平坂読総合エロパロスレ

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1名無しさん@ピンキー
なかったので
2名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 08:38:24 ID:TQ2t816v
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |
3名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 21:50:33 ID:ElVizxHW
楠と小鷹の話が読みたい
4名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 22:00:21 ID:G0+O2dmP
>>1
パロスレ立てるときは自分で投下する位のつもりで立てろよ
スレが伸びた時に『あのスレは最初俺が立てたんだぜ』って自己満足に浸りたいわけ?
このまま落ちたら需要が無いならって書く人もいなくなるよ?
スレがあるなら書こうかなって人もいる?
んじゃ書きたくなるように一本でも書いて客寄せしろよ、面白くなくてもせめて人がいることを示せ

なかったので?
それだけ?

著作のリストも無し?
何考えてるの?
何も考えてないの?






>>1は友達が少ないだろ?
5名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 22:22:25 ID:L37khrrA
とりあえずレイシスは俺の嫁。

幸村は>>1の嫁
6名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 22:42:31 ID:nYaZRgdg
>>5 それは正直ご褒美なんじゃないかと思えるんだが……

ガムダンが>>1に挿入する側!
7名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 18:36:06 ID:qsWE7VmK
残念な奴らが多いな……
8小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:00:40 ID:nbMW1qUe
面白そうなスレが立っていたので作品を投稿します。
純愛エロものですが途中に修羅場があるのでそういうのに弱い人は見ない方がいいと思います。
それでは読んでいただければ幸いです。



「小鷹のバカ。もう私たちには時間が残されてないのに……」
時は流れ、夜空と小鷹が出会ってから二年が過ぎ去ったある日のこと。
そう夜空はぽつりとそう呟いた。
あれから2年。夜空と小鷹は次第に距離を縮めていた。
傍から見ればあの二人はもう既に友達以上、恋人未満の領域に踏み込んでいるのだろう。
少なくとも夜空にはそう見えるし、それは隣人部員全員の暗黙の了解であった。
しかし夜空はそれを心から祝福する気になれなかった。
なぜなら小鷹は夜空にとって幼いころから今までずっと思い続けていた唯一無二の親友であったからである。
その小鷹が自分以外の友人を作るのを見ているのはあまり気分のいいものではないのである。
しかし小鷹はいまだ事実にに気付く気配がない。
このままでは幼き日の私は小鷹から忘れ去られてしまうのであろうか?
夜空の不安は現実のものとなりつつあった。
「あの不愉快極まりない肉をどうにかして排除しなければ……。そもそも、どうしてあんなポスターで入部しようと思ったのだ?」
夜空はどうにかして星奈を追い出そうとして何度も努力をした。
思いつく限りの罵倒はしたし、不愉快な目に何回も遭わせたりもした。
しかし星奈は未だに隣人部にとどまり続けている。
それどころか、自分よりも小鷹に近い位置にいるかもしれない。
女の夜空から見ても星奈の外見は魅力的だ。
そして星奈は男を引き付ける魅力があることもよく知っている。
そんな星奈に小鷹が惹かれていくのは当然かもしれなかった。
だが夜空にはどうしてもそれは許せないことであった。
「何とかして肉を小鷹から、そしてタカちゃんから引き離さないといけない。さもなくば……」
夜空は小鷹に打ち捨てられた自分を想像した。それはあまりにもおぞましい光景である。
そう。夜空の想いは12年の時を経て幾ばくかの恋愛感情にも変わっていたのであった。
そして、夜空は覚悟を決めた。もう形振りなど構っていられない。
いかなる卑劣な手段を使ってでも小鷹を取り戻す、と。
9小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:02:12 ID:nbMW1qUe
 次の日のこと。小鷹は春の陽日に誘われて隣人部の部室で居眠りをしていた。
しかし、その平和は長く続かなかった。
小鷹は誰かに体を揺すられる感覚で否応にも目を覚まさなくてはならなかった。
「んあぁぁ、もうこんな時間か……、起こしてくれてありがとな……って、よ、夜空!!」
小鷹の寝ぼけた目に映ったのは一糸纏わぬ夜空の姿だった。
これは夢に違いないと必死に振り払おうとするが夜空が裸であるという事実は変わらなかった。
そして小鷹は慌てながら夜空に言う。
「な、何の冗談だよ、夜空!! と、とりあえず向こう向いてるから服を……」
「小鷹、これは冗談ではない。しっかりと私のことを見てほしい」
夜空は羞恥で頬を赤らめながら小鷹に言った。
小鷹の目に否応なく映る一糸まとわぬ夜空。
その胸は星奈よりやや小振りであるが、十分に発育していて、
女の子の部分には一本の毛も生えていなかった。
目を逸らそうと思う小鷹だが思春期の男が自分の欲求に逆らえるはずもなく、
まじまじと夜空の裸体に引き寄せられていった。
必死に羞恥で体を震わせる夜空はいつもの飄々とした夜空とは違いとても可愛らしかった。
そして、そんな夜空を見て小鷹の一物は臨戦状態に入っていた。
だがそれを隠すように小鷹はうろたえながら夜空に問いかける。
「な、なんでこんなことをするんだよっ!! だ、誰かに見られたら……」
「安心しろ。鍵をかけてカーテンを閉めてある。誰にも邪魔はされたくないからな……。」
その問いを夜空は気迫の籠った声で返答する。そして夜空は自信なさげに小鷹に問い返した。
「それより小鷹、私の体はどうだ? あの肉より綺麗か?」
「なにバカなこと言っているんだ!! そんなの比べられるわけ……」
「そうか。やっぱりタカちゃんは私よりあの肉のほうがいいというのか? 胸なのか? 顔なのか? 私の何がいけないと言うんだ?」
夜空が今にも泣き出しそうな声で曖昧な返事をする小鷹を問い詰める。
一瞬、パニック状態になる小鷹。しかし、小鷹はその瞬間にあることを思い出した。
引越しの日に泣き出しそうな親友と今の夜空の姿が重なったのである。
そう。小鷹は確信した。幼いころの親友は夜空だったのだと。
そして、小鷹はいままでこんな大切なことに気づけなかった自分の迂闊さを呪っていた。
あれだけ魅力的な夜空の裸体も今の小鷹には意味をなさなかった。
「夜空……、いや、ソラちゃん……、いままで気づけなくってごめん!!」
小鷹は夜空に謝った。たぶん人生、小鷹は先にも後にもこれだけ心をこめて謝ることはないだろう。
それくらいの気持ちを込めて小鷹は夜空に謝った。
小鷹にできるのはそれしかなかった。
そしてその言葉を聞いて夜空は泣いていた。
「タカちゃん……」
「夜空っ!!」
夜空が全裸なのも気にせず、お互い抱きしめあう夜空と小鷹。
「会えてよかった、忘れてなくって本当によかった……」
「忘れるかよ!! 俺の生涯でただ一人の親友をよぉ!!」
夜空の体温が手を通して、小鷹に伝わっていく。
そしてしばらく抱き合った後に小鷹は夜空が何も着ていないことに気づき体を離した。
10小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:03:10 ID:nbMW1qUe
「ご、ごめん、夜空……、」
小鷹は赤面して慌てていた。それだけ夜空の裸体は小鷹には美しく見えたのだろう。
それを夜空は慌てて手で隠すと夜空は言った。
「気にしないでほしい。脱いだのは私だし、」
「だ、だけど……」
「き、気になるのか?」
「当たり前だろっ、えっと昔とは違ってお前の体はもう女の子のソレなんだし、えーっと、」
「小鷹、ひとつお願いがあるんだけど、いいか?」
夜空は小鷹がしどろもどろになっているのを遮るようにして言った。
「な、何だよ……」
夜空の色気に押されぎみの小鷹。そんな小鷹を尻目に夜空は大胆なことを言った。
「小鷹、私とえっちをして欲しい」
「えっ!!」
あまりに唐突なことが立て続けに起きて混乱する小鷹。
しかし夜空はそれを気にすることなく続けていく。
「頼む。どうしてもそれをしないと私の収まりがつきそうにないんだ。だから……、」
「で、でも、」
「でも、何だ? お前のここも苦しそうだぞ?」
不意に夜空は小鷹のズボンのファスナーを開けるとその中に入っているペニスを
柔らかな指でやさしく撫でていた。
そのきめ細やかな責めはだんだんと小鷹の理性を破壊していく。
そして小鷹も意を決したようだった。
「分かった。一緒にしよう、夜空」
「あっ、そんな乱暴に……!!」
小鷹は自分の服を脱ぎ捨てるとソファーの上に裸の夜空を押し倒した。
そして両手で夜空の両腕をしっかりとつかんでいる。
夜空は必死に手を動かすが、その手は微動だにしなかった。
「タカちゃん。昔は私と同じくらいの力だったのに、強くなったな」
「あぁ。俺も一応、男だからな……」
そんなことを言いながら無防備な夜空の裸体を食い入るように見つめる小鷹。
そうやって見たり見られたりするごとに小鷹のペニスは硬さを増していき、夜空の頬は赤みを増していった。
「夜空の乳首、こんなになってるんだな。舐めていいか?」
「あ、ああっ!! 小鷹、そんなことされたら私、いやらしくなっちゃう!!」
小鷹がチロチロと舐めるごとに赤く、硬くなっていく夜空の乳首。
もはや夜空は小鷹の与える快楽の前に腑抜けにされていく。
そして小鷹はあえぎ声を出している夜空の唇を無理やり塞ぐ。
もう夜空は小鷹のなすがままになっていた。
「もう私はダメみたいだ。だから私のことを滅茶苦茶にしてほしい」
「分かった。夜空、ここはどうだ?」
そういうと小鷹は夜空の秘所をクチュクチュと弄くり始める。
「ひゃ!! そ、そこはらめぇ!!」
思わず日頃の声とは違う可愛らしい声をあげてしまう夜空。
「お前もそんな可愛い声が出せるんじゃないか、ならもっといってみようか」
「いやっ、やだ、やめてっ!!」
それを見た小鷹は夜空の秘所をもっと激しく責めだした。
電流のように迸る快楽に打ちひしがれた夜空の秘所からは濃厚な蜜が漏れ始めていた。
11小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:03:44 ID:nbMW1qUe
「えっと、夜空、これはもう入れていいって事なんだよな?」
「あぁ。小鷹、お前の思うままにしてほしい……」
恍惚とした表情でぐったりとする夜空。小鷹はその隙を見逃さなかった。
「そ、そうか……。よしっ、いくぞっ」
「う、うん。えっ、あぁっ、だ、だめぇ!!」
小鷹は夜空の力の入っていない脚を開くと自分の一物を夜空の秘所にあてがった。
思わず悲鳴を上げてしまう夜空。小鷹のモノは夜空の予想外のサイズだったのだ。
これはきっと外人の血が為せる業なのだろう。
そんなものを入れられてしまえば男性経験のない夜空など、ひとたまりもなかった。
「はぁ、はぁ、こんなに大きいなんて聞いてないぞ……」
「ごめん。大丈夫か?」
「大丈夫……。だからもっと奥へ差し込んでくれないか?」
「分かった。いくぞっ!!」
「あぁっ!!」
夜空の肉壺を無理やり押し広げながら進んでいく小鷹のイチモツ。
それの痛みと快楽に耐えられそうにない夜空が思わず悲鳴をあげてしまう。
「よ、夜空……」
「た、タカちゃん……」
奥へ奥へ差し込んでいくことで二人は体が繋がっていることで感じる一体感を感じていた。
今の二人は昔のように、いや昔よりも遥かに強い、心の繋がりを持っているように感じられるのだ。
「ソ、ソラちゃん……、もっと奥までいいか?」
「あ、あぁ、小鷹、私のはじめてあげちゃうから、やって!!」
「わ、分かった、」
メリメリメリメリッ
「痛っ!! きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「夜空っ!!」
何かが破れる様な感触を感じた後、小鷹は自分のイチモツが温かい液体に触れるのを感じた。
どうやらそれは夜空の血のようだった。夜空は自分のはじめてを小鷹に捧げたのだ。
「ソ、ソラちゃん……、痛そうだな」
「た、タカちゃん」
そんな夜空のことを気遣ってか小鷹は優しく夜空の二つの膨らみの天辺を舐めた。
くすぐったい感触とともに痛みが引いていくと二人は意を決したようである。
「夜空、俺、お前の中で出したい……」
「分かった。好きなだけ……」
二人の考えていることは同じだった。引っ越しさえなければ私たちはもっと早く、
こんな関係になれたのだろうか?今はそんなことはどうでもいい。
早く一つになりたい、そんなことを考えていた。
「よ、夜空っ、動くぞっ!!」
「あぁ!!」
自分の中の大きな異物が大きく動くのを夜空は感じていた。
本当は小刻みなのだがその規格外のサイズのせいで夜空はものすごい快楽を感じていた。
「はぁ、はぁ、タカちゃんのチンポ、ものすごく大きくってギモちィィよ……」
「よ、夜空、お前の中、とてもヌルヌルして、ヒクヒクして、俺、おかしくなっちゃいそう……」
一度、動き出したら小鷹はもう止められなかった。
今、ある快楽を絶やさないようにもっと気持ち良くなれるように、
夜空の中をぐいぐいとかき回していく。
そして小鷹が夜空の中を動いていく毎に夜空はいいようもない気持ちになっていくのだった。
「よ、夜空、もうそろそろイクのか?」
「そ、早漏が、わ、わたしは……」
といっぱいいっぱいになる二人。
そんな中、二人は昔のように意地を張り合っていた。
12小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:04:23 ID:nbMW1qUe
「負けるかよ……」
「私も先にイク気はない」
「ならここはどうだ?」
「ひゃっ、そ、そこは……」
負けじと意地になった小鷹は夜空の乳房を掴んだ。
意外な場所を掴まれた本人は可愛い悲鳴をあげていたがそんなものに意味はなかった。
「へぇ、なかなか柔らかくって面白いじゃないか、こうしてやるっ!!」
「ず、ずるいぞっ!!」
乳房と共に主導権を掴んだ小鷹は夜空の乳を揉みしだいた。
かなり弾力のある本人に似た生意気な乳房はことあるごとに小鷹に抵抗を試みるが、
その形は小鷹の指に従いつぎつぎと変化していった。
「わ、私だって、」
胸を鷲掴みにされていいようにされている夜空は小鷹に必死に抵抗を試みた。
夜空はリズミカルに腰を振ると小鷹の下半身がいいように刺激されて
小鷹の責めが緩んでいったのだった。
「この、やったなぁ!!」
「タカちゃんだって!!」
二人は残り少ない体力でお互いに繋がったまま主導権の握りあいをしていた。
小鷹が夜空の胸を思いっきり揉みながらピストン運動を繰り返すようになると、
夜空は大きく腰を振り始め、それに負けじと対抗しはじめた。
二人はエッチをしているのか、それとも幼き日の決着のつかなかった戦いをしているのかだんだん分からなくなっていった。
「はぁっ、はぁ」
「はぁ、はぁ」
と息も切れ切れになる二人。だがその戦いにも終わりが近づいているようだった。
勝負に見切りをつけた小鷹が夜空に猛攻勢をしかけたのだった。
「これでとどめだっ!!」
「あ、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「よ、夜空あぁぁぁぁぁぁ!!」
小鷹の猛攻勢についにイッてしまう夜空。
だが小鷹も無事ではなかった。その激しい勢いで自分のものも思いっきりぶちまけてしまったのだった。
夜空の秘所から出るいやらしい液体の混合物。
ふたりがほどよく混じりあった愛の証である。
「こ、これは、俺の勝ちじゃないのか?」
「な、何を言っている。これはどうみても私の勝ちだ……」
二人は裸で抱き合いながらもお互いに自分の勝ちを譲らなかった。
本当は勝負なんてどうでもいいと思っていながらもお互いに意地になってしまっているのだ。
そんな思い出の中に二人は入っていった。
誰も二人の間には割って入れないと二人が思っていた。
しかしそれも束の間。少女のひどく焦燥した声によって二人は現実に戻されてしまう。
その声の主は星奈だった。
「あ、あんたたち、な、何やってるのよ? な、なんでこんなことを部室で……」
星奈はパニックに陥っていた。
さすがの彼女もゲームでそういったシーンは何度も見ただろうが現実のセックスを見るのはこれではじめてだ。
そして、今の二人にはそれにはない迫力と質感がある。
だが驚いた理由はそれだけではなかった。
小鷹が自分以外の女性とエッチをしている。
しかもそれがよりによって夜空という事実が星奈には受け入れがたかったのだ。
だが現実は容赦しない。
「ち、違うんだ、星奈……、いや、違わないけど、と、とにかく、」
「違う、違う、こんなの違う、うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」
あまりにも許容しきれない現実を見て逃げ出してしまう星奈。
「お、おいっ、」
と星奈を追いかけようとする小鷹。しかし、彼の体は動かなかった。
13小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:06:03 ID:nbMW1qUe
そう。夜空が小鷹の体に抱きついていたのである。
「頼む。一生のお願いだ。あれを追わないでくれ……」
「け、けど、」
小鷹はそう言おうとして夜空の顔を見た。
その顔はひどく不安そうだった。
今、俺がここを離れたら夜空はもう立ち直れなくなるのではないか、そんな顔だった。
そして小鷹はそんな夜空を見て、このソファーに座っていた。
「鍵、掛けておくぞ……」
「あぁ、」
小鷹は夜空が部室の鍵をわざとかけ忘れていたことを確信していた。
星奈にあの光景を見せつけるために。
だが小鷹は夜空に引け目を感じていてそれを責めることはできなかった。
夜空は夜空で暗く落ち込んでいた。
部室の空気はすっかり悪くなり、ぎこちない会話が場を支配するようになっている。
そして二人は服を着ると夜空は小鷹に言った。
「小鷹、私はお前のこと、好きだからな、例え世界中が全てタカちゃんの敵になっても、
私は絶対にタカちゃんの味方だからな……」
告白ともとれる夜空の言葉。その言葉を小鷹は受け入れた。
その時の夜空の笑顔は掛け値なしに綺麗なものだった。
 さらに次の日、小鷹と夜空は幸村を部長に、理科を副部長に任命し、隣人部を引退した。
そして小鷹は星奈のことを気にしつつも夜空との充実した日々を送って行った。
そう。この二人にもう友人はいらなかったのだ。
14小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:09:27 ID:nbMW1qUe
ややバットエンドっぽくなってしまいましたがこれで投稿は終了です。
これを見て投下主は夜空が嫌いなのでは?
と思う方がいらっしゃるかもしれませんが私は根っからの夜空スキーです。
もしかしたら星奈も含めて続きを書くかもしれませんがあまり期待はしないでください。

それでは。
15小鷹×夜空:2010/01/16(土) 15:14:02 ID:nbMW1qUe
間抜けなことを書いてたんで修正入れます。
小鷹と夜空が2年生だったことをすっかり忘れてましたので。
経った月日は2年ではなく1年でした。

本当にすみませんでした。それでは。
16名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 19:03:48 ID:x/dJOiJS
おお、gj
あなたが神か。
17名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 00:17:15 ID:xsXlv/bL
18名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 11:54:24 ID:v3kQ9fDP
乙☆
19名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 04:15:50 ID:X0gh/O4M
続き希望
20名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 23:26:17 ID:IIn4ztw0
俺も希望
21名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 20:36:15 ID:QPGI/OS1
いっそのこと新しく、僕は友達が少ない専用スレを立てればいいのでは?
22名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 21:10:59 ID:on5JZBFZ
ますます人がいなくなるよ
それにせっかく投下されたSSがもったいない
23名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 16:56:23 ID:yY4xcvDO
アニメ化されたら知名度もぐっと上がるんだけどな
24名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 20:47:01 ID:C07iSuw1
「ねえ、夜空……あたしね、小鷹と寝たの」

……この金髪女は何を言っているんだ?
ああ、確かに俺は昨晩星奈と一夜を共にしたさ。
俺だって健全な男だ。あんな態度で誘惑されたのならば、
ついつい欲望に屈してしまうのも仕方ないことなのである。

恐る恐る夜空を見ると……案の定青ざめた顔で言葉も無く立ち尽くしている。
「本当なのか……小鷹?」
罪悪感から目を逸らす俺を見て、夜空も星奈の言うことが真実であると気付いたようだ。
どうしたものかと俺がうろたえていると、突然バチン!という乾いた音が響き渡った。

「肉の泥棒猫!」

一瞬、何が起きたのか分からなかった。
夜空は普段の様子からは考えられないような大声を上げて、険しい顔で星奈を睨みつけている。
星奈が痛そうに頬を押さえていることを見て――夜空がビンタをしたのだと気付かされる。
25名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 20:47:45 ID:C07iSuw1
突然の反撃に星奈も呆然としていたが、気を取り直したかと思うと夜空に向き直り、
右手を振り上げ夜空の左頬に強烈なビンタを浴びせ返した。
「泥棒猫って何よ!小鷹はあたしを選んでくれたんだから!」

夜空も黙ってはいない。星奈に負けじと再びビンタを食らわせる。
「私が小鷹と親友だったを知ってたくせに!」
「ふられたからってやつあたりしないでよ!」
「小鷹を返せ!」

目の前で繰り広げられる女同士のビンタの応酬を前にして、
俺は恐れをなしてただ見ていることしか出来なかった。
しばらくするとお互い疲れたのか、息を切らせて座り込んでいたものの、
頬を真っ赤に腫らしながら相変わらず互いを睨みあっていた。

「夜空、いい加減に負けを認めたら?小鷹はエッチさせてくれない夜空に愛想尽かしたんだから」
「そんなことない!」
そう言うと……突然夜空が服を脱ぎ始め、
「私が小鷹の親友なんだから……小鷹に抱いてもらうんだ……」
そう言って、俺にしなだれかかってきたのである。
26名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 23:57:06 ID:gXe9SA2c
あれ続きは?
27名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 20:38:19 ID:MVc5GZ7i
ネクスト!
プリーズ ネクスト!!
28名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 18:38:50 ID:NT3ijRmO
なんというオアズケ感
29名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 21:31:43 ID:puu0VuzR
これは痛い
30名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 18:13:02 ID:lVjzXTln
レイシスのオナニで誰か書いて!
31名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 19:45:35 ID:ixO2XRis
32小鷹×星奈:2010/03/07(日) 20:06:36 ID:mkN30PEn
 俺は放課後、真っ先に部室へと赴いていた。別にこれといった理由はない。友達もいないのでこれといった用事もなく、また家へと帰っても暇なので、まだ部活の連中と会った方がいい暇つぶしになる。
 教会内にある部室へと着くと、俺はノックもなしに部室内へと足を踏み入れた。そこには星奈の姿しか見えず、ほかの連中は今日は来ていないようであった。 
「星奈、夜空とかはどうしたんだ?」
「知らないわ。今日は来ていないんじゃない?まぁ、あたしとしてはあの雌狐が来てない方がリラックスできて助かるんだけどね」
 素直じゃねぇなぁ……。
「そうか、じゃあ今日は俺と星奈の二人きりか」                  
 と、俺は何気なしに言ってみたのだが、星奈は見る見るうちに顔を真っ赤に染め、
「う、うん。そうみたいね・・・・・・」
 もごもごとか細い声で呟くのであった。
「ねぇ、小鷹って女の子と付き合ったことってある?」
 俺はふと星奈の口から出た言葉に思わずブッと唾を吹き飛ばし、激しく狼狽しながら後ずさりした。
「な、なんだよ!そんな藪から棒にっ!……ね、ねぇよ。そんなもん。ってか、俺より星奈の方があるんじゃねぇの?その、俺より断然もてるんだし……」
 俺の言葉を聞いた星奈は実にいやらしい笑みを浮かべ、
「ふぅ〜ん、じゃあ試してみる?あたしが男と付き合ったことがあるのかどうか?」
「えっ?」  
「ほら、小鷹。どうなのよ?この超絶美人な星奈様に男と経験があるのか確かめてみたくないの?」
 そう淫猥にささやき、俺にその細い肢体をすり寄せてくる星奈。俺の二の腕にその豊かな二つの膨らみが当たり、俺は思わず唾を飲み込んだ。
「や、やめろよ。星奈、こんなの間違ってるよ……。それにだ、そう言うのは本当に好きな奴とするもんだろう?」
 真っ赤な顔でそう言うのが精一杯な俺を見つめ、むぅーと不満そうに頬をふくらませた後、なんと! 
 あ、あの星奈が! 俺の唇に自分のそれを重ねているではないか!
 俺は唖然として夢中になって、自分の唇を押しつけてくる星奈を見つめたのであった。 
33名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 01:54:15 ID:LUwMxbB9
>>32
星奈かわいいよ星奈
続かないの?
34小鷹×星奈:2010/03/08(月) 10:03:48 ID:vM2roVHg
 俺は星奈のキスの巧さに、思わず下半身の一部に血液が集まるのを感じ、これはまずいと感じて星奈の体を突き飛ばそうとするも、
「!!ん、う。はぁ、ふぅ、何よ!小鷹、あたしとキスするのはいやだって言うのっ!?」
「ち、違う!その、これ以上は冗談にならねぇ、星奈。お、俺だってそのこう見えても健全な男なんだぞ。分かってるのか?」
「はぁ?そんなの分かってるに決まってるじゃない。それとも、小鷹?もしかしてあたしとのキスで感じているの?」
 星奈は俺から唇を外すと、唇の先に付いた俺の唾液を舌で絡め取り、それを味わうようにして飲み込んだ。
 その姿は非常に淫猥で俺の息子はますます堅く張り詰めるのを感じ、またそれを星奈にばれないように必死に隠すことが精一杯な俺は、星奈の行った行動に気づく余裕はなかった。
「ふぅ〜ん、あんた、あたしのキスで欲情したんだ?」
 星奈は股間を隠していた俺の手を無理矢理のけると、テント上に膨れあがった俺の股間に手を這わした。
「ッ///!」
 星奈の触れた場所から電気が走ったように背筋を走り、俺の脳髄を甘く刺激した。
「へぇ〜?生意気小鷹のくせにいっちょまえに感じているんだ」
 星奈は俺の息子を慣れた手つきで触りながら、耳元で囁く。
 どうして星奈はこうも手際がいいのだろう?すると、やっぱり・・・・・・。
「お、おい、星奈。お前やっぱり・・・・・・」
 俺が言い終える前に星奈は俺の唇を、また自分の唇で優しく防ぎながら、手探りで器用にズボンのジッパーを下ろし、俺の息子を取り出しそのまま手でシュシュ、と上下に激しくこすり始めた。
「ふぅ、ん。ちゅる、じゅる・・・・・・。はぁ、ふふ。その言葉の意味を今から実体験させてあげるわ」
 星奈はそう言うと、俺の息子をぎゅうぅぅと強く握りしめるのであった。

 申し訳ございません。エロは次回からの投稿になります。拙い文章で申し訳ありませんが、これからもお付き合いの程よろしくお願いいたします。
35名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:15:35 ID:LbXoob0K
うおぉ続きが来てる
1レス毎じゃ感想書きにくいから、終了時にまとめて書きますよ。
36小鷹×星奈:2010/03/09(火) 00:11:17 ID:ueFgtdnP
 星奈は俺の肉棒を強く握りしめた後、そのまま上下に激しく擦り始めた。俺は星奈の柔らかい指の触感やひんやりとした心地よさが、星奈が与えてくれる快感と同時に味わい、
 その甘い感覚に俺の肉棒はますます堅く張り詰め、大きく膨張し始めていた。
 亀頭の先っぽからカウパー液があふれ出て、星奈はそれを指に絡め、そのままより一層激しく上下に擦り始めた。
「う、ぁぁぁ!星奈、やめ。止めてくれぇ!あ、ぅぅ・・・・・・」
「何、小鷹?女みたいな喘ぎ声出して。気持ち悪い、下僕のくせに」
 ぐちゅ、じゅく、ちゅぶちゅぶ!
 星奈は俺の肉棒から手を離し、続いてなんと!
 俺の肉棒をその可憐な口で奥の方まで咥えたのだ。
「はぁ、ふぅ!んぅ!ちゅる!あぶむ、じゅるじゅび!」
 星奈は奥まで俺の肉棒を咥えたまま、執拗に肉棒を舌で絡め取る。その不規則な動きに性経験のない小鷹はあっという間に高みに上り詰め、
「せ、星奈!早く抜け。も、もうで、る!」
 俺の訴えも華麗にスルーされ、強く亀頭の先端を吸い上げられ、俺は腰の奥からどうしようもない衝動がこみ上げてきて、星奈の口腔に思い切り精液を放出していた。
 あぁ、これが絶頂なのか・・・・・・。俺は大量の精液を放出しながら、ぼんやりとそう考えていた。
 ビュル、ビュルルルル。ビュク、ビュル・・・・・・。
「ふわぁ!はぁ、ふ。んぐ、ごきゅごきゅん・・・・・・。はぁ、いっぱい出したわね」
 星奈は俺の肉棒から唇を離すと、飲み切れていなかった僅かな精液が唾と混じり合って床に落ちる。
 その光景は非常に淫猥で小鷹は再び自分の肉棒が勃起するのを感じた。
 それを見た星奈はニヤリと小悪魔的な笑みを浮かべ、
「さぁ、次はあたしを気持ちよくしなさいよ。あたしを逝かせることができたら、あんたと交尾してあげていいわよ」
 と、言い終えると制服のスカートを脱ぎ、ついで黒の紐パンも同様に脱ぎ捨てた。
 そしてソファーの上に腰を下ろすと、大きく両足を広げ、すでにぐちょぐちょにぬかるんだ自分の秘裂を指で広げて見せ、
「ねぇ、小鷹?あたしも気持ちよくして?」
 と、潤んだ瞳で俺の顔を見上げる。
 
37小鷹×星奈:2010/03/09(火) 10:57:05 ID:ueFgtdnP
俺は躊躇いがちに星奈の小陰唇に唇を近づけ、恐る恐る舐めてみることにした。
「ひぁあん!」
 俺の舌が星奈の小陰唇に当たった途端、大きく身をそらして喘いだ。
 女の子の性器を舐めるなんて恋愛経験皆無の俺には何とも刺激的で、俺は夢中になって星奈の性器を舐め回した。
「こ、小鷹。あんた何だか犬、みたいね。はぁ、んぅ!は、はぁ!」
「そういう星奈こそ発情した雌猫みたいじゃあないか。いやらしく腰振ってさぁ」
 俺が少し意地悪く言うと、星奈は顔を真っ赤にして少し涙目になって、
「あ、あたしそんなに淫乱じゃないわ!あ、あんたのほうこそその気持ち悪い一物をギンギンに勃起させておいて、よくそんなことが言えるわねッ!
 あんたがその気ならこっちにだって考えがあるわ」
 星奈はそう言うと、俺のギンギンに赤黒く勃起した息子に黒のニーソックスに包まれた足で踏みつけてきたのだ。
「ぐぁああああ!」
 俺は柔らかい星奈の足の指の感覚に星奈を責めるのも忘れ、身をそらして喘いでしまった。
「ほら!下僕のあんたには足で十分でしょ?この完璧美少女、柏崎星奈様の美しい御足に踏んでもらえるなんて!光栄に思いなさいよね」
 俺の亀頭から出た先走りの汁を足の指に絡め、亀頭冠から陰茎の付け根まで丹念に愛撫する。
 星奈のソックスは俺の出した先走りの汁を多量に含んでか、大きなシミが足の裏あたりに広がり、星奈の足の指が蠢くたびに湿った水音が鳴り響いた。
 ぐちゅぐちゅぐちゅ!ぐちゅ!
「駄目だ、もうで、る!」
 俺は星奈が陰嚢を強く足の指で握られたのが絶頂のトリガーになったのが、俺は再び大量の精液を星奈の裸体に向けて放出していた。
 ビュビュッ!ビュ!ビュルルルル!
「ふわぁ!ふふ、いっぱーい。小鷹の精液って意外と美味しいのね・・・・・・」
 星奈は俺の精液を舐めながら、自分の小陰唇の入り口に俺の精液を指で丁寧に塗りたくっていた。
  
38小鷹×星奈:2010/03/09(火) 12:27:32 ID:ueFgtdnP
 俺はそんな星奈の淫猥な姿を見せられ、二回も射精したというのにまた俺の愚息が堅くなるのを感じた。
 星奈は俺の下半身の一部を見下ろし、ニヤリと意地悪く笑い、
「なによ、あんたまた発情したの。全く盛りの付いた野良犬ね。あんたは・・・・・・」
 プツン。
 俺は星奈の容赦なく浴びせられる侮蔑に堪忍袋の緒が切れ、俺は理性の失った獣みたいに星奈に襲いかかった。
 星奈はソファーに荒々しくその身を押しつけられ、その端正な顔を痛々しく顔を歪め、俺を気丈に睨んだ。
「いたぁ!何するのよぉ!バカ小鷹ッ!」
「なぁ、頼むよ。俺、もう我慢の限界なんだよ・・・・・・」
 俺は驚いてきつく閉じられた星奈の両太ももに手をかけ、大きく見開くとその間にその身を割り入れた。
 それから大きく反りあがった俺のビックマグナムを手に持ち、星奈の入り口に何度も擦りつけた。
「きゃっ!何すんのよぉ!小鷹ぁ!早くそのグロテスクなものを退けなさいよ!!」
「はッ!何を今更。あんだけ俺を誘惑しておいて止めて、なんて言わないよな?
 それにお前は今までたくさんの男と付き合っていて、エッチしまくり何だろう?」
「ち、ちがッ!お願い、止めて、止めてぇ!」
 星奈が俺の胸を押しのけようとするも、俺は無駄な抵抗を繰り広げている細い両腕を片手で押さえ込み、
「じゃあ、入れるかんな」
 俺は星奈の了承もなしに、一息に星奈の中へと膣内へと荒ぶる愚息を突き入れた。
 すると、なんだが薄い皮みたいのを裂く感触がして、同時に星奈の悲痛な叫びが俺の鼓膜を揺さぶった。
 ブチブチブチブチィ!ブチィブチッ!
「いやぁぁぁぁぁ!いたぁぁぁぁぁぁいッ!!」 
「えっ?」
 俺は星奈の叫び声に少し正気に戻り、恐る恐る下半身へと視線を向けると。
 なんと。俺と星奈の結合部から俺の愚息を伝って、真っ赤な血が流れているではないか。
「お、お前・・・・・・。は、初めてだったのか?」
 俺は見る見るうちに青ざめて、そう呟くことしかできなかった。
39小鷹×星奈:2010/03/09(火) 13:01:43 ID:ueFgtdnP
 星奈は弱々しく頷く。
「あたしは男にヒッグ、もてるけど、ウグ、付き合ったことなんてないわよ」
 星奈は溢れ出る涙をぬぐいながら、涙声で俺にそう告白した。
「じゃあ、何であんなに手際がいいんだよ?」
「あれは、そのゲームで知っただけよ・・・・・・。あたしはそれを真似してみただけ」
 星奈は恥ずかしそうにモジモジと指を絡める。俺はそんな星奈を見つめ、ハァ〜と呆れた溜息を吐いた。
「じゃあ、何であんな風に俺を挑発するような真似したんだよ?」
「ああ言えばあんた食いつくかなぁって思っただけよ。大体あんたはあたしの下僕のくせにあたしに無関心すぎるのよ!
 この超絶美人の星奈様に平伏せないで、あの雌狐と親友だなんて巫山戯てんのッ!?だからこのような暴挙に出たんじゃない!」
 星奈のその痛切な言葉に俺は胸が締め付けられるのを感じ、俺は星奈の体を気づけば優しく抱きしめていた。
「こ、小鷹?」
 星奈は俺に抱きしめられて頬を赤く染め、少し潤んだ瞳で俺を見上げた。
「ごめん、星奈。俺、お前のこと・・・・・・」
「その先は言わないで、お願い」
 星奈は俺の唇を人差し指で押さえ、俺の言おうとした言葉の続きを遮った。
「その言葉はしばらく保留にしといて・・・・・・」
 俺は雰囲気に流されて、星奈への思いを言おうとしていたことに気づき、慌てて口をつぐんだ。
 この状況で俺の思いを打ち明けても、同情にしかならないと分かったからである。
「そうだな、また今度にしとく。その、さ、非常に言いにくいんだけどさ」
「あによ」
「動いてもいいか?俺、このままじゃ収まりが付かなくて」
 俺がそう言って軽く腰を動かすと、星奈は小さく喘ぎ声を上げ、頬を真っ赤に染めた。
「いいわよ、で、でも!や、優しくね」

  
40小鷹×星奈:2010/03/09(火) 13:30:50 ID:ueFgtdnP
 俺は分かったと頷き、腰をゆっくりと引くと、あまりの気持ち良さに腰が砕けそうになった。
 ゾルルルルゥ。
 その引っ張られるような感覚に俺は歯を食いしばって耐え、カリまで抜けたところで再び突き入れた。
「はぁう!ふぁああ!」
 奥まで突き入れられた瞬間、星奈は大きく喘いだ。俺は息も荒く、
「おい、もう痛くないのか?」
「い、痛くないの!小鷹のおちんちんがあたしの奥にまで届いてすごいのぉ!もっと、もっとしてぇ!」
 俺は星奈が痛がっていないのを確認すると、今までよりも何倍ものスピードで腰を前後に突き動かす。
 単純な前後運動だが、それでも頭がクラクラするほど気持ちがよく、甘い感覚に俺はますます愚息を大きくさせ、
 星奈もまた愛液の量を増やし、俺との交接をしやすくする。
「あ、あ、あぁん!はぁ、はぁ、はっ、はぁん!気持ちいいの。小鷹のおちんちんすごいのぉ!気持ち良さ過ぎて、あたしの頭の中変になっちゃうのぉ!」
 星奈もいつの間にか俺の腰に細い両足を巻き付け、俺の腰の動きに合わせて激しく腰を振る。
「ぐぁ!せ、星奈!」
 俺はその相乗効果によってもたらされる快感に思わず呻いた。きつく締め付けてくる星奈の膣中は熱くてぬめぬめしていて、
 ちょっと気を抜くとすぐにでもイッてしまいそうになる。
 ボロのソファーが俺と星奈の腰の動きに合わせてギシギシと軋んでいた。
「はぁ、あぁう!ふ、ふぁあ!あ、あたしもうイッちゃいそう!はぁ!あぁん!」
 俺も絶頂の兆しが見えてきて、星奈の腰を猛烈に突き始めた。蟻が入る隙間もないくらいに密着した俺と星奈の下半身は、
 激しい腰の動きに合わせてパンパン!と、肌と肌がぶつかり合う乾いた音が部室中にこだました。
「も、もう駄目だ!だ、出すぞ!」
「えっ?な、中はイやぁ!い、いや!ふぁぁぁぁぁ!あ、熱いぃぃぃぃぃ!」
 俺は逃げる星奈の腰を押さえつけ、子宮口に叩きつけるようにして亀頭を突き入れると勢いよく射精を開始した。
「ふわぁぁぁぁ!こ、小鷹のが一杯出てるよぉ!ふ、わぁぁ!下僕の精子があたしの中に・・・・・・」
 星奈は絶頂によって緩みきった顔でそう呟くと、俺のが入ったまま腹の上を撫でた。
 俺はそのまま星奈の中から萎みきった愚息を抜き出すと、ゴポリと音を立て収まりきらなかった精液が溢れ出てきた。
 こぼれ出てきた精液はかすかにピンク色が混じっていた。 
41小鷹×星奈:2010/03/09(火) 13:41:53 ID:ueFgtdnP
 後始末が終わった俺は星奈から背を向けて帰ろうとしたのだが、
「待って、小鷹」
 と、星奈に呼び止められたので、振り返ると頬に軽い感触が当たった。
 あぁ、これはキスだな、と気づいたときには、すでに星奈は俺から体を離していた。
「これは、そのお礼よ。一応気持ちよかったしね」
 真っ赤な顔でそう言い放つ星奈は、いつもの小生意気な金髪碧眼美少女、柏崎星奈であった。
 それから星奈は自分の鞄をゴソゴソとあさり、一枚の紙切れを俺の手に無理矢理ねじ込んだ。
「これ、な―」
「後で見たら分かるわ」
 星奈はそう言い残し、俺の横を颯爽と通り過ぎると、入り口の扉に手をかけ、
「また明日ね、バカ小鷹」
 と、金色に光る髪を掻き上げながら、そう言って部室を出て行った星奈。
「たくっ。何だよ、あいつ・・・・・・」
 俺は星奈に手渡された紙を広げて見てみると、大きく目を見開き、
「ホント、素直じゃあねぇな」
 と、顔を綻ばせながら星奈に手渡された紙を、ズボンのポケットに入れるのであった。

42小鷹×星奈 :2010/03/09(火) 13:44:58 ID:ueFgtdnP
 以上でおしまいです。まだまだエロとかの部分は未熟ですが、これからも日々精進していくので、
 よろしくお願いします。星奈は自分のお気に入りのキャラなので、これからも登場させていくつもりです。
 次は小鳩かなぁ?そのときはお願いします。
 では、また。
43名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 13:49:41 ID:k4H2X29y
GJ
ところで渡された紙って何?
44小鷹×星奈 :2010/03/09(火) 14:23:16 ID:ueFgtdnP
 それはまた次の機会に明らかにするつもりです。
 
45名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 14:49:19 ID:hWJJ0oPE
GJ〜
46名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 15:06:31 ID:RhsyJJvy
おお、久しぶりに来てみたら。
GJ!
47名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 19:28:58 ID:Zi2OIPyd
次の機会キター
48小鳩 :2010/03/09(火) 22:06:09 ID:ueFgtdnP
 次に小鳩の話を書こうと思うのです。
 そこで皆さんにアンケートを取ってほしいと思います。
 宜しければ次から選んで欲しいッす。
 1・小鷹の隠していたエロ本を見つけて、思わずオナニーしてしまう。
 2・誰もいない教室で集団の床にレイプされ、泣きながら小鷹に助けを求める話。
 3・小鷹と小鳩の幼い頃の話。ブラコン小鳩が兄を襲ってしまう展開。
 どれかで書こうかなぁ〜、って悩んでいます。皆さん、宜しければどしどし要望を言ってくださいッす。
49名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 22:09:11 ID:E0Z7DTPu
全部だな!

いやまあ、それは無茶なのはわかるけどw、自分としては2番もなかなか良いのだけど、
おそらく、このスレのみんなには不評だろうから、日和見で全部と言っておくw
でも、実際どれになっても、有難く読ませていただきます
50名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 22:20:47 ID:0k1PHQJT
>>48
猛烈に1!
一心不乱に1!
51名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 22:38:06 ID:KoaJri3N
1がいいな。
52名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 00:52:44 ID:zYKhAQQL
俺は2だな。あえて。
53名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 01:13:24 ID:Ifqsrk85
1を読みたいな
レイプものはあんまり…
54名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 01:19:56 ID:zYKhAQQL
俺は待ち望んでいるけど、やっぱ立場弱いね、凌辱系はw
万が一実現するとしても、別の凌辱系スレに投下して、ここでは告知だけと言う形にしたほうが無難かも
55名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 04:04:43 ID:yFxB5vEv
まあ、俺はヒトイヌ改造でも大丈夫だが
原作がコメディだからね
56小鳩 :2010/03/10(水) 08:52:19 ID:7xU3KzT7
 やっぱり1が多いんですね。
 2,3は様子見と言うことにして、今回は小鳩のオナニーを書きたいと思います。
 2番と言ってくれた方には申し訳ありません(汗)
57小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/10(水) 13:51:13 ID:7xU3KzT7
 小鳩が隣人部に入部する、ほんの少し前の話―。
 
 小鳩は薄暗いリビング中央に置いてあるソファーの上に腰掛けながら、愛おしい兄が帰ってくるのを今か今かと待ち侘びていた。
 その腕の中にはキモ可愛系の兎の縫いぐるみを抱き、そのふわふわの頭の上に顎を置き、プゥ〜と不満げに頬をふくらます。
 金髪碧眼の美少女の上に、フリフリのリボンやらがたくさん付いたゴスロリ服を着込んでいるに加えて、小鳩は本当にお人形みたいであった。
「・・・・・・我が下僕の分際で、主である我を待たせるなどとは。くっくっくっ、いい度胸をしているな」
 小鳩は腹ただしそうにそう吐き捨てると、キッチンへと赴く。
 食器棚からコップを取り出し、気を紛らわさそうとして、いつも飲んでいるトマトジュースを取り出そうと冷蔵庫の戸を開ける、が。
「・・・・・・ない」
 小鳩はトマトジュースが品切れているので、違う飲み物を探そうと大粒の瞳をクルクルと動かすが、
「むぅ〜、ペプシもないやんか・・・・・・」
 小鳩は苛々した手つきで乱暴に冷蔵庫の戸を閉めると、詰まらなそうにキッチンに戻り、ソファーの上にゴロリと仰向けになった。
(最近のあんちゃんはウチに冷たい・・・・・・。今やって、ウチを一人にしてあの変な部に入りびったとるし)
 小鳩はだらりと力なく床におろした手を、ギュッと力強く握りしめた。
 いつもならとっくに家に戻ってきて、ウチが帰ってくるのを待っていてくれてたのに。
 今や夜遅くに帰宅して、ご飯も手抜きだし、会話もそこそこにすまし、宿題があるからと早々に部屋へと引っ込んでしまう。  
「・・・・・・下僕のくせに。そうだ、我には力があるではないか。一万年前の時を生きる夜の血族、レイシス・ヴィ・フェリシティ・煌に不可能などはない。
 そう、たかが猿の僕ごとき、我が本気を出せば首を捻ることもたやすいわ。・・・・・・ククク、あやつの慌てふためく顔が目に浮かぶわ」
 小鳩はそう不敵に笑い、リビングを後にした。

 訪れた場所は兄である小鷹の自室。昔はよく遊びに来ていたのだが、思春期ということも手伝ってか、気恥ずかしさからか、今ではほとんど皆無に近かった。
 その小鳩がなぜ今更兄の部屋へ訪れたのかというと、
「下僕の弱みを握っておけば、もう主である我に逆らおうとする気は起こすまい・・・・・・」
 と、このように実に下らない理由であった。
 素直に寂しいから部活に行かないで、言えばすむのに、小鳩はわざわざ回りくどいことをする性質があるのだ。
 さてさて、そんな大それた野望を抱いた小鳩は久しぶりに兄の部屋へと足を踏み入れると、
「・・・・・・相変わらず、綺麗やん」
 小鳩は懐かしげにそうポツリと呟いた。
58小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/10(水) 14:31:25 ID:7xU3KzT7
 小鷹は年頃の男にしたらだいぶ綺麗好きで、部屋もいつも綺麗に整理整頓されており、家の中がゴミ屋敷にならず綺麗なのは、小鷹が毎日掃除しているおかげでもある。
 周りのみんなは不良、とか言うけど、本当は心優しくておまけに家事も上手で、意外にスキルは高いんだけどなぁ・・・・・・。
 絶対、兄のそんなことを知ったらきっと友達だってできるし、彼女だって・・・・・・。
 小鳩はそこまで考えて、思わず胸がちくりと痛むのを感じた。それは次第に大きくなり、小鳩は成長途中である未発達な胸へと手を当てた。
 (あんちゃんに、彼女か・・・・・・)
 それを嫌だと思う自分の心に驚きつつ、それでも小鳩はその気持ちに気づかないように、そっと胸の奥にしまい込んだ。
「・・・・・・我がここに来たのは懐かしむだけではない。下僕の弱点を見つけること。そうだ、なぜ我が下僕のことで胸を痛める必要がある」
 小鳩は兄のベットの上に腕に抱えていた縫いぐるみを置き、部屋の中を物色し始めた。
 机の中、タンス、引き出し、本棚等々。しかし、見つかったら困りそうなものは出てこなかった。
「むぅ〜、どこに隠したんよ」
 小鳩は自棄になって、今まで探す場所の対象になってなかった、ベットの裏の方に手を入れて見ると、何やら薄い雑誌みたいのが指の先に当たり、小鳩はその雑誌を取り出した。
 その本の表紙を見た途端に、小鳩は大きく口を開け、信じられないような目つきで、その雑誌を見つめた。
「あ、あんちゃん!こないなもんを隠しもっとたなんて!し、信じられへん!」
 そう、ベット裏から出てきたのはなんと、エロ本であった。
 ボン、キューボン、ボーン!のグラマラスな女が乗った、いわゆる男の娯楽雑誌・・・・・・。
 小鳩は思わずその雑誌を床に思い切り叩きつけ、兄のベットに潜り込んだ。
 あ、あの硬派なあんちゃんがエロ本を隠し持っていたなんて!
 小鳩は毛布の中で激しく悶えていた。
 しかし・・・・・・、エロ本とは一体どういう内容なのだろうが?
 小鳩は胸の中でむくむくと湧き起こる興味と好奇心に押され、毛布の中から上半身を持ち上げて、床に落ちたエロ本を拾い上げた。
 震える手で一ページずつ捲っていくと、あるページに目がとまった。
 そのページには綺麗な女の人が黒人の男の人に組み敷かれて、その赤黒く勃起したお、おちんちんを、
 女の人のあ、あそこに挿入されている場面であった。
 小鳩はあまりの生々しさに目を逸らしそうになるのだが、それでも食い入るようにその場面をまじまじと見つめた。
 いつの間にか小鷹の弱点を握るという目的も忘れて、小鳩はそのエロ本を眺めるのに夢中になった。
 しかし、そのエロ本を眺めていると、何だか腰の奥底から堪えきれない衝動が込み上げてきて、小鳩は虚ろな瞳でモジモジと股下を擦りあわせると、
 グチュ、グチュとした粘っこい水音が響き、小鳩ははぁーと切なそうに喘いだ。
 
  
59小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/10(水) 14:33:41 ID:7xU3KzT7
 今日は一応ここまで。
 小鳩さんは可愛いよね。こんな妹がいたらいいのになぁ、と、
 いつも原作を読みながら思います。小鷹はうらやましいよ、本当に。
 
60名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 20:54:23 ID:yFxB5vEv
オニイでオネイニーキタワア
61名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 05:30:38 ID:LXsjMB6X
>>57
小鳩のアレな思考と可愛らしさが上手く表現できてるな〜
続きも待ってます。2番も待って(ry

個人的には、小鳩はもう少し兄への愛情(?)を自覚しているような気がするかな
リレー小説では、前世で恋人同士だったなんて設定にしてたし
62小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/11(木) 09:53:05 ID:ZMbyfk6b
 なんか、あそこがムズムズして、気持ち悪い・・・・・・。
 小鳩はもそもそと兄の布団から這い出て、このヌルヌルした感触は何なのだろう?と思い、
 下着を勢いよくずり下ろすと、
「何やろう?これ・・・・・・。透明で水っぽい。も、もしかして!!」
 お、おもらし!ちゃうもん!ウチ、もう中学二年生や!ええ年してこんなガキぽいことせえへん!
 まだ幼い小鳩はこれが性感で分泌される愛液と言うことが分からず、兄の布団でお漏らしをした!と、
 あたふたと慌てふためいていた。その端正な顔は涙でぐしゃぐしゃであった。
「ど、どうしよう。で、でもまず下着を替えな・・・・・・。濡れとるままやと気持ち悪い・・・・・・」
 小鳩はとりあえず膝まで下ろしているぐしょぐしょに濡れた黒の下着を脱ぎ去り、床の上にポイッと放った。
 ベチョとした不快な音が小鳩の耳に届き、小鳩はあまりの恥辱に顔全体を赤らめた。
 すると、初夏とはいえひんやりとした夜の冷気が何も身につけていない、小鳩の愛液で濡れそぼったあそこを優しく撫でると、
「ひぁぁん!」
 まるであそこに電流が走ったみたいに、小鳩は兄のベットの上で悶え狂う。
 しばらくするとあの甘い感覚は嘘のように消え去り、小鳩は物足りなさそうに頬をふくらます。
(あの甘い感覚はどうしたらもっと味わえるんやろうか?)
 小鳩は熱に浮かされたようにボォ〜とした虚ろな瞳でそう考えてると、
(そう言えば・・・・・・、あん時)
 エロ本を見てて、何だか堪えきれなくなり思わず股下を擦りあわせた時に、先ほどの甘い感覚が脳髄を刺激したのを小鳩は思い出す。
 そのことから小鳩が導き出した答えは、
「・・・・・・あそこを触るといいんかな?」
 でも、どういう風に触ったらいいのか分からないので、とりあえず小鳩は兄のエロ本を参考に自分のあそこを弄り始めた。
63小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/11(木) 10:39:03 ID:ZMbyfk6b
 小鳩が参考にしたのは女の人がオナニーをしている特集ページであった。
 女の人がまず自分の胸を触っていることに気づいた小鳩は、震える手でゴスロリ上着の前ボタンを外した。
 上半身裸になった小鳩はまるで妖精のように可愛らしかった。恥じらいに染まる雪のように白い体はじっとりとした汗で滲んでおり、
 小鳩はパンツと同様に少し背伸びした黒のブラジャーをずらすと、プルンとした瑞々しい果物のような小鳩の胸は幾度となく与えられた快感に、
 ピンッと乳首が自己アピールするように尖っていた。
 小鳩はその乳首を細い指先で潰すようにこね回すと、ピリリとした刺激に小鳩は舌を出して喘いだ。
「ふわぁ、あん!きもち、いいよぉ!」
 コリコリコリコリ。
 小鳩は夢中になって己の乳首をこね回し、それだけでは耐えられなくなったのか、両の胸を優しく包み込むようにして揉み込んだ。
「ふわ、あぁん!あ、ぁん!う、あ!あ、あん!」
 小鳩の脳裏に断続的な刺激が流れ込んでいき、胸だけで小鳩は達してしまいそうになった。
 しかし、それだけでは物足りないと、片手で胸を弄りながら、もう片方の手であそこを優しく弄り始めた。
「つ、次はこう・・・・・・。ふわぁ、いい感じ」
 小鳩はあそこの割れ目の部分を指で優しくなぞり始めた。するとくちゅくちゅとした水音が割れ目を擦るたびに、
 次々と溢れ出てきて小鳩の白く細い指に絡まる。
「はぁ、はぁん!うぅん、くちゅくちゅって、どんどん溢れ出てきよる・・・・・・。あ、あんちゃんにばれたら、ウチどないしよう」
 いつの間にか小鳩の溢れ出した愛液で兄のシーツはグショグショに濡れ、もはやシーツとしての機能を果たしてはいなかった。
 それでも小鳩の指の動きは止まらず、より一層激しくなるばかり。
 このことが兄にばれたらという、背徳感に小鳩は酔いしれ、自分の背筋にゾゾゾとした快感の波が押し寄せてきた。
「はっ、はぁ、はぁ、はっ!もっと、もっと!」
 小鳩は獣欲に突き動かされて、さらなる快感を得ようと指の動きを激しくし、つい先の尖った箇所を綺麗に整えられた爪で引っ掻いてしまい、
「かはっ!」
 小鳩は言葉にならない喘ぎ声を発し、大きくその肢体を仰け反らせ、いまだかつてない高みへと飛ばされた。
「ふわぁああん!何やこれぇ!ウチ、ウチ、はぁぁぁん!」
 まさにどこかに行ってしまうような感じ。あぁ、そうか、これが絶頂なのか。
 小鳩は激しく達しながら、絶頂という意味を身を持って体験したのであった。
 
64小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/11(木) 10:42:30 ID:ZMbyfk6b
 え〜と、次の投稿で最後です。次はもっと気持ちよくなりたいと思った小鳩が、
 自分のあそこに何かを挿入してしまうかも!
 まだまだ、未熟者の私ですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
 小鳩が書き終わったら、小鷹×星奈の続きを書きたいと思いますので、こちらもよろしくお願いいたします。
 では、今日はこの辺で失礼します。
65名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 19:51:26 ID:SRVZwPOP
いつの間にか神が降臨してた
GJ!
66名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 21:35:31 ID:EWB0BdMX
ねくろまとかも読んでみたいな
誰かやらねぇかなぁ
67名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 22:59:16 ID:1+Ey5JyW
GJ!
もっと書き手増えないかな
68小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/12(金) 11:20:56 ID:PvKbVzMa
 激しい絶頂の波を味わい終わった小鳩は、ゆっくりとベットの上に体を預け、
 心地よい疲れに小鳩は切なそうな吐息を漏らしながら、プルプルと小刻みにその幼い肢体を震わした。
「・・・・・・なるほど。下等な人間共がはまるのも頷ける。ククク・・・・・・、実に心地よい。もしかしたら血を吸うのをより、より強い満足感が得られる」
 小鳩は絶頂の後の緩みきった顔で、ニヤリと笑いながら、まるで確信したように答えた。
 よくクラスの女子が休み時間の間に言っていた意味をようやく理解した。
『一人エッチってちょー気持ちいいよ。でも、やっぱり本当のエッチの方が気持ちいいんだけどね』
 最初自分はその言葉の意味をよく理解できていなかった。一人エッチとは、どう違うのだろう?彼女の言う本当のエッチと・・・・・・。
(これより気持ちいいのが、この上にあるんやろうか?)
 小鳩は絶頂の余韻に浸る腕を動かし、エロ本のページを次々捲る。
 一人エッチよりも、もっと気持ちよくなる方法を。
 すると、最初に見開いたページにたどり着き、小鳩はページを捲るの止め、そのページを凝視した。
(女の人のあそこに、あんなんがはいっとる。・・・・・・ウチのあそこにも入るんろうか?) 
 小鳩は自分のあそこに指を這わし、縦筋を指でくぱぁと割開いてみる。
 するとねちゃあとした愛液が次々と溢れ出てきて、小鳩の指に伝ってシーツの上に落ちた。
「ん、はぁ・・・・・・。な、何か入れるもん・・・・・・。ウチのあそこに入るもん・・・・・・」
 小鳩は次第に収まっていた性欲が迫り上がってくるのを感じ、この性欲を沈めるためと称して、小鳩は自分のあそこに入れる何かを探し始めた。
 きょろきょろ・・・・・・。
 すると、昔兄が小学校で使っていた、今は使われていないある物を思い出し、
 小鳩は兄の昔の物がつまえられている押し入れを開け、そのある物を取り出した。
 固くて太い物・・・・・・。それに当てはまるのは・・・・・・。
「あ、あんちゃんのソプラノリコーダー・・・・・・」
 小鳩は黒光りするそれを、淫欲に染まった瞳で見つめ、嬉しそうに微笑んだ。
  
69小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/12(金) 12:28:18 ID:PvKbVzMa
 小鳩は口の部分を取り外し、口の部分を取ったソプラノリコーダーを口にあむっと咥えた。
 それから唾液をたら〜と流し、小鳩は自分のあそこにゆっくりとあてがう。
 そしてそれをゆっくりと押し込む。
 ツプゥ、クチュリ・・・・・・。
「ひゃあああ!」
 リコーダーの先がゆっくりと小鳩の膣内へと入っていき、小鳩は悲鳴混じりの声を上げる。
 小鳩は中学生女子の平均よりも幾分小さい。だから、膣内の狭さも小学生並みであった。
「ヴゥゥゥ、い、いだいよ。あ、あんちゃん。あんちゃん、いたいよぉ・・・・・・」
 小鳩は中を無理矢理こじ開ける痛さに、幼い頃兄に泣きついていた頃のように、小鳩は鳴きながら兄を呼んだ。
 それでも小鳩は止めることはなく、力まかせにリコーダーを押し込む。
 処女膜を破らぬよう慎重に入れていき、ちょうど膜に当たったところで、小鳩はリコーダーを押し込む動きを止め、荒い息を吐く。
「ふっ、ふぁ。はぁ、はっ、はぁ・・・・・・」
 小鳩はジクジクとする痛みに喘ぎながら、溢れ出る涙を拭う。
 快感で出ていた汗も、いつの間にか冷や汗に変わっており、小鳩の白く小さな背中をぐっしょりと濡らしていた。
「ふわ、あぁぁ。ど、どこが気持ちいいんや。痛いだけやんけ。・・・・・・我にこの様な痛みを味合わせた罪は重いぞ・・・・・・」
 小鳩はこの様なでたらめを言った女子を、後で呪ってやろうと心に決めた。
 それから膣内に入ったリコーダーを抜き出そうと引っ張ると、
「ふわぁぁん!なんじゃ、これぇ!」
 痛い。痛いけど気持ちいい。 
 中を引っ張られるような感覚に、小鳩は戸惑いながら喘いだ。
 小陰唇まで出たリコーダーをどうしようかと迷っていたが、次第に奥底が疼いてきたので、小鳩は意を決して再び膣内に押し込んだ。
 抜いて挿して。抜いて挿して。それを繰り返す。
 単純な往復運動だけど、小鳩は凄まじい快感に切なげに腰を揺らした。
「あ、あんちゃん。あんちゃ〜ん。ウチ、気持ちいいよぉ。あんちゃんのおちん×ん気持ちええよぉ!」
 小鳩は兄の姿を思い浮かべることで、より強い快感が味わえることを知り、しきりに兄を呼ぶ。
 小鳩は空想の中で大好きな兄に犯されていた。兄の太いおちん×んを奥底までくわえ込み、小鳩は兄の気を引こうと必死に喘いだ。
「あんちゃん、もっと。もっとして!小鳩の中、あんちゃんの太いので奥まで突いて!」
 小鳩の動きは次第に激しくなり、迫り来る絶頂の予感に腰を浮かせて耐えた。
 だが、小鳩はとうとう我慢ができなくなり、絶頂の波へその身を投じた。
「ふぅ、あぁ!イクッ!イッ!うぅぅぅん!!」
 小鳩は背筋を反らせながら、腰を切なげに震わせた。ピュッピュッと愛液が飛び、小鷹のシーツを汚す。
「あ、あんちゃん・・・・・・。気持ちえかったよ・・・・・・」
 小鳩はそう呟き、静かに目をつぶり、先ほどよりも凄い絶頂の余韻に浸った。
  
70小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/12(金) 13:04:06 ID:PvKbVzMa
 しかし、余韻に浸る小鳩の心に微かに虚しさが募った。
 肉体的には満足したが、精神的にはどこか満足できず、冷たい雨が心の中に降りしきる。
 だけど、と小鳩は寝返りを打った。
「ウチは、あんちゃんの妹にはなれるけど、あんちゃんの恋人にはなれへん・・・・・・」
 ウチ、なにアホなことしてるんやろ。
 小鳩は自分で言った言葉に深いショックと衝撃を受け、のそのそと身を起こし、自分のしでかした後始末をし始めた。
 汚れてしまったシーツを取り替え、エロ本を元の場所に戻し、使ってしまったリコーダーを綺麗に拭き取り、押し入れにしまう。
 それから乱れた服装を直し、いつものキモ可愛系の兎の縫いぐるみを抱いて、兄の部屋を後にした。
 兄の弱点を見つけたけど、それを告発する気にもなれなかった。
 小鳩はリビングに戻り、ソファーに身を投げると、兄の帰りを寝て待つことにしたのだった。

「小鳩、ただいま〜」
 日もすっかり沈んだ夜半に、兄である小鷹が家へと戻ってきた。
 小鳩は兄の声がするのと同時に目を覚まし、いつもの役になりきって兄を迎え入れる。
「よく戻った。我が半身よ・・・・・・。さぁ、我に生け贄を捧げよ」
「あぁ、原減ったのか。今用意するから待ってろ」
 兄は苦笑しながらキッチンへと入っていく。
 小鳩はそれを見送りながら、ゴスロリ服の袖をキュッと握りしめる。
(あんちゃんは、ウチのもんやもん。誰にも渡さへん)
 小鳩は暗い瞳で兄を見つめながら、静かにそう宣言したのであった。
「小鳩ー、少し手伝ってくれないか」
「ククク・・・・・・、我に下女の真似事をさせるつもりか?」
 だから、あんちゃん。
「いいから、少しは手伝えって。その分早く飯が食えるぞ」
 少しいらだった兄の声が聞こえ、小鳩は肩をすくめた。
「・・・・・・よかろう。そこまで言うなら手伝ってやるとするか」
 小鳩はゆっくりと兄のいるキッチンへと向かった。
 ウチの遊びを許してな・・・・・・。あんちゃんの彼女になれない、ウチの静かな抵抗やけん。
 小鳩は心の中で兄にこう囁いた。
 ―大好き、であると。  
71小鳩、初めてのオナニー。 :2010/03/12(金) 13:07:02 ID:PvKbVzMa
 一応、小鳩の話を書き終わりました。拙い文章で申し訳ありません。
 小鳩は本当に可愛い。同性の私でもそう思うので間違いありません。
 次は小鷹×星奈の続きを書こうと思いますので、よろしくお願いします。
 では、この辺で失礼します。
72名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 13:29:56 ID:ms/Gt/pX
GJ
73名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 22:11:51 ID:DvbDJIsr
神作GJ! これを期に盛り上がらないかなこのスレ……
74名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 01:23:51 ID:seu2tPCq
GJ!
75名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:10:02 ID:E+6UDYFP
子鳩最高じゃん、GJ
76小鷹×星奈2:2010/03/15(月) 10:33:09 ID:mVKM5zSu
 星奈とあんな事があってから、約一週間あまりが過ぎていた。
 あれから特に何の変化もなし。
 星奈は俺と関係を持った次の日。俺が部室に行くと星奈は普通に前と変わらず接してきた。
 俺は緊張と恥ずかしさで、まともに星奈の顔が見えないというのに。
 
 一週間たった放課後の部室。星奈はいつもどおり自前のパソコンでエロゲーをしており、夜空も夜空でソファーに腰掛けて文庫本を読んでいた。
 すると、ふと思い出したように夜空は読んでいた本を閉じ、よっこらしょと言うかけ声と共にソファーから立ち上がると、
「あぁ、そうだった。顧問のマリアに会いに行くから、少しの間だけ留守番を頼むぞ。肉、小鷹」
「ん?あぁ、分かった」
 俺は夜空の言葉にそう返し、星奈はエロゲーに夢中になって夜空の言葉を無視した。
 まぁ、それはいつものことなので、俺も夜空も特に気にせず、いつもの無愛想顔で夜空は部室を後にした。
「マリアに用事だなんて、珍しいな・・・・・・」俺は首をかしげながら、ぶつぶつと呟いていた。
 すると、夜空が出て行ったのを計るように、星奈はパソコンの電源をぶちっと切り、イヤホンを外して制服のポケットにしまう。
 それからすることがなくて何となく部室の掃除をしている俺に、
「ねぇ、小鷹」
 と、いつもより棘を落とした甘い声で、俺に話しかけてきた。
「? なんだよ、星奈?」
 俺はいつもと違う星奈の様子に、若干ながら緊張して星奈の方に振り向いた。
 振り向いた星奈の顔はいつもより甘く緩んでおり、少しつり上がった大粒の碧眼はうるうると潤んでいた。
「ど、どうしたんだよ、星奈?体調が悪いのか?」
「ち、違うわよ。そ、その前に渡した手紙。あんた見たわよね?」
 俺は一週間前に星奈に帰り際に手渡された紙の内容を思い出し、俺はカァ〜と顔中を赤く染め、
「み、見たよ!」
 恥ずかしそうにそっぽを向きながら、突っ慳貪にそう答えた。
 俺の様子に気づいた星奈はにや〜と笑い、俺の腕に抱きついてきたのだ。
 ふにゃりとした柔らかい星奈の胸が二の腕に当たり、俺は一瞬息が止まりそうになった。
「小鷹、耳貸して」
 そう言うやいなや、俺の右耳を引っ張り自分の顔を近づけ、ぶつぶつと囁いた。
 俺は星奈の囁いた内容を聞くと、覚悟はしていたが内容が内容なので、俺は一瞬躊躇いながらも
「・・・・・・分かった。その日は空けとくよ」
 俺がそう言うと星奈は満足そうに頷き、俺から離れると身支度がとうに終わっていたのか、さっさっと部室を出て行った。
 俺は星奈の身勝手というか自分勝手の行動に頭を悩ませながら、はぁ〜と重々しい溜息を吐いたのだった。 
77小鷹×星奈2:2010/03/15(月) 10:39:24 ID:mVKM5zSu
 今日はここまで。次から手紙の内容、エロへの序盤というか突入編まで
 書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
 星奈はツンツンデレですよね。小鷹への接し方に苦戦しているのが、
 原作を見てても手に取るように分かりますよね。
 では、今日はこの辺で。書き手さんが増えると私も嬉しいです。
78名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 21:36:06 ID:uFm14Z/Z
突入するとか!
79小鷹×星奈2:2010/03/17(水) 20:00:44 ID:CP5IGZeW
俺は星奈が帰った後も、夜空が戻ってくるまで部室に残ることにした。星奈ならともかく俺も帰ったのでは、夜空に申し訳ないと思ったからだ。
「はぁ〜、にしても俺。あの星奈としてしまったんだよな・・・・・・」
 俺はソファーの上に寝ころびながらポツリと呟いた。
 未だに信じられない。だってあの星奈だぜ?
 学園でも指折りの美人で、一部の男子に『女王様』って呼ばれている、あの柏崎星奈と・・・・・・。
 俺は最初信じられない自分がいた。だって、何の取り柄もない俺と星奈が関係を持つなんて、普通に考えたらあり得ないことだしな。
「今週の日曜日、か・・・・・・」
 俺は先ほど星奈に耳元で囁かれた事の一部を呟き、以前星奈に渡された手紙を取り出した。
 そこには妙に達筆な筆跡で、
【バカな下僕へ。全くご主人様を襲うなんて、本当なら死刑にするとこだけど、まぁ、一応気持ちよかったから許してあげるわ。
 このあたしの寛容な心に感謝して、これからあたしに永遠の忠誠を誓うがいいわ。
 それからこの事はほかの誰にも知られちゃ駄目よ。特に性悪雌狐の夜空にはね。
 あと、これからあたしと頻繁にプライベートでも会うように心がけること。
 いい?これは命令よ。決してあんたが好きな訳じゃないから、そこんとこは勘違いしないように】
 と、まぁ。これが星奈の寄越した手紙の内容であった。
 俺は素直じゃないぁ、と思うのと同時に、ひどく頬が緩むのを感じた。
 俺だってお年頃だ。健全な男だ。関係を持った男女が頻繁にプライベートで会うということは、
 その、ここでは言えないような事ができるという意味では、と俺はにやけた顔で星奈とセックスするところを思い浮かべる。
80小鷹×星奈2:2010/03/17(水) 20:40:44 ID:CP5IGZeW
 それと星奈が囁いた言葉も自然に頭の中で反芻する。
『あの手紙を読んだなら分かるわよね?今度の日曜日。あんた、あたしの家に来なさい。
 もちろん、あんたに拒否権はないわ。あたしの処女を散らせた罪は重いわよ?
 いい?日曜日の午後18時に、駅前にある時計広場で待っていなさい。
 いいわね?すっぱかしたら殺すわよ?』
 俺ははぁ〜と疲れに満ちた溜息を吐くと、手紙をぼけっとにしまい、ごろんと寝返りを打った。
 あん時の星奈は可愛かったのにな〜、今やいつも通りの自己中女になってるし。
 にしても夕方なんて、小鳩にどう言い訳しよう・・・・・・。
 俺の頭の中はそのことで一杯になった。
 今思えば小鳩を一人きりにさせたことなかったな。一人で留守番できるのだろうか?
 俺はシスコンモード全開で中学生には見えない、可愛らしい妹の姿を思い浮かべた。
 すると、荒々しげに扉が開き、
「くっそー!何だ、あのちびシスターめッ!」
 と、憎々しげに舌打ちしながら夜空が部室内へと入ってきて、俺の前のソファーにどかっと腰を下ろす。
 そんな鬼をも逃げ出すような憤怒の表情を浮かべている夜空に、俺は恐る恐る声をかけてみた。
「ど、どうしたんだよ。マリアになんか言われたのか?」
「フンッ、なにも糞もあるか!マリアの奴に部の金をもっと上げろと言いに行ったら、あいつなんて言ったと思うッ!?」
「さ、さぁ?」
 夜空は俺の曖昧な物言いに余計苛々してきたのか、俺をギロォと睨み付けながら、
「お前たちは何か部活として学校に貢献してきたのか?ただエロゲーしたり、闇鍋したり、リレー小説などと下らないことばっかりしているだけではないか。
 それに友達を作る部だというのに、未だ誰一人友と呼べる人間がいないではないか。実績がない部に金をやっても無駄なだけだ。
 あきらめろ、うんこ夜空。それに超天才のワタシに金をよこせなどと言いにくるとはな!
 バーカ、バーカ、うんこ夜空め!顔を洗って出直してこい!などと、私がやったポテトチップスをボリボリ食いながら言ったんだ」
「そ、そっか。まぁ、でもマリアの言ってることも正論じゃあ。言い方に問題はあるけど・・・・・・」
「そう、そうなんだ。言い方もむかつくが、言ってることも正論なので怒れないということに、余計腹が立つ!こんどあいつの下着をインターネットの
 オークションに写真付きで売ってやる!」
 夜空のとんでも発言に俺は慌てて注意した。
「夜空、さすがにそれはやばいだろ。一歩間違えたら、お前犯罪者になるぞ」
81小鷹×星奈2:2010/03/17(水) 21:18:36 ID:CP5IGZeW
「冗談だ。・・・・・・肉はいないのか?」
 夜空は俺の言葉にちっと舌打ちしながら返すと、不機嫌そうな顔つきで部室内を見渡す。
「あぁ、星奈は先に帰ったよ」
「フン、肉だけに団体行動という言葉を知らないようだな。まったく人の言いつけも守れないのか、あの肉は」
「・・・・・・あの星奈に言っても無駄だって。それは一番夜空が知っているだろう?」
 夜空は俺の顔をちらりと見た後、鬱陶しそうに手を振って、
「あぁ、そうだな。小鷹、今日はもう帰れ。今日は気分が悪いし、部員もいないんで部活はなしだ」
 俺は強引な夜空に押されながら、部室を後にした。
 全く待ってやったのにあの態度は何なんだよ!ほんとにこの部の連中は自己中な奴らばっかりだ。
 俺は軽く憤慨しながら、荒々しくチャペルを後にし、少し暗くなってきた通学路を通り、家路につくのであった。
 
 この日の夕食は過去最悪だったという(小鳩談)
 
 日曜の夕方。俺は黒色のパーカーにジーンズというラフな格好で、時計広場に設置してあるベンチに腰掛け、ある人物が来るのを待っていた。
 ぐずる小鳩を何とかして宥めすかして、這々の体で俺はベンチにだらりとその身を預ける。
「なーにしてんの。小鷹」
 聞き慣れたツンとした可愛らしい声と共に俺の頭上に影が差した。俺は上に顔を向ける。
「星奈。いたんなら声をかけろよ」
 星奈は俺の横へ腰掛けると、俺の顔を下からのぞき込む。
「だって、小鷹がいつにもまして不機嫌オーラーを発散してるから、近寄りづらかったのよ」
「あぁ、そうかよ。すまなかったな。小鳩が中々解放してくれなくて疲れたんだよ」
「そう、あの子すっごいブラコンだもんね〜。ま、そこがいいんだけど」 
 こいつまた人の妹をエロゲーのキャラとリンクさせてるな。
「んで、今日は何するんだ?」
 俺が疲れ切った顔でそう尋ねると、星奈はフフンと得意げに笑い、
「あたしの後をついてきたら分かるわよ。さぁ、行くわよ。小鷹」
 さっさと歩き出した星奈の後ろを慌てて追いかける俺なのであった。
82小鷹×星奈2:2010/03/17(水) 21:22:03 ID:CP5IGZeW
 すみません。今日はここまで。エロまでいけるかな〜と思ったんですけど、駄目でした〜。
 次は絶対エロを書きますんで。
 実は小鳩の次の話を書こうと思ってるんですが、中々いいアイデアが浮かばず・・・・・・。
 皆様のアイデアを私に授けてはくださらぬか!是非ともお願いします。
 何でもいいんでお願いします。それではこの辺で失礼します。
83名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 22:10:33 ID:3pNuVqnY
1.小鳩がマリアに指導
2.理科が小鳩・マリアに…
3.小鳩が幸村を眷属に
84名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 02:22:40 ID:jW3Pc7Gw
個人的には、3はNTRっぽくてアレかなあ
小鳩とマリアはライバル(?)でいて欲しいので1より、2を
85名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 15:38:44 ID:gGlvZfVU
夜空が記憶喪失&幼児退後というのも
どっかのラノベまんまだが
86名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 19:12:08 ID:mKc4TEUj
2一択
87名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 22:29:25 ID:JdkE0E5y
小鷹と肉が隣人部部室に入る

そこには×××と××××が…

×××と××××を手に取る小鷹達

理科、小鳩、マリアが隣人部部室へ

×××を持ったまま隠れる小鷹達。

「なぜなに理科ちゃんの×××講座」が始まる…

※※※※※※※※※※※※※※
こんな?
88名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 01:33:27 ID:BsUaMElZ
>>84,86
何であんたらが選んでんのwアイディア出せよw
89名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 01:43:05 ID:vtbvBFMh
てっきり作者さんが出した選択肢かと思ったよ!
90名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 23:21:15 ID:c40WO476
ここの作者様にもはやく3巻を読んでもらって
新作の糧にしてもらいたい
91小鳩×マリア :2010/03/22(月) 17:00:40 ID:awPTy8s6
「アホアホアホアホ〜ッ!」
 可愛らしい怒声が放課後内の学園中に響き渡った。
 その声の主は可愛らしい瞳にうっすらと涙を浮かべ、フランス人形のような端正な顔を怒りに染めて、
 プルプルと小刻みに小さな体を震わせていた。
 その声を真っ向に受け止めるのは、シスター服を着込んだ小学生みたいな少女で、自分を睨み付けてくる少女を
 同じように睨み返す。
 場所は隣人部の部室内で、少女たちは机を挟んで対峙していた。
「いつも馴れ馴れしく人のあんちゃ、眷属にベタベタと引っ付きおって!たかが下等な人間風情の癖に!」
 音が出るくらいに指を突き出したのは、羽瀬川小鳩と言い、この小説の主人公の妹である。
 金色の髪を逆立たせ、猫のようにフーッ!と威嚇する。
「ふん!何度でも言え!悪魔の手先め!お兄ちゃんはわたしと一緒に神の道を歩むのだ!おまえは
 とっとと地獄へ堕ちるがいいぞ!」
 ぞんざいに言い放ったのは高山マリアといい、この隣人部の顧問をしている。これでも歴とした教師らしい。
 マリアは首から提げた十字架を手に取り、小鳩の眼前に突き出す。
「フン、バカの一つ覚えだな。前にも言ったが我は真祖の吸血鬼、そのような物とっくの昔に克服したわ!
 さぁ、我の眷属を誑かした罪は重いぞ、クックック・・・・・・」
 小鳩はニヤリと残虐な笑みを浮かべると、マリアに飛びかかった。
 マリアも必死に抵抗し、腕を大きく振り回す。
「うがーっ!おまえ死ね!悪魔の手先め!この、この、このぉ!」
 十字架を握りしめた方の腕が小鳩の額に当たり、小鳩はふにゃと泣きそうな表情になった。
「う゛ーーーーーー!こ、この、人間の分際で我に痛手を負わすとは・・・・・・!」
 小鳩は真っ赤に染まった額を抑えながら、ギリギリと牙をむき出しにて呟く。
 ・・・・・・いきなり出てきて、人のあんちゃんを・・・・・・!
 ウチからあんちゃんを奪う奴はゆるさへん!
 小鳩は額を抑えながら、嗜虐的な笑みを浮かべ、こう呟いた。
「・・・・・・おしおき。人のあんちゃんに手を出した雌猫におしおきせなな・・・・・・」
「? 何だ、おまえ?打ち所が悪かったのか、おい、うひゃああ!」
 小鳩は惚けた表情を浮かべているマリアに掴みかかり、勢いよく床に押し倒した。
 床に体を強く打ち付けたマリアは痛みに顔をしかめ、自分の体の上に馬乗りしている小鳩を睨み付ける。
「おまえ、何のつもりだ!悪魔の手先め!神の使徒であるわたしに手を出すとは!とうとう本性を現したな!」
「・・・・・・るさい。うるさぁい!」
 小鳩の怒鳴り声にマリアは思わず身をすくめる。小鳩は無表情な顔つきでそんなマリアを見下ろす。
「ウチのあんちゃんに手を出したら、どうなるか思い知らせたる・・・・・・」
 小鳩は嫉妬の炎を瞳に宿らせ、ニヤリと薄ら笑いを浮かべた。
 マリアは小鳩の劇的な様子の変化に、背中をじっとりと濡らすのであった。
 

 
92小鳩×マリア :2010/03/22(月) 17:07:42 ID:awPTy8s6
 少し息抜きに書きました。皆様からのアイディアは後ほど、
 ありがたく参考にさせていただきます。
 ヤキモチ全開小鳩のマリアへのちょっとエッチなお仕置き、のつもりです。
 そんなに暗くはしないので、読んでくだされば幸いです。
 続きは三巻が出る前に書きたいと思います。これが終わったら小鷹×星奈も書きますので、
 よろしくお願いします。
93名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 22:11:54 ID:ulvrkcbn
GJ! 待ってる
94名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 19:45:31 ID:gdoRjuIR
何でsageない子供が増えてるの?
PINKは子供が来ていいところじゃないんだよ?
三点リーダも使えないとか正直いらないんで大人になるまで来ないでください
95名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 20:38:13 ID:nJOYMu5D
>>94が大人とはとても思えないが…
96小鳩×マリア :2010/03/23(火) 21:32:34 ID:b3dmD07e
 小鳩は組み敷いたマリアを見下ろしながら、これからどうやってお仕置きをしてやろうかと考えていた。
 この生意気な泥棒猫に相応しいお仕置き……、そうだ、あれがいい。あれにしよう。
 小鳩は自分の考えたお仕置きの内容に、軽く身震いしながら、これまでにないほどの興奮が小鳩の心身を包み込む。
「……前に、我の眷属となら交わってもいい、とおまえは申したな?」
「そ、それがどうしたのだ!わたしはお兄ちゃんが好きだからな!で、でもセックスは怖いからしないことに決めたのだ!」
「フン……。下等な人間の言葉など信用できぬわ。どうせ、すぐにまた我が眷属に媚を売るに決まっておる。
 だから、その様な事ができぬようにしてやる……」
 小鳩は暴れるマリアを押さえつけ、マリアの修道服を剥ぎ取った。
 マリアの染み一つない白く光る裸体が、小鳩の目に飛び込んでくる。
 小鳩は憎々しげに舌打ちをし、マリアの上半身を詳しく見ようと、両の目を大きく見開いた。
 すると、次に小鳩の目に飛び込んできたのは、マリアのあまりも平原な胸であった。
 雪のように白い胸にポツンと苺を落としたように赤い乳首が、緊張と不安でフルフルと震えていた。
「フフフ。怖いのか?普段あれほど偉そうな口をたたいているのに。所詮は年場もいかない子供。我の敵ではないな……。クックック……」
 小鳩は意地悪く笑い、マリアの固く張り詰めた乳首に指を這わす。
「んっ!や、止めるのだ!こ、こら!」
 気丈に怒鳴りつけてくるマリアに、小鳩は五月蠅そうに綺麗に整えられた眉を寄せ、
 マリアの乳首を強く掴んだ。
 するとマリアは声にならない呻き声を上げ、細い肢体を限界まで反らす。
「は、はぁ……。な、何をしたのだ。わたしの体に一体何を……」
「クックック。乳首をつねっただけで、もうイッたのか?子供の癖に淫乱だな」
「な、何を!言わせておけば〜!フ、フン!悪魔のおまえに屈するわたしではない!
 おまえなんかに触られたくらいでイクもんか!」
 マリアは絶頂に震える体を必死に奮い立たせ、小鳩の顔を睨み上げる。
 そんなマリアの様子に小鳩は苛立ったのか、
「むぅ〜!こいつ、ほんま生意気!」
 可愛い顔をプゥ〜と膨らませ、マリアのシスター服を全部剥ぎ取った。   
97名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 22:07:54 ID:ePgjp5Yd
乙!

しかし実は3巻のネタバレ内容との矛盾が…
98小鳩×マリア :2010/03/23(火) 22:12:52 ID:b3dmD07e
 下着姿になったマリアは慌てて小鳩の下から這い出そうと、ジタバタと激しく暴れる。
 同じ体格差なので小鳩は少し慌てた。本気で抵抗されたら、この優位な体制も崩れ落ち、自分が劣勢な状態に陥る危険性もあった。
「ぬぅ!暴れるのは止め、止めろって言うてるやろッ!!」
「うわぁ!」
 怒鳴りつけられたマリアはビクッと体を竦ませ、怯えた目で小鳩を見つめる。
「下等な分際で、高貴な真祖の吸血鬼である我に逆らうとは……」
 小鳩はマリアの下着の上から優しく撫でると、マリアは切なげに体を震わせた。
 何度もクロッチの部分をさすっていると、クチュクチュとした湿った水音が聞こえてきた。
「フフフ……。感じているのか?おまえの嫌う我に触られて、下着を濡らすほど感じておるのか?」
「こ、これは……、そう!あ、汗だ!汗なのだ!」
「ふぅ〜ん、汗、か」
 小鳩は指に絡め付いたマリアの秘所から溢れ出てきた愛液を、マリアの眼前に突き出した。
「汗ってこんなにベタベタしとったけ?」
「//////!き、気のせいだ!神の使徒であるわたしには何の事やらさっぱり……」
 マリアは気まずそうに目を逸らしながら、恥ずかしそうに呟いた。
「……そう。なら、体に聞くしかないな〜」
 小鳩はそう言うと、マリアの胸に手を合わせ強く揉み出し、空いた方の手で秘所を激しく愛撫した。
 マリアはその度に幼い肢体を快感に震わせ、甘い声で喘ぎ続ける。
 小鳩はニヤリと淫猥に笑うと、同時に胸と秘所を強く愛撫した。
 すると、マリアは涎を口元から垂れ流しながら、激しく喘いだ。
「は、は、はぁう!ふわぁ、あっ、あっ、あぁ、あ……」
 絶頂の後の心地よい余韻にマリアは身をゆだね、ぐったりと床に横たわる。
 小鳩はマリアの愛液まみれの手を舐め、
「クックック……。これで我の眷属に手を出そうなどと言う、馬鹿げた行いをしなくなるだろう。
 我にイカされたことを光栄に思うがいい……」
 小鳩はそれだけを言い残すと、何事もなかったように隣人部の部室を後にした。
 マリアは薄れゆく意識の中で、扉が閉まる音を微かに聞いた。

 次の日。
 小鳩がうきうき気分で放課後に隣人部の部室に訪れると、
「お兄ちゃーん。今日の弁当もめっちゃうまかったぞ!」
 兄に抱きつくマリアが小鳩の視界に飛び込んできた。小鳩は一瞬にして怒りが体中を駆けめぐり、
 マリアに猛然と食ってかかり、その勢いのまま兄の腰に抱きつくマリアを引きはがした。
「貴様!また懲りずに我の眷属に馴れ馴れしくしおって!」
「ふ〜んだ!言っただろう!悪魔に屈するわたしではないと!ちなみになんべんしても同じだからな!
 おまえなんか今度こそけちょんけちょんだ!」
 お互いに歯をむき出して威嚇し始める。その内に取っ組み合いの喧嘩に発展し、
 いつもみたいに激しく部室内を転がり回る。
「ムガ〜!おまえ、わたしとお兄ちゃんの仲を邪魔するな!」
「おまえなんかにウチのあんちゃんは渡さへん!おまえこそどっか行け〜!」
「何を〜!」
「ヴ〜〜!」
 これかも小鳩とマリアの戦いは続くだろう。
 大好きなあんちゃんを守るため、大好きなお兄ちゃんを手に入れるために。
  
99小鳩×マリア :2010/03/23(火) 22:16:12 ID:b3dmD07e
 何とか書き終わりました。まだまだ未熟者ですが、もっと文章を上手に
 書けるように頑張りますので、よろしくお願いします。
 すごく新刊を読むのが楽しみです。小鳩の話をもっと書きたいな〜、と思う今日この頃です。
 愚作を読んでくださってありがとうございます。
 ではまた。
100乱入:2010/03/24(水) 01:43:05 ID:+ACnFYPZ
【マリアでPON!】
夜空からもらった一枚のDVD-R。帰宅した俺は早速、自宅のPCで再生してみた。
白い背景に浮かび上がるタイトル。

めざめ -高山マリア-
シスター服のまま、野原を駆けるマリア。花飾りを編むマリア。子犬と戯れるマリア。
……一体どこで撮っているんだ?
画面がいきなり切り替わった。隣人部の部室。緊張した表情のマリアが、下着姿で座って
いる。小鳩も昔こんなやつはいてたなって感じの、股上の深い白ショーツと、ランニング
シャツの下半分を切り落としたような形の、粗末な初心者用ブラ。『ほれ、マリア、挨拶』
カメラのマイクが、フレームの外にいる夜空の声を拾ってしまっている。
『お兄ちゃん』
カメラ目線のマリアが、俺に話しかけた。
『今からおなにーするから、みてください』
なんですとー!?
ショーツを下ろしブラを脱ぎ捨て、全裸になるマリア。いや、ハイソックスだけは
はいたままだ。夜空の演出なのか?
カメラがマリアのからだに寄っていった。つるぺたの胸だけど、興奮してるのか乳首は
ビンビンに尖っている。くりくりと摘まみながら
『お兄ちゃんのこと考えると切ない気持ちになって……お胸と恥ずかしいところがジンジン
しちゃうの……』
カメラはなめるように下へと移動していく。可愛らしいおへそ。そして……ワレメ。
小鳩以外の裸を、ディスプレイ越しとはいえ、こんな至近距離で見るのは初めてだ。
陰唇を開いて見せるマリア。うわー、こんなんなってんだー。手渡されたピンクローターを
クリに当てつつ、夜空に仕込まれたのだろう、
『お兄ちゃん!マリアの見ながらシコシコして!』
とエロいセリフで挑発してくる。言われずとも、既にジャージを下ろし、愚息をしごき
始めている俺だ。
『見て!マリアのイクとこ見てえ!』
同時にイケるようアイコンを調整しつつしごき続けていたら、
「ククク!我が卷属よ、我との同衾を許……って、あんちゃん!なんばしよっと!?」
小鳩が入ってきた驚きで、マリアの絶頂を見ずに射精しちゃった。ディスプレイのマリアは
達したままぐったりしてる。やがて画面は手を降っている笑顔のアップに切り替わり、
ENDマーク。夢中企画のAVを意識した構成だ。
「あんちゃんのあほーっ!」
兄の射精を目の当たりにした小鳩が叫んだ。
「一言言ってくれればいいのに!兄の性欲処理は妹の義務じゃき!」
なぜか土佐弁で恐ろしいことを言う小鳩だった。
続く?
101名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 02:45:50 ID:XLVcXVrk
ウェーイ

あとは理科たんの生もの堅いモノ妄想で……て彼女はエロパロスレ向きじゃないわなあ.
102名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 01:33:36 ID:qAwC/Laa
質問!!

3巻の内容や情報を含むエロパロは何日から書き込んでいいの?
103名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:41:28 ID:ySplcCCJ
はがないよりラノベ部やソラウサのがエロパロ向きな気がする
104名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 04:48:48 ID:45qCjwqj
>>102
26日の00:00でいいんじゃない
105名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 00:44:16 ID:5pvQaFSs
>>103
ラノベ部はともかくソラウサは知ってる人少ない気がする
好きだけど
聖司×シズさんとかすごい好きだけど
106名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 02:06:48 ID:ECEUuLjY
>>96
残念ながらマリア>>小鳩だったなw
107名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 03:17:24 ID:vFwakVQV
三巻には、
海で泳ごうとする妹の腕を掴んで引き止め、ビキニのトップを脱がした後に、
ぬるぬるした液体を全身にくまなく塗る兄。

というエロパロ顔負けの過激な描写があったな。
108名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 16:07:14 ID:/zV1v7iI
ロリコン多すぎ
109名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 22:47:46 ID:zXQlneuj
『肉』
110名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 01:44:11 ID:2oJcSkmL
ヤンデレ幸村vsおっさん理科
111名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 10:56:20 ID:xP7PAA73
エロパロ書きたいけど夜空のキャラが今ひとつ掴みきれない……。
(どこまで小鷹のために作ったキャラで、どこからが素なのか、とか)

まあ書きやすそうな肉から書きたいと思います。

112名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 16:58:10 ID:1ln+4cK4
夜空は小鷹に対してはキャラつくったりはしてないだろ
むしろ肉相手につくってる
113名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 08:09:54 ID:lU5CoJJp
幸村「保守」
114名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 23:36:34 ID:Lae0lqZA
肉が可愛すぎて生きるのが辛い……
115名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 19:37:26 ID:pQ/YqcJQ
珈琲をどうぞ
116名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 21:36:20 ID:AIKH1m4Y
あにき、こーひーをおもちしました
117名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 14:38:07 ID:jHBKSwXF
はがないもいいけどラノベ部とかのことも思い出してあげてください
せっかくの総合スレなのに意味が無い
118名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 16:10:21 ID:bJrEuGJA
と、職人の創作傾向に偉そうに注文をつける>>117であった
119名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 01:06:24 ID:rob1WjaL
言ってやるな
オカズが足りなくて必死なのさ
120名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 19:35:35 ID:lvBimvOk
珈琲が足りないな
121名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 13:12:34 ID:syJQ0pzo
読タン作品はよくロリ、全裸、百合の要素が出てくるから、読タンは
そういった嗜好があると思われがちだが、逆の可能性は無いだろうか?
つまり読タン自身が
全裸になるのが好きな百合趣味の合法ロリ
という可能性が。
122名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 20:46:22 ID:6iUgSZ2q
>>121
股間が熱くなるな……
123名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 02:22:17 ID:R2Ob3MLZ
肉は書きやすい方なんだが3巻ラストがあるから時間軸をどの辺にするかで面倒だ
124名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 23:02:20 ID:Cs4i/2+T
ゲー○ーズがかなり押してる感があるな。
125名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 00:50:45 ID:8w3gvGxn
リレー小説でエロパロってどう?
126名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 09:11:23 ID:UFJ90LWz
読タン今日イベントだな
127名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 10:58:47 ID:Rz2Tttk1
ごめん正直ユニバァアアアスしか出てこない。
128名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 21:48:01 ID:UFJ90LWz
129名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 03:25:11 ID:V2gpfegW
>128ソラたんを、れろれろちゅるん♪と舐めていただいてしまうのですね
130名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 15:49:34 ID:0ETq8YHC
はがないって何か生存と同じ臭いがして駄目なんだけどそんなに面白いの?
131名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 01:13:59 ID:MZPzBLNd
ここで聞いたって、そりゃ基本的には肯定意見が返ってくるさ
自分で読んで確かめてくれとしか言えん
132名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 10:47:18 ID:k8GW4rPR
生存は受け付けなかったけどはがないは読めたよ
まあ、信者としか思われないだろうけど
というかみんな生存読むくらいならマテゴ読め
133名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 21:19:13 ID:px+PRnAy
ここって非エロでもおk?
134名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 23:50:10 ID:yASZz1lU
なんでもかもん
夜空かわいいお
135133:2010/05/20(木) 00:37:35 ID:lyhAbVgo
>>134
了解

投下します
非エロ一レス超短編。
136名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 00:39:08 ID:lyhAbVgo
「そらにかえるひ」

もう、限界なのかもしれない。

もともと、タカ――羽瀬川小鷹に10年前の真実を伝えるのはもっと先にするつもりだったのだ。その(主に精神的な)準備のために部活を創った。部室も手に入れた。ちょっとしたスイートホームになるはずだった。
それなのに。
気づけば奴はやたらとモテていて。美少年にも変態にも幼女にも、多分妹にも……そしてあの巨乳女にも。
猶予はあまり残されていない。

とは言っても、小鷹との間に築かれつつある(はずの)新しい奇妙な友情を壊してしまうのが怖かった。
それだけではない。あの日、別れの挨拶とそれに続くもっと大事な言葉を告げられなかったことが心の傷になっていた。

…………いま一度、焦げた後ろ髪を見つめる。
髪形を戻せば小鷹の記憶も戻るだろうか。
明かすのならこちらからと決めていた。彼が自ら思い出し、その結果として関係がギクシャクするのはどうしても避けたかったから。

今日は8月30日。隣人部の夏が終わりかける日。
……しばしの逡巡の後、私はたった一人の大切な男に"再会"する決心を固めた。

窓から見える夏の空は、どこまでも青くて眩しい。
137名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 01:42:37 ID:n+Gv1Oh9

ええやんエロ無!!
スイートホームwww
138名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 04:47:17 ID:sFyHzX38
断髪。
139名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 18:18:36 ID:W2jxDk3U
夜空かわいいよ夜空
140名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:08:45 ID:/Y144Lx9
小鷹×星奈の続き求む!
141名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 12:27:04 ID:MhDifaDI
保守age
142名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 12:56:04 ID:KDdF9pkV
保守age
143名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 20:17:37 ID:mAxiIRz7
エロッ♪エロッ♪
144名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 07:41:59 ID:uhKPmRm7
エロッ♪エロッ♪
145名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 01:59:52 ID:YcM9nrCl
エアッ♪エアッ♪
146名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:26:16 ID:Q7vNTUl8
3巻P204if 小鷹×星奈
上記の人とは別
一部本文そのまま、微妙に変態、本番無し
誤字脱字は各自脳内補完ヨロシク


結構な怖さであった夜空の怪談の後、結局肝試しはお流れとなり皆それぞれの部屋に戻っていった。
「……ダメだ、眠れん」
そんな中、俺は闇子さんの話の衝撃が強かったのか眠れずにいた。
「何とかして記憶の隅に追いやるか」
アレはインパクトありすぎだろ、と独りごちながら恐怖体験を覆うように合宿であったことを思い返していく。
「夜空の奴がいきなりマリアを置き去りにしようとしてたな」
そのうちマリアの教育方針についてシスターに質問してみた方がいいのかもしれない。
その後は幸村、小鳩、マリアとババ抜きを楽しみ、理科とは謎の会話をしつつここにやってきた、と。
リュックはかなりの重量だったが皆のカレーに対する反応を見れたらまぁいいかという気持ちになれた。
荷物をおいた後は……そうだ、「海だー」と言う羞恥プレイをやったんだったな。ちなみにコレ以外の羞恥プレイの記憶はない。
そして小鳩やマリアに日焼け止めを塗って、理科がいつものように壊れて、夜空が星奈を踏みつけて――――
あの時は誤魔化したものの(成功したと言うことにして欲しい)正直目に焼き付いている。
と言うよりアレは駄目だろう、アレは。小鳩が関東平野なら星奈は富士山、いやチョモランマと言っても過言ではない。
こっちだって一応健全な男の子ですから興味がないわけじゃないわけで、どっちかと言うと興味しんs
とかバカなこと(男の子にとっては結構重要なんだが分かってもらえるだろうか)を考えてると突如ドアが嫌な音を立てながらゆっくりと開き、一つの人影が部屋の中に入ってきた。
寸前までバカなこと(繰り返すが男の子にとってはry)を考えていて忘れかけていたのだが闇子さんを思い出してしまう。
俺はギュッと目を瞑りやり過ごそうとしたのだが足音が少しずつこちらに近づいてくる。
だが――……ゆさゆさと、何者かが布団を揺すってきた。

147名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:27:20 ID:Q7vNTUl8
結論から言えば闇子さんは存在しなかった。というか何者かは星奈だった。
怪談の影響なんだろう、要約すれば一人で行くのが怖くなったからトイレについてきて欲しい、との事だった。
闇子さんじゃなかった事で安堵した俺は直前まで何を考えていたかを思い出し多少恥ずかしかったが、流石に一人で行けとは言えず星奈についていった。
ついていく最中、星奈は恐怖と我慢からなのか微妙にプルプルと震えておりその姿が俺の中にまたモヤモヤとした気持ちを沸き起こしていく。
星奈がトイレに入り、俺はその前の廊下に立っている。
「ちゃんといるわよね小鷹」
なにやら物音と一緒に、トイレの中から星奈の声。
「あ、ああ、いるぞ」
気恥ずかしさを覚えつつ返事をする。
そうか、今この扉の向こうでは星奈が、その、お、おしっこをしているのか……
用を足すんだから当然パンツを下ろすよな。となると以前星奈の家で見たあの部分が丸出しなわけで……
って俺は一体何を考えてるんだ!落ち着け、俺の頭!そして俺の息子!
このままではいけないと思った俺は扉から少し距離をとり両手で耳を塞ぐ。
……ふぅ
これなら変なことを想像せずに済む、名案だなと思い星奈が出てくるのを待つ。
どれくらい経ったのか分からないが(せいぜい数分だろう)怖ず怖ずといった感じで少しずつトイレの扉が開いていくのが見えた。
用がすんだんだなと思った俺はサッとドアを開き星奈に
「もう終わったのか」
と声をかけた……のだが
「きゃああああああああああ」
返ってきたのは耳をつんざくような星奈の悲鳴だった。
いきなり大きな声を出され軽くパニックに陥った俺がまずとった行動は口をふさぐ事だった。
「お、おい、こんな夜中にそんな大きな声を出すなよ。誰かに聞こえたらどうするんだ」
向こうもテンパっているのか目を瞑り少し暴れながら口をふさがれた星奈からはん゙ーだとかむ゙ーだとかくぐもった声が漏れている。
「落ち着けって、俺だ、小鷹だよ」
星奈の目を見据えながらゆっくりと諭すように一文字一文字言葉を紡いでいく。
俺の姿をようやく認識したのか星奈の身体から強ばりが消え落ち着きを取り戻していった。
「あ、あんたねぇ、なんで、私が呼びかけてるのに無視するのよ。へ、返事がないから、わ、私てっきり……」
その理由は単純明快で耳を塞いでいたからなのだが何故塞いでいたのかを問われると困るので黙っていると
「あ、やだ、安心したら、私、もう」
自分の妄想をどうやって誤魔化して説明しようかと考えていたがどうも星奈の様子がおかしい。
ギュッと目を瞑りプルプルと震えている。
148名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:28:39 ID:Q7vNTUl8
「おい、大丈夫なのか」
両肩に手をかけ軽くゆすり、そう問いかけた瞬間だった。
「あっ、バカ小鷹、今そんなことされたら、イヤァーーー」
そう叫んだかと思うとプシャアアアアと音を立てながら生暖かい液体が床に水溜りを作っていく。
途中で腰を抜かしたのか、ペタンと床にへたり込むもその勢いは弱まらずパジャマにも染みを広げていく。
俺はただ、その姿を呆然と見ているだけだった。
すると徐々に勢いが弱まっていき、チョロチョロという音を最後に星奈のソレは止まった。
「う、うう、うううー」
星奈の泣き声に我に帰った俺だったかがどう対処したらいいのか分からず手を上げたり下げたりとあたふたするだけ。
「バカ、アホ、エッチ、バカ」
「いや、そのだな、別にどうこうする気はなくてだな、えーっと」
「うぅっ、もうヤダぁ、なんでこんな……」
「えーっと、そうだ!俺は全然気にしないから星奈もそんなに気にするな!」
冷静になって考えてみると相当どうかしてる発言だがその時の俺にとってこれがベストだったんだ、察してくれ。
「あんたが気にしなくても私が気にするの!」
「俺は小鳩ので見慣れてるし、な、だからその」
「そういう事じゃないの!そりゃ、お、お漏らししちゃった事を気にしないかと言われればそういう訳じゃないけど……」
「うぇ?スマン、ちょっと最後のほうが聞き取りにくかったんだが……」
「だからしちゃった事よりも好きな人の前でしちゃった事がショックだったの!」
「…………」
「………………」
「……………………」
「…………………………」
「………………………………え?」
「あわ、あわわわわ」
それってやっぱりそういう事なのか。いやマテ、もしかしたら俺には見えない誰かが見えてるのかもしれない。
落ち着け、落ち着くんだ俺。今までにも早とちって色々と傷ついてきただろう?
仄かにアンモニア臭が香る中、益体のないことをあれこれ考えていると星奈が喋りかけてきた。
「ううん、今のは聞かなかったことにして。小鷹だってこんな年にもなって漏らしちゃう子なんて嫌でしょ。
 だからいいの。変なこと言っちゃってゴメンね」
そう言われた瞬間俺は頭をガツンと殴られたかのような衝撃に襲われた。
「私は掃除して部屋に戻るから。先に戻っていいよ。本当にゴメンね」
そう言って星奈はトイレに入っていった。
怒涛の展開に俺の頭はパンク寸前、いやパンクしていたかもしれない。
ただ、悲しそうに目を伏せトイレに入っていった星奈を放っておくことは出来なかった。
恋だとか愛だとかは正直に言えばまだ良く分からない。でも、星奈の事を好ましく思っていて大切だというのは偽りの無い真実だった。
その事をうまく伝えられるか分からない。だが、それでも、精一杯の言葉で伝えなければいけない。
そう思い俺はトイレのドアを開けた。

149名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:30:22 ID:Q7vNTUl8
そこには、パジャマを脱いで、下半身丸出しの、星奈が、いた。

手には巻き取ったトイレットペーパーがある所を見ると拭くところだったのだろう。
なるほど、確かに濡れたままじゃ気持ち悪いもんな、と納得する。
そして、こちらを見る目は驚きのあまり見開かれていた。しかし綺麗な色だよな。小鳩の姉に間違えられても不思議じゃない。
「な、な、何してるのよ」
口をパクパクとさせ、何とかといった感じで声を漏らす。
その声で少し冷静さを取り戻した俺は伝えようとした思いを言葉にする。
「その、さっきの返事なんだが……」
「だからアレは」
「いいから聞いてくれ」
星奈が何かを言いかけたのを制し一気にまくし立てる。
「あまりうまく言えないかもしれないから端的に言うぞ、俺も星奈のことが好きだ」
「……ふぇ?」
「ただ、恋とか愛とか言われても今はまだ良く分からない」
「そ、そうよね。ははは……」
「だけど、俺はお前にそんな顔をして欲しくない。お前のことが大切だってのは嘘偽りのない俺の気持ちだ」
「……何よソレ」
「えーっとだな、だから、えーっと」
「要は『お友達でいましょう』ってことなの?わざわざ追い打ちでも掛けに来たの?」
「ちょっと待て!違う、そうじゃないんだ。ただどう伝えればいいのか俺にもよく分かってなくて」
「いいのよ、もう。そもそも、その、お、お漏らしとかしちゃった時点でわかりきってたもの」
「だからそんなこと俺にとっちゃどうでもいいんだよ!」
「口ではなんとでも言えるわよね。そこまで言うんだったら態度で示してよ」
自棄になったような、それでいて挑発するような口調にカチンと来た俺はそれならば、と言うことで星奈の方に近寄っていく。
「あ、ご、ゴメン。別に怒らせるとかそういうんじゃなくて」
ヤンキーだとか言われるだけあって不機嫌さをそのまま顔に出したら例え近しい人でも怯えてしまうらしい。
多少なりともショックを受けたがここで引くわけには行かない。
星奈の前にたった俺は彼女の手からトイレットペーパーを奪い去るとその場にしゃがみこむ。
「え、ちょ、ちょっと小鷹?え、ええ?」
そしてそのまま星奈の脚や太股を拭いてゆく。
「な、ななな何してんのよ。ちょっとやめてよ。やめてったら!」
「言っただろ。俺は気にしないって。だから態度で示してるんだ」
「だからってそんな、ば、バカじゃないの!?」
「バカだっていい。でも大切な人に思いを伝えないまま別れるのはもう嫌なんだよ」
奪い取ったトイレットペーパーが水分を吸って使い物にならなくなると俺はそれをトイレに捨てそのまま行為を続けようとする。
ふと、そこで前を見ると星奈の綺麗な脚が目に入った。
俺は新たに巻き取ったトイレットペーパーを捨てるとそのまま顔を近づけていく。
150名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:31:33 ID:Q7vNTUl8
「え、あ、や、ねぇ小鷹、ちょっと、ひゃぁ!」
星奈の太股を僅かに伝っている小水を舌で舐め取る。まるで甘露のようだ。
「ば、ばかァ!あんた何してるのよ、そんなの汚いじゃな、ふわぁあ!」
「汚いもんか」
俺は短く言い捨てるとそのまま続けていく。右の太股、左の太股と舐めて行き徐々に両の付け根へと進んで行く。
「もう、これ以上はダメだから、お願い……」
「ダメだ、ちゃんとここもしないとな」
そう言うと俺は髪の毛と同じ色の淡く生え揃った恥毛に守られた秘所に口づける。
「んんっ、あっ、小鷹のバカ、エッチ、変態んんんっ!」
左手で腰を抱え込み、右手で秘裂を割り開きながら顔を押し付けるように丹念に舐めとっていく。
星奈のくぐもった声とピチャピチャと舐め取る音がトイレの中に響く。
なんだか頭がボーッとしてきた。今までじゃ有り得ないような行為に没頭してるからなのか。
「あっ、小鷹っ、もう本当にダメ!」
ちょっとキツイ口調だったが無視して続行する。
すると尿道口からさっきのような勢いはないものの小水が零れてくる。
「汚れちゃうから、お願い、離れてよぉ」
弱りきった声で星奈が訴えてくる。だが俺はこう宣言した。
「汚くなんて無いって事を証明するから、気にするな」
そのまま尿道口を舌先で突っつくように刺激を加えていく。
もう星奈の口からは溜息にも似たような声しか聞こえてこない。
腰に回していた手を少し下げ、尻をやわやわと揉みしだき別の刺激も加える。
「んあぁっんんんん」
それが決め手となったのかプシっと少しだけ漏れでた後は堰を切ったように流れでてきた。
俺はそれを零さないように口を開け星奈の秘所に吸い付くようにし飲み干して行く。
さっきので殆ど出ていたのだろう。ほんの数秒ほどでそれは収まった。
俺は頭を離し、星奈の顔を見上げると熱に浮かされたような、呆けたような――しかしそれでいて艶のある表情をしていた。
その時、トクン、と胸が鳴った気がした。
「星奈、その、俺……」
恥ずかしながら俺の股間は行為に没頭していた時からこれ以上ないくらい盛り上がっていた。
その事に星奈の方も気づいたのだろう。顔を更に真っ赤にし、はにかみながら答えてくれた。
「えと、私なら、イイよ?」
俺は立ち上がり星奈をギュッと抱きしめる。そうすると柔らかな双丘が俺の身体に押し付けられ形を変える。
その事で俺は更に高まっていく。手を背に回し撫でさする。
「……星奈」
そう呟いて星奈の身体を弄ろうとした
151名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 05:36:13 ID:Q7vNTUl8

その時

「あんちゃぁん……」
「お兄ちゃーん」
小鳩とマリアの声が聞こえてきた。しかも徐々に近づいてきている。
顔だけ外に出してみると二人が体を寄せながらこちらに歩いてくるのが見える。
どうやらトイレに用があるらしいと判断した俺はその事を星奈に告げる。
星奈は少しだけ不機嫌そうな、怒りの色を浮かべたかと思うとすぐに消えて穏やかな笑みをこぼした。
その笑みに心を奪われかけたが片付けの途中だと言うことを思い出し二人で慌てて床を綺麗にした。
片付けが終わった後合流し顛末を聞くと、二人はトイレに行こうと思ったが怖かったらしく俺を呼びに来たが俺がいないことに気づき怯えながらもここまで来た、ということらしい。
俺と星奈は顔を見合わして少しだけ笑うと二人の頭を撫で、頑張ったな、と褒めてやった。



ちなみに床のモノを拭き取ったトイレットペーパーの匂いを嗅ごうとしたらゲンコツを落とされた。
直の時は何も言わなかったのに何が違うんだろう……?
女心ってのはまだまだよく分からない。
が、星奈の為にも分かっていきたい、そう思う。




なんか思いつきだけで書いたから色々不都合不自然あるだろうけどオヤスミ
152名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 10:24:48 ID:vrHjxEtG
肉はかわいいのう。乙
153名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 16:08:25 ID:zJcjQJsV
打たれ弱いせもぽぬめさんさいこうです
154名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 10:20:16 ID:NX50GAdr
ホーンテッドの需要はありますか? 必然的にガチ百合になりますが
155名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 12:08:44 ID:XXMvtgVl
>>154
yes、どんどん投稿してくらはい
156名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:50:15 ID:LfCQzX3x
空気読まずに夜空×小鷹もの投下行きまーす
長ぇ、エロくねぇ、俺的解釈乙の三点セットでも平気な人向けです
エロくないのに10レス借りちゃいますよん
157名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:51:47 ID:LfCQzX3x
 ああ、そうだ。 残念なお知らせだ。
 私は、私はとうとう我慢が出来ない。
 限界だ。 オーバーリミッツだ。 臨界点突破だ。
 全ての原因は、奴。 あのにっくき黄土色ヤンキーだ。
 奴め。 10年も前だとはいえ、奴は親友である私に気付いちゃいない。
 (そもそもあの頃の私は女として認識されていないのだが、しかしそれでも、と思ってしまうのは我が侭か?)
 そのうえ奴は、私の前であの柏崎星奈(肉)――不本意ながら名前は覚えている――といちゃつくではないか(言いがかり)。
 何故かは知らないが、私はそのいちゃつく様(言いがかり)を見るたびに、胸の奥底で言い知れぬ何かが蠢くのだ。
 モヤがかかったように晴れない私の心が、このままじゃ爆発しちゃうよその前にどうにかしろよ馬鹿垂れ、と語りかけてくるのだ。
 と言われても、何をどう解決すればいいのかわからない私は、とりあえずトモちゃんに相談を……え?要らない?
……むぅ、私の大事な“同性”の親友に対して失礼な仕打ちだな。
 ともかくも、私の心とやらがやけに落ち着かない様子なので、とりあえず必死になって行動を起こしてみた。
 わ、笑うなよ?


――放課後。

 俺はHRの終了と同時に、教室を飛び出した。
 急ぎ足で、隣人部の部室である礼拝堂の談話室に向かっている。
 普段ならばそれほど急ぐこともなくゆったりと部室へ足を運ぶ俺だが、今日は少し違った。

 夜空が、学校を休んだ。

 担任によれば風邪とのことだが、それがどうにも引っ掛かる。
 昨日のあいつは具合が悪いどころか、いつにもまして星奈やマリアをいじめたおしていた。
 罵倒したり、罵倒したり、主に罵倒したりして。
 さらに言えば、夜空が欠席すること自体にも違和感を感じる。
 学業に関しては本当に優等生な夜空は、俺の記憶じゃ欠席したことがない(と思う)。
 本当に、何かあったのだろうか?
 柄にもなく、不安になる自分がいた。
 記憶の片隅でちらつく誰かの顔と、頭に浮かんだ夜空の顔がダブって見えた。
 ……なんでだろうな?
 とにかく、早く部室へ行かなければならない。
 理由はわからないけど、そんな気がした。
 行ったところで、夜空がいるはずもないというのに。
 それなのに、足が止まることはなかった。
 …………。
 ほどなくして、部室前にたどり着く。
 ドアノブに手をかけて、勢い良く部室へ駆け込んだ。

「夜空っ!」
158名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:53:01 ID:LfCQzX3x
 すると扉の先から、うぇ!?と、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
 声のした方を見れば、本日風邪で欠席中のはずの三日月夜空が、そこにいた。
 らしくもなく、アワアワと慌てふためきながら。
 ……はい?
「何やってんだ……夜空」
「え、ええと……」
「休んだんじゃなかったのか……?」
 と、若干ジト目で俺は言う。
「や、休んだぞ? 確かに、私は風邪で休んだ」
「じゃあ何で学校にいるんだよ……見たところ、全然元気そうだし」
「そ、それはだな……えー……」
 探偵に追い詰められた犯人のような顔で唸る夜空。
 何とも奇妙な表情だ。
 それから、こちらを一瞥してから僅かにそっぽを向く。
「そ、そんなことは、どうでもいいだろう?」
「どうでも、いい……?」
 ……何故かはわからないが、その言葉に対して無性に腹が立った。
「そ、それより、なぜ小鷹はここに私がいるとわか……」
 夜空がブツブツと何かを言っている、が、俺の耳には届かない。
 というか、それどころじゃなかった。
 さっきの言葉がどうにも気に入らず、沸々と怒りが沸き上がってくるからだ。
 どうでもいい?
 いいや、少なくとも、俺にとっちゃ――

「よくねぇよ!」

 夜空がぎょっと目を見開く。
 思わず俺は夜空の肩に手をかけていた。
「よくねぇだろ!?」
「……こ、小鷹?」
「見慣れていた奴がっ、親しかった奴がっ、突然消えちゃったらっ、いなくなっちまったらっ、悲しくなるだろっ!? 心配になるだろっ!? せめてっ……せめて……連絡くらい、してくれよ……」
「……!」
「…………すまなかった」
 不思議なことに、あの夜空が素直に謝った。
 何故かはわからないが、苦々しく顔を歪めているような気がする。
 それに対して、今さらになって罪悪感を感じてしまう俺。
 そもそも、夜空が学校をサボったのには何か理由があったのではないか?とか。
 部室で何をしてたんだ?とか、そういや俺たちに連絡手段ってなくね?とか、
 頭が冷えてきて、いろいろ気になる点が浮かんできた。
 ……俺はひどく理不尽な怒りをぶつけてしまったんじゃないか?
 よく見ると夜空は僅かに俯き、微かに震えているように見える。
 そーっと、静かにゆっくりとさりげなく何気なく掴んでいた肩を離す。
「……えー、と」
 ……気まずい。
159名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:54:36 ID:LfCQzX3x
「……えー、と」
 しょ、正直に言おう。
 私はっ、今っ、猛烈に感動しているっ。
 目の前の鈍感黄土色ヤンキーはっ、タカはっ、私のことをっ、本気で心配してくれたのだっ!
 これはっ、これは浮かれていいタイミングなのではないかっ!?
 おっと……これは私のキャラじゃないな、落ち着け夜空。
 ……いやいや、実のところ予想外の展開なんだ。
 私の脳内プログラムでは、こうなる予定だった。

私が欠席する

放課後、小鷹が部室へ来る(きっと来ると思ってた)

小鷹以外の隣人部メンバーが掃除当番などの諸用で少し遅れてくることは調査済みだ

小鷹は油断する(私が欠席したからな)

隙だらけの小鷹にビッグバンアタックをしかける(←自分でも何がしたいかわからない)

私の勝利(ふぁんふぁーれ)

 となるはずだった。 おかしいな……。
 私とトモちゃんの考えた作戦は完璧だったはずなのにっ。
 小鷹が部室へ来るという辺りまで予定通りだったのだが……。
 思った以上に小鷹の行動が早かった。
 ……あろうことか、油断しているはずの小鷹が、扉を開けるなり、その……私の名前を呼んだのだ。
 いくら私といえど動揺しないわけがなかった。

 感動して熱くなる顔を見られたくなくて、俯き加減になる私。
 テンションの上がりすぎた脳味噌を必死で落ち着かせるため、強く拳を握り締めた。
「その、悪かった……言い過ぎた」
 …………ん?
 何を勘違いしたのか、恐る恐るといった風に小鷹が言った。
 私は慌てて取り繕う。
「ち、違うぞタ、じゃない小鷹、今回のは全面的に私が悪い」
「え、そ、そうか?」
「ああ、今すぐ土下座したい気分だ」
「ちょ、待て、夜空。 そこまでされたら俺が困る」
「あ……いや、本当に、すまなかった」
 私としたことが……また頭に血が上ってしまった。 不覚だ。
「「……」」
 暫しの沈黙。
 時計の針の音だけが、チクタク世話しなく鳴り続けていた。
 ……それにしても、なんだろう。
 何故だかわからないが、落ち着けたはずのテンションがまた上がってきた。
 さっき触れられた肩がやけに熱い気がする。
 ついでに言うと、頭もこんがらがってきた。
 なんなんだこれは。
「……夜空?」
 先ほどまでは頭にあったはずの計画が、すっぽりと抜け落ちてしまった。
 なんとなく、目的が不明瞭な謎計画だった気がするし、まあどうでもいいのだが。
160名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:56:53 ID:LfCQzX3x
 ……それにしても、やけに頭がぼーっとするな。
「どうしたんだ、夜空。 顔赤いぞ?」
 ドクン。
 確かにそんな音が聞こえた。 多分これは、私の心臓が鳴った音だ。
「夜空?」
 ドクン。
 また鳴った。
「熱でもあるんじゃ……」
 言いながら、小鷹が私のおでこへ触れようとした。
 触れるか触れないかの寸前まで手が伸び――
 ぷつんっ
 私の中で、何かの糸が切れた。
「ふ、」
「え?」
 もういい。もうワケがわからないのだ。
 もうどうにでもなるといい。
「ふ、ふふっ、」
 ははは! そうだ! どうとでもなればいい! リア充爆発しろ!!
「ははははははっ!!」
「よ、夜空っ!?」
 普段のような不敵(?)な笑みではなく、悪の親玉のような高笑いをする私はなんと不気味なことだろう。
 小鷹が凶暴な野獣を見るような目で私を見ていた。
 しかしっ、覚醒した私はリア充にも負けないぞ! わはは!
「小鷹!」
「な、なんだっ?」
「私と勝負をしよう」
「は……?」
 目が点になるとは、まさに今の小鷹のことだろう。
「ルールは簡単だ。 笑った方が負け組、勝った方が勝ち組だ」
「なんだよ組って!?」
「ちなみに笑わなければ何をしてもいい」
「フリーダム過ぎる!」
 相変わらずツッコミだけは激しいな。
 お笑いセンスは皆無のくせに。
 しかしクールな私は取り合わない。
「さあ、準備は不要だ。 開始」
「えっ、ちょっ」
「ついでに言うと肉体的接触も可だ」
「いや、だからフリーダム過ぎるっての!!」
「ツッコミの被りは感心しないぞ」
「うぐっ……ってそういう問題じゃねぇよ!」
「考えるな。 感じるんだ」
「キリッとした顔されても困るんだが!?」
「むー……口うるさいヤンキーめ」
「俺は不良じゃねぇ!」
火すら吐きそうな勢いで小鷹はツッコみを入れていく。
「言うな。 ますます惨めになるから」
「泣いていいか? 俺」
「下らないこと言ってないで、さっさと私を笑わせてみせろ」
 こっちは切実なんだぞ?と恨めしげに私を睨んだ。
「……な、なら、小噺を一つ。 じゅげ」
「却下」
 きっぱりと私は言い放つ。
「何でだよ!」
「落とせない噺ほど寒いものはないからだ」
「ちゃんとオチもあ」
「失格」
「さっきより酷いっ!?」
161名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:00:12 ID:LfCQzX3x
「ふむ、そっちが来ないのなら私から行くぞ」
「くっ……夜空の笑いのセンスはやっぱり壊滅的なんじゃぬぉぉぉぁぁぁ!!??」
 小鷹は怪獣のような悲鳴を上げた。
「ちょっまっ脇っは反則じゃひぃっ!?」
 何を隠そう、この私が小鷹の脇腹を責め立てているからだが。
「肉体的接触は“可”だ」
「ず、ぬぅぁっ、ずりぃ、ひはっっ、ぞ!!」
 くくく、楽しいぞ小鷹。
 思わずニヤけてしまいそうだ。
 こちょこちょ。
 小鷹の苦悶に満ちた表情を見ると、こんなにも愉快になってしまう。
 肉ほどじゃないが、私も女王様気質ということか?
 ……それは、なんとなく認めたくないな。
 さあ、笑え小鷹、笑ってしまえ。 とっとと負けをみとなひゃうっ!?
「な、何をっ!?」
「見りゃっ、わかんだろっ?」
「んぐぐっ……卑怯な真似をっ!」
「人のことっ、言えるかおい!」
 くそっ! 人をくすぐるのは楽しいがその矛先が自分に向けられるのはっ、くぅっ!!
「くぉ、のぉっ!!」「負け、る、もの、かぁぁぁ!!」

 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!

――――……5分後。
「うひぃっはっはっはひぃっ!? はっはっはっはっ!!」「ひぃっ、ふっ、ひっははははははっ!!」
 はぁ……はぁ……。
 ……引き分け、だと?
 くそぅ……小鷹め、なかなか手強いではないか。
 思わず腰が抜けてしまったぞ……。
 しかも意外と容赦がなかった……。
「大丈夫か、夜空」
 尻餅をつく私に、一足先に息を整えた小鷹が手を差し伸べてくる。
「……先に手を出したのは私だ。 いわゆる自業自得だ。 小鷹が心配する必要はない」
 と、敵の情けを拒絶し、立ち上がろうとしたが、足に力が入らなくて無理だった。
 ぬぬ……。
「あー、その、無理すんなって」
 小鷹が再び手を差し伸べてくる。
「……」
 逡巡し、むすっとしたまま、差し出された手に手を重ねた。
 ぐいっと、私の体ごと引っ張り上げられる。
 ……意外と力、あるんだな。 いや、男ならこれくらい普通か?
 ともあれ、否が応でも男と女の違いを思い知らされてしまった。
 お礼は言わないぞ、恥ずかしいから。
162名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:02:15 ID:LfCQzX3x
「勝敗は、まあ、引き分けだろう。 ドローだ」
「……何の意味があったんだよ、今の不毛な争いに」
 嘆息混じりに小鷹が言った。
「……」
 いや、しかし、そう悪いものでもなかっただろう?
 下らないことに、全力で打ち込むというのも。
 ……少なくとも、私は楽しかったぞ。
 決して口に出す気はないが、そう思った。
「あー……」
「……ん?」
 ちらりと、小鷹がこちらを一瞥したのを私は見逃さない。
「……まあ、楽しかったけどよ」
 ……ふふ。
「なんだ、意外と素直だな?」
「そりゃ、お前に比べたらな……」
「え……?」
「いや、なんでもねぇよ」
 むぅ、誤魔化された。小鷹のくせに生意気だ。
「ふん、言いたいことがあるならハッキリ言ったらどうだ」
「いや、遠慮しとく」
 むむ、あくまで言わないつもりだな。
「むむむ……」
「な、なんだよ」
「私はそういう、言ったけど相手が聞こえなかったみたいだしもう言わなくていいや〜、みたいなノリが大嫌いなんだ! 素直に吐け小鷹、吐いてしまえ!」
「え、えぇ〜……?」
 私はジリジリと小鷹に近づきながら、
「吐かないなら……また地獄を見せてやってもいいんだぞ?」
 敢えてわきわきと手を動かして見せた。
「え!? い、いやそれはっ……」
「ほうら、ほうら……」
フラりフラりと、さらに距離を詰める私。
「く、来んなよ!」
 ガタッと、後退りしていた小鷹が壁にぶつかった。
「くうっ!?」
「もう逃げ場はないぞ? さあ、吐け!」
 ゆっくり小鷹の脇に手を伸ばしていく。
「か、勘弁してくれ!」
「いーやダメだ。 吐くまで許さん」
「ひぃぃぃぃ!!!」
「ほーらほーらっ!」
 再びくすぐり攻撃を開始した。
「やっ、めっ、ろぉぅぉぉっほぉぉ!?」
「わはは! 吐いてしまえば楽になれるぞ!?」
 まあ、素直に自白したところで楽にしてやるつもりなどさらさらないがな!
 と調子に乗ってるところに、新たな介入者が現れた。
 ガチャリ。

「「あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!?」」
163名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:04:55 ID:LfCQzX3x
「「あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!?」」

 それは、全力で忘却の彼方に忘れ去られていた我が部の残念で残念なメンバーたちだった。
「「へっ?」」
「なっ、ななな、なになにしてっ、ええぇっ!?」
 ひどく狼狽しているのは、もちろん肉だ。
「せ、先輩がた! どうぞっどうぞ行くとこまで行っちゃってください理科たちのことは気にせずさあ早く!!!」
 鼻息荒く目が血走ってるのは、我が校随一の変態メガネ、志熊理科。
「ああ、とうとう夜空のあねごもあにきにれいぷされるときがきたのですね」
 なぜかちょっと嬉しそうな顔をしている幸村。どうしてそんな見解になるのだ?
「おおおお兄ちゃんと夜空が何かくっついてる!? はっ、離れろバカアホうんこ夜空ーー!!」
 うるさいぞ幼女。 じたばたするな。
「ク、クク……情けないな我が眷属よ。 我への忠誠心を忘れ、下らぬ人間ごときに尻尾を振って……うぅっ、あんちゃんからはなれろあほーー!!」
 相変わらず重度のブラコンだな……。 小鷹の妹は……。
「いいいつまできゅっちゅいてんのよ!?」
 噛み噛み過ぎる肉の言葉で、ようやく私は我に返った。
 状況確認。
 私は小鷹を壁に押し付けている。
 私を退けようとした小鷹ハンドは私の肩にライドオン。
 私の手、夜空ハンドは小鷹の脇腹へ。
 見上げればすぐそこに小鷹の、顔。
 他人から見れば、絡み合っているように見えなくもない。
 状況確認、結果。
 ほぼ密着状態。
  ほ ぼ 密 着 状 態 !
「!?」
 我ながら、恐ろしい速度で小鷹から体を離した。
「こ、これはっ、別にななななんでもないぞっ!? 仲良く抱き合ってたとか全然そんなんじゃないからなっ!?」
「そっ、そうだぞ! 俺たちはそんなやましい関係じゃないっ!」
「構いませんっというかむしろやましい方が理科的には興奮します!!」
「お前はいい加減自重って言葉を覚えろよ!?」
 すかさず小鷹が変態メガネにツッコみを入れた。
「あ、あんた、夜空……奥手なフリして、あんたっ……うぅぅぅっ!!」
 何故か物凄く恨めしげに私を睨む肉。
 お前とにらめっこなんてしたくないぞ私は。
164名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:06:31 ID:LfCQzX3x
 ともかく、この状況はまずい。
 ……主に私の精神的な意味でだが。
 どんどん熱くなる頭の中でALERTがガンガン鳴っている。
 恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
 たぶん頬も耳もリンゴみたいに真っ赤になってることだろう。
「くぅぅっ……後は任せる、小鷹」
 言うなり私は鞄を拾い、脱兎のごとく部室から逃げ出した。
「あっこら夜空っぜんぶ俺に丸投げかよ!?」「待ちなさいよ夜空〜〜!!」
 後ろから聞こえるのは雑音。雑音だ。
 振り向くな。後ろには誰もいない。誰もいないんだ。
 ……。
 ようやく後ろを振り向いたのは、校門を抜けてからだった。
 ふう……。
「……すまないな、小鷹」
 後で、何かお詫びしてやらねば……。
 さすがに酷なことをしてしまったからな……。
 しかしどんなお詫びを……、と考えたところで、ハッとした。
 思えば、ここ最近の私は小鷹のことばかり考えていないだろうか?
 何をして遊ぼうか、何をすれば楽しく過ごせるか、何をすれば小鷹が笑ってくれるだろうか、そんなことばかりを。
 ああ、今日だってそうだ。
 “学校を休み、小鷹への奇襲に備えていた”
 言葉にするとあまりにも体が悪いし、決して他人に自慢できるような話じゃないが、私は真剣だった。
 どうやら私は、小鷹に関わる事柄に遭遇したとき周りを省みなくなるようだ。
 そして、なぜ私が学校を休んでまであんな目的も定かじゃない謎計画を実行しようとしたのか。
 その理由も、ようやく解った。
 ちょっと考えてみれば、すぐにわかることだったのかもしれない。
 今にして思えば、なんて回りくどい方法だったんだろうと少し自分に呆れる。
 それくらい、その答えは簡単だった。
 そう、私は……私は――
165名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:10:00 ID:LfCQzX3x

  小 鷹 と 遊 び た か っ た だ け だ っ た 。
166名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:13:22 ID:LfCQzX3x
 昔のように、小鷹とじゃれ合いたかったんだ。
 周りのことなど忘れ、全力で小鷹と触れ合いたかった。
 馬鹿な話をしたり、ケンカをしたり、たくさんのことを、もう一度してみたかった。
 それは、そうだろう?
 だって私は小鷹の――タカの、親友なのだから。
 そう在りたいと願っても、不思議はないはずだろう?
 しかし現実として、記憶の壁が邪魔をした。
 私がタカを認識していても、タカは私に気付いていない。
 だから無意識のうちに考えたのだろう。
 タカが私に気付かなくとも構わない。
 私は、私のまま。
 タカの親友としても、三日月夜空としても、タカとの日常を楽しんでやる、と。
 その結果が……隣人部であり、今日の謎計画の答えなんだと思う。
 全ては、私と小鷹の過ごす日常のため、ということだったのだ。
 ……意外と単純だな、私も。
「ふふっ……」
 ……気付けてしまえば、なんてことはない。
 今日のような行動を起こすことになった発端は、認めたくはないが……嫉妬だったのだろう。
 小鷹と肉が、親しげに話しているのを見てイラっとしたのも、隣人部メンバーと一緒に笑ってる小鷹を見てちょっと胸がズキッとするのも。
 全ては嫉妬から来るものだったのだろう。
 “親友をとられたくない”という、子供っぽい独占欲だ。
 我ながら子供くさい真似をする……。
 しかし、まあ……悪くない気分だ。
 モヤモヤな気持ちの原因に気付けたからといって、何が変わるわけでもないが、多少なりともスッキリした。
 それに、今日はとても楽しかったしな。
 また今度、(できるなら二人きりの)機会を見つけてはちょっかいをかけようてみようと思う。
 私なりの、三日月夜空なりの方法でな!
 ふふっ……。
 さあ、これからの日常も、きっと楽しくなるぞ?

「覚悟しておくんだな……なぁ、小鷹?」
                      (終わり)
167名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:16:42 ID:LfCQzX3x
エロなししか書けない残念なゴミでごめんね
夜空は可愛い、それだけで生きていける気がするけどおやすみなさい
168名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 19:50:52 ID:GqABMifb
GJ
もっとやr……ってください
169名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 20:10:16 ID:9Nei3tWp
GJ
170名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 09:47:28 ID:zpPabvYD
くすぐりキター >156>>158
ああ、小鷹のお笑いのセンスは残念だが直接攻撃は盲点だったなw
171名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 00:12:31 ID:xW42nlz4
楽しかったぞ。乙。
172名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 19:14:00 ID:KzP/nd5y
GJや
173名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 19:20:28 ID:KzP/nd5y
誤送信orz
GJや乙をくださった方々、ありがとうございます
んで、>>168様の言葉を真に受け、もっとやってみようかと思って書いたらまたしても全然エロくならなかったというパターンの奴なんですけど
投下してもいいですか?
174名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 20:39:35 ID:GvCI9BYo
構わん!俺の頭にたっぷりと垂れろ!
175名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 20:47:10 ID:KzP/nd5y
おお、人がいた!
了解です

一応、小ネタのつもり
エロくねぇ、俺的解釈乙の二点セットですので、ご注意を
夜空(+幸村?)×小鷹もので6レス借ります
176『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 20:49:51 ID:KzP/nd5y
 いつもと変わらず、何をするでもなく部室で暇を持て余す俺たち隣人部。
俺と夜空はソファで向かいあって静かに読書。
 星奈はギャルゲー。 口元がにへらっとダラけてて、正直関わりたくない感じの雰囲気を醸し出している。
 理科はとあるプロジェクトの援助とやらで、今日は来れないとのこと。
 マリアはシスターとしての用事があるらしい。
 小鳩は空いてるソファで昼寝。 ちなみに今日は(世間で言う一般的な)カジュアルファッションだ。
 幸村は相変わらずポットの近くでぽけーっとしながら待機。
 ……今さらだけど、こんなんでいいのかこの部。
 そんなことを思いながらむー、とラノベ片手に唸る俺。
 しかし何か提案があるわけでもないので、口に出しては言わない。
「「………………」」
 誰も喋らない。 無言の沈黙が続く。
 俺は、何かないかな、と部室内を見渡してみた。
 ……特に話題にできそうなものはない。
 強いて言うなら、TVに向かってデヘへっ……とニヤけている星奈が非常に残念な感じだった。
 思わずため息をつき、なんだかなぁと現状に呆れる。
「どうかなさいましたか、あにき」
 後ろから柔らかな調子で、幸村が問いかけてきた。
「あー、いや、何でもない」
「そうでございますか」
 幸村はほんわりした雰囲気で、僅かに微笑む。
 う……。
 それは、とても同性とは思えない愛くるしい笑顔だった。
 改めて感じてしまう。 こいつ本当に男かよ?と。
 まじまじと見つめてしまうほどに。
 すると幸村は、かぁっと頬を赤く染めた。
「そんなに見つめないでくださいあにき……照れてしまいます」
 か、かわいっ…………いっ、いかん! いかんぞ羽瀬川小鷹っ!
 こいつは男! 俺と同じ男なんだ! ちゃんと“アレ”も付いてるはずの男なんだぞ!?
「あにき、お顔が赤いです……」
 焦りに焦ってる俺の顔を、心配そうな表情で覗くように見る幸村。
「!?」
 か、顔が近いんですがっ!?
 くりくりの睫毛に、ふにゃーと垂れた目、柔らかそうな唇に、ちょっと甘い香り。
 な、何だこれ……お前のどこに男としての要素があるんだ!?
 誰か俺に教えてくれっ!!

「何をどぎまぎしているのだ小鷹。 男 相 手 に」

 ずっしり来たぁぁぁぁぁっ……。
177『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 20:51:20 ID:KzP/nd5y
 って……あれ?
「夜空?」
 いつの間にか夜空は読書を止め、ジト目で俺を睨んでいた。
「ふん、何だ。 デレデレしおって」
 ? 気のせいか、夜空の頬がピクピクしてる?
「そんなにメイドが好きなのか。 それとも、小鷹はホモなのか?」
「別に好きじゃねぇし俺は至ってノーマルだ!」
「ふん。 口ではどうとでも言える」
「どう証明しろってんだよ……」
 ……なんか、やけに不機嫌じゃないか? 夜空の奴。
 話に置いていかれてぽけーっとしていた幸村も、夜空の態度に何かを感じたのか、首を傾げながら口を開く。
 そうだ、幸村も何か言ってやれ。
「あにきはめいどがお好きなのですか」
 って関係ねぇぇぇぇ!!
「お前は何を聞いていたんだ!?」
「めいどがお好きなのかと」
「お前は質問のニュアンスを間違えて捉えてる!」
 毎度のことながら、微妙に会話が成り立たない幸村だった。
「あーもーうっさいわねー。 どうしたってのよ」
 俺のツッコミがうるさかったのか、ギャルゲー内の乙女たちに夢中だった星奈がこっちの話に加わ
「はっ、小鳩ちゃんが寝てるっ!? ヤバいヤバいどうしよう寝顔も超可愛い可愛いロリ可愛いぃぃっ!!」
 ――らなかった。
 何だってそんなにテンション跳ね上がるんだ……。
 どうでもいいが、寝顔を楽しむために小声でキャーキャー叫ぶ器用さは無駄に感心する。
 それと勝手に人の妹の写メ撮んな。 小鳩にも選ぶ権利があるんだぞ。
「肉のことなどどうでもいい。 それより」
 と、思考を無理矢理引き戻された。
「な、なんだよ」
 夜空がじっと俺を見つめて、いや……睨んでいる?
 正直怖い。
「小鷹は……」
 珍しいことに、夜空が言い淀んでいる。
「小鷹は……わ、私の……私の、その――

メイド姿を……見てみたいか……?」

……。
…………。
………………は?
「そ、そんな間抜けな顔をするな小鷹、今のは冗談だ」
 とか慌てて弁明し始めた夜空。
 いやいや、さっきのあれは明らかに冗談じゃない雰囲気の声色だったんだが……。
 というか、え? 夜空の……メイド、姿……?
 とりあえず、脳内で思い浮かべてみる。

 どんなメイド服かと言われれば、間違いなくヴィクトリアン調の落ち着いた雰囲気のものだ。
 理由は簡単。
 どちらかと言えば可愛いというより美人な印象が強い夜空に、ド派手な格好は合わない気がしたからだ。
178『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 20:53:20 ID:KzP/nd5y
 次に、シチュエーションを考える。

 キリッとした目付きで淡々と「おかえりなさいませ。 ご主人さま」とか言ってる夜空が脳裏を過った。
 ……うーん、メイドというより大会社の切れ者秘書みたいだ。
 これはこれでアリかなとも思ったが、メイドとは何か違う気がする。
 だから次は少し方向性を変えて、なんとなく照れた感じの夜空を妄想もとい想像する。

――
―――
「お、おかえりなさい、ませ……こだ、ご、ご主人さま……」
 顔中を真っ赤にして、涙目で夜空が言った。
「……わ、笑うなっ、わかっていた……わかっていたんだっ……こういう服は、私には似合わないとっ……」
 もじもじと視線を逸らしながら、チラチラこちらに目をやる夜空。
「……じゃあ着なきゃいい、だと……? だ、黙れっ……小鷹が……その、喜んでくれるかな、と……思ったんだ……だ、だから……その……ふ、ふんっ」
 そう言って、夜空がぷいっと身体ごと逸らす。
 いつものように腕組みをして、不貞腐れたように俺を睨んだ。
 林檎と見間違えるくらい、真っ赤な顔で。
―――
――
 ……なんというか。
「……可愛いな」
 口に漏らした瞬間、ハッとした。
 ババッと夜空を見やる。
「かっ、かわっ!?」
 予想通り、ひどく錯乱していた。 すまん。 キモいこと言ってすまん。
 だからその長い髪を振り乱さないでくれ。
「と、とりあえず落ち着け夜空っ。 なっ?なっ?」
 無理矢理“どうどう”の姿勢に入ろうと、夜空の肩に手を乗せた。
 のがさらにまずかった。
「〜〜〜!?」
 やばい、あの夜空が泣きそうになってる。
 これはしくじった。 どうすりゃいいんだよ神様!
「きょっ、今日はもう解散だっ!!!」
 言うが早いか、夜空は俺の手を振り切り、そそくさと部室から出ていった。
「あーーーー…………」
 俺は深く、ため息をついた。
 背後で、隣人部メンバーが口々に言う。
「え、何? 何が起きたわけ? 小鷹ってば何かしたの?」
「ふぁぁぁ……おはよう、あんちゃぁん……」
「むひょぉっ!? 寝起きの小鳩ちゃんも格別に可愛ぃぃぃぃ!!」
「ふぇっ!? や、やっ、あ、あんちゃあああん!」
「あにき、お茶はいかがですか」
 自由人だな……お前ら。
 そしてどんまいだ、小鳩。
179『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 20:54:56 ID:KzP/nd5y
――翌日。

 本日の集合時刻は昼の13時。
 各自、事前に昼食はとってくるように、とのお達しだ。
 相変わらず、夜空のメールは簡素なものだった。
 ……そういや、昨日のダメージは回復したのか?
 ……リアル涙目な夜空。
 正直に言えば、かなり貴重なモノを見た気がする。
 ちょっと得した気分だ。
 まあ、多少の罪悪感も感じているが……。

 約束の時間は13時。
 しかし、俺はそれよりも1時間ほど早く学校へ向かっていた。
 なんとなく、クーラーのある部室で小説を読みながら涼むのもいいかな〜と思ったからだ。
 ……本音を言えば、暇だったからだけど。
 ちなみに小鳩は見たいアニメがあるとか何とかで家に引きこもってる。
 まあ、そんなわけで、部室に到着。
 ガチャリ。

「へ?」

 と、何とも間の抜けた声がした。 扉を開けた先から。
 そこにいたのは、背を向けて首だけこちらへ振り向く体勢の、三日月夜空だった。
 しかも、

 メイド姿の。

「おぉっ!?」「こ、小鷹っ!?」
 両者共にぎょっと目を見開いた。
 慌てた様子で夜空がこちらへ振り向く。
「な、何故こんなに早い時間に来るのだ小鷹っ?」
「なんとなく……っていうかそれはこっちの台詞だ!」
「え……あ、いや、私は……」
 言葉に詰まる夜空。
 たじろぐ姿が、何だか可愛いかったり。
 それはともかくとして、
「何だ……その格好……?」
「…………メイド服」
 視線を逸らしながら、ぼそりと夜空が呟く。
 いや、そこはわかってるんだ。
 問題は、なぜそれ(幸村が着てるのと似てる)を夜空が着ているのか? という点にある。
「……何で着ようと?」
「そ、それは……昨日、小鷹が……」
 また言い淀んだ。
 俺が……なんだろう?
「小鷹が、その…………てたから……」
 え? と聞き返す俺。
 最後の方の声が小さくて聞こえなかった。
「むぅぅぅ……」
 なぜだろう。 どんどん夜空が小さくなってってるような気がする。
 肩が沈んでいるというか。
 とりあえず、顔を真っ赤にして俺を睨んでくるのはやめてくれ。
 正直、ドキドキが止まらなくて困る。
「……な、」
「え……?」
「……何か、感想は?」
 また視線を逸らして、震えた声でそんなことを尋ねてくる夜空。
 いつの間にやら立場が逆転している。
 それにこれは……返答に困る。
180『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 20:58:38 ID:KzP/nd5y
「えー、と……」
「……」
 小さく、息を呑む音が聞こえた。
「……っ」
 詰まりそうになる息と、燃えてしまいそうなほどに熱くなる頭。
 これから言おうとしている言葉に照れ臭さを感じて、俺も視線を逸らしてしまう。
「け、…………結構、可愛いと思うぜ?」
 ………………ぼふんっ。
 そんな効果音が聞こえそうなほど、夜空の顔が爆発的に赤く染まった。
「ば、馬鹿めっうつけめノロマめ不良め小鷹のくせに、小鷹のくせにっ」
 捲し立てるように幼稚な罵声を浴びせてくる夜空。
 しかしその一言一言に迫力はなく、全く以て痛くない。
「か、可愛いとかっ……可愛いとか言うなっ!」
 言ってから、うぅ……とまた夜空は小さくなっていく。
 今のその反応も、夜空っぽくなくて非常に愛らしいのだが、敢えて口にはしない。
 どうせまた混乱させるだけだし。
 ……。
 再び沈黙し、30秒ほどしてから夜空が口を開く。
「…………本当に、そう思ったか?」
「え……?」
「……その、小鷹は、私が……か、可愛い、と……?」
「……あ、ああ、思った、ってか思ってる」
 俺の感想に嘘偽りは一切ない。
 このタイミングで嘘をつけるほど、俺は器用ではない。
「……そうか」
 ふわり、と夜空が笑った。
 普段のような含みのある笑みじゃない、純真無垢な笑顔を。
 普段は絶対に見せないようなほんわりスマイルを、俺に、見せた。
 うわっ、これはやばいっ、やばいって! 何がやばいかって、普段の夜空とのギャップがやばいっ!
 もともと夜空は美少女と呼べる容姿を持っているのだ(残念な性格だが)。
 そんな夜空が、あんな無邪気な顔で笑ったら、そりゃあ可愛いに決まってる。
「……」
 情けないことに、コミュ能力0の俺には、夜空に返す言葉が思い付かなかった。
 できるのは、ただ見惚れることだけ。
 夜空はそんな俺の視線に気付いたのか、またぷいっと顔を逸らしてしまう。
 その頬は、微かに赤い。
「……あ、あんまりじろじろ見るな……恥ずかしい」 そっぽを向いたままそんなことを言う夜空。
「あ、ああ……悪い」
 俺は言われた通り、とりあえず顔を逸らした。
181『夏休み中のとある出来事』:2010/06/20(日) 21:01:39 ID:KzP/nd5y
「……」
「……」
「……出ていけ」
 ぽつりと夜空が言った。
「え?」
「……着替えるから、出ていけ」
「あ、ああ、わかった」
 足早に部室を出る俺。 ガチャリ。 バタン。
 ………………。
「……なんでメイド服……?」
 一人呟くが、答えが返ってくることはなかった。

 それから数分後、“入っていいぞ”という無愛想な声で、俺は部室に入る。
 いつも通りの制服に着替えた夜空が、俺を出迎えた。
 それからの俺たちに会話はなく、星奈たちが来るまで終始無言の時間を過ごした。
 付け加えると、その間ずっと、夜空の顔から赤みが抜けることはなかった。

 その日の部活も、いつも通りダラダラと過ごしただけで終わった。
 唯一違っていたのは、なぜかチラチラとこちらに視線を送ってくる夜空と、なぜか不機嫌そうにむすっとしていた星奈の二人くらいか。
 ……なんでだ?
 理由はよくわからなかった。
 まあ、今日は夜空の可愛い姿が見れただけでも良しとしよう。
 結局、夜空がメイド服を着た理由は教えてくれなかったけど。
 そういや、別れ際も夜空たちはよくわからないことを言っていたな。

『……小鷹が望むなら、またあの服……着てやってもいいぞ』
『え……あ、ああ、楽しみにしてる』
『あ、あの服? 楽しみぃっ!? な、なによそれっ、ちょっとあたしに教えなさいよっ!!』
『……ふん。 肉には関係ないことだ。 精々ラップにでも包まれていろ、駄肉め』
『ああもうそんなこと夜空に聞いてもムダよね言うわけないしっ! 小鷹!!』
『な、なんだ』
『あの服ってなに!? 楽しみって!?』
『えーと、それは』
『言うな小鷹。 肉には無関係な話だ』
『……ということらしいぞ』
『く、くぅぅ〜ッ! 何だってのよもう!!』

 こんな感じだった。
 ……実に意味不明だ。
 夜空や星奈の言動が、時折まったく理解できない。
 ……リア充なら、今の会話を理解できるのだろうか?
 だとしたら、俺は到底リア充になどなれない気がする。
 まあ、それは置いておいて。
 ともかく、今日は夜空の一面を知ることができた。
 それだけで、それだけなのに、今日という日は、ちょっとだけ楽しい一日になった。
 夜空には感謝しなくちゃな。
 そんなことを思いながら、俺はむさ苦しい帰り道を歩くのだった。

(終わり)
182名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 21:06:31 ID:KzP/nd5y
まあ、こんな感じなわけですが
山なしオチなしなのは私が未熟者だからですw
なんとなく、夏休み中にこんなイベントがありそうだなと思っての内容でした
夜空たちには何の罪もありませんのでご了承を
では今日はこんな感じで
183名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 05:43:19 ID:IdTpyTA6
GJ!遅くなったが一番乗り。

ってか、こいつらに贈る言葉が一つ。
「リア充はs(ry」
184名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 22:26:42 ID:BvTGopfU
 壁を隔てた先で、夏らしく炎天下に照らされながらもランニングに精を出すリア充、
もとい体育会系の部の女子学生たちが掛け声をあげている。
 ああ、なんという青春。
 素晴らしき青い春。
 ほとばしる汗。
 短パンからちらつく生足。
 揺れる胸元。
 その全てが俺の脳内にピンク色な妄想を――
「ってなんだこのナレーション!? 俺はこんなこと考えてないぞ!?」
「おお、メタな発言ですね小鷹先輩。熱中症ですか?」
「犯人はお前かぁぁぁ!」
「はい、もちろん理科の仕業です。だから口汚く罵ってください」
「当然のように罵倒を要求するな!」
「ああっ、罵倒じゃなくてもいいですっ。ただ理科にツッコミを入れてくれるだけでいいですっ!だからもっと大声で!」
「……遠慮しときます」
「なぜです?あ、わかりました。これはあれですね、あれ」
 理科は、なぜか得意げに眼鏡をくいっと上げてから言った。

「放置プレイってやつですね?」

「お前は史上稀に見るアホだ!!」
 すると理科は、なぜかかぁっと頬を赤くした。
「アホだなんて……そんなことを言われたのは初めてです」
「何でそこで赤くなるんだ!?」
 理科はますます顔を真っ赤にして、
「先輩には、理科の初めてを奪われてばかりですね……」
「あれ、なんか激しいデジャヴ……」
「バレましたか」
 一瞬でけろっとした表情に戻る理科。
 ……お前は手品師か何かか?
「……なんかもうどうでもいいや」
「釣れない、もといツレない先輩も素敵ですね」
「俺は魚でも何でもないぞ」
「古典的なボケですね。 なんでやねん」
 無表情でそんなツッコミを入れてくる理科。
「……もうどうにでもしてくれ」
「ならば理科と性行為に励みませんか?」
「励みませんっ!」
 毎度毎度なんてことを提案するんだこの変人は。
「なぜです?あ、わかりました。これは」
「放置プレイでも何でもない!」
「ちぇー」
「露骨に残念がるなよ……」
「すいませんでした。お詫びに理科の身体を好きに」
「しません!!」
「むむ、さすが先輩です。ガードが硬い」
 ……何で年下の女の子を相手にこんな疲れなきゃならないんだ。
185名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 22:28:11 ID:BvTGopfU
「んー」
 むむむ、と唸りながら考え込む理科。
 またロクでもないことを考えてる気がする。
「“硬い”って、なんだか卑猥な響きだと思いません?」
 本当にロクでもなかった。
「ああそうだな硬い硬い」
「とうとう流されました。うふふふ」
 なぜ笑ってるのか甚だ疑問だが、敢えて触れてやらない。
 なんか怖いし。
「さて、本題に入りましょう」
「今のが前振り!?」
「え、前貼り?」
「いちいちそっち方面に話を持ってくな!いや、いちいちツッコミ入れてる俺も悪いのか……?」
「これは失礼しました。では方向を修正して、問題です、ででんっ」
 俺は思わず嘆息し、ジト目で理科を見た。
「本題……だろ?」
「些細なことは気にせずに」
 ガクリと項垂れる俺。
 続きをどうぞと手で促した。
「本題ですが」
 理科はコホン、と一息おいてから、

「なぜ理科と小鷹先輩は部室に二人きりなのでしょう?」

あとは任せた
186名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 09:47:28 ID:aU/a4w8x
>>182
187名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 00:10:06 ID:7Bi2mJly
人いないな……
漫画化されたし、もうちょい賑やかになるかと思ってたんだがなぁ
188名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 01:41:02 ID:UCxT1S5t
あげてみる

職人さんこないかなあ
189SS保管人:2010/07/09(金) 21:26:53 ID:IhOfr+c4
2chエロパロ板SS保管庫
http://green.ribbon.to/~eroparo/

スレ住人の皆様、このスレに投稿されたSSを当方の保管庫に収蔵させて貰っても宜しいでしょうか?


190名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 21:29:34 ID:zCGQRaFD
私は問題ない
191名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 01:13:12 ID:EfKss1va
自分も問題ない
192名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 03:18:55 ID:iKGteDsG
おっ保管庫の人だ。
むしろお願いします
193名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 09:07:19 ID:+bgzUKQe
だな
今後ともよろしく!
194名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:02:25 ID:96W89SKs
コンゴトモヨロシク
195名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 16:43:29 ID:OlurvnET
乙です
お願いします
196SS保管人:2010/07/11(日) 23:09:56 ID:lL7J9YzQ

問題無さそうなのでライトノベルの部屋3号室に収蔵させて貰いました。
197名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 00:14:23 ID:55he57cA
乙です
198名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 09:00:23 ID:WtWcCGYY
乙ですー
199名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 21:20:02 ID:eIJaDXlJ
マリアエンドを期待してしまうのー
200名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 20:57:16 ID:37fMUtun
今さらだが保管庫の人乙です
201小鳩大好きっ娘:2010/07/21(水) 21:56:00 ID:n33Yi4mr
久しぶりにやって来ました。今回、再び小鳩の話を書こうと思っております。
その中でスレ内の皆様にアンケートを取って欲しいと思います。
1・小鳩の過去の話(エロは少しあるかも?)
2・小鳩と星奈の絡み
 の中から希望が多かったやつを書こうと思っております。
 皆様なにとぞお力を貸してください。
 それから、保管庫の方乙です! これからもよろしくお願いします。
202名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 01:50:20 ID:ydow68ln
俺には見える
第3の選択肢、1、2をどっちも書くという隠された選択肢がっ
203名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 11:44:58 ID:GRGfQel0
小鳩が、理科の秘密の実験室に迷い込んでしまい……でお願いします
204名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 21:05:20 ID:ydow68ln
今さら思ったんだけど、スレタイにはがないとかラノベ部とか入れといた方が、今より人呼べる気がするのは俺だけだろうか
まあ、次スレまで保てばの話になるかもしれんが
205名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 22:22:39 ID:uVXvt2LW
小鳩と小鷹の絡みが読みたいでつ
206名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:30:24 ID:9NIYnMf1
>>204
作品が多いからこういう形で落ち着くことはよくある
まぁ特定の作品名じゃないとたどり着けない、作者名で検索しない、人がこのスレ来ても仕方ないだろうw
207名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:41:21 ID:p90AdsCN
>>206の言うことも最もなんだけど、個人的には、何事もきっかけだと思うんだよね
ただスレタイを見て「あ、このタイトル見たことあるなぁ」とか思ってくれれば、何かしらの足掛かりになりそうな気がするんだ
そこから新たな読者が生まれるかもしれないし
あくまでも可能性の話だけども……
208名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 10:05:37 ID:yDUn55fz
と言ってる間に”はがない”スレを立てた馬鹿が出た訳だが。
しゃあしゃあと「このスレの派生」なんてぬかしてやがる。
209名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 17:30:37 ID:NEkozwVV
僕は友達が少ない
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279838204/

派生しました。
210名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 17:40:09 ID:p90AdsCN
>>204での発言が裏目に出たってことか……すまん
211名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 18:08:54 ID:yDUn55fz
とりあえず>>209の馬鹿は無視、一切書き込まないで放棄ってことで。
212名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 18:35:11 ID:+6Ew7xRO
ここってエロ無しは投下しちゃ駄目?4巻発売してネタバレokになったら頭の中の妄想を文にしたいんだけど…
213名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 19:04:47 ID:p90AdsCN
いや全然ありでしょう投下大歓迎!

このスレを覗いてる書き手さんは何人いるんだろうな…
214名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 21:05:41 ID:1PVhm6wj
エロパロ板の勝手はよく分かってないんだが、
バッド風味はダメとかエロありorなしは嫌われるとかそういう暗黙の
ルールってある?
頭に神が下りてきたので頑張って書いてみようと思うんだが。
あと幸村ってあんま人気ないよね……
215名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 22:08:15 ID:+6Ew7xRO
本スレ酷すぎだなぁ。
>213さん、エロ無しで人生初投稿なんで全然期待しないでねw
理科並みに頭の中ユニバァースしちゃって書きたいだけなんでw
216名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 00:19:06 ID:QzUkekPc
内容に関して言えば、投下する前にしっかり注意書きしとけばある程度は自由にして良いと思うな
陵辱とかNTRとかの暗い内容だとしたらなおのこと注意書きしとくべきだと俺は思ってる

あと、初めはみんな初心者なのだから気にせずどんどん投下したら良いと思いますよ!
217名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 01:10:54 ID:iarov03r
とりあえず他にいい意味で繁盛してるスレをいくつか「見て」(個人的には一次の方がオススメ)どんな感じでやればいいか覚えてくればいい
218214:2010/07/24(土) 11:22:07 ID:0+LASWuq
おk。
俺はエロパロを書くぞォォォ!!ジョジョォー!
219小鳩大好きっ娘:2010/07/24(土) 18:31:09 ID:kwepD1eW
こんばんわ。
新刊も発売されたので、やる気も十二分に上がっています。
その勢いに乗って、小鳩小説を投稿します。
4巻は小鳩の出番が少なかったでふ……。
いちおー、エロ有りでふ。
220名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 18:47:26 ID:Z8F+E3wG
>>219
おお待ってました!wktk
221名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 19:00:05 ID:QzUkekPc
>>219
期待wktk
222小鳩大好きっ娘:2010/07/24(土) 19:08:31 ID:kwepD1eW
まだ隣人部に入部していなかった一年前の夏の日。
 夏休み真っ最中の中、俺は小鳩と二人でプールに遊びに行く予定を立てていた。
 いや、俺的にはプールなどには行きたくもなかったのだが……、
 小鳩があまりにもごねるので、仕方なく行くことに決めたのであった。
「小鳩ー、水着あったかー?」
 俺は階段を規則正しい歩調で上りながら、部屋の中で水着を探している小鳩にそう声をかけた。
「クッ、クッ、クッ……。下僕に言われなくとも大丈夫だ。この様に、水着を、水着が……、ふぇぇ! あんちゃぁあん!」
 いつもの小生意気な台詞の後に、半泣きで俺に助け呼ぶ小鳩の叫びが二階中に轟いた。
 俺は慌てて小鳩の部屋に駆け込むと、そこには半泣きでうずくまる小鳩の姿があった。
 そう、何故か中途半端に着込んだセパレードの水着姿で……。
「……何してんだ、小鳩。そんな格好で」
「……ククク、何、愚鈍な下僕ごときに呆れられる必要はないのだ。我はただこの水着という、
衣服を身につけていただけなのだから」
「……あぁ、そうかい。じゃあ、俺はコレで……」
 じと目でそう呆れながら呟き、部屋から退散しようとした俺の腕を、
自らの小さい手で力強く握る。その愛らしい瞳には大粒の涙をたたえており、今にも溢れんばかりであった。
「あ、あんちゃん……。ウチ、どないしよう。水着が脱げへんのやけど……」
「……はぁ? 水着が脱げないって。おまえ、いつの水着着てんだよ」
「……十歳の時の水着」
 胸の前で指をそう交差させながら呟く小鳩。
「お前なぁ……、何でそんな無茶したんだ? いくら何でも十歳の時の水着が着られるわけないだろう?」
 俺が小鳩の水着を軽く指で引っかけながら、嘆息混じりに言うと、
「……だって、コレお気に入りやったんやもん。それに、去年までは着れていたけん、
今年もいけるかなぁって思うて……」
 小鳩は涙をこぼさないように必死に唇を噛んで耐えながら、そう俺に自分の率直な気持ちを訴えた。
 俺はそんな小鳩に呆れつつも、実に微笑ましく思い、小鳩の頭に優しく手を置いた。
「そうか……、俺は物を大事にする小鳩が好きだぞ。でもな、無理に体に合わないのを着ても、楽しく泳げないだろ?
今度、俺が新しいの買ってやるから。それはもう脱いで、捨てよう、小鳩」
「うん……、分かった。あんちゃんがそう言うんなら、コレ捨てる」
 小鳩はそう言い、胸まで上がった水着に手をかけ、下へと下ろそうとするも……。
「……あれ? ん、んぅ? あ、あんちゃん。水着が下りへん」
 小鳩は非常に焦った顔で、必死にぐいぐいと水着を引っ張るもいっこうに脱げる気配がしない。
痺れを切らした小鳩はすぐさま兄に助けを求めた。
「あんちゃん、脱ぐん手伝って」
「えぇ! 俺がか? いいのか?」
「かまへんよ! あ、あんちゃんなら触られてもええし、それに一人じゃ脱げへんもん!
だから、お願いあんちゃん……」
 俺は上目遣いに見つめてくる小鳩の妖艶さに、思わず喉がゴクリと音を立てたのが分かった。
「そ、そうか。じゃあ、手伝うよ。それで……、どこら辺がきついんだ?」
「ここ……」
「えっ? どこだって?」
 小鳩の声が小さすぎてよく聞こえなかったので、もう一度小鳩に聞き返すと、
小鳩は真っ赤な顔で俺の手を強く掴むと、何と! 自らの胸に俺の手を押しつけたのだ。
薄いピニール製の水着一枚越しに、小鳩の柔らかくしっとりした胸の感触が、手のひらにナチュラルに伝わってくる。
「む、胸がきついんよ。あんちゃん……」
 俺は心臓がバクバクと激しく脈打つのを感じた。
223小鳩大好きっ娘:2010/07/24(土) 19:41:13 ID:kwepD1eW
「む、胸がきついって……。お、おま、どこに手を押しつけているんだ」
「……どう? 昔より、胸が大きくなったと思う?」
 小鳩は胸に俺の手を押しつけながら、恥ずかしそうにそう俺に返した。
「そ、そりゃ、お前ももう中学生だし。小学校の頃に比べたらそりゃあ……」
 俺は背中を冷や汗でグッショリと濡らし、掠れた声でそう答えるのが精一杯であった。
「ほんまに? よく、確かめて」
 小鳩はさらにグイグイと自分の胸に俺の手を強く押しつける。
「ちょ! お前、主旨が変わってるぞ! 水着脱ぐのが本来の目的だろ! さぁ、早く手を離せ!」
 俺はより一層強く感じる小鳩の胸の感触に、ドギマギしながら叫ぶと、小鳩はムッとした表情になって、
「あんちゃんのアホ! まじめに答えてーよ!」
 と、激怒しながらますます俺の手を握る力を強める。俺はその痛みに堪えきれず思わず反射で、
小鳩の胸をフニッと軽く握りしめてしまった。
「ふぁぁん! あ、あんちゃん……?」
 小鳩は大きく体を身震いしながら喘ぐと、ふにゃりと床の上に崩れ落ちてしまった。
 俺は慌てて小鳩の体を抱え起こす。
「小鳩、大丈夫か?」
「ふぇ……、あんちゃん?」
 小鳩は俺の問いぼんやりとした表情で相づちを打つ。その体はまるで熱があるかのように火照っていた。
「小鳩、体に悪いから水着早く脱いでしまおう。夏だからと言って、クーラーがガンガンにかかった部屋で、
そんな薄着だと風邪引くぞ」
「……(コクリ)」
 小鳩は不服そうにだが、俺の言葉に微かにだが頷いた。
 
 俺は小鳩をベットの上に寝かしつけ、細い小鳩の白く輝く両足を肩にかけた。
胸の位置で止まっている水着に手をかけ力強く引っ張り下ろすも、中々思うようにいかず。
「く〜、はぁ! 何でだよ! 何で脱げねぇーんだよ!」
 かれこれ十分、水着と格闘するも……、この水着は小鳩が好きなのか、
ぴったりとその細い肢体に張り付いていた。
 俺は荒く息を吐き、額から流れ落ちる汗を右腕で拭う。クーラーが効いているのに、俺はものすごい汗を掻いていた。
「……あんちゃん」
「? 何だよ。も、もしかして痛かったのか?」
 小鳩はフルフルと首を振ると、俺の手に優しく己の手を重ねて、
「あんちゃん、汗かいたら、水着が脱げやすくなるんやって……」
「汗をかいたら? なるほど、そりゃ名案だな。でもどうやって?」
 小鳩はニヤリと悪辣に笑うと、俺の手を取り、何と水着に覆われた自分の秘所に押しつけたのだ。
「こ、小鳩! な、何をして!」
「あんちゃん、ウチを気持ちよくして……。気持ちよくなったら、汗をかくと思うけん」
 俺は妖艶に微笑む小鳩を見つめ、自分の手のひらにしっとりとした汗の他に、別の違う液体が手のひらに
広がるのを感じたのであった。
224小鳩大好きっ娘:2010/07/24(土) 19:44:10 ID:kwepD1eW
すいません。続きは次の機会に……。
水着プレイって、なんかそそられますよね……。
わたしはビキニ派ですが、小鳩ちんには可愛らしい水着でないと!!!
では、そろそろ失礼します。
小鳩ちゃん、可愛いよ/////。
225名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 15:24:41 ID:Ej/oMy+Q
>>224
GJ!
226名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 16:34:02 ID:LE18IAl2
> 小鳩ちゃん、可愛いよ/////
これだけ見ると星奈に見えるw
227小鳩大好きっ娘:2010/07/25(日) 19:21:04 ID:GE19Wto0
 俺は自分に手のひらに感じるヌルヌルとした触感に、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「こ、小鳩……、お前もしかして感じてるのか?」
「なぁ!? 何いよん、あんちゃん! ウチはそないにいやらしいない!」
 小鳩は俺の問いに慌ててそう反論する。そんな小鳩の慌てように、俺はムクムクと嗜虐心が
湧き起こるのを感じた。
「嘘言うなよ。じゃあ、このヌルヌルした液体は何だ?」
 俺はワザと小鳩の眼前に小鳩が出した愛液塗れの手を掲げる。
「なぁ? なら、これはどう説明するんだよ?」
「ほ、ほれは……」
 小鳩はモゴモゴと言いにくそうに口ごもる。
「なぁ、なぁ。どうなんだよ。小鳩」
「……あ、あんちゃんの、バカァァァァァァ!!」
 小鳩は顔を真っ赤に染め、ありったけの力で俺の顔をけっ飛ばした。
その渾身の蹴りは見事に俺の鼻に命中し、俺は後ろに仰け反った。小鳩はその隙を見逃さず、
俺に覆い被さってきた。
 小鳩は俺の腹の上にまたがった後、俺の上半身に己の細い肢体を丹念に擦りつけてきた。
シャツ越しに感じる小鳩の柔らかい肢体に、俺はドクンドクンと心臓が激しく脈立つのを感じた。
小鳩の体はものすごく火照っていて、小鳩が極度の興奮状態にあると察した。
「クックックッ……。よくも下僕の分際で、ご主人様である我を侮辱してくれたな……」
 小鳩は息も荒くそう答え、俺の耳元にソッと唇を持って行き、フゥ、と息を吹きかけた。
「おわぁ! くすぐってぇ!! 止めろよ、小鳩!」
 俺はあまりのくすぐったさに堪らず怒鳴ると、小鳩はビクッと大きく身を竦ませ、
「……ふぅ、ふぇ、ぐす……」
 あぁ! いけねぇ、俺思わずどなちまった……。
「あぁ、小鳩、すまねぇ……。そ、その……」
 間髪入れずそう小鳩に謝るも、時すでに遅し。
 小鳩は人目も気にせず、わんわんと大声で泣きわめいた。
「あ、小鳩。ごめん! 俺が悪かったよ」
 小鳩はううう、とぐずりながら何度も首を振りたくる。

228名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 20:41:59 ID:o4YQO/xw
おいこら続きはまだか下半身が寒いんだよ!!
とっとと投下しやがれですぅ嘘ですごめんなさいお願いしますぅぅ!!
229小鳩大好きっ娘:2010/07/25(日) 20:45:47 ID:GE19Wto0
 いくら謝っても泣きやむ気配がない小鳩に痺れを切らした俺は、ついやけくそで、
「あぁ! もう分かったよ! 泣きやむんだったら、何でもお前の言うことを聞いてやるよ!」
 俺のそんな叫びを耳にした途端、小鳩はピタリと泣きやんだ。
「……ほんまに? あんちゃん?」
 小鳩はニヤリとしてやったりという風に笑うと、俺のシャツを強く握りしめる。
まるで逃がさないというように……。
「なら……、ウチとキスして」
「はぁ、き、キスぅ?」
 俺は小鳩の口から発せられた言葉に呆気にとられた。
 き、キスだと。何考えてんだ、こいつは……。妹とキスなんか……。
 俺はちらりと小鳩の唇に視線を這わすと、俺は瞳を大きく見開いた。
 ぷっくりとした淡紅色の唇に、真っ赤に染まる舌をちらりと覗かせ、
時折下唇を舐めていた。
「こ、小鳩……。俺たちはその兄妹だし、キスとかは……」
 俺のそんな弱気な言葉に小鳩はあからさまに不機嫌そうに眉をひそめ、
その勢いのまま俺の唇に自分の唇を這わせた。
「!? ヴヴヴン?!」
 あまりにも突然の出来事に俺は情けない声を上げて、小鳩を押しのけようとするが、
気持ちよくて腕に力が入らない。
 どうして小鳩はこんなにキスが上手いんだろう。俺はぼんやりとする頭でそんな感想を抱いた。
「ふわぁ、ちゅる、うぅん……。あんちゃん、あんちゃん」
 小鳩は俺の名前を呼びながら、巧に俺の舌に自分の舌を絡ませる。
 俺はあまりの気持ち良さに視界がぼやけるのを感じた。
230小鳩大好きっ娘:2010/07/25(日) 20:47:37 ID:GE19Wto0
今回はここまで……。次こそ、次こそはエロ場面を投稿しますので、
もうしばらくお待ちください!!! 頑張ってなるべく早く書き上げますので!!
それでは、また今度!!
231名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 21:17:20 ID:o4YQO/xw
ぬぅっ!!
続きに期待してる!GJ!
232名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 22:52:02 ID:BEEP1K3F
僕は友達が少ない
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279838204/

これって次スレに使えばいいんじゃね?
有効活用ネタとして提出してみる
233名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 00:07:11 ID:DRtPlhvS
白痴の本人乙
234名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 18:47:29 ID:uchZt3mQ
>>232
さすがにそのスレタイじゃあ限定的すぎて作者の総合スレとしては駄目なんじゃないか
235名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 20:44:32 ID:dXiLSgu6
読たん作品は結構数あるから総合っていう形が一番無難でしょ
236名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 23:26:39 ID:yPS/HK1M
短髪夜空ちゃん見たらなんか書きたくなった
237名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 21:11:46 ID:1FGR3eLY
思い立ったら吉日
238名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:02:27 ID:Gt59jeJd
なんか勢いで書いた。後悔はしていない。夜空×小鷹です





 放課後。
 俺がいつものように隣人部の部室に入ると、夜空が一人で本を読んでいた。星奈、小鳩、理科、マリア、幸村の姿はない。
「あれ、今日はみんないないのか?」
「……ん、小鷹か……どうやらそのようだな……」
 夜空は一度ちらっとこちらを見ると、視線を本に戻しぶっきらぼうにそう答えた。
「じゃあ今日は俺と夜空の二人だけか」
「そ、そういえば……久しぶりだな……」
 俺がとりあえず椅子に座ると、横からボソっと夜空の声が聞こえてきた。
「何がだ?」
「ん……」
 依然として夜空の視線は本を向いたままだが、何故か頬が少し紅潮している気がする。
「……部活で、私と小鷹の二人だけになるの……久しぶりだ……」
「ああ、たしかに」
 そういえばそうだ。星奈が部活に入ってからは、こんなことは滅多になかった気がする。
「何気に人数増えたしな、隣人部」
「まぁ、増えたのは変な奴らばっかりだがな」
 夜空は微笑するとおかしそうにそう言った。
「それをお前が言うかお前が……」
「む……どういう意味だ。私は普通だぞ!」
 夜空は不満そうに唇を尖らせた。
 お前が変な奴じゃなかったら誰が変な奴なんだよ――という喉まで出かかったツッコミはとりあえず飲み込む事にしよう。 
「しかし、二人だけじゃあ特にやることもないな?」
 まぁ隣人部の場合、全員集合しても特に何か活動するわけでもなく、それぞれ勝手に時間を潰すだけだし、
夜空と二人だけでも普段とかわらないと言えば変わらないか……
「……なら、テレビゲームでもするか?」
 宿題でもしようかと悩んでいると、珍しく夜空からそんな提案が出た。
「ゲーム……ねぇ…」
 俺がちらりとテレビの方を見ると、コードが接続されたままのPS3が無造作に転がっていた。近くには、
普段星奈がやっていると思われるギャルゲーが積んである。
 しかし、星奈には悪いが、ぶっちゃけまったくやりたいとは思わない。
「やるのか、あれを?」
「うーむ……確かに肉が普段やっているゲームをやる気にはなれんな」
 夜空も苦々しい顔を浮かべる。
 以前、隣人部で『リア充になるための訓練』と称し、みんなでギャルゲーをプレーした事もあったが、
夜空や星奈がおかしな方向に盛り上がり、結局とても残念な結果に終わった。
 そういう事もあったからなのか。夜空も俺と同じで、この手のゲームはあまりやりたくないようだ。
「まぁ、無理に何かする必要はないんじゃないか?」
「まぁ、それもそうだな……」
 そういうと、夜空はどこか残念そうな顔をした。
 しかし、いくらゲームがしたいと言っても友達とやるような(複数人でやる)ゲームなどうちの部室に置いてあるわけもないので、
仕方がないものは仕方がないのだ。
「んーじゃあまあ、とりあえずなんか飲み物でも飲むか?」
「そうだな、頼む」
 俺は腰を上げると、部室の端にある冷蔵庫まですたすたと飲み物を取りに行った。
 不思議に思われた諸君いるかもしれないが、この部室には最近冷蔵庫が設置されたのだ。
 つい先日の事、星奈が何を思ったのかアイスを大量に購入し、部室に長時間放置。
次に彼女が意気揚々と部室戻っていたときには全てのアイスが液体状になっていたという残念極まりない事件があった。
 本人曰く、9月だし、部室はクーラーきいてるし、置いておいても大丈夫だと思ったとの事。
 現実、9月とは言っても連日夏日は続いているし、クーラーはきちんといつも理科が消していたので当然アイスは溶ける。
 しかし、それより何より驚いたのが、その次の日……
 俺が夜空といつものように部室に入ってみると、どや顔の星奈の隣に巨大な冷蔵庫が設置されていたことだ。これには流石の俺も呆れてしまった。
 しかし、案外設置されていると便利なもので、隣人部員たちも飲み物やら何やらを大量に入れるようになった。
もちろん俺もその一人で、スーパーでまとめ買いしたペプツを大量に詰め込んでいた。(基本的に小鳩のためだが)
239名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:05:01 ID:Gt59jeJd
 そんなこんなで俺は冷蔵庫の前までくると、ガチャリとドアを開けた。
「あれ?」
「ん、どうかしたのか?」
「ああ、いやそれが……冷蔵庫の中にほとんどなにも入ってないんだよ」
「なんだと? 昨日までいっぱいだったではないか?」
 夜空も急いで近づいてきて、冷蔵庫の中身を見る。
「っな!? 私の『とろけるぷっちんプリン』までもが入っていないじゃないか!?」
 どうやら本気でショックだったらしく、夜空は両手を地につき悔しがっている。
「とうとう恐れていた事が起こったか……」
「……どういう意味だ?」
「ほら、よくあるだろ? 風呂上がりに食べようと思ってとっておいたデザートを、家族の誰かが食っちまってさ、
 自分が食べようとワクワクしながら冷蔵庫を開けたら何も無くて絶望すること」
「ああ、あるある。それから次の日くらいまで、家族に対して露骨に機嫌悪くするあれか……」
「……いや、それは中学生までだろ」
 確かに、小鳩のお菓子を間違って食べちゃったりすると「もう死ぬー!」とか「あんちゃんなんか大っ嫌いや!!」とか一日中機嫌悪いけど、高校生でそれはきついだろ。
「いいや、食べ物の恨みは恐ろしいんだ! 実はともちゃんとも食べ物が原因で、一度だけ大喧嘩したこともあるんだぞ」
 夜空はむすっとした顔でそう反論する。何かおかしな部分があったが気にしない。
 ……あっ、そういえば俺の親父も、風呂上がりに取っといたプリンを小鳩が食べちゃって、一日中拗ねてた事があったっけ?
「まあそれは置いといてだな。だいたい複数人で同じ冷蔵庫を使うと絶対こういう事が起きるんだよ。
 度からこの中に何か入れるときは名前でも書いとかねえとなぁ……」
「それはそれでなんか残念だな……」
「でも仕方ないだろ?」
「うー、まあなんでもいいが、私は喉が渇いたんだ。何か冷たい飲み物は入ってないのか?」
「んー、そういわれてもなあー。ペプツなら一本無事だけど?」
「……小鷹、わかって言っているだろ? 私は炭酸が苦手なんだ。」
「だよなあ……」
 一応冷蔵庫の中を探ってみるがほとんど何も入っていない。念のため、野菜用の引き出しを開けてみると
「お! お茶があるじゃないか!」
「……ん、でもこれ名前書いてあるぞ?…理科だってよ」
 野菜室にはペットボトルのお茶が入っていたのだが、そのペットボトルにはでかでかとマジックで『理科』と、名前が書かれていた。
「ふん! どうせ私たちがいない間に冷蔵庫の中を片付けるだけ片付けて、
 自分のお茶は隠しておこうという寸法だろ? その証拠に、保険として名前まで丁寧に書かれているではないか!」
「まあその可能性もあるが……どっちかというとマリア、小鳩、星奈あたりが食べるだけ食べて、
 理科はせめて自分の分は奴らの餌食にならないようにと隠しておいたと考えるほうが妥当だろ」
「……まあ、それもそうか……と、とにかく! 私は喉が渇いたんだ! 飲んだら同じものを買ってまた入れておけば問題ないだろう?」
 そういうと俺の手に握られているお茶をひったくって夜空はテーブルの方へ歩いていってしまった。
「小鷹も飲むかー?」
「え、うーん……じゃあ飲もうかな……」
 理科には悪いが、俺も冷たいお茶を飲みたかったのは確かだ。夜空の言うとおり同じものを買って戻しておけば問題ないだろう。
 夜空の近くにいくと、既に並々とコップにお茶が注がれていた。
「こっちが小鷹の分だ」
「おお、さんきゅー」
 さっそく俺達は椅子に座ってゴクゴクとお茶を飲みだした。
「ぷはー。クーラーの中で冷たいお茶というのはいいものだな……」
「そうだな。9月だっつうのに今日もかなり熱かったしなー」
「そういえば、暑さというのは髪の長さで随分変わるものだな。前の髪型は今思うと暑苦しくてどうしようもない」
 自分の前髪を指先であおりながら夜空はそんな事を言った。
「やっぱりそんなもんなのか? 髪型なんてあんまり変えたことないからわかんないけど……。
 まあ夜空の場合、ショートカットが似合ってるから一石二鳥だな」
「……や、やっぱり…そう思うか?」
 夜空はちょっと照れた様子になると、上目づかいでそう質問してきた。
 その姿が異様に可愛くて、つい俺のほうまで照れてしまう。
「あ、ああ。まあ俺個人の主観だけどな……」
「そ、そうか」
 夜空は下を向きモニュモニュと口を動かしたかと思うと、次の瞬間グビグビとお茶を飲み干した。忙しいやつだ。
240名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:07:20 ID:Gt59jeJd
「そ、そろそろ私もまた美容院にいったほうがいいかもしれないな……うん」
「はぁ?」
「だって、ほらぁ……そのお……髪の毛、少し長くなっただろ……だから……」
 何を言っているんだ夜空は……この前髪の毛を切ってからまだ一カ月もたってないじゃないか。
「い、いや、まだいいんじゃないか?」
「まったく……小鷹はアホだなぁ。髪の毛は定期的な手入れが必要なんだぞ!」
 俺が冷静に止めに入ると、何故か夜空はらしくもないことを誇らしげに語りだした。
「確かに美容院は店員は馴れ馴れしいし不愉快だ。その上おしゃれ空間だし……
 さらに髪を切っている間中おしゃれな会話をしなくてはならない……しかしだな、むかつこともたくさんあるが……たくさん……あるが……」
 最初は誇らしげに喋っていた夜空だが、だんだんと声のトーンが下がって来た。
「小鷹……」
「なんだ?」
「やっぱりまだ行かなくてもいいだろうか?」
「ああ、そうしろ」
 これで一件落着だ。というより、ついこのあいだ、こんなような会話をしたことがあるようなないような……まあいいか。
 俺はなんとなく夜空のほうを見ると、夜空は下をうつむき何か呟いていた。少し気になったので、耳を澄まして聴いてみると
「美容院怖い美容院怖い美容院怖い美容院怖い……」という呪いのような恨みの言葉が聞こえてきた。
 どうやら自分で自分のトラウマを刺激してしまったらしい。
 やれやれ……ここは男の俺が一丁面白い話で元気づけてやるか……
「夜空!」
「……ん、なんだ?」
「実は、この前の『冷蔵庫を背負った男』の続編ができたんだが、聞いてくれないか?」
 『冷蔵庫を背負った男』とは、以前、テストのお疲れ様会で俺が披露した面白話の一つだ。
あの日から、きっと隣人部の部員達はこの話の続きが気になって一睡もできたかったはずだ。
しかも、他の部員達に先駆けて自分一人が話を聞くことができるというのだから、さぞかし夜空も喜ぶであろう。
「却下!」
「なぜ!?」
「お前の面白い話は……なんというか……疲れる……」
「……まあ、いいからいいから。遠慮しないで聞けって!? 本邦初公開、『冷蔵庫を背負った男:続』」
 夜空は口をあんぐりと開けて嫌そうな顔をしているが、きっと他の部員より先に話を聞いてしまうのが申し訳ないのだろう。
 しかし、俺の話が終わったら、そんな事はすっかり忘れるほど爆笑の渦が巻き起こってる違いないはずだぜ!



………………。


…………。


……。


「………実はその男、事件が終わるまで冷蔵庫の中に隠れていたんだとさ!おしまい」

 ……っふ……決まった。
 なんというか最高に決まってしまった。きっと間もなく夜空のキャラ崩壊寸前の笑い声が聞こえてくる事だろう……


…………。


……あれ?

「夜空?」
「……ん、ああ終わったのか……すまん、ついうとうとしてしまってな……」
「ああ……そう……」
 まあうとうとしてたんならしょうがないな。また今度みんなと一緒に聞かせるとしよう。
 俺は一息ついてから目の前にあるお茶を飲み干した。
241名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:09:55 ID:Gt59jeJd
「そういえば小鷹、なんかこの部屋、暑くないか?」 
「そうか? クーラーはついてるけど……」
 そう答えながら夜空のほうを見ると、暑そうに手でパタパタと顔を仰いでいた。
「お前は暑くないのか?」
「別に暑くないけど」、そう答えようとしたときだった。突然心臓がドクンっと大きく脈を打った。 体の底から熱さが上ってくる。
「確かに……少しだけ暑いかな?」
 そう、少しだけだが確かに暑い。クーラーの故障か?
「まぁ、我慢できない暑さでもないし、これくらい我慢するか」
「ああ、そうだな……」
 とはいったものの、なんかムズムズする暑さだなぁ……夜空も俺と同じらしく、体をモジモジと動かしている。
 暑さからだろうか、夜空の首元からはスーっと一筋の汗が垂れ、そのまま茶色いワイシャツの中へと入っていってしまった。
 汗を目で追っていると、自然と目線は胸元へと移っていた。夜空のそれは大しておおきいというわけではないが、張りがあってかなり色っぽいと思う。
 ――や、やわらかいのかな?
 そう思った瞬間俺はハッとする。いったい俺は何を考えているんだ……
 いくら思春期の男女が同じ部屋に二人っきりだからって、他人の体でこんないやらしいことを妄想していいわけがない。……いや……本当に駄目なのか?
 よく考えれば、思春期の男子が同世代の美人の女の子を目の前に、何もないように過ごしている方がおかしいだろう。
 もしもリア充なら……こういう場合、どうするんだ?
 多少の罪悪感を感じながらも俺は夜空の胸から目が離せなくなっていた。一度広がりだした妄想は止まることなく俺の脳内を駆け回り始める。
 だんだんと、股間のほうもジワジワと痛くなってきた。
 ――駄目だ、ここで冷静にならなければ人間として終わる。
 そう思って冷静に素数を数え始めたときだった。
 突然、シュルルルっと夜空がネクタイをワイシャツからほどいたのだ……がらんと開いたその美しい胸元は、とても艶めかしくて、俺の視線を釘づけにした。
「よ、夜空?」
 俺は相当焦っていたのか、声は変な風に上ずってしまった。
「……こだか……はぁ……熱いのだ……体の中が熱い……私……変だ……」
 気付くと、彼女は目に涙をいっぱい溜め、上目づかいで俺のほうを覗きこんでいた。彼女は呼吸も乱れ乱れになっており、
それが余計に色っぽさというか、エロティシズムを感じさせ、俺の精神の乱れに拍車をかけた。
 しかし、変な事を考えている場合じゃない。夜空の様子も尋常じゃないじゃないか……早くなんとかしないと……もし、重い病気だとしたら大変だ。
「よしっ! とりあえず深呼吸して体を落ち着かせよう。ほら吸ってーはいてー」
 はーふーはーふーと俺の促すリズムに合わせて夜空は深呼吸をするが、一向に落ち着く気配はない。彼女の顔はとうとう薄いピンクから赤色に染まり、流石に俺もかなり心配になってきた。
「お、おい大丈夫か? 保健室、行くか?」
 俺がそう聞くと夜空はフルフルと首を振り、それと同時に艶やかな黒い髪の毛が乱れた。
 なんというか恐ろしい状態だ。想像してほしい。
 ネクタイを外し胸元をがらりと開けた夜空が頬がを赤く染め、いつもはきちんと整っている真っ黒の髪の毛を乱し、額には数滴の汗が垂れている。しかも涙目上目づかいで呼吸は荒いと来ている。
 俺はこのまま耐えきる自信がなくなり、夜空からそっと目を背けた。体の中心と股間が熱い……
「で、でも……お前病気なんじゃないのか? 凄い汗だぞ……」
「ち、違うんだ……はぁ……この感じは……違う……」
「ど、どういうことだ?」
 俺は夜空から目を背けたままそう聞いた。
 すると、ガタン! と横から、夜空が椅子から立ちあがる音が聞こえ、情けないことに俺の体はビクッと震えてしまった。
 いったい自分が何に恐怖しているかもわからないのだが、夜空が近づくたびに心臓の鼓動が早まるのを感じた。
242名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:11:40 ID:Gt59jeJd
 もしかすると俺は、勢いで彼女をめちゃくちゃにしてしまうのが怖いのかもしれない。
 必死に抑えてはいるが俺の方も普通の精神状態ではなく、小さなきっかけで理性がなくなりそうなところまで来ていた。
……なんで突然こんな事に……
「こだか……顔を、上げてくれ……はぁ……んっ……」
 夜空の喘ぐ声が、もう、すぐ耳元に聞こえる。俺の理性はあと糸一本しか残されていない。
「いや、それはできない……」
「……どうしてだ?」
 夜空のちょっぴり悲しそうなその声は、俺の心にグサっと突き刺さった。
 本当は恥ずかしくて言いたくないが、夜空に今の俺の状態を打ち明けよう。きっとこれが今の俺達にとって一番いい選択のはずだ。
 生涯、夜空から変態やらなにやらと罵倒され続けることになろうとも、一時の気の迷いで、間違いだけは犯してはならない。
「すまん。実は、俺も体が何か変なんだ……体の中が熱いというか……率直に言うと、性欲があふれ出てるっつうか
 ……だから、今、お前の顔を見たら襲ってしまうかもしれん……」

 どんな罵倒が投げつけられようと受け入れるつもりだったが、帰ってきたのは予想外の反応だった。
「ふふっ、襲うって……はぁ……こだかが……はぁっ……私をか?」
「わ、笑い事じゃねえよ。本当に……その……間違いが起きたらどうすんだよ……」
 俺がそういうと夜空もとうとう事態を理解したらしく、少しの間沈黙が流れた。
「じゃ、じゃあ……今日は二人とも急いで家に帰ろうぜ? きっとお互い熱でもあるんだな」
 そう言って顔を上に上げると、俺は愕然とした。俺のすぐ目の前に夜空の顔があったのだ。
 夜空の目はまっすぐ俺の目を見て離さない。ゆっくりと顔が接近したかと思うと、唇をあっという間にふさがれてしまった。
「ん……」
 夜空の吐息が漏れる。俺はもう何も考えられない。頭の中が真っ白になった。
 そっと二人の唇が離れる。
 俺は夜空の頭を床に強打しないようにとそっと手で覆うと、そのまま押し倒してもう一度、今度は俺のほうからキスをした。
 さっきは触れただけのキスだったが、今度は舌をからませ合うディープキス。
これには夜空もおどろいたようで俺が舌を口の中に入れた瞬間、夜空がビクンと動いてしまい、歯と歯がカチンぶつかりあう大変残念な結果になってしまった。
 唇を離すと、ぎゅっ夜空を胸に引き寄せた。
 何故かはわからないが、夜空の息切れは大分落ち着いていた。
「なんで、なんでキスなんてしたんだよ……」
 俺の心は、無理やり夜空を押し倒し、キスをしてしまった事にたいする罪悪感でいっぱいだった。
「……嫌だったか?」
「嫌なわけじゃないけど……こんなの間違ってるって」
 そう俺の理性が訴えるが、今の俺は本能に勝てる事はできない。
 腕はさらに強く夜空を抱き寄せてしまう。
「小鷹は私の事、嫌いか?」
「き、嫌いなわけねえだろ!」
「じゃあ……す、好きか?」
 俺の胸の中にいるので夜空の表情は見ることはできないし、いったい、コイツが何を考えているのか理解もできない。
 夜空、お前はいったいどういう意味で、どういうつもりでそれを言っているんだ?
「……お前は……どうなんだよ?」
 俺が選択したのは一種の逃げだった。しかし、質問される側としては先に質問者の回答を得る権利もあると思う。
「わ、わたしが小鷹の事をどう思っているか、って事か?」
 俺は小さくうなずく。
「え、え〜と……私はだなぁ、そのぉ……す、す……」
 珍しく夜空は言葉を濁す。俺もコイツがこんな調子だと戸惑ってしまう。
「す?」
「す、すぅ、……スルメ!」
「スルメ?」
 もうわけわからん……
「じゃなくてだなぁ……むー……だから私はお前の事がす、すー……。というか、貴様もう気付いてるんじゃないだろうなぁっ!?」
 俺の腕を強引にひっぺがえし、夜空は顔を赤くしながら俺の事を睨んできた。
 正直、いきなり逆切れされても困る。
243名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:25:56 ID:Gt59jeJd
「いや、わかんねえよ」
「そうか、そうだな……すまない」
 今度はむにゅむにゅと口を動かすと何か呟き始めた。何か練習でもしているのだろうか?
「だぁーー!! もう煩わしい!! 私はお前の事が好きなんだ!! ずっと、ずっと前から好きだった!! だ、だから……だからだなぁ……」
 そういうと、夜空は俺の胸元を掴んでうずくまってしまった。手も震えている。
 正直、あの夜空にこんな事を言われるとは思ってもみなかったので、俺もめちゃくちゃ動揺している。
「……いや、言いたい事はもうわかった……」
「それで……何か感想は……?」
 俺の腕と胸に隠れたまま、夜空が涙声でそう問いかけてきた。
「ああ、嬉しいよ。だって、俺も……俺もお前の事好きだから」
 彼女が、俺の胸の中でぴくんと震えるのが判った。
「俺の場合最近だけどな。この気持ちに気付いたのって。なんつーか……恥ずかしいな……」
 多分、俺の顔は真っ赤になっていることだろう。夜空も俺の腕の隙間から見える隠れする耳はすでにタコのように赤くなっている。
「……そ、そう思ってたなら私より先に言え! し、死ぬほど恥ずかしい思いをしたじゃないか……」
「あ、ああ……スマン……ずっと、片思いだと思ってたからさ」
「むー……もういい……」

「そういえばさ?」
「ん?」
「結局夜空の息切れとか……突然の汗とかって……俺と同じ理由なのか?」
 つまりは突然、性欲が高まったからなのか? という事だ。
「なっ、ば――っ!」
 夜空は俺を突き飛ばすと1メートルくらいザザーッと後ずさった。
「い、いってえなぁ……」
「お、お前がいけないのだ!! だいたい普通女の子にそれを言わせるか!?」
 どうやら図星だったらしい。
「でも、いったい何で突然そんな事になっちまったんだろうな?」
「う、うむ。それは私も考えたのだがな……」
 夜空は腕を組むとうんうんと唸りだした。
「理科のお茶を飲んだのが原因だったのではないかと思っているのだが?」
「ああ!」
 俺はそれしかないと確信する。だいたいこの健全な俺が女の子を襲いたいという衝動に理性が負けるなんてそもそもありえないのだ。
「もしかすると、媚薬でも大量に入っていたのかもしれないな。うん、わざわざ名前が書いてあったのもそのためだろう……」
「しかし、まさかそこまで危険な奴とは。近くにいたのが夜空で助かったよ……」
「はっ、はぁ!? お前は馬鹿か!」
 夜空は耳まで真っ赤にするとそう叫んだ。
「いや、確かに飲まないのが一番なんだがな」
「ふ、ふん。さっきまで『こんなの間違ってる!』とかなんとかヘタレた事を言ってたくせに生意気な奴だ」
「いや、合意の上なら別だろ? それよりさ」
「なんだ?」
「……悪いけど、もう我慢できそうにないんだが?」
「――っ!?」
 夜空は声にならない叫びを上げた。
 正直本当に我慢の限界だ。俺の息子は先ほよりも増して最高潮にはれ上がっている。
 それというのも、夜空が俺の事を好いてくれているというのが原因なのかもしれない……
「だ、駄目だ駄目だ駄目だ!」
 しかし、夜空はというと顔を真っ赤にしてキッと俺のことを睨んでくる。
 俺がらして見れば夜空がきっかけを作ったというのに、これはひどい裏切り行為だ!
「おい、もとはと言えば夜空のせいだろうが! 責任はとって貰うぞ……」
 俺がそういうと夜空はひどく慌てた様子になり、
「わ、悪い小鷹、正直そこまでは考えてなかったのだ……」


なんか後の文章見てたら酷かったんでここまでにします。
しかし、思っていた以上に投下したら長かったんですみません。

4巻のカラー絵の短髪夜空ちゃんをおかずに読んでくれたら嬉しいです。
お目汚し失礼しました
244名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 00:57:38 ID:jElNmCSQ
なん……だと……?
ふざけんなよなんだこの生殺し俺の猛り始めたバールのようなものどうしてくれんだ!
続けよいえ続いてくださいお願いします
245名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:54:54 ID:VOMDQ8Dw
流石にこれで終わりは中途半端だろww
最後まで投下すべきだ!
246名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 02:57:44 ID:bhGl565Q
ぬっほー理科たん容赦ないのう

 アッチの駄スレは落とすが吉か
247名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 03:09:05 ID:A0yagP8w
放置がベストだと思う
248名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 01:24:01 ID:do2AhePV
小鷹×幸村ってここに書いていいのかな?
ってか需要はある?
249名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 01:40:20 ID:SVaF1ZIP
んー……どうなんだろうな?
個人的にゃ読みたいし、注意書きで良い気がする
250名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 10:01:48 ID:lD7GLdAx
少なくとも俺は読みたいぞ
ガンガンいってくれ
251名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 15:57:56 ID:SewoOVCK
注意書をすれば問題ないだろ
どんなネタでも過疎るよりはましだろうし
252名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 01:57:33 ID:2HE2BtoN
電波女アニメ化あげ
253名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 10:04:28 ID:8udOB0xM
理科ってエロパロ方面になると、微妙に使いにくいよな・・・
小鷹も夜空・星奈・幸村・小鳩・マリアの場合、せまられたら雰囲気に流されてヤッちゃいそうなとこがあるけど、
理科の場合だけ、顔面殴って気絶させてでも逃げそうだwww
254名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 19:22:08 ID:JVGdCdtg
マリア読みたいよぉ・・・
255名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 20:55:02 ID:UZZ6rLkS
ケイトさんはエロに持っていけるのかどうなのか
256名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 21:02:14 ID:J4qTAvWL
あれはあれでデレたら相当可愛いに違いない
257名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 23:54:28 ID:AsTcIIFm
>>255
Hの最中にオナラとかされても、ちょっと困る・・・
258名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 00:24:18 ID:K2q/XSdX
理科とケイトは普段はひょうひょうとしてるけど
いざHとなるとテンパっちゃうタイプだよ
259名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 10:45:30 ID:rk/0Osnh
異性として惚れた瞬間今までのゲップやらを思い出して悶絶するよ
260名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 23:35:48 ID:DCTMTS9J
理科・ケイト「辛いです」
261小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 11:30:21 ID:+CmsVXwt
「ふぁ、あんちゃん、気持ち良さそーな顔しとる」
 小鳩は俺から唇を離し、舌先に俺とのキスでお互いの唾液が入り交じった物を垂らしながら、
それを美味しそうに味わっていた。その姿が何とも淫猥で、俺は実の妹に不覚ながらも女を感じてしまった。
「こ、小鳩ッ!」
 俺は残り少ない理性がガラガラと音をたてて崩れのを感じ、気づいたときには小鳩を押し倒していた。
俺は獣のように小鳩のささやかな程度に膨らんだ胸に唇を押し当て、水着の上から丹念に舐め回す。
「ふわぁぁぁん! あ、あんちゃん、ウチの乳首そんなに舐めちゃイヤやぁ!」
 小鳩は必死になって俺の頭を押して止めさせようとするが、今の俺には小鳩のそんな抵抗も愛らしく見えてしまい、
ますます小鳩を愛撫するのを強めてしまう。
 俺の唾液でベチャベチャになった水着を見ていると、次なる欲求が俺の頭の中を支配し駆けめぐる。
それは『小鳩の胸を直に舐めたい』というものであった。俺は獣欲に突き動かされながら、小鳩の水着に手をかけ、
渾身の力でずり下ろした。ヘソの辺りまでずり下ろされた水着に気づき、小鳩は小さく悲鳴を上げて自分の胸に手を這わし、
必死に隠そうとした。俺は強引にその手を掴み、頭の天辺に上げ片手で押さえつけると、小鳩はジタバタと両足を振り回して俺に攻撃を仕掛ける。
「何だよ、さっきまであんなに乗り気だったのに……、今更恥ずかしがるなよ」
 俺はニヤリとそう言うと小鳩の白く綺麗な胸に顔を埋めた。綺麗なピンク色に染まる小粒で愛らしい乳首を
軽く一舐めすると、小鳩は目を大きく見開き、背筋を軽く仰け反らせた。
「ひぁあああああ! あ、あんちゃん! そこ、らめぇ!」
「ん? どこが駄目なんだよ? 本当は気持ちいい癖に」
 俺は小鳩の弱点に気づき、執拗に小鳩の乳首を愛撫する。舐めて、噛んで、吸って。
それを繰り返す程に、小鳩の顔つきはどんどん快楽に支配され惚けたようになる。
「あ、あんちゃん。あんちゃぁん……」
 譫言のようにしきりに俺の名を呼んで感じる小鳩に、俺はますます小鳩への愛しさで胸がいっぱいになるのを感じた。 
262小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 11:46:26 ID:+CmsVXwt
「小鳩、好きだよ」
 俺が小鳩の耳元で囁くように呟くと、小鳩はビクビクと体を震わせ、唾液を唇の端から垂れ流しながら、嬌声を上げた。
その姿は俺には小鳩がイッたように見えた。
 はぁはぁと荒い息を吐きながら、ぼんやりと俺を見つめる小鳩を優しく抱き寄せながら、
「なぁ、もういいか?」
「ふぇ……、何がもうええん?」
「俺さ、もう我慢できねぇんだよ」
 俺はパンパンに腫れ上がった肉棒を取り出すと、小鳩はヒッと悲鳴を上げた。
そりゃあ、ちょっとまだ中学生の小鳩にはグロテスクであろう、我ながら。
赤黒く血管が浮き出た肉棒を無言で見つめる小鳩は、何やら意を決したように頷くと、
「あんちゃが、望むんならええよ」
「いいのか? 本当に?」
 俺は再度小鳩に確認する。流石に最後の一線を越えてしまったらまずい、くらいには
獣欲に支配された俺にも分かる。だが、俺は、小鳩が欲しい……。
 しかし、俺たちは兄妹である、という壁が俺を押しとどめていた。
「うん、ええよ。ウチ、あんちゃんが好きやし、最初はあんちゃんがいい」
 俺は小鳩の言葉に胸を打たれ、意を決して小鳩のあそこを覆い隠す部分に手を這わす。
クロッチ部分を横にずらすと、小鳩の膣口に亀頭の先を軽く押し当てた。
先ほどの愛撫で十分なほどに濡れていたいたので、俺はグッと腰を前に推し進めた。 
263小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 11:59:33 ID:+CmsVXwt
「あぐッ! う、ぁあああああぅ!!!」
 ものすごい悲鳴が部屋中に響き渡る。まだ先っぽしか入ってないのに、ものすごい圧迫感が
俺を襲った。小鳩の方に視線を向けると、ギュッと目を瞑り、唇を噛み締めながら必死に痛みに耐えていた。
小鳩は普通の中学生女児より、二回りくらい体が小さく、小学五年生くらいの体格しかない。まだ産毛も生えていない
小鳩のオマンコに俺の太い肉棒が入っているという背徳感に、俺はとてつもない快感を覚えた。
「い、ぎ、あぁあああ! あん、ちゃ! い、だぁ! 痛いよぉぅ!」
 ブチ、ブチブチブチブチィ!!! ブチュゥゥゥゥ!!
 俺が腰を押し進める度に、肉を引き裂く悲痛な音が響き、それに合わせて小鳩の口から悲鳴が紡がれる。
「は、はぁ!も、もう少しだ、もう少しで全部入るから!」
 俺は半分ほど埋まったところで亀頭に何やら薄い膜に当たったのに気づき、
勢いよく小鳩の腰に音が鳴るほどにぶつける。
 するとブチィ!!!! と、亀頭が膜を引き裂き、俺の肉棒が小鳩の膣に根元まで埋没した。
「ひぎゃぁぁあぁぁっぁ! ひっ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 小鳩の絶叫が室内に響き渡り、ついで俺の鼓膜をつんざいた。
 俺と小鳩の結合部からは小鳩の処女の証でもある鮮血が、俺の肉棒を伝って流れ落ちた。
264名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 12:39:22 ID:4Ki9FrgX
あれ、終わりかな?
もしそうならGJ!違ったらしえん

ってか、もしかして書きながらレスしてんのか?
もしそうならめっちゃ大変じゃね?とか余計なこと言ってみる
あと、一応sageを勧めておく
期待してますー
265小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 12:41:48 ID:+CmsVXwt
「は、はぁ、はっ、あ、あぁ」
 小鳩は犬のように荒く息を吐き、結合部分に視線を移すと、嬉しそうに
目を細め俺に抱きついた。服越しに小鳩の乳首がコリコリと当たり、俺はますます肉棒が固く大きく勃起するのを感じた。
「な、なぁ……、あんちゃん。ウチのあそこ気持ちええ?」
「あ、あぁ。すごく気持ちいい。それより、小鳩、痛くないか?」
 小鳩の体を気遣うようにそう尋ねると、小鳩は大丈夫と強気に言い放ち、俺の腰に細い両足を強く巻き付けた。
すると膣肉が収縮し、キュウゥゥゥゥと俺の肉棒がきつく締め付けられた。
「く、あ。小鳩、そんなに強く締め付けられたら、出ちゃうよ」
 俺の感じる姿を見て快くしたのか、小鳩は自ら腰を動かし始めた。はじめはおっかなびっくりに動かしていたが、次第にその動きを早めていった。
どうやら小鳩も感じているようだ。その証拠に小鳩が腰を動かす度に、俺の肉棒を絶妙のタイミングで締め上げる。 
「ふわ、あぁあぁ! あ、あぁあん! あ、あんちゃん。ウチ、気持ちよくなってきた!」
 俺はその言葉を聞いた瞬間、ブチンと何かが音を立てて切れ、自らも激しく腰を小鳩の腰に打ち付けていた。
 パンパンパンパン! と乾いた音が部屋にこだまする。
 俺は腰を振りたくりながら小鳩の唇を貪る。舌と舌を絡ませ、互いの唾液を音を立てて嚥下する。
 飲みきれなかった唾液をワザと溢れさせ、小鳩はその背徳感と快感に目をトロンと半開きにして、俺とのキスに夢中になる。
266小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 13:19:47 ID:+CmsVXwt
「小鳩、俺そろそろ……」
 腰を打ち付けながら腰の奥から湧き起こる衝動を、小鳩に伝えると、
小鳩は軽く微笑みながらいいよ、と頷いた。
 俺はそれを確認すると、ラストスパートばかりに腰の動きを一層強くした。
小鳩は体をプルプルと震わせ、喘ぐ声量もどんどん増していく。結合部では二人の体液がグチャグチャと泡立ちながら絡まっていた。
「あ、あんちゃぁぁん! う、ウチ、もう! い、いっくぅぅぅぅぅ!」
「うぁ、小鳩!」
 小鳩は獣のように叫び背筋を反り返すと、膣がキュウウウウ! と収縮し、
俺も同時にイってしまい、小鳩の子宮口に亀頭を強く押しつけ、小鳩の膣に盛大に精液をぶちまけた。
「ふわぁぁぁぁぁ! あんちゃんの精液でまた、またイっちゃうぅぅ! あぁぁ!!!」
 ドピュ! ドピュウウウウ! ブフッ! ブチュウウウ!!!
 膣から溢れるまで出した俺は、小鳩の膣から萎れた肉棒をゆっくりと引き抜いた。
「ふ、あぁぁぁ。あんちゃんのせーえき熱いよ」
 小鳩は恍惚とした表情でうっとりと呟いたのだった。

 あれから無事小鳩の水着は脱げ、俺は服を着た小鳩と一緒に部屋を片付けた。
何とも言えない気まずい雰囲気の中、どうにか片付けが終わった俺は小鳩に顔向けできる自信がなく、悶々としていると、
先に声をかけてきたのは何と小鳩の方であった。
「なぁ、あんちゃん」
「な、なんだよ……」
 俺がそう振り向きながらぶっきらぼうに言うと、小鳩はその隙をついて俺の頬にキスをかました。
「えっ、えっ?」
 戸惑う俺を尻目に小鳩はフフフ、と微笑むと、
「……嬉しかった。ありがとう」
 それだけ言うと、小鳩は体液でグチャグチャになった水着を抱えると、
意気揚々と部屋を後にするのを、俺はただ呆然と見送るのであった。
 
267小鳩大好きっ娘:2010/08/17(火) 13:24:33 ID:+CmsVXwt
いちおー、これで終わりです。更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
相変わらずエロシーンは難しく、拙い表現ではありますが、これで皆様の夜のおかず、
までとは言いませんが、前菜程度にお使いくだされば幸いです。
 では、また。今度はゆきなりかケイトの話を書けたら良いなと思っています。
268名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 14:56:40 ID:C84FFB1Y
いやいやいや、充分だよ
GJ
269名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 00:11:30 ID:7wihTE0p
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
たいへんえろかたです
270名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 05:47:03 ID:2m64GTws
GJ!!
271小鳩大好きっ娘:2010/08/18(水) 12:30:56 ID:zJGsmJxu
コンニチワ。小鳩信者の一人です。次はケイトとマリアの3Pものを書こうと思いますが、
いや、俺は3Pものは嫌いだ、とか言う方がいたら遠慮なく言ってください。
今週か来週までには書き上げたいと思いますので、よろしくお願いします。
272名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 12:35:37 ID:zhg5C+Qb
>>271
正座して待ってる
273名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 22:32:53 ID:8UeBpJiW
なんというエロスな予感
これは間違いなくチンコ起つ
274名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 22:40:07 ID:zVNsJ78k
このスレ静かだけど地味ーに人いるんだな
雑談とかほとんどないのに
275名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 18:50:20 ID:jcez7x4L
ここまで俺の自演
276名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 18:53:02 ID:fZa+tlXY
自演乙
277名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 19:28:25 ID:+h5kLXk9
実は俺、エロパロGJロボって名前のロボットなんだ
278名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 21:29:29 ID:jcez7x4L
そういえばブリキってエロ絵も描くんだな
小説欲しくなった
279名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 03:03:37 ID:loBZhk2K
>>271めーる欄にsage 推奨
280小鳩大好きっ娘:2010/08/30(月) 19:50:36 ID:ScmAFsqw
 俺、羽瀬川小鷹は放課後の校庭を歩いていた。もちろん、部室がある教会へと赴くためにだ。
しかし、どうも後ろから何やら怪しい人影があとを付けてくるに気づき、少しだけ速度を上げる。
だが、俺が歩く速度を速めたのに気づいたのか、同じくその速度を速める。
「はぁ、はぁ、はぁッ! く、くそ、何なんだよ!」
 俺は小声で悪態をつき、謎の人影を軽く恨んだ。
 そう言えばこれって急に止まれば、あとの奴は止まれないはずだから、うし! これならいけるか。
 このままではキリがないから、この方法はある意味得策だと思った。
 まずは一気に速度を上げたあと、ピタッとその動きを止めると、案の定後ろの奴は止まれないようで、
何やら狼狽えた声を上げながらこちらへとやってくるのを気配で感じ取った俺は、ぶつかる手前で華麗によけた。
「う、うわ、わわわ!!!」
 相手もまさか俺が退くとは思わなかったのだろう。動揺した悲鳴を上げながら、前へとつんのめ、そのまま無様にもこけてしまう。
 ふむ、声からして若い女の子のようだな。あれ? このシスター服には見覚えがあるぞ。
「いたたたた。ひどいな〜、お兄ちゃん。あそこでよけるとは全くの予定外」
 その可愛らしい声や容姿に似合わない、中年親父のような仕草やしゃべり方のシスターと言えば、一人しかいない。
高山マリアの姉、高山ケイトであった。彼女は本当にマリアにそっくりで、それはマリアの数年後の姿を写し出しているかのようであった。
「ケイトじゃないか? どうしたんだよ。コソコソと俺の後をつけ回すような真似して」
 俺はケイトに手を差し出しながら呟くと、ケイトは土で汚れた手でその手を握り、どうにか立ち上がる。
それから雑に服についた汚れをはたき落とすも、どうにも不器用だ。見かねた俺は彼女の服を優しくはたいてやる。
「いや〜、すまないね。お兄ちゃん。でも、別にいいよ。わたし気にしないからさ」
「馬鹿。仮にもお前は女の子でお姉ちゃんなんだから、ちゃんと身だしなみには気を遣えよ。マリアが真似するだろ」
「あははは、そうだね〜。っていうか、わたし、妹のことで聞きに来たんだった」
 ケイトはどこから取り出したのかコーラの入ったペットボトルを取り出し、大仰にベンチに腰掛ける。
コーラをゴクゴクと飲み、男の手前だというのに堂々とゲップをかます姿は相変わらずだ。
 ケイトはニカッと輝くような笑みを浮かべ、俺に相席を勧める。
「まぁまぁ、腰掛けなさいや。迷える仔羊君。迷ってなくてもいいから、まぁ、ここに座りなさい」
「・・・・・・俺、急いでるんですけど」
「? 何か用事でも?」
「いや、部活に行くだけなんすけど」
「じゃあ、いいじゃない。時間はさほど取らせないから」
 俺はケイトの無理矢理な説得? に渋々従った。 
281小鳩大好きっ娘:2010/08/30(月) 20:05:49 ID:ScmAFsqw
 いつかの時と同じようにベンチに並んで座る俺とケイト。ケイトはコーラを一口口に含むと、
ゆっくりと嚥下した。それからペロリ、と唇の端についたコーラを舐め取ると、
「いやー、久しぶりだね。二人でこう話すのも。で、どうだい。あの妹は。ちゃんと部活の顧問を勤め上げているのかな?」
「あぁ。マリアは、そうだな。相変わらず我が儘が多いけど、よくしてくれてはいるぞ。なんというか、我が部のムードメーカというか」
 最初の頃に比べたら、マリアは確かに変わったと思う。我が儘も言うけど、割と言うことをすんなり聞いてくれるようにもなったし、
部のこともちゃんと考えてくれたりしてくれていて、立派に顧問を務めていてくれる。
「そう・・・・・・、たま〜に裸で走り回ったりしてるから、てっきりまだ弄られているのかと。
ほら、あいつアホの子だからね。嘘と真実の区別がつかない究極のアホだからね。ま、いい意味で言えば純粋というか。
とにかくその度にわたしは毎回神父に言い訳しなくちゃいけないから、大変なんだよね〜。
げっふ、うっぷ。それで再度お兄ちゃんに近況を聞こうと思ってね」
 またゲップかよ。でも、なんだかんだ言って妹思いなんだな。見直したぞ。
って、なんか酒臭い。いつものコーラの甘ったるい臭いじゃなく・・・・・・。
「お、おい! ケイト、お前何持ってるんだ!」
 俺はケイトの持っているペットボトルを見つめると、そこには『コーラ風ビール』と書かれてあり、
もちろん二十歳未満は駄目な飲み物だ。今流行のジュース感覚で飲める酒か。
 って、未成年で仮にもシスターが白昼堂々酒なんか飲んでいいのかよ!?
282小鳩大好きっ娘:2010/08/30(月) 20:17:27 ID:ScmAFsqw
「ん? どうしたの、お兄ちゃん。これは普通のコーラだよ。神父の目を盗んで持ってきたやつ。
まぁ、いつもよりは苦いけどね、このコーラ」
「いいから、すてろよ。ほら、そこにゴミ捨てがあるから」
 俺がペットボトルに手をやると、ケイトは普段のひょうきんな態度から一転、俺の手に激しく噛みつき威嚇し始める。
「いってぇぇぇぇ! お前、酔っぱらってるじゃねぇかよ!」
「いくらお兄ちゃんでも、わたしの妹を盗むのは許さないからね!」
「誤解してるぞ、ケイト! ってか、それマリアじゃなくてコーラだ、コーラ! いいからその手を離せ!」
「い〜や〜だ!! お兄ちゃんこそその手をはなさんか〜!」
 と、人目も気にせずもみ合っていると、後方からドドドッ!と何やらものすごい地響きが響いてきて、
しかもこちらへと向かってくる。次第にその音が大きくなってきて、俺の耳に聞き慣れた声が届いた。
「お〜に〜い〜ちゃ〜ん!!!!」
 この声の主はマリアだ。マリアは走ってきた勢いのまま俺の腰に飛びついてきた。
俺はその衝撃に耐えられず、前につんのめってしまい、もみ合っていたケイトの額を思いっきり拳で殴りつけてしまう。
「あぶぅぅぅぅ!」
 美少女とは思えない悲鳴を漏らし地面へと倒れ伏せる。   
283小鳩大好きっ娘:2010/08/30(月) 20:25:03 ID:ScmAFsqw
「うわ! ケイト、大丈夫かッ?!」
 俺は慌ててケイトを抱え起こすが、完全に気を失っていた。
「なんだ? クソばばあがくたばったのか?」
 と、肩越しに覗きながら、どことなく嬉しそうに呟くマリア。
 こら、縁起でもない! 
 俺はすぐさまケイトを抱え起こすと、お姫様だっこで持ち上げた。
急いで介抱しなければ。俺、強く殴っちゃったし。
「マリア、どこか静かで人気のない場所ってあるか?」
「あることにはあるが、お兄ちゃん。そんなクソばばあ、別に介抱などしなくともいいのだ。
放っておけばすぐに復活するし」
 等と実の姉に吐く台詞を言い放つが、俺が懸命に頼み込むと渋々といった風にだが、
とっておきの場所やらへと連れて行ってくれた。
284小鳩大好きっ娘:2010/08/30(月) 20:28:03 ID:ScmAFsqw
遅くなってすみませんでした。エロは次からです。酔っぱらったケイトがマリアと共闘して、
小鷹を襲う設定です。中々パソコンのことは難しくて、日々勉強中です。
279さん、ありがとうございます。これからも精進しますので、どうぞよろしくお願いします。
それではでは。
285名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 20:48:20 ID:EvVHRTWD
いいよ、いいよー
続き楽しみにしてます
286名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 00:55:18 ID:KltMSwrk
GJすぎる
このスレはもっと盛り上がっていいはず
287名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 08:37:42 ID:QN/HjCAA
GJ

ちなみにsageっていうのは投稿するときにメール欄に半角でsageって書き込むことな
こうすると、書き込むたびにスレがスレ一覧の一番上に上がらなくなる。
あんまり下にスレが埋まってしまったときに基本的に上げるんだが
この板では基本sage進行なので気をつけた方がいいかもしれない。

内容はいいのでそれがちょっと惜しいかな……

288名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:54:21 ID:me16WVhZ
でもなぁ、こんだけ書き込みがないと多少多めにageてたほうがいい気もするな
289名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 08:34:37 ID:yUs/Xui7
愚者愚者
290名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 22:23:15 ID:UAN3LoN0
あげ
291名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 02:41:22 ID:KHNIyDIH
猛烈に理科でムラムラしてきた
292名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 23:23:50 ID:9vM5DoOM
ほしゅ
293名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 01:59:35 ID:8/rszsnn
この本、読めば読むほどお前らのどこがぼっちだよ…って思う
294名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 16:53:54 ID:kP9KIUO0
傍から見たら完全に友達なのに本人達はそれに気付けてないのがいいんじゃないか
295名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 17:55:39 ID:UuMU/snh
理科みたいに一見有りなのに残念な感じが漂ってるのがいいんだよね
296名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 18:18:04 ID:w7fUvyPi
プロローグの時点では理科はまともなんじゃないかと思ってたよ。
よく考えたら小鷹のトリップした世界でもうすでにおかしなアイテムを持ってたわけだが。
297名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 16:39:35 ID:s1TvBpdz
夜空×肉はまだか
298名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:57:44 ID:oQ48b1jz
途中まで書きかけだった品があったんだけど
4巻出てたことを昨日まで知らなかったでござるの巻
299名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 07:50:52 ID:lfDWyXah
>>298
Ifという事で世に出すと宜しかろう
ささ
300名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:46:38 ID:Qe+DT6TL
↑の人とは違うけど3巻P210if 小鷹×理科
一部本文そのまま、4巻時点のネタ有り(時系列パラレル)、相変わらずエロがおざなり
誤字脱字は各自脳内補完ヨロシク
301名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:47:54 ID:Qe+DT6TL
…そんなこんなでようやくマリアを部屋まで送って自分の部屋に戻り、今度こそ眠ろうと眼を閉じる。
で、またしても誰かが部屋に入ってきた。
「あーはいはい。ほらさっさトイレに行くぞ」
「は?トイレ?理科はただ夜這いに来ただけですが」
理科をあしらうのが面倒だったのだろう。人の三大欲求である睡眠を妨げられたのもあるのだろう。
しかし、それらを差し引いてもその時の俺はどうにかしてたと思う。いや、正直どうかしてた。
俺はベッドから降りると理科の手を引っつかんでベッドへと押し倒した。
「つ、ついに先輩がその気に…!ここからの選択肢は重要ですよ!」
相変わらず残念な理科に俺は何も答えずに無言で髪を梳いていく。トレードマークのポニーテールではなく下ろした状態だ。
「あれ、いきなり選択肢を間違ったのでしょうか。QLしなければ…」
やっぱり残念な理科の言葉を無視し髪を梳き続ける。その流れで小さくて形の良い耳にも触れてみる。
「ひゃわっ。あれ?もしかしてこれって。え、え?」
いつもと違う俺の様子に戸惑い始めたようだ。この調子で進めていけば如何に変態で残念な理科でも己の迂闊さを呪い、行為の中断を要求してくるだろう。
ただ腐っても理科(上手いこと言ったな)。中途半端に進めると俺の意図に気づく可能性がある。
俺は細心の注意を払い、理科に気取られないように行為を続ける。
耳を撫でさすりながらそのまま理科の眼鏡を外す。これなら部屋の暗さも相まって理科の視界はかなり悪くなっただろう。
表情が見えないというのは続けていく上でアドバンテージになる。そう考えると自然と笑みがこぼれた。

「ひぃっ。先輩がレ○パーの様な下卑た笑みを…まさか先輩にこんな暗黒面があるとは流石に予想外です」
おかしい……俺はそんな笑い方はしていない。寧ろ漫画やアニメだと十字型のキラキラが散りばめられてるはず。
違う、おかしいのはそこじゃない。
「あれ、何で俺の顔が見えるんだ?」
寝る前にコンタクトというのは考えにくい。しかし、月明かり程度の明るさしかない状態で俺に覆いかぶさられてる理科は更に暗く感じるはず。
が、なぜ俺の表情を知る事ができたのだろうか。俺はつい理科にいつもの調子で問いかけてしまっていた。
「あぁ、理科はもともと伊達眼鏡だったんですよ」
「マジで?」
衝撃の事実に驚く俺。
「はい。べつに視力悪くないですし」
しまった、驚きの余り普通に会話している。この状態からさっきの展開に持っていくのは至難の業だ。
かといってここで止めてしまっては間抜けすぎる。先輩として今後のためにここはビシッと決めておかなければ。
「で、どうですか先輩。今の理科。うっふーん」
ヤバイ、このままだといつものペースに持ち込まれる。しかもこの体勢だと俺から中止を申し出ることになったら……。
それは男として沽券にかかわる。自分から押し倒しといてやっぱり無しで、は流石にヘタレすぎる。
とりあえず傾きかけた流れを取り返さなければ。
そこで改めて理科の方を見る。くねくねしながらウインクなどしてるがこれは誘惑してるつもりなんだろう。
夜空のようにクールな雰囲気の美人というわけで(中略)眼鏡にポニーテールというオプションも取っ払われて、飾り気のない素朴な魅力が強調されている。
たとえるなら野山に咲く一輪の花のような可憐さ。
好みか好みでないかで言えば正直、ストライクだった。
「たとえるなら野山に咲く一輪の花のような可憐さ――好みか好みでないかで言えば正直、ストライクだな……」
「!?」
理科の顔がボッと赤くなった。
「ん?」
「い、いいいいきなりナニを言うんですか先輩っ!」
顔を真っ赤にして抗議してくる理科。
「あれ……もしかして俺、口に出してた?」
「思いっきり!」
「そ、そうなのか」
だとしたらちょっと恥ずかしいな。
そこで改めて理科の様子を見る。なんだかモジモジしているがこれは理科も恥ずかしいからだろう。
……あれ?図らずも目的を達成したのではなかろうか。少なくともあのおちゃらけた空気は霧散していた。
302名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:49:18 ID:Qe+DT6TL
「…………」
「…………」
だがその代償だろうか、なんとも言えない気まずい空気が場を支配していた。
よくよく考えてみれば一連の流れはベッドに押し倒して、身体を弄り、口説いてたのも同然じゃないか。
き、気まずい……。ちょっと肩を揺すったらおもらしされたみたいだ(そんな経験はないが)
「え、えーっと……」
何とか喋りかけようとするが、ごめんなさい。こんなとき、どういうことを言えばいいかわからないの。
「その……つ、続きはしないんですか?」
とてつもない爆弾が投げつけられた。いつもとは違う、普通の少女のように顔を赤らめている理科。
その声に導かれるかのように俺の手は理科の頬をつっとなぞっていく。
わずかに上気した頬の感触は心地良く何時までも触っていたい。しかし、それは理科の手によって阻まれた。
理科は自らの手を伸ばし俺の顔を掴まえ、眼を閉じる。いくらおたんちんな俺でもそれが何を意味するかくらい分かる。
ただ、この期に及んで俺はあと一歩を踏み出せないでいた。この空気に流されてるだけじゃないのか?そんな疑念が消せない。
もし、はやとちってキスしてしまったら取り返しが付かない気がする。一応ヒトとはしたことないらしいし。
「その……お前はいいのか?」
何がとは言わない。つくづく小心者だな、俺。
「……理科は、機会さえあれば、先輩としたい、と思ってました。断る理由はないです」
年下の女の子にここまで言わせないと行動できない自分に少し辟易としながらも覚悟を決める。
俺は覆いかぶさったまま体を倒していき、片手で理科の顎を持ち上げ、そのまま口付ける。
初めてのキスは柔らかく、そしてなんだか甘い気がした。
「……ん、ふぅ」
数秒程だろうか、理科から声が漏れるのを切っ掛けに口を離す。
とろんとした目でこちらを見上げてくる理科。その目にヤラれた俺はまた顔を近づける。
今度はただ唇を合わせるだけでなく、舌で唇をなぞってみる。
少し驚いたようだったが、拒否することはなく理科の方からも啄むようにキスをしてきた。
それに負けじと今度は唇を割り、歯を舌で突付く。おずおずとしながらも理科は俺を招き入れてくれた。
ツンツンと舌の先の方をつつく。するとお互いの舌が絡み、水音が部屋に響く。さっきまでの穏やかなモノとは違う性を意識するキス。
絡ませたまま理科の舌を吸い取る。ネットリとその感触を楽しみながら理科の舌を味わう。
あったかいな……グミ、とはちょっと違うか。
そんな事を考え舌を食みながら、俺は顎に添えていた手を滑らせるように移動させていった。
303名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:50:33 ID:Qe+DT6TL
ビクっと理科の体が震え舌の動きが止まる。流石にまずかったか、と思い躊躇っていると理科は再び舌を絡めてきた。
それが理科の答えなんだろう。そう考えた俺はそのまま手を動かしていき、パジャマの上からだが胸に触れる。
男にはないソレの感触はプリンのように柔らかくもあり、それでいてしっかりとした弾力もある。
直に触るとどうなるんだろう。そう考えると、一旦キスを中断しパジャマのボタンを外していく。
3つほど外した所で間怠っこしいと思った俺はそのままパジャマをはだけさせた。
ぷるん、と理科の胸が揺れる。服の上から触れていた時から思っていたことだったが理科はノーブラだった。
「なぁ、なんで付けてないんだ?」
「そ、それはですね、理科は寝る時は付けない派なのです。決して誘っていたとかそういうことでなく」
「あれ?『夜這いに来た』んじゃなかったのか」
意地の悪い返しをすると理科は拗ねたような表情でそっぽを向いた。
無意識でやったのだろう。だが、それは男を誘っているようにしか見えなかった。
「悪かった」
謝罪の言葉を口にし、そのまま額に口付ける。
まだちょっとむくれているが、俺は中断していた行為を再開する。
両サイドから掬うように持ち上げてみたり、こねるように揉んでみたり。
時折、理科から吐息が漏れる。
サイズは流石にマリアより大きかった。星奈のモノとは違い大分膨らみに欠けていたが俺を夢中にさせるには十分だった。
「……先輩。今、すごい失礼なことと別の女性のことを考えませんでしたか?」
「い、いや、そんな事はナイゾ」
「そうですか、だったらいいんですケド……でも今は理科の事だけ見てほしいです」
何なんだこいつは。こんな所でも天才性を発揮しなくてもいいじゃないか。
恥ずかしくなった俺は顔を背けると、今度は口でその感触を味わうことにした。
今まで意図的に避けていた胸の頭頂部に吸いつく。
「ふわぁぁぁ!」
理科から大きな声が漏れ、それと同時に頭をギュッと抱えられる。
「ぶほっ!むぐ、ふぐぐぐ……」
胸に顔が押し付けられる格好になるが、直前まで乳首を吸っていたわけだからうまく息ができず変な音が口から出る。
だが、それがまた理科の快楽を刺激したらしい。
「〜〜〜〜〜ッ!!!だ、だめです!イッちゃいます!!!」
304名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:51:35 ID:Qe+DT6TL
そう叫び、ビクンと身体を仰け反らせると、理科の両手から力が抜け解放される。
「……はぁ……はぁ、んッ。む、胸だけでいっ、イかせるなんて先輩はテクニシャンですね……」
「……そんな事言われても俺も初めてなんだが」
「なら、理科と先輩は相性がいいのかもしれませんね、ふふっ」
「あ、相性ってお前なぁ」
「そうですよね、本当に相性がいいのか調べるにはもっと適切な方法がありますもんね」
「う…………」
つまりはそういうことなんだろう。また誘導されるような形になったのはやっぱりちょっと情けない。
「俺でいいんだよな?」
「違います。先輩がいいんです。先輩じゃないとダメなんです。

 ―――理科のとっても大事なものを先輩にあげちゃいます」
「……わかった。今度はちゃんと貰うからな」
「覚えててくれたんですね」
「あんな衝撃的なセリフ忘れられるか」
軽口を叩いた後、お互い体を起こして服を脱ぐ。パンツはどうしようかと思ったが一気に脱ぎ捨てた。
「Oh...」
ベッドの上でアヒル座りになっていた理科がなぜか外人口調で息を漏らした。
「何だその反応は」
「いえ、立派なものをお持ちで……」
くっ、分かっていた事とはいえ恥ずかしい。
それを誤魔化すように俺は理科の脇に座ると軽くキスをした。
「近くで見るとより凶暴に感じますね」
「うん、俺ばかり見られるのは不公平だな」
そう言うと理科をベッドに横たえさせ、さっきまでと同じ体勢に持っていく。
ただ、さっきと違うのは俺の顔が理科の脚の付根付近にあることだ。
柔らかな恥毛が、僅かに開いた秘唇が、俺を惹きつける。
「おぉ…」
「先輩、理科が悪かったです。反省してるのでそんなに凝視しないでください……」
ちょっと涙声になってた理科に悪いと思い視線を外す。
「その、理科の方の準備はできてますから……お願いします」
305名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:52:11 ID:Qe+DT6TL
「分かった。それじゃ行くぞ」
「はい、先輩」
俺は自分のモノに手を添えて理科の秘唇に擦りつけ、小さな孔を見つけるとそこに宛てがう。
「痛かったらちゃんと言うんだぞ」
月並みなセリフを吐くとズ、ズッと腰を進めていく。
「ん……っ、んん、ふぅっ……」
やや硬さの残る膣肉を押し開くように進めるたびに理科が苦しげな声を上げる。
だが、今の俺に理科のことを気遣う余裕なんてなかった。あんな事言っときながら自分のことでいっぱいいっぱいだ。
少しでも気を緩めるとその瞬間に射精してしまいそうな快感。グッと奥歯に力を入れ射精感を堪える。
そのまま腰を進めていくと先にとっかかりを感じた。これが処女膜という奴だろうか。
俺はそこで一旦動きを止め理科の方を見る。
理科はこちらを見上げると微笑みを浮かべながらコクリと頷いた。
こういうのは一気にやった方がいい、とどこかで聞いた気がする。俺は腰に力を入れると思いっきり突き出した。
処女膜が亀頭をパツンと叩くと俺のものが行き止まりに到達し、全体が理科の膣内に包まれる。
「っ!………〜〜〜〜っぅ!!!」
「全部、入った、ぞ……っ」
先端だけを入れた時よりも遥かにきつく締め上げてくる。今は気持ちよさよりもキツさの方が大きい。
「フッ、ん、く、くぅ〜〜〜……!」
目をぎゅっと瞑り、口を真一文字に結び痛みを堪えてる理科を見ると申し訳ない気持ちになってくる。
が、それと同時に理科と一つになれた幸福感に包まれる。
「落ち着くまでこのままでいるから」
そう告げると俺は理科の背に手を回しギュッと抱きしめた。
余すことなく密着した身体はそこかしこから理科の体温、鼓動が感じられ本当に一つになったかのような錯覚すら覚える。
どれくらいそうしていただろうか、呼吸も落ち着き、体の緊張もほぐれたように思えた。
実際俺のモノをキツく締め上げていた理科のあそこも途中からやわやわと包みこむような感触に変化していた。
理科の頭を撫で、髪を梳く。すると至近距離で目が合った。
「先輩、だいぶ痛みも引いてきましたし動いていいですよ」
「……んん」
「折角なんで初体験で気持ち良くなって下さい」
「お前ってやつは……」
なんだかさっきからセリフが男女逆のような気がする……。妙に男前だ……。
普段は馬鹿なことをやったりしているが理科はこれで結構人の心の機微に聡いところがある。
先程まではキツく痛みすら覚えていたのに今は適度な締めつけで俺のモノを悦ばせてきており、動いたらどれだけ気持ちいいのだろうという思いはあった。
俺の心の変化を察したのであろうその言葉に後押しされた俺は前後運動を開始するために一旦腰を引く。
306名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 00:57:20 ID:Qe+DT6TL
「あ……」
そこで今更ながら俺はある大変な事実に気づいてしまった。
「?どうしたんですか先輩?」
「あーその、避妊具とかつけてないんだが……その、いいのか?」
ここでダメ、と言われてもあまり我慢できる自信はないがそれでも理科の事を思うと確認しとかねばならない。
「フフ、先輩は優しいですね。ちなみに今日は大丈夫な日ですし。ちゃんと計算してきました」
どういう計算をしたのかわからないがまぁ俺より遥かに頭のイイ理科が言うのなら大丈夫なんだろう。
というよりOKと言ってくれて助かったというのが本音だ。
最低な奴だ、とか思うかもしれないがこの快感に抗える奴はそうはいないと思う。
俺は触れるだけのキスをするとゆっくりと腰を動かし始めた。
「う、お……」
「あ、ふぅ……んっ」
や、やばかった。危うく少し出すところだった。
3往復半どころか行きだけでイくというのはいろんな意味でまずすぎる。
幸い理科の方は快感か痛みか分からないが流石にこちらの方にまで気を回す余裕はなかったようで気付いていない。。
そこで気を紛らわせるために理科の身体をまさぐることにした。
耳、頬、鎖骨、腕、胸、臍、脇腹、太腿、脹脛、そこまでいってあることを思い出した。
女性が一番敏感だと言われてる部位、クリトリスだ。
出し入れを再開した俺は身体に這わせていた手を外しそっとソコに向けて手を伸ばす。
ちゃんとした位置はわからないが大体この辺だろうと当たりを付け、手のひら全体で秘唇の上部を擦るように動かす。
「あふぁっ!」
ひと際大きな声をあげると体をビクリと震わせ、それに呼応して膣内部もきゅ、きゅっとしごきあげるように締め付けてくる。
反応を見ると中を擦っても痛みを感じている様子はない。
それならばと、理科の体内に打ち込んだ己自身をズルッと思い切りよく引き抜いてみた。
「ンあああっ!」
先程も思ったことだが理科は敏感なのかもしれない。急な動きのせいか恨みがましい目でこちらを見ている。
今度はゆっくりと、どういう反応を返すかを確かめながら進めていく。
浅いところがいいのか、深いところがいいのか、上のほうがいいのか……
そうやって腰を動かしていると急に膣が締まり快感が増した。
「んぁ……っ」
「か、可愛い声ですね、先輩。く、ふぅ…理科だってヤラれっぱなしじゃ変態の名が廃ります」
「そんな名は、廃れてしまえ……!」
今の不意打ちで俺の余裕はあっという間に奪われてしまい、荒っぽい、根元までぶつけるような動きになる。
なんとか意識の端に残った反応の良かった部位に少しでも当たるように動きを調整しようとする。
だが理科の方も膣をこちらの動きに合わせるようリズミカルに締め付けてくる。
身体を倒すと自然と舌と舌が絡みあう。お互いが相手を追い詰めようと競争していた。
ズン、ズンッと奥まで打ち込めば、きゅっきゅっと締め返してくる。
そうやって何度か繰り返していると精液がせり上がってきたのを感じた。
307名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 01:02:14 ID:Qe+DT6TL
「理科、そろそろ……っ」
「はい、先輩っ!理科の中にきて下さいっ!」
すると理科の脚が俺の身体に絡みつく。俺は射精のための動きに変化し腰を振り続ける。
「―――ッ!出るっ!」
理科の中を自分のモノで満たす為、最奥に思いっきり打ち付けた。
「〜〜〜〜〜っンぁ!イクぅっ!!!」
そう理科が叫ぶと同時に膣内が俺のモノを搾り上げるようにギュゥっと収縮した。
「う、あぁ……っ!」
今までに体験したことのない射精量に目の前がチカチカする。
それに伴って得た快感も自慰とは全くもって比較にならなかった。
二人ともはぁはぁと深い息をつき体の力を抜く。もうどこも動かしたくない、この心地よい疲れに身を委ねていたい。
しかし、このままでは流石にマズい。グッタリとした動きで自分のモノを引き抜こうとしたその時だった。
「……ハァ、ッふぅ。先輩、ちょっと待ってください」
「あ、ああ。どうかしたのか」
「その、出来ればもうちょっとだけ繋がっていたいな、と思いまして…」
「ん…でもこのままだと重いだろ」
さっきまでとは違い俺の身体は理科に完全にのしかかっている。多少は身体を浮かそうとしているが理科の体格じゃ余り効果があるとは思えない。
「それでしたら理科が上になれば問題有りません」
少し反動をつけ、ごろんと体勢を入れ替えると俺の上になった理科がもたれかかってくる。
「ふふっ、なんだか落ち着きます」
そう言いながら俺の髪を指で弄び、ネコのように俺の胸に顔を摺り寄せてくる。
「むむ、あれ?先輩、もしかして……」
「…………言うな」
初めての相手ににあれだけ射精したというのに俺のモノは硬度を取り戻していた。
「じゃあちょっと休憩したら第二ラウンドにしましょうか」
……その提案は正直、とても魅力的だった。



その後、なんだかんだで夜明け近くまで続けていた俺達。今日は流石に打ち止めだ。

「……っふう。なぁ、ところでいくら大丈夫とはいえこんなに出してもいいものなのか」
「はい。むしろこれだけ出してくれて助かりました」
???どういうことだろう…?なんだか理解したくないと俺の脳が考えることを拒否している気がする。




「これで先輩の遺伝子と理科の遺伝子がくっつけば計算通りです」




なぜなんかオチをつけないと気が済まないんだろうか
308名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 00:35:18 ID:k/2AW7Q3
テンポの良さが羨まスィ……
GJでした!
309名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:08:51 ID:FtzG6mmM

よかったです
310名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 18:07:10 ID:ErjGahv+
>>281
sageような
311名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 02:01:05 ID:4MfEyMAw
>>301
横で幸村が寝てるのか…
312名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 15:49:08 ID:5j0Equ6o
このスレ的に幸村はありなのかなしなのか
313名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 18:37:14 ID:6zpJJH2Q
但し書きを入れれば何でも有りだと思う
314名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 21:04:24 ID:5fibxZMG
幸村って文香みたいなんだよな
315名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 07:03:14 ID:1oLiDJay
小鳩とマリアの産毛一つ無いつるつるマンコに小鷹の凶悪なペニスをぶち込みたい
316名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 07:04:56 ID:Q0NtYddc
ロリっ子二人をひぎいしたいとは……
317名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 20:59:19 ID:51gAotPz
とりあえず最新刊を買うんだ!
今回もエロインスピレーションやばいぞ!
318名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 15:05:20 ID:7XydiS0T
新刊読んで、幸村×理科というマイナーな嗜好だった俺死亡

俺の妄想は完璧に砕けちった
319名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:56:14 ID:7OyGphJQ
はいはいフライング厨は黙ってシコって寝てろ
320名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:45:39 ID:1NkFyXsI
あれ、発売って20日やと思っとったけど、違うのか
だれか早速書いてくれたと期待してきてみたが
やっぱ自分で書くしかないのか……
321名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 22:12:32 ID:HJ4Q61BR
一応、25日が正解なんだろうな
Amazonとかは20日から手に入るらしいが
322名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 02:55:01 ID:Abm5OVyd
そうなんか。アマゾンの発売日が20日やったから勘違いしてた
だから家の近くの本屋には売ってなかったんかな
323名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 18:34:47 ID:dpTlkwOI
今日ツタヤで売ってたからフラゲしてきた
夜空かわいいよ夜空
324名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 01:32:42 ID:WqS2L4tk
SQ19版のはがないをコンビニでチラ見してきたがまさか星奈が夜空ポジとは
もしかして小鷹と幼馴染なのも星奈って設定なのかな…?
325名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 23:18:04 ID:Q6IYlxaG
SQ19でも設定は同じじゃね?
夜空が小鷹を意識してそうやったし。
326名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 01:02:17 ID:kfJI9HuX
ほしゅあげ

ついに小鷹ハーレムが完成した件について一言ドウゾ
327小ネタも小ネタ:2010/12/02(木) 15:44:00 ID:WdqlqEOA
※羽瀬川小鷹さんのハーレム状態について、隣人部の皆さんから一言二言いただきました。

「理科的に、ハーレムは“あり”です! 肉便器担当はお任せくぎゃひゃっ!? い、痛いですよ夜空先輩ぃ〜……」

「わたくしはあくまでも“しゃてい”なので、あにきの“みのまわり”をすべてわたくしに一任していただければ、なにももんだいはございません」

「はぁれむ……ってなんなのだ? 食えるのか? あ、理科、はぁれむってなに……ふんふん……ほ〜……へぇー……おお! なるほど! つまりワタシはお兄ちゃんのニクドレイって奴だな!?」

「く、くくく……ありえぬ……我が眷属が……モテモテ、だと……? あ、ありえへんじゃろ……あんちゃんが……モテモテ……そっ、そんなんダメじゃッ! あんちゃんはうちだけのあんちゃんなんじゃーーッ!!」

「な、何でこんなことに……。 くぅっ、敵は夜空だけだと思ってたのにっ! 何でそんなにフラグばっかり乱立するのよバカ小鷹ぁぁー!!」

「……完全に計算外なのだ。 まさかあんなカスみたいなポスターを読み取るアホが二人もいるとは……そ、それに、小鷹も小鷹だっ。 奴め、私というものがありながら、次々と他の女に手を出しおって……。 どうすれば、思い通りに行くんだよぅ…………」

※以上、隣人部の悩める乙女たちがお送りいたしました。
328名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 21:20:37 ID:QPrCjCJJ
なんかワロタwww
329名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 21:30:44 ID:/w59on9/
夜空と肉がイチャイチャしたのを誰か・・・と思ったが無理がありすぎるな
330名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 08:00:01 ID:umvkxTzH
>>329
そこはそれ。
理科が作った地味で便利な薬で。
331名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 08:32:35 ID:HmaA2g2n
アニメ化早く来ないかなぁ
332名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 17:43:10 ID:7mEozqdS
理科が兄メカ「加藤小鷹」を開発……だと……?
333名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 10:21:00 ID:QS6Rg+OA
原作読んだ
思いの外面白いじゃねーか
作品増えないかな
334名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 20:07:30 ID:9zc7cQ0I
>>327
理科が処女喪失してるみたい。
335名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 13:43:02 ID:7R99euml
>>334見るまで普通にヒギィ的な何かが行われたのだと思っていた
336名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 04:27:31 ID:HenwyQLs
マリア天使だわ
337名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 18:34:56 ID:u/b+eVto
あげ
338名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 13:12:50 ID:CxShUBp2
マリアみたいな腕白な子はあと6〜7年するとびっくりするくらい女の子っぽくなって、周囲をびっくりさせたりするんだがな

ケイトは逆に「女の子らしく」を強要されてたクチだな
結構なお嬢様育ちと見た
339名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 14:43:30 ID:eI5eeIdN
「ばか」って言う幸村かわいすぎだろ…
340名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 16:17:10 ID:FZSa35sG
夜空は初エッチ後、照れながらも必ず、…感想は?って聞いてくるな
341名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 17:14:21 ID:DCTXDwWM
4巻と5巻で夜空の可愛さに気付いて上の夜空SS読んだら死んだ

不慮の事故かなんかで小鷹に押し倒されたら夜空はどんな反応するかな
342名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 01:01:41 ID:wTFZMxJS
夜空にはそんなお色気ハプニングなんて起こらない!
それは肉の仕事だろ
343名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 18:30:07 ID:b6Io/hTO
星奈が押し倒した翌日にライバル心を刺激されてわざと倒れこむのだが
同時に他の隣人部メンバーも倒れこんできて
「……なんでこんなに上手くいかないんだよぅ…」
ですねわかります
344名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 03:11:17 ID:NruZN7ay
肉が50人ぐらいの男にかわるがわるレイプされる話を誰か頼めないか。
ああ、余りにもオーソドックスすぎても面白みがないから
男達はあまり悪党面してない配役で頼むぞ。
345名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 07:55:00 ID:Iy9yc/BT
肉を見下しているクラスの女連中(ギャル)が知り合いの男に肉を襲わせる展開で充分だな
346名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 13:14:21 ID:WFDkdtVG
実の所、小鷹が部員たちにレイプされる可能性が一番高い訳だが
それとも小鷹が50人くらいの男にかわるがわるレイプされる話の方がいいかな?

ちなみに小鷹×幸村を考えてたら幸村が女設定になってしまったぜ
最初、幸村攻めだけど途中から小鷹攻めになる展開の
メイド服プレイの

347名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 13:34:59 ID:ibewW5Wl
書き上げてたなら注意書きすりゃいいし書いてないならどうでもいいことだ
348名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 22:15:27 ID:NNPdAr+S
タイムマシン改め睡眠誘導装置は、当然小鷹で試す前に理科が自分で試験運用してみたわけだ
理科が見たい好きな夢を見たわけだな…、あの理科の…
349名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 21:46:38 ID:OYz+lj/m
若者の肉離れが加速
350名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:01:39 ID:HxQhFiOH
運動不足だからな
351名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 00:38:05 ID:aHrlF6OL
小鷹「星奈が殴られて、前歯とかを折ったそうだ」
夜空「まさにはがない」
352名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 10:10:38 ID:gyoSmqvP
星奈「うひゃいほほひっはふほひは!」(うまいこと言ったつもりか!)
353名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 13:09:33 ID:hgVi+2qA
夜空「どうせなら、全部抜けば、肉・奴隷に相応しいな。」
354名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 13:14:45 ID:g07hPN34
理科「抜歯プレイですか……それはさすがの理科でもちょっと遠慮願いたいですね」
355名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 22:19:32 ID:aHrlF6OL
も…もうひ訳ありません 調子にのって…まひた…
に…二度とナマイキな口は…利きません
どうか…許ひてください…
                    ____
              /,.# 肉   \           |     | |     |
             / ,─、   ,─,,.\           |     | |    |
            / 。(,;━.) , . (,━;).,,\       |       | |    |
           ,{    ".、(,__人_,,),   ,〉         |     | |     |
          /⌒ヽ   、 )┃⌒,i!゙(   ,ノヽ、       |     | |    |
        ./  :::.. `丶 _ Wー‐ ._ ´ .、  \      | ,     | |    |
       /  /、::..    ̄`´ ̄    ,/ヽ_   ヽ     |ノ    、| .|   、|
     __( ⌒ー―ィ⌒ヽ、  ;, ;,/⌒`ー'⌒   ,)    ノ_____,ゝソ___ゝ
    ━━━`ー──-ゝィソノー─―ヾy_ノー─"   _ノ゙ ̄⌒^⌒} .{ ⌒^⌒}
                               'ニ===⊂⊃=} {=⊂⊃=}
356名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:51:47 ID:YAjC5qZc
作品の人気、本スレの勢い、どちらも文句なしなのに
職人さんの食指は動かないんだな(´・ω・`)
357名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 00:23:46 ID:j+NQdfPa
すまんエロパロSS書いてる俺らって言うなれば
本編の肉みたいなものなのかもしれないと思うとつい冷静になってしまうんだ
358名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 03:17:45 ID:vKSrUBjG
理科と星奈と小鳩を足して2で割ったくらいだろ
359名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 08:55:17 ID:MTdcjBil
本作自体がパロディの塊だから、
パロディのパロディになって食指が動かないんじゃね?
360名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 17:16:33 ID:WTmqI/Az
>>358
とりあえず足した人数と割った数を見直してみようぜ
361名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 18:07:17 ID:UJwt1YG9
職人がピザだって揶揄してるんだよ、たぶん
362名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 19:16:33 ID:vKSrUBjG
>>360
そいつら足して均等に割った以上に濃いってことだよ言わせんな恥ずかしい
363名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 20:09:13 ID:ESGEI5Kj
変態とオタクと厨二足すとかある意味完璧過ぎるだろJK
364名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 21:58:06 ID:PMoeX8aW
その理屈で言うと俺も完璧人間だな
365名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 23:16:14 ID:vKSrUBjG
さぁ一緒に筆をとろうぜ
なぁにあの場面こうしてたらいいのに、ってやれば案外出来るもんだ
366名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 05:06:40 ID:XsEMSr0T
ただしお前らの場合、顔が残念なんだよな
367名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 18:31:00 ID:BVghVIGp
お前もだけどな
368名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 18:42:25 ID:SCiK9Hrd
おっと俺の悪口はそこまでだぜ
369名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 18:48:32 ID:x2Lnf+Uf
>>366-368

お前らの場合、

   顔「も」残念

じゃないか・・・
370名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 19:55:02 ID:61SLiHUv
お前らそんなに自分を責めるなよ
さて肉と一緒にエロゲしてくるか
371名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 21:08:55 ID:85U1vXF/
はがないPSP
腹ボテエンド有はまだですか?
372名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 02:50:58 ID:HNBo0fFF
ハズレのない美少女がいっぱいだからな
373名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:03:52 ID:iAeEvZWo
ところがどっこい腹ボテエンドがあるのはマリアと小鳩だけだったのです
374名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:17:55 ID:D5mT+acz
逆に良いかもしれん
375名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 12:50:54 ID:cF2tS/cd
ほしゆ
376名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 15:00:01.36 ID:3feCtxiF
今日はがない読み直したんだが……








理科ってかわいくね?
377名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 04:04:04.74 ID:RifFqrhy
気付くのが遅い、明らかに
378名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 21:41:06.52 ID:5pUkP6Mm
肉分が足りない
379名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 21:45:24.21 ID:UKVj28DW
書棚整理してたらいつの間にか読み耽っててまた熱が盛り上がってきた



足りないと思ったら自ら筆をとるのがいいと思うよ!
380名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 22:02:02 ID:7q2WiSZp
保守
381名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 13:43:12 ID:ZfILdPIv
あれ、理科ってまだ一つしかなかったのか

色んな書き手がいたけど専ブラ導入してない人もいるのかね
382名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 12:25:26.72 ID:wNQ28rJc
理科を自分好みに調教したらいいのにな
外見はドストライクなんだろうに
383名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 02:15:18.85 ID:SejjVQwq
「わたくしはりっぱなにほんだんじになるためにあにきにおつかえしてきました」
「しかしあにきがのぞまれるのであれば、わたくしはあにきのおんなになるかくごはできているしょぞんです」
「あにき…わたくしをあにきのてでおんなにしてください…」
384名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:42:03.26 ID:UpDZhC6K
ドラマCDのキャスト発表されたな
385名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:48:50.03 ID:tb5U7qid
夜空は日笠陽子がくるとばかり思ってた



伊藤かな恵ェ・・・
386名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 09:58:13.26 ID:GwkWI9XJ
スレタイに代表作品名入れんとやっぱり見つけにくいかな?
387名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 13:25:42.80 ID:pd/W3ukq
以前にもそんな話したよな
本当に書きたい!って思った人なら作者名だけでも見つけて来る気がする
388名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 14:26:52.70 ID:5xFTxiTJ
理科SSを書いてる途中だが最近思考が理科化してきた
脳内ではいつもユニバァース!してる
389名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 14:34:20.19 ID:cqfvT673
各人残念すぎて思考がトレースできない
390名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 01:59:47.30 ID:tQ5oG5/a
 とある土曜の午前零時。
 歯磨きを終えてリビングに戻ってくると、小鳩はTVを食い入るように見ていた。
 画面の中では、ポップな歌をBGMに可愛らしい絵の魔法少女が戦っている。時間帯から考えてOPだろうか。
 何となく立ったままぼーっと見ていると、タイトルが表示された。『魔法少女りえる☆マジカ』というアニメらしい。
 アニメのことはよく分からないが、ぱっと見た感じでは主題歌も絵もしっかりしているように思った。
 OPが終わったところで、俺の視線に気づいた小鳩が一瞬表情を強張らせ、ばつが悪そうに目線を逸らす。
「ククク……この後に『堕天した獣の慟哭』があるが故に、ついでに見ているのだ。
 このような子供向けアニメを闇の眷属たる私が好んで見るとでも思ったか、魂の片割れよ」
「……お前、前にリリカルなんとかって魔法少女アニメに熱中してなかったっけ?」
「あ、あんちゃんっ!」
 顔を赤くして、小鳩は素っ頓狂な声をあげた。恥ずかしがる必要はないだろうに。
 これが妹モノエロゲーにハマってるとかならどうかと思うが、女の子向けのアニメ程度なら別におかしくはない。
 あんまり夜更かししすぎるなよとだけ言って、リビングを出る。
 『第3話、もう何も恐れない』とやたら甲高い声のタイトルコールが聴こえてくるのを背に、欠伸をしながら俺は自室へと向かった。
391名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:00:54.56 ID:tQ5oG5/a
 ゆさゆさ。布団を揺すられるような感覚で俺は目を覚ました。
「あ、あんちゃん……」
「ん……小鳩? どうしたんだこんな時間に」
 目を擦りながらベッドの横に視線を向けると、真っ青な顔をしている小鳩。
 枕を持って、小刻みに身体を震わせている。その理由は寒いからというわけではないんだろう、この様子だと。
「り、りえる☆マジカを見てたらマナミさんが、マ/ナミさんに……生首が、なまくびがっ」
「落ち着け小鳩、こういう時はとりあえず深呼吸だ深呼吸」
 テンパリ度MAXで切れ切れに単語を発する小鳩を宥めながら、10分ぐらいかかって聞き出した話を要約するとこうだ。
 『魔法少女アニメを見ていたらヒロインの1人が敵に首をはねられて死んだ』
 『しかもその際に、血溜まりの中に生首という凄惨な状態が映された』
 ……あのファンシーな絵柄のアニメになんでそんな血みどろな要素があるんだ。わけがわからないよ!
「堕天は録画してきたけん、明日にでも見るけど……怖い夢見そうで、寝れへん……一緒に、寝て?」
 これだけ怯えてても録画はちゃんとするのか。呆れを越してむしろ感心する。
 変に意地悪する理由はないので、小鳩のお願いを承諾することにした。というか本音を言うと早く寝直したい。
「今日だけだぞ?」
「うん……」
 ベッドの右側に寄ってスペースを作ると、小鳩は空けた左側に潜り込んできた。
「えへへ、あんちゃんと一緒の布団♪」
 そう言いながら、小鳩は笑顔で抱きついてくる。
 仕方ない奴だと苦笑しつつ目を閉じるとすぐに眠気がやってきて、俺の意識は薄れていった。
392名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:01:49.99 ID:tQ5oG5/a
 ――何か下腹部に違和感がある。
 ぼんやりとした頭でそんなことを感じた。なんだろう、撫でられているようなくすぐられているような、そんな感触。
 夢だろうか? にしては、くちゅくちゅと水音みたいなものも聞こえてきていやにリアルだ。
 視線をそちらにやると、小鳩の顔。なんだ小鳩の仕業か……と納得しかけたところで、その意味に気づいて一気に目が覚めた。
「お前、何やって……っ!?」
 身体を起こした瞬間に背筋にぞくりと寒気が走り、思わず言葉を途切れさせてしまった。
 寝ている間から与えられていたであろう刺激のせいで、俺のモノはギンギンにいきり立って、もはや暴発寸前。
 精液が込み上げてきそうになるのを堪えるので精一杯だ。
 そんな状況なのに、俺が起きたのに気づいているのかいないのか、小鳩の責めは止まらない。
 いつになく熱心な表情を浮かべて、竿の部分を両手で上下に扱きながら鈴口を舌で舐めたり口に含んだり。
 拙い手つきでのその奉仕は正直とても気持ちよくて、小鳩の――”妹”の口の中に、今にも白濁をぶちまけてしまいそうだ。
 止めさせないと、と頭では思うのに、動けない。
 どうにもできないまま、ひくひくと陰茎が震え、付け根の辺りから熱いものがせり上がってくる。
「うぁ、こ、小鳩、もう、出、ぁ、あ……!」
 小鳩が竿まで口の中にくわえ込むと同時、ビクン、と竿が跳ねた。
 びゅる、びゅる、と収縮に合わせて放たれていく精液。あまりの気持ちよさに声すら出せず、ただ後ろ手でシーツを握り締める。
 俺たちが兄妹として越えてはいけない一線を越えてしまった、その瞬間だった。
393名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:02:33.90 ID:tQ5oG5/a
 何度にも分けて小鳩の口内に白濁を吐き出し、長い射精がようやく終わる。
 ここ数日自分でしていなかったせいもあって、いつもよりずっと多くの量を出してしまったみたいだ。
「っ、けほ、けほ……っ」
 ぜぇぜぇと荒い息をしながら絶頂の余韻に浸っていると、小鳩が咳き込んだ。
 どうやら、精液を飲み込もうとしたら喉に絡まったようで、だら、と白い粘液が小さな口から垂れるのが見える。
 小鳩はそれを手で拭い、蕩けた目でぺろぺろと舐め取る。
 その姿は、普段からはとても想像できないほどに艶っぽくて。不意にどくどくと心臓の鼓動が早くなっていく。
 小鳩を自分のものにしたい。押し倒して、壊れるくらいに滅茶苦茶にしたい。
 頭のネジが数本飛んだせいか理性がまったく働かず、心の中から湧き出てくる衝動に任せ、小鳩の肩を掴んで押し倒す。
「あ、あんちゃん、起き……ん、んむっ」
 言葉を遮るように、小鳩の唇に自分の唇を押し付ける。妹とのファーストキスは、青臭い精液の味がした。
 舌で閉じた唇をつつくと、それを抵抗せずに受け入れる小鳩。そのまま舌の裏をなぞると、くぐもったような声があがる。
 くすぐったいのだろう、後ろに逃げようとするが、手で頭を押さえて逃がさない。
 くちゅくちゅと、静かな部屋に響く淫らな水音。舌を絡めて歯を舐めて小鳩の口内をゆっくりと味わっていく。
 このままずっとキスを続けていたい――そう思っていると、小鳩が背中を叩いてくる。
 気づけば、ん、んん、と苦しそうな声。慌てて唇を離した。
「はぁ、はぁ……い、息、できな、けほ、し、死ぬかと、思った」
「わ、悪い、その、小鳩が可愛いから、我慢できなくなって」
 ぼん、という効果音がする勢いで小鳩の顔が真っ赤に染まっていった。
 今のはそんなに照れるようなセリフだっただろうか? 感覚がマヒしてしまったのか、よくわからない。
「あんちゃん、その、つ、続き、してええよ……や、優しく、してくれたら」
 目を潤ませながら小鳩は、恥ずかしそうに言った。
 頭を撫でてその言葉に応え、黒のフリルのネグリジェに手をかける。そして――
394名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:03:31.37 ID:tQ5oG5/a
「そして小鷹先輩は小鳩さんの服を脱がして、露わになった柔肌を……いたっ!」
 夜空の愛用するハエ叩きで理科の頭をべちっと叩いて、延々続きそうだった妄想語りを止める。
 土曜の夜の顛末を話したらいきなり暴走が始まってこの有様だ。小鳩の方を見ると、真っ赤になって俯いてしまっている。
 何故か夜空には睨まれるし。言っておくが小鳩に手なんて出してないからな! 俺は悪くねぇ!
 ちなみに星奈はというと、小鳩に添い寝するのを想像して鼻血が止まらなくなり、今は保健室。この部は変態ばっかりだ。
「いいところだったのに邪魔されちゃいました。理科、焦らされてます?」
「……もうツッコむ気力もないから黙っててくれ」
 げんなりしながら応える。口でつっこむ気力はなくても下の方はとかまだ言っていたが、無視することにした。
 部活動が始まって30分も経っていないのに、なんか無駄に疲れた気がする。
「ところで理科、そのアニメのダウンロードはまだなのか?」
 珍しくパソコンの前に座っているマリアが、理科に話しかけた。流れを変えてくれてありがとう、マリアGJ。
「あぁ、もうできていると思いますよ。ここをクリックして……と」
「おぉ、ほんとだ始まった」
 りえる☆マジカの主題歌が流れ始めたのに反応したのか、びくりと身体を強張らせる小鳩。
 割と本気で昨日のがトラウマになってるんじゃないかこれ、と少し心配になる。
 ちなみにマリアがこのアニメを見ようとしているのは、たかがアニメで寝られなくなった小鳩を子供扱いするためらしい。
 どうみても地雷を踏む未来しか見えないが、大丈夫なんだろうか。
「魔法少女モノで『これ、母さんです』になったと聞いて理科も見たいと思っていたのですよ」
 そう言いながら、マリアの後ろから覗き込むようにして画面を見る理科。母さんがどうこうのくだりはよく分からないが。
「ふふん、アニメなんかでこのマリア様が怖がるわけがないのだ!」
「……どうして人は死亡フラグというものを立てたがるんだろうな」
「これもいきもののサガ、なのですね」
 機嫌が直ってきたらしい夜空が遠い目をして言い、幸村がのんびりした口調でそれに続く。

 ……20分ほど後、隣人部の部室にマリアの悲鳴が響くことになったのは言うまでもない。
395名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:06:11.10 ID:tQ5oG5/a
投下終了です。
マギカ3話を小鳩が見たら寝られなくなりそうだなぁとぼんやり思ったのが発端。
そのままエロに繋げたはいいですが、気力が持たずユニバァァァスまでいかなかった……無念です。
あと、小鳩の口調があんまり自信ないです。方言キャラは難しい。
396名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:13:36.61 ID:jRtNFFFs
まさかのリアルタイム投下
これは素晴らしい兄妹カプだな
GJ!
397名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 11:39:28.86 ID:mOWS8LGY
GJ
口調も違和感なくていい感じ
398名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 20:41:35.49 ID:fKbQBmIn
実に5ヶ月ぶりのエロ
ありがとう
399名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 20:36:58.88 ID:ewojVX4W
GJ!
小鳩可愛いよ小鳩。

余談だが地震による停電が原因で書いてたSSが飛びました。
折れそうになった心を無理やり支えて1から書き上げるまでしばらくお待ちください
400名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 20:54:45.85 ID:NC8h2OIX
ageてんじゃねーよカス
401名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 22:31:06.72 ID:7UvgFIlI
そんな怒ることじゃないだろ
ageることによるデメリット言ってみろよ
402名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 23:07:05.95 ID:3n4bU7MB
このように無駄なレスでスレが進む
403名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 00:18:28.56 ID:uCBqM3Hx
こんな過疎スレでなに言ってんだ
404名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 13:02:59.52 ID:a/AwV+vV
ただでさえ過疎ってるのにこんな下らん事でごたごたしてるスレに新たな職人がやってきて投下する気は起きないだろう
405名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 21:11:42.15 ID:l+uAcEiW
アニメで盛り上がると良いな
406名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 13:18:16.40 ID:soJ5LFHq
久しぶりにSS見た
小鳩可愛いなぁ
新刊とドラマCDが起爆剤になってSS増えるといいな
407名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 04:48:17.26 ID:Ztw3YmGa
小鳩かわゆす
投下乙
408名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 20:44:23.13 ID:K/QqfWFV
時事ネタいいな
409名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:00:04.68 ID:86XgyaVL
初投下。
色々と注意事項はあるけど今更感が拭えないので省略。
理科と小鷹のらぶらぶえっち……のはず。


 『特別な君へ』

 今日も理科は絶好調だった。夜空にちょっかいをかけ、そして罵倒され、俺と幸村を交互に眺めたかと思うと
「今日は小鷹先輩が攻めな気分です……! ようしのってきましたよぉ!」
とパソコンを立ち上げ何やら打ち込みだし、
「小鷹先輩が……幸村くんが……そして小鷹先輩が理科が……理科が?」
と謎の言動をしたかと思えばぽーっとあらぬ方向を見ていたり。
 まあ、一般人がこのような行動を取ったら認知症の疑いすらもたれてしまうが、理科だから「まあ理科だな」で済まされていた。
こいつを見ていたら馬鹿と天才は紙一重という言葉が常々思い出される。
 そしていつも通りの理科のように帰っていった……と思っていたが、どうやら違っていたらしい。
あいつは、俺の靴箱にメモを残していったのだ。
 見つけられたのはたまたま手が当たったからに他ならなく、おそらく手が当たらなければそのまま放置していただろう。それくらい小さなメモで、見つけてほしいのかほしくないのか分からなかった。
 そこに書かれていたのは、ただ一文。
「あしたの放課後、理科室にきてください」
 女の子らしいまるまるっちい字で、あいつでもこんな字を書くのかと感動のような納得のような不思議な気分になったことを覚えている。
410名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:02:24.30 ID:86XgyaVL
 そして、翌日。
 俺は授業をそれなりに真面目に受け、一緒に部活に行こうと言う夜空に
「悪い、先行っといてくれ」
と言付け、そして理科が待つのであろう理科室へと向かった。
 ここで夜空に、理科に呼ばれているということを伝えていたら、おそらく夜空も何があるのかとついてきただろう。
けれど、俺はそれをしなかった。何を思っていたのかは、よく分からない。
覚えていないわけでもなくて、多分『なんとなく』というやつだ。
 そして、俺は今理科室の扉の前に立っている。

 一つ息を吐いて、二つノックをする。
別にここには知らない人も誰もいなくて、緊張する要素は一つもないのに、何故か少し息がし辛い。
あまり来ない場所だからか?
「小鷹先輩ですかー?」
「ああ、そうだよ」
「どうぞ入ってくださーい」
 言われたとおりにドアを開き、中に入る。
 一番前の一番大きい机、おそらく理科の定位置なのであろう主に教師が使う教卓と黒板の間に、理科は座っていた。
 そこまで歩み寄ると、理科は少し慌てて
「あっ、小鷹先輩、こっち来てください」
と言って、ポニーテールをふりふり揺らしながら黒板脇の扉の方へかけていった。
「そこってどこへの扉なんだ?」
「準備室です!」
 理科室には理科準備室までついているらしい。元は資料室だったはずなのだが、壁をつけたのだろうか。
もしかして、普通の教室よりも狭いのはそのせいか?
 しかし理科室が理科のための部屋だということを知っている今、理科準備室と聞くと理科が何の準備をするのだろうと思ってしまうな。
 部屋に入り、二人して立ったまま口ごもる。準備室には椅子がなかったのだ。
 そして理科準備室には様々な薬品やらよく分からない基盤やら同人誌やらがおいてあった。最後のは確実に要らないだろ。
「ああ、先輩に理科の部屋の中見られちゃってる……。ャ、先輩そんなにじろじろ見ないでぇ……」
「はいはい」
 どこにいても理科は理科なのだと再認識した。このモードになると理科はとたんに残念になる。
ああ、見た目だけは…………。見た目だけはストライクなのになぁ……。
 理科は恥ずかしそうに手で顔をおおっていやんいやんと言いながら悶えている。
「何の用件なんだ、こんな所に呼び出して。話なら部室でもできるだろう?」
「部室じゃ、他の人がいる場所じゃできないお話なのです……」
411名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:05:30.39 ID:86XgyaVL
 声をかけると、理科は一瞬で落ち着いて返答してきた。変わり身早いな。
 理科は俺を見据えると、いつもとは違った、真面目そうな雰囲気で語り始めた。自然、俺もその話をまともに聞く。
「小鷹先輩は、理科にとってとても特別な人なんです。
先輩がいなければ、隣人部で皆さんと仲良くすることもなかったし、誰かと放課後ゲームすることもなかったし、海へ行くことも、試験のお疲れ様会なんてすることもありませんでした」
「……、まあ、そうだろうな」
 実際、俺らと隣人部で遊んでいなければ理科は未だ一人理科室で実験していただろうと容易に予測がつく。
「だけど、それって、俺だけが特別ってわけじゃないだろう? それに、仲良くするって言っても友達ってわけじゃ……」
「何言ってるんですか。放課後集まっておしゃべりして、たまに校外で遊んで、そんな関係を友達と言わなかったら、どんな人を友達と言えるんですか」
「そうなのか?」
 意外な言葉だった。友達は少ない……どころか、『ソラ』を除けば一人もいないんじゃないかと思っていたが、そうか……俺にも、友達はいるんだな。
「そうです。それに…………小鷹先輩は、特別なんです」
 また、その言葉を続ける理科。俺には未だにその意味が分からない。
「理科を人と触れ合わせてくれたことだけじゃなくて……理科室登校なんて言った私を変な目で見なかったし、………………変態なことを知った後でも理科のこと、かわいいって言ってくれたし……」
 かわいい? と首を捻ったものの、おそらく『ホモゲ部』をやる前のやりとりのことだろうと見当をつける。確かに、似たようなことを言った。
「理科にとって先輩は、すごい特別な人なんです。だから、逆に聞いてもいいですか?」
「なんだ?」
「先輩にとって特別な人って、誰ですか?」
 特別な人。そう聞かれて、真っ先に思い浮かんだのは家族の顔だった。親父、小鳩、そしてもういない母さん。それから、隣人部のみんな。そのあとに少しだけ、ケイトと天馬さん、ステラさんの顔も。
 ただ、理科が言っていることはそういうことじゃないのだろう。
 だけどそれでも。俺はこう言いたいんだ。
「俺にとって、俺の外見だけで引かないで接してくれるみんなが特別だよ」
 これは、俺の紛れもない本音だ。今思い浮かべたみんなは、俺のことを見た目で判断せず、普通に接してくれる。それだけで、俺にとっては十分すぎるくらいに特別な人間なんだ。
412名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:08:07.52 ID:86XgyaVL
「そう……ですか。はは、やっぱり小鷹先輩は小鷹先輩ですね。搦め手も迂遠な表現も全く通じないと。これは直接言うしかないんですかね……」
 理科は、俺の言葉を聞いたあと笑っているような泣きそうなような微妙な表情をし、それからキッと俺の目を見た。
「先輩。そのみんなの中には、理科も含まれてるんですよね?」
「ああ」
「じゃあ先輩。理科が言いたいのはこういうことです。先輩の中での理科の『特別』を、もう一段階上に上げてください」
「へ?」
 言っていることがよく分からない。つまり、どうしろと?
 俺の思っていることが顔に出たのだろう。理科は軽く涙目になった。いや、本気で分からないものは分からないんだけれどな?
 しかし、罪悪感は沸いてくる。いくら理科でも女の子は女の子。その泣き顔なんて見たくはない。しかしどうすればいいのか。
そんなことも分からずおろおろしていると、理科が少しためらったあと投げ放つように叫んだ。
「理科は…………理科は先輩のことが好きなんです! 先輩に理科のことを好きになってほしいんです!」

 俺は、情けないことにすぐには何も言えなかった。
驚いたということもあるし、初めてのことなので戸惑っているということもある。
友達もいなかったのに、告白などされたこともない。
 そんな俺に業を煮やしたのか、理科は俺に飛び込むように抱きついてきた。
こけないようにしっかりふんばり、理科を地面に落として怪我させないようにその体を抱きかかえる。
いつもいつもはしゃいだような行動をしてばかりのその体は、意外なほどに細く小さく、そしてやわらかかった。
「先輩…………」
 俺の胸の中から、理科が上目遣いでこちらを見てくる。
潤んだその瞳を前に動けなくなった俺は、だからその顔が少しずつ俺の顔に迫っていることに気付いても動けなかった。
 ……動かなかった、というのが正しいのかもしれない。俺が抱きかかえている腕を緩めなければ、そもそも理科は動けないはずなのだから。
「ん……」
 俺に向かって顔を近づけながら、理科が悩ましげな吐息をあげ目を閉じた。そのポーズはどこからどう見ても、キスを待つ女の子で。
 思わず。
 その唇に、自分の唇を重ねてしまった。
413名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:10:30.65 ID:86XgyaVL
「ん……!」
 少しして、唇を離す。理科が驚きに目を見開いて、そして信じられないというような顔をした。
「夢みたいです……」
 さっきまでつながりあっていた唇に指を当て、呆けたように呟く理科を見て、俺はその左頬に右手を添え、もう一度、今度ははっきりした自分の意思で理科にキスをする。
今度は、さっきよりも少し長く。途中で、呼吸が辛くなったのか理科が鼻で息をして、それがまた妙に生々しさを感じさせた。
 ゆっくりと、二人の顔が離れる。
「これは、先輩が理科の彼氏になってくれるっていう意思表示ですよね?」
「……ああ、そうなるんだろうな」
 息を整えながら、理科がにやりと笑って聞いてくる。……笑い方が若干、夜空に似てきている。人はやはり身近な人に影響されるものなのだな。
「んふふ……」
 その笑い方に邪悪なものを感じ、少し後退したが甘かった。
 さっきよりも勢いよく、しかも俺を転ばせようとして理科がタックルを仕掛けてきたのだ。たまらず俺はしりもちをついて倒れる。
「おい、理科!」
 そこからは目にも留まらぬ早業だった。理科は丁度顔の位置に来ていたベルトを外し、チャックを開けそして俺の……なんだ、アレを外気にさらしやがったのだ。
行為に移るのもその行為自体も早すぎる。
「うわ……生で見るの、初めてです……」
 理科がごくりとつばを飲む。これから何をしようとしているのか分からないほど初心ではないし、それに恥ずかしいがやめてほしいと思うほど枯れているわけではない。
結局、俺はまな板の上の鯉を演じることにした。
 理科は意を決して、そろそろと俺のモノを右手で握ってきた。やわらかい手のひらが、棒の部分を握る。
 ベルトを外されて以降、半ばまで屹立していたそれは、理科が握って、恐る恐る上下に揉むような動きをしてくることで完全に立ち上がった。
「きもちいいですか……?」
「ああ……。理科の手、すごくやわらかいな……」
「よかったです……」
 しかし、やわやわと刺激を加えられる程度でこらえ切れなくなるほどではない。それを理科も察したのか、上下運動のスピードが徐々に早くなっていった。
414名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:12:41.10 ID:86XgyaVL
 しかし、まあ、なんだ。
 自分でリズムをつかめないから不意に襲う感覚が背筋を通り抜けるとはいえ、ほぼ単調に上下させられるだけではそう刺激が強いわけでもない。
 俺の表情を見て、先ほどから一定の硬度を保っているそれをじーっと見て、理科はもごもごと口を動かした。
 そして、べーっと赤い舌を出すと、その先端から白いような透明なような液体が俺のモノに垂らされていく。
 ……ぬるぬるして気持ちいい。
 それをにちゃにちゃといじりながら、理科はまたあくどい笑みを浮かべた。
「おい……まさか、」
「先輩……、こういうのも、期待してるでしょ?」
「うあっ!」
 そう言って、理科は俺のモノの先端をくわえた。そのまま、顔を上下に動かす。
 熱い熱い理科の口内で、これまた熱い舌が俺のモノを蹂躙していく。
 左右にねじったり、裏筋を舐め上げたりするその動きに、俺はとうとう降伏宣言をあげた。
「……ッ、理科っ、もう……もう出るっ!」
 しかし、理科はその口を離してはくれない。
「ひーへふよ。ほほはははひへふははひ」
 しゃべりながら動かされたその口の中で、俺は勢いよく果てた。
「口に入れたまましゃべんなっ! …………あ、ああぁぁぁあああっ!」
「んっ、んむっ! んんんんんんッ!」
 理科は涙目になりながらも口内でそれを受け止めている。飲み込もうとして、少しむせていた。
「大丈夫か?」
「んむ……ちゅ、ん……ぷは、だいじょぶ、です」
 指でこぼれた分を掬い取り、口の中に入れ全部を飲み込んで、理科が答える。
「ほんとに、ねばっこいんですね……。でも、思ってたより苦くないです。むしろ、小鷹先輩のだと思うとおいしいです」
「ばかいえ」
 俺はそういうと立ち上がって、身だしなみを整えようとした。が、理科に止められた。
「先輩…………まさか、これだけで終わりだなんて思ってないですよね?」
 胸元のタイに手をかけ、引き抜きながら理科が言ってくる。
「いやでも……、夜空たちが待ってるかもしれないし……」
「先輩は、理科にあんなことまでしておいて、このまま帰るんですか?」
 上から順に、ぷちぷちとワイシャツのボタンが外されていく。
 ポニーテールをくくっているシュシュと同じ色の下着が見えたところで、俺は慌ててそっぽを向いた。
415名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:14:48.17 ID:86XgyaVL
「分かった、分かったから! だから服を脱ぐのをやめろ!」
「さっきはあんなことまでしたのにここで恥ずかしがるのはどうなんですか」
「いいから!」
「脱がせたい人ですか?」
「いっかい黙れ!」
 静寂が支配する。俺は覚悟を決めて、ついでに抑えてはいるが色々な欲望を止められそうもないので口を開いた。
「分かったから……どうするんだ?」
 実は、俺はあまりそういう知識を持っていない。
 いや流石にどういう行為をしてとかは分かるのだが、学校でエロい話題で盛り上がれる友達もいなかったし、
 家では本を読んだり家事をしたりするのに忙しかったから
 そういうことに興味がなかったわけではないものの手順とかそういうことに関してはさっぱり知らないのだ。
「まずは脱ぎましょう。話はそれからです」
「ああ……」
 俺はその言葉に従い後ろを向いて服を脱ぎ始めた。背中の方から衣擦れの音が聞こえてきて、さらにズボンが脱ぎにくくなった。
「先輩、ポニーテールのままがいいですか? それとも下ろしましょうか」
「好きにしてくれ」
 もうほんと、それしか言いようがない。俺はこの髪型が好き、などといった嗜好を特には持っていないのだ。
「眼鏡はどうします?」
「外しといた方が、怪我とかしなくて済むんじゃないか?」
「じゃあ外します」
 しばし、無言の時間が訪れる。俺は全ての衣服を脱ぎ去り、若干恥ずかしさを覚えながら理科に尋ねた。
「もういいか……?」
「いいですよ」
 その言葉を受けて振り返る。
416名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:16:57.90 ID:86XgyaVL
 ………………………………。
「お前、それは反則じゃないのか?」
「ふふふ、分かってないですね先輩」
 理科は白衣のみを着ていた。白衣のみといっても、その丈は制服のスカートより少し上くらい。
 白衣の前のボタンを留めている現在、いつもの制服とあまり変わらない露出度だった。
 ちなみに眼鏡はなく、髪型はいつぞやのようにおろしてストレートにしている。
「これはですね、見えないからこそ見たくなるという人間の性質を利用しているんです。小鷹先輩も理科に釘付けでしょう?」
 白衣のボタンをゆっくりと外しながら理科が言う。俺はその動作をつい見つめてしまっていた。
「…………確かに!」
 さっきからずっと理科を凝視しっぱなしな気がする。なるほど、これが半脱ぎの効果か……! なかなかの策士だぜ志熊理科……!
 白衣のボタンが全て外されるまで、俺は理科の体を凝視していた。
 白く細い裸身が露わになっていくその光景は、淫靡でありながらどこか神聖ですらあった。
「先輩、襲ってこないんなら…………こっちから襲っちゃいますよ?」
 理科はそう宣言した後、また俺を押し倒してきた。…………押し倒されすぎじゃないか、俺。
 いやでもこれはこれで理科が抱きついてくれると、やわらかい体がむにっと当たって嬉しいし。
 …………なんだか俺も、少しずつ変態への道を歩み始めている気がする。
 白衣の前が全開で、肩や腕は隠れているのに大事な部分は一切隠れていなかった。それがまた、俺の興奮をそそる。
 肘に体重をかけ、少し起き上がった仰向けのまま、理科のするままにまかせる。
 理科は、俺のモノの上にまたがって、入り口と先端を合わせようとしていた。
「先輩……行きますよ?」
 そして、理科が一気に腰を下ろした。暖かく包まれていく感触。そして、何かを割り開くような感触も。
 やっぱりというかなんというか、理科も初めてだったようだ。
 …………ここは俺がリードしてやらなければいけなかったんだろうが、つい流されてしまった。
 理科は目に涙を浮かべながら、それでも上下に動こうとし始めた。慌ててその体を掴み、胸に抱いて動きを止める。
「や、先輩…これじゃ動けないですよ……」
「痛いんだろ。無理すんなって」
「でも……」
「でもじゃない。っていうか、お前は俺が痛がる女の子を無理やり動かして素直に気持ちよくなれるような人間だと思ってるのか?」
「自分が気持ちよくなりたいだけじゃないですか……」
「そうだよ。だから今お前が動かなくてもいいんだ」
「……分かりましたよ」
 胸の中で、理科が俺に体重を預けてくる。それはとても心地よい重みだった。
417名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:19:04.12 ID:86XgyaVL
 ねえねえ、と理科が呼びかけてくる。
「小鷹先輩って、普段エッチなこととか考えるんですか?」
「……いや、あんまり。家事とか勉強とかあるし」
「じゃあ、私とこうしているときは、えっちなこと考えてくださいね?」
「そんなもん、考えずにはいられねえよ」
「……あは、そうですよねー。こんな美少女が半裸で抱きついてるんですもんねー。しかも、その……入ってるし」
「なんだ、もう動いても大丈夫なんだな?」
「いや、ちょっとまだですよ!」
 流石にまだ痛いのか、ぎゅうっとしがみついてくる。しばらくは無言のまま、白衣越しにその背中を撫でていた。
「なんかこのまま眠れそうなくらいいい気分ですね……」
 そんな風にとろけきってしまいそうなくらいにほのぼのした理科の顔を見ていると、心の奥の方から『理科をいじめたい』という気持ちが湧き上がってきた。
 ……自覚していなかっただけで、俺はサディストだったのか?
 しかし、この理科が俺にしがみついた状態では理科が動くことはないだろう。
 現に今も健全な方向で気持ちよさそうに目を閉じて、まるで日に当たっている猫のように、ごろごろとゆったり左右へ転がっている。
 このままだと本気で寝かねない。どうしようか……。
 ……ああそうか、俺が動かせばいいんだな。単純な事実に気付き、行動を開始する。
 理科の腰を掴み、少しだけ宙に浮いた状態で固定する。胸の中から「小鷹先輩?」と聞いてくる理科を無視して、俺はその最奥を目指して律動を開始した。
「ぇ…やぁっ、先輩っ! そんないきなりぃっ!!」
「っは、いきなり…どうしたんだ?」
「いきなりそんな突かれたら…私……壊れちゃいますぅ!!」
「なんだ、そんなに気持ちいいのか?」
「そ、そんなことないですよ……?」
 どうやら図星だったらしい。ゆったりと左右に動いていたときに、どんどん高まっていたのかもな。あれはゆっくりナカを擦り付けていたのかもしれない。
 なぜだか先ほどから理科をいじめたくて仕方が無い。理科がマゾだって言うから俺の中のサドな部分が目覚めたのだろうか。そういうことにしておこう。
「さっきまで痛がってたのに、理科ってばとんだ淫乱だな」
「や、やぁっ……違うのぉ…淫乱じゃないのぉ…」
「言い訳すんなよ。ほら、言ってみろ。理科は無理矢理犯されて興奮する、とんでもないマゾヒストの淫乱だってな」
「んやぁ…ちがっ、違うのぉ……理科はぁ……」
「マゾヒストじゃないなら、なんなんだ? 無理矢理腰を掴まれて犯されておきながら気持ちよくなるなんて、マゾヒスト以外の何者でもないぞ?」
「……理科はそんなのじゃ……あんっ」
418名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:21:33.83 ID:86XgyaVL
 理科がいい加減否定してうるさいので、腰を掴んでいた左手を離して、俺のモノが出入りしている理科の秘裂の、その上に位置する菊座に指の腹を当てた。
「やだぁ……先輩…そっちは、ひんっ……ち、ちがいますよ……」
「何が違うんだ?」
 言葉を交わす間も、指の腹はそのすぼまりを押し広げるように動き、時にそのひだに爪をかけた。
 その度に、理科は体を縮め、何かをやり過ごすようにびくっと震えた。
 快感を、やりすごすために。
「嫌なんだろ? じゃあ、なんでそんなに気持ちよさそうなんだ?」
「…………あぅぅ」
「嫌がることを無理矢理されて気持ちいいなんて、マゾヒストの証だろ」
 その言葉とともに、じわじわと周辺を弄くりその穴を慣らしていた指を一気に突き入れた。ずぷっ、と卑猥な音が響く。
「あっ、やぁぁぁっ……! だめぇ、ひやぁぁっ!!」
 悲鳴のような嬌声をあげながら、理科がびくびくと体を震わす。
 唐突な刺激に驚いたのか、理科は全力で走った後のようにはっはっと弱弱しく息を吐き出しながら、俺にぎゅうっとしがみついてきた。
 両足もまたがったままの俺の体を締め付けてくる。
 さらに、体の震えに連動するかのようにその膣肉も痙攣して、入ったままの俺の分身を何度も何度も搾り取るように締め上げてきた。
 これは……まさか、理科の奴、本気でイっちゃったのか……。
「………っは、はっ……はぁぁ……」
 快感の波が通り過ぎたのか、理科がゆっくり息を整える。理科が完全に落ち着く前に、俺は再度理科に呼びかけた。
「もういい加減、認めちまえよ。いつもは自分で言ってることだろ? 理科は、ドMだ、ってな」
「…………はぃぃ、りかは、ドMですぅ…」
 いい感じに頭がぼんやりしているようだ。そのまま続ける。
「理科は、もっといじめられたいんだよな?」
「はぃ…………って、え?」
 気付いたようだが、もう遅い。既に言質はとった。
「……じゃあ、たっぷりいじめてやるよ!!」
 腰を上げて、理科の最奥に俺の分身を届かせる。
 そしてそのまま、一番奥を何度も何度も突き上げるようにして、俺の先端で理科の子宮口にキスをする。
 最奥の淫靡な入り口は、いやらしくねっとりと吸い付いてきて、小刻みに抽送する度に腰が抜けそうなくらいの快感が俺に襲い掛かってきていた。
 歯を食いしばり、がむしゃらに動くことで果ててしまいそうな快感をこらえる。
 理科はといえば、これ以上はできないというくらいに背筋をぴんと反らし、半開きになった口からは幾筋もよだれをたらし、快感にとろけきった雌の表情を晒していた。
「あぁッ!! ゃっ、ふぁぁぁんっ!!! らめ、らめらめらめれすぅっ!! そんなおくばっかつっついちゃ、らめ、やめれぇぇえっ!!!」
「理科っ、お前、今、すっげぇやらしい顔してる……!」
「あ、ゃぁあっ! やあぁぁぁぁあああんっ!!」
 理科が一際激しく膣内を締め付けてきたと同時に、俺もこらえ切れなくなり、脳天を突き抜けるかのような感覚とともに俺は理科の膣内で精を解き放った。
 射精するリズムに合わせて、理科の最奥に擦り付けるように俺の分身を押し付ける。理科の体内はまだ断続的にきゅうきゅうと絞り上げてくる。
 俺はその一回一回に腰を持っていかれそうな快楽を感じていた。
419名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:24:15.00 ID:86XgyaVL
 二人してぜいぜいと荒い息を吐く。二、三分ほどかけてゆっくり息を整えていたら、理科がよいしょっと両腕を突っ張って、上体を起こした。
 …………繋がったままで。
「お、おい……」
「あは、中出し、されちゃいましたね……」
 俺のが入っているおなかを撫でながら、理科が恍惚とした表情で言った。
 今更ながら、大丈夫なのだろうかと不安になってくる。ここまで勢いで突き進んできてしまったが、二人ともまだ高校生なのだ。
 もし出来ちゃったなんてことがあったら、二人は学校にいられなくなるだろう。
 そのことを伝えると、理科はにんまりと笑ってこう言った。
「もちろん、計算済みですよ。うまく着床してくれるといいんですが」
「おい!?」
「冗談ですよ、冗談。まあ金銭的には私が色々発明してもらったお金が結構あるので大丈夫だとは思いますし、
先輩の遺伝子と理科の遺伝子がどう反応するのかがとてもとても気になるのですが、それでも花の高校生活をわざわざ短くすることもないですよ。
逆の意味で、計算済みです。念のためにお薬も飲んできましたし」
「そうか…………」
 身勝手ながら、安堵する。理科が苦労を背負い込むのは遠慮したい。
「それよりも、ですよ」
 腰を揺らしながらの一言。それに意識を引っ張られて、俺は理科を注視した。
「先輩には理科のハジメテをもらわれてばかりですよね……。
ハジメテのえっちにハジメテの中出し…………。
こんなに激しくイっちゃったのもハジメテです。
…………すごく気持ちよかったから、ね、もう一回、シてください…………」
 その言葉を聞いている途中で俺は腰を突き上げてみたかった。
 けれど、俺は耐え抜いたのだ。誰か褒めてほしい。
 ついでに、突き上げるよりもいい案を思いついた。
 理科の体を抱きかかえ、その体ごと転がり、理科を床に寝かせ俺が見下ろす形にする。正常位、といったか。アレだ。
 この状態なら、理科の体を思う存分見ることが出来る。小さな両胸のふくらみ、やわらかそうなおなか、そして今まさに俺と繋がっているそこも。
 ……へえ、こんな風になってるんだな。
 ひとしきり感心してから、改めて理科の全身を舐めまわすように見る。さすが女の子、全身がやわらかそうだ。むしろやーらかそうだ。
「小鷹先輩がけだものの目をしている……!」
 と戦々恐々の理科を尻目に、俺はまずその胸に両手を這わせた。
 あわせて、むにむにと指を動かす。
 むにむにむにむに。
 指の動きに合わせて、その小さいながらも確かなやわらかさ(俺はいったい何を言っているんだ?)が感じられて、女の子の胸の魔力を実感した。
 むにむにむにむに。
420名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:26:36.95 ID:86XgyaVL
「やぁ……小鷹先輩のえっちぃ……」
「男はみんなけだものなんだ。お前も前に言ってただろ? ……それに、前みたいに男との会話で陵辱だのなんだの言ってたら、いつか本当にされちまうぞ?」
「ふふっ、もちろん小鷹先輩以外には言いませんよ。……心配してくれたんですね。嬉しいです」
 こんなことをやっておいて今更だが、本当に今更だが、その笑顔を見ていると気恥ずかしくなってきた。
 慌てて誤魔化すために、理科の両手を自分の胸にやらせる。
「自分でいじってろ」
「やだ、そんな趣味あったんですか……?」
 と問うてくる理科を無視して、理科をはさむように両手をつく。そして腰を大きく引き、勢いよくその華奢な体に打ち付けた。
「ひゃぁぁっ! い、いきなりなにするんですかぁっ!」
 この体勢は腕が疲れるが、腰を大きく動かせるのが利点だ。それだけ激しくすることができる。
 どうやら理科は激しく……というか、まるで犯されてるようにされるのがイイらしい。
 いつもいじめられたいというようなことを言っているだけあって、本当にマゾヒストの気があるようだ。
 だから俺は、ひどく乱暴に、欲望の赴くまま理科の小さな体をゆさぶった。
「あ、あっあっあっ、はんんっ!! はっ、はげしすぎま、ひゃん!!!」
 打ち付けるリズムに合わせて理科があえぐ。白い喉が凄く綺麗で淫靡だ。
 その顔が快楽で歪む様がまた、ひどく愛しい。…………俺って、やっぱりドSなのかな。
「やぁ、こだかせんぱぃ、そんなっ、はげしすぎぃっ!! も、もうりか、いっちゃいますよぉっ!!!」
 その言葉を聞いて、俺は抽送をだんだんとゆっくりにしていった。
 もう少しで完全にイけたであろう理科が消化不良のまま終わらせられて、段々とこちらに焦点を合わせてきた。
「ふぇ? え……こだかせんぱい、なんでやめちゃうんですか」
 呆けて口を半開きにしたまま、理科が疑問を放った。多分俺は、いやらしい顔をしていたと思う。
「さっき、いっちゃうからだめって言ってただろ?」
 その言葉を聞いている間、理科は自ら動こうとして体を揺らしていた。その顔はまるでぐずる子供のような表情だった。
 だがもちろん、その程度では満足な刺激は得られない。そのことに早々に気付き、あきらめて俺をじとっとにらんできた。
「こだかせんぱいのいじわる」
 俺は多分、にやりと笑った。
「なあ、どうしてほしいんだ? 自分で言ってみろよ」
「極悪人の顔です…………。
何人もの少女を毒牙にかけた性犯罪者の顔をしてます……。
まさか小鷹先輩がこんなにドSだったなんて…………悔しい、でも感じちゃう…………
………………………………あの、やっぱり、言わなきゃだめ……ですか?」
「だめだ」
 即答すると、理科はかあっと顔を赤らめた。
 どうやら自分がこれから言う台詞を想像したようだ。皆でふざけている時には恥ずかしげも無く言えても、こんな雰囲気の中では言い辛いみたいだ。
 最も、それすらも気持ちイイ、のかもしれないが。
 全くマゾヒストとは興味深い性質である。
「本当に、いわなきゃシてくれないんですか?」
「俺はこういうことについてはあんまり知らないって言っただろ? 教えてくれないと分かんないなあ」
 まあ、流石に嘘だが。ここまで来れば健全な男子高校生ならば分かるだろう。
 理科は赤かった顔をいちごレベルに真っ赤にして、ぎゅうっと両目をつぶり何事か考えたかと思うと、羞恥心を振り払うためか勢いよく叫んだ。
421名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:29:24.98 ID:86XgyaVL
「小鷹先輩のあつくておっきいおちんぽで理科のおまんこじゅぷじゅぷかき回して、先輩のせーえきを理科のなかにいっぱいどぴゅどぴゅ出してっ!!!」

 理科は一気に叫んだ反動と羞恥からぜえぜえと荒い呼吸を繰り返していた。その理科の耳元に顔を近づけ、ある一つの事実を口にする。
「なあ理科、今のお前の言葉ってさ、
『なんか人として大切なものが終わってしまう気がします』って自分で評価した星奈の台詞と、ほぼ同じだぞ。
…………なあ、お前、人として終わっちゃったな」
 そう言って、俺は理科の反応も気にせずピストン運動を再開する。
 きちんと言えた理科へのささやかなご褒美といったところか。
 もちろん、いじめたいだけだが。
「へ……あ、あんっ、んにゃぁぁぁあっ!!」
 何を言われたのか瞬時には理解できずに戸惑っていた理科だったが、俺が動き出したことによってまた快感を感じ出したようだ。
 決して大きくはない理科の胸がふるふると揺れ動き、形を変えるその様は、どうしようもなく俺を興奮させた。
「あ、あ、あぅぅぅっ! ひゃ、らめっ、らめれすよぉ! そんらにはげしくされたらりかこわれちゃうっ!!」
「いいさっ、そのまま壊れちまえっ!」
 そういう俺もかなり限界が迫っていた。
 理科のナカは理科が感じるたびびくびくと収縮して、
それはつまりほぼずっと俺は擦り上げられ搾り取られているわけで、その快感は想像していたよりもはるかに上だった。
 …………というか、もう無理。限界。
「や、やあああぁああん! にゃ、にゃかででてゆぅっ!!!」
 尿道を半ば固形物のようになった精液が通り抜ける度、背筋をなぞられるような快感が走る。
 その状態でも理科のナカは構わず締め付けてくるため、竿も傘も気持ちいい。
 癖になる感触だった。
 理科は自らの体をかき抱くようにした両腕と、内股気味にした両足とを突っ張らせて達していた。
422名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:31:31.50 ID:86XgyaVL
 抜くのも何かもったいない気がして、ナカに入れたままの状態で体を倒して理科を横抱きに抱え頭を撫でた。
 指通りのいいさらさらの髪だ。 
 ゆったりと撫でていると、俺の胸に顔を埋めたまま理科がぼそりと呟いた。
「激しくて気持ちいいのはイイんですけど、気持ちよすぎるのが問題ですね。
女の子に子宮でイく味を覚えさせちゃったら、もう男無しじゃ生きていけなくなっちゃうそうですよ」
 どこ発信の知識だよそれは、とツッコミそうになったが、辛うじて踏みとどまる。この状況でツッコミなんてしたら、
「ツッコんだままツッコミを入れるなんて、小鷹先輩のえっち」などと下ネタに変換されかねない。…………考えすぎか。
 だがしかし、ふと思いついことを口に出してみる。
「なら、お前はもう男無しじゃ生きていけないのか?」
「もう先輩無しじゃ生きていけません…………。責任、取ってくださいね?」
 やられた。
 それはもう、完膚なきまでにやられた。
「もちろんだ」
 と、どうにか返事を返すので精一杯だった。
423名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:33:39.98 ID:86XgyaVL
 なんとなく気恥ずかしい微妙な雰囲気のまま、ゆったりとした時を過ごす。
「先輩の体、あったかいです……」
 男の方が体温は高いらしいからな。そんなことをうつらうつら考えていたら、少し眠ってしまいそうになった。いかんいかん。
 このまま学校に泊まるわけにもいかないし、ずっと裸でいると風邪を引いてしまうし、帰って小鳩の飯も作ってやらないと。
 そのことを伝えると、理科はこう提案してきた。
「でも、まだ時間はありますし、小鷹先輩のも大きいままだし、…………だから、その、もう一回しましょ?」
 是非もない。こちらとしても願ったり叶ったりだ。ただ、下腹部辺りが色んな液体でぬるぬるしているのが気になる。
「ああ。だがその前に、一回体を拭こうぜ。どろどろだ」
「そうですね。ん……」
 理科が体を離し、俺のモノが引き抜かれる。そして、理科は立ち上がり、机の上のティッシュを取ろうと机の縁に体を預けて前にかがんだ。
 お尻を俺に突き出すようにして。しかも、鼻歌とともにお尻をふりふりと揺り動かしている。
 性欲がむくむくと鎌首をもたげていく感覚がはっきりと分かった。
 さっきから俺は、賢者モードと獣モードの切り替えが早過ぎないだろうか。
 だがしかし、本能には逆らえない。
 ……何だこれは、誘ってるのか?
 …………誘ってるんだな。
 俺も立ち上がり、静かに理科の後ろにつく。
 理科の腰辺りで揺れ動き、チラリズムという言葉を体現している白衣の肩部分を掴み、腕のあたりまで引き下ろす。
 これで理科の腕は背中側で白衣に絡まって、満足には動かせなくなった。
 計算どおり。
「な、なんですか?」
 理科が疑問を発したが、当然無視する。それよりも、行動で示した方が早い。
 理科の上半身を机の上に押し倒すと、腰が丁度いい位置にきたので、そのまま腰を掴んで後ろから挿入した。
「ひゃんんっ!! そんな、いきなりすぎですっ!!」
 理科が文句を言ってくるが、構わず腰を打ち付ける。理科の尻たぶに俺の腰がぶつかって、パンパンと小気味よい音を立てた。
「やっ、やだっ! 止めて下さい!!」
「この状況で止めるわけないだろう? それとも、理科はここでやめられて我慢できるのか?」
「できませんけどっ! でも、ひどいですよ! 自分から一旦休憩って言ったくせに!」
「理科のお尻を見てたら我慢が出来なくなったんだ」
「小鷹先輩の変態! お尻フェチ! ぁ、ぁ、ぁ、やぁぁああっ!!」
 言ってる間にも理科はどんどん気持ちよくなってきたみたいだ。なんだかんだで、本質的に被虐願望でもあるのかもしれないな。
「ああんっ! もう、先輩がそんなにするから、んんっ! 理科また気持ちよくなっちゃいますよぉ!」
 存分になってくれ。
424名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:37:58.60 ID:86XgyaVL
 突然、なんというか、こう、女の子が気持ちよくなって、
オクターブ高い声で鳴いたり、無意識に腰を揺らしたりするのは動物としての本能的な求愛行動なんだろうなーとか、
良い声で鳴きやがってこの雌犬がとか、
よがりまくっている理科を見ているとそんな変なことが思い浮かんだ。
 理科との行為が獣並みに激しいからだろうか。
 いやでもこの方が気持ちいいんだってきっと。
「や、やだっ、またいっちゃう、いっちゃいますから! い、や、にゃああああんっ!」
 ついでに、この姿勢もまた動物の交尾とよく似ている。
 しかし、人間ほど交尾の仕方にバリエーションがある動物はいないだろうな。
 なんだっけか、四十八手とやらもあるそうだし。
 理科なら詳細に知っていそうだ。
 今度聞きながら試してみよう。
 びくびくと全身を震わせる理科に最後の一突きを打ちつけ、俺は何度目だろうか、五度目くらいの絶頂を迎えた。
 流石に迸るほどの量は出なかったが、しかし何にせよ気持ちがいい。
 なんでこんなに気持ちいいのだろうか。
 息も絶え絶えながら、理科は律儀につっこんでくる。
「やだぁ……小鷹先輩の猿ぅ……。オナニー覚えたての中学生じゃないんだから自重してください……」
「俺は理科の体を味わいたいだけだから問題ない」
「そもそも関係ないです! というかなんですか体を味わいたいって!
理科を! もっと理科自身を求めてくださいよ! ヤり終ったらポイですか! 明日は夜空先輩明後日は星奈先輩ですか!」
 おかしなことを言うもんだ。きちんと『理科の』体を味わいたいって言ったのに。
 俺はそんなに遊んでるようなチャラい男じゃないぞ。
 そもそも初めてだし。これは少し分からせてやる必要があるな。
 理科の腕を半端に拘束していた白衣を脱がせ、理科を持ち上げて机の上にきちんと座らせる。
 理科の視点はいつもより少し高い。
 いつもより少し俺に近い。
 全裸の理科は、俺がこれから何をするのかと疑わしそうな目つきでこちらを見ていた。半ば、怯えた小動物のような仕草。
 目の端に涙が溜まっているが、決してそれを零さないようにと目を見開いている。
 その姿を見ているとぞくぞくとした嗜虐願望が俺に降りかかってきたが、気合でスルー。
 ここで怖がらせてしまったら、理科はきっと本当に怯えてしまうだろうから。
 今だって、さっきだって気丈に振舞っていたけど、声には本気の怯えが含まれていた。
 俺は、その手を握る。そのまま、二人の間で両手を合わせる。真っ直ぐに、理科を見る。
425名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:41:13.74 ID:86XgyaVL
「好きだ」
 音が、消えた。心臓の鼓動は激しい。
 先ほどまで激しく動いていたのとは関係なく、顔が、体が熱い。
 理科は無言で、未だ目を見開いている。
 聞こえていないのだろうか。聞こえていても頭に届いていないのだろうか。
 …………仕方ないな。
「理科、大好きだ」
 修辞を増やし、呼びかける。…………それでも反応がない。困った。
「理科、愛してる」
 単語を変えて、三度目の同じ睦言を囁く。
 ようやく、理科はその顔をじんわりと赤面させていき、顔だけに留まらず白いその肌もどんどんと赤く火照っていった。
 これはこれで、可愛いな。
 口元がわなわなと震え、何事か言葉を吐き出そうとしていた。
 たまらなくなって、その唇に口付ける。ゆっくり、じっくり、撫でるように。
 両の手は繋いだままで左右へ広げ、邪魔にならないように机に手をついた。
 堪能してから、唇を離す。
 理科は、今の今まで息が止まっていたかのように、荒い息を繰り返した。
「卑怯です……」
 理科が囁いた。意味をつかめなくて首を傾げる。
 どの部分に対して卑怯だといったのだろうか。
 思い当たる候補がいくつかあってそれとは決められないのだが。
 しかし、理科が発した言葉は俺の予想のどれとも違っていた。
「たった一言で、こんなにも理科の心を揺さぶるなんて卑怯です!
理科が好きだって言ってもどこかぼんやりしてたくせに自分から言ったらこんなにも理科をきゅんとさせるなんて卑怯です!
小鷹先輩も理科の言葉で悶える位してくださいよ!」
「そうは言われてもな……そんなテンションで言われるとときめきようもないと思うんだが」
「うう……それも正論です……」
 机に突っ伏して、まるで穴でも掘るかのように理科はぐじぐじと悩んでいたが、
意を決したのだろうがそれでもおずおずとこちらを見上げ、震える唇で宣言してきた。
 上目遣いがたまらない。
「りりりり、りっ理科も、その、こっこっ、小鷹のことがす…………好き、ですよ?」
 きゅんときた。
 俺の名前に『先輩』とつけずに呼んでみようとしてどもるところとか、語尾が思わず疑問形になってしまっているところとかに。
 胸の奥が締め付けられる感覚が心地よい。その不思議な感慨ごと、理科を抱きしめた。
「えへへ……これでおあいこ、ですね」
 はにかんだように理科が言う。
 その顔は見えないが、きっと、とろけたような笑顔だろう。
426名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:48:33.43 ID:86XgyaVL
以上、小鷹君が色々バーサークするけど最終的にはいちゃいちゃしやがってこのやろう、でした。
理科のテンションは結構馴染み深いものなのでわりと書きやすかったのが幸いした。
キャラ違うとか見なかったことにしよう。見られなかったことにしよう。

とりあえず、理科はドMかわいいということだけ分かってもらえたらもう何も言うことはない。
別にドSかわいいでも変態かわいいでも発明かわいいでもいいのだけれど。

それでは、お疲れ様でした。一読くださり、ありがとうございました。
427名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 04:55:57.64 ID:86XgyaVL
いい忘れてたので補足。
小鷹君が「嫌がることをされてよがるなんてうんぬん」といってるけれど、
弄られてると締まるし濡れるのはかゆいとこ掻いたら気持ちよかったくらいなもんなので、
「そんなに嫌がってても下のお口は正直だぜ」が生理的には正解。生物的には。多分。
死ぬまでに一度いってみたかったんだ。
428名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 19:24:29.08 ID:dtJdE/hx
>>427
投下乙
そして、GJ
マイフェイバリットは小鷹×理科ではないけど楽しめました。

> 死ぬまでに一度いってみたかったんだ。
らめぇぇぇぇ、死亡フラグ、らめぇぇぇ

いまだに小鷹×幸村がないのは、ネタバレになるからか、口調が難しいからか、シチュエーションが難しいからなんだろうか…。
原作5巻時点での小鷹の好感度?はむしろ理科より高いと思うんだが。
429名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 00:15:04.45 ID:AGqaOgdY
>>427
GJ!!
やっぱ理科はかわいいな!
430名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 19:57:36.30 ID:CX151GLG
>>426
GJ!!
431名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 11:31:38.69 ID:k2HyHnSJ
今更だが
>>427
GJ
432 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/04/03(日) 21:54:52.34 ID:sR9RRm2f
保守
433名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 06:22:21.63 ID:JogPiAm8
腐と思ったんだが。
隣人部メンバーの性別を入れ替えたら、いい林間SSが出来るんじゃないか?
434名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 13:52:16.38 ID:9k/RULnK

こいつ理科だろ
435名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 22:27:56.71 ID:TsR5yHJi
>>434
いや、理科はメカ×メカ、もしくは801じゃないとユニバァァァースッしない。
436名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 22:50:56.15 ID:sj07+BRk
>>435
3巻より
「理科さっき百合もけっこうイケることに気づきました! たぶん理科、エロければなんでもいいんだと思います!」
437名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 10:45:52.73 ID:7Dc2adej
腐になってたからだと思った
438 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/04/14(木) 06:01:50.96 ID:+gIlY36H
ほす
439名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 21:10:15.01 ID:TdrsZkwp
>390-394
>>395-396 Vガンこわいw バイク戦艦こわい ビキニ水着のおねーさんもとこわい
440 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/04/19(火) 21:52:39.77 ID:bdzqt4Lf
ほす
441名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 19:56:31.42 ID:Z7mLzGmS
保守
442名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 05:24:30.15 ID:SBu1L7QO
人気作なのに過疎りすぎだろ…
443名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 09:04:24.38 ID:DyAi3gBX
>>4に集約されてるからな
作りたい奴が作った場所とタダで餌貰いたい奴が作った場所
どっちが作り手にとって居心地が良いか
444名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 02:18:01.06 ID:fLK8mVmt
全裸大魔王の季節
445名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 06:50:32.97 ID:eZCbyRsK
今さら>>390-395の「りえる☆マジカ」のもう一つの元ネタに気付いた
やりました嬉しいです凄いですぅー
446 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/05/06(金) 03:08:54.78 ID:PyYb3cKP
保守
447名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 01:08:03.60 ID:6kwfvbst
保守
448名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 12:31:04.80 ID:9weAyEsj
過疎ってるのってスレタイの影響もあるよね
449名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 03:27:55.02 ID:DZdxoU6b
保守
450 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2011/05/18(水) 14:02:04.17 ID:8rkKCsHH
アニメ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
451名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 14:34:44.93 ID:XbAulbvx
おま○ことか普通にアニメ化できるのか
エロゲ声優起用するしかないんじゃ…
452名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 16:06:58.76 ID:VxtTZCD0
どうせコケるからどうでもいい
453名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 18:28:24.78 ID:qGaj+wQt
多くの声優はエロゲ経験してるし、この程度で仕事を選り好みしてたら声優として生きていけないだろうから無問題
放送禁止用語連発なんて他のアニメでもよくあることだろ
454名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 09:39:54.13 ID:bNEOP42Z
アイマス声優を適当に引っ張ったなら殆ど問題ないな
まぁ声優に問題はないとしても作る側が自粛(キリッってなる可能性の方が高いと思うが
455名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 13:25:10.89 ID:Ohl29TIA
キリッの使いどころを間違えてるな
456名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 19:53:16.80 ID:jCgXI+g9
正直アニメ化は爆死する未来しか見えない


それで投下が多くなってくれるとうれしいけど
457名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 20:00:04.24 ID:6/0X8xNv
神よ、あたしは美しい――。……いえ、違うわね。むしろあたしが神なのよ。この美しさはもう神としか言いようがないわね、
女神。ああ女神様!あたしマジ女神!なんであたしはこんなに完璧なのかしら……毎日鏡で見てるけど相変わらず神々し
すぎるわ。ハァ……完璧……。こんなに美しいのにさらに頭脳明晰で運動神経も抜群だなんて、こんな完璧な存在と同じ
時代に生まれてしまった他の凡愚どもがたまに可哀相になるわ。でもま、あたしと同じ空気が吸えることを生きとし生ける
もの全てが感謝すべきよね!…………そしてそんな絶対神に対して……あの女……三日月夜空ときたらうぐぐぐぐ……!
不覚にも今日も部活であの女に言い負かされて……ううぅ〜〜〜! ああもう最悪! 思い出しただけでムカムカしてきた!
あの性悪陰険バカ狐女、バカなのに口だけは達者なんだから!あたしに口答えするなんて天に唾を吐きかけるのと同じくらい
罪深い行為だってなんでわかんないのかしら! 明日こそ……明日こそあいつをぎゃふんと言わせてあげるんだから!
あたしに逆らう愚かしさをたっぷり理解させてあげたあと、慈悲深いあたしはあいつに足を舐めさせてあげるの。優しいわねあたし!
さすが神!バカ夜空があたしの足を爪先や指と指の間まで隅々まで舐め回して、くふふっ、犬みたいに無様に地面を這い蹲
って夜空が舌を垂らしながらぺろぺろぺろぺろあたしの足を、あはっ、く、くすぐったいわ夜空!……はぁン? だ、ダメ、あっ、
そんなトコっ! な、舐めるのは足だけだってばぁ! くふふっ、まったくもう、本当に躾のなってない駄犬なんだから……
そ、そんなに舐めたいならどこでも好きなところを舐めればいいじゃない……。……ハァハァ……あはぁっ……? もう……
こんなにべとべとになっちゃった……。で、それから、心が海より広いあたしは夜空のこれまでの愚行を笑って許してあげて、
跪いて生まれたてのチワワみたいにぶるぶる震えながら懺悔してる夜空にそっと優しく手を差し伸べてあげるの。罵詈雑言だけは
一杯詰まったあいつのド腐れ脳味噌が入った頭にあたしが神聖な御手で直々に触れてあげた瞬間、夜空は感激してみっともなく
泣き喚くの。サラサラの黒髪を思いっきり手でくしゃくしゃに撫で回してやるのよ。ふふふ、いい子ね夜空……ハァハァ……
ふわっふわっ、あんたの髪、シルクみたいにふわっふわなのよぉ……?ハァハァ、あぁクンカクンカ、夜空のサラサラの黒髪、
クンカクンカ、はァんいい匂いがするっ、はぁん夜空夜空夜空ぁっ? ああ夜空クンカクンカ、スーハースーハー!
……ふふふ、明日を楽しみにしてなさいバカ夜空……くふふふふ……げひゅひゅ……ぶふふっ。
458名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 16:28:29.93 ID:4Cvq1oil

今度は夜空視点のをよみたいです
459名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 16:59:01.00 ID:q20HXBSJ
>>457は肉リアファイルの文章を書き起こしただけだぞ
460名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 22:40:43.72 ID:JaPqAgq+
星奈は小鷹も小鳩も大好き過ぎるけど夜空のことも大好き過ぎるよな
461名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 23:25:41.78 ID:27TQwwFg
星奈の声優が伊藤かな恵で楽しみだぬ
462名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 20:03:45.33 ID:t754Z6Ga
…ふぅ
463名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:13:29.11 ID:NLGuapMg
このスレ平和だ
464名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 01:29:25.75 ID:LayDBfxD
スレタイにはがない入れて立て直そうぜ
465名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 02:59:08.83 ID:P2d8hizS
何言ってんだコイツ
466名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 03:19:16.93 ID:cKy+bAp6
確かに「平坂読」なんてスレタイじゃ分かりづらいと思う
ほとんどの奴が「僕は友達が少ない」で検索するし、>>1もこんな感じだし
467名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 10:23:37.70 ID:90G2FiHL
ホーンテッド!
ソラにウサギがのぼるころ
ねくろま。
ラノベ部

も忘れないでください。
468 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/24(火) 00:25:54.25 ID:PjzWO/ah
てs
469 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/24(火) 00:27:19.02 ID:PjzWO/ah
うおおおお規制解けてたwwwようやく書けるぜ
6巻のCDドラマ小説版があまりにもアレだったからエロ妄想がみなぎってきたわ
っていうかCDドラマつきのが無かったから通常版買っちゃったじゃねーか!
470名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 03:24:01.32 ID:cXsh+mPs
今日24日だよ?
471名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 18:41:45.29 ID:7KrGGTxT
Amazonで注文してた俺は今日届いたぞ
472名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 18:51:05.05 ID:/qEBOhyP
早売りしてるところはもうしてるよ
俺も昨日買ったし
473名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 20:04:05.95 ID:W5GHy7S4
九州だけどAmazonから
日曜に届いたぞ
474名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 20:56:59.31 ID:Kv/TtJEA
マジで?Σ(・□・;)
475名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 00:31:25.10 ID:hxUgTzCl
Amazonで届いてない人は、ハルヒと一緒に注文してる場合が多い。
MFは発売日結構前倒しするけど、角川は厳格だから、Amazonは角川に合わせてしまうw
476473:2011/05/25(水) 00:36:52.59 ID:ZRfHleJu
>>475
送料タダなんだからふつう分割発送選ぶでしょ。
ハルヒは今日届く予定だし
477名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 03:07:53.63 ID:T01kkcQr
Amazon利用してない、職場の近くがメロンとトラだからちょくで買ってる。
福岡はもう出てるかな?出てたら食費削る
478名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:59:29.20 ID:/3qzPe6Q
近所の書店いくつか見て回ったが特装版売ってNEEEEEEEEEE!!!
479名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 23:08:21.42 ID:Vw+bURJ9
九州は24日にツタヤですらあったよ
480名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:42:30.65 ID:mQjUlq0W
ほしゅ
481名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 06:42:19.41 ID:J+Rk9k0H
>>467
>>4と、>>206からの流れから分かるように放っておけばいいよ
読者が集まるスレじゃなくて作者が集まるスレにしたいなら普通の人なら自ずと分かるしね

482名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 01:11:19.44 ID:t3oUfJPQ
保守ついでにレベルアップ
483名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 20:56:26.31 ID:SrE2jpsM
もはや雑談スレに
484名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 06:21:37.05 ID:/RxnmI2h
6巻読んだ、僕は肉×夜空が読みたいんだなあ
485名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 22:30:14.39 ID:jSedn9OI
数年前に書いたホーンテッド!のSSの書きかけを発掘した。
はがないの話題しか出ないけど、このスレの中ではどれくらいの人が読んでるのかね。
読んでる人がいたらにぎやかしの意味も含めて加筆して投下してみるよ。
486名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 02:07:40.34 ID:HoaViSPE
是非おねがい
487名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 20:33:34.97 ID:cSO5vhYx
田舎ですが限定版売ってません
アマゾるしかないか
488名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 22:45:23.75 ID:WXZyZ/EI
現在ははがない一強だけどホンテやソラウサもなかなかエロパロの題材としては悪くないと思うの
と言う訳で是非>>485
489名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 03:14:25.62 ID:vTmRp7n3
俺ねくろま好きだったんだけど同志はあんまり居なさそうだな…
あの異常とも言える全裸へのコダワリはMF文庫でも一二を争うと思うよ
490名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 03:54:11.01 ID:Sfp9ktYb
>>489
おもしろいよねー 出てくる美少女や幼女がどれぞれちょっぴりダークなところとか
491485:2011/06/05(日) 01:40:06.09 ID:TBUT9OaL
ラノベ部以外は平坂作品全部読んでたよ。ねくろまは絵師さえ良ければそこそこ人気出てたと思う。面白かったしアイディアが斬新だった。

というわけで投下しに来ました。クオリティは勘弁なw
492485:2011/06/05(日) 01:48:38.56 ID:TBUT9OaL

一ノ瀬さんのぱんつは真っ黒ヒモパン


 やはり時山ビームの効果は絶大だ。名前を出してちょこっと脅せば簡単に色々な物が手に入ってしまう。ふっふっふ、味を占めた僕がこれから何をやらかすか、皆の衆は恐れ、震え、そして僕の前に平伏すのだ! はーっはっはっ!!
「違うな……」
 家の窓から顔を出して叫んでみたはいいものの、徹底的に僕のキャラじゃなかった。そこは大いに反省し、今後に役立てることにしよう。何に役立てるのかは知らないけど。……それと、明日ご近所さんにどうやって挨拶しようか。
 いや、いくら演劇部の公演を頼まれたから厨二っぽい科白を練習代わりに叫んだわけじゃない。そんなアツいことするなんてまっぴらゴメンだ。僕はあくまでクールでミステリアスな女の子なのさ。ふふん。
 僕は自分自身を落ち着けるために叫んだのだ。ほら、よく言うじゃん? 「ファイトーっ! イッパーツ!」ってさ。うん、今気付いたけど落ち着けるような科白じゃないね。
 でも自分自身を落ち着けようと言うことは、いくら人生そのものが全て嘘の僕だって嘘を言ってはない。その原因になったブツは、社会課資料室で運良く、偶然に、たまたま拾って持ち帰ってきたブツは、まだ僕のスカートのポケットの中にある。
493485:2011/06/05(日) 01:56:09.65 ID:TBUT9OaL
「うへぇ……」
 それを取り出してもう一度眺めるが、やはり同じ感想しか湧いてこない。黒色で、ひも状で、自分の陰部を隠すためのモノ。すなわちぱんつだ。それも真っ黒でヒモで“せくしー”なやつ。
 びよーんと引っ張ってみると、やはり伸びる。びよーん。
「しかもまだ温かいし」
 本体を握って気が付いたのだが、まだそれには温もりが残っていた。それはまだ脱ぎたてであることを意味しており、やはりこれは、ああするしかないだろう。
 いや、でもいいのか? 僕には深春という可愛い彼女が居る。彼女に操を立てる意味でも、そしてこれ以上自分が堕ちないためにもここは踏みとどまるべきなんじゃないか?
 僕は考えた。死ぬほど考えた。今まで人生生きてきた中で一番熟考した。―――三秒ほど。
「我慢は体に良くないよねー」
 うふふふふ。普段はこんな女っぽい声は出さないし出したくもないけど、こんなものが目の前に有れば、必然的にどうするかは決まっているだろう。これはしょうがないことなんだ。僕のせいじゃない。あんなものが転がってるのが悪いんだ。そうそう、僕は悪くない。
「んふっ……」
 顔にまだ暖かいぱんつを押し当てる。すうっ、と鼻から息を吸い込むと、粘膜を焼き切ってしまうと思われるほどに官能的な匂いが僕の鼻孔を包み込む。一ノ瀬さんに鼻を犯されているようだ。
 「そんなに私の股間を嗅ぎたいのか? まったく、しょうがない豚だな」と、目を閉じていると想像してしまう。SでもありMでもある僕は、まだ自分のモノを触ってもいないのに達してしまいそうになる。
 いくら達してしまいそうだとはいえ、やはりこれでは物足りない。迷うことなく僕は自分の下着の中に手を突っ込む。
 触ってすらいないにもかかわらず僕のそこは既に準備万端で、ねちょ、という水気がそこに触れただけで僕の指に絡みつく。
494485:2011/06/05(日) 01:57:10.90 ID:TBUT9OaL
「んああっ!」
 つい大きな声が出てしまった。この前致していたときには僕のほんの僅かな喘ぎ声をたまたま聞いた地獄耳の深春に特攻されている。いくら深春とはいえオナニーは見つかりたくない。
 声を抑えるため僕はシャツの裾を口にくわえた。こうすることで羞恥心まで刺激することが出来る。考えた人は天才だね!
 むむぅ、やはり生は違うな。前にイリスのぱんつで試したときもそうだったけど(勿論許可は取った。でもその後顔を真っ赤にしたくおんにボコボコにされた)、使用済みとはいえ洗濯してしまった後のぱんつと、
脱ぎ立てほかほかのぱんつでは感じ方が違う。
 ブルセラショップなんてのがちょっと前に流行ったけど、女子高生のぱんつを買いに足繁く通うオヤジの気持ちが痛いほど分かる。僕だってそんな夢のようなものが金で手にはいるのなら、通いたくもなるというものだ。
 ん、ちょっと待てよ? そうなると女子高生なのに女子高生のぱんつを買いにブルセラショップに行くのか。「お嬢ちゃん可愛いねー、おじちゃんといいことしないかい?」とか言われそうだ。
 その後僕は空きビルの一室に連れ込まれて、待ち受けていたオヤジの仲間にそりゃあもう酷いことをされて……。
「んぁっ……」
 ……想像したら更に濡れてきた。ああ、そのオヤジどもの中にペニバンを装着したボンテージの一ノ瀬さんが見えるよ……。
495485:2011/06/05(日) 02:00:55.53 ID:TBUT9OaL

『せっかく私好みに調教してやろうと思ったのに、素のままでも淫乱だったんだな。なあ色情魔で淫乱の久遠くん?』
『ふぐぅ……』
 一ノ瀬さんに耳元に囁かれて言葉で虐められる妄想の中の僕は、蒸れ蒸れの一ノ瀬さんのぱんつを猿ぐつわ代わりに口の中に噛まされ、後ろ手に縛られM字に縛られ、あられもない姿を一ノ瀬さんに晒している。
 開かされた股にはバイブが両方の穴でういんういんといやらしい音を立てており、更に両方の乳首にはローターが貼り付けられている。与えられる快感がゴリゴリと正気を奪っていく。
 しかし、快感だけを与えておいて絶頂には導いてくれないんだ。いつもイク寸前でバイブを止められ、僕の体には火照った情欲の固まりがごっそりと残る。それを何度も繰り返され、意識は朦朧として正常な思考が出来ない。
 もういっそ堕ちてしまったらどうか。元々僕は嘘つきで、卑怯で、何からも逃げ出す最低な人間だ。
 ああ、ゾクゾクしてきた。そうだ、このまま最低な人間に堕ちたって、僕は僕のままだ。久遠悠紀という最低な人間であることには変わりないんだ。
 興奮と快感で僕の息は上がる。口の中に布が押し込められているのだから尚更だ。はぁはぁ、と肩で息をしている。ひゅー、ひゅーと
『いい加減認めたらどうだ? 自分はマゾのメス豚だってな』
『……はいぃ、み、認めます。ぼ、僕はあぅっ、ま、マゾのメス豚ですぅっ』
『それで、そのメス豚久遠は私にどうして欲しいんだ?』
「……はい、可夜子さまのぉっ、そ、その固くて黒いおち○ぽで、ぼ、僕のいやらしいアソコを貫いてくださいぃ……っ!」
 膣内に突っ込んでいた中指をくいっ、と折り曲げ、女の子の弱点を攻め立てる。すると、声にならない叫びと共に僕の体が弛緩する。く、くるぅっ! 僕の体を雷が貫き、絶頂へと押し上げていく。あともう少し、もう少しで、あっ、ダメ、イ――
496485:2011/06/05(日) 02:02:08.24 ID:TBUT9OaL

「悠紀ぃ? 誰をオカズにしてオナニーしてるのかなぁ?」
 ――けなかった……。ゴーストである深春は壁をすり抜けて、オナニー中にもかかわらず僕の部屋に突入してくる。これじゃあプライバシーのへったくれもない。
 でも待てよ、僕はこういった事態を避けるためにシャツの裾をくわえていたはずだ。しかし、裾は普通にへその辺りにあるし、今は自由に声が出せる状態だ。……本当にご近所さんとどうやって顔を合わせたら良いんだろ。
「寸止めだったんでしょ。 どう? 火照った躰をもてあます気分は。辛いでしょ?」
「……実は僕って放置プレイが一番感じるんだ」
「そこでぇ、ボクにとっておきの秘策があるんだけどぉ」
 深春が僕のことはお構いなしに言葉を続ける。結構頑張った科白だったんだけどなあ。こうなったら僕は深春に振り回されるしかない。そしていつものように墓穴を掘るのだ。ああ、僕って可哀想な娘。アーメン。
「演劇やる上では物を掴めないのって何かと不便なんだよね。ただでさえ人が少ないから、セットの模様替えっていうの? それとかやるときにボクは参加できないじゃん。どうにかならないかなーって思ってさ」
「思って?」
「師匠に相談したの」
 おおう!? 深春が師匠と呼ぶ“ブーメランばばあ”こと未至磨ツネヨの名前が一番出てきて欲しくないところで出てきたぞ!?
 !?なんて使いまくるくらいに悪い予感しかしない。自分の人生の中でも一番の失敗がこのブーメランばばあに出会ってしまったことであると本気で思っているくらいに、僕にとっては名前も聞きたくないくらいの存在だ。
 なおも深春は、僕に言い聞かせるように言葉を続ける。
497485:2011/06/05(日) 02:04:32.72 ID:TBUT9OaL

「それで、ちょっとした練習をやったら、なんと体を実体化することに成功したんだよ!」
「……へー」
 さすが師匠だね! と、鳥肌が立つようなことを仰る深春さんに、僕は気のない返事で返す。ブーメランばばあならなんでもありかよ!
 ここで喪神のようなゴースト研究家ならまだしも、ゴーストですらない僕にはそれの何にそんなに興奮できるのかが理解できない。
 女風呂を覗くんだったらゴーストのままであった方が都合が良いし、女子更衣室を覗くのだって女子トイレを覗くのだってそれは変わらない。そうだ僕はレズビアンだ何が悪い。
 僕が首を傾げていると、深春が得意そうな表情で言った。
「ボク、えっちできるんだよ! 初めては悠紀とするって昔から決めてたんだ♪」
「あ……」
 そこで最初の“とっておきの秘策”と繋がるのか。ブーメランばばあの名前が出てきたんで、これからどんなに厄介なことになるんだろうと身構えていたので忘れていた。しかしたまには、ブーメランばばあも粋なことをするじゃないか。
 深春も嬉しそうだ。何だかんだ言って僕と肌を重ねられないことを寂しく思っていたようだし。いや、肌を重ねるって手を繋ぐとか腕を組むとかそういうことだよ?
「というわけで」
「ふべっ。え? あ、あれ?」
 気付いたときには、僕は畳の床に押し倒されていた。それも手首を完全にホールドされており、いくら力を入れても全く起きあがれない。
 そして深春の顔が僕の視界いっぱいに広がって、重なった。優しいフレンチキス。しかし、これは始まりの合図なだけではないのだろうか。
 これは、もしかして、もしかしなくても、さっそく犯される?
498485:2011/06/05(日) 02:05:55.80 ID:TBUT9OaL

「や、やさしくしてね?」
「イヤだっ!」
 太陽のような笑顔で深春に即答されてしまった。むむぅ。
「せっかくこうやって悠紀とえっちできるんだから、優しくなんてするわけないじゃん」
「するわけないじゃん、って……」
「うふふ、今日は激しくするんだから。寝かせないぞっ☆」
 語尾に☆マークがはっきり見えた。吹き出しなんて見えないはずなのに、ウインクした目元で☆が飛んだ。うん、可愛いけどさ。ポップな感じにしても、いろんな意味で僕がピンチなのは変わらないけどね。まあ、その科白自体は嬉しいものではあるけれど。
「照れちゃってー。ゆーきったら可愛いんだからぁもぅ」
「……うるさい」
「いやー、カヨちゃんと紺遠くんが猿みたいに盛っちゃっててさ。ボクも自家発電だけじゃそろそろ限界なんだよねー」
 やっぱり知ってたか。しかし今はそんな場合ではない。フランクな口調で話してはいるが、先程から押さえつけられている両手首をぐいぐいと動かそうとしても、元から馬力のある深春相手にどうすることもできないのだ。これは、覚悟を決めるべきなのだろうなのだろうか。
「それじゃあ、いただきまーす」
 うっ、と呻いた瞬間に僕の唇は深春のそれによって塞がれていた。先程のようなフレンチキスとは違い、深いディープキス。段々と息苦しくなり、頬も熱を帯びてくる。
499485:2011/06/05(日) 02:08:21.74 ID:TBUT9OaL

「んむっ、んんっ」
 声にならないくぐもった音とが二人の口の間から漏れ出る。それは僕の精一杯の抵抗の音だ。今この瞬間も、僕の口内を犯そうと、必死に防御している僕の歯を深春の舌が歯茎をなぞるようにして攻め立てている。
 不規則なリズムで一回、二回と、舐め回すように僕の歯茎をなぞる。自分以外の人間の舌に舐められるのがこんなにも気持ちいいとは、これで口内にまで舌が侵入してしまったら僕はどうなってしまうのだろう。
「んふふー」
「んんむ……っ!」
 その心配は現実のものとなった。深春の攻めで緩んでいた顎が三春の侵入を許し、行為のせいで粘液で満たされた口内まで入ってくる。
 僕は深春の舌を追い返そうと、はい回る蛇のように動き回る深春の舌を押し出すようにして、僕の口内から追い出そうとする。
 深春も黙っていてはくれないらしく、必死に逃げ回るようにしながらも着実に僕の口内の粘膜を舌で舐め取り、更には僕の舌を捕らえ、ざらついた深春のそれを舐め回すように押しつける。それと共に、甘い痺れが僕の脳を溶かし始めた。
 危機感を感じた僕は何とかして口内から深春の舌を追い出す。必然的に深春の舌には触れなければならないので、更なる甘い痺れ僕の中の何かを削りつつ、懸命に追いだした。
 しかし、追い出したはいいが、口は完全に合わさっているのでその先にあるのは深春の口内だ。やばい、と思ったときにはもう遅かった。僕の手首を押さえていた深春の手はいつの間にか僕の顔に添えられ、完全に顔を固定された。
 そして僕の舌が入った状態のまま唇をすぼめ、更に深春は、口の中に入っている僕の舌に吸い付いた。僕の舌を意地でも逃さないつもりらしい。その間も僕の舌は舐め回され、吸い付かれたままだ。
 舌が犯されているような状態に僕の体からは完全に力が抜け、もう深春にされるがままになっている。
500485:2011/06/05(日) 02:10:28.60 ID:TBUT9OaL

 じゅぼ、じゅぼ、という淫靡な音が部屋の中で反響する。かろうじて見える深春の頬も赤いが、僕の頬はもっと赤いのだろう。手はだらんと垂れ下がり、完全に深春のオモチャだ。僕は深春から与えられる快楽をただ教授することしかできなくなっていた。
「……ァ、はぁ、はぁ」
「はぁ、はぁ、……んくん。うん、悠紀の涎はやっぱり美味しいや」
 ぷはぁ、という声と共に深春と僕の唇は離された。深春はまだ喋る余裕があるのだが、僕は完全に正気がない。
 今鏡を見れば、いわゆるレイプ目というやつになっているのだろう。意識は朦朧とし、目の前にあるはずの深春の顔もぼやけて見づらい。
 しかし、犯されたはずなのにもかかわらず全く嫌悪感が湧いてこないんだ。それどころか、もっとこの快楽の中に身を任せたいと思ってしまっている。
 完全に脳が焼かれてしまった証拠なのかも知れない。僕はもう壊されかかっているのだろうか。
 何も言えない僕に、深春は囁きかけるように耳元で言う。
「ボクってゴーストだからさ、服とか体とかを自由に変えられるのは知ってるよね?」
 それは深春だけでなく、世のゴーストの全てが持っている特性だ。深春に限った話をすれば、ショーウインドウで見た服を自分に着せたり、強盗と相対した事件(と呼ぶには馬鹿馬鹿しすぎる
事件だった)では犯人の持っていたネットアイドルの少女の写真を見て少女に変身したりもしていた。
 対象を見なければならないのはイメージがしやすいらしい。深春は不便だと言っていたけど、充分に便利だと思う。そして、何をするのか深春の手元には一枚の写真があった。
「これなーんだ」
「……ま、まさか……!」
501485:2011/06/05(日) 02:11:30.60 ID:TBUT9OaL

 僕がそれを引ったくって見る。そこには、男の象徴、いやイチモツ、いや男根…………ともかく僕ら女の子にはないモノのドアップの写真だった。流石の僕も思わず赤面してしまう。
 ということは、あれか? 日本の素晴らしき発想力が生み出した奇跡の体、すなわちふたなりか!? と、言っている側から深春の股間には既に凛々しいモノが備わっている。
 思わず凝視してしまった。いくらレズビアンの僕でも、こういったことに興味はある。「きゃあ、悠紀ったら変態さんなんだからー」という深春のきゃぴきゃぴした声がうるさい。
「エロマンガとかエロ雑誌とかで探しても、みんな修正掛かっちゃってて意味ないんだよねー」
 修正が掛かっていないと出版物にならないんだぞ。エロ書きの人も色々と大変なんだ。渾身のち○こを書いてもモザイクをかけられて涙目って話もあるくらいだ。
 それを自分の利益にならないからといって「はぁ、最近のエロ業界はだめだねー」とこき下ろす女子高生というのもいかがなものだろうか。
「それでさ、しょうがないから現地調達するっきゃないってことになってさ」
「……は?」
 疑問の声を上げる僕の言葉を遮るように、深春は一枚の写真を差し出した。……うへぇ、生々しい。そこには一ノ瀬さんと紺藤が一糸まとわぬ姿で腰を打ち付け合っている写真が……。
 しかしクラスメイトの淫行場面を写真とはいえ見ることになるとは、あまり気分の良い物でない。もう一度その写真を見てみる。うへぇ……。も、もう一度……。
「何してんの?」
「て、手で顔を隠していても指の隙間からガン見してるむっつりすけべ女の子ごっこ」
「ふーん」
「な、なんだよその目は」
「別にぃ」
502485:2011/06/05(日) 02:13:02.15 ID:TBUT9OaL

 そ、そんなことよりもだ、先程僕に見せた男性器のドアップは紺藤のものなのか。って、ちょっと待て、これから僕があんな事やこんな事をされるのって、間接的に紺藤とヤってることになるの? ……やばい、吐き気がしてきた。
「いやあ、カヨと紺藤くんに『こーんな写真を学校の全員の下駄箱に放り込もうと思ってるんだけどー』って言ったら、快く応じてくれたよ」
「鬼め……」
「うんうん、持つべき物は友達だね」
「……アーメン」
 おそらく今後もあの写真をちらつかせられて、様々なことをやらされるのだろう。僕は二人の今後の行く末を思って祈らずにはいられなかった。
「ああ、紺藤くんのおち○ちんと同じ形だからイヤだとか思ってるんだろうけど、ちゃんと形は変えてあるから大丈夫だよ」
「……まあ、最低限それなら……」
「おっきくしたけど」
「おい!」
 いやまて、単に紺藤のが小さかっただけかも知れない。あの紺藤のことだ。中国製のバイアグラなんかに手を出して借金背負って国外逃亡なんて姿が目に浮かぶ。
一ノ瀬さんは付き合いきれなくて日本に留まりそうだ。「あなたにはもうついて行けないわ!」……うん、ただの妄想なんだ。すまない。
 紺藤のモノが小さいのかそれとも極めて小さいのかなんてのは全くどうでもいい。大事なのは、深春のそれが大きいのかそれとも巨大なのかと言うことだ。この場面で悪ふざけはいらないからね。
「んしょ、ちょっと待っててね」
 字面だけを見ればゴムを装着しているようにも見えるが、深春はイチモツを装着している。……ちょっと意味分からないな。
503485:2011/06/05(日) 02:14:02.93 ID:TBUT9OaL

「よし、出来た」
 深春が振り返る瞬間、僕は思わず顔を覆っていた。男のイチモツなんて見たくもない。だけど、それが大好きな深春からぶら下がってるのだと思うと、何故だか顔が熱くなり、ちょっとだけなら見ても良いような気がしてきたのだ。
 指の隙間からそーっと見てみる。すると、意外や意外。馬並みなデカマラでもぶら下げてくるのかと思いきや、見た目だけは写真で見た紺藤のものとあまり大差ない。僕は我を忘れ、思わずそれを隙間から凝視してしまった。
「むふふー、えっちなんだからぁ」
「……うるさい。ちなみに、どれくらい大きくしたの?」
「うーん、大体五センチくらい大きいのかな」
 五センチなら、まあ許容範囲かな。
「あ、ちなみにどっかの雑誌に書いてあったんだけど、二センチ大きいだけで全然違うらしいよ」
「……ということは?」
「ヨガり狂っちゃうかも?」
「逃げていいよね?」
「だめー☆」
504485:2011/06/05(日) 02:16:41.56 ID:TBUT9OaL

 僕の満面の笑みも深春の満面の笑みに返され、更に僕に抱きついてきた。この笑顔を見せられたら僕はどうすることも出来ないだろう。それに、オナニーを寸止めされてさらにディープキスをかました後だ。いい加減僕の体の方もしんどい。
 体がしんどいのは、おそらく深春が僕に抱きついたまま、太股や背筋などをいやらしい手つきで舐め回すように撫でているせいもあるだろう。
 僕の情欲の炎をいたぶるように、ゆっくりと油を注いでは止め、それを繰り返すような動きだ。はぁはぁ、と自分でも運動した後みたいに息が上がっているのが分かる。
「あれ? 悠紀ったら、運動もしないのに息が上がってるよ?」
 ……こいつ。
「……分かってるくせに」
「へへーん。ボクね、捻くれて捻くれてねじ曲がった悠紀からおねだりされたいって結構前から思ってたんだー」
 妄想の中では一ノ瀬さんに媚びていた僕だけど、それはあくまで妄想の中の話だ。
 世間体やプライド、特に深春を前にするとそれこそ産まれたそのときから一緒くらいに古い付き合いなので、普段の自分でない自分を見せるというのは、精神的な面で容易なことじゃない。
 腹をくくれと言うことなのだろう。こうなった深春はてこでも動かないのはよく分かっている。どのみち僕もそろそろ限界だ。どうせ恥を掻くのら、少しくらい早くなったっていいじゃないか。
 僕はそう思うことにした。そう思いこむことにした。
「……お願い」
「それじゃだめー。何を、どこに、どうして欲しいのか。ちゃんと言ってくれなきゃ分かんないなー」
「……深春は鬼じゃないな。鬼畜外道だな」
「何とでも言えば? ほーれほーれ」
 深春は僕の目の前でブツをぶらぶらとさせている。明らかな挑発だ。
 くそっ。そっちがそういうつもりなら、僕は演技をするまでだ。そして骨抜きにしてやる。嘘を付くのは昔から得意だ。
505485:2011/06/05(日) 02:17:45.82 ID:TBUT9OaL

「……深春の、その、大きなおち○ちんを、ぼ、僕の、お、おま、おま○こに、い、入れて、欲しいです……」
「うぉう、言わせたのはボクだけど、なんかゾクゾクきたよ」
「……演技だよ?」
「そんなわけないじゃん。ほら」
 そう言って、深春は僕の股間にいきなり指を差し込んだ。くちゅり、という湿り気のある音が何の音もしない部屋の中で唯一の音となった。僕もなんとか声を出すのをこらえたものの、体がぴくっ、と反応してしまうのは避けられない。
 深春が満足そうな笑みを浮かべながら、もう一度指を動かし、くちゅり、くちゅりと、音を何回も連続させながら言う。
「だいたい、ボクが悠紀の嘘を見抜けないはずがないじゃん。何年の付き合いだと思ってんの?」
「ひぁっ……!」
「むふ、濡れてきた濡れてきた」
 やられっぱなしでは気にくわないとは思うものの、膣の天井を確実に刺激してくる深春の指使いに、僕は為す術無くされるがままだった。なおも深春の責めは続く。
「な、なんかくるよ……っ!」
「じゃあ、次はこっちね」
 その声と共に深春の責めが止む。一息吐いていたが、いきなり僕の視界が真っ暗になった。目隠しでもされたかと思ったが、どうも違う。
 いくら深春でもそこまで心配しないかと安心した途端、また下腹部への刺激が開始される。ざらざらとした何かを僕のクリトリスに押し当てられ、ぬめぬめとした液体をこすりつけるように……。
 どうやら僕は深春に覆い被さられて、あそこを舐められているらしい。
 その証拠に、僕の眼前には大きく晴れ上がった深春のモノがぶら下がっている。これは、銜えろと言う無言の要求なのだろう。ただでさえやられっぱなしなのだ。これ以上深春の好き勝手にされるわけにはいかない。
506485:2011/06/05(日) 02:19:19.94 ID:TBUT9OaL

「ほら、早くくわえなよ」
「……んっ!」
 ……と、無視していたはいいものの、下腹部への刺激がかなりキツくなってきているのともう一つ。その、目の前でぶらぶらと揺れているモノが気になってしょうがないのだ。
 僕は自他共に認めるレズビアンであり、男のモノに興奮するようなタチではなかったはずだ。いや、はずだった。しかし、深春のそれが脈打つたびに、銜えたくてしょうがない衝動に駆られるのだ。 
 何よりその圧迫感と、そして臭い。むせかえるような独特の異臭を放つのだが、何故だか嫌いになれない。それどころか、油断をしているとくわえたくなる衝動が抑えられなくなりそうだ。 
 深春の下腹部への責めは依然として僕の精神力をガリガリと削っていく。いや、何が何でも深春の責めに屈服するわけにはいかない。やっぱり僕のプライドが―――もういいや。
「んむっ」
「うくぅっ!」
 勢いよく僕が深春のモノをくわえると、深春もいきなりのことでびっくりしたらしく、深春らしくない艶っぽい声を上げた。やっぱり気持ちいいのかな。それに、普段は聞けないような女の子らしい声を、もっと聞いてみたいと思った。
 膝を立てた状態で僕に覆い被さっていた深春に、僕は首を上下に動かして深春のモノを口でしごいていく。
「ひぁっ、ゆ、悠紀ぃ」
「んちゅぁ、んちゅぅ」
 僕の名前を呼ぶ声音が完全に変わった。それが僕は無性に嬉しくなり、深春のモノの根本に手を添えて口と共に上下に動かす。
 深春も思い通りにさせたくないという対抗心からか、僕の股間をいっそういやらしく舐め回す。そして僕も、それに合わせて深春のモノをしごく。ただそれの繰り返しだ。
507485:2011/06/05(日) 02:21:16.21 ID:TBUT9OaL

 何度も繰り返していると、段々と深春のモノが僕の喉を突くようになった。あまりの圧迫感にえづいているが、深春にとってはそれすらも気持ちいいらしく、更に深くまでそれが入ってくる。
 深春もそろそろ限界が近いらしく、肉棒本来の臭いだけでなく、何か別の、ねちょねちょとした液体が僕の口内の潤滑油として使われ始める。これがカウパーというものなのだろうか。喉だけでなく臭いでも犯され、僕の体はされに上り詰めていった。
「ゆ、悠紀っ! そろそろイっちゃうよ! 口の中に出しちゃうからねっ!」
「んむぁっ……! んじゅちゅ……!」
 深春のモノが僕の口の中でむくむくと大きくなっていき、ぶるぶると躍動し始める。深春の腰は僕の口を犯すように上下されており、容赦なく僕の喉に肉棒が突き立てられる。
 しかし、それが苦しいどころか、気持ちいいのだ。勿論舐められている股間からの快感もあるだろうが、口を性器のように使われて容赦なく突かれることも、僕にとっては快感を呼び起こさせる一要素でしかない。
「そ、そろそろヤバいかも……」
 何かを堪え忍ぶような声で深春が呟く。それと共に、先程から震えていた深春のモノがいっそう震動し始めた。これは、もう限界だと言うことなのだろう。
「い、イくよっ!! い、いっくぅぅぅうっっッ!!」
「むふちゅああぁんっっっッ!!」
 ほぼ同時だ。僕の口内が白く犯されれ深春の顔が気色に染まるのと、僕の女の子の部分がきゅぅ、と締め付けるように躍動して、目の前が弾けたような快感をもたらしたのは。
 快感に身を任せて僕が余韻に浸っている間にも、深春の肉棒からとめどなく白濁とした液体が僕の口内へと流し込まれ、ついには許容量をオーバーするまでにもなる。
508485:2011/06/05(日) 02:23:14.08 ID:TBUT9OaL

「ごほっ!」
 僕が飲みきれなかった精液が口から零れ出す。それでもまだ相当量の精液が僕の口内の溜まっており、ねっとりと絡みついて飲みきることさえも叶わない。仕方なく僕は口を開け、中でころころと精液を転がす。
 深春が息を呑んでいるが、おそらくこの光景が相当にエロかったんだろう。絶対に鏡を見たくない瞬間だ。
「……ふぅ、悠紀のアソコ、もうこんなにお汁が溢れ出てきちゃったよ。ほらっ、このっ」
「んふあっ!」
 イかされてびしょびしょになっている僕のアソコがにちゃぁ、と開かされ、充血し勃起したクリトリスを露出させて、それをぴん、と弾かれた。強烈な一撃に僕の体はのけぞり、体の奥底で燻っていた炎に、また油が注入される。
 あれだけ盛大にイったにも関わらず、まだ僕の奥底の女の子の部分はもっと欲しくてたまらないらしい。何もしていないというのにドロドロとした粘液が、僕のアソコから溢れ出ていくのが自分でも分かった。
 まるでそれを見越したかのように深春の肉棒が僕の口から抜かれ、僕に覆い被さっていた深春の体はすぐにどけられる。
「ふふふ、ついに悠紀の初めてをもらっちゃうんだあ……」
 僕の濡れそぼったアソコを凝視しながら感慨深げに深春が勝手に言っているが、僕はそれを止めようにも止めることが出来ない。激しい快楽のせいで、手はだらりと地に付けられ、足は股を開いた状態のまま動かすことが出来ない。
 そして、一旦は下火だった躰がまた火照りだしてきた。深春に見られているせいか、あるいはこれから行われる行為を躰が熱望しているのかも知れない。僕は途端に恥ずかしくなった。
509485:2011/06/05(日) 02:26:27.94 ID:TBUT9OaL

「……悠紀、いいよね?」
 首を傾げて、不安そうな表情で深春が問うてくる。僕は恥ずかしくて何も言うことが出来ない。代わりに、こくり、と頷いた。頬もこれ以上ないくらいに熱かったし、深春から見れば恥ずかしがっている可愛い女の子にしか見えなかったろう。
 いや、ナルシストじゃないけどさ。ほら、深春真っ赤だし。恥ずかしいのは僕なんだからやめてほしいよ。
「じ、じゃあ、いくよ」
 顔を赤くした深春の声と共に、くち、という音が僕の股間からした。その股間には熱のかたまりのような感触がある。僕のアソコに、深春の肉棒が押しつけられているのだろう。
 押しつけられ、そして入ってくる。ずぶずぶと深春の肉棒が未開の密林に無理矢理に侵入してくる。
 入れたことがあるのは指くらいだった僕の膣が、初めての大きさに悲鳴を上げているのがよく分かる。もの凄い圧迫感と強引に押し広げる大きさに僕の躰が悲鳴を上げる。
「んっ……」
 どうにか汚いうめき声は出さずに済んだものの、やはり声は出てしまう。深春のあの表情を見ればガンガン突き入れたいに違いないのに、侵入は僕をいたわるようにゆっくりだ。
 好きなようにして良いよ、とは言えない。言えないまでも、せめて挿入を躊躇してしまうようなことはやめようと、僕は無意識で思っていた。
 やがて深春の侵入が停まる。どうやら僕の初めてがここで奪われてしまうようだ。
 レズビアンを自負する僕は、一生破られることはないか、もしくは正規の性器で破られることはないと思っていたけれど、まさか本物で破られるとは思いもしなかった。……こんなこと言ってる余裕はない。
510485:2011/06/05(日) 02:30:11.87 ID:TBUT9OaL

 深春が視線で問いかけてくる。僕は迷うことなく頷いた。当たり前だ。何を躊躇う必要があるのか。……結局の所、こうして何も言わないことで強がっているだけだ。僕はそんなに出来た人間じゃない。
 深春もそれを察してくれたのか、僕の頷きに黙って頷き返すと、狭い肉穴を押し広げることを再開した。
 その瞬間、ぷちり、という音がした。
「っつぅ……ッ!」
 唇を噛んで声を殺す。痛い。痛いなんてもんじゃない。張り裂けそうだ。奥まで届いたそれが、文字通り僕を突き破ったのだ。涙が出そうになって腕で目を隠したけれど、充血した眼球は隠せても流れる涙は隠せなかった。
「大丈夫っ!?」
「へ、平気だから。そのまま、続けて……」
 いくら本来の性別は女とはいえ、ほんの少し前まで世間的な性別は男だったのだ。ナカはまだひりひりする。おそらく血はだらだらと止めどなく流れているだろう。だけど、こんなことで深春の手を患わすわけにはいかない。
 しかし、いくら待っても深春の腰は動かない。荒い息をする僕の耳を深春は甘く噛んだ。
「ひゃんっ」
「無理、しなくて良いんだよ」
「っ……」
 僕の目を覆っていた手がどかされ、深春の困ったような笑顔が眼前に晒された。そしてそのまま、深春の顔が近づいてくる。
511485:2011/06/05(日) 02:32:35.60 ID:TBUT9OaL

 唇が塞がれた。しかし、それは淫靡なそれではなく、あくまで僕を安心させようとするやさしいものだ。思わず涙がこぼれた。
 溜まっていた雫が落ちたものだが、それがじくじくと残る痛みによるものか、それとも自然と出てきた涙なのかは分からない。
 そんなことはもうどうでもいいのかもしれない。僕は深春の腕の中にいる。それだけで僕は嬉しくなった。痛いとかは関係ない。それだけで僕は嬉しくなれるのだ。
「……深春」
「ん、なに?」
「……ありがと。もう、いいよ」
「……うん」
 僕の微笑みに、深春も微笑みで返してくれた。そのことに僕はますます嬉しくなり、今までは痛いという感情だけで精一杯だったけれど、今は深春を感じられる余裕もありそうだ。
 やがて深春の「いくよ」という合図で、みちみち、という音を立てて破れた膜から更に僕の奥へと入ってくる。
 正直言って、痛い。痛いけれど、それと共にまるで駆け上がってくるような感覚が僕の脳を刺激し始めたのに気付いた。
「くぁんっ……」 
「んくっ、悠紀のナカ、ボクの精液を貪ろうとしてぐにゃぐにゃ蠢いてるよ……!」
「はんぁっ、い、言わないでぇ……」
 無意識で僕らしくも無い甘い声が漏れ出てしまう。この奥がきゅんきゅうとなっている様は、感じてきているということなのだろう。声も甘いが、体の中も何か甘いものが支配し始めてきているような気がする。
 深春の一突きのたびにその度合いはどんどん増していき、上下運動の際に発せられるぐちゃぐちゃといういやらしい水音も、僕の奥の高鳴りと共により一層水気が増えていくばかりだ。
512485:2011/06/05(日) 02:34:06.66 ID:TBUT9OaL

「ひゃぁっ……! ぁ、はぁ……ッ!」
「ぐ、くぅっ! し、締めすぎだって……っ!」
「そ、そんなこと、い、いっらっれぇぇッ!」
 僕のナカの襞がこすりあげている深春の棒が、徐々に堅さを増してきた。先程から何度か僕の一番奥にコリコリと当たっていたのだが、逸物が硬さを増したために一突きごとに
僕の一番大事なところ、子宮の入り口を抉るようにゴリゴリとやってくる。こんなことをずっと続けられては、女の子はひとたまりもない。
「い、いくぅっ!」
 躰が軽く痙攣し、中もきゅっと締まったのが自分でも分かった。とてつもない快感が刺激となって脳へと送り込まれ、僕の目元では火花が散っている。
 しかし、深春はまだ腰を振り続けて、イっている最中なのにもかかわらず子宮を虐め続けてくる。断続的な快感が強制的に続けられ、既に正気が保てなくなっている。
「い、イっちゃうぅうっ! イくうぅううううぅあうああっ!!」
 イきっぱなしの状況の中、深春の腰の上下運動が早くなった。逸物の硬さも更に増し、完全に僕の奥が犯されている。
 僕らしくもないとかそんなこと言ってる場合じゃない。とにかく頭が弾けて、吹っ飛んで、どっかいっちゃいそうだ。
「だ、出すよ! いいよね! っつうっッ!」
「い、イくっ! イクくうぅぅううううッっっ!」
 その瞬間、深春の肉棒が小刻みに震えたと思ったら、次の瞬間には全てがはじけ飛んでいた。ナカも、奥も、僕の頭でさえも。
 どろりとした熱いモノが、まるで溶岩が斜面をすべり降りるように僕の奥をなだれ込んでくる。蹂躙するようにナカを浸していくそれに、僕は為す術もなくのたうち回ることしかできない。
513485:2011/06/05(日) 02:35:30.32 ID:TBUT9OaL

「うっくぁああ! と、止まんないぃ!!」
「おくあついぃいいいい!! ま、またイっちゃぅうううううッッ!!」
 どくどくと止まることを知らない白濁液が奥底にどんどん溜まっていく感覚がはっきりと知覚できる。行為の後だと言うこともあるけど、それ以上に僕のナカからじわじわと熱が体へ行き渡っていくのが分かる。
 これは、クセになる。絶対にだ。現に僕の奥は今もきゅんきゅんと激しく鼓動し続けているし、熱さを伴った粘液が奥で蠢き続けているような気がする。所詮はコピーだから孕むことはないだろうが、それでも僕の子宮を直接犯されているような感覚がある。
 深春が寝そべった僕の体に倒れ込むようにして密着し、僕の耳元に顔が置かれる。はぁはぁという荒い息がイったばかりの体を耳から虐める。
「お、女の子のナカってこんなに気持ちいいんだ……」
「……ぁ、はぁ、はぁ……」
 本来なら何事か突っ込みを入れたいところなのだが、生憎息が切れてまともに言葉を発せるような状態じゃない。それほどまでに僕は深春に攻められ、屈服させられていたらしい。
 と、体を起こせる程度には体力が回復したらしい深春が、起きあがって何をするのかと思えば、さっきまで自分の棍棒が犯していた僕の入り口をまじまじと見つめている。いくら僕でも恥ずかしいものは恥ずかしい。
「うわー、エロいねー」
「出したの自分だろうに……」
 とろ、と白く濁った液体がだくだくと僕のナカから這いずるように出てきて、入り口から垂れる様はさながらレイプされた後のようだ。いや、確実にレイプ紛いのことをされたんだけれども。
「ちなみに、この精子ってホンモノのモノホンだから、運が良かったらデキちゃうかも? きゃっ」
「はぁ!?」
514485:2011/06/05(日) 02:36:46.75 ID:TBUT9OaL

 きゃっ、じゃない! どういうことだ、ホンモノって! 僕は耳を疑った。まさか、あれか、今まさに僕のお腹の中の卵が深春の精子に陵辱されているっていうのか!? ……いやぁ、それはそれで……じゃなくて!
「おいおいおいおい! 父親がゴースト(女)で母親が元男装少女ってどういうご家庭だよ! 稲川淳二もびっくりだよ!」
 まくしたてる僕に深春は「むふふふ」という気味の悪い笑いをあげて僕は完全に無視。深春のことだ。ウチの義母さんに満面の笑顔で挨拶に行く様子が容易に想像できる。そして義母さんはそれに対して全く動じずにむしろ笑顔で僕を家から追い出しそうだ。
 「ちゃんと責任取って美治ちゃんちのお嫁さんになるのよ」と言いながら満面の笑みで僕を送り出す我が母の姿が目に浮かぶ。そして僕は一生深春の性の奴隷に…………やめよう、なんかテンションが変だ。
「ふふ、出来てても出来てなくても、悠紀は深春のだよ」
 ……僕の心の中を見透かしたような深春の科白。いや、そこは否定して欲しかったんですけど。
「ちなみに、拒否権はないから」
 そしてまた心を読まれる僕。そんなに顔に出ているのか、僕は。
「顔に出やすい方じゃなかったはずなんだけどなあ、とか思ってるでしょ。他の人にはそう思われてても、ボクにはお見通しだよ。悠紀がボクにぞっこんラブだってことも、ね」
 そう言って深春は僕に顔を近づけてくる。目を閉じて、ゆっくりと。それに拒否感を憶えず、それに応えようとする僕は、やっぱり深春の言うとおりなのだろう。
 臍曲がりだから自分からは絶対言ってやらないけどね。せいぜい頑張って僕の口を割らせてみろってんだ。…………正直いつまで保つか自分でも自信ないけど。
 そんなことを思いつつ、僕は自然に目を伏せていた。そして、陰は一つになって――――
515485:2011/06/05(日) 02:37:53.67 ID:TBUT9OaL


 ドンガラガッシャーンッ!!

 一つになる直前、もの凄い音を立ててドアが外れ、こちら側へと倒れ込んできた。幸いにして下敷きにはならなかったものの……どうするんだ、これ。
 それに、原因と思われる二人は倒れたドアに乗っかったまま喧嘩してるし。
「あ、あれほど体重を掛けるなと言ったではありませんか!」
「わたしのせいではなく、単にくおんが重いのでは?」
「な、何を根拠にそんな」
「駅前のケーキバイキング」
「うっ」
「お姉様と大食い勝負」
「ううっ」
「その後眠くなって畳で昼寝」
「……」
516485:2011/06/05(日) 02:39:07.20 ID:TBUT9OaL

 濁った目になってしまったくおんを見て、イリスはどこか恍惚とした表情をしている。……お姉ちゃんは本気で将来が心配です。
「……あー、くおん、どうした?」
 微妙に気まずい雰囲気になっていたので僕はあえて沈黙を破ってみることにした。深春は深春で楽しそうな笑みを浮かべたまま何もしようとしないし、イリスも同様だ。
「あ、お、大義姉上っ! じ、実はですね、実はその……」
 くおんは必死に何か言葉を探している。まあ、僕と深春の情事をのぞき見していて、寄り掛かっていたドアが二人分の重みに耐えきれなかったのだろう。
 見るに蝶番が外れただけっぽいので別に騒ぎ立てることでもない。僕は穏便に事を済ませようとした。
「あー、くおん、別に怒ってるわけじゃ」
「お、大義姉上っ! わ、わわ私の脱ぎたてぱんつをう、ううう受け取ってくださいっ!!」
 いきなりぱんつを脱ぎだして何をするかと思えば、何だかよく分からない。そんな、僕が脱ぎ立てぱんつを貰って喜ぶような奴だと思ってるのか。
 ……くおんよ、赤くなった顔も可愛いと思うんだが、そういうものじゃないと思うんだ。渡してくるのがチョコレートとかだったら様になってたんだけどなあ。と言いつつくおんのぱんつは既にポケットの中へ。
「あー、くおん。気持ちは嬉しいし是非とも今晩使いたい……げふんげふん、ちゃんと履こうと思うんだが、どうしてぱんつを僕に?」
 至極真っ当な僕の疑問に「へ?」とくおんは固まったように動かない。何か一大決心をしたのに肩すかしを食らったような顔をしている。
 そこへイリスが何やら耳打ちをしている。それを聞いてくおんは、顔を真っ赤にしたと思ったら真っ青に、目はくるくる回ったと思ったら憤怒の睨みに。表情がころころ変わってとても可愛らしいと思うのは僕だけだろうか。
517485:2011/06/05(日) 02:40:48.79 ID:TBUT9OaL

「では、脱ぎたてのぱんつを好きな人にあげると願いが叶う、というのは……」
「叶うかもしれない。性的な意味で」
 ひくっ、とくおんのこめかみが引きつった。
「自分の国にはそういう風習があると言ったのは……」
「私は産まれたときから放浪していた。祖国なんて無い」
 ……ああ、くおんは可愛いなあ。心の底からそう思うよ。
「……小義姉上。やり合ってもやり合っても付かなかった決着、どうやら今日付くようですね」
「その時立っているのは、私」
 ガキン! という金属のぶつかる鈍い音が狭い部屋に響き渡り、鍔迫り合いをしたまま二人は廊下を出て行ってしまった。
 階下には我らが母君もいるというのに。一応祈っておこう。アーメン。
 と、二人が去ったことによって嵐が過ぎ去った後のように部屋が静かになり、僕と深春だけが取り残される状況となった。
 相変わらず彼女は面白そうに笑っている。せっかくのいい雰囲気が壊されたのに、まったく気にしていないという体だ。
518485:2011/06/05(日) 02:43:12.37 ID:TBUT9OaL

「……なんかごめん」
 そんな彼女に僕は素直に頭を下げた。いくら僕だって、こんなところを邪魔されたのなら謝らなければいけないだろう。それくらいのデリカシーはある。笑うところじゃないからな。
 しかし、深春はまだ笑っていた。くそう、ネタで頭下げたわけじゃなかったのに。いや、単に笑っているというよりも苦笑の色が濃い笑みだった。
「えー、あの悠紀が謝ってくれるのー? 明日は雹だね」
「……うるさい」
 深春はからかっているが、僕は本気だ。僕だって事後のゆっくりとした時間を楽しみたかったのに、今回ばかりはとんだ邪魔が入ったという気持ちでいる。くおんは可愛かったけどさ。
 深春は僕が謝っているのがそんなに面白かったのか、顔を近づけてにししと笑った。その憎たらしい笑いに、僕は表面だけ苛立ちの表情を作ったが、こういったやり取りをすごく楽しんでいるのは、もう深春にはバレているだろう。
「ま、謝ることはないって。それに、ボクららしいじゃない、こういうのって」
 彼女はくりくりの大きな瞳を僕のそれに大きく写し、そして朗らかに笑った。
「……不本意だけど、その通りだね」
 僕も笑った。僕は苦笑だったけれども。
 そんな僕に、深春は近づけたままの顔を更に近づけて、僕の頬に唇をちゅっ、と当てた。
519485:2011/06/05(日) 02:45:00.24 ID:TBUT9OaL

おまけ

「そういえば、何でくおんは真に受けたんだ? いくらなんでもそこまでバカじゃないだろ。」
「……それは遠回しに私がバカだと仰っているのでしょうか」
「い、いや、そんなわけじゃないけど」
 今のくおんの鬼のような表情からして、明らかにアホの子キャラだということを指摘したら、僕の胴体と首は離ればなれになるだろう。結構気にしているらしい。
 ここは話を逸らすのが賢明だと判断した。言わないけど、明らかにくおんはアホの子だから……。
「で、でもさ、やっぱり気になるじゃないか。何だってそんなこと」
 そう聞いてみたところ、いつもはきはきとした喋り方をするくおんが何かをブツブツと呟いている。こんなくおんを見るのは珍しい。
「くおん?」
「……お、大姉上が黒いぱんつを嗅いでいたところをのぞき見して、それがどういう意味か小姉上に訪ねたら『脱ぎたてのぱんつを好きな人にあげると願いが叶う』とか言われて、そんな馬鹿馬鹿しいことを私がするとお思いですか!?」
「…………」
「べ、別に大姉上とそうなりたいとか、そう言う意味ではなくてですね! あ、あくまで親愛の形として私の脱ぎたてぱんつをですねッ!!」
 顔を真っ赤にしながら手をじたばたさせて、弁解らしきことを仰っておられるくおん。
「……お、大姉上のバカ」
 結論、くおんは可愛い。
520485:2011/06/05(日) 02:46:41.42 ID:TBUT9OaL
長々とスレを占拠して申し訳なかったorz 少しでも楽しんでいただければ幸い。

では、また普通の名無しに戻ります。
521名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 08:23:45.43 ID:iVhHkY6i
GJ! 悠紀の再現度がすごい
まさか正体は最近エロいのを書けなくてムラムラしてた読たんじゃなかろうなw
522名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 11:02:16.50 ID:1FleoSRa
>>520 >>485乙 なついわ
523名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 00:18:07.60 ID:ja7Ez6UU
保守
524名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 08:36:19.93 ID:XXUSqfQ8
ぺろぺろ
525名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 18:32:46.95 ID:StJEEZ+V
ほしゅ
526名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 06:28:25.97 ID:idGrFyNS
保守
527名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 09:55:25.88 ID:yqftArxb
カキコ
528名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 17:46:50.81 ID:5gYvbdc/
529名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 19:50:01.08 ID:5gYvbdc/
今日の談話室は俺と夜空だけだった。その他の連中はなんか用があるとかで、小鳩も修学旅行で不在だし、久々に読書中心の静かな活動である。

突然、夜空が、読んでいた本から顔を上げた。

「り、リア充な奴等は友達の家に集まり、お泊まり会とか言うのをするそうだな。」
「は?」
前後の説明もなく会話を振られても答えようがない。
夜空はぽかんとする俺の顔を見ながらイライラしながら話を続ける。
「だから、真の友達同士は、相手の家にお泊まりに行って、お互いの秘密とか、誰が好きとかカミングアウトしあうらしい。」
「あぁ。パジャマトークとか言うらしいな。女子同士のことだろ。」
多分、男同士だと朝までゲームか、お宝本を披露させられて性癖をばらされるとかそんな感じだろう。
「というわけで、真の友達が出来た時に右往左往しないように、お泊まり会を練習する。今日、小鷹の家に行くから準備をしておくように…。」
顔を真っ赤にしながら、だんだん小さくなる声で夜空が言う。
530名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 19:53:12.08 ID:5gYvbdc/
「いやいや、男女がお泊まり会したら、流石にまずいだろ?」
少し涙目になった夜空が反論してくる。
「とはいえ、他の友達でもない連中の家に行くのは練習にならないし、死んでもいやだ。てか、死んで欲しい。」
まあ、俺も星奈の家に泊まらされた事もあるし、マリアを泊めたこともあるので、なんか拒否するのも後ろめたい。
「うーん。わかった。しかし、家に来ても特に面白い事ないぞ?」
「ありがとう…」
少し頬を赤らめた満面の笑みに、俺はドキリとした。
「それから、この事は他の連中に秘密だからな。」
あたりまえだろう。言えるわけがない。

(初めてのだけど、こんなんでいいの?)
531名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 20:55:09.37 ID:EjJJeEDw
わっふるわっふる
532名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 23:40:19.13 ID:3xpCvjRS
こんなんでいいどころか十分すぎる


続きに期待
533名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:03:42.92 ID:EtdjO28g
>>530から続き

その後、泊まりの準備のために、隣人部の部室である談話室を後にした。
小鳩がいない予定であったため、夕食は冷蔵庫の残り物ですます予定だったが、夜空が来るため駅近くのスーパーで買い出しをする。
夜空とは駅で待ち合わせをした。

「おう。早かったな。しかし、その格好は、、」

夜空は以前デパートで買ったジャージ姿にボストンバックだった。マジで体育会系の合宿だな。
「小鷹が変な気を起こさないように、地味にしてきた。」
「するかっ!」
夜空が少し驚いたように言い返す。
「し、しないのか??一応、官能的な下着も用意しておいたのだが。」
「最初に言ってた事と矛盾してるぞ。」
「冗談だ」
もう、どこまでが本気かわからん。
それ以上突っ込む元気も無いまま、俺の家へ向かった。
534名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:05:11.54 ID:EtdjO28g
「なかなか、いい家だな。」
「そうか?長い間使っていなかったから、所々ボロがきてるけどな。腹へったよな?夕飯作るからその辺でくつろいでいてくれ。」
「私も手伝う。」
俺たちは買ってきた食材を並んで調理する。心なしか夜空が嬉しそうだ。
「…楽しそうだな。」
夜空の顔が真っ赤になる。
「ば、馬鹿なことをいうな。お呼ばれしたのに手伝わない訳けにはいかんだろう。義務だよ義務。」
うーん。お呼ばれした覚えは無いんだが、どちらかというと、勝手に押し掛けられたんだが。
535名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:09:15.19 ID:EtdjO28g
料理の準備が出来たところで、早速食べることになった。しかし、お互い交わす言葉が無い。
「な、なんかさ。」
「なんだ?」
「お泊まり会なんだから、何か楽しく会話するもんじゃないのか?」
「う、そうか。小鷹が何か喋れ」
そういきなり振られても、すぐに話題がつくれるようなら友達作るのに苦労しないって。
俺が黙っていると、夜空がポツリと呟いた。
「このポテトサラダ旨いな。」
「そうか?茹でたジャガイモ潰してマヨあえたたけだがな。」
「ん、小鷹が作ってくれたからな。」
そういえば、こいつ、親にはなんと言ってきたんだろう?案外合宿とか言ってジャージで来たんだろうか?
「夜空、親には何て理由をつけてきたんだ?」
「普通にお泊まり会に行ってくると。」
「よく許してくれたな。」
「まあ、親友のトモちゃん家なら、親も安心してくれた。」
「えっ?トモちゃんはエア友達だろっ!?」
「普段からトモちゃんの話しているからな。中学時代からの信頼できる友人だ。問題ない。」
すげえ、親は存在を信じているんだ。いや、完璧な情報操作で信じこませたに違いない。

夕食後、夜空はソファーに座り持ってきた本を読みだした。いつもの談話室と同じじゃないかよ。
俺は食器を洗いながら夜空に風呂に先に入るように言った。
536名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:13:09.51 ID:EtdjO28g
「いやだ。私が風呂に入っている時に襲うつもりだろう。」
「襲うかよ!」
「冗談だ。本当の事を言うと、一番風呂は肌に刺激が強すぎて苦手なのだ。」
ああ、見た目も色白て肌がきれいそうだし、水道の塩素が刺激になるんだ。
そういえば、こいつの肌はよく見たことないな、海に言ったときも全身水着だったし。
「いま、何を想像してた?」
夜空がさげすんだ目で俺を睨む。
「いえ、何も想像してません。水着姿とか全然思い出そうとしてません。」
「ふーん。」
にやにやしながらも夜空はそれ以上突っ込まなかった。
「じゃあ、俺が先に入るぜ。何なら一緒に入るか?」
「断る!」
そう言いながら手元の本に目を落とした。
537名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:15:32.63 ID:EtdjO28g
俺は洗い物が終わると、自分の部屋から着替えを持ってきて、風呂場に向かった。
途中リビングを覗くと、夜空は持ってきた本を黙々と読んでいた。
脱衣場で服をを脱ぎ、洗濯機に放り込む。
湯船に浸かりながら、この後どうすればいいのか考えて始める。ドキドキと胸の鼓動が止まらない。
うーん。やはり、夜空には小鳩のベッドで寝てもらうんだろうな。しかし、パジャマトークなら、布団を並べるのか?いやいや、それはまずいだろうし。
湯船を出て頭を洗っているときに、ふと、背中の脱衣場に気配を感じる。
「小鷹、一緒に入るぞ」
「えっ?ちょ?お前なにやってるの?」
俺は思わず下を向いて、目を閉じた。
「安心しろ。私は水着を着ている。しかし、絶対こっちを見るな。夕飯のお礼に背中を流してやろう。」
夜空は俺の後ろにしゃがみこみ、石鹸で俺の背中を洗い始めた。
538名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:19:44.13 ID:EtdjO28g
以前、幸村にも流してもらったことあったな。そんなことを思いだす。
柔らかい夜空の手が俺の背中を往復する。うう、駄目だ。俺の股間が徐々に元気になっていく。
そのうち、夜空の手が俺のお腹まで回ってきた。ぴったりと抱きつかれたまま、しばらく動きが止まる。
背中に柔らかいものがあたる。しかも、真ん中には何か、ぽちっとしたものが、、、
「こ、小鷹はいやらしいな」
「お、お前がそんな風に背中を洗うからだろ。」
俺は目を開けて、首だけ振り向く。目の前にはとろんとした夜空の顔があった。
自然と唇を重ねる。初めてのキス。本能的に夜空の舌を求める。

くちゅ。くちゅ。

「「はぁ、はぁ、はぁ」」
お互いが相手の唇を求める。舌と舌がふれ合うと、電流が流れるような快楽が襲ってくる。

俺は体ごと振り向いた。やはり、全裸の夜空がそこにいた。星奈の爆乳にくらべれば小さいかもしれないが、一般的には巨乳の美乳が目の前にある。そして、少し薄めの毛から、われめが見える。
俺は夜空を抱き寄せ、その胸に舌を這わせた。
「あ、ああっ」
539名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:21:31.29 ID:EtdjO28g
(ここから先、考え中です)
540名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 01:20:53.97 ID:7BMq8NjB
生殺しか、生殺しなのかッ!
続き待ってンぜ!
541名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 16:58:44.60 ID:7bOHRq3c
原稿に行き詰まった読たんかと思ったわ
それにしても続き全裸待機
542名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 21:34:13.02 ID:Usl2NnWV
右手でもう片方の胸をさわる。片手ではこぼれそうなおっぱいをむにゅむにゅと。
や、やわらけぇー。
指と舌で乳首をいじるのに同期して、夜空がピクッと反応したり、声をもらす。
「あっ。、ん、はうぅぅ。」
いつものドスの効かせた声からは想像できない萌える吐息だ。
指をゆっくりと胸からお腹、へそとなぞっていく。夜空の身体がビクビクと反応する。
そして、薄い繁みの中の肉の隙間に指を滑り込ませた。
にゅるっとした感じでその隙間にはわせる。想像以上に柔らかい。乱暴に触ると傷をつけてしまいそうだ。
「あっ、いっ、や、やさしくしてくれ、、」
俺はコクンと頷き粘液でトロトロになっている小突起辺りを指の腹で優しく擦った。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、こ、小鷹、だ、だめ、、あっ、い、いってしまう。そ、そんなふうにされると、ん、ん、ん、だ、だめ、だめ、だめ、だめ、だめ、
だめェェェ。」
しかし、俺は止めない。いやむしろより指の動きを激しくしてやる。そして耳元で優しく呟いてやる。
「ソラ、、いってもいいよ。」
その後、夜空の固くなった乳首を思いっきり吸う。
「あっ、いっ、いくっ!いってしまう。だから、だめだったらぁぁぁ、いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

夜空はぷしゅぷしゅと潮を吹きながら、身体をビクンビクンと震わせた。
543名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 21:35:31.27 ID:Usl2NnWV
俺に抱えられたまま、放心状態で快楽の余韻に身をゆだねる夜空。
いった後も2、3度、ぴくんぴくんと身体を揺らす。いや、まだいってるのかな?
そのまま、数分すぎた後、ようやく夜空は頭をあげた。
「こ、小鷹の分際で、私だけをいかすとは、許せん。」
目に一杯泪をためつつ、頬を真っ赤にして抗議する。
「小鷹といきたかったのに、一緒にいきたかったのに、、、」
俺は再び夜空の唇を塞いだ。すると、直ぐにまた身体の力が抜け、今度は夜空の方から舌を絡ませてくる。
「はうっ!?」
突然、夜空は俺のモノをつかんだ。
「仕返しだ。今度は私が小鷹を攻める番だからな。」
ギンギンの俺のモノを夜空の小さな手でゆっくりと上下に擦る。
すでに溢れていたガマン汁が、夜空の手にも絡み付き、ぐちゅぐちゅと音をたてる。

544名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 21:41:44.50 ID:Usl2NnWV
ヤバイ。かなりやばい。このままだと、直ぐにでもいってしまいそうだ。
「よ、夜空。ちょっとペースを落としてくれ、でないと、俺、もう、ああぅ」
「ふふふ、かわいいな小鷹は。すごくかわいい顔になっているぞ。」
夜空はいっそう手の動きを早くした。本当に限界だって。
そして、その時、夜空は俺の乳首に吸い付き、あまがみした。
「んっ!」
どくん、どくん、どくん、どくん、どくん、とくんっっ!

「ひどいな小鷹。お前の汚物で私の身体を汚すとは。」
夜空の肩から胸にかけて、俺の黄ばんだ白濁液が飛び散ってしまった。

「一生かけて責任とってもらうからな。」
夜空はうっすらと笑みをこぼした。

(一部完)
545名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 22:08:53.01 ID:YGP8R+Rv
一部完ということは二部もあるんだよな!?
期待していいんだよな!?
546名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 22:34:07.20 ID:7bOHRq3c
ソラァァァ!
GJ!
引き続き全裸待機
547名無しさん@ピンキー:2011/07/02(土) 07:47:30.28 ID:kemaAesm
「あ、あにき!ぜひ、あにきに見ていただきたいものがございます!」
いつもはぼーっとしている幸村が頬を赤らめながらまくし立てるように話してきた。
「落ち着け。何の話だ?」

「その、以前あにきから、生えてこないと言われていたアレが、芽を出してきたことを発見しました。」

「?」
そういいながら、幸村はごそごそと執事服のズボンをぬぎだした。
「すこしお見せするのはお恥ずかしいのですが、ぜひ真のおことである兄貴に鑑定していただきたいのです。」
下半身をあらわにした幸村は、そのままソファーに座ってM字になった。

くばぁぁぁ。

548名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 12:24:34.08 ID:Uv9iHe4D
あれ?続きは?
549名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 18:55:53.10 ID:cIf5H8Nr
>>544の続き

夜空はシャワーで、自分の身体にまとわりついた俺の分身を洗い流した。
くびれた腰と丸みを帯びたお尻を後ろから眺めていると、一度破裂し、しなびていた俺のモノが再び天井を仰ぎはじめてきた。
俺は後ろから夜空を抱き締め、彼女の耳元でささやく。
「夜空、、好きだ。」
「もう、元気になったのか?」
固くなったソレが夜空のお尻を突く。
「入れたい…」
「ここじゃ、だめだ。」
「いやだ。入れる。」
「しょうがないなぁ。でも、やはり、私としては、ちゃんと布団の上でして欲しい。」
俺は、夜空の手を引き風呂場から自分の部屋を目指そうとした。
しかし、夜空は動かない。
「?」
ここまできて、やはり駄目なのか?俺は彼女の顔を再び見つめる。
550名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 18:56:52.55 ID:cIf5H8Nr
「…だ、だっこ、、」
最初の言葉が良く聞き取れない。
「ん、どうした?」
「だ、だからお姫様抱っこして欲しいといってるんだ!」
夜空は顔を真っ赤にしながら口を尖らせた。
俺はひょいと夜空を抱き抱え、風呂場から俺の部屋に向かった。小さくなった夜空が俺の胸の中でニヤけている

ベットの上に夜空を横たえ、俺もその横にもたれ、彼女の唇を塞ぐ。耳たぶをあまがみし、首筋に舌を這わせる。
「はっ。うっ。あぁぁ」
小声であえぐ夜空。俺は一旦身体を起こし、彼女の膝を立てて開いた。
初めて女の子自身を間近に観察した。
「ちょっ!そんなに見られると恥ずかしいぞ。」
夜空は手で大事な所を隠そうとした。俺はその手をどける。隠そうとする手にはそんなに力は入っていない。
「夜空をもっと知りたいんだ。」
そう言いながら、彼女の肉の芽を舌で弄んだ。
「あんっ!」
551名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 01:35:44.69 ID:eXGZOjCc
イイヨイイヨー
552名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 10:00:31.88 ID:eO0s9i1j
>>550
ふっくらした肉の丘のすき間から顔をだす小さなフード。そこをやさしく舐めあげるたびに、夜空の腰がビクビクと反応する。
そっと、中指の先を体内に差し込む。奥まではちょっと怖いので、ほんの先っちょだけだけど、それだけで十分夜空は声を漏らす。
「あ、ん、ん、はうぅぅぅん、ま、またぁ。。」
ぬるぬるした体液が次から次へと漏れはじめ、そのぬめりで指がスムーズに奥へと侵入する。
途中に狭くてざらざらした部分があるが、とりわけこのあたりを刺激すると夜空の反応が大きい。
「だ、だめだったら、そこは、ま、また、すぐに行ってしまう。あ、あん、あっあっ!」
「もういっちゃうの?」
「だ、だから、一緒に、、い、入れて、小鷹の入れて。」
普段からは想像できないような甘い声で、夜空がおねだりしてくる。
「いいよ。」
我慢汁まみれになった俺のモノを、夜空の中にゆっくりと差し込んでいった。
「あ、ああ!こ、小鷹が入ってくる。あうぅぅん。や、ちょ、もうちょっとゆっくり。すこし、痛いかも、
あ、あ。そう、ゆっくりして、お願い。そう、そう。ん。きもちいい、気持ちいいよ。」
大きく出し入れすると、少し痛いようだ。俺は、ゆっくりと奥までいれて、小刻みに腰をゆすった。
そして、ちょうど目の前の位置になった、乳首をむさぼる。
「あん、あん、あ、あんん。あん。ああ、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、あんん。あん。
ああ、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、あんん。あん。ああ、ああ、あ、、、あん、
だ、だめだめ、止めちゃ。もう少し、もうすこしで、い、いきそう。そう、あ、んんー、
あ、あああ、あ、、、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、
あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、い、行っちゃう。
もう、あ、だめ、だめ、だめ、いっちゃうの、私、行っちゃう。あ、タカ?タカは?ねぇ、いいの?
いっていいの?あ、あうぅぅ。タカぁぁ!タカぁぁ!あ、あ、あ、アーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」

どくんどくんどくん。

俺は夜空の中で果ててしまった。

(おしまい)
553名無しさん@ピンキー:2011/07/06(水) 18:31:48.52 ID:b/yQsAeD
最後の一行が読めない
554名無しさん@ピンキー:2011/07/08(金) 14:55:05.87 ID:XEreLEjj
GJだが>>552が加藤鷹コピペに見えて吹き出してしまった
555名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 12:32:56.16 ID:CwZaEFeh
一部始終を小鳩は見ていたり
556名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 10:10:11.38 ID:Xx+Ts/jU
つまり>>553>>555の意見をまとめると、
×→(おしまい)

○→「あんちゃん……」
   夜空と抱き合いながら眠りに落ちようとしていた俺は、ここにはいないはずの
   小鳩の声を聞いた気がした。

という感じで続編希望ということですな
>>529さん続編お願いします

557名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 13:48:27.48 ID:I+0LtXks
おっきした
558名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 19:09:52.79 ID:Zt/FqXMa
んじゃあ552の続き

夜空の柔らかい胸の谷間に顔を埋め、そして彼女の体内に挿入したまま、俺は快楽の余韻に浸った。
彼女の方もまだ放心状態で、時たま訪れる小さな快楽の波にピクピクと反応する。
「あっ.....あっ....」
時折、声を漏らす度に、俺のモノを引き締しめる。

二度目の射精の後も、俺は固いままだった。まだまだ行けそうだ。
「夜空...痛くなかったか?」
うっすら目を開け、笑みを浮かべながらふるふると首を振る。
「しゅっごくよかったぞ…」
舌が回ってないじゃん。いつもの夜空はどこにいった?俺はちょっと苦笑した。
「あ、あのさ、俺、まだ行けそうなんだが、このままもう一回いい?」
彼女はコクコク頷いた。
559名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 19:10:49.06 ID:Zt/FqXMa
俺は夜空を抱き寄せ、膝の上に座らせた。もちろんつながったままだ。
夜空がすこしびっくりしたように俺に話しかける。
「座ったままでするのか?」
それもいいけど、俺はそのまま仰向きになり、騎乗位の体勢にする。
夜空と手のひらを合わせバランスを取、俺は下から腰を突き上げた。
「あっ、あっ、ちょっ!」
俺の精液と夜空の愛液が隙間から漏れだし、ぐちゅぐちゅと音をたてる。
「な、なんか恥ずかしい。」
腰の動きに合わせて、たゆんたゆんと揺れる夜空のおっぱいを下から見上げる。
「あっ、す、すごい、お、奥に当たる!」
夜空はそう言いながら、自分から腰を動かしはじめた。
確かに奥に進む度に、やや固いものが先っちょに触れる感覚があった。
560名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 19:11:41.30 ID:Zt/FqXMa
「こ、小鷹!ま、またいってしまう。あっ、ちょっ!待って、待って!」
俺は腰の動きを止める。しかし、夜空は腰の動きを止めない。
「止めたよ?」
俺は下から両手で夜空の柔らかい胸をわしづかみにする。
俺は既に二回も放出しているが、固さは衰えていない。しかも持続力は今まで以上にありそうだった。
「くっ!小鷹は意地悪だな!」
悔しそうな目をしながら、今度は自ら激しく腰を振り始めた。
「夜空はエッチだったんだな。」
「こ、小鷹のせいだからな!こんなこと、小鷹だけだからな!」
俺は再び下から腰をつつきはじめた。突く度に夜空から快楽の声が漏れる。
「あっ、あっ、や、やっぱりだめ。もう、いく、いく!あっあっ、またいってしまう〜。い、いやぁぁぁぁ〜ダメ、だめ、だめ、うーん。いい?いい?またいっていい?ねえ?もういい?」
561名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 19:13:27.38 ID:Zt/FqXMa
「いいよ。」
俺は夜空の腰を押さえ、奥へ奥へと先っちょを押し付けた。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
夜空は背中を反らしピクピクと痙攣する。と、同時に俺のモノを中に導くように強い伸縮運動が起こる。
余裕だったはずの俺も、その突然襲われた気持ちよさに抵抗することもなく、三度目の射精を向かえた。

(取り合えず、今日はここまで。
マンネリですいません)
562名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 21:47:18.54 ID:CtVjffKS
GJ
このまま続けてくれ
563名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 11:42:04.06 ID:VR//UfXE
夜空が俺の上に倒れこみ、俺は優しく彼女の体を包み込み、そのまま暫く抱き合った。
時折ピクピクと身体を振るわせながら、快楽の余韻に浸っているようだ。
少ししぼんだ俺のモノを彼女から抜くと、二人の二回分の愛の液体が夜空から流れ出し、俺の下腹部に溜まった。
だんだんと冷静になる頭で状況を確認しはじめる。そういえば、俺、着けてない。
「よ、夜空。終わったばかりで申し訳ないが、」
「んー?なんだ?」
「その、俺たち着けずにやってしまったんだが、大丈夫か?」
「ん?」
夜空は指を折り曲げ何かを数え始めた。
「頭がボーっとしてわからん。まあ、十月十日後にはわかるだろう。」
「それじゃ遅いよ!」
「こ、小鷹は嫌なのか?」
少し潤んだ瞳で俺の顔を見つめる。
俺も男だ。自分のしたことには責任をとらなきゃならない。
「もちろん夜空の事が好きだ。どんな事になっても受け入れるよ。」
「うん。良かった」
そういいながら、彼女は俺にキスをした。
564名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 11:43:10.58 ID:VR//UfXE
「なーんて事になるかもしれないんですよ!小鷹先輩!いいんですか?」
掃除用具ロッカーから理科と幸村が飛び出し、理科が一人で延々と語り出した妄想が一段落ついた。
「えっと、お前らいつからそこにいるんだ?」
はっ!と理科は我にかえって今の状況を再認識しはじめた。
「幸村。いつからだ?」
「えっと、わたくしが談話室に入って来た時に、理科殿がそのグラスに何か薬を入れていて。」
幸村が夜空が飲んでいたグラスを指差した。
「それはなんでござるかと聞いたところ、口を塞がれまして、そして、夜空殿と先輩が入ってくる気配がしたところでロッカーに押し込まれました。」
俺はじと目で理科を見返す。
「何を入れたんだ?また媚薬か何かか?」
565名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 11:44:11.06 ID:VR//UfXE
「そ、その新しい強力な媚薬を開発しまして、その効果がどのくらいあるかなーと実験したくなり、、」
「夜空?体調大丈夫か?」
理科の妄想話で顔を赤くしつつもこくりと頷く。特に変わったことはなさそうだ
「あれ?あんまり効いていないようですね。うむぅ。もう一回検討しないと。そうだ!今度は幸村さん協力してください!では、みなさん失礼します!」
そういいながら、理科は幸村を連れ去っていってしまった。
まったく、いつもながら人騒がせな奴だ。
「そろそろ遅いし、俺たちも帰ろうぜ。」
俺は鞄をとり、夜空の方を向いた。
「あ、あんな話を聞かされて、何事もなく帰れるわけないだろう…」
真っ赤な顔をした夜空がソファーから立ち上がり、スカートの裾を持ち上げた。
「だ、だってこんなになってしまっているんだからな。」
下着を着けてない夜空から、我慢できなくなった液体が溢れ、内ももを伝って垂れていた。
どうやら理科の媚薬は成功らしい。

(本当におしまい)
566名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 12:06:36.42 ID:KqIMrAcW
GJ
次の作品も期待してるぜ!
567名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 09:38:55.58 ID:AFQdBys6
妄想オチかよw
568名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 13:04:16.71 ID:1svtKz81
保守
569名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 22:04:16.31 ID:goOFKm6H
昔から伝わる遊びだといって、マリアのクリに足をあてがって電気あんまをする

最初はくすぐったがるマリアだが、徐々に顔を赤らめて体をよじる

「おしっこもれちゃうう・・・」と引き絞るような声をあげてピクピクと震えだす

マリアがついに失禁、黄色い液体が床を汚す、スカートをまくると尿とは別の液体でもビチョビチョだった

それからというものマリアは部室で二人きりになると、電気あんまを求めるようになるのでした

という電波を受信したので書こうと思いますが、こういった特殊プレイは別のところでやるべきですか?
570名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 23:10:41.40 ID:1svtKz81
別のところでやらずに是非こっちでやってもらいたい
571名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 23:16:34.56 ID:9houEI6Z
同意。むしろかなり見たい。
572名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 08:54:10.42 ID:AVSfQgJ8
よろしくお願いしますm(_ _)m
573名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 18:34:17.04 ID:q1bDi1p2
「うひゃひゃひゃひゃ!こ、小鷹!くすぐったいってば。うはっ、ひゃひゃひゃひゃっ!だ、ダメ!だめだったったら、
あっ!あっ、ああっ、あああん、もう、もうダメ!だめだめだめらめらめっ、でっ、出そう!出るからだめだめ!らっ!らめぇぇぇぁぇぁぁっ!」

ってな感じ?
574名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 18:58:23.04 ID:H8nBBfS/
このセリフ夜空のかと思ってしまった俺は末期なのか?
575名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 19:14:12.45 ID:8BCLpQNu
心配するな俺は星奈だと思った
576名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 23:14:20.30 ID:H8nBBfS/
少なくともマリアではないよな?
577名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 01:09:53.05 ID:Nk8fsne0
マリアはもうお兄ちゃんとしか呼ばないからな
今の隣人部で小鷹って呼ぶのは夜空、星奈の二人だけ
578名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 06:56:02.48 ID:vIKbvYd3
「うひゃひゃひゃひゃ!あ、あんちゃん!くすぐったいってば。きゃはっ、
ひゃひゃひゃひゃっ!だ、ダメ!だめだったったら、
あっ!あっ、ああっ、あああん、もう、もうダメ!
だめだめだめらめらめっ、でっ、出そう!出るからだめだめ!
らっ!らめぇぇぇぁぇぁぁっ!」

579名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 08:58:42.07 ID:fgi3R2D3
マリアの決め台詞と言ったら『うんこ』だよね

ジェットコースターの時とかどうだったっけ?
あんな感じの叫び方を取り入れるのはどうだろう

てかマリアに限らずあのジェットコースターの時のアレは色々参考になりそう
580名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 13:41:00.17 ID:3/NIoGqo
つまりこういうことか
夜空「ここのところ弄ること考えたやつは絶対に頭おかしい死ね死ねクズド変態のサディストサイコ野郎!
やめろ止めろ殺すぞ殺す嫌嫌嫌やめてやめてやめてほんとにやめてください死ぬ死ぬ死ぬ死にますからぁっ!!あ、あ、あ、逝くぅ逝く逝く許して逝くぅ許していや許していやイヤいやああああああ助けて小鷹きゃあああああああああ―――――――――――ッ!!」

581名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 00:20:29.11 ID:fJfVP1of
そもそも、小鷹とマリアが部室で二人きりになることなんてあるのか?
小鷹の部屋ならまだ可能性はあるだろうが
582名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:39:23.51 ID:oLAC38i2
次、もし一緒に温泉に行くときはさすがに幸村と一緒には入らないだろう
そうなればマリアと二人きりなので存分におちんちんで遊ばせてあげるがいい
583名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 09:36:43.00 ID:3svX3K2o
残念な女子高生が五人いてもマリアは男湯に入るのか
584名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 11:02:09.80 ID:z1Dh9V5q
>>581
部室に行ったらまだ誰も来てなくてマリアだけ、とかならあるんじゃね
585名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 14:23:34.39 ID:V49p9W6I
実際本編でもうあったじゃん
586名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 01:23:45.86 ID:VzA9mmVz
マリアが小鷹の話で爆笑しすぎて喘ぎ声出してた時か、そういえばあったな
587名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 15:22:03.23 ID:iZHRJvrm
なんか、過疎。本当にアニメ化するんだろうか?
588名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 19:44:00.74 ID:8kC3v8NX
過疎の原因はこのスレタイのせいです
589名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 19:44:55.44 ID:8g/Zx6qS
読者が基本的に食事が出されるのを待っているお客様だから仕方が無い
スレタイに作品名が入っていないのも原因のひとつか
590名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 20:56:51.55 ID:i0JN0InZ
エロパロ板はこんなもんだろ
その期の話題作でもなきゃアニメ化しようがほとんど伸びない
591名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 01:55:02.50 ID:NiFpseXh
次スレはアニメ化するんだから、せめてはがないのタイトル入れとけよ
探すのに時間かかる&またく伸びない

まあ、それはそれとして
キャラの一番人気はやっぱり肉なのか?
まだ三巻位までしか読んでないが、力のいれ方がほかのキャラとは
一線を画してる気がするし、はがないの象徴的なキャラの気がする
エロのつくりやすそうだし

ただ、妹でエロを作る場合
どちらのバージョンでやるかが問題だな
邪気眼バージョンだとどうみてもギャグにしかならんし
素のバージョンだと絵があるならいいけど、字面だけだと
どうしてもはだしのゲンを連想して吹いちまうんだよなあ・・・

あと、理科室のエロは、古くて恐縮なのだが
JOKERUの道具屋の女とのエロシーンを連想して萎える
つーか字面だけならどうみてもお前らだしな
592名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 04:07:45.39 ID:QVayeEAL
長文キモ…
593名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 06:45:05.73 ID:VacPICAJ
読んだけど、ブリキ絵はいいんだが
それ以外はうんこだな
何故これがアニメ化されるのか理解に苦しむ
あと男の娘設定を無かった事にするとか頭沸いてんのか?
594名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 07:33:44.86 ID:cOBqzPIl
アニメ化の理由なんて問われてもアニメ化しやすいから以外にないんだけど
ストーリーが無いからキャラ萌えプッシュするだけで売れるし
つか最近のラノベ原作アニメを見ていればアニメ化=面白いじゃないのはわかるだろ
595名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 07:34:07.81 ID:cOBqzPIl
アニメ化の理由なんて問われてもアニメ化しやすいから以外にないんだけど
ストーリーが無いからキャラ萌えプッシュするだけで売れるし
つか最近のラノベ原作アニメを見ていればアニメ化=面白いじゃないのはわかるだろ
596名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 00:05:31.86 ID:HSa+d98y
なるほどね
ところで、幼女の出てくるラノベって
風呂でちんこ触らせてくれって言われるシチュ多いのか?
たまたまかもしれんが、紅と被ったんで
597名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 05:19:06.22 ID:rl5aN709
一作品とかぶっただけで多いとか…

なんて残念な奴なんだ
598名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 05:40:15.33 ID:3GsbD/T8
はがない読んでる人間に残念じゃない奴がいるわけないだろ……
599名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 08:56:59.41 ID:rTnmlJyE
「おおお!お兄ちゃんのお土産のお菓子美味しいな!」
「そうか、よかったな。もっと食ってもいいぞ。」
「ぜ、全部いいのか?」
「あ、いや、みんなにも分けてやってくれ。」
「よ、よしわかった。みんなー!お兄ちゃんの”ちんこすう”おいしいぞ!
特にこの白いやつ!ちょっとしょっぱくてうまいのだ!!」
「「なっ!!!!こ、小鷹!幼女に何をしたぁぁ!」」
600名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 05:22:30.59 ID:IeMwQDSE
この過疎っぷり・・・始まる前からオワコンってどうなのよ?死産なの?
601名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 07:16:25.16 ID:/bPKD+34
ゆとりは作品名でしかググらないからな
アニメ化で押し寄せるゆとり避けになってるからこれでいいんじゃね
過疎なのはあれだけど
602名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 08:24:20.05 ID:5gSM0z8c
理科の需要ここにあるのに供給が少ない…
誰か理科の薄い本を書こうと思うやつはいないのか
603名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 16:57:35.07 ID:IeMwQDSE
>>601
多分アニメが始まったら、はがないスレが建ちそうな悪寒
その場合、重複スレとしてそちらが削除されるのが
過疎スレのこちらが自然消滅することになるのか
いずれにしろロクなことにならないような気がするんだが
604名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 18:56:56.41 ID:EhmJwU7W
立ったら立ったでこっちに誘導してやれば済む話だろバカじゃねーの
605名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 15:50:01.73 ID:hseKxAjI
過疎の理由
・はがないのはの字も入ってないタイトル
・1の態度
606名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 23:17:03.52 ID:qj/Eq1VC
いい加減しつこい
今期のアニメのタイトルでスレ検索してみろ
このスレと勢い大差ないのや既に落ちたスレがごろごろあるわ
始まってもいないアニメの効果を期待しすぎ
607名無しさん@ピンキー:2011/08/12(金) 00:55:55.54 ID:HGNjVZ3P
なら今すぐタイトルにはがない入れてスレ立てて盛況させてみろ、ってことだな
いつまでも文句言ってるアホの存在のが萎える
608名無しさん@ピンキー:2011/08/12(金) 01:22:15.08 ID:8jA742B1
キャラ萌えは大切だが
キャラ萌え「しか」ないペラペラ作品の場合は
台本形式の単純なエロ妄想はできても、
ストーリーを構築する土台がないから盛り上げようがない
それが過疎という現実
アニメが始まってもそれは同様
マヨチキスレがいい見本
残念だが・・・

609名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 20:20:57.83 ID:kNjZ5Ige
age
610名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 15:31:29.98 ID:fvDsxDSh
「小鷹先輩!このスイッチ押してみてくれませんか?」
「やだ。なんかまた怪しい発明品のスイッチだろ?」
「大丈夫です。少なくとも、まずは私自身で試しますから。」
「んー。そうか。わかった、えっと、こうか?」
俺はライターサイズの何かのスイッチを入れた。
……
「ん?何も起きないぞ?一度止めるか?」
暫くしてもう一回押してみる。
ヴーーン
微かな音だけが聞こえる。
「理科?これ何のスイッチなんだ?何も起きないぞ?お前には珍しく失敗作品か?」

隣を振り向くと、腰が砕けたように理科がしゃがみこみ、恍惚の表情でヨダレを垂らしていた。

(こんな感じ?)
611名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 22:22:11.47 ID:QHxfr2hV
けしからん










もっとやれ
612名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 07:42:41.13 ID:ABbuWtRE
「先輩!新しい装置を試してほしいんですが。」
「またか!?もうお前の欲望を満たす事に手をかすのはごめんだ!」
「先日は大変失礼しました。あれは強力過ぎてあっという間に3回もイッてしまいました。しかも、粗そうの後処理まで手伝っていただいて…」
「わかっているなら話が早い。却下」
「まあまあ、そう言わずに。今日はそういうの着けてませんから。」
そういいながら、理科はスカートを捲ろうとする。
「み、見せなくていいって!」
「で、今回のコントローラーはこれでして。」
そう言いながら、家庭用ゲーム機のコントローラーの用なデバイスを俺に渡す。
「俺の話聞いてないだろ?」
「今回はここに十字ステックを付けてありまして、自由にコントロールが可能です。」
「何?ロボットか何かのコントローラーなのか?カーラジコンなら得意だったぞ」
613名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 07:45:21.79 ID:ABbuWtRE
「まあ、そうですね。ロボットに近いですね。」
「いつも一人で、友達とレースをしたことはないがな。」
「残念ですね…」
「残念だな…」
「さあ、気をとりなおして、まずは横のメインスイッチを入れてください!」
「おう!これか!」
俺は横についているスイッチをスライドした。
ヴーーン
低いモーター音がどこからともなく聞こえる。
理科に変化はない。どうやら今回はまともな発明品らしい。
「そして、そのステックを上下左右に動かせば、遠隔マシンを自由に動かせます!!」
「なるほど!こうか?」
おれはステックを上下に動かした。
「ひっ!」


部屋の片隅にいた幸村がしゃがみこんだ。
614名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 08:29:50.90 ID:r+O9Yj+8
いつの間に!?
615名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 02:18:45.39 ID:mFYN6kuX
いいぞもっとやれ
616名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:18:49.12 ID:czbfs4xo
放課後、いつもの談話室4に行くと夜空だけがいた。

「一人か?」

俺の問いかけに対し、本から顔を上げ、こくりと頷いてからまた本に目を落とした。
理科には先日の悪行に対して、厳しく注意したのでしばらくはおとなしいだろう。
俺は久しぶりの平穏な雰囲気にほっとして椅子に腰かけた。
テーブルの上には、星奈が独占していた大型テレビのリモコンが置いてあった。
「?」
以前見たのリモコンと型が違う気がする。よく見るとジョグダイヤルが付いていて、レコーダー用のリモコンらしい。
「HDDレコーダーあったっけ?」
俺がそれに手を伸ばそうとすると、横から激しい視線を感じた。
617名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:19:45.33 ID:czbfs4xo
夜空が本の影からこちらをじっと見つめている。
「ん?なんだ?」
「いや、別に…」
そう言いながら、再び本に視線を落とす。
「???」
俺は気をとりなおして、そのリモコンを手に取った。よくみるとメーカー名もないし、どの機器の付属品のなのかわからない。
取り合えず電源とおぼしき左上の赤いボタンを押そうとした時、再びこちらをじーっと見ていた夜空と目が合う。
618名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:20:56.11 ID:czbfs4xo
「なんだよ?」
「何でもない。」
「何でもない訳ないだろ、さっきからこちらをチラチラ気にして。」
「気が散る」
「こっちの台詞だ!なぜお前が気が散る?」
「お前がそのリモコンを不思議そうにもって、いじくるのかいじらないか、その優柔な行為そのものがイライラする。」
「これ何のリモコンか知ってるのか?」
「知らない。興味がない。」
「押していいかな?」
「あーイライラする!男ならさっさとおしてみるんだな!」
「そ、そうだな」
俺は赤いボタンを押そうとした。
「(ゴクリッ!)」
「今、”ごくりっ”て聞こえた!」
「知らない」
「でもはっきり聞こえたし」
「私は生唾なんか飲んでいない」
「誰もお前なんて言ってないし、ましてや生唾の音なんて言ってないんだが…」
「くっ………」
暫く沈黙が流れる。
619名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:21:50.07 ID:czbfs4xo
「そ、そういえば喉がかわいたな。お茶を入れてやろう。」
夜空は目を泳がせながら、いつもの幸村の定位置である給湯スペースに向かった。
俺はお茶の準備をする夜空から目を離し、再びリモコンに注目した。
赤いボタンを押す。

がちゃっ!

夜空がカップを落とした。
「す、すまない。手がすべった。」
「怪我ないか?」
俺は立ち上がり、夜空に近づこうとした。
「く、来るな!」
「?」
「あ、いや、カップは割れていない。小鷹はそこで待っていてくれ。」
「そうか。わかった」

リモコンの赤いボタンを押したものの、大型TVの電源も入らないし、その辺に転がっているAV機器やゲーム機にも反応が無さそうだ。
俺は再生ボタンや停止ボタンなどを押してみたが、やはり反応はない。
620名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:22:36.58 ID:czbfs4xo
そうこうしている内に、夜空がゆっくりとトレイにのせたお茶をを運んできた。
俺はちょうどジョグダイヤルをゆっくり回しているところだった。

カタカタカタ…

夜空のカップを俺の前に置こうとする手が震えている。顔を見ると目をつぶったまま頬が紅潮していた。

バタン!

突然、入り口のドアが開いて、理科が入ってきた。
俺はとっさにリモコンを背中に隠した。

「すいませーん!ここにリモコンと、…ゴニョゴニョ…が置いてありませんでしたか?」
「いや?」
俺は嘘を付いた。
「リモコンと…何だって?」
「えーっと、そのー、何というかその……器具です」

何の器具だよ。
「何の器具だよ!?」
「いやだぁ先輩。そんなこと女の子に言わさせないで下さいよ。セクハラですよ。」
「そんな器具は知らない」
「おかしいなぁ、やっぱり理科室かなあ?昨日部屋の整理したし……、あ、お邪魔しました〜!」
そういいながら理科は去っていった。
俺は夜空の方を見た。意図的に視線を外してやがる。
ジョグダイヤルを早めにまわす。

「んっ!んっ!」

ビクビクと身体が反応する。
俺は早送りボタンを押した。

「あっ、ああっ!」

夜空は顔を手で覆いながらしゃがみこみ、フルフルど全身を振るわれながら失禁した。
621名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:23:39.47 ID:czbfs4xo
おしまい
622名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 07:29:26.66 ID:czbfs4xo
スマホでの書き込みで、タイプミス多かった。すまん。
623名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 15:10:46.61 ID:s+/bfk3h
大変よろしいかと
624名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 19:27:33.58 ID:WKMcaIoQ
結局なんだったんだよ
625名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 22:16:51.92 ID:y41tTWpi
この文脈から読み取れないゆとりは帰れ
626名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 17:48:18.64 ID:h/Jfj/t8
保守
627名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 09:19:26.62 ID:1/arrmBy
ふんっ
628名無しさん@ピンキー:2011/09/26(月) 07:29:09.39 ID:yXurdw9H
セシボーンねたキボヌ
629名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 07:09:22.56 ID:4kPN8Jqn
もうひとつの選択

「小鷹はセシボーンとか興味あるのか?」
こいつ突然何を聞いてくるんだ。
「えっ!あ、あぁ。まあ、全く無いと言えば嘘になるが…」
「こ、小鷹が興味あるんだったら、その、、き、協力してやってもいいぞ。」
「よ、夜空?」
俺は夜空の手に触れた。
「…」
小さくうなずく夜空。

セシボーン、セシボーン


(こんな感じ?)
630名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 11:04:28.49 ID:Ip4KxOkj
遊園地帰りのバスの中で幸村と手セシボーンはよ
映画館で夜空とセシボーンでも
631名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 20:27:50.95 ID:Z0JD6PTh
理科準備室で理科とセシボーン
生徒会室で葵とリア王とセシボーン
632名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 02:10:03.01 ID:do1CF+up
ズェア
633名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 16:49:07.65 ID:nOg9OrCr
何でこんなところにハクメンがいるんだよ
634名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 15:35:22.05 ID:ntY0WXMB
勢いで書いてしまった
635幸村「あにき・・・」:2011/10/10(月) 15:39:16.45 ID:ntY0WXMB
幸村が女とバレてからの話――――

「というわけで理科先生のメロ甘講座終了いたしました」
「ご苦労、理科先生・・・」
20分ほどで理科は幸村を連れて部室に帰ってきた
「あにき、申し訳ございませぬ」
「い、いや、謝ることじゃ・・・」
事は少し前――――

「あにき、ひとつお願いをうけたまわってはもらえませんか」
幸村のこの一言から始まった
「おう、何だ?」
「あにきを今宵のおかずにさせていただいてもよいかと」
ブゥーーーーーー
飲んでいたコーヒーを見事に吐いた
幸い部室にいたのは俺、幸村、理科だけだったが
「ああ、ついに先輩が幸村さんとの妄想をカタチにフィーバ突入・・・・・・。あぁ、!!」
幸いでもなかった・・・
「な、何の冗談だ」
「じょうだんなどではございませぬ。日ごろからあにきのたくましさを教訓にじぶんをいましめようと」
「だーーーーー、やめ!それ以上い言うな。理科、とりあえず止めろ!」
636幸村「あにき・・・」:2011/10/10(月) 15:41:36.10 ID:ntY0WXMB
ということで、理科に説得(だといい)をさせたというわけだ
「で、どうだ幸村・・・・・・」
すると、幸村は恥ずかしげに
「あにき、この気持ちはとうてい止まるものではないゆえ」
「なぁっ!?」
理科がショックを受けていた。どうやら説得をホントにしていたらしい
「あにきには、申し訳ないとはぞんじていえども・・・御免!」
幸村が部室を出て行った。全力で
「幸村!!」
「あぁ、二人の間についに恋の蕾がはなひら――」
「お前はだまってろ!」
妄想に走る理科を殴っておき(今思うとすまん)俺は遠くに消えた幸村を探した

「あにき・・・」
気がつくと、男子トイレの個室に入り(注・メイド服で)自分の陰部をなぞっていた
「あにき・・・、あにき・・・・・・・」
自分が尊敬する「男の中の男」の名を口にする
理性ではどうにもならない
とまらない
とめない
とまれ
やだ

放課後のトイレに空しく鮮やかな、淫らな声が響く
「あにきぃ・・・・・」

続く・・・・かもしれない
駄文で申し訳ない
637名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 21:27:38.73 ID:FTm3dQaa
これは期待
638幸村「あにき・・・」:2011/10/10(月) 23:26:54.12 ID:ntY0WXMB
どれくらいたったのだろう
校内をくまなく(冷やかな目線を浴びつつ)探したが幸村は見つからない
どこだ、どこにいったんだ・・・
もちろん周囲に聞くこともできない(我ながら悲しい)ので日は大いに傾いていた

「ぁにきぃ・・・・・あぁん――ぁぇやぁ」
声にならない艶やかな声が木霊する
陰部はすでにいやらしい白乳色であふれかえっている
パンティの上からでは物足りず、足へとずらし再び指を陰部へ、胸へとはわせる
「あにきぃぃ、わたくしはぁ――――――いやらしいおなごですぅ・・・」
指を自分の体内へと突き刺す
悲鳴を上げるには容易い激痛であった
「あぁあぁーーーー!!ぁぁあふぅ――――」
『少女』の慰めは続く・・・
639幸村「あにき・・・」:2011/10/10(月) 23:59:16.50 ID:ntY0WXMB
結局、幸村を見つけることはできなかった
途中で合流した理科が「理科特製『幸村の花園探しマシン』をぜひ!!」
といってきたが当然却下した。花園ってなんだよ・・・
目がイっている理科を置いて俺は諦めの思いで一杯の足を引きずって帰路につく
が―――――
「あふぅ!!」
・・・今のは?
期待と疑問を胸に声の主を探す
「あぁああっぁ!」
こ、ここか?
そこは男子トイレ・・・いや、まさか、なぁ・・・・・・・
恐る恐る喘ぎ声のする方へ足を進めた

まちがってたらどうしよう・・・
いや、何を間違うんだよ俺!
意を決して鍵の掛かっていない(いいのか?)個室のドアに手を――かけた
640幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 05:40:59.87 ID:o4kKVcqy
「あっ!」
幸村の驚愕が反響する
そこにいたのは、メイド服を脱ぎ散らかした幸村――
「あ…ぁぁ――――」
と、体をくねらせていた幸村の顔が紅潮した
シャーー
なまめかし足を伝って、幸村の黄金水が流れる
な、なんだよこれは・・・・・・

目に涙を浮かべた可憐な『少女』が、そこにはいた――

寝むぅう・・・・・ぐぅ
641名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 13:44:14.70 ID:+oHdkZcd
>>640
おらっ!とっとと起きやがれ
642名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 19:38:45.17 ID:pYfIinhD
幸村かわいいよ幸村
643幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 20:01:41.06 ID:o4kKVcqy
「あ、あにき・・・」
えぇっと――――幸村?
「申し訳ありませんあにき・・・」
顔を赤らめた幸村がばつの悪そうな声で言い捨てた
「な、何がだ・・・?」
「あにきのこころに甘えて、このような行為にはしった上、お見苦しいところをお見せしてしまいました」
「い、いやそんなこと」
「いえ、わたくしのみじゅくさがいけないのです。かくなるうえはっ!」
幸村はメイド服から黒のボールペンを逆手に持ち、自分の腹に突きたてようとした!
せ、切腹!?まずい!!
考えた時には体が動いていた――――
――――――――グサッ、ガタン――擬音が響く・・・
644名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 20:35:42.10 ID:+oHdkZcd
イイヨイイヨ
645幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 22:40:22.31 ID:o4kKVcqy
一体どれほどたったのだろう。いや、実際はほんの数秒だったかもしれない
幸村のボールペンは深々と俺の肩に刺さった
俺はというと、幸村に飛びつき押し倒すかたちになっていた
「くっ・・・」
「あ、あに・・・・・せんぱい!」
痛ッ!・・・そんなことよりどうして――
「なんで『せんぱい』なんて・・・いうんだよ・・・」
幸村は顔を下に向け言い放つ
「もう、わたくしは舎弟などにはなってはいけませんのです」
舎弟じゃない――?
「あに・・せんぱいを傷つけてしまったのですよっ!?」
傷つけた?それがなんだ?お前は――
「お前は俺の舎弟だ!!今後一切変わることはねぇんだよ!」
「――――――!」
そうだ、お前は俺の――――
「可愛い後輩じゃねぇか」

続く――か?
646名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 22:43:02.90 ID:pYfIinhD
続けろください
647幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 23:00:59.90 ID:o4kKVcqy
我ながらベタなセリフを吐いたと思う
でも、それでも幸村は――可愛い後輩だ
「うぅ・・・・・・あにき・・・あにきぃ!」
幸村は泣き顔で俺を抱きしめた
やべぇ、か、可愛いっ
「あにき、お願いがあります」
「――なんだ?」
恐る恐る聞いてみる
「わたくしのばーじんを奪って頂きたいのです」
「お、お前、何言――――」
幸村が潤んだ目で俺を見つめる・・・
「――ああ、うばいとってやる。後悔すんなよ」
幸村の潤んだ涙が輝かしい微笑みをたたえていた――
648幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 23:12:34.11 ID:o4kKVcqy
指で幸村の陰部をさするとすでにいやらしい愛液であふれていた
「あふぅ・・・あんぅ」
星奈のエロゲのセリフより、理科のパソコンのエロボイスより遥かにエロい声だった
抵抗こそしない幸村の陰部をさする。さする。さする
わずかしかない膨らみの胸を揉む。揉む。揉む
硬直した薄紅色の乳首をつまむ。つまむ。つまむ
手だけでは飽きたらず、俺のモノをズボンから出す
「−−!」
幸村は少し驚いたようだったが、
「いいです」
と、笑って答えた
もう止まらねぇぞ――――
649幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 23:25:04.37 ID:o4kKVcqy
ブスっ――鈍い擬音がした
四つん這いの幸村に俺のモノが吸い込まれていく
処女膜だろうか。わずかな抵抗を感じる
少しためらうが、わずかな幸村の微笑みをみて、決心する――
グチャ――奪った、奪っちまった、彼女の『ハジメテ』を――
「動くぞ」
奥まで入れようとすると「あぁんえぇあ」とうめく幸村
「入れるぞ」と一声かけ、奥まで――――入った
そして俺は少しずつ腰をゆらす
いやらしい声に耳を塞ぎ、俺はさっきより激しく動く――
動く、動く、うごく、ウゴク、UGOKU・・・
「だ、だめぇでぅ、あにきぃ、もぅ、イきますぅ、イくぅ、イくぅぅぅう!!」
ヤバい、俺もッ―――

今日ハココマデ・・・寝ムイ
650幸村「あにき・・・」:2011/10/11(火) 23:49:51.71 ID:o4kKVcqy
サイゴノチカラデガンバレアタシ

びちゃ、びちゃぁ
同時にイった俺たちは力無く個室の壁にもたれかかる
よかった――――幸い、中には出さずに済んだ。ファインプレーだぞ俺・・・
「あ、にき、・・・」
どこか気の抜けた声で『彼女』は話しかける
「わたくしは、いつ、までも・・あにきのしゃていです♪」
そしてまんべんの笑み
すっかりハートを鷲掴みされた俺は「ああ、もちろんだ」とこたえ、
幸村の唇を奪った
そのキスは――――
長く熱い、愛のカタチだった

おしまい
651名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:58:23.69 ID:pYfIinhD
>>650
GJ!!
652幸村「あにき・・・」 後日談というか余談:2011/10/12(水) 00:02:08.28 ID:o4kKVcqy
翌日、部室に行くと、読書にふける夜空、ギャルゲ片手に星奈、直立不動の幸村の三人がいた
「よぉ」
軽く挨拶をして椅子に座る。と――
なぜか夜空と星奈の目線が突き刺さる。なんだ?一体
「あにき」
ふと幸村が声をかけてきた
「なんだ?」
なにがあったかでも話してくれるのか?そんな望みはあっさり砕かれた
「わたくしのハジメテは一生あにきのものです」
そしてにこやかに微笑んだ
にこやかに微笑んだのは夜空も星奈もであった
??
「小鷹貴様という奴は!!」「最低ねッ!!」
――もういや・・・

後日知ったことであるが、どうやら俺が『下級生を泣かせた上、校内で追いかけまわした』という噂が立っていたらしい
なんでだよ・・・・・・

おしまい
653幸村「あにき・・・」 後日談というか余談:2011/10/12(水) 00:08:16.23 ID:o4kKVcqy
「むふふふふふhhhhh」
暗い「理科」室に怪しい声が響く
声の主は言わずと知れた変態魔、理科である
その手には幸村が切腹(?)をしようとしたボールペン・・・
「まさか、幸村さんに持たせていたペン型録音機がこんなことに役立つだなんて・・・」
当初は、幸村の私生活を探ろうと持たせていたものだが思わぬ収穫だ
「ぐへへへっへえっへへへ」
相変わらずの変態マッドサイエンティストである・・・

ホントにおしまい   以上、腐女子がお送りしました
654名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 12:09:48.43 ID:EVveIQPa
腐女子とか誰も聞いてないから
死ねよカス
655名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 14:13:43.40 ID:cOrrN7CK
投下GJ大変よろしかったでつ


>>654 お前が死ね
656名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 15:35:09.40 ID:nFaACGuL
>>655
死ね
657幸村「あにき・・・」 後日談というか余談:2011/10/12(水) 16:59:19.33 ID:zmqfLWv9
投稿主です
>>654腐女子で悪かったですねぇ
あ、もしかして自分のスレが受けなかったからヤケになってます??
うはーヤダヤダ これだから嫉妬厨は
658幸村「あにき・・・」 後日談というか余談:2011/10/12(水) 17:01:19.34 ID:zmqfLWv9
というか、書いててハァハァ言ってるアタシってヤバ……
659名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 17:26:47.00 ID:pg+AFcBJ
>>657
何こいつ…
これはさすがにキモいわ
660幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 17:30:13.86 ID:zmqfLWv9
妄言はここまでにして(←おい)

「あにき、またおねがいをうけたまわってほしいのです」
放課後の部室にはまた、俺、幸村、理科……
やめろ理科。目ぇキラキラさせんな
「こんどの日曜に、しょっぴんぐにつきあっていただいてほしいのです」
なんというか、普通な質問でよかった
いや、別に残念ってわけじゃねえから誤解しないでくれ
「おう、いいぞ。日曜の・・・どこだ?」
「エオンモールに11時でおねがいいたします」
「ああ、いいぞ」
ふと、幸村に目をやる
――――可愛い笑顔がある……萌ッ!!
なにいってんだよ、俺
まあ、可愛くて萌えるのは紛れもない事実だ
『日曜、エオン、11時』と、忘れないよう携帯にメモ
――忘れられねぇな
その日の幸村は最後まで笑顔だった

続く     相変わらずの駄文でホンっとごめんなさい
661幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 17:36:01.84 ID:zmqfLWv9
キモいと言われてもハァハァ……Mだぁ……
662名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 17:56:50.86 ID:bNOzFiTT
色々言いたくなる奴が出る前に言っとく
荒らしと思われたくなければスルーな
663名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 18:02:30.87 ID:HDgH5h1y
>>660
駄文をわざわざここに投下するなよ
ブログにでも書いとけ気持ち悪い
664名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 18:44:27.90 ID:snHnzcqS
殺伐としたスレに
救世主が!
  __
ヽ|・∀・|ノようかんマン
 |__|
  ||
665名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 19:18:34.61 ID:248cZYl4
俺的には続けてほしいなぁ...
>>660頑張ってくれ!!
666幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 19:41:07.49 ID:zmqfLWv9
そして日曜日――
俺は30分早く待ち合わせ場所に行って幸村を待つ
――――――つもりだったが幸村がいた
「お、お前、何時に来てたんだよッ!」
「かいてんからおります」
開店って確か9時…2時間かよ……
そう思って幸村に顔を向ける
か、可愛いじゃねえかよオイッ!
ホットパンツに薄ピンクのパーカを着こなす幸村は――――反則だ!!
「あにき、あんまり見られるとはずかしいです」
「お、おう、すまん、見とれてた」
パァーっと幸村の顔が明るくなる
グハッ……ヤバい……失血死する…………
「と、とにかく行くか」
「はい♪」
女の子と二人で買い物……
――――リア充なのかなぁ
667幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 19:53:20.77 ID:zmqfLWv9
そして日曜日――
俺は30分早く待ち合わせ場所に行って幸村を待つ
――――――つもりだったが幸村がいた
「お、お前、何時に来てたんだよッ!」
「かいてんからおります」
開店って確か9時…2時間かよ……
そう思って幸村に顔を向ける
か、可愛いじゃねえかよオイッ!
ホットパンツに薄ピンクのパーカを着こなす幸村は――――反則だ!!
「あにき、あんまり見られるとはずかしいです」
「お、おう、すまん、見とれてた」
パァーっと幸村の顔が明るくなる
グハッ……ヤバい……失血死する…………
「と、とにかく行くか」
「はい♪」
女の子と二人で買い物……
――――リア充なのかなぁ
668幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 20:00:35.28 ID:zmqfLWv9
「で、どこにいきたいんだ?」
あまり直視しないように話しかける(まだ死にたくない・・・)
「ここであります」
指さしたのは――――『下着屋』(もちろん女性モノ)
「こ、ここ・・・?」
「あにき、外国では男が女のしたぎを一緒に選ぶのもならわしですが?」
「いらっしゃいませぇーー!」
てんいん が あらわれた
コマンドをにゅうりょくしてください
にげる にげる にげる にげる
と、何かが俺の袖を引っ張った
振り向くと幸村が泣きそうな顔で俺を見ていた
「あにき、だめなのですか……」
グハッ――――そんな顔されたら……
行く死かねえだろ、俺!
「そんなことねぇよ」
幸村は泣き顔を微笑ませた――
669幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 20:02:03.94 ID:zmqfLWv9
あ、同じの落してた・・・スミマセヌ…
670名無しさん@ピンキー:2011/10/12(水) 20:02:29.60 ID:248cZYl4
キターーー!!
671幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 20:20:22.96 ID:zmqfLWv9
「これなんかいかがですかぁー?カノジョとってもスリムなのでとっても似合うとおもいますよぉ?」
店員が少しレースの入った水色のブラ、ショーツを持ってきた(普通に話しかけてくれる店員になぜか感謝してしまう俺……)
「か、可愛い……」
幸村が率直に感想を漏らす
「まあ、似合いそうだな」
「ですよねぇ、あ、試着なさいますか?」
「させてもらいます」
即答の幸村。よっぽど気にいったらしい
俺たちは試着室(プライバシーのためか、しっかりと区切られていた)へと案内され、店員は「失礼しますぅ」と、どこかへ行ってしまった
「んじゃ、俺は待ってるから……」
なるべく人目の付かないところにいどうしようとする 
が――――「まって、ください」
恥じらったような声で幸村が俺を引き止める
「あにきに・・・みてほしいです……」
「な、な、なに?」
「だめですか……?」
駄目だ、断れん
意を決して更衣室に幸村と入った
もう戻れないよ、俺……嗚呼
672幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 20:47:29.31 ID:zmqfLWv9
というわけで、はいってしまった
「あにき……」
「す、すまん、あっち向いてるから!」
「いえ、そうではなくて……」
「そうでなくてもッ!」
「さようですが……」
幸い防音性が優れているせいか聞こえないようだ(聞こえたらむしろまずい)
しゅるしゅる――――布の擦れる音
足元をみると、パ、パンティと、ブラがッ!!
つ、つまり、ぜ、全裸!?!?
まずい、俺の理性がッ
「あ、あにき・・・・・?」
「はいッ!!」
ふ、振り向くとそこには体をいやらしくくねらせた下着姿の幸村――
もう死ぬ……
673幸村「あにき・・・」その後:2011/10/12(水) 21:12:03.04 ID:zmqfLWv9
「に、似合うぞとっても!」
「ありがたく、ぞんじます……」
「んじゃ、おr、おれは出るよ……!」
「ま、、まって!」
――!
俺の手を幸村がつかんだ!!
「み、見て、ください」
「お、おう」
まじまじとみ、見つめた……
幸村のほっそりとした体に食い込む水色の下着……
え、えろぉぉぉぉぉっぉぉぉい!
「さ、さわって、ください・・・・・」
ハッ!?
「あにき、おねがい、さわって……」
「な、なんで、だよ」
声を絞り出す
「あにき、に、わたくしをしって、もらい、たい、から……」
知ってもらう――そうだ、俺はまだ幸村のことをよく知らない
だから――
「ああ」
そう答えた
674名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 06:22:29.94 ID:OLE0TNz2
とりあえず投稿するのはメモ帳かなんかに書き溜めてからにしとけ
文章創作系スレのマナーのようなものだ
675名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 08:15:10.88 ID:zjbylVL6
まあもう投下しなくていいけどな
荒れるし
676名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 09:17:37.71 ID:e+I9tsss
伸びてると思ったけどそんな事はなかったようだ
677名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 15:59:49.81 ID:lSieiCJ2
>>675
あ"ぁ?
678名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 17:06:31.86 ID:ydkRfK7g
>>677
死ね
679名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 19:53:34.43 ID:tvpNKhXk
元々ガキが多かったのが更に増えてるな
死ねよ
680幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:03:40.44 ID:QQM2TWhN
誰かがアタシの名を語ってるんですかねぇ?
アタシにたっぷり苦情があるっぽいですけどキニシナ〜イ
続き投下ッ!

とりあえずは体のラインをなぞる
なまめかしそのラインが俺の心をそそる
「ひゃん」
くすぐったかったのだろうか、幸村がいやらしい悲鳴を上げる
「悪ィい」
口ではそういうものの、俺は手を止めない
そして俺は手を下着へと進める
すでに愛液で濡れた陰部をさする――――
「いやぁ、やんぅ」
淫らな幸村へと手を進める――――――
681幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:21:31.40 ID:QQM2TWhN
指で幸村のスジをなぞると、「くんふぅぅう」とエロボイスを出し、内股になる幸村
更に擦ると幸村は悲鳴を上げしゃがみこむ
と、俺は幸村を抱き起こしそのままチャックを開けモ俺のモノを入れる
抵抗する間もなく疲れてしまった幸村は驚愕の顔をするが、やがて微笑む
――――いいですよ、と声なき声で返事をした幸村
前へ、後ろへ、右へ、左へ――
俺にしがみつく幸村の指が俺の肩へ食い込む
やがて――
「い、イクぅ、イキますぅぅ!」
かわいらしい絶叫が響く
ビシャ、シャー
イきながら、黄金水を足に伝わせる幸村は徒労の顔をしつつも
――微笑んだ
682名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 21:24:57.15 ID:lSieiCJ2
ありがたや、ありがたや
683幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:41:26.92 ID:QQM2TWhN
<<682 そう言われるとハァハァ 嬉しいです

「しかし、どうしたもんかなぁ」
床には幸村の散らした聖水――
「わたくしが、処理いたします」
そういうと幸村は床を……舐め始めた
「お、おい……」
「あにきの、処理もいたします♪」
そういうと、幸村は俺のモノを舐め始めた
お、うぉおおい!
「痛くはないですか?」
「いや、そうじゃ、な、くて……」
そんなに優しく舐められると……気持ちよくて――
ビチャ――
俺は幸村の顔に出してしまった……
「わ、悪い!」
それでも幸村は笑っていた
684名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 21:48:18.28 ID:2jPpusdy
だから書き溜めしてからにしろっつってんだろクソガキ
大して面白くもないし二度と投下するな
685幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:55:05.35 ID:QQM2TWhN
「本当にどうしよう……」
「申し訳ないです……」
「いや、お前が謝ることじゃねぇって」
と、――――――コンコン
ハッ!?
「お客様ぁ?大ジョーブですかぁ?」
ま、まずい、どうにかしないと……!!
「お客様?後のことはおまかせくださぁい?」
何か察しのいい店員のようだ
良いのか悪いのか……
「あー、大丈夫なんで、このタグ切ってください」
そう言って幸村がつけていた下着をドアの隙間から出す
「はぁい、かしこまりましぃたぁ」
店員がパタパタと走り去っていく
「あにき」
幸村が俺を呼ぶ
「ど、どうした?」
聞くと幸村が答える
「服を……着せてくださいませんか……?」
「な、どうし――――」
幸村は腰が抜けてしまっているようだった
「分かった……」
服を着せられている幸村はまるで赤子のようだった――
686幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:57:45.66 ID:QQM2TWhN
>>684じゃあ、あなたが黙ってください 正直迷惑でキモチワルイ
それに文が長いと投稿規制がかかるって知らないんですか??
あ!一度も長文書いたあなたにはわからないんですねぇ
687幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 21:59:53.99 ID:QQM2TWhN
>>686ミスっちゃった♪「一度も書いたことがない」
ハァ、罵倒するのも疲れるから失せてください
688 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/13(木) 22:07:29.10 ID:fM1qqfof
エロは…エロは力なんだ。エロはこのスレを支えているものなんだ。
それを…こうも小出しにしてじらすのは…それは酷いことなんだよ!

でもまあこの更新頻度が終わるまで続くなら何の問題も無いと思う
あと君の1レスの文章の長さなら今の2倍くらいあっても規制は気にする必要無いぜ

>>687みたいなことはやめとき。黙って投下してGJ受けといたほうがいい
689幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:09:21.50 ID:QQM2TWhN
>>688 助言ありがとうございます
アタシ張り切っちゃいますよぉぅ
ぐっっへってぇっへっへへえへふ
690名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:21:14.38 ID:2jPpusdy
>>686
俺が言ってるのはリアルタイムで書いて投下するなってことなんだが?
それに投稿規制のほうもその分量なら5レス分を1レスにまとめることも可能だし
レベルが低いのなら知らないけどな

ある程度書き溜めてまとめて投下するのは文章創作板のマナーだぞ
それすらも知らない馬鹿ははっきり言って迷惑だからレスしないでくれ
691幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:23:44.32 ID:QQM2TWhN
店員が下着を持ってくるのを待ち、買った下着を幸村につけてやる
つけている間、幸村は終始嬉しそうだった
「ありがとうございましたぁ」
店員からもらった紙袋に幸村がはじめ着ていたビショビショの下着を突っ込み買い物再開
「なんつーか、疲れたな」
「あにき、もうひとつ選んでほしいものが……」
「な、なんだよ」
しばらく幸村の後をついていくと……はぁ……これって
「オ、オムツ……か、な、なんで」
生理用品ならまだしもなぜオムツ?
「あにきをおもって、じぶんをなぐさめていると寝てしまい、布団をぬらしてしまうのです……」
『自』分を『慰』める……自慰……
幸村の放尿癖には気になったことがあったが……
そこまで重症なのか
「それと、・・・・・・あにきに、つけてもらいたくて……」
よ、幼児プレイだと!?
い、いや、何妄想してんだよ俺……
「おねがいできませんか……?」
「お、おう」
返事を返してしまう俺はどうしようもない変態だった――――

おしまい
692幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:28:25.70 ID:QQM2TWhN
>>690 黙れ下衆野郎 いちいちコメントすんな どうスレしようが荒らしてるわけじゃないからいいだろ

というわけで幸村編しゅーりょーです
あぁ、夜空x星奈もいいし、理科も可愛いし次はどうしよう♪
693名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:32:06.11 ID:2jPpusdy
実際荒らしてるだろ
最低限のマナーも守れないなら二度と投下するな
694幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:37:22.36 ID:QQM2TWhN
もうあなたにはリアクションしませんよ?
つまりシカトです♪
りかいできまちゅか?
695名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:38:26.92 ID:7ZBaBOlB
つまんねえし投下マナーも知らないしうぜえし最悪だな
それとここ子供が来る板じゃないんで後はチラシの裏にでも書いてくれ
696幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:40:24.68 ID:QQM2TWhN
>>695 どっちが最悪♪?
あと、子供じゃなくて腐女子ですけどw
697名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:41:57.84 ID:tvpNKhXk
子供がpink板に来るのはまだ早いですよ
大人になるまで待ってくださいね
698幸村「あにき・・・」その後:2011/10/13(木) 22:45:15.51 ID:QQM2TWhN
もうあなたにはリアクションしませんよ?
つまりシカトです♪
りかいできまちゅか?

本日二回目だし正直だるいんですけどw?
699名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:49:11.75 ID:8hYnsgd+
こんな過疎スレ荒らして何が楽しいんだか
何が腐女子だカス死ねよ
700名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 22:49:54.32 ID:2jPpusdy
荒らしだと思ったらキチガイだった
ちっとも話が通じないしコイツは駄目だ
701名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:05:27.62 ID:lSieiCJ2
ID:2jPpusdy
702名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:36:27.53 ID:gVd95mGm
一回自分でしっかり読み返してみることを勧める
ちゃんと話繋がってる?その表現で内容が伝わってくる?単純に読み物として面白かった?
散々指摘されていた投下マナーに一切の不備はなかったとはっきり言える?
文章の合間合間にまったく関係のない馴れ合いとケンカ腰の会話が挟まれてるのは客観的にどう思った?
意味不明な腐女子アピールはけっこうだけどそれで何が言いたいのか見えてくる?
それらを踏まえてどうして非難されるのか理解できた?
703名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:52:18.80 ID:L7UnFwSj
>>702
もろもろ含めて半年はROMってろカスでよくね?
まぁこの手の屑が自身に対する批判に対して真摯に
反応する事なんてまず無いからな
704名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 00:06:59.28 ID:lSieiCJ2
必死な奴多過ぎワロタ
705名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 01:46:09.81 ID:Ms9Lr/9e
いやこれは流石に擁護できない
706名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 10:21:59.88 ID:ZVAbkiSF
必死だなアンタらw
それなりのGJだったしもう来ねぇだろ
ほっといて誰か新しいの書いてくれ
707名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 10:43:52.99 ID:CaR8WLnk
臭いスレだな
708名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 13:51:11.01 ID:Ms9Lr/9e
まず鏡を見てみよう
そのあと自分の体臭をかいでみよう
709名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 15:46:00.37 ID:QOkKB699
藤林丈司
710名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 19:38:35.30 ID:QOkKB699
藤林丈司
711名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 22:42:53.53 ID:RXXnb5A3
ああ、こういう流れだったのか
712名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 23:09:21.41 ID:Tn/ocv2d
人間性はゴミ屑だけど投下は貴重
よってこれからは余計なことは一切書かずSSだけを書け
713名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 23:46:27.87 ID:8KAq7hJ4
とてもそんな器用なことができるようには思えない
二度と来なくていいよ
714名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 00:01:17.61 ID:kMrMySUX
なんで腐女子ってこう自己顕示欲強いんだろうな
つくづく地上に存在しなくて良いゴミだと思ったわw
715名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 02:53:03.45 ID:pcYLGjBJ
アタシ←キモい死ね
投稿主←巣に帰れ死ね
スレ←レスだろ死ね
腐女子ですけどw←誰も聞いてねえよ単芝死ね
本日二回目だし正直だるいんですけどw?←リアクションしてるじゃねえか死ね
♪←とにかくキモい死ね
716名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 12:40:26.26 ID:nCyeyhTu
嘆かわしいな
717名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 13:02:58.10 ID:KUevhjJT
>>714
でも理科くらい可愛い腐女子ならいてもいいと思うんですよ
718名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 14:19:11.42 ID:Ayfo21SZ
え?なんだって?
719名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 18:02:07.77 ID:IfUR0rYL
「星奈、そ、そろそろいいか?」
「はぁ?何言ってんの?今入れたばっかりじゃないの?」
「い、いやすまん。もう出そうなんだが、、」
「ちょっ!ダメダメ!あんたつけてないじゃん!中はだめだからね。」

「…」
「…動き止まってるわよ。」
「す、すまん。間に合わなかった」
「はぁぁぁぁぁ?何してんのよ!」

(この程度でよい?)
720名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 03:17:11.04 ID:UJZ4vktj
脳内で夜空と星奈のレズプレイに変換させてもらった
721名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 21:22:14.73 ID:5yEKl18X
小鳩誕生日あげ
722名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 22:02:22.74 ID:jbb/rB5D
百合も好きだな
マリアが小鳩に焼き餅を焼くシーンは最高だった
723名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 04:40:59.97 ID:NazbQIf8
肩にボールペン刺さったらセックスどころじゃなくね?
724名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 00:07:29.70 ID:rWP7flam
         ____
       / \  /\ キリッ           ととのいました!
.     / (ー)  (ー)\             
    /   ⌒(__人__)⌒ \            スコープドック(AT) とかけまして、
    |      |r┬-|    |            
     \     `ー'´   /            三日月夜空 とときます。
    ノ            \            
  /´               ヽ          
 |    l              \        
 ヽ    -一''''''"〜〜``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

















          ____
        /_ノ  ヽ、_\                ――そのこころは?
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ     
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)    
| / / /      |r┬-|    | (⌒)/ / / //   どちらも 正面装甲は14mm だおwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/     
|     ノ     | |  |   \  /  )  /     
ヽ    /      `ー'´      ヽ /    /    
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l    バ
 ヽ    -一''''''"〜〜``'ー--、   -一'''''''ー-、  ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))  バ
                              ン
725名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 16:54:50.20 ID:EzHlr8cR
若干荒れてるのかな…

近々投稿しようかと思ってるんですが
需要あるのてどの組み合わせなんでしょうか?

あと百合はありですか?
726名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 17:23:08.77 ID:yYvWpR6P
>>725
てめえで考えろカスが
727名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 20:20:48.61 ID:2xDnAQGm
>>725
ペガサスさんが人気ありますね
728名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 21:05:07.70 ID:H8f1R4JD
>>725
見てのとおりこのスレはクズが多いぞ
ただ百合ものなら百合スレがあるからそこに投下してくれとうれしい
729名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:33:48.42 ID:kZgVpHpW
注意書き
・キャラ崩壊
・特殊性癖
・小鷹×脳内夜空(?)


投下します
730名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:34:50.23 ID:kZgVpHpW

今日は聖クロニカ学園の学園祭1日目、つまりは体育祭である。
所詮文化祭の前座でしかないこの体育祭の士気は驚くほど低く、開会式での周りの生徒たちのだらけ具合は凄まじかった。
開会式が終わっても耳にするのは「面倒」だとか「やる気ない」だとか、そんなネガティブな言葉ばかりだった。
だが、この俺羽瀬川小鷹にとって今日という日は素晴らしき日なのだ。
何故かって?
ふふん、ならば説明してやろう……!
体育祭というのはご存知の通り生徒たちは基本的に体育着を着用して競技に挑む。
部活対抗リレーだとかそういう例外もあるであろうが、やはり基本的には体育着だ。
ここで重要なのは、「登校するときは制服である」というポイントだ。
まさか高校生にもなって体育祭の日に体育着で登校してくる輩はそうはいないだろう。
事実、今朝そんな奴は一人もいなかった。
登校してきた服が制服なのであるから、そこには当然「着替え」という行為が発生する。
あぁ、俺も着替えたさ、体育着に。
そしてその後はグラウンドに集合、それから開会式から閉会式まで生徒たちは常にグラウンドにいることになる。
先日のホームルームでも言われていたが、この体育祭中は校内への出入りは禁止らしい。
恐らくは貴重品らの盗難防止のためであろう。
その貴重品には「現役女子高生が生着替えした後の制服」ももちろん含まれているに違いない。
ここまで長々と垂れ流してきたが……要するにそういうことだ。
俺は今から、校舎……否、ユートピアへと乗り込みやりたい放題やらせていただくってわけさ。
そうと決まったらレッツゴー!
キャラ崩壊? 気にすんな!

夜空と適当に会話を済ませた後、俺は人目につかないようにこっそりと玄関までたどり着いた。
こんな時だけだな……友達が少ないのが利点になるなんて。
自分で思って泣きそうになったのを何とか堪えると、誰かいないかと辺りを探る。
……よし、誰もいない。
俺が玄関の扉に手をかけようとしたとき、不意に横から聞き覚えのある声がした。
731名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:35:52.23 ID:kZgVpHpW
「体育祭の最中は原則校内立ち入り禁止なんだけどね〜」
「あ……いや、これは……」

シスターケイトがニヤニヤと笑いながら近づいてきた。
マズイ……まさか知り合いに侵入の瞬間が目撃されるなんて……!
俺の完全犯罪はこれにて終了なのか……俺がそう真っ白に燃えつきそうになった時だった。

「くれぐれも女子の下着や制服を盗んだり身に着けたり頭にかぶったりぶっかけたりするんじゃないよ、お兄ちゃん」
「……は?」

一瞬脳内を見られたのかと焦ったが、よくよく考えてみるとこれは「入ってもいいよ」ってことじゃないのか?
俺には今、ケイトが女神に見えた。

「あ、あぁ……ってそんなことするわけねーだろ! じゃ、俺はちょっと用事があるんでな」

幽体離脱しかけていたいつもの突っ込み精神を何とか取戻し、俺は玄関を後にした。
はぁ……危なかったぜ。
だがこれで俺は合法的(?)に校舎に侵入することに成功した。
ククク、何て簡単なスニーキングミッションだ……まるで伝説の英雄の気分だな。
732名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:36:33.69 ID:kZgVpHpW
こうして校舎へ侵入した俺は五感を研ぎ澄ませながら、ゆっくりと目的地へと近づいて行った。
いくら普通教室と職員室が離れているとは言え、いつ何時教員とエンカウントするかは分からないのだ。
俺は慎重すぎるほどのペースで歩を進める。
焦る必要はない……時間はたっぷりと残されているのだから。
……俺がこんな変な趣味へと走り出したのはいつのことだっただろうか、正確には憶えていない。
気がついたら常習的に女子の私物で自分を慰めている自分がいた。
大体、そんな感じだ。
何故俺がそこまで女子の私物に興奮してしまうのかは分からない。
リアルだと触れるどころかまともに話すことすらできないから……なのだろうか。
案外俺は私物でもいいから他人と繋がっていたいのかもしれない……。
きっと寂しいんだな、俺は。
そんな意味不明な論理展開をしている内に目的地である我がクラス、2年5組へと到着した。
ここからが本当の天国だ……!

普段は騒がしい教室も無人となれば当然沈黙が支配している。
窓の外からは小さくではあるが、選手たちを応援する声が聞こえてくる。
俺は後ろ手にドアを閉めると、この空間が密室であるかをすぐさま確認する。
……よし、どこの窓もドアも開いていないようだ。
俺はうるさ過ぎるほど鼓動の速い胸に手を当てて、ゆっくりとそこへ近づく。
すなわち、「三日月夜空」の席へと。
……ターゲットは始めから決まっていた。
夜空以外、あり得ないと。
何故夜空以外の女子は眼中にないのか……?
ふふん、教えてやろう。
それは俺が俺で夜空が夜空だからだ!
……あれ?
自分では凄くまともな理由だと思っていたんだが、言葉にしてみると支離滅裂にも程がある。
一体俺は何で夜空をターゲット……いや、夜空以外をターゲットにしようとさえ考えなかったのか?
733名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:37:06.59 ID:kZgVpHpW
「う〜ん……21世紀最大の謎だ」

ふざけた台詞を吐くと、俺は夜空の椅子を引いてどかっと偉そうに座る。
夜空の机の上には行儀よくきちんと折りたたまれた制服が鎮座していた。
おぉぅ……この席に座っているだけで夜空の良い匂いがする……気がする。
俺は感動に戦慄きながら、その禁断の果実(夜空の制服)へと手を伸ばした。

「おぉ……おお! おおぉおお……」

まるで意味不明な歓声を上げながら右手で何度もその感触を確かめる。
これだよ、これ!!
衣服特有の何とも言えないさわり心地……正直フル勃起余裕でした。
ジュルリ……。

「おっといけね、涎が……ってあれ?」

意図せず出てきた涎を袖で拭いた拍子に、折り畳まれた制服から何かがポロリと床に落ちた。
制服のスカートと同じようなカラーリングの細長い何か、だ。

「何だこれ……手袋か?」

手にとって確認してみると、どうも手袋といえるような長さではない。
むしろ手に着用してしまったら二の腕がすっぽり嵌るぐらいまでの……なが……さ……!!!
俺はそこで重要なことに気付いてしまった。
これは断じて手袋などというチャチなものじゃない!
いや、手袋は手袋で中々良いものだがこれは……!!

「ニーソックス……だよな、どう見ても」

そう、夜空がいつも身に着けているニーソックスだ。
夜空がいつも身に着けているニーソックスだ。
夜空がいつも身に着けているニーソックスだ。

「は! 危ない危ない……あまりの衝撃に同じことを3回も思ってしまった……」
734名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:37:53.74 ID:kZgVpHpW
慌てて我に帰った俺は、改めて夜空のニーソックスを広げた。
これは凄いお宝だ……徳川の埋蔵金に匹敵、いや、軽く凌駕するレベルの。
このニーソックスがいつも包んでいるのは、夜空のあのシミ一つない綺麗な足だ。
何時か見た、ホットパンツから伸びるあの白い太もも……。
無駄な肉など一切ないのだが、それでいてムチムチしているという魅惑の太もも!
次の瞬間俺は脇目も振らず夜空のニーソックスを鼻に押し付けていた。

「っ……はぁ……よ、ぞらぁ」

スンスンと音を立てながら勢いよく夜空の匂いを肺に溜め込む。
それだけで何とも言えぬ幸福感が全身を駆け巡った。
ズボンの中の友達の少ないもう一人の僕(男性器)は既に痛いほどギンギンで、傍から見ても分かるほどのテントを張っていた。
俺は急いでチャックから己を取り出す。

「夜空……俺、夜空の中に入りたいよぉ……」
『フン、仕様のない奴だ。……ほらさっさとしろ』

脳内夜空が俺に厳しい口調で畳み掛けてくる。

「あ、あぁ。分かったよ」

俺はニーソックスをくぱぁと開いた。
ニーソックスは奥が深く、俺のような短小では最奥まで貫くことは不可能だろう。
これでは夜空を満足させることはできないかもしれない……。

「ごめん、夜空……俺のじゃ気持ちよくできないかもしれない……」
『小鷹が短小包茎童貞野郎なことはとっくにお見通しだから安心しろ』
「ひぃぃ……すみません」
『でも、私は小鷹のがいいんだ。小鷹のじゃないと、嫌だ』
「!!!」

脳内夜空はその可愛い顔を真っ赤にさせて急にデレ始めた。
あれ、何だこの気持ち……もっと責められたいようなそうでもないような……。
ひょっとして俺はMなのかもしれない。
735名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:38:18.50 ID:kZgVpHpW
「い、いくぞ夜空!」

俺は俺自身をニーソックスへと突き入れた。
独特の感触が心地よい。
我慢できずに俺は右手で最初からハイスピードで勢いよく扱く。
シュッ、シュッという衣擦れの音と、俺の情けない喘ぎ声だけが静かな教室に響く。

『う、んん! っくぅう……こ、小鷹』
「っな、なんだ、夜空ぁ……」
『わ、私の足をな、舐めろぉ……っく……ん!』
「えっ!? いいのか!!?」
『何でもっ、んっ、いいから……は、早く!』
「任せろ!!」

脳内夜空の懇願により仕方なく俺はニーソックスのつま先の辺りを口に放り込んだ。
何度も舌を往復させ、このニーソックスが吸収しているであろう夜空の足裏の汗を余すことなく舐めつくす。
そうすることで、未だに夜空の中にいる俺自身もまた一段と大きく固くなったようだった。
右手を上下させるペースも最高速に達していた。

「お、おいしいよぉ夜空ぁ! あっ、もうイク! イグぅぅうう!!」
『あぁあああ!! 小鷹のが、お腹にいっぱい……』

こうして俺は夜空のニーソックスへとたっぷり中出ししてしまった。
荒い息を上げながら俺はそっとニーソックスから己自身を抜く。
ついに童貞卒業(?)を果たしたもう一人の俺は、まだまだ元気だぜと言わんばかりに反り返っていた。
節操のない奴だ。
白く染まったニーソックスを机の隅に置くと、俺は折り畳まれた制服へと目を落とした。
さて、お次は……。
736名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:38:47.37 ID:kZgVpHpW
「ふむ……このスカート……実に興味深い」

何が興味深いのかは俺すらも理解できなかったが、とりあえず目についたスカートを手に取った。
スカートの裏地がペニスにかぶさるようにセットする。
と、ここで再び脳内夜空が出現した。
何て神出鬼没な奴なんだ、脳内夜空。

『ほう、小鷹……スカートコキされたいと?』
「あ、あぁ、そうなんだ。夜空のスカートで射精しないと死んでしまうかもしれない」

多分、死なない。

『ふふっ、本当に変態だなお前は……仕様のない奴だ』
「お、お願いします!」

脳内夜空さん、その「仕様のない奴だ」っていうフレーズ気に入ってるんですか。
心のどこかで冷静な俺が突っ込みをいれるのと、俺の右手が動き出すのはほぼ同時だった。
スカートごと、少し乱暴に肉棒を扱く。
スカートの裏地のツルツルした感触が亀頭に纏わりつく感じが何とも言えなかった。

『クク……まるで私から陰茎が生えたみたいだな』

脳内夜空はとても楽しそうに眼を細めた。
だが依然としてその手(俺の右手だが)は凄まじい速度で上下運動を繰り返している。

『どうだ? イキそうか? イクならイクって言うんだぞ、私のスカートを貴様の精液で汚されたくないからな』
「は、はぃ夜空様ぁあ!! イク、イク!!」
『なっ、嘘だろ!? 早すぎ……!』

俺がイキそうになったので焦ったのか、脳内夜空は両手(※俺の両手です)で俺の亀頭を鷲掴みにしてきた。
どうやら射精を止めようとしたらしかったが、今にも爆発してしまいそうな俺にとってはそれがトドメだった。
間欠泉のように精液があふれ出し、たちまち夜空のスカートを汚す。

『ばかっ! 早すぎだ小鷹!! まったく……罰としてあと3回はスカートで射精してもらうからな』
「はひぃいい!! お願いします!」

あれ……やっぱり何かこの立場気持ちいいぞ……?
やっぱり俺ってMなのかな……。
737名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:39:16.17 ID:kZgVpHpW
脳内夜空の言った通り、あの後おれは律儀にスカートコキで3回イッた。
その後もブレザーのポケットに射精したり、リボンをペニスに巻きつけて射精したり、ブラウスの袖に中出ししたりと大忙しだった。
ブラウスの脇の部分をぺろぺろしたり、襟の部分の匂いを胸いっぱいに吸ったりと、その辺りも余念はない。
(その間も夜空の制服を抱きしめながら「うわああああああああぁぁあ!! 夜空ぁああああ!!!」等と叫びながら射精したりした。)
そして今は……

『これが最後のニーソックスだからな、しっかり妊娠させろよ』
「あぁああぁあ! 夜空ぁ! 夜空ぁああ!!」

最初に使用したニーソックスのもう片方にペニスを突き入れる。
もう何度も味わった感触ではあるが、最高の感触でもって俺を受け入れてくれる。
ラストスパートと言わんばかりに激しく右手を扱く俺。

「夜空ぁ! 中で、中で出すよ!!」
『あぁ、好きなだけ出せ。そのかわり必ず着床させるんだぞ』
「あぁぁぁああ!! あ、ああぁ……出てる……夜空の中に出してる……」

ドクドクとニーソックスに俺の精液が注がれる。
脳内夜空は満足げに微笑むとパッと消えてしまった。
ふと、冷静になった俺は目の前の惨状をどうしようかと考え込む。
夜空の制服はどれもこれもが俺の精液でドロドロだった。
凄まじい絶倫ぶりだな、俺……。
……いやいや、今までの人生でこんなに射精したことがあったか?
うーん……一体どうしてここまで興奮できたのだろうか……夜空の制服だからか?

「……21世紀最大の謎だなぁ……」

よく分からないが、どうやらこれ以降も夜空の私物にはお世話になりそうだ。

〜fin〜
738名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:39:59.73 ID:kZgVpHpW
一通り日頃の劣情を脳内夜空とリアル夜空(の制服)に発散させてもらったところで俺は後片付けをしようと立ち上がった、その時だった。

「……小鷹、お前何してる?」
「……はい?」

ギギギと首が嫌な音を立てながら声のした方を向くと、三日月夜空さんその人がいらっしゃった。
体育着姿で、おそらく何か忘れ物でもしたから教室に戻ってきたのだろう。
対する俺は下半身には何も身に着けておらず、夜空の席に座っていて、その机の夜空の制服は白濁液まみれになっている。

って。
嘘だろおおおお!!??
だって今上に「〜fin〜」って出たじゃん!
どう考えてもSSの終わりだろ、ふざけんな!!
だが、落ち着け羽瀬川小鷹。
ここで全てを終わらせるつもりか、まだ突破口はあるはず……!
何とかこの場を丸く収める気のきいたセリフを言うんだ、羽瀬川小鷹!!

「あはは、すまん夜空。お前の席でズボンを脱いでカルピスを飲もうとしたら」
「嘘をつくな!!」
739名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:41:29.18 ID:kZgVpHpW
終わりです
お目汚し失礼しました

書き忘れていましたが微妙に7巻のifになっております
続きは多分ないです
740名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 23:45:10.83 ID:kZgVpHpW
>>738
申し訳ありません、ミスです
○>夜空の席に座っていて
×>夜空の席の前に立ち尽くしていて
741:2011/10/22(土) 11:21:39.26 ID:WcbprWaS
理科×小鷹
を書こうとか無謀なことしようとしてるんですが理科の一人称って何でしたっけ?
742名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 12:28:11.07 ID:zZmHCEjY
理科
743名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:51:00.26 ID:WcbprWaS
>>742
どうもです

でも上手く書けない…
744名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 18:20:10.99 ID:WcbprWaS
一応書けたけど超駄文なんだがww
読み返してナニコレ?ってなったわww
エロ無しに限りなく近いんだが需要ありますかね?
745 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/22(土) 18:30:29.78 ID:4MZcbI5D
お前が上手く書けたと思っても読者は駄文だと思う
お前が駄文だと思っても読者は普通だと思う
つまり言い訳せずさっさと投下しろ
746名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 18:59:28.63 ID:JsOAWnzW
>>744
自分が超駄文だと思ったものをよく投下しようなんて思えるね
誘い受けウザいんだよブログにでも載せてろカス
747名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 19:32:26.28 ID:WcbprWaS
>>746
成る程
ブログで我慢しますわ
それとこの板ではカスよりうんこの方がいいと思うよ
748名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 21:03:46.19 ID:xSf2XXst
くだらねぇやり取りはレスの無駄だ
お前が投下したいと思ったなら注意書き(必要だと感じたら)なりなんなりして投下してしまえ
あんまりにも偏ったジャンル以外ならいちいち確認とか必要ないからさ
749名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 21:49:11.10 ID:80Ogf/td
最新刊読んだら俺がよく使うエロへの持ってイキ方が全く通用しなくなってしまった
750IS〜インフィニット・セレクション〜:2011/10/22(土) 23:33:34.38 ID:WcbprWaS
じゃあ…
2対1なんで投下開始
注意
・宴は初心者です
・小鷹ごときに理科を渡せるか!と途中で思ってしまい、訳解らない内容になってます。きっと。
・脳内で自分なりに話変換オススメ
・最新刊読んで終わらせ方だけはこうしようと決めてたんで後悔はしてません…

では
IS〜インフィニット・セレクション〜
上手くいけば6レス位で収まるかと
お楽しみ頂けたら幸いです
751:2011/10/22(土) 23:35:45.62 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜
談話室に入ると、理科がいた
夜空はもう帰ると言って帰ったし、その他も買いたい本が、だので来ていない

「あ、待ってました、せんぱい。新作ゲームですが、やりますか?」
理科は近くに置いてある見慣れない機械-彼女の額の汗からして、頑張って運んできたんだろう-の電源をいれ、どーぞどーぞと手招きする
「まだやるとは一言も言ってないんだがな」
−まあ、やるけどさ。
手渡されたのはヘッドギア型の機械
「操作は以前やったあれと同じ感じです。あ、ホストは理科がやりますね」
「どういうゲームなんだ?コンセプトとかジャンルとか」
「タイトルはIS〜インフィニット・セレクション〜。コンセプトは《もしかしてファックス》ですよ。もしもの世界を体験できます。まあ、あまりにも現実離れしたのは無理ですが…」
視界は真っ暗になり、横に理科が見えるだけになった

続く
752:2011/10/22(土) 23:37:57.30 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜2

「願うだけでいいです。世界のような大きな設定はホストの理科しかできませんが、小さな事ならせんぱいも出来ますよ。例えば…美味しい肉が食べたいとか。」
鈍い光がおこり、霜降りの1ランク下の生肉が現れる
「まあ、生肉をどうしろって話ですよね」
フッと肉は消え、香りまで付いていたことに気付かされる

「ほう…。じゃあイケメンになりたい。とかでもいいのか?」
願ってみた
……
……
……
…何も、何も起こらなかった。
無言でぽんぽんと理科が肩を叩いてくる
泣いていいかな?
「で、理科はもしもの世界で何がしたいんだ」
「小鷹せんぱいと、…友達みたいな事がしたい、です。リアルでやろうとすると障害もありますし」
俺の可愛い後輩は可愛らしく笑った

続く

ココマデハ、マアマシダッタンダ…
753:2011/10/22(土) 23:40:58.35 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜
砂の城を作ったり、川で泳いだりしたり色々なシチュで遊んだ
とりあえず休憩、大の字に横になる
正直、すげぇ楽しい
「今度は7人でやりたいな」
刹那、理科の表情はとても冷たいものになり
「…せんぱい、さっきの言葉、修正です」
「へ?何、聞こえなかった」
「せんぱいと恋人みたいな事をしたいです」
止めようとしたが
理科が俺が動けないよう設定したようだ。ぐっと身体が抑えつけられる感覚に襲われ、全く動けない
理科はというと、下着姿になり、カチャカチャと俺のベルトを外してくる。
く…ちゃんと靴下は履いてる辺り、しっかり俺のツボを押さえてやがる
「く…ちゃんと靴下は履いてる辺り、しっかり俺のツボを押さえてやがる。ツッコむ所はそこですか」
「心を読むなっての」
「抵抗しないんですね…うっわ臭…ちゃんと洗ってます?」
「一応抵抗してるんだがな…」
無視して、そそり立つ俺のをまじまじと見、鼻を曲げる理科
そして、ぱくっとそれを口に含んだ

続く
754:2011/10/22(土) 23:42:30.10 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜4
「う…ぁっ…ぐっ…」
一心不乱に動く理科の舌と指、手は
的確にツボを押さえてきており、自然と俺の声は大きくなる
「理科っ…もう出っ…」
理科が動きを止め
顔を上げてニッコリわらう
「せんぱいに興味が沸いたと言ったでしょう?理科は興味が沸いたものは結構調べ抜くんですよ」
イきたくてもイかせて貰えないのが5回程続いた
その間に理科は丸裸になり悶絶する俺をオカズに2回は絶頂を迎えたというのに、俺は動けないから自分を慰めることすらできなかった
拷問のような6回目が終わったあと、理科は静かに口を開いた
「ここから先へ行くと引き返せません…せんぱいが嫌というならやめます。でも続けたい。理科はせんぱいの事が好きですから。
…67億分の8の隣人部メンバーなんかじゃなく、67億分の1の彼女として理科と付き合ってください」
理科は俺にここまでやっておいて告白してきた


続く
755:2011/10/22(土) 23:44:30.83 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜5
先走り汁と汗を大量に流しながら考えた
どうやら動けるようにしてくれたようだ
あれからどれだけ経っただろうか
「ごめん…やっぱり俺はまだ8人でいたいんだ」
「あとそれを何回言い続けるんですかっ!!
理科は…理科達は8人じゃ嫌なんです!!

…もういいです」
ヴんと音がし、強制的に現実世界に戻される
「…誰を選んでも、理科はせんぱいの友達ですから」
大粒の涙を流しながら、理科は談話室を走って出て行った

翌日学校では俺が一年生を泣かせたという噂が出回った
否定は全く出来ない…
756:2011/10/22(土) 23:48:28.81 ID:WcbprWaS
IS〜インフィニット・セレクション〜6
図書室で本を借りてから、
家に帰ろうとする足を引きずって談話室に行った
ドアを開けると理科が、
いつもどうり、挨拶してくれた
「どもです。せんぱい」
「おかえりなさいませ。あにき」
「遅いではないか。さあ小鷹、双六するぞ」
「クックック…眷属ごときが私を待たせるとは」
「きゃわー(´・ω・`)ってなってる小鳩ちゃん可愛い〜」
「あっ!最初はマリアの番と決まったじゃなイカっ!!うんこ夜空っ!」

いつも通りの光景だった
いつもの部活。いつもの他愛のない会話
でも近いうち、俺は決めなければならない
”いつも”に終止符を打つことになっても…

終わり
757:2011/10/22(土) 23:49:56.26 ID:WcbprWaS
以上、IS〜インフィニット・セレクション〜でした
お目汚しすみません
758名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 23:52:48.02 ID:GKX6RI9h
チラシの裏にでも書いてろクソガキ
759名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 00:04:01.58 ID:/5UYaz3d
腐女子まだいたのかよ
760名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 00:36:04.79 ID:IeBYQLeP
Angel Beatsスレを潰したと思ったら次はこのスレですか?どうやら流行りのものが嫌いみたいですなwwwwww
761名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 02:13:06.00 ID:0mleAqPp
はっきり言って全く面白くない
二度と書き込むなよ
762名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 09:31:37.24 ID:WG9D5Kr8
残念なスレだな
763名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 10:02:16.20 ID:9qeYiDpZ
>>760
正確に言うと流行りモノに乗っかってちやほやされたいだけの18歳未満の可哀想な子だろ
764名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:22:32.96 ID:8magNK4L
投下します

タイトルは残念ながら無いです
765名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:23:42.43 ID:8magNK4L
私の名前は三日月夜空。高校二年生だ。

私にはトモちゃんと言う、可愛くて成績優秀で運動神経抜群で
誰からも好かれるパーフェクトな親友がいる。
トモちゃんさえ居れば、私は他に友人など要らない。
金髪碧眼の巨乳リア充だの、従順で気の利く執事美少女だの、
しょっちゅう髪型と髪色を変える色目使いの眼鏡腐女子だの、
そんなものが居なくても十分楽しいし、十分幸せだ。

ただ強いて言うならば。
幼いころに離れ離れになった親友、羽瀬川小鷹――
彼さえ居てくれれば、もっと良かった。
唯一無二の親友として友情を深め合い、助け合い、
ひょっとしたら同じ中学に通えて、同じ高校に通えたかもしれない。
そしていつか小鷹も私に対して、友情を超えた感情を抱いてくれたかもしれない。
彼が何も言わずに……いや、私がその機会を与えなかっただけか、
何も言わずに私の前から消えてしまった事が、今でも悔やまれる。

ところが神様は私を見捨ててはいなかった。
いやむしろ私が神だ。
神の力が導き出す必然によって、目の前の幸福を引き寄せたのだ。

「転校生の羽瀬川小鷹です」

小鷹が……いや、タカが今一度私の前に姿を現してくれた事は、
私にとって幸運だの奇跡だの僥倖だのといった言葉では言い表せられない。
彼はすぐに私に気付いてくれた。
「ソラ! ソラじゃないか!」
「久しぶり、タカ」
「え、え? 女子の制服って……ソラ、女だったのか!?」
二人だけで盛り上がる私達に、クラスメート達はザワついている。
成り行きが分からず、虚を突かれているようだった。
766名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:24:29.02 ID:8magNK4L
それ以来私と、トモちゃんと、タカの三人で、よく遊ぶようになった。
「それにしても十年前かぁ。よく俺の事が分かったなぁ」
「そっちこそ。私の事、男だと思っていたんだろう?」
「そうだな。もしソラが髪を伸ばしてたりしたら、気付かなかったかもしれない」
あぁ、良かった。
美容院に行くのを面倒くさがって自分で切ってたりなんかしたら、
タカは全然気付いてくれなかったかもしれない。

そうして私達二人の、いや三人の仲は、急速に縮まっていった。
「あ、そこぉ……感じるぅ……」
さすがトモちゃん。
初めてなのに、私が乳首が一番感じるという事を早くも掴み取ってくれた。
「ヤダぁ……そんなトコ舐めたら汚いよぉ」
タカはちょっとズルい。
私の恥ずかしいところを、一方的に攻めたててくる。
快感が少しずつ上り詰めてくるに従い、やがてタカも抑えきれなくなったようだ。
「ソラ……俺、もう……」
「うん……来て……タカ……」
あぁ、私の濡れそぼったヴァギナの中にタカの





・。
767名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:25:32.17 ID:8magNK4L
そこで夜空は、腕組みして考え込んでしまった。
「なっ……何と書けば良いんだ……」
原稿用紙の上を走らせていたボールペンを机の上に放り出し、
背もたれに体を預けてしばし考え込む。
男性器の事を何と表記するべきか分からない。
と言うよりは、男性器を表記する事そのものに抵抗がある。
「誰に見せるわけでもないのだから、別に何でも良いのだろうが……
 なぁ、トモちゃんはどう思う?」
自分の右側、誰もいない空間に向かって問いかける。
――おちんちんとか、チンポとか?――
――ヤダ、恥ずかしくて私そんなの書けない///――
そんな幻聴が夜空の耳に届く。
「うんうん、そうだろうなぁ。トモちゃんは奥手でウブだからなぁ」
奥手でウブなのは、私自身じゃないか……。
心のどこかで、冷静にそう突っ込む自分がいるのも確かだった。
実際、おちんちんとか、チンポとか、そういった単語を書く事に、
夜空は並々ならぬ抵抗を感じていた。
それを架空の親友トモちゃんに代弁させていただけに過ぎない……脳内で。

もしも、全てがうまくいっていたなら。
そんな妄想の下に書き始めた、自分自身と小鷹とのラブストーリー。
原稿用紙につらつらと書き進めている内は良かったものの、
元々彼女には創作のセンスというものは備わっていなかった。
768名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:26:50.56 ID:8magNK4L
もしも再会した時から自分が髪をショートにしていたら?
そうであったなら、小鷹は最初から親友ソラの正体に気付いていてくれただろう。
当然夜空の方としても、彼と会う口実のための隣人部など創設する事は無かった。
幼馴染として、親友として、ごく当たり前に会い、ごく当たり前に遊んでいた筈だ。
そしていつかは二人の間に愛情が生まれていたかもしれない。
そうであったなら、最初から隣人部など創設する必要も無い。
隣人部は所詮、小鷹と二人きりで会うための口実に過ぎなかったのだから。

もしも隣人部が存在していなかったなら?
当然、星奈が小鷹と今程深い交友を持つ事も有り得なかっただろう。
理事長絡みでいずれは再会し旧交を温めていたかもしれないが、
少なくとも今程多くの時間を共にする事は無かったに違いない。

幸村は隣人部が無くても小鷹には強い興味を抱いていたが、
部活動が無ければ小鷹とそれ程親しい関係にはならずに済んでいたかもしれない。

理科は昏睡したところを小鷹に助けられたそうだが、隣人部が無ければ
こうまで下級生の彼女が小鷹と接触する時間を増やせたとも思えない。

マリアの小鷹に対する好意は恋愛感情ではないからどうでも良いとしても、
どっちみち隣人部が無ければ一生小鷹と会わなかったであろう最たる人物だ。

小鳩は小鷹の実妹だから心底どうでも良い。
法律上、未来永劫にわたって恋敵にはなり得ない。
769名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:27:45.59 ID:8magNK4L
遡れば、夜空が最初からショートカットであったなら、
夜空にとって全てがうまくいっていた筈なのだった。
「惜しい事をしたなぁ……髪を切ってさえいたら、
 私が小鷹にとっての『一番』に、簡単になれていたのに」
全てがうまくいっていたら、という仮定の下に執筆している、
想い人と自分との残念極まりないラブロマンス妄想小説。
夜空はその原稿を見下しながら、いつしか手が自然と秘部に伸びている事に気付いた。
「……ハッ! 私は何をしようとしてたんだ!?」
寝る前だったので、ノーブラでタンクトップ、下はパンティだけという、
身軽ながらも無防備で艶めかしい格好をしている。
「くっ、も、もう……こんな事、やめなきゃいけないのに……」
いつもいつも、終わる度に、もう二度とすまいと心に誓う。
仮にも女の子なんだから、こんな事をしていてはいけないのだと決心する。
だのに、気が付けばまた、自慰を始めようとしている。
指と股間がウズウズとしてくる。
「全く、自分を慰めるとは、よく言ったものだな……」
ひょっとしたら有り得たかもしれない幸福な光景。
小鷹と並んで歩き、小鷹と繁華街ではしゃぎ、小鷹と夕食を食べ、小鷹と眠る。
そんな光景を思い描きながら、今夜もとうとう、彼女はオナニーを始めてしまった。
まだ怖いから、自分の指ですら直接は中々触れない。
彼女はいつもパンティの上からしか擦らなかった。
豪快なようでいて臆病な彼女の性格が、こんな所でもよく表れていた。
「ふっ……ふぅうっ、んんっ!」
程なくして、彼女はイった。
770名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:29:07.93 ID:8magNK4L
翌朝の彼女は、酷く慌てていた。
日曜日なのだから登校する必要は全く無いのだが、待ち合わせがあった。
隣人部の部室に置くための本棚を買い付けに行こうと、
小鷹と約束していたのだった。
正確に言うなら、夜空が約束したわけではない。
部室で本を読むのは彼女や理科にとって日課となっていたが、
読みかけの本をわざわざ持ち運ぶのは面倒だからと、
机や棚の上に置きっぱなしにして帰宅する事が多々あった。
理科はどうだか知らないが、少なくとも夜空は家では自習に割く時間が多かったので、
あまり自宅で本を読む事が無かったのだった。
読まないと分かっているハードカバーの本をいちいち持って帰るのは億劫だった。
だから一時的に置いておく分だけ詰め込めるように、
小さなカラーボックスを設置してはどうかと、幸村が提案したのだ。

提案したのは幸村だったが、乗り気になったのは何故か星奈だった。
小鷹とデートに行く大義名分として、簡易本棚の買い付け案を利用したのだ。
幸村と理科が悔しそうな顔をしていたが、運悪く双方とも用があったため、
小鷹と星奈のデートに割り込む事が出来なかった。
そこですかさず夜空が割り込んだのだった。
「肉は本など読まないのだから、棚の使い勝手等について分かる筈が無いだろう」
「カラーボックスに使い勝手もクソも無いでしょ。私と小鷹だけで十分選べるわよ」
「いやそもそも俺一人で大丈……」
「「却下」」
そんなやり取りの末、小鷹、夜空、星奈の三人で出かける事となった。

その大事な待ち合わせに、あろう事か夜空は遅刻しそうだった。
昨夜のオナニーの後、疲れてそのまま机に突っ伏して寝てしまっていた。
無理な姿勢で寝ていたので腰や背骨が痛い気がするが、
そんな事を気にしている暇は無い。
いつもは早めに待ち合わせ場所に行く事を心掛けているのに、
今日に限って遅刻したのでは話にならない。
自分が遅刻するという事は、その分だけ小鷹と星奈が二人きりになる時間が増える。
そんな事は断じて許されなかった。

気合いを入れてメイクの一つでもしたかったところだが、
元々そういうのには疎い上、今日は時間が無い。
鏡もほとんど見ずに、慌てて顔を水ですすぐ。
おめかしもせず、真っ黒のジャージだけを着込んで、彼女は出発した。
771名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:30:21.71 ID:8magNK4L
バスを降り、駅前まで走る。
普段なら徒歩で五分の距離だが、集合時間まで二分を切っている。
彼女は脇目もふらず走り続けた。
道行く人達が振り返り凝視するが、こんな視線は慣れている、と自分に言い聞かせる。
「イテッ、んだよ」
「こんな人ゴミん中で走んなよなぁ」
「あれ? おい、あの顔……」
そんな声が聞こえてくるが、全て無視だ。

「はぁ……はぁ……ま、待たせたな……」
やっとの事で集合場所にたどり着いた時には、もう息が上がっていた。
「いや、まぁ、時間ぴったりだし。何も気にしてないぞ」
「アンタまさか走るためにジャージ着て来たんじゃないわよね?」
「そんっ……なワケ……あるかっ……」
肩で息をしながら、膝に手をつき、地面を見下して喘鳴する。
やっと呼吸が収まってきた。
「ふぅ……済まなかった。では行こうか」
「あ、ねぇちょっと待って、アンタ」
「おい夜空、その顔どうした?」
星奈と小鷹が口々に訝しむ声をかける。
夜空は何を言われているのかさっぱり分からなかった。
「私の顔がどうかしたのか?」
キョトンとする夜空に、星奈が顔を近付ける。
小鷹は女子に顔を接近させるのは不躾と思ってか、夜空の顔を漫然と眺めているだけだ。
「うーん? ヤダぁ……そんなトコ舐めたら汚いよぉ」
夜空は怖気を覚え、華麗なバックステップで星奈から距離を取った。
「に、肉! 貴様いきなり何をエロゲの台詞を!」
「違うわよ! アンタの顔にそう書いてあんの!」
はっ!?
夜空は思わずそんな頓狂な声を上げてしまった。
「凄いな星奈。鏡文字になってるのに読めるなんて。
 しかも字が掠れてるから、俺なんかこの距離からじゃ何書いてるかさっぱりだ」
「えーと何何……? タカはちょっとズルい。
 私の恥ずかしいところを、一方的に「うわぁぁぁぁぁヤメロぉぉぉぉぉぉっ!!」
夜空の絶叫が、星奈の声を掻き消した。
と同時に、周りの通行人達が一斉に三人の方を振り返った。
772名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:32:15.17 ID:8magNK4L
女子トイレで綺麗に顔の汚れを洗い落とした後、
夜空は星奈から質問責めにあった。
小鷹は気を遣って席を外していたかったのだが、
夜空が今にも泣きそうな顔をしていたので、敢えて残った。
今の気弱になっている夜空を、星奈がいじめてしまうのではないかと危惧したのだ。
実際には夜空は、むしろ小鷹にこそ聞かれたくない話だったのに、
彼がいつまで経っても姿を消してくれないから、余計に泣きそうになっていた。
「ふーん、なるほどね。つまり妄想官能小説を書きかけのままで寝て、
 原稿用紙の字が顔に反転して転写されてしまいました、と……」
星奈は面白がっているのか、それとも怒っているのか、
よく分からない無表情で淡々と事実確認をした。
全てを白状させられた夜空は羞恥に打ち震え、
誰とも目を合わせられず膝の上に視線を落としている。
あまりにも声をかけ辛い空気になっているのか、
カフェだと言うのに、先程からウェイターも注文を聞きに来ない。
「で? そのタカっての、やっぱり……」
「……言うな、肉。いや、言わないで下さいお願いします」
ここまで謙る夜空は珍しいなと、星奈も小鷹も思った。
特にタカ本人である小鷹の動揺は大きい。
彼からしてみれば、星奈があまり動揺していないように見える事の方が不思議だ。

羽瀬川小鷹の残念なコミュ力が、こんな場面でも発揮される形となった。
「お、女の子でも、アレなんだな? その、そういう空想するんだな」
こんな事を言われて、ハイそうですと頷ける夜空ではない。
むしろ何で今そんな事をわざわざ確認してくるんだと毒づきたくもなる。
何も反論出来ない夜空に変わって、星奈が言い返した。
「女子だってえっちな事くらい考えるわよ。
 むしろそうでないと不健康じゃないの、精神的に」
「そ、そういうものなのか……」
星奈が夜空をフォローするような言葉を吐いている事が、
小鷹にも夜空にも不思議に思えた。
気遣いを見せる事で逆に一層夜空を追い詰める算段……というわけではないだろう。
夜空は兎も角、星奈にそんな心理戦が出来るとは思えない。
仮にやるとしても、星奈は良くも悪くも嘘をつけない性格なので、
もっと底意地の悪そうな歪んだ笑顔になってしまう筈だ。
星奈が無表情のままである事が、彼女が本音で会話している事を表していた。
「に、肉、貴様何のつもりだ?」
「何が?」
「いつもの貴様なら、こういう時はここぞとばかりに嬉しがるだろうが」
星奈は小さな声で
「……私ってそういう風に思われてたんだ」と呟いた後、溜息をついた。
それから真っ直ぐに夜空を見つめて言った。
「私にだって、下々の者を憐れむ気持ちくらいあるわよ」
悪ぶってはいたが、少なくとも夜空を憐れんでいるというのは、
良い意味で本音だったようだ。
馬鹿にする意味ではなく、見下すわけでもなく、純粋に、
星奈は夜空に「可哀想に……」と同情していた。
773名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:33:44.08 ID:8magNK4L
何も注文せずに店を出るのも気が引けたので、
小鷹が店員を捕まえて、三人とも飲み物だけ頼んだ。
俺はコーラ、夜空はコーヒー、星奈は紅茶だ。
終始三人とも無言の、気まずい空気のままさっさとそれらを飲み干し、
ビビっている店員さんを尻目に手早く会計を済ませる。
店員がビビっていたのは小鷹の外見が原因でもあったが、
三人の間に流れる殺伐とした空気が怖かったというのも大きかった。
「……どこへ行くのだ。カラーボックスを買うのだろう?」
「そうだぜ星奈。まるっきり逆方向じゃねぇか」
「良いから黙ってついて来なさいな。人目につく所じゃ話しにくいでしょ」
つまり、人に聞かれたくない話をしたいのだろう。
いつもならここで小鷹と夜空が顔を見合わせ首を傾げたりもするかもしれないが、
今日に限っては二人とも目を合わせられなかった。
想いのバレた夜空と、変な形で告白? された小鷹の二人が、
素知らぬ顔をしていつも通りに振る舞える筈が無かったのだ。

ショッピングモールの影、従業員専用出入り口の付近。
商品の搬入車両や警備員の姿くらいしか見当たらない場所だ。
車道を隔ててその反対側の歩道は、歩道には違いないが、一通りは皆無だった。
このショッピングモールが建ったせいで潰れたと思しき商店街が
シャッターをぴっちりと下ろして立ち並んでいる。
ここでなら、何を話していても誰にも聞かれずに済む筈だった。
「それじゃあ聞かせてもらうわよ。ズバリ夜空、あんた小鷹の事好きなの?」
今更聞くまでも無い事だ。
小鷹をメインに据えた官能小説を書いていたのだから、好きでないわけがない。
夜空はつくづく、こういう残念な創作活動をしているから
友達の一人も出来ないのだと痛感していた。
「……悪いか」
「悪いなんて言ってないわよ。人を好きになるのは当たり前の事よ。
 でもそんなに小鷹が好きなら、服装をもう少しどうにかしたら良いじゃない」
「なぁ星奈、人のファッションの事に口出す必要は……」
どこまでも残念な男、小鷹。
徐々に核心に近付こうとしている星奈と、それを感じ取りつつある夜空の前で、
一人だけ事態を理解出来ないでいる。
少なくともこの場で言い放つ言葉としては、
「人のファッションに口を出すな」はあまりに場違いだった。
こういうのをKYと呼ぶのだろう。
「わ、私は……ジャージが、好きなんだ」
「嘘ね。あんた以前はもっとお洒落な格好してたじゃない」
「お洒落のつもりでしてたんじゃない! むしろその逆だ!」
「男っぽい格好だと思ってた、ってんでしょ?
 何でわざわざ男っぽい格好をしようとしてたのよ」
追及され、夜空は口ごもった。
774名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:38:37.54 ID:8magNK4L
たっぷり間を置いてから、夜空はぽつりぽつりと、心情を吐露し始めた。
「仕方、ないじゃないか……。
 小鷹は……タカは、私を、ソラを男だと思ってたんだぞ?
 私が男だったから、私の事を親友だと認めてくれていた。
 小鷹ともう一度昔の仲に戻るためには、男で居続けるしかないじゃないか……」
そうだったのか、と小鷹は思った。
彼にとってはあまりに意外過ぎたその言葉に、思わず
「そんな事をしなくても……」と言いそうになる。
が、彼はその言葉を喉の奥に飲み込んだ。
そんな事をしなくても、何だ? と自問する。
そんな事をしなくても、俺達は親友じゃないか、とでも言うのだろうか。
しかし彼は、今の隣人部の関係が崩壊する事を恐れている。
かつて親友であった夜空とでさえ、親友である事を認める事を恐れている。
第一夜空は本音では、小鷹と親友に戻りたいとは思っていない。
本人は強情を張って認めないかもしれないが、夜空は小鷹と、
親友ではなく恋人になりたいと思っている筈だった。
それが分かっているからこそ、今の小鷹には
「そんな事をしなくても俺達は親友だよ」とは言えなかった。
本来なら篤い友情を確かめ合う筈のその言葉が、
夜空に対しては残酷な訣別の言葉になってしまう事が分かってしまった。

「そんな事しなくても」
そう言い出したのは、小鷹ではなく、星奈だった。
「そんな事しなくても、別に良いじゃない。
 アンタ、別に小鷹と親友でありたいわけじゃないんでしょ?
 ちゃんと女として見てもらいたいんでしょ?」
「……」
775名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:39:44.94 ID:8magNK4L
普段の夜空ならやはり否定しているのかもしれないが、
思いのたけが知られてしまった後では何も言い返せない。
星奈は尚も追及の手を緩めなかった。
「大体、あんたの言う通り、男だったら親友に戻れるとしてもさ。
 あんたが男のように振る舞うってのは無理があるわよ」
「わ、私は女らしさなんか全然無いじゃないか!」
「あんた、幸村に自分が言った事、もう忘れたの?」
「何の話だ」
「真の男は、女の格好してても内面から男らしさが滲み出るんでしょ?
 それと同じよ。あんたがいくらジャージを着てたって変わらない。
 あんたの女らしさは、ちゃーんと内面から滲み出てる」
意表を突かれるような事を言われ、夜空は面食らった。
小鷹にとっても、まさか星奈が言う台詞だとは思えず、目を丸くしている。
先程のフォローの件もそうだが、どうにも今日の星奈は、
何故か夜空に対してあまり敵対的ではないように、彼らには見えた。
表情はブスッとしているが、かけている言葉は好意的にさえ思える。
「自分の魅力を武器にする度胸が無いの?
 女として張り合っても、私や幸村や理科に勝てないと諦めてるの?
 親友になる以外にベターな選択肢がないと決めつけてるの?」
「私は……私はっ……」
「あんたが本気出さないんなら、私が不戦勝させてもらうわよ?
 こちとら許嫁なんだから、一番アドバンテージがあるわけだしね」
さり気なく小鷹に対する想いも星奈は口にしたようなものだったが、
小鷹は得意技「聞こえてないフリ」でやり過ごした。
「……ヤダ」
「え? 何? 聞こえないわよ夜空」
「イヤだよぅ……何でタカは私の物になってくれないの……」
時折夜空が見せる、駄々をこねる幼児のような掠れた泣き声が、
小鷹と星奈の耳に根を張って残り続けた。
776名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:41:59.04 ID:8magNK4L
……三十分後。

カラーボックスを買いに来ただけの筈なのに、何でこんな事になったんだ。
小鷹はベッドの縁に腰掛けたままで、しきりにそんな事を考えていた。
落ち着かない視線をグルグルと泳がせ、「カラオケがあるんだなぁ」だの、
「変な自販機が部屋に備え付けてあるもんなんだな」だの、
「どうせこういう所はエロいチャンネルしか映らないんだろうな」だの、
どうでも良い事ばかりを考えて気を紛らわせようと努める。
バスルームから漏れ聞こえてくるシャワーの音が、彼の思考を掻き乱す。
「小鳩、ごめんな……兄ちゃん、何故かラブホに連れて来られちゃったよ……」

バスルームでは夜空と星奈が、いつものように罵り合っていた。
「泡が飛んだわよ、夜空」
「貴様が邪魔なのだ。何で私がシャワーを浴びているのに横に居るのだ」
「一人で浴槽に浸かってても退屈なのよ」
「普通シャワーというのは二人で同時に浴びるものではないだろう」
「つべこべ言わずにさっさと交代しなさいよ、愚民が」

柏崎星奈の出した結論は、小鷹にとって理解の範疇を超えていた。
そればかりか、夜空にとっても到底心情を理解出来るものではない。
星奈は
「今日一日だけ、夜空の恋を応援するわ」
と言った。
明日からはまた隣人部のメンバーとして切磋琢磨するし、
幸村や理科も含めて互いに牽制しあい、抜け駆けの機会を虎視眈々と狙う。
最終的には我こそが小鷹の隣にいる女であるという権利を狙うものの、
それでも一先ず、今日のところだけは、夜空にサービスすると言い出したのだ。
無論、夜空も小鷹も反論した。
「きっ、貴様正気か!? 私が有利になるだけじゃないか!」
「いやいやいや星奈お前ちょっと待てマジ意味分からん!」
だが星奈は小鷹の言葉を無視して、夜空にだけ答えた。
「別に有利なんかじゃないわよ。
 さっきも言った通り、私には許嫁ってアドバンテージがあるし。
 一番隣人部に貢献してる理科にも、一番小鷹の役に立とうとしてる幸村にも、
 誰にだって他の部員より突出してる部分があるわ。
 むしろ幼馴染であるという以外、あんたに何か利点がある?
 わざわざ女らしさを捨ててる上に、部の活動に特別協力したわけでもない。
 小鷹のために役立とうとした事さえ、実はあんまり無いんじゃない?」
小鷹の役に立とうとしたという意味では、夜空どころか星奈にも無いのだが、
その事は誰がツッコむでもなくスルーされた。
別荘を借りた事もあるのだから、星奈が何も貢献していないとは言いにくかった。
別荘そのものは別に星奈の所有物ではないのだが。
777名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:43:10.95 ID:8magNK4L
結局夜空は「一度だけ小鷹と体の関係を持つ」という事を
自身のアドバンテージにして良いと、星奈に認められたのだった。
認められたと言うよりは、星奈がそう押し付けてきたといった方が正しい。
相変わらず悪態をついてはいるが、彼女なりに夜空を気遣っているのは明白だった。
「シャワー上がったわよ、小鷹」
「あ、あぁ……ってお前ら! バスタオル一枚で出てくるんじゃねぇ!」
「ほっ、他に着るものが無いのだ! 服を着直してもどうせ脱ぐのだし!」
小鷹にとって……そして星奈にとってもただ一つ予想外だったのは、
誰あろう夜空が、星奈に助けを求めた事だった。
普段はあまり露見しないが、基本的に夜空は臆病なところがある。
友達の多そうな人には声をかけられないという点からも、それが伺える。
今日の所は身を引いて帰宅しようとしていた星奈を呼び止め、
一人じゃ怖いからと、無理矢理彼女をホテルまで同行させたのだった。
「で、出来れば先に肉の方から犯してやって欲しいのだが……」
「あんた言ってんの!? 私は何もしないわよ!
 ってか私が今日小鷹とセックスしたら、あんたのアドバンテージ無くなるじゃない!」
「でも、その……初めては痛いのだろう?
 先に誰かが済ませた後でないと怖くて踏み込めん。
 バンジージャンプをする時の心理に似ている」
ここまで怯える夜空を見るのは初めてかもしれない。
思えば夜空は、ジェットコースターでも怪談話でも平気そうだったが、
恋愛話や下ネタの時の拒絶反応は少し強めだったかもしれない。
「だ、そうだが。どうする、星奈?」
「しないわよ、馬鹿! 私は今日はただのアシスト。勝負はフェアにしなきゃね」
敵にアシストしておいてフェアってどういう事だよ、と小鷹は思った。
778名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:44:58.88 ID:8magNK4L
アシストと言うよりは、星奈の行為はいっそ夜空に対する拷問に近かった。
彼女は夜空を、背後から羽交い絞めにしたのだった。
「まっ、待て貴様肉! 逃げられんだろうが!」
「逃げる必要なんか無いじゃない。小鷹に抱かれたいんでしょ?」
まだ少女達は二人ともバスタオルを纏っている。
「ほら小鷹。夜空のバスタオルを剥ぎ取ってやりなさい」
「いや、こんな無理矢理っぽいのは流石に……」
「止めろ小鷹ぁぁぁぁぁぁっ!!」
「だから俺はそんな無理矢理しないってば。聞いてないだろお前」
「あぅ、ぐぅ……何でこんな目に遭うんだよぉ……」
冷静に考えれば、恋人にバスタオルを脱がしてもらうくらいなら普通の筈だ。
羽交い絞めにされているという状況のせいか、
夜空は必要以上に恥ずかしがっているようだった。
小鷹の指先がバスタオルの縁を掴み、そっと解いていく。
高級チョコレートの包装のリボンを解く時のように、
ゆっくりと丁寧にバスタオルを剥ぐと、白い柔肌が露わになってきた。
「み、見るなぁ……ッ」
「うっわ……綺麗だ……」
全裸になった夜空の体を、小鷹は思わず素で褒めた。
リップサービスなどではなく、心底から、
彼女の体をガラス細工のような美しさだと思っていた。
星奈に比べればボリュームは劣るが、しっかりとしたサイズのある乳房。
その頂上に位置する小粒な乳首と、それを取り巻く乳輪。
乳房から下はなだらかなラインが続き、小さな臍の穴が見つかる。
腰のくびれは立派に「女」で、確かに男の振る舞いをするのは無理がある。
何より目を引いたのは、黒い控え目な茂みだった。
「下も黒いんだな……」
「はっ!? あっ、当たり前だろう!」
「いや、俺とか小鳩は地毛が金色だから、下の毛も同じ色なんだよ。
 黒い陰毛って実は初めて見るかも」
そう言えば以前アクシデントで見た星奈の陰毛も金色だったなと、
小鷹は妙な事に思い至っていた。
柏崎天馬と一緒に風呂に入った時も、わざわざ相手の男の陰部など凝視しなかった。
中学校の修学旅行などでは、皆男子のくせに恥ずかしがってタオルで隠していた。
マリアはパイパンだったし、小鷹にとっては、黒い陰毛は新鮮だった。
779名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:47:32.35 ID:8magNK4L
「わ、私だけ損じゃないか! 肉も同じ目に遭え!」
「同じ目って?」
「肉も小鷹にバスタオルを剥ぎ取ってもらえ! そうすれば私の気持ちが分かる!」
「え、あ……いや、それはほら、さすがに、ねぇ?」
「貴様だけ卑怯だぞ! 口ではフェアにとか言っておきながら、
 実は私にだけ恥をかかせて有利になろうという魂胆だろう。
 あぁやましい女だ、柏崎肉。この下品な風船乳めが」
「だっ! だぁれが風船乳ですってぇぇぇっ!?」
「ふむ、小鷹に見せられんのも無理は無い。本当はパットで誤魔化しているのだろう?」
「そんなワケないじゃない! これは自前よ!」
「そう強がるな。幸い私は大した事無いが、普通女性の胸は左右で大きさが違うだろう。
 それを誤魔化すために片方だけパットを入れている人もいると聞く。
 貴様も一見ナイスバデーに見せておいて、実際には左右不揃いな肉の塊なのだろう。
 いやぁ悪い事を言ってしまった。申し訳ない。
 まさか神を自称するお肉様の完璧な筈の体が実は脱いだらショボかったなど……」

「上っっっ等じゃないの!!」
夜空の挑発に乗せられて、星奈は羽交い絞めを解いた。
二人が言い合っている間、小鷹はと言えば、
夜空がやっといつもの調子に戻ったとか、
女性が左右で胸の大きさが違うなんて知らなかったなとか、
そんなような事ばかりを考えていた。
と言うよりは、そんな事ばかりを考えて気を紛らわせようとしていた。
「ほらっ、小鷹! さっさと私を脱がしなさいよ!」
「あ、え? あぁ……」
こいつら当初の目的をもう忘れてきてるんじゃないか?
などと思いつつ、小鷹は星奈のバスタオルに指をかけ、夜空の時と同じように剥いだ。

現れたのは、豊満な乳房。
完璧を自称するだけあって確かに左右のバランスが良く、
ノーブラなのに重みに負けて垂れ下がっているようには見えない。
乳首や、特に乳輪も、その巨乳に引っ張られるように少し大きめだ。
「む、貴様、豊胸手術でシリコンを入れているだろう」
「入れてないわよ!」
「自然な乳房で、このサイズで、形が崩れないわけがあるか!」
「本当に自前なんだからしょうがないでしょ!」
「フン。どうせ年を取ってから垂れるに決まってる」
星奈にフォローされ、アシストまで買って出て貰っていると言うのに、
その恩をもう忘れているのか、夜空は悪口を言い続けた。
「良いからさっさとベッドに上がりなさいよ! 馬鹿夜空!」
「それじゃあ哀れな肉の塊は無視してヤろうか、タカ」
「お前らってこんな状況でもいつも通りなのな……」
こっそりと夜空が小鷹の事を「タカ」と呼んだが、誰もその事には触れなかった。
780名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:49:41.13 ID:8magNK4L
もっとも、夜空が強がっていられたのはここまでで、
いざベッドに上がった彼女は、まな板の上の鯉だった。
小鷹が一枚一枚自分の被服を脱ぎ去っていくのを直視出来ず、
ちらちらと横目で彼の胸板や腹筋を見てはまた眼を逸らす。
本人は望んでいなかったにしても、小鷹は喧嘩慣れしているので体格が良かった。
今からこの胸と腕に抱かれるのだと思うと、心臓が落ち着かない。
とうとうトランクスが取り払われた時には、グロ過ぎて目を瞑ってしまった。
「ちゃんと見ときなさいよ、夜空。妄想小説のリアリティが上がるわよ?」
「そういう貴様こそ目を背けているじゃないか」
「なっ! 何で目を閉じてるのに分かるのよ!」
「貴様の事ぐらいお見通しだ」
目を閉じていてもお見通しなのは、それだけ互いを理解し合っているからだ。
小鷹はそう思ったが、彼女らが素直にそれを認める筈が無い。
いつもは星奈を無視してトモちゃんに語りかける事もある夜空が、
今日のところはちゃんと星奈と言葉を交わし、無視さえしていない。
「お前ら、もう親友で良いじゃん」
ごく小さな声で彼はそう言ったが、少女達は緊張のあまり聞こえていなかった。

仰向けになって寝そべった夜空の、まずはその掌サイズの乳房に、
小鷹は自分の掌をゆっくりと近づけた。
「……」
小鷹の手が乳首や乳房にやんわりと触れても、夜空は声一つ上げなかった。
事実は妄想とは異なる。
快感を得ないどころか、彼女は何一つ特別な感触を覚えなかった。
あぁ、触られてるな、という程度の認識である。
「タカ、ビビってる?」
「わ、悪いかよっ!? 俺だってこんなの初めてなんだぞ!」
「お前が恐る恐る触ってるのが、手から伝わってくるぞ」
夜空は言いつつ、微笑とも苦笑ともつかない笑顔を見せた。
「ったくこれだから小鷹は駄目ねぇ。私が手本を見せてあげるわ」
「え? 星奈、手本って……」
呆気に取られる小鷹と夜空を尻目に、星奈はおもむろに手を伸ばした。
そして小鷹の手を払いのけ、夜空の乳房を揉みしだく。
「ふわぁっ!? 貴様いきなり何あqwせdrftgyふじこ!!1」
「よーく見てなさい、小鷹。
 女の子は丁重に取り扱ってあげるべきだけど、同時に大胆さも必要なのよ。
 ビクビクしてたんじゃ、それが相手に伝わって、必要以上に不安がらせるわ。
 乗馬の時と理屈は一緒よ」
「にっ、肉! 自分も処女のくせに何を偉そうに講釈を垂れてるんだ!」
「しっ、処女でもアンタより経験あるわよ!」
「嘘つけどんな経験だ!」
「男子に足を舐めさせるなんてしょっちゅうだもの!
 恐々と舐められるのと、嬉々として舐められるのとでは、
 やっぱりこっち側の感覚も違うものなのよ!」
「貴様素足の上から舐めさせてるのか!?」
「違うわよ! 靴の上からでも伝わるものなのよっ!」
残念極まる会話を繰り広げながら、星奈は尚も夜空の胸を愛撫し続け、
不思議と夜空もそれを抵抗一つせず受け入れていた。
781名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:50:44.61 ID:8magNK4L
手本と言うのもあながち的外れではなく、
実際夜空は小鷹に触れられていた時よりも心地良い感覚に浸っていた。
勿論好きな男性に触れてもらえる心地良さは内側から滲み出てくるものなので、
単なる肉体的、外面的な心地良さとは種類が違う。
だが逆説的には、違う種類の心地良さに限定して言えば
――つまり肉体的な気持ち良さだけで言えば――
星奈の愛撫の方が、小鷹の時より気持ち良かった。
「う……ふぅ……うっ……」
喘いでいるとは言い難いが、夜空の呼吸が少し強くなってきている。
「ほら、小鷹。同じようにしてみなさい」
「同じようにって言われてもなぁ……」
女が悦ぶ愛撫と言うのは、目で見ていても掴み切れない。
その意味で星奈の手本は手本になっていなかった。
「女の子を安心させれば良いのよ。
 ビビってる男に身を委ねられるわけないんだから」
「ビ、ビビらなきゃ良いんだな? よし……」
もうその時点でビビってるじゃないか、と夜空は言いかけた。
だが少しは覚悟が出来たのか、小鷹の愛撫は先程より少しだけ度胸がついていた。
触れるだけでなく、もう少し強く掌を押し込んでくるのが分かる。
先程は腫れ物に触れるような、という言い方がぴったりくる感じだったが、
今は夜空の乳房の形を掌に記憶しようという意思が感じられる。
一歩踏み込んできた感がある。
「こ、これが女の子の乳首か……」
小鷹は掌の腹に感じるわずかな突起に、細胞が打ち震えるような気がした。
782名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:52:07.07 ID:8magNK4L
唇を触れさせるという行為には、名状し難い安心感がある。
視覚も無く握力も無い乳児は、対象を認識するために物を口に入れるものだ。
日本ではキスは大切な人と交わすものという認識があるし、
欧米では親密さを体現する挨拶となっているが、どちらの場合にせよ、
「私はあなたの味方です」と意思表示するためのものには違いない。
だから夜空は、極めて当たり前のように、それをねだった。
「タカ……キスして……」

不安を和らげたいという意味もあったろう。
胸を触られて気分が高まり、相手とより近くなりたいと思ったのも確かだ。
だがその要求に小鷹が返答するより早く、星奈が遮った。
「駄目よ。キスだけは最後に勝った人のもの、って決めたじゃない」
それは先程夜空と星奈の間だけで交わされた取り決めだった。
幸村も理科も関与していない、勝手な条約だ。
「くぅっ……あんな約束するんじゃなかった……」
「小鷹の唇が欲しかったら、小鷹に選ばれる事ね。
 もっとも、選ばれるのはこの私って決まってるんだけど」
そう言って星奈は、
「おい……待てこら肉貴様一体、ちょ、こらっ、やめっ、あぁぁ……っ」
焦る夜空の唇にゆっくりと近づき、女同士のソフトなキスを交わした。
小鷹が目を皿のように丸くしている前でそっと唇を離す。
「な……な、な、に、を……」
「あんたの願いを半分叶えてあげようってのよ。
 何ヶ月後か、何年後か分からないけど、いずれ小鷹は私を選ぶわ。
 その時私が小鷹とキスすれば、あんたと小鷹は間接キスって事になるわ」
「ハッ、お粗末な屁理屈だな。さすがは脳味噌まで肉で出来ている肉だ。
 私の唾液はタカに間接で移るかもしれんが、私はタカの唾液を味わえんだろう。
 それに何ヶ月も経ったのでは、貴様の唇に移った私の唾液自体、
 乾いて消え失せてしまっているではないか」
おいおいツッコミ所はそこなのかよ……と小鷹は思った。
星奈とキスした事自体には何の嫌悪感も見せていない。あの夜空が。
783名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:54:19.53 ID:8magNK4L
夜空は、日々記していた妄想小説の内容が叶いつつある事が、嬉しかった。
トモちゃんの役は星奈が務めている。
感じる部分を親友に愛撫されながら、小鷹と三人で愛し合う妄想。
……肉が親友だと?
我ながら馬鹿馬鹿しい錯覚をしたものだ。この特殊な状況に気が触れたか?
などとかぶりを振るも、気が付けば自ら星奈の手を取っている。
不安を打ち消すように手と手を取り合い、指を絡める。
右手を星奈、左手を小鷹と繋ぎ合い、夜空は二人を交互に見比べた。

もう一度、星奈が顔を近づけてくる。
小鷹は脇から物欲しそうに見下しているだけだ。
男の心理は夜空には分からなかったが、多分自分もキスしたかったのだろうと思う。
それが夜空相手にか、星奈相手にか、あるいは貪欲にも両方かは分からないが。
「んくっ……ちゅぷ……んっ、ん……」
「はむ……あぅぶ……じゅぷっ……」
生々しい、遠慮の無い水音が、小鷹の耳にも届いてくる。
小鷹に見られていると言うのに、夜空も星奈も躊躇いが無い。
恐らくさっきのがファーストキスなのだろうに、
もう舌を突き出し、絡め合い、吐息を混じり合わせている。
手持無沙汰になった小鷹は、唇が奪えないならせめてと、
夜空の胸元に顔を下ろして乳首にそっと口付けた。
「んむぁっ!? い、今吸うな!」
キスを継続したままで、夜空が慌てて言った。
「だ、駄目だったか?」
「駄目というワケではないが……
 その、ドキドキし過ぎて飛んでしまいそうなのだ……」
こいつこんなに女らしかったか!? と小鷹は言いそうになった。
流石に失礼なので喉の奥で堪えたが。
そう言えば夜空は内面から女らしさが滲み出ていると、星奈も言っていた。
784名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:55:39.90 ID:8magNK4L
しばらくどうしたものかと小鷹が動きを止めていると、
星奈は「馬鹿ね小鷹。今のはもっとして欲しいっていう意味よ」と指摘した。
「えぇっ!? そんな馬鹿な……」
「経験の浅い小鷹にはまだまだ通訳が必要なようね。
 例えば、お止め下さい星奈様、って男が言えば、
 それはもっと強く踏んで下さいって意味なのよ」
「いやお前個人の経験則で言われてもな」
「いい加減な事を言うな肉! 私は本当に……」
夜空が言いかけると、星奈は悪戯っぽく笑った。
「本当に、何? 本当に止めて欲しいの? ん?」
「そ、それは……」
「そっかぁ。小鷹残念だったわね。夜空はもう何もして欲しくないんだって」
いつもの夜空と星奈からすれば、今日は立場が逆転し過ぎている。
平生目にするサディストの夜空とマゾヒストの星奈は、
一体どこへ行ってしまったのだろうかと思わされる。
ところが小鷹は、こんな時でさえ残念な男だった。
「そうか、夜空はもう無理なのか……仕方ないな……
 しかしここで潔く身を引かないと強欲なヤンキーそのものだし……」
ぶつぶつと口にする言葉には、Sっ気による冗談などではなく、
本気でそう思って言っているらしい匂いが感じ取れた。
「ちょっと小鷹! あんた本気で残念ね!」
「このやり取りを見て何で身を引こうとか思えるのだお前は!」
「え? え? 俺何か間違った?」
心底状況が理解出来ずにあたふたする小鷹の頭を掴み、
星奈は彼の首を無理矢理夜空の胸に押し付けた。
「ぶっ!?」
「私にアシスト頼んで正解だったわよ、夜空」
「かもしれん……悔しいし、認めたくもないが」
ようやっと状況を理解して小鷹が行動を再開するまで、数秒の間があった。
785名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:56:50.20 ID:8magNK4L
普段は行動力と強情の権化のような夜空も、
ベッドの上ではいわゆるマグロと化していた。
初めてなのだし、二対一なのだから仕方ないのだが。
「あっ……く……」
左右の乳首を小鷹と星奈に同時に舐められ、吸われ、転がされながら、
時折喘ぎとも吐息ともつかない声を漏らす。
手は相変わらず二人に繋がれたままなので、無抵抗もいいところだ。
「夜空の匂いがする」
「気持ち……んっ……悪い、事を……言うなっ……」
星奈が夜空の匂いを刻み付けてリベンジのモチベーションにしている事は、
今の所では小鷹しか与り知らぬ事だ。
だから夜空からしてみれば、殆ど愛の言葉を囁かれたようにしか聞こえなかった。
この残念な星奈の性癖は、本人が打ち明けるまで黙っておこう、と小鷹は思った。
「ね、夜空……」
「何だ肉」
「私のおっぱいも、そのぅ……」
最初何を言わんとしているのか、小鷹には分からなかった。
しかし女同士だからか、夜空にはすぐ分かったようだった。
「何だ、揉んで欲しいのか? 舐めて欲しいのか?
 凄まじい淫乱ドビッチな肉の塊だな、貴様は。しかも私に頼むとは」
「本当はあんたなんかに頼みたくないわよ!
 でも小鷹に頼んだら、あんたに対してフェアじゃなくなるじゃない!」
部員の中で唯一小鷹と体の関係を持つという事を、
夜空にとってのアドバンテージにする事で、格差を無くす。
それが星奈の当初の申し出だったわけだが、律儀にそれを守っているようだ。
「私がそれを聞き入れる道理が無い。
 私が攻め側に転じたければ、普通にタカを攻めていれば良いのだからな。
 もっとも、処女の私が攻め側に回る程度胸がある筈も無いのだが」
「そ、そんなぁ……お願いよ、夜空ぁ。なんだか切ないのよぉ」
786名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:58:38.33 ID:8magNK4L
一瞬そうやっていつものように夜空の方がS側に戻ったかと思ったが、
割と素直に夜空が星奈の胸に手を伸ばしたところを見ると、
まだまだ彼女は従順なままのようだ。
重力に引っ張られて垂れ下がる乳房は、しかし張りを保った立派な姿だった。
星奈はつい今まで、寝そべる夜空にキスするような態勢をしていたから、
四つん這いに近い格好をしていたのだ。
両手をシーツの上に突き、左右の二の腕で乳房を挟む形になっている。
夜空が片方の乳房を揉むと、谷間がズレ、乳房が二の腕からこぼれるようだった。
それはまさしく「こぼれる」という表現が的確だった。
「ね、お願い……揉むだけじゃなくて……」
「分かっている。ここに寝ろ、肉」
夜空に導かれ、星奈は夜空の居た場所に背を預けて寝そべった。
肉感のある乳房が少しだけ左右に広がり、谷間がその分なだらかになった。
「優しくしてよ?」
「私が今まで貴様に優しくした事があるかよく考えてみろ」
言い終えるより早く、夜空は星奈の乳房を鷲掴みにした。
それからいきなりむしゃぶりつき、恥辱を煽るように音を立てて乳首を吸う。
「あっ、ひゃっ、イキナリ過ぎっ!」
星奈が身悶える。
夜空の唇に引っ張られ、星奈の片方の乳房が伸びるようだった。
夜空はもう片方の乳房にも容赦しない。
乳首を二本指でクリクリと回したり、その大きめの乳輪を指先でなぞったり、
爪で弾いたり、引っ掻いたり、肉の海の中に押し潰したり。
そうか、こういう風にすれば良かったのかと、小鷹には勉強になった。
787名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 16:59:54.77 ID:8magNK4L
学習した小鷹は、星奈に変わって四つん這いになっていた夜空に手を伸ばした。
「んっあっ! タカっ、こら! いきなりそんな激しく弄るな!」
「え? だってお前が星奈にそうしてるじゃん」
「私のは肉に意地悪しているだけだ! お前はもっと段階を踏め!」
しかし小鷹の手はもう止まらない。
見様見真似で、夜空が星奈にそうしたように、押したり弾いたりして乳首を弄ぶ。
その度夜空は先程より確実に良い反応を返していた。
「あはっ、あ、感っ……んんっ」
星奈に対する乳首責めがおろそかになりそうなくらい、夜空は喘いだ。
四つん這いになった夜空の後ろから小鷹が両手を伸ばしてきているので、
一見するとバックで挿入しているようにしか見えない姿勢だ。
先走り汁を滴らせた肉棒は、ウズウズしながら夜空の尻に密着している。
だがいくら残念な小鷹と言えど、さすがに処女相手にバックは駄目だと分かっている。
何とか踏みとどまるだけの理性は残っていた。

だが無防備に尻を突き出されれば、そこを攻め落としたくなるのは男のサガだ。
「おわぁっ!? タっ、タカ!」
夜空が突然叫びだしたので何事かと思い、星奈は首を上げて視線を動かした。
すると、乳首責めを止めた小鷹が、夜空の尻に顔を埋めているのが見えた。
四つん這いの夜空の股間に、四つん這いになった小鷹が、電車のように連結している。
「こ、これがオマンコってやつか……! あのリア充御用達の!」
感激に打ち震えながら、思っていたよりグロいそこに顔を埋め、
小鷹は舌を伸ばして媚肉を貪った。

小鷹一人であったなら、夜空は濡れていなかったかもしれない。
処女なのだから最初から濡れろというのが無理な話だ。
しかし女体を熟知した星奈がアシストしてくれていた事もあって、
夜空の秘部からは蜜が滴り落ちている。
小鷹はそのわずかしか漏れ出ない汁を、貴重そうに啜った。
「やぁあん……無理ぃ、もう無理ぃ……」
今日聞いた中で一番可愛らしい夜空の声だった。
788名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:02:01.11 ID:8magNK4L
こいつ、こんな甲高い声出せたんだ……。
小鷹も星奈も、ほぼ同時にそう思った。
そしてまた、こうも思う。

(星奈の方は普段から高音だけど、夜空みたいにもっと高い声も出せるのか?)

(私は元から神レベルの美声だけど、私も今より可愛い声出せるのかしら?)

その興味の答えを確かめるためには、誰かが星奈を責める必要がある。
そしてこの場で言う「誰か」とは夜空しかいなかった。
無言のままに両者の利害が合致し、小鷹は夜空への責めを一旦止めた。
「ほら、ソラ。星奈がおざなりにされて寂しがってるぞ」
「もっと責めてよ夜空! ソワソワして仕方ないじゃない!」
私だって責めて欲しいのに……と夜空は思ったが、
それを訴えかける事はやめにした。
たった今彼女が小鷹から受けていた快感を、星奈にも刻んでやろうと思った。
「後悔するなよ、肉」
それだけ言うと夜空は位置取りを変えた。
いつの間にか足をM字に開いて受け入れ態勢万全になった星奈の股間に狙いを定める。

目の前にいる金髪ロングで碧眼の美少女の顔が、
長年思い描いてきたトモちゃんの顔と重なる。
いや、そもそもトモちゃんは最初からこういう顔だったのでは、
と言う気さえ湧き上がってくる。
想像上の人物でしかなかったから顔や体型を具体的に目にした事は勿論無く、
今までずっとぼやけたイメージだけを頼りに、彼女はトモちゃんに語りかけてきた。
その親友のイメージが、夜空の頭の中で、目の前の星奈の形となって像を結ぶ。
夜空は――彼女らしからぬ事だが――友愛の心でもって星奈を見つめた。
そして親友の股間に顔を下ろし……
「ァアンッ!!」
思った通り、星奈は男なら聞くだけで勃起出来そうな程可愛らしい声を上げた。
「凄く綺麗な声で鳴くんだな」
そう呟いたのは小鷹ではなく夜空だった。
「らにこれぇ……ひゅごいぃ……」
ほんのちょっとクンニされただけで、もう星奈は下半身をビクビクと痙攣させていた。
789名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:04:13.79 ID:8magNK4L
寝そべる星奈に夜空がクンニする姿勢になった事で、
小鷹はベッドから降りざるを得なかった。
しかし蚊帳の外に置かれるつもりは彼にも無い。
ベッドの外に居ても、夜空にクンニするぐらいの事は出来る。
「んんんっ!? いひっ、いひなりっ! ひゃっ、やめっ! んんっ!!」
星奈の股間の前で、夜空は再び嬌声を発した。
小鷹にクンニを再開された事で思わず仰け反りかけていた。
間近で唇をパクパクされ、荒い吐息を漏らされれば、
それに晒された星奈のマンコもまた新しい刺激に踊らざるを得ない。
「ヤァんっ! こ、これっ、焦らされてるみたいぃ……っ!」
星奈は太腿を使って両側からしっかりと夜空の顔を挟み込んだ。
両の足首を夜空の肩を跨がせ、背中に置き、自分の姿勢を安定させる。
それは夜空を逃がさないためでもあった。
「んふーっ! んんっ! ぶちゅぅぅぅっ! ずずっ、んふぅっ!」
クンニしつつクンニされ、夜空は星奈の愛液を啜りながら喘いだ。
やられっ放しで黙っていられる性分でもないので、
必死で舌を伸ばして、星奈の膣の中に少しでも舌を出し入れする。
「あぁあっ! それイイっ! イイよぉ夜空ぁんっ!」
星奈は両手でシーツをしっかりと握りしめながら、首を仰け反らせた。
夜空に対する小鷹のクンニは、連鎖的に星奈に更なる快楽を与えている。
星奈は夜空にクンニされつつも、小鷹にもクンニされているような錯覚に陥った。
「小鷹っ! もっと激しくしてぇっ! すっごくイイのキてるぅっ!」
小鷹は返事を返さなかった。
代わりに、言われた通り夜空の下の口を一層遠慮無く貪る事で、了解の返答とした。
下から上、上から下となぞるように、交互に舌を這わせる。
かと思えば高速で舌を左右に振り、ビラビラを小刻みに震わせる。
指でそのビラビラを責め立てる動きも織り交ぜ、
童貞の脳味噌で思いつく可能な限りの複雑な責めを展開する。
それが上手いのか下手なのかは彼自身には分からなかったが、
「ンはーっ!! はァンッ、ンンフッ! んうぅー!」
星奈の股間に口を押えられた夜空の喘ぎ声が、
吠え声のように荒くなったのを聞き取って、恐らく成功だろうと見た。
星奈の方はいよいよ首を左右に振って涙を滲ませ、
目はキツく閉じているのに全体として見ればトロけているという、
感極まった表情になっていた。
790名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:05:51.68 ID:8magNK4L
ここまで来ればもう前戯は不要だろう。
それは三人がほぼ同時に感じ取った事だった。
そしてまた、誰一人として互いの意思確認をしなかった。
その必要が無いと誰もが確信しているくらい、彼ら三人の気持ちは通じあっていた。
通じ合っている事そのものをも、彼らは確信し合っていた。
「はぁ……はぁ……しっかりやんなさいよ、小鷹?」
「あ、あぁ。うまく出来るかな」
「はっ……あ……きっと、だいじょぶ……はやく、タカぁ……」
二人に場所を譲ってベッドから立ち上がった星奈と、
いよいよ本番に入る小鷹、夜空。
夜空は再び仰向けにベッドに寝そべると、おずおずと足を開いた。
「あっ、そ、そだ、コンドーム」
小鷹は今更ゴムの持ち合わせが無い事に気付いた。
俺は何て残念な男なんだ! こんな時に!
彼がそう思っていると、星奈がまず助け舟を出した。
「普通はラブホって、棚の中にゴム用意されてたりするけどね」
経験豊富なのだな、とは誰も思わなかった。どうせエロゲの知識だろう。
「ほら、あった!」
自分がセックスするわけでもないのに、星奈は嬉しそうに包みを持ち上げた。
次に助け舟を出したのは夜空だった。
「そんなの、いらない……」
「えっ!? で、でも」
「今日は大丈夫だから……早く……」
それでも万が一という事も有り得る。
それに、リア充達の会話から漏れ聞くに、彼女に「今日は大丈夫だから」と
嘘をつかれて子供が出来てしまい、責任を取る羽目になる男もいるらしい。
一人の男を取り合っている最中である夜空が、嘘をついていないとは言い切れない。

しかし夜空を信じたのは、小鷹ではなく星奈だった。
「やったじゃん小鷹! ナマって凄く良いらしいわよ?」
「またエロゲーの受け売りかよ。でも、本当に良いのか?」
小鷹は夜空にではなく、星奈に問い質した。
本当にそれで悔しかったり、辛かったりしないのだろうか、と。
星奈は目をキラキラさせており、むしろ小鷹と夜空の生中出しに、
期待さえ寄せているようだった。
791名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:07:05.87 ID:8magNK4L
小鷹と星奈の二人がかりで解していたからか、
或いは体の相性か、はたまた普段のオナニーによって開発されていたのか。
夜空の膣は、思っていたよりスムーズに小鷹を受け入れた。
しかし痛みはあったし、出血もあった。
シーツの上にこぼれる血の滴に目を留め、小鷹は一瞬臆した。
「痛くないのか、ソラ」
「ん、平気。思ってたより大丈夫」
こんなにエロゲーみたいにうまくいくセックスがあるとは、星奈も予想外だった。
「頑張れ、夜空っ」
普段の敵愾心も忘れ、満面の笑顔で宿敵を
――今や宿敵と書いて「とも」と呼んでも良いだろう――
心の底から応援する星奈。
彼女の見守る前で、小鷹はゆっくりと腰を動かし始めた。

星奈にとって予想外だったのは、その音だ。
パン、パン、パン……と、尻のぶつかる音が新鮮に聞こえる。
エロゲーでは愛液の音は効果音として存在したが、
この肉感的な音を再現したエロゲーは、彼女の知る限り無かった。
普段リア充達の会話に聞き耳を立てていると、
組み合わせた両手の掌底部分をパンパンと叩き合わせる音が
女性に対してはセクハラになるらしい、という事だけは分かっていた。
ただ、その音の正体を、彼女は今まで知らなかったのだ。
「はァっ、あぁぁぁぁぁ、んっ、ンひぁっ、あ、ふっ」
現実の喘ぎ声はエロゲー程激しくないのだなと、星奈は学んだ。
もっと「アァァン! そこしゅごく良いのぉっ! もっと突いてぇっ!」とか
「私の中におちんぽミルクたっぷり注いでぇっ!」とか、
そういった声を上げるものだとばかり思い込んでいた。
「あぁぁっ、タカっ! タカぁんっ!」
「はっ! はっ! はっ! ソラっ! はっ! ソラっ!」
お互い、相手の名前を呼ぶのが精一杯のようだった。
特にメインで動いている小鷹の方は、殆ど「はっ!」しか言っていない。
お前は和田アキ子か。
792名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:08:32.01 ID:8magNK4L
小鷹の目から見ても、夜空が欲しているものは明らかだった。
彼女は、キスを求めている。
小鷹と唇を触れ合わせる事を望んでいる。
それは他の部員達に対する勝利の証としてでなく、
本能に近い部分での欲求だった。
乳児が対象を深く認識するために用いる殆ど唯一の手段。
欧米人達が異性に対して友好を表現するための重要なコミュニケーション手段。
また唇は、直立二足歩行によって性器の露出が抑えられた人類にとっての、
大切なセックスアピールの武器でもあり、第二の性器とも言える場所だ。
そこを触れ合わせ、交わらせたいと思うのは、自然の欲求だ。
夜空はそれを理性で抑えこもうとしていた。
それが分かっていたからこそ、小鷹も夜空の忍耐を尊重しようとした。

しかし、見かねたのは星奈だった。
「ねぇ夜空。もう小鷹とキスして良いよ」
突然耳元に顔を近づけられて囁かれた一言に、夜空は虚ろな反応を示した。
「はっ、ふえ? んふっ、き、きす?」
「自分を抑えてちゃ、気持ち良さ半減でしょ」
今だけ特別サービスだからね、と星奈は付け加えた。
だがそれでもまだ夜空は自分を律しようとしている。
いつもなら他人の寝首をかき、出し抜こうとさえする彼女だが、
この時ばかりは星奈の気持ちをを裏切るような事は出来ないと思っていた。
星奈はそれを見抜き、苛立ちながら小鷹に命じる。
「小鷹っ! 男なら無理矢理唇奪ってやんなさい!」
「お、おうっ」
小鷹はピストン運動を続けながらも、上半身を倒し、
目を見開く夜空の唇に強引に自分の唇を重ねた。
793名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:09:48.00 ID:8magNK4L
舌を絡ませてもいない、普通のキスだ。
しかし体重がかかり、ディープキスのように深く唇が触れ合う。
それがあまりに気持ち良すぎたのか、小鷹は陰茎に精液が立ち上るのを感じた。
単調だった腰の動きが一層激しくなる。
口づけを許された夜空はしかし、星奈に「ありがとう」が言えなかった。
言いたくても、唇は小鷹に熱く塞がれていた。
ファーストキスだったが、夜空の方から唇を開け、舌を出した。
小鷹は自分がリード出来なかった不甲斐無さを感じつつも、
同時に嬉しくなって、親友と舌を絡ませ合った。
星奈とも間接キスをした事になるが、そんな事に意識を振り向けていられなかった。
「じゅずっ、はふ、むっ、んむはっ、じゅちゅうぅぅぅっ、んふっ」
荒い息と唾液の水音の混じった、人の口から出るとは思えない声。
夜空の頬は紅潮し、嬉し涙がほろりと一粒滴り落ちた。
彼女は自分を抱いている男の首に頑張って両腕を回し、その首を離すまいとした。
両足も小鷹の太腿に回して、抜けないようにがっちりと抑え込む。
妄想小説の中で幾度となく思い描いて来た、夢の瞬間だった。

「だ、だいしゅきホールドとは……やるわね、夜空!」
ゴクリ、と星奈は生唾を飲み込んだ。
知らずの内に股間に伸びていた自分の右手にハッとする。
「ヤバ……私、人前でオナニーなんて……」
けれども小鷹も夜空も、星奈の方には一切意識が向いていない。
両者とも目を閉じて舌を貪り合い、腰をぶつける事に夢中になっている。
星奈は絨毯の上にへたりこむと、友人達の唾液の音、荒い息遣いの音、
愛液が泡立つ音、尻の肉がぶつかる音をオカズにして、自慰を始めた。
794名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:10:59.66 ID:8magNK4L
もしも小鷹とセックス出来たなら。
きっとこんな風だろうかと夢想しながら、星奈は自慢の乳房を揉みしだいた。
荒々しく鷲掴みにしてくれるだろうか、それともソフトタッチに撫でてくれるだろうか。
思い描くたび、彼女の手は無意識にその空想と同じように動いた。
星奈は片方の乳房を出来る限り持ち上げ、乳首を天井に向けた。
彼女程の巨乳ともなれば、それで十分セルフ乳首舐めが出来た。
「んっ……ふっ……」
もっとしゃぶりつきたいところだが、自分では舌で舐めるので限界だ。
ろくろ首にでもなれれば話は別だろうが。
星奈は満たされない渇きを埋めるために、改めて秘部の方に手を伸ばした。
そこは今までの人生で覚えにないくらい濡れていた。
片手で乳房を持ち上げて乳首を舐めつつ、もう片方の手で股間を擦ると、
思わず後ろに倒れてしまいそうになる程の快感に襲われた。
床の上に座っているという、ごく楽な姿勢さえ保てなくなりそうだった。
「欲しぃ……」
思わず呟いてしまった声が夜空や小鷹に聞こえてないかと思ったが、
二人はセックスに夢中のようだった。
(小鷹のが欲しいよぉ……小鷹、私のも舐めてよぉ……私にも入れてよぉ……)
口にこそ出さないが、頭の中はそれだけで一杯になる。
オカズにしていた筈の様々な音すら、もう遠くで微かに聞こえるような錯覚に陥った。

「あっく、ヤベっ! ソラあっ!」
「うん! タカぁっ! イイよ!」
一際キツく抱きしめ合い、小鷹は夜空の中にありったけの子種を注ぎ込んだ。
しばし時が止まったように、小鷹は夜空に覆いかぶさったまま動きを止めた。
その間も夜空の中にはドクン、ドクンと、続けざまに精液が流れ込んでいた。
795名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:12:20.02 ID:8magNK4L
「はぁーっ……はぁーっ……」
小鷹は必死で酸素を取り入れた。
夜空にのしかかっている事も忘れ、か弱い体に体重を預けている。
それから思い出したように体を起こした。
「わ、悪いっ! 重かっただろ」
「いや、平気だ……セーシって熱いんだな。初めて知ったよ」
まだいくらか疲れを隠しきれない声だったが、
夜空は意識的に普段通りのトーン、普段通りの口調を取り戻していた。
彼女が起き上がると、膣から粘性の液体が垂れ落ちてシーツを濡らした。
それは血液と入り混じって、所々ピンク色をしていた。
額に滲む汗を拭いながら、夜空は脇を見た。
「……で、肉。そこで何をしているんだ」
「ひゃいっ!? わ、これは、その……ヤダ小鷹見ないでぇっ!」
オナニーに没頭していた星奈は慌てて両手を自分の体から離した。
「さて、では用事も済んだ事だし、帰るとするか」
「そんなぁ……ヤダよ夜空ぁ……」
泣きそうな顔で懇願する星奈に、夜空は冷たく言い放つ。
「おっと、そうだったな。カラーボックスを買わねば。まだ帰れんな」
「違っ、そ、そういうんじゃなくって……」
小鷹は呆れかえりそうになった。いや、実際呆れかえった。
「夜空、あまり星奈を虐めてやるなよ」
「何だ? ソラは随分優しんだな。私以外の女にも」
最後の部分にはトゲがあった。
だが小鷹としては、この場で何が言える立場でもない。
まさか「星奈ともセックスしてやるべきだ!」などと言うわけにもいかない。
そんな事を言えば、ただのヤリチンだ。
星奈が夜空とのキスを許してくれたのだから、
せめて夜空の方からも星奈に小鷹とのキスぐらい許してやるのがフェアだとは思う。
だがそれとても、小鷹が提案して良い言葉ではなかった。
どれだけ自分に自信があるんだ、と言われかねない。
796名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:14:02.09 ID:8magNK4L
夜空はベッドを降りると、服も着ぬまま、星奈の手を引いた。
「立て、肉。タカの代わりに私が相手してやる」
「夜空が?」
「それで今回のところは耐えろ」
星奈としても、マリアと小鳩を除く女子部員四人を対等にするため、
今回の夜空と小鷹のセックスを承認した立場がある。
自分からそれを反故にしては、夜空がせっかく得たアドバンテージを
無効にする事になってしまう。
「……仕方ないわね。でもいつか、絶対、小鷹は柏崎家に婿入りさせてやるんだから」
おいおい、お前がうちに嫁ぐんじゃなくて、俺が婿入りするのかよ。
小鷹はそうツッコミかけたが、柏崎家の家柄を考えれば当然かもしれなかった。
天馬としても事業の跡取りは必要だろう。
などと考えていると、彼は夜空に急かされた。
「早く降りろ、タカ。邪魔だ」
「邪魔て」
いつも通りの暴言に不思議と安堵を覚えつつ、小鷹はベッドから降りた。

さて、これからしばらく暇だな……と小鷹は考えていた。
道具でも使わなければ、女性同士では挿入という行為自体が無い。
男女の場合は男が射精すればそれで終了だが、
女同士の場合はいつ、どういう状態をもって終わりと言えるのだろうか。
二人ともがイった場合だろうか? それはいつになるんだ?

そんな事をばかりを考えていたから、最初は気付かなかった。
星奈から見えない角度で、夜空が無言で手招きしているのを。
「夜空?」
夜空は唇に人差し指をあてて、黙るように小鷹に促した。
既に星奈はベッドの上に仰臥しており、顔の上に両手で枕を乗せている。
自分の感じている顔を相手に見られたくないと言う事もあるのだろう。
それに、何だかんだと文句を言いたそうに見せて、
夜空に全てを委ねる意思表示のようでもあった。
小鷹は足音を立てないようにして、そっと夜空の元まで移動した。
「それではいくぞ、肉。たっぷりねっとり虐めてやるからな、フフフ」
一瞬星奈の体がピクンと揺れた。
夜空のかけた言葉に、興奮と一抹の恐怖を覚えているようだった。
夜空は小鷹とタイミングを合わせてベッドに乗り上げた。
星奈からしてみれば、少し違和感を覚えたものの、
夜空一人だけが上がってきたと思いこんだ。
「足を開け、肉」
「め、命令しないでよ」
しかし星奈は素直に足をM字に開いた。
その両足に夜空の小さな手が添えられる。
夜空は顎で小鷹に指示を出した。
797名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:15:38.35 ID:8magNK4L
舐めてやれ。

夜空の目は小鷹にそう言っていた。
小鷹は夜空を見直した。
何だかんだと言っても、星奈の願いを叶えてやるつもりなのだ。
小鷹は自分の体が星奈の体のどこか一部にでも触れてしまわないよう、
注意を払いながら彼女の股間に顔を近付けた。
明らかに女よりゴツいであろう方や腕の筋肉が触れれば、
星奈が気付いてしまう可能性が高かったからだ。
当然、声も出してはならない。
鼻息一つでもバレてしまうだろうから、息は殆ど止めている必要がある。

だがそれらの事に耐えてでも、星奈を責めるのは魅力的だった。
星奈の体そのものも魅力的だが、それだけではない。
星奈もまた小鷹にとってかけがえのない存在であり、
そんな彼女を少しでも愛してやる事が出来るのが嬉しかった。
(いくぞ、星奈)
声に出さず、小鷹は心の中で語りかけた。
そしてそっと媚肉に口付ける。
「ふぁ」
星奈が微かに声を漏らした。
それは枕のせいでくぐもっており、その事が余計に扇情的だった。
「どうだ肉。私の舌遣いは」
夜空は星奈の両足を抑えながらも、なるべく小鷹の顔に近い位置まで首を下げ、
あたかも自分がクンニしてやっているかのように装って言った。
798名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:16:58.87 ID:8magNK4L
が、それは浅はかな行為だった。
星奈は慌てたように枕を跳ね除け、ガバッと起き上がって股間を見た。
「こここここここ小鷹ぁっ!?」
「ばっ、キサ、肉!」
「んむっ!?」
ヴァギナにむしゃぶりついたまま上目遣いで星奈を見上げる小鷹。
固まったように動けなくなる夜空。
水銀温度計のように顎から額までグングンと真っ赤にしていく星奈。
数秒の間、部屋の中の空気が止まった。
「おおおおか、おかしいと思ったのよ!
 まだクンニは続いているのに夜空の声が普通だったし!
 普通クンニしながらだったら声とか舐め方とか変化するでしょ!?」
「しまった!」
「お前が合図も無しにいきなり喋るからだぞソラ!」
「うるさい! タカのせいだ! タカのクンニがもっとうまければ、
 肉は些細な違和感になど気付く余裕も無くアンアン喘いでいられたものを!」
セックスの最中とは思えない程、三人はやかましく怒鳴り合った。

しかし星奈のぽつりと呟いた一言で、場は静まり返った。
「わ、私が夜空の舌遣いを区別出来ないワケないじゃない……」
そう言えばさっき夜空は星奈にクンニしていたばかりじゃないか、
と小鷹が気付くのに、一瞬程の時間も要しなかった。
「くっ、肉め……そんな愛の言葉じみた台詞を私に向かって……」
「何よ悪い?」
「……悪いとは言ってない」
どこか夜空は嬉しそうだった。
照れ隠しに、フン、とそっぽを向く。
799名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:19:43.57 ID:8magNK4L
そこからは自然のなりゆきで、3Pが始まった。
もはや三人の間で交わされた協定など関係無い。
小鷹は夜空に促され、星奈と口づけを交わした。
夜空の時と同じように、最初はソフトに、それから舌を絡めてディープに。
これで三人が三人とも、互いにちゃんとしたキスを交わした形になった。
しかし夜空と比較すれば、星奈にはまだまだやっていない事や、
やってもらっていない事が多かった。

その差異を埋めるように、三人はごく自然にそれぞれのポジションを取った。
仰向けに寝そべる星奈に夜空が顔面騎乗位をする。
星奈は夜空にも小鷹にもクンニをしてもらっていたが、
星奈の方から夜空にクンニはまだしていなかったからだ。
「すっごい。夜空の匂いがムンムンする」
「恥ずかしい台詞を吐くな、肉」
「ねぇ夜空、お願い……」
「何だ」
「今だけ、星奈って呼んで……」
小鷹がニヤニヤと笑うのがムカついたが、夜空は顔を赤らめて答えた。
「……星奈」
原作だったらフォントを数段落としているであろう、掠れそうな小さな声。
思わず聞き逃してしまうそうな程小さな声だったが、
小鷹にも星奈にもそれはしっかりと聞こえていた。

夜空がやっていて、星奈がやっていない事。
それは相手の女性に対するクンニだったが、
夜空の顔面騎乗位によってそれは今から叶おうとしている。
それとは別にもう一つ、夜空がやってもらっていて、
星奈がまだやってもらっていない事が残っていた。

それは、小鷹からの乳首責めだった。
誰に指摘されるまでもなくそれを一番分かっているのが小鷹だった。
夜空には申し訳ないが、正直小鷹は、これがしたくてしたくて堪らなかった。
彼が星奈の胸元の肉の塊にしゃぶりつくと同時に、
星奈は夜空へのクンニを開始した。
「んほぉ、んぐっ、じゅぶっ」
まだ微かに残留している小鷹の精液を啜るように、星奈はソコを貪った。
夜空の愛液とブレンドされた液体は、星奈の口の中、口の周り、
頬や鼻先、顎を伝って喉元など、あらゆる部分を汚していった。
「よほらの味ぃ……おいひぃよぉ……」
エロゲーから学習した、普通に聞いたらドン引きするような台詞を、
星奈は臆面も無く口にした。
「この馬鹿星奈めっ……変っっ……な、事をぉ……言うなぁン……」
遅れを取らぬようにと、小鷹も丹念に星奈の乳房を責める。
乳首だけでなく、乳房全体を愛するように、乳房と腹の境目から舐め回す。
首を動かして、そのまま鎖骨付近まで舌を這わせていく。
途中、固くしこった乳首が押し倒され、
小鷹の舌が通過すると同時にバネ仕掛けのように起き上がった。
彼は首を回すように動かしたり、舌を左右に振ったりして、
彼女の乳房全体を唾液で覆い尽くした。
800名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:21:22.30 ID:8magNK4L
片方の乳房は舌で徹底的に汚しつつ、もう片方の乳房への責めも忘れない。
小鷹は掌と指をフルに駆使して、巨大な肉の塊を弄んだ。
まるで羽や筆で撫でるかのように、ごく軽い力で、
爪が触れるか触れないかのギリギリの感触で乳首を擦る。
これが星奈はかなり気に行ったようで、ゾワゾワと体を震わせて悦んだ。
小鷹は責めに緩急をつける事にした。
それまで風に揺らぐ麦畑のようにソワソワと動かしていた指先で、
突然星奈の乳首を摘み、痛くしない程度に上へ引っ張った。
「はぅんっ! らめぇんッ!」
夜空のマン汁ブレンドが立てる水音が、星奈の声に入り混じっていた。
乳首を引っ張り挙げられ、乳房ごと持ち上がるのが面白く、
夜空は「良いぞ、もっとやってやれ」とエールを送った。

勢いを得た小鷹は、人差し指の腹で星奈の乳首を擦り続けた。
その動きをそのままテレビゲームに転用すれば、
一瞬で春麗の百烈脚が出せそうな程のスピードだった。
「ふぅぅぅぅんっ! んんふっんむぅぅっ!」
夜空のマンコの下からくぐもった声を出しつつ、星奈は快感に溺れた。
それはそのまま、夜空に対する責めにも繋がる。
蠢く唇と舌が、図らずも彼女へのクンニを激しいものとするのだった。
「アッあっ、やめっ、星奈ぁ! 加減んっ! ひてよぉっ!」
そうは言うものの、夜空は自ら腰をもっと深く落とした。
星奈の顔が潰れてしまうのではないかと思うくらい体重をかける事で、
突き出された舌がもっと深く内壁の中へ潜ってくる。
精液ごとマン汁を吸い出そうとする星奈の吸い付きが、より一層激しくなった。
「んふぅーっ! んっ、んっ、んーっ! あぁイイっ!」
夜空は上下の唇を必死で閉じて声が漏れるのを防ごうとしたが、
時折堪えきれず、先程聞かせてくれたような甲高い声を発していた。
801名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:22:41.12 ID:8magNK4L
そんな二人の様子を交互に窺いつつ、小鷹はある欲求にかられていた。
巨乳の女を見れば殆どの男が考えてしまうであろう、ある一般的な欲求。
それは、パイズリだった。
だが良いのだろうか?
星奈にパイズリをしてもらえば、当然夜空にも同じ行為をさせなければならない。
そうでなければ彼女らの対等性が崩れる。
夜空も決して貧乳ではないが、星奈と同じ事が出来るかどうか……。

すると、彼のそんな逡巡を感じ取ったのか、
それともタイミング良く偶然同じ事を考えたのか、
夜空が提案をしてきた。
「アッ、こだ、んんっ、かっ……」
「ん? どうした、ソラ」
「ふぇッ……ら……アハッ!」
言い切る前に、夜空は星奈の激しいクンニによって一瞬痙攣した。
言葉は遮られたが、彼女が言いたい事は小鷹にも星奈にも伝わっていた。
「ひいよ、よほら」
まだ夜空の股間を押し付けられたままの星奈の言葉は、
一瞬何と言っているのか誰にも分からなかった。
だがすぐに「良いよ、夜空」と言っていたのだと気付く。
その言葉を合図にして、夜空は少し名残惜しそうに腰を浮かせた。
夜空が離れると、星奈も汁まみれのドロドロした顔を引っ提げて体を起こす。

(まぁフェラだったら二人とも出来るし、対等か……)
(パイズリしてもらえないのは惜しいけどな)
小鷹はそう考えていたが、夜空と星奈の考えは違っていた。
「分かっているな、星奈? フェラをして良いのは私だけだからな?」
「分かってるわよ、夜空。その代わりパイズリは私に任せてよね」
「……何だ? 順番にするのか?」
小鷹がそう問いかけると、二人の美少女はクスクスと……いやニヤニヤと笑った。
「同時に決まってんじゃん、小鷹」
「同時に決まってるだろう、タカ」
その声すら二人同時に発せられていた。
802名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:25:03.26 ID:8magNK4L
思えば自分が仰向けに寝るのは、今日はこれが初めてだな……。
小鷹はそんなどうでも良い事を考えながら、ベッドに横たわった。
彼の足にかぶさるように、星奈がうつ伏せになる。
そそり立つ男根をその豊満な乳房で挟み込むと、
肉厚の海の中から亀頭がわずかに顔を覗かせていた。
星奈は勿論パイズリの経験など無かったが、
乳房を両手で挟み込むと、懸命に乳房を上下させ始めた。
膣に挿入するのとはまた違った感覚で、小鷹は有頂天になりかけた。

そこへ横合いから夜空が割って入り、はみ出した亀頭に唇を被せる。
「うわっ、あったかい……」
口の中というのはこんなに温かいものだったのかと、小鷹は感激した。
夜空の舌遣いは拙いものだったが、比較対象の無い小鷹にはそんな事は分からない。
ただ、先端と竿と、それぞれに全く異なる感触が襲ってくる事だけはよく分かる。
一度射精しているから耐えられるものの、普通ならこれだけで、
ものの数秒でイってしまっているかもしれない。
星奈が乳房をタプンタプンと揺らすのに合わせて、
夜空が顔を上下に振り、唇をすぼめる。
頬の内側の肉と、ザラついた舌。
時折掠る歯の引っ掛かりが痛かったが、これは夜空の口が小さいせいだ。
彼女の可愛らしい唇は、小鷹のモノを受け入れきれていなかった。
「よっ夜空……んっ……歯、痛っ……ぬふぅ」
自分でも信じられない声が出た事に、小鷹は驚いた。
夜空は頑張って出来るだけ大きく口を開け、歯が当たらないように配慮してくれた。

星奈はパイズリの最中にも唾液をトロリと垂らし、
小鷹の肉棒と自身の乳房の間に即席のローションを作り上げた。
泡立つそれは乳房の動きで上下に万遍なく広がると同時に、
フェラを続ける夜空の口の中にも取り込まれていった。
口で息の出来ない夜空の荒い鼻息が、殊更に劣情をそそった。
803名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:26:13.00 ID:8magNK4L
「ほら見ろ。やっぱり私の胸でもこのぐらい出来るではないか」
星奈に比べればかなりボリュームの劣る胸を張って、夜空が言った。
星奈のパイズリがひと段落したした時、夜空もパイズリをしてみせると言ったのだ。
そして確かに、夜空の胸でも小鷹の陰茎を挟み込む事は出来た。
ただ星奈のように、谷間にすっぽり埋没させる程の事は出来なかった。
代わりにと言っては何だが、ちょうど良い位置に乳首が当たる。
「それじゃあ交代ね。今度は私がフェラするわ」
星奈がそう言って、夜空と星奈は互いにポジションを入れ替えた。

夜空のパイズリは、星奈の肉の海に比べるとやや浅い。
それだけに、逆に一所懸命さが感じられた。
二人の少女が同時にフェラとパイズリを行っているため、
さっきもそうだったが、二人の首の位置がかなり近い。
夜空はパイズリを続けながらも、星奈の頬にキスを繰り返していた。

同じフェラと言う行為でも、人によって口の中の感触が違うのだと、小鷹は知った。
当たり前と言えば当たり前なのだが、星奈の唇の形、舌の感触や長さに横幅、
全てが細かく夜空とは違っていた。
そして、これもエロゲーで学んだ知識だろうか、
星奈は尿道を舌の先で責めるといったような事もしてくれる。
しかしどちらが上だとか、どちらが優れているとは思わない。
どちらのフェラもパイズリも、それぞれに素晴らしい魅力があると、小鷹は思った。
804名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:27:33.40 ID:8magNK4L
もうこれ以上フェラとパイズリの同時攻撃を受けていては、
勿体ない事に二度目の射精を迎えてしまいそうだ。
そう感じた小鷹は二人に告げて、いよいよ最終段階へ入る事にした。
即ち、星奈への挿入である。

「コンドーム、どうする?」
「つけなくて良いわよ。夜空がナマなのに、私がナマじゃないなんて不公平よ」
「その……大丈夫な日なのか?」
「うーん。ギリギリだけど、そんなに危険度は高くないと思う」
それじゃまずいんじゃないのか……と小鷹は臆したが、
意外にも夜空は星奈を後押ししていた。
「孕んだら孕んだで仕方ないだろう。柏崎家の金で堕ろせるだろうし」
「お前最悪だな……」
「アンタ最悪ね……」
しかしこれも夜空なりの、素直になれないエールなのだろう。
これから手持無沙汰で行為が終わるのを見守らねばならないのだから、
夜空がぶすっとするのも仕方の無い事かもしれなかった。
「私は先にシャワーでも浴びているとしよう」
「待ってよ夜空」
星奈が呼び止めた。
「……何だ?」
「逃げないでよ。アンタ気付いてるんでしょ?」
夜空が冷や汗を垂らす。小鷹には何の事か分からなかった。
「……何の話だ」
「フェアじゃないじゃない。私がやって、アンタがまだやってない事。
 一つだけ残ってるでしょうが」
夜空は顔を真っ赤にして俯いた。

「つっ、つまりっ……ここで私に、オっ、オナニーをしろと言うのか!」
「私もさっき、アンタ達がヤってた時にしてたのよ?」
「それは貴様が勝手にやっていただけだろうが!」
「でも、フェアじゃないのは事実よね?」
「ぐっ……」
どんな理屈だ、と小鷹はツッコみたかったが、黙っておく事にした。
805名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:28:55.82 ID:8magNK4L
星奈の内側のキツさは、夜空に引けを取らなかった。
ただ夜空と決定的に異なっていたのは、
星奈が夜空以上に痛みを感じておらず、出血さえ無かった点だ。
「いっ……た……いような、痛くないような……」
「星奈、お前経験あったのか?」
そりゃそうだよな、あれだけ下僕の男がいるんだから、
今までに一度や二度くらいは誰かと交わった事があってもおかしくない
……小鷹はそう思ったが、星奈は強く否定した。
「アンタ今失礼な事考えたでしょ! 私は正真正銘ヴァージンよ!」
「でも血も出てないし……」
「多分、運動をしていたせいだろう」
夜空が言った。
特に陸上競技に打ち込む者などは、普段から激しい運動をするために、
男性経験が無くとも処女膜がいつの間にか破れている事がある。
星奈はスポーツ万能な上、目立ちたがりだ。
頼まれてもいないのに運動会や競技大会の練習でハッスルしてきた筈だ。
その影響らしいという事を、星奈自身、今理解した。
「そんな事より夜空、何を突っ立ってんのよ」
「うぐっ……そ、その……どうしてもやらねばならんのか?」
「当たり前じゃないの」
星奈に促され、夜空は渋々ベッドサイドテーブルに向かって立った。
正常位で結合を果たした友人二人を横目に、片足を持ち上げる。
持ち上げた足をテーブルの上に乗せ、恐る恐る股間をテーブルの角に。
「いや何も角オナしろとまで言った覚えは無いけど……
 アンタいつもそんな風にしてんの?」
「そんなワケがあるか!」
じゃあ何で今回に限って角オナなんだ、と言われると、夜空も困る。
気分と勢いだけで行動していたので、自然と体がそういう態勢を取ってしまった。
806名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:30:32.60 ID:8magNK4L
「それじゃ動くぞ、星奈」
「ん。優しくしてね?」
二回目だから小慣れてきたのか、小鷹は相手のペースを考える余裕が出ていた。
下品に広げられた金髪美女の股間に体重をゆっくりとかけ、
既に挿入されていたソレを殊更深く刺し込んでいく。
「んうぅ……なっ、く……」
星奈が呻くと同時に、亀頭が子宮口まで到達した。
押し出された愛液がポタポタとシーツの上に沁みを増やす。
それから小鷹はゆっくりと男根を引き抜き始めた。
カリ首が膣内を逆走する感覚は、星奈にとって気分の良いものだった。
ヒダが一つ一つ引っ掻かれているようだった。
亀頭が抜けるか抜けないかのギリギリまで進むと、
小鷹は自らの亀頭に元来た道を戻らせた。
「あぁふっ、ぉあぁ……」
ゆっくりと突き進む尿道が再び子宮口に戻ってくると同時に、
星奈はまたしても快い呻き声を上げた。

そんな彼女の様子を見ながら、夜空は控え目に腰を動かした。
テーブルの角は丸みがあったが、女性器を刺激するには十分な形状だ。
入り口が擦れ、愛液が分泌され、それが潤滑油になる。
どんどん滑りが良くなり、夜空の腰の動きはスピードを増した。
それに呼応するように、小鷹と星奈の腰の動きも早まった。

小鷹に突かれながら、星奈は乳房を淫らに揺らした。
タプン、タプン、という単純な擬音が一番しっくりくる揺れ方だ。
ピンと張った乳首が一定のリズムで一定の範囲を往復する。
その規則正しい動きをわざと乱したくて、小鷹は動きにバリエーションを持たせた。
「アッ! その角度ぉ! 良イんっ!」
小鷹が差し込み方を変化させると、星奈は敏感にそれに反応する。
内壁の側面を抉るようにしたり、愚直に奥に突き立てたり、
回転運動を加えたりと、実に様々な動きだ。
これはテクニックと言うより、星奈のいろんな反応を見てみたいが故の、
小鷹の好奇心と悪戯心からなる動きだった。
「はあっ! ひっ! はっ、はっ! アうっ! ふぅっん!」
もうしばらく鳴き声を聞いていたかったが、小鷹は欲求に抗えず、
夜空にもそうしたように、上半身を倒して星奈の唇を奪った。
「んんっ! むは、ふっ、んむぅぅうぅっ」
星奈は喘ぎを無理矢理堰き止められながらも、
小鷹の首に両腕を回して貪欲にそれを求めた。
小鷹は彼女に体重と負担をかけないように片腕で自重を支えながら、
もう片方の手は彼女の豊かな乳房にかぶせた。
彼を抱き寄せる星奈の腕の力が少しばかり強まる。
「はぁふっ、ふむっ、んじゅ、ちゅぷっ、んん、ハァん、はっ」
「ハァ、せな、ハァ、ハフッ、フッ、ふぇなっ」
無遠慮に舌を絡ませる小鷹の呼びかけも、もはや日本語の体をなしていない。
やがて愛液の弾ける音は激しさを増し、腰の速さもそれに比例した。

「ふぐっ、くっ、んっ……良い……凄く良いよぉ……」
夜空もまた、星奈と小鷹のセックスをオカズに、
テーブル相手に下半身を押し付けながら、自らクリトリスを弄った。
「せなっ、はぁっ、俺っ、はぁ、ふぅっ、俺、もうっ……」
「アッ、アンアァァ! ンンーッ! アァァァ! ァァァッ!」
星奈は感じ過ぎて、小鷹の声も聞こえていないようだ。
ややもすれば小鷹より先にイってしまいそうでさえあった。
「はぁ、ふっ、はぁ、はぁ、あっ、はふっ、はぅ、ふうっ」
夜空もこれがほぼ公開オナニーである事を忘れ、一心不乱になっている。
「くっう……出すぞ! 星奈ぁっ!」
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
「−−−−−っ!!」
三人は仲良く同時に果てた。
807名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:31:17.14 ID:8magNK4L
帰りの道すがら、組み立て前のカラーボックスを抱えて歩きながら、
小鷹は落ち着かない思考を持て余していた。
とうとう一線を越えてしまった。
それも、二人同時に。
「友達ですら無かった筈なんだけどなぁ……」
これは理科の言っていた、セックスフレンドという関係に相当するのだろうか。
いや、セフレは慢性的に肉体関係を持つ者同士の間柄を差す言葉だ。
たった一度の過ちなら、セフレとは呼べないのではないだろうか。
でも、じゃあ、俺達三人のこの関係を何と呼べば良いんだ?
小鷹は一人そんな事を悶々と考えながら、妹の待つ自宅へと歩を進めていた。
明日からあの二人に顔を合わせるのが気まずいな、とも思った。
「あいつら、終わった後は妙に余所余所しかったもんなぁ」
808名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:33:09.55 ID:8magNK4L
だがそれが杞憂であった事を、小鷹はすぐに思い知った。
「……今何て言った?」
夜空は腕組みをしてふんぞり返りながら、
星奈はソファの上で足を組んで頬杖を突きながら。
人の話を聞いてなかったのかと言わんばかりに見下す目を小鷹に向ける。
「つまりね? 今のままだと、夜空のアドバンテージは消滅してるわけよ」
夜空はただの幼馴染。
星奈は幼馴染、兼許嫁。
この不揃いを解消するために、夜空をただの幼馴染でなく、
一度は体の関係を持った女としてやる事が、元々の提案だった。
そうする事で小鷹に対する距離感を埋めて、
夜空と星奈の立場をフェアにしようという話だった。

が、確かに星奈の言う通り、その目論見は自然と瓦解してしまった。
小鷹が夜空のみならず、星奈にも手を出したからだ。
それは夜空の同意の上……と言うより夜空がけしかけたせいだったが、
これでは許嫁という立場がある分、まだ星奈の方が有利な立場のままだ。
「そこで考えたんだけど、夜空には一つ、
 私が今後どう足掻いても勝てない要素がある事に気付いたわけよ」
「それが……俺の筆おろしの相手、っていう要素か?」
「そうよ。そう考えれば、立場はお互い対等になるわ。
 私達は二人ともアンタと一回ずつセックスしてるんだから、この部分は同条件。
 それに加えて、夜空はアンタの脱童貞の相手、そして私は相変わらず許嫁。
 これで数の上では五分五分でしょ?」
それを五分五分と言うのか? と小鷹は思ったが、言わない事にした。
ツッコみ所はそこではなかったからだ。
「で、それが何で、さっき言った話に繋がるんだ?」
「鈍いな、小鷹は。現状では私と肉は兎も角、
 理科と幸村が割を食っている事に気付かんのか」
「あー……」
809名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:34:22.40 ID:8magNK4L
小鷹は冷や汗を垂らしながら、部室を見渡した。
今日はマリアは仕事、小鳩は中学の方の用事で部活を欠席している。
あの子達に今の話を聞かれずに済んで良かったと思う反面、
先に夜空達から話を聞かされていた後輩二人の、
物欲しそうな顔に寒気を覚える。

「ハァハァ……小鷹先輩のぶっといメガビーム砲……ハァハァ……」
「あにきにれいぷしてもらえるなんて、かんげきです」
それが、夜空と星奈の導き出した結論だった。
マリアと小鳩を除く部員四人全員が小鷹とセックスすれば、
四人ともがフェアな立場で仕切り直せるだろう、というわけだ。
「うん、話はよく分かった。分かったんだけど」
「何か文句あんの?」
「とりあえずこの手錠外してくんないかな」
小鷹は後ろ手に組まされた手首にかけられた頑丈な手錠を揺らした。
何で理科がこんなものを持っていたのか分からない。
「そうですね。このままでは、あにきにれいぷされるのではなく、
 むしろあにきがれいぷされるようなものです」
いやいやいや幸村、ツッコみ所はそこじゃなくってな!?
という小鷹の無言の訴えは、今のところ誰にも通じなかった。
810名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 17:36:25.60 ID:8magNK4L
夜空:1、幼馴染 2、セックス経験済み 3、筆おろしの相手

星奈:1、幼馴染 2、セックス経験済み 3、許嫁

理科:1、部活動に献身的 2、セックスはこれから経験

幸村:1、小鷹に従順 2、セックスはこれから経験

「項目の数だけで言えばまだ理科と幸村はまだ不公平なままなんだけど、
 その辺はどうやって帳尻合わせましょうか?」
「ふむ、肉にしては良い着眼点だな。
 そうだな……理科は小鷹の初・逆レイプの相手、
 幸村は小鷹の初レイプの相手という事でどうだ?」
「理科はそれで全っ然オッケーです!
 一度小鷹先輩のアナルを開発したいと思ってたところなんですハァハァ」
「わたくしもだいじょうぶです、あねご。
 れいぷに屈しないことで、おとこの心意気をみせてしんぜます」
「待てお前らコラちょっとマジであのスンマセン止めて下さいお願いしま……
 いや理科マジ止めろってお前その見た事もない形の道具は何だコラァッ!
 幸村助けてくれ! 俺の命令が聞けないのか!」
「よぞらのあねごはいいました。ときにはあるじにさからってこそ、
 おとこのたましいはみがかれるのだと」ポッ。
「頬を赤らめながら期待に満ちた顔で言ってんじゃ……
 あぁぁ待てこら止め、理科ぁっ! その物騒な注射器を仕舞えっ!」
「観念して理科とエネルギー交換しましょう先輩!」

その日、部活が終わった後でやって来たマリアは、
いつものように部室を掃除しようとして、
床に垂れている血痕の意味が分からず、暗い部室の中で悲鳴を上げた。

憔悴しきった表情で帰宅した小鷹は出来合いの料理ばかりをテーブルに並べ、
事情を理解出来ない小鳩に邪気眼全開台詞を並べたてられて小言を言われた。




続かない
811名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 22:00:12.72 ID:WG9D5Kr8
GJ
812名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 22:46:22.85 ID:K2q9QVi1
容量的にそろそろ次スレだけど
スレタイには作品名も入れたほうがいいか?
813名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 23:02:51.23 ID:zNCuai6q
一気に進んでたからまた荒れてんのかと思いきやただの神だった
エロも笑いも素敵でした
限りなくGJ!
814名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 00:09:57.48 ID:ubE8tT9S
GJ!
815名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 01:37:44.08 ID:rvPQRCxm
なかなか面白かった
816名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 01:44:52.55 ID:7mlem8uQ
久々に来たら何か凄いのてた〜
全力でGJ!
817名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 08:03:40.02 ID:gAPiaN26
818名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 20:14:52.74 ID:5T8IozN7
力作乙
小鷹の残念っぷりがよく出てるなw
819名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 20:37:08.63 ID:JtTWcSa6
星奈と夜空はお互い好きすぎるだろ
もっとやれ萌える
820名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 20:15:25.14 ID:Jf2Bb15s
たいへんすばらしかたでつ
821名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 01:11:07.98 ID:uzItBrVW
遅レスだけど凄い力作ですね GJ!
822名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 02:30:23.77 ID:JmR9xEV7
>>812
あった方がいいね
「僕は友達が少ない」「はがない」でスレ検索しても出てこなかったから、このスレがあるのを知ったの最近だったわ
823名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 03:27:35.09 ID:cNQQhqCK
必要あるか?
本当に書きたい人なら作者名で検索くらいするだろ
読たんって何気に作品が数作あるし、このまま現状維持でいいと思う
というか何度目だこの話題
824名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 04:52:11.49 ID:tMr/U5Zt
次スレは試しに入れた方がいいと思うな
作品数作あるけど、現状はがない以外の投下は>>485の発掘したSSのみだし
ゼロ魔のとこみたいに

【僕は友達が少ない】平坂読総合
こんな感じにしてみては?まぁ一つの提案です
825名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 05:59:07.58 ID:XjXvUFpQ
他のあっても9割はがないなんだからタイトルにあった方がいいわ
826名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 07:42:48.48 ID:2JIl9kGG
僕は友達が少ないにするとはがないで検索できないし
はがないにすると僕は友達が少ないで検索できない
どうせなら両方入れようぜ
827名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 08:42:06.98 ID:ed5/7Tz+
作品名を入れるとゆとりがわっと押し寄せて厨房御用達スレになる
細々とでも投下がある今の方が絶対いいと思うけどな
828名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 10:34:47.20 ID:ptm3Vsex
>>827
同意
829名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 11:36:11.47 ID:oCa9+Eap
>>827
まぁそれに尽きると思う
極端な話だけど、作者名で検索かけるという発想も出てこないアニメ化後にやってくる人がどの程度のものか察するとリスクが大きすぎる
830名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 12:37:46.08 ID:mWmK0vhD
このスレの住民がそんないいもんだったとはとても思えないな…
831名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 13:00:43.23 ID:gt0Iqkkc
だからと言って更に悪化させる理由にはならない
832名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 13:44:32.72 ID:WWmYzexI
別に厨房度は変わらない。先に来た厨房が縄張り意識を発揮しているだけ。新参うぜえってことでしかない
833名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 13:57:20.33 ID:Az9HUR6S
よし
じゃあとりあえずVIPで宣伝するか
人を増やさなきゃどうしようもないしね
834名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 14:25:24.30 ID:WWmYzexI
>>833
それで来るのは作品のファンではない奴らだろ。
お前頭悪いなー。
835名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 17:28:35.09 ID:ZrIwOqHx
少し早めに居たチンピラが鼻息荒くしてるだけだなこりゃ
836名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 18:14:44.77 ID:2JIl9kGG
作者の性格が悪いせいかスレに来るのも性根が腐ってる奴ばかりだな
837名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 20:01:32.18 ID:OlVtw2WQ
自分でそれを証明してくれるとはなかなか説得力のある推論だ
838名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 21:10:45.05 ID:VBObjtk/
>>828
どうでもいいけど良いIDだな
839名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 23:57:09.03 ID:SZtFH1y0
夜空かわいい
夜空が報われるSSは何度読んでも良いものだ
840名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 00:13:56.02 ID:OdqG+boC
>>838
そうみたいだね
841名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 04:12:30.37 ID:uKmZUzAS
新参とか古参とかはさて置いて。

俺妹板を見て貰えれば判ると思うが
アニメ化されて厨房が大量に湧いて出たのは事実で
それ後の荒廃ップリは凄まじいぞ。
842名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 04:58:22.32 ID:Qg0Kw5yb
なるほど。それで老害は新参の神経を逆撫でして先に攻勢に出るのを狙ってるわけだな
843名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 06:58:28.91 ID:FS8TLVjJ
お前は一体なにと戦ってるんだ?
844名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 07:21:18.63 ID:6HH0uHlW
触れてやるな
厨二病だろ
845名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 07:39:34.81 ID:1JEEdupX
この板では作品ではなく作者単位でのスレ建てが普通なのに
作品では検索するが作者検索はしないって発想がそもそもおかしい
846名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 08:03:00.43 ID:rPDC10tk
そもそもガキがpink板を見に来ること自体がおかしい
大人になるまで我慢しなさい
847名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 18:59:28.93 ID:DNxvoYx2
>>845
ほぼ全て(というかこのスレ除いて全部?)のスレタイに代表作、人気作のタイトルもついてるがな

人が集まらなきゃ書き手も増えないし、キチガイがくるリスクも増えるけど、
今の2年で1スレ消費する状態よりかはタイトル付けて見つけやすくした方がいいと思うわ
848名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 19:37:53.38 ID:rPDC10tk
ID:8magNK4Lみたいな書き手も来てくれたし今までと同じように考えるのもどうかと思うけどな
849名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 19:54:19.94 ID:/HexyUAs
はがないってスレタイに入れないの?って聞かれるたびに新参避けって答えて、そのたびに荒れるだけだと思うな
そんなもんで避けれるわけもなく火種だけ残すことになりそう
850名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 20:12:45.00 ID:VjbjIY78
そしてスレタイに作品名を入れた次スレが立つとその火種が爆発する
851 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/27(木) 20:49:09.75 ID:E+jSCjpG
僕は友達が少ないってスレタイに納まるなら入れてもいいんじゃねーの
アニメから入った奴らもはがないって略が浸透してんの?
ピンクなんだから見たい奴は探してくると思うがなあ
852名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 21:40:44.25 ID:1JEEdupX
厨、ゆとり避けと新参避けは別物だぞ念の為
853名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 22:29:16.26 ID:z6fn2Q3j
アニメ板かアニキャラ板にでもリンクはれば?
854名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 22:35:48.34 ID:rPDC10tk
全年齢板にエロパロ板のリンク貼るとかキチガイかよ
855 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/27(木) 22:40:19.36 ID:E+jSCjpG
たまーにあるけどなそういうことw>>1のテンプレにエロパロ板が混じってるw
856名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 23:54:19.62 ID:864+/YlL
まぁ得てしてフルボッコ食らってるけどなw

要は愛も何もかも足りない子の為に手取り足取り一から百までやってあげた所で
このスレでの作品が増える率と某スレみたいにどうでもいいお友達探しの場になる率じゃ後者のほうが高い
そうなったら正直今以上に書く気はなくなる
857名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 23:58:05.14 ID:864+/YlL
連レスで申し訳ないが
>>847みたいに2年で1スレ消費する状態云々カンヌンみたいにスレの勢いなんか気にするのなら
電撃の某スレみたいに勢い(笑)だけは十分のゆとりチャット全開でSSの投下割合が著しく低下した誰得なスレもある
858名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 00:14:49.84 ID:2xLDUbsZ
既に497kb超えてる件
タイトルその他はもう立てる人に任せるしかないだろう
俺はlv不足だから無理
スレタイなんかよりテンプレとかもっと他に議論すべきことがあったろうに
859名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 00:32:41.93 ID:VPX/H13f
はい次スレね

平坂読総合エロパロスレ Part.2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319729495/
860名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 01:12:19.94 ID:BNlkiN0R
>>857
勢いだけ気にするんなら俺がレスしまくれば済むわ
俺がいいたいのはスレが見つけにくから人が集まりにくいし、SSの投稿がなかなかこないって事だよ
861名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 09:47:07.15 ID:esKl4aRi
容量落ちですか?
おめでとうございます。
投下するスレ全部寂れさせてる、疫病神みたいな奴が目を付けませんように
862名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 10:39:55.53 ID:UuSCHBQQ
とら○ラと俺○のことかー
863名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 18:03:26.26 ID:RhlHubEG
妄想をSSにできる前にD.L.action 64が先取りしてくれて悲しいやら嬉しいやら。……ふぅ。
864名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 00:04:21.19 ID:lLq+DhyI
原作だけしかはがない読んでないんだけど、漫画やアニメやドラマCDやツイッターとのズレって今のところある?
865名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 00:22:13.49 ID:ofoSUXnR
>>864
アライブ漫画は幸村がブリキ絵よりも可愛い
866名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 00:37:15.42 ID:sJ4bUrgs
Twitterまで気にするとは…大した奴だ…
867名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 01:54:06.86 ID:lLq+DhyI
例えば、原作には出てこなかったモノやブツに対してキャラクターがどういう反応をするかの答えが、
既にツイッターや漫画やアンソロのオリジナルエピソードで「公式」として出ていたりするのが怖いわけで。
868 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/29(土) 09:20:58.72 ID:6Ko/MIuS
ツイッターはさすがに公式とはいえないだろ
中の人だってそこまで考えてないと思うわ
869名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 09:33:25.52 ID:Uv2/u7pO
諸君、私は残念な部員が大好きだ
870名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 14:02:33.06 ID:uY+zhEUm
ぶっちゃけお前が怖がったってどうしようもない
871名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 09:14:11.65 ID:V7xbgKpk
星奈様と小鳩ちゃん日長一日イチャイチャするSSはまだかしら
小鳩ちゃんペロペロ
872名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 09:40:59.05 ID:snAkdo/I
ぺろるな
873名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 09:52:22.36 ID:6lPu3FzN
なんか悪魔と契約しそうだな
874 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2011/10/30(日) 13:05:01.06 ID:H6OakRa0
や!
875名無しさん@ピンキー
>>873
隣人部のシャドウなんぞ出てきたら全員受け入れられんだろうなぁ