755 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 21:12:42 ID:fpB/0kuf
シンヤはパンチラすらないからネタにしにくい
やっぱネタになりやすいのは、ちょっとエロいか隙のあるキャラだよな
お硬いのに胸の谷間丸見えなみのりちゃんや、天然でパンチラ要員の花巻が
登場回数多いのは当然のような気がする
シンヤは可愛いけど隙がなさすぎるんだよ
スパッツで完全防御の下半身も、強すぎるところもエロ的にはマイナス
>>756 まあ、そういう守りの堅いキャラだからこそ、修学旅行で乳揉まれたり、
イカレたコスチュームにチェンジさせられるという、時々来る
強烈な場面を任されるのかもしれんなw
鈍ちゃんと安田を密室に二人きりで
閉じ込めたらどうなるか観察したい
>>758 安田は手も足も出ないまま食われる。もちろん性的な意味で。
エロ妄想だけが肥大してるだけの、所詮は中学生だ。
鈍にとっちゃちょろい相手だろう。
ちょこっと挑発してやりゃあっさり鼻血拭いてブッ倒れるオチになるだけ。
>>752 と言った途端に、風呂上がりタオルブラで登場w
あのタオルのかかり方がいいよな
本好母の霞さんがかわいすぎる件について、なんかエロいww
本好家はなんか変な色気があると思う
最近、身辺が色々と落ち着かないのでこんなネタが降ってきた。
「んっ…っ」
突き上げられる快感に負けそうになって、ずっと抑えていた声が漏れた。
思わず手で口を押さえて頬が熱くなる。
校内で、というのはもう珍しくないことになっていたけれど、まさかここでそうなるなんて思っても
いなかったので、花巻はまだ何がどうなってこうなったのか、頭が全然ついていかなかった。
「我慢するなよ、どうせ誰もいないんだから」
膣内を存分に犯しながら、藤はいつものようにしれっと言い放つ。
「でも…誰か入って来たら…」
「この時間、わざわざ来る奴はいないだろ。よっぽどドジ踏んだ奴なら別としてさ。先生は相変わ
らず屋台かリヤカー引いてほっつき歩いてるだろうし」
「ん、うん…」
藤にそう言われると、そうなのかなと思ってしまう。つくづく意志薄弱だと思いながらも、こんな風
に抱かれたら女なら誰でも流されてしまうに違いないのだと思うのは、決して間違っていないよう
に感じていた。
ここ、とは放課後の保健室のベッドだ。
この場所の主である養護教諭のハデスがいようといまいと、藤はお構いなく立ち寄っては小腹を
ふさぐお菓子を食い漁るのが習慣になっている。今日もそのつもりでたまたま廊下で出くわした
花巻を伴って立ち寄ったものの、何となくそういう雰囲気になって事に及んだ。
つまりはそういうことだ。
こんな慌しい、いつどうなるか分からないハラハラするばかりの場所でなんて怖いし恥ずかしい。
そんな花巻のなけなしの理性をあっさりと押し流して、藤は欲望を叩きつけてくる。そこまで求め
られては、もうどうでも良くなってしまいそうだった。
「ぁあんっ…も、もうっ…」
限界を感じて、思わず声が甘く上擦る。つられるように藤の動きが早まってきた。ずる、とベッドに
押し付けた頭の位置がずり上がる。
「いくぞ、花巻っ…」
「…うん、藤、くんっ…」
その瞬間、凄まじい衝撃が走った。
夏と比べてもすっかり日の短くなった放課後、既に窓の外は陰影が濃くなっている。
「…大丈夫か?」
「あ、ありがとう…大丈夫、だから…」
事の最中、保健室に誰も来なかったのは本当にラッキーだったと思う。ベッドの上で半端に脱が
された制服を調えながら、花巻は今までかなり危ないことをしていたのだと改めて肝を冷やして
いた。
「腹、減ってないか?」
そんなことも別に意に介していないのか、藤はどこからか持ち出した袋菓子を口にしながら、花巻
にも盛んに勧めた。
「私は、いいの…それよりも」
「ん?」
ハムスターのように頬いっぱいにお菓子を詰め込みながら、藤は子供のように振り向いた。
「藤くんはどうして私に構うの?」
その質問にしばらくの間、藤は突拍子もないことを言われたような顔で口をもぐもぐさせながら黙り
込んでいた。それもそうだろう。こんな愚問にまともに答える必要など微塵もない。
だが。
「んー…別にない。強いて言うなら、気になるかもって感じかな」
「気になる?」
「だって花巻のリアクション、有り得なさすぎだろ。それが面白いっていうか、他の奴にはないトコっ
ていうか」
別にからかっている風でもなく、藤はさらりと言う。これまで花巻が藤に対して取ってきた、テンパ
り過ぎる態度には特に悪い印象を持っていないようだった。それはずっと気になっていたことだった
ので、ほっとしたのが本音だったが、逆に罪悪感のようなものが湧いてくる。
「あ、ご、ご…ごめんなさい。私、そんなこと、思ってもいなくてっ…」
「だーかーら!」
一人でまたテンパってしまった花巻を、強引に抱き締めてきた。
「別に大きく考える必要ないじゃん、花巻はそのままでいいんだよ」
「…え」
「誰かと比較してもつまんないだけだし、私は私って笑ってりゃそれでいいってこと」
「…う、ん…」
抱き締められたまま、まるで夢の中にいるような心持ちになってしまった。
まさかこんなことを藤が言うなんて思ってもみなかった。他の女の子たちのように花巻が一方的に
思っていただけで、決して進展なんかないと諦めていただけに、こんな風になることなど期待すら
していなかったのだ。
「藤くん、私…」
怖い、恥ずかしい、ここから離れたい。
何故かそればかりが頭の中を占めていて、搾り出す声はろくに喉を通らなかった。
「…しっ、静かに」
突然、藤が口を押さえる。今になって、保健室に誰かがやって来る足音が聞こえてきた。二人は
咄嗟にカーテンの陰に隠れて様子を伺うことにした。
入って来たのは二人だった。
「何度言ったらお分かりになるんですか、あなたという人は!」
保健室に入っても声を張り上げているのは、二人のクラスの担任でもある才崎だった。その前に
いる長身のハデスはいつものことだと思っているのか、宥めるように時々声をかける。
「申し訳ありません、でも、こればかりは」
「ハデス先生、私だってこんなこと言いたくて言ってる訳じゃありません」
「…まあ、お茶を淹れますから落ち着きましょう」
この二人の諍い(というよりは才崎の一方的な注意)は今に始まったことではないし、校内のどこ
でも見ることが出来る珍しくもないものだ。藤はやれやれと溜息をついたが、今日は様子が違って
いた。
「…わ、私は…あなたが他の誰かに少しでも悪い印象を持たれるのが我慢ならないのです…」
お茶の用意を始めたハデスを見遣りながら、いきなり才崎の声が震えた。
「それだけは、分かってくださいね…逸人さん」
「…ええ、分かっています、美徳さん」
俯いた才崎を緩く抱き締めたハデスの指が、綺麗に切れ込んだ目尻を撫でていた。
「泣かないで下さい」
「あなたが突飛なことをする度に、私はハラハラします。誰かが悪く言う度に、どうすれば良いか
考えてしまいます」
はらりと頬を流れ落ちた涙を長い指が払った。
とんでもない方向に話が進みそうになっていた。思わずカーテンの奥に更に身を潜めた二人は、
成り行きを伺うしかない。
「美徳さん…僕はあなたをそんなに悲しませていたのですか?」
「いえ…いいえ…ただのお節介な危惧でしかないのかも知れません。でも、私は…」
「申し訳ありません」
隠れている二人にからはよく分からなかったが、声が途切れたところからしてどうやらキスをして
いるようだった。たまたま長身のハデスの背中に遮られて何も見えないが。
しかも、随分長い。
そうこうしているうちに、また声が聞こえてくる。
「ごめんなさい、逸人さん。取り乱して」
「いいんですよ」
いつも顔を付き合わせれば諍っている様子の二人が、まさかこんな関係だったとは二人とも予想
すらしていなかった。誰もいない場所ではいつもこんな風に接していたのだろうか。生徒たちに
対してはただ優しく、穏やかなハデスがこんな場面にだけ密かに見せるだろう意外な包容力が
新鮮に思えた。
「…私、戻りますね」
「そうですね、また次にお伺いした時にでもゆっくりと話しましょう」
「ええ、では後ほど」
気持ちがようやく落ち着いたのだろう、才崎は鮮やかな笑みを浮かべながら保健室を出て行った。
少ししてから用意しかけていたお茶の道具を片付けているハデスの隙を伺って、こっそりと出よう
と無言で示し合わせた二人だったが、それは無理だったようだ。
「…ぅわっ!」
まるでコントのように、藤がカーテンに絡まって派手な音をたてて転んでしまったのだ。一緒にいた
花巻も、巻き添えになった。
「どうしたの、君たち!」
背後の物音に、ハデスが驚いて駆け寄って来る。
「あ、あははは…ちょっと腹減っててさー、でも誰か入って来たから隠れてた」
「…もしかして、見てた?」
才崎との例の場面を言っているのだろう。
「不本意だけど、見た」
何でもないことのように平然と言葉を返している藤とは対照的に、花巻はもう何を言っていいの
か分からずにいるばかりだった。
これが夢だったらどんなにいいだろうと、何度も願った。
これが修羅場というものなのかと、目の前が真っ白になりそうだった。
終
乙!
やっぱり藤花とハデみの好きすぎる…!
乙!
みのりちゃん可愛いよみのりちゃん
普段怒ってるのがそんな理由だとしたら萌える
藤花もGJです!
773 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 20:45:48 ID:ERuxmqBk
乙!そしてGJ!!
今週の扉の煽りで一本つくれるな
花巻さんもシンヤもエロすぎだろ
アシタバとか藤あたりにいたずらされればいい
もちろん性的な
コミック読み返してたら安田が化学部で媚薬つくるのが夢っていうの見てやった
勢いだけで書いたので無駄に長いし変なところがありますがそこはご勘弁を。
最初、安田×花巻でやったんだけど、なんかお互い可哀想になったので、結局藤花になってしまいました。
空気読んでなくてすみません
「ついてないなぁ…」
本当に自分は運が悪い。濡れた制服を見てため息をつく。別に今日は雨だったわけではなく、むしろ清々しいほどの快晴だ。こうなってしまったことには、安田絡みのある事情が関係しているのだが、花巻は知るわけもない。
事情というのは、1時間前にさかのぼる。
『ムフフフフ…これで常中、いや全国の女共は俺にひれ伏す!』
理科室では、化学部の生徒が集まり、各々が実験や薬品の調合などに取り組んでいた。
その中でも一際目立っていたが、安田貢広その人である。
なにやらバケツに怪しい薬品を大量に投入している様は、西洋の魔女を彷彿とさせた。しかも、なにやらぶつぶつと呟いている。
『何言ってんの?安田お前キモいよ』
露骨に顔を歪めるのは、学年一の秀才、本好である。
『フッフッフ…本好。お前は何も分かっちゃいねぇ。これは、俺の俺による俺のための楽園を創るために必要不可欠なものなんだ!』
『馬鹿じゃない?みっちゃん見習えよ』
『美作だって喜ぶに違いないぜ!俺の楽園は美作の楽園。…そうだろ?』
安田の、にやりと上がる口角に、バケツの中身を理解する。
『安田…!お前まさか、そのバケツの液体は…!』
『おっと、それ以上言っちゃいけないぜ…!?本好、みっちゃんの為だ…俺に協力しろ!』
『みっちゃんの…為…!?』
みっちゃん。その名前を聞いた瞬間にあの日の決意を思い出す。そう、俺はみっちゃんの為になることは、なんでもする。それが例え、安田のクズが考えるような下劣なことでも…。
『そうだ…!ちなみに俺も貢広だからみっちゃんだけどな!…なぁ、いいだろ?』
『お前とみっちゃんを一緒にしないでくれる?それで俺は何をしたらいいの?』
『この薬を、より強力にしてくれ!』
それから30分ほどかかり、安田の作った原液に本好が手を加えた、安田いわく『女にしか効かないエッチな薬』が完成した。
『して、本好よ。効果はいかほど?』
『みっちゃんの為だからね。頑張っちゃったよ』
『え!?それって、どれくらい効くの?』
本好の本気は、どれくらいのものなのか。安田は興奮を抑えきれず声を荒げる。
『俺もわからないなぁ。だから誰かで実験してデータを取らないと。とりあえず被験者に塗るという方法を取りたいと思います』
『うっひょぉおおぉい!誰?誰でやんの?やっぱ俺みのりちゃんがいい!』
安田のその発言に、本好は冷静な判断を下す。
『才崎先生は運動神経もいいし、これを使おうとしても躱されるのがオチだよ。それにデータも取りにくい』
『トロいやつのほうがいいってことか…』
ふと窓の外を見ると、花巻が歩いていた。
『なぁ、花巻は?』
『彼女なら尾行も楽そうだよね。よし、決めた』
丁度窓の下あたりを歩いていたのが彼女の運の悪いところだ。次の瞬間、本好は窓から花巻の真上でバケツをひっくり返した。
『ひゃぁぁぁぁああ!』
断末魔が聞こえる。おそらく、彼女はびしょ濡れになっているだろう。
『お前、案外容赦ねーのな…』
『みっちゃんの為だから』
そんな事情を知るわけもない花巻は、なぜ自分がいきなりこんな風にずぶ濡れになってしまったのか。そもそも、なぜ今日は晴れているのに空から水が降ってきたのか。なんで自分のところにだけ降ってきたのか。
慌てて胸に抱いていたノートを開くが、台本にはこんなことが書いてあるはずもなく、いつものように混乱するだけだった。
「……寒い…とにかく着替えないと…」
昼間は暑いくらいなのだが、夕方になれば気温もぐっと下がる。濡れていればなおさら寒く感じられた。
「教室にたしか、体操服があったはず…」
早くこの寒さから逃れたくて急いで教室に向かう。
途中階段でこけそうになったがなんとか持直し、やっとたどり着いた。
「花巻?なんで濡れてんの?」
「ふ、藤くん!なんでここに!?」
教室にいた藤は、驚いたように濡れた花巻を見つめる。
「いや、教室にカバン忘れてて。お前は、水遊びでもしてたの?」
「いや…あの…上から降ってきて…水が…」
藤は、あまりにアバウトなその答えに思わず吹き出してしまう。それに気付いた花巻は顔を真っ赤に染める。そして、取り繕うかのようにロッカーを開けて、目的のものをさがす。
「あれ…?」
ない。もしかして持って帰ってしまったのだろうか。こんな時に限って…!
冷や汗がだらだらと背中を伝う。どうしようどうしようどうしよう…
「俺のジャージ使えよ」
「へっ?」
「いや、ジャージ無いんだろ?」
さも、当たり前とでも言いたげな表情だ。
顔だけじゃなくて、こういうところもモテる要因なんだろうなぁ、と妙に納得してしまう。
「でも…あの、私なんかが藤くんのジャージを着るなんておこがましいというかっ……恐れ多いというか…」
別に放っておいてもよかったのだが、ずぶ濡れの花巻を見ていると、なんだか不憫になってきた。
「んー、そのままじゃ、お前可哀想だしな。保健室に予備の制服があったはずだけど…でも今日は」
「あ!なら借りてきますね!藤くん、あ、ありがとう!」
「あ、ちょっと話聞けって……あーあ、行っちまった…」
今日はハデス先生居ないから保健室は入れないぞー、と去り際の背中に一声かけるが、聞こえた気配はない。
「チッ、めんどくせー…」
頭ではこのまま帰ろうと思っているのだが、体がなぜか言うことをきかない。
気付けば、花巻の背中を追って保健室へと向かっていた。
「うぅ、鍵が閉まってる…」
ついていない。本当についていない。基本的に自分はドジだからこんなことはしょっちゅうだし、自分のせいだから納得はできた。でも今日は自分のせいではないのだ。
やり場のない気持ちを持て余していたときだった。
――ドクンッ!
「あ、れ…?」
急に脚の力が抜けて、へなへなと座り込んでしまう。その割に、心臓はドクドクと、早鐘を打つように音を立てた。
ハァハァと息が荒くなり、身体中から汗が噴き出る。
「な…に、これ……」
体の変化についていけない。気持ちが焦るのに比例するように体温も上昇していく。
丁度その時に、追い付いてきた藤が肩に触れた。
「おい、大丈夫か!?」
「ひゃぁぁあ!」
ビクンッ!と体が跳ねる。その反応に藤は驚いたが、それ以上に花巻が驚いているらしかった。
「ハァ…ぁ、おねが…します。さわらないでぇ…」
頬を紅潮させ目を潤ませる。鈍感な藤でも、さすがにこれはおかしいと感じた。
「とりあえず中入るぞ。立てるか?」
藤は、なぜか持っている保健室の鍵を使いドアを開ける。手を差し伸べるが、花巻はうつむいたままで、一向に手をとる様子はない。
「仕方ねぇな」
脇に手を入れ、幼児を抱き上げるようにして花巻を持ち上げソファーまで運ぶ。それから、制服の予備を探しに棚の方へ向かった。
「ほら、あったぞ。着替えろ」
着替えを渡すが一向に反応はない。ただうつむいて、荒い呼吸を繰り返すだけだ。
まさか、熱があるのか?
「お前、熱あるの?」
ふるふると首を振る。
「嘘だろ」
額に手を当てると、かなり熱い。手を離そうとすると、熱い小さな手で、手首を抑えられる。
「ぁ…冷た…気持ちぃ…」
花巻のその反応にモヤモヤしたものが込み上げるような、変な気分になる。
「っ花巻…!とにかく着替えろ」
誤魔化すようにそういうと、素直に手を離し、あろうことか、そのままシャツを脱ぎはじめた。
「ちょ、お前!」
「ぁ、下着まで…濡れてる…」
藤は普段からは想像できないような花巻の痴態に釘づけになる。
ブラを外した花巻はスカートにも手をかけた。
「花巻!」
藤も男だ。トロンとした目で見つめてくる花巻を押し倒す。
「ふぁああ…あ!」
首から鎖骨へと手を滑らせると面白いように体が跳ねた。ほんのりと赤く染まり、濡れている花巻を、何かに取り憑かれたように触る。
「あああぁあ…ひゃぁっ!」
胸の頂点を触れば声が一際大きくなる。おもしろくなってそこばかり触れていると、花巻が太ももを擦り合わせていることに気付く。
「どうした?」
「いやぁ!止めないでぇっ!」
「いやでも、股擦り合わせてるし…」
なぜかは分かっていた。しかし、花巻が乱れるところをもっと見たい。本心からそう思ったのだ。
「や…なんでもなぃです…だから、早くぅ…」
顔をさらに赤くし、ハァハァと息を吐く。
そんな彼女を見て何を思ったのか、藤は赤子のように胸を吸い上げた。
「ぁぁああん!」
そして、スカートの中に手を忍ばせる。
布ごしにスリスリと撫でると、花巻の方から指に腰を擦り付けてきた。
「ぁぁあああ!ダメぇ!もぉだめぇえ!」
半ば絶叫しながら藤の頭を押さえ付ける。どうやら吸われるのが好きらしい。もう片方の乳首は、摘んでコリコリといじめてやる。
そうすると、狂ったように腰を振り出し、一瞬ビクッと痙攣したかと思えば、糸が切れたように脱力した。「うわー、すげー…」
激しく上下する胸は、汗や、俺の体液で濡れて、眉根を寄せ目を瞑り、だらしなく開いた口からはだらだらと唾液が零れている。こんないやらしい花巻は初めてみた。
「ふじくん…もっとぉ……」
そう言って花巻は藤の手をパンツの中に導く。
一番最初に触れた、豆のような場所をコリコリと転がすと、びくびくと体を震わす。
「あ…あ…気持ちっ……はぁあ…ん!」
指を下に移動させると、ぬるんとナカに入り込む。
あー、ここに入れるんだなと、なんとなくわかった。
よくわからないので、入れたり出したりしていると、いいところを擦ったのか、一際声が大きくなった。
「なに?ここがいいの?」
ひたすらそこばかりを攻めると、花巻は頭をぶんぶんと振り、藤の制服を握り締めた。
やがて絶頂が訪れる。
「ふっ…あぁああー!!」
指を引き抜くと、花巻の体液がドロドロとまとわりついていた。
ふと様子を伺うと、どうやら気絶してしまったようだ。ぺちぺちと頬を叩くが、反応はない。
「なんだよ…生殺しじゃねぇか…」
今までの行為を思い出し、頭をボリボリと掻き毟る。
「あー、やっちまった…」
ソファーを見ると、見る人が見ればわかるくらいに汚れていた。
とりあえず花巻を着替えさせ、掃除をする。
それでもまだ起きる気配がなく、ぐったりとソファーの背もたれに体重を預けていた。
「こんにゃろ…」
ちょっとしたイタズラ心から、無防備に開いた唇にキスをする。それでも、起きない。
「仕方ねぇなー」
起きる気配のない花巻を、家に送るためにおんぶし保健室を出る。
「俺、花巻のこと好きなのかな…」
なんかよくわかんねー、と思いながら、薄暗くなった通学路を歩む。
その時、藤は気付いていなかった。自分が花巻の家を知らないことに…
実験データ
被験者…花巻美玖
15分くらいで効いてくる
効果はかなり強い
安田作『女にしか効かないエッチな薬』に俺が手を加えたものですが、
安田や藤は、ああいう薬品を使わないとコトには及べないと思いますが、俺の尊敬するみっちゃんはあんなものを使わなくても大丈夫だと思いました。
とにかく、安田にはもう手は貸しません。
ごめんなさい花巻さん。
本好暦
完
GGGGJJJJJJJ!!!!
花巻さんすごい可愛かったし
本番まで行かないってのがやりきるより余計に萌えた…!!
本好のレポート吹いたww
GJでした
GJ!
徹頭徹尾冷静な本好が、らしくていいな。
確かに美っちゃんは薬に頼るなんてせずに、正攻法でいくだろう。
花巻もエロ可愛かったので満足。
>>775 トリックオアトリートで藤にいたずらされる花巻さん…かわいいな
>>776 GJすぎる
本好が冷静w
シンヤ少なすぎてもう泣いた
無理やり藤シンでよければ投下!
「あ…っ、く、ふ、」
「う…きっつ……」
ぬるぬると濡れた其処にそそりたった自身を突っ込む。
きゅうきゅうと強く締め付ける其処は指一本で慣らしたくらいじゃまだまだ足りなかったらしい。
「や…っ!な…、んで…っん!」
ねじこむようにして奥へ、奥へ。
いやあ、と途切れ途切れに言うものの、動かしてみるとびくりと震えるから、感じている様子が伺える。
「や…っあ、ふじ…く…も、やめ…っ」
いやというなら俺を殴ってでも止めればよかったのに。
てっきり、自慢の腕っ節で俺を殴り飛ばすのかと思いきや、俺の下で鏑木は瞳に涙を浮かべてか細い声でやめて、と俺に訴えかけるだけだ。
押し倒した瞬間の鏑木から香ったあの甘い香りが、まだ俺の鼻を擽っている。
とん、とその身体を押しただけなのにいとも簡単にベッドに倒れた鏑木の唇を奪うことなんて簡単だった。
「や、やめて…よ、ふじく…っ」
生意気だ、なんて思いながら突くスピードを速めた。
「あっ、はっ…あっ!」
シーツを鏑木の両の手がぎゅっと握る。
「感じてる癖に」
「ちが…っ」
やめて、藤くん、ねえ、と繰り返す鏑木の口を自分の唇で塞ぐ。
鏑木の口内に舌を進入させて、逃げ惑う鏑木の舌を捕まえて絡めて。
苦しそうに漏れる鏑木の吐息が、心地よい。
これで静かになるか、と唇を離した瞬間、(喘ぎ声なら聞いてやってもいいのだが)
鏑木の口からは尚もやだ、という言葉が出る。
「藤く……あっ!」
「…うるせえよ」
いい加減、俺も我慢ならなかったのだ。
もう、見たくなかった。
先生先生と嬉しそうに跳ね回るあいつを、柄にもなく顔を赤くするあいつを。
ああ、思い出すだけでも苛つく。
あいつは口を開けば先生、先生と。
恋する輝く瞳、
俺が、見てもらえたなら。
恋する熱い視線、
…俺が、受けられたなら。
鏑木は熱っぽく潤む瞳で俺を見て、押し出すように言った。
「なんで…ぇ…?」
「なんで」だって?
(そんなの、)
乱暴に動かす。快感を我慢するように硬く閉じた目からは、溢れ出る涙が鏑木の頬をぬらす。
ああ、綺麗だ。
俺は顔を鏑木に近づけ、その涙を舌で掬い取った。
それにびくりと震えた鏑木が、おそるおそる目を開けた。
(お前が好きだからに決まってんだろうが…)
涙にぬれるその瞳が見たくなくて俺は目を閉じる。
「あ、ん…っあっ!は…あ、も…だめ……っ!」
荒々しく息をする鏑木に、そろそろ限界かと心の中で思う。
鏑木の切ない喘ぎ声は俺をも切なくさせると同時に興奮を誘う。どうしようもないのだ。
下半身に感じる締め付けがよりいっそう増した。
ああ、これが終わってしまえばどうなってしまうんだろう
敵意を露わにした鏑木の瞳に、あの強い眼差しに射抜かれたなら、俺の心はどうなってしまうんだろう
さまざまな不安要素を残したまま、しかし快感の波が俺を襲ってくる。
逃げようもなかった。
続…かない
駄文でスマン
校長にいたずらしたくなった強者はいないのか
GJです!
藤花も藤シンも大好物!
校長は、アレだな…
後が怖そうw
校長にいたずらしに行ってきた
気づいたら吊るされてた
藤シンGJー!
夏から全裸待機してた甲斐がありました
ところでそろそろ次スレの時期なんだが。
今書いてるハデみのを投下したら、次スレも立ててないうちに埋まりそうなので、
比較的短いものを投下してからスレ立てに挑戦してみる。
テンプレ案があったらよろしく。
そんで、もし出来なかったら誰か頼む。
>>791 任せた!
そういえばここって強姦モノとかないけど、おkなのかな?
今ちょっと、シンヤと花巻さんで考えてるんだけど、
保健室常連組だと無理矢理襲ったりしなさそうだしな…
相手はクラスの男子とかになりそう。
クラスの男子なら、いいんじゃないかな
期待してるよ
日の暮れかけた河川敷の道を、花巻は藤の後ろについて歩いていた。
何だか、頭の中がぐるぐる回って考えがまとまらない。
「どうした?」
珍しく藤が振り向いた。
「えっ…あの、何、でもないの…」
「何でもないって感じじゃ、ないよな」
「えぇっと…ホント、何でもないから…」
周囲にはもうあまり人はいないとはいえ、あまりに距離が近いと動揺してしまうのは以前も今も
変わらない。
あれから、特に何があったという訳ではない。
ハデスは困ったように笑いながらも、特にあのことを誤魔化すでもなくありったけのお菓子でもて
なしてくれたし、藤もそれが当たり前のように食べ続けた。花巻の方は出されたお茶すら一口も
喉を通らないままだったのだが。
知っている大人たちの恋を目の前で見てしまったことは、想像以上にショッキングだった。明日
から才崎やハデスの顔をまともに見られそうにない気がして、今から頭の中がぐるぐるしそうに
なっている。
けれど、大人になれば何でも自由になると思い込んでいたのは間違いだったようだ。大人には
大人の悩みがやはりあって、誰もがそんな風に人知れず解消したり積み重なったりしながらも
胸の中でずっと抱え続けているのだろう。いつも毅然としていて美しく、きっと悩むことなどない
ように見えた才崎もまた同じなのだ。
そう考えるだけで、何となく大人になることはそう怖くないことのように思えた。もしかしたら今
から覚悟をしておけば、もっと自信の持てる自分にもなれるかも知れない。
いつもただ憧れるだけの藤の後ろ姿を眺めながら、花巻は小さな、本当に小さな決意をした。
「…あのね、藤くんっ」
時々足が止まる気配につられるように、藤も何度か立ち止まる。
「どうした」
「わ、私…ね、もっと頑張るの。大人になるまでに」
「頑張るって、何を」
「う、ん…色々…かな」
「ふぅん」
今、決めたばかりのことだ。何も具体的なことなんてまだ一切考えていない。それでも、大人に
なるまでの数年間の間にきっと何か出来る筈だと思った。もっと藤にふさわしい存在になる為に
でも、自分自身の人生に有利になることでも、これから幾らでも可能性はある。
藤はそんな花巻の決意に気付いている訳もなく、ただ立ち止まって珍しく思案でもしているように
頭を掻いただけだった。
「…まあ、それなりにやればいいんじゃね?」
「う、うん…」
「行くぞ」
「あっ…」
たびたび立ち止まる花巻がまどろっこしいのか、藤は強引に手を繋いできた。突然のことで、どう
反応していいのか分からないまま、また頭がついていかずに手を引かれながら花巻も頬を火照
らせながら歩く。
こんな毎日は果たして前進なのか後退なのか。それはまだ分からない。そもそもこの世の中は
分からないことばかりで構築されている。それを少しでも知ることで切り崩していくのが大人になる
ということなのだろう。それによる結果はそれぞれの資質や考え方によってももちろん変わりゆく。
喜ばしいものか、そうでないかはまた別のこととしても。
だからこそ、人生は面白いと大人になってから言えるのだろう。
「花巻」
不意に、藤が足を止めた。
「…え、え?」
ただ手を引かれて歩いていた花巻は、考え事をしていて少しぼんやりしていたせいで藤にぶつ
かりそうになった。
もう辺りはすっかり暗くなっている。
「どんな風になっても、お前らしさだけは忘れんなよ」
「あ…」
その言葉がどういう意味か、分からずにいるうちに抱き締められて息が詰まりそうになった。それ
でも何となく嬉しさが込み上げてきたのは間違いではないのだろう。
終
以上。
一応この前の話の続き。
さくっと書いたのでエロは入れられなかった。
藤花GJ!
藤花の後日談待ってた!
ほのぼのして癒されるな藤花は
乙でした
GJです!
便乗して続き投下。
エロくしようとしたらgdgdになりました。
藤花です
こんにちは。俺こと本好暦の身に起きたあるできごとを話そうと思います。
例の、保健室での事を藤はハデス先生に相談したそうなんです。ふざけるなって感じだよね。
でも、たまたまその場に居合わせた美っちゃんが俺にそのことを相談してくれたんです。
こんな残念なイケメンの為にいろいろと奔走してくれる美っちゃんって本当に器が大きくて、人間的にも素晴らしいよね。
なかなか真似できないことだと思います。
。
それで、その相談の内容を簡潔にまとめると、花巻さんが病魔にかかってるかもしれないってことらしいんだよね。
なんでも、昼休みに藤が『花巻って病魔かかってんのかな?すごいエロくなるやつ』とか言ってたらしくて。
本当にアイツは余計なこと言うよね。イライラします。
今日、花巻さんは学校を休んでいました。
悪いことしちゃったなぁ。花巻さん、本当にごめんなさい。
でも、これって7割は安田が悪いよね。俺は美っちゃんの為になるって言われてやらされたんだから。つまり、俺は安田に騙されたんだよね。
そんな俺がこれくらい真摯に謝ったってことは、安田は一万回くらい土下座しないといけないって計算になるよね。
でも、日頃の行いが悪すぎるから五万回くらいは必要だと思います。
そういえば昨日、藤と花巻さんが保健室に入ったあたりで、
安田は『イケメンなんてこの世から居なくなればいい!』と叫びながら途中で居なくなりました。
ふざけてるよね。なんで当事者が途中で帰るんだよって突っ込みたくなるよね。
俺は、科学者的な興味とデータの取得のためにずっと二人の行為を見てました。
俺の個人的な感想を言うとしたら、藤のどや顔に多少苛つきました。
最後らへんは、なんだか眠くなっちゃって、花巻さんが気絶したあたりに帰っちゃったんだけど、
ちゃんとデータは取れたしいいよね。
憶測だけど、藤はヘタレだから花巻さんの貞操もちゃんと守られたと思います。
大分話がそれちゃった。ごめんなさい。
昼休みが終わった後に心配になったハデス先生が
花巻さんに電話したそうなんだけど、
自宅用の電話だったから花巻さんのお母さんが出たらしいんだよね。
呼吸が苦しそうで顔も真っ赤だったから休ませたって話だけど…。
まさか、薬の効果が抜けてないのかな。それはすごく可哀想だよね。
だから俺はこっそり解毒剤を作ろうとしたんだけど、それには安田が必要だよね。
でも、なかなか安田が捕まらないんだよね。
エデンが終焉を迎えるなんて嫌だとか言って俺の前からすごい速さで逃げて行くんだ。
最終的には、放課後にエロ本で釣れたんだけど、本当に手間かけさせるよね。美っちゃんを見習うべきだと思います。
それから、安田を罵倒するのに40分、解毒剤つくるのに20分、計一時間かかり本当に疲れました。
学校からそのまま直行で花巻さんちに行って(めんどくさくなりそうなので安田は追い払いました)、
インターホンを押したら、花巻さんによく似た男の人が出てきました。
たしか運動会のときにドジ巻さんって呼ばれてたような気がする。
彼は、俺の顔を見て『えー!また男だ!』って思いっきり顔をしかめました。
俺は少し不快になりましたが、『また』ってことはすでに誰か来たのかな?
そう思ったので、『友達が来てるはずなんですけど』ってカマをかけました。
そしたら、ドジ巻さんは『あぁ、なんだ。』と頷いて
『あいつもあんたも一人で来るから彼氏かと思っちゃったじゃねーか』とぼやいていました。
あいつって誰だろう。玄関の靴を見ると、美っちゃんのサイズの靴はありませんでした。
じゃあ、藤かアシタバくんだよね。でも可能性としては藤の方が濃厚だと思います。
これはすごく拙いよね。花巻さんの貞操がかなり危ういよね。
家族を除けば美っちゃん以外のことは至極興味ないんだけど、
俺のせいで、花巻さんがあの残念なイケメンの好きなようにされるのは少し胸が痛むよね。
だからドジ巻さんに『美玖さんの貞操が危ないんです。早く美玖さんの部屋を教えてください!』って頼んだら
『なんだとぉおお!』って叫んで階段を上がって行っきました。
俺も後に続くと、ドジ巻さんが階段から落ちてきて、思わず避けてしまったんです。
だって転けたら痛いよね。みんなそうすると思います。
とりあえず、花巻さんの部屋が二階ということがわかったので、階段を上がってそれっぽい部屋を探しました。
奥の方の部屋から、かすかに『あぅ…』とか『はぁあ』とか聞こえてきたので、適当に見当を付けてノックをしたけど、返事はありませんでした。
念のため、よく集中して耳を傾けると、花巻さんの『あー!』という悲鳴じみたものが聞こえてきました。
しかし、その後藤の声が聞こえてきて『止めてやらねーぞ』やら『足も感じるの?』やら、いろいろ聞こえてきました。
これはもう、確定だよね!
ドアをあけたら、予想どおりビンゴでした。
花巻さん上半身はパジャマがたくしあげられてて、下半身は藤で隠れてるけど、おそらく裸だと思う。
藤は全部服着てた。なんでだろう、そんなに自身に自信がないのかな。あ、ダジャレだ、
とか考えてたら、周囲の空気が凍っていることに気付きました。
思わず口をついてでた言葉は『お盛んだね』でした。
すると、藤は露骨に嫌そうな顔をして『ノックぐらいしろよ!』って怒ってました。
いや、したけど気付かなかったのお前じゃん。と言い返そうとしましたが、
背後から殺気を感じたので振り替えると、ドジ巻さんが立ってました。
『イケメン、この野郎…』
その声に反応したのか、花巻さんが虚ろな目をこちらに寄越してきました。
その瞬間、思い切り目が見開かれます。
『へ?お兄ちゃん…!?』
妹のあられもない姿を見たからでしょうか。ドジ巻さんは卒倒してしまいました。
しゃがんで確認してみると、泡を吹いて気絶してました。
俺は、『気絶してる』と言いながら花巻さんに目を向けると、彼女も泡を吹いて気絶していました。
俺は、やっぱり兄妹なんだな、としみじみと感じました。
藤は『また寸止めかよ…』と呟いていました。
念のため、藤にこんな行為に及んだ経緯をを聞いてみると、
『最初は見舞いに来たんだけど、昨日と同じで様子がおかしくて』と、珍しく話しはじめました。
要約すると、昨日よりも症状が酷くなってる花巻さんが、
藤に『昨日の…してください…』って言ったらしくて、
『俺なんかでいいのかよ?』って問い返したら
『藤くんじゃないと嫌なのぉ…』と潤んだ目で見つめられノックアウトというわけらしいです。
本当に藤は本能だけで生きてるよね。
普段から好きなときに寝て、好きなときに食べたりしてたから、まさかとは思ってたけど、予想どおり過ぎて笑っちゃうよね。
美っちゃんを見習って、奥の深い男になるべきだと思います。
心の中で、美っちゃんと藤を比べて、美っちゃんのすごさに感動していると、
『俺、よくわかんねーんだ』と、藤が投げやりに言いました。
無視しても良かったけど、何故かそんな気にもならなかったので
『何が?』とだけ問うと、
『俺、花巻とこういうコトできるの嬉しいんだけど、いつもと様子が違うからさ』
なんかスッキリしねーんだよ、と言って、藤は俯きました。
『なら、いつもの花巻さんに戻ったら、自分でその気持ちを伝えればいい。』
俺は解毒剤の入ったビンを渡して帰りました。
『ありがとな!』と聞こえたような気がしたけど、気のせいだということにします。