【ドラマ】特上カバチ!!でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
これに萌えるのはおかしいか?
2名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 06:09:32 ID:5V19CHBp
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |
3名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 15:48:01 ID:PC30MYRl
おや?
4名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 14:19:50 ID:QCIhhEry
震える双臀を開くと、猥褻な器官が縦に並ぶさまに田村は思わず息を呑んだ。
「へえ…ここですか、住吉先生が欲しいのは…
分かりました、奥まで突っ込んで掻き回してあげますよ。」
おもむろに剥き玉子のような艶やかな白い尻を両手で掴み、逃げる腰を捕まえて一気に挿入する。

「……っ!!」
美寿々の叫びが呑み込まれる。
「…ん…んっ…ふっ…!…」
猛り狂う灼熱が柔肉をみしみしとこじ開けて
ずんとした衝撃が陰部から腹部全体へと伝わせる。
「…ほ…らっ、入りましたよ。先生の好きなご褒美が…っ」
「ぁ、ぁぁっ…!」
普段の勝気な様子を垣間見ることなどできないほど淫らに声を張り上げる美寿々。

田村はバックから突きながら、もどかしげにブラウスの襟から手を差し入れる
小ぶりな乳房を無造作に揉みしだき、焦れったそうにブラの中に手を差し込む。
「…なんだ…こっちも準備できてるじゃないですか。」
背後から強く突き上げながら、無様に勃起した蕾を指先で挟み転がす。
「ん、っ…ぁはぁあっ…」
崩れそうになりながらも、懸命に耐える美寿々を嘲笑うように田村の突き上げは激しさを増していく。
5名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 15:30:38 ID:QIUOpCt7
期待あげ
6名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 22:32:55 ID:v1S8fD1t
>>4
GJ!!
是非続きを…!
7名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:53:08 ID:6/8ycQej
導入部だけとりあえず書いてみた。
色々おかし過ぎると思いますが、スルーしていただけると幸いです。

******

「ったく、もたもたしてんじゃないわよ田村ぁ!」
「……す、すいません。」

僕と彼女、住吉美寿々は今日も今日とて依頼人の声を聞きに動き回っている。
今回は若い女性から痴漢の相談を受けたという事で、依頼者の元へ電車で向かう最中だ。
先生の荷物と自分の書類等々の大荷物を抱えてホームで待っていると、程無くしてその電車は到着した。

「わ…。丁度通勤通学の帰宅ラッシュで電車、混んでますね…一本遅らせます?」
「はぁ?ゆとりは時は金なりって言葉も知らないの?!」
「……すいません…僕が軽率な事を言いました…。」

いかにもな満員電車に思わず提案すると、いつも通り厳しい否定が返ってくる。
すぐに目くじらを立てるその癖さえなければ、かなり可愛い顔してるのになぁ…この人。
心の中でそんな事を呟きながら、発車を告げる音楽に急かされるように電車の中に乗り込んだ。
8名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:55:19 ID:6/8ycQej
──ぎゅう。
車内は予想以上の混雑ぶりで、
あれよあれよと言う間に僕達は乗り込む客に圧され、乗った方とは反対側のドアの端にまで追い込まれてしまった。
すし詰め状態の車内は男の自分でもきつい。心配になって、隣に居る小柄な女性に声をかける。

「……大丈夫ですか、先生?」
「正直、あんまりいい気分じゃないけど…駅に着くまでの我慢でしょ。平気。」

飄々とした態度でそう返してくるけれど、やっぱり少し彼女は苦しそうだ。
着こんだコートが車内では暑いのか、うっすらと白い額に汗を浮かべていた。
なんというか、少し…色っぽい……。

──がたんっ。
「うわっ!」
「きゃっ」

密かに邪な事を考えていた途中、いきなり列車が動き出した。
ぼんやりしていたせいでバランスを崩し、隣の先生に向かってつんのめりそうになる寸前で、なんとか踏ん張る。
結果、思いっきり至近距離で彼女と向かい合い、人の波に挟まれる形になってしまった。

「すいません、住吉先生…」
「……。電車にも満足に乗れない訳…?」

すっかり口癖になってしまった謝罪の言葉を言えば、先生は呆れた口調で溜息をついて。
その吐息が、至近距離すぎて僕の首筋にもかかった。
伏せ目がちにした大きな瞳も、折れそうに華奢な肩も、とにかく今は近い。

(ああ…こんなに近くで見るなんて色んな意味で恐ろしくて出来なかったけど…肌、綺麗だなぁ。)
(首も細い、鞄を握ってる指も。ほんとに俺より年下の女の子なんだ。)
(これだけ細けりゃ胸はまぁ、小さくても仕方ないよな……。胸…は…。)

「…っ!」
…ッ…ぅ。ヤバ、い……。
目の前に居る可憐な女性、鼻腔をくすぐるシャンプーの香り。
そして微かに、ほんの微かにだが柔らかい感触を自分の胸板に感じる。
先生、当たってる、当たってます……、い、いや、ヤバいぞこれ、ヤバイヤバい…ッ。
下半身の一点めがけて、じんわりと血が集まって行くのが解る。
これは、まずい。今起こってしまうには最悪の、男の生理現象だ。

「(お…落ち着け、落ち着け俺…落ち着いて素数を数えるんだ…っ!!)」
万が一こんなところで勃起してしまったら、社会的にも人間的にも再起不能になる事は明白だ。
なんとか自制心を利かせて、興奮しかけた自分自身に訴える。…が。
9名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:56:37 ID:6/8ycQej
──がたん、がたん。…ふに、ふに。
電車の不規則な揺れに合わせて、柔らかな胸の膨らみが定期的に押しつけられる。
正直、試験勉強に仕事にと忙しさに追われて最近ご無沙汰な体には、刺激がキツ過ぎる。
…ズっクン。ズっクン。
ズボンの中で、今にも勃起しそうになっている下半身。
ごくり、と思わず喉を鳴らしてしまってから、慌てて相手の顔を見ると、いつも通りの涼しい表情。
……よかった。気づいてない、みたいだ。
そう思い、無意識に入れていた体の力を抜いた、瞬間。

「っ!!ぅ…!」
それまでずっと同じ体勢で挟まれていた住吉先生が、
不意にカバンを持ちかえようと…指先をもぞもぞ動かしたのだ。
そのもぞもぞが、よりにもよって、あそこに、ジャストミート。
すり……と、かすめるように、僕の崩壊寸前の理性で抑え込んだ部分を擦り上げた。
…当然、激しく暴走しそうになる下半身。

「…っっ〜…!」
(が…我慢だ…っ、我慢……!勃起したら…人生終わるぞ…俺…!!相手を誰だと思ってんだ!!)
奥歯を噛みしめて、必死に耐えてしまう。こんな顔見つかったらもうその時点でアウトな気もするが。
…それなのに無情にも、追い打ちとばかりに住吉先生の指はもぞもぞと必要以上に動き、こちらの理性を削り取っていく。
つん、つん、と白く細い指先がズボンに包まれた亀頭部分をかすめ
そのたびに布地が擦れて、勃起を催促するように、もどかしい刺激が下半身を襲う。

(……ああ……もう、駄目…だ…っ…。)
耐えきれず脂汗を浮かべ、せめて腰を引こうとした瞬間、信じられない声がした。
10名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:57:16 ID:6/8ycQej
〜ここで今後の3択クイズ〜
支持の多かった方に決めようと思います。

A:美寿々痴女化、電車内で田村を責めこむ。その後、逆襲の田村。というエロ重視ルート。
B:美寿々が実はこの時痴漢にあっており、田村がそれを助けて良い空気に持っていき和姦。ストーリー重視ルート。
C:それより続きは俺が書いてやんよ。救世主現るルート。
11名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 10:35:46 ID:nuZ1nV/g
>>10
なんという生殺しなんだハァハァ…しかしGJ!
自分はBが見たいけど、なんなら両方でもw
12名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 10:49:44 ID:qUsvO8hH
Bで。
いや、書いてもらえるならなんでもいい。
13名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 12:27:34 ID:2pHTZt6x
>>10
神キテターwww
GJ過ぎる!

Bでお願いしまふ
14名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 19:06:50 ID:2xJdmDsp
AもいいしBもいいなぁ
続き待ってます
15名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 20:00:25 ID:LRhuWFzA
a
16名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 22:35:53 ID:6/8ycQej
ルートB:痴漢から美寿々を助ける

*********

(ああ、神様助けてください。)
(俺の理性はまさに風前の灯です。助けてください!たすけてください!!)

「……たすけて……。」

………え?
自分の下半身で起こる理性と誘惑の狭間で、勝手に戦っていた僕の耳元に一瞬聞こえた声。
その弱弱しさに最初は幻聴かと思ったが、違う。紛れもなく、彼女の声だ。

「…田…村、たす、けて……後ろ……」
「せんせ…」
「……ち、かん……されてる、私…」
「!」

蚊の鳴くような小さく弱い訴えに、先程までの昂ぶりから急激に血の気が引く。
急いで先生の後ろに目をやると
いつから居たのだろう、背後にぴったりとくっつき、ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべた男が立っていた。
不自然にもぞもぞと動いていたのは……そうか、そのせいか。

「……お、しり…触られて、る…。っ助けて……おねがい……」

きゅっと眉間にしわを寄せ、唇を噛みしめて屈辱に耐えている彼女のその姿を見た瞬間
自分の欲望なんかよりも遥かに上回る、別の感情が沸き上がり。
──気が付けば、痴漢野郎の腕を思い切り捩じり上げていた。

「ッ…行政書士の田村です。失礼ですが、ご同行頂けますか?」
17名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 22:40:42 ID:6/8ycQej
───
場面は変わり、ここは駅のベンチ。

最小限に怒りをこらえてこらえて、我ながらドスの効いた声で痴漢を捕えた後は、時間が目まぐるしく過ぎて行った。
まずは駅員からの誘導尋問。そのあと警察が来て事情徴収。
…こんな時、本当に被害者側は大変で、辛い。
実際、何人もの関係者に根掘り葉掘り状況を説明していた住吉先生の、いつもと違う曇った表情は、
まるで狼の群れの中に居る子ウサギの様で、見ていられなかった。

そして正直今も、見ていられない。

「…依頼者の方には緊急の用事が入ったと連絡して、後日改めさせて貰いました。」
「……。」

痴漢を警察側に引き渡してから、彼女は一切何も言わず、ずっとうつむいたまま座っている。
僕はというと、死ぬほど不甲斐ないが、かける言葉をぐるぐる考えて、考えて。
結局、事務的な言葉しか言えずに、空気を途切れさせていた。

(…いや情けなすぎるだろ、俺…!)

心の中で自分に喝を入れたその時、シンクロした様に目の前の相手がつぶやく。

「……情けない……。」
「…へ?」
「……。……あは、私、なっさけない…。
 今まで痴漢事件なんて何度も取り上げて、当然のように解決してきたのに。
 いざとなったら…何にも出来なくて、田村に「助けて」…だって。…ふふ、あはは。」

そう自嘲気味に笑う先生は、あのやり手の住吉美寿々ではなかった。
…だから。つい。

「いけませんか…なにも出来なくて。」
「…田、村?」
「あなたは被害者ですよ?
 誰だって、突然見ず知らずの第三者から何かされれば、普通は戸惑います!何も出来なくてあたりまえでしょう! 
 ましてあなたはまだ若くて可愛らしい女性ですっ。助けを求めて犯人を捕まえる、それが最善の策だったじゃないですか!
 自分ひとりで何でも解決しようと思わなくたって、別にいいじゃないですか!……ぁ。」

………しまった。
頭に血が上って、売り言葉に買い言葉の様に大声で捲し立ててしまった。
それにハタと気づいて相手を見ると、予想通りびっくりした表情で
ただでさえ大きな瞳を更に丸くし、ベンチに座ったままこっちを見てくる。
…ああ、ごめんなさい、また出過ぎたこと言ってキレられるフラグですね、ごめんなさい。

「…。……。………っぷ。」
18名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 22:42:35 ID:6/8ycQej
「…ふふ、あはっ…はははっ!
 やだ、田村ちょーうざーいっ。バッカじゃないの、いっちょまえに偉そうに。」

「…………すいま、せん」

…笑った。キレてない。笑った。
よかった…と、謝りながらも安堵する。
やっぱり自分の知る住吉先生は、若干生意気で腹黒でも、こんな風に強気で笑っていた方がいい。
その方がずっと──。

「…若くて可愛らしい女性、ね。」
「ッ!」
「ふぅん、田村って私のことそういう風に見てるんだぁ…?」
「い、いやいやいやっ!見てませんし!思ってないし!」
「どーだか。さっき電車内でも、やたら鼻息荒くしてたし」
「ッッッ…!」

それを言われると、辛い。
鼻息どころか、もう少しで下半身も荒ぶりそうな勢いでした、と告白したらきっと殺される。
ああ、思い出したら又少し興奮が…って、これじゃ痴漢を捕まえた示しがつかない。
もう死ねばいいのに、俺の性欲。

…そんな風に脳内で格闘しながら改めて彼女を見ると、
真っ白な頬や耳までが、ほんのり桃色に染まっていた。
寒さで冷えてしまったのだろうか、と、心配になって声をかける。

「住吉先生、寒いですし今日はもう帰って下さい。事務所の雑用は僕がやっておきますから」
「…むり。」
「…は?」
「……だから、情けないって…言ったでしょ…。」
「…え?」


「……腰、ぬけちゃって……。うごけ、ない。」
19名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 22:43:31 ID:6/8ycQej
正直言うとAが多いと思ってたので予想GYU。

>>11->>15
ご意見ありがとうございます、ひとまずBで進めていきます。
今回全くエロなしですいません。早くエロ書きたいので次は駆け足で。

〜ここで今後の4択クイズ〜
支持の多かった場所でいたします。一応全部和姦で。

A:タクシーで美寿々の家に。シャワーとか浴びちゃう展開
B:タクシーで田村のアパートに。男物のシャツとか着せちゃう展開
C:タクシーで事務所に。いつものデスクで押し倒す展開
D:俺が続き書いてやるからお前は寝てろ。NTR展開
20名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:08:45 ID:6/8ycQej
あ、間違えた。予想GYUってなんだ。予想GUYだ。

ところで美寿々と田村以外に重要って無いですかね
眼鏡お姉さんとか大先生の娘とかダメですかね。
21名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:16:41 ID:uvjG+/MR
リアルタイムキタ(゜∀゜)――!!
予想GYUな神に萌えてきたんだけどなにこの気持ち

Bで田村んちのボロアパートに連れ込むの希望
22名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:30:00 ID:nuZ1nV/g
自分もbたのむ
もう楽しみすぐるハァハァ
23名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 00:16:33 ID:h/WLNA42
>>20
乙です!!!
 
Cのいつもの職場で我に返って恥ずかしくなっちゃう住吉先生も捨てがたいが、ここはぶかぶかシャツの住吉先生なBでよろしくお願いします
24名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 00:25:52 ID:mOeXfVf9
エロいの頼んます!
25名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 00:28:54 ID:twtubL7e
Bで行くしかない
応援するから頑張ってください
26名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 09:35:33 ID:aJ6eQn78
Cも捨て難い
27名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 15:13:22 ID:/7aQFF+g
贅沢言いませんのでどうか…どうか…ハァハァ
28名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 00:04:28 ID:mOeXfVf9
神よ来てくれ
29名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 00:26:37 ID:haxIUVVa
>>20です。1レスだけ失礼します。

まさかのPC規制に巻き込まれました(´・ω・`)
…折角意見を頂いておいて申し訳無いんですが、どうしても携帯では辛いので
解除されたら投稿させて下さい。すいません。
悔しいから長めにエロパート練っておきます…。
30名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 00:50:53 ID:6exOqXn6
>>29
神キテターw携帯からわざわざ乙
気長に待ってるのでよろしくー
31名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 01:09:03 ID:6NL8qvIE
実は秘かに 美鈴x重森 に萌える。
男嫌いの美鈴に対して、大人のテクニックを駆使して
女の喜びを教える重森にwktkする
ってことでどなたかヨロ
32名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 10:52:22 ID:gOiAeSU9
重×美、美×重もいいなぁ…
33名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:37:32 ID:DSPRrs19
こんばんは。
規制中一気に書いたらやたら長くなってしまいましたが、書き込めるうちに投下。
どうぞお暇な時に読んでください。10レスくらいいただきます。では。


>>18
展開B:タクシーで田村のアパートへ

*************

「……あの、いやほんとに、散らかってるんですけど…。」
「お邪魔しまーす」
「…話、聞いてます?」

更に所変わって、ここは僕の自宅アパート。
腰が抜けてしまい動けなくなった住吉先生に肩を貸し、タクシーに乗り込んだ後
当然、彼女の家を目的地に指定しようとしたのだが…あっさり、それを拒否された。

「なんであんたを私の部屋に上げなきゃいけないのよ、何されるか解んないでしょ。ふざけないでよ。」
…だ、そうだ。

(…俺の部屋ならふざけてないんだろうか。何されても解……いやいや。)

玄関先で体をゆっくりおろし、もどかしそうに靴を脱ぐ先生の姿を見て、小さく首を振る。
電車内での一件。もちろん痴漢は心底許せなかったが、
その前の密着した柔らかい感触と、指先の刺激が…今も脳裏に焼きついている。

………これは、まずい。
本格的に溜まっているのかもしれない。
住吉先生には悪いが、体を休めたらなるべく早く帰ってもらおう。

「とりあえず先生、お茶…飲みますか?」
「田村んちのマズいお茶なんていらない。」
「…はぁ。」

さっきのしおらしい少女は何処へ消えてしまったのだろう。
先生はいつの間にかいつも通りに復活し、きょろきょろと部屋の中を観察しはじめていた。

「それより、お願いがあるんだけど。」
「…はい。」
「シャワー貸して。」
「…ぶっ!!」
「きたなっ!ちゃんと床拭いときなさいよ?
 …それと、なんでもいいから、着替えも貸して。気持ち悪いから洗濯したいの。」

てきぱきしすぎてツッコミが追いつかない。
お茶を零した床を拭きながら、相手の顔を見上げる。

「…いや、じゃあ自分の部屋に帰った方が」
「イエスかハイで答えなさい。」
34名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:39:17 ID:DSPRrs19


───シャアアアアア。

聞きなれたシャワーの音が、薄い壁の向こうから聞こえてくる。
自分の部屋なのにやたらと居心地が悪い。

(……どうしてこんな事に……。)

自問自答を繰り返して、そわそわと落ち着きなく部屋中をうろついていると
程無くして浴室の扉が開き
石鹸の良い香りを纏った彼女が、ゆっくりと部屋に帰ってきた。

「ねぇ…これ………。」
「っ…」

戻ってきたその姿を見て、一瞬息を飲む。
そもそも真面目に一人暮らしをしている男の家で、
女の子に貸す服の準備なんてある訳がない。…少なくともうちにはない。
だからとりあえず一番清潔そうな衣類をタンスから引っ張り出して、苦肉の策で渡した。のだが。

「……こういうのが、趣味なの?」
「ッッ違います!いや…今アイロンかけてあって、一番いい服がこれしかなかった…の…で。
 …て、ゆうか、先生、下は…?」
「……大きいから、これ一枚でいい。」

ほっそりした体を包み込む一枚の白いYシャツ。
それはそれは良く似合っている…が、華奢な住吉先生にはサイズが大きすぎたらしい。
陶器の様な乳白色の首筋や、すらりとした脚が、どれも惜しげもなくむき出しになっている。
…まずい。このチョイスは外れだ。当たりだけど外れだ。どうしよう。

「…どこ見てるのよ。」
「見て、ません…」

「………嘘付き。」

指摘されて視線を泳がせると、ふいに、相手の気配が近づいて来るのが解る。
まともに顔が見れず、床に落とした視界の中に、ゆっくりと白い素足が近づいて
……僕の鼻先ほどの距離で、止まった。
35名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:41:01 ID:DSPRrs19
「…っ…住吉、先生…?あ…の…。」

まさに目と鼻の距離、と呼ぶに相応しい近さで、向かい合って座る。
一体何が目的だ。なんか怖いぞ。いい匂いだけど怖いぞ。…でも、それより何より……。

(…近い、近すぎる。早く、早く離れてくれ!じゃない…と…っ……。)

甘ったるい石鹸の香りに、ひと回り大きなシャツの隙間から見え隠れする、真っ白い鎖骨と胸。
もう限界……とばかりに僕のムスコは大きくなり始め、ズボンに不自然な膨らみを作っていく。
……ああ、頼む、頼むから気付くな、気付かないで…下さい……!!

「……田村………勃ってる……。」
「…ッ!」

……気付か、れた。
視線が、股間に突き刺さる。動かぬ物的証拠を見られてしまった。
…セクハラで訴えられて莫大な慰謝料を取られて、身ぐるみ剥がされて東京湾に埋められる…。
そんな恐ろしい想像とは裏腹に、
心臓はバクバクとうるさいくらいに高鳴って、一気に体温が上昇する。

「…なに…よ。痴漢から助けてくれた時は、ちょっとかっこよかったのに…。
 ココ、こんなにさせてたら……説得力…ない、じゃない…。」
「…すいま……せ……、……ッッ…」

…つ、い。
細い人差し指がズボン越しの、欲で膨らんだ部分をかすった。
途端、電車内のあの指先を思い出して、更に興奮してしまう。

「ねぇ…どんどん大きくなってくけど…?なに、期待してんのよ…ド変態…。」
「っ……すいませ、ん…………」
「………バカ。」

喉がカラカラに渇いて、どうしても情けない声が出る。
ふと目が合うと、氷の様に冷たく睨まれると思っていたのに
彼女も僕に負けないくらい赤い顔をしていて、驚いた。
なんだ、その表情……可愛い。

「…住吉…せん…」
「……黙って。」
「ッ…」

黙れ、と言われて固まっていると、柔らかい手のひらが形を確かめるように、何度も股間に触れる。
それだけでも腰が浮いてしまうくらい気持ちが良くて、ぎゅっと目を瞑ると
ベルトが外され、下腹部がひんやりと外気に晒される気配がした。
36名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:42:09 ID:DSPRrs19
「…ふん…。こんな…ガっチガチにしちゃって……ばっか、みたい……。」

……ちゅ。

「〜〜〜っっ!!」
充血してぱんぱんに膨らんだ勃起の先に、柔らかい唇の感触。
思わず腰を引こうとすると、追いかけるように指先が根元をきゅっと掴み、優しくしごき始める。
…なんだこれ、白昼夢?あまりの事に頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。

「…ッッ…ぅ、ぁぁ………っ………」

夢にしてはリアルすぎる濡れた唇と舌の感触が、下半身を包み込み
震えが来るような強い快感が、背中から這いあがってくる。

……ちゅぽっ、ぴちゃっ、ぴちゃっ、ちゅ、くちゅ。

唾液と先走りが混ざった水音が室内に響き、耳まで犯される。
小さな口の中では舌先が踊るようにうねり、
亀頭、カリ首、裏筋、根元…と、順番に、的確に敏感な部分をくすぐりながら責め立てる。
一気に暴発してしまうのではなく、じわじわと内側から昇り詰めてくる刺激…たまらない。
………正直、もう、我慢の限界………。

「………ぐっ…ッ…住吉、せん、せぇ……、ごめん、も、無理…………ッ」
「っ…ん?んぅ…───!」

…これ以上は無理だ、と悟った瞬間、
自分の下半身に埋められていた小さな頭を慌てて引きぬく。…が。
寸での所で間に合わず、限界を迎えたペニスは、びくんっびくんと、勢いよく射精を始めた。

「……………う…っ、……あ…ぁぁ……!」
「…きゃ…!…っ…っ!!」

ぞわりと鳥肌が立つほどの快感が走り、膝が笑い、電気のような刺激と満足感が下半身を支配する。
…程無くしてようやくそれが治まった後も、暫くはじんじんとした余韻が続いた。

(…っ…めちゃくちゃ、気持ち、良かった………。)

息が乱れ、吐射の直後特有の脱力感に、このまま身を任せそうになる。
だが、虚ろな瞳で視線を移すと、そこには小さく咳をして口元を押さえ、うつむく住吉先生の姿。
…一気に頭が真っ白になり、事の重大さに気付いて、慌てて声をかける。

「っ〜〜!す、すすすいませんっ!ごめんなさい!大丈夫ですかっ、住吉先──」
「…っ…けふ……。」

……。
顔を上げた彼女を見て、また一瞬、息を飲みこむ。
ふるふると震えた先生は、瞳を潤ませ、肌全体を朱色に染めてこちらを見つめてくる。
赤く色づいた唇からは、先程浴びてしまったのであろう、白濁液が一筋こぼれ
それが口元をとろりと滑り落ち、Yシャツの中の白い胸元へ、落ちていった。

「………バッカ……田村ぁ…。…出すなら、出すって……ちゃんと、………言ってよ…。」

潤みきった大きな瞳を精一杯強気に光らせて、そう呟く彼女に
…僕のスイッチは、完全に入ってしまった。
37名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:43:21 ID:DSPRrs19


「……。」

欲情した男の視線に気付いたのか、始めて彼女の方から瞳を逸らした。
その隙に、か細いシャツ越しの腕を掴んで、ぐいっと思い切り体を引き寄せる。

「ッ!きゃ、んっ」

子犬の様な声を洩らして、軽い肢体はあっさりと僕の胸の中に埋まった。
ここからだと表情が見えないが、耳や首筋はうっすらとまだ赤い。
……エリート行政書士だろうと、カバチタレだろうと、もう、知るか。

「…先生。」
「…っ……!っふ、ぅ…っ…」

顎を掴んで上を向かせると、小さな唇を無理やり奪ってやる。
ふにふにと柔らかい感触を存分に楽しみ、舌先でその真ん中をこじ開け
綺麗な歯列をなぞりながら口内に侵入すると、甘い彼女の唾液と、微かに精液の味がする。

「…んん、ぅっ……、ふ、…っぅぅー…」

…この唇がさっきまで俺のものを…とか想像すると、余計に興奮してしまう。
噛みつくような荒々しさで唇を貪っていると
先程犬だった先生の声色が威嚇した猫の様に変わり、
どんどんっと胸板を叩かれ、そこでようやく唇を離した。

「…っは…。…っはぁ、…っっあのねぇ、あんた……っっ……」

…ヤバい。我を忘れすぎた。今度こそ本格的に人生が終了するかもしれない…。
わなわなと小刻みに震える先生が、肩で息をしながら睨みつけてくる。その姿も、可愛いけれど。

「…ったく、もうっ、もうっ!!…もうちょっと優しく……しなさい…よぉっ!」
……え?

「田村は、バカで、グズで、ゆとりで、お人好しで、バカで、無謀な事にも突っ走って、バカで!
 ……でも…、わ、私より年上で、男、なんだから…っ。
 こんな時くらいは……リードして…見せなさいよね……………。」

…バカって3回も言ったよこの人。いや、そうじゃなくて。
怒りの矛先が違う気がする。
まるで、優しくすればいいって言ってるように聞こえるんですが、それって…。

「……和姦、という事ですか……?」

──バキっ。
…気付くと鈍い音を立て、僕は床に突っ伏していた。
38名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:44:59 ID:DSPRrs19
最終章:優しくします

*************

いつも寝ているベッドへ住吉先生を寝かせると、改めて彼女は可愛いらしい…と思う。
多少皺になってしまったYシャツから、ゆるいラインを描いてまっすぐにのびる脚。
綺麗な黒髪に、すべすべした肌、つぶらな丸い瞳。
ちょっとこのまま飾って置きたい。そのくらい綺麗だ。

「住吉先生………。」
「……ん、ぅ…」

Yシャツの隙間から手を入れ、壊れ物を扱うような手つきで柔らかい乳房に触れると、
吸いつくような滑らかな弾力と、先端に突起の様な感触。

「…先生…下着、は…」
「…っ…洗濯したって言ったでしょ……。」

(…マジかよ。じゃあこの下、何も付けてないの?ノーブラでノーパンなの?…さっきから、ずっと?)

それを聞いて生唾を飲み込み、早急にボタンに手をかける。
既に優しくすると言った約束は、ぐらぐらと揺れて。
逸る気持ちを抑えてシャツの前を静かに解くと、シミ一つない柔肌が現れた。

「綺麗…だ…。」
「…ッこの…ど…すけべ……!」

見惚れるほどのしなやかな肢体に素直な感想を洩らすと、
真っ赤になって両手で胸元を隠す仕草をされる。
が、その手を掴んで阻止し、代わりに自分の顔をゆっくり乳房に埋めていった。

「…ひゃ、ぅっ!や、だ……、田村…ぁ………っ」

ぴちゃぴちゃとワザと音を立てながら、マシュマロの様な弾力の乳房を舐め上げ、先端を甘噛みすると
住吉先生の体はぴくぴく震え、面白いくらい敏感に反応を返す。

「っは、ぁ…ん……、くぅ…っ、んん……っ……」

きゅっと唇を噛み、快感に耐えながら声を出さない様にいやいやと首を振る姿は、
普段からは想像もつかない位いたいけで、劣情をこれでもかという程、煽ってくる。
硬くなっていく乳首を優しく舌で圧し潰しながら、太ももから脚の付け根へと撫で上げていくと
彼女の言うとおり…下も、何も付けていなかった。

「ふ…、あ…、そこ……ゃ………っっ……。」
「……先生、……すごい濡れ…、」
「〜〜〜言う、なぁぁ…っ!!」

すべすべした太ももの付け根に触れると、既にそこまで愛液がつたり、
ぬるりと温かいものが指先に絡みつく。
と、同時に先生が暴れ、僕の髪の毛を掴んで、頭を白い胸元にぎゅっと押しつけた。
……罰というより、ご褒美に近いんですけど、これ。

「…っきゃ、ぅぅ…、あ、ぁん…、ぁぁぁ……っ…」

くちゅり、一本指先を陰部にあてがえば、ゆっくりと奥に沈み込んでいく。
外の肌より更に高い膣内の熱と、粘膜のぬるぬるが、
まるで指の侵入を歓迎するかのようにひくひくとうねって、入口が締まる。
もう一本指を増やすと、うねりは更に複雑になって、愛液が泉の様に沸いてきた。
…駄目だ。たまらない。………挿れたい…ここに。
39名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:46:06 ID:DSPRrs19
「……先、生…。」
「…ぁ…っ!…ひっ、あ…ぁぁああ…っ…!!」

指を引き抜き、少し解けたその場所に、ズンっ、と一気に根元まで挿入する。
途端、軽い悲鳴のような嬌声を上げ、彼女の体が弓なりにしなって、そのままベッドに深く沈んだ。

「…ッせんせ、大丈夫…です、か……?」
「ぁ…ぅ…、ふ…ゃ…ぁぁ、…っっ……」

ぎゅうぎゅう締まる内壁の圧力に、軽い眩暈を覚えながら、布団に乱れる黒髪を撫でて聞く。
小刻みに震える肢体、軽い絶頂に達したのか、薄く開いた唇から唾液がこぼれおちる。
それをあやす様に舐めとり、抱きしめてやると、細い腕にとんとん、と背中を叩かれた。

「…っ、だいじょぶ、だからぁ…。さっさと…動き…なさい…よ…っ…」

口だけ強気だが、どこもかしこも蕩ける様に潤んだ彼女の様子を見ると、
なんだか可笑しくなってきて、無意識のうちに頬が緩んでしまう。

「わかりました。じゃあ…遠慮なく…。辛かったら抱きついて下さいね。」
「…っは?誰が、っあ…!きゃう、ん…んんっ…!」

最後まで言わせない内に、腰を打ちつけると、その動きに合わせて小さな体が跳ね上がる。
それを気にかけはするものの、今度は動くのをやめず、むしろじわじわと早めて行った。

「っはぁ…んっ、ひぅ…っ、た、む、らぁ……ぁっ、も…、私……私…っ」
「…イきそう、ですか…?」
「ッッ…ち、が、……はぁっ、んん……っ!」

何度も何度も腰を動かすと、ぐちぐちと淫猥な音が響き、その度彼女はもどかしそうに身を捩る。
限界が近いのか、シーツを握っていた指を僕の首にまわし、弱弱しく抱きついてきた。
ひくつく膣壁を擦り上げる腰の動きはそのまま、
親指の腹で、切なげに勃起した肉芽を撫でてやると、きゅ、きゅ、と締め付けが断続的に強くなり。

「っ…ん、っはぁっ、ああぁ、っも……だ、め、ぇぇ…っっ…!!!」
「…ッう……住吉せん、せ……っ…〜ッ……!」

ぴん、と肉芽を弾いた瞬間、先生の白い肉体が痙攣を始め……
内壁が、それに連動してひくひくと小刻みに震える。
それに合わせて僕も限界を迎え、二回目だと言うのに自分でも驚く量の精を吐き出す。
…狭い膣内いっぱいに、どろりとした白濁が溜まっていく感触に、少しの間酔いしれていた。
40名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:47:52 ID:DSPRrs19


「……ばか田村…。な、な、何、中に出してんのよ…っ信じらん、ない…ッ」
「…すいま、せん…っ。」
「ッ謝って済むかっ!…ほんとに、信じ…らんない…っ……。」

事後。我に返ると、乾いた自分の洋服をきちんと着こなした住吉先生が、真っ赤になりながら叫ぶ。
…とりあえず僕は、正座でその話を聞く。

「…ほ、ほんとにすいません、気持ちよくて、つい…。」
「つい、で中出し?あんたバカ…っ?…ああもう、どうすんのよ、もし何かあったら私…。」
「──責任は取ります!!」
「…っっっ!!」

──バキッ。
……気がつくと僕は、床に頭を強打していた……。


─────

「おい田村、これコピー取っといて、4秒以内に。」
「……はぁ。」

…あれから特に何の代り映えも無く、今日も今日とて依頼人を助けるため忙しい日々を送っている。
いや、むしろあれから住吉先生は前にもまして僕に色んな仕事を任せる様になってきた。気がする。

(…もしかして、すごく後悔して、怒ってるんだろうか。)

ぼんやりとコピーを取りながら宙を仰いでいると、バキッ!っといつもの蹴りが飛んできた。

「いって!」
「ほら、とっとと次の仕事場行くわよ、ぐずぐずしてんじゃないのっ。」
「…はい。」
「…もしも責任を取るなら、さっさと一人前になって貰わないと、ね。」
「……え?」

今、なんて?…そう聞き返そうとした僕の横を、住吉先生は颯爽と歩いていき。
結局、いつもの通りせわしなく支度をすると、その後ろを追いかけて、走った。

終。
41名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:51:31 ID:DSPRrs19
乱文失礼しました。長wいwwww
スペース沢山取って申し訳ありません。
最終回までにまた何か書けたらいいなと思います。

>>30ありがとです。お言葉に甘えた結果がこれだよ!
重森と美寿々はぜひ見たい。神様お願いします。
個別に返せなくて心苦しいんですが、レス下さった方ほんとに有難うございます。
とりあえず、

このスレが栄える様にな〜れ

   *``・*。
   |   `*。
  。∩    *
  + (・ω・`)*+゚
  *。 ヽ つ*゚*
  ゙・+。*・゚⊃ +゚
  ☆ ∪~ 。*゚
   ゙・+。*・゚
42名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:57:40 ID:A0H3eXMY
>>41
GJGJ!!
やばい禿げ萌えた何これ可愛すぎる。
また是非投下して下さい!
43名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 01:56:59 ID:hK8xwfd/
>>41
おいいいいいいいいい、あんたのせいでドラマ1話から見返すぞ!!
最高すぎるだろおおおおおおおおおおおおお!!
44名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 10:47:06 ID:8xeuVbxW
>>41
とりあえずGJとしか言いようがない
神様ありがとう
45名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 11:45:10 ID:CX+AgBgh
GJ!
46名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 00:27:04 ID:i/Z6XNCl
>>41
神キテター
GJ杉るーーーっ
もし良かったら酉をつけてもらえないでしょーか
無理にとは言いませんが
47名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 14:16:20 ID:zoHsLzc4
>>41神以外なんと呼べばいいのやら

「……和姦、という事ですか……?」

田村の口調で脳内再生されて爆笑しました、GJ!!!
48名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:09:06 ID:lGo1kFQM
続き読みたい!
事務所でエロエロをお願いします!
49名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:41:04 ID:W1g9HNIg
事務所に残業で二人きり。

ペンを落として机の下に潜る田村。

美寿々の脚を凝視。黒スト越しのパンチラをうっかり見つけてしまい勃起田村。

日頃溜め過ぎていた性欲を我慢出来ずに黒ストを裂いて美寿々を襲っちゃう。

とか読みたいです先生
50名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 05:11:57 ID:aHGwyEgN
4話で田村が酔った美寿々を自宅まで車で送ったあと、
ムラムラして田村が美寿々を犯す展開希望。

あえぎよがる美寿々。
51名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 16:54:14 ID:pqeajHGs
あげ
52名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 11:46:43 ID:QnAy8A+j
>>41
今更ながら、エロエロなのにクオリティ高いな〜。
最高にGJ!

最終回でキスシーンがあるっぽいんだが、美寿々のデレ期が始まるんだろうか。
職人さん達に期待。
53名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 03:58:07 ID:6tfbrzDF
54名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 22:05:23 ID:FTZGFf90
最終回、田村のクセに、やたらスマートなキスで萌えたwww
しかしキス一つで蹴りをいれられるのなら、この先の道のりは遠そうだな。
55名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 22:07:58 ID:cbg7gCrq
本当にキスして良かった。
萌えたw
56名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:31:58 ID:ZtV8++At
キス萌えなテンションが下がらんうちに田村×美寿々投下します。
とりあえず導入部だけなので、あんまりエロくなってないです。すみません。
57名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:33:04 ID:ZtV8++At
 
 
こんなこと、決してよくはないと分かっているけど。
 
「す…ッみよ……アッ!!!」
「…あに?ひもひぃお?」
 
桜色の小さな唇から、くちゅりと水音がたつ。
静かな事務所に二人きり、最近はこんな状況になると必ず住吉先生は俺を襲う。
いや、襲うというと少し語弊があるかも知れない。
だって少なくとも俺は、
 
「ふ…ッ、も…かんべん、してくださ…うあぁッ!!!」
「…ん、っ……ふふっ、たむらの苦しそうなカオって、やっぱカワイー…」

 
この年下のクソ生意気な女の子のことが大好きで、本来なら凄く簡単なはずの抵抗も全くせずにこの状況に甘んじてしまっているのだから。
58名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:34:13 ID:ZtV8++At
 
 
***
 
 
数週間前、一人で残業をこなしていた俺に「田村がサボってないかの見張り」と言いながら差し入れを持ってきてくれた住吉先生。
俺はその中に一緒に入っていた、恐らく住吉先生の分だったであろう缶チューハイをジュースと間違えてあおってしまった。
普段ならばそこまでキくはずもないであろう弱いアルコールも、大量の書類作成によってろくな睡眠もとれていない弱った体力と空腹には大打撃だったようで、その後の記憶は霞み、気付いたら自分のアパートで寝てしまっていたというような有様で。
 
ただ、そんなぼんやりした記憶のなかで僅かに残った記憶というのが非常に不味かった。
恐れ多くもあの住吉先生とちゃっかりキス(それも舌の感覚がやけにリアルだったので、多分きっとふっっかいヤツである)をしていた記憶だったのだ。
59名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:36:51 ID:ZtV8++At
 
 
次の日俺は、それはもう頭が地に着くどころか、下手したら貫通するんじゃないかというような勢いで謝った。兎に角謝った。そりゃもう謝り倒した。
 
キスをしてしまったこともそうだけど、それよりその経緯やらその後の展開やらを全くもって覚えていない自分が心底情けなくて。
もしも今回のことで住吉先生の男嫌いに拍車がかかったらとか、むしろそれを通り越して男性恐怖症みたいになってたらどうしようとか、俺は果てしなく限りなく自己嫌悪に陥った。
 
案の定と言うべきか、住吉先生はその日必要最低限のことしか喋らず、仕事以外のことでは全く口をきいてはくれなかった。
そのままどうすることも出来ずにただ時間だけが過ぎて、気付いたらまた残業をしなければならないほどに書類が残っていて。
 
大量の仕事と今の自分の状況が物凄く鬱になり、思わずため息を吐いたところへ住吉先生がやってきて、何も言わずに俺のベルトを外し、フェラをし始めたのだった。
60名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:37:50 ID:ZtV8++At
 
 
***
 
 
そんなこんなでうやむやに始まってしまった、残業時にフェラをして(させて)そのまま別れるといった、奇妙にして不誠実極まりない関係。
 
正直俺だって男だし、何より住吉先生は俺の想い人だし、彼女がこれでいいなら…と思わなくもない。
というか実際その気持ちを優先させすぎた所為でこんな関係をずるずると続けてしまったわけで。
 
でも、こんなの何の生産性もないし、俺が本当に欲しいものはこんなんじゃ一生手に入らないから、だから、
 
「すみよし、せんせ……ッ」
「…なに?今日はどうしたの?」
 
いい加減、はっきり決着をつけてしまわないと。
61名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:38:52 ID:ZtV8++At
 
 
「嫌なの?いつものアンタらしくないよ?」
「あの……もう、駄目なんです」
「……え、何で。キモチヨクなかった?」
 
ぽかんとした顔で俺を見つめてくる住吉先生は、そりゃあ本当に殺人級に可愛くて……じゃなくて!!
 
「……違います。違いますけど、でも……」
「……たむら?」
「付き合ってもないのにこういうの、やっぱりよくはないでしょう」
「……、…」
「すいません、もっと早く言うべきだったのに……つい、色々甘えちゃって、本当に申し訳ないです」
「…の、…か……」
「あの、それでもちゃんと話を……住吉先生?」
「田村の大・大・大馬鹿野郎ォォォォォ――――ッ!!!!!!!!!」
「………はい!!!?」
 
いきなり怒鳴られたことにしばし呆けてしまう俺。
その間に乱れた髪型を直し、事務所を出ようとする彼女。
 
「す…ッ、住吉せんせッ!!ま…ッ」
「アンタなんか知るかばか!!!どーせ男なんか皆一緒なのよ!!!!忘れて揺らいだあたしが一番の大馬鹿だったわ!!!!!」
 
――――バンッッッ!!!!
 
物凄い音を立てて帰っていった住吉先生は確かに泣いていたわけで。
………とりあえず、大馬鹿野郎な俺は間違いなく彼女を傷つけてしまったようです。
62名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:41:54 ID:ZtV8++At
とりあえずここまでです。
後半何とかエロくなるように頑張ります。
 
ありがとうございましたm(__)m
63名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 00:25:29 ID:Ixdo5pu5
続き待ってます!
64名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 00:28:08 ID:jkxTwt+Z
>>62
GJッ
神よろしくお願いしやーす
65名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 00:38:53 ID:B9OiYSGN
ネタ便り更新されてるが、
最後の大野事務所メンバーの写真で重さんが美寿々の肩抱いてる。

重×美寿々 萌え。
66名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 11:18:05 ID:WDlbHwT0
>>62
GJです!田村のヘタレさがたまらんです!
67名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 12:19:43 ID:IHUp40Sx
初ちゅうオメw
まさか田村からとは思わなかったな。
美寿々→田村っぽい気がしてた

>>62
GJ!!
全裸で待ってる!
68名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 01:25:25 ID:41nN1MCi
http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/s/574092.jpg

さすが元人妻住吉。
エロい。
69名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 04:10:49 ID:41nN1MCi
便秘で苦しんでいる櫻井の顔ってw
70名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 20:09:46 ID:xcoQwlwU
田村かわいいwww
71名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 18:41:58 ID:xYx+bSgq
神様、待ってます…
72名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:00:31 ID:2VDRda6p
>>62です
まだ完結してませんが、取り敢えず一区切りまで書けたので続き投下します。
73名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:01:22 ID:b55AaAHN
 
 
正直な話、そんな可能性を考えなかったわけじゃなかった。
 
*** 
 
「素直になっちゃいなさいよォ」
「!!!あ、あたしは別に…!!」
「気に喰わないんでしょ?田村さんがスナックの女の子といちゃいちゃしてんのが」
「それは……!田村がゆとりのクセして、男特有のすけべでだらしない顔しながらでれでれしてんのがキモいだけでッ!!」
「合コン帰りの田村さんに遭遇したって言ってた日、自分のことは棚に上げてずーっとぶすくれてたの、どこの誰だっけ?」
「……た、田村のクセに生意気だって、だから……!!」
「わかったわかった、取り敢えず認めちゃいなさいよ美寿々。田村さんのこと好きなんだって」
「……〜ッ!!誰が!!!!」
「意地張んのは美寿々の勝手だけどさぁ、いいわけ?田村さん誰かにとられちゃっても知らないよ?」
「……あんなのに寄り付く物好きなんか、滅多にいるわけないじゃない」
「いやいやいや!!田村さん意外とモテる要素あるって!!結構マメそうだし、優しいし、それに顔だってよくよく見るとイケメンの部類に入るって!!ほら、あの……」
 
―――auのCMか何かに出てたアイドルに似てない!?なんて、どこか興奮したように話すおケイを尻目に、あたしは4本目の缶ビールを空けた。
正直な話、そんな可能性を考えなかったわけじゃなかった。でも、だけど、
 
「だってわかんないんだもん」
「え、鈍感過ぎる」
「じゃなくて!!……だって何か、他の女にとられたら…とか、そんなんでイライラするわりには、田村のやなとこばっか目につくし……もしかしたらお気に入りの玩具横取りされんのが嫌なだけかも、とか色々考えちゃって……」
「美寿々?」
「とにかく、もう失敗とかしたくないから…」
 
心が自然と、ブレーキをかけちゃってるわけなんです。
74名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:02:37 ID:b55AaAHN
 
 
「でもさぁ美寿々、」
 
―――臆病なままじゃ、前にも後ろにも進めないよ? 
 
***
 
「田村さんの気持ちだけでも、取り敢えず調べてみたら?」なんて言うおケイにノせられた今日のあたしはどうかしてる。
軽いアルコールでも入れば単純な田村は簡単にゲロするかな、なんて踏んだあたしは、比較的ジュースと間違えやすい、結構マイナーなメーカーの梅チューハイを差し入れに紛れ込ませた。
案の定簡単に騙され、チューハイに手を付けた田村。何となくいつもより効きすぎてる感は否めないけれど、とにかく作戦は成功ということにしておいて。
柄にもなく多少緊張しながらも、田村にそれとなく恋バナを仕掛けた。
 
「田村のタイプって、どんな?」
「タイプ?」
「こんな女の子いいなぁ、とか…ないわけ?」
「……住吉先生は?」
「あ、あたし!?」
「僕の聞くんだったら、先生のタイプも教えて下さいよォ」
 
「教えてくんないなら、僕も教えませ〜んッ」なんて言いながら、あたしをじっと見つめてくる田村。
予想外の行動に多少狼狽えるけど、まぁ話の流れ的には振られるだろうと構えていたので、いつもの調子で答える。
 
「背が高くてあたしより収入良くて、その上男尊女卑しない男。そんな人いたらソッコーアドレスと番号聞くかも」
つか男尊女卑以外田村との共通項ないかもね、と繋げる前に、あたしの前に影が出来て気付けば田村の真剣な顔が目の前にあって。
 
「た、むら…?ちょ、近…ッ!!」
「俺のタイプはね、住吉先生」
 
グッと、右手を掴まれる。力の加減が上手くないのか、掴まれた箇所がじんじんとして痛かった。
75名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:03:40 ID:b55AaAHN
 
 
「ちょ…ッ!馬鹿田村!!痛い!!離し…ッあ!?」
「……耳、弱いんですか?」  
言いながら、耳元でクスクス笑う田村。そのうちにぴちゃぴちゃと音をたてながら、耳たぶから耳の穴まで丁寧に舐め始めていて。
(――立って、らんなくなりそう…ッ)
 
「あんた……!!ふざけ、んじゃ…ぅあッ!!……な、ない…わよ!!!」
「俺のタイプはね、従順な子なんですよ…住吉センセ?」
「じゅう…、じゅん……」
「先生とは真逆ですね?どうします?」
 
どうします?なんて、まるであたしの気持ちを知ってるかのように、心底愉しそうに笑う田村を前にあたしはただ恥ずかしくてしょうがなかった。
 
「たむら…ッ、お願、はなし……ッ!!?」
 
あたしの言葉を遮るように、唇が彼のそれで塞がれる。
 
「ん……んーッ!!」
「……」
 
頑張って抵抗を試みるも、やっぱり所詮は男と女で。
そうこうしているうちに苦しくなり、思わず口を開いてしまった瞬間、隙間を狙い差し込まれた舌によって口付けはより深いモノへと変わってしまった。
76名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:05:07 ID:b55AaAHN
 
 
深く、深く絡まりながらくちゅくちゅと音をたてるあたしと彼の舌。
だんだんぼんやりしてくるあたしの頭を覚醒させたのは、もぞもぞと怪しい動きをし出す田村の右手だった。辿る先はスーツの中、間違いなくブラの辺りを触ろうとしていて……
 
(イヤっ!!!そこまでは駄目ぇッ!!!)
 
「……!!んーッ!!!んーーッ!!!……〜ッッ!!!!」
「………ッ!!!!!いっっっだぁ〜ッ!!!!!!」 
 
……我に返ったあたしは、勢い良く振り上げた脚を田村の急所にお見舞いしてやったのだった。 
 
 
***
 
翌日、あたしは田村となるべく関わるのを避けた。
 
田村が朝、開口一番に放った「とんでもないことをしてしまった」だとか「調子にのっちゃって」だとか、とにかく何か後悔しちゃってるような言い種が満載の謝罪内容にむかついたのももちろんだけど。
昨日の田村らしからぬ余裕綽々な態度があたしのプライド的に許せないのもそうだけど。
でもそれより何より、幸か不幸か、昨夜の件で自分の気持ちとやらを自覚してしまったのも事実で、上手く顔を合わせてられる自信がないのが現実で。
 
でもやっぱり、やられっぱなしじゃあたしの性にあわないし、
 
「……従順、ねぇ……」
「住吉先生?何か言いました?」
「………」
「……すみよしせんせぃ〜……」
 
情けない顔でこちらを伺う田村を見つつ、ご奉仕でもしてやろうかしら、なんて考えたのは内緒の話。
77名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:08:22 ID:b55AaAHN
またまたあんまりエロくなくてすみません……!
つ、次こそは必ず!!
 
>>41神の再来を期待しつつ続きを書いてきます
78名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 00:33:54 ID:N4pgOhxT
>>77神GJ−−−−−−−−!!
萌え萌えの美寿々d
79名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 14:25:03 ID:3UmLstAG
うおおー!神様が続き落としてるの今気付いた!GJ!
住吉先生かわいいよ住吉先生ハァハァ
自分のペースでいいので続きずっと待ってます〜
80名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 22:39:36 ID:ARtE1jrJ
あげなきゃ
81名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 23:33:32 ID:Ppcksuol
諦めない
82名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 00:10:21 ID:5YID6lSy
まってる!
83名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 16:38:37 ID:5HCHTRYr
あげますよっと
84名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:48:43 ID:OGnv+MDB
ほしゅ
85名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 04:32:25 ID:VbZe91BC
萌えた!続き待ってる
86名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 13:03:39 ID:L+hEXOQ+
頼む!続き書いてくれ
87名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 13:18:51 ID:51o3E2Ss
規制解除!保守!
88名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 22:21:32 ID:7XdbYTMq
神がお戻りになられるのを待っています。保守。
89名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 15:05:15 ID:ajjZhO42
待ってます!
90名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 12:38:14 ID:V6AZK9Qk
諦めない
91名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 17:06:22 ID:yOtsdzca
全裸で待機中
92名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 20:39:17 ID:qNQ6Mm9Z
神は規制くらって離れてしまったのか?
93名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 10:26:40 ID:kj/fkJ0P
あげますね
94名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 01:57:46 ID:Fpx0LPxf
>>62>>77です
規制やら何やらで大分間が空いてしまい申し訳ないです……
 
そして今回、一応完結ですが、色んな意味で寸止めだらけです
ドラマの二人の関係を大事にしようとしたらこの有様だよ\(^p^)/
95名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 01:58:48 ID:Fpx0LPxf
 
確信なんてない。
だけれどきっと俺は、
 
「……あんな風に泣くなんて……反則だろ…ッ!」
 
彼女を、誤解していた。
 
 
***
 

 
(すみませんでした?……いや、違う……もう触ったりしません?……これじゃなんだかただのすけべっぽいし……)
 
うだうだと悩みつつ、それでもどうしようも出来ない大馬鹿野郎な俺は、とにかく彼女に謝ることしか考えられずに入れてもらえるかどうかの保証すらない彼女の部屋の前まで来てしまっていた。
 
「……とにかく、ここでうろうろしてても仕方ないし……」
 
少し、緊張しながら俺は微かに震える指先でマンションのインターフォンを押した。
何て言ったらいいのか、というよりは、住吉先生が出て来てくれるかどうかが心配で、心がそわそわと落ち着かない。
そうこうしているうちに、カチャリと音がし、「どちら様?」と対応する住吉先生の声がした。
 
「――ぼ、くです……田村、です……」
 
ばくばくと、心臓が痛いくらい脈打つのが分かる。
それは緊張で、そして変な昂ぶりから来るモノで。
 
「………たむ、ら?」

 
戸惑いながら声を発する、ドア越しの彼女が愛しくて愛しくて仕方ないという、紛れもない証拠だった。
96名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:00:13 ID:Fpx0LPxf
 
核心は持てなかった。
だけれどきっとあたしは、
 
「………たむ、ら?」
 
彼を、信じたかったのかも知れない。
 
 
***
 
「……今さら、なんですが……」
「………何よ」
「お邪魔しても、良かったんですか…?」
「……そっちが押し掛けて来た癖に……」
「………すみません、」
 
―――これだから嫌なのに。
男だって恋愛事だって、出来るならこれから先ずっと避けて通りたかった。
あたしがあたしじゃいられなくなる唯一にして最大の厄介者が恋だったから。
今だって実際、何故か田村を部屋に通しちゃってるワケで。いつものあたしだったら考えらんない行動も、あたしが田村を好きだからって理由だけで説明がついてしまう。
 
(―――あぁ!!もうッ!!!!)
 
「田村ッ!!!」
「…はっ!!ハイッ!!!!」
 
息を吸い込んで、お腹から声を出して。
いつものように偉そうに生意気そうに怒鳴り付けて、さっさとコイツを追い出してしまわないと。
 
(「……恋人でもないのに……」)
 
……田村はあたしを好きなわけじゃないんだし、早いとこ忘れさせてくれないとあたしが困る。
 
「用件は?」
「……え?あ…、」
「わざわざウチに押し掛けて来てくれて、一体何の用なワケ?」
「あの…それは……」
「早いとこ済ましちゃってくれる?あたしだって暇じゃないの……あ、もしかして、あたしのテクが惜しくでもなっちゃった?」
「!!!ち…ッ違います!!!!」
 
真っ赤になる田村が可愛くて、ついあたしは調子にのりだしてしまう。 
 
「どーだか?……別にあたしはいいのよ?たくさんの中の一人に田村が入るだけだし」
「え……な、に…?」
 
生真面目な田村とすっぱり切る為にも、少々からかってやるのは効果的かも知れないと思ったあたしは、まるで相手が何人もいるかのように嘯いた。
 
―――だんだんと彼の瞳が、いつかのような暗く深い冷めた色に変わっていくことも気付かずに。
97名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:01:29 ID:Fpx0LPxf
 
「どーだか?……別にあたしはいいのよ?たくさんの中の一人に田村が入るだけだし」
 
 
……彼女は今、何と言った?
「たくさんの中の一人」……、確かに彼女はそう………
  
言の葉の意味を脳みそが咀嚼し終えた瞬間、ぐらりとひとつ眩暈がした。
 
(すみよし、先生が…)
――嗚呼、
(だってそんな、そんなはずが、)
――頭が、
(バツイチといっても、だって、とし、したで、)
―――頭がわれ、
(可愛くて生意気で、すなおじゃ、なくて、)
―――頭が割れそうに、
(………す、みよし……せんせぃ……?)
――――頭が割れそうに、イタイ
 
(……俺は、この感覚を知っている)
 
 
 
「住吉先生、」
「何よ……え!!!?」
 
この感覚に溺れた瞬間、俺は何でも出来そうな、何も出来ないようなそんな不思議で落ち着かない気持ちになる。
例えば友人の敵に回って取り立てをしなければならない時とか、父親を前にどうしようもない時だとか。
そして今まさに溺れた俺は、気付けば彼女の両手首を自分のネクタイを使って拘束していた。
 
「………何すんのよ!!!!冗談じゃ済まされないわよ!!!!」
「……当たり前じゃないですか、住吉先生。冗談でこんなことしませんよ」
「…ッ!!なら早…ッ!!!!?」
「僕は本気です」
 
そう言い放ち、彼女のブラウスを力ずくで引き裂いた。
 
「いやああぁああぁッ!!!!」
「……あんまり煩いと、ご近所さんに迷惑なんじゃないですか?」
「……〜ッ、離しなさい……よォッ……」
「それは聞けません」
 
にっこりと笑いながら、彼女の脚を封じるように跨がる。
ブラジャーを外せば、住吉先生の可愛い顔が恐怖と羞恥にまみれ真っ赤に染まった。
98名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:02:42 ID:Fpx0LPxf
 
「乳首、震えちゃってますよ?……かわいらしいおっぱいですね…」
 
クスクス笑う田村を、あたしは信じられない気持ちで見つめた。
今の田村は何だか、田村じゃないような感じがして怖い。
 
(そういえば、前にもこんなカオ…)
 
「考え事ですか?随分余裕がありますね」
「ああっ!!?」
 
突然、胸の突起を指先で弾かれた。
急な刺激に思わず声が出ると、それに気を良くしたらしい田村は、今度は指の腹で乳首を擦り始める。
 
「ん……っ、くぅ……ッ!」
 
さっき弾かれた刺激で膨らみ始めていた乳首は、みるみるうちにぷくんと固く尖り、その存在を主張するかのように紅く紅く充血していた。
 
「…っ」
「小さい方が感度イイって、なんか本当っぽいな…」「なにを……ぃあッ!!!」
 
何だかかなり失礼なことを言われた気がするけど、今はそれどころじゃない。
優しく擦るだけかと思っていた指先は、時折先端をくりくりと回しながら摘んだり爪を立てて軽く引っ掻いたり、かと思えばいきなり下から救うような手つきで乳房を揺すったり揉んだりして来て。
 
「あぁ…はぁッ!!だ……めぇ…ッ」
「ヤラシイ顔してますね、住吉先生……流石、淫乱なだけありますよ」
「も…ッ!!いや、あぁああっ!!!!」
 
少し強めに乳首を引っ張られ、思わず力が抜けて足が弛みそうにそうになってしまう。
何とかそれを我慢して足に力を入れていると、何かに感付いたのか、田村は嫌な笑顔を浮かべてあたしの顔を覗き込んだ。
99名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:03:55 ID:Fpx0LPxf
 
いつもの飄々とした住吉先生がまるで偽者のように、目の前の彼女は面白いくらい俺に翻弄されていた。
それが嬉しくて、何だか彼女を手に入れたかのような錯覚に陥ってしまい、どんどんと俺の行動はエスカレートしてしまう。
 
「……コッチも、いいですか?」
「や……やだぁ…ッ!!たむら、だめ…ッ!!!!」
「うわ……ぐっちょぐちょ……」
 
嫌がる彼女を無視し、スカートを一気に脱がす。
途端に現れたピンク色のパンティは蜜に塗れていて、雄を誘うフェロモンの香を放っていた。
 
「……たむら、おねが…も、や、めて…?」
「住吉先生、」
「……ッ!!」
 
やめて欲しいと懇願する住吉先生を尻目に、彼女の耳元で低く囁く。
ふうっと吐息を吹き掛ければ、びくりと反応をする彼女があまりにも可愛くて。
 
「あ……あ、」
「腰、がくがくしてますよ?そんなに物欲しそうなカオしときながら、やめてなんて…嘘ですよね?」
「ちが……も、やらぁ…ああっ!!!」
 
空いた両手で胸と秘部をそれぞれ責め立てる。
クリトリスをぬるぬるした下着越しに摘むと、たまらないといった風に身体全体を震わせる住吉先生。
俺に感じてくれているその一挙一動全てが淫らで愛しくて、思わずちゅちゅっ、と首筋やお腹に吸い付いて跡を刻む。
 
「……う、ぁ……くすぐった……ぃ」
 
その動きが擽ったいらしく、身を捩る彼女。
邪魔されてしまったことが少し面白くなかった為、下着を一気に下ろして腰を持ち上げ、そのまま強引に足を開いてやる。
 
「きゃあぁあぁぁああっ!!!」
「ひくひくしてる……」
「いやっ!!!見るなたむら……あぁあっッ!!!」
 
蜜を指に絡ませて、紅くしこるクリトリスの皮を剥いて愛でる。
 
「…美味しそう、ですね」
「……ふぇ?」
 
無防備な性感帯を刺激され、淫らに喘ぐ彼女の姿はひどく艶めかしく、そして美しかった。
100名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:04:50 ID:Fpx0LPxf
 
「…美味しそう、ですね」
「……ふぇ?」
 
一瞬、何を言われたのか理解出来なかった。
何が――と、思う間もなく、苦しい体勢を強いられた瞬間、あたしのソコをぬめった感触が纏っていて………
 
「……―――や、いやああぁああぁあっ!!!!!」
 
気付けば、あたしは所謂まんぐり返しの恰好をさせられ、大事な部分は田村に舐められていて。
 
(恥ずかしい!!!恥ずかしい!!!!恥ずかしい!!!!!)
 
幾ら何でも、この仕打ちは酷い。
仮にも好きな人の前でこんな屈辱的なポーズをさせられて、何も出来ないなんて。
屈辱と快感と苦しさがない交ぜになり混乱する意識の中、ぴちゃぴちゃと音を立てながら恥ずかしい部分を舐め続ける田村を見て、じわっと涙が浮かぶ。
 
(なんで……?)
 
あの日、「従順な子がタイプ」だとか言ってた夜、あの態度は明らかにあたしの気持ちに気付いてるようなそぶりだった。
だから今日、今さら「恋人同士じゃなきゃ」とか何とか言ってきたのは、あたしを好きでも何でもないと忠告する為だと思った。
 
でも、
だったら、
 
(わざわざウチまで押し掛けないで)
(好きでもないのに抱かないでよ)
(そんなに哀しそうな暗い目をしないで)
(愛しくてたまらない、みたいな眼差しをあたしにむけたりしないで、)
 
―――全部、ぜんぶ、
 
 
「……いやああぁあぁああああぁあッッッ!!!!」 
 
(いいふうに、とっちゃう、から)
101名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:06:32 ID:Fpx0LPxf
 
「すみ…よし、せんせぃ……?」
「う……ぁ、……うぅ〜〜ッ!!」
「!!!住吉先生ッッ!!!」
 
彼女は泣いていた。
大粒の涙を流しながら、年下の女の子の姿をしながら。
 
 
***
 
また、やってしまった。
あの感覚に飲まれると、正気でいられなくなる。
……今回は酷い。
好きな女の子を、無理矢理犯した挙げ句、泣かせてしまった。
 
「た……むらの、うぅッ……ばか……ぅあッ」
「本当に申し訳ないです、あの、すみませんでした……」
「さいてー、…ッごーかんま、……う……ッ、ひとで、なし……」
「すみませんッ!ほんっっとーにすみませんッッ!!!」
 
ずぴずぴと鼻水を啜りながら泣く住吉先生は、部屋中にあるありとあらゆるぬいぐるみやらクッションやらを俺に投げ付けてきて。
当然の仕打ちだと、その攻撃を受け止め続ける。
 
「……なんで、」
「……へ?」
「なんで、好きでもないのに、あんなことすんのよ!!!?」
「……はぁ!!?」
 
は、話が唐突過ぎます住吉先生………
―――って言うかちょっと待て!!!
 
「誰が誰を好きじゃないんですか!!?何の話してます!!?」
「決まってるでしょ!!!田村があたしをよ!!!!」
「……はい?」
「……何よ?」
 
ちょっと、ちょっと落ち着こう!
何だか頭こんがらがってきたような……。
 
「僕が、住吉先生を好きな、話…ですか?」
「な!!何言ってるワケ!!?逆に決まってるじゃない!!!」
「住吉先生を僕が好きな話………」
「………何で、そうなるのよォ……」
 
二人とも脱力してしまい、同時に床にへたり込む。
また再び泣きだしそうな顔で、住吉先生が質問をしてきた。
 
「なんで、どうしても田村→あたしの話に拘るワケ?」
「……だって、僕が住吉先生を好きなのは事実で…その上で僕が住吉先生をどうこう…って言ったら、」
「……あたしが田村を好きな話なら納得だけど……え?」
「……あれ?え??」
 
今度は二人、間抜けな顔を見合わせた。
102名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:07:28 ID:Fpx0LPxf
 
「田村!!!遅い!!!」
「……ったく、人使い荒いんだからな〜……」
「なんか言った?」
「いいえッ!!」
 
あの後、結局気持ちを確かめ合ったわけでもなく、あたしも田村も何事もなかったかのように毎日を過ごしていて。
 
「しっかし、意外だよなぁ〜…」
「何がよ」
「まさか住吉先生ともあろうお方が、俺が真面目に残業しているところに騙して酒を盛ろうとするなんて……」
「なッ!!何よ!!!それを言うならたったあれっぽっちのアルコールで記憶をなくす田村の方がよっぽど意外だわ!!!」
 
それでもやっぱり、あんなことがあった以上全く変化を伴わないのも無理な話で。
あたしの気持ちを今度こそ知ってしまった田村に最近、あたしに対しての余裕が出て来たように感じて凄く悔しい。
 
「田村、荷物!!」
「はいはい……あ、住吉先生ちょっと……」
「なに………!!!!!」
 
―――ちゅっ、
 
 
「〜〜〜ッ!!!!!」
「いー加減、俺との付き合い考えて下さいね」
 
 
しばらくは田村のくせに生意気な態度と、らしくないあたし自信に振り回される毎日なんだろうと、自然と上がる口元を隠しながら考えた。
103名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:12:21 ID:Fpx0LPxf
以上です
 
よしずみの時の覚醒田村とか、最後まで素直になれない美寿々とか、最終回での余裕田村からのちゅーとか色々詰め込もうとして失敗しましたごめんなさい
 
もっと職人さん方が来てくれることを願って読み手に戻ります
ありがとうございました
104名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 02:30:28 ID:whubnR2s
GJ!!!萌えました!また頼むー!
105名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 20:37:52 ID:AMalaIQS
GJGJGJ!!
萌えすぎてたまらんわ!
黒い田村は強引で良い!
もっと書いてください、お願いします。
106名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 16:09:13 ID:frxbqtX0
神、おかえりなさいませー!
GJ!
田村の攻めっぷりが萌える!
ヘタレなくせにキレると攻めモードになる田村が最高です。
107名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 11:42:26 ID:qeVcWA1H
神様素敵!
GJ!ありがとうございます!
もう美寿々が可愛すぎてどうしよう!
また待っててもいいですか?
よし!待機。
108名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:00:46 ID:44iZKxuy
黒田村萌っ!
神降臨職人技っっ!!
またのご降臨お待ちしております
109名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 23:40:08 ID:EFYf2Dop
GJ!最高!萌えまくり
110名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 20:11:07 ID:isVXboBQ
ハアァハァしまくりです!GJだよかみさま
もっと犯っちゃえ黒田村!
111名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 19:36:52 ID:mv827nqV
泣きじゃくる美寿々めちゃくちゃ萌える〜!
112名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 19:55:55 ID:seewfgi7
ほしゅ
113名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 06:36:17 ID:CBcEWNEe
ほしゅるよー
114名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 12:55:15 ID:o/SGb2OI
保守
115名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 22:15:47 ID:ptTK8gHi
保守っとく
116名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 19:42:08 ID:hvprJyjn

117名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 15:58:18 ID:Txb/eDj7
降臨まってる
神よ・・・
118名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 19:44:24 ID:gHrrVbV3
ずっとまってるよ!

ネタ投下をまってる?
やっぱりツンツンした住吉先生がみたいです。
119名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 04:33:00 ID:eec5VSmo
保守していいよね
120名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 21:06:08 ID:VGbqLDMB
いいとも!
121名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 20:50:35 ID:OnLHma32
保守
122名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 02:46:06 ID:A96Aza04
「住吉先生、全然小説が投下されません!」
「あわてないでよ田村。」
「でも…!このままじゃ俺の片手で握ったものはどうすれば…ッ!」
「それもこれも田村がヘタレなせいよ。」
「そ…そんなぁ。」
「とりあえず最終回をリピするしかないわね。」
123名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 21:24:46 ID:LizLamu/
ツンツンした住吉先生ではないし
田村とのカラミは・・・
それでも、よいか?
思えば、前二神は すばらしかった
124名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:05:25 ID:PSfRRmg7
>>10

> A:美寿々痴女化希望。

電車降りてラブホ連れ込みか、誰もいない事務所で。
125名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:50:42 ID:k2MrbV0j
神の長期不在に堪えきれず作ってみました。
神には、到底及びませんが・・・如何でしょうか?


126名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 23:52:43 ID:k2MrbV0j
と、その時
悶えて暴れる私の手首を縛っていたネクタイが、不意に緩んできた。
‘外せるかもっ’ そっと田村を覗きこむ。
と、硬く尖らせた舌先が 私の奥に入ってくる。
「っん・・っあぁ!はぁっ・・お願い・・やめてぇぇ・・!」
私の声で、さらに舌の動きが激しくなった。
「・・あぁぁっ!」
体中痺れるような感覚に、このまま気を失いそうになるのを堪えながら、
そっと手首を小刻みに動かしてみる。と、右手首がスッと抜けた。
‘左もあともう少し・・・‘ 
その間も、田村は私の両膝をシッカリと押さえつけ容赦なく私を責め続ける。
「・・・ホント・・・美味しいや。」
見下ろしても彼の頭しか見えないけど、あの暗い目をしてる・・?きっと

'どうして、こんな事に・・・? ’
そして、ついに左手首も解けた! 
'何か・・何かない?’  それはほんの数秒の出来事だった。
伸ばした手の先に、ごみ箱が見えた。私は咄嗟にそれを掴んで
田村の頭に一発 思いっきりお見舞いした。
「・・!! ってぇ〜!!」

彼が頭を抱え込んだ隙に、身をよじって必死に這い出す・・・
この恰好じゃ・・・流石に外には出られないっ。 ‘・・・そうだっ!’
咄嗟に,目に入ったバスルームのドアを開けて飛び込んだ。が、
‘鍵はどこっ?!’ 観音開きのドアのどこを探しても見つからない、
そーいえば鍵なんてかけた事ない。’あ〜もぅ、私のバカっ’
‘・・・あっ!’  ドアの真ん中の上の方に スライド状の物が見つかった。
それを下げようとした瞬間、向こう側から勢いよくドアを押された。
弾みでよろめきながら、壁に寄りかかって振り向くと・・
田村が立っていた。その手には、あのネクタイが握られていて・・



127名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 21:18:34 ID:8m6jB6AE
>>125
すごい良い!続きを是非!
128名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 14:33:49 ID:hC4nVAkF
>>125
GJ!!
よかったら続きお願いします。
129名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 21:57:08 ID:nBiz0qgf
乙のGJ!!!!
続きまってます
130名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 22:21:29 ID:xda2EPPV
続き待ってます!
131名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 21:13:16 ID:F79mT6pF
GJ!GJ!!
でも、もし、続きこなかったら
自分が書きましょう!
132名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 13:34:22 ID:g0kZrjAf
待ってる。裸で正座してまってる。
133名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 21:30:41 ID:VntMttKr
125さんのも131さんのも両方読みたい!厚かましくてすまん。
134名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 20:57:13 ID:fVqfVGTe
131です、じゃあ133さんのお言葉に甘えます
ちょいと自分のは毛色(文体とか)が違うので、投下ためらってたんです
みなさん、気に入ってくださるといいけど・・・
これ、125神やつぎの神がUPされるまでのつなぎのつもりです
規制がなかったら毎日投下できると思いますので、よろしく
では・・・
135名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 20:58:34 ID:fVqfVGTe

田村に抱かれる夢を見た。

田村が私を求めている。
強く、優しく、激しく。
「せ、先生、住吉先生っ!・・・・・すきですっ!」
「あっ・・・たっ、田村!なにすんのよっ!」
田村は、服を、下着を剥ぎ取り、私を裸にする。
「なにすんのよっ!この・・どスケベ!・・ど変態!」
田村は私をベッドに押し倒し、体を開かせる。
「ああっ、あ、・・だめ、ダメ!・た・・むら・・・あっ、あ、いやっ、いやっ、あああ」
いろんな体位で、私をむさぼる、つらぬく、何度も。
「はあっ、あ、あっ、あん!あん!あん!・・・」
私は、田村の体の下で、上で、腕の中で、みだれ、あえぎ、声をあげる。
「好きですっ!大好きだ!住吉先生」
「な・・なんて・・こと・・すんのよ・・・この・・エロた・・むら・・」

でも、・・・ことばと裏腹に、夢の中の私は田村に抱かれ、しあわせそうだ、とても。

彼の大きな背中に腕をまわしている。
かれの逞しい尻に足をからませている。
彼のものを、口で優しく、大切に愛撫している。
・・・
そのとき、ふいに部屋のドアが開き、誰かが入ってくる。
(誰なのか、よくわからない)
田村は驚き、私を守るように体の位置を変える。
しかし私は、驚く田村をよそに、彼のうしろからその人の姿を認めると・・・
にっこりと微笑み、そして、その名前を呼んだ・・・。

・・・・・

覚醒すると、ねっとりとした酩てい感が、頭にはりついていた。
「飲みすぎたんだ・・・」
意識は、底なし沼の中で、むなしくうごめいている。
美寿々は、目を閉じたまま、おぼつかない頭で、昨夜のことを思い出そうとした
そう、私と田村はホテルのレストランに呼ばれ、検備沢先生の事務所にスカウトされた・・・。
136名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 21:00:21 ID:fVqfVGTe
田村・・・あのバカ。
思い出して、眉間にしわをよせる。
まだ資格を持たない私たち二人が先生から誘いを受けるなんて、私はともかく、
補助者のあんたには、身にあまるほどの光栄のはずよ。
それを断るなんて、ほんっと「ゆとり」なんだから!

・・・田村のことで腹を立て、つい飲みすぎたんだ。

頼まれたらイヤと言えないお人よし、要領が悪くて、困っている人のためなら
(依頼人のためじゃないのね)わき目もふらず突っ走る。
美寿々は思わず微笑した。
「ゆとり」くん の屈託のない笑顔が脳裏によみがえる。
田村・・・私、あんたのこと・・・。
でも・・・もう、しばらく会えないね。
言葉にすると、美寿々はその喪失感の大きさに驚き、うろたえた。
・・・さっきの性夢で、あそこがじっとりぬれている、
あのバカと、やってる夢を見るなんて、ほんとにもう!
そして、気をとりなおそうと寝がえりをうったとき、
「ここはどこ?」
ベッドの感触がちがうことに気が付いた。
137名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 21:01:29 ID:fVqfVGTe

シルクのような上質のシーツは、もちろん自宅のそれではない。
しっとりした感触がじかに肌に伝わってくる。
体の上に寝具がない、いや、それどころか私・・・
スカートと下着を着ていない!
美寿々は、見知らぬホテルの高級室に半裸で寝ていた自分に、声にならない悲鳴をあげた。
上半身はブラウスにブレザーを羽織っているが、下半身は、生まれたままの姿だ。
どうして・・・?酔ったあまり服をぬぎすて、ここで寝たのだろうか?
それにしてはスカートも下着も見あたらない。
第一、ここはどこ?
美寿々は、ベッドの上に体を起こし、部屋の様子をたしかめた。
毛足の長い絨毯、落ち着いた色調の高級木製家具。
窓はなく、上品なシャンデリアがおさえた光量で暖色に部屋を照らしている。
時計は2時、奥には重厚な木製ドアがある。
やがて、前触れもなくそのドアが開き、スーツ姿の二人の男が入ってきた。
美寿々は、今度は本当の悲鳴をあげた。
138名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 21:04:21 ID:fVqfVGTe
「お目覚めですか」男が言った。
知っている顔だ、二人とも。
検備沢先生の秘書をしている土方と沖田。
レストランでも同席していた。
世間一般では「イケメン」でとおる顔だが、美寿々の好みではない。
これは・・・どういうこと?
ふるえて言葉にならない。
「ご心配ありません」
にこやかな笑顔で近づき、土方が言った
あとずさる半裸の美寿々、股間を手でかくす。
「住吉先生、お楽になさってください」と沖田
二人は美寿々をはさみ、優雅にベッドの両サイドに腰かけた、そして。
いきなり、男は小柄な体に腕をまわし、唇をうばった。
「う!」
身をよじり、土方をおしのけるが、こんどは沖田がキスをする。
「クールで知的、少女のように可愛いお顔立ち、魅惑的な唇」と土方
「つぶらな瞳。ショートヘアのパーマが残念です」と沖田
そして土方は服の中に手を入れ、美寿々の乳房をもみしだく。
「あ・・い、嫌、やめ・・・」
「おお、なめらかで、白く つややかな肌。可愛らしい小ぶりな乳房」と土方
「いわゆる貧乳ですね」と沖田
美寿々は沖田をにらむが、そんな状況ではない。
139名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 21:05:18 ID:fVqfVGTe
土方が指で乳首をなぶると、美寿々は思わず声をもらした。
「あっあ・・・あ」
「感度も、とてもよろしい」と土方
「やめて!私をどうしよおって・・い、いうの」
「簡単な準備運動に、おつきあいいただきます」と土方
「前戯と呼ばれるたぐいのものです」と沖田
「あなたたち!こんなこと、ただですむと思っているの?検備沢先生はどこ!?」
精一杯、いつもの美寿々の口調で抗議する。
「検備沢はあいにく所用で席をはずしております、戻るまで少々時間が」と土方
「『そのあいだ、たっぷり可愛がってやるぜ、小娘』ってことです」と沖田
美寿々は男たちの腕をふりはらい、ベッドをとびだすと、ドアにかけより必死で叩いた。
「助けて!だれか!誰かあ!」
ドアは無言で美寿々の脱出をこばんでいる。
すっと、背後から、男の手が 美寿々の白くか細い首に何かをまきつけ、とめつけた。
それは犬の首輪だった。
140名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 23:18:08 ID:grwaXDyw
スゲーいい。
GJ!!
意外な展開、続きまってます。
141名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 01:46:51 ID:KIQ51g9m
GJ!!続き待ってます!
142名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:25:54 ID:rFMferuZ
GJありがとう、ちょっと安心
では続きを、今回よりエロモード全開!
みんな、美寿々に萌えてくれ!
143名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:26:47 ID:rFMferuZ
美寿々の耳元で、土方が語る。

「はじめに申し上げますが、この部屋は音響施設なみにプライバシーを守られております、少々お声を出されても、他の部屋に迷惑をかけるご心配はありません。」
「『泣こうが、わめこうが誰も助けに来ちゃくれないぜ、あきらめな』」
沖田はそう言うと、美寿々を後ろ手にし、土方の前に立たせた。
首輪につながるクサリを手にしている。
「やめて!はなして!」
美寿々は、必死でのがれようとする。
土方はにこやかな笑顔をくずさぬまま、いきなり彼女を平手打ちした。
「!!!」
武術の心得があるのか、脳天にひびく衝撃、悲鳴すら あげさせない。
機械的にくりかえされ、美寿々は抵抗の気力をうしなってしまった。

「いささか不本意ではありますが、これも業務を円滑に遂行するための方便だとお考え下さい」と笑顔の土方が言い
「言いかえます『手をやかせんじゃねえ、逃げようったって無駄だ、このメス豚』」沖田が言った。
「そこにひざを下ろしていただけますか?」と土方
『ひざまずけ』と沖田
美寿々はいわれるとおりにした。

男たちは美寿々に、二人のスラックスの前部のボタンをはずさせ、ペニスをとりださせる。
まだ充分に怒張していないそれは、しかしそれでも、太く長かった。
「住吉先生の お手とお口で、かわいがってください」と土方
「『手でこいて、しゃぶりな』という意味です、いうまでもなく」と沖田
144名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:27:57 ID:rFMferuZ
いつか、自室で女友達と二人飲み会をしたとき、彼女が持ち込んだレンタルDVDの中にアダルトの複数プレイものがあった。
「こーゆーのが趣味?おケイが男だったら もろ、セクハラだよ」
「酔ったいきおいで借りちゃったのよぉ、かわいそうで観てらんないね。」

まさか、自分が・・・。美寿々は現実のこととは思えなかった。

頭をおさえられ、鼻をつままれ、口を開かされた。
男たちの怒張したペニスは太く、固かった。
二人にはさまれ、ひざまずいた美寿々は、男たちのものを、細く、しなやかな指で交互に愛撫し、お嬢様然とした気品のあるくちびるで迎え入れた。

オーラルセックス、
男たちはとりわけ舌の使い方をこまかく命じた。
亀頭の先にキス、舌でなめろ、ペニスをもちあげ根元から亀頭の先まで舌をつかえ、亀頭の首周りに舌を はわせ、くちびるを使ってペニスぜんぶを愛撫しろ、空いた手のひらで睾丸をマッサージ、上手に出来なければ平手がとんでくる、悲鳴。

「ご結婚されていたにしては、幼い技巧です。が、明晰なかただ、呑み込みがはやい。」
『おまえ、ほんとにダンナとやってたのか?へったくそだな、おしえてやったから
まあマシになったけどよ』
「おつかれになったでしょう、ベッドですこし横になってください」と土方が言い、
『犬のように四つんばいで這ってきな』と沖田が言った。
145名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:29:07 ID:rFMferuZ
美寿々は毛足の長い絨毯に手をつき、四つんばい になった。

上半身のブレザーをのぞけば裸だ、当然、尻はむきだしになる。
背後にいる男たちには、アナルや性器まで見えている。
宝石をちりばめた犬の首輪がきらめき、美寿々は屈辱的な姿勢で這い始める。
なみだが ついと流れた。

「私もペットを飼っておりますが、このように美しい犬を散歩させた事はありません」
『はいはい、上手だな、尻をふって歩くんだ』鎖を手にして沖田が言った
「細い手足、白いお尻、あわせめにほのかな黒とピンクのアクセント」
『マンコ、まるみえだな』

信じがたい仕打ちを受けながら、美寿々は自分の心に、ある変化のきざしを感じていた。
それは、男たちに物のようにあつかわれ、さげすみの言葉をかけられる・・・・
このはずかしめをよろこびとして受け入れるようとする小さな灯火。
やがて、それは炎となって燃えあがるのでは・・美寿々は考えにおびえ、りつ然とした。

いつのまにか、ベッドの端には全裸になった土方が腰をおろしている。
細身だが筋肉質。
股間のものを きつ立させている。
背後の沖田が首輪をひき、おもわずのけぞると同時に、ブレザーが引き剥がされる。
「あっ!」
「さあ、お脱ぎください」
146名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:30:19 ID:rFMferuZ
震える手で、ブラウスのボタンをはずし、ブラジャーのフックに手をかける。

「お願い、・・・・・ひどい・・こと・・しないで」

美寿々は、男たちの目の前で一枚ずつ服を脱ぎ、一糸まとわぬすがたになった。
うつむいた彼女は、手を胸と股間にあてがい、その視線から かばおうとする。

白く美しい裸身だ。
小づくりな体は可憐で、愛らしい。
ショートカットの黒髪が肌の白さをひきたたせ、細い首が淫靡な妄想をかきたてる。

「さっきのおさらいをどうぞ」
『咥えな』
いわれたとおりにひざまずき、美寿々は全裸でフェラチオをはじめた。
形のいい唇が、土方のものをおおい、黒髪が前後に動く、まつげが涙に濡れている。
「お上手です、すじがよろしい」美寿々の髪をなで、土方は満足そうだ。

勝気でクール、お高くとまった、あの美寿々が、今は、自分たちに従順な裸の女。

ふいに沖田が、美寿々を子犬のようにかかえあげ、ベッドに ほおり投げた。
「あっ!」
一瞬、息がとまる。
自分が、男に犯されて泣きわめくただの小娘だと思い知らせてやる。
147名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:31:09 ID:rFMferuZ
あおむけになった美寿々の唇をうばう。

「い!・・!!」
柔らかな肉感、息が甘い。
舌をさしいれ、なめまわす。
ほどよい弾力の、柔らかい小ぶりな乳房をもみしだく。
乳房にむしゃぶりつき、かたくなったピンクの乳首を舌でころがす。
なめらかで、甘く、いい香りのする肌だ。

「いやっ!や!やめっ・・やめてぇ!おねがい・あっ・ひ・・・なことしないで」
土方は美寿々の両足を左右に大きくひろげ、両足を肩にかけ、彼女の中心に顔をうずめる。
そして、美寿々のもっとも敏感な場所に息を吹きかける。

「なんと美しく、幼いヴァギナ、まだ男性に愛されていないそれのようだ」
「い!いやぁあああ!・・あ!、見ないで!見ないでええ!」

ヴァギナにキスする。
「は、あっ!あ、いやあ、あ」
美寿々の裸身がびくっとはね、シーツを強くにぎりしめる。
薄い陰毛からあらわになったピンクのそこを、舌でなめあげ、中にさしいれ、なめまわす。
クリトリスを舌で確認し、執ように その秘部をねぶりはじめる。
美寿々は、からだをはねあげ声を上げた。
「あっ!・・あん、っはぁっ・・いやああぁ、あっ、あっぁあん、あん、ぁあっ!」
「可愛い声だ」
反応に、さらに獣欲をかきたてられ、土方は、なおも責め立てる。

全裸になった沖田は、美寿々の少女のような顔にまたがり、ふたたび口を犯し始めた。
美寿々のお嬢様のように気品のある唇が、男のものをくわえさせられる。
土方のたくましい尻が美寿々の顔の上で上下し、あわせて薄く広がった乳房がゆれる。

二匹の浅黒いけだものが はかなげに白く、小柄な美寿々の体をむさぼりはじめた。

「た、田・・村ぁ・・・・・た・・・すけ・て」
「ああ、あの田村君、貴女の思い人の名ですね、気分を盛り上げてくれます」
「助けに来ちゃくれねえよ、『わたしは恥ずかしい淫乱ブタです』って言ってみな」
「わ、たし・・・は・・・・・っ・・・ず・・か・・・」
「きこえないぜ、住吉先生」

その時、ふいに、奥の豪華なドアが開いた。
148名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 02:44:39 ID:7lmgEVAZ
GJ!続き待ってます!
149名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:32:21 ID:qMbw3Umu
今朝も俺は布団の中で射精していた。
正確には夢精、だ。
我ながらこの年で何やってるんだと情けなくて朝から凹む。
でも、俺は悪くない。
夢精の元凶は、住吉先生にあるからだ。

あの人は俺のことが好きなはずなのに俺に対して全く可愛げがない。
可愛い顔してるのに。
正直、初対面の時からドストライクだった。
こんなことは絶対あの人の前では言ってあげないけど。

汚したシーツを台所で洗っているともっと虚しい気分になってきた。
大家にバレないようにさっさと洗って乾かさないと。
ドライヤーでシーツを乾かしている間に遅刻しかけていることに気付いた。

事務所に到着した時、もう住吉先生の姿はなかった。
今日も朝から依頼者に会いに外出中らしい。
最近はいつもこうだ。
なかなか俺がいる時に事務所に戻ってきてくれない。
…もしかして避けられている?
メールも返事くれないし。

今日こそは会いたい。
会って、キスしたい。
キスよりもっと先に進みたい。

ここのところは夢の中にあの人が全裸で出てきては俺を挑発しまくっていた。
それで俺は我慢できなくて猿のようにあの人を犯す。
夢の中で何度も何度も。
あの日、俺がキスしてから、あの人の色気は凄まじくなったと事務所内でも外でも聞かれるようになってきた。
昨日の依頼者の中にはあの人目当てで事務所を訪れたオッサンまでいた。
だから俺はかなり焦りを感じている。
元々、元人妻という話を聞いてからなんかエロいなあとは感じていたけど。

今日、仕事が終わったら、あの人をデートに誘おう。
俺は自分の席に座ると書類に目を通して考えているふりをしながら
住吉先生をどう攻略しようかそればかりに頭を悩ませていた。
150名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:33:39 ID:qMbw3Umu
きっかけは不意打ちのキス。
そう、あの日枯れ葉舞い散る街路樹の下で
田村が私の唇を唐突に奪ったことから私達に流れる空気はおかしくなった。

「あっ、住吉先生!」
クライアントとカフェで打ち合わせをした帰りだった。
事務所に一旦戻ろうと横断歩道を渡る私の背後からあいつの声がした。
一瞬、ドキッとした。
声がする方を振り返ると、田村が歩道からこちらに向かって全力で手を振っているのが見えた。
「住吉先生ー!」
…恥ずかしい奴。
田村のそういうどんな時も無駄に全力で動くところは嫌いじゃないけど。
田村は左右の確認をすると私めがけて勢いよく走ってきた。
「住吉先生、もう今日の仕事終わりましたよね?
俺も直帰するんで、一緒に帰りましょう」
そう言って人懐こい笑顔を向ける田村のことを相変わらず可愛いな、と思う。
でも。
「こっちはまだ書類の確認があるからこれから事務所に寄るんだけど」
横断歩道を一緒に渡り終えたところでわざと淡々とそう答えると田村は、「じゃあ僕も」と慌てた様子で言った。
「小学生じゃないんだから先に1人で帰れば?」
私が呆れた顔で田村を見やると、
「なんでいちいちそんなキツい言い方するかなあ?」
と、田村が拗ねたように唇をとがらせて立ち止まった。
…だっていじめたくなる顔をしているんだもん。
「悪かったわね、キツイ女で」
気にせず歩き出す。
「ちょっと待って。こっち向いてください。住吉先生っ」
そう言って田村は駆け寄ると私の左腕を掴んで引き寄せてきた。

あっ。
私が咄嗟に右手で自分の唇を隠すと
田村が怪訝そうに私の顔を覗き込んだ。
「なんで口を隠すんですか?」
「なんとなく…」
返答に困る私に対して田村は臆面もなくこう言った。
「…また俺にキスされるかと思った?」
「!!」
151名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:35:24 ID:qMbw3Umu
図星を突かれて返答に困った私にかまわず田村が不服そうに言う。
「あれからいつまで俺のこと避けているんですか?俺のこと好きなんでしょ?
小学生じゃないんだから好きな男の前ではもう素直になったらいいでしょ、住吉先生。
ほんとに可愛くないなあ」

さすがに頭に来て私は言い返してやる。
「可愛くないのはあんたの方でしょ!
いつ私があんたを好きだと言ったわけ?
どこかのバカがしつこくセクハラしてくるから私は避けてるだけ。
あんたバッカじゃないのぉ?」
すると田村も負けじとムッとした表情でさらに言い返してきた。
「あんただのバカだのって…、俺にはちゃんと名前がありますっ!」
「あんたはあんたでしょっ!なによ田村のくせにっ!
もうセクハラやめてよねっ!」
私はそう捨て台詞を言い放つと掴まれた腕を振り払って事務所へと直進した。
「ちょっと、誤解されるじゃないですかっ」

田村が周囲の人の目を気にしてあたふたしてる声が聞こえたけど
そんなのはもう無視してやった。
152名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:36:39 ID:qMbw3Umu
…思い返せばあの最初のキスから田村は生意気になった。
あんなムードのへったくれもない騙し討ちみたいなキスをされたあの日から
こんな感じで日に日に田村は調子に乗っている。
何かと上から目線で私を挑発するようになった。

事務所に到着してドアの鍵を開けた瞬間。
ずっと後ろを付いてきていてた田村が急にドアノブから私の手を引き剥がすと
暗い室内に無理矢理私を連れ込みながら抱きしめてきた。
え、何!?
悲鳴をあげる隙も与えずに田村の唇が私の唇を覆った。
「んっ!」
田村は私の顎を片手で掴むと口を開かせ、舌を強引に入れてきた。
途端に田村の熱い吐息と舌が私の口の中だけじゃなく、
もっと体の奥にまで一気に侵入していくような錯覚がした。

ああ、こんなに。
こんなに田村がオスになっていたなんて。
やだっ、こんなの。
こんなところ誰かに見られでもしたら。

息が苦しくて窒息しそうなのに田村はおかまいなしに私の唇と舌を貪っていた。
くらくらして抵抗する力をなくした私に気付いたのか、田村がやっと唇を離したけど
そのまま二人一緒に床に崩れてしまった。

「先生がここで叫んだら、今度は本当に二度と会えなくなるから静かにしていてくださいね」
田村が私の唇に人差し指を当てながら囁くように言った。
その声が何故だかとても優しく聞こえて、私は力んだ体を緩めて田村に預けてしまった。
153名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:38:01 ID:qMbw3Umu
「住吉先生、前に言ってましたよね?セクハラはされたことよりされた人だって」
田村は私の髪を撫でながら言う。
声のトーンはとても優しい。

「住吉先生は俺にぞっこんですもんね?
俺と離れたくなくて事務所に戻ってきてくれたんでしょ。
そこまで好きな男にキスされたり追いかけられるのは、セクハラじゃないでしょ?」
「…勘違いも甚だしいんだけど…。
あんたがまた暴走して自滅しかけたら周りが迷惑するから私は」
私の冷静な反論を最後まで聞かずに、田村がまたキスしてきた。
今度は軽く触れるだけのキスだったのに、田村はそのまま私の首筋へと舌を這わせてきた。
「やっ…」
思わず体がびくっと反応してついいやらしい声が出てしまう。
でもそれに気を良くしたのか、田村が口元をゆるめて嬉しそうに微笑んだ。
「事務所のみんなも住吉先生が俺に惚れてるって知ってますよ」
「はああ?」
何を言い出すんだ、この男はっ。
「俺がそうみんなに教えてあげました」
田村は何故か自慢げに言い放った。
か、可愛い。
言ってることはムカつくのにその無邪気な表情にキュンとした。

…なのに。
「ちょっとこの手を貸してくれる?」
田村は私の返事を待たずに、私の左手をゆっくりと引っ張った。
私の左手を引き寄せるとそのまま手のひらを田村の大事な部分へとあてがった。
「やだっ」
私が手を引っ込めようとすると田村がさらに力強く私の手を掴んで引っ張った。
「…もうずっとこんな感じだったんだけど。わかるでしょ」
…触れなくても服の上からでも田村の大事な部分が盛り上がっているのは一目瞭然だった。
私はカーッと羞恥心で赤面していくのを自覚しながら、思わず顔を背けた。
そんな私の反応を見て田村が息を飲むのが伝わった。
154名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:40:11 ID:qMbw3Umu
立場はもう完全に逆転していた。
そこにはヘビに睨まれたカエルとなった私がいた。
田村はますます気持ちがたかぶってきたようで、すっかり獲物を狙う獣の目になっていた。
「田村…。頭冷やして。冷静になって。とりあえず場所変えよう」
私がそう恐る恐る提案しても田村の返事はない。

本気だ。
私、ここでヤられてしまうんだ。
職場で。こんなところで。

「どんだけ今まで避けられておあずけくらってきたと思ってんの。
言っとくけど、毎晩俺の夢の中で住吉先生は俺に犯されまくりですから」
掴んだ手を開かせ、田村の大事な局部を握るようにさせるとそのまま腰ごと強く押し付けてきた。
「本当は今日こそホテルに誘おうと思ってたんだ」
田村は私の手を使って自分のモノをしごきだした。
どんどん田村のモノが大きく硬く熱くなっていく。
やだ。無理。
どこまで大きくなるの。
「もう限界。先生の中に入れて出していい?」
「…田村…」
155名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 04:53:05 ID:qMbw3Umu
田村の舌先と指が私の体中のあらゆるところを露わにしていく。
そして体の一番敏感で繊細なところを探し当ててしまう。
ゆっくり優しく、そして確実に。
田村はスカートの中に手をまさぐるとパンストを破り、下着の中へと指をすべりこませた。
「すごい…。触る前からもうぐちょぐちょになってる。
意外と濡れやすいんだね、住吉先生」
田村がいやらしい笑みを浮かべた。

でも私はまだ田村の口から大事なことをしっかり聞いてない。
聞いてないのに先に快感に溺れてこんなことして良いのだろうか?

「ねえ、住吉先生」
…こんな時にまで住吉先生、か。
昼間に田村に言い返された言葉が私を追い詰める。
《名前で呼んでくださいよ》
確かにそうだ。
私も名前で呼んでほしいんだ。

でももう私の頭と体は田村によって与えられる快感でもうどうしようもなくなっていた。

田村は今度はブラウスのボタンを外すと、ブラをずらして私の胸を露わにした。
冷たい外気にさらけ出されて乳首が恥ずかしいくらいに立っていた。
田村の柔らかい髪が私の胸の上で、揺れる。
田村は赤ん坊のように私の乳首をくわえた。
そしてまた唇にキス。
眼下の男は私の体に夢中になっていた。
私の体にだけ?
ああもうわかんない。
なんだかもうどうでもいい。
156名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 05:09:27 ID:qMbw3Umu
住吉先生が事務所へと向かって行く後ろ姿を見ながら、俺は焦っていた。
これからどうやってあの人とキス以上へと進展させることができるんだろう?
朝から考えていた「住吉美寿々攻略法」を頭の中で組み立て直す。

…そうだ!
あの人の部屋かラブホテルに連れ込むまでを考えるからもたもたしてしまうんだ。
今、ここで。
事務所で住吉先生を犯してしまえばいいんだ。

俺は前を行く先生のいやらしく揺れる尻に見入った。
あのスカートの中を早く見たい。
正常位で、バックで先生を俺のチンチンで串刺しにしたい。
先生はどんな声で、表情で俺の前で乱れてくれるんだろう?

今のままでは先生との距離は縮まらない。
もう当たってくだけろだ。
事務所で既成事実を作ろう。
俺は先生を追いかけて、事務所に入ったところで手込めにすることを決行した。
157名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 06:22:19 ID:qMbw3Umu


住吉先生の口から「…ああんっ」といういやらしい声が小さく漏れた。
俺がずっと聞きたかった甘い声。
もっと。
もっと聞かせて。
俺だけに。

ずっと犯したかった肉体が今、この腕の中にある。
俺はその現実に興奮してどうしようもなかった。
でもここまで我慢してきたんだから丹念にじっくりと先生を責めることにした。

「どこが感じるのか教えて」
先生は瞼を固く閉じてしまっていた。
「返事がないってことは、俺に当ててほしいってこと?」
いたぶるような質問と同時に、俺は先生のもうすでに濡れているオマンコに指を入れた。
「ヤッ、…あああっんっ」
先生がたまらずあえぎ声を出した。
さらに愛液が溢れ出して、オマンコがぐちょぐちょになった。
ああ、嬉しい。
あの小生意気で勝ち気で憎まれ口ばかり叩く住吉先生が
今は快楽に素直に体をとろけさせるいやらしい女になっている。

「ねえ、先生のここ、どうなってるか自分で言ってみて」
先生は唇をきゅっとつぐんだ。
それを見て俺はおマンコに指をもっと突っ込ませた。
「アアッ!!ヤダァッ」
先生が途端に体をくねらせて喘いだ。
「ほら、どこがどうなってるのか言って」
先生は潤んだ目で俺を見ると首を横に振った。
なんて強情なんだろう。
でもそこが可愛い。
どんなに強がったって先生のオマンコはグッチョグチョのジュブジュブだし。
「もう下着はビチョビチョだから脱いだら?」
俺はそう言うと先生の股を広げてあっという間に下着を脱がした。
でも暗くて中がよく見えない。
「先生、だっこするからね」
「…えっ?」
俺はなにをする気かと驚いてる先生を、有無を言わさずだっこして持ち上げると机の上に乗せた。
そしてスカートも完全に剥ぎ取った。
158名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 06:47:03 ID:qMbw3Umu
机の上に先生を乗せたら、窓からこぼれる街灯の灯りで先生のおっぱいとオマンコがより見えるようになった。
本当はもっと明るい蛍光灯の下ではっきり見たいけど、さすがにそれは警備員に見つかるから無理なのが残念でしょうがない。
住吉先生が大声を出さないように俺は唇を手のひらでふさいだ。
もっと散々言葉責めをしたかったけど、
目の前でほぼ全裸の先生を見たらもう理性は吹っ飛びそうになっていた。
先生の裸は夢で見たものよりも遥かに美しくて、そしていやらしかった。
先生のピンク色の乳首はずっとピンと立っている。

俺の性欲は臨界点を超えた。
「先生…。もう我慢できない。
挿れちゃいますよ」
俺は片手で器用にファスナーを下ろすとチンチンを露出させた。
ずっと押し込められて窮屈そうにしていたチンチンが先生に向かってそそり立つ。
俺は先生の唇にキスをすると舌をねじ込んだ。
もうすぐ。
もうすぐ俺のチンチンもあなたの中にねじ込んであげる。
159名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 07:10:10 ID:qMbw3Umu
キスしたまま先生を机の上に丁重に押し倒す。
「あっ、んっ!」
先生の声と吐息が漏れた。
左手で先生の太ももを広げる。
先生は抵抗したけど男の本気の力に抗えるはずがない。
ちょっと可哀想に感じたけど、
先生のオマンコから太ももへと愛液が垂れだしているのを発見してしまった俺はもう躊躇しなかった。

キスをやめて、俺は膝をついて机の上でおっぴろげになったオマンコに舌を這わせた。
「ああっ。んっ。田村ぁっ」
先生は両手で自分の唇を押さえながら喘ぎだした。
やっぱり。
先生は警備員が来ないように声を最低限に抑えていた。
これは合意の上での既成事実だと俺は確信した。

「やだっ、やんっ、やんっ、あっ、ああっんっ」
先生の喘ぎ声とオマンコからのくちゅくちゅという音。
もっともっと先生の体をいじって言葉責めもしたかったけど。
俺は起き上がると先生の耳元で囁いた。
「いれるよ」

先生の腰を支えながら俺のそそり立ったチンチンの半分を挿入させた。
途端に先生がのけぞるから、俺は慌ててディープキスして悲鳴をあげるのを寸前で止めた。
でももう俺は止められなかった。
腰を動かしながら残りを強引に全部ねじ込んだ。
先生が涙を流しながら俺の背中に必死にしがみついてくる。
ああっ、可愛いっ。
160名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 07:22:57 ID:qMbw3Umu
俺のチンチンが住吉先生のオマンコを串刺しにしている。
その現実に俺は最高に歓喜した。
最初に出会った時からずっとこうしたかったような気がする。

先生のオマンコは予想外に狭かった。
あんなにぐちょぐちょだったのに意外とキツかった。
キツくてまだ俺は腰をそんなに動かすことができないでいた。
先生が壊れてしまいそうで。
泣いてる先生を見ても俺のチンチンはちっとも萎えなかった。
逆によりギンギンになっていく。
「…ごめん。先生の泣き顔可愛すぎてチンチン抜くことできない」
俺は素直に先生に謝った。
先生は何にも言えないままもっと大粒の涙をポロポロこぼしていた。
「泣かないで。ごめんなさい。ごめんなさい」
俺のチンチンをオマンコに突っ込ませたまま、先生は顔を両手で覆って泣き続けた。

俺は先生が愛おしくてたまらなくなった。
でもそれと同時に先生をバックや正面座位や騎乗位で突きまくって喘がしたいという欲望に駆られてしまった。
161名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 14:51:22 ID:NoW11vzm
凄い。
ここにきて怒濤の投下、乙です。
そしてGJ。

続き待ってます。
162名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:45:46 ID:sZfMtsuv
GJ!! 149さん、おお、黒 田村、最高です!

窓からこぼれる街灯の明かりの中、大野事務所の机の上で、裸の住吉先生を
抱くとこ、が好きです・・・可愛い、住吉先生!

しばらく前まであんなに過疎ってたのに、なんでしょ、突然のこの にぎわいは
特上カバチ!DVD BOX発売記念ってわけでもないでしょうけど(笑)
連載マンガ併載の、少年コミック誌状態になってきたぞw
「このスレが栄える様にな〜れ」 って前・神様のおまじないのおかげかも

それでは自分も、ひきつづき投下させていただきます、135〜147レスの流れの
つづきです・・・・部屋に入ってきたのは誰?
少し前から・・・・・
163名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:47:08 ID:sZfMtsuv

・・・・・・・
二匹の浅黒いけだものが、はかなげに白く 小柄な美寿々の体をむさぼりはじめた。

「た、田・・村ぁ・・・・・た・・・すけ・て」
「ああ、あの田村君、貴女の思い人の名ですね、気分を盛り上げてくれます」
「助けに来ちゃくれねえよ、『わたしは恥ずかしい淫乱ブタです』って言ってみな」
「わ、たし・・・は・・・・・っ・・・ず・・か・・・」
「きこえないぜ、住吉先生」

その時、ふいに、奥の豪華なドアが開いた。
164名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:48:35 ID:sZfMtsuv
「ごめんねえ、おそくなって」
検備沢先生!
上質な真紅のスーツ、ぬけるような白い肌、髪はエレガントに長く下ろしている。
いつもの声とともに、検備沢先生があわただしく部屋に入り、一瞬立ちどまった。
時が凍りつく。

男たちが気をとられている隙に、美寿々は逃げ出した。
検備沢先生にかけより、しがみつく。
「せんせい・・」と美寿々。
自分の声とは思えない。
部屋の中の光景、全裸で首輪の美寿々のすがたを見て、検備沢先生は息をのんだ・・・・ように思えたが

「あらあ、素敵よお。住吉先生って、ほんと、どんな格好しても似合うわねえ」
検備沢は本当に感心して、にっこり微笑む。
美寿々の脳裏に、足元の崩れ落ちる音が聞こえた。

「準備運動は終了しました」と土方
「『いれいれ』は無かったわね」
「めっそうもございません」と沖田
「で、どうだったの?」
「合格です、申し分ございません。住吉先生は今、最高の状態そして、処女です」
と土方が言った。

検備沢と男たちの会話を、ぼうぜんと聞いていた美寿々は、急に首輪をひかれ、われに返った
男たちは、後ろ手にした小柄な美寿々の裸体を、奴隷のように検備沢の前にひきすえた。
「先生、これはどういう・・!」
のこる気力をふりしぼり、美寿々は釈明をもとめるが、検備沢は意にとめない。

美寿々の頭を両手でつつむと顔をちかづけ、微笑みながらささやいた。
「うふ、あなたってほんとうに可愛い、堀北真希に そっくりって言われない?」
艶然とほほえむ検備沢の顔は、ぞくりとするほど美しく、つやめいている。

検備沢が美寿々にキスをする。
ディープキス。
その瞬間、電気が走るような強い快感が彼女をおそった。
「!!!」
涙にうるんだ美寿々の大きな目が、さらに大きく開いた。
165名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:50:03 ID:sZfMtsuv

検備沢は美寿々の反応にかまわず、語る。
「あなたを見るたび、ご主人のこと、思い出すわ」
今度は、耳元でささやき、首筋にキス、瞬間、美寿々は悲鳴のようなあえぎを上げた。

「私の事務所の大学生アルバイトだったとき、彼、すごく可愛い高校生の彼女ができたって喜んでた」

つぎに乳房にタッチすると、やさしく愛撫をはじめる。

「彼、あなたに夢中だったのよ」
お願い、せ・・先生・・や・・め・・

「頭のいい子で、自分の勉強に凄く関心を持っていて、センスがいいって」
あっ・・・あ・・

「彼が難病にかかって身動きできない体になったのは、それからまもなくのこと、
あなたは少しでも早く収入を得られるように高校の時から資格取得して、卒業と同時に結婚したのよね」
だめです・・・そこは・・あ・ああ、さわらないで

「そのあと、彼のお母さまが心労のあまり新興宗教にのめりこみ、借金に借金を重ねる、親戚縁者にも見放され」
あっああ、あっ、あん、あっ、あああああ

「あなたが地獄を見ないよう、離婚の手続きをしたあと、彼は自ら いのちを絶った」
だめ!ダメ!嫌っ!いやあああっ!

「彼、本当にお気の毒だったわ・・・・・。
あなたのことも、はやく紹介してもらおうと思ってたんだけど」
のけぞる裸の美寿々を抱きしめ、耳元でささやいた。

「あなた気がついている?田村君、あのひとにそっくりよ」

166名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:51:53 ID:sZfMtsuv

快感と羞恥に身悶える美寿々の手を優しく握り、スカートの中へと導いた。
忘我の美寿々は知らず、幼児のような幼い口調になっていた。
「せんせい・・・先生はレ、・・レズビア・・ン・・な・・の?」
「そう、思う?」

上質な絹のパンティ、検備沢の手はその中心を愛撫するよう命じている。
美寿々は恥ずかしさに耐え、従った。

導かれたそこをまさぐる、と、美寿々の手の動きがとまった。
導かれたさきに、女性の優しい丘陵はなかった。
そこには何か小山のような膨らみが・・・。

えっ!
これは・・・そんな・・・まさか!?

男性のもの!
美寿々はあまりの驚きに、われにかえった。

美寿々から体をはなし、検備沢先生は妖艶なほほえみを浮かべ、彼女を見つめたまま、
ゆっくりと上質なスーツを、ブラウスを、そして下着を脱ぎはじめる。

・・・最後の一枚を足からすべりおろした時、美寿々が目にしたもの、それは・・・
豊かな乳房、つややかな肌、細い腰、完璧なプロポーション、しかし、その股間には、

・・・・女性にありえない異物が黒い茂みから きつ立し、その存在をアピールしていた

それは、ほかならぬ男性そのものだった。
167名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 20:53:37 ID:sZfMtsuv

ぼう然とし、言葉もない美寿々に検備沢が語りかける。

「アンドロギュヌスって知っている?」
「りょ・・両性具有・・者」
「そう、住吉先生って、やっぱりものしり、男女の性と性器をあわせもつ完璧な性よ」
「それが、わたし」

美寿々は検備沢先生の局部から視線をそらすことができなかった。

「子供の頃はふつうの女の子だったの、でも初潮をむかえたころからクリトリスが
しだいに大きくなって、・・・おどろいたわ」
「悩んだ時期もあったけど、悪いことばかりじゃなかった」
「人類はアンドロギュヌスとの咬合で、普通のセックスとは比べ物にならないほど
強烈なエクスタシーを感じることが出来るの、社会に出てからは結構な武器になったわ、でも・・・」

にわかには信じがたい話。が、目の前のそれがなにより雄弁に物語っている。

「人をいくら感じさせても、自分はだめ」
「アンドロギュヌスが感じるためには相手が片方の性じゃだめなの、
男女ふたりとの同時のセックスでなければ。それもただ男と女であれば良いってわけじゃない。」

美寿々は固唾をのんだ。

「そのふたりが本当に愛し合っていなければ」

それじゃ私と田村が検備沢先生にスカウトされた理由は・・・
「そう、それもある」検備沢は美寿々の心を読んで言った。

「強烈なエクスタシー。納得できないかもね・・・からだにおしえてあげる」
検備沢の目が妖しくひかり、二人の男に指図した。

なすすべもなく、美寿々はふたたび全裸で、ベッドに横たえられた

                つづく

168名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 04:57:49 ID:h6j9jxf8
GJ。
素晴らしいです。
続き待ってます。
169名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:39:03 ID:G6wnzrIN
最終回です(笑)
どきどきしながら投下していましたけど、最後と思うとちょっとさびしい
楽しんでくださったら、うれしいです
では・・・・
170名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:41:28 ID:G6wnzrIN

検備沢はふたたび美寿々に口づけすると、
耳のうら、首筋、鎖骨、乳房、乳首、うで、指の付け根、
へそ、かすかな陰毛、ヴァギナのまわり
・・・美寿々のからだの、あらゆる敏感な部位を、舌でなめあげ、
キスし、舌で突き、ときには甘がみしてなぐさんだ。

「・・ぁ・・っ!・・ひっ!あ・・ぁぁああ・・っ・・!!」

そのたびに、美寿々は体をふるわせ、身をよじり、あえぎ、哀願した。
「せんせい・・・もう、やめて・・やめてください・・わ・たし・・たえ・・られない」

検備沢は美寿々の顔の上にまたがり、男根をかざすと、
「口でかわいがって、奥のヴァギナを手で慰めてちょうだい」
「は・・・い」

「じょうずよお、よーく仕込まれたわね」

検備沢は、美寿々が咥えたペニスを中心に180度向きを変え、彼女の下半身におおいかぶさると、
M字に足を開かせ、大腿部を抱くようにして、美寿々の中心に顔をうずめた。

むきだしにされた美寿々のそこは、充分すぎるほど、愛液でうるおっている。
検備沢は、その愛液をなめるようにキスをし、音を立て自らの細く長い舌でせめたてだ。

「!!!」
口は、たくましい陽物にふさがれ、声を出すこともかなわない。
「・・・・ん!・・ふっ・・!!・ん・・・ぅ・・・!・・・・!!!」

せめて、この快感の責め苦からのがれようと、
美寿々は口と手で必死の奉仕をこころみるが、検備沢の責めは終わることがない。
171名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:45:53 ID:G6wnzrIN

二人が全裸で抱き合うさまを、男たちがくつろいで見ている。

「・・ぁ・・っ!・・ひっ、あ・・ぁぁああ・・っ・・!!」

美しい二つの女体(一人は半分男だ)が、からみあうさまを見つめている。
検備沢の体の下で美寿々がみだれ、狂態をさらし、声をあげるさまを楽しんでいる。

美寿々は、男たちが自分をもてあそんでいた時より、燃えるような恥ずかしさを感じた。
今、彼女は男のなすがままにされ、女にも はずかしめられているのだ。

「・・っは、っあ・・!きゃ、ん・・んんっ・・!」

ベッドの上でのたうつ美寿々の痴態は、男たちの欲望にもふたたび火をつけた。
「先生、・・・私どもにも」
二人は検備沢に、美寿々への挿入を請うた。

検備沢はものうげに体を起こしたが
「だめよ、住吉先生の大切なところは私のもの、また、手と口でかわいがってあげて」
美寿々に、また彼らへの奉仕、愛撫を命じた。

が、男たちは不満そうだ
「せんせい・・・」
全裸の美寿々はおびえ、検備沢にすがるようにしがみつく。

検備沢は、美寿々の頭をかばうように抱きしめ、二人の乳房は柔らかく押し付けられる。
白い二組の素足がからみあっている。
妖しく淫びな絵画のように美しい、裸身の二人。

日ごろの小生意気な言動を知るだけに、美寿々がおいつめられ、おびえる姿は、
それだけで男たちの劣情をそそった。
欲望に目をぎらつかせ、美寿々を見ている。

検備沢は、美寿々のみだれた短く美しい髪を、手でやさしくなでつけた。
「しょうがないわねえ・・・悪いけど、住吉先生、あなたのあそこ、かしてあげて」
「えっ・・・?」

美寿々は、いきなり男たちに首輪をひかれ、じゅうたんの上に四つんばいにさせられた。
背後にまわった土方が、美寿々のアナルに手早く、深くジェルをぬりこむ。
「だ、ダメ!だめっ!」
尻に手をあてて、抵抗しようとするが、すでに土方の挿入ははじまっていた。

「ひ!あ、い、いやあああぁ、いゃあ!」
「住吉先生、お力をぬいてください」乾いた声で土方が言う

土方の挿入は執ようで、容赦がなかった。
「っ・・ん、っはぁっ、ああぁ、だめぇぇ・・っっ・・!!!」
彼女の悲鳴は長く続かなかった。
沖田が両手で美寿々のショートヘアをわしづかみ、ペニスを口に押し込み、たくましい腰を何度も前後させる。

「ちゃんと、洗ってから交代するのよ」

虎と狼は、四つんばい になった美寿々の前と後から、その白く美しい裸体をむさぼっている。
美寿々はいまや、この妖しい宴の生けにえであり、性の奴隷だった。

「うっ、ぐ、あう」
存分に楽しみ、さらに交代すると、満足げに男たちは大量の白濁した精を、美寿々の口の中に、アナルに放った。

絨毯に横たわり、あふれ、流れだす体液をそのままに、男たちの蹂躙をうけた白い体をひくつかせる美寿々。
172名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:48:37 ID:G6wnzrIN

「さあ、仕上げよ」

美寿々はあおむけにされ、その白い左足を土方、右足を沖田が手にした。
これ以上ないほど両足を広げられ、秘部をむき出しにされる。
美寿々は羞恥で顔をそむけるが、抵抗する気力は、もはや、ない。

「あなたの処女を奪えるなんて、私、しあわせ」
検備沢はくちびるにキスをし、ペニスの先を美寿々の入り口に密着させると、
ゆっくりと前後に動かし始めた。

うるおいは充分だ。
愛液が ひわいな音をたてる。

「大丈夫よ、わたしのものはあなたを妊娠させない、そして」
「誰も、私を妊娠させることは出来ない」

挿入の瞬間から、経験したことのない灼熱の快感がはしり、美寿々はふるえた。
「あ、・・・はぁあ、は、・・あん、・・・っあ、あ、あ」

検備沢のペニスは、男たちのもの以上に太くたくましかった。
さらに押入れ、亀頭のかさでクリトリスをマッサージする。
「あっ、あっ、ああああああああああっ!あっ、あ!あ、あん!」
それだけで美寿々はのけぞり、はげしく身悶える。

「先生、初めての住吉先生には・・その・・先生からは・・・刺激が強すぎるかと」
美寿々の反応にさすがに気色ばんで、さっきまで狼藉をほしいままにしていた土方がいう。
「だから、準備運動してもらったんじゃない」

「あああっ!っあはあ!あっ!あん、あんっあん」

左手に沖田、右手に土方のものを握らせられた。
「かわいがってあげなさい」

美寿々はしたがった。
股間は検備沢のペニスに支配されたまま、こらえきれぬ快感に、
二人のペニスをかわるがわる口で奉仕する。
173名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:51:43 ID:G6wnzrIN

おしよせてくる。
快感の、大きな波がおしよせてくる。
そのあまりに大きな波頭はひといきに、確実に、
美寿々をどこかに連れ去ってゆくだろう。

た・む・ら・・・わたし・・・もう・・・だめ

「さそって」

え・・・

「彼をさそって・・・あなたが」

た・む・ら・・・

「田村君が私の中に入り、私があなたの中に入るの、どう、すてきだと思わない?」
美寿々は「いやいや」をした。
「うん、もちろん順番をかえてもかまわないわ、二人があなたの中に、は・い・る」

快感の波間から、突然、痛みの鋭い岩山が現れた。
それは美寿々のやわらかな肉体を深く、強く、つらぬいた。

検備沢が、ついに美寿々の処女をうばったのだ。

強い痛みのあとに おとずれた快感の波は、熱く、白い光となった。
その白熱した快感のかたまりは、美寿々のなかで急速に膨張し、ついに臨界をこえた。

「あ!あ!ああああ!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

破瓜の痛みよりもその快感のあまりの強烈さに、美寿々は激しく身をよじり、のけぞった。

左右から男達が、美寿々の顔に、体に、大量の精をほとばしらせる。

そして、男達があきれるほど美寿々は何度もさけび、体液にまみれた体をけいれんさせ、
・・・・・・・・気をうしなった。
174名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:53:04 ID:G6wnzrIN

・・・・・・・・・・・・・・
おうっ、おうっと海生動物のような声が聞こえる。
美寿々の「調教」のごほうびとして検備沢先生が、
土方・沖田の二人に自分の体をあたえているのだ。

四つんばい になった先生の、尻に土方が、口に沖田が、とりついている。

だが、乱れ、たえられぬ快楽に一方的に声をあげているのは男たちだ。
先生が、強烈なエクスタシーで男たちを犯している。

ふと、先生と目が合った。
検備沢先生は、美寿々に妖しくほほえみかけ、ウインクをした。

その目は こう語っていた。
「あなたの気持しだいよ。いい返事をまっているわ。」

ふたたび、うすれゆく意識の中で、美寿々は知らず、つぶやいていた。


「・・・おねえさま」

175名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:55:35 ID:G6wnzrIN

その翌日

大野事務所へ復帰したその日の帰り道、春の訪れを待つ桜並木のなかで、美寿々は
不意に、田村からくちびるを奪われた。

まるで高校生のような幼いキス。

「なに、これ?」
照れたように、そして誇らしげに微笑む田村。

・・・・・

そう、私はあなたの屈託のないその笑顔に恋をしたの。

うれしい!田村。

美寿々は田村に蹴りをいれ、手にしたバッグで彼の頭をはたいた。

「田村のくせに、なまいきよ!」

そしてそんな田村を後に、ひとあし早い春の陽光に照らされた公園通りへと歩みを進める。

もうまもなく春だ。

「ちょっと!田村のくせにって、なんですかぁ」

愛しているわ!田村。

今夜、彼を誘おう。
そして、二人で睦み合っているところへ検備沢先生に来てもらうの。

田村、三人で愛し合いましょう。

あなたもきっと気に入るわ
・・・・・そう、私たち、ずっといっしょよ

その時の驚く田村の顔を思い浮かべて、美寿々は微笑をうかべた。

                 おわり
176名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:58:11 ID:G6wnzrIN
・・・・・で、135の、予知夢のとこに、もどる訳ですね

あきっぽい自分が最後まで投下できました、GJ!のおかげです、感謝!
こんなハチャメチャ・エロに最後まで付き合ってくださって、ありがとうございます
最初の神さまの、住吉先生に萌え萌えて、なんとなく書き始めたんですけど
あの美寿々も可愛かったなあ、やってる最中も、毒舌わすれないところが最高!
また、書いてくださらないかなw
その後に投下された神々もぜひ、ぜひ!

自分も読み手にもどりますが、
「黒田村」っていいですね、いつの日のことかわからないけど、また何か思いつくといいな、
そのときはぜひ、読んでください

では、つぎの職人さん、よろしくお願いします!
177名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 20:21:34 ID:MB6MHYcU
GJGJGJ!お疲れ様でした。
面白かったですー!
178名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 20:49:32 ID:H/T15iBA
177さん、ありがとう!
179名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 21:29:09 ID:ymV+D6ar
GJです。
サッカーと共にここの投下も気になってきてみたらやはり素晴らしい。

また思いついたら書いて下さい。
GJ!!
180名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 23:01:41 ID:jlZS51w2
GJ!
160さんの続きも待ってます!
181名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 08:24:07 ID:Tak8i0bb
179さん、180さん、ありがとうございます
また、書けたら読んでね!
182名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 12:07:25 ID:avMBs9av
素敵文章読んだら自分も思いついた!
でも書くのなんて初めてだし、言い回しとか、オチ(?)もない。
こーゆーのってどこに相談したらいいの?
183名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 16:45:45 ID:SFZZ+jgj
>>182
まずは書いてくれ。
話はそれから。

待ってる。
184名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 08:38:47 ID:AOGM+cTH
DVDも発売されたことだし投下wktk
185名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 23:59:55 ID:WxV7zeI5
ご無沙汰してます。>>125です。
何というか、あまりの盛況ぶりに続きのタイミングを失ってしまい・・・。
神達とタイプもディープさも全然違ってるんですけど、
やっぱり完結させたくなっちゃいました。
186名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 00:02:04 ID:WxV7zeI5
「もぉ〜住吉先生ぇ。こーゆー所が趣味なら、始めからそう言ってくださいよぉ。」
相変わらず、彼の目は暗くて・・・欲望だけが奥底にある。

咄嗟に田村の脇を通って逃げ出そうとしたけど、素早く抱き抱えられ、
羽交い絞めにされる。

「はっ、離してっ!」 バスタブまで引きずられる様に連れて行かれた私は、
またしてもネクタイで両手を縛られて、シャワーフックに吊り下げられてしまった。
殆どつま先立ち。・・・完全に身動きが取れない。
情けなさと悔しさで目が潤んできた・・・絶望的だ。

‘私は田村に犯されるんだ・・・。’

少し息を切らした田村の唇が私の唇に覆いかぶさる・・強引に舌を奥まで入れて。
息も出来ない。‘苦しいっ・・!’

しばらく私の舌を弄んだ彼の舌は、頬、耳へと伝っていく・・・そして首筋・・。
「はぁっ・・。あっ、んーっ。」

乳首を吸われ、甞め上げられる頃には、もう抵抗する気力もすっかりなくなって
彼にされるがままになっていた・・・。

187名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 00:03:38 ID:p5BotaUX
そして右手はゆっくりとももの内側に這ってくる・・・
その指が私にそっと入ってきて・・中で小さく廻り始めてそれは段々と
大きく深く動きまわる・・。

「はぁっっ!・・・んんっ〜・・・もうっ だっ・・めぇぇ・・!」

・・・それまで無言だった彼の、落ち着いた声が・・・
「先生は・・誰にも渡しません・・・。
僕だけのものだ・・。」

そうつぶやくのが聞こえた気がして
‘えっ?今何て・・・?’

と、私の背中を壁に押し付けながら 両足を抱え上げられる・・
考える間もなく、一気に私の中に彼が突き上がってきた・・

「はぁっ!・・・いやぁぁぁっ! ・・お願いっ・・・止めてぇ!・・ああっ!!」
田村の動きに合わせて、私の体が上下に揺れる・・
「痛っ・・。いやっ」私の体が下がる度に、彼が奥まで入ってくる。

「たむらぁ〜、お願い・・・目を覚まして・・・」殆ど囁き声にしかならない・・
涙が滲んで頬をつたっていく・・・

田村の動きが、早くなっていく・・・そしてとうとう彼は・・・
「ぁぁああっ。・・・はぁっ。やっぁぁぁぁ!!!」
188名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 10:29:51 ID:bi1fbk5x
お帰りなさい!
そして、GJ!135です、
125さんの途中で投下して、失礼しました
よかった、また楽しみが出来ました
続きをぜひ!
189名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 21:06:49 ID:KFGMY8dC
待ってたぞ!

GJ!!すげーいい。
190名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 10:58:31 ID:nFArOnR+
GJ!
楽しみにしてた!
続き待ってる!
191名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 08:23:49 ID:akFHDvUQ
GJすぐる!
最近、ここ、にぎやかなんで
久しぶりにカバチの録画観たら
やっぱり可愛いなあ、美寿々堀北
神職人さん、ありがとう!続きを!
192名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:19:53 ID:noWWFjTO
>>185です。
お言葉に甘えて、
美寿々をもう少しバスルームに閉じ込めておきたくなりました。

193名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:21:42 ID:noWWFjTO
ハァ・・・ハァ・・・」
耳元で・・・私の中で果てた田村の息遣いが聞こえる。
私は・・・頭がボーッとして、まだ夢の中にいるような・・・。
・・・彼は、ゆっくりとソレを引き抜いた・・。

そして・・・・私の中から生ぬるいものが腿へと・・つたっていくのを感じた・・・。
(これが・・・田村との最初の・・・・・・)
また涙が溢れてきて・・私はしゃくりあげるように泣き出した・・・。

バスルームに 私の泣き声だけが響き渡る・・・。
どれくらい時間が経ったのか・・・

バスタブに腰かけた田村が、吊るされたままの私の体を嘗め回すように見ている。
「綺麗だ・・・とっても・・・」
「このまま、飾っておきたいくらいだぁ・・。」

「何言ってるのよぉぉ。・・うっ・・・・早く・・ぅっ・・・これ外しなさいよぉっ・・・。」
「・・すいません・・それはまだ・・・出来ません・・・。
だって先生の泣き声で・・・僕・・また・・・」

(・・・ふぇっ?)
と、彼の下半身で赤くそそり立っているものが目に入ってきた・・・。

「だってぇ・・先生、可愛いすぎるでしょぉ・・・・。何もかもぉ・・・・。」
「もぉ先生のせいですからぁ。・・・僕がまたこんなになっちゃたのって・・。」 
彼が近づいてきて・・・私の腰に両手を廻し・・・自分の腰を押し付けてきた

(えっ、・・・またっ?・・・いやっ・・やだっ!・・・そんなのっ・・・・嫌っ!・)

思わず見上げても、両手はシッカリと縛られて、今度こそ解けそうにない・・・。
必死に両足を閉じて、つっぱろうとするけど
臀部を掴まれ、もう片方の手であっさり左足を持ち上げられてしまった。
こんなにも・・・無力な自分が・・情けなくなる・・・。

田村が耳元で囁く・・
「もう一回だけ・・・ですから・・・、ねっ?」

私は、左右に首を振って、必死に懇願した 
「いやっ・・・もうやめてっ・・・田村っ・・・!」
194名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:24:23 ID:noWWFjTO
でも彼は、私の左腿をさらに持ち上げて・・そのまま覆いかぶさってきた。
さっきの荒々しさはなく、今度はゆっくりと・・静かに入ってきた・・

「はぁ〜っ!・・・ああつ・・・たすけてっ・・・いやぁぁぁっ・・・・・」

耐え切れずに、彼の胸に顔を埋める・・と、
「・・たまんない・・・。先生っ・・・僕・・たまりませんっ!」
「ああっ!・・あっ・・・やめっ・・・てぇ・・・。」

私の体が上下に揺さぶられて・・田村は奥へ奥へと・・やめようとはしてくれない・・。
その左手は・・・私の乳首を弄び・・胸を揉み上げる・・。

「あっ・・・はぁっ・・・ん〜っ」
今まで経験した事のない快感に、意識が遠のいてく・・・。
「〜んっ〜。・・・はぁ〜〜。・・・だっ・・・めっぇぇ・・・。」

更に深く彼が貫ぬいてきて・・・、私の中の奥に当たった・・・。
「痛っ、痛いのっ。・・お願い・・もう・・許して・・・」
彼はすがるような私の目を見たまま、それでも歯を食いしばりながら、
腰を動かし続けている・・・。

(・・・いつまで・・・続くの・・・?)
涙が止まらない・・。

「たむらぁ・・・やめてぇ・・。・・・もう・・・わたし」
(・・・壊れそう・・・)

ふと・・・彼の動きが止まった・・
(・・・終わっ・・た・・・?)
見上げると・・・田村が私の顔を見つめている・・・。 私の中に入ったまま・・。
そして・・・、
私の顎を持ち上げて・・瞼にそっとキスをした・・そのまま頬に落ちた涙を舐める・・・
その唇が私の唇に・・羽のように軽い・・優しいキス・・・。

(・・もし・・かして・・・もとに・・・・・戻った・・・?)
彼の目を覗きこむ・・・・。

でもそれはすぐに・・彼の言葉で、勘違いだと思い知らされた・・
「・・・一緒に・・イキたい・・・」

195名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 23:28:00 ID:noWWFjTO
突然、荒々しく舌を私の唇に入れて 私の舌にからめてくる・・・
「・・ん〜っ・・・!!!」
そして、中指で私の・・クリトリスを・・・擦り上げてきた
「・・んっ?!・・・んっ〜・・・・!!!」

口を塞がれたまま、私は腰を動かし悶えるしか出来ない・・・。
その反応に、田村は更に指を小刻みに動かす・・。
もう片方の手で、腰をシッカリと押さえつけながら・・。

(・・いやぁぁっっ!・・・やっ・・・はぁぁぁっつ!
   もう・・とけちゃいそう・・・)
彼の指が更に2本3本と入って来て・・その動きは決して止まらない・・

やっとの思いで、顔をそむけて・・・でも、思わず声が出てしまう
「あああぁぁぁぁ〜っ。・・・っくぅぅ〜。・・・はあっ、あぁぁ〜!」

「・・・ここ・・? 先生・・・イキそう・・ですか・・?・・」

「・・た・たむらの・・・ひっ 卑怯者ぉぉ。 
あっ、 はぁっ、 あああぁあぁぁっ!」
どうしても、声があえいでしまうのを抑えきれない・・・。

・・彼は、嬉しそうに腰の動きを再開した・・・。
その動きは、今までと比べものにならない程 上下に激しくなっていった・・
喉の奥から、声が飛び出す
「ぁぁああっ!  はぁぁ〜ん!  たむらぁぁぁ!  
わたしっ・・もう・・・だっ・・・めぇぇぇ〜っ!」
興奮した彼は、たまらず私の肩を噛む・・・そして・・・首に吸い付いてきた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ・・・」
「先生〜〜〜〜っ!」「離しませんっ!・・・・もう絶対に〜〜っ!」

「た・む・らぁ〜ぁぁ! ぁぁああああ!」
196名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 03:15:21 ID:KimuvUW7
GJ!GJ!!

続編待ってる。
197名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 14:35:15 ID:xuSuBZ5C
超GJ!
楽しみにお待ちしてます!
198名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 21:47:55 ID:HEWrAohi
久々に見たら神様キテタ!GJ!!

田村×美寿々もいいけど、土方×美寿々とか沖田×美寿々もいいね。
199名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 15:54:14 ID:eroZP84A
熱でグッタリした美咲を家に連れ込む→そのままレイプ
200名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 21:30:05 ID:EYJnpnRv
続きが読みたい!!是非おねがいします!
201名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 21:02:17 ID:gLfA7AHC
ほしゅあげ
202名無しさん@ピンキー:2010/07/11(日) 23:33:44 ID:FcthEuy3
『俺、住吉先生のこと好きですよ。』

−あの日から、私は田村と目を合わせられなくなった。


「住吉先生?先生ってば!」
「え?あ、…ごめんね、で……カイ君のことよね?」
「もぉ〜…違いますよ!パパのことです!!どうしたの先生、今日、なんかおかしいよ?」
「そ、そおかしら?」

制服に身を包んだ、可愛いらしい少女は怪訝な顔で美寿々を覗き込む。
自分でも、らしくないほど仕事にミが入らないここ数日であることはわかっている。
それもこれも、すべてあの男のせいなのだ。

「もおいいや、なーんか先生、心ここにあらずって感じだし。パパのことは、田村さんに聞いてもらお。」
「……た、田村に?」

“田村”という名前を耳にしただけで身体が熱くなるのを感じた。
僅かに見せた、いつもと違う美寿々の反応に杏はからかうように笑う。

「あれ?先生、顔赤いよ?もしかして田村さんと何かあった〜?」
「べ、別に!あのゆとりとは相変わらずよ!相変わらず馬鹿だしゆとりだしとろいし、ほーんと、やんなっちゃう。」

コーヒーカップを片手に視線をずらしてこの場に居ない相棒のことを話す美寿々。
高校生である杏から見ても二人の間に”何かしら“あったことがわかる程に、わかりやすい。
法律に関しては腹黒い程プロなのに恋愛に関しては中学生並みの反応を見せる目の前の女性。
杏は田村が惚れる理由がなんとなくわかった気がした。

203202 A:2010/07/11(日) 23:37:18 ID:FcthEuy3
「ふーん?でも、かっこいいし優しいよね、田村さん。」
「え?」

田村がかっこいい?

「この間、友達と居る時にたまたま田村さんに会ったんだあ。一緒にいた友達、かっこいいってきゃあきゃあ言ってたもん。」
「あ、あのゆとりに?」
「先生から見たら情けないとこもあるのかもしれないけど、かなりかっこいいし、しかもすごい性格いいし、あーんな人なかなかいないよね〜。だから、先生も素直にならないと、田村さん誰かにとられちゃうかもよ??」
「………。」

自分の気持ちを見透かしているかのような杏の笑みに自然と顔が赤くなる。その反面、他者から見た田村のことなどこれっぽっちも考えたことがない為少しだけ焦燥感をえた美寿々は、杏と別れて自宅に帰る途中ずっと田村のことを考えていた。



204名無しさん@ピンキー:2010/07/11(日) 23:40:41 ID:FcthEuy3
(…田村のことが好きなのに…なんで素直に言えないんだろう…)
あの時…田村に好きだと言われたあの瞬間。

ほんとは、自分も伝えたかった。好きだと言いたかった。だけど、言えなかった。
自分の気持ちを曝け出したら、際限なく彼を求めてしまう気がする、それが怖いから言えなかった。

(田村は……どうしてあたしを好きなのかしら…)

ここのところ、業務以外で口を聞いていない田村が少しだけ自分を見つめる瞳が寂しげであることを知っている。

必要以上に田村を避ける私を責めない、優しい彼であることも。

美寿々は携帯を取り出し、電話をかけた。すると思っていたよりはやく応答されたことに声が震えてしまう。

「もしもし、住吉先生?」
「…あ……田村?あ、あんた今、何してんの…?」
「何って…今、飯作ってるとこですけど…」
「へ、へぇ〜?ゆとりでも料理とかするんだ?」
「しますよ、先生と違ってね?」
「な、なんであんたがそんなこと知ってるのよ。」
「前に酔っぱらった時ぺらぺら喋ってましたから。」
「………。」

いつものように言い合いを始めた自分達に(第三者から見たらじゃれあっているようにしか聞こえないが)、美寿々はこんなことを話したいわけじゃないのに、と内心溜息をついた。
電話だからか、いつもと違って聞こえる田村の声にもドキドキしてしまう自分。駄目だ、どうやら相当自分は彼にはまってしまっているらしい。

「先生?どうしたんですか?」
「……た、田村…あたし…あんたに…あ「逢いたいですよ、俺も。」

自分が言おうとしていた言葉を先に言われて、拍子抜けした美寿々は呆然と立ち尽くす。

「今どこですか?」
「え…えっと…〇〇駅の前だけど…」
「わかりました。じゃあ、すぐ行くんでそこから動かないでくださいね?」

そう言って、ぷつっと切れた電話に美寿々は現実感ないままにベンチに腰掛けてぼうっと空を見上げた。

とにかく今、田村が来る、来てくれる。

―ちゃんと伝えないと、私の気持ち。
205名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 14:42:40 ID:g8gVHOer
GJ!
206名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 18:14:47 ID:Z+qdswec
GJ!!
207名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 20:00:52 ID:Ua7nyQ0W
>>202
GJ!!
続き楽しみにしてます!
208名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 00:48:37 ID:AeANkDcG
>>204
イイ!
209名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 08:21:43 ID:j3FkX6nu
おかえりなさーい!
相変わらず、GJすぎる!展開、楽しみにしてます!
210名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 21:00:25 ID:GCWyDqoP
ここのところ、業務以外で口を聞いていない田村が少しだけ自分を見つめる瞳が寂しげであることを知っている。

必要以上に田村を避ける私を責めない、優しい彼であることも。

の、くだりが好き

「エロ」も待ってます
211名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 19:54:38 ID:rOxn0qOG
待ってまーす。
212名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 22:42:39 ID:IA4JlztI
202さん、楽しみに待っています。
213名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 07:48:46 ID:a3sL0uGH
作者さん達の続き楽しみに待ってます!
214名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 14:04:18 ID:jmfjPugZ
保守
215名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 19:43:16 ID:boED7cuw
規制かかってるのかな?待ってますよー。
216田村side、続き投下です。:2010/08/13(金) 13:24:21 ID:rxj7ZYJY
最近、住吉先生がよそよそしい―
「田村。」
「はー…。」
「おい、田村。」
「はー…なんでだよ…」
「………栄田!」
「うっす!」

大きな溜息が漏れると同時に、頭に同じく大きな衝撃が響き、勝弘は机に顔面をぶつける。

「いって〜…何するんすかあ〜!」
「溜息ついてる暇あったらこの書類コピーとっとけ!」
「そんな、溜息ついただけじゃないっすか!」
「溜息ついてるのが駄目だとは言ってない。仕事に集中しろと言ってるんだ、わかるか。」
「……すいません…。」

重森にそう言われ、勝弘は頭をさすりながら渋々謝る。
だが、溜息もつきたくなる程に美寿々とぎこちなくなってしまったのだ。これならあの時言わない方が、いや、いっそキスをしなければ良かったのかもしれない。
あの日は美寿々が戻ってきたことが嬉しくて、しかも憎まれ口だとしても自分を心配してくれたのが嬉しくて、つい衝動を抑えきれなかった。
もしかしたら彼女も、少なからず自分を想ってくれているのかもしれない―そう高ぶってしまったところもある。

「あ〜……!!!なんで言っちゃったんだ俺〜!!!」
「なんだ、何か悩んでるのか田村は。」
「大先生!」

頭を抱えて叫べば、後ろから事務所の長である大野の声。
聞かれた!!と勝弘は額に汗を浮かべるが、大野はぽんっと勝弘の肩をたたき笑みを浮かべた。

「何があったかは知らんが…そういう時はまず―」
「それはたむたんがいけないわよぉ〜!もぉ〜!」
「はあ……そうですか…」
「美寿々ちゃん、きっと待ってたわよね〜、田村さんから付き合おうって言われるの!」
「そぉよ〜!!ね〜、大先生☆あ〜ん☆」
「そぉだよね〜!!!あ〜ん☆」「や〜ん!きゃわゆい〜☆」
「きゃわゆい〜☆」
「……………」

いつも通りに店に来たのはいいが、本当にここにいる人間に相談してよかったのかと勝弘は少し後悔していた。
とはいえ、告白をしてそこから付き合おうと言わなかった自分に非があることはわかり、がっくりと肩を落とす。

「でも…付き合おうって言って素直に付き合えたとも思わないっすよ〜。」
「まあ、それは確かにあるかもなあ。なんてったって住吉先生だし…。」
「ですよね〜?」
「…じゃあお前は住吉先生が付き合えませんと言ったら、そこで諦めるのか?」

急にいつもの口調に戻った大野を、勝弘は目を見開き見つめた。

「住吉先生がお前とは付き合わないと言えば諦める―その程度の気持ちだったのか、お前は。」
「………そんな……そんな簡単に諦められるわけないですよ!だって俺!」

思わず叫んでいたことに気が付けば勝弘ははっとした。
大野を筆頭にその場にいた全員が勝弘を微笑ましい表情で見ている。

「………お、俺…………か、帰ります!!!///」

視線に耐えられず勝弘はがたがたと席を立ち、急いで家に帰ることにした。
あー、なんでこの人達に相談なんかしたんだろう、と少し後悔もしながら。
217名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:07:14 ID:9yxU51b7
>>216
楽しく読ませてもらいました!

続きが早く読みたい!
待ってます。
218名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 21:23:00 ID:cswh5cdk
待ってました!
ありがとうございます!
楽しく読ませていただきます
219名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 16:54:21 ID:gB+an0AK
某サイトで、カバチ話が掲載されてたのに、削除されてた…。

貴重な田村×美寿々だったのに。
220名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 19:00:38 ID:bpu7m+j2
残念。拝見したかったです。

上記の続きもみたいな。
お待ちします!
221名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 15:05:19 ID:yYEM3kYZ
保守あげ
222名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 15:43:34 ID:MIuw0oTo
サイゾー見て、ゲイバー舞台で重さん×田村×美寿々もいいなと思った。
田村と美寿々が舌を絡ませいちゃつく様を大人の余裕で見つめる重さん。
223名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 19:15:16 ID:5gMR3Bc1
ゲイバー記念保守

224名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 04:20:38 ID:sVY94qis
中の人達のスレ落ちたけどもう新スレ立たないのかな?
残念だ。
225名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 08:21:31 ID:h5jKfvxC
まだまだ、楽しみにしてます
気長に待たせてもらいますよ
226名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 20:51:07 ID:0uu7VLpB
規制されて、PC投下出来ないんですけどぉ
227名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 23:15:51 ID:Ipq+rxJs
またまた、神の長期不在を埋めるべく作ってみました。
稚拙なところは、スルーで。エロは後半戦


今頃、住吉先生はアイツと何処で何をしてるんだろう・・・。
大体、あんな奴のどこがいいんだっ。
最近テレビで観るアイドルグループのリーダーの何とかって奴に似てるとかなんとか・・・、
ってか、あんなに色黒の弁護士ってあり得ないだろっ。

先日、俺が親父と部下の犬神に申し立てた懲戒請求の申し立て及び
その取り下げに対しての審査の経過報告と事務処理のため、いくつか確認したい事があるからと綱紀委員会の山田弁護士に呼び出されたのだ。

「田村一人じゃ心もとないから、私も一緒についてって上げる。」
「お気持ちは嬉しいですけど、僕一人で大丈夫です!」

「はっ?何か勘違いしてない?
私はアンタが、ウチの事務所の格を下げるような事を
もう二度としないように監視したいだけよ。」
「・・っ!」(相変わらず、痛いところバシバシ突くなこの人)

確かに住吉先生が同行してくれたのは、心強かったけど、一つどーしても気になった。
アイツが、俺たちの帰り際、かなーりさりげなくだが、
住吉先生の胸元から腰まで視線を這うように落としていくのを俺は見逃さなかった。

「さぁすが、山田先生ってヤリ手よねぇ。この報告書だって、シンプル且つポイントは
きっちりと押さえてあって、バカな田村でも理解出来るように作ってある。」
「人の事、バカバカ言わないで欲しいんですけど」

「何たって綱紀委員会のメンバーだもん。知識・経験は勿論、的確な判断力・その他モロモロ・・まあ要するに誰かさんとは正反対。やっぱり素敵よねぇ、弁・護・士って。」
「何かその言い方、含んでます?」
「あら?私は率直な感想を言っただけよ。」

「そーいえば住吉先生、山田先生への態度随分とあからさまでしたよっ。
話し方だって、俺と話す時より2オクターブは声高かった。
あんな猫みたいな話し方出来たんですね」
「当たり前じゃない。弁護士とのパイプは多ければ多い程、強ければ強い程
良いに決まってるじゃない。ユトリはそんな事も解らないの?」
「・・っ!」

それから、程なくして事務所に山田先生から住吉先生宛てに電話がかかってきた。

「何で、俺じゃなくて住吉先生に電話が来たんですか?」
「さぁねぇ〜♪田村よりも私の方が話が通じると思ったんでしょ。
さもなければ・・・私の魅力に引き寄せられた一人かも・・・。」
「・・・・!!!!。」

ヤバイっ。この展開は絶対にヤバイ流れだっ。
住吉先生って一見、結界はってるみたいにガード固そうに見えるけど・・
何てゆーか、攻め方変えてみると隙だらけみたいなところがある。
本人は自覚してないだろうけど。
(やっぱり、何としてでも行かせるんじゃなかった。
でも相手は仮にも弁護士・・・。まさか・・・な・・・)
228名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 00:21:51 ID:ne3/Fd5f
>>227
なかばあきらめつつ覗いてみれば……

おっ、投下あり。
ありがとうございます。
そして、続きをぜひ。
229名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 08:25:20 ID:3OMUeNvI
投下、待ってました!!
続きが楽しみです
230名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 03:52:40 ID:JXiHTfcg
本多先生もお願いします…。
231名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 20:06:34 ID:HzCb8WWy
保守あげ
232名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 11:12:58 ID:1aU8mI1V
続きまってます!
233名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 23:17:10 ID:3qjl1arB
エロに持っていきづらいキャラ選んじゃった感・・・。
中盤戦(?!)つながらないとこあるけど またまたスルーして下さい。

チョット、田村の反応が見たくなって
軽い気持ちで山田先生からのお誘いをOKしてしまった。

「まあ、山田先生。先日は、どうも・・・えっ、今度の金曜日ですか?
 えぇ、特に予定はありませんけど・・・。」

田村が、というか事務所の全員耳をダンボにしている気配がする・・・。
田村が睨むようにこちらを見て、そっぽを向いた。
(なぁにあれ?・・・カッワイクない・・・。いいわよっ、そっちがそうなら・・)
「光栄ですぅ。ええ是非。・・はい・・ではまた・・・。」

「ありゃりゃ、住吉先生 ひょっとしてデートのお誘いですかぁ?今の」
「そんなんじゃないですよぉ、栄田さん。山田先生は若輩の私にいろいろと教えて
下さろうとしてるんですよきっと。・・・では、お先に失礼しまーす。」

(ハァ〜。)  外に出て・・溜息が出てしまった・・・。
あの突然のキスから・・田村と私の関係は・・・何の進展もない。
次の日からお互い、いつも通りの仕事に忙殺される日常に入ってしまったとはいえ、
やっぱり素直になれない私のせい・・。

「嬉しかった。・・・私も田村が好き。」なんて言えたら・・・。
「カワイクないのは、私か・・・。」

山田先生が連れて行ってくれたのは、住宅地にある隠れ家的なフレンチレストラン。
(庶民の私でも居心地の良いお店を選んでくれたのね。大人だわぁ。)

「田村さんは、本当に実直という言葉が似合う方ですね。弱者の為なら
身を投げ打っても全力で立ち向かって行く。情熱に溢れた方です。」
「まあ、そこが田村の取り柄ですから・・・。」

「只、彼のお父様は百戦練磨の腕利き弁護士です。
失礼だが彼が太刀打ち出来る相手とは思えません。
今回は示談に持ち込む事が出来て本当に良かった。」
「ハァ。やっぱり、そうですよねぇ・・・。
どうか田村の事、これからもよろしくお願いします。」
「勿論です。私も微力ながら、お手伝いさせて頂きます。・・・。
 田村さんのような、若い情熱のある法律家を応援するのも私の役目だと思ってます。」
「山田先生・・・ありがとうございます!」

それからも、委員会の裏話をチョット教えてくれたりして会話は弾んでいった。
(これよこれっ。刺激的で、私の知的好奇心を満たすには十分過ぎる相手。
田村とは月とスッポン。いや、それじゃスッポンが気を悪くする。)

「ところで、・・プライベートな事なので答えて下さらなくても構わないのですが、
・・・住吉先生と田村さんは、個人的なお付き合いはされているのですか?」

「はっ?そっ、そんなのされてませんっ。
仕事に私情は一切持ち込まないのが私の主義です。」
咄嗟に否定してしまった。
「そうですか。・・それをうかがって、安心しました。」
(えっ?・・・それって・・まさか・・・)
まっすぐ私を見る山田先生の視線に、ドキっとした。
(マズイ・・気を持たせ過ぎたかも)

234名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 23:20:24 ID:3qjl1arB
「でっ、でも、そんな所が却ってほっておけなくなるんです。」
「今まで、田村ほどまっすぐで、バカが付くほど正直で理想を追いかける法律家には
会った事がありませんでした。 そんな彼が羨ましいというか誇らしくて、
彼と一緒に仕事が出来る私は・・とても幸せです。」

「・・・・彼の事をとても信頼しているんですね。・・・」
「・・はい。」
「そして僕はたった今、予防線を張られてしまったようだ。」
「・・・ごめんなさい。・・・」
----------------------------------------------------------------
「今日はとても楽しかったです。ご馳走さまでした。」
「僕の車で、お宅までお送りしましょう。」
「いえっ、結構ですっ。」
(あんな、小さなアパート見られたくないし・・・。)
「・・・そんなに僕は信用出来ない人物ですか?」
「えっ!いえそうゆう事では決してないんですけど・・・。」
(ご機嫌損ねたかしら・・・?これからの先の事考えると
それはよろしくないか・・)
「じゃあ、お言葉に甘えて・・近くまで送っていただけます?」
「勿論ですよ。」

車に乗り込んで程なく、目の前が少し暗くなった気がした。
・・・どうしたんだろう。・・気持ちが悪くなってきた。
「どうしました?大丈夫ですか?」
「えぇ・何かチョット目眩が・・。
どうしたのかしら・・私ったら・・。」
助手席にもたれかかる。
「きっと、お疲れなんですね。お仕事お忙しそうですから。」
「忙しいっていうか、あの田村のお蔭で面倒な仕事が増えちゃうんです。」
微笑みながら、彼が言った。
「大丈夫ですよ・・・・。お宅に近くなったら起こしますから休んでください。」
「本当にスイマセン。・・・」
車がゆっくりと動き出す。
(って、私行き先 言ったかな・・?)
でも・・・そのまま、私は意識を失ってしまったらしい。
車はそのまま走り出した・・。


235名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 06:47:33 ID:+kAa47PH
乙です。
続きが気になる!
待ってます。
236名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 08:33:44 ID:WOD+5t6y
夢の共演・・・リーダーがまさかの・・・
続きの投下乙です!待ってました!
ほんと、続きが気になる
237名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 19:54:44 ID:2I695rNB
投下嬉しい!続き待ってます!
238名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 19:58:49 ID:A7i/xv/A
ひっそりupします..でもss

意識が戻った時、首筋に何か柔らかいものが触れている感じがした・・・。
目をそっと開けると、真っ白な高い天井・・薄暗い照明・・・。
・・・体が動かない・・・!!! 
(誰か体の上にいる・・?・・!!)

「なっ、何してるんですか?・・・山田先生っ・・?」
私の髪を撫でながら、彼が見つめていた。
「お目覚めですか?・・今から・・貴方を抱くところです。」
「えっ?」 また、私の首筋にキスしようとする。
「なっ、 やめて下さいっ!・・どうして、こんな・・ここは何処?」
「僕の家です。・・あまりにも寝顔が可愛かったので連れて来てしまいました。」
そう言いながら、唇にキスをされる・・
「やっ、・・いやっ・・・ん・・・んーっ・・」

・・と、自分が下着姿なのに気付いた。
「えっ?・・・ウソ・・・こんな・・」
「ちょっと手間取りました。・・女性の服を脱がせるのは久し振りなので・・」
そう言いながら、彼もネクタイを外し・・シャツを脱ぎはじめた・・
これから何が起こるのか想像がついてきた。身体が勝手に震え出す。逃げ出したいのに、動けない。
「やっ、やだっ・・・お願いやめて下さいっ。」
彼が覆いかぶさって来た・・胸板を押し返そうとしても・・びくともしない。
「余計にそそられるんですよ、こういうの・・。」
無理やり唇を押し付けて、強引に舌を入れてきた。
その手は、私の体をまさぐり出す・・そして・・・いつの間にかブラジャーも剥がされて、・・・乳首を口に含んで舌で転がされる。
その手は、腰に廻され 内腿に這ってくる。
「あっ・・・ダメッ・・」 彼が触れる度に、体が勝手に反応してしまう。

彼が微笑みながら、「貴方も、男に抱かれるのは久し振りみたいですね。」
「・・・・!」
彼は、私の体中を愛撫し始めた・・・。
「やっ、あっ、はぁぁっ!」
239名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 19:59:42 ID:A7i/xv/A
やがて膝の間に強引に足を入れ、パンティの中に指を入れてそっと滑らせる
「あっ・・・はぁっ・・・やっ、やめっ・・」
「もう、大丈夫そうだ・・・」 そのまま指を奥まで入れて来た。
「やだっ・・・やめて・・やっ・・・あぁっ・・・たむらぁ〜。」
彼の動きが一瞬止まった。
「・・もう少し貴方を味わいたかったんですが・・しょうがないですね。」
急に彼は乱暴にパンティーを引きずり降ろした。
「きゃぁっ!・・・やめてぇっ!!」
そのまま、私の片足を抱えながら彼は無理やり入ってきた。
「あぁぁっつ!・・いやぁぁぁあ!・・」
固いものが挿入された感覚が、徐々に全身に拡がっていく。 
ゆっくりと腰を動かしながら 彼が耳元で囁く
「この事知ったら、どんな顔するでしょうね?彼は。」
「えっ?・・そんな・・あっ・・やっ・・ああっ!!」
あんなヤツ・・・僕より・・あんな独りよがりの正義感振りかざして
るだけの・・ヤツがいいなんて・・・」
段々と、彼の動きが激しくなっていく
「・・いやぁ・・・やだぁ・・・ん〜っ」
そむけた顔に 無理やりキスをしてくる・・
さらに、体重をかけて奥まで貫かれて、激しさが増していった
「・・はぁっ・・あっ・・あっ・・」
思わず反らせた身体を、彼に抱きしめられて・・更に突き上げられる
「貴方はもう、僕のものだ。」
涙が溢れて 何も見えない・・。

(田村っ・・。ごめん・・私・・何てバカだったの・・)

そして・・・彼は・・私の中で達した・・。
240名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 08:53:59 ID:z2oy6tUO
>>239
GJ!!!!!これからの展開が気になる!文章が読みやすい!続きも是非お願いします!
241名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 08:58:19 ID:nnEW4LaN
すごくいい!続き頼む!GJ!
242名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 23:19:44 ID:CuJuQpjm
続きが読みたい!
243名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 00:55:26 ID:gKcJ5BnU
保守
244名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 06:52:21 ID:pzyfMmjs
保守あげ。
作品、楽しみにしてます。
245名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 08:35:32 ID:yulCRiWq
ほしゅ。
246名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 08:27:08 ID:H4f/r0kF
さらに保守
247名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 08:27:55 ID:+OLknOQv
ほしゅです
248名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 20:51:55 ID:bKXhnbHq
自分も書いてみようかな・・・少々時間かかるかもしれないが
249名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 20:49:26 ID:Kp4vlpxn
待ってます。 自分のスタイルでいいんだからぁぁああ。
250名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 02:44:42 ID:wyjfD20d
読みたい!待ってる!
251名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 20:10:08 ID:ZilvxgZ3
是非!待ってます!楽しみ!
252名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 21:28:39 ID:PwpEK+hs
今、書いてます
完成まで1〜2週間ほどかかるかも
でも、なんとか書き上げます
253名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 20:46:45 ID:PxeP4Yie
書いております
254名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:09:31 ID:ynHr2MQw
楽しみにしてるよ
255名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 16:43:59 ID:pqiqee8T
楽しみです。あげます。
256名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 20:58:40 ID:YXWl7DJs
ひたすら書いてます、もうちよっと待ってね
257名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:53:20 ID:WJ5ky/eG
お待たせしました。
なんとか読んでもらえる形になったので、本日から投下します。
たぶん連日投下出来ると思いますが、もし、長く間があいたら
規制が入ったのだな〜と思って、気長に待ってやってください。

未熟&おかしな所&ビミョーな所&あんまりな所、はどうぞスルーで。

楽しんでいただけるといいけど。
では・・・・。
258名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:54:00 ID:WJ5ky/eG
送信
― 住吉先生、今度の日曜日
どこかへ行きませんか?
いい雰囲気のお店見つけました
いっしょにディナーしましょう!

・・・・

着信あり
― なんで、私が
田村とどこか行かなきゃならないの
ふざけないでよ
田村、
あんな子供みたいなキスで
私がときめいたと思った?

・・・・
259名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:55:05 ID:WJ5ky/eG
いい香りがする。
カウンター前の鉄板で、広島風お好み焼きがふっくらと焼けている。
ここは大野事務所なじみのBAR「女郎蜘蛛」。
ふだんは先輩たちや会社員の客でにぎわっているこの店も、今夜は珍しく田村一人だ。

「ふうん、たむたん、住吉先生にキスしたの」
いつの間にか、女郎蜘蛛ママが、田村が持つ携帯に顔をよせている。

「ちょっと!ママ!他人の携帯を勝手に見ないでください」
「なに言ってるの。メール画面開きっぱなしにして、そんな格好してたら、いやでも気になるわよ」

「女郎蜘蛛」のママは、チャイナ風ファッションのゴージャスな雰囲気の美女。
硬派の上司・大野大先生も鼻の下をのばす妖艶なママだが、見かけによらず、案外、気のいい相談相手だ。

「住吉先生とうまくいってないの?」
「最近、避けている雰囲気が・・・おれ、そんな嫌われることやったかな?」

「パーカーの重ね着がいけなかったんじゃないの?」
とホステスの まゆが口をはさむ。
「住吉先生、『あれ、私服?』って眉をひそめたし」
「酔ったとき、先生に すずみたん!って抱きつこうとして、パンチくらってたし」
美寿々の前での田村の失態を、指折り数えている。

「まゆちゃん、たむたん追いつめてどうするのよ。ほおら、また落ちこんじゃった」
「だって、たむたん、かわいいんですもの」
ファッションも中身も、小悪魔な美少女だ。

田村は、カウンターに横顔を密着させたまま、携帯を片手にぼやく。
「住吉先生と おれの関係って、どうなんでしょうね〜」

「・・・はたからみると、じゃれあう相思相愛のカップルにしか見えないんだけど」
ため息まじりにママが言う。
「素直になれないのね、住吉先生」
260名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:55:54 ID:WJ5ky/eG
支払をおえると
「たむたん、いつもごひいきにありがと」
田村は、まゆから白い粉が入った小さな四角い紙袋を手わたされた。

「何?まゆちゃん、これ・・・風邪薬?」
「つまらないものよ、ただの、び・や・く」
「ああ、び・やく。・・・び薬って?・・・・・・・び!媚薬!?」
「そうよ、女をその気にさせる魔法のくすり」
「冗談!・・・なんで、そんなもの、持っているの!」
「支払の悪い客に、一服もって うっとりさせてご清算、男にも効くのよ〜」とまゆ
「ネット通販って、なんでも売っているのね」と女郎蜘蛛ママ
「・・・・・」

手の中の小袋をまじまじと見つめる。

「そ、そんな!薬の力で思いをとげろって、住吉先生にそんな卑劣なこと」
「そうよ、今、たむたん の頭に浮かんだ その使い方でOK」
意味ありげにまゆが、にっこりと微笑む。
「い、いやいや、ボクはそんなこと・・・」

「今のあなたたちには、一歩ふみ出す きっかけが必要なのよ」とママ
「はい、『きっかけ』」
田村はママから、薬をのせた手のひらをグーの形にされた。
「がんばってね」
261名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:56:31 ID:WJ5ky/eG
・・・・・

数日後の夜、田村勝弘と住吉美寿々の二人は大野事務所に残業で居残っていた。
美寿々は、相変わらず田村を避けている雰囲気だ。
仕事先で、狭い事務所の中で、ずっと一緒だが、業務連絡以外はなんだか声もかけづらい。

田村は思いをめぐらす。
キスの件、そして先日のメール。
おれがいけなかったのかな。
二人の間によどんだ空気を作り出したことで、田村は自責の念にかられている。
でも、あのとき告白したこと、キスしたことは後悔していません。
・・・すぐでなくてもいいんです、住吉先生、おれの気持を受け止めてください。
心の中で強く念じ、仕事に没頭する。
田村は今の忙しさをありがたく思った。
262名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:57:12 ID:WJ5ky/eG
不意に、背中合わせに座っていた美寿々がつぶやいた。
「田村、つきあってあげてもいいわよ」
えっ・・・・今なんて?
「めどがついたし、喉、乾いてない?」
「え、うれしいです。どうしたんですか急に?それに、さっき・・・」
問いかけには答えず、美寿々は白い缶チューハイを二つ、事務所の冷蔵庫から取り出してきた。
「おつかれさま」
艶めくショートカットの黒髪、ふとみせる、ふんわりとした年相応の可愛い笑顔。
・・・きれいだ。
今日、一緒に依頼者のもとへ出向いた時も、男たちが何人も彼女を振り返っていたな。
一人は、「女優の堀北真希さんじゃないですか?」って声をかけてきたっけ。
よく似ている。
住吉先生のほうが可愛くて、きれいだけど。

思わず見とれていたら。
「・・・なによ、ジロジロ見て」
上目づかいでにらまれた。
「セクハラよっ、田村、あんた、ヤらしいこと考えてるでしょ?」
にらむしぐさも、小動物を思わせるような愛らしさだ。
どれだけ可愛いのだろう、この人は。

「かっ、考えすぎですよ!急にやさしくして、先生こそ、なにか 企んでいませんか?」
「ふん、私があんたなんかに、なにを企むっていうのよ」
美寿々は突然立ち上がった。
「どうしたんですか?」
「お手洗い」
一口飲んだところで、美寿々は用足しに席をはずした。



よかった、いつもの調子がもどってきた。田村は少し胸をなでおろす。
つめたく冷えた缶を口にかたむけた。
乳酸入りの缶チューハイは、ほろあまく、疲れた頭と心を癒してくれる。
・・・・・
田村の目は、目の前にある、開いたままの美寿々の缶の飲み口に釘付けになった。
脳裏にママの声がよみがえる
「一歩ふみ出す きっかけが必要なのよ」

はからずも・・・チャンスが到来した。
媚薬をとりだし、震える手で薬を美寿々の缶チューハイの中に入れる。
飲み口に白い粉がすべてのみこまれるのを見届け、冷たい缶をゆらし、袋をゴミ箱に捨てる。

とたんに動悸が早くなり、わきあがる後悔と罪悪感が田村の胸を刺した。
せっかくいい雰囲気になっているのに、大切な人にこんなことしていいのか?
媚薬に効き目があるとして、ここで彼女を押し倒すつもりか?
そんなこと、自分に出来るのか?
・・・はやく距離を縮めたいとはいえ、われながら、なにをあせっているんだ。
263名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:57:54 ID:WJ5ky/eG
美寿々はまだ戻ってこない。
来客用のソファーに深々と腰掛け、そのまま天井を見上げる。
すると、よほど疲れていたのか、知らないうちに睡魔が襲ってきた。
暖かな泥の中に、体がゆっくりと沈みこんでいく気がする。
・・・だめだ。
やっぱり、怪しげなものを、みすずに、のませちゃ、・・・いけない・・・・・

・・・・・
「いやっ、やめてっ!」
美寿々の悲鳴だ。
壁際に追いつめられ、おびえ、身をよじる。
悲痛な表情で、目に涙を浮かべている。
彼女は裸にされていた。

必死で迫りくるものから逃れようとしている。
けだもの!?いや、・・・・現れたのは、たくましい黒人男だ。
荒縄をたばねた様な黒い筋肉が身体を覆い、陵辱への期待に目をぎらつかせている。

男の声が聞こえてくる。
キレイナ、シロイ、メス。ウマソウ。

厚いくちびるを舌なめずりして、黒く太い腕をのばす。
白く か細い身体が引きよせられる。
彼女は、さらに悲鳴をあげる。

「先生っ!住吉先生っ!」
田村は自分の声で目が覚めた。
264名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:58:36 ID:WJ5ky/eG
驚いた顔でこちらを見つめる美寿々は、今、まさに薬入りを飲もうとするところだった。
「あっ!それ、飲んじゃだめだ!」
田村はソファーから飛び起き、あわてて、缶を取り上げようとする。
「きゃっ!何するのよ、田村!」
驚いて、美寿々の手は缶を離した。

テーブルに落ちたはずみで、チューハイは美寿々の服を濡らしてしまった。
「あッ、すみません!」
「もうっ、お気に入りなのに!なに寝ぼけてるの、クリーニング代だしてよっ」
あわてて、給湯室からおしぼりを取ってくると・・・。

美寿々が白いのどをのぞかせて、缶の残りを飲み干していた。
「あっ!先生・・・・」
「田村がそそうするから、これだけになってるじゃないか」
265名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:59:04 ID:WJ5ky/eG
そのころ、BAR「女郎蜘蛛」では、まゆとママのおしゃべりに花が咲いていた。
「あの若さで、22才でバツイチですよね、住吉先生って」とまゆ。
「気の毒に、ご主人は亡くなったって」とママ。
「たむたんに素直になれないのは、前の旦那さんへの気持が整理できないからかな・・・」
まゆの話は、ママの小さな悲鳴でさえぎられた。

「変な声出して、どうしたのママ!?」
「・・・たむたん に説明するのを忘れていたわ」とママ。
「あの薬、全部飲んじゃうと、強い副作用があるのよ」
266名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:59:39 ID:WJ5ky/eG
美寿々の様子が変わったのは、田村が自分の缶を飲みほしたあとだった。
「はぁ・・・っ」
「住吉先生、どうしたんです?顔が赤いですよ、熱でもあるんじゃ?」
「・・・・・やっ・・!」
美寿々はビクッと体を震わせ、田村の手を払いのけた。
顔を真っ赤にし、目を潤ませている。

田村は、はじめて見せる美寿々の表情に驚いた。
・・・はじめて見た、住吉先生のこんな顔。
「か、風邪でもひいたのかな・・・体が火照ってるの・・仕事は、ここまでにしましょ」
「本当に、大丈夫ですか?」
まさか、あの媚薬の効果が?

ふらつきながら美寿々は、田村が耳を疑う言葉を口にした。
「田村、・・・私を部屋に送ってくれる?」
267名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 20:00:19 ID:WJ5ky/eG
・・・・・・・

キーを預かり、ドアを開ける。
「おじゃまします」
靴を脱ぎ、脱がせ、明かりをつけて、部屋のソファーに美寿々をおろして一息ついた。

「あれ・・・意外とキレイ?」美寿々の部屋の様子を見て、田村は思わず口にした。
「どうした・・・のよ」
「いえ・・・偶然、お友達の岡本さん、いや、おケイさんに会ったとき、言われたんです。
先生の部屋に遊びに行くことがあっても、部屋の惨状は大目に見てあげてね、って」
「あ、あいつぅ・・・・余計なことを」
「先生もおちついたみたいだし、じゃあ、僕はこれで」
「待ちなさいよ!せっかく私んちに上げてやったんだから、お茶ぐらい飲んでいきなさいよ」
「え・・・うれしいけど、先生、ほんとに大丈夫ですか?」
「イエス?それともハイ?」
268名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 20:00:49 ID:WJ5ky/eG
お酒がこぼれたブレザーの下に当て布をし、タオルでたたいて応急処置。
しみになりませんように。
キッチンで陶器のふれあう音がするのを聞きながら、田村は安どのため息をもらした。
よかった・・・心配ないようだ。

それにしても・・・事務所で住吉先生がみせたあの顔が忘れられない。
けっこう腹黒な法律家だけど、見かけは かなり清楚で可愛い顔立ちの住吉美寿々。
その人が、顔を真っ赤にし、おびえたように目をうるませていた。
・・・・すごく色っぽかったな。
あれが、媚薬の効果だろうか?

思い出したとたん田村の股間に急激に血液が集中し、みるみる欲望を形作ろうとする。
よりによって先生の部屋でっ?
これ・・は・・・ちょっとマズイぞ、あそこがいつもに増して元気だ。
さらに追い討ちをかけるように、この部屋に送り届けるまでのことが頭に蘇ってきた。
これ以上に無いほど身体を密着させて感じた、軽い体重、身体のやわらかさ。
胸をくすぐる、十代を抜け出したばかりの女性のほのかな甘い香り。
田村のものはますます硬く、大きくなり、それは今や痛いほど勃起している。

「一歩踏み出す」ために媚薬をもった事はどこへやら、行動は日頃の悲しい習性そのままだ。
急激に形状が変化した自分の一部を、着衣の上から、安定した方向に整えようと股間をもぞもぞ いじくっていたら、いきなり、背後から声がした。

「やっぱり・・・・ヤらしいこと考えてる。エロ田村・・・・」
・・・甘い、優しげな声がこれほど恐ろしく聞こえるとは、・・・神様!
「ちっ、ちがいます、これは・・・あ」
おそるおそる後ろをふりかえり、田村は思わず息をのんだ。

香ばしいココアの香り。
湯気の立つカップを乗せたトレイを持ち、住吉美寿々がそこに立っていた。

一糸まとわぬ姿で。
全裸で・・・。
つづく

次回、エロ始動!
269名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 20:29:37 ID:iPj6GfYR
ママも286もGJだ。
270名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 20:31:13 ID:iPj6GfYR
間違えた268だ…スマソ感動のあまり手が震えて。
続き待ってます。
271名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 23:24:47 ID:4bGcWRtK
>>268GJ!!
続き期待してます!!!
 
しかし田村もタブルパーカーなのか……
272名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 23:32:10 ID:JwLyCS01
投下されてる!!
続き、気になります〜。
頑張れ、たむたん(笑)
273名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:31:54 ID:W3MqnERD
みなさん、GJありがとうございます
すっごくうれしいです(ダブルパーカーも気づいてくれてありがとうです)
さあ、その続き、たむたんは思いをかなえることが出来るのでしょうか・・・あれれ?
274名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:32:51 ID:W3MqnERD



「せっ、先生!・・・」

そこにいるのは、田村が知る人とは別の女性だ。

それは自信に満ち、隙のないスーツ姿でさっそうと世間をかっ歩する住吉美寿々ではない。
性夢の中から現れた美寿々。
かよわげで淫猥な、一人の裸の美少女だ。

彼女は自分が裸なのに気づいていないのだろうか。
小首をかしげ、顔をほてらせ、大きな瞳をうるませている。

「・・・・・」
美寿々はトレイを置き、さらに息づかいを荒くして、田村を見つめる。

が、急にわれにかえり、不安げな表情でおびえたように後ずさりした。
「た・・田村・・・私を、そんな、・・・いやらしい目で見ないで・・・」

艶めくショートカットの黒髪が、細く長い首すじの白さを きわ立たせている。

かぼそい四肢と、ぬけるように白いその肌は、見るからにやわらかそうだ。

美寿々の体は、まだ生まれおちて間のない新しい肉体のようにつややかでみずみずしい。

ああ・・・綺麗だ・・・とても。

胸のやさしげで愛らしいふくらみが、その小さなピンクのいただきが、田村を招き、
もうしわけ程度の、まるで女学生のような陰毛が、彼をさそっている。

275名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:33:46 ID:W3MqnERD

「なに・・いっ・・・てるんですか」

ああ・・・あの、やわらかそうな体を抱きしめたい、あの首筋にキスしたい。
あ然として見つめる田村の心の中で、今まで気が付かなかった何かがうごめきはじめた。

それは、心の闇の森の奥で、獣の言葉をつぶやいている。

溶けるほど、あの女の裸を舐めまわしたい、味わいたい・・・。
・・・・美寿々のあそこに突っ込みたい、女の腰がぬけるほど激しくやりたい。

キレイナ、シロイ メス。ウマソウ。

欲望が頂点に達した。

「住吉先生!」腕をつかみ、体をひきよせる。

「子供みたいなキスじゃ満足できないんですよね」
強く抱きしめる。

「田村!だめっ!」きゃしゃで小柄な体だ。
「え・・・・んっ!・・・・あ・・・ぁ・・・・・」
くちびるをうばった。

右手で、もがく美寿々を抱きしめ、左手は顔をはなそうとする細い首筋を押さえる。
舌でくちびる をこじあけ、彼女の中に侵入した。
「!ん!ッ!」

ほのかな甘い女性のかおりが鼻孔をくすぐる。
おし出そうとする舌とからみあい、そのまま小さな歯の裏側を愛撫した。
「ん・・・う・・・んぅ」

抵抗する力が弱まる。

抱きしめると、折れそうなほど 華奢な体が愛おしく、性欲をさらにかき立てる。
背中のエプロンの結び目をほどく。


・・・えっ?彼女は裸じゃなかったのか?

276名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:34:33 ID:W3MqnERD

「たっ、田村っ!エロ田村!なにするのよっ」

赤いソファーに彼女を押し倒し、無駄のない動きでエプロンを引きはがし、
スカートを脱がしにかかる。
「田村!やめっ!やめっ!やめて!」美寿々は激しく抵抗する。

「・・・先生、部屋に入れたってことは・・・OKですよね?」
低く、有無をいわさぬ凄みのある声。
その言葉に、行動に、おどろいたのは美寿々より田村自身だ。


・・・何を言ってるんだ、何をやってるんだ!俺!?


しかし、肉体の動きにはよどみがない。
スカートを引きおろし、下着に手をかける。
「お願い、やめッ!やめてっ!」
思いがけない力で抵抗されるが、 いましめを解くには脆弱だ。

もう一度ソファーに押しつけ、平手で二度、三度と、美寿々のほおを打つ。
「きゃっ!っ!痛!」
突然の暴力に、抵抗がうせた。

カットソーを乱暴に脱がせたときの、なめらかな肌の感触がさらに欲望をかきたてる。
美寿々はブラジャーとパンティだけの姿になった。

眉間にしわをよせ、目をとじてふるえる彼女のほおを、涙がひとすじ流れおちた。
「おねがい・・い・・たむら・・・やめ・・・」美寿々は両手で顔をおおう。

よわよわしい哀願には耳も貸さず、ブラのフックに手をかけ、むしりとる。
「あっ!」
白く形のいい やさしげなふくらみが、幼いピンクの乳首があらわになった。

「ああ・・・きれいだ、住吉先生。忘れられないくらいいい気持にしてあげますよ」

277名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:35:20 ID:W3MqnERD

彼女をうつ伏せにし、逃げられぬよう、その背中に腰をおろし体重をかける。

ネクタイをはずし、美寿々を後ろ手にしばり上げ、自由を奪う。
「やめて!いやっ!田村ぁあ!」

あおむけにし、細い素足からパンティを引き下ろす。
「いやあああああああっ!」
白い素肌に映える、あわい三角の茂みが目に焼きついた。


頭の中でもう一人の田村がわめいている。
やめてくれ!おれは、そんなふうに彼女を愛したいんじゃない!


スラックスを脱ごうと身体をはなしたすきに、美寿々はソファーから逃げ出した。
しかし、背中に激痛を感じ、美寿々は悲鳴を上げて転倒する。

美寿々に歩みよる田村は、はずしたベルトを手にしていた。
それをムチにして、彼女を打ちすえのだ。

「少し、お仕置きが必要ですか?住吉先生」

さらに二回、三回と音を立て、ベルトが風を切り、肉を打つ。
「あっ!!!ャあぁっ!・・・いッ!あッ!・・・・ひっ!・・・・!!!」
彼女は床の上で、身をよじり、ころがり、さらに悲鳴を上げる。

両手を後ろ手にいましめられたまま、ベルトのあとが赤く残った白い背中を、
尻を、むきだしに美寿々は丸くなってふるえている。

「たむら・・・おねがい・・・やめ・・・てぇ」

田村は自分も服を脱いだ。
細身でなで肩、筋肉質のたくましい体つきだ。

股間に、太く長い男性器を弓なりに怒張させている。
そのたくましく屹立した自分のものをつかみ、誇示する。

「はやく、こいつを味わいたいでしょう?先生」

ひきしまった筋肉の裸身が、ほっそりとした美寿々の裸体におおいかぶさる。
「もうすぐですよ」

耳もとに熱い息でそっとささやく。
「もう、あなたは僕のものだ、誰にもわたさない」

278名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:36:05 ID:W3MqnERD

身動きのできない美寿々をあおむけにし、両手で乳房を愛撫する。
「や・・・やめて・・っ・・ヤメテ・・ぇ・・田村・・・」

柔らかく、なめらかで きめの細かい肌の感触を楽しむ。

指の腹で乳首をなぶる。
あらがう本人の意思に反して、それはすでに硬くなっている。

田村は、やわらかな乳房をつかむとソフトクリームの最初の一山をほおばるように味わう。
マシュマロのような先端の乳首を吸う、舌でなぶる、甘噛みする。
「あっ!・・・・ん・・・・はぁっ・・・・・あ」

それを何度も何度も、ゆっくりとくりかえす。
「ああ・・・あ・・・・・ん・・・・はあぁああッ」

さらに乳房の下から乳首まで舐め上げ、舌先で音をたててしつように乳首をなぶる。
「いあっ・あ・・はぁ・・・あぁあああぁ・・・はぁ・・い・・やあぁ・・・・・い・・」

「ここを舐められただけでもう、いっちまうのか?」
美寿々は真っ赤になった顔をそむける。
田村はまた、乳首を嬲る。
「いやあ!・・・はぁ・・・ああ・・・・あ・・・ああん!」

美寿々はもれ出るあえぎ声を抑えきれない自分にうろたえ、今、まさに忘我の淵に裸で立たされている自分にめまいを感じている。

279名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:36:55 ID:W3MqnERD

口で乳房を責めながら、手はもがく美寿々の下半身に移動する。

わきの下から、腰のくびれへ、尻へのなめらかな曲線を楽しむ。
「おねがい・・・・おね・・・が・・い」
さらに、たいらな、すべすべした下腹部をまさぐり、指で柔らかな陰毛の感触を楽しむ。

「可愛い茂みだ、やり手の法律家・住吉センセのここは中学生みたいだな」
「やめ・・・てっ・・・はずか・・・しいっ・・・・ぁ・・・・っ!」
両足をあわせかたく閉じた美寿々の股間に、手を差しこんだ。
「ああぁ!」
美寿々は、はげしく身をよじる。

そして、さらにその奥、進入をこばむ そこに手をねじこむ。
「あ!やあぁ!やっ!」

熱をおびたその肌の奥に、美寿々のあたたかい秘密の泉がかくされていた。

すでに愛液があふれ出しているその入り口に指をはわせる。
「あ・・・・・・っ」
指の腹で入口の濡れた感触を楽しみながら、ゆっくりと、ゆっくりと、何回もなでて開く。
「あ・・・・あぁ・・・・んッ・・・・・い・・・・やぁ・・・あ」

いきなりずぶりと、中へ侵入する!
「!!!っ!あ!アぁ!」
美寿々は体をそらし、さらに身をよじり、声をあげる。

「あああああぁ!はあぁ!あ!ァあ!」
田村は、意にかいさず美寿々の耳元で言う。
「すごいぜ、もうこんなに濡らしてやがる」

聞こえるように、わざと愛液の音を立て、指をねじりながら出し入れする。
「あっ!ああっ!ひ・・・やあぁあああぁ・・いやぁあ・・・ああぁ!あ・・・・っ」

バタークリームのようにあたたかく、やわらかなそこにつつまれる感触が心地いい。
「びちょびちょだ」媚薬の効果だろうか「あふれ出してらぁ」

「あんな事されてこんなに濡らしちまうなんて、恥ずかしくないのか、センセ?」
美寿々は羞恥のあまりに、そむけた顔をまっ赤にし、無言で身をよじらせた。

280名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:40:41 ID:W3MqnERD

「驚いたな。お前は、いじめられて悦ぶ女なんだ。聞けよ、このイヤラシイ音」

ふたたび水音を立てて指を出し入れすると、指先が小さな突起に触れた。
「あぁ!・・!!!・・・っ!」
美寿々は声をあげ、身をのけぞらせた。

「ふ、ここかあ。もっと、お前の可愛い声を聞きたくなったぜ」

「はぁ・・あ・・・・たむら、あんた・・ひ・・・ひど・・い」
田村はふたたびディープキスでその口をふさぎ、存分にその感触を楽しむ。
耳元でささやいた。
「下の口にもキスしてやるよ・・・こんなふうに、大人のキスをな」

「ああぁ・・・だめぇ、・・・・だ!・・・め・・・っ」
いやいやをし、美寿々は両足をかたく閉じた。

「わかったよ、わがままな女だ、うんと時間をかけて念入りにしてやる」
田村は美寿々をうつ伏せにすると、手のいましめはそのままに、尻を高く持ち上げた。

そして、横むきになった頭と肩、両ひざで体をささえさせた。
白い尻も、性器も丸見えだ。

「はあ、はあ、この・・・・・エロ・・たむらぁ・・・なんてこと・・する・の・・・よっ」
美寿々は精一杯、いつもの口調で抵抗するが・・・。

281名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:41:29 ID:W3MqnERD

「ふうん、大人のキスの前に、おしおきが必要か」
田村は乾いた声で答え、ベルトを取り出した。
「ダ!だめ!ダメっ!いやっ!」

返事の代わりに、二度三度、ベルトがうなりを立てた。
「い!あっ!ああっ!ひっ!」
肉を打つ音!悲鳴。体がくずれ落ちる。

「ごめんなさい、御免なさい・・・お願い・・ひっ・・・ひどいこと・・しないで・・・」
ふたたび、屈辱的な姿勢をとらせ
「いい子にしてろよ」

無防備な股のあいだに顔をよせ、丸見えになった性器を下から上へぺろりと舐め上げた。
「アあぁ!アああああっ!!」
「じゃあ、ときめくキスをしてやるぜ」


何を言ってるんだ!何をやってるんだ!?
おれはこんな風に、彼女を愛したいんじゃない!
もうひとりの田村が、頭の中で必死でわめき、抗議している。


「うるさいぞ」
美寿々の股間に顔をよせていた田村が顔を上げ、凄みのある声で自分(・・)に(・)答えた(・・・)。

「だまっていろ。それが出来ないのなら」
田村の突然の口調の変化、相手のいない会話に、美寿々はただ呆然とし驚いている。
「た、田村・・・?」

立ち上がり、あざけりの表情で宙を見つめ、ひと声、田村はつぶやく。
「アッチヘ、イケ」
そして、おびえ、目をさらに大きくして見つめる美寿々を見下ろした。

田村は、別人のような表情で言った。

「キレイナ、シロイメス。ウマソウ」

282名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:42:50 ID:W3MqnERD


・・・・・・・

振動で目が覚める。

あたりを見まわすと、ゆれるバスの中だった。

室内灯に照らされた車内に、乗客は田村一人。
つり革の列が同じリズムで左右にゆれ、バスは夜の街を帰路についている。

激しく動悸のする胸をおさえ、記憶をたどる。
おれは、さっきまで、先生の部屋にいた。

住吉先生を部屋まで送り、抱きしめ、キスをし、そして・・・。

夢だったのか?

夢の出来事だったのか!?すべて!
田村は安堵のため息をもらし、座席にしずみこんだ。

ふと、夜景を背景に窓ガラスに映る自分を見る。

胸元にネクタイが無いことに気がついた。

住吉先生の白い裸の背中。
いやがる彼女の手を、ネクタイで後ろ手にしばりあげる自分の動きを思い出す。
田村は自分の手をじっと見つめた。

そのとき、ポケットから着信音が聞こえてきた。

電話の音をメロディーにした女性シンガーの着メロ。
ケイタイのディスプレイをのぞき、メールを開く。住吉先生からだ。

窓外を街路灯の灯りがゆっくりと流れてゆく。

田村は顔色を変え、降車のボタンに飛びついた。
メールの文字が網膜に焼き付いている。

「 た す け て 」



283名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:43:22 ID:W3MqnERD

・・・・・・・・

静かになった。
わめく田村は消えた。
美寿々の部屋からうるさいやつが消えた。

・・・・ではここにいる「オレ」は、いったい誰だ?

そんなことは、どうでもいい。
つづきだ、シロイメス。


つづく
284名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 21:09:01 ID:TlQoSR2I
すごく予想外な展開でビックリ!!
続き、楽しみにしてます。
自分でも書いてみたくなってきた…。
285名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 22:06:36 ID:F0bkrSi2
素晴らしい!!!!GJ!!
言葉にできないくらい良い!!
続き楽しみにしてます!!!
286名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 12:01:21 ID:5TvqkX7W
連日の投下GJです!!
何これ続き気になるwww
287名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:35:29 ID:O5F/kHMd

読んでくださってありがとう

ちょっと訂正です
281の中の文「凄みのある声で自分(・・)に(・)答えた(・・・)。」は
原稿では「自分に答えた」を強調するのに、点々をルビみたいに打ったのですが
掲示板にコピペしたら、上記のとおり反映されてしまいました
読みにくくてごめんなさい、もし、読み返すことがあったらそう思って読んでください

では、つづきだ、シロイメス・・・

288名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:36:13 ID:O5F/kHMd



美寿々の白い尻のふくらみをつかみ、割れ目を開く。
「あ!・・・ッ、いやっ!」

きれいな幼い性器が、サーモンピンク色に濡れて光っている。

いきなり、ヴァギナにくちづけを熱く刻印した。
「あッ!ああァ・・・いぁ・・ッ!」

太い舌を硬くしてそこに差し入れ、暖かい秘肉をえぐるようにかき回す。
「アーッ!あッ、あッ・・・おね・・・が・・い・・・あッ・・・イヤあぁ!」

小さな肉ひだに舌が触った。
「は!あっ!!」
美寿々は弾かれたように激しく身をよじり、倒れた。

おいおい、大人のキスをして欲しいのだろう?美寿々。

289名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:37:05 ID:O5F/kHMd

部屋を見回し、寝室を見つけると、女の体をだきあげ運んだ。
きゃしゃで小柄な体は、おどろくほど軽い。

寝室には、左に化粧台、中央にシングルベッド、奥にカーテンが引かれた窓がある。

オレはベッドに腰かけ、後ろ手にしばり上げた裸の美寿々を、自分の前にひざまずかせた。

生意気なこの女が、裸にむかれ、なすがままにオレのはずかしめを受けようとしている。

あごを指でもちあげ、オレのほうをむかせた。

つくづく、クールできれいな女だ、住吉美寿々。
その美寿々が今は、裸で手を戒められ、髪を乱し、奴隷のような姿だ。

目を涙でうるませて哀願するようにオレを見ている。
あの、なんとかいう女優も裸にむかれたら、こんな顔をするのか。

オレは女の目の前に、固く怒張した 赤黒いペニスをつきだした。
なにをしなければいけないか、わかっているだろうな。

「シャブレ。クチデ カワイガレ」

美寿々は赤くなった顔をそむける。

オレは女の鼻をつまみ、こちらをむかせた。
右手で下あごをつかみ、柔らかなほおを圧迫して口をひらかせる。

「い・・・いやッ」
そして、天使のもののように愛らしいその口に、無理やりオレの男根を押し込んだ。

290名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:37:52 ID:O5F/kHMd

鼻からの息づかいが下腹部にかかる。

太ももをさらりとなでる、短い黒髪の感触が心地いい。

ペニスが暖かく湿ったものにつつまれている。

美寿々の頭を、前後にゆっくりと、そしてだんだん速く、オレの腰のほうへと動かした。
「ぐ!ぐぅ・・うぐ・・ぅ!!」

住吉美寿々は必死で陵辱に耐えている。
ほおを涙で濡らし、太い肉棒をほおばって。

美寿々!罵倒し、はずかしめていた男の持ち物を、むりやり咥えさせられる気分はどうだ?

白くほっそりとした首筋が、鎖骨が、腰のくびれが、劣情をそそる。
両手の戒めの向こうに見える白い尻のふくらみが、なまめかしい。

今、オレは美寿々を征服している。この女はオレのものだ。

もっと美寿々の狂態が見たい。

もっと、もっと、この女に恥ずかしい思いをさせたい。

オレの体の下で、上で、乱れさせ、あの可愛い声であえがせたい。

その思いが、美寿々の頭をつかむ手の動きに拍車をかける。

耐え切れぬほどの欲望の波に押され、しびれるような強烈な快感が走った。
オレは、美寿々の口の中に思いっきり精をはなった。

大量だ。
「!!」

しばらく、そのままで快感を味わう。ああ・・・・・・気持が・・・・いい。

291名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:38:33 ID:O5F/kHMd

美寿々の髪をなで、口からまだ硬さを保ったペニスをゆっくりひきぬく。

柔らかな赤く色づいたくちびるとペニスの間に糸が引かれ、あふれた白濁液がくちびるから一筋、こぼれおちた。

「ノメ」
美寿々は、口の中にオレのものをほおばったまま、涙で目をうるませている。
泣き出しそうな、恨みがましそうな上目遣いで、オレを見る。
そして命じられるまま、ごくりとオレのものを飲み干した。

世界を支配したような気分だ。

オレはふたたび、固く、ぬれたままのペニスをつきだす。

「キレイニシロ」
美寿々は、目をとじ、涙でぬれた顔を近づけ、舌でぎこちなく男根への愛撫を始めた。
ペニスの背筋を、カリを、亀頭を、丁寧に舐めるように指示する。

抵抗や口答えはゆるさない、後悔することになるだろう。

ふたたび、硬さがよみがえり、欲望がはちきれそうに大きく膨らんでくる。

292名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:39:24 ID:O5F/kHMd

ベッドの傍には化粧台があった。

その大きな鏡の前に、後ろ手にしばりあげた美寿々を引きすえ、立たせる。
映し出された奴隷のような自分の姿、汚された口元を恥じらい、顔をそむける。

オレはいきなり背後から美寿々を抱きかかえるようにベッドに腰掛けた。
「あっ!い・・・やあっ!」

ベッドに腰掛けたオレは、美寿々の両足を後ろから足でM字に押し広げ、大切なところを鏡に映るようにした。

そして背後から、身悶える美寿々の、小柄でやわらかな裸体を愛撫した。
美寿々の乳房をもみしだき、陰部をまさぐり、ヴァギナを なぶり始める。

「あ・あ・・はあ・・・・っ・・ああ・・・・ぁあ・・・」
指を動かすたびに愛液の音が、くちゅくちゅとひわいに響く。
性器はうるおったままだ

「カガミ ヲ ミロヨ」男に もてあそばれている、お前の姿を。
左手で美寿々のあごをつかみ、鏡のほうをむかせる。

「い・・・やっ・・・・」
裸にされ、自由をうばわれ、辱められる自分の姿。
美寿々は、さらに顔を真っ赤にし、身をよじらせ、はげしく悶える。

293名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:40:11 ID:O5F/kHMd

ふいに、鏡に映る自分の姿を見て、オレは衝撃を受けた。

彼女を黒い筋肉で拘束し、陰部を指でもてあそんでいるたくましい男。
そこに映し出されているのは、見なれた自分、お人よしの田村ではなかった。

それは・・・・・あの、うたた寝の夢で見た黒人の姿だった!

なぜだ!

オレは身悶える美寿々の体をいましめたまま、ただあぜんとして鏡の黒人の姿を・・・・
・・・・オレの姿を見つめていた。

オレの耳に、ドアの開く音、そして、誰かが部屋にかけこむ音が聞こえてくる。
「住吉先生!」息を切らせ、おれが!?

田村が部屋に飛びこんできた!

田村は部屋の入口に立ち止まり、美寿々の、そしてオレの姿に驚愕し、こおりついている。

・・・・・その瞬間。オレは自分が何者なのか、何の目的でここにいるのか、わかった。

294名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:41:05 ID:O5F/kHMd

・・・・・・・
おれが必死で舞い戻った住吉先生の部屋は、今や「異界」だった。

ドアを開けた瞬間、おれはただならぬ異様な雰囲気に圧倒された。
ハーブのイランイランを思わせるような、濃密で妖しい香りが鼻孔におしよせてくる。

そして不安に駆られ、住吉先生の姿を求め、駆け込んだ奥の寝室には・・・。

非現実的に美しい美寿々の白い裸身があった。

こちらに向かって、大きくM字に足を開かされて・・・。
彼女の自由を奪っているのは・・・・あの、夢で見た黒人だ!

黒そして白色のコントラストが、どこかで見た浮世絵の情景を連想させた。

・・・現実が夢に乗っ取られている。

美寿々は、ベッドに座る裸の黒人の腰の上に、座らされている。
巨木のような黒い足で、白く細い足を、これ以上開けないほど左右に広げさせられて。

295名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:41:41 ID:O5F/kHMd

自由を奪う黒光りした太い左腕が、美寿々の優しげにふくらんだ白い乳房をもみしだき、指先がピンクの乳首をもてあそんでいる。
「あ・・・っ・・・・は・・・・あぁ・・・・・・っ」

右腕の黒いペニスほどもある指は、美寿々のむき出しになった性器にあてがわれ、
無防備な幼いピンクのヴァギナの中を、無慈悲にまさぐり愛液の淫びな音を響かせる。
「いやあぁ・・・・・っ・・・ああぁ・・・・んっ」

黒人の太い唇は、もがく美寿々の白く細い首筋に刻印を押した。

その赤い舌はそれ自体が生き物であるかのように、首筋を下から上へと這い上がり、
すべての耐えられぬ羞恥と快感は、あえぎ声となって美寿々の口から漏れ出していた。
「あ・あ・・はあ・・・・っ・・ああ・・・・ぁあ・・はあっ・・・・ぁ・・・」

まるで悪夢のようなその光景は、しかし非情にも強烈な現実そのものだ。

黒人はおれに目を向けると、ニヤリと白い歯をむきだしに笑った。
そして、おれの心に語りかける。

「見ろよ田村、ぬれぬれだ」
黒人は、ぬれて光る黒く太い指をおれに見せた。

「意外だぜ、この女は、美寿々はマゾの素質があるんだ。こうして欲しいそうだ」

さらに、陰部を乱暴にまさぐり愛液の淫靡な音をさらに響かせる。
「アアッ!ああッ!!・・・あぁ!・・・あ!ああぁあ!!」

296名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:42:12 ID:O5F/kHMd

おれは、見ていられなかった。

怒りで頭が真っ白になり、後先も考えず、筋肉のかたまりのような黒人のほうへ飛んだ!
「やめろっ!その人を放せ!」

ふいに、美寿々の性器を弄んでいた黒人の右腕が上がり、おれの方にこぶしを突き出す。

指を広げる。

その瞬間、おれは体を動かせなくなった。
文字通り動かせない、まばたきすら出来ない。

「そう熱くなるな、田村」
ひややかな笑いをふくんだ声で黒人が言う。

おれは、目に見えない何かにとらえられてしまった。
どれだけ力をふりしぼっても指一本動かせず、声も出せない。

大切な人を目の前で汚されようとしているのに、叫ぶことすらできない!

「お前もこの女を抱きたいだろう、ゆとりクン」
いつの間にか黒人は流暢な日本語を話し、揶揄するようにおれに語りかける。

なぜ、おれのことを知っている?

297名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:42:46 ID:O5F/kHMd

「抱かせてやるぜ。さっきみたいにな、お人よしの田村」

黒人は、白い歯をむき出しにして猛禽類のような笑いを作った。
「覚えておけ、この場を支配しているのはオレだ」

「お・・まえ・・は、・・・・いっ・・たい・・・誰・・なん・・だ」
おれは動かない口を開き、必死で言葉をしぼり出す。

黒人はあっさりと答えた。

「オレはお前だ、お前の影・・・反身だよ」
「・・・・・・」
「お前が知らなかった、認めたくない、心の中にいたもうひとりの田村の姿だ」
「・・・・・・」
「お前は、本当は美寿々をこうしたかったんだ」
「・・・・・・」
「心の中の認めたくない自分の姿、抑圧された欲望、それが実体になったのがオレだ」

非現実的な黒人の言葉。

いや、黒人そのものが非現実的なのに、・・・そんな言葉など認めたくはないのに。
おれは、すべてを受け入れることが出来た。

暑くもないのに、汗が流れ落ちる。

298名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:43:16 ID:O5F/kHMd

「お前をどうこうするつもりはない、オレたちは同じ自分だ」

黒人、いや黒いオレ、・・・・黒・田村は言った。
「空気を読め、相棒!この生意気な女の体をもてあそんで、なぶりものにするんだ!」

そして付け加えた。
「・・・ああ、それからこいつは、美寿々は処女だぜ」
にやりと笑って言った。

黒人は指を広げ、そしてゆっくりと何かをにぎりしめるように、指を曲げ、閉じてゆく。
そのとたん、おれの存在が何かのゆがみの中に入っていく怪しげな感覚に襲われた。

この部屋に駆け戻ってきたときはスーツ姿だったのに、いつの間にか裸になっている。
そして、そのおれの体が・・・。

299名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 20:43:51 ID:O5F/kHMd

黒人は口を開き、太古の言葉をつぶやき始めた。
黒人の呪文が、おれの体を、黒く染めてゆく・・・黒く、大きく、淫らに。

心の暗闇の森の奥から、太古のドラムを叩く音が聞こえてくる。

その音にあわせて、おれの筋肉が赤黒く膨れ上がり、体全体が大きくなっていく。
音が欲望をあおり、性欲がこれまで経験したことがないほど異常に昂ぶっている。
ペニスが爆発寸前になるほど激しく勃起している。ああ・・・・。

おれは、・・・ついに、相手と瓜二つの、もう一人の黒人となった。

筋肉のかたまりのような黒い体、猛禽を思わせる面構え、棍棒のように隆起したペニス。
変化してしまったのは体だけではない、心もそうだ。

おれの心が叫んでいる。

女を抱きたい。
そのきれいな女を、美寿々を犯したい・・・からだじゅうをしゃぶりつくしたい。
・・・・

つづく


300名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 07:08:25 ID:qXlpC00q
連日の投稿ありがとうございます。
続き、気になってます。
301名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:22:03 ID:GRLUHxu5

読んでくださって、ありがとうございます

三人称で始まって、次に黒・田村の「オレ」一人称、そして田村の「おれ」一人称
人称が変わって読みにくくなかったですか?

では、つづきです
302名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:23:18 ID:GRLUHxu5



・・・・・・

「さあ、いわれたとおりに言え」
黒人が低い声で命じる。
いつの間にか相棒の黒人は、美寿々にも流暢な日本語を話している。

美寿々は全裸でベッドに横たえられ、おれたち二人の黒人に見下ろされている。
突然出現した黒人になぶられる、白い いけにえの女性、住吉美寿々。
常識ではありえない状況だ。

しかし、あらがいながらも美寿々はこの異変には、おどろいていない。
媚薬のなせるわざか、それとも相棒の黒人が言う「この場」がそうさせるのだろうか。

「・・・・・恐い」
美寿々が受ける恐怖と羞恥と苦痛、そして快感は現実と変わらないようだ。

ほっそりとした無防備な白い裸体がなまめかしい。

彼女は左手を乳房に、右手を股間にあてがっている。

美寿々が震える口を開いた。
「み・・・美寿々の・・・お・・オナ・・ニーを・・・・・見て・・くだ・・・さい」
消え入るような甘い声だ。

おれたちの目の前での、自慰を強制されているのだ。

「ああ、しっかり見てやるぜ。一番恥ずかしいお前を見せてみろ」

美寿々は涙と精液にぬれた顔をそむけ、胸を、股間を、そっと愛撫し始めた。

黒人たちのぎらつく視線を感じ、燃える羞恥に顔やからだ全体を朱に染めている。
美寿々は、震える細い指で、手で、ひそやかな愛撫をつづける。

今、世界に存在するのは、美寿々の息づかいとシーツの布ずれの音だけだ。
303名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:24:16 ID:GRLUHxu5


やがておれは、美寿々の胸の乳首が、天をむいてやさしく尖っていることに気がついた。

股間からは、指が動くたびに、子猫がミルクをなめる時のようなかすかな水音が聞こえる。

初めはぎこちなかった指の動きが、やがて効果を得るための確かな動きへと変わっていく。

しだいに荒くなる呼吸が、あえぎ声へと変わった。
「は・・・・はあ・・・あ・・・はぁ・・・・はあ・・・ぁ・・・はあっ」

胸を愛撫する手の動きがしだいに早くなってきた。

それは愛撫というより、乳房をもみしだいている。

眉間にしわをよせ、目を閉じ、切なげな表情で首をゆっくり左右にふる。

白く細い首すじがなまめかしい。
薄紅色に染まる肌が汗ばみ始め、髪がいく筋かほおにはりついた。

股間の指の動きが、もどかしく快感をたぐりよせようとするそれに変わる。
304名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:25:19 ID:GRLUHxu5


「あ!・・・あぁ・・・・あ!・・・あはぁっ・・・あ!」
愛撫する手の動きがはげしさを増した。

「ああ・・・だめ!だめッ!」
身をよじり始める。

「ああっ!ああっ!いやああああ!だめっ!」
わきあがる快感にあらがっている。

「さあ、股を大きく開け!指を出し入れしているところを見せてみろ!」
美寿々は命じられるまま、腰を持ち上げ股を開いて見せた。

細い指で音を立てて愛撫する濡れた性器をあらわにする。

「ああ!いやあ!いやッ!・・・・いっ・・・イクッ!ああッ・・・いくっ!」
あられもなく叫び、びくっと震え、硬直し、そして身体をベッドに落とした。

「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
紅潮した小さな乳房を上下させ、四肢を力なく投げ出し、無防備な裸をさらす。
まるで、幼い、無垢な少女のようだ。

「自分の指でイッちまったのか。恥ずかしい女だ、お前は」
黒人の言葉に、美寿々は恥じらい顔をそむける。
305名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:26:15 ID:GRLUHxu5

「おまえは毎晩、そんなことをするのか?」
冷ややかな笑いを含んだ声で黒い相棒が言う。

胸と股間を手でかくし、美寿々は、首を何度か横にふった。

「男たちにむりやり輪姦されるところを想像してするのが好きか?」
美寿々は、無言だ。

「床に下りろ。犬のように手足をつけ」
相棒の黒人は、今度は床の上で美寿々を四つんばいになるよう命じた。

「股の間から右手を出せ。今度はオレたちに尻を向けて自慰をつづけろ」
「イヤ・・・・は・・・はずか・・・しい」
消え入るような声で答える。

しかし逆らうことも出来ず、黒人に言われるままだ。

白い尻をおれたちの方へむけ、美寿々は全裸で四つんばいになって自慰を始めた。
306名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:27:12 ID:GRLUHxu5


股のあいだからほっそりとした指が上向きに性器をまさぐる。

きれいなピンクのヴァギナに白い指がのみこまれた瞬間、美寿々は体をそらせ声を上げた。
「ああっ!」
あそこがかなり敏感になっている。

「ああ・・・もう・・だめ・・・・できません」
「続けろ!」ようしゃなく相棒の黒人が強制する。

美寿々は命じられるまま、四つんばいで自慰を続けた。

ぬれた性器に、音を立てて形のいい指が出入りする。
「あ・・・はぁ!・・・・・あっ!・・・・あああっ!あっ!」

「あの住吉美寿々先生が、こんな淫らな女だとは知らなかったぜ」
黒人は言葉で美寿々を辱めている。

「そのまま、尻をふってみせろ」
「い・・・いや・・・ッ」

指をいれた白い尻がぎこちなくゆっくり左右に動く。
「は・・・あぁ・・・・・っ・・・・い」

やがて身体全体がみだらにくねり始める。

黒人に強制されているというより、恥ずかしさと快感にもだえている。
「いやっ!・・・あああん!・・・あん!」

「本当に恥知らずな女だ。お前が尻をふってオナニーしている姿を大野事務所の連中に見せてやりたいぜ」
「ああ!・・・やめて!・・・・ああッ・・・・もう・・・・だめッ!」
307名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:28:10 ID:GRLUHxu5

「おまえはオナニーをする時、・・・・いいや、今、夢想の中で誰とやっている?」
「あ・・・・あ!いや!イヤっ!」

「だれに抱かれているんだ?そいつの名前を呼んでみろ!」

「ああ!だめッ!だめっ!」
美寿々はもだえる。

「相手は誰だ!」
黒人がほえる。

「たっ、田村!だめ!そんなに激しくしないで!」
美寿々は叫んだ。

たむら・・・・どこかで聞いたことがある・・・誰だ?

「おね・・・がい・・・ゆるして・・・・もう、やめて」
あのなんとかいう女優も、男のなぐさみものになったらこんな顔をするのか。

「どうして夢の中まで、私を苦しめるの?」
美寿々は泣いている。
「これ以上、あなたを好きになったら、あの人のことを忘れてしまう!」

あの人?・・・たむら?・・・誰のことだ

「あッ・・・あっ・・・ああ!・・・いっ・・・いく、イクっ!いくうううッ!」
美寿々は叫び、身体をそらせると、床に身体を沈めた。

相棒の黒人はたくましい足を軽く動かし、うつぶせの美寿々の体をころがすように反した。
「なあに、オレがそいつのことも、ゆとりクン田村のことも忘れさせてやる」

黒人は、肉食獣のように白い歯をむき出しにして笑うと、あおむけに動かない美寿々の裸体を見て言った。
308名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:29:30 ID:GRLUHxu5

相棒の黒人は、裸の少女を軽々と抱き上げ、ほおり投げる。
「あっ!」
白い裸身は、ベッドを軽くバウンドし、あおむけにえびぞり状に横たわった。

黒人はベッドの反対側から、美寿々の両腕を万歳のかっこうで押さえつける。

おれは身もだえしあばれる美寿々の両足を黒い腕でつかみ、下半身の自由を奪った。

「美寿々、お前の夢想を現実のものにしてやる」
二人の黒人の万力のようなその筋力で、美寿々は身動きすら出来ない。

相棒の黒人は美寿々に、顔を逆さに近づけて言った。
「これは夢じゃない」

太いくちびるから美寿々の耳に息をふきかける。
「お前はこれから二人の男になぶられ、犯される」

やわらかな美寿々のほおを、ぺろりと舐める。
「楽しみだろう」

美寿々は恐怖のあまり目に涙をあふれさせ、陵辱と暴行の予感にふるえている。
「けだもののような黒人二人の、おもちゃになるんだ」
 
「お願い、おねがい!やめてぇっ!いやっ!イヤっ!」
自由を奪われた美寿々は、ただ、むなしく叫び、激しく頭を左右にふった。

つづく
309名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:31:28 ID:GRLUHxu5

ええい、エロすぎるッ!(自分で書いて言うのもなんですが、こっ恥ずかっしいですわ)
エロパートさっさと終わらせちゃおっと(えっ?エロしか読むところないのにって?まあそれはそれとして)
でも、美寿々、可愛いでしょ?
310名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 08:12:38 ID:q9Yd+kZR
素晴らしい!続きが楽しみ!
311名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 14:57:35 ID:2KKpgsQn
美寿々可愛い!
312名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 17:17:30 ID:ht51IbxP
美寿々、可愛いです。
普段とのギャップが…素晴らしい!
313名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 19:41:50 ID:ygqz8z52
309です
気に入って頂いてるようで(・・・ですよね)、なによりです
エロはうざくありませんか?長さを縮めて簡略版にすることも可能ですよ
推敲したいのと、あれこれあって、今回投下はパスさせてください
次回は前半の山場(どれだけ長いんだ!)美寿々と黒人ども二人との3P(この人でなし!)
の予定です、無事投下できるよう祈っててください、チャオ
314名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 20:24:30 ID:ht51IbxP
>>313
ウザくなんかありませんよ!だから、簡略無しで希望します。

すんごく、オチ(?)が気になってます。
変形した田村が、ゆとりん田村に戻るのかも気になる…。
315名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 21:20:51 ID:C/ibfTJ2
連日の投下、乙のGJです!!
続きが気になってぞわぞわすwるww
316名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 17:20:29 ID:IN4aYCsV
もしも住吉先生が女優だったら、という想定で書いてみたいと思います。
近日中に投下します。
317名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 17:31:05 ID:jJcHKnx/
>>316
楽しみに待ってます♪
318名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 17:41:20 ID:YXPGHMil
>>316
309です。

おお、楽しみです!
自分のほうはあと5回ほどで終了の予定ですが
もしも、もたもたするようなことがあったら先に投下していただいてもOKです
自分のほうは続きがわかるようにします

ごめんなさい皆さん、段取りが悪くて・・・明日必ず投下しますね!
319スコットランド:2010/11/28(日) 18:55:03 ID:IN4aYCsV
316です。

それでは始めます。
タイトルは「白夜」です。
少し長くなりますが、厭きずにおつきあいいただけると幸いです。

白夜

歴史のある豪奢なホテルの一室の前で、住吉美寿々は気持ちを落ち着かせるために深呼吸をした。先ほどこれから会う男から内線電話があり、部屋へ来るよう告げられていた。

「業界で有名な男があなたに興味を持ってしまったらしいの・・・」
美寿々が所属する芸能事務所の社長に言われたのは二週間ほど前のことだった。
その『有名な男』は目をかけた女優や女性歌手を芸能界の裏表から支援し、芸能界で確固たる地位を築かせてきたらしい。
社長は、今まで彼が支援してきた女優や歌手の名前を挙げた。誰もが知っている者ばかりだった。しかし、その男が目をかける条件。それは・・・『夜を共にすること』
この手の申し入れは、所属事務所に今まで何度もあったが、美寿々をスカウトする際、両親に〈お嬢さんの貞操は守ります〉と土下座までして約束した事もあり、社長はその都度突っぱねてきた。しかし、今回は相手が相手だけに断ることが出来なかった。
320名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 16:53:25 ID:66/YfUh/
てすと
321320:2010/11/29(月) 16:59:38 ID:66/YfUh/
よし、いけそうだ。はじめまして。

神がいらっしゃってる最中なようで恐縮きわまりないのですが、諸々の都合で導入編だけ投下させてください。
田村×美寿々でまず6レスいただきます。導入編なんで一応エロ無し。
322320:2010/11/29(月) 17:01:24 ID:66/YfUh/

「先生、なんか声おかしくありません?風邪ですか?」
「…おかしくない」
機嫌わるっ。やっぱり声変だし。
風邪気味なのは、らしくなく書類作業が遅いことからも窺える。熱で注意力散漫になっているのだろう。イライラもそのせいか。
…そんなとこまで見てとれるなんて、よっぽど俺この人に惚れてんだなあ、はあ。

「ほら田村、依頼人のとこ行くわよ」
ようやく書類との格闘を終えたらしく、彼女はコートに袖を通し扉へと向かう。
いつもカツカツと威勢のいいハイヒールに、なんだか覇気がなかった。

依頼人と別れる頃には、彼女の不調はより顕著になっていた。
明らかに顔色が良くないし、時折咳き込みもする。
「今日はもうこのまま直帰したらどうですか…?事務所には俺が戻って伝えますから」
「…そうする。このくらいなら、田村1人でもある程度まではやれるでしょ」
即了承とは少し意外だった。余程しんどいんだろう。

お先、と歩き出すその足取りが、あまりにふらふらと危なっかしい。
慌てて彼女の腕を掴むと、空いた片手で俺はタクシーをつかまえた。
ごねる彼女をなだめ、車内に押し込んだ。
323320:2010/11/29(月) 17:03:53 ID:66/YfUh/

「…って、なんであんたまで乗ってくるのよ?」
「送ります。もう時間も時間ですし、急ぎの件もありませんから」
お人好し…とつぶやきながら、彼女はシートにもたれかかった。やはり幾分かぐったりとしている。
ドライバーに住吉先生の家を告げてからちらりと目をやれば、浅い呼吸が彼女にか弱さを漂わせていた。


結局、俺は先生の部屋まで上がった。
タクシーから降りる際に貸した手から伝わる熱、そして焦点の定まらない目を見たら、ほっとけなくなってしまった。
車中で事務所に連絡して、住吉先生とそれから俺も、直帰の許可をもらっている。
『大先生から伝言。住吉先生襲うんじゃねえぞってさ』
電話越しの重さんの言葉を思い出した。
…善処、します…。

玄関でコートを脱がせて抱き上げる。彼女の軽さと熱さに少し驚いた。
「ちょ、歩けるから…下ろし、てよ…」
弱々しい悪態は無視してベッドまで向かった。
ふさがった両手の代わりに足で掛け布団を起こす。
蹴っ飛ばすんじゃないわよとかまた悪態つかれたけどそれも無視して、ゆっくりと彼女をベッドに横たえた。
ぴたりとしたニットの下の胸元が、浅い呼吸に合わせて微かにでも確かに上下する。
妙に…艶かしい光景だった。
324320:2010/11/29(月) 17:05:54 ID:66/YfUh/

…ああ、もう。寒気がするのに身体の芯は熱いし、
節々は痛いしふらふらするし頭はぼおっとするし。
「先生、体温計どこにあります?」
…顔が近いっつの。
ベッドに横たわって、起き上がるのもしんどいから、田村に拳を見舞うこともできない。
「…無いわよ、そんなもん。」
「な、いんですか…?」
あり得ないって顔してんじゃないわよ。悪かったわね…。

「田村…水、欲しい」
喉も異様に渇いてる。
いそいそと田村が水の入ったグラスを持ってきた。
ふらつく身体をなんとか起こそうとすると、田村があたしの背中に手を回して身体を支えた。
田村のくせに…その手が力強い。抱き上げられた時もそう。
身体を委ねられる、そんな安心感がある。
「飲めます?大丈夫ですか?」
なんの心配してんのよ…。
田村が、あたしの口にあてがったグラスを傾ける。
口内に流れ込む冷たい液体を嚥下しようとした…けど。
「…あ、…」
…最悪。
上手く飲み込めずに、口の端を水が伝っていった。
やがて顎まで達して、ぽたりぽたりと滴が落ちてニットを濡らした。
325320:2010/11/29(月) 17:07:23 ID:66/YfUh/

「ッす、すいません住吉先生!」
「…バカ田村…」
怒る気も起きない、というか気力がない。あたしは口元を指で拭った。
田村のやり方が悪かったわけじゃないのはわかってる。あたしの器官がちゃんとはたらいてくれなかったのだ。
不自由な自分の身体にイライラが募る。そして頭に響く。本当に、調子出ない。

不意に田村が、口元を拭うあたしの手を退け、代わりに自分の指で拭い始めた。
田村の親指が水の伝った部分に沿って、す、すと肌の上を滑る。
田村に…顔、触れられるなんて…こんな、優しい手つきで…。
「たむ、ら…」
なんだか恥ずかしくてくすぐったくてその顔を見やると、優しくてでも真剣な、そんな表情に出くわしてしまった。
途端に胸がきゅうっとしめつけられる。
やだ、ほんとに、熱でおかしい…。
しばらくされるがままになっていると、田村は口元から手を離し、再びグラスを取った。
今度はちゃんと飲み込まなきゃなんてぼんやりと考えてたら、視界に入ったのは自分で水を含む田村。
と、次の瞬間、

唇に同じ質感が重ねられる、感触、
次いで、冷たい液体が口内に注がれる、感触。

何をされてるのか…一瞬思考が停止したのち、やっと理解が及んだのだった。
326320:2010/11/29(月) 17:09:15 ID:66/YfUh/

こく、と彼女が水を飲み込む音を確かめてから、ゆっくり唇を離した。
以前奪った時より熱い唇。
そんなつもりなかったのに、舌と舌が触れてしまった。
「…すいません」
怒られるかな…今日はもう帰った方がいいか。
自分の中に昂りが生じているのがわかる。理性で抑えられるうちに、ここを離れるのが賢明だろう。
「住吉先生…俺帰ります。ゆっくり休んでくださいね」
怒らせないよう極力穏やかに語りかけ、背中に回した手を外しながら再び彼女を横たえようとした。

「なんで…っ、帰んのよ、バカ…」
離れかけた俺の腕をつかんで、彼女が俺を見つめた。
彼女にしてみれば睨んでいるのかもしれない。だがほんのり濡れ、熱を持つその瞳は、睨むというより切なげで。
また俺の劣情が煽られる。
…抑えろ、俺。
「病人を一人に、するなんて…薄情でしょ、田村のくせに…」
…可愛い。寂しいって言えばいいじゃないですかなんて普段なら言い返すだろうけど、でも。
「先生…あの俺、本気で、先生に何するかわかんないんで…」
あー…情けないことこの上ない。
実際、この状況で事に及ぶのは造作もない……彼女の意志は無視だが。
重さん、というか大先生の言葉がまた頭をかすめた。
327320:2010/11/29(月) 17:11:29 ID:66/YfUh/

住吉先生は俺の気持ちを解ってる。
…俺はそう確信している。
そもそも俺と彼女の関係は、ずっとグレーゾーンにあるのだ。あのキス以来。

だから、俺が言わんとすることも、彼女には理解できているはずだ。
襲えるものなら襲ってしまいたい。
時に優しく時に荒っぽく、彼女のすべてに触れたい。
でも、何より欲しいのは彼女の気持ちだったから…。


「先生…明日はお休みして、早く治してください。依頼人の方のところには俺一人で行ってき「バカっ」
怒声と同時に、彼女が俺の腕を握る手に力を加えるのがわかった。
驚いて彼女を見ると…その瞳はますます潤んでいる。頬の紅潮は…熱のせいだけではない、そう思っていいんだろうか?
下半身が熱を持っているのが自分でわかる。俺の中で、男の部分がむくむくと頭角を顕しつつある。
本能なのか愛しさなのか…そんな判断はつけられないが、とにかく目の前の女性が欲しかった。

「先生……俺の好きなようにしちゃって、いいですか…?」
もはやなけなしとなった理性を振り絞り、彼女の瞳を見て尋ねた。
「何でもいいから…ここに、いなさいよ…」
恥ずかしそうに瞳を逸らしながらも彼女が口にした、その言葉が引き金となった。
328320:2010/11/29(月) 17:16:48 ID:66/YfUh/
導入編以上です。ありがとうございました。
いろいろ言い訳したい気持ちもありますが…全編投下までは控えますorz

また折を見て続きを投下します。精進したいのでいっぱい文句つけてください!
それでは失礼します。
329257:2010/11/29(月) 19:44:47 ID:JJuP91jH

257です(自分はそこから始めたので、今回からそう名乗らせてください)

すごーい!スコットランドさん、320さん、二人の神様GJです、続きを!楽しみにしてます!
スレがまた、盛り上がってきましたね

では自分のほうもフルバージョンで308のつづきです。
少し前のところから・・・。

相棒の黒人は美寿々に、顔を逆さに近づけて言った。
「これは夢じゃない」
太いくちびるから美寿々の耳に息をふきかける。
「お前はこれから二人の男になぶられ、犯される」

やわらかな美寿々のほおを、ぺろりと舐める。
「楽しみだろう」
美寿々は恐怖のあまり目に涙をあふれさせ、陵辱と暴行の予感にふるえている。
「けだもののような黒人二人の、おもちゃになるんだ」 
「お願い、おねがい!やめてぇっ!いやっ!イヤっ!」
自由を奪われた美寿々は、ただ、むなしく叫び、激しく頭を左右にふった。

330257:2010/11/29(月) 19:45:25 ID:JJuP91jH



相棒の黒人は、左手だけで美寿々の両手を手錠のようにいましめた。

墨のように黒い無骨な右手で、やわらかな白い裸体をなでまわす。もみしだく。
「いやぁ・・・・・あ・・・・・あぁ・・・・・あ・・・・・っ」
そしてさらに彼女の裸を、その軟体動物のような舌でなめまわし始めた。

わきの下を舐め、へそのくぼみに舌を差し入れる。
「あっ!・・・はぁ、はあ、はぁあ・・はあぁ、はあっ!」

乳房をなめまわし、乳首を舌でなぶる。
「あ・・・んっ・・・あぁ・・・・っ」
やわらかな肌をけだものの様な白い歯で甘噛みし、悲鳴をあげさせる。
「アアァ!!!!い!イッ!」

太い舌を首筋に はわせ、鎖骨をたどる。
「ああ、あ・・・・いやああ」

気品のある美しい顔、しかし今それは羞恥と恐怖にゆがみ、涙に濡れている。
そこへ、舌は這い進む。

涙を吸い、やわらかなほほをなめまわす。
「はあっ・・・やめてぇ」
黒人は右手で美寿々のあごをつかみ、自分のほうをむかせる。
太いくちびるが、舌が、美寿々のくちびるをこじあけディープキスを求める。

薄く白い乳房が、ピンクの乳首が左右に上下に揺れる。

自由をうばわれた細くしなやかな肢体が、なまめかしく、みだらに動く。

うごめく美寿々の白い体は、妖しく美しい別世界の生き物のようだ。

331257:2010/11/29(月) 19:46:13 ID:JJuP91jH

おれは、美寿々の白く美しい足を、黒い手でつかみ大きく左右に開いた。
「!!!だめッ!だめえええっ!」

そして、その股間に、黒人となった自分の大きな頭を割って入れる。
「イヤッ!嫌っ!やめてぇ!」

薄い陰毛に隠されたきれいなピンクの割れ目が見える。

おれは太いくちびるで、そこに強くキスをする。
「やあああああああっ!」

音を立てて愛液をすする。
舌を出し、喰らいつくように性器にむしゃぶりつく、音を立てて、股の間をなめまわす。
「いやあああああ!」

おれの赤黒い舌も、それ自体が男性器のように太い。

濡れたそこに舌をぐいと、さしいれる。
「!!!ぁ・・・・ああああっ」

愛液の音を立てながら、美寿々の幼いヴァギナをえぐり、かき回す。
「はっ、ああぁぁ!・・んァ!・・・・・あぁああああ!・・・・っ」

舌で美寿々のクリトリスを探しあてる。
舌を使い、念入りになぶる。
「!!!!!」
美寿々はのけぞった。

クリトリスを口で吸う。それをさらに舌でなぶる。
甘噛みする。
「は!!・・・・あ・・・・あああああ!!!!!!!」
真っ黒なけだものに大事な場所をなぶられ、美寿々は身をよじり、激しくもだえ狂った。

332257:2010/11/29(月) 19:47:42 ID:JJuP91jH

白く細い体の上に、二匹の黒いけだものが取り付き、陵辱をつづけている。

「はあっ!っああ!あァ!!・・・あああ!・・・あん!・・いやあああああああ」
美寿々は叫び、激しく身をよじる。

相棒は、巨木のような腕をふるい平手打ちにした。
一打ちで美寿々を静かにさせる。

そして両腕を押さえると、おれに「やれ!犯せ!」と吼えた。

おれは黒い手で、美寿々の白い素足を、これ以上開けないほど大きく左右に開かせる。
「いやっ!イヤアアアアアッ!」

美寿々はさらに狂ったように身もだえする。
「いやあっ!ああ、イヤああああぁ!お・・・・ね・・・が・・・い」

執拗になめ回していた性器が、陰毛が、だ液と愛液で てらてらと光り、濡れそぼっている。

おれのものは太く、固く、長い。
美寿々のヴァギナはそれを受け入れるにはあまりにも幼く、狭小に思える。

おれは、瞬時ためらった。
美寿々の顔に涙が光っている。

また、あの太古のドラムの音が大きく聞こえてくる。


キレイナ シロイ メス、ウマソウ


煮え立つような欲望が、衝動が、一瞬でためらいとあわれみを消し去った。

そのドラムのビートは激しさを増している。
この女を犯したい、犯りまくりたい。

おれは自分の赤黒く硬いペニスを、美寿々の濡れたやわらかな入口にあてがった。

333257:2010/11/29(月) 19:48:35 ID:JJuP91jH

ペニスの先端を中へぐいと押し込む。

美寿々はとたんに目をむき、のけぞり、声を上げる。
「あっ!・・・・は!・・・・アあッ!」

入口に浅く入れ、亀頭を小きざみに前後させて、美寿々のクリトリスをなぶる。
「いやあああ・・・あああああああ!!!!」

すぐさま美寿々は狂ったように身を反らし、よじり、身もだえした。
「・・・た・・む・・・らああああああぁ!・・・・・あっ!あん!あん!あん!あん!」


また、その言葉だ。
た・む・ら・・・なんだろう?この女は何を言っている?

どこかで聞いたことがあるが、思い出せない。


「お・・・ね・・が・・い、やさしく・・・して!あっ!ああん!お・ね・・が!・い」
奥に、ペニスを少し突き入れる。
「あ!あああっ!いッいたいッ!」

充分、濡れているが、狭い。
「そん・・・な・・・おお・・きいの・・・・・はい・・らない・・・あ!あっ!」

なみだ声でうったえる。
「あ!あっ!あ!あっ!ひ、わた・・・し、あっ!あっ!は・・・じ・・めて・・・なの」

さらに奥に、ゆっくりと挿入した。

そしてだんだん速く、深く、突き入れる!
「あっ!ア・・・・・・いっ!・・・・痛・・・い!ああああああああああああああ!」
美寿々はのけぞり、彼女のものとは思えぬ声をあげた。

おれは、さらに腰を深く突き入れた。
「そんなにっ・・・おくにッ・・いあぁ・・いやぁ・・・もう・・・はいらない・・・・」

334257:2010/11/29(月) 19:49:14 ID:JJuP91jH

黒く太いシャフトを前後に動かす、打ち付ける。
「きゃあああっ!あ!あ!あ!あん!あん!あん!」
ぱん、ぱん、ぱんと、肉を打つ音が、淫猥に、リズミカルに響く

「あ!あ!あっ、あ、あん!あん!アん!ぁあん!」
美寿々はシーツをぎゅっとにぎりしめる。

「はあっ!あっ!!あっ!!あっ!!!あ!ああん!あっ!あん!あん!」
打ち込みのリズムに合わせて白く薄い乳房が上下に揺れる

「あ!あぁ!あ!・・・!い!いく!・・・・イ・・・イクぅ!あああああああ」
美寿々はのけぞる。白い首がなまめかしい。

「ああああああああああ・・・・いくッ!!!!いくうぅ」
しびれるような快感が走る。
おれは美寿々の中に、大量の熱い欲望をおもいっきり放出した。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
美寿々はのけぞった姿勢で、しばらく硬直し、ベッドにくずれ落ちた。

体をかくす気力をも失った美寿々は、汗ばんだ肌をピンク色に染め、はあはあと息をする。

恥じらいに顔をそむけ、あらわになった白く細長い首が、鎖骨が、なまめかしい。
優しくとがったピンクの乳首が、天をむいて上下する。
「はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・」

「交代だ」
おれは黒い相棒と入れ替わった。
「いやっ!いやああ!」

相棒の黒人の股間には、凶器を思わせる、棍棒のような黒い男根がある。
それは相変わらず、ひとつの生き物のように力強く勃起し、怒張している。

「いや!イヤッ!・・もぅ・・・だめっ!・・・・おねがい!!」
狂ったように抵抗する美寿々、しかし、屈強な黒人には赤子の手をひねるようなものだ。

相棒は、ベッドの白い体の上に乗り、足を開かせ、すぐに挿入をはじめた。

335257:2010/11/29(月) 19:50:17 ID:JJuP91jH

「いやああああああああああ!!!!ああん!あっ!あん!あん!」
おれはベッドの反対側から、彼女の顔の上に覆いかぶさった。

美寿々の頭がベッドからはみ出し、のけぞったきれいな顔をさらしている。

ほっそりとした白い首が、鎖骨が、欲望を刺激する。
ふっくらした形のいい唇がゆがんで開き、可愛いあえぎ声がもれだしている。

せつなげに眉間にしわをよせ、かたく閉じた目元にはカールしたまつげに涙が光っている。
その涙が、相棒の行為にゆすられ、はじかれ、流れ星のように飛んだ。

「あ!あ!あっ、あ、あん!あん!アん!ぁあん!」
相棒は激しく腰を動かし、美寿々を犯し続けている。

おれは、のけぞり、行為にゆれる美寿々の両ほほを、大きな、墨のように黒い手でおおう。
強烈な欲望がこみあげ、あえぐくちびるに、また黒い肉棒をおしこんだ。

黒い巨大なペニスを咥えさせ、おれはたくましい腰を容赦なく前後に動かし始める。

眼下で、薄く白い乳房が、ピンクの乳首が左右に上下に揺れている。

おれはシーツを強くにぎりしめている美寿々の手をつかみ、彼女の胸に導いた。
そのたおやかな手で、指で、自分の乳房の愛撫するように無言で命じる。

果てることのない、妖しく淫猥な、熱をおびた宴が、今ここで繰り広げられている。
あの、むせるようなイランイランの香りが、また、ひときわ強くなったようだ。

今、全裸の住吉美寿々は黒人に股間を犯され、自分の胸を繊細な指でもみしだいている。

そして、もう一人の黒人のおれから、オーラルセックスを強いられている。

相棒の黒人の動きが、激しさを増した。
けもののような声でひと吠えする。

黒い腰をぐいと、美寿々の股間に強くおしつけた。
「!!!!!」
美寿々の白い腹がえびぞり状に反り返り、白い指が、強く乳房をわしづかむ。
「!!!!!!!!!!」

おれも獣のようにほえた。
そして、美寿々の口の中に、勢いよく精を放出した。



336257:2010/11/29(月) 19:50:55 ID:JJuP91jH

・・・・・・

「田村・・・・たむら・・・・たすけて・・・」
美寿々の声だ。

変だ、美寿々はベッドの上で横になってあえいでいる。
今の声は、おれの頭の中に直接聞こえてきた。
これは・・・美寿々の・・・心の声ってやつか?

美寿々はその、たむらというやつがよほど気になっているらしい。
どんなやつだ・・・・たむら。

つづく
337名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 23:04:05 ID:YNnWIcLv
スコットランドさん、320さん、257さん投稿ありがとうございます。

皆さん、是非続きをお願いします。自分では書けないから、皆さんを尊敬します。

320さん、是非とも続き…本番?(笑)よろしくお願いします。
338名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 07:11:34 ID:PyVPACBz
お二人ともGJ!!続き期待してます!
339257:2010/11/30(火) 21:27:47 ID:U/dl7YSZ

読んでくださって、ありがとうです。
後半に入ります。

6

・・・・・・

美寿々への陵辱はつづく。

ふたたび、床の上に手足をつかせ、四つんばいにさせる。
もちろん全裸だ。

美寿々の尻のほうに回る。
今度はおれが、あそこに入れる番だ。

美寿々は、有能な法律家である誇りも、一人の女性としての尊厳もうばわれてしまった。
逃げる気持も、抵抗する気力も、すっかり失っている。

裸で、頭をたれ、黒髪を垂らしている。
白くか細い手足がしなやかな体を支えている。
それはまるで肉食獣に逃げ場をはばまれた草食動物が、惨劇を前にうなだれているさまだ。

抜けるように白いやわらかな尻をつかみ、左右に開く。
「あぁ!」

あそこから、相棒の白濁液が流れ出た。
肌に破瓜の赤い血のあとが残っている。

おれは、美寿々の足の間に自分の黒く太い足を割りいれる。
そして怒張した黒いペニスを入口にあて、前戯なしの挿入をはじめた。

340257:2010/11/30(火) 21:28:46 ID:U/dl7YSZ

「あっ!!・・・はっ!ああっ!・・・アッ!・・・・・いやあぁあ!」
美寿々の腰は、おれの大きな黒い手が万力のように押さえつけている。

柔らかで、なめらかな白い肌がたまらない。

ぬめぬめと光る、黒く太いシャフトが、あそこでピストン運動を繰り返す。
また、ぱん、ぱん、ぱんと、肉を打つ音が、淫猥に、リズミカルに響く。

「きゃあん!あン!あん!あ!・・・・あ!・・・っ・・・・あ!」

ヒップのふくらみから、きゅっとくびれたウエスト。
薄い肩にとどく滑らかなラインが美しい。

尻の割れ目、背筋のくぼみ、肩甲骨のふくらみ。

ほっそりした白い裸の背中、すべてが淫猥だ。

うつむいた頭の髪が左右に分かれ、見える白いうなじがなまめかしい。

屈辱的な姿勢で、きゃしゃな体は欲望を受け入れる楽器になり、その音楽を奏でつづける。
「あっ!あっ!あ!あっ!アっ!あっ!あっ!あっ!・・・ン!あっ!・・・あ!あっ!」

相棒が、美寿々の頭のほうに歩み寄る。
「たまらないぜ!プライドの高い生意気な女が、後ろからひいひい犯されている姿はな」

黒人は、黒く分厚い胸板の前で巨木のような腕を組み、仁王立ちに女を見下ろした。

肉食獣のような黒い面構えに白く映える目をぎらつかせ、美寿々に好色な眼差しをそそぐ。

股間には相変わらず黒い男性器が、美寿々のやわらかな肉を貫き、味わおうと天を睨んでいる。

341257:2010/11/30(火) 21:29:46 ID:U/dl7YSZ

相棒の黒人はしゃがみこむと美寿々の髪をつかみ、顔を自分に向かせた。
「あ!・・・!」

太いくちびるで食らい付くようにキスをする。
「んっ!!!」

そのまま軟体動物のような舌で、美寿々の綺麗な顔をなめまわす。
「は・・・あぁ・・・・い・・・・や・・・あ」

相棒は上半身を起こした。
黒い筋肉の大きな山がそこに現れたようだ。

美寿々の可愛いあえぎ声がとだえた。

「ん・・・!んッ!!!」
相棒は、美寿々の頭を自分の腰にあてがっている。

美寿々の口は、こんどは相棒のものでいっぱいになった。

相棒は自分の腰を、女の頭にむけてゆっくりと前後に動かし始める。
「んんッ!・・んッ!・!んッ!!!んッ!」

おれも、同じリズムであそこへの打ち込みを再開した。
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!

美寿々は、四つんばいになって前と後ろから、同時に太いペニスで攻められている。

かよわげな白い身体が、黒人たちの欲望の音楽を奏でつづける。

次第にリズムが早くなる。
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!

美寿々の体が激しく揺れる。

パン、パン、パン、パン、パン!パン!パン!パン!パン!!!
いっしょに逝こうぜ、と黒人が叫ぶ。

しびれるような強烈な快感とともに、おれたちは吼えた。

強く身体を押しつけ、同時に美寿々に精を放った。
「!!!!!!」
美寿々の体が床に崩れ落ちる。

おれたちは場所を交代した。
「この生意気な女を、尻から犯りたかったぜ」
舌なめずりをしながら相棒が言う。

342257:2010/11/30(火) 21:30:57 ID:U/dl7YSZ

おれは女を見下ろした。

美寿々はうつぶせになったまま動かない。
おれは、裸体を足であおむけにころがし、平手でほおを叩く。

起きろ、お楽しみの時間は終わっちゃいない。

お嬢様のように気品があり、可愛く、かつ、クールに整った顔だ。
髪は乱れ、細く白い裸身はおれたち黒人の体液にまみれている。

ドラムの音は続いている。
おれを支配するけだものの心は激しく叫んでいる。
この女をもっと犯りたい、犯したいと。

美寿々の薄く開いた天使のようなくちびるから、欲望の白濁液が流れだす。

眉間にしわをよせ、美寿々は涙に濡れた瞳をうつろにひらいた。
「!!」
その瞬間。
おれは、雷に打たれたような衝撃を受けた。

・・・そして時が止まった。
心臓が、なめらかな、ほっそりとした手にとらえられ、おれはその瞳から目をそらすことが出来なくなった。

きれいな・・・・・どこまでも透明な瞳。

「おい・・・どうした」
相棒が、動かないおれに声をかける。

相棒の言葉も、周りの風景もすべて色を失った。

目の前の哀れな少女の思念が、怒涛のようにおれの心に流れ込んでくる。

おれは、その瞳の中に、めくるめく光彩の中に、すいこまれていった。

帆もオールもない小船が、なす術もなく大きな渦のなかに飲み込まれていくように。




343257:2010/11/30(火) 21:32:03 ID:U/dl7YSZ

・・・・・

走馬灯のように、美寿々の過去の光景が、たち現れ、消えてゆく。



「最近、ぼおっとしてると思ったら、こんな可愛い高校生のガールフレンドが出来たのね、アルバイト君」
美しい女性弁護士に声をかけられ、それまで楽しげに話をしていた二人がふり返った。

「け、検備沢先生!・・・あ、この子は、住吉美寿々君です」
優しく誠実そうな青年だ。
「彼女、すごく法律に関心があって、センスがいいんですよ」

この男が「たむら」か?
・・・いや、違うようだ。



344257:2010/11/30(火) 21:32:50 ID:U/dl7YSZ

・・・・・・

青年はパジャマ姿で車椅子に座っている。傍らにはセーラー服の美寿々がいる。
「原因不明の難病だそうだ、もう、体を動かすことも出来ない」

青年は、心の中で何度も練習した言葉をつぶやいた。
「お願いだ、美寿々、・・・・僕のことは忘れてくれ」

美寿々は彼の肩に手を置き、やさしく微笑んだ。
「私、資格を取ったの、家計の助けになると思う。」

美寿々は青年に顔を近づけ、キスをした。

「高校を卒業したら・・・私と結婚してください」


345257:2010/11/30(火) 21:33:45 ID:U/dl7YSZ

・・・・・・・

夫に先立たれ、今、息子の難病に心を病んだ青年の母親は、新興宗教に救いを求める。

母は、借金に借金を重ねた。
家族は、親類縁者からも見放される。

美寿々は法律の知識を駆使して戦った、しかし・・・



「ご主人とお義母様、お気の毒だったわね、美寿々さん」
「検備沢先生・・・」

参列者もいないさびしい葬儀。
借金のかたに明け渡すことになっているこの家に残っているのは、もう美寿々だけだ。

「ご自分で命を絶たれる前に、彼、内緒で離婚の手続きをなさっていたわ」
「あなたに、地獄のような思いをして欲しくなかったのね」



「どうしょうも無いことなんてない・・・どうしょうも無いことなんてないよ」
美寿々のほほを、とめどなく涙がこぼれおちた。

「自分の人生を簡単にあきらめるな!・・・あきらめたら・・・そこで終わりなんだから!」



346257:2010/11/30(火) 21:34:31 ID:U/dl7YSZ

・・・・・・・

「大野事務所の田村です」
たむら・・・この男がたむら・・・・
別人のはずだが・・・なぜだろう・・・どこか、さっきの青年とよく似ている。


347257:2010/11/30(火) 21:35:18 ID:U/dl7YSZ

・・・・・

事務所の扉が勢いよく開いて、美寿々が入ってきた。
先輩たちが目を丸くして見つめる中、彼女は一直線に田村にむかい、有無を言わさず鋭い平手打ちを食らわした。
「田村!あんた・・・バカ!?」

・・・・・

「あなたに・・・そんな思いをして欲しくないの」
真摯な願いをこめた、透きとおったその瞳が、夕日を受けてきらめいた。
なんて・・・綺麗な目をしているんだろう。

・・・・・

ふりかえった美寿々は、指をV字に開いて少し微笑む。ともに苦難の中を戦い、
勝利を得た仲間への笑みだ。


348257:2010/11/30(火) 21:36:23 ID:U/dl7YSZ

・・・・・

「おれ、住吉先生のこと好きですよ」




春の訪れを待つ桜並木のなかで、美寿々は不意に田村からくちびるを奪われた。

まるで高校生のような幼いキス。

「なに、これ?」

美寿々の問いには答えず、照れたように、そして誇らしげに微笑む田村。
・・・
美寿々は田村に蹴りをいれ、手にしたバッグで彼の頭をはたいた。
「田村のくせに、なまいきよ!」

そしてそんな田村を後にして、美寿々は、ひとあし早い春の陽光に照らされた公園通りへと歩みを進める。

春は、そこまで近づいている。

「ちょっと!田村のくせにって、なんですかぁ」

田村には見えないが、このとき美寿々は微笑んでいた。

この上なく幸せそうに・・・・・。




「田村・・・・、私、あなたのこと・・・」




349257:2010/11/30(火) 21:37:11 ID:U/dl7YSZ

・・・・・

「住吉先・・・生」
おれの目から涙があふれ出た。

おれの心が、魂が、ぬけがらだった場所に帰ってきた。
そして自分が誰なのか、何をしなければいけないのかを思い出した。

おれは、何より大切なこの人を、美寿々を守らなければ。
たとえ、相手が、自分の黒い分身であろうと、誰であろうと。



好き勝手にはさせない。

つづく

350名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 21:58:15 ID:ep2E8WrM
うわああああ!!そうきたか!!
257さんGJです!!意表つかれました。
制服の美寿々を想像して萌えたwww
あげます。続きも楽しみです。
351名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 01:45:17 ID:AqmdA/pl
320さん
まるでドラマの続きのようでした。
セリフもあの頃の田村と美寿々が話しているようで。
続きを楽しみにのんびりとお待ちしています。

352257:2010/12/01(水) 19:52:41 ID:0bBJ4cmj

楽しんでいただいているようで、なによりです
ところで高校生のときのリアルあの人って「神」ですよね・・・
今もすっごく綺麗だけど!
では、つづきです

7

「おい・・・どうした」
黒・田村が、そのまま身動きしないおれに声をかける。

美寿々の体を自分の黒い胸にひきよせる。
なんて、軽い体なんだ。

おれは、体液にまみれた美寿々の裸体を抱きしめた。

まるで、泣き疲れて眠ってしまった子供のように幼い顔をしている。

黒・田村の黒人がいぶかしげにおれを見る。

「この人に・・・・さわるな!」

黒・田村は、ぼりぼりと頭をかいて言った。
「どうした、相棒、もっとこいつの体を楽しもうぜ」

「お前は、心の闇の世界に帰れ」

黒人の姿のおれは、裸の美寿々を抱きかかえたまま部屋の出口へにじり寄った。
もし第三者がその姿を見たら、裸の美少女を拉致する野獣のように見えたことだろう。

黒・田村は真顔になった。

「ふん、お遊びの時間は終わりってことか?兄弟」
おれたちの方に近づいてくる。

「美寿々のあそこは、気持ちよくなかったのか?え?」
猛禽のような顔は、真顔でおれを見つめている。

「おれは、美寿々の気持を大切にしたい」

出口へ、早く。

「無理やり自分のものになんて、そんなひどいことは出来ない!」

小さな部屋の出口が、なぜこんなに遠いんだ!

「ただ、好きになってほしいんだ、おれの事を愛してほしいんだ」

ドアノブがあった場所に手を伸ばす。

無い!

ドアノブどころか、ドアそのものが消失している。

・・・そこはつるりとした、ただの壁だ。

353257:2010/12/01(水) 19:53:28 ID:0bBJ4cmj

動揺からさめると、おれはその壁に、黒人の腕力で渾身の一撃をくらわした!

強い衝撃が腕に返ってくる!
「うっ!」

壁はびくともしない。
無言で逃亡をこばんでいる。

「この部屋はすでにおれの心の一部になっている。出口はない。脱出は不可能だな」
冷ややかな声で黒・田村が言う。

「ここでどんなに騒いでも、暴れても、近隣の住人には届かない。助けは呼べない」
黒・田村の口元がつりあがる。

「ここはオレの檻の中だ、お前も美寿々もすでにオレの虜囚だ、奴隷さ」

黒・田村は白い歯をむき出して哄笑した。

「す、好きになって欲しいだと」
その言葉がふさわしい、あざけるような笑いだ。

「ひ、笑わせるぜ、お前は、さっきまで、ここで美寿々に何をした!」

「無理やり、いやがる美寿々の処女を奪ったのは、誰だ!」
おちつけ・・・言葉はフェイントだ、おれが動揺し、油断するのを待っている。

「おれがお前を操っていた?いいや、お前はそうしたかったんだ」
・・・相手が屈強な黒人とはいえ、今、体格は互角。

「どんなに言葉を並べても、目覚めた美寿々はもうお前を許してはくれまい」
・・・戦うなら今だ。

いざとなったら組み合って、刺しちがえてでも・・・。

おれは、美寿々の体をベッドに投げた。

そのまま勢いをつけて黒・田村に殴りかかる!
が、黒・田村は、おれの心を読んでいた。

動けない!
黒人の右腕が、おれの方にこぶしを突き出している。

おれは腕をふりあげたまま、動きを封じられてしまった。

354257:2010/12/01(水) 19:54:22 ID:0bBJ4cmj

指を広げ、そしてゆっくりと何かを握り締めるように指を曲げ、閉じてゆく。
「言ったろう、この場はオレが支配しているんだ」

黒・田村は、低い声であの太古の言葉をつぶやきはじめた。

目に見えない力がおれをとらえ、圧迫していく。

ふたたび、おれの存在が何かのゆがみの中に入っていく怪しげな感覚に襲われた。
黒人の呪文が、今度は、おれの肉体を急速に衰えさせてゆく

・・・弱く、小さく、年老いた田村に。

体全体から、急速に生気が失われていくのを感じる。

たくましい黒人の姿から、モンゴロイドの田村勝弘に、そして、やせ衰えた老人の姿に。
まるでSFX映画のCGを観るように、見る見る変貌していく自分を感じる。

髪が抜け落ち、皮膚にみずみずしさが失われ、シワが、老人班が浮き出す。

体全体から筋肉が衰えていく。

やせ細り、節々が痛み、視覚がひどく悪くなる。

鏡を見たおれは、痩せこけた老人になった自分の姿に恐怖した。
まるで・・・アウシュビッツの囚人のようだ!

体が重い、もはや自分の力で立っていることもかなわない。

すべての希望が、夢が、色あせ、むなしく感じられる。

「死」が、いきなり現実のものとして意識される。

おれは、その場にしゃがみこんでしまった。

黒・田村は動けないおれに、いきなり蹴りを入れた。
すさまじい激痛がおれを襲った!

再度の蹴りを受ける。
部屋のはしまで、おれは蹴り飛ばされた。

激痛で息ができない!

355257:2010/12/01(水) 19:56:04 ID:0bBJ4cmj

黒人はベッドの美寿々に歩み寄り、おおいかぶさるとおれを見ながら耳元で声をかけた。
「残念だな、相棒はもう立たないんだとよ」

美寿々の顔を、太い舌でぺろりとなめる。
「なあに、心配するな。相棒の分は、おれがたっぷりかわいがってやるさ」

黒人、黒・田村は美寿々をベッドから引きずりおろし、平手打ちを食らわす。
「起きろ!」

うめき声を上げて、失神からさめた彼女の身体をもちあげる。

おれのほうに頭を向けて、また四つんばいにさせる。
「こんどはオレが入れる番だったな」

美寿々は力なくあらがう。
「おねがい・・・おねがい・・・もうやめて・・・」

黒・田村は高く持ち上げた尻に、容赦なく挿入をはじめた。

美寿々はのけぞり、悲鳴を上げた。
「アアッ!あッ!いやああ!」

前戯も、愛もない、ただ行為者の快楽のための性行為だ。
「いやああ!・・・もう、やめてぇ・・おねが・・・おかあさん・・・たすけ・・・」

自分の心をとりもどした今、目の前の光景がおれを苦しめる。

今までおれは・・・おれは、あんな風に美寿々をもてあそび、はずかしめていたのか!

おれは大切に思う女性を、自分自身が陵辱し苦しめた記憶に戦慄した。

356257:2010/12/01(水) 19:56:41 ID:0bBJ4cmj

衰えた耳からかすかに聞こえてくる美寿々の悲鳴が、おれを責めさいなむ。
哀願が、おれの心を拷問にかけている。

黒・田村が後ろから美寿々の髪をつかみ、引き、耳元で何かを言った。

何かを言えと命令したようだ。

「わた・・・し・・は、・・・はず・・・かし・・・い」
美寿々は、その美しい顔を羞恥に染めて、あえぎながら言葉をしぼり出す。
「いん・・・らん・・・・ぶ・・・・た・・・・・・です」

黒人は、美寿々のドレッサーにあった大きな金属のイヤリングを取り出した。

そしてそれを、まるで鼻フックのように彼女の鼻に取り付けた。
「どうだ、立派な淫乱ブタになったぞ」

黒・田村はそんな彼女の姿をみせつけて、おれをさらに苦しめ、弱らせようとしている。

「田村、あのままバスにおとなしく乗っていたほうが利口だったぜ」
黒・田村が、あざけるように声をかける。

「そのまま、オレと入れ替わりに心の闇の世界に運ばれていたら、こんな辛い思いをしなくても良かったのにな」

・・・・あいつの目的は何だ!どこにあるんだ?

黒人は、美寿々の顔をおれによく見えるように、さらに髪を引っぱる。
「ああ!あッ!」

悲鳴を上げ、美寿々の顔が苦痛にゆがむ。

なんとか・・・できないのか!


つづく

357257:2010/12/02(木) 19:35:10 ID:0ovvVL7Z

8

黒人の顔が変貌をはじめた。

皮膚の色がうすれ、顔の造形が変わっていく。

・・・そこに現れたのは「おれ」だ。

田村勝弘、いつも鏡で見る自分の顔。
寸分違わない。

しかし違う。
そこにあるのは魂を違えた、まがいものの田村だ。

黒・田村は、もう一人の「おれ」は、にやりと笑って言う。

「今日からは、お前に代わってオレが田村だ」


現実世界で、おれと入れかわり田村として生きるというのか!

それがお前のねらいなのか。

「そうだ、お前のようなつまらない人間ではなく、知略に富んだ有能な男に生まれ変わる」
冷ややかな声・・・しかし、確かにおれの声だ。

「情に流されることのない野心家として、そして、この女の性の主人としてな」

358257:2010/12/02(木) 19:35:54 ID:0ovvVL7Z

黒・田村の言葉を聞きながら、おれの心に、あるイメージが形作られていく。
それは、黒・田村から送り込まれた幻想にちがいない。

これから先、ありうる(・・・・)かも(・・)しれない(・・・・)未来(・・)の(・)「オレ」の姿だ。

「オレ」は若手、気鋭の辣腕弁護士・田村勝弘として、一躍、世間の注目をあつめる。

マスコミ受けするルックスと、機知とユーモアに富んだ弁舌で、今や時代の寵児だ。

バラエティ番組はおろか、ニュース番組のキャスターまでつとめている。

しかしその正体は、あらゆる汚い手段を使って望む結果を手に入れるハイエナだ。


ああ、その「オレ」の姿はまるで・・・おれの親父だ。

人々は、黒・田村の非人間的な酷薄さを知らない。

メディアから軽妙に伝えられる、その考え方の危険性を知らない。

人々は自分の考え方だと思っているものが、実は黒・田村の言葉の受け売りだということに気づいていない。

社会が、この国が、おかしな方向に進んでいこうとしていることに・・・。

359257:2010/12/02(木) 19:36:40 ID:0ovvVL7Z

「オレ」に縁談が持ちかけられる。

さまざまな思惑がからんだ政略結婚。
それは、「オレ」が政財界に太いパイプをつなぐための、またとない絶好のチャンスだ。

「オレ」はためらうことなく「内縁の妻」美寿々と手を切る。

視線を感じ、「オレ」は後にしようとする家のほうを振り返った。

可愛い子供が、じっと「オレ」を見ている。

美寿々との子供が、静かな怒りに燃える眼で「オレ」を見つめている。

ああ・・・あれは・・・・あの子は、おれだ。

おれもあんな風だったんだ・・・・。

360257:2010/12/02(木) 19:37:16 ID:0ovvVL7Z

「この女にはいつでも、どこでもオレが望む時に下着を下ろさせ、足を開かせる」
美寿々のあえぎ声が聞こえる。

「誰の目にとまるかもしれぬ、外回り先の公園の中で」
白く、か細いからだがさまざまな体位で犯され、陵辱される。

「誰もいない夜の大野事務所で、床に手をつかせ裸の尻をつきださせ、犯してやる」

「そうだ、この部屋で、全裸で犬の首輪を付けて鎖につないで調教してやろう」
くさりの音、ムチのうなり、美寿々の悲鳴。

「この生意気な女に、自分が男に犯されて泣きわめくただの小娘だと思い知らせてやる」

黒・田村は言葉だけではなく、おれの心に数々のイメージを送り込んできた。

奴隷のように、女として嬲られ辱められる、美寿々の数々の姿を。

「オレがのぞむすべてのことを受け入れさせてやる」
身体を体液にまみれさせ横たわる美寿々。
・・・そのそばには、身動き出来ず、耳をふさぎ涙を流すしかない年老いたおれがいる。

「お前は、あわれな年寄りの姿で、毎晩、美寿々がオレに抱かれ、犯されるのを見ていろ」

黒・田村は黒人の姿にもどった、と、同時に陵辱のイメージもとだえた。

「お願い、おねがい!やめてぇっ!いやっ!イヤっ!」
黒人は、また美寿々をさいなみ始めた。

こんどはこの場の声が、情景が、年老いて身動きできないおれを苦しめる。

361257:2010/12/02(木) 19:38:03 ID:0ovvVL7Z

不意にある考えが生まれた。
・・・・その方法しかない。


黒人は、腰を激しく動かし続けている。

「いやあっ!ああ、イヤああああぁ!お・・・・ね・・・が・・・い」
美寿々の悲鳴が、あえぎ声がおれの胸を刺し、心をえぐる。


まだだ・・・まだ、悟られてはいけない。

黒・田村は心を読む。

上手くいくかわからない。

たとえ、上手くいったとしても・・・。
そのやり方で、あの、黒・田村の脅威を取りはらうことは出来ないだろう。

しかし、少なくとも、美寿々を逃がす時間はかせげる。

部屋の反対側にある窓。

女の子の部屋らしい可愛いカーテンの向こう側を、やつが壁に変えていないことを祈る。

黒・田村が自分の思念を、イメージをおれに送れるということは・・・。

逆もまた、そうだ。

美寿々を後ろから責め続けている黒・田村の黒人が、急にこちらを向いた。
「なんだ、死に損ない、まだ何かたくらんでいるのか!」

362257:2010/12/02(木) 19:38:47 ID:0ovvVL7Z

今だ!

おれは、あの「親父」のイメージを、砲弾のように、黒・田村にぶつけた!

最近和解したとはいえ、田村がこの世で最も憎んでいた人物。
父、辣腕弁護士・鷲塚。

子供の頃に父親に感じた「恐怖」のイメージを束ね、まとめて、黒・田村に叩きつけた!

「勝弘ッ!!!!」

雷のような恐ろしい大声が響き、この部屋が地震のように揺れた。

落雷が何本も同時に落ちたかのような衝撃!
まさにカミナリ親父だ。

それは思いがけず、いや、思った以上の効果を黒・田村にもたらした。

黒・田村の巨体は部屋の端に、見えない力で吹き飛ばされ、壁に激突していた。

不思議な「この場」で、強い思念の力が、物理的ショックとなって反映されたのだ。
黒・田村が変幻自在に、おれを黒人や老人に変身させたように・・・。

浅黒いとはいえ、もう、あいつは黒人ではなく、裸の田村の姿をしている。
脳震とうでも起こしたように、うつむいて動かない。

・・・・そして・・・そして!
もとあった場所にドアが生まれ、開いている!

おれは、この時生まれてはじめて、心から父に感謝した。

363257:2010/12/02(木) 19:39:37 ID:0ovvVL7Z

わずかでも時間がかせげた。
美寿々!

美寿々!逃げるんだ!
思いっきり叫ぶ・・・叫んだつもりだった。

声が出ない!

年老いた喉から漏れるのはしわがれた、うめき声のような音だけだ。

そして、さらにかすむ目で美寿々のいたほうを見て、がく然とした。

美寿々は、繰り返される暴行の果てに失神していた。
力なく、うつぶせに横たわっている。

美寿々!!


・・・声は出ない。


つづく
(エロ少なくてごめんなさい!もう少し待ってね)
364名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:15:20 ID:ypDh6f2P
想像以上に練られてる

そうきたか〜と驚くほどの振り幅があって毎回読むのが楽しみでもあり少し怖くもある

凄いな
365名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:23:39 ID:5zJCkMDo
連投ありがとうございます。

先が読めない、気になる展開ですね。

366名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 01:15:27 ID:1m2OrJdB
スゲー作り込んでるな〜。
田村の中の人で思いっきり想像した。
乙です。続き楽しみです。
367257:2010/12/03(金) 20:58:50 ID:Boxa0u5j

読んでくださってありがとうです
前半のエロパートのあと、この後半を投下するのが恐くもあったのですが
受け入れてくださってよかった・・・
では、つづきます

9

黒・田村は回復を始めた。

ふたたび、あのたくましい黒い筋肉をまとう黒人の姿に変貌していく。

同時に、おれは、黒・田村から 突き刺すような強烈な殺意を感じた。
鋭い刃物のような殺意だ。

手が、指先が震え、胃の中が重くなり、頭がぼおっとする。

怒りにわれを忘れ、黒・田村は本気でおれを亡き者にしようとしている。
黒人のあの力を持ってすれば、老衰したおれをひねり殺すくらい、いとも簡単な事だろう。

しかし、敵対する相手とはいえ、おれは黒・田村のかたわれだ
もしも自分のかたわれを亡き者にしたら、一体どんなことが起こるのか?

田村という存在自体が無くなってしまうかもしれない。

きっと、黒・田村が、すぐにおれを始末しなかったのはそれを恐れてだ。

・・・・それならまだいい、美寿々は助かる。
もう、自分のことなどどうでもいい、美寿々さえ助かってくれれば。


問題は、黒・田村がおれを殺し、それでもあいつが現実世界に生き残れた場合だ。

見かけは田村勝弘以外の何者でもない、その男。

DNA鑑定でも、間違いなく本人だ。

しかし中身は・・・・・・それは、黒・田村だ。

魂を違えた、まがいものの田村。

想像するだけでも恐ろしい。

黒・田村の正体を、その悪意を、知るものは誰もいない。

美寿々は現実世界で、黒・田村の性の奴隷にされてしまう。

いや、もっと不幸な、社会を巻き込むような恐ろしいことが起こるかもしれない。

368257:2010/12/03(金) 20:59:28 ID:Boxa0u5j

美寿々!起きてくれ!美寿々!

チャンスは、今しかないんだ!
おれはありったけの思念を美寿々にぶつける。

身体の機能だけを衰えさせ、脳をはっきりさせたのは、黒・田村の底知れぬ悪意だ。
美寿々への辱めをしっかりとおれに見せ付け、絶望させ、弱らせるつもりだ。

おれは心の奥底に、自分自身を否定するような、そんな恐ろしいものが潜んでいたことにりつ然とした。

黒人は身体を起こし、しかし足腰が上手く動かないのか、手でこちらへ這い進んでくる。

憤怒に狂った、悪鬼のような表情だ。

みるみるうちに間が縮まり、手を伸ばし、おれのしわくちゃな首をつかもうとする。

もう少しでつかまる!
死のあぎとが、今にもおれを捕らえようとする!

もう一度だ!
「勝弘ッ!」
雷鳴と衝撃!

ふたたび黒・田村は部屋の端まで吹き飛ばされた。

しかし、最初のようなダメージは与えることが出来ない。

すぐに動き出そうとする。

このままでは・・・。

369257:2010/12/03(金) 21:00:28 ID:Boxa0u5j


なにか白いものが、おれの視界をさえぎった。
細く、愛らしい白い影。

美寿々だ!失神から回復したのか。

美寿々は目に涙を浮かべて、おれのしわくちゃなほおに両手をそえる。

天使のような顔は、年老いたおれをただ、まっすぐに見つめている。

長い放浪の旅の果てに変貌した男を迎えいれる、その恋人のように。

・・・おれは生まれてから今まで、こんな慈愛に満ちた表情を見たことがない。


うっとり見とれている場合ではない。

美寿々!逃げるんだ!
早く!時間が無いっ。

おれはうめき声のような声をふりしぼった。

しかし、美寿々は動かなかった。

美寿々は裸のままで、やさしくおれを抱きしめた。
あわれな醜い、年寄りのおれを。

美寿々がやさしく語りかける。
「大丈夫よ・・・・・どうしようもない事なんて無いよ・・・・・」

動けないおれの股間を、なめらかな優しい肌が触れた。
「あなたは勝てるわ・・・・だいじょうぶ・・・・あなたはステキよ」

萎えたおれのものを、細く、たおやかな指が優しく愛撫している。

「彼が・・・あなたのことを助けて欲しいって・・・・」
美寿々は優しく愛撫を続ける。

彼・・・・って?
おれの頭に、美寿々の前夫の、車椅子の青年のことがよぎる。

「私のことを、たのむって・・・」
美寿々の目に涙がうかんだ。

370257:2010/12/03(金) 21:01:31 ID:Boxa0u5j


次第に自分の内側から、暖かいものが沸きあがってくる。

欲望ではなく、生気が、蘇えってくるのを感じる。

ミイラのように萎み、ひからびた腕に、足に、筋肉のふくらみがよみがえる。

老人班が消え、しわが伸び、肌がつややかさを取り戻す。

体が軽くなり、目は、美寿々の美しい顔がはっきりと見えるようになった。

耳は美寿々のやさしい声を聞くことができる。

髪は、黒く、ふさふさと伸び、股間の愛撫を受けているものは元気を取り戻してきた。

ああ、美寿々はおれのものを口に含んだ。
優しく愛撫する。

笑ってもいい。
そのとき俺は、美寿々の裸の背中に一対の白く輝く羽が生まれるのを、確かに見たよ。

天使の羽を。

とても、きれいだ・・・・。


おれは、もとの姿を取り戻した、そして、もとの心を。

ペニスを口にしている美寿々を、やさしくひきはなし、しゃがんで顔をよせる。

そして、まだ夢の中を漂っているような、まるで妖精のような顔のそのくちびるにそっとキスをした。

やさしく、しっかりと、愛をこめて。

371257:2010/12/03(金) 21:02:06 ID:Boxa0u5j

こちらへにじり寄る黒人の顔が、変貌をはじめた。

田村の顔ではない、父・鷲塚を鬼のようにデフォルメした顔に変貌を遂げていく。

目には、目をということか。

もう、その手は使えないということか。

認めたくない自分の姿とは、よくぞ言ったものだ、グロテスクで見ているのがつらい。

「正義感ヅラして、このわしにたて突いた、その代償は支払ってもらうぞ」

父の顔をした黒・田村は蜘蛛のように床を這い、すぐそこまで迫ってきた。

372257:2010/12/03(金) 21:02:57 ID:Boxa0u5j


黒・田村の動きを封じる。
それが出来ることは、もうわかっている。

美寿々を抱きしめたまま、おれは右腕をあげ、黒・田村の方にこぶしを突き出す。

父の顔をした黒・田村の動きが止まる。

指を広げ、そしてゆっくりと何かを握り締めるように指を曲げ閉じてゆく。

黒・田村の存在がゆらぎはじめた。

風向きが変わった、美寿々が変えてくれた。
今度はおれが、この場の主人だ。

見よう見まねで、黒・田村の動きを、つぶやいた太古の言葉をなぞる。

見えない力が黒・田村の存在を変えてゆく。

黒・田村は、父・鷲塚の姿から、黒人へと変貌をとげる。

黒人は見えない力に動きを封じられ、顔をゆがめながら、おれに言う
「・・・どんなに言葉を並べても、目覚めた美寿々はもうお前を許してはくれまい」

おれの呪文は、さらに続く。
そして、もう一人の田村の姿に変貌をとげる。

黒・田村は自由をうばわれた声をふるわせ、おれに言う
「法律は・・・あなたを・・・・許しませんよ」

おれは苦笑した。
「それ、おれの決めゼリフだよ」

こんどは黒・田村の体を、幼くさせてゆく・・・弱く、小さく、無垢に、そして・・・。

しょせん、おれはおれ。
お互いのやり方は手の内にあった。

黒・田村はとうとう赤ん坊の姿になった。

あの黒・田村はもういない。
そこにいるのは、やすらかに寝息を立てている無垢な赤ん坊だけだ。


つづく
次回、最終回(あと一回で終わるか?)です


373257:2010/12/04(土) 12:08:52 ID:GQ52adYd
・・・・・と思ったのですが、あと二回かなあ
推敲にちょっと時間がかかりそうなので少し時間をください
374名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 15:11:05 ID:kpU30oXZ
257さん。

楽しみに待ってます。
創作頑張って下さい!!
375257:2010/12/04(土) 17:26:02 ID:8o3+Mdac
ありがとうございます、がんばります!
376名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 13:26:04 ID:wmDuujjq
320さんの降臨を心から待ってます
377257:2010/12/07(火) 20:39:57 ID:n01poJ0i

320さん、本当に降臨待っています!
ゆっくりで結構です、ぜひ、続きを読ませてください!
スコットランドさんもグッドなアイディア。良かったら続きを!

では自分のほうは、最終回(やっと)、拡大版(おいおい)!
続きです・・・
378257:2010/12/07(火) 20:40:49 ID:n01poJ0i

10

「たむら・・・わたし、変なの・・・・・」
心地よく涼やかな声が、耳もとで甘く、たよりなげに聞こえた。

おれは美寿々のほうを見て、言葉を失った。

腕の中に天使がいる。

クールで知的、でも幼さが残るその顔。
大きな瞳は眠ったように閉ざされ、ふっくらとした唇はかすかに開いている。

きゃしゃで、みずみずしい裸の体。

白いその肌は、いま、紅潮し薄紅色に染まる。
やわらかな二つの乳房はおれの胸に押しあてられ、優しい陰毛がペニスをくすぐっている。

そして今、彼女の背中には、肌よりも白い、ほのかに輝く天使の羽があった。

美寿々はこれまでに見たことがないほど、神々しく美しく輝いている。


「どうしたのかな・・・・すごく体が・・・暑いの・・・・火照っているの・・・・」
天使の美寿々はうっすらと目を開け、おれの背中に手をまわした。

「抱いて・・・田村・・・・私を愛して」

そっと、羽を傷つけないように彼女を抱きしめる。

おれたちはキスをした。

ああ、この人を気持ちよくしてあげたい。
美寿々を、うんと悦ばせたい。

美寿々のほっそりとした、しなやかな指が、ためらいがちにおれのペニスにふれる。

おれは、美寿々のヴァギナをまさぐり、濡れたそこに指をさしいれる。
「あっ・・・!」

おれたちは、お互いの性器をやさしく愛撫した。
「ああ・・・あ・・・はあ・・・・・あ」

おれの手の動きにあわせて、美寿々は敏感に反応し、体をくねらせ声をあげた。
「は・・・・あ・・・ぁっ・・・あああぁ」
天使の羽が、快感に羽ばたきをする。

くちゅくちゅと愛液の音が聞こえ、甘い、吐息のようなあえぎが美寿々の口からもれる。

しあわせだ。

379257:2010/12/07(火) 20:41:35 ID:n01poJ0i

「おいで」
おれは、あおむけにベッドに横になり、両手を広げて美寿々を招いた。

彼女の両手をとり、腰の上にまたがらせる。
硬く直立したペニスの上にあそこが来るようにひざまずかせる。

そして、ゆっくりとそこへ腰を下ろさせる。
「あっ!あぁっ・・・あ!」
そこに入った瞬間、美寿々の細い体がはじけるようにのけぞった。
天使の羽が、淡く輝きながらはばたきをする。

「ああぁ!・・・あ・・・・・・・っ・・・はああ・・ああッ」
ペニスがやわらかな肉をつらぬき、あえぐ体の中に深くおさまった。

彼女の甘く温かい肉がおれを迎え入れている。
「ああ・・・すご・・・・・く・・・・ああ・・ッ・・・っ・・・かたい・・・」

おれは腰を前後させ、美寿々の体をゆり動かし、快感にさらなるゆさぶりをかける。
「あアアッ!・・いやぁン!アン!ああン!」

かわいい白い乳房が上下にゆれる。

天使の白い羽が動きにつれ、ふくらみ、しぼむ。
380257:2010/12/07(火) 20:42:21 ID:n01poJ0i

美寿々は両手をおれの手につかまれている。

恥じらいのあまり、羽が体をおおって隠そうとする。

おれは、腕を伸ばし、気持のいい感触の羽をかきわけた。
乳房を下からもみしだき、指で乳首をなぶる。

「やあぁん!あん!」
美寿々はまたのけぞり、白く、細い首をあらわにする。

おれは体を起こし、マシュマロのような乳首にむしゃぶりついた。
「は!あぁっ!あ!」

舌で乳首をなぶり、手で乳房をもみしだきながら、さらに、腰の動きを激しくする。
「ああぁ・・あん!・・あん!・・はああぁ」

ベッドがゆれる。
天使の羽が、開いたり閉じたりを、くりかえす。
快感に、美寿々はなまめかしく腰を動かし始めた。

「ああ・・・あ・・・い・・・いく・・イ・・ク・・・たむら・・・いきそう・・」
「まだ、だめだよ」

おれはつながったペニスを中心に、美寿々をぐるりと向こうにむかせる。
「ああ!・・・あぁ」

やわらかな天使の羽が、おれの顔を、身体を、くすぐった。
その羽からも美寿々の甘い香りがする。

身を起こしざま、美寿々の体を前に倒し、両手をつかせて、四つんばいにさせる。
「いや・・・・・っ・・・はずか・・・しい」

白い両足を開かせ、おれはその間に自分の太ももを割り込ませる。

両手で美寿々の腰を押さえる。
後ろからゆっくりと、そしてだんだん速く、腰を動かす。
381257:2010/12/07(火) 20:42:59 ID:n01poJ0i

この不思議な「場」で美寿々を愛していると、彼女の悦びが自分にも伝わってくる。

おれたちは、お互いの快感を共有している。

もっと感じて欲しい。
もっと悦んで欲しい。

美寿々、君を愛している!
同じこの世界に・・・。
今ここに、君がいてくれてうれしい。

幸せな気持につつまれる一方で、心の片隅には不安な気持ちが首をもたげている。

こんなふうに身を委ねているのは媚薬のせいではないのか?
おれに抱かれて、君はしあわせなのだろうか?

あんな恐ろしい仕打ちを受けて、美寿々!君は・・・。

薬がさめても、君はおれのこと好きでいてくれるのか?

その不安を打ち消したくて、さらに腰の動きに拍車をかける。
382257:2010/12/07(火) 20:45:53 ID:n01poJ0i

「はあっ、あっ!あッ!!」
愛液でうるおっているとはいえ、美寿々のそこは狭く幼い。
やわらかな肉が、おれの性器を包み、やさしく締め上げている。

ペニスが前後する時の圧迫感が心地いい。

「あっあっ!あッ!あ!あん!あん!」
おれは、いまだ硬さの衰えぬそれで、天使の尻を犯しつづける。

やわらかな尻のふくらみから、きゅっとすぼまるウエスト。
白い肌のラインがなめらかで美しい。

おれの動きに合わせ、美寿々の肢体が、羽がゆれる。

さらに、腰に力を入れる。
「きゃあん!あ!あっ、あ、あん!あん!アん!ぁあん!」

おれは激しく腰を動かした。
ぱん、ぱん、ぱんとリズミカルに肉を打つ音が響く。

そのたびに、背中の羽から、少しずつ小さな羽が、ふわり、ふわりと抜け落ち始めた。

それはゆっくりと空中をただよっていく。

383257:2010/12/07(火) 20:46:37 ID:n01poJ0i

「あ、あ、い、あっ、あ、いくッ!あん!あん!イクっ!アん!ぁあん!」
ああ、なんて可愛いあえぎ声だろう。

さらに打ち込みを激しくする。
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

白く、細いからだが悦びのリズムを受け入れる。
「ああッ!あッ!ああぁん!あん!あん!あンッ!」

白い羽の抜け落ちがますます激しくなる。

部屋の中は、まるで雪が舞うさまだ。

大量の天使の羽はしばらく空中をただよい、やがてあたり一面に降り積もり始めた。
背中の小ぶりな羽からぬけ落ちたとは思えないほどの量だ。

こんなに、羽がたくさん・・・・。

「ああッ・・・い・・・あッ!・・・・いくッ!・・・・いきそう・・ああッ!」
打ち込みを続けながら、おれはあたりのその幻想的な光景に驚嘆した。

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

「おねがい、いかせてっ!・・・・もうだめ・・・い・・・いっちゃう!ああアッ!!!」
腕をつっぱり、体を弓なりにそらせて、頭をのけぞらせる。

「いくッ、・・・イクっ!・・・いっちゃう・・・ああッ、あ、あああッ・・・た・・むら」
絶頂をむかえた美寿々は体をそらせ、叫んだ。

「イク!イクっ!いッくう!!・・・ああああっ!!!!!」
硬直し、前のめりに身体を倒した。

その瞬間、美寿々の天使の羽は、風にふかれたタンポポの綿毛のように飛び去った。

あとも残さず、そのなめらかな背中から霧消してしまった。
384257:2010/12/07(火) 20:47:22 ID:n01poJ0i

おれは、動きを止めた。
美寿々をあおむけに、やさしく横たえる。

ペニスは体に深くうがたれたままだ。

美寿々のほっそりとした綺麗な左足をおれの右肩にのせ、右足を左肩にからめる。

大きく足を開かせて、おれの前に美寿々の美しい裸身がある。
降り積もった天使の羽の中に横たわる彼女は、この世のものとは思えないほど美しい。

「はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・」
やさしく上下する、白く薄い乳房がきれいだ。

汗ばみ、ぬれた髪がはりついた、細く長い首がなまめかしい。

美寿々は、恥じらいと耐えられぬ快感に赤くなり、あえぐ顔を横にそむける。

雪のような白い羽があたりを舞う中、おれはゆっくりと腰を動かし、美寿々のそこをかき乱し始める。
「は!もう、だめッ!そんなに・・・あん!・・あああぁ・・こわれちゃぅ・・・あぁ!」

二の腕で彼女の太ももを抱きしめるようにしながら、両手で美寿々の乳房をもみしだく、指で乳首をなぶる。

腰のところでくの字になった身体におおいかぶさるようにおれは彼女の身体を攻めた。
「・・・ああん、あっ、あん!・・・はッ!あん!だめえええぇ・・・」
385257:2010/12/07(火) 20:48:14 ID:n01poJ0i

大きく開かせた性器をむさぼるように、おれのペニスは愛液にまみれながらピストン運動をくりかえす。

「ああぁあ・・・おぉ・・・・っ・きい・・はああ」
美寿々のヴァギナをかきまわす。

「ああ!ああぁ!・・・すごく・・あつ・・い・・・ああっ!」
一気に、深く挿入する。
「ああっ!・・あっ!そんなに・・・おくにぃ・・・あぁあ!・・あっ!ダメ!だめっ!」

抱きしめる。
美寿々の顔中にキスをする。
ディープキス。

また、強く抱きしめる。

「ああああ・・・すごく・・・おくまで・・・はいっ・・・てる・・・ああっ!あっ!」
さらに奥に突き入れた。

快感にたえかねて、美寿々の細い腕が、小さなこぶしが、おれの背中をたたく。
「もうッ・・・だめッ!だめっ!ダメ!おねがいっ!」

おれは、また身体を起こし腰を動かし始める。
「きゃあん!あん!あん!あん!あん!あ!あ!あ!あ!!!!」

始めはゆっくりと、そして、これまでにないほど速く、激しく!
美寿々!愛している!
「いくッ!・・・イクっ!・・・いっちゃう!・・ああッ、あ、あああッ・・・た・・むら」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「ああん・・・あん!・・・あん!・・・・いくッ!・・・イクっ!たむらっ!いやっ!」

パ!パ!パ!パ!!!!!!!!!!!!
「いやッ!・・・たむらのばかッ!いっちゃうッ!あん!あん!・・・きらい!あああん!」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「あんたなんか!・・ああん!・・あんたなんかっ!・・・・だいッ・・・・きら・・・い」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ぁあアっ!!・・・ああああああああああああああああああああああああああああ!!」
はげしくけいれんして、のけぞり、硬直し、美寿々はそのまま失神した。
386257:2010/12/07(火) 20:49:11 ID:n01poJ0i

天使の羽は、雪が舞うように部屋の中を漂って、床に降り積もる。

エンジェル・スノー。
あたりはまるで一面雪でおおわれたかのようだ。

赤ん坊の姿で眠っている黒・田村の上にも、やさしく白い羽の雪が降り積もっている。

やがて、赤ん坊はすっかり白い羽におおわれ、羽でつくられた人型のようになった。

突然、ごおっと、風の音が聞こえた。
白い羽が舞い上がる。

閉ざされた部屋の中を、嵐のような強い風が吹きあれた。
おれは美寿々をかばい、抱きしめる。

白い羽の嵐。
この部屋にあったすべての羽が、空中に巻き上げられ荒れ狂っている。
が、めくるめく白い嵐は、一筋の白い流れにまとまると、部屋の中を何度かカールし・・・。

一瞬で異次元に吸い込まれたかのように消えうせた。

あとには、裸の美寿々と呆然としたおれだけが残される。


部屋の様子は、おれがこの部屋を訪れたときのままだ。

何事も無い、平穏な静かな夜の部屋に、時計がコツコツと時を刻む乾いた音。

・・・・現実の世界にもどれたんだ。


白い羽につつまれた赤ん坊の黒・田村も消えてしまった。

でも、どこへいったのかは知っている。


「さようなら、黒・田村、いつか悪夢のなかで、また会おう」


387257:2010/12/07(火) 20:49:52 ID:n01poJ0i

・・・・・

バスルームで失神したままの体を、髪を、きれいにする。
そして、ベッドに美寿々の裸体を横たえた。

深いため息をつく。
彼女の上を通り過ぎていった暴力と狼藉のあとは、すぐには消えない。

白い肌の上にはベルトの鞭のあと、キスの内出血、歯のあとが赤く残っている。
シーツには破瓜の血のあとも・・・。

ああ、大切な人に、なんてことを。

黒・田村が言ったとおり、許してはもらえないだろう。
この人からも、法律からも。

セクハラどころではない。
婦女暴行で訴えられても、東京湾に沈められても仕方ない。

何よりも、自分は、自分のやったことが許せない!


泣き声が聞こえる。
この部屋のどこかで、誰かが泣いている。

美寿々じゃない、彼女はおれの前で目をつむって横になっている。

涙のしずくが、美寿々の顔に落ちてはじけた。

・・・泣いているのはおれか。

388257:2010/12/07(火) 20:50:37 ID:n01poJ0i

そっと、優しい指がおれの涙をぬぐった。「田村・・・泣いてるの?」

「住吉先生・・・おれ・・・・」
なんと言ったらいいのかわからない。

「さっきの、本当の私なの。」

「えっ?」

「私、媚薬、飲んでないの・・・・すきを見て、とり替えたから、飲んだのは田村のほう」
「女郎蜘蛛でママと話していたのを聞いたの」
・・・・・・・


「・・・そのよう・・・ですね」
今までのことを思い出し、おれは苦笑した。
「媚薬を飲んだのを知っていて、おれを部屋に入れたんですか?」

「強引にきてくれたら、私も素直になれるかなって・・・田村の気持がうれしかったの」

「住吉先生・・・」

「さっきの・・田村・・怖かった・・・・いつもはお人よしの田村なのに・・・・・」
おれは黒・田村のように、ここから消えてしまいたい気持だった。

「私、まるで男の人二人から何度も犯されたみたい・・・」

おれはその場で土下座をした。
「おれ、責任取ります!先生が妊娠したら、おれをその子の父親にしてください」

美寿々は虚をつかれ、哀れむように言った。
「田村・・・あたしが安全日をチェックしないで、あんたをこの部屋に入れたと思う?」

「・・・・」
この人には勝てない。

389257:2010/12/07(火) 20:51:49 ID:n01poJ0i

「田村・・・わたし・・・あなたのこと」

「え?」

「好きよ」

おれは、耳を疑った。
今・・・おれのこと好きって・・・・?

「愛してる。・・・よく解らないけど、あなたは何かから私を守ってくれたのね」

言葉の意味を確かめ、かみしめる。
おれは心の中に暖かいものが、しあわせが、じんわりと広がってくるのを感じた。

「美寿々っ!」

ベッドの美寿々を抱きしめようとするおれを迎えたのは、鋭い平手打ち。
いい音だ。
「痛って〜」

「ゆとりクンが、私を呼び捨てにするのは、十万年はやい」
首を振りながら、さとすようにうそぶく。

いつもの住吉美寿々だ。
美寿々復活!
「でも、ベッドの中だけはゆるしてあげるね」と、いたずらっぽく微笑む。

「おしおきが必要ですか?住吉先生」
おれは、ほおをさすりながらベッドに上がり、美寿々に添い寝した。

おれの軽口に、美寿々はおれの胸に腕をまわしながら、口元をほころばせた。
「・・・サディストの田村も、素敵よ」

「M女の住吉先生って、最高だ」
おれは彼女にキスをした。

「だって、私、りっぱな淫乱ブタだもん」
そう言って美寿々は、全裸でおれの胸の中に顔をうずめ、腕の中でふわりと微笑む。

どうして、この人はこんなにきれいなんだろう。
390257:2010/12/07(火) 20:52:48 ID:n01poJ0i

「あ!」
さっき、リビングを通った時、自分の携帯にメール着信があることを思い出した。

「ほおっておきなさいよ」

「でも、緊急だったら」
今、あつかっている案件を思い出し、あわててメールを開く。

「女からだったら、殺す」
「そんなわけ、ないでしょ」
「それはそうね」

どういう意味ですかと、にらむおれをよそに、美寿々はディスプレイを覗き込む。
やれやれ、どうしてみんな、おれの携帯を覗きたがるんだ。
「あ、女よ」
「ええっ!?」
「女郎蜘蛛のママからだ」



着信あり
―たむたん、あの媚薬、全部使っちゃだめよ。
一回につき、耳かき一杯程度ね。
 全部使ったら、すごい副作用があるって。
 じゃあ、素敵な夜を。                女郎蜘蛛ママ



391257:2010/12/07(火) 20:54:02 ID:n01poJ0i

おれたちは顔を見合わせ、ふきだした。

しばらく笑いが止まらない。
「・・・たしかに、すっごく強烈でしたね」

おれたちは見つめあった。

おれは優しく美寿々にキスをすると、耳元でささやいた。
「住吉先生・・・・・・おれも、愛してます・・・・・」
あの人を、今も大切に思っていることを含めて、あなたが好きなんです。

「また、大きくなってる・・・・なに考えてるのよ、このエロたむら」

おれは、ほほえむ彼女を抱きしめた。
優しく、強く、激しく。

美寿々とおれは夢の世界へと落ちて行った・・・・



・・・・・

二人が睦み会う部屋の窓が、やがてやさしく白みはじめようとしている。

その窓枠には、なにか小さな白い物があった。

ほのかに輝く一本の白い羽。
二人の幸せを祝福するかのように、それはかすかにゆれている。

やがて、その白い羽はひときわ強く輝くと・・・。

音もなく静かに消えていった。


おわり

392257:2010/12/07(火) 20:55:05 ID:n01poJ0i

長々と、おつきあいいただいてありがとうございました。

レスをたくさん使って恐縮です!
まあ過疎ってるよりいいか・・・
と、自分に言い訳して投下していました。

最後まで書けたのは、読んで、暖かいレスをくださった皆さんのおかげ、感謝です!
また、なにか思いついたら読んでくださいね。

ところで最初に考えた話は、媚薬のシーンのあと住吉先生の部屋で・・・という
ストレートなエロだったのですが、黒・田村がでしゃばって何だか複雑になってしまいました。
きっとみなさんも最初のそんな流れを期待されてたと思います。
で、そんな風に読めるやり方を伝授。

275の
ほのかな甘い女性のかおりが鼻孔をくすぐる。
おし出そうとする舌とからみあい、そのまま小さな歯の裏側を愛撫した。
「ん・・・う・・・んぅ」
抵抗する力が弱まる。

のところまで読んでから、一気に今回の頭のところへ飛んで読んでみてください。
きっとそんな風に読めるのではないかと・・・(天使の羽は田村の幻覚ですね)。

でもそれだと、「恐ろしい仕打ち」って何なの、「赤ん坊の姿で眠っている黒・田村」ってなんなのさ、という話になりますね。

そう、それはその間に、なにかがあったんですよ、きっと。
(そのあいだの事は、もしかしたら田村と美寿々の心の中の一瞬の出来事だったのかも・・・)

では、また。

393名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:27:19 ID:Ic0QvSXn
すごい!
257さん、ありがとうございます。
わくわくしながら読ませていただきました。
媚薬を美寿々が飲んだバージョンも見てみたいなw
394スコットランド:2010/12/08(水) 07:44:14 ID:mHTK9QjC
スコットランドです。
投下すると宣言したにもかかわらず、長らくごぶさたして申し訳ありません。
時間が大分空いたので仕切り直します。
これから披露する小説は、住吉先生がもし女優だったら、という想定で書いたものです。
内容は、まったくのオリジナルではなく、巷に出回っている小説を組み合わせて編集し、加筆・修正したものです。以前に御覧になった文章が出てくることもあるかと思いますが、素人のざれ言と一笑してください。
それから、いつ投下できるか分かりませんので、ある程度まとめて投下します。
長い話になりますが、喜んでいただければ幸いです。
それでは、始まり始まり・・・
395スコットランド:2010/12/08(水) 07:45:05 ID:mHTK9QjC
歴史のある豪しゃなホテルの一室の前で、住吉美寿々は気持ちを落ち着かせるために深呼吸をした。先ほどこれから会う男から内線電話があり、部屋へ来るよう告げられていた。
「業界で有名な男があなたに興味を持ってしまったらしいの・・・」
美寿々が所属する芸能事務所の社長に言われたのは二週間ほど前のことだった。
その『有名な男』は目をかけた女優や女性歌手を芸能界の裏表から支援し、芸能界で確固たる地位を築かせてきたらしい。
社長は、今まで彼が支援してきた女優や歌手の名前を挙げた。誰もが知っている者ばかりだった。しかし、その男が目をかける条件、それは・・・『夜を共にすること』である。
この手の申し入れは、所属事務所に今まで何度もあったが、美寿々をスカウトする際、両親に〈お嬢さんの貞操は守ります〉と土下座までして約束した事もあり、社長はその都度突っぱねてきた。しかし、今回は相手が相手だけに断ることができなかった。
396スコットランド:2010/12/08(水) 07:45:34 ID:mHTK9QjC
美寿々は即座に断った。
確かにこれからも女優として活動していきたいが、枕営業をしてまで芸能活動をする執着心はない。
聞くまでもなく社長は、美寿々の返事は分かっていたが、困り切った顔でそれでも考えてほしいと言った。
そして美寿々が部屋を立ち去ろうとした時、言いにくそうに口を開いた。
「これまで断ったケースだけど・・・」
才能がありながら消えていった女優や歌手の名前を告げた。
「AVに転向させられた娘もいるけど、あなたの場合は有名だからその可能性はないわ。ただ・・・今までみたいにはいかなくなるだろうし、御家族やお友達にも迷惑になるかもしれないわね。もちろんウチの事務所や所属タレントにも相応の影響が出ると思うの・・・」
そう社長は言った。
「でもあなたがイヤならしょうがないわね・・・。いいわ、私から断っておく」
社長はあきらめた顔でうつむいた。
397スコットランド:2010/12/08(水) 07:46:45 ID:mHTK9QjC
「分かりました。自分が断れば、周りの人たちに迷惑がかかるんでしょう?自分さえ我慢すれば、みんなが今までどおりうまくやっていけるなら、耐え難いことだけど我慢します」
自分のことで周りの者に迷惑がかかることを人一倍嫌う美寿々は、不本意ながらも承知した。
「本当にいいの?後悔しない?分かった。よく決心してくれたわね。ありがとう、あなたのおかげで事務所は救われるわ」
社長は美寿々のけなげな言葉を聞いて涙ぐみながら言った。
398スコットランド:2010/12/08(水) 07:48:15 ID:mHTK9QjC
「じゃあ、その日なんだけど、あなたは来週からカレンダーの撮影とオフで3週間ほどイギリスに滞在するけど、先方も偶然再来週から商用で10日間ほどヨーロッパを廻るらしいの。
この時で良いわね?外国の方がマスコミに嗅ぎつけられることがないから、あなたもその方が都合が良いわ」
社長は、『有名な男』のスケジュールを把握しているようで、後日逢瀬の日時と場所を知らせてきた。もちろん今更美寿々には断ることができなかった。
399スコットランド:2010/12/08(水) 07:48:45 ID:mHTK9QjC
いつまでもこの場で立ち止まっていたい。美寿々は『有名な男』のいる部屋の前で痛切に思った。このドアを開けてしまえば元の自分に戻ることはできなくなる。
美寿々のいるフロアのエレベーターが開く音を聞いたのはその時だった。
(誰か来る・・・!)
決心のつかないまま美寿々は、急いでドアをノックして部屋に入ってしまったのだった。
煙草と酒の臭いが充満する部屋の中、ベッドの上でバスローブ姿の中年男が煙草を吸っていた。ずいぶん前から酒を飲んでいたらしい。そして灰皿には吸い殻が山のようになっている。
「・・・吉・・・美寿々です・・・」
消え入りそうな声で美寿々は男に名乗った。
400スコットランド:2010/12/08(水) 07:49:14 ID:mHTK9QjC
バスローブを身につけ、ベッドの上で男はウィスキーを飲みながら煙草をくゆらせていた。
今回の女は何ていう名前だったか。思い出そうとするが『美寿々』という名前しか覚えていない。
テレビで観たことがあるので、顔は分かっている。組織の若い者にそれとなく聞いてみると相当有名な若手女優とのことである。
ノックの音がして、その女が部屋に入ってきた。内線電話で呼びつけた時間どおりだ。
「・・・吉・・・美寿々です・・・」
消え入りそうな声で女は名乗った。名字はわからなかったが名前さえわかれば良い。
『美寿々』と名乗った女はボタンダウンのシャツ、ジーンズといった軽装だった。
男は美寿々の顔を見つめる。渡された顔写真は、少し幼いのが気になったが、こうして少しおびえながらも何かに負けまいと必死に男を見つめている顔は決して悪くない。いや、間違いなく相当な美人だ。
401スコットランド:2010/12/08(水) 07:49:49 ID:mHTK9QjC
顔から順に視線を下に下げていく。ゆったりしたシャツを着ているからよく分からないが、スタイルはあまり良い方ではないようだ。シャツからは、小振りだが形の良い乳房の存在が感じられた。
男はにやりと笑った。今回も楽しめそうだ。
「シャツを脱いでここに座れ」
美寿々はシャツを脱ぎ、ソファーの上に丁寧に畳むとTシャツ1枚になり、ベッドサイドの男の横に腰かける。清涼感漂う若い娘の匂いが男の鼻孔をつく。
美寿々は、無気力で諦めたかのように床に目を落としている。
「年は幾つだ?」
「20歳です・・・」
402スコットランド:2010/12/08(水) 09:04:19 ID:mHTK9QjC
男は、しばらく美寿々の横顔を見つめた後、左手で美寿々の肩を掻き抱く。美寿々は抵抗せずまだ床の上に目を落としている。男は右手を美寿々のTシャツの下から差し入れ、ブラジャーを上に押し上げて、弾力のある若い乳房を無理やり揉みしだく。
「こっちを向け」
何かを必死に耐えているような横顔に息を浴びせかけるようにしながら、男は美寿々に命令する。
美寿々は男に顔を向ける。少し瞳が潤んでいる。男はすかさず美寿々の口にむさぼりつく。舌を出し美寿々の口内に割り込ませようとするが、美寿々はきつく口を閉ざし、男の侵入を許さない。
403スコットランド:2010/12/08(水) 09:04:56 ID:mHTK9QjC
男は口を割らせようと、執拗に美寿々の唇の隙間から舌を侵入させようとする。そしてそれは結果的に美寿々の唇を舌で舐め回すことになった。
(若い娘はいい)
男はいつしか舌で口内に割り込むことよりも、美寿々の唇を舐め回すことに専念する。
しかし決して美寿々の口内に侵入するのを諦めた訳ではない。
男は美寿々の乳房を揉みしだいていた右手で素早くジーンズのベルトを外しファスナーを下ろしてショーツのなかに手を差し入れた。
手の平で美寿々の恥毛を感じながら、指先で割れ目の先端の突起を押し潰すかのように刺激する。当然濡れていない。
「・・・ぁ!」
美寿々がたまらず小さな声を洩らす。男の舌はその好機を逃さず、遂に美寿々の口内に侵入した。
404スコットランド:2010/12/08(水) 09:05:35 ID:mHTK9QjC
美寿々の口内に侵入した男の舌は美寿々の舌に絡み付こうとするが、そうはさせまいと美寿々の舌は逃げる。
男はもはや何の慈悲もなく右手での突起の刺激を再開した。何度も何度も刺激する。
「んンッ・・・!」
ついに男の舌は獲物を捕えた軟体生物のように美寿々の舌に絡み付いた。
今までチロチロと逃げ回っていた美寿々の舌を、男は初めて心ゆくまで味わう。健康的なレモンの様な味がした。そのまま舌苔をくすぐるとその味が強くなった。人工の物質を一切含まない、生々しくも愛らしい若い娘の味だ。
大金を積んでも味わえない珍味をたっぷりと堪能している男は、美寿々がきつく目を閉じ、涙を流しているのに気付いた。
405スコットランド:2010/12/08(水) 09:06:10 ID:mHTK9QjC
先ほど横へ座った時に感じた清涼感のある娘の匂いが、再び男の鼻孔をついた。唇を奪った時は、美寿々の口内への侵入に必死で気付かなかったのだ。
美寿々の口腔を犯しながら男は何度も鼻で息を深く吸い込み、肺を美寿々の匂いで充たすようにする。獲物の匂いで男の獣性が加速する。
男は口腔を凌辱したまま美寿々を無理矢理ベッドに押し倒した。
口いっぱいに煙草のヤニくさい臭いが広がっている。アルコールと男の荒い鼻息が渾然となったすえた臭いが鼻をつく。早く逃れたいが男は肩と後頭部を手で押さえ全体重をかけてのしかかってきているので動くことが出来ない。
軟体生物のような男の舌はようやく見つけた同族との交尾を楽しむかのように美寿々の舌に絡み付いていた。
406スコットランド:2010/12/08(水) 09:09:24 ID:mHTK9QjC
『業界で有名な男』。口腔をなすがままにされながら、美寿々は部屋に入る前に考えていたことを思い出した。どんな男だろう。もしかしたら、ものすごくハンサムかもしれない。
しかしその幻想はドアを開け、部屋のベッドの上で煙草を吸っているバスローブ姿の男を見たときに脆くも崩れ去った。
年齢は40代後半、身長も体重もかなり大柄な部類に入るだろうか、肥満体型である。
ハンサムとはほど遠い脂ぎった大きな顔、頭髪は天頂部がかなり薄い。吹き出物が点在している荒れた肌。バスローブ越しに見える地肌は体毛で毛むくじゃらだった。猜疑心の強そうな小さくて鋭い眼はどう見ても一般人には見えない。
男は美寿々を舐め回すように見たあと、横に座るように命じた。煙草、酒、そして加齢臭が入り混じった嫌な臭いがした。
407スコットランド:2010/12/08(水) 09:09:53 ID:mHTK9QjC
美寿々は目のやりばに困り、床を見つめていた。痛いほどの視線を横から感じる。
男に年齢を聞かれ、それに応えると、男は突然美寿々を掻き抱き胸を揉みしだいた。痛みしか感じない。何故か屈してはいけないと思い、声もあげずに黙って耐える。瞳が自然と潤んできた。
男は何かが腐ったような息を美寿々に浴びせかけながら、こちらを向くように命じた。男が何をするか美寿々にはわかった。
唇を奪われる。舌を口内に入れまいと必死だったが男は素早く美寿々のジーンズに右手を差し入れクリトリスに手をのばす。激痛が脊髄を貫き思わず声をあげる。と同時に口内への侵入を許してしまった。
煙草とアルコール臭が口いっぱいに広がる。男はさらにクリトリスを刺激し、舌を絡みつけてきた。生臭い化け物に舌を犯されているような感触。巧みな舌使いで逃れることが出来ない。
408スコットランド:2010/12/08(水) 09:10:18 ID:mHTK9QjC
「ん・・・ん・・・」
くぐもった声が洩れる。男に口を奪われ鼻でしか息が出来ない。男の荒い鼻息が顔にかかる。
顔が密着し動けない以上、自分が吸う空気のほとんどは一度男の体内に入ったものなのだ。鼻から息を吸おうにも吐き気を催す男の体臭を含んだ湿った空気が直に鼻孔をつく。
舌を犯されることよりもこの男の臭いで肺が充たされていくことに美寿々は恐怖した。もう構ってられない。美寿々はキスの最中に呼吸をしたことがなかったが、このままでは窒息してしまう。鼻から呼吸を始めた。
突然、男は強引に美寿々をベッドの上に押し倒し、のしかかってくる。
手で押し返そうとするが男は全体重をかけ体を密着させている。右手で肩を抱くようにしておさえ、左手で頭部を押さえて美寿々を完全に動けないようにしていた。
409スコットランド:2010/12/08(水) 09:10:55 ID:mHTK9QjC
男は獲物を捕えた肉食獣のように美寿々の口に貪りつきながら、さらには自分の体を美寿々の脚の間に割り込ませ、美寿々の太股に自らの股間をなすりつけるようにした。男の着ているバスローブと美寿々のジーンズ越しにも嫌な感触が伝わってくる。
男が美寿々の肩を押さえていた右手を放し、美寿々のTシャツをまくりあげる。
先ほど男が乳房を揉みしだいた時のままに乱れたブラ。薄いブルーのレースのついたブランドものだった。
美寿々の体は引き締まってはいるが、女性らしく少し脂肪をたくわえた白いすべすべした下腹に続いて、ブラと同じブランドのショーツがジーンズのファスナーの間から顔を覗かせている。空気に触れたひんやりした感触が美寿々を心もとなくさせた。
410スコットランド:2010/12/08(水) 09:11:25 ID:mHTK9QjC
男は右手でジーンズを下ろそうとするが上手く行かず、美寿々の頭部を押さえている左手を離す。美寿々は思わず顔を横に向けナメクジの化け物から逃れた。
ようやく逃れることができた…満足に呼吸できなかった分を、取り返すかのように新鮮な空気を深く吸い込む。
「おい、お前ここに何しに来たんだ?」
男の言葉に美寿々ははっとした。男はニヤニヤしながら美寿々を見ている。そう、自分はこの男と一夜を過ごさなければならないのだ。自分の周りにいる人たちが幸せでいられるために・・・。
美寿々は覚悟を決めると、抵抗することを止め、口を開け自らを男に差し出すようにした。
411スコットランド:2010/12/08(水) 09:16:29 ID:mHTK9QjC
桃の様な綺麗な色をした美寿々の形の良い唇を見て、男は思わず自分の唇を重ねてしまう。美寿々の唇はふわふわと形を変え、まるで綿あめのようだった。
「あん・・・」
美寿々はそう言って、いやいやをするように頭を振るが、覚悟を決めたのだろう、体の力を抜き、少しずつ前歯を開いた。
男は舌先で美寿々の滑らかな歯並びを確かめ、続いて象牙質と歯肉の境目の粘膜を愛撫する。
「・・・あっ、ああん・・・くぅん・・・」
男に執拗に攻められた美寿々は艶やかな嬌声を漏らす。クルクルとよく動く美寿々の両眼が男の視線と交わる。湿っぽいすがるような瞳だった。
そのまま粘膜の愛撫を続けていると、男を満足させるために美寿々から舌を絡めてきた。
男はしばし、そのまま美寿々の舌を堪能する。甘く生臭い美寿々の唾液を味わい、同時に自らの唾液を美寿々の口内に流し込む。美寿々の喉からくぐもった可愛らしい声が洩れた。
412スコットランド:2010/12/08(水) 09:17:06 ID:mHTK9QjC
大金を積んでも味わえない珍味をたっぷりと堪能した男は、ようやく唇を離す。
「あん・・・やだぁ・・・」
長く深いキスに陶然としていたのだろう。舌っ足らずな声で美寿々が呟く。
「どうした?嫌なのか?」
今までの反応から嫌われているのは分かっていたが、自分の立場を理解しているであろう美寿々の覚悟のほどを確かめるため、男は問いかけた。そんな男の考えを敏感に察したのだろう。美寿々があわてて返事をする。
「えっと・・・嫌じゃなかった、です」
「じゃあどうして嫌と言ったんだ?」
男は詰問する。
413スコットランド:2010/12/08(水) 09:17:35 ID:mHTK9QjC
美寿々はそれが男の機嫌を損ねたものと解釈したらしい。泣きそうな顔になり、今度は男の顔を両手で掴み、自分から唇を重ねてくる。拙いながらも懸命に舌を使い、アイスキャンディーをしゃぶるようにチュッチュッと男の舌先に吸いついてきた。
自分の立場を理解している美寿々のことだ、男を満足させようとしているのだろう。
そんな美寿々の態度に満足し、男は美寿々の細くて柔らかい腰や背中を抱きしめた。ジーンズやTシャツの生地を通して美寿々の肌の感触が伝わってくる。
美寿々の体は、やや意外なほど筋肉が付いているが、その周りには羽毛よりもふんわりとした脂肪があるのだろう。どこまでも柔らかく、みずみずしい張りを持った素晴らしい感触だった。それに加えて骨格自体が華奢なので、ふとももは片手で折る事が出来るほど細い。
414スコットランド:2010/12/08(水) 09:18:02 ID:mHTK9QjC
そして、ようやく男が唇を離すと、美寿々は恥ずかしそうに呟いた。
「嫌じゃないけど・・・歯を舐められたりするの、知らなくて・・・あの・・・」
驚いた、ということだろう。
「お前は、男とこういう事をしたことはないのか?」
「ドラマや映画の撮影でキスしたことは何度かあります。でも・・・こういう激しいのはありません・・・」
「キス?お前は男に抱かれたことはないのか?」
美寿々は男の視線から目をそらせ、小さく頷いた。
415スコットランド:2010/12/08(水) 09:19:28 ID:mHTK9QjC
「お前は可愛いから、言い寄ってくる男も多いだろう。彼氏はいないのか?」
「事務所からお付き合いは駄目だと止められているんです。・・・それに今まで知り合った男の人はなんだか好きになれませんでした」
話を聞いてみると、美寿々に言い寄ってくる男は自意識過剰のナルシストばかりらしい。
美寿々ほどの美女に近づこうと考える男は、よほど自分に自信があるはずだから当然かもしれない。それに加えて美寿々は今では有名な女優だ。世間の目がある手前、普通の恋愛は難しいのだろう。
416スコットランド:2010/12/08(水) 09:20:32 ID:mHTK9QjC
男は、美寿々の上体を起こすとまくり上げたTシャツを脱がし、半ば脱げているブラをはぎ取った。柔らかそうな白い乳房がプルンとこぼれる。こぼれ出た瑞々しい果実を男は鷲掴みにした。
すっかり諦めきった美寿々は、男の生ぬるい手の平が乳房を鷲掴みにしても、撥ね除けるだけの気力は失せていた。
「へぇ、可愛いオッパイしてるな」
男の悪魔の様な声を聞かされ、美寿々は全身を炎で焼かれた様に火照らせた。ぎゅっと目をつぶり、身体を強張らせ、地獄のような時間が早く終わればいいと、願っていた。
417スコットランド:2010/12/08(水) 09:20:57 ID:mHTK9QjC
男に上体を抱かれ乳房を愛撫されながら、美寿々は目に涙を溜めて怯えている。狼と化した男は、そんな美寿々を見てますます凶暴さを増していった。美寿々の肉体は、荒々しい乳房へのタッチに、戦慄したように震えた。
「ああっ!」
愛撫による歓喜ではない悲痛な声は、かえって男の邪な情欲に油を注ぎ、火を放つ結果となった。苦痛に歪んだ美寿々の顔を見ただけで、男のペニスは張り裂けるほど勃起した。再び美寿々を寝かせると、思いっきり乳房を掴んだ。
「ううっ・・・」
確かな手応えを手の平に感じると、男は臭い舌で目の前の美寿々のうなじや耳朶を舐めた。美寿々の顔が激しく左右に揺れた。それでも乳房に加えられる暴力的な握力は一向に緩まないばかりか、ますます強くなる。
418スコットランド:2010/12/08(水) 09:23:19 ID:mHTK9QjC
「あああ、許してください!」
美寿々はあまりの激痛に耐えかね、弱々しく許しを乞うた。
「じゃあ、もう抵抗しないな。それを約束するなら手を離してやる」
美寿々は、力なく頷くしかない。
「とにかく、痛いから離して・・・」
美寿々はぐったりしながら命令に従った。
男も乳房を掴んでいた手の力を緩めた。勿論すべてを解放したわけではない。指先をいやらしく蠢かせ、乳首を弄んでいる。恐怖におののく可憐な乳首を執拗に弄り続ける。
一方で、美寿々の足の間に右足を割り込ませ、太腿の辺りへ怒張したペニスを押し付けた。男はそれだけでとてもいい気持ちである。
美寿々とて、ゴツゴツした物体が何であるか、分からない年齢ではない。それにしても異様に硬い。恐怖心が湧いた。
419スコットランド:2010/12/08(水) 09:24:46 ID:mHTK9QjC
「やっぱりイヤ、もう、やめて・・・」
美寿々の沈みきった声を聞いて、男にも少し余裕が出てきた。ようやく半身を起こし、美寿々から少し離れた。
思わず美寿々は右手の肘を曲げ、二つの乳房を隠した。それでも白い肌の大半は、男の好色な視線の前に晒された。
美寿々は目を固く閉じ、息を殺し、男の出方を待つしかなかった。ものを判断する力とか、相手をなじる気持ちなどまったくなく、ただ恐怖心だけが美寿々を支配していた。
420スコットランド:2010/12/08(水) 09:25:48 ID:mHTK9QjC
「まだまだこれからだぞ!」
覆い被さる様に覗き込んだ男はドスを効かせた声で言うと、容赦なくジーンズを剥ぎ取った。視線は直ぐに、柔らかい縮れ毛を隠しているショーツにはり付いた。
男は白いレース地のショーツの恥丘に手の平を当てて、少し湿った感触を楽しみながら撫でた。盛り上がった部分がまるであつらえた様にすっぽりと手の平に収まる。そこを撫でながら、髪の毛の先から足指まで、舐め回す様に眺めた。
421スコットランド:2010/12/08(水) 09:26:33 ID:mHTK9QjC
今では欲しくて止まない白い裸身が、目の前に横たわっている。男はその光景に狂喜した。その歓びは男の下半身に如実に表れていた。バスローブを突き上げ股間だけが異様に膨らんでいる。
もどかしげに男は美寿々の脚もとに移動すると、ワクワクしながら両脚を左右に広げた。露出した女の股間を、食い込む様に細くよじれたショーツのクロッチ部分が覆っている。両側からはみ出した陰唇の一部が見えた。
(あの奥に・・・)
ゴクリと唾を呑み込みつつ、凝視した。
422スコットランド:2010/12/08(水) 09:27:00 ID:mHTK9QjC
男はショーツの縁に指先をこじ入れた。そのまま一気に引き下ろしてしまうのが、なんだか惜しい様な気がする。まるで子供がプレゼントの箱を開ける時の様に、期待におののきながら男はショーツをズリ下げていった。
不意に膨らんだ恥丘の一部が露出し、縮れ毛の一端が見えた。縁に沿って指先をヒップの方へまわし、出っ張りの部分をまず脱がせ再び指を前に戻してスーッと引き下ろした。
「いやっ・・・!」
行き場のない抵抗は、ただシーツを固く握りしめるしかない。
423スコットランド:2010/12/08(水) 09:29:09 ID:mHTK9QjC
「ああ・・・」
思わず洩れた感嘆の声を、男自身が気付いていない。それほど男は美寿々の女の中心に身も心も奪われていた。
ショーツがゴムの輪の様になって足首から抜けていった。処女の女体を覆うものはもはや何一つ残っていない。
見ているだけで男は陶酔した。疼くペニスが男の本能をそそのかす様に打ち震えると、もう矢も楯もたまらず、男は無骨な指で美寿々の女芯を隠している外側の肉唇を押し開いた。
424スコットランド:2010/12/08(水) 09:29:54 ID:mHTK9QjC
「いやっ・・・」
死んだ様に横たわっていた美寿々の儚い声は征服者によって無視された。
苦痛に歪んだ美寿々の表情が男の官能をますます刺激した。狭い膣口にはまだ湿り気も潤いもない。それだけに、男の乱暴な指の動きはただ美寿々に苦痛を与え、恐怖心を募らせるだけだった。
普通の男なら、そこで手加減をするだろう。しかし、男はかえって気持ちを昂らせて、膣口を広げようとした。
「痛っ!・・・いやっ、お願いです・・・」
美寿々の悲痛な声に男は驚喜した。
「フフフ、バージンか・・・」
美寿々の表情を仰ぎ見た。美寿々は相変わらずぎゅっと目をつぶり苦しそうに喘いでいるだけである。
425スコットランド:2010/12/08(水) 09:30:46 ID:mHTK9QjC
小さなホールがあった。その縁には短い恥毛がまばらに生えている。その部分だけを見れば、どんな女の所有物でも卑猥にしか見えない。
「お前のここ、すごくスケベな感じだ」
美寿々は本能的に太腿をよじり合わせようとした。だが、その間を男が割り込んでいるし、両手の指が内側の花びらを弄り続けているので、隠す事ができない。
美寿々は片手で股間を覆い隠そうとした。途端に男が、本気で鼠蹊部の柔らかい皮膚を思いっきりつねった。美寿々は抵抗を断念した。無念の涙が溢れ出た。
そうした美寿々の仕草の一つひとつは、男に憐憫の情を起こさせるどころか却って性欲を助長させるだけであった。
426スコットランド:2010/12/08(水) 09:31:21 ID:mHTK9QjC
男は気の遠くなる様な思いで美寿々の女陰を眺め、やがてそれだけでは飽き足りなくなり、両手を総動員して、夢中で太腿の付け根一帯の皮膚や粘膜を触った。
「あああ・・・」
男の口から溜め息が洩れた。
手入れをしたことがないであろう黒い茂みに縁取られた一条の亀裂は指でこじ開けない限りすぐにピッタリと柔らかい秘唇で塞がれてしまう。
(おっ、そうだ!・・・)
男は亀裂上部の肉の合わせ目辺りに視線を走らせた。美寿々のクリトリスは、恥毛が途切れた淡いピンクの肉唇の狭間に包皮で守られてひっそりと埋もれたままである。男は指先でほじくる様にして、包皮をめくった。
427スコットランド:2010/12/08(水) 09:43:45 ID:mHTK9QjC
「いやっ、痛い・・・」
美寿々の声に耳も貸さず、男は包皮を両手の指で上にめくりあげた。米粒を輪切りにした様な小さな突起がおののく様に顔を出した。あまりの可憐さに、思わずそこへ舌を寄せた。
「ううっ!!」
美寿々の腰がピクンと跳ねた。本能的に身体を捻り、男から逃れようとした。
しかし、男はそれを許さなかった。怖れおののく肉芽を好色な目がしげしげと見入る。
美寿々は耐えるしかなかった。理不尽な暴力に屈している自分が情けなく、哀れでならない。
428スコットランド:2010/12/08(水) 09:44:17 ID:mHTK9QjC
男が再び舌先で突起をすくった。平静になろとしているにも関わらず、自分の意志を無視する様に腰が跳ねる。美寿々は戸惑い、そして反応する身体が恨めしかった。
今度は分厚い舌が遠慮なくゾロリと肉芽を抉る様に這った。
「うううっ・・・」
強烈な衝撃に襲われて、美寿々は我れを失った。今までの痛さとはまったく別の感覚が、そこから全身に広がるのを知覚しながら、美寿々は羞恥で真っ赤になってしまった。それは、明らかに快感といった類いのものであったからだ。
429スコットランド:2010/12/08(水) 09:46:24 ID:mHTK9QjC
(どうして?どうしてイヤな事をされているのに感じてしまうの!?)
美寿々は混乱する自分の心を必死にコントロールしようとし、正常に戻そうと努めた。それでも、男の舌の攻撃が始まると、理性が脆くも崩れ去ってしまう。
舌はもはや離れようとはせず、ピッタリとはり付いたまま、突起を押し付ける様に圧迫する。
小さなクリトリスから疼きが生じた。それは痛みとはまったく違った、新しい感覚にほかならない。
「いやっ!・・・いやよ、いやぁ!」
上半身を右に左に捻りながら、美寿々は訴えた。その声はあまりに感じすぎる自分自身に向けられたもののようであった。
自分の指で身体を慰めたことはある。けれども、他のいかなるものも股間に触れさせた事はない。それだけに股間の突起を舐める男の舌を払いのけようという気持ちが強いのだが、ともすれば味わった事のない焼け付く様な感覚に我れを失くしてしまいがちだ。
430スコットランド:2010/12/08(水) 09:47:10 ID:mHTK9QjC
美寿々は混乱した。
美寿々の気配を察したのか、男がしなやかな両腿を抱え込んでがっちりと押さえつけた。二人の密着度がさらに強まった。
美寿々は身体の奥で何かがドロリと溶け出すのを感じて狼狽した。溶け出す何かは下腹部の奥にツーンと染み渡る疼きを伴いながら男の舌がはり付いている女の最も恥ずかしい割れ目の入り口に向かって溢れ出していく。
「いや!・・・やめて・・・いやなの!」
両脚をきつく閉じようとするのだが、自分の気持ちとは裏腹に両脚はむしろ開いてしまいそうになる。
431スコットランド:2010/12/08(水) 09:47:57 ID:mHTK9QjC
「濡れてきたぞ!」
股間にはり付いている男が勝ち誇った歓声を上げた。
美寿々は羞恥で五体を震わせた。
「そんなに震えちゃって……お前、本当の事を言えよ。気持ちいいんだろ?」
「いやっ、違います!」
「フフフ」
一度離れた舌が再びゾロリと突起を舐めあげる。美寿々の口から悲鳴があがった。
味をしめた男は美寿々の下半身を固定させる様にしっかり押さえると闇雲にペロペロと舐め始めた。
432スコットランド:2010/12/08(水) 09:48:59 ID:mHTK9QjC
「あああっ・・・ああっ!!」
男に自分の嬌声を聞かせたくなくて必死に両手で口を押さえる美寿々だったが、自分でも知らないうちに声が手から漏れていた。
震える嬌声は、男を狂喜させるに充分だった。
「いいんだな?気持ち良くて仕方ないんだな?色っぽい声なんか出して」
舌だけでは足りずに、指で秘肉を弄り出す。さすがに肉唇はふやけた様に柔らかくなっていたが、男もかなり用心深くなる。
その微妙な触り方が美寿々には切なくもどかしかった。いっそ痛いなら我慢もできる。しかし、焦らしている様な曖昧なタッチなので、かえって美寿々には苛立ちがつのった。
「あっ、あああ・・・ダメ・・・あっ、そんな・・・いや、いやいやっ!」
腰を振って男から逃れようとしても、男の力には抗えない。
433スコットランド:2010/12/08(水) 09:49:48 ID:mHTK9QjC
男は張り切った。いかにもやるせなさそうに腰を振る美寿々を美しいと思った。
(この娘と姦れる!!)
男はますます激しく舌を使い、指を駆使した。明らかに女陰は美寿々自身の吐き出した愛液で濡れていた。そこに男の唾液が加わったので、股間は既にぐっしょりと濡れ、男の顔も手もヌラヌラと光っていた。
男の顔が女陰から離れた。美寿々はホッと一息ついた。しかしすぐにまた、舌と指が鋭敏な肉芽やすっかり感じ易くなっている膣口の辺りを這い回った。美寿々はひたひたと押し寄せる快感に必死になって耐えていた。
(こんな行為に反応するなんて!!)
美寿々は自分自身を恨めしく思った。恥ずかしくてならなかった。けれども、どうしても悦びの声が洩れてしまうのだ。歯をギリギリと鳴らして食いしばった。
434スコットランド:2010/12/08(水) 09:50:29 ID:mHTK9QjC
「無理するなよ。気持ち良くって堪らないんだろう?楽しもうぜ、一緒に」
「お願い、もう許してぇ」
「ここを舐められるの、そんなにイヤか?」
突然、舌が割れ目全体をゾロリと下から舐めあげた。治りかけの疼く患部を掻いた時の様な爽快感が襲った。
「ううううっ・・・」
慌てて両手で口を押さえたものの、もう遅い。
「ほうら、オツユがたっぷり出てきた」
男が口をすぼめて膣口にあてがい、チュウチュウと音を立てて吸引する。恥ずかしい女の部分がそのまま蕩けて、男の口腔に収まってしまいそうだ。
435スコットランド:2010/12/08(水) 09:56:59 ID:mHTK9QjC
「あああっ、いや!どうしよう・・・それ、いやっ・・・あああっ!」
「イヤだと言ってるくせに、ここはすっかり開いてるじゃないか。身体は正直だな」
舌先が柔肉を押し分け、膣口を抉る様に入ってきた。
突然訪れた快感は腰骨を軋ませるほど強烈で、美寿々はついつい男の顔にはしたなく女陰を押し付けてしまった。ハッと気付いた時には、舌は秘唇からとめどなく溢れる甘美な汁を激しく吸い立てていた。
「どうしよう。ああ、変よ・・・あああ、もうダメ!」
今までに経験した事のない奇妙な感覚は自分を慰める時に生ずるあの状態を遥かに超えた。何か言わない事には不安で堪らない。
「ああ、やめて!・・・もうやめてぇ・・・ダメよ、そんな・・・ひどい!いや、いやいやっ・・・ああああ〜っ!!」
その時、先刻からずっと股間を愛撫され続けていた美寿々が、この上なく切なく艶っぽい嬌声を上げた。
436スコットランド:2010/12/08(水) 09:59:20 ID:mHTK9QjC
その声を聞いた男が、ニタリと陰湿に笑う。
生殖器のある部分に位置する小さな突起に触れた時、美寿々はビクンと大きく体を震わせて身をよじらせた。
そして小さな突起をじっくりと弄んだあと、男の指は美寿々の秘孔の割れ目の底をなぞるようにして動き、ついには狭くて柔らかい、美寿々の胎内深くへと続く穴へそっと指を差し入れたのだ。
「ああっ!イヤッ!」
男の指が第二関節あたりまで侵入してきたとき、美寿々の小さな穴は男の指をギュッときつく食い締めていた。そのしまり具合が、指に何とも言えず心地良かった。
437スコットランド:2010/12/08(水) 09:59:53 ID:mHTK9QjC
美寿々の体内で細やかに男が指を動かすと、穴の入り口近くの柔肉がキュッキュッといった感じで小気味良く締めつけてくる。その心地良い締め付けを楽しみながら、男の指は美寿々の女の穴の内部を探索した。
美寿々の中はこの上なく柔らかく、温かく、襞も多めで、人並み以上の女性経験を誇る男の指をも感嘆させた。特に、美寿々の穴の中のお腹側、つまり天井にあたる部分がツブツブとしているのを発見した時には、さすがの男も興奮を隠し切れずに息を荒くしさえした。
(コイツ・・・カズノコ天井か!!)
清純そのもの、可憐で愛くるしい容姿からは想像もつかない美寿々の性の秘密に思わずゴクリと生唾を飲み込んだ男がそのツブツブとした天井を撫でさすった時、美寿々は先刻と同じ、艶やかな声を上げたのだった。
438スコットランド:2010/12/08(水) 10:00:57 ID:mHTK9QjC
自分でも驚くくらいに大きな声を上げてしまった美寿々は、両手で口を押さえ悔恨と恥辱に唇を噛み締め、総身を震わせている。
しかし、男に執拗にツブツブの天井を撫で続けられると、美寿々の穴の内部から粘液は堰を切ったようにあふれだし、ついにはピチャピチャと音を立てるほどに濡れてしまう。指と穴のあるかないかのわずかな隙間から漏れ出では滴った。
それは清純な住吉美寿々をよく知る者には、信じられないような光景だっただろう。可憐な少女と言っても良い美女が、ましてや住吉美寿々という可憐極まりない清楚な存在が、愛のない愛撫で股間を濡らしているのだ。
439スコットランド:2010/12/08(水) 10:01:22 ID:mHTK9QjC
例え肉体の生理現象、性の本能だと言われても、
『あの住吉が、まさか』
と彼女を知る者にとってはまさに信じがたい光景のように思える。
しかし、美寿々が男の愛撫によって生殖器を濡らし、肉体の官能と興奮を感じているのはまぎれもない事実なのだ。
そして、美寿々の膣内は愛液で溢れていた。いまや指を抜き差しされるたびにヌルヌルとした愛液を体外にまであふれさせ、シーツに恥ずかしい染みをつくっている。だが、美寿々自身はその事実に困惑するばかりで、男に抗うそぶりも見せない。
440スコットランド:2010/12/08(水) 10:01:51 ID:mHTK9QjC
おそらく、奥手の美寿々には『濡れる』という現象が何を意味するのか、その知識もないのであろう。それゆえに、いま自分の体に起こっていることを理解すらできず、ただ怖れ、半ば茫然自失となって男の指を受け入れてしまっている。
しかし、男は指を動かすたびに恥液をあふれさす美寿々の体の性感の強さに感嘆し、美寿々の性奴隷としての素質に満足気に笑った。
そしてたっぷりと濡れてしまった美寿々の股間から指を抜き取ると、一度あらためて己の体を起こした。
441スコットランド:2010/12/08(水) 10:02:55 ID:mHTK9QjC
男はもはや昂る気持ちと肉体をコントロールする事などできなかった。
ヌラヌラに濡れた指を美寿々の股間から離した男は、指を美味そうに舐めると、バスローブをかなぐり捨てて両膝で立ち、下腹を叩かんばかりに屹立しいるペニスを右手でしっかり支え持つなり、飢えた狼の様に先端を女陰にあてがった。
ふっくらと充血した秘唇に亀頭が触れた。
(処女を姦る!!)
「イヤ〜っ!やっぱりいやぁ!」
亀頭が触れた瞬間、女陰から脳天におぞましさが突き上げ、カッと目を見開き我に返った美寿々は、ペニスの挿入を阻もうと腰を左右に振り、両足をばたつかせた。
442スコットランド:2010/12/08(水) 10:03:51 ID:mHTK9QjC
すっかり狙いを定めている男は、美寿々の必死の抵抗にも躊躇せず暴れる太ももを脇に抱えた。
下半身が身動きできなくなった美寿々は、両手で男の頭を押し返そうとするが、びくともしない。
男は、抱え込んだ美寿々の両足の太股の裏に自身の足を乗せると、身をかがめて美寿々の股間を改めて凝視した。
両足を自分の体の上に乗せられ、さらに腰を大きく持ち上げられて、美寿々の股間は上から覗き見る男に対して何もかもが丸見えだった。
たっぷりと潤んだ柔肉の割れ目はもちろん、割れ目から溢れる愛液も、その先のさらに妖しいピンクのすぼまりさえも……。
男が涙をいっぱいにためた両目を大きく見開いている美寿々に見せつけるかのように、美寿々の開かれた股間のちょうど真上でそそり立っているペニスを握って軽くしごいて見せた。
「良く見ろ。今からこいつがお前の中に入る。初めてだから痛いだろうが、力を抜いて俺のするがままにさせれば、そのうち痛みが快感に変わるだろう。だから抵抗しないことだ・・・」
20pはあろう怒張しきったペニスが視界に入ると、美寿々は戦慄した。
(こ、こんなに大きいなんて!無理、絶対無理!裂けちゃう!)
443スコットランド:2010/12/08(水) 10:04:59 ID:mHTK9QjC
「ああっ!!」
美寿々は思わず目をつぶり、背筋を仰け反らして少しでも男から今の自分の無残な運命から逃れようとした。
もちろん男がそれを許すはずもなく、しっかりと抱きかかえられてより大きく股間を開かされてしまった。
男はペニスに手を添え、正確に再び美寿々の女陰に当てた。
お互いが吹き出す薄い粘膜同士が擦れ合った。そこからジーンと快感が全身に染み渡っていく。もうそれだけで、ペニスは爆発寸前になっている。
もはや抵抗の術がない美寿々は、ガタガタ震えながら結合部分に目を奪われ、これから起こるであろう切り裂かれる恐怖に耐えていた。
美寿々の戦慄した顔に勝利の笑みを浮かべながら、男はずるっずるっとペニスの先端を濡れきった女陰になじませるがごとく上下に滑らせる。
「お願い・・・やめて・・・」
開脚された脚の間から手を合わせて哀願する美寿々だが、その肉裂は言葉とは裏腹に、洪水のようにぬるぬるした愛液を次々と湧き出していた。
「ふふふ、何だかんだ言っても身体は正直だな・・・」
男は美寿々の肩を掴むと、挿入の準備は完了した。
444スコットランド:2010/12/08(水) 10:07:17 ID:mHTK9QjC
美寿々の抵抗の治まるのを待って、男は興奮に震える腰をグイッと押し付け、美寿々の性器の中へペニスを埋め込んでいった。
「ウッ!!」
男のカリ太の亀頭を割れ目が呑み込んだ時、頭の天辺まで電流が走った。
「あううっ!!・・・だ、だめぇ〜!」
美寿々にとって、最も恐れていた地獄が始まった。男の硬いペニスは女陰の柔肉の間を滑りながらも押し分ける様にして進入してくる。
「痛っ!・・・いやぁぁっ!!」
美寿々は激しく両手を突っ張り、男の胸を押し返そうとした。が、それより先に、熱した火箸を股間に押し付けられた様なかつて味わった事のない苦痛を感じると、手の力も萎えてしまった。
男は前後左右に腰を揺すって身体を割るように押し入ってくる。
やがて男のマングローブのような陰毛と美寿々の薄めの陰毛とが絡み合ったとき、亀頭が処女膜を突破して女陰の最奥に達した。
そして、そのことが処女との訣別である事を知り、美寿々は激しく泣いた。泣き叫び、苦痛を訴える弱々しい処女の姿に、男は征服欲に酔いしれしばらく視姦を楽しんだ。
445スコットランド:2010/12/08(水) 10:08:12 ID:mHTK9QjC
「どうだ、処女を失った感想は?お前はもう俺の女なんだぜ」
耳朶を啄みながら酒臭い息が美寿々の耳元に囁く。
男の言葉に涙ながらキッと睨みつけるが、男にとってそんなのは気にならない。それよりもぎゅうぎゅうと締め付ける膣の具合の良さに今にも発射しそうになっていることに驚いていた。
やがて男は、結合したまま美寿々の両足から降り、美寿々の両膝を押し広げM字開脚にすると、満足げな顔でゆっくりと腰を揺すりたててペニスの抜き差しを始めた。
「いや、いやぁ!・・・痛い、やめてぇ!動かないでぇ!」
ピクンピクンと上半身を仰け反らせ、美寿々は悲鳴をあげ続けている。ごつごつしたペニスを抽送される度、柔らかなピンクの肉襞がまくれあがり痛みが頭の天辺まで衝き上げてくる。だが男はますます鼻息を荒くして、荒々しく腰を揺すりたてて、ピストン運動を速めた。
446スコットランド:2010/12/08(水) 10:09:00 ID:mHTK9QjC
「ううっ・・・痛っ・・・やめてぇ!お願い・・・痛い、痛いのぉ!」
美寿々が打ち込みの動きに悲痛な声を上げ、白い喉元をさらしてのけぞる。
泣き叫びながら、幼児がイヤイヤをする様に首を横に振る。黒髪がさらさらと揺れて顔を覆った。
痛みからか、秘肉が収縮してペニスに纏わりついてきた。キュッ、キュッと根元から先端部までまんべんなく締め付けてくる圧力に抗しきれず男は腰を震わせた。処女の強烈な食い締めが、男にはたまらない。
美寿々の意志とは別に処女の膣はペニスを吸いはじめている。堅いだけの筋肉の輪だった膣は、早くもペニスを受け入れようとしているようだった。
447スコットランド:2010/12/08(水) 10:09:34 ID:mHTK9QjC
「美寿々、いくぞぉ!」
男は大きく開いた美寿々の両足を己の両腕で押さえると、ベッドに両手をつき、美寿々の体の上に覆い被さるような体勢になって、より深く美寿々の股間と密着した。そしてその体勢のまま腰だけを強烈に動かして美寿々の肉体を辱めていった。
「あっ、いや、いやぁ・・・痛い!やめてぇ!!」
ピンクの秘唇から無惨に柔らかな肉襞がはみだすほど激しく剛棒を抜き差しされて美寿々は泣き叫んだ。
女体の中心部に太い杭を打ち込まれ真っ二つに身体を引き裂かれた様なショックに襲われていた。
448スコットランド:2010/12/08(水) 10:10:03 ID:mHTK9QjC
「出すぞぉ!」
一叫すると、即座に男の両手が美寿々のツンと上向いていて小振りな乳房を掴み、尖がるように揉み絞る。
パンッ!パンッ!パンッ!
強烈な突きで大きく膨張しきった亀頭の先が捻じ込みながら一気に子宮口の入り口まで達した。
「うぉおおおぉおおお〜っ!出すぞ!!美寿々!」
狂ったように叫びながら美寿々の膣奥へ目がけ、凄まじい腰の動きで子宮まで叩きつけるように最後の突き刺しをした。
パンッ!!!
449スコットランド:2010/12/08(水) 10:10:41 ID:mHTK9QjC
美寿々の腰が弾けるように反った。瞬間、一段と膨張するペニスに男の射精が近いことを感じ、それを阻むように手が股間に伸びる。しかし間に合わなかった。
「やめてぇ〜!中でしないでぇ〜!!」
それまで激しく抜き差ししていた男の動きが深々と突いた途端、突然止まった。と、同時に腰が小刻みに震えた。男は渾身の射精で欲望の集大成を弾けんばかりに注ぎ込んでいた。
ドピュっ!!ドピュッ!!ドピュッ!!
「い〜っ!!!!!んんんぁあぁ〜っ!」
男は天を仰ぎ、獣のような咆哮をあげた。
450スコットランド:2010/12/08(水) 10:15:15 ID:mHTK9QjC
「いやぁ〜!!」
はっきりと子宮口に当たる男の熱い精液を感じて、美寿々はカッと目を見開き絶叫すると、両手が思わず男の腕を掴む。
「はあああ〜っ、ぐっはああ〜、ああぁあぁ〜」
低く何かに耐えるように男は唸り、ありったけを放出している。
美寿々の乳房を強く揉みしだく度に男の精液が発射されていく。
ドクッ、ドクッ!!ドクッ、ドクッ!!
弾けるように美寿々の中で射精が続けられた。最悪の結末であった。
451スコットランド:2010/12/08(水) 10:15:41 ID:mHTK9QjC
男の射精は凄まじく、子宮口の入り口に激しく一直線に放たれ、子宮入り口で勢い良く跳ね返り膣内を弾け散るほどのものであった。
名器と呼んでもいい美寿々の秘孔が男の射精を早め、更に濃いものにした。信じられないことだが、腰の律動を開始してから射精するまで1分も経っていない。それほど男を狂わす魔性を20歳で美寿々はすでに持ち合わせていた。
「ああああああああああああ〜っ!」
今度は美寿々が絶望の喘ぎを上げた。
美寿々は男の凄まじい射精を子宮で痛いくらい感じた・・・乳房を弄ばれながら。
452スコットランド:2010/12/08(水) 10:16:24 ID:mHTK9QjC
男の汚らわしい白濁液を聖域に浴び、美寿々は心身ともに喪った。そして男との性関係が成立したことを深く刻み込まれた瞬間でもあった。
射精しながら男が激しく乳房を揉みしだく。人差し指と親指で勃起した淡いピンクの小さな乳首をこねくり回す。
美寿々の汚れなきピンクの膣内に生温かく濃いドロッする黄味がかった乳白色の精液があっという間に満ち溢れる。一瞬にして、膣内の美寿々の愛液と処女膜が破られた血と男の体液が混ざり合った。
果てしなく射精が続くかのような物凄い大量の精液の放出量であった。それだけ、男の性衝動を美寿々の肉体が刺激したということである。
男の乳房への揉みと射精が連動しているようであった。
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ
凄まじい射精の感触が熱い膣内から痛いように全身に伝わる。男の射精よる痙攣も伝わった。
美寿々は目の前が真っ暗になった。鼻に男の汗臭さと濃い精液の混じったツンとした匂いが厭でも入ってくる。
目の前におぞましき白目を剥いた悪魔が全身に汗を滴らせながら、自分の中に熱い精液を精嚢が空になるまで絶えず発射している。
果てしない射精を無抵抗でぐったりして受け入れながら美寿々はただ目を男からそらし涙をこぼしていた。
453スコットランド:2010/12/08(水) 10:18:37 ID:mHTK9QjC
美寿々の頬は絶望と悲しみがごっちゃ混ぜになり真っ赤になっていた。涙が絶えずその上を流れていた・・・
男の性器を女性の一番大事なところに入れられ、大切に守ってきた処女を奪われ、そして最後まで受け入れてしまった・・・
未来のだんな様に捧げたかった純潔。それが無残に最も嫌悪する獣に奪われ、関係をつくってしまった・・・しかも、もしかすると妊娠の可能性も起きうることをされてしまった。
それは受け入れたくなくても受け入れざるを得ない悪魔との性契約の成立、処女喪失が刻み込まれた瞬間でもあった。
奥手の美寿々でも本能的にそれを感じ取り、悲しみに打ち震えた。図らずも恋人でもない獣のような男のおどろしい凶器のようなドス黒い極太ペニスによって理性とは別のところで少なからず感じてしまった自分を恥じた。
つい数分前まで、成人の男の剥けた性器を見たことがない奥手の美寿々が。そして決して消すことのできない恐ろしい現実・・・そういう現実を受け入れなければいけない、過酷な運命を感じるやまた涙がボロボロ零れ落ちた。
対照的に男は思いのたけを十分に満たし、ドロドロの濃い精液で一杯にした美寿々の膣の中に自分のまだ勃起したままのペニスを入れたままどっと力を使い果たしたのか美寿々の上へ折り重るように突っ伏した。
454スコットランド:2010/12/08(水) 10:20:49 ID:mHTK9QjC
男は肉厚の薄い乳房を揉みしだきながら、倒れざまに美寿々の固く尖った薄いピンクの乳首にかぶりつく。男の粘り気を帯びた唾液が美寿々の乳房を覆いつくした。
男は、乳房を絶えず揉み続け、手での柔らかい感触を楽しんだ。舌の先は乳首を捉えチロチロ刺激するように舐めまわした。執ようにチューチュー強く吸ったり、ころがす様にベロベロ舌で舐めたり、時折歯で乳首を噛んだりして味わっていた。
男の乳房の攻めの最中でも膣内のペニスは勃起した固さを保ち、ジンジンした射精後の亀頭を更に精液でコーティングされた膣襞に当てこすり刺激し、後汁を中へ放出していた。それは、新たな快感を見つけ楽しんでいるかのようであった。
美寿々の両足は投げ出されたように大きく開き男の挿入をまだ受け入れていた。抵抗の素振りは微塵もみせずただマグロのように横たわっていた。
その時、下に組敷かれた美寿々の股間は、男にされるがまま流している屈辱の涙と同じようにお互い重なりあった性器の隙間から大量に体液が流れ出すのであった。
それは美寿々が出した愛液であり処女膜の裂傷の血であり、男の精液であった、それらは混じり合い一体となったおどろしい色の液体となりドロドロ下へ垂れ流れ出ていた。二人は完全に繋がったということを天に認めさせているようであった。
傍から見ると、それは愛撫を繰り返し愛を求めている男女にも見えたからである。まさにそれは美寿々にとっては残酷の、男にとっては極楽の対照的な交わりであった。
455スコットランド:2010/12/08(水) 10:21:36 ID:mHTK9QjC
処女の膣内は、『業界で有名な男』という卑劣な陵辱者の精液で満たされた。
この日、美寿々は少女ではなくなった。美寿々の処女を奪った男は、永遠に『業界で有名な男』という自分の父親と同じ年配のヤクザ風の男であると決まってしまった。
「ハァハァ、これでお前は、めでたく俺の女になったんだ。明日も抱いてやるからな、美寿々!」
ぴったりと身体を重ねて男は言った。まだ腰を揺すっている。
「わかったかと聞いてるんだ。返事をしろ!」
「うう・・・は、はい・・・」
陵辱に火照った顔をした美寿々は泣きながら口にした。
「よし。明日も同じ時間にここへ来い」
満足げに頷くと、男はゆっくりと美寿々に唇を重ね、いつまでも甘い口腔を味わった。
射精が終わってもヒクヒクと蠢く美寿々の膣内はまるで男自身を抱き締めているかのようであり、抜く気になれない。男はしばらく情事の余韻を楽しんだ。
やがて男は、ペニスが十分に収縮すると秘穴から引き抜いた。男は思いもよらぬ快感を与えてくれた身体を見下ろし、自然と笑みがこぼれた。
(ふふふ、最高のオマンコだな・・・。1週間女っ気がなかったとはいえ、この俺がこんなに早くイクとは・・・。コイツはとんでもない掘り出し物だ。予定を変更してもう2,3日ここにいるとするか・・・)
恥ずかしげにひっそりと閉じられていた秘密の花園の扉は無惨にこじ開けられぽっかりと空洞が開いている様だ。柔らかなピンクの肉襞が淫唇からはみだし逆流した精液と破孔の証がトロトロと滴っている様が無惨だった。
美寿々は、生気を失った焦点の定まらぬ目で呆然と外の景色をただ眺めていた。深夜だというのにほのかに明るかった。
456スコットランド:2010/12/08(水) 17:09:47 ID:mHTK9QjC
一晩抱かれれば済むはずだった。
しかし、美寿々の処女を奪った次の日もその次の日も男は美寿々を部屋に呼びつけ、その瑞々しい身体を貪り喰らうように抱き続けた。
2日目までは、苦痛と拒絶に泣き叫んでいた美寿々だったが、3日目の昨日は、男の執拗な愛撫や責めに対し、嫌がる気持ちとは裏腹に確実に反応していた。
対面座位で絶頂を迎えた男の射精がもう少し遅ければ、あるいは性感の極みに登り詰めていたかもしれない。
その証拠に男から開放された後、自室に戻り、汚された身体を丹念に洗い流した後でも身体の火照りが治まらず寝付けなかったため、美寿々は滅多にしない自慰で解消した。
今日で4日目。明日は日本へ帰る日だ。男もイタリアへ向けて出国する日でもある。
今晩さえ凌げばこの生き地獄から解放される。ただ、昨日の身体に覚えた感覚から今日は男の責めにイカされるのではないかという予感があった。
それは男の陵辱に屈服することであり、何としてでもその事態は避けたい。美寿々は重い足取りではあったが、懸命な思いで男の部屋へ向かっていた。

457スコットランド:2010/12/08(水) 17:12:02 ID:mHTK9QjC
美寿々は、ブラウスを左右にはだけられ、プリーツスカートもまくり上げられて乳房も下半身も剥き出しという格好でベッドの上に寝かされていた。
男は、美寿々の上で逆向きに四つん這いになり、腿を腕で抱え込みぐいとさらに左右に広げた。
「イヤっ、見ないで・・・」
丸出しにされた股間を隠そうと慌てて脚を閉じようとするが、勿論無理だ。
男の頭がぐっと股間に近付き、いきなり熱い舌が秘裂を舐めあげた。
「きゃあっ!」
思わず目を開けてしまった。目の前の光景に息が止まる。
「ひっ!」
男のペニスが堅い棒の様になって腰から生えている。顔のすぐ上に赤黒く毒々しい亀頭が視野に入る。
(こ、こんなに大きいなんて・・・)
真正面からだと、大きさや凶暴さに圧倒され、また目をつぶってしまう。ゾロリと秘裂を舐められた。
「ううっ、舐めないでっ」
いやらしい舌でずるり、ずるりと陰部を直接舐められる。嫌悪とその舌の感触に美寿々は動転していた。煌煌と明かりの点いたホテルの一室でこんな破廉恥な行為に及ぶとは・・・。
腰は抱え込まれてまったく身動きできない。その状態でひたすら女陰を舌で弄ばれる。熱い舌が淫裂を往復する。
「ら・・・めぇ・・・そこは・・・」
目を開けるとペニスが見えてしまうので開けられない。しかし目をつぶると、舐められている股間ばかりに意識が行ってしまい感覚が鋭敏になってくる。
自分の格好も容易に想像できる・・・脚を大きく広げられ、いいように股間を舐めしゃぶられているのだ。何度犯されても、舐められるのは慣れなかった。
包皮に包まれた突起を舌で探り当てられた。
458スコットランド:2010/12/08(水) 17:13:25 ID:mHTK9QjC
「そこはダメッ!」
哀願するが聞き入れられない。舌はグリグリと探り当てたクリトリスを舐め回す。柔らかな、それでいて執拗に粘膜で包む様な責めに、クリトリスが大きく尖ってくる。びんと腰に感じてしまう。
男は、美寿々の女陰全体をべちゃべちゃに舐めしゃぶりチューチューとクリトリスを吸い上げる。
「うううっ・・・」
美寿々は身体をびくつかせ、突起から送り込まれる痺れに耐える。髪をばらばらにして、紅潮した顔を左右に振るばかりだ。
男はまだ開ききっていない淫唇を唇ではさみ、引っ張る。舌でゾロリと秘穴を舐め、先を尖らせてずぶりと埋める。粘液で濡れてきた肉裂を、左右に舌でゆっくり開いていく。
「だめ・・・らめ・・・」
ずるりと割れ目を下から舐め上げられると痺れが足先から脳天まで衝き抜ける様な快感が走る。舐め上げる軌跡の頂点で、突起を舌でぐりぐりされると、腰が浮いてしまうほど感じる。
「くぅぅっ」
クリトリスに男の下唇が当たったまま、淫裂に舌を突っ込まれてずぼずぼ激しく出入りさせられる。少し粘り気のある液体も穴から分泌されている。
男はベッドの上で、美寿々にさんざんいやらしい声を上げさせ陰唇が真っ赤に充血するまで徹底的に舐め立てた。どれだけ舐めても飽きない、素晴らしい肉体だった。クリトリスはふやけてしまったのではないかと思いくらいにしゃぶり抜かれた。
男の執拗な責めに、美寿々はマゾっぽく咽び泣く様に、はあはあ喘ぐ事しかできない。
459スコットランド:2010/12/08(水) 17:14:48 ID:mHTK9QjC
「だめです・・・」
男は逆向きになり美寿々と正対すると、美寿々は紅潮しきった顔で男を見つめ、やっとの思いで口にする。
男は、美寿々が十分に感じている様子に満足し、顎を掴み、激しく舌を吸った。
舌を抜こうとしても、もっと強く吸い上げられる。息をするのを忘れ、気が遠くなる。
力が抜けたのに乗じて、男は美寿々の舌と自分の舌を絡ませ本格的なディープキスを始める。
二人の鼻息が荒くなってきた。一度絡めとられた舌を舌で愛撫され、舌を放すのか引っ込めるのかどうしていいか、美寿々はもうわけがわからない。
ようやく口が離れる。自分の口と男の口との間で唾液が糸を引くのに気が付き、その淫靡な様に20歳の若い娘は顔を真っ赤に染めた。
舌を吸われている間にますます股間がじんじんと熱くなっていた。
「美寿々、感じてるな」
「ええ?」
動揺する美寿々の唇がまた吸われた。その隙に、男は勃起した薄いピンクの乳首を摘み上げた。
「いひっ!」
ぐんと身体が仰け反る。連日に及ぶ男の愛撫で乳首が敏感になっていた。
「そろそろ入れてやるよ」
男は頃合だと見て、美寿々にまとわりついていた服を全て剥ぎ取ると、そそり勃つペニスを美寿々の愛液で濡れきった淫裂に押し当てた。
460スコットランド:2010/12/08(水) 17:15:46 ID:mHTK9QjC
(こんなこと続けていたら赤ちゃんができちゃう!)
「ちょっと待ってください!お願い・・・せめて避妊してください」
「じゃあ、これを飲め」
男はベッドサイドの引き出しから錠剤を取り出すと、美寿々に渡した。
美寿々は男を嫌悪しているものの連日の情事にいくらか慣れてきたのか、それとも今の状況が分かっていないのか、裸体を隠そうともせず上体を起こすと男から錠剤を受け取った。
「これは・・・?」
訝しげに美寿々が訪ねると、男は面倒くさそうに答えた。
「ピルだ」
「ピル・・・」
ピルとはどういうものか奥手の美寿々にも分かるが、手にするのは初めてだ。
「このピルは即効性のあるもので、飲んでから5分もすれば効果が現れる。だから安心しろ。妊娠の可能性は全くない」
(ふふふ、即効性があるのは間違いないが、それはピルではなく強力な媚薬だ。今日こそイカせてやる・・・)
偽ピルを手に飲むことを躊躇う美寿々に男は、冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを放り投げる。
「この水で飲むがいい」
「あ、ありがとうございます・・・」
(これから犯そうとする男に礼を言うとは・・・育ちの良い娘は違うな、ふふふ・・・)
それでも服用することに躊躇う美寿々にしびれを切らした男は、
「自分で飲むことができないのなら、俺が口移しで飲ませてやろうか?」
と、美寿々の顔に臭い息を近づけてきた。
「いえ、自分で飲みます」
と、男に背を向け慌ててベッドサイドに座り直すと、慌ててペットボトルのフタを空け、偽ピルを口に含み、飲み干した。
461スコットランド:2010/12/08(水) 17:16:40 ID:mHTK9QjC
男は媚薬の効果が現れるまでたばこを吹かしながら、美寿々のすぐ後ろでシミ一つない白い背中に見とれていた。
しばらくすると、美寿々は身体の変化に気がついた。股間が熱くなり始めている。
(えっ!?)
美寿々が驚いて男に振り返る。男は、ただにやにやと笑っている。
美寿々の身体は、ヴァギナや子宮を中心に熱を持ち始めた。知らず知らずのうちに、美寿々は太ももをすり合わせ始める。治まりかけていた性感がぶり返してきた。呼吸も荒くなってきて、白い素肌はだんだんと赤みを帯びてきた。
(さっきの薬・・・何か、入っていたの?)
美寿々はそう思ったが、もうどうにもならない。
「な、何を飲ませたんですか!」
「どうかしたのか?」
「なんだか身体が熱いんです。本当にこの薬はピルなんですか?」
トロンとした目で男の目を見つめる美寿々。
「ああそれはな、ピル特有の副作用だ。気にすることはない」
男は美寿々の横に座り肩を抱きながら答える。
美寿々は男から目線を外すと、男のそそり勃つペニスが目に飛び込んできた。いつもなら直視できないのになぜか目を離せない。
(どうして!)
「欲しいのか?ん?」
いつの間にか美寿々の股間で男の右手が動いている。しかし、美寿々はその行為に抗おうとしないばかりか、手が動きやすいように股間を開き始めた。
462スコットランド:2010/12/08(水) 17:17:42 ID:mHTK9QjC
「ビショビショじゃないか。おまんこが熱くてしょうがない。そんな顔だな」
「・・・」
(わたし・・・どうしたの?ああ身体が疼く)
「ふふふ・・・」
(もうどうなってもいい・・・めちゃめちゃにして・・・)
いつものような瀬戸際での抵抗はない。むしろ一時でも早く男を受け入れたいようにも思える。美寿々は、蕩けた瞳で天に向かってそそり勃つペニスを見つめたままだ。
男は、そんな美寿々の横顔をしばらく見つめていたが、おもむろに左手で美寿々の後頭部を掴むと男に顔を向けさせた。そして美寿々の唇に貪り付くと、口腔を犯し始めた。美寿々も男の行為に応え、自ら舌を絡ませる。
しばらくすると、男はペニスに人の手を感じた。目をやると美寿々の右手が男の屹立したペニスを扱いているではないか。男は美寿々の積極的な行為に歓喜した。
(おおっ!この薬はいい!)
十分に若い娘の口腔を味わうと、男は美寿々の口から離れたが、まだ足りないとばかり美寿々は、男の口に向かって自身の舌を出して口を寄せてきた。ペニスを愛撫する右手の動きは休まない。
「咥えてみるか?」
何かを訴えるかのような潤みきった目で男を見つめる美寿々に問うと、美寿々はコクンと小さく頷いた。そして、ヨロヨロと立ち上がると男の股間に座り込んだ。
「大きいっ!」
美寿々は無意識につぶやいた。硬くそそり立っている男のペニスは、間近で改めて見ると逞しささえ感じる。この太く長いペニスを体内に受け入れる姿を想像し、美寿々の頭は少しぼぅっとなった。
(これが・・・私のオトコ)
美寿々の膣口からは更に愛液が染み出し、カーペットを濡らす。足とカーペットの狭い隙間から、幾筋かの液体が垂れていやらしい線を書いた。美寿々は男のペニスに見蕩れる。
「お、おい・・・」
勃起したペニスを凝視されている気恥ずかしさに男が戸惑う。
美寿々は決心するように小さく頷くと、そっと口元をペニスへ近付けた。ベッドサイドに腰掛けた状態の男に美寿々は正座をしながら近づく。ペニスから雄の匂いが漂って来たが、今の美寿々には不快ではない。
美寿々は、男の両股に手を置くと、小さい舌を伸ばして男のペニスを根元から舐め上げる。
「んんっ」
男の呻きとともにペニスがビクンと跳ねる。
463スコットランド:2010/12/08(水) 17:18:34 ID:mHTK9QjC
健康な色の舌が男のペニスの裏側を徐々に移動した。上まで辿り着くと、雁首の溝をなぞるようにくるっと舐め回して上部を咥える。
美寿々の暖かい口の中でペニスが暴れ、急激に膨張した。
「うむぅ」
鈴口から次第に先走り液が漏れ出すと、美寿々はそれをくちゅっと吸い込んだ。美寿々の口の中にぬるりとした塩味が広がり、その感触が官能のアクセルを更に加速する。
一旦口を離した美寿々は、唾液でぬちゃぬちゃになった舌をそっと伸ばした。綺麗な指先を男のペニスの根元へ絡め、美寿々は甘く優しく扱き立てる。そして濃く茂った男の陰毛を掻き分て手を動かした。
「う、ううぅぅ・・・」
顔を近付け、舌腹を押し付けるようにペニスの上部を舐め擦る。
「み、美寿々っ・・・」
男は快感のあまり、美寿々の頭を掴んでいる両手に力が入る。
男が小さく身体を揺するのを感じて、美寿々は一層奉仕に力を入れた。
たらたらと唾液を吐き掛けるようにして、美寿々は男の象徴を濡らす。美寿々の濃く重い唾が、まるでシロップか何かのようにペニスを飾った。全体をぬちゃぬちゃと舐め回した後で、もう一度ペニスを口の中に含む。
「ん、ん、ん」
美寿々が顔を上下に動かす度に、ショートカットの黒髪がばさばさと広がった。下を向いている為に垂れている美寿々の小さな乳房が釣鐘のようにぷるぷると揺れる。
「うっ!」
美寿々の熱心な愛撫に堪らず男は小さな叫び声を上げた。美寿々の頭を押さえていた男の手が小刻みに震えて美寿々の技巧を評価する。額に皺を寄せた男は、身体の位置をずらして美寿々の胸元へ手を伸ばした。
「ううん、うふぅう」
男の無骨な右手が乳房を揉む。
「あああ、んん」
くにゅくにゅとまるで乳でも搾るかのように揉まれ、美寿々は甘い鼻声を上げる。
美寿々のかわいらしい乳房が男の手に包まれ、可憐な乳首が指の間で転がされた。
「お前・・・巧いな・・・フェラをしたことがあるのか?」
美寿々はペニスを頬張ったまま顔を左右に振る。そして褒められた礼を言うように情熱的に舌を使う。鼻先から情感の篭った息を吐きながら、美寿々の頭が一心不乱に動いた。美寿々が深々とペニスを飲み込む度に頬がぴくんぴくんと収縮して震える。
464スコットランド:2010/12/08(水) 17:21:33 ID:mHTK9QjC
「むううぅぅ、んんん・・・」
ペニスに添えるように当てた美寿々の指先が口を助けるように愛撫を強めた。美寿々は、ペニスを根本まで飲み込みながら上目遣いに見上げた。
「ん・・・」
男が自分の奉仕で感じているらしいと見て取り、美寿々は、喜びのあまり目を潤ませる。
そして、すっかり濡れそぼった股間をもじもじと擦り合わせた。フェラチオによるものか、薬によるものか、今となっては判別しがたいが、だらしなく濡れている股間がとても熱い。
美寿々は、更にペニスを飲み込んでは吐き出し、吐き出しては咥えた。
「はむぅぅ・・・はあぁ」
乳房が波のように揺れ、硬く尖った乳首が存在を誇るように動く。
唇を窄めた美寿々は、きゅきゅっと肉棒を吸い込むように愛撫する。
ゆっくりと男の怒張を扱き、舌は亀頭を舐め回す行為を繰り返す。それから、美寿々は舌の全体でペニスの先端を味わって喉の奥へと導いた。美寿々の指先が上下運動を早めると、口の中でペニスが最大限に膨張する。
「ふむぅ、ふんん、くふぅ」
美寿々の唇からは、唾液とペニスの先走り液がだらしなく流れ落ちる。
「ああん、あ・・・ん・・・」
顔を真っ赤に火照らせた美寿々は、頬を収縮させて口から竿の出入りを繰り返した。
「もういい、出ちまいそうだ・・・」
不意に男は、身体を起こして美寿々の頭を掴むとペニスから離れさせた。
ペニスと美寿々の唇の間に、粘っこい唾の糸が掛かって切れた。
情欲の頂点に達した男は、美寿々をお姫様だっこをするとベッド中央に横たえた。
突然、男にとって信じられない光景が現れた。何と美寿々は男に秘孔を見せつけるかのように膝の裏に手を当ててゆっくりと脚を開いたのだ。
465スコットランド:2010/12/08(水) 17:23:47 ID:mHTK9QjC
「ほ、欲しいの・・・早く・・・早く抱いてください・・・」
媚薬で精神が崩壊してしまった美寿々は消え入りそうな声で哀願した。
男は美寿々の言動に歓喜した。あの清純派女優住吉美寿々が尻の穴が見えるまで自らの股を広げ、自分に交尾を求めたのだ。
顔を真っ赤にし、M字開脚で男を見つめる様は娼婦そのものだ。半開きの口元からこぼれる唾液が妙にいやらしい。
(とうとうこの娘は俺に屈服した!)
興奮の絶頂に到達した男は一頭の獣になり、若い雌の裸体に素早く取り付いた。
汚れを知らないようなピンクの秘孔は、噴出する自身の愛液でぬるぬるになり、尻の穴を伝ってシーツに染みを作っている。ぱっくりと割れた淫裂は男のペニスを求めヒクヒクしている。
男は、美寿々の献身的な愛撫でこれ以上ないほど屹立しているペニスを秘孔にあてがい、腰を前に押し進めると底なし沼にはまるようにズブズブといとも容易く膣奥まで呑み込まれた。
「はああああっ!」
またしても、男の凶暴なペニスで貫かれてしまった。しかし今回美寿々は、屈辱や絶望ではなく歓喜のあまり声を上げる。男は構わずに腰を深く突き込み始めた。
「あ、あ、あ、あ、あ」
美寿々の身体は早くも快感に震え、口からは小さな悲鳴が漏れる。
早くも美寿々は男の動きに合わせ下から腰を使い、より深い結合を求めた。びっちり結合した秘部同士がヌチャ、ヌチャっと粘液がにちゃつく音を作り出す。最初からびちゃんびちゃんと激しい水音がして、男を愉しませる。
466スコットランド:2010/12/08(水) 17:25:14 ID:mHTK9QjC
「美寿々っ、オマンコがもの凄い濡れ方だぞっ!」
「ああっ・・・いやっ、言わないでぇ!」
媚薬のせいでピンクに染まった肢体を悶えさせる。実は挿入された瞬間から達しそうな状態が続いていた。
「アウっ・・・アアッ」
美寿々は、男にみっちりペニスを埋め込まれ、抜き差しされて、日に日に感じる様になっていた。美寿々の肉襞は男の太いペニスにぴったりと張り付き、奥へ奥へと飲み込むようにぐいぐいと締め付ける。
「美寿々っ、なんて締め付けなんだ・・・そんなに俺のことが好きか!」
「いやあっ、違う、違うの!」
美寿々の腰は痺れきり、肉裂を突かれる度に快感がびんびんと全身に走る。
男もぐんぐんと募る快感に酔った。
そのまま巧みに片足を交錯させて松葉が絡み合う様なスタイルをとる。美寿々の動きはこれによってすっかり男の支配下に置かれてしまった。自由がまったく利かない。
男はしたり顔で指先を亀裂の上端へと伸ばし、クリトリスを圧迫した。
「あ、あ、・・・すごいっ!」
知らず、自分を陵辱する男を褒め称える美寿々。
媚薬による性交は、あまりにも強烈な体験だった。美寿々がいくら聡明でも、この体験が一般的な女性から見て異常過ぎる体験であると実感することができない。
美寿々は薬でおかしくなっていることが分かっていない。今日のことを予感したとおり、自分はとうとう男によって肉欲に溺れる身体になったと思っていた。
「ううう・・・ダメ!おかしくなりそう!」
美寿々が白い喉元を晒し仰け反った。
男はクリトリスを責めたてながら、ヌチャヌチャと抽送する。ここぞとばかり責めて責めて責めまくった。
467スコットランド:2010/12/08(水) 17:27:02 ID:mHTK9QjC
「あっ・・・あああぁん・・・はぁ・・・あっ、いや・・・やめて、そんな・・・いい!いいの!」
美寿々が初めてセックスの喜びを口にした。
そんな美寿々の淫靡な肉声は、男にとって快い伴奏となった。
ペニスの動きもさることながら、前に伸ばした指の動きもかなりのものであった。クリトリスはさんざん弄られて、今にも破裂しそうに膨らみ、肉裂は後から後から溢れ出る媚液で洪水に見舞われた。
「どうだ!美寿々!」
ペニスをはめ込んだまま再び正常位へ移り、尻肉を抱えてびっちゃん、びっちゃんと腰を打ち付ける。
「そんな・・・ああっ!いい!気持ちいい!セックスがこんなに気持ちいいなんて、ああっ!」
美寿々はあれほど嫌悪していた男をとうとう心まで受け入れた。
男のペニスによる初めての絶頂の瞬間がそこまできている。
男のピストン運動は最高潮に達した。吊り下がった玉袋までがビタビタと美寿々の内股を叩き、美寿々の性欲を異様に昂らせた。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、いい・・・もう、私・・・」
陵辱されているにも拘わらず、急激に募る快感に耐えきれない美寿々はもう何が何だが訳が分からなくなり、とうとう泣き出した。紅潮したきれいな顔は、今は涙とヨダレでぐちゃぐちゃになっている。恥ずべきよがり泣きだった。
理性が飛んだ美寿々の体は、男から与えられる快感に忠実に反応していた。すっかり一匹の雌と化した美寿々は、今では男の動きに合わせ自ら腰を動かしている。そうしながら男に口付けを求め舌を出し、それに男が応えると、今度は男の顔を両手で掴み自ら舌を絡ませる。
完全に美寿々は気をやる事を身体で表した。
男の頭を抱き締めると、股間の括約筋がピリピリッと収縮を始めた。股間に埋め込まれた男のペニスをギリギリと締め上げる。そして快感を逃さないようにと無意識に男の腰に両足を絡みつかせる。
468スコットランド:2010/12/08(水) 17:29:44 ID:mHTK9QjC
室内は美寿々の嬌声と男の荒い息づかいに満ちていた。それは、親子ほどの年齢差に違和感はあるものの、第三者には完全にお互いを求め合い貪りあう男女の交わりに写る姿であった。
男は強烈な美寿々の膣の締め付けに喜びと苦悶の表情を浮かべながら射精を耐え、一層深くペニスを突き込む。
「あはあっ・・・ああっ・・・イクッ・・・イッちゃう!」
美寿々は初めて男にイクことを告げた。清純な美寿々が〈イク〉という言葉を発したのだ。
美寿々の身体は淫らにうねり、ブルブルと痙攣を始めた。初めての絶頂が近いのは明らかだ。
必死にしがみつく美寿々の爪が男の背中に食い込んでいく。
自身の愛液で潤みきった膣は、雌の本能がそうさせるのか子宮が下りてきて男の精液を求める準備を始めた。
男は待ちに待った美寿々の反応に歓喜し、美寿々の腕を振りほどくと上体を起こして華奢な腰をしっかりと掴む。そして大きく息を吸い込み、最後のスパートに入る。
何としてでも己のモノで美寿々をいかせたい。男の腰はまるで高速に動く機械の様にびたびたと肉裂に打ち込んでいる。
「おおっ、美寿々っ!・・・出すぞっ!」
「ああっ、来てっ!お願いっ!ああぁ〜・・・」
美寿々は白い喉元を晒し大きく仰け反り、喉の奥が見えるほど大きく口を開け、歓喜の絶叫を上げるのと同時に膣がより深い結合を求めるかのように、無意識のうちに男を乗せたまま激しく身体が反り返った。
これまで以上にペニスを根元から亀頭へと吸い付くように締め上げ、男の射精を求める。子宮口は亀頭に吸着し子宮に飲み込まんばかりだ。
469スコットランド:2010/12/08(水) 17:30:54 ID:mHTK9QjC
「あんっ、あっ、あ、ああああ〜!!!」
男の渾身の一撃が膣奥を抉ると同時に美寿々はより一層嬌声を上げ、全身をびくびくと痙攣させた。
男は、ギュッと締め付けるあまりの快感に射精寸前まで追い込まれたが、強靱な意志で耐えた。
「はぁ〜、はぁ〜、はぁ〜」
全身の力が抜け、どっとベッドに沈み込むと、美寿々は眉間にしわを寄せ、歯を食いしばり、肩で深く息をしていた。美寿々が男のペニスで絶頂に達した初めての瞬間だった。
美寿々の身体と膣内はビクビク痙攣し、溢れんばかりの愛液を放出していた。
その瞬間、男は己のペニスで絶頂に導いた美寿々の顔を見た。虚ろな半開きの目と涎が溢れる口。頬は真っ赤に上気し、発汗も著しい。それは絶頂に達したオンナそのものの表情であった。
ブルブル震える火照った肌理の細かい白い肌、固く尖った薄いピンクの乳首、自らの愛液で濡れそぼった薄めの股間の陰毛と自らの愛液で満たされた膣内の襞の感触・・・美寿々の悦びとも取れる反応と吐息を男は肌とペニスで感じ取った。
470スコットランド:2010/12/08(水) 17:35:09 ID:mHTK9QjC
男の視線を感じた美寿々は、はっとすぐ我に返り顔を背けた。
美寿々の顔は、陵辱されているにも拘わらず自ら腰を振り男を求め、そして快感の絶頂に登り詰めたこととその様子を一部始終男に見られた恥ずかしさで真っ赤になっていた。
男は、美寿々を最後まで導いたことでプライドを満足させた。もう射精を我慢する必要はない。
男は美寿々に突っ伏し身体を重ねると強く抱き締め、一度ギリギリまでペニスを引き抜くと、最も深いところまで一気に腰を打ち付けた。
最大に膨張したペニスが奥深くまで突いたかと思うと動きがとまった。その瞬間、美寿々は男の情欲の全てを受け止めるかのように男の背中と頭を掻き抱いた。
「ううっ!」
「ああ〜!」
二人が声を上げたのは同時だった。
男は苦しそうに眉間にしわを寄せ低く唸ると、反り返った美寿々の細く長い首を噛みつくように口づけ、ヒクヒクと蠢く膣奥に腰を震わせながら射精しはじめる。心臓が止まりそうな快感だ。
登り詰めたことによって意識が朦朧としている美寿々は、荒い呼吸を繰り返しながら断続的に子宮口にかかる夥しい熱い精液を雌の持つ本能でしっかりと受け止めていた。まるで喉の渇いた者が水を飲み干すかのように・・・
男は、美寿々の首筋に荒々しく口づけながら射精を続け、一滴残らず出し切ると身を起こした。そしていつものように乳首にかぶりついた。
男の粘り気を帯びた唾液が美寿々の肉厚の薄い乳房を覆いつくした。
男は、乳房を絶えず揉み続け、手での柔らかい感触を楽しんだ。舌の先は乳首を捉えチロチロ刺激するように舐めまわした。
鼻息を荒くして固く尖った薄いピンクの乳首を執ようにチューチュー強く吸ったり、乳首をころがす様にベロベロ舌で舐めたり、時折歯で乳首を噛んだりしてなおも攻め続けた。
精のうがカラになったにも拘わらず、男は腰を揺すり続けている。まだ精液を飲み足りないかのようにヒクヒクと蠢く膣内の気持ち良さに、美寿々からペニスを抜く気になれないのだ。
471スコットランド:2010/12/08(水) 17:36:36 ID:mHTK9QjC
一方、美寿々の両足は、未だ男の腰に絡みついていて離れようとしない。美寿々の身体と膣の二重の抱擁に男は至福の時を味わっていた。
(漸くこの娘を征服した・・・)
愛撫し続けた胸から口を離し、男が美寿々の顔を伺うと、うっすら開けた焦点の定まらぬ瞳で男を見つめていた。
男は、キスをしようと涎でてかった美寿々の唇に男のそれを近づけると、美寿々は口を開け舌を出し自ら男の口に重ね、積極的に男の口腔に舌を入れ込んだ。
媚薬に狂わされてるとはいえ、昨日までマグロ状態だった美寿々が積極的に男を求めている。
いつの間にか男と美寿々は愛し合う男女になっていた。

その後、バスルームで一度、ベッドに戻ってからも幾度となく、互いを貪りあった。
男の執拗な責めに耐えきれなくなった美寿々が何度も性感の絶頂を迎え、よがり泣きしたうえ気絶しても、男はピストン運動を止めようとはせず、文字どおり精魂が尽き果てるまで何度も何度も美寿々を犯し続けた。
白夜は時間の感覚を麻痺させる。疲れ切った男が失神している美寿々を解放し、抱き合うように眠りについたのは明け方であった。
その日の昼近く、全裸のままの美寿々が目覚めると、既に男の姿はなかった。美寿々に何も告げず、ホテルを出たらしい。
ベッドは男と美寿々の身体から噴出した体液でビショビショに濡れていた。昨夜の情事が如何に激しかったかがうかがえる証しである。
長い長い美寿々の白夜が終わった。媚薬の効果が失った美寿々にとっては、失意と後悔の念だけが残った。昨夜までの情事を思い出す度、絶望のあまり心が死にそうになる。
472スコットランド:2010/12/08(水) 17:39:43 ID:mHTK9QjC
その日の夜、美寿々は帰国の途についた。
媚薬に狂わされていたとは知らない美寿々は、心とは裏腹になぜ嫌悪する男に抱かれてあんなにも感じてしまったのか、なぜ男の性器を咥えるほど積極的に男を求めてしまったのか、全く分からないでいた。
悪魔のような男の執拗な愛撫と性技に屈服して、肉欲に溺れる身体になったと恥じていた。
「人間の心は、悪魔には勝てない・・・か」
それでも思い出すだけでおぞましい地獄の4日間は終わった。経緯や結果はともかく、もうあのような醜態を曝さなくても良いのだと思えば少しは気が晴れた。
帰宅するや心身ともに疲労困憊している美寿々は、ベッドに横になったが、途端に悪魔が身体の上にのしかかってくる錯覚を起こし、ベッドから飛び起きては床に座り込み、恐怖でガタガタと震えた。
オフはあと3日あるが、鬱状態に陥っている美寿々は、どこに行く気にも誰とも会う気もせず、ただ漫然と自室で過ごした。
何をするにも億劫で食事も入浴もせず、日がな一日呆然としていた。
ベッドで横になっていると悪魔に襲われる錯覚を起こすので、眠るときはソファで眠った。
早く仕事がしたかった。仕事への集中と時間の経過が恐ろしい出来事を払拭できると信じていた。しかし、美寿々は知らなかった。悪魔は一匹ではなかったのだ。
『業界で有名な男』はイギリスを出国すると、一部の同じような業界人に美寿々との情事を吹聴した。その話が業界内を席巻しつつある。
かねてから美寿々の白い肌を弄びたいと願っていた男たちが『有名な男』を通して、美寿々の所属する事務所社長に圧力をかけるのはこれからである。
美寿々の白夜行は始まったばかりだ。

終わり
473名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 21:35:24 ID:Lzxbpy7s
257さん、スコットランドさん、素敵な作品ありがとうございました。

257さん、良ければ、美寿々視点か美寿々が媚薬飲んじゃったVerも、見てみたいです。
474名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 20:30:04 ID:p4mEzMXq
お二人ともGJ!!最後まで楽しんで読めました!
また是非お願いします!
475320:2010/12/11(土) 09:20:51 ID:aLzhgJJ4
320です。続き投下します。
…の前に注意事項。

導入編もそうだったんですが(その際に言うのを失念してました…)、視点が田村サイドと美寿々サイドで変わりながら話が進みます。
ここから先は、基本3レス毎に視点交代…と思ったのですが、時々2レスだったり4レスだったりします。
どちらの視点かわかるように書いたつもりですが…読みづらかったらスミマセン。

今回ともう一回で終了の予定です。今回は8レスいただきます。では。
476320:2010/12/11(土) 09:22:27 ID:aLzhgJJ4
キスは段々と深みを増していった。
田村の両手があたしの顔を捕らえて離さない。
角度を変え舌を絡め、様々に攻められて、ただでさえ熱に浮かされたあたしは抵抗を諦めている。
「ん…ふん…う、んむ、んん…」
あたしの声と…粘着質の液体が混ざりあう音。
捩じ込まれた舌が口内を満遍なく撫でてからあたしの舌にまとわりつく、その感覚に頭が眩む。

ちゅぱ、という音と共に下唇を甘噛みされ、ようやく顔が離れた。
細められた目に、大人の男が持つ色気が宿っている。
田村じゃないみたい…。
しがみつくあたしの手を優しく外させると、田村は剥ぐようにブレザーを脱ぎ捨てネクタイを外した。
あたしを視線で縛ったまま布団を剥がし、ベッドの横から軋む音を立てて覆い被さってくる。
目をそらせなくて動揺していると…首に顔をうずめられ、キスを降らされた。
ちゅ、ちゅ、と甘い音がする。壊れ物になったような気分。
…病人だから?だからこんな優しく……
──チリッ
「…っ」
一点に甘美な痛みを感じて思考が遮断された。強く吸われたのだと気づく。
「っ、た、むらぁ…」
呼んだその声が、情けないほど弱々しいものになった。
477320:2010/12/11(土) 09:23:32 ID:aLzhgJJ4
「先生…?」
田村の頭が耳元に近づく。囁いたその声が、吐息が、身震いするほど色を持っている。
「ん、ゃあ…」
思わず顔を背けた。
「耳…弱いですか?可愛いですね…」
確信犯的に囁いてるのがわかる。
耳朶を食まれ、ぞくぞくと背筋を電流が駆けあがった。
「ひゃんっっ!んぁあ…」
舌で耳の穴を探られる刺激から逃れようにも、やんわりと抑えつけられた頭は動かせなくて。
唇で舌で吐息で、さんざんに攻められている。

…ちゃ、ぴちゃ、くちゅ…

全神経が耳に集中したみたいに、その水音があたしを支配した。


そんなだから、あたしを押さえつける手の一方が腰の方に伸びたことに気づいていなかった。
急に下腹部にひやりとした感覚。田村があたしのニット、さらにインナーのキャミソールの下に手を忍ばせている。

「あ…っ、や、ぁ…」
身を捩ると、またお腹が寒い。めくれあがってしまったのだろう。
田村の手が時間をかけてあたしの身体をのぼってくる。

「先生…肌、すっげ、気持ちイイ…」

そう囁くや否や、田村はニットとキャミソールを一気に脱がせた。
上半身の着衣はブラジャーだけ。いきなり無防備な姿にされ、寂しさにも似た寒気を覚えた。
478320:2010/12/11(土) 09:24:58 ID:aLzhgJJ4
手を差し入れた服の下の素肌が、滑らかででも吸い付くようで、すごく気持ちいい。
なんて魅力的なんだろう…余す所なく触りたくて、ゆっくりと手を滑らせた。
細いウエストから、形も大きさも程好い乳房をいだくバストまで、
女性らしい、美しいラインを描いているのが見なくてもわかる。

脱がせてしまうと……ああ、やっぱり白くてとびきり綺麗だ。

ぶる、と彼女が身体を震わせた。
「っあ、ごめんなさい…!」
住吉先生が病人であることも忘れて見入ってしまった。
彼女を抱き起こして腕の中に収めると、俺の身体にきゅっとしがみついてくる。
小さな身体がいとおしい。

顎にそっと指を掛け、キスへ促す。
虚ろな瞳、半開きになった唇…きりりとした普段の住吉先生とは全く違うその表情に、また惹かれていく。
優しく口付けた。性急になっちゃいけない。小さな唇の感触を、ゆっくりと味わった。
「ふぅ…ん…」
鼻から抜ける息のような声のようなそれには、甘い安心感が篭っていた。


ブラジャーのホックに手をかけた。
気づいて身を捩る彼女の口内にすかさず舌を割り入れ、意識を引き戻す。

「ん…んっ、ふ…」

ぷつ、とホックが外れた。
479320:2010/12/11(土) 09:26:42 ID:aLzhgJJ4
唇を離し、ストラップを肩から外す俺に、先生は恥じらいと困惑が入り交じった表情で、それでも自ら腕を抜いて協力してくれた。
抜き取ったブラジャーを床に落とす。
お互い言葉がなく、ぱさ、という落下音がやけに響いた。
大きすぎない、かといって小さすぎない…そのふたつの丸みは小柄な彼女の身にはぴったりと適した大きさに思えた。
先端のぷくりと尖る乳首は、触れてほしい、弄んでほしいと訴えるように主張しており、俺はすっかり見とれていた。

「あ…田村、な、「可愛い…」
沈黙を破った彼女の発語は、素直な感想を漏らして乳房にしゃぶりついた俺によって遮られた。
代わりに、悲鳴にも似た嬌声があがる。
「ひゃ、あ、やぁあっ…!」
柔らかい…ふわふわだ。なのに弾力があって、食むとやんわり押し返してくる感触がたまらなく心地好い。
普段先生はカタいスーツに身を包んで、肉感というものをほとんど感じさせない。
こんなに柔らかいカラダしてるなんて……正直、感動を覚えた。


勢いのまま押し倒した。
ちゅぱちゅぱと乳児みたいに吸いついて、彼女の胸は俺の唾液でべちゃべちゃだ。
「ああ、んん、ふ、ふああぁ…」
鳴く、と表現するのが相応しいような、か弱い喘ぎ声があがった。
480320:2010/12/11(土) 09:28:33 ID:aLzhgJJ4
乳房に唇を滑らせる。圧力に強弱をつけて。
柔らかな丸みに、硬く尖る頂がいじらしい。
滑る唇に引っ掛かるのが、何というかすごくいやらしく感じられた。

素直だなー…先生と違って。
そんなことを考えながら、俺は右の乳首を口に加えた。
「んん!やっ…やぁ…やだあっ…」
舌で押し付けたり、形に合わせてすぼめるように一舐めすると、彼女は一際高い声で鳴いた。
もう一方を右手で愛撫することも忘れない。
俺の手に収めるには少々小ぶりな丸みは、力を入れすぎると快楽よりもむしろ痛みを与えてしまうみたいだ。
弾力を確かめるようにやわやわと揉みしだいた。


夢中で愛撫を重ねていると、髪を引っ張られた。
引っ張ると言っても、俺の頭を掻き抱く住吉先生の手にほんのちょっと力が加わった程度だ。
だがそれで幾分か我に帰り、俺は顔を彼女の方に向けた。

「た、…む…ら…」
大きな瞳を潤ませ、切ない表情を浮かべている。
呼吸が浅くて苦しそうだ。

…ちょっと、おイタが過ぎたってやつかな…。
先生のおっぱいが可愛くて、構いすぎた。
髪に指をくぐらせ頭を撫でてやると、目を細めてほう、と息を漏らした。
熱い吐息が、近づけた俺の顔まで届いた。
481320:2010/12/11(土) 09:30:03 ID:aLzhgJJ4
田村はあたしを好いてるらしい。
そして不本意ながら、あたしもこのゆとりを気に掛けている自分を自覚せざるを得ない。
コイツがいつまでも補助者なせいで今でも時々同じ依頼にあたるけど……
二人きりになるたび動揺してしまうあたしに、田村は気づいてるんだろうか?
何か言われるんじゃないか、また不意討ちのキスがあるんじゃないか。
知ってか知らずか表向き普段通りの田村の態度に内心助けられる、最近はずっとそんな日々だった。


ガラにもなく弱っちゃって、田村に介抱されて。
ダメ、って思いながらも優しいその手に抗えなくて、触れられるたびに自分でも驚くくらい正直な反応をしてしまう。
熱のせいだ…。
そう考えないと、自分が自分でなくなりそうで怖い。

頭を撫でられるとひどく安心して、思わず吐いた呼気には熱がこもった。
そう言えばあたしより歳上だっけ…。
逞しいその手に恋しさを覚えて、撫でられてる上からそっと自分の手を重ねた。
そのままゆっくりと、顔の中心に向かって手を滑らせる。

───ちゅ、
「、先生…」
掌にキスして、舌を這わせた。
482320:2010/12/11(土) 09:31:41 ID:aLzhgJJ4
なんだかお返ししてる気分になった。
しつこく胸ばっか弄るから…。
掌から始まり、指の付け根、そこから沿わせて指の先まで。
キスしたり舐めたり、田村の手があたしの唾液で湿り気を帯びた。


「!…んぅ」
いきなり、強制終了させられた。
田村が自分の手をどけて唇を重ねてきたから。
掌に唇を這わせながら、ほんとは気づいていたのだけれど。
田村の表情に…情欲がくすぶってることに。
そんな風に男の顔を見せられて、あたしはぞくぞくした。

深いキスになった。
田村の息が熱い…いや、あたしの息と混ざってどっち付かずな空気が、口内に充ちてるのかな…。
「…ふ、ふぁ…は、…」
僅かな隙間ができるたび、息と共に熱を逃がした。
身体の芯でじくじくと疼くこの熱が風邪によるものだけではないことを、いい加減あたしも自覚していた。


唇が離れた。
田村は余裕無さげな忙しない顔をして、あたしのスカートに手を掛けた。
ホックを外され、ファスナーが下ろされる。
「先生…ちょっと、腰あげて…」
力が入らなくて、ほんの僅か腰を浮かせるのが精一杯だ。
それでも田村は器用に腰の下に手を滑り込ませ、あっという間にストッキングごとスカートを下ろした。
483320:2010/12/11(土) 09:33:32 ID:aLzhgJJ4
「………」
…やだ、何なのこの沈黙。
田村の目の焦点は否が応にもわかる。
あたしの身体の中心……視線を感じ、太股を擦り合わすようにそこを隠そうとした。
「…可愛い。先生、可愛いですね…」
行為が始まって何度口にされたことか。なのにあたしの身体はいちいちそれを正直に悦んでいる。
…それを決して口にはできないけれど。
「ゃ、だ…」
恥ずかしくて顔を背けた。
「ふふ…そういうのが可愛いって言ってるんです」
太股の間に指が潜り込み、ショーツのクロッチを撫でられた。
「っあぁ…!やぁぁ…っ」
身体が反射的に跳ねた。
布越しの刺激。それから、ぬるり。
濡れているのが自分でもわかってしまい、その上今のでまたじわっと溢れた。
「わ…先生、すごい感度イイ…」
田村のバカ、実況するなっ!
高まる疼きが収まらない。
熱い。もう、やだ……
違う。嫌なんじゃなくて、苦しいようなはがゆいような、
ああ、もう、ぐちゃぐちゃする……

「うぅ…ふっ…ふうぅぅ…ふぁああ…」
押し殺したつもりの嗚咽が、涙と一緒に溢れてしまった。
「住吉、先生…」
田村があたしの身体を包む。
頭やら首筋やらを撫でられ、目元への口付けで涙を拭われて、なのにあたしの目は相変わらずはらはらと涙をこぼした。
484320:2010/12/11(土) 09:36:56 ID:aLzhgJJ4
今回はここまで。
なんだか中途半端になっちゃいましたが…普通に次回に続きます笑

一両日中には続きを投下したいと思います。では。
485名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 22:32:07 ID:lDs6l7FJ
神がたくさんきて下さった
GJ!!!

是非続きを。
486名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 02:23:10 ID:96IjUZrz
320さん!
先日書き込みをした351です。
続きが読めて感激しました。
田村と美寿々そのものです。
ゆっくりでいいのでまたお願いします。
487320:2010/12/13(月) 00:21:45 ID:E2TJO3xq
320です。続き投下します。
10レスいただきます。
全部投下が終わるまでにちょっと時間がかかるかもしれませんが、終わったら宣言しますので。
488320:2010/12/13(月) 00:22:45 ID:E2TJO3xq

俺の下で涙を流す彼女を見て、不謹慎にも嬉しくなった。
嗜虐心じゃない(俺は普段の彼女みたいなドSな人間じゃない)。
あの住吉先生が、俺に涙を見せるなんて……
硬い殻の中の、これ以上なく柔らかでナイーヴなものを目の当たりにしたような気持ちだ。
可愛くていとおしくて仕方ない。

とは言え、泣いてる彼女を見て俺一人満足してるわけにもいかない。
頭を撫でながらそっと尋ねた。
「…だいじょぶ、ですか?苦しい…?」
「ふぅっ…うー…」
肯定も否定もせずに彼女は小さな嗚咽を漏らし、同時にすり、と太股を擦った。

この子……すごい敏感なんだ。
熱があると鈍くなるもんだと思ってたけど。あるいは、熱のせいでじれったくてしんどいのだろうか。

「先生…イキたいですか?」
質問の形式をとったが、半ば強引だった。俺は彼女のショーツに手を伸ばした。
クロッチの横から指を差し入れ、湿り気を帯びるそこを探り、潜る。
程無く、ぷくりとした存在を中指が探り当てた。
「あっ!ああぁっん!やだ、やぁ、やぁあ…っ!」
びくっと彼女の身体が震えた。アタリだ。
すぐ側の蜜壺から愛液を絡め取り、膨らみに擦り付ける。
───ぷちゅ、
「はっ、あ、あ、あ……」
聴覚を十分に刺激する水音、そして彼女の嬌声。
絶頂はあっという間だった。
489320:2010/12/13(月) 00:24:15 ID:E2TJO3xq

「っ、…は…はぁ……」
呼吸に合わせて、先生の肩から胸が大きく上下する。
達したら…こんなカオするんだ。
甘く潤む色っぽい目付き。緩んだ表情筋、ピンク色の頬。
見とれるほどきれいだと思った。

弛緩しきって少し落ち着いた様子の彼女に気を遣りつつ、俺は上に着たものを脱ぎ捨てた。
妙に引っ掛かるもどかしさに、自分も汗をかいていたことに気づく。

上半身裸になって再び彼女に覆い被さり、誘われるように唇を重ねた。
彼女の辿々しい舌を追い回し、しつこいくらいに絡ませた。
もっと欲しい。もっと…。
粘度のある液体特有の艶かしい音を立て、蹂躙するようなキスをした。
何度も角度を変えて口付け、そのたびにお互いの口元が唾液でべたべたになった。


「…バカ。しつこい…」
わずかに離れてなお唾液の糸を引く唇を小さく動かして、彼女が毒づいた。
妙な話だが、彼女が意味のある言葉を発するのをえらく久々に聞いた気がする。
多少は、ラクになったんだろうか。
「…イッて、気持ちよかったですか?」
「っ!な、…バカ」
何なんだこの人。口を開けばバカバカって。
しかもそんな…甘い声で、表情で…。
威圧感なんてまるでない、俺を煽るだけですよ、それじゃあ。
俺は彼女の耳元に口を寄せた。
490320:2010/12/13(月) 00:26:00 ID:E2TJO3xq

「っあ……」
ほんのちょっと息が漏れただけなのに、住吉先生は肩を震わせた。
やっぱり敏感だ…可愛い。
「住吉先生…俺も…そろそろ限界です」
たっぷりと熱を込めて、囁いた。

びしゃびしゃで用をなさなくなったショーツを脚からそっと抜いた。
先程は愛液を絡め取っただけの膣内をゆっくりと指が訪う。
「ぅわ…」
思った以上に潤むそこに、指2本が、するりと埋まった。
「痛いですか…?」
念のため尋ねると、弱々しいながらも首を横に振って否定の意思表示をされた。

中は熱くて柔らかい。まるで指がそこに呑み込まれるようだ。
少し、指を動かしてみる。
内壁を半周ほど撫でると、たっぷりと愛液がまとわりついた。
「っ、んう…」
──あ、ちょっとダメかな。
でも、その声はすぐに慣れたような穏やかな甘みを伴うものとなった。


彼女の声が、表情が、滴るような色気を醸し、俺はどこまでも煽られる。
…くちゅ、ズルッ……
引き抜いた指が糸を引く。
「ふあっ…」
うわ言のような彼女の声が響いた。
指に絡みついた愛液を舐めとると、ひどく濃厚な甘い香りがした。
男をそそる、妖しいくどさを持った香りが指に残る。
下着の中でペニスがまた一層怒張した。
余裕が、削り取られるように無くなっていくのがわかった。
491320:2010/12/13(月) 00:28:12 ID:E2TJO3xq

鞄からコンドームを取り出すのに意外に手間取った。
そもそもがもしもの為程度の所持品であり(もちろん、長いこと世話になっていない)、
しかも依頼人との相談中にうっかりポロッと出てきたら本気でシャレにならないので、鞄の奥底に潜ませているのだ。
いつか住吉先生と…なんて妄想も抱かないではなかったが、使う機会がこうも思いがけずやってくるとは…。
感慨に耽りながら装着した。

「…先生ぇ、挿れますよ…」
うわ、ださっ…。声が上擦った。


ペニスがずぶずぶと沈むように彼女を侵していく。
蕩けそう……熱と触感からそんなことをぼんやり考えた。
「っあ、あ…ぅあ、んぁあ…」
出すまいと必死ながらも口から漏れ出てしまう、そんな彼女の喘ぎ声が可愛らしい。
苦しさによる生理的な反応なのか、瞳に涙が浮かんでいる。零れそうなその滴をキスで拭った。

まだまだ表情には苦痛の色が濃い。
挿入したばかりの辛さもあるはずだし、もともとの熱がくすぶって、身体中が火照っているみたいだ。
俺はたまらなく気持ち良いのに……申し訳なさと紙一重のいとおしさが込み上げる。

「先生…大丈夫ですか…?」
囁くと、驚くほど過敏な反応を示す。
「んっ!うっ…ふぅぅぅ…」
俺はあやすように彼女の頭を撫で、頬や額に口付けた。
492320:2010/12/13(月) 00:29:47 ID:E2TJO3xq

田村を迎え入れた瞬間の言葉にならない圧に、あたしは息を飲んだ。
目の前が霞むような気がしたけど、意識は確かにここにある。

どれくらいの時間を要したのかわからないけど、全部挿入ったらしい。
田村がはぁ、と少し長く息を吐いたのでそれがわかった。
“こういうこと”するの、いつぶりだろう…?
ちょっと記憶を遡った程度では思い出せなかった。
じゃあもっと真剣に考えれば思い出せるのかもしれない、けど……
「んん…ふ、ぅう…」
今、まともな思考が働くわけがない。
人肌の熱や湿り気を直に感じて、これ以上ない至近距離に相手の息遣いがあって。
何より、「そこ」に、田村の存在感が十分すぎるほどあって。
身も心も落ち着かない、落ち着けないあたし。
それを田村の手や唇は、ゆっくりとほぐしていった。


そういうのは、落ち着くとかえってもどかしくなる。
戯れのようなくすぐったい愛撫。
頬にキスされるあたしの目の前には、田村の耳がある。
故意に、息を吹きかけた。
一瞬身を固くして顔をあげたその隙に、あたしから唇を重ねた。
驚いたような反応をされたけどそれも一時のことで、すぐに主導権が奪われた。
侵入してきた舌が、あたしの舌の裏側をつつ、と舐める。背筋が震えた。
「っん、んふ…ぅ」

唾液が混じりあって水音が響く。
田村の首に回した手に、力を込めた。
493320:2010/12/13(月) 00:31:41 ID:E2TJO3xq

「先生、絞まっちゃいます…」
唇を離した田村は眉を下げて少し笑った。
腕をぽんぽんと優しく叩かれ、首のことかと気づいた。
「ぁ…ごめ…」
腕の力をあわてて弛める。田村の眉はもっと下がった。
「ふふ…」
「な、に…?」
「いえ…住吉先生が俺に謝るなんてなぁと思って」
それに、と田村は僅かに声のトーンを落とした。
あたしを震わす、低い色っぽい声だ。
勝手に肩が強張る。
「…先生からキスしてもらえると思わなかった。すっげぇ…嬉しいです…」
「ぁ…や…んっ、ぁんっ」
耳朶が食まれ、首筋を舌が伝った。
刺激が全身を流れ、田村自身を迎え入れたそこがきゅうっと締まる。

「っあ…ヤバ、せんせ、ちょっ…」
あたしの腰が無意識にゆる、と動くと、途端に田村の呼吸が荒くなった。
おっきく、なった……?
あたしの中でずくりと存在感を増すモノに、身を捩ってしまう。
するとまた刺激に襲われて、たまらず声をあげた。
「ふあっ……あ、んぁ、はぁああん…っ」
「っ、くっそ…先生、煽んない、で……」
田村の眉間に寄る皺とか、掠れてたまらなくセクシーな声とか…でも、それ以上に、つながった部分の圧迫感がぞわぞわとあたしを昂らせた。
494320:2010/12/13(月) 00:34:05 ID:E2TJO3xq

「はぁっ……」
ゆっくりと、田村が抽送を開始する。
時折、先端の引っ掛かる感触。
ぎりぎりの浅いところまで抜いて、また奥を貫かれた。
緩急をつけられ、あたしはそれと同じタイミングで声をあげてしまう。
「ひあ、あ…、あっ……やん、や…あ、あん、あん…」

──グプ、ぢゅく、……

官能的な音というのは、きっとこういうののことを言うのだろう。
水音と共にそこから溢れ出る液体の量が尋常じゃない。
それを感じとるあたしの思考も、とても平常を保っていられない。
抽送はいつの間にか、肌の打ち鳴る音が響くほどに勢いを増していた。

「あ…ぅあっ、イ、イキそ…」
田村の口から漏れるのは独り言だろうか。
あたしだって、もう喘ぐことしかできなくて。
たぶん顔は涙と汗と唾液でぐしゃぐしゃだ。メイク崩れなんてとうに諦めてる。
「ふあ、ぅああ…やん、あっ、はっ…ん」
「っ、……すみよし、せん、せぇ…」
前髪を掻き上げられ、額に唇が落とされた。
突然の柔らかく優しい感触に、暖かい何かがじわりと込み上げてくる。
「ふ…ぅぅ…」

「ぐっ……すいませ、先生、も、限界…」
絞り出すような田村の声を遠くに聞いた気がした直後、激しく貫かれ、怖いほどの快感が身体を駆け巡った。
びくびくと全身を震わせてあたしは意識を飛ばした。
495320:2010/12/13(月) 00:50:43 ID:E2TJO3xq

目を覚ました住吉先生にものすごい剣幕で追い出された。
「いいから帰りなさいよバカ!!家で試験勉強でもしてなさい!!」
ちょ、またバカって……言い返す間も無く扉を閉められた。

…ひどくないか?あんまりじゃないか?
意識を失った先生の身体をきれいに清めて、近くに落ちていたパジャマと思しきスウェットを(上だけだけど)着せてあげて、
着ていた服はハンガーに掛けるか脱衣カゴに入れ、シーツにできたしみは可能な限り叩いて拭き、きちんと布団も掛け直して、額に冷水で絞ったタオルまで乗せてあげたのに。
寝顔があまりにも可愛くて、添い寝したいあわよくばまた襲っちゃいたい気持ちを抑えて、隣で見てたのに…!


外は暗かった。時計を見ると、案外長いこと先生の家に居たみたいだ。
帰り道を歩きながら、目を覚ました後の彼女の様子が頭をよぎる。
うっすらと目を開けたその顔は、俺より歳下の、無防備な女の子だった。
数秒の間俺を見つめた後にみるみる頬を紅潮させて、帰れ帰れとまくし立てながら俺を玄関まで追いやったのだ。
スウェットの丈はかろうじて秘部を隠す程度、そこから伸びた脚はよたよたと覚束無い歩調だった。
熱は多少は下がったんだろうか。
まあ…あれだけ汗、かけばなぁ…。
というか…すっげえ可愛かったなぁ…。
思い出して疼きそうになる下半身に気づいてあわてて堪えた。

「っ、くしゅっ」
あれ…うつされた、か?
496320:2010/12/13(月) 00:52:42 ID:E2TJO3xq

「あの…体調…大丈夫ですか?」
大野事務所を出てすぐ、俺は住吉先生に尋ねた。
あれから3日。病欠をとっていた彼女が今日仕事に復帰した。
そして早速、大先生から一緒に依頼に当たるよう指示され、これから依頼人のところへ向かうという時だった。
出てこないのはまだ本調子じゃないから、だよな……
そう解釈しつつも、彼女を傷つけたのではと悶々とする日々だった。恐ろしくてメールもできずにいた。
一方で仕事に追われ、そして…あれ以来どうも身体がだるい。
だがただでさえ住吉先生がおらず人手不足、しかも有資格者でもない俺に、体調不良程度で休みたいなんて弱音は許されなかった。

「…誰かさんがサカったりしなければ?もう少し早く出てこれたかしら…」
俺から目をそらして口にする、その口調はとても冷ややかだ。
「うぅ…すいません、でした…」
言い返しようがない。確かにその通りなわけで。
歩き出す彼女をあわてて追い掛けた。

「っくしゅ…ぐす…」
後ろを歩く俺のくしゃみに、先生の歩みが止まった。
「…風邪ひいたの?」
そう言う彼女の瞳に、僅かばかりの動揺が見える気がする。
「え、あ…いや…」
先生からうつされたんです、なんて言ったら蹴りが飛んできそうで、俺は返答に困った。
497320:2010/12/13(月) 00:54:24 ID:E2TJO3xq

少しの沈黙の後、彼女が鞄から何かを取り出し俺に押しつけた。
片手に収まる、小さな軽い瓶。
「…風邪薬?」
「あげる。…使いかけだけど」
中で白い錠剤たちが、からからと音を立てる。見たところほとんど減っていない。
「…いいんですか?あんまり使った跡ないですよ?」
「買ったばっかだもの。…いいわよ、別に」
「はあ…ありがとうございます」
俺はコートのポケットに小瓶をしまった。

「タクシー代…出してもらったし…その、あたしが寝ちゃってからも、いろいろやってくれたみたいだし…」
だから許してあげる、とぶっきらぼうに、しかし頬を赤らめて彼女は口にした。
「…素直じゃないなあ、相変わらず」
次の瞬間、強烈な蹴りが入った。

「バッカじゃない!?風邪薬だって…もういらないからあげるのよ!!」
「ってえぇ…先生、俺今体調悪いんですけど…」
「はあ?悪いのは口のきき方でしょ!?ったくこれだからゆとりは嫌なのよ!!」
「先生、俺の具合悪くなったら介抱してくれますか?」
今度は鞄が飛んできた。初めてのキスの直後と同じ攻撃パターンを、まんまと喰らう俺。
「一生伏せってたらいいのよ!!」
はあ…やっぱりまだ当分、こんな関係が続くのか……。
498320:2010/12/13(月) 01:12:04 ID:E2TJO3xq
終わりです!どうもありがとうございました。
以下感想と言う名の言い訳(スルーおkですwww)



導入編から本編まで投下に時間が空いてしまったせいで、住人さんに過剰な期待をさせてしまったのではと心配です。
何自分でハードルあげてんだよ…orz
てか何この3流ラブコメみたいなゆとりん田村乙なオチw

個人的に、田村には外出しでないやり方で避妊してほしいと思う故なのですが…田村のくせに避妊具携帯してんなよwっていうw

あと、美寿々のツンとデレは書いててすげー楽しかった!
弱ってる美寿々はどこまでデレにしていいのか、考えながらwktkでしたwww

長々と失礼しました。
499名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 02:43:24 ID:cv/ATbLs
320さん、351です。
本当にありがとうございました。
田村が避妊具持ってるところ、ツボでした!
とっても田村らしいですよ。
長いことお世話になっていないところもw
ぜひまた続きでも違う話しでもかまわないので読みたいです。
320さんの田村と美寿々はわたしの頭の中では
櫻井さんと堀北さんそのままのイメージでした。
とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
500名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 00:07:02 ID:4vLnHb2p
お疲れ様でした!
こーゆー田村x美寿々は安心して読めました。
楽しかったです!
501名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:07:23 ID:nNMWPGi+
257です、320さん、ありがとう!
今日、やっと読めました
田村、美寿々の丁寧な書き込みとセリフが好きです
またいつか、二人の楽しいツンデレの新作、読ませてくださいっ!
502名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 08:19:24 ID:uZ2OAcaU
>>498
GJです!!すごく面白かった!また是非作品投下してください!
503名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 19:40:15 ID:cMe1xBFI
ほしゅあげ。ドラマ開始からもう1年か…。
504名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 19:49:01 ID:lSqP0wGb
正直言って、カバチ・エロパロスレがここまで伸びるとは思っていなかったが
・・・神様たちスゴイです!さらにほしゅあげ
505名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 21:43:01 ID:PlxKeoNy
規制が解除されてる〜。
素晴らしい。皆さんクオリティ高すぎでしょう。
後に続きヅライのですが・・

「先生、今度の土曜日映画行きませんか? トムクルーズとキャメロンディアズのヤツ。」
「えっ、あれもう終ってない?」
「夜遅くの回まだやってるんです、俺あれ観たいんですよ映画館で。」
「ふ〜ん。」(まあ、私も観てみたいかも・・)
「付き合ってあげてもいいけど、夜は何かご馳走してくれるんでしょうね。」
「・・もちろんですっ!・・何が食べたいですか?鍋なんてどうです?
いやっ、ちょっと重いか・・・。」
(可愛い・・映画くらいでハシャいでる・・)といいつつ、私も笑みがこぼれる。

あのキスから、何週間も過ぎて・・・私達は元の同僚に戻りつつある。
先に踏み出せないまま、時だけが経ってしまった。
私が仕事以外で二人になるのをなるべく避けていたから・・・。
大好きな仕事、事務所の皆や田村とのとっても心地良い今の関係。
二人が付き合い始めて、もしそれが壊れるような事になったらヤダ・・。

でもこれは、これでいいか・・・。映画なら友達同士って感じで行けるし。
そんな風に都合良く考えてた。

映画館に着いて、チケットを買う。
「俺、いつも一番後ろが好きなんです。いいですか?」
「別に、良いわよ。」深く考えずに答えた。
土曜の夜9時過ぎ、館内はカップルがパラパラといる程度。
まあ、ピーク過ぎたらこんなもんよね。 
照明が暗くなって、予告が始まる・・。
「やっと始まりますねっ!」田村が耳元でささやく
なんだかんだ云っても、私も楽しくなってくる・・・。

映画が始まって間もなく・・田村が肩に手を廻して来た・・。
(・・・えっ?・・・)
田村らしからぬ大胆な行動に戸惑いつつ、振り払うのも大人気ない気がしてそのままにする・・。

セーター越しに、暖かい大きな手のぬくもりを感じて胸の鼓動が早くなってきた。
(・・だめっ、やっぱり映画に集中できないっ・・。)
睨みつけるように田村の方を見て私は息が止まる。
・・・彼はスクリーンじゃなくて私を見つめていた・・。
その大きな目は・・・獲物を狙う雄のようだ。
(なっ、何?・・・何なの?)
咄嗟に目をそらして スクリーンに顔を戻すけどもう映画どころじゃない。
・・・彼の顔が・・目の前に近づいてきて・・キスをされた
(・・・!!!・・・・)
「んっ!・・何すんのよっ・・」
席を立とうとして、肩に置いた手でグッと押さえ込まれる。
「田村っ・・・離してっ!」
小声で抗議しても
「静かにしてないと、みんなに気付かれちゃいますよ。」
そう言いながら、また唇を塞がれる。
「んっ.....ん〜っ。」(最初からこの為に?)

506名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 03:52:22 ID:n6AK95QX
>>505
GJ

続き期待してます
507名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 08:28:47 ID:vo7Zoo8U
新作が投下されてる!GJです!
つづきを待ってます
508名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 01:18:01 ID:VlHwR57x
こんな日に、見てくれてる人いるのかぁ?と思いつつUP

執拗なキスに苦しくなり、小さく開けた口からすばやく舌を割り入れてきた。
私の舌を逃がさないかのように、絡めてくる。
くちゅっとした粘着系の音が響く。
ようやく田村が顔を離して、でも私の体をしっかりと抱き締める
「たむら...?」
「先生...俺もう...限界なんです。」
「ずっと、平気なフリして..同僚みたいに...でも..もう...。」
耳元でささやきながら、甘噛みされて...それだけで顔が火照ってくるのが解る
「田村...とりあえず...ここ出よう...ねっ?」
彼の唇は、首筋をさまよってキスしたり、嘗め上げてきたり。
「イヤです....先生...逃げちゃうでしょ。」

彼の手が、セーターの下から胸元へ上がって来て、その大きな手で優しく
胸を揉み上げられる
「あんっ...はぁっ...」
「んっ..!」
乳首をつままれて体がびくんと反応してしまい 声を抑えるのがやっと
「...先生...カワイイ....敏感ですね..」
興奮したように私の唇を塞いでくる。 
男の人から、こんな愛撫を受けるのはどれくらい久し振りだろう。
(どうしよう...もう...何も考えられない...)
徐々に彼の手が下に..膝からスカートの中へ這ってきた・・
(あっそこは...だめぇっ...!)
膝を閉じて彼の手を拒もうとしても、私の足に自分の足を絡めて
無理やり開かせる。もう逃がさないというように体を押さえ込まれて
(誰か助けてっ!)
只でさえ少ない他の人は、映画に夢中
時折軋む椅子の音も映画にかき消されていく...

509名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 08:11:03 ID:DbNQljIY
GJ!
510名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 12:15:26 ID:TjmAvaL/
メリクリプレゼントいただいた気分。
GJ!
511名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 13:39:13 ID:xQK8mqG9
続きが楽しみ!
512名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 10:59:25 ID:tUws5Yzt
あけましておめでとうあげ
神様方、今年もどうぞよろしくお願いします
513名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 17:34:14 ID:qRSeLll4
あけおめです。
今年もよろしくお願いします。

神様のお話が楽しみでそれだけで生きていける。
514名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 18:17:22 ID:aRUAPn+8
皆様 あけおめことよろ。です。

自分でも、こんな事までするつもりはなかった。

でも事務所で鈴のような笑い声を皆に聞かせたり、
クライアントの相談に真摯にアドバイスしている姿や
何事もなかったように、俺と仕事の打ち合わせをする彼女を見ていたら
無性にやりきれなくなってきた。
...俺の事は、どうでもいいんですか?
先生の気持ちを、どうしても確かめたくなった。

先生の小さな口元から漏れる吐息と微かな喘ぎ声を聞いたら
もう止まらなくなってしまった。
先生の膝の間から、太腿に手を差し入れる
暖かくて、柔らかい感触に包みこまれた。
「たむらぁ....お願い....ホントに...もうやめてぇ...。」
か細い声に、むしろそそられるのを気付いていない。
更に、奥に手をずらしていくと・・・先生が声を出さないように
一文字に口を結ぶ。その目は、涙でうるんで必死に俺に訴えている。

....たまらない....もっと先生を困らせたい。

ストッキングの上から下着をそっとなぞると
そこはもう濡れていた....。
先生が、俺の肩に顔を埋めてイヤイヤをした。
前髪が俺の顎に..甘い匂いがする。
彼女の唇を奪いながらストッキングを一気に下げた。
先生が体をのけぞらせるのを押さえ込み、下着の間に手を入れた。
「ん----っ!」口を塞がれいる彼女は 腰を引こうとするけど
俺は逃がさない。
長い睫が、涙に濡れて震えていた。



515名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 09:47:36 ID:idKvZnY4
>>514
GJ!!!!続き待ってます!
516名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 20:43:25 ID:GQrXM6XI
>>514
続きが楽しみです。
ちょっと強引な田村もイイ。
517名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 21:30:13 ID:S9w+2dE8
ちょうど一年前が「特上カバチ!」1話の放送日だったんだなー
住吉美寿々は可愛かったぞ!
記念アゲ
518名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 16:03:54 ID:k1LZVs6c
ここの人は、田村と美寿々がつきあってる設定とか、
すでに何回かやることはやってますな設定でもおk?
519名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 17:41:18 ID:ainLWJ07
>>518
もちろんおk!
というか大歓迎ですw
520名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 20:16:04 ID:RxTiXLq/
OKですよ!読ませてください!
521517:2011/01/21(金) 22:39:34 ID:k1LZVs6c
レスどうもです。
のらりくらりと書いてみようかな。
時期がお約束できないので、あまり期待しないでいてください…。
522名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 22:42:22 ID:k1LZVs6c
名前欄のレス番間違えちゃいました。すいませんorz
というか、同日のレスでID同じだから、名前欄いらなかった…
523名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 19:30:13 ID:q//uwWVD
大丈夫でーす
気長に待ってます、楽しんで書いてください
524名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 02:41:32 ID:oFMH6rTu
気長に待ってます!
525名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 16:50:37 ID:7lucuUIh
投下待ってます!
526518:2011/02/11(金) 01:41:29 ID:qpZGygAf
>>518です
田村×美寿々投下。

・全編田村視点
・交際中でセックスも経験済み

あと一応冬って設定です。ストーリーには大して関係ないけど。
こんな時期だけど某チョコレートイベントはスルー。
では、14レスいただきます。
527518:2011/02/11(金) 01:43:01 ID:qpZGygAf

夜9時。俺は住吉先生の家のインターホンを鳴らす。
「…遅い」
出てきた先生はややご機嫌ななめだ。
「いや、ちょっと面倒な案件が多くて…それに、週明けの朝イチで役所に提出の書類もあったので…」
「まーたゆとりんの言い訳?あんたの処理能力の問題でしょ?」
残業代どころか夜間の電気代が給料からさっ引かれるわよ、…って重森さんですか。
訪問が遅くなったことは、以前も何度かあった。だが彼女が「お疲れ様」なんて言葉をかけてくれたことは一度もない。
でも、俺は怒らない。
じゃあ先生も事務所残って手伝ってくださいよ、なんて言わない。
残業終わりの寒い夜道を急ぐ俺のために、部屋を暖めて待ってくれてたのを知ってるから。


俺はコートとジャケットを脱ぎ、コンビニで買ってきたつまみやら惣菜やらの入った袋をテーブルに置いた。
いつからか、金曜の夜は用事がない限り彼女の家を訪れるようになった。
彼女が部屋と酒を提供する代わり、料理はしないので食料は俺持ちというわけだ。

「はい、カンパイ」
「お疲れ様です」
2本の缶ビールががちんと鈍い音をたてて重なり、それぞれの口に運ばれる。
俺は彼女と比べてかなりの下戸なのでそんなに飲まないが、酒量に関してはお互いさほど気にしていない。
というより、酒を口実に2人の時間を作っているようなものだ。
同僚(上司と部下か?)であり毎日のように顔を合わせているのだから、積もる話なんてのもない。
仕事の話をしたり世間話をしたり、ほとんど何も話さないこともある。
ただ2人でいると、彼女の空気はちょっと柔らかくなるのだった。

先生は俺よりやや速いペースで数本の缶ビールを空にした。
新しいものを持ってこようと席を立ちしな、軽くなった缶を振る俺の仕種を目に止めた。
「田村も、もう一本いる?」
「あ、いや…俺はもういいです」
「…飲まないの?」
「ん…あんまり酔いたくないので」
「……そぉ」
席を立つ彼女は、ほんの少し頬が赤い。
アルコールのせいだろうか。
528518:2011/02/11(金) 01:44:26 ID:qpZGygAf

「…はい」
烏龍茶の入ったグラスを先生がテーブルに置いた。
「あ、ありがとうございます」
そのまま、俺の隣に無言で腰掛ける。
ふわっと鼻孔をくすぐる香りは、嗅ぎ慣れたものだ。
近づいて初めて、彼女が化粧を落としていたことがわかった。
なんで化粧なんてするんだろ、何もしなくてもこの人は十分に可愛らしいのに。
自身は缶ビールのプルタブに爪を立てている。
ぷしゅ、と炭酸の弾ける音がする。
「…あたしも、この一本でやめとく」
一口飲んで、彼女はそう言った。
「別に…俺のことは、気にしなくていいですよ?先生は好きなだけ飲んでください」
そういえば以前、酔った勢いというのは好きじゃない、と言ったことがあった。
それは俺の心掛けであって、彼女にまでそうあることを強要するつもりはない。
「そんなんじゃ、ないわよ…」
あ、ちょっと猫なで声。
伏せたまつ毛がなんだか色っぽい。
──えいっ。


「……唐突、すぎ」
「相変わらず、慣れないんですねえ」
「慣れるも何もないでしょ、いきなりキスされて」
視線、泳ぎまくってるなあ。顔も赤い。
動揺してること、自分で気づいてるんだろうか。
キスだってそれ以上のことだって、してるのにな。
でも、そんな風に不慣れなところも可愛いのだけど。
「最初の時といい…あんたは唐突なキスしかできないわけ?」
「唐突じゃなければいいんですか?じゃあ、これからしますよー」
「ちょっ…ちょちょ、バカ!」
からかい混じりに迫ってみると、顔を真っ赤にして抵抗された。
「………」
「…た、田村…?」
おそるおそるといった表情で、先生がこちらを見ている。
大きな瞳が不安げに揺らぐ、そのさまが美しい。
腕の中にその身体を包むと、おとなしく収まってくれた。
温かくて、いとおしい。
これだけで幸せだなあって思えるんだから、我ながらお手軽だ。
…いや、訂正。
抱き締めてたら、本格的に欲しくなってきた。
細い肩、腰。
生々しい温度と色気を持つ吐息。
表情や身体つきなんかは時折少女みたいだとさえ感じるのに、どうしてこんなに魅惑的なんだろう。
「…先生…今日泊まってっていーですか…?」
「…どうせ、最初からそのつもりだったんでしょ?」
「残業してると、ものすごく先生が恋しくなるんですよ…」
「よく言うわよ。残業がなくたって泊まっていくじゃない」
確かにそうだ。反論のしようがないな、これは。
529518:2011/02/11(金) 01:45:53 ID:qpZGygAf

瞳が迷っている。
その瞳にかかるまつ毛は、感情までも隠してしまいそうに伏している。
顔の距離を縮めると、まつ毛の陰影が認識できた。
「…キスして、いいですか?」
「……勝手にすれば」
やれやれ、今度はちゃんと訊いたのに随分な返答だ…そんな真っ赤な顔して。
「じゃあ遠慮なく」
つい、と指を顎に掛けてこちらを向かせ、静かに口づけた。
先ほどの“唐突な”キスでは感じることのできなかった感触を味わう。
唇を唇でなぞると、ホップのほろ苦さの中に不思議と甘さを覚えた。
端正な歯列を舌が知覚したかと思うと、導くように口内が開かれる。侵入し、舌を絡めた。
「……ん、ン…」
噛みつくようなキスじゃなかった。
一つ一つを確かめるように吸って、絡めて。
それが思いの外濃厚なものになり、仕掛けた自分も頭が眩みそうに気持ちが良かった。
くちゅ、くちゅ、と音がして、それに煽られるように舌を深く入れていった。

もっとくっつきたいと、無意識に腕に力を込めていたらしい。
胸のあたりを軽く優しくノックされて、ようやく唇と身体を少し離した。
「ふゎ、は……」
彼女の柔らかな唇は唾液でてらてらと光っていた。
たぶん、俺のもそんな風になってるんだと思う。
右手で彼女の左頬を包むように撫でると、最上級に艶めいた表情で
「……はあっ…」
と、濡れたような甘いため息。
シャツをぎゅっと握りしめる彼女の手がなんともいじらしい。
平時かっちりとした空気を身に纏う先生にこうしたしどけなさを感じさせられて、自分に完全にスイッチが入ったのを自覚した。
確かに今日は泊まるつもりで来た。
朧気な感覚で抱きたくはないから酒も控えめにした。
でも…こんなに急くつもりはなかったんだけどな。
ペース乱される、だけどそれで悪い気はしない。
「ベッド…行きましょっか」
「………」
「返事がないと、ここで押し倒しちゃいますよ」
「ッ!だっ、ダメ!」
「じゃそういうことで」
ベッドへ向かうべく、彼女の身体を抱き上げた。
否定や拒絶ははっきりするのに、素直に首を縦に振るのはどうも不得意なようで。
こんなに扱いにくいのにこれが可愛いと思ってしまうから、ナントカは盲目というのは本当なのだろう。
530518:2011/02/11(金) 01:47:52 ID:qpZGygAf

先生の身体を横たえるなり、首筋に吸い付いた。
彼女の口から漏れる吐息には時折嬌声が混じる。
それも、声になるかならないかという微かなもので、奥ゆかしいかんじがすごく可愛らしい。
「脱がしていいですか?」
「っ、いちいち、訊かなくていい…」
いいよ、って言えない人だよなあ。今さらなんだけど。
上も下も、一枚一枚剥がし、ブラジャーとショーツだけを残した。
「キレイ、ですね…」
ほんとに、ちょっと触るのを躊躇するぐらい、キレイなんだ。触るけど。
こんなことを言っても、彼女は喜んだ顔なんてしない。
わずかに頬を赤らめてぷいっとそっぽを向く。
でも、こういう反応だからこそ、俺は思ったことをちゃんと言ってやんなきゃなと思っている。
こうして色んなことを許してもらえる関係になって初めて、彼女がものすごく感情表現が下手なのがわかった。
自分からああしたい、こうしたいってなかなか言わない人なんだ。
「あっ、ふあ……」
ブラジャーの上から膨らみを優しく揉みしだいた。
ひくっと肩が強張る。
「痛い?」
尋ねると、ふるふると首を横に振った。
布越しでも、なんとなくその下に硬くなったものがあるのがわかる。
ブラジャーの下側から手を入れて押し上げるように直に揉んだ。
柔らかくて温かい膨らみの中央で、いじらしいまでに主張する存在。
「先生…感じてくれてる?…嬉しいです」
「ッ、や、だぁ…」
耳元で囁くと、可愛い反応が返ってくる。
「だって…ココこんなに硬いですよ?気持ちいいからじゃないんですか?」
乳首を摘まんで再び囁いた。
ひゃん、と高い声をあげたのち、瞳が訴えてくる。
「意地悪」と。
確かに、初めの頃と比べると、少々意地の悪いことをするようになったかもしれない。
531518:2011/02/11(金) 01:49:25 ID:qpZGygAf

いじめてるつもりは、ないんだけどな。
でもおそるおそる触れていたら、この人はいつまでも敏腕で優秀(で、カバチタレ)な法律家の殻が外れないのだ。
男嫌いだったからかこういうことに関して頑なで、多少強引なことをしないと感情が表に出てこない。
本気で嫌なことはしないように…と手探り状態ではあるが、何度か肌を重ねてそれが少しずつ判ってきた。
「可愛い……」
ブラジャーを乳房の上方に押し上げ、今度は唇で頂をぱくりとくわえた。
「ひゃ、ぅ、んんっ」
大きくはないながらもたぷんと柔らかく弾む膨らみは、唇で触れてもすごく心地好い。
乳首を舌でころころと転がせば、耳に彼女の嬌声が官能的に響いた。
「は…ぁ、あん、やんっ…!」
……まあいろいろ御託を並べても、結局は俺が可愛い彼女を堪能したいだけかもしれないが。

片手は腰のラインをなぞる。
女の子の身体の曲線ってそれだけで艶かしくて、すごくヤラシイものだなと思う。
その滑らかなラインと肌触りを指、掌でゆっくり楽しみつつ、俺は胸から顔をあげた。
「先生…うつ伏せに、なってください」
言われたとおり背中を上向ける住吉先生の、ブラジャーのホックを外した。
そして唇と舌と手を使って白い肌に愛撫を加える。
「っあ……ぅ、ふゃ、…ぅあぁ…」
お腹の裏側、なだらかな面に時間をかけて点々と口づけを落とす。
背骨に沿う窪みを下方からざらりと舐めあげると、微かに汗の味がした。
一つ一つに、正直すぎるほど正直に反応が返ってくる。
肩がひくつき、肩甲骨が起伏し、甘い声があがった。

細い肩を荒っぽく掴み、ふわふわとした黒髪を少しばかり顔で掻き分けて、現れた首筋にキスをした。
「…っあ!ん……ぅ、ふあぅ…」
彼女の匂いがする。
仄かなシャンプーと香水の匂い、それが彼女自身の焦がしたような甘い匂いと混ざる。
何度も嗅いでいるはずなのに、そのたび嗅覚に新鮮で、劣情を喚起させた。
しばし首に顔をうずめて浸っていると、彼女の息遣いを感じた。
すぐそばにあるのに今は見えない顔、そこにある彼女の器官が、微かな音と共に空気を送り、迎えている。
心なしか、呼吸に合わせて身体も上下する。

──ちゅ、
音をたてて首筋に吸い付くと、息を飲んだのがわかった。
声ですらない、秘したような呼吸。
密やかであればあるほど、たまらなく色っぽい。
俺は彼女の肩を放した。
その手を、シーツを堅く握り締める彼女の手に重ねる。
「……住吉先生、…」
名を呼んだ人は、ゆっくりとこちらを向いた。
体勢が体勢なのでその顔が半分も見えない。俺は自分の身体を起こした。
彼女の身体も支えて起こし、向かい合って座った。
「…た、むら…」
532518:2011/02/11(金) 01:50:44 ID:qpZGygAf

びっくりした。
名前を呼ぶなり、俺の胸元にぎゅっとしがみついてくるから。
「せ、先生?」
あ、ブラジャーが肩に掛かったままだ。
ストラップを腕から抜き、しがみつく手を一瞬だけ放してもらって外し、俺は彼女をそっと抱いた。
「…背中…ダメ、ですか?」
おずおずと尋ねると、腕の中で彼女は小さく頷いた。
言えばいいのに。俺が訊いて、初めて意思表示をする。
…言えないんだよな。俺も無理強いは本意ではないんだけど。
「…ごめんなさい、嫌なことして」
よしよしと頭を撫でた。
普段こんなことしたら間違いなくひっぱたかれる。
おとなしくしてるところを見ると、気持ち的にはだいぶほぐれてきたかな。
あんなに色っぽい声あげてたのに。気持ちよくても、嫌なこととかダメなことがあるんだ。
「う…後ろからは、や…」
「え?」
「顔が…見えないのは、や、やだ、から…」
ああ、てことはバック、ダメなんだ。覚えておこう。
……というか。
「可愛いですね、先生」
「……バカ」
相変わらず俺のシャツにしがみついて胸元に顔をうずめているが、たぶん真っ赤な顔をしているのだろう。
まさか「顔が見えないと嫌」とは。
こういう好き嫌いを口にすることも珍しいが、こんな可愛らしいことを言うとは思わなかった。
最初の頃は、絶対なかっただろうに。

彼女の顎に手を掛けた。
こちらを向かせると、目尻に涙の痕がある。
顎に掛けた手を目尻へ運び、そっと拭った。
「…、……」
何かを言いあぐねるかのように、彼女の唇が小さくふわふわと動く。
「…ぁ、…」
気がつけば、吸い込まれるように自分の唇を重ねていた。
上、次いで下の唇を甘噛みし、さらに深く重ねる。
唾液を舌にのせ、彼女のそれにたっぷりと絡ませた。
「ん…んっ……」
両手を彼女の顔に添え、逃げるはずもないのに口内で小さな舌を追い回す。
そのまま、崩れるように2人で倒れこんだ。

押し倒す形になってようやく唇を離した。
見れば、唾液が彼女の顎を伝っている。
舌でそれを拭うと、小さく声があがり、身がすくむのがわかった。
顔をあげて今度は指で自分の顎を拭うと、ふと思いついてその指を彼女の唇にあてた。
533518:2011/02/11(金) 01:52:16 ID:qpZGygAf

「くわえて」
「え?」
「…舐めてほしいんです。嫌ならいいですけど」
「べ、別に…」
さほど困った様子も見せず、人差し指と中指が彼女の唇の奥に吸い込まれる。
彼女の瞳は俺の指から顔、そして再び指へと揺らぎ、最後にそっと閉じられた。生暖かい口内で、舌がゆっくりと指をなぞっていく。
ちゅぱ、と音がして唇が閉じられ、指が外気に晒された。
「ふふ…ありがとうございます」
満足。
瞳を開けると、彼女はこちらをじっと見つめてきた。
「…口でしてほしいの?」
「…はい?」
あ、フェラってことか。
「いいです。先生にそんなことしてほしくない」
なんだか腑に落ちない表情の彼女を見て、思わず苦笑が漏れた。
「…下手だと思ってるとか、そういうことじゃないですよ?」
だいいち、先生にやってもらったこと無いし。
「俺が、先生にそういうことしてほしくないっていうだけで」
「…好きじゃないの?」
「したいんですか?」
過去の経験と洞察力を総動員して考えても、したいってわけじゃなさそうだ。
アレは男が気持ちよくなるためだけのもんであって、女の子に強要するもんじゃないと思ってる、ただそれだけのこと。
…にしても珍しいな、俺の嗜好を訊いてくるの。
少しずつだけど、変わってきたのかな。

片手を下方に伸ばした。
脚の付け根はじんわり熱を持っている。
「んっ……」
彼女の吐き出した息は熱を抱いていた。
艶めいた表情から目を逸らすのを惜しみつつ、自分の身体を下方へずらした。
焦れったそうに擦り合わさる太股。
華奢というほど細くはないしなやかなそれは、触るとたまらない肉感だ。
左脚の外側を優しく掴みあげ、その内側にキスをした。
唇が沈んでいきそうなほど柔らかい。
内股への口づけは段々と、ショーツに覆われたその部分へ。
「はっ…ぁ…、はぁぁ…」
甘い声が耳にひどく心地好い。
唇がクロッチ部分まで辿り着くといったん離れ、そこに指を宛がった。
確かに湿り気を帯びていることにじわり嬉しさを覚えながら、布の中央を縦になぞる。
「…や…っ、はあっん……」
浅く、軽くしか触れていない。
反応を見たくて、湧きあがる本能をぐっと抑えている。
「ん…、田村ぁ……」
ああもう、すっごく表情がエロい。可愛い。
ソコに顔をうずめた。
濃い匂いに包まれながら、指でしていたのと同じように、舌でなぞりあげた。
534518:2011/02/11(金) 02:02:12 ID:qpZGygAf

「……はぁん…」
嬌声と共に、クロッチの湿り気が大きくなった。
布越しなのに、どうしてこんなに感じてくれるんだろう。
何度か舌を上下させたのち、唇をその部分にそっと押し当てて静止した。
蒸れたような女の匂い。
割り入った身体を切なげに締める両脚。
辺りを包む高湿な暖かみ。
じわじわと俺の中で熱が高まった。
身体を起こし、彼女のショーツを脚から抜いた。
もうあんまり、俺も我慢が利かない。
上も下もばさばさと全部脱いだ。
「先生……」
再びソコへ顔をうずめた。
粘つく襞に舌が触れた瞬間、
「や…っ、ぁぁあん!」
高く切ない声だ。
やめたほうが、といつも頭をかすめるが、…止まれないんだ。
にちゃにちゃと卑猥な音をたてながら舌は襞をかき分ける。
すぐにぽってりとした小さな膨らみに辿り着くと、それを唇にくわえた。
「ひゃぁっ、やっ、やああっ!」
もうずっと彼女は鳴きっぱなしだった。
口元をだらだらにしながら陰核を蜜ごとじゅるりと吸った。
秘部全体が、ひくひくと蠢くのがわかる。
「…先生?イっていいですよ…?」
呼吸も絶え絶えで、絶頂が近いようだった。
「ん…っ、んやぁ…」
ふるふると首を横に振り、なんとか堪えようとするさまはすごく、すごく可愛いんだけど。
もう一度陰核を、きゅ、と強めに吸った。
「はっ……ん、んぁあ…!!」
彼女の身体がぴくぴく強張り、それが長く続いた。
やがて全身から力が抜けて、深い呼吸音だけが耳についた。

彼女の上に被さり、見つめた。
絶頂は余韻を残すだけとなったのに、未だに泣き顔が晴れない。
年甲斐もなく(なんて言ったら100パー怒られるな)俺の前で泣いてくれるのは、けっこう嬉しかったりする。
「先生、可愛い」
「ん、っ……」
「先生、すごい好きです」
潤んだ大きな瞳に、俺が映っている。
関係をもったばかりの頃は、俺の言うことにおもしろいくらいいちいち噛みついてきた。
最近、何も言わない代わりに、瞳で訴えてくるようになったなあと思う。
それは抵抗されるよりもずっと嬉しいことで。
「…いれて、…いいですか?」
でももっと素直になってほしいな、と考えるのは、今はまだ贅沢ってもんだろう。
ゆとりゆとりとバカにされてきたことを考えると(仕事の場では未だにそうだが)、我ながら進歩だ。
彼女は瞳を伏せ、ゆっくり小さくこくんと頷いた。
535518:2011/02/11(金) 02:03:48 ID:qpZGygAf

すぐにでもいれてしまいたい気持ちを抑え、蜜壺に指をあてがう。
経験上、これなら指の1本や2本(身も蓋もない言い方だが)スルッと入ってしまうはずだが、慣らしてあげないといけない。
「んっ…、はぁぁ…ぅ」
案の定、抵抗もなく指が埋まっていく。
膣内は愛液でいっぱいで、潤滑液としては申し分無いなあなんて思った。
指を動かすと、外に流れ出ていく。
「…いっぱい、垂れてきちゃいますよ。たくさん感じてくれたんですね」
溢れ出る愛液が皮膚を伝ってシーツにしみを作るのが、彼女にもわかるだろうか。
「ばか……」
叱責が虚勢と化す、蕩けたような声だ。
柔らかな膣壁をさらに押し広げるように、指の腹でゆっくりと撫でる。
動かすたびにくちゅ、と音がして、指に愛液が絡んだ。
敏感な部分をそっと擦ると、一際甘い声。
官能的ってのは、こういうことを言うんだ…。
頭が眩みそうだ。
「…指じゃない方が、いいんでしょう?」
何より、俺自身がもう限界に近くて。
引き抜いて、糸を引く指を舐めた。
避妊具を装着し、時間をかけて挿入していった。
「っ…力、抜いててくださいね…」
って言っても挿入時の彼女はけっこうガチガチで、俺は脚とかお腹とか、色んなところを撫でさする。
歯を食い縛ってるのはまだいい方。
あんまりキツいと、自分の唇を噛んじゃうんだから。
…あ、やばい。
「…ンッ」
身体を倒し、唇を重ねた。
「…ダメですって唇噛んじゃ。血出ちゃいますよ。ずっとキスしてますからね」
俺の唇なり舌なり、噛んでしまえばいいのだ。
幸い結合部から多少意識が削がれるのか、そういったところを噛まれたことはないけど。
唇を塞いだまま、挿入を続けた。
直接見なくても奥まで進める程度には、すでに深くまできている。
「ん……ぅー…」
首を、肩を、髪を撫でながらたっぷりと時間をかけ、ようやく全部はいった。
唇を離すと、うっとりとした表情。
うあ…すげえ幸せ。
「だいじょぶですか?」
「……うん」
返事だ。またちょっと幸せがこみあげる。
「…気持ちいい?」
あ、目逸らされた。
ここまできてなお恥じらう彼女は、ホントに可愛らしい。
下腹部に手を伸ばし、撫でさすった。
「ふあっ……、ゃ…」
「…ちゃんと、気持ちいいんですね。よかった」
艶の混じる声が、証明していた。
536518:2011/02/11(金) 02:05:16 ID:qpZGygAf

「…はいっちゃった、んですね」
少し力を入れてお腹をさすると、なんとなくペニスの形が確認できた気がした。
「………っ、」
彼女は瞳を閉じ、深い吐息を送り出す。
静かに堪えるようなその表情も、小さく開いた唇も、吐き出される空気も、あまりに艶かしい。
「すみよし…せん、せえ…」
彼女の言動の一つ一つが、不完全な自分の欠落箇所を充たすような、不思議な暖かい気持ち。
上擦る声に反応して瞳を開けた彼女を見て、自然と笑みがこぼれた。
彼女の髪をふわりと撫でた。
指が肌に当たるか当たらないかの、細やかな仕種で。
緩いウェーブが心地好く指に絡まるのを楽しむ。
しばし指を滑らせていると、その手に彼女の視線と手とが重ねられた。
手首を反し、彼女の手をシーツに縫い付ける。反対の手も同じように合わせた。
「……田村」
「…キスしていいですか?」
「ふ…こんな時まで訊かなくていいよ」
僅かに口角の上がった唇に、自分のそれを重ねた。
唐突と言ったり勝手にと言ったり訊かなくていいと言ったり。
舌を絡め、角度を変えた。
「……ん」
彼女の喉が反り返る。
小さな舌を、ぢゅぢゅ、と吸い上げた。
「んっう……ぅぁ」
少し苦しげに鳴る喉に気づいて唇を離した。
潤む瞳に誘われるように瞼に口づけると、そのままスルスルと耳元へ。
耳朶を甘噛みし、たっぷりと唾液をまぶした。
「ふあっ…あ、んん…」
不安げにもぞもぞと動き出す手を、さらに強く縫い付ける。
耳の裏にキスをして、穴に舌を潜らせた。
「ん、ゃあん…っ、ひゃ、あ…っ」
彼女がどんな風に感じてるのか…声と、つながった部分の締め付けで伝わってくる。
余裕、無くなってきた…。

「先生…、唇噛んじゃダメですよ。怒りますからね。俺に噛みついていいですから」
放した手を彼女の身体に回した。彼女の手も俺にしがみつかすよう促す。
噛んで堪えなければならないほどの快楽なら、初めから声に出してしまえばいいのに、と思う。
乱れた声をあげるのに抵抗があるようで、いつも抑えている(たぶん、最後にはそれも抑えられなくなるんだけど)。
まあ、彼女が自分で自分を傷付けるようなことがなければそれでいい。
もう少し慣れたら、声出して、って言ってみようと思っている。
彼女の身体を僅かばかり抱き起こして、ゆっくりと律動を開始した。
537518:2011/02/11(金) 02:07:04 ID:qpZGygAf

「んっ、はぁ…ぅ」
ぎゅっと密着した身体が強張った。
細い肩が折れそうなほどに、回した手に力がこもる。
加減が調節できないくらい気持ちいいんだ。
緩慢なストロークの合間から、愛液がだらりと垂れてくる。
俺のペニスを伝い、彼女のお尻を伝った。
ぐっちゃぐっちゃと鳴る水音は、嬌声混じりの彼女の呼吸と同じくらい、扇情的だった。
「ッ…すっげ、ヤラシイ、音……」
思わず一人ごちた本音が、彼女を刺激したらしい。
首に回された腕の力が強まり、そして腰がゆら、と動いた。
「っあ…」
この反応。先生も無意識だったんだ。
「…何に感じたんですか?音?…俺が言ったこと?」
「あ…っ、ゃ、だぁぁ……」
支配欲なんてものはないつもりだけど、彼女に煽られてしまう。
なんてのは男の都合いい言い訳なんだろうか。
単調なストロークを変化させ、彼女が感じやすいところを攻めながら加速する。
痛って……。
肩のあたりが鈍く疼く。彼女が口を当てたところ。
空気を含んだ愛液が、ぷちゅ、と泡立ちながら彼女の入り口を上塗りして濡らしていく。
肌の打ち鳴る音も響いていた。
びたびたと、ぶつかっては愛液の糸を引いて離れ、またぶつかる。
肩の疼きが強くなる。刺激されてまた激しく打ち込む。
限界に近づきながらも、それが相互効果であることを身体の全部で知覚し、嬉しくなる。
「…住吉先生、」
「た、田村ぁ……も…だ、め…」
え…うそ。
「先生…イきそう?」
こく、と頷いたのがわかる。
うわ、だって、…触ってないのに。
両手はしっかりと彼女の身体に回している。
直接刺激を与えているのは、膣内に抽送を繰り返す男性器だけ。
ああ、やばい、なんか嬉しい。
というか嬉しくて、気持ちよくて、もう爆発しそう…。
「…っ俺も、イきそう…やばいです…」
無我夢中で打ち込んだ。
ベッドが軋んだ。
抽送の音がいっそう卑猥さを帯びた。
腕の中のこの人と、もっと繋がりたい。
俺の先端が、彼女の最奥に突き当たる。
「…せん、せぇ……」
「はっ…あん、あっあっあっ…ふぁ………っ!!」
爆ぜた。
ゴムの中にどくどくと液体が溜まる。
彼女の身体も全身がビクビク痙攣した。
腰に絡まる彼女のしなやかな脚が、震え続けていた。
538518:2011/02/11(金) 02:09:55 ID:qpZGygAf

彼女の身体をベッドに下ろしたが、腕は俺の首から離れようとしない。
いや、すっごく嬉しいんだけどね。
頬をそっと撫でた。
「…大丈夫、ですか?」
「ぅ、ん……」
脱力しきって、なんか蕩けちゃいそうだな、先生。
「…ごめんなさい、いっぱい泣かせちゃって」
決壊し、なお彼女の瞳は涙をたくさん湛えている。
唇で頬をのぼり、瞳に口づけて涙を拭った。
右側、それから左側。
顔を少しあげると目が合い、触れるだけの静かなキスをした。
離れるとまた目が合った。
大きな瞳はうっとりと恍惚の色を浮かべ、潤んでそこに映る像を揺らしている。
「…風呂、沸かしてきますから。休んでてください」
彼女がほんの少し名残惜しそうに手を放した。
ペニスを抜き、手短に後処理をする。
脱ぎ捨てたボクサーを穿いてバスルームへ向かった。

戻ってくると、どうやら先生は眠っているようだった。
ベッドの横に屈んで頭を撫でてみたが、目を覚まさない。
いつものこと、風呂が沸いたら起こせばいい。
すやすやと寝入っているところを起こすのはしのびないが、キレイにしないと翌朝不機嫌なのは彼女の方なんだから。
ベッドにもたれるようにして床に座り、テーブルにある缶ビールに手を伸ばした。
一口飲めば、ぬるいわ炭酸抜けてるわで、お世辞にも旨いとは言えない。
それでも行為の後の身体に水分が行き渡るのは気持ちのいいものだ。

彼女の方をちらりと見遣った。
起きない…よな。
「…美寿々さん」
以前、こう呼んだら怒られた。
プライベートの時ぐらいいいじゃないですかと食い下がったが、断固拒否。
『だいいち、田村が先に言ってきたのよ?住吉先生で、って』
『いや、それは、そうですけど…』
『あんた、なんであたしを先生って呼ぶの?』
『…先生が、資格保持者だからです』
『…わかってんじゃない』
『えっ?』
『あたしは資格保持者、あんたはそうじゃない。だからあたしを先生と呼ぶ』
『…はい』
『じゃあどうなればあたしを名前で呼べるか…ゆとりんの頭でもそれくらいわかるでしょ?』
──というわけで、“美寿々さん”は俺が行政書士の資格を取るまでお預けである。
試験受かったら呼び捨てしてやる。俺のが歳上だし。
…でもキャリアはどうしても負けてるから、やっぱりさん付けじゃなきゃダメかな。
そんなことを考えながらちびちびとビールに口をつけていた。
やたら残ってるなと思ったら、コレ先生が一口飲んだだけのやつか。
飲み干したころ、湯沸かし終了のベルが聞こえた。
539518:2011/02/11(金) 02:11:37 ID:qpZGygAf

「先生、風呂沸きましたよー」
瞼の重たそうな先生を抱き抱えてバスルームへ向かう。
「田村、着替え……」
「はいはい」
下着類はバスルームに隣接する脱衣所に置いてあるが(残念だ)、彼女のパジャマは部屋で朝脱いだまま。
脱衣所へ戻ってパジャマを渡し、再び出ようとすると呼び止められた。
「…田村も、入る?」
「え」
魅力的過ぎる提案、なんだけど。
「いいですよ、だってタオル無いじゃないですか」
驚くことに、この家には予備のバスタオルというものが無い。
一時は時間差で入って彼女のタオルを使わせてもらうことも考えたが、いくらなんでも彼女に悪いので諦めた。
最近はずっと、彼女が風呂に入っている間にフェイスタオルを借りて身体を拭くだけだった。
彼女がチェストの引き出しを開けた。
「…はい」
取り出したのは、淡いブルーのバスタオル。新品だ。
「え…これ…」
「買ってきた」
…ホントに?
「…マトモに汗流さないままで、風邪引かれても困るし」
「先生ぇ…」
ものすごく嬉しくなって、たまらず抱きついた。
「…あんまりくっつかないでよ。汗だくだし」
彼女が胸元に抱えたバスタオルが、俺の上半身に触れた。
ふかふかと気持ちよかった。


「…タオル準備してもらえるんだったら、どうせなら着替え持ってくるんだったなあ…」
どうせ身体を拭くだけだからと、今まで着替えを持参したことはなかった。
背を向けた彼女を抱えて、たっぷりと湯の張ったバスタブに身を沈める。
うわあ、幸せだ。
「調子乗ってる…別にあんたのためだけじゃないのよ?来客全般のためなんだから」
「俺以外に、バスタオル貸すような来客なんていないじゃないですか」
「…おケイとか」
「彼女が家に来る時は朝まで飲んでそのまま帰るんだって言ってましたよ、前に」
というか男が使ってるタオルを女友達に貸すんですか。
「……うるさい。もういいわよバカ」
拗ねちゃったよ。
「…すごく、嬉しいですよ?ありがとうございます」身体を引き寄せ、耳元で静かに囁いた。
「今日は、『初めて』がいっぱいあって嬉しいです」
「…『初めて』?」
彼女は腕の中におとなしく収まっている。
「初めてタオル用意してもらって、一緒に風呂入った。背中がダメなの初めて知った。あと、先生が初めて中イキした」
「……は?」
「自覚ないですか?いつもアソコ触ってあげないとイかないけど、今日はいれて動いただけでイ「ちょ、や、やだ、バカ!!」
振り向いて思いっきり遮ってきた。
広くはないバスルームに高い声がびんびん響く。
540518:2011/02/11(金) 02:13:27 ID:qpZGygAf

露骨な言い方、すごく嫌がるもんなあ。
それを知ってて、ちょっと悪戯心が芽生え口にしてみたら、耳まで真っ赤だ。
…ホントに中イキの自覚なかったのかな。
そんなに、いっぱいいっぱいでいてくれてるんだ。
湯船から剥き出しになった首筋に口づけた。
「っきゃ…!」
突然の刺激に彼女の身体がびくんと震えた。
「…ホントに背中ダメみたいですね」
囁いたらそのままその耳をくちゅくちゅとしゃぶった。
「ん、ひゃ…、や…ん」
可愛い声と反応をもっと楽しみたい気もするが…あんまりやると俺にスイッチが入ってしまう。
そんなつもりはない。ゴムが無いし、たぶん彼女がもたない。
吸った耳朶を放すと、ちゅぱ、と響いた。
「田村…ちょっと、いい加減、…に」
また振り返って突っかかってきた…と、思いきや。
「…先生?どうか、しました?」
彼女の視線が一点で止まる。
唇をキュッと結び、泣きそうな表情で向き直ってしまった。
「……肩…、ごめん…」
「えっ?」
「痕、残ってる…。2つも」
「あ」
彼女が噛みついた痕だ。
自分では見えないが、触ってみると確かに少し痕が残っているみたいだ。
一つはもう一方と比べて薄く、ほとんど消えかかってるようだが。
「たぶん、一個は先週のですよ。…別に気にしなくていいですから」
俺がそうしろって言ってるんだし。
…ああ、しゅんとしちゃった。

「…先生、明日の予定は?」
「え…っと、特にない、けど」
「じゃあ、住吉先生の明日、俺にください」
「どういう…こと?」
「明日も一緒に居たいです。どっか出かけるとかじゃなくて、先生の家で過ごしたい」
泊まった翌日は、いつも朝には帰っている。
気にしなくていいのに凹んでる彼女に、甘えてみることにした。
「あ…俺一回帰って、着替えてテキストとか持ってくるんで、勉強付き合ってください」
「いい…けど」
と言いながら、彼女は不安げな瞳を覗かせている。
図に乗りすぎたかと少し焦った。
「ふ…2日続けては、無理、かも…」
「え?何を………あ。」
顔真っ赤。気づいて思わず苦笑してしまった。
「先生、俺そんながっついてないです。そんなつもりで提案したんじゃないですって」
「……っ」
あーあー、ほんっと可愛い人だなあ。
「しません。大丈夫です。でも夜までは居ていいですか?11時ぐらいまで」
「…なんで11時」
「そりゃ、10時からバラエティ番組ありますからね。一緒に見ましょう」
「…?」
嬉しい。仕事でも一緒な分、プライベートまで長く拘束するのはなんとなく躊躇われることだから。
大半は仕事仲間として接する相手だからこそ、こうやって2人で過ごす時間はやっぱり特別でかけがえがない。
知らなかった彼女を知って、変化していく彼女を感じて、そしてまた彼女がいとおしくなる。
俺はもっと、この人をわかりたい。
さて、明日はどんな住吉先生が見られるだろうか。
541518:2011/02/11(金) 02:17:03 ID:qpZGygAf
以上です。いろいろ捏造してすいません。
とりあえず田村が美寿々を好き過ぎました。

読んでいただきありがとうございました。
542名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 09:56:18 ID:Pmz4FAAf
おぉ〜神!
エロエロかつクオリティ最高で……GJ!
543名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 17:52:46 ID:L90u+DKe
あげ。

素敵な作品ありがとうございます。
翌日も襲っちゃうゆとりんが見たいなあ。

この2人は良いですね。
544名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 19:32:50 ID:eHAB7ehc
さらにアゲ

上手いなあ、ちょっと進んだ関係の二人がとても良い感じ
うーんキャラにもエロにも満足。感激しました
すごく良かったです!GJ!!←ここ大きくしたい

また書いてください、さらに進んだ二人を
545名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 01:12:12 ID:eyR192Yx
これはなんというGJ作品
進展してるのにキャラが崩れてないのがすごい

できれば声出してって言っちゃう田村も激しく希望
546名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 18:48:55 ID:aACedk1M
518さん、ありがとう!
「明日の住吉先生」も見せてください!
547名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:14:44 ID:p7vpcMqq
よかったですー楽しかったー
10時からのバラエティ番組はあれですね!
二人で布団の中で見てほしいなw
548名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:28:43 ID:2jbir9gk
>>518
GJ!!読みやすくてかなり好みの文章でした。
小ネタも今日になってから気付きましたw
また是非書いて下さい!
549名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:34:00 ID:Pq2YURGE
すごく良かったです。
なんかほのぼのしちゃったw

続編を希望します!
お時間あれば是非お願いしますね
550名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 01:22:14 ID:TPrZp4rG
GJ! 続編も希望
早く翌日の話を読みたい
551名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 08:23:08 ID:zTd6IWfl
GJあげです!
このスレ、良い職人さん=神様がたくさんいるなあ
552名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 08:48:19 ID:X+h5lSfr
GJ!!またよろしくお願いします!おもしろいし読みやすい!
553名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 19:21:44.52 ID:9bPljtNy
2日遅れだけどスレ1周年アゲ。
554名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 06:13:11.12 ID:X0gKLl9A
保守あげ

自分でも書けたら良いのになぁ…。
555名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 12:16:53.35 ID:h0ybg5EJ
投下待ってます!
556名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 14:04:15.56 ID:G2MZzQcu
投下待ってます!
557518:2011/03/26(土) 10:32:22.82 ID:ChvbW2U0
どうも。518です。
ちょっと事情がありまして、続編を書くのは難しいです。
可能性はゼロではないんですが、確約はできませんし、おこがましい言い方ですがいたずらに期待を抱かせるのも良くないかと思いますので、そういうつもりでいてください。

たくさんGJいただきましてありがとうございました。物凄く喜びました。
被災された方、また何かしらの害を被っている方、つらい時ですががんばっていきましょう。
558名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 01:21:04.73 ID:ckU0OAnd
投下待ってます!
559名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 01:38:17.80 ID:faGkNB7h
スレチでごめんなさい。
カバチコンビのスレってどこかにありますか?
560名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 10:07:13.47 ID:R+4+N3wQ
あげ
561名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 20:38:28.22 ID:xPyPYFtc
保守アゲ
今も大変な思いをしておられる方の心の平安を祈ります
562名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 20:47:18.94 ID:MQDJC3X+
>>559
つ おにあいすぎる二人
ぐぐらないと見られないが
563名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/11(土) 00:03:51.16 ID:iXJeCyT3
あげときますね
564名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/25(土) 04:51:03.06 ID:j4JhYUyj
あげ
565名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 08:08:49.42 ID:9aZGZSLs
あげあげ
566名無しさん@ピンキー:2011/07/24(日) 13:07:00.73 ID:Azs0SSj3
よっこいしょ
567名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 01:17:51.25 ID:/S/x8irE
神様、お待ちしております。
568名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 01:33:19.49 ID:9wwdyP/3
誠実で不器用なたむたむとツンデレ美寿々のエロエロが読みたい〜。
569名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 00:11:47.38 ID:rbl2Klvl
あげ
570名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 15:03:39.80 ID:dqAkioyD
保守
571名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 16:06:25.44 ID:JdAr9j3p
保守
572名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 02:45:12.23 ID:AECC2z9k
保守!
573名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:35:16.10 ID:S+TfSBZx
>>227
です。ご無沙汰です。ここがまだ残ってたなんて・・・

あの二人の間に、特別な感情があるのは、私の事務所に現れてから直ぐに気付いた。
彼女のこれ見よがしな私への態度が、半分田村に見せつける意味合いがあった事も。
まるで中学生だ。
(こうやって並んでいるのを見ても似合いのカップルだな…。)
その時は諦めようと思っていた。しかし、もう一度彼女に会いたい気持ちが募り抑えきれなくなっていた。それ程彼女は魅力的だった。
あの細い肩を抱き寄せてキスしたい・・・。
わざと事務所へ誘いの電話をした。彼女の性格からいって、そこでノーと言う筈がない。
だから、レストランで彼女が素直に自分の気持ちを明かした時は、少々驚いた。
もう少しじらしてくるかと思っていた。
(これは即計画実行だ。)
彼女の目を盗んで、デザートに薬をかけた。30分程で眠くなる筈だ。
車に乗せ、気分が悪くなったと彼女が訴えてきた時、余りに事が上手く運び
嬉しさを顔に出さないようにするのに苦労した。
家のガレージから部屋に運び込む。ベッドに降ろして、一息つく。
その間も彼女はぐっすり寝ていた。
そっと、その頬に触れて形の良い唇を指でなぞると、微かに彼女が動き口を開く。
(そろそろ薬が切れる頃か。その前に、服を脱がせておこう。)
ブラウスのボタンを一つずつ外し、段々と露になってくる肌の美しさと、
微かな甘い匂いで...もうコントロールが効かなくなってくる。
スカートの下から内腿に手を忍ばせて、温かく柔らかい感触を確かめる。
(もう限界だ。)
574名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:36:34.81 ID:S+TfSBZx
そっと唇にキスをして、耳、首筋、胸へと舌を這わせる。
彼女は微かに声を上げる。
(たまらない。)
こんなに欲情をそそられてやめられる筈がない。
(早く、喘いだ声も聞きたい。)
…彼女の驚いた顔さえ愛おしく、きつく抱きしめる。
逃げようとしても、折れそうにか細い腕を押さえるだけだ。
もう何をためらう必要もなく、彼女を味わう。
・・・すると、彼女がアイツの名前を呼んだ。
自分がこんなに嫉妬深い人間だったとは。
精神的にも彼女を追い詰め、全てを支配したくなってしまった。
気持ちとは裏腹に、彼女の身体は十分に潤い私の挿入を迎い入れた。
なるべく優しくとは考えていたが、それはあっさりと崩れ落ちた。
奥へ奥へと、激しく彼女を責める事しか出来なくなっていた。
彼女の全てを手に入れたい。それだけだ。
涙を流しながら、身体をよじらせて必死に私から逃れようとする彼女を抑えつける。
そしてついに、彼女の中に全てを出し切った時は、深い充足感に満たされた。
彼女は、逃げ出すようにバスルームを探して駆け込んでいった。
中を覗いてみると、泣きながら身体を洗っていた。濡れた後ろ姿が艶めかしい。
堪らず私は、後ろから彼女を抱きしめて、突き上げ出す。
驚き絶望的な叫び声が響いた。
’いやぁ〜! ああっ....やっ、お願いもう許して…。’
(許さない。・・アイツを彼女の心から追い出すまで。)
無理やりこちらに振り向かせて、正面からまた突き上げる。
キスを浴びせて、舌を絡め息を奪った。
片足を持ち上げ、更に上に私は放った。
放心状態の彼女の身体を、優しくシャワーで洗った。
秘部に指を滑りこませても、もう抵抗する気力もない。
・・・だが私はこれで彼女を開放するつもりはない。
再びベッドまで彼女を連れて行き、押し倒した。彼女の目に困惑と恐怖が宿る。
彼女の秘部に顔を埋めた。悲鳴をあげ逃げる腰を抑えつけながら、
私はその甘美を味わう。彼女は何度も達した。
幸せに包まれながら、私はまたも挿入を始めた。
もう彼女には、声を出す気力さえ残されてはいない。
彼女を掻き回し、その動きをどんどん加速させていった。
”もう、貴女は僕のものです。”耳を噛みながら何度も囁いた。
彼女の涙を舐めながら、私は彼女の中に自分を満たした。
そのまま暫く、彼女を抱き締め余韻に浸っていた。

呆然とタクシーに乗る彼女を見送りながら、次の責め方を考え始めていた。


575名無し:2012/01/18(水) 08:37:18.36 ID:cS9ffiJl
>>573 GJ!!!!!!
576名無しさん@ピンキー:2012/01/20(金) 12:06:21.39 ID:gRekCSx2
いいね
577名無しさん@ピンキー:2012/01/28(土) 19:42:47.86 ID:OmUD+LvI
新作投下、ありがとう!
GJ!
578名無しさん@ピンキー:2012/02/02(木) 01:48:24.77 ID:04rCPU8u
GJ
579名無しさん@ピンキー
ほしゅ