日丸屋作品総合エロパロ13

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1名無しさん@ピンキー
「キタユメ」コンテンツなど、日丸屋秀和作品のキャラクターで
エロパロ妄想するスレです。小ネタ、SS、イラスト大歓迎!
あんまりでてないキャラの捏造や接点のないカップリングの妄想
なんでも来いよ! どーんと受けとめてやるよ!

【国と私の十の約束】
T.日丸屋秀和作品に登場する(予定含む)男女CPをメインに扱います。
 (「ヘタリア」「きたこー」「バルヨナ」「ちびさんデイト」など)
U.女の子版ヘタリア(通称にょたりあ)については >>3を参照のうえ、
  自己判断で投下します。
V.801もしくは百合に該当するCPを扱う場合は、専用板へ(>>2参照)。
W.シチュエーションが特殊で忌避要素があると自己判断したネタの投下は、
  外部ろだを利用した上で、このスレで告知します。
  その際は、注意書きとうp先URLの明記を忘れません。
  (例)グロ、スカトロ、男女・男男・女女のCPを複合的に扱うネタなど
X.エロ無し可!萌え必須!

Y.萌えのスタイルは十人十色。苦手なシチュ・カプが出てもスルーします。
  ネタ投下者が事前に用意する注意書きをよく読んで判断、うっかり転んでも泣きません。

Z.ネタを投下する際は、あらかじめ注意書きを明記します。
  (例)純愛・陵辱などのシチュ説明、カプ表記やモブ出演の有無、人名使用やエロシーンの有無など。
     キャラ設定捏造(ウクライナ淫乱設定、リヒ女王様設定など)の場合は、その説明も。
     >>4の注意書きテンプレの使用を推奨。
  また、苦手な人にスルーしてもらうために、名前欄にNGワードの記入を忘れません。

[.以上のルールを守っているネタや投下者に対し、文句を言ったりはしません。
  スレの方向性やテンプレ自体に疑問を感じた時は、したらばの議論スレで問題提起します。


過去スレ、関連URLは>>2
2名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 14:29:53 ID:mQs9m+Sa
前スレ
日丸屋作品総合エロパロ12
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1260456833/
関連スレ
AxisPowersヘタリアで百合
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1228453991/

801板
http://yomi.bbspink.com/801/

したらば
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/12227/
(語り、SS投下、議論などどうぞ)

保管庫
ttp://red.ribbon.to/~himaparody/
3名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 14:30:31 ID:mQs9m+Sa
【女の子版ヘタリア(通称・にょたりあ)について】

「キタユメ。」にて描かれた「AxisPowersヘタリア」の女性版キャラクターのことです。
元ネタの国家から改めて女性として擬人化されたものであり、
「ヘタリア」の作品中のキャラクターとは別人格です(≠ヘタリアキャラの女体化)。
女性として設定されているキャラの男の子版も、一部公開されています。
詳しくは、したらばの専用スレ↓で

にょたりあ総合
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12227/1230656478/


【当スレでの女の子版ヘタリア(通称にょたりあ)についての扱い】

・にょたりあを含むCPには反対派がいることに常に留意して
 投下時には、注意書きとあぼんできるワードをいれてください。

・長めにょたネタ感想(基本は投下と同じスレでおk)、語りなどは
 にょたりあ総合スレへ!

・にょたネタを本スレに投下しづらい人は、暫定的ににょたりあ総合スレへ
 投下してみるのもいいかもしれません。

・未登場にょた(キャラ絵/設定が公開されていないもの)は
 女体化or男体化として扱ってください。


【当スレにおける投下基準】※投下先判断のめやすにどうぞ!

◎原作と全く同じ性別の男女CP
(歴史上の人物を含むCPや、片方がモブ(複数でも)のCPも可)
○にょたorにょた編男子を含む男女CP
△女体化or男体化キャラを含む男女CP *1
×男子同士のCP(801板へ)
×女子同士のCP(百合板へ)

*1 について
外部ろだ利用+にょたりあ総合スレにURLと注意書きレス投下。
その際は一言本スレに「投下したのでにょた総合きてね」と
書き込んでくれると、同好の士が萌えを見逃さなくて助かります。

◆もし投下先に迷う場合は、投下前にしたらばで相談してみるといいかもです◆
4名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 14:31:16 ID:mQs9m+Sa
テンプレ
【メインCP】
【サブCP】 
【傾向】
【その他】
 ・人名
 ・エロなし 

【メインCP】 ○○×■■、△△→●●、▲▲総受、モブ×▽▽、▲▲・▽▽・●●・■■で乱交など
【サブCP】 上記以外でくっついてることになってるCP、当て馬、三角関係、横恋慕などの場合の使用欄
【傾向】 純愛、陵辱、暴力、調教、採用捏造設定の内容などの記入欄
【その他】 上記以外の補足や職人が何か注意を促したいこと記入欄

※【サブCP】【その他】欄は書くことがなければ空欄可。
並列に描写するCPはいくつであっても【メインCP】に記入
基本は国名、人名を使う時のみ表記必須(国名を使う時は何も書かない)
エロなしの場合、エロなしと表記
5名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 07:58:19 ID:Sdw/fYo+
>>1乙!!
6名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 22:21:04 ID:OzdSkFBs
>>1
7名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 20:47:29 ID:DEq+xIWx
【メインCP】スイス×リヒテンシュタイン
【傾向】純愛
【その他】今更すぎるバレンタイン話。
文字数が多い為前編後編と分割します。
長い割にはそんなにエロくないです。
NGは「甘々茶時間」でお願いします
8甘々茶時間:2010/02/28(日) 20:49:02 ID:DEq+xIWx
2月14日、聖バレンタインデー。
世界各地が愛の名の元に浮き足立つ今日この日も
元より仲睦まじいスイスとリヒテンシュタイン両兄妹にとっては例外で。
窓の外に広がる近隣諸国の騒ぎをよそにティータイムと、優雅なひと時を堪能していた。
「兄さま、お茶が入りました」
「うむ」
リヒテンシュタインの声にスイスは読んでいた本をぱたりと閉じて席につく。
「今日のお茶請けは日本さんから頂いたチョコレートです」
ほう…、とスイスの眉がぴくりと反応する。
世界チョコレート消費量ランキング上位は伊達ではない。
意外と思われるかもしれないがチョコレートは作るのも食べるのも好きなのだ。
ましてや美食家の日本からもらったものともなれば味には期待できる。
そう思い一口つまんでみた。
途端、口の中に広がる過剰な砂糖の甘さとおまけ程度に追随するカカオの風味と苦味。
ざらざらとした重い舌触りは何度かの咀嚼にも溶ける事無く口内に留まり続け
またカカオバターはそのこってりとした個性を隠そうとせず依然自己主張をやめる気配はない。
これは、何というか。
「………大味なのだな」
「…ですね」
まずい、とまではいかないが繊細な味わいに欠けている代物で
日本にしては珍しい事もあるものだと紅茶で流し込む。
こくりと紅茶で喉を鳴らしていると偶然ティーカップ越しにスイスとリヒテンシュタインの目が合った。
薄く微笑むリヒテンシュタイン。
リヒテンは今日も愛らしい。
ふとスイスはそう思う。
兄馬鹿だと言われるのかもしれないが
妹のリヒテンシュタインは可愛い。とても可愛い。
すらりと長く伸びた睫の下にはレマン湖を思わせる美しいエメラルドグリーンの大きな瞳。
バランスよく配置された顔のつくりは完璧としかいいようがなく
神の奇跡のようなその造形美には思わず吸い寄せられそうな魅力がある。
特に、その…唇に…
「………お兄さま?」
そこでスイスの思考は中断する。
「私の顔に何かついていますか?」
どうやら知らぬ間に凝視してしまっていたようだ。
「い、いやなんでもないのである!」
何を考えているのだと内心で己を一喝した。
ごほんを咳払いをしてごまかすようにチョコをつまむ。
ついでに紅茶に甘みを足そうと蜂蜜を混ぜ入れるも
内の動揺を表しているのかスプーンとティーカップががちゃがちゃと乱暴な音を立ててしまう。
「兄さま、はしたないです」
すると無作法をたしなめられてしまった。
「あ、あぁ。すまない」
いかんいかん冷静になるのだと自分に言い聞かすも
一度意識してしまったものを取り消すというのはとても難しい。
さりげなくを装い自然と目線はリヒテンシュタインを追ってしまう。
小動物のようなつぶらな瞳で何度も瞬きする仕草とか
握り締めたら折れてしまいそうな細くしなやかで美しい指先とか
少し紅茶が熱かったのかふぅふぅ言いながら飲む様子とか
いつもと変わらないはずの一挙一動がやたらと鮮明にスイスの脳裏に焼きつく。
そして油断した時に交差する視線と視線。
真正面にいるのだから目が合うのは当然といえば当然なのだが
今のスイスには何故だかそれがとても気になってしまい、慌てて大げさに目を逸らす。
リヒテンシュタインからの視線が熱を持っているように思えて、じりじりと焦がされる錯覚さえ覚えるのだ。
いや、実際に熱を伴っているのかもしれない。
頬に手を当ててみると熱くなっているのを感じた。
頬だけではない、その頬に触れている手や、顔から足のつま先に至るまで全身がやけに熱い。
熱くて熱くて、リヒテンシュタインが居なければ今すぐに服を脱ぎ捨ててしまいたくなる程に。
9名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 20:50:00 ID:DEq+xIWx
「お兄さま」
リヒテンシュタインの声でスイスは我に返る。これで2度目だ。
「先ほどから様子がおかしいです。」
いつも以上に眉尻を下げ首を傾げ兄の挙動を訝しんでいる。
確かに、とスイスは思う。
頭の中は靄がかかったような状態でうまく思考がまとまらないし、妙に熱く感じられる体の内から発せられる熱。
何となく鼓動も若干早くなっている気もする。
「うむ、風邪でもひいたのかもしれんな」
目を伏せ腕を組み自身の最近の不摂生を色々と振り返っていると、間近に感じる人の気配。
「ぇ、な!?」
心配して身を乗り出したリヒテンシュタインがスイスの目の前に居た。
「じっとしてくださいまし」
慌てふためくスイスのその頬をそっと両手で固定して、そしてこつんと額を合わせる。
「確かに…熱があるようですね。熱いです。お顔も若干赤くて…」
リヒテンシュタインが分析してくれてはいるが、その声はほとんどスイスの耳には届いていなかった。
息がくすぐったいくらいのすぐ間近にリヒテンシュタインの顔。
ティーカップ越しに眺めていた時とは比べ物にならない距離にスイスの心臓が早鐘を打ちだした。
息がかかるという事は自分の呼吸も相手に伝わるはずで
努めて平静な呼気を装おうとするが、荒ぶる鼓動のせいでうまくできている気がしない。
そんな中、吐息に乗ってほのかな甘い香りがスイスの鼻腔をくすぐった。
目線をリヒテンシュタインの口元に向けると、紅茶に入れていた蜂蜜の効果だろうか、唇がてかりを見せていた。
淡く艶めいた薄紅色の唇は花びらを思わせ、そして花びらから漂う甘い蜜の香り。
まるで。
まるで、自分はその美しさに引き寄せられてしまった蜂のようで。
ふらふらと。
気がつけばスイスはリヒテンシュタインに自分の唇を重ねていた。



どれくらいそうしていたのだろうか。
酸素欲しさに唇が離れた頃、
スイスの頭の内では欲望の大波が去り、理性という無限の砂浜がただ延々と広がっていた。
さっきまでの熱が嘘のようにサーっと音を立てて全身から血の気が引いた。
リヒテンシュタインは俯いて指で口元を押さえたまま動かないでいる。
「ぁっ、……っぅ」
何か言おうとするスイスだが、うまく言葉が紡げなかった。
口から出るのは言語になり損ねたかすれた音だけで。
固く目を瞑り思案する。
何を言えばいい?妹の唇を奪っておいて。
気の迷いだったと弁解すればいいのか、
すまないと謝り倒せばいいのか、
思い浮かぶのは何の謝罪にもならないくだらない言い訳ばかり。
いっその事と自決の二文字がスイスの頭をよぎったその時に。
「…にい…さ、ま」
小さくも、だが確かに聞こえる凛とした声。
スイスが恐る恐る瞼を開くと、リヒテンシュタインがこちらを見据えていた。
瞳の色はどこか虚ろにスイスを捉え、その心情を伺い知る事はできない。
「兄さま…、あのっ…」
そこまで言って、リヒテンシュタインは一瞬だけ目をぎゅっと閉じ、息を吸う。
リヒテンシュタインは大人しいが、言うべきことははっきり言う性格だ。
怒りか、悲しみか…自分のしでかした行為はリヒテンにどんな思いをさせてしまったのか、
一体自分にどんな断罪が待ち受けているのか、スイスは神妙に言葉の続きを待った。
10名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 20:50:52 ID:DEq+xIWx
そしてリヒテンシュタインが口を開く。
「さっきの………もう一度…」
と。
予想だにしなかったその反応にスイスは耳を疑った。
「兄さまの風邪が移ってしまったのでしょうか…。実は私も、体が熱くて…」
そんな短時間で移るものかと思いながらも。
「でも、さっきの…、触れている間だけは…少しだけ楽になって…」
口付けにそんな効果があるものかと思いながらも。
「そう…か」
スイスは言及をしなかった。
自分が知らないだけでそういう事もあるかもしれないと、彼にしては甘い判断を下していた。
「だから…、兄さま………」
お願いします。
そう催促したリヒテンシュタインの頬は紅潮し、虚ろだと思っていた瞳は熱に蕩けたものだった。
この表情を前にして断れる兄など世界中のどこにいるものか。
…もしや自分は引き寄せられたのではなく、リヒテンシュタインが自分を引き寄せたのではないだろうか。
スイスがそんな都合のいい解釈をしてしまう程に今のリヒテンシュタインはいつにない魅力があった。
その魅力の正体について深く考える余裕などとうになく
誘われるがままふらふらと再び唇へと向かっていった。
ちゅ、っちゅ、ぱ…
唇の隙間から漏れる水音。
触れ合うやいなや、まるでそうするのが当たり前だったかのように
どちらともなく舌を交えての濃厚な口付けが始まった。
唇に付いていた蜂蜜を舌で何度も往復させて舐めとる。
すると今度は舌に蜂蜜の味が移るのでお互いの舌同士を絡ませあって味わった。
口の中にはチョコレートの味もまだ残っていて逃すまいと貪欲に吸い付いた。
まったく言葉どおりの痺れるような甘さに二人は酔いしれ
ティータイムの名残を口全体を使って堪能し、
とうとう何の味がしなくなっても
今度は唾液の交換とばかりに、べとべとになった口の周りも気にする事もなく相手の唇を貪りあった。
「…ん、ちゅ、ぁっ、…はぁっ」
たまに聞こえるリヒテンシュタインの呼吸と喘ぎが一緒になった音韻にスイスはいやおう無しに体の熱が高まるのを感じた。
怒っている時よりも更にポコポコと沸いて茹った頭で、朦朧ともう止まることはできないとだけ自覚したのだ。
そうなるとテーブルを挟んでの逢瀬がもどかしくなり、もっと直接リヒテンに触れてみたいという欲求が高まった。
「ぁ……」
惜しみながら一旦唇を離すと、完全にとろけきったリヒテンシュタインが物足りなさげな顔でスイスを見つめた。
「場所を変える」
「ぇ…、兄さ………っきゃ」
それだけ言うとスイスはリヒテンシュタインを腰のあたりで抱きしめて、そしてそのまま持ち上げてしまった。
小柄なリヒテンシュタインとは言え、ひと一人を抱え前もよく見えない状態ながらも
しっかりとした足取りでずかずかとソファーへ向かう。
これからの事を考えるとソファーとはとても無粋な場所に思えた。
できる事なら寝室のベッドの上にまで運んでやりたがったが
今やもう最低限の理性しか稼動していないこの状況では無理な話だった。
そもそも抱きかかえ方にしてももっと少女が好みそうな色気のある方法もあったろうに、
それに成り行きでこんなことになってしまったことに、などなど
申し訳なく思うことが山のようにでてくるが
口に出したらきっと心根の優しい妹はこんな不肖の兄でも許すのだろうから。
テーブルからソファーまでの移動の間、スイスは心の中でただひたすらに懺悔した。
そして歩いて数歩。
ソファーに到着し、ゆっくりとリヒテンシュタインを横にして寝かせ自身もその上に覆いかぶさった。
11甘々茶時間:2010/02/28(日) 20:52:12 ID:DEq+xIWx
「リヒテン…」
「兄さま…」
兄妹は見つめあい、移動の間に離れていた分を取り戻そうとまた二人の唇は重なり合った。
至極薄い皮膚越しに体温を伝えながら触れ合う行為に快感を見出せない訳がない。
ましてやその相手が自分の大切な人であればことさらに。
スイスは夢中になってリヒテンシュタインの唇をついばみ、舌を食み、口内をねぶり、がむしゃらに快楽を追求した。
リヒテンシュタインも甘く激しい刺激に翻弄されながら
兄の頭が動くその度に首の角度を変えて行為を迎え入れやすくさせていた。
「ん、ふぅ…、ふぁ、…にい、さまっ」
肺活量の違いで息苦しいだろうに、
それでも文句も泣き言も言わずにただ受け止めてくれる妹をとてもいじらしく思ったスイスは
リヒテンシュタインの頭の下に右手、腰の辺りに左手を差し込み少し加減して抱きしめた。
すると呼応してか、リヒテンシュタインも自分と兄の胸の間でかしこまっていた両腕を
もぞもぞと引っ張り出して兄の頭を抱え込んだ。
もちろん唇はずっと塞ぎあったままで。
かってないほどに距離が近くなった二人の体。
密着を邪魔する衣服の存在がどうにもじれったくなったスイスはリヒテンシュタインの首元のリボンに手を触れた。
少し引いただけで何の抵抗もなく解けたリボンに気をよくし更に背中に手を回す。
「っ……!!」
首のリボンが解かれ、今度は背中のファスナーに手をかけられて、
徐々に肌が外気にさらされていく恥ずかしさから
思わずスイスに縋り付きたくなったリヒテンシュタインだがぐっと堪えた。
むしろ兄の助けになればと、覆いかぶされ唇を奪われながらの視界が当てにできない状態で
手探りで兄の胸元に触れ、そのシャツのボタンを外そうと試みた。
そんなリヒテンシュタインの行動に驚いたスイスだったが
妹の奉仕精神への嬉しさと、たどたどしい手つきで胸元をまさぐられる興奮の方が遥かに勝りそのまま好きにさせた。
「ん、ちゅっ、…ふ、っちゅ、はぁっ」
どちらともつかない呼吸と上擦る声。
濃厚な口付けを交わし舌から、唇から伝わる快感の波に揺さぶられながら二人はお互いの服を脱がせあった。
後は下着を残すのみという段階になった時、やっと唇の接着が外れ相手の肉体を観察する余裕があらわれた。
スイスの体は己の身一つで生きてきただけあってしなやかな筋肉で引き締まり
男性的でとても精悍なものだった。
リヒテンシュタインの控えめな抑揚ながらも、染み一つなく白く透き通った美しい肢体は
興奮ですっかりピンク色に染まってしまっていた。
互いが互いの姿にしばらく見惚れ、そしてますます興奮が高まった。
リヒテンシュタインの体でスイスの目が真っ先に向かったのが男のものとは違う、丸みを帯びた胸だった。
下着を外して直に触れてみたいと欲望が働き手を伸ばす。が。
しかし、それをリヒテンシュタインが下着の上から手で覆い隠してしまった。
スイスがその気になればガードしている手など簡単に剥がす事はできる。
実際欲望の赴くままに剥ぎ取ってしまいたい気持ちでいっぱいだったが、兄として人間として、理性を総動員させてなんとか抑えた。
リヒテンシュタインに問いかけてみた。
「…リヒテン」
「………」
無言でふるふると首を横に振るリヒテンシュタイン。
「…その手をどけてほしいのだが」
「………」
やはり無言でふるふると首を横に振るリヒテンシュタイン。
今まで素直に行為に応じていたのに、ここにきて初めて抵抗らしい抵抗をみせた。
言葉こそ発しないもののその瞳は雄弁に「駄目です」と物語っている。
「………嫌で、あるのか…?」
肩を落として尋ねたスイスの姿は、リヒテンシュタインにはどれだけ落胆していたように写ったのだろうか。
この問いかけには大げさにぶんぶんと首を振った。
「いえ、私は、む、胸があまり、……豊かでない、ので…だから…その……」
あまり言いたくない事だったのだろう。
声は段々と小さくなって最後にはごにょごにょと何を言っているのかわからなくなってしまった。
男だと間違われた経験が今でも相当尾を引いているらしい。
12甘々茶時間:2010/02/28(日) 20:53:44 ID:DEq+xIWx
あー……とスイスは声無く唸る。
確かにリヒテンは女性的な体型とは言いがたい。
だがしかし胸や尻がなかろうと、こやつは小さいながらに立派な物の考え方ができるし、
手先も恐ろしく器用であるし、料理も上手でどこに出しても恥ずかしくない淑女であるのに!
…と妹への無理解に沸々と憤ったが、怒りの矛先をどこに向けていいのかわからずに
結果、溜まった怒気は言葉の語気へと発散される。
「リヒテン、聞くのだ!」
「は、はい!」
突然大声をあげた兄に何事かとリヒテンシュタインはびくりと硬直してしまう。
「アルプス山脈は大変に美しく、且つ雄大である!」
「……………はぁ」
唐突な兄の発言に妹は相槌を打つ事しかできなかった。
「知っての通り、我が家はそんな山々の中にあってだな!」
「…はい」
リヒテンシュタインは聡い。
この時点でおおよそ兄が何を言わんとするか理解し
今からの自分へ向けられる言葉を一言一句記憶し聞き逃すまいと意識を耳に集中させた。
「麓は岩が多くて作物が育たない!高所は高所で管理が大変であり、コストもかかる!
だから…!だから、山というものは、その、大きければいい、というもの、でもなく」
喋っている最中に少し冷静になったのか、勢いがトーンダウンしてしまったスイスだったが
伝えたい事ははっきりとリヒテンシュタインに伝わっていた。
「つまり、近くに臨むのならば、控えめな、…手ごろな大きさくらいでいいものなの、だ」
言い終えて、気恥ずかしいのかスイスはごほんと咳を飛ばした。
綺麗に飾りつけた台詞ではなく
実に兄らしい、言葉を尽くしてくれた精一杯のフォローにリヒテンシュタインは何だか嬉しくてくすぐったくなり
完全にわだかまりは解けてはいないものの、胸を覆う手の力をそっと緩めた。
その様子を見て取ったスイスがとどめの一言を放つ。
「我輩はリヒテンの全てを受け入れる。兄を、信じてほしいのだ」
そこまで言われてはリヒテンシュタインも折れるしかない。
「私は、いつでも兄さまを信じてます」
二人は目を合わせ、軽く口付けをして
リヒテンシュタインの手にスイスの手がそっと重なり、そのまま胸の上から滑らせた。
胸の下着の留め具を外すと、
確かに豊かとは言えないものの、芸術的なまでに美しい形の胸が姿を現した。
なだらかな丘に咲いた桃色の小さな蕾はこれまでの経緯の中で既に硬くなってしまっていたが
ここにきて外気と人の目にさらされた事への刺激によって覚醒し、
更に限界まで膨らもうとスイスの見守る中、ゆっくりとその形を変えていった。
「おぉ…」
感嘆の声をあげるスイス。
「やぁ…、みないで、くだ、さ………」
一方リヒテンシュタインはあまりの恥ずかしさに消えてしまいたい思いでいっぱいになってしまい顔を手で覆ってしまった。
リヒテンシュタインのお目付けが無くなった今この隙にスイスは蕾をぱくりと咥え込んだ。
口に含んで舐めあげたり甘噛みして味わったその感触はグミキャンディを思わせた。
上下の唇で蕾を挟み、舌をその先端に擦り付けその形と硬度を丹念に確かめる。
「…っん、ぁ、あぁっ…」
胸から伝わる生まれて初めての感覚にリヒテンシュタインは戸惑い悶えた。
体の内側から広がる痺れとも疼きともとれない何かから逃れる術を探ろうと手は彷徨い、結局は空を握るに至る。
そんなリヒテンシュタインに構う事なくスイスは胸への愛撫を続けた。
赤子がそうするように音を立てて吸ってみたりもした。
もちろん何がでるはずでもないのだが
本能というものなのだろうか、心はどこか落ち着いて満たされる。
蕾の外周にも舌を這わせ少し強めに吸いついてみると、唇の形に小さな痕が残ってしまった。
痕を見て、意外と簡単についてしまう事に少し驚き、
同時に白い肌に赤い色はよく映えるものだともスイスは思う。
こんなに簡単に付くものならば、と
首を動かし、胸からアバラ。へそに、脇腹、二の腕に。
リヒテンシュタインの胴体をキャンバスよろしく舌と唇で自由に印を付けてまわった。
13甘々茶時間:2010/02/28(日) 20:55:09 ID:DEq+xIWx
この行為は肌の色とあいまって、一面の銀世界に足跡をつけてまわった幼い時分を彷彿とさせた。
未開の土地に痕跡を残す事で自分のものにしたかのような錯覚。
拙い征服欲や独占欲からくるたわいもない遊びだったのだろうが
なるほど。なかなか馬鹿にできたものではないなと痕を付けるのにしばし夢中になった。
「や、ぁっ、にいさ、まっ…」
そこかしらをついばんでいると、何やら皮膚の薄い場所を攻めた時に一段と反応が良くなる事にスイスは気が付いた。
それならば重点的に攻めてやろうと
鎖骨の間の窪みを舌でえぐるように擦ると、声にならない声をあげリヒテンシュタインは思わず顎をのけぞらせた。
好機とばかりに無防備になった喉元にスイスはかぶりついた。
もちろん歯を当てるような事はないが、ぱくりと大口で喉笛を捕らえたそのポーズは肉食獣の捕食を連想させる。
喉の輪郭に沿って舌を這わせると、その線の細さや喉仏がないあたりに
改めてスイスはリヒテンシュタインが異性であることを実感した。
そしてやはり急所であるだけに神経が集中しているのか反応は一際だった。
「あっ、に、いさまっ、ぅぁ、んっ」
いくつもの痕を付ける為スイスが唇を動かす度にリヒテンシュタインはぞくぞくと打ち震えて声をあげ、
その声は喉の振動を通してスイスに伝わった。
耳よりも先に届く直接的な反応にスイスの自尊心は満足し興奮はピークに達しようとしていた。
先ほどから聞かん坊であった体の一部分がいよいよ我慢の限界を主に訴えていたのだ。
スイスとリヒテンシュタイン。二人の下着には染みが浮き出ていて準備はとっくに万端だった。
喉に食らい付いていた口を剥がし、おもむろに体を起こしたスイスは
とうとう最期の砦であるリヒテンシュタインの下着に手をかけた。
腰に手をやり、上から下へ、骨盤のラインに添って滑らせ下着の中へ潜り込ます。
そのまま手の甲に下着を引っ掛けて、ずりおろそうとしたのだが。
「っぅ…!」
そこでリヒテンシュタインの体が見て判るほどにこわばってしまった。
生まれたままの姿になる事に対しての不安と恥ずかしさからくるものだった。
決して嫌ではないはずなのに、硬直してしまった体をどうすることもできなくて。
力を抜こうとすればするほど逆に力んでしまう自身にリヒテンシュタインは軽く混乱して泣き出したくなってしまった。
「リヒテン」
頭上に聞こえる自分の名前。
しかし今この状態で兄を見てしまったらそれこそ瞳に溜まった涙が溢れてしまいそうなので目を伏せ顔だけ向けた。
すると頬に当たる暖かく柔らかな感触。
唇を、落とされていた。
頬だけでなく、額や、瞼や、顎や、そして唇に、幾度と無く。
少し触れるだけの本当に軽い口付けだったのだが、
不思議な事に唇が触れた場所から何だか温かいものが芽生え、
それが体のこわばりを溶かし自然と体の力は抜けていった。
「緊張してるのは…我輩も、同じである」
「…兄さま…」
兄の優しさにリヒテンシュタインはさっきとはまた違う理由で涙が溢れ、少し零れてしまったが
今度は隠さずにそのままの顔をさらけ出した。
最後に一度、リヒテンシュタインの方から唇への口付けを瞳で兄に懇願し、成就されると満足そうに微笑んだ。
それからスイスの手は再び下着を脱がす事に専念し、リヒテンシュタインも腰を浮かせ兄の作業のサポートをする。
閉じた両足から下着が抜け落ちると、文字通りにリヒテンシュタインは一糸まとわぬ姿になった。
可憐にして扇情をあおる少女体型を前にスイスは思わずごくりと生唾を飲み込み、心の臓と自分自身が痛みを覚えるほどにに力強く脈打った。
手早く自分も下着を下ろして脱いだ下着はそこら辺に投げ捨てた。
14甘々茶時間:2010/02/28(日) 20:57:26 ID:DEq+xIWx
>>9>>10にタイトルを入れ忘れてしまいました。
申し訳ありません。
とりあえず前編はここまでです。
15名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:26:26 ID:os1RCrOA
日付が変わりIDが変更してると信じて、
甘々茶時間後編にかかりたいと思います
16甘々茶時間:2010/03/01(月) 00:28:22 ID:os1RCrOA
広くはないソファーの上で、仰向けのリヒテンシュタインに足を開かせてスイスがその間に納まった。
一回、深く深呼吸をする。
精神を落ち着かせ、スイスは怒張しきった自身の根元に利き手を添え、
空いた手をリヒテンシュタインの片膝に置いた。
リヒテンシュタインの足の付け根は既にあふれ出した蜜でとろとろにぬかるみ
怒張を少し滑らせただけで淫靡な音を周囲に、二人には震える程の快感を巡らせた。
欲望の進入口を求め暴発の危険性を孕ませながらもスイスは自身の先端を旋回させると
それらしい窪みを探り当てたので狙いを定め、ぐっと腰に力を込めた。
「兄さま、待っ…!」
切羽詰まった自身に急かされ、リヒテンシュタインの言葉も待たず腰を進めた。
恐ろしく狭い、というのが第一印象だった。
始めは軽い力で押し入れようとした。
すると少しも進入しないうちにすぐさま肉の壁に跳ね返され押し戻されてしまった。
すさまじい弾力だった。
こんな場所に自身が全て埋まるのかとスイスが更に腰に力を込めると、
リヒテンシュタインがとうとう耐えかねて声をあげた。
「兄さま!そこっ、違います……」
………
迷ったあげく気がついたらリヒテンシュタインを侵攻していた。
これが後にいううっかり侵攻と呼ばれるものでありました。
まぁそんなこともありますよね。
閑話休題。
「………すまない」
「……いえ…」
改めて、指で軽く秘所をなぞり今度こそ正しい場所にあてがった。
…あてがったはいいものの、先ほどのうっかりミスを引きずってかスイスの自身は少ししぼんでしまっていた。
8割、といったところか。
何とか行為には差し支えはなさそうではあるが
思うところのあったスイスはソファーの淵にしがみついていたリヒテンシュタインの手を取って自らの昂りに触れさせた。
「え?に、兄さま!?」
兄の突然の行動と初めて触れる感触に驚きのあまり1オクターブも高い声をあげるリヒテンシュタイン。
反射的に手を離そうとするも一回りも大きい兄の手のひらに覆い被せられてしまってはそれも適わない。
むしろ逃すまいと手に力を込めるものだから 
兄の大切な部分を強く握る形になってしまい痛くはないかと心配になってしまった。
もっともスイス自身は痛みを覚えるどころか、
リヒテンシュタインのきめ細かくすべすべした手肌に触れられた事で元気を取り戻し
握っている手を窮屈だと言わんばかりに律動で抗議を訴える程になったのだが。
びくびくと手の内で力強く跳ねる兄の分身がリヒテンシュタインには熱くてとてもとても逞しいものに思えた。
今からこれが…。
思った事がほぼ同時に音になってリヒテンシュタインの耳に入ってきた。
心の内が知らず声に出てしまったのかと驚き目を見開いたがそうではなかった。
兄が。何事にも真面目に取り組む人だが、その兄がいつも以上に真剣な表情で口を開いていた。
「今からこれを、お前の中に入れる訳である…が、痛いと聞く。
痛かったら素直に痛いと言ってよい。
耐えられなかったら我輩を突き飛ばしてでも中断させて良い。
…無理はさせたくないのだ。できる限り我輩も…善処は、する」
最後の方はどこぞの日本みたいな言い回しになってしまったな、とスイスは心中で軽く苦笑する。
ともあれ首の皮一枚程度の薄さの理性でもまだ残っているうちに意思確認をしておきたかったのだ。
同時にこういう言い方をした自分は卑怯者だと痛感しながら。
自分はリヒテンの性格を知っている。こんな風に言えばリヒテンはきっと…。
「いいえ。私、兄さまを受け入れてみせます」
どこか表情に緊張の色を滲ませながらも、スイスの目を見てリヒテンシュタインははっきりと答えた。
やはり、スイスの予想と違わぬ。心のどこかで期待していた答えが返ってきた。
「そうか」
もう相槌を打つのがやっとだった。
自己嫌悪は止まらないが、欲望はもっと止まらない。
「では、いくぞ…」
答えは待たず、宣言だけを済ませ
あてがっていた自身を静かに秘所に沈ませていった。
17甘々茶時間:2010/03/01(月) 00:29:13 ID:os1RCrOA
先端を少し埋めると、たっぷりと蓄えられていた蜜が秘裂からとろりと溢れ出た。
「ん、…くっ」
同時に電撃を受けたかのような痺れる快感が全身を巡り思わずスイスの呼吸は乱れた。
存分に潤ったリヒテンシュタインの内部は、スイスの侵入を難なくと受け入れて
このままどこまでも入り込めてしまうのではとスイスは思った。
しかしほんの僅か、先端が全て埋まらないうちから急激な抵抗に見舞われてしまった。
とろみを帯びた蜜液のおかげで摩擦は弱まっていても
それ以上に異物を押し返そうと自身を圧迫する力がすさまじく、今以上の進入を拒んでいた。
負けじと下半身に力を込めるも。
「っつ、うぅ…!」
くぐもった、辛そうな声がリヒテンシュタインからあがりスイスの心を痛めた。
すまないと声なき謝罪を繰り返しながら少しずつ、だけど確実に腰を進めていった。
ぬらぬらと自身を締め付け気を抜けばすぐに暴発してしまいそうになる快感の渦の中で
肉壁に押されては返し、押されては返しを重ねての小刻みな侵攻を続け、
ついに根元まで完全にうずめることができた。
先端は行き止まりを示しているかのような、周りの柔らかさとは異質の硬い壁に接触し
奥まで到達した事を理解したスイスは男としての満足感を得た。
ソファーには結合部からの鮮血交じりの蜜液が垂れていた。
「っ、っく、に、い…さまぁっ…、っ」
嗚咽の中で、リヒテンシュタインが兄を呼んだ。
「…痛むか…?」
痛みを与える事しかできない下半身にかわり
手のひらで破瓜の痛みに耐えるリヒテンシュタインの頭や顔を労わりながら優しく撫ぜた。
「痛いです。…でも、痛み以上に兄さまと結ばれたのが嬉しくて…」
リヒテンシュタインが微笑むと細めた瞳から一筋の涙が零れ落ちて、スイスの手が雫をそっと拭った。
「リヒテン…」
「ずっと…、ずっとこうなる事を夢見てました。夢のようです…。
痛みでも良いのです。
今この瞬間が夢でないと…私にもっと実感させてくださいまし」
伸びたリヒテンシュタインの両手がスイスの頬に触れ、指先は少しだけ髪に埋もれた。
そのまま重力にまかせ頭を下へ運び、唇の方へと引き寄せた。
リヒテンシュタインからの初めての口付けだった。
性格を表してなのかその動きはどこか控えめで
下半身の動きを再開させたいスイスにとっては正直物足りなさを覚えたが
拙いながらに一生懸命に口腔内を動き回る小さな舌からは
兄を想う気持ちが充分に伝わって、スイスもリヒテンシュタインの気が済むまで共に口付けに興じる事にした。
口付けによって二人に何度かの小さな快楽の波がもたらされた頃には
スイスの自身はリヒテンシュタインの内部に多少馴染んだ感があった。
「…動いてもいいだろうか?」
我慢の限界もそこそこだろうに、どこか遠慮がちに尋ねる兄をリヒテンシュタインは愛おしく思った。
スイスが今以上の快楽を望んでいるのは下腹部からの脈動を通じてリヒテンシュタインに伝わっていた。
それでも自分を気遣ってくれる事が嬉しくて。嬉しすぎて切なくて。
瞳からはまた涙が溢れ、問いかけにこくりと頷いた。
奥まで届いた自身を引き戻せば、蜜の染み込んだ内壁がその全体に吸い付いて離そうとせず
また奥までねじ込めば、侵入者を押し返そうとする力が働き結果締め付けが増して。
その瞬間毎に自身に与えられる感触は違うから、慣れることなどできるはずもなく。
あまりの気持ち良さにスイスは声が上擦りうまく呼吸ができないでいた。
「くっ、う…、っは…」
「あ、っはぁ、ぁ、にぃ、さまっ、にいさまぁっ」
リヒテンシュタインの方もその声色には痛みからくるものではない、ある種の甘さが混ざり始めていた。
結合している内部からじわじわとした熱のようなものが生まれ全身に広がり、
浮かされてしまいそうになる感覚にリヒテンシュタインは戸惑いを覚えた。
いつの間にか、ゆっくりだったストロークの感覚が短くなってきたその最中に
恥丘のあたりを三つ指で押さえ赤面しているリヒテンシュタインにスイスは気付いた。
「…む、どうした。痛む…のか?」
首を横に振るとリヒテンシュタインはスイスの手を取って、自らが押さえていた場所に宛がわせた。
「ここの中で、兄さま…が動いているのが、わかるんです」
確かに、見た目には何の変化もないのだがその場所を指で軽く押して神経を集中させてみると
内部の筋肉が自身の挿入時は収縮して硬くなり、引き抜くと弛緩して柔らかくなるのが伝わった。
そこで、スイスの最後の理性の糸がぶちんと音を立てて切れた。
18甘々茶時間:2010/03/01(月) 00:30:12 ID:os1RCrOA
最愛の妹の体内で自分自身の往来を実感したことによって限界が訪れたのだ。
スイスは突然リヒテンシュタインを包み込むように覆いかぶさり、
まるで自分の体を檻のようにして彼女をその中に閉じ込めてしまった。
そして逃げ道が無くなったリヒテンシュタインの、その秘所に、ひたすらに腰を打ちつけた。
「…っ、リヒテンっ、リヒテンっ!」
本能のままに最奥を目指して行われる激しい抽迭。
うわ言のように繰り返される自分の名前に反応する事もできないまま
リヒテンシュタインは激しい兄の責めに翻弄されてしまった。
「あぁっ、にい、さまぁっ!あ、はぁっ」
息も絶え絶えになりながら、手を伸ばした兄の背中は
じっとりと汗ばんでいてそのままでは滑り落ちそうで、だからぎゅっとしがみついた。
リヒテンシュタインに縋られて尚もスイスの動きは緩まる事はなく
むしろ肌と肌がぴたりと密着した事でより熱情が高まったのか更に速度は増した。
部屋には湿った水音と荒々しい呼吸と嬌声が入り混じった音が響いていた。
内部を突き上げられ擦られる度にそこから徐々にせりあがる不思議な感覚が自分を全て覆ってしまいそうで怖くて、
未知の感覚を恐れたリヒテンシュタインは兄を抱きしめる手に力を込めた。それでも。
一層締め付けを増したリヒテンシュタインの内部を抉りながらスイスは
理性は元より、肉体の我慢の限界が近づきつつあるのを感じた。
最後の一踏ん張りとくぐもった声を隠す事無くがむしゃらに、
蠢き纏わり付く内部の一番の奥深くに自身を届けようと力を込めて。
「にいさまっ、にいさまあっ!、あぁ、ああぁっ!」
「ん、くっ…!…っリヒテン!!」
互いを求め呼び合いながら、二人は同時に絶頂を迎えた。
リヒテンシュタインの最奥に辿り着いたと同時にスイスの自身は弾けた。
小刻みな脈動と共に注がれる大量の熱は奔流となり内部をあっという間に埋め尽くし、収まりきらない分は体外に溢れ出た。
じんわりと内部が熱に浸され広がっていく感覚にリヒテンシュタインは得も知れぬ満足感を味わい、
瞼を閉じるとそのまま意識は真っ白に溶けていった。
19甘々茶時間:2010/03/01(月) 00:31:08 ID:os1RCrOA



「…腰が」
ぽつりとリヒテンシュタインが呟いた。
「じんじんとして、…力が入りません」
恨み言ではなく報告のつもりで口にしたのだがそれでもスイスを狼狽えさせるには充分だったようだ。
「あー…、いや、その、…………すまない…」
欲望のまま乱暴に打ち付けてしまった事を思い出しスイスは心底申し訳なさげに謝った。
リヒテンシュタインの腰を引き寄せて慈しみながらその場所を撫ぜまわした。
行為を終えて少し冷静になった後、簡単な後始末を済ませた二人は
ソファーに腰を下ろし手近にあった一枚の毛布に仲良く身を寄せてくるまっていた。
「はしたないと叱られるのかもしれませんが…
このような格好で毛布に触れると、案外気持ち良いものなのですね」
着る物も取らず依然生まれたままの姿だった二人には、ふわふわの毛布の感触が実に肌に心地良かった。
意見に同意してスイスは相槌を打つ。
「しかし、肌が晒けている部分は冷えるであろう」
言葉の続きに照れがあるのか、視線をぐるりと一巡させてから。
「あー、だから…、だから、もっと我輩の傍に寄っても、良いのである」
「はい、暖めてくださいまし」
満面の笑みで答え、迷うことなく距離を詰めてきたリヒテンシュタインに
スイスは思わずたじろいで赤面してしまった。
「……うむ」
ぴたりと寄り添うと互いの体温や鼓動が肌を通して直に伝わり
行為の時の性急さを帯びたものとはまた別の気持ち良さに包まれた。
ふと、二人の目があった。
すると、そのままごく自然に唇をよせ口付けを交わしていた。
「…兄さま。私、幸せです」
「…そうか」
微笑むリヒテンシュタインに応えようと口端を緩めようとしたスイスだったが
不慣れさから、なかなかに不器用な形の口元になってしまった。
そんな兄を心から愛らしいと思ったリヒテンシュタインは自分の唇でその不器用な口元を隠してしまった。
…テーブルの上には置き去りにされて久しい、少し寂しそうなお茶や蜂蜜、チョコレート。
それよりも更にとろける甘さを堪能している二人の時間はまだしばらく終わりそうになく…。
20甘々茶時間:2010/03/01(月) 00:31:56 ID:os1RCrOA



後日。
「そういえば、先日のガラナチョコレート。いかがでしたか?」
日本だった。
ものすごく良い笑顔の。
外国嫌いのスイスではあるが、元引きこもり同士として何か通じるものがあるのか
たまにこうして家に呼び茶を共にする事があった。
「通販で見かけてついつい買ってしまったんです。
チョコレート消費大国のスイスさんに食べて頂ければと思って」
聞きなれない単語にスイスはピクリと眉を顰めた。
「…おい日本、ガラナとは一体?」
「南米産の植物です。栄養満点で疲労回復や滋養強壮!に効果があるんですよ」
滋養強壮の強壮の部分をやたらと強調した日本に
スイスはバレンタインの日の妙に熱だった気分の原因を見た気がした。
カチリと。常に携帯している銃の安全装置を外すと音が鳴った。
「…強壮の部分を詳しく聞かせて頂きたい」
「…男性自身をより逞しく、女性をソノ気にさせちゃう。大人のスイーツ新発ば…」
おそらくは商品のキャッチコピーであろう台詞を日本がぼそりと読み上げると同時に響く発砲音。
日本が腰掛けていた椅子の、その頭があった位置には弾痕が。
「…む、外したか」
弾丸を無駄にしてしまった事への反省はあれど、日本を打とうとしたその判断を省みる気は無いようだ。
「その様子だと【こうかはばつぐんだ】だったみたいですね」
素早く退避していた日本だった。
突き抜けるような笑顔の。
怒声と、発砲音と破壊音が鳴り止まない部屋の扉のその影で。
「大人の、スイーツ…」
日本の言葉を反芻する声。
スイスと日本の話をこっそり聞いていたリヒテンシュタインだった。
その手には件のチョコレート。
「これで…また兄さま、と…」
至極大事そうにチョコレートを胸に抱えぽっと赤らめた顔で、ぽつり。
その控えめな胸にはどんな思惑が渦巻いているのやら。
今日も世界は平和です。
21名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:38:49 ID:os1RCrOA
甘々茶時間、以上です。

「ぼくのかんがえたうっかり侵攻」を表現したかっただけなのに
気が付けばこんな冗長な作品に…。
でもスイスとリヒテンシュタインのいちゃいちゃを思う存分書けて個人的には大満足です。
22名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 10:28:39 ID:G7OlR+LJ
GJGJ!!
待ちに待ったスイリヒに全俺が歓喜したww
23名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:50:52 ID:V9yfWavu
GJ!!!!
こういう読みたかったから嬉しい!!
24愛のカタチは:2010/03/04(木) 20:04:07 ID:UFG3KACi
初めてなので、何か不都合があったら教えてください。
【CP】
ロシア×ベラルーシ
リトアニア×ベラルーシ
【注意】
暴力表現があります。
エロはかなり少なめです。
NGは「愛のカタチは」です。
25愛のカタチは(1/4):2010/03/04(木) 20:05:51 ID:UFG3KACi
『ベラルーシ、迎えにきたよ』

傷だらけの大きな背中がロシアの視線からベラルーシを庇う。
いつもはへらへらして頼りない風を装っているのに戦いの場面ではいつだって賢く、勇ましい。
『どうしたの、ベラ?また姉さんと僕と…昔みたいに一緒に暮らせるんだよ?』
昔と変わらぬ無邪気な笑顔、ずっとずっと大好きだった兄の笑顔。
でも、ポーランドはその兄の手によって消滅した。目の前にいるリトアニアの傷も、すべてロシアと
の戦いで負った傷だ。
ーどうしよう、怖い。
ぎゅっとリトアニアのマントの裾にしがみつく。
『ふぅん…実の兄より、目の前にいる傷だらけの優男のほうがいいって訳?』
仮面のように張り付いた笑顔が更に恐怖心を増幅させる。
『イケナイ子だなぁ。そんな子にはお仕置きだよ?』
気がついたらリトアニアは殴り飛ばされて壁に、強く身体を打ち付けられ低いうめき声をあげていた

『リ、リトアニ…』
パァンッ…
『お帰り、ベラルーシ。今日からはずっと一緒だよ』
叩かれて朱くなった頬を押さえながら、変わり果ててしまった兄への失望と、これから始まる生活へ
の不安があいまって背筋がすっと冷たくなるのを感じた。

ここが僕らの家だよと連れてこられた家は大きく、自分達以外にも沢山の国が既にそこに居た。
『そんな怖い顔しないで、リトアニア。今日から僕らはファミリーなんだよ?』
私共々ロシア領にされたリトアニアも、一緒にこの家に住めるようだ。
ポーランドのことは心配だが、一先ずリトアニアと離ればなれにされずに済んだことに安堵した。
『さぁおいで。ベラルーシには部屋が用意してあるんだ!』
兄に手を引かれ、最上階の奥の部屋まで連れて来られた。
日当たりは悪かったが思いの外綺麗に掃除がしてあった。
意外そうに見回していると姉さんが私の為に張り切って綺麗にしたのだと教えてくれた。
『ベラルーシ、さっきはごめんね。痛かったでしょ?』
丁寧に抱き寄せ頭を撫でながら優しく耳元で囁く。
『もう叩いたりしないから、』
ああ、さっきまでの兄は気が立っていたに違いない。だって今はこんなにも優しく接してくれている
んだもの、と彼の背に手を回しかけた時。
『…顔は。』
最後の一言で一気に血の気が引いた。
『こんなに美人に育ったんだもん。見える所は叩いたりしないから安心して。』
悪びれもせず、にっこり笑うその姿はまるで子供のようだ。新しい玩具を手に入れた子供…。
26愛のカタチは:2010/03/04(木) 20:07:10 ID:UFG3KACi
頬を挟み込まれ、啄むように口づけられる。
生まれて初めての経験に動転し、手をじたばたと暴れさせてみるが、いっこうに離される気配がない
。むしろ激しくなる一方だ。
あまりに長い口づけに酸素が足りなくなり、元気だった両の手もロシアのコートに縋り付くことでし
か役割を果たさなくなった。
ようやく離された時には二人の唇は銀の糸によって繋がれていた。
なんで。どうして。兄妹なのに…言いたいことは沢山あるのに息があがってしまって言葉を発するこ
とが出来ない。
そのまま、部屋にあるベットに押し倒された。

ロシアの大きな手がベラルーシの白い滑らかな肌を撫でていく。
そして真っ白な雪を踏み荒らすかのように、至るところに所有痕を残していく。
彼女は怖がっているのか、震えながら時折か細い悲鳴をあげる。

激しく腰を打ち付けると、処女の証が破られとろりと血があふれた。
それを見ると、ロシアは驚いた顔をした。
『ベラ…処女だったの?ポーランドはともかく、リトアニアとは随分長く一緒に居たのに一度も手ぇ
出されてなかったんだ。相当魅力を感じなかったのかなぁ?それとも不能…とか?』
くすくすと可笑しそうに笑い、ベラルーシの頭を撫でた。
この時初めて大きな瞳から涙が零れ落ちた。
痛くて、悲しくて、悔しくて…切なかった。

その後ロシアは自分の服装だけしっかり整えると、さっさと部屋を後にして行ってしまった。
入れ違いに2人の姉であるウクライナが部屋を訪れた。
『ベラルーシちゃん!会いたかったよぉ!お姉ちゃん心配したんだよ。』
服が剥かれ放心状態なままの妹に、気にせず話かける。
『ロシアちゃん、どうだった?最高よね。おっきいしテクニシャンだし…始めは痛くても、きっと良
くなるわ。』
何の反応もしない妹の額にキスを落とし、ウクライナは部屋から立ち去った。
ー狂ってる。兄も姉も。
離ればなれだった数年のうちに2人共変わり果ててしまっていた。
27愛のカタチは(3/4):2010/03/04(木) 20:08:49 ID:UFG3KACi
嫌な臭いのするあの部屋に居るのが嫌で、行くあてもなく広い屋敷をふらふらと歩いていると、見知
った大きな背中を見つけた。
『リトアニア…』
自分が発した声が思った以上に小さく、かすれていたので気付かずに行ってしまうのではないかと思
ったが、彼はすぐ振り返り、満面の笑みで駆け寄ってきた。
リトアニアは兄のような張り付いた作りものの笑顔ではなく、いつだって幸せそうな笑顔を見せてく
れる。
『なんだか…もう何日も会っていなかったような気がするわ。』
心細さからか、自然に彼の手を握る。
袖口から痛々しい傷痕が顔をだした。
『!やだ…倦んでるじゃない!まだ手当てしてなかったの!』
無理矢理袖口を引っ張りあげると、思った以上に傷は酷かった。
さっき兄がくれた真っ白な頭のリボンを外し、腕に巻く。
『なっベラルーシちゃん、唾つけとけば治るよ!リボンが汚れちゃう…』
『リボンなんていらないのっ!私が…私が本当に欲しいのはっ』
『ベーラルーシィー!』
自分の名前を呼ぶ声に、はっと我に帰る。
『…兄さんが呼んでる…行かなくちゃ…』
最後はリトアニアの顔をまともに見ることが出来ず、声のする方に走り出した。
(欲しいのは、リトアニアとポーランドといたあの優しい時間だけ…)

ベラルーシがロシアの方に駆けて行く背中を見つめながら、腕に巻かれたリボンに触れた。
不器用な優しさが心に浸みた。
愛しいあの少女を一生守っていこうと神に誓ったのはいつのことだっただろうか。
親友とお互い彼女に手を出すのはよそうと、大事に守ろうと決めたのはいつだったか…。
もう随分昔のことのような気がした。
彼女の背中ももう見えなくなっていた。

『ベラー、誰と話してたの?』
『ウクライナ…姉さんとです。』
嘘をついたのは何となく、また私達の関係について下品で無遠慮なことを言われるのではないかと思
ったから。
ロシアも特に気にした様子もなく、あの笑顔を崩さない。
『あれ?さっきあげたリボンはどうしたの?』
焦った。
今更さっきはリトアニアに会っていて、包帯がわりに使ってしまいましたなどとは言えない。
だから嘘にまた嘘を重ねる。
『風で…飛ばされてしまって…』
我ながら苦しい言い訳である。
しかしロシアはまた気にした風もなく、軽く流した。
ベラルーシはその様子に安心し、夜になったらリトアニアに薬でも持って行ってあげようと考えていた。

28愛のカタチは(4/4):2010/03/04(木) 20:09:53 ID:UFG3KACi
姉に頼んで貸して貰った救急箱を持って、リトアニアの部屋に向かう。
私を見たら、またさっきみたいに嬉しそうに笑ってくれるだろう。
早く見たい会いたい。
早く。
はやく。
ノックも無しに彼に与えられた部屋に入ると、血の臭いがした。
余りの濃い臭いに、行為の後のあの部屋に逆戻りしたように感じ、くらりとしたが、それ以上に目に
飛び込んできた傷だらけの背中に驚愕した。
正常な皮膚を探すのが困難なほど、ところ狭しに傷付けられていた。
『っ…。』
酷い…言葉にもならない声。
一瞬にして悟った。
私のせいだ、ということ。
悪意をもって傷付けられた背中、多分兄の仕業。
右腕の怪我に巻いてあげたはずの白いリボンは既にそこにはなく、傷口は更に酷くえぐられていた。
酷いありさまに見るのが辛い、だが見なければならない。全て自分の行動が発端で起こってしまった
惨事なのだから。
『べ…ベラルーシちゃん…ごめんね。変な格好のままで…来てくれるって分かってたら、もっと部屋
も綺麗にしてたんだけどな。』
その力ない笑顔に涙が止まらなくなった。突っ立ったまま拳を握りしめる。
するとリトアニアはゆっくりとした動作でベラルーシに近づき、ぎゅっと抱きしめた。
『嬉しいなあ。俺の代わりに泣いてくれるんだね?』
抱きしめ返してあげたいのに、背中の傷が気になって返してあげれないし、またその資格もない。
彼の胸が心地よくてほお擦りすると、顎を持ち上げられ彼の唇で涙が拭われる。
リトアニアがこんな風に自分に触れるのは初めてだ。
濡れた瞳で見つめていたら優しく口づけられた。
(ああ…キスというのは、こんなに優しくて素敵なものだったのね…)
リトアニアの舌がベラルーシの歯列をゆっくりなぞり、口内に侵入し舌を絡ませる。
体を絡ませることが出来ない代わりに熱く強く絡み合う。
長い時間甘いキスに酔いしれていたが、途中で制止の手をいれた。
今度は私が守ってあげよう。
武器を持たないこの人はこんなにも弱いのだから、私が守ってあげなくちゃ。
いつも兄さんの傍に居て見張っていよう。彼に危害を加えないように。
兄さんを好きになって、いっぱいいっぱい愛すれば、私のことだけ考えてくれるようになれば!
そうだ、リトアニアが私を嫌ってくれたらもっといい。私に関わらない方が、彼は幸せになれるんだ
もの。
『薬…置いていくわ。』

こんなに熱いキスを交わしたのに彼女は愛の言葉をくれるわけでもなく部屋をあとにした。
その背中が自分以上に傷ついているように見えて不安になった。
そしてもう、戻って来てくれない気がした。
29愛のカタチは:2010/03/04(木) 20:12:36 ID:UFG3KACi
以上です。

なんだかんだ言ってベラルーシはリトアニアのことが大事だったら嬉しいです。
ココまで読んでくださった方ありがとうございました!
30名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 20:19:30 ID:pWDSpEjv
昔の時代のベラルーシが新鮮な感じでGJなんだけど、
特に理由が無いなら『』じゃなくて「」使ってくれたほうが見やすいかな
31名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 21:35:18 ID:N8cZSpgk
GJ
新鮮な解釈だなあ
健気すぎるベラ…
32バレンタイン・フレグランス:2010/03/06(土) 05:28:44 ID:TVBiw951
前スレ、SSで丁度埋まってあとがきだけはみ出た……

こちらで失礼します
投下はあれで終わりです
1番目だけ数字の分母のとこ間違えましたすいません
33名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 13:19:40 ID:plqcFhX6
>>32
あまあまGJGJ!
34名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 21:12:19 ID:Wql4N1Je
人間糖分が欲しい時があるんです
甘々御馳走様でしたGJ!
35名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 22:30:09 ID:hNmNo7bY
>>24GJ

話しは変わるが・・・・
【国際】たんすから謎の音、通報した女性が赤面するような“ある物体”が出てくる  ドイツ
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1267863434/

さて、警官はドイツかプロイセンか、或いはほかの誰かか
36名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 01:12:39 ID:jSFVz7mW
個人的な好みなんだが、お国事情とかが好きなんで
ここんとこのバレンタインSSがかなり自分的ヒット

職人さん方、GJです!
37名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 01:19:09 ID:jSFVz7mW
あれ、一部消しちゃってたわ、連投すまん

>>35
警官かっこいいな
38名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 18:29:05 ID:Gci0t7Cw
ところで諸兄ら、警官プレイについて考えたことはないか
つか、イギリスやフィンやスーさんやらに警官の格好させるあたり、ひまさんは警官好きなんだろか…
39名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 19:25:32 ID:WE2JaV20
前にイギセーであったよ
サイト持ちの人なので保管庫には入ってないと思うけど過去ログで探せるかも
40名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:40:30 ID:JKny3Isd
サイト持ちの人の作品好きなんで普通に倉庫に入れてほしい…
探しに行ったけどみつからないし
41名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 23:34:58 ID:ZcK6/Gug
そこは書き手の意思を尊重しなよ。
頑張って探しな。
42名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 17:55:16 ID:Myg/TWEk
>>40

盗作疑惑かけられたりすることもあるし、大変なんだよ。
でも大手のサーチに登録されてるから、すぐ見つかると思うよ!

43名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 19:15:51 ID:dUgU5ZGC
すまん、保管庫について管理人・本スレ住人含めて
意見を聞いてみたいことがある時はどこに書き込めばいいかな

したらばの管理人へ連絡スレで話し合いっぽいことが始まるとやっぱ迷惑かね
本スレでも、もし投下や雑談の妨げになるのは避けたいんであれば
したらばの議論スレ辺りが妥当? 本スレについての話題じゃないけど
44名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 21:09:13 ID:5lxO5FOv
倉庫が某所で晒されてプゲラッチョされてた件か?
それとも倉庫のSSが某所で晒されて叩かれてた件か?
もしくは盗作じゃね?って言われた件か?

全部スルーでいいだろ
それぐらいの耐性がないと、エロパロ板にSSなんて投下できない
でなきゃ自作品とっとと引き上げる職人のようにすればいい
45名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:17:23 ID:0m8POeXT
>>43

とりあえずしたらばの議論スレでいいんじゃないか。
46名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 19:34:24 ID:WpEv3uJJ
警官ネタ好きだ
後輩調教でも一般人調教でも良いです
47名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 20:22:57 ID:O6EDy27y
バレンタインのお返しに何かリクエストに応える(この板的な意味で)

じゃあ警官コスして☆
自分はそんな構図が浮かんだ。
48名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 16:37:54 ID:lq1TP/1o
つかホワイトデー企画、さみしいことになったな・・・
49名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 20:35:40 ID:3y9lYEL0
そういえば今日ホワイトデーか
とりあえずバレンタインのお返しに女子みんなPaint it whiteになればいいと思う

あと竹林の没メガネ女子を見てメガネ顔射の可能性を感じた
メガネ女子増えれば良いのに
50名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 22:02:00 ID:weOkOMYW
竹林の、とくに下のはにょた版オーストリアさんにしか見えないんだぜ
「にょた版考えましたが没にしました」って言われてたら
信じてしまいそうなんだぜ

めがねぶっかけで何かできたら、したらばにそっと置いておくよ
51名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:05:02 ID:pbzP5J9B
わっふるわっふる
52名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 17:45:21 ID:PMihAtsD
眼鏡良いよ眼鏡
ハンガリーさんが貴族の眼鏡取ってかけて「えへへーv似合いますか?」
とか言ってじゃれてるうちに事に及んで眼鏡に顔写とかそういうのが好きだ
53名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 17:47:32 ID:PHzMqeS4
こんにちは。日台でかぐや姫パロものの前編を投下します。

【メインCP】日台
【サブCP】一瞬だけ台湾総受け 
【傾向】ギャグ。
    パロ>>>>>エロ。今回投下分のエロパートは最後の1レスのみ。
【その他】 台湾含む未登場国家捏造。中国と台湾が兄妹関係。
      捏造に寛大な人向け。


NGはIDでよろしくお願いします。
54かぐや姫台湾 :2010/03/17(水) 17:48:15 ID:PHzMqeS4
むかーしむかし、月にある二人の兄妹が住んでいました。

「ば・か・兄ー!いつもいつも子ども扱いして!」
「何言うある!お前は実際まだまだがきんちょあるよ!我の言うこと聞くよろし!」

とはいっても、これはむかーしむかしのお話なので、某超大国がもう一つの大国と張り合って人間を月まで飛ばし、
「やった!この一歩は小さな一歩だけど人類にとっては大きな一歩なんだぞイエヤHoo!YES WE CAN!オッバーマ!」とか言う前のこと。
なので、彼らは人間ではなく、まあいわゆる宇宙人。

宇宙人にも兄妹喧嘩はあるようで。
「いくら月の人口が多すぎるからって、私が男の人と付き合うのを禁止するなんて!」
「しょうがねえあるよ!今、月では人口爆発が起きてて、一カップルに一人しか子供を生んじゃいけねぇ一人っ子政策してるくらいある。
 誰もいねかった地球に別荘作ったりもしたけど、そうしたら逆に地球のほうが人増えちまったあるね。 
 ……ともかく、そんな状況なのに、わざわざ台湾まで男と付き合って結婚する必要ねーある。
 台湾はずっとうちにいて、家を守ってればいいある」
「やだ!私は恋愛結婚したいの! 運命の人にに出会って、燃えるような恋愛の末結ばれたいの」
「……漫画の読みすぎある。地球から輸入しすぎたあるね」
「違うもん!女の子の普通の夢だもん!」
「普通の女の子ならもっと大人しくするよろし!」

ふぬぬ〜……と両者睨み合いが続いた。

わずかな時間の後、もういい、と台湾が堰を切ったように駆け出した。
「こんな家……もう出てってやる!」
「待つある!月を出て行ってどこに行くあるね!?」
兄の声を背中に受けながら、台湾はある場所に向かって走っていった。


「はぁ、はぁ……」
台湾が目指したのは、家の倉庫にほっぽかれてあった自家用ロケットだった。
そのロケットは長細い円筒の形をしており、円筒には縦に筋のようなものが走り古びて黒ずんだ緑色に変色していた。
「これ、まだ動くかな。哥哥が前『新しい別荘に連れてってやるある!』みたいなこと言って、結局使わなかったんだよね」
コックピットに乗り込む。多少埃はたまってるが、台湾がスイッチを入れるとウィン!と機体が起動した。

(どこに行くか、って?)
「地球に決まってるじゃない」

台湾はボードを操作し、目的地を地球に定めた。
「地球は月より人口が多いんでしょう?だったら、素敵な人もきっといっぱいいるはずよね」
ロケットが轟音を鳴らし地上から離れる。操縦席の窓から、慌ててこちらに駆け寄ってくる中国の姿が見えた。
「再見(バイバイ)、哥哥♪」
台湾は見せ付けるようににっこり笑って中国に手を振り、ひゅうん!と加速して空の彼方に消えていった。

55かぐや姫台湾 2:2010/03/17(水) 17:49:14 ID:PHzMqeS4
***
ところ変わって、ここは地球の島国の、秘境のような竹林。
「ふう……、今日の分の竹はこんなものでいいですかね」
この山奥に、一人のおじいさん―――というには童顔すぎるが、まあおじいさんと呼ぶことにしておく―――が住んでいた。
「いやいや全く……年寄りに竹取りは辛いですね。腰が痛くなってきました」
うん、やっぱりおじいさんでよかろう。
「どこかから妹属性の女の子が降ってきて、『お兄ちゃん、私が手伝ってあげるよぉ☆あ、これ竹じゃないたけのこの山だった!キャハ☆』みたいなことにはならないでしょうか」
おじいさんはエロゲ脳だった。

その時。

ひゅるるるるる……と空から音がした。
「?」
見上げると、何やら竹のおばけみたいな物体が、こちら目掛けて降ってきている。
「な……何事ですか!?」
空から声が聞こえた。
「ぎゃ―――!やっぱ哥哥製のロケットは哥哥クオリティだったぁぁぁぁ!!操縦がきかなああああい!!!
 脱出ぅうぅううう!!!」

台湾はロケットの緊急パッチから飛び出した。少し遅れてパラシュートが開くが、着地までに間に合いそうに無い。
「危ない!」
日本は思わず台湾のほうに駆けて行った。
「きゃあああ!」

ず……どん。

少し離れた所で重い音がした。ロケットが地面に墜落した音だ。

「あ……」
台湾は日本の両腕にしっかりと抱きとめられていた。
日本の右手は台湾の背中に、左手はひざに回されており、まあいわゆるお姫様だっこである。

「空から女の子が降ってくる……こんなこと、二次元以外でもあるんですね」
台湾は日本の顔をまじまじと見る。
「あの……ありが」
「シータ」
「は?」
「シータとお呼びしていいですか?私のことはパズーと」

56かぐや姫台湾 3:2010/03/17(水) 17:49:52 ID:PHzMqeS4
***
「すみません、さっきのは冗談です」
はぁ……。とよくわからないという顔をする台湾。
二人は日本の家の客間で正座し、机を挟んで向き合っていた。日本の家は古めかしいが立派な佇まいで、一人で住むには広すぎるくらいだった。
「ええと……ありがとうございました」
いえいえ、と日本は茶を啜りながら微笑んで応対する。
その静かな笑みは、いつも喧しい中国に慣れた台湾にはとても新鮮なものに映った。

「では……台湾さんは、お兄さんと喧嘩して家を出た、と」
はい、と言い台湾は少し日本から目を逸らした。
兄と喧嘩して家を飛び出した、という大筋は嘘ではないが、自分が月の住人であることは伏せておいた。
今の地球人は、自分たちが月からの移住者であることなどとうに忘れ去っており、月に人がいるということを知らない。
せいぜい兎が餅ついてるとか薬を混ぜてるとか懸想しているくらい。

(月の住人だなんて言ったら、エイリアン扱いされちゃうかもしれない)

台湾は俯き、この善人そうな日本に嘘をついている気まずさを堪えた。
しばしの沈黙。
「……では、台湾さんはこれからどうします?」
「はぇ!?」
そういえば。
飛び出した時はとにかくこの家から出たいという気持ちでいっぱいで、何も考えていなかった。
「あ……そうですよね、どうしましょう……」
住む所も、お金も、職もない。
地球に行けばなんとかなるだろうと。漠然とした予想図しか思い描けていなかった。

じわりと目に涙がたまる。
(これじゃ、哥哥に子供って言われても仕方ないわ……)
それを見た日本は少し焦った表情を作ったが、しばしあごに手をあてて考え、心を決めた。
「―――わかりました。本当は未婚の男女が一つ屋根の下に住むことは褒められた事ではないのですが。
 ……生活の目途が立つまで、ここにいて良いですよ」
台湾が顔をあげる。そこには柔らかな微笑みを浮かべた日本がいた。

台湾は日の本にいるような暖かさを全身に感じた。

57かぐや姫台湾 4:2010/03/17(水) 17:51:06 ID:PHzMqeS4
***
「しかし……、実際に妹属性の女の子が空から降ってきて同居してるわけですが」
竹林の中、日本は竹を鎌でぎこぎこやりながらひとりごちた。
「これなんてエロゲ」
「にほんさーん!」
台湾が両手に竹を抱え、笑顔で駆け寄ってくる。
「これだけ取ってきました!」
「ああ、お疲れ様です。すみません、私の仕事なのに手伝って頂いて……」
「いえ、私居候だし、このくらいしないと」

台湾は日本の家の近くの町で仕事を探していたが、いかんせん身元不明職歴無し、なかなか仕事が見つからなかった。
時機も悪く今は天下の金融危機、本国在住の若者でさえ職にあぶれるという始末。
余所者でこれといった資格も無い台湾に仕事が見つかるはずがなかった。

台湾は無駄飯食らいの申し訳なさから、職安所が休みの時などはこうして日本を手伝っていた。
だが、一刻も早く職を見つけて自立しなくてはという思いと相反する気持ちが、台湾の中にはあった。

(だって、お仕事が見つからない限りは、日本さんの家に居られるんだもの―――)

台湾の持ってきた竹を紐で縛りながら日本が言う。
「けれど、実際台湾さんが居て下さってありがたいですよ。最近、歳のせいかこの仕事が辛くって……」

(でしたら)

―――ここで、一生、一緒に暮らしませんか?

ぼうっとそんなことを考える。
(私、きっと、この人に会うために地球に来たんだ)
「どうしたんですか?」
「いえ、なんでもないです!」
顔が真っ赤だった。
58かぐや姫台湾 5:2010/03/17(水) 17:51:39 ID:PHzMqeS4
***
頻繁に色んな場所の職安に通っていたせいか、台湾の評判は、すぐに町中に広がった。
山奥の偏屈爺の所に、かわいいお嬢さんが住んでいる、と―――。
「ほんと愛らしい子よね、うちがもっと裕福だったら、お店に雇いたいけど」
「きっとあの爺の孫かなんかが、面倒見てやるために家に戻ってきたんだろう。泣かせる話じゃねえか」
そんな風に、「爺思いの気苦労娘」の話は背びれ尾ひれ胸びれが付いていって。
ついには、台湾は「最高に気立てのいい町一番の美少女」ということになってしまい。
近所の豪族や貴族から、求婚の申し込みが相次いだ。

「えーっと、今日も手紙が来てますよ。何々。『お前の起源は俺なんだぜ。付き合ってくれなきゃ謝罪と賠償を要求するんだぜ』」
「最初から最後まで意味が分かりません」

「今度は違うお方から。『ってゆーかアンタ、まじイケてるって評判じゃん?(君ω君*)ノ俺と付き合わない的な☆(>∀君)』」
「……顔文字うざいんですけど……。そんな喋り方の人とお付き合いしたくありません」

「また来ました。『あなー、あなたの評判聞きました。今度一緒にお化粧のお話でもしませんか』」
「いや、遠慮し……って一緒にお化粧って、えええ!?」

「『タシデレ。私と一緒に御仏にお祈りし、世界の平和を守りませんか』」
「宗教の勧誘じゃないですか」

「『お前の事が気に入った。傍に居て、欧米との戦いで傷ついたこの私の体を癒してくれないか』」
「あ、これはけっこうまともだし一番男らしいかも……。ってこれ差出人、女の人じゃないですか!!百合は板チです!!!」

……まあ、こんな感じで。
「でも台湾さん」
「はい?」
「少しくらい、お会いしてあげてもいいんじゃないですか?手紙だけじゃその人の人となりなんて分かりませんし」
「でもぉ……」
台湾は気が進まない様子で目を背けた。
(―――だって、私は日本さんを―――)

しばし間が空き、日本は少し遠慮がちにこう言った。
「……それに、もしご結婚なされば、これ以上お仕事を探さなくても住む所や食べるものが」
台湾の胸に針が刺さるような痛みが走った。
「……それ以上、言わないで下さい」
(なんで、そんなこと言うんですか……)


その晩は泣き明かした。
59かぐや姫台湾 6:2010/03/17(水) 17:53:10 ID:PHzMqeS4
***
追記。
理由も無く会わないのも世間体が良くないから、と台湾は「相手の愛情を試すテスト」として求婚者にそれぞれ難題を押し付けた。

「『メッコール2L一気飲み』!?あいごおおおお……。ぬ……ぬるくしてもきついんだぜ!!」
「『「て」を一文の中に二回以上使うの禁止』ってゆーかこんなん簡単じゃん的な?……あ」
「『女装禁止』それならこの話は諦めますかね(キッパリ)」
「『気孔波の修得』……これはできるかも……。ちょっと30年ばかり山篭りしてきます」
「私のは要求というよりまともな返事だな。『すみません、そういう趣味は無いのでお断り致します。真に貴女の心をを癒せる方が見つかりますように』
 ……仕方ない、彼女のことは心の片隅に咲いた小さな梅の花とでも思って遠くから想うだけにするか。私が引くことが彼女の幸せならそれでいい」

相変わらずベトナムさんが一番モテそうである。

***
夜。
「いいですか、けっして中を覗いてはいけませんよ」
はぁ、と台湾は少し訝りながら返事をした。

このところ、日本は夜になるとこのように、台湾が自分の部屋に近づかないように指示するのだった。
言われなくても、夜に日本の寝床に行くなどという大胆なことを台湾が出来るはずがないが、こう言われると拒絶されたようで少し寂しかった。
「……私、日本さんのこと襲うとでも思われてるのかな」
(ううん、日本さんの意図なんてわかんないし)
台湾は釈然としない気持ちのまま、眠りについた。

(―――明日は仕事が見つかりますように。……出きれば、日本さんちの傍の職場の)
60かぐや姫台湾 7:2010/03/17(水) 17:54:36 ID:PHzMqeS4
***
深夜、不思議な声がして、台湾は目を覚ました。
(なんだろう……?少し、高い、女の人の声……)
今、時は草木も眠る丑三つ時。山の奥で梟がほーほーと鳴いていた。

寝ぼけ眼をこすりながら立ち上がり、廊下に出て声の主を探った。
どうやらその声は、日本の方から聞こえてくるようだった。
(日本さんの部屋に、女の人が……?)
信じられない気持ちだったが、襖に耳を当て、息をひそめた。

『……お会いしたかったです。日本さん』
「……私もです」
『あの……あ、恥ずかしいんですけど』
「何ですか」
『あなたのこと、ずっと待ってて……私、も、我慢できな……あッ』
「おやおや、こんなになっちゃって……かわいいですね、今夜はゆっくりお相手してあげますよ」
『あん、にほんさぁ……ん!』

次いで始まる、くちゅ、くちゅという水音。
『あ、ふぁ、ああああ!』女の嬌声。
「ふ……っく、まだまだですよ……」少し息の荒い日本の声。


台湾の心臓は早鐘を打っていた。
襖から耳を離したいのに、釘付けになって動けなかった。
(え、これって……)
『はぁあああん!』やたら甲高い女の声が聞こえる。「ふっ」と日本が息を吐く音が聞こえた。
(ヤッてる、よね?)

どっくん。どっくん。どっくん。

(あああ、私、本当に子供だったんだわ)

(日本さんはなんとなく、こういうのと無縁の人だと思いこんでた。いや、思おうとしてた)

これ以上その場に居てその音を聞くのは辛い筈なのに、だんだんと台湾の体は火照り、指が秘所に伸びていった。
そこからはすでに蜜が溢れ出し、指で少し嬲るとぞくぞくっと背筋を走る快感に襲われた。
「ふぁあっ」
思わず台湾の口から甘い言葉が流れ出したが、襖を隔てた場所に日本が居るのを思い出して慌てて声を押し殺した。
「ふぬぅ……」
これ以上はやめなきゃ、と思うが体が欲求に抗いきれない。
次第に指が秘部の奥深くに進んでいった。くちゅ、と水音がし、随分濡れていることが分かる。
(やだ……こんなとこで一人でしてるってバレたら、日本さんに軽蔑されちゃうのに)
だが、その背徳感までもが台湾の行為をいっそう激しいものにさせる一因でもあった。
(ん……はぁ……)
「―――素敵ですよ」
(あ……ありがとうございます……)
襖越しに聞こえる日本の声を、自らの行為と重ね合わせる。
目を閉じると、まるで自分と日本がまぐわっているような錯覚を受ける。

幾分か時間が過ぎた。台湾の秘所はしとどに濡れ、掌までが愛液で染まっていた。
絶頂が近いのを感じる。日本に貫かれる自分をイメージし、ここぞとばかりに深く指を突き立てた。

(あ……好きです、日本さん……)
「私も、愛してますよ」

偶然に台湾の心の声と日本の声が会話した。
(はあああああああっ!!!)
台湾は声に出さず絶頂を迎えた。
61かぐや姫台湾 :2010/03/17(水) 17:56:03 ID:PHzMqeS4
今回投下分は以上です。ではでは
62名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 21:18:19 ID:LF15LSOj
普通に検索すればでてくるのに、どうしてニコ厨は自己主張が激しいんだ?

そもそも髭の人の話は、ヘタリアにほとんど関係ない
他にでてるギリシャやオランダの話が、ここで語る話題だろう
63名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 21:18:57 ID:LF15LSOj
誤爆失礼
64名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 21:25:52 ID:dkDR9dr4
GJ!
オナする湾ちゃんが可愛すぎだよ。
姐さん格好良すぎです。
そして日本のお相手は…なんでしょうかね?やっぱ。
65名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 12:04:09 ID:m2bYwfhD
愛情テストにワロタw
メッコール2L一気飲みwww
66名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 12:39:28 ID:60SuDH5G
モナコさんキタ!

位置的に…兄ちゃんの箱入り娘か?と妄想してしまった…

このスレ的にはマグロ食わせろチームに美味しく頂かれましたになりそうだが。
67名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 20:42:45 ID:FcpNj7y6
マグロ女体化
68名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 01:02:59 ID:ZBb4POcQ
GJ!
台湾さん大好きだからすげえ嬉しかった!
続き待ってます

そしてやはり姐さんに惚れた
69 ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:35:04 ID:cRVL+dGc
流れをブッた切ってすみません。投下します。

【メインCP】ポーランド×ウクライナ
【傾向】二人は幼なじみではなく、最近つきあい始めた設定。
エロがなんか中途半端。あと、少しDMCネタあり。
70GATTAI(1/4) ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:36:58 ID:cRVL+dGc
この世に女として生を受けたからには、常に新しいことに挑戦し続けねばならない。物心ついた時から、彼女はそう思っていた。
「バンドをやってみようと思うの」
そう言ってベラルーシがロシアの前に姿を現したのは、とっぷり日も暮れた夜のことだった。
「バ、バンド……?」
いつものように体を震わせて妹から距離を置くロシアに、ベラルーシはこっくりと頷くと、可憐な容姿に似合わぬ、肩からさげた派手な改造が施されたギターを抱えあげると、唐突に首を激しく上下に振り始めた。俗に言うヘッドバンキングである。
「私は最後の独裁国 昨日兄さん犯したぜ 明日は姉さん掘ってやる!」
「ね、姉さんまで!?」
地の底から響いてくるようなしわがれた声で絶叫するベラルーシには、既に最愛の兄の姿も見えていないようだ。
「ガッタイ ガッタイせよ〜! ガッタイ ガッタイせよ〜!!」
「ひいい〜!助けて〜!!」
完全にク○ラウザーさんになりきって声を張り上げるベラルーシから、ロシアは泡を食って逃げ出したのであった。
71GATTAI(2/4) ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:41:14 ID:cRVL+dGc
(合体、か……)
昨夜、差し入れを持っていこうとロシアのもとを訪ねたウクライナは、そこに一緒に居たベラルーシが歌っていた事を思い出していた。
「?どうしたん?」
ウクライナと向かい合わせになってベッドに座り、彼女のブラウスのボタンを外していたポーランドが、怪訝そうに尋ねる。
「あっ、ううん、何でもないの」
「そんならええけど……」
ポーランドはブラウスのボタンを下の二つほど外さずに残しておくと同時に、上のリボンもそのままにしてある。
なぜ全て脱がさないのかウクライナは疑問に思ったが、頭の上にポーランドの手が静かにのせられると、
彼が何も言ったわけでもないのに、自らベッドからおりて床に膝をついた。既に自身を露わにしているポーランドは、
ウクライナの胸に左右から手を添えると、ペンの数本は平気で入りそうな魅惑的な谷間に自身を挟みこんだ。
「あっ……。すごい……」
その感触に思わず声をあげるウクライナに、ポーランドはいたずらっぽく尋ねる。
「何がすごいん?」
「だって……。すごく熱くて、ドキドキしてる……。男の人ってこうなってるんだなって……。
やっぱりポーちゃんも大人の男の人なんだね。子供の頃ロシアちゃんのを――ふにっ!?」
まだ話している途中だというのに、ウクライナはいきなりポーランドに頬をつねられた。
先程の嬉しそうな態度とは一転、ポーランドの表情は険しいものになっている。
「こんな事やっとる最中に他の男の名前出すなんて、どういう神経しとるん!?」
そう言われれば、確かにそうである。彼女はその鈍感さゆえ、恋人のみならず弟妹や隣国の者から顰蹙を買っていた。
「ら、らってそれは子供の時の話で、ロヒアひゃんやベラひゃんと一緒にお風呂に入ってた頃のことを……」
「そんでも許せん!」
素直に謝罪しないウクライナに益々怒りを露わにするポーランドは、彼女の頬をつねっている手に力をこめた。
「い、痛いっ!ごめん、ごめんね、ポーちゃん」
涙を流してやっと謝罪したウクライナに、ポーランドはまだ納得いかないような顔付きでフンと鼻を鳴らすと、
彼女の頭を掴んで亀頭を口の中に押し込んだ。
「んぐっ!」
そしてそのまま、ウクライナの頭を前後に強く揺さぶる。
「ん、んんんっ!」
ウクライナは苦しそうに眉をひそめるが、ポーランドは頭から手を離そうとはせず、冷たい声で告げる。
「手が留守になっとる」
彼の無表情な物言いに恐れをなしたのか、ウクライナは胸に両手を添えると、ゆっくりと上下に動かし始めた。
滑らかな乳房でこすり立てられ、ポーランドのモノはどんどん硬さを増してゆく。
ウクライナはいきり立ったモノを胸で揉みたてつつ、亀頭を舌全体で円を描くように愛撫する。
「……ハァ」
ふいに、ポーランドの吐息がウクライナの頭上から聞こえてきた。
(ポーちゃんも、気持ちいいのかな?)
ウクライナがそっと上目づかいにポーランドを見ると、頬を紅潮させて瞳を閉じた彼の顔があった。
それがなんだかとても嬉しくて、ウクライナは唇をすぼめると音をたてて亀頭を吸い上げた。
ポーランドはそれにとうとう根負けしたのか、おもむろにウクライナの頭から手を離した。
72GATTAI(3/4) ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:43:21 ID:cRVL+dGc
ウクライナは解放された嬉しさに、すぐさま肉棒から口を離した。だが、胸に添えられた手はそのままだ。
「ポーちゃん、なんだか、すごくアソコがジンジンするよお……」
既にぐっしょりと濡れた股をこすり合わせてウクライナが懇願すると、ポーランドは最初に見せたニヤニヤした笑みを浮かべて、
「フフン。女の本能で欲しがっとるんよ」
ウクライナの体を後ろに押して谷間から肉棒を引き抜き、彼女の手を取ってその場に立たせた。
「ほら、下も脱いで」
「う、うん」
ウクライナは待ちきれないという風に急いだ仕草でズボンをおろし、次にブーツを脱ごうとしたところ――。
「あっ、ちょっと待った!」
ポーランドがいきなり大声を上げたものだから、ビックリしてブーツにかけた手を止めてしまった。
「な、なに?」
「ブーツはそのままにしといて」
「どうして?」
「どうしてってお前……。そっちの方がずっとエロいし」
「え〜?そうなの?」
「そんなことも知らんの?これが男のロ・マ・ン」
そう言って額をツンとつつかれてしまっては、その言葉に従うしかない。
ウクライナは言われた通りにブーツは脱がず、脱いだズボンを両脇にどけた。
「でも、ブーツを履いたままで、どうやって……するの?」
頬を赤らめて訊くウクライナに、ポーランドはニヤリと笑うと、彼女の肩に手をかけてくるりと後ろを向かせ、
部屋の中央までグイグイと押していった。
「ちょっ、ポーちゃん?」
動揺するウクライナに、ポーランドはテーブルが置かれたところまで来ると、
「ここですればええ」
とテーブルを指差した。
「ええ?ここ?でも、こんなところでしたら、テーブル、壊れちゃうよ……」
ウクライナが咄嗟に想像したのは、テーブルの上でポーランドに組み敷かれている自分の姿だった。
グラマラスなウクライナの上に、男のポーランドが乗って派手な情事を繰り広げたら、何年も買い替えてないこんなボロテーブルなどあっという間に壊れてしまうだろう。
「ちゃうちゃう」
しかしポーランドは苦笑して片手を顔の前で振ってみせると、自分と同じ方向を向いたウクライナの片足を抱え上げた。
「えっ?なになに?」
困惑するウクライナをよそにポーランドは先走りにまみれた自身をワレメにあてがうと、一気に腰を突きだした。
「あ、あああっ!」
いささか乱暴ともいえる挿入に、ウクライナの声が部屋中に響き渡る。ウクライナが必死で息を整えている間に、
ポーランドはもう片方の手でブラウスからはみ出した胸をやわやわと揉む。
「……動いてもええ?」
両手をテーブルについて荒い息をつくウクライナ。テーブルはこの為のものだったのだ。
「い、いいよ……」
本当はもう少し余裕が欲しかったのだが、ポーランドの要求にはできるだけ答えてあげたいというのが彼女の願いだった。
ポーランド軽くうなずくと、ゆっくりとピストンを開始した。
「あ、ああんっ!」
しっかりと腰を掴み、奥まで打ちつける。それに反応した内壁が、肉棒を食いちぎらんばかりにきゅうっと締まる。
「やあんっ!ポーちゃん、そこダメえっ!突かれると、ピリピリするよう……」
甘い嬌声をあげるウクライナに、ポーランドは耳元で囁く。
「ウクこそ……。キツくしすぎだし」
「ううう……。なんか、すごいエッチだよお……」
上半身はブラウスのボタンを半分ほど外して胸だけを出しているし、下半身に身につけているものはブーツのみであとは丸出しだ。
その上、ポーランドは必要最低限のブツしか出しておらず、トップもボトムもきちんと身につけている。こんな格好では、二人とも全裸の方よりずっと淫靡だ。
「あ、あああ!あうっ!」
激しく突かれる度に、頭の中が蕩け、意識が薄くなっていく。
だが、同時に、先程から気になっていたある言葉が、ウクライナの頭の中で何度も浮かんでは消えていくのだ。
(これが……)
一際腰を強く打ちつけると、ポーランドはそのままウクライナの膣内で自らの精を放ち、彼女もまた彼に連動するように絶頂に達した。
73GATTAI(4/4) ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:45:32 ID:cRVL+dGc
「ねえ、ポーちゃん」
事後、二人でベッドで並んで横になっている時、ウクライナはポーランドに声をかけた。
「ん?」
ポーランドはベッドサイドに置かれた灰皿にタバコを置いてウクライナの方を振り向く。
「友達ってどうしたらできるのかなあ……」
悄然とした面持ちで言うウクライナに、ポーランドは大きく息をついた。
「なんや、まだそんな事気にしとったん?」
「そんな事って……ひどいよ!私は真剣に悩んでるんだから!……ポーちゃんにはリトアニアちゃんがいるもんね。うう……」
「ちょっ、変な勘違いされたら困るし。お前もハンガリーみたいな趣味持っとったんか?」
「違うけど……羨ましいもん……。男の人ってさ、恋人ができても男の人同士でいつまでも仲良くしてるじゃない……」
自分より年上なのに、まるで子供のように唇を尖らせて拗ねるウクライナが可愛くて、
ポーランドはくくくと笑い声を押し殺すと、唇をウクライナの耳元に寄せた。
「あいつは長い付き合いの友達やけど……。一番は、お前……」
その熱っぽい言い方に、途端にウクライナの顔が耳まで真っ赤に染まる。
「うううう……」
やはりどうやっても、彼にはかないそうもないと、ウクライナは思った。そんなウクライナなど露知らず、
ポーランドはケロっとした顔で言う。
「深く考えんでも、友達ぐらいすぐできるって。俺がリトと飲んでるみたいに、お前も女同士気楽に酒飲める時が絶対来るし。
そんで俺のことなんかほったらかしになるかもしれん。実際、お前狙ってる奴ってすげー多いんよ?」
「そ、そうかなあ〜」
ポーランドいう「狙ってる奴」とは、ウクライナが友達になりたいと願う人種とは随分違うのではないかと、
これには鈍い彼女も大きな疑問を抱いた。
「それに、お前には俺がおるやん。それに、弟妹も」
(弟妹……)
言われた途端、ウクライナの顔にロシアとベラルーシの顔が浮かんだ。
今は離れて暮らしているし、色々と問題もあるけれど、どちらも自分の大切な家族だ。
(それに……)
ウクライナは例の言葉を思い出す。
(ベラちゃんが言ってた合体ってのが、さっきまで私とポーちゃんがやってた事なんだよね……?
ポーちゃんとは結婚はできないけど、こうしていつでも一つになれるから……)
むしろポーランドとはきょうだいではなく他人で良かったのだと、自然と笑みがこぼれた。
「何なん?ニヤニヤして」
「なんでもなーい」
枕を抱きしめてポーランドに背を向けるウクライナに、ポーランドは上からダイブして体全体を抱きしめた。
「きゃっ」
「言うまで放さんしー」
「ちょっ、苦しいよおー」
そうして、恋人たちの夜はふけてゆくのだった……。

その頃ベラルーシはというと――。

カクカクカクカクカクカクカクッ!!
「ぎゃああ――!!」
「ひえええ〜!ベラルーシちゃんの公開近親逆レイプだ――!」
リトアニアが見る前で堂々とロシアを犯していた……。
74 ◆1FXKYa8rLw :2010/03/19(金) 01:47:02 ID:cRVL+dGc
以上です。失礼しました。
75名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 02:08:01 ID:b1zhXjtN
最初の文でバキを思い出してならないw
ポーもお姉ちゃんも可愛すぎて禿げた。
そしてベラウザーさんにならレイプされてもいい!
76名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 03:03:38 ID:lXVVCMD/
おおポーウク来た!
裸ブーツとは分かってるなポーw
GJでした!
77名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 16:59:20 ID:a2QKqyK1
ポーの大人な部分とあまあまの対比がいいなあ。GJ!
姉ちゃんもポーもナチュラルにエロでいい!

あとこれは言わせてくれ!

BMC!
BMC!
78名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 17:41:46 ID:QNaOBham
なんかリトに
「M男ですから」といわせたくなるなw
とにかくGJ!
79名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 23:12:28 ID:4IS/OYOp
BMC!
BMC!

ポーウクはなんかエロくて良い

80名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 05:23:44 ID:OosYz1Jp
GJ!ポーと姉ちゃんの雰囲気がすげえよかった。
あと自分も言っておきたい。
BMC!
BMC!

ベラウザーさんと資本主義のブタなアメリカとか見てみたい
81名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 23:17:45 ID:ZXT1C22B
「ひゅーほほほですわ!」
・・・と、リヒテンが巨乳ハンターになった図が突如頭に浮かんだ。
流れ豚霧&古いまんがのネタですまん。
82名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 23:01:23 ID:tlLKTDnM
古い漫画ネタなら、兄ちゃんならきっと変態仮面をしてくれるさと言いたい。
83名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 08:58:57 ID:lU05/vCo
ドラマCDの湾ちゃんが全力で天然で萌えた
先生って(笑)
84名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:40:34 ID:38xfvnZw
湾ちゃんが喋った!湾ちゃんが喋った!
85名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 22:08:06 ID:QkyLUa1r
お花見でどんちゃん騒ぎもいいね
86名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 01:42:53 ID:H8COEHRz
酒の入った眉毛が暴れるか、髭が股間に薔薇装備してセクハラするか…
87名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 00:42:45 ID:zGp1e+pW
花を見ながら外で・・・ってのも乙かもな。花弁を女体に乗っけて観賞したり。
ついでに野球拳…って野球拳ネタなら過去にあったか。
88名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 00:44:21 ID:B2aO+a9j
>>86
両方だろそれは
89名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 07:12:15 ID:Uq1kCRs2
花見なら、みんなが潰れた後のうわばみラト無双が見たい
90名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 14:38:34 ID:oMGWwBOx
なんか過疎るようになったね
さみしいなぁ
91名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 19:56:23 ID:1PQwkKYQ
おまけに大量規制

花見か
騒ぐ皆に隠れて二人でするのとか読みたいぞ
92名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 02:04:16 ID:0qlpXsYx
酔っ払いを介抱してるうちに…ってのもアリだな
93名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 02:26:05 ID:WolFKCs8
いいなそれ
94名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 21:56:39 ID:EtDADpSK
日本爺が、湾ちゃんの身体を盃にして
注がれた酒精に桜の花が落ちる電波を受信した
どうしてくれる
95名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 22:01:20 ID:ISPw7lfi
書けばいいと思うよ
96名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 12:28:47 ID:91IF1Ebt
桜が散ってしまうまえに早く書くんだ!
97名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 13:38:42 ID:hR4ESx4i
ちと古い記事だが
ttp://labaq.com/archives/51429918.html

これで水ぶっかけられてシャツがぬれスケになったウク姉妄想した。
水遊びしたら服がぬれて・・・って状況もおいしいと思うんだ。
98名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 00:07:15 ID:An69cH1f
99名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 22:52:11 ID:PRFwT5FY
そいや裸エプロンネタってないような気が。
ハンガリーさんが二重帝国時代にやってたら萌える。
100夜から朝へ、また夜へ:2010/04/19(月) 05:27:58 ID:fVV7fbgn
【メインCP】 オーストリア×ハンガリー
【傾向】 純愛
【その他】 エロ描写はなし(肉体関係にはある設定)

>> 99を見た勢いで書いた二重帝国時代の裸エプロンネタ
ラブコメってる感じです
PCから転送して携帯投下は初めてなので、何か変なことしてたらすいません
NGはIDか「夜から朝へ、また夜へ」で
101夜から朝へ、また夜へ(1/4):2010/04/19(月) 05:40:23 ID:fVV7fbgn
「ん……」
窓から差し込む穏やかな光と、庭から聞こえる小鳥のさえずりに目を覚ます。
「朝……ですか」
オーストリアは隣でいまだすやすやと寝息を立てている伴侶を起こさないよう、
ゆっくりと上体を起こした。
「……う」
あたたかな布団の中から急に外気にさらされ、少しの寒気を覚えてから思い出す。
昨夜の行為のあと、汗を流すどころか服も着ずに寝てしまっていたのだった。
そう、確か昨夜は随分とおねだりをされて、それで何回目だったか、もう体力が
もたないだろうと心配になった頃、案の定彼女は絶頂の直後に落ちてしまって
ああやっぱりと思いながら、少し休ませてから起こして風呂に入らせようと考えていたのに
やわらかい彼女を抱きしめていたら、その心地よさにそのまま自分もうとうとと……
「……って、朝から何を考えているんですか、私は」
オーストリアはそこで記憶を辿るのを止め、かぶりを振って早く身支度を整えようと
静かにベッドから離れて服をまとい、洗面所へ移動した。


オーストリアは基本的に早起きだ。
妙に几帳面な性格が災いして支度にやたらと時間がかかったり、
妙に完璧主義な性分が災いしておもむろに掃除などを始めたり、
そうした特異な行動のせいでその後のスケジュールが遅れることはあるのだが、
基本的には早起きだ。
なので、オーストリアが身なりを整えたあとにベッドに戻って、
その中の人物を起こすことはさして珍しくない。
昨夜は服を着る余力もなく落ちてしまうほど体力を消耗させてしまったし
きっとまだぐっすり夢の中だろう。
本日はそこそこ滞りなく身支度を終えたオーストリアが、そんなことを思って
寝室のドアを開けると、
「……おや?」
ベッドはもぬけの殻だった。
──かちゃん。
その時、硬い音が調理場の方から響いた。
「……食器の音?」
予想に反し、もう起き出して朝食の準備を始めているのだろうか。
意外に思いながら、相手がいるとおぼしき部屋を覗いてみると……
102夜から朝へ、また夜へ(2/4):2010/04/19(月) 05:46:40 ID:fVV7fbgn
「なっ……何をしているんですかハンガリー!!」
「ふぇ? あっ、オーストリアさんおはようございます。今、朝食の準備を……」
いつものはきはきした喋りよりは若干スローテンポな返事を途中でさえぎり、
オーストリアは声を荒げた。
「そうではありません! 何ですかその格好は!」
オーストリアの指摘したそれ、ハンガリーの服装は──いや、およそ『服』と
呼べるようなシロモノではなかったのだが──寝ていた時の格好の上に
エプロンをつけただけの……いわゆる『裸エプロン』と呼称されるものだった。
「えっ、あ、あの……」
なかなかに穏やかでない雰囲気にやっと頭が覚醒したのだろうか、
ハンガリーは叱られる子供のようにうろたえ、萎縮してしまった。
「話は後で聞きますから! 早く着替えておいでなさい!」
「はっ、はいっ」
ぴしゃりと言いつけ、その場からハンガリーを追い出す。
ぱたぱたと急いでオーストリアの横を抜ける時、翻ったエプロンと同時に
形の良い尻の曲線が視界に飛び込んできたのは誤算だった。
調理場から離れていく足音を聞きながら、オーストリアはピッチャーから
注いだ水をグラス一杯分ぐいっと飲み込む。
色々な要因で高まる動悸をおさえ、何故朝も早くからこんなことに……
と、一つため息をついた。


「あのぅ……」
服装を含む、身だしなみを整え終えたハンガリーがダイニングへやってくる。
「お座りなさい」
「はい……」
足取りが重い。大分こたえているようだ。
「それで、先程のお下品な格好は何だったんですか」
「ええと……朝起きたら、オーストリアさんがいなくて……
 それで、ああ寝坊しちゃったんだ、って慌てて……」
「エプロンだけつけて、朝食の支度を?」
「う、はい。半分寝ぼけてました……」
「……そうですか」
まあ、不可抗力みたいなものだろう。すっきりと起きられなかったのが
昨夜の体力の使いすぎだとしたら、自分だってその一因ではある。
そこを踏まえるとあまり叱りつけるのも可哀想だ。
そんなことを考え、オーストリアがあと一言注意して話を切り上げようとした矢先、
「……でも、半分は起きてました……」
ぽつ、とハンガリーが先ほどまでとは若干違う語調で話し始めた。
103夜から朝へ、また夜へ(3/4):2010/04/19(月) 05:52:48 ID:fVV7fbgn
「二重帝国になって、体を合わせるようになって、もう気の置けない仲に
 なったんだって思って……」
とつとつと語るハンガリーの思いつめたような空気。
オーストリアは彼女の言わんとするところを聞き漏らすまいと、真剣な面持ちで耳を傾けた。
「多分、私の一方的な思い込みだったみたいですけど……オーストリアさんにしか
 見せられないような格好でも、二人きりでなら普通にいられて、それで……」
「……それで?」
する、と長い髪を分け、大きな手がハンガリーの頬に触れた。
いつの間にか、オーストリアはハンガリーのそばに立っていた。
「それで……それで、可愛い、とか、思ってもらえたらいいな、って……」
「可愛い、とか……他には?」
赤くなった頬に頬を寄せ、耳元でささやく。
「他、には……ほかには……えっと……」
ちゅ、と耳のすぐ下に唇が触れ、そのままゆっくりと首筋を下りていく。
その感触にぴくっと身を震わせ、オーストリアの袖をぎゅっと握るハンガリーに
もう思考する余力は殆ど残っていなかった。
「……やはり、寝ぼけていたようですね」
唐突に身を離し、ため息混じりにオーストリアはそう告げた。
「え……え?」
「ハンガリー、よくお考えなさい……。あのような格好、可愛いという以上に
 扇情的だとは思いませんか」
「そう……言われると、そうかもしれません」
「そうかもじゃありません、そうなんです。朝からするような格好ではないんです。
 貴方だって、今のキスから先に進まれたら困ったでしょう」
「……困る半分、嬉しい半分……ですね」
「全面的に困りなさい、そこは」
えへへ、と照れ笑いを返すハンガリーに、少々脱力しながらオーストリアは返した。
104夜から朝へ、また夜へ(4/4):2010/04/19(月) 05:58:22 ID:fVV7fbgn
「オーストリアさんでも、ああいう格好でドキドキするんですか?」
「私を何だと思っているんですか……」
「だって、夜に寝室でそういう雰囲気になった時しか……ですから……
 朝にそういうことになるなんて思わなくって」
「普通にしててくだされば、そういうことにはなりません」
「うう……そんなに変でしたか……?」
「朝にするような格好ではないと言っているんです」
「じゃあ……夜だったらいいですか?」
「そうですね、よ……ん?」
はた、とそこでオーストリアの言葉が止まる。
何だこの展開の仕方は。
「わかりました! 夜にしますねっ」
「ハ、ハンガリー、別に私は……」
「あっ、やだオーストリアさん! いくらなんでものんびりしすぎです、お仕事の時間
 なくなっちゃいますよ。朝ご飯、食べちゃわないと!」
「……」
どうやら彼女の中では結論まで達してしまったらしい。
そしてどうやら次に行為に及ぶ夜は、あの格好でということらしい。
「オーストリアさん?」
ハンガリーは、もういつも通りだ。
いつもの、明るくて前向きで、オーストリアに一途で、オーストリアに優しくされることが
この上ない幸せだという、そんな……。
「……そうですね」
ハンガリーの頭を軽くなで、オーストリアは席についた。


朝食の後片付けは自分に任せて先に行っていてほしいと言ったハンガリーを残し、
オーストリアは仕事場へ向かう。
可愛いと言ってほしいのなら、言ってあげよう。
優しくされたいというなら優しくし、愛されたいというなら愛してあげよう。
何のことはない。夜の営みならば、夫婦として自然な行いだ。
そんなことを考えながら──
105夜から朝へ、また夜へ:2010/04/19(月) 06:02:34 ID:fVV7fbgn
以上です
これだと続きを書くにしてもプレイ内容自体は割と普通の純愛エロになりそうですが、
それで裸エプロンSSと言っていいのか…

台所ならではのプレイとか、そういうのをお求めの方は
保管庫のttp://red.ribbon.to/~himaparody/ss/wiki.cgi?page=8%5F558%2D562
に行かれた方がいいかもしれませんね
こちらの墺洪SSも裸エプロンネタではと思います

失礼いたしました
106名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 06:04:26 ID:tORqIzxs
乙です!可愛いなあ。
朝からいいもん見せてもらいました。
107名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 14:13:01 ID:1qh/FFE7
健気なハンガリーさんと、ピュアなオーストリアさん可愛いなあGJ!
何だか久しぶりに基本のオーストラリアさんを見れて癒された。
108名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 19:35:44 ID:/Cg5N14Y
GJ!
可愛い二人に和んだ。
最後の下りにすごく愛を感じる。
自分は裸エプロンと聞いて裸ウェイターが無理矢理セーシェルに
「俺もエプロン一丁なんだ!だからお前も裸エプロンしろぉ!」
と強制させてるのしか想像できませんでした。サーセン。

>>107
ラ!
ラはいりませんよ!
109名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 08:52:13 ID:2OxRYVW7
本命ktkr!
こういうほんわかした雰囲気の2人大好きです
110名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 17:16:18 ID:BtvbgqC4
>>108
書けばいいと思(ry

外の雨模様を眺めながら、
雨かー。外出できないなー。つまらないなー。家での楽しみ……えっち?
みたいな思考展開するキャラが頭に浮かんできて、我ながらエロパロ脳だと思いましたマル
111名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:49:54 ID:cEy3NX1v
>>110
未成年は家帰って寝な
112名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 20:05:04 ID:Ht5l/EPT
ゲームは夏発売予定なのか
何か妄想に繋がるネタ来たら嬉しい
113名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 16:22:08 ID:ty7uegz4
ハンガリーとリヒテンは出るか?って言われてるけど、確定情報が少ないよなぁ
なんか延期しそうな感じもするが、まぁ楽しみに待ってる

The本ネタだけど、リヒテンが着るはずだったパジャマをスイスが、
スイスが着るはずだったパジャマをリヒテンが、それぞれ着るのって
そこはかとなく官能的だ
スイスはあれを自分用と思ってるみたいだが、後日本当のことに気づいたりするんだろうか
114名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 22:49:40 ID:OmJPBgCQ
>>113
なんかまるかいてでは気付いてたようだな
「(リヒテンは)自分のパジャマを寄越したりして」とか言ってた

気付いたお兄様はパジャマをこっそりオナネタにしてても良いと思う
115名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 23:04:18 ID:ty7uegz4
>>114
まるかいての歌詞は知らなかった、教えてくれてありがとう

パジャマを汚さないようにできるのか
汚れてしまったら洗濯はどうするのか
大変だなお兄様は
116名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 23:31:25 ID:ZwYlgOQV
慌てて自分で洗濯できるのである!とか言いそうだなw
117お兄様の奮戦:2010/04/26(月) 03:12:20 ID:WOCCyIIH
>>113-116
こんな感じか
NGは「お兄様の奮戦」で

【メインCP】 スイス→リヒテンシュタイン
【傾向】 男のオナニー
【その他】 1レス小ネタ
118お兄様の奮戦:2010/04/26(月) 03:12:45 ID:WOCCyIIH
知らなければよかったかもしれない。そう思った。
普段、就寝時には各自部屋に帰ってからパジャマに着替え、そのまま床につくのが
習慣である。ふと用事を思い出し、こんな時間にリヒテンの部屋を訪問するまでは、
知らなかったのだ。
小柄なリヒテンには一回り以上大きなサイズ、女性用とは思えない簡素なデザイン。
どう見てもリヒテンの着ているそれは男物であった。
自分の着ているパジャマと見比べ、ある結論に達しようとしていた時、当の彼女の
口から答えがもたらされた。

「わ、私の方のパジャマを間違って渡してしまいまして……」
「そそ、そうであるか」
「あの……取り替えた方が、やはりよろしいでしょうか……?」
「いいいや、結構である! このままでも何ら問題はないのである!」

そう言って元々の用事もそこそこに切り上げてきた自室のベッドの中。
そんなこと、知らなければよかった。そう思っている。
なぜなら、そのことが頭について離れないからだ。
可愛い妹分の滑らかな素肌を包むはずだった布が、今現在触れているのは無骨な自分の肌。
そして逆も然り。交換したところで、いよいよ布を介した間接的な触れ合いを想起させるわけで
どうあがいても逃れられないのだ、この……
「!」
そんなことが頭を巡っている内に急所に血液が集まるのを察知し、急いでズボンに手をかけた。
──ふぅ危ない、ただでさえサイズのきついこのパジャマ、中で一物を屹立させてしまえば
だらしなく伸びてしまうことであろう。大切な妹分からの贈り物は、冷静な判断によって守られた。

「……」
しかし、端から見ればズボンを太ももの付け根までずり下ろしたその格好は、むしろ臨戦態勢である。
それに一旦大きさを変えた自身をなだめない限り、事態は好転しないではないか。

「……はっ……ん、うぅ……っ」
勃起し、先走りの液体で濡れた肉棒を自らの手で扱き上げる。強く激しく。早くこの状況を打開するために。
リズミカルな自分の動きに合わせて、ブラウスのフリルが揺れる。
同居している可憐な少女が、急にドアを開けてくる可能性が頭をよぎる。
心の中をひやりとさせるような背徳感、焦燥感をもたらすそれらは、しかしそれ故に情動を煽っていった。

「く、ぅ……っ!!」
快楽が頂点に達した刹那、押し殺しくぐもった声を出しながら、白濁液を発射する。
よし、これでよいであろう。絶頂を迎えて少しぼんやりする頭でそんなことを考え、
処理の終わった股間を見下ろす。
「……あ」
確かに暴れていた自身は大人しくなった。が、暴発した白い弾丸は、あろうことか
守るべきはずの贈り物──パジャマの一部を汚してしまっていた。

ああ、判断を誤ったか! いっそズボンを全て脱ぎ捨てて事に及べばよかったか!
いや待て。半脱ぎでブラウスを着たままの格好でドアに背を向けベッドに腰掛けていれば、
仮に他人に部屋に入られようとしても咄嗟の判断で事なきを得られるかもしれないが、
下半身丸出しではどうしようもなくなってしまうであろう。
どちらのリスクを取るべきか。戦場では直感的な判断が求められることが往々にして──

「……後始末を、するべきであるな……」
徐々に落ち着きを取り戻した頭は、ごくごく当然の考えにいたった。
とりあえず、粘ついた液体を拭い去って応急処置を済ませると、頭からシーツをかぶって
早く眠りにつけるよう、神に祈った。

翌日。よく晴れた朝。
今日はいいお天気ですから、洗濯をしましょうと持ちかけた少女の前に、
若干不自然なほど力強く、自分に任せるのである!と返答する男の姿があった。
119名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 05:55:16 ID:Jp8ctZw8
>>117
GJ!!お兄様ww
120名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 12:07:42 ID:t8UVT/4X
GJw
121名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 17:10:39 ID:hSls5JFY
仕事早いな!GJ
そういえばスイスは自慰好きだっけ…
122名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 17:24:27 ID:GXsyb46U
お兄様ったらwww
GJ!
123名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 22:25:13 ID:OKfoF6Vr
洗濯はお兄様の分担なんですね分かります
リヒの洗濯物でまた汚す事になりませんように
124名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 00:14:51 ID:7UqpzP6B
ちょっと待て
リヒの物洗濯出来るとか羨まし過ぎて全俺が嫉妬した

そういや下着の話は久しくしてないな
125名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 00:28:59 ID:if3jieKZ
時に、欧米では男性が女性に下着を贈る…なんてのがよくあるらしい。
イギリスとかは「で、どこが隠れんのこれ?!」みたいなの贈りそうだw
ゲルマン系は(興味あるくせに)女性下着売り場入るの嫌がりそうだな…
126名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 00:33:36 ID:aFPxCVah
同居してるがゆえの色々ってのは妄想がはたらくな
ソビエトとかハプスとかでも

下着って歴史上、結構変遷してるよな
とりあえずちびたりあを見る限り、かぼパンがあの頃にあることは確定してるが
リアルだとノーパンも普通にあったとか聞くし、まぁ階級とかでも違ってくるんだろうけど
女キャラ達が時代時代でどういう下着事情だったかを思うと、色んな意味でワクワクする
127朝とパジャマと兄妹と:2010/04/27(火) 20:19:33 ID:ORgJ6PlU
>>113-116を見てネタが浮かび

>>117氏に先を越されたけどキニシナイ!

【メインCP】スイス×リヒテンシュタイン
【傾向】自慰(♂) 本番無し
【その他】小ネタ

NGは「朝とパジャマと兄妹と」でお願いします。
128朝とパジャマと兄妹と 1/2:2010/04/27(火) 20:20:40 ID:ORgJ6PlU
朝露眩しく光るアルプスの夜明け。
天気は快晴。雲一つない澄み渡る青空の下、高峰の万年雪をバックに鳥の囀り響く何とも清々しい外の風景をよそに
陰鬱な気分に浸る男が一人。
「あー…」
長く気だるいため息。
ここ最近スイスの目覚めは不快感に始まる事が多かった。
一度しっかりと深呼吸をこなし心の準備を済ませてから、恐る恐る上掛けを剥いでみる。
ある程度の予測はついていたものの、やはりというか何というかそこには想像通りの光景が。
妹から兄へと贈られた、ピンク基調で丈の短いフリル多寡な可愛らしいパジャマ。
その寝巻きが今、幻想的な愛らしさとは裏腹に男性的な現実の前で大変な事になっていた。
じわりと濡れ広がり変色した股間部分。
もちろんの事、スイスは夜尿症など患ってはいない。となれば…。
「………また、やってしまった、……のである…」
淫夢を見た記憶がある。妹が相手だった。
言葉通りまさに夢心地の中で交わり合い、いざ最高潮というその時に
突然に夢と現実の間に橋渡しがなされ意識が完全、とまではいかないが半分ほど呼び覚まされた。
夢の中で頂点を迎えるとどうなるか、現実の思考で気が付いた時にはもう遅い。
発射準備に入ってしまったものを止める事などできるはずもなく、
焦燥感を抱いたまま強烈な快感の波に飲まれてしまい、
そして今この惨状という有様だ。
「本来はリヒテンのものだったと思うと…、妙に意識してしまって…、昂ぶってしまう。……いかんな」
改めてパジャマを一瞥し、一人ごちる。
被害はなかなか広範囲に渡っていた。
生暖かさとぬめぬめした感触は嫌悪感以外の何者でもなかったし
微妙に固まりつつある粘液は縮れた毛と絡み合い微妙な痛痒さを引き起こす。
更に衣服と上掛けの中で篭り蒸された独特の臭いがツンと鼻へ届きスイスを現実へ呼び戻した。
何はともあれ処理をしなくては、今のこのような場面を妹に見られでもしたら一大事である。
腰を浮かし下着ごとパジャマのズボンを勢いよく一気に引き摺り下ろすと
朝という時間帯ならではの生理現象真っ只中の自分自身と目があった。
「………お前と言う奴は…」
意気消沈の主人をよそに。
既に一回役目を果たしているにも関わらず尚も猛々しい姿を保つ自身の奔放さにスイスは辟易した。
常ならば自然におさまるのを待っているところだが
一刻も早く汚れたパジャマを洗い場まで持って行きたかったスイスは早急な手段にでる事にした。
右手でぎゅっと自身を握る。
「ん……」
慣れ親しんだ感触に思わず声を漏らす。
そしてそのまま握った手を上下に動かし竿を扱き始めた。
目を閉じて、先ほどまで見ていた夢の記憶の糸を手繰り寄せる。
妹、リヒテンシュタインを欲望のまま好きにした夢を。
「兄さま…」
声や、その肉感の生々しさを思い出しながら手を動かす。
鈴口からは透明な粘液がにじみ出て、指に絡ませて、先端にこすり付け、ぬるりとした快感を自身に加えた。
「兄さま」
現実感を帯びる声にスイスの熱はますます高まり自然と息も荒くなる。
「っ、リヒっ…。…っく、リヒテン…!」
握る手に力を込めて、加速する上下運動に合わせ、先端からの粘液も量を増した。
スイスの熱の塊は限界を超えて更に膨張し、今まさに快楽の頂点に達しようとラストスパートをかけたその時に。
「兄さまっ!」
リヒテンシュタインの声が聞こえた。妄想や夢でなく、隣から。
「あの、先ほどから何度かお呼びしたのですが、何やら夢中になられていたようで…」
ぺこりと頭を下げるリヒテンシュタイン。兄を呼ぶ為に声を張り上げた事を詫びているようだ。
いやそれよりも。
いつからそこに居たのであるか!?妹よ!
声にならない叫びが体内で響かせて、スイスは凍り付いてしまっていた。身も心も。
129朝とパジャマと兄妹と 2/2:2010/04/27(火) 20:21:36 ID:ORgJ6PlU
行為の様子をそのままに下半身を露出させ自身を握った姿勢で固まり、
そんな姿を妹に見られていたという事実に思考はフリーズして真っ白になっていた。
「お話は聞かせて頂きました。私の作ったパジャマが兄さまを苦しめていたなんて…」
リヒテンシュタインの長い睫が伏せらせる。
贈り物が汚された事よりも、
間違って自分のパジャマを渡し兄の精神の均衡が崩れてしまった事を悲しんでいるらしい。
「…責任を取らせていただきます」
何か決意したように呟くリヒテンシュタイン。
顔を上げぐっと小さな手のひらで握りこぶしを作ると、その勢いのままベッドに身を乗り出し
依然、天を仰いだままの怒張冷めやらぬもう一人の兄さまにそっと触れた。
「リ、リヒテンシュタイン!?」
他人の手肌に触れられるという未知の刺激により、ここでやっとスイスの硬直は溶け
更に予期せぬ妹の行動に思わず裏返った声が出た。
そんなものに触れさせる訳にはいかぬ!止めさせるのだ!とスイスの脳裏で理性が声高らかに主張するが
自身を握ったリヒテンシュタインの手が小刻みに動き始めると
発射寸前だったという状況も手伝い、快楽を求める本能の前で理性は容易く折れてしまった。
「ん…、熱い、です」
慣れた自分の手つきと違い、
どことなくゆっくりで、動きも単調、ストロークも短くぎこちないものではあったのだが
実の所、異性と意識してやまない妹の手で擦られる刺激に
剛直は今すぐにでも弾けてしまいそうだった。
少しでも長くこの快楽の時を愉しもうとスイスは歯を食いしばり耐え忍ぶ。
「…くっ、…っ……!」
「あ…、ビクビク…しています」
止め処なく溢れる先走りで手や指が汚れる事も構わずにリヒテンシュタインは一心に奉仕を続けた。
擦る動きに先走りの粘液が混ざり合わさって、
竿を握るリヒテンシュタインの小さな手の内からくちゅくちゅといやらしい音が響く。
音はスイスはもちろんの事リヒテンシュタインにも興奮を与え、僅かに頬を紅潮させながら兄を導く為の動きを加速させた。
ただの上下運動だけでなく、手首にスナップを効かせ揉みほぐすように扱いてみたり
親指で裏側の敏感な部分をぐりぐりと押して新しい刺激を与えた。
すると踏ん張ろうとしたスイスの健闘も空しく
元々高まっていた快感はぐんと更に急上昇して頂点を目指し、いよいよ臨界の時を迎えた。
「…!あっ、…くぅっ…!」
まるで噴水のように勢いよく、白い欲望がスイスの発射口から噴出した。
一度中途半端に止めていたのが影響しているのか、夢精後にも関わらず驚く程量が多い。
「っ!」
その量と勢いたるや、凄すぎて奉仕していたリヒテンシュタインの顔にかかってしまう程に。
「…う、…ぁ、…ぅ、…っ…、……、…………………」
荒く息をつくスイス。
長い時間をかけて射精を終えたスイスに訪れたものは恒例の倦怠感と、
そして今すぐにでも粉微塵にでもなって消えてしまいたいくらいの罪悪感だった。
妹のパジャマを汚しただけで飽き足らず、自慰を見られ、
そして手伝ってもらい、挙句放出したものを妹の顔にかけてしまうなど。
「…リ、リ、リヒテンシュタイン。あの…、これは、だな、その…、だな。つまり…」
言い淀むスイス。
普段からして饒舌といえる性質ではないもののこの状況においてはいつにもまして言葉がうまく紡げない。
そんなスイスを見つめながら、
それでもシーツに垂れないように顔にかかったものをどこか陶酔した様子で手で拭いながらリヒテンシュタインが。
「あの、…兄さま」
どこか遠慮がちな呼びかけ。
それはスイスがよく知る、頼みごとやねだり事を言う時の妹の態度であった。
「パジャマも汚れてしまいましたし、私も顔を洗わなくては…」
おもむろに指で形を作り、人差し指で一点の方向を指し示す。
スイスの目線は指の先を追う。確かその方向には………洗い場付きの浴室が。
「もしよろしければ、一緒に…洗ってくださいまし」
130名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 23:58:59 ID:tI2YRd5V
GJ!
リヒが積極的だがその知識は何処で…?
お風呂場編も待ってる!
131名無しさん@ピンキー:2010/04/28(水) 02:22:05 ID:wvYtZqCx
オナニー祭り会場はここですか?
GJw リヒは動じない子だな
132名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 12:13:30 ID:zXQIOmna
オナニー祭だからといってセックス禁止でもないよな
女の子がオナニー→見つかる→準備万端な据え膳おいしくいただきます
…な展開とかどうですか

>>125
微妙に遅レスだが、貴族なら手作りプレゼントで問題ないな、と思った
133名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 16:45:22 ID:YvurN6sh
局部にやたら手の込んだ刺繍入れる紳士と、
レース編んで作るベルか……
134名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 17:47:08 ID:dZmQ/Fur
変な職人魂が炸裂してそうだな>紳士
すけすけレースのベルギーさん美味しいです。

兄ちゃんとこの下着メーカーのストライキをふと思い出したが…
あれはエロスなのか…
135名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 19:56:03 ID:0K91tSLa
「今日はお兄さんと一緒に下着ストライキでもしようか」

こうですかわかりません
136名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 22:30:11 ID:PZoT14xk
自分は股間のバラがストライキ起こしたのを想像したw

イタちゃんが女性に下着贈るとしたら、「纏う宝石」と称されそうなのをデザインして贈りそうだな。

あと、貧乏で質素なものしか持ってない分、高い下着もらったらめっちゃ喜ぶウクライナとか。
137名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 23:24:38 ID:ryO9kmsC
ウクライナはサイズ的にあまりブラの種類選べないだろうから、
お洒落なのを貰ったら余計喜びそう
138名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 23:34:38 ID:gXT03bsc
確かにかわいいデザインや色の下着喜びそうだね〜
どうしてもサイズや値段重視になっちゃうだろうし

あと補正下着作ってもらって、「すごい!すっきり!」ってなるウクライナさんと
「しまった、あれ脱がしにくい…」ってなる男性国家を受信
139名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 00:14:09 ID:TiOpUTZL
贈った下着を女の子がつけてきてくれたとして、
やっぱそれを活かすべく、ずらし挿入とかの方向のプレイになるのか?
140名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 00:18:50 ID:8FQjW2w5
>>138

脱がせた瞬間、どどどどっばっぃーーーーーーーーん!!と激しい音を立てそうだな>ウク姉on補正下着
個人的に姉ちゃんには峰不二子ばりのライダースーツで谷間強調でもぷまいです。

ちなみに兄ちゃんちの下着メーカーのストライキ画像はググれば多分出てくるけどとっても切ない結果だよ。
リアルA川の天狗だよ…
141名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 00:29:15 ID:kgWLN0du
>>140
街というゲームのバッドEDにそんなんあったなーw
胸じゃなくて腹だったけど
142名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 11:56:32 ID:rZxciUfB
>>139
とりあえず着衣パイズリはエロいと思う
143名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 15:05:09 ID:Ox4ojbSD
パイズリって意外とおっぱいの大きさ関係なくやれるらしいな
裏筋を刺激できればいい訳で、寄せたとき谷間ができれば十分だそうだ
貧乳無乳でも板ズリと呼ばれる床オナみたいな要領のプレイにはなるそうだが

しかし巨乳に包まれるのはやはりロマンである
巨乳コンプレックス気味の子にパイズリ気持ちいいって言って元気づけてあげたい
144名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 00:07:04 ID:icEegTqA
>>133
国旗柄の刺繍が入った極小面積の下着もらって困惑するセーシェルを妄想した。

面積小さい系はハンガリーさんとかウクとか似合いそうだけど、
リヒが着てても(それはそれで)エロいと思う。
145名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 00:30:43 ID:Hsu8hH2u
ttp://www.honeybee-cd.com/heta_top.html

ピロートークでおもむろに羊を数えだすキャラ達を想像してうっかり和んだw
146名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 07:38:48 ID:xvANRIOw
同居+下着ネタ、
ロシアのパンツを洗濯したがるベラルーシしか思いつかなんだ
ベラルーシこそ下着をオナネタにするだろうな
147名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 09:32:18 ID:bgjX1p4r
>>144
自分は英とリヒで、
「別にお前の為じゃないんだからなっ」と刺繍入りハンカチをもらう
家に帰って広げたらセクシー下着で、困惑しながらもドキドキで試着
お兄様に見られていた

を想像したが、さすがにオナヌー祭り第3段ってどうよwと思って自重しますた
>>146
ベラは普通にかぶってそう
マトリョーシカみたいに
148名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 12:20:29 ID:7abCGMtU
>>147
洗濯場でベラがロシアのパンツを発見

さっそく そうび するかい?!
     エア もちろんだ
       ふざけるな

ベラは自分のパンツをぬぎすて、ロシアのパンツを そうびした!

後でリトがベラのパンツを発見

そうびしますか?!

…という構図が浮かんだ。異論は受け付ける。
149名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 22:29:33 ID:21akb3al
ちんこむしられたいって?はリトの為にある言葉

後は…分かるな…?
150名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 00:04:39 ID:I275S9zY
>>148
一方で、「ごめんねロシアちゃん!お姉ちゃんパンツ買うお金ないの!」
と姉がパクったパンツを、妹の仕業と思っているロシアさんもいたり
まあ9割方は妹
151名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 00:32:46 ID:tXytEVeJ
同居オナネタ、枕やシーツとか好きだ
152名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 11:43:17 ID:q4oUq/B0
>>150
むしろ姉は盗んだパンツを妹に売るくらい腹黒でも良いw

ここまで書いて思ったが国の下着って御利益ありそうだな
153名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 13:49:35 ID:a1Q87jnB
ベラはガチでロシアのパンツかぶって寝るから…
154名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 17:31:03 ID:4uYNRQ23
むしろロシアは妹との同居中どうやって下着を洗濯してたのか気になってきた
普通に干してたら狙われるし
155名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 13:31:01 ID:6uDDR/H9
やむをえず使い捨てか、誰かのとカモフラージュして干すか…
パンツ専用SPとかいたら間抜けだw
156名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 13:51:34 ID:TcYasoE+
諦めてパンツはくのやめる
157名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 16:41:33 ID:OVtc8Z5m
男がパンツ穿いてなくても嬉しくないなあと思ったところで、
ウクライナが貧乏過ぎて、上着脱いだら全裸で
「お姉ちゃん下着買うお金無いの…」
とか言って誘惑(援交?)する電波なら受信した
158名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 23:29:38 ID:qZ7J5PYc
この流れでウクベラ姉妹は恵まれたバディを活かして、
キワドイ下着とか水着とか着た写真集出せば、借金返済の足しになりそな気がした。
159博愛主義者のプレゼント:2010/05/05(水) 07:41:14 ID:zPtNz8hS
【メインCP】 フランス×ウクライナ
【傾向】 和姦。セフレか援交っぽい
【その他】
 スレ内の雑談ネタを色々使わせてもらってます。
 この場を借りて御礼申し上げます。 

NGは「博愛主義者のプレゼント」でお願いします。
160博愛主義者のプレゼント 1/5:2010/05/05(水) 07:41:46 ID:zPtNz8hS
「ウクライナちゃんっ ジョワイユーズ パーク!(イースターおめでとう!)」
「きゃあっ!?」
ぱっしゃ───ん。
出会い頭、フランスは手に持った小ぶりのバケツを勢いよくウクライナの方へ傾けた。
狙い通りに中の水が飛び出すと、首尾良く目の前の女性の肩から胸にかけてかぶさり、
そのまま服のラインをなぞるように滴っていく。
「いやあ、君の家の辺りだと女性に水をかける習慣があるって聞いたよ。
 お兄さん、それとっても素敵なイベントだって思ったね!」
「あ、ありがとう……でも、えっと……」
「いやいや謙遜することはない! 水かけ最高! ブラ線最高!
 もっと胸を張ってくれて全然……ん?」
「……うう〜」
ぺっとりと濡れたブラウスが貼りつく胸を隠すように、自分で自分の体を抱くウクライナ。
白いブラウスは水を含んだことによって当然その色をなくし、内側にある物の色形を
外界にさらけ出す。しかし、フランスが期待していたものはそこにはなかった。
「……ウクライナちゃん、ブラどしたの?」
ただただ艶やかなピンクがかった肌色が広がる肩を眺め、フランスが問いかける。
「ううっ、あのね……今日使う予定だったのがね、壊れちゃってたの……。
 使い古したのだったから寿命だったみたい。でもね、他の下着ね、
 ちょうど皆洗濯中でね……」
うつむいて自分の不運とドジを告白するウクライナ。水浸しで涙目になっていくその様子を
端から見ていた人がいたならどう思っただろうか。金髪髭サイテー、女の子いじめるな
ちょっとそこ代われ、などと思われても致し方ない。人の多い町中でなく、ウクライナの
家の前でスタンバっていてよかった。そんな思考がフランスの頭を巡った。

「そうか、なんだか大変だな……」
「ううん、いいの。あなたは何にも悪くないもの」
「いやいやいや! 女の子を泣かせたままとあっちゃぁ、世界のお兄さんの名が廃る!
 というわけで、優し〜い俺から君にコレをプレゼント!」
やおら懐に手を突っ込み、しゅるっと衣擦れの音を響かせて取り出したその物体は……
「わあっ、可愛いっ」
「だろう? 我が国自慢のブランドが手がけた特注の一品だ!
 デザインモチーフとして薔薇をあしらってるから、さりげなくお兄さんとお揃いになれるのが
 オススメポイントだな!」
バチカン☆ と、決めウィンクを放ちながら一組の下着を差し出す。
「ほ、本当にもらっていいの?」
「ああ、もちろんさ。そして何故こんなものを俺が持っているかというと、
 まぁ平たく言えば紳士のたしなみってヤツだな。女の子の喜ぶ顔のためなら
 これぐらいいつでも召喚できて当たり前なんだよ皆」
「? 皆って誰?」
「うん、いや、ウクライナちゃんからじゃ『なんでそんなの持ってるの』って
 ツッコミが期待できそうになかったから、お兄さん自分で済ませてみたのさ」
「よくわからないけど、そうなんだ。ありがとう、何だか色々お世話になっちゃって……」
それでもプレゼントを辞退する素振りは見せず、ちょっと照れながら
下着を受け取るために腕を伸ばす。すると、先程まで隠れていた二つの突起が
その姿を現した。
161博愛主義者のプレゼント 2/5:2010/05/05(水) 07:42:43 ID:zPtNz8hS

(おおっ、眼福!)
水の冷たさによる刺激のせいか、ピンク色の頂きは普通の状態よりもその存在を
強めに主張しており、目の前の男の視線を縫いとめることなど造作もなかった。
「本当はお礼したいんだけど、私貧乏だから……大したものはあげられないよ……」
ちょっと申し訳なさそうに見上げるウクライナ。上目遣いと巨乳のコンボは強力だ。
ちょっと欲望がだだもれしかけたフランスは、次の瞬間素直に願望を口走っていた。
「はは、そんなこと気にしないでくれ。体で払ってもらえば十分だよ」
「そう? うん、わかった」
「うんまぁ断られるって思ってたけどね、言わずにはいられな……って、ええ!?」
「え? え?」
「えっ、本当にいいの?」
「え?」
「え?」
「えっと……お礼は体で……で、いいんだよね?」
「え、うん。いや待って。変なボケかましたお兄さんが悪かった。混乱させてすまない」
すうっ、と一呼吸。
「確認しよう。体で払うの意味はわかるかな? セックスのことなんだけど」
「うん」
即答。
「そ、そう……。いやぁダメ元でも言ってみるもんだねえ」
「ホントだね。私もダメ元でお金ないって言ってみてよかったよー」
「はははっ」
「ふふふっ」
これから致すには少々不釣合いなほど爽やかな笑いが響いた。


ウクライナに招かれて入った家の中。
フランスはベッドに腰掛けてプレゼントを試着中のウクライナを見ていた。
「しかし、ちょっと意外だったかな。君、あんまりこういうことに頓着しないんだ。
 ひょっとして、こういうの好きなのかな? 俺と同類だったり?」
「ええっ、違うよぉ! プレゼントもらえて、仲良くなれるならってだけで、
 何もないのにこんなことしたりしないよ〜」
「あ、ああそう……」
したたかというかなんというか。天然なのか計算なのかよくわからない。女の子って不思議。
そう思いつつも、まぁそんなミステリアスさも女性の魅力の一部だね、とも同時に思いながら、
自分の贈り物に包まれていくウクライナを眺める。
「サイズ、どうだい?」
「うん、丁度いいみたい。すごいなぁ、私こんな可愛い下着ほとんど着たことないよ。
 なんかわくわくしちゃうな、えへへ」
「喜んでもらえたなら光栄だ」
「あっ、でもすぐ脱がなきゃいけないんだよね。ちょっと残念」
「ん? そのままでもいいんじゃないか? こっち来なよ」
162博愛主義者のプレゼント 3/5:2010/05/05(水) 07:43:22 ID:zPtNz8hS

言われる通り、ブラとショーツを身につけた状態でベッドに乗る。
フランスは後ろから抱きしめるように手をまわすと、豊満な二つのふくらみを
手の上に乗せた。
「あ……」
ひとしきり、たゆんたゆんと遊ばせると、布と肌の隙間に手を滑り込ませて
柔らかな肌を直接揉みしだきはじめる。
「んん、あ、ブラ……食い込んじゃう……」
「痛い?」
「う、ううん。そこまでじゃない……」
「そう、じゃあ刺激の一環と思って愉しんでくれ」
言いながら、ブラの中で見えないピンク色の突起をきゅっとつまんだ。
「あんっ、や……そこ、そんなのされると食い込みのことなんてわかんなくなっちゃうよぉ」
「いや、わからないならわからないでいいじゃないか」
苦笑しながら、なおも敏感な部分への刺激を続ける。
「気持ちいいって感じてくれればいいんだ」
「う、うん……あ、でも私だけ気持ちよくなっちゃ、お礼にならないよ……」
「おっ、嬉しいこと言ってくれるねえ。優しい子はお兄さん大好きだよ」

ブラの中から手を抜き取り、ウクライナの正面にまわると肩に手をかけて
そのままゆっくり押し倒す。自分は横になったウクライナの上に跨ると、
勃起しはじめの愚息を取り出して谷間の上に置いた。
「じゃあ、その肥沃な大地で俺を包み込んでくれるかな?」
ウクライナの手を取って胸まで誘導すると、何をすべきか理解した彼女が
二つの丸みを横から押しつぶすようにして肉棒を谷間の中へ埋める。
準備が整ったところでフランスが腰に体重をかけ、前後運動を開始した。
「……は、う……んっ」
滑らかな肌の中を何度も往復する。押し進める時は瑞々しい弾力に押しつぶされ、
引き抜く際に少し乾いた布の感触が混じる。なかなか新鮮な感触だ。
しばらくそれを続けていると、先端から透明な汁がしみ出してきて、
フランスの楔とウクライナの谷に潤いをもたらした。
「ん……濡れてきたね」
「ああ、それは……こっちもかな?」
フランスは前傾姿勢をとき、体を支えていた腕を解放すると
手でウクライナの体のラインを辿りながら下へ降ろしていって、
秘所を覆うショーツに触れた。
指をぐっと押しつけると、じわりと液体がしみだしてくる。
163博愛主義者のプレゼント 4/5:2010/05/05(水) 07:44:00 ID:zPtNz8hS

「あっ、やん、やだそれ、もどかしいよぉ」
ショーツごしにぐにゅぐにゅと愛撫され、思わず声と不満がもれる。
気持ちいいことは気持ちいい、けれどたりない。
「欲しい?」
「うう……そんなこと聞かないで……」
「そうか。俺は挿れたいんだ」
「うん……」
「挿れるよ」
「……ん」
こくり、と頷くのを確認し、フランスはショーツに手をかけた。
脱がすのではなく、クロッチ部分を横にずらして、その部分だけをさらけ出す。
充血した肉芽に指を押し当てると、ウクライナの腰がぴくんと跳ね、
じゅわっと愛液があふれてきた。それを自身の先端に塗りつけ、
入り口付近にぐにぐにと擦りつけて狙いを定めると、ゆっくりゆっくりと
膣内に挿入させていった。
「ん、んふ……あ、あっ、はいって……っ」
一旦ずぶずぶと奥まで押し進め、挿れきったところでずるっと引き抜く。
「ふあっ、あ、やだぁ、抜いたらもれちゃうぅ……」
こんこんと湧き出す愛液は、塞いだ棒が抜けるたびに穴の入り口から垂れ落ちる。
「もらしちゃうんだ? 気持ちいいんだな」
「もう……っ。うん、気持ちいい……もっと激しくしても、いいくらいだ、よぉっ」
「了解だ。じゃぁちょっと腰浮かせてごらん」
言われる通りにウクライナが腰とベッドの間に隙間を作ると、フランスはそこに
手をまわして腰を引き寄せ、より深く結合する体勢を取った。

「あっ、ああんっ、なか、すご……いっ! こすれ……っ!」
短く早いストロークで抉るように楔を打ち込んでいく。
とろとろになった体内が肉棒を絞るようにざわめき、締めつける。
「ひぁっ、あっ、ああん! いい、いいよぉっ、あっ、ああっ!」
突き上げるたびに口からこぼれる喘ぎ声と、ぐちゅぐちゅと響く卑猥な水音が
二人の性感を高めていく。
「あ、だめ、もうだめっ! くるのっ! きちゃうのぉっ!」
じんじんと下腹部が限界を訴え、荒い呼吸でそれを伝える。
「いいよっ、は……っ、思いっきり……っ、昇天してくれっ……!」
本能の赴くまま、がつんがつんと腰を打ちつける。
二人の汗と愛液と先走りの混じった液が結合部から大腿部にかけて
双方の粘膜と皮膚を濡らし、性器とその周り全体が性感帯となって
快楽の波の中に二人を飲み込んでいった。
「あん、あ……っ! は……ああああああああああああっっっ!!!」
ひくっと一瞬呼吸が止まった後、ひときわ強烈な締めつけと甲高い叫びが
部屋にこだました。
「……っ!!」
剛直をぎゅうっと搾り取られ、吸い込まれるような感覚が絶頂へ追い打ちをかける。
鋭い射精感が体内を駆け上った直後、ふっと脱力すると同時に灼熱の怒張が
びくんっと大きく跳ね、熱い白濁液を肉洞の中に噴出させた。
「はぁっ、あっ、は……っ、は、あ……っ」
「はっ……ふ、ぅ……っ」
お互い乱れた呼吸を整えながら、結合部分を引き離す。
絶頂後の虚脱感に包まれた二人は、ゆっくりベッドにその身を預けた。
164博愛主義者のプレゼント 5/5:2010/05/05(水) 07:45:05 ID:zPtNz8hS


「すまん、ショーツ汚しちゃったなぁ……」
ウクライナの秘所からあふれた液体と、半萎えの自身を引き抜いた時に
こぼれたものとで、ところどころケフィア的なものが付着し、そしてそれを含む
色々な液体でぐちょ濡れになった布きれを見て、フランスは謝罪した。
「うーん、大丈夫だよ。これは洗って、今日最初にはく予定だった方を
 使えば済むことだもん」
そう言ってレースで飾りつけられたショーツを脱ぎ、元のシンプルな方を
身につけた。デザインといい、色合いといい、ブラとショーツが見事な
コントラストを……奏でるはずもなく、そのチグハグさを晒していた。
「お兄さん、それはどうかと思うんだよねぇ……」
「うう〜、でも誰が見るわけでもないし……」
「いや、俺が今見てるよ?」
「それはノーカウントでいいんじゃないかなあ?」
「それってどういう……いやとにかく、お兄さんとしては
 そういう男の子のロマンを壊すような行動はいただけない!
 そこでだ!」
「?」
フランスがおもむろに懐をまさぐり何かを取り出す。
その手には果たして、別の下着一組が握られていた。


二度目のプレゼントの授受に際し、またお礼に関するやり取りがあったとかなかったとか。
165博愛主義者のプレゼント:2010/05/05(水) 07:45:41 ID:zPtNz8hS
投下終了です。
ありがとうございました。
166名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 15:00:55 ID:RNVIatiO
着衣エロGJ!


そうして兄ちゃんは何枚もウク姉に下着を貢がされるのでしょうな。
167名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 18:45:06 ID:kBMZi0Yz
良いオチだw
お姉ちゃん可愛いGJ!
168名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 21:57:57 ID:5JdddxF8
GJ!

さすが兄ちゃん、手慣れてるな
ウク姉可愛いぞww
169名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 23:46:29 ID:MJeneRUe
お姉ちゃんの泣き虫とおっちょこちょい設定はもっと評価されてもいい

兄ちゃんは本気出せば世界一周100人斬りくらいできそうな気がする
170名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:34:32 ID:YjV6MXio
けれど迫ったところで本気扱いしてもらえず、軽くあしらわれてしまう可能性もある…>フランス兄ちゃん

前にあったランキングで一夜を共にしたい国でイタリアとスペインが上位だったな。
171名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:35:05 ID:Tlgdz2JU
道ゆく全ての女子国に下着をプレゼントしまくる兄ちゃんを妄想してしまったw
兄ちゃんなら100人切り可能かもな。
イタちゃんは…頑張れば誰かやらせてくれるかも…。
172名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 02:24:21 ID:k6UUwFAa
欧米の女性は(汚らしく見えるからという理由で)下の毛を脱毛するというのを聞いたが、
ヘタの女性陣もパイパンにしてるのだろうか…ゴクリ。
173名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 19:21:51 ID:+EMm0OXu
モナ子の体(もしくはセックス権)がカジノの景品になる電波を受信した
なんか真面目そうだしそういうの嫌がりそうだがそれがまた良い
あと眼鏡にぶっかけたい
174名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 23:53:20 ID:KmZoApxC
>> 171
ハロウィンでいたずらする気満々だったり
道を尋ねる程度の間柄でもベッドインしようとしたり
勝手にスカートめくったり勝手におっぱい触ったり
兄ちゃんは結構押せ押せタイプなイメージがある

>> 172
パイパン普通に好きだけど、その理由が
「綺麗な自分を見てほしいから…」とかだと確かに可愛いな

>> 173
その電波はエロ神様の啓示かもしれん
遠慮せず書きたまえ
175名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:42:21 ID:6RwmF11k
学ヘタ台本を見ると、騙して二人きりの状況に持ち込むくらいの
変化球は持ち合わせてるみたいだな、兄ちゃん

それはそうと、The本1巻インタビューのおっぱい触った報告の後が気になる
オーストリアやスイスは何か思うところはなかったのか
176名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 19:04:10 ID:8yvPRMMF
んなこと報告されたハンガリーさんの胸中の方も気になる訳だが
177名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 23:09:24 ID:PE9rlSlX
その夜、昼間あったハプニングのせいで胸への愛撫の際になんとなく意識してしまい
初めてでもないのにドギマギするオーストリアさんとハンガリーさんか

かわいいと思います
178名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 23:39:47 ID:t227suMr
ベルギーさんとオランダさんの兄妹のツーショットに色々みなぎった
179名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 02:10:12 ID:M5fbOGh8
なんか一夜の過ちを犯した後のような表情と距離感だった
180名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 14:06:47 ID:vIVSuzb+
自分はあの蘭白は言いにくい過去を持ってるような感じを受けた。

兄ちゃん襲っちゃったよみたいな…
181名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 14:18:41 ID:Gp+z57jc
あの微妙な距離感はそそるな
182名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 21:54:46 ID:bJU4UrAf
ttp://digimaga.net/2010/05/scientists-find-stone-age-sex-toy.html

ドイツは紀元前からドイツだった模様です。
183名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 22:08:14 ID:OEAz75pV
>>180

だって同じ国だったんだし。
そこからベルギーが独立したんだし。

つまり、兄妹でけっこ・・・
184名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 23:30:05 ID:+cx0Efu6
確かにあの距離感はどっちかというと元夫婦っぽい
兄妹なのに元夫婦ぷまいです
185名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 00:07:20 ID:bJU4UrAf
離婚した兄妹…ってか。

妄想が膨らむねえ
186名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 00:14:25 ID:EcUTminH
>>182
ここはゲルマンさん何か一言
187名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 14:04:46 ID:qxN1wrya
エロくなけりゃあ人類は発展せん!

さておき、3巻まで1週間切ったわけだが。
どうかどうか白湾越モナが喋ってくれますように!!
188名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 20:53:19 ID:Icyadyju
韓と湾ちゃんの話が読みたい
エロ無しでも良いから二人がいちゃいちゃしてるのが見たい
189名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 22:44:09 ID:OOI0JhX0
あの二人は初々しいというか若々しい雰囲気が良い
韓国は女の子にもセクハラするのかな
190名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 22:54:32 ID:+t8gPAv6
冗談のつもりで湾のスカートめくったら赤面涙目され、
予想外の反応にワタワタする韓とかいいと思います。
191名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 07:16:37 ID:uZH5OTGH
韓とか勘弁してくれ
192名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 08:37:17 ID:HptkybBT
なんで?
193名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 18:53:57 ID:RzjPEjmy
Y.萌えのスタイルは十人十色。苦手なシチュ・カプが出てもスルーします。
  ネタ投下者が事前に用意する注意書きをよく読んで判断、うっかり転んでも泣きません。
194名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 19:03:38 ID:V/qufkmC
トレカとかの軍服着たキャラたちを見てて、やっぱ軍服萌えるなーと再確認
戦場の小休止に、地面に軍服敷いて青姦とか
滑らかな素肌の上にゴツ目のジャケット一枚羽織る、絵的なギャップとか
なんかそういうのってそそる
195名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 20:41:48 ID:pcg7hhVa
不謹慎だが、占領下で好き勝手にやられまくるシチュ大好物です…
196名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 23:48:24 ID:2pnB/FCn
蒸し返すようで悪いが、韓がエロパロ主演になるといろんな意味でドキドキする。
ほら、アニメ化にあたってあんなことやこんなことがあった国だし、
その国の人(なおかつ日本語分かる人)がこのスレ見てないとはいいきれないもんなあ。
その辺は職人の裁量に任せるけど。

そんな自分は上だけ軍服+下はパンツ萌え。ただし女子に限る。
197名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 01:20:01 ID:nHZdnfbI
ストパン見てて下さい
198名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 05:35:04 ID:FGa819y9
マジレスするとキャラを悪改変してなきゃ大丈夫
(例:レイプ犯にするとか)

…だが、このような話題が出た以上
韓国が再び男優になる可能性はほとんど無くなったな
残念
199名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 10:27:41 ID:nHZdnfbI
そういう芽を摘むこというなよ
200名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 18:34:38 ID:LusbETRK
韓は腫れモノなんだよ、触らないのが一番平和
201名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 19:13:10 ID:nHZdnfbI
今までにあったし、そして何もなかった
職人さんは気にせず書いて下さいよ
202名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 21:17:45 ID:koCXwMcK
韓だめな人多いのかな…
以前職人さんが書いてたウク姉と韓の話好きだった
またああいうの読みたいな
203名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 23:46:15 ID:TMlJySOv
とりあえずnHZdnfbIが韓だいすきな事は良く伝わった。
あとはその熱意をSSに昇華すればいいと思うんだぜ!
204名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 22:26:37 ID:/z3deonf
正座で3巻ネタ待ち
205名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 23:26:35 ID:1uQy+q0M
もう買ったんだが、3巻ネタはいつから解禁でおk?
206名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 23:50:28 ID:SReaqMNr
とりあえず公式発売日(21日)までは待ってもらいたい
207名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 23:52:07 ID:aiU3jZ16
エロパロ板のしきたりはよく知らんが、
一般的には公式発売日の正午くらいがラインかね
208名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 00:17:46 ID:ebfueiag
0時辺りかなと思ってた、ありがとう
正午まで裸に正座で待ってる
209寝待月夜:2010/05/20(木) 09:05:34 ID:xJueSoXz
【メインCP】 オーストリア×ハンガリー
【傾向】 純愛。オナニー(女)。実況プレイ(女が実況)
【その他】
NGはIDか「寝待月夜」でお願いします。
210寝待月夜(1/13):2010/05/20(木) 09:06:36 ID:xJueSoXz
前回、二人がセックスしたのは二日前。
ハンガリーとしては、本当は毎日でも夫に抱かれていたいと思うものの、
彼の主義なのか彼女への気遣いなのか、実際に行うのは数日おきだ。

「……オーストリア、さん」
ベッドの中で軽く彼の袖を引っ張ってこちらに注意を向けさせると、
パジャマ越しの胸板に顔をすり寄せる。
誘っているような、ただ甘えているだけのような、どちらともとれる動作。
それに応えるように大きな手が無言で彼女の頭に置かれる。
しかし、それはいつまでたっても体のどこを触るでもなく、ただ髪をゆったりと
梳く動きを繰り返すだけだった。
それをもって、彼女は昨晩に続いて今夜も汗をかくことはないのだということを悟った。
残念だと思う気持ちはあるけれど、この結果になることはある程度予想できていたし
ただ最愛の男性の腕の中でまどろむのも心地よいことには変わりない。
今日は髪への愛撫を思い切り堪能しようと、往復運動を繰り返す指のその動きに
合わせるようなペースで、顔を押しつけている胸板にそのまま頬ずりを始める。

さあ、飽きるまでそんなことを続けよう──そう思った矢先に、
何故かオーストリアの手の動きが止まった。
「……?」
不思議に思って顔を上げると、間近には困ったようなオーストリアの顔。
「あの……どうかしました?」
何か言い出すタイミングをうかがっているように見えたので、
こちらの方から促してみようとハンガリーが切り出す。
「……明日の予定なのですが」
「はい」
「仕事の相手先の方へ出向く用事がありまして」
「はい……」
「それが少々遠出なものでして」
「……」
「明日は早めに出たいと……思うのですが」
「……はい、わかりました。それじゃあ、もう寝なきゃですね」
その発言は、先程とは違って予想外のものだった。
だから、今度は本当に残念で。
でも、わがままを言ってさらに困らせるなんて嫌だった。
だから、なんでもないように笑ってみせた。
「ええ。……おやすみなさい」
そう言ってオーストリアが体を離そうとした刹那、ハンガリーがぐっと身を乗り出して
彼の頬に唇をちゅ、と吸いつける。
「おやすみなさい、オーストリアさん」
これで我慢しますから、このくらいは許してくださいね?
そんな表情をオーストリアに投げかけて、それから眠るための体勢に戻って目をつぶった。
早く明日が、明日の夜が来てくれるようにと願いながら。


前回、二人がセックスしたのは三日前。
このくらい間があけば、彼が誘いを受けることは珍しくない。

暮れなずむ空を眺めながら、コトコトとスープを煮込んでいる時は
思わず鼻歌がこぼれてしまうほどに胸を躍らせていた。
だというのに。
「……冷めちゃった……なぁ」
食卓で一人、待てども待てどもいつもの顔が見える気配がない。
さすがに一般的な食事の時間帯を大きく過ぎてしまっては……と
しぶしぶ手をつけた夕飯は、言葉通りの『冷たい食事』になっていた。
211寝待月夜(2/13):2010/05/20(木) 09:07:11 ID:xJueSoXz


一人分を残した食事の後片付け。入浴。着替え。ベッドメイク。
それらを行っている間も、ハンガリーは頻繁にエントランスの方を気にしていたけれど
何の物音もしないままに時間が過ぎていく。
はぁ、と一つため息をついて、部屋の明かりを落とすことにしたが、
それでも彼がもし帰ってきた時に困らないようにとダイニングや
寝室までの廊下の照明はつけたままにしておくことにした。

緩慢な動作でもぞもぞとベッドに潜り込む。
上掛けを引き上げて布に包まれると、肌に触れるシーツがひんやりとした感触を伝えてきた。
「なんか、冷たい……」
二人で寝る時に自分が先に床に着くことはしばしばあったし、
今日の気温が異常に寒いというわけでもないのに、
ここしばらく感じなかったような冷たさだとハンガリーは思う。
「オーストリアさん、どうしたんだろう……。
 お仕事、泊まりになっちゃった……のかな?」
連絡もできない程の忙しさに見舞われてしまったのだろうか。
体調を崩さなければいいのだけれど……。
ハンガリーの胸中に小さな心配が広がる。
「でも、私がこんなところで唸っていてもどうなるものでもないよね……」
どうせ知りえないものを想像するのなら、そんな不安を抱えるよりも
もっとプラスになるようなものがいい。
そう頭を切り替えて、ついでに体勢を変えてみた。

仰向け状態からうつ伏せになって、枕に顔をうずめてみる。
二人共同で使っている石鹸の香り。その中にほのかに混ざる男性的な匂いを
鼻腔いっぱいに吸い込んだ。
「オーストリアさん……」
本来なら、もっとはっきりしたそれを思う存分堪能していられるのに、と思う。
本来なら、二人用のベッドをこんなに広く感じることもないし、
本来なら、ぬくもりを分け合ってシーツの冷たさなどすぐにどこかへいくはずだ。
本来なら……。

「今日は……期待してたんですよ……?」
届くはずのない訴えが口からこぼれる。
ころんと寝返りをうって、開かれる様子のないドアを見つめる。
期待通りに事が運んでいたならば、静かにあのドアが開けられて、
ゆっくりとベッドに入ってきてもらって、様子をうかがいつつも
何もなければそのまま寝てしまう彼がきちんとこちらを向いてくれるように
時に言葉で、時に態度で自分の意を示して、そうしたら彼が
優しく受け止めてくれて……。
「オーストリアさん……オーストリア、さん……」
頭の中で、愛しい人の手が自分の体に触れる。
ありありと想起されるイメージは、現実のハンガリーの体をも甘く痺れさせる。
「ん……」
何かに突き動かされるように胸元へと持ち上げられた手が、そのまま
むにゅっと布越しの柔らかいふくらみを包み込む。
オーストリアの手とは大きさも動き方も違うハンガリーの手。
それでも、何の直接的刺激もない空想にいくらかの現実感を与える効果は十分で、
脳内の愛撫のイメージと断続的な胸への刺激が相乗効果となって
ハンガリーの行為をエスカレートさせる方向へと駆り立てていった。
212寝待月夜(3/13):2010/05/20(木) 09:07:42 ID:xJueSoXz

「オーストリアさ……たりない、です。もっと……っ」
いるはずの……なのにいない相手に向けて懇願する。
手がそろそろと下の方へ移動して、ネグリジェのすそをかいくぐり、
下腹部を包む下着に触れる。
こんなもの、本当だったらきっともう取り払っているのに。
脳裏に浮かぶオーストリアがハンガリーの衣服に手をかける動作とシンクロさせるように、
ゆっくりと下着を、服を脱ぎ去っていく。
しかし、脱がせてあげる彼の服はないし、合わせる素肌もなければ、
背中に回されるはずの控えめな筋肉を備えた腕もない。
その事実が、半分残った理性に現実を突きつけるけれど、
それによって引き起こされた羞恥心は、むしろハンガリーの性的興奮を刺激した。
今しがた脱ぎ捨てた衣服を、近い方のベッドの端──ドアの反対側のベッド脇から
床へ落とすと、そのまま体と足が軽く丸められ、想像上でオーストリアの、
現実にはハンガリーの右手が秘所へといざなわれる。


「んく……あ、ふ……ぅっ」
じわりと湿り気を帯びていたそこは、いつものオーストリアへの反応とまでは
いかないものの、右手指による入り口の訪問を喜んでつぷりと受け入れた。
──オーストリアさんだったら、こんなにすぐに刺激しないで、
もっと丁寧に触ってくれると思う、けど……──
焦らすほどの時間をかける前戯というものは、思ったよりも難しいもので、
ハンガリーの手は段々とオーストリアの手の動きのトレースから離れていき、
体の疼きを慰めるためのみの動作へとシフトしていった。
自分で自分の敏感な場所を探り当て、自分の好きなようにそこへ圧力をかける。
「……は、んぅっ」
指を引き抜くと愛液がじゅわっと入り口からこぼれ、もう一度差し入れる際に
くちゅ、と小さな水音を立てた。
指先、第一関節、第二関節……。じわじわと自らの指を侵入させていき、
膣壁の上側の気持ちいい場所に指の腹をぐぐっと押しつけようと──

──ガチャ、バタン。
「……っ!!??」
唐突に耳に入った、遠くのドアの開閉音。
飛び上がるかと思うほど跳ねた心臓と、混乱する頭、硬直する体をそのままに
ハンガリーは、音のした方へとなんとか聴覚を集中させる。
ルームシューズがカーペットとぶつかる時の、控えめな足音が規則的に届く。
まさか。ひょっとすると。もしかして。
「オ、オーストリアさん……?」
帰ってきてくれた。
どうしよう。
ほんのさっきまでなら、どうしようの後には嬉しいと続いて、
エントランスへ飛んでいって出迎えをしたことだろう。
しかし、今のこの状態ではとてもそんなことはできない。
誰もいないと思っていた時とは比較にならない羞恥心と、
なにかいけないことでもしてしまったかのような罪悪感がハンガリーを襲い、
パニックに拍車をかける。
とりあえず、服装を整えて──やっとそこに至るまで思考力が回復したが
時すでに遅し。足音は寝室の部屋の前でぴたりと止まり、
音をさせないくらいのゆっくりとしたスピードでドアノブが回されると
静かに、静かにドアが開けられた。
そう、先程ハンガリーが想像していた通りのように。
213寝待月夜(4/13):2010/05/20(木) 09:08:30 ID:xJueSoXz

「ハンガリー……もう寝てしまいましたか」
寝ている人物を起こさない程度の小声がベッドへ投げかけられる。
ドアに背を向けている状態では顔は見えないものの、声ではっきりわかる。
愛する夫、オーストリアが帰ってきたのだ。
どうやら彼はハンガリーが寝ているものと思ったらしい。
脱いだものは反対側のベッド脇に落とされていてドアからは死角になっているし、
自慰行為は布団の中で行っていたので、ドア方向からのぱっと見では
ベッドの中の人物が横向きに体を休めているだけかのように見えるというわけだ。
「……」
ハンガリーは息を潜めてオーストリアの動向をうかがう。
彼は帰ってきてから寝室へ直行してきたようだった。だからもし、今から
食事や入浴をしようとするなら、ひとまずこの部屋から離れてくれるはずで。
そうなってくれれば、遅まきながらもきちんとした服装で
おかえりなさいと声をかけてあげられるのだ。
オーストリアがそんな行動を取る可能性は大いにありうると思うが──

ぱた……ん、と最低限の音をたててドアが閉まる。
オーストリアの取った選択肢とは果たして……そのまま寝室へ歩みを進め、
就寝中の者を起こさないようにしつつ、パジャマを取り出すために
クローゼットを慎重に開ける、というものだった。
(どうしてあなたは、ご自分の食事とかなんとかよりも私の方へ来てくれるのを
 優先するんですかー!! しかも私が今寝てると思ってるなら、それ亭主を置いて
 先に寝ちゃってる妻ってことになるじゃないですか! いいんですか、それで!)
突っ込みだか責任転嫁だかよくわからない独白がハンガリーの頭の中に流れる。
しかし、そんなオーストリアだから好きになったのであって、だから抱かれたいと思って、
色々あって今みたいな状況になっているのだ。
本当は怒ったりする気なんて毛頭ない。
すごく嬉しい。
これ以上、大好きな相手に不義理をはたらきたくない。
だから。

ゆっくりと上半身を起こし、オーストリアの方を向く。
クローゼットに対面し、ベッドに背を向ける格好になっている彼には、
それだけではこちらに気づいてもらえないようだ。
「オーストリア……さん……」
ズボンを下ろし、タイをしゅるっとほどくその背中に、小さく声をかける。
「ああ、ハンガリー。ひょっとして、起こしてしまいまし……」
首だけ動かしてハンガリーの方へ向いた途端、オーストリアが固まった。
ハンガリーは上掛けで肌を胸まで覆っていたとはいえ、肩から手にかけて
何の布にも覆われていない腕を見れば、彼女が一糸纏わぬ姿であることは
すぐに想像がつく。
真っ赤になったハンガリーの頬が、さらにそれを裏付ける証拠になっていた。
214寝待月夜(5/13):2010/05/20(木) 09:09:19 ID:xJueSoXz

「あー、その……」
同じくらい赤くなって視線をさ迷わせ、かける言葉を探している様子の
オーストリアに対して申し訳なくなったハンガリーは、そこで腹を決めた。
「すみません、オーストリアさん!」
「は、はい……?」
ぐっと体を折って頭を下げるハンガリーに困惑するオーストリア。
「私、オーストリアさんは今日はもう帰ってこないんじゃないかと思って、
 一応明かりは消さないようにと思ったんですけど、でも自分は一人で
 寝る準備しちゃって、それでオーストリアさんがいないならって、
 その……Onánia……を……」
目をぎゅっとつぶって一気に思うところをまくし立てる。
が、自慰行為をしていたという告白部分はさすがに恥ずかしく、
うっかり母国語でしゃべっていた。
そんなことをしても意味は普通に通じてしまうだろうに、
何をやっているのかと思うと、また余計に恥ずかしさがこみあげてくる。
頭を下げたまま上げられない。
部屋に沈黙が訪れる。
返事もなく、顔も見れない状態で、彼が今どんな胸中であるかを思う。
性欲の強さに呆れただろうか。
自制心のなさをはしたないと思っただろうか。
嫌われて……しまっただろうか。
最悪の可能性が頭の隅に黒いよどみを形成する。
考えただけで、目頭がじわりと熱くなった。
「ハンガリー……」
謝罪体勢のまま微動だにしない彼女の名が呼ばれるが、やはり顔は上がらない。
オーストリアがクローゼットから離れ、ベッドの上、ハンガリーの隣へと移動する。
「……っ」
何を言われても弁明できない、どんな叱りの言葉でも受け止めなければと
ハンガリーが意を決した。

「一人で……さみしかったですか」
大きな手が栗色の髪の上に、ぽんと置かれる。
覚悟していた方向とは別のベクトルの言葉を投げかけられ、
思わず顔を上げると、その拍子に目尻からぽろっと雫がこぼれた。
「!? そ、そんなに不安にさせてしまってたんですか……?」
オーストリアは、いつも通り優しかった。
「ちが、違うんです……わ、わたし……」
泣きたくなんて全くないのに、ぼろぼろと雫が落ちるのを止められない。
緊張の糸がゆるんだ時の涙というものは、なかなか厄介だ。
こちらは安堵したのだというのに、相手は困惑するばかりになってしまうから。
「嫌われる、かと……っ、思って……」
「何を突拍子もないことを……」
彼の言うことももっともだ。自分は何を心配していたのだろう。
本当に、よっぽど混乱していたのだと、ハンガリーは心の中でため息をついた。
変なところで困らせてごめんなさいと、もう一つ謝りたかったけれど
嗚咽混じりの声ではやっぱり困らせてしまうだろうと考えて、
今はその包容力に甘えてしまおうと、体を寄せて目の前の胸に顔をうずめる。
「さみしかった……。さみしかったです……」
彼女の言葉を聞きながら何も言わずに背中を抱き、頭をよしよしと撫でるオーストリア。
やっぱり本物の体温と心音と腕の力強さと大きな存在感は、イメージのそれらよりも
ずっと心地よく、ずっと愛おしいものだとハンガリーは感じる。
胸元まで布団を引き上げていた手を離してこちらも相手の背中に回し、
しばらくそうして抱き合ったままでいた。
215寝待月夜(6/13):2010/05/20(木) 09:09:45 ID:xJueSoXz


「……オーストリアさん」
落ち着いた頃に身を離し、今度は相手の顔をまっすぐ見た。
「おかえりなさい、オーストリアさん」
微笑んで、やっと伝えたかった言葉を告げた。
「ただいま、帰りました」
一緒に笑ってくれるかな、と少し期待してみたけれど、相変わらず表情には
あまり感情を出さないタイプの彼の笑顔は見られなかった。
それでも、その顔から先程の困惑は消えていたので、きっと安心が
伝わったのだろうと思った。
「お食事とお風呂、どうされました? まだなんじゃないかと思うんですけど」
「食事は遅くなったので外で済ませてきました。
 お風呂は……今日はそのまま寝ればいいかと思ったのですが……」
「えー、お風呂に入った方が気持ちいいですっていつも言ってるのに」
「水は貴重品なのですよ。私もいつも言っていますが、貴方はお風呂に関しては
 もう少し節約意識を持っても構わないと思います。けど……」
「?」
なんでもない日常会話の中で、何故かオーストリアのセリフの末尾が言いよどむ。
なんだか頬も赤いし、あまりハンガリーの方を向こうとしていない。
「ええと……ハンガリー」
ごほん、と咳払い一つ。
「その、えー……終わった、のですか……?」
「??」
「ですから……Onanie、の方は……」
「っ!」
急激にハンガリーの顔がのぼせ上がる。
発音がちょっと違いますけどオーストリアさんの母国語でもその単語はそのままじゃないですか!
と少し脱線した突っ込みを心の中で入れてみたが、そんなことで気を紛らわすことは
もちろんできなかった。

「え、ええっと……えっと、まだ……終わってない、です」
恥ずかしいけれど自業自得だ。
観念したハンガリーははっきりと報告をした。
「……そ、そうですか」
「はい……」
自業自得だけれど、やっぱり恥ずかしい。全く何の羞恥プレイなのだろう。
「よろしければ……ここからは、私がお相手しても構いませんが」
「……え? えええっ!?」
「な、なんですか、そんな大袈裟な……」
「えっ、だって、オーストリアさんから誘われることがあるなんて、
 全然考えたことなくって……」
「え、私から? ……ああ、まあ、そういうことになるんでしょう……か?」
「へ?」
なんだか話がかみ合わなくなってきた。
相変わらずオーストリアの視線はハンガリーを直視しない。
話を整理してみよう。
夫が帰ってきたら妻が自慰をしていたことを告白してきて
さみしかったかと尋ねたらそうだと言われて抱きつかれ、
そのあとご飯にするかとかお風呂にするかとか訊かれていた。
おまけに彼女は生まれたままの姿で、上半身を露出して彼の目の前にその姿を晒していた。
ああ、それで男がその気になったとして、果たしてどちらが誘ったと言えるのだろう。
なんだかもう、本当に恥ずかしくなって、ハンガリーは考えるのをやめた。
216寝待月夜(7/13):2010/05/20(木) 09:10:24 ID:xJueSoXz

「えっと……えっと、じゃあ、後でお風呂には入るんです……よね」
「……そのつもりです。貴方がそれでよろしければ」
「……」
断るはずなんてないのに。
今すぐにでも押し倒してくれて構わないのに。
でも、そういった線引きをなるべくつけるのがオーストリアという人物で。
だから、こちらも誠心誠意、自分の意思を示すべきなのだ。
「オーストリアさん……私、あなたに抱かれたい。
 さっきまでのさみしさなんか忘れてしまうくらい、私をあなたで満たしてください……」
言いながら、両の手でオーストリアの顔を包み込む。
誘われるままに彼の唇が彼女の唇へ重なった。
数回、ついばむような軽い口づけを交わしたあと、おもむろにオーストリアが
ハンガリーの後頭部を抱え込み、深くゆっくりとしたキスを与える。
彼女もまた、相手の首に手をまわしてしっかりと抱きつき、その行為を受け入れる。
唇と歯列を割って侵入してきた舌を、もう一つの舌が待ってましたと言わんばかりに
絡ませようと懸命に動く。それを知ってか知らずかオーストリアが
上顎や歯や歯肉や、彼女の口腔内の至るところを愛撫するようにねぶり回すと、
息苦しさともどかしさにハンガリーの目に涙が浮かんだ。
「んふ、ん……む、ちゅぷ……」
鼻にかかった息が彼女の唇からもれると、ようやく彼の舌が求めに応じて絡み返す。
互いの唾液が混じったあたたかいプールの中で、二つの舌が絡まり合う。
「んぅ、んんっ。ちゅく、ぁむ……ぷは、あ……っ」
口を離すとハンガリーの唇の端から二人分の唾液の一部があふれて垂れ落ちる。
脳の酸素が薄くなり、肺に空気を入れることに専念していてそんなことを気にもとめない
彼女の代わりにオーストリアが顎をぬぐってやると、感謝の意を込めた笑顔が返された。

「……ハンガリー」
「はい……んっ」
ハンガリーの胸の二つのふくらみがオーストリアの両手に覆われる。
彼の大きめの手に、それでも収まりきらない豊かな胸。
自分の手ではダメだ。やはりこの人の手でなければ。
待ち望んだその手が今日はどんな風に愛してくれるだろうと期待が高まる。
だが、胸部に添えられた手はそこで静止したまま動かない。
「ハンガリー、ちょっとよろしいですか……?」
「えっ、あ、はい。な、なんですか?」
先程名前を呼ばれたのは、これから愛撫を始めるという呼びかけではなく問いかけだったのか。
なんだかいつもとは変わった段取りに戸惑いつつ、彼にその先を促した。
「……一人でしていた時、その、どの辺りまで……進みましたか?」
「ええっ!?」
予想だにしていなかった質問だった。
「ど、どうしてそんなこと、を……?」
「貴方の体の状態を把握しないことには、適切な対応が難しいのです」
「え、は、はあ……」
それは彼の完璧主義である気質のせいなのか、彼女への優しさゆえなのか。
おそらく両方だろうなあと思いながら、ハンガリーは今日何度目だかわからない
自分の自慰行為の説明をすることにした。もう今日はそういう日だと割り切るしかないだろう。
オーストリアをちゃんと待っていられていれば、こんなことにはならなかったのだから
きっとこれは自己責任だ。そう、ハンガリーは腹をくくった。
「えっと……オーストリアさんのこと考えながらパジャマ越しにお胸を触って、
 そうしてたら我慢できなくなって、裸になって、あ、あの、下の……部分に
 指を出し入れしてたらいっぱい濡れてきて、それでもっと中をいじろうと
 その指を半分くらい挿れたところで、オーストリアさんが帰ってきました……っ!」
早口で一気に吐き出してしまえば、早くこの羞恥から解放されるかと思ったものの
やっぱり恥ずかしいことには変わりなかった。
自分で自分の頬が熱くなるのを感じながら、ちらとオーストリアの様子を
うかがってみると、何故か少しぽかんとした表情をしていた。
217名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 09:27:57 ID:2nXEmxsb
支援必要?
218寝待月夜(8/13):2010/05/20(木) 09:36:13 ID:xJueSoXz

「あ、ええ、その……ご丁寧な説明で大変結構でしたが、絶頂を迎えたかどうか程度でも
 よろしかったのですが……」
「えっ、そ、そうでしたか」
それは早く言ってほしかった……と思ったものの、早合点して勝手に色々しゃべってしまったのは
自分の方だと思い直したハンガリーは、もう今日はそういう日なのだと再度自分に言い聞かせた。
ただ、もう少しこの頬の紅潮を落ち着けたいと思うとなかなかオーストリアの顔を見られない。
顔をうつむけて少し視線をさ迷わせる。
(……あ)
それは偶然目に入ってしまったものだった。
けれど、一度気づいてしまったらそこから目が離せなくなった。
オーストリアの白いシャツのすそが覆い隠している彼の下腹部。
そこが窮屈そうな様子だったので、持て余していた手慰みに……というのは
失礼だとも思ったけれど、とにかく何かしていたいと思った瞬間、
両手をその場所へと伸ばしていた。
体を前傾させると、両胸がオーストリアの手に押しつけられる。
「ど、どうしたんですか、ハンガリー……?」
「えっと……失礼しますね」
どうもしない。
ただ、少しでも気を紛らわせたかったのと、
オーストリアに何かしてあげたいと思ったのと、
一人の時に何度も思い描いていたそれの実物を手に取りたくなったのと、
どれでもあるし、どれか一つでもない。
突然のハンガリーの行動に驚いたのか、オーストリアは、いいともいやとも
言わずに彼女の行動を見守っていた。

ぷち、ぷちとシャツのボタンを外すと、それまで押さえられていた反動で
オーストリアのペニスがハンガリーの手の中に飛び込んでくる。
「わ……」
それは予想していたよりもずっと、熱く硬く大きくなって脈打っていた。
自分の手の中で、びくびくと自身の存在を訴える様子が愛おしい。
ハンガリーは痛くしないようにと心がけてそれを優しく手で包み込むと、
慈しむようにゆるゆると撫でた。
……それにしても。
「もう……随分大きい……ですね」
不思議に思ったことをそのまま投げかけてみる。
キスをして、それから愛撫の範疇に入るような入らないような程度で
胸を触って……それだけで、これほど元気になってしまうなんて。
……それだけで?
そうではないのだろうか。
「オーストリアさん……私が一人でしてるって言って……
 それがどんな風だったかっていうの、聞いて……ドキドキしました?」
「……っ!」
オーストリアがもらした小さな呻き声と手の中の剛直がびくっと跳ねた感覚で、
ハンガリーはある推論に達する。
自分が性的な意味でどのような状態にあるかを口に出すのは、本当に恥ずかしい。
そして、その羞恥心は聞く側であるオーストリアもある程度感じているものでは
ないだろうか。
その羞恥心が性的興奮を煽るがゆえに、オーストリアの自身はこのような
反応を示すのではないだろうか、と。
「……オーストリアさん、実況プレイが……お好みなんですね」
「え、い、いいえ、そのようなことは……」
「でも、手の中……どんどん熱くなってます……。
 オーストリアさんがお好きなら、私……頑張りますから」
自分だって羞恥心にさいなまれることになるけれど、そこはもう開き直った。
ハンガリーにとって、もう今日はそういう日だと結論づけられたのだ。
219寝待月夜(9/13):2010/05/20(木) 09:37:43 ID:xJueSoXz

「オーストリアさん、私、オーストリアさんの前戯好きですから……
 手、動かしてもらっても……いいですか?」
「え、あ、ええ……」
思い出したかのようにオーストリアの手がハンガリーの両胸を刺激する。
たぷたぷとふくらみ全体を弾ませながら、時に圧力をかけ、時に撫で回す。
もうある程度ハンガリーの体ができあがっていることを考慮して、
いつもはもっと時間をかけてやっている行為であるところの突起への刺激も
早々に行ってしまうことにした。
「あっ、そこ……きゅって摘まれると、お腹の中がじんって……
 しびれちゃ……あっ」
呼吸が乱れる中で懸命に体の変化を説明するハンガリー。
内容もさることながら、その健気な様子がさらに興奮を呼び起こす。
「オーストリアさんの……どくどくいって……苦しそうです。
 それに……」
「……それに?」
熱っぽく潤んだハンガリーの目を覗き込む。
「それに、もう……私、欲しくて……ですから、
 オーストリアさんの、ください……。お願い、します……」
ためらいがちに、しかしはっきりと伝えられる懇願。
オーストリアは、肯定の返事の代わりに触れるだけのキスを贈って、
ゆっくりと彼女の体をベッドを倒した。

「あ、あっ、ふぁ……はいって、くる……っ、ああっ」
秘部とその周囲、内股やその真下のシーツまでを濡らすほど
ぐっしょりと蜜をたたえた壷が亀頭の先端をずぶずぶとくわえ込む。
「あんっ、そこ、いい……その先っぽ当たってるとこ、あっ、
 気持ちいい……ですっ、ふぁんっ!」
先程彼女の口から解説された、入り口から指半分ほどの位置にある箇所。
中断された時からずっとお預け状態だったそこへ、待望の刺激が到来する。
「いっ、いやっ、いれてもらった、ばっかりなの、にぃ……っ、あ、
 も、もうきちゃ……あっ、あんっ、ああん!」
早くも押し寄せる快楽の波に翻弄され、シーツをつかんで耐えようとするけれど
そんな抵抗が功を奏するわけもない。
オーストリアは刺激点をはずさないように、挿入直後は押しつけて圧迫するだけだった
剛直を密着させながらの前後運動に変更していきながら、段々とその加減を調整していく。
「やっ、ずんって突いてるの……っ! あ、熱いのずんずん突かれちゃうのっ、
 あっ、あっ、すご……いい、です……っ! あ、もう……あっ!」
ぎゅっと目をつぶるハンガリーの体内で、絶頂へのカウントダウンが始まる。
「い、いりぐちで、あっ、いっちゃう……いっちゃ……あんっ! も、だめ……っ、
 だ、め……ぅあっ、ふ……ああああああんっっ!!!」
ぴんとハンガリーの足が伸び、体が弓なりにそって、肉洞が中の異物を強く締めつける。
「は、はぁ……っ、ふ、オ……オーストリアさ……もっと……は、
 あ、はぁっ、もっと、おく……はいってきて、くださ……いっ」
きゅうきゅうと断続的な収縮を続ける肉壁が、オーストリアを奥へ奥へといざなう。
「ハンガリー……」
無理はしなくていい、と言いかけた言葉を、オーストリアは少し迷った挙句飲み込んだ。
そんなことを直接ハンガリーへ言っても何にもならない。
彼女の言葉も、見た様子も、下腹部から伝わる肉襞のわななきも、
それら全てが行為の継続を望んでいるということを彼に伝えていた。
無理をさせてしまうかどうかはオーストリア次第。
そう肝に命じて、秘裂の奥まで、穴の中を押し広げながらゆっくりと侵入していった。
220寝待月夜(10/13):2010/05/20(木) 09:38:40 ID:xJueSoXz

「ふああぁ……っ、ぜ、ぜんぶ、はぁっ、わたしのなか……
 ぜんぶ、オーストリアさん、に……い、いっぱいに、されて、ます……」
とろとろの媚肉がひくひくとよろこびに打ち震える。
「少し……このままでいましょうか」
眼鏡をはずしてシャツを脱ぐと、上半身を倒し、彼女に覆いかぶさるようにしてそう伝えた。
「え、で、でも……」
「すぐに終わってしまうには、惜しいですから」
「……」
そう言われてはハンガリーも反論できない。
それが半分オーストリアの気遣いだとは察しがついたけれど、
彼に奥まで貫かれたまま、その腕に包まれているのは確かにとても気持ちいい。
しばらくオーストリアに抱かれてままでいると、ふいについ数十分前の
状態が思い起こされた。
今なら、オーストリアの匂いを存分に楽しんでいられる。
今なら、ベッドを広く感じることなんてないし、
今なら、シーツに冷たさの代わりに愛しい人のぬくもりがある。

「オーストリアさん……」
なんだかとても浮かれた気分になって、オーストリアの両頬に手を添えて
自分の目の前まで誘導すると、無言でキスをねだってみた。
「んむ……ん、ちゅ……」
自分の舌先で相手の舌をつついてみたり、唾液を交換して嚥下してみたり、
口腔内だけでなく唇とその周りまでなめ取ってみたりと、思いつく限りの
遊びを実行して、繋がったまま、抱き合ったままの状態を楽しむ。
最後にオーストリアの口元のほくろを唇でちゅうっと吸うと、
彼の体がぴくっと身じろぎし、同時に柔肉の中で怒張がびくんと跳ねた。
それを合図に、お互いの意識が結合部へと注がれる。
性器に血液が集まって、充血による膨張が行われるたびに、
どくん、どくんと二人分の鼓動が感じられる。
「オーストリアさんの……硬くて大きいの……今、すごく熱くなってます……」
「……」
「動いて……ください、いっぱい。こんなにされたら……私もう、
 我慢の限界ですよ……?」
221寝待月夜(11/13):2010/05/20(木) 09:40:32 ID:xJueSoXz

無数の襞のざわめきを堪能しながら、大きくゆっくりとした抽送から開始する。
「ふぁ……おなかのなか、動いて、ます……っ、
 いろんなとこ、こすれて……あ、気持ち、い、あ、あああ……っ」
様子を見ながら様々なバリエーションで快感を与えていく。
「あっ、いりぐち、また、ぐちゅぐちゅされてる……!
 ひゃんっ! あ、きゅうにおく、ねじこまれたらぁ……っ、
 きつくて、すごい……! すご、うぁんっ、あ、あっ、いいです……っ!」
さらに、追加の刺激として、ぷっくりと勃起している肉真珠を指で圧迫してみた。
「あっ、あん、だめぇ! きもちい……ところ、おおすぎ、あっ、です……あぁ!」
それならばと大きな動きを控えめに、肉壷の一番奥の突き当たりと肉芽を
責めることに集中してみる。
「ふや、あ、あ、おくぅ……! おく、とんとん、されてるのに……っ、
 いっしょ、に、クリトリスきゅってされ、て、あっ、へんになる……、
 あふ、あっ、よ、よすぎて、あたまへんになっちゃいます……ふあぁん!」
段々と理性がなくなってきているためか、文章がおかしな組み立てになっている。
しかしそれこそがオーストリアの与える快感におぼれていることを示すものであり
二人の性感を高めていく効果としては充分だった。
「オースト、リアさん……すき、すき……なのっ、あ、はぁんっ、
 わた、し、あなたのこと……っ、だいすき、です……っああ!」
もはやプレイがどうとかではなくなってきている。
ただ自分の中に生じた感覚を、必死にオーストリアに伝える。
「あ、オーストリアさ……もっとっ、わたしのなか……で、あばれて……!
 あん、あっ、あつくてかたいのっ、もっとこすって……もっとぉ!」
ハンガリーの腰がうねり、懸命にオーストリアを絡めとって締めつける。
求めに応じるように、ひたすら強く激しく大きな動きで腰を打ちつけると、
結合部からあふれる蜜がひときわ淫猥な水音を響かせ、二人の情動をさらに煽った。
「やぁんっ、おとっ、じゅぷじゅぷって、あ、しちゃ……っ、あ、あっ、
 あんっ! おっきいのずぷずぷっ、されるのぉっ! きもち、ぃ……ああぁんっ!」
理性と意識が決壊し、結合部から感じられる音や、熱や、快感に全身を支配される。
蜜壷の内部の様子を懸命に言語化する以外は、頭の中の全てが下半身からの
快楽を享受するために存在するかのようだ。他に何も考えられない。
ただひたすらに、お互いがお互いの性感を高みに押し上げるために動き続ける。
「ひぅ、あ、わた、わたし……も、っあ! もうっ! だめ、また……あぁっ!!
 いっちゃ、う……っ、あ、いっちゃい……ますっ、あん、い、く……っあ!
 あ、あっ、ぅあ……っん、は……ああああああああああああっっ!!!!!」
一瞬ハンガリーの呼吸が止まり、直後に高い嬌声が尾を引くように響き渡った。
それに合わせて秘裂の入り口と内部とが急激に収縮する。
何度も繰り返し律動する肉襞の動きに、オーストリアも限界突破寸前まで
追いやられる。
「く……ぅっ!」
本能が自動的に腰を打ちつけるような動きを繰り返す中の刹那、
甘い痺れが全身を駆け抜けると、剛直が一気にふくれあがって、
直後脱力すると同時に彼女の体内に白濁の熱情が注ぎ込まれた。
「あ、あつ……ぅっ、あ……。なか、いっぱい……出て、ます……」
ひとかけらの意識の残りの中で、ハンガリーは行為の証が自らの内部に
与えられたことを認識した。
222寝待月夜(12/13):2010/05/20(木) 09:41:21 ID:xJueSoXz


「……ハンガリー」
「……」
「……その姿勢は、苦しいのではないでしょうか」
「だ……っ! だいじょーぶ、です! おかまいなく……っ!」
最中とは逆の体勢で、仰向けになったオーストリアの上に乗って、彼の胸に顔を
うずめ……というか押しつけ……というか、顔面密着させているハンガリーは
どう話しかけられても、なかなか顔を上げられなくなっていた。
顔から火が出そうだ。
今日はこういう日だと結論づけた時には開き直っていたものの、
いざ終わって意識がはっきりした状態で行為中の自分を思い出してみると
羞恥にさいなまれるどころか身を焼かれそうだ。
自分の配偶者であるオーストリアが、下手に言葉でフォローを入れるタイプでなくて
よかったとハンガリーは思う。
眠くないかとか、お風呂はまだいいかとか、この格好は息苦しくないかとか、
そういう問いかけならばまだ会話のしようがある。
どうやら彼からはもう話すことがなくなったようで、話を繋ぐ代わりに
あたたかい手が頭に載せられた。
そのまま頭を撫で、髪を梳く動作を繰り返される。
無言のまま、しばらくそうして時間を過ごしていると、不思議なもので
ハンガリーの気分も段々と落ち着いていった。
223寝待月夜(13/13):2010/05/20(木) 09:41:53 ID:xJueSoXz


前回、二人がセックスしたのはほんの1時間ほど前。
お風呂に入って汗を流し合い、一人分残っていた夕食を明日の朝食にする方向で片付け、
改めてパジャマに着替えて着いた床の中。
「……そういえば、オーストリアさん?」
「はい」
「今日は何かあったんですか? こんなに帰宅が遅くなるなんて……。
 私、心配してたんですよ? ……信じてもらえないかもしれませんけど……」
「いえ、そんなことを疑ったりはしませんが……」
「あ、今ちょっとほっとしました。ありがとうございます」
思わず、ふっと笑みがこぼれる。
「どういたしまして」
「……それで、結局何が?」
「ああ……ええと」
視線が微妙に宙を泳ぐ。
「お仕事が忙しくなったとか?」
「いえ、予定通りに進みました」
「交通機関で、何か支障でも?」
「全ての交通は平常運転を行っています」
「まさか……体調を崩されたなんてことはないですよね!?」
「大丈夫ですよ。そんな状態でしたら、先程のような行為には及んでいません」
「そ、そうですよね。よかった……」
ほっと胸を撫で下ろす。
「えっと、それじゃあ……?」
「……先方の事務所を出たあとのことですが」
「ええ」
「いつのまにか、元来た道がなくなっていまして」
「……え?」
「気づいたら見知らぬ景色の中にいたのです」
「は……はあ」
「そういうわけですから、貴方が心配するようなことは何もありませんよ」
「えっ、そ、そうですか? だってそんな遠くで迷子なんて……」
「……その言い回しはおやめなさい」
(あ、顔赤くなった。)
照れる仕草というものは、端から見ている分には可愛いなと思える。
ちょっとおあいこになれた気がして、少し気分が軽くなった。
「ええと……遠くで予期せぬ事態に遭うなんて、また同じようなことが
 起きたら大変じゃないですか」
「今日のように、どうにかなるものかと思いますが……」
「うーん、でも連絡の一つもくれた方が、私としては安心しますよ?
 ほら、今は電話なんて便利なものができたじゃないですか」
「ああ……存じてはいますが、どうも新しい機械などは
 あまり積極的に使う気にはなれないというか……」
(相変わらず保守的だなあ……)
心の中で、そっと苦笑をこぼしてみた。
「それでは今後は外出時も伝書鷹を連れていくとしましょう」
「んー、そうですね。それがいいんだと思います」
「……さあ、もうそろそろ就寝なさい」
「あ、はい」
「それでは、おやすみなさい」
「おやすみなさい、オーストリアさん」
224寝待月夜:2010/05/20(木) 09:43:39 ID:xJueSoXz
以上です、ありがとうございました。

あと支援感謝です。
225名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 10:31:34 ID:yKOoX/YY
GJ! 朝からごちそうさんですw
実況プレイいいなーハンガリーさんかわいいなー
226名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 22:05:51 ID:XqzupICX
GJ!
ハンガリーさん可愛すぎだろ!
227名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 02:05:59 ID:qcQzOhj9
GJGJー!夫婦いいな!
可愛いのにエロいとは素晴らしい
228名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 23:06:33 ID:65PM/BOz
とりあえず3巻ネタ叫ばせてくれ











プロイセン、お前その場所変われ!!!
ハンガリーさんの柔乳…柔乳!!!!!
229名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 23:30:42 ID:AYDqYaW1
3巻のリトに惚れた
230名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 00:58:07 ID:JdlLvL4W
ベルギーさんやっぱ乳でかめだな
231名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 01:10:39 ID:NLtrtJII
モナコの乳もでかいなー
232名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 03:16:49 ID:/uLY/PC2
これでますますリヒの貧乳ネタがおいしいってことですね、わかります
233名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 13:02:13 ID:TD6XruKb
モナコはベラとセーの間くらいかな
234名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 13:56:55 ID:eT91XEdY
セー前より小さくなったね。
そこそこというレベルではなくなっているような。
235名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:11:24 ID:A+rQn901
でも「こんなところで何してるんだろう」のコマでは谷間に影はいってるから
やっぱそこそこはあるんじゃないか?
リヒテンはあんなところに影できなry
「意外と」ってことだから着やせするタイプなのかと思われる。サマードレスだしな
モナコはチビ巨乳か。夢が膨らむ
236名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 21:38:48 ID:rcnS6UDD
歴史的には微妙かもしれないがジョチウルスさんやトルコさんにあれやこれや仕込まれるちびスラブ姉妹を
妄想してはぁはぁした。

あとヤドヴィガ王女に甘えるポーランドに萌えた。
蘭兄さんと白さん結構仲良さげだけど、何があってあのイラストの表情になったのかで妄想が広がる…
237名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 21:39:12 ID:xnWQ5/7f
まあひまさんその辺適当だから…
絵によって違うとかよくあること
ハンガリーやベラルーシさえ小さく見えることがあるし
238名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 01:42:03 ID:CfS2R6tW
おにいちゃん……だと……
わっふるわっふるうううう
239名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 01:56:50 ID:NsJuJjoI
ベルギーとロマーノに萌えて仕方ない
「昔は真っ赤になってたのに、キスこんなうまなってぇ。うちのおかげやなぁ」とか色々ロマーノを教育するベルギーさんを受信した
240名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 17:00:29 ID:POIlp2pM
蘭白がヤベー
あんなに仲良さそうだったのに一体何が…、いやナニがあったんだ。

普洪も初々しくて、たまらんぞ。

3巻は妄想が止まらんww
241名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 23:06:54 ID:iQmwRpbs
ここはエロ妄想はおkだけど、ただの男女カプ萌えなら該当スレへ
242名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 21:15:08 ID:ZkgPPIlo
今更セーシェルの胸ネタに乗ってみるが、ノーブラなんで小さく見えるだけやも知れぬぞ。
243名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 22:02:00 ID:fV96nvQ2
セーシェルがノーブラノーパンでも驚かない
むしろどんと来い
244名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 23:32:32 ID:yJ9DYNln
なんだかだんだんセーシェルは下着付けない派な気がしてきた
少なくともイギリスやフランスに会う前はそうだったんじゃ
245名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 23:44:49 ID:12FzGgqc
じゃあフランスにあって初めて下着を付けるレッスンとか
当時の下着なので色気に欠けること甚だしいと思うが
むしろそこがいいって感じで
246名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 08:46:29 ID:U9xvgJ9m
スカート短くて太ももでてるの気にするキャラだし、さすがにスカート穿いててノーパンはないだろうが
あの服でノーブラだったら上から手突っ込んで揉みやすそうだな
247名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 21:57:29 ID:Jyi1CU13
ライナ姉さんに膝枕してもらったら
涙目のライナ姉さんのお顔が見えないのが残念
下乳には浪漫がいっぱい
248名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 03:49:59 ID:9fhwUPVC
おれさまひっし辺りのちびガリーさんを凌辱したい…
249名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 12:55:56 ID:P8ZXpN4N
水浴びしてるハンガリーさんをうっかり目撃して、色んなところが硬直したプロイセンなら受信した。
250名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 19:21:01 ID:j7yVTCAr
勝ってハンガリーの一部占領ついでにハンガリーさんを美味しく頂きますなトルコさんを待っていたが、
どうやら美味しい思いをしたのは貴族だったようで少し寂しかった…
なのでハンガリーさんを美味しく頂きつつも淑女に調教する貴族なら受信した。
251名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 19:28:37 ID:kIEU35ve
「そろそろしおらしくしよう」と思って貴族に淑女のレッスンを依頼したら
夜のレッスンも込みだったでござる、の巻
252名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 21:30:17 ID:P8ZXpN4N
自分好みのM女にするつもりが、鞭さばき鮮やかな女王様になっちゃったでござるの巻
253名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 21:52:18 ID:dWMv0eQZ
鞭捌きは元々上手そうだし才能は充分あるだろうな
ポーランドの「ちんこ見せろし!」がハンガリーとか女の子相手だと「ちんこなめろし!」になるかと思うんだが、どうだろう
254名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 23:00:47 ID:xYqD7fxM
女の子相手だと「ちんこ見せろし」が「ちんこ見せるし!」になったらやだよなあ。
255名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 23:18:44 ID:KSTqP0dv
女の子には「おっぱい見せろし!」

リヒ号泣
256名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 01:04:04 ID:G5AQHEhh
【メインCP】イギリス×セーシェル、フランス+セーシェル
【傾向】セーシェルの領有権をイギリスが主張し始めたあたりのイメージで。
    一応、保護者はまだフランスの設定です。
【その他】NGは「fille」でお願いします。
257fille(1/3):2010/05/29(土) 01:05:36 ID:G5AQHEhh
たくましい腕にきつく抱かれ、まだ幼さの残る少女は甲高い猫のような嬌声をあげ、そして大きく脱力した。
がっしりした腰にまわした脚も一瞬ひきつり、そしてそのままゆるゆると男の尻から腿を伝って背中に敷いたシーツに落ちた。
少女の脚が外れたのを機に、男は彼女の体から離れ、そのまま乱れた息をふたり、浜に打ち上げられた魚みたいに並んで整えた。
それからほどなく、少女は体勢を立て直して、寝そべる男の下腹部に顔をうずめた。
先ほどまではびっくりするくらい熱く、硬かったものも今は力なく垂れている。
少女がためらいなくそれを口に含み、残滓をなめとっていると男の一物はむくむくと大きく育った。
「……お前、本当にやらしいな」
にやりと笑って言われたセリフは、まったくもって今少女が言おうとしていたものなので、
彼女はかすかに目を見張る。
彼女はちらりと男に視線をやると、ちゅぽんと音を立ててそれから口を離し、にやりと笑い返した。
「それはこっちのセリフです。エロ眉毛」
男は立派な眉をひそめると、再び少女に飛びついてきた。
汗だくの体を二人、すり合わせながら再び男が少女に沈む。
あぁ、と思わず少女の唇から満足げな吐息がこぼれたが、それはお互い様であった。
258fille(2/3):2010/05/29(土) 01:08:07 ID:G5AQHEhh
「いい気持ち」
行為の後、何も身につけないまま海につかるセーシェルに、未だ浜辺に敷いたシーツに寝そべっているイギリスが
冷笑とも苦笑とも取れない笑みを浮かべた。
「ねぇー、イギリスさんも来てくださいよー」
「行くわけねぇだろ、馬鹿」
にやにやと笑う彼に、セーシェルは半ば本気でむっとしながらも、そのしなやかな肢体を波に任せ、
ゆらゆらと漂っていた。
その様はまるで物語の一幕のようだと、月明かりを背にしたセーシェルを見ながらイギリスは思う。
海に住み、船乗りの男たちを誘惑し海の底に誘い込む人魚の娘は、きっとセーシェルによく似ているはずだと。
「お前、そんなんでどうする気だ?」
しかし、イギリスの口からはそれを称賛する言葉が出てこない。彼女が美しいのはよくわかっているのに、
美しいと言えない。
彼女が自分よりうんと年下の南の国の娘だということと彼の高いプライドが、そう言わせない。
おそらく、彼女に向けて素直にそう言えるのは、あの腐れ縁のいけすかない男くらいなものだろう。
「何がですかー?」
「まだガキなのに。今からこんなに淫乱で」
先ほどまであんなに乱れていたのに、今やただの無垢な少女となっているセーシェルを揶揄するつもりで、
イギリスはそう言った。
イギリスのきつい言葉に、セーシェルはすっと表情を無くすと、ざぶざぶと波をかき分け浜に戻ってきた。
「知りませんよそんなの」
明らかに機嫌を損ねたらしく、セーシェルの言葉はとげとげしかった。
全身からしずくを滴らせたまま、冷ややかな目でイギリスを見ている。
小さな頭部、少しずつ少女らしい丸みを帯び始めた、それゆえにひどく男の欲をそそる体、
むしゃぶりつきたくなる滑らかな肌。
そのすべてに目をうばれているイギリスから、セーシェルは力任せにシーツをはぎ取った。
「私がもし仮に、万が一淫乱だとしたら、その責任はアンタにあるんですからね!この変態エセ紳士!!」
ベー、と思い切り顔をしかめ舌まで出して、汗やら何やらでぐしゃぐしゃのシーツと
そばに散らばっていた服を抱えてセーシェルはイギリスに背を向け歩きだした。
「おい!」
呼びとめても、セーシェルは歩みを止めなかった。お姫様は完璧におかんむりらしい。
「なぁ、おい……次は?いつ会える?」
「へえ、イギリスさんこんな淫乱な私に会いたいんですか」
厭味ったらしい返答に、イギリスは一瞬ムッとし、しかし自分に非があるのは
分かっていたので唇を尖らせた。
「別に、お前が淫乱で悪いとか、そういうんじゃねぇよ」
「へぇ?」
「むしろそっちのが……ってそんなこと言わせてんじゃねぇよ馬鹿!!
これは、俺のほうが大人だから折れてやっただけなんだからな!!」
ぎゃんぎゃん言い募るイギリスに、セーシェルはなんだか脱力してしまい、小さく笑った。
自分が大人だという割に、彼は時折ひどく子供っぽい。
ここはひとつ折れてやるかと、セーシェルはイギリスを振り返った。
「じゃあ、近いうちに会いに来てください。で、またぎゅってしてください。そしたら、いいですよ」
可憐な笑顔とともに紡がれた言葉に、イギリスは一瞬我を失った。そしてそれから、
ひどくきまずそうに視線をさまよわせた。
「なぁ、それ……今でもいいか?」
イギリスの言葉に、セーシェルは目を瞬かせた後、にやっと笑った。
「エロ眉毛〜」
「うっ」
さすがに反論できず、口をパクパクさせているイギリスを尻目に、
セーシェルは抱えていたシーツを再びばっと広げた。
「でも、だからって悪いわけじゃないですよ。私も、一緒です」
晴れやかな笑顔でそういうと、セーシェルはシーツの上に身を横たえた。
イギリスは与えられた僥倖にどぎまぎしながらも、彼女に近寄って行った。
259fille(3/3):2010/05/29(土) 01:11:14 ID:G5AQHEhh
薄青い空気と物憂さの中、セーシェルが家にこっそり戻ると、居間の椅子にフランスが座っていた。
怒られるかもしれない、と思いセーシェルは首をすくめた。
彼は自分を見つけ、ここまで面倒みてきてくれた保護者である。
それゆえにか、少しばかり過干渉なきらいがある。
「フランス、さん?」
声をかけても、フランスは反応しなかった。寝ているのかもしれないと思い、セーシェルは胸をなでおろした。
これなら、気付かれる前に自室に戻りさえすればいい。
「……セーシェル」
セーシェルが今まさに息をつめ、彼の後ろを通り去らんとしたときに、
絶妙のタイミングでフランスが声を発した。セーシェルの肩がびくんと跳ねる。
おそるおそる振り向くと、フランスがこちらを見ていた。一睡もしていないのだろう、
顔色は悪くかすかに隈が浮いていた。
「あ……あの、」
何か言わなければと頭で思っていても、うまく言葉は出てこなかった。動転しているセーシェルに、
フランスは小さく微笑みかけると彼女を手招きした。
「フランス、さん?」
フランスを訝しがりながらもセーシェルは彼に近づいた。そして途端に、抱き寄せられた。
「お帰り。セーシェル。俺の宝物、かわいい真珠」
あまやかに、どこまでも優しく囁かれる声音に、セーシェルは凍りついたように目を見開いた。
この人は、何もかも知っているのかもしれないと、半ば本気でそう思った。
自分が優しい保護者の彼を裏切り、粗忽なイギリスと愛欲におぼれているのも、全部、ぜんぶ。
「あの……」
「いいんだ、セーシェル。お前は俺の所に帰ってきた。それで、いいんだ」
心底ほっとしたような、力のないフランスの口調と声がセーシェルをどんどん追い詰めていった。
セーシェルはついに耐え切れず、その大きな瞳からぼろぼろと涙を流し始めた。
「ごめんなさい、フランスさん」
「なんで?どうして謝るんだい?」
「ごめんなさい!!」
「セーシェル」
「ごめんなさぁいっ!!」
ほとんど叫ぶようにして謝罪する少女を、フランスはことさら優しく抱きしめた。
すべらかな肌に、赤いおおきな鬱血痕がみえたが、頬を押し当て見ないふりをした。
「いいんだ、セーシェル。俺は、いつだってお前を許すよ」
きっと、フランスは何もかもわかってる。自分が、情欲におぼれていることも、
もうすぐ彼の手を離れてしまうことも、全部ぜんぶ。
「Je suis très désolé. Veuillez me pardonner, pardonnez-moi, my dear…」
涙ながらにセーシェルがささやいた言葉に、フランスは何も言わなかった。
ただ、その青い瞳を悲しげにくもらせるだけだった。
260名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 01:13:00 ID:G5AQHEhh
短いですが以上です。フランスに見つけられたと思ったら
イギリスの海軍にのっとられちゃうだなんてセーシェルやらしいよセーシェル。
最終的にイギリスの植民地になるだなんておいしすぎる。
261名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 09:10:42 ID:4MdMRaqL
GJ!

男を惑わすエロ真珠…美味しかったです!
262名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 14:40:24 ID:9SBuCSYt
GJ!!
不良の初カレができた箱入り娘と心配性のお父さんって感じだな
こんな淫乱ちゃんは大好物です
263名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 21:51:05 ID:+kUtfNTc
GJ!

兄ちゃんが本物の兄ちゃんだー
264名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 23:21:50 ID:3lxiEZgJ
GJ
この雰囲気いいな・・・
あとなんか知らんがイギリスのツンデレに萌えたちくしょう
265名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 22:11:24 ID:O7CAYrMV
本家の学ヘタ制服女子可愛いな
ベラルーシの黒タイツにぶっかけたい
もしくはタイツのまま素股
266名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 22:23:50 ID:DZjNcXQI
考えてみると兄ちゃんの美少女育成率がかなり半端ない
公式だけでセーちゃんとモナコ、他にもベトナムにベルギー…
流石すぎる
267名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 22:45:55 ID:5r99Ww5p
そりゃあ兄ちゃんだもの。
リアルでもフランスの女の子は可愛いと思う。
つーか兄ちゃん子飼の女の子意外に多いくないかw
268名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 23:29:30 ID:ZSeUVNOO
セーシェル:元植民地
モナコ:今でも共同して色々とやってる
ベルギー:元支配国
ベトナム:元植民地
269名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 00:12:04 ID:LDMXXMWk
ここで兄ちゃん×上記4女子国家という5Pの図が飛んできた。
兄ちゃんが奉仕される側だと、男の夢!のような構図になるが、
逆に奉仕する側だといろんなところが疲れそうだな…。
270名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 19:33:01 ID:btaVgnSa
兄ちゃんファミリーという意味では誰?のハーレムという路線も考えられる
カメさんもそうだっけ?
271名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 21:50:26 ID:/zYUygUH
カナ誰さんの筆下ろしに兄ちゃんが手塩にかけた娘?さんたち出動って感じかなぁ
272名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:56:54 ID:OWJ0ASR/
筆下ろしにハーレム全員総出撃☆だったらカナダさん涙目
273名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:48:56 ID:c7RYtvvE
>>270のレスを見てカメさんのカメさんが暴れる話が読みたくなった
274名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 15:33:04 ID:IN1B55xx
カメさんのカメさん…ゴクリッ!
275名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 21:15:53 ID:T9oG2eE6
洋ものAVに出てくる黒人さんのカメさんは、シャレにならないくらいでかいよな…
そんなカメさんの夜のハットトリックに期待。
276名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 16:20:57 ID:Araz2hNE
銀幕公開されたわけだが。
エロパロ的に美味しい話はあったんだろうか
277名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 22:13:52 ID:WmwY+Ctl
そもそも映画の評判悲惨だし・・・
リヒの出番は多かったようだが
278名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 23:01:22 ID:GwS/RPfq
一応バレ









ピクト星人触手ってしようにも
女性陣は全くピクト星人にもピクト化にも無縁
出番は
プロイセンとウクライナとベラルーシ
スイスとリヒテンシュタイン
オーストリアとハンガリー
って感じで、ほかの女性キャラの出番はない
279名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 23:23:24 ID:QjQRluZK

【メインCP】 ロマーノ×ベルギー
【傾向】 いちゃいちゃ? 最後だけ無理矢理
【その他】 エロは少しだけ。

三巻万歳。
NGは『小さな約束』でお願いします。
280小さな約束(1/5):2010/06/06(日) 23:24:38 ID:QjQRluZK


初めにベルギーの目の端に映ったのは、ぐらぐらと不安定な動きで揺れるホウキだった。

「ホウキはひとりでに動かへんしなぁ……。お兄ちゃん、あれ何やと思う?」
「知らん」

短く言葉を返すなり自分を残し歩き去ってしまった兄に、ベルギーは頬を膨らます。
(どうせスペインと顔合わすん嫌やからとかそんな理由やろうけど……
 ほな最初から一緒に来なきゃええのに。もう、お兄ちゃんなんか知らん!)

会いたくない相手の家の近くだからこそ送ってやりたかった兄心などベルギーは気付かない。
そんな彼女は兄の後を追うことはせず、動くホウキの方へと近付いていった。

近付くに連れ、ホウキの妙な動きと共に白い布が揺れているのがわかる。
その白い布が三角巾であること。
そして、掃除をしているのにしては、あまりにもぎこちない手付き。
この二つからホウキの主に見当が付いたベルギーは、嬉しそうな表情で駆け寄っていった。
281小さな約束(2/5):2010/06/06(日) 23:26:44 ID:QjQRluZK

「ロマーノ君っ」

メイド服を纏ったロマーノがびくりと震え、やや強ばった動作で振り返った。

「な……なんだベルギーか…」
「おぉ、ベルギー姉さんやでー。よいしょっと」

ベルギーが彼の背丈に合わせてしゃがみ込む。
顔が間近になったことで、ロマーノは恥ずかしげに顔を赤らめた。

「今日もかっわかわええなぁ、自分」
「べ、ベルギーの方がかわいいぞこのやろー…」
「にゃー!! 誉め上手なんは親分譲りやないの」
「あいつと一緒にすんな…っ! リップサービスなんかじゃねーよ!」
「ほんまに? むっちゃ嬉しいわぁ」
「ふん、きれいな女の人を誉めるのは当然だっ。………って、じーちゃんが言ってた」

ベルギーの喜ぶ様子に、どうだと言わんばかりにロマーノは体を踏ん反り返らせる。
その姿にベルギーは口元に手を当てくすくすと笑みを溢した。

「そんな誉めてくれても何も出ぇへんで? ……あ、嘘。お菓子あったわ。一緒に食おか?」

――お兄ちゃんと食べよ思うてた分やけど……あげてまお。
ベルギーの兄への反抗心からなどとは知らないロマーノは、素直にその誘いに応じたのだった。

「美味し?」

ロマーノは両手で持ったお菓子を少しずつ頬張りながら、こくりと頷く。

「頬っぺにチョコ付いとるで。待ってな」

そう言ってベルギーはロマーノの頬に手を伸ばす。
ふと、彼女の指が一本だけ飛び出ているロマーノの髪の毛に触れた瞬間だった。
282小さな約束(3/5):2010/06/06(日) 23:28:05 ID:QjQRluZK

「ちぎ!」
「わっ、ごめ……!」

甲高い声を挙げ、強く目を瞑ったロマーノにベルギーは慌てて手を引っ込めた。

「そういや、このくるんとしたの触られるん嫌なんやったっけ…。
 この間もスペインとその事で喧嘩しよっとったもんな。痛いん?」
「……痛くは無い。でも、何か変な感じがする」
「変な感じ?」

反応が激しくて、痛くは無くて、変な感じがする。
ベルギーはうずうずと沸き上がる好奇心に、口元を猫のように紡いだ。

「……ロマーノ君。強く握らへんから、もっかいだけ触ってもみてもええ?」

ベルギーは小首を傾げ、ロマーノの顔を覗き込むようにして尋ねた。
しかしロマーノは何も答えず、そればかりかベルギーの視線から目を逸らしてしまった。
283小さな約束(4/5):2010/06/06(日) 23:29:15 ID:QjQRluZK

「やっぱあかんよなぁ。ごめんな、変なこと言うて……」

照れたように頬をかいたベルギーだったが、ふと黙りこくっていたロマーノが口を開く。

「…………ベルギーなら、良い」
(む、むっちゃかわええ………!)

目を逸らしたまま、真っ赤な顔で呟くロマーノにベルギーは興奮を抑えた。

「ほんまに? ええったらええの?」
「何回も言わせんなっ! 良いっつってんだろ!」
「ほんなら………失礼します」

ベルギーは一度深呼吸してから、身を乗り出すと恐る恐るロマーノのくるんに手を伸ばした。

「ちぎ……っ」

指がくるんに触れると、即座にロマーノの目元が潤み出す。
そのまま、優しく撫でるような手つきでベルギーはくるんを弄っていく。

「ち……ちぎっ…。んっ……ふぇぇ……」

いつもの威勢の良さはどこにやら、ロマーノの眉は八の字に曲がっていく。
小さな口からは、女の子のようなか細い声と苦しげな息が漏れた。

「……何や、うちまで変な気分になってきよるわぁ…」

自分の頬が段々と熱を帯びていくのを感じたベルギーは、数回頭を振るう。
ロマーノのくるんから手を離し、代わりに頭全体をぽんぽんと数回叩いた。

「おしまいっ。ありがとな、ロマーノ君」

「お………おお。こ、これ一体何なんだよちくしょー…」
「これはなぁ、気持ちええってもんやで」
「気持ち……? 全然眠くならないぞ」
「うとうとしてまう気持ち良さとは別なんよ」
「ふーん…。誰かと一緒に気持ちは良くなれるのか?」

ロマーノの鋭さに、ベルギーは一瞬どきりと体を浮かせた。

「せ、せやで」
「ベルギーともか?」
「そやなぁ……でもそれはロマーノ君が大きなったらな」
「……約束だからな!」
「え?」

上手く誤魔化したつもりだったのだが、約束という思わぬ言葉にベルギーは返答を言い淀む。

(……まぁ、どうせこんな小さい時のことなんて覚えとらんだろうし…。ええか)

「ん、約束なっ」

ベルギーは特に深く考えることもなく、その日、ロマーノの小指に自分の小指を絡ませたのだった。
284小さな約束(5/5):2010/06/06(日) 23:31:18 ID:QjQRluZK



「……おいベルギー。大きくなったぞ」
「へ?」

会議も終わり、書類などを片付けていたベルギーはロマーノの突然の呼び掛けに目を丸くした。

「何なん、いきなり」
「約束しただろ。シエスタ中に昔の夢見てやっと思い出した」
「会議中に寝たらあかんて何回言うたら………約束?」

ベルギーは、宙を仰いで記憶を探る。

「あ」
「思い出したかこのやろー」
「いや、その……。あれは…………きゃああ!」

青ざめた顔で言い訳を考えていたベルギーを、ロマーノは問答無用で押し倒した。
ベルギーの悲鳴が部屋に響く。

「ちょ、待っ……こんなとこで!」
「もう誰も居ねぇよ」
「………あれ、ほんまや」

ベルギーが思わず周りを見渡すと、確かに室内には誰も居ない。
いつの間にか自分達以外はもう部屋を出ていたようだ。
彼が人払いをした可能性もあったが……今はそんなことを悠長に考えている場合では無かった。

「も、戻って来るかもしれへんやろ!」
「誰かが来るまでは良いんだな」
「ええ訳無いやろ! 場所の問題やなくて…………ひぁ……っ」



――ベルギーは思い出していた。

『ええか、ラテン系の男には気ぃつけや。特にスペインとかスペインとかスペインとか。
 後その周辺にうろついてる奴も全員やざ。お前は女なんやからその辺しっかりくどくどくどくど』

かつて兄と同じ家で過ごしていた頃、口煩く繰り返された小言。
その全てを、毎度はいはいと聞き流したことをこんなにも後悔する日が来るなんて。

これから起こるだろうことが知れたら、兄はどんな顔をするのか。
……正確には、どんな風に怒りに歪むのか。

(それはそれで、ちょっと見てみたいかもしれんなぁ…)

ベルギーは熱に浮きゆく頭で、いつも冷静な兄が怒り狂う姿を思い描き、少しだけ笑った。
285名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 23:42:06 ID:zbdJqtTt
リアルタイムGJ!
チビロマかわいすぎる…!!!
兄ちゃん、ロマーノは眼中に無かったのかw
286名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:15:01 ID:ZJTKTusM
GJ!ベルギーもまさかこんなナンパ野郎になるとは思わなかっただろうなw
287名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 00:28:53 ID:kTlIQfQx
GJ!ほっこりさせてもらった。

さて、W杯も近づいたわけだが。ハンガリーさんやウクやベルにこんなこと↓
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0608&f=national_0608_035.shtml
してもらえないかと妄想した自分がいたわけだが、諸兄らはどうか。
288名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 01:09:00 ID:kTlIQfQx
ごめん「h」抜くの忘れた・・・・・・エロパロ板だけに。
289名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 01:18:08 ID:wa5dTs6c
>>287
泣きながら金の為に頑張るウク姉とな
そういやヘタの中国も絵上手かったな…
290名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 07:51:58 ID:MmBytzDP
そこで筆プレイに持ち込むんですね、わかります
291名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 18:19:52 ID:rzGRo8/G
>>279
GJ!!!!全力でGJ!!!!
三巻バンザイすぎるな…この後の展開も気になるところだが…w
292名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 01:15:24 ID:9WjmeEI3
【米国】睡眠中に本人の意思と関係なく性行為をしてしまう睡眠障害「Sexsomnia」[06/08]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1276052515/l50
  
深酒したわけでもないのに昨夜の記憶が無くて、朝起きたら隣に裸の…とかそういうの誰か頼む
293名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 13:48:17 ID:P5Rlwt/X
アメリカの記事なのに、なぜかな、イギリス臭がするのは
294名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 18:45:15 ID:2mcZd0ym
「なんてこった!イギリスじゃあるまいし」
295名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 18:20:10 ID:jc4lZXA3
そりゃまぁ弟みたいなもんだし…
潜在意識の底では同じなのかもな>アメリカ

という訳で朝起きたら裸のスラブ姉妹の真ん中で ガクブルするアメリカなんて如何でしょうか?
296名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:22:15 ID:3Q2HLo5/
昼寝中に女性国家たちと次々にHする夢を見た・・・
と思ったら夢じゃなかった、というパターンでもいいかと!
297名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 12:32:01 ID:Ub4AYJ2J
日本勝利記念ついでに保守保守
298名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 02:05:20 ID:Nr8sJLTT
無敵艦隊撃沈を記念して逆レイプはどうだろう保守
299名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 03:51:14 ID:QQCkKpTR
スペインの猛攻を守りきってクタクタになって帰ってきたところを
マッサージという名目の元でリヒテンに色々される訳ですね
300名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 07:35:12 ID:EL97fL+l
確かマラドーナは大会中のセックスを勧め、イングランドの監督は禁止してるとかなんとか。

というわけで程よく抜いてもらって絶好調なスイス。
ヤりすぎてヘロヘロな親分。
溜めすぎて涙目イギリスが浮かんだ。
親分不発な理由がリヒの暗躍でも面白いな。
301名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 19:57:38 ID:aUBakBk5
リヒテン、夜のサポーターってわけですね。
そいや女子国の皆さん、揃ってW杯出てないな…
302名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 00:57:35 ID:amWoR1dQ
このスレ的には、
「優勝したら童貞卒業させて下さい!」という輩がいたり、
「勝ったらおっぱい見せるんだぜ!優勝したら以下略!」的なことを言う輩がいるくらいか?
303名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 21:13:53 ID:xkxOC+Nt
貧乳っ娘きたあああああああああああ
304名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 21:27:53 ID:NZeEefjc
幼女きたあああああ
305名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 21:44:29 ID:jSRmjOEo
おっぱいランキングか更新された
幼女を入れていいのかどうかわかりませんが
306名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 23:01:52 ID:JA63oXC0
こういうキャラ付けの女子は初めてだよな…やばい可愛い
ていうか女子でも眉毛がアリだと証明されてしまったな
とりあえずその絵筆を使ったプレイを考えてみようか
307名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 19:42:48 ID:pnAY+6NL
おまえらもっとYたんのヘソについて語れよ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org977307.jpg
308名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:47:25 ID:iBMiLg23
ワイちゃんのおへそペロペロしたい…
ちょっと誘拐してくる
309名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 08:32:39 ID:2hxJ05EJ
今、縄持ったオランダが、物凄い速さでオーストラリア方面に走ってったぞ!!
310sage:2010/06/22(火) 11:09:51 ID:4xDudMv9
308はオランダ兄ちゃんかwww

311名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 11:23:47 ID:npjGpo1v
ワイちゃんいくつくらいだ
リアル年齢でもまだ5歳
でもやつら産まれたとき既に赤子でなく幼児だから
7歳くらい?
312名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 03:38:29 ID:cE+wBBmK
わりと受け答えしっかりしてるし、
少なくとも小学生くらいの年齢ではあると思うんだが

まあなんにせよアグネスホイホイw
313名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 11:10:10 ID:BO4BHZ+y
とりあえず胸よりお腹が前に出てる歳

ここの対象にするにはちょっとw
314名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 18:58:05 ID:LRhGnbb6
だからいいんじゃまいか
315日湾玩具:2010/06/25(金) 01:15:59 ID:jyUIIhxn
【メインCP】日×台
【傾向】下世話   と純愛   でちょい鬼畜。
【その他】長いです。前後にわけますが前半エロなしです。
アカンと思ったら即スルー願います。NGは「日湾玩具」で。
316日湾玩具1-1:2010/06/25(金) 01:17:42 ID:jyUIIhxn
「日本さーん。ネット通販して良いデスカ〜?自分のカード使いますカラ!」
パソコンを前にして台湾が、縁側で愛犬のブラッシングに勤しんでいる日本に
声をかける。彼女は日本の家に連日泊まり込みで遊びに来ているのだ。
「…構いませんけど…。何を買うんですか?」
彼女は泊まり込みに来ているわけで、荷物の受け取りもここに指定する
つもりなのだろう。日本は愛犬から顔をあげて、ちょっと振り返って彼女を見やった。
「えーっと……。ふふ、ちょっと、デス…」
ごまかすようなそんな笑い。まあ、またハードなBL本でも買うのだろう。
日本はふっと小さく苦笑いして、深く追求はしない事にした。膝の上の愛犬が、
大人しく丸まっている。またブラッシングを再開すると、
愛犬は気持ちよさそうに瞳を閉じた。

それから数日後。
「こんちわー。お届け物でーす!」
門の外から宅配便業者がやってきて、日本ははんこを持って玄関から
門までの道のりを急ぐ。
「ご苦労様です」
受領証にポンとはんこを押して、日本は少し大きめでやけに殺風景な
無地の軽い箱を受け取った。中身は何かと考えて、そういえば、
以前新発売されるオモチャを予約したのだと思い出す。
クッキングトイは前からあったが、最近また流行りだしたそうだ。
手軽に割と本格的で、それでいて少量しか作れないというのは、
むしろ昨今のニーズに合っていると言えるのではないか。
普段一人暮らしである彼も、料理やお菓子を本格的に作るのは
好きだが大量には必要ないのだ。作りすぎて困った事も一度ではないし。
ちょうど台湾も遊びに来ている事だし、これで遊ぶのも面白いだろうし、
そもそも美味しいものは大好きだ。
新しいものは好きだし、楽しそうだしと、うきうきとした足取りで、
日本は玄関に戻る。
「台湾さーん」
居間にいる台湾に声をかけ、日本はつっかけを脱いで屋敷へと上がった。
居間を仕切るふすまから台湾が顔を出して、こちらに向かって歩いてくる彼に声をかける。
「ナンデスカ?」
「前に予約したものが届いたんです。ちょっと遊んでみませんか?」
子供のように無邪気な笑顔で微笑んで、日本は箱を手に居間へと入った。
「遊ぶって……ゲームかナンかデスカ?」
「玩具ですよ。子供向けのお菓子とか作る玩具です。値段の割には本格的なんですよ。
もっとも、作れる量もたかがしれてると言えばそうなんですが…」
「……?あの、日本さん、それ…もしかして……」
「お餅を作るオモチャですよ。前作が好評だったそうで、第二弾だそうですから、
また改良されて作られていると思いますよ」
ふと、台湾が箱の違和感に気付く。日本は自分が予約した玩具だと信じて疑わず、
宅配便の伝票もよくよく確認しないで箱を開け始めた。一人暮らしなので、
宛先の名前まで確認するクセがついていなかったのもあっただろう。
317日湾玩具1-2:2010/06/25(金) 01:18:20 ID:jyUIIhxn
「アノ!それもしかしテ、私が注文しっ…」
台湾が気付いて声をあげた時は既に遅く、日本はその箱のフタを開けた後であった。
「……え……?」
彼が期待していた、子供向けに可愛らしく印刷されたオモチャの箱などではなく、
けばけばしい色で印刷され卑猥な文字が並ぶ直方体の箱や、ビニール袋に包まれた
男性性器を模したそこだけの部分のもの、大きめの真珠のようなモノが数珠
つなぎになったものなど、いわゆる大人のオモチャの数々が箱に入っていた。
「……は?」
箱を持った時点で気づけよとか思いたくなるが、割と思い込むと事実をねじ曲げてでも
それを信じたくなる時は誰しもある事かもしれない。先程までの日本の状態が
それであった。
そのクッキングトイならもうちょっと重量あるだろうとか、箱の中で物が
ちゃがちゃと動きすぎだろうとかあるものだが、そんな事実は彼が思い浮かべる
これからの楽しさや嬉しさで綺麗に払拭されてしまっていた。
台湾は思わず両手で顔を覆う。
「えっ…、ちょっ……なに……、これ……台湾さん!?」
衝撃から呆然となり、それが若干回復されると、箱を開ける前に叫んだ彼女の
言葉を思い出して、顔を覆う台湾に顔を勢いよく向けた。
「ごっ……ゴメンナサイ!えとっそれっ……あー……その……ワタシガ
チュウモンシマシタ……」
「どうして!?」
未だ少し現実を受け入れられないようで、というか実はそのクッキングトイを
かなり楽しみにしていたらしく、そのショックから抜けられず彼にしては
珍しく大きな声を出す。
「あーっと……。……その……資料に……しようかなテ……」
「何の!?」
「そ…その……どーじんしの……」
観念して、台湾は情けなさそうな顔でうなだれて答えた。
「やおいですか」
「そデス……」
胸の前で人差し指どうしと突っつき合わせて、もじもじと返答する。
「…いや…だって、……そのホラ!とある同人誌デ、男のヒトのアレが上下逆に
描かれたとか聞くと、ちゃんと調べなきゃトカ!」
「どっからそういう情報仕入れるんですか!?いやそれより、あなたそもそも
実物知ってるでしょうが」
「え…まあ…。……その、知ってるのと、チョト違うのも不思議で……」
思わず台湾は日本の股間に視線を移動させ、それに気付いた日本がその視線を
遮るように台湾の前に顔を覗かせて睨み着けた。
「か、仮性包茎は別にフツーであって……!」
「…かせーほー…、え……?ナンですカ、ソレ?」
「っ!!!」
このカマトト娘が!とか思っても口にしないのが日本である。
318日湾玩具1-3:2010/06/25(金) 01:18:52 ID:jyUIIhxn
腹の中で叫んだ言葉を飲み込んで、拳を握り締めたまま彼は黙りこくった。
本当に知らないのかどうか、それを計る事はできないが、説明する気になどなれない。
「……えと…………あの……日本…さん……?」
いきなり黙り込んでしまった日本に、台湾はおずおずと彼の顔をのぞき込む。
普段から穏やかで穏和で、怒らせるのが難しいと言われる彼であっても、
怒る時は怒るのだ。
「え、えとその、だ、ダカラ、ホラ、オモチャだし、本物とはカタチも大
きさも違うテノはわかテますデスヨ!ただ、ソノ、マンガに描かれてルノ
みんなオモチャの方だから、そっちに合わせた方が良いカナと思タンです!」
怒らせてしまったかもと台湾は思わず言い訳になってない言い訳を言い募り、
日本にさらに精神的ダメージを与えていく。男性性器を模した玩具が、
資料として良かろうと特大サイズを指定したのもまたさらに追い打ちをかけていた
「………………」
「だから……あの……え〜……日本さん……」
うんともすんとも答えない日本に、台湾は伺うようにうつむく彼の表情を
のぞき込もうとするが、光の加減のせいで見る事はできなかった。
「あの……アノ……えと……ゴメンナサイです……」
ともかく、色々と大目に見てくれる彼に甘えていた事は確かである。
ハードBLをここへ指定して買う事も十分失礼である事はわかっていたわけで、
台湾は頭を下げて日本に向かって謝った。
「……………………」
しばらく無反応だった日本は、深く長いため息をつきながら、
ようやっとうつむいていた顔を上げた。
「アノ……」
彼は無言で大人の玩具が入った数々の箱の蓋をしめて、そっと台湾の方へ差し出す。
「…………あなたの買ったものですから。私が横からどうこう言うのは
おかしな話です。すみませんでしたね、勘違いして勝手に開けてしまいました」
心なしか声が暗い気もするが、表情はいつもの無表情さを取り戻していた。
台湾にとっては、むしろそれが不気味だったわけだが。
「えと…アノ……」
箱を差し出され、素直に受け取れないまままごまごしていると、
日本は無言ですっくと立ち上がり、すたすたと歩いて行ってしまう。
「あの、日本さん……どこへ…?」
「ポチくんの散歩ですよ。ついでに買い物をしてきますから。お留守番をお願いしますね」
「え……あ……ハイ……」
いつもと変わらぬ表情や声だろうのに、言いしれぬ圧力を感じて、台湾は頷いた。
昨日なら、一緒に行くと言って散歩も買い物も彼の隣を歩いていたのに。
妙に言い出せない雰囲気を感じて、今度は台湾がうつむいた。

今回、台湾は多めに休みをとって、連日ここへ泊まり込みに来ているのに。
昼間、彼が仕事の時は買い物に行ったり遊びに行ったり、夜は夜で食事に行ったり、
彼が休みなら映画や観光など。時には日本の在宅の仕事を手伝ったりしているけれど。
一人暮らしの男の所に女の子が一人、連日泊まり込みである。
 台湾ももちろんソッチの目的も含めて彼の所へ遊びに来ていたのだ。
 最初の2、3日何もないのはまあそれもあるだろうと思っていたけれど。
泊まれる日数の残りが少なくなってくるにつれ、のんびり構えてなど
いられなくなってきた。
いや、途中からのんびり構えてなどおらず、彼女にしては果敢にアタックしたのである。
必要以上に寄り添うのは頻繁に行っていたし、恋愛映画のDVDを故意に選んで
鑑賞しても、お風呂に一緒に入ろうとも言った。隣に布団を並べて眠りたいとも言った。
しかし。
319日湾玩具1-4:2010/06/25(金) 01:19:25 ID:jyUIIhxn
「いえ、むさくるしい爺の隣に寝る必要はありませんよ。お気遣いは無用です」
そのことごとくがスルーされるか断られたのだ。
もう宿泊日数は今日で終わる。今夜が最後で、明日には台湾も自宅へと
帰らねばならないのに。
夕飯の後片付けの後、台湾は日本に向かって彼の隣で眠らせてくれと頼んだけれど、
返ってきたのは先程の言葉だった。
「あっ…、あの!気を使テるんジャナクテ!そうじゃなくて!」
「お風呂を入れて来ますから」
その無表情な面にうっすらと笑顔を浮かべると、立ち上がって部屋を出て行ってしまう。
先日の大人の玩具の件で、日本を怒らせてしまったかもしれないとどこか
後ろめたい気持ちがあるのも確かだから、台湾もそう強く言い出せなかった。
DVD鑑賞やTVゲームも付き合ってくれるし、ご飯も美味しいものを出してくれる。
特にうるさい事を言ってくるわけでもない。それこそ、父親とか祖父のような、
そんな立ち位置で接しているようで、疎んじられている空気は感じないけれど。
どこかで頑然と台湾を拒んでいる気配は感じられた。
もしかしなくても、あの一件で彼を怒らせてしまったかもしれない。
しかし、あの事で謝ろうとしても、怒っていないと言われてしまうし、
あまりあの事をほじくり返すのもはばかられた。しかし怒っていないのなら、
何故あんなに楽しそうにしていたお餅を作るクッキングトイが届いても、
封を開けようとはしないのか。
台湾は深いため息をつく。
根は助平で変態の彼の事だから、もし、これを彼に見つけられてしまったら、
毎夜睡眠時間が削られるんじゃないかと、おかしな困り方をしながら、
インターネットの通販ボタンを押したものなのに。
もっとも、それは結局夢想に終わるだろうと、どこかで醒めた考えがあった。
彼は自分の領域に入ってきて欲しくないからこそ、他にもそれを適用させる。
だから、プライバシーを尊重してくれる。
台湾としては、もっと深い関係になるためにも、彼のその領域を打ち壊したいと
思っているが、ともかくそういう事で彼女の買った物に詮索などしないとわかっていた。
だから、そういう事にはならないだろうと予想していた。
しかし、また違う理由でこういう事になってしまうとは思ってもみなかった。
台湾なりに頑張って迫ってはいるが、彼女の手前、彼は口に出したりはしないが、
彼の女性の趣味は大和撫子で、積極的に迫ってくる女性はそんなに
趣味ではないのは知っている。
あまり開けっぴろげに迫れば逆に彼は引くだろう。
だから、わざと胸元の開いたシャツとか、足がよく見えるミニスカートとか
履いているのに。
なんかこっち見ないようにしてるし……。
もう一度、台湾はため息をつく。
なんだか泣けてきた。
怒らせるつもりはなかったのに。
他意はなかったつもりだけど。
むしろ直接怒ってくれれば謝るのに。
どうすれば良いのかわからない。
好きなのに。
こんなに好きなのに。
想いだけが空回りしているのが、痛感させられる。
滲んできた涙を拭った時、日本が居間に戻ってきた。
320日湾玩具1-5:2010/06/25(金) 01:19:52 ID:jyUIIhxn
「お風呂が沸いたら、先に入ってくださいね」
客人という事で、台湾を先に入らせてくれる配慮だろうが、そのある意味他人行儀な
態度が悲しくなってくる。自分達はもっと親しい仲ではないのだろうかと思いたいのに。
決して脈がないわけじゃないはずなのに。どこかでこんがらがった糸があり、
それをほどかなくてはきっとお互いヘンなしこりを残したままになる。
とにかく、どこかに解決の糸口を見つけたい。
台湾はいつものように明るい調子で、精一杯の笑顔を彼に向けた。
「あの!日本さん!ワタシ、あなたと一緒にお風呂に入りタイデス!」
「駄目ですよ。年頃のお嬢さんがこんな爺と一緒にお風呂だなんて」
しかし、それもあっさり断られた。
日本の言っている事は、一般常識で考えれば道理なのである。
特別な関係の男女でなければ一緒にお風呂など普通は言語道断であろう。
「あまり、冗談を言って困らせないでください」
その少し困った笑顔が、台湾の心をえぐった。
それなら、彼と自分はどういった関係だというのだ。
恋人同士だというなら、歳の差が激しいだろう、などと彼は言い出すのか。
いや実際、過去に言われたような気がする。
けれど。
じゃあ、この気持ちは。
「っ……!」
「えっ!?」
突然、大粒の涙をぼろぼろこぼし始めた台湾に、日本が動揺する。
「ど、どうしたんですか!?」
どうしたも、こうしたもないのに。
「台湾さん!?」
日本は慌てて彼女に駆け寄って、心配そうな顔でのぞき込んできた。
「あの……」
その彼の顔を眺めながら、台湾はぼろぼろと涙をこぼし続ける。
涙で歪む視界の中の彼が、それでも愛しかった。
ひたすら困った顔で、台湾の顔をのぞきこみ彼女に手を伸ばそうとして、躊躇する。
彼女に触れる事に、自分で禁じているかのように伸ばした手の動きが淀んだ。
彼はわずかに視線をそらして黙考して、そして意を決したように台湾の背中を撫でた。
「どこか……痛い所でも……?」
腹痛でもおこして泣いたとでも思っているのだろうか。
優しく台湾の背中を撫でて、顔をのぞき込んでくる。
「……なにか……悲しい事でも……?」
自分に原因があるとまるでわかっていないセリフで、台湾の背中を優しく撫でる。
まぶたを閉じても、涙は次から次へとこぼれ落ちた。
「うっ……。……っく……うわあああああん、ふええええええん」
悲しくて情けなくて、台湾は幼い子供のように声をあげて泣き出した。
自分で引き起こした事がわかっているから、行き場のない感情が爆発する。
「あ、あああー、あああーもうー……」
声をあげて泣く台湾に合わせるかのように、日本が困った声をあげた。
泣きじゃくる子供相手を前にして、こぼすような声だ。
「あああもうー…。はいはいはい、よしよしよし」
そう言って、彼は台湾を自分の胸の中に抱きこんで、背中をゆるく叩いてやる。
子供扱いするなと言いたくなったけど、彼の腕の中は気持ち良くて、
抱きしめてくれた事は嬉しくて、彼の胸にすがって今までの鬱憤を
晴らすかのように泣きじゃくった。
「ううっ、うええぇぇええ〜ん、ふえええええぇぇん、うわあああああん」
「よしよし、よしよし」
あやすように、なだめるように。台湾の頭と背中を優しく撫でて、
包むように抱きしめてやる。
それは、昔の記憶だった。
321日湾玩具1-6:2010/06/25(金) 01:20:26 ID:jyUIIhxn
彼女が今の名前とは違う名前で日本から呼ばれていて、一緒にいた時代。
厳しかったし、理不尽な事もあったけど。本当に困った時は助けてくれた。
自分ではどうしようもなくてひたすら泣きじゃくる自分を、こうやって慰めてくれた。
あの時の台湾は、幼い少女の姿をしていたけれど。
「よしよし…」
昔は大きく感じた手のひらだけど、優しく撫でる手つきは変わらないように思えた。
ああ、気持ちが良い。
胸にすがって、背中に手を回してしがみついて、腕の中に包まれて。
ひとしきり泣いて気持ちが落ち着いてくると、あとはただこの体勢が気持ち良かった。
「……落ち着きましたか……?」
頭の上から降ってくる穏やかな声に、胸に頬をくっつけながら、台湾はこくんと頷く。
「………もう少し、こうしていますか…?」
随分落ち着いてきた台湾だが、ここですぐに彼女を解放するのは落ち着かなかろうと、
日本はそう声をかけた。その優しい声に、頬を少し赤らめながら、台湾はもう一度頷く。
どれくらいそうしていたか、居間に風呂がわいた事を知らせる音声が、鳴り響いた。
「……台湾さん……。お風呂がわきましたよ…。入ってきてはどうですか?
ここでこうしているより、ずっと落ち着くと思いますよ…?」
そう声をかけてくる日本の声は優しくて、他意はないのが感じられる。
けれど、今の台湾にとってはこっちの方がずっと落ち着くのだ。
「…ヤです……」
「………………」
拗ねたような台湾の声に、日本がため息を吐き出す。
「……ねえ、日本さん……」
「はい、なんですか…?」
寄せた胸に頬ずりしながら、台湾が甘えた声をあげると、日本も優しい声で返事をする。
「抱いてクダサイ……」
「…………え?」
それは、まったく予期していない言葉だったようで、彼は間抜けた声をあげた。
「ダカラ……。セックスしてください…」
「……………はい?」
今度は聞き間違いと思ったのだろうか。びっくりした顔のまま、小首をかしげる。
「………………」
お互いに見やったまま、沈黙の時間だけが過ぎていった。
「……いや……、年寄りをからかっちゃいけません」
しかし、台湾は冗談を言ったのだと内心で片付けたのか、
日本は困った顔でそう言うと、彼女は口をとがらせる。
「からかってナイデス。本当デス」
「はいはい。有り難うございます」
本当にそう思っているのに、これでは、幼児が大人に向かって結婚するとでも
言っているような状態ではないか。ただ好きというだけで、ありえない事を
口走る幼児のような。そんな事はないはずなのに、そうとしか受け取って
もらえないのか。落ち着いたはずの気持ちはまた急に苛立ち始める。
「だから、冗談じゃナイデス。本気デス!子供扱いしないでクダサイ!」
さっきまで子供のような態度をとっていたのも忘れて、台湾はそう日本に詰め寄った。
「いやだって、そんな……私と貴方では……」
「釣り合わないデスカ!ワタシでは駄目デスカ!ワタシは……
女としてダメなんデスカ!」
女として魅力がないと暗に言われたようで、瞬間的に沸騰した台湾はまなじりを
釣り上げてヒステリックに叫んだ。
322日湾玩具1-7:2010/06/25(金) 01:21:13 ID:jyUIIhxn
「そんな事は……」
「最初に、最初にワタシを抱いたのはアナタじゃないデスカ!」
あの時代。嫌がる彼女を、大人になる前の彼女に手を出したのは日本の方。
それを忘れたかのような日本の態度にはムカついたのは確かだ。
ただ、今ではそれを気にして、自らは手を出してこないのは知っている。
手を出さないから良いじゃなくて。そうじゃなくて。無理強いじゃなくて。
気持ちが通じ合えば、お互いに求め合えば、とても気持ち良いものだから。
だから。
あんなに求め合った夜もあったじゃないかと。
あれは無かった事にするのかと。
それを否定された気分になった台湾はまた爆発した。さっきのとは違う方向で、
激しい怒りと悲しみで。
「もう嫌になたんデスカ!飽きたんデスカ!前は子供が良くテ今は
子供が嫌なんデスカ!だから、だから抱く気もおきないんデスカ!」
落ち着いたはずの涙がまだ噴き出してき、台湾は泣き叫ぶ。どうして手を出して
こないのか。先日の件は実は大した事ではなくて、もっと根本的な何かが、
台湾には致命的に足りない何かがあるから抱いてくれないのかと。
この気持ちはひたすら一方的だったのだと。
こちらは男として見ているのに、あちらは子供として見ていなかっただけなんだと。
「ちょ、そんな事……」
日本が何か言おうとしているが、それを聞けるような精神状態ではない。
「ワタシ、ワタシはあなたが好きデス!大好きデス!何度でも言いマス!
大好きデス!でも、あなたは子供だからと相手にシテくれないテ、
ワタシはどうすれば良いんデスカ!」
「台湾さん、と、とにかく、とにかく落ち着いてください」
爆発して泣き叫ぶ台湾に、日本は彼女の両肩に手をおいて、
どうにかなだめようとするが、そんな事では止まらなかった。
「ワタシがどんな思いデ、ここに来てるかワカリます!?あなたと一緒に過ごしたくテ、
頑張ってこんなにたくさんお休みとったノニ!お洒落な服着ても、
見向きもされないジャ、ワタシは女として全然ダメじゃないデスカ!」
「とにかく落ち着いてください、台湾さん!」
「あなたにとってワタシとの付き合いは子守だたんデスカ!
近所の子供の相手だたんデスカ!」
「なにを言って……」
「もう明日にはワタシここから帰らないとイケナイノニ!
すごく頑張ってお洒落したノニ!もの凄く楽しみにしてたノニ!
あなたとたくさんたくさん過ごしたかたノニぃっ!」
「台湾っ!」
「っ…!」
拉致があかないと判断した日本は、鋭い声で呼びつけると、
我に帰った彼女は一瞬息を飲む。
323日湾玩具1-8:2010/06/25(金) 01:21:51 ID:jyUIIhxn
「……とにかく落ち着きなさい。これじゃ話もできません」
最近ではとみに聞けなくなった、彼の命令口調。幼少時の刷り込みとでも言うべきか、
こうなると台湾は彼に逆らえなくなる。
やっと大人しくなった台湾を見て、それから日本は肩の力を抜くと一緒に息を吐き出した。
「……どこから話せば良いものやら…ですが……」
困惑したようにそう言って、日本は腕をのばすと袖で台湾の涙を優しくぬぐってやる。
「……正直……からかわれているのは私の方だと思っていたんですけどね……」
そう言いながら、彼は顔全体にほろ苦い笑顔を浮かべた。
「……?」
「…あなたは若い女性ですが、こちらは腰痛も持っている年寄りです。
そういった場合、普通に考えれば女性の方から好意を寄せられる事など
普通ありません。せいぜいお金目当てが関の山といったところでしょう」
そんな事などないと言いたかったが、口を挟める雰囲気ではなくて、
台湾は言いかけた言葉を飲み込む。とはいえ、彼の言う事が一般的に言えば
間違いではないところが、もどかしい。
「ただ、逆の場合の、年寄りが一方的に若い女性を求めるのはある話です。
……過去、私はそれをしたわけで、自省しなければと戒めていました。それに、
その、先日あなたがああいうのを購入したのを偶然にも目の前で見せられて、
馬鹿にされたように感じたのも確かです」
「……それは、ゴメンナサイデス!あれはワタシ悪かったと……!」
先日の件が出てきたので、台湾は急いで謝った。やっぱり彼は怒っていたのだ。
しかし、謝る台湾を日本は軽く手で制する。
「いいんですよ。私も大人げなかったのですから。今までのあなたのアピール
とでも言うんでしょうか。露出が高くて目のやり場に困る衣服も、
隣で寝ようと仰る事も、あなたが私をからかっているのだと思っていました。
もしくは、若い子特有の、特に他意なくやっている事なのかと。
ここで、私が調子に乗っては阿呆が見る何とやらになると。思っていましたから」
つまり、彼は例の一件で馬鹿にされていると思い、その上でアピールしてくる
台湾にからかわれていると、思っていたと。
「………………」
そういった気持ちはまったく無かった台湾だが、せっせと火に油を注ぐような事を
していたのだと思うと、少し薄ら寒いものが背中に走る。
「あなたの気持ちも知らずに、私も意地を張りました。すみません。
随分あなたを追い詰めてしまったようですね……」
優しくそう言って、彼女の涙で濡れた頬を優しく撫でた。
しかし、撫でた先からまた次々と涙がこぼれ落ちてくる。
「泣かないでください……すごく……困ります……」
苦笑いを浮かべながら、日本はあふれ出る涙を何度も拭いてやる。
そのうち、台湾は日本の顔を両手で掴まえるとおもむろに顔を寄せた。
324名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 22:21:39 ID:qJ2lYtX2
前半投下終了かな?
後半全裸で待機
325名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 22:46:37 ID:r9ZW+zT3
同じく待機中
326日湾玩具2-1:2010/06/26(土) 00:32:50 ID:/68vGZcl
唇を何度も何度も重ね合わせて、それから吸い付いて、ゆるんだ顎を開かせて
口内へ強引に舌をねじ込む。ちょっと及び腰気味の彼の頭を掴まえて口内の舌を
追いかけていると、やがて観念したようで、逃げずに舌を絡ませてくれるようになった。
ひたすら愛しい想いをぶつけるままに彼の口内を貪り、息苦しくなって唇を離しても、
またすぐに食らいつく有様で、日本はまごつく様子を見せながらも、
彼女の想いを何とか受け止める。
やがて口づけだけでは飽きたらず、もっと身を寄せるべく彼の膝の上に座った。
「あ、あの……」
「…重タイデスか…?」
日本が何か言いたそうなので、台湾は唇を離し、鼻がくっつきそうな程の至近距離で、
彼を見下ろす。
「いえ…それはありませんが……。本当に良いんですか…?」
「ナニがデスか?」
今度は鼻先にキスをして、頬、額にとまた唇を落とした。
彼女の様子は、なにかに暴走気味で、瞳に宿る光がなんだか怪しい。
「……私が相手で……」
「イイんデス!」
きっぱり言い切って、また唇を奪い、力一杯抱きしめた。細身ながらも筋肉が
みっしりついた体つきが服を通しても感じられて、それが嬉しくてなんだか昂揚してくる。
背中の両腕だけでなく、脚も腰に絡みつけて下腹部を押しつけると、
そこでお互いの股間が密着している事に気付いた。
既にそれに気付いたらしい日本がむず痒そうに身体をよじらせたが、
台湾は彼を逃がすまいとばかりに、腕も足も使ってさらに身体を密着させる。
「…ん……ちょ……んはっ……、ま……」
何か言おうとする言葉を唇や舌で封じ込んで、背中をかき抱き、腰を擦り合わせた。
愛しくて愛しくて、その感情をただひたすら直球で彼にぶつけ続けた。
「……ふ……んんっ……ん……」
むず痒そうに眉をしかめ、台湾の愛情を受け続けた日本に変化が訪れる。
台湾の猛攻に戸惑い気味に泳いでいた手は、彼女の腰に乗りやがて丸いお尻を
あやしい手つきで撫で始める。
「…………ん……」
それに気付いて、台湾はようやっと唇を離し、少し下にある日本の瞳で見つめた。
その瞳は、先程の穏やかな彼のものとはどこか違っている。
色々腹にとどめて考え込む男の眼ではなく、もっと直情的で野性的なものだ。
「……明日は、お互い腰が立たなくなるかもしれませんね…」
「え…?」
さらりと恐ろしい事を言いながら、今度は日本の方が台湾の唇を奪う。
優しく抱いてくれた先程のものとは違い、えらく情熱的で、そして助平だった。
「んっ……ふぅっ……んんっ……」
片方の手で胸をまさぐり、もう片方の手で尻を撫でくりまわす。
重なり合う彼の股間が熱く硬くなり始めている。
唇が離れると、自分の膝の上に乗る台湾のシャツのすそをつかみ、
ブラが見えるくらいまでめくり上げた。
「…あっ……」
そのブラもまた上へずらし、カタチの良い乳房がぷるんと揺れ出ると、
早速それにかぶりつく。
「……はっ……ふう……はあっ……」
台湾の息が上がり始めたのは、胸にしゃぶりつかれているからだけではない。
ミニスカートの中のパンツの隙間に、指を差し入れているのもある。
彼女は授乳でもするかのように、自分の胸に吸い付く彼の頭を撫で、
髪の毛を優しく梳いた。
327日湾玩具2-2:2010/06/26(土) 00:33:17 ID:/68vGZcl
「台湾…。そっちの机に……身体を……」
「え…?」
乳房から口を離し、顎で指し示す先に、少し大きめの座卓がある。
ここから少し距離があるが、台湾は日本に言われる通り、その机の方に
四つん這いで歩くとそこに腰掛けた。
そして、後から日本がやって来ると言われないなくても、
脚を大きく広げて彼を出迎える。
「はあっ…!」
日本は無言のまま近づいて、その開かれた脚の中央に指を這わせて、
下着の上から割れ目をゆっくりと擦った。
「……すみませんね……。随分溜めてらしたようですね……」
「はあ、はあ…」
ちょっと触っただけで濡れ出すほどで、台湾の欲求不満がたまっている事は
見てとれる。指を布の隙間に差し入れて、横にずらすと充血したそこは
泉を溢れんばかりに湛えていた。
そこへ指を2本差し入れて、軽く掻きだしただけだというのに、
次から次へと溢れ出す。
「…おやおや……。ちょっと触っただけなんですけど……」
「ふっ……は……、だ……だって……」
「そうですね。じゃあ、コレは取っ払ってもらいますか…」
ゆるく頷いてから、日本はミニスカートの中のパンツに手をかけてするりと
ずり降ろして取っ払ってしまうと、露わになったそこへ再度指を差し入れた。
「あ…、あ…、あ……」
彼はどうすれば良いのかすべてわかっている手つきで指を動かし、
そのたびに蜜はあふれ出し、台湾の身体は見る間に火照りだす。
「あっ、あ〜っ…、あっんっ…、はあぁっ…!」
口を大きく開け、舌をだらしなく見せて、台湾は余裕のない吐息を吐き出す。
欲求不満が溜まっていた事もあるが、日本の器用な指の動きには抗えない。
そもそも彼女の身体の性感帯を開発しまくったのは、その日本なのだ。
かなうはずがない。
「あっ、ああっ、はあっ…、ふああっ…、はああっ!」
我慢ならないように息を吐き出して、台湾の身体が震えて、
指が入っていたにも関わらず液体が勢いよく噴き出される。
指だけでイカされてしまった。
「はっ…、はっ、はあっ、はあっ…」
肩で息をして、日本の頭を呆然と眺める。本当にただ眺めているだけで、
何も考えが浮かばない。ただ、とても気持ち良かった、それだけだ。
「…良いようですね……。台湾、身体を裏返して、そう、机に手をついて、
寝そべる感じで結構ですよ」
台湾の様子を満足そうに眺めて、日本はそう促す。言われて、
彼女はいったん頷いて、暑くてたまらないといったふうに、
シャツをさっと脱ぎ捨ててから、やや緩慢とした動作で机の上に乗せた腰をあげた。
それから、彼女は上半身を机の上へうつ伏せると、桃色の尻が突き出るような、
そんな格好になる。
「…そういえば、あなたが購入した玩具がありましたよね。
後でそれを使いましょうか」
平然とした様子で言い、剥き出しになった秘所に指をあてがうと、
また弄くっている。
「あっ!あっ…、あのっ…、あ、あれは本当にっ…、資料、用…で、
本当に……使う……つもりは……」
「あんなにお買いになったのに?」
「ほ……本当っ…、で……す……。…だ、だって……あんなの…
…使う…つもり……」
328日湾玩具2-3:2010/06/26(土) 00:33:43 ID:/68vGZcl
そういえばと、日本はあの時に見た大人の玩具の数々を思い出してみた。
確かにアナルセックス系で使うラインナップがあったような気がする。
まあ、どっちにでも使えるものがほとんどだったのではと記憶しているが。
「使ってみましょう」
「えっ、えええっ!?」
随分あっさりと日本が言うものだから、台湾は思わず青ざめる。
「昔、ここはちゃんと仕込みましたよね?忘れたというなら、思い出させるまでですが」
言って、彼はびしょ濡れになった親指で、いじくっていた穴より上に
位置するもう一つの穴をぐっと押した。
「あああっ!」
たまらなくなって、台湾は机の上に突っ伏して声をあげる。
「あっ!あっ!あっ!あっ…、や、ヤ、デスぅ!それ、ヤですっ!」
両方の穴を指で刺激されて喘ぎながら、台湾はかぶりを振った。
「おや、どうしてですか?」
「だ…だって……、あ、アレ、あんなの……入れる…なんテ。
そ…それに……そっち……随分…やってなっ……」
「…でしたら。思い出せば良いだけの事です。…こちらは私も久しぶりですけど……」
「あっ、あうんっ、やああっ!」
そう言いながら、指を器用に動かして両方の穴を責め立てると、
彼女は随分と愛らしい鳴き声を上げる。こんなでは今の日本を止めるのは
甚だ無理というものだろう。
しかし、この台湾の様子で、彼女は本当に本気で他意がなかったのだと、
日本もようやくわかった。そして、自分以外の男を知らなかったという事も。
ハードなBLマンガを好んでいるし、過去、かなり仕込んだから知っているだろうと
思い込んでいたけれど。
これが罪滅ぼしになるかなどわからないが、存分に愛する事で良いと言うなら、
願ったり叶ったりか。
「本当にあなたは可愛いですね…」
日本は静かにそう言って、入れていた指を引き抜くと、自分の帯に手をかけて、
しゅるしゅると帯を解き、着物を脱いでいく。
家では和服を愛用しているので、自然褌を締める事が多い。その褌の紐を
ゆるめて外すと、中から現れたモノを軽くシゴいて準備する。
先日の件で騒ぎ(?)になるほど粗末な事はなく、日本人特有の膨張率と
硬さで彼が傷つく事もないようだが、最近自分に自信が持てなくなっている
彼の精神的な所もあったのかもしれない。
机の上に突っ伏した状態の彼女の背後に膝で立ち、固くなったソレを
蜜であふれる秘所にあてがうと、もうそれだけで彼女の身体は反応した。
「ハァ、ハァ、ハァ、んっ…あっ…!」
早く入れてくれとばかりに、腰を押しつけてきたので、それに応じて
日本も彼女の腰をつかむと、ゆっくりと埋没させていった。
「あ、あああぅっ…」
身体をビクつかせて反応し、入れられただけで締め付けてくるほど、
彼女の身体は相当敏感になっている。
「………ん……、ふう……」
中は、キツくて瑞々しくて、柔らかくて絡みつくようで、その感触に日本は
ため息を漏らした。肌はきめ細かく、手に吸い付くようで触るだけでも燃えてくる。
早速、その中の感触を堪能する事にして、彼は彼女の腰を両手でつかむと、
まずはゆっくりと動き始めた。
「あっ、あっ…、あんっ…、はあっ、はあんっ…!」
待ち望んでいたこの感触に、台湾はわずかに顔を歪ませて微笑み、
歓喜の声を漏らす。昔は、嫌で嫌で仕方がなかったはずなのに、
自分も随分変わったものだと思う。
329日湾玩具2-4:2010/06/26(土) 00:34:09 ID:/68vGZcl
とはいえ、昔は昔で、今は今。この感覚は間違いなく快感で、ひどく気持ちが良い。
「ああっ、はあっ、はあっ、はあぁっ…」
最初ゆっくりだったのがだんだん激しくなっていき、彼女の喘ぐ声も
それにつられて強くなってくる。叩きつけられる肉の音が響き、身体が震えた。
愛らしく喘ぐ台湾にたまらなくなったようで、日本は彼女の背中に
覆い被さるように抱きついて、背中に、うなじに、耳の先にと口づけを落とす。
それに反応して、台湾は肘で上半身をもたげると、背後にいる
日本を見ようと顔を横に向けた。
「あ、あん……あ……」
机の胸の間に隙間ができると、早速そこに両手が忍び込まれて、
乳房が握られる。下半身は相変わらず責め立てられているし、
台湾の身体は良いように日本に貪られている。
それでも、背中にいる男が愛しくて、そこへ顔を向けようとした。
横へ向けた顔の頬に、男の唇が近づき、何度かキスしてもらうと、
彼女はくすぐったそうに目を細める。
お互いが向き合うようにして抱いてくれたら良いのに。
そしたら、抱きついて離さないのに。
もっとも、それを見越されているから背後から突いているのかもしれないけど。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ…、くぅっ…あっ…」
つなげた腰を押しつけるたびに彼女の身体が揺れ、その揺れる身体を
押さえるために、背後から腕を回して、抱き留めている。
その抱き留める両手は彼女の胸をつかみ、力むたびに手の中で形を変えていた。
「あぁっ、あぁっ…、はあぁっ、やあっ…、ああんっ」
鼻にかかる声をあげて、突かれるままに吐き出して、背後にいる男を感じて。
好きなだけ抱いてほしい。こちらも好きなだけ感じられるから。
ふと、胸から手が離れ、背中にある肌が遠のいた。もっと密着してくれて
良いのにと思っているとほどなくして、つなげられた腰の動きに変化があらわれる。
「あっ…、んんっ…、はっ…、あっ…、んっ、いっ…、いいっ…」
ゆっくりとかき混ぜるように動いて、中の気持ち良い所を一つずつ
確かめるように、中で蠢いている。
その動きで、日本は台湾の性感帯を確認しているらしかった。しばらく
そこで探って確かめると、彼女の腰をしっかりつかんで順番に責め立てていった。
「…確か…あなたはココが……お好きでしたよね」
「あっ、あぁっ、あぁっ!あーっ!」
正確にその位置を突いていくと、すぐに反応に表れる。歓喜の声をあげ、
彼女の上半身が身悶える。
「それからココ」
「あっ、あっ、あっ、あんっ、やっ、きゃっ!」
「覚えてるもんですね。ココもそうでしたでしょう」
「やっ、やぁっ、あーっ、ひああっ!」
腰を動かすたびに相当な量の蜜があふれ出し、声だけでなく、
そこからでも彼女の身体が歓んでいる事が見てとれる。身体は正直なものだ。
「後でオモチャを入れてあげます。ココも鍛え直しませんと」
「っ!!!」
そして、己の突起物を入れている穴の上に位置するもう一つの穴に指を
這わせると、彼女の身体が大きく震える。
「いやっ!イヤです!そ、そこはだっ…!やああっ!」
液体にまみれた指でねぷねぷとその穴を弄くると、突っ込んだモノを
締め付けてきて、日本はわずかに顔を歪ませた。
「良い反応じゃないですか?準備運動といきますか」
「……っっ!やっ、やめっ!いやあっ!」
そして、まずは指から。昔もこうやって調教した。
「ひあっ!ふあっ!やあっ!ああっ!」
「良いですね。こちらも良く締まって気持ち良いです。昔あれだけ
馴らしましたから、じきに思い出しますよ」
330日湾玩具2-5:2010/06/26(土) 00:34:45 ID:/68vGZcl
日本が恐ろしい事を言ってくるが、それが現実になりそうなのだから、
なお恐ろしい。現に、台湾はあの日々を思いだしつつある。
辛くて地獄のような日々だったはずなのに、気がつけば、一体何が
地獄であったのかわからなくなっていた。地獄も天国も自分の感覚次第と、
気付いたのは快楽を知ってから。
「あっ…ああっ…、ひああっ…!」
眠っていた何かが身体の中でまた目覚め始める。責め立てられて、
閉じていたつぼみはゆっくりと花開きはじめる。
「あああっ…、ふああっ…、ああああっ…」
悦びに身体が打ち震え、脳は淫楽の荒波に揉まれて、ただの獣に成り果てる。
「あっ、やああっ、あああっ、んっ、ふああっ、い、いいいっ…!!」
腰を打ち付け、指でもう一つの穴を弄くって、日本はもはや理性なき雌となった
台湾を見下ろした。情交に夢中になっている反面、どこか冷静な部分が
ある自分も認めている。
台湾は既に軽く何度かイッているし、ここで強く責め立てれば落ちるだろう。
自分はまだ持つようだが、ここで出しておかないと次のラウンドへは向かえまい。
それならば。
「っ…!あっ…!やっ、きゃあっ!あああっ!あああああっ!」
突然、打ち付けられるピッチが上がり、同時に菊座への刺激も増して、
台湾も髪の毛を振り乱して悶え出す。
さすがに疲れるようで、日本の顔にも汗が幾筋か落ちていく。
「やあああっ!あああっ!いっちゃ、やああっひやああああああっっ!」
乱れに乱れ、背中を弓ぞりに仰け反らせて、喉の奥から声を吐き出した。
「っぅっ…!」
入れたモノが激しい収縮にさらされて、日本もきゅっと眉を寄せる。
彼はその気持ちよさに抗わず、絞り出されるようなその窄まり感に身を
任せて我慢を放出した。
愛液にまみれた秘所は放出された白い液体を飲み込みきれず、
ずっぽり栓がしてあってもその隙間からもあふれ出る。
ほんの少しの間、その快楽の余韻を味わって時間が止まったかのように
動かなかったが、やがて息を吐き出すと共に、全身の力を抜いた。
「はあ……」
ぐったりと机の上に寝そべる彼女から、ゆっくりと液体まみれになったモノを
引き抜くと、またどろりと滴り落ちている。
日本もその場に腰をつくと、荒い呼吸を落ち着かせていた。

どれだけ休んだか、ようやっと落ち着いた台湾は汗やら涙やらを軽く
拭いてから、机の上から起き上がった。
「……はあ……」
振り返ると、はだけた着物一枚きりの日本が、うっすらとした優しい
微笑みを浮かべている。元気があったらその胸に飛び込みたいくらいだったが、
いかんせん疲労に負けた。
「……一緒にお風呂……入りますか?」
意味ありげな視線を含み、日本がそう言うと台湾も苦笑する。
「ハイ……」
そんな彼からの提案を拒むわけがなかろう。もう少し休んだら、
風呂に入る準備をせねばと考えた。
「……あ、でも……」
「はい?」
はだけた着物を直し、脱いだ上着やら褌やらを回収していた日本はその手を止める。
「あの…本当にあの、オモチャ……使うんデスか?」
それを聞いて、日本は一瞬きょとんとした顔をして、それから何か
含んだような笑顔を浮かべた。
「良いんじゃないですか?受けの気持ちを知る事によってあなたの作風に
また広がりが出るかもしれませんよ?」
「え?ええーっ!本気デスかぁ?」
「実際に使った事がなくて、間違った絵を描いてしまっても、ですか?」
「……そ、ソレハ……」
331日湾玩具2-6:2010/06/26(土) 00:35:16 ID:/68vGZcl
そりゃあそういうマンガはたくさん読んだし、そういったPCゲームも
やったから、まったく知らないわけではないけれど、実際に使った事が
ないのは確かなわけで、それを言われてしまうと何も反論できない。
「持って来てください。本来は二人で使うものが多数ですから」
「あ、あの、えと……」
「お茶を用意してきます。冷たいのを」
まごつく台湾を尻目に日本は立ち上がると、台所へと歩いていく。
「……………………はあぁーっっ…」
しばらくその背中を見送っていた台湾だが、見えなくなってだいぶ経ってから、
盛大なため息をはきだした。
まったく敵わない。
最初はこちらが指導権を持っていたはずだが、彼のスイッチが入ったら
ただひたすらなされるがままという結果だ。
ちょっと悔しい気もするが、まあそれはそれで良いのかもとかも思う。
なにより、誤解(?)が解けたのが一番ホッとした。あのまま彼を怒らせたまま、
何もないまま帰るとしたら、色々と悲しすぎる。
しかし……。
台湾はもう一度ため息をつく。あの玩具、本当に使う事になるなんて
思いもしなかった……。そりゃ本気でこっちが嫌がれば彼も無理強いして
こないだろうけど……。
ふっとあきらめのため息をついて、台湾は立ち上がる。
本当のところ、優しい彼は大好きで、けれど厳しい彼はもっと好きで。
あの声で命令されてしまったら、もうたまらない。もし、自分に犬の尻尾が
ついていたら、命令されるだけで尻尾を振りまくっているに違いない。
厳しく命令してほしいだなんて、今の彼に言ったらヘンな顔されそうだから、
言い出せないけれど。
「へ……ふへへ……、ふふふ……」
なんだか怪しい含み笑いをしながら、彼女はあの箱を取りに客間へと歩き出した。



「じゃあ、また遊びに来ますネ」
「はい。お待ちしていますよ」
空港まで車で送ってやり、台湾は自分の家へと帰っていく。彼女の笑顔は
笑顔だが、疲れた笑顔だったとか、目の下にクマが浮かんでいたとか、
腰が震えていたとか、それらは、気のせいではなかっただろう。声もかすれていたし。
まあ、あとは飛行機の中は座っているだけだし、空港からタクシーを
使えば彼女も自宅までそう歩く事もないはずだが。
日本も、昨晩は張り切りすぎて、腰がじんじんと響いている。
帰ったら間違いなく腰に湿布を貼り、マッサージ椅子の上からしばらく
動けないだろうと予想した。
「はぁーっ……」
台湾を見送り、自分の車の運転席につくと、エンジンを入れる前に
まずため息を吐き出す。
「…あんなに可愛すぎるなんて反則ですよー……」
ハンドルの上に頭を突っ伏してつぶやいた。
彼は、しばらくその姿勢のままだったが、やがて気を取り直したように
身を起こして車のエンジンをかける。
彼が運転する白色の車は動きだし、そして駐車場を後にした。

おしまい。
332日湾玩具:2010/06/26(土) 00:46:37 ID:/68vGZcl

以上です。

日本の家には絶対高性能マッサージ椅子があるはず。
そしてこの湾ちゃんはやおい穴を漠然と信じてる設定です。
漫画を読む時になると、ドリームスイッチが入っちゃうような。

余談ですが、人間って性教育しないと、
本当に知らないしわかんないんだよなとか、思ったりします。
子供を産んだ知人の話で「赤ちゃんってお尻の穴から生まれて
くるんじゃなかったんだね」って言ったのには度肝をぬかれました。
既婚して3年くらい経っていたのに…。

それでは、ありがとうございました。失礼いたします。
333名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 02:29:31 ID:WMnpTmGE
GJ!
良いエロ爺と台湾でした!
開眼アグレッシブ爺が素敵。
湾ちゃんエロ可愛いよ!
チビ湾調教篇とか…ないですよね…?
334名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 21:56:00 ID:o7fROMan
GJ!
カタコト喋りの台湾がなんか新鮮だった。
335名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 21:17:52 ID:kk+JY6bp
ねっとり濃いエロGJ!
湾も一途で可愛かった。
336名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:28:58 ID:w1WRHYk6
久々に来たらがっつりな日湾キテター!GJGJGJ!!!
337名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 21:38:47 ID:bMzWLaci
もう雑談OK?
そろそろ七夕だけど、七夕よろしくなかなか会えない男女がガッツリ逢瀬をたのしむ…ってのもいいよな。
離れた国同士ならよくありそう。
338名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:02:28 ID:DZ/ra0dr
CP【日本×ベラルーシ】
傾向【ちょい特殊?】
その他
【日本もベラルーシも屈折してます。ご注意を】
339名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:13:04 ID:DZ/ra0dr
「ベラルーシさん…。」
耳元で囁かれ、ベラルーシは白い肉体を震わせた。

日本の固く、先走りで濡れた性器が
ベラルーシの背中に擦れ、背筋に冷たいものが走る。

それは快、不快、入り混じった感覚。

(汚い、気持ち悪い、でも……気持ち良い………。)

不潔で古い日本の旅館
逢瀬の場所にここを選んだのはベラルーシ本人であった。

この情交に、一番相応しい場所だと思ったからだ。
「素晴らしい体ですね。」

日本がそう呟くと、ベラルーシは彼の肉体にしがみつく。

「あなたは醜いのね。兄さんと違って。」


侮蔑と憐憫と、欲情を込めた口調だった。
340名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:18:55 ID:DZ/ra0dr
日本の眉がぴくりと動き、悲しみのためとも屈辱のためとも取れる苦痛の表情を浮かべた。

しかし何より強いものは抑えがたい性欲であろう。
日本のベラルーシを苛む力が、より強くなる。

小柄とは言っても、やはり男だ。

性器を顔に近づけられるとぷんと雄の臭いも鼻を突く。

ベラルーシは躊躇いも無くそれを含んだ。



生温かく、時折生き物のような動きを見せるそれに、ベラルーシは愛しさにも似た感情を抱いた
341名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:24:36 ID:DZ/ra0dr
(こんな私を見て、兄さんはどう思うだろう。)
そんな考えが頭を掠めると、体はますます疼き舌の動きは無意識に激しくなる。

日本は小さく呻くと、薄い精液を放出した。

それを飲下し呆然と俯くベラルーシを湿った布団に横たえ、日本は彼女の体中に接吻をした。


「ああっ!あああああ」


日本の舌が、這う。

胸に、腹に、そして充血した性器に。


十分過ぎる程濡れたベラルーシの茂みに、日本の性器が潜り込んで来た。

(私は汚されている。でも、これって凄く興奮するのよ。ねぇ、兄さん……。)
342名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:33:27 ID:DZ/ra0dr
ベラルーシのそこが日本の熱いものを全て飲み込むと、日本は暫し動きを止め、ベラルーシの唇に深い接吻を落とした。


ベラルーシが涙を流すと、彼はそれを舌で丁寧に舐め取った。

日本が体を動かすたびに、ベラルーシは獣の声を上げた。

体内に生温かい液体を注ぎ込まれたことを感じると、ベラルーシは日本の背中に爪を立て、体を弛緩させた……。
343名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:38:36 ID:DZ/ra0dr
……行為が終わるとベラルーシは決まって虚無感に襲われた。


「お前は私を好きだから抱くのか?」


そんなことを聞いたのは何故なのか。


ベラルーシ本人にすら分からない。


「いえ、全く。私はあなたが誘ってきたから。そしてあなたは美しく、性欲の対象になるから抱いたのです。」


やはりそうか。

その返答を聞いて、ベラルーシの下腹にはまた小さな炎が灯った。
344名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:42:09 ID:DZ/ra0dr
「ところであなたは何故私のような男を性欲の対象として選んだのですか?」
そう聞かれて、ベラルーシは躊躇いも無く答えた。
「あなたのような男だから。兄さんと違って、卑屈で、貧相で、肌が黄色くて、醜いから。」


日本は顔を伏せ、息を荒げていた。
粗末な掛け布団の下で、彼のものがまた首をもたげているのだろう。


ベラルーシもまたその姿にサディズムを刺激され、性器を湿らせた。
345名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 12:56:39 ID:DZ/ra0dr
当然のごとく、二人は行為を再開した。

「もう抜け出せない。私も……あなたも……。」


ベラルーシが熱病にでもかかったような調子で呟くと、日本は何時ものようにミステリアスな微笑を浮かべ、ベラルーシの小さな頭を撫でたのであった。
346名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 13:03:12 ID:DZ/ra0dr
以上です。


すみません、タイトル付け忘れました。
(ある男女の歪んだ関係)です。
では駄文失礼しました。
347名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 23:09:39 ID:vYxPXjAF
>>338
乙。
スレ活性化しだして嬉しい

しかし、1レスに文章はけっこう入るから、そんなに分けなくて大丈夫だよ
詳しくはわからんから、書き手スレにでも行って、見てみたら良いと思う
348名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 00:23:40 ID:pp739mZy

なんか不思議な雰囲気でいい
349名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 01:41:04 ID:6Oa59mF7
確か1レスに60行とかじゃなかったっけ?>行数
間違ってたらすまん

>>338
静かな雰囲気が良かったよ
確かに日本とロシアはある意味対照的かもなあ
イチモツの大きさとか…
350338:2010/07/06(火) 06:34:47 ID:q0ry/NYt
確かに一レスごとの改行多かったですね
教えてくださってありがとうございます。
そして読んでくださってありがとうございます。
では日本視点も投下します
351ある男女の歪んだ関係二:2010/07/06(火) 12:45:01 ID:q0ry/NYt
……親愛なるベラルーシさん。

あなたは、本当に綺麗ですね。

張りのある乳房、見事にくびれた腰、少し不健康にも思える程真白い肌。まるで一つの芸術作品のよう。
私があなたを貫く度、あなたは決まって苦しそうな、それでいて恍惚とした表情で私を見やるのです。
私を醜いと言うあなた、卑屈で憐れだなどと言うあなた。

………ほんとに憐れなのはベラルーシさん、あなただということは、自分自身が一番良く分かっていることでしょう。

あなたがロシアさんを愛していること、そして省みられていないということは、私も知っています。

最初に気掛かりだったのは、ベラルーシさんが私をロシアさんの身替わりにしているのでは、ということでした。


私をロシアさんに見立て、抱かれることによって快楽を得ようなどと考えているのではと思ったのです。

……私の愚かしい憶測は外れました。


あなたは私を、ちゃんと私として見ていました。
汚い獣として。
……自傷の道具として。
苦しいんですね、辛いんですね、
そんなに空虚な瞳をして。
暫し、現実から目を逸らしたいんですね。
だったらとことん付き合いますよ、あなたが私に望む役割を担いながら。
私があなたを好きではない、と言った瞬間の、ベラルーシさんの顔。その時えもいわれぬ快楽が私の脳内を支配しました。

私は、獣。醜く、卑小で、汚らしい。

親愛なるベラルーシさん、私は先程までのあなたとの行為を、こっそり撮影していたんですよ。

映像の中のあなたは、美しい顔を歪め、獣のように喘いでいます。


ええ、獣の私に汚されながら。
352ある男女の歪んだ関係二:2010/07/06(火) 13:01:20 ID:q0ry/NYt
映像を見ながら、私は何度も自慰に耽りました。
映像の中のベラルーシさんが、赤くぬらぬら光る舌を使って私の固くなった性器を舐め回しています。

あなたの柔らかな髪が性器にかかかる、淫らな感触の心地良かったこと。
……ベラルーシさんに映像を見せながら事の全てを淡々と伝えると、彼女は全てを諦めた者のようにぽかんと口を開けていました。

しかし私が彼女を強く抱きすくめると、激しく暴れ、抵抗しました。

ええ、そう来なくては。最初から心の無い人形のようなあなたを抱いても少しも面白くありませんからね。


しかし私がロシアさんの名前を出し、脅すとあなたは途端に押し黙りました。

私はもっともっとベラルーシさんを陵辱しつくします。
取り返しが付かないぐらいに。昔のあなたを、あなた自身が二度と思い出せなくなるくらいに。


少しぐらいはその覚悟があったのでしょう?そうなりたい願望があったからこそ、私を挑発したのでしょう?

私はベラルーシさんの乳房をいつもより少し乱暴に揉みしだきました。

あなたはひゅうと息を吸い込むと、石のように体を固くしました。

しかし私が優しく性器を愛撫すると、あなたは目を瞑り恍惚とした表情を浮かべました。

「所詮あなたも、私と一緒でしょう。」

あなたの性器を弄り、耳に息を吹きかけながら低く呟きます。

ベラルーシさんにとっては最大級の侮辱でしょう。

しかしベラルーシさんは少しも表情を変えず、かえって私の心を掻き乱しました。

苦しみを振り払うように、私はあなたを貫きます。
親愛なるベラルーシさん。
私は一つ、嘘を吐きました。

私のあなたに対する感情、それは恐らく……。
353名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 13:03:38 ID:q0ry/NYt
以上です。

何か日本もベラルーシも変な人になっちゃってすみません。
354名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 17:47:00 ID:NgSAoGEw
日本鬼畜すぎw
355sage:2010/07/06(火) 20:48:45 ID:oXpKn5LQ
GJ!!
なんていうか雰囲気が好きだ。

最近投下多いな…嬉しいことだ。
356名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 08:33:15 ID:uBUR28bj
日本アンチか?
醜いだの気持ち悪いだの獣だの
357名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 08:56:16 ID:sT9nUqp6
確かに日本の扱いが少し酷いと感じた
358名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 09:45:34 ID:gnwW2goO
キャラクター崩壊なんてここでは珍しくないだろ
あんまり本家ぽいのを求めない方がいいと思うよ
359名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 12:07:55 ID:nNEhFadA
つーかそういうプレイだろ。罵倒プレイ。
360名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 13:10:24 ID:jlEydB1P
萌えは十人十色
361名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 02:03:41 ID:nlQ7hoBT
結局このSSの中の日本はベラルーシを好きなんでしょうか?
362名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 02:29:21 ID:sZle80fZ
>>361
とりあえず、sageてから読解力を上げてきな

七夕終わっちゃったな、残念
363名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 10:10:27 ID:Z2CkAie1
まだまだ七夕SS待ってるよ!
364名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 18:20:12 ID:WJ6s/7f9
>>361
多分好きなんでないかな?
365名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01:07:21 ID:CBIUpnGg
だいぶ暑くなったし海とかプールのSSが読みたい
海沿いの国が内陸国の国を海に招待するとか
んで水着のまま致す
366名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 10:09:42 ID:PwCtpOZu
オランダさんがリヒテンとワイちゃんを、自国のとあるビーチに誘い込んだ。

そのビーチの名は……スケベニンゲン

…という粗筋がかっ飛んできた。
367名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:39:23 ID:3Cni543q
>>366

そんな名前のビーチがあるのかwww
オランダwww
368名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 15:31:33 ID:k5ZZExzV
オランダがベルベルをスペインとかを理由にガンガンに犯しまくる

・・・というのを受信したわけだが
369名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 15:34:05 ID:Td0fImwO
では発信したまえ
370名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 00:09:14 ID:oCeGGcxT
>>366
スケベニンゲン、オランダの地名だったのかw
そんなんエロい事するしかない場所だなw
371名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 07:54:11 ID:KJ651Qkt
スペインおめー

ベルベルに祝ってもらうといい
372名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 12:47:39 ID:KNL0WnLA
ハイテンション親分とイチャイチャしてるところに敗北どん底モードのお兄ちゃんとバッティングして
二人にやられて泣きを見そうな気がする…>ベル
373名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 13:58:07 ID:Ce0gPTVu
スケベニンゲンで夜のPK戦…いやなんでもない
374名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 14:38:18 ID:MjjHgmXx
外すこともあるわけか
375名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 17:51:39 ID:iqWF8CBx
でかい野郎共もガードに並ぶ訳ですね
376名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 00:10:03 ID:PhgeiXpZ
ルールほか詳細は一切不明だが実況のしがいはありそうだ。
377368:2010/07/14(水) 14:37:58 ID:U3Kdd6ea
>>369>>372
書いてみたわけだがこれが精一杯だ。



ワールドカップの勝利の杯を手にしたのは、スペインだった。
国民の馬鹿騒ぎは延々と続きいた。勝利の味は格別だった。
当の国はと言うと・・・


「勝ったで!ベル!!」
「はいはい、そやな、良かったなぁ親分。」
「勝ったで!ベル!!」
「良かったなぁ親分。」
「勝ったで!ベル!!」
「・・・・・ああぁぁぁもおおぉぉぉぉ!!しつこいなぁ!!!なんやのさっきからぁ!!」
「やけど俺、オランダに勝ってんで!!めっちゃ嬉しいわぁ、もっと褒めたってぇな」
この日、寝不足であろうスペインは性懲りも無くベルギーの家に入り浸っていた。

「あかん。兄ちゃん凹んでるもん。今も親分と居るなんか知ったらうちめっちゃ怒られんねんで?」
「関係あらへんて。なぁ、勝ったんやから一発ぐらいヤラしてぇな」
「な、何言うとんの!昼間やろ・・・ってあぁあぁ、あかんて、もう」
「えー匂いやなぁー ちょっとそっち手ェついて」


「・・・何しとんねんスペイン」


「!? わああぁぁぁっ!!お兄ちゃん!!やぁ、何も無い!!なんもないねんて!!」
「おー、オランダ。お邪魔しとんでー。」
「・・・ベルギーから離れんかい」
「いーやーや。お邪魔虫、いや負け犬は引っ込んどけ!」
「ちょ!親分!!いらん事言わんといて!!・・・えと、お兄ちゃんなんか御用?」
「・・・いや、ワッフル食いとぉなっただけや」
「どーせベルに慰めてもらいに来たんとちゃうか?兄貴の癖に変態やなぁ」
言うとスペインは見せ付けるようにベルギーをがしっと後ろから抱きしめた。
「親分!!わぁぁっ離してぇな!!お兄ちゃん見とるやん!!」
「さっきから俺らはお楽しみ中やったんやで!ほら、出てった出てった。続きしよかーベルー」
途端、オランダの片眉が釣りあがる

「離せ言うとるやろボケ。ベルギー早よこっち来い」
もぎ取るようにベルギーの腕を掴むオランダ。目には怒りの色しか見えない。
「痛いっ痛いやんお兄ちゃん」
「痛いて、離したりぃなお兄ちゃん?」
「お兄ちゃん言うな気色悪い。ベルギー!」
容赦なくぐいぐい引っ張る二人にベルギーが悲鳴をあげた。
「ああもぉ、二人ともやめてぇな!うち千切れてまうやん!」
378368:2010/07/14(水) 14:40:10 ID:U3Kdd6ea
「大体なぁ。ベルは俺と居った方が幸せやねんで。なーベル」
「んなわけなるかボケ。ベルギーがお前ん事好いとる訳あるかい」
「負け犬よりは好きなはずやけど?」
「・・・もっぺん言ってみろや」
「ほら、あれや。俺とヤッとるときベルすんごい濡れんもん。好きやからやろ。なーペル」
「ちょっ・・・親分!何言うて」

「・・・言うたで」
声に怒気を纏ったオランダはベルギーのパンツの中に手を滑り込ませた
「ひゃあああぁっ!?何、何すんのお兄ちゃんやめ、あっ」
「オランダ!!俺のベルに何すんねん!!」
「お前のちゃうわアホンダラ」
スペインと口論しながらも器用に手を動かし続けるオランダ。
当然ながらもベルギーの息は上がってくる。

「やぁ・・・あっ あかんて、お兄ちゃん、やめてぇなっ・・・ふ、ぅ・・・っ」
「・・・どやスペイン」
「ドヤ顔すんなや!!そんなんやったら俺も出来るわ!ベル!」
え、なに?と返事をする前に服の上から胸を揉みしだくスペイン

「あ!あんたら!!ええがげんにし・・・ふわぁあっ・・・ん、もぅ離してぇ!!」

二人の男に同時に体を弄られるという大きな違和感にチリチリをした快感を押えきれないベルギー。

一方オランダはと言うと、実の妹をこの手で酔わせている事、
それに加えて「お兄ちゃん、お兄ちゃん」とその娘にしきりに甘い声で呼ばれてはたまらないと
背徳感からの興奮に侵されはじめていた。

そして愛する子分兼恋人が実の兄と自分に犯されかかっている情景に
いくら鈍感でも興奮を抑えきれないスペイン。

快感に取り巻かれる空気に三人は徐々に正常な思考を無くしていった。
379368:2010/07/14(水) 14:40:38 ID:U3Kdd6ea
「ベルギーこっち向け」
ベルトをガチャガチャと荒っぽく外し膨張した男根を露にする
「嫌、お兄ちゃん!!あかんて、それは、ほんまに」
「我慢出来ひんねんやろが。腰浮かせ」
「うっわ、妹に挿れんのかこのシスコン負け犬」
「ほざけ」
半ば無理矢理に腰を抱き、あてがう。

「ぅ・・・ほんまにいれんの?お兄ちゃん」
「冗談は言わん」
一息、貫いた。

「あああぁぁぁっ!!はっ・・・くぅ」
「ズルいわ、ベルー。俺もなんかやってぇな」
「あっあ、あぁ・・・はぁっ あか、やめ」
「・・・舐めてもらえや」
「兄貴の癖にんなこと言うてええんか?」
「ふあぁっ も、お兄ちゃんっ」
「いらんのか」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ハイスピードで突きながら、これまた器用に会話を続けるオランダ。
マネでもしたいのか、こちらも大きな音を立ててズボンを下ろした。
「ベル、舐めたってー」
「あぁ、あんたらぁ・・・んむっ」
「っ、うわー・・・エロいなぁーベルー」
「・・・、三人同時にイッたりしたり、な」
「ん、ちゅ・・・ふぅ、あ、やぁ・・・ん」
「・・・っく、あるかも知れんなぁ」

マイペースに会話を続ける男共に同時に攻め立てられながら、ベルギーの限界はすぐそこまで来ていた。

「いやぁ、あかんっ イッてまうやん・・・うあッ」
「俺も・・・口に出すでベル 俺ん事好きやから飲めるやろ?」
「まだ言うとんのか云々」

そんなことをぐちぐち言っている間に、ベルギーは限界点を大きく突き破った。

「んっ・・・う、あああああああああああぁあああああぁぁぁっ!!!!!」
「ベルギ・・・ッ くっ」
「・・・・・・・・・・っ」
ビクビクと体をを震わせたベルギーに残りの二人も続いて果てた。

380368:2010/07/14(水) 14:41:13 ID:U3Kdd6ea
次の日。

「なーベルー。やっぱ俺の方が好きなんやろー?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ベルギー。ワッフル食うん忘れてたんやが」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なーベル」
「なぁベルギー」

「もぉおおおおあんたらなんか知らんっ!!!!ロマーノ!!行こっ!!」
「ベルギーどーしたこのやろー」

以後一月、ベルギーの機嫌の悪さは日本にまで伝わるほどであった。
381名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 15:42:09 ID:rCVQmX6g
GJじゃ
382名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 16:35:28 ID:uF+prBsn
GJ
3Pは良いものだ
383名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 16:50:32 ID:3jVoVDuY
GJ!
この三人を待ってたんだwww
ありがとう!

あと、どうでも良いが、アホンダラがアホランダに見えたw
384名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 17:09:58 ID:KdeM74GK
どや顔オランダwww
いい3PだぜGJ!
385368:2010/07/16(金) 17:09:58 ID:p17kmJUA
>>376
禿同

そして つ【ルール・詳細】

スケベニンゲンで夜のPK戦
先ずビーチにおにゃのこ国が5人〜10人放たれてる
んで男共が選手として行って制限時間以内に何人とヤレるかで勝敗を決める。
・ヤる=入れる
・無理矢理はダメ。拒否られたら引き下がる。その気にさせたら大丈夫。

・・・ごめん意味わかんねぇなつかPKでもなんでもねぇよな
386名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 21:31:48 ID:0i/FUk4L
>PKでもなんでもねぇ

それはキーパーがいないからだ
387名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:29:50 ID:Oodv51GL
キーパーは胎内にいる。

でいんじゃね?
叩き込んだもんが勝ちだ。
つかスケベニンゲンどっかでスケート競技の発祥地?とか見たんだが。
388名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:54:37 ID:2yQJePBJ
とりあえずBGMは
┓”━━━━━━
┓”┓”━━━━━
(参加できなかった野郎共の悲痛のブブセラ)だと思う。
389名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 00:02:05 ID:Z+pjwYEC
キーパーは女の子自身でゴールがあそこでいいか
無理やりは駄目だがくどき倒すのはおk
390名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 00:57:36 ID:J5fEdAPH
ヒモ水着のおにゃのこをおんぶ(or抱っこ)して、無事ゴールまでいければ勝ち。
ただし途中でガードマン(?)におにゃのこの水着を脱がされたら失格。
野郎の水着が脱がされたら即失格。
なんてのを考えた。<夜のPK戦
391368:2010/07/18(日) 09:59:08 ID:zDhDOy0Q
>>390
それは騎馬戦ではあるまいか
しかしヒモ水着とはけしからんな

ルールまとめるとこうか?
スケベニンゲンで夜のPK戦
先ずビーチにおにゃのこ国が5人〜10人放たれてる
んで男共が選手として行って制限時間以内に何人とヤレるかで勝敗を決める。
・キーパーは女の子自身でゴールがあそこ
・ヤる=入れる ゴール(あそこ)にボール(モノ)をぶちこめ
・無理矢理はダメ。拒否られたら引き下がる。くどき倒すのはおk

全拒否されるヤツとかパーフェクトが二人でて殴りあいに持ち込むとか。
よし。選手は男女それぞれ誰がいいと思う?
392名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 16:54:29 ID:N8AUTkEy
ちょっと流れ切るけど、男共とか野郎とかって嫌がる人もいるからあまり表現として多用しない方がいいんじゃね?
前にも別のところでクソフェミうぜぇとかって叩く人とか出てたし。
393名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 17:22:39 ID:5V+09wbU
そういうもんか?
一回も話題に上ったこと無いから大丈夫だと思うぞ

>>391
決勝戦コンビのスペインとオランダが、ベルギーのゴールを奪いあえば良い。
394名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 19:59:45 ID:oUB6vEg9
よそはよそ、うちはうち。
395名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 16:06:24 ID:pwiwvTTD
メインcp【日本×台湾】傾向【ロリ台湾】
その他【日本がロリコンです。注意して下さい。本番無し】
396名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 16:50:03 ID:pwiwvTTD
今日は、日本さんと一日中一緒です。日本さんは、とっても良い人です。私のお世話をしてくれるし、美味しいご飯を食べさせてくれます。それに、日本さんとのアレはとっても気持ち良いです。
ご飯を食べて日本さんのかたい膝の上で甘えていると、日本さんは服を脱いで下さい、と言いました。
私はいつもの通り、おずおずと裸になります。
恥ずかしくて、顔も体も熱くなります。
こんなこと、先生が知ったら何て言うだろう……。
少し前に日本さんが見せてくれたエッチな本に出てきた女の人は、胸が大きく膨らんでいて、あそこに毛がたくさん生えていました。
とっても綺麗な体でした。
私の胸なんてどうしようもなく平らで、あそこもつるつるです。何となく悲しくなってうつむいいると、日本さんは私のあそこを撫でて、可愛いですね、と微笑んでくれました。
日本さんの色っぽい声を聞くと、
私は嬉しくなって自分が大人でないことなどどうでもよくなったものです。
「今日はここを気持ち良くしてあげますね。」
日本さんの指が、私のあそこの一部をつまみました。
「ひあああっ!」
「ここは、クリトリスというものです。女性が一番気持ち良くなれる場所ですよ。」
「っあん……ちっちゃなっ……あっ、おちんちんみたいですね。」
日本さんは落ち着いた様子で説明してくれたけど私はくりとりす、を弄られるのがあんまり気持ちよくて上手く喋れなくなりました。
日本さんはしゃがむと、私のくりとりす、を舐めます。
「ふああああああ」
舌で転がされて、じゅううっと吸われて、軽く歯を当てられます。
397名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 17:26:43 ID:pwiwvTTD
「ほら、クリトリスがおちんちんみたいに膨れて、皮が剥けてきましたよ。台湾はいやらしい子ですね。」
日本さんが、私の大好きな声色で低く呟きました。
「ああんっ……日本さぁん……くりとりす気持ちいいですぅ。」
くりとりすのかわをかぶせたり戻したりを繰り返されて、膝ががくがくと震えます。
日本さんは剥き出しの私のくりとりすを指で弄りながら唇にキスをくれました。
日本さんの舌が私の口の中を舐め回します。
日本さんは、私に色んなことを教えてくれます。生活に役立つことも、こんな気持ち良いことも。キスをされながら、私はやっぱり日本さんが好きだなぁと思いました。
しばらくキスを楽しんだ日本さんの唇がまた私のあそこに触れます。
「ひうっ………!?」
「濡れてますね。」
そう言われて、私はますます体を熱くします。
「台湾には淫乱の素質がありますね。まだこんなに幼いのにここをこんなにびちゃびゃに濡らして、クリトリスを尖らせて。本当にいやらしいま○こだ。今に男無しではいられない体になりますよ。」
日本さんは、私がこう言われるとすごく興奮するのを知っていて、わざと意地悪なことを言うのです。
でも、日本さんの言ってることは間違っていないのかもしれない。
だって日本さんとこういいことをしない日が続くと、体が疼いてしょうがなくなるから。
私は本当に(いんらん)なのかもしれないな、とぼおっと考えていると、日本さんの生温かい舌が私のエッチな穴にぬるりと入ってきました。
「んああああっ……」
いやらしい声が止まりません。
「あっ…あっ…日本さん日本さんにほんさんだいすきです!」
私はそう叫ぶと、いってしまいました。
398名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 17:55:56 ID:w6HX8mU4
終わりなのか?
それとも書きながら投下してるのか?
399名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 18:18:56 ID:pwiwvTTD
私がいったのを確認すると日本さんは固くなったおちんちんを出して、舐めてくれませんか、と言いました。
もちろんいっぱい気持ち良くしてもらったお礼に、私も日本さんに気持ち良くなってもらおうと頑張ります。
まずはおちんちんの先っぽをぺろぺろ舐めて、竿の部分を舌でつつっと愛撫します。
見上げると、日本さんが目を細めて私の頭を撫でてくれました。
そして
「上手になりましたね。」と褒めてもらったのがうれしくって私はますます張り切って日本さんのおちんちんをほおばります。
日本さんのおちんちんが愛しくてしょうがありません。
……これが私のエッチな穴に入るというのは本当でしょうか。
怖さよりも、それをしたい気持ちの方が強かったのだけど、日本さんは私がもっと大きくならないと壊れてしまうから駄目だと言いました。
(早く大きくなりたい。)
私が心の中でそうつぶやいた瞬間、口の中が日本さんの熱いお汁で満たされました。
×××××


「みんなで揃うのも久しぶりね〜!」
今日は日本さんと、香港と韓国と先生で集まって食事会です。
先生がニコニコ笑いながら私の頭を小突きます。「台湾も、もっと食べないと大きくなれないあるよ。」
それは困ります。でも、今はそれどころでは無いのです。
何故なら今、私のくりとりすにブルブル動くおもちゃがテープではりつけられているからです。
そんな悪戯をした張本人の日本さんは何食わぬ顔で韓国とおしゃべりしています。
400名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 18:22:56 ID:pwiwvTTD
私は凄まじい快感と戦いながら必死で答えました。
「はいっ……んぅっ……言われなくても……食べるよ。」
「どうした台湾、具合悪そうあるね。」
先生は心配そうな顔で私を見つめます。
絶対にばれてはいけません。
これがどんなに恥ずかしいことなのか、そのくらい私にも分かります。
「……どうもしないよ。」きっとあそこはもう、びちょびちょです。
日本さんの方をチラリと見ると日本さんは優しいお兄さんを装って、
そうですよ、中国さんの言う通り、たくさん食べないと大きくなれませんよ、育ちざかりなんですからね。などと言いました。私は日本さんのことをちょっとだけ憎らしく思いながら、この後二人きりになった時のことを想像して、お腹の下を熱くしました。
401名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 18:25:05 ID:pwiwvTTD
以上です。

>>398
書きながら投下です。
申し訳ありません
(´・ω・`)
402名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 18:36:20 ID:OoyH51A8
これはすさまじい犯罪臭www
403名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 03:44:15 ID:XZOk2PDV
GJだけど、メモ帳とかに書ききってから投下するといいと思うよ
404名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 09:39:25 ID:Es47jSLL
GJ!
子供の頃から調教されまくってる台湾萌え
日本www
405名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 10:46:49 ID:DbmoMcJk
GJ!この変態めw
406名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 22:29:28 ID:gP5d23dF
GJ!
でも肉体年齢11歳くらいだったら挿入可能な気もしないでもないw
ロリ台湾可愛いね
これからどんどん日本好みの女に調教されていくんだろうなあ。
407名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 20:21:41 ID:may8hVPn
>>401
挿れないあたり紳士と言えなくもないがやっぱりド変態めww
無邪気にエロいロリ台湾たまらん
GJ
408368:2010/07/23(金) 15:51:15 ID:gFE7ReGx
>>395-401
GJGJ!
やっぱりロリはいい

>>373←元凶
片手間でちんたら書いてたから遅くなったけど、序盤が出来たので投下。
注意
・ルール説明〜スペルギ・オラベルまで
・スペインが素早いおじさん
・やはり近親相姦
・すべてネタとしてお楽しみ下さい

はじまり〜
409368:2010/07/23(金) 15:52:08 ID:gFE7ReGx
-スケベニンゲン-
その日、ビーチにはいつに無く人が押し寄せていた。
ギャラリーには有名な国や富豪なども顔を出した。
何が始まるかを知っていたのはその半数以下だったのだが。

「さぁ、間もなく始まろうとしています!”乱痴気騒ぎのセックスPKinスケベニンゲン”!!
 司会は私、リトアニアと」
「おいちょおまてや」
「エロの解説ならまかせろしーのポーランドだしー」
「そして特別ゲストの!!」
「おまえらちょっと」
「愛の国フランス兄さんだよ!いやぁ、本当は選手として出たかったんだけどね。」
「フランスさんが出たら収集つかなくなるじゃないですかー」
「そうかー?はっはっはっは」

「聞け言うとるやろが!!!!」
しびれをきらしたオランダが怒声で制した。

「さっきからなんよ?うるさいしー」
「どうしたんですかオランダさん。」
「どうしたんはこっちのセリフじゃ。なんやねんこれ」
「いや、さっき言ったじゃないですか。”乱痴気騒ぎの」
「やから何やねんそれ。」

「おっと!私としたことがルール説明するのを忘れていました。
 今、このビ−チの林あたりのどこかに、人目につかない辺りですかね・・・
 5人の女の子達が居ます。名前は後で発表しますね。
 そして時間になると同じく5人の男達が選手としてビーチに放たれます。
 さっき言ったように、これはPKです。
 選手は女の子に出会うと、その相手を口説き落とし、ヤッていただきます。」

ギャラリーから野太い歓声と、甲高い悲鳴とこれまた歓声が上がった。

「ヤる、という定義は出し入れしたかで決めさせていただきますね。
 これのどこがPKだと仰る方が居ると思われますが、
 【ゴールは胎内】といえば勘のいい皆様ならばお分かりでしょう。
 文字通りモノをぶちこめばいいのです。
 ただし!この大会も極秘裏に行われていますが、さすがに犯罪は犯せません。
 強姦扱いになってはいけないので、 必 ず 断られたら引き下がっていただきます。
 その条件下で、交われた女の子の数で勝敗が決まります」
「なんかおかしいしー」
「全部おかしいやろ。ていうかそれをなんで俺ん家でやんねん」
「それはこのビーチの名前が原因ですよ」
「まぁまぁ、そういう所はツッコんじゃダメだって。ていうかオランンダ
 お前会場の責任者だからってここに居るけど、お前も選手なんだぜ?」

「・・・何言うて」

「では前置きが長くなりましたが、女の子5名と選手5名の発表でーす!
 ほらオランダさん、選手はギャラリーの中から発表するので出てって下さい」
「お、お前ら」

わあああああだの、うおおおおおだの、歓声はそこかしこから上がった。
410368:2010/07/23(金) 15:53:16 ID:gFE7ReGx
「先ずは女の子5名から」
リトアニアがそう言うと、会場の前にある大きな画面が拍手と共に
ビーチの林の中でおどおどしているセーシェルと映し出した。

「一人目はセーシェルさんです!
 健康的な体に可愛らしいベビーフェイス!!黒髪なびくその姿は男を誘っているとしか思えません!!
 マグロは好きだけど彼女自身はマグロじゃない!そんな一面を見せていただきたいものです!!」
「なんかリトノリノリだしー」
そのときギャラリーにまじっていたとある紳士が司会者席に乗り出した。
「セ、セーシェル!?おいお前ら、誰に許可とって連れてきてんだ!!」
「だまれ変態まゆげ!俺だって心痛んでんだよ!!」
「ウソ吐けクソヒゲ!!くっそ、一番最初にあいつ見つけなきゃな・・・」
「選手に選ばれてから言えよ」
「うっせー!」

「こんな所でケンカはやめて下さいお二方。次行きますよ!
 二人目はベルギーさんです!」

「何やと!!」「何やて!?」
同じくギャラリーに混じったオランダとスペインも吠えた。
オランダは驚愕の表情、スペインは若干目を輝かせながら。

「紹介の続きです。黙っていて下さい。
 滋賀弁を発する、ネコを思わせるその口、そして目!!
 お菓子作りが趣味の可愛いお姉さん!かっわかわええのは貴方だあああああああ!!」
「おうアホランダ!ベルは俺がもろたで!!」
「勝手に決めんなアホンダラ。アホランダて何じゃ」

「めんどくさい人達ですね!
 三人目は我らがベラルーシちゃん!!
 白い肌にまばゆい金糸の髪!!もうケチなんて付けられません!!
 満点!満点の百億点で・・・」
「こらこら、えこひいきすんなよリトアニア。えー、
 男らしくも思える堂々たる態度が乱れる事でどう変わるのか。
 楽しみだなぁお兄さんとしても。」
「マイク取らないで下さいよ!これからまだつらつらとベラルーシちゃんの魅力について・・・」
「どーでもいーし。いーから次の娘紹介しろしー」

「え〜・・・しょうがないなぁ。
 じゃあ四人目!!誰が呼んだかワイ公国!!
 ロリも行き過ぎるといけません!!大丈夫なのでしょうかこの大会!!
 何はともあれ・・・愛くるしいしかめっ面におじさんたちはメロメロです!!
 まゆげはどこかの紳士を彷彿させますが、そこが彼女の魅力をぞんぶんに引き立てています!!
 萌えます!!その筆でどんなプレイを見せてくれるのかっ!?」
「リトアニア、なんか日本は言ってないか?」

「お気になさらず!!
 さて最後の五人目は・・・?
 なななんとっ極東からやってきてくれました!!
 その名も台湾ちゃん!
 歩くたびに揺れるくるんが実に愛おしい!黒い瞳に吸い込まれてしまいそうです!
 アジア代表がどんな顔を見せてくれるのか!」
「たっ台湾さんまで・・・」
くらりとめまいを起こす童顔爺がここに一人。
「ヴェ!日本大丈夫?」
「大丈夫で・・・いや大丈夫じゃありませんよ!!私はもう・・・台湾さんを・・・」バタッ
「ヴェエエエエエエ日本!?しっかりして!」

411368:2010/07/23(金) 15:55:47 ID:gFE7ReGx
「では選手達の発表です!
 では一人目は・・・おめでとうございます。
 この会場の責任者、オランダさんです!」
大画面に自分の顔が映し出され、国民含む観客達の視線を向けられ、
今からこいつらの前で濡れ事をしなくてはいけないのか、とオランダは一人でうなだれた。
そして紹介は続く。
「そのクールさとしかめっ面に首ったけ、と言う方も居るんじゃないでしょうか。
 今回【ゴール】に妹君のベルギーさんがいらっしゃるようですが、
 そのあたりどうなのでしょうか?」
「どうってなんや。ヤれるわけないやろが」
「おいオランダ。優勝する気無いのか?これ、PKだぞ」

ハナから試合中に女性に出くわしてもスルーする気だったオランダの目が、光った。
世界杯でスベインに破れて以来、今だに負けを引きずっていたオランダ。
PK。ペナルティーキック。サッカー。ゴール。
・・・そして選手におそらく選ばれるであろう、スペイン。
もしかしたらもしかして、「これ」は・・・あの時の延長戦の延長戦なのかもしれない。
「・・・優勝か。したろかのォ。やったるわ誰とでも」
「おっと!!皆様の耳に届いたでしょうか!?オランダ選手から優勝宣言が出ました!!」
オランダ国民から歓喜のブブセラが鳴った。

「では次・・・これも因縁でしょうか?無敵艦隊は、オランダの海をまたもや制すのか。
 スペイン選手!!」
鳴るブブセラ。
「よっしゃ出れたわー!ここでも俺が優勝や!!」
「今度は俺が優勝やざ」
「FIFAでも勝てんかったくせに大口叩きなや」

「紹介がまだです!!ご静粛に!
 ”親分”の頼もしさから垣間見える気さくな好青年。ペドフィリアにロリコンショタコン。
 ねらい目はワイちゃんと元子分のベルギーさんかな?
 世界杯と同じように、ベルギーさんの【ゴール】を奪い合うオランダ選手との一騎打ちもあるかも知れません・・・
 さて次!変態降臨、イギリス選手!」
「変態って言うなばかぁ!!」
「この大会の主催者でないのが不思議でしょうがありません。
 世界のエロ担当、万を辞しての登場です!
 ワールドカップでは少し情けなかったですが、この手の試合なら負けませんよね?」
「ほっとけばかぁ!!」
「では次!」
「それで終わりか!!」

「地中海からやってきた回数世界一の女泥棒、推参!!
 優勝候補ギリシャ選手!!!!!!」
「ん・・・人聞き悪い・・・」
「勝利への意気込みをどうぞ!」
「トルコが出るなら・・・負けない」
「ありがとうございました!!」

「最後の選手は・・・?嫁は二次元、しかし愛人ならば話は別でしょう。
 表の大会では予想外の活躍を見せてくれました。
 東の覇者、日本選手です!」
「・・・もう何も言いません」
「腰は大丈夫でしょうか?」
「明日立てなかったら湿布代は頼みましたよ」
412368:2010/07/23(金) 15:56:38 ID:gFE7ReGx
「選手紹介は以上です。
 次は・・・ええと、何でしたっけ」
「優勝賞品はー?」

「あー!そうそう。
 優勝賞品はコンドーム5ダースと優勝カップです。」
「・・・それだけか?」
「何や、おもんないなぁ」
「甘いですね。二位〜五位の方々には”それなり”の賞品があるんですよ」
「・・・?」
「なんやそれ」
「参加賞ですか?」

「イギリス選手のお抱えシェフの豪華ディナーを」

場がしん、と静まり返り、絶叫が、轟いた。

「いやああああああああああああああああああああ」
「嘘やろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「うるさいばかぁ!!!!!!」

「そしてさらに、最下位の方には・・・そうですね。
 ”意中の相手が一番嫌いな奴に寝取られる”・・・なんてどうでしょう」

「ハァ!?」
選手一同が鬼の形相で振り向いた。

「だから・・・そうだな。
 オランダは、ベルギーがスペインに。
 スペインは、ベルギーがオランダ・・・いやトルコか?に。
 イギリスは、セーシェルが俺に。
 ギリシャは、ハンガリーがトルコに。
 日本は、台湾が韓国に犯されるってこった」
「ふざけんな!!」
「だから、皆さん頑張って下さい」
「・・・負けられませんね」
「ああ」

「では選手達はスタート場所まで移動して下さい。時間制限は二時間です!!!
 不正などはここから大画面で一部始終見てますんで、できませんよ。」

スタートのピストルが鳴ると同時に、五人の男達は林の中へと消えた。


413368:2010/07/23(金) 15:57:22 ID:gFE7ReGx
-キッカー・スペイン キーパー・ベルギー-

林のど真ん中、そこにベルギーは居た。
ビーチで泳ぐつもりだったのか、水色のビキニがいやに似合っていた。
「あっれ〜・・・うちどこ歩いとるんやろ。もぉ、全部フランスのせいやわ・・・
 「海で泳ご」言うて呼び出しといたクセに・・・兄ちゃん家の浜の林ン中のどっかに居るとか言うて、もぉ」

「べるうううううううううううううううううう!!!!」

耳をつんざぐような声。そして茂みをかきわけて走ってくる人影。その主は
「おっ親分!?なんでここに!ちょっ、いったいたいって!」
肩で息をしながら信じられないような力で抱きついてきたスペインは
「はぁはぁ・・・ベル居った!!よかったわぁ。それにしても水着似合とんなぁ・・・ってちゃうわ。
 他の男にはまだ会ってへんか?」
「う、うん・・・って他の男?まだ誰か来てるん?」
「いや、今はそんな事どうでもええねん。ベル!!」
いつになく真摯な瞳で見つめてくる想い人に、ベルギーは少したじろいた。

「何・・・?親分」

「ヤんぞ」

「・・・はぁ?ってうああっ」
すなの地面にうつ伏せに押し倒され、水着をずるりと膝までずらされる。
その間なんと二秒。腰を突き上げたその姿勢に、ベルギーは顔を赤らめることしか出来ない。
「えっ?・・・えぇっ!?」
「じっくり慣らす間無いねん。ごめんなベル。スピード勝負やから、堪忍なー」
そう言うと自分の指を口にツッこみ唾液を絡ませた後、その指で彼女の秘所を弄った。
「ふわあっやぁん、いや、ほんまにここでするんっ?勝負って・・・んぁっ」
「あい、挿れんで」
「うそおおおおおおおおおおおお!!」
なんと情緒の無い挿入。
本当にスピード勝負なのか、腰の動きの早いこと早いこと。
「・・・ぅ、出るっ」
「えっ?ちょ、出すの!?」
「おう」
「うそやろおおおおおおおおおおお!!」
いつもなら。いつもならもっと前戯に時間をかけてくれるのに。・・・いやそれ以前の問題だ。
(いつもなら・・・。)
ベルギーは哀しみと突き上げられる快感に、泣いた。

414368:2010/07/23(金) 15:59:16 ID:gFE7ReGx
-キッカー・オランダ キーパー・ベルギー-

「どこに居るんや・・・」
優勝するためには女を見つけて犯すしかない。
しかし相手が見つからない。
自分も運が悪い。と考えているとこれがPKであるというのを思い出した。

出来うることならベルギーには誰とも出くわして欲しくない。と思う。自分だってそうだ。
ベルギー以外の四人とヤッて、それで優勝できるのか?こんな考えでは勝てないのか?
と、考えていた、その時。

「・・・べるううううううううううう!」

!!
今の声は、スペイン。

・・・見つけたのか!!

どこだ。どこに居る?少し遠くのほうか。早くしなくてはベルギーが。
足は勝手に声の方へと駆け出していた。



十分ほど走っただろうか。茂みの陰に彼女は居た。
「・・・ベルギー。」息を整え、声をかける。
「っっ!!お、お兄ちゃん・・・」
先を越されたのは一目瞭然だった。
乱れた水着。汗ばんだ身体。上気した頬。四つん這いの体勢。
そして何より、内腿につたう白濁。
「はぁっ・・・お兄ちゃん・・・これは・・・」
妹に吐き出された性の塊を冷たく見据え、兄は言う。
「それ、スペインのか」
「・・・・・・・・・・・・ぅ」
「せやろが」
「っく、う、うん・・・」

次会ったら顔中腫れあがるまでボコボコにしてやろうか。いや、いっそ殺してしまおうか。
殺意の篭った瞳が自分に向けられているとでも思ったのか、ベルギーは
「ご・・・ごめんなさい・・・」と言った。
その言葉に、オランダははっと顔を上げる。そして、今だに燃え上がっていた怒りを静めた。

「・・・いや、おまえは悪うない。もっとこっち来ねま」
「お兄ちゃん・・・怒ってへんのん?」
オランダは静かにベルギーを抱き寄せた。
「おまえには、な。とりあえずケガ無くて良かったわ」
「お兄ちゃん・・・」
415368:2010/07/23(金) 15:59:58 ID:gFE7ReGx
濡れた内腿を撫でる。
「中に出されとんな。でもあんま慌ててへんっちゅー事は、今日は子供出来ん日か」
「ふ・・・うん。親分も分かっててそうしたんやと思う」
「・・・腹立つぁ。いつもヤッとんのけ」
「うあ・・・ちゃうよぉ。
 あ・・・っお兄ちゃん。親分がヤる前に「スピード勝負」とか言うとったんやけど・・・何それ」
「・・・まぁ、色ボケ共が考えた遊びみたいなもんやざ。知らん方がええ」
「そか・・・ふぁあ、お兄ちゃんっお兄ちゃんまでそんなん・・・」
さっきまで足を撫でさすっていた手が、いつの間にか局部まで達している。
「スペインはええのに俺やったらあかんのけ」
「んぅ・・・ち、ちゃうけど・・・でも・・・」
「でも何や」
「は、はずかしいよぉ」
「アホか」


「あっ・・・あっ、んぁ、お兄ちゃん・・・・・・ええよぉ」
先ほどはスペインにあまり高められずに終わらせられたため、快感への欲求が抑えられないベルギーはたまらず嬌声を上げた。
花芽をぐりぐりを押しつぶしてやると、瞳は潤み、顔は朱に染まり、汗か涙かもうわからないしずくを頬に伝わせ、腰を小さくゆする。
愛する兄の首に腕を回し、喘ぎ声で懇願した。
「お兄ちゃん・・・も・・・うちあかん・・・おねがいやから・・・あぁっ」
「どうしてほしいか言うてみ」
「いけずせんといてぇや・・・ん、お兄ちゃんのそれ、入れたって」
「ハッキリ言わん娘には指だけで十分やざ」
「いけずぅ・・・ひゃうっ」
中指と人差し指を一気に内に沈めると、その二本で中の液をかき出す。
「あっあっあん、兄ちゃんっきもちぃっ」
「ドロドロやの」
ベルギーの愛液かスペインの精液かわからなくなったモノがドロドロと流れ出る。
「兄ちゃ、お兄ちゃん、もっと奥、熱いよぉ」
「指やったら届かんな」

「もぉ・・・っ言うたらええのっ?うちのナカお兄ちゃんのちんちんでかき回したって!」
「最初ッからほぉ言え」
ベルギーを抱き上げ浮かせ、ずぶっと己を沈めた。

「っあぁああああああ、んやぁっお兄ちゃんの、おっきい」
「スペインのより、か」
「いけず・・・っ」
このままでは動きにくいことに気づき、向かい合って座る姿勢から、
ベルギーをゆっくり押し倒し正常位にしてやる。
辛そうな妹の為か、オランダが速めに腰を動かすと、ベルギーの声はさらに上ずり、オランダ自身を締め付けた。
「んぁ、やぁやっお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん・・・っ」
「ベルギー・・・ッ出すで、イけ」

「うんっ・・・はぁっあ、あ、あ・・・ん、やあああああああああッ」
「・・・っく」

ベルギーの身体が弓なりに反り、びくびくとはねた。そして同時にオランダも果てた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・兄ちゃん・・・」
ずるっと男根を引き抜き、妹の乱れた姿にまた肥大しようとするそれを抑えつつ、
最後にベルギーの額に唇を寄せ、自分と妹の服装を整え立ち上がるオランダ。

「ほんなら俺はもう行くけぇ、・・・隠れとけよ」
「うん・・・ありがとうお兄ちゃん」
コートを翻しその場を去る。・・・あと、四人。
416名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 16:11:02 ID:GRZdoxoq
奥様運び以来のアホ競技きたーw
417名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 19:12:39 ID:rptNn35W
GJ!
小ネタ満載で吹きまくったわw
楽しかったぜ〜

オランダさんコートで競技参加ご苦労さんと大暴れ期待w
418368:2010/07/23(金) 19:56:05 ID:o2iCTn3M
-放送席-
「・・・はい!これでスペイン選手とオランダ選手はシュートを決めました。
 しかし・・・いやぁ、兄妹愛っていいですね」
「それはまたちょっと違うんじゃないか?正直俺はベルギーを押し倒すのもムリだと思ってたけど」
「けっこー昔に離れとったからその時にミョーな愛とか生まれたんとちゃうん?」
「あのクールチューリップ馬鹿も男だったって訳か」
「スペインにライバル心むき出しだったしー」
「二人に間髪入れずに中出しされたんだからベルギーさんも不憫ですよね」
「やねー」
「!?・・・おい、まゆげが誰かと接触したらしいぞ」
「そうですか!!繋いで下さい。
 さぁ、ここからが本番ですよ!!残り時間は後一時間三十分です!!」
419368:2010/07/23(金) 19:59:49 ID:o2iCTn3M
ここでひとまず終了です
規制(´;ω;`)ウッ
>>416-417
dクス そう言ってもらえるとすこぶる嬉しい

続きは書け次第投下。わっふるして待っててください
420名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 21:15:09 ID:Oouyc/Gl
親分はええええ

続きが楽しみ
421名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 21:18:03 ID:GRZdoxoq
しかしリトはベラが他の男にやられてもいいのか?
(もしネタを考えてたらごめんよ)
422名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 22:44:30 ID:gw6gLNc2
リトアニア生き生きしてるなあww
ベルギーの訛りがエロ可愛くてたまらん
423名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 23:03:43 ID:hmd/gM96
GJ!アホエロ良いねw続き全力で待ってます
424名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 21:41:30 ID:FQQFcqHD
ツリ目で滋賀弁なあの子が喘いでると思うとたまらんGJ
親分の仕事の早さとオランダさんの兄貴っぷりがいい
425名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 12:24:27 ID:Gj9XPTu1
個人的にYちゃんのSS待ってるんだけど
やっぱょぅι゛ょは職人さん書きにくいもんかな?
426名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 11:09:11 ID:7IlwqbCq
人に頼らず自ら進んで灯りをともしましょう
427名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 23:09:27 ID:saBaI8VC
ぽっ
428名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 22:55:09 ID:kw/zuu5O
ぽっぽっ
429名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 23:00:50 ID:nCJvZ1nM
はと
430名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:20:12 ID:PlV/oP1O
やま
431名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 02:07:59 ID:rX3SGrfh
くるっぽぉおおおおおおおお
432名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 23:18:13 ID:qh2LklXp
こういうのいらないから
433名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 23:45:40 ID:6pJvF/R1
おめーの席ねーがら!
434名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 07:34:47 ID:gvwmzs0t
そーけ!
435名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 23:45:38 ID:6DmEKFDl
北欧勢とおにゃのこ絡まないかなー
436名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 01:17:43 ID:ymrmdnoS
お互い微妙に呼び方が違っている北欧の彼らだが、親しくなった女子国にも愛称つけて呼んだりするんだろうか。
ベッドの中でとかw
437名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 01:21:59 ID:cUM3PLoB
うっかり会議中に呼んでしまったり
438名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 09:40:44 ID:oNXnMCJw
方言同士だとベッドの上ではカオスな予感www

439名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 12:37:39 ID:ymrmdnoS
西蘭丁×白とかあったらカオスw(方言的な意味で)
440名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 19:15:24 ID:cUM3PLoB
でもト書きがなくてもだれが喋ったか判って便利w
441名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:14:35 ID:m9MfpFtY
「ベルギー、しよっせ」
「ベルー、ほなやろか!」
「ベル!すっぺ!!!!」
(…ああ…なんでうちのまわりはこんなんばっかやの…)
こんな感じか。
442名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:29:50 ID:p95MfYMp
4Pキタコレ
443名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:07:29 ID:5Z47ABHQ
3人とも体力はんぱなさそう
ベルの体が心配ww
444名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 02:58:47 ID:rZFcPNVI
>>436を見てたら、
アイスがセーシェルのことを
「セー」呼びする氷セーを受信した。

この二人、結構好きだから
もっと増えないかな・・・。
445名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 06:04:21 ID:8pOpVGiu
本家で絡めば増えるんじゃない
446名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 11:41:49 ID:PZ/at2vT
そういえばけっこう前のスレで「ウクっぺ」とかあったな・・・。
447名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 11:49:55 ID:bIROW4Xc
なつかしいw
448名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 13:15:01 ID:LNcGwHnR
「スーさん!」
「ウクっぺ!」だな。
あったあった。
○○っぺってデンマークが言いそうだな。

ふと三巻ネタでハンガリーとポーランドも美味しいなと思った。
女同士というか男同士というか性別を超えた何かがあるかもしれんが…
お互いの体に興味津々で色々している間にやっちまったよ的な。
けれど二人とも結構サバサバでまあいっか〜またしよっか〜みたいな妙な爽やかさがありそうだな。
449名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 13:52:46 ID:XrJaFLJD
>>448
そういやハンガリーさんも、ポー呼び許されてるね(ちゃん付けだけど)
いまも割と仲良しなようだし、サバサバした関係っていいな
450名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 17:46:41 ID:V8I9PNY3
本家で絡んでもからまなくても関係ないんじゃない?
見た目がかわいかったりエロがよかったりすれば
特にここは激しいし
451名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 18:22:03 ID:F1xi5MWB
ハンガリーとポーランドなら男装&女装プレイ
452名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 18:28:47 ID:kfBMgYjk
>>450
さすがに本家で絡んでいない組み合わせは抵抗がある
453名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 18:53:11 ID:QISh+AN0
はいはい本家本家
気に入らないネタはスルー、あるいは別なネタふるくらいの努力はしようよw
454名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 19:00:50 ID:bIROW4Xc
>>452
ここはそういうところなのです
敢えて無茶振りする時もあるくらいで
455名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:05:34 ID:aqSuRnun
えっスーさんとウク姉は絡んだよね?
456名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:45:19 ID:bIROW4Xc
いいえ
457名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 21:01:54 ID:hMKn3syz
452じゃないがスーウクは無茶振りの産物だよ。

だから氷セーも別に良いんじゃないか。
心踊るシチュエーションなら大歓迎だよ。
458名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 21:04:02 ID:aqSuRnun
>>456
そうなんですか…すいません
てっきり絡んだものだと思ってた
459名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 01:13:08 ID:AZaCd/s0
>>458
スーウクは本家ではまだ絡んでないけど
確か史実で絡みがあったはず
いつか本家で絡むところが見られるかもよ
460名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 01:30:30 ID:/3BrErQp
今日初めてちゃんと奥さん運び大会見たけど、また裏奥さん運び大会開催して欲しいな
まだ出てないキャラもいたし
エストニアスタイルは遠慮して欲しいけど
461名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 08:32:10 ID:4FFy2Ve9
まだ出てなかったのはモナコとワイくらい?ベトナムもまだ影うすかったかな
モナコの相手はフランスとして、やはりワイはシーにしろセボにしろあと100年まつべきかw

普通に仏モナも読みたい
462368:2010/08/09(月) 13:20:00 ID:W90UgX3C
遅筆ですみません
片手間でちんたら書いて(ry、中盤が出来たので投下。
注意
・イギベラ(?)〜イギ台まで
>>421 ゜゜(Д) 考えていなかったのでその辺不自然
・スペインが素早い
・イギリスも素早い、そして不憫
・台湾がエロい
・すべてネタとしてお楽しみ下さい

はじまり〜
463368:2010/08/09(月) 13:26:49 ID:W90UgX3C
-キッカー・イギリス キーパー・ベラルーシ-

・・・視線に、耐えられない。冷や汗で背中が某ナイアガラのようだ。一体全体どうしてこうなった?
時は三十分ほどさかのぼる。


「セーシェル・・・どこだ〜・・・ちくしょう、見つかんねぇな」
試合開始と同時に恋人を探し始めたイギリス。しかしやはり広い林の中、一向に見つからない。
しかもこう暑いと探す気力さえも剥がれていく。
彼にしか見えない連中とも時々すれ違ったが、
彼女に関する情報を聞き出そうとしても、このゲームのことを知っているのか
こっちをみてクスクスと笑うだけだった。もしくは「がんばれ〜」等の声援を送られるのみ。

「くっそ、他人事だと思ってあいつら・・・オランダん家に居るのは性格悪ィな・・・セーシェル〜・・・って、お?」
奥の茂みの陰に見える、ピンクのフリル。
(あれ・・・この前俺がセーシェルにやった水着の・・・?)
夏に入る前あたり、イギリスはセーシェルに水着を軽く五着ほど買ってやった。
その中にあんなデザインの物があったような、無かったような。

しかしそんな事はお構い無しに、紳士は標的をセーシェルと断定。勢い良く茂みから顔を出した。

「おーい!セー・・・っ・・・・・・・・・・・・・・・」

開いた口が塞がらない。そこに居たのは、セーシェルの容姿とは真逆の存在だった。

流れる蜂蜜に似たブロンド。真珠のような白い肌。高い身長。空を透かしたような青い瞳。
・・・まぎれも無い。彼女はベラルーシその人だった。

まさか人が現れるとは思っても居なかったのかベラルーシは、
茂みから急に顔を出した世界的に有名な変態にきょとんとした視線を送る。
沈黙が、流れる。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・え、えっ・・・・・・と」それを破ったのはイギリスだった。

まいったなこいつベラルーシだよあのロシアの妹だよ何なんだよこいつ
ラスボスみてぇな冷たい目ェしやがってくっそ怖ええええこっち見んな
しかしやっぱ北欧美人だなぁ俺ん家に居る妖精っぽいトコあるなぁうん
とりあえずこいつオトして1ポイントぐらい稼ぐか?すっげー怖えけど
こいつだって女なんだロマンチックに攻めていけばされるがままになる
よし俺になら出来る!世界のお色気代表なめんなよ!
5秒間ゆったり思考をめぐらせた後変態じゃないよ仮に変態だとしても変態と言う名の紳士がひねり出した言葉は

「よ・・・よぉベラルーシ。こんな所で会えるなんて運命的だな?」
「・・・・・・・・・・・」


ラブコールへの返事はまさかの無言。

464368:2010/08/09(月) 13:27:57 ID:W90UgX3C
・・・現在に至る。

・・・情けないぞグレートブリテン及び北アイルランド連合王国!!しっかりしろ。
自分の家にだってこんな女居たじゃないか。あの時はベットに誘うことなんか
余裕だったんだから今回も大丈夫だきっと。落ち着け。
この手の女はちょっとした優しさを見せてやればいいんだ。

「き、今日は暑いな・・・ベラルーシ、あっちの木陰にでも」
「兄さんはどこ?」

・・・会話にならない。そういやこいつすげぇブラコンだったか。

「ロシアなら見てないぞ」
「・・・そう。ならお前にはもう用がないから、消えて」
絶対零度の応答

「い、いやいや」
「・・・・・・?何か用でもあるのか」
「いや、えっと・・・水着、似合ってるな」
「で?」
「・・・・・・・・・・・・」

何たる強敵。

「用が無いならもう行く」
「ちょ・・・待っ」
いい加減イラついてきたのかベラルーシが片眉を上げる。

何を言えばいい。・・・・・・もう直球で行くしか・・・

「や・・・」
「や?」


「やらないか」


「・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿?」
鼻で笑うとベラルーシは、きびきびとした足取りで目の前から消えた。
涙目になった紳士を一人残して。


-放送席-
「おおっと!?どうしたことかイギリス選手、シュートを外しました!!」
「イギリスざまぁwwwwwwwwwwwwwプギャー(^Д^)9m」
「やめて下さいフランスさん。いやしかし、今大会初ですね。【ゴール】ベラルーシ、見事貞操を守りぬきました!」
フランス、顔文字面からふっと我に返り、妙なシリアス顔に変貌。

「・・・リトアニア?お前こんな大会の司会やってていいのか?ベラルーシが他の男にヤらげふぉぁッ!?」
「はい?今何か」
今まで黙っていたポーランドがなんとフランスの鳩尾に裏拳をキめていた。
すかさず文句をつけようとしたフランスの口を塞ぎ、すました顔でリトアニアへと向き直る。
「何も無いしー。リトー、おまえちょっとギャラリーの中にインタビューでも言って来いよー」
「・・・?あ、それいいね。じゃあちょっと行ってこようかな」
465368:2010/08/09(月) 13:28:46 ID:W90UgX3C
リトアニアが観衆の中に消えた頃、ようやくフランスの呼吸を開放。
「・・・ゲホゲホッてめ、ポーランド!!いきなり何すんだよ!」
「おまえフランスまじありえんし。さっきリトに言おうとした事考えよ」
「・・・・・・えっと、ベラルーシが」
「それ。・・・フランス、この大会の主催者誰か知っとる?」
「?誰だっけ」

「ロシア。」

「はぁ!?あいつが?何でまた」
「声でかいし。よっく聞いとくんよ。ロシアがベラルーシ苦手にしとるんは知っとるよね」
「おう・・・ああ、もしかして」
「そ。要はベラルーシがどっかの男とデキて欲しいんよロシアは」
「だからこの大会か。・・・で、何でリトアニア?」
「リトへの嫌がらせも兼ねとるんとちゃう?」
「・・・・・・リトアニア・・・不憫だな・・・」
「な。リトも思うところあるだろーし、ベラルーシとかの事からリトの気逸らしときたいんよ」
「ポーランドお前・・・なんか優しいな」
「リトの為だしー」

二人でリトアニアの方へと目を向けると、なんとリトアニアは観客席の真ん中でハメまくっている若い夫婦に
試合の状況についてインタビューしていた。
二人はそれどころではなさそうで、周りの観客達も止めるどころか辺りにいる恋人と愛を交わし始める。
相手が居ない者の中にいたっては自慰行為に出る者も。

「メチャクチャだな・・・」
「ま、この大会の名前どおりになってきただけちゃうん」
「乱痴気騒ぎか」
「このゲームも全部録画しとるしDVDにして売り出せば一財産築けそうやね」
「関係者って事で俺のは割引にしてくれないか?」
「・・・買う気なん?あ、フランス、モニター」
画面を指差すポーランド。
「ん?・・・あ!ちょ、リトアニア!!」
ポーランドがマイクを手に取り、今だにインタビューを続けるリトアニアに声をかける。
「リト!スペインが誰かに会った!!」
リトアニアが放送席に走って戻り、大画面へと目を向けた。
466368:2010/08/09(月) 13:29:24 ID:W90UgX3C
-キッカー・スペイン キーパー・台湾-

「ふあぁ・・・っ暑いなぁ・・・それにしても日本さん、どこにいるんだろう」
彼女、台湾もフランスに誘われてここに来た一人だった。
誘い文句は「皆でオランダの家に泳ぎに行くんだ。日本も来るんだけど君もどう?」
と言うものだった。
「日本さんに久しぶりに会えるからってかわいい水着着ておめかししてきたのに・・・会えなくちゃ意味無・・・あれ?」

足音が聞こえる・・・。

(もしかして・・・日本さん!?」
くるんがぴょーん!と伸び縮み、愛しの彼にと足音の方へ声をかけた。

「日本さーん?日本さんですかー?」
「ちゃうよー」

「!?」

「ちょお待っとってな・・・って、お?ここ出られへん!どないしよ!・・・あ!出れた!」
「・・・!?え、だ・・・誰?」
藪を突っ切って来たのかガサゴソと出てきたその男は
浅黒い肌に陽気そうな笑顔を貼り付けていた。いかにも「ふそそ〜☆」というカンジだ。

「こんにちはぁ、台湾ちゃん」
「だから・・・だっ誰ですかっ!?」
「えぇ!?・・・覚えてへんの?」
「は・・・はい・・・」
「うそ〜・・・ショックやわぁ」

そういうと男はどよ〜んと黒い霧を纏う。なんだかすごく申し訳ない気持ちになる。

「わ!そ、そんなに落ち込まないでください・・・えぇ〜・・・と あなたは確か・・・」
思考をめぐらす。すると思い当たる節があった。
浅黒い肌。この言葉。瞳の色。・・・この人は。

「スペインさん・・・ですか?」
黒い霧が一瞬にして晴れ、顔をガバっと上げる青年。そうだ、思い出した。

「せやでスペインやで!!覚えとってくれて嬉しいわぁ〜」

言いながら抱きついてくる。ちょっと落ち着かなかったが、そこは我慢した。
もみくちゃになりながら古い記憶を引き出していく。
・・・そうだ、随分前に私の家を占拠しに来た人だ。
思い出すとどんどん腹が立ってくるが、自分に頬ずりしてくる男の顔を横目に見ていると、苛立ちがおさまってくる。
(・・・そんなに悪い人じゃなさそうだなぁ)
昔のことを軽く流すのは日本から教わっている。今日のところはこの男のひとを許してあげよう。

「うわぁ、昔はすんごいちっちゃかったのになぁ。大きなったなぁ〜」

「・・・そ・・・そうですか?」
「うん、綺麗になったなぁ。水着も似合とるね。可愛えで」
「そ、そうですかっ?そうですかぁ・・・?」
「せやで〜」

褒められて嬉しくない人間なんていない。
最初はスペインに警戒心全開だった台湾だが、話していくうちにどんどんご機嫌になっていった。
467368:2010/08/09(月) 13:31:20 ID:W90UgX3C
「ところで台湾ちゃん。」
「はい、何ですか?」

「ヤらへん?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
今この男、なんと言った?
今の言葉が正しいものならば、これは相当な爆弾発言だ。
いや違う。きっと何か別のことをやるって言ったんだよ。私ってば勘違いして恥ずかしいなぁ。
台湾は自分で勝手に決定。よし、聞きなおしてみよう。
「え、えと・・・もう一度言ってもらえますか?ヤるって、何を・・・」

「何って、えっちに決まっとるやん〜」

「・・・・・・・・ええええええええええええええ!!!?」
「え?ヤらへんのん?」
「なっななななn、何を言ってるんですか!!出来るわけないじゃないですかぁ!!」
「え〜〜〜〜・・・ええの〜〜?」
スペインの顔がニヨッとヤな感じの笑顔になった。なにこのひとこわい。
「え・・・ええのってそれ・・・どういう・・・」
「ええんやったら別にええんやけどなぁ〜〜〜」
「な・・・何・・・」
「気になる?」
「は・・・はい」
「俺な」
「はい」

「ごっっっっっ・・・つぅ、上手いで」

最早、何がなどと野暮なことは言わない。
「え・・・ちょ・・・な、何」
台湾は真っ赤になってどもる。
「すごいで?どう、やる?」
「・・・・・・ぅ、そ、そんなに?」
ここで台湾の誤算。少し食いついてしまった。

「ためしてみよか」

「ふええええええええええっ!?」
後ろからぎゅっと抱きすくめられた。不覚。
スペインが水着に手をつっこみ上にずり上げるとぷるんと乳房がこぼれる。
「おー・・・けっこうおっぱいでかいな」
「や!ちょっひゃあっ、見ないでくだ・・・ふああああ」
両手でむにむにと揉んでいくとしだいに台湾の声が熱っぽくなる。
「・・・っあっ・・・ふぅ・・・っやぁん」
「感じてんの?かわえーなー。いつも日本とヤッとるん?」
「ひゃ・・・っそんな、そんなの」
「まぁええけど」
中指で水着の上からスジをなぞる。
「あ・・・んぁ」
ぴりぴりとした快感が台湾の腰の奥を支配する。
「うわ、ヌルヌルやで。台湾はインランな子やね」
「・・・あっ、んっ・・・」
スペインの声色が子宮にひどく響く。昔からそうなのだ。
こんなふうに耳もとで「淫乱」だとか言われると、腰がシビれる。
身体が「日本」を覚えている。
468368:2010/08/09(月) 13:34:58 ID:W90UgX3C
-キッカー・日本 キーパー・台湾-

「やっちゃった・・・ぅ・・・それもスペインさんと・・・」
太ももをべたべたにしながら台湾はへたりこんだ。

えっちな体だとは自分でも分かっていた。でも、心に決めた人以外のモノを求めてしまうなんて。
今の自分を日本に見られたら彼はなんと言うだろうか。
もう、抱いてはくれないだろうか。そう思うと涙が出た。

「ふぅっ・・・ぐす、日本さぁん・・・うぅ」
「はい、何でしょう」

!!!?
「ひゃあああああああああああああああああああああああ!!!?」
後ろから突然の声。急いで振り返り後ずさるとそこには、今一番会いたくなかった人物。

「に・・・・・・っ日本さん・・・」
「何ですか」
やわらかく微笑む日本。しかし瞳はゾッとするほど冷たい。
喉がたくさんの言葉で、詰まる。「今の」を見た?嫌いになった?怒った?もう一緒に寝てはくれない?
その中から彼女が選んだ言葉は。

「・・・いつから、いつからそこに・・・」
恋人の震える声も、冷たくあしらう。
「貴女がスペインさんに可愛くおねだりしてた辺りからでしょうか」

・・・・・・もうだめだ。言い訳のしようも無い。
「・・・にほ、さ、・・・ごめんなさい」
「謝らなくて結構ですよ。貴女はもう私の物ではないんですから」
「それでもっごめ、ごめんなさい」
「・・・台湾」
「私、私、日本さんが好きです。すごく好きです。ほんとなんです」
「知ってますよ」
「・・・・・・・嫌いに、嫌いにならないでください・・・っ」

目が合う。許しを請うように必死にまっすぐ自分を見つめる台湾に、根負けしたのは日本だった。

「・・・・・・私さっきまでは珍しく怒ってたのですが・・・本当に貴女はしょうの無い人だ」
「日本さん・・・」
どかっと座りこむ日本。動作に怒気を纏っているように見えるが、おそらく照れ隠しの一種だろう。
にやりと笑う。彼にしてはめずらしい表情だ。
「舐めてくれますか」
「・・・はい」
469368:2010/08/09(月) 13:35:45 ID:W90UgX3C
じゅくじゅくと音を立てながら自分のアレを舐め啜る恋人の姿を見下ろし日本は目を細める。
「・・・・・・っぷはっ、ふふ・・・日本さんの、もうこんなに堅くなってますよ」
イタズラっぽく微笑む彼女の頬を撫でながら日本は呟く。
「貴女がこんなにいやらしく育ったのは・・・もしかしなくても、私のせいですかね」
「そうですよっ・・・!?、あぁん」
くるんをつまみあげ、優しくしごく。
「ふやぁっ・・・あ、ひゃうぅ・・・やだぁっ」
「ここが良いのも、私のせいですか」

「そ・・・っれはっ、・・・生まれつきです、けど・・・っふにゃぁ、もぅガマンできないですっ」
言うが早いか、台湾は日本を押し倒し、腰にまたがる。
「お・・・っと、女性に押し倒されるのは初めてですよ」
「え、うそ」
「しなだれかかる方は居ましたが・・・して、今からどうしてくれるんです?」
「あぅ・・・・・・見ててくださいっ」
一度深呼吸。台湾はゆっくりと腰を落としていき、日本自身を呑み込んでいく。

「んくっ・・・っはぁっ ぜんぶ、はいりましたよ・・・にほんさん、腰痛くなったら、だめですから」
のどを鳴らし、涙目で訴えてくる台湾に日本はただならぬ愛しさを感じ、
台湾の忠告は無視。下から腰を打ち付ける。

「はぁんっ・・・あ、や、だめぇっ腰、悪くします、よぅ」
「っふ、年寄りをナメちゃいけませんよ」
「んあっ・・・おじ、おじいちゃんのくせにぃ」

二人の周りの空気が甘くなり、少しいちゃいちゃし始める。
そこに空気の読めない男が一人。

「おー!そこに居るの日本か・・・ってうおっ!?」

ただいま情事の真っ最中ですという光景を目の当たりにし慌てる紳士。
「うわ!い、イギリスさん!ああああっちいっててくださいよおおお」
「イギリスさん・・・貴方って人は」
見られた二人よりも見たほうが気まずい。いや気まずいってもんじゃない。
慌てて立ち去ろうとした時、イギリスの頭を何かがかすめた。
きびすを返し、無言で日本を手招く。


-キッカー・イギリス キーパー・台湾-


「・・・?は、え?に、日本さ・・・」
ゆっくりと体を起こし台湾から己を引き抜く。
「少し、待っていてくださいね」
頭を撫でてイギリスの方へ行ってしまう日本。
470368:2010/08/09(月) 13:36:50 ID:W90UgX3C
(二人とも・・・何話してるんだろ・・・)
火照る体でぼんやりと考えていると、話し終えたのか日本がこちらに戻ってきて、前にしゃがんだ。
「日本さん、どうしたんですか」
「台湾」
「は、はい」
「あなたにとって私とは、何ですか?」
唐突過ぎる質問。しかし答えは決まっているので答える。
「わ、私にとっての日本さんは、えと、一番一番、すきなひとです」
聞くと日本は安心したように顔を緩めた。
「・・・そうですか。信じますよ。私の貴女と同じ気持ちです。覚えておいてくださいね」
「はいっ・・・でもどうしてそんな事」
「台湾。これからもっと気持ちよくしてあげますよ」
「えっ」
途端、台湾の舌は日本のそれに絡めとられ、口内を犯された。
イギリスも観ている中でなのだが、その気持ちよさにそんな事どうでも良くなった。
「んむ・・・んぅっはぁん・・・んん・・・ぷはっ、に、ほんさ」
「今日は口でイかせてくれますか」
「え、また・・・んむぐっ」
モノを無理矢理口にねじこまれた。歯はとっさに引っ込めたけれど。
「顎を前後に・・・あとは分かりますね」
一瞬で悟った台湾が言われたとおりにする。
上目遣いに日本を見ると、感じてくれているらしい。モノも硬くなっている。
(気持ちいいんだ・・・)
そう思うと腰の奥がじんと熱くなった。
(・・・欲しいな)
「入れて欲しいんですね」
(!!)
モノから口を離し、なんでわかったの、と言おうとした時。
「イギリスさん。こっちに」
「おう」
「・・・えっ・・・?え?え?」
台湾の後ろに座り、ベルトを外し始めたイギリス。状況を見、台湾の頭に憶測が巡る。
(やだもしかしてこれ・・・さ、さんぴー?)
それは困る。何がって、とにかく色々と。
「やぁっ!イギリスさん!!やめてください!!」」
「台湾」
「日本さんっ助けてぇっ」
「台湾落ちついて」
私がこんな事になってるのに何で日本さんは落ち着いてられるんですかああああと
半狂乱になっている台湾をよそ目に、イギリスはぐしょぐしょになった台湾のソコに指を入れ、中の具合を確かめる。

「ふああん!!にほんさんにほんさん!やぁっ・・・あぁっ、はぁん・・・やぁ」
先ほどまでの行為が効いているのか、指で弄られるだけで涙声は嬌声に変わる。
「いい子ですね。気持ちいいんでしょう」
「やぁぁ・・・ふ、はぁっ・・・あんっ・・・にほんさ、にほんさんの、ほしいです」
「おや、おねだりする相手が違いますよ」
「やだぁ・・・っちが、ふああ、おっきいのいれてくださいっ」
471368:2010/08/09(月) 13:48:38 ID:W90UgX3C
日本さんにほんさんおちんぽほしいんです日本さんのがいいんです
わたしのおまんこにはやくぶっ挿してくださいインランだっていってくださいいじわるしてください

言おうとするが、喘ぎ声に邪魔されてしまう。
最初は日本に拘っていた台湾だったが、体は正直。
誰のでもいいから入れて、引っ掻き回して欲しい。そう考えるようになると、口は勝手に動いた。

「イギリス、さんっ・・・おっきいの、ください・・・はぁっ」

ルール上では、強姦はいけないが相手の承諾を得れば挿入してもよし。
許可が下りた今、イギリスを止めるものは誰も居なかった。
「・・・悪いな日本。行くぞ、台湾」
位置を定めると、腰を一気に押し付ける。台湾の体は歓喜。それは何の抵抗もなしに熱い肉へと呑み込まれた。

「ふわああああああああ」
とろとろに蕩けた表情と声。あまりの快感に台湾の頬を大粒の涙が伝う。
イギリスはそれに征服欲と嗜虐欲を刺激されたのかなりふり構わず腰を振る。

「あああんっ!はっあっあぁああっ」
「ほら、お口がお留守ですよ」
「はぁっい・・・ん゛ぅっ、ん゛」
ああ今、イギリスさんに犯されてる。日本さんも見てる。いいのかな。・・・気持ちいからいっか。

日本のモノを咥えながらぼんやりする意識の中で台湾は思う。
アメリカが今の台湾を見たら「薬でもキメてるのかい?」などと言っただろう。


その後、とりあえず三人は仲良く同時にイったのだった。


-放送席-
「ベルギーさんの二人連続中出しに勝るとも劣らないシチュエーションですねー。
 これでスペイン選手と日本選手とイギリス選手は【ゴール】台湾にシュートを決めた訳ですが」
「あれ?日本は決めたか?出してないけど。」
「・・・フランスさん。これは女の子達を妊娠させるゲームじゃないんですよ。男が発射すれば良いと言うわけでもありません。
 モノを一回でも挿れたらいいんです」
「・・・そうだっけ」
「そーだし」
「それにしても台湾はエロいなー」
「そーとー昔っから日本に調教されてたんじゃね?」
「あーあ。俺も選手として出たかったなー」
「まだ言いますかフランスさん」
「てか観客席の連中どーするよ。乱交もいいとこじゃね」
「楽しんでるみたいだからいいんじゃないかなぁ。」
「まー俺達は司会役を勤め上げるだけが仕事だし」
「じゃあ、続けますか。」
472368:2010/08/09(月) 13:51:13 ID:W90UgX3C
今回はここまでです失礼しました。
後一回、二回で終わりですたぶん

>>425->>426
裸で待ってみる
473名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 16:20:17 ID:99qwWTmt
GJ!待ってました!台湾ちゃんエロいなw
474名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 16:45:30 ID:/HI8V/Ie
続きキター
台湾ちゃんエロイ子!

421ですが、野暮天なこといってすみませんでした
あれだ、ほら、きっといい刺激になります!
475名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 21:33:12 ID:adw5OkDx
GJ!
これはいいエロパロ!
なんだかんだと言いつつ美味しい日本と早漏なスペインwww
エロエロ湾ちゃん可愛い!
そしてなにげに一番男前なのなポー。続き待機!
476名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 14:05:29 ID:H4qvCaCH
>>436
ベラルーシの事「ベラ」と言うアイスくんが浮かんだ
だれか氷ベラ広めてくれ
この子たち、原作?で絡みがないけど歴史的に
ベラが大好きな兄さんがアイスくんに優しかったりとか…そーゆーのがあるんだ

ヘタリアは原作で絡みがなくても歴史をみればなんとなく想像できる
477名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 16:10:27 ID:u6WLYfQD
ワイちゃん6歳か…
478名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 17:10:48 ID:CktRkF55
ワイちゃん、絵が得意なのか。
エロパロ板的に本人が絡むとアグネスホイホイの悪寒がするが、ヌードモデル探して行脚するくらいならOKか?
479名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 17:34:50 ID:u6WLYfQD
絵が得意といえばイタリア
480名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 01:32:06 ID:bt6e7JqO
「Gスポット」はあるのか否か…イギリスとフランスで論争勃発
ttp://blog.livedoor.jp/booq/archives/1289547.html
481名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 12:06:46 ID:ZIEi5ood
通常運転ですね
482名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 14:05:08 ID:1Gw22Afl
じゃあなんだ、どっちが正しいか証明するためにセーシェルにあれやこれややり過ぎるイギリスとフランスっていうことでいいのか?
483名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 20:43:45 ID:3Whd4izB
>>482
モナコさん追加で
484名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 20:51:19 ID:ZIEi5ood
そうだな、人によって違うのかどうか確認しなくちゃいけないからね
485名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 21:58:49 ID:k9Amwh5j
ドイツだったら、各女性国家のGスポットについて考察したくそ真面目なレポートを作りそうだw
486名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 18:39:42 ID:pedMbMC7
今年はもうビーチ+水着ネタ終了かな…
487名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 23:13:27 ID:osP3YzkA
クラゲ触手プレィ
488名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 23:48:29 ID:LvqCiad1
本家更新来てる
「アレがあるかないか」って、やっぱ>>480かな…w
489名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 23:52:21 ID:Ojb6yCMg
堂々とキャラ紹介に載ってしまった
490名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 13:44:59 ID:tzoDuZ+a
どっちがあるでどっちがないを主張してるのかわからないが、
自分の経験からモノを言ってるのだろうから
セーシェルにあってモナコにない、もしくはモナコにはあるがセーシェルにはない
かもしれない、というわけだな
491名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 16:06:39 ID:A7mZx3g2
イギリス→ない
フランス→ある

そんでイギリスがおされ気味
492名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 21:31:24 ID:uaOQati8
もう仏英で女の子全員調べてこいや。
で、その結果をドイツがまとめて発表。
493名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 22:33:18 ID:s2Fm72rB
なんかエロパロ板的夏休みのグループ研究って感じだなw
全員調べたあかつきには女性陣からの見返り要求もとい仕返しが壊そうだが…
494名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 22:00:20 ID:Ek2tED20
話ぶったぎるけど、ぶん殴られたり罵倒されたりしながら
「かわいいね、大好きだよ」って言ってヘラヘラ辺をヤっちゃう立
という図が浮かんだ
きっと暑さのせい
495名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 22:22:51 ID:euZOQyl/
いますぐそれを文章にする作業に戻るんだ
496名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 10:07:47 ID:b1XfFXeu
ヤンデレ辺を愛せる立は
きっと辺以上にどこかネジ吹っ飛んでると思う
497名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 22:56:25 ID:QDQ2ap8D
この流れでロシアに虐げられてる怨みでベラルーシリンカーンなラトとエストがかっ飛んできた。
が同時に返り討ちにあって泣いてるのも受信した。
498名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 23:24:24 ID:m603Ezdb
ラトもエストもマゾヒズムに目覚めちゃったらやだよなw>返り討ち
499名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 13:06:50 ID:UeCbbQ8l
>>494
「変態!変態!!」「○○ちゃん…キレイ…」のコピペ思い出した
500名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 00:55:00 ID:JBuzqRlM
500ゲット保守
501名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 14:31:09 ID:XT0nLNO2
過疎ったねぇ
気付けば半年もこのスレ使ってるのか…
502名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:44:23 ID:YInvE6t0
越が公式登場してくれれば勢いつきそうだが…
仏モナマダー?
503名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 11:56:30 ID:PxgIxbZP
どうなんだろ
キタユメ男女とこのスレ自体から人が離れてしまった気がする
504名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 12:18:26 ID:6EONUNzZ
燃料投下もないしなー。まあ原作がニアホモ作品だからしょうがないけど。
505名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 12:24:01 ID:YhTdqlUb
規制中の人はまとめのろだにあげてもイインダヨ
506名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 11:13:17 ID:/zXCVkIa
羊でおやすみCD買った人いる?
オーハンちび神ロの奴とかこのスレ的な燃料ありそうだけど
507名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 01:20:27 ID:+qwUhZZQ
チラ裏すまん
コンビニで見かけた某オッサンむけエロ漫画雑誌の、今回の袋綴じ冊子が「ウクライナ美女紀行(うろおぼえ)」だった。
貧乏に耐えかねて姉ちゃんがとうとう脱いだかと思った…。
508名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 07:18:47 ID:vddJPktk
金髪洋物AVではよくあるタイトル
509名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 07:23:29 ID:PA7t27CO
なんとなく、>J<「僕の姉さんがAVに」という場面が浮かんだ
510名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 13:19:38 ID:+qwUhZZQ
ウクライナのAV…売れそうだが、
もし出演とかしたら、ロシアやベラから絶縁状たたきつけられそうだw
511名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 15:55:07 ID:uyCrDY/o
いやベラはノリノリで姉ちゃんを売りそうだ。

てかロシアを騙してAV出演させて「兄さんこれを世間にばら撒かれたく無ければ結婚結婚けっ」
512名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 16:35:34 ID:PA7t27CO
「お姉ちゃん、こんなことしなきゃいけないほど困ってるのー(バイーン)
だからガス代勘弁してねー(ブイーン)」
というネタ振りのつもりで疑似AV撮影していたはずが
男優やスタッフが本気になってきてガチンコ生本番AVになっちゃうとこまで妄想した
513名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 18:28:27 ID:Tql/UVpf
となると…国家挙げての疑似AV作りとか面白そうだ。
撮影は日本とハンガリーで男優は誰だ?
それなりに金持ち、ノリよさげなヤツが面白そう。
デンマーク、アメリカ、フランス辺りかなあ。
514名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 22:02:01 ID:IFXOUB9B
【メインCP】 ドイツ×ウク・リヒテン・ベラ
日本×台湾・ハンガリー・モナコ
イタリア×ベルギー セーシェル ワイ公国 
【傾向】 ドイツの馬鹿研究ネタ
【その他】 話題に出ていたGスポットの有無のフランスイギリスの喧嘩ネタ。
ドイツ率いる枢軸組が研究をしてくださいました。
携帯からなので、多少読みにくいかもしれません。
NGはタイトルでお願いします。
515〜Gスポットに関する研究報告書(1/13)〜:2010/08/31(火) 22:04:22 ID:IFXOUB9B
「女の秘密の花園……じゃなくて、秘密の快感スポットは絶対にある!」
「んなもんあるわけねーじゃねーか。本気で馬鹿だな。お前は」
いつもの騒ぎ。フランスとイギリスの喧嘩。
今回はあまりに馬鹿馬鹿しい口喧嘩だった。
きっかけはイギリスで『Gスポットの存在は疑わしい』という研究論文を発表した学者がいた事だった。
それにすぐに反応したのは犬猿の仲のフランス。
愛の国というだけあって、女性を感じさせる事に命をかけているのだろう。
だから、女性が喜ぶポイントはしっかりと抑えておきたいわけで。

反論は相手の反感を買い、事態はどんどん大きくなっていき……

「俺んちのセクシーな美女達を研究材料にすりゃ、簡単に結論が出たのにねぇ」
「うっせぇ! お前んちじゃ、演技が当たり前だろ!」
段々とエスカレートしていく口喧嘩。周りにいる女性達の顔はすでに真っ赤で。
全く進まない会議に、ある男は大きくため息をついたのだった。


「お前達の喧嘩に終止符をつけるべく、研究をしてきた。この資料を見ろ」
定例会議が始まった途端、むすっとした顔のドイツは、机の上に大量の資料を並べた。
厚い資料の表紙にははっきりとした文字でこう書かれていた。

『女性のGrafenberg spot、所謂Gスポットの有無について ドイツ・イタリア・日本共同研究』

彼が馬鹿真面目なのは良く知ってる。変な方向にも全力で。
だから、喧嘩していた二人は非常に嫌な予感がし、その資料に目を通し始めた。
516〜Gスポットに関する研究報告書(2/13)〜:2010/08/31(火) 22:05:53 ID:IFXOUB9B
Gスポットに関する研究報告書。
対象。女性国家。
ハンガリー・リヒテンシュタイン・ウクライナ・ベラルーシ・セーシェル
ベルギー・台湾・モナコ・ワイ公国

某日、女性国家を一室に集め、研究の内容を説明する。
最初はそれをセクハラだと思い、不機嫌にもなったが、真摯に趣旨を説明すると皆納得してくれたらしい。
3班にわかれ、各国のGスポットについて探ろうと思う。

「えっと……それでその……どうすれば」
顔を真っ赤にしたリヒテンシュタインが問いかけてきた。
俺は手にしていた検査器具に異常が無いかを確認ながら、淡々と言い放つ。
「まずは全裸……恥ずかしければ下半身のみでもいい。足を開いて、こちらを向いて欲しい」
周りに人がいるから、中々全裸になるのは難しいだろう。
どうせ用があるのは下半身だけなのだから、下だけでも研究に差し支えはないだろう。
もじもじと体を動かし、横に並んだ二人をちらりと見て。
「あのぉ……一人ずつじゃダメかな? さすがに」
やはり真っ赤な顔のウクライナが首をかしげてきた。
「大丈夫だ。研究の為だから。個人の秘密は守秘する事を誓う」
再び三人は顔を見合わせ……最初に動いたのはベラルーシだった。
他の二人の緊張をとく為だろう。ああ見えて、意外に姉思いでもあるからな。
ワンピースのボタンを外し、勢いに任せて脱ぎ捨てた。
下着は意外にも黒いもので、結構セクシー……こほん、いや、ここではそのような事は関係ない。
下着に手をかけ……俺の方を睨みつけてきた。
だが、ここで温情を与えたら、研究が成り立たない。
俺は大きく首を横に振り。
「変態が……」
呟いた小さな声に、俺の背筋がびりびりとしたのは……きっと気のせいだろう。
するりと足元に下着を落とす。露になる柔らかな茂み。
床に座り込み、震える足を抑え、俺の目の前で股を大きく開いた。
その行動が残りの二人に刺激を与えたのだろう。
二人とも下着を脱ぎ捨て、ベラルーシと同じように、股を大きく開いた。
……ちなみに、リヒテンシュタインの下着は可愛らしいレースのついたもの。
ウクライナのは淡い蒼色で横にリボンのついたものだった。
研究に直接は関係ないが、資料として記しておく。

俺の前に広がるヴァギナが3つ。
どれも同じ穴のはずなのに、一つ一つ違うような気がするのは気のせいだろうか。
517〜Gスポットに関する研究報告書(3/13)〜:2010/08/31(火) 22:07:44 ID:IFXOUB9B
まずは痛み無く指を挿入するために、よく濡らしておかないといけないだろう。
俺は床に座り込み、ウクライナの秘丘に触れてみた。
「んっあ……」
ぴくりと体を震わし、快楽に耐えるウクライナ。すでに身体は出来上がっているのか。
まだ全然触れていないのに、ここまで感じているのは……
やはり他人の視線というものが良い刺激の材料となるのだろうか。
丘を割り入り、ひくひくと口を開けるヴァギナへと指を入れる。
「やぁっ! ダメ、そんな」
荒い息で甘い声を漏らす。刺激のためか、足を押さえつけていた手が離れ、股を閉じかける。
そのため、丁度用意していた皮の拘束具で膝と腕を拘束した。
「やだぁ……ドイツ君、そんな事……んんんっ!」
すでに濡れきっていたから、ウクライナの言葉を無視し、指を挿入する。
まずは一本。ぎゅうぎゅうと押し付けてくる感触は中々のものだ。
二本目。かなりきついが、入らないことはない。
指を根元までねじ込み、軽く指を曲げる。彼女の反応を見ながら。
「う……んっ! やぁ! そこ…は…んっ! やぁっ」
明らかに反応を示す場所を発見した。
ざらざらとした中に指に当たる突起物。
きっとコレがGスポットというものなのだろう。
彼女の身体を吊り上げるように、指を上壁に擦り上げる。
「ふぁ…擦っちゃ…やぁ、もうやぁ! ダメぇっ!」
甲高い声を揚げると同時に、身体を大きく振るわせ、果てる。
その際、淫液があふれ出し、手をぐっしょりと濡らす。
AVなどではシーツを汚すぐらい溢れ出す者もよくあったが……それは真実だったらしい。
指を引き抜くと、再び小さくうめき声をあげ、更なる愛液があふれ出し床を濡らしていった。
肩で呼吸をするウクライナを眺め、俺は記録をつけたのだった。

ふむ、やはりGスポットというものは存在していそうだが……それが一体どういうものかはまだわからない。
ウクライナの様子から見ると、経験は豊富のようだから、膣壁を開発されていてもおかしくは無い。
518〜Gスポットに関する研究報告書(4/13)〜:2010/08/31(火) 22:09:13 ID:IFXOUB9B
そうすると、妹であるベラルーシの方はどうなのか。
経験はありそうだが……如何せん、兄であるロシア意外には心を許していないはずだから。
快楽を得るには、女性の感情の高まりも必要なのだ。

だから。

睨みつけてくるベラルーシ。
しかし、姉の醜態を見ていたせいなのか、それともこういう状況下にいるからなのか。
すでにヴァギナは淫靡にてかっていた。
ひくひくと口をあけ、まだ見ぬものを求めるかのように。
「さっさとヤれ。研究の為なんでしょ」
淡々と言い放つベラルーシ。だが、言葉尻はかすれ、息はかなり荒い。
「それならば、やってやる。大きく股を開いてこちらを……いや」
瞳の片隅にはいったあるモノに、俺の目は止まった。壁にかけられた大きな姿見の鏡だ。
「折角だから、この鏡に映してみるとするか」
羞恥。これはかなり効果的だと思われる。
いつも強気な彼女の事だから、このように攻められるのは慣れていない事だろう。
戸惑いを見せる彼女の腕を引っ張り、鏡の前へとつれてきた。
椅子に腰掛けさせ、足を大きく開かせる。
自らの乱れた姿に、視線を逸らし、薄い唇をかみ締めた。
「これが研究だなんて……ただの趣味じゃ……んっ」
確実に感じているらしく、軽く触れただけで甘い声を漏らす。
本来ならば、弄られている場面を鏡に映し、見せ付けたいものだが、真正面で弄っているとそうもいかない。
仕方がないので、羞恥に頬を染める姿を見せ付けることにする。

……しかし、勘違いしないで貰おう。
これは研究の為であって、ただ彼女を辱めて性的快楽を得ようとしているわけではない。
そう、これは研究なのだ。羞恥による刺激によって、精神構造とそれに伴う……

こほん、まあそれはこの際、おいて置こう。

指を蜜に絡めると、彼女は熱い吐息を漏らす。
身体を走る快楽に身じろぎし、正面を向き……
目の前に映し出される自らの醜態に小さく歯軋りをした。
「ちっ……何が研究のためだ……んっ、変態が」
できる限り快楽を表に出す事を押さえているつもりなのだろうが、
身体は非常に正直で、いきり立ったクリトリスが主張をし続ける。
だが、あえてそれには触れず、指を中へとねじ込んだ。
「くぁっ! やぁっ…入れるな……ばかぁ」
すでに準備ができていたのに、強気に暴言を放つ。
非常に反応を見せる娘だ。
「ほぉ……入れるなといっておきながら、こんなに反応して」
水音立てるヴァギナを何度もなぞり、蜜をかき出す。
「蜜をあふれ出して……お前はロシアの事が好きなのだろ。
なのに他の男に触られ、こんなに快楽を感じて」
「あふ……言う……なぁ! 私は…兄さん……んんっ、くぅ」
大きく息を吸おうとしているが、絶え間なく襲う快楽にうまく呼吸ができず、涙が零れ落ちる。

――そう、その表情だ――

背中を走る不可思議な感覚。
「この研究結果をロシアに見せたら、どのような反応をみせるか」
「……っ! ダメ! それだけはダっ! いやぁ!!」
いつもは冷静な娘が、髪を振り乱し、甘い声と絶望的な表情を浮かべ、果てる。
大粒の涙を零し、椅子の背もたれに身を任す。焦点は合っておらず、肩で呼吸をするだけ。
かなり魅力的な光景に、俺のも熱く反応してしまったが……

失敗した。これではGスポットでイったのか、それとも性器の刺激によってイったのかはっきりとわからない。
まあ、この結果は、性交渉における精神的快楽との関係についての論文にまとめるとしよう。
次はしっかりとやらなければ。
519〜Gスポットに関する研究報告書(5/13)〜:2010/08/31(火) 22:11:59 ID:IFXOUB9B
部屋の片隅で頬を赤らめている少女に目を向けた。
すでに下半身は何もつけておらず、恥ずかしそうに脚を摺り寄せていた。
「さて、次はリヒテンシュタインの番だな。これも研究の為だ」
『研究』という言葉に、彼女の表情がすっかりと変わった。
さすがはゲルマンの血を引いているだけある。
これならば研究に積極的に協力してくれるだろう。

「まずは……性に関する情報を詳しく教えてもらおう。
最初に……性交渉についての有無は」
戸惑ったような表情を一瞬みせ、視線を逸らした。
震える唇をかみ締め、俯く。
「……一応は」
「では、ヴァギナ内で絶頂を迎えた経験は? 身体で一番感じる場所は?」
一般的にはセクハラとよばれる類の質問だろうが、これは研究に必要な質問なのだ。
それを彼女も理解してくれたらしく、俯いたまま、口を開いた。
「……絶頂を迎えた事は……ありません。えっとその……感じるのは…アソコで……」
「アソコというのはどこだ? ヴァギナか、それともクリトリスか? もしやアナルではないだろうな」
性感帯の名を言うたびに、その場所に視線を動かす。
さすがにアナルまでは見えないが、その他二つは丸見えである。
「その……く、クリトリスで……す」
蚊の鳴くような小さな声で呟く彼女に、俺の笑みが深くなるのを感じた。
「そうか。クリトリスか。それでは性的興奮を高めるために、クリトリスを中心に触るとしよう」
白い大腿部に手を沿え、股を開かせる。

抵抗する事も無く、すんなりと開いたという事は、しっかりと研究に協力してくれるつもりなのだろう。
それならば、俺も期待に応えないといけない。
ぴったりと閉じた丘を指でそっとこじ開ける。
とろりと溢れる蜜を指で拭い、ぷっくりと主張するクリトリスに擦りつけた。
「や…んぁ」
小さく声を上げ、身体を震わし悶える。
ちゃんと反応したという事は、不感症ではないのだろう。
いや、どちらかというと反応が良い方だ。
この感度でイった事がないという事は……面白い。
まだGスポットが開発されていない女性として最良の研究材料となりえるだろう。
膣内へと指を入れ、じっくりと中をかき回す。
爪で中を傷つけぬよう、腹を使い、ゆっくりと中をほぐしていく、

「はふぅ……ひゃ…んんっ」
甘い声が唇からあふれ出すと共に、中から溢れ出す蜜も比例し増えていく。
きつかった中も徐々に柔らかくなっていき、指2本をいれても痛みを見せないようになった。
そろそろ良いだろう。
指を根元まで差込み、関節を曲げる。
さきほどの二人に比べると、かなりきついが……これは経験の差なのだろう。
指先に意識を集中し、Gスポットの場所を探る。
「ん……あぅぁ! や、そこはダメ……触らない……んっ」
指を動かすと、明らかに反応が違う場所を発見した。
きっとここが彼女のポイントなのだろう。
「ここか……ここを触るどんな感じがするんだ?」
俺の問いに、一瞬動きを止め、真っ直ぐに見てきた。頬を赤らめ、しばし沈黙し。
「ふぁ……あ、あの……ふゃ…お、おしっこが……でてしまいそうな……」
「そうか。中々適切な表現だ」
満足いく彼女の応えに俺は大きく頷き、研究を再開した。
先ほど反応した部分を中心に、指先で軽く引っかく。
「や…やめ……やぁ……やめて」
弱々しく声を上げる彼女。
まだそこでは快楽を得るのは弱かったのか、小さく身体を震わせるだけ。
この様子では、快楽に変わるまでまだ時間がかかりそうだ。
不思議な感覚に震える彼女への動きは止めず、二人の姿を探し。
520〜Gスポットに関する研究報告書(6/13)〜:2010/08/31(火) 22:13:17 ID:IFXOUB9B
「へぇ……この辺が知覚神経ですか。
確かにこれだったら絶頂を迎えるのも無理ありません」
細い管を膣に挿入しながら、日本は興味深げに呟いていた。手元には高画質なポータブル液晶。
どうやら高性能の顕微鏡らしい。
台湾に挿入された管を動かし、反応を探る。
「やぁ…そんな動かしちゃダメで…んんっ」
もうしつこいぐらいに弄られたせいだろう。漆黒の髪を振り乱し、大きな涙を零す。
床にはすでに水溜りができ、瞳は虚ろだ。
更なる刺激を求めようと、台湾は腕を伸ばし。
「あ、ダメですよ。そこで動いたら折角見つけたGスポットが」
そういいながら、薄い陰毛に隠れているクリトリスを指でつまみあげた。
途端に大きく身体を震わす台湾。
「刺激により、膣の収縮と……知覚神経の反応ですか」
目の前の少女の醜態にも目もくれず、パソコンに情報を入力していく。

さすがは日本だ。これならば素晴らしい研究結果を得られる事だろう。

高められた熱が日本の放置という形で段々と冷めていく。
少しだけ冷静になった台湾は、研究に没頭する日本を拗ねた瞳で睨みつけていた。
「……はぁ…日本さんの…変態……んんっ」
言葉が途切れ、台湾の体が大きく震えた。
それもそうだろう。中に入っていた顕微鏡をずるりと抜かれたのだから。
先端が少々大きくなっており、ちょうどペニスのような形状で、台湾の中から愛液がかき出された。
力なく倒れこむ台湾。膣は切なそうにひくひくと収縮をし続けていた。
521〜Gスポットに関する研究報告書(7/13)〜:2010/08/31(火) 22:14:51 ID:IFXOUB9B
「さて、次は西洋の代表としてモナコさんで」
きらりと日本の瞳が光った……気がするのは、俺の勘違いではないだろう。
静かに歩みよってくる日本に恐怖を感じたのか、少し顔を引きつらせた。
しかし、すぐにいつもの気難しそうな表情を浮かべた。
日本の前で取り乱す姿を見せたくないのだろう。
潔くスカートをめくり揚げ、何もつけていない秘所を露にした。
「さすがはモナコさんですね。聞き分けの良い……」
消毒済みの顕微鏡の先端をモナコの鼻先につけた。
微かに香るであろう消毒液の香りに、彼女は眉を潜め。
「これを挿入させていただきますよ。
あ、研究の為ですから、そこの所お忘れなきよう」
どこか意地悪な口調。
瞳すら、やや影を宿しているようにも見える。

そういえば……モナコと日本の間には、あの問題があったな。
いつもは人畜無害に近いのに、食べ物の事になると鬼になるからな。
ま、日本の事だから、手加減はわかっているだろう。

「はい、ご自分で開いていただけますか。そうでないと中に入らないもので」
淡々と指示をする日本を一睨みし、自らの丘に触れた。
「……んっ」
触っただけで小さく声を上げてしまい、彼女は頬を赤らめ、ずれた眼鏡を指で直した。
うむ……眼鏡はオーストリアで見飽きていたのだが、女性の眼鏡は中々……
じゃなく……今は研究なのだ。だから今は下半身のみに興味を抱くべきであって。

「おや、もしかして感じてなんかいませんよね。
研究の為なのに感じていただなんて、笑い話にもなりませんよ」
明らかに黒い台詞に、彼女は一瞬だけ泣きそうな顔をし。
すぐさま強気な眼差しを日本にむけ、大きく割れ目を開いた。
収縮する膣。溢れ出す愛液。あまりにも羞恥的な光景のはずなのに、彼女の顔は自信に満ちていて。
少しつまらなそうな顔で日本は彼女の前にしゃがみこんだ。
「動かないでくださいね」
少々乱暴な動きで、中に顕微鏡をねじ込む。
小さく声をあげかけ、すぐに唇をかみ締める。日本に無様な姿を見せたくないのか。
そう大きくない顕微鏡の先端を飲み込み、管の金属特有の冷たさに肩を軽く震わせた。
「えーと、少し見難いですねぇ」
ちらりと彼女の表情を確認してから、日本は器具を中で動かし始める。
水音が響き渡る。溢れ出す愛液は日本の手を汚し。
息も荒く、頬も赤い。それでも声を出さぬよう、しっかりと唇をかみ締め。
「ああ、これですか。ふーん……記録終了です」
今度はあっさりと終わり、日本は再びパソコンの前で作業を始めた。
終了宣言を聞き、彼女は勝利の笑みを浮かべ、日本をにらみつける。
日本もその視線に気がついたのか、愛想笑いを浮かべ、一礼し。
「あの話は終わってなんか……やぁんんんっ」
勝利宣言をしようとした瞬間、彼女の身体が大きく震え、力が抜けた。
秘所から噴出す潮が弧を描き、床に染みを作り上げていく。
「おしっこ漏らしてしまいましたか。仕方がありませんね」
明らかに尿ではないはずなのだが、日本は楽しそうにそう呟くと、顕微鏡を一気に引き抜いた。
「ひゃっやぁっ!」
二度目の衝撃に、彼女は再び身体を震わせ、絶頂を迎えたのだが……
日本は何事も無かったかのように顕微鏡の消毒を始めている。

……一度目の絶頂の際、日本は何もしていなかったかのように彼女は思っただろう。
だが、実の所、日本は手先を動かし、顕微鏡を微かに動かしたのだ。
この様子だと、Gスポットに刺激がいくようにしたのだろう。
涙を浮かべ、大きく呼吸をしているモナコを見下ろし、口元に微かな笑みを浮かべる日本。

……日本は怒らせないようにしよう。
俺はしみじみと思ったのだった。
522〜Gスポットに関する研究報告書(8/13)〜:2010/08/31(火) 22:18:09 ID:IFXOUB9B
「最後は……アジアと西洋の特徴を持ち合わせたハンガリーさん、お願いします」
「ん……はい」
思いがけない日本の裏の顔に、少しだけハンガリーは恐れを抱いたのだろう。素直に脚を開き、秘所を露にした。
手際よく、顕微鏡をセットし、彼女の前にしゃがみこみ。
「あ、あの……」
ためらい気味に彼女は何かをいいかけ……目を伏せた。
頬を赤らめ、少しだけ上目で日本の様子を伺い。
「あのですね……できれば自分でソレを入れたいんですけど」

は、ハンガリーのバイブオナニー!

いや、冷静になれ。自分。あれは研究の為であって。
きっと日本の暗黒面を見てしまったから、恐怖を少しでも軽減するためにそのような提案をしたのだろう。
それにしても……あのハンガリーがしおらしい表情でそんなおねだりするだなんて。
さすがは日本。侮りがたし。

「まあいいでしょう。その代わり私の指示に従ってくださいね」
俺の同様は露知らず、ハンガリーは小さく頷き、顕微鏡を手にした。
少しだけペニスに近い形状に頬を更に赤くし、こくりと喉を鳴らした。
「まずは中を傷つけない為に、しっかりと濡らしてください。
唾液でもいいですが、できれば潤滑液の方が」
彼女に視線を向ける事無く、淡々と言い放つ日本。

いつもは純なくせに、研究となるとこんなにも女に興味が無くなるのか。
……いや、元々女性にはあまりだったな。二次元方向に絶好調なだけで。

覚悟を決めたかのように彼女は拳を握り締め、恐る恐る下半身に指を這わす。
「……うぁ…ん」
微かな甘い声。指はじんわりと濡れる蜜をかき分け、奥へ奥へと侵入していった。
念入りにほぐし、徐々に広げていく。
時折、クリトリスを弄り、快楽におぼれる瞬間もあったが、日本の冷めた視線に我を取り戻し、改めて中を荒らす。
「そろそろいいですかね。それでは中に入れてください」
日本の支持に、微かに肩を震わし、顕微鏡を握り締めた。
冷たい先端をゆっくりと膣口へ添え、熱い吐息を一つ零す。
「……んっ」
先端の太い所を全て中に入れてから、大きく呼吸をし、更に奥へ奥へと誘う。
「まっすぐ奥にではなく、入り口をぬけたら、腹の方に曲げて」
「ふぁ……こ、こう……やんっ」
管を指先で操作していたが、あるポイントで動きが止まった。
大きく息を吸い込み、背を反らせる。きっとGスポットに行き当たったのだろう。
それを日本も見逃さなかったのか、画面を食い入るように見入る。
「そう、ソコですよ。やはりハンガリーさんの中は興味深いです。
アジア系と西洋系が入り混じった生態が……」
真剣な眼差しで画像を見つめる日本と、器具がGスポットを擦り、襲い来る快楽に必死に耐えるハンガリー。

――どれくらいたった頃だろうか。
満足げに顔を上げた日本に、ハンガリーは終わりの光が見えた気がしたのか、小さく安堵のため息をつき。
「それではおしまいです。ご苦労様でした」
日本がにこやかに手にしていた管を勢いよく引き抜き。
「や! いやぁっ! ふぁゃぁぁっ!!」
思いがけない刺激に派手に潮を噴き、悲鳴に近いあえぎ声を上げ、果てる。
下半身は愛液にまみれ、虚ろになった瞳のハンガリー。
それを見下ろすのは、実に楽しそうに微笑む日本の姿。

日本はSだ。それも俺を上回るどS。
おとなしい奴ほど、裏の顔は謎に満ちているとはわかってはいたが。

――日本、侮りがたし――

……さて、重くなった気分を払拭するため、開発中だったリヒテンシュタインに意識を移すことにしよう。
523〜Gスポットに関する研究報告書(9/13)〜:2010/08/31(火) 22:19:21 ID:IFXOUB9B
「ん…ふぁ……あぅ…はぁ……ん」
だいぶ快楽に素直になったリヒテンシュタインは、俺の指の動きに可愛い声で答えてくれる。
試しに指の動きを止めてみれば、潤んだ瞳を俺に向けてくる。
「……あ、あの…もう少し……お願いします」
自ら足を開き、上目遣いで訴えてくる。そろそろ良い頃か。
Gスポット付近を撫でる指の力をやや強めにし、彼女の体を吊り上げるように指を動かした。
「やぁや…ふぁ……な、何かがく……んんんっ」
大きく身体を震わせ、絶頂を迎えた。
その際、じんわりと溢れてくる透明な液体。
明らかに愛液とは違う液体。きっとこれが彼女の潮吹きなのだろう。
肩で大きく息をする彼女を眺め……まだ生気の失われていない瞳と目があった。
この様子だと、まだヤり足りないのだろう。それならば。
震える体を支えながら、彼女の身体を起こし、膝をついた状態にさせる。
「この状態で自分で刺激してみろ。もっと感じられるはずだから」
「え……はい……んっ」
ためらい気味に自らの膣に指を突っ込み、動かし始めた。
普段の彼女からは想像できない姿だ。
まさかあのリヒテンシュタインが、人前……それも男の前でオナニーを始めるとは。
それほどGスポットの刺激は凄かったというわけか。


……さて、俺の方はこれで実質的にはおしまいだが……イタリアの方はどうしているのか。
リヒテンシュタインのオナニーを横目で見ながら、イタリアの姿を探し。



「ひゃ、やぁ……いやゃ……そんなふぁ」
「あれ? この辺のはずだよね。もう少し奥なのかな?」
すでにベルギーに挿入し、楽しんでいるイタリアの姿があった。
全く、研究だとあれだけいったのに、忘れているんじゃないのか?
「イタリア、Gスポットはもう少し腹に近いところだ。
お前のが極端に曲がってれば問題ないが」
「え? そんな曲がってないよ?
じゃ、どうすればいいの?」
首を傾け、勢いよく腰を打ち付けた。
途端に大きく震え、甘い声をあげるベルギー。
どうやら、イったらしい。
この様子だと、性感帯はしっかりと開発されているようだが、目当ての場所の有無はわからずに仕舞いだな。
泡立った密をからめ、イタリアは引き抜く。
ぐったりと横になったベルギーの頬に口づけし、次の研究対象に目を向けた。

「じゃ、次はセーちゃんだね。
たっぷり楽しもうか」
周りの雰囲気に飲まれたのか、それとも内なる心に気がついたのか、イタリアの言葉に、頬を赤らめ、小さくうなづいた。
スカートを自らたぐりあげる。
中から出てきたのは、美しい下半身。
すでに何も身につけておらず、てらてらと糸をひく姿が魅力的だ。
セーシェルは女と少女の中間ぐらいか。

やはり、このような分配で正解だった。
身体の生育具合で、Gスポットにどのような変化がでるか、重要な研究対象となるだろう。
ただし……研究者がイタリアという事に不安を感じているが。
セーシェルの胸をもみ、身体の感触を楽しんでいるイタリアをにらみつけた。
524〜Gスポットに関する研究報告書(10/13)〜:2010/08/31(火) 22:20:36 ID:IFXOUB9B
「研究忘れるんじゃないぞ。
Gスポットに当たるように入れるには……」
すでにGスポットの虜になり、一人で楽しんでいるリヒテンシュタインを抱き寄せる。
「ふぁ……くださるの……ですか?」
期待した瞳で見つめてくるリヒテンシュタインの足を掴み、仰向けにしたまま、膝を高く持ち上げた。
尻が丸見えになる姿勢だ。
「で、脚をこう持ち上げてから入れれば」
「やぁぁっ……あぁふゃぁ……」
挿入した途端、子猫のごとく、か細いながらも甘い声をもらし、小刻みにふるえ始めた。
大事な所が丸見えになったのも快楽の一つだとは思うが……
最初は全然感じていなかったのに、調教の成果……じゃなくて、研究の結果は中々興味深いものがとれた。
「ふーん、こうやって……か。
セーちゃんの大事な所、びちゃびちゃでてらてら光ってて、すっごいきれいだね」
「いや……言わないでぇ。 そんな言われたら……」
「あ、ひくひく動いてるね。
俺の言葉で感じたの?」
イタリアにしてはめずらしく、意地悪そうな笑みを浮かべ、濡れた下の唇に息を吹きかける。
ぴくりと身体を震わせるから、楽しそうに何度も何度も。
「ね、触って欲しい?俺のがほしい?」
答えはわかっているはずなのに、あえて彼女の口から答えを聞きたいのだろうか。
口ごもり、視線を逸らす。何か言おうと口を開き、動きが止まった。
熱の篭った瞳でイタリアを見上げる。
「……お願いします」
「わかったよ。それじゃ……」
滾ったものを幾度か割れ目に擦り付け、一気に貫いた。
すでに準備ができていたからか、すんなりとイタリアを受け入れる。
「やぁ、やぁ…中が擦れ……んっ、ひゃぁ」
蜜があふれ出し、健康的な尻を伝って床を汚していく。
甘い声を漏らし、中を刺激する感触を身体全体で味わう。
腕を伸ばし、身体を求める彼女に、イタリアは天使のような笑みを浮かべた。
「セーちゃんってエッチなんだね。俺のちんちんを飲み込んで、ぎゅーぎゅー締め付けて。
それでも足らないんだ。本当にエッチだな」
顔を近づけ、彼女の頬に軽く口付けをし、荒々しく腰を動かし始めた。

……あの馬鹿、研究の事忘れているだろ。
ま、あの様子だとしっかりとGスポットに当たっているようだし、セーシェルもGスポットは存在し、発達しているという事だろう。

その証拠に、深く押し入れた途端、身体が大きく振るえ、筋肉が硬直した。
「いゃ、やっ! イ……何かク……るぅっ!」
一、二度痙攣すると、力なく果てた。どうやらいったらしい。
頭をぶつけぬよう、力が抜けた瞬間に首を支えたのはさすがというべきか。
525〜Gスポットに関する研究報告書(11/13)〜:2010/08/31(火) 22:22:17 ID:IFXOUB9B
「さてっと。後はワイちゃんだけなんだけど」
横で頬杖をつき、眺めていた幼女……ミクロ国家であるワイ公国に視線を向けた。
イタリアにしては珍しく苦虫を噛み潰したかのような表情で。
「うーん、ワイちゃんもヤらないとダメ? 俺幼女趣味は無いんだけど」
「ちょっと! あたしは幼女じゃないもん。もう立派なレディなんだから」
頬を膨らまし、不満を表すワイ公国。
どう見ても幼女にしか見えんが。

「研究の為だ。嫌だったら俺がやるが」
「いや、女の子に恥をかかせるわけにもいかないし、俺がやるよ。
って事で、俺の前で脚開いてくれるかな」
活き活きと彼女の顔を覗き込み、笑顔で首をかしげるイタリア。
ああ言っておきながら、意外に乗り気ではないか。
それはワイ公国も一緒だったらしく、潔く短パンを脱ぎ捨て、床に座り込んで脚を大きく開いた。
「さ、早くやりなよ。あたしの情報も欲しいんでしょ」
割れ目が露になった。
まだ生えてもいない秘所。ひったりと閉じた秘丘が好奇心をそそる。
割れ目を指でなぞると、不可解な感触にワイ公国は眉をひそめた。

まだ快楽は得ていないのだろう。
仕方が無い。まだ幼いのだから、快楽の感覚に変化するのは早いのだろう。
楽しそうに指でなぞるイタリアだったが、何かを思い出したのか困った顔で俺の方を見てきた。
「そういえばバージンの時はどうやって調べればいいの?」
あー、そういえばその事は予想していなかったな。
指で変な風にいじると、処女を奪ってしまうことになるし。
しばし考え込む俺を、ワイ公国は鋭い瞳で睨みつけてきた。
「そんな考え込まないでよ。あたしバージンじゃないから、しっかり調べて頂戴」
「そうか、それならば……」
研究方法を変えないで済むのは良い事だ。それならば……って。

『ええええッ』

イタリアと声が同調してしまった。
だが仕方が無い事だろう。あのワイ公国が。幼女なワイ公国がバージンではないのだ。
「あ、あーと……聞いてもいいか?」
混乱してくる頭をどうにか整理し、やっと問いの為の言葉が出た。
それに対し、ワイ公国はきょとんとした瞳で俺とイタリアを交互に見ている。
「あのね、バージンじゃないって事は……誰と」
「ん? オーストラリアだよ。独立する時に」
「独立させるならばと無理やりか……オーストラリアの奴」
「違う違う。儀式とか礼式とかそういうものらしいよ」
あっけらかんと言い放つ彼女に、俺らの目は真ん丸くなった。
さすがにそういう儀式や礼式など聞いたことはないが……彼女がそういうのだったら、こちらも気にしない事にしよう。
526〜Gスポットに関する研究報告書(12/13)〜:2010/08/31(火) 22:23:33 ID:IFXOUB9B
「では、他の者と同じように研究させてもらうぞ」
戸惑いを見せるイタリアに視線をおくり、一つ頷く。
それに気がついたのか、イタリアも恐る恐る彼女の中に指を差し入れ。
「……本当にバージンじゃないよ」
「だから言ったでしょ。早く終わらしてくれないかな」
退屈なのか、大きな欠伸を一つ。
この様子だと、バージンではないが、まだ開発されていないようだ。
中に入った指に違和感を感じるのか、少し眉をひそめるだけ。
「あー、ドイツ、潤滑液になるものないかな。全然濡れないよぉ」
感じていないという事は、濡れないのもしょうがない。
まあ、濡れる=感じるというのも少々間違いではあるのだが、ここで論じても仕方が無いだろう。
俺は辺りを見回し……メイプルシロップが何故かおいてある事に気がついた。
そういえば、前にカナダが配っていたが……それを置きっぱなしにしたのだろう。
それを手に取り、必死に彼女の下半身を弄ってるイタリアに投げ渡した。
「グラッツィエ♪ じゃ早速……」
琥珀色の液体が幼き割れ目にかけられる。
とろみのある液体はしばし白い肌の上に留まり、やがて割れ目に吸い込まれていく。
……一種の芸術に近いな。これは。

思わず目を取られてしまったのは、イタリアも同じだったらしく、動かしていた手がいつの間にか止まっていた。
「だからさ、早く終わらしてくれないかな」
つまらなそうに呟くワイ公国。その声に我に返ったのか、指を再び動かし始めた。
触れると粘着力の強い液体が水音を立てる。
指に絡ませ、傷つけぬよう胎内に侵入していく。
綺麗な桃色の胎内。指で広げ、何度も擦り上げ。
床に零れそうになる蜜を舌で拭い取り、少しだけ舌で中に侵入する。
ここで甘い声でも出ていれば、それなりの光景だったのだろうが。

「や……はぅ、んはははははははっ、くすぐったいよ!」
辺りに響き渡るのはワイ公国の楽しそうな笑い声。
困った顔で俺に助けを求めてくるイタリアの姿に、俺は大きくため息をついた。
「しょうがない。ワイ公国への研究はこれでおしまいだ。
協力感謝する」
「感謝するんだったら、君の所で王様一家を特別待遇で旅行させてあげてよ」
転んでもただでは起きないというか、中々のつわものだな。
どう説明しようと頭を悩ませ……

「うーん、まだ俺出してないんだよね。もう一回やってもいいかな」
「ふぁ……あ、ダメ、イタリア君。ダメや、そない……あぁっ」
俺の許可も得ず、ベルギーを対象に再び性交渉……いや、研究を開始するイタリア。
すでに日本は研究結果をまとめている。
そんな二人に苦笑を浮かべ、俺は手元の資料に目を通し、最後の一文を書き加えた。


研究終了。
527〜Gスポットに関する研究報告書(13/13)〜:2010/08/31(火) 22:25:06 ID:IFXOUB9B
「というわけで、Gスポットは存在するが、人種によって多少位置が異なる。
また、Gスポットは開発により、快楽を増幅させるポイントとなり得るという結果になった。
二人ともこれで納得いっただろう」
ドイツの満足げな研究発表に、諸悪の根源である二人はただ涙を流していた。

「畜生……なんでドイツなんかにやられるんだよ」
「おにーさんが頂こうと思ってたのに。美味しく頂こうと……」
仲の悪かった二人が肩を組み、お互いの肩を叩きながら慰めあっている姿は非常に滑稽で。

横でけらけらと笑うイタリアをイギリスが睨みつけ。
「笑うな! つか、お前童貞って言ってたじゃねぇか!」
きょとんとした表情を浮かべ、首をかしげるイタリア。
しばし考え込み。
「うん。童貞だよ。……プライベートではね」
「ドイツさんの研究ではいろんな事に挑戦なさってますよね」
「ああ。今度は各国の性行為時の趣向について調査したい所だが」
「あ、また俺手伝うよ。今度はベトナムさんも研究したいな」
「それでは、私は様々な道具を用意しましょう。そっち方面の玩具に関しては興味深いものが多いですし」
和やかに次回の研究について語り始めた枢軸三人組とは対照的に、涙をだくだくと流し続けるイギリスとフランス。
元はといえば、二人のくだらない喧嘩が元になったのだが。

「ああ、俺ら喧嘩するんじゃなかったな」
「そうだね。喧嘩したからこんな……」

目の前に散らばった詳細な研究結果を握り締め、二人は再び涙を流し始めたのだった。
528名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 22:26:01 ID:IFXOUB9B
以上
Gスポットをぐくってたら、
見事なほどに枢軸三人の名前があったので思わず……
529名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 22:27:18 ID:O4AnzDnn
まじかい変態トリオめ
GJ
530名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 23:15:38 ID:Fqj7K34d
研究GJ!
ドイツ→ムッツリ
イタリア→あれ?研究は?
日本→八橋の皮破れまくり …な三人の動きが楽しかった。
女性陣の付き合いの良さにも乾杯。

>>513
そういえばデンマークは主演デビューしてないな。
もしこんな形で華々しく主演男優デビューしたら…
ノルウェーとかに「あんこェ…」とかって言われそうだw
531名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 23:50:17 ID:hTMPmb6r
いいよいいよ枢軸三人GJ!!!!!
イタリアプライベートで童貞吹いた!
そしてベラルーシに凄く色気を感じたよ!

真っ黒日本大好きだ!
モナコさんがマグロで、爺に調教されんのもぷまいです。
532名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 02:21:47 ID:ymhVT9sj
>>528
GJGJ!
モナコさんの翻弄されっぷりが…日本…

プライベート童貞wwそういうのもあるのかww
是非イタリアにはリベンジしてもらいたいところだけど…
いやこの際誰でもいいからワイちゃんにじっくり色々教えてやれw
上で話題になってるデンマークとか、結構相性よさそうに思えなくもない
533名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 12:35:58 ID:i3HIj7/g
モナコさん女優デビューGJ!

ワイちゃんに色々教える相手なら、オランダやスペインが喜んで立候補しそうだw
534名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 00:47:13 ID:bUKbsL8O
gjでした
オーストラリアこの野郎
535名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 12:56:28 ID:m0dNZx3B
賑やかでいいなGJ!

ところで掃除ゲームでハンガリーさんちにおしかけ掃除しにいくプロイセン妄想したやついないか?
ハンガリーさんちこそ、パンツ発掘しまくるべきだとおもうのだがこの板的には!
536名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 01:13:46 ID:F3lPStTW
>535
同意。

だがパンツより、むしろその奥深くを発掘しまくるべきだろう。この板的に。
537名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 01:41:35 ID:72NFwRPL
ぱんつはいてないオーストリアさんとにゃんにゃんするハンガリーさんなら妄想した
538名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 10:43:54 ID:e9I5g+hz
裸マフラーでウクとにゃんにゃんしている露さまが見えた
539名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 01:21:58 ID:SIL1LzvO
ロシアが裸マフラーなのか、ウクが裸マフラーなのか、それが問題だ
540名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:41:25 ID:wwGVxkY4
ウクたんが露さまのを裸マフラーでFA?
541名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 21:49:01 ID:1xUjDrNn
ウクが露マフラーを股にはさんで
前後に動かしています
542名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:40:36 ID:HDYtqT5R
なんでかウクが湯上がりの親父みたいに、ロシアのマフラーを股びったんする図が浮かんだ。
ロシア涙目
543名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 00:02:42 ID:2bCSKtSM
「ごめんねごめんねロシアちゃん!お姉ちゃんお風呂あがりはこれしないと落ち着かないの!!」
スパーンッッ(※マフラーの音)
「素っ裸でどうしちゃったの姉さん!?」


↑こういうのが浮かんだ…
裸マフラープレイ自体は色々とエロいと思うんだけどね
ウクは裸+αが似合う気がする 裸リボンとか裸にサロペットとか
544名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 00:48:30 ID:Rd/wOtrE
日本とかトルコとかだったら似合いそうだ>湯上がりにタオルでスパーン

545名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 01:02:36 ID:VM8HHmZd
裸でマフラー目隠しとか、マフラーで手をしばったりとか……

あれ、ベラにやられて涙目のロシアしか浮かばなくなったわ。
546名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 08:20:47 ID:JWuh0JCG
いきなり裸で放置されてて隠すものがマフラーしかなくてモジモジしながら、マフラーを巻き付けてるがほぼ全身が隠れてしまうリヒテンシュタインなら受信した。
547名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:11:12 ID:sMWd9TjA
ロシアとリヒって体格差だけでもおっきする
548名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:16:58 ID:eknCqveN
>>547
リヒテンの身長はわからんが、30cm弱は差ありそうだな
そんな小柄な子に甘えるろっさまと、ちゃんと受け止めてあげるリヒテンとかいいかも
549名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 23:43:25 ID:thCxTUbf
リヒに「こんなにおっきいもの…入りませんっ…」とか言わせたい。
550名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 02:17:11 ID:ovrLY1Xo
米リヒ、独リヒ、露リヒってとこかな>でかい野郎と小さい女子。
絵面的に小さい口を大きく開けて必死にフェラしてんのも好きだ。
551名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 12:35:14 ID:NmmJi1th
体格差コンビにオランダも入れてやれ…と言いたいところだが、
いきなり土リヒという怪電波が飛んできた。
子供扱いされたくなくて、持てるテクを総動員するリヒの図も。
552名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 13:27:03 ID:33CfFlk9
蘭リヒwww
初期設定通りならシャレにならん。
トルコも歴史的に幼女趣味あったはず。
お兄様に隠れてトルコに色々と教わるリヒも美味しいな。
553名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 23:51:44 ID:wxS5y1pg
オランダは長身設定だったか
リヒと並ぶと40cmぐらい身長差ありそう
554名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 00:11:36 ID:hpQ9VXXM
いろんな意味でリヒテン壊れそうだ
555名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 03:18:20 ID:wREaEYTC
本番なしの羞恥プレイ、というのは需要があるだろうか
556名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 11:22:12 ID:1NcFnCzH
>>1
X.エロ無し可!萌え必須!
557名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 12:20:02 ID:6zzsmR/9
エロければ文句は言われないと思う。
頑張ってくれ
558名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 16:37:14 ID:4Asuiacz
>>550
ちっちゃい女子にモナコさんを入れるのを忘れちゃダメだ
リヒと違ってロリ臭はしないが
559名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 18:47:32 ID:U8Xv1MsI
ワイたんはなしですかそうですね
560名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 22:54:16 ID:4ExC4oQC
ワイちゃんは非処女
561名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 01:18:02 ID:DiXNh+kc
ワイが最小としてリヒとモナコはどっちが小さいんだろ

身長の話な
562名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 17:29:00 ID:QR7e473b
>>561
お前というやつは…
個人的にはモナ>リヒかな
リヒはなかなか大きくならないのを気にしてれば良い


身長の話だぞ?
563名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 19:07:21 ID:Id9Pwv2u
国としての規模や生産力が関係してんじゃなかったっけ?
ひまさんの趣味や手癖によることもあると思うけどさ…

あ、これも身長の話な。

どうでもいいけど各国が会議の合間にこんなのやってたら和む。
ttp://labaq.com/archives/51502871.html
遊んですっきりもよし、いつの間にかあいつとあいつが消えてんぞ?!ってなってもよし。
564名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 13:41:41 ID:1n1IrMts
小さなモナコに兄ちゃんの十七センチが…
初床で苦労する仏モナが読みたい
565名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 12:34:54 ID:s51ppYC7
初床の際はぜひ眼鏡に発射オーライ
566名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 02:10:39 ID:AASBnD3b
>>654-655の雑談からできた話です。

【メインCP】フランス×モナコ
【傾向】 ちょっとラブラブ?
【その他】モナコの喋り方は適当です。なるべくおじさん風になるよう気をつけたが。
性格も多少ずれてる気がするけれど……これが限界でした。
NGはタイトルでお願いします。
567〜経済制裁(1/4)〜:2010/09/28(火) 02:11:32 ID:AASBnD3b
「43人目……」
小さなメモに何かを記しながらため息を一つ。
眼鏡の奥では憂いの光が宿り。三つ編みが風になびいてさらりと揺れる。
もう一度、メモへ視線を落とし、瞳を閉じた。
「……にぃ……」
言葉を発しようとし、途中で言葉が途切れた。
悟りきった顔で首を横にふり……


「フランスにぃ……フランスさん! 私を抱きなさい!」
少女の言葉に、赤い噴水が弧を描き、床を汚した。
大きくむせる男に、少女は首をかしげる。
「私、何か変な事を言ったのかい?」
「変も変だ。ごほ……その抱くってーのは、抱っこってわけ……じゃないよな」
真剣な眼差しの少女に、男……フランスはため息をついた。
昔から接してきた少女なのだから、性格は良く知っている。
とても頭が良く、スマートな行動を良しとする。
非常に心配性で、おちゃらけたフランスの事をいつも心配してくれている。
色々深く考えすぎて、真面目で。自分から甘える事はしないで。
そんな彼女が冗談など言うわけない。
それは彼が一番良くわかってる。
「あー……ビスキュイ・ド・サヴォアでも食べていくか? モナコ」
返す言葉が見つからず、とりあえずお菓子を薦めてみる。
そうすれば、もしかしたらその事を忘れてくれるかもしれないし。
しかし、彼女は首を大きく横に振り、スカートのポケットからメモを取り出した。
「……今月、フランスにぃ……フランスさんが女性をナンパしたのは58回、そのうち53人が成功。
その後、性交渉に及んだのは48人。その中でトラブルを起こしたのは24回。
大抵が前に性交渉をした女性と出会ったのがトラブルの原因となっている。
トラブル後、落ち込んで経済に支障をきたすのが13回……
以上の事から」
メモを閉じ、真っ直ぐに彼の瞳を見つめてきた。強い意志の宿った瞳。
「性交渉をする対象を一人に絞れば問題は解決できるとみた。
だから私を抱けば良い。そうすれば経済に支障をきたす事は無いはずだろう。
別に性奴隷にしてくれても構わない。私の仕事に支障をきたさない程度ならば」
淡々と言い放つ彼女の姿に、彼は大きくため息をつき、ソファーに座り込む。
「だからって……あー、うん、モナコは昔からそうだったな。
でもなぁ」
困ったように笑い、立ち上がって彼女の前に立つ。
大きな手が彼女の頭に載せられる。柔らかな髪の感触に彼は頬を緩め。
「お前にそんな事できないさ。俺はふざけた奴に見えるだろうが、お前に手を出せるほど無節操じゃないし」
手首を動かし、彼女の髪の感触に酔いしれる。
しかし彼女は少し眉を潜め。
「髪が乱れるので止めてくれないかい?」
彼の手を振り払う。だけれども、淡々としていた彼女の頬は微かに朱色に染まっていた。
その姿に苦笑し、彼は再びソファーに座り込んだ。
「という事で、今日は帰れ。少し頭を冷やせばきっとそんな考えなくなるから」
優しい声で言うと、帰りを促すため、メイドを呼ぶ為のベルに手を伸ばし。
568〜経済制裁(2/4)〜:2010/09/28(火) 02:12:03 ID:AASBnD3b
「そうはいかない。これ以上経済に支障をきたすわけにもいかんし」
彼の腕はがっしりと掴まれた。膝の上にのしかかってくる少女。
小さい頃は良く膝の上に乗せたものだったが……今はだいぶ状況が違う。
鼻をくすぐる甘い香りに自然と脈が速くなるのを感じた。
これは最近はまっている化粧の香りだろうか。
薄化粧なのに、澄んだ肌。大きな瞳に長い睫。
これが妹のようなモナコで無ければ速攻襲っているだろうが。
あまりの出来事に硬直する姿を良い機会だと思ったのか、彼女はベルトに手を伸ばした。
手際よく外されるベルト。あっという間にズボンが下ろされ、まだ元気の無いモノが空気にさらされる。
男のモノを目の前にしても、彼女の表情は変わる事は無い。
「男性は射精すれば落ち着くのだろう。性奴隷にしてくれないのならば、定期的に私が来て、射精させてもらおう」
スカートをめくり揚げ、下着をずらす。微かに見える若い割れ目。
腰を持ち上げ、彼のモノの上へと移動させる。
現在、濡れてもいない、立ってもいない状況で性交渉を行おうとしている。

――つまりの事――

「ちょ、待て! モナコ、お前処女なんだろ! それなのに」
「処女だとか非処女だとか関係無いだろう。今は性交渉するのが目的だからな」
腰をゆっくりと下ろす……が、たってないモノが入るわけも無く、逆に彼女の重みに眉を潜める結果となった。
そんな彼の表情に首をかしげ、
「おかしい。性交渉は気持ちのよいものだろう。なぜ君はそんな表情を?」
どこかずれた彼女の言葉に、彼は大きなため息を吐いた。
「しょうがないなぁ。お前は昔から納得してくれないと引かない奴だもんな。
わかった。今日は俺が折れる。だけれども一時間の間に俺が出す……射精したらお前の勝ちだ。
お前が勝ったら俺は素直に言う事を聞く。枯れるまで出してやる。そうすりゃいいんだろ。
しかし、俺が勝ったらもうこんな事すんな。お前はそういうキャラじゃないんだから」
再び、彼の手が彼女の頭の上に置かれる。一瞬だけ頬が緩み、幸せそうな表情をみせたが、すぐに口元を引き締めた。
「わかった。その勝負受けてあげようじゃないか」
その言葉に、彼は安堵のため息を一つ。
この様子から見ると、彼女は性行為に関する知識は皆無なのだろう。
片やそっち方面に関しては絶好調な男。
なんたって、ついこないだにはGスポットの有無について喧嘩をしているほどの男だ。
万年ピンクの花畑ともいえる。
百戦錬磨の彼にとっては、彼女の行為など蚊に刺されたぐらいのものだろう。
多少、背徳感に襲われもするが、冷静になればソレくらい容易い。

――そう思っていたのだが――

「それでは……ふぁ……んっ」
小さな口を限界まで開き、モノを頬張る姿に心が大きく揺さぶられた。
「いきなりフェラかよ。さすがにそれはお兄さんきっついなぁ」
桃色の唇が開き、赤黒いモノを飲みこんでいく。
さすがに根元までくわえる事はできず、呼吸のために一端口の中から出す。
モノに残る淡いピンク色。それは彼女の口紅の色なのだろう。
「ぷふぁ……資料にはこんなに大きいとは書かれてなかったのに…ん……ちゅ」
倒れぬよう手で押さえ、根元からじっくりと唇を滑らしていく。
唾液でべとべとになったのを確認し、ゆっくりと手で包み込んだ。
片手で手を動かし、摩擦を与えながら、陰嚢に唇を落とす。
舌先でくすぐるように弄り、上目遣いで彼の反応を確認する。
必死に快楽に耐えて、眉をひそめていたのだが、彼女にとってはそれは不快の顔に見えたのだろうか。
先端から溢れる液体を舌ですくい、唇をすぼめ少しだけ吸い上げる。
液体と空気を吸う音がいやらしく部屋に響き渡る。
下半身の刺激にくわえ、可愛い女の子が必死にしゃぶる姿、そしてわざとではないのだろうが、耳を刺激する水音。
569〜経済制裁(3/4)〜:2010/09/28(火) 02:12:29 ID:AASBnD3b
――それがいつまで続いたのだろうか――
すでに立ってしまっていたが、どうにか出す事は押さえつけていた。
朦朧となる意識の中、部屋の壁にかけられている鳩時計に目をやった。
そろそろ一時間たつはずだ。そう思い、大きく息を吐いた時だった。
顎が疲れたのだろう。指先で弄りながら、ちらりと彼の顔を見上げ。
「……フランスにぃの意地悪……」
滅多に見せない拗ねたような顔。それは性欲を激しくかきたてた。
それが引き金となり、彼のは限界を迎えた。
びくびくと震え、先端から白い液体を吐き出す。
ソレは彼女の顔へと降り注ぎ、眼鏡を汚すことになった。
どろりとした液体が眼鏡の上を伝い、白い肌を汚す。
「眼鏡にかけちゃ……」
「す、すまん。ほらこっちこい、顔拭ってやるから」
膝の上に引き寄せると、布で顔を拭ってやる。
素直に瞳をつぶり、彼のなすままにされる彼女。
時折、唇のはじから漏れる可愛らしい声。
息を吐き、彼の肩から力が抜けた。

「……畜生……俺の負けだ。好きにしろ」
敗北宣言に、彼女は勝ち誇った顔をし、再びスカートをたくし上げた。
先ほどと同じく、ちらりと見える若い割れ目。
しかし、今回は下着の中心が色が変わっていた。
つまり、彼女も濡れていたと言う事で。
「それではこれから私は君の性奴隷と言う事で文句はないかな」
「それは本来は俺の台詞なんだろうなぁ……」
やはりずれた彼女の言葉に苦笑する。
彼女の肩を抱き寄せ、まずは頬にキス。それから唇を奪う。
一瞬だけ躊躇したが、ここで寸止めもかなりキツイだろうから、遠慮なく奪った。
最初は軽い口付け。唇を合わせるだけ。
それから徐々に唇に触れる時間を増やしていく。
「ん……うぅ……ん」
何度も繰り返すうちに、彼女の唇から甘い声が漏れてきた。
だから唇を合わせ、少しだけ中に侵入して見せた。
最初はぴくりと肩を震わせたが、抵抗する事も無く、彼の舌を受け入れる。
彼女の中で唾液が混ざり合い、口内を荒らしていく。
その間にも、彼の腕は彼女の服のボタンを外し、肌に直接触れていく。
肌の手入れがよいのか、それとも元々なのか、さわり応えのある滑らかな肌。
胸元にも侵入し、可愛らしい胸にも触れてみた。
「ふぁ……あぁ」
思いがけず大きな声が出てしまい、頬を赤らめる彼女が可愛らしく、更に指を滑らせた。
決して大きくはないが、平坦でもない。
彼の手にすっぽりと収まる程度の大きさ。
それが心地よくて、念入りに揉み揚げる。唇を重ねながら。
目をそっと開けると、必死に快楽に耐える彼女の顔が間近に見える。
「可愛いなぁ。モナコは」
唇を離した途端、彼の唇から出たのはいつもの台詞。
聞きなれた台詞のはずなのに、彼女の頬は真っ赤に染まった。
顔を逸らし、伏し目がちになった。
「……フランスにぃは本当に意地悪だな」
「意地悪はどっちだ。こんな可愛いのに無自覚で俺に甘えてきやがって。
俺がどんなに我慢していたか……」
とろとろと溢れる蜜がズボンに染みを作っていくのを確認し、彼女の腰を浮かせる。
が、そこで彼の動きは止まった。
初めてなのに、このサイズはきついのではないかと思ったから。
準備はできている。双方とも。
570〜経済制裁(4/4)〜:2010/09/28(火) 02:13:23 ID:AASBnD3b
しかし……
「あー、一発ヌいたから満足だろ。これで今日はおしまい……って、待て待て待て!!」
彼の制止の声を気にする事も無く、彼女は自ら腰の位置を調整し、ゆっくりと下ろしてきた。
蜜が彼のモノを伝い、流れ落ちる感触。
「……くっ、君は心配するな。ふぁ……んぁ……私は覚悟……できてるから」
割れ目をくすぐる感触に彼女は小さく肩を震わせる。ゆっくりとゆっくりと腰を下ろし。
だけれども、そう簡単には入りはしなかった。
濡れたモノは割れ目を沿い、先端がクリトリスを刺激した。
「……っ! やぁ、な、なんだこの……ふぁ」
思いがけない快楽に体を大きく振るわせた。
くたりとなる彼女の肩を抱き寄せ、おでこにキス。
「イったのか。それは良かった。そんなら今日は終わりだ」
入れられなかった事に安堵し、優しく、だが冷静に彼女に言葉をかけ、膝の上から下ろそうと腰を支え。
「……まだ……性奴隷の役目は果たしてない……んっ!」
彼の手を振り払い、勢いに任せ、もう一度腰を落とした。今度は根元をしっかりと手で押さえながら。
ぬるりとした感触に包まれる。
キツイ。かなりキツイが……それ以上に非常に気持ちよい。
根元を強く締め付ける感覚。だけれども、目の前では涙を浮かべた彼女の顔。
痛みに耐えながらも、必死に腰を動かそうと悪戦苦闘しており。
「あーもう、本当にこの娘は」
呆れた笑みで彼女の体を強く抱きしめてやる。
「ほら、動くな。痛みがなくなるまで抱っこしておいてやる」
彼女の顔は見えないが、大きく息を吐く感触があった。
それから小刻みに震える肩。背中に何かの水が落ちてきた。
「……ん……ふぁ……んんっ、うぐ……ひっく」
微かに聞こえる泣き声。必死に押さえようとしているのだろう。
本来は涙を拭ってやりたいのだが。
しかし、ここで慰めるのは逆効果なのは知ってる。プライドが高い少女なのだから。
「全く、無茶する奴だな」
背中を優しく叩いてやり、彼女が泣きやむのを待ってやる。
小声で歌でも歌いながら。
小さい頃もこんな風にやったなと、ぼんやりとした頭で考え……


「迷惑をかけたようだな」
姿勢正しく、真っ直ぐな眼差しでフランスを見つめるモナコ。

――あれから、数分後、彼女はすっかりと彼の膝の上で寝てしまったので、ベッドに横たえたのだった。
結局は二度目に出す事も無く。
それから側近の一人に彼女の沐浴をお願いした。
……きちんと説教の一つを食らって。
いつもならば、説教の途中で逃げてしまうか、側近にセクハラをかましてごまかす所だったのだが。
若い割れ目から蜜とともに赤いものが流れ落ちている所を見てしまったら、そんな気が起きもしなかった。
延々と続くかと思われた説教は意外に早く終わり、安堵のため息をつき。
最後に『諸悪の根源は貴方なんですからね。もう少し自重してください』とだけ釘を刺され、彼女は側近によって浴室へと運ばれた。

嵐のような出来事を思い出し、彼は苦笑を浮かべ、彼女の頭を撫でてやる。いつもと同じように。
一瞬だけ、ここで嫌がられたらという不安にも襲われたが、それは無駄な思慮だったようだ。
彼の手に気持ちよさそうに瞳を細め、しかしすぐに彼の手を振り払った。
「だからなでなでは止めてくれないかい」
いつもの反応。安堵のため息をつき、それから満面の笑みを浮かべて見せた。
「はいはい。わかったわかった。そんじゃ気をつけて帰れよ」
「わかってるよ。相変わらず君は子ども扱い得意だな」
ため息をつき、スカートの裾を掴み、軽く会釈をした。
前と変わらぬ反応。一線を越えてしまったはずなのに、何事もなかったかのような態度に、安堵し、彼女の後姿を見送る。
途中、彼女は振り返り。
「あ、次は一週間後に来るよ。フランスにぃ……じゃなくてご主人様」
少しだけ染まった頬で呟く彼女の言葉に、肩の力が抜けた。
何を返そうかとしばし沈黙し、どうにか言葉を発した。意地悪な笑みを浮かべ。
「一週間じゃ、欲求不満になっちゃうから次は3日後に期待してるよ。俺の可愛い子猫ちゃん」
571名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 02:14:26 ID:AASBnD3b
以上。
フランスはモナコに振り回されそうな感じに思えたので……

ついでに訂正。
>>566のアンカーは
>>564-565でしたね。
572名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 03:57:00 ID:3vcEbqBf
GJGJ!
こういう関係良いな!
このモナコ可愛いすぎて生きるのが辛い
573名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 12:32:57 ID:mIROLTwK
最後のやり取りに激しく萌えた!GJ!
574名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:42:10 ID:jktsQM9I
GJ!フランスの女関係ひどいw
575名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 22:35:23 ID:E3TepuGe
眼鏡発射キタコレ!優しいフランスと頑張るモナコにときめいた。
背が小さめの少女のハズなのに、背徳感があまり感じられないのは口調のおかげなんだろうか。
モナコさんのこれからに期待せざるを得ないなGJ!
576名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 19:59:05 ID:pObcmPp1
GJ!
モナコ、ノーマークだったんだが激しく萌え滾った!
可愛すぎてフランスちょっとそこ替われ、な気になったw

しかしここ、最近来て、
今日やっと保管庫と過去ログ全部を読み終わったとこだけど
自分が雑食なせいもあるかもしれんが
本気で神のオンパレードだな
どれ読んでも本気で萌えるし悶えるし抜けるとか
クオリティ半端ねぇ
八百万の神々、ありがとう!
577名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 08:27:09 ID:NzuOUcgl
モナコさんかわええのぅ
兄ちゃんが可愛がるのもわかるわ
側近の空気の読みっぷりもナイスw


ところで、ロシアの羊でおやすみ
姉妹がノーブラかどうか激しく気になるわけだが
578名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 21:35:17 ID:H4xA7wim
モナコさんメイン待ってた!!!
口調も自分のイメージ通りで激しく萌えたGJJJJ


竹林更新の合唱部愛烏でなんかティンときたので投下します
【メインCP】エストニア×ウクライナ
【傾向】 普通?
【その他】学ヘタ
NGはIDかタイトルでよろしくお願いします
579優等生のささやかな秘密 1:2010/10/02(土) 21:36:20 ID:H4xA7wim
今日もW学園の音楽室では、合唱部による美しい歌声が響いていた。
ピアノの伴奏をしていたエストニアはちらりと時計を見遣ると、キリの良い所で手を止め部員達に言った。
「もうすぐ放校時間なので今日はここまでですね。お疲れ様でした。
 コンクールが近いですが明日もがんばりましょう」
お疲れ様でしたーと挨拶し、三々五々に音楽室を出て行く部員達。
エストニアは一人ピアノのそばで楽譜を片付けながら、ぼんやりと考え事をしていた。

(……今日は、来るかな?)

「エストニア君」
エストニアの背後から女性の声が響いた。澄んでるが物柔らかく、美しいメゾソプラノの声。
「……何ですか?」
エストニアが振り返ると、声の主であるウクライナはにっこりと微笑んだ後、申し訳なさそうな顔をした。
「課題曲のね、今日やったところがうまく歌えないの。
 申し訳ないけど、練習に付き合ってくれないかな?」
エストニアは人の良さそうな笑顔で「いいですよ」と言った。
万人に100パーセントの好印象を与える、優等生だけができる表情。


次々と部員が音楽室を出て行く中で、二人だけが部屋に残る。
「ねえねえ、エストニアさんとウクライナさんって、付き合ってるのかな」
最後に出て行った女子生徒が、背後の音楽室を見遣りながら言った。
「えー、確かに良く二人で残ってるけど……」
もう一人の女子生徒と顔を見合わせ、声をひそめる。
「けど、ウクライナさんに手出したら、弟さん怖いしぃ」
「だよねー、エストニアさん、ロシアさんには顔上がんないしね!」
きゃっきゃっと笑いあう女子生徒達。
「けど……ね。ありうるかもね。二人ともヨーロッパクラスで、地域も近くて仲良いし」
「ね、もしかしたら今頃音楽室でイケナイコトしてるのかも!」
きゃーっと声を上げはしゃぐ。女の子にとって、恋の噂は学校生活になくてはならないスパイスなのだ。

「ま、でも」
女子生徒は振り返りながら言った。
「優等生のエストニアさんが、そんな事する訳無いけどね」
ピアノの音はもう聞こえてこなかった。


***

淡々と正確に奏でられるピアノ。それに乗せて流れるメゾソプラノ。
「なんだ、出来てるじゃないですか」
エストニアはピアノの手を止めて言った。
「そうかな?でも、もうちょっと完璧にしたいの。ここのパート、私が頑張らないとうまく他と重ならないし」
「あなたのそういう頑張り屋な所、嫌いじゃないですけどね」
エストニアはふふっと笑い、トントンと楽譜を片付け出した。
「でも、今日はここでおしまい」
えぇー、とウクライナは不満そうに声を漏らした。
「ほどほどにしないと。コンクールが近いんですから、練習のしすぎで喉を痛めたら大変だ」
言いながら音楽室のドアに近づく。鍵を取り出し、内側から閉めた。
がちゃり、と硬い音がする。
普通、特別教室の鍵を生徒が持つ事は許されていない。教師に信用された優等生だけに与えられた特権なのだ。


「それに、こっちのほうでも声を使うんですから、尚更ですよ」
580優等生のささやかな秘密 2:2010/10/02(土) 21:39:09 ID:H4xA7wim
***

音楽室に妖艶な声が反響する。
「ん……はぁ……あっ」
音楽室の床の上でウクライナとエストニアが本能のまま絡み合っていた。
普段は二人とも制服を着崩す事はしないが、今のお互いの服装は乱れに乱れていた。
エストニアのシャツは前みごろが開放され、ベルトが緩められて腰からぶら下がっており、
ウクライナのほうはカーディガンがずり上がり胸がはだけ、スカートが乱れて太ももや下着が丸見えだった。
「んっ」
エストニアは床に仰向けになっているウクライナに覆いかぶさる形で、深くくちづけた。
エストニアのほうは目を瞑って真剣に舌を絡めていたが、ウクライナはふふっと笑って彼の眼鏡をそっと取り、
素顔の彼を見て小さな声で呟いた。
「今日もかっこい」
何ですか?とエストニアはウクライナから顔を離しながら言った。
なんでもないよ、とウクライナは無邪気っぽく笑って見せた。
「ね、私といる時は眼鏡外してほしいな。どうせ伊達なんだし」
「まあ、良いですけど、何でですか?」
エストニアは不思議そうな顔で言った。
「だって、優等生の素顔を独り占めしてるって感じがして、なんか嬉しいんだ」
そう言って彼の頬にちゅっと口付けた。
エストニアは少し照れた様子ではぁ、とだけ言い、また愛撫を再開した。

いつからこの部屋をこんな風に使うようになったのかは覚えていない。
二人は恋人同士だったが、それを二人以外に漏らすことは決してしなかった。
それは勿論、彼女の弟であるロシアの目を恐れての事だ。
二人が恋仲という事が分かれば、どんな妨害をされるか分からない。
彼女に合唱部を辞めさせるかもしれないし、もっと恐ろしい報復もあり得た。

そこで考えられたのが、音楽室での密会だった。合唱部の練習の後、それとなく二人で居残る。
最初は二人きりの時間が持てただけで幸せで、他愛の無いお喋りをしたり、
たまにキスするくらいの可愛い会合だった。
けれど、お互い若い身、いつのまにか行為はエスカレートしていった。
近頃はほとんど毎回、密会の度に繋がりあっていた。
音楽室は防音設備もばっちりでうってつけだった。

「きゃっ」
ウクライナの下着の中にエストニアの長い指が入り込む。
長い愛撫で下着はすでにしとどに濡れており用を為してなかった。
襞をねぶるとウクライナはあん、と甘い声をあげた。普段の合唱の時の声より一段高い声。
「いい声ですね」
「そういうのは部活の時に言って欲しいな」
冗談を言い笑い合う。お互いに頬が火照っているのを確認した。
エストニアが膣の中に指を進める。ウクライナは一瞬びくりと体を震わせたが、エストニアの背中に腕を回して肯定の意味を表し

た。
ぐちゅり、ぐちゅりという淫靡な音が部屋中に響く。部屋の性質上、水音は余計に空間に反響した。
エストニアが中で指を動かす度にウクライナはあ、あと嬌声をあげた。
水音と喘ぎ声による音楽。そこが普段生徒達が規律正しい歌声を響かせてる場所だという事も、余計に二人を興奮させた。
581優等生のささやかな秘密 3:2010/10/02(土) 21:39:53 ID:H4xA7wim
「ああっ!」
ウクライナが一段と高い声をあげると、エストニアは指を引き抜いた。
お互いに肩で息をしていたが、目が合うとウクライナはエストニアのズボンに手を伸ばした。
緩慢な動作で前をくつろげる。いきりたったソレが晒された。
「ね、してあげられなくて悪いけど、……限界なの、もう挿れて?」
「もちろんですよ」
エストニアは穏やかに笑ったが、その笑顔は普段の優等生のソレではなく、雄の本性が垣間見えた。
ウクライナの腰を深く抱き、ゆっくりと腰を降ろしていく。
「ん……あっ!」
先が入っただけでウクライナの全身に快楽が走った。つい彼の背中を抱く手に力がこもる。
エストニアは静かに挿入を進める。ソレがすっぽり入ると、ゆっくり体を動かした。
「あああっ!あっ!あっ!」
ウクライナの歓びの声が室内に反響するのを背中で聴きながら、エストニアは次第に腰の動きを早めていった。
エストニアの男根がごつごつと子宮の奥に当たるたび、ウクライナの意識は飛びかけた。
「んああっ!」
「ふ……!」
互いに限界が近づいてるのを察すると、二人は見つめあい深くくちづけた。
お互いの唇から伸びた銀糸が千切れるのを合図に、エストニアはウクライナを深く突いた。

「あああああああああああっ!!!」

今日一番の歌声が教室内に響いた。

***

行為が終わり二人がはだけた服を直してると、携帯が鳴った。ウクライナの携帯からだった。
「ロシアちゃんだ」
ウクライナは慌てて携帯を手に取り、「もしもし?」と通話した。

「もしもしロシアちゃん?あ、ごめんね帰り遅くなっちゃって。……ううん、なんでもないの。
 ちょっと寄り道してただけ。手芸屋さんで毛糸選んでたらつい時間経つの忘れちゃって……。
 ……デート?あはは、やだ、そんなわけ無いじゃない」
普段と全く変わらない様子で弟からの電話に答えるウクライナ。
エストニアはそんな彼女を少し寂しい目で見詰めるのだった。
(……嘘がうまくなっちゃったな)

「今晩のご飯はボルシチだから。はい、じゃあね」
ピッと携帯のボタンを切る彼女。エストニアのほうに振り向くと少し申し訳なさそうな顔をした。
「ごめんね、ロシアちゃんったら過保護で」
「たった姉思いなのは悪い事じゃないですよ」
「……でも、ろくにデートもできないよ」
ウクライナが悲しそうに顔を伏せる。エストニアは気遣うようにウクライナの肩を抱いた。
「じゃあ、コンクールの帰り、二人でどこか行きましょうか。遠出してるならロシアさんの目も届きませんし」
ウクライナがぱあぁっと顔を明るくした。
「そうだね!そうしよ!……わぁ、すっごく楽しみ」
子供っぽくはしゃぐウクライナをエストニアは暖かく見つめる。
年上だというのに、時々自分よりずっと幼くなる彼女のそんな所が愛おしかった。
「まあその前に、ちゃんとコンクールで頑張りましょうね」
はぁい、とウクライナはわざと真面目っぽく答える。
582優等生のささやかな秘密 4:2010/10/02(土) 21:41:36 ID:H4xA7wim
ウクライナとのこの秘密の関係は、当初は甘美なものではあったが、次第にエストニアを締め付けていった。
この関係がばれるのを恐れて、学校ではほとんど口をきけないのだ。
廊下ですれ違ったとしても意味深な目配せは許されない。ましてや一緒に帰るなど夢のまた夢だ。
音楽室以外で恋人らしい事が出来ないというのももちろん鬱憤がたまるのだが、
彼女の弟を恐れてこの関係を漏らせない自分が情けなく、そこに一番の苛立ちを覚えている。
だが、彼女も厳しい弟に関しては申し訳なく思っているようで、その話になるとすまなそうな顔になる。

自分がこの関係に悩んでいることを彼女に悟られてはならない。
優しい彼女のことだ、きっと自分以上に苦悩するだろう。そんな姿を見るのは望んでいなかった。
(まあ、優等生ですし。このくらいは)
彼女にも周囲にも自分にも―――障りなく対処することには慣れている。
エストニアはふぅと溜息を吐いて眼鏡をかけた。もうその顔は普段の優等生のそれに戻っていた。





おしまい。
エストニアに幸あれ。
583名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 22:58:23 ID:WU0qMZCD
仕事早すぎだGJ!
なんかエスウクで普通の(ここ重要)って、今までありそうで無かったから嬉しい。
関係を隠しまくる二人が、なんともいじらしい…!エストニアに幸あれ!
584名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:33:13 ID:iNY31zwn
GJ!
エストはこういう話凄い合うな〜
隠したエロティシズムって感じがよかった!
585名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 21:21:22 ID:hlcTKktb
スイス×リヒテンシュタイン投下します。
フェチのバッシュ兄様、擬音、直接表現、淫語が駄目な方は
「ガラスの靴」かIDをNGにしてスルーして下さい。


【メインCP】
スイス×リヒテンシュタイン
【傾向】
擬音、直接表現、淫語あり
スイスが重度のシスコンで足フェチ、リヒテンシュタインが兄様好きすぎて淫乱【その他】
人名使用
586ガラスの靴・1:2010/10/04(月) 21:25:52 ID:hlcTKktb
 始まりは本当に唐突だった。
珍しく兄が部屋に籠もって、一人で何かしていた。兄にも日がな一日没頭して
しまう趣味があるのだと思うと、常日頃の真面目な兄を知るリヒテンシュタイン
としては微笑ましく、声をかけずにそっとしておいたのだ。
しかし夕食になっても一向に出てこない。いくらなんでも、と心配になりノッ
クをしたが、呼びかけても呼びかけても出てこない。そんなに夢中ならばと、こ
しらえた夕食を盆に乗せ、ドアのそばに置いて出て行くつもりで兄の部屋のドア
を開けた。
そこで、とんでもないものを見てしまった。
何箱かの真っ白な靴箱。ふわりとした包みやリボンも片付けず、散乱する色とりどりの靴。



 どうみても女性のためのそのぴんとしたつま先に、兄が恍惚とした表情で口付けしていた。
587ガラスの靴・2:2010/10/04(月) 21:30:46 ID:hlcTKktb
 ガシャン!と盆ごと夕食の料理を取り落としてしまった。はッ、と肩が震え、バッシュが物音に振り返り、青ざめた。「リ、ヒテン……!?」
「兄様……あの……」
「ちっ、違うのである! これは、その、違うのである……!」
「に、兄様……!」
バッシュは真っ青になって靴を放り出し、リヒテンシュタインのもとへ走る。
だが、あまりに突然の兄の狂態に理解ができないリヒテンシュタインは、いつものように受け入れることが思いつかずに、ドアを閉じたのも忘れて大きく後ずさってしまった。
 ガシャン!
 食器がけたたましく鳴り、湯気の立つ肉がリヒテンシュタインの足に踏みつけ
られて汁を飛ばす。
 兄のためにあたため直したばかりの料理はまだ大変な熱さで、リヒテンシュタ
インは思わず悲鳴を上げた。
「リヒテン!」
 恐怖の興奮さめやらぬバッシュはどうにか理性に鞭打って、慌てて妹へ駆け寄る。
しゃがむこともできず立ち尽くして耐えているリヒテンシュタインはその声で我に
返ったのか、足を肉をから退けると、どさりと横座りに倒れ込んだ。
「リヒテンシュタイン、大丈夫であるか……」
「に……兄様……、ごめんなさい! あ……足……、私…やけどしてしまったの
でしょうか……、あの、怖くて……」
「見せてみろ」
確認して重傷を負っているかも知れないという場面が恐ろしく、リヒテンシュ
タインはいやいやとかぶりを振るばかりで、業を煮やしたバッシュが足首まで覆
い被さったスカートの裾をまくりあげると、またしても小さな悲鳴が上がる。
よっぽど重傷なのかと改め、
茶色く油で汚れたタイツをひき裂くと、リヒテンシュタインに手を押さえられた。
そこで、バッシュは初めて思い出した。先ほどの自分の醜態を、
妹に目撃されてしまっていたことを。
588ガラスの靴 3:2010/10/04(月) 21:37:45 ID:hlcTKktb
「あ……」
「あ……っ!」
 兄妹の視線がかち合う。
(どうしましょう……! 私がここであからさまな拒否を見せては、お兄様を傷つけてしまう……)
 リヒテンシュタインは慌てて、止めるように強く掴んだ彼の手を包み込んだ。
「あ……足は……! 私の足は、どうなっておりますの?」
「だ、大丈夫……なのである……」
顔を背けたものの、あからさまにバッシュの視線はちらちらとリヒテンシュタ
インの足を追っていた。
 むき出しになった太ももと、兄によって破かれ、素足と白い繊維がまだらに
なっているリヒテンシュタインの足。ほっそりとしているだけにタイツの裂け目
からのぞく肌色は肉感的で、バッシュはゴクリと喉を鳴らした。
「傷を……た、確めるのである……」
「お兄……きゃっ、あ!」
ぐいっと足を引き寄せ、バッシュが油のついたくるぶしに唇を這わせた。
「……痛みは?」
「ひ、ヒリヒリ……します……」
「……まだ汁が残っているからであろう」
「や、あ――――!!」
 ぺちゅっ。と、押し当てられた唇から生暖かい舌が這いだしてくる。
ぺろっ。ぺろ……。
 バッシュはそのままくるぶしをしゃぶるようにして汚れを吸うと、息をこぼし
ながら、頭を動かしてまた別の箇所へ口づける。
「ここは?」
「やっ――! だ、いじょうぶ……で……」
「そうか……」
「は、んっ! く……や、あぁ……っ」
「どうした、リヒテン」
足の指を一本一本ねぶりながら、バッシュが上目遣いにリヒテンシュタインを
見る。普段はガラスのような瞳が、どろりとした興奮に濁っている。
言い知れぬ感覚に体をよじりながら、リヒテンシュタインは必死にその感覚が
おそらく快感という名まえであるということを考えないようにしていた。
589ガラスの靴 4:2010/10/04(月) 21:50:43 ID:hlcTKktb
 ちゅくっ……ちゅ、じゅるっ。
「は……っ、は……あ」
バッシュの舌は好きなように足を這いずり回り、リヒテンシュタインの理性を
すすって楽しむ。
「そんなに顔を赤らめて……どうしたと言うのだ」
「赤らめてなんか……あっ、んん……」
「先ほどの醜態に、さぞ我が輩を軽蔑しただろう」
「ん、し、してませ――――あんっ!」
 ぐちゅっ、ちゅるっ……!
唾液を絡ませるようにして、妹の足を吸うと、太ももを抱え、
自分の足の間に、唾液にてらてらするリヒテンシュタインの足を押し付ける。ズ
ボン越しに、兄の肉茎が勃起している、と瞬時に悟った彼女は、羞恥で顔を真っ
赤に染める。
「…………先ほど我が輩がなめていたものが何か分かるか、リヒテンシュタイン。
お前のために買った靴たちである」
ぐにぐにと妹の足で自分の性器を刺激しながら、震える声でバッシュは話し出す。
「我が輩は……我が輩の性癖はおかしいのであろう。妹に欲情するなど。まして
その足に、たまらぬ性的な魅力を感じるなど」
「い、や……っ……いや、あ」
「プレゼントした靴をはいてくれれば治まろう、と考えたが、浅はかだった」
ジィィ……、とジッパーを開けて前をくつろげる。やわらかな感触に、リヒテン
シュタインは嫌悪よりもたまらなく興奮している自分を恥じて顔を覆った。ゆっ
くりと、リヒテンシュタインの足裏でバッシュの性器がしごかれる。
足の裏がやわらかな肉茎をこすりあげるたび、たまらない快感が走った。足を逃がそうと体をひねったリヒテンシュタインを水音が引き止めた。
 身を動かすたびに鳴る、くちゅっ、という水音は、まごうことなく彼女の両脚の間から立てられていた。
590ガラスの靴 5:2010/10/04(月) 22:00:24 ID:hlcTKktb
(わ……たし……私、兄様の性器をこすって……濡れて……る……)
「リヒテンシュタイン、我が輩はお前が好きだ。雄として好きなのだ……!
許されぬと思えば思うほど……お前のことばかり……っ、……」
「あっ……あっ」
くにゅっ、くにゅっ!
「お前の体を傷つけることはしない、だから……頼む……! このまま……」
「あっ、……はっ、はっ……あ、あ」
にゅっ、にゅっ、ぬるっ、ぬるっ……!
どんどん水気を帯びていく性器のこすれる音に、リヒテンシュタインはもはや
バッシュの言葉など聞こえなかった。兄の告白が恐ろしく道ならぬものであり、
今まさに自分が冒そうとしている領分だということ、ただそれだけが理解できた。
「兄……様ぁ……」
そろり、とリヒテンシュタインの手が動く。赤茶のスカートを腰までたくし上
げ、床を汚すほど蜜の染み出した下着をさらけ出した。
「お、お前……」
「私も……! 私も、兄様をお慕い申し上げているのです……! 私の恋は明か
してはいけないと何度も言い聞かせ、かたく誓って……」
くちゅ……っ。
「それなのにっ、兄様……! ……かっ、叶っていたと……あっ、私に知らせる
なんて……あ、あんまり……です…」
「っ、く……! リヒテン……!」
「だめになってしまいます……! 私……っ! あんっ……!
あんっ、あ……!」
にゅぐっ、にゅぐっ、にゅぐっ……
ぐちゅくちゅっ、ちゅっ、ちゅくっ。 妹の痴態に再び理性をかなぐり捨てたバッシュは白い足をより強く自らの肉棒
へ押し当てた。先走りにぬめる性器は充血で膨れ上がり、柔足でしごかれる快感
で腰が砕けそうになる。
591ガラスの靴 6:2010/10/04(月) 22:15:36 ID:hlcTKktb
「兄様ぁっ、気持ちっ……いいですかっ……!?」
「きっ、気持ちいい……! あっ、たまらぬのである、リヒテンシュタイン……っ!
は、あっ……! あっ!」
「兄様のおちんぽ……っ! 大好きな兄様のおちんぽ……足でこすってる……っ!」
 リヒテンシュタインは夢中で自らを慰めながら、自分の足をいいように自慰に
使われる感触に悶える。
「あっう、い、イキそうだ、リヒテンシュタイン……!」
「ああっ……! くださいませ、兄様……っリヒテンシュタインの卑しい足に、
兄様のお恵みをくださいませ……っ!」
「くっ、あっ、あっ、あっイ、くっ――――う!」
「ああああっ、兄様ぁぁぁぁっ……! あっ、あんっ!」

ビュルルルルルッ!びゅくっ!ぴゅっ!
勢いよく白濁がはじけ、リヒテンシュタインの足に吐きかけられる。ほぼ同時
にリヒテンシュタインも自分の指で絶頂に達し、快感に顎をのけぞらると、びくびくと震えた。
「あ……っ、ぁ……あっ、……っ」
「はあ……っ、はあ……っ……り、リヒテン……」
余韻に浸る呼吸の中で、バッシュが体を起こした。
「ん、……」
「……ん……」
汗で張り付いたリヒテンシュタインの前髪を整えると、唇にそっとキスする。 絶頂に震えながら
も、リヒテンシュタインも応えるように、兄の頬に手を寄せる。
「リヒテンシュタイン……すまない。本当に……」
「兄様……」
唇を離して、心底悔いた表情で謝るバッシュに、リヒテンシュタインはかぶり
をふって、今度は自分からキスを贈る。
「恋が叶ったのに、そんな顔なさらないでくださいませ」
「リヒテンシュタイン……」
二人はしばらく、お互いの感動に酔いしれていたが、やがてどちらともなく笑
い出した。
「片付けましょう、兄様」
「ああ」







 遠い海のかなたの島国では、猛烈なペンの音が響いていた。



<終>
592名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:18:36 ID:hlcTKktb
以上です。
祖国の原稿がスイリヒの濃厚な18禁本で溢れ返りますように。
593名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 09:58:23 ID:KZyQdqGC
GJ!
変態性癖なのに最後ラブラブオチなのが堪らん。
祖国は一刻も早く原稿書き上げるべきw
594名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 21:02:17 ID:VNRr5Gos
GJ!
ナイスヘンタイwww
祖国はダショーンされないうちに続き頑張ってほしい。
595名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 23:09:55 ID:sAD/Wi3o
なんじゃあこりゃあ!
直接表現がいい感じで生々しさを出してて、股間が鬼なった・・・と思ったらこんなオチかw GJ!!

しかし、リヒテンは国名のまんまなのに、なんでスイスだけわざわざ人名にしたん?
596名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:07:27 ID:BdZGDQq9
GGGGGJJJJJJ!!
エロイ!可愛い!冬には祖国の新刊が並ぶわけか!
祖国頑張るべき。非常に頑張るべき。


流れをブッた切りすみません。投下します。


【メインCP】 日台
【傾向】 台湾誘い受
【その他】
いちゃいちゃやっているだけですけど長めです。苦手な方は回避お願いします



597my dear bitch:2010/10/06(水) 00:08:51 ID:BdZGDQq9



「台湾……っ、駄目です、今はっ」

 困惑しているというよりは、そもそも何故こんな状況になっているのかすら分からない。
 つまり、混乱している。
 焦燥しきった声を上げて、日本は自分のシャツのボタンを次々外していく白い掌を掴んだ。少々強
い力だったがしかしその掌の持ち主である台湾は怯まない。
 上目遣いでさも当然と甘い声で問うて来る。

「駄目?駄目なんですか?嫌ですか?」

 遠慮がちながらも、目は確信犯の輝きを滲ませている。
 日本は、ぐ、と息を詰まらせた。困惑をしながらも、情けのないそこが徐々に反応しつつあるのは、
服越しにむっちりとした太ももを押し付けけてくる台湾には既に気づかれている事実であろう。

 何でこんなことに。目を白黒させて日本は状況を振り返るが―――わ、わからない。

 いや、実際はことの始まりなど説明するにも値しないほど単純である。倉庫代わりに使われている
らしい人気のない空き部屋。世界会議が終わった後、台湾に話があると手を引かれた。で、この部屋
に招き入れられたと思えば途端無造作に放置されたソファに突き飛ばされた。女の力ではあったが不
意をつかれればひとたまりもない。
 「うわ」、間抜けな声を上げながら埃まみれのそこに腰を突いてから、自分と同じ黒いスーツ姿の華
奢な体が乗りかかってくるのに、そう間はあいていなかったように思う。
 それから台湾の行動に迷いはない。きつく閉められていたはずの日本のネクタイを造作なく解いて
床に投げ、腰を下ろした日本の腰を挟み込むように太ももを大胆に開いて、彼の服を脱がしにかかり
そして今にいたる。

 そう、単純。単純且つ簡単だが―――難解だ。

「ちょ、台湾!」
「日本さん……ん、」

 しかし答えを知る唯一の少女はそれよりも日本をその気にさせるのに必死である。
 ぐいぐいと腰を日本のそれに押し付けてくるのはわざとだろうか。わざとだろうな。何でこんなこ
とになっているのだろうか……。混乱しつつも徐々に呼吸回数が増えてきた自分の精神力のふがいな
さに落胆しつつそんなことを考える。
 心臓がばくばくと耳元でうるさい。


598my dear bitch:2010/10/06(水) 00:10:18 ID:BdZGDQq9


「お願いです、今どうしてもしたいんです」
「……ホテルに帰ってからでは駄目なんですか。ここでは人が……」
「鍵、ちゃんとかけました。大丈夫です。嫌だったら日本さんは座ってるだけで良いんです。お願い」

 頬を赤らめ、どこか恍惚とした表情をした台湾が日本を見上げながらこうてくる。おねがい、繰り
返される蕩けるような響きに日本の心臓は鼓動を早めるばかりだ。何度しなだれかかれても、この子
に触れるのも触れられるのものはやっぱりまだ慣れないと日本は思う。自分のようなさえない、しか
もいくつもいくつも年上のような老体を、こんな可愛い娘が男として見ているという事実が、正直ま
だ夢の中のようなのだ。現実味が薄い。
妹と思っていた時間が長すぎたのかも知れぬと日本は密かに分析している。

 分不相応な身分だと思う。分不相応と思いつつも、日本の体は正直である。甘えるような声が耳に
毒だし下半身には更に毒。年甲斐もなく顔を真っ赤にしながら、服越しに台湾の足の間を押し付けら
れるそこに血液が徐々に集まりつつある自分のふがいなさに呆れてしまう。ううう。

(本当に、まずい……ッ)

心中叫べど救いの手はどこにもなく。

 その間にも台湾の視線は日本にまっすぐ注がれている。潤んだ大きな目。そんな恋人に甘い声で誘
われて服を脱がされて、その気にならないほど日本も老いてはいないが、いやというかこんなエロゲ
の世界から出てきたような美少女に迫られてスルーできるような男など不能以外の何者でもないと断
言するが、それでも場所と時間が悪すぎる。

 世界会議は今先程終わったばかりだ。メンバーの大半はまだ屋敷内で談笑に興じているだろうし、
いくら空き部屋とはいえ誰かに人の気配を感づかれないとも限らぬ。或いは突然会議場から消えた日
本と台湾をいぶかしまれるかもしれないし。まずい、やはりまずいのではないかこの状況。
 彼女は一体どうしてしまったのだろうか。動揺した頭の中で考えても答えは出ない。

 そんなことをぐるぐる考えているうちに逆に手の力が緩んでいたらしい。

「!」

 うまい言葉が見つけられず押し黙る日本を介意することなく、台湾の手は押さえつけていたはずの
日本のそれから器用に抜け出してシャツのボタンを外し終えている。いつの間に。
 赤い唇が日本の唇に寄せられる。至近距離に近づく、とろりと欲に染まった笑み。

「……ん、」

 艶めいた声。
599my dear bitch:2010/10/06(水) 00:11:03 ID:BdZGDQq9


 押し当てられたその温度に、早くも理性が本能に食らい尽くされそうになって日本は目を顰めた。
道徳心と、年上としての矜持が心の中で、流されてはならぬと声高に叫んでいる。が、近づいた台湾
の肌からは、熟れた果実のような甘い匂いが漂ってきて、どうもそれが頭の中をかき回して胡乱にし
ていく。

 ちゅ、っちゅ、ついばむように口付けてくる台湾を突き放すこともせずかといって抱き寄せも出来
ず、中途半端な状態でふと苦し紛れに視線をずらすと彼女が自らジャケットを脱ぎ捨てているのが見
えた。台湾は完全にスイッチが入ってしまっているようだ。
 脱ぐ時間も惜しいと体を捩じらせて、ボタンを外したジャケットを、ぱさり、床に投げる。そして
現れた真っ白な薄手のブラウス。その上に仄かに浮かび上がる下着の線をみつけてしまって、「…っ」、
知らず日本の喉が鳴る。ごくり。
 ああそうだ。日本だって興奮しつつある。
 こんな言葉が自分の国にはあるじゃないか、据え膳食わずは何とやら。

「ぅ、……」

 観念したように微かに唇を開くと、小さな舌がすぐさま押し入ってきて、くちゅくちゅ、窓もない
薄暗い部屋に隠微な音が波紋のように広がった。
 キスを続けながら、台湾の指先がシャツの下の日本の肌を這う。少し低い体温が心地よい。ぼうっ
と思う。合わさった唇は離すことなくお互いの舌を絡めて甘く噛みついて、口付けは徐々に息が出来
ないほど激しいものになっていった。嫌らしい水音が鼓膜を侵す。

「ん、ん、」

 赤ん坊のむずがるような声が台湾の唇に端から漏れて、その手が日本の首の後ろに回された。縋り
つくように体を押し付けられ、それにあわせて、日本の反応しつつあるそこにも強く擦り付けられる
彼女の腰。もっと具体的に言うなら、下着越しの柔らかな熱い肉。日本の敏感なところにわざと当た
るように、密着している。そこから聞こえるのはただの衣擦れの音のはずなのに、なんと隠微に響く
のか!
 これで我慢できる男が居たとしたらそれは不能以下略。と言うわけでいつの間にか日本の手は密着
した体の間を探って、台湾のブラウスに掛けられていた。意志薄弱である。

 はは、何とでも言うが良い!男の生理なんてそんなものだ。自分の中で言い訳する。


600my dear bitch:2010/10/06(水) 00:11:43 ID:BdZGDQq9


 唇を離すと二人の間に銀色の唾液が糸を引いた。その糸が自然に切れるのを待つように、ちろりと
舌を出して、蠱惑的な視線を送ってくる台湾が憎らしくて可愛い。凄く可愛い。

「どうしたんですか、今日は」
「何か、真剣な目でお仕事している日本さんをみてると、ん、ぁ」

 ボタンを全部外さずに掌を忍び込ませる。今日は白地にピンクの小さな花を散らせたブラである。
台湾の透けるほど白い肌によく似合っているなあとか不埒なことを思いつつ、もっと不埒なことをす
るために、下着ごと柔らかそうな膨らみを手で包み込んだ。白い膨らみはふやんと日本の手の中で簡
単に形を変える。

「体が、熱くなって…会えたのも久しぶりだし……」

 要するに、欲求不満だったということか。確かに暫くあえない日が続いたが……まさかこんな行動
にまで出るとは。
 若い娘は大胆ですねえ、とか他人事みたいに思う日本である。役得の癖に。潤んだ目で見上げら
れて、そんな可愛い台詞を吐かれるとなかなか、こう来るものがある。
 独白のような告白を聞きながら、気分をよくした日本は乳房を優しく手でもみしだいてみる。
 きゃっ、台湾は華奢な肩を竦ませた。顔を覗き込めば恥らうように頬を赤らめていて、誘っておい
て何を今更と思うけれどもその初々しい反応はストライクど真ん中。
 額にキスをすると、童女のように勢いよく抱きついてきた。カワユス。

 これはもう、完全にお誘いに乗らざる得ない。
 日本は覚悟を決めて―――唇を舐める。


601my dear bitch:2010/10/06(水) 00:12:34 ID:BdZGDQq9


「会議中にそんなことを考えていたんですか」
「やっ、ご、ごめんなさぁい……」

 低い声で呆れた振りをする。と、台湾がふるふる首を振って甘い声を上げた。
 胸をいじられる性感からか、それとも叱られたとでも思ったのか涙目で、何だか不安そうに自分を
見上げてくる台湾。きゅるん、という擬音語が彼女の周りに浮かんで見えた気がした。俗に言うエロ
ゲ視線。恐らく意図的ではないと思うが、攻撃力半端ない。ぞく、自分の背中を興奮が突き上げるの
を日本は感じる。

「軽蔑しますか?私のこと、嫌いになりますか……?」
「……いいえ?」

 むしろ興奮しました。と馬鹿正直に言うほど馬鹿ではないし年上かつ元保護者としてのプライドがある。
一瞬沈黙してしまったが、にっこり笑って誤魔化して、日本はブラの間に指を滑り込ませた。
 今日初めて触れる先端は、既にとがって汗にしっとり湿っている。

「ひゃっ」
「直接触っても?」
「も、もう触ってます……」

 いじわる、非難する声は軽く流して、親指と人差し指の間でぐりぐりと堅い蕾をつまむ様にしごき
上げると、ひ、ひん、面白いようにソプラノが鳴いた。真っ赤な顔をして目をぎゅっと閉じて実に愛
らしい。日本は彼女の、素直に変わる表情が好きだった。満更でもない気持ちで日本は、すみません
ね爺のくせに自重がきかなくて、とかなんとか空っとぼけた返事を返した。もう、子供みたいな声で
頬を膨らませる台湾。

 そう、子供みたいな表情をして、なのに体は乱れたスーツを未だに纏っている。ストイックな白の
ブラウスと、その下タイトな黒スカートに覆われたしどけない格好の、ギャップに欲情する。そんな
嫌らしい格好で自分の膝に乗っかって、愛撫を求め体を摺り寄せてくる恋人。いいな、着衣エロ……、
台湾に知られたら横っ面を張り倒されそうなことを、できるだけ表情には出さずに考える日本である。

 さて、柔らかな感触を楽しみつつ揉んでいるうちに、ブラが邪魔になった。

 しかし外すのも億劫なので、今度は許可を乞うこともなく勝手に鎖骨のほうへずりあげる。今日のキ
ーワードは着衣エロである。

「わっ」

 ぽろりと零れる台湾の胸。台湾が小さな悲鳴を上げるがもちろん日本は気にしない。
 華奢な体つきに似合わず彼女の胸はなかなかに立派だ。F?もしかしてG?詳しく聞いた事はない
けど、まあ、それくらいだろう。自分が養育していた頃はあんなつるぺたで女らしいまろみの一つも
なかったのに、よくもここまで成長し(てくれ)たものだ。日本は感嘆してその豊かな膨らみを眺め
た。ぶしつけな視線に、台湾が恥ずかしそうに体をもじもじさせている。うん、いい。恥らう美少女
良い。視覚的に満点である。気を緩めればすぐ顔がだらしなくにやけそう。

「可愛いですよ」
「ん、や、あんまりじっと見ないで……」


602my dear bitch:2010/10/06(水) 00:13:09 ID:BdZGDQq9


 くるんとした髪の触覚を揺らして、台湾がまた弱弱しく首を振る。
 ふむ。それを聞いて日本は意地悪く笑った。リクエストが出たのならかなえねばなるまい。
 白い乳房はマシュマロのように柔らかく、誘われるままに甘そうな桃色の先端にかぶりつく。
 まあ、確かにそうすればじろじろ見られずには済む。
 完全にエロ親父の思考回路である。しかし男がエロくて何が悪い!心の中だけで拳を作る日本。

「ぁ、っ!やぁあ、ん、あ、あ……」

 ちゅくちゅくと舌の先で弄う。台湾が小刻みに震え始めたが、気にすることなく唾液を絡めて反応
を楽しんだ。勿論もう片方の乳首も指で弄うのをやめない。いやよいやよもすきのうち、こうされる
と弱いのだと知っての上である。証拠に、台湾は日本の頭を抱えるようにぎゅうと抱きしめて、日本
の名前を、子猫の声で甘く鳴いた。
 それに、普段よりもぞくぞくと背筋が震えるのは、日本もこのただならぬシチュエーションに高ぶ
っているからであろうか。ちらりと今は閉じられているドアに視線をやる。スーツを自ら脱いであら
れもない格好をして自分に迫る恋人と、ドアの向こうに誰がいるかも分からない状況で、セックス。

 まあ今更やめられはしないですけど。ちゅうと、赤子のように台湾の乳首を吸った。細いからだが
背を弓なりに撓らせる。

「……はぅう……!」

 可愛い声だなあ、何度聞いても興奮する。それに相変わらず感じやすい。掌の吸い付いてくる柔肌
を堪能しつつ思う。
 そうやって夢中になって貪っているうちに、足の間を何かが触れた。
 ? 思わず彼女から身を離して見下ろせば、白い手が、日本のそこにそっと添えられている。吃驚
して台湾の顔を伺えば、彼女を顔を真っ赤にして日本を睨んでいた。怖い顔しても可愛いだけだが。

603my dear bitch:2010/10/06(水) 00:15:49 ID:BdZGDQq9



「わ、私だけずるいです…っ、に、日本さんも」

 上ずった声に続く、かちゃかちゃとベルトを外す音。
 顔を真っ赤にした台湾が、震える手で日本のそれをチャックの間から取り出そうとしている。ほう。
今日は本当に積極的だ。
 抵抗せずに、日本はとりあえず黙って彼女の行動を見守ってやる。
 二人しかいない部屋に、呼吸の音と衣擦れの音だけが聞こえる。

「……わ、もう……」

 感嘆したような声。直接触れられたわけでもないのに、飛び出した日本のペニスは当然のように欲
を含んでパンパンに膨れている。
 いや、けど、あのシチュエーションで立たせるなというほうが無理だ。無理ですとも!
 気恥ずかしさをそう言い訳することで心の中昇華している爺を他所に、ぎこちない動きのまま、台
湾が指先でそれに触れた。

「……あ、熱いです」

 とろんとした声で台湾が囁く。その声に、指の温度に、ぴりぴりとした性感が日本を支配する。
 ふ、自分の中でどんどん膨張していく欲を逃がすように、彼は大きく息を吐いた。

「……触ってくれるんですか?」
「は、はい」
「台湾は気が利く良い子ですねえ」

 興奮に声が掠れてはいないだろうか。調子だけは余裕を装って、日本は優しく台湾の頭に手を伸ば
して撫でる。
 台湾の真っ赤な耳の真横で、してください、熱い息を吐きつつ素直な願いを直球で乞えば、ぴくり
と肩を揺らした台湾が、俯いたままこくんと首を振った。久しぶりに明るいところで日本のものを見
るからか、視線はそこから外されない。子供のような興味と、娼婦のような期待両方が彼女の視線に
は込められていて、日本は何だか居心地が悪い。居心地悪いながらも自分と台湾の間にあるそれはし
っかり固い。致し方ない。
]
 好きな相手に触れられて興奮しない男がいますか!


604my dear bitch:2010/10/06(水) 00:16:49 ID:BdZGDQq9


「う、動かしますね……」

 台湾の暖かな掌が熱い怒脹を包み込んで、ゆっくりと上下にしごき始める。
 徐々に下半身をしびれさせていくその快感に、日本は目を閉じてそれを感受した。柔らかな掌に触
れられて、立ち上がったそこと、頬に血液が集まってくるのを感じる。先走りの液が日本のそこから
零れ、台湾の手のひらを濡らした。
 くちゅ、くちゃ、
 隠微な音に、お互いの呼吸が、浅く早くなっていく。

「日本さ、気持ちい…?いいですか…?」
「ええ、とても」

 手の動きは単調で、まさに恐る恐るといった動きである。竿をつかんで不器用に上下させているだ
けだ。技巧も何もなく、刺激も弱い。しかしながら他者に触れられているということだけで、既に気
持ちが、いい。これを一人だけで享受するのは実に申し訳ないことだ。
 普段は温厚な仮面を貼り付けているその顔に、嗜虐心溢れた(もっと言えば酷く助平な)笑みを浮
かべて、彼は台湾の太ももに掌を這わす。やわやわと外側の肉をもんで、それから指先は少し強引な
動きで彼女のスカートの中に潜り込み、ストッキングを撫でた。
 ……脱がそうかな。
 一瞬逡巡するが、何だか手間が面倒くさいし、それにストッキングを纏ったままというのは至極興
奮するシチュではないだろうか。白い肌を晒して一生懸命自分に奉仕している台湾を見下ろして、日
本は妄想した。

 うん、いい。
 いいですよそれ!

 美徳とするつつしみはどこへやら、決めてしまえば迷いは殆ど無かった。期待に輝く爺である。日
本は、爪を引っ掛けたそこから、べり、容赦なく台湾の肌を覆うストッキングを破いてしまう。
 必要な部分だけを引きちぎり、そして下着越しに、熱を持った場所に触れる。
 台湾が目を見開いて、体を大きく跳ねさせた。気にせず指を強く押し付けると、日本の予想の通り
に、そこは既に潤んで下着まで湿り気を帯びている。

605my dear bitch:2010/10/06(水) 00:17:23 ID:BdZGDQq9


「ぁっ、や、に、日本さんっ!?」
「すみません、ストッキングは弁償します。ほら、それより静かに。大きな声を上げたら誰かが気づ
いてしまうかも」

 意地悪く耳元で囁いて、手を止めてはいけませんよ、そんな勝手な要求もついでに突きつけて。
 下着越しに指先で、柔らかな筋をくにくにと弄えば、ぴくぴくと膝の上の体が面白いように震える。
それと同期して豊かな胸もゆさゆさ揺れて、なんと言う眼福。

「ひ、酷い…っ」
「そうですか?」

 ひぃん、子供が泣き出す寸前のような哀れな声を挙げるのに、それを痛ましいと思わずに尚更興奮
するのは何故だろうか。恐らくはそれが恋というものなのだろう。昔、まだこの子に恋をしていなか
った頃は、真っ先に飛んでいって慰めただろうから。
 自分の呼吸が、酷く荒れているのが分かる。日本は破裂しそうになる欲望を押さえつけるために目
を眇めて、できるだけ乱暴にならないような動きで下着の間に指を侵入させた。がっついていると思
われるには自分の年齢とこの娘の年齢は離れすぎている。見栄を張りたいものだ、好きな人には。耳
元でうるさいほど鳴る自分の心臓の前では、今更かもしれないけれど。

 くちゅ、

 そこは甘い蜜で既にとろとろに蕩けて、日本の指の侵入を喜ぶように小さく痙攣する。

「あ、あぁ……や、だめっ!」
「何が駄目ですか、そもそも自分で誘っておいて。触ってもないのに、こんなにぐちゃぐちゃにして」

 ちゅぷと指を一本突き入れると、日本に奉仕していた台湾の手が止まった。快感を堪えているのだ
ろう、小さな体はかくかくと震えている。だ、だってぇ、泣きそうな声が聞こえるが、いくら泣かれ
たって今は興奮しかしない。日本のスイッチは既に入っているし、それを入れたのは彼女である。だ
ったら何を遠慮することがあるだろうか。
 指はちゅぷちゅぷと緩い抜き差しを繰り返すまま、親指でその上の芽を弄った。既に固い芯を持っ
たそこに愛液を擦り付けると悲鳴のような嬌声が聞こえる。それに気をよくして、ぐりぐりと強く指
を押し付けた。
 与えられる無情なほどの強い刺激に、ぴくぴくと台湾の腟が収縮を繰り返す。

「ひゃあ、っあ、あ、あ」
「手が止まってますねえ」

 日本は余った手で、強張った彼女の手ごと自分の怒脹を包み込んで強めに上下に動かした。ちゃん
と私も気持ちよくしてくださいよ、台湾。小さな耳の穴に舌を突き入れつつ甚振るように囁いてやれ
ば、震えながらもこくこくうなずいて、健気に手を動かしてきた。
 可愛い。可愛すぎて、気持ちよすぎて、頭のねじが飛んでしまいそうだ。
 既に飛んでいるという突っ込みは受け付けない。
 欲に突き動かされるまま、彼女の中に突き入れた指を浅く抜き差しする。たった一本なのに、しと
どに濡れた暖かな中は涎を零してきゅうきゅう締め付けてくる。この中に自分のものを入れたらどん
なに気持ち良いだろうか、その感覚を思い出すと眩暈がした。
 因みに下着は脱がす気は無い。今日のキーワードは下着エロである。


606my dear bitch:2010/10/06(水) 00:18:10 ID:BdZGDQq9


「ん、も、もう…日本さん、私、……っ」

 台湾の息は既に完全に上がっている。しばらく遊んでやると、はあはあ、甘く荒い吐息を零しなが
ら、日本の裸の胸板に額をぺたんと押し付けてきた。真っ赤な顔だ。指先を持ち上げて頬を擽れば見
かけに劣らず火を持ったように熱い。しかしそれは自分も同じだろう。自分の顔は、上目遣いに期待
を込めた視線を向けてくる彼女にどんな風に移っているのだろうか。潤んだ目の中の自分はぼやけて
はっきりと写らない。
 兎に角、台湾の言わんとする事は日本には願ったり叶ったりだ。ちゅぷ、指を引き抜いた。その些
細な動きすら彼女には性感に繋がるのか、身を撓らせてまた高い声を上げる。

「そうですね、私もです。……ああそうだ、台湾。今日は私、『座っているだけで良い』んでしたっけ?」

 彼女の顔を覗き込んで、日本はわざとらしいほど晴れやかな笑みを作った。スカート越しに台湾の
尻を怪しい手つきで撫でつつ。

「このまま、自分で入れてくれますか?」

 疑問の形をとりながら、それは優しい命令である。


607my dear bitch:2010/10/06(水) 00:19:18 ID:BdZGDQq9


「……は、い……」

 普段から考えると、大分アブノーマルな要求だ。しかし台湾は抵抗することなく素直に頷いた。も
はや思考も上手く回っていないのだろう。朦朧とした目つきで日本の体の上、躊躇もなく足を開いた
格好で膝を立てる。
 いい。良い格好だ。
 日本の肩に片手を付いて、彼に覆いかぶさろうとする娘を見上げ、日本は一人悦に入る。
 清純な顔立ちを淫蕩な欲に染めて、ブラウスの間から零れ出た豊かなまろみを隠そうともせずに足
を広げている台湾。白い太ももの間から同じく白い下着が垣間見え、それは先程日本に散々弄くられ
たせいでぐっちょりとしみを作っていた。大事なところだけ見えて、ほかはスーツで隠されていると
いうのは妙は背徳感を煽る。背徳はそのまま興奮に変換される。全裸に剥いてその裸体をじっくり楽
しむのも良いが、着るものを着た上でことに及ぶというのはやはり絵的に素晴らしいものがあります
ね!
 日本は大変ご満悦である。

 と、自分の足の間に指を伸ばしていた台湾が何かに気づいた顔をした。

「……忘れてた。ちょっと待って、脱ぎますから」
「あ、脱がなくて良いです」
「え?え、けど」
「良いですから。そのままで。下着をずらして」

 脱いだら意味ないですから。
 スカートを巻くって下着を脱ごうとした台湾の手を捕らえて日本はにっこり笑った。時間もないで
すしね?、優しく囁く男は人好きのする笑みを浮かべているがその頭の中には不埒な妄想しか詰まっ
ていない。今日のキーワード以下略。
 しかしながら台湾は簡単に誤魔化されてくれた。そ、そうですよね、疑問も持たず手をどける。い
たいけな子供をだましたようで何だか悪い気持ちがしたが、まあ、今日は万能の魔法の言葉がある。
 『誘ったのは台湾』。多少の我侭は許されよう。

 細い指が言われたように下着を横にずらして、むき出しになったぬめる入り口を日本の立ちきった
先端にあわせた。ふ、震えた息を吐く台湾。日本も同じである。
 ちゅく、音を立ててそこが触れた瞬間に、すぐさま突き上げて、かき回したくなる欲望を何とか抑
える。

 だってがっつかなくても、楽しみはこれからだ。
608my dear bitch:2010/10/06(水) 00:19:50 ID:BdZGDQq9


 可憐な瞳を覆う長いまつげが怖がるようにぱしぱしと瞬きを繰り返したが、やがて意を決したよう
に、台湾はゆっくりと腰を落としていった。

 ぐちゅ、

「あ、あっ…日本さ、……!」
「……っ、湾」

 ぬぷぬぷと、粘度の高い水音を立てながら日本のものが台湾の腟に入っていく。予想通りに中は酷
く熱く、きつい締め付けだ。すぐさま精を搾り取られそうになって、日本は眉を顰めた。

「ひっ、ひぃん…あ、ああ、おっき、熱いの、日本さんが」

 最早言葉も上手く出てこないらしい。断続的な単語を零し、髪を乱していやいやしながらも台湾は、
ゆっくりした動きで、日本を根元まで飲み込んだ。ずぷぷ、ひときわ大きく響く淫音。
 薄く開いた彼女の唇から唾液が零れる、飲み込む余裕もないのだろう。日本の胸板に縋りつき、台
湾は開いた腿を痙攣させた。ソファに沈む足のつま先は、ぎゅうと強く曲げられている。

「んっ、苦し……あ、ふあぁ」

 ぼろぼろと彼女の頬を涙が零れ落ちていく。
 目に、毒だ。日本はうっとりとその様を眺めた。そんな顔をされたら、もっと泣かせたくてたまら
なくなってしまう。
 腰を下ろした状態ではスカートに隠れて、日本から接合部は見えない。しかし、確かに繋がってい
る。は、はあ、苦しい息を吐きながら台湾が腰を小刻みに揺らせば、日本は自分のものを包み込む肉
の感触を実感した。ぴったり合わさった二つの形。
 腰が溶けるほど気持ち良い。彼は堪えるように瞳を閉じたが、耳元で台湾の熱い吐息を更に感じて
しまう。
 すぐに飛んでしまいそうだ。


609my dear bitch:2010/10/06(水) 00:21:07 ID:BdZGDQq9


「動いて、ください」
「ひゃ、あっ、は、はい…んぁあ……っ」

 声は掠れていた。しかし余裕を装うことも最早できず、日本はそう乞うて、指を台湾の乳房に伸ば
した。従順な応えと喘ぎ声を聞きつつ、彼女の動きに合わせて揺れる重量のあるそれに指を食い込ま
せる。ふよん、白い膨らみは柔らかく日本の指を迎え入れて形をかえた。それを、まるであとでも残
そうとするかのように強い力でもみしだく。

「あっ、あ、あ」

 台湾の額には玉のような汗が浮かんでいる。日本が触れる肌もしっとりと湿って、恐らくは慣れな
い体位が彼女の苦痛になっている事は明白だった。それでも懸命に日本の意に報いようとしている。
健気な娘。日本の腹に掌を付き、台湾は日本の要求にこたえた。M字開脚に近い格好で、タイトスカ
ートが引きちぎれるほど足を広げている。
 そうやって彼女自身も快楽を貪っているのだ。
 ついた手に体重をかけて、じゅぷ、くちゅ、嫌らしい音を立てながら腰を上下に揺らす。

「そう、…上手ですね……もう少し深くできますか」
「ん、あ…が、頑張りますっ……あう」

 ついと唇を彼女に近づけ、耳を噛みながらそう吹き込むと、震える足を何とか動かして腰の動きを
大きくした。日本の感じる快感が更に強くなる。柔らかな肉なのにどうしてこれほどの締め付けが出
来るのだろうか、ざらざらした内部に自身を擦り上げられ、心臓が早鐘を打つ。
 十分に気持ち良い。しかし、駄目だ。
 台湾は必死になって日本に奉仕をしているが、やはり駄目だ。足りない、足りない。日本は喉を鳴
らして唾液を嚥下した。

 自分が今、完全に雄の目をしているのが鏡を見ずとも分かるのだ。或いは獲物を捕らえた肉食獣の。

 もっとだ。弄っていた乳房から手を離し、台湾の腰を両手で強くつかむ。動きを止められた台湾が、
ぼんやりした目で日本を見た。
 きょとんとした視線に声は返さなかった。かわりにそのまま、下から台湾の体に強く腰を打ち付け
る。

610my dear bitch:2010/10/06(水) 00:21:41 ID:BdZGDQq9


「……ぁ、あぁあッ!?」

 台湾が目を限界まで見開いたのを、揺さぶりながらすぐにその首筋に噛みついた日本は知るよしも
無い。
 涙の粒が飛び散り、日本の服を濡らす。

「ひやっぁ!!だ、駄目えっ、日本さ、日本さん!ん、あぁ、ひぃっ」
「……駄目なのは、こっちですよ……っ」
「擦れるっ、いやぁああ、おくっ、叩かなっ、で、いや、ぁぅう!」

 まるで蹂躙のような強さでずんずんと台湾を突き上げる。彼女の腰を無理やり浮かせて限界まで引
き抜いて、それから勢いよく根元まで押し込むと、ぐちゃりと愛液が生々しい音を立てる。台湾の背
が撓ってびくびく震えた。彼女の蜜だか日本の先走りだかでもうぐちゃぐちゃに濡れている怒脹の先
端が押し入るたびに子宮口を叩いて、これが彼女の言うところの『いや』の因だろうか。

「ひっ…や、やだぁ……!あっ、ぁ…、ひっく、ふえ、うぅう」

 赤く上気した頬を涙が零れ落ちていく。強制的に与えられる強い快楽に混乱して子供のように嗚咽
し、号泣している台湾。可愛い顔がぐちゃぐちゃだ。可哀想に。
 しかし、知ったことか。
 日本は構わず、台湾の首筋をねっとりと舐め上げながら、更に動きを激しくした。彼のメーターは
完全に振り切れている。
 そもそも、彼女の『いや』は言葉通りの意味じゃないし。

「……ふ、ふふ、台湾、嫌ですか。本当ですか?」
「駄目、こ、怖いです、や、ふあ、あ、あ、あっ」
「怖い?……嫌で、怖いだけ?じゃあ、やめる?」

 鼓膜を叩く笑み交じりの問いかけに、台湾がばっと勢いよく日本の顔を見上げた。
 場違いなほど優しく微笑みかけてやると、まるで傷ついた子供みたいに眉をハの耳にして、ぶんぶ
んと首を振る。

「っ!や、だ…だめっ……だって、んあ、き、気持ちよすぎて……怖いです、だ、駄目になっちゃ…
や、や、あんっ」
「……本当は、気持ち良い?」
「き、気持ち良いです…気持ち良いんですッ…!あ、あ、日本さん…もっと、ひん、もっとかき回してぇ」

 低い囁きに誘導されて、台湾はあっさり本音を吐いた。そしたら後は簡単だ。ああ、可愛い。可愛
い台湾。
 台湾は彼の肩に縋りつき、気持ち良い、もっと、何度も上ずった声で繰り返しながら、添えられた
日本の手の動きに合わせて娼婦のように腰を振る。無意識か意識的にか、恐らくは前者だろうが、自
分の中の日本を、かつて彼が教え込んだようなやり方で力を込めて締め付けて。抜き差しするそこか
ら蜜が次から次にかきだされて、泡だって。二人とももう、ぐちゃぐちゃだ。

 男の本能を煽る甘い嬌声が日本の鼓膜を舐める。たまらない。


611my dear bitch:2010/10/06(水) 00:22:32 ID:BdZGDQq9


「きもちい、あ、あ、日本さん熱くて……好き、日本さん、好きです……っ」

 感極まった声でそう叫ぶ台湾は、もはやここが進入可能な脆い密室であること忘れているらしい。
高い声を上げて甘く鳴いて、もし今ドアのすぐ向こうに人がいれば中で行われている情事をすぐに気
づかれるだろう。声で、中を覗き見られなくても個人を特定されるやも。もちろん日本も。
 しかし当然、台湾にも日本にも行為を抑制するような余裕はどこにも残っていなかった。いや、日
本は頭の片隅の冷静な部分でその危険性を危ぶんでいたが―――正直、どうでも良い。今となっては。

 ドアの向こうに人がいようといるまいと、こんな不道徳な行為が明るみになって恥ずかしい思いを
しようと、今はもう、どうでも。何も考えられない。だから台湾も、道連れだ。

 彼女と共有する快楽を享受することだけが今は大切で。

「私も、好きです、台湾……好き、ですよ」

 自分の性器が台湾の中で何度も何度も擦り上げられ、次第にびくびく震え始めるのを感じる。歯を
かみ締め、日本は獣のような荒い息を吐いた。ぞくぞくと背筋を突き抜ける激しい快楽が頭の中を支
配していく。
 部屋を満たしていく濃厚な情事の匂いと嫌らしい水音。膝の上で腰を揺らして、自分の名を呼びな
がら腹の中で性器を締め付ける恋人。その、体温。理性はとっくにかなぐり捨てた。
 ここにあるのはお互いの本能だけだ。
 五感全てが性感に変わっていく。


「台湾……っで、ます」
「ん、あぁあ、だ、出してぇ、な、なかぁ…にほんさ、私のおなか、いっぱい出してくださいぃッ…!」


 日本の切羽詰った声。大きな手が背中に回って、ぎゅうと台湾の体を縋りつくように抱きしめた。
 腕の力が、少し苦しい。だけど嬉しい。体中が日本の匂いに包まれる。日本だって台湾を体で感じ
ているのだ。乱れた彼の髪に掌を伸ばして差し込んで、好き、好きです、それしか鳴けない小鳥みた
いに繰り返す。
 その声に食らうかのように腰をつかんで揺らす動きがガクガクと一層激しくなり、くっ、くぐもっ
た声が聞こえた一瞬後、台湾の中に熱が一気に放出された。

「ふあ、あ、あ……ッ!」

 眩暈がするほど熱い飛沫が壁を叩く。
 どくどくと脈打つ日本を腹の中で感じながら、台湾もほぼ同時に、背を仰け反らせて達した。






612名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:23:01 ID:BdZGDQq9
*



 ぐったりと事後の脱力感に浸っていると、耳元で台湾のほわほわした声が聞こえる。

「えへ、えへへ……久しぶりの日本さん……」

 嬉しそうだ。今だ腟に日本を迎え入れたまま彼の首根っこに抱きついて、鎖骨あたりに頬を摺り寄
せてくる。その様が飼い主に懐く猫みたいに可愛かったので、ソファに背は預けた日本は気だるい腕
を上げて台湾をさらに抱き寄せた。
 艶やかな長い黒髪に顔を埋めると、清潔な香りが日本の鼻腔を擽る。部屋の中には情事の匂いが強
く篭り、お互い体中汗といろいろなものでぐちゃぐちゃになっているのに、どんなに汚しても何でこ
の子だけは汚れきらないんだろうな。ぼんやり考える。それは昔からの不思議だった。女の子はみん
なそういうものだったっけ。

 いや、やはり台湾だから綺麗なのだろう。そう思うのはちょっとした欲目である。泥だらけで大泣
きしていた子供の頃からずっと、台湾は美しい日本の花なのだ。

 愛しさにかられて思わず引き寄せたが、最中なら兎も角お互い落ち着いたところでこんなにくっつ
いてしまって、汗ばんだ自分の匂いが不快に思われないだろうか。ちょっと心配になって視線だけで
台湾を伺うと、なんだかさっきよりももっと嬉しそうに、日本さんー、とか甘い声を出して彼の胸板
にうっとり頬を押し付けている。

 ……じゃあ、まあ、いいか。

 逡巡を捨て、台湾を腕の中に捕まえた。理性はまだ本能の足元だし、何かを考えるには体が気だる
い。
 久しぶりに共有する体温は、くっついた場所を伝って、じんわりと日本の肌に馴染んでいく。

「寂しかったですか?」
「凄く。凄く寂しかったです。だから、今日お会いできるのが楽しみだったんですよ!」
「ほう、こういうことをするために」

 台湾の頭の後ろでつまんだ髪を弄いつつ、によによ顔で揶揄すれば、違います!赤い顔をして反駁
してきた。
 けどすぐにしょぼん、とうなだれる。くるんとした触覚も一緒に垂れて、まるで叱られた犬の様。
おや、可愛い。

「……けど、わたし、嬉しすぎて暴走しちゃって……」

 呆れましたか、呆れましたよね。しょぼくれた声で呟く。先程まで体を満たしていた熱が取り敢え
ずは少し吐き出されて、幾分冷静になってきているらしい。どうしてかなあ、どうしてあんなになっ
ちゃったのかなあ、ついでに先程の自分の乱れぶりも思い出したのか、赤くなった顔をいたたまれな
いと両手で隠した。

「……ごめんなさい……」

 ううう、唸り声が細い指の間から漏れた。本当に恥じているらしい。まあそりゃそうですよね。あ
んなにサービスしてくれたらね。日本も先程の激しい交わりを思い出し、しかしこちらは恥らうとこ
ろかえらく嬉しそうである。俯いた台湾に見えないのを良いことに、口角を緩ませて、自分の腕の中
の恋人をみつめたり。普段のクールフェイスはどこへやら。
 まあ、嬉しいのだから仕方がない。
つまりは、我を忘れるくらい、自分を求めてくれていたということだから。

 寂しかったです、何よりも甘い声の残滓を、日本は大事に鼓膜の奥にしまいこむ。


613my dear bitch:2010/10/06(水) 00:24:14 ID:BdZGDQq9


「まあ、そもそもこれ幸いと乗った私も同罪と言いますか。役得といますか」
「え?」
「なんでもないです。その件に関してはまたホテルに帰ってから、色々聞かせて頂きましょうね、じ
っくりと」

 わざと語尾に力を込めて囁くと、顔を上げた台湾が小首をかしげた。服を乱した不埒な格好はその
ままできょとんと日本を見上げる様に、彼女の中に残した欲がまたも復活しそうになるが―――とり
あえずそれは、彼女に髪に恭しくキスを落とすことで我慢する。

「好きです」

 優しく落とされるキスの感触と、穏やかな言葉にくすぐったそうに身じろぐ台湾。顔はまだ赤い。
恥ずかしいんだろう。だけど日本の腕の中からは逃げ出そうとしない。皇かな感触を唇で楽しみつつ、
心が満たされていくのを感じる。
 もう暫く気だるさに任せて抱きあっているか、いっそこのまま体面も気にせず浚っていってしまい
たいけど、さすがにそういうわけにもいかないし。この部屋に入ってからどれだけ時間がたったかは
わからないが、というか腕時計を見るのが怖いので知らない振りをするが、そろそろ自分たちの不在
に誰かが気づき始めるとも限らない。これ以上は時間が、ない。

 そうだ。今じゃ、足りない。
 寂しかったのは台湾だけではなかったという話を、日本もちゃんと伝えるためには、今では全然時
間が足りない。

 彼女よりも堪えることができたのは年上のプライドがあったからで、本当は考えていることなんて
自分も一緒。彼女を一目見た瞬間から早く抱きしめたくてたまらなかった。だから、一度火をつけら
れれば欲は簡単にどんどん膨らんで。

 さっきの交わりでも、漸く台湾を腕の中に閉じ込めることが出来た彼の欠乏を埋めるには、少ない。
 飢えた欲に、火をつけたのは彼女だ。だったら最後まで責任を取って貰えるのだろう。腕の中の柔
らかな体を抱きなおす。どこにも行かない体温が愛しい。
ああ、寂しかった。だけど、ようやく捕まえた。


「さて、服を直して、そろそろ戻らないと。……それから荷物を纏めて、さっさと帰ってしまい
ましょう」
「あ、は、……はい!」


 日本の優しい声音に、ぱっと顔を上げた台湾は嬉しそうに顔をほころばせる。
 笑った。可愛いなあ。好きだなあ。
 この笑顔を早く独占できことを願いながら、日本はもう一度台湾の額に口付けた。





 ……ところで十数分後扉を開いた先で、「ニーハオ!……どこに消えたかと思たら、随分お楽しみだ
たあるね」、顔は満面の笑みだが目が全然全くちっとも笑っていない中国に出迎えられることになるわ
けだが―――それはまあ、また別の話。




614名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:25:26 ID:BdZGDQq9


以上です。湾ちゃんは無意識だけどえっちだし(多分)、爺はむっつり助平なので(多分)、非常にかみ合ったカップルだと思います。多分。
そして始まるにーにのスーパー説教タイム。貴様いつから盗み聞きしていた。
途中ミスってあげてしまったすみませんorzorz
長々とお付き合い有り難う御座いました。
615名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 02:05:58 ID:pIlAv/Jn
ぐっはぁぁぁぁぁ!
何このエロクソ爺(誉め言葉です)!
喘ぐ湾ちゃんがかわいすぎて色んなもんでちゃうよ!
超GJ!
616名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 17:01:44 ID:ms44Ogit
素晴らしくエロくて可愛い! GJ!
スーパー説教タイムは気の毒ですが、
乱入されなかっただけでも御の字じゃないかとw
617名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 22:02:12 ID:PCoCrR2g
純粋におもしろかったよGJ!
どこがって、口では年上らしく余裕ありげに振る舞おうとしてるのに、
頭の中はエロゲ脳大爆発の日本が、ね…!
618名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 18:20:53 ID:7hIBB90G
台湾にコスプレセックスをしれっと強請る祖国とか読みたい
619614:2010/10/07(木) 22:55:44 ID:0/+JxQPB
>>615-617
おおありがたいありがたい。GJthx!!
きっとむっつりじじいは多分、幼な湾ちゃんが「胸おっきくなりたいなあ…」って呟いたら真顔で
「揉みましょうか?」って手をわきわきするタイプ。真顔でエロ。
ID変わっちゃってから言うのも遅すぎだが保管庫載せないでくれると嬉しいです。
読んで頂いてあんがとでした!
620名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 01:04:17 ID:ozxufU2Z
>>618のネタです。思わず書いてみた。
【メインCP】日本×台湾  
【傾向】 馬鹿エロ
【その他】台湾はCDの性格や口調をメインにしている為、口が微妙に悪く、気が強いです。
ついでに日本が壊れてます。
コスプレの元ネタに関しては詳しくないので間違ってる場合も有ります。
NGはタイトルでどうぞ。
621〜コスプレは文化です(1/4)〜:2010/10/08(金) 01:05:02 ID:ozxufU2Z
「これ着てくださいますよね」
やや強引にそれを差し出してきたのは、やや疲れた表情をしている日本。

最近、いろいろ有りすぎて、疲労の色を隠せない日本に対し、台湾は少し心配になって彼に声をかけたのだが。
いきなりそれを差し出されるとは思ってなかった。
「えっと……これは?」
「ああ、戦闘服です。これを着れば愛の戦士へホーリーアップで、まじかる☆あいどるくっきんぐに」
暴走気味に喋りだした日本の話を聞き流し、台湾は大きくため息をついた。
最近の疲労の原因ははっきりとわかってる。老師と呼ぶ者の無茶な要求のせいである。
だから、多少は自分も彼の負担の一つになっているように思えて。
ちらりとそれに視線を落とし、
「あの……これはちょっと」
「それならばこちらもありますけれど。このウサギさんはある未来娘が着ていた服で。
ああ、こちらでもいいです。少々古いですが、一時人気を放っていた格闘娘で。勝ち台詞の時に扇を持ってですね」
どこからともなく次々と出してくる衣装に、目を丸くし。
「だから、こういう服は嫌ですヨ。このエロじじ……っと」
思わずいつもの調子でにこやかに罵倒しかけ、慌てて口をつぐんだ。
この壊れかけている日本に対し、いつもの感じで返してしまうと……きっともっと壊れるだろう。
嫌な方向に。
そうしたら、彼の体調は崩れ、きっと彼女にも影響はくる。
だから、どうやってやんわりと断ろうとしばらく沈黙し。
そんな困惑の彼女に気がついたのか、着物の袖先で瞳を覆い隠した。
「ああ、台湾さんまで私をいじめるのですか。もしそうならば、私は悲し過ぎて、お財布の紐もしっかりと結ぶ羽目に。
いえいえ、もしかしたら私のうちの文化も輸出する気力が無くなってしまうかもしれません。
……特に漫画やアニメに関して」
ちらりと瞳を彼女に向け、すぐに顔をふせた。
さすがは年の功。彼女がどんな言葉で反応するかを把握していた。それをうまく使い、彼女が断れぬ状況を作り上げたのだ。
経済的には彼の支援が無くてもやっていけるとは思っている。
しかし、サブカルチャーに関しては彼の功績が大きい。だから。
「……わかったヨ。着てくればいいネ」
大きくため息をつき、無造作に衣装を掴む。
それを胸元に抱き、部屋の奥……会議室に何故か設営されている仮眠室へと向かった。
――そこで先にその衣装が何か確認しておけば、ああいう事には無かったのだが――
622〜コスプレは文化です(2/4)〜:2010/10/08(金) 01:05:47 ID:ozxufU2Z
顔を赤らめ、必死に服の裾を押さえる少女。
なんたってセーラー服の下にはスクール水着しか身にまとっていないのだから。
「あ、あの、さすがにこれは……」
「パンツじゃないから、恥ずかしくないんです。胸を張ってください!」
真顔で言い放つ彼。手にはしっかりとカメラを握り締めていた。
それも見ただけでわかるような最高品質の一眼レフ。
それだけコスプレにこだわりを持っているのだろう。
瞳だけ輝かし、素早くシャッターを切り始める彼に呆れながらも、多少元気が出てきたなと安堵のため息を漏らした。
別にコスプレには抵抗は無い。家でもたまにやっている事だし。


「さあ、こっちを向いてポーズお願いします。そう、少し拗ねた表情で」
活き活きと指示をし始めた彼の言葉に従い、様々なポーズをし始める。
少しきわどいポーズもあったのだが、それもコスプレの一つだと割り切り、指示に従っていった。
何度も何度もシャッターを切る彼だったが、やがて眉を潜め、手の動きを止めた。
カメラの画面をじっと見入り、沈黙し。
「ダメです。これでは」
険しい顔で彼女の側に近寄ってきて、背後に回った。
何があったのかと不安げな表情を見せる彼女。彼にそれを問おうと、振り返った瞬間。
「ひゃっ」
お尻に何かが触れる感触に、悲鳴を上げる。
慌てて振り返ると、しゃがみ込んだ彼が眉をひそめたまま、彼女の尻を撫で回していた。
「い、いやぁぁっ!」
反射的に肘鉄を食らわそうと脚を振りあげたが、彼の滑らかな指の動きに膝の力が抜けてしまった。
床にヘたれこむ彼女だったが、彼は特に気にせずに尻を撫で続ける。
「ダメです。折角犬耳をつけているのに、犬尻尾をつけないのですか。耳と尻尾が揃わないと意味がありません」
ここで衣装の一つに尻尾が在ったのを思い出した。
それと同時に、水着の尻部分に穴が開いていたことにも。
急に羞恥心がこみ上げ、尻部分を手で覆い隠した。
「えっと、流石にあれはダメだヨ。そもそもアレをどうつけるか……ひゃ」
水着の穴から指が侵入してきて、彼女は再び甘い声を漏らしてしまった。
指は彼女の柔らかい尻肉を掻き分け、一つの穴へと到達した。
まだきつく締め付ける穴に軽く触れ。
「もちろんここですよ。おや、まだキツイようですから、ほぐして差し上げましょう」
「あっ……ふあぁ、やぁ」
尻の蕾を指先で優しく触れ、ゆっくりとねじ込んでいく。
ソコに入れるという行為は知らない――知識としてはあるが――少女にとって、その指の動きは表現しがたいものがあった。
逃げようと脚に力を入れたが、すぐに腰を押さえつけられてしまう。
「逃げようとする娘はどこの誰でしょうねぇ。機械化航空歩兵ならば戦わなくては」
彼のその言葉で、彼女は深い絶望に叩き落された。
いつもの冷静な日本ではない。
すでに壊れてしまって、あっちの世界にイってしまっているのだろう。
もう彼には言葉は届きそうに無い。
諦めの境地に陥り、深い深いため息を一つ。
まあ、新しい体験ができると割り切ろうと、覚悟を決める。
623〜コスプレは文化です(3/4)〜:2010/10/08(金) 01:06:46 ID:ozxufU2Z
「ほら、だいぶほぐれてきましたから、尻尾が入るはずですよ」
にこやかな声と共に、尻の穴に何かがねじ込まれる感触が訪れた。
「い……う……ぅんんっ」
軽く尻を振るわせると、脚に柔らかな何かが触れた。
まるで筆で脚を撫でられたかのような感覚で。すでに高めれた快楽は、それだけで限界を迎えてしまい、
軽い絶頂を迎えさせられてしまった。
「ふぁ……やぁ……ああっ」
「おやおや、自らの尻尾でイってしまいましたか。駄目な犬ですねぇ」
腰を引き寄せ、後ろから軽く抱きしめると、するりと胸元のスカーフがはがされる。
はだけられた胸元から見えるのは、紺色の水着。
セーラー服の裾から手を差し入れ、水着の上からもはっきりとわかるぽっちに触れる。
「こちらもこんなに立ってしまって……えっちな犬です。これでは本当に飛べるのですかね」
非常に楽しそうに笑いながら、彼女の胸を揉みしだく。
彼の指が動くたび、彼女はぎゅっと目をつぶりながら快楽に耐えようとするが、意外に手馴れた動きに唇から甘い声が零れる。
「に、日本さぁ……ん、何でそんな……」

「私は手先は器用なんですよ。小型化はお家芸ですし、毎日ガンプラは美少女フィギュアの魔改造も。そう……こうやって」
わきわきと指を動かし、彼の手が彼女の下半身へと伸びた。

――一昔前のスクール水着。それにはある大きな特徴があった。それは――

股のあたりに重ねられた布。その合間に指をいれ、大きく開くと。
「やはり旧型スク水は最強ですね。着たままヤれますし」
ぱくりと開かれた布の合間からは、若々しい少女の割れ目が顔を出した。
そんな仕組みになっているなんて知らなかった彼女は、恐る恐る自らの下半身に瞳を向け、顔を赤らめた。
「や、何でそんな変態な水着持ってるヨ! こんなの嫌だヨ」
「HENTAIですか。それも私の名物でしたね」
すでに湿っている割れ目をなぞり、湖に指を沈ませる。
くちゅりと淫靡な水音と、彼女の可愛い甘い声。
指を引き抜くと、銀色の糸が空気にさらされる。
「もうこんなに濡れている貴女こそ、『HENTAI』なのでは?」
赤くなった頬に唇を落とし、そのまま首筋に強く吸い付いて赤い痕を残した。
絶え間なく動き続ける指。焦らすように肝心な場所には触れてくれず、彼女は大きく身をよじらせる。
「も……嫌ぁ……お願い。もっと……」
「そうですね。そろそろ飛んでもらいましょうか」
着物をずらし、すでに滾ったモノをさらけ出した。
彼女の割れ目に何度か擦り付け、ゆっくりと身体を落とす。
大きすぎやしないが、ソレは酷く硬く、彼女の奥まで強く侵入していく。
「やっ、ああっ、あっ、それ、やぁっ」
頭を蝕む快楽に耐え切れず、彼女は膝で身体を支えようとしたが、彼との間にあった尻尾がもう一つの穴を刺激していて。
「ほら、飛んでしまいなさい」
「もうや! 嫌! やぁっ!! ふぁっ」
腰を打ち付けられる感覚に、彼女はとうとう大きな絶頂を迎えてしまった。
快楽より、ぎゅっと締め付けてくる感触に、彼も一息遅く中へと精を吐き出し。

白くなる頭。肩で荒い息をしながらも、どうにか我を保ち。
動きの無くなった背後の彼に首をかしげた。
振り向いて、笑みでも浮かべていれば拳骨の一つでも食らわしてやろうと思ったのだが……
624〜コスプレは文化です(4/4)〜:2010/10/08(金) 01:07:26 ID:ozxufU2Z
「日本さん、覚悟はできて……え?」
彼女の下では真っ白な顔色をした日本の姿があった。
流石に疲れた状況で性行為はきつかったのだろう。
慌てて彼の上から降りると、いつの間にか側にぽち君が歩みよっており。
ぽち君を腕に抱きしめ、背中に顔を埋めた。
「……ぽち君、私疲れましたよ」
「く〜ん……」
彼らの周りにきらきらとしたエフェクトがかかっているように見える。
何故か天井から光が差し込んできて。
幻だとはわかっているのだが、その光景は日本の家でみたあるアニメの一部分のようで。
「ちょっと、待って! 日本さん、昇天しちゃダメだヨ! ちょっとちょっと!!」
肩を揺さぶるも、彼の瞳には光が宿っておらず。
「ダメ! 誰か、誰かぁぁっ!」
彼女の悲鳴が会場に響き渡り、会議に集まっていた皆が集合して。
奇妙なコスプレをしている台湾の姿に目を丸くしたり、死に掛けの日本に混乱したり。
相変わらず、騒動は夜遅くまで続いて。どうにか日本も蘇ったり。
そして。


――台湾は『日本を腹上死させかけた女』という称号を手に入れたとかいないとか――
625名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 01:09:40 ID:ozxufU2Z
以上。
最近のコスプレ事情はわからないので、ネタは結構古かったです。
626名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 20:17:15 ID:tuLdg91k
GJ!!仕事速いなw
いいねいいね、壊れた日本に良いようにされる湾ちゃんが愛しいよ
オチ吹いたw
627名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 01:39:24 ID:gz+A42Hu
GJ
日台増えて何よりだな
もっとやれ

昔保護者(というか近所のお兄ちゃん)→今ご主人様(高砂時代)、という関係性がえろくて好きだ
628名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 01:43:05 ID:gz+A42Hu
しかし過疎っとるなあ最近
寂しいぞ
629名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 10:01:06 ID:wppMHrgi
コスプレ台湾可愛すぎるwGJ
自分も台湾にスクミズセーラー着せたい

>>628
作品が投下されるようになっただけマシだと思う
630名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:25:44 ID:JWjzwVuk
今はこの板のどのスレも過疎ってるからなー

それよりも祖国厨に乗っ取られてがっかりした
631名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:31:04 ID:B6SiPiNB
祖国厨って何ぞ?
日本を「祖国」とよぶこと?
632名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:59:47 ID:pXypi90y
GJ!
旧式スクミズは良かった!
毎日投下がある状態では過疎ってるとは言わねんじゃね?
633名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 16:42:26 ID:Lk4Y3gTD
コスプレイイヨイイヨー GJ!
某パンツじゃないから恥ずかしくないもんアニメは、最近まで2期やってたから古くないジャマイカ
ちょっと勝気台湾も新鮮(っていうか本来は勝気設定だったったような?)でよかった!

コスプレといえばそろそろハロウィンだなー。
634名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 21:16:12 ID:8hHI68jA
繋ぎに妄想でも(繋ぎだから下げとこう)

「何ぐずぐずしてるんだ。ちんこもぐぞ。」
美しい銀髪の女性に尻をベルトで叩かれてメイドはのろのろと雑巾がけを再開する
メイドと言ってもスカートは突き出した尻が丸見えになるほど短く、フリルの下にはぷりんと丸い尻が剥き出しになっている
「うっうっ…えぐっ…」
赤く腫れた尻を振りながらもたもたと掃除をするメイドの股間には、小さいながら確かに男の象徴が揺れていた
「お尻ぶたれながら掃除なんてできませんよぉ」
涙声で許しを請うラトビアの股間を、ベラルーシが振るうベルトが打った
「あぐっ!」
痛みにうずくまる両脚を左右に広げて、黒タイツに包まれたベラルーシの足がその中心を踏みにじった
「いぎぃぃぃっ!?」
「お前が零したこれはな!私が!兄さんに!プレゼントした!ウォトカだったんだ!」
銀髪を振り乱しながら振り下ろす美しい脚が幼い性器を残酷に踏みにじる
ゴミでも捨てるように無造作に解放されたラトビアは、ひくひくと痙攣しながら半ば失神していた
しかし、未だ怒りの収まらないベラルーシは少年の細い脚を掴むと乱暴に引きずっていく
そして、棚から蝋燭を取り出した
「十本ケツの穴に入ったら許してやる」
「まず一本」
ずぶりと小さな窄まりに蝋燭が埋められる
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!もうやだっ!やめて!」
「まだ二本目だヘナチン野郎」
「ああああ…」
蝋燭を増やされるたびにラトビアの尻はふるふると震える
「抜こうと思ってるのか?」
ぐいぐいと足で蝋燭を抑えながらベラルーシはそっと棚からマッチを取った
635名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 22:37:18 ID:4VnNOMqU
わっふるわっふる
ラトビアの運命はいかに?!
636名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 23:01:29 ID:L8+78jB3
>>634
萌えたので、反射的に勝手に別視点のやつかいてみた。
【メインCP】 ウクライナ×リトアニア
【サブCP】  リトアニア→ベラルーシ
【傾向】 ウク姉によるお仕置き
637名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 23:02:40 ID:L8+78jB3
「ラトビアずるい……俺だったらアレはご褒美でハァハァハァ」
泣き叫ぶ少年を物陰から見つめているのは、血の涙を流しそうなリトアニア。
着せられたメイド服のスカートをたぐりあげ、滾った性器を自らの手でこすりあげていた。
「ああ、滑らかな脚に踏まれるなんて羨ましい。ああ、尻にまで」
息を荒くし、手のスピードを速めていく。
もうすでに、掃除していた事など忘れているらしく、綺麗にしたはずの壁に先走り液が飛び散っていた。
「ああ、ベラルーシちゃんベラルーシちゃんベラ……」
「ベラルーシがどうしたのかな?」
背後から聞こえてきた声に、彼の顔色が真っ青に変化した。今、一番聞きたくない声。
ゆっくりと振り返り。予想通りの顔に全身から血の気がひいたような気がした。
「あ、ロシアさん、あのそのこれは……うっ」
ただ、限界まで滾ってしまった下半身は血が引くことは無く、びくりと肩を震わせ、壁へと白い液体を放ってしまった。
壁に垂れる精液に、彼の頭は真っ白になる。それから、今日のお仕置きメニューフルコースの事を考え、口元に笑みが浮かんだ。
人間、どうしようもなくなると笑うしかできなくなるから。
「うん、期待しているんだったらお望みどおりにしよっかな。ねぇ」
にこやかに微笑むロシアに、背筋が冷たくなる。
きっと死ぬほうがましなぐらいのお仕置きが待っているのだろうから。
弁解の言葉は出ない。ただ、沈黙し、ロシアの顔色を探る。
「うん、ベラをオカズに使う悪い子は、しっかりと搾り取らないとダメだよね。
そういう事で、姉さん。この悪い子におしおきよろしくね」
「え、わたし?」
背後にいたウクライナに目配せをすると、笑顔のまま、次のターゲットであろうエストニアを探しに歩き始めた。
「あ、地下のあの部屋使っていいよ。そこで限界まで搾り取って」
ロシアの満面の微笑み。それは誰も逆らえないから。
ウクライナは大きくため息をつく。大きな胸がぷるりと震え。


「ああっ、もうダメです。もう出な……うっ」
据えた匂いと精液の香り。
薄暗い室内で、男の悲鳴が響き渡る。
「ごめんねごめんね。でもこれやら無いと私がおしおきされちゃうの。ふぁ……ちゅっ」
白い胸に挟まれた性器がぴくりと震える。先から白濁液が溢れ出し、彼女の顔を汚す。
かなり薄くなった液体は、彼女の頬を伝い、大きな胸の合間へと流れていく。
淡いピンクをしていた先端には、白い液体がこびりついており、異様な匂いを放っていた。
「そろそろ終わりだと嬉しいんだけどなぁ」
ぽやっとした声とは相反し、胸の合間から見え隠れする性器を唇に咥え、舌の先端で軽くつついた。
そうすると萎えていたはずの性器は、すぐに元気を取り戻し、胸の中で硬くなっていく。
「まだ元気になるのかぁ。おねーちゃん疲れたよぉ」
大きくため息をつき、彼女の身体の下で虚ろな表情を浮かべるリトアニアの頬をつついてみた。
もう言葉を発するのも限界なのか、ちらりと視線を向けるだけで動こうともしない。
天を仰ぎ、大きく息を吸い込む。
別にここで止めても良いのだろうが……部屋の片隅に置かれた監視カメラの存在にもう一度ため息をついた。
「うん、ロシアちゃんしっかり見てるだろうしなあ。
おなかもすいてきたし、暖かいスープのみたいな……」
ぼんやりと呟いて、彼の性器を胸から解放した。
微かに安堵の色を見せたリトアニアだったが、体の上にのしかかってくる彼女に、首をかしげ。
「もうこれでおしまいにしてね」
指先で秘裂を開き、そそり立った性器を誘導し始めた。
その行為が何を意味しているのか。
それはすなわち、性行為で。更に搾り取られる事を意味していた。
「ちょっ、もう本当に俺死んでしまいま……あああっ」
胎内に包まれる感触に、麻痺しかけていた頭が高速で動き始めた。
すでにオーバーヒートを起こしかけているのに、更に刺激を与えられたらどうなるか。
もう体力も気力も精力も限界なのに。
「ん、暖炉の前でボルシチ食べて、メドウーハ飲んで……ふぁっ、ああ、温かいのが恋しいよぉ」
踊るように腰を振るウクライナだが、口から出てくるのは食べ物の名前と微かな甘い声だけ。
のしかかられているリトアニアは、自らが男性としてここにいる事を誰ともなく恨み。

暗い地下室。二人の男女は冷めた空気で混じり続け。
638名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 23:20:49 ID:8hHI68jA
>>636
天然魔性お姉さん最高!
1レスのみの妄想に素敵な後日談までついて幸せッス
639名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 01:03:52 ID:KI0CAUVG
連作GJ!
どSなベラルーシも淫乱ウクライナどっちも良いよー

しかしこの流れならエストニアは…東側時代と過程するならばハンガリーさんか、はたまたベトナムさんにか…
640名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 19:49:40 ID:7mQcw0Jo
昨晩の妄想を少し膨らませてみた
【メインCP】 なし
【傾向】  拉が辺に虐待されるだけ
【その他】 ちんこがヒュッとなる描写がありますので注意っす
ショタ女装と痛い描写が駄目な人は「妹さん報復日記」でNGするっす
641妹さん報復日記の1:2010/10/12(火) 19:51:03 ID:7mQcw0Jo
ガシャンと鋭い音がして、床に透明な液体が広がった。
沢山の酒瓶が並んだ棚を掃除していたラトビアの、いつもの粗相の癖が出たのである。
「あああ〜…どうしよ…ロシアさんに怒られる…!」
怯えた表情ではたきを握りしめている少年の目には、すでに涙がいっぱいに溜まっていた。
あたふたと床に跪いて、ハンカチに破片を拾い集める。
そして雑巾でなんとか零したウォトカを拭き取ろうとし始めた。
「どうしようどうしようどうしよう…こんなの見つかったら思い切り頭ぎゅうぎゅうされる!」
成長不良のせいか、体格のいいはずの東欧人にしてはひどく小柄で女の子のように華奢な彼にとって、身長が伸びないのは大きな悩みだった。
同僚のリトアニアは細身ながらもかなり長身で、エストニアもすらりとした美男子である。
「おい。」
ため息をついていたラトビアは、後ろから聞こえる声に弾かれたように振り返った。
ほっそりとした脚が最初に目に入り、紺色のスカートが揺れる。
「ベラルーシさん?!あああ…えっと、これは、その…。」
ラトビアよりも幾分背の高い雪の女王のような美女が、床を凝視しながら静かにその場に立っていた。
黒い手袋に包まれた細い指が、ラトビアの肘の上をがっちりと掴んだ。
「ついて来い。」
低く、感情を殺した妙に平坦な声だ。
「ええ?!…はい、分かりました。」
ロシアに言いつけられるのだろうかと震えながら、ラトビアはされるがままに引きずられていった。

びくびくしながらベラルーシに引きずられながらついてきた先は、ベラルーシ本人の部屋だった。
ラトビアを引き入れると、彼女は後ろ手にドアを閉める。
そして、ひどく殺風景な部屋の片隅に置かれた箱を掻きまわすと、中のものを投げてよこした。
「これに着換えろ。」
そういえば零した酒に濡れてラトビアの服からは、アルコールの匂いが鼻孔を刺すほどに立ち昇っている。
黙っていてくれるというのだろうか?
ラトビアの血の気の失せた頬に、少年らしい薔薇色が甦る。
彼の眼には目の前の表情のない少女が、優しく微笑む天使のように見えた。
「さっさと着換えろ。」
両手で広げた黒い服はふわりと広がり、白いフリルが愛らしく揺れる。
(な…何?これ?)
襟周りを大きく刳って、袖を控えめに膨らませ、華美になっているけれど…これはメイド服ではないのだろうか?
「グズグズするな、指を全部圧し折られたいか?」
ついに我慢できなくなったかのように、ベラルーシは苛立たしく箱を蹴った。
「これ…冗談…なんですよね?そうなんですよね?」
もう泣き出しそうになりながら、ラトビアは太ももの上部までの長さしかないスカート丈のふざけたメイド服を身に付けた。
救いの天使だったはずの女性は黙って、スカートに三段に縫いつけられたフリルの二段を毟り取ると、下着に手をかける。
「嫌です!嫌だ!何でこんなことするんですか?!」
泣き叫ぶラトビアの頬を平手打ちが襲った。
思わず座り込んでしゃくりあげる彼の下着は、先に脱いだ服とともにベラルーシのナイフでズタズタに切り裂かれた。
辛うじて股間を覆う丈のスカートを穿いたまま見上げる彼の眼には、青い怒りの炎をともした少女の瞳があった。
642妹さん報復日記の2:2010/10/12(火) 20:02:23 ID:7mQcw0Jo
じゃらりと細い鎖が音を立てる。
ペチカの炎が穏やかに揺れる居間では、奇妙な光景が広がっていた。
十代も半ばの倒錯的なメイド服姿の少女が這い蹲り、短いスカートから丸見えの白い尻を振りながら一心不乱に床に舌を這わせている。
その首に嵌められた首輪から繋がる鎖を、輝くように美しい年嵩の少女の右手が握り、左手には革のベルトを提げていた。
首輪の少女が舌を休めるたびに、情け容赦なくぷりんと丸い尻をベルトが打つ。
甲高い悲鳴を上げて仰け反る首輪の少女の股間には、小さいながらも確かに男性の象徴が揺れていた。
「いちいち泣き喚くな、耳障りだ。」
泣けば泣いたでベルトは容赦なく尻を打ってくる。
それを逃れようとすれば、今度は敏感な内腿を鞭打たれた。
「次に避けようとしたら、ちんこもぎ散らす。」
分かったな。と言いつけられてラトビアは何度もうなずいた。
そのたびに首輪の鎖がじゃらじゃらと鳴る。
しかし、休まず床を舐めても、嗚咽をかみ殺しても、ベルトは気まぐれに下半身を嬲ってくるのだ。
「ど…して…こんな…ぐうっ!…ひどいこと…す…うえっ!」
もはや下半身を隠す気力さえ失ったラトビアは、自分の涙で窒息するのではないかと思うほど泣きじゃくりながら尋ねる。
尻肉はすでに薄紅色に腫れて、真新しい服も涙と涎でべとべとになっていた。

「なんでと聞いたのか?」
怒りが爆発する直前の堅く尖った声。
「私になんでと聞いたのか!?」
鳩尾を蹴り飛ばされ、抵抗する気力も尽き果てた体はころころと転がって壁にぶつかった。
すいと伸ばされる、黒いストッキングに包まれた美しいすらりとした脚。
また蹴り飛ばされると身を固くしたラトビアをさらなる悪夢が襲った。
「あの!ウォトカは!私が!兄さんに!兄さんに!兄さんに…!!」
銀髪を振り乱し、幼い性器を残酷に踏みにじりながら、ベラルーシは大粒の涙をこぼしていた。
「ひっ!あっがっ!!ぎいっ…!ひぎいっ!」
「兄さんが!喜んで!受け取ってくれたのに!私の!プレゼントを!兄さんが!ありがとうって!」
崩れるようにその場に座り込み、少女は両手で顔を覆う。
「うっ…うっ…兄さん、兄さん、ごめんね、あんなに喜んでくれたのに…」
陶器のように滑らかな頬を、純白のエプロンを、涙が濡らしていった。
先ほどまで、幼い外見のラトビアを残酷そのものに攻め抜いた彼女が、今は幼い女の子のようにすすり泣いている。
火の鳥の羽根もかくやと感じるほど暖炉の光を宿して輝く睫毛を伏せて、時々しゃくりあげながら顔を拭うベラルーシ。
(兄さんと私の愛の証を砕いたこいつ。兄さんのそばにいつでも居やがるこいつ。兄さんにいい顔をして、裏では兄さんを疎んでるこいつ。)
絶対に許さない。
できることならこの手で八つ裂きにしてやりたいけれど、それだけではこの怒りがおさまるものか。
怒りに燃えるベラルーシは、ひくひくと痙攣を繰り返しながら失神しているラトビアを、焼き尽くすばかりの憎悪をこめて睨みつけた。
643妹さん報復日記の3:2010/10/12(火) 20:03:59 ID:7mQcw0Jo
気を取り直したベラルーシはゆらりと立ち上がると、ラトビアの細枝のような脚を掴んで床を引きずっていく。
ゴミでも抛り出すように脚を離すと、ラトビアが小さく呻いた。
涙でぐしゃぐしゃになったまだ幼い顔を見下ろす視線は、おぞましい害虫でも見るように酷薄そのものだ。
だらりと床に垂れた腕を持っていたベルトで後ろ手に縛り上げる。
「うう…」
ようやく意識が戻ってきたのかラトビアが薄く眼を開いたのを見て、ベラルーシは二回ほど平手打ちを見舞った。
「ひっく…ひっく…ごめんなさい…ごめんなさい…」
弱弱しく許しを請う声も、今の彼女には苛立ちを掻きたてるだけ
どれだけ謝罪をしても、愛しい兄さんへ贈ったプレゼントはもう帰ってこないのだから。
黙って冷たい視線を向ける相手の姿に、萎縮しきったラトビアは身体を縮めてただ震えていた。
「酒が好きだと言っていたよな?」
憎悪を押し殺して無表情の仮面をかぶった顔からは、質問の意図が汲み取れない。
ラトビアは小さく頷いた。
「そうか」
ベラルーシの姿が視界から消える。
(逃げよう。逃げて、プロイセンに匿ってもらおう。それで、怒りが収まるまで)

「ほら、飲まないのか?」
恐る恐る声のする方角へ視線を向ける。
「?!」
リトアニアなら…いや、普通の男性なら思わず歓喜の叫び声を上げそうな光景だった。
ストッキングに包まれた脚はしなやかにポーズをとり、ガーターベルトが巻かれた腰は美術品のように滑らかな曲線を描いている。
姉ほどでなくても二つの白い丘はふくらかに盛り上がり、その頂点にはほんのりと薔薇の蕾のような薄紅が灯っていた。
銀糸さえくすむ銀髪を手袋をしたままの手で掻きあげながら、酒瓶を手にした美女はゆっくりとこちらに近づいてくる。
さっきの凌辱を忘れた訳でもないのに、ラトビアの性器は固く熱をもって短いスカートを持ち上げ始めていた。
ベラルーシは縛られたラトビアの前に屈みこみ、メイド服の前を開いて胸を露出させる。
「…ひっ…酷いこと…しないで…ください…お願い…」
「酒を飲ませてやるだけだと言ってるだろ。」
そうして、ゆっくりとスカートを捲り上げて、性器に手を添えた。
「ふあっ?!ああっ…」
ぐいぐいとベラルーシの手は桃色をした性器を扱き、その先端を露出させる。
「気持ちいいか?」
「ふっ…あんっ…ひ、ひもちいいれす…」
ぐりぐりと鈴口を刺激され、ラトビアは思わず切ない喘ぎ声を洩らす。
青く澄んで氷のように冷たい目でその様子を観察するベラルーシの顔は、人形のように美しいが感情を見せなかった。
「気持ちいいのに、まだイかないな。滑りを良くしてやる。」
ベラルーシが酒を口に含み、少し顔をしかめるとしばらくして唾液を手袋に包まれた指に絡めた。
その指で強く性器を握る。

一瞬、ラトビアの頭の中で強烈な閃光とともに何かが弾ける感覚がした。
視界が真っ白く染め上げられ、強烈な感覚が下腹部を襲う。
しかし、それは快楽とは全く別種のものだった。
「ひがあああああああああああああああっ!!」
床をのたうち回りながら、少しでも責め苦から解放されようとする姿を、ベラルーシが冷たく見つめる。
性器を数百本もの灼熱の針で刺されるような痛みと灼熱感に泣き喚き、救いを求める哀れな少年の前に酒瓶が突き出される。
涙で滲んだ目で読めたはずはないが、そこには【ペルツォフカ 】の文字が印刷されていた。
それは、ロシアとウクライナの名産品、唐辛子を浸した赤いウォトカ。
男として考えうる中で、恐らく最大級の激痛に過呼吸を起こし始めるラトビア。
もはや悶える体力さえも使い果たして、四肢を弛緩させる彼の前髪を掴みベラルーシは丹念に性器と、乳首にも赤い液体を塗りこんだ。
「これで許してもらえたと思うなよ、このフニャチン野郎。」
いつもの服を着こんで颯爽と部屋を出ていく彼女の声は、もはやラトビアには聞こえていなかった。

(とりあえず終わっちまえ)
644名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 23:52:33 ID:6UbrK3jt
あついよう
645名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 01:33:16 ID:7SR42TSb
これは新境地!
文面読んだだけで体がヒリヒリする…GJ!
ベラルーシの いためつける→甘い密吸わせる→さらにいためつける のコンボがすごい。
リトアニア的な業界でも、これはご褒美になるんだろか…
646名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 11:07:50 ID:0UdQeaZr
ベラルーシは露骨な飴と鞭が得意って設定だよね
しかしこれは飴:1に対して鞭:100くらいの飴と鞭じゃなかろうか
647名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 11:48:54 ID:th4eGor+
ベラルーシはハバネロ入りの飴みたいなもんか
648名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 14:14:11 ID:7SR42TSb
外殻:唐辛子入り飴
中殻:甘いハチミツ飴
中心:ハバネロペースト
…みたいなベラルーシ飴を妄想した。

ついでにウクライナ飴はオッパイキャンディの形してそうだw
649名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:05:47 ID:LQrWVa8h
>>634の別視点物。
エストニアが主役です。
【メインCP】エストニア×ハンガリー
【傾向】 愛のない行為
【その他】 多少陵辱有り。
NGはタイトルでお願いします。
650〜貴女は誰のモノ?(1/3)〜:2010/10/15(金) 22:06:39 ID:LQrWVa8h
広い部屋の中、食器の音だけが響き渡る。
目の前には黙々とスプーンを動かすロシアの姿。
その向かい側に座り、やはり黙々とスープをすするエストニア。
ロシアのスプーンが机の上に置かれ、冷たい音が響く。
その瞬間、端正な顔が微かに歪み、すぐに元の冷静な顔へと戻った。
二人だけの食卓に、エストニアの胃がきりきりと痛むのを感じた。

――リトアニアもラトビアも何やってる……って、ラトビアはまたお仕置きされてるんだろうなぁ。
ベラルーシさんはいたら逆に怖いからいなくてもいいんだけど、せめてウクライナさんがいてくれれば――

「と、いう事で、君はハンガリーを僕の家に連れてくれるかな。
もちろん、どんな手を使ってでもね」
突然の無茶な言葉に、いつもの習慣で叫び声をあげそうになるが、どうにかウォッカと共に飲み込んだ。
中々慣れぬ水の代わりのウォッカ。喉が焼け付くように熱い。
ここで抵抗や反抗したところで、どんな災いが自分の身に降るかは心得ている。
だから。
「わかりました」
答えは至極簡潔。ロシアには逆らえない。逆らわない。
グラスに残ったウォッカを飲み干し、彼は席を立った。
それが彼らしい生き方なのだから。


荒れ果てた庭。前に見た時は花が咲き乱れる美しい庭園だった。
「まあ、今の世の中だから仕方が無いか」
小さなため息を一つ。
喧嘩が続く世界。誰もが自分の身を守る事で精一杯なのだ。
それに……庭が荒れた原因の一つに彼の主であるロシアが大いに関わっている。
今も目について離れないロシアの非道な仕打ちを思い出し、静かに首を横に振る。
「……どうせ彼女の事ですし、抵抗はするんでしょうね」
あまり手荒な事はしたくない。でもそれはありえない事。

上品なドアをノックし、静かに佇む。
どれくらいの時間が流れた頃だろうか。家の軋む音、それからドアが開かれ、女性が顔を覗かせた。
最初は非常に険しい顔。警戒心を露にし、様子を伺う。
それから彼の姿を見つけると、少しだけ表情を軟化させた。
「あれ? エストニア君。どうかしたの?」
疲れた表情を隠そうとせず、微笑むハンガリーに、彼は心に罪悪感を抱いた。
これから伝える言葉は、彼女の苦労を増やすお願い。
このまま何も伝えず、ロシアに『断られた』とだけ報告してもいいのだが。
生真面目な彼にとってはそれは無理な事。
彼女に気がつかれないよう唾を飲み込み、真っ直ぐに瞳を見つめた。
「今日お邪魔したのはろ……」
「あ、玄関で立ち話もなんだから、入ってきて」
屈託の無い笑みで彼の手を引き、家の中へと誘導する。
きっと久しぶりのお客なのだろう。誰かと話ができることに心が躍っているのか。
651〜貴女は誰のモノ?(2/3)〜:2010/10/15(金) 22:09:11 ID:LQrWVa8h
彼が通されたのは客間。品の良い家具が並び、こぎれいに整理されている。
家の中ぐらいは綺麗にしておきたいというのが乙女心なのか。
柔らかいソファーに腰を落とす。彼女が入れてくれたエスプレッソの香りが鼻に心地よい。
しばらく彼女の思い出話に付き合い、空気を探る。
予想通り、人恋しかったのだろう。実に楽しそうに彼に微笑を向け。
気がつかれぬよう時計を確認した。そろそろよい頃合だろう。
彼女の話が途切れた瞬間、しっかりと顔を見据え、重い言葉を吐き出した。
「……今日、お邪魔した理由はロシアさんの」
「……ああ、ロシア……さんの用事かぁ」
自らを傷つけた男の名前に、彼女の表情が一瞬で曇った。
「それで何? 家に来い? じゃないとまた民を苦しめるって脅しかしら?」
先ほどとは違い、冷たい声で淡々と言う。瞳も陰りをおび。
「僕からはそこまではいえません。ただ、ロシアさんの家に来ていただけると嬉しいだ……んっ」
言葉が途切れる。唇に触れる何か。目の前に近づいているのは彼女の顔。
混乱する彼の唇を舌で割り、中へと侵入してくる。
生暖かい舌が口内を荒らす。時折漏れる彼女の甘い声。
「ん……ふぁ……じゅ……ふぁ」
唇が離された。顔の前には彼女の顔。頬も赤らめず、どこか勇ましい顔で。

「……何を考えてるんですか?」
「民の事」
彼の問いに大きく息を吐き、更に身体を近づけてきた。
机を乗り越え、彼の胸に手を触れる。
「どうせここで拒否したら酷い事するんでしょ。
だから交渉。私を好きにしていいから、民には手を出さないで」
ブラウスのボタンを外し、白い胸元を露にする。
彼の手をとり、その胸元へと押し付けた。
想像よりも柔らかい感触。頭の中がその感触一色に染まっていく。
「一応、ロシア……さんと仲良くすると宣言してあげる。そうすれば混乱は収まるでしょ。
この身体は貴方達にあげる。どんな事したっていい」
彼の服のボタンも外し、胸元にキス。そのまま唇をゆっくりと下へとおろし、ズボンに触れた。
唇の感触だけで、女っ気の無い彼の性は敏感に反応し、硬くなっていた。
「奴隷にしたっていい。性を吐き出すだけの人形にもなってあげる。
だから民には触れないで」
金属音が部屋に響く。空気にさらされたモノは反りたち、自らの存在を主張する。
先端に唇を触れさせ、彼の表情を上目で確認した。
こんな時にも彼は澄ました顔で、彼女の唇の感触を受け入れる。
小さく唇を開き、モノを口内へと侵入させる。
柔らかな舌先が形をなぞるように動き、唾液が形の良い顎へと零れ落ちた。

「……なんで僕にこんな事を?」
快楽に耐え、問う彼の言葉に、彼女はしばし動きを止めてから首をかしげ。
「真面目だから。こんな事したらきっと私のお願いを叶えようとしてくれるでしょ。
それに、罪悪感を抱いてくれそうだから。ちょっとした意地悪」

口の中で硬くなったのを確認すると、スカートをたくし上げ、下着をあらわにした。
清楚な白い下着。脇の紐を片方だけ解き、花弁を指で開く。
とろりと溢れ出す蜜が、白い腿を伝い、床を汚していく。
大きな胸を彼の顔へと押し付け、両腕で頭を包み込んだ。
「流石に童貞じゃないよね。だからやり方わか……」
言葉が途切れた。胸を離され、彼女の横顔が目に入った。
寂しげに窓の外を見つめる。
西の窓。外には蒼い空と遠く微かに見える古城。
「ん、ごめん。ちょっと待って」
泣きそうな声。表情を彼に見せぬようその窓辺へと近づき、荒々しく灰色のカーテンを締めた。
布カーテンのはずなのに、それはまるで冷たい鉄のようにも見える。
振り向いた彼女の瞳にはもう何の迷いも無い。だが、身に纏う空気は悲哀に満ちたもので。
「さ、やろっか」
淫靡な微笑み。再び重なる唇。
すでに準備のできている男女が甘い声を漏らすようになるのは時間もかからず。
652〜貴女は誰のモノ?(3/3)〜:2010/10/15(金) 22:10:30 ID:LQrWVa8h
「ふぁ……ひぁ、もっとぉ……お願い。もっとずこずこしてぇ」
男達に囲まれて、ハンガリーは淫猥な声を上げ続ける。
太った男が鼻息を荒くし、彼女の腰を掴む。テンポも何も無く、ただ腰を打ち付けるだけ。
手に握り締めた二つの陰茎を愛おしそうに口に含み、食いつく。
「あぁ、ザーメン欲しいのぉ、もっとお口に中に頂戴。ハンガリーの中にたくさんぶちこんでぇ!」
体が揺れるたびに胸も大きく揺さぶられ、男達の目を楽しませる。
荒い息を吐き、男の体が震えた。顔に粘着性の精液が吐き出される。
唇に、頬に、髪に、白濁液で化粧を施された。
濃い精液の匂いが漂う。
だが、彼女は実に嬉しそうに頬についた精液を指で拭い、舌で舐める。
白い中に赤い舌がとても淫靡で。
精液を吐き出した男を押しのけ、新たな男が彼女に陰茎を押し付けた。
「嬉しい…ん、おちんちんたくさんくれるの。もっと美味しいザーメン頂戴ぃ」
中に入れていた男も自分のペースで精を吐き出し、肩で呼吸をする。
飲み込めずにあふれ出してくる精液が脚を伝う。
だが、そんな事を気にせず、新たな男は精液が詰まった膣へと陰茎を押し込めた。
「凄いよぉ……ひゃ、おちんちんおっきくてまたイっちゃあぁぁっ」
大きく震え、身体を硬直させる彼女に、男達は蔑んだ笑みを向ける。
口々に罵る言葉が彼女に吐きだされる。
けれど、彼女はうっとりとした瞳でそれを素直に受け入れた。
「もうらめぇ、おまんこ気持ちよくて、おちんちんずごずこしてぇ、ザーメン美味しいのぉ」
自ら腰を振り続ける彼女。醜い男に抱きつき、背中に腕を回す。

――その瞬間、彼女の瞳に冷たい光が宿った。
丁度、男達から死角になる場所。男達には表情は見えはしない。
男達は彼女の身体をむさぼることに夢中で。
「……男って本当に……単純」
彼らに聞こえぬよう小さく呟くと、すぐに腰を動かし、快楽を与える。
「もっともっとぉ……おっぱいもぺろぺろしてぇ。えっちなハンガリーをもっとぐちゃくちゃにぃ」
彼女の卑猥なお願いの声が部屋に響き渡り。


部屋の片隅で立ち尽くすエストニア。その前には楽しそうな笑みを浮かべたロシアが座っている。
「やっぱりハンガリーはいいね。上司の遊び道具に最適だよ。ねぇ、エストニア」
「……はい」
冷静な顔のまま、乱れ踊る彼女の姿を見つめ。
心の奥底にくすぶる罪悪感に気がつかない振りをして、手帳に視線を落とし。

西に揺らめくカーテンは、まだ開きそうに無い。
653名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 22:11:13 ID:LQrWVa8h
以上。
何か暗い話になった気が……
654名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:56:32 ID:vZYVMZ0u
腹黒ハンガリーさんktkr!
エストニアとハンガリーの、水面下でのそれぞれの思惑にドキドキした。GJ!
655名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 10:38:36 ID:nkTTt/zP
夢魔(エロ悪魔)と女の子って感じのやってみたかったんだけど
悪魔憑き事件ってドイツやフランスばかりで女子国に関係ある例あんまりないよう
悪魔なら触手とか媚薬とか使い放題じゃね?
656名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 13:03:15 ID:+SYq5RC6
ハンガリーはそういう話多くない?
初期設定は魔女的な感じだったらしいし。
657名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 14:00:31 ID:s5hmjrMj
ハロウィン時期だからか、夢魔コスしたドイツやフランスが頭を駆け抜けた。
ドイツがなんとかラモンみたいな格好だった…
658名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 00:56:54 ID:b1oBf/Bk
ハンガリーさんがドラキュラコスして、貴族に
「血じゃなくてオーストリアさんください?」っておねだりしてるのなら浮かんだ。
659名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 19:27:51 ID:fHU/0uvI
とか言ってるうちにハンガリーさんのエロい小悪魔ナース姿が来たぞ皆の衆
これはあれかサキュバスさんですか
660名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 20:42:26 ID:NOvWOMuR
おちゅーしゃ!おちゅーしゃ!
661名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 22:56:25 ID:pDw2bLOl
お注射でアッー!される方なのか、アッーする方なのか、それが問題だ。
662名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 23:31:17 ID:fHU/0uvI
>>661こういう妄想
ハン「オーストリアさんトリックアンドトリートですよ」
トリ「ええ、今からお菓子を…ってどちらもですか?」
ハン「駄目ですか?だって今あたし一応サキュバスなんです!だから」
ぬぎぬぎ
ハン「ちゃんとサキュバスを演じないと駄目なんです♪」
んしょんしょ
トリ「押し倒されている私が言うのもなんですが…大丈夫ですか?」
ハン「ち、ちょっと待って下さいね、あまりこういうの慣れてないので…」
つぷ
ハン「んっ…行きますよ!んんっ…んむぅ…な、なかなか上手く入っていかなくて…」
ぐいっ
ハン「やぁっ!掴んじゃだめっ奥まで入ってきますっ!」
トリ「余りに心許なかったので」
ハン「今の私はサキュバスなんだからっ…きゃんっ…私が気持ち良くさせ…ひぁっ…あげないと…だめぇっ…なんですぅ!」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ
ハン「あっあっああんっ!こ、これじゃ、あたしが、あんっ!気持ちいいよぉっ!」

こういうことですね分かるっす
663名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:00:22 ID:tMn2sUQz

ナースさんと狼男に刺激されて書いてみた。公開はしてない

【メインCP】 イタリア×ハンガリー
【サブCP】オーストリア×ハンガリー
【傾向】  ハンガリーさんに悪戯
【その他】あまりエロくはないかも
NGはタイトルで
664〜狼にご用心(1/3)〜:2010/10/21(木) 00:00:57 ID:tMn2sUQz
『Trick or treat♪』

楽しそうな声が響き渡る。
毎年行われるハロウィンパーティの会場。そこに現れたのはにこやかに微笑む一人の女性。
男性の視線が彼女に注がれた。
赤いナース服。大きく開いた胸元から魅惑の谷間がちらりと見える。
手に持っているのは何故かスコップで。
「わぁ〜ハンガリーさん可愛い♪ ナースだナース。血まみれナースだね」
最速で誉めてきたのは、狼男の仮装をしたイタリア。
落ち着き無く彼女の周りを回り、思いつく限りの誉め言葉を注ぎまくる。
イタリアにとってはそれは日常運転だから、ハンガリーは幸せそうな笑みを浮かべ、彼の頭に手を置く。

「ありがと。イタちゃん。あなたも可愛いわよ」
少々背伸びをし、彼の頭を撫でる。
昔は彼女の方が大きくて、いつも撫でていたのに……と、少しだけ物思いにふけ。
目を細め、幸せそうな笑みを浮かべるイタリアの姿に苦笑した。
「これじゃ、狼男じゃなくてわんこね」
「ハンガリーさんに可愛がってもらえるならば、わんこでもいいや」
「あーもう可愛いんだから」
少々テンションの上がったハンガリーがイタリアを抱き寄せ、胸に抱く。
丁度、胸元に顔があたっていたのだが、彼女はあまり気にせず。
イタリアは……一瞬だけ複雑そうな表情を浮かべたのだが、すぐに胸の感触に酔いしれた。
そして、パーティは徐々に盛り上がりを見せ。
665〜狼にご用心(1/3)〜:2010/10/21(木) 00:01:29 ID:el+YWMfb
「Trick or treat?」
背後から聞こえた声に振り返ると、頬に冷たい感触があった。
上を見上げると、シャンパングラスを持ったイタリアの姿。

「疲れたの? はい、冷たいの持ってきたよ」
さり気無い気遣いをしてくれるイタリアに、ハンガリーはグラスを受け取った。
イタリアは横にちょこんと座り込み、手袋を外す。そして自らのグラスの中身を一気に飲み干した。
ハンガリーはグラスを傾けず、光にかざす。
ゆらりと揺れる澄んだ液体。その先には騒ぎまくる一同の姿。

「疲れたってわけじゃないけれどね」
少しだけ静かな会場の片隅で、ハンガリーは小さくため息をついた。
「賑やかなのっていいわね。こんな集まっても嫌な喧嘩にはならないし」
時折、ぎすぎすとした雰囲気にもなったりするが、それでもすぐに笑いに包まれる。
少し前は、喧嘩していた仲だというのに。

「あ、そうだ。イタちゃんちは最近ど……んっ」
言葉が途中で途切れた。唇を誰かに塞がれたから。
目の前に広がるのは、澄ました顔のイタリア。
舌先が彼女の唇をわって入り、軽く口の中へと侵入した。
「ふぁ……んっ、やぁ、イタちゃんダメぇ」
彼の身体を押し、逃れようとするが、がっしりと背中を抱きしめられ、逃げられそうに無い。
「ダメだよ。Trick or treatって言ったよね。お菓子くれなかったから悪戯するよ」
意地悪な笑みを浮かべ、もう一度、唇を重ねる。
股の合間に脚を差し入れ、彼女の身体を浮かせる。
唇を重ねたまま腰に手を回し、壁際へと身体を移動させ、賑やかな会場をちらりと見つめた。
「ハンガリーさん、声出したら見つかっちゃうから、静かにしててね」
窓にかけてあるカーテンの紐をほどき、大きなカーテンを翻した。
ふわりと二人の身体が覆い隠される。これで騒ぐ一同からは二人の姿は見えないはず。
薄暗いカーテンの内側で大きく開いた胸元に軽く吸い付いた。
鼻先をくすぐる甘い香りに、彼の頬が緩む。

「ハンガリーさんってやっぱいい香りだね。この香り俺好きだな」
耳元で囁くと、首筋に舌を這わせた。
彼女の身体に走る刺激。声を抑えようとしても、くぐもった甘い声が漏れてしまう。
「ほら、声抑えないとみんなに気がつかれちゃうよ」
「や……ふぅ……んっ、イタちゃんな……んでぇ」
身体を襲う快楽に耐えながら彼の身体を押し返すが、男の力には敵いそうにない。
更に強く背中を抱きしめられ、滑らかな腰を通り、スカートの中へと手を侵入させてきた。
666〜狼にご用心(3/3)〜:2010/10/21(木) 00:02:09 ID:tMn2sUQz
「何でって……俺、狼男なんだよ」
頬に触れる彼の手。大きな手はやはり男なのであって。
「もう昔の俺じゃないんだよ。いつになったら『男』としてみてくれるの?」
スカートをめくり揚げ、脚を差し入れた。これでスカートは元に戻せない。
大事な所を隠すのは、ピンク色の下着。横のリボンを片方解き、指で上からなぞった。

「いつもいつも……俺の事を『ちび』としてしか見てなくて。
本当はこうしたかったのに。俺だってもっと……」
彼女の胸元をずらし、大きな胸を解放する。しっとりと汗に濡れた肌はとても魅力的で。

「ね、知ってる? 俺がどんな風に見ていたか。ハンガリーさんとオーストリアさんのエッチを」
びくりと肩を震わせると、桃色の胸もおおきく揺れた。
すでに硬く尖った突起を指でつまみ、胸の合間を舌でなぞり上げる。
「いっつも大きな声であえいで……
本当は見たくなかった。ハンガリーさんは俺の聖域だったから」
溢れ出す蜜が彼のズボンに染みを作り上げていくが、彼は気にせず胸をしゃぶり続ける。
「オーストリアさんを嫌いになりたかったけど……嫌いになれない自分が一番嫌いだった。
だってあんなにハンガリーさんを泣かして……それなのに俺はハンガリーさんもオーストリアさんも大好きで」
彼女の膝に温かい何かが落ちてきた。その正体を探ろうと顔を上げ。
肩を震わし、ぼろぼろと涙を流すイタリアの姿があった。

「弱い俺が嫌い。もっともっと強かったら、もっとハンガリーさんを守れたかもしれないのに」
しゃくりあげる彼の顔が昔の姿と重なり、彼女の肩から力が抜けた。
どんな時間が過ぎても、昔と変わらない泣き虫の頭を優しく撫でてやる。
「もう、どこが狼なのよ。泣き虫わんこじゃない」
涙を流すイタリアの頬にキスを一つし、彼の背中を強く抱きしめた。
「はいはい。泣き止みなさい。いたずらわんこ。
泣き止まないといたーいお注射しちゃうわよ」
「注射ならば……うぐ、俺のは?」
涙をどうにか押さえ、笑みを浮かべてくる彼のおでこを軽く指で弾く。
「そういうギャグはお洒落じゃないわよ。全くもう」
今度は彼女から顔を近づけた。軽く唇を合わせてから、おでこをくっつける。
「あまーい口付けのお菓子で満足して頂戴ね。狼男さん」
「うーん、もっと欲しいけど……」
彼女の身体を解放し、にこりと微笑む。手に何かを持って。
「じゃ、満足しない代わりにこれ貰っておくから。今度、とびっきりの治療お願いします。血まみれナースさん」
白旗代わりにピンク色の布を振り、楽しそうに一同の騒ぎの中へと飛び込んでいった。
彼女が静止するのも聞かないで。
「あーもう、最後はきっちり狼男になって。ま、しょうがないか」
小さくため息をつくと、先ほど飲み損ねたシャンパンのグラスを手に取った。
「さてっと。フランスあたりにスカートめくられないよう気をつけなきゃな」
かなりスースーするスカートを押さえ、彼女も輪の中へと入っていった。
667名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:03:41 ID:el+YWMfb
以上。
ナースなので癒してみた。注射は使わなかったが。
狼男でもイタリアはやはりヘタリアのままでした。
668名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 00:13:13 ID:+CMIzgc5
ジェバンニよりも早いぞw
GJ!
イタリアもうちょっと頑張れよw
669名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 20:21:45 ID:km+4b71Z
ハロウィンということでお菓子にまつわる話にしてみた
たぶん夢魔の仕業ってことで

【メインCP】 なし
【傾向】  ベルちゃんがお菓子に囲まれるだけ
【その他】 お菓子が犯し…なんでもないっす
触手描写と食い物描写が駄目な人は「にゃんこ食べざかり日記」でNGするっす
670名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 20:22:13 ID:km+4b71Z
ん…ふああ…なんやろ?なんか甘い匂いがする…」
ベルギーはゆっくり身体を起こした。
しかし、いつものようにベッドのスプリングがきしむ音はせず、むにむにと柔らかい弾力だけが手のひらに残る。
「え?あれ?ええええええ?!なんで?な、なにこれえ?」
ベルギーの眠っていたはずのベッドはたくさん並んだ大きなふかふかのマシュマロになっていて、周りには森の中の花畑が広がっている。
昨日ベッドに入った時には、確かに自分の部屋だったのに、着ていたはずのパジャマもなくなって、かわいらしいワンピース姿になっている。
しかもあたりには思わずうっとりするような甘いお菓子の匂い
ベルギーは恐る恐る木の枝を折って口に含んでみる。
「んっ…わぁ!めっちゃおいしい!」
木だと思ったものは、チョコレート好きでは右に出るものはいないと自負する彼女も思わず笑みがこぼれるほど、美味なチョコレートでできていた。
(そうか、これは夢なんや。それでうちの願望が反映されてるわけやね!)
食い意地が張りすぎではないのかと少し恥ずかしかったが、夢やしいくら食べても太らない!という喜びのほうが勝った。
「木の葉はパイ菓子で、小石はゼリービーンズ、あっちの木の実はなんやろ…ん!キャンディや!」
大喜びで森の小道を歩いていく彼女は、また木の実をもぎ取って口にする。
どうやら中には糖蜜が入っていたらしく、ベルギーのミルクのように白い腕と柔らかなワンピースにねばねばと甘い糖蜜が垂れた。

まるで不思議の国のアリスになったよう。
蜂蜜色の髪を輝かせて、ベルギーははじめて遊園地に来た女の子のようにはしゃいでいた。
次々に甘いお菓子を食べても、不思議とお腹は一杯にならないし、飽きることもない。
(なんて素敵な夢なんやろ!)
ふと見ると白やピンクや茶色の大きなきのこが群れをなして生えている。
「わあ、美味しそうやなあ!」
眼を輝かせるベルギーだったが、いくらなんでも大きな大きなきのこを思い切りほおばるのは恥ずかしい。
諦めきれずにためつすがめつしていると、きのこの先端に小さな穴があるのに気がついた。
「いただきます♪」
ちゅっと音を立ててきのこの先端に舌を入れると、中からどんどん甘いクリームが湧き出してくる。
(ミルククリームかな?こんなの食べたことないわあ…美味しすぎて身体がとろけてしまいそう。)
赤子が乳を吸うように夢中でクリームを舐め、吸い上げるが、どくどくと溢れだすクリームは、一向に止まる気配はない。
既に、飲みきれなかった分のクリームが、ベルギーの頬や胸や脚の間を汚していたが、彼女は気にしようとはしなかった。
背後から聞こえてくるずるずると這いずるような音や、周囲のきのこや森の木が徐々に姿を変えていることも
ベルギーは全く気付かないままである。
671にゃんこ食べざかり日記:2010/10/21(木) 20:23:06 ID:km+4b71Z
(ミス申し訳ないっす張り直しっす)
「ん…ふああ…なんやろ?なんか甘い匂いがする…」
ベルギーはゆっくり身体を起こした。
しかし、いつものようにベッドのスプリングがきしむ音はせず、むにむにと柔らかい弾力だけが手のひらに残る。
「え?あれ?ええええええ?!なんで?な、なにこれえ?」
ベルギーの眠っていたはずのベッドはたくさん並んだ大きなふかふかのマシュマロになっていて、周りには森の中の花畑が広がっている。
昨日ベッドに入った時には、確かに自分の部屋だったのに、着ていたはずのパジャマもなくなって、かわいらしいワンピース姿になっている。
しかもあたりには思わずうっとりするような甘いお菓子の匂い
ベルギーは恐る恐る木の枝を折って口に含んでみる。
「んっ…わぁ!めっちゃおいしい!」
木だと思ったものは、チョコレート好きでは右に出るものはいないと自負する彼女も思わず笑みがこぼれるほど、美味なチョコレートでできていた。
(そうか、これは夢なんや。それでうちの願望が反映されてるわけやね!)
食い意地が張りすぎではないのかと少し恥ずかしかったが、夢やしいくら食べても太らない!という喜びのほうが勝った。
「木の葉はパイ菓子で、小石はゼリービーンズ、あっちの木の実はなんやろ…ん!キャンディや!」
大喜びで森の小道を歩いていく彼女は、また木の実をもぎ取って口にする。
どうやら中には糖蜜が入っていたらしく、ベルギーのミルクのように白い腕と柔らかなワンピースにねばねばと甘い糖蜜が垂れた。

まるで不思議の国のアリスになったよう。
蜂蜜色の髪を輝かせて、ベルギーははじめて遊園地に来た女の子のようにはしゃいでいた。
次々に甘いお菓子を食べても、不思議とお腹は一杯にならないし、飽きることもない。
(なんて素敵な夢なんやろ!)
ふと見ると白やピンクや茶色の大きなきのこが群れをなして生えている。
「わあ、美味しそうやなあ!」
眼を輝かせるベルギーだったが、いくらなんでも大きな大きなきのこを思い切りほおばるのは恥ずかしい。
諦めきれずにためつすがめつしていると、きのこの先端に小さな穴があるのに気がついた。
「いただきます♪」
ちゅっと音を立ててきのこの先端に舌を入れると、中からどんどん甘いクリームが湧き出してくる。
(ミルククリームかな?こんなの食べたことないわあ…美味しすぎて身体がとろけてしまいそう。)
赤子が乳を吸うように夢中でクリームを舐め、吸い上げるが、どくどくと溢れだすクリームは、一向に止まる気配はない。
既に、飲みきれなかった分のクリームが、ベルギーの頬や胸や脚の間を汚していたが、彼女は気にしようとはしなかった。
背後から聞こえてくるずるずると這いずるような音や、周囲のきのこや森の木が徐々に姿を変えていることも
ベルギーは全く気付かないままである。
672にゃんこ食べざかり日記:2010/10/21(木) 20:23:52 ID:km+4b71Z
最初に気付いた異変は、ブーツ越しに何かが足首を締め付けてくる感覚だった。
「む…ぷはっ…、なんやこれ?」
かわいらしい編上げブーツの足首にぐるぐると巻きついているのは、紐のような形の真っ赤なリコリス菓子。
脚を振って引き千切ろうとしてみたが、切れる気配はなく、逆に、ぐるぐると脚を這い上って来る。
「や、やだ、何これ?!気持ち悪い!あっちいきい!」
じたばたと脚を振る内に、愛らしい菓子の花の根元からするすると伸びたリコリスがベルギーの手首に、胸に、腰に、ぐるぐると巻きつき始める。
「いや!いやや!離して!何するのん?」
木の上からもするすると伸びてきたリコリスに絡めとられて、ベルギーの体はいまや宙吊りにされていた。
地上から延びるリコリスは拘束の役目を終えて、どこか楽しげにベルギーの肌を這いまわっている。
敏感な太ももの内側を擽ったり、愛くるしいワンピースに包まれた胸を絞りあげたり、丸みを帯びた尻に張り付いたり、意思があるように乙女の体を蹂躙する。
「ふあっ…そんなとこ…いやあっ!こんな夢いやっ!早く覚めてえ!!」
懇願したところで平和で甘い香りの漂う森の中、彼女の悲鳴を聞く者の姿はない。
突然、ぽたぽたと木々の上から何かが降ってきた。
うっとりするような香りは、彼女にもよく憶えがあるアップルジュースのようだが、ベルギーにはその香りを楽しむ余裕などなかった。
「いやあああああああ!!!!!」
水をかぶった綿菓子がとろけるように、彼女の身に着けていたワンピースは雫となって、とろとろと彼女の肌から滑り落ちていく。
リコリスに縛り上げられたまま、ベルギーは生まれたままの姿を晒すことになってしまった。

(いや!いや!こんな夢!こんなの夢やもん!眼を覚ましたらうちの部屋で!いつも通りの朝で!)
ふるふると首を振る彼女を、再び悪夢に招くかのように赤いリコリス菓子はミルク色の裸身を妖しく縛り上げていく。
乳房の上下をきりきりと締めあげられ、ぷるんと絞り出される張りのある乳房の先端をぱくりと口をあけた魚のグミ菓子が咥え、つつく。
そこから逃れようともがくたびに、乳房がたぷんたぷんと揺れて酷く淫猥な光景を繰り広げていた。
ぐいぐいと膝のあたりを拘束していたリコリスが左右に脚を広げ、窄まりさえもグミの魚たちに啄ばまれる。
強面の兄を持ったばかりに、ろくな「お付き合い」もしてこなかった彼女には酷な仕打ちであった。
空中を自在に泳ぐ鮮やかな菓子の魚に責められ、紐菓子に自由を奪われ、時折、ぱくりと歯のない口が開いた蜜漬けの果物に敏感な肉芽を齧られる。
(あかん…あかん…これ以上は…頭おかしくなってまう…)
「お願い、お願いやから、もう終わりにして…夢から覚めさせて…」
息も絶え絶えの祈りも、絶望へと変わった。
むくりむくりと、先ほどの茸達が鎌首をもたげる蛇のように軸を伸ばし、グロテスクな形状へ変化していく。
むりやり左右に脚を開かれ僅かに口を開いた秘裂に、グロテスクに伸びあがり始めた茸がぐりぐりと先端を押しあて始めた。
「お願い!かんにんしてえっ!そんなの絶対はいらへん!おねがい!おねがいやから!」
乱れる蜜色の髪も、涙に濡れる碧の瞳も、もがくたびに妖しく揺れる乳房も、いまや、菓子達の思うがままだった。
673にゃんこ食べざかり日記:2010/10/21(木) 20:38:42 ID:km+4b71Z
先端からもはや卑猥なものにしか見えないクリームを滴らせながら、チョコレートの触手は執拗にベルギーの秘所を突破しようとしていた。
じっくりと柔らかい丘に身を沈めて、さらにその先の狭い膣内へと身をよじりながら触手は進む。
触手の動きが緩慢なのは、嬲りものにされ、無残に脚を開かされているベルギーの、それでもなお必死の抵抗のためだった。
ほろほろと涙をこぼしながら健気な抵抗を続けるベルギーが、突然、身体を跳ねさせた。
「…っ!ーーーーーー!!!!」
閉じた窄まりの襞を舐めるように、蜜漬けの菓子が自らの体を擦り付けているのだ。
抵抗が緩んだ瞬間、触手は子宮口からその奥へ這いこんだ。
「くるしっ、やめ、こわれ、がっ…はっ…」
大きく体を反らせて苦しむベルギーだったが、痛みに悶える度に内壁が擦られて苦痛が増すだけだった。
リコリスはもがく彼女を逃がすまいと締め付けを強め、柔肌へ赤い菓子がぐいぐいと食い込んでいく。
「ふうっ…ふっ、ふっ、ふっ、ふ…あぐっ…いだっ、痛いぃ…」
ピンと脚を伸ばし、身体を弓なりに反らせ、浅く粗い呼吸を繰り返すしかできない彼女のほうが
クリームと愛液に塗れながら膣を貪るように突く触手や、いまだ妖しく蠢く菓子達よりも、菓子で作った美々しい飾り人形のようだった。

彼女の反応が薄くなったと見たのか、こつんこつんと何かが木の幹を跳ねあがっていく。
(な…に…?)
色とりどりのゼリービーンズが小さく跳ねると、未だ触手に蹂躙されていない後ろの穴へむりやり身体を押しこんだのだ。
「ふあああああああ!!!???」
一つ目が侵入に成功すると、黄緑、ピンク、水色、黄色、赤、紫と色とりどりのビーンズが順に無理やり体内に入り込む。
「やあああああああああああ!!!!!」
再び反応するようになった彼女を触手がさらに責め立てた。
(子宮の中で…ゴリゴリ音する…気持ち悪い…でも…)
ゆるく開いたままのベルギーの唇を別の触手がゆっくりと塞いだ。
これ、チョコレートの味、彼女が何より大好きな、チョコレートの
(おい…しい…わあ…)
身体の痛みがだんだん和らいで、それどころかたまらなく気持ちよくなっていく。
くちゅくちゅと音を立ててとろけていく口の中のチョコレートの味が愛おしい。
いつのまにか、薄紅色の乳首は立ち上がり、滴る愛液は痛みを緩和しようとするものよりはるかに多い。
「もっと…もっと、ちょうだいな…あまーいお菓子」
うっとりと細められた眼には、無邪気な食欲ではなく暗い情欲の炎が確かに灯っていた。
(終了)
674名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 11:00:50 ID:HwJuUO56
初めて書き込むので、不都合ありましたら教えてください。


【メインCP】英リヒ
 
【傾向】抜きと萌えを詰め込んでみました。
【その他】急に始まって急に終わるよ!
エロって難しい。

NGは’酔いどれ兎と秘密のリボン’でお願いします。
675酔いどれ兎と秘密のリボン:2010/10/22(金) 11:02:16 ID:HwJuUO56
 

「おい、そんな事をしてもいいのか?」

頭の上で両手首を彼女のリボンできつく結ばれ軽く乱れたYシャツ姿のイギリスはしたり顔で笑い更に続ける。

「ご自慢のニイサマに内緒で男をホイホイ部屋に招いた挙げ句男の上に跨ってさぁ?」

水色のシルクのベビードール姿のリヒテンシュタインは、イギリスの紡ぐ言の葉に羞恥を覚え目蓋を固く瞑り、ベッドが軋む音を聴きながら彼の上から、唇を塞ぐ為に軽く二、三回触れるだけのキスをする。
やがてイギリスの下唇を食む様にしていたが、急に彼の緊縛された両腕がリヒテンシュタインの後頭部に潜らされ、持ち上げるようにされ、唇が重なり口腔内にイギリスの舌がまるでチガウ生き物の様に蠢く。

「…ふっ…あっ…。」

舌と舌が重なり合い、唾液と唾液が混ざり合いながらリヒテンシュタインが飲み込めない唾液がイギリスの首筋に銀糸になり伝い零れる。
反応が返って来たことに気をよくしたイギリスは舌で歯列をなぞり彼女の舌を軽く吸い上げる。

「…はうっ…んんっ…うう…。」

リヒテンシュタインは、その絡み合う舌の弱い刺激の中に酔いしれる中、突然、イギリスの唇が離れた。

「…んんっ…どう…して…。」

頬を朱に染め大きな翡翠の様な両目を濡らして、脳に酸素の行き届いてないリヒテンシュタインは、肩で息をしながら小首を傾げる。

「ほら、今日は御奉仕してくれるんだろ?」

「…うぅ…は…い…。」
676酔いどれ兎と秘密のリボン:2010/10/22(金) 11:05:53 ID:HwJuUO56

朱に染まった頬を更に羞恥に染めつつ
リヒテンシュタインは蝶が蜜を吸い取るようにイギリスの顎に付いた唾液の痕を唇でなぞり首筋を唇と舌でゆっくりと鎖骨の皿まで辿りついた時に何時の間に外れて居たイギリスの両腕がリヒテンシュタインの形の良い二つの膨らみに手が伸びる。

「…あっ…ふぁあ…やぁ…。」

両腕が緊縛されて居るのに器用にイギリスは彼女の丁度レースの部分に覆われた緩やかに隆起した胸を揉みしだく。
急な強い刺激にリヒテンシュタインの身体は抗えない快楽にびくりと跳ね
その弾みでイギリスの中心部に尻を落としてしまう。

「ほら、ちんたらしてると朝になるぞ。」

「…ふぁあっ…ああ…あん…。」

そう言いながら、リヒテンシュタインの痴態で少し反応したイギリス自身を彼女のドロワーズ越しに擦りつけるとリヒテンシュタインの漏らす声がどんどん甘くなる。

「…ふあぁん…わか、りま…んんっ…ふあ…。」

イギリスが擦るのを止めると、弱い刺激で火照り
焦れたリヒテンシュタインは彼の中心部にその長くて綺麗な指がスラックスのジッパーをさげ、彼の逸物を取りだし彼女の小さい舌がソレを舐める。

「…ふぁあん…うむう…うぅ…。」

イギリスの性器の鬼頭と竿の括れの皮を舌でなぞり、右手で軽く袋を愛撫し、左手で竿を手慣れた様子で梳いて行く。

「…っは、随分馴れたじゃねえか。」

「…んんっ…貴方がっ…ん、ふっ…。」

リヒテンシュタインは上目使いで、そういう事教えた張本人を睨むが、朱に染まりきった頬と乱れたベビードールを纏う身体、欲に濡れた翡翠の瞳は何の威力も無くイギリスを煽るだけだった。
677酔いどれ兎と秘密のリボン:2010/10/22(金) 11:08:02 ID:HwJuUO56

「っく…でるっ。」

そう言いながら、リヒテンシュタインの口内からソレを引き抜こうとした時
彼女は鈴口を強く吸い、竿を梳いたその衝撃に溜まらずイギリスは口腔に吐精した。

「…はっ…ばか、汚いだろ、吐きだせよっ。」

リヒテンシュタインは口腔にどろりとしたソレを出さずに何回かに分けて飲み込んだ。

「…そんな事ありませんよ、イギリスさん兄さまに嫉妬までしたって貴方は綺麗ですよ。」

イギリスは、驚き眼を見開く
リヒテンシュタインはきつく結ばれた緊縛をベッドサイドにあるハサミで切るとイギリスの痕になってしまった手首に口を付け猫のように舐め始める。

「…っリヒテンシュタイン…。」

そう言いながら、イギリスはリヒテンシュタインを押し倒す。
その時、リヒテンシュタインは無邪気に笑い口を開く。

「…やっと、名前呼んで下さいましたね。」

其れを聴いたイギリスは衝動でリヒテンシュタインの唇に食らいつき
口腔を犯すように乱暴に舌を絡ませながら、右手で胸の突起を弄び
左手で彼女の秘部の肉芽を長くて筋張った人指し指で円を描き蜜壺に上壁を擦るように攻めると
リヒテンシュタインは甘く啼く事しか出来なくなる。

「……そんな可愛い事言うなよ…悪い、歯止めがきかねえ。」
「…あぁあ、ん…ふぁ、い…んんっ…。」

蜜壺から指を抜き、重ねて居た唇を離した
イギリスは又、反応したソレをリヒテンシュタインの秘部に宛がい一気に挿入する。
「あっああ、あふああんっ!」

その衝撃に耐え切れずにリヒテンシュタインは達してしまい、胎内に入って来たイギリスを締め付けた。

「…くっ…。」
678酔いどれ兎と秘密のリボン(終わり):2010/10/22(金) 11:09:11 ID:HwJuUO56

「…ふあぁぁあ…らめぇ…。」

締め付けた事により又軽くリヒテンシュタインは達したのか身体を震わせながら、イギリスの肩に爪を立てる。
挿入してリヒテンシュタインが落ち着いた頃を見計らって律動を開始する。

「あっ、あ、あ…ぅ…ああん…はっ…。」

リヒテンシュタインは今やその雪の様に白い肌は朱色に染まり、快楽に濡れた瞳から零れ落ちる一滴、半開きに開いた小さな桃色の唇から、どちらのモノか判らない銀糸が口の端から零れ落ちていてどれを取っても何時ものように可憐な彼女の煽情的だ。

(やべえ、興奮しすぎておかしくなりそうだ。)

イギリスは、そう思いながら律動を速めて行った。
二人とも限界が近いのだ。

「ふ、あぁああ、んん…いぎ…す…さ…もっ…!」

「ああ、くるっ…!」
「あっふああああん!」
そして、二人一緒に絶頂に堕ちて行った。

イギリスはリヒテンシュタインの胎内に入っていたソレを抜くと果てて寝てしまった彼女の代わりに後処理をして彼女を抱きしめる。

「ごめんな、勝手に嫉妬して…傷つけて…何してるんだろうな。」

そう言い唇を重ねて、少し力を込めてイギリスも眠りについた。
                             もうゴールしていいよね。
679名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 11:12:33 ID:HwJuUO56
因みに、タイトルに酔いどれなんて付いてますが、彼はよってません。
少しでもオカズになったら嬉しいです
680名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 16:05:45 ID:OKUaYYt3
臨時のお休み万歳!
結局エロパロ執筆で過ごすがな!

【メインCP】 墺洪
【傾向】  洪さんモブからのいじめ描写あり
【その他】 最後だけ墺洪
苛め描写と怪我描写が駄目な人は「奥様耐久日記」でNGするっす
681奥様耐久日記6の1:2010/10/22(金) 16:06:31 ID:OKUaYYt3
「ううっ!やめ…くうっ!これ以上は、はあっ!このっ…許さないっ!」
テーブルにうつ伏せに押しつけられ、下半身をまさぐられるハンガリーは、喘ぎながらも憎悪のこもった眼差しを向ける。
身につけているのは髪飾りひとつ無い、まろやかな尻もほっそりした腰もテーブルに卑猥に押しつぶされている豊かな胸も晒されたままである。
両腕は絹のハンカチで後ろに拘束され、両肩は左右とも二人の凌辱者の手でテーブルに押しつけられている。
しかし、その凌辱者とは荒くれ男ではなく、仮面のように無表情の二人の下女である。
「あら、嫌だ。許さないですって。」
「怖いわあ。まるで雌のケダモノのよう。いつ噛みつくかわからないわ。」
ころころと甲高い笑い声を上げる貴婦人たちが、くいと顎を上げて下女に合図すると、下女たちは貴婦人の眼を楽しませるためにハンガリーの尻を割り開いた。
最も隠しておきたい部分を興味本位の眼にさらされて、ハンガリーは思わずギュッと目を瞑る。
下女に囲まれて楽しげに語らう貴婦人達は、皇帝の縁者に当たる高貴な生まれ、つまり、ハンガリーの夫オーストリアの上司の一族の女性。
並の男なら数人がかりだろうが返り討ちにできるハンガリーが、羞恥に唇を噛みながら逃亡すらできないのはそのためだ。
オーストリアが皇帝の付き添いで視察に出掛けた間、暇を持て余した貴婦人達に目を付けられたのがハンガリーの不運だった。
連日の夜遊びと厚化粧で日に日に老けていくこの放埓な貴婦人たちは、結婚してもなお瑞々しい乙女の容姿を保ち続ける美女を嬲ることに暗い喜びを感じていた。
とはいえ、大怪我を負わせたり貞操を奪うような真似をしては、いくら上司の血縁者とはいえオーストリアの逆鱗に触れるのは間違いない。
身体をさして傷めつけず、尊厳を揺さぶって弄ぶ技術を心得ているほど、貴婦人達は狡猾だった。

「さあさ、そのテーブルに仰向けになりなさいな。これからたっぷりと遊びましょう。」
胸を隠しながら床に座り込むハンガリーを、瀕死の獲物をいたぶる猫のような眼で貴婦人が誘う。
「嫌ですっ!」
「あらそぉお?残念ねえ?」
所狭しと指輪の並んだ手で弄ばれる花飾りを見て、ハンガリーの顔が青ざめる。
これは、彼女が誰より愛する夫からの贈り物。
いつも肌身離さず身につけている彼女の無二の宝物。
ようやく覚悟を決めたのか、青ざめた顔をしたハンガリーはのろのろとした動きで重厚な造りのテーブルに横たわった。
胸をしっかりと覆う腕と、固く閉じられた脚を、下女たちが絹縄でテーブルの四本の足に固定する。
682奥様耐久日記6の2:2010/10/22(金) 16:07:02 ID:OKUaYYt3
「そんなに怖い顔をなさらないで?私達楽しく一緒に遊びたいだけなのよ?」
「あらあら、立派な胸をしてらっしゃるのね。ここまで大きくなったのは誰のお手柄かしら?」
猫なで声で話しかけたり、乳首を軽く抓ったり、貴婦人達は楽しげに磔にされた生贄に話しかける。
ハンガリーはただ眼を閉じて、愛する人の名を何度も心で呼んだ。
(一人ぼっちの時に優しくしてくれた人、甘い声、優雅なしぐさ、愛しい人、あなたのためなら何だって耐えて見せます。)
(だからどうか、遠くからでも私のことを想っていてください。)
悪戯はどんどんエスカレートし、羽根で無防備な脇腹を擽られ、細い革紐で胸は奇妙な形に絞りあげられ、髪掻き棒で肉芽をぐいぐいと押し潰される。
ハンガリーはひたすら歯を食いしばって耐えた。
頬を涙が一筋伝っていく。
「あら、この娘、私達が相手じゃご不満だそうよ?」
「本当に、さっきから泣き声一つ上げないじゃない。」
不満げな貴婦人の様子を見て、ハンガリーはようやく解放されるのかとほっと身体の力を抜いた。

「じゃあ、新しいおもちゃを持ってきて頂戴な。」
下女が膝まづいて差し出したのは、細くしなやかな鞭である。
(解放は…まだされないみたいね…)
落胆はしたが、鞭ならばまだ今までよりはマシなぐらいだろう。
今でこそごく普通の女性として暮らしているが、必要とあれば戦場に出ることもある。
並の人間よりははるかに痛みに対して耐性があると自負している。
おまけにこの華奢な鞭は、礼儀教師が生徒の手の甲を叩いたり、女主人が下女の折檻に使う程度の玩具のようなもの。
打った場所が少しの間赤い蚯蚓腫れになる程度で、たいして傷も残らない。
大方、痛みといえばせいぜい慣れない靴で足を傷める程度の貴婦人のことだ、鞭うてばひいひいと泣き出すものだと思ったのだろう。
(来るなら来い!だわ。)
683奥様耐久日記6の3:2010/10/22(金) 16:07:32 ID:OKUaYYt3
「公爵夫人さま、伯爵夫人さま、それでは参ります。」
女主人のほうを向いて、鞭を持った下女が恭しく一礼する。
「あなたもたっぷり楽しんでいいわよ。」
「いつも打たれてばかりだものね、使えない娘だから仕方ないけれど。」
自分も何度か鞭うたれた経験があるのだろう。
黒髪の大人しげな下女は少し震えながらテーブルに歩み寄ってきた。
ハンガリーの足のあたりに立ち止まって、怯えるような眼で彼女を見る。
(かわいそうに、大丈夫よ、私はあなたを恨んだりはしないからね。)
口に出しては言わないが、眼でそう語りかけた。
「…ごめんなさい…」
下女は今にも消え入りそうな声で小さくつぶやくと、細い鞭をこわごわ振り上げる。
パシン!
乾いた音を立てて、ハンガリーの白い内腿に赤い跡がついた。
(っつ…)
痛みがないわけではなかったが、案の定、大したものではない。

「アンナ!命令と違うでしょう?!」
「なんて使えない子!あなたも同じ目に会いたいの?」
いらだつ貴婦人の叱咤を受けて下女は哀れなくらいに震えあがって、鞭を高く掲げる。
「ごめんなさいっ!」
ピシィッ!
「ヒッ!あがああっ!!」
鞭の一撃は、ハンガリーの開かれた脚の最奥、もっとも敏感な部分を蹂躙した。
「よくやったわ!もっとよ!もっとやりなさい!」
乾いた鞭の音が次々と上がり、白い体が絶叫とともに跳ね上がる。
貴婦人達ははしゃいだ声をあげながら、悶え苦しむハンガリーの姿を楽しんでいた。
見る間に白く形よく膨らんでいた谷間を挟む丘は赤く腫れ、薄い粘膜は充血しきっている。
肉芽までもが膨れ上がって、別の下女が腰を支えて鞭打たせた蟻の戸渡りにも赤い筋だらけだ。
684奥様耐久日記6の4:2010/10/22(金) 16:08:03 ID:OKUaYYt3
「ほほほほほ!ああ、おかしい。私、久々にこんなに笑ってよ。」
「鞭打たれている時のあなたの叫び声ときたら、雌熊のほうがまだ上品でしてよ?」
あまりの痛みに眼の焦点も合わず、小さく震えながらぐったりとしているハンガリーを解放し、貴婦人達は彼女の性器を覗き込む。
「こんなに腫れあがって血まで…どんな尻軽女だってここまではならなくてよ。」
「こんな醜い処で、旦那さまを楽しませることができるかしら?」
その言葉にハンガリーの虚ろな目から涙がこぼれおちる。
「あらあら、悲しいの?見せてあげるわ、あなたの身体がどうなっているかよーくご覧なさいな。」
下女がハンガリーの上半身を起こし、開かれたままだった脚の間に顔を向けさせる。
彷徨っていた焦点が合った瞬間、彼女の枯れた喉からひっと空気を飲む音が聞こえた。
そして、堰を切ったように涙があふれ出し、無残に腫れあがった股間に流れ落ちていく。
彼女の耳にはもう貴婦人の哄笑は聞こえない、痛みさえ感じない、頭の中にあるのは愛する人のことだけ。
(オーストリアさん、オーストリアさん、オーストリアさん、どうしましょう、私、私の、こんなになっちゃったら、オーストリアさん、私のこと嫌いになってしまうかも。)
(こんなに腫れあがって、醜くなって、オーストリアさんと、もう身体をつなげない、一緒になれない、私、もう、あなたを感じられない)
(オーストリアさんは、こんな所を見てどう思うかしら、私が嫌いになるかしら、優しい、オーストリアさん、きっと、慰めてくれるだろうけど、私、妻の務めが果たせない)

オーストリアを愛する彼女にとって、彼に避けられること、二度と関係を持てなくなることは死刑宣告と同じだった。
凌辱者達が去った後の暗い部屋で全裸の彼女は、人形のようにテーブルに転がったまま考え続ける。
このまま狂ってしまいたいとさえ願ったが、それは不可能だった。
下女たちに引き裂かれた衣服は部屋のあちこちに散らばっていたが、握りしめた花飾り以外拾い集める気力もない。
ドアのほうを向いたまま転がっている彼女の、美しい白い乳房や太ももと、真っ赤に腫れあがった性器の対比が残酷だった。
そっと指で下腹部に手をやり、焼かれたような痛みに手を離す。
これでは性交はおろか、愛撫を受けることさえ不可能だろう。
ハンガリーはテーブルに顔を伏せて泣いた。
ぜえはあと肩で息をするような泣き方で、涙も声ももはや枯れ切っていた。
「ハンガリー?!何をしているのです?しっかりしてくださいハンガリー!」
だから突然部屋に入ってきたオーストリアのことにも彼女は気付かないままだった。
685奥様耐久日記6の5:2010/10/22(金) 16:08:32 ID:OKUaYYt3
視察の付き添いを終えて、オーストリアはゆっくりと今度の演奏会で披露する曲について考えながら廊下を歩いていた。
「あの…お話が…」
黒い髪の地味な下女だ、しばらく考えてから公爵夫人付きのアンナというメイドだと思い当たる。
土気色の顔をして、罪におののく罪人のような眼をしながら、うら若い下女が大きな扉の前で震えていた。
「どうなさったのですか、何か失敗でも?私から公爵夫人にとりなしましょうか?」
「違います…違うのです…ああ!申し訳ございません!私、ご主人様が怖くて、怖くてたまらなくて!」
下女は我が身を抱いて座り込んでしまった。
「おお、マリア様、どうかお許しください。オーストリア様、奥方様は、この部屋に…私めのせいで…ひどい怪我を…」
オーストリアはとっさにドアを開け放つ。
差し込んだ光の中で、顔を伏せたあでやかな裸身が無残に転がっていた。
「ハンガリー?!何をしているのです?しっかりしてくださいハンガリー!」
「いやあっ!」
思わぬ拒絶にひるんだオーストリアを、ハンガリーは死刑執行人を見るような眼で見る。
「お願いです…見ないで…」
艶やかな身体をひねって、彼の視線から遠ざけようとしているのは、下女の言う怪我のことだろうか。

「駄目です。貴方が怪我をしているのなら手当をしなくては。」
「いやっ!見ないで!見ないでえっ!」
責め苦に弱った体は簡単に男の腕に捕らえられ、痛ましい秘所が露わになる。
「これは…」
悪戯の度を過ぎている、ただの辱め、他社の尊厳を奪い去るような、卑劣そのものの行為。
ハンガリーが小さく体を震わせる。
もはや涙も枯れ果てたのだろう弱弱しい嗚咽を上げながら、私の足元にうずくまる。
「きらいにならないで…おねがいです…」
どれほど気に病んでいたのだろう、気丈なハンガリーのものとは思えないほどか細い声。
肩を抱いて抱き起こすと青ざめた美しい顔が不安げに私を見返していた。
「なってくれと頼まれても聞けませんよ。浅い傷です、すぐに手当すれば数日でよくなります。」
「ほんと…?よかった…わたし、まだ、あなたのおくさんでいられるんですね…」
縋るように身体を寄せてくる彼女の温かい感触に安心しながら、アンナに手伝わせて服を着せて自分の部屋へ連れ帰った。
686奥様耐久日記6の6:2010/10/22(金) 16:09:22 ID:OKUaYYt3
「傷薬を塗るのですが…耐えられますね?」
ハンガリーはこくんと頷く。
さすがに腫れあがった患部に指で塗るのは無理だろうから、アルコールに一度浸して乾かした鳥の羽根で塗るようにとの医師のアドバイスに従うことにした。
「脚をちゃんと開いて」
彼女を羞恥からか戸惑うそぶりを見せたが、そろそろと自ら脚を開いていった。
「あ、あの…普通、お薬って指で塗るんじゃないんですか…?」
薬を浸した鳥の羽を見てハンガリーが困惑したように尋ねる。
「できるだけあなたに痛い思いをさせたくないので…もうすこし開けませんか?」
「だって、恥ずかし…ひあっ!」
ひんやりと湿って柔らかいものが、敏感なうえに腫れあがって熱をもったモノに触っている。
思わず腰を浮かせるのは仕方ないとして、これでは治療が全く進まない。
彼女の後ろに座って胸に身体を預けさせ、ひざの裏に手を添えて大きく足を開かせた上で左腕で抱いて身体を抑え込む。
「は、は、は、恥ずかしいですよこの格好…」
「我慢なさい。」

つ、と羽根が患部に薬を塗るたび、ハンガリーは耐えきれず甘い声をあげて身体を震わせる。
そのたびに身体を抑える左腕にたぷんたぷんと柔らかな感触が伝わってきて、正直に言わせていただくとこちらも限界です。という状態。
「あの、あの、これ、毎日やるんですか…?」
「一日三回ですね、まあ腫れはすぐにひくとは思いますが」
つつ、とわざと肉芽を刺激する羽根の動きにハンガリーはじわりと愛液を滴らせ始めている。
「いちにちさんかい?!無理!無理です!頭がおかしくなっちゃいそうです!」
「薬が流れてしまっては効果がないと思いますよ?いい子になさい。」
頭をなでてやるとせつなげなため息をもらしながら、豊かな胸を揺らす。
「治ったら、こんなに我慢させてる責任絶対にとってもらいますからね…?」
潤んだ目で恨めしげに言う彼女、左腕には相変わらず心地いい弾力、甘い香り。
「望むところです。ですから、今は治療に専念なさい。」
治療の分どころか、三倍は返さないと釣り合いがとれませんよ。と心の中でつぶやいた。
687名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 02:42:18 ID:N9Qhlz8M
すげー投下ラッシュだなGJ!
羽で治療ってエロすぎる…
688名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:57:19 ID:yBlBS/TR
投下率高くなったなGJ
689名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 00:40:31 ID:UKwoJlbS
職人さん方GJであります!
蜜まみれのベルギーたまらん
食いしん坊にゃんこの愛液にまみれた蜜菓子を頬張りたい

偶然にも今回投下ラッシュの女の子たちが竹林で仮装しているわけですが
なんだあれは・・・胸に手を入れたくなる服ばっかじゃないか
690名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 00:59:31 ID:seVtJJ73
落ちない! ふしぎ!
691名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 15:13:23 ID:l6vrovnF
GJ!
692名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 20:15:43 ID:FxWzI8Fe
【メインCP】 モブ烏
【傾向】  陵辱公開林間
【その他】 後半烏ちゃんがかなり壊れています
林間描写と舌っ足らず喘ぎ描写が駄目な人は「お姉ちゃん視察日記」でNGするっす
693お姉ちゃん視察日記:2010/10/24(日) 20:16:30 ID:FxWzI8Fe
やや流行遅れの地味なスーツ、白いワイシャツ、ストッキング、かかとの低い地味なハイヒール。
いかにも、その辺の事務職のお姉さん、といった格好のウクライナが、ほとんど獣道と化した細い小道を涙目でうろついてかれこれ数時間になる。
今日の彼女の仕事は、とある地方役所に政府の書類を届けること。
新人事務員の仕事でも問題ないほど簡単な仕事のはずだったが、生来のおっちょこちょいの彼女にかかればこの始末である。
「ふええ…どうしよう、地図にはここに十字路があるはずなのに、見渡す限りなんだか畑になってるじゃない!」
どうしてどうしてえ!と暴れる度に、どどいーんと音を立てて巨乳が弾む。
彼女がこんな所で半泣きになっている原因は、なんのことはない、彼女がだいぶ前に通った道が本来通る道と綴りが一文字違う別の道だっただけのこと。
ただし、その道が目的地と全くの反対方向だったのが不運だった。
もう日も落ちてしまったのに、あまり見たことがないぎざぎざした葉の丈高い植物に周囲を囲まれて、民家一つ見当たらない。
「もう疲れちゃったよ…。」
しょんぼりとその場にしゃがみ込んで泣きごとを呟く。
脚は痛くてたまらないし、お腹は減ったし、疲れきってしまったし、携帯電話も電車の中に置き忘れてしまった。
心細さに思わず声をあげて泣き出してしまう。

「おい!そこにいるのは誰だ?!」
突然、明りが顔に向けられ、ウクライナはあわてて立ち上がった。
畑で働く人たちだろうか、数人の男がこちらに懐中電灯を向けて小走りに近寄って来る。
(助かったあ!これでおうちに泊めてもらえるかも!神様ありがとうございます!)
彼女のほうも小走りに男たちに近寄って、自分の窮状を説明しようとした。
「あの、私、…」
「早く、押さえつけろ!あたりを調べるんだ、仲間がいないかよく探せ。俺はこいつを連れていく。」
いきなり男たちに組み伏せられ、荷物を奪われ、ロープで縛りあげられ、訳がわからないうちにウクライナは男たちに拘束されてしまった。
「待って!何かの誤解です!私はただ…んぐ…!」
猿轡をかまされ、棒を持った男たちに罪人のように引き立てられていく途中、彼女は周りの植物の正体に思い当たった。
(嘘…これ全部…大麻だわ…)
694お姉ちゃん視察日記5の2:2010/10/24(日) 20:17:06 ID:FxWzI8Fe
翌日、村の顔役の屋敷の地下室に放り込まれていたウクライナは、村の中央にしつらえられた壇の上に引き立てられていた。
「村長、こいつのバッグからカメラと、政府施設の入館証が見つかりました。」
「連絡器具は見つかりませんでした、たぶん、どこかに隠しておいて、俺たちを撒いてから連絡するつもりだったんでしょう。」
「どうするんだ!ここの畑がばれたらおれたち全員お終いだぞ!」
「政府の雌豚め!俺たちの食いぶちを毟り取りに来やがったな!」
ぎらぎらと射殺すような憎悪の眼つきに、弁解しようとしても猿轡がそれを許してくれない。
んー!んー!とうなり声をあげながら、ウクライナは半狂乱で誤解を解こうとした。
「殺しますか?」
ウクライナを縛るロープを握る男が、村長と呼ばれた男に問う。
「いや、政府の役人が消えれば捜索が始まる。殺すのはまずい。お嬢さんに自発的に黙ってもらうのが一番いい。」
意外な言葉に、周囲を取り巻く村人たちがざわざわと不審そうに声を上げる。
(よかった!ちゃんと約束します!誰にも言いません!だから…)
「絶対に口外できないように、こちらが弱みを捕まえればいいんだ。」

(どういう…ことなの…?)
村長の言葉を理解できないウクライナと逆に、男たちは彼らの長の言わんとしている意味を理解し始めていた。
ワイシャツのボタンがはじけ飛ばんばかりに突き出た胸、スカートが窮屈そうなむっちりとした尻、怯える可憐な表情。
何人かがいったん家に引き返すと、数人の男がビデオやカメラを、数人が何やらボール箱を携えて戻ってきた。
縄と猿轡が解かれ、後ろから突き飛ばされたウクライナは小さく悲鳴を上げて四つん這いになる。
「ほら、よく顔を映しとけよ!」
一人の男が彼女の髪をわしづかみにして上体を持ち上げ、別の一人がブチィッ!と派手な音を立ててシャツを破った。
ぶるるん、とシャツに押さえつけられていた胸が飛び出す。
「いやあっ!」
慌てて胸を隠すウクライナの頭を今度は壇に押さえつけて、大きな裁ち鋏がスカートを切り裂く。
「どこもかしこも、ムッチムチに膨らんでやがるな。こんな女が政府の人間なんて、身体で地位でも買ったのか?」
「それにしちゃ、色気のねえ下着だがな。まあ、今から脱がせちまうから関係ねえか。」
羞恥と屈辱と恐怖で口もきけない彼女を無理やり立ち上がらせ、鋏は飾り気のない白いブラジャーを切り捨てた。
695お姉ちゃん視察日記5の3:2010/10/24(日) 20:17:50 ID:FxWzI8Fe
日光の下にぶるんぶるんと揺れる巨大な乳房に、思わず息をのむ群衆。
「…お願いですから…見ないでください…恥ずかしいよお…」
無数の眼といくつかのレンズに向かって懇願するが、そもそも、彼女を辱める映像を撮影するのが目的なのだ、止まるはずもない。
「恥ずかしいか、そいつぁ良かった。黙ってお口をつぐんでいれば、恥はここにいる連中相手だけで済むからな。」
暗に、大麻栽培のことを公開しようとすれば映像をばら撒くという脅しだ。
「まるで牛だなあ…何食ったらこんなに育つんだかよ。」
無遠慮にぎりぎりと乳房を掴まれて痛みに身体がすくむが、それどころではない事態が迫りつつあった。
「下のほう、脱がしにくいから破っちまうぞ。」
「おうよ。派手に頼む。」
男がストッキングに手をかけるとビリビリと引き裂き、次はやはり質素なショーツに手をかけたのだ。
「そこだけは!そこだけはやめて!そんなとこ見られたら!見られたら…恥ずかしくて死んじゃうよお!」
懇願もむなしく、下着は取り去られ、ウクライナは羞恥で死にはしなかったものの、思わず眩暈を起こした。

世界がぐらぐらと回って歪み、衆人環視の中全裸にされたウクライナはぺたんと座りこんで必死に胸と局部を隠す。
とはいえ、豊かすぎる胸は、その存在を隠そうとするあまりぎゅうっと抱きしめられた腕からマシュマロのように零れているのだが。
明るい午前の太陽の下、普段着の男たちの中に惨めに晒し者にされた裸の女。
「許して…本当に私、道に迷ってここに来ただけなの…あなた達のこと、誰にも言う気はないわ。ひどいことしないで…」
「信じられるかよ!この雌豚!」
「きゃん!」
再び突き飛ばされて、尻を突き出した姿勢でうつ伏せになった柔らかな尻を男が掴む。
「ひぎゃあ!うああああ!痛い!痛い!痛いです!やめて!やめてええ!!」
濡れてもいない陰部にペニスをつきたてられて、女は泣きながら逃れようと腰を振る。
しかし、尻肉をがっちりと鷲掴みにしたまま、男はずんずんと腰を振り始めた。
「俺の親父はなあ!俺がまだガキの頃に政府の人間に騙されて刑務所行きだ!お前らの点数稼ぎのために、俺ら家族は路頭に迷ったんだ!」
一突きするごとに重たげに胸がぶるるんと揺れる様子を、カメラのレンズが冷酷に映していた。
696お姉ちゃん視察日記5の4
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
最初の男が射精した後も、彼女に休憩する間はなく、次の男に罵られながら犯された。
さまざまな事情で生活の手段を失った人達が、この貧しい村に流れ着き、苦渋の決断として大麻の密造を始めた。
密告への恐怖と政府への憎しみは村人のほとんどが共有している。
その感情が、眼の前に引き据えられている白い裸身に降り注いだ。
「ぶつぶつ言ってないで、さっさと咥えやがれ!」
胸がむかつくような生臭い匂いとともに赤黒いペニスが顔になすりつけられる。
拒否権はないのだから、おずおずと舌を伸ばし吐き気と闘いながらペニスを舐め、口に含んだ。
ぐいっと髪を引かれて喉の奥に突きたてられる。
「おごっ…おえっ…」
胃の奥から苦いものが込み上げてくるが、口の中にペニスが入り込んでいるため吐き出すこともできない。
後ろでもまだ凌辱は続いている。
何人もの精液のおかげで、ずいぶん膣内の滑りは良くなり、結合部は白く泡立っていた。

「んぶうっ…はあ、はあ、はあ…」
唇から胸までを白い液体で濡らして必死に肺に酸素を取り込もうとする彼女を、レンズが写している。
「笑え。」
彼女の膣にペニスを突きたてている男が、レンズのほうへ頭を向けさせながら言った。
「無理…で…ひううっ!」
髪を引っ張られ男に抱きかかえられた状態で、正面のカメラに上体を晒す。
「自分でそのおっぱい捏ねくり回しながら、笑え。言うことを聞かないとケツの穴に突っ込む。」
耳元でそう言われて、ウクライナはがくがくと震えた。
指を自分の胸に食い込ませて、ぐいぐいと上下させてみる。
「ちっ…おい、代われ。」
いかにも好色そうなにやけた男が再び、同じ姿勢を取らせたままの彼女の膣に自身をねじ込む。
「はうっ…うあ…」
「いいか、こうすんだよ。」
女の白くしなやかな手に男の武骨な手が重なって、まるでパン生地でも捏ねまわすように無遠慮に乳房を蹂躙した。