぉぉぉぉぉぉっっ!!
さ、最高……最高ぉぉぉぉぉぉ……お姉ちゃんのうんこ味最高っっっっっ!!!!!」
頬に両手を添え、舌を出しながら憂はトリップしていた。
平素、周りから出来た妹という評価の絶えない憂からは想像も出来ないアホ面。
心なしかその身体を小刻みに震わせている。
「んふーっ……んふーっ……んふーっ……」
鼻息を荒くしながら憂は未だ鼻腔を刺激する糞便の香を楽しみつづけている憂。
しばし糞便の味に伴う幸福の余韻を楽しんだ後、憂はトイレの片隅に置かれた汚物箱の蓋を開けた。
中を漁り出すと同時、あるものを発見して憂の口元が邪なものに歪む。
彼女が見つけたもの……それは、トイレットペーパーに包まれていたタンポンだった。
まだ時間も経っていないのか、ペーパーはぬめりを帯びた血を吸って滲んでいるを鑑みるに、恐らく捨てたのは今しがた。
憂は生理の時ナプキンを使うため、これを捨てた主は彼女ではない。
昨晩、唯が『いつもより早いよぉ……』と、情けない声を上げてアプリケータータイプのタンポンを片手に持ってトイレに向かったのを憂は見ていた。
つまり、唯は今日が二日目。
一番量が多い日だ。
丁寧に、丁寧にペーパーを剥がしていくと、目当ての本体が憂の眼前に現れる。
朱に染まった紐付きの綿。
経血を吸って重くなったそれを、憂はまるで海老の身か何かでも食すように迷うことなく口の中へ放り込んだ。
同時に、ちゅう……ちゅう……と、しゃぶり始める。
(んふぅぅぅぅぅぅぅっ!!! お姉ちゃんお姉ちゃんおねえちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!
私お姉ちゃんの血吸っちゃってるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!! お姉ちゃんの経血美味しくて可愛い!!!
愛液みたいにどろどろでこってりしてうぅぅぅぅぅぅっっっ!!!
お姉ちゃんのマンコから垂れ流されてきた血ぃ、ミネストローネみたいに
真っ赤なマン血おいししゅぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!)
内心で絶叫しながら絶えられなくなったのか、憂は間抜け面そのままに、パジャマのズボン越しに淫唇を指で慰め始める。
――じゅるるるるるるるるるっ!! ぶじゅるっ!! ぎゅちゅぎゅちゅぎゅちゅっっっ!!!
綿に染み込んだ血すべてを吸い尽くすのではないかという勢いで経血を吸い続ける憂。
生臭さ、錆臭さ、酸味と塩辛さが鼻と舌を蹂躙していく感覚に、憂は幸福という感覚以外味わえなかった。
「あは……あは……あひひひひいひひひひひひひひひっひひひひひひひひいひひひ……」
多幸感のあまり脳内に新種の物質でも生まれたのか、憂はケタケタとぶっ壊れた笑い声を発する。
狂笑はただひたすらに、トイレの中に木霊するだけであった。
そして憂はズボンとショーツを下ろし、今度は淫唇のみならず、肉芽まで弄り始めた。
擦る……というよりは指先で揉むように。
すると、元々潤みを帯びていた膣が白く濁った粘性を吐き出し始め、ぬかるみを踏むような音がトイレに木霊する。
タンポンを咥えながら自慰行為に没頭する憂。
それ故に気付かなかった。
背後に立つ人の気配に……。
「う……い……」
渇いた喉から無理矢理搾り出したような掠れ声。
憂がそれに気付いて振り返ると、今家の中にいる唯一の肉親が顔色を失くした表情で自分を見ていた。
『ミルクガール』という文字と牛乳ビンがプリントされたセンスを疑いたくなる部屋着、自分と同じ髪色。
普段付けているヘアピンも今は外しており、昼間の時とは少し違った雰囲気を纏っている。
概視感溢れるその姿……見紛う事なき自分の姉であった。
自室で寝ていたはずなのに何故……?
と、思う間もなく憂の思考が停止する。
「――!!」
氷水を頭から被ったという比喩表現はこういうときに使うべきなのだろうか?
先刻まで朱をさしていた頬が見る見るうちに青ざめていく。
興奮の熱で沸騰しかけていた血液は急速に冷え、先刻とは別の意味で華奢な身体が震え始めていた。
「それ……私のタンポン」
震える手で指差す唯の先にあるのは……憂の口元から半分露出している本体と紐。
先刻自分で捨てたはずの生理用品。
「お、おねえひゃん……ちはうの……ふぉれは……」
必死に弁解しようと試みるも、下半身剥き出だしで自分の秘部を弄り、姉の使用済み生理用品を咥えている状態では何の意味もなさない。
どう足掻こうが無意味な言い訳になるだけだ。
「え、えと……と、とりあえず……そ、その……ズ、ズボン穿こう……憂。か、風邪引いちゃうよ……」
何とかこの場を収めようと唯は言葉を紡ぐが、訥々としか喋れず、語尾は消え入りそうになっている辺り、かなり動揺しているようだ。
「……」
そんな姉の気持ちを汲んでか、憂は素直にこくん、と頷き、タンポンを咥えたままズボンとショーツを穿いた。
※
「ひぐっ……うぐぅ……ぐすっ……ごめんなさい……ごめんなさい……お姉ちゃん……」
唯は自室に憂を招くとテーブルを挟んで対座する。
途端に、憂は泣きじゃくりながら姉に謝りはじめた。
平素の憂からは想像も付かぬほど弱々しく、儚い。
まるでガラス細工のように脆弱な印象を受ける。
「……」
ひたすら謝罪の言葉を繰り返す妹に対し、唯は無言であった。
別段怒りで口を閉ざしているわけではなく、単にどういった言葉をかけていいものか見当も付かないのである。
喜怒哀楽が定まらぬ複雑な表情で妹を見据えていた。
「ひっく……ぐすっ……グスっ……ヴェェェェェェェェェェェ
ェェェェェェェンっっっっっ!!!!」
姉の無言を不許と捉えたのか、鼻を啜って嗚咽を漏らした後、憂はとうとう声の限りに泣き叫んだ。
「う、憂!? 落ち着いて、ね? 私怒ってないから」
「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!! お姉ちゃんに嫌われるのやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!! ういお姉ちゃんに嫌われたら生きていけないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
癇癪を起こした幼子のように大口を開けて泣く憂を慌ててなだめすかそうとする唯だが、今の憂には話を聞けるほどの余裕はない。
「お姉ちゃんのこと大好きなのにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!
お姉ちゃんのお嫁さんになるのが憂の夢なのに、お姉ちゃんに嫌われたら……嫌われたら……ぶぅえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっっっ!!!!」
おまけに、ずっと秘密にしていた性癖が最愛の姉にバレたという精神的なショックで、憂は幼児退行してしまっている。
このままでは意思疎通を図る事すらままならなかった。
「うぅ〜……」
普段は回転の遅い脳味噌をオーバードライブさせて対策を練る唯だが、一向に妙案は浮かんでこない。
「こうなったら……」
破れかぶれではあるが、もしかしたら効果を発揮するかもしれないあの方法を使うべく、唯は一度、憂の隣に移動して座りなおす。
そして……。
「……?」
咄嗟の事で一瞬自分が何をされたのか理解できない憂は、声を上げるのも失念してきょとんとした表情を浮かべる。
数秒後……ようやく憂は自分の身体が唯に抱きしめられているのに気付く。
「良い子良い子〜」
いつも部活で梓にやっているように、唯は憂を優しく抱きしめて頭を優しく撫でる。
「お……ねえ……ちゃん……」
「憂、お姉ちゃんは怒ってないし、憂のこと嫌いになんかならない」
耳元にまで桜色の唇を寄せ、秘め事のように囁く。
「憂は私のために毎日御飯作ってくれるし、家事も全部やってくれてるよね? だから私はいつも美味しい御飯食べれるし、すごい助かってるんだよ。憂には感謝しなくちゃいけないこと沢山あるのに、嫌いになんかなれるわけないよ」
「そ、それは……お姉ちゃんに美味しいもの食べさせてあげたいって思って作るのは当然だし、お姉ちゃんに危険な事させられないし……」
しどろもどろになって言葉を紡ぐ憂の口を、しかし唯が人差し指で抑えて遮る。
「私も憂のこと、大好きだよ。多分それは、憂と同じ感情の『好き』っていう気持ちだと思う」
「お姉……ちゃん」
「それに……」
唇を耳朶から離して言葉を区切ると同時に、唯はふんすっと控えめな胸を張る。
「私は憂のお姉ちゃんだから、憂の全部を受け入れられるのです! だから憂は気にせず、私に想いの全てをぶつけてきて。全部受け止めるから!!」
自信たっぷりに答える今の唯には、普段では見ることの出来ない姉の威厳というものが垣間見えた。
少し頼りないが、憂には充分なほどである。
「ぷっ……ふふふふふ……」
しばし呆然とした後、吹き出すと同時に憂の顔からようやく悲哀が氷解した。
「ようやく笑ってくれたね、憂」
「えへへ、お姉ちゃんのお陰だよ」
もう一度唯は憂を抱きしめる。
「あったかあったか」
「うん、お姉ちゃん……あったかい」
暫く互いの体躯を抱き交わした後、二人はどちらからともなく唇を触れ合わせた。
※
「ちゅ……ちゅくっ……ちゅ……うぅんぅ……んちゅ……」
「んっ……ちゅ……んちゅ……んんんっ……ちゅくっ……」
アナログの目覚まし時計の秒針音と、キスを交わして互いの口腔を舌で貪る音のみが、唯の部屋に響いた。
舌と舌を絡めるだけでなく、上顎から頬の内側、歯茎までを丹念に舐め、のみならず口腔内でお互いの唾液を混ぜて水蜜のカクテルを作る。
「ぷはぁ……はぁ……はぁ……お姉ちゃん、また歯磨き忘れたでしょう?」
「あはは……バレちゃった?」
「うん。だってお姉ちゃんの口すっごい臭いもん」
「うぅ〜……ゴメン」
「もう……しょうがないなぁ〜じゃあ私がお姉ちゃんの歯垢、全部舐めとってあげるね」
唇を一度離し、絡まった唾液が水あめのように伸びるのを見てから憂は唯の前歯の上下を舐め始めた。
歯の表面に付着した白い滓を丹念に舌で舐め取り、こそいだ後、味わうように口腔全体で噛み締める。
すると、ざらざらした感触と粘つく感覚が憂の口腔で混ざり合った。
「んふふ〜お姉ちゃんの歯垢甘くて美味しい……」
「うぅ……恥ずかしいよぉぉぉ……」
恍惚とした表情で歯垢を吟味する憂に対し、唯は耳まで真っ赤にしていた。
「ねぇ……お姉ちゃん、お姉ちゃん今生理中だよね」
「うん、そうだよ」
先刻、憂が自分の捨てたタンポンを口に含んでいたのを思い出し、唯は妹が言わんとしていることは大方予想がついていた。
「私、お姉ちゃんの生理マンコ舐めたい」
予想通り。
双眸を輝かせながら嬉々として要望を告げる憂に微笑みながら頷くと、唯は立ち上がって部屋着のズボンとショーツを下ろす。
下着を下ろして露出したのは、黒々としたデルタゾーン――いや、それは『ひし形』というべき地帯だった。
茂った無数の陰毛は股間のみならず、臍の下から生えた毛に連なって広範囲の陰毛となっている。
「あははっ、お姉ちゃんのマン毛すっごく濃いね〜もう密林みたいだよ」
「うぅ……言わないでよぉ……合宿のお風呂の時もりっちゃんに笑われて凹んだんだからぁ……」
あっけらかんと笑う妹をジト目で睨みながら、唯は足首辺りまで下がったズボンと下着を完全に脱いでベッドの上に放り投げる。
「お姉ちゃぁん、このまま私の顔に跨ってぇ……お姉ちゃんのマンコ、顔面騎乗で舐めたいよぉ……」
準備が整ったのを見計らい、憂は床に寝転がると鼻にかかる甘ったるい声を響かせながら小指を咥え、憂は娼婦のように姉を誘う。
「うい〜エロ過ぎだよぉ……」
白桃を思わせる頬を紅潮させ、言われるまま唯は和式便所で用を足すようにしゃがみこんでから、憂の顔面に自分の淫裂を押し付けた。
――じゅるっ、べじゅるるるるるうぅぅぅぅぅっっっ!! じゅぶぶぅっっ!!
ぐちゅ……じゅる……じゅるるるるっっっ!!!
唯の膣が憂の鼻先と唇に触れた瞬間、憂は舌を出してから淫唇を舐め、しゃぶり、啜っていく。
大陰唇から肉ヒダに舌を這わせ、そこに付着した痴垢も舐め取りながら、そら豆大のクリトリスも舌先で転がすように弄ぶ。
愛液特有の酸味と塩辛さ交じりの味と経血特有の鉄錆味が、憂の口腔に広がる。
それは、先刻のタンポンで味わったものよりもずっと新鮮で美味だった。
「んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!! う、憂!? ちょっ……いきなり激しすぎ……んふぅ!?
んぅぅぅぅぅぅ!!」
不意を突かれて舐めまわされた事と、突然押し寄せてきた快楽の波とに翻弄され、唯は両足をがくがく震わせながら甘い声を漏らす。
自然と、憂に自らの恥部を擦りつけてしまうように、腰が動いてしまった。
「んはぁぁぁぁぁぁ……お姉ちゃんの血まみれマンコ……生ぐしゃくておいひぃ〜。マン毛だけじゃなくて肛門の周りにケツ毛まで生えてるからジョリジョリするよぉ……」
一度口を離し、鼻水垂れ流しのまま、うっとりとした相好で憂は感想を紡ぐ。
そして、再び唯の淫裂を舌で刷きはじめた。
「まっ!! 待って憂……ちょっと待って!! そ、そんなに舐められたら出ちゃう……出ちゃうよぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
途端に腹部を庇うように抑えて、唯は立ち上がろうとするが、憂に大腿に両手を回し固定されているため、動く事は不可能だった。
「んぶぶぶっっ……ぷふぁ……出ちゃうって……おしっこ? それなら全然大丈夫だよ。このまましちゃったら私が全部受け止めてあげるから」
「ち、違うの……お、おしっこの……方じゃなくて……あっ、あっ、あっ……も……もう……もう出るぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
――ブリュッ!! ボビュビュブブブブブブブブブブブブブブブッッッ!!! ブチュブチュブチュブチュっっっ!!!! ブピピピピピピピピピピピピピッッッッ!!!!
ボジュル、ボジュル……ぶびびびびっびびぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!!
唯の悲鳴と同時に、耳をつんざくような破砕音が鳴り響く。
それに伴い、剛毛で覆われた薄墨色の蕾が花開くと、腸内で凝固されぬままプールされていた液便が濁音混じりに噴出する。
まるでドロドロに溶けたチョコレートのように多少の粘り気を含んだそれは、茶色と黄土の絵の具をかき混ぜてキャンパスを塗りつぶしたようなカラーリングだ。
本人の意思に関係なく茶濁は吹き出しつづける。
その様相、まさに迸ること鉄砲水の如しであった。
「おっっっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!! やばい止まれない止まらないよぉぉぉぉぉぉぉ
ぉぉぉぉぉっっっっ!!! アイス食べ過ぎてお腹下しまくりのびちびち下痢ウンコ、
憂に思いっきりあびせちゃうぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅ!!!!! 液体ウンコ、射精したザーメンみたいに憂の顔面にぶっかけちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
かっと眦を見開き、下痢便と同じく鼻水と涎を辺りにぶちまけながら唯は止まる事を知らぬ――また制御する事すらもままならない熱い汚濁融解物を憂の顔に吐きだしていく。
「んぶぶぶっぶぶぶっっっっっ!!! ぶべべべべべべっっっ!! お、おべえじゃん……!!!
お姉ちゃん、いっぱいひり出して!! 憂に下痢グソ遠慮なくぶっかけて!! 憂の顔面にうんこシャワーどばどば浴びせてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
ぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!!」
茶濁の激流に鼻腔と口腔を塞がれて危うく窒息しかけた憂だったが、愛する姉の排泄物を飲めるという最大の歓喜に打ち震え、叫びながら際限なく押し寄せる激流を嚥下して胃に収めていく。
それだけに留まらず、口を陰唇から肛門へと移行させ、ケツ毛まみれの小汚いアヌスに口付けして糞便を直飲みし始めた。
――ごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅっっっっっっ!!!!!
破裂音とともに部屋に鳴り響くは、強烈な嚥下音。
最上級のご馳走を前に、憂は子供みたいにがっつく。
「あははははははははっははははははははは!!!!! 憂の作った御飯が私のお腹の中でウンコになって生まれ変わったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!! それを憂が食べてるってことは、かなり地球に優しいエコだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
気でも触れたのか、唯は理解に難ずる言葉を叫びながら双眸を濁らせて虚ろに笑い始める。
「んぐっ……んぐっ……んぐっ……んぐっ……んぐっ……ぷはぁぁぁぁぁぁぁ……あへぇ……おねえひゃんのうんこぉぉぉぉぉ……ごぇぇぇぇぇぇっぶっ……」
対して憂は、ようやく唯の肛門が液便の放出を終えると同時に、糞臭いゲップを吐きながら満足げに微笑を浮かべていた。
※
憂の口に収まりきらず、フローリングに零れた下痢便を掬うと、衣服を脱ぎ捨て全裸になった唯と憂は、まだぬくもりが残る茶濁の液便を身体に塗りつけていた。
真っ白な肢体に汚物の色が塗られていく姿は、醜悪な光景でありながらもどこか官能的で淫靡に映る。
そう見えるのは、この二人がただの恋人として結ばれているのではなく、もっと深い絆で結ばれているからであろう。
「うい……ちゅくっ……ちゅる……」
「んふっ……ちゅっ……んちゅ……おねえひゃん……」
互いに全身クソまみれになりながら、平沢姉妹は喜悦に満ちた相好で再びお互いの唇と口腔を貪っていた。
唯が桜の花びらを割ったような憂の唇を、舌先でチロッ……チロッと舐める。
まるで猫が水を飲むかのように。
対して憂は、唯の歯茎を舌先で十二分に愛撫してから首筋や頬を吸い付き、キスマークを刻んでいく。
唯は自分のもの……誰にも渡さない。
そう物語るかのような内出血の跡が、憂の独占欲を如実に表していた。
「あのね……憂」
唇を離してから、唯は憂の頬を掌で撫でながら、優しげに囁く。
「なに? お姉ちゃん?」
「私……憂の初めてが欲しい……憂の処女膜をね……どうしてもブチ破りたいの……」
真摯な眼差しを向け、万感の思いを込めてそう告げる唯。
「お姉ちゃん……いいよ。お姉ちゃんが初めての人なら、私怖くない……というよりも、生まれたときから私の処女はお姉ちゃんのものって決めてたから」
「憂……」
憂の言葉に胸を打たれ、双眸を雫で滲ませる唯。
対して憂は微笑んでから、両足を広げて白濁の愛液がぬかるみを作っている秘所を唯に晒す。
これなら余計な愛撫は必要ない。充分だ――述懐してから唯は憂の秘裂に、握った右拳をあてがう。
「じゃあ憂……憂の初めて……貰うね」
「うんっ!! 憂の処女膜、お姉ちゃんの腕でぶち切って♪ 小便するのとマンズリする以外使い道のない未使用マンコを裂けてゆるゆるのガバガバになるまで腕突っ込んでから子宮口も拡張して♪」
傍から見れば狂ってるとしか言いようのない笑みと言葉。
しかしそれは、唯にとって愛らしく、慈しみに満ちた笑顔に他ならないのだ
意を決した唯は拳を膣口に押し進め、じっくり……じっくりと挿入していく。
「んぎっ……んぎぎぎぎぎぎぎぎっ……!!」
砕けるのではないかと心配したくなるくらいぎりぎりと歯を食い縛り、憂は激痛に耐え忍ぶ。
――メリメリメリメリメリメリメリッッッッ!!!!!ブチッ!!
ブチギチブチブチブチギチギチギチッッッ!!!!!!!!!!! ぐちゅぐちゅぐぎゅぐちゅぐちゅっぎゅぎゅっっっっ!!!!!!!
「ぐぉぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!」
環状処女膜が拳によって押し広げられ、肉が引き千切れる音とともに膜が損傷。
同時に憂の膣口が唯の握り拳によって一気に押し広げられる。
それに伴い響き渡るのは――絶叫、咆哮、哮叫!!
幸い膣は裂けてはいないようだが、まだ指程度しか入れたことのない膣内に拳をめり込ませたのだから、当然痛みは尋常ではない。
髪の毛を掻き毟りながら下肢を暴れさせ、憂は総身を引き裂かれるような激痛に襲われる。
「ぐ、ぐぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅ!!! じぬじぬじぬじぬじぬじぬじぬぅぅぅぅぅっぅぅ
ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
止めどなく溢れてくる大粒の涙を眦から零れさせながら叫び散らす憂を尻目に、唯は彼女のリクエスト通り子宮口まで拳を捻りを加えながら進入させ、女性の象徴とも言えるそこの入り口を拡張させる。
――メキョッ!!
「ごぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!! しきゅう!!
子宮が潰れるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!! うぎぎぎぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!」
人間とは思えぬ叫びを上げながら、憂は子宮に遠慮なくぶち込まれた拳に圧迫され、もはやまともな思考すら働かなくなっていた。
それでも、快楽は持続しているのか、唯が拳を突き入れる度にポンプのように粘っこい淫汁がぶしゅぶしゅっと撒き散らされる。
「憂……こっちの処女も、貰うね」
そんな憂に優しく微笑みながら、唯は空いているもう一つの拳を憂の臍穴にあてがう。
膣口よりも遥かに狭い穴。
憂の内臓へと繋がる穴。
その中に唯は先刻のフィストファックと同じように、拳を臍の中にぶち込んだ。
今度は徐々にではなく、一気に。
――ギュリッ!! ギュチュッ!!! ブチブチブチブチィィィィィィィィィッッッ!!!!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
もはや絶叫は声にならず。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も後頭部をフローリングに打ち付け、でろんっと舌を口腔から放り出し、白目を剥いて憂は吼えつづけた。
「あはははははははははははははははははっはは!!!! すっご〜い。私、憂の内臓犯してるよ!!
男の人はチンポでマンコやケツマンコ犯せても、内臓はレイプできないよね〜。私天才かも!!
ギターはあずにゃんに勝てないけど、こっち方面はまちがいなく天才だよ!! あははははははっはははははは!!!!!」
のた打ち回る憂とは逆に、妹の大切な場所を二箇所も犯したという征服感に理性の『タガ』が吹っ飛んでしまったのか、唯は仰け反りながら高らかに笑っていた。
「うい〜気持ち良い? 内臓気持ち良い? 私、憂の処女二つももらえたから幸せだよ〜」
しばし哄笑を響かせてから、口の端が歪んだ邪で破壊的で純粋無垢無邪気な笑みを浮かべ、憂の顔を覗き込む唯。
澪なら三秒で卒倒するであろう、身の毛もよだつ、おぞましい笑顔だった。
「きゃは……きゃは……きゃはきゃはきゃはきゃは……げぎゃゃゃがははははははははははははは!!!!
死ぬっ、死ぬっ……気持ち良過ぎてしぬぅぅぅぅぅ!! なにこれきもちよすぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!
ごろしで……おねえちゃんごろしでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!! 腕チンポでぶっころして!!
ういはおねえちゃんにぶっころされるなら、ほんもうだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉ!!!!!」
唯と同じように理性を粉微塵に粉砕された憂はけたけたと廃人同然の笑い声と嬌声を上げる。
壊れた姉妹の狂宴、狂劇、狂祭。
やがてそれは、終焉の時を迎える。
「イグイグ……イぎぎぎういぐ……うぅー……いぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!!」
およそ情事で発するものではない哮叫。
しかしそれは、間違いなく憂がオーガズムを迎えた瞬間であった。
「じゃあ憂、そろそろ抜くね」
絶頂の余韻に浸る暇も与えぬまま、唯は笑顔を浮かべて臍穴と膣穴から拳を内臓ごと引き摺りださんとする勢いで、一気に抜き取る。
「ぐぅおっ……ぐぅお……ぐるぅ……ぐる、ぐる……ぐるぅぅぅぅぅぅぅ
ぅぅぅぅぅっっっ!!!!」
ブババババッババババババババッッッッッッ!!!! ブビュビュビュブブブブブブッッッ!!! ブシュルッ!!
ブボブビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!! ブチュ、ビブチュッッッ!!
両腕を引き抜いた瞬間、今度は憂の尻穴から破裂音が響く。
同時に、汚物の激流が尻蕾の堰を破壊すると、ぶっ壊れた消火栓の如く汚濁流が噴出した。
「んぐぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉっっっぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
お姉ちゃんが憂の内臓めちゃくちゃにかき回すから、憂の小腸さんと大腸さんがお馬鹿になってウンコが固まる前に下痢グソになって出てきちゃったよぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!
きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはははっ!!! ウンコ汁、ビチビチのウンコ汁をういのけつまんこが放水してりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
腸液混じりまくった融解ウンコぶっぱなしてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!! こんなに気もぢいいこと教えてくれるお姉ちゃん、大好き!!! 好き好き大好きおねえちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
噴出する下痢グソを止める気は毛頭ないのか、幸福感に満ちた狂笑を上げながら未だ勢い衰えぬ糞便を唯の部屋にある本棚や机、ギターに浴びせる憂。
「きゃはははははは……はは……あはははははははは……はぁぁぁ……」
そのぶっ壊れた笑い声は、憂の肛門から吹き出る軟便の濁流が終わると同時に、音を奏でるのを辞めた。
憂が意識を手放したからだ。
「可愛かったよ……憂」
多幸感に染まった笑みを浮かべて気を失った憂に、唯はそっと頬にキスしてから憂を自分のベットに運んでいく。
「憂……私も憂のこと、ずっとずっと好きだったよ。これからもこの気持ちは変わらない……だから……これからもいっぱい愛し合おうね」
自分と同じ色の髪をそっと優しく撫でながら、唯は憂の耳元で囁く。
当然ながら、返答は返ってはこない。
しかし……喜悦の表情を浮かべて規則正しい寝息を立てる妹の顔を見れば、返答など気にするまでもなかった。
唯もまた、相好を喜悦に染めると憂のとなりで横になり、布団にくるまる。
去年のクリスマス以来、久し振りに二人は寄り添うようにして仲良く一緒に眠った。
END
翌日、朝と昼休みに憂といちゃいちゃしていたせいで昨日練習していた部分を完璧に忘れ、放課後の部活で梓にみっちり怒られたのは、また別の話。
「うぅ……うっ……うぅっ……ごめんなしゃい……」
今度こそ本当にEND
以上です。
有難うございました。
ちょっとかきふらい先生と愛生さんと米沢さんに全裸で土下座してくる
,ィ ___
_,. -─- .,_/::::,..:::"´::::::::/
´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽx:::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ\::::\',
.:::::::::::::::::::::::::::/::::::/ {:::::jハ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ \::::ヽ、__,
,:゙::::::::::::::::::::::::::/::::::/ i:::::|l ',::::::::::::::::::::::::ヘ::::::::::', }ヽ::::_,/
/:::::::::::::::::::::::::::/ i:::/ ,::::l ! ゙,::::::::::::::::::::::::::',::::::::ハノ:::ハ
/:::::::::::::::::::::::::::/ _」::′ i::::| | ',::::::::::::::::::::::::::',/::::}i:::::::i
/::::::::::::::::::::::::::::,'´ l! ,::l |`ヾ::::::::::::::::::::::::::i:::::/:||:::::::i
/ノ{:::::::::::::::::::::::::i l:| ':{ | ',::::ハ::::::::::::::::i::/::::||:::::::i
{:::::::::::::::∧::::| { }:/ハ::::::::::::::i,′::リ:::::::i
!::{:::::::::{ x:レテミ ぅミx( }:::::::::::::!::::::/:::人{
:从::::::::{ / 心:ハ rし心.ヽ |::::::/::/::::/::〃
'::jヽ::::::!{{ {:::::::::::} {:::::::::::} }}:|:::/}:/::::∧ノ
リ { \{ ゙ 弋 ℃ノ 弋 ℃ノ ゙ j:/ )ハ::/
ヽい. ~´ `~ ノ 八
ゝ,} ´´´ ′ ´´´ /
八 /‐'´
\ ` ´ /
` ._ _,. ィ、
_,/} >ー< ハ
_/ / `
久しぶりの人が投下してて感動
過去作の続編も見たい
ひょっとしてミヤビさんかい?
相変わらず、読者を容赦なくふるいにかける人だなぁ……
すごいよホント
>>497 うぃ、そうです。
こういった読む人が限られるコアな作品しか書けないんですよね……(__;)
それと、私信&今更で申し訳ないのですが、Hさん、以前のスレでGJレス有り難うございました。
お仕事大変かもしれませんが、無理なさらないで下さい。
499 :
497:2011/01/18(火) 23:48:52 ID:r0fWeZK3
>>498 気遣い、ありがとうございます。
実は豊郷小のすぐ近くで仕事してる、497ことHです
近所なだけで、特にファンじゃあないんですがね……。
しかし、ここまで豪快に書ける人を、私は他に知りません。
また是非書いて下さい。
去年の今頃は、丁度デスマーチのど真ん中でしたか……あぁ思い出したくない。
本編の方は、3月までには最終回の1を投下出来るかなと考えてます。
けど最後の投下までには、メインタイトルくらい決めないと。
さてどうしよう。
前も言ったような気がしますが、なんかいいアイデアないでしょうか?
変に凝るより、分かりやすいタイトルにした方が無難かもね
以前、排泄系妄想廃棄所5で投下した幼馴染みとの関係〜舞華〜の特別編、投下します。
「ただいまー」
何もしなくても汗がダラダラ吹き出る夏の暑い日。
家の玄関で履き慣れたコインローファーを脱ぎながら私は帰ってきたことを告げる。
でも、返事は来ないの。
その事を分かっていながらこうやって言うのは、すっごく虚しいし寂しいんだけど……習性っていうのかな?
つい言っちゃうんだよねぇ。
完璧に独り言になっちゃうのに……。
そう考えたら、さっきより寂しくなってきたよぉ……あぅぅぅ。
私、神崎舞華のお父さんとお母さんは今、仕事の都合で海外にいるから、一人っ子の私は当然この家にひとりぼっち。
そして、私の幼馴染みであり恋人の孝ちゃんは本日、新作ゲームの発売日という事で学校のお友達と一緒にゲーム屋さんに行っちゃった。
だから帰り道も私一人……しょんぼり。
途中、クラスの男子達全員が私と一緒に帰ろうって誘ってきたんだけど……全部断っちゃった。
だって、孝ちゃんと一緒じゃないと楽しくないんだもん。
『ごめんね、舞華。今日はどうしても一緒に帰れないんだ。お詫びに今度、舞華の好きなチョコレート買ってあげるから』
って言いながら両手を合わせて謝っていた考ちゃんの姿が、未だに頭から離れないよ……
もう……今日はせっかく孝ちゃんの大好きなカスタードプリン作ってあげようと思ってたのに〜。
全く、恋人よりもゲーム優先にするなんて信じられない!
私、とーーーーーっても怒ってるんだからね。プンプン!
こうなったら……コンビニで一番高いチョコレート買って孝ちゃんに復讐してやる〜!!。
ふっふっふっ……孝ちゃん、私をほったらかしにした罪は、コアラのマーチで償ってもらうからね。
……あ、でも高いの買うと、孝ちゃんのお小遣いなくなっちゃうし……そしたら孝ちゃん、困っちゃうよね……。
ふにゃぁぁぁぁぁぁぁ……孝ちゃんに迷惑かけたくなんかないよぉ。
あ、そうだ! コンビニで買うと高いから、スーパーで買おう。
あとあと、コアラのマーチじゃなくて、ブラックサンダーなら美味しいうえに安いから孝ちゃんも困らないよね。
うん! 私ってば頭いい!!
舞華偉い!
舞華天才!
今ならハーバード大学にも合格出来そうだよ〜。
そんな事を考えながら階段を上っていくと、いつの間にか自分の部屋に着いてたの。
ドアを開けて部屋に入ると、早速私はブレザータイプの制服と汗で上半身にべったり貼り付いたブラウス、紺のハイソックス、そしてプリーツスカートを全部脱いで裸になる。
下着は着けてないよ。
何故なら孝ちゃんに下着を着けるのを禁止されてるから。
なので私はいつでもノーパン、ノーブラなのです。えっへん!
普通は落ち着かないのかもしれないけど、私は寧ろこれが一番落ち着くの。
ブラの締め付けとかなくて開放的だし、下はスースーするのが病み付きになるから最高なんだぁ。
なにより、スカートがめくれて人前でオマンコ丸見えになるかもしれないっていうスリルを味わえるから、もう毎日がドキドキだよぉ……。
マン毛ボーボーな上にビラビラがはみ出しまくって墨で染めたみたいに真っ黒な私のグロマン、色んな男の人が見たら、皆チンポ勃起させてシコシコするのかなぁ?
私のマンカスまみれのグロマンコ見ながらムクムクしちゃったチンポ必死に擦ってオナニーしてる男の人達……。
そんなこと考えてたら、もうオマンコぐちゅぐちゅになっちゃうし、脱肛アナルもひくひくしてきちゃった。
それに、もうトロロみたいなヌルヌルしたマン汁垂れてきちゃってるぅ。あはっ♪
あ、もちろんそれは想像の中でのお話だよ。
私の身体と心と人生と過去と未来は、ぜーんぶ孝ちゃんのものだからぁ、当然私のマンコも孝ちゃんだけが見て触って舐めていい権利を持っているのです!
「う〜ん……」
と、まぁ……そんな事は置いといて……私は自分の身体にちょっと悩みというか少しコンプレックスを抱えてるの。
服を全部脱いだ後、裸のまま姿見の前で物凄く発達しちゃったオッパイを片手で掴みながらうんうん唸る。
鏡の中に映る私の全身は、なんていうか……あんまり綺麗じゃないの。
お尻なんかクラスの子たちに比べてなんか大き過ぎるし……。
こういうのって土偶体型っていうのかな?
あぅ……しかもオッパイまでまた大きくなってるよ……。
もしかして私が物凄いお馬鹿な理由って、栄養が頭に行かずに全部オッパイのほうに行っちゃったからかなぁ?
スイカみたいにおっきいオッパイは、砂袋みたいなズッシリとした重みでちょっと垂れちゃってるし、乳首も乳輪もすっごく大きいから、全然綺麗じゃないよぉ……。
本当はモデルさんみたいな上向きのツンとした張りのあるオッパイに憧れてるんだけど……これじゃあ無理だよね。
実はその事、すっごく気にしてるんだけど……孝ちゃんは大好きだって言ってくれてるんだよ。
だからね、ちょっとずつ自分のオッパイ、好きになろうとしてるの。
だって、身体のことを好きって言われるの、凄く嬉しいから。
あ、そういえば、もうひとつ孝ちゃんに言われてる事あるんだよ。
それはね……なんと腋毛を剃っちゃダメっていうこと!
何でも孝ちゃんは、女の子の無駄毛に興奮するみたいで、腋の毛が伸びてる方が良いんだって。
あと、腋でオチンチン擦るのが大好きみたいで、いつも私の腋にごしごしってオチンチン擦りつけて来るんだよ。
ちょっと変わってるけど、それで孝ちゃんが興奮出来るならいいやって思っちゃう。
それに……一生懸命腋ズリしてる孝ちゃん、凄く可愛いんだぁ。
イク時に、目を細めて口を半開きにしてる顔がとっーても幸せそうで、それを見てると胸と子宮と肛門がキュンっ……ってなっちゃうの。
えへへ……惚れ直す瞬間って感じかな?
さて、裸になって準備が完了したところで、私は机に置いておいた中身入りの紙袋をもって部屋を出ます。
目的地は我が家のお風呂場。
さぁ、レッツゴー!
トンットンッと同じリズムで階段を下りてから一階の脱衣所に辿り着き、扉を開けてお風呂場に入ると、私はタイル張りの床に膝をついてワンちゃんと同じ格好になるの。
孝ちゃんから教えてもらったんだけど、四つん這いっていう格好なんだって、コレ。
むぅ……ワンワンポーズだと思ってたのに違うんだね。
ニホンゴ、ムズカシイ……。
「ふっふっふっふっふっふ〜ん」
鼻歌を口ずさみながら私は、持ってきた紙袋の中を漁ってあるものを取り出すの。
汗いっぱいかいちゃって身体中ベトベトするから本当はすぐお風呂に入りたいんだけど、身体の芯から温まるには準備が必要だよね。
その準備のために必要なのが、この紙袋の中身なんだぁ。
「えへへ……まずは1個め〜」
袋の中から取り出したのは……まぁるくポッコリと膨らんだピンク色の容器。
普段から使ってる人なら見慣れてるよね。
そう、イチジク浣腸なのです!
昨日、下校途中に寄ったドラッグストアで買ってきたんだよ。
30個まとめてレジへ持っていったときの店員さんの反応、面白かったなぁ。
女の人だったんだけど、私の顔何回もチラチラ見てたもんねぇ。
手に持った一個を取り出すと、早速私は脱肛してるお尻の穴にノズルを挿し込んで、中身を出すために指で容器をへこませて、と。
「んっ……」
グリセリン液がアナルを通じて直腸に入ってくると、ひんやりとした感触がお尻と腸に伝わってくる……。
うぅぅぅぅ……冷たい。
いつもは浣腸使わずに出してるから、この感覚は慣れないよぉ……。
液を入れてから数秒後、中に入ったグリセリン液が小腸を刺激して、溜まったうんちを出そうと活発に動き始めるの。
――ゴロゴロゴロゴロゴロゴロッッッ!!! ギュルッ! ギュルルルルルっっっ!!!!
「んんっ!? んぐっ……んんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!」
お腹の中で暴れまわる腸のせいで、物凄い腹痛に襲われた私は、鳴り響く音を聞きながら両手でお腹を抑える。
痛い……痛いよぉ……。
でも今は我慢我慢。
しっかりお腹の中に溜まったうんちを柔らかくなるまで我慢しないと……。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
おでこに汗をたっくさん滲ませて息を切らす私は、震える手でもう一度紙袋を漁り、2個目のイチジク浣腸を取り出す。
そして、またお尻の中にノズルを挿し込むと、容器を押し潰して直腸にグリセリン液を流し込んで……。
「はぁ……うぅぅぅぅ……!!」
全然慣れない冷たさに背中や肩に鳥肌を立たせながら、私はずっと浣腸の苦しみに耐える。
お、お腹が……お腹が破裂しちゃいそうなくらい痛いよぉ……。
※
それから、結構時間が経って、気が付いたら私のお腹には30個全ての浣腸が収まり、グリセリン液で満たされた腸が膨らんでお腹がパンパンになってるの。
「ぐぅぅぅぅ……ぐぅぅぅぅ……うぅぅぅぅぅぅぅ!!」
タイルの床に頭をつけ、お尻を高く上げた状態でピクピクと震えている私は、いつの間にか身体の全身が汗まみれになっているのにも気付けないほど、お腹の痛みと闘っていたの。
お腹は結構膨らんでて、まるで五ヶ月目の妊婦さんみたいになってる。
「うぅ……うぅぅぅ……はぁ……はぁ……」
しばらく立てなかった状態からゆっくり……ゆっくり立ち上がって、大きく息を吐いた後、まだお湯の張っていない浴槽を跨ぐような格好で縁に両足を乗せ、大股開きになって両手は膝の上に置くの。
そろそろ一週間溜めたうんちも浣腸液のおかげでドロドロになってるみたいだし、もう準備はオッケーかな?
「ふっ……うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜んっっっっ!!!!」
歯を食い縛って顔が真っ赤になるまでいきむと、おでこから流れる玉の汗が顔中に滴って顎を伝い落ちるの。
ぽたっ……ぽたっ……って汗が浴槽に落ちてね、水滴と混ざっちゃうのと同時に、私は肛門がミチミチミチって何かが裂けるような音を出しながら開いていくのが分かったよ。
――バブシュッ!! ブシュブシュブシュブシュっっっっ!!! ビビビビビビビビッッッ!!! ビブリュリュリュリュリュリュッッッッッッッッ!!!! ビュシュ!! ブバブビィィィィィィィィィィィ!!!!!
ボビュッッ、ビュビュビュルッ!!!
うはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 浣腸液と一緒にドロドロのうんち、私の肛門からいっぱい出ちゃってるよぉぉぉぉ!!
しかも、トイレなんかじゃなくて、本当は身体の汚れを落とす場所、身体を清めるための場所、お風呂でうんちしちゃってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
びちゃびちゃになった一週間分のうんち、ドバドバ出て茶色のプールが出来ちゃってるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
あぁんっ、と、止まらない……ウンコもう止まらないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
私の肛門、孝ちゃんにチンポとか腕ズボズボされまくってガバガバに伸びちゃってるから、緩過ぎて一度開いたらなかなか閉まらないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
いい、でも……う、ウンコいっぱいひり出すの気持ちいい!!
ビチグソひり出すのきもちいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
溜め込みすぎてお腹の中で完全に腐っちゃったから、物凄く臭いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
し、しかも昨日も孝ちゃんにあのぶっとい包茎チンポをウンコ穴に突っ込まれて赤ちゃん汁出されまくったから、ドロドロウンコと一緒にザーメンまで出てるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっっ!!!!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……うんこぉ……うんこぉ……溶けたマーブルチョコアイスみたいなウンコおいしそうだよぉ……
※
浴槽の三分の一くらいまで溜まった泥みたいなうんこを、ちょうど真下から眺めている私はなんか物凄い達成感に胸がいっぱいになった。
私一人の力でこんなに出せたんだよね……すっごい感動だよぉ。
よーしこれで準備は完了だね。
浴槽から降りてもう一度タイルの床の上に立つと、壁に引っかかっているシャワーホースを取るの。
そして、お湯が出るバルブを捻って……と。
すると、シャワーのヘッドから凄い勢いのお湯が流れてきて、それがどんどん浴槽に溜まっていく。
そうすると、ドロドロうんこがお湯で溶けて液体になって、いつもは透明のお風呂のお湯が凄い茶色く濁った色になったの。
水洗トイレでうんこを流した時、水とかこういう色になるよね。
しばらくして、湯気の立つお湯が浴槽の半分より多く溜まると……か〜んせ〜い!
舞華特製、うんこ風呂ー!
あぁ……ただでさえ生肉が腐ったような匂いのうんこなのに、お湯で温まったから更にくっさーいよぉ……。
すえた匂いがお風呂場に充満してるよぉ……。
早速、私は足をお風呂の中に入れるの。
あはっ、小さい時に農家やってるおばあちゃん家に泊まりに行ったとき、肥溜めがあってそれを見たことあるんだけど、今の私の家のお風呂、まんまそれと似てるー。
私の家のお風呂、肥溜めと同じなんだね。
お母さんとお父さんが見たらビックリしちゃうかも。
そして、ゆっくりと全身を浸かるようにお風呂の中に首から下を沈めると、とうとう私の身体は溶けたうんこの中に入って行くの。
ふにゃぁぁぁぁぁ……うんこ風呂あったかぁい。
ぬくぬくして極楽だよぉ。
これ、意外と凄くてね、一日分の疲れが吹っ飛んじゃうんだぁ。
もしかしたらその辺の温泉に比べてすっごい効能があるのかも。
それにしても…… いいお湯〜。
夏だっていうのに熱いお風呂に入るのも中々いいよねぇ。
孝ちゃんはこういうのを『粋』っていってたような気がする。
うん、なんにしても最高のひとときだよぉ。
でも……う〜ん……。
たしかにうんこ風呂に入れるのは幸せなんだけど、最近、何か物足りないんだよねぇ。
いつもやってるせいか、やっぱりマンネリは感じているのは事実かな?
う〜ん……これに何か足せるようなものないかなぁ……何かいいアイデア……いいアイデア……う〜ん……。
こめかみに人差し指を当ててウンウン唸るんだけど、やっぱり私の頭じゃ中々いい案は浮かばなくて、こんな時はどうしようもなくお馬鹿な自分が嫌になるなぁ……。
う〜ん……う〜ん……う〜ん……う〜ん……。
あっ! そうだ!!
そうだよ、そうだよ! 私何でこんな単純な事に気付かなかったんだろう。
もう〜本当に馬鹿だなぁ。
出すものならうんこ以外にもあるじゃん。
閃いたなら……早速行動開始♪
そう思って私はまず、大きく口を開けるの。
次に……開いた口の中にひとさし指と中指を迷うことなく一気に突っ込む。
「んぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!」
指が喉の奥にまで入ると、私は途端に猛烈えずく。
それと一緒に、胃袋から食道を伝って“アレ”がせり上がってくる感覚に思わず下を向いた。
「オヴュエェェェェェェェェェェェェッッッ!! おぶるぅっっっっ!! ぶぇぇ……ぐぅぅぅぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっ!!!!」
――どぼどぼどぼどぼどぼどぼどぼっっ!!
うぅ……私の口の中から出てきたゲロが、水飛沫を上げながら茶色いお湯に混じっていくよぉ。
胃液混じりの黄色いゲロがうんこと混ざり合って、色は茶色のままなのに、さっきより凄い匂いになってるぅ。
あっ、よく見たら朝御飯のサラダに入ってたレタスやトマト、きゅうり、ゆで卵、お弁当の時に食べたミートボールやオムレツ、御飯もぷかぷか浮かんでるぅ……。
これぇ……私の中じゃ最っ高のお風呂ぉ……。
「……ごくっ」
お風呂に浸って素敵なバスタイムを楽しむ私は、目の前の光景に思わず生唾を飲む。
はぁぁぁぁ……ゲロうんこおいしそうだよぉぉぉぉ……
両手で掬ったお湯には、私の胃の中で消化されてない食べ物やうんこの欠片と繊維、それに孝ちゃんのザーメンまで混じってる。
「はぁ……んくっ、んくっ、んくっ……」
掬ったそれを迷うことなく口に運ぶと、私はうんこ、ゲロ、ザーメンで出来たカクテルを、喉を鳴らしながら飲むの。
んんんんぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!! これ美味しすぎるよぉぉぉぉぉぉ……。
なんかぁ……頭がくらくらしてきひゃうぅぅぅぅぅぅぅ。
えへへへへへぇ……うんこゲロにザー汁トッピングされるだけでこんなに美味しくなるんだぁ……。
はぁ……私の腸の中で保存されてた孝ちゃんのオタマジャクシ、今度は私の胃の中に入った後、また私のうんこと一緒に出てくるんだよね。
その時はぁ、またちゃんとよく噛んで食べてあげるから心配しないでね♪
「ふっ……ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
お風呂の中で大きく伸びをして、全身の筋肉をほぐした後、私はぽかぽかと温まってきた頬に手を当てる。
もうそろそろ出たほうがいいかなぁ……。
本当はもっと浸かりたいんだけど、のぼせちゃいけないしね。
よし、上がろうっと。
ざばぁっていう音と一緒にお風呂から出ると、私はそのままお風呂場を出て脱衣所でバスタオルを巻くと、身体の匂いを嗅ぐの。
手と腕、肩から鎖骨、オッパイ、そして最後に腋。
「ヴぉぉぉぉぉぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
腋毛がボーボーに生えた腋を嗅いだ瞬間、私は自分が発した悪臭に思わずえずく。
だって……私の腋ってお酢臭いのとゆで卵が腐ったような匂いがするんだもん。
しかもうんこ風呂の匂いまで混ざって本当に鼻が曲がっちゃいそう……。
でもね、この匂いって暫く嗅いでるとちょっと病みつきになって来るんだぁ♪
それに、孝ちゃんも私の腋とマンコとうんこの匂い大好きって言ってくれてるし。
えへへへ……孝ちゃんはちょっとヘンタイさんな所があるけど、私にとっては大切な王子様です♪
※
バスタオルを巻いたまま脱衣所を出て、キッチンに向かうと、私は流し台の一番大きな引出しを開ける。
お風呂上りでまだ身体も熱くてすぐに汗が出てきちゃうから、身体を冷やすためにも冷たいものを食べるのは基本だよね。
引出しの中に入ってるのは、ホーロー鍋にテフロン加工のフライパン、中華鍋、蒸篭……それと、私が探してたもの。
それは……ペンギンさんの形をしたかき氷機♪
えへへ、夏といったらコレだよね〜。
これこそ日本の心!
特にお風呂上りに食べるのは絶品なんだぁ。
まずは、ペンギンさんの頭に付いたハンドルを外してから冷凍庫で凍らした氷を入れて……四個くらいでいいかな?
次にかき氷専用のグラスを中において……準備完了♪
ハンドルをゆっくり回すと中の氷がガリガリ削れていって、すると、グラスの中に細かくなった氷が積もっていくの。
うん、順調に積もってる積もってる。
しばらくまたガリガリと削っていけば……うん、しっかり山盛りになった。
後はシロップで味付けだね。
でも、シロップちゃんと冷えてるかなぁ?
そう思いながら、私は流し台から冷蔵庫のほうに歩いていくの。
それで、冷蔵庫を開けてドアポケットに入ってる一つのペットボトルを取り出す。
ペットボトルは、ラベルが貼ってなくて、ただ黄色い液体が入っただけのもの。
一見するとリプトンのレモンティーみたいに見えるけど、実はコレ、私のおしっこなんだぁ。
でも、おしっこって苦くてしょっぱいから、ちゃんと味付けしないとカキ氷のシロップに向かないんだよね。
だから私は、このおしっこをあらかじめ砂糖で味付けしてるの。
ドアポケットから取り出してみて温度を手で確認してみると……うん、ちゃんと冷えてる。
これを、さっきのカキ氷の山に、ゆっくりゆっくりかけていきまーす。
わぁぁぁ……すごーい。
こうしてみると、本当にレモン味のカキ氷みたいだよぉ。
という訳で……舞華特製のおしっこカキ氷、かーんせーい♪
溶けないうちにリビングの方にスプーンと一緒に持っていって、テーブルの上にカキ氷を置いて……と。
それで、クッションを敷いてあるそこに座ってから、両手を合わせていっただきまーす♪
さくさくとプラスチックのスプーンで細かくなった氷の山を崩して、スプーンで掬うと私はカキ氷を開いた口に運ぶ。
もちろん氷は口の中の温かさですぐに溶けて水になり、唾液と一緒に混ざっちゃうの。
その後からアンモニア独特のキツイ匂いと砂糖の甘味が一気に来て、なんか不思議な味だぁ。
「う〜〜〜ん、でも美味しい〜〜〜」
鼻から突き抜ける刺激の強さと眉間に何かが刺さるような痛みが何とも癖になるよぉ。
砂糖の分量もちょうど良いみたいで、甘過ぎってことはないみたい。
えへへ、良かったぁ。成功して。
――ぴーんぽーん……
口の中とベロがきんきんに冷えた心地よさとカキ氷を甘味を味わってると突然、家のインターホンが鳴ったの。
うん? この時間に来るお客さんって……誰だろ?
新聞の集金かなぁ?
カキ氷を置いて玄関の方まで行き、ドアの覗き穴を見てみる。
「!!」
ドア越しに立っている人の姿を見て思わず私はビックリしたの。
な、なんと……そこには、私がよく知る大好きな王子様!!
「こ、孝ちゃん!?」
驚きながら私は玄関のドアを開けると、そう……孝ちゃんがいたのです。
ゲーム屋さんに行った後ここに来たのかな?
孝ちゃんは制服姿のままスクールバッグを肩に掛けて、片手には茶色の紙袋をぶら下げていたの。
「舞華、今日はゴメンね」
開口一番に、孝ちゃんは本当に申し訳なさそうな表情で私に謝ってきます。
もしかして、今日一緒に帰れなかったことで謝りにきたのかな?
その事だったらもう気にしなくていいのに。
孝ちゃんだって遊びたい日もあるんだから。
「はい、お詫びのチョコレート。前に食べたいって言ってた駅前のお菓子屋さんに売ってるフォンダン・ショコラだよ」
そう言って孝ちゃんが紙袋の中から取り出したのは、綺麗にラッピングされた黒いお洒落な箱。
私はその箱に見覚えがあったの。
それは……前にデートした時、駅前のお菓子屋さんのショーケースに飾られてあって、私が食べたいなぁって言ってたチョコレート。
たしか一個600円くらいした高いお菓子だったはずなのに……。
はぅぅぅぅぅ……孝ちゃん覚えててくれたんだ。
しかも約束守ってくれた上に、ブラックサンダーよりもずっとずっと高価なもの買ってきてくれるなんて……。
「こ〜〜うちゃ〜〜〜んっっ!!」
目の前の光景が涙で滲んでる私は、嬉しさと幸せの余り、考えるより先に孝ちゃんの胸に飛び込んでいた。
「うわわっ!?」
抱きついてきた私を慌てて受け止めると、孝ちゃんはビックリしたお顔のまま固まっていたの。
でもね、その後、いつもの優しい微笑を浮かべながら私の頭をそっとナデナデしてくれた。
「えへへ、孝ちゃんの汗の匂いだぁ」
頭を撫でられる心地よさに酔いしれながら、私は孝ちゃんの首筋に鼻を寄せて孝ちゃんの匂いを嗅ぐ。
はぁぁぁ……私が一番嗅ぎなれた匂い。優しくて落ち着きがあるのに、凄く力強いオスのフェロモンだよぉ。
「ねぇ……舞華、なんか舞華の身体からうんちの匂いがするんだけど、どうして?」
孝ちゃんも私と同じように、私の首筋に鼻を寄せて私の匂いを嗅いでたみたい。
「えへへ……それはねぁ〜、さっきまでウンコ風呂に入ってたからなんだぁ。浣腸してどろどろに溶けて孝ちゃんのザー汁が混じったウンコとお湯を足して浴槽に入れたお風呂なの。しかも今日は私のゲロもトッピングされてるよ」
「そっか。えと……じゃあ舞華、僕もそのお風呂……入っていいかな? 僕も舞華のうんちが混じったお風呂、入ってみたいな」
目を細めて微笑みながら、突然孝ちゃんは物凄い爆弾発言をしてきたの。
孝ちゃんって……やっぱりヘンタイだ。
でも、そんな可愛い笑顔で言われたら……ダメなんていえる訳ないよね。
「うん、いいよ。孝ちゃんが入るっていうなら……私もまた入り直したくなってきちゃった」
「じゃあ舞華、一緒に入ろうか」
「うん!」
孝ちゃんの誘いに、大きく頷きながら家の中に入っていく私達。
すっごく、すっご〜くヘンタイさんだけど、優しくてカッコよくて、本当に大好きな私だけの王子様。
大好きだよ、孝ちゃん。
私達幼馴染みとの関係は、他の人に比べればちょっと変かもしれないけど、本当に愛し合ってるから何にも問題はありません♪
END
以上です。
書くとほざいておきながら年月が経ってしまい、申し訳ないです。
続きを楽しみに待ってくださった方、有難うございました。それでは
とてもよかった
おつ
超乙
このままどこに向かうんだろこの二人は……