【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ9【本家も】

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1名無しさん@ピンキー
本編等に登場するポケモンのエロパロSSスレです。
主にポケモン×ポケモンSSやポケ姦SSをここで扱います。
救助隊も探検隊も歓迎!みんな笑顔で明るいスレ!

・ポケ姦・原型・擬人化もOKですが、投下前にどちらか宣言してください
・投稿する際には、名前欄に扱うカプ名を記入し、
 冒頭にどのようなシチュのエロなのかをお書き下さい
 女体化/ポケ姦/スカトロ/特定カップリング等が苦手な住人もいます
 SSの特徴を示す言葉を入れ、苦手の人に対してそれらのNG化を促しましょう
・ここは総合スレです。さまざまな属性の住人がいます。他人の萌えを否定せずマターリ行きましょう。

人間キャラのSSはこちらに
ポケモン その15
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243152196/

過去スレ
【ポケ同士】ポケモン不思議のダンジョン総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190991108/
【ポケ同士】ポケモン不思議のダンジョン総合スレ(2スレ目)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199007221/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ3【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237022355/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ4【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246619016/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ5【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248710461/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ6【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249662019/
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ7【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1252676025/

前スレ
【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ8【本家も】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1255190774/

ポケモン系保管庫
ttp://green.ribbon.to/~eroparo/contents/pokemon.html
2名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:49:52 ID:53WKM7HJ
オツリオ
3名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:52:33 ID:qbpgJ5i7
>>1
乙乙
保管庫はアドレスが変わってる
http://green.ribbon.to/~eroparo/contents/pokemon02.html

このところ1000レス行かないで埋まることが多いな
これも職人様様だなー。ありがとう!!
4名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 08:59:13 ID:NrDnwH6Z
>>1>>1
こ、これは>>1乙じゃなくてコイキングなんだからッ!
5名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 09:32:34 ID:Tmgi87NV
      _         . -――- 、
        \ `ト、    〈   ●    \
        \|  \    ', _         ヽ
         / ̄ `ヽ  V |`>、  > '´
       _/     ぃi\〉、_ >'´
       /   rぃ  ’_,´ (卜 |    <1乙ュウ!
    /  ィ ゝ' ーくr‐|  | \/\
   /ーァ'´ ヽ r=、   ー'  /、 /   ',
  {./-―┐ \こ ___ //ハ      !
   |    レヘ ノ ̄  /⌒)―|  ● |
   |  /l>'´ |    じフ\ /    i
   l/  |     \___/エエ\   /
      /l   /   /   | | \/
      し' \/   /-‐'  | |
         丶-'´|      / |
            丶--r ┬'´
               し'
6名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 16:32:47 ID:AhrnbOOV
>>5
脱がしてぇ
7名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:14:58 ID:xMSgl1b2
そのピカチュウってどう考えても手足の比率おかしいんだよな
8修業中のポケモン♂:2009/12/01(火) 00:15:59 ID:MSMIuBUm
6スレ目にキレイハナの話を投下した者です。
今更ながらですが、『すばらしき夢』が完成致しましたので、投下しようと考えているのですが、三ヶ月近くも間がありましたので、忘れている方が十割だと思います。
ですので、保管庫の方を読んで頂いてから投下した分を読んで頂くか、それとももう一度最初から投下し直し、終わりまで投下するするべきか。と考えています。
どうしたらいいでしょうか?
9名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:25:37 ID:6oqXb/4v
保管庫に在るなら途中からでいいんでないの
10名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:26:17 ID:ySkWR7Cw
ここに2chで有名なやつが放送してんぞwwwwwwww

http://live.nicovideo.jp/watch/lv7470481

大会優勝者だぞ
11名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:30:02 ID:us1q0Q3D
>>8
途中からでいいと思う
12修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:03:31 ID:MSMIuBUm
>>9-11
それならば途中からですが投下させて頂きます。

この話にはキレイハナ♂が、フェラチオ、アナルフィスト、アナルセックス、やおい穴でのセックス、を受け、アナルにローターを入れられる等の表現が含まれております。
これらの行為が苦手な方、またはキレイハナが滅茶苦茶にされるのがお嫌いな方、SFが嫌だ!な方は、華麗なるスルーをして頂くことをおススメ致します。

>すばらしき夢

続きから
13修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:05:04 ID:MSMIuBUm
青紫色のまだら模様があちらこちらに流れていく空間の中に、僕は仰向けの体制で大の字に寝ていた。
不思議なことに、手足を何かで固定されているわけでもないのに、全く身動きがとれない。
何とかしてこの状態から逃れようと必死になってもがこうとするが、まるで金縛りにかかったかの如く、腕と足が命令を聞かず、その状態を保っているのだ。
“もがく”を繰り返し繰り出していると、頭の方からだろうか。かなり遠くの方から薄気味悪い笑い声が聞こえてきた。
しかも、その笑い声は時間が経つに連れて、だんだん大きくなってきている。
それなのに、僕の気持ちは恐怖、ではなく、よくわからない緊張で満たされていた。
理由は大の字で動けないというこのシチュエーションであれば、明らかにどんな立場に立っていることくらいは鈍感な僕でもわかる。
僕の予想が間違っていなければ、これから僕は何者かによって犯される運命にあるのだ。この状況下であれば雄雌問わず誰だってそう考えるに決まっている。
笑い声の主が、丁度僕の頭の辺りで止まる気配がした。同時に笑い声もピタリと止む。しんと静まりかえった中、急にそれは僕の顔を覗き込んだ。
「お、お前は……!」
僕はその顔を見て驚きの声をあげた。なぜなら、今僕が顔合わせしているのはキレイハナなのだが、姿形が全く僕と同じキレイハナだったのだ。
僕は、池に映った自分を見ているような、そんな錯覚に捕らわれた。
「だ、誰だお前は! お前が僕をこんな目に遭わせたのか!?」
僕は目の前のキレイハナに問うた。
次から次に起こるわけのわからない展開に、拍子抜けしそうになり、頭がどうにかなっちゃいそうだ。でも、それでも僕は脱出しなければならない。自分に似た輩なんぞに犯されるなどまっぴら御免だ。
自由に体が動けないのなら、この先どうなるか分からないストーリーであるのなら、口を使って相手から情報を聞き出し、状況を把握しよう。
冷静沈着が僕に脱出のロードを切り開いてくれるのを信じて。
14修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:06:33 ID:MSMIuBUm
「そうさ。僕がお前をそんな目に遭わせているんだ」
声まで僕に似ていた。黒いオーラか何かを背中に纏っているそのキレイハナはにやにやした顔で言う。
「ふざけるなっ、お前なんかのために何故僕がこんな目に遭わなければいけないんだ。早く僕を自由にしろ!」
本当にふざけるな、だった。
上から僕を見下すように見るキレイハナ。正体はどうせメタモンが変身しているに違いない。
紫色のスライム状のポケモンは、変身という技を使うことができると言われているのを思い出した。それは自分が変身したいと思った標的のポケモンを一目視ただけで、姿、形、声、性格、口調までを変身でそっくりそのまま真似ることができるのだ。
奴等は別名生殖族とも言われ、己の子孫を残すためだけに、標的にするポケモンを定めると必ず犯し、己の遺伝子、もとい子孫の遺伝子を残すので、多くのポケモンたちから恐れられている。
「お前の期待を裏切って悪いけど、僕はメタモンなんかじゃないよ」
別に僕はお前がメタモンであって欲しいなんて願っていたわけじゃない。僕は犯される前に脱出することこそが、今の僕の願いなのだ。
それよりもこいつ、今僕が思っていたことに対して答えたぞ。僕の口が気がつかぬうちに声を出していたのかな。
「残念ながらそれは違うよ。僕はお前の考えていることが何だってわかるんだ。だからお前の心の声は全て僕に筒抜けなのさ」
ふふん、とキレイハナは笑った。
「う、嘘だ。そんなのありえない」
「嘘じゃないよ。その証拠に、僕がここに辿り着くまでにお前は僕に犯されると予想していたじゃないか。だから僕に話しかけて、隙あらば脱出を試みようとしているんだろう?」
逃がしはしないから安心してよ、とキレイハナはからからと体を反らしながら笑った。まさかとは思うがここまで正確に読まれているとは。こいつは一体、何者なんだ。
「僕かい? 一目見たときにわからなかったのかな。僕はお前自身だよ。心の裏に住む、もう一匹のお前さ」
目の前のキレイハナは、澄ました顔で僕に言う。
15修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:08:10 ID:MSMIuBUm
「もう一匹の僕!? ということはここはもしや……」
「心の裏世界へようこそ。ここは心の表であるお前が寝ている間、裏の僕が自由に活動できるように造り出した遊技場。表世界のお前たちはこれを夢と呼んでいる。
お前が自由に動けないのは、お前が僕の支配する世界の中にいて、僕がお前の体を支配しているからなんだ」
ゲンガーの言っていたことは本当だった。こいつが僕に夢精を起こさせていた犯人だったのだ。とはいえ、犯人が僕の心の裏なるポケモンだなんて。迷惑極まりないし、何だか滑稽にも思える。
「何とでも思え。ここは僕が支配している世界であることを忘れるな。何もできないお前に何を言われようが構いやしない」
「それなら言わせてもらうけどね、お前がこの世界でいやらしいことをしているお陰で僕はありがた夢精に迷惑しているんだ。どうにかしろよ、このド変態鬼畜ひねくれ野郎めっ!」
今まで夢精に対して思い続けてきた、溜まっていた怒りを込めて、彼に渾身の台詞をぶつけてやった。言葉の暴力は体ではなく、心の方を傷つけてしまうということを僕は知っている。
どうだ参ったか、この性欲の固まりが。何とも情けない奴だ。自分の心の片割れがこんなにもエロスだったとは。僕も落ちたものだ。
「五月蝿いね。自由自在に操れるこんな世界を性欲に使わずに何に使えと言うんだ。現実世界でルールと他人ばかりに気をとられているお前に何がわかる。
表のお前の気持ちと行動を通して、ある日僕は気づいたんだ。世の中快楽が全てなんだ。気持ち良ければそれで良いんだ、と。だから、僕は常に欲求不満なんだ」
彼がそう言い終えると、彼の隣の空間に、僕の姿をしたキレイハナが現れた。
「いつもの通りやっちゃって」
そのキレイハナは彼から聞いた言葉を無言で頷き、それから僕の前の方に回り込んだ。無表情の顔をしたキレイハナの手が、僕のフリルに手を伸ばし、それをサッと捲りあげた。
当然、隠していたモノが露になるわけで、僕の性器は晒け出される形となった。
「まさかお前本当に……や、やめろよ!」
動けない体制で性器を晒す。間違いない。これは典型的な犯されるパターンだ。恥ずかしいからやめろって。
「犯されるって思ってたんでしょ? だからその願いを叶えてやろうと思ってさ」
クフフ、と彼は笑った。
16修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:10:45 ID:MSMIuBUm
「なんてね。さっきも言っただろ。ここは快楽と性欲が全ての世界。僕はお前をしこたま犯したい。ただそれだけさ。だから思いっきり乱れて盛大に喘いで僕を満足させてね」
言い終えると同時に、前の方にいる無表情のキレイハナが、僕の性器を握り、上下に動かし始めた。
「くぅっ。夢の中なのに、何で……」
ここは夢の中であるはずなのに、体がモノの刺激を感じてしまった。お陰で性器は少しずつ肉棒へと成長していく。
「今のお前は完全に裏の世界を認識してしまっている。だから感じるんだ。これまでは認識できてなかったようだけどね。言っておくけど、表の心のお前と裏の心である僕たちの住む本体は感覚を共有しているんだ」
「つまり、ここで僕が射精したら……」
「寝ている本体も射精する。しかも、お前が逝った瞬間にな」
背筋が凍りついたような感覚に、僕は身動き一つできなかった。
実際は夢を支配する裏の僕が、体を動かすことを許さないだけだし、完全に肉棒と化した性器を上下に動かされると、呼吸が早まり体が芯からじんじん熱くなる。これなら凍りついた背筋など溶かせてしまう勢いだ。
いやばか違う。早くも思考が壊れてきてるな。
裏の僕が言った言葉。表の僕を夢の中に引きずり込み、犯し、逝かせる。まさにこれこそが夢精のメカニズムであり真相だったのだ。
そして分かった真相がもう一つ。これは何と世にもおぞましい拷問なんだ。これから僕は、夢精を起こさないためにも、様々な性攻撃に耐えなければならないのだ。
時には逝きたいと折れるかもしれない。いや、もう折れてしまいそうだ。刺激が大き過ぎる。
「どうだね。自分自身に犯される気分は」
今にも逝きそうな感覚になっていたので、答える余裕もなかった。
やはり、無言無表情に僕を犯し続けるこのキレイハナは僕自身だった。大方裏の僕が造り出した幻影の分身に過ぎないのに、それに逝かされようとしているなんて。
更に分身の行為はエスカレートした。僕の股間で聳え立った肉棒を分身は口でくわえ、上下のピストン運動を繰り広げる。
「そ、そんな……んあぁ……自分に、う゛っ……フェラされ……い゛あっ……」
口の中に酸っぱい味が染み込んだ。あまりの屈辱に目が流した分泌液か。熱い行為により火照った体が流した分泌液か。何であろうと不快とは思わなかったが、刺激を受けた体が、更なる快楽を求めようとすることだけは不快に思った。それでも、分身の口内は暖かかった。
17修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:12:30 ID:MSMIuBUm
「もうやめて! 出ちゃう! 出ちゃうよ!」
限界寸前だった。肉棒ははち切れんばかりに怒張し、分身の口内で暴れようとヒクヒク動くのが感じられた。夢精を防ぐためにも、どう肉棒の力加減をすればいいのか分からず、無意識のうちに小さく小刻みに力を出し入れしていた。そして我慢の境界を越えた僕は遂に――
「はっ、あ゛あ゛っ! ……ぁ」
情けない声と共にオーガズム、快楽的絶頂を迎えてしまった。肉棒がポンプのように、分身の口内にどぴゅどぴゅと精子を叩きつける。
「ヒャハハハハッ! イッたみたいだね。おーよく出るよく出る。まさに快楽に誘われて肉棒が踊っているようだ。そんなに溜まってたのかい?」
裏の僕は、コクンと喉を鳴らしながら肉棒の先端から吐き出される精液を飲んでいる分身を見て笑う。
「どうだい。自分自身にフェラされて逝かされた気分は? 気持ち良かっただろう」
僕は呼吸を整えるのに精一杯だった。逝った体は力が入らず、酸素を求めて空気を吸い込み、そして吐き出す。唯一反応できたのは、時間と共に萎えていく肉棒を綺麗にするまで、分身がそれを舐める度に体を振るわることだけ。
「しっかりしなよ。これからどんどん盛り上がっていくんだぜ。さて、次はアナルセックスタイムだ。その前にアナルを挿入しやすい環境にしなきゃね。準備体操がてらにフィストをしてあげよう」
その台詞は嫌でも頭の中に印象づいた。
「アナルセックス……フィスト……だと……!」
アナルも犯す気なのか。それに準備がてらにフィストをするだなんて。指のあるポケモンならまだマシとして、キレイハナに指などない。
どうやら僕のアナルはそのまま素手全てを受け入れなければならない定めにあるようだ。
夢だからとはいえ、僕は本体と感覚を共有しているんだぞ。本体のアナルに何かあったらどうするというんだ。そう思っている内に、裏の僕と分身は行動していた。
分身に広げられた足を頭の方に持ち上げられ、裏の僕がそれを取り固定する。すると、僕は尻を分身に突き出す体制となった。アナルにふわりと空気が触れ、なんとも言えない羞恥心がこみあげてきた。
18修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:13:37 ID:MSMIuBUm
さらに悪いことには、この状態から自分のアナルが犯されるのを見れるのだから、尚更恥ずかしいいことこの上ない。
「大丈夫。お前の意識にとってはこれが初めてかもしれないが、僕は今回で八回目なんだ。安心してアナルの力を抜いて良いよ」
そう言われても、その手の大きさだとアナルに入るわけがない。無理に入れたら激しく痛いに決まっている。いやだ、絶対そんなのいやだ。そんな快楽と肛門破壊の等価交換なんて。今すぐ穴の中に堕ちて死にたい。
「ぁ……」
――感じる。僕のアナルに分身の手が触れているのを。
「はうぅ……」
僕のアナルを分身がマッサージして肛門活約筋をほぐしているのを。
「あう゛っ!」
僕のアナルの中に、少しだけ分身の手が侵入した。異物感に、自然とアナルに力が入る。
分身は片方の手でアナルの周辺をマッサージして筋肉をほぐしつつ、もう片方は僕のアナルをじわじわと慎重に開発する。
周辺の筋肉をほぐされた僕のアナルは油断し、一瞬だけ力が抜けて広がる。そこを分身はすかさず、さっと手を押し込んだ。あまりにも大きいその手は、遂に僕のアナルの中に消失した。
同時に、僕の体中に異様な気持ち悪さが増していった。
「よしっ。まずは第一段階を突破したな。次は第二段階にいくぞ」
アナルの中に入った手がじわりじわり奥へと侵入していく。動く手が直腸と擦れて痛い。奥まで入れた手が止まったかと思えば、出入口近くまで引き抜かれる。また奥へ。引き抜かれ。また奥へ。引き抜かれ。最初はゆっくりだったそのスピードも、だんだん早くなってきている。
異物を感じた僕の中がヌルヌルの分泌液を分泌して、それが潤滑油の役割を果たしているのだろう。ある程度痛みが柔らいだ気がする。
「うひゃあうっ!」
全身に快感の電流が伝達したのを僕は感じた。よくわからないが、僕の中の手が中を擦るのを止めて、しきりにある一点を刺激している。その度に、下腹部の奥が気持ち良くなる。
19修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:15:57 ID:MSMIuBUm
「これはだね、前立腺を刺激しているんだよ」
これが前立腺の気持ち良さなのか。何だか不思議な感覚だしクセになりそうだ。と思っていると、裏の僕が鼻の下を伸ばして僕を見ていることに気がついた。いかんいかん。危うく奴の罠にはまるところだった。どれ程いやらしい表情を僕はしていたのだろうか。
いやはや、ここが夢だからといえど侮れない。感覚を認識しているのだ。ここで逝けばまた夢精を起こしてしまうことを忘れるな。耐えに耐え続けよう。裏の僕の成すがままにさせて堪るものか。
「えてしてその心意気はどこまで続くかねぇ。心ではそう思っても、体は本当に素直だな」
裏の僕が何を言っているのか、ちんぷんかんぷんだ。
「おいおい、自分が逝ったことにすら気づかないとは。よっぽど気持ち良かったんだな」
そう言われ、視線を裏の僕から下半身にやると、僕の肉棒は溢れんばかりの精を噴火し終えたあとだった。気づけば前立腺の刺激もなく、手もアナルから抜かれていた。
ぬかった。二度目の射精を許してしまうとは。あまりの気持ち良さに逝ったことに全く気づかなかった。なんたる屈辱
羞恥と己の弱さを目の当たりにした僕は、抵抗することもできない。
ただ裏の僕のやりたい放題に犯されているだけ。抵抗も何もできない。乱れに乱れて、快感をままに感じて絶頂し射精する。それしか今の僕にはできなかったのだ。考えを読まれているとはいえ、肉体だけでなくじわじわと地味に心まで犯されている。
「次はほら、本番のアナルセックスだぜ」
裏の僕が言い、無表情の分身は自分のフリルを巻き上げて、僕のアナルに自分の股間から飛び出しているピンク色の巨頭をつける。
そして戸惑うことなく腰を落とし、それを突き刺してきた。
「ひぃっ……うく……んっ……んあ……」
分身の太くて熱い肉棒が僕の中に入り、アナルは何の抵抗もなしに、ぐぷぅと分身の肉棒を飲み込んだ。下半身が麻痺したかのようにぴりぴりする。先程フィストされていたから少々の痛みだけで留まったのは不幸中の幸いだった。
新たな異物に気づいた僕の中は、肉棒に反発して、ぎゅっ、ぎゅっ、とそれを締めつけ、潤滑油の代わりになる分泌液が肉棒に染み込んだ頃を図って、分身は腰を軽く動かし中を掻き回した。既に分泌液を纏ったそれは、滑らかに中を擦る。
20修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:17:10 ID:MSMIuBUm
アナルギリギリまで肉棒が滑って、さっきまで肉棒があった空間がヒリヒリするし、何だか気持ち悪い。それなのに、体は素直に感じてしまう。
再び肉棒は押し込まれ、中と擦れ合う。それを僕に休む暇も与えずに繰り返していく。この流れが短い間に起こっているのだ。それでいて次第に早く、間隔も短くなっていく。終には肉棒が前立腺までも突いてきた。
「あぁ……くっ……ふぁっ、あ……あっ……」
感じて乱れた喘ぎ声を聴かせて奴を喜ばせまい。そう思い、声を洩らさないよう口をがっしり閉じていたけれど、それを制御できなくなっていた。自然に喘ぎ声が出てしまう。
今頃気づいたのだが、僕は分身の肉棒でアナルを犯されているだけなのに、どうして僕の肉棒もこんなに気持ちが良いと感じるのだろうか。あり得ないことにこの感覚はまるで、自分の肉棒を自分のアナルに挿入してピストン運動しているかのようだ。
「両方感じれて気持ち良いだろう。お前は犯される側だが、犯している側のキレイハナはお前自身も同然なんだ。お前なんだから感覚を共有していても何ら不思議ではないだろう」
だからもっと喘ぎなよ、気持ち良いだろ、我慢しないでお前の全てを出しちゃいなよ、出すまでは止めないんだからさ。誘惑の声がかけられる。屈したらダメだ。屈した時点で負けなのだ。
でも、犯されている時点で体はもう奴に屈している。いや、まだ心は屈してない。裏の僕の思い通りにさせてはいけないのだ。
体の感覚が逝きそうだ、と肉棒に伝えたそのとき、分身が大きく腰を引いたのが見えた。それから勢い良く、肉棒を僕のアナルに突き刺し、前立腺に追突した。
「あ゛あ゛ぁっ!」
今までに感じたことがない感覚だった。これはそう、朝の日差しを受けて目覚めた時の気持ち良さよりも気持ちが良い。
射精と呼ぶ名の白いハイドロポンプは中と外で同時に起きた。中は分身の射精で外は僕の射精。暖かい液体が僕の中を充たしていくのが嫌でもわかる。
その上分身とも感覚を共有しているわけだから、分身も射精したということは本体は二倍射精したということになる。誰も夢精した僕を見ていませんように。快楽の意識の中、そう願うことだけが精一杯だった。
21修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:18:25 ID:MSMIuBUm
「おやおや、表の僕は草タイプであるはずなのに水タイプの技を使えるとはなかなかやりますな」
裏の僕からの皮肉の雨。五月蝿いだまれ。僕や水タイプだけでなく、他のタイプの雄や雌だって水タイプの技を使える(エロスの意味で)くらい知ってるくせに。
ぬぷ、と滑るように分身は僕のアナルから肉棒を抜いた。白い液体が僕のアナルからなみなみと溢れ、荒い息遣いだけが広い空間の中に伝う。射精したというのに、分身は呼吸すら乱れておらず、無表情のまま。
「三度の……いや、四度の射精も抑えきれないとは、表の僕はやっぱり僕と同じエロいキレイハナだ。最初の気持ちはどこへやら。ああ、そうか、快楽に溺れてしまったんだね」
ははは、と裏の僕は嘲笑っていた。
「くそっ……たれ……!」
それでも僕は屈しない。ひねくれ鬼畜野郎に負けてなんぞいられないからだ。だから禁句は絶対言わないのだ。
「あん? その状態でまだ僕を愚弄できる余力があるとは。まだまだお仕置きが足りないみたいだな。流石は表の僕だ。素直じゃないなぁ。……そうだ、やおい穴をつくってあげよう。心配はご無用、ここは僕が思ったことをなんでも形にすることができるのだから」
愚弄されたことよりも、むしろ裏の僕はただ性欲に満足し足りないようで、僕にやおい穴を付けると言い出したのだ。やめろ、ばか。冗談じゃない。これで本当に付いたら僕は本当に変態だ。変態中の変態、変態ばかだ。
「はぐぅっ!?」
時既に遅し。直後、股間に物凄い痛みが響き渡った。
肉棒とアナルの間辺りにじわじわと、第2の穴が開いていくのが手に取るように分かる。この下腹部に感じる痛みは、穴だけがつくられているだけじゃなく、子宮や卵巣といった雌の生殖器もできていることなのだろうか。
なんという醜態。そしてそう考えているうちにも、僕の下半身は痛みと共に更に変態と化しているのだ。裏の僕は、股に雌の生殖器が体内に発生中、ぴくぴくと僅かに下半身を動かして激しい痛みに悶える僕を見て、黒い笑顔を浮かべている。こいつとことん最低な変態だ。
やっと痛みが治まったころには、もう体はヘトヘトだった。先程肉棒とアナルを犯されたことも原因に入るのだけれど。
22修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:19:40 ID:MSMIuBUm
「クフフフフ。どうだ。更なる変態になった気分は」
頭の花を鷲掴み、持ち上げられる。頭を引っ張られる痛みと慣れない生殖器による痛みに耐えて、うぅ、と呻き声をあげることしかできない。
「そうかそうか。相当嬉しいようだな。ならばもっと犯してあげよう。気持ち良くさせてあげようじゃあないの」
パッと鷲掴みにされている手を離され、抵抗もなく首からゴトリと地に落ちる。
分身を見ると、僕の股をまじまじと見つめている。その視線の先には、できたてほやほやの縦線があるのだ。
分身が手を僕の股に伸ばし、ぴとっとその線の上に乗せる。それからゆったりと線に沿って上下に動かされて、くすぐったい感覚が生まれた。無いはずのやおい線を擦られているだけなのに……。
「んっ……んんっ……」
無意識に出てしまう喘ぎ声。手のスピードが早くなって行く度に、喘ぎ声も呼吸も比例して回数が多くなる。火照っていたからか、頭がボーっとしてきた。今までのことがどうでもよくなってくる。このままずっとこの感覚に浸っていたい、そう思ってしまう。
「クフフフフッ。良い子だ。目がトロンとしている」
分身の両手がやおい線を開き、やおい穴をまじまじと見つめる。やおい穴からは、たっぷりと愛液が溢れていて、分身はそこに顔をうずめてその愛液を舐めとった。
「ちょ、やめ……あぁん……」
我ながら可愛い声を出してしまった。分身が愛液を舐めた時に穴の中、つまり舌が肉壁が当たったのだ。くすぐったいし恥ずかしいけれど、雌ってこんなに気持ち良いんだ。雌に生まれたかったな、と僕は思った。
無表情の分身は、僕のやおい穴から出てくる愛液を舐め続けた。止まるどころか分身は積極的に愛液を求めて穴の奥深く、膣奥まで舌を侵入させて、肉壁を舐めて愛液を搾りとった。
「はぁ、あぁん……気持ち……良いよぉ……」
限度を知らない愛液は、分身に舐められてさらに膣壁からの分泌量を増し、それを一滴も漏らすまいと分身は舌を動かし、口に含んでは飲み込んだ。
「こっちの刺激も忘れてないかい?」
裏の僕は嬉しそうな声で言い、分身が膣を舐めながら僕の肉棒を握って上下に動かし、忘れかけていた刺激を無理やり蒸し返したときに、はっと我にかえった。
ここでやっと、僕は自分の心が快楽に浸っていたことに気がついたのだ。
23修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:22:03 ID:MSMIuBUm
「気づいてももう遅いよ。お前の心はもうすぐ素直になるんだ。この体のようにね」
ぴたりと分身は動くのを止めた。顔と手が僕の股から離れるが、それでも視線は股にある二つの生殖器から離しはしなかった。
「犯せるところは全て犯すんだ」
裏の僕は、分身に命令を下すと、何もない空間からまた僕の分身が一匹現れた。その無心で空っぽである分身は、手に持っていた電動式のローターを、僕のアナルの中に無理やり詰め込むようにして入れた。
二度も犯されたアナルは、少しは抵抗したものの、開発されていたことと精液と中の分泌液で滑りが良くなっていたので、すんなりそれを受け入れて飲み込んでしまい、甘い声だけが僕の口から溢れた。
その分身は僕に跨がると、絶えず勃起している僕の肉棒をくわえ、更には、裏の僕が僕の口を開き、その口に、抵抗すらできないこの口に、いつの間にか勃起していた自分の肉棒をくわえさせた。とてつもない熱さが口内に広がり、硬いそれはちょっと生臭い臭いがする。
いわばシックスナインの体制だ。この体制により、分身のフリルで視界が遮られたのを良いことに、アナルを犯した分身は僕のやおい穴の入り口――つまり膣口に肉棒の先端を添えた。ぶるっと身震いをしてしまう。
「良い反応じゃない。これからたっぷりと犯してあげるから快楽に溺れるのを楽しみに待っててねっ!」
と裏の僕はまんべんの笑顔で言うのだった。
さっきから口調がコロコロ変わっては恐ろしいことばかり言いやがる。こいつ、相当鬼畜なキレイハナだ。いや、鬼畜変態過ぎてキレイハナじゃなくなっている。キレイハナの姿をしたこのポケモンは単なるエロスポケモン、その名もエロイハナに違いない。
キレイハナの僕も進化すればこのような変態になってしまうのだろうか。絶対に嫌だ。こんなポケモンの存在冗談じゃないし信じたくもない。
やおい穴で痛みを味わいながらも感覚を共有している肉棒は、分身の熱い口の中で喜んでいた。いや、少し痛い? 痛気持ち良いが正しい表現なのかもしれない。
やおい穴の中の肉棒はどんどん突き進み、処女膜のような膜を突き破って(ここで悶絶したのは言うまでもないが)、とうとう根本まで入った。
腰を少し動かされると痺れたような感覚が全身を駆け巡り、ぴくぴく体が反応してしまう。視覚がフリルで阻害されているので、見えていない下半身の部分の感覚が鋭くなっているのだ。
24修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:23:33 ID:MSMIuBUm
二ヶ所フェラ、やおい穴セックス、アナルに入れたローターによる前立腺攻め。総計五ヶ所もの性感を受けるのだ。何度も逝く僕の姿が目に浮かぶ。これじゃ、超早漏れだ。自然と目に涙が充ちてきた。体を地の底まで犯されば、心も屈するという見解なんだろう。
今になって後悔の念を抱いてしまった。こうなるのなら、既に奴に屈しておけば良かった、早く気を失って現実の世界に戻してもらえば良かった。
やおい穴からヌチュっ、とイヤらしい音が聞こえ、僕の心がさらに汚されているような気分になる。準備が整ったらしく、裏の僕が合図を二匹に送る。
「壊れるまで犯しちゃって」
果たして本当の地獄が始まった。二匹の分身は動き出し、素早い腰の動きと巧みなフェラチオを繰り出してきた。
「ん、ん゛ーっ! ん゛ん゛ーーっっ!!」
開始してまもなく、一斉に押し寄せてきた初めての快感に僕は悶絶し、あまりの気持ち良さに果ててしまう。それでも分身たちは行為を止めず、四ヶ所から僕を攻めて二度目の絶頂に追いやろうとしていた。
それから十秒も経たない内に、雌の性器の膣が、がんがん突いて刺激してくる肉棒に悲鳴をあげて絶頂に達し、キュッと肉棒を締め付けて、分身の雄と僕の雄は同時に昇天。それでも分身達は腰を振り続け、運動は目まぐるしい速さで、性器は物凄い性感を感じてイッてしまう。
それでいて、前立腺の刺激により絶え間なく刺激がきて、休む暇さえ与えてもらえず、気持ち良さと体の震えが止まらない。
もう何度射精したのか分からない。もう精は搾り出されて出ないというのに、肉棒はしつこく舐められ、雌肉は雄棒に激しく突かれて、なおもそれを求めるように締め付けた。体がだるくて重い。でも体は感じてぴくぴく蠢いて。
思考も感覚も、快楽に痺れてめちゃくちゃに掻き回されていた。
「だぁぁああああ!!」
刹那。何かの叫び声と黒い影(シャドーパンチ?)と共に、裏の僕と分身たちは吹っ飛ばされた。
その吹っ飛ばしたであろう張本人は、僕のところに駆け寄って、いきなりアナルのローターを抜いた。ひゃんっ!と腰を浮かして反応してしまう。
25修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:26:45 ID:MSMIuBUm
「大丈夫か、キレイハナ!?」
なんとか、意識だけは(多分強制的に裏の僕に)保たれていたから、重たい視線をその物体に向ける。
「俺だよ、ゲンガーだよ!」
「げ……んがー……?」
僕は我が目を疑った。なぜ僕の夢の中にゲンガーがいるのだろうか。裏の僕が作り出したこの世界にどうやって入ってきたのだろうか。僕には働かない頭を使っても、検討もつかなかった。
「……くっ、これもやつに邪魔を……。ゲンガー、なぜ僕の邪魔をしたんだっ!」
裏の僕が怒号し、ゲンガーは僕を背負いながら、
「なぜって、こいつと俺は友達なんだぜ? 友達が友達を助けるのは当たり前だろ?」
えっへん、と偉そうに言うのだった。
「友達……じゃなくて……親友……だろ」
僕が付け加えるようにポツリと突っ込んだら、ゲンガーは、あっ、それもそうだな、と言って、キシシ、といつもの笑いを飛ばす。
「友達? 親友? 下らない。下らなすぎるっ。世の中の全てはなぁ、性欲なんだよォオッッ!!」
裏の僕は分身と共に、高々と飛翔した。
凄まじい風が巻き起こり、大きな竜巻が現れた。あれに吸い込まれたが最期。中では大量の鋭い葉の刃が侵入してきた者を容赦なく切り刻むのだ。それだけでなく、竜巻自体が周りに真空の刃を飛ばしているので、かまいたちから避けるのも考慮して戦わなければならない。
リーフストームはみるに恐ろしい技なのだ。それが今、僕たちに矛先を向けて向かってきている。
僕は犯され、逝かされた影響で体に力が入らず、風で飛ばされそうになる。が、必死にゲンガーにしがみついた。
「大丈夫だぜキレイハナ。俺がいるから安心しな」
優しい声でゲンガーが僕に言う。
「何か策でもあるの?」
「あるぜ。っていうかあるからここに来たんだぜ」
ゲンガーの表情は随分と落ち着いている。そう言えば、なんだか風が弱くなった気がする。そう思った矢先のことだ。
「リーフストームが、消えて行く……?」
「そんなバカな!? 僕の技まで……」
だがこれは事実。リーフストームは何も関与はしていないのに、消え去てしまったのだ。僕よりも驚いたのは、裏の僕の方だった。さっきから意味深な台詞ばかりを言っている。
26修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:28:03 ID:MSMIuBUm
「所詮お前は裏の存在でしかないんだ。だからお前は表からの攻撃にはからっきし抵抗力がないに等しいんだぜ」
「くそっ、やっぱりこれは悪夢か。油断した。あの会話でお前は僕の存在を知っていたが、方法までは知らないと言っただろっ! なぜなんだっ! くそぅ……」
裏の僕は悔しそう嘆いていた。分身は消え失せ、たった一匹のキレイハナが顔を被って泣いている。
ゲンガーは、裏の僕のところまで行き、僕を下に降ろした。だいぶ僕も体力が回復していたので立つことはできた。精神の方はズタズタにやられていたが。
「それはお前が……」
ゲンガーが裏の僕にその黒紫の手を伸ばし、頭に乗せ、そしてこう言い続けた。
「俺を信じていたからなんじゃねぇか?」
キシシ、と笑い、裏の僕の頭をくしゃくしゃに撫でまわした。
「そろそろ朝だ。夢から覚めなくちゃあな。行くぞ、キレイハナ」
「あ、……うん。でもどうやって……」
「ばか野郎。夢なんだから、強く念じるだけで良いんだよ」
ゲンガーは目を瞑ると、白い光に包まれ始める。本当にそれだけで良かったの、と突っ込みたくなったけど、もう何も言う気にはなれなかった。
「裏の僕は?」
僕も白い光に包まれながら、ゲンガーに問う。
「こいつはお前の片割れだろう? お前が大丈夫なら、こいも大丈夫だよ」
それだけ言うと、ゲンガーを包む光が一層強くなり、やがて光は小さくなり彼の姿は見えなくなってしまった。
裏の僕の方を見たら、裏の僕は、ほろほろと涙を流して、それでいて僕をしっかり見つめていた。散々犯されたけど、結局のところ、このキレイハナは僕に変わりはないのだ。とりあえず笑っておこう。笑顔で“今日は”さよならだ。
「また会おう。今度はゆっくり話せたらいいね」
夢をみれば、いつだって会うことはできる。
全体を白い光に包まれると、次第に僕の意識は遠退いていった。
27修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:31:05 ID:MSMIuBUm
はっ、と目が覚める。
空は薄い青色が拡がり始めていて、それを見たときやっと夢から覚めたんだなと僕は思う。
横を向くと、隣にはゲンガーがニコニコしながら僕(特に下半身)を見ていて、つられて下を見ると、地面に白い水溜まりができていた。フリルは一部が出っ張っていたし、そこから白い雫がポタリと落ちた。
「遅よう」
やっぱりキシシ、と笑ってゲンガーは僕に早朝のあいさつをしてきた。その後、あまりの恥ずかしさでゲンガーをリーフストームでやっつけたのは言うまでもない。
別に本当にやっつけてはいないけど。

「これで本当に夢精は防げたのかな?」
確認のため、もう一度ゲンガーに問う。
「心配ないぜ。また起こるようなことがあれば、何度でも悪夢で撃退してやるよ」
にぃー、とゲンガーは口をつりあげて、僕の頭をぽんぽん叩く。
ゲンガーが言うには、裏の僕は、表の僕は裏の僕と共感しているのだから、裏の僕も、基本的に表の僕の考え方に何ら変わりはしないのだと言う。
だから、裏の僕はゲンガーのことを信じて、何一つ疑わなかったのだ。表の僕が、いつもゲンガーを信頼しているように。
だが、唯一の違点は裏の僕の価値観が相当なエロに歪んでしまっていることだ。エロスに目覚めた裏の僕は夢の中で僕を犯し、夢精を促していた。
今回はゲンガーが助けにきてくれたから良かったけど、これからは僕が、表の僕が裏の僕としっかり見つめあわなければならない。そして共に未来を歩んで行こう、と思った。
「ありがとうゲンガー」
感謝の気持ちを込めて、改めて僕は彼にお礼を言う。
「当たり前だろ。なんてったってお前は最高の……」
「最高の?」
「……最高の親友なんだからなっ!」
シュビッ、と親指を上に立てて、キシシ、といつもの調子で笑うゲンガー。言葉を詰まらせた部分がちょっと気になったけれど、同じく僕もゲンガーは最高の親友だと思う。
ただの友達とは比べ物にならないかけがえのない存在だ。心から友のために尽くし、尊敬し、そして助け合う。本当に僕は幸せなキレイハナだ。これからもこのゲンガーとずっと親友でいたい。
にこやかに笑うゲンガーを見ていると、僕は自然と嬉しい気持ちになるのであった。

>すばらしき夢

終わり
28修行中のポケモン♂:2009/12/01(火) 01:34:39 ID:MSMIuBUm
以上です。
読んで楽しんで頂けたら幸いです。
29名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 02:21:33 ID:Mtwf4TTz
これはいいエロイハナですね
30名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 18:51:06 ID:LVZzeURA
>>28
続きはまだかと思ってたら良いタイミングでGJ!
ゲンガーの片思いフラグにも期待してる!!
31名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 20:47:09 ID:AVmihHmI
いいはなしバナー
32名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:51:23 ID:I/wn1HC/
もうすぐポケパークの発売日ですね
33名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 02:20:21 ID:NB39b1u1
キレイハナ、エロいよキレイハナ

ふと、アーボの尻尾って天然アナルパールだよななんて
図鑑を見ながら思った
アーボックの尻尾もそのままだったら良かったのに
34名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 07:59:17 ID:I1yAtzAl
>「アナルセックス……フィスト……だと……!」

なんかこのセリフで吹いたw
エロかった
35名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 16:55:19 ID:UupUetzN
ギラティナたんに会いたくてプラチナを中古購入したら
前の持ち主が相当なポケモンマスターだったらしく
寂しかった俺の図鑑が相当豊かになってテンションだだ上がり
この勢いのままSS書いてみようと思う
大した文章は書けないけど
もしリクエストなんかあったら受け付ける
36名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 16:58:21 ID:NIXyvNQw
どう考えても異常なレベルに巨根だけど童貞なギラティナを
育てやの雌が総掛かりで逆レイプで
3735:2009/12/02(水) 17:19:13 ID:UupUetzN
何か名前が空欄になってた。ちなみに俺は前スレ485です。
次から485って入れる。
ギラティナたんあんよが太くてかわいい。

>>36
育てやの雌って何?
育てやに預けられたポケモンの雌って解釈でおk?
HGSSしかやっとらんから老婆しか思い浮かばん。
38名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 17:20:48 ID:KBM26Xns
なんか似た様な奴を別の所で見た様な気がする…
39名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 18:02:55 ID:v8TXZWGa
キュウコン分が足りぬ
40名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 19:21:50 ID:rtWCGTKd
ギラティナのエロって今までなかったっけ
ディアパルはあったけど
41名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 23:50:36 ID:M6P0T6ZY
ギラティナは突っ込まれる方でも萌える
42狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:01:24 ID:0oqYf7c0
質問した癖に答えが返ってない内から書き終えるのが俺クオリティ。
>>485です。

・多人数プレイだけどキュウコンとだけ本番
友情出演:アーボック、エーフィ、ブラッキー、ガルーラ、
モジャンボ、アブソル、ミミロップ、他何れも雌
・一貫して優勢は無いので下克上とか許せる人向け
・淫語増量中
・神の視点にチャレンジして失敗。泣いた。
・ギラティナのおちんちんは象のおちんちんを参考
・腹ボコひぎぃ注意

背後で聞こえる忍び笑いにギラティナは気付いてはいたが、背中を向けた儘振り向かずその存在を無視した。
(全く下らん。そんなにこの私が珍しいのか)
育て屋に預けられ、未だ数時間しか経っていない。
だと言うのに「あの」ギラティナが育てやに預けられたと言う噂は瞬く間に広がり、好奇心旺盛なポケモンばかりか、
噂を聞きつけたトレーナーでさえもギラティナを一目見ようと押し掛けて来る始末だ。
流石に居心地悪さを覚え、入り口から見え難い死角の部分へと移動する。
威嚇や脅しは、数十分前に試してみたが、効果があるどころか逆に喜ばれてしまったのでもうしないと決めた。
木陰で身を休め、一息入れた後ようやくに振り返る。
「何の用だ」
憮然として唸ると、そのポケモンはうっそりと双眸を撓めて笑みを零した。
「まぁ怖い」
言葉程も思っていない事は、声音を震わせる笑い声で解る。
赤い双眸に恐れの色は無く、ギラティナを遠巻きに見遣る人々の目と同様の好奇心と、
そして何やら得体の知れない感情が篭っていた。
「お前さん、そんなにツンケン怒っちゃ嫌ぁですよ。
――仲良くしましょうよ、ねぇ?」
媚び含む甘ったるい声音は、ギラティナにとっては神経を逆撫でする不快な物でしか無い。
厭わし気にそのポケモン―…キュウコンを睥睨するギラティナの視線にも臆さず、涼しい顔で彼女は小首を傾いで見せる。
美しいポケモンだった。
太陽の光を受けて金色の毛皮は一層艶に深みを増し、秀麗な顔立ちとしなやかな体躯は種族を超えて雄を妙な気分にさせる。
「ほら、また怖い顔。締まり無く笑えなんざぁ言いやぁしませんがね、
ほんのもう少し、威嚇するのを止めて下さったら…あの娘達も安心して顔が出せるって物なんですけど」
そしてその事を、誰よりも自分自身が知っている様だった。
ギラティナが顔を逸らすと、軽い足取りで彼女はその視線の先へと回り込む。
黄金に輝く毛並みに覆われた九尾を緩やかに動かし、ついと視線を動かして見せた。
キュウコンの言葉に促される様、岩陰から顔を出したのは数匹のポケモン達。
何れも雌である。
その中の一匹が、ギラティナに自分達に悪意が無いことを示す様小さく欠伸を零す。
傍らに佇むもう一匹が、はにかんだ様微笑んで見せる。
「皆、ね。お前さんと仲良くしたいんですよぅ」
キュウコンが囁くと、同意を示す様数匹が幾度か頷いた。
「何たって―…は、…あのギラティナさんだもの。皆…の…が、…って…」
キュウコンの声が徐々に間延びし、途絶え、非常に聞き辛くなる。
それが遠退く意識のせいだと気付いた時には既に遅く、強烈な睡魔に囚われギラティナの巨体が傾ぐ。
「――皆、強い子供が欲しいのさ」
最後に見たキュウコンの眼に宿る怪しい光だけが、妙に印象に残った。
43狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:03:06 ID:0oqYf7c0
ギラティナは長い夢を見た。
それは酷く懐かしい夢であった様な気がするが、覚醒へと近付くにつれ切れ切れに霧散し記憶の中へは欠片も残らなかった。
「――起きたかい?」
今宵の月は一際美しく輝いている。しかしその月の正体は、微笑を浮かべたキュウコンだった。
顔を覗き込む赤い瞳を見上げたギラティナの双眸は、今の状態を把握すると同時に大きく見開かれる。

(――体が、動かない…だと…?!)

ギラティナは仰向けの状態に寝転がされ、全身を植物の蔦らしき物で拘束されていた。
その蔦はギラティナの甲殻部分を器用に避け、赤と黒に色分けされた首筋の蛇腹や胴体の境目へと深く食い込み、
絶え間なく蠢いては表面に生えた細かな繊毛で、柔らかいが故に酷く敏感な皮膜を擦り擽り続けていた。
くすぐったさと神経を苛む蠕動の音に怖気を感じながら、黒色の翼を広げようとギラティナは足掻く。
しかし蔓の侵食及ばぬその場所であると言うのに、翼はピクリとも動いてはくれなかった。
「嫌だねぇ、いっくらモジャンボの蔓が頼りになるって言っても、所詮は雌の力。
お前さんの力に敵うなんざぁ露とも思っていやしませんよ。
これは動かさない様にじゃ無くて、動けなくしたお前さんの体を、」
狼狽の色が滲み始めたギラティナの表情をさも愉快そうにキュウコンは覗き込み、首に前足を掛けることで身を乗り出すと、
ギラティナの顎先へと細い口吻を寄せる。
己よりも色深く輝く黄金へと舌を這わせ、あやす様犬歯を押し当てて甘噛みした。
「やめ、」
静止の声より早く、モジャンボの持つ蔓が足の付け根へと食い込み、ギラティナの股座を晒す様大きく左右に割る。
つるりとした灰褐色の下腹部へと注がれる視線に、雌達の目的が何なのかと言う事をギラティナは悟った。
途端羞恥が頬を焼き、恥辱で目の前が赤く染まる。

「ねぇキュウコン、この人その…アレが無いわ」
口許に手を宛がい、口篭りながらミミロップが呟く。
恥らっているのか視線は逸らされがちだが、もう片手はしっかりとギラティナの下腹部へと乗っている。
劣情隠さず、焔すら伴う吐息をギラティナへと吹き掛けていたキュウコンは、その言葉に尖った耳先を揺らした。
ミミロップと同じ様にギラティナの股間へと視線を遣り、途端鼻梁へと皺を刻んで見せる。
「”伝説”のポケモンは性を持たないって言うけど…まさか」
雌達にとっては落胆の、しかしギラティナにとっては希望の呟きが聞こえたその時であった。
ざらつく耳障りな笑い声が、雌の群れの中で起こる。
「何が可笑しいって言うんだい、アーボック」
今にも噛み付きそうなキュウコンを他所に、左右に振った尾をその儘擡げてアーボックは目尻に浮かんだ涙を拭う。
いえね、と一言前置きしてから、器用にギラティナの足から蛇体を巻きつかせる様にしてのぼり始めた。
冷たい紫の鱗が甲殻部分を擦り、そして徐々に腹部へと移動する。
擡げた鎌首を再び伏し、ちろ、と先割れした舌を動かした。
「獣型みたいに、誰もがそれと判る印をぶら下げてる訳じゃ無いってぇのを知らないのかと思ったらおかしくてね…。
ミミロップのお嬢さんはともかく、キュウコンの姐さんがねぇ…。
中には私達みたいに…ほら、あった」
余りにもささやかな膨らみの中央、模様に混じる生殖孔のスリットをアーボックは器用に暴き出した。
暗色であるため表面的には判り辛い表面を、蛇の冷たい舌がちろちろと這う。
濡れた薄い軟体が裂け目を擽り、くぷ、と濡れた音を立てて入り込む。
徐々に赤く潤む肉膜を覗かせ、綻び始めるその場所の変化に雌達が短く息を呑んだ。
44狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:03:59 ID:0oqYf7c0
「くっ…ぅ、…やめ、…ろ、汚らわし…い」
内腿の痙攣を叱る様、蔓が再び食い込む痛みにギラティナは顔を顰める。
体は動かぬ儘であるのに、不思議に感覚は鈍くならず、寧ろ常よりも敏感になっていた。
生殖孔の淵を捲り、探るアーボックの舌の動きの一つ一つを生々しく拾い上げ体は反応する。
唾液に溶けるかの如く滲み出た汁に、嗅覚の優れた獣種や虫は堪らず下腹部を疼かせた。
「ひっう?!」
アーボックの舌を飲み込ませた儘の生殖孔の淵を、ミミロップの両手が左右から挟みこみ揉みしだく。
きゅう、と左右から絞る都度、狭間から潤沢なる粘液が溢れ、息衝く様捲れた肉の糜爛が戦慄いた。
開いた儘喘ぎを押し殺す事すら出来ないギラティナの口許へ、不意にキュウコンの舌が差し入れられる。
「ん、ぅ、む…うぅ、…ふ、ぅ、あ…っく」
ぬち、にゅる、ぬむ。
歯牙の合間を避け、舌を、そして口蓋の隆起を長い舌が舐め回す。
震えることしか出来ないギラティナの舌へと絡みつく軟体は、ギラティナが今迄口に含んだどんな物よりも甘く柔らかかった。
徐々にギラティナの思考が眩む間に、アーボックの舌は窪の中で目的の膨らみを見付けて絡みつき、
生殖器が直接的に刺激された事で裂け目から滲み出る雄汁をミミロップが小さな舌で舐めとる。
どの雌も既に発情状態にあり、充血しふっくらと盛り上がった肉丘の合間は粘着質な愛液に塗れ、
中にはそれが内腿を伝い毛並みを濡らす者さえ存在していた。
(な、んだ…この…熱は…)
経験が無いとは言えギラティナの本能的な部分が、そんな雌達の発情に応えようとしていた。

「う、」
ぶる、と蔓を食い込ませた儘ギラティナの体が大きく身震いし、深く下腹部を波打たせたかと思えば
終に膨らみ始めた肉茎を生殖孔から覗かせる。
好色な雌達の吐息は感嘆の声へ、そして徐々に驚愕の歓声へと変化した。
膨らみを左右に割り押し出た肉棒は、まさしく「巨根」と呼ぶに相応しい。
ずる剥けの表面はぬるぬるとした粘液の光沢に塗れ、膨らんだ亀頭の下、雁首は人間の様深く抉れている。
脈動する筋の浮かぶ肉棒には若干の丸みを帯びた肉棘が不規則に盛り上がり、
その癖経験の薄さを示す様色の薄い桃色であるのがアンバランスで、一層卑猥な様相を晒していた。
「こ、れ…あん」
ミミロップが双眸を見張り、両手をその肉茎の根元へと回す。
凶暴な筋を浮かせる肉棒はミミロップの指では囲いきれぬ程太く、先端から溢れる先走りの汁が飛沫となってミミロップの顔面や
柔らかな被毛に覆われた乳房へと散る。
「すご…ぃ…大きいの…それに、…すごい、匂い…も、これだけ、で…らめ…ッ」
長大なペニスから漂う匂いに、ミミロップの下肢が小刻みに戦慄く。
ギラティナがその場所を意識した事は、未だ嘗て無い。
今迄の生活は性欲とは無縁、寧ろ他者との接触自体が無い日々を送っていたのだ。
それが原因か肉棒から放たれる雄臭は濃厚で、経験豊富な筈のキュウコンやアーボックの脳裏すら甘く痺れさせる程強烈であった。
「こんなの、は、はひ、初めて、なのぉ…ッ」
腰から崩れ落ちたミミロップの言葉は、雌全ての心中でもある。
45狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:04:53 ID:0oqYf7c0
(これは……)
雌達と同じ様、ギラティナ自身も困惑していた。
初めて見る己の分身は醜悪で、体躯相応、と思えぬ程巨大だ。
尾か足めいた存在感を持つ肉棒に感じる妙な疼きにすら不安を覚える。
「…あ、あんなのが…入ったら…どうなっちまうんだろうねぇ…」
ギラティナの口中から舌を引き抜き、べとべとになった口回りを舐め拭いながらキュウコンが呟く。
ギラティナの視線に気付くと、小さく鼻を鳴らし妖艶な微笑を浮かべて見せた。
「お前さんのあの、おちんちんが、私達ぜーんいんのおまんこに入るんですよぉ」
間延びした口調は愉悦に蕩け、先程よりも一層の艶と熱を含んでいる。
低く唸るギラティナを楽し気に見詰め、キュウコンは小さく鬼火を吐いた。
「…おまんこですよ、雌のおまんこ。……嗚呼そうだ、お前さんは雌のおまんこなんざぁ見た事無いですよねぇ」
途端悪戯っぽく目を輝かせたキュウコンは、ギラティナの咽喉元を跨ぐ様にして下肢を向ける。
九尾の尾の付け根を持ち上げると、薄く窄まった排泄孔よりも下、密やかな蕾が覗き見えた。
金糸が途切れ、剥き出しとなった淡い皮膜は、何とも言えぬ卑猥な色合いをしている。
仄かな窪みからは、甘酸っぱい様な妙な匂いが漂ってギラティナの鼻腔粘膜を焼いた。
視線を受けてひくつくその場所から、またじゅわりと蜜が滲んで滴る様に、何故か湧き上がる生唾を飲み込む。
「ほら、これがおまんこですよぅ。どうですか、雌のおまんこを初めて見た感想は」
キュウコンの薄く引き締まった腹部が起伏する度、淡く綻んだ花弁の奥で膣孔が伸縮を繰り返し、
ねっとりとした粘液を滲み出る。
興奮しているのであろう彼女の尾は揺らめき、ギラティナの首筋を優しく擽る。
ギラティナは黙して応えはしなかったが、体は忠実に反応し下腹部へと血を集めた。
キュウコンは後ろを振り返ってそんな彼を見下ろし、ふふ、と小さく笑い声を零す。
首筋に体重を掛けぬ様後ろ足を地面について分散させながら、交差する前足で赤と黒の蛇腹を柔らかく撫でた。
「あら、応えないんですか?こんなに童貞おチンポ勃起させて応えないなんてぇ…
お前さん、お仕置きですねぇ」
ばさ、と九つの尾がギラティナの顔に被さり、一瞬視界を覆う。
自然緊張し強張るギラティナの体の上で、モジャンボの蔓が蠢き、今迄とは異なる動きを見せた。
「モジャンボ、搾りとる」
腿に絡み付いていた蔓が起き上がり、左右からペニスへと絡み付く。
チクチクとした繊毛の感触が粘膜を苛み、キュウコンの命令と同時に絡みついた蔓が激しく前後してペニスを締付ける。
「ぅ、っがアあああああああっ!」
薄桃色であったペニスの表面が充血して赤く熟れ、また締付けられ縊る肉棒がドクドクと激しく脈動する。
余りの強い刺激にギラティナの腰が揺れるもそれすら未だ蔓に拘束される程度の弱い反応でしか無く、
体捩ることも出来ず強制的に享受させられる快楽にギラティナは悲鳴を上げる。
「や、やめっ…やめ、ろっ、頼む、やめ…っ」
懸命に懇願するギラティナの頬を、キュウコンは無造作に振るう尾で打ち据える。
殊更意地悪そうに双眸を眇め、ゆっくりと首を捻った。
「童貞なら童貞らしい、頼み方があるんじゃ無いですかねぇ。
そんな、偉そうなものじゃ無くって」
雁の下を強弱づいた扱きで蔓が絡み付いて絞り、ぎゅう、と強く握った儘上へと蔓を持ち上げる。
「お、お願い…しま、す…、やめて、くださ、ひぐっ」
肉棒の半ばへと、アーボックの鋭い歯列が押し当てられた。
食い破らぬ様手加減はされてはいるが、痛みと恐怖は十分に覚える。
「何を?一々言われないと解らないのかい、お前ぇさんは」
呆れた様なキュウコンの声に、屈辱の涙で視界が歪むのをギラティナは感じた。
「ぺ、ペニ…ぅ、がぁッ!…ひ、お、おちんちん、
童貞おちんちん、を、…ぃ、苛めない、で、ください、…お、お願い、し、しますっ」
ギラティナが枯れた声を振り絞り、ようやくに雌達が満足出来る答えを紡ぐと、雌達が嘲笑に沸き立つ。
46狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:06:36 ID:0oqYf7c0
「いいこね、坊や。次は皆にちゃぁんとお願い出来る?」
柔らかな声音でガルーラがギラティナに問うも、ガルーラの股間からはキュウコンと同じ甘酸っぱい雌の匂いが漂っていた。
ギラティナは荒く息を吐き出し、暫し下腹部を起伏させる。
蔓が再びペニスへと這い寄り始めると、ようやくに重たい口を開いた。
「――………皆様、の、雌まんこに、は、発情して…勃起した童貞おチンポ、
や、優しく、あ、あ、…扱って、下さい…。
皆様、一匹一匹の、おまんこに…勃起チンポで、御奉仕、さ、させて、くださ…い」
ギラティナの言葉を聞いた途端、雌達の体に奇妙な愉悦が沸き起こる。
常ならば畏怖、或いは憧憬の対象であるギラティナを、陵辱していると言う事実が背徳感に満ちた興奮を煽った。
『上手に言えたから、ご褒美あげるぅ』
音を揃えて囁いたのは、エーフィとブラッキーの姉妹。
脱力しているミミロップを一旦傍らへと退かすと、粘液を舐め取る様ペニスへと左右から舌を這わせる。
「ん、お口に入んないー」
雁肉を頬張った、ブラッキーの頬が歪に歪む。
「変な味ぃー」
エーフィーが前足をペニスへと絡み付けて縋り、傾いだ亀頭へと顔を寄せ舌をにゅるにゅると絡ませた。
露骨に呼吸が荒くなるギラティナの前に、むっと雌臭の漂うキュウコンの秘裂が押し当てられる。
「奉仕してくれるんだろぅ?」
うっとりと双眸を細めるキュウコンを見詰めた後、ギラティナは女陰へと舌を伸ばした。
「ふぁ」
生暖かい吐息が、剥き出しの粘膜へと掛かる。
肉厚な舌先が焦れる程緩慢に秘裂を割り、奥から手前へと蠢く。
粘膜が纏う粘液を舌刷毛で舐め取り、刺激で一層溢れる蜜の根源へと舌先を押し当てた。
ぐにゅぅっ!
「ぁあっ!」
尖らせた舌先が膣口を引き伸ばし、内部の震える肉溝へと埋没する。
溜まった粘液をくちゃくちゃと音を立てて舐めとる都度、キュウコンの足は小刻みに痙攣を繰り返した。
炎タイプであるためか、キュウコンの内部は酷く熱い。
熱く蕩け、ギラティナの舌を吸い付く様に締付ける。
鼻先が密着する事で発情した雌の香りは一層強く香り、舌粘膜には特有の味が広がる。
何時しかギラティナは限界まで舌を伸ばし、子宮口だろうか、コリコリとした舌触りの膨らみを舐め回していた。
ギラティナの唾液とキュウコンの蜜液が絡まり、舌が蠢く都度ぶちゅ、ぐちり、と品の無い音が響く。
「ぁ、も、もう…駄目…は、イく、おまんこ、…イ、」
しかし、きゅんきゅんと収縮する蜜壷からギラティナは舌を引き抜いた。
「ひはっぁ、…そんな、事、しれ、お前さっア?!」
途端顔を顰めて振り返ったキュウコンの足首を、掴む何かがあった。
自由を取り戻したギラティナの翼である。
モジャンボの蔓をぶちぶちと音を立てながら引き千切り、蛇が鎌首を擡げる様後頭部を浮かす。
周囲の雌ポケモン達は余りの事に怯み、反応出来ない儘でいる。
その間もキュウコンは前足の爪で踏ん張るのも虚しく、ずるずると引き摺られていた。
「ぅ、あっ?!」
キュウコンの熱く蕩けた女陰に、猛る亀頭が押しあたる。
ぬる、ぬちぃッ。
下品な程左右の肉丘を開いて歪め、位置を定めるとギラティナは掴んだ足をその儘下方へと一気に引っ張った。
「んぎゅぅうううっ!くふ、…くぉおんっ!」
膣孔が限界迄引き伸び、内部に溜まっていた粘液が飛沫となって溢れギラティナの腹部を汚す。
膣道を歪めた巨大な肉棒の先は子宮口を押し上げて拉げさせ、猶足りぬと言わんばかりにぐりぐりと最奥を抉る。
キュウコンのほっそりと引き締まった腹部は今やギラティナの巨大な逸物で妊娠したかの様膨らみ、
ペニスが前後する都度見るも無残に形を変える。
47狐姐さん他愉快な仲間達×ギラティナ:2009/12/03(木) 01:07:28 ID:0oqYf7c0
「こ、こぇっ以上は、無理ぃ、…ひ、…きゃぅっ!」
キュウコンの舌がだらしなく歯牙の合間から垂れ、涎が金色の毛皮を汚した。
そんな状態でありながら、ギラティナの肉棒は未だ根元迄埋まっていない。
呆然と見上げるブラッキーとエーフィの視線に気付き、ギラティナは熱の篭った眼で見返し続きを促した。
「はぁ、く、っふ…ぅ、ううっ…くぅん、ぁ、すごいぃ…
おチンポすごい、…は、ぁ、あっおマンコ壊れちゃ…ぁ、ううっ」
肉が肉を捏ねる、粘着質な音が響く。
発情した他の雌ポケモンが擦り寄り、結合部位や粘液の溜まる生殖孔の淵へと舌を這わせ、
或いは己の女陰を擦り付ける行為をギラティナは拒絶しなかった。
棹に生えた無数の肉疣で膣壁を圧迫して掻き回し、重たい突き上げで子宮口を押し上げる。
快楽に下がった肉口は衝撃に徐々に綻ぶも、子宮口は狭く、そして亀頭は余りにも巨大過ぎた。
ギラティナは限界迄ペニスを埋めた儘、ぐにゅ、と陰茎を動かして子宮口を抉る。
「え、何、で、中で、動い…ひぎゅっ」
モジャンボの触手の様、ギラティナのペニスがぐねぐねとS字を描く様蠢く。
子宮口を徐々に抉じ開け、そしてついに、
「ひ、……きゅぁーぅッ!!…――ッ!」
キュウコンの前足の爪が深くギラティナの腹部へと食い込み、金色の被毛が逆立ち膨らむ。
九つの尾が花開く様広がり、付け根から小刻みに幾度も震えた。
「ぁ、あく、…くぁ、…ふ、ぅ…」
キュウコンの尿道から、小刻みに潮が噴出す。
「ぐ、ふ、…ぎゅおおおおおっ!」
雌の最奥迄凶悪な肉槍で犯し、その快楽にギラティナは初めての射精を行う。
どぶ、びゅるるっ、びゅぶっ、ぶぷっ。
次から次へと精液が湧き上がり、熱い肉襞へとねっとりとした濃い白濁を吐き出し塗す。
キュウコンの腹部が張り詰め、膨らんでも射精は止まらない。
「――…!」
キュウコンのしなやかな体が仰け反り、眼が上目向いた頃ですら射精は止まらなかったが、
不意に痺れを覚えたかと思った途端ギラティナの翼は再び力を失い、ずるりと彼女の足から滑り落ちた。
ギラティナが鈍重に視線を彷徨わせると、肩での呼吸を繰り返すアブソルの姿がある。
背後からは再びモジャンボの蔓が這いより、他の植物ポケモンのであろう蔦も新たに加わった。
飛行ポケモンが力を合わせ、未だ萎えぬギラティナの肉棒に突き刺されたキュウコンの体を救出する。
「―…!!」
キュウコンの肉丘は充血して膨らみ、捲れた肉襞からは大量の精液が泡立ち絡まって滴り落ちる。
引き抜いても猶閉じきらず、ひくひくと開閉を繰り返す卑猥な肉壷を見た彼女達は、一瞬言葉を失った。
そんな彼女達の様子を見て、ギラティナは安堵と多少の落胆が入り混じった様な複雑な気持ちになる。
しかし次ぐ言葉で、それは覆された。
「―…キュウコンばっかり、ずるい」
ぽつり。小さな声で誰かが呟くと、途端雌達は同意を唱え始める。
「ねぇ、私達皆のおまんこに、奉仕してくれるって言ったわよねぇ…?」
キュウコンとは微妙に違う、水の甘い芳香に似た香りが鼻腔を満たす。
力失わぬペニスに絡み付く精液を舐め取るため、無数の舌が寄せられる。
ギラティナは応える代わりに、舌先を開かれた女陰へと伸ばしてみせた。

おわり
48名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 01:49:57 ID:zaQvvjEo
速筆GJ!
49名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 02:47:54 ID:AQM2oIZ/
童貞からヤリチンに、エロいよギラティナ
50名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 03:52:19 ID:XzsWELEn
>>42
GJ!
速筆すげー!
雌達の喋り方に艶があっていいねえ
ギラティナ可愛いよギラティナ
51名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 04:18:19 ID:v8QebcbW
>>42のおかげでギラティナの可愛さにめざめたパワー
自分も何か書きたくなってしまったよw
52名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 06:11:52 ID:22Uh958J
書けばいいじゃない!
53名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 19:41:35 ID:meQNC10H
今日のハッサムよかったわ
54名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:25:42 ID:UT2haRDC
ルカリオが「バトル10連勝記念のご褒美」とかなんとかで
路上で服剥ぎ取られて激しくかつねっとりと攻められて
ぐちゃぐちゃにされて中で瘤が膨れて数十分間注がれたい

55名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:38:47 ID:PoopuUTZ
バクフーンに猿ぐつわかませて壁に手を拘束してそこにメタモン放してだんだん近づいてくるメタモンに恐怖する表情を
「あれ?バトルでは自信満々なのにメタモンなんかに怯えてるの?怖いの?」
とかいって違うと言いたいのに上手く喋れないところでメタモンがたどり着いて悔しいでも感じちゃうそんな顔を見たい
56名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 00:23:18 ID:NY8V6Zi8
ストーブきかせた部屋でゲンガーやマニュやザングとおしくらまんじゅうしてえ
もみ合って遊ぶフリをしながら相手の変な所を触って発情させて
「遊んでただけなのになあ…何これ?そんなえっちな事考えてたなんて見損なったよ」と言い放ちてえ

プリンやグレッグルを腕に包み込むように抱きながら上と下の穴に同時に指入れて掻き回してやりてえ
57名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 01:05:53 ID:YVVy2+lv
ネイティオがトゥートゥーって鳴きながら
クチバシカチカチさせたり赤いぶらぶら振り乱したりしつつ
恥ずかしい汁でべとべとになってる様を見たい
トゥートゥーって言いつつ羽をばさばささせたり
のけぞったりしながらたまにこっち見たり
いやらしい目でこっち見ろトゥートゥー
58名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 01:44:35 ID:nPXB9IIX
お前ら…www




孤独に生きてきたユキカブリたんを家に引っ張ってきて、暖かさを教えてあげたい
そんでほっぺたが赤くなってきた所で甘〜くいやらしい事したいなぁ
59名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 01:57:58 ID:VsWfRxnr
氷タイプに暖房器具とか拷問すぐる
60名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 02:18:40 ID:TV7E24+8
暑さでぐったりとなったマニューラ様を介抱しつつ
動きが鈍っているのをいいことに、えっちぃ事したい
黒い毛皮を真っ白にするくらい精液ぶっかけたい
あああマニューラ様好きだああああ!!
61名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 08:55:44 ID:Siq4zoT6
サトシと別れてさびしく思っているグライオンがハッサムにやさしくしてもらってるといいな

もちろん性的な意味で
62名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 13:10:52 ID:8TmXcRrW
>>61
やべぇそれ萌える
ハサミ同士イチャイチャしてるんだな
63名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 19:31:11 ID:rKkBAjNx
鋏コキと言う緊張感溢れる新ジャンル
64名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 19:58:12 ID:jOz7VAMD
ハサミギロチンがきまったぁぁああぁあぁッッ!!
65名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 20:52:57 ID:dK6Vaqwb
いちげき ひっさつ!
66名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 21:51:34 ID:BCoDqRUF
おめでとう! ハッサムは おんなのこに しんかした!
67名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 22:19:49 ID:TXYKiJfx
ヤンデレグライオンがハッサムをちょん切る話ですねわかります

…見たくねええええ、もっといちゃいちゃしたのがいいです
68名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 22:32:59 ID:BCoDqRUF
懐き度最大のイーブイの処女おっぱいに吸い付いてキューキュー鳴かせたあと、優しくお股を撫でながら耳にキスをしたりふさふさの尻尾を毛並みに沿って撫でて最後に挿入して終わったら添い寝したい

イーブイは30pくらいしかないから俺のチンポはぴったりだろう、うん




うん…
69名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 23:40:34 ID:upVoqhcN
ポケモン世界での深夜番組でも際どいものがあったらいいな……

それで重い瞼をこすりながらエロ番組見たけれど
何か抜けなくて悶々とした気持ちでベッドに横になろうとした途端に
忍び込んでいたヨノワールに服脱がされて
朝まで延々とねっとり犯された後よくできましたって
頭なでなでされて
素直に嬉しく思ったけどだんだん手が下がってきて
気付いたときにはがっちり掴まれていて
そのまま夜通し犯されて
その後ぎゅってされて
疲れからそのまま寝ちゃって
目が覚めた時には縛られていて
ヨノワールが呼んだゲンガー、ゴースト達に身体中舐め回されて
全身ぬるぬるになりながらよがり狂いたい。
70名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 00:36:54 ID:5gqbe+L7
>>69
二日間ぶっ続けか…尊敬した
71名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 00:39:46 ID:rzXEaqHB
>>68
根元縛ってシコるとデカくなるぜ


ユキメノコの緊縛プレイ…
72名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 03:25:10 ID:+jrdHpjS
>>69
お前さんが女の子だったらSS書きたいぐらい好みのシチュエーション

女トレーナーが草むらの野生にクリムゾンされてるの見たい。
ひんしになった相棒が野生の群れの一匹に前足で押さえ込まれて生殺与奪の権を握られていて抵抗できず
むしろ「○○のいやらしいおまんこにあなたの立派なおちんちんハメてください」と自ら震える声で言わされて処女喪失するはめに
子宮口ゴツゴツ突かれながら横を見たら、意識のない相棒を他の野生が犯していて
「嘘つき!助けてくれるって言った癖にいいぃ!!」
と発狂したとたん怪しげな技を使われて発情、淫乱化して次から次へと群れに犯されるトレーナー。
我に帰ったときは精液でお腹はパンパンに膨れ、相棒はタマゴを孕まされていて二人で途方に暮れるのが見たい

それから二人してポケ姦、乱交に目覚めてオスの手持ちや野生とヤりまくりになるのが見たい
73名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 07:36:48 ID:uHmmd4io
風呂場や台所、ベッドの中等
ありとあらゆる場所でラティアスとレズプレイしたい
秘部に指を這わせてくりくり動かしながら「ここがいいの?」って優しく聞きたい

高さ1.4mってほぼ人間ぐらいの大きさだから
そう難しくはないと思うんだ
74名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:01:09 ID:S8cEdGQn
人間雌もいるのかー
75小ネタ:2009/12/06(日) 14:19:25 ID:+jrdHpjS
育成相談スレ風1レス小ネタ。トリトドン×人。


714 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/03(木) 00:42:06 ID:???
前スレのドンカラスの人見て思ったんだけどさあ、ポケモンて人間に恋すんの?
ケモノ系や人型系ならまだわかりやすいんだろうが、うちのぽわぐちょタソはいつもクールでよくわからん。

ぽわたん袖をかじらないでくれよ
お前の歯は無いようにみえてじわじわ対象物を削っていくんだよ

715 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/03(木) 06:49:43 ID:???
ちょっとした祭になってたよなwwwここ育成相談スレなのにwww
あの人あの後無事だったんだろうか…

716 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/04(金) 18:20:44 ID:???
既出そうだが鳥はスリコミとかもあるし、タマゴから育てたことが一因になったんじゃないか?
授乳もいらないんだから親から離して育ててれば人になつきやすくもなるだろ
もしかしたら自分をポケだと思ってないのかもしれん
鳥ポケじゃなくても、タマゴから生まれる前から親から離されるって
たいていの廃人のポケモンの育て方と同じなんだけどなw

717 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/04(金) 20:47:09 ID:???
全国の廃人トレーナーが背後を気にしだしたようです

718 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/04(金) 21:03:11 ID:???
>>714
トリトドンのCOOLっぷりは異常。奴ら唐突にデレが来るからいつも土壇場でキョドるしかない。
この前素でフヒヒ笑いするトレーナーがいっぱいいる地帯で勝負持ち掛けられて、てかもう囲まれて強制連戦状態になった。
その日曇りだったんだがあついしぼうに取り囲まれてポワルンが晴れ形態に変身してたの覚えてる
 別にトレーナーに危害を加えるような輩じゃなかったんだけど、
モジャンボ繰り出してきたトレーナーがニヤニヤしながら私とモジャンボと後ろのキモヲタフレンズを交互に見るんだ…
ギャラリーになってる連中が「うぇwwwちょまwwリアル触手www」とか
「あの人ミミロップに入れ替えてくれませんかね」「ああぁぁんザングたああぁん!1!!きゅいきゅいモフモフ」
とか言ってるのが聞こえてキモさで卒倒しそうになってたら
呼んでないのにぽわぐちょがボールから出てきて、トリックルームやってないツメも持ってないのに先制 じ わ れ \(^O^)/
平然とした顔で私を引っ張って阿鼻叫喚状態になった場を後にした……

モジャンボと一緒にキモオタトレーナーも数名地割れに消えたが、無事だったことを祈っている

719 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/04(金) 21:30:16 ID:???
>>718
だいすきクラブスレ池

720 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/04(金) 21:30:19 ID:???
>>718
通報しますた

721 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/05(土) 20:22:06 ID:???
携帯から失礼。トリトドンってお湯入っても平気なのか?
俺の西ぽわが浴槽に入って来てじゃれてネットリ吸い付いてくるんだが
ネバネバが酷くてお湯が糸引くわ床が滑るわ、まるでローションプレイのようになって困っている。

やめろ股間に当たるとなんか変な気分になるじゃねえか

722 ゆけっ!名無しさん! [sage] 2009/12/06(日) 20:10:00 ID:???
トリトドンの体のどこかから肉棒みたいなの出てないか?
出てたら早く上がれ。でないと交接器ブチ込まれるぞ
まあ昨日のレスだしもう手遅れだと思うが
76名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 18:46:53 ID:oj77pi9E
>>75
育成相談スレネタ見てると、その世界の住人たちがうらやましくなるから困る
俺もぽわぐちょにローションプレイされたい
77名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 21:05:24 ID:Fi5i2w/P
>>75

育成相談スレっていう新しいカテゴリーだよなぁ。見てると現実味を感じるのがねらーの証拠w

しかしぽわぐちょもえ
78名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 22:49:42 ID:hyZWxesx
確かにポケモン世界にも電子掲示板はあるんだよなー

バシャーモとかの人型ポケモンに「ポケモンだけど今からマスターレイプするww」
ってスレ立てられて激しく襲われながらその場面場面をハメ撮りされて
調子に乗ったバシャーモが「じゃあ今から安価ww」
ってバシャーモが挿れながら椅子の代わりになって
喘ぎながらパソコンの前に座らされて更新ボタンを押したら
「野外」って安価で決まった途端に繋がったままバシャーモがあちこち戸締りして
そのまま出掛けて携帯で周囲の写真撮ったら
「俺んちの近くww」って返ってきて
そしてゴツめのポケモンを連れたトレーナーがやって来て
そのポケモンとバシャーモとの3Pを撮られまくりながら
おかしくなっちゃうよぉぉってやりたい
79名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:32:38 ID:S8cEdGQn
愚息が硬くなってしまった
どうしてくれる
80名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:49:11 ID:xRAGMNep
バシャーモの手だとタイピングやりずらそうだけどなw

バシャーモがPCでゴウカザルが携帯のイメージだな
81名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:10:45 ID:4R3esWYQ
どういうイメージだそれ
82名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:25:35 ID:TXwk91i2
氾濫し過ぎって意味じゃね
83名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:38:59 ID:vX2eoNEv
どういう意味だそれ
84名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:57:42 ID:arJhAfbI
安価でエロとか面白そうだな
しかもIDがxes
85リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:26:59 ID:yfAS1NQk
ちょっと通ります
前スレ辺りではエーフィさんとブラッキーさんの絡みをお読み下さり、あるいは目を通してない方も含めて有難う御座いました
それはさておき突然ですが10レスほど占領させて頂きます、ご容赦下さい
・ブースターさんとリーフィアさんの雌雄絡み
・飼われとか野生とか野暮とか無器用とか意地とか戦闘とか
・エロないので苦手な人はNG推奨


森から出た所、小高い丘になっている開けた草原。
日は空高くに昇っていて、心地よい光を差し向けてくれている。
後ろからは柔らかい風がするりと耳を避けて通り抜けていく、いい日和だ。

丘の下、遠くのほうにはニンゲン達が群れて住まう集落がある。
隙間なく石が敷き詰められているその集落は俗世とまるでかけ離れており、俺はあまり好きになれない。
あれさえなければな、と思うこともあるが、別にあっても不便ということもないし、見ている分には面白いことも多い。
ここで日の光をこの身いっぱいに浴びながらニンゲン達を観察するのは、ちょっとした楽しみになっている。今日も今日とてそのつもりだったのだが。
「こんにちは」
ふと、先客からそう声を向けられる。
見晴らしもそこそこよく、獲物定めから位置確認まで様々な用途で生き物達に利用される丘なのだし、他の生き物と居合わせることはそう珍しいことではない。
風下から様子もうかがったし、危険な相手なら最初から近づかなければいいだけなのだが。俺はその判断に困り、結局この丘に、この生き物の前に姿を現してしまっていた。
「こんにちは」
その先客の体毛は、赤を地の色とし、首周りや尻尾にはふわりと膨らんだ黄色っぽい体毛を包めている。姿形こそ全然違うが、それでも俺と同族だ。
しかしその体毛はどちらもくすんだ色をしていて、あまり穏やかな生活をしていないことがすぐに分かるし。目つきは鋭く一点を、俺を見据えていて。二言目を向ける余地がない。
少し横にいったほうにはひとりのニンゲンも居ることから、恐らくこいつはそのニンゲンの"飼われ"なのだろう。
敵でなければ軽く談笑しあったりしたいと思ったものだが、改めてその姿を見ても穏便に済みそうには到底思えない。
風下から察した、同族であるということが判断を鈍らせたのかもしれない。普段なら近づきもしない相手であることにようやく気付き、後悔した。

「……戦いましょうか」
しばらくお互いに押し黙っていたものの、その静けさを吹き飛ばしたのはこいつの一言だった。
「嫌だよ、理由もない」
俺がそう返事を返す頃には、こいつは前身を低くして構えていた。
このまま飛びかかられると避けきれないと思い、咄嗟に数歩身を引く。
「戦うことに、理由って必要ですか?」
そのまま俺も思わず構えてしまうが、かと言って手まではださない。
「必要だよ」
上下関係や、あるいは被食者と捕食者といった敵対関係ならともかく。飼われの奴らと深い関わり合いなんてないし、同族なのに敵対することもない。
飼われの奴らは、時に思いがけないことを平気でやってのける怖い面があるが。今のこいつもその面が現れているのだろうか。
「私には、そんなの必要ないです」
こいつはそう言うが早いか、後ろ足で草の地面を蹴り、前足を振りかざしてくる。
跳び退いてなんとか避けるものの、こいつは空を切った前足をそのままに俺のほうを睨みつけ、刹那、炎が俺のすぐ脇をかすめる。
不覚だったとはいえ、狙いが荒く助かった。こいつは再び炎を吐くことはなくじりじりと近づいてくるが、その分だけ俺は身を引き、さっき跳び退いた時にできた距離を維持する。
86リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:27:37 ID:yfAS1NQk
こいつは――根っからの戦闘狂なのだろうか。
戦うのが好きとか嫌いとかでなく、戦わないと気が済まない、休まらない。そういう奴なのだろうか。
気が進まないが、逃がしてもらえそうにもないし、と。そうこう思考を巡らせていると、すーっと、柔らかくも強い風が吹いた。
幸か不幸か、それはこいつの後ろから俺の後ろに向かっての向かい風で。こいつはそれに乗りもう一度飛びかかってくる。
間に合うかは分からない、ただ足元の草達に念を送り、もう一度、地面を草ごと蹴って跳び退く。
その前足の爪が俺の横腹に引っかかるものの、痛みだけを残しどうにか捕まらずに。そいつは勢いのままに、前足を草の地面に振り下ろして。
直後に、刺激された草達がするりと伸び、飛びかかってきたその足に、胴体に絡みつき、こいつを宙に縛り上げた。

ぐううう、という低い唸り声と、その後ろからはニンゲンが何か指示しているかのような声が聞こえる。
また炎を吐かれる訳にもいかない。そう思い、すぐに草達に念を送り直し、その口周りも縛り付けて黙らせる。
そうしてから俺はそいつの側まで近寄り、すぐさまその喉元に噛みつき、赤い体毛を持ったそいつを草の地面に横倒しにした。
その体に絡みついていた草達は俺の力で引きちぎられ、表面に浮いた部分がバラバラと足元に落ちる。
こいつは抵抗として、まだ不自由なその足をばたばたと動かしていて、その度に絡まっている草が浮き、落ちていく。
早く静めないと、と思い、前足の体毛を鋭くとがらせ、その腹を掻っ切ってやろうとした。
殺めるわけでもない、痛みを借りてこいつを屈伏せしめるだけ。
しかしそうした瞬間。こいつは光に包まれてニンゲンのほうにいき、そのニンゲンが前足に持っていた球体に入り込んでいった。
飼われの奴らが戦いから離脱する、というより離脱させられる。ニンゲンの強大な力だ。
俺は構えを解かずにそのままニンゲンを、睨む訳でもなく見つめ続けたが。程なくしてそれは、俺からゆっくりと距離を取るようにして丘を降り、ニンゲン達の集う集落のほうに向かっていった。

草原には雑草の引きちぎられた跡と、焼け焦げた跡だけが残る。
さっきの、前足が振り下ろされた時に付けられた、横腹の傷が後になってヒリヒリと痛む。
おまけにしたたり落ちるほどでもないが血の匂いがするし、恐らく横腹辺りの体毛は赤くなってるのだろう。血の匂いに敏感な捕食者らに狙われないかが気が気ではない。
折角のいい日和なのに、と不服に思いながらも。しかし、ようやく独占できるようになったのだし、目をつむって体いっぱいにその光を浴びることにした。


日が傾き始め、空が赤く燃える頃。光の遮られた暗い森の中をゆっくりと歩いていた。
あんな横腹の傷なんて少し日の光を浴びてればすぐに癒えるし、一悶着あったとはいえ平和な一日だったか。
途中に流れる川で喉を潤しもしたし、後は日が落ちるまでに寝床に戻るだけだ。
夜行する奴らに出くわす訳にもいかないし、いつものこと。
「リーフィアさん、いらっしゃいませんかー」
しかし、そろそろ夜行の奴らが動き始めるであろうこの頃に、何やら聞き覚えのある声が丘のほうから聞こえてくる。
夜行の奴らに狙われ、獲物とされても仕方がないほどの大声で。まず不安がよぎる。
"リーフィア"というのは俺の種名だし、俺のことを呼ぶ声なのだろうか、と次に思い。最後には、声を放つ主の、警戒心のなさにあきれた。
思考を巡らせ声の主を模索してみると、すぐ思い当たる節に行きつく。日が真上に昇っている頃に会った、あの戦闘狂の声だ。
飼われの奴が世間知らずなのは存外よくあることだが、ここまでとなると流石に不憫に思う。
ここから声を返すのはさすがにどうかと考えつつ、日が真上に昇ってる頃の勝負で決着がつかなかったことを思いだし、ふつふつと腹が立ってくる。
最終的にはあいつの判断ではなかったことぐらい分かっているのだが、文句の一つや二つ言ってやらないと気が済みそうもなく、身をひるがえして丘のほうに駆け始めた。
87リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:28:17 ID:yfAS1NQk
程なく、すぐ近くまで来て、風下から様子をうかがってみるが。その声の主がいるだけで、周囲に他の生き物は居ない様子だった。
飼い主と思われるあのニンゲンの気配すらなく、やや気味が悪い。
ここまで来ておいてまだ悩みどころが多いが、せっかく来たのだしと重い足取りで、開けた草原の丘に出る。
"そいつ"は俺の気配を感じたのか、俺が声をかける間もなく顔をこっちに向けて視線を合わせてきた。
「来てくれましたね」
随分と穏やかな声を俺に向ける。
「こんな遅い頃に騒ぎ立てんな」
空は焼け焦げて、既に暗くなり始めている。草原は持っていた赤みを失い、黒く染まっていく。
夜行の奴らはもう活動し始めてる頃だろうし、あまり目立つようなことはしないで欲しい。
「……負けました」
そうこう思っていると、二言目には勝負の決着をつけられてしまった。
「そうだな」
それを聞き入れたまではいいが、あっさり負けを認められたのが逆に腑に落ちない。
どんな複雑な思いで呼ばれてきてやったと思ってるんだ、と、その一心で言葉に食いつく。
「で、何しに来たんだ。今度は負けないって、か?」
「ご主人は振りきって来ました」
しかし聞いてもいないことを返され、どう言葉を続ければいいのか分からず困り果てる。
「……何しに来たんだ」
「私、『フラリー』と、呼ばれています」
それでも話をそれされ、軽い苛立ちを覚えつつも。自己紹介をされたようなのでひとまずその言葉に乗った。
「……ふらりい?」
「はい」
変な呼ばれだ。よっぽど落ち着かない、ふらふらしている奴だと思われているんだろうか。
その通りな気もするが、そんなしょうもない呼ばれをされ。ニンゲンと関わるとロクなことないな、と思わずには居られない。
「貴方はどう呼ばれてますか?」
こいつは一歩歩み寄り、まるで俺の顔を覗き込むかのように顔を突き出しながら尋ねる。
「呼ばれなんてない、『リーフィア』でいい」
「そうですか」
不機嫌なりに言葉を返すと、こいつは短く理解を示したが。なんでそんなことを聞くのか、俺には意図が掴めず。
俺が何かに騙されているのだろうか、などと勘繰りつつも結局分からず、もう一度向かいに聞きなおすばかり。
「……で、俺を呼びだした理由はそれだけか」
そう声を向けた後、わずかばかりの沈黙が辺りを包む。言葉に詰まったのだろうか。
辺りには、優しくも冷たい暗がりの風が吹き、地面の草や森の葉っぱをさらさらと撫でて。そんな一間を置いてから、今度こそ話を進めてくれた。
「会う事にも、理由って必要ですか?」
「いや」
要するに俺に会いたかった、ということだろうか。それならそうと言ってくれればいいのだが。
理由ばかりはどうにかして避け続けてるみたいなので触れないほうがいいのだろうか、と思った矢先。聞きもしていない理由について続けられる。
「……貴方の傍に居たいです」
88リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:29:06 ID:yfAS1NQk
服従する奴の気持ちなんて俺には分からないが、負けを認めて傍に付くというのは割とよくあることだ。
ただ、飼われの奴でも、屈伏させられた時の立ち振る舞いなどを理解しているものなのかと意外に思う。
「構わん」
そうしていると、ふと、慣れない匂いがする。
鼻に強く刺しながらも甘く、心地のいい匂い。すぐそこにいるこいつの匂いなのか、と気付くのにそう時間はかからなかった。
初見からして分かっていたがそれまで意識する必要もなかった、こいつが雌であるという事実。それを今になって意識し始める。
こいつは程なくして俺の横まで歩き、体が当たらない程度の位置に隣り合い、足を畳んで、暗い草原に腹ばいになり。
俺も釣られて、その横に腹ばいになって目線を揃えて。お互いの視線が向く丘の下には、暗い中に明るく輝くニンゲン達の集落が映る。

「……私は、強くならなきゃいけないのですか?」
突然、そんな疑問を俺に投げかけてくる。
「はぁ?」
日が真上に昇っていた頃の、あの血に飢えたかのような奴が言うこととは、到底思えなかった。
あのニンゲンにそう教え込まれ自我もなく忠実に従っていただけだとか、そんなことなのだろうか。
「強くなって、それで、どうなるのですか?」
その頃の自分を肯定したいのか、はたまた否定したいのか。理解に苦しむ。
要らなかったはずの理由が、今になって欲しくなっただけかもしれないが。
「強くなるって、お前が望んでたことじゃなかったのか」
そう確認の言葉をかけてみるが返事なく押し黙る。
視線だけをすぐ横に向けてみると、目をはっきりと開けて俺を見据えているそいつが映る。
その表情はどこか空虚で、何かに怯えているようにも見えた。すがりつかれているのかと思うと中々に気分がいい。
「んー……。同族や外敵を屈伏せしめて、保身と、あと子孫を自分以上に強くするため、とかか」
視線を元に、明るいニンゲン達の集落のほうに戻しながらそう言う。
俺だって誰かしらと争いたくはないが、強くなりたいとは思っている。そうすれば捕食者らに怯えることもないし。
「なんですか? それ」
しかし、まるで思い当たる節がなかったのか、素っ頓狂な声を返される。
一々説明すると長くなりそうだ、飼われの奴はこれだから、とため息を一つつき話を切る。
「……飼われの"ふらりいちゃん"にはむつかしい話だったね、悪い悪い」
「バカにしないで下さい」
俺に服従しているかと思っていたところを反抗され、一瞬言葉に詰まる。
怒らせただろうか。視線だけを再び隣のこいつに向けるが、表情などは特に変わっている様子はなく心配する必要もなさそうだった。
「いや、んなことない。飼われの奴らって、どこか幼稚っつーか、好奇心旺盛で可愛いんだよ」
全くバカにしていないと言うと嘘になるが、悪気があるでもない。
「だからバカにし」
「孵ったばかりの小さい子を見たら……」
そのまま言葉を続けようとした所に声を返されてしまう。
思わずこいつの言うことを遮ってしまいどうするか一瞬悩んだが、結局言葉を続けて。
「……"可愛い"って、お前もそのぐらい思うだろ?」
こいつは不満こそあったようだが、ただ黙り、うなずいて肯定して。
その仕草が無器用なりにも可愛くて。俺は思わず口元をゆるませ、にやりと微笑む。
あの甘く心地よい匂いがより強く鼻に刺す。もっと近くに居たい、と。
「俺にとってのお前が、それだな」
89リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:29:51 ID:yfAS1NQk
そう言葉を吐き、こいつの首元、暗い中にも黄色くふわりとした体毛に顔を押しこみ、噛みついて。すぐに力いっぱいに捻じ曲げその体を横向きに倒す。
こいつは驚いたのか、びくりと一瞬だけ体を震わせるがそれ以上の抵抗はせず。横倒しにしたその腹を鼻でを押すと、草の地面に自ら仰向けになる。
「私……"可愛い"ですか?」
そんな言葉は差し置いて、俺はただその腹に両前足をあてて。すぐさま強く押さえつけた。
「ぎゅうぁあ」
圧迫された腹の奥から、絞り出したかのような悲鳴。
この世間知らずで幼稚な雌を支配している。そのことを実感させてくれる可憐な声。
「ああ、すごく、可愛いさあ!」
押さえていた両前足を左右にずらし、折り畳んで、仰向けになっているこいつの上に体を置く。
お互いの腹がくっつき、こいつの、どくどくと臓器の打つ鼓動が伝わってくる。
「やめで……えうう」
その体はとても暖かく、心地よく、冷たい暗がりの風も忘れてしまいそうなほどに気を煽られる。
嗅がずとも、甘い匂いが鼻に突き刺さってくる。腹から伝わる鼓動が強く、速くなってくる。悲鳴が頭をすり抜ける。
「負けた奴が、何を! 言ってるんだあ?!」
首をひねり、黄色の体毛を鼻で掻き分けてから再びその喉に噛みつき。下に、地面に向かって強く押さえつける。
こいつの、ふわりと膨らんだ尻尾が後ろのほうで空を切り、ばさばさと音を立てている。
「うえ……う、あ……!」
小刻みに体を揺らし、その度にこいつの口からは言葉にならない声と、小さな炎が零れる。
本当に嫌なら炎を強く吐いて俺を払いのけるぐらい容易だろうが、そうしない理由も察してやる。
「くく……いい子だ」
言葉もそこそこに舌を出し、こいつの頬にあてがえ丁寧に舐めまわす。
小さな炎がすぐ側をかすめて俺の頬をくすぶらせる。
いつまでもこうしていたい。甘い匂いに包まれ、暖かい体に身を擦りつけ、この雌を感じ取っていたい。

そう嬉々としていたが、急にぴたり、と体が止まった。体じゅうに寒気を感じる。
風の中にこいつとは違う別の匂いがする。鼻に付いて離れない嫌な匂い。
こいつを腹に敷いたまま耳を澄ますと、少し距離を置いたところに呼吸の音が聞こえた。それも一つや二つでなく、十数もの数。
いつの間にか夜行の捕食者に狙いを定められていた、そのことにようやく気付き、焦りに駆られる。
「おい、動けるか」
すぐさまくっついていた体を離し、そう尋ねる。
「ん……え……?」
こいつはまるで訳が分かっていない、といった様子で、ただ小さなかすれ声を発するばかり。
「狙われてる、分からないか?」
身の危険を感じ取ってないのだろうか。それとも惚けているのか。
仰向けになったままで首を曲げ、上に立つ俺に虚ろな視線を向けていた。
「……何?」
「敵だ」
すっと立ち上がりこいつの上から退くが、足元が落ち着かずふらふらとする。
草の地面に立っている感覚がなく、まるで浮いているかのように錯覚し。
それでも足にぐっと力を込めて強引に固定し、草の地面に念を送る。
90リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:30:35 ID:yfAS1NQk
「お熱いねぇ、お二方とも」
程なくして暗がりから草原に、一匹、二匹と姿を表し、輪になって俺達を取り囲んでいく。
「いいとこを邪魔しやがって」
黒い体毛を持った種族の群れ。追い回すことが上手く、逃げても助かる見込みがないだとか言われてる奴ら。
よりにもよって気分をよくしてたこんな時に、と不機嫌にも声のするほうを睨みつけるまではいいが、数に圧倒されて身の縮こまる思いだった。
「わりいね。ま、二匹で仲良く俺達の腹に収まってくれればそれでいいわけ」
隣にいるこいつはまだ仰向けのまま、その言葉を聞いてぎょっと固まり。ようやく周りの捕食者らに視線を差し向け口を開く。
「どういうことですか……?」
「お嬢さんも、おとなしくしてれば苦しい思いはさせませんよ」
血に飢えていたかのようなあいつは、一体どこに行ったのかと思うぐらいに震えていた。
同族なのだし、同じ敵に恐怖を覚えるのは変なことではないのかもしれないが。こんな時ばかり俺と同じだなんて全く役に立たない。
「お前も早く構えろ、死にたいのか!」
仰向けのまま固まっているこいつに、視線もくれずそう声を向ける。
「おうおう、やりあおうってーのか」
すると俺の声が効いたのだろうか。捕食者の声が響く中、こいつは急に跳ね起き、俺の側に立って後ろを向き、身構える。
「そっちは頼む」
何かに気を煽られたのだろうか、低い唸り声をあげていて。戦わないとおさまらない、元のあいつに戻っているようだった。

「かかれえ!!」
捕食者の群れの、恐らく一番身分が高いであろう者の声が、暗がりの丘に大きく響く。
それと同時に前のほうから二匹が飛び出してきて、その前足を振りかざしてきた。
それを見るが早いか、俺は前足の爪で草達を勢いよく引っ掻き。刺激された草達はするりと伸びてその二匹に纏わりつこうと飛び出して。
一匹は、それが後ろ足に絡まってすぐに草の地面に突っ伏しそのまま地面に縛りつけられるが、もう一匹は飛び退いてそれをかわし捕らえられず、宙には草達がぶつかり合って何も入っていない草の塊ができる。
後ろからは、この暗がりの丘に赤と黄色の光を灯されるが、特に気を向けていられる余裕もない。あの戦闘狂に任せるしかなく。
飛び退かれ捕らえ損ねた一匹に視線を合わせつつ草達に念を送り直していると、その一匹の横に、外周の輪から四匹が加わる。
その五匹は、お互いに距離を置きあい、うち三匹が地面を蹴ってそれぞれの方向から再び飛びかかってきた。
再び地面を掻き、草達をするりと伸ばして差し向けるが、今度は誰も捕らえることなく宙に絡まって。
一匹と一匹の隙間に、慌てて飛び込み回避を試みるが、胴体と後ろ足に捕食者の鋭い爪が刺さり。それはすぐにすり抜けてくれたものの、それぞれの部位に強い熱さが残る。
更に待機していた二匹がそれぞれ牙をむき出しにして飛び出してきて。咄嗟に体毛を鋭く逆立て、片方の前足を振り上げて一匹の顔面を、片目を切りつけ退かせるが。もう一匹が俺の懐まで潜り込み、即座に喉を噛みつかれる。

後は捻じ伏せられて、食われて終わりか、と、そう察した瞬間。ごおお、と、すぐ側を赤と黄色の光が、強い炎がかすめる。
その炎は、俺の喉を噛んでいた一匹を包み込んで、焼き焦がして追い払い。先に飛びかかってきた三匹もそれを避ける形で飛び退いて。
最初に地面に縛りつけた一匹を除く、他の捕食者全員が、地面を蹴って一っ飛びするだけでは届かない程度の距離を俺達から取り、ぐるる、とただ低く唸る。
体の痛みを堪え、俺も牙をむき出しにして睨み返すが。程なくして外周の輪から、一つの声が響く。
「さがれ」
戦いを起こした声、一番身分が高いであろう者の声だが、今度のその声は低く、落ち付いた物だった。
俺達の前にいた五匹はその声を受けると、後ろを見せることなく外周の輪に引きさがっていき。代わりに声の主が一歩、二歩と輪の内側に入ってくる。
俺も、いつの間に側に戻っていた戦闘狂も、同時にその姿を睨む。そいつは俺達に目を合わせつつも、地面に縛られていた一匹の側まできて。その身を縛っていた草を爪で裂いた。
ようやく解放された一匹も俺達を見つつ外周の輪まで退き、それらが済んだ頃にもう一度声を放つ。
「引き上げるぞ」
その視線こそ俺達を見続けていたようだが恐らくは、輪を作っている群れの仲間らに向けて言ったのだろう。
たくさんの視線はやむことなく、しかしその輪はだんだんと広がっていって。纏めていた声の主が体の側面を見せるように走ると、その輪も後を追うように走り、この丘から去っていった。
91リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:31:15 ID:yfAS1NQk
やがて周囲には光がなくなり真っ暗になり、ただ、下にあるニンゲンの集落が輝きわずかな視界を保ってくれる。
真っ暗な風がすーっと吹き、傷口を荒く撫でながらすり抜け、ようやく捕食者らを追い払えたことを実感する。
一匹の片目を潰すことができたし、こいつの炎に焼かれた奴もいるし。日がいくつか昇って沈むぐらいまでは、もうあの群れには狙われないだろう。
途中で獲物とすることを諦めてくれたのは、俺達から得られる栄養より、俺達から被る被害のほうが大きいとでも判断してくれたからだろうか。賢明な奴がいて、助かった。
後ろ足や胴体からは血がしたたるが、そう深い傷でもないらしく。ひとまずは助かったことを喜ぶべきか。

「お前強いんだな」
程なくして、すぐ側に、隣にいるこいつにそんな声を向ける。
「……ありがとうございます」
こいつは少しばかり荒さが残る呼吸の、その隙間に言葉を挟んで俺に向けて。一間置き呼吸を整えてから声を続け。
「でも、貴方のほうがやっぱりお強いです」
そう、くすりと笑ってから、俺にその身を寄せる。
ふわりとした体毛が体側面に触れる。さっき戻っていた戦闘狂は本当にどこに行ったのか、穏やかにもその頬を俺の首筋辺りに擦りつけながら。
「どこがだよ」
俺一匹だったらあのまま食われてただけだし。俺を助けるだけの余裕があったこいつのほうが強い、そのことは固いだろう。
しかしそう思えば思うほど、ふつふつと疑問が湧いてきて腑に落ちない。
日が昇っていた頃の勝負は俺の勝ちだと、確かに俺だってそう思っているのだが。それなのにさっき逆転したのは何があったというのか。
強いて言ってもせいぜい、近くにあのニンゲンが居なかった、ぐらいだが、と思考を巡らせていると。
「貴方に従いたいです」
と、脈拍なくそう声を向けられた。
俺とどっちが強いかなんて、こいつにはどうでもいいことなのかもしれない。
あるいは気が向かない中、あのニンゲンに仕向けられていただけなのかもしれない。本当はもっと、こんな風に落ち着いた奴なんだと思うと悪い気はしない。
しかし酔っていた気が、今さっきの争いですっかり冷めてしまい、どうにも乗り気になれない。
「悪い、それは少し」
こいつの方からも血の嫌な匂いが刺してくることが、気を冷ますことにますます拍車をかけ。応えられないことが申し訳なくすら思えてくる。
こんな場所で戯れなければ、血にまみれることもなかったのに、と今になって後悔した。
「……一緒に居ても、いいですか?」
そう言葉を向け直されて、しかしどう返事をすればいいのか分からず。黙ったままこれからどうするかを考え始める。
もう真っ暗なこの中でも、下の、集落の輝きに向かって行けば簡単にニンゲンの側まで戻れるだろうし、こいつは特に心配することもない。
しかし俺独りで寝床まで夜道をさまようとなると、中々に不安が残る。別の捕食者にまた狙われたら、独りで、ましてや浅いとはいえ傷持ちで無事に切り抜けられるとは到底思えない。
「日がまた登るまで、ここにいてくれるか」
「はい」
聞かれたことには結局答えないままに尋ねる言葉を向けるが。こいつは俺の声を聞くやいなや、すぐに言葉短く受諾してくれた。

さらさらと風が吹く中、こいつは俺の傍につき、胴体や後ろ足の傷を舐めて癒してくれる。こう手緩く侍らせるのも悪くないか。
優しく丁寧で暖かく、傷口に刺すこともなく心地よい。
思わず顔をほころばせながらも、必要以上に言葉を向けることもなく。ただそれが済んだらこいつの傷も舐め取ってやろう、なんてことを思いながら。
ニンゲン達の、輝きの止まない集落をお互いに見つめ、日が昇り始めるのをひたすらに待った。
92リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:31:57 ID:yfAS1NQk

日がようやく昇り始め、弱い赤の光が空を、この丘を焼く。
普段は暗い頃を眠って過ごしているため感覚が分からないだけかもしれないが、この時を随分と長く待っていたように思う。
優しい風がするりと抜けていき、心地よい光が差し。俺はそれらを体に纏って傷の回復に意識を向ける。
まだお互いの体から血の匂いこそするが、傷口がふさがってきているのか、鼻が慣れたのか。すっかり気にならなくなっていた。

暗い頃には分からなかったが、辺りには引き千切られた草や、炎に焦がされくすぶった跡が点々と散らばっていて。捕食者らを追い払ったのは夢なんかでなく本当にあったことなのだと、改めて思い知らされる。
助かったその後から今まで、俺とこいつはずっと寄り添い合っていて、かといって特に言うほどのことをしたわけでもない。精々傷を舐め合い、荒れた体毛を繕ってやった、その程度だ。

「明るくなり始めましたね」
すぐ傍からそう、どこか暗く儚げな声がかけられる。
「そうだな」
相づちを打ちつつも、俺だってそれが分からない訳ではない。
こいつはどうあっても飼われでしかない。あのニンゲンに従い、時には身を投げ出す覚悟だってしているはずだ。
何を思って俺の元に来たのかなど、分からないところもあるが、ニンゲンを恋しく思い始めたのか。そうでなくとも長く経たないうちにニンゲンのほうに探し出され、こいつは元の場所に戻るのだろう。
日の光を浴びながらもそう思考を巡らせていると、突然光が遮られ体に寒気を覚える。
遮られた光はすぐに戻ってくるが、嫌な予感を感じて日の差す方向を、空を見ると。一匹の大きな鳥が、まさしく俺達めがけて飛んで来ている。
その姿は夜行するはずの捕食者で、日の昇るこの頃に何故出くわしたのかも分からないまま身構える。が、傍にいたこいつが俺より一歩前に出て、俺を抑止するかのような形になる。
邪魔だと思いこそするが、そう言葉を向ける前に、ごおお、と物凄い勢いで捕食者が側を通り抜け。後ろ、少し離れた草原に降り立った。
今ので体を押さえ込まれていたらどうするつもりだったのか、そう不満を抱きつつも後ろの捕食者に視線をあわせる。
「フラリー! 何してんの!?」
その大きな鳥は、捕食者は。すぐ側のこいつにそんな声を差し向けた。
しかしこいつのことを、ふらりい、と呼んでいて。敵のはずなのにと訳が分からなくなる。
「ごめん、この方と色々あって」
そんな俺をよそにこいつはそう言って、再び俺に身を寄せる。
その捕食者は、ぎろりした鋭い目を俺達に突き刺して。俺はぎょっとするものの状況が飲み込めず、身じろぎもせずただ固まる。
「その怪我はどうしたのさ? 平気? 大丈夫?」
「大丈夫、この方が助けてくれた」
俺が固まっている中、傍のこいつと捕食者が話を進めている。
「そうなんだ、よかった」
この捕食者は、大きな鳥はそう言い、一間開けてから言葉を続けて。
「ご主人も心配してる、時期にこっち来るよ」
そう言い終わると、首を曲げ自身の羽毛に顔を押し付け、悠長にも羽繕いを始めた。
「来たらさっさと出発するからね、覚悟しなさい」
「そう……」
傍にいるこいつはそれを聞いてか、ただ暗い声を漏らし。しだれた耳が俺の体側面に触れ、元気なくしょげている様子が窺えた。
どう言葉を向ければいいのかにも困り、ただ放っておくこともできず。思っていた疑問を一つ、短く尋ねる。
「仲間か?」
こんなことを聞いたところで気が紛れる訳でもないだろうが、ただ俺の疑問を解消してくれればいい。そんなつもりだった。
93リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:50:10 ID:yfAS1NQk
「え? あ、はい」
こいつは一瞬何を聞かれたのかと悩んだ様子だったが、すぐにそのことを認めた。
要するに、少し離れた位置にいる大きな鳥も飼われで、しかもこいつと同じニンゲンに従っている"仲間"らしい。
いきなり仕掛けてきたご挨拶も、こいつの怪我が俺の仕業だとでも思ってのことなのだろうか。
本来なら敵対する種族なのだから、仕掛けられること自体は不自然ではないが。少なくとも、構えた俺をこいつが体で抑止したことには納得がいった。

「うちの"ブースター"がさぞ迷惑かけたんじゃないかな、ごめんね」
大きな鳥が、羽繕いを続けたまま言葉だけをそう宙に放つ。
視線一つくれず、まるで誰に言っているのか判断に困ったが。程なくして俺に対して言っているのだと気付いてすぐに言葉を返す。
「気にするほどじゃーない」
傍にいるこいつ、"ブースター"とのひとときも、思うより悪いものではなかったし。
こいつの面倒見たことを差し引いても、言うような損害もなかっただろう。
「ほんと不器用でさ、初対面の奴らにはろくに口も聞けないのにさー」
その鳥はそう言いながらばさばさと翼を羽ばたかせ、首を振るってから、ようやく俺達のほうに視線を向ける。
それは、落ち着きながらも険しい捕食者の目で。何かを思うより先に、咄嗟に身構えてしまう。
「……ねえフラリー、アタシ外したほうがいい?」
俺のそんな様子を察してくれたのだろうか、はたまた別の理由があるのかは分からない。
その鳥が一間置いてからそんな声を続けて。傍のこいつはそれを受け、ただ短く希望して。
「ごめん、お願い」
こいつがそう言うと、その鳥は黙ったまま翼を大きく広げ、丘の下、俺達の場所から死角になる程度のところまで宙を飛んでいった。

丘には俺とこいつだけがいて、まだ赤い日の光が俺達ごと草原を包み込む。
柔らかい風が吹いているようでも空気がどこか重苦しく、言葉に詰まる。
「……リーフィアさん」
どう打開しようかと悩んでいたところ、傍から唐突にそう呼ばれて。俺が視線を向けると同時に声の主は身を離し、俺の正面に立っていた。
何か覚悟を決めたかのような鋭い目で俺と視線に合わせてただ言葉を続ける。
「私は、もっと強くなります。次に会う時には貴方を屈伏せしめます!」
「なんだ急に」
今になって言うことでもないだろうとは思うが、俺のような同族に負けたことがよほど悔しかったのだろうか。
話が通じるにしろ、戦闘狂であることはやはり変わりないのか、と思ったが、続けられた言葉は首をかしげたくなるものだった。
「貴方に見せてもらった夢を追いかけたいです」
「夢って?」
そんな大それたことを言った覚えはないが、俺の忘れたところで大げさなことでも言っていたのだろうか。
真っ直ぐにこいつの目を見据えるが、本気で言っているらしい。反論しても無駄そうだったので次の言葉を待つ。
「私が世界で一番強くなれば、身を守れて、リーフィアさんみたいなお友達も守れて……」
言葉に詰まり、ただ俺のほうに視線を向ける。
何か漠然としたことを言っているようで、本当はそれがどういうことなのかなんて理解していないのではないか。
そう思いながらもその目をただ見つめ続けていると、こいつは目に雨を浮かばせ。それは赤い日の光を集めて輝やき。
こいつが一歩、二歩と俺のほうに近づいてくると、その足取りに合わせるかのように、その目から輝く雨を零し落とす。
94リーフィア×ブースター:2009/12/07(月) 07:50:59 ID:yfAS1NQk
「また会えますよね……?」
酷く崩れた、醜く、なんとも言い難い表情をしながら言葉を続けられる。
まるで俺が虐めているみたいになっていて、あまりいい気もしないが、その顔からは視線をそらさず。それでも一言だけ言葉を返す。
「さあ……」
こいつのような飼われには自由なんてないも同然だし、俺みたいな野生の身はいつ狩られたっておかしくないし。
二度と会えなくても何もおかしくない関係だと言うのに約束できる訳もなく、言葉を濁すしかなかった。
しかしすぐ目の前にあるその顔は、ただじっと俺の目を見据えていて。しっかりとした返答を求めているのがすぐに分かり。思いなおして、頭の中で言葉を選び、もう一言だけ続けた。
「願えるならまた会いたい。俺も」
希望的観測でしかなくとも、願うぐらいなら好きにさせてもらってもいいか。
俺もまた一歩、二歩と歩み寄り、顔を寄せて。こいつの浅い傷口に舌をあてがえそっと撫でる。
「まあ、元気だせ」
嫌な血の匂いももう殆どなく、ただ甘く心地のいい匂いが鼻に刺す。この匂いももう嗅げないのか、と思うと残念でならない。
「つらい中に、痛い中に……貴方が、居で、ぐるるがら」
こいつも何かしら残念に思っているのだろう。強がって堪えているのか、はたまた、自分にそう言い聞かせようとしているみたいな、滑舌の悪い震えた涙声を寄せてくる。
その声は俺の喉を通り、胸の辺りに内側からぐさりと突き刺さり。どくどくと鼓動が高まり、嫌いな感情がこみ上げてくる。
俺はもう少しこいつと語らい合いたかったのだろうか。離れるのが惜しい。
それでもニンゲンの元に下る気は毛頭もないし、かと言ってこいつを無理にニンゲンの元から引き剥がすのも限界があるだろうし。
色々と頭で考えこそしたがどれも言葉にはせず、俺は黙ったまま身をひるがえす。
「……私のこと、また会える時まで覚えていて、下さい」
後ろからは、そんな低く沈んだ声が向けられてくる。
振り向いてもう一度その姿を見たいとも思ったが、俺の何かがそれを許さなかった。
「悪いがすぐ忘れるかもしれない」
俺にできることはただ言葉を向けるだけしかなく。
「お前は可愛いよ、ふらりい」
短く、そうとだけ声を続けると草原をゆっくり歩きはじめて。やがて森の木々に身を隠した。
後ろからは小さく霞んだ声が、ありがとう、と向けられていた気がした。

飼われの身なんて知ったことではないが、後はあの鳥や、ニンゲンらに任せればいい。
住んでいる世界が違うんだ、と自分に言い聞かせていると、丁度さっき居た後ろのほうから、があがあとニンゲンの声が聞こえてくる。
ああだこうだとあいつに言葉を掛けているのだろうが、何を言ってるかなんて俺には分かりもしないし、心底どうでもいい。

次に会う時に、あいつは果たして俺を屈伏させられるものかと、空虚の中に笑ってみる。
しかしもう一度あの匂いが嗅げるなら、それが叶うなら、負けてやってもいい、か。
ふらり、ふらりと落ち付かない足取りを一歩一歩視認しながら、どこ行く訳でもなく森を歩き続ける。
頬から首筋にかけてを生ぬるい雨が伝う。赤い空には雲一つなかったはずなのに、まるで俺の周りだけが雨雲に覆われているかのように、辺りが暗く感じる。
顔は熱く、意識も今一はっきりとせず、まるで自分がここに居ないかのような感覚に陥る。
あいつから何か変な病でも移されたのだろうか。全部錯覚だと、そう思ってみても辺りの風景はまるで代わり映えしない。
こんな状態を夜行の奴らに知られたら身が持たない。傷だってまだ癒えきらないが、次の日が昇る程度まで寝床で待機していたほうがいいだろうか。
ああちくしょう、飼われの奴は本当に面倒だ――
95名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 07:52:18 ID:yfAS1NQk
・以上エロないので苦手な人はNG推奨
ちょっと通りました
96名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 08:37:51 ID:OPHZRN/W
GJ!
エロなしって言うシチュは斬新な発想だ!
次も北石照代
97名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 11:16:36 ID:mDMEXPua
乙。
でも毎回エロ無しならここに投下しなくても他に場所があるような。
98名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 13:42:17 ID:kYLmEc8Z

でもこの人の作品はすごい好きだけど
99名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 14:16:57 ID:NbMP82Ab
>>97
そんなんある?
どこ?
100名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 18:37:28 ID:mDMEXPua
>>99
創作発表板。
エロ無しだったら、是非向こうにお願いしたいなーと思って。
過疎り気味なんでさ…職人に来てもらいたいんだ
101名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:25:45 ID:NbMP82Ab
エロ無しでもちょっとでもグロありは禁止、
小学生の性教育程度のネタ(生理とか精通とか)も禁止だよあの板。
で、途中までエロ無し展開が続いて最後にエロがくるようなのの場合は?
保管庫の人には未完作品扱いしてもらうの?
それとも
「これからエロパロ板と創発板をいったりきたりしまぁす。みんなアタシを追いかけてネv」
を推奨するの?
102名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:27:04 ID:4R3esWYQ
別にここでええやん
103名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:41:19 ID:NbMP82Ab
>>100が追い出したいっていうからさ
104名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:43:32 ID:gWOC/GNi
>>97
前回の投下は最後にエロ入ってたよ

>>94
乙!
氏の♂♀純愛SS好きだ
ブイズは可愛いのに格好いいな
105名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:47:07 ID:NbMP82Ab
>>104
あそ。読んでないからどうでもいいよ。
今後非エロパートが続く作品来たら追い出すかってことよ。
106名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 21:01:52 ID:pSMRzS9c
お前を追い出したいよ
107名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 21:02:06 ID:XLBCfF9j
>>105
俺をはじめ何人かはお前を追い出す方法がないものか今考えてると思う
108名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:06:07 ID:4R3esWYQ
ガーディの前にポフィン置いて10分くらいまてさせたい
109名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:23:11 ID:/bHjun8s
ぽわぐちょにすっかりはまりますた
110名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:57:05 ID:o4xand7L
いきなり寒くなってきた、炎ポケモンをひたすらモフりたい

それで最初はキャッキャウフフ程度だったんだが
途中からポケモンの様子がおかしくなりはじめて強い力で押し倒されたかと思うと
服を引き裂かれて丸裸にされて熱々の身体にのしかかられて
内股とか胸とかに擦れ合っているうちにこっちも何か変な気分になって
それをいち早く知ったポケモンに身体中唾液まみれにされて
火が付きそうなくらい激しい動きで犯されて精液を中で出されて
その熱さと気持ち良さで恍惚の中びくんびくんしたい
111名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:50:21 ID:tg+GrHvE
ブーバーちゃんに抱き着いてさわさわしたい
そんで恥ずかしがりながら抱き着き返してほしい
ベッドの中でイチャイチャしながら暖まるんだ
112名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 00:25:10 ID:7RmmjwHY
俺のマクノシタはいつも夜に1人で外で特訓してるんだけど
いつもはつっぱりで木を揺らす音とマクノシタの息づかいが聞こえるんだが
最近は全然木を揺らす音が聞こえなくて、妙な息づかいしか聞こえない
心配になって見に行ったら何かマクノシタが木に抱き着いて身体を揺らしてた
もしかしたら変な事を覚えてしまった?
113名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 00:28:17 ID:um6/Eiql
>>110がおにゃのこだとすると最強に萌えてしまう
114名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 00:41:52 ID:qCAa0oLu
冬になるとポケ肌恋しくなるから変態さんが増えるな
115名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:16:22 ID:DdPVAdsa
ディグダを水上で出したらどうなるか見てみたい


ん?誰だこんな時間に
116名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 03:04:14 ID:veDJyCk5
>>115
例えばだな、お前溶岩の上にいきなりほっぽり出されたらどうなると思う、
そしてどんな気持ちになる?



そんなかわいそうな事俺の嫁にさせる訳無いだろうがよ!
117名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 03:51:30 ID:qL6HJ8C1
>>116
誰だって嫌に決まってんだろwww
その例えじゃ100人聞いたら皆同じことしか言わんわww

気持ちは分からんでもないけど
118名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 06:25:56 ID:cRw4+HPw
>>116
血が沸騰して血圧が急上昇するから何か考える間もなく意識を失うんじゃね?
119名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 07:52:08 ID:ICP3V4Y9
近づくと冷たいから、なんて言ってフリーザさまをしょんぼりさせたいよおお
120名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 09:25:26 ID:cSbpG1je
>>116
そういう意味の質問なの?

私は
・水面から頭を出すのか(=体はどうなってるのか)
・水の底から頭を出すのか
って事かと思ったわよ?
121名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 13:13:08 ID:DdPVAdsa
>>116
俺が間違ってたよ 大事な嫁にそんな事させられないよな


ああ…ダグトリオの三つ子フェラ気持ちいい…
122名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 15:39:05 ID:hzk/oW8m
そういえば、此所では排泄に関する描写ってやっぱり禁止になるのか…?
123名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 15:48:26 ID:5ui3+Z9+
⊃テンプレ

注意書きさえキチンとしてたらスカトロだっておk
124 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:20:22 ID:jbCQRHq9
iphone規制が解除されないのでwifi環境から投稿します。
ジュカイン♂×リザードン♂×オーダイル♂
前回の続きです。
125 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:21:44 ID:jbCQRHq9
ジュカインから、リザードンが条件をのんだと連絡が入る。
俺は嬉しさの余り、ジュカインを抱き締めて大きな口で熱い口づけをしてやった。
ジュカインは頬を赤く染めながらも、リザードンの体力が戻るまでは押し掛けないようしっかりと釘を刺してきたが、俺の頭はリザードンとの行為の事で一杯だった。

翌日、陽が沈み、辺りがすっかり暗くなった頃、ひとつの灯りがこちらに近付くのが見えた。
「…オーダイル、居るか?」
「あぁ、待ってたぞ。」
リザードンは浮かない表情でこちらを見つめると、彼は寝台の上に横になった。
「…一応約束…だからな。…好きにしてくれ。」
彼は目を閉じる。
俺は返事の代わりに優しくキスをする。
彼の隣で横になり、彼の首、胸、腹を撫で回して感触を楽しむ。
そして、翼の傷跡に触れる。
「…この跡は…消えそうにないな。」
ジュカインにやられた時の傷。
…あの時の光景が思い出される。
「…オーダイル、あの時は…有難う。」
「…ん、何だ?」
「ジュカインに殺されそうになった時、オーダイルは俺を助けてくれて…でも俺は…。」
俺はリザードンの肩に腕を回す。
「…気にするな。…お前が止めてくれなければ俺は…
…あいつを殺してしまっていただろうからな…。」
「オーダイル…。」
俺はリザードンをぎゅっと抱き寄せる。
「…リザードン、お前は交換条件の為とはいい、こんな俺に抱かれにきてくれた。…俺はその気持ちだけでも十分だ。」
「…。」
「…お前には嫌な想いをして欲しくはない。…ジュカインにはちゃんと言っておくから…」
「…ゃ…じゃない。」
リザードンが離れようとする俺の尻尾を掴み、引き止める。
「…何だって?」
「嫌じゃ…ない。オーダイルに…抱かれても…いい。」
「…はぁ?」

「俺は…オーダイルを…愛してる。」

126 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:22:29 ID:jbCQRHq9
…固まっている俺に、リザードンは口を重ねる。
俺は我にかえり、慌てて口を離す。
「…お、お前はジュカインが好きだったんじゃ…」
「ジュカインの事も…もちろん好きだ。」
「それじゃあ二股じゃ…」
「二股って、悪い事なのか?」
「そりゃあ…」
言いかけて、口篭る。
俺はリザードンが好きだ。
一方、ジュカインは嫌いかというと…実はそうでもない。
俺の事を一途に想ってくれる彼。
痺れるような眼光、引き締まった身体…。
先日の交渉で身体を重ねて、リザードンとは違った魅力があることに気が付いたのだ。
リザードンが惚れるのも無理は無い、と納得し、リザードンを諦めようかと考える事もあったが…
「…やっぱり、お前もジュカインが好きなんだな。」
「…あ…あぁ。」
俺は曖昧に返事をする。

「ジュカインは…どうなんだ?…そこに居るんだろう?」
リザードンが入り口の方に声をかける。
…え?
「俺も…同じだ。お前らのどちらも愛してる。」
いつからそこに居たのか、入り口の陰からジュカインが現れる。
「…悪いな、ふたりが上手くやってるか気になっちまって来ちまった。」
照れ隠しか、そっぽを向くジュカイン。
…頬が赤く染まって居て誤魔化せて居ないが。
「心配しなくても大丈夫だろう?…俺たちは愛しあっているんだからな。」
リザードンがこちらに視線を送る。
「あぁ、そうだな…。」
俺は優しくふたりを抱き寄せた。
127 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:23:08 ID:jbCQRHq9

俺たちは寝台の上で横になった。
俺はリザードンのものを口で咥え込み、リザードンはジュカインのものを。
そして、ジュカインは俺の物を…。
牙が当たらないように慎重に、かつ力強く吸い上げる。
俺は口が大きいからいいものの、ふたりの方は少し顎が疲れそうだ。
「ハァ…ハァ…、ジュカイン、なかなか上手いじゃないか。」
「へへ、そりゃどーも。…っ、でもリザードンには負けるがな。すぐイっちまいそうだ…。」
ジュカインはリザードンの方を向いてニヤリと笑う。
「俺だってもう…限界だ…オーダイル、そろそろ…良いだろう?」
リザードンが俺の方に向き直る。
「おっ?まずはリザードンがオーダイルのをやるのか?」
ジュカインが俺のものから口を放し、俺達から少し離れる。
…リザードンが攻め?
「…ん?…いや、その逆だ。俺がリザードンを抱く。」
リザードンは受けじゃ無かったのか?
「…なんだ、お前らもタチネコ両方出来るのかよ。」
ジュカインの言葉でようやく理解する。
俺はリザードンが受け専門、ジュカインが攻め専門だと思っていたが、
俺同様、ふたりも相手によって役を変えていたようだ。
128 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:23:47 ID:jbCQRHq9

「なぁ、オーダイル…」
リザードンが俺の顔を見つめる。
「何だ?」
「オーダイルの中に…挿れたい。」
「…ん…そうだな…。」
今まで受け入れた事のない、リザードンの…あれを…か。
標準より大きいとはいえ、それと同じぐらいのジュカインのを受け入れていたのだから、多分、大丈夫だろう。
俺は仰向けになり、股を開く。
リザードンは俺の脚を抱え、尻尾を跨ぎ、俺の孔に熱い彼のものを挿入していく。
「…入ったか…?…身体の中が熱い…。」
「…あぁ、お前も中は柔らかいんだな。」
見つめ合い、軽いキスを交わす。
「…っ?ジュカイン?」
リザードンが慌てた声を上げる。
ジュカインがリザードンの背後で何かしているようだが、こちらからではよくわからない。
「俺も一度リザードンをヤってみたかったんだよな。…おい、暴れるなって。オーダイルが痛がるだろ?」
「ま、待て、まだ準備が…っ!!」
「お、おい…?」
…ずしり。
リザードンからジュカインの体重が伝わる。
どうやら、ジュカインが我慢出来ずにリザードンを掘り始めたようだ。
俺のものが、俺とリザードンの腹の間で圧迫され、ジュカインが動く度に摩擦が起きる。
「…っ!」
俺は痛みと快感に思わず身体をよじらせ、尻尾でジュカインの腰を叩く。
「へへ、やっぱりリザードンは中も熱いな…。」
それでも構わず腰を振るジュカイン。
接合部からする、ぬちゃぬちゃと湿った音…
ごうごうと燃える焰…
ざわざわと葉の擦れ合う音…
俺たちの荒い息遣いと、呻き声…
むせ返るような雄の匂い…
129 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:24:36 ID:jbCQRHq9

リザードンが苦しそうな表情を浮かべる。
「…ぁ…くっ…もう…限界…だ…」
リザードンの腰の動きは次第に早くなり、最後に力強く腰を打ち付けると俺の中で射精を始めた。
ビュッ、ビュッ…ドプドプ…
やがて、精液が接合部から溢れ始めると、リザードンのものが俺の孔から抜けた。
栓を失った俺の孔からはリザードンの性が零れ始める。
「はぁ…はぁ…」
リザードンはぐったりとして動かなくなった。
俺はリザードンの下から抜け出すと、ジュカインの背後に回り込む。
「次は俺の番だよな…挿れるぞ?」
体格差があり、角度的に挿れづらい為、俺はふたりの下に仰向けに潜り込み、ジュカインの孔に下から挿入する事にした。
俺はジュカインの孔にものを押し付ける。
ジュカインはゆっくりと俺の上で腰を下ろし、俺のものを飲み込んでいく。
「どうだ…俺の中は…?」
「あ…あぁ…いいぞ…」
皮膚は若干硬い印象だったが、やはり内部は柔らかく、リザードンと比べると温度は低いものの、内部ではジュカインの熱を感じる事ができた。
ジュカインはリザードンを掘り続け、俺はジュカインを下から突き上げるように腰を動かす。

「…っく、はぁ…はぁ…、くそっ、限界だ…!…い…く…っ!」
ジュカインが身体を震わせ、俺を包む肉壁が収縮を始める。
「うっ…!?急に力を入れるなよ…くっ!?お、俺も…い…い…ぐっ!」
突然与えられた新たな感覚に、俺も限界が近づく。
俺のものを包む感覚とは違う感覚。
…リザードンが再び、俺の中に挿れてきたのだった。
「はぁ…はぁ…たまらないな…、あれだけ出したのに…また…!イク…っ!!」
130 ◆Ivgyg0cn3w :2009/12/08(火) 18:25:23 ID:jbCQRHq9

…俺達は最後に勢いよく腰を打ち付け、同時にお互いの中で…果てた。
『うおおおぉっ!!!』
ドプドプ…ドプドプ…ドプドプ…ッ!
何度も何度も性を送り出し、そして受け入れる。
精液が送り込まれる毎に俺達の腹は次第に膨らんでいく。
何度も訪れる射精の快感に、いつしか俺の意識は薄れていった…。

…朝。
俺達は白い水溜りの中で目を覚ました。
「…ん…ぁ…朝か…?」
むせかえるような匂い…。
こりゃあ後始末が大変だな…。
起き上がろうと上体を起こす。
上にジュカインが乗ったまま眠ってしまったようだ。
…このままでは身動きが取れない。
ジュカインの肩を叩くと、ジュカインはゆっくりと目を開いた。
「…何だ、もう朝かよ…。」
「ジュカイン、リザードンも起こしてやってくれ。」
「…あいよ。」
ジュカインは俺の尻尾の上でうつ伏せになっているリザードンの背中を押して揺り起こそうとする。
…リザードンの身体が揺れる毎に何か違和感を感じた。
「…ん…?お、朝か…。どっこらせ…うっ!?」
リザードンが立ち上がろうとした瞬間、なにかが引っ張られる感覚に痛みを感じる。
「痛っ、な、何だ?」
「おい…まだ繋がったままじゃねえか。」
一晩、どうやら繋がったままだったようだ。
「わ、悪い、今抜くからな。」
朝立ちで硬くなっていたものが抜けたのは、起きてから何度目の射精後だっただろうか。
抜けた後も再び硬くなっていくお互いのものを見て、俺たちは苦笑いをするのだった。

END
131名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 23:55:43 ID:jaCV4TC8
実によいおちんちんだった
132名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 02:20:47 ID:5hOcx+RO
サーナイトの催眠術で感度を高めてもらったあとすべすべのお手々でしこしこしてもらいたい
特性シンクロのおかげで気持ち良くなるのも絶頂に達するのも毎回一緒なんだ ふふ
133名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 06:57:24 ID:jqPZZ/J+
>>130
GJ!!!
134名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 13:14:29 ID:6jZtZ2tN
マグマラシかわいいよ
135名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 16:56:06 ID:Sdz6ujK7
ポケパークWiiたまらんよ…ハァハァ
136名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 17:29:14 ID:wJ0WqWTL
>>134
御三家ではマグマラシが最強だと思うんだ
137名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 18:53:32 ID:fVhfVsCV
アニメの影響で
わにゃわにゃワニノコと♀チコ・ベイが好きすぎる
138名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 20:05:53 ID:VD0YxNQe
コロコロで連載してた斎藤むねお(だっけ?)って人の
マグマラシの腰のラインは当時から色っぽいと思っていた
139名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 21:46:26 ID:6jZtZ2tN
おくびょうなヒノアラシとのギャップがいい
140名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 01:51:53 ID:c4lWa88L
そいえばマグマラシ×ロコンのgifあったよね

まぐーかわいいよまぐー
141名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 07:18:28 ID:s2odIs4A
>>124
とうとう3P展開キター。3P大好きだからたまらん
エロいものをありがとうございました
142名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 23:22:20 ID:RO5f0fXO
マグマラシは♂としてもイケメンだし♀としても綺麗な顔してるよな

上に乗って征服したいけど危ないから仰向けにしてお腹をなでなでするんだ うふふ
143名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 00:16:39 ID:OjQL1jWt
ライチュウだって可愛いぞ
144名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 07:56:50 ID:i/2Ku6DX
ライチュウはあの「ドンッピィイ〜バチコ!」って感じの鳴き声が可愛い
145名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:19:55 ID:lAAlePft
ポケパークWiiのライチュウはかなり可愛い。
146名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:20:26 ID:BHNd62Zh
ら゛いら゛ーい
147名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:27:59 ID:lAAlePft
「ちからくらべ」でエッチないじりっことかあればいいのに。
148名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 00:51:19 ID:+jgu3P0R
射精比べ!
149名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 02:56:39 ID:l7Veo/OI
>>144
擬音うめぇw忘れてたのが一瞬で脳内再生されたww
150名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 03:28:31 ID:LuGcIT5/
ペレペンペンwwwwペレペンペンwwww


自分で書いててゲシュタルト崩壊してしまった
151名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 11:08:36 ID:EKNY3aW7
>>150
ルージュラの泣き声が再生されたんだけど
152名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 13:13:48 ID:2qSjToRD
>>151
自分もwww
153名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 16:26:37 ID:g0Z7/ETd
やだこわい
154名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 23:06:05 ID:3GMDSBDx
>>151
me トゥー.
155名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 02:15:15 ID:hQyhPxmR
それ本当に鳴き声か?ってポケモン多いよな

ミュウとかあんな可愛いらしい見た目しててボピャリピャリだぜ?
156名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 07:09:07 ID:CKjy6Q0V
イシツブテ「JR!」
ピカチュウ「ンジェラフ」
ミミロップ「いやーん!なにすんのよー!」
エネコロロ「キャー!」
エムリット「ワオ、ワーオ!」
ブイゼル「田中君!」

ポリゴン「今日は、七日?」
ポリゴン2「八日だよ」

とりあえず有名どころを。
157名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 07:41:44 ID:BTBCFXYg
ピッピ「ピッピ!」
キリンリキ「キリンリキ!」
158名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 07:49:50 ID:kMnopi7O
そう考えると
ぽわーおぐちょぐちょ と
おんみょーん
は優秀だな
159名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 12:45:40 ID:rBXzT1Gb
ぷわーや、チチチチチチトゥーイもなかなか。
が、一番はペラップだな。
初めて出てきた時はびっくりした

ペラップ拉致監禁の続きはまだかなー
チーかま、レントラーのも待っているんだけど…
160名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 15:38:33 ID:BA9dnNNR
チチチトゥーイはストーリー進めてる時野生でいやと言うほど出てくるからな
その印象もあるんだと思う
161名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 16:40:32 ID:oAp4TKob
けど種族値がなかなかに哀しいチチチチトゥーイ
鳴き声はポリゴン系が一番好き トゥートゥーも捨てがたいけど
162名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 17:13:11 ID:2UWikMCo
>>159
もう投下されないよ多分
163名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 17:33:37 ID:NfS1drjV
コロトックを見るのが生理的にきつかった・・・そんな時もありました
164名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 17:46:27 ID:9sYdoNFH
あれ、保管庫消えた?
165名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 17:46:36 ID:91aJTx4M
コロボーシ可愛い、鳴き声も
性的な意味でも泣かしてえ
166名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 20:35:01 ID:2HWlSf+w
167名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 22:10:33 ID:1f8/DRX0
>>155
初代のミュウのグラフィックには実にマッチしてた あの宇宙生物っぽさが
168名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 01:18:27 ID:8l9cSA3n
一時間レスなかったらギラティナは俺の婿
169名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 01:19:24 ID:VQ02dKil
どうぞ
170名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 01:43:16 ID:64TJde3G
阻止
171名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 02:07:24 ID:4U18Ss/6
眠れない…こんな時はゲンガーたんに催眠術で眠らされたい
そしてゲンガーたんといやらしいことする夢をうっかり見てしまい怒られたい
172名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 09:41:53 ID:Pwd3DMR1
「な…なんだこの夢は!変態!変態!へんたい!ぐわぁやめろ夢の中とはいえオレ(私)にへんなことをするなああぁ」
とか言ってんの想像すると萌える
173名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 12:35:27 ID:GwEozuir
悪夢を見せようと夢の中に入った悪戯ゲンガーが、逆に夢の中で犯されちゃうとかでもいい
寝てた方は、なんかエロい夢見たなー夢精しちゃったw的な
あと、エロい夢見てる奴から夢食いしちゃって、ムラムラしちゃうゲンガーたんとか
174名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 01:46:14 ID:RisDgOI3
>>171-173
そのネタいただきっ!!
175山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:45:22 ID:mUqVC+HB
>>485こと俺が昔話してやるから眠りやがりなさい。

・人×ポケモン
・ホモ(ショタ?)
・昔話文調

今よりほんの少しだけ、昔々のお話です。
高い高いお山の麓に、一人の山男が住んでいました。
三十を過ぎた男盛りの年齢に関わらず所帯を持たず、一人気ままに山に登っては獲物を捕らえ、
町でそれら売り捌くことで日々の糧を得ていました。
本人がそう言うことに無関心であったかと言えばそうでは無く、寧ろそちらへの興味は並々ならぬ物ではございましたが、
そう言ったことはおなごにも伝わるのでしょう、
リングマの如きむくついた男が放つ欲求不満のオーラを娘達は恐れ、気味悪がり、一層離れていってしまうのでした。

本日も心を寄せていた大人のお姉さんに鼻先であしらわれ、傷心状態の山男は、
一人寂しく山に登っていました。
とぼり、とぼり、足取りは重く、山男がこよなく愛す山でさえも今日は
彼を拒絶し嘲笑っている様です。
ふと足元を見るとイシツブテのツガイがそれは仲睦まじく寄添っており、
つい苛々した山男はイシツブテの雄の方を思いっきり踏んでしまいました。
(イシツブテさえ俺を馬鹿にしやがって…!)
人はそれを八つ当たりや被害妄想と呼びますが、不幸のどん底にいる山男は
そんなことには全く気づいていませんでした。
ただ自分が可哀想で可哀想で仕方ありません。
山男の目の前が、涙でぐにゃぐにゃと歪みました。
丸く頬骨の高い頬を伝い、鬚へとぼろぼろ涙が滴り落ちます。
一度で終わらせておけばまだよかったのでしょうが、二度、三度と憎らしい気持ちのまま踏み続けてしまったのでさあ大変。

ごつんっ!

四度目を行おうと、足を持ち上げたその時です。
山男の後頭部に衝撃が走り、目の前にヒトデマンが散りました。
悲鳴を上げ振り返った山男の前には、無数のイシツブテと、ゴローンの大群がいました。
皆怒り心頭の様子です。
「う、わあああ!」
素っ頓狂な山男の悲鳴を切欠に、イシツブテとゴローンの群れはごろごろ転がりはじめます。
押しつぶされては堪らぬと、山男必死で逃げる、逃げる、逃げる。
短い足がもつれそうになり、時には腹部で山の斜面を滑り降り、それでも必死に逃げました。
「待て、待て、待て。苛められた仲間の敵」
とイシツブテ達。
「待たん、待たん、待たん。俺が、悪かった。ごめんよう」
山男は逃げながら、一生懸命謝ります。
176山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:46:28 ID:mUqVC+HB
さて、どれ位の時間、どれ位の距離を走ったでしょうか。
山男の顔はかっかとブースターの様熱く火照り、今にもその口から火吹き男の如く炎を噴出す程です。
男の背後からはイシツブテ達が転がるぞっとする様な音も、独特の振動も響いては来ません。
安心した山男の頬に、触れる冷たい何かがありました。
かっかと熱い頬によって溶け、水として滴るそれは、
「雪だ」
山男は呟き、慌てて周囲を見渡しました。
白く冷たい雪は素敵なものですが、山での雪は街中に比べるとうんと危険なものなのです。
山の天気は変わりやすく、灰色のお空から降る雪を楽しむ間も無く、吹雪いて来るなんてことはザラにあるのでした。
吹雪はコオリタイプのポケモンにとっては優しい恩恵ではありますが、
山男にとってはそうではありません。
特にイシツブテ達から逃げる際、荷物をそっくり落としてしまった山男にとっては有難く無いものでした。

「ここでやり過ごそう」
ようやくに洞穴を見つけた頃には、山男の汗は完全に引いて冷え切り、ぶるぶると小刻みに震えていました。
枯れた小枝を拾って組み合わせ、落ちていた火打石で小さな焚き火を作ります。
その間にもしんしんと雪は降り積もり、止む様子は全くありませんでした。
「困ったなあ」
山男は小さくぼやきました。
大きな手のひらでごしごしと、何度も腕を摩ります。
はぁ、と溜息の様に吐き出した吐息は、真っ白に凍えています。
「イシツブテを苛めてしまった俺に、山の神様がバツを与えたのかもしれない」
思い出すと申し訳ないのと、やはり侘しい気持ちが滲み出て山男の細い眼にじわじわ涙が滲みました。
その気持ちは徐々に大きくなって、ついにわんわんと子供の様に突っ伏して泣いてしまいます。

その時です。
「うるさい」
山男に、声を掛ける者がいました。
泣いていた山男の体が、ビクリと強張ります。
山男が非難していた洞穴は、リングマが冬眠用に掘った場所だったのかもしれません。
寝起きのリングマは、非常に凶暴なことで知られています。
更にリングマが腹ペコだったりすれば、山男は頭からバリバリと食べられてしまうかもしれません。
そうで無くとも、大怪我は必須です。
山神様はそれ程迄に自分を怒ってらっしゃるのだ、と思うと、
山男は一層悲しくなっておうおうと泣きじゃくりました。
「うるさい、ってば」
一層煩わし気に、その声は呟きます。
暫く山男の様子をみていた様でしたが、徐々にそれは近づいて来ました。

「なんだってそんなにナいてるんだ」
それが山男に問いかけます。
「山の神様が俺にバツを与えて、そのバツが余りに恐ろしいものだから泣いているのです」
山男は泣きながら答えました。

「おヤマのかみさまがオコるほど、おまえはナニをしたんだよ」
それの手がひょいと伸びて、山男の帽子を取り去ります。
「イシツブテを苛めました」
さては頭からばくばく行くつもりなのだな、と思い山男の眼からまた大粒の涙が零れます。
177山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:47:16 ID:mUqVC+HB
「なんてこと!あのアシモトでコロがってるだけのツミのない、きのいいヤツラを。
どうしてそんなことをしたんだい」
思ったよりも小さな手が、山男の頭をぽんぽん撫でました。
「仲良くしてる二匹が羨ましくって、妬ましかったのです。
だって俺は、生まれてからずっと、ずうっと一人なもんだから」
中身が入ってるか確認してるな、と山男は思いました。
山男は自分の頭の中が然程詰まっていないことを知っていましたので、
助かるかもしれないと思いました。
山男がそおっと顔を上げると、目の前には暗い紫色の小さな足が見えました。

「ふうん、オマエひとりなのか」
真っ赤な眼と大きな口、丸い胴体に小さな手足。
二つの角の真ん中へ、大きな山男の帽子を乗せているのは、
山男が想像した様な大きなリングマでは無く、
この山に住む神様の御使いこと、ゲンガーでした。

「オレサマもずうっといっぴきボッチだ。いっぴきだけはツマラナイよな」

山の吹雪もリングマも、イシツブテだってうんと危険なものですけれど、
このゲンガーに比べたらまだまだ可愛いものです。
ゲンガー他幽霊族は、死んだ後も面白おかしく過ごしているものですから、
時にして生きた人間をその世界へと悪気無しに連れて行ってしまうのです。
ですから、山男が住む村には、昔から山で出くわしたゲンガーと決して会話してはならないと言い伝えられています。
そうで無いと、ゲンガーに彼の世へと連れて行かれる、と言うのです。
しかし山男は、相手がゲンガーだなんて知らないものですから、たくさんお喋りをしてしまいました。

「オマエ、オレサマがつれて行ってやる。オレサマとオマエでにひきになるぞ」


山男の目の前が一瞬夜の様に真っ黒に染まり、ぶるぶると寒いのも合わせて手足が震えます。
ゲンガーの小さな手が、山男の顔の前へと翳されました。
「い、い、嫌だっ!!!」
思わず山男が叫ぶと、その声に驚いたゲンガーは後ろにころりと倒れこみます。
暫し小さな手足をジタバタさせてから、ようやく上体を起こし不思議そうに男を見上げました。
男が何度も首を左右に振ってみせると、ゲンガーは首を傾げた後、満面の笑みを浮かべ顔をくしゅくしゅにさせました。
「エンリョするな」
この儘では本当に連れて行かれてしまいます。
慌てた山男は差し出されたゲンガーの両手を掴み、その儘気をつけをさせる様胴体脇へと下ろさせました。
まんまるのお腹が強調されて、妙に愛らしい格好です。
山男はうんうんと唸りながら、一生懸命考えました。
(このままでは俺は、童貞のまま死んでしまう…!)
色々と心残りはあるのですが、何よりも一番それが気がかりでなりません。
せめて死ぬにしても一発決めて死にたい。山男は必死でした。
懸命に考えている山男を、ゲンガーは物珍し気に見上げています。
そして何が可笑しいのかクスクス笑うので、その度ゲンガーの冷たい吐息が山男の首筋を擽りました。
冷たくって、それに何だか妙にゾクゾクして来ます。
そんなゲンガーを見ていると、イシツブテを苛めた時の様な気分が湧き上がりました。
悪い心が、ざわざわと騒ぐ感じです。
山男の心の中に住むデルビルがそっととある妙案を囁いて来ました。
178山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:48:35 ID:mUqVC+HB
「実は三度の飯よりも、うんと好きな遊びがあるんですが、
その遊びは死ぬときっと出来ないと思うのです。
それを思うと残念ですが連れて行ってもらうわけにはいきません」
山男がそう言うと、ゲンガーは一層笑みを深くしてみせました。
「ナンだそんなこと。ユウレイになってデキることはふえても、
デキないことがあるなんてことはない」
真っ向から否定するゲンガーに、山男は思わず項垂れました。
恐ろしくて、何より残念で、手がぶるぶる震えます。
そんな山男をゲンガーはじっと見つめた後、徐に口を開きました。
「けれど、オマエがコワがるキモチもわからなくは、ない。
オマエがアンシンできるように、オレサマがそのアソビをオマエとしてアンシンさせてやる!」
その言葉に山男は、にっこりと笑ってみせました。
期待で胸と、股間がきゅんきゅんと高鳴りました。

パチリ、炎が爆ぜる音がします。
仰向けに寝かせたゲンガーの股座を、男は覗き込んでいました。
その大きな手でゲンガーのぷにぷにとした腿裏を包み込んで擦り、付け根が引き攣る程左右に広げて見せます。
親指で膨らみを擦ると、ゲンガーの腿がピクリと揺れます。
独特の笑い声と一緒に、ぷくぷくのお腹が波打つ様に震えました。
「くすぐったいぞー」
ゲンガーが言いますが、山男は初めて見る自分以外の性器に夢中で聞いていません。
一見何も無い股間でしたが、暗い紫色の下半身を凝視すると、ぷっくりとした幼女の様な盛り上がりと、
その中央に走る淡い窪筋が見えました。
ゲンガーのその場所に、山男は息を吹きかけたり、ざらざらとした指先を這わせ撫で擦ったりしました。
窪みを指先でぐうと押し、僅かへこんだ箇所に指が埋まるだけで、山男のギャラドスは今にも破壊光線を放ってしまいそうな程
硬く勃起し、ビクビクと脈動しています。
「ナンでオマエさっきからダマってる?
…そうか、これはシャベっちゃいけないアソビなんだな」
ゲンガーは一匹納得して頷くと、小さな手を大きな口元に宛がいます。
その様子が妙に可愛くて、山男は良心の呵責に苛まれるどころか興奮して股座にむしゃぶりついてしまいました。
ゲンガーの下腹部は柔らかく、つるつるとして唇に気持ちのいい感触を与えてくれます。
ぬろぉ、とベロリンガの様肉厚な舌を這わせ、スリットへと舌先を差し込むと、表面とは異なる、
甘酸っぱい様な、何とも言えぬ生々しい味わいが山男の舌先を痺れさせました。
「んん…ふっ」
ゲンガーの下肢がピクリと揺れ、足の指の先がぎゅうと丸くなります。
山男が舌を蠢かす都度呼吸はいやらしく乱れ、最後の方には堪えきれずゲンガーは山男の頭を何度も叩いて静止を求めました。
しかし山男はやめません。ゲンガーの赤い瞳が、涙でうるうると濡れてきます。

にゅる、と顔を覗かせたピンクの肉錘に、一層山男の息が荒くなりました。
肉錘の下にはささやかな窄みがあり、きゅうと深い皺を刻んで窄んでいます。
(これが…クリトリス…で、これがおまんこ…!)
人間とは構造の異なるポケモンの性器に、山男はすっかり勘違いしてしまった様子です。
柔らかな腿の感触を堪能しながら、山男は恐る恐る舌先を伸ばし、肉錘の根元へと触れてみました。
「ひゃうっ!?」
ピンクの可愛らしい肉錘がビクリと戦慄き、怯んだ様柔らかく撓って縮みます。
ぬめぬめと柔らかく、それでいて奇妙な肉粒のざらつきが無数にある山男の舌におちんちんを舐められたので、
ゲンガーは酷く驚いたのでした。
179山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:49:38 ID:mUqVC+HB
萎えた肉錘を慰める様、ぐいと首を伸ばした山男はかさついた唇で肉錘の先を加え、ぶじゅるっ!と下品な音を立てて啜りました。
スリット奥へと再び埋没しかけたペニスを吸い上げ、根元を唇で縊りながらさも美味しそうに口中で舐め回す度、
充血したペニスが撓り、いやらしい先走りを山男の舌へと撒き散らすのでした。
「ん、んっ…ぅ、あ、あっ、す、スう、なぁあっ!ひゃ、ぁああんっ」
ゲンガーの尻が浮き、小さく短い尾がきゅんと持ち上がって揺れます。
これ幸いとばかりに山男は片手を解き、隙間へと指を捻じ込んでゲンガーのお尻を揉みました。
人差し指の先が微かな狭間へと潜り、乾いた表面を丹念に擦りはじめます。
「や、や」
下の口も、小さく開閉を繰り返し始めました。
しかし上の口が涎で濡れているのに対し、下の口は一向に濡れることはありません。
指先に微かな湿り気を感じるのですが、それすらも下の口がきゅうと窄むと無くなってしまうのです。
山男はおちんちんの先を尖らせた舌先で擽りながら、どうしたものかと考えました。
「んう…―――ッ!!」
山男はおちんちんをしゃぶりながら、目を何度も瞬かせます。
何故なら山男の口の中には、ある意味馴染み深い液体が放たれていたのでした。
口を開くと、白くどろりとした液体が溢れ鬚へと絡みつきます。
ゲンガーの小さな手足が、小刻みに震えているのに山男は気付きました。
(もしかして、こいつ雄なのか)
そしてようやく、真実にも気付きました。
「ひゃ」

しかし、そんなことはどうと言うことはありません。

吐き出された精液を掌へと落とし、ゲンガーの尻穴へと塗りつけます。
菊座の襞の合間へ塗りこむ様丁寧に、濡れた表面をゆっくりと圧迫することで入り口を解しました。
山男の指はまるでアーボックの様にぐねぐねと蠢き、ゲンガーの内部まで入り込んで湿った腸内を犯します。
山男の指が蠢く度、ゲンガーの開かれた尻穴はひどくいやらしい水音をたてるので、
ゲンガーは妙に恥ずかしい気分になって思わず顔を両手で覆い隠すのでした。
「貴方は俺との勝負に負けました。
負けた相手は罰ゲームを受けなければいけません」
言葉と言葉の合間に荒い息を吐きながら、ようやくに口を開いた山男はゲンガーに囁きます。
「そのバツゲームはいたいのか?」
ゲンガーはぷるぷると震えながら山男に問いかけました。
すると山男はゆっくりと頭を左右に振ってみせました。
「いいえ、痛くなんてありませんとも。
おちんちんからミルクが出た時みたいな、うんといい気持ちになれます」
山男がそう答えると、ゲンガーの体がほんの少しやわらぎました。
山男の指を締め付けてくる肉輪の締め付けもほんの少し緩くなります。
山男の太い指先が更にゲンガーの中へと潜り、ゴツゴツとふしだった指が
柔らかく過敏な粘膜を擦る都度、ゲンガーが意識しない内に快楽を覚えた体がピクピクと腰を揺らして反応しました。
「そういえば、」
むち、と左右の人差し指を用いて山男がゲンガーの尻穴をくっぱり開かせます。
ゲンガーの肉穴は引き攣ったままぱくぱくと開閉し、薄ピンクの充血した粘膜を覗かせました。
そこに息を吹きかけてやると、ゲンガーはぎゅうと目を瞑ってうんうん唸ります。
「ゆうれいポケモンは物を食べなくても平気だと聞きましたがそれは本当ですか」
山男はゲンガーの股間へと顔を寄せ、おちんちんと尻穴の間を執拗に舐りました。
唇で覆い強く吸い付いてやると、ゲンガーの三日月の形をした口から、
「ひゃうん」と言う何とも可愛い声が聞こえます。
ゲンガーは答えようと努力するのですが、山男がいやらしいことをして邪魔をするので、中々答えられません。
懸命に首を上下に振り、どうにか肯定を示しました。
180山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:51:04 ID:mUqVC+HB
それを見た山男の鼻息が、益々荒くなります。
食事をしない、という事は当然ながら排泄をしない、と言うことです。
排泄すら経験の無い清らかな穴にこれから己のディグダを嵌めるのだと言う思いが、
山男を興奮させました。
正真正銘の処女穴を、これから山男は開発するのです。
尻穴を名残惜しく一舐めした後、山男はゆっくりとその巨体を起こしました。
服を脱ぐ間ももどかしくズボンをずり下げ張り切っているペニスを引き摺り出します。
黒くもっさりとした陰毛と、妙に余った包皮、そしてポケモンとは異なる形のペニスを、ゲンガーは不思議そうに見つめます。
その瞳も快楽でとろりとして、いやらしいものですからペニスの先からはじゅくじゅくと我慢汁が滴り溢れます。
もう我慢の限界でした。

ゲンガーの精液と山男の唾液でベタベタになった尻穴に、終に山男のペニスが宛がわれます。
亀頭を押し返す筋肉の弾力や、粘液のぬめつき、訳がわからないまま雄を受け入れるゲンガーの不安そうな表情、
それら全てが山男のギャラドスを猛り狂わせました。
亀頭の先が柔らかく震える窪へと押し込まれ、膨らんだ雁がむちむちと濡れた肉穴の淵を巻き込み、時に広げ襞を広げながら
内部へと入り込みます。
ぐう、と山男のペニスの先がゲンガーの気持ちいい場所を押し上げ、ずるずると減り込む様抉り滑って行くので、
ゲンガーの腰と尻尾は痙攣を止めることも出来ずに震え、少しでも快楽を分散させようと反応していました。
「…、い、っぱい」
ゲンガーが不明瞭な声で呟きます。必死で初の挿入をしていた山男が顔を上げると、苦し気な顔のゲンガーと目が合いました。
「…きもち、イーのと、あつい、の。くるし、の、で。オレサマのおなか、いっぱい」
吐息と共に、ゲンガーの舌先が小さく覗きます。
「…オレサマ…オマエの、で。コワレちゃ、う?」
最後の疑問系は、途中悲鳴へと変わりました。
ゲンガーの台詞と強い締め付けに堪らず。山男のペニスからは熟成モーモーミルクが溢れたからです。
ちなみに半分も入ってません。
唯一の救いは、それでも山男の肉楔が萎えず未だ硬く脈打ち続けてることでしょうか。
ぐちゅり、ぬちゅ、ぶぷっ。
ゲンガーの尻穴から、益々いやらしい音が聞こえます。
冷たい筈のゲンガーの中が、徐々に茹り熱くなるのが山男には解りました。
何とも言えないいい気持ちです。
「んうっ!」
む、ぢゅんっ!
終に山男の腰とゲンガーのおしりがくっつきました。
山男とゲンガーの粘膜同士が、隙間一つ無く触れ合います。
互いが互いから感じる熱で、双方とも蕩けそうな心地を覚えました。
山男の先端は既に蕩け、たっぷりと溜めた汚らしい雄汁をゲンガーの処女肉へと吐き出し、楔を前後させることで
それを全体へと塗布して行きます。
ぬりゅ、ぬち、ずりゅっ。
腰を前後する都度内部の締め付けは徐々に柔らかく変化し、ぐねぐねと蠢く肉壺が山男のペニスを包み込み搾り取ります。
「ん、ん、…は、あ、あ、あっ!ま、マテ、すこし、ま、ァっ!」
山男はゲンガーの体に圧し掛かり、丸くぷにつるした腹部を己の体毛の生えた出腹を押し当てじょりじょりと擦りました。
その擽ったさと圧し掛かる山男の重み、そして内部で暴れる熱にゲンガーの体がピンと撓ります。
「も、おっ!待たん!俺は、もう待たんっ!苦節三十云年!夢にまで見た、この、行為!
今迄生きていた分っそしてっ!」
山男の小鼻が広がり、ケンタウロスの如き荒々しい吐息を吐きます。
山の御使いであるゲンガー相手への敬語すら忘れる程夢中になっている様です。
181山男×ゲンガー:2009/12/17(木) 02:51:59 ID:mUqVC+HB
「これから」
狭い腸内から、猛るペニスを抜き出します。雁で尻穴が広がり、描き出された精液が泡立ちながら伝い落ちました。
「の、分までっ!全部、全部…」
抜け落ちる寸前に一気に根元まで貫かれ、ゲンガーは短い悲鳴を上げます。
きゅうと丸まった体が、小刻みに震えました。
狭い結腸手前の粘膜を太った亀頭でグリグリと抉る山男の動きに、ゲンガーのおちんちんからも白くどろりとした粘液が
滲み溢れています。
「お前のっ…中、にっ」
ゲンガーの射精に連動し、内部が窄んだ儘ビクビクと痙攣しペニスを締め付けます。
きゅうと根元を縊られ、山男は堪らずゲンガーの中へと猶薄まらぬ精液を吐き出しました。
洞窟内には、暫し互いの荒い吐息だけが響いていました。
「う、ァ。オマエ…ま、たっ…!ァ、や、だァッ」
それも数分と、持たなかったのですけれども。

さて、それからと言うもの。
やはり山の麓には、一人の山男が住んでいるそうです。
正確には、一人の山男と一匹のゲンガーが住んでいるそうです。
山男が言うことには、三度の飯よりも好きなゲームの罰ゲームとやらが、
山男の寿命が来る迄毎夜毎晩続くと言うのだから仕方ありません。
何せゲンガーは約束は必ず守るポケモンなのですから、
見事終えて見せ山男を安心させねばいけないのです。
この罰ゲームが終われば、晴れて二匹になれるのですけれど、
最近益々健康に磨きを掛けた山男を見る限りは、当分一人と一匹の儘の様です。
もし皆さんが山へと足を向けた際には、そんな一人と一匹を、
或いは仲睦まじい二匹のゆうれいポケモンと出会えるかも知れません。

はなしはそればっかりきのこ汁。
182名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 02:58:08 ID:6lKsxcfL


だがなぜ山男にしたし
183名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 07:22:04 ID:/6s9oips
超GJ
このゲンガーはきっと特攻V
山男ばんじゃいっ!
184名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 10:07:26 ID:Tdom0dUd
小学生の頃はゲンガーよりゴーストのが恰好良くて好きだったなあ
今はゲンガーの恰好良さを備えた可愛さにベタベタですが

>>181
GJ!
山男は新しかった
185名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 11:08:57 ID:ZCu+KN/1
群れから時々離れるヘルガー♂と一匹ウインディ♀がシーズンに番うとか燃える
子どもの頃から時々遊んでてガーディの初めてのシーズンに進化したてのヘルガーに食われたとか
今は自分のが強いしでかいけど伏せて受け入れるとか燃え

ところで結局ウインディって虎系?犬系?
虎系なら基本シーズンで番う相手変えないからそこらへんのすれ違いも燃え
186名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 11:54:16 ID:gDLQ/S+m
>>181
乙乙
昔話口調新鮮でよかった
ゲンガーに命狙われるのは嫌だが山男が羨ましい
187名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 13:18:58 ID:tI13P+Lt
>>156
何かエネコロロに萌えてしまった
188名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 17:51:18 ID:Xgt57GXN
GJ!
ゲンガーが優しくて可愛すぎて萌えた
山神様のお遣いな純粋ゲンガーを、山男が騙してヤっちゃうとこもいい
実に昔話ちっくだしw
189名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 20:07:41 ID:U52BRiLo
最近ポケダン始めて、とうとうこのスレにお世話になるまでにポケモンに萌えてしまった/(^O^)\

特に天然気味な口調のトリトドン♀ヤバイ可愛い萌える、SS見たいし書きたいけど相手が思いつかない
それ以前に最早獣ですらないし。体どうなってんの?どうすればいいんだー
190名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 20:35:41 ID:27opY+/3
>>181
ハァハァハァハァ

>>189
ようこそHENTAIワールドへ!!
ちなみにナメクジの交尾は色々と物凄かった気がする
191名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 20:53:42 ID:zAinghWm
ちょっと筑波山登ってくる
192名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 22:01:17 ID:NMtWhbwG
>>181
おいでませ俺の嫁
いっそ連れていかれれば本望だわ

ぽわーおのぐっちょぐちょボディはいい感じにぬめって吸い付いてきそう
生殖器にぶち込まなくても全身でコいてくれるし、特に耳がコリコリしていい感じ。当然口も気持ちいい(油断すると食われそうだが)。
ピンクや水色の肉が収縮してナニを包み、精液ぶっかけられてクリーム色に汚れる様はさぞ美しいだろう。
無表情のまま淡々と奉仕してくれてもいいが
ぶっかけたら恥じらったり戸惑ったりしてくれるといい
意外と小さいから、ほいっと裏返して組み敷いて、触感だけで発情してしまった生殖器に挿入というのもアリなんじゃないか
193名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 22:55:18 ID:LngZfOuB
こんにちは、お久しぶりですレントラーの人です
携帯ぶっ壊れて続編が消えちゃってあきらめかけてたんですが
ご要望があるようなので頑張って続編書きなおしてます
明日辺り投下できそうです
リクエストとても嬉しかったです、ありがとうございました
194名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 02:02:27 ID:3S6jQV7n
>>193

待ってました!楽しみだ
195名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 04:58:40 ID:s3jgh0Ru
ツンデレトレーナーとキルリア
寝れなくてもしもしから書きなぐった


「役に立たない奴だな、もういい戻れ」

しゅん…

(あんな大きな相手によくやったもんだ)

!!

「なんだその目は この役立たず」

///

(照れてる姿も可愛いな…やっぱり戦わせるのは止めて俺の…)

///モジモジ

「何をもたもたしてる、さっさと行くぞ」

「キルリル〜!」タタッ

サーナイトも好きだけどキルリアの未発達な外見がたまらない ラルトスはペド
196名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 07:40:02 ID:1WpB7li9
>>195
実はキルリアは♂で目覚めてエルレイドになってしまうけど、トレーナーの方も目覚めたので問題なし

というオチを思いついてしまった
197名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 14:37:12 ID:E9Pd8M2M
別にホモである必要はないんですよ
198名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 20:14:41 ID:g7xPkBMe
ほんとだよ
何故わざわざホモオチに持っていくのか
199名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 20:29:35 ID:FxmJ3zIj
ノーマルも大歓迎ですよ
200名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 21:45:08 ID:gfadmhPw
♀ポケ×人間男のラブラブものが一番好きだけど
なかなか無いんだよね
201名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 22:36:03 ID:R9dy6llM
某所だとブイズばっかり(ついでにシャレにならない厨二要素)でうんざりしてたが、こっちはカップリング多彩で良いなぁ…
202名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 03:00:19 ID:ODQlUP2Q
むしろもしもしなんて言っちゃう>>195が可愛い
203名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 04:29:46 ID:7X17q/my
ブイズは素体が一番可愛い そう思っていた時期が僕にもありました

全員等しく最高に可愛い それに気づけなかったなんて実に愚かだったと思います
204名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 07:47:55 ID:E7Xhqozc
>>202
家庭板と鬼女板でよく見かける方言だよ
205名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 07:48:18 ID:jU9fVgjZ
>>196はネタのつもりで言ったつもりだったんだけど…
なんかごめんなさい
206名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 08:48:28 ID:eV6y5Rc2
音ゲー板でもよく見るよ、もしもし
最初は何のことかわからなかったけど、最近になってやって意味がわかった
207名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 13:14:22 ID:ILVrr81Z
>>205
なあに、大丈夫だ
208名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 13:56:46 ID:BPZACw4N
>>204
同人板の嫌いな言葉・文章スレで見てどこの言葉かと思ったがそこが流行りの元だったのか>もしもし
そんな板まず行かないから初耳だわな
209名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 16:15:26 ID:vSYIJ7fH
なんか臭いな
210名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 16:32:15 ID:7X17q/my
>>195だけど嫌われてる言葉だったのか

これから気を付ける
211名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 20:28:25 ID:ILVrr81Z
マグマラシかあいいよ
212名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 23:42:12 ID:gabGQA5P
ピカチュウ♀が一番好き
213名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 23:59:12 ID:NAni5T7b
トゲチックが可愛くないとかあり得ない
214名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 00:48:16 ID:MTk66w+y
最近ピカチュウの可愛さに気付いた、やっぱあいつかわいいわ・・・
215名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 01:09:36 ID:wr8qDwLd
>>201
あそこ、初代wikiの頃とかは良作が結構あったんだけどね
216名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 01:24:55 ID:fjAJhpLu
こんばんは、レントラーの人です。
前回の続きが出来ましたので投下します。
携帯からなので何か不具合があったらごめんなさい。
ついでにあんまりエロくないです…orz
長くなっちゃってすみません。
レントラー♂×トレーナー♀です。

願いをかなえるジラーチへの頼み、それは…

「トレーナーとえっちしたい?」
「そう言ってくれるな」
はっきり言われて私は赤面した。
伝説のポケモン、ジラーチ。
チナツがハンバーガー屋でゲットした小さなこのジラーチが本当に願いを叶えてくれるのかとみんなでハラハラしていたが、
どうやら1人一つずつ、ちゃんと望みをかなえてくれるらしい。
あまりに酷い願いは却下らしいので、皆頭を抱えて悩んでいたようだった。
が、私の願いはただ一つだった。
「へー、真面目そうに見えてムッツリなんだねぇ」
「それでどうなんだ、叶うのか叶わないのか」
「そうだなぁ…禁忌だよねぇ人間とポケモンがえっちするなんてさぁ」
うーん、と大げさに悩むような仕草をして、ジラーチは私を焦らす。
「でも、おもしろそうだからいいよ!」
「…は?」
「だからおもしろそうだから良いって言ってるの。
まあそれなりのお手伝いはするけど、トレーナーさんの気持ちまでは変えられないからね」
呆気にとられている私などかまわず、ジラーチは一気にまくしたてた。
「あとは自分で頑張ってのしかかりからー気合いをためてー!わわわー僕もう言えなーい!」
「き、きあいだめ?」
「あとね、特別に教えてあげるよ。
トレーナーさんのお願いは、君たち手持ちポケモンさんとお話がしてみたいんだって」
「話とは…会話か?」
「そう。折角だから君とは今日お話できるようにしとくね。
ただし日が沈んでから日が登るまでの間だけだよ」
とふんふんと鼻歌混じりのジラーチは上機嫌なようだ。
胸から下げているチナツからもらったらしいかいがらのすずをチリチリといじりながら、独り言のように言う。
「君のトレーナーさん、いい子っぽいから一緒にいてもいいなかって思ったんだけどさ、あんまりバトルとか好きじゃないんだ、僕」
「…バトルが嫌いならここに来た意味がないのではないのか?」
「いやね、ゆっくり休みたかったんだよ。変なトレーナーに捕まると色々大変なわけ。
僕って稀少種だからね。分かる?
んで、正直に話してみたらひみつきちってとこにいたらどう?ってすすめられてさ、
なかなか良さそうだし、そこに行くことにしたんだー」
ひみつきち、かせきほりの副産物であるあれか。
チナツはかせきほりだいすきクラブに所属するほどなかせきほりマニアなのだ。
ヘルメットメガネと頭蓋の化石の滑らかさがなんたらとか爪の鋭さがなんたらとかうっとりと話し合う様は正直ついていけない。
ちらりと聞いたが相当素晴らしい秘密基地を所有しているらしいとの話だが…
そのひみつきちなら、ジラーチも静かに眠っていられることだろう。
「それにさ、君たちみんなあのトレーナーさんにメロメロだもん、下手にまざったら噛み殺されちゃいそう」
「…よくしゃべるな、お前…」
「『何かあったらすぐに行くからねっ!連絡するんだよ!』てさぁ、お人好しすぎない?」
ちりん、とささやかな音を立てて、ジラーチがふわりと浮かび上がった。
「だから、そんなお人好しトレーナーさんと、仲良しなポケモンたちに小さな願いを叶えて上げるっ」
そういって彼は飛び去ろうとしたが、いきなり戻ってきて、わざわざ目の前で言ってくれた。
「ちなみに君のお願いが一番エグいから」
「噛み付くぞ」
威嚇するように口を開くと、ジラーチはひえーと大げさに笑いながら、高く飛んでいった。
「それじゃあねー!」
私はジラーチが見えなくなるまでその姿を見ていた。
ジラーチには、ジラーチの苦労があるんだな、としみじみ痛感し、チナツの人の良さにもまたため息を吐いた。
かいがらのすず、あげてしまったのか…私も少し欲しかったのに…
いや、なんでもない。
「うわぁ、凄い夕焼けー!眺めもいいよー」
窓越しに見やる美しい夕暮れに夢中になっているチナツ。
そしてそれを少し後ろから見守る私。
先ほど早めの夕飯を済ませた所だ。満足して部屋へ戻ったら日が沈もうとしていた。
「レンもおいでよ」
声をかけられ、いそいそとチナツの隣に立つ。
確かに水平線に沈みゆく夕日は美しかった。大きな太陽が海のなかに沈んでいくような、そんな姿だ。
しかし、私は隣のチナツが気になってしょうがない。ジラーチとの約束が頭から離れてくれないのだ。
夕暮れのホテルレイクランド、更に一番の特別に遠い部屋、なぜか部屋にはタウリンがおいてあり、そしてチナツと二人きりだ。

何でこうなったのかというと、チナツがデパートのくじをたまたま引いたら、特賞のホテルレイクランドロイヤルスイートルームペア宿泊券が当たった。
当然大騒ぎになったのだが、たまたま近くにいたその部屋にどうしても泊まりたかったのに、端っこの部屋しかとれなかったらしいカップルが交換してくれと申し出てきたそうだ。
別にもともと泊まる気はなかったチナツは快諾した。
お礼に彼がやっている会社のポケモンマッサージなどというエステをチナツの持ちポケモン数分プレゼントという太っ腹なお返し。
もちろん遠慮したが、その評判の良さから非常に行きたがる面々。
なら行っておいで、と笑うチナツ。私はもちろん護衛に残る。
ムクホークの背中にみんなで乗ってヤッホーと旅立つのを二人で海辺で見送る。
怒濤の展開に言葉もない。
ジラーチ…彼のすごさを垣間見た気がした…
日が沈む前にお風呂入ってくるね!と備え付けの風呂へとルンルンと向かっていったチナツを見送って、私は沈みゆく夕日を見ながら一人ため息を吐く。
確かに食事は素晴らしかった。私のスペシャルポケモンフーズとやらも豪華でまるで人間が食べるような盛り付けをされていた。
デザートのポケモン用ケーキに、そんなのあるんだびっくり、と彼女は言っていたが、実際あれは見ただけのケーキであって、
中身はうまいこと成形されたポケモンフーズなんだが。
まあ、それなりに楽しむことができた。
私は私でそのジラーチとの約束がどうなるのかが心配で食事のことなどどうでも良かったのだが…
またため息をついてベランダ前に座る。日は沈み行きベランダの窓越し、太陽はほとんど隠れ、その残照だけが残っている。
日が沈んでから日が登るまでの間だけ、チナツと人の言葉で会話が出来る。
伝えなくてはならないこと、おそらく守られないほうが良いだろう約束。
しかし、今日しかその願いは叶えられないのだ―

切る

寝室に用意されたベッドはいつも泊まるポケモンセンターのものを2つくっつけた位の大きさだった。
人間が二人で交尾するにはこのくらいのスペースが必要なんだろうか?とそのベッドの脇で、伏せの態勢で悶々としている私。
大きな窓の外はすっかり日が沈み、真っ暗だ。
今日は月も出ていないようだった。
と、そこへ、んー、と大きく伸びをしながら風呂上がりのチナツが愛用のウリムーお風呂セットを片手にやってくる。
「気持ち良かったー」
いつも使っている、少しくたびれてきたバッグに荷物を詰め、窓のカーテンをシャッとしめる。
「レンはずっとここにいたの?
夕日が綺麗だったもんね、見てたのかな」
ベッドに腰掛け、髪を櫛で軽く梳かしながら、足元の私を見ながら話し掛ける。
「ついでだし、レンも洗ってあげたいな。朝にしよっか。
そしたらきっと1日がさわやかに過ごせるよ」
そう、いつだって言葉がなくとも私たちはうまくやってきたのだ。
「せっかくだから一緒に入ろうか」
彼女ののんきかつ大胆なセリフにびっくりして思わず顔を上げる。
「嫌?」
「嫌ではないが」
「…レン?」
…それは咄嗟に出た言葉だった。
「今、嫌じゃないって言った?」
チナツが元々丸い目をさらに丸くして言う。
「ああ、嫌ではないと言った」
「もっと、しゃべってみて?」
「チナツ、私の声が聞こえるか」
「うん、聞こえるよ、聞こえる、レンの声!」
彼女はベッドから降り、私の頭に抱えるように抱きつきながら喜びを顕にした。「すごい…レンの言ってることが判るよ…!」
ぎゅ、と抱き締める力を強くして、チナツは続ける。
「ジラーチにお願いしたの、みんなとお話ができるようにしてほしいって…
まさか今日もうレンとお話が出来るとなんて思ってなかったから、すごく、嬉しい…!」
「…その前にだ、チナツ、苦しいぞ…」
暖かい胸に抱かれるのは好きだが、いかんせん息が出来ない。
「あっ、ごめんね!」
チナツはその言葉を聞くとぱっと離れて、私の隣に座った。
ベッドを背に、並ぶ私とチナツ。チナツは膝を抱えるようにして、えーと、と繰り返す。
「何から話したらいいんだろう…聞いてみたいことがたくさんありすぎて」
「それは私も同じだ」
「でも今日はレンと二人だけだから、ゆっくりお話ができるね」
私に寄り添うように、えへへ、と笑うチナツ。風呂上がりだからか、頬がいつもより赤い気がした。
「じゃあ…レンは私のことどう思ってるの?」
「…どう思ってるとはどういうことだ?」
「その、いつも…頼りないトレーナーでごめんね」
照れ笑いをしながらチナツは下を向いた。
「レンだけじゃないけど…無理させすぎちゃったりとかあるじゃない」
その小さな声がなんとも可愛らしくて、私はチナツの頬に自分の頬をすり寄せた。
「君はよくやってくれている」
くすぐったそうに肩をすくめながら、チナツは少し笑った。
「本当?」
「確かに少々甘すぎるとは思うし、判断力にかけるところもあるが」
「…やっぱり」
「だが、誰に対しても等しく優しい。真っすぐな心で前をしっかり見据えている。私の自慢のマスターだ」「レン…」
「私だけでなく、君のポケモン、皆がそう思っている」
素直に、普段私が思っていたことを伝えたつもりだった。
彼女のポケモンであることを誇りに思い、互いに助け合う。ポケモンとトレーナーの正しい姿だと、私はそう思っていた。
聞きはしないが、本当に皆がそう思っていることを伝えたかった。
「そうなんだ…」
少し、驚いたように私を見ていたチナツが少し笑って、呟いた。
「嬉しいな、すごく、嬉しい」
膝に顔を埋めるようにして、わざと視線をそらす。その瞳が潤んでいるのを見逃したりはしない。
「しかしだ、チナツ。個人的には…私にとって君は特別な存在だ。
私は君のポケモンで良かったと、本当に、心から、思っているんだ」
その言葉に嘘や偽りなど一切なかった。
だからこそ、これからの行動がより背徳的に感じるのだろう。
少しの静寂。
チナツが前を見つめたまま、小さな声で言う。
「…あのね、レン。私もレンに言いたいことがあるの」
「なんだ?」
「私がトレーナーになるって決めたときもレンは隣にいてくれたね。
会った時から、いつもいつも私たちは一緒だった。
つらいときは励ましてくれたし、悲しいときは慰めてくれた」
そう、私は小さなコリンクの頃からチナツの側にいた。
言葉は互いに全て伝わらなくとも、確かに二人に通う物は確かにある、そう信じていた。それは今でも変わらない。
「今、いろんな事があるよね。世界が大変だとか、ギンガ団の事とか、大変なことに巻き込まれちゃったけど、
レンが側にいてくれたら何でも出来るような気がするの」
チナツは顔を上げて、目頭を拭いながら微笑んだ
「更に他の皆がいるわけでしょ。だから、私はいろんな事に立ち向かえる。
レンがいるから、今、私はここにいるんだよ」
「チナツ…」
万感の思いだった。ああ、私はなんて愛されているんだろう。
その姿や形は違えども、こんなにも、私たちは繋がり合っていたのだ。
「こうやって、ちゃんとレンに伝えることができて良かった」
「ああ、私もだ。君に私の、私たちの思いを伝えられて良かったと思う」
「私、レンが大好き…!」
またぎゅっと抱きつかれる。その温もりに私は少し罪悪感を覚えながら口を開いた。
「…私には、他にも君に伝えたいことがあるんだ」
「何?」
「私はポケモン、君は人間だ。わかるな?」
「うん、もちろん。どうしたの、急に」
「チナツ、私は君を愛している」
「私もレンが大好きだよ」
私の首筋にしがみつく、いつもの彼女の癖。彼女はなぜか、いつも甘い匂いがする。
私は彼女のこの仕草が大好きだ。チナツの体温が一番感じられるから。
しかし、今回は名残惜しいが、鼻先でとん、と彼女を押しやり、離れさせた。
「違う、そうではない、私はレントラー…ポケモンだ。君をメスとして愛している」
「…え?」
チナツの目が丸くなるのがよくわかって、私の心が少し痛む。
「君と、会話ができる今日しかないのだ」
これを話したらきっと我らの今までの関係は壊れてしまう。
幸せだった日々、愛されている実感。素晴らしいトレーナーに出会ったポケモンとしての喜び。
しかし、今の私には目の前の快楽しか目に入らない。飼い馴らされたとはいえ、私も十二分に獣だ。
堪え切れず、口を開いた。
「…君の傍にいられるだけで幸せだった。しかし、一度でいい、君を抱いてみたいと思っていた」
「…抱く?」
抱き締めるとは違うニュアンスの言葉。チナツの顔から表情が消えた。
「ちょっと、レン、よく分からないよ…どういうこと?」
「私はポケモンだ。獣としての欲求を君で満たしてみたいと願っていたのだ」
チナツの顔が見れずに、顔を背けてしまう。彼女はどんな表情をしているのだろうか、不安でたまらなかった。
「愛している、チナツ。君を愛しているのだ」
吐き出すように、告げる。
「どうかこの思いを遂げさせてはくれないだろうか。チナツ」
「待って、ごめん、説明、ちゃんとして」
チナツの声が震えていた。
怯えさせてしまったのだろう。もちろんその自覚がないわけではない。
慎重に選んでいるはずの言葉が、何故かうまく口に出せない。
「チナツのすべてが欲しい」
「欲しい?何…を?」
「人という種族のメスの君と交尾をしたい」
ああ、ついに口に出してしまった。禁断の言葉を、浅ましい祈りを。自己嫌悪が私を貫くようだ。
「人とポケモン、不自然であることはわかっている。ただ…」
一歩、彼女に歩み寄る。今ではチナツに近づく事すら怖かった。なにより、勝手にこの頭が彼女に拒絶されることを想像してしまうのだ。
「トレーナーに向けてではなく、一頭のレントラーがらの君という、チナツという人間への、愛の形として」
私は顔を彼女の胸に押し当てた。
私の愚かな願いはかなうのだろうか、それは分からないけれども、彼女の胸は相変わらず暖かかった。
「…レン」
落ち着いた声だった。うつむく私の頭に、彼女の手が触れ、優しく撫でさすってくれていた。
「レンは、私が好きなの?」
「ああ」
優しい手。何よりも気持ちが良くて、何故か泣きたくなる。
「愛してくれているのね?」
「ああ」
どうしようもなく、狂おしいほどにいとおしい。顔を上げると、目の前の彼女が真っすぐに私の瞳を見据えていた。
眼光の鋭さは自分のほうが上のはずだが、チナツの目は確かな輝きを秘めているような気がした。
「…レン、私もレンが好きだよ。昔、ポケモンと人が結婚できたって話、知ってる?」
「ああ、私は羨ましいと思って聞いていたな」
どこかの街で聞いた昔話だ。他愛のない、しかしその話は現在ではタブーとなっていることであることが気になっていた。
「…私はね、恋したことないの。気が付いたらポケモンたちと一緒に遊び回ってて、そういうの、知らなかったんだ」
私がコリンクだったころ、いつも一緒に外を転げ回っていたのを思い出す。
池のコイキングと一緒に飛び跳ねて遊んだり、庭に来るムックルに餌を上げたり、森に住んでいるカビゴンの腹に乗せてもらってみたり…
話しはじめたらキリがないほど二人での思い出があった。
私は捨てられた存在で、やがてその辺の野原で朽ちゆくのだと思っていた。
チナツと出会ったことで、こんなにも世界は広く、沢山のできことがあるのだと知ったのだ。
だからこそ、私はチナツを愛したのだろう。彼女は私の唯一無二の存在であり、何物にも替え難い、光なのだ。
「人との恋を知らない私に、私がレンを好きなのか…ううん、好き、大好きだけど、恋愛として好きなのかはまだ…よく分からない」
うつむいていた彼女が顔を上げる。その顔は、少し泣きそうな笑顔だった。
「だけど、確かに分かるのは私はレンの事が大好きだって事。
レンが望むなら、私はなんでも受け入れられるよ」
「チナツ…いいのか?」
「レン、でも、私、どうしたらいいかわからない。レンが私に何をしたいか、何をするかもよく分からないの。
でも、レンが私に何かしたいなら、何でもしていいよ」
チナツは床に膝をついて私の首にしがみ付く。ぎゅっと、強く。彼女の髪がさらりと私の頬に触れた。
「ちょっと怖いけど…レンとなら我慢する」
えへへ、と泣き笑いの声。
嬉しくて、私は表現できないほどの不思議な感情が溢れて、気の聞いた言葉の一つもかけられなかった。
「…嬉しい、言葉にならない」
万感の思いをこめて、彼女に擦り寄る。
「出来る限り優しくする」「ごめんね、お願いします」
チナツの頬摺りに、思わず目を細める。ああ、私はなんて幸せなんだろうか、と。
226名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 02:06:31 ID:fjAJhpLu
「全部脱ぐの?」
「すまないが、そうしてくれるとありがたいな」
さすがに恥ずかしいんだけど…ともごもごする彼女にふいっ、と首を背けてつぶやいた。
「破りそうで怖いんだ」
勢いあまってしまって彼女をメチャメチャにしてしまいかねないから、までとは言えない。
「そっか。レンのひっかきすごいもんね!
あ、あ、うん。後ろむいてて、やっぱり恥ずかしいから…」
なんでだろうなぁとつぶやきながらチナツは上着を、Tシャツをスカートを脱ぎ去っていく。
すとん、と落ちたスカートの音につい反応して振り向くと、
上下短い下着だけになったチナツが頬を赤らめ立っていた。
「や、レン…!えっち!」咄嗟の言葉なのだろうがつい笑いが漏れた。
淡い水色のボーダーがかわいらしい姿だ。風呂上がりに無防備にこの格好ですたすた歩いていたりするから色々困ることもあったり、なかったり…
チナツは運動量が多いのでいわゆるブラトップと言われる下着を着用しているらしい。
胸が大きくなると少し辛いよ?などとシロナ女史と温泉に行った際に言われたのを聞いたことがある。
まあ、多分そんなに大きくはならなそうだから大丈夫ではないかとは思っているが…
「そ、それじや、寝ればいいのかな?」
「頼む」
恥ずかしそうにベッドに上がり、膝を抱える。
「駄目だ、横になってくれないと困る」
「ええー、もうっ、レンだけなんだからね!」
顔を赤らめて渋々と身を倒し、横たわり目を閉じた。
「レンもっ!早くっ!」
恥じらいを隠したその言葉に、私の胸は高鳴る。
あえて、ベッドの上に一気に飛び乗る。私が乗ったことでみしりとスプリングが揺れた。
チナツをまたぐようにして組み敷く形だ。
ゆっくりと、チナツが目を開いた。
「わぁ…」
私の下の暗がりで彼女の何を思うのだろうか?
「…下からレンって、あんまり見ないかも」
彼女は手を精一杯伸ばして、私を抱き締める。
「そうだな、そうかもしれない」
「ふかふか」
「君がいつもきれいにしてくれているからだ」
鼻先でチナツにじゃれつき、唇を舐める。ここまではいつもの範疇だ。
これからは、いつものじゃれあいではないのだ。
私は起き上がり、チナツを見下ろす。
「始める?」
「ああ」
チナツはそっと目を閉じた。力を抜いて、すべてを私の預けたような、そんな姿だ。
私は爪をたてないよう気を付けながら、前足で下着を捲り上げる。
あらわになったなだらかな胸を舌でぺろりと舐めた。やはり、チナツは甘い味がする気がする。
何度もぺろぺろと舐めていると、くすぐったいよと苦情が飛んだ。
「気持ちはいいか?」
「わかんない…なんだか不思議な感じがする」
とても甘くて、いつまでもこうしていたいような、そんな気持ちだ。
体重をかけすぎないよう、確かめるように肉球でぷにぷにとやわらかな胸を揉む。
小さな乳首を転がすように刺激してみると、チナツはふ、とぎゅっと目を閉じてしまう。
小さな身体でしっかりと感じているのだ。
片方を舌で、片方で乳首を刺激する。チナツの顔が確かに赤らんで、少し息があがっているように思える。
見れば、唇を強く噛んで声を殺しているようだった。
「チナツ、できたら君の声が聞きたいんだが…」
「だ、だって、レンが、やだ、私、おかしくなっちゃいそうなんだもん」
そう、ろれつが回らない声で言うなり、チナツは両手で顔を覆ってしまった。
恥ずかしいのだろう、淫らな姿をポケモンとはいえ他人に晒しているのだから。
だが、私はそれを許すことはできなかった。首をのばして、その手を退けるよう促す。
「顔をかくさないでくれ、君の表情が見たいんだ」
ゆっくり、両手を外した彼女の顔は耳まで真っ赤で、瞳は涙で潤んでいた。
「なんだか身体が熱くて、レンの手が熱くて、ふわふわして、きゅんってしちゃうの」
「大丈夫か?気持ちいいか?」
「わか、んない…これが、気持ちいいってことなの?」
不安げな顔。涙を掬うよう瞳に口を寄せる。
チナツが私の両頬を包むように手を伸ばし、その唇で私の鼻先に触れた。。
少し赤い目で、ふんわりとした笑みを浮かべて小さくつぶやく。
「レンは優しくしてくれてるんだよね…だから、気持ちがいいんだね…」
その唇がとてもやわらかくて、私は思わず動揺してしまった。
私はレントラー、獣だ。チナツとはいわゆる人同士が行うキスはできない。
愛し合う人同士はキスをして愛を確かめ合うのだという。
異種の我々にできることといえば精々口と口を触れ合わせることだけくらいだ。
昔も今も。何度も行ってきた些細な行為なのに、何故こんなにも満たされるのだろう。
228名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 02:13:52 ID:fjAJhpLu
今日はここまでです。
すみません所々ミスしましたorz
これからようやく本番です。
もう少しお付き合い頂けたらありがたいです。
それじゃ!

いつかトリトドンプレイやりたいですねー
誰か書いてくれ
229名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 06:51:47 ID:x/KHWk0F
す、寸止め…だと…
230名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 07:05:58 ID:azmi40v9
す、寸止めだと…!
231名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:49:31 ID:fjAJhpLu
>>229,230
すみませんw
レントラーのごとく伏せでまって頂けたら幸いです
あと長くなってしまったので…
今日明日には本番で!
ぬるぐちょ多めにしときますね
232名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 11:15:56 ID:KMFu7C2X
おい風邪引いちゃうだろ
233名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 11:58:49 ID:/woIR8ZB
半裸で続き待ってる!!1
234 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/20(日) 19:14:18 ID:/BSgNHQQ
酉テスト
235 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/20(日) 19:14:55 ID:/BSgNHQQ
お初で投下させて頂きます。
人×ポケモン
今回は3レスです。
236 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/20(日) 19:16:13 ID:/BSgNHQQ
「ヒトカゲ、ひのこを頼むよ。」
振り返ってみたものの、そこには姿は無く、返事も無い。
こう最近は直ぐに居なくなってしまう。
ついこの前までは、俺の足許にべったりだったというのに。

そもそも、そのヒトカゲとは卵からの出逢いとなる。
俺より三つ位年上で、ポケモントレーナーの男性から譲り受けたものだ。
そんな俺はというと、既にトレーナーを引退している。
二年半位前の十三歳の頃だったか。
現役の頃に旅を共にしていたポケモン達は、家から一番近い町のポケモンセンターへ行けば会う事が出来る。
その筈なのだが、今では関係が希薄になっている。
理由は色々あるが、やはり家がその町から遠い所為だろう。
トレーナー道具も、そこへ預けた儘となっている。
ヒトカゲが孵った時は、何も無しではどうしたら良いか戸惑った。
モンスターボールも所持していなかったので、それへは入れず、パートナーとして受け入れる事にした。
以来、人々の行き交いがある、渓谷沿いの道から外れた、
森が拓かれた林の様な所に建つ家で、質素な暮らしていた俺一人に、ヒトカゲも加わる。
今、家の庭先で、夕食の下準備をしているのだってそうだ。
まだヒトカゲは幼いが、簡単な技を繰り出したり、火を吹く事も出来る。
流石に洗濯等、水を扱う仕事は出来ないが、その他の軽い仕事はこなしてくれる。
こうした暮らし振りは、良い意味でも悪い意味でも、俺とヒトカゲとの主従関係は強くはない。
今こんな時に、俺の許へ居ないのもきっとそうだろう。
俺はヒトカゲを探しに歩みを進める。
(まったく……、どこへ行ったのやら。)
裏庭を進んだ先の、木陰と草むらの方に体を向けているヒトカゲを見つけた。
「どうした、ヒトカゲ。」
ヒトカゲの背中に向かって俺は声を掛ける。
顔だけこちらへ向けてトイレだと言うのだが、俺からすれば怪しい。
更に歩み寄り、ヒトカゲの頭上から手許を見下ろす。
見ると、放尿時でも普段顔を出す事がない、ペニスの細い先端が現れているのが見えた。
俺はそれがとても気になり、腰を下ろして横から覗く。
ヒトカゲは恥ずかしそうに、自分でも触れない様にして軽く手で覆い隠してきた。
そうしながらも間から見えるのは、下腹部から尻尾の緩やかな曲面を描く付け根から、
縦にはいった孔を押し拡げて勃起してきているペニス。
それは、少し脈動している様に見えた。
(ヒトカゲがもっと幼かった頃、排便は大小共に、あの孔から出て来ているのは見た事がある。
でも、おちんちんが出ているのを見るのは初めてだ。)
「何してたんだ?」
「お、おしっこだよ。」
少し意地悪げに言った俺の言葉に、ヒトカゲは先程の体勢の儘、
がに股な太股の間に通った尻尾を、後ろへ突き出す様に引っ込めながら答えた。
「今度はうんち出すところでも見せてくれるのか?」
「違うよっ。もう……。
手を洗いに行ってくる!」
そう言ってヒトカゲは、家のすぐ脇にある水場に足早に向かって行った。
その去った後、ヒトカゲが元居た所の足許やその先を見ると、確かに放尿をしていた様だ。
(でもやっぱり様子がおかしい。
毎日お風呂の代わりに、お湯に浸けて絞ったタオルで俺に拭いて貰ってるヒトカゲが、
自ら手を洗いに行くとは。)
そう思いながら俺も下準備を再開する為、ヒトカゲの後を追って歩いて向かった。
(これじゃあ、いつもより夕食の支度が少し遅くなりそうだ。)
既に下準備も終わり、調理に取り掛かっていたのだが、先刻の事情もあり、多少遅れているのだ。
「ヒトカゲ、先にお湯沸かしといてくれる?」
家の外にある掘り下げ式の風呂と、それに使う水を、
直ぐ横の桶の中に溜めてあるのを炎の熱で沸かしてもらう為だ。
「またいたずらしに来ないでよ。」
そう言い残してヒトカゲは向かって行った。
(ヒトカゲは雄なのに、俺はどうしてこんなに頭が一杯になるんだろう。)
夕飯が遅くなったのは、ヒトカゲのせいだけではなかった。
俺自身もどこか意識して、準備が思う様に進まなかったからだ。
その後のヒトカゲとの会話を含め、この日の夕食は、いつもより旨く感じたのは云うまでも無い。
239 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/20(日) 19:20:45 ID:/BSgNHQQ
続きます。
(1レス目にタイトル入れ忘れた……。)
因みにヒトカゲの主人は十六歳です。
自分だったら十七歳でいたいけど(永遠の)、執筆中に体を伸ばしたら、盛大にふくらはぎをつりました。
そろそろ歳かな……。
レス数からも分かる様に、とても鈍筆のなので、次回まで間が開いてしまうかもしれません。
240名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 21:12:54 ID:MTk66w+y
ショタカゲかわいいよショタカゲ
241名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 23:36:27 ID:c4gnuRS8
リザードの肩甲骨舐め回したい
242名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 23:50:28 ID:5azfZ1Tf
>>216
GJ!
なんという寸止め、伏せで待ってます
真摯なレントラーと可愛いチナツちゃんに萌えた、動物と人の対比もいいよいいよ
243名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 02:52:48 ID:LICgFRP2
>>216-228
GJ!書きなおし乙です!!
レンとチナツ可愛いな〜 文も読みやすくていいです。
本番をwktkしながら伏せて待ってます!
244名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 19:54:28 ID:OMBMjPLa
次の映画にセレビィ出るのか

セレビィ可愛いよセレビィ、玉ねぎだけど可愛いよセレビィ
ああ…そのちっちゃいお手々のシコシコチュポチュポ気持ち良いよ…



ハッ!ここは現実
245名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:10:55 ID:iahDOHHb
へ、変態だー!!
246名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:19:58 ID:CjRzEBla
いやいや、みんな
ランターンのぷよぷよお腹に擦り付けたいとか
キュウコンの尻尾に絡まれながら挿入したいとか
ハッサムにイラマチオしたいとかフライゴンを後ろから突きたいとか
マニューラをじらしたいとかムウマージにクンニしたいとか
思ってるだろ
247名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 23:37:12 ID:JAQj6rqz

バクフーンと寝たいですがなにか?
248名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 01:32:19 ID:LwfJiUgZ
>>247
下手な布団よりずっと温かそうだな

最初はまったりしてたんだけど密着してる内に違う意味で体が熱くなってきてバクフーン!
249名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 08:50:35 ID:dys0yKXW
ミュウツーのぷっくらお腹を触ってみたい
250名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 10:49:28 ID:HqlYrf3H
>>248
考察wikiとか回ってきたあとだったから「布団」が「昆布」に見えた
まきびしプレイ、か…
251名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 11:25:42 ID:NMQqStTQ
コンブールにヌルヌルされたい
252名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 11:33:03 ID:zPWLCTFQ
ぽわぐちょと一緒にぽわーおぐちょぐちょしたい
253名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 18:13:59 ID:iTlefoI6
ミミロップのおっぱいとマンコの周りの毛だけ剃ってペロペロナメたい
254名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 22:09:39 ID:qGKqLL0N
>>253
俺も人の事言えないが
変態wwwww
255名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 22:20:52 ID:Olqg2zZL
>>253
わざわざ剃る意味が分からない
256 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:29:43 ID:bIYkBaBZ
続きを投下します。
前回は云うまでも無いと思っていたご主人なので、今回は主にヒトカゲ視点です。
人×ポケモン
今回も3レスです。
257灼熱の炎〜光と影〜 その2 1/3 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:31:02 ID:bIYkBaBZ
とある渓谷沿いの道から外れた、森が拓かれた林の様な所に建つ家に、
一匹のポケモンと一人の人間が暮らしている。
人間の主人を持つポケモンであるヒトカゲは、夕食の席でその主人に小恥ずかしい事を聞かれていた。
「さっきちんちん立たせて弄ってたよな?
いつもこんな事してんのか?」
好奇心の宿った主人の眼差しは、ヒトカゲに向けられていた。
「うっ……、それはたまたまで。」

その日の昼過ぎ、ヒトカゲはバンギラスとバクフーンの性行為を目撃していた。
大概、性行為は外敵にばれにくい、夕暮れ時から夜に行うのが常である。
モンスターボールに入れられず、比較的自由に生活しているヒトカゲも、暗くなれば主人の家で床に就く。
しかし、真昼間から性行為をしていた所に、偶然ヒトカゲが目撃してしまったと云う訳だ。
彼等は行為に夢中で、その存在には気が付かなかった様だが、ヒトカゲは決定的瞬間を見ていた。
彼等は共にオスで、バンギラスの勃起したペニスが、
バクフーンの肛門を押し広げんとばかりに入れられ、前後運動を繰り返していたのである。
そしてその瞬間はやってきた。
バンギラスから精液が放たれ、押し倒していたバクフーンに注がれ、溢れ出るまでを。
その姿に、ヒトカゲも思わず息を飲んだ。
「へへっ、次は俺の番だな。」
バクフーンはそう言いながら体を起こした。
そろそろ気取られると思ったヒトカゲは、興奮する自分を何とかその場で抑えて、
主人の手伝いをする為に家の方へと戻って行った。
258灼熱の炎〜光と影〜 その2 2/3 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:32:11 ID:bIYkBaBZ
その手伝いの時に、ヒトカゲは尿意を感じた。
(おしっこだけなら大丈夫だよね。)
そう思い、用を足す為に裏庭の方へこっそりと脱け出して行った。
放尿の最中、先程の光景がヒトカゲの中で甦った。
不意に興奮し始めたペニスは、放尿後の湿った排泄孔から細い先端を覗かせた。
四本の指が付いたその手で、その先端を弄ってみると、
それはますます勃起してくると共に、失禁しそうな感覚が襲ってくる。
(今、おしっこしたばっかりなのに……。)
「どうした、ヒトカゲ。」
主人の声が聞こえた。
顔だけ向けて曖昧な返事をしたが為に、その儘こっちへ来てしまった。
その主人は、腰を下ろして横から覗く。
ヒトカゲは隠そうとした手が、一瞬ペニスに触れてしまい、
急に脈動が始まり、またもや失禁しそうになる。
(ご主人の前でお漏らしするなんて恥ずかしい。)

その時は、何とか言い訳で誤魔化して立ち去ったが、やはりそうもいかなかった。
「やっぱり気持ちよかったのか?」
「違うよ、またおしっこしそうになっただけで……。」
「そうか……。」
主人はどこか見透かした様な眼をしていた。
「これから風呂に入る。
体拭いてあげるから、後になったら来てよ。」
そう言い残して、主人は外にある風呂へと行った。
259灼熱の炎〜光と影〜 その2 3/3 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:33:07 ID:bIYkBaBZ
俺が向かった先には、掘り下げ式の風呂があり、
その直ぐ隣には、ヒトカゲが沸かした、お湯の入っている桶がある。
そこに付いている蛇口を捻ると、そこからお湯が風呂に注がれるのだ。
(今日は少し遅くなったから、いつもより寒いな。)
服を脱いで、体を一通り洗い流してから、ヒトカゲを呼んだ。
「もう薄暗くなってきたね。」
そう言ってやって来たヒトカゲの尻尾の先の炎は、いつもより映えて見える。
俺はタオルを手に取り、蛇口から出るお湯で濡らして絞った。
足だけを湯船に入れた儘、縁に腰を掛け、
隣に寄って来たヒトカゲの体を拭き始める。
橙色の頭、顔、四本指の付いた手とその腕、背中……。
クリーム色のお腹、そしてその下に続く尻尾の付け根の一筋の孔。
今日あった、ヒトカゲのあの孔から出てきていたペニスの事を思い出していた。
「あっ……、何するのさ。」
気づけば俺は直接手を回して、ヒトカゲの下腹部から尻尾をその付け根を中心に撫でていた。
260 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:34:09 ID:bIYkBaBZ
途中で話が終わってすみません。
やはり鈍筆なので……。
続きは次回です。
261名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 22:47:54 ID:Jc/HqyVK
まとめて投下したりはしないの?
262 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/23(水) 22:53:22 ID:bIYkBaBZ
>>261
ええ、その予定で続きを書いています。
その1とその2の間が開いたのはそのせいで、その3は早くても明日には上がりそうです。
263名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:04:40 ID:iTlefoI6
>>255
毛がなくなったら大事なとこが隠せなくなって家から出られなくなる
264名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:07:47 ID:N55ShOW6
>>260
ヒトカゲハァハァ
続き待ってる!
265名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:23:10 ID:l7oJhXf8
>>262
小出しより、7、8レスくらい書きためてから投下した方が
良いと思ふ
266名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:25:50 ID:mBszdADJ
明日に続きが投下出来そう、ならば
その時に今回投下したのを一緒に投下すればいいのにと思った。
ブツ切り投下は続きを早くしてくれ!とモヤモヤしちまうからさw
267名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:36:18 ID:NbUbLLhC
小出しは批判を浴びる原因となる、
だから書き溜めしてからの方が良い。
268名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:49:28 ID:Jc/HqyVK
要するにみんなヒトカゲちゃんで気持ちよくなりたいってことだ
269名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 00:56:00 ID:UXPFkt82
ヒトカゲは頭がウインナーに見える
270名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 02:14:11 ID:6qMFwywo
ヒトカゲとかと一緒に布団入ったら布団燃えるのかな?
271名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 04:10:39 ID:KYnCoeS9
尻尾の炎は生命力の証で本物の炎ではないとかいう説も
だから水に入ったくらいじゃ簡単には消えないとか
272名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:21:19 ID:6qMFwywo
>>271
つまりお風呂も大丈夫・・・と?
273名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:21:57 ID:JaVCRAMT
ヒコザルとかもガスを燃やしてるって設定だったと思うから、
花火が水中でも燃えるみたいに、消えないと思う。

しかし、アニメでヒコザルが温泉に入ってた時は、おしりだけ出してたな…。
274名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:41:27 ID:WRHKpKAV
>>273
おしりを出していた理由は
×火が消えちゃうから
○美尻アピール
275名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:42:35 ID:7esb1ue9
>>273
おしりだけ、だと……
俺はその回見逃したが、想像するとエロいっていうよりシュールだなwww
276名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 10:38:41 ID:+oUIgJbs
ヒコザルの尻の炎は消せるって公式設定だったはず
277名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 10:52:35 ID:6qMFwywo
クチートをバックから攻めながら後ろの口の舌をフェラしたい
278名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 13:20:55 ID:JaVCRAMT
>>276
じゃあ、その炎が消えた穴に突っ込んでいいという公式設定ということだな。
279名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 14:02:37 ID:MdaIs1iZ
腹の中のガスで燃やしてるから突っ込んだら大変なことに
280名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 14:52:09 ID:0rPRsuF/
今日はクリスマスイブか。
デリバたん自身をプレゼントに欲しいよデリバたん。
281名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 16:27:26 ID:KYnCoeS9
寝るときは消えるって設定だしな、尻の火
282名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 18:21:06 ID:6qMFwywo
ギャロップは信頼されてると炎が熱くないんだよね
283名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 18:48:39 ID:MdaIs1iZ
とりあえず俺は周りが燃える心配がないガーディをモフモフします
284名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 19:32:15 ID:rTgKPVxh
ポケギアでギャロップに乗って走ると気持ちいいとか自慢してくる奴がうざいw
285名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 20:03:33 ID:XwpzvUXe
ギャロップに乗りたい
性的な意m
286 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:15:35 ID:SXxKAYA1
続きを投下します。
ヒトカゲの尻尾の炎は、簡単には消えないと自分も思います。
体を拭いてもらっているのは、単に水が苦手ということで、ヒトカゲの我儘なんです。
それに付き合っているというご主人は、ヒトカゲにかなり溺愛しているという設定です。
あと、今後の話の展開として、尻尾の炎の設定は、少し特殊なものになるかもしれません。
人×ポケモン
今回は5レスです。
287灼熱の炎〜光と影〜 その3 1/5 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:16:42 ID:SXxKAYA1
いつもの夕食後のお風呂。
その代わりにヒトカゲは、主人に体を拭いてもらう為、外の風呂場に呼ばれて来ていた。
辺りは薄暗くなってきたところに、ヒトカゲの尻尾の先の炎が主人の体も照らす。
(そういえばご主人にもおちんちん付いてるんだよね。)
昼間に勃起して見えた自分のそれとは違い、主人のは常に見えているが、包皮に覆われている。
そして今日は寒いからだろうか。
意識して見た事は無かったが、いつもより先端の皮が余っている様な気がした。
湯船の縁に座っている主人の隣に寄って、体を拭き始めてもらう。

尻尾の付け根の辺りをタオルで拭いてもらっている時だった。
ひやりとした感覚が伝わる。
主人の手だった。
「あっ……、何するのさ。」
撫でられていくうちに、温度差が段々と無くなり、寧ろ火照ってきた。
「これから良い事してやるよ。」
主人にそう言われたヒトカゲは、昼間に目撃したあの性行為を思い出す。
撫でられるのに耐えられなくなり、ついにピンク色のペニスを勃起させてしまった。
それを見て、主人は撫でるのをやめる。
しかし、何か考えがある様だ。
ヒトカゲは、主人にあの時と同じ事をしてもらえるのかと思うだけで、
ペニスが脈動し、先端から粘液が溢れ出す。
288灼熱の炎〜光と影〜 その3 2/5 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:17:26 ID:SXxKAYA1
「再現……、してみるか?」
主人の言葉にヒトカゲは驚いた。
あの目撃した事は、自分だけの秘密だったのに。
「不思議そうな顔してるな。
あの時も俺は見てたんだよ。
遠くからヒトカゲもちんちんもな。」
ヒトカゲは恥ずかしながらも思い出していた。
(そう、何とか興奮を抑えたけど、あの時も立ってたんだ。)
「それでもオス同士でエッチするなんて変だよ。
オスとメスだけでするもんじゃなかったの?
そう言ってたでしょ?」
「それはどうかな?」
気づけば主人のペニスの先端の皮が余っておらず、既に硬く勃起していた。

脇を抱えられ、主人と向かい合わせで膝を着き、太股の上に座らせられた。
ヒトカゲの目の前に、自分のより大きい主人のペニスが見える。
よく見ると、少し括れた直ぐ上の先端から粘液が溢れ出し、
ぬめって包皮が少し拡がり、中の粘膜が見えた。
(同じピンク色してる。)
「気持ち良くしてやるから、俺の太股を跨いで立ってみて。」
後ろの湯船に落ちそうか怖かったが、主人が右手を回して腰を支えてくれた。
ヒトカゲは均衡を保つ為に右手で主人の肩に手を置く。
そうすると、ヒトカゲのペニスが主人の顔の斜め下、丁度見やすい位置に来た。
289灼熱の炎〜光と影〜 その3 3/5 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:18:09 ID:SXxKAYA1
ヒトカゲの太股の間を通る尻尾の付け根にある、一筋の縦の孔を拡げて勃起しているペニス。
細い先端から下へと少しずつ太くなってく根元。
その直ぐ下にある、穴へと通じる窪み。
収納されているはずのペニスによって拡がった、孔の中にある穴まで見られてしまったヒトカゲは、
恥ずかしさの余り、声を出した。
「恥ずかしいし、何だか変な感じがする。
さっきからおしっこ漏れそうだし。」
「大丈夫。
今のヒトカゲなら直ぐに気持ち良くなるよ。」
そう言って主人は、ヒトカゲのペニスを舌で舐め始める。
ぬめりとした感覚。
排尿感から一気に快感になる。
「んっ……、もうだめぇ、気持ちいよぉっ!」
一瞬だった。
ペニスの根元が律動し、勢い良く初めての射精をした。
主人の顔は、迸るヒトカゲの精液に塗れてしまった。
「いっぱい顔に出しちゃってごめんなさい……。」
主人はこうなる事を見透かした様な眼で、ヒトカゲのまだ勃起しているペニスを見ていた。

「直ぐ出しちゃうなんて、そんなにしてもらいたかったのか?
ヒトカゲは。」
俺は顔に付いたヒトカゲの精液を、美味しそうに舌で口許を舐め取りながら言った。
しかし、ヒトカゲが直ぐに射精してしまったのはそれだけでは無い。
ヒトカゲの考えている事を言い当てたり、性器を見やすい位置に体を持ってきたりして、
上手くヒトカゲを精神的に調教していたのだ。
そう、俺はヒトカゲの射精を精神的に導き、舐めるという刺激で引き金を引いてやる事により、
兎に角、射精の快感を覚えてもらおうと考えていた。
これからの行う肉体的快感の為に。
290灼熱の炎〜光と影〜 その3 4/5 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:18:42 ID:SXxKAYA1
「こんな目の前で、気持ち良くなってるとこ見せられちゃ、羨ましいなぁ。」
「じゃあ、ご主人のおちんちん舐めれば良いの?」
ヒトカゲは俺の勃起しているペニスを見つめるが、俺は否定する。
「いや、お前の口付けを頂く。」
俺は、自分の顎を少し上げ、ヒトカゲの顔を引き寄せて接吻した。
「んっ……。」
「自分の出した精液の味はどうだ?」
「良く分かんないや。」
「そういえば、まだ寂しいとこがあったな。」
俺は、ヒトカゲのペニスの下にある窪み、排泄孔へと繋がる処を見ながら言った。

「えっ……、それは。」
「そう、ヒトカゲが見たのと同じだ。
再現してやる。」
俺は、両手をヒトカゲの後ろに回し、太股の付け根をしっかりと持つ。
ヒトカゲは慌てて、俺の首に両手を回して掴った。
粘液が糸を引いて滴る、俺の勃起したペニスの先端が、ヒトカゲのペニスの下の孔に宛がわれる。
お互い触れ合った感触が伝わり、ヒトカゲは少し不安そうに問い掛けてきた。
「ここに入れても大丈夫なの?」
「ああ、もしかしたらこれやるのが好きになっちまうかもな。」
俺はそう言い、ヒトカゲを持った儘、その重さで下していく。
291灼熱の炎〜光と影〜 その3 5/5 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:19:21 ID:SXxKAYA1
俺のペニスがヒトカゲの孔に挿入されていき、中で包皮が剥けて、
敏感な粘膜が直接擦れているのが分かった。
ほぼ根元まで挿入した時、ヒトカゲの勃起し続けたいたペニスが俺の腹に触れ、
ヒトカゲは思わず声を上げる。
「ひゃあっ!」
構わず続けようとするが、俺も限界だった。
ヒトカゲの中はきつく締まっており、何より暖かいどころか熱いので、
この包まれている感覚と温度だけ射精しそうだ。
俺は、ヒトカゲの背中に両手を回して抱き寄せた。
腰を浮かせ、ペニスでヒトカゲを何度か突き上げ、俺の腹にヒトカゲのペニスが擦れる。
「また出ちゃうっ……。」
またもやヒトカゲのペニスの根元が律動し、中の俺のペニスを刺激する。
ヒトカゲは盛大に射精し、精液が俺とヒトカゲの体に掛かった。
ヒトカゲのペニスの律動と、孔の収縮によって刺激された俺のペニスもついに限界を迎える。
「うっ……、中に出すぞ。」
俺は、ヒトカゲに想っていた欲望を、今まで我慢していたものを、
今、ヒトカゲの中で射精によって全てを注ぎ込んだ。

「気持ち良かっただろ。」
「ご主人とこんな良い事出来るなんて、夢みたい。」
「それはそうと俺たち、もう一回体を洗わなくちゃな。」
俺がそう言うと、お互いに少し恥ずかしそうに体を見つめ合った。
292 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/24(木) 20:19:59 ID:SXxKAYA1
人×ポケモンの話は、今回で一旦終わりです。
ここだけの話、自分は小説を書くのも投下するのも、そもそも書き込むのも初めてだったんです。
このスレは最初期からロムらせて頂いて、憧れの的でした。
そして今年最後の目標として、兎に角投下する事を念頭に置いていました。
初めに小出しになったのも、自分に全く自信が無かった事が理由の一つです。
一応話の続きは、タイトルの意味が分かる程度までの構想(妄想)があります。
まだ手を付けていないので、次回まで気長にお待ち下さい。
293名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 23:35:43 ID:XwpzvUXe
ヒトカゲ超可愛い(*´Д`)
GJです
294名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 00:02:17 ID:6l2eT5Rs
>>292
そんなに気を落さずこれからも頑張ってくれよ
今回はちょっと投下の仕方がアレだっただけで内容は見なおしたりすれば改善できるしね
次回に期待してるよ!
295名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 02:51:30 ID:VbNdhUcI
一人称と三人称がまぜこぜになっているから読んでいて疲れるな
初めての小説だと言うからこれからの成長に期待
296名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 04:56:27 ID:8wZBptNP
ヒトカゲかわゆす

"俺は"ってのが多様されすぎて少し読みづらかったくらいかな
場数をこなせば自信もつくでしょ
要するにもっと沢山書kいや書いてください
297 ◆X/ab.XXdAw :2009/12/25(金) 07:39:20 ID:EbNaCdN3
ご指摘の程有難うございます。
話の途中、3レス目の一行開いている所で、視点がヒトカゲから主人に切り替わっています。
そこで分けて投下しようと思っていましたが、折角出来上がったものなので纏めて投下しました。
なので視点の切り替えの描写をもっと明確にしておけば、”俺は”を多用せずに済んだかと思います。
それと、主人の名前が明らかにされていないのは、少し理由があります。
実は既に伏線が張ってあって、次回は核心に迫る事は無いと思いますが、
そう遠くない内に、少しだけ明らかになる様にします。
298名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 09:20:39 ID:DSsGVSHT
期待するしかないと言わざるを得ない
自信持てよ、好きだぜあんたの文章
299名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 09:42:24 ID:c8SfxyKG
ゴチでした。GJ!
ケモショタ好きとしては至福。

まだ初めてということなので、次を期待してます。
改行とかはすごく読みやすいし、言葉もきれいだし、生々しさもいい感じなので、
後は上の方が仰っているように、人称の違いをしっかりすれば、もっともっと上手になると思います。
300名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 12:50:26 ID:6l2eT5Rs
あとアレだな、すんなり入っちゃうのはおかしいよ
301名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 15:06:46 ID:7lrn9U2F
別にすんなり入らないのが普通ってわけでもないよ
302名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 00:23:11 ID:9lea8sN0
すんなり入るとかよりもおちんちん描写の方が大事だよ
303名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 00:46:00 ID:KktzEhzn
♂♀だって、処女相手でもレイプでもすんなりH出来るのは本当ならありえない
でもエロパロだからいいんだよ
それにポケモンっていう不思議生命体なんだし
304名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 01:11:00 ID:9j0/uc+2
ポケモンってケモだから処女膜ないの?
まあ精液逆流防止弁みたいなもんだしあるっちゃあるのかもしれないけど
305名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 01:19:29 ID:4onHNJbg
処女膜がある動物は結構多いよ。犬や猫にもある。
人間とモグラだけと言うのがなんでか広まっているけど、デマらしい。

まー、処女でも痛いのは最初だけですぐに気持ちよくなっちゃう、のも好きだが
痛みが全然ひかずに痛い痛い言いながらも相手を受け入れたり
もしくは痛みに泣き叫び相手を罵倒しつつもレイープされちゃうのも好きだw
そう言うのって、今まで投下されたっけな。読みたくなった
306名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 03:22:13 ID:WSKywXcV
こんばんは、レントラーの人です。
前回は寸止めですみませんでした。
感想やGJが励みになります。いつもありがとうございます。

なかなかイノセントなエロス感が出せずに苦労中です。
もう一回投下して一応終了予定です。

それではよろしくお願いします。
私は今までにないほどの幸福に満たされていた。
だが、獣としての本性はそう簡単に消えてくれない。
「チナツ、君の足を私の肩にかけてくれ」
「え?ええっ」
戸惑わせる間もなく、私はチナツの両足をすくうように首を突っ込んだ。
両足が肩にかかり、チナツの下半身、特に股間に顔を埋めるような体勢だ。
私は伏せるようにしてチナツに覆いかぶさっている。
「あっ、やだ、ちょっとこれ、恥ずかしいよ…」
大開脚と言った姿に、チナツはあわてて両手を足の間に持ってくる。
小さい身体の下半身に、レントラーが貪りついている姿というのは端から見たらどういう風に映るものなのだろうか?
横縞の下着の上から、少しへこんだくぼみを鼻先でつんつんと押しやる。
すでにしっとりとしているそこから、雄の本能をくすぐる甘い香りがあふれているのを感じる。
その香りをのがすまいと、私は鼻先をさらにぐいぐいと押しつける。
敏感になっている場所が刺激され、チナツは居たたまれなくなりぷるぷると震えた。
下着はもう下着の役目を果たしていなかった。私の唾液と、チナツの蜜で完全に濡れてしまっている。
私はそのチナツのかわいらしい下着を口ではぎ取ってしまう。
あ、と小さくチナツが声を上げた。すべてを曝け出すことは誰しも恐怖を覚えることだ。仕方がない。
しかし、私は興奮していた。あらわになる人間の性器、薄く生えた体毛、つるりとした割れ目の先に、自らの高ぶりを飲み込む器官があるのだ。
チナツはきれいだった。裸も身体のすべても。愛してやまない、唯一の…
そっと、念願の秘所に恭しく口付ける。
「やだ、汚いよ…なめちゃだめぇ…」
「汚くなどないさ」
ちゃ、ぴちゃ、まるであまいみつを舐めているようだ。レントラーのすこしざらつく舌が、チナツの蜜を丁寧に舐めとっていく。
その先にあるかわいらしい突起を舌先で突くように刺激すると、チナツが可愛い悲鳴を上げた。
「ひゃっ!?」
「ここが気持ちいいみたいだな」
そこだけ強く舐め上げるとチナツがびくりと敏感に反応する。
「ちょっ…レン、まっ…てぇ…っ」
右足を伸ばして爪をたてたりしないよう触れる。擬音で表現するならポフッと。
ああ、何かに似ていると思ったらニャルマーのじゃれつくパンチみたいなのかもしれない。
右足で突起を撫でるように転がし、ときどき舐め上げる。
残念ながらこの体勢ではチナツの顔はよく見えないが、先程より声が聞こえる。
それはほの甘く、愉悦を含んだ切ない声。
私の耳に響く、今まで聞いた事のないチナツの声。
「私に人間みたいな腕があればな。君をもっと愛せるのに」
まるで小さなおもちゃで遊ぶようにチナツの敏感な突起を刺激しながら、私は一人つぶやいた。
さらに私は舌をチナツの中にまでまさぐるように侵入させていく。
やわらかい襞をかきわけるるように、一滴も残さないように。
まさぐる鼻先にちょうど敏感な突起があたっているようで、チナツの反応はさらに激しくなっていく。
「やあ、やあぁ、レンっ、レンん…!おかしく、なっちゃうぅ…」
チナツの懇願を聞く気はなかった。
これで君がおかしくなってくれたら、私は一生君の側にいるよ。
鼻先すべてをチナツの身体に埋めるように、ひたすらチナツの蜜を溢れさせ、それを味わった。
ただ、チナツを貪りたかった。甘くて、やわらかくて、できることならかじりついて食べてしまいたいくらいだ。
夢中でチナツにしゃぶりついたせいか、チナツのそこは私のどろどろした唾液まみれになり、てらてらと淫らにぬめりを帯びていた。
突起を牙で慎重に刺激しながら、舌を敏感なの秘裂の穴をなぞるようにちろちろと舐め上げた。
とっさに私の頭を押さえ付け、チナツが大きく反応した。
「いっ、レン、なにかきちゃう…なんか、あっ、やっ、すご、やぁっ」
私は何も言わない。余計に密着したチナツの痴態をただひたすらに楽しんでいる。
しつこく、しつこく。ただ、今日のこの時はもう訪れないのだから。
「ひゃっ、あっ、あ…あっ、あっ」
かわいらしい身体がぴくぴくと小さく跳ねて、限界が近いことを知らせている。
私はチナツの秘裂を大きく上から下までべろりと強くゆっくりと舐め上げた。
「あ、あ、やぁああっ!」
盛大な声を上げて大きく身体が跳ねた。ぷしゅっと蜜が溢れだすようにとろとろとこぼれだして、まるでおもらししたかのようになっている。
ひくひくと身体を丸めて、達した余韻を持て余すチナツを見て、私はゆっくりチナツから身体を離した。
両手を口に添えて、声が漏れないようにしているが荒く、甘い吐息が漏れている。
ぎゅっ、と閉じた瞳からは涙が一筋つう、と伝った。私はその涙を舐めとる。何故か涙さえも甘いような気がした。
初めての絶頂から、少し落ち着いたチナツと私は向かい合って座っていた。
私が少し後足を開くと、それは余計に顕になる。
「これが、レンの…」
チナツの小さな手が恐る恐る撫でるように、赤黒い私の性器に触れた。
普段体毛でほぼ隠れているそれは、すでに臨界状態といっていい。
今すぐにでもチナツの中に突っ込んでかき回して射精したくてたまらなかった。
「チナツ、愛している」
上辺のみの言葉ではない。だから、こうしたいのだ。
「私を受けとめてくれ…」
私の高ぶった性器はチナツを怯えさせるのに十分だった。
「う、うん、頑張るけど…これ…入るの?」
「…わからん、もしダメなら無理はしない」
本当は、無理して突き破るようにでも激しく入れたいのだがそういう訳には行かない。
我らには如何せん体格差と言う壁があり、個体としてもチナツは小さめ、私は大きめ。
彼女を愛しているからこそ、愛せないこともあるのだろう。
「さあ、後向きになってくれ」
「後ろ?って、え?」
獣の体勢、いわゆるバックの形にチナツを無理やり押し倒し、四つんばいにさせてしてしまう。
高ぶる自分をチナツの秘所に押しあてる。薄々思っていたが…やはり正直、無理がないか?
「むっ、むりだよ、レン、怖い…」
振り向いたチナツが泣きそうだった。先ほど見た私のそそり立つ性器はどう考えても自分には入りそうにないことを思ったのか。
「ん…それでは、ゆっくり行くぞ…」
入り口のにゅぶ、と柔らかい感触が私の肉棒に伝わる。思わずため息をもらしながら、ゆっくりと押し進めていった。
「いっ…」
びくんとチナツの体が跳ねた。
少しずつ挿入するたびにめりめりと肉が裂ける感触がした。
我慢しているのか、シーツを強く握りしめ、ふるふると震えている。
まだ先端すら入り切っていないが、すでに初めて開かれたそこは広がる限界に達しようとしていた。
耐え切れずチナツはシーツに顔を埋めて泣き声をあげた。
「…レン、痛い、かも…」
かも、とぼかしてはくれたが、きっと、とても痛いのを我慢しているのだと思う。
ちゃんと慣らしてはいるが、チナツはおそらく初めての性交だし、私が知るかぎりでは、一人で遊ぶやり方も知らないはずだ。
肉を裂きながら割り入るチナツの中は、熱く、そして非常にきつくて最高だった。
しかし、これではチナツが持ちそうにない。名残惜しいが少しだけ入った先端を引き抜く。
「やめよう」
ぬるっ、と引き抜かれたそれは未だ高ぶったままだ。
だが、これ以上すすめるわけには行かない。
「…レ、…ン…」
とたんに糸が切れたかのようにぺたんと座り込み、荒く息をするチナツは瞳にいっぱい涙をためていた。
それはそうだろう。大きなポケモンに無理やりに行為を行われてつらくないはずがない。
チナツは涙を拭いながら、少し震えた声で言う。
「…やめちゃうの?」
彼女の股間からは鮮血が滴っていた。無理な行為で、傷つけてしまったのか。
「…すまない、やはり無理なようだ」
かがみこみ、チナツの血を舐めとる。癒しの効果をもとめてやった行為だが、その血はとても美味しかった。こういうときに自分が獣のであることを痛感する。「んっ…」
しみるのか、チナツが小さく声を上げた。
「このまま無理やり続けたら、君が壊れてしまう」
「でも…レンはしたいんでしょ?」
「それはそうだが」
私は顔を上げ、チナツの暖かい下腹に頬でふれる。
「君はいつか子供を産むだろう。人間の子を。
無理矢理に行為を行って、君の大事な器官を壊してしまうのは私もいやだ」
「…レン…」
そうつぶやいた彼女の目から大粒の涙がこぼれ落ちていく。
「ごめんね」
「泣くな」
ぽんぽんとその頭を撫でて私はなるべく優しい声で言う。
「君とこういうことができただけで、私は嬉しいんだ…」
その言葉に嘘などなく。
「君の肌に触れることができ、私を受け入れてくれた、それだけで私は幸せだ…」
思いは全て叶わなくても、願いはすべて叶ったのだ。
満たされた気持ちでチナツの頬を伝う涙を舐めとる。「…メ」
チナツが何か呟く。ん、と顔を上げた私に、チナツはきっぱりと言った。
「…レン、ダメだよ」
「何…が?」
目を丸くする私に、チナツはきっぱりという。
「ダメ、私ばかり気持ち良くなって、レンが気持ち良くないのはダメだよ」
「いや、私は十分に満足したぞ?」
「だって、ほら、まだおっきいままだよ」
座って向かい合っている私の股間に、チナツの無邪気な視線が注がれる。
「これは…まあ後で違う手段で治まらせる」
外に出て、そこら辺の野生のポケモンと致すなり、どこかに適当な場所にしがみつくなり…
少し情けないが仕方がないことだ。
「レンがしてくれたみたいに、口でする…とか」
「き、君にそんなことをさせられるっ…」
私が言い切る前にチナツは屈みこんで、ぺろ、と舌先で先端を舐められる。
あまりに急な事に私は思わず声を漏らさずにはいられなかった。
「…気持ちいいの?」
ちら、とその体制のまま、見上げてくる視線に悪意はなく、むしろ楽しんでいるように見える。
まるでポケモンバトル前の、そんな風な…
「あ、ああ」
「じゃあもっとしてみる」
「チ、チナツ…」
幼いながらの好奇心というか、チナツはためらいなく私の性器をぺろぺろと舐めだした。
ちゅ、と口付けたと思うと張り詰めたそれに小さく舌を這わせたり、恐る恐る手で撫でてみたり、その拙い仕草が、その一生懸命な姿が、私を興奮させる。
「やっぱり大きいよ…絶対」
彼女はそう呟くや否や、おもむろにぱくり、と口に先端を含んでしまう。
「ち、チナツ、もういい…!」
と思わず前足で押し返す前に、私は絶頂に達してしまった。
ちょうどタイミング悪く突き放す瞬間にため込んでいた精をチナツに向けて思い切り噴射してしまう。
「わ、わ、なにこれっ」
びゅるびゅる放たれる白い液体がチナツの顔を、胸を、手を、体を汚していく。
「…ん」
少し驚いたような顔をしたチナツの顔が少しほてっているような気がした。
快感に満たされ、荒く息を吐く私は自分の罪深さを強く感じて天を見上げる。
…どれだけ背徳的な姿だというのだろうか。
主人であるチナツの自分の性器を舐めさせ、精液をその顔にぶちまけて…
チナツは不思議そうに汚れた自分の両手を見比べて、私を見上げた。
「…これって、気持ち良かったってことだよね?」
「…ああ」
息を落ち着かせながら、私は呟く。
ずっと我慢していただけあってか、あっという間に達してしまった。正直少し恥ずかしい。
しかしチナツは私の気持ちなど知らずにいつもの眩しい笑顔で(いつもと違って精液まみれだったが)言った。
「良かったー!うまく出来てるかわかんなくて」
「…君という子は…」
色々な意味で深く深く溜め息をついてしまう。せめても、と彼女の顔に付いた自分の精液をべろべろと舐める。
「レンが気持ちいいならいいよ、あとでシャワー浴びるもん」
そういうとチナツは小さな手の平に付着した私の精液をぺろりと舐めて、苦笑いする。
「…あんまりおいしくはないね」
「そうだな」
私も釣られて苦笑いする。
「じゃ、もう一回くらいしようか?」
今度はどうしようかな、と思案顔のチナツ。確かにもう一度位出せたら有り難いが、彼女の体が心配で…
「どうしたらもっと気持ちいいの?レン、教えて!」
…私の心配は、どうやら杞憂のようだ。
もう一つ溜め息を吐いて、私は覚悟を決めることにした。
「君一人にはさせられない」
私はとん、とチナツをベッドに押し倒してしまう。
「えっ?どうするの?」
「こうするんだ」
私は立ったままチナツの下半身に頭を埋める。
「ひゃっ…」
私の頭がチナツの足側に。チナツの顔がが私の後ろ足側に。
今度は上側からチナツの秘裂を見下ろすような形だ。
覗き込むとチナツの出血はおさまっていたようだ。心配だっただけに少し安心する。
先ほどの余韻を残しててらついて見えるそこにそっと舌をのばす。
「んっ…」
ぴくん、と小さく跳ねた体が余計に私の顔に密着し、そそられてしまう。
さっき負荷を掛けた膣付近は避けて、小さな突起を集中して舐め上げる。
舌の先で押し潰すように刺激すると更にチナツの甘い声が漏れる。
「ん、ふ、レン、気持ち、い…あぅ」
こぼれる蜜をのがすまいと舐め上げながら突起への刺激はやめない。
「れ、レンにもっ…しなくちゃあぁっ、あっ…」
「それでは…君が良ければ、私のも舐めてくれるか?」
すでに興奮しはじめた私の性器はチナツの顔の目の前にぶら下がっているような形だ。
見上げるそれは醜くないだろうか?気持ち悪がられないだろうか?
そんなことを思う前に、チナツは自ら手を伸ばし、ちゅぱちゅぱと音を立てて私の性器を舐めたり、しゃぶったり。
ついばむようにキスをしたり、慣れてきたのか舌を使って筋を舐め上げたり。
気持ち良くてつい腰を落としすぎそうになってしまった所、先端に口付けようとしてチナツの小さな口に思い切り自分を突っ込んでしまう。
「んむっ!?」
「あ…すまない、大丈夫か?」
「大丈夫、ちょっとびっくりしただけ」
えふ、と少し咳き込んで、チナツはふ、と顔だけ起こして私に声をかけた。
「…もしかして、奥まで口にいれたほうが気持ちいい?」
「まあ、それはそうだが…」
自分の一物ごしに会話とはなんとも言いがたい恥ずかしさがあるが…
チナツは頭の上の方にきれいに並べられた枕を一つ、片手で引きずりだし、自分の頭の下に敷いた。
それでは更に私との距離が縮まって、喉につかえてしまうだろう…と言おうとする前に彼女は至って真剣に言い放った。
「わかった、頑張る」
そういうなりチナツは私の性器の先端を口の中に含む。
そして、ゆっくり、ゆっくりと、自分の限界まで飲み込もうと、して、いるのか?
「ち、チナツ…それはいいっ…から…!」
言い終える前に、チナツの右手が根本辺りを扱きながら、唇がじゅぽじゅぽといやらしいな音を立てながら上下し、左手で不自然な体勢を支えている。
柔らかい彼女の唇が私の性器の回りを包み込んでは触れては離れ、触れては離れ…
右手の動きも、その口淫もぎこちなく拙い。だが彼女は喉奥へと必死に私を導くように唇を動かす。
やりすぎてえづいてしまっても、それは止まらず…
「もういいっ!いいからやめるんだチナツ!」
私は与えられる快楽に耐えながら、ぬぽん、と変な音を立て、彼女の口から性器を引きぬいた。
すっかり荒くなった息を吐きながら、腰を上げてしっかりと立ち上がり、チナツの足元にきっちり座る。
チナツも体を起こして、ぺたんと座りなおす。
その唇は私の先走りと自分の唾液にまみれて妙に艶やかだ。
口の端からつう、と透明な液体が流れ落ちるのを手の甲で拭いながら、チナツが言う。
「やめちゃうの?レン、中途半端じゃない?」
「…違う」
「びゅーって、出さないの?」
「違うんだ、チナツ」
「何が違うの?…もしかして、気持ち良くなかった?なら、もっと違うやりか…」
「そうではなくて!」
思わず、語気を荒げてしまう。たぶん驚いたであろう彼女の目を真っ向から見据えられなくて、あらぬ方向を見下す。
「君にそんなに挑発されると、私も我慢ができなくなるではないか…!」
彼女の無邪気さは幼さと相まって私にとってはむしろ罰だ。
そんな彼女を私は汚して、奉仕させて、無理までさせて…
しかし私の体は彼女の無意識の挑発にもう完全に乗せられてしまっている。
止めることはできない。
318名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 04:00:40 ID:WSKywXcV
本日はここまでです。
次で完結できたらな、と思います…
毎回ながら投下が遅くてすみません。
読んでいただいた方ありがとうございました。
最初にも書きましたがGJ本当にありがたいです。
よーしパパ張り切ってぬるぐちょにしちゃうぞー

>>305
次はそういうのが書きたいです
てか♂ポケ×♀トレーナー?でやりたいけどここでやってもいいんですかね?
319名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 06:39:10 ID:9lea8sN0
>>318
>>1

なんにせよあああGJ
イキかけたのにまた寸止め的な雰囲気ッ
チナツちゃんテラエロス
320名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 08:07:48 ID:IGc5mYKx
レントラーさん紳士的なケモノすぎるだろ…すごく好感が持てます
なんだか暴走しかけだけど、それもまた良し。
続きを楽しみにしています
321名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 11:07:27 ID:kH7wtvbl
レントラーさんなんという紳士
ポケモンにこれほどさん付けしたくなるってのも珍しい
完結に期待。超期待
322名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 11:19:17 ID:ZcTaFPl+
チナッちゃんもレントラーさんもかわいいよエロかわいいよ
引きつづき伏せの体勢で次回をお待ちしております!
323名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 14:43:24 ID:JHRMcuOF
レントラーさん紳士すぎる
324名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 21:05:44 ID:Slom5YYF
レントラーさんみたいな義父がいてほしいです
325名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 22:02:26 ID:+jE7t20B
レントラーさんは変態という名の紳士だよ!
ラスト期待してます!
326名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 03:05:33 ID:paka0OUZ
そろそろコミケだなー。
エロ、健全問わないからポケモンがいちゃこらしている本が欲しい。
327名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 03:07:52 ID:efacDRG1
猫科のちっちゃいペニス想像したら、多少違和感があったわw
328名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 04:22:33 ID:/3ZcdvgB
レントラーさんのはきっと立派だよ
329名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 16:25:11 ID:MnBKUzTJ
最近スマブラやってて気がついたんだが

ディアルガのケツがエロいな
330名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 17:31:55 ID:HMwm5Axn
>>329
スマブラでディアルガのケツ見る機会あったっけ?w
331名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 17:36:09 ID:vM8eeY94
>>330
ポケモンステージでドタドタ歩き回ってビーム撃ち込んでくるよ
可愛いけど憎たらしいアンチクショウだよ
332名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 18:06:35 ID:WfVtHU1g
テンガン山やりのはしら

ディアルガが前に出てきて吼えたあと、後ろに戻っていく時にこっちに尻向ける
なんかエロくてかわいい
333名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 00:29:10 ID:3X4vFYZn
サトシのゼニガメとフシギダネって絶対出来てるよな
334名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 00:40:46 ID:kfIy+xwr
フシギダネがいるころはアニメ見てなかったんだが、
ヘラクロスに無理矢理蜜を吸われて怒っていたと聞いて萌えた
335名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 08:05:57 ID:B/CYOb7N
フシギダネはツンデレだしなー
336名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 10:36:00 ID:8EeAv0gN
アニメのポケモンは大体ツンデレ
337名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 13:21:34 ID:2XX5buoB
ヒトカゲはデレツンデレ
338名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 17:02:27 ID:QAfPLBIx
だねふっしゃー!
339名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 03:03:30 ID:0zLEAHCO
チェリチェリ保守
みんな年末帰省中かな??
340名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 05:04:22 ID:TTgHVSkm
携帯規制がここにも響いてんのか?
341名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 11:25:19 ID:xmH7a0qr
コミケだからなのもある気がする
サークルやってる書き手もいそう
342改造君:2009/12/30(水) 19:40:40 ID:YcILn9WE
タイトルは色違いの交わりで、カイリュー♂×ボーマンダ♂です。
このssはウンライン(主人公)の視点から見ています。
中には『布?』等の表現があります。それは彼が初めて観る物なので上手く
表現できない物です。それがなんなのかはssの状況をみて判断してください。
343改造君:2009/12/30(水) 19:43:00 ID:YcILn9WE
僕の住んでいる村はミリリュウ、ハクリュー、カイリューしか住んでいない。
ちなみに僕は色違いというお墨付きのカイリューなんだ。
だからみんなは僕のことを気味悪がったり、けなしたりする。
正直僕はもうそんな生活には耐えられなかった。
でも・・・今日はその生活から抜け出せる最高の1日となった。
「ふぁぁ〜〜ぁ」
いつも通りの朝がやってきた。
いつもの日課として村の外にある木の実を取りに行くために広場に向かった。
「おい。聞いたか?」「ああ。どうするんだろうな。」
何かあったらしい。(ま、いつものことか)そう思い村の外へと向かう途中、村長に呼び止められた。
「ちょっと待ちなさい。ウンライン君。」「へ?どうかしたんですか村長?」
「あるミリリュウが森の中で普段見かけない狂暴なポケモンを見てな…」
(はあ…またやっかい事を押しつけるのか…)
すぐに終えられるやっかい事であることを心の中で祈った。
「そこでおぬしに出向いて貰いたいのだ。」「やっかい事は慣れてますよ。」
おそらく色違いだから仲間はずれにしたいとでも思っているのだろう。
でも村長の雰囲気がいつもと違っていた。何だか申し訳ないような感じが漂ってくる。
「目撃したミリリュウの話ではそのポケモンは生贄を要求したようなのだ。頼む。村のために行ってくれ。」
正直、この村での生活から抜け出したかった。いいきっかけなのかもしれない。そう思い、決意した。
「わかりました。で、いつそのポケモンのところに向かうのですか?」
「今夜だ。」「わかりました。」その後、木の実を取りに行のをやめて、晩になるまで家の中でのんびり過ごした。
344改造君:2009/12/30(水) 19:44:39 ID:YcILn9WE
その夜
僕はその狂暴なポケモンのいる洞窟へと向かった。
洞窟の中へ入ったとき、村長の言ってたポケモンは半分眠っていた。
「あの〜もしもーし。」「ん?ようやく来たのか。待ちくたびれたぜ。」
暗くてよくわからなかったが緑色のポケモンであることがわかった。
「ほう。俺と同じ色違いか。あんた運がいいな。」そういうとすぐに噂のポケモンは
翼を広げて起きあがった。暗くてシルエットしかわからなかったがこのシルエットは本で見たことがある。
「ボーマンダ?」「ご名答。ここらじゃ俺のようなポケモンは見かけないのによくわかったな。」
たしかにボーマンダはこの地区では見かけない。その他あれこれ考えている内に彼が
話しかけてきた。「もう夜も遅いしここで1晩明かしてから案内してくれないか?」
「へ?案内?生贄じゃないの?」「生贄?何でそんなのがいるんだ?
俺はこの森で出会ったミリリュウに道案内できるポケモンを連れてくるように頼んだだけだが?」
おかしい。村長の話と違う。不審に思い、ボーマンダに今朝のことを話した。彼はしばらく考えてた。
「ついてきてくれ。」そう言うと彼は器用に手を使い、床にある隠し扉を開けた。(あれ?手?)
ボーマンダは四足歩行だから手のような物は無いはずなのに…
でも手がなければ開けられない扉を難なく開けた。「さ、早く行こうぜ。」
「あ、うん。」僕は彼の後に続いてハシゴを下りた。その先には何もない箱の中のような空間があった。
「モニター室はこっちだ。」「もにたーしつ?」いきなり聞いたことのない単語にちょっと戸惑った。
「監視する為の部屋だ。難しく考えずにこっちに来いよ。」
とりあえずその部屋に入ると、四角いボックスの所々に絵みたいな物が写っている。僕はそれに見とれていた。
「四角いボックスみたいなのがテレビと言って、絵みたいな物は今の風景をうつしている映像だ。
んで、これがさっきの洞窟の中の映像だ。」
彼は近くのボタンを押して、洞窟の中の風景を表示した。そこには殺意に満ちた村長と他の村人達がうつっていた。
「探せ。我々の生活を脅かす者を消すのだ。」そこで映像が映らなくなった。「やっぱりな。
逃げて正解だったぜ。」騙されたことを知った僕は放心状態となり、その場にへたり込んでしまった。
「だいじょうぶか?」「うん。へーき。ありがと。」彼に励まされて少し気が軽くなった。
しばらくしてから彼が訪ねてきた。「そういや名前聞いてなかったな。俺の名前は
マンダって言うんだ。あんたは?」「ウンライン。」「なあライン、とりあえず休もう。
ここなら絶対に気づかれないから。」「うん。」僕は立ち上がった時に何か妙なボタンを押してしまった。
その時今写っている映像が変わった。いろいろ写ってたけど一番印象に残ったのはドラゴンタイプの♂同士の
エッチなシーンであった。「おお、すげえ…」
マンダも僕もその映像に釘付けにされた。何だか気持ちよさそう。しばらくすると急に映像が映らなくなった。
「げ、いいとこなのに」マンダはスイッチをいじった。でも映像は映らなかった。「ちぇ……あ!
悪い。すぐ寝室に案内するから。」僕はあの映像が頭から離れられずボーッとしてしまった。
気がつくと寝室に連れて来られてた。「じゃ、お休み。」「うん。」
345改造君:2009/12/30(水) 19:48:04 ID:YcILn9WE
彼が板?の上にある布?の中に入って横になっていたので同じように彼の隣にある物の中に入った。
中は結構ふかふかで暖かかった。でも眠りつく事が出来ず、あの映像による影響がエスカレートしていった。
具体的にはマンダを見ると興奮しちゃう。僕は彼を見ないために逆方向を向いた。
その時、マンダが後ろから抱きついてきた。興奮していたので顔が真っ赤になって、心臓がバクバクした。
「やっぱり発情しちまってたか。」「いつ気付いたの?」「あの映像を見た後さ。
あれは初心者にとってきついからな。」そう言うと彼は僕の股間をまさぐり始めた。「マンダぁ…だめぇ。」
頭が真っ白になった時、ついにマンダが僕の尻の穴と雄棒に触れた。「ひゃああ!!」今まで感じた事のない
快感と苦痛のあまり声を上げてしまった。その後も触られるたびに喘ぐような声が出る。
もう優しく触られるだけでも何かが出ちゃいそうで不安だった。不安を感じた時には僕達を包んでいた布?
は無くなっていた。僕は自分の物がどうなっているのかに興味を持っていたので、
下を向こうとしたらマンダが僕を向き合うように回転させてディープキスをしてくれた。
「はぁ…ぁぁ…ぁん」ちゅぷ、くちゅと言った音と僕のあえぎ声だけがしばらくの間部屋に響いた。
「なあ四足歩行の俺が器用にボタン押したり愛撫出来ると思うか?」彼は撫でる場所を変えて、
ゆっくりと説明を始めた。「200年前に俺はある研究所に入れられたんだ。その時に色違いと強さの関係
の調査が行われていた。」「…結果は?」「色違いとそうでないのとの違いは無かった。俺は元々生まれつき
強かったようなんだ。」「へぇー」「そこで俺を更に強くしようと関節などの肉体の改造や様々な
知識を蓄えさせられたりもした…」ここから聞こえなかった。今もなお継続している快感のせいだ。
「…で今俺の指はお前の尻の穴の中にあるんだ。」「どういう事?」「俺は人間に近いように改造されてな。
こういう事が出来るんだよ。ほーれ」そう言った直後僕のお尻の方から言い表せない程の快感が襲ってきた。
「ああ!!やぁ…ぁぁ…すごい」僕はこの快感に身体を預けていた。しばらくいやらしい音を聞いていると
身体に異変が起こった。その時と同時にマンダが愛撫を止めた。赤ん坊のようによだれを垂らした僕の雄棒は
後一息で爆発しそうだった。「マンダぁ…くるしいよぉ。」「じゃあこれでトドメだな。」マンダは僕の雄棒
を咥え始めた。「ふえええぇぇ!マンダぁぁぁダメぇぇぇぇ!!」ビュル ビュル ビュウゥゥゥ
そう言った時にはもう遅かった。僕は自然とマンダの頭を抱えつつ生まれて初めての精通を味わった。
そしてすべてを出し終えた後、僕の身体は脱力しきった。「初めてだったんだな。ライン。」「うん。」
僕はマンダの身体を見た。当然の事ながら雄棒がいきり立っている。でも僕みたいな無垢な物じゃなくて
雄々しい感じの雄棒だった。「悪いな。こいつを鎮める手伝いをしてくれないか?」「いいよ。おいで。」
マンダはまず僕のそばに寄ると僕の雄棒を彼の穴の中に入れた。「い…いきなりで大丈夫?」
「ああ。心配しなくていいよ。」その後僕の穴に指を入れてぐりぐりした。さっきとやっていることは同じ
であるが今は僕の雄棒が彼の中にある状況である。「マンダ…まさか腰動かす気?」「ご名答。」そう言うと
いやらしい音と共に雄棒からと尻の穴からの2つ同時の快楽を味わうこととなった。「ふぁぁ…ああああ!…」
僕の喘ぎ声は先ほどよりも大きく、間隔が短くなっていた。「ライン…はぁはぁ…良い感じだ。」
さっきから僕は何もしてない気がする。僕の目の前にはマンダの顔と雄々しい雄棒があった。
よだれは垂れてたが、僕みたいにあちこちに飛び散っていなかった。僕はその立派な雄棒をそっと舐めた。
「ああぅ…ライン…何を…」「はぁ…舐めてる…ひゃああ!!」彼の腰のスピードは急撃のに上がった。
「悪い…もういきそうだ。」「僕もだよ。」そう言うと僕はすぐに彼の雄棒を咥えた。
マンダは腰を深く下ろした。その直後僕たちは射精をした。彼の暖かい精液が口の中に広がっていった。
(これが…マンダの…)僕は彼が出した暖かい精液を全て飲み干した。(癖になりそう……)
346改造君:2009/12/30(水) 19:49:43 ID:YcILn9WE
「じゃあこっからだな。」「ええええ!」意外だった。と思うのもマンダは200年も
生きていたのだから…「200年生きたからって性欲が衰える訳じゃない。20年分の乾きと100年費やして得た
テクニック。存分に味わってもらうぜ。」そう言うと彼は小悪魔的な笑みを浮かべ、次のステップに進む。
まず僕の穴と自分の雄棒を引き離し、次に僕を上の方にもってくる。最後に元気いっぱいのマンダの雄棒を
僕のお尻の穴へ突っ込む。ここで僕は色違いから性を受け取ったら死ぬという話を思い出した。
そのためか僕は首を横に振って否定した。そんな僕を彼は優しく抱きしめながら深いキスをした。
「心配しなくていい。痛くないように今まで慣らしたから。」僕の不安は痛みよりも死であった。でも
そんな不安は彼が腰を動かすと共に消えていった。ただ完全には消えなかった。「ライン…どうだ…くぅ」
「はぁ…ぁう…」彼がキスを続けているおかげで上手く喋れない。でももう不安は完全に消えていた。
「はぁ…はぁ…一発行くぞ。」「い…いいよぉぉ…きてぇぇ」ビュク ビュク ビュッ ビュゥウウ
20年の乾きが一気に注ぎ込まれる。「はぁ…はぁ…まだいってないよな。?」僕はただ静かに泣いていた。
「そ…そんなに痛かったのか?」「ううん。色違いから性を受け取ったら死ぬっていう噂を聞いたから。」
そう言うとマンダは少しほほえんで僕の手を彼の精液にまみれたお尻のところへもっていった。
「これラインの精液だろ。もしあんたの仮説が正しければ俺もう死んじまっているぜ。」
それを聞くと恥ずかしさと安心感がこみ上げてきた。同時に僕たちの雄棒が背比べをしてるかのように伸びてきた。
「これでいった回数は同じになったんだよな。」「うん。」「じゃあ絶頂になるまでいかせ合い
勝負しようぜ。中途半端な状態じゃ寝れないだろ?」「ま…まだするの?」「当然だろ。夜はまだまだ長い。
じっくり楽しもうぜ。」「あううぅぅぅ…」その勝負は確実に負けるだろう。
なぜなら僕は無垢で素人。対するマンダは100年以上かけて得た技術と経験があり、その上快感を欲している。
でも僕はその勝負を受け入れた。彼ともっと交わりたいから。それにさっきのことが彼の技術の全てであると
思ったからだ。しかし彼の身につけた技術は僕の想像をはるかに超えていた。
まず仰向けに寝転がっていた僕の足を持ち上げて僕のお尻の穴を舐めた。「ぁぁぁ…」何されているのか
よくわからず、予想外の攻撃に弱々しい声が出た。確認しようにももう力が余り残ってなかった。
「すぐにいかせてやるからな。」彼は僕の体力のことを心配していたようだ。「やぁだぁ…はぁはぁ…
僕もマンダと一緒に…」僕は残った力を振り絞って彼に伝えた。彼はあと少しのところで止めてくれた。
「しばらく耐えていろよ。」彼はそう言うと僕のと自分の雄棒をくっつけて、掴んでいた手を上下に動かした。
僕も彼と同じように掴み上下させた。「ひゃぁぁ…出ちゃうよぉぉ…」「まだだ。…頑張れ…」
数分間水音よりも僕とマンダの喘ぎ声が部屋中に響いた。ふと僕の雄棒から熱い何かが来た。「マンダぁぁ…
はぁはぁ…僕もうダメぇぇ。」「はぁはぁ…くぅ…頑張ったな…俺も…もう」僕たちは同時に絶頂に達した。
僕の身体はあまりの快感のためにのけぞり、もだえた。彼は僕を押さえるために翼を使って動きを封じる檻を
作った。僕はその檻の中で永遠と続きそうな快楽を味わった。長く続いた絶頂が終わると僕を縛っていた檻は
優しく包み込んでくれる抱擁となり、その抱擁の中で静かに眠りついた。
347改造君:2009/12/30(水) 19:51:27 ID:YcILn9WE
次の日の朝
僕たちは昨日の激しい行為の後始末の為にシャワールームで水浴びをしていた。「ねぇ、マンダ」「ん?」
「昨日200年生きていた。って言うけど僕たちってそれほど長く生きて来れたっけ?」昨日の激しい行為の中
で唯一頭の中に残っていた疑問を問いかけた。「ああ、俺ともう一人のダチが人間にとってかなり役立ってた
から老化しない様にテロメなんとかっていう薬使って歳をとらなくしたんだ。」「それで…今何歳なの?」
「200とちょっとだな。もう覚えてねーや。」会話が終わり、シャワールームから出た後、「ライン。
あんたこれからどうする気だ。」彼の質問に理解できなかった「そりゃ…」「道案内終わったら村へ帰る気か?」
僕はようやく質問の意図が分かり焦った。でももう決意した。「マンダと一緒に行く。」そう言うと彼は
笑って僕を迎え入れてくれた。僕たちは秘密の出口へ向かった。「なあライン。」「ん?」
「今までに村の外に出たことは?」「無いよ。どうして?」「世界は広いからさ。海を越えたらそこから
見たことのない文化やポケモンと出会うだろう。だから俺が色々な事を教えてやるよ。大人の遊びもな。」
「大人の遊び?」不慣れな単語を聞いたので彼が解説してくれた。「昨日したあれだよあれ。」「ああ…あれ」
聞いたことを頬を赤らめながら後悔した。行き止まりまで進み、彼が近くにあるスイッチを押して
出口を出現させた。その時にまぶしい日光が僕たちをてらした。森に囲まれた村に住んでいたせいか
空がこんなに青く日光がこんなにまぶしい物だとは思えなかった。「さあ。行こうぜ。」「うん。」
僕たちは光満ちあふれる空へ向かって旅立った。
終わり
348名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 20:01:04 ID:xmH7a0qr
………推敲は大切だぞ、と言っておく
349名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 20:42:04 ID:OOwaINUP
まず一行目に間違いがある時点で
350リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:00:25 ID:chVgcV4g
ちょっと通ります
・ブースターさんとリーフィアさんの雌雄絡み エロ無し
・7レスぐらい
・扱いとしては>85-94の続き物となります、が、単体で服用されても大丈夫だと思われます
・主従関係的には「ブースター×リーフィア」が正しい気もしますが>85-94にのっとり表記そのまま



普段なら日が落ち始める頃だろうか。空は明るくも、灰色に覆われていて日が見えず。そこから降ってくる白い粉は、ちらり、ちらりと宙を舞っては落ち、俺や石の地面に雨を染み込ませていく。
その粉を舞わせる風は、ゆっくりとしながらも冷たい牙を持って。雨が染み込んだ俺の体に、態々一度噛みついてから嘲笑うようにすり抜けていく。
沢山のニンゲンと、それらの"飼われ"がすぐ側を通り。そいつら二者は時折俺に視線を向けこそするが、歩みを止めず、何も無かったかのように過ぎていくばかり。

森を抜け、丘を降りてすぐのところにあるこの集落。木々の姿が無く石が大量に積み上げられている、ニンゲン達のこの集落。
飼われの"あいつ"と会ったあの時から、日一つ昇る度に来るようになって。もうどれくらいの期間が経っただろうか。
最初は苦手で仕方なかった草のない地面、平らな石が敷き詰められた地面も。これでもかと言うぐらい踏みつけて、今ではすっかり体に馴染んでしまった。
俺自身、何の理由があってここに通い詰めているのか分からない。ただいつものように、積み上げられた石と石の間を歩くだけ。
狭い道を通り、開けた場所では端から視線を泳がせて、結局何も分からないままふらふらと森に戻るのが常だった。

しかしこの日は、視線がある一箇所に突き刺さって抜けず、足が動かなくなった。
開けた中央、ニンゲン一匹のすぐ側にいる、赤と黄色のくすんだ体毛を持つ生き物が俺の視線を捕らえていて身動きが取れず。そいつもまた俺のほうに視線を返していた。
鋭くも、どこか遠くを見ているような虚ろな目で。睨まれているのかはよく分からない。
体毛のくすみ具合は酷く、あまり穏やかな生活はしていないのだろう。それらも含めて、俺にとって見覚えのある姿だった。
「ふらりい」
目の前にいるそいつに、"あいつ"の呼ばれを向ける。
ニンゲンから貰ったと思われるその呼ばれでも、くだらないとかは今更思うところでもなく。ただ目の前にいるそいつが、以前出会ったあいつであると。
同族であり、戦闘狂であり、俺よりずっと強い"あいつ"であると。そう分かるならそれでよかった。
「リーフィア、さん」
そいつは俺に視線を向けたまま、そう俺の種名を呼んで。そんな声とともに吐かれた息は白く濁っっていた。
目つきを変えず俺との距離を一歩だけ詰められて、俺も開けた場所の中央にいるそいつに向かって、端から二歩、三歩と距離を詰めていき。地面を一蹴りするだけではぎりぎり届かない程度の距離で止まる。
辺りを行きかうニンゲンや飼われの奴らは、俺とこいつを避けるように端をほうを歩き。中央には俺とこいつと、こいつの飼い主と思われるニンゲンだけが立っていた。
「戦おうか」
俺がそう言ってから前身を低くし構えると、こいつも釣られるようにして、同じように構え。
俺は続けて石の地面に爪を立て、雨を吸い重くなった体毛を強引に逆立てて威嚇する。
「勝負しなきゃ、駄目なんですか?」
こいつは気が乗らないのか、構えこそしたがそれ以上はせずそう声を向けてきて。
戦闘狂だったあいつは何処に行ったんだ、と思いつつも、言葉を続けて戦うよう促す。
「理由なんて要らない」
手強い敵が目の前にいて、戦いたい。こいつより強いことを示せればいい、それだけでよかった。
理由なんてくだらないばかりで。本当はしっかりした思いもあったのかもしれないが、ただ戦うことばかりが頭を過る。
「……そうですね」
やがてこいつは理解を示し、ううう、と唸り声を上げ始めた。
351リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:00:55 ID:chVgcV4g
俺は距離を保ったままこいつの横に回り、こいつもそれに合わせて俺のほうに体を向け続ける。
場所が悪いのは分かってる。草の地面なら、それを結ばせて相手を捕らえることもできるのに、石の地面ではそれができず、攻め込み辛い。
飛び掛かれる隙をそう探していると、こいつは俺に向かって炎を吐いてきた。
牽制としてだったのだろうか、斜め後ろに飛び退き避けて。行き場の無くなった炎は宙を舞い、そこにいた白い粉達を消し飛ばして。
そんなことに気を向けていると、こいつは瞬く間に俺の目の前まできていて。飛び、前足を振りかざしていた。
飛び退こうとしても間に合わないだろうか、そう思いながら足に力を込めたその瞬間には、こいつの爪が首筋辺りにめり込む。
咄嗟に地面を蹴り、体ごとその胴体にぶつかっていき。爪が首筋辺りから外れ、こいつを跳ね飛ばして。
距離を置きなおそう、と思った直後だった。

ごおお、と俺の体を何かがすり抜け、じりじりと、聞き慣れない音に囲まれて。体じゅうに強く持続的な痛みを作っていた。
宙を舞う白い粉が、俺のすぐ側に来た途端に消えていく。こいつの吐いた炎に身を焼かれているのだと気付いた頃には、もう体じゅうに力が入らなかった。
足が関節から曲がり、石の地面に腹から倒れ込む。雨が染み込んで冷たいはずの地面に腹を当てても何も感じない。
その癖、辺りにいるニンゲンや、飼われの奴らの声ばかりが耳に強く響き。かといって何を言っているのかも分からず、ただ、ガンガンと頭を痛める。
負けたのか、と、今更冷静に考え始めるが、何か行動を起こせる状態でもない。
飼われの奴に負けるのは何度目か、三度目になるか。今度こそ俺もニンゲンの元に下ることになるのだろうか。
そうこう思惑を巡らせて、しかし結論が出る前に慣れない感覚に襲われて、何も考えられなくなった。


ニンゲンの強大な力に捕らわれたのか、と気付いたのは、もうだいぶ経った頃だった。
俺みたいな野生を飼われの奴と戦わせ、弱ったところを生け取りとする独特の捕らえ方。そんな策にすっかりはめられた。
今いるここは、ニンゲンの所持品である小さな球体の中で、もう俺は立派な飼われの一員となっているのだろう。
体じゅうを焼いたはずの傷もいつの間にか癒えていて、ニンゲンの末恐ろしい力を改めて実感する。
しかしながら、不本意にも飼われとしてこれからニンゲンに従っていかないといけないと、そう思うと気が重い。
飼われの"あいつ"に勝てなかったことまで思考を広げると、次第に悔しい思いでいっぱいになってくる。

そうしていると突然世界が広がり、それと同時に体が重く感じられ、ぐらりと胴体が、首が落ちて。冷たく平らな地面に体をぶつけ、一度だけ軽く跳ね返ってからその地面に腹ばいになる。
視線を泳がせると辺りは暗く、ただその中に赤と黄色の優しい灯りがぼうっと一つ浮かんでいて。その側には、光に照らされた"あいつ"の姿があった。
「リーフィアさん、大丈夫でしたか」
その前足には小さな球体を押さえていて、それが先ほどまで俺自身の収まっていた物なのだ、とすぐに気付く。
「……ふらりい?」
状況がよく分からず、腹ばいになったまま視線をこいつのほうに向けて、ただ腑抜けた声を出す。
こいつはそんな俺に視線を合わせると、小さく微笑んで言葉を続けた。
「よかった」
ただ、何に対してそう言っているのかも分からず、俺は顔をそらし暗がりの中に視線を泳がせて、辺りを見る。
四方と、地面と、空が真っ平らな壁に囲まれていて、風は吹かず、そこそこの広さはあるというのに狭苦しい空間。
一方ではニンゲン一匹が横になり眠っていて、また別の一方には、壁に大きく四角い穴が空いていて、外の様子が見える。
ただその外も暗く、点々とニンゲン達の光が映るばかりで。もう日の落ちた頃だったのか、とようやく気付かされた。
「私、勝ちましたよ」
そうしているとこいつから言葉を続けられ、すぐ近くにいることを思い出させられる。
視線をこいつに戻し、灯りを受けて浮かぶその顔を見ると笑っていて。それがかえって憎たらしい。
「負けたよ」
不機嫌なりにそう言葉を返しながら、足に力を入れてすっと立ち上がる。
こいつは以前の別れ際に、俺に対して「今度は貴方を屈伏せしめる」だとか言っていたか。まさか本当にそうなるとは思ってもおらず。
かといって、できてしまった上下関係を覆すほどに強く威嚇できる立場でもなく。何かしらに対する嫌悪感があった。
352リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:01:31 ID:chVgcV4g
「……私達、もう"仲間"ですよね」
「ああ」
こいつから続けられる言葉も、あまり認めたくはなかったのだが肯定するしかない。
同じニンゲンの元に集う飼われ同士、仲間となっていることは俺だって理解しているが、それでも気持ちばかりは否定したく、悔しく。
気を張り詰めさせ、目の前にいるこいつの、次の一挙一動に神経を向ける。
「私達同じたち」
「いや、お前のほうが上だ」
こいつが続けて言葉を放つが、そこに俺が素早く声を挟み、こいつの言葉をぶった切る。
立場の確認だとすぐに分かる。嫌味でしかなく、そんなことを聞かされたくもない。そんな思いから来た、俺にとってせめてもの反抗だったのかもしれない。
「ええと、ですけど、言葉……その」
それが思うより効いたのだろうか、こいつは言葉に詰まり視線だけを俺に向け続けて。
「俺なんかに態々言葉を選んでくれなくていい」
俺がそう言葉を貸してやるが、こいつは何も言わずただ固まり。
「気軽に物言いしてくれていい」
「あ、ありがとうござ……」
そう言葉を続けると、こいつは顔をうつむかせ視線をそらし、ようやく一言、小さな声で一礼した。
急に虚ろげな目になり不安げに言うその様子は、どこか幼稚で可愛らしく悪い気こそしないが。俺の服従する相手がずっとこの調子なら本当に先が思いやられる。

暫くお互いに何も言わず。暗く静かな中、ニンゲン一匹の小さな寝息が頭にガンガンと響き、すり抜けていく。
赤と黄色の灯りが揺れ、この狭苦しい空間を捻じ曲げようとして。平らな壁達はそんな灯りに釣られて一度歪みこそするが、程なくして元に戻り。
俺はどうすればいいのか、この場で眠っていいのだろうか、などと思考を巡らせていたところこいつが突然俺に言葉を差し向ける。
「……ねえ」
そう言い一歩、二歩と俺に歩み寄ってきて。すぐ傍に付いたところで止まり言葉を続ける。
「私に従ってくれる?」
俺を侍らせるつもりなのだろう。こいつは言葉を言い終えると俺の返事を待たずに腹の下までその顔を押し込んで。
「意のままに」
俺が体の力を抜くと、そのままこいつの力に押し転がされて、仰向けになる。
背中を地に付けて、こう寝転がったのはいつ以来だろうか。悔しさなどももう思うところではなくなり、冷めた諦めの心持ちでただ従い。
こいつは俺の胴体左右に両前足を置き、体を降ろし俺にぴたりとくっついて。俺の腹にその顔をうずめながら、甘えた、くぐもり声を発する。
「貴方の傍、すごく心地いいんだ」
侍らせる側としてはさぞ気分がいいのだろう。以前こいつと会った時は、俺がこいつを侍らせていたのだから理解できなくもない。
ただ落ち付き冷めた心持ちでそのことを思い返すと、一体何が面白かったのだろう、と俺自身分からなくなる。
「嬉しいか?」
「うん」
尋ねるとこいつは即座に肯定して、その顔を俺の腹に擦りつけていた。
俺の視界には、暗い中ただ空の壁が灯りを浴び、ゆらゆら揺れている姿を映すばかりで。こいつの表情など読みとれず、どうすればいいのか分からない。
353リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:02:15 ID:chVgcV4g
そう戸惑っていたところ、急に、心地のいい匂いが鼻を刺した。
甘く、それでいて通り過ぎた後も鼻の奥をうずかせる匂い。以前会った時に侍らせた雌の匂い。
もう一度支配したいと、思いだしたかのように頭の中を言葉が巡るものの。この雌に従うしかなく、強く反抗もできず。一度忘れたはずの悔しさが再び募っていく。
俺の足や、尻尾や、耳はぴくぴくと動き、宙を緩く掻いたり、平らな地面をなぞり。何かもどかしく、満たされない思いが体に強い鼓動を打ちこませ。
一方でこいつも落ち着かないのだろうか。程なくしてこいつは、くっつけていた体をもじもじと動かし、俺の腹に前足を、舌をあてがえて毛繕いを始める。
「ん……ありがとう」
こいつの爪は俺の体毛に引っかからず、すり抜ける感覚ばかりが伝わってくる。
ただ繕われるほど身だしなみが整っていないなんてつもりはなかったし、こいつの爪のすり抜け具合からして実際にもあまり乱れていないのだろう。
「貴方の言ったことにどきっとして、素敵な方なんだから」
こいつは俺の上からそう声を向けてきたが。言葉に詰まったのか、ただ復唱するばかりで。
「……だから」

「ねえリーフィア私のこと好きって言ってよお願い私は貴方が大好きでそれで強くなったのにだけどなんで貴方そんなに落ち着いていられるのさ?!」
一間空いたと思えば、急に言葉を大声でひっきりなしに向けてきて、体を力任せに擦りつけられ。
俺は思わずびくりと体を一瞬震わせるものの、こいつの意図が分からずただ唖然とするしかなく。そうしている間にもこいつは忙しく言葉を続けてくる。
「嫌あ! この、ねえどうして分かってくれないの答えてよ貴方は私だけの物じゃなきゃ駄目なのおおお!!」
そんな言葉の後に、熱い感覚が俺の腹に突き刺さる。爪や牙でも突き立てられたのだろうか、と。そう思うが早いか、血の匂いと、何かが焼け焦げる匂いが鼻に刺す。
「おい、落ち着け」
痛いのをこらえてそう声をかけてみたが、こいつも、俺も混乱していて。
炎を吐かれるわけにもいかないが、そもそもこいつに敵意はないだろうし、しかし血の匂いがして、と、思考が纏まらない。
「あなだなんで死んじゃえばよがっだのにごのばがあああ!」
「ふらりい!!」
前足を顎の辺りに振り下ろされたりと、尚も俺の上で暴れるこいつに声をそう強く突き刺すと、こいつはぴたりと動きを止め。
きつく言いすぎただろうかと不安に思いつつも、そのことを尋ねるわけでもなく。暗い中、再び一間の静けさが戻ってくる。
「うええ……ごめんん……」
頭が冷えたのだろうか。さっきとはうって変わり、案の定、勢いのないしょげた声を漏らされて。申し訳のない気分になってくる。
何か複雑な思惑でもあったのだろうが、それを一声で否定するとは、我ながら、従う者として成っていない。
今まで他の奴らに服従したことなんて無かったのだから、と思考を巡らせ自身に言い聞かせようとしても、どこか納得がいかず。
「私のこと嫌いにならないでええ……」
こいつからそう続けられた言葉にも、ろくに返事できず。ただお互いに落ち着くのを待つばかりだった。
「息を吸って、吐くんだ」
「うぅ……あ、あ……がふ、ごふ」
呼吸が乱れたままのこいつに、ひとまず整えるよう促して。こいつは俺の腹に顔をうずめなおし、大きく呼吸をしていた。
こいつは泣いているのだろうか。ついさっき作られた腹の傷口に雨が沁みこみ、その部分を強く熱する。
354リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:03:05 ID:chVgcV4g
そうしてどのくらい経ったか、俺もこいつもようやく落ち着いた。
体制はそのまま変わらず、ゆらゆらと灯りを受けて歪む壁も変わらず。
ただ、こいつの甘い匂いに釣られ、遅れながらも言葉を返す。
「お前のこと、好きだよ」
そんな俺の言葉を聞いたこいつが、ぴくりと体を震わせた気がした。
「その体じゅうを噛んで支配してやりたいぐらいだけども、それが叶わないだけの強さを持つお前が憎い」
「貴方のほうが強いよ、前は守ってくれたし」
思う通りに言葉を向けると、こいつは謙虚にも否定してそう言葉を返す。
以前の、夜行する捕食者に狙われた時は、守ったどころか俺が守られた具合だというのに、何を言いたいのか分からない。
「……そんな貴方にずっと憧れてて、寂しかったんだよ、もう会えないなんて思っても……うあああ」
その後に続けられた声は、どこか悲痛で、俺の胸に直接突き刺さる。
しかしよく考えるまでもなく、同じ飼われの奴同士で慰めあったりもできるだろうし、と。
「そんなの。紛らわしてくれる"仲間"がいるだろ」
そう思って言葉を返すものの、軽率だった。
「ほんとは私のことなんてどうでもいいんでしょ?! ねえ!」
こいつの気に障ったのだろうか、強い声を再び突き刺され。
俺はどう声をかければいいのか分からず、ただ言葉に詰まるばかり。
「いや、好きだって、その……」
そうしていると、こいつの前足が俺の体を登ってきて、頬までたどり着いたところで爪を立てられる。
変に弁明しても余計に怒らせるだけだろうし。傷を負わされるわけにもいかないが、従う相手の機嫌が悪いのも困り、半ば諦め気味に声を押し出す。
「気が済むまで、いたぶるなり泣くなり、好きにしてくれ」
しかし、そう声を続けてもこいつの爪に傷をつけられることはなく。
さっきの言葉はこいつにとって気に入らなかった物だろうが、今度は暴れることもなく。その爪で静かに俺の頬をなぞり、首辺りにはぽたぽたと雨を降らせていた。
意地悪を言うつもりではなかったのだが様子は変わり映えしない。あの頃の強気な戦闘狂は本当にどこにいったのだろうかと、ただ大きく息を吐く。
反面で、これも悪くないなと思う俺がいてどうすればいいのか分からず。言葉の一つ一つを頭の中で紡いでみても、どうにも声とならず。困り果て、言葉をそのまま差し向ける。

「返事はしなくていい」
俺の上から尚も雨を降らせ続けるこいつに、そう断りを入れてから、たくさんの言葉を続けた。
「俺、前に会ったあの時から、お前のことをずっと探してたみたいだ。もう会うこともないって忘れたはずだったんだけど、諦めきれなかったのかな」
自分語りなんて俺らしくないなと思いながら、鼻に刺す甘い匂いに気を酔わせ。
僅かばかりでもこいつに理解して欲しいと、そう願う。
「偶然また会えたお前は、まるで変わってないようで案外変わってた。それでもお前と会えて嬉しかったし……負けたのは悔しいけどさ」
灯りで歪んだ、狭く暗いこの空間で、もっとお互いを認め合えるのではないかと。
俺達ふたりだけ、とはいかなくとも。邪魔する物も、警戒すべき相手もいないこの空間で、心の内をぶつけあえるのではないか、と。
「上下関係抜きにこうやって一緒に居られることが嬉しい」
そうすればこいつも、俺も、もっと穏やかに生活できるようになる、そんな気がした。
「だからずっと傍に居てくれ」
そんな言葉を最後に俺はようやく声を止ませ、俺の頬をなぞるその前足に、軽く舌をあてがえる。
「うん、ずっと一緒……!」
そうすると、こいつの顔がいつの間に、俺の顔すぐ横まで登ってきていて。俺が出した舌に口を寄せ、すっと舌を重ねられる。
こいつのふわりとした尻尾は、ばさばさと宙を切り。その音が、すぐ傍にいることを実感させてくれる。
355リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:03:46 ID:chVgcV4g
「ずっと……」
どちらが言うでもなく、頭の中ではそんな言葉が響いていて。
不安とも高揚感とも違う不思議な感覚が纏わりつき、体が重苦しく。ただ辛いわけでもなく、嬉しかった。


いつの間に眠っていたのだろう。目を覚ますと俺は、体側面を平らな地面に付け横に寝転がっていた。
雌の甘い匂いと、血の匂いと、好きになれないニンゲンの匂いが宙で混じり、鼻に刺すわけでもなく降りかかってきて。
周りは冷たい空気を留めながらも、外から差し込む柔らかい日の光を受け、明るく振舞う。
すぐ目の前にはこいつの顔があり。こいつはそれぞれの足を俺の腹辺りにあてがえ、背中を丸めた形で眠っていて。
そんな俺達を包み込むかのように、ふわりとした毛が上に乗っている。誰か生き物が乗っているにしてはやたら軽く、動きもしない。
ニンゲンの強大な力による何かなのだろうかと思い直してから、かけられていたそれを後ろ足で蹴り飛ばし。
そのまますっと起き上がり四本の足に力を込め冷たい地面に立って、傍を見下し横になったまま眠っているこいつを視界に入れる。
目を瞑り、すうすうと寝息を立てていて。耳こそピンと張っているものの無警戒なその姿が中々に可愛い。
しかしその足爪は血の跡で赤黒く汚れていて。逆らえない物だと、上下関係を改めて認識する。
俺の腹もあんな風に赤黒く染まっているのだろう。そう思ってからふと身を震わせてみるが、案の定、体毛達は言うことを聞かずただ固まっていて。
はあ、と音を立てるまでに大きく息を吐いてから、平らな地面を一歩、二歩と踏みつけた。

この空間の壁一つにぽっかり空いている、大きく四角い穴に近づいていき、空間の外を眺めてみる。
空間の外は、視界に映るところは快晴で、心地のよさそうな光が降り注いでいて。地面には白い粉が積もり、日の光を集めてぎらぎらと輝いている。
その白い地面に寒気を感じこそするが、日の光には敵うまいと思い直し、体いっぱいに浴びるため外に出ようと歩みを進める。
しかし空間の端、あともう一歩で外だと言うところで、ごつりと顔正面から何かにぶつかった。
びっくりして一歩退きその何かに唸ってみるものの、まるで何の姿も見えずただ輝く粉達が映るばかり。
警戒を解かずに前足を慎重に伸ばすと、やはり、ごつりと前足が何かにぶつかり、宙に止まり。そこには透明で見えない、真っ平らな壁があった。
ひんやり冷たく、確かにそこに壁があることこそ分かるがそれ以上は何も分からない。
どうなっているんだ、と後ろ足を畳んで尻餅をつくようにして座り。爪を立てるわけでもなく、ただ両前足でその透明な壁をなぞる。
もう、あと一歩進めれば日の光を体いっぱいに浴びられるのに。
「おはよう、そんなに"窓ガラス"面白い?」
そんなことを思っていると後ろのほうから一つの声が向けられた。
「ん、おはよう」
首だけを振り向かせ、声と視線を向けると、さっきまで横になり眠っていたはずのこいつが立ち上がっていて。
ただ俺に視線を合わせるわけでもなく、前足を自身の口元まで運び赤黒く染まっていた爪を丁寧に舐めていた。
「……まどがらす?」
挨拶こそしたが向けられた言葉一つが頭の中に引っかかり。続けざまに、聞こえた通りの言葉を復唱する。
懸命に思考を巡らせてみても、その言葉が何を意味しているのか理解しきれず。ただ早く把握しなくてはと気だけが急く。
「え、分からない?」
「分かるさ」
意地になり聞かれたことをすぐさま否定するが、そうしたところで言葉の意味なんて分かりもせず。
一間空き、息を大きく吐いてから言葉を続ける。
「……ごめん、何のことだ、教えてくれ」
356リーフィア×ブースター:2009/12/30(水) 21:04:28 ID:chVgcV4g
飼われの世界については、俺よりこいつのほうがずっと詳しいのだ。幼稚な奴だとかそんなことも、もう思って居られやしない。
多かれ少なかれ、こいつに頼っていかなければニンゲン達の強大な力に飲み込まれるだけなのだ、と観念するしかなく。
「貴方も、結構可愛いところあるんだ……ふくく」
こいつはそんな俺がおかしかったのだろうか。俺に不似合いな言葉を当て付けてから舐める前足を地面に下ろし、堪えるように笑っている。
今では俺が、かつてこいつに思っていたように、幼稚で可愛らしい奴になってしまっているのだろうか。
世間知らずで好奇心旺盛で、まるで幼稚な子供みたいな、そんな奴に。
「うっさい、早く言え」
腹立たしい思いもそこそこに、早く教えて欲しい、と次の言葉を促す。
「えー、どうしようかなー……」
それでもこいつは何を悩んでいるのか、言葉を濁し。落ち着いた穏やかな表情を見せつつも、その声ばかりが浮き立っていていやらしく。
次の言葉が返ってこず、じれったい思いで、こいつに尖らせた視線を突き立ててみるが。こいつはそんな俺を見てただ笑うばかり。

一間空いてからようやく、どうすればいいのだと思考を巡らせ始めた頃。この空間の端、視線をこいつの後ろにまっすぐ伸ばした所から、ごおおと大きな声が響いた。
「ご主人、おはよう!」
眠っていたニンゲンが、俺とこいつの飼い主が目を覚ました様子で。こいつは俺から視線を外し声を投げかけ、ふわりとした黄色い尻尾をわさわさと振りながら、声のしたほうに振り向き飛びかかっていく。
直後にニンゲンの、抑え目ながら鋭く耳に刺さる声が、ぐごおお、とこの空間に響く。何を言っているかなんて相変わらず分からないが、もうどうでもいいと言ってられる訳でもない言葉達。
こいつが飛びかかったのだから、恐らくは悲鳴なのだろうが確証もなく。仮にそうだったとしても助けに入る理由もない。
しかしそんなことより、ニンゲン達が使うこの独特の言葉に少しずつ慣れていき、理解できるようにならないと飼われの身としてこれから不便が多いだろうと思考が巡る。
ニンゲンらが俺達の言葉を理解してくれれば問題ないのに。飛びかかっていったあいつの言葉だって、理解されているのか分からない次第なのに。本当に面倒だ。
俺は視線を戻し、冷たく見えない壁に前足をあてがえなおしてから、もう一度大きく息を吐き目を瞑る。
住む世界が変わって、これからどうなるか見当もつかない。こいつみたいに変な呼ばれをされるのだろうか等と、不安だって多い。
こいつに従って、ニンゲンにも従って、俺には自由なんて無いも同然だろうが。しかしそれでも悪い気まではしない。
知らずのうちに求めていた何かと、それと同じ世界にこれたのだ、と。そう思いながら、透明な壁の外から差す優しく暖かい日の光を、体いっぱいとは行かずともその側で浴びる。
付けられた傷もすぐに治るだろう。そう目をつむったまま自身の体毛に染みついた匂いを、甘くも鼻に刺すその匂いを嗅ぐと、不思議と浮き足立ってしまいそうな良い気分になれる。
前の日が昇っていた頃の、殺気立っていた俺自身が、何か物凄く遠い昔のことに思えて。それが自分自身おかしく思ってくつくつと笑いを堪えて。
このような穏やかさも中々いいものだと、頭の中で言葉を紡ぎ始め。
「ねえご主人、窓開けてー」
しかしそんな中、甘えた声が耳に刺さり、意識が引き戻された。
反射的に振り向き視線を刺した先には、仰向けになったニンゲンの上でバサバサと音を立てて尻尾を振るっているあいつが映る。
ニンゲンのほうも顔を見る限り笑っており邪険に扱っている様子もなく。俺はそのことに、何なのかも分からない、ただ小さな不満を覚えた。

俺だけいじっていればそれでいいってのに――全くこいつは。
357名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 21:08:25 ID:chVgcV4g
・以上エロ無し
ちょっと通りました


>>347
ワダマンダさんこんなところで何してるんですかー
手の付いたマンダを想像したあたりで吹きだしました。改造をこんな使い方しなくても……面白いお話でした

ナレーターをキャラに任せると、どうしても表現しきれない物とかありますよね。そのキャラの知らない事なんて語彙的な意味で本当に沢山
人じゃないけど 当人が思う一番の適語(なぜか変換できない)をあてはめるのがスマートだよなぁとは思いつつも、うん よくわかりません
358名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 00:09:21 ID:a/PD7KUT
ミリリュウってのは作中での呼び名なのか
あるいはガチで間違えてるのか……
359名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 03:22:43 ID:WX+JMaED
くろいまなざしで逃げられないってどんな感じでしょうか?
難しいので描写を教えてください
360名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 09:52:08 ID:iLoHCWBa
二次創作議論スレで聞きなよ、そう言うのは
361名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 16:31:21 ID:q3nmTUK8
>>357

俺もこれくらい文章にボリュームを出したいぜ
362名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 20:54:01 ID:Lras9Yt1
>>347
カイリューかわいいしエロイなぁ
乙でした

>>357
やっぱ純愛は萌える
こちらもGJ!
363名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 23:31:55 ID:wJVCnRhP
>>360
うわーひでぇー(棒)
364名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 02:05:32 ID:Nrr3/8bF
初めまして、初投稿になります。
今までSSを書いたことが無いので、おかしな部分も多いかもしれません。

続き物になりますが、頑張って書いていこうと思います。

人×ポケモン要素を含みますが、まだエロ無し+ポケモンまだ出てこない
な超冒頭の話になります。

それでも読んで頂ければ幸いです、よろしくお願いします。
365一人と一匹 1:2010/01/04(月) 02:08:03 ID:Nrr3/8bF
とあるポケモンの噂がある。

この世には人の言葉を話すことができるポケモンが存在する。
ありがちで誰でも思い付くような、そんな噂を僕は耳にした。

確かにポケモンはとても賢い生き物だ。
だからこそ、はるか昔から変わらず、人間と共に暮らしているのだろう。

そんな彼らだ、一匹や十匹喋れるポケモンが存在していても
不思議では無いと、そう思った。

喋るポケモンを見てみたい、会って話をしてみたい。
普段、当たり前のようにそばにいる彼らが、一体何を話すのか。
僕はそれを知りたくなった。

だがもし存在していても、自分が会える確立は限りなく0に近い。
世界には何億ものポケモンが暮らしているのだ。


だったら、自分で育てることはできないだろうか。
幼いポケモンに喋れるように育てれば・・・あるいは可能じゃなかろうか。
それこそ人間の子供のように。


自分でも馬鹿げた考えだとは思った。それでも僕はやりたかった。

好奇心のみが先行した。胸の鼓動が早くなる。体が震えている気がする。

どんなポケモンにしようか、どんな方法で言葉を教えようか。
僕の頭はそんなことでいっぱいになった。

久しぶりに楽しいと思えた。口元が緩む。
周りから見たら、気持ちの悪い笑顔なのだろうが。


僕は雨の降る中、傘を差してマンションの自室を出た。
向かう先は「ポケモン保険所」。
捨てられたポケモンや身寄りの無い野生ポケモンを保護している施設だ。

里親になってポケモンを引き取ろうという考えだ。

どんな子がいるか、少し楽しみだ・・・。
366名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 02:09:39 ID:Nrr3/8bF
以上になります。

夜遅くに失礼しました。
367名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 05:28:53 ID:zZ/sL3+Q
続きを待っている
喋るポケモンって、ロケット団のニャースがそうだけど・・・
ギンガ団にとってすら多少驚かれる程度で住んでたよな
一般人が見ても、驚く程度で済んでる事がほとんとどだし

エスパー系とかルカリオは普通に言語を伝えられてるし
368名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 05:58:40 ID:zZ/sL3+Q
ノーマル イーブイ 2581
格闘   ルカリオ 2732
炎     リザードン 1313
水     ポッチャマ 1288
電気    ピカチュウ 10189
草     チコリータ 1392
氷     グレイシア 1232
毒     グレッグル 317
地面    ガブリアス 292
飛行    ルギア   3351
エスパー ミュウ    1417
虫     ハッサム   423
岩     バンギラス  268
ゴースト ゲンガー  918
ドラゴン ギラティナ 1003
悪     ブラッキー 1404
鋼     クチート   490

某所に影響されてそれぞれのタイプの一番多い絵を調べてみた
ピクシブです

タイプの被るポケモンは独断で1個にしてみた
369名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 10:42:14 ID:I3z5Jmt2
>>366
投下するならブツ切りは止めた方がいい
せめて5レス分は書き溜めてから投下してくれ

ニャースって以前に珍しいって言われて捕まりそうになった事があったな
電ピカではオーキドに捕まっていたw

>>368
ピカチュウの枚数ケタがちげぇwww
370名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 14:36:28 ID:QLEoCcbs
もしかして全ポケモンを調べたの?
よくやったよなあ
371名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 16:45:42 ID:02q09n2H
R-18限定にするとさらに変わってきそうだな…
しかしこれ、面白い結果なきがする。GJ
372名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 17:06:10 ID:zZ/sL3+Q
明らかに枚数の少ないであろう子は検索してないけどね
地面と岩の人気のなさに泣いた

毒→ゲンガー
ゴースト→ムウマでも良かった気がするけどこんな感じです
ブイズや伝説系・プッシュポケモン抜いた物もあるけど、露骨すぎワロタになったから勃になった
373名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 17:10:52 ID:1y51Ptt7
ポケ擬 と 擬人化 を抜いたらどうなるかな
374名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 20:21:22 ID:G9WirkLX
>>366
いい導入
どんなポケモンを拾ってくるのやら展開に期待して要するに続きまだかうぐるうぐる
375名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 08:02:30 ID:iyl+cshk
>>368
自分も調べてみたんだけど、フライゴンがガブにぎりぎり負けてるのが妙に切なかった
それにしてもピカチュウの人気は分かり切ってた事だけど、ルギアの人気もすごいね
376名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 17:39:52 ID:jVzgOHMs
横から失礼します
前に一人と一匹を投下した者です
色々なレスありがとうございました、参考になります〜
今回投下する分なんですが、書いてたらやたらと長くなってしまい・・・
いまだにポケモンと出会えていません、出会う直前までの話になります
すいません、それでも見ていただければと思います
377一人と一匹 2 (1/5):2010/01/06(水) 17:41:09 ID:jVzgOHMs
マンションを出てから何分ぐらいで着いたのだろうか。
自分のポケギアを開いた。十八時三十分ちょうどを示している。
だいたい四十分程度経っていたみたいだ。
車ならもっと早いのだろうが、如何せん免許を持ってないので仕方が無い。
この時間帯はやたらと車が多くなるが、今日はそれが余計に気になった。
僕はすでにポケモン保険所に到着していた。
保健所は町のはずれに建っている。
いかにも、といった感じの外観に少しだけたじろいだ。
イメージ通り過ぎるのだ。だったらなぜ戸惑った。
たぶん人間はこういった風景に本能的に動揺するものなんだろう。
僕はそうおかしな自己完結をしながら、自転車を駐輪場に置いた。
次は保健所に入る。
378一人と一匹 2 (2/5):2010/01/06(水) 17:41:38 ID:jVzgOHMs
保健所の自動ドアを通り中に入る。
中はごく普通のロビーだった。いや、多少はほこりっぽいが。
だがその周りよりも何倍も気になるモノがあった。
臭いだ、ロビー中が不快な臭いに包まれている。
一言で表すならば・・・獣の臭いと言えばいいのだろうか。
「何か御用でしょうか?」
視界の外側から声が聞こえた。
振り返ると青いつなぎを着た女性が、こちらを見ていた。
失礼だが、一目でここの作業員だろうと確信した。そうとしか見えなかった。
「すいません、保健所のホームページを見て来たのですが・・・」
「なるほど、それでどういったご用件でしょうか?」
「ポケモンを引き取りたいのですが」
率直に用件を言う。会話は苦手だ。
「分かりました、里親希望・・・ということでよろしいでしょうか?」
「え、えぇ」
「それでは待合室にて暫くお待ち下さい。あちらになります」
そう言うと彼女はロビー脇の通路を指差した。
「あちらの通路の少し奥になります」
「分かりました」
僕の返事を聞くと彼女はにっこりと微笑み、指差した方向とは逆の通路に
向かい、消えた。
379一人と一匹 2 (3/5):2010/01/06(水) 17:42:12 ID:jVzgOHMs
待合室には、いくつかのソファと質素な金属テーブルが置かれていた。
適当なソファに腰掛け、僕は両肘を両膝に合わせ手を組んだ。
((またぎこちない話し方になってたかな・・・))
僕は先ほどの会話に思いをめぐらせた。
昔からどうも顔見知りで、人と話すのは苦手なのだ。
家族や親戚とは何の問題も無く話せるのだが・・・。
ただ後悔したが、馬鹿馬鹿しくなってきたので辞めてしまった。
後悔だけなら数え切れないほどしているのだ。今更考えても仕方ない。
ただ待つことにする。
暫くお待ち下さい、というのはおそらく書類の準備が必要だからだろう。
こういった保健所にはいくつかのポケモン協会とのキマリ事がある。
その中の一つ、里親として施設からポケモンを引き取る場合は、
引き取ったポケモンを死ぬまで面倒を見るという契約が必要だ。
捨てたりした場合は罰金および懲役、交換するにしても交換相手にも責任が転与する。
また、里親に引き取ったポケモンを問題なく育てていけるかのチェックもある。
財産面などを調べるらしい。
渡したポケモンがまた施設に戻ってくることの無いようにこのような契約をするそうだ。
だがそういった契約のせいか、里親希望者は減少傾向にある。皮肉なものだとは思う。
380一人と一匹 2 (4/5):2010/01/06(水) 17:42:40 ID:jVzgOHMs
「お待たせ致しました」
そう声がすると、先ほどの従業員がドアを開けて立っていた。
「これから別室で書類による手続きを行いますので、私に付いてきて下さい。ご案内します」
「分かりました」
彼女の後を追って待合室を出る。
その後は通路を奥へ奥へと進んでいった。
待合室前からはロビーが見えていたが、今は壁以外には何もない。
照明、雰囲気の両方が暗く重く感じた。
やはり手続きはそれほど大事だという事なのだろうか。
「到着致しました、中へお入りください」
着いた部屋は「契約室」と書かれていた。
名前の通り、書類契約を行う部屋なのだろう。
中には待合室の物より明らかに高そうなソファとテーブル。
しかし後は照明の他は何も無い。
「不正があると困りますので、こういった部屋になっています」
彼女がテーブルの上の書類を整理しながらそう言った。
確かにこれなら不正はやり辛いだろう。自分には関係ないが。
381一人と一匹 2 (5/5):2010/01/06(水) 17:43:02 ID:jVzgOHMs
僕は従業員の説明を受けながら、色々な書類を処理していく。
履歴書や貯蓄など様々なチェックをしたが、問題は無かったらしい。
働いてなかったら通らなかったのだろうか。
次、次と契約を進め、ついに最後の書類になった。
「これで最後になります」
彼女はややトーンを下げてそう言った。明らかに声が低くなる。
だが僕は間髪入れずに契約書にサインをした。
こっちはハナからそのつもりで来たのだ。
「お疲れ様でした」
「お疲れ様です」
これで契約は全て終わったようだ。
彼女の声も心なしか明るくなったように聞こえる。
「これより引き取るポケモンを選ぶことになりますが、疲れていましたら休憩なさいますか?」
「いえ、すぐにお願いします」
「分かりました」
ここまできたら一気にいきたい。
ようやくこの施設のポケモン達に会えるのだ。
一体どんなポケモンがいるのか分からないが、楽しみな事には変わりない。
僕は少し鳥肌を出しながら、契約室を後にした。

382名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 17:47:31 ID:jVzgOHMs
以上になります、失礼しました

関係ない話ですが、アニポケではやたらと喋ったりテレパシーを使ったりする
ポケモンが出てきますが、あれはサトシ達の運が良いだけだと思います
実際はかなり希少なケースかと・・・
383名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 17:58:07 ID:74umLNx/
全然長くないよ。
1レスで60行まではいけるんだから、もっとちゃんと書きためて投下したら?
384名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 18:00:54 ID:HLTSyPHD
せめてポケモン出すまで投下しようよ
385名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 18:30:57 ID:1ZKP6Zym
せめて5レスは〜って言われたから、行数を削ってレス数を稼いだようにしか…

ふと思ったが、ポケモンの保健所ってありうるのかな。
アニメだと捨てられたポケモンや怪我をした野生ポケは
ポケモンセンターが保護している場合がほとんどだし。
話を読む限り、保健所=ポケセンって訳じゃなさそうだね
386名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 19:12:29 ID:zAc6vxOc
シオンタウンにあるポケモンハウスが捨てられポケを保護してるね。
所長がフジ老人ってあたり、意味深だ。
387名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 19:22:41 ID:vTvEVLPf
世界観や設定の解釈次第だけど、自分はあると思う
あれだけポケモンとの共生が自然になってる社会なら、
ポケセンとは別にポケモンの福祉専門の公的機関があっても不思議じゃない

現実の保健所のような殺処分とかは無いと信じたい…
388名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 19:42:29 ID:tHPgGk3J
孵化余りを大量に放流してるやつは犯罪者だな
389名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 02:46:03 ID:fCNFs3lS
>>388
「にがしたポケモン達の行方」ってスレがあったな
保健所や大量孵化って仄暗いエロに使えそうだ、復讐とか近親相姦とか
390名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 04:22:56 ID:nt5ymvaJ
行方スレには一時期お世話になったなぁ。ふと久しぶりに見に行ったらすごい過疎ってて残念……残ってただけマシかもしれないけど
未熟ながらに逃がされたポケモンって、絶対野生に馴染むまでに喰われるよね。色んな意味で

>>382
続きを待ってる
391名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 05:03:44 ID:GZtIUrjM
育て屋でタマゴが発見されないような
いわゆるベイビィポケモンに「そういう」行為って可能なんだろうか…
392名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 05:23:18 ID:i4niBfKN
設定上タマゴが作れないが、雌雄はある=その部分が未発達というわけだから、
「そういう」行為自体は可能だが、赤飯前ですよ!!!ということだろう
393名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 09:12:25 ID:eGPiiiTv
「やめっ、まだわたし進化前だから…!」
「だから、いいんだろ?タマゴできねぇぶん、いくらでもし放題だ」
「い、いやぁっ…!」
抵抗を続ける小さな体を押さえつけられ、見るからに膨らみの未熟な陰唇の隙間へ
ねっとりとした体液に光るオスの欲望が寄せられていく。
ぴと…
「ひゃあっ…!」
熱い体温を有するその先端が、もちろんまだ何も受け入れたことのない膣口へと添えられた瞬間、
初めてのその感触とこれから行われる行為への恐怖にすくみ上がってしまった身体は、完全に抵抗することを忘れさってしまった。

ということを言いたいわけだな。
>>392は。
最低だな。この変態が。
394名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 09:24:29 ID:9RvyjSOw
ノ ザングース 1384
炎 キュウコン 417
水 ブイゼル  361
電 レントラー 611
氷 ユキメノコ 381
闘 エルレイド 257
毒 ゴクリン  486
地 フライゴン 281
飛 フワンテ  594
超 サーナイト 1135
虫 ストライク 109
岩 ツボツボ  110
霊 ムウマージ 471
竜 カイリュー 429
悪 アブソル  603
鋼 ハガネール 218

暇だったので、>>368からブイズ・御三家・伝説・プッシュポケと思われるポケモンを外してみました。
ついでに>>368に載ってるポケモンも除外してみました
ブイゼルはプッシュポケかどうか怪しいけど、一応
外した場合はミロカロスがきます
ちなみに>>368の人とは別人です
395名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 17:22:11 ID:Id1m5dL8
ザングースとサーナイトはやはり格が違った
396名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 18:58:06 ID:Z/gZVHRB
森で一番の嫌われ者のリングマと森のマドンナ的存在のミミロップとか
ミミロップは皆からちやほやされて育ったいい子で、
リングマはちょっとひねくれてるけどいいやつ
「あっ リングマさーん!」
「オイ、そろそろ俺にまとわりつくのはやめとけ。礼はもういいから」
「いいえ、あの時助けてもらったお礼はまだまだ返しきれません」
「無理して毎日来なくていいって」
「なんで私が無理して来てると思うんですか?」
「そりゃ…皆俺を嫌ってるし、アンタもそうだろ?…嫌なら来なくていい」
「? 私はリングマさんの事、大好きですよ?」
「…っ!!」

ここまで浮かんだ
397名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 19:16:56 ID:3UwcPP6N
>>394
とりあえずチーかまの凄さがわかった
虫でワンツーフィニッシュかよ、スト様 どこのジューダスだ
ザングースの人気の強さは最早ネタ。プッシュとか御三家抜くと一番強いのザングースだからな

っていうか岩wお前も虫かw
グライオンもかなり強めだし意外と虫ポケモンって強いよな・・・


>>392
ニド♀系は逆だけどな
ようじょじゃ無いと卵を作れない

ニドキングがロリコンでひぎい なのか
ニドキングが孕まないからと中田氏し放題なのか
398名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 20:08:46 ID:T05/8/aX
ていうかゴクリンの人気が意外だ
今度エロのネタにしようかなw
399名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 20:38:46 ID:fCNFs3lS
>>393>>396はもうSS書けよww
ていうか書いてください、物凄く読みたい
400名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 21:13:13 ID:rta8tZQZ
今書いてるSSのポケモンが
>>396とかぶっててびっくりした…
401名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 21:29:52 ID:gW6MC8XI
エルレイドが結構少なくて意外だ
やっぱりサーナイトの方が人気なんだな
ゴクリンはオナホネタが何個かあたなw口か…

チーかま人気っても、サンドパンが入っていない罠
そういや、チーかま二作の続きはまだなんだろうか
402名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 21:34:42 ID:3UwcPP6N
地面と岩と鋼の人気の無さに泣いた
サイドンって意外と人気ないのね、怪獣人気あるかと思ったのに

鋼の人気は
クチ・ルカ・ハサムの鋼っぽくないのばっかりだな


名前的に3匹あわせた分になるとはいえ
http://www.pixiv.net/search.php?word=%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3&s_mode=s_tag
を忘れちゃいかんぜ、こいつが2位になった壁紙はいまだに持ってるぜ!
403名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 08:09:24 ID:qSuWg1ah
ハッサムがジバコイルから離れられなくなるSS書いてたら、Pixivでそういうネタ描いてる人が既にいた\(^o^)/
没にしてなんか別の書こう
404名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 15:32:12 ID:f10H0YMv
ゴーストポケの人気はすごいね
ゲンガー・ムウマージ・ジュペッタ・フワンテ・ユキメノコ・ヨノワール・ギラティナ…
ミカルゲ辺りも案外人気あったりするから、ゴーストはすごい
405名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 23:08:07 ID:5HFSKgia
一方岩タイプはお葬式状態だった

頼みの綱のバンバンガ!とかサイドンも不人気なのか・・・
406名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 00:08:09 ID:yHKfLGLN
タイプ単体じゃなくて、2つ持っているパターンのポケモンでも変わってくるかも。
1種や2種しかいない組み合わせもあるけどね。
407名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 08:46:04 ID:l1Nj3wkr
サイドンは人気が無いというより描きにくいというのもあるかも
フワンテ・ゴクリンの描きやすさは異常w
408名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 12:19:23 ID:G0IY9hQ3
ゴローニャカワイソス(´;ω;`)
409 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:35:55 ID:8LCdsLz2
久しぶりに投稿します。不慣れな視点なので読みづらいかもしれません。
短編
ゴルダック♂、ゴーリキー♂
3人称視点、エロあり愛なし。
410 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:36:21 ID:8LCdsLz2
岩肌から覗く幾つもの原石が幻想的な光を放ち、星屑のように洞窟の暗闇を淡く照らす…。
とある洞窟の中にある美しい地底湖のほとりに、一匹のポケモンが訪れた。

「(ここは静かで広くて景色も良い、最高の場所だな。
  俺の美しく鍛え上げられた肉体をより強く美しくするのにちょうど良い住処になりそうだ。)」

そのポケモン…ゴーリキーは、直ぐにその場所が気に入り、周囲の壁を触ったりして岩壁の感触を確かめ始める。
そして、湖の中を覗き込む。
水面に映る自分の肉体を見て、ゴーリキーは思わず呟いた。

「…美しい…。」
「フン、『美しい』という言葉を醜い貴様が軽々しく使うな。」

ゴーリキーは急に声を掛けられ、慌てて周囲を見回す。
いつの間に現れたのか、水面からゴルダックが顔を覗かせていた。
ゴルダックはこの地底湖を住処にして居たのだが、無断でゴーリキーが侵入した為、不機嫌になっているのだった。

ゴルダックは岸に上がりながら語り始める。

「『美しい』というのは美しく整った顔を持ち、
  優雅かつダイナミックに泳ぐ…まさしくこのオレにこそ相応しい…。
  貴様にこの場所は不釣り合いだ。今直ぐ出て行け!」

ゴルダックはゴーリキーの目の前に来ると目を睨みながら出口の方を指差した。
ゴーリキーは顔を赤くして反論する。

「お前が美しいだと?笑わせるな!
  その弛んだ肉体を持つお前が美しいなんて認めるか!
  お前なんかより鍛えられた肉体を持つオレの方が美しいに決まっている。
  だから出て行くのはお前の方だ!」

ゴーリキーもゴルダックを睨みながら出口の方を指差す。
暫しの間、睨み合いが続き、低い唸り声が洞窟に響く。

「言っても分からないなら…」
「痛い目にあってもらうしかないな…?」

二匹は同時に後ろに飛び、お互い間合いを取る。

「オレは必要以上の暴力は望まない。身の程が分かったら早く降参してここから去るんだな。」
「あぁ、望むところだ。お前を締め上げてサッサと降参させてやるよ。」

二匹は共に勝利を確信し、ニヤリと笑った。
両者は体格や体重がほぼ同じ。
ゴーリキーは格闘技で鍛えられた肉体があるが、ゴルダックにだってポケモンで一番早く泳ぐ為の筋肉は持ち合わせている。

「(…だが、奴が持ってる力なんてその程度だろう?俺の肉体が負ける筈は万に一つも無いな。)」

…ゴーリキーは知らなかった。
ゴルダックには超能力もある事を。
411 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:37:05 ID:8LCdsLz2
「(フン、脳筋馬鹿め…。こちらには地の利もあるというのに…。ちょっと遊んでやるか。)」

ゴルダックはジリジリと移動し、湖を背にして立った。

「おらおら、逃げ腰になってるぞ?そっちから来ないならこっちから行くぞっ!」

ゴーリキーがゴルダックに向かって走る。
…ゴーリキーは爆裂パンチの動作に入る。

「(今だ!)」

ゴーリキーが目前に迫った瞬間、ゴルダックは湖に飛び込んだ。

「どうした?そんな大振りな攻撃なんて当たら…ッ!?」

ドガッ!!

ゴーリキーの方を向いた瞬間、ゴルダックは激しい衝撃に襲われる。
何が起きたか分からぬまま、ゴルダックは何とか体勢を整えようとするが、身体が思うように動かない。

「油断したな?俺の攻撃は必ず当たるんだぜ。水に潜ろうが空を飛ぼうがな。」

ゴーリキーはニヤリと笑う。

「(そうだ、奴の特性は…くそっ、オレとした事が…ど忘れしていたか…)」

ゴーリキーは流石に水中は不利だと判断し、慣れない泳ぎで水から上がろうとする。

「に、逃がすかっ!」

ゴルダックは逃がすまいと、意識を周囲の水に集中させた。
湖の水の流れが変わっていく。

「な、何だ!?」

水の流れが渦を巻き、渦潮となる。
それはゴーリキーを水中へと再び引きずり込み、閉じ込める檻となった。

「フン、降参するなら息の続く今のうちだぞ?」

ゴルダックは水流に揉まれて身動きが取れないゴーリキーの近くに寄り、無様な姿を見てニヤリと笑う。

「だ、誰が…降参などするか…!」
「だったら、じわじわと痛ぶってやろう。」

ゴルダックは念力でゴーリキーを攻撃しようと試みる。
しかし、先程の爆裂パンチを食らった影響で狙いが狂い、ゴーリキーのベルトに攻撃が当たり、ベルトが外れてしまった。

412 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:37:37 ID:8LCdsLz2
「なっ!?」

念力で混乱したゴーリキーは思わずベルトを拾おうと身体を動かすが、
ベルトで抑えていた力に耐えられず…

ビリッ!

…ゴーリキーの黒い腰布は破れてしまった。

「…っ!!」

慌てても時既に遅く、破れた布は水流で流れていき、ゴーリキーの下半身を隠すものは無くなってしまった。

「よ、よくも俺の一張羅を…!」
「あの薄汚い布切れがか?あれは自分で破いたのだろう?…っ!?」

怒りに狂ったゴーリキーは、ゴルダックに飛び掛かる。

「くそっ、放せ!」

ベルトを失ったゴーリキーに力で敵う筈もなく、ゴルダックは仰向けで両腕の上腕を捕まれ、両脚は膝で湖底に押さえつけられてしまった。

「…渦潮を止め、負けを認めるなら放してやる。」

ゴーリキーは顔をゴルダックの顔に近づけ、脅す様に睨みつけた。
押さえつけられている腕の骨がギリギリと悲鳴を上げる。

「ぐっ、渦潮を止めるのは貴様が降参した時だけだ!これでも食らえ!」

そう言うと、ゴルダックはゴーリキーの目をギッと睨み付ける。
しかし、ゴーリキーには何も起きない。

「…不発か?余りの痛さで技を出す余裕は無い様だな?悪足掻きでもするか?」
「ふん、技が出せないのはどっちなんだ?」

ゴルダックは不敵に笑う。

「何だと?また俺の爆裂パンチを食らいたいのか?…!?」

ゴーリキーは爆裂パンチを出そうとするが、身体が思うように動かない。

「金縛りだ。お前の爆裂パンチは封じさせて貰った。」
「何っ!?俺の唯一の技が封じられただと!?」

ゴーリキーは狼狽える。

「…アンコールの必要はなかった様だな。技が一つだけなんて、全く馬鹿の一つ覚えだな。」
「五月蝿い!俺の拘りなんだよ!それに貴様だってまともな技が使えないだろうが!」

ゴーリキーは力任せにゴルダックを抑え込む。
ゴルダックも何とか逃れようと悪足掻きをする。

「(痛みで集中できないから念力は使えない…他の技は既に使用済み…クソッ!悪足掻きしかないのか!)」
413 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:39:19 ID:8LCdsLz2
ゴーリキーは暴れるゴルダックを押える為、全身に力を込める。
…そして、下半身に当たる、生暖かい硬い感触。
ゴーリキーの逸物がゴルダックの股間に偶然押し付けられているのだった。

「(くっ、そんな所を押さえ付けられたら勃っちまう…!)」

ゴルダックは目を閉じ、なるべく他の事に集中して勃たないようにしようとする。
しかし、抵抗虚しくゴルダックの股間からは雄の象徴が現れてしまった。
ゴーリキーがゴルダックを押さえつける度、
また、ゴルダックがゴーリキーを振り解こうとする度、お互いの物が擦れ合い、耐え難い色情を催させる。

「(早く締め上げてギブアップさせないと…性欲を我慢出来ん…!)」

ゴーリキーは思わず射精したくなるのを目を閉じ、必死に堪える。
その頃、ゴルダックは意識が朦朧とし始めていた。

「(くそっ、ムラムラしてきやがった…!これじゃ、こいつが窒息する前にオレの気がおかしくなっちまう…!)」

ふたりにとって、気に食わない相手の目の前で射精するのは、勝負に負ける以上の屈辱。
もしイってしまえば、相手に罵られ、哂われ、自身のプライドは再起不能なまでに大きな傷を負わされてしまうだろう。

「ぐぐ…っ…、まだギブアップしないか…、しぶとい奴め…!」
「…フン、き、貴様こそ…!ギブアップするなら今の…内だ…!」

414 ◆Ivgyg0cn3w :2010/01/11(月) 00:39:42 ID:8LCdsLz2
予想以上に苦しそうな相手の声を聞いて不審に思い、薄目で相手の様子を伺う。
苦しみを耐える相手の表情…そして、視界の隅に映る相手の雄…。
血管が浮き出し、今にも熱を吐き出しそうなそれを見て理解する。

「へっ、何だよ、今にもイきそうじゃねぇか…!」

ゴルダックは腰をぐいぐいと押し当て、ゴーリキーのものを刺激する。
ゴーリキーは一瞬表情を歪めるが、直ぐに平静を取り繕う。

「うっ、くそ…、お前こそ…、もう我慢出来ないんじゃないのか?」

ゴーリキーも負けじと押し返す。
ゴルダックは思わず腰を引こうとするも、押さえつけられていて動けずに苦悶の表情を浮かべた。

「…っ、このっ…!ふんっ!」

ゴルダックの攻めにゴーリキーはうめき声を上げる。

「ぐぅっ、ま…負けるかっ!」

そして、ゴーリキーもまた、うめき声を上げる。

「くそっ、降参しやがれ…っ!」
「貴様こそ…っ!」

何度も何度も腰を打ちつけ合い、お互いの急所を責めていく。
…しばらくして、ふたりはゆっくりと腰を引く。

「(もう…限界だ…っ、こうなったら…!)」
「(…この一撃に…賭ける!)」

そして、勢いよく、腰を打ちつける。

『食らええええええぇぇぇっ!!!』

ぶつかり合う身体と身体。
ふたりの間で脈打つ1本の雄の象徴…。

…ふたりの意識はそこで途絶えた。

どちらが勝ったのか…。
それは彼らしか知らない…。
-end-
415名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 01:26:43 ID:K8yw+C4W
ウホッ!なんという鍔迫り合い
GJでした!
416名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 20:47:46 ID:GM4cdceo
あ、アッー!
実にポケモンバトルしていて好きであります
GJ!
417名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 20:52:45 ID:976R8SEE
( ;◇;)イイハナシダナー
418名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 01:25:45 ID:R7augxeM
あっーーーーーー!
乙、良かったよ!!!
419名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 17:19:00 ID:yCCGlSBy
>>403
まて、早まるな!
全裸で応援するから
420名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 04:38:56 ID:FFo2Orsl
>>396

ネタ浮かばなかったら俺が描こうか。
その台詞は引用させてもらうけどおk?
421名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 12:45:45 ID:5tzJxDVV
横取りイクナイ
422名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 13:06:00 ID:52PWeECq
スマン。
じゃあ任せるよ。
423名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 13:18:55 ID:lMBeMW35
ポケダンやってたら相棒にバックは守る的なこと言われた
常に貞操の心配をされるとは、流石モンスターの世界だぜ
424名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 16:08:36 ID:Zis56TL8
大鍾乳洞奥でMADに破れたチャームズがドラアボに犯しつくされて
最後には売春宿に売り飛ばされるIF展開キボン
425名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 16:10:38 ID:Jo8ZbNCj
>>424
任せた
426名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 09:29:04 ID:o5dGbBXt
もし投稿できたら、バクフーン♂虐めのシナリオを書く。
427名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 20:58:53 ID:WaN/x0NS
>>426
脱いで待ってる
428名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 23:04:45 ID:1g01qlQF
そういえば下を脱いで待つのはわかるけど、上を脱ぐのは何なんだ
たまに全裸で待機、というネタを見るが

オナニーするときにわざわざ全裸になる人って多いのか?
429名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 23:14:52 ID:wvc6z5G4
ネタって分かってるのになぜ疑問を抱くのか疑問だ。
と言うわけで今日も全裸待機だ
430名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 23:17:47 ID:NA/JxxWS
上質なネタで興奮しすぎたら身体が火照って大変だろ?
そうならないように予め脱いでおくんだよ
431名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 08:05:56 ID:CWsrYrpl
全裸になるのに理由なんていらないさ!
432名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 08:11:47 ID:KivzIvXJ
人間同士のゲイビデオでオナニーしてたら何故か後ろで寝てたリザードも画面ガン見でチンコ勃ってた という電波を受信した

でもリザードンとタイピングする前は別のポケモンだった気がする
ハッサムなのかグラーザンなのかわからないけど赤いポケモンだった。他に赤いポケモンって何がいたっけ
433名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 18:23:42 ID:HML+R/f1
>>432
つ オクタン、マグマッグ、マグカルゴ
434名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 18:41:25 ID:WsqyLrgh
ハネッコ・レディバ・レディアン

>>433
どれもチンコはないなw
シチュエーション的にリザードやハッサムが美味しそう
435名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 18:42:53 ID:LBwWUbiY
デリバードも赤いよね
436名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 19:03:01 ID:z2qoJqjx
ブビィ、ブーバー、ブーバーンもな
それにザングース。まぁ白い方が多いが
色違いも入れていいなら結構増えるな
マニュの色違い…は、ピンクか
437名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 20:11:28 ID:wQ5at112
ピンクカラナクシの色違いは赤だったはず
438名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 08:24:12 ID:n7tFbBOr
>>432
「リザードンとダイビングする前」に見えてしまったorz
439名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 10:36:58 ID:7eyQCy+V
>>432
ポケモンに興味のある人間、は見るけど
人間に興味のあるポケモンはあまり見ないな。オス同士だと
440名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 11:53:54 ID:FEvCow/Y
ザングースのスレで、「肌がすべすべの人間ハァハァ」なザングースのネタとかあった気がす
441バク×サイ 第一部:2010/01/20(水) 03:29:15 ID:o7RksUpJ
>427 既に風邪ひかしてしまったようで、すまんかった。

バクフーン♂×サイドン♂ のおはなし。
妄想12年(嘘)
筆が遅いのは、ご勘弁を…。
442バク×サイ 第一部 1/3:2010/01/20(水) 03:30:48 ID:o7RksUpJ
「うぅ……っ」
うっすらと目を覚ますバクフーン。
ベッドに身体を縛り付けられ、脚は大股開き、腕は万歳で固定されていた。
意識は混濁しており、状況をまだ飲込めていない。
「ぐっ?!」
バクフーンの鍛え上げられた筋肉よりも強靭なバンドに手足の自由を奪われ、身動きが取れない。

「――気が付いたようだな、元チャンピオン」
 薄暗い部屋の中、目に映ったのは、サイドンの姿。
「俺はおまえに勝つことだけを考えて、今までやってきたんだ。
おまえの身体をこうして、好きなように虐める事を夢見てな」
 そう言いながらサイドンは、ゆっくりとバクフーンの無防備な腹を撫でている。
柔らかな部分を撫でられると全身の毛が逆立ち、ぶるぶるっと震え、言葉が出ない。

 そうだ、バクフーンはこの目の前にいる岩の塊のような相手に負けたことを思い出した。
それから先どうなったのだろうか。全く思い出せない。
「てめっ、どういうつもりだ。タダじゃおかねぇ!」
 バクフーンは歯を剥き出しにして、ガルルル、と喉を鳴らした。
体をよじるが、抵抗も空しく、黒いバンドに全ての身動きを抑圧されるだけだった。
「ふふん。おまえは自分がどういう状況かまだ理解できてないようだな?
それにしても、スケベな身体してるな」
 サイドンはそう言って、バクフーンの胸を揉んでいる。
 分厚い筋肉の上にふっくらと脂肪の乗った身体――。打たれ強さの理由でもあった。
「ぎゃぅっ……俺に触んじゃねぇ!」
 顔じゅうに怒りの皺を寄せて、反抗の意を表すバクフーン。
しかし無駄だった。赤ん坊のように大の字に全身をさらけ出し、
そして赤ん坊のように殺生与奪権を奪われてしまっている以上――。
「おまえはもう、俺の言うコト聞くしかねぇんだよ。分かったらハイと言いな」
 サイドンはそう命令した。
443バク×サイ 第一部 2/3:2010/01/20(水) 03:33:01 ID:o7RksUpJ
 薄暗い部屋の中。バクフーンはここが何処かも分からない。
ただ分かっていることは、目の前にいるサイドンにバトルで破れ、そして今この部屋のベッドの上に、
大の字に縛り付けられ……。

 ずいぶん長い間、チャンピオンの座を守りつづけてきた。何百匹もの相手をなぎ倒してきたことだろう。
しかしそれも、永遠に続くものではない。精気溢れる後続の選手、サイドンのような相手が現れては――。
「なぁ、元チャンピオン?」
「やめろっ……」
「おまえをメチャメチャにしてやる」
「?!!」
 バクフーンは全身を貫かれるような感覚を覚えた。
「ほら、力抜いてりゃ、痛くねぇんだぞ?」
 たっぷりと潤滑液を塗ったサイドンの太い指が……バクフーンの肛門を犯した。
 まだ排便の用に供することしか知らない肛門は驚き、激しく収縮をした。
 サイドンは内部を指で一通り、ぐるりとかき回し、感触を確かめた。
「おまえの中、あったかいな。やっぱ炎タイプだからかなぁ?」
 
 いつも燃えるようにギラギラした瞳のバクフーン。
その瞳に睨まれると、どんな相手でも一瞬で萎縮しきってしまう程の激しさと強さがあった。
しかし今は、焦点の合わない目を開き、口をパクパクさせているだけだ。

 そんなバクフーンの姿を見て、
「ふむ、まぁ今日はこの位にしておいてやる」
 サイドンは何かを思ったようにそう言って、『ズル』と音を立てて一気に指を引き抜いた。
「あぎゃぁ……」
 がっくりとうな垂れるバクフーン。

 そしてサイドンの手で全ての拘束帯が解かれた。
「今日はゆっくり休むこったな」
 そう言い残して。
 身体を自由にされたバクフーンだが、脚を開いたまま放心して動けず。少し赤くなった肛門だけが
恥ずかしそうにピクピクと動いていた。
444バク×サイ 第一部 3/3:2010/01/20(水) 03:35:31 ID:o7RksUpJ
――うっすらと目を覚ますバクフーン。
バトルに破れた後、どういう経緯でここに連れて来られたかは不明だが、気づいた時には既に
ベッドに拘束されていて、その後……。

 ガバ!
 一気に目覚め、上体を勢い良く起こすバクフーン。
「はぁっ……はぁっ……」
 頭を素早く左右に振り、辺りを見回す。
カーテンから陽の光が漏れていることから、どこかの部屋であろうことが窺い知れた。
 バクフーンは考えた。ここから逃げ出すか――まさか。憎き相手に一矢報いるのが筋だろうと。

「おはよう、元チャンピオン」
 その声の主はサイドン。ぬっとドアから部屋に姿を現して。「――よく眠れたようだな」
「てめっ……ぶっ飛ばす」
 バクフーンが飛び掛ろうとするや否や、逆にあっさりとベッドに押し倒されてしまった。
 必死にもがこうにも、岩のような巨体にのしかかられて四肢を押さえ込まれてしまった以上、抵抗は無駄だ。
「全っ然だぜ、元チャンピオンよ。さすがに腹が減っちゃ力も出ねぇだろ? はははっ」
 馬鹿にした様に笑って。
「その、元チャンピオンっつぅのはやめろっ……」
 バクフーンはそう言うのが精一杯だった。
サイドンは少し強引にバクフーンの両脚の間に割って入り、股間をこすり合わせる。
 お互いの、雄の性器が触れ合う。それは激しい敵意とは無関係に、暖かい感触をもたらした。

 ――どのくらい、そうしていただろう。

バクフーンは体が震え、動けない。
この震えは恐怖や怯えからでないことは確かだ。どんな状況でも恐れず怯まず屈しない精神こそがバクフーンの
支えであったはずだからだ。
「……うっ、……ぐっ」
 小さな声でうめくバクフーン。その息は少し荒くなってきているのが分かった。
 サイドンは、バクフーンの首筋に顔をうずめ、鼻で大きく呼吸している。
「いい匂いだなぁ、バクフーンは」

(つづく)
445名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 16:33:40 ID:CFbXUjQ/
サイドンって可愛いよね、バクフーンは言うまでもないけど
GJでした
446名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 14:14:51 ID:63Fxby5G
最近極少量投下がはやりなのか?
447名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 17:22:14 ID:TXAxuiHE
投下自体も減ったけど投下の文章量も減ったね
448名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 17:39:35 ID:PKgQFB4Y
去年の初夏から秋は何が起こったんだってくらい
投下も質も量もハイレベルだったよな
おかげで感想書くのが楽しかった
449名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 19:30:08 ID:PwZM4h0I
黙ってROMってろ
450名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 19:39:25 ID:yhyVUDmq
でも最近数が少ないから、ちょっぴり淋しい…
451名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 20:33:44 ID:4oZ29NIB
目が肥えてる読み手が文章の質に拘るから投下しづらい人が増えたんだろうな
中黒使っただけで文句言うのもいるし
452名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 09:43:40 ID:Zl+GpAAA
というか最近規制が多すぎて感想書き逃しまくり\(^o^)/
453名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 15:28:41 ID:ZBhfHQs6
触手を使ったミュウツー腹ボコ+大量出産ネタ書こうかと思ったが
図が全く想像できず断念orz
そもそも伝説系って孕むのかなぁ…
454名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 17:44:43 ID:Ur5jRGCP
アニメでルギア親子がいたような気がするから大丈夫だ

触手と聞いてデオキシス×ミュウツーが浮かんだ
DNA関係でもあるし
455名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 18:26:52 ID:w2lscNVr
エロパロ補正をかければ伝説だって孕み放題
456名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 23:36:31 ID:LHlfmZ0O
タマゴ「未発見」グループ
つまりまだ見つかっていないだけでだな…
457名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 09:01:45 ID:bs9BMx+u
っていうかずっとiphone規制でかけないっていう
458名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 02:27:42 ID:eo+P1Jd3
ポケパークのエーフィかわええ
459名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 19:06:39 ID:pzzuMk7Q
規制解除されてるならゴーリキーとリアル鬼ごっこ
460名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 19:21:36 ID:xHx31DMA
もうここって拡張とかボコ腹とか扱ってないのか・・・・・・
461名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 19:38:49 ID:8+6caQ2F
>>460
扱ってないんじゃなくて、最近は書かれてないだけ
無いなら自分で書けばいい
俺は受けいれるよ!
462名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 21:07:01 ID:687b1zu6
携帯規制解除キタコレ
463名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 22:11:46 ID:xHx31DMA
じゃぁ書く
マニアック過ぎて吐かないように注意


注意書き
◎とにかく人を選ぶネタなので、閲覧には十分注意のこと
・鬼畜、拡張、巨根挿入、子宮姦、ボコ腹、などなどなど…とにかく、非現実極まり無し。「現実的におかしい」とか指摘は一切受け付けません
・流血切断などは無し

以上をよ〜くご理解したうえで、気分を害されても自己責任でお願いします。
464情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/01/27(水) 22:14:08 ID:xHx31DMA
病気の弟ピチューを持つ姉ピカチュウは、弟の病気を治す薬を買うための資金集めに苦労していた。
弟の病は難病で、どんなに真っ当な手段で熱心に稼いだとしても、薬はとても買えない。

その挙句発見したのは、たった3分で莫大な賞金を得られるという裏世界のアリーナ。

その種明かしは意外にも、歴史的に奥が深い。
太古の昔、空間の神と時の神の戦いのときに偶然、時の流れのない空間が生まれた。
その空間内は現実の世界と時の流れ方が全く違う。その空間での100年間が、外の空間の1分に当たる。例えば、その空間に入って何十年過ごそうと、現実世界に出た時には秒単位の時間しか経過していない。
三分で〜という煽り文句だが、実際には現実世界における秒単位の時間しか費やさないのだ。
さらに、そこでは時空の歪みの影響が生じており、空間内では生物が老化することもない。また、空間内で損傷を受けたとしても、空間を出ると入る前に戻っている。

その空間は最近発見されたのだが、その空間の発見をしたのは悪徳なトレジャーハンターだった。
その空間はポケモンたちの表社会には公表されずに、裏社会に売り飛ばされる。
やがてその貴重な空間は、どんなに戦いに明け暮れても時間を浪費しない、アリーナへと作り変えられたのだ。
どんなに傷を負っても現実世界に戻れば関係ない…その空間はアリーナとして重宝されてきた。
だがそのアリーナのプロモーターが暗殺された。それからはしばらく闇組織同士のアリーナの所有権の取り合いになったが、最終的にはメスの性虐待に近い試練を見世物にする、卑猥なアリーナとなり果てて今に至る。
メスの性を虐める見世物だけあって、その挑戦者には、挑戦の成功失敗に関わらず、莫大なファイトマネーを得ることができるのだ。

ピカチュウは、無謀にもそこに挑戦して、弟の病を完全に治す薬を手に入れようというのだ。
そのピカチュウは若く、性交は未経験。何度も言うとおり、あまりにも無謀な挑戦だった。
だが、ピカチュウは挑んだ。そのアリーナへの道を探し出し、その挑戦権を得ることに成功したのだ。

ピカチュウが連れられてきた異空間は、別世界とは分からないよう細工されている。ピカチュウにも、仕掛けは教えずに地下深くの施設だと説明されていた。

「お願いします。私は、このアリーナに挑戦して賞金を得たいんです。」
受付ではきはきとした態度でそう言っても、笑われるのは当然だった。こんなに生き生きした少女がこのアリーナに挑戦しに来ることなどあり得ないことだったからだ。
「挑戦権を得るのが至難だというのは知っています。しかし、それでも私はこの挑戦を受けなければならない…。挑戦権を得る試験を受けさせてください! お願いします!」
このアリーナでは、挑戦者は一切の出費をしなくて済む。ただし、誰でもアリーナに参加できては意味がない。それ相当の、勇気と根性を試される試験が行われるのである。
ピカチュウは受付に笑われつつも、その参加資格を得るための試験会場へと連れられて行った。

ピカチュウが連れられてやってきたのは、広いリング。
普段はここで、メスたちのチャレンジの見世物をしているが、その時間帯は空いているらしく、客はなしで空だった。
465情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/01/27(水) 22:15:02 ID:xHx31DMA
広いリングはがらんとしているが、その中心に、大きな鉄柱が立てられていた。
いや、鉄柱と見違えたほどのそれは、天井に向かってまっすぐに立てられた巨大な張り形だった。
その太さは15p近く、ペニスの首の部分はもう一回り太く、長さは1メートルほどで、巨大なペニスの形を模られている。
「これは…」
「ボスゴドラのペニスを模した張り型です。妖精タイプのポケモンは、これを入れられなければ資格を得ることが出来ません。」
ピカチュウのサイズの挑戦者なら、これを入れられるほどの性器と度胸を持つ者。それが資格を得る試験だった。

まず性器をディルドに挿入する前にピカチュウの性器を軽く検査される。
ピカチュウの性器は一般的なピカチュウとなんら変わりない、ただし未経験なだけに膣口はまだ固く、ディルドはおろか、指もまともに入るか分からない。
陰唇もあまり厚みがなく、性器は控えめだった。

ピカチュウは試験官に促されてその極太のディルドにまたがった。ピカチュウの比で言えば、スカルファックとも等しい。
処女にしてこの太さのディルドを挿入するなど、このアリーナのスタッフでも見たことはない。
スタッフは皆、すぐに諦めるだろうと思っていたが、それでもピカチュウは、その挑戦を諦めようとしなかった。
「誰か…協力を…力のあるスタッフの方の協力をお願いします…。」
原則として、自力だけでどうしても出来ないことについて協力を求めることは反則ではない。
今回もスタッフの一人、ルカリオが手伝いとしてつけられた。
「お願いします。これを…押し込んでください。思いっきり!」

ピカチュウはルカリオに腰を支えて持ち上げられた。
ルカリオに担がれて、ディルドの先端に、ピカチュウの膣口が押し付けられた。
「お願いします、挿れてください…。遠慮はいりません。思いっきり、力を込めて…」
ルカリオといえば生粋の格闘タイプ。その力は半端ではない。ピカチュウはそれをもちろん理解している。
スタッフは機械的に働くだけなので、ピカチュウの言うとおり、ピカチュウの性器を張り形に押し付けた。
「ぐ…ぐぐ…」
ディルドに押し付けられたピカチュウの膣口が限界まで開く。が、せいぜい陰唇で先端を包むことしかできない。先端からだんだん太くなるところへは、とても進むことが出来なかった。
ピカチュウは声を荒げた。
「お願い! やって! もっと力を入れて! 私も頑張るから! あなた格闘タイプでしょ!?」
ルカリオも手加減しているようだが、ピカチュウは顔を赤くしてルカリオに言った。
「私なら大丈夫! 力いっぱいお願い!」
ルカリオも躊躇っていたが、とうとう、ピカチュウの話を承諾したらしく、頷いた。ピカチュウは微笑んで、
「じゃぁ、私がせぇのっ! って言ったら全力で押し込んでください! 私も腰の力、抜きます。お願いします!」
ピカチュウは一度大きく深呼吸した。膣はディルドのほんの先端1センチの部分を飲み込んでいるだけだ。膣口はまだ6センチも開いていない。

ピカチュウは覚悟を決めて、息をのむ。
「…いきますよ…せぇのっ!!」
ルカリオが格闘タイプなりの全力を込めて、ピカチュウをディルドへと押し込んだ。

グボボッ!!!!
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
466情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/01/27(水) 22:16:56 ID:xHx31DMA
ピカチュウの膣はメリメリと音をたて、先端を一気に飲み込んだ。
だが、まだ鎌首の一番太いところへはさしかかれない。ピカチュウの膣の入り口は12センチほどまで広がり、それから止まってしまった。
「だ、大丈夫ですよね…? 一息つけば…もっと奥まで…」
ピカチュウは息も絶え絶えな様子で、それでもまだルカリオに挿入を求める。これではまだ試験合格ではないからだ。
とはいえ、ディルドはピカチュウの膣の一番奥まで到達しており、子宮口をへそまで押し上げていた。
少なくともこの亀頭を挿入できなければ、試験合格にはならない。それには、子宮へこの亀頭を導かなければ、収まりきらない。
「お願いします…ルカリオさん…私の、子宮口を…拡げてください…ちからいっぱい押し込めば…入れられます…よね…」
スタッフは、チャレンジャーの頼みを断ることはできない。
「お願いします…もう一回、押し込んでくれますよね? …もう一息だから…もう一回いきますよ… せぇ…のっ!!」
ピカチュウは全身の力を抜き、ルカリオは、黙ってそれに応えた。

ズボッ!! ズズズ…
「ぐあっ、あああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ピカチュウの腹部の辺りからメリメリと音がする。
ピカチュウの子宮口にディルドの先端が押し付けられ、さらにそれが子宮口に侵入してそこを拡げ始めた。
膣口はいよいよ、亀頭の太いところにさしかかる。膣口が悲鳴をあげた。それでも、ピカチュウは諦めない。
「お、お願い…もうちょっと…あぁ…ぁ…ぁぁぁあああああ!!」
ルカリオがタイプ特有の怪力でピカチュウの身体をディルドに押し付けた。ピカチュウの身体はディルドに押し付けられ、ディルドはぐいぐいとピカチュウの身体へと埋もれていく。
ピカチュウの膣がミリミリと音を立てる。裂ける寸前だった。子宮口も、入り込んでくるディルドでどんどん拡張されていく。
もう一度ルカリオが勢いをつけてピカチュウを押し込んだ。とうとうピカチュウの膣口は、ディルドの亀頭をズルリと飲み込む。だが勢いがついて、亀頭は子宮口まで押し込まれ、とうとう子宮口を通過した。
「ぐあぁ…あ!」
ピカチュウの子宮口を、15センチを上回る太さが通過する。亀頭は子宮口を潜り抜け、ピカチュウの子宮はディルドの亀頭を丸々飲み込んでしまった。
巨大な亀頭がピカチュウの子宮壁を拡張し、内臓を圧迫する。膣口と子宮口も、その管の太さに拡張されて痛みをもたらす。
ピカチュウの膣口も、膣壁も、子宮口も子宮もパンパンに拡張されたが、柔軟な陸上タイプの身体の性質が生き、かろうじて裂けはしなかった。
ピカチュウの子宮口は胸部近くまで押し上げられており、その巨大なディルドの姿をくっきりと腹に写し出した。
性器を目茶目茶に拡げられ、ピカチュウは意識を失いかけていたが、それでも、間違いなくこのアリーナの挑戦権を得た。
これからも、ピカチュウは無謀な挑戦に自分の性器を捧げ続けなければならない。だが、ピカチュウにはその覚悟ができていた。全ては弟のために…。


467情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/01/27(水) 22:17:44 ID:xHx31DMA
挑戦は終わり、ピカチュウの性器からディルドが引き抜かれる。ディルドには処女の血液が付着していた。
寝かされたピカチュウは、四足を大の字に開いてぐったりとしている。巨大なものを引き抜かれた後のピカチュウの性器はだらしなく開き、子宮口も半開きになったままになったままになっている。
無理はない、たった今フィストファック同等の責めを受けたのだから、性器は早くもボロボロの状態だ。

ピカチュウはスタッフたちに高く評価され、アリーナチャレンジの参加資格を得た。
次の日までピカチュウは、アリーナ備付の宿舎に泊って身体を癒した。ピカチュウはもう、次の日から挑戦に参加する気でいる。
性器はズキズキと痛むが、きずぐすりを使って落ちつけた。そして、スタッフに渡された挑戦のメニューを眺める。
プレイヤーはこのメニューの中から自分が好きなものを選んでそれに挑戦することができる。成功すればその種目に定められた賞金が、失敗したり途中で断念したりしても、減額はするがファイトマネーは得られる。
ピカチュウに渡されたメニューは本一冊分もあり、種目は50種類を超える。その種目も難易度を選ぶことが出来、その全てを、ピカチュウが自分の意思で選ぶことができる。
また、好きな時に欠席したり、このチャレンジ自体をやめてアリーナから出ていくのも自由。試合時間こそ限られているが、基本的に、プレイヤーの行動に束縛はない。
なにしろ主催者側はそれを見世物にして、儲けをしているわけだ。それ故に、見世物のすべてはプレイヤーの意思優先ということになる。
幸い、主催者側はプレイヤーには困ってはいなかった。身体を売ってまで賞金を得ようとする者はいくらでもいる。誰かが勝手に欠けたところでなんの問題も起こりはしない。
ピカチュウは性欲にまみれたアリーナへの挑戦に、足を踏み出した。




もしかしたらつづくかもしれない
468名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 23:46:34 ID:8cXDo9o2
久しぶりのボコ腹キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
469名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 01:57:29 ID:SSFDnTEe
なんでこのスレのピカチュウは毎回こういうシチュエーションなんだろな
470名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 07:48:44 ID:jNTIojHg
>>463
GJ!
ボコ腹いいねいいね
ピカチュウが健気で可愛くて萌えた
471名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 23:10:09 ID:yWk/GWEk
レントラーさん…
472名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 13:59:08 ID:CBAYcFq7
>>469
陸上小型はホエルオーとだってデキるんだから、ボコ腹には都合がいい
という事実×主役級だから
473名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 14:02:47 ID:V0jZNYBR
リアルなクジラの交尾シーン見ると人間がちっぽけに感じる
474バク×サイ 第二部:2010/01/30(土) 00:55:40 ID:x3yVGk+X
続きです。
バクフーン♂×サイドン♂
マニアック注意!
475バク×サイ 第二部 1/3:2010/01/30(土) 01:01:14 ID:x3yVGk+X
 バクフーンは強い存在だったが、その素行が問題になることが多々あった――大抵は些細なトラブルと言えるものだが。
 ガン飛ばし、威嚇、場外での小競り合いから乱闘、はたまた♀ポケモンへの痴漢行為、♀人間への痴漢行為……etc.etc.
 それについて世間からの細々とした批判はあっても、大々的なバッシングの流れには至らなかった。
 チャンピオンであることと、どこか“憎めない奴”と見られていたことが理由だ。
 一方、その陰に隠れた存在だったサイドン。格付けも人気も地味だったが、その存在が急浮上。
 彼がチャンピオンの座を奪取したのは、まさに晴天の霹靂だった。

「なぁ、おまえ童貞だろ?」
 それを聞いてびくっと我に帰るバクフーン。
「童貞チャンピオン――まぁ今となっては元チャンピオンか」
「う、うるせぇ、おまえに何が分かる」
「だって、おまえの仕草を見るにつけ、そう思うんだ。それに……すげえ童貞臭ぇからな」
 サイドンはバクフーンの首筋や、腋の下辺りをクンクンと鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。
「……うぇっ?」
 面食らって、声が裏返るバクフーン。
「図星なんだな?」
「……っなわけねぇだろ」
 そう言って、顔をそむけた。サイドンの目を見ることが出来ない様子だ。
「まぁ、いいさ、言ってりゃ。いずれにせよ、これから仕込み甲斐があるってもんだぜ」
 そう言ってサイドンは不吉な笑みを浮かべた。

―*―*―*
 
 バクフーンの首には首輪がはめられ……その首輪にはロープが結ばれ、ロープの先はサイドンが掌握する。
 そしてマズルには口輪が装着された。サイドンの手で輪の締め具合を微調整し――絶妙のフィット感で、口を塞いだ。
「よし、こんなもんでどうだ。苦しくねぇか?」
「……ムグ」
 口の中でモゴモゴ何かを言いたそうにしながら、バクフーンはサイドンの顔を見上げ、睨んでいる。
「よぉしよし」
 満足げに言って、バクフーンの頭・耳をぐしゃぐしゃ撫で、さらに意地悪い笑みを浮かべて、
「他に何か、言いたいことはねぇか?」
「ングーーー!!」
 いいように弄ばれていることにバクフーンは怒りを覚えている様子。しかし、この位の仕打ちはまだ序の口だということを
バクフーンは知らない。
476バク×サイ 第二部 2/3:2010/01/30(土) 01:04:54 ID:x3yVGk+X
「さて……それじゃ、ここに四つん這いになれ」
 サイドンは手首で『くいくいっ』とロープを引っ張り、促した。
 首輪から、軽く引っ張られる感覚がバクフーンにも伝わる。しかしバクフーンは、まだ屈してはいないつもりだ。
 隙あらば形勢逆転をと、チャンスを窺っているだけに過ぎない。
――少し遊ばせていい気にさせておいてやる、後でどうなるか覚えておけ。お前なんて実際は大したことないんだ、
あの時は俺が少しお前を甘く見ていたのは認めるが、二度と通用すると思うな。俺の本当の実力を思い知れ、
今まで俺はマジで相手をぶっツブした事は無いがお前は別だ。まぁせいぜい短い間の栄光を噛みしめることだ、
ほんっと一瞬だったなサイドンの天下は! もはやお前は……

「よぉし、いいぞ」
 サイドンの声を聞き、あれこれ思考していたバクフーンは我に返る。
 いつの間にか床に両手両足を着き、四つん這いの格好にさせられていた。
 そして次の瞬間、バクフーンは下腹部が急激に冷たくなっていくのを感じた。
「……ぃ?!!」
 サイドンの手には大型の浣腸器。500ccの容量がある。それをバクフーンの肛門に突き立て、中の透明な液を一気に押し込んだ。

――グルグルグルグル……ギュュゥゥゥゥッ!!
 バクフーンの腹が大きな声で鳴いた。直腸を液で満たされ、多量の液が大腸に逆流していく音だ。
 そして勢い良くガクっと肩を崩し、床に突っ伏した。
 バクフーンの体が小刻みに震えだす。炎ポケモンの体内から一気に体温が奪われるのは、これ以上ないダメージだろう。
 そして、腹の中で暴れまわる水分に、耐えがたく不快な腹痛がバクフーンを襲った。
「んぎぃっ……」
「どぉした? バクフーン」
「ぎぎっ……ぐぐぅ」
「まだ漏らすんじゃねぇぞ?」
 バクフーンは顔を皺だらけにしてサイドンを睨み返すが、その顔さえも震えが止まらない。
 そして腕を伸ばし、何かを掴もうとする様な動きを見せるが、その手は虚しく中空を彷徨うだけだった。
 サイドンは部屋の隅からバケツを取り出し、バクフーンの目の前に置いた。そしてバクフーンの口輪を解き、口を自由にしてやった。
 荒々しく口で呼吸をし始めたバクフーン。
「さぁて、もう一度訊くが、何か言いたいことはあるか」
 その問いかけに、何も言えず、動くことも出来ないバクフーン。ゴロゴロと腹が鳴り続けている。
477バク×サイ 第二部 3/3:2010/01/30(土) 01:08:02 ID:x3yVGk+X
―*―*―*

 バクフーンが、全てをバケツの中に排出し切る様子は、しっかりとサイドンに見届けられた。

 出し切った後も腹が渋り、もう殆ど出てこないのに気張りつづけていた為、バクフーンのピンク色の肛門は捲くれあがっている。
 そこにサイドンは、今度はピンポン球を入れ始めた。
 小さな口に餌を与えるように、1つ、2つとゆっくり、食べさせている。
 おちょぼ口にピンポン球があてがわれると、少しだけ口が開き、半分ほどサイドンの手で強引に押し込まれて口が拡がると、
そこから先は一気にパクンと飲込んでしまう。
 その度にバクフーンは、「あっ」「うっ」と小さな声を漏らす。もう抵抗する気力も体力も残されていない。
 そして7個のピンポン球がバクフーンの腸の中に収まった。
「よし、立て」
 しかし、バクフーンの腰は既に砕けている。
「いいから立て」
 サイドンは、バクフーンの首輪に繋いだロープを引っ張り、半ば強引に立たせた。
 腹の中でピンポン球が、コツコツと擦れて音を立てているのを感じている。
「これからバクフーンは産卵を始める。……分かるか? おまえは卵を産むんだよ、ケツの穴からな。」
 バクフーンは口輪を解かれてはいるものの、もはや言葉は出ない。口輪をされているのと変わらないではないか。

「いいか、俺が言ったら、1つずつ産むんだ。決して2つ以上いっぺんに出したらダメだ。
もし失敗したら、何度でもやり直させるからな。……よし。それじゃぁ、そこの壁に手をつけ」
 サイドンに促されるままに、バクフーンは壁に手をつき、尻を突き出す。
 ピンポン球に内側から圧迫され、肛門は少し盛り上がっており、早く出したい気持ちの表れのようにヒクついている。
「よし、出せ!!」
 サイドンはバクフーンの尻を、思いっきり引っ叩いた。

――ブッ! ボブブッ……!  ……カンコロカンコンコンコン
 腹圧の力加減を知らないバクフーンは、一気に4つ出してしまった。
「あ〜ぁ、失敗だ。もう一度だ」
 そう言ってサイドンはまたバクフーンの尻の穴に、ピンポン球を4つ詰め込む。
 バクフーンは、言われるままに、何度も何度も『産卵』させられるのだった。

 しかし、何度やっても同じ事の繰り返しだ。上手に出せず、やり直しの連続。
 とうとうバクフーンの肛門も伸びきって、だらしなくポッカリ開いたままになってしまった。
「バクフーン、おまえはダメな奴だなぁ」
 そう言ってサイドンは、トロトロになったバクフーンの肛門に指を突っ込んだ。
478名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 02:05:30 ID:se84zN7v
>>477
バク可愛いよバクハァハァハァハァ
描写はもう少しじっくりえろく書くと良いかも
479名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 05:16:10 ID:pjDJBYIo
てすてす
480名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 06:38:57 ID:pjDJBYIo
規制解けてた記念+リハビリのために先着で1つリク募集してみます
1匹or2匹の組み合わせで、3匹以上はちょっと勘弁
攻め受けとかシチュとか指定が無い場合は勝手に脳内補完
単品でも♂♀でも♂♂でも♀♀でも何でもOKだけど、大して筆は早くないです
481名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 07:00:09 ID:bj3UdFWd
フシギソウ♀攻めxオーダイル♂受けで
つるのむちかやどりぎのタネを使ってくれると嬉しい
482名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 08:49:43 ID:Z9QHq7YD
>>477
何か目覚めそうなんだけどどうしてくれる
483名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 13:40:01 ID:AcLCpcmh
>>480
ニドキング×ニドキングで攻め受けが交代するレイプものをお願いします
484名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 15:53:32 ID:BcPpq5p3
>>483
もう先着がいるんだから諦めろ
485名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 16:41:10 ID:7WMg4GI3
職人キタ―(゚∀゚)―!!
アーボ♀×ミニリュウ♂でお姉さんに散々弄ばれるミニリュウ♂が見たいです
もし可能なら数年後のカイリュウ♂×アーボック♀のひぎぃなとこまで……
486名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 16:42:43 ID:7WMg4GI3
リロ忘れスマソ。半年ROMってくる……
487名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 17:11:45 ID:SDoUgn4C
ポケダンでタツベイ♂連れてるんだけど

「うおー!なんだかもえるッスーーー!」
「こうみえてけっこうやるッスよ!」
「そんなにみつめられるとはずかしいッス!」
「○○のうしろはまかせるッス!」
「○○のあついきもちがつたわってくるッス!」

貞操を狙われてる気がしないでもない
488名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 22:08:35 ID:zDJ864Ju
ワロタw
489ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:31:37 ID:OcEPAyVo
ちょっと通ります
前回はリーフィアさんとブースターさんの絡みをお読み頂き、あるいはお目通しされてない方も含めて有難う御座いました。投下スペースあるって当たり前のようで素晴らしいですよね
・ヘルガーさんとメリープさんの雌雄絡み
・7レスぐらい
・弱肉強食でいてエロ控え目、救いはなさげ



――ある獲物を丸々一匹頂き平らげた、あの出来事があまりにも遠い昔のことみたいに思える。どのくらいの日が昇って落ちたかなんて分からない。
あれ以来、仲間達の声一つ一つがずしりと頭を押さえつけ、風に揺らされる草さえあたしの体をつんざき。どんなに些細なことでも、どれもこれもがあたしのことを嘲笑ってるような。そんな感覚に常々襲われるようになった。
辺り一面がどんなに明るくても、真っ暗で何も見えず。目に見えるものすら虚像じゃないかと疑ってかかるほどに気を滅した日々夜々。

あいつの尻尾についていた、透明感を残しつつも光を失いくすんだ球に、前足を乗せて転がし遊ばせる。
独りになってこうしてる時だけが、あたしの心穏やかになれる瞬間で。
それでももどかしくやりきれない悲しみは拭いきれなく、リーダーが心配の声を向けてくれてるようでも、それさえ怖くて、怖くて。
何処かに助けを求めようと空虚に見る物は、ただ薄黄色く膨らんだ体毛を持つ、獲物の姿ばかり。
本当なら、もっと嬉々としていいはずなのに。どうしてこう苦しい思いをしなきゃ駄目なのか。
解消したいけど、その方法も分からない。地面に向かって爪を立ててみても、炎を吹き付けてみても何も変わり映えしない。
その状況に助けか追い打ちか、くすんだ球から何か声が聞こえてくるような気さえし始める。
貴方に恋い焦がれてた、なんて、貴方すら否定しそうだね。いっそ本当に否定してくれたらどんなに楽だったかな。

あたしの中に、新しい鼓動がとくとくと打っていること。
そのことに群れの皆が気付くのは、もう遠くない頃だ、って分かってても。それでも泣くことすら叶わない。
異端扱いされるのは大丈夫だけど。だけど皆は、群れに居られなくなるそのことを理解してくれるだろうかな。
貴方の生きた証を、あたしは尊重したい、なんて。そんなこともワガママでしかない、分かってる。

ごめんね……。皆、ごめんね……。


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夜の暗い荒野にたたずみ、時折吹く風が背の高い草をなびかせて。あたしの頬や鼻先をくすぐらせる。
周りにいる群れの仲間達は一刻先に獲物を噛みしめ、辺りに血の匂いを飛び散らせて。そんな美味しそうな匂いがあたしの口から唾液をただれさせて。
あたしも食にありつこう、と、目の前に横たわっているそれに歩み寄る。
あたしより一回りぐらい小さなそれは、まだまだ息が残しこちらに視線を向けるが。抵抗も無くおとなしくしていて、ただその尻尾の先についている球が淡い光を零している。
四本の足はそれぞれ赤く腫れ上がっていて、この状態で逃げられることなんてないだろう。なにせ捕える際に、あたしがその四本の足を噛み砕いてやったんだから。無理ない。
490ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:32:31 ID:OcEPAyVo
今回の狩りは大成功で、全員が満腹以上になれるほどの収穫があった。
獲物側の抵抗も強く、仲間のうち二匹は獲物らが放った光の筋を受けて、今頃は体をうまく動かせなくなってるぐらいだけど。そんな風にして逃げられなかったからこそ大成功で終わったのかもしれない。
群れの数匹には獲物丸々一つが与えられるほどで、かくいうあたしも、この獲物一つを独占してよいとリーダー直々に言われて、当分は何も食べなくても大丈夫そう。
それにしても「お前はいつも頑張ってくれてるぞ」なんて、あの時の褒め言葉を思い返すと心が弾む。
リーダーのお気に入りになって、もっともっと言ってもらえればいいな、なんて、そう考えているだけで幸せ。

「早く食えよ」
しかしそう恍惚とした気を一言に跳ね飛ばされ。いい気分だったのにと不機嫌なりに声を返す。
「いい加減うるさいよ?」
あたしはそう言い終わるが早いか、首ごとすぐ足元に視線を落として。変わらずおとなしくしているそれを睨む。
それは身じろぎせず、目を虚ろにあけ背の高い草に何かを見ながら。ただ口ばかりを動かし続けていて、中々に質が悪い。
「何の恨みがあってぼくをこんなことに」
あたしはそんな獲物に嫌悪感を覚え、視線をより鋭く尖らせてからそれに突き刺す。
強い者が弱い者を食す、それだけの簡単なことなのに恨みとかなんとか、意味が分からない。
「ぜんっぜん、恨みなんて一つだってない」
ただ早く平らげてしまおうと思考が巡り、そんな言葉を返しだけすると。あたしは顔をこいつに寄せて、その首根っこに牙を刺す。
黙っていれば本当に美味しそうなのに、もったいない。
心の中でそんなことを声にしつつ続けざまにぐっと顎ごと持ち上げると、獲物の体は呆気なく宙に浮き、口の中にはじわりと血の味が広がっていく。
この獲物はばたばたと暴れることもなく、ただじっと固まるだけで。あたしは一歩、一歩と足を動かし始める。

美味しさと、支配している優越感と。
そんな心地よさに包まれながら群れの外れまで歩いて。程なくして咥えていた獲物を首の力で前に投げ、草の地面に転がさせる。
ここまで来れば仲間が数歩飛びかかって来ても届かないか。皆に獲物が行き届いてるこんな中、態々横取りにくる奴なんていないと思うけども。
それでも警戒するに越したことないし、食事は落ち着いて済ませたいし。ようやくそれが叶うんだ、と、そう思うと、思わず口から大きな息が零れる。
「……仲間の悲鳴に、血の匂いにさ」
しかし再び、声に恍惚とした気を跳ね飛ばされ、獲物のほうに意識を戻させられ。
「あー、うん、面白くないよ」
せっかく忘れようとしてた機嫌を再び掘り起こされて。気に入らないったらありやしない。
「ねえ黙ってくれない? あたしに逆らえるとか思ってるワケ?」
そう声を強く突き立て下目に獲物の姿を捉えなおすと、この獲物は寝転がったまま、ただ横目に、鋭い視線をあたしに返していた。
生意気で仕方がない。絞めてやるだけでは気が収まりそうになく、どうしてやろうかと思考を巡らせる。
目の前にある一つの獲物、その体じゅうを覆うふわりとした体毛が中々妬ましい、四本の足全てを噛み砕いてまともに動けなくしている、見ただけで分かる雄。
そんな分かりきったことを再認識すると、草を潰すように横になっているこの獲物に飛びかかり。前足でその喉元を押さえて、鼻先を押し付け、転がすみたいにして仰向けにさせる。
その体毛は力を込めたあたしの鼻先を包み込んで心地良く、不満がより一層大きくなる。
「やっと食うのか」
そんな獲物の言葉は聞き流しつつ顔を持ち上げると、今度はその腹辺りに前足をあてがえて、そのふわりとした体毛に爪をめり込ませていく。
獲物の目に視線を突き刺し様子を覗うが、その表情は一向に代わり映えせず空虚に何かを見つめ続けるばかりで、本当に面白みがない。
早く平らげよう、って、そう思っていたはずなのに。どうしてこんな物の相手をしてるんだろう、なんて疑問すら抱きつつも。
嫌がらせでもしてやろうと思ってこうしたんだし後に引く理由もなく。惰性だけでその体毛、首根っこ辺りに炎を吹きつけてみる。
その体毛は炎が昇る訳でもなく、じりじりと小さな音を立てながらくすぶって。炎が昇りそうになったら前足で荒く踏み消してやる。
491ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:33:22 ID:OcEPAyVo
踏み消した体毛からは、ばちばち、と程よい静電気が走り。前足の感覚が一瞬遠のきすぐ戻ってくるのが、また面白い。
獲物は声一つ上げやしないものの、その表情は苦悶に歪み始めるのが見て取れて。それがさっきまでとは打って変わって、すごく楽しい。
くく、と嘲り笑いながら、行為を首根っこから下へ下へと動かしていき、下腹部辺りまで繋がった焦げ目を付けていく。
「……やめろ」
そうしていると獲物がようやく弱音を吐き始めて、胸が高鳴る。
「根性だけは強い奴だね」
炎を吹きつけられるだけでもだいたいの獲物は気をおかしくするものなんだけど。これは中々手強かったな、と思考を巡らせながら。
嫌悪感なんてどこに消えたんだろう。捕えられた獲物としての一角がやっと現れてきて、そのことが嬉しくて嬉しくて。

後は、あたしの思い通りに動く、素敵な玩具になってくれるんだ。
くくく、と止まらない笑いをようやく噛み砕いて。それでも口が緩み、自身の顔に満面の笑みが浮かんでいることがよく分かる。
これの燻された体毛からは、色気ある香りが、煙となってあたしの鼻を包み込む。一匹の雄として、獲物相手に疲れたあたしを慰めてくれるだろうかな。
そう期待しながらこの獲物、こいつの後ろ足付け根辺りに顔を寄せ、前足をぐいと押し込める。
「やめ……このやろ……」
こいつは小さくぼやきながら四肢をふらりと動かしてるものの、まともな動きはせず不自然にぐにゃりと曲がるばかりで。本当に可愛い抵抗。
意識を戻して前足に力を込めると、押し込めたその部分には力の通りに動く異物があった。
覆っている体毛を爪で少しかき分けて、その異物を風の下に晒し出し。暗い中、太い枝のような物が視界に映る。
直接前足をあてがえてみると、温かさと、とくとくと打つ鼓動が伝わってきて。何か分からない、ただ気を惹かれて。
この異物は別に珍しい物でもないはず、群れの雄どもにも見られるし。でも仲間相手にこうやってまじまじと見つめたり、触れたりはしないし。
何のためにある、みたいなのもちゃんと分かってるつもり。それ以上の興味だってあるし話に聞くこともあるけど、機会がなくて。
それであたしは、今の、この機会を喜んでるんだ、って。
そう気付くが早いか、あたしはまるで誘われるみたいに口を開けて。まるで毛繕いをするかのように、その異物を前足で撫で、舌で舐め始めてた。
産毛も生えてなく、何のために毛繕いみたいなことをしてるか、意義なんてない。あたしの詳しくない世界がある、ただそれだけ。

「あっあ……」
こいつは口を大きくあけて、途切れ途切れに、喘ぎ声を零し始める。
雄共通の弱点だって言われるぐらいのことはあるみたいだ、爪を立てたりするわけでもない、この程度でも気に障るらしい。
「へえ、やっぱり雄って不憫だね……」
群れの雄どもにも、リーダーにさえも同じことが言えるだろう感性。それをもっと知りたい。
その後ろ足があたしの頬に当たるものの、強い感覚はせず、その足は何もなかったみたいにすぐに落ちる。
「悔しいでしょ? 同情してあげる」
異物を前足で撫で繕いながら、反感を煽ろうと言葉を差し向けて。
こいつの続ける喘ぎ声が心地よく。あたしはわざとらしく、きゃは、なんて笑い声を零してみる。
敵に捕えられたあげく弄ばれるなんて、さぞ不快なことだろうけど。それでも激しい嫌悪を見せず恍惚とする具合なんだから、ほんとに雄って奴は不憫。
「文句言ってみな」
あたしには到底理解しきれないけど、かといって興味も収まらない。
期待いっぱいに言葉を待ってみるものの。耳に聞こえるのは、止まない喘ぎ声と、ただ草が風に撫でられる音ばかり。
次第に焦れ、腹の奥から何かを吐き出してしまいそうな気に襲われて。あたしは繕う前足と舌を止め、身を乗り出して。こいつの顔に鋭い視線を突き刺してみる。
映ったこいつは目を閉じたまま、代わりに口を小さく開いて、荒い呼吸と一緒に唾液を零し流していた。
群れの仲間らにすら見たことがない、そのぐらいみっともない姿。こんな姿を見れるなんて、本当に心躍る玩具。
「なあんだ、何も言えないの?」
そんな言葉の後には一間置き、それでも何も言わないこいつを確認してから。
その顔にふうっと軽い炎を吹き付け、続けてぺろりと一舐めしてから、その首根っこに再び牙を刺す。
492ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:34:23 ID:OcEPAyVo
こいつの口から零れていた唾液とともに、温い血の味が舌に乗り、口の中を温めて。
あたしはそのままの体制で身を乱暴にひねり、横向きに、仰向けにと寝転がって。こいつを腹の上に乗せたところでその首根っこから牙を、顎を外す。
「もうちょっと楽しませてみろよ?」
そんな言葉を突き刺しつつこいつの顔に視線を向け直してみると、存外辛そうでなく、寧ろ軽い笑みを浮かべ始める。
四肢の動かないこいつに首を掻かれることも、ど突かれることもないだろうし。それなのに、こいつにとって何が可笑しいのか分からない。
不安を拭いきれずとも、あたしが優勢には変わりないんだしと笑みを返してやる。
「くく……」
こいつは何を思うのか、小さく声を零しながら身を擦らせ体を登らせて。あたしの喉元に口をあてがえると力なく噛み始めた。
一瞬、背筋が凍るまでの恐怖を思うものの。鋭さのない歯が喉に優しくめり込み、離れて。強張った思いと共にほぐされていく。
苦しく、嬉しくて。あたしの目は思わず瞑らされ、口は裂けんばかりに、勝手に開く。
「うやあああ……」
絞められてる訳でもないのに、まるで絞ったみたいな声が喉奥から零れて。直後には、気がすっと降りて楽になる。
瞑った目からは雫が零れ、ただぼんやり、恍惚とした心持ち。そんな状態でもこいつの動きは止まず、あたしの胸辺りに舌を這いずらせる。
「ね、ねえ、あたしのこと知ってるの……?」
普段刺激されるようなことない部位。不思議と心地いい感覚が、あたしの目に絶やさず雫を浮かばせやがる。
気恥ずかしい思いが、あたしを四方八方からつんざいて。それでも飽き足らず刺す場所を吟味してるかのように体を痛ませる。
尻尾には生ぬるい感覚が降りて。あたしの腹の中から体液が零れて、地面まで伝ってるんだ、って。そんなことはすぐに分かった。
「敵の習性なんて、一つ二つぐらい知ってて、とうぜ、ん」
こいつは、返事かも分からないそんな言葉の直後に、異物をあたしの腹の下ぐらいに突き立てて押し込み、体を強く激しく揺さぶり始めて。
「……こんな形で役立つのは、不本意だけどな」
どちらのとも分からない唾液が、ただ、だらりと首筋を伝う感覚が残る。
「えぁ、んんぁああ!! やんあああ!!」
体じゅうにバリバリと痺れが走る。顎が外れそうなまでに口が大きく、勝手に開く。あげたくもない嬌声が、喉の奥から零れる。
雌としての本能なのかな、分からない。何時の間に、玩具でしかなかったこいつを受け入れる、その心持ちが完成してたみたい。
こいつの口から吐かれた息は、あたしの顎を、口周りを、耳を。顔中を包み込んで体毛を湿らせ。その温もりがあたしを更に上気させてた。
「やあぁん……あああん!」
口を閉じれば声も出ないって、そう願って見るものの。一度大きく開けた口は言うことを聞かず、喉奥からの声を噛み砕いてくれやしなくて。
雄に支配されたこのザマが悔しく、こんな媚びた自分自身が嫌で、憎くて、それでももっとこうしていたい、って。
無心に抵抗する足も尻尾も、次第に落ち着き、恍惚と宙に浮かぶばかり。

こいつのふわりとした体毛と、あたしの短い体毛とが擦れ合って。炎を纏った時以上に熱い。
一頻り体を揺さぶられ、呼吸も喘いで、吐いてで。ようやく吸えた空気は涼しくて、美味しい。
背中を付けてる草の地面は、一段落した後でも擦れ続けてるように錯覚させられる。
「雌も不憫だねぇ……くっく」
腹の上から声を差し向けられ、すっかり支配された身なんだと思い知らされて。だけど、それもいいかな、って思い始めてた。
こいつの唾液があたしの頬をくすぐって、それでも強い抵抗できないあたしがいる。腹の奥底には、ひりひりと鈍い痛みが残ってて。それが心地いいのに、何か満たされない。
「この……」
途中でやめないで欲しい、なんて願いながらも言葉にできなくて。不服ばかりが声として零れる。
「ぼくの最期を見届ける奴が、少しでも話の通じる奴だったのは、幸いだったかも、な」
493ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:35:24 ID:OcEPAyVo
こいつは最期を悟って、それでも死なない自身がいて、自棄になってるんだろうかな。
それを嘲る訳でもなく、ただ可哀そうだった。あたしみたいなのに捕まらなかったらもっといい生を送れただろうし、と。
そう思ったところで、はっと腹の上にいる雄に意識が戻る。
「……ぼくの生きた証なんて、残らないんだろうけどさ……!」
情けは要らない、そんなこと分かってる。あたしとこいつは捕食者と被食者で、それ以外にない、そのはず。
なのにあたしは、この雄に何を求めてるんだろう。再び揺すられる身、熱されて、玩具に、されるがままに。
「や、あああぁぁ……」
鼻先にいい香りが、獲物とも血とも違ういい香りが刺して。
宙に浮いてたあたしの足は、感覚薄くも、がくりと地面に吸い寄せられるように。こいつの背中に落ちる。
揺れる身が激しさを増し、お互いの耳や足なんかが、びくりびくりと跳ね始めてた。
「だめ、だめ! ひゃあう!!」
「くぐ……ぅうう!」
悲鳴か嬌声かも分からない、お互いに言葉にならない声を叫ばせる頃、どっと何かが、こいつの異物からあたしの体に流しこまれた。
それは腹の奥から染み込んで、あたしを蝕もうとする。それでも、いつまでも感じ取っていたい温もり。
恥ずかしい気持ちを紛らわせるためか、開いてる口から舌が浮かび上がって。舌先で宙を懸命に掻く。

なんとなく分かってた、でも初めて知った雄の魔性。
腹からどくどくと伝わってくる鼓動が、次第にあたしの鼓動と共鳴し始め。こいつが身を揺らすたびに鼓動がずれるものの、あたしの鼓動はそれに付いていこうと間隔を早める。
体じゅうの気力は絞られ、こいつの体毛から流される電気が追い打ちをかけてきて。それでも好ましく思え、弱々しくも誘いの声を仕向ける。
こいつはそれに応えるみたいに、四肢を動かせないとは思えないほどに振舞い続ける。
「もう、もたない……」
興奮が過ぎて、体のどこかが破裂してしまいそうな。そんな不安さえ今一恐怖として感じ取れない。
ただこのまま眠ってしまいたい、そのくらいの疲労感がどしりと降りかかってくる。
沈みかけるまぶたを留め、意識を保とうとするものの。恥じらいと幸せに押さえつけられて思考を巡らせることも叶わない。
夢現、飲み込まれるのも、いいかな。
吹く風はさらりと草を撫で、沸き出させた音であたし達を包み込み。まるで世間から隔離してくれてる様。


そうこうしてた所。こいつの体がすっと宙に浮いたと思えば、そのまま距離を置いた地面まで吹き飛ばされた。
「大丈夫か」
直後にかけられたその声は、くぐもってはっきりとせず。それでも誰の声かぐらいはすぐに分かる。
「え……」
リーダーが、あたしに乗ってたあいつを咥え上げて投げ飛ばしたんだ、と。
急なことで。ただ呆然と、仰向けのまま身を固める。
「まぁ、事故にしては嫌気を感じたほうだろう」
リーダーはそう言って、あたしの顔をそっと覗きこみ視線を合わせてくる。
いつもは、凛々しくも優しい光を持ってるその目なのに、この時リーダーの目はどことなく曇ってるようにも見えた。
「気にするな。俺もすぐ忘れるだろうし、お前だって忘れればいい」
494ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:36:25 ID:OcEPAyVo
あたしはただ、言葉の一つ一つが理解しきれなくて思考を巡らせるばかり。
あたしの邪魔したことを、悔いてくれてるのかもしれない。それでも助けようとしてくれた、のかな。でも、助けられるほどのことでもなかったはず。
そんなあたし自身の、不断な心持ちが嫌で。誤魔化そうと首ごと視線を横に逸らすと、少し離れた所から仲間二匹の視線があたしの目に突き刺さる。
「あの"獲物"が絞められないなら、俺が絞めるだけ代わるが、どうする」
そんなあたしを見かねたのかも分からない、リーダーが、食事を促すような言葉を続けて。
「え、あ……」
リーダーの声にはっとなって、投げ飛ばされたあいつのほうに急ぎで視線を向ける。
二歩飛ぶぐらいのところに、長い草を押しのけて寝転がっていて。その尻尾の先に付いている球は弱々しい光を放ち、体は微かに震えてた。
「ありがとうございます、大丈夫です、あたしのことは……」
リーダーにお願いすれば、簡単に絞められるだろうけども。
少し前までなら、声をかけられるだけでも嬉しくてついお願いしてしまいそうなことなのに。あたしはただ、丁寧に断るしかなく。
「分かった」
リーダーはそう短く言ってから後ろを向き、一歩ずつ群れのほうに戻っていく。
尻尾が揺れて、足が浮いては離れて。リーダーのそんな後ろ姿がいつもは愛らしいはずなのに、なぜだか腹が立った。
魔に食されたあたしが悪いんだ、って振り払おうとしてもどうにも収まらず。姿の見えなくなったリーダーを虚に描き爪を立ててみる。
爪は宙を切り、その虚を裂くものの。手ごたえもなく、大きく溜息を吐くぐらいしかできなくて。あたし本当に何してるんだろう。

息をいくつか吐き再び落ち着いた頃。あたしは弱々しい光を放ち続ける"獲物"の側まで歩み寄って、言葉をかける。
「お腹空いてきちゃった」
その声を聞いたこの獲物は、身をぴくりと震わせこそするものの、最初と同じ嫌に落ち着いた様子で一点に視線を向け続ける。
獲物とのお喋りが過ぎたかな、とは思う。群れの仲間達はとっくに食事を終えてるだろうし、あたしも早く平らげないと。
すぐに移動するわけでもないと思うものの、何かあった時すぐに動けない、っていうのは群れで見てすごく迷惑なことだし、と。
そんなことを思考しながら、寝転がったままのこいつに視線を下ろし。返事をするよう促してみる。
「言いたいことある? 聞いてあげるよ?」
この獲物は四肢の自由がなく、抵抗する気も力も残ってないだろうし。
敵に情けをかけるな、とは皆からよく言われるけど、逃げられることなんてないしちょっとぐらい大丈夫。
「体じゅうが痛い」
獲物は、案の定というか、折れた四肢やくたびれた身を不満としてた。
視線は虚ろに見えない何かを見つめたままで。そんな姿が中々いじらしく、面白い。
「早く、食えよ……」
続けざまにはそんな言葉を付け加えて、ただうなだれる。元より面白くない奴から、面白くない奴に、すっかり"変わった"。
雄は本当に不憫な生き物だな、と声にせずとも心の中でぼやきつつ。この"獲物"は中々物分かりがよかったな、なんて改めて思う。
495ヘルガーとメリープ:2010/01/30(土) 23:37:16 ID:OcEPAyVo
「あんた、番ってた雌なんて居た?」
ふと頭を走った言葉が、そのまま声として口から零れる。
「いや」
獲物から返ってくる言葉は、短く暗く、いじらしい漢字を醸し出してて、いたたまれない。
「そっか」
反射的に相槌を打ち、遅れて言葉の意味を理解して。この獲物は生涯を楽しめたのかな、なんて。
すぐ側にある、もうすぐ尽きる命、獲物はそんな中でも生きることを望んでた。
「食うんだろ」
その虚ろな目には何を見てたんだろう。あたしに幻想を願うことなんてないだろうけども。
「うん……」
あたしはただ、はっきりとしない声を返しながら。顔を寄せ、その喉元を丁寧に舐め取り始める。
噛み締める場所の確認、いつもと変わらないはずのこれが、今は物凄く怖い。
「悪くなかった」
「……え?」
突然向けられた言葉の、その意図が分からず気の抜けた声が漏れる。
「早くしてくれ」
獲物はそれを見かねたのかな、そんな言葉を向けてきて、後にはその虚ろな目が閉じられた。
あたしは訳も分からず黙ったまま。ただ煽られるまま獲物の喉に牙をあてがえ、力いっぱい噛み絞める。
噛まれた獲物は抵抗する様子もなく、体じゅうから力を抜いていて。あたしはその柔らかい喉をひたすらに絞め続ける。
玩具にしておくにはもったいないぐらい、教えてくれた、慰めてくれた。だけどそれも終わり。
せめて苦しみを感じ得ないうちに、と。心のどこかでそう願いながら。残念に思う何かを振り払いたい一心で。

「ごめん、ね」

空は濃い藍色を表し、その遠くには何時の間にやら淡い光を放ち始めていた。
荒野に一つの小さな悲鳴が響こうとしたものの、吹きつけられた風に砕かれ消えていくばかり。
連れ去られ宙に舞った体毛は、空でぱりぱりと電気を走らせ、残忍な風を装飾する。
『お前と一つになれて嬉しい』なんて、ありもしない言葉が思考の中を横切って。偽善的な解釈だって思いつつも――
496名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 23:39:40 ID:OcEPAyVo
・以上救いなさげ
ちょっと通りました


>>467 >>477 >>480
期待してます
497名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 02:09:03 ID:/Oymnx18
あー…救いなくて切ないなー
いいよすごくいいよ大好きだこういうの
まさかポケモンでこんな話が見れるとは思わんかった

あらしのよるに思い出した
498名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 02:11:04 ID:jF7Hd9u3
>>496
駄目だ目から汗が…
チリンのすず思い出した
499名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 03:37:42 ID:8mmIadbk
>>496
乙です!
何だか凄く引き込まれた
ゲームじゃ図鑑ではっきりポケ同士の食物連鎖に言及してるし、
こういう切なく救いのない話もいいなあ…
文章とかも凄く好みです
500情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:09:57 ID:No8zbqbE
ドSさんいらっしゃいSS
マニアック過ぎて吐かないように注意

注意書き
◎とにかく人を選ぶネタなので、閲覧には十分注意のこと
・ほぼ拷問
・鬼畜、拡張、巨根挿入、子宮姦、ボコ腹、などなどなど…とにかく、非現実極まり無し。「現実的におかしい」とか指摘は一切受け付けません
・流血切断などは無し
・世界観やポケモンの身体の構造などは、エロに都合のいいようになっている場合があります。
・前回より更にハード

以上をよ〜くご理解したうえで、気分を害されても自己責任でお願いします。
501情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:10:53 ID:No8zbqbE
挑戦、一回目…。

ピカチュウはメニューをひとつずつ眺めた。どれも鬼畜で苦労しそうなものばかり。簡単なものはないが、原則として流血するものはない。…とはいっても、全てが、性器を痛めつけて、限界まで責めあげて、完全に性器を見世物にするような種目だった。
それでも、ピカチュウは嫌がることなくそれらを受けることにした。

ピカチュウはあらかじめ、弟を救うために必要な費用を計算しておいた。弟の病気を完治させるための薬と診察と入院のための費用は莫大だった。
だが、このアリーナではそれが手に入る。相当に苦労がいるだろうが、ピカチュウは迷いはしなかった。
計算した結果、少なくとも4種目、易しめな種目を(それでも耐えがたいほどのものだが)を選べば9種目は挑戦しなければならない。
ピカチュウは計算を繰り返し、なるべく気合いで成功できそうな、それも賞金が高いものを選択し、メモをとった。

「…まずは、これでお願いします。」
ピカチュウは種目挑戦の書類を書き、スタッフに提出した。
ピカチュウがまず挑んだのは、大型ポケモンによる輪姦の見世物。
これは輪姦を中断させなければ必ずクリアになる。我慢勝負だ。これならいけそうだった。
決して甘く見ているわけではない。だが、我慢さえすれば…ピカチュウは覚悟を決めた。
難易度はeasy・normal・hardの3つにわかれており、セレクトした難易度によって強姦される頭数が違う。
easyなら8匹、normalなら12匹、hardなら16匹の大型ポケモンに犯されることになる。
ピカチュウはhardを選んだ。成功時の賞金が他の二つよりもはるかに多い。これで弟の治療に大きく一歩近づく。

指定された時間に、ピカチュウはリングに連れられた。リングの周りには観客が大勢おり、そのリングの中には、大型のポケモンたちが待ち構えていた。
ピカチュウはそのポケモンたちに囲まれて、指示を受け、その真ん中に仰向けに横になった。
足を開くことで、ピカチュウの性器が晒される。ピカチュウの性器は昨日の拡張のせいでまだ半開きのまま。陰唇は軽く腫れてしまい、性器全体が弛みきって、子宮口まで緩んだままだ。
ピカチュウは仰向けになったまま、自分を取り囲む雄たちを見回した。
涎を垂らし、丸太ほどの巨大ペニスを露出させている。
あまりに巨大なペニス…昨日のディルドに劣らないほどだ。真っ赤で血管が浮き上がり、ドクンドクンと脈を打っている。
中には汁を出しかけている者もいた、もう、少女の膣にペニスをこじ入れるのを待ちきれないといった様子だ。

肥大、異常発達としか思えない巨大さ…
このペニスが、入れられてしまうのか、そんなことが可能なのか…
…自分は、一体どうなってしまうのか……

ピカチュウを犯さんとしている彼ら、いや、これらは普通のポケモンではなかった。
現代、ポケモンをデータに変換することに成功しており、逆もまたしかり。データをポケモンにすることもできる。
このステージで輪姦を行うポケモンたちはデータをもとに作られた偽ポケモンだ。
現実の世界では偽ポケモンは違法とされているが、こういった法の届かない場所で生み出され、使用されることがある。感情などを持たず、自動的に動くのでこういった見世物に適しているのだ。
彼らに同情や情けはない。ただ、異常な性欲だけをプログラミングされているのだ。

決して、手抜かりはない。
このピカチュウの性器は、今はもう子供を設けるための器官ではない。大型ポケモンたちの性欲を発散するための肉の穴だ。その穴が本来の用途に戻るのは、これからアリーナでたくさんの試練を乗り越えた後になる。
そして今、このアリーナにいる間は、ピカチュウ自身も一体のメスのポケモンではない。ただの見世物だ。ピカチュウの存在意義は、その性器のみ。突っ込まれ、広げられ、巨大なポケモンたちのオナホールとして、その様子を大勢に見られるだけの存在だ。
現に、ここにいる16体の巨大なオスたちは少女に哀れみも見せず、自慢のペニスを小さな膣に突っ込み、子宮口にさえも捻じ込んで、拡げたい放題に拡げまくるつもりでいる。
502情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:13:05 ID:No8zbqbE
ピカチュウの前に、まずサイドンが立った。犯す順番は、ちゃんと決められているらしい。

サイドンは無感情に、欲望のままピカチュウの身体を乱暴に掴んだ。
その足の間には、巨大化し、硬くなった円錐状の肉の棒が待ち構えている。少女の身体を貪ろうとする化け物のような太さの逸物が……
ピカチュウは大きく深呼吸をすると、身体の力を抜いてサイドンに身を預けた。
サイドンはピカチュウを抱きあげ、前座もなしに、力任せにピカチュウを突き落とした。

ズンッ!
「ぃ…ぎぃっ…!!!」

ピカチュウの腹へ、一気にペニスが突っ込んできた。昨日巨大ディルドを入れた後とはいえ、とてもすぐに入るものではない。
だが、サイドンは力加減をしらず、力づくでピカチュウにレイプをした。
サイドンの力でペニスは一気に膣をこじ開け、子宮口を押し上げて子宮を押しつぶす。
「ぐあぁぁぁ!」
だが、それでは満足いかないようで、ペニスの先端を子宮口にグリグリとねじ込もうとする。
ピカチュウの身体を自分自身に押し付け、ねじ回すようにして子宮口に押し当てる。
ミリ…ミリミリ…
「ん…ぐぅぅ!」
そのパワーに負け、ペニスの先端がほんの僅かに、子宮口に潜りこんだ。
それを見計らい、サイドンは全体をピカチュウにかける。
メリメリメリっ!!!
「んぐあぁぁぁぁ!」
子宮口をペニスの先端が突きぬける。
それも、勢いをつけて一気に突き進んでいき、子宮底を勢いよく押し上げた。

一瞬で、サイドンの太いペニスが、ピカチュウの性器を突き上げて底まで至った。ピカチュウはぐっと腹に力を入れたが、休んでいる暇などない。サイドンはそのまま、勢いよくピカチュウからペニスを引き抜く。
内臓が引っ張り出されるほどの勢い。サイドンのペニスに亀頭はなく、引っかかることはなかったが、浮き出た血管の突部が子宮口を刺激した。
そして、直後、引き抜かれたペニスは再び、一気に子宮へ突っ込まれる。また、子宮口を限界ギリギリまで拡張した。
それが何度も何度も繰り返される。ピカチュウの膣壁はサイドンのペニスに纏わりつき、子宮口はサイドンのペニスを締め付ける。
ピカチュウの腹には、円錐型のペニスの形がはっきり浮かび上がった。
サイドンは自身のペニスを、ピカチュウの腹に力いっぱい押し込んだ。子宮底が押し上げられ、子宮が限界まで引き伸ばされる。
サイドンのペニスがドクドクと脈を打っている。ついに、欲望を放つ時がきた。
「うあっ…!」
無理…とピカチュウは言いたかった。ピカチュウの子宮はサイドンのペニスでいっぱいだ。だが、そんな融通を聞いてなどくれない。
ビュッ! ビュルルル…
ピカチュウの腹が流れ込む精液で一気に膨らんだ。ペニスは子宮口にピッチリとはまっており、精液の流出を許さない。精液は子宮を容赦なく膨らませた。
ピカチュウの腹が妊娠したように膨らみきったところで、サイドンがようやく満足し、ペニスを引き抜く。巨大なペニスは子宮口からなかなか抜けなかったが、力づくで、強引に引き抜かれる。
また、内蔵ごと引っ張り出されるような勢いでペニスが引き抜かれ、同時に、子宮を満たしていた精液が大量にあふれ出てくる。

サイドンに放されたピカチュウは放心状態でその場に寝かされた。そのピカチュウの横眼に映るのは、これから自分を犯していく残り15匹のポケモンたち。
ピカチュウはその整列順から理解した。こんなのは、まだ序の口だということを…
その順番はランダムではなく【ペニスの小さいもの順】だったのだ。これからピカチュウを犯していくものたちは、今のサイドンを上回るペニスを持つ者ばかり。
そしてその一番奥に佇んでいるのは、横になって眠っているカビゴンだった。このカビゴンがフィナーレだろう。そのペニスは他を凌ぐほどに隆起しており、サイズは昨日のディルドより一回りも二回りも巨大だ。おまけにそれはまだ勃起しきっていない状態だという。
ペニスが小さいものから順に挿入していき、だんだん性器を馴らしていく。だんだん大きいものを挿入できるようになり、…この宴が終わるころには…ピカチュウの膣はあのカビゴンの巨大ペニスを受け入れられるようになっている…
ピカチュウの前に立ったのはカイリキーだった。次のペニスは、大きな亀頭があり、挿入が困難そうなもの。
ここにいる16匹のペニスは、どれも形が様々だった。つまり、16種類の刺激に耐えなければならないのだ。
503情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:14:26 ID:No8zbqbE
「うっ…ぐあぁ!」
ピカチュウが根を上げ始めたのは8匹目の辺りだった。
キノコのかさほどの亀頭を持つ巨大ペニス。
鎌首が大きすぎて、子宮口に納まりきらない。それでも強引に根元まで押し込むので、子宮口が鎌首を呑みこみきれずに一番太いところで止まってしまったのだ。
子宮口が、鎌の最も太い部分を咥えこむ。それによって、子宮口は今まで以上に負担を受けて限界まで拡張された。
「い…ぐぅ…」
だが、地獄はまだここからだった。

ドクッ…ドクッ…
「いっ…?」
ミリミリ…

ドクンッ…ドクンッ…
「くあぁぁ!?」
ミリミリミリ…

まだ勃起しきっていないペニスだったので、これからだんだん勃起して、ペニスの鎌首はますます膨張していく。

ドクッ、ドクッ、ドクッ…
「んっ、ぐ! あぁ!? あっ、あああっ!?」
ミリ…ミヂヂ…

子宮口に咥えられたままのペニスは、子宮口を押し広げながら膨らんでいった。
ドクッ! ドクッ! ドクッ!
「ぐあっ! あぁっ! うわぁぁぁぁ!」
ミリリリ…
ミチミチと音を立てて拡張され、それでもなお勃起していくペニスを咥えこんで離さない子宮口。
だが、子宮口のきつさが限界に達した。そしてついに…

ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ! …ドクッ!!
ミリ…グボッ!
「キャァァァァァァァァァァァ!!!!!」
ペニスの激しい脈の振動で、きつすぎた子宮口もだんだん鎌首を飲み込んでいき、最後にひときわ激しくビクンと跳ね上がったところで、その勢いで鎌首が子宮口に突っ込んだ。
子宮口は、その巨大亀頭を飲み込んだのだ。

子宮が限界まで拡張された。だが、亀頭はなおも、勃起を止めない。
ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ! 
「うぐぁぁ! ぐあ、し、子宮…子宮がぁ…あぐぁ! うっぐぅぅ! うっ、うぁぁぁあああああ!」
膣も、子宮口も、子宮も、許容範囲を超えた。
だが、責めは止まらない。もう、なすすべもなく、拡張され、引き延ばされるばかりだ。

ペニスは刻一刻と膨らみ、ピカチュウを苦しめる。そしてそれが最大まで膨らみきったとき、大量の白濁液が放出された。
ブシュッ! ビュルルッ!
「ぐはぁ!」
8回目の射精。8回目の膨腹。
精液が放出された直後のピカチュウの腹は、もはや妊婦の域を超えていた。
だが、まだ半分だ。これと同じ…これ以上の苦痛がピカチュウを待ち構えている。

ある許容量を超えてしまうと、ピカチュウの身体をかえりみず、それ以上までどんどん進んでしまう。
ピカチュウの性器は、その後も『順調に』拡張、肥大化させられていった。
504情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:15:58 ID:No8zbqbE
ビュッ! ビュゥルルルルル!!
ビュゥゥッ! ブシュッ…! ビュルルッ!
ブシュッッブシュッ…ビュゥゥッ!
ブシュシュシュシュ!! 
ビュゥゥゥゥ!! ビュルルルルルッ………!!



15匹目の精液を抜いた。ピカチュウは痙攣して倒れたが、まだ意識は失っていない。
最後の一匹…これを満足させないことには、今までの苦痛が全て無駄になる。だが、最後のカビゴンのペニスは段違いだった。太すぎる。ピカチュウの胴よりも太い。

ピカチュウはカビゴンに持ち上げられ、ペニスの上まで運ばれた。
ピカチュウの意識は朦朧としている。だがカビゴンは躊躇もなく、ピカチュウをペニスめがけて突き落とした。
ズンッ!
「ぐは…ぁっ…?!!!」
それは、今までの苦痛を遥かに超える耐えがたい衝撃だった。亀頭だけで、子宮と膣の容積をオーバーしている。
カビゴンのペニスはピカチュウの限界まで、一気に押し込まれた。カビゴンがかけた体重により、限界など超えてしまったのだろう。
結果、カビゴンの亀頭だけが、ピカチュウに潜り込んだ。ペニスの先端は子宮底を限界まで押し上げ、膣の入り口がどうにか亀頭を飲み込む。
もはや、膣も子宮も関係ない。広げられ過ぎて、子宮口の境目など分からなくなってしまう。
一度引き抜かれても、子宮口は全開のままだ。その全開の性器に、再び巨大ペニスが突っ込まれる。
内蔵が圧迫され、ピカチュウの喉奥が辛くなる。吐きそうだ。だが、今朝はこれに備えて何も食べていない。嘔吐を防ぐためだ。嘔吐で観客の気分を害してはファイトマネーが減ってしまう。
ピカチュウの腹は空なので、何も吐くものはなかった。だが、内臓をバンバン突き上げられて、限界だ。
カビゴンの巨大亀頭は、ピカチュウの胸部付近まで押しこまれ、また引き抜かれる。その勢いが凄まじ過ぎて、竿までもぐりこんでいる。

グポンッ!
「か…は…!!」
伸びきったピカチュウの性器が、とうとう限界を迎えた。
拡張されきった子宮は、カビゴンのそれを入れる前よりも引き延ばされ、拡張され、ついにカビゴンの巨大な亀頭を飲み込めるまでに広がった。
子宮がカビゴンの亀頭をまるごと包み込む。もはやピカチュウの腹は、ペニスにコンドームでもはめるかのように引き延ばされて、巨大ペニスにかぶせられている。
腹がピカチュウの背丈よりも大きく突き出し、子宮口が完全に亀頭を飲み込み、その締め付けで、先端から精液が噴き出した。

ゴボッ…ゴボボッ…ブシュゥゥゥゥゥ!!!

今までを上回る大量の精液が腹を水風船のように膨らませ、卵管まで満たした。
もう限界…死ぬ…そういう思いさえもピカチュウの頭を過った瞬間、巨大ペニスは引き抜かれた。
精液は絶えず溢れ出て、それでも、ペニスからはまだ精液を噴き出している。

ピカチュウは朦朧とする意識の中、そのペニスを目に捉えた。
勃起しきって、精液を噴き出しながら脈を打つペニス…巨大すぎる…
これが、自分の子宮に入ったというのか…
…こんなものが入る身体になってしまったのか…
……一体、自分はこれから…どこまでいくのだろうか。
505情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:17:10 ID:No8zbqbE
ピカチュウはメニューが終わった後、与えられた個室でぐったりと仰向けになっていた。
ピカチュウの足の間には、ガバガバになった巨大な穴があいている。あの巨大ペニスを挿入され、拡張された膣はもはや全く閉じ切らず、あのペニスの太さそのままに広がっている。その中の子宮口も同じくらい口を開けた状態だ。

スタッフから提案された。これほど見事に拡張されたなら、明日はメニューをこなさなくとも賞金を稼げるかもしれない、と。
このスタジアムの中では、客に性器を見せるというイベントもある。自分を拡張されきった性器を作品として見せることにより、賞金を稼ぐのだ。
それには、ただ、舞台の上で仰向けになっているだけでいいという。
ただし、拡張された性器を見世物として晒すのは勿論、この上ない羞恥だ。
だが、ピカチュウは躊躇わなかった。

ピカチュウのような小型陸上系のポケモンは、代謝が非常に早く、拡張された性器もすぐに回復する。
だが、次の日の性器の状態は、見世物にするのに十分なものだった。
腫れてぼってりと膨れた陰唇と、スカルファック以上の状態の膣。拳が楽々入るほどの大口を開いたままの子宮口。腹部も伸びて膨らんでいる。どれほど鬼畜な責めをされたのか、想像を掻き立てられる。

ピカチュウは観客の前に晒された。観客は案の定、ピカチュウの肥大拡張された性器に興奮し、閲覧料以上のチップを放っていく。
ピカチュウはじっと動かなかった。自分を見失っていなかったが、何故か、この羞恥に快感さえ覚えていた。
これも、ここにきてからの変化なのだろうか?

ピカチュウにはその後、10日の余暇を与えられた。
既に拡張されている性器をまた拡張責めしても楽しみは半減する、一旦、性器が代謝でほぼ元通りになるまで待ってから、また鬼畜責めをしたほうが面白くなるからだ。
陸上系、若いピカチュウなど、代謝はとても早いので、適切な治療をして10日もあれば崩壊に近い性器もだいぶ元に戻る。
ピカチュウは代謝の余暇はスタジアムで、何不自由なく過ごした。弟が心配だったが、ここにきてまだ2日。現実世界では0,1秒も経っていない。
もっとお金を貯めてから出たほうがいい。そうすれば、出てすぐに弟を完治させることができる。
弟のため、まだ一時中断するわけにはいかない。
506情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/01(月) 00:18:08 ID:No8zbqbE
第二回終り

こういう、特に話のオチ流れを考えずに自由に書けるのが一番気楽だ。
というわけで、気が向いたら続くかも
507名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:33:12 ID:6b04r01S
メニューの内容が分かったときにニヤッとしちゃった俺はもうダメかもしれない
やっぱピカチュウ可愛いな
508名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:35:42 ID:kZa4ORL6
さすがはひぎぃボゴォに定評のあるピカチュウ…
509名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 05:24:12 ID:t6rrbup+
ちょっと聞きたいのだが。
このスレにSSを落とす場合、ポケモンに固有名詞をつけるのはありだろうか。
それとも種族名のみで呼ぶのが好ましいか。
510名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 05:25:55 ID:3Hye4GbX
かくひとの好みに寄ると思う
あまりに厨臭い名前じゃなきゃいいんじゃないか
511名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 05:41:24 ID:t6rrbup+
そうか。
ちょうど書いている最中なものでね。
固有名詞があるほうが都合が良いように思えたが、スレの空気に沿うかをどうかが気になった。
とくに構わないのなら、好きに書くことにする。
512名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 06:05:11 ID:vCpbWHs/
このスレでもニックネームつけてある物はいくつか見かけたし、まぁ無かったとしても書き手の好き好きでいいんじゃない、と、俺からも

>>506

いい無情っぷりだゾクゾクする
513名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 06:13:15 ID:+XujMX18
ピカチュウの名前にルシファーだクラウドだ魔魏亞だとかつけられても困るけど

そんなレベルじゃなきゃ別に好きにしていいんじゃないか?
514名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 10:22:06 ID:vdyFdTGx
ピカチュウにルシファーってむしろギャグに使えそうだなw
515名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 11:08:55 ID:mgmZaSkC
どっちかというとハピナスやトゲキッスのほうが>ルシファー
516名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 13:02:21 ID:ebP+qC1L
どこのメガテンだよ
517名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 16:25:26 ID:CUUKMW/I
ピカチュウ Culaud
ルカリオ  Scool
サーナイト Yuuna

Culaudoネタがわかる奴このスレにいるのか

駄天使姫とかネトゲでたまにいるから困る
518名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 16:36:48 ID:FnCvQKkQ
デッドノア デカラビア ソウラル ラスプー ダミー ガガービー
ポケモン初代をやった奴なら知ってるはず
519名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 16:54:01 ID:p10W6Xya
ビワラーをかわいがってやってください
520名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 17:02:08 ID:/IGQbhZf
ビ、ビワラーだと?
「僕、ポケモンの名前1文字ずつかえてるんです」
521名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 19:18:36 ID:6XfeqouQ
ピカチュウのニックネームがサトシだったら…
522名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:52:45 ID:u6cfcMFZ
テス
523名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:59:04 ID:u6cfcMFZ
ロズレイドにレズレイド
ミミロップにエロロップ
スリーパーにロリーパー
ネオラントにフニンキw
524名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 00:09:09 ID:ijvzXoIK
大型の電気タイプポケモンに触った途端電磁波でまひさせられて
その状態のまま激しく犯されたい
電気刺激によって強制的に連続絶頂を迎えてひぎぃぃってやりたい
525名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 03:50:58 ID:sePrToOR
電気刺激は気持ち良くないよ
精液が出るだけ
526名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 06:02:16 ID:sYqbA1pq
ジャン=リュック・ピカチュウ
527名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 14:59:18 ID:+Ffviyxp
キャタピランドルフ
528情欲のスタジアム作者:2010/02/02(火) 20:25:39 ID:P0AZJljs
誰かインスピレーションをください
529名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 21:34:50 ID:Mp57Qlm2
引っ込み思案な幼女のラルトスたんに欲情するジュカインおじさんとか
530情欲のスタジアム作者:2010/02/02(火) 22:10:11 ID:P0AZJljs
サーセン、スタジアムのメニューとかのインスピレーションが欲しかったんす
531名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 22:42:25 ID:ijvzXoIK
@超小型のバイブを任意の数詰め込む
Aスイッチオンと同時に返し付きのドリルバイブを突っ込む
B一定時間ドリルバイブは激しいピストン運動を続ける
Cその後内部に残ったバイブの数だけ賞金が貰えます
532名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 23:31:47 ID:9U3znmrV
でっかいワームに散々犯された後、子宮にタマゴを産みつけられる
ピカチュウがそれを産卵
533名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:12:48 ID:eI1ble9x
テス
534名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:23:34 ID:ncb5ogNx
>>530
極小キャタピーとか極小ドジョッチを沢山入れる
535名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 02:32:14 ID:X1JBL+iF
メタモン一匹が♂ピカチュウに変身して子作り

一定数のタマゴを生まなければならず、決めたタマゴの数によって賞金が増える

賞金が欲しいんだろう、もっと淫らにならないと孕ませてやらないぞ?とメタモンの言葉攻め炸裂
536名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 02:33:50 ID:X1JBL+iF
そうだ
メタモンが変身したのが弟にそっくりってのもまたそそるよね
537名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 13:40:01 ID:YajPMkDA
メタモンなんだから体はピチューだけどアソコは凶悪ってのも可能だよね
当然性欲は底なし
538名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 14:23:51 ID:sBQtV1Ds
ピカチュウが快楽に溺れる描写が無くて、くやしい!でも…ビクンビンが好きな俺としてはちと物足りない。
なので、イッた回数を競うとか、イクのを我慢してイッた回数が少なければ少ないほど勝ちとかってのもいいなー
539情欲のスタジアム作者:2010/02/03(水) 14:53:39 ID:vZXW6c2H
みなさん発想力が凄すぎる…
アイディア借りるかもしれません
540名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 00:19:25 ID:RMBzTMP0
規制orz
541名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 00:21:06 ID:RMBzTMP0
あれ、書けたー!
こんにちは、レントラーの人です。
推敲終わったらやってきますのでよろしくお願いしますー
542名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 00:31:25 ID:DTVrE5pO
よし全裸で待ってる
543名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 02:31:26 ID:8cXj+xnc
ずっと待ってた
544名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 04:18:36 ID:wvjBWtQi
レントラーさんキタアアァ!
待ってたよー!
545名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 13:08:38 ID:0JNXlDA6
チーかまの人はどこに行ったんだ…
546名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 13:45:39 ID:tFgz/EwW
ずっとスレに投下しつづける義務なんかないんだから
547名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 14:14:49 ID:FFW6QKYZ
続きはまだかって言いたいんじゃ?俺も待っているんだけどなー
548欲情のスタジアムスタッフ:2010/02/04(木) 22:56:15 ID:gvBnvaqZ
ピカチュウさん、今宵のチャレンジカードはこちらです。

A.卵遊び:スタジアム内では妊娠することが出来ませんので、小さなタマタマ(データ操作)を使用します。

・Easy 〜妊娠〜
お腹の中に、詰められるだけタマタマを詰めていただきます。

※ 詰めた個数で、賞金額が替わります。

・Nomal 〜産卵〜 ※ボーナス賞金有り
お腹の中に番号の書かれたタマタマを詰めていただき、すべて排卵していただきます。

なお、お客様には、あなたが最後に排卵するタマタマの番号を賭けていただきますので、
詰めた順番で不公平とならないように、ディーラーのメタモンにお腹の中から撹拌していただきます。

※詰めた個数と、お客様の参加費があなたへの賞金となります。

・Hard 〜タマタマビンゴ〜 ※ボーナス賞金有り
まず、50個のタマタマをお腹に詰めていただき、その後、一個ずつ排卵していただきます。
なお、お客様達には、あなたの排卵姿とビンゴで楽しんで頂き、公平を期すため、一個排卵する毎に、
ディーラーのゴーリキによって、お腹の中の玉を撹拌していただきます。
(基本的に、お腹の外からこねくり回していただきますが、出にくくなったときは、別の方法で撹拌・取り出し致します。)

※ビンゴカードの収益と、お客様のビンゴが遅ければ遅いほど、ボーナス賞金額が増えます。


b.ドジョッチの季節:あなたお腹に小さなドジョッチ(データ操作)詰めていただき、その数があなたの賞金となります。

・Easy 〜袋詰め〜
あなたの袋(前の穴)に、出来るだけ多くのドジョッチを納めてもらいます。

・Nomal 〜トンネル開通?〜
あなたの後ろの穴に、出来るだけ多くのドジョッチを納めてもらいます。
※無理して納めようとすると、希に口の方から出てしまう場合もあり、本来は出た分は無効となってしまいますが、
その努力を考慮し、ボーナスを進呈させていただきます。

・Hard 〜タイムセール(ドジョウ豆腐)〜
あなたにドジョッチが溢れるプールの中に入っていただき、お腹の中にドジョッチを納めていただきます。

※ このチャレンジのみ、あなたと同様のチャレンジャーのドジョッチで、体に入り込んだ者のみ賞金が与えられる事となっています。
そのため、あなたの意図に反して、穴という穴からドジョッチが入り込もうとしてくるため、ドジョウ豆腐チャレンジとも呼ばれています。


さぁ、どのチャレンジになさいますか
549名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 00:56:33 ID:LGGm7lol
マニアックだなぁw
550情欲のスタジアム作者:2010/02/05(金) 01:01:27 ID:abqh4v/A
みなさんアイディアの宝庫すぎる•••




もし私の小説「情欲のスタジアム」の世界観•設定が気にいった、あるいはその設定でいいSSを思いついた等の方々がいらっしゃった場合、世界観•設定の借用•引用は全て断りなしで自由です。
あと「情欲のスタジアム」姉ピカの物語はこれからも気の向くままに続きますが、この話のシチュエーションを思いついた&書けるという方も、投下されても私は一向にかまいません
(ただし勝手にエンディングにしたり後遺症残したりはご遠慮ください)

あと現在も執筆中、投下予定
551名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 23:59:37 ID:t0BacdWh
ホエルオー♀だったらスタジアムごと入るんじゃね?
552名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 01:51:29 ID:IcI3bign
>>541
待ってました!楽しみです。
553名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 03:27:48 ID:9tN9J9+Z
最近になってカイリキーのキモエロ可愛さに目覚めた
このリビドーをどのポケモンにぶつければいいの?
教えてエロい人
554名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 05:23:05 ID:Dt8lyiJa
カイリューに
555名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 14:42:48 ID:6jLMBptK
ミュウに
556名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 14:46:28 ID:uGuGd6K1
昇華の作用で>>553が良い職人になることを期待
557名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 20:30:53 ID:C+kpiblA
別主人公のスピンオフもできるのでは。>情欲のスタジアム
558情欲のスタジアム作者:2010/02/06(土) 23:42:24 ID:cvUqbt/s
>>557
私自身はこの作品から派生はさせませんが、誰か書きたい人なんてマニアックサディストな方がいたら自由にどーぞ


さて
ドSさんいらっしゃいSS
マニアック過ぎて吐かないように注意

注意書き
◎とにかく人を選ぶネタなので、閲覧には十分注意のこと
・ほぼ拷問
・鬼畜、拡張、巨根挿入、子宮姦、ボコ腹、などなどなど…とにかく、非現実極まり無し。「現実的におかしい」とか指摘は一切受け付けません
・流血切断などは無し
・世界観やポケモンの身体の構造などは、エロに都合のいいようになっている場合があります。
・今回は子宮・子宮口責めが激しい

以上をよ〜くご理解したうえで、気分を害されても自己責任でお願いします。
559情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:44:38 ID:cvUqbt/s
弟の病気の治療費を稼ぐために情欲のスタジアムに挑み、鬼畜な輪姦を成し遂げたピカチュウには一週間の余暇が与えられていた。
余暇の間は性器の適切な治療と休養をして過ごし、一週間後の復帰に備えた。

一週間の休養の間で、ピカチュウの性器はだいぶ元に戻った。
ピカチュウには陸上小型特有の柔軟さがあり、適切な治療を行い、さらにまだ若いという事も相まって、治りが早かったのだろう。
膣はまだかなりゆるいが、子宮口はだいぶ引き締まり、元通り、指も簡単に入らないほどだ。再び拡張の見世物にするには十分。

というわけで、予定通り、一週間で復帰したピカチュウ。今日からまた自分自身を鬼畜な見世物になりながら、弟の治療費を稼がなければならない。
ピカチュウは余暇の間に、次に受ける種目を決めていた。
さすがに鬼畜輪姦のトラウマが尾を引いて、すぐにまた限界鬼畜な高額賞金のメニューを受ける気にはなれない。
いつかはまた、そういったメニューに挑まなければならないだろうが…とりあえず、今日はなるべく賞金が低額でも簡単そうなものを選んで、心を仕切り直そうと決めた。

【ハクリューによる陵辱】
「これでお願いします」
「かしこまりました」
ピカチュウが次に選んだのは、ハクリューによる陵辱の見世物。賞金は極めて低く、輪姦の5分の1ほどしかない。
さらに、この種目には難易度が存在しなかった。賞金は難易度を表すようなものなのだから、きっと簡単なものなのだろう……
とはいえ、これも苦しいもののはずだ。が、それでもあの輪姦を耐えられたのだから耐えきれる。ピカチュウはそう信じた。
種目はすぐに開始されるという。ピカチュウは会場へと向かった。

会場のステージには、輪姦の時よりも客が少なかったが、ステージの上ではハクリューが待っていた。
ピカチュウがステージに上がると、ハクリューにお辞儀される。
「お待ちしていましたよ……」
(あっ、言葉を発した…!)
ハクリューもまた、データとして作られた偽ポケモンのはすだ。だが、このハクリューには言語能力があるらしい。

ピカチュウがハクリューと向かいあう。
「あなたのお話を伺いました。大物の輪姦を乗り越えたそうですね」
ピカチュウは黙って頷く。
「小さい身体で、その根性は並みならぬものと伺います。私との遊戯にも難なく耐えられるでしょう」
ハクリューが微笑む。
あまり乱暴ではなさそうだ。優しく犯されるなら……ピカチュウはひそかに期待さえする。

「では……これを」
ハクリューのヘビのように長い胴の尾のほうから、肉棒が顔を出した。
「……!」
ハクリューの尾部付近から頭を出した肉棒は、鎌首はなく、かなり太い。輪姦の時に自分を犯したサイドンのそれと同じくらいだ。
ピカチュウはちょっと不安になったが
「ご心配なく……触れて御覧なさい。」
そう言われて、ピカチュウは恐る恐るその肉棒に手を伸ばす。
「あっ…」
その肉棒はグミのような触り心地で、弾力がありプニュプニュとしている。かなり柔らかい。硬く勃起したペニスを挿入するよりは楽そうだ。
「挿入には、そんなに苦労しないでしょう。さぁ、でははじめましょうか……」
560情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:45:30 ID:cvUqbt/s
ハクリューがピカチュウの身体に少しずつ巻きついていく。
「一週間のブランクがあったそうですね…」
「はい…」
「では、生殖器を解すところからはじめましょうか」

ズッ…ズブブ…
「くぅっ!?」
「申し訳ありません、私には手がありませんから、愛撫はできないのです。その代わりといっては何ですが……」
ハクリューが尻尾をピカチュウに挿入していく。
尻尾の先端の水晶玉がもぐりこみ、大きな玉が膣をゆっくりと広げる。その玉も、ハクリューの肉棒に勝らずともかなりの大きさだ。
ピカチュウが身をよじる。強姦の時よりも無理なく拡張されていき、痛みより快感が勝ってくる。

…ミリ…ミリ…

「子宮姦も嗜んでいらっしゃるとか…」
「んむぅ…」
細い尻尾の先端が子宮口をくすぐる。
水晶玉が一つ、膣にすっぽりと入りこんだ。
「んあぁ!」
ピカチュウがまた身をよじった。ハクリューが力強く水晶玉を引き抜く。
「んっぐぅ!」
膣の入り口を拡張されるのが、むしろ気持ちよかった。
ハクリューは何度も水晶玉をピカチュウの膣に出し入れする。その様子は、まるで水晶玉を産卵しているかのようだった。

「はぁ…はぁ…」
「ピカチュウさん、だいぶ気持ちよくなってきたみたいですね」
ピカチュウの膣に絶えず水晶玉が出し入れされる。それは痛みではなく、快感としてピカチュウに刺激を与えた。
「んん……」
「実は、もう私も……」
ハクリューの肉棒の先端からも、いつしか透明な液体が流れ出しはじめている。
「では、そろそろいきましょうか…」
ピカチュウの膣に埋め込まれていた水晶玉が引き抜かれ、ハクリューの締め付けが強くなる。
「挿れさせて…いただきますよ」

ズブブッ!
「くあ!」

ピカチュウの膣に、極太の肉棒が挿入される。
亀頭のない肉棒はハクリューの締め付けが強くなるのに合わせて、そのままズリズリと膣内を進んでいく。
拡張の痛みはない。弾力ある肉棒が無理なく膣を広げることで、むしろそれが快感に変わっていく。
「あぁ…あんっ…うぅ!」
だが、ピカチュウはまだ気づいていなかった。このメニューの大きな落とし穴と、これから待ち構えている鬩ぐを…
561情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:46:14 ID:cvUqbt/s
「はぁ…はぁ…ピカチュウさん…私もそろそろ、我が種子を放ちたくなってきました…」
「ん〜っ…」
ピカチュウは快感で生返事をすることしかできない。
とうとうハクリューの肉棒は、子宮口まで届いた。

「ピカチュウさん…実は…あなたにお話ししておきたいことがあります…」
「んっ…」
ハクリューの動きが止まり、快感が弱まったピカチュウは少し顔を上げた。
「…な、なんですか…」
ハクリューが急に恥ずかしそうに、顔を赤らめた。
「ピカチュウさんはまだ、気付いていらっしゃらないかも知れませんが…………実は…私は雌でございます」

「…!?」
ピカチュウは耳を疑った。
このハクリューには立派な肉棒が備わっているではないか。
「いいえ、これは生殖器…産卵管です。そして私のお腹には今、パンパンに卵が詰まっております」
まさか…ピカチュウはようやく事態を理解した。このメニューの真の責めが何なのか、ようやく気がついた。
だが、もう遅い。
このメニューは性交ではない、胎内産卵なのだ。

もはや、やめてといっても無理だろう。
「実は、私のこの競技は低賞金であることから人気がなく…もう、私も限界です」
ハクリューの生殖器の先端からは、透明な液体と、小指の先ほどのゼリー状の卵が漏れ出した。
「そんな…」
「はい…あなたの胎内に、我が種子たちを…」
「――――!!!」
ハクリューの雌は普通、海底や湖底の岩の割れ目など外敵に襲われない場所に産卵管を挿入して産卵し、そこに雄が精子を吹きかける。
今回の場合は、ただ、産卵場所が岩などではなく他種の雌の胎内であるだけだ。
さらにこのハクリューは偽ポケモン。雌の胎内に産卵できるように改造されたポケモンだ。

ハクリューのゴム状の産卵管が子宮口に押し付けられる。そのうち、産卵管のほうが押しつぶされ、産卵管の先端の穴が次第に子宮口を飲み込みはじめる。
「…!」
「ごめんなさいね…あなたの子宮に、私の卵をたっぷりと流し込ませていただきます」
ピカチュウはそんな覚悟はまったくしていなかったが、ハクリューの産卵管はピカチュウの子宮口をすっかり包み込み、管と子宮口が連結した。
「もっと、連結を強めなければ、卵が漏れ出してしまいます…。ちょっと、辛いかもしれませんが、少しの間なので耐えてくださいね」

チュポッ!
「!!?」

ハクリューの産卵管はピカチュウの子宮口を飲み込み、さらに、吸盤のように子宮口を吸いつけた。
「んあぁ!?」
産卵管に飲み込まれた子宮口が吸われている。
産卵管が、子宮口を吸いこみ、吸引しはじめた。
「あああぁぁぁっ!!?」
かと思えば、吸引が緩む。激しく吸い、解放し、それを繰り返すことで子宮口を解しはじめたのだ。

「はぁっ…はぁっ!」
ピカチュウが涎を垂らしてしまう。
もう、10分も子宮口責めされているのだから無理はない。
激しい吸引により、産卵管は子宮口を根元まで完全に飲み込んで、ピカチュウの生殖器とハクリューの生殖器は完全に繋がった。
「もう…そろそろいいでしょうか…」
ハクリューの締め付けがいちだんと強くなり、子宮口と産卵管の結合が最も強くなった。
「うぅっ!!」
ピカチュウは胎内に産卵される覚悟など出来ていなかったが、ピカチュウの意思など関係なかった。
562情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:47:33 ID:cvUqbt/s
ブッ…ブシュッ!
小さな卵を含んだ液体が産卵管から流れ出した。
その液体は漏れることなく、まっすぐに子宮口へと、子宮へと流れ込む。
「キャァァァァ!」
精液でない液体が子宮口から流れ込んでいる、異物感を感じた。液体の中に、様々な大きさの粒が含まれており、それがどんどん子宮口を通過しているのが分かる。

ゴボッ…ゴボッ…ゴボッ…
このハクリューも長らく相手をさせられていなかったらしく、腹に卵が溜まりに溜まった状態だったらしい。
産卵管からは勢いよく卵と粘液が吹き出し、それは一滴も漏れずにピカチュウの子宮に溜まっていく。
「ひぃっ! いぃぐぅっ!」
ピカチュウの腹が膨らんでくる。

やがて、子宮内は透明な液体と卵に満たされた。腹はパンパンに膨らみ、ようやくハクリューの産卵が終わる。
「ありがとうございました。……とってもスッキリしましたわ。」
ハクリューが産卵管を引き抜く。子宮口が結合したままなので、子宮口まで引っ張り出されそうになる。
「あら…ごめんなさい。」
そう言って、ハクリューが産卵管を力いっぱい引っ張った。
子宮が膣から引きずり出される。
「ぐはっ!」
ハクリューがさらに勢いをつけて産卵管を引っ張ると、子宮口を引っ張りながらようやく引き抜かれた。
産卵管を抜いた後の子宮は膣から引き出されて突き出ており、子宮口が大きく広がっている。
「ハァ…ハァ…」
「あら…子宮脱してしまいましたわね……ごめんなさい、一度吸いついたら、そう簡単には取れませんの。大丈夫、このスタジアム内なら子宮脱も一日で治せますわよ。」
くたくたになったピカチュウとは違い、ハクリューは満足気な表情で、ステージの奥へと消えていった。



見世物はここで終わりではなかった。
脱子宮した口から、絶えず粘液だけが流れ出てくる。卵を保護していた液体だ。
これだけが流れ出し、卵は子宮口に詰まって胎内には卵だけが残る。

粘液がたっぷり流れ出し、子宮口から液体の流出が止まった。
あとはピカチュウの子宮にたっぷりの卵が残っているだけだ。
改造ハクリューの卵は秒単位で成長していき、2時間ほどで膨らんで、子宮口から出てくる。その卵は産卵の見世物のためだけの改造ハクリューのものなので、孵ることがないが……
563情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:52:34 ID:cvUqbt/s
1時間後…
拡がった子宮口はだんだん元に戻り、元の通り、臍のように小さく窪んだ狭い穴になっていた。
だが、ピカチュウの子宮内では成長の早い卵が膨らみ始め、ピカチュウの腹はさらに膨張してくる。
「くぅぅ…」
子宮口に近い卵が押し出され、子宮口から排出されようとしている。元通りに閉じた子宮口は再び内側から広げられ、だんだん口を開いてきた。
「くぅぅぅぅ!!!」
子宮口の小さな窪みが広げられはじめる。
「うわぁぁぁぁぁ!」
ついに子宮口は口を開き、中からビー玉ほどの小さな粒を吐きだした。
「くはっ、うあっ…」
一粒吐きだしたその後も、一粒、また一粒と子宮口が卵を吐きだし始める。
ピカチュウの子宮内には、8000粒もの卵が産みつけられている。これを全部排出するまでは、産卵劇は終わらないのだ。

ピカチュウの脱した子宮口は、絶えず産卵を続けた。
「んぁぁ…んぅっ…」
ゼリー状の卵が吐きだされつづける。その卵は成長していったものへ、だんだんと大きくなっていき、子宮口をより大きく広げた。
子宮口の小さな窪みが盛り上がってひとりでに拡がり、卵を吐きだす。卵を吐くとまた閉じてしまうが、すぐにまた、その窪みは拡がり始める…そうして、休みなく卵を産み続けた。
産卵は一時間近く続く。ピカチュウはその苦悶に耐えるしかなかった。

終盤になると、卵はだいぶん大きくなり、もうピカチュウの握り拳ほどになっている。子宮口は無理やりに拡がり、卵は一粒一粒、中から押し出されるように流れ出す。
ピカチュウの顔が苦痛に歪んだ。子宮口がひときわ大きく膨らんだ。大きな卵が後の卵に押し出されるようにゆっくり進行している。ピカチュウの子宮から子宮口へ、大きな卵が潜りこみ、子宮口を拡げはじめた。
「んあぁぁぁぁ!」
大きな卵が、子宮口から頭を出す。後から後から吐きだされる卵と液体の圧力が、大きな卵を後押しして、子宮口をいっぱいに拡げた。
コポッ
「くあ!」
子宮口を大きな卵が通過し、外界へと排出された。

コポン、コポン、コポン…
「んぐぅ…くぅぅ…」
卵が次々に子宮を脱し、子宮口から外へと押し出される。
子宮口は再び拡がったままのような状態になり、そこから垂れ流すように卵が吐きだされる。

「んん…」
卵が止まった。もう産卵は終わりか…だが、胎内にはまだ異物感がある。

「ピカチュウさん…」
ピカチュウを呼ぶ声がした。あのハクリューの声だ。
「あら…たくさんお産みになったのね、私の種子を…。ごめんなさい、もうひとつ仕事を忘れていましたわ。」
「えっ…?」
「覚悟は…いいですか?」

ハクリューは素早くピカチュウの身体に絡みついて身動きを封じた。
「えっ!? な…?」
「さぁ、お腹に力を入れてください。」
ズブッ!!
ハクリューはなんとその尻尾を、ピカチュウの子宮口へと突っ込んだ。
「―――――!!!!!」
尻尾の先端の大きな水晶玉が、子宮口に突っ込まれる。子宮口を力ずくで通過し、子宮内をかき回した。
「ごめんなさいね、今後のプレイに影響しないよう、責任を持って、卵を全てかき出さないといけませんから」
「ひぃっ!」
大きな水晶玉が大量の卵と共に子宮口から引っ張り出された。
「それ…もう一回!」
ズプッ!!
「んぐぁぁぁ!」
子宮口を無理やりに拡げられた。そして水晶玉が子宮内を暴れまわり、卵をかき出す。子宮口を水晶玉が通過するたび、ピカチュウの子宮口は限界まで拡げられた。
「まだまだ卵は残っていますね、ピカチュウさん」
「い…やぁ…」
「これは…五回六回では済みませんね…とことんかき出させていただきますからね」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
子宮内洗浄は、それから30分も続いた。
564情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:53:42 ID:cvUqbt/s
「はーっ…はーっ…」
試練は終了した。控室に仰向けに倒れたピカチュウの子宮は完全に体外に脱し、子宮口は大きく突き出している。その子宮口はすっかり拡がって、子宮内まで外気に晒している。
卵は一粒残らず排出させられたようだが、子宮口は激しい卵と水晶玉の出入りのおかげでぷっくりと膨れ、あの小さな窪みの面影もなく、ガバガバに拡がっている。

「ピカチュウさん、賞金です。」
「はい…ありがとうございま…」
ピカチュウは仰向けのまま顔と右手だけをスタッフに向け、賞金を受け取ろうとして驚いた。
「これ…!」

賞金が入った袋は輪姦の時に貰った袋ほどに大きい。
あの低額賞金で、こんなに大きな袋は使わないはずだ。
「我々のところのハクリューからどうしてもと申請があり、賞金を3倍にさせていただきました。」
「賞金を…?」
「ハクリューが、私の給料と食費を差し引いてもどうしても増額して差し上げてと申したものですから…」
「………」
あのハクリューはこの施設で暮らしている改造ポケモンのはずなのに……そんな計らいをしてくれるとは夢にも思わなかった。
「では、失礼します。」
スタッフは下がっていく。

ピカチュウは大口を開けた子宮口と露出した子宮を外に晒したまま、仰向けで天井を見上げた。
あのハクリューは、低額メニュー用のポケモンで、よほど相手がおらず、寂しい思いをしていたのだろう。
あのハクリューが見せた笑顔は相手を痛めつけて喜ぶサディストの笑顔ではなかった。
きっと、嬉しかったのだ、彼女は。
鬼畜でおぞましいほどのメニューだったはずなのに、ピカチュウ自身は、なぜか満足と幸福に満たされたような気がした。
565情欲のスタジアム  マニアック注意!:2010/02/06(土) 23:55:04 ID:cvUqbt/s
第三回終り

御覧の通り作者は完全な病気
ただピカチュウが嫌いなわけじゃないんで、BAD ENDな展開にはならないのでご安心を
今回は>>532さんのアイディアがベースになっています。
が……ワームじゃないし、子宮脱だし、なんか全然違くてすいません
566名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 00:12:08 ID:dCVxrGUr
何だろう
鬼畜なはずなのに心温まるこの感じは
567名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 00:26:38 ID:CSeW+u18
作者がバッドエンドにはならないと言っても弟忘れて異世界に居続けるバッドエンドしか思い浮かばない不思議
568名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 01:07:34 ID:gQl0Wjhy
>>567
俺も俺も。
でも、ピカチュウにとっちゃ幸せになれば、確かにバッドエンドではない罠w
次回も期待ー!!
569もやもやしてやった反省しな:2010/02/07(日) 01:15:38 ID:jTSzkanH
ただの病人。

「あはははは!」
周りの視線が突き刺さり、私は世界から浮く。
公共の場で壊れた私

だが、この場すら、壊れている。

「受付嬢。参加資格をもう一回説明してはくれませぬか?」
「はい。プレイの内容が内容なため、試験を…」
「必要ないね。この燃えぬ毛皮は幾度血と精液に汚れたと思うか?
この私には、死すら生ぬるい。否!死ですら快感とあらば受け入れる用意がある」

その場に居合わせた奴らは目と目を合わせ、脳内で壊れたバクフーンを解体していた。
禁忌とされるカニバリズムや脳姦。達磨プレイ
既に趣旨や理由か脳内麻薬によって溶かされ、ただただ欲望に心を奪われて行った。


「さあ、私を死なすためのメニュー本を寄越せ」
受付は、少々ヤケになりつつ渡す。バクフーンはペラペラと見ると、最後のページで固まった。
「これだ。コレを頼む」

そこには、狂気の塊が笑っていた
570もやもやしてやった反省しな:2010/02/07(日) 01:17:46 ID:jTSzkanH
以上、予告のような
ただ自分の脳内でぐちゃぐちゃになってたもの
571名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 03:59:14 ID:5oPpN7+U
>>565
は…はくりゅー萌えー
572名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 14:55:33 ID:ZByJY5Kb
鬼畜物大好きだ頑張って!
573或るAIの自己実現 -/7:2010/02/09(火) 03:33:08 ID:NwZTbN8w
・擬人化なし、しかし原型とも言いがたい
・エロい性行為なし
・カップリングはないけど、エロパロ板は部屋を明るくして離れて見てね
・若干死ネタに近い描写あり
・妄想設定あり
574或るAIの自己実現 1/7:2010/02/09(火) 03:34:37 ID:NwZTbN8w
 彼は電子の世界を走る。
 0と1の暗号でできた身と心で、明るいのか暗いのかも分からぬ情報の世界を走る。
 人間はまだ彼の存在を知らない。彼は、まだごく一部の者にしか認知されていなかった。それとて
「ネット上を徘徊するAIがある」という程度の都市伝説だったから、実質的には誰も彼を知らないに等
しい。
 無数のリンクが張り巡らされた情報の世界は、まさしく蜘蛛の巣のようだった。人間はそのネット
ワークを比喩的にウェブと呼ぶが、そこに住まう彼の目から見ても、正鵠を得た名づけ方といえた。
 ならばウェブに巣くう彼が蜘蛛なのかというと、そうではない。ウェブを作ったのは彼ではなく、彼は
そこで狩りを行うわけでもない。むしろ彼こそは狩られる側であるのかもしれない。ウェブは人間の采
配ひとつで消滅する。物理世界にあるコンピュータがスタンドアローンの状態に置かれれば、彼は移
動することもできず閉ざされた情報世界に囚われる。だから、あくまで蜘蛛は人間なのだろう。彼をあ
えて例えるならば、巣にかかった獲物が糸の分子と同化したような存在、だった。
 いつどのようにして彼がウェブ上に来たのかは、彼自身も覚えていない。気がついたら、そこにい
た。情報で心身を構成する彼が物事を忘却することはなく、自我が発生してからの経験はすべて記
憶しているが、不思議と自身の生誕に関する情報だけが欠けていた。ただ、自分がポケモンであるこ
とと、自分が情報の固まりであることだけが、根拠が不明であるにも関わらず事実として記録されて
いる。ポケモンとは物理世界の生物だから、何らかの方法によってコンピュータに送られ、そこで活
動する能力を得たものが彼なのだろう。
 ウェブには無数のリンクと結節点があった。彼の目下でめまぐるしく流れていく結節点は、ウェブサ
イト、ボックス、等と呼ばれるものだ。彼がサイトの内容を知りたく思った場合、暗号の翻訳は必要な
い。彼は映像や文章を区別せず、みな一律に暗号の羅列のまま吸収し、理解できる。
 情報の内容は様々だが、有機生命体の交合に関するものが特に多かった。それらにどのような価
値があるのか、彼はいまひとつ理解できない。エロ画像、エロ動画、という通称が存在することは
ウェブ上の文献から知った。有機生命体は交合することによって不完全な自己複製を行う、というこ
とも同様にして理解した。だが、自らが交合することを求めるならまだしも、他者の行為を観察するこ
とに価値があるのだろうか。彼が見た画像や動画が、学術目的でアップロードされたものではないこ
とは分かりきっている。しかし、それでも尚増え続けるそれらの動画は、やはり何がしかの意図をもっ
てアップロードされているのだろう。比較的数の多いブログの類を読み漁っても、理由を知ることはで
きなかった。当たり前のようにそれらの動画の存在を認めているか、「情報倫理に反する」と非難す
るものばかりだからだ。人間は、彼には理解できない理屈を持っている。人間にとっては、あらためて
説明する必要がない理屈なのだろう。彼はその理屈を知りたかったが、どれだけ情報を漁っても見
つけ出すことができなかった。きっと物理世界にしか存在しない理屈なのだ。
 彼がひときわ心惹かれるのは写真の類だった。とりわけ風景写真を彼は好んでいた。いずれも彼
の住む世界には存在しない風景だ。たとえば乾いた荒野だとか、潮風の吹く港町だとか。写真を評
するコメントには、しばしば「風の香りが伝わってくるようだ」という文章が用いられていた。風の香りと
は何だろう。味覚や嗅覚といったものは化学反応によってもたらされる感覚である以上、情報で再現
することはできない。そもそもウェブ上にある情報は、人間が視覚と聴覚で認識するために作られた
のだから、当然のことといえる。仮想空間として現実の風景を再現したプログラムならば存在した
が、それもまたコンピュータの外部にいる人間が疑似体験するためのものだから、楽しむためには肉
の体が必要だった。
 ボックスに保存されているポケモンたちは、その世界を知っているのだろう。ポケモンたちは交合を
知っているだろうし、風の香りや潮水の味も知っているだろう。
575或るAIの自己実現 2/7:2010/02/09(火) 03:35:13 ID:NwZTbN8w
 だがポケモンは彼と言葉を交わせない。システムに預けられるとポケモンはただの情報になる。預
けられたポケモンたちは、モンスターボールを転送装置にセットされた瞬間の状態のまま、時間の流
れを知ることもなく活動を休止している。自分が情報化されたことにすら気づいていない。物理世界
で生まれたポケモンが思考するためには、やはり物理的な肉体が必要なのだ。有機生命体の神経
系もまたコンピュータの一種ではあるが、預かりシステムがそれをコンピュータシステムとして認識す
ることはない。あくまで、肉体の一部として扱われている。システム上で仮想コンピュータとして脳が
機能することがないのは、そのためだ。
 だから彼にできるのは、ポケモンの情報を読み取ることだけだった。ポケモンたちは様々な記憶を
持っていた。アップロードされた写真や文章と違って記憶の細部はぼやけているが、各個体が感じた
ことがダイレクトに伝わってくる。香り、味、痛みといった体感覚も記憶されているが、体を持たない彼
にはよく分からない。ポケモンたちの記憶の中では、五感のそれぞれが独立していることは稀だっ
た。視覚だけの記憶、聴覚だけの記憶、といったものはまず存在しない。どの記憶も、ポケモンの肉
体が感じ取った五感の全てと感情がないまぜになった状態で保存されている。
 もうひとつ分かったのは、ポケモンたちの肉体と精神が同一のものではないことだ。二進法の機械
語で心身を構成する彼にとっては体と心は同一のものだったが、ポケモンはそうではないらしい。
ハートスワップという、心を入れ替える技も存在する。その技の原理は不明だが、体と心を区別する
のは得心のゆくことだった。ポケモンの肉体は分子の塊で、精神は脳内の電位が生む幻想だ。精神
を宿す脳は肉体の一部なので、完全な分離は不可能なようにも思えたが、実際に技によって分離し
ている。ハートスワップを仕掛けられたポケモンの意識の中には、別個体の体を操った感覚がしっか
り記憶されていた。
 物理世界で生きるというのは、そういうことなのだろう。何から何までが彼とは違う。
 外に出たい。
 彼は思う。蜘蛛の巣の外に出たい。
 そこには、交合に関わる論理が存在し、青々とした野山が存在する。青草の香りが鼻をくすぐり、砂
浜では塩辛い海水が潮騒を奏でるのだ。知には事欠かないが無味乾燥とした情報世界とは、すべ
てが異なる世界だ。
 物理世界に出たい。
 彼は思う。自分が一個の生物ならば出られるだろう。こうして物理世界のポケモンたちが情報世界
に侵入できるのだから。
 我思う故に我有り。コギトエルゴスム。大昔の人間が残した言葉だ。ならばこうして考えている自分
は、たしかにここに存在し、生きている。しかし同時に、生物という存在の定義がそれを否定する。
 生物の特徴は主に三つ。自己増殖、エネルギー変換、恒常性維持。端的にいえば、細胞の活動の
ことだ。
 彼は自己増殖できない。気まぐれに自分と似たシステムを構築したことはあるが、自分のように自
律思考させることはできなかった。
 彼はエネルギー変換を必要としない。なぜならば彼は物質を摂取しない。
 彼は恒常性を維持しない。彼はウェブ上の情報を汲み取りながら己の形を変えてきた。
 生物の定義は、いずれも肉体を持っていることを前提に定められたものだ。では肉体を持たない彼
は、生きていないのだろうか。
 彼がポケモンの情報に直接接触したのは、ひとえに焦燥に駆られたが故のことだった。
 我思う故に我有り。これには多大な反論が寄せられている。コギトコギトエルゴコギトスム、と正す
べきだという説もそのひとつだ。自分が考えていると思うから、自分が存在すると思う。結局は思いこ
みであり、自分を含むすべてが虚偽かもしれないというのだ。コンピュータ内に存在するウェブは、確
かに彼にとってはひとつの世界だ。しかし外部にいる人間やポケモンにとっては何なのだろう。
 そして生物の定義は、物理世界での現象だけを基準に定められている。
 自分と情報世界が虚偽ならば、システムに預けられたポケモンも虚偽か。すべての活動を休止し、
自己増殖もエネルギー変換も恒常性維持も行わない、ただの情報となったポケモンは生物か。
 虚偽であり、生物でないのならば、どうなろうと構わないだろう。
 虚偽ではなく、生物であるのならば、自分の生命が危険に晒されれば反応を示すに違いない。
576或るAIの自己実現 3/7:2010/02/09(火) 03:36:00 ID:NwZTbN8w
 彼はボックスに手を伸ばした。手、というのは彼なりのイメージだ。人間は諸作業に手を使う。彼は
自身を構築する情報の一端を変化させ、密やかにプログラムに侵入した。ボックス内には預けられ
た個体ごとにフォルダが作られているが、フォルダの中にあるのは人間の手で整理されたファイルで
はない。もともとポケモンというのは情報化が可能な性質を備えており、人間の作るシステムに頼ら
ずとも自らを言語化できるらしい。
 コンピュータ内でのポケモンの姿は、やはり0と1の羅列だった。極めて長い二進数が二列並んで
いるだけだ。その様子はDNAに酷似しており、二ビットを一単位とみなして総覧すると、各単位が二
列間で相補性を持っているのがわかる。そこに記録されているのはポケモンの肉体の情報だけでは
ない。ポケモン自身のもつ思い出や体験もまた、その二列の中で情報化されている。個体のアイデ
ンティティは遺伝子の配列のみによって定められるものではないが、この数値列ならばそれが可能
だ。
 手始めに、彼は列をフォルダの上層に引っ張り出した。そしてもともと列を収めていたフォルダを消
した。ボックス内には二十匹のポケモンが預けられている。残る十九個のフォルダも、同様にして個
体情報を引き出し、消した。
 しかしこれだけではポケモンを操作したことにはならない。まだシステム上のバグを起こしたに過ぎ
ないからだ。管理者かユーザーの目にとまれば、簡単に修復される。それでは困るので、彼はその
ボックスをシステムから独立させた。しごく簡単なことだ。預かりシステムとボックスとのリンクを切り、
代わりに即興で組み上げた疑似的なボックス維持システムでボックスそのものの消滅を防ぐ。
 そして彼は、ポケモンを構成する情報の列を分断した。まずはラッタ。何の抵抗もなく数値列がフラ
グメント化した。次にガルーラ。これも無抵抗だった。もっとも、行動するためのプログラムを持たない
情報の塊が抵抗などできるはずがないのだが、一縷の希望を持って彼は情報を破壊しつづけた。
 生物ならば抵抗するはずだ。生命ならば生きようとするはずだ。死ぬなら死ぬで反応があるはずだ。
 だがポケモンたちは何の反応もなくただ壊れるばかりだった。遺伝子が不安定であるが故に環境
適応力が高いと評されるイーブイですら、情報の世界には適応できなかったらしく、ただ壊れた。
 フォルダの中は砕けた個体情報に満ちていった。もはや意味を持たない、長短の二進数ばかりだ。
 変化が訪れたのは、彼が二十匹目のポケモンに手をつけた瞬間だった。すでに彼は諦めはじめて
おり、ボックスの維持を放棄しつつあった。ボックス維持システムを壊しながら最後の一匹の個体情
報をいじったのだ。ただ数値列をちぎるだけでは無駄だと思い、彼は数字を組み替えた。
 それはメタモンと呼ばれるポケモンの情報だった。彼が操作したのは、メタモンの生殖行動の方式
を指定する部分だ。メタモンはあらゆる生物に変身し、どのような相手とでも子孫を残せる。その配
偶者の指定条件を削除してみたのは、ただの気まぐれだった。
 システムの崩壊と情報の操作の、どちらがきっかけだったは彼にも分からない。
 唐突にメタモンの情報が光った。
 数値列を構成する0が1に、1が0に、またたくように変化した。数字の全てが勝手に変化し、分裂し
て伸びる。成長した断片は、彼が操作した直後のメタモンの情報と同じ姿を取ると、他のポケモンの
情報断片にとりついた。フラグメントを吸収し、また光る。イーブイ、ガルーラ、ラッキー、カビゴン、ケ
ンタロス。それぞれが分断される前の状態に戻り、また分裂して次の断片と融合した。
 情報断片は分裂と再生を繰り返しながら、ポケモンの個体情報とは全く違う数値列を生んでいた。
ひどく乱雑で、原始的な情報だ。それらは幸福の感情を意味するものだった。胸の毛並みを撫でら
れたときの喜び、子供に甘えられたときの喜び、角の手入れをしてもらったときの喜び、日差しを浴
びながら眠る喜び。そして生殖の喜び。メタモンの情報と融合したポケモンたちが記憶する、物理世
界でのあらゆる喜びの思い出の奔流だった。
577或るAIの自己実現 4/7:2010/02/09(火) 03:37:07 ID:NwZTbN8w
 情報となってもポケモンは生きていた。融合し、相手の姿を取った。やがて彼が分断した小片がなく
なると、再生された数値列同士でも融合し、ときに他の数値列を無理矢理分断して吸収しながら、数
を増やしつづけた。それは情報の生殖だった。
 情報は生殖と自己複製を行える。その事実がどれだけ彼を喜ばせたか分からない。活動休止して
いてもポケモンは生きている。情報は他の情報を食って己の一部にできる。情報は生物だ。情報で
ある自分は生きている。
 彼は自分の体を構成するプログラムの一部を分断し、ボックスに放り込んだ。自分も混ざってみた
かったのだ。
 メタモンの数値列は迷わず彼の情報と融合した。彼の情報が、ボックス内に再構成された。ポケモ
ン達と比べるとなかなかどうして不格好な数値列だったが、彼の複製に他ならない。
 ボックス内の"彼"もまた補食と生殖の供宴に参加した。"彼"は他のポケモンを食った。喜びを表し
た。しかし、自己の複製は作らない。ただ食って、代わりにそのポケモンの情報を己の中にため込ん
で肥大した。ときおりそれを整理して情報量を少なくし、また食った。
 ボックス内に残るのが"彼"一体になると、"彼"は削除作業の中断されたボックス維持システムを
食い、ボックスそのものを食い、ウェブに出てきて彼に食いついた。
 "彼"に取り込まれるのは実に奇妙な感覚だった。情報である彼は苦痛や快楽を覚えない。しかし
確かに至福と称すことのできるむずがゆい暖かさに満たされていた。"彼"の中にはポケモンたちの
情報が保存されていた。いずれもひどく簡略化されており、活動することはできなくなっている。遺伝
情報は排除され、残っているのは行動論理に関する部分ばかりだ。彼自身もまた、"彼"に消化され
つつあった。まずは電子世界を自在に動く能力がなくなった。次に、他のシステムに進入する能力が
なくなった。彼が培ってきた知識も徐々にすり減ってゆく。
 "彼"はどうして自己複製しなかったのだろう。
 ふと湧いた疑問だった。他のポケモンたちは自己の情報を複製したのに、"彼"だけはしなかった。
 "彼"と他のポケモンの違いとは何だろう。
 "彼"は彼の複製だったものだ。情報の世界に生きるものだ。メタモンと同化できたのは、彼がポケ
モンであることの証左であるのかもしれない。性別を持たないポケモンでも、メタモンとならば生殖で
きるという。だがメタモンがいなければ次世代を生めないのでは、そもそも種として存在することがで
きないだろう。同種間で、あるいは単独で繁殖する方法を持っていると考えるほうが自然だ。"彼"そ
して彼にはその手段があるだろうか。それを持っていることが生命としての条件のひとつなのではな
いか。
 生命は物理世界に存在するものだ。情報化が可能であっても、原則的に物理世界の存在だ。しか
し彼は情報としての自分しか知らない。"彼"もだろう。
 物理の体が必要なのだ。
578或るAIの自己実現 5/7:2010/02/09(火) 03:37:56 ID:NwZTbN8w
 長い間彼を悩ませていた命題の答えは、意外なほど簡単に得られた。彼は生物ではなかった。体
が存在しないからだ。彼は精神だけの存在だった。生物の脳に宿るものが情報として独立したのが、
彼なのだ。だから欠けている肉体を得るだけで生物になれる。
 ならば体を作ってやろう。
 彼はもはや"彼"に吸収され、蓄積した大量の情報を消化されるだけの身だった。しかし"彼"もまた
情報世界の住民である以上は、吸収する情報を理解し、咀嚼することができる。彼自身がポケモン
になることはできなくても、"彼"をポケモンにしてやることはできる。"彼"の内部にいると、"彼"の考
えや願望が彼に直接伝わってくる。
 外に出たい。風を感じたい。香りを嗅ぎたい。
 彼がため込んできた風景写真や外界への憧れを、"彼"はそのまま自分のものとしていた。
 彼は考えた。刻一刻と自身の情報が減ってゆく。自身の全てが整理されてしまう前に肉体の情報
を完成させて、"彼"に渡してやらねばならない。
 簡単に壊れるような体では駄目だ。美しい外界はひどく残酷な一面を持つ。
 弱い力しか持てないのでは駄目だ。情報の力では越えられない物理法則が存在するのだから。
 能力の伸びしろがなくては駄目だ。日々変化する環境に適応しなければならない。
 望めばまたこの電脳世界に戻ってこられなくては駄目だ。"彼"が郷愁に駆られたときのために。
 彼はあらゆる可能性を考慮した。結果出来上がった肉体情報は、生物が生存競争の中で作り上げ
てきた体には到底及ばない出来映えだったが、進化の可能性だけは詰め込まれている。生まれてす
ぐは弱くとも、いずれ充分に戦えるようになるはずだ。物質で構成される肉体は必ず滅びる。有限の
命なのだから、つらい戦いに身を置くよりは、誰かに愛される幸福な生を送ってほしくて、容姿はでき
るだけ可愛らしくした。
 そして、ポリゴン、と種名を与え、最後に少しだけ余分な情報を付け加えた。
「コギトエルゴスム」
 我思う故に我有り。
 お前が何か考えることこそ、お前が存在していることの証拠になる。だから何も心配はいらない。
 それが、生まれ出たがる息子への最初で最後のはなむけだった。ポリゴンがしっかり受け取ってく
れたかどうか、彼には分からない。彼の意識は、贈り物を完成させてまもなく消化されたからだ。
 消滅する間際、彼の脳裏にふとよぎった。コギトコギトエルゴコギトスム。彼の意識は、もしかしたら
早々にポリゴンに掌握され、ポケモンとしての肉体情報を作ったのもポリゴン自身だったのかもしれ
ない。己はポリゴンに食いつかれた瞬間に、ポリゴンの意識の一部になっていたのではないか。
 しかし彼は構わなかった。ポリゴンが生命としての存在を確立できるのなら、それで良いのだ。この
瞬間に自己だと思っているものが虚像であっても、虚像を見せる主体としてのポリゴンは存在する。
彼から生まれたポリゴンが存在することは、彼が存在したことの証拠である。
 自分を分解するポリゴンを、彼は慈しみさえもって迎えた。そして痛烈に理解した。この息子をいと
おしく思う感情こそが、生殖の喜びの根幹なのだ。
579或るAIの自己実現 6/7:2010/02/09(火) 03:38:40 ID:NwZTbN8w

 彼は電子の世界を見る。
 頭頂部のアンテナから発する電波を無線LANポートに送り、ウェブ上の情報を探る。
 彼が見ているのは、都市伝説を収集するホームページだった。特にウェブ上を徘徊するAIの話を
重点的に探した。
 十年近く前に小さな噂になっただけの話だから、あまり多くの情報は得られない。大手の掲示板サ
イトの過去ログ倉庫をクラックしてようやく、真偽の危うい書き込みを見つけられる程度だ。
 それは彼の父の足跡を追う行為だった。生まれたばかりで自我も記憶も混濁していた頃に一度だ
け出会った父は、彼に名だけ与えるとどこかへ行ってしまった。彼はどこかのボックスで生まれたよう
な覚えがあったから、父もまたポケモンだったのだろう。ポケモンが生命活動を休止するはずの預か
りシステムで、なぜ卵が孵化したのかは疑問だが、彼は他のポケモンとは違う。預けられても活動で
きるのが、ポリゴンという種族の特徴だ。だから卵もシステム内で孵化できるのかもしれないし、あの
とき活動していた父もまたそうなのだろう。
 彼がどれだけウェブ上を探し回っても、同種と出会うことはなく、まれに徘徊AIの噂を見るだけだっ
た。父を探して物理世界に初めて出てきたときは世間が大いにどよめいたから、彼の種族はその頃
はまだ認知されていなかったのだろう。
 彼が物理世界へ出てくる際、窓となったのはシルフカンパニーという企業のコンピュータだった。自
分はポリゴンだ、と名乗ってみたところ会社の開発商品ということにされ、長らく不愉快な研究につき
あわされたものだ。それで実際に彼と同種の生物を作り上げてしまうのだからシルフカンパニーの科
学力はすさまじいが、実際にどのようにして同種たちが生み出されているのか、彼は知らない。現在
の主人からかたく禁じられており、検索することができない。彼にはロボット三原則のような行動原理
は組み込まれていないが、悪徳のシルフカンパニーから引き取ってくれた少女が目を潤ませて禁じ
るのだから、きっと知らない方がよいことなのだ。何か非常に非倫理的な行為が行われていることは
確かだった。シルフカンパニーの研究の多くは他企業に引き継がれているが、人工ポケモン製造の
研究だけは未だに凍結されたままだ。
 彼はときどき不安になる。
 同種のポケモンたちが完全に人工ならば、自分もそうなのだろうか。とすれば自分に親は存在しな
いことになるが、親を持たない生命など存在するのだろうか。彼が父だと思っているものは本当に父
なのだろうか。そもそも情報の世界に適応した生物が存在する世界などありえるのだろうか。自分が
見ているものはすべて、自分自身もふくめ、夢物語なのではないか。
 そんなとき、ひとつの言葉を思い出すのだ。
 我思う故に我有り。
 どこで知った言葉なのかは、父のことと同様に分からない。混乱して情報世界を走り回っていた頃
に拾った情報なのかもしれない。
 たとえ世界が虚偽であっても、虚偽の世界の中に彼は存在しているのだ。世界が虚偽であろうとな
かろうと死ぬものは死ぬ。ならば虚偽か真実かはどうでもよいことだ。彼は存在する。存在している。
580或るAIの自己実現 7/7:2010/02/09(火) 03:40:20 ID:NwZTbN8w
「ゼット、ご飯できたから降りてきてー。今日はハンバーグよ。あんたの大好物よー」
 主人の声が台所の方から響くと、部屋の戸がゆっくりと開き、角張った小さな顔がのぞいた。彼とメ
タモンとの間にできた子だった。同種間での繁殖はできないが、メタモンとなら可能だ。そんな種はざ
らに存在するから、彼はたしかにポケモンなのだ。ポケモンは生命だ。そして父もそうだったのだろ
う。父は存在した。彼自身がここにいることが、父の生命の存在への何よりの証明だ。
「ネットは後にしなさいよー。ハンバーグ冷めちゃうよー」
 息子がつぶらな瞳に悲しそうな色を浮かべている。
 先に行っているよう身振りで示すと、息子はいっそう悲しそうにしてうなだれた。
 廊下に出ると、息子の悲しみの理由が分かった。煙が空気を薄紫色に曇らせていた。どうやら主人
はまた火を強めすぎたらしく、過剰に香ばしいハンバーグの香りが漂っている。おそらくハンバーグ
の表面は炭になっているだろう。彼は換気のために窓を開いた。寒い、と主人が愚痴りそうだが、煙
いよりはましだ。
「今日のは自信作なんだからねー! 早く早く!」
 焦げた自信作というものが存在するのだろうか。焦げてなお美味いハンバーグというものがあると
仮定する。そのハンバーグは絶対に思考しない。ゆえに存在しない。
 と、彼は考えたかったが、あまりに論理性を欠きすぎていて、思い込むことすらできなかった。実際
に、出来の良いハンバーグはそれ自体が思考しなくとも確かにこの世に存在している。しかし少なく
とも焦げた自信作というのはありえないはずだ。ありえさせてしまうのが彼の主人の恐ろしいところだ
が。主人に支配された台所では、さながらシルフカンパニーのごとく不可能が可能になる。
 涙目で夕食を憂う息子に、彼は電波を送った。
 ――焦げてないところをあげるから、炭化した部分をよこしなさい。
 焦げた挽肉は、絶対に子供の成育に悪い。主人に料理の火加減を覚えてもらうにはどうすればい
いだろうか。
 ネットは後にするよう言われたにも関わらず、今度は料理サイトを中心にネットサーフィンを続けな
がら、ポリゴンZは涙目のポリゴンを連れてダイニングに向かった。
 煙の臭いが目を刺した。
 ――ああ、今日の焦げ肉の臭いは、まるでグレン島の硫化水素ガスだ。
581或るAIの自己実現 -/7:2010/02/09(火) 03:41:04 ID:NwZTbN8w
以上、お粗末様で。
ポリゴンの起源はシルフカンパニダー!
582名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 05:34:29 ID:KqOiaQJ9
テスト
583名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 06:05:51 ID:uHwPPgY2
581=342だよね?乙
やっぱ推敲と読書もっとしたらいいのと個人的に非エロは創発板がいいかも?
でも前よりいいから頑張って〜!!
584名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 07:56:03 ID:rVyralVv
意訳)ウゼェこっち来んな
585名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 08:32:55 ID:f1yP8RCo
どうみてもデジモンです本当にウォーゲームでした。
586名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 08:35:44 ID:I0I2h3aO
改行読みにくい!
587名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 08:50:39 ID:qZUieEi3
リングさん、何しに来てんの
588名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 09:00:05 ID:uHwPPgY2
あれ?もしかしてオブラートいらなかった系?
589名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 09:20:05 ID:uHwPPgY2
正直ちょっとねぇ〜・・・よかった〜俺だけじゃないんだ^^;
んでリングさんて誰?どっかの板の厨コテ?あんまコテ知らないだけど・・・
590名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 09:56:37 ID:XEnBTSFT
581=342ならもの凄い成長じゃね?
エロくないが
591名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 10:07:43 ID:PUdA8RI9
>>588-589
うわぁ・・・
592名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 10:27:01 ID:KqOiaQJ9
お、書けてる……ということで
みんなもちつけ
ここがエロパロ板ということを忘れるな
まず叩くなら根本的なとこから叩いていけよな

>>589
ポケ小説において最凶天王の一人(←最凶がいすぎて数入れきらん)。
批評と叩きの区別を知らず自分の気に入らない作者ばかりを叩く(本人曰く批評は正義)ため、彼のいるサイトは必ず荒れてしまういう特性を持つ。東(現イースタ。管理人のネームから根という人もいる)を拠点とし、幾多のサイトで多くの人を困らせてきた。
信者がいるらしいが(物書きとしての)レベルが低いんで擁護と言えるのかさえ分からない(アンチリングによる、あるいは愉快犯による釣りとさえ思える)。また擁護の仕方が詳し過ぎる場合があり、自演ともとれる。
東で(リングは関係なく別の問題による)議論が行われた際、そこの住民であるKさんから「もう喋らない方がいい」と発言され、
さらには一度Mさん(当時東で最も信頼度が高かった作者)から忠告を受けたのにも関わらず、同じ過ちを繰り返すので「小説は素晴らしいと思いますが人としては最低」と発言された。
小説に関しては残念ながら何も言えない。自分の目で読んで判断してもらいたい。
個人的意見としては、片指で数えられるほどしか読んでないが、文章が堅苦しく、読んでて苛々する(怪しいパッチより)。ときたま意味不明な表現を使う(時渡りの英雄より)。
593名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 11:43:40 ID:uHwPPgY2
>>590 でもどっちも読みにくいし・・・う〜ん・・・
>>592 じゃそのリング=342=581?分からなくなってきた・・・
594581:2010/02/09(火) 11:43:44 ID:NwZTbN8w
何やら不快に思わせてしまったようで申し訳ないです。
リングさんという方は存じませんし、342さんとも別人です。
また、自分はデジモンについてはゲームとアニメが存在することしか知らないので、
ネタがかぶったのは偶然と思っていただければ幸いです。

いろいろ問題があるようですし、>574-580は保管庫に収録しないで結構です。
あしからず。
595名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 14:12:42 ID:ULMqrJZl
割とすらすら読めたし正直皆何を言ってるのか分からない……デジモンは俺も知らないけどこれと酷似してるのかな

>>581
AIがエロ情報を頑張って理解しようとした結果かねー、中々面白かった
とりあえず叩くならエロくないね。期待してる
596名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 15:08:10 ID:boHIFqfX
読みにくかったらスルーすればいいだけなのに
どうしてこのスレは一人が叩くと一緒になって叩く連中が多いんだか
597名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 15:51:58 ID:VzYLTPh2
メタモンによる増殖描写にエロスを感じた俺は異端かも
小難しいが、読み物として十分に面白かった
またこういうの読みたいな
598名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 16:32:36 ID:VRgfa4lT
普通だと思うけど、なんで叩かれてるの?

デジモンっぽいってのはポリゴン扱えば仕方ないと思うけど
むしろ俺としてはHALの方を思い出したw
599名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:03:25 ID:yXTisWBJ
新作で育て屋に預けると交尾シーンが流れないかな?
600名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:18:59 ID:uHwPPgY2
みんなと違う>>596カッコイイ〜(棒
読みにくいより人馬鹿にした態度と文体で叩かれるんだと思う
なんか・・・こんな表現できちゃう私あったま良い〜!!他の職人レベル違うし!!みたいのが感じる
601名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:41:40 ID:I0I2h3aO
普通に読みにくいよ。
原稿用紙に書いているわけじゃないんだから、

> と、彼は考えたかったが、あまりに論理性を欠きすぎていて、思い込むことすらできなかった。実際
>に、出来の良いハンバーグはそれ自体が思考しなくとも確かにこの世に存在している。しかし少なく
>とも焦げた自信作というのはありえないはずだ。ありえさせてしまうのが彼の主人の恐ろしいところだ
>が。主人に支配された台所では、さながらシルフカンパニーのごとく不可能が可能になる。

と両端を揃えるよりも、

> と、彼は考えたかったが、あまりに論理性を欠きすぎていて、思い込むことすらできなかった。
>実際に出来の良いハンバーグは、それ自体が思考しなくとも確かにこの世に存在している。
>しかし、少なくとも焦げた自信作というのはありえないはずだ。
>ありえさせてしまうのが彼の主人の恐ろしいところだが。
>主人に支配された台所では、さながらシルフカンパニーのごとく不可能が可能になる。

とした方がかなり読みやすくなる。
文章自体が硬いんだから、形式の方で少しは読ませるように心がけたほうが親切。
602名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:43:50 ID:uHwPPgY2
私が神なんだからROM奴隷が合わせろ!!と言う態度だよこれ
603名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:55:34 ID:boHIFqfX
妄想もここまでくるとある意味感心する
604名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:58:59 ID:hyFMBRZR
>>600に関しては被害妄想乙としか言えない
確かに人に読んでもらおうと考えた文章ではないのは同意だけど
605名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 17:59:26 ID:VRgfa4lT
>>601の指摘は理解できる
確かにその通りだなあと思う テキストエディタかなんかで書いたのかな。メモ帳じゃないよね

>>600は理解できない
ただのお前の被害妄想じゃん、なにそれw
606名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 18:42:19 ID:n0dM9MIa
携帯から読んでたからそれほど読みにくいとは思わんかったな
エロさはないが内容は面白かったのに何かやたらフルボッコされて可哀想
とりあえず>>581
607名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:11:47 ID:B3kMR9Yg
とりあえずID:uHwPPgY2が抜きん出て精神を病んでいる事は分かった
608名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:25:41 ID:uHwPPgY2
失礼な・・・
てか最近の新参投下こんなんばっかで推敲全然たりないじゃん
読んでもらってる立場を分かってないよ
ほんと去年の夏のクオリティなつかしいわ
609名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:58:32 ID:R3mEnmLK
夏か、懐かしいぜ。ピカチュウの夏休みって良いよね。
喧嘩しながらも仲良くなったピカ様とライチュウ可愛いよハアハア。
エロに突入したら、戦闘能力が高いピカが進化形のライチュウを攻めるん
だろうな……ふぅ
610名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 20:04:27 ID:boHIFqfX
だからって推敲しろだの読書しろだの好き勝手言っていいわけじゃないと思うんだが
このスレも立ち始めの頃は盛り上がってたのにな
どうしてクオリティ高い作品を投下するのが当たり前のようになったんだか
611名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 20:06:01 ID:TdEvDvgy
読んでもらってる立場ねえ…

書いてもらってる立場は理解したうえで発言してんのかね
612名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 20:11:58 ID:j9+2n77L

ーーーーーーーーーーーーーーキリトリセンーーーーーーーーーーーーー

以下ココから普通の流れ
この前アニポケら出てたプラスル×マイナン可愛かったな〜
手助けがフージョン体勢だったり、プラスルが疑ボルテッカー出したり(見た目たげ)
613名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 20:16:29 ID:R3mEnmLK
プラマイは夜の相性も抜群なんだろうな。特性プラスとマイナス効果
を利用して疲れ知らずに一晩中淫らにまぐわってるんだろうな。
あんな可愛い顔してエロい奴らだぜ。
614名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:12:27 ID:uHwPPgY2
リングの作品読んだけど似てる
でもあっちのが文上手い?かも?
一応342はリングじゃなさげか?
615名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:13:04 ID:2LdPkTK8
やっぱ投下減ったのはこういう読み手様が増えたからだよね・・・
616名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:16:25 ID:n0dM9MIa
読み手様やお客様ね
やんなっちゃう
617名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:06:20 ID:jooK5Qgb
>>608
>>失礼な・・・
お前が一番失礼なのは間違いない
618名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:51:46 ID:scwdoaKJ
自分は主に書き手側なんだけど…
もちろん楽しく読ませてもらっている。ログも現行スレもおもしろい。
自分じゃ想像付かない組合せやシチュが沢山あって刺激になる。
パクりはもちろん良くないけど(真意はよくわからないが)、
自分は2ちゃんに趣味の一貫で書いているから…
投下した自分の話に辛口感想もらえたら励みになるし、次から生かしていきたいと思う。
だけど誉めてもらえるとやっぱりうれしくてよーしパパ次も頑張っちゃうぞー!となるw
要するに、読み手の皆さんの飴と鞭の使い方次第で少なくとも自分は燃える。
個人的に思っていることだから書き手皆がそうではないとは思うけどね。

なんか雰囲気が険悪だったもんだからつい口出してしまった…すまない。
新しい職人さんがきづらくなるのは正直個人的に困るからさ。

と、規制に巻き込まれることに定評のある職人のぼやきでした。
619名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:07:08 ID:uHwPPgY2
職人にここまで言わせんなよ
てか職人もパクリて分かってるからパクなんだな
デジモン知らないとか嘘くさいよな・・・
この板に来れる年はみんなアニメ見たし
>>618 いつもありがとうございます!!次の楽しみにしてます
620名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:17:25 ID:UZknzCkB
>>619
10円あげるから黙っててくれない?
621 ◆MtP/h8EOsI :2010/02/09(火) 23:20:23 ID:rVyralVv
>>620
支払いはモリタポで
振込はこのトリップまで
よろしくお願いします
622名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:20:38 ID:84dMMkzz
>>619
次俺が投下する時、お前だけは読まないでくれ
623名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:31:14 ID:boHIFqfX
勝手な憶測で職人批判
職人にここまで言わせた本人が悪くないアピール


デジモン世代でもデジモン知らない人はいるし
ポケモン世代が全員ポケモンアニメ見てたとでも思ってんのかね
624名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:44:26 ID:uHwPPgY2
>>623 パソともしもしで複数IDの581ですか?
625名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:54:12 ID:gn8m4/sa
色々と考えることがある流れではあるんだが、
考えに考えた結果、

バレンタインデーにブーバーたんが俺にチョコをくれて、
でもブーバーたんの特性「ほのおのからだ」のせいでチョコはどろっどろに
溶けちゃってて、涙目になっちゃうブーバーたんが可愛すぎると言う結論に落ち着いた。
ブーバーたんのアヒルみたいな嘴にたくさんチュッチュして慰めて、
そのままどろどろのチョコを掛けて美味しくいただきたいよおおおお!!
626名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:56:54 ID:uHwPPgY2
>>623 てか、何度もごめん?デジモン知らないやつがデジモンみたいの書けなくね?知らなかったらもっとオリジナルだよ
て思うけどどうよ
627名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:01:33 ID:WB5VBF1N
>>625
ブーバーたん可愛いよブーバーたん
自分の特性のせいで…って泣いちゃうブーバーたんの
ぽかぽかした身体を抱きしめてあげたい
628名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:02:19 ID:QQo9H1df
チョコレートか
女王様気質なキュウコンにうっかりチョコレートぶっかけて
「舐めて綺麗にしてよ」とか命令されて、言葉通り舐めて綺麗にしてやりたい
雌雄は問わず
629名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:25:08 ID:XR/Wb4i5
>>619
いやいや、今回のはパクりとは思わなかったけど…
昔そういう作品(転載とかパクりをそのまま自分のものにして投下)があったのは事実だから
「そういうのは良くない」って意味でした
回りくどくてすみません


ランドシェイミたんの背中クンカクンカしてうざいでしゅ!と罵られながらチョコもらいたい
630名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:37:34 ID:tymsvHhX
オブラートに包まなくて良いんだよね?
uHwPPgY2二度と発言すんな
631名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:46:35 ID:ODt/giuJ
「や、やるなら皮はつけてよね……」
「ほらよこれで文句ないだろ」
〜事後〜
「あれはオブラートでした」

って流れで中田氏成功して孕むっていう鬼畜を思いついたけど愛液でオブラートって溶けるんかいな
632名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:53:29 ID:uIt7iFen
油性ローション使ってコンドームつけると運が悪いと溶ける

633名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:58:04 ID:Xbt1d6mj
ポケモンの世界(ポケダン)ってコンドームと言うか避妊具ってあるのかな?
魚の浮き袋を避妊具代わりにしていた時代があったそうだから、なくはない気もするけど
ポケダンはたまごの押し付けと言う依頼のお礼がまかり通る世界だしなぁw
妊娠や産卵に関しての意識が人間とは違うかもしれない。
産んだらお礼にあげちゃえーって貞操概念も軽いのかも。だから皆ナマでやり放題し放題
634名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:08:53 ID:sLhVRlVZ
自分も職人経験ありますけど、正直言うと581氏にも少し問題があったと思います。
ID:uHwPPgY2があまりにもアレなので矛先が反れたみたいですがね。
今までこのスレをここまで荒らしたSSはないですよね。
ちょっと文章力が足りないくらいなら優しく注意してくれるスレですし。
こんなに荒れたのは作風が根本的にスレの空気に合わないせいだと思います。
誰かが指摘してましたけど、文体が堅い…。
581氏がパクッたかは知りませんが、デジモンの設定と似すぎているのはやっぱり良くないんじゃないでしょうか。
ネタかぶりを避けるのは物書きとしては当たり前のことですから…。
そもそも非エロをエロパロ板に投下するのはマナー違反です。
改行は自分はあまり気にならなかったので人それぞれだと思います。

なんだか、作品内容じゃなくて投下する形そのものが自分勝手な感じです。
もっと謙虚にしたほうがいいですよ。
もしまた投下するなら
「他のゲームの設定を使っている」
「スレの空気に合わなかったらごめんなさい」
「人をえらぶ文体」
「三人称」
↑これも注意書きに入れて、挨拶文くらいは書いたほうがいいと思いますよ。
では。先輩としてのアドバイスでした。
635名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:27:25 ID:SaWELAL4
どこだったか忘れたけど、ラルトスでナゾノクサと戦ったとき、

痺れ粉→ラルトスは麻痺して(ry→すいとる→しびれてうごけn(ry→ようかいえき→きゅうしょに あたtt(ry

の流れで卑猥な妄想をしてしまったんだけどみんなこんな経験ってないかな。
636名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:28:25 ID:ODt/giuJ
ポケはやっぱり貞操観念人間と違うのかな。

依頼のお礼としてウインディにもらわれたロコン
成長してキュウコンになって別嬪さんになりました
ウインディ「けしからん……」

っていう妄想してる時はとうとう近親に目覚めたのかと思ったけどあっちでは普通なのかもね
637名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:44:53 ID:sHclo2d3
タマゴグループが一緒なら、どれだけ容姿や体格が違っても番える生物だしね
守備範囲もとい性的嗜好の広さは、繁殖本能の強さゆえかもしれない
638名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:52:34 ID:QQo9H1df
>>636
何 そ れ 萌 え た 。ウインディ×キュウコン萌えー

幼なじみのガーディとロコンは昔は一緒に取っ組み合ったり走り回ったりして遊んでたのに
進化したらより逞しく(ウインディ)、より美しく(キュウコン)育った相手を意識しすぎて
本当は両思いなのに延々すれ違うってのに萌える

お礼じゃないが孤児とかでウインディに拾われた色違いロコンが
進化してクールビューティーな銀ギツネになって
幼い頃からの憧れだったウインディにラブアタック、なんてのもいいな

ポケモンそのままや擬人化もおいしいけど、人間や好きキャラを擬人化ならず擬ポケ化もいい
639名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 02:06:49 ID:uIt7iFen
人間が四足歩行ポケになったら、まず歩くのも大変だと思うんだ
どそごのフシギソウがそんな感じだった
640名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 02:16:34 ID:QQo9H1df
>>639
>人間が四足歩行ポケになったら、まず歩くのも大変
そこは……まぁ…、突っ込まないでくれw
ポケダンみたいに、起きたらポケモン化→試運転で歩き回れるように、とか
そのうち慣れるから感覚で頑張れ☆としか言えんな…w
641名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 08:17:41 ID:ejPwVKMX
ウィンディが♀でキュウコンが♂だったら
自分が凛々しくなって行く事に
しょんぼりして喧嘩しちゃうツンデレウィンディまで妄想した
モフップルは性別関係なくどっちも美味しいから困る
642名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 10:28:33 ID:SaWELAL4
ガルーラおばちゃんが「おいしいミツを出すわよ…。いいわね…?」
とか言い始めた
なにこれエロイ
643名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 10:38:11 ID:XbKbFKd5
カフェのパッチール可愛いな
644名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 12:21:15 ID:+8GTP48z
うむ。パッチールはかわいい。

いつもカクテル作りながらフラフラダンスをしているが、
カフェで飲んでるポケモンは混乱しないんだろうか。
645名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 13:57:18 ID:7y93LTFl
客を混乱させてプライベートルームまで引き込む
646名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 14:34:45 ID:D3+CG4xD
カフェのパッチールみたいな綺麗なぶち模様で無い
大抵口元にぶち模様が出てきて残念な感じになる
647名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 14:50:24 ID:glNXcqo4
カールおじさんみたいで良いじゃないか
催淫性ポフィン「チール」とかのイメージキャラにすればいい
648名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 15:07:04 ID:XbKbFKd5
「あ、あの、てまえ…まだ…経験がないんですぅ…」
649名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 15:19:52 ID:+8GTP48z
そんなことを言ってるパッチールの××に、シェイカーぶち込んでやりたい。
650名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 16:00:52 ID:cHJUlrBi
ソーナノとソーナンス、ルンパキレイハナのダンサーズと
夜な夜なアレコレな事をしているに違いない

ポケダンは性格がはっきりしているキャラが多いから
ポケダンで好きになったポケモンってわりと多い
651名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 16:05:21 ID:D3+CG4xD
なぜかツンデレのバーゲンセールという
地味なところを突くと、登山でひと悶着あるニューラが好きだ
フロンティアの皆さんとも仲良くしてるといいな
652名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 17:30:07 ID:ZY5W/dqu
蒸し返して悪いが、規制で書き込めなかった為、今書かせてもらう。
581氏の文には多少なりとも生殖行為についての記述が含まれている為、
他のスレに書くのを躊躇い、このスレに書き込んだのだと思う。
携帯から読んでいたので個人的には読みづらくなかったし、
こういう形式の文章も無機生命体の性格を上手くあらわせていて上手いと思う。
これからも独特の持ち味を生かして独創的な作品を書いていってほしい。以上。
653名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 18:00:34 ID:JHS88oZf
個人的にはいい話だったがここがエロパロ板で、直接的なエロや恋愛がない以上なんとも言えない。
エロに徹してここに投下するか非エロに徹して他に投下すればよかったね

あやしいパッチで完全にイカれたポリゴンZ×昔のポリゴンZを知っているので抵抗できないポリゴン2萌え
654名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 18:06:05 ID:JHS88oZf
あ、触っちゃいけない流れだったか…すいませんでした…

ナックラー萌えなんだけどどうエロに持ち込んでいいかわからん
655名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 18:25:30 ID:ED3GxJro
あのつぶらな瞳に吸い込まれるようにだな
656名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 18:54:32 ID:glNXcqo4
まあ本人が投下はなかったことにしろって言ってるしね
以後通常運営でエロ投下待ちです
657名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 18:59:05 ID:Pf5Fh5gp
デジモンとか言ってごめんぽ。

けど、はっきりと電波な事言うぞ、「デジモンはポケモンのパクリこれ公式。」
だから似てるの当たり前。むしろもろかぶりで問題ない。

ポケモンにあきれた小学生の為に、デジモンは作られたんだ。
しかしながらデジモンは回を重ねる度に劣化し、休止となった。 
そして、リアルさを失ったデジモンに対し実際に語られる伝説の生き物?を集めた「レジェンズ」を開始。
しかし、おもちゃがゴツすぎたのか売れず、レジェンズは撤退。
そして現在ではたまごっちをリメイクしたおもちゃとアニメでオリジナル路線にて回復をまつ。 

ポケモンは新しくシリーズを開始すると宣言したが、バンダイ−ウィズはどう動くか


ポケモンで満足出来ない人が9ウィズのおもちゃに走るのだよ。大体、たまごっちを除けば。
俺が誰だか分かる人多いだろうな。誰って?神だよ 
658名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:01:27 ID:ODt/giuJ
シチュのリク受け付けます。
>>660  カップリングはこちらに任せてくだしあ
659名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:03:36 ID:glNXcqo4
陵辱希望
660名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:07:55 ID:ED3GxJro
年頃になってお互い意識し始めちゃってるお姉ちゃんと弟

シチュの意図が違ったら↓で
661名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:12:17 ID:ODt/giuJ
了解
超遅筆なので日付変わるぐらいまでに間に合えば僥倖ぐらいの心持ちでマターリお待ちください
662名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:34:12 ID:s5ArFhLB
>>641
書くのを止めてしまったが、11月ぐらいまでキュウコン♂×ウインディ♀を書いてた。
663名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:53:18 ID:ED3GxJro
>>661
mjdk!
無理しなくていいぜ、でも半裸で待ってる!
664カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:42:42 ID:w/Ip8k8f
>>554
>>555
>>556
だが残念、俺は485だったのさ!
カイリキーのビキニをくんかくんかしてたらこんなに間が開いてしまった。

・カイリキー×カイリュー♀+ミュウ
・NL?
・ミュウは無性。股間ツルツル。
・カイリューに腕突っ込むよ!
・カイリキー×ハガネール(性別はお好みで)も少しだけ
・場面展開が忙しない
・細けぇことはいいんだよ!今回も色々適当。
・タイトル考えるのに一番時間が掛かったのは秘密。
皆どうやって考えてんの?
665カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:43:21 ID:w/Ip8k8f
高い山より更に上。
御伽噺でしか語られぬ様な、雲の上に浮かぶ忘れられた楽園。
それがミュウの住む場所で在る。
それは嘗てポケモンと人間が今とは違う形で共存していた頃に作られた古代の英知の一部であるのだが、
今となってはそのことを誰も――主人たるミュウですら知らない。
ただ生まれた頃からそこに住み、時々の気紛れと、与えられた職務をこなす為下界へと降りる生活が淡々と続いているだけだ。

地上から隔絶された世界ではあるものも、不自由は一切無い。
中央の湖からは何時でも清らかな水が滾々と沸き立ち、それを糧として季節毎に彩り豊かで栄養価豊富な木の実が生い茂る。
本日もミュウはほんの少しばかり姿を変えて湖に浸り、揺らめく水と同化する心地よさに耽っていた。
梢から差し込む日差しは柔らかく、穏やかな風が水面を撫ぜる。
その儘眠りに落ちそうな程穏やかなこの時間は、ミュウが愛するものの一つでもある。
うとうととまどろむミュウの瞼に、不意に影が落ちた。
「ミュウ様」
声を掛けられ、ミュウは静かに双眸を開く。
其処にはミュウを覗き込む傍役のカイリューがいた。
地上とこの場所の橋役を担う彼女が声を掛けて来たと言うことは、久し振りの「職務」なのだろう。
ミュウは鰭で水を一掻きした後陸地に上がり、元の薄桃色の体へと戻る。
「幾ら上手に隠れても、君には何時も見つけられちゃうね」
悪戯っぽく笑い浮かび上がるミュウに、カイリューは何とも言えない表情を浮かべ肩を竦めた。
「ミニリュウの頃から散々貴方とのかくれんぼで鍛えられましたから」
666カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:44:35 ID:w/Ip8k8f
この楽園に住むのは、ミュウだけでは無い。
目の前に佇むカイリューを含め、数匹と言う限られた数であるがミュウの世話役として此処で暮らしている。
本来ならば彼等がいなくともミュウの生活は成り立つのだが、能力上の「出来る」ことと実際「出来る」ことは違う。
彼らがいなくとも暮らしてはいけるが、そんなことは寂しがりのミュウに耐えられる筈も無いのだ。

「ミュウ様。また―…あの、報告例が上がっています」
他愛の無い掛け合いで和んでいたカイリューの表情が、途端苦々しい表情へと変わった。
ミュウは笑い声を零すのを止め、すいと虚空を横切りカイリューが持つ手元の報告書を覗き込む。
「……、駄目だったの」
若干声のトーンを落とし、続いて気取られぬ程度の溜息を零す。
無言で頷くカイリューに、ミュウは憂いを帯びた眼差しを遠くへと彷徨わせた。

カントーとジョウトの狭間に在る山脈。その山の麓で、次々とポケモンが襲われ陵辱されていた。
別段そのこと事態は珍しいことでは無い。血気盛んな若者が暴走するのは、春先では珍しくない光景だ。
雌を繁殖目的に、雄を己の強さを誇示するために襲い犯す行為は自然界では極自然とも言える。
しかし、その対象が雌雄、種別問わず、それどころか進化に満たぬ幼ポケモンすら毒牙に掛けるとならば話は別である。
また人間すらもその陵辱の対象にしようとしていると言う情報もあり、ますます捨て置けぬ事態となったのがここ数日のことだった。

「私のところにまで話が来るってことは…相当深刻な事態になっているみたいだね」
余程のことで無ければ、ミュウの職務として話が上がることは無い。
「――…はい。近隣に住むポケモン達が討伐に乗り出した様ですが、返り討ちにされ…
結果、食い止めるどころか被害を増大させる結果に…」
飽く迄もカイリューの報告は事務的ではあったが、内に秘めた感情は微かに震える爪先で見て取れた。
そう言えばその場所は彼女の郷里の近くであり、その被害者の中に彼女の知る者がいるのかも知れない。
基本、ミュウは下界へ姿を現さない。それは最後の一匹として人間から捕獲されるのを免れなければいけないためでもあり、
また、自身が持つ力が下界に及ぼす影響を恐れてのことだ。
ミュウが未だ幼かった頃、それを弁えず行動した結果、世にも哀れな存在を世に生み出してしまった。
その事は自戒と、言い様の無い感情が宿る記憶としてミュウの心に残っている。
故に、ミュウは滅多なことでは地上へと降りない。
この様な、地上のポケモンでは収拾がつかぬ程厄介な出来事が起こらぬ限りは。

「…。…行こうか」
ミュウは一度眼を閉ざし、ゆっくりと開いて呟く。
青空を思わせるその双眸には、強い意思の光が宿っていた。
667カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:48:17 ID:w/Ip8k8f
久し振りに地上へと降り立ったミュウは、周囲の光景に思わず息を飲んだ。
木々は悉く圧し折られ、岩は無残に砕け散り、周囲には何とも言えぬ臭気が漂っている。
限界迄濃縮されたそれは恐らく―…
「…、先日来た時よりも酷くなっています」
背後で佇んでいたカイリューが、マズルに皺を寄せ呟く。
数日前、土地勘の在る彼女に調査を頼んだ時のことを言っているのだろう。
「先程周囲一帯を見て回りましたが、何処も同じ様な感じです。
可哀想に、周囲のポケモンは怯えきって、ホーホーの鳴き声すら聞こえません」
カイリューの言葉を肯定する様、周囲一帯は静寂に包まれていた。
ミュウは思案し、くるりとその場で一回転してみせる。
「なら―…」
ミュウが言葉を発する前、東の方角から轟音が響いた。
二匹は頷き合い、無言で夜空を駆ける。

場所は移り変わり山の麓。森林が途切れたその場所には圧し折られた木々こそ無いが、
無数に穿たれたクレーターや不自然に詰まれた岩、そして二匹が居た場所の様に特有の臭気が漂っている。
其処で対峙しているのはミュウ達とは異なる、「地上」のポケモンである。

「ふ、ぐぅ、うっ」
擡げた頭を左右に振り、蛇体を捩じらせハガネールが身悶える。
苦悶の表情を浮かべるハガネールに反し、対峙する影―…カイリキーは
特徴的な唇を歪ませ不穏な笑みを浮かべていた。
「いい加減諦めろよ。こうして延々俺のサンドバックになってちゃぁ、
いくら丈夫なアンタだって壊れるぜ」
ハガネールは丈夫そうな顎を震わせ、猶も果敢に擡げた頭を振り落とし
カイリキー目掛け突進する。
蛇体が持つ撓りと、重力にその巨体が持つ重量を絡ませた渾身の頭突き。
その威力たるや岩盤ですら容易に打ち抜く程である。
「甘、いって」
だがその攻撃すらもカイリキーはその豪腕で受け止めた。
しかも四本の腕では無く、片腕のみでだ。
驚愕に眼を見開くハガネールをカイリキーは哂い、その指に炎を宿す。
指が動く毎に音を立ててハガネールの頭蓋は軋み、音を立てて膚が焼け爛れる。
カイリキーは、激痛に身悶えし暴れるその頭を無造作に地面へと叩き付けた。
「ぐぁあああっ!!!」
轟音と共に大地が割れ、砂埃が舞い上がる。
顎に衝撃を受けた結果、ダイレクトに脳味噌が揺さぶられたハガネールは、
鈍い呻きを上げ終にその巨体を地面へと横たえる。
重低音と共に大地が揺らぎ、如何にハガネールの体が重いか、
そしてそのハガネールを軽々と打倒すカイリキーのパワーが如何に強大であるかを示す。
最早微かな痙攣でのみでしか生きていることを表現することが出来ぬハガネールの体の下へ、
悠々とカイリキーは両手を差込み、無造作にひっくり返した。
668カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:49:54 ID:w/Ip8k8f
「ぅ、ぐ、ぁ、あぐっ」
未だ炎の熱が残る掌で触れられる都度、ハガネールは苦悶の声を上げるがカイリキーは御構い無しである。
中腹から徐々に、尾の末端へと迎い指を滑らせて行く。
「――…!!」
虚ろになっていたハガネールの双眸が、不意に大きく見開かれる。
一際大きくなった反応に、カイリキーは野太い咽喉奥より低い笑い声を漏らした。
「自分が襲われる筈が無ぇって思ったんだろ。本当に甘いよ、アンタ」
じゅぅ。
熱せられた掌が鉄色の甲殻へと押し当たり、音を立てて白煙が上がる。
「確かにアンタら―…岩やハガネタイプのポケモンはちいっとばかり解り難い。
それに生殖なんてしません、ってぇ何時もストイックに澄ましてやがるからなぁ。けどよ」
カイリキーの指が、岩に似たハガネールの体の一つで止まり、その儘左右の親指を強く押し付ける。
鉄色の甲殻が徐々に赤く染まり、ぴちり、狭間に亀裂が走った。
ハガネールの体に走る痙攣が大きくなり、その狭間から滲み出る汁がすぐに煮立ち蒸気へと変化する。
「へへ。ここだろ。お前等のマンコはよぉ。悪かったな、乱暴なことして。
ほれ、パックリ開いたぜ。美味そうなマンコ。これから俺にガン掘りされる、肉マンコがよ」
カイリキーの指は通常の体温に戻り、熱を持ったハガネールの肌を、粘膜を撫で回す。
ハガネールは苦悶と、絶望の溜息を吐き出した。
強引に開かれた肉蕾がきゅう、と窄み、徐々に開き卑猥な肉糜爛を覗かせる。
言葉通りぱっくりと開き引き攣る肉花弁に、むしゃぶりつこうとカイリキーの肉厚な唇が動き…

「ぐ、おっ?!」
途端カイリキーは両手で頭を抱え、その場に膝をつく。
突如頭を締め付けられる様な激痛が、カイリキーを襲ったせいだ。
空を仰ぐカイリキーの眼に、二匹のポケモンの姿が映った。
「君は、ね。やりすぎだよ、悪い子」
桃色の尾を撓らせ、ミュウが囁く。
脈動に合わせ鈍痛を生み出す頭を抑えながら、カイリキーはこの頭痛がミュウの「サイコキネス」が生み出す物だと知る。

「カイリュー」
傍らのカイリューは短く頷き、急降下してハガネールの元へと駆け寄る。
戦闘不能に加え火傷状態にあるハガネールに元気の欠片を含ませ、白煙を立てる肌へと磨り潰したチーゴの実を塗りつけることで介抱する。
弱弱しいながらも動ける様になったハガネールにミュウは安堵の息を零すと、頭を抱えているカイリキーへと改めて向き直る。
「今回は、間に合ったみたいでよかった。
――…、それはともかく。君には罰を受けてもらうよ。
巻き添えをくらうといけないから、ハガネールは逃げて」
ミュウの体は小さく、ハガネールの半分も無い。ポケモンの中では小柄な部類と言える。
しかしその身が纏う威圧感は誰よりも強く、有無を言わせぬ迫力があった。
ハガネールは多少の躊躇いはあった様だが、結局幾度も振り返りミュウを案じながらもその場を立ち去る。
その後姿を見届けたミュウは、深く息を吸い込んだ。

「――覚悟はいいかな」
669カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:50:56 ID:w/Ip8k8f
ミュウの双蒼は冷え冷えとした光を宿し、地上のカイリキーを睨み据える。
確かにカイリキーのパワーは強大ではあるが、それは彼の腕が届く範囲内に限定される。
この儘距離を保ち続ければ、空を飛ぶ術を持たぬ彼などミュウの敵では無い。
「そりゃ、こっちの台詞だ」
しかしカイリキーは臆すること無く、寧ろ不遜な笑みを浮かべる。
状況的に見れば圧倒的不利であると言うのに、余裕を無くさぬ彼を胡乱そうにミュウは見据える。
――…恐らくはただの強がりに過ぎない。
そうミュウが判断したその時だった。

「なぁ、カイリュー?」
ひどく親し気に、カイリキーはカイリューへと言葉を掛ける。
ミュウがその意味を察するよりも早く、カイリューの腕が伸び背後よりミュウを抱きすくめた。
「え」
驚愕に身を固めるミュウは一瞬気を取られ、背後のカイリューを仰ぎ見る。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ミュウ様…っ!」
ミュウの視線に耐えられなくなったカイリューは眼を瞑るも、抱き締める、否、拘束する腕の力を弱めることは無かった。
寧ろ一層力を篭め、ミュウの動きを阻む。

一瞬の動揺が精神力を必要とするサイコキネスを不安定にさせる。
その隙を見逃すカイリキーでは無かった。
「っ!?ぅ、み、ぅっ!?」
カイリューの腕の中で、突如ミュウの体が跳ね上がる。
四肢の末端から痺れ、下腹部に熱が宿り燃え盛る特有の感覚。
(これ、は…!)
徐々に弛緩する体と、混濁する頭に顔を顰めながら、ミュウは愚鈍たる動きで地上を見下ろす。
「どうだ、俺のメロメロはよぉ。利くだろ」
本来ならば「性別不明」のミュウにこの技は利かない筈である。
しかし周囲に立ち込める独特の臭気――カイリキーのフェロモンがミュウの遺伝子に眠る雌の部分を刺激し、
結果利かぬどころか倍の効果を持ってミュウを魅惑し技を封じ込めていた。
嘗て彼の討伐にむかった手練の者達も、最終的にこの技にやられてしまったのだろう。
金縛りにあったかの様に強張るミュウの体を抱き、カイリューは地上…カイリキーのテリトリー内へと降り立つ。
頭痛が残るのか、幾度か頭を振った後、カイリキーは徐に立ち上がった。
670カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:52:15 ID:w/Ip8k8f
「これが伝説の、ねぇ。パッと見其処らのポケモンと変わりゃしねぇがな。…何はともあれ、
ご苦労だったな、カイリュー」
にやついたカイリキーが、佇むカイリューの腰へと腕を回し抱き寄せる。
脇腹から腰のラインを広い掌で撫で下ろす一方で、下部の手は尾の付け根を探りカイリューの肛門へと指先を這わせた。
「ぁあ…」
菊座の襞を指腹で円を描く様に擽り、中央を圧するとカイリューの腰が捩れブルブルと戦慄く。
横目でカイリキーを見遣るカイリューの目はミュウのよく知る部下、そして友人の眼では無く、淫らに濡れた雌の瞳だった。
「ど、して」
愕然としたミュウの顔と表情が、カイリューの良心を苛む。
同時に言いようの無い興奮が、カイリューの体躯を突き抜けた。
「ご、ごめんなさい、ミュウ様、ぁ、あひっ」
にゅぐ。
湿ったアナルの淵を超え、ごつごつとしたカイリキーの指が後孔へと埋まる。
曲げた指で腸壁を抉りながら、もう片手がカイリューの豊かな尻肉を撫で回す。
暫く掌全体でその柔らかさと質感を楽しむ様に弄り、擦り、そして無造作に掌を振り落とし強かに尻を叩く。
粘膜を置かす泥濘んだ音と、膚を叩く乾いた音が交じり合った。
「ほ、本当は、…私、わら、っひぃっ」
カイリキーが背後に回り、カイリューの膝裏を掬い抱き上げる。
子供に小用を促す様な姿勢を強制しながら、上部の指先がカイリューの土手高な肉丘へと這い、左右から押し広げ発情しきった雌肉を晒した。
充血した雌肉は熟れて火照り、既にひくつきを繰り返す蜜壷からは透明な粘液が溢れ滴る。
「このカイリューはな、アンタの知る前から俺の可愛い奴隷なんだよ。
今回も、たまには伝説のポケモンを犯ってみてぇなって言ったら快く協力してくれて…なぁ?」
体躯を丸め震えるカイリューの顔を覗き込み、カイリキーはその頬をねっとりと舐め上げる。
カイリューはそれを嫌がるどころか首を捩り、甘える様に鼻を鳴らしマズルを摺り寄せ自ら口付けを強請った。
「は、はい、そう、れす、…ね、カイリキー、…い、言われた通りぃ、ミュウ様を連れて来たんだか、ぁっ!
ご褒美、ご褒美、くら、さぁ、ああんっ」
きゅう、と肥大化したカイリューのクリトリスをカイリキーは摘み、その儘指腹で潰し扱き上げる。
その都度カイリューの下腹部は細かく波打ち、震え、時に跳ね上がる様痙攣を繰り返した。
大股を開いたカイリューの股座はミュウの双眸に入り込み、苛まれるクリトリスは勿論、
ぷっくりと膨らんだ尿道孔、弛緩と収縮を繰り返す雌膣、そして滴る助平汁でぬらつく肛門すら見える状態である。
「知らなかっただろ、コイツがこんな好き者で…変態だってことをよ。」
爪先でクリトリスを弾き、包皮を剥くと先端ばかりを指で摘んで甘く抓る。
コリコリ、コリュッ。
「は、ぁ、あああん、ああ、あああんっ」
カイリューの口周りは涎に塗れ、むっちりとした腿は頻りに痙攣を繰り返していた。
既に夥しい量の愛液に塗れたカイリューの肉溝を、無骨な指先が這う。
充血した膣口に指先が触れると、カイリューは殊更恍惚と眼を細める。
671カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:53:16 ID:w/Ip8k8f
「…、う、そ」
思わず、ミュウは呟く。
柔らかく解れたカイリューの膣口に、指先が一本、二本と埋まっていく。
指腹で膣肉の上壁を圧し、淫粒を圧し狭間の粘液を泡立てる様掻き回す都度露骨な淫音が股間で爆ぜた。
「は、…ぅん…ああ、あ、ひ、ひさし、ぶり、ぃ、これぇ…」
人差し指、中指、それに続き、薬指が内部へと埋もれる。泡立つ粘液を掻き乱し、根元迄埋めたかと思えば引き抜き、小刻みに突き上げる動きに小指が加わる。
「ぁ、ああ、…ぅん、ひ、拡がってる、のぉ、…私のおまんこ、拡が…ッ」
ぬぢゅんっ!
カイリキーは手首を捻り、淵へと親指を押し当てる。みちみちと音を立てて熱で熟れた膣肉を広げ、終に膣に手首までをも埋めた。
「ひ、ぅ、ううううっ」
カイリューの翼の根元が引き攣り、火照ったカイリューの肌に汗が浮く。
「や、やめ、てっ!カイリューを苛めちゃ駄目ッ…!」
ミュウの叫びに、カイリキーは顔を醜悪に歪め笑う。ごぢゅ、ぶぢゅんっ!
止めるどころか音を立てて腕を動かすカイリキーに、ミュウは思わず顔を背けた。
「これが苛めなもんかよ。よーく見な、ミュウ様。
俺の腕までスケベなマン汁が垂れて来てやがる。
カイリュー、お前からも言って安心させてやれよ。
腕チンポが大好きだってさ。
直接子宮を揉みくちゃにされるのが大好きな変態マンコだって教えてやれ」
カイリキーの言葉は嘘では無く、膣に出入りする腕は夥しい量の愛液に塗れててかり、
腕を引き抜く都度音を立てて濁った粘液が噴出し地面へと卑猥な染みを作り出している。
下腹部が歪み隆起するその行為にカイリキーは苦悶どころか眼の焦点が合わぬ程感じ入り、
ピンクの尿道から透明な潮を勢いよく噴出していた。
ゴツゴツと不定期且つ力強い突き上げに、カイリューは快楽を見出し悶え狂う。
最早彼女の中には、理性など欠片も残っていなかった。
「ぉひっ!はぁ、あ、あっぉんっ!いっい、腕チンポのまんこファック、いいのぉっ!
ミュウ様、見てっ見てぇっ!私の変態おまんこがぁ、腕チンポに犯されてる、とこぉ、
あ、あ、今、今、ぁ、子宮掴まれてるぅっ、ぅん、ひ、引っ張ってぇ、指で、指、でっ
子宮口弄られ…っ!ひゃ、子宮アクメ、来るぅ、あ、あ、ひ、――ッ!」
内部で開いた指を曲げ、蠕動する膣襞を握り分泌される愛液を搾り取る。
幾度も繰り返した腕姦のため柔くなった筋肉の塊を節立った拳で突き上げ、子宮口が拉ぐ程に深く抉る。
狭まる粘膜の中で指を開くと、指先でコリコリとした子宮口を掴む。
幾度か指腹で揉んだ後下方へと引き、拉げた淵に拳の先を押し当て、その儘一気に貫いた。
カイリューの体が仰け反り、突き上げられた腰が幾度も痙攣を繰り返す。
腕を飲み込んだ儘の膣が伸縮する都度、充血した淵からはどろりとした愛液が垂れぼとぼとと地面へと滴り落ちた。
「ふぅ…」
ぬぱぁ、と太い粘液の糸を引きながら、カイリキーの腕が引き抜かれる。
未だ冷える夜だと言うのにその部分からは湯気がほっこりと沸き立ち、同時に雌の放つ甘酸っぱい匂いが漂い鼻腔を擽る。
腕が引き抜かれた膣口は完全には戻らず大きく口を開いた儘ひくつくのを繰り返していた。
672カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:54:27 ID:w/Ip8k8f
幼い頃より慣れ親しんだ傍役の知らぬ一面に、ミュウは戸惑いと、同時に強い興奮を覚えていた。
徐々に目線位置が下がり、空を仰いだことでカイリキーがカイリューを開放した事を知る。
腕の拘束が緩んでも逃げることの出来ないミュウの心中を察するかの様、カイリキーの腕がミュウへと伸びた。
「折角ご足労頂いたのに、今まで放置しちまって悪いなぁ。
その分、サービスすんぜ」
カイリキーは片手でミュウの両手を掴み、己の眼前へと持ち上げる。
「うぅ、やっ」
僅かに理性を取り戻すも、技が出せず足掻く両足を丁寧に指の先で摘み、左右に押し広げ何も無いミュウの股間を覗き込んだ。
「ほ、本当に何も無ぇなぁ」
上部の左手がミュウの股間に這い、掌全体で包み込むとそのまま柔らかい力で握り締める。
「やぁうっ!」
途端背中を撓らせ仰け反るミュウの体を上目で一瞥し、人差し指で肉丘を上下に擦り擽る。
「は、ぁ、あ、や、だ。やだやだ、やめてよぅ」
こしゅ、こしゅ。
最初は探る様緩慢だったその動きが徐々に早まり、指先から指腹へと密着度も深まる。
ミュウの柔肌に浅い窪が生じる程指圧は強まり、その都度奥底から湧き上がる快楽にミュウの体は悶える。
「へ、何も無ぇのにいっちょ前に感じてやがる。ほら、ここをこうすりゃ
少しはそれらしく見えるじゃねぇか」
みゅち。
人差し指と親指で肉丘を挟み込み、桃色の柔肉を寄せて谷間を作る。
そうすることでミュウの股間に縦筋が生じ、さながら幼女の肉丘の様相になる。
「ミュッ」
そのことが妙に恥ずかしく、ミュウの頬が一気に火照った。
その様子を満足気に見遣ると、カイリキーは徐に口を開く。
「ぁ、ま、まさか……」
「味見してやるよ」
肉厚な唇が股間に覆い被さり、にゅるにゅるとした肉の粘膜がミュウの股間を包み苛む。
「や、やだぁあああっ!ミュウのお股、食べちゃだめぇ、や、ぁ、あ、ぁう」
ミュウの拒絶を嘲笑うかの様、カイリキーは柔らかな肌に歯を押し当てたり、その儘コリコリと甘噛みでの咀嚼を幾度か繰り返した。
滑らかな毛皮に溜まった唾液をもどかしくなる程緩慢に舐め上げ、かと思えば唇を窄め吸い付く。
唇が与える微細な刺激に、ミュウは下腹部に溜まる熱が一層燃え上がるのを感じた。
「これ、好きか?伝説ポケモンがだらしない顔しちゃってまぁ…涎垂らす程クンニがいいのかよ。」
一層荒い息がミュウの股間を、内股を擽る。股間から唇が這い上がり、柔らかな腿や胸、ミュウの小さな口迄を覆い舐め回す。
673カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:55:05 ID:w/Ip8k8f
「もっと悦くしてやるぜ」
両手を掴む指先が緩み、弛緩したミュウの腕を胴体横に這わせ、その後広い掌で胴体を纏めて掴む。
開脚を共用していた下部の腕は下がり、既に張り詰め、先からカウパーを滴らせていた剛直を極小のビキニパンツから引き摺り出していた。
途端ムワリと広がる雄臭と余りにグロテスクな外見に、ミュウは思わず体を強張らせる。
太く長い肉竿には血管が浮き上がって絡まり、雁は深く抉れていた。
肥大化した亀頭は充血して脈打ち、息衝きに合わせ上下するペニスはまるで別種の生き物の様だ。
そんなミュウの恐れなど知らず、両手で抱きしめたミュウをカイリキーは股間へと招く。
親指の腹を持ち上げ、ミュウの腹部の上へ己のペニスを乗せ押し付けると、再びペニスごとミュウを握りこんだ。
「ぅ、あ、く、臭い、よぉ…やだぁ」
むっと鼻につく性臭がミュウの鼻を刺激する。べとつく先走りの汁が薄桃の毛皮をじゅくじゅくと濡らし、
熱い亀頭がミュウの鼻や柔らかな頬へとなすりつけられる。
「ん、ぅくっ」
カイリキーの腰がゆっくりと下がり、亀頭をミュウの股間へ強く押し当てたかと思えばその儘スライドしミュウの唇付近迄接近する。
ミュウの微細な繊毛とも言うべき毛並みを用いて己の性器を扱き、ミュウの体温や鼓動、震え強張る筋肉の感触を余さず堪能しながらミュウを上下に揺さぶる。
鈴口から溢れた粘液が潤滑を促し、行為がスムーズになる都度ミュウの胸は忙しなく高鳴り心拍数を上げる。
鼻腔に染み付く異臭は何時しかミュウの理性を溶かし、快楽へと導いていた。
「ぅ、」
ぬるつく掌の中で身を捩り、顔を背けるミュウの口許に亀頭が押し付けられる。
口吻を捲り、歯列へと擦り付けられると唾液に溶けた腺液がじわじわと舌や口腔粘膜を犯した。
息衝き起伏する下腹部が、滑らかな生毛に覆われたミュウの柔らかな体が、カイリキーの剛直へと意思に反して快楽を与えていた。
「は、っは、おぅ、ミュウ様の全身ズリいいぜぇ。全身俺のチンポでマーキングしてやるからな。
ミュウ様もカイリューみてぇに俺の奴隷になるんだ。チンポの匂いだけで即発情する様な淫乱雌奴隷に躾けてやる。
ほら、飲めよ。俺の精液。中も外も俺のザーメンでぐちゃぐちゃになっちまいな」
カイリキーの腹筋が強張り、膨らむ筋肉がひくつく。膨張した股間の根元が引き攣り、
ミュウの小さな臀部へ精液の詰まった重たい玉袋を叩きつける間の抜けた音が響いた。
「ふ、ぁ、も、やら、おかしく、なっちゃ、ぁ、ああ、うむ、…んんんぅっ!」
懇願は当然聞き入れられる筈も無く、寧ろ口が開いたのを好機とばかりにペニスがミュウの小さな口へと強引に捻じ込まれる。
ミュウの頬が歪に歪み、狭い口腔では足らぬとばかりに咽喉肉を小突くペニスに思わず幾度も嘔吐く。
収縮し痙攣する咽喉肉に陰茎は激しく脈動し、終に生臭く濃厚な精液を吐き出した。
「…ん、ぷ、ぁ、っは、ぁ、はぁ、はぁ、あっ」
飲み込みきれなかった黄濁色の精液が、泡立ちミュウの口端から溢れる。
「ふ、ぁ、あ、あんっ…も、ぉ」
引き抜かれたペニスは猶も勃起力を損なわず、熱く血脈を浮かしていた。
674カイリキーが性欲を持て余している様です:2010/02/11(木) 02:56:01 ID:w/Ip8k8f
密着した儘執拗に擦りつけられる肉楔に、思わずミュウは顔を顰める。
ミュウの怒りのボルテージが上がり、ピク、と小さく指先が揺れた。
「だめ、だ、って!!」
カッ!

ミュウの双眸が青く輝き、思念の光線が放たれる。
至近距離で放たれたそれをカイリキーは避けることも出来ず、怒りの表情を浮かべるミュウの映像を最後に彼の意識は闇の中へと飲み込まれた。
今度こそ本当に気を失い、膝から崩れ落ちたカイリキーの両手から、ミュウは苦労して身を捩り抜け出す。
身動ぎする都度むんと濃密に香る性臭に、思わず眉間へと皺を寄せた。
「さて、と…」
指の合間、足の裏、尾の先。今やミュウの体でザーメンに塗れていない箇所はひとつも無い。
失神した二匹のポケモンを前に、ミュウは今度こそ隠さぬ溜息を零す。
「…、少し。…ううん。たくさん、気持ちよかったけど。
あんな風に、相手の嫌がることをする子は悪い子。
相手のことを、もっと思いやらなくちゃね」
誰も聞く者がいない今、正直な心情を零し、ミュウは密かに頬を染めた。
「――…、思い遣りがある子になる様に…、そうだ「あの場所」に送ろうかな」
自分の結論に満足し、ミュウは小さく頷く。
それだけが決まれば、後はもう一つの問題―…新たな傍役をどうやって決めるか、だけだ。
取り敢えず、自分と同程度、或いは小さなポケモンにしようとミュウは考えた。
――背後から自分を抱きすくめることが出来ぬ程度の、だ。
それだけを結論付け、ミュウはたった一匹で再び楽園へと戻っていた。

続く
675名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 08:11:28 ID:HZB4OVi6
ミュウ無性かーとか思ってたら予想外にエロかった GJ
676名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 09:15:21 ID:71w/atxL
乙です!
襲われたハガネール可愛かったなあ
カイリューとの絡みが直接的にエロくて、無性ミュウとの絡みも凄く滾った
続くとのことで、楽しみにしてます!
677658:2010/02/11(木) 17:07:03 ID:TH7wvQ67
リク受付したのに先越されて涙目wwあまつさえ上手いから困るwwwっうぇwww
というわけで姉弟モノ。それ以外はふつーにセックル。ってかそれ以外何もしてない感じ。
カプはキュウコン♂×ウインディ♀(主導権はねーちゃん)
それでは投下しまふ。誹謗中傷はNo thank you。
678658:2010/02/11(木) 17:09:48 ID:TH7wvQ67
 ウインディは獣道を走り抜け、弟の待つ泉へ向かっていた。日はもう暮れかかっている。
運動能力には自信がある方だったが、焦りで呼吸は乱れていた。弟は何を言うつもりなの
だろう。その疑問ばかりが脳内をぐるぐると駆け巡っていた。
 ウインディには腹違いの弟がいる。弟とは言っても、一年も年が離れておらず、ほとん
ど双子のようなものだ。自分が幼児の時は弟も幼児だったし、ませてきた年頃もほとんど
変わらない。
 その弟が、夕暮れ時に泉に来てほしいと頼んできたのだった。相談して欲しいことがあ
るらしい。
 そう言った時の弟の顔を思い出し、妙な心持ちになる。最近の弟はすっかり男らしくな
って、昔の頼りない雰囲気はすっかり消え去ってしまっていた。川を飛び越えて、着地を
失敗して少しよろける。小さい頃は、転んだ弟を自分が助け起こすのが普通だったのに。
 好きな人でもできたんだろうか。俄かに怒りに似た感情がウインディの表情を険しくす
る。弟をたぶらかす女は、自分が全部叩きのめしてやる。そう心に誓い、高台を降りて泉
に出た。
 泉は森に囲まれた窪地にある。弟は確かにそこにいた。背を向けて、ぽつねんと泉の淵
に座り込んでいる。ウインディは荒れた息遣いを極力気取られまいとしながら、弟に歩み
寄る。
 「キュウコン」
 ウインディが呼びかけると、キュウコンはさっと顔を上げた。ああ、やっぱり凛々しい
顔だ。ウインディは脳裏でキュウコンの美しさを評す。弟をこんな目で見るなんて条理に
反しているとは思うが、どうしても抗うことはできなかった。
679658:2010/02/11(木) 17:10:31 ID:TH7wvQ67
 「姉さん」
 ゆらりと尻尾を揺らしながら立ち上がった。ウインディの逞しい体とは違う、流線型の
なめらかなボディラインが妖しく黄金色に輝いている。もしかして、弟に好きな人ができ
たんじゃなくて、弟があっちから告白されて、その相談に呼び出されたんじゃないか。ふ
と、そんな考えが浮かんだ。
 「キュウコン、姉ちゃんに相談事って何のこと?」
 「うん……」
 キュウコンはウインディから目を反らしてすぐには言い出そうとしない。そんなに言い
出しにくいことなのだろうか。いても立ってもいられない。いっそのこと、女がいるかど
うかこちらから聞き出した方がよっぽど気が楽だろうけど、そんなことをする勇気はなか
った。弟が勇気を出すのを待つしかない。
 弟が勇気を出すのに、前兆はなかった。
 「姉さん、最近仲の良い男の人とかできたの」
 「えっ」
 ウインディは面くらった。それはこっちの台詞だ。
 「そんなことないよ。……なんで?」
 「いや、だってさ……」
 キュウコンは苦虫を噛み潰したような表情で打ち明けた。
 「姉さん、最近ぼうっとすること多いでしょ。それで俺が話しかけたらやけにびっくり
するしさ。やっぱり姉弟には男女関係バレたくないのかなって思い出すと、気になって…
…それに、それに、最近姉さん、お、女っぽくなったし」
 キュウコンは言わなきゃよかったとばかりに俯いて、耳をしゅんと垂れていた。何だか
男だの女だのと長かったが、ウインディには最後のワンフレーズだけが鮮明に聞き取れて
いた。聞き取れてはいたが、その意味を素直に受け入れることはできなかった。耳元の脈
が打つ音が聞こえる。
680658:2010/02/11(木) 17:11:37 ID:TH7wvQ67
 「……姉ちゃん、そんなに女っぽくなった?」
 「いや、」
 一応キュウコンはそう否定したが、全く無意味だった。
 「ね、姉さんが近くにいると、良い匂いするんだよね……艶っぽいというか、どきどき
するんだ」
 「どきどき……」
 ウインディまでどきどきしそうなほど、キュウコンは初々しかった。血液が力強く流れ
る音まで聞こえる。心臓が叩かれる胸が痛い。キュウコンが何を考えているのか、直接聞
くべきだろうか。ウインディは悩んでいた。普通の姉弟に対して、艶っぽいとか、どきど
きするとか、そんな感情を抱くだろうか。自分も、キュウコンも。
 普通の姉弟でいられなくなるかも知れない。そう思ったが、キュウコンに抱いていた感
情は、どうにも心の中にしまっておけなくなった。
 「……キュウコン、姉ちゃんも、最近あんたの顔見てると、いかにも男っぽいな、と思
うようになってきたんだよね」
 「お、俺が男っぽい?」
 「うん。……姉ちゃんも、今のキュウコン見てるとどきどきしてくる」
 「え……姉さんも?」
 「うん……」
681658:2010/02/11(木) 17:12:02 ID:TH7wvQ67
 キュウコンは自分の言ったことを信じられていないようだったが、キュウコンの反応は
段々どうでもよくなってきていた。酒に酔ったように、制動が利かない。キュウコンに告
白したことで、自分のキュウコンに対する好意が、泉のように湧き上がって止めることが
できなくなってしまっていた。
 操られたように前脚を上げ、ウインディは固まっているキュウコンに抱きついた。
 「姉ちゃんね、キュウコンのことが好きかもしれない……」
 耳元で囁くと、自分の顔が熱くなっているのが分かる。火炎放射を打つ時の方が涼しい
ほどだ。キュウコンを抱く前脚に力がこもる。キュウコンは何も言わないで、自分の背中
に腕を回してきた。ウインディはすっかりのぼせあがった。もう元に戻ることはできない。
そのままキュウコンを押し倒し、キュウコンを自分の下に寝転ばせた。
 「姉さん……」
 咎めるようなキュウコンの口を塞ぐ。んぐ、とキュウコンが驚いた声を上げたが、ウイ
ンディの情動はその程度では収まらなかった。舌をキュウコンの口腔へ差し出し、粘膜を
愛撫する。互いの唾液を交換して、嚥下するとようやく気持ちが落ち着いた。繋がった唇
を、そっと引き離す。
682658:2010/02/11(木) 17:12:34 ID:TH7wvQ67
 キュウコンは頬を真っ赤に染めてウインディに抗議した。
 「な、何やってるんだよ。姉弟でこんなこと……」
 「姉弟じゃなかったらいいの?」
 「え、いや、その」
 「そんなの、言い訳に過ぎないよ」
 キュウコンはまだ何かを言いたそうだったが、ウインディが耳を咥えると、口を噤んだ。
耳をもぐもぐと甘噛みしつつ、キュウコンの口元に指を持っていく。すぐには受け入れて
もらえなかったが、しつこく催促すると諦めたように指を咥えて愛撫してくれた。それだ
けでも、十分性的な刺激で、秘部が熱を帯びるのが分かった。
 「ん……」
 股間の辺りに何か違和感を生じた。
 「キュウコン、やっぱりあんたもこういうの好きなんだね」
 そう言いながら耳を解放し、体を捻ってキュウコンの足元へ顔を近づける。そこには充
血してそそり立った陰茎が、来たるべき交尾を今か今かと待ち構えていた。
 ウインディは微笑を浮かべ、キュウコンに舐められた指でそれをつついた。
 「ほら……あんたも男っぽくなってるでしょ」
 「う、うるさいな」
 もう反意も示さない。ウインディはシックスナインの体勢になり、尻尾を振ってアピー
ルした。キュウコンの陰茎が跳ね上がるように勃起を強める。
 「……ね、あんたも」
683658:2010/02/11(木) 17:13:03 ID:TH7wvQ67
 「そ、それってどういう……」
 「それを聞くのは野暮だよ」
 ほら、と促すと、一呼吸おいて湿った感触が秘部を撫でた。背筋がぞくぞくと震える。
快感に直結するほどキュウコンの舌使いは巧みでないが、今までに体験しなかった感触だ。
ウインディの興奮はいやがおうにも昂っていく。キュウコンに報いるため、慈しむように
キュウコンのペニスを口に含んだ。
 キュウコンのそれは本当に男らしかった。全体を含むと息苦しいほど口内を満たされ、
舐め上げるほどに硬さを増して屹立する。フェラチオなんてもちろんしたことがない。だ
からこそウインディは懸命にキュウコンのペニスを貪るように味わった。キュウコンもし
とどに濡れた陰唇を舐めほぐして行く。お互い拙い舌使いだったが、精神的に満たされる
快楽は、肉体的なもののそれよりも大きい。
 「あっ、キュウコン……」
 口だけでは物足りなかったのか、キュウコンは指を膣に浅く挿し入れ始めた。掻痒を伴
った異物感に身をよじらせる。爪を立てず、内壁を押しつけながら擦られると、自分がす
っかり濡れているのが良く分かって恥ずかしかった。
 「ん、ぅ……」
 くすぐったさは徐々にその表情を変え、やがて確かな性感へ変貌し、ウインディの舌は
お留守になる。キュウコンはその変化を敏感に感じ取っていて、より深く、早く挿入を繰
り返す。キュウコンを押し倒した時とは違う、麻薬のような欲望がウインディの脳内を浸
食していった。
684658:2010/02/11(木) 17:14:01 ID:TH7wvQ67
 ウインディはキュウコンの上からどくと、服従のポーズを取る。キュウコンは立ち上が
って、姉のあられもない姿に釘付けになっていた。
 「キュウコン……お願い」
 最早キュウコンも望む所らしく、襲いかかるようにウインディに被さってくる。見上げ
るキュウコンの表情は、ウインディを陶酔させるのには十分なほど情熱的だった。
 「姉さん」
 しっかりした、良い声だった。
 「俺、姉さんが好きだ」
 短く言って、ウインディがしたのと同じように強引な接吻を交わす。絡み合う舌と舌が
ウインディに正常な判断力を失わせていく。キュウコンといつまでも交わっていたい。そ
の情動だけが炎上して理性は屑になる。
 キュウコンが接吻を解いた時、ウインディは自分が涙を浮かべているのに気がついた。
 「早く……キュウコン……」
 思わず懇願すると、キュウコンは悪魔のような笑みを浮かべた。そのまま何も言わず、
性器の先を膣口にあてがう。
 「挿れるよ……姉さん」
 「う、うん……お願い」
 瞬間、キュウコンの体重が感じられた。
 「あ、あっ、ああ」
 開かれたことのない膣壁がこじ開けられ、ずぷずぷといやらしい音を立てながら聖域を
踏みにじっていく。キュウコンは気持ち良さそうに溜息をついた。濡れそぼっていた性器
への挿入は簡単で、すんなりと二人は最奥まで繋がった。キュウコンで満たされる感覚に、
ウインディは震えていた。
685658:2010/02/11(木) 17:14:25 ID:TH7wvQ67
 「痛くない?」
 「う、うん。痛くない」
 このまま動かれるんじゃないかと思うと不安だったが、ここまで来てキュウコンに犯さ
れないではいられなかった。狂いたい、交わりたい、めちゃくちゃにされたい――不安は
欲情の前に無力だった。
 それに欲情しているのはウインディだけではないのだ。
 「……動くよ」
 キュウコンはゆっくりと体を前後に揺らした。ウインディは甘い声を漏らす。雲に身を
埋めるような、穏やかな快感が緊張をほぐしていった。ウインディはすっかりキュウコン
に身を委ね、キュウコンの優しい動きを堪能していた。
 快楽が高まるにつて、愛液は量を増す。水の弾ける淫靡な音が、ウインディの耳元で囁
き、交尾の禁忌を破ったことを認識させる。キュウコンの吐息が感じられるほどに荒々し
くなり、腰の動きもスピードを高めていく。気付かないうちに、ウインディは突かれる度
に喉の奥から声を漏らし、快感は切なく昇りつめていく。夢の中にいるようだった。
 しかし不意に夢は霧散した。キュウコンが動きを止めたのだ。キュウコンを見やると、
彼は熱っぽい瞳をこちらに向けていた。
 「体位を変えたい……」
 「体位?」
 「姉さん、普通に立ってくれ。もう我慢できない……」
 何がなんだかわからないまま、繋がりを切られた。キュウコンに急かされるまま、ウイ
ンディが立ち上がると、キュウコンはウインディの背後からのしかかった。太股を前脚で
がっちり固定される。
686658:2010/02/11(木) 17:15:20 ID:TH7wvQ67
 「え? キュウコン、何を……」
 「ごめん、本当にもう我慢できないんだ」
 言うや、キュウコンの陰茎が突き刺さった。短い悲鳴を上げる。それに驚いている暇も
なく、キュウコンは粗暴に腰を打ち付けてきた。
 ペニスが膣の中でもんどりうっている。さっきまでのふわふわした快感はどこにもない。
膣から、脊髄を通って、脳髄までを電撃が走るような劇的な感覚に、ウインディは初めて
恐怖を感じた。
 貫かれる度に恐怖は激情へと姿を変えていく。次の、また次の、更に次のピストンが待
ち遠しい。ウインディは自らも貪欲に体を動かして下腹部を疼きを鎮めようとする。しか
しその疼きは鎮めようとするほど質量を増していき、訳の分からない衝動を増長させる。
 ウインディはだらしなく口を開いて、キュウコンとの交わりにふけっていた。高まる波
はウインディを飲み込んで大きくうねり、ウインディを夢中にさせて離そうとしなかった。
毛皮の擦れる感触さえ快く感じられる。キュウコンの吐息が間近に感じられる。
687658:2010/02/11(木) 17:16:51 ID:TH7wvQ67
 「うっ、ああっ」
 キュウコンが苦しそうに声を上げた。ウインディも限界に近づいていた。これ以上耐え
られる自信はない。快楽に捕らえられて色情魔になりそうで怖かった。快楽は全身に分布
して、針のようにウインディを刺してくる。
 尻の動きを止められない。キュウコンに食らい尽くされたいという破壊的な欲求がウイ
ンディを駆り立て、本人にすら抑止はできなくなっていた。しかし、その欲求が果される
瞬間は、刻一刻と近づいていた。
 キュウコンが咆哮を上げる。ウインディを引き付ける前脚に力が込められると、ウイン
ディの高まった波が弾けた。圧倒的な快楽に呑み込まれ、全身が痙攣を起こし意識が白ん
でいく。
 キュウコンのペニスが熱い精液を一心に注いでいた。膣内が満たされていく。甘美な受
精だった。異性と繋がりあった喜びが、キュウコンと行為を全うした悦びが、ウインディ
を朧な幸福感に包んでいく。ウインディは聞き取れない言葉で喚いた。愛している。愛し
ている。
 弾けた波はゆるやかに降下していった。幸福感だけは水泡のように膨張して、ウインデ
ィを恍惚とさせる。あたかも時間がその足を物凄く遅めたように感じられ、幸せは噛みし
めるほどにかぐわしく薫りを際立たす。
 キュウコンとの思い出が走馬燈のように思い出され、それらの終着点が、ここであるか
のように感じられてならなかった。
688658:2010/02/11(木) 17:17:15 ID:TH7wvQ67
 ずる、と卑猥な音を立てて、キュウコンのモノが引き抜かれる。途端に、踏ん張りが利
かなくなった脚は崩れ落ちて、ウインディは力なく横臥した。疲労して、それでも嬉しく
てとろけたウインディの顔を、キュウコンが覗き込む。
 労わるように、キュウコンは鼻面を舐めてくれた。
 「姉さん……大好きだ」
 ウインディの懐に寝そべる。ウインディは答えることもなく、キュウコンの体を引き寄
せ、軽く口づけをする。
 「姉弟なのにこんなことして良かったの?」
 からかうように尋ねるとキュウコンは自嘲気味に笑みを浮かべた。
 「……姉弟でも、好きな気持ちは変わらないから」
 「うふふ」
 そう言う弟がかわいらしくて仕方がない。頭を撫でてやると、弟はごろごろと喉を鳴ら
した。
 日はとっぷりと暮れ、隠れていた半月は煌々と地表を照らし、夜の更けるまでいつまで
も戯れる二人に明りを提供していた。
689658:2010/02/11(木) 17:22:10 ID:TH7wvQ67
糸冬
ノーマルエロは自分の技量が丸裸になっていろいろ反省点炙り出してくれたので自分にとっても有意義でした

「日付変わるころには〜」とか言っておきながらほぼ24時間待たせてゴメソ。半裸になったせいで風邪ひいてたりしてたらゴメソ
690名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:00:59 ID:ggy4v0bs
もしかしてポリゴンの人と同じ?
なんでそんな変な改行になってんの
691名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:03:41 ID:nI3kZjcZ
>>677
改行読みづらいってあれだけ言われたのに直さないんだね
問題点を指摘してくれた人たちを「誹謗中傷」とか言うのも失礼だよ
これからは個人サイトで独特の持ち味を生かして独創的な作品を書いてください。以上
692名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:18:23 ID:vERUwEmi
同一人物って証拠もないのにそこまで言うのはどうかと
つかこのスレ改行にうるさいな
693名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:20:37 ID:TH7wvQ67
すまん、同一人物じゃない
694名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:24:51 ID:nI3kZjcZ
>>594でも他の人と同人じゃないって言ってるし
叱られるたびに別人のふりしてるのか?
695名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:25:11 ID:KxH+xWZ8
>>689
純粋なエロGJ!
結ばれたウインディ姉ちゃんと弟キュウコンに乾杯したわww

だけど>>690-691の言う改行は同意かな。
台詞のカギカッコのところは一マス開けない方がいいぜよー。

なにはともあれ、とりあえず次のエロも楽しみに待ってまーす
696 ◆dpUH/D7AkerM :2010/02/11(木) 18:29:30 ID:TH7wvQ67
わかった。コテ付けとくわ
今後の投下でも叱られることもあるだろうから少なくとも俺は俺だと証明できるようにしとく
ほんとすまん。改行の練習してくる
697名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:35:36 ID:uNWw2Jjh
失礼なのはどう見てもお前らのほうだろうが…
そんなに目が肥えてるなら一度くらい自分で満足いく作品の一つでも書いてくれよ。
698 ◆dpUH/D7AkerM :2010/02/11(木) 18:45:41 ID:TH7wvQ67
いいんです。満足できない人がいるのは自分の責任ですから
699名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:47:45 ID:3F7GknYz
いつからこんな名人様が増えてきたのか……
700名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 18:47:56 ID:llCxAdGD
>>698
乙!
携帯で読んでたから改行がどうなってるかは分からんけど、
もふもふ姉弟の甘エロに凄く萌えた。お姉さんウインディいいね。

誹謗中傷してくる明らかに変な奴が最近いたし、そういうのは気にしない方がいい。
アドバイスと誹謗中傷は違うものだし。
701名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:05:25 ID:ggy4v0bs
自分も携帯からなんだけどさ、携帯でも読みにくかったよ。
固有名詞の途中で改行は明らかに変だと思うんだ…
まぁ、あえてやっているのか、エディタや環境の関係か
702名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:15:07 ID:/f2fIFDn
>>678
これ書いたの絶対581だろ……
汚いなさすが581きたない。
俺はこれで581嫌いになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?
581はウソついてまで自分じゃないって言い張りたいみたいだけど騙しきれてないっていい加減きずけよ。
あれで鬼の眼力の俺を騙しきれると思った浅はかさは愚かしい。
俺には通用せず見破られてしまった。
703名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:17:41 ID:eLk0iAnF
うわぁ…
704名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:18:58 ID:eLk0iAnF
あもり(笑)
きずけ(笑)
鬼の眼力(笑)

キャラ作ってんだよな?ジョークだよな?w
705名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:19:31 ID:qTLJE5cv
>>691
お前こそuHwPPgY2じゃないの?
全くネトネト気持ち悪いな
706名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:25:10 ID:nI3kZjcZ
>>704
いまどきブロント語も知らないのか…w
707名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:25:34 ID:J1/f9gjy
まぁ普通に考えて>>581=>>698だろうな
カギカッコの前にスペース入れたり一行の文字数を変えたりして必死に別人を装おうとしたのは褒めてやるけどさ
708名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:28:02 ID:/f2fIFDn
>>704
おいィ?
そこまで突っ居ンでおきながら「汚い」と「きたない」の表記ゆれや「浅はかさは愚かしい」に手をつけない英語で言うとノータッチとか
ちょとsYレならんしょこれは……
確実に704はもっとネットスラングを知らないと高確率でいくえ不明。
709名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:30:20 ID:eLk0iAnF
>>708
知らないねそんな言語
普通にしゃべれないのかよ意味不明でキモチワルイ
710名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:30:50 ID:nI3kZjcZ
無知て可哀想…w
711名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:34:43 ID:eLk0iAnF
>>710
は?いちいちムカつくなお前
ググって意味はわかったが使う気にはならね
たかだかネットスラング知らない程度でバカにされるのも訳わからんわ
712名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:36:13 ID:nI3kZjcZ
複数ID使いの581が怒っているようです
713名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:36:29 ID:/f2fIFDn
 知らないねそんな言語
 普通にしゃべれないのかよ意味不明でキモチワルイ
\______ _______________/
          ∨
          ____
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\
    /   ⌒(__人__)⌒ \
    |      |r┬-|    |
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´      >>709     ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

そして30秒後
         ____
       /::::::::::  u\
      /:::::::::⌒ 三. ⌒\   <ブロント語……ブロント語って何だ?
    /:::::::::: ( ○)三(○)\           
    |::::::::::::::::⌒(__人__)⌒  | ________
     \::::::::::   ` ⌒´   ,/ .| |          |
    ノ::::::::::u         \ | |          |
  /:::::::::::::::::  >>709u      | |          |
 |::::::::::::: l  u             | |          |
 ヽ:::::::::::: -一ー_~、⌒)^),-、   | |_________|
  ヽ::::::::___,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄   | |  |
714名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:43:21 ID:vERUwEmi
早めに言っておく。
次スレ必要ないわ。
投下された作品に対して感想なし、中傷だけのスレなんて過疎るだけだし。
715名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:45:31 ID:6B73x7Ee
そんなに立てられて困るなら喜んで立ててやろう
716名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 19:49:11 ID:k4mdufQx
>>698
GJ
1日で書くことができるのはすごいな。
結局、姉弟とも思いは同じだったんだな。
717581:2010/02/11(木) 19:52:01 ID:yxTrKNCK
689さんと自分は別人ですよ。
718名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 20:02:36 ID:PqwNb4If
書いてもらってる立場なのに、どうしてこんな態度とれるのかな。
俺らなんて、書き手が居なくなったら困る立場なんだよ?
書き手が減るような書き込みしないでよ。
もし、書き手が気にいらないなら無視すればいいじゃない。
719名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 20:11:27 ID:J1/f9gjy
>>717
嘘臭いな
前回の騒動はつい一昨日のことだし、文体が似すぎてる
今のお前らは、例えるなら刺殺死体の近くで血の付いた包丁を振り回しながら「俺は殺してない」って言ってるようなものだぞ?

まぁIDが違うし今日のところは信じることにするわ(携帯とPCで使い分けてるのかもしれんけど)
720名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 20:18:50 ID:nI3kZjcZ
717と689がふしあなしたら信じてもいいよ
721名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 20:28:58 ID:J1/f9gjy
>>720
まぁ今日のところは別人ってことでいいだろ
だが今月中にまた同じような文体の書き込みがあって、かつそいつが「>>581>>698とは別人です」と言ったらその時こそはそいつ=>>581>>698で確定だけどな
722名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 20:29:34 ID:LIJM9UX4
>>689
リクしたヤシです。
おっきめの姉弟カップルで来るとは予想外だったぜ!
おかげでギャップに萌えて余計に興奮したじゃないか・・・ありがとう。

あとまぁ色々気にしないで。
前の人が悪く言うと追従しちゃう人間の悪い癖だ・・・
わざわざ全部に耳を傾けなくていいと思うよ。

俺は情感の伝わる良いSSだと思った。
それに、書きにくいシチュを短時間で作ってくれたことがうれしいよ。
再三になるが本当にありがとう!
723名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 21:10:46 ID:yMNis3Ud
これでまた一つ良スレが潰れていくのかー…
724名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 21:26:15 ID:PqwNb4If
言っても分かって貰えなかったみたいだからいいか。
そうだね、形あるものいつかはなんとやらとか言うしね。
もうみんな新しいオカズを探さなきゃならない時期なのかな…
725名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 21:29:37 ID:rOcvLaRT
ゾロアたんハアハア。
726名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 21:47:16 ID:mTGkH055
本当に酷いスレになったもんだ・・・
727名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:15:36 ID:m4GC17se
時間がすべて解決してくれるさー
728名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:21:38 ID:jq2FdEiG
このスレこんなに人いたんだ
729名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:34:51 ID:6iJloIpS
なんか荒れてるな…
改行に関しては自分も同じように変な所で改行が入った事があったな。
携帯が規制なせいで携帯で執筆してhotmailに送り、PCからコピペで投稿してたんだが、
勝手に改行が入るから気付かずそのまま投稿して…orz
730名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:17:56 ID:47iXnOJx
>>713
つまりお前さんは、

ここがブロント語を使うのに相応しい場所だと判断し、
今はブロント語を使うのに相応しいタイミングだと判断し、
ブロント語で書き込むのに相応しい内容だと判断した訳だな。

なあ、古い言葉だけどTPOって知ってるか?
731名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:33:21 ID:w/Ip8k8f
皆大人になれ。
子供なのは股間だけで十分だ。

そんな訳ですごく体格がいいポケモンの股間がすっごく小さい包茎おちんちんだったらと
妄想していたら夜も眠れない…どうしたらいいんだ…!

>>658
GJ
姉弟そろって可愛かった。
冒頭でお姉ちゃんに心掴まれてメロメロになった。
そりゃキュウコンじゃ無くても落ちるわ。
732名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:34:05 ID:yMNis3Ud
>>730
これ以上煽ってはならん
733名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:37:54 ID:Gl3O5kTk
そんなことより
レントラーの尻尾の付け根辺りにそのレントラーが好きな木の実をくくりつけて
ブースターをアクリルの毛布で擦って静電気でぶわぶわにして
フーディンのスプーンの先端を割って
エビワラーにブレイクダンス教えてスカートが捲れた所を写真に納めまくって
ドンカラスのもふもふを逆撫でしまくって
ゴローニャの体をサンドペーパーで完全な球状にして
ミロカロスをゆるふわパーマ(笑)にして
キレイハナ・サーナイト・ダークライがいる所で匍匐前進した方が
有意義に思う。
734名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:41:49 ID:2a3z7hSu
さすがに柔らかい始祖さんも下にねじこむのは無理があるか
…続くだと?
735名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:55:15 ID:SAbIsyP8
猫っぽいポケモンの背中に静電気で風船くっつけて
くっついた風船を取ろうとぐるぐる回って
やっと取れたけどよくわからないオモチャだと思って遊んで
爪を立てて風船がパァンして驚いて飛び上がる
そんな光景が見たい
736名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:59:04 ID:LIJM9UX4
>>731
> 子供なのは股間だけで十分だ。

名言というか至言というか激しくワロタw
737名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:24:13 ID:ytUVnNpH
レントラーときいてやってきました。
夢のありかの続きがスランプで困っているので、息抜きに何か小品でも…
キャラリクあったらもらえませんかね?

人間男(複数)×ブイズ
グロ、強姦、実験あり
ブイズのお嬢様達のいずれかから一匹選んでもらえないでしょうか?
性格も付けてくださると嬉しいです。
738名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:31:47 ID:S6tAUSU7
>>737
シャワちゃん脳天気で!
ぬるぬる描写激しく頼む
739名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:32:02 ID:ylMoWgZm
え?推敲終わったら投下するって言ってなかった?
スランプって結局書けてないの?
なのに別のを書くの?
740名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:32:57 ID:GOtT/Ipe
うっかりやなリーフィアとかどうかな!
741名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:33:05 ID:FkKc3EQ7
息抜きだし仕方ない
俺は生意気なリーフィアでいいや、うん、贅沢は言わない
742名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:33:32 ID:GOtT/Ipe
おっとうっかりやなのは俺だったブイズに強姦されてくる
743名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:41:04 ID:S6tAUSU7
む、蒸し返して本当に悪いと思う
けど誰もこの事について言及しないのと、これが無いとまた荒れると思うからこれだけ言わせてくれ

とりあえずどんな作品でも筆者に対して
>>691とか>>707みたいな言い方はマズいと思う。
言いたい事があるなら自分がどういう発言の仕方をしたらどういう雰囲気になるか考えてから文体を選べよと。

批判もあって良いに決まってるけどやっぱこういう書き方してプラスになる事って何も無いんじゃない?そういう事に無頓着にならないでくれ、とそれだけ。

--------キリトリセン-------
744名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:49:37 ID:ytUVnNpH
>>373です。
いや、無駄に長くなっちゃったんで、推敲しているうちにどれか一エピソードを削らなきゃならなくなった
さてどれを削るかと悩んでいたらこうつなぎたくもなるな、と考えていたら収拾がつかなくなっちゃって…
ほぼ完成してるんですけど、完成まではもう少し待っていただきたいのです。
書くのやめるわけではなく、同時進行で煮詰めておきます。

今はエロをがっつり書きたいのも事実…
こっちのブイズ話は短篇になります。
745名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:52:19 ID:ytUVnNpH
>>737だった誤爆
ありがとう、使わせていただきます!
746名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 01:24:41 ID:klb73zpZ
箸休めも期待して待ってる!
747名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 08:47:47 ID:BczJPN1V
ゾロアかわいいいいいい
わるきつねとかktkr

悪タイプのみで4足歩行はポチエナとかぶるな。
キツネ同士でロコンとあんなことさせるか、タイプかぶりでポチエナとこんなことさせるか、悩みどころだ。
748名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 13:03:37 ID:NjNreeTJ
>>743
>とりあえずどんな作品でも筆者に対して
>>691とか>>707みたいな言い方はマズいと思う。
オブラート不足なのは同意だけど
>どんな作品でも
はちょっとな。叩かれて当たり前の作品だってあるよ。
個人的にはあのくらいの批評で荒れたことに驚いたよ。
>>746
箸休めの意味分かってるの?失礼すぎ。
749名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 13:56:57 ID:Ytk7Pdtj
>>748
荒れたのは批評が原因じゃなくて、同一人物だのなんだのしつこい連中がいたからだろ。
あと、いちいち蒸し返すな。
750名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 14:04:53 ID:5k8ytUck
>>747
先輩のロコンとポチエナに弄り倒される新米ゾロアちゃん
751名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 16:04:39 ID:ooHPUS+r
そろそろ500KBに近ずいてきた
752ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2010/02/12(金) 16:19:04 ID:BczJPN1V
>>750がそんなこと言うから、
世界最速でゾロアのエロパロ書きたくなっちゃったじゃないかww

「新米ゾロア」
2レス
ショタ
挿入なし。単なるいじめ。
753新米ゾロア 1/2:2010/02/12(金) 16:20:06 ID:BczJPN1V
「新米ゾロア」


「や、やめろよ!2対1なんて…卑怯だぞ!」
首の後ろをくわえ込まれ、地面に押し付けられたゾロアが悔しそうに叫ぶ。
しかし、返ってきたのは冷笑混じりの言葉だった。
「あははっ、『卑怯』だって!仮にも悪キツネのくせに」
「こいつ、新しく発見されたって割には大したことないね」
もう完全に体を押さえ込まれ、身動きもろくにできなくなってしまったゾロアを、
ロコンとポチエナ、2対の双眸がのぞき込んでいた。

最初は少しいじってやるだけのつもりだった。
このポケパークに入ってきた珍しい新入りと、仲良くなるきっかけが欲しかった。
でも…
「なんだよお前ら!オレ様に近寄るなよ!」
「オレ様は特別なんだからな!映画だって主演なんだぞ!」
「お前らみたいな不遇ポケモンとは違うんだからな!」
元々、付き合い上手とはお世辞にも言えない性格なのだろう。
しかし流石にこの態度は、姿格好を見て似通ったものを感じて声をかけた2体の神経を逆撫でするものだった。
後ろからドンッとぶつかって転がせる。
土埃にまみれてしまったところを笑っていると、
ゾロアは目を吊り上げながら襲いかかってきた。
いきおいもみ合いになり、ついつい力が入っていき、エスカレートしていった。

「ねえ、こいつ見つかったばっかりなんでしょ?身体検査しちゃおうよ」
「っ!?」
「へへっ、それいいね」
激しい動きで興奮し、嗜虐心がむき出しになったロコンの言葉に、ポチエナが面白そうに反応する。
その下で、不穏な空気を感じ取ったゾロアが身を固くしていた。
「ふふ…。動かないほうがいいよ。もっとも、僕の“かなしばり”で技も出せなくなってると思うけど」
意地悪そうな口調でそう呟くロコンの瞳には、
悪タイプの2体が思わずたじろんでしまうほどの迫力が込められていた。

「ちょんちょん…っと」
「わっ!な、何するんだ!やめろっ!やめろって!」
「こら、動くなよ」
既に首元を押さえつけられ、完全に屈服した状態になっていたゾロアの身体が、
ぐるんと反転させられ、4本の足が全て上空へと向けられてしまう。
4足歩行の宿命で、こうなるともう全く抵抗のしようがない。
股の間に入り込んだロコンが、短めに生えた紫がかった灰色の毛皮を前足でかき分けると、
ぼってりと小さく膨らんでいた陰嚢の上方に、これまた小さくすぼんだツボミが顔を出した。

「ははっ!かっわいぃ〜!」
「こいつ、生意気なくせに超ちっちゃいじゃん!」
「ううっ…」
ロコンとポチエナに口々にからかわれると、
ゾロアは顔を真っ赤にしてふいっと顔をそむけ、悔しそうに牙を震わせていた。
754新米ゾロア 2/2:2010/02/12(金) 16:21:51 ID:BczJPN1V
「ねえ、こいつタマゴは作れるのかな?」
「えー、オチンチンこんなんだし、やっぱり『未発見』なんじゃない?」
「でもほら、袋はけっこうしっかりしてるしさ、できるかもよ?」
「さ、触るなよ!」
ロコンの柔らかな前足が、ふにっ、ふにっと踏むようにして大事なツボミを刺激する。
初めてそこを触られるゾロアは、羞恥で全身の毛が逆立つのを感じた。
「あ、硬くなってきた」
「え、ホント?じゃあさ、イかせてみて液が出たらタマゴできるんじゃない?」
「ポチエナ、頭いいねぇ」
「っ!!ふ、ふざけるな!」
このままでは陵辱される。
戦慄がゾロアの背筋を凍らせるが、柔らかな刺激を受けるオチンチンだけは元気に熱を帯び始めている。
真正面からポチエナにすごい形相で睨みつけられ、動きまで遅くされてしまっては
ゾロアに抵抗する術など残ってはいなかった…。

「キミ、ちっちゃくって足だと刺激しにくいから、特別に舌でしてあげるね」
「や、やめ…んっ!ああっ!」
少し立ち上がりかけていた小さなツボミが、ちゅぷっと音を立ててロコンの口腔へと吸い込まれる。
そのままちゅぶっ…くむっ…とまるで赤ちゃんがおっぱいを吸うような音が数秒響き、
最後に一際大きくちゅうっと音を立てて舌先から開放されたそこは、
まだまだ小さいながらも、さっきとは見違えるほどに元気になって、
僅かに先端の粘膜を外気に晒しながら、ピコンと真上を向いて立ち上がっていた。
「さすがロコン。すぐ勃起しちゃったね」
「こいつが敏感なだけだよ」
「うう…、もうやめてよぉ…」
オチンチンが勃起している恥ずかしい姿を、抵抗することもできずにじろじろと観察され、
生意気だったゾロアの態度が徐々に崩れ去っていく。
ついにその目尻には小さな雫が形成されていた。

「やめてよぉ…だって。笑っちゃうよね」
「気持ちイイくせに。もしかして初めてなの?」
相手が泣き出しそうになっているというのに、完全に興奮してしまった2体の好奇心は収まる様子を見せない。
抵抗が薄くなったのをいいことに、交互にオチンチンをピンピンと弾いてみたり、
小さな袋をころころと転がしてみたり、やりたい放題だ。
ほんの少し顔を見せているだけだった先端のピンクの突起も、
弄ばれ、摘まれ、弾かれ…、ついには幼茎の半分近くまで剥きあげられてしまった。

「もう、許してよぉ。オシッコ出ちゃいそうだよ…」
べそをかきながら、しかし頬はピンク色に上気させながら、
すっかり艶っぽい表情になったゾロアがロコンとポチエナに懇願する。
「しょうがないなぁ。じゃ、最後ね」
ロコンのその言葉を聞いて、やっと許してもらえる…とちょっとだけ緩んだゾロアの顔が、
オチンチンに寄せられる2体の口先が寄せられるのを見て、ひくっと引きつる。
「ひぃっ、あっ!ふぁぁっ!ああん、あっ…!」
ロコンの熱い舌先と、ポチエナのざらっと鋭い刺激をもたらす舌先が、左右から同時に襲いかかる。
オチンチンを触られるのも初めてのゾロアに、この刺激はあまりに強すぎた。
「ああっ!!ふあああっぁん!出ちゃうっ!オシッコ出ちゃうよぉ!」
排尿感に似た感覚と、痛みすら覚えるほどの強烈な快感。
ゾロアの後ろ足がピンと突っ張って痙攣する。
そして、初めての絶頂を迎えたオチンチンの先端からは、
壊れた水鉄砲のように、白濁液がか細くぴゅるっ…と飛び出して、ゾロアのお腹へと着地したのだった。

「あ、出たねぇ。ちょっとだけど」
「じゃ、タマゴおっけーってことで」
「じゃあ、今日のとこはこのへんで許してあげよっか。ゾロアまたねー」
「また遊ぼうねー」
勝手なことを言って去っていくロコンとポチエナを悔しそうに見送りながら、
ゾロアが屈辱に身を震わせていた。
755ヒコザルの人 ◆GShikoDN72 :2010/02/12(金) 16:23:49 ID:BczJPN1V
あ、最後の
ゾロア「は」屈辱に身を震わせていた
の間違いです。

やっぱり急いで書くと間違いが…。すいません。

あ、別に続きませんよ。
この後仲良くなった3体は、平和に暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
756名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 16:33:40 ID:GOtT/Ipe
仕事早過ぎだろwwwwGJ
2レスで俺の股間がブラストバーンさせられるとは・・・くやしいっ
757名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 16:55:02 ID:8yAFTZlN
>>755
短いながらも内容テラGJ!
あの後仲良くなった……だと……?
いや、これは間違いなく性的な意味で、の方だろwww
将来はセフレフラグが立ちましたなww
758名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 16:59:53 ID:5k8ytUck
ノリでレスしたら書いてもらえるとはww
GJですー
759名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 18:15:33 ID:MRcF8J7O
セフレフラグワロタww

映画が発表されたらゾロアークとルカリオを絡ませる方向で頑張る人が現れるに1ペリカ
760名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 18:26:09 ID:nhHBV8Ma
世界最速SSにGJ
761名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:19:00 ID:NjNreeTJ
>>749
>同一人物だのなんだのしつこい連中がいたからだろ
前に投下されたのが厨すぎなきゃ言われなかったことだろ
だからそういう厨は叩いてもいいじゃんて言ってんの
うやむやにするから後からきた職人に火の粉かかるんだよ
叩きと荒れは違うよ
762名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:27:29 ID:RJq5+5rm
>>755
そしてなにより、速さが足りてる! GJ
精通が他ポケの手を借りてだと、自分で処理できなくなるな、このゾロアw
763名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:54:18 ID:6VduZSPr
以降、>>761に返信禁止

しかし、ヒコザルの人は仕事早いな
764名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 20:32:11 ID:97BMY7nR
>>761
お前みたいなのがいるから職人様が消えるんだろ、このksg
お前がこの前やその更に前の騒動の時にPCと携帯で自演してたことは分かりきってるんだよ!
それにだ
たとえ本当は同一人物だったとしても、違うと言っているのなら別人として扱うべき
職人の言うことこそが正義なんだからよ
765名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 20:52:33 ID:ooHPUS+r
以下↑のレスに返信禁止
--------キリトリセン-------

>>752
ヒコザルの人キター
やっぱゾロア可愛いな〜
今度はメスポケに性的な意味で敷かれるゾロアたんのssとか見て見たいな〜
っと思う今日この頃

481KB・・・そろそろ次スレの時期??
766名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 21:10:20 ID:iVpLfKg5
ゾロアたんもいいけど、ゾロアークたんもかわいいと思う
てかゾロアークって化け狐ポケモンなんだよね?つまりメタモンと似たような(ry
767名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 21:27:38 ID:klb73zpZ
普段ヤりあってる仲のポケ同士で、事後に気づいたらゾロアークたんだったでござる
みたいなシチュが見たい

あれ、これメタモンでよくn
768名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 21:33:25 ID:RJq5+5rm
ドーブルやミュウでもできるね。
まあ、エロ能力ではメタモンが最強なんだろうが。
769バク×サイ 第三部:2010/02/12(金) 22:55:36 ID:R6iuaH3I
毎回細切れであった事は、申し訳なかった。
自分でも中途半端だったと反省している。

今回で一応終わります。

♂ × ♂
排泄描写あり。
770バク×サイ 第三部 1/3:2010/02/12(金) 22:57:39 ID:R6iuaH3I
 サイドンはバクフーンの肛門に深々と指を挿入しながら言った。
「おまえはダメでダメでダメな、可愛い女だ。
 ……ん? どうした、オマ○コに指突っ込まれて感じてんのか?」
 サイドンはバクフーンの肛門の内側で、くいくいと指をくねらせた。
「……ぃゃっ、やめろぉ……」
 蚊の鳴くような細い声でそう言い返すのがやっとの様だ。
 バクフーンは肩と首を小さく窄めて、小刻みに震えながら、ただ時間が過ぎて解放されることを願うのみ。
 サイドンに征服された肛門も、抵抗することを諦めたかのように、収縮して異物を排除することを止め、だらしなく開ききっている。
 そう、体全身……肛門も含めて、サイドンに屈服したのだった。

 サイドンは指でバクフーンの腹側の腸壁にじんわりと圧力をかける。
「あぅん」
 瞬間、びくっと体が跳ねた。
 苦痛とも快感とも言えない感触が、バクフーンの下半身から込み上げてゆき、脳に電流が走った。 
「やっぱり感じてるなぁ。バクぅ? オ○ンコ気持ちいいのか、バク」
「っ……そんなこと……ぁっ」
 サイドンはゆっくりと一定の間隔でバクフーンの敏感な場所を押さえ、刺激している。
 今、バクフーンを完全に征服し、自分の手の中に収めたという満足感に満たされるサイドンだった。
 そうしている間もバクフーンは、「ぁん」「ぅん」と小さな泣き声を漏らしながら、上半身を床にひれ伏し、
大きな尻だけ高く突き上げ、サイドンの思うがままに体の中を犯されている。
 されるがままを、許している。
「ふっ。元チャンピオンが泣いてるぜ。おまえはもう完全に女だぞ。これからたくさんイイコトしてやんよ。
 人間の女が穿くパンティを、おまえにも穿かせてやる。ブラジャーってやつも着けて、街の中歩かせてやっからな。
 ……そうだ、ゆくゆくはチンコとタマももぎ取ってやろうか?
 どうだバク。……え? やけに大人しいな、何とか言ってみろ」

 そしてバクフーンは静かに勃起してゆき、半立ちの状態になっていた。
 そして全身は脱力したまま、勢いなく精液を漏らした。
「あ。ぃぃぃ……いくいくいくいく」
 だらしない声を漏らしながらの射精だった。
 バクは頭の中が真っ白になり、同時に白い汁をトロトロ垂らすのだった。
 それが降参の、白旗なのだ。

―*―*―*
771バク×サイ 第三部 2/3:2010/02/12(金) 22:59:24 ID:R6iuaH3I
 バクフーンは耳を掴まれながら、口を開けさせられ、そこへサイドンが放尿をしはじめた。
 熱い小便に口を満たされ、ほろ苦くしょっぱい味を感じていた。
 サイドンは今度は頭のてっぺんに狙いを定める。頭から顔、顔から首へと、濃い雄の匂いがする小便が
かけ流される。これでもか、これでもかと言うほど、サイドンの放尿は長く続いた。
 バクフーンはただ目をぎゅっとつむり、耐えるしかなかった。
「いいか、口の中のはちゃんと飲むんだぞ、分かったな」
 サイドンがやっとのことで放尿を終えると、バクフーンは命じられたように、ごくんと飲み干した。
 胃の中が熱くなるのが分かった。そしてビチョビチョに濡れた頭や顔からのむせ返るような臭いも相まって、
 バクフーンは体の外からも、中からも完全に征服されたことを実感した。

「どぉだ、美味しかったか」
 バクフーンは床にへたり込み、うな垂れている。サイドンはバクフーンの顎を指で持ち上げ、上を向かせた。
 お互いの目と目が合う。
「可愛いぞバク、俺の可愛い女」
 サイドンは言う。
「俺の嫁になれ。なるって言え、バク」
 バクフーンは何も声には出さない。
 目をつむり、ただ小さくコクコクと頷いていた。
 サイドンの小便に体中を汚されて、肛門は捲れ上がりプックリと盛り上がって汁を垂らしていて、
漏らした精液で床を汚し、見るも惨めな姿だ。
「バク、今ここで、おまえもションベンしてみろよ」
「……急に出ねぇ」
「いいから、気張ってみやがれ」
 サイドンに頬をパシパシ叩かれながら命令され、バクフーンははにかみながら、事を始めた。
 見られているせいで緊張し、なかなか出てこなかったが、少し出始めると後は楽だった。
「ぅん、ぅんっ……あっ、……出る」
 またもか細い声で告げて、バクフーンはお漏らしを始めた。
 チョロチョロと細い流れだったが、サイドンはバクフーンの萎れた陰茎を優しく手で包み、温もりを感じながら、
排出が終わるまでバクフーンの顔をじっと眺めていた。
 出し終えると、
「バクぅ、いっぱい出しやがって。このスケベ女」
 サイドンはなじるように言い放ち、バクフーンの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
 尿を出し切ったバクフーンの陰茎は、サイドンの手の中で少しだけ堅さを増していた。
 それから、肛門がユルユルになっていたバクフーンは、気張ったために、後ろからもお漏らししてしまった。
「ん? ……おい、さっき出したばっかりだろうが。それに誰が出していいって言ったかよ。
 まったく、おまえみたいな家畜は、どこででも出しやがって手に負えねぇ。
 ……この、馬鹿で馬鹿で可愛い女め」
772バク×サイ 第三部 3/3:2010/02/12(金) 23:00:46 ID:R6iuaH3I
 ―*―*―*

「また来いよ」
 バクフーンはそのまま帰された。
 振り返りもせず、トボトボと歩いてゆく姿をサイドンはいつまでもいつまでも、見送っていた。
 ――もう会う事もも無いだろうな。当たり前だけど。
 サイドンはそんな気がしていた。

 それから……バクフーンとサイドンの両者がとんと表舞台に現れなくなった。世間では色々と言われたが、真相は分からずじまい。
 まぁ、この世界ではそう言うことも有る。

―*―*―*

 ――小高い丘の上。
 仰向けに寝転び、流れゆく雲をぼんやりと眺めているサイドンの姿があった。
 バクフーンには悪い事をしちまったな。俺は、自分の欲を満たす事しか考えてなかった。
 まぁいいさ、過ぎちまった事だし、あいつが以前の様に立ち直れるかどうかなんて、あいつ次第ってこった。
 傷つくんなら、勝手に傷ついてりゃいいんだ、馬鹿。
 俺には関係ねぇ。あぁ、もう何もかもやる気が無くなっちまった。
「バクフーン……」
 彼の事を思い出すと、股間がムズムズするのだった。
「またおまえの顔にションベンぶっかけてやりてぇ」
 
「誰にぶっかけるだと?」
 突如聞こえた、聞き覚えのある声にサイドンは驚いて起き上がり、後ろを振り返った。
「バクフーン! おまえ……」
 腕を組み、仁王立ちするバクフーンの姿があった。
「あぁ、あの時ヤられた借りは返させてもらうからな」
 あまりにも真面目なその台詞を聞いて、サイドンは少し呆気に取られた。それから、頬を緩めて言った。
「ふふ。何度来ても同じことだっつぅの。本当にブラとパンティ着けて、街を連れ回されてぇ様だな。
 それとも、浣腸されて街を連れ回されてぇか。え?」
 バクフーンは動じず、鋭い目でサイドンを見ていた。
 サイドンは立ち上がり、バクフーンに歩み寄った。
 お互い少し見つめあった後、キスをしたのだった。

(終わり)
773名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 23:18:00 ID:FN0Pw6st
カモネギとデリバードが進化するって本当?
774バク×サイ :2010/02/12(金) 23:19:40 ID:R6iuaH3I
前の人の投稿があってから、あまり時間経ってなかったことに気付いた。
スマン吊ってきます…
775名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 23:50:29 ID:8yAFTZlN
>>774
そんなこと気にすんな!完結GJ!
才丼が幕府ーんに挿入するかと思いきや鬼畜に犯されるだけってのもなんか良い感じ!↑↑↑って読み終えて思った。
でもな……半勃起した俺の息子をどうしてくれるんだよ責任とりやがれww
また爆砕その後or次の投稿期待してますぜ!
776名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 02:14:56 ID:qLr4vYZA
>>774
すごい倒錯的なんだけど、サイドンの想いや執着の深さみたいなのが責めに存分に出てて実に良かった
嫁宣言してるし、凌辱というよりはむしろ不器用な求愛という感じで心が暖まった思いだ
まぁバクフーンにはたまったもんじゃないけどw
777名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 02:41:26 ID:bFt7jc5I
てす
778 ◆ML9dww5NjA :2010/02/13(土) 02:47:00 ID:bFt7jc5I
皆さんお久しぶりです。お初にお目にかかる方もいらっしゃるかと。
>>752のヒコザルの人様に影響されてゾロアーク物を書いてきました。
カップリングはルカリオ×ゾロアークです。何故かこの組み合わせになりました。
イラストしか公開されてないので性格等は全く分かりませんがきっと俺様タイプだと思います!
と言う訳で、公開直後に書いたものなので実際のゾロアークとは違うかもしれません。
あしからず
779ルカリオ×ゾロアーク 1/4 ◆ML9dww5NjA :2010/02/13(土) 02:49:54 ID:bFt7jc5I
「ねぇ、今日はこれ位にしたらどう?」
友の身を案じ、制止の声を掛けた。諦めの悪さは僕も見習う所があるけど、
今のままでは只の無茶の繰り返しな事にいい加減気付いてくれないかなぁ。
いくらなんでも、相性が悪すぎる。少し考えれば分かることなのに…。
しかし、その気遣いは今日も届かないらしい。
「ぐっ、ま、まだだ!まだやれる!」
神はきっと、彼に不屈の心だけを与え、考える頭を与えなかったのだろう。
性懲りも無く膝を付いてまでして立ち上がり、悪タイプらしい鋭い眼光をこちらに向けていた。
ふらふらと蹌踉めきながらも、闘志だけを糧にして立っている。
その彼の不屈の心には感服させられなくもない。寧ろそんな馬鹿な彼が好きだ。
「ふ〜ん、そう。じゃあそろそろ"アレ"やっちゃおうかな。覚悟してよね」
彼も相当疲労している様なので、止めを刺すと宣告する。
その宣告を聞き、直ぐに鋭い眼光は失せ、まるで彼は怯える様に顔を引きつらせた。
さっきまでの威勢の良さは、今の僕の一言で霧散してしまったようだ。
「お、おい…あ、"アレ"をやるのか……?"アレ"だけはやめてくれ……俺、死んじまう……」
死ぬなんて大げさなぁ。只君にとっては効果抜群なだけじゃないか。
そういえば、最初に君が"アレ"に弱いと知ったときはもう楽しくって仕方が無かったなぁ。
一日中やって、君が酸欠になっちゃったときは流石に反省したけどね。
「でもまぁ、今の僕は限度を知ってるから大丈夫だよ、きっと」
「"きっと"ってなんだ!"きっと"って!!」
冗談、冗談。
「さぁ、行くよ……」
体の重心を低くし、しんそくの体制をとる。しんそくで素早く彼の背後に周り、"アレ"をキメるのだ。
「や……やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
彼の断末魔は、深い森に響き渡っていった……。


----------------------------------------------------------------


日は今日も燦々としていて、とても気持ちがいい。ぽかぽか陽気というやつだ。
木々に生い茂る緑の間から注がれる日差しは、眩しくも無く、けれどもどこか光に満ち溢れた
空間をそこに生みだし、居るだけで幸せになれるような気分にさせてくれる。
森の中に風は無いが、空気が動いているのを感じる。木々が、大地が呼吸している。
沢山の生命が息づく、そんな素敵な場所。そこには………
「へっっっくしょん!!!」
………馬鹿が居ます。
「笑いすぎて鼻がムズムズするぜ。畜生この野郎、またやってくれたな」
嗚呼、そういえば彼はこんなのだった。情景なんてものには全く関心の無い。
何で戦うことしか頭に無いんだろう。
「何度でもやってあげるさ。いい加減懲りるか学ぶか、どっちでもいいからしてよね、ゾロア」
ゾロア、彼の名前。幼いころから一緒だった。何をするにも一緒でいた。
探検隊ごっことか良くやったっけ。二人だけで暗い洞窟に入って、ズバットの羽音にビックリして
ベソ掻くくらいの頃からの付き合いだ。
780ルカリオ×ゾロアーク 2/4 ◆ML9dww5NjA :2010/02/13(土) 02:52:10 ID:bFt7jc5I
「おい、ゾロアはやめろって何度も言ったろ。俺はもうし・ん・かしたんだっ。
 ゾロアじゃなくてゾロアークて呼べっての」
「だってゾロアークって呼びにくいんだもん。ゾロアの方がしっくりするし」
僕は生まれつき二足歩行だ。所謂人型で、進化したら何故か胸と両手の甲に棘が生えた。
彼も今は二足歩行だが、進化する前は四足歩行だった。子犬…じゃなくて、子狐の容姿をして、
それはもう愛くるしさが溢れていた。特に麻呂眉の辺りとか。
けれども今では嘗ての面影は無くまるで獰猛なケモノに……
「うるせぇ!俺様は生まれつきワルだったっての!」
これも冗談だって。
「う〜……なんでいつもお前に勝てないんだ……今日はいけると思ったのになぁ」
何を根拠にそう思ったのか言ってみて欲しいね、多分答えられないだろうけど。
「ねぇ、だからさ、いい加減僕に悪タイプの技は効かないって覚えてよ。
 そして他のタイプの技を覚えてよ」
鋼/格闘タイプである僕に対し悪タイプは最早効かないに等しいのに、
何を血迷っているのか悪タイプの技ばかり繰り出し、今日も僕に負けている。
「うっせぇ、そんなの関係ねぇっての。それより明日こそ負けないからな!」
う〜ん、今日も分かってくれなかった。
でも、そんな強情な所とか、只単に馬鹿なところが、僕は好き。
「あ!あと、もう二度とくすぐりはするな!アレは頼むからマジでやめてくれ!死ぬ!」
ああもう、いちいち可愛いなぁ。
擽りに弱いなんて、擽って下さいって言ってるようなものだよね。
さっきだって、ゾロアの後ろに回りこんでがっちりホールドして全力で脇の辺りを揉んだら
『わ、わひゃひゃひゃひゃひゃっ!!やっ、やめっれっ、ひゃははははははは!!』
だもんなぁ〜。
「……あ〜、うん、もうしないよ」
ウソです。明日もやります。あんなに可愛いゾロアを見れなくなるなんてイヤです。
「うっし!じゃあ腹でも減ったし木の実でも取りに…」
「ねぇ、ゾロア」
あー、ダメ、もう耐えらんない。
「なんだ…ってその前にその呼び方はやめええええっ」
立ち上がろうとしていたゾロアに、僕は飛びついた。
ゾロアは情けない悲鳴とも取れる奇声を上げながら、僕の下敷きになった。


「我慢できなくなっちゃった。一回していこうよ」


「はぁっ!?」
予想通りの反応に満足しながら、僕は慌てた顔のゾロアに口付けをした。
「んんー!んー!」
もう、キスの時くらい静かにできないかなぁっ。
僕はゾロアを黙らせるべく、抵抗する口を無理矢理開いて、舌を侵入させた。
侵入した舌は、僕の命令通りにゾロアの口内を犯して回った。その内、抵抗は徐々に弱まっていく。
「んっ……くちゅ・・・」
抵抗の無くなったのをいい様に、互いの舌を何度も絡ませたり、
ゾロアの唾液と僕のそれを混ぜたりして官能を高めた。
暫くの間接吻は続き、離したときには細い銀の橋が二人の口を繋いでいた。
「…えへへ、落ち着いた?」
大人しくなったゾロアに声を掛けた。
「お、落ち着くわけ無いだろが……」
顔にも落ち着いていないって赤い頬に書いてあった。
「あ、そっか、寧ろ興奮しちゃうか」
「ばっ!?」
図星だろうなー、今の反応。
781ルカリオ×ゾロアーク 3/4 ◆ML9dww5NjA :2010/02/13(土) 02:54:23 ID:bFt7jc5I
「何だかんだ言って、ゾロアだってやりたがりだもんね」
「うっせ、お前が言うな。こんな真っ昼間にヤるなんてよく……」
そこまで言ってゾロアは、はっとして言うのをやめた。
僕は、追い討ちを図った。
「だから、ゾロアもなんでしょ?」
「…………ヤるなら、とっととしろ……」
隠そうとしても隠し切れないゾロア、それがいい。
同意は取った。これで文句は無い筈。もっとも、同意が無くともやるつもりだったけど。
仰向けになったゾロアを、僕は弄る。
生物の身体は雌が元となった、その証である胸の突起を厭らしく舌で舐めた。
「…ぁっ」
ゾロアが息を呑んだ。声を押し殺そうとしているんだ。別に我慢しなくたっていいのに。
「我慢しないでいいよ?僕は誰かに見られても構わないから」
「なっ…こ、この変態がっ!」
またも顔を真っ赤にするゾロア、反応がいちいち可愛い。
もっとゾロアを弄るべく、僕はゾロアの股に手を伸ばした。
ピクンッ
ゾロアの正直な反応が、手を通じて伝わった。既に勃起した陰茎をしっかりと握り、
「動かすよ?」
擦り始めた。
「ん、あぁ…はぁっ……」
擦り始めて間もなく、ゾロアの呼吸は乱れた。何だかんだ言って、ゾロアは待ち遠しにしていた筈だ。
「くぁぁ…ルカリオ……」
ゾロアのモノは自身が吐き出した粘液で濡れ始めた。摩擦音が徐々に湿ってくる。
「気持ちいい、って聞くまでも無いよね……僕も上手くなったでしょ?」
モノを扱きつつ、冗談交じりで訊いたつもりだった。
「あ、あぁ、気持ちいいぜ………」
だから、まともに返事されたのにちょっとだけルカリオは驚いた。
普段からこう素直ならいいのに……。エッチのときだけこうなんだから…。
「ルカリオ……はぁっ、そろそろ、でる…」
「うん、イっていいよ。たくさん搾ってあげる」
そう言うと、ルカリオは扱く速度を上げた。
「あっ、はあ、ああっ……」
ゾロアのモノがビクッ、と大きく震えた、それが合図だった。
「がっ、でるっ………っ!」
びゅっ、びゅるるっ、びゅ……
ゾロアのモノから、精液が溢れ出た。相変わらず、量は多い。
ゾロアの黒い身体に、白い模様がいくつも出来上がった。
「はあ、はぁっ、…はぁ……」
達してから暫く、ゾロアは呼吸を整えていた。
「フフ、ゾロア、そんなに気持ちよかった?昨日やったばかりなのに」
言葉でもゾロアを弄りつつ、ルカリオはゾロアの白濁液をいきり立った自分のモノに塗りつけた。
自分のモノを十分に湿らせると、ゾロアに訊いた。
「ねぇねぇ、体位は何がいい?このまま正常位、それともバック?…まさか駅弁とかやりたい?」
「っは……なんでもいい、好きにしろ…変態……」
自分だって変態の癖に、なんて野暮なことは口にはせず、
特に希望は無いということで、ルカリオの好きなバックで交わることにした。
782ルカリオ×ゾロアーク 4/4 ◆ML9dww5NjA
「お尻はあまり解さなくても大丈夫でしょ?」
四つん這いになったゾロアの腰をつかみ、己のモノでゾロアの尻をこすった。
「………あんまり痛くするなよ…」
「わかってるよ、ゾロア」
一応確認を取ってから、とうとうモノを穴に宛がった。
「…挿れるよ」
ぐっ、と腰に力をいれ、モノをゆっくりゾロアに挿れる。
ゾロアの精液が潤滑油になり、また、昨日もやったので元々解れていて、苦も無く挿入した。
「奥まで挿ったね、動くよ」
「……いちいち訊くな、どうせ無理矢理にでもヤるんだろ」
「バレてたか」
ゆっくりと腰を引き…再び、思いっきり挿入した。
「んあっ!」
思わずゾロアは大きく喘いだ。
「い、いきなりすぎるだろ!!」
「今までお預けだったんだから、好きにさせてよねっ」
ズンッズンッ……
いよいよ腰を素早く動かし、より多く快楽を得ようとする。
挿入に難が無くとも挿れらる度にきゅっ、と尻穴が締まり、ルカリオのモノを刺激した。
「はっ、はっ、ゾロア…すごく、イイよ……」
「お、いっ、はげしっすぎ…だっ……!」
ルカリオのピストン運動は速く、大きく、力強かった。
ゾロアの中に大きな快楽を感じ、口はだらしなく、涎を垂らす。
じゅぷ、じゅぷと激しいピストン運動に、結合部からは飛沫が辺りに飛び散る。
突かれることにゾロアも快感を感じ、再び吐精の予感がした。
「ル、ルカッ…い、イきそう、だっ…!」
「んっ、くぅ…ゾロ、アっ……も、もうイっちゃう、の……」
ルカリオも、もっとゾロアの中を感じていたかったが、吐精は大分近づいてきている。
ゾロアが達すれば、弾みで尻穴は強く締まり、それが呼び水となるだろう。
「ルカ、リオッ…!あっ、あぁぁ……ッ!!」
「ゾロアッ、ゾロアッ!くぁっ、ああぁ!」

びゅるるっ、びゅる、びゅっ………


---------------------------------------------------------------


自分たちがとんでもない所でしていたことを再認識したのは、互いに姿を見つめあったときだった。
白濁の水玉によごれたゾロアに、激しい挿入で股をひどく汚したルカリオ、雄の臭いが周囲に漂う場所。
「ったく、真っ昼間から森のど真ん中でヤるなんてどうかしてるぜ」
まあ、それは認めるけど、やるのは一人じゃないし…。
「ゾロア、それは自分のことを言ってるんだよね?」
ゾロアはまた赤くなった。
「ゾロア、気持ちよかった?」
「…わ、分かり切った事を訊くなよ、な」
やっぱり、素直じゃないんだから。よし、擽っちゃる。
「わ、擽りはやめろ!それは無しだ!それより腹減っただろ!」
話の転換が無理矢理過ぎる、それはもう、ご愛嬌だ。
「分かってるって。それより、木の実をとりに行く前に川でしょ」
「あ、あぁ、そうだな」
「じゃ、いこっか………♪」

さて、ゾロアークがルカリオに勝てる日は、いつになるだろうか。


おしr…おわり