>>223のリクを取り入れた。
でも今はこれが限界だった。
225 :
混沌 3:2010/06/09(水) 03:34:03 ID:9smEiZV5
てつこは忌々しい気分で、目の前の男を一層鋭く睨む。
「その手を離しなさい」
「お断りします」
頬に触れていた手が一瞬離れると指先が羽のように唇を撫でた。近付いてくる端正な顔を怯む
ことなく凝視しているうちに唇が重ねられる。
忌々しい。全くどこまで人を舐めた真似をこの男はするのだろう。
合わさった唇が軽く噛まれた。わずかな痛みで声がもれそうになった隙に唇の間から舌が侵入
して来ようとする。無礼千万なその異物を、てつこは思い切り噛んでやった。こんなもの千切れて
しまったところで、どのみちてつこ自身が困ることはない。なのにウィルバーは全く離れようとは
しなかった。
そのまま歯を立て続けているうちに鮮血の味がして、顎から首へと温いものが伝い落ちていく。
「…バカじゃないの?」
ようやく唇が離れてすぐに、てつこはそう嫌そうに吐き捨てる。間近で見るウィルバーの瞳の色は
案外綺麗だと感じたことなど、決して言うまいと思った。
「あなたを得る為の代償なら、望むところなのですよ。お嬢さんにはその価値がある」
「よく言えるものね。やっていることは犯罪だけど?」
「私は紳士ですので、紳士的に正しいと信じる通りに常に行動しているのです。たとえこの国
では間違いとされていることでもね」
「御立派なことで」
いよいよ壁際に追い詰められたてつこの白い手を取ると、ウィルバーは甲にキスをする。やはり
うやうやしく女王に対するように。
「あなたは、そんな私を狂わせるのです」
「…っ」
その瞳にわずかな情欲の色が宿るのを見た。片手がまだ膨らみ始めたばかりで芯のある硬い
乳房を軽く握る。
226 :
混沌 4:2010/06/09(水) 03:34:37 ID:9smEiZV5
「…離して」
「嫌です」
片方の手は取られたままだ。しかも存外にその力は強い。本当にしばらくここから逃がす気は
ないようだ。本格的にその気になったのか、ウィルバーも浴槽に入って来た。服が濡れるのも
一切構わず、手を開放しててつこの足元に膝をつく。
「…どこまでバカなのかしら」
浴槽には膝下まで温い湯が張ってある。そんなこともお構いなしに、ただてつこを手中にする為
にこんな振る舞いをしているとしたら、本当に唾棄するべき男だ。
「言ったでしょう、お嬢さん。私はどんな代償も厭いません」
言いながらも、片手が無防備な股間を撫でた。
「何を、するつもりかしら」
「それはもちろん…すぐにお分かりになりますよ」
服をびしょ濡れにして膝をつくウィルバーが、それでも優雅な身ごなしで笑う。てつこの細い片足
を浴槽の淵にかけさせると、指先で撫でていた股間に顔を埋めてきた。
「つっ…やめなさい!」
てつこ自身もほとんど見たことがない、柔らかく敏感な粘膜で複雑に覆われている部分が淫ら
がましく舌先でなぞられる。両手の指が余さず未知の場所を探り当ててはじれったく擦り上げて
いく。どこを撫でてどこを擦れば女を限界まで乱し、喘がせられるのか知り尽くした手管が心底
憎らしい。
「ん…んっ」
大人でも多分この手管にかかれば簡単に落ちるだろう。ましてまだ大人にもなっていないうちに
このように執拗な愛撫を施されて、抵抗することも忘れたてつこは頭の芯がくらりと甘く痺れた。
「や、め…」
振りほどこうとしても決して離れない男の金髪に手を置いたまま、拒む声音が次第に変わっていく
のが自分でも分かった。くたりと身体の力が抜けてしまい、すぐ後ろの壁にもたれかかっていると
バスルームのドアにまた人影が見えた。
227 :
混沌 5:2010/06/09(水) 03:35:14 ID:9smEiZV5
「ちょっといいいかな」
兄の声だった。
「えっ、ちょっと…待って」
「手間は取らせないよ」
バスルームに入って来たのは兄。その後ろからゆきが続いた。
どうして兄がここに、ということよりも、こんな姿を見られていることの方にてつこの気が向いた。
よりにもよって、こんなはしたない状態でいる時になんて間が悪いにも程がある。軽くパニックに
陥りかけているてつこの前で、兄はあくまでも穏やかだった。
「てつこは僕の大事な妹だから、もし男に無理矢理酷い目に遭わされているのなら助けてあげ
ようと思ってたけど…案外そうでもないみたいだね」
「えっ…」
いつも冷静で穏やかな兄の口から意外な言葉を聞いて、てつこは頭の中が真っ白になった。
「何言ってんの、私は…」
「だって嫌がってもいないだろ、明らかに。だったら僕が邪魔立てする必要はないしね」
てつこの心中を揶揄するように薄く笑う兄の隣で、ゆきが無邪気に手を振っている。
「やっほー、てつこ。なんか気持ち良さそうねー。ね、お兄さん」
「そうだね」
ゆきは嬉しそうに後ろから兄に抱き付いている。そして甘えるようにねだった。
「せっかくバスルームにいるんだし、私たちも…ね?」
「それも面白いかもね、濡れてもいいし」
二人は浴槽の中にいる二人を眺めてくすくすと笑い合うと、すぐに抱き合って舌を絡め始めた。
「おやおや、お二人も愉しんでおられるようですね」
兄とゆきの放埓な姿に刺激されたのか、ウィルバーの声に異様な熱が篭る。もう何が本当で何
が嘘なのか分からなくなってしまったてつこは、きりなく施される快感の波にあっさりと呑まれて
しまった。
228 :
混沌 6:2010/06/09(水) 03:35:49 ID:9smEiZV5
「あなたに御負担をおかけすることはありません。さあ、私に全てを預けて頂ければそれでいい
のです」
すっかり快感に蕩けてしまったてつこを抱き締めウィルバーは優しく微笑む。そのまま浴槽に腰を
下ろして、勃ち上がった男の陰茎の上にてつこの華奢な身体を引き降ろした。湯の中ということも
あるのか、何の抵抗もなくそれは柔らかな秘所を擦り、収まっていく。
「…あぁっ…」
てつこの声は心なしか甘い。あまりの快感に普段の正気を完全に失ってしまっている。そんな姿
もまたそそるのか、ウィルバーの攻めもどこか急いている。
「あっ、あん…」
髪を振り乱して思うままにされながらも時折正気が意識の表に浮かぶのか、てつこの表情は
苦悶を湛えていた。それすら愛おしそうにウィルバーは目を細めて眺めている。
「…ふふふっ」
先に行為を終えたらしいゆきが濡れた服を脱ぎ捨てて、男の上で淫らに揺らされているてつこに
近付いた。
「てつこ、観念しなさい。こういうことにはね、理屈なんてないんだから」
そして両手で頬を挟み込み、キスをする。
「ン…」
何もかも分からなくなっていくはざまで、てつこは今与えられている快感だけが全てのように思え
ていた。既に意識の中にはもうそれしか残されてはいない。
苦しいのに甘い。この波は一体どこまで浚っていくのか、それは誰にも分からなかった。
終
グッド!
カナリーナと光彦のエロがみたい
あの二人は確実に処女と童貞だよな
確かに初物同士っぽいな
何をどうしていいかもわからないレベルの二人萌え
いやカナリーナは耳年増か?
なんにせよなかなか話が進まなさそうw
P2の調子悪いのか書き込みが反映されん テスト
あ、反映された PCからはできるって事はP2の調子悪いのか
カナリーナさまとみつひこは見てみたいな お互い確実に未経験だろうし
時々てつことゆきのレズ話を考えたりする
光彦に盛るのはカナ様的にナシらしいから
自分に素直になれる薬とちょっとだけ媚薬を自分で飲んで文字通り体当たりで告白
(という名のほとんどよばい)をしに行く……
というところまで妄想したが続かない。だれかリアライズしてくれ
>>233 >てつことゆきのレズ話
それ見たいな。ゆき攻めてつこ受け…
>>234 カナリーナの純情っぷりだと媚薬を使うというより
媚薬を気付け薬とまちがえて飲んじゃって光彦の前で…とかどうだろう
236 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 19:26:22 ID:Q/P1DW+Y
駄目だ…ゆきとてつこのレズ話…全くシナリオが思いつかん
ひそかにゆきを想ってたてつこの気持ちをリリが知らずに具現化
普段より120%凛々しいゆきにリードされて…みたいな
238 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 14:37:32 ID:DS4zz6m4
紳士は紳士的に早漏
ロン毛は絶倫
シュバさんは意外と自分本位
ピエトロはテクニシャン
龍之介はマグロ
=====童貞の壁=====
アキラは仮性
れいいちろうさまと兄は巨根
さくらは12歳にしてズルムケ
239 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 16:38:43 ID:5CyRP4LB
本スレから転載+勝手に少し追加
兄「ゆきちゃん、この棒の真ん中の方を握ってくれるかな?」
ゆき「あ、はい。あれ?この棒何か濡れてますよ?」
兄「あぁ、ごめん ちょっと漏れてるな…拭いておくよ
次に、この棒を前の穴に差し込むけどいいかな?」
ゆき「え、こんなおっきいの入るんですか?お兄さん。」
兄「あはは、大丈夫、ちゃんと計算してるよ。
うん、傷つかないように念のために慎重にゆっくり回しながら入れるから。
で、入れやすいように両手で穴の周りを開いておいてくれるかな?
上の2つの小さい出っ張りをいじりながら…」
というフライヤー号の修理
240 :
誘惑 1:2010/07/07(水) 02:56:12 ID:mX+LZXwv
城の玉座に座る全能の魔女、ワリーゼ・カナリーナ。
この世界の者たちから恐れられるカナリーナに、不可能なことなど何もなかった。民衆にはそう
思われている。
しかし彼女をして叶えられないものがたった一つあった。
それが恋である。
「いい加減にして下さいよ、カナリーナ様」
そろそろ飽きてきたのか、コウモリ狐が大きな姿見の側でうんざりしたように呟く。もう一時間以上
体型チェックに勤しんでいるカナリーナには付き合いきれないようだ。
「ちょっと待ってよ、お腹周りがもっとこう…ああもうっ」
必死に色々な角度から眺めて体型を気にするカナリーナに、追い討ちをかけるような言葉が降る。
「そんなに気にするんなら、退屈だからってお菓子ばかり食べなければいいでしょうに」
「そ…」
思わず絶句した。
「それが出来れば苦労しないんだからっ」
齢400歳の魔女といえども、恋に関しては全くの無知な子供と同じであることはコウモリ狐しか
知らない事実だ。
「やれやれ…」
吉良・ライトニング・光彦が民衆の願いを受けて城にやって来るという日はいつも早朝からこの
調子だ。
「もうっ、こんなんじゃ光彦に会えないじゃないの」
ウェストを手でぐいぐいと押さえているカナリーナは、もう目の前のことしか頭にないようだ。
「…そんなに光彦の目が気になるのでしたら、手っ取り早く媚薬でも使ったらいかがですか?」
「そっ!」
媚薬と聞いて、カナリーナの頬が真っ赤になる。
「そんなこと出来ない!やっぱりこういうことってお互いの気持ちが大事だし、過程を楽しみたい
ってのもあるから…」
最後はごにょごにょと言葉を濁してしまう。こんな面倒臭い主人に、コウモリ狐は呆れ返りながら
も助言のつもりの言葉を返した。
241 :
誘惑 2:2010/07/07(水) 02:56:53 ID:mX+LZXwv
「今のカナリーナ様では、あと400年経っても光彦の気持ちを掴めませんよ」
「えっ…そんな」
「光彦は人間ですからね。そこまで長生きはしないですし、悠長に構えている場合ではないん
ですよ」
そこまで言われて、ようやく現実に気がついたようだった。念入りにやっていた体型チェックを
放り出して即座に物置に篭ってしまい、しばらく出て来なかった。
ようやく出て来たカナリーナは、先程までの様子とは見違えるように自信満々で玉座に座り、
優雅に細い足を組んだ。
その手に携えているのは琥珀色の液体が封じ込められた瀟洒な小瓶。
「カナリーナさま、それは何ですか?」
それは一体何か、聞いて欲しそうだったので嫌々尋ねたコウモリ狐に、カナリーナは期待に溢れ
た表情で答えた。
「もちろん、媚薬よ。いにしえよりの古文書に記された秘中の秘、わらわでなくば読み解くことも
叶わなかったわ。これで遂に光彦の心はわらわのものに…」
失敗していなければいいですね、と聞こえないように呟いてコウモリ狐は別室に下がった。わが
ままで気紛れな主人がこうなってしまったら、もう誰も止められはしないのだ。
「カナリーナ、かねてからの陳情により、東の住民の願い事を持って参った!」
吉良・ライトニング・光彦はいつものように城の前で朗々とした通る声を張り上げる。
散々焦らしてから城に入ることを許可するのが常ではあったが、今日ばかりは良からぬ企みを
抱いていることもあって割とすぐに謁見の間に通させることにした。
「よく参ったな、光彦」
いつもの黒いドレスを身に纏うカナリーナは相変わらず居丈高な態度を崩さない。例えその心中
では胸をときめかせていようとも。しかし光彦はそんなことなど一切知らずに話を始めようとして
いる。
「まずは住民の窮状を聞いて貰おうか」
「…まあ待て、何事にも順序というものがあろう。今日はわらわも気分が良い。ゆるりと話を聞い
てやろうぞ。その為には」
指を鳴らすタイミングに合わせて、いずこともなく小さなテーブルが現れた。
その卓上には二つのグラスが並んでいる。
242 :
誘惑 3:2010/07/07(水) 02:57:42 ID:mX+LZXwv
「わらわからのささやかな友好の杯じゃ、飲み干すが良い」
「…む?」
光彦は怪訝な顔をするばかりだ。当然だろう。これまでほぼ険悪な関係で来ているのだ。グラス
に手を伸ばすこともせずにカナリーナを睨みつけるばかりだ。
「はて、飲まぬのか?」
「何が入っているかも分からぬものを、やすやすと飲めるか」
その返事に、ほほほ…と口に手を当てて高笑いをする。
「ならばそなたの杯、わらわがまず口をつけようぞ。その後で飲むが良い。異存はなかろう」
「…それであれば」
「では」
カナリーナは光彦の側にあったグラスを手にして、琥珀色の酒を半分ほど飲んだ。そして卓上に
戻してから自分のグラスを取った。
「さ、光彦。わらわには何も変化はないぞ。隠しだては一切ない」
「仕方がない…」
そこまでされては逃げることも礼を欠く、と判断したのだろう。光彦もまた渋々といった態で中身が
半分になったグラスを手にした。
「この世界の永劫の安寧を祈ろうぞ」
「それはお前の胸三寸だがな」
思いはそれぞれなれど、空で掲げられた二つのグラスが同時に飲み干される。
効き目はすぐに表れた。
琥珀色の酒が喉を通ってすぐに、光彦の様子が変わったのだ。
目眩を覚えたようにふらりとテーブルに手をつくなり、一度瞼を閉じてから見開いた目には明らか
に別の色があった。
「どうしたのじゃ光彦」
「いや、何でもない…」
「具合が悪いのではないか?そこのソファーに座るが良い」
カナリーナは謁見の間の隅にあるソファーを指した。光彦はふらつきながらも従う。どさりとソファー
に深く身を預けたのを認めてから、狙いを定めた猫のように近付いていく。
「わらわならば、その苦しさを治してやれるぞ」
「…何をいきなり」
243 :
誘惑 4:2010/07/07(水) 02:58:26 ID:mX+LZXwv
隣に座ると身を添わせてしなだれかかる。
「光彦、わらわに縋れ」
「断…」
拒絶しようとしているのだろうが、じわじわと媚薬の効き目が出て来ているようで抗いが次第に
弱くなっていく。
「そら、光彦…」
顔もスタイルも、この男が気に入るように常に磨きに磨いているのだ。この努力と情熱は絶対に
報われなければいけない。その為には媚薬に頼ってでもこの好機をものにしたかったのだ。
「…カナリーナ」
光彦の声音がわずかに変わる。
「何じゃ」
更に身体を寄せたカナリーナの頬に手が触れた。
「私を、救ってくれるか?」
その声にようやくこれほどに頑固な男が陥落した、と思った。
「わらわの言うことを聞け。であれば何なりと…」
「カナリーナ」
視線が驚くほど近くで絡み合った。今まで媚薬だけは使うことをためらっていたが、こんなに簡単
に思いが叶うのであれば、もっと早く試していれば良かったと後悔するほどだ。もうすぐ、長年の
思いが遂げられる。
「光彦、わらわを…」
カナリーナは愛しい男の胸に顔を埋めた。これでようやく二人はもっと近付くことが出来るのだ。
その時。
「…何をしている、カナリーナ」
鋭い光彦の声が振ってきた。はっとして顔を上げると、見慣れた厳しい表情だ。
「さては作戦を変えて懐を狙いでもしたか?そのような手でこの鎧は打ち破れぬぞ」
そう言って、さっさと大股で謁見の間を出て行ってしまった。
一体、何が起こったのか分からない。あともう少しというところで全てが無になってしまった事実
が残っただけだ。一人残されたカナリーナは、呆然とするばかりだった。
「どうして…何がいけなかったの?」
「濃度じゃないですかね」
光彦が去ってしまってから様子を見に来たのだろう、コウモリ狐が呆れている。
「媚薬など古文書に書かれているものは本来一人分の製造量だと思いますよ。出来上がったもの
があの小瓶の中身として、それを全部使わなかったんでしょう?効き目がすぐに消えたのはその
せいですよ」
「…うそっ」
改めて、ショックがカナリーナを襲った。
グラスの中身をカナリーナ自身も半分飲んでしまったのだ。それでは効き目がすぐに消えたのも
頷ける。そこまで考えが至っていなかったことに絶望するしかなかった。
「…また、光彦に飲ませる機会を狙わなきゃ」
それでも懲りる気配のないカナリーナに、コウモリ狐は追い討ちをかけるように返事をした。
「間違いなく、次は光彦も警戒しますよ」
終
GJすぎる そして、密かに兄×ゆきを進めている
カナリーナのエロパロ投下します
アンハッピー注意
さんざん愛撫されて、自分の意思では動かしにくくなった腰を、ぐいっと持ち上げられた。
「…あ」
枕に顔をうずめたまま、尻だけ高く突き出した格好になる。
足のつけねから、とろりと足を伝う液体の感触に、カナリーナはきつく目を閉じた。
瞼の裏に、自分のあられもない姿と、背後にいる男の姿を描く。
普段は剣ばかり振るっているような無骨な手が、思いのほか器用にふとももを撫で、さらに奥を目指して這う。
──くぷ。
粘つく水音とともに、最奥への扉が開かれる。
カナリーナは反射的に腰を揺らして、指から遠ざかろうとした。
「…や、」
「カナリーナ殿」
瞼の裏の光彦が、ぐっと身を寄せて、カナリーナの耳のすぐそばでささやく。
「少し、力が入りすぎているようですな。いつものことですが、そろそろ慣れていただきたいものです」
「だ、黙れ」
黙れ。
光彦は、ライトニング光彦はそんな風に喋らない。
光彦ではない男は、くつくつと喉の奥で笑うと、不意に生真面目な調子で答えた。
「失礼つかまつった」
その声音は光彦そっくりだった。
さすが、従兄弟なだけあって、骨格が似ているのだろう。
スーパーソニック山彦は、それからは無言で、カナリーナの中に指を突き入れ、良い部分を腹が立つほど的確に刺激した。
カナリーナはきつく目を閉じて、喘ぎ声を枕に押し付けて殺す。
(みつひこ、みつひこ、みつひこ…!)
知れきった嘘で自分を騙す、その空疎さから目を逸らして、ただ快楽を享受することに没頭する。
やがて圧倒的な質量をもつ楔を穿たれて、カナリーナは達した。
「カナリーナ様ー」
「!!!」
いつしか、うとうととまどろんでいたらしい。
使い魔の声に目を覚ますと、部屋の中には白々と朝日が差し込んでいた。
山彦の姿はもちろんないし、自己嫌悪に陥りながらも魔法を使ってきちんと整えておいたベッドは、情事の痕跡を感じさせない。
「まだ寝てるんですか?昨夜も領内に人間が入り込んでたみたいですよ」
「う、うるさい!着替えたらそっち行くから、入ってこなくていいわ!」
枕を扉に叩きつけて、カナリーナは重たい身体を持ち上げた。
光彦に近しい人間に近づいて、光彦の情報を得る。
発想はよかったはずだ。
情報を得やすいとなると口の軽そうな人間、という着眼点も、間違ってはいなかったはずだ。
けれど決定的に間違えた。
もう、戻れない。
シーツにぽたりと落ちた水滴を、カナリーナはひとごとのように眺めていた。
FIN
乙です 兄ゆきのエロパロを投下します
制作の途中で1週間程、時間を空けてしまい完成したので
前半と後半の繋がりがおかしいかもしれませんが多めに見て頂きたいです
あと、ゆきの病院の件を勝手な見方で解釈してシナリオ進めてます
ボスを倒してリリエンタールが戻ってきた後日、
リリエンタールは兄とゆき、マリーの3人と3階の部屋で部屋の間取りを決めていた
しかし、長くは続かず雑談が始まる
「そういえばさ、リリエンタールはあの時何があったの?」
「?あのときとはどのときですかな?」
「ほら、あのボスに捕まってた時にさ…」
ゆきは好奇心に誘われて悪気もなくリリエンタールに尋ねる
「うむぅ…せまくてくらいカプセルに入れられそうになったのです…
むかしにもどったみたいでもうもどってこれないとおもっていたのです…」
好奇心に溢れていたゆきの表情から笑顔が消え、少し暗い口調で更に尋ねる
「…昔って?」
「じっけんでずっとながいあいだくらいばしょにとじこめられていたのです…」
「リリエンタールは実験台として使われていた所を父さん達が逃がしたんだよ」
「そう…」
その時だった
リリエンタールの体が光り始めたのである
「…!?これは、もしかして…」
「誰かの心に反応したのかしら…」
4人が飛ばされた場所は病院のようである
突然、ゆきが頭をかかえてうなだれしまった
「うぅ…」
「ゆき、どうしたの?」
「思い出したくない…思い出したくないよ…」
ゆきはマリーの問いにも答えられず何かに怯えて頭を上げようとしない
そんな様子を見て、兄が1つの事に気づいたのである
「もしかして…ゆきちゃんの心にリリエンタールが反応してここに飛ばされたんじゃないかな」
「ゆきはなにかをこわがってるようですがなにかったのですかな」
「うん…ゆきちゃん、落ち着いて 何があったのかな」
「はい…私…昔病気で…ずっと病院で暮らしてた事があるんです…」
ゆきは続けて言う
「それで…出れない病院の中でずっと誰もいない部屋で生活してて…寂しくて怖くて…」
「お父さん母さんやさくらくんは来れなかったのかな?」
「病気が移ると言われて誰も来れなかったんです…来ようと思っても止められたみたいで…
もうあの時に戻るのが嫌なんです…あの時を思い出して…」
ゆきは自身のトラウマを告白し、その場で泣き崩れてしまった
「ゆきちゃん…」ぎゅっ
そんなゆきを兄は後ろから優しく包むように抱きしめる
「ゆきはもうだいじょうぶなのですぞ わたくしめがついていますので」
「そうだよ、リリエンタールだけじゃない 僕だっているしマリーやさくらくんやてつこだって、
皆いるじゃないか もう心配しなくてもいいんだよ」
「リリエンタール…お兄さん…ありがと…」
ゆきは涙を溢れさせ兄に抱きしめられながら答えた
「リリエンタール、一旦外に出よう 何かここから出る方法探さないと」
「そうですな」
ゆきの兄への好意に気づいていて場の流れを呼んだマリーはリリエンタールと部屋から離れる
そうして、抱きしめ抱きしめられている内に
2人はお互いを異性として認識し、性的欲求が溜まっていく
そう感じている内にゆきがある事に気づき、顔を紅くしながら微かな声で話す
「お兄さん…当たってる…」
「あ…ゴメン」
抱きしめていた兄の手がゆきの小さな胸に当たっていたのである
兄は理性を抑えるために慌てて手を離し、ゆきに謝るもののゆきは兄に対して追い討ちを仕掛ける
「お兄さん、今度は直接触ってくれませんか?」
「え…?」
「私、お兄さんになら良いかなと思ってます まだ小さいですけど…」
そういうと、ゆきはワンピースを脱ぎ、ショーツ1枚になってしまったのだ
兄の目の前にはくびれ始めている腰、まだ子供というサイズでありながら小さく膨らみ始めている胸が現れたのだ
兄も15という年頃の男である、ここまで着たらやるしかないという気持ちを欲望が後押ししゆきの胸を弄り始める
兄は慣れない手つきでゆきの胸を弄っていく
途中から段々コツが掴めて来たのかゆきはんっ、んっ、と声を押し潰すように呻き声をあげる
そうして、兄は次第にゆきの胸にある小さな2つの突起を集中的に弄るようになる
まだ、未発達で小さく、淡いピンク色のそれを弄る
更に、兄はもう1つの手でゆきのショーツの中に手を伸ばし、秘部を集中的に擦り始める
「んっ…あっ…お兄さん…んあぁっ!!」
快感に耐え切れずゆきはとうとう声を漏らしてしまった
足は座ったままでも分かる程ガクガク動きゆきの秘部はショーツの上からでも分かる程完全に濡れていた
「気持ちよかったかな…?」
兄が自信なさ気にゆきに問うと、ゆきは微かな声で確かにはい…と答えた
それを聞いてある程度安心し、
同時に耐え切れないという感情がこみ上げていた兄はそのままゆきのショーツを下ろした
「あ…お兄さん…そこは…」
流石にいきなり秘部を見られるのは恥ずかしいのかゆきは抵抗気味だったが
兄に宥められ、そのまま兄にその部分を見せてしまう
ゆきのそれは12歳という成長期という時期でもあり、僅かではあるが毛が生え始めていた頃であった
2人共、本能もあるのかこの後にする事はお互いに分かっていた
それをするために、兄とゆきはベッドに移る
「じゃあ…いいかな…」
「はい…!」
兄は自分を曝け出すと、それを仰向けになっているゆきの秘部に挿入する
「くっ…」
「ゆきちゃん、大丈夫かな」
「大丈夫です…お兄さんのですから」
お互い、初めてである為兄は具体的にどうして良いか分からずゆきに気遣いながら動かすのが精一杯であった
ゆきは当然ながら激痛に襲われる
次第にゆきは痛みが治まり先ほど、兄に胸を弄られた時とは比べ物にならない程の快感に襲われる
「ゆきちゃん…だんだん気持ち良くなってきたかな…?」
「はい…ああっ…」
そうして動かしている内に兄はそのままゆきに熱い口付けをし、そのまま舌をゆきの舌に絡ませる
ゆきもそれに応じて兄の舌に絡ませていく
「「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」」
お互いに絶頂が近いのか、息遣いも荒くなっていくのである
「お兄さん…何か…来ちゃいます…!」
「じゃあ…そのまま出して良いから…!」
ビクンッ…
「ああっ…あああああん!!」ビクッビクッビクッ!!
「うっ…!!」ドクドクッ
2人はそのまま果ててしまったのだ
ゆきの膣内から兄とゆきの液が溢れ出て、ベッドに流れ出て足元にまで届いた
「ゴメン…ゆきちゃん…もしかしたら赤ちゃんができちゃうかもしれないのに…」
「ううん…お兄さんは、私がして欲しかった事をしただけ、お兄さんは悪くないんです」
「それは…?」
「あの…こんな事何なんですが…私、ずっとお兄さんと一緒にいたくて…
お兄さんとならこんな事もしていいかなって思ってたんです…
辛いことがあっても…何故かお兄さんと一緒なら安心できて…」
「そうだったのか…でも、今回の事はそれでも耐えられなかったって事は相当辛かったんだね…」
「はい…」
「でも、さっきも言ったけど大丈夫だよ 僕だけじゃ足りないかもしれないけど皆もいる そうでしょ?」
「はい…私、もう大丈夫な気がします」
「その調子だよ その笑顔がゆきちゃんだしね!」
そして、ゆきの心によって飛ばされた病院から一同は帰還してきた…が
帰還した際、兄とゆきはまだ服を着ていなく、その様子をリリエンタールとマリーに目撃されたのである
マリーはやっぱり…という何とも言えない表情であったが
まだ知識がないリリエンタールには衝撃的な状況であったのか
しばらくの間兄とゆきが一緒にいればその度にこの事を思い出してしまうのであった
fin
四巻発売ホシュ
255 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 03:48:05 ID:FoMlff6r
ほ
257 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 03:21:34 ID:x9QBsX10
しゅエンタール
最終巻でさくら×てつこ にもえた
誰か同士いませんか
ほ
dat落ちはさびしいですぞ?
シュバインさんに恋人とかいないのかな
兄はあの通りだからいいとして、12歳の連中が思春期に入ったらリリの能力で偉い事になるんじゃなかろうか?
桜がエロ小説で抜いてたら、小説に出てくるエロい女の子が具現化してくるとか……
うん、桜じゃ兄貴と変わらねえw こっちの展開に持って来れないww
アキラ辺りが適当かね……
魔女っ子ゆきに魔法で絡めとられる兄も見たいな
265 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 06:00:19.16 ID:IJDyo4jn
ゆき×てつこいじめてた男の子で誰か頼む
かわいいウンチは大体よーすけ
ho
syu
「おほっ!いい天気ですなー!」
フライヤー号にのったリリエンタールは兄の知り合いのきゅう
270 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 10:09:12.33 ID:7ZUwzRBR
よぷ
ほー
272 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 21:48:16.88 ID:Lhb9NaDR
ハァハァ
273 :
名無しさん@ピンキー: