【人形劇】新・三銃士でエロパロ【NHK教育】

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249名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:26:55 ID:n8l0ZpRo
>>242
それいいな

ダルミレ、アトミレ、ロシュミレ、ボナミレ(?)は鉄板として
両者の経験値の高そうなポルミレも魅力的だが
アラミレからどうしようもないエロスの香りを感じ取った
250名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 20:31:23 ID:0Cfgxdww
>>249
同じくw
誰かこのシチュで男たちがミレディーを弄ぶSS書いてくれー
251名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 21:00:13 ID:s/8B/YZ4
>>248
何ヵ月後にコンスが身ごもって子供を産むんだけど
その子供がコンスに瓜二つで、でも瞳の色だけはアラミス似のブルーだったりしてなw

だってまだお互いにまだ好意残してるだろう中で、元恋人と同居してんだぞ?
ボナがミレディー追っかけてる間に、何かの間違いがあってもおかしくな(ry
252名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 11:28:26 ID:ThaCD26F
>>251
その前にボナはさせてもらえるのか?
253名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 20:32:32 ID:qZkZe8+d
>>252
「コ〜ンスタ〜ンス」
「およしになって」

>>251
そんなことになったらアラミス、懺悔の嵐でまた引きこもるぞ
254名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 20:48:49 ID:FPxEs6hk
ダル「アトスさん! アラミスさんがまた修道院にこもってしまいました!」
アトス「ほっとけ、あいつは毎年、年に1〜2回ああなるんだ」
255名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 22:35:30 ID:H8GoO3AR
すでに定番行事と化してるのかw >アラミスの引きこもり
256名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 20:02:32 ID:DhARL23G
>>247
アラミスさんに聞こえちゃう……と声を我慢しながら
ボナにされてるコンスタンスを想像しました
257名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 21:10:01 ID:BFRjlJU8
>>256
萌えるw
我慢しきれなくなったコンスの喘ぎ声がニ階まで聞こえてしまうんですね
258名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 20:12:31 ID:pXZGyYU3
>>257
赤くなって戸惑う谷やん、聞こえてないふりをするアトス、
聞き耳を立てるポルトス、必死に理性と戦うアラミスを想像したw
259名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 23:21:51 ID:scK/Bdxe
1F
ボナ「コ〜ンスタ〜ンス!!」
コンス「ああんあんあんあん!」
2F
ポルトス「今夜も下が騒がしいなぁ」
ダル「アトスさん」
アトス「なんだダル」
ダル「ちょっとボナシューを殺ってきていいですか?」
アトス「俺は止めないぜ?」
アラミス「有益な殺生なら神もお許しになるだろう。さぁダルタニアン、グサッとやってきなさい」
260名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 20:54:44 ID:P4DEleui
>>259
おいw

三銃士の中で一番の経験者はポルトスだろうが
ダル含め他の3人は経験少なそうだな
261名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 19:23:08 ID:LjDAzOuI
アラミスとコンスがあんまり切なくていまだにやりきれないんだぜ…
262名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:46:00 ID:FQ4ydw+W
同じく。
ボナの浮気中に二人でこっそり逢瀬を重ねていると妄想
263名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 22:31:22 ID:Fx1w7gtq
1F
アラミス「コンスタンス…」
コンス「ああ、アラミス様…」
2F
ポルトス「今夜も下が騒がしいなぁ」
ダル「アトスさん」
アトス「なんだダル」
ダル「ちょっとアラミスさんを殺ってきていいですか?」
アトス「俺は止めないぜ?」
プランシェ「有益な殺生なら神もお許しになるだろう。さぁダルタニアン、グサッとやってきなさい」
264名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 09:17:16 ID:AivW8UeA
>>263
猿wwwww
265名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 19:18:46 ID:FHN0rgBT
>>260
ポルトスは場数踏んでるから、テクニックもすごそう
アトスと谷は勢いでいく感じ
アラミスは焦らすのがうまそう
266名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 12:41:14 ID:OHrKu+gP
次スレは教育テレビ総合で立てるべき
267名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 21:36:11 ID:Rv/2ec85
ケティの声、戸田さんだったらしいね。
最後の異種姦は中の人つながりで、ミレディーはやっぱりアトスとくっつきます
という暗示かと思ったが、よく考えたらロシュフォールも同じ声だった。
268名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 23:19:31 ID:X0wB3B6I
その発想はなかった
269名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 05:12:45 ID:RLshKDaS
ほしゅあげ
270名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 23:59:47 ID:Du5+XZoN
>>258
ポルトスの反応に吹いたw
猿がポルトスと同じポーズで聞き耳立ててるところ想像してしまった。

谷やんはコンスの声で抜いたりすんのかな。さすがにしないか。
271名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 21:41:01 ID:uX6//2mJ
>>265
ポルトスは女に優しくするのが云々と言っていたから、
相手を喜ばせるためにじっくりサービスして尽くしそう。
それで女たちに受けが良さそうな感じ。
アトスとアラミスは同意。
272名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 13:06:48 ID:nzk4AIZS
しかしベッドの中で高木渉の声聞いたら
噴出しちゃってエロい気分になれなさそうw
273名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 02:43:36 ID:TyNAchKZ
保守がてらに投下します。

・最終回後のアトス→ミレディー←ロシュフォールで3P
・誰得な内容
・無駄に長い
以上、苦手な方はスルーお願いします。
初投下なんで、見にくかったらすいません。
274名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 02:44:47 ID:TyNAchKZ
女を追いかけていた。燃えるような赤い髪に、針金のように細い肢体を持つ女だ。


その女とのある一件以来、落ち込んでいた自分に、新しい銃士隊長である青年が特別に休暇を与えてくれた。
後を追いかけるかどうか迷っていた自分の背を押してくれる、心憎い計らいだった。そんな頼もしい成長を遂げた青年に不器用な礼を述べると、照れ臭そうに笑いながら見送ってくれた。

そして、幸運なことに案外早く彼女を見つけることができた。元々、目立つ方である女なのだから当然と言えば、そうかもしれない。
とにかく、逸る気持ちを抑えながら彼女の泊まっている宿屋に入った。
そこまでは何もかも順調だったのだ。
275アト→ミレ←ロシュ 2 :2010/08/15(日) 02:53:35 ID:TyNAchKZ
↑にタイトル入れ忘れました。↑は「アト→ミレ←ロシュ 1」です。



確かに女はその宿屋にちゃんと居た。
問題は女だけではなく、一緒に男も居たということ。しかも、見知った顔の男だった。
鋭い目付きと全身に黒を纏った長身の男といえば、自分の知っている中ではこいつしかいない。
いきなり自分が来たことに、二人はたちまち驚きの表情を浮かべた。
だが、男の方はすぐに睨み付けるような顔つきになったかと思うと、驚いたままの彼女を庇うように立ち塞がった。


それから後のことは詳しくは覚えていない。
ただ、男二人がすごい剣幕で睨み合っているのは他の客に迷惑になるし、何より目立って仕方がないという理由で、
とりあえずミレディーが泊まっている部屋に三人で入った。
そのまま穏やかな話し合いになるはずもなく、男達はしばらく言い争っていた。
ミレディーが自分のことを嫌っていない限りは無理にでも連れて帰るつもりだったアトスに、彼女の考えも尊重してやるべきだとロシュフォールが食ってかかる。
互いの主張を曲げない口論は激しさを増し、渦中の人物であるミレディーが全く入り込む隙間すらなくなった。
そんな状況に呆れたミレディーはベッドに腰掛け、この喧騒を適当に聞き流していた。どうせ、すぐに終わるだろうと思っていた。
276アト→ミレ←ロシュ 3 :2010/08/15(日) 02:56:14 ID:TyNAchKZ
女一人と男二人の重みを受けて、ベッドが小さく軋む。
三人共に困惑や戸惑いの表情を浮かべ、妙に張り詰めた空気が辺りに漂っていた。


何故こうなったかと言えば、男達の止まることを知らなかった口論が原因である。話が進むにつれて互いに大胆な発言が増え、際どい方向に流れ、どちらがミレディーにとって相応しい男か決めることになった。
売り言葉に買い言葉で、引けなくなった二人は半ば自棄になったように彼女に迫った。
ミレディーからしてみれば面倒なことに変わりはないので、持ち前の身軽さですり抜けようとしたのだが、前にはロシュフォールがその長い腕を彼女の細い腰に回して捕らえ、背後にはアトスが力強く肩を抱き締めているので逃げられない。
「ちょっと、離しなさいよっ」
語気を強めて言ってみたが、男達は少しも怯まない。


やがて、痺れを切らしたようにロシュフォールが先に動いた。
ミレディーの顎に手を添えて上向かせ、柔らかい唇を強引に奪う。急な出来事に怯んだ彼女の隙をついて、舌を口内へと滑り込ませた。逃げようとする彼女の舌を絡め取り、思う存分味わう。
「っ!ん……ん、む…んっ」
見せ付けるような熱い口付けに、負けじとアトスは白い項に唇を寄せた。音を立てて強く吸うと、肌理の細かい肌に紅が咲き誇る。
唇をずらしていくつもの跡をつけつつ、ミレディーの服をはだけさせていく。
布が落ち、露になった真っ白な背中にも優しく口付けると、ぴくんと小さく身体が跳ねた。その反応に気を良くしたアトスは、節くれ立った指で背中をなぞるようにして撫でた。
擽ったさにミレディーが身を捻ると、合わさっていた唇同士がようやく離れた。濡れた唇を繋ぐように銀糸が垂れ、すぐにぷつりと切れる。
名残惜しそうにロシュフォールが、濡れたミレディーの口唇を舐めた。
「ん……はぁっ…はぁ…」
荒くなってしまった呼吸を整えようとして吐き出される吐息の艶かしさに、二人は思わず喉を鳴らした。
277アト→ミレ←ロシュ 4 :2010/08/15(日) 02:58:12 ID:TyNAchKZ
背中を撫でていたアトスの手が豊かな乳房へと移り、ゆっくりと揉み始めた。潰れてしまいそうに柔らかいのに、確かな弾力で掌を押し返してくる。
その素晴らしい感触をしばらく堪能した後、硬くなった赤い突起を指で摘まんだ。
「んあっ!ぁあ…んぅ…」
指先で挟み込んで刺激すると、たちまち彼女から甘い声が上がった。
うっすらと紅潮した頬と潤んだ瞳が愛しくて、片手でこちらを向かせて唇を重ねた。昔と変わらない温かさで受け入れてくれるそれを、夢中で貪った。


今度は見せ付けられる側になったロシュフォールは不満そうに鼻を鳴らすと、ドレスの裾へと手を伸ばした。
腰元まで捲り上げると、普段は隠れて見えないすらりとした白い脚が現れた。滑らかな太腿を撫でながら、下着だけを器用に脱がしていく。
覆い隠す布を失った薄桃色の粘膜は、すでに濡れ始めていた。ロシュフォールの冷たい指がほぐすように花弁を愛撫すると、内腿がぴくりと震える。
そのまま指を押し進めると、熱く狭い内壁が指をきつくくわえ込み、溢れた蜜が手に伝い落ちた。
しかし、その指はあくまで奥深くには入らず、浅いところで慣らすように動いたかと思うと、すぐに引き抜かれてしまった。
「……ふぁ、あっ…」
熱く交わされていた口付けを遮って、拍子抜けしたような、或いは物足りなさを含んだ声が女の唇から零れる。
それを聞き逃さなかったロシュフォールはやや満足気な表情をすると、先程まで己の指で弄っていた場所へと顔を近付けた。
「あっ!こら、ちょっと…ひゃ…ぁ」
彼の意図を理解したミレディーは咄嗟に脚を閉じようとしたが、その前にロシュフォールの舌が湿った音を立てながら触れた。
溢れてくる甘美な蜜を舐めとり、わざと音がするように啜れば、彼女は堪らず喘いだ。
「あぁ、っあ……んぁ…ぅ」
舌での執拗な責めに身体はすっかり熱を帯びているのに、何故か昇りつめようとする手前で舌はぴたりと止まってしまう。それを何度か繰り返され、熱は溜まっていく一方だった。
「やぁあっ…あ…ロシュ、フォール……」
耐えられなくなったミレディーが、ねだるように男の名を呼んだ。
「…どうした?」
彼女の求めているものが何かわかっているのに、敢えて尋ねる。
聞きたいのだ。彼女の唇が紡ぐその言葉を。
「…意地悪しないでっ……欲しいの、貴方が…お願い……」
男の理性を崩すには十分過ぎる言葉が耳を掠めた瞬間、一気に彼女を貫いた。
「あぁぁあっ!ぃあ、ぅんっ…」
ぎゅっと絡みついてくる内壁が、蕩けるような快感を与えてくれる。
彼女の後ろにいる男のことなど忘れて、無我夢中で突き上げた。
278アト→ミレ←ロシュ 5 :2010/08/15(日) 02:59:57 ID:TyNAchKZ
「やぁ、ん…んっあぁあ……そんな…はげしっ」
無遠慮に揺さぶられる彼女を、出遅れたアトスは眺めるしかなかった。
淡い桃色の秘唇から赤黒い陰茎が激しく出入りする度に、剥き出しになった魅惑的な白い尻が誘うように揺れる。
アトスは生唾を飲み込むと、ゆっくりとそこに手を伸ばした。
「ひゃあぁ!?な、なにっ…」
急に感じた後ろの違和感に振り向けば、アトスが尻肉を左右に押し拡げていた。
男の人差し指が中心の窪みに侵入すると、その異物感にミレディーは小さく呻いた。
加えて、埋められた指はその場で円を描くように動くので、むずむずとした感覚は快なのか不快なのかわからなくなっていく。
「…いくぞ、力抜けよ……」
「……え?」
不意に異物感がなくなったと思えば、熱い塊が重く押し込まれた。指よりも圧倒的に大きいそれが、狭い窪みに無理やり入ってくる。
「っひ!?あ、や…あ…」
裂けてしまいそうな痛みに、思わず目の前のロシュフォールに縋り付いた。
きつく閉じられた瞳からはぽたぽたと涙が零れ、噛み締めた唇からは苦痛を示す呻きが洩れる。
比例するように強くなる締め付けに出してしまうのを堪えながら、ロシュフォールは彼女の痛みを紛らせようと弾む乳房を優しく愛撫した。
「ふぁ、ああぁあ…っ…ぃや、だめ…っ」
徐々に甘くなっていく声色に、じっとしていたアトスが再び動き出す。
腰を一旦引き、酷く狭い中を浅く突き上げる。それだけでも背筋をぞくりと快感が駆け抜けた。
「あっん…アトス、それだめ…ぇ、何か変な感じ…っ」
戸惑いと快楽が混じった可愛らしい声は、この上なく彼を煽る。
279アト→ミレ←ロシュ 6 :2010/08/15(日) 03:02:42 ID:TyNAchKZ
いつしか男達の律動が呼吸の合った動きになっていた。絶妙な交互の突き上げは、三人に堪らない刺激をもたらす。
いつの間にか男達の間に、おかしな連帯感が生まれていた。
「はぁ…あぁあっ……んぁあ、もぅ…っ」
二人に貫かれながら、ミレディーは切羽詰まったように限界を訴える。
それを聞いた男二人は、より深く、より激しく彼女を突き上げた。前後の結合部が淫らな水音を立て、部屋に響き渡る。
「あぁ、ん…あぁああっ!」
華奢な身体が大きく震え、一際高い嬌声が上げった。
それに促されるようにして、ほぼ同時に男達も達する。彼女の奥深くに差し込まれた二つの欲望が爆ぜ、白濁が注ぎ込まれた。
「……はぁ、っあぁ…アトス…ロシュフォール…」
身体の内に拡がっていく熱さを感じながら、ミレディーが男達の名を呟く。
薄れていく意識の中で、二人の男が愛しそうに自分の名を囁いた気がした。



アト&ロシュ「…というのをしたいんだが、どうだろうか?」
ミレ「だめに決まってんでしょ!?」
アト&ロシュ「(´・ω・`)」





お粗末様でした。
280名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 19:31:14 ID:yFhkhDOM
>>279乙!
だが(´・ω・`)な二人にw
281名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 20:41:20 ID:dfCmy57r
>>279
オチがwww

このネタずっと読みたかったんだ!職人さんありがとう
文章エロいし、ミレディーがすごく可愛かったw
よかったらまた書いてください
282名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:28:15 ID:WXhwTrjj
再放送を見てたら思いついてしまったので保守がてら投下します。
需要があるのかまったくわかりませんが、ボナ×コンです。

・最終回、ボナさんがミレディに温泉から追い出された後
・コンス一人称
・初期の陰険で嫉妬深いボナさん
・いらんところが無駄に長い、けどトン切れ(エロは2の中盤あたりから)
・凌辱風で幸福要素なし。

なので、特に吊り橋以降のボナさんがお好きな方には怒られるかも…
(自分もボナ好きですが)
それはちょっと、と言う方は飛ばして下さい。

それと>>247-259辺りの流れを参考にさせていただきました。
ありがとうございました、勝手にすみません。
283ボナ×コン1:2010/09/07(火) 02:29:15 ID:WXhwTrjj
夜も更けたので、一人で床に就く。今日もあの人は帰ってこなかった。
行く先も告げずに、なんだか勇んで出かけてからもう3日、いや4日?
首飾り事件の後はほとんど戻っていなかったようだったけれど、全ての事件が終わって
枢機卿が失脚してからは以前と変わらぬ風に仕事をし、家にも毎日帰ってきたのに、一体どうしたのだろう。
まさか、何か事件に巻き込まれた?でも最近これといって、周囲に事件が起きているとは聞かないし。
いざとなれば超人的な力を発揮するあの人のことだから、心配には及ばないのだろうけれど…。
明日も帰ってこなかったら銃士の皆さんに相談してみようか、そう思った時、ふと胸の奥が疼いた。
自分では断ち切ったつもりでも、まだ想いが残っているのだろうか。
私が初めて愛した人。私のことを愛してくれた人。
少しだけ夢を見たこともあったけれど、結局それはあの方にとっては神を捨てるに等しい事なのだと、
教会を訪ねて行った時に思い知らされた。
自分は人妻。あの方は司祭。初めから、叶うはずなどない想いだったのだ。

だから、忘れた。

銃士に復帰された後、教会での事を謝りにいらしたけれど、
忘れてください、とだけお願いしたら、どこか寂しげな眼をして黙って去っていかれた。
聡明なあの方のことだから、きっと私の気持ちを察してくださったのだろう、
その後は、大家と下宿人という以上の関わりは無い。
今の生活に不満はないし、むしろ以前より夫と打ち解けているような気がする。
愛している、と言うのとは違うかもしれないけれど、大切な人であるのは確かなのだし。
だから、これでよかったのだ。私はボナシューの妻なのだから。
余計な想いが残っていたとしても、そのうち消えて無くなる筈。

とりとめもなくそんなことを考えている内に、眠りにおちていたらしい。
ガタンという音に眼を覚ますと、寝室の扉が開いていた。
「…あなた?」
暗がりでよく見えないが、確かにすぐ傍に夫が立っている。
そして漂うお酒の匂い。
「呑んできたんですか?一体今日まで、どこにいたんです?」
「どこに行こうと、俺の勝手だろう?」
明らかに酔った声で、此方に身を乗り出してくる。
「なにか酔い覚ましに温かいものでも飲みますか?」
そう言って台所に向かおうと、ベッドから降りかけたところを止められた。
「そんなものはいい。ここにいろ。」
「いらないのなら、いいですけれど…もう遅いですよ。
お休みになるなら、寝巻を持ってきましょうか」
「いいと、言ってるだろう。」
強い口調で止められ、少し驚く。酔う事はあっても
こんな言い方をする人じゃないのに、一体どうしたんだろう。
「何か、あったんですか?」
「別に何もねぇよ。なあ、コンスタンス…」
そう言って、いきなり唇を塞がれた。口の中にお酒の饐えた臭いが広がる。
「やめてください!」
急な事に驚いて、反射的に体を引いてしまう。すると逃げさせまいと両手を掴まれてしまった。
284ボナ×コン2:2010/09/07(火) 02:31:31 ID:WXhwTrjj
夫は私を睨みつけると、腹にすえかねた様な声で詰ってきた。
「やっぱりお前もミレディと同じだな。涼しい顔の裏側で、俺のことを馬鹿にしているんだろう?」
「急で驚いただけです、馬鹿になんて…」
そう言いかけて、今の言葉が持つ意味に気づいてハッとした。
「ミレディ?ミレディさんの居場所が分かったんですか?どうして?」
「俺は地獄耳のボナシューだぞ?金を貸してる連中やらなんやら、
色々伝手を辿ればどうにかなるもんさ。あれだけ目立つ女だしな。」
「じゃあ、アトスさんのために居所を確かめに行っていたんですか?」
「あいつは関係ないだろう?元夫だかなんだか知らないが、ミレディは自分から逃げたんだ。
だったら知ったことじゃねえよ。別にそんなことしてやる義理もないしな。」
「なら、どうしてなんです、こんなに何日もかけて。」
「口説きに行ったんだよ。いい女だからなあ。」
頭を殴られたような気がした。
確かにミレディと組んで私を誘拐したこともあったけど、
確かにバッキンガム公暗殺の時も一緒にいたらしいけれど、
事件の後は以前と変わらず家にいて、優しくもしてくれていたのに。
「…ミレディさんのこと、好きなんですか。」
そう聞くと、フン、と鼻を鳴らして馬鹿にしたような口調で言い返された。
「悪いか?お前だって俺がいない間、アラミスの野郎とよろしくやってたんだろ。」
「何を言うんです、そんなことある訳ないじゃありませんか。」
否定しても聞く耳を持たない、といった様子で私を見る。
「知ってるんだぞ、お前、俺が逃がしてやった後、あの男に匿われていたよな。」
「教会に、です。アラミスさんは紹介してくださっただけで。」
「その後もしょっちゅう会いに来ていたみたいじゃないか。」
「心配して下さっただけですよ」
「どうだか。下心がなきゃ、わざわざそんなことしねえだろうよ」
「あの方はそんな人ではありません」
「あの方、ねえ。」
「!」
嫌味のこもった口調とともに、ベッドの上に倒された。

夫は上からのしかかって私を見降ろしている。酒臭い息が正面からかかり、つい顔をそむけそうになるのを我慢した。
「別に構わねえよ?惚れてるなら惚れてるって、素直に認めちまいな。」
「違います。私は貴方の妻なんですよ。他の方に心を遷したりなんて…」
「じゃあ、何をされようとかまわねえよな」
そういうと、私の寝巻をたくしあげ、強引に首から外した。
無理やり頭を抜いたせいか、寝巻が頭上で縛めのように絡まって、両腕が上手く動かせなくなる。
「何するんですか!」
285ボナ×コン3:2010/09/07(火) 02:32:24 ID:WXhwTrjj
「俺はお前の夫だぞ?何か問題あるか?」
「だって、なんだかおかしいですよ!こんな強引な…」
「素直に、好きな男がいる家でされたくない、とか言ってみたらどうなんだ?」
思わず動きを止めてしまった。見降ろす顔の向こうに天井が見える。その上にはあの人達が、あの方がいる。
そんな私を見て、夫は獲物を追い詰めた狩人のような表情をみせた。
「図星だろ?」
意地悪そうに言われて、追憶に流れそうになった思考が元に戻る。
「違います、煩くしたら聞こえてしまうと思っただけで…」
確かにあの方を愛していた。けれど、もう忘れたこと。それとは関係ない。
「強情だなあ。ま、お前のそんなところは気に入ってるんだがな。」
少し笑いを含んだような声が聞こえ、胸を鷲掴みにされた。
「上の連中はどうせもう寝てるさ。寝てないとしてもいいじゃねえか。
可愛い声、聞かせてやれよ。独り身連中のいい刺激さ」
胸を掴んだ手を動かしながら、面白そうにそんな言い方をする。
「そんな…酷い…」
「女房が別の男に惚れてるってのは、酷いことじゃないのかね」
そう言って、今度は強引に指を中に入れてきた。痛みに悲鳴を上げそうになる。
「ッ!」
「きついな。しばらくぶりってのは確かみたいだ」
「どうして…そんな言い方ばかり…」
「自分じゃばれてないつもりなんだろうがな。
お前さんに後ろめたいところが無いなら、なんで俺を責めない?」
「…え…?」
「俺がミレディとずっと一緒にいたのは知ってるんだろう?
別に命令なんかじゃなくて、惚れて追っかけ回してたってのも、気づいてたんだろう?」
「…」
「言わなくても顔に書いてある。頭のいいお前さんのことだ、
それぐらい察していたんだろう。なのに今日まで一言も無し、か?」
「それは…それは確かに事件の間は色々あったかもしれませんけど、
戻ってきてくださったなら…前と同じように暮らしていけるなら、それでいいじゃありませんか。
わざわざ終わったことを掘り起こさなくたって、あなたが変わらず接してくださるなら、それで…」
言葉の途中で、中に入れたままの指を乱暴に動かされた。
「やっ!」
286ボナ×コン4:2010/09/07(火) 02:33:37 ID:WXhwTrjj
「違うな。」
「なにが…ですか」
答えを返さずに、そのまま中をかきまわされ、もう一方で胸を弄られる。
最初はただ痛みしか感じなかったが、敏感な部分を刺激されるうち、次第に湿ってくるのを感じる。
そんな反応をする自分が、今はやけに穢らわしい。
なのに、潤んだ声が抑えようにも漏れてしまって、それがさらに自分への嫌悪を煽る。
「あなた…やめ、て…こんなの…いや…です…」
なるべく声をたてないよう、必死に息を殺す。
少しでも気を緩めたら、迫り上がる感覚に流されてしまいそう。
けれど、そのせいで泣いているような切れ切れの声でしか抗議できない。
「随分いい声になってきてるぞ?」
挑発的に言われても、否定できないのが悲しい。
「そんな…言い、方…ああっ!」
殊更に強く嬲られて、思わず大きな声をあげてしまう。
そんな私の様子に、嗜虐的な笑みを浮かべて言葉を浴びせかけてきた。
「別にお前さんが俺に惚れてないってのは知ってるさ。だから嫉妬はしねえかもな。
だが、それなりに酷い真似をしたし、しばらく眼の前に現れなかったんだ。
何かと責めるなり、質問したくなるのが人情ってもんじゃないのか?
さっきみたいに露骨に言ってやっても、それでも俺を責めやしない。」
「だっ、て…言っても…仕方、が…」
「ないから言わないし聞かない、ってのは確かにお前さんらしいがな。だが、
そっちにも心に疾しいことがあるから聞けない、って方がずっとありそうな話だぞ。」
「違い…ます…、私には、あなた、だけ…」
「俺はな、詰られるのも無視されるのも気にならないが、見縊られるのは我慢ならねえんだ。
頭のいい自分とは違って、甘いことを言っていれば言葉面で誤魔化せる、とか思ってやしねえか?」
287ボナ×コン5:2010/09/07(火) 02:34:35 ID:WXhwTrjj
「そんな、こと、ないです…どうして…信じて、くださらないの…」
「じゃあ、上に遠慮せず素直によがったらどうだ?」
「それ、と…これ、とは、ちが…んんっ、あ、ぁあ…」
今度は全身を舌でねぶられる。ただでさえ刺激に鋭敏になっているところに、
今までとは違う感覚が加わったせいか、体の中でおぞけにも似た快楽が暴れだす。
体中からお酒の匂いが漂って、なんだか全身が酒塗れになってしまったような気がした。
「おねがい…あなた…もう、やめ、て…」
「正直になればゆるしてやるよ。あの野郎に惚れてる、ってな」
「惚れて…なん…て、いません、し…言わせ、て、どう…するんです…か…」
「どうもしねえよ、お前は俺のもんだ。手放しゃしない。
ただ、誤魔化し通せると見縊られているのが嫌なだけなんだよ」
「誤魔化す…なんて…お願い…信じ、て…私…あなたと…ずっと…」
「本当に、強情だな。」
そう言うと、刺激の手が止まった。少しは想いが通じたのかと安心したのもつかの間、激しく突き上げられる。
「やあああっ!」
体が大きく跳ねてしまう。自分の中を蹂躙する感覚と、伝わらない悲しさが混濁し、
次第にすべてが朦朧とした渦に巻き込まれていった。

それから、どのくらい時間がたったのだろう。
ずっと繰り返し繰り返し、責められ続けた。
最後まで信じては貰えなかった。
これは、他の人を愛した私への罰なんだろうか。
私はこの人を選んだけれど、過去を捨てればそれで上手くいくと思う方が浅薄で、
一度背負った烙印は二度と消せないんだろうか。
…この先、ずっと信じてもらえないままなのだろうか。
夜が明けたら、この人の酔いがさめたら、また日常に戻れるかもしれない。
本来こんな露悪的な言い方を、強引な事をする人じゃない。
けれど…私のせいでそんな風にさせてしまったのだとしたら…。
責められている間ずっと、そんな絶望感に苛まされていた。

最後に「絶対に放さねえぞ」とだけ言うと眠ってしまって、それでやっと解放された。
しばらく放心状態のまま動けなかったけれど、いつまでもそうしてもいられない。
とりあえず絡んだ服を治そうと起き上がって、腕から引き抜いた。
意外なほどあっさり脱げた服を着直していて、ふと天井が眼に映る。
その途端、涙がこぼれた。後から後からとめどなく溢れて止まらない。
一体何のための涙なのか、自分自身にもよくわからないまま、いつまでも泣き続けていた。

−了−
288名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 02:36:50 ID:WXhwTrjj
お粗末さまでした。最初が長すぎorzとか、もう色々ごめんなさい。
実はなんとなくボナさんて不能なんじゃないかなー、という気がしてるもんで、
落ちがこんな形になってます。

正直最終回のミレディストーカーなボナさんには「それはあんまりだ」と
思いましたが、コンスもなんだか「それでいいのか?」で、
上手くいってても結局仮面だよな、と思っていたのがこんな風になってしまいました。
長々と失礼しました。
289名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 17:43:26 ID:j2J37Wxw
ボナコン

ボナシューコンプレックス
290名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 14:45:22 ID:x28s/fnX
保守age
291名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 15:04:33 ID:0ED3Hv+k
あったのか
292名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 02:31:52 ID:eeubhqpt
普段ロム専なので出てくるか迷った >>282
エロよりコンスの悲哀を感じてしまった
それだけ心理を描けてたってことだと思うよ
293名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 09:11:18 ID:Gyz+JOJ3
>>282
ありがとう!面白かった!
聡明な女性をソフト緊縛でなぶりつつ、言葉責めって、なんて好みのシチュなだろう。
ボナの鬱屈も、コンスの諦観と悲哀とかすかな恋心もやるせなくて良かった。
294名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 20:11:18 ID:sUUXJv4Y
今日エロい回だったからあげとく

ダルミレ読みたい!
295名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 04:46:11 ID:gfG+CxTZ
ダルミレは書く人いないのかな。
お互い騙してヤっちゃった仲だしさ。

でも、セックス経験豊富っぽいミレディーが、まだ青いダルに愛撫されて激しく感じてる姿って、なんかエロいぞ。
何か考えて自分で書くかな…

296名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 06:11:39 ID:qIMzWxGW
保守あげ
297名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 19:04:46 ID:/I+oCnia
>>295
書いてください!読みたいです!
298名無しさん@ピンキー
どひゃΣ( ̄□ ̄;)

リクエストきた(笑)
マジ何か考えてみよう。