不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part13
メモ帳で大きさどれくらいになりますか?
余裕もたせるとして40KB越えてるならスレ容量足りないかもしれないので
次スレで投下するか次スレ立ててもらったうえで
スレまたいで投下するかした方がいいと思います
>>340 64KB位です。
今回は途中で区切らずに一気に投下した方のが良さげなので、次スレにします。
また夜になったら戻ってきます。
ス…スレが容量オーバー?二ヶ月も経たずにか?
>>341 了解しましたー
少々容量あきますが先に次スレ立てときます
埋め
埋めてどうにかなるサイズでもない気がするw
今回のスレは堕とし甲斐のある強敵ですね、と
. ____
| |・∀・| /⌒⌒ヽ
| |\ |`イ ノハぃ) カク
. (( |_|_ィ⌒`」 ‖' 、 ソ|
ノ と、_入`_,つ λ う
_ノ(
,、-――ー-- 、___, て
// / __,ノノノ、 く (
/ / 、_, 从 | イヤア
//l/ / o=,、 ''、!| l|ノ i |l
イ | l|イ! `' , l;;メ川l ,,
!l川 ノ| " (`ヽ "川 "''ー- 、,, _ あー
モミ ノVl|ハト、_ `´ ノノノ |  ̄`l
モミ ノノ _ '´⌒ヽ ,-、 | | やっぱり○稚園児の
/ / nノ´ ´ l´)_,ヽ .| |
| l l´ ) :r;: Y ノ / | | シマリはいいYO!!
. ズッ `/ ゙ | / /● | |
. ズッ // / ̄`ヽ / / |
__ / / ' / ヽノ /// / /
/´  ̄ ̄' ´ l⌒l ヽ /_ /
/ // lλ ' ヽ \ ヽー''" _) /
ノー----/::::,'、_ _,ノ `ー`ヽ ヽ―''"´ /
/', `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄/// ( \ ヾ /
/ /`) '、:::: ''‐- 、,, / `ヽ、つ_) l |
/ u`" // "'' ヽ/ / ノ ノ
`'' - 、,, J r‐、 ', /
"'' - / / ', / ズッ
とはいえ、放っておくわけにも行かないだろうからなぁ。
ということで埋め。(笑)
見習いの人は、こっちに投下して埋めてくれるんだと思ってたんだが…いい意味で裏切られた。
おかげでこの13スレたんが寄生体に生殺しの目にあってるんだけどな!!
埋めるよー
久々に寄生解除されたんだけどどうせまた寄生されるんだろうな……
何回も寄生と解除を繰り返す内にいつの間にか段々と寄生が始まるのを心待ちにしている自分がいるわ……
今度の寄生は更に大規模になったりするんだろうか……
楽しみだな……
早く来ないかな……
寄生解除って、やっぱ寄生体が分離するのか?
利益があるから寄生するのに、わざわざ宿主から離れてどうするのか……
アレか?倫理観とか同情とか安っぽい理由なのか?
大規模な寄生、は何となく身体の色々な所に寄生されるとか、
親が同じ寄生体が色んな人に……という妄想はできるけれども。
ファンタジーにリアルを求めるなよ!って言われそうだけど、埋め草だからコレくらいはいいよな?
放置プレイした方がその後美味しくいただけるんです
空気を読まないで本当に申し訳ないんだけども、
今日、即興で30kb位の話を一本書いたので投下してみてもいいかな?
寄生SSといえば寄生SSなんだけど、ちょっと空気が違うので
次スレに投下するのがためらわれる内容・・・。
だからスレの残りを埋めるのにちょうどいいかな・・・と。
「マジで空気嫁」っていうなら帰ります、ごめんなさい。
待ってる人の空気読んで投下してくださいお願いします
大作来たから次スレ建てたわけであって残り30レスとか数kbじゃないんだから
普通のレスじゃ埋められる訳無いわな
普通のレスだと200レス以上必要になる
>>353 >利益があるから寄生するのに、わざわざ宿主から離れてどうするのか……
そりゃあ、別の利益があるからだろ。
食い物のためなら、宿主に寄生してた方が有利だが、
生殖のためには離れる必要がある、とか
すみません、ありがとうございます。
このスレの温かい住人の方達のおかげで涙が出そうです。
今日のSSの属性は、純愛・近親相姦そして鬱注意です。
長さが短いので、あまりエロいシーンが多く出来なかったのが心残りですが・・・。
実験的な要素を含んだ内容なので、あまり期待せずに読んでやって下さい。
では、お願いいたします。
『 a genuine love 』
ああ。
僕はなんて馬鹿なんだ。
何で今日に限って沙夜を車道側に立たせてしまったんだ。
後悔先に立たず・・・僕は今ほどこの言葉が身に沁みて実感した事は無い。
「沙夜ぁっ!! 沙夜ぁぁぁっっ!!」
僕はあらん限りの声を出して愛しい彼女のもとに駆けだした。
「ねぇ、おにぃ。今日は何食べよっか?」
くるくると良く動く瞳と愛くるしい笑顔で沙夜は僕に問いかける。
「ああ、何でも沙夜の好きな物で構わないよ」
「ほんと!?じゃあじゃあハンバーグがいいかも!!」
そう言った途端、沙夜はにぱぁっと向日葵の様な笑顔を全開にして喜びを表す。
「じゃあお買い物行こ〜。ハンバーグ!ハンバーグ!」
夕食一つでここまで無邪気に喜ばれると僕としても気分がいい。沙夜の笑顔は僕に元気をくれる。
「よし、じゃあ行こうか」
飛び回ってはしゃいでいる沙夜の華奢な手を取り、僕は立ち上がった。
沙夜。世界で一番愛しい僕の妹。
僕達には両親が居ない。
いや、正確には居ないと思っている。
何故ならば、あんな男と女を両親とは思っていないからだ。
あの男・・・、生物学的にいえば僕の父になるんだろう・・・。
あの男は僕と沙夜にひたすら暴力をふるった。
ろくろく仕事もせず、1日中ひたすら酒をあおると
「何こっち見てんだぁ!このクソガキ!!」
と全く意味のわからない難癖をつけて、その度に僕や沙夜の顔が変わってしまうんではないかと思うくらい、ひたすらに殴りつけた。
こっちが抵抗できない子供なのをいいことに、あの男は自分の鬱憤が晴れるまで思う存分暴虐の限りを尽くした。
そして、あの女・・・。いわゆる僕らの母親だ。
あの女は徹底的に僕らが発信しているSOSを無視し続けた。
それどころか記憶にある限り一度も母親らしい愛情をかけてもらった事は無い。
今で言うネグレクト、育児放棄ってやつだろう。
あの女は自分の旦那に愛想を尽かし、他で男を作って遊んでいるのは幼いながらも薄々感づいていた。
あの男もそれはわかっていたのだろう。
しかし、口論になると間違いなく負けてしまう事は目に見えているので、そのムシャクシャの矛先は全て僕らに向けられた。
一刻も早くここから抜け出したい・・・。
だが、僕はまだ中学生。沙夜もまだ小学生。
何の生活能力も持たない僕らは、ただただその理不尽な暴力の嵐に耐えてじっとしている他なかった。
しかし、そんな生活は突然終わりを告げる。
ある日、僕は学校が終わり家に帰ると、玄関に入った瞬間にいつもと少し様子が違う事に気付いた。
いつもはあの男がひたすら酒を飲みながら大音量でTVを見ているはずなのだが、中から物音がしない。
靴はあの男と沙夜の分があるので間違いなく家に居るはずだ。
不審に思って僕は物音を立てないように忍び足で中に入ると、奥の部屋から
「・・・っ ぐすっ・・・ ひぐっ・・・・」
すすり泣くような声が聞こえてきた。
またあの男が沙夜に手を上げたのか・・・。
僕はそう判断し、中の様子を窺うためにその部屋の引き戸をそっと数センチ開けて中を覗き見る。
「・・・っ!!」
最初、僕は何が行われているのか理解できなかった。
蒲団の上に裸で仰向けにされた沙夜の上に、あの男は覆いかぶさり、沙夜のまだ女性器と呼ぶには遥かに幼いその部分へ醜悪な逸物を突っ込んでいた。
当時、悪友たちの噂話でしか情報源の無い貧弱な性知識しかなかったが、これはどう見てもSEXと呼ぶのもおこがましい、
あの男の独りよがりなオナニーだということは理解できた。
そして、すべてを理解した瞬間、僕の中にマグマより熱く煮えたぎる憤怒が爆発した!
「うわぁぁあぁあああああっ!!!!!」
僕は自分でも何を言っているんだか分らない雄叫びをあげると、近くに転がっていた空のビール瓶をを掴み、ドアを蹴破って部屋に乱入する。
「だあぁあああうわぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
肺の中の空気を全て外の押しやるように叫び声を上げ、沙夜を犯すことに夢中になっていたあの男の頭を目がけて力いっぱい腕を振り下ろす。
ゴンっ!!
「・・・・ぉろ・・・」
手が痺れるような衝撃と共に、鈍い音が辺りに響く。
沙夜に覆いかぶさったままの汚らわしい男は間抜けな呻き声を上げて力無く崩れ落ちる。
TVドラマで見るように、粉砕すること無く男の頭を割ったビール瓶にはドロリ、と通常の血よりも濃い塊の様な何かがへばり付き、
それは重力に従ってポタリと床に垂れ落ちる。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
荒く息をする僕の呼吸の音だけが部屋に響く。
僕は沙夜を下敷きにしているその男を力ずくで横に転がす。
ドロリ・・・
恐らく僕に頭を割られたと同時に射精したのだろう。
沙夜の大事な部分から抜けたその汚らわしい逸物は、精液と沙夜が散らした処女の血にまみれていた。
「・・・ひぅ・・・うえぇぇっ・・・・うぇぇぇん」
突然の出来事にしばらく声を失っていた沙夜が再び泣き出した。
股から血と精液を垂れ流し、無防備に泣きじゃくる沙夜。
そんな彼女を守れるのは僕しかいない。
「行こう!沙夜。僕と一緒にここを出よう」
沙夜に服を着せ、とりあえず手当たり次第に荷物をバッグの中に詰め込むと、彼女の手を取り家を飛び出した。
一生沙夜を守り抜くんだ。 この時、僕はそう心に誓った。
近くのスーパーへの道すがら、僕は数年前の出来事を反芻していた。
先日あの日以来初めてあの家の様子を窺いに行ったのだが、既にそこには別の人が住んでいるようだった。
当時、立ち寄ったコンビニで新聞を隈なくチェックはしていたので、殺人事件として取り上げられることは無かったので、
おそらくあの男は死んでおらず、どこかで生きているんだろう。
あの後、家を飛び出した僕と沙夜はあちこちを転々として、今では何とか小さいアパートを借りて慎ましく生活をしている。
僕のアルバイトの収入と沙夜の内職の収入だけでは心許なく、決して豊かな生活が出来ているわけではないが、ここには僕らを迫害する人間は居ない。
僕は沙夜と一緒に居るだけで、無上の喜びを感じる。
「・・・? おにぃ、なんか怖い顔してる」
「ん、ああゴメン。ちょっと考え事しててな」
「もぅ・・・、じゃあ明日の朝食は何にするって話聞いてなかったでしょ?」
「え!?明日の朝飯? まだ夕飯も食べてないのにもう明日の心配してるの?」
「そうだよ〜! だってご飯は大事なんだよ〜」
沙夜の頭の中には食べる事しか無いのか・・・。
思わずクスっと笑ってしまい愛おしい彼女を見つめる。
沙夜はふんふんとご機嫌に鼻歌を歌いながら、歩道と車道の境界の白線を跨ぐようにして飛び跳ねている。
「おい、沙夜。そんなに飛び跳ねていると危な・・・」
ドンッ!!
僕の言葉はそこで途切れた。
僕と顔を見合せて歩いていた沙夜は、一瞬の瞬きの後、僕の視界から消えた。
背後から猛スピードで迫って来た車が、沙夜を跳ね飛ばしたのだ。
沙夜はまるで人形のように脱力した姿で地を転げる。
それは出来の悪いドラマのワンシーンのようだった。
沙夜を跳ね飛ばした車は一度も止まる気配を見せずにそのまま逃走してしまったが、そんな事はどうでも良かった。
彼女さえ無事であれば。
「沙夜ぁっ!! 沙夜ぁぁぁっっ!!」
吸った空気と吐いた声が同時にぶつかり、僕の胸は悲鳴を上げた。
しかし、そんな事には構わず僕は力の限り彼女の名を呼んだ。
10m近く跳ね飛ばされた沙夜のもとに走り寄ると沙夜の体を抱き抱える。
あれだけ飛ばされたというのに、彼女の体は多少の掠り傷しかなく、単に眠ってしまっているだけのように見える。
「沙夜っ! 大丈夫か?沙夜ぁぁっ!!」
だが僕の言葉には一切の反応を示さず。沙夜は僕の腕の中で眠り続ける。
僕はあらん限りの声を張り上げて彼女の名を呼び続けた。
「その子はもう死んじゃってるよ」
ふと正面からそんな声が聞こえた。
何だと!! 僕は一瞬にして頭の中の血液が沸騰した。
馬鹿な事を言うんじゃない、沙夜は気を失ってるだけだ。
そう怒鳴りつけてやろうと声のする方を見た僕は、阿保みたいに口を開けたまま固まってしまった。
そこに居たのは蝶ネクタイとサスペンダー付きのズボンを穿いた子供だった。ご丁寧にステッキなんぞも持っている。
流暢な日本語を喋ってはいたが、国籍はどこなのかわからない風貌の子供といえば何となくわかるだろうか。
しかし、日本人か外人かなどという以前に、僕はこのマセたガキが人間では無い事を悟っていた。
何故ならば、その子供は地に足が付いてなかったからだ。
意味がよく理解できず、沙夜を抱えたままボケっと少年を見つめていた。
「あれ? 聞こえなかった? その子はもう死んじゃってるんだよ」
その少年は僕に向かって二度目の言葉を口にした。
その言葉は茫然自失の僕の鼓膜を揺らすと、ようやく脳が活動を始める。
「て、適当な事を言うなっ!! 沙夜はまだ死んでなんかいない!」
「悪魔の僕がそう言うんだから間違いはないよ。 試しに心臓の音でも聞いてみたら?」
まるで全てをお見通し、みたいなしたり顔で淡々と喋るマセガキに腹を立て、やっぱりお前の言う事は嘘だったじゃないかと言い返すために
僕は沙夜の上着を脱がすと、彼女の胸に耳を当てる。
しかし、
心臓があるはずのその位置からは、何の音もしなかった。
僕はその事実を認めたくないがために、耳の当てる位置を何度も変えて、沙夜の命の鼓動を確かめようとする。
「ふぅ・・・諦めの悪いお兄ちゃんだね」
少年はお手上げのポーズを取って僕を見下す。
僕は必死になって沙耶が生きている証拠を見つけようとしたが、いつまでたってもそれが見つからない事に僕の心は折れかけた。
「・・・まさか・・本当に・・・・・死んじゃったのか? 沙夜・・・」
気のせいか、僕の腕の中の沙夜の温もりは少しずつ失われているように感じる。
「ふぅ・・・ようやく認める気になった?
その子は死んじゃってる、お兄ちゃんには悪いけど、それを認めてくれないと話が先に進まないんだ。
でも今回、僕は悪い話をしに来たんじゃないよ、その子を生き返らせてあげようと思ってここに来たんだから」
・・・何だと?
「それは・・・本当の話なのか?」
「うん、本当だよ。 じゃなかったらわざわざこんな所まで来たりしないって」
目の前のちびっ子悪魔はひらひらと手を振りながら言う。
「どうすれば・・・どうすれば沙夜は生き返るんだ!!」
そこにぶら下がる一縷の可能性に期待して、僕は少年の肩口を掴み、ユサユサと揺らしていた。
「ちょ・・・ちょっと落ち着いてよ、お兄ちゃん。 手を放してってば・・・」
僕が力いっぱい揺すった事で、少年は少し涙目になっていて、ケホケホと咳払いをしながらクシャクシャになったシャツを整える。
「あー、苦しかった。 もうちょっとで僕も死んじゃうところだったよ・・・」
「済まない・・・取り乱して。 で、どうすれば沙夜は生き返るんだ? 教えてくれ、頼む!!」
僕が頭を下げて頼みこむと、少年はごそごそと自分の上着のポケットを漁ると、そこから得体の知れないモノを取り出す。
ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
それは無数に青黒い血管が浮き出した卵の様なものだった。
鳥や爬虫類の卵の様にのっぺりとした形ではなく歪な形をしていて、真ん中には大きな眼球がついていた。
その卵は、生命と意志を思っている事を主張するかの如く、不気味に少年の手のひらの上で脈動していた。
「そ・・・それは?」
醜悪な事この上ない不気味な卵に目を奪われ、やっとの事で絞り出した僕の声は掠れていた。
悪魔の少年は屈託のない笑顔を浮かべる。
「これがその子を生き返らせてくれる卵だよ。 この卵をその子の中に入れれば生き返るんだ」
・・・何だって?
「入れる・・・って、その卵を沙夜に飲ませるって事なのか!?」
「う〜ん、ちょっと違うかな〜。 この卵をその子の体の中心、言ってみれば子宮だね、に寄生させる事によって
人間としては消えてしまった命の灯火を、もう一回蘇らせるって言ったほうが正確かな?」
僕はその物言いに少し引っ掛かるものを感じた。
「人間としては・・・って、蘇ったら沙夜は人間じゃなくなっちゃうのか? そういうことなのか?」
「うん、確かに蘇った時にはもう人間じゃないね。 さっき、人間としての命は終わっちゃたんだから当然っちゃ当然だけど。
でもだからと言って、蘇った後にその子が悪魔になるわけでも悪い事をするわけでもないよ。 それは保証するよ」
僕は迷った。
何が何でも沙夜を生き返らせたかったが、目の前のこいつは見た目は幼くても紛れもない悪魔。
悪魔との取引は必ずしっぺ返しが付き物と、大昔から決まっている。
そんな僕の心中を見透かすようにして悪魔の少年は語りかける。
「まぁ、無理強いはしないよ。 別に僕にとってお兄ちゃんがどっちの選択をしたって、あまり関係がないからね。
お兄ちゃんの後悔のないようにじっくり考えてから決めてみてよ」
だが、僕の心は初めから決まっていた。 今さらこいつに言われるまでも無い。
例え、沙夜を生き返らせる代わりに僕の魂を持って行くと言われたって、喜んで僕はその条件を飲んだだろう。
少年をじっと見据えると、僕は頭を下げた。
「僕は沙夜を生き返らせたい。 例え沙夜が人間じゃなくなってもいい、沙夜が沙夜であればいい。
お願いだ、沙夜を助けてやってくれ・・・」
悪魔の少年は、僕が頭を下げて頼みこんだ事にニコっと嬉しそうな表情を見せると、
「うん、いいよ〜! じゃあその子を生き返らせるのはお兄ちゃん自身の手でやってね」
そう言うと、少年は僕の手に先程の不気味な卵を握らせた。
鳥の雛のようにビクビクと手の中で脈動する生命体の体温を感じる。
その卵はカっと眼球を見開き、僕の事を睨め付けた。
僕の手のひらは緊張の汗でじっとりと湿っていた。
「え・・・、これをどうすればいいんだ・・・?」
「んもう、さっき言ったでしょ? これは女の子だったら子宮に寄生するんだって・・・。
子宮にそれを入れるんだったらどこから入れればいいのかって、さすがにお兄ちゃんでもそれ位わかるよね?」
「まさか・・・」
これを沙夜の・・・膣に入れろってことなのか?
「その通り、それを女の子の大事な部分から入れればいいんだよ」
しかし・・・
百歩譲ってこれを沙夜の大事な部分から押し込むのは仕方ないとして・・・、こんな往来のど真ん中でそんな事が出来るか!
「もしかして、恥ずかしいって思ってるの? それなら大丈夫、いまこの半径5mは普通の人には認識できない空間になってるよ。
当たり前だね、だって僕の姿を見られちゃ大騒ぎになっちゃうでしょ?
だから人に見られるとかそういう心配はしなくていいよ」
何から何まで気が利いてるな・・・、僕は半ば呆れながらそう思った。
「じゃあ善は急げだね。 死んでからあまり時間が経っちゃうと生き返るものも生き返らなくなっちゃうから・・・」
悪魔のくせに善は急げというのも変な話だが、僕はその言葉に衝き動かされるようにして沙夜のスカートに手をかける。
沙夜のお気に入りだった可愛いひらひらがついたスカートをそっと捲り上げると、中から純白の質素なショーツが現れた。
僕は震える手で、その小さな布切れを下にずり下げると、そこには無毛の沙夜の陰唇があった。
数年前、あの男によって処女を散らされてしまった沙夜だったが、そこは無垢という言葉がぴったりと当てはまる程
まるで穢れを知らず、割れ目は綺麗に口を閉じていた。
そんな清浄な所に僕は今からこんなグロテスクな物を入れようとしている・・・これではまるで、冒涜だ。
僕は左手の親指と人差し指でくぱっと割れ目をくつろげると、中にあるその幼い膣口に不気味な卵を押しつける。
すると・・・
しゅるるるるっ!!
沙夜の割れ目に押しつけられた面から生え出した細い触手が、驚くべき勢いでその小さな穴の中に侵入し、
彼女の体が抵抗しない事をいいことに、触手は幼い子宮に先端を引っ掛け、それを足がかりに本体を徐々に膣の中に潜り込ませていく。
ぐにゅ・・にゅっ・・・うにゅっ・・
指が入るかわからない程だった大きさの沙夜の膣は、今や見るも無残に拡張されていた。
卵は全て沙夜の膣内にその身を隠したが、彼女にとって大きすぎるサイズのそれは、ポコンと沙夜の下腹部を膨らませているので、
どこまで中に入ったのかは、彼女の薄い腹肉を通して手に取る様にわかった。
沙夜にもし意識があったなら、これは想像を絶する激痛だろう。
彼女が悲鳴をあげなかった事が、僕にとって唯一の救いだった。
やがて沙夜の胎内を蠢く不気味な塊は、彼女の臍の下あたりで侵入をやめると、突如ドクンドクンと胎動を始める。
「・・・うぅ・・ あぁ・・・・・・」
沙夜の口から呻き声とも喘ぎ声ともつかない言葉が漏れだしたのを僕は聞き逃さなかった。
「沙夜ぁっ!! 大丈夫か、沙夜ぁっっ!!」
僕は全身を痙攣させる沙夜の上にかぶさって、必死に彼女の体を抱きすくめる。
何分程そうしたであろうか・・・
ようやく落ち着いてきた沙夜の体からそっと離れ、彼女の顔を覗き込むと、
沙夜がうっすらと目を開けたのがわかった。
「・・・お・・・・にぃ・・・・・・・」
弱々しく、掠れた声で僕の名をを呼んだ瞬間、僕の両の目からは止め処なく涙が零れ落ちた。
「びえぇぇぇぇん!! うぇぇぇぇぇぇん・・・」
闇夜を切り裂くような沙夜の無く声に、僕はふっと目が覚めた。
どうしたのかと沙夜の傍に近寄ると、何となく彼女の御機嫌を損ねた理由の想像がついた。
「ああ、もしかしてウンチ出ちゃったか? 待ってろ、今すぐオムツ換えてやるからな」
僕は沙夜の股間を覆うオムツを解くと、やはり彼女が泣いた原因がこれであったと確信する。
排泄物で汚れてしまった沙夜の股間を綺麗にウェットティッシュで拭ってやると、新しい換えのオムツを彼女に穿かせる。
「・・・・ぐすん・・ぐすん・・・」
オムツの中の不快な物を取り去ったからだろうか、沙夜はようやく泣きやむ。
「よし、これでOKだ。 じゃあ沙夜が寝るまでずっと兄ちゃんが付いててやるぞ」
「きゃっ!きゃっ!」
言葉が通じたのか、沙夜は嬉しそうな声をあげる。
僕は沙夜が再び寝付くまでずっと頭を撫でながら傍についててやった。
やがて、すやすやと軽い寝息を立てて沙夜は再び夢の中へと旅立って行く。
その天使の様な寝顔を眺めながら、僕は沙夜が第二の人生を歩むことになったあの日の事を思い出していた・・・。
「どういうことなんだ!? これは!!」
僕は軽いパニックになり、目の前の悪魔の少年を問い詰める。
再び蘇った沙夜は、第一声こそ僕の名を呼びはしたが、その後は全く意味不明な声をあげるばかり。
全く元通りに生き返ると信じていた僕は、ショックを隠せないでいた。
「う〜ん、詳しい事は良くわからないけど、きっとその子は記憶が全部なくなってしまって、
赤ちゃんに逆戻りしちゃったんじゃないかな?
イレギュラーなケースだから僕も自信を持って言えるわけじゃないんだけど・・・。
まぁ、その子が生き返ったことには間違いないんだし、別にいいんじゃない?」
他人事のような気楽さで言い放ったその台詞に、僕は一瞬で頭に血が上った。
「別にいい? ふざけるな!! 沙夜は俺と生きてきた記憶も無くしたってことだろ?
適当な事言ってんじゃねぇぞ! コノヤロー!!」
怒りで我を失った僕は乱暴に少年の襟元を掴んで吊るし上げる。
「ゲホっ! く、くるしい ・・・ちょ・・・お兄ちゃん・・・放して・・・・」
その声に少し冷静さを取り戻してきた僕は、顔を真っ赤にして訴えてきた少年をドサっと下に放り投げる。
「ゲホっゲホっ!・・・ 全く、お兄ちゃんは乱暴すぎるよ・・・。僕はその子の命の恩人なんだからもうちょっと感謝してよね。
それにこうなったのだって、お兄ちゃんがその子の中に卵を入れるのに手間取っていたのも無関係じゃないんだからね!
言ったでしょ? 善は急げって。早くしないと助かるものも助からなくなるよって」
確かに・・・こいつはそんな事を言っていた・・・。
「まぁ、さっきも言った通り、記憶をなくしたと言ってもこの子が生き返ったことには変わりないんだから、結果オーライじゃないの?」
そう言われると何も言い返せなくなる。
沙夜が轢かれて、あのままコイツが現われなかったら、確実に沙夜の命は助からないでいた。
いちいち発言がムカつくが、こいつには感謝するのが筋なのかもしれない。
「まったく・・・少しは感謝してよね。 その子が生き返ったのは誰のお陰だと思ってるのさ・・・。
「ああ、僕が悪かった。 沙夜を生き返らせてくれて本当にありがとう。 この恩は忘れない」
僕が素直に感謝の意を述べると、その小悪魔は満足そうに両手を腰に当ててふんぞり返った。
「まぁ、わかってくれればいいの。 それでこそ助けてあげた甲斐があるんだから。
んじゃ、そろそろ僕は向こうに帰るね」
そんな感じで、ふんぞり返ったまま歩きだした小悪魔だったが、ピタっとそこで足を止める。
「あ・・・やば・・、大事なこと言い忘れた」
さらっと吐き出した小悪魔の気になる事を呟きを僕は聞き逃さなかった。
「ちょっと待て。 なんだ?その大事な事って?」
「え・・・!? あ、う〜んとね・・・」
悪魔の少年は僕の想像を絶する注意事項を今頃になって説明したのだった。
―――ぐっ・・
「・・・ん?」
僕は袖を引っ張られる感覚を覚え、まどろみの中から目を覚ます。
どうやらあの日の事を回想しているうちに、僕も沙夜の横で一緒に眠ってしまったらしい。
ふと見ると、僕の袖は沙夜の華奢な手によってしっかりと握られていた。
沙夜は僕の事を潤んだ瞳でじっと見つめ、無言の内に催促をしている事が感じてとれた。
「ああ、わかったよ・・・」
沙夜の催促は食事の催促だった。
と言っても、それは朝昼晩に摂る普通の食事ではない。
人外として生き返ったが為に、毎日欠かさず摂らなくてはならないもう一つの食事・・・。
それは、あろうことか近親者の精液だった。
もちろん人間の体を維持するために通常の食事も必要なのだが、沙夜の子宮に巣食うもう一つの生命体は、
その活動を維持するために定期的に子宮内に精液を注入する事を必要としていた。
当初、この『食事』に強い抵抗を覚えた僕だったが、回数を重ねるにつれてその抵抗感は薄らいでいった。
「沙夜はお腹が減ったんだな? ちょっと待ってな・・・今からあげるから」
そう言うと、僕は数刻前に沙夜にに穿かせたばっかりのオムツを脱がす。
「きゃっきゃっ! くふぅ・・・」
沙夜は自分の要求通りに食事を与えられる事を知って、喜びの声をあげる。
手足をバタバタさせて喜びを表現する沙夜を落ち着かせて、オムツを取り去ると、そこには華奢な沙夜の下半身が露わになった。
良く見ると彼女の慎ましい陰唇からは、とろりとした透明な愛液がよだれのように垂れ落ち、
これから与えられる御馳走を、今か今かと待ちわびる。
ごくっ・・・
僕は思わず生唾を飲み込んでしまった。
地上に降りてきた穢れのない天使のような美しさが僕の心を魅了する。
何度も何度も僕の陰茎を挿入したにも拘らず、沙夜の秘部は相変わらず男を知らぬような清純さを秘めていた。
僕は自分のズボンのバックルを緩め、既に天に向かっていきり勃つ逸物を取り出す。
「沙夜・・・入れるよ・・・・」
片手で彼女の割れ目を押し広げ、露わになった彼女の膣口に亀頭を押し当てると、
そのまま、ずいっと腰を沙夜に押し付ける。
ぐちゅっ・・・
僕の陰茎は根元まで沙夜の中に呑み込まれた。
「きゃふぅうぅぅぅ・・・あっ あっ ・・あっ あっ・・・・」
我慢できず、腰を打ちつける僕のリズムに合わせて、沙夜は切ない喘ぎ声をあげる。
沙夜の膣内は恐ろしい程気持ちが良かった。
普段は小さく狭隘な穴であるのに、僕が陰茎を挿しこむと沙夜の膣は僕の物の形に合わせて柔軟に形を変え、
理想の形となって僕の逸物を搾ろうとする。
先日、初めて沙夜で童貞を捨てたばっかりで経験値の少ない僕は、貪欲に絡みつく沙夜の膣にあっさりと音をあげていた。
「ぐっ・・・沙夜ぁ 無理だ! イく・・・イくよ、沙夜ぁ・・・」
ビュルッ!!ビュルルルッ・・・!!
僕は沙夜の中の一番奥深くに腰を押し付けると、子宮に最も近い所で白濁の塊を吐き出した。
「ふにゃぁぁぁぁっ・・・・!!」
熱い塊を奥深くに注がれ、沙夜は猫の様な叫び声をあげる。
プルプルと震える愛くるしい沙夜を両手いっぱいに抱き締めると、代わりに彼女の膣は天使の優しさで僕のモノを包んでくれた。
たっぷり10分ほど、そうやっていた僕たちだったが、そろそろ沙夜の中から出ようと腰を引くと、
沙夜は突然両足を僕の腰に絡ませて、僕が沙夜の中から出ていかないようにする。
「むぅぅぅぅっ!!」
「え? 沙夜、まだしばらくこうしてたいのかい?」
僕は硬度を失って半勃ち状態の逸物を、再び彼女の中に挿入すると、沙夜はにぱっと嬉しそうな顔をする。
「うぅぅ・・・きゃはん うぐぅ・・・」
何を言いたいかはイマイチわからないが、とにかく再び挿入した事についてはお気に召してくれているようだ。
僕はそんな沙夜の膣の柔らかい感触を再び楽しむ。
すると・・・
―――つむっ・・!!
「うわぁぁっ!!」
僕は亀頭の先端、尿道口に感じた違和感に思わず悲鳴をあげる。
沙夜の胎内の奥深くから伸びてきた1本の細い触手は、半勃ちの僕の陰茎に狙いを定めると、
その先端の鈴口から普段トイレで小便をする時と逆のベクトルで僕の尿道を突き進んだ。
思わず腰を引いてその触手から逃れようとするが、沙夜の両脚は一体どこにそんな力があるのか不可解な程のパワーで
僕の腰をがっちりと固定する。
沙夜を突き飛ばすわけにもいかず、前にも後ろにも行けなくなった僕は、沙夜の膣内で甘んじてその責めを受けざるを得なかった。
にゅっ にゅる・・・くちゅっ・・うにゅっ・・・
「・・・くはっ・・くっ・・・・」
僕の尿道を逆流してきた触手は、何の遠慮もなく僕の陰茎の奥へと踏み込むと
そこにある敏感な前立腺を丁寧に舐めまわす。
「うわぁぁぁっ!!」
突如、下半身を襲う射精時と同じ気だるい快感に、僕は再び悲鳴をあげた。
ずちゅっ くちゅっ ずちゅ ずちゅっ くちゅっ・・・
僕の前立腺を掻き回す細い触手は、その手を緩めることなく前立腺地帯をピストン運動をする。
僕は永遠に射精し続けているような錯覚にとらわれていた。
沙夜の膣内で僕の陰茎は奥の奥まで串刺しにされ、今まで固形物が触れた事のない敏感な地帯を触手は執拗に抉る。
顔を歪ませて快感に耐える僕の目の前には、相変わらず天使の様な無垢な笑顔で僕を見つめる沙夜の顔があった。
その沙夜の清純な顔と淫らに絡みつく下半身のギャップが、僕の焼き切れそうな脳髄に追い打ちをかける。
―――ちゅぽん・・
「くはぁっ・・・」
一体どれほどの間そうされていたであろうか。
僕の陰茎の中を蹂躙していた触手がようやく引き抜かれる。
苛烈な責めから解放された僕の逸物は、その労をねぎらうように、さわさわと優しく沙夜の膣で包まれると、
半勃ち状態だったそれがみるみる硬度を取り戻していく。
「きゃはっ・・・きゃっ きゃっ!!」
沙夜は自分の胎内に収まる陰茎が再び勃起し、次のラウンドの用意が整った事を知ると、無邪気な笑い声を放つ。
「わかったよ・・・ じゃあ、もう一回しよう・・沙夜・・・・」
そうして僕らはこの日の2ラウンド目を始めた。
「沙夜っ! 出る 出るよ!!」
「あうぅぅぅぅっ!!」
僕は声をあげると、びくんびくんと腰を震わせ沙夜の胎内に精液を吐き出した。
しかし、それは濃さ・量共に普段の時の半分以下で、やっとのことで射精をしたという感じだった。
無理もない。今日はこれで5度目なのだから・・・。
日を追うごとに、沙夜の食欲は目に見えて増進した。
最初の内は1日に1度胎内に射精してやれば食欲は満たされていたようであったが、
この所、1日に1度の性交では沙夜は満足しなくなってきていた。
手狭な子宮の中では納まりきらなくなるほど成長を遂げた化物は、入りきらなくなった触手を彼女の子宮口の外に出す。
純粋無垢な外見とは裏腹に、沙夜の膣内は化物の触手が蠢く卑猥な肉壺と化していた。
無数の触手が蠢く彼女の膣を始めてこの目で目の当たりにした時は、僕は我慢できずその場で嘔吐してしまった。
それでも、沙夜のために仕方なくその肉壺に僕の陰茎を挿入すると、その触手たちは僕の陰茎に余すところなく絡みつき、
ぐいぐいと締め付けてくる彼女の膣肉と連携して、僕の陰茎から精液を搾り出そうと貪欲に動き始めた。
以前、中学時代の悪友が「女はグロいマンコほど気持ちがいい」と嘯いていたが、それはあながち嘘ではないのかもしれない。
僕から精液を搾取する事に特化した沙夜の膣は、僕に絶大な快感を与えながらグネグネと蠢く。
僕は沙夜にされるがまま、温かい胎内を目がけて果て続けた。
「くっ・・・」
僕は疲労困憊の体を動かし、沙夜の胎内から逸物を引き抜くと、ごろりと彼女の横に転がった。
「・・・っ!?」
脱力して放りだした手が彼女の下腹部に触れると、その触れた手の甲からドクンドクンという脈動がはっきりと伝わってくる。
慌てて体を起こして沙夜のなだらかなお腹を見る。
今まで気が付かなかったが、彼女の下腹部はそこに脂肪が付いたかのように元より僅かに膨らみを見せ、
さらに注意深く観察すると、彼女のお腹はドクッドクッと定期的に鼓動していた。
まさか・・・と思って彼女の胸に耳を当てると、予想通りそこからは心臓の鼓動は聞き取れなかった。
考えたくはないが、僕の直感が正しければ、
恐らく沙夜の子宮に巣食っているあの化け物が彼女の心臓の代わりを務め、血液を循環させているのだろう・・・。
改めて沙夜が人間ではなくなってしまった事を認識し、僕は少なからずショックを受けた。
「うぅ・・・??」
暗澹たる気分になっている僕の脇に沙夜がすり寄ってくると、今しがた彼女の胎内から引き抜いたばかりの
愛液と精液にまみれた陰茎を優しく握り、しごき始める。
僕は、沙夜の言いたい事が良くわかった・・・。
足りないのだ。 あの程度の精液の量では。
だが・・・
既に僕は限界だった。
今日はこれ以上は一滴たりとも出ない自信があった。
物欲しそうにねだる沙夜の頭を撫でながら、僕は彼女をなだめた。
「悪い・・沙夜。今日はこれ以上出来ないんだ・・・わかってくれ・・・」
しかし、沙夜は僕の切実な願いに耳を傾けてはくれず、僕に挿入する気が無いのを悟ると大声をあげて泣き叫んだ。
「びぃぃぃえぇぇぇぇっ!!! うぇぇぇぇぇぇえ!!」
駄々っ子のように腕と足をバタバタしながら泣き叫ぶ沙夜は手がつけられなかった。
僕は、初めの内は優しく彼女をなだめていたが、火が付いたように泣き叫ぶ沙夜は一向にその勢いを弱めようとしない。
沙夜の手に余る傍若無人さ加減に段々イライラを募らせた僕は、遂に限界点に達してしまった。
「いい加減にしろっ!! 無理なものは無理なんだ! 少しは言う事を聞けっ!!」
そう言うと、僕は平手をばっと振り上げた。
「・・・ひっ・・」
その姿を見た沙夜はひぃっと息を飲んで泣きやんだ。
怯えるような表情で僕を見上げ、彼女の細い体はぶるぶると恐怖に震える。
そんな彼女の姿を見た僕は、振り上げた手のやり場が見当たらず、そのままの態勢で固まってしまった。
きっと頭の記憶が無くなっても、彼女の体に刻まれた虐待の記憶は、手を振り上げる僕の姿をあの男とダブらせてしまっているんだろう。
彼女の瞳には僕のこの姿が悪鬼のように見えているに違いない。
所詮、僕もあの男の血を引いているんだな・・・。
今まで頑なに認める事を拒んでいた事実をまざまざと痛感し、僕はいたたまれなくなってしまった。
僕は手近にあった服を着ると、財布だけを持ってふらふらとアパートの部屋を出ていく。
そして、ガチャンとドアが閉まると、扉の向こうから再び大声で泣き出した沙夜の声が僕の鼓膜に響き渡った・・・。
―――ガチャン
数時間後、僕は帰宅した。
僕の手には近所のホームセンターの紙袋が握られている。
部屋の奥に入ると、そこには泣きつかれた沙夜が裸のまま小さく蹲っていた。
沙夜は僕が近付いてきた事に、びくっと体を震わせて警戒をする。
彼女に無用な恐怖を与えてしまった事に、僕の心は罪悪感で押し潰されそうになる。
違うんだよ、沙夜。 僕は君を怖がらせに来たんじゃないんだよ。
「・・・沙夜・・・・・」
そんな僕の心が伝わったのか、彼女は徐々にその警戒心を緩めてくれる。
僕は持っていた紙袋を投げだすと、シャツやズボンを全て脱ぎ去り、沙夜と同じく全裸になった。
「沙夜・・・ごめん、続きをしよう・・・」
全身で優しく沙夜を抱きすくめると、僕はふにゃふにゃのままな陰茎を彼女の柔らかいお腹に擦りつける。
僕は下半身で沙夜のお腹の温かい体温を感じていると、柔らかかった僕の逸物が徐々に固さを取り戻していった。
「入れるよ・・沙夜・・・」
沙夜の膣内に、今日何度目になるかわからない挿入をした。
―――ずちゅっ・・・
先程のセックスからかなり時間が経っているにも拘らず、沙夜の膣は念入りに前戯がされていたかのように潤み切り、
スムーズに僕の陰茎を受け入れてくれた。
「きゃはっ!! むぅ〜・・きゃっ、きゃはっ!!」
沙夜は大好物な物を与えられて、途端に機嫌を治してくれた。
やっぱり沙夜には笑顔が良く似合う。
僕は沙夜の膣内で抽挿を始める前に、さっき放りだした紙袋を引き寄せ、その中の物を取り出す。
それは引っ越しなんかで使うトラックの荷造り用のラッシングベルトだった。
僕はそのベルトを沙夜と僕の胴体にくぐらせると、ぐっとベルトの端を引っ張り、僕と沙夜の体をきつく縛りあげた。
「うぐぅぅぅ・・けほっ・・・けほっ」
「苦しいか? 沙夜、ごめんな。少し我慢してくれ」
紙袋からもう1本のベルトを手に取ると、同じようにして2人の体を密着させた状態で拘束する。
今この瞬間、僕と沙夜の物理的な距離は0になった。
「沙夜・・・ごめんな。 お兄ちゃん頼りなくて。
もう、お兄ちゃん逃げたりなんかしないよ。 何が何でも沙夜から離れたりしない・・・」
そうだ・・・僕はそう誓ったではないか。
数年前にあの家を飛び出したあの時に。
一生、沙夜の事を守り抜くんだって・・・。
そして、僕は沙夜の頬に優しくキスをした。
・・・・・
・・・・
・・・
いつもは閑静な住宅街。
今日に限ってはそこは騒然としていた。
赤色灯を煌めかせるツートンカラーのクルマが何台も外に止まり、辺り一帯には立ち入り禁止の黄色いテープが張り巡らされた。
その騒動の現場と思われる室内にはトレンチコートを着た男達と鑑識道具を持った男達でごった返している。
やがて、やはりコートを着た胡麻塩頭の年配の男性がやってくると、深々と目の前の白骨遺体に手を合わせた。
ひとしきり成仏を祈る念仏を唱えると、刑事と思しき年配の男性は顔を上げる。
その顔に深く刻まれている無数の皺は、彼が今まで数々の荒波を乗り越えてきた事を雄弁に物語っていた。
彼は苦虫を噛み潰したかのように苦い顔をすると、彼より早く現場に到着していた30代位の男に話しかける。
「こりゃあ、一体どういう事だぁ?」
若い男は胸元から手帳を取り出すと、生真面目な表情のまま返答する。
「まだ鑑識に回していないので確定はできませんが、ガイシャはここに住んでいた10代の兄妹だと思われます。
数ヶ月間家賃を滞納していたため、大家がその催促をしに何度も足を運んだようなのですが、ずっと不在のようでした。
不審に思った大家が合鍵を使って中に入った所、そこで白骨化した遺体2つを発見したとのことです」
「ああ、まぁそれはいいんだがな・・・。 なんでこの二人は荷造り用の紐で結ばってるんだい?」
「それはまだはっきりしません。 室内に荒らされた形跡はありませんが、心中にしてはやや不審な点が残ります。
今のところ、物取りと心中の両面から捜査をするのが妥当と思われます」
「そうかい・・・。 ふぅ・・・何ともやりきれねぇな、おい。
引退間近な老いぼれにこんな訳の分らん事件をやらすたぁ、世間様は冷たいもんだねぇ・・・」
老刑事はひと際大きく嘆息すると、両手をすくめてそう一人ごちた。
・・・・・
・・・・
・・・
瘴気漂うここは魔界。
何百人単位で収容できそうな広さのある謁見の間に蝶ネクタイとサスペンダーを付けた幼い悪魔が
緞帳の向こうにいるであろう何者かに向かって話しかけていた。
「ねぇねぇ、聞いてパパ。 人間って人間ってホント馬鹿なんだよ〜。
一番大事にしていたものを自分の手で汚してしまった上に、最後には自分の命まで失っちゃうんだから・・・。
まったく救いようがないよね〜・・・」
そう言うと悪魔は腹を抱えて笑いだす。
「あ〜、楽しかった。
じゃあ次はどんなおもちゃで遊ぼうかな〜」
ケタケタケタ・・・・・
幼い悪魔が上げる乾いた嘲りの笑い声は、いつまでもいつまでも響き渡り、ずっと途切れる事はなかった・・・。
―了―
以上です、ありがとうございました。
実はあの交通事故が最初から仕組まれていて、ひき逃げ犯はあの小悪魔に唆された
主人公達の父親なのではないか・・・と考えるといたたまれなくなります。
厨っぽい三文SSでごめんなさい。
この話は1人称のSSを書いてみたくて作成しました。
ですが、男視点の1人称では、この先どんなに話を膨らましてみてもエロさには限界がありますね。
これもまたいい勉強になりました。
「こんなエロくもない鬱SS投下しやがって」という批判は甘んじて受けますが、
少しでも読んだ人を「おっ」と思わせたなら成功だと思っています。
ありがとうございました。
GJ!
ちょっちせつねえ
でもエロいw
サスペンダーと蝶ネクタイ。バーロー脳内再生余裕でした
381 :
埋田 手恥:2010/04/14(水) 15:42:53 ID:+pDK+AOY
「それにしても…」
-圧倒的だな、我らが勢力は-
響くような、しかし穏やかな声に背後を見ると
自らが出す粘液により光沢を放ち、桃色と肌色を足したような艶かしい肉手の草原がある。
其所に居るのはいずれも幸せそうに笑い、快楽を享受する数百、数千もの男女だ
と、その肉の草原から幾本かの触手が伸び、人の形を作る
『まさか短期間の内にこれだけ同胞を増やせるとは思わなかったぞ』
「私もまさかこれほどになるとは思いませんでした。嬉しいことではありますが、流石に人に哀れさを感じてしまいますね」
『なに、皆で幸せになればいい。そのための我なのだから…』
その言葉と同時に無数の触手が私の身体を這い登ってくる
「そう、ですね。ハァ…皆で幸、せに…なりましょ。ご主人様ぁ」
そして私も、ご主人様に包まれて快楽の草原に身を躍らせるのであった
埋めネタってこんな感じでいいんかね?
ok
383 :
埋めネタ:2010/04/15(木) 11:14:28 ID:zs4qaPDG
彼女が大学のゼミを休んだ。
昨夜からメールに返事もないし、電話をかけても出ないので下宿を訪ねてみた。
そしたら、チンコ蟲に寄生されて、ベッドの上でシコってた。
「……ひぐっ……直くん……止まんないよぉ……」
あー、おととい彼女がエスニックが食いたいと言い出して、チンパブエ料理の店に連れて行ったっけか。
チンポン菜のサラダにでも蟲の卵がついてたのだろう。愛想だけはいいけど衛生管理の怪しい店だったし。
俺も同じもの食ったけど、男の体内では育たないんだよな確か、チンコ蟲の卵って。
彼女はパジャマのズボンとパンツをずり下ろし、猿みたいな勢いで股間のチンコ蟲をしごいてる。
前にオナニーのやり方を白状させたときは最初に胸を弄ると言ってたが、いまはそちらは手を出してない。
チンコ蟲に寄生されるとチンコで抜くことだけで頭がいっぱいになってしまうのだ。
チンコ蟲を駆除するには、患者にチンコではなく女の快感を思い出させてやるしかない。
俺は彼女を抱き起こして後ろに周り、首筋にキスしながらパジャマのボタンを一つ一つ外した。
そして前をはだけさせ、もろ出しにしたオッパイに横から吸いついた。
(埋めネタなので続きは省略されました)
わっふるわっふる
(埋めネタなので途中経過は省略されました)
「ひゃうっ!? 直くんっ……ひゃんっ!! あぁんっ……んくぅぅぅっ!!」
俺は彼女に背面座位でぶち込んでいた。
ベッドのスプリングを利用しながらの突き上げで、彼女の身体が面白いように弾む。
やーらかなオッパイも俺の手の中で、ぼいんぼいんと弾む。
ついでに股間のチンコ蟲も揺れて、ぺちぺちと間抜けに彼女の下腹を叩いている。
脱がせたパジャマを使って後ろ手に縛ってやったので、彼女はチンコ蟲をしごけないでいる。
兵糧攻めというやつだ。いま彼女が味わってるのは女の快感だけ。
チンコ蟲はチンコの快感を味わえず、悶え苦しんでいることだろう。
俺もチンコを持つ身として、ちょっぴり同情しないでもない。
「ひぐっ!? 直くん……あたし、もう……イッ、イッちゃ……!!」
「ぐぉぉぉぉっ……!」
俺はストロークを早めた。このまま一気に上り詰める、彼女と一緒に!
「あっ、イッ……あああああっ……!!」
――どびゅっ! びゅっびゅっ!!
俺は彼女の中に思いきり精をぶちまけた。
淫らに乱れまくってくれてるこんなときでなきゃ、中出しなんてできないからな。
一方、チンコ蟲の奴は射精もできないまま、ぐったり萎えている。このまま放っておけば死ぬのだろう。
「はぁぁぁ……直くん……」
陶然としている彼女の股間に、俺は手を伸ばし――チンコ蟲を、しごき始めた!
「……ひっ!? 直くん、な……何を……?」
「お前の乱れ具合が可愛かったからさ、しばらくチンコ蟲、生やしたままにしておこうと思って♪」
「イヤッ……イッ……ひぐぅぅぅっ……!?」
再びしごかれて、むくむくと元気になるチンコ蟲と、よがり乱れる彼女。
これでもうしばらく楽しめそうだ。 【完】
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 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
次スレは↓
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1270710000/
まだ微妙に埋まってねえww
>>385 GJ!
埋めネタにしとくには惜しいww また別のシチュでも読んでみたい。
やっぱりチンコ蟲の生えた娘にヤラれちゃうとチンコ蟲が生えちゃうのかな?
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
/ ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::'' ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
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._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
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、\(⌒ゝ(⌒ヾ ι| |j::... ι| |j::... ,⌒ ─=⌒⌒)ノ;;ノ;;;::)
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