【MH】モンスターハンターでエロパロ 21匹目【モンハン】
>>569の続きです。
また長くなってしまったので、何回かに分けて投稿します。
誤字脱字あったらすみません。
「ニキビ〜♪ニキビ〜♪フンフンフン〜♪」
そんな鼻歌を歌いながら俺はボロ家の洗面所に向かう。
「ニキビ〜♪ニキビ〜♪ニキビをつぶせ〜Ohイェア!」
ブッチーン!!
「ぎゃあああああああ!!俺の・・・俺のニキビイィ!!!」
「・・・一人でなに叫んでんだ?」
ニキビを潰して悲鳴をあげている俺に窓の外から声をかけたのは、あのいつも老山龍の鎧を着てるおっさん。
まったくいつも変わらず暑苦しい格好してやがる。
「早く外で待ってる奴の所へ行ってやれ。寂しそうにクンクン鳴いてるからな」
そう言っておっさんは酒場のほうに向かって行った。
「ふう・・・まったくあのおっさん勝手に俺の家覗くなってんだよ」
俺はため息をつき、フロストエッジを腰につけ、クック装備に身を固めた。
今日は、あのおっさんが俺のドスガレオス狩りに付き合ってくれるというんだ。
俺にとっては余計なおせっかいなんだが、お前だけでは無理をして怪我をして帰ってくるのがオチだ、とか言ってきやがった。
まあ、確かに俺がよく無理をするのは間違ってはいないけど・・・・・・。
「・・・そういえば、俺があいつに会ってからもう一ヶ月もたつのか・・・」
俺は呟く。あいつというのはおっさんの事じゃない。そう、今外で俺を待ってくれている・・・・・・
「よお。待たせたな」
『キュウン!キュウン!!』
俺が玄関のドアを開けたら、そいつはうれしそうな声をあげながら俺のもとへ飛んでくるように走ってきた。
『キュルルルルン・・・』
「はは、よせよ・・・くすぐったいぜ・・・」
そいつは俺の顔をペロペロ舐めてくる。よほどうれしいのだろう。
「さあ、俺たちも早く行こうぜ」
俺がそいつに促すと、そいつは大きくうなずいた。
さっきから俺がそいつと言っているのは、あの時俺を逆レイプしてきた炎妃龍。
俺がまだ新米だった時・・・今もか?まあどっちでもいいや。
俺はハンターナイフ、レザー一式を自慢げに装備しながらナナ=テスカトリのクエストを受注し、負けるどころか逆レイプされちまったあの時だ。
あの逆レイプが終わった後、俺はこいつが愛しく思えてしまい、この炎妃龍と人生を共にしたい衝動に駆られてしまった。
だが、俺にはそんなこいつを養えるような金は持ち合わせてはいない。しかし、こいつと会えなくなるのは嫌だ。
なので、砂漠に俺が来るたびに会えればいい。そう考えたんだ。俺は炎妃龍に気づかれないようにその日は砂漠を後にした。
だが、その次の日の早朝・・・
≪グオオオオオオオオオオアアァァァァァァァ!!!!!!≫
「うわああああ!!なんだあ!!?」
ベッドに眠っていた俺は街に響いたでけえ咆哮によって起こされた。
俺は急いで街の広場を窓越しに見ると、なんとあのナナ=テスカトリが居る。
「・・・まじ・・・かよ・・・」
キョロキョロ辺りを見渡し、何かを探しているようだった。
「まさかあいつ・・・俺を探してこの街まで来ちまったのか・・・?」
「キャアアアアアア!!!」
女がティガレックス並のBig voiceをあげて、持っていたゴミ袋を放り投げ自分の家に入っていった。
俺の頭の中に嫌な予感が走った。このままだと、このナナ=テスカトリは他のハンター達によって討伐されてしまうかもしれない。
そうなったら、俺はこいつに会うことができなくなってしまう。
「おい!俺はここだ!!」
炎妃龍に向かってそう叫ぶと、はっとしたようにこっちを見た。
『キュウウんッ!!』
そう鳴くと、俺に向かって走り出した。走って、走って・・・・・・いやああああああああああ!!!!
ドガアアアアアアアン!!!!!
なんという事でしょう!!!ボクチャンのおうちが龍によってぶっ壊されちゃいまちた!!!
それにかさねて炎妃龍がボクチャンの上に乗っかっちゃって喉を鳴らしながらうれしそうにしてまちゅ。
まったく反省はしてない様でチュ。アハハハハハハハハハハハハハ!!!
もう笑うしかありまちぇええええん!!!
「・・・って何さらしてくれるんじゃあ!!!ここ貸家なんだぞ!!」
そう怒鳴ると、俺をかたい床に押し倒した炎妃龍はビクッと体を反応させた。
『ク・・・クウオン・・・』
悲しそうに鳴くと、そいつは俯き、ポロポロと涙を流した。・・・この人間みたいな仕草・・・かわゆす。
だが、そんな事では俺は許さない。だって家をぶち壊されたんだから。それも俺の家じゃない。
「俺の家をぶち壊しやがって・・・許せる!!じゃなかった、許せん!!!」
『キュウアッ!?』
俺はそいつの股の間に腕を忍ばせ、指をナナの秘所の中にぶち込んだ。そのまま秘所の中をいじくりまわす。
「ハハハハハ!!お仕置きだァァ!!!」
『キャっ!キャンッ!!キャアアアあアアアン!!!』
「え!?はえええええ!!!」
絶頂の声を張り上げて、ナナはイってしまったようだ。・・・はやっ!
「・・・なんでこんなに早いんだ・・・?前はもっとタフだったのに・・・」
『ハァ・・・ハァ・・・キュゥゥゥ・・・』
ナナは力なく俺に倒れこんできて・・・やばっ!
ズシッ!!
「ぎゃあああああああ!!重いいイいィいいいいいい!!!!」
ジタバタジタバタ暴れても、ナナはどいてはくれない。何故かと言うと、眠ってしまったからだ。
かわいい寝息を俺に吹きかけながらクウクウ眠っている。
「チクショオオオオ!!!誰か助けてくれぇ!!」
俺は家の壁に空いたどでかい穴から外に助けを求めた。これは一人ではどうしようもない。
ざわざわと何人か集まってきたが、誰一人として助けようとしない。やはり俺の上にもたれかかってる奴がいけないのか。
そりゃあそうだろうな。こんなでかくて炎妃龍とか呼ばれてる古龍に一般人が近づきたくないのは当然だろうな。・・・とでも言うと思ったかあ!!!
「てめえら誰か助けやがれええええ!!!この野次馬どもがあああああ!!!!」
「うるさい。静かにできんのか」
そう言って人ごみを掻き分けて出てきたのは老山龍のおっさん。今は地味な私服着てやがる。だっせぇ。
「一体なにが起きたんだ?朝起きて散歩してたらでかい音がして、そこに駆けつけたら世間知らずの馬鹿が炎妃龍に乗っかられて・・・」
「だれが世間知らずの馬鹿だあ!!いいから早く助けろって!!!」
「わかったわかった、だからその耳にキーンと来るうるさい声を張り上げるのはやめてくれ」
おっさんは俺の腕をつかみ、強引に引っ張って・・・・・・
ブチブチブチブチ!!!
「ぎゃあああああああ!!俺の・・・俺の腕ェェ!!!」
「馬鹿か。パジャマ破けたくらいで叫ぶんじゃない」
畜生、俺にげんこつくらわせやがって、痛えじゃねえかよ。まあ脱出できたからいいけどよ。
「昨日妙に寂しそうな顔をしてクエストから帰ってきたが、クエストリタイアとは何か別な理由がありそうだな」
「ああ。まぁな・・・」
俺は力なく答えた。
「昨日クエスト中になにがあったんだ?鎧はバキバキに砕けて、大きい葉っぱで下半身を隠してるその意味不明さに聞けなかったんだが・・・」
「・・・言いたくねぇ!」
あたりまえだろう。炎妃龍に逆レイプされたなんて恥ずかしくて誰が言えるもんか。言ったら大恥だよ。
「・・・まあ別にいいか。それよりこの炎妃龍はなんなんだ?昨日のクエストの奴か?」
「あぁ、そうだよ。なんだか妙に懐かれちまったみたいでな・・・」
「ほう、古龍が懐くなんて、世の中変わったこともあるもんだな。まあそれはいいとして・・・」
おっさんがでっかく空いた壁の穴を指差してこう言った。
「俺の家、どうしてくれるんだ?」
え?
「おっさん・・・今・・・なんて・・・?もしかして・・・この貸家・・・」
「俺の家だって言ったんだよ」
「ウェエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!???」
ゴーンッ!!
「うるさい!いちいち叫ぶな!!」
「いててて・・・契約するとき代理の奴が俺に対応してたけど・・・まさかオーナーがあんただったなんて・・・」
「契約書ちゃんと読め。・・・ほら、俺の名前が書いてあるだろうが」
ポーチから取り出した契約書を俺に突き付けた。ホントだ。全然読んでなかったわ。
「しょうがない奴だ。どうせお前金持ってないんだろう?この壁の穴の修理費は俺が出しておくから、お前はその炎妃龍をなんとかしてくれ」
そう言ってため息をつきながら、おっさんは行ってしまった。いつの間にか野次馬どもはいなくなっている。
「はぁ・・・この街に来た時からあのおっさんの世話になってたのかよ・・・なんか嫌だなぁ・・・」
そう呟いて、俺はかわいい寝顔で眠っているこの炎妃龍をどうするか考えた。
今の俺の収入では、さっきも言ったようにこいつを養うことなどできやしない。
しかし、こいつは俺に会いたいがためにこんな街まで来たのだろう。せっかく来てくれたのに砂漠に追い返すのは気が引ける。
「どうすりゃいいんだよ・・・」
「お困りのようですねぇ・・・」
「ん・・・!!?」
なんかアイルーフェイクをかぶった変な奴が壁の穴から覗いている。
「だだ・・・誰だてめェ・・・」
「へへへ・・・・・・」
「だれだてめェ――ッ!!!!」
「ミュージックスタート♪」
手に持っていたラジオのスイッチを押して音楽をかけ、腰を振って踊りだしやがった。
「そんな顔 にあいませんよ おにいさn――――――」
ガンッ!!
「いいからてめぇは誰なんだって」
踊ってる途中で俺はそいつにげんこつを喰らわせた。ちょっとすっきりした。
「古龍愛好家の者だお( ^ω^)」
「ふ〜ん、で、その愛好家の人が何の用だ?」
「古龍に懐かれる人間とは、実に興味深い。なので、君には資金援助をしたいと思っているのだよ」
「は?どういうこと?意味わかんないんですけど。あんたと俺は今日初対面なんですけど。いきなりどういう事?」
「まあ、細かいことは気にするな。ほれ、これでも受け取れ」
そう言ってそいつは俺にめちゃめちゃ重たいアタッシュケースを渡した。
「では、さらばっ!⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
ものすごいスピードで壁の穴を抜け、アイルーフェイクは一気に彼方へと消え去ってしまった。
「・・・なんだあいつ・・・それに、このケースの中身は・・・うわっ!すげぇ・・・」
アタッシュケースを開けてみると、中身はものすごい札束で埋まっていた。もう何年も遊んで暮らせるって金。
「これがあれば・・・ナナとも一緒にいられる・・・それにしても、あのアイルーフェイクは一体・・・」
「ふぅ・・・まったく、正体がばれないようにするのも大変なもんだ・・・」
俺はかぶっていたアイルーフェイクを床に置き、自分の部屋のソファーにねっころがった。
「俺は古龍愛好家でもなんでもないよ・・・ただの一人のハンターだ・・・」
俺はなんてお人好しな奴なんだと、自分でも呆れた。世間知らずな馬鹿のために、自分の財産の半分もやってしまうなんて。
それに加えて、貸家の修理費まで払うなんていってしまった。このままでは、破綻してしまうのも時間の問題だろう。
「・・・クエストでも行って金稼いでくるか・・・」
俺はいつものように老山龍の鎧に身をまとい、大勢の仲間がいるであろう酒場へと向かった・・・。
前半は以上です。
後半は、おっさんとクエスト出発?
このななはおおがたけんぐらいなのか?
>>623 mjd!?
トットスもディアブロスと同じでメスだけ翠なの?初耳だ
普通のライオンくらいの体格とか?
でもそれでもドスファンゴ級のサイズになる訳だが。
ドスファンゴ並みのライオンは化け物じゃねぇか?
ハンターより背が高いんだから。
せいぜい、ライオンはブランゴぐらいじゃない?
アプトノスぐらいじゃないのか?または子ポポ
銀○の定春ぐらいじゃね
そんな感じで色々あって、ナナと一緒に生活できるようになった俺。
さすがにナナを家の中に入れることはできないが、ナナはいつもおとなしく外で俺を待ってくれている。
俺が外に出るたびに、うれしそうに出迎えてくれるのだ。ちょっと違うが、まるで夫婦みたいと近所の奴らは言っている。
それは俺も望んでいることだ。こいつのおかげで、最近は毎日が楽しい。
こいつが人間だったら・・・とも少し思ったりもするのだが、俺は今のこの姿のナナが好きなのだ。
たとえどんなに俺に負担が降りかかろうとかまわない。こいつとずっと一緒にいられればいいんだ。
・・・て言ってもこいつの餌代とか負担してるの俺じゃないんだけどな。あのアイルーフェイクの金使ってる。
正直言って俺はあのアイルーフェイクはキチ○イだと思う。うん。絶対、キ○ガイだ。
「・・・・・・」
「どうしたんだおっさん?そんな怖え顔してよ」
「いや、なんか俺が○チガイだとか誰かに言われた気がしてな・・・」
「へぇ〜、そうなんだ」
ここは酒場。今日も大勢のハンターたちで賑わっている。みんな強そうな奴らばっかりだ。
俺とおっさんは席につきながら、今日のドスガレオス狩りについて話していた。
そしたら、おっさんが急に誰かにキチガ○とか言われたとか言い出したんだ。俺がキ○ガイと言ったのはアイルーフェイクだ。おっさんじゃない。
「・・・そう言えば、お前の名前何て言うんだっけ?」
「え?前言わなかったっけか?まあいいや。アカルだよ」
「ほう。何かアカムトルムみたいな名前してやがるな」
「そうだよ。俺の名前の由来は覇竜アカムトルムからきてんだよ」
「なぜだ?」
「アカムトルムみたいに強く育って欲しいからつけたんだってよ。・・・その名前をつけた親父とおふくろはアカムトルムに殺されたんだけどな・・・」
「・・・皮肉なものだな・・・」
「まあ、両親が死んだことはショックだったけどよ、そのおかげで今こうしてハンターやって、ナナとも出会うことができたんだ」
俺は笑いながら言った。真剣な表情だったおっさんの顔からも少しだけ笑みがこぼれた。
「そうか。ならばお前の両親の仇、アカムトルムも狩れるように俺がビシビシ鍛えてやるから覚悟しとけよ
「げぇ〜、勘弁してくれ。あんたの変な性格がうつったら困るぜ」
「なに!?俺の性格のどこが変だって言うんだ!?」
「ぜんb――――」「お〜い!ちょっと来てくれ!!」
そう言って、クシャル装備に身を固め、へヴィボウガンを腰につけているハンターが来た。
「なんだ?どうしたんだ?」
おっさんがそのクシャルガンナーに聞く。
「緊急集会だってよ。ほら、そこにいるお前も早く来い」
クシャルガンナーは、俺とおっさんに手招きしながら、ハンターたちが集まっているところに行った。
俺たちも、その集まりの中に入っていったらなにやら、ジジイがぺチャぺチャ話してるのが見えた。
どうやら、老山龍、ラオシャンロンがこの街の外にいるらしい。そこで、被害が出ない内にハンター達に撃退して欲しいとの要請が入ったようだ。
その知らせを聞いて俺は少しうれしくなった。なぜなら・・・・・・
「すまないアカル。俺達上級ハンターはラオシャンロンのクエストに行かなくてはならないのだ。お前のクエストには一緒にはいけない」
おっさんが残念そうな顔してそう言った。俺はニヤニヤ笑いながら、
「いえいえ〜、おっさんの変な手助けがなくても俺が一人でもクエスト達成できるって事を証明してきますから、早く撃退に行ってらっしゃいませ〜♪」
と言ってやった。俺だってハンターだ。おっさんが手助けしてしまうと、俺自身の実力がわからなくなってしまう。
ハンターになる前も、なってからもずっと強くなるために日々努力してきたんだ。ドスガレオスがなんだってんだ。余計なおせっかいだつーの!
「わかった。気をつけてな」
「ああ。あんたこそな、おっさん」
おっさんは、大勢のハンターと共にラオシャンロンがいるであろう門の外に向かって歩いて行った。
酒場は俺と受付嬢とさっきぺチャぺチャ話してたジジイだけになった。・・・寂しいな・・・いろんな意味で・・・。
「ふう〜、しばらくお仕事なさそうね〜」
受付嬢がそんな独り言呟きやがった。おい、俺がいるだろうが。
「あっ、ごめんなさい。皆ラオシャンロン撃退に行ったのかと思ったから・・・」
「ドスガレオス狩りあるか?」
「え〜と、ちょっと待って下さい・・・なんか寂しいものですね〜、一人だけで狩りなんて」
「うるさい。ほっとけ」
「あっ、ありました。ドスガレオス一頭の狩猟です。契約金は・・・」
「ほれ、これで契約成立だな。よし、じゃあ行ってくるわ」
俺は受付嬢に手を振ると、彼女もニコニコ笑いながら手を振ってきた。どうせ営業スマイルだろうけど。
私の横で、ガタンガタンと、アカルを乗せた馬車が単調な音をたてながら進んでいる。
その音は、変化に乏しく私にとってはあまりおもしろみもない。アカルは、その音とアプトノスの引いている馬車の揺れによってか、
何度も何度も眠りそうになって、ついにはぐうぐういびきをかいて眠ってしまっていた。
そのアカルの寝顔は、いかにも幸せそうな寝顔だ。思わずキスをしたい衝動に駆られたのだが、私がこんな小さい馬車に乗ったらバキバキに壊れてしまうだろう。
それ以前に、馬方がいる前でそんなことをしたら、アカルが街でなんと言われてしまうかわからない。
別に変な風に調教されたとか、事実そんなことはないのだが、アカルが誤解されるかも知れない。
私は自制心でその考えを押しつぶし、いやらしい考えをすべて頭の中から消し去った。
「ほら、アカルさん。着きましたよ」
若手の馬方は、後ろを振り向きアカルにそう言った。ここは砂漠。アカルのいる街に住んでから、久しく見ていなかった。
時々彼は、炎妃龍と呼ばれる私をクエストに連れてってくれる。・・・私が勝手について行ってると言った方が正しいのだろうが。
彼が仕事先で危険な目にあう事が、今私にとって一番の恐れなのだ。彼が心配でならない。
なので、私は勝手にアカルについて行くことにしたのだ。彼は狩猟の手助けを誰かにしてもらうことが好きではないようなので、彼がモンスターと戦っているときは私は見守っているだけなのだが、
それでもアカルが一生懸命仕事に励み、無事でいてくれている姿を見ているだけで私は満足なのだ。
「・・・ん〜?もう着いたのか・・・」
アカルは馬車の壁にかけていたフロストエッジを腰につけ、馬車から降りた。
「じゃあ、私は失礼しますよ。まったく、アプトノスがおびえまくって困りますよ・・・」
そう愚痴を言うと、馬方は逃げるようにさっさと街のほうに帰っていった。アプトノスが鬼でも見るような目で私を見ているのが見えたが。
アカルは大きくあくびをすると、ポーチからクーラードリンクを取り出して一気にゴクンと飲み干した。
私はちょっとそのクーラードリンクがどんな味か気になった。その私の気持ちを悟ったのか、
「なんだナナ。お前も飲みたいのか?」
と言って私に残っているクーラードリンクを差し出した。私は遠慮なくそのクーラードリンクを受け取る。
『・・・あれ・・・ん・・・開かないよお!』
その小さなビンのフタを開けるのは私にとって困難だ。牙で開けようとするが、なかなかうまくいかない。
「ははは、いいよ。俺が開けてやるから」
アカルは私からビンをとると、手で容易にフタをキュポンという音をたてて取った。
「ほら、飲めよ」
彼はそう言うと私の前にフタの開いたクーラードリンク入りのビンを置いた。
私はフタのあったビンの口の部分をくわえ、上に顔を向けて勢いよく口の中にその液体を流し込んだ。
・・・なんだかすっぱいような、甘いような不思議な味・・・。でも、決して悪い味ではなかった。
「よし、じゃあ準備万端ということで、ドスガレオス狩りに行くか!」
私は大きくうなずいた。・・・いつか、戦いの中で私が役に立つときが来るのかな、という思いが私の頭の片隅にあったのだが、そんな贅沢なことは望まない。
私は、彼を見つめていられるだけで十分なのだ・・・・・・。
激しい轟音が飛び交う中で、ドスガレオスとアカルの死闘は開始されていた。
その辺りには、ガレオスたちの背びれが砂面に多数うごめいているのが見える。
「ふん、でかい割にはあまりたいした事はないな!!」
アカルはフロストエッジをすばやくドスガレオスの体に斬りつけていく。
「オラオラァ!!もっと喰らえェ!!」
そう叫んで容赦なくアカルはドスガレオスに攻撃を叩き込んでいった。
その時、急にガレオスが飛び出してきて、アカルに体当たりを喰らわせようとした。
『危ない!!』
私がとっさに彼を守ろうとしたのだが、
「大丈夫だナナ!!俺一人で十分だぁ!!」
アカルは身を翻してよけ、体当たりしようとしたガレオスにフロストエッジを振りかざし、見事ガレオスを倒した。
『あ・・・・・・』
こんな事、わかっていた事じゃないか。そう彼は、一人で十分なのだ。狩りの中で私の出る場面なんてない・・・わかっていた・・・事なのに・・・
なぜか、私の目から涙がこぼれた。役に立つことができない自分への悔しさからだろうか。歯をくいしばって私は泣いた。
彼はそんな私に気づかず、無我夢中でドスガレオスと戦っていた。真剣な眼差しでドスガレオスと戦っている彼に、私は少し彼に不満を持った。
アカルがこういうことで鈍いっていうのはわかっている。無茶な事だが、彼に泣いている私に気づいて欲しかった・・・。
「あ〜畜生!逃げられちまったよ。・・・あっ!ペイントボールぶつけんの忘れてた・・・」
ドスガレオスが地面にもぐって逃げてしまったようで、気がつくとガレオスとアカル以外砂漠の広野にはいなかった。
「まあいいか。ある程度弱ってたし、見つけたらシビレ罠で捕獲すれば」
アカルは私の方を見て、
「ナナ〜!少し砂漠の中見て行きたいから案内してくれよ!俺あんまり砂漠に来たことないからさ〜!」
と笑いながら言った。私の中にうれしい気持ちが生まれてきた。なぜなら、こんな事でも彼は私を必要としてくれている。
戦いの面では役には立てないが、その他の面なら彼は私のクエストへの加入を許してくれる。
私はまた大きくうなずき、彼を背中に乗せ、彼が私の角にしっかり摑まったことを確認すると、砂漠の空に向かって翼を広げ飛行を開始した。
「ウホッ!いい眺め・・・」
飛ぶのは結構久しぶりだが、アカルを背中に乗せていてもあまり体の鈍りは感じない。
彼の役に立てている嬉しさが、体の鈍りなど忘れさせているような気がした。
楽しそうに無邪気な子供のように私の背中ではしゃぐアカル。そんな彼が私の気持ちを和ませている。
砂漠がこんなにいいものに感じたのがこれが初めてだ。これも彼が砂漠の光景に感心しているおかげだろう。
何もない広野から、オアシスがひょっこりあらわれるおもしろみがあることにも気づけた。
私は、自分で彼に影響されやすいことが理解できた。それほど私は彼が好きだということなのだろう。
「・・・あっ、ナナ。ちょっと降りてくれ」
私は彼に言われたとおりに、地面に降りた。なにやら洞窟の入り口のようなものが見える。
『ここは・・・私が砂漠にいたころ住んでた洞窟だ・・・』
そう。まだ彼に出会う前、ここにずっと一人で住んでいた。ここにいた頃は、妄想したり、妄想したり、妄想s(ry
中は外より結構涼しい。私がいない間、誰も使っていなかったようで、私がいたときと同じ状況だった。
「・・・ここで、俺お前に逆レイプされたんだよな・・・」
洞窟の中に入ると、彼がまっさきに呟いた言葉がそれだった。
「そんな申し訳なさそうな顔すんなよ。お前には感謝してるよ。お前が逆レイプしてくれたおかげで俺はお前に出会えたんだからさ」
彼はそう言って私の頭を撫でてくれた。感謝してるという彼の言葉を聞いて、私は安心した。
もしそれから話が発展して、お前が逆レイプしなければ・・・とか彼が言ったら、本当に悲しくなってしまう。
「・・・それでさ、ナナ。なんていうか・・・ちょっと言いにくいんだけどよ・・・」
彼がそわそわしながら地面に座っている私にもたれ掛かってそう言った。
「お前が俺に逆レイプした時のこと思い出したらさ・・・またお前と交尾したくなってきてさ・・・」
『え・・・?』
「・・・セックス・・・しないか・・・?」
突然の彼の要求に私は驚いたと同時に、またあの変態な人格がよみがえってくる。
(やめて・・・落ち着いて・・・だめぇ・・・)
彼が、私との交尾を望んでいることを思うと、いやらしい気持ちで頭がいっぱいになってしまう。
私はその変態な人格を表に出さないように必死にこらえたが、耐え切れそうにない。
そして、私の中で何かが変わった。
私はあの時と同じようにだらだらと口からよだれを流し、ハアハアと息が荒くなっていく。
「え、ナナ・・・?ちょっ、待て・・・お前も望んでんだったら挿れてやっから・・・な・・・?」
そう彼は言うが、私はこらえきれない。一分でも、一秒でも早く、彼が欲しい・・・。
次ラストの予定です。
>>639 どんどんここを盛り上げて行きましょう!
肉食草食と同じ人?
GJ!
ナナたんの豹変ぷりがww
今から25KBほどの量のSSを投下するとなると、
次スレにした方がいいのかな?
いま465KBだそうだから
次スレ用意して投下はこっち、でいいんじゃないかね?
>>651ありがとう
じゃあ、まず次スレ立ててくる
では、あらためまして
>>474でネタフリしたのを自分で書いてみた
ヤマツカミの腹の中で、喰われながら犯されるハンターです
丸呑み、触手、グロ、バッドエンド、レイプあたりがNGな方は
「ヤマツカミの腹」でNGってください。
10レス使用予定です
その時、私は古塔にいた。ヤマツカミと呼ばれる古き龍を倒すため、一人でこの地に来て
いた。ヤマツカミとは小さな丘ほどもある巨体を誇る癖に、空にふよふよ浮いているという
正体不明の生物だ。ギルドでは生態の不明な部分の多いこの生き物をとりあえず古龍という
くくりで扱っている。だけど実際目にすると、人間の尺度では推し量れない異質さを肌で
感じる事が出来る。一言で言い表すなら「化け物」が一番しっくりくるんじゃないかとすら思う。
私だって、これでも地元じゃあ多少は名を知られたハンターだ。風翔龍だって撃退した
こともある。ヤマツカミだって倒せる、そう思って依頼を受けた。
そう、私はハンターであり、ヤマツカミは獲物。そのはずだった、先ほどまでは。
奴が吐き出した大雷光虫の中に、爆発するタイプではなく、通常の麻痺毒をもったタイプ
が混じっていることに気がついたのは、首筋に痛みが走り、全身が痺れて動かなくなって
からだった。
力なく倒れ伏した私を見て、奴が笑ったような気がした。
くそっ、これじゃあ、「悔しい、でも、ビクンビクン」状態よ。(意味が違うって?そん
なことは判ってるわよ)
体内に注入された麻痺毒に、必死で抵抗する私をあざ笑うかのように、ヤマツカミは大口
を開けた。
違う、あれは吸い込みだ。そう思った瞬間、ヤマツカミは周囲の空気を竜巻のような勢い
で吸い込んだ。
身動きの取れない私の周囲で風が唸り、逃げることも、踏ん張ることもできぬまま、私は
空高く舞い上げられた。マズい、非常にマズい。マヒしてたら受身も取れない、地面に
叩きつけられちゃう。
でも、体はまだ動いてくれない。マズいヤバい死ぬ死ぬ死んじゃう!
パニックを起こしかけた私の耳元で、また風が唸った。体が猛烈な勢いで吸い寄せられる
感覚。ヤマツカミがまた吸い込みをしている?疑問に思う間もなく視界が何かに覆われた、
そして衝撃。
私は、そこで意識を失った。
薄明かりの中、私は意識を取り戻した。
リリリリリ…と、大雷光虫が目の前を横切ってゆく。
あたりは、鍾乳石が垂れ下がり、石筍もたくさんある。薄明るいのは、あちらこちらに
大雷光虫が飛んでいるからだった。空間の広さは、私が借りている家の寝室よりは広そう
だ。そんな薄気味の悪い場所に、私は転がっていた。
「ここは…鍾乳洞?」
おかしい、さっきまで古塔でヤマツカミと戦っていたはず…それに、空気か生臭い。
とにかく起きなきゃ、と力を入れた足の下がぐにゃりとぬかるんだ。あれ、手と腰の下の
地面も妙に柔らかい。
「…違う、鍾乳洞なんかじゃない」
まさか、ここは…恐ろしい予想が思い浮かんだ。けど、言葉にしたくない。言葉にしたと
たん、それが現実になりそうで…。そんな私の内心の葛藤とは裏腹に、口が勝手に言葉を
つむいだ。
「ヤマツカミの腹の…中…」
その瞬間、壁が地面が大きくうねる。鍾乳石や石筍と思っていた物の先端が、蕾が花開く
ように展開し大量の繊毛が出現した。ははっ、このサイズだと馬鹿でかいイソギンチャク
に見える。あれじゃあ繊毛というより触手だ。
と、余裕かましてる場合じゃない。早く脱出しないと、こっちが獲物にされてしまう。
武器は吸い込まれた時どこかに行ってしまったらしく、見当たらない、けど、腰のホルダー
につけておいた剥ぎ取りに使うナイフはまだある。これで血路を切り開く!
ナイフを引っこ抜き、不安定になった足場に、苦労しながら立ち上がる。しかし、足元と
ナイフに注意が行っていたため、私は頭上の危険に気がつかなかった。
「あぶっ!」
立ち上がったら、目の前に雷光虫の群れがあるってのはいたずらが過ぎるんじゃないですか、
運命さん。
頭から雷光虫の群れに突っ込み、当然のように何ヶ所か刺された。たちまち全身が麻痺し、
私は、なすすべなく昏倒した。そりゃもう豪快に大の字でひっくり返ってやったわよ、
くそったれ。
ざんねん、わたしのぼうけんはここでおわってしまった。
お父さんお母さん先立つ不孝をお許しください。
アイルー達、あなた達の作った料理、いつも大変美味しゅうございました。
生きながら消化されるという恐怖から少しでも逃れようと、私はどうでもいいことを考え続
けた。
しかし、いつまでたっても、消化液が噴出すようなことは起こらない。
よく考えてみたら、ここには大雷光虫が生息しているんだ、ヤマツカミの食事のたびに消化
液で満たされるようなことになったら、雷光虫だって生きていけない。
そう考えて、少しだけ落ち着けた。じゃあ、どうやって消化するんだ?それともここは消化
器官じゃないのか?
その疑問はすぐ解決することになった。倒れた私に繊毛が、いや、もうこれは触手と言うべ
きか、その触手が伸ばされ、全身を探るように撫でられる。やがて、防具の内側にまで入り
込み、私の素肌の上をウネウネと気色悪く這い回る。
「んっ…く…はっ」
こ、これは、マヒってるからまともな声にならないだけで、感じてるわけじゃないからね!
いくらなんでも、こんなものに欲情する変態じゃないわ!
…変態じゃ無いはずなんだけど
「はぅ…ひっ…んく」
声が漏れるのを止められないのはどうして?
やがて、防具が邪魔だと気が付いたのか、触手が防具を引き剥がすような動きを見せる。が、
防具は金属製のとめ具で固定されている、そうそう簡単に外れてたまるか。
しばらく、悪戦苦闘を続けていた触手だったが、不意に動きが変わった。私を押さえつける
ように、全身の要所要所にきつく巻きつく。
身動き一つできなくなった私の、防具のとめ金めがけて、少し太い触手が慎重に近づいてきた。
そして、その触手から、わずかに液体が噴出し、防具のとめ金にかけられる。
そのとたん、金属製のとめ具がしゅうしゅうと音を立てて溶けていった。
なるほど、これなら雷光虫を巻き込まずにピンポイントで獲物を消化できるわけね、って
そんな悠長なこと言ってる場合じゃない。何とかしないと本気でヤバいって。
気が付いたら、全身の防具は残らず剥ぎ取られ、インナーも破られていた。そりゃそうだ、
インナーなんていくら丈夫な素材とはいえ、金属に比べたら強度など無いも同然だもん。
邪魔者がなくなったとばかりに、触手の群れが私の体へ殺到する。
「ぃ…やぁぁ…」
必死になって振りほどこうとしても、体を固定している触手の力は思いのほか強かった。
まだ体が麻痺している事もあり、僅かに身をよじるのが精いっぱいだ。とても外せそうに
ない。もっとも、麻痺をしていなくても、外せるかどうか分からないほど力が強い。
やがて、体を這いまわっている触手から、ヌルヌルした何かが分泌され始めた。消化液か
と思い悲鳴をあげかけたけど、少し様子が違う。今のところ、ヒリヒリするとかの、体が
溶けているような感じはしない。ただ、私の体のその液体が触れた部分が、じんわりと熱
を帯びてきている。
異様に粘りつくその液体を、触手は私の体に刷り込むようにして塗りつけていく。
「うぅ…あぁぁ…」
ゆっくりと、しかし確実に、体に変化が表れているのを感じた。熱がうずきへと変わり、
私の理性を追いついめる。何か媚薬のような成分が含まれているんだろうか?
「はぁ…っん…っはぁ…く」
全身がその粘つく液体にほぼ覆われた時、私の呼吸は乱れ、全身が微かに震えていた。
だめ、まるでカゼをひいた時みたいに体がダルく、力が入らない。頭もボーっとする。
目の前に新たな触手が迫ってきた。
「…ひっ、ぃやぁ、んっぐ」
いきなり、口に押し付けてきた。息を荒げていた私は、口を閉じて抵抗することもできず、
触手の侵入を許してしまった。口いっぱいに触手の感触が広がる。思わず吐きそうになるが、
触手はお構いなく好き勝手に私の口を蹂躙してゆく。正直、気持ち悪いし、苦しい。早く
出て行って欲しい、けれど触手は何が気に入ったのか、舌を絡め取り、歯ぐきをさすり、
喉を突く。
そうしてしばらく私の口を弄んでいた触手が、小刻みに震え始めた。ちょ、ちょっとまさか!
そのまさかだった。触手は一度大きく震えると、私の喉奥めがけて粘ついた液体を噴射し
始めたのだった。たちまち出口をふさがれた口は液体で一杯になり、窒息しないためには、
それを飲み込む以外方法はなくなった。私は屈辱の涙をこぼしながら、その液体を飲んだ。
どろりとした液体は、思いのほか甘く私の舌と喉を刺激する。後から後からと際限なく注
がれる液体に、だんだんと飲むことに対する抵抗感が薄れていく。
「っんく…ぷはぁ…はぁ…はぁ」
ようやく口が解放された時には、お腹にハリを覚えるほど大量に液体を飲んでいた。
「…一体、何なのよ…」
何を飲まされたかは、なんとなく予想ができる。体に塗りつけられたものと同じものなん
だろう。
ただ、その結果、私の体がどうなるかについては、考えたくもない。ろくでもないことが
起きるに決まってい…
「うぁ…んはぁ…ひぅ」
突然、それはやってきた。お腹の中に灼熱感が生まれたかと思うと、一気に全身へと広がる。
全身を倦怠感が包み、ダルくてたまらない。視界がグラグラ揺れる。たまらず強張ってい
た体の力を抜き、ぐったりと四肢を投げ出す。すると、まるで宙に浮いているかのような
感覚を伴った快感に全身が支配された。もう体の力の入れ方が分からなくなってくる。
そのくせ皮膚の感覚が変に敏感になり、体を弄っている触手や、背中に当たっている肉の
壁の感触が心地よく思えてしまう。視界がかすみ、何かが見えているはずなのにそれが何か
分からない。
そして何より、頭の中が霞がかかったようにぼんやりしてきた。考えがまとまらない。
ヤバい、頭の片隅で理性が警告しているけど、もう、私には何がヤバいのか分からなくなっ
ていた。
結局、私はすべての思考を放棄し、触手に身をゆだねてしまった。
全身を、心地よい柔らかな刺激が包みこんでゆく。
脇の下が突付かれる。太ももか絞り上げられ、するすると擦られる。乳房を絞った触手が
小刻みに震え、先端に絶え間ない愉悦を流し込んでくる。
やがて、股間にすり寄ってきた触手が、私のお尻の穴をツンツンと突き始めた。
「ら、らめぇ…やらぁ」
もう呂律が回らない、抵抗もできない、それでも微かに残った理性が、抵抗の意思を示す。
触手は抵抗できぬ私にさして苦労する様子もなく、アナルをこじ開け体内へと侵入してきた。
粘液の効果か、痛みはほとんどなかった。アナルバージンにこだわるつもりはないけど、
初めて受け入れたのがこんなのだと、やっぱり悲しくなる。
「あぁっ…いぁっ…ひゃぅ」
触手が蠕動運動を開始した途端、私の体が勝手に反応し、無意識に喘ぎ声がこぼれる。
先ほど感じた悲しみなど、一瞬でどこかに消え去ってしまう。
体内をのたうつ触手の感触が、筋肉を押しのけるその圧迫感が、なぜか妙に気持ちいい。
「うぁ…あっ…くぁ」
触手の動きに合わせて、声が漏れる。おへその下あたりがカッと熱くなっているのが分かる。
触手が動きを止めた。小刻みに震え始める。私はその動作に、更なる快楽を期待していた。
何を期待しているんだ、と微かに理性が戻りかけたその時、触手が私の体内に大量の粘液を
放出した。
「ひっ!…んぁぁっ!」
その衝撃で私の意識がトンだ。今までイッた経験は何度かあるけど、これはそれ以上、
快楽が積み重なって、階段を上るようにしてイクのが普通のイキ方だとすると、これは
大剣でかち上げられたみたいと言えばいいのか、強制的にイカされ、しかも戻って来られない。
しばらく、イキっぱなし状態だった。全身が硬直し、視界が真っ白になる。ついでに頭
の中も空っぽだ。触手が体から出て行ったことも気がつかないほど、意識が混濁していた。
しばらく、呼吸がとまるほどの絶頂を続け、ようやく限界を迎えた体が硬直をといた。
ぐったりと脱力し、再び触手の群れに体を預ける。その時、両方の手と足が何かに嵌まっ
ているような感触にようやく気がついた。ゆるゆると右手を見ると、触手を吐きだしている
巨大なイソギンチャクみたいな器官本体に、右手が飲み込まれかけていた。左手と両足も同
じような状態だった。
「ゃあぁ…」
か細い声で悲鳴を上げ、手を抜こうとしてみるけれど、びくともしない。それどころか、
奴らは咀嚼を早め、あっという間に二の腕と太ももの途中まで飲み込んできた。飲み込ま
れた手足を、触手が中で弄り始める。指の一本一本に絡みつき、ゆっくりと、きつく、
ゆるく刺激を与えてくる。
「やめてぇ…」
大の字に固定され、手足を飲み込まれた私は、もはや身動き一つとることはできなかった。
今の私にできることは、快楽と恐怖にすすり泣くことだけ。
やがて、両手と両足にピリピリとした刺激が走り始めた。それは皮膚の表面から、だん
だん体の奥へ奥へとしみ込んでくる。そしてついに、一本の触手がにゅるりと手のひら
を突き抜け、腕の中に入ってきた。
「ひっ!いやっ!いやぁ!」
痛みを感じないことが、かえって恐ろしい。だが、触手は私の恐怖などお構いなしににゅる
にゅると手足に侵入してくる。手が足が壊される、融かされる…喰われる。
私はもう声を発することもできず、ただただ、恐れ慄く事しかできずにいた。
しばらくすると、手足の感覚と侵入してきた触手の存在感が、だんだん曖昧になってくる。
相変わらず手足はイソギンチャクに咥えこまれたままだ。私、食べらてるんだ、喪失感
が心を覆い、絶望が生還への意思を塗りつぶしてゆく。
あぁ、私、ここで死ぬんだ。
死が実感として迫ってくる。それも生きながら喰われるという最悪の、逃れようの無い死。
「…もう…殺して…」
誰に言うとも無く呟く、責め苦に屈した証の言葉。
(ふふ、もう降参かえ?)
不意に、頭の中に女の、しかも時代がかった言い回しの声が響いた。一体何?誰なの?
(つれないのう。お主と妾はもはや一つとなっておるというに)
一体何を、と思いかけて気が付いた。この声の主は…
(そう、お主らがヤマツカミと呼ぶ龍じゃ。久方ぶりに心が通じたのでな、しばし妾の
相手をしてたもれ)
ヤマツカミの思考が、融かされ龍の体と混じりあった私の手足から直接送られてきている
ようだ。
(お主には、我が子を宿してもらわねばならぬのでな、ここでは殺しはせぬよ)
むしろ優しげに、語りかけられる。だけど私には、何を語り掛けられているのか全く理解
できない。触手の毒が私の頭を犯し、複雑な思考を阻んでいた。
(お主には少々、毒がきつ過ぎたかの?このままでは話もできぬな)
手足から何かが吸い出されるような感覚が伝わってくる。それとともに、何か温かいもの
が染み入るように入って来た。
「んっ…ふぁぁぁ…」
柔らかい快楽が、じっくりとしみ込んできた。それなのに、頭の中が少しずつ晴れてくる。
(甘露、甘露、若い女子の生き血は良い。命に満ち溢れているようじゃ)
勝手なことを言っているヤマツカミ。くそぅ、それは私の血だ、返せ。
(お主には代わりに妾の体液を与えた故、これで許してたもれ)
傲然と言い放つ。その勝手な言い草に腹は立つけど、今の私の体と命は、奴の掌の上、
いや、腹の中か、どちらにしろ、私に主導権はない。それに、手足から染み込んでくる
温かい感触が、心地よく感じる。抗おうとする意思が、ゆっくりと融かされていく。
(どこまで話したかの?そうそう、我が子を宿すところからかえ?)
その後、ヤマツカミが語った話によると、ヤマツカミは自身の胎内で卵を孵化させる
卵胎生の繁殖をおこなうそうなのだが、その後、人間でいう子宮に相当する部分である
程度大きくなるまで育てるのだそうだ。だが、このヤマツカミにはなぜかその子宮相当
部分が無いため、私の胎を借りたいということらしい。そのためにこれから私の体をゆっ
くりと作り変えていくそうだ。
こんな話を冷静に聞けるわけもなく、途中何度かパニックやヒステリーを起こしたんだけど、
そのたびに、手足からあの温かい体液を入れられて、落ち着かされてしまった。鎮静効果
のある成分を注入されているっぽい。何か、体と命どころか、心までも奴に握られている
みたいだ。
「なんで、あんたには子宮が無いのよ?」
結局、私は腹立ちまぎれに質問をぶつけるしかすることがない。そうだ、こいつに子宮が
あれば、私だってこんな目にあわずに済んだのに。
(妾も、お主と同じ、もとはただ人だったからじゃ)
ヤマツカミは会話できることが嬉しいのか、妙に饒舌だった。でも、元人間?それが何で?
(200年ほど前かの?胎に子を産み付けられての、その子は妾の胎を融かし喰らいながら
育ったのじゃ)
やがて、人の体をすべて喰らったとき、なぜか彼女の意識がヤマツカミに宿ったということ
らしい。脳を食べずに同化したのかもしれない。真っ先に子宮が喰われ、育ったヤマツカミ
の体にも、その影響からか子宮が無かったそうだ。
もうやだ、聞きたくない。
(尋ねてきたのはお主であろう?)
これから自分の身に起きるかもしれないエログロスプラッタな話を、喜んで聞ける奴がいたら
会ってみたいもんだわ。その場で私と代わってもらうから。
(ほう、そうかえ、そのわりに、お主のここはずいぶんと湿っておるようじゃが?)
触手が、私の股間をゆっくりと撫ぜる。
「ひっ…そ、それはっ…あんたの毒の…」
(妾の毒だけでは、ここまで湿ることは無いのじゃが。お主、そういう気があるのではない
のかえ?)
ヤマツカミの言っていることは嘘だ。強制的にとはいえあれだけの絶頂を味合わされている
のだから、愛液が出ていないわけはない。
「か、勝手なこと言わないっぃい!」
触手が私のクリトリスを強くはじいた。不意の衝撃に心が乱れる。ホントに私はそういう気
はないと言いきれるんだろうか。自分の事なのに自信がなくなってゆく。
(そのほうが幸せかも知れんぞ、どうせ逃れられぬのならば、楽しんだほうがよかろう?)
くそっ、くそくそ、何でこんなに好き勝手言われて、体を壊されて、ゆっくりと殺されて
いくのに、何で、何であそこが熱くなってくんのよ。
(さて、すでにお主の体も心も妾のものじゃ、次はお主の思い出を味わおうかの)
昂りをはらんだ熱っぽい声でヤマツカミはささやく。と、頭の中にぬるりとした、しかし
実体のない何かが、じわじわ侵入してくるのを感じた。
「やめてぇ!、あ、頭の中にまで入ってこないでぇ!」
たまらず悲鳴を上げ泣き叫ぶ。
(安ずるでない、苦痛も恐怖も感じることはない故な)
や…だぁ…あた…まが…壊れ…
(ほほ、久々の愉悦であったぞ。お主の記憶、とっくりと味あわせてもらった)
ヤマツカミの声とともに、頭がゆっくりと働き出した。今までの記憶は…よくわからない
けど、とりあえず違和感はない。今のところ私は私でいられそうだ。
(しかし、お主が一人で妾に挑んできたのは、そのような訳があったとはのう)
やめろ、その話はするな。
(ふふ、駈け出しの頃に狩り場で同行者どもに…)
やめて、お願い、思い出させないで…
(寄ってたかって犯されるとは、なかなかに得難い体験じゃのう)
あぁ、やっと、思い出さなくなったのに、一人で眠れるようになったのに。
(それで、他人と組むのが怖くなったか)
そうだ、確かに私が一人で狩りをしていたのは、そういう理由がある。あれはまだハン
ターになって間もないころ、たまたま知り合った連中と狩りに出かけた。狩り場で女性
のハンターに不届きなことをする連中もいる、とは聞いていたけど、その時は私以外に
も女性がいたから大丈夫だと思っていた。そしたら、その女もグルだったんだ。そいつ
は、何も知らない女がレイプされるのを見るのが趣味の最低な奴だった。私は男二人に
さんざんレイプされた揚句、狩り場に放置された。そのまま死ぬと思ったんだろう。
私は運よく生き延びた。ただ、証拠も何も無かったから、レイプについては泣き寝入り
するしかなかった。
私の目から涙がこぼれていた。封印したはずの過去を掘り起こされ、目の前に突き付け
られた。矜持とかプライドとかそう呼ばれるものが、私の心の中でぼろぼろと崩れ落ち
ていく。
(そのような思いをし、お主はなぜ人であろうとするのかえ?)
ヤマツカミの声が、私の頭に柔らかく染み込んでくる。だってそれは、私が人間だから…
(ならば、これからはどうなのじゃ?恨みを晴らしたくはないのかえ?)
確かに、私はもう人でなくなりつつある。いいんじゃないか、欲望のまま生きたとして
も。体面を取り繕う必要も、法を犯すことを恐れる必要も…ない…
(どれ、お主に、人ならざる物の世界を見せてやろうかのう。己の欲のままに生きる事
の快楽、とくと味わうとよい)
そういうと、触手が私の体すべてを覆った。ゆっくりゆっくり、触手が私の中に侵入し
てくる、アナルに、性器に、臍、耳、口、鼻。目にも柔らかいものが押し付けられた。
その生温かい肉の中で、私は言い知れぬ解放感と充足感を得ながら、意識を失った。
意識を取り戻すと、私はうつぶせの状態で宙に浮いていた。
「ッ!」
びっくりして叫んだつもりが、声が出せなかった。慌てて周囲を見渡す、どうやら古塔
の上空のようだ。自分の体がなぜか見難い。目の前にあるのは、自分の体から生えてる
と思われる一対の巨大な節のある触手。そして、苔の生えたヒレのある手足。
よくわからないが、どうやら私はヤマツカミの体を自分の体として感じているようだ。
ということは、このヤマツカミの体はさっきまで私を犯していた奴のものなのか…
一体どういうつもりよ、私の体はどうなったの?と、問いかけたくても声が出ない。
思い出してみれば、ヤマツカミの口じゃあ発音でそうにないもんな。
それに、さっきまで五月蠅いほど思考を送ってきていたヤマツカミの意識からの返事も
ない。
状況が飲み込めず混乱する私の、(ヤマツカミの)腕に微かに痛みが走った。そちらに
視線を送ると、古塔の頂上に、3人ほど人がいた。手に手に巨大な武器を持っている。
ハンターだ。多分、私を、っじゃなくてこのヤマツカミを討伐しに来たのだ。
ということは、私が受けた討伐依頼は失敗ってことになったんだ。その程度の時間は
たっているわけね。どちらにせよ、今討伐されるわけにはいかない、逃げるか。
どうせ飛べるんだ、人から逃げる事なぞ、どうってことはない。
だが、身をひるがえそうとした時、そのハンター達の顔が見えた。
(どくん!)
心臓が大きく脈打つ、この心臓はヤマツカミのものか、私のものか?
そのハンター達に見おぼえがあった。いや、忘れたことなど一度として無い顔がそこ
にあった。
そう、かつて私を犯し、狩り場に置き去りにした奴らだ。そいつらが今度は狩りに来
ている、この『私』を。視界が怒りで真っ赤に染まった。殺す、殺す、コロシテヤル。
奴らの装備は、太刀の男、双剣の男、ライトボウガンの女。フン、あの時と一緒か。
まず、私は女に掴みかかった。攻撃が来る事など予測していなかったのだろう、女
はあっさりと私に捕えられる。
「そんな!マツカミが掴みかかりをするなんて、聞いてないわよ!」
何か女が叫んでいるが無視し、腕に力を込める。
「きゃっ、がはっ!」
「いかん!助けろ!」
「てめえ!離しやがれ!」
男二人が、口々に何か言いながら、女をとらえた腕のほうに向かってくる。私はそい
つらを、残った腕でなぎ払う。
「ぐわっ!」「ぎゃ!」
二人まとめて吹き飛ばしてやった。はは、太刀と双剣じゃあ、ガードできないもんね、
抜刀していたらまともに食らうしかないわねぇ。
「こ、この、離せぇ…」
女が捕まったまま、ライトボウガンを発砲してきた。五月蠅い、少し黙ってろ、と腕
ごと塔の床に叩きつける。
男の内、一人が立ち上がってきた。何か叫びながら双剣を構える。大方、女の名前で
も呼んでるんだろう、五月蠅いよ。無造作に腕を振り下ろす、男の真上から。
ぐしゃり、と小気味良い音がして男の半身が潰れた。ふふふふ、ザマアミロ。
男は糸が切れた操り人形のように、その場に倒れた。さて、もう一人は、っと。
ああ、いたいた。なに、仲間見捨てて逃げようとしてるよ、こいつ。
その背中に、腕を叩きつけてやった。哀れにも吹っ飛ぶ男。ふふふ、お前は後何発で
死ぬのかな?ははははは、そらもう一発。あッははははは、無様ねぇ、潰れたカエル
みたいな声出して、ほら、まだ生きてる?あははは、ほら、ほらぁ!
あぁ、死んじゃったかなぁ?ふふふふははははあっはははは!
さて、じゃあ最後に女を。あら、力を入れ過ぎたかしら、泡吹いてぴくぴくしてるよ。
せっかく私と同じ目にあわせてやろうと思ったのに、まいっか、こんなのを喰らったら
『私』が穢れちゃうもんね。
おら、起きなさいよ!塔の床に投げ捨ててやる。ショックで目が覚めたかなぁ?
ああ、見てる見てる、目を見開いて引きつった顔で見てる。
じゃ、さよなら。
私は一気に体を落とす。腹の下から、何か小さな生温かい物のが潰れた感触が、微かに
伝わってくる。その感触が、私にたまらないほどの愉悦を送り込む。
はははは、潰れた潰れた、ザマアミロ、ハハハハ、アッハハハハハハ!
(ずいぶん、楽しんでおるようじゃのう)
唐突に、ヤマツカミの声が聞こえる。
(ほう、これはまた、ずいぶんと派手にやったものよ)
高揚していた気分が、冷や水を浴びせられたようにしぼんでゆく。
あわてて周囲を見渡した私の、視界に飛び込んでくる凄惨な光景。最早、死体というよりも、
かつて人間だったものの残骸が散らばる古塔。
わ、私は、なんてことを…確かに、連中を憎んでいた。殺してやりたいとも思っていた。
けどこれは…
(まさしく、鬼畜の所業よな)
ち、違う。私はこんな事、望んでなんか…
(お主が、自分の意思で成し遂げたことであろう?)
違うと拒絶したかった、けど、できない。確かに自分の意思でしでかしたこと。私が
望んでやったこと。逃げることだってできたのに、逃げなかった。適当に痛めつけて
追い払うことだってできただろうに。そして何より、快感だったのだ。彼らの悲鳴が、
いたぶり、命を奪うことが、たまらないほど気持ちが良かったのだ。
(お主、それでもまだ「人」のつもりかえ?)
ヤマツカミの言葉が、私を絡めとるように響く。
心が奈落の底に落ちていく、決して逃れられぬ底なしの闇に。それは私の業。もう、
私は人間じゃない…
心の奥で誰かが泣いていた。助けてと叫んでいた。私にはそれが誰なのか、もう分か
らない。
ソシテ、ワタシハ、コワレタ。
ねえ、シテよ。私に子供産み付けるんでしょ?そのために体を作り変えるんでしょ?
だったら、早くそれをシテよ。
(ほほほ、ずいぶんと素直になりおったのう。ならば、始めるとしようかの)
体の感覚が、一気に私本来の、ヤマツカミの体内で固定されている方の体に戻った。
いきなりの感覚の変化に頭がくらくらする。それが冷めやらぬうちに、触手が全身に
襲いかかってきた。
「あ、あぁん」
私は誰はばかることなく、悦びの声をあげ触手を歓迎する。嫌悪感などはもう微塵も感じない。
触手が、私の全身に、あの媚薬入りの分泌液をなすりつける。
乳房を触手が縁取るように絡め取り、乳首を先端に付いた小さな口に含む。ゆっくり
と吸い上げ、舐め転がされる。胸から、甘い快楽が全身へと広がってゆく。
「んはぁ!いぃ!いいのぉ!」
今まで、さんざん弄ばれたせいか、体は即座に反応し始めていた。
触手が、耳たぶを舐め、クリトリスを弾き、臍を弄り、アナルを責める。口に押し
入り舌を絡め取る。
「んっ…んふっん…」
全身から押し寄せる快楽に、意識が押し流される。何も考えられなくなる。
「んんっ!」
体が強張り、意識が悦楽の高みへと追いやられる。体を犯され、心を嬲られ、記憶すら
弄ばれた私には、もう快楽に抵抗する術も、しようとする意志すら残されていない。
全身が、余すところなく犯されていた。咥えこまれ、消化されつつある手足を、ねちねち
とかき混ぜられることすらこの上ない快楽に感じてしまう。
でも、一か所だけ、責められていない部分がある。私の熱くぬめる女の中心。もう
犯してほしい。めちゃくちゃに突いてほしいと思うのに、なぜか触手は手を出さない。
(女陰(ほと)に欲しいのかや?)
夢中で頷く。早く突っ込んで、早く私を壊して。
(そうかえ。では、くれてやるとしようかの)
ヤマツカミの言葉とともに、私の性器に触手とは感触の違う、太くて堅いものが
押し当てられる。びくんと、被虐の予感に体が震える。
(それ、お主自身で、存分に妾を感じるがよい)
私の肉をかき分けつつ、それは押し入ってきた。
「んんっっ!」
それだけで、絶頂へと導かれる。
だが、それは私に絶頂に浸る余裕を与える事なく、動き始める。ゆっくりと抜かれ
いきなり突かれる。ねじりを加えられ、あり得ない場所を突かれる。かと思うと、
小刻みに震え、大きく脈打つ。
「んっぷはっ!…っあ!…っく、いっちゃう!」
口を開放されたものの、もうそんなことは気にならない。あまりの快楽に、全身が
溶けていくような感覚。本当に融かされているかもしれない、でも、もうそんなこ
とはどうでもよかった。もっと気持ちよくなりたい。もっと続けてほしい。
「もっとぉ、もっとして!めちゃくちゃにしてぇ!」
(その乱れた姿、そそるのう。愛い奴じゃ、骨の髄まで犯し抜いてやろうかの)
全身を嬲っている触手が、粘液を噴き出す。瞬く間に私の体はその液体に覆われ、
妖しくぬめった。アナルに侵入している触手同様に粘液を噴出させていた。体の外
だけでなく、内側にも大量に注がれる。体の外と内から同時に触手に汚される。
「あぁ、も、もっと汚して!もっと犯して!もっと!もっとぉ!」
(ふふ、そろそろとどめをくれてやろう。人として感じる最後の快楽じゃ。存分に
貪るがよい)
私の中の肉の棒が、一段と膨れた。そして、胎内に吐き出される、大量の異様に
冷たい何か。
「いっ、ぎぃぃぃ!っあぁ!」
異様な感覚が、さらに快楽を強め、私を絶頂へと突きあげる。
その絶頂の最中にも、冷たい何かはゆっくりと体の中へ染み込んでくる。
体の細胞の一つ一つが、別のものに置き換えられていく。ゆっくりゆっくり、
人としての存在を書き換えられていく。全身が得体の知れない何かに犯されていく。
「あぁっ…っく…はぁっ」
全身から送られてくる、壊され作り変えられる細胞の断末魔の悲鳴。人間という存在と引き
換えの名状しがたい快楽。知覚できる限界を超えたその感覚に、私はゆっくりと意識を手放
した。
(しばし眠るがよい。次に目覚めることができたなら、更なる快楽を与えてやろうぞ。もっ
とも、目覚める事ができれば、じゃがのう)
ヤマツカミの声を遠くに聞きながら、私の意識は、深淵の闇へと落ちて行った。
〜END〜
以上でやんす
正直どの程度まで受け入れてもらえるかわかりません。
これはやばいんじゃないってのがあったら、ご教示賜りたく、お願い申しあげます。
では、これにて。
グッジョブ
個々最近ほんわかしたのしかなかったからこれぐらいのが欲しかった
GJ
エログロを待っていたよ
乙!
眼福を拝ませていただいた
異種姦の醍醐味は、種として絶対解り合えない領域だと改めて実感した次第
>>665 ヤマツカミがこれほど恐ろしい物に思ったの初めてだ・・・しかしGJ!
>>646 今回ラストです
今、俺は大ピンチだ。炎妃龍、ナナがあの時、俺を逆レイプしてきた時と同じように草でできたベッドに俺を押し倒して、あそこをびしょびしょに濡らしている。
おそらく俺が誘ったせいだろう。ナナはハアハアとよだれを口から出し、顔を真っ赤にして興奮している。
それは別にいいんだ。とにかく俺がさけたかったのは・・・
「ナっ、ナナぁ!!落ち着け!!ちゃんと脱ぐから落ち着けって!!」
そう。なんとしても鎧を粉砕されるのはさけたかった。このクック一式をそろえるのに結構金も労力もかかったんだ。
このままだと、ナナはいとも簡単にこのクック装備をバキバキに砕いてしまうだろう。
そしたら前みたいに葉っぱを探して、砕けた装備を着、なさけない姿をさらしながら街に帰ることになってしまう。
そんな俺を無視して、ナナは俺の着ている鎧を脱がせようと顔を近づけるのだが、やはり難しいらしい。
『ギュルルル・・・』
そして、ナナは諦めたらしく、とうとう俺の鎧を粉砕する構えに入った。
絶対に壊されたくない。先生のご加護がついたこの鎧だけは。
「くッ、許せナナ!!」
俺はポーチに手を瞬時につっこみ、中に入っていたものをナナの目の前に突き立てた。
バァアアアアアアン!!!
『グギャアア!!』
俺がナナの目の前に突き立てたのは閃光玉。いくら好きな奴とはいえ、何度も何度も鎧を粉砕することは許しかねない。
ナナは閃光玉が効いたようで、俺がどこにいるかわからなくなっているようだ。
その隙に俺は草のベッドから抜け出し、洞窟の端っこでせっせと鎧を脱ぎ捨て、裸の状態になった。
これでひとまず安心だろう。クック先生が壊される可能性はなくなったはず。
『グルルルルル・・・』
まだよく見えないのか、キョロキョロ辺りを見渡し、俺を探しているようだ。
「ナナこっちだよ。ごめんな、ちょっと手荒なことしちまって・・・」
そう謝りながらここにいると気づかせようと俺はナナの頭を撫でてやる。
そうすると、一時は止まっていたよだれのだらだらもまた再開され、ナナは再び息を荒くした。
「はは・・・そんなに急かすなって・・・んグッ!!?」
突然ナナが俺の口に自分の口先をくっつけてきた。いわゆるキスってやつ。
強引にキスしてきたナナはとてもうれしそうな顔してる。そんな愛くるしい表情がさらにこいつを愛しくさせる。
こいつの性格が強引になることがあるなんていうことは出会った当時からわかっていたことさ。
そしてキスをしたままナナは俺を地面に押し倒した。ナナが俺の口の中に舌を入れてくる。
肉厚な舌が小さい俺の口の中に入ってきて、すこし無理やりな感じがある。
(いつのまにディープキスなんて憶えたんだろう・・・)
そんな事を考えながら俺はお返しにナナの舌に舌を絡ませ、完全なディープキスとなった。
好きな者達がするキス。愛し合う者達がするディープキス。俺は今までそう教わってきた。
(ナナ・・・俺達・・・愛し合ってるって事で・・・いいんだよな・・・)
ナナに口を遮られているため、直接聞くことはできないが、心の中でそう問うだけで俺は十分だった。
互いの口の中に舌を入れたり、入れられたりとその繰り返しがしばらく続いた。
地面の砂が背中にこすれて少し痛いが、ナナとディープキスをしているうちにいつの間にかそんな事は気にならなくなってる。
口を離すと、俺とナナは同時にプハアと息を吸い込んだ。うるうるした瞳でナナは俺を見つめてくる。
「ナナ、ずっとお前と一緒にいたい。これからもずっと・・・」
そしてまた口付けを交わす。今度は俺から先にナナの口の中に舌を入れてやった。
もう俺達の間には異種間などという壁はない。俺はやっぱりこいつが好きだ。いや、愛してる。
この想いは、もう誰にも変えることなどできやしない。異種愛なんて言葉はこいつに出会うまではそんなこと信じてなかった。
所詮は人間と動物。互いに縄張りを奪い合い、殺しあう。愛し合うなんてもってのほかだなんて思っていた。
だが実際に異種愛はあったのだ。今俺はその異種愛というものに溺れている。ナナもそうだと俺は信じたい。
「さあナナ、きていいよ」
口を離し、ナナに言った。逆レイプ、唯一ナナとセックスできる手段であろう。俺が逆レイプを容認したらそれは逆レイプというのかどうかわからないわけだが。
ナナが街に来てしまった時にわかったのだが、ナナは不意打ちの秘所への攻撃がすごぶる弱いらしい。
いきなり挿れられてしまうと、すぐにイってしまうようだ。
だからといって普通のセックスに発展させようとすると、今わかるようにナナは興奮状態になってしまい、逆レイプしたい衝動が高まってしまう。
普通に俺からせめようとすると、ナナがいきなり俺を押し倒してくるのは大体予想がつく。結局ナナがせめることになるのだ。
不意打ちをして、ナナがイっても俺だけ出し入れを繰り返すのも可能なのだが、セックスは楽しむものだ。ナナが嫌がっているのに一人だけでヤるのはあまり好きにはなれない。
なので俺とこいつの間にはずっと普通のセックスなんてものは来ないようだ。ナナからせめさせるしかない。
まあ、こいつと愛し合う事ができるのならば別に俺はかまわないわけだがな・・・。
『グルルウン!』
私は一回唸ると、すでに勃っているアカルのペニスに顔を近づけ、丹念に舐め始めた。私の肉厚な舌が彼のペニスを包み込む。
「クウっ・・・ハァ・・・」
感じてくれているのだろうか。彼は嬌声をあげながら涙目になっている。
彼のペニスを牙で傷つけないようにフェラするのは結構苦労するが、彼の味がそんな疲れなど忘れさせてくれる。
「ナ・・・ナナ・・・もっと・・・もっとしてくれぇ・・・」
喘ぎながら私にアカルは言う。そんなの、言われなくてもわかっている。
今の私はあの時と同じようにビッチだ。多分、アカルが私との性交を拒否しても、私はやめることはないだろう。
だが、そんな私をアカルは受け入れてくれている。普段の私でもビッチでもアカルはいつもと同じように接してくれているのだ。
そんな彼のために私は一生懸命がんばろうと思う。精一杯彼を気持ちよくさせてあげようと。
「いいぞナナ・・・すごい気持ちいい・・・もしかしたらお前、前世ヤリマン野郎だったりして」
アカルはクスクスと笑う。彼が笑うと、私もうれしくなる。
もしアカルの言うように私の前世がヤリマンだったとしても、私は今はアカルだけを愛している。
ビッチはビッチでも、一人だけを愛しているのだ。
もし他の奴が私に性交をせまってきて、いやらしい気分になってしまったならばすぐさま自分の秘所に尻尾をつっこみイく。
ヤリマンになってしまうのだけは絶対に嫌だ。それでアカルが私を嫌ってしまうかもしれないから・・・。
「ハァ・・・ハァ・・・ナナ・・・好きだ・・・」
アカルが私の額を手で撫でてくれる。アカルの手のあたたかさを感じ取ることができた。
彼の好きだといった言葉。さらに私の興奮を引き立てる。
フェラのラストスパートとして、舌でペニスを思い切り締め付けた。
「ナっ、ナナぁ!!で・・・出るぞ・・・!!」
彼の嬌声が聞こえた後、私の口膣内に彼の精液が射精された。
その際、若干彼の精液が私の口から漏れ、地面の砂の中に消えていった。彼の液体の熱さが口の中から脳へと伝わってくる。
ごくんと私はクーラードリンクを飲んだときと同じように彼の精液を飲み干した。だが、私はまだ満足してはいないようだ。
「ハァ・・・ハァ・・・まだ終わってないんだろう・・・?ちょっと待ってな・・・今勃たせるから・・・」
彼はそう言うと私に背中を向けて、自分の萎えてしまった生殖器を勃たせようとペニスを握った。
『早く、早く!』
「ははは、ちょっと待てってナナ。・・・じゃあ我慢できないんだったらこっちに来な」
私は彼に促され、アカルの側に来た。彼は少し呆れたような表情してる。