もうやめて、「俺」のライフはゼロよ!
937 :
1/2:2010/06/03(木) 23:30:23 ID:45Afl4mH
お昼休み。恋人のハナと一緒に校庭で飯を食ってると、ふとハナの口元に目が行った。一口一口が小さいくせに沢山ものを口に入れるため、頬が膨らんでいる。一生懸命咀嚼してる姿は可愛いが、なんかリスみてえ。
「? どしました、彰人くん?」
「てっきり人間だと思ってたんだけど、ハナってリスだったんだな」
「……彰人くんの中でどのような会議が行われていたのか全くわかりませんが、人間ですよ?」
「ほう。では、試してみよう」
ハナのほっぺをふにふにする。
「は、はや……ふにふにされてます。そ、それで、どですか? ちゃんと人間って確信が持てましたか?」
「実を言うと、適当に難癖つけてハナに触りたかったんだ」
「あ、彰人くんはえっちです。えっちですが、……彰人くんなら許しちゃいます」
「チクショウ、この生物は可愛いなあ!」
「は、はや……」
なんだかむきゅーっとなってしまったので、勢い余ってハナをぎゅーっと抱きしめたら顔を赤くされた。
「あー可愛い。しかしなんだな、平和ですな」
「だ、抱っこされている現在、私の心臓は平和とは程遠い音を奏でてます。ばくばく言ってます」
「ほう、では実際に聞いてみよう」
「あっ、彰人くん!?」
ハナのうすぺたい胸に耳をあててみる。ドコドコドコドコ中の小人が全力でノックしていた。
「うむ。すげぇ音」
「あ、彰人くん、彰人くん、彰人くん!?」
「あ、うん。俺はここにいるよ。よしよし」
「は、はや……」
ハナの頭をなでてみると、落ち着いたのか、顔が安らいでいった。
「──ではないですっ! あ、彰人くん! こ、こんな昼間から、学校で、こ、こんなえっちなことはダメです!」
「えっちなこと?」
「わ、私のおっぱいに顔を埋めました。恥ずかしくて死にそーです」
「あー、客観的に見るとそう見えるか。……でも、まあ、いいか!」
「ちっともよくないです! ……あ、あの、抱っことかはすっごくすっごく嬉しいですが、そーゆーえっちなのは、そ、その、こゆとこじゃ、ちょっと……」
「言葉の裏を読んでみよう。『家でえろいことをしろ』……その命令、承った!」
「ちっとも言ってないです! ……あ、あの、でも、……そ、そのうち、なら……」
ハナは顔を真っ赤にし、うつむきながら俺の服の袖をちょこんと引っ張った。ああ、もう。
「お前は可愛さで敵を殺す新型の兵器か」
「……あ、彰人くん限定で、そうです。がちゃーん、がちゃーん」
奇怪なロボットダンスもどきを見せられ、俺はどうすれば。
「……何か言ってください」
「今日はいい天気だね」
「……言外にへたと言われました。しょっくです」
「まあそう落ち込むな。ところでハナ」
「はい?」
ハナはこてりと小首を傾げ、俺の言葉を待った。
「唐突だが、ツンデレっぽく振舞って」
「……本当に唐突です。どしてですか?」
「えい」
938 :
2/2:2010/06/03(木) 23:30:56 ID:45Afl4mH
「きゅっ」
ハナの鼻を摘まむ。ハナは小さく鳴いた後、困ったように眉根を寄せて俺を見つめた。
「こういうわけだ」
「まったく分かりません。……でも、だ、大好きな彰人くんの頼みですから、が、頑張ります」
「極めて嬉しい事を言ってくれる。しかし、鼻声のままだったのでイマイチ感動できなかった」
「勝手な言い分です……」
とりあえず鼻から手を離す。ついでにほっぺを手ですりすりする。
「……えへへ。彰人くん♪」
ハナは俺の手に自分の手をあて、うっとりした顔でつぶやいた。
「じゃ、とりあえずお願いします」
「……も、もちょっとすりすりダメですか?」
「しょうがない。あと7時間だけだぞ?」
「思ったより長かったです! 嬉しい誤算とはこのことです」
実際は3分ほどだったが、ハナのほっぺの感触を堪能した。
「……はぁ。大満足です。……じゃ、その、えっと、ツンデレっての、やってみますね?」
「頑張れ。俺はここで応援してるぞ」
「こほん。……そ、その。……か、勘違いしないでください。彰人くんなんて好きでもなんでもない……こともないです。実を言うと大好きです」
「それはツンデレではないです」
「む、難しーです。至難の業です。で、でも、頑張ります」
再度咳払いをして、ハナは俺を見つめた。
「あ、彰人くんなんて、彰人くんなんて……え、えと、嘘ですけど、大嫌いです」
「前置きが余計です」
「……む、無理です。言えません。頑張ったけど、無理です」
「そこをなんとか頑張れ、ハナ! 言えなかったら罰としておでこ全開の刑が待ってるぞ!」
「なんとしても言わなければならない理由が出来てしまいました……」
ハナがしょんぼりした。しかし、意を決したように目をくわっと開き、俺を見つめた。
「あ、彰人くんなんて……だ、だ、だ……だいっ嫌いです!」
「ハナに嫌いって言われた!?」
「嘘です、嘘ですよ!? ホントはすっごくすっごく好きですよ!?」
なんとなくショックを受けた風を装ったら、俺の5倍くらいうろたえるハナの姿を見ることができた。
「なんだ。それなら俺と一緒だな」
「え? ……え、えへへ。い、いっしょ。いっしょ、です」
ハナははにかみながら俺の服をそっと握った。
「……ふぅ。なんだかとっても疲れてしまいました。……これというのも、彰人くんが思ってもない事を私に言わせるからです。私、ちょっと怒ってます」
「おや、珍しい」
「そです。めずらしーです。……だ、だから、その罰として、その……だ、抱っこ、いーですか?」
うつむきがちに甘えるハナに、俺は両手を広げておいでおいでするのだった。
すると、二人してチャイムが聞こえないくらい抱っこに耽溺するというオチまでつく始末。
「抱っこの魅力、恐るべし、です……」
「全くだな。もうこれは抱っこ禁止令を出すしかないな」
俺の言葉を聞いた瞬間にハナが泣きそうになったので、禁止令は施行されないことが可決されました。
周りの人間は間違いなく('A`)状態になってるなw
ハナキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
全然ツンデレできてないところがもうww
何だか、酢が飲みたくなって来た…。
俺は塩を口いっぱいに頬張りたい気分だ。
誰でも良い…
ブラックコーヒー濃いめをくれ…
悪い、買い置きの缶コーヒー微糖なんだ・・・
MAXコーヒーにすりかわってるぞ、気をつけろ
糖には糖だ!
俺は練乳を飲むぞぉ〜ッ!
甘納豆しば「ねえ知ってる?わさびに砂糖をかけて舐めると、辛くなるんだよ
学校から帰ってきたお兄ちゃんに甘えんぼ少女が追突
↓
「四つん這いになって〜」「なればオレの言う事を聞いていただけるんですね」などの
会話を経てお馬さんごっこに。
↓
続き誰か頼む
続きというか、過程の二つ目がなんでそうなってんのかよくわからんw
多分TDNなんだろうけど、これだとお兄ちゃんが甘えんぼ少女に命令する流れになるのよね
指で耳の穴をほじられ「汚い穴だなぁ」と罵られる
↓
お兄ちゃんの耳掃除で「あっあぅ」と悶える
↓
続き誰か頼む
兄のような幼馴染みの頭を撫でることに至福を感じるおませ少女(年下)
強いお姉さんが怖い話聴いて
布団の中に入ってきたり
むしろ
>>951がたまらん
世話焼きな年下っ子は可愛い
だっこ(っ・ω・)っ
>>954 「えらい、えらいです♪」(ナデナデ)
959 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 20:08:25 ID:3oUy7dIt
もうすぐ1000ということは...
更に甘々なのが待ってるという☆彡
_φ(・_・*
ダイゴにひっついてる猿が人間だったら…
一人暮らしを始めたばかりの若い男、然も学生だったりすると、
梅雨時の食料品の管理は乱れがちになるわけで…。
「…うわー。食パンが腐海に飲み込まれてる…」
積み重なったカップめんの空き容器の影に隠れた皿の上に、濃緑の綿ぼこり。所謂カビた食パンを発見した俺は思わず声を上げた。
芯に有るであろう食パンは完全に隠れ、八枚切りが四枚切り位の嵩に盛り上がっている。
せっかくの食料品をダメにした己を叱責しつつ片づけようと手を伸ばして皿をつまもうとしたとき、
なぜか棄ててしまってはいけないような気がして、皿ごと洗面台のの横に置いて置くことにした。
一週間程たった頃。いつものように歯を磨きながらほんの少しの水を青カビに掛けてやっていると、突然ひどい目眩がしたので熱を測ってみたら39度五分もあったので学校を休む事にした。
おとなしく寝てれば良くなるだろうと、風邪薬をのんだが一向に良くならない。
これは流石に尋常ではない、医者にいこうと起きあがろうとしたが起き上がれず、友人に連絡を取ろうにもテーブルの上の充電器に載っけたままのケータイまで手が届かない。
「…俺、このまま死ぬのかな。だとしたらいやな死に方だなー」
朦朧としながらつぶや
いたその時
「克彦さん!しっかりして下さい!すぐ助けますからね!」
緑色の髪と目をした妖精のように儚げな全裸の少女が心配そうに俺を見つめている。
「君、誰?」
わたし、克彦さんにかわいがってもらってました。私達は人間が大好きなんです。いつもお役にたちたいと思っているんです」
そういうと彼女はすぐさまディープキスをして来た。
彼女の唾液は甘く爽やかで、俺は夢中で飲み下した。
すると今までの苦しさが嘘のように楽になり、おれは心地よい眠りに就くことができた。
翌朝。全快した俺はすぐさま洗面台を見た。
そこには濃緑の滴の付いた皿だけが残っていた。
貼り付けそこね申し訳ありませんでした。
乙
青カビさんの恩返しか
青カビにまで萌えを見い出すこのスレはやっぱりハイレベルでした
変だな萌えながらお腹痛くなってきた
その内サルモネラやボツリヌスも登場しそうだな
甘えん坊菌劇場か…
同じ冬馬由美さんならセシリーのがいいや
>>968 その娘らはヤンデレスレに隔離だろ。死ぬぞ。
そんな ひどい
甘えん坊将軍
バタ ヾ(*`д´*)ノ゙ バタ
(♪Azymuth Outubro)
もうすぐスレは、
>>1000を回ろうとしています。
このスレと、次スレが、出会うとき――クロスオーバー・糖分。
スクリプト:甘須礼住人、そしてわたくし、チョコ山甘種でした。
さあみんなまた、次スレで会いましょう!
次スレ980でいいかな?
パタリとレスが……
いいと思う
あの、不思議な夜の出来事が忘れられずに、洗わないままの皿に四つ切りの分厚い食パンを置いて霧吹きで湿らせて3日目の深夜。
洗面台の方から何やら女の子同士の争う声が聞こえて目が覚めた。
そおっとのぞいてみると、あの夜の緑色の髪と目をした女の子と黒い目と髪の、ちょっとキツい感じの女の子が何やら言い争っている。
二人ともあの夜のミドリちゃん(仮名)よりも小さい体格。小学校高学年くらいに見える。
「だからここはわたしのお家なの!このパンだって私のために用意してくださったのよ!」
「へん!ここん家はアタイの方が長いんだよ!流しも風呂場も、冷蔵庫の中だってアタイの縄張りさ。アンタの居場所はこの皿の中だけだろ!」
「今更なんですか!このパンはわたしのために用意してくださったんですから、あなたになんか渡しません!」
「いい気になってんじゃないよ!ここの主はアタイがなにも言わなくても居心地良くしてくれてるんだ。絶対アタイの方が愛されてる!
だからこのパンだってアタイが食べて当たり前!」
クロコ(仮名)ちゃんは実に耳が痛くなることを言ってなおもミドリちゃんに詰め寄る。
「アンタがね。いっくら”ぺにしりん“とかゆう毒でもってアタイをやっつけようとしたって無駄さ!
“えんさん”や“かびきらあ”の死線をくぐり抜けできたアタイに、そんなもん効くもんか!」
「そんなの、やってみなくちゃわかりません!」
「おっ!やるってのかい!」
「仕方がありません!」
一触即発。思わず俺は飛び出して二人の間に割ってはいる。
「「きゃっ!」」
かーいらしー悲鳴。両側からぶつかってきたミドリちゃんとクロコちゃんはぼふっと音をたてて緑と黒の煙になってきえてしまった。
それからまた三日ほど。
「あのー、ミドリちゃん?」
「はい。」
「それとクロコちゃん。」
「んー。」
「俺、学校行くから着替えたいんだけど…」
「「ダメー!」」
右半分が緑、左半分が黒く染まったシャツを脱ごうとしたら二人に却下されてしまった。
ゴロゴロと(決して腹をこわした音ではない)甘えてくる二人に放して貰えず今日も単位が流れてゆくのでした。
おわる。
>>983 ありがとうございます。
はい、携帯です。
ミドリもクロコも横で御礼言ってます。
「サヤカさんっていつもこの方角を見つめてますよね」
「あ、マイちゃん。私の故郷ってこの方向なんだ。私の帰りを待ってる人がいるの」
「そうなんですか。サヤカさんはトードキュー出身でしたよね。待ってるのはやっぱり恋人さんとか?」
「ふぇ!?あ、えっと、友達なんだけど、何ていうか、私の…片思い…」
「あはは、サヤカさん顔真っ赤ですよ」
「あひゃ…。わ、私ね、小さい頃にいじめられてたの。そしていつもその人に助けてもらってたんだ」
「へぇ〜。そのいじめられっ子が今じゃ我が小隊の名隊長ですからね」
「今までいつも守ってもらってばかりだったから、今度は私が守る番だと思ってるの
そして故郷に帰ったらご褒美に思い切り甘えちゃうんだ!」
「いつも寝言で抱っこ〜やらなでなでして〜とか言ってますもんね。この前は、むにゅむにゅして〜って言ってましたけど、どんな意味なんです?」
「私寝言でそんな事言ってたの!?い、意味は秘密!」
「気になるなぁ…。じゃあサヤカさんの想い人の名前教えて下さいよ」
「そ、それで勘弁してくれるなら…。名前はシンスレ君って言うんだ。とっても優しいんだよ」
「じゃあ明日は絶対に負けられませんね。勝って故郷に帰り、シンスレさんに会いましょう」
「うん!絶対に勝ってみせる!待っててね、シンスレ君!」
ちょっと書いてみたけど全く甘くない事に気付く。だが私は謝らない。
いや嘘、ごめん本当ごめん。つまり何が言いたいかというと、
>>982スレ立て乙です。