奴隷・ペット・家畜にされる女の子 2匹目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
女の子が奴隷・ペット・家畜として扱われたり、調教されていく様子を楽しむスレだよ。
スレタイの条件に合っていれば、獣姦・スカトロ・NTR・その他マニアックプレイなんでもござれ。

!注意
【sage推奨】ひっそりやっていこう。
【批評禁止】荒れる上にまともな職人も潰れるから、SSへの批評はもう全面禁止。
        気に入らないSSがあったらレスしないようにしよう。
        他の人がGJするなら需要があるということだよ。気に入らなくても我慢しようね。
        他の人がGJしなければ需要がないね。反応がなければその内に居なくなるよ。
        それでも批評するのは荒らしだよ。みんなは無視しようね。

みんなで使ってね。仲良く使ってね!
2村人A:2009/11/14(土) 21:55:43 ID:jyVAEaeA
前スレの容量に気付かずに埋め立ててしまい申し訳ありません。次スレ立てておきました。あと、前スレのSSは・・・

─体験版ではここまでとなっております。製品版が見たい方は『ころしてでも、うばいとる』と書き込んでください。─
3名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 23:28:51 ID:u4tqGVKF
>>2
ころしてでも、うばいとる
4名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 11:30:12 ID:hq9PFCu+
>>1
乙彼

>>2
ころしてでも、うばいとる
尻尾とか、リード引っ張られて無理矢理四つん這いでお散歩させられるとかいいね。
5ころしてでも、うばいとる:2009/11/16(月) 02:19:21 ID:uYgPuPUs
>>2
あうあう、神様GJです
6名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 01:56:02 ID:UpLvcU7Q
ころしてでも、うばいとる
GJです
7前スレ691:2009/11/18(水) 19:06:50 ID:RgX7950t
当方、11月中旬に書くかもしれないと言った者だが。
スランプで書けなくなってる。もしかしたら書かないままかも。
申し訳ない。
8名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 20:28:48 ID:PQueo3AF
じゃあ意志を受け継いでオレが何か書こう

12月中旬投下予定で
9名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 17:31:19 ID:JiHzbGGl
前スレの柔道少女はどうなったんだ?
続きが激しく気になる
10名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 18:15:17 ID:jKGdPDqj
ほしゅ
11名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:42:01 ID:Bo1P8vJJ
やっぱり過疎っちゃうんだなぁ・・・
12名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 11:29:37 ID:04A15D0v
ho
13名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:44:44 ID:oEQrSiMc
前スレで投下した者です。
レスを頂けた方、ありがとうございました。
調子に乗ってまた書かせて頂いたので投下させてください。



とある教室。
 スカートを上げられ、下着を下ろされ、膝の上。
 裸のお尻はおろか性器までも隠すことが許されない、お尻叩きのお仕置き。
 『奴隷』となった加奈子は恥ずかしさと、お尻に振るわれる物差しの痛さにか細い悲鳴をあげた。
 20XX年。慢性的な経済不安と外患に悩まされ、政治、行政、社会道徳、倫理などの欠乏が続いた某国は
ついにその社会を崩壊させる。非常識と常識の区別がなくなり、公正と理不尽の境も影を潜め、異常が
珍しいものではなくなった。
 お尻を打たれている女の子、加奈子は、一見ごく普通の○学生だ。可愛らしい制服姿で通学している。
 だが、彼女は○才でありながら、九九すらできない。
 また年齢の割りに精神的に幼く、人に頼るばかりの性格をしている。
 そのため、職員室へ呼び出されての「最後のテスト」で赤点を取り『奴隷』の身分に落とされた。
 −身分とは。それは現在のこの某国に置かれているれっきとした制度だ。
 貴族、平民、非人の三種類であり、非人の中に奴隷、愛玩動物、家畜、その他のものがある。
 加奈子は非人であり、奴隷だ。
 彼女はなんらの権利も認められず一切の保護を受けることができない。極端な話、突然誰かに刺されても、文句のひとつすら言えない。
 そのため彼女は、学校へなど通えないはずであるが、『温情』によってこれまでのように通学することが許されている。
 ただし授業よりも雑用優先であり、なにか「ヘマ」をしようものなら、今のように辛く恥ずかしいお仕置きとなる。
 それも、学校の先生や他の大人からではない。
 今、加奈子を膝にのせて物差しでお尻を打っているのは元同級生の男子生徒だ。
14名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:45:17 ID:oEQrSiMc
パチン、パチンと響く音。
 加奈子は「お許しください」とひたすら懇願する。 
 当の男子生徒は手を緩めない。
 彼らには、奴隷にはなんらの配慮も不要という教育がされている。
 加奈子が元同級生である事などまったく関係がない。
 そしてそれは、罰を受けている彼女にとったも同じだ。
 自分は奴隷であり、すべての貴族、平民に従うべき身であることを心の底から信じている。
 掃除の途中にバケツをひっくりかえしてしまった加奈子は、当然のこととしてお仕置きを受けているのだ。

 もう、二十は打った。彼女のお尻は真っ赤だ。
 痛さと恥ずかしさで泣きじゃくる。
 見かねた女子生徒がもう許すよう提案し、それでようやく解放された。
 ただし、スカートと下着を取り払った、下半身裸の格好で掃除の続きをするように命じられる。
 自分の失敗について改めて、深々と頭を下げた彼女は、自分がこぼした汚水の雑巾がけをはじめた。
 赤くなったお尻を突き上げての、四つんばい。生徒達は、放課後のつかの間の談笑に戻る。
 やや間を空け、女子生徒の一人が加奈子に近づき声をかけた。
 「ねえ、加奈子ちゃん。なんで、バケツ落としちゃったの?」
 「・・・」
 「奴隷のくせに無視するの?お仕置きが足りてないのかな」
 「・・・バケツを落としたのは、私がだめだからです」
 「返事が遅いわね。お尻むけて」
 「・・・」
 「ほら、早く。あんた奴隷よ」
 加奈子は恐る恐る尻を差し出す。
 赤くなったところに、力いっぱいの平手打ち。
 女子の力とはいえ、加減のない一打は彼女に悲鳴を上げさせた。
 「ほら、続けて」
 その言葉を受けて加奈子は雑巾がけを再開する。
 平手打ちを入れた女子生徒は近くの椅子をよせ、水たまりの近くに陣取った。
 そしてじっと彼女を監視する。
 要領の悪い加奈子は、ことある事に止められてお尻にお仕置きを受けた。
15名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:45:51 ID:oEQrSiMc
先ほど、彼女を膝に乗せて物差しを振るっていた男子生徒が何かひらめきひらめき、周囲に伝える。
 「今日、あいつをあのまま下校させようぜ!」
 あのままとは、下着とスカートを脱いだ格好の事。
 そのアイデアにクラスメイト達はどっと受ける。。
 それを聞いた当の加奈子は雑巾に両手を乗せたまま、はたと止まり目を丸くした。  
 そこへ椅子に座る女子の一打が、彼女の尻へ飛ぶ。
 「ほら、なにとまってるの。やりなさい」
 あわてて、掃除を続ける加奈子。
 そこへ、談笑の輪にいる他の女子生徒が追い討ちをかける。 
 「どうせなら、裸にしちゃいましょ」
 周囲は再びどっと笑う。

 かくして、加奈子は真っ裸で下校することとなった。 
 両肩をぎゅっと上げ、あごを引き、目からは涙があふれる。
 道行く人は例外なく彼女に目線を向ける。
 走ることも許されていない。
 崩壊したこの世の中では。このようなことも決して珍しくはないようで
目線を向ける人々は、警察を呼ぶことはもちろん、声一つかけることもない。
 「ああ、奴隷か。」それだけだ。
 加奈子は九九もできない。
 性格にも問題が多い。
 だから、はだかで通りを歩いている。
 明日はどんな目に遭わされるのだろうか。
 加奈子は心の底からの恥辱と絶望の中にいる。
 奴隷である事。それが彼女のすべてであった。(終
16名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 13:16:44 ID:Ho96nFmq
ちょっと違うな・・・
17名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 18:10:42 ID:l7Vkswiw
世界がエロくなるスレ向きかな?
18名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 21:37:32 ID:F9LSJ7pp
保守
19名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 11:48:01 ID:Ttb6+gn0
保守
20名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 12:46:28 ID:q7OOFyv7
INHUMAN!! , INHUMAN!!

こ、この、
ジャ、ジャンルの、
ス、スレは、
非人間的なんだな。。。

だ、だから、
こ、これで、
か、完結して、
つ、潰れなきゃ、
な、ならないんだな。。。

さ、さようなら。。。

21名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 05:19:11 ID:hA9OlvWZ
ああ、君
仕置の最中は謝罪以外の言葉を発するものではない
22名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 17:36:35 ID:Zel4q2NS
罰として、仕置のやり直しだな。
23名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 23:41:53 ID:20vWQka7
hosyu
24名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 10:35:57 ID:GGJPPy5X
保守
25名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 20:29:07 ID:9WkUTYL5
保守保守
26名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 21:52:59 ID:ESMSDwdg
こいこい
27名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 06:28:00 ID:SD3Qvn1D
なんだなんだage
28INHUMAN:2010/02/13(土) 15:52:31 ID:jNqgKuoF
ちょっと、あんたたち!
こんなスレッド立てて恥ずかしくないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
29名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 23:10:07 ID:wTfcKqBp
>>28
ナイス!
GJ!!
30INHUMAN:2010/02/20(土) 17:20:25 ID:Wan8Bflt
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
31INHUMAN:2010/02/21(日) 15:46:29 ID:5gsrOuz3
>>30の修正

ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか、
分からないけど覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
32名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 16:34:41 ID:e2qs3sA1
ペットにした女の子に愛を注ぎたい。
愛あるペット扱いをしたい
33名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 23:24:27 ID:0MmfrfeT
なんで>>1に前スレのアドレスが無いの?
ググってもこのスレしか出てこないし…
34名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 23:29:07 ID:Qq2uTT91
35名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 22:21:53 ID:YiZ0jB1t
はじめて歌聞きながらSS書くのためしてみたけど、なんか歌の内容に引きずられる。。

ワールドイズマイン聞きながらSS書いてたらペットにするはずのおにゃのこが
女王様になってしもうた orz
36名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 22:22:31 ID:YiZ0jB1t
ごばーく
37INHUMAN:2010/02/24(水) 15:28:53 ID:x8th8BjV
>>31の修正

ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか、
分からないけど一応の覚悟はしてなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
38名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 22:38:02 ID:xLZh6guZ
ペットにした女の子はどんな服装させるのがいいかな

・ペットだから服は着させない
・素肌の上に質素なワンピース一枚きり
・普通の服装、ただし下着の類は一切禁止

とか
他に何かエロいのあるだろうか
39名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 23:07:59 ID:84SNQ8MY
個人的には全裸に首輪+尻尾だなw
40名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 23:21:20 ID:Stye+pS6
首輪は定番かな。
あと、ピアスも好きだ。乳首とか、クリトリスとか。

巨乳さんにはカウベル、子猫ちゃんには小さな鈴を、首輪につけてやるとかわいい。


ちなみに、金に困った女の子スレに投稿された「幸福姉妹物語」では、
女の子に自分の首輪を買わせに行かせるシーンがあるが、結構かわいい。
41名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 03:33:35 ID:JZyIz3vD
自宅では>>39と同じかな
外出するときはちゃんと服を着させる
ただし前の穴にローターを入れておく
周囲に気取られそうな反応をするたびに路地裏へ連れていっておしりペンペンしたい
42名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 03:42:24 ID:9nWD/e/1
その手の路線なら、革やエナメルのボンデージや拘束具、亀甲縛りのロープとかも有りかと。
メイド服みたいな召使いファッションも有りだと思う。

逆に上質な服を着せて可愛がるのも一興。
踊り子みたいな絢爛で露出多い上にスケスケな衣装とかは、エロくて綺麗で素晴らしい。
俺は気が強くてじゃじゃ馬な娘に、お姫様みたいなフリルがフリフリしまくってる可愛いドレス着せて、思いっきり嫌がる彼女を暴れないようにギュッと抱き締めて可愛がるシチュが好き。
「こんなのアタシには似合わない!」「裸の方がまだマシ!」
なんて羞恥に顔真っ赤にして叫んでも、あんまり可愛い格好で迫力も何もない彼女を嬲るとか。
気が強くなくても、可愛い格好にドギマギしてる彼女にぶっかけ、ドレスごと真っ白に染め上げたりとかな。
ペットに豪奢な衣装って路線も、みすぼらしい格好に引けを取らないと思うんだ。
間を取って、豪華絢爛なのに胸もアソコも隠せない改造ドレスは、みすぼらしさも美しさも兼ねてて相乗効果とか。
うーむ、こんなに妄想垂れ流して俺きめぇ
43名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 04:26:46 ID:a0HedV0V
たしかに敢えて豪華な衣装を着せるのは良いな
完全に玩具扱いというかそういう雰囲気が出て良い
44名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 05:38:25 ID:8MPnn0jo
豪華な衣装だけど、首輪は外させないのが良いと思う

自分が所詮ペットだということを忘れさせないように
45名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 01:20:01 ID:PbtSZfm2
鍵付きで本人には外せない首輪って萌えると思うのだがどうか
46名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 02:49:26 ID:VZpkEVu5
鍵付き首輪良いね
物凄い豪華な衣装なのに鍵付きの首を付けられて
完全に奴隷状態で物扱いされる
47ペットコンテスト:2010/02/28(日) 19:50:01 ID:o1bYl9Q3

あなたのご自慢のペットをコンテストに出場させてみませんか


********************


「さて、オーナーの皆さん!本日は多数のご参加ありがとうございます!」
会場には色とりどりの衣装で着飾った「ペット」たちがスーツを着た「飼い主」に連れられている。
ペットたちには首輪がつけられ、飼い主の手に繋がっている。



「おすわり」
ひとりの飼い主の声で長い黒髪の少女が床に座り、尻をつけ、M字型に足を広げた。
クラシカルなワンピースのスカートで隠れていた足があらわになり、
ガーターベルトで吊ったニーソックスの隙間からは白い太ももがのぞく。
さらに奥には下着を着けていない秘部が審査員たちの目にさらされる。
少女は恥ずかしそうにしながらも静かな笑みを浮かべている。
「ほほう、きれいな白い肌をしていますな」
「あのアンダーヘアも柔らかそうな毛並みで整っているし素晴らしい」
審査員たちが思い思いに評価している。

「それでは、オーナーの方、ペットのコの全身を披露して下さい」
司会者の声で飼い主は少女を立たせ、ワンピースのボタンを外していった。
白いレースのブラジャーを外すと大きなバストがぷるんと零れ落ちた。

「触感、感度の審査に移りますので、審査員の方は席をお立ちになりどうぞご自由お手を触れてください」
金の首輪以外は何も身につけずに静かにたたずんでいる少女の胸に無遠慮に手が伸びて揉みしだいた。
「おお、すごいボリュームと張りだ」
「Fランクです。柔らかさも申し分ないでしょう?」」
飼い主が説明する。
「このピンクの乳首がいいね」
審査員の一人がきゅっと乳首をつまむと少女の体がぴくっと反応する。
たくさんの手が胸、背中、二の腕、腿、お尻、へそ、と撫で回してゆく。
「どれこちらの具合はどうかな」
薄く開いた足の間に指が滑り込む。
「おほっ、濡れてる濡れてる」
敏感な部分に指が触れると「あんっ」と小さく声がした。
ひとりがぬぷっと指を差し入れ、別の審査員は執拗に豆をいじくる。
くちゅくちゅと音がし始めると、少女は次第に震えて声を出し始めた。
「あふっ…あん、はっ、ああん…」
立っているのもやっとの様子だ。
「しまり具合も相当なものだ。指2本できついようなコは珍しいな」
「全くだ。最近のペットは調教しすぎて緩いのが多いからな。これは高ポイントだ」
「お褒めに預かり光栄です。中に入れるのは最低限なのでこのきつさを保てるのですよ。私の自慢です」
飼い主が勝利を確認して笑みを浮かべた。


***********************


「さあ、それでは今回の優勝はーーー、○○さんのとこの△△ちゃんでーーーーす!
 優勝記念に大粒ダイヤ入りの首輪をプレゼントです!」
4847:2010/02/28(日) 19:50:59 ID:o1bYl9Q3
お粗末さまでした。

・一芸大会(うちのコの3点攻めは自慢!)
・「待て」我慢大会(何をされてもじっと我慢!)
・鳴き声大会(うちのコはバックのときの声が最高!)
みたいな妄想もした。反省はしていない。
49名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 20:10:23 ID:iqnpHV1M
>>47
グッジョブ!

個人的に我慢大会がいいな。
ローターをつけられバイブを挿入されても必至に我慢しなければならないペットたちとか。
50名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 01:34:22 ID:4JYGh67b
GJ!
鳴き声を競うのもいいなぁ
対面座位で主人にしがみついて鳴きまくるペットとかいい
51名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 02:21:57 ID:p/uetFrw
>>47-48
素晴らしい妄想だった。
GJです!
52名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 16:59:24 ID:8Wzzz7sA
そういやギリシャ時代には
自分を担保に借金⇒返せなかったら奴隷落ち
っていうシステムがあったらしい
あまりに落ちすぎて戦士が減ったから禁止されたとか何とか
53名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 00:33:45 ID:4qcOhsBO
なんかわろた
いまも昔もあまり変わらないんだな
54名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 00:55:29 ID:pRWGZdFe
一般市民から奴隷に堕とされる過程を書くといいと思うの
手枷を嵌められたりとか
55名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 05:27:52 ID:yjsPq5i+
ニコニコに貼ってたバナーの
ドレスは着せるために与えるのではない
って言葉を思い出したw
56窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:25:09 ID:1YJ5Y5f/
 この間自転車を盗まれました。
 悔しさを紛らすために書いていたら、長い話になってしまいました。
 
 女同士の調教もの
 放尿などあり、途中からはスカもあり
 復讐ものなので、ちょっと陰惨な感じかもしれない
 プロットが長くなったので、できた分を順次上げます
 最初3レスほどは、エロ要素皆無です

 以上、よろしければお付き合いください。


 遊びなのは判っていた。
 いや、遊びだという意識すら持っていなかっただろう。
 思春期の少女が抱く、年上女性への憧憬。
 それに付け込み、恋慕へと誘導したのは、自分だった。
 教育実習で訪れた、母校でもある女子高。
 そこで出会った一人の少女は、数ヶ月の蜜月の後、男を作って離れていった。
(なんで、今更・・・)
 自分を捨てた少女の名が、携帯に表示されている。
 小林美樹という名を見るだけで、大人しい顔立ちが、スレンダーな体つきが、滑らかな肌が、すぐに思い出された。
 この手がその体を失って、もう二ヶ月になる。
「・・・・・・」
 物憂げな横顔が、じっと携帯を見下ろしている。
 大人っぽく、冷たさを感じさせるその容姿から、影では女王様と揶揄されているのは知っていた。
 豊かな胸と、引き締まった体つきに、空想でボンデージスーツを着せている男も多いだろう。
 だが、それを否定して歩く気にはなれない。なにしろ、中身がそんな想像そのままなのだから。
「ふぅ・・・」
 迷いに迷った末、ついに折り返しの電話をかける。たった二回のコールで、美樹は電話に出た。
「先生? 真奈先生?」
「ええ、久しぶり」
「助けて! もう、先生しか頼れない! お願い、助けて!」
 必死の叫びが電話から聞こえてきた。
 楽しい毎日を送っているはずの少女が上げる悲鳴に、真奈が思わず電話を見つめる。

 
57窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:26:12 ID:1YJ5Y5f/
「勝手なのは判ってる。でも、お願い、助けて下さい!」
「ほんと、勝手よね」
 思わず声が冷たくなった。
 相手が逼迫しているとなればそこを突きたくなるのは、真奈の抑えられない衝動だった。
 以前の交際では、優しいお姉さんをしていなければならなかったという事実も、反動的な言動を生み出している。
「私を一方的に捨てておいて、今更何を言い出したの?」
「謝ります。あのことは謝りますから! お願いです、助けて下さい!」
 ついには泣き出したのだろう。聞こえる声が濁っている。
「落ち着きなさい。何があったの?」
 結局は断りきれず、話を聞いてしまう。
 美樹への未練がさせるのだろうが、そんな自分の甘さに、自嘲の笑みが浮かんでいた。
「由佳に苛められてるんです。七海ちゃんといっしょになって、毎日、毎日、酷い嫌がらせをされて・・・。
 怖くて、学校に行かないようにしてるのに、毎日電話が鳴って、ポストに変なビラが入れられて・・・」
「誰よ、それ?」
「と、友達・・・。一番仲良しの、親友だと思っていた友達・・・」
「それが、どうして?」
「あ、あたしが付き合った人が、由佳とも付き合ってたって・・・。あたしが彼を横取りしようとしたって・・・」
「ああ・・・」
 よくある話だった。女同士の不毛な争い。
 感情で生きている女という生き物は、思い込みだけで信じられないことをしてのける。
「女同士の友情なんて、信じるからよ」
 かといって、女同士で愛情を育むというのもどうかと思うが、そんなことを言っていられる状況ではない。
 もはやノイローゼなのだろう。美樹はひたすら侘びを繰り返し、助けを求めてきた。
「仕方ないわね。今日、話を聞きに行くから」
「はい! 待っています!」
 縋りつくような声に笑みを浮かべ、真奈は携帯をポケットにしまった。
58窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:27:12 ID:1YJ5Y5f/
 娘に対する嫌がらせは、両親にとっても負担になっていたのだろう。
 真奈が投げかけた提案に、両親は感謝を浮かべて賛同した。
 教育実習の後、テスト前の追い込みの為に、何度か家庭教師のようなことをしていたのがここで幸いした。
 年上の女性であれば、安心して預けられると喜んでいる。
「美樹ちゃんもいい?」
「はい、お願いします」
 ソファーの隣に座った美樹が、弱々しく頭を下げる。
 もともと小柄で繊細な少女だったが、久しぶりに会った美樹は、頬をこけさせ、憔悴しきっていた。
 よほど堪えているのだろう。この状況から逃げられるなら、どこにでも行くという決意が浮かんでいる。
「では、すぐにお預かりします」
「どうか、お願いします」
 両親から頼まれ、真奈は美樹を連れ出した。車に乗せ、自宅としているマンションへと連れ込む。
 男の居ないマンションをと探した結果たどりついた、音楽大学の女子学生が集まるマンション。
 家賃は高いが、セキュリティと防音性は他のマンションとは段違いだった。
「ここなら、嫌がらせも届かない。ゆっくりして、打開策を考えましょう」
「はい、ありがとうございます」
「お礼はいらない。その代わり、約束は守って貰うから」
「・・・はい」
 真奈の瞳が、美樹の体を嘗め回した。
 安全な場所を提供する代わりにと認めさせた代償は、真奈に対する絶対服従だった。
 真奈が何を求めてくるか、想像はついているだろう。
 だが、そんな予想が甘いものだったことを、美樹はすぐに知らされる。
「私を裏切った代償を払って貰うから。会えなかった時間を、できなかったことを、全部やらせて貰うからね」
 低く笑いながら頬を撫でる真奈に、美樹は怯えた瞳を向けていた。

59窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:28:51 ID:1YJ5Y5f/
 音大の生徒ではない真奈にとって、無用だった一つの部屋が、ようやく使い道を見つけた。
 物置にするしかなかった防音室。
 窓一つ無い殺風景なその部屋に、真奈は美樹を押し込めた。
「この部屋なら、どれだけ声を出しても平気」
 パイプベッドを運び込み、小さなベッドの上で体を絡める。
 諦めたように目を閉じている美樹に口付け、ブラウスのボタンを外して薄い胸を撫で回す。
 体をまさぐりながら、衣服を一枚一枚、ゆっくりと引き剥がした真奈は、最後の一枚の中に手を潜らせ、
熱い泉に指を潜らせた。
 火照った頬に舌を這わせながら、心地よい柔らかさの中を、縦横に暴れる。
「んうぅ・・・、あっ、ひああっ!」
 耐えていたはずの美樹の口から、歓喜の喘ぎが零れていた。
 閉ざしていた足はだらしなく開かれ、腰は求めるように動いている。
 そんな姿に目を細めながら、真奈は最後の布を足から抜き、美樹の右足を抱え上げた。
「男を覚えて、ちょっと大人っぽくなったみたいね」
 丸見えになった性器を観察し、意地悪く囁く。
 昔肌を合わせていた頃には、もっと未成熟な体をしていた。
 まだまだ崩れるには程遠いが、それでも乙女の域は卒業している。
「き、気持ちいいよぉ。こんなの、こんなの、ずっと無かった・・・」
「彼とだってしていたでしょう?」
「してたけど、してたけど、痛いだけだった。濡れてないのに入れてくるし、勝手に動くし」
「ふふ、男なんてそんなもの。特に、若い男はね」
 自分の満足ばかりが先行し、相手を考える余裕がない。
 相手を傷つけまいと、何も言わない女の気遣いがそれを助長し、いつまでも満足な交わりがでずに終わってしまう。
「女の体は、女にしか判らない。本当の気持ちよさは、女にしか与えられないの」
 惑わすように囁きながら、体の中の指が蠢く。
 親指は尖った陰核をこね回し、美樹を高みへと押し上げていた。
「我慢しなくていいよ。女の快感は、抑えられるものじゃないんだから」
「ひあっ! はあっ! んああっ! ああっ!!」
 その言葉に導かれるように、美樹が体をくねらせ、目を見開いた。
 唾を飛ばして叫びを上げ、腰を痙攣させている。
 その姿をいとおしげに見下ろした真奈は、力尽きて喘ぐ少女に口付けると、脱がせた服を拾い集めた。
「これは預かっておくね」
「え・・・?」
「この部屋にいる間は、ずっとそのまま。エアコンはかけておくから大丈夫だよ」
「でも、恥ずかしい・・・」
「他に誰も来ないから大丈夫。私に、きれいな美樹をずっと見せていて」
 懇願の形だが、それは命令だった。仕打ちに対する償いを求める声だった。
 助けを求めた立場で、どうして逆らうことができるだろう。
 美樹は仕方なく頷き、ベッドの上に座ると毛布で体を覆った。


60窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:30:15 ID:1YJ5Y5f/
 裸でいるのには、それほど抵抗を感じなかった。
 毛布で体を隠せたし、エアコンで温度の調整も効く。
 だが、だからといってこの部屋での暮らしが快適だという訳ではなかった。
 真奈は自発的な活動の全てを禁じてドアを閉ざした。
 することといえば、ただテレビを見る以外に何も無いこの部屋は、十代の少女にはあまりに退屈だった。
「ん・・・」
 毛布に包まりながらテレビを見ていた美樹が、不意に体を震わせた。
 きょときょとと部屋を見渡し、毛布を羽織ったままでたった一つの扉に向かう。
「先生・・・」
 軽く扉を叩きながら呼びかける。
 音を塞ぐ部屋とあって、それぐらいでは通じないらしい。
 傍らにインターホンを見出した美樹は、それを外して呼びかけた。
 程なく鍵が外され、真奈が顔を覗かせる。
「どうしたの?」
「あの・・・、おトイレ・・・」
 しばらくは我慢していたのだろう。足をもじもじとすり合わせながら、赤く染めた頬を俯かせている。
「少し待ちなさい」
 短く答え、真奈は扉を閉ざした。
 美樹は落ち着き無く体を揺すりながら、扉の前で足踏みをする。
 閉ざされた扉はすぐにまた開き、真奈が部屋に入ってきた。
「先生・・・?」
 なぜ、部屋に入ってくるのか。疑問を浮かべた美樹の前に、真奈が水色の洗面器を突きつけた。
 部屋の真ん中に置き、美樹を振り返る。
「さあ、いいわよ」
「あの、先生?」
「どうしたの? おしっこがしたいんでしょう?」
 平然と問い返され、美樹は自分の予想の正しさを知った。
 青ざめながら首を振り、じりじりと後ずさる。
「嫌・・・です。こんなところでなんて・・・」
「駄目よ。ここでしなさい」
 逃げる少女の手を掴み、無理やりに引き寄せる。
 体を隠す毛布も奪った真奈は、両手で胸を隠し、うずくまった少女を無慈悲に見下ろした。
「私に全部を見せなさい。私がいないと生きられない。そういう女の子になりなさい」
「い、いやっ! いやああっ!」
 優しいと思っていた相手が、とんでもない異常者だったと思い知らされた。
 どうしてこんな人に助けを求めてしまったのかと後悔したが、今更間に合わない。
「さあ、早くしゃがみなさい。洗面器を跨いで、足を開きなさい」
「嫌っ! いやあああ!」
「いい声・・・。もっと聞かせて。どうせ、外には漏れないから」
「ひいいっ!」
 口元だけの薄い笑みに、美樹が怯えた声を上げる。
 逃げようともがき、暴れる少女に手を焼いたのだろう。
 真奈が高らかに舌打ちし、掴んでいた腕を乱暴に放した。
「立場を弁えなさい。あなた、今更家に戻れるの? 両親まで巻き込んで、嫌がらせに耐える生活に戻れるの?」
「あ・・・う・・・ぅ・・・」
 それには耐えられない。
 だが、真奈の下に居続けるのも、それはそれで危険だろう。
 迷いを浮かべる少女の前で、真奈はクローゼットを開き、一本のロープを取り出した。
61窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:31:17 ID:1YJ5Y5f/
「選ぶといいわ。家に帰るか、ここに残るか、それとも、これを使って楽になるか」
 最後の選択肢の意味は、強い恐怖と共に理解された。
 ぶんぶんと首を振る少女の顔が、蒼白になっている。
「私はね、美樹・・・」
 厳しい瞳が、少女を見据える。
 我慢だけが理由でない震えが、美樹の体を襲った。
「あなたの全てを私のものにしたいの。痛いことはしないし、ちゃんと気持ちよくもしてあげる。
 ただ、全部を私にまかせていればいいの」
「・・・・・・」
「それに、あなたの復讐も手伝ってあげる。あなたを苛めた二人、許せないんでしょう?」
「・・・はい」
 不意に与えられた穏やかな笑みに、美樹は思わず頷いていた。
 満足を浮かべて頷きを返した真奈が、手にしていたロープを投げ捨て、少女の背後に回る。
「なら、私に従いなさい。悪いようにはしないから」
「・・・判り・・・ました」
 耳元での囁きに、美樹が悄然と頭を垂れた。
 背中を押され、洗面器を跨ぐ位置にまで進むと、がっくりと膝をつき、両手で顔を覆った。
「うぅ・・・う・・・」
 膝立ちの姿勢で固まり、お尻を震わせる。
 真奈が前に回り、しゃがんだのが判った。
 美樹は手で覆ったままの顔を振り、見ないで欲しいと訴える。
「許してください・・・。見ないで、ください・・・」
「駄目よ。全部、見せなさい」
 見ていることを知らせるように、真奈の手が美樹の太ももに触れた。
 左右に押して足を開かせ、その根元に視線を向ける。
「いやああっ!」
 ぷるぷると震えていた股間から、弱々しいおしっこが流れ出した。
 しょわしょわと秘肉を割り、プラスチックの中に落ちていく。
 その流れは次第に勢いを増し、ついには洗面器の底を強く打ち始めた。
 低い音に混ざり、溜まってきたおしっこの水音が響き渡る。
 自分が立てている音の恥ずかしさに、美樹が耳を真っ赤にした。
「終わって・・・、止まって・・・」
 心の中での呟きが、小さな声となって現れた。
 その可憐さに、真奈が思わず口元を緩め、がんばっているお尻をそっと撫でる。
62窓の無い部屋:2010/03/07(日) 21:33:43 ID:1YJ5Y5f/
「ひっ!」
 ちょうど終わりがけにさしかかっていた美樹が、突然の愛撫に腰を引いた。
 おしっこの流れが飛び散り、洗面器から零れる。
 太ももにかかったおしっこが伝い落ちる気持ち悪さに、美樹が思わずそこを見つめた。
「じっとしていなさい」
 終わりの雫を垂れ落とす少女の前に、ティッシュを持った真奈がしゃがんだ。
 抜き取ったティッシュを握り、美樹の股間に手を伸ばす。
「や・・・ぁ・・・」
 他人におしっこの始末をされるのは、予想以上に恥ずかしかった。
 女を知りつくしている真奈は、優しく丁寧にそこを拭っているが、それ故に却って恥ずかしい。
 ましてや、おしっこを吸ったティッシュを拡げて見られるに至っては、耐えろというほうが無理だろう。
「やめて! 見ないで!」
「何を言っているの? このティッシュは私のもの。そんなこと言われる筋合いは無いでしょう?」
「でも、私のおしっこが・・・」
「美樹のおしっこも私のものよ」
 当然の様に答え、別のティッシュを抜く。
 おしっこが垂れている太ももと、まだ拭いていないお尻を拭い、拡げて確かめる。
 美樹はその様を見ないよう、顔を背けて固まっていた。
「おしっこを捨ててくるわね。ちょっと買い物にも行くから、大人しくしているのよ」
 おしっこが溜まっている洗面器を持ち上げた真奈は、そう言い置いて部屋を出た。
 残された美樹はベッドに戻り、また毛布に包まって丸くなった。

「ご飯よ」
 いつ帰ってきたのだろう。
 用を足してから二時間ほどが過ぎたころ、不意に真奈が部屋に入ってきた。
 トレイにご飯とおかずを載せ、ベッドの上に置く。
「いただきます・・・」
「駄目よ」
 スプーンに伸ばされた手を、真奈がはたいた。
 驚いて手を引く美樹の前で、自らがそれを持ち、ご飯を掬う。
「お口を開けて」
「じ、自分で・・・」
「開けなさい」
 抗弁を遮り、命令する。屈辱に引き結ばれた口元が、やがて諦めたように開き、スプーンを受け入れた。
「いい子ね。全部食べるのよ」
「・・・はい」
 ベッドに座り、口を開いては咀嚼する。
 その繰り返しが続くうちに、食事は終わりを迎えていた。
 これぐらいなら別にいいかなとのんきなことを考えていると、食器を片付けた真奈が、大きな箱を持って戻ってきた。
「トイレの度に洗面器を持ってくるのも面倒だからね」
 箱を開き、中身を取り出す。
 現れたものの姿に、美樹は頬を赤らめ、すぐに青ざめた。
「こ、これを・・・使うの?」
「そうよ。今日からこれが美樹のおトイレ」
 T字の取っ手が付いた、白い簡易便器。
 遠い昔に卒業したはずのおまるがそこに置かれていた。
 美樹が使うには小さいそれが、部屋の真ん中に陣取っている。
「私が大学に行っている間は、自由に使ってもいいわ」
 いる間は勝手に使うなということだろう。
 自分のために用意されたその道具を、美樹は嫌悪に満ちた瞳で見下ろした。


 ひとまずここまでです。
 次は、美樹が素直になっていく経過を。
 週中あたりの予定です。
63名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:44:48 ID:zCltjow3
GJ!
まさかレズものが来るとは思わなかったけど
これはこれでかなりいい!
続き期待してます
64名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 00:27:18 ID:g5tkCbpk
これは復讐も楽しみ
65名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 00:37:23 ID:kVMeb4Zb
ひゃっはー!

これは凄い。続き待ってます。
66名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 01:59:40 ID:JV2W0Msq
うはwエロ過ぎるw
レズ物最高ー
67名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 04:22:08 ID:rjY+KrTl
>>56-62
ゴクリ…
なんという良作
続き超期待しています。
68名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 04:24:44 ID:MRvaaPda
GJ!
そして自分が書いてるのと地味にネタが被った\(^o^)/
69窓の無い部屋:2010/03/09(火) 21:29:23 ID:AJkxieN4
 レズレイプスレと、どっちに投下するか迷ったんですが、こっちでよかったようですね。
 ネタかぶりについてはご容赦を。
 気にせず書き込んで貰えると嬉しいです。
 それはそうと、続きを。

 
 
 
 翌朝、大学へ向かう真奈を送り出した美樹は、ベッドの上で座り込んでいた。
 留守の間に勝手をしないようにと、両手を後ろで縛られたせいで、毛布をかぶるのすら難しい。
 誰もいないからと諦め、冷えた空気からお腹を守るように足を寄せている。
「う・・・」
 28度に設定しているとはいえ、裸でいてはお腹が冷えるのは仕方ない。
 朝から飲まされたお茶の影響もあってか、おしっこがだいぶ溜まってきている。
 美樹の目が、自分のためのトイレを見やった。
 今朝初めて使わされ、その時のおしっこが残ったままになっているおまる。
 部屋をおしっこ臭くしているそれを、忌まわしげに眺める。
 我慢しても、意味がないのは判っていた。
 我慢して変わることといえば、真奈が帰って来ることしかない。
 そして帰ってきたところで、これを使わされることには変わりが無い。
「くううぅ・・・」
 それでもぎりぎりまで我慢を続けた美樹は、土気色の顔でベッドを降りた。
 ふらつきながらおまるに向かい、小さな穴にお尻を乗せる。
「うぅ・・・」
 こんなものにしなければならないのが、堪らなく辛かった。
 だが、こみ上げる尿意を意思で止める事などできるはずもない。
 おしっこの臭いがこみ上げるおまるに座った美樹は、じょぼじょぼと下品な音を響かせながら、
 溜まったものを出し続けた。
「んっ!」
 全てを出し終え、ぶるっと震える。
 我慢の末の解放に、思わず安堵の息を吐き出した美樹は、その直後に青ざめた。
「紙!?」
 部屋を見渡しても、ティッシュがどこにもない。
 もっとも、あったとしてもこの手では拭くことなどできないだろうが。
70窓の無い部屋:2010/03/09(火) 21:31:13 ID:AJkxieN4
「ど、どうしよう・・・」
 改めて見渡しても、ティッシュやそれに代わるものは見つからない。
 ベッドと毛布と枕とおまる。それがこの部屋にある全てだった。
 クローゼットを開けば何かあるのだろうが、そこは真奈が鍵をかけている。
「・・・・・・」
 追い詰められた瞳が、ベッドの上を見つめた。
 寝る時に使っている小さな枕。
 白いカバーをかけたそれが、視線を吸い込んでいる。
「他にないし・・・」
 誰に対してでもなく言い訳しながら、ベッドに上る。
 おしっこに濡れている股間を躊躇いながら降ろし、枕に押し付ける。
「ひっくり返して使えばいいし、部屋はどうせおしっこ臭いし・・・」
 言い訳を続けなければ、思い切れなかったのだろう。
 枕に股間を押し付けた美樹は、うわ言のように呟きながら、腰を動かした。
「ひぅう・・・」
 おしっこを拭くだけのつもりが、それでは済まなくなってきた。
 押し付けた股間が疼き、擦った陰核がしびれている。
 昨夜も、今朝も、真奈はキスをしただけで、指を這わせてはくれなかった。
 もどかしさを煽るだけ煽って、出て行ってしまった。
 何とか押さえ込んでいた欲求が、押さえられない欲情となって体を駆け巡っている。
「んっ! んんっ! んはっ!」
 気づけば、一心に腰を振っていた。
 足で挟んだ枕に股間を押し付け、小刻みに動かしもする。
 手を使えないのが、これほどもどかしいとは思わなかった。
 奥をいじれないのが、こんなに物足りないとは知らなかった。
 美樹は満ち足りない気持ちをくすぶらせながら、ひたすらに腰を動かしている。
 すでに枕の染みは、おしっこよりも愛液によるものが広くなっていた。
「あっ! はああっ!」
 股間を強く押し付け、ぐりぐりとこね回す。
 その刺激に、ようやく気持ちを飛ばすことができた。
 歓喜の声を部屋に響かせ、うっとりと宙を見上げる。
 余韻に浸る少女の顎を、涎が伝った。
 それすら気づかない美樹は、びくびくと肩を震わせている。
「あ・・・」
 幸福な時間の後に待っていたのは、深い後悔だった。
 汚れた枕を見下ろす瞳が、困惑に染まっている。
「どうしよう・・・」
 つい夢中になってしまったが、これがばれたら叱られるのは間違いない。
 おしっこすら勝手にするのを禁じる真奈が、オナニーを許すとは思えなかった。
 考えたあげく、他に方法が無かったのだろう。美樹は足で枕をひっくり返し、天板に押し付けた。
 それが一番染みが小さく見える。
「乾けば何とか・・・」
「何の話?」
 じっと枕を見つめる美樹に、笑いを堪えた声が投げられた。驚きに飛び上がり、震えながら振り返る。
「ふぅん・・・」
 枕を眺めた真奈が、侮蔑に満ちた視線を美樹に投げた。腕を組み、肩を竦める。
「この枕はなに? ずいぶん汚れているけど」
「ご、ごめんなさい・・・」
「何かって聞いてるのよ?」
 威圧的な声に、小さな体がすくみ上がった。
 真奈の手が枕を取り上げ、カバーについた染みの匂いを嗅いでいる。
71窓の無い部屋:2010/03/09(火) 21:32:58 ID:AJkxieN4
「おしっこをして・・・、拭くものがなくって・・・」
「これを使ったの?」
「・・・はい」
「確かに、おしっこ臭いわね」
 改めて匂いを嗅ぎ、笑いを噛み殺す。だが、目はまるで笑っておらず、美樹を厳しく見据えていた。
「でも、おしっこだけじゃないみたいね?」
「・・・気持ちよくて」
「気持ちよくて?」
「オナニー・・・しました」
「・・・そう」
 静かな声が恐ろしい。目を上げることもできない美樹は、真奈の怒りを思って震えた。
「勝手なことはしないようにと、言ったはずだけど?」
「・・・ごめんなさい」
「謝るくらいなら、しなければいいのに」
 つまらなそうな言葉と共に、真奈が手にしていた枕を放り出した。
 鈍い音をたてて床に転がる枕を、美樹が不安げに眺める。
「もう一度しなさい」
「え・・・?」
「美樹がしていたこと、私の前でやりなさい」
「そんな・・・」
「できないなら、私にも考えがあるけど?」
 冷たい声には、容赦する意思が感じられない。
 美樹は青ざめた顔を縦に振り、床の上に枕に足を向けた。
「縄は解いてあげる」
 膝をつき、枕に跨った美樹の背後に回った真奈が、戒めていた縄を解いた。
 腕の自由を取り戻しはしたが、だからといって何の救いにもなりはしない。
 一人でいるときなら、この手を使い指を動かして自分を慰めただろうが、今は枕を相手にしなければならない。
「ひうう・・・」
 股間を枕に押し付ける。それだけで、体が熱く火照った。
 見られていると思うと、とても腰を動かすことなどできない。
 美樹は両手で顔を覆い、激しく首を振った。
「動きなさい。ちゃんと気持ちよくなりなさい」
「ごめんなさい・・・、お願い、許してください・・・」
「どうしてできないの? 一人の時にはできたんでしょう?」
「恥ずかしいの。こんなの見られるのは、恥ずかしいの」
「そうね、とても恥ずかしいこと」
 しゃがんだ真奈が、美樹の顎に手を添えた。顔を覆う手を順に外し、耳元に口を寄せる。
「人には絶対見せられない、とっても恥ずかしいこと。そんな恥ずかしいことを、美樹は他人の家でしていた」
「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
「反省してる?」
「はい」
 声にやさしさが篭った。
 それが作られたものだと気づきながらも、縋らずにはいられなかった。
「じゃあ、約束しなさい。自分がしたことをちゃんと説明して、二度としないって約束しなさい」
「はい・・・」
 それは恥ずかしい告白だった。だが、自分の罪を許して貰うには、言わなければならない。
 真奈が用意した罰を受け入れなければ、許しは決して与えられない。
「わた、私は、よそのお家で、我慢できずに、オ、オ、オナニー、しました。
 こんな、こんな恥ずかしいこと、二度としません。どうか、許してください」
「そうね、許してあげる」
 半泣きになって恥辱の告白を終えた少女を、真奈が抱きしめた。
 優しく髪を撫でながら、穏やかな声を与える。
72窓の無い部屋:2010/03/09(火) 21:34:17 ID:AJkxieN4
「気持ちよくなりたいなら、私がしてあげる。二度と自分でしてはダメよ」
「はい・・・」
「いい子ね。ご褒美に、気持ちよくしてあげる」
 床の上に押し倒され、薄い胸に舌が乗せられた。
 声を上げようにも、口の中には二本の指が潜り込み、舌をまさぐっている。
 口の中で、こんなに気持ちよくなるなどとは思ってもみなかった。
 指の腹が舌を弄び、下あごを撫で、上あごをくすぐる。
 零れる涎を拭うことすら忘れ、美樹はその快楽に酔っていた。
「きれいな足・・・」
 口から抜かれた手が、太ももを撫で回す。
 内腿に触れられると、それだけで背中が反り返った。
 舌はヘソを舐め、反対の手は腰をさすっている。
 肝心の場所には全く触れられていないにも関わらず、美樹の股間は淫らに湿っていた。
「ふふ、丸見えよ」
 足の間に入った真奈が、太ももの後ろを掌でなで上げた。
 くすぐったさに逃げるうちに、足は自然と上がってしまう。
 真奈は執拗に太ももを撫で、M字開脚へと追い詰めた。
 口を開き、涎を垂らしている性器と、その下で息づいているお尻の穴。
 晒すべきでない二つの穴を凝視され、美樹が慌てて手で隠す。
「隠してはダメ。この手は、こうしていなさい」
 秘唇を覆う掌を外し、膝の裏へと導く。
 自分で足を抱える少女に、真奈は満足そうなうなずきを与え、丸見えの股間へと顔を寄せた。
「おしっこの臭いがする」
「いやぁ・・・嗅がないで」
 枕にこすり付けたぐらいでは、ちゃんとふき取れなかったのだろう。
 美樹の股間に残るおしっこの臭いに、真奈が意地悪く鼻を鳴らした。
 ふるふると首を振るのにあわせて、抱えられているお尻が揺れる。
「大丈夫。ちゃんときれいにしてあげる」
「ひゃうぅ! だめぇ、汚いから! 汚いからあっ!」
「美樹は全部私のもの。おしっこだって私のものなの」
 拒絶の叫びは、穏やかな宣言に弾き返された。
 暖かく、柔らかなものが、恥ずかしい場所に触れている。
 陰核の下、おしっこの穴がある場所を中心に、丹念に丹念に嘗め回している。
「はああっ、先生! せんせえっ!」
 ただきれいにしているだけではなかった。
 真奈の舌は巧みに美樹のツボを突き、指が陰核を弄んでいる。
 大人しい少女が堪えきれずに悶えた。
 助けを求める声を楽しみながら、真奈は尖った肉芽に唇を乗せ、きつく吸い上げる。
「ひゃううっ!」
 激しく仰け反り、爪で床を抉る。股間からは潮が吹き上げ、真奈の顔をぐっしょりと濡らした。
「仕方の無い子ね」
 絶頂の失禁を顔に受けながら、真奈は穏やかに笑っていた。
 手加減の無い愛撫に気を失った少女に口付け、シャワーを浴びに部屋を出て行く。
 残された少女は、時折体を痙攣させながら、床の上に転がっていた。
73窓の無い部屋:2010/03/09(火) 21:36:39 ID:AJkxieN4
 夕食の時間、シチューを運んできた真奈の前に、美樹はぺたりと尻を突いた。
 女の子座りで膝の間に両手を突き、顎を突き出している。
「ふふ・・・」
 スプーンにシチューを掬うと、当たり前のように口を開いて求めてくる。
 そんな姿に自然と口元がほころんだ。
「美樹」
「ん?」
 二口目のシチューを租借していた美樹が、呼びかけに首を傾げた。
 あどけない視線を受けた真奈が、掬ったシチューを自分の口に運び、美樹を見つめる。
「・・・・・・」
 何をしようとしているのか、表情で悟ったのだろう。
 小さく頷いた美樹が、目を細めて薄く軽く開いた。
 真奈はゆっくりとその唇に近づき、首に手を回して深く口付ける。
「んっ・・・」
 重なった唇の間から、ぬるいシチューが入り込んできた。
 一緒に入ってきた舌も含めて味わった美樹が、それを受け止めて口を閉ざす。
 口移しに受け取ったシチューを、見つめあいながら飲み下した美樹は、続きを求めるように顎を突き出した。
「素直になったわね?」
「はい・・・。私、判ったんです」
「判った?」
 思いがけない言葉に、真奈が訝しげに眉を寄せる。
 美樹は嬉しそうに頷き、真奈の唇を見つめた。
「先生だけが、私を好きだって言ってくれる。先生だけが、私にご飯を食べさせてくれる。
 先生だけが、私を気持ちよくしてくれる。私は全部先生のもの。先生と繋がらないと、生きていけない」
「手間のかかる娘ね」
「先生が私をこうしたんだよ」
「判ってる。ちゃんと、面倒を見てあげる」
「じゃあ、続き・・・」
 口を開いた美樹の為に、真奈はシチューを口に含んだ。
 唇を重ね、美樹に与える。
 受け取る少女の幸福な笑みに、真奈は約束の履行を誓っていた。


 今回ここまでです。
 次から、復讐開始。
 まずは一人目です。

 ちょっと時間かかりそうなので、土曜日あたりになると思います。
74名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 02:35:53 ID:aT52XU9p
GJ!
いいね、ゾクゾクする
75名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 02:48:58 ID:fq4uG+Vg
美樹たん淫乱すなぁ
エロ過ぎてヤバい続き期待してます
レズ物は良いね
76名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 20:25:02 ID:o8UY27tv
続き期待
77INHUMAN:2010/03/12(金) 22:30:23 ID:gg5TITjg
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか分からないけど、
一応の覚悟はしてなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
78名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 23:07:32 ID:ZBc0Ah9x
別に良いだろうこういう題材は浪漫なんだから
79名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 00:27:43 ID:Z1hg1nKV
このコピペ出来悪いから布教しても流行らないと思う
80名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 05:27:44 ID:AhztPZPz
新しくペットを飼おうと思うんだがどんな娘がいいだろうか
81名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 10:21:34 ID:TliSJt+z
子犬をお探しでしたら入荷情報をチェックしてお早めに。
やはりペットショップではやはりまだ何色にも染められていない子犬に人気が集中しますからすぐ売れてしまいます。
成犬でしたら買い時というものがございましすね。
二十代前後の雌は、人間扱いされてきた期間が長い分プライドを崩す楽しみはありますが、所詮淫乱なマゾなので、猛犬(反抗的な犬)以外あまり人気はなくなかなか売れません
売れ残りは保健所で処分されるため、必死で子犬にはない成熟した尻や胸の魅力をアピールしようとケース越しにお客様に尻をふったり胸をゆらしてみせますが、
そのような惨めな媚びは逆に幻滅ですよね。それにこの頃に買っても自分の体に自信を深めつけあがります。
アピールも虚しく売れ残り絶望にどんより目が曇ってきたものを買われると扱いやすくてよろしいかと
82名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 11:19:25 ID:5PrRJdkA
保健所の処分待ちはロハなのかしらん
高い子はすごく高そうだよなぁ
83窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:09:17 ID:pk22Jjeq
 今日はお休みということで、朝からちょっとがんばってみた。
 何か間違っているような気もするけど考えない。

 今回から復讐の話です。
 長くなっちゃいましたが、よろしくお付き合いを。


 全てを奪われた毎日が苦痛でなくなるのに、それほどの時間は必要なかった。
 裸で過ごし、食事の自由もなく、排泄の全てを晒し、自慰すら許されない毎日。
 それでも、それらの全てを、真奈が満たしてくれた。
 もともと自立心に乏しい性格をしていることも影響しただろう。
 真奈のペットとなり、全ての世話を委ねる生活に、ぬるい幸福すら感じている。
 犬や猫は、こんな気持ちなのだろうか。
 全てを主に委ね、ただかわいがって貰うことだけを願い、素直に従う。
 真奈はそんな美樹に満足を示し、毎晩欲求を満たしてくれた。
「先生?」
 ドアノブが小さく鳴るだけで、美樹はベッドを飛び降りた。
 毛布で体を隠すことも、今はしない。
 ただ入ってくる真奈にすぐ抱きつこうと、ドアに駆け寄っていく。
「ほら、入りなさい!」
「いったあい!」
 普段と違い、乱暴に開かれたドアに驚いた美樹が、足を止めた。
 その目の前に、見慣れた制服をまとった少女が転がり、抗議の声を上げる。
 どこにでもいそうな、それなりにかわいいものの特徴の見つけられない顔つき。
 声も個性に乏しく、怒っていながら迫力に欠ける。
 強引な相手に逆らうことはできないらしく、ぶつぶつと文句を呟きながらも、打ち付けた腕を押さえている。
「七海?」
「み、美樹!? なに? なんで裸?!」
 自分を呼ぶ声に振り返った少女が、そこに立つ美樹の姿に驚愕を浮かべた。
 真奈の前では平気でも、同級生の前に裸を晒すのは恥ずかしかったらしい。
 美樹が真っ赤に染まり、慌てて両手で体を隠した。
 後ろ歩きでベッドに戻り、毛布を拾って体を包む。
84窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:11:43 ID:pk22Jjeq
「なんで七海が?」
「約束したでしょう? 美樹の復讐を手伝ってあげるって」
「あ・・・」
 その言葉に、最初の約束を思い出す。
 美樹の瞳が力を持ち、自分を虐げてきた少女へと向けられた。
「流されやすいタイプよね。友達に勧められると断れなくて、怖いお薬に手を出して。
 この娘の両親には、その治療で内密に預かりますって話してきたから、しばらく閉じ込めておいても大丈夫よ」
 共に公務員である七海の両親は、娘が薬を使っていたなどと公表されては相当に不都合だろう。
 真奈の話に不審を抱きはしても、その事実を示す証拠を見せ付けられては、拒否も抗議もできなかった。
「美樹の好きなようにするといいわ。思い切り、恨みを晴らしなさい」
「・・・ありがとう、先生」
 真奈を見上げる瞳が涙に潤んでいた。
 怯えた様子の七海を捉えると、それは陰惨な微笑に代わり、低く小さな笑い声を生み出す。
「裸になってよ」
「な、何で・・・」
「裸になってよ。私が裸なのに、七海が服を着てるなんておかしいよ」
「い、嫌だよ。なんで脱がなきゃいけないの?」
「美樹が命令したからよ」
 拒む七海の背後で、冷たい笑いが生じた。
 制服少女の腕をねじり上げた真奈は、悲鳴を心地よく聞きながら腰を曲げさせる。
「美樹の命令には全て従いなさい。言われたとおりの事を、ちゃんと守るの」
「い、いやだよ、そんなの! なんで、そんなことしなきゃいけないの!?」
「あなたは美樹を苦しめた。その償いよ」
「あれは、由佳がやれって言うから! あたし、あたしは嫌だったの! ほんとだよ! やりたくなかったんだよ!」
「でも、いっしょになって苦しめたんでしょう?」
「だって、由佳怖いんだもん。あたし悪くないよ。全部由佳が悪いんだよ!」
「そうかもしれないわね」
 理解を示した真奈の声に、七海が喜色を浮かべて振り返った。
 その瞳に、侮蔑に満ちた冷笑が映る。
85窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:13:28 ID:pk22Jjeq
「でも、あなたは自分を守りたくて美樹を犠牲にしたわけよね」
「七海ちゃんが止めてくれれば、あんなに酷いことにはならなかったと思うよ」
 見苦しいまでの言い訳が、自分を窮地へと追い込んだことに気がついた。
 だが、一度口にした言葉はもう取り消せない。
 七海はおろおろと二人を見比べ、両方に静かな怒りを見出して顔を伏せた。
「反省して貰わないとね」
「少し、お仕置きしましょうか」
 震え始めた七海の耳に、恐ろしい言葉が飛び込んだ。
 床に丸まり、頭を抱えた少女の背後に回った真奈は、制服の短いスカートを捲り上げた。
 ライトブルーのかわいらしい下着に目を細め、布の上からお尻を撫で回す。
「美樹、それを取って」
「はい、先生」
 顔を伏せている少女の上で、言葉が交わされた。
 何かが手渡される雰囲気があり、やがてその正体が知らされる。
 髪を掴んで乱暴に引っ張り、無理やり上げさせた顔の前にそれを突き出す。
「これ、何か判る?」
「なに? なに、これ?」
 三十センチほどの平たい木の板。
 羽子板にも似た形をしており、真奈が握っている細い部分には、黒い革が巻かれている。
 不吉な雰囲気を持つその板に、七海が不安に満ちた問いを投げ上げた。
「こうやって使うの」
 真奈の手が、板を握ったまま振り上げられた。同じ速さで振り下ろされ、手首を翻す。
「ひぎいいっ!」
 心地よいほどの音が響き、七海が悲鳴を上げた。
 お尻の下着から出ている部分が真っ赤に染まり、痛々しく熱を放っている。
 相当な痛みが体を突き抜けたことだろう。
「スパンキングロッドっていうの。お尻を叩くための棒だよ」
 痛みに涙を零す少女を見下ろし、美樹が静かに告げた。
 笑いを含んだその声に、復讐の愉悦を感じた真奈が、これみよがしにロッドを振り上げる。
「いやああっ! 許して! 許してえっ!」
「許して貰えると思うの?」
 悲痛な叫びに、冷酷な問いが返される。
 怯えた目をロッドから美樹に移した七海が、言葉を紡げずにわなないている。
「謝っても、お願いしても、許してくれなかったよね? どうして自分は許して貰えると思えるの?」
「ご、ごめんなさい。謝るから、もうあんなことしないから、お願い、許してよ」
「たった一言で、許せるわけないよ」
「そうでしょうね」
 冷え切った美樹の声に、真奈が笑った。
 振り上げていた手が下ろされ、再び部屋に音を響かせる。
 七海が悲鳴を上げ、転げのたうった。その哀れな姿を、美樹は薄笑いで見下ろしている。
「美樹の言うことを聞く気になった?」
「はいっ! 言うこと聞きます! だから、もう打たないでっ!」
 両手で尻をかばいながら、床に頭を押し付ける。
 そんな滑稽な姿に、残酷な笑みを浮かべた美樹が、小さく頷いた。
 真奈はロッドで自分の肩を叩き、つま先で七海の顔を上げさせる。
「裸になってよ」
「は、はいっ!」
 毛布をまとった少女の言葉に、七海は飛び上がった。
 急いで制服を脱ごうとしているが、慌てているせいで腕がもつれてしまっている。
 何とか上を脱ぎ、スカートを落とした七海は、ブラを外すと両手で胸を隠し、上目で美樹を伺った。
86窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:14:39 ID:pk22Jjeq
「まだ残ってるよ?」
「これも・・・?」
「当たり前だよ」
「うぅ・・・」
 両手を下ろした七海が、下着に指をかけて躊躇った。
 腰を屈めたままで固まり、ぷるぷると震えている。
「まだ足りないの?」
「ぬ、脱ぎます! 脱ぎますからっ!」
 悲痛に叫び、下着を下ろす。
 隠されていた殴打痕が、白いお尻にくっきりと浮かび上がっていた。
 七海は素早く両手で股間を隠し、足を動かして下着を抜いた。
「手をどかして」
「ぅ・・・」
 来るとわかっていた命令に、しぶしぶと従う。
 股間を隠す手のひらが、ゆっくりとそこから離れ、その下に隠されていた場所をさらけ出した。
「へえ、けっこう毛深いんだ」
 特徴に乏しい少女の体にあって、そこだけが異彩を放っていた。
 想像以上の剛毛が、股間を覆っている。
 毛深い自分が嫌いなのだろう。
 見られた七海が、恥ずかしさに俯いた。
「どうしようかな・・・」
 悄然と立ち尽くす少女の姿に、美樹が愉悦に満ちた呟きを漏らした。
 七海に対する絶対的な優位は保障されている。
 この少女をどのように扱うか、何をさせるのか、すべては自分が決めていい。
 復讐の喜びに陰鬱な笑みが浮かぶのは、仕方の無いことだったろう。
「まずは立場を覚えさせるのがいいでしょうね。何をさせるかは、その後でいいわ」
「立場?」
「自分が、美樹よりもずっと下の存在だっていうこと。それを常に意識させてあげるの」
「どうするの?」
 他人を責めることなど、考えたことも無い。
 サディストとしての自分を知っている真奈と違い、美樹にはその方策の持ち合わせが無かった。
87窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:15:41 ID:pk22Jjeq
「そうね、こういうのはどう?」
 冷ややかに七海をみやった真奈が、俯く少女の腕を掴み、引き寄せた。
 美樹に背中を向けるようにして立たせ、自分は美樹の傍らに座る。
「お尻を突き出しなさい」
「・・・はい」
 言われるままに尻を突き出す。
 赤く腫れあがったお尻がちょこんと突き出され、ふるふると震える。
「もっと」
「はい」
「もっとよ」
「はいっ!」
 繰り返して求められ、七海はお尻を突き出していく。
 腰を屈め、両手を膝に突くまで、真奈は許しを与えなかった。
「それでいいわ」
「・・・ありがとうございます」
 鼻声での謝辞に、七海の心境が伝わった。
 それに憐憫を抱くものなど居らず、ただいい気味だと笑う者だけがいる。
 真奈はそんな少女を抱き寄せながら、いたずらっぽい笑みを浮かべた。
「それじゃあ、自分の手でお尻を拡げなさい」
「そ・・・んな・・・」
 残酷な命令に、声が震える。この格好でお尻を拡げるなど、正気の沙汰ではない。
「できないならいいけどね。お尻がもう少し赤くなるだけのことだから」
 尻を打つには最適のポーズを取っている。
 焼けるような痛みを思い出したのだろう。
 七海は震える手を膝から離し、ゆっくりとお尻へと伸ばしていった。
 柔らかい肉に掌を押し当て、恐るおそる拡げて行く。
「うう・・・」
 肛門が冷えた空気に触れたのが判った。
 見られたくない穴が、さらけ出されたのを感じた。
 悔しさと恥ずかしさに涙が零れ、鼻の先から床へと滴る。
88窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:16:52 ID:pk22Jjeq
「いい格好ね。お尻の穴が丸見えで」
「うわあ、すごい格好。私なら耐えられないな」
「惨めでしょう? こんな場所までさらけ出さないといけないなんて」
 くすくすと意地の悪い笑い声が聞こえてくる。
 二人の視線にお尻の穴を貫かれているような感覚に、自然と体が熱くなった。
 この格好から、早く解放して欲しい。
 それだけを願い、耐えている少女に、真奈は容赦の無い言葉を投げつけた。
「この部屋では、命令が無い限りその格好でいなさい」
 非情な言葉に、七海がびくりと竦み、おずおずと振り返った。
 その怯えきった表情に、美樹すら嗜虐心を露にする。
「自分の立場が判るでしょう? 美樹の命令が欲しいでしょう?」
「はい・・・。何か、何かやらせて下さい・・・」
 肛門を晒し続ける恥ずかしさに、耐えきれなくなったらしい。七海が涙声で訴える。
「後は好きなように遊びなさい。これは美樹のおもちゃだから」
「ありがとう、先生」
 軽く口付けた真奈に、美樹は蕩けるような笑みで応じた。
 惨めな少女を一瞥した真奈は、鼻で笑って姿を消す。
 七海と二人で残された美樹は、しばらく無言でベッドに座っていた。
 じっと七海のお尻を見つめ、ひくひくと蠢く姿に口元を緩める。
「許して・・・。もう、許してよぉ・・・」
「そうだね、そろそろ飽きてきたし」
 惨めな姿を笑うのは楽しいが、変化の無い状況は面白みに欠ける。
 美樹が何かを企んでいると判っていても、それはありがたい言葉だった。
 首を振り向かせた七海が、出来るだけ軽い命令をと期待している。
「おいでよ」
 ベッドの端に腰掛けた美樹が、手招いている。
 ようやく命じられた姿勢から解放された少女は、手で体を隠しながら美樹の前に立った。
 体を覆う毛布を外した美樹が、互いの立場の違いを見せ付けるように、堂々とその体を晒す。
89窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:18:01 ID:pk22Jjeq
「ふふ・・・」
 威圧的な上目遣いというものがあることを、初めて知った。
 その目に押され、体から両手を外した七海の前で、美樹がゆっくりと足を開く。
 何も言わなかったが、どうすればいいのかは明らかだった。
 七海はその足の間にしゃがみ、息づいている少女の場所に眼をやった。
「う・・・」
 同性の性器を凝視するのは初めてのことだった。
 その淫猥な色と複雑な形状に、思わず見入る。
 だが、間近に感じる女の匂いに顔を顰め、それ以上近づくのを躊躇ってしまう。
「どうしたの?」
 笑いを含んだ声が投げ下ろされる。
 足を更に大きく開いた美樹が、そこを見せ付けるように腰を突き出した。
 迫り来る女の場所に、反射的に顔を引き、気づいた七海が青ざめる。
「お仕置きが足りない? 先生呼ぼうか?」
「ご、ごめんなさいっ!」
 静かな恫喝に、激しく首を振る。
 慌てて元の場所へと戻り、間近から美樹の股間を覗きこむ。
 頭を押さえて貰えれば、どれほど楽だろう。
 無理やりやらされたのだと言い訳しながら、命令を果たすことができただろう。
 だが、美樹はそれをしてくれなかった。
 女の股間に口を付ける嫌悪と、与えられる仕置きとの間に迷う少女を、黙って見つめている。
「っ!」
 この状況が続くのに耐えられなくなったのだろう。
 七海がきつく目を閉じ、思い切って顔を傾けた。
 引き結んだ唇が、温かくぬめった場所に触れ、柔らかに受け止められる。
 その感触に眉を寄せるが、それだけで許されはしない。
「舌・・・使ってよ」
「ぅ・・・うえ・・・」
 求められ、細く開いた口の間から舌を覗かせた。
 その先端に感じた女の柔らかさに、吐き気を覚えて顔を背ける。
 口を押さえてえずく少女を見下ろした美樹は、頭の上に足を乗せ、軽く踏みつけた。
90窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:19:32 ID:pk22Jjeq
「失礼だよ。そんな態度」
「だって、女の子同士なんて・・・」
「別に問題ないじゃない」
「気持ち悪いよ・・・。嫌だよ、こんなの・・・」
 ごく当たり前の反応だが、女同士に何の抵抗も持たなかった美樹には、理解できない感情だった。
 不機嫌そうに口を尖らせ、踏みつける足に力を込める。
「ほんとに失礼だね。私の大事な場所、気持ち悪いなんて」
「当たり前じゃない! 嫌に決まってるじゃない! 美樹だってできないでしょ!?」
「できるよ」
 堪え切れなかった反駁に、穏やかな声が返された。
 反論を封じられ、七海が固まる。
 ベッドから降りた美樹は、七海の体を仰向けに転がし、豊かな陰毛に隠された股間を見下ろした。
「こんなにもじゃもじゃで汚くっても、私は平気だよ」
 七海の顔を跨いで立った美樹は、逆向きに覆いかぶさる形で四つんばいになった。
 膝をついたままで、腕だけを曲げていく。
「ひ・・・い・・・」
 美樹の息遣いが、豊かな飾り毛を揺らした。
 女の口がそこに触れようとしている。
 その認識に悲鳴が零れ、首が振られる。
「意外ときれいだね。匂いもそれほどじゃないし」
 毛深いのは確かだが、それに隠されている場所はきれいな色を保っていた。
 美樹は腕を太ももに絡めると、舌を伸ばして唾を垂らした。
 糸を引く雫はまっすぐ小さな突起に襲い掛かり、そこが狙われているのだと少女に告げた。
「んふ・・・」
 淫らに笑い、口を寄せる。
 舌の先が涎に濡れる突起にふれ、撫で回した。
 背中を走る悪寒に鳥肌を浮かべた少女は、かろうじて悲鳴を飲み込み、歯を食いしばる。
91窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:20:43 ID:pk22Jjeq
「んっ、むぅ・・・」
 美樹の舌は、陰核に触れただけでは止まらなかった。
 真奈との交わりで身につけた舌技で、七海の外性器をなぞり、内側からも体を舐め上げる。
「はう・・・ぅ・・・」
 性交の経験は乏しいのだろう。
 もしかしたら、まだ処女かもしれない。
 どちらにせよ、七海が経験不足なのは明らかだった。
 真奈から見ればまだまだ拙い美樹の技術に、抗いきれずに声を漏らしている。
「ね、気持ちいい?」
「ん・・・う・・・」
 顔を上げた美樹が振り返った。
 悔しいが、頷かざるを得なかった。
 自分が股間を濡らしているのは、隠しようも無い事実なのだから。
「じゃあ、もっとしてあげる。その代わり・・・」
 続くべき言葉の代わりに、目の前の女性器が迫ってきた。
 荒く乱れた呼吸に、くすぐったそうに眉を寄せる。
 垂れ落ちた愛液が一滴、七海の頬を濡らした。
 それを拭おうとしないまま、七海は目の前に迫った場所に舌を伸ばし、首を持ち上げた。
「ん・・・ふぅ・・・。そう、舌を動かしてね・・・」
 何ともいえない感触だった。
 柔らかく、暖かく、ぬめった壁を舌が撫でている。
 口に広がる味と匂いに、自然と吐き気がこみ上げた。
 何とか飲み込んだものの、積極的に舌を動かすことなどできず、たどたどしく数度動かして口を閉ざす。
「・・・できないの?」
「・・・・・・」
 責める声に、俯くしかできなかった。冷たいく見下ろす美樹が、体をどける。
 中途半端に昂ぶった情欲が、体の奥で疼いていた。
「じゃあ、私もやめる。後は自分でするといいよ」
 ベッドに戻った美樹が、不機嫌そうに膝を抱えた。
 傍らの枕を無造作に投げつける。
92窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:21:41 ID:pk22Jjeq
「これが相手だよ」
「これ・・・」
 小さな枕を見下ろす瞳が戸惑っている。
 自分では恥ずかしくてできなかった行為を求めた美樹は、三角座りでクスクスと嗤った。
「枕にあそこを押し付けて、腰を動かすんだよ」
「そんなの・・・」
「これ、私でも使えるよ?」
 ためらう少女の目の前に、尻を打つための棒が突き出された。
 びくりと竦んだ七海の目が、転がる枕に向けられる。
 おずおずと伸ばした手がそれを引き寄せ、染みを浮かべている表面を見つめた。
「ちょっと汚れてるけど気にしないでね」
「これ・・・、なんなの?」
 一番デリケートな場所を押し付けるのに、正体不明の汚れがあるのは嫌だろう。
 当然の問いかけを返した七海に、美樹は恥じらいをかみ殺して笑いかける。
「私が使って汚したの。悪いことしたのを忘れないように、汚れたまま使いなさいって言われて、そのままにしてるの」
「じゃあ、これ・・・」
「おしっこも混ざってるけどね」
 嫌そうに見下ろしていた顔が、追い討ちの言葉でさらに歪む。
 ぐるぐると回して汚れのない場所を探し、そこを上向ける。
「ほんとに・・・するの?」
「そうだよ」
「面白くないよ? こんなの、何も面白くないと思うよ?」
「うるさいな。私が見たいって言ってるんだから、やればいいの」
 不機嫌な声でロッドに手を伸ばす。
 動揺した少女が枕に座り、太ももでそれを挟み込んだ。
 動きやすいようにか、向きが変わらないようにか、両手でしっかり枕を押さえ、顔を隠すように俯く。
「ぅう・・・、恥ずかしいよぉ・・・」
 消えそうな声を零しながら、ゆっくりと腰を動かす。
 ざらざらとした布が性器をこすり、敏感な突起を刺激する。
 中途半端にされた欲情が、わずかな動きに燃え上がった。
 侮蔑の視線に晒されながらも、七海は腰をみだらに動かし、堪えた息を吐き出していく。
93窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:22:52 ID:pk22Jjeq
「だんだん早くなってきたね」
「い・・・言わないでぇ・・・」
 気づけば一心に腰を振っていた。
 枕に股間を押し付けて淫らな遊戯に耽る同級生を、美樹は冷たく嘲笑う。
 それでも止められない少女は、何とか早く終わってしまおうと、いっそう強く股間を押し付け、激しく腰を振った。
「すっごい濡れてる。枕がぐしょぐしょだよ」
「んっ、んふっ、うっ・・・」
「困るなぁ。それ、今夜も使うんだよ。あんまり汚さないで欲しいな」
「んくっ、はんうぅうっ!」
 美樹の言葉を聞き流しながら、行為に没頭していた七海が、腰を突き出し仰け反った。
 反らした胸を震わせ、口を引き結び、ぎゅっと枕を挟みこんでいる。
「気持ちよかった? 夢中だったけど」
「・・・・・・」
 冷静になって、恥ずかしさが先に立ってきたのだろう。
 七海は真っ赤に染まって顔を伏せ、小さく首を振っている。
「嘘つきだね。でも、まあいいよ」
 ベッドの上でひざを抱えたまま、くすくすと笑う。
 同級生のオナニーショーに、高ぶってはいるのだろう。
 股間の雫がシーツを濡らし、頬も上気している。
 それでも、自分で何とかしようとはしないあたり、真奈の教育がしみこんでいるのが伺えた。
「枕、返して」
「あっ!」
 言われて初めて気がついたのだろう。
 枕に跨ったままでいた七海が、慌てて立ち上がった。
 自分の雫で湿っているそれを気まずい様子で差し出し、慌てて退がる。
「ぐっしょぐしょだね。んふ、七海の匂いがする」
「やだ・・・、嗅がないでよ」
「・・・何を生意気言ってるの?」
 手を伸ばしかけていた七海が、その言葉に固まった。
 鋭い視線と同時に、湿った枕が飛んでくる。
94窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:24:35 ID:pk22Jjeq
「嗅がれたくないなら、自分で嗅いでるといいよ。ほら、顔を押し付けて!」
「む・・・ぐぅ・・・」
 ベッドを飛び降りた美樹が、おびえる少女の髪を掴んだ。
 僅かな抵抗を見せる頭を、床に転がる枕に押し付ける。
「ほら、待機のポーズはどうしたの?!」
「んっ! んむっ!」
 自分の臭いに眉をしかめながら、強い命令に手を動かす。
 顔で体を支えるようにうつ伏せ、お尻を突き出した七海は、両手を後ろに回して尻肉を開いた。
「そう、それでいいんだよ」
 自分の命令にも逆らえなくなっている七海に満足げに笑い、後ろに回る。
 しゃがんで、目の前に息づいている肛門を見つめた美樹は、その下に覗いている縮れた毛に指を伸ばした。
「ほんと毛深いね。お尻の方まで来てる」
 性器を包むように生えている毛を摘んだ美樹は、笑いながらそれを引っ張った。
 柔らかな肉が盛り上がり、しばらくは堪えていたが、やがてぷつぷつと順番に抜けていく。
「いっ! 痛ぁいっ!!」
 思いがけない痛みに、七海が悲鳴を上げて尻を振った。
 そんな姿が気に入ったのだろう。美樹は再び手を伸ばし、数本の陰毛を摘んで引っ張った。
「痛いっ! やだ、やめてよおっ!」
「うるさいな。せっかくきれいにしてあげてるのに」
 指に挟んだ縮れ毛を不機嫌に振り払い、突き出されているお尻を叩く。
 大股にベッドに戻った美樹は、しばらく拡げられたお尻を眺めていたが、やがて小さく笑い、七海を呼びつけた。
「毛深いの、嫌なんだよね?」
 目の前で直立する少女の股間を見つめながら問いかける。
 躊躇いがちな頷きを受けて笑った美樹は、ふさふさとした陰毛に指を伸ばし、七海を見上げた。
「じゃあ、きれいにしようか」
「そ、剃る・・・の?」
「そんなんじゃすぐ生えるでしょ。こうするんだよ」
「いたっ!」
 細い指が一本の毛をつまみ、勢い良く抜き取った。
 指に残った縮れ毛を吹き飛ばし、どうだとばかりに見上げる。
「全部抜いちゃえばきれいになるでしょ?」
「い、嫌だよ。痛いし・・・」
「これよりは痛くないと思うけど?」
 何度目になるかも判らないが、それが有効なのは変わらない。
 スパンキングロッドを持ち上げた美樹の姿に、七海は怯えた顔を見せ、言われるまま己の股間に手を下ろした。
95窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:25:35 ID:pk22Jjeq
「一本ずつだよ」
「・・・・・・っ!」
 命令のとおり、一本を摘んで引っ張る。
 ちくりとした痛みに眉をしかめながら、抜いた毛を持って美樹を伺う。
「続けて」
「・・・・・・」
 抜いた毛を反対の手に移し、再び股間に手をおろす。
 改めて一本の陰毛を抜いた七海は、それも反対の手に移して股間に手をおろした。
「何をしているの?」
「あ、先生・・・」
 いきなり聞こえた背後からの声に、七海が驚愕を浮かべて振り返った。
 その瞳を彩るのは、美樹に見せていたのとは比べられないほどの恐怖。
 逃げ腰なのも、細かく震えているのも、演技ではないだろう。
「七海が毛深いのを嫌がってたから、抜かせてるの」
「ふふ、面白いことを考えたわね」
 怯える少女の傍らを抜け、美樹の隣に座る。
 冷徹な視線に促され、七海が震える手を股間に下ろした。
 一本の太い縮れ毛をつまみ、眉をしかめて抜き取ると、それを反対の手に移す。
「・・・ただ抜かせておくのももったいないわね」
 数本の毛が抜かれ、手に握られているのを見た真奈が、あごに指を当てて頷いた。
 楽しそうに微笑み、部屋を出て行く。
 程なく戻ってきた真奈の手には、デジタルビデオカメラが握られ、ティッシュの箱が抱えられていた。
「どうするの?」
 カメラを目にして言葉を失っている七海に代わり、美樹が問いかけた。
 ベッドに戻り、数枚のティッシュを抜き取った真奈は、七海の手を開かせて陰毛をつまみあげると、
それを一本ずつティッシュで包んでいく。
 小首をかしげる美樹の前で、ティッシュ箱を七海に押し付けた真奈は、口元に笑いを貼り付けたままカメラを構えた。
96窓の無い部屋:2010/03/13(土) 13:30:37 ID:pk22Jjeq
「せっかくだから売りましょう。女子高生の毛なら、欲しがる男はいくらもいるから」
「や、やだ! そんなの嫌っ!」
「抜いてるところを撮っておけば、付加価値ってことで高く売れるから。信憑性も高くなるしね」
 七海の悲鳴など聞こえないかのような顔で説明を続けていく。
 美樹は納得顔で頷いているが、それをやらされる側はたまったものではない。
 真っ青になって震え、カメラを見つめている。
「まあ、顔だけは隠してあげる。特定されると私も面倒だから」
 すっとカメラの向きを変え、首から下だけを写す。
 震えて固まる少女にティッシュを指し示した真奈は、冷たく無情な命令を放った。
「抜いた毛を、一本ずつティッシュに包みなさい。大事な商品だから、丁寧にね」
「う・・・うぅ・・・」
 どこの誰の手に渡るかも判らないと明言されながら、己の股間から毛を抜き取らなければならない。
 その屈辱と嫌悪とに、手が震えるのは止められなかった。
 痛みなど感じない。ただ悔しさと恥ずかしさが体を包み、恐怖と不安が心を押しつぶしていた。
「これぐらいでいいわ。今日のところはね」
 七海の足元に三十を超える包みが並んだとき、真奈がカメラを下ろし、許しを与えた。
 途中からこぼれ始めた涙を、手の甲で拭った七海が、その場に突っ伏して泣き声を上げた。
 床の上からティッシュを拾い上げた真奈は、その声を背後に聞きながら部屋を出て行く。
「誰が泣いていいって言ったの?」
 泣き続ける少女の頭が、つま先で突かれた。
 涙に汚れた顔を上げた七海は、歪んだ視界の中に不機嫌な少女を見出し、唇を噛む。
「泣くのぐらい、好きにさせてよ・・・」
「駄目だよ。泣きたいなら、許可を求めなきゃ」
 どこまで追い詰めるつもりなのか。
 美樹は容赦なく命じ、泣き顔の少女を壁際に追いやった。


 今回はここまでです。
 次は七海をもう少し追い詰めていく話。
 
 前回までは、レズっぽい淫靡さを出したいと思ってましたが、
ここからは素直に責めていく方針で考えています。
 
 早ければ日曜の夜にでも。
97名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 13:46:48 ID:G6mnJZgJ
gj!いいぞ!もっとやれ!
98名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 17:04:12 ID:eoEZ+x1Y
……………(゜。゜)スゲエ

GJ!!!
自分の淫毛を抜かせるなんてシチュエーション初めて見た!!!!!
(剃るとかクリームとかで永久脱毛とかはあったけど…)
99名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 17:18:17 ID:5PrRJdkA
GJ!
毛を抜かせるのは痛そうだな…
自分でやらなくていい分スパンキングのほうがマシ…というわけでもないか
10056:2010/03/13(土) 20:12:43 ID:pk22Jjeq
 今回は、えげつなく責めるをテーマに書いてます。
 心を蝕むような責め方が表現できていればいいのですが。
 そりゃ挫けるよと思って貰えれば成功かな。
101名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 02:33:26 ID:Gp6zOEqw
うひょー最高だ
こういうのを待っていた
102名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 05:30:17 ID:daPVY77j
その毛、買った!
103窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:18:07 ID:YGQR71zj
 けっこう酷いことをしてますけど、この程度は許容範囲のようですね。
 では、躊躇うことなく続けていきましょう。
 
 
 壁際でお尻を広げている少女の様子がおかしいのは、ずいぶん前から気づいていた。
 その原因も、間違いなく掴んでいる。
 太ももをもじもじとすり合わせ、しきりに足踏みが繰り返えされていた。
 お尻の穴がきゅっとすぼまっては緩み、そのたびに苦しそうな息が吐かれる。
 おしっこを我慢しているのは明らかだった。
 恥ずかしさからか悔しさからか、ただそれを言い出すことができず、我慢を続けている。
「七海」
 名前を呼ばれた少女が、期待と安堵を混ぜ合わせた顔を振り向かせた。
 この窮状を察して誘いを投げてくれたと思ったのかもしれない。
 だが、理不尽な虐めに耐え続けた少女は、虐げてきた相手に優しくなる理由を持っていなかった。
「おまるを用意して。おしっこしたいから」
 お前のためではないとの宣言に、七海があからさまに失望した。
 それでも命令に逆らうことは出来なかったのだろう。
 洗われていないのか、おしっこの臭いを漂わせているおまるを部屋の真ん中に用意した七海は、
その蓋を外すと、傍らに立った。
 もじもじと落ち着きなく足をすり合わせながら、ゆっくりとしゃがむ美樹に羨望の視線を向ける。
「なに見てるの?」
「ご、ごめんなさい・・・」
 おまるにしゃがんでいる姿など、見られたくないに決まっている。
 だが、美樹の声は威圧に満ち、おまるすら使えない相手を見下していた。
「羨ましいの?」
「・・・そんなわけ・・・」
「ならいいけど。ふぅ、気持ちいいな」
 じょぼじょぼと下品な音が響き渡った。
 美樹もまた、我慢を続けていたのだろう。
 勢いを感じさせる水音が、長く続いている。
「いっぱい出るな。我慢してたから」
 聞かせるための独り言が、続けざまに飛び込んでくる。
 もう、我慢などできなかった。
 七海はおずおずと顔を上げ、しゃがんだままの美樹の前に立った。
「あ、あの・・・」
「なに?」
 既に用を足し終えていながら、美樹はおまるに跨ったままでいる。
 あたかもそれを譲るまいとしているかの様子に、七海が不安を顔に浮かべた。
 しかし、躊躇っていられるような余裕はない。
 今にも漏れそうなのだと訴えるように、片手で股間を押さえた七海は、引きつった笑みで美樹を見下ろす。
「あたしも、あの、おしっこ・・・」
「したいの?」
「・・・うん」
 恥ずかしそうに頷く姿を、おまるにしゃがんだ少女が意地悪く見上げた。
 思わせぶりに立ち上がり、毛を処理された、むき出しのスリットを突き出す。
「お願いは?」
「え・・・?」
「おしっこさせて欲しいなら、お願いしなきゃ」
「・・・おしっこ、させて下さい」
 なんでこんなことを言わなければいけないのかと、心の奥で叫んでいる。
 だが、それを表に出さないだけの知恵はあるらしい。
 しおらしく頭を下げ、屈辱的なお願いを口にする。
「判ってないなあ。まあ、お願いの仕方はこれから覚えていくだろうけど」
 不満げではあっても、許してくれるらしい。
 美樹がおまるの上から退き、その正面に立った。
104窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:21:22 ID:YGQR71zj
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとう!」
 思いがけない優しさに、七海が慌てておまるを跨ぐ。
 しっかりしゃがまないうちからおしっこが漏れ始め、慌てて腰を下ろす。
 おしっこが溜まっている上に勢いがあるせいで、下品な水音が響き渡り、跳ね上がった雫が尻を汚した。
 だが、そんなことにかまっていられない少女は、ようやく訪れた開放の至福に、うっとりと目を細めていた。
「は・・・あぁ・・・」
 動くだけで痛くなるほどの我慢から、ようやく開放された。
 その喜びが、思わず声になっていた。
 惚けた顔の自分を見下ろす冷たい視線にも気づかない。
「いつまで出してるの?」
 心地よい排泄を続けていた七海の耳に、冷ややかな声が投げつけられた。
「いいかげん止めなよ。こぼれちゃうよ」
「そ、そんなこと言ったって・・・」
 出し始めたおしっこを、途中で止めることなどできない。
 じっと見つめる視線に晒され、嘲りを投げられていると判っていても、止められなかった。
「だらしないなぁ。じゃあじゃあといつまでも・・・」
「やっ、み、見ないでっ!」
 しゃがみこんで股間を覗かれては、恥ずかしさが跳ね上がる。
 それと判ってやっているのだろうが、やられるほうは溜まらない。
「ここもだらしないなぁ。おしっこが飛び散ってるよ」
 おしっこの出方については、個人差だろう。飛び散るのも仕方ないと言えば仕方ない。
「やっと終わり? へえ、いつもこんな風なの? お尻から垂れてるけど」
「いいじゃない! 仕方ないじゃない! 自然に垂れちゃうんだから!」
 あまりに理不尽な言われように、我慢ができなくなったらしい。
 七海が語気を荒らげ、涙目で睨み付けた。
「別に悪いとは言わないよ。ただ、困るんじゃないかなあと思って」
 叱責が返されるかと思っていたが、思いがけず穏やかな声だった。
 だが、続けられた言葉に、七海の顔が青ざめる。
「紙なんかないよ? さっきのティッシュも、先生が持って行っちゃったし」
「う、うそ・・・。じゃあ、どうやって・・・」
「拭けないよ。乾くのを待つしかないね」
「やだ、そんなの・・・」
「臭うからね。それに痒くなるし」
 同じ状況にありながら、他人事のような声だった。
 おまるの上の七海を見下ろし、悠然と微笑んでいる。
「何とかしたい?」
「あ、あたりまえじゃない」
「そう。それなら・・・」
 おまるに跨る少女の前に、美樹が立ちはだかった。
 目の前に幼女のような割れ目を見せ付けられ、七海が目をそらす。
「どこ見てるの? ほら、早くしてよ」
「な、なに?」
「あたしのここをきれいにするの。七海がお口を使って」
「そ、そんなこと・・・」
 ただするだけでも嫌だったというのに、おしっこがついているとあっては、とても口をつけられない。
「七海がしたら、あたしも七海をきれいにしてあげるよ」
「い、いい。そんなの、してくれなくていい」
「そう。残念だなぁ」
 何かを企んだ笑顔に、不吉なものが感じられる。
 とにかくこの状況から逃げようと、おまるから立ち上がりかけた七海を、美樹の手が押しとどめる。
「まだ立ち上がっちゃダメ。あたしのここをきれいにしてからだよ」
「いやだって言ったじゃない」
「そうだね。だから、今度は命令してるの。拒否なんかさせないよ」
「・・・ひどい」
 拒むと判っている取引を持ちかけておいて、同じことを一方的に命令する。
 絶対的な優位にあるがゆえに出来る非道だった。
 抗いたかったが、それは許されない。
 この部屋に囚われている限り、美樹に逆らえば仕置きを受けることになる。
105窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:24:07 ID:YGQR71zj
「ほら、早く」
「むっ・・・うぇ・・・」
 逡巡する七海の顔に、美樹が股間を押し付けた。
 閉ざしている唇が柔らかい肉に触れ、鼻におしっこの臭いが漂ってくる。
「舌を使って舐めるの。いいって言うまで続けるんだよ」
「む・・・んむぅ・・・」
 口を閉ざしたままで首を振る。
 また尻を打たれるだろうが、おしっこを舐めるよりはよほどいい。
 そんな決意が伝わったのだろうか。美樹が大きくため息をつき、押さえていた頭を離した。
「いい覚悟だね」
「ぶ、ぶてばいいじゃない。おしっこなんか舐めるくらいなら、そのほうがマシだよ!」
「それで済めばいいけどね」
「え・・・?」
 不吉な言葉に、とたんに威勢が悪くなる。
 この弱さで、流され続けてきたのだろう。
 美樹がクスクスと笑いながら扉に近づき、インターホンを手に取った。
「どうしたの?」
 ほどなく扉が開かれ、真奈が顔を覗かせた。
 美樹がうれしそうに腕に取り付き、顔を寄せる。
「おしっこしたの。命令したけど、七海はきれいにしてくれないの」
「そう」
 冷たい瞳が七海を見据える。
 おまるの上で固まった少女が息を飲み、目を伏せた。
「美樹」
「うん」
 真奈がポケットからハンカチを取り出した。
 目の前でしゃがむと、うれしそうに笑った美樹が足を開く。
 他人に股間を拭われながら、美樹は心地よさそうに目を細めていた。
「七海」
 美樹を呼んだのとは、まるで温度の違う声だった。
 ただ名前を口にされただけなのに、七海はおまるの上でぶるぶると震えている。
 取っ手から伝わった震えがおまるを揺らし、おしっこを波立たせた。
 クローゼットに歩み寄り、鍵を外した真奈は、そこからロープと小さな箱を取り出した。
 それをベッドの隅に載せ、おまるで震える少女を振り返る。
「美樹の命令には従うよう言ったはずよ」
「で、でも・・・」
「口答えは要らない。あなたは美樹に逆らった。つまり、私に逆らったの」
 ツカツカと歩み寄り、髪を乱暴に掴む。
 その手を上げると、引っ張られた七海が立ち上がった。
「当然、お仕置きは覚悟しているでしょう?」
 恐怖に震える少女を、乱暴に引きずっていく。
 ベッドに放り出し、うずくまった裸身を仰向けにさせた真奈は、美樹の手を借りながら、手足をベッドに縛りつけた。
「怖いでしょう?」
 何をされようとも、逆らうことも逃げることもできない。
 ただ怯えた瞳で震える少女に、真奈は笑いかけた。
「ふふっ、口は塞がないであげる」
「ひいっ!」
「そう、そうやって、いい声を聞かせなさい」
 艶かしい手つきで胸をまさぐられ、思わず悲鳴を上げる。
 その声に笑みを大きくした真奈が、両手で胸を揉みしだいた。
 少女はベッドの上で身悶えるが、手足を縛られてはそれもはかない。
「遊びはこれぐらいにしましょう。美樹、それを取って」
「ほ、ほんとにこれ使うの?」
 箱を開いた美樹が、不安そうな声を出した。
 自分が使われる訳でもないのに、そんな気持ちになるようなものが、そこに用意されている。
 七海が不安に青くなり、両手の拳を握り締めた。
106窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:25:51 ID:YGQR71zj
「美樹にはしないから、安心しなさい」
「大丈夫なの? 酷いことになったりしない?」
「ちゃんと消毒してあるから」
 聞けば聞くほど不吉な会話だった。
 七海は不安に顔を染め、美樹の手に収まっている箱を見つめている。
 その視線の先で、箱の所有者が真奈に代わった。
 しなやかな指が、箱の中身を摘み上げる。
「ひっ!」
 銀色に光る細い金属。
 五センチほどの長さを持った針が、そこに現れた。
 七海が短く悲鳴をあげ、縛られている足が震え始める。
「い、いや! いや! いやあああっ!!」
 摘んだ針の先端が、右胸の上に止まった。
 ゆっくりと下ろされる姿に、七海が絶叫する。
「止めて! お願い! 言うこときくから! ちゃんとするからっ!」
「あなたの言葉はうわべだけ。中身のある言葉が言えるように、一本刺してあげる」
「いやああっ! ひぎいいっ!!」
 哀訴の声を無視し、真奈は手を下ろした。
 針の先端が乳首の下、沈着の少ない乳輪を突き、皮膚を破る。
 鋭い痛みに悲痛な叫びが上がるが、真奈はニヤニヤと笑いながら、それを深く埋めていく。
「痛いっ! 痛いいっ! 止めて! もう止めてっ!!」
「ふふ、いい感触・・・。針がゆっくり埋まっていく。もう少し深く刺してあげる」
「いやあっ! お願い、お願いだからあっ!」
「先生、それぐらいで・・・」
 見かねたのか、美樹が控えめに制止をかけた。
 意外な助けに光明を見たのか、七海がすがる様な目を向ける。
「仕方ないわね」
 痛いのを見るのが苦手なのだろう。
 顔を顰める姿にそれを察した真奈が、刺していた針を抜き取った。
 跡から血がぷっくりと盛り上がるが、真奈はつまらなそうに針を戻しただけで、拭こうともしない。
107窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:27:12 ID:YGQR71zj
「よければ、また美樹に逆らいなさい。次は遠慮しないから」
「ふううっ!」
 声も出せないままで激しく首を振る。
 仰向けで平らになっていた胸も揺れ、溜まっていた血が脇へと流れ落ちた。
「言うことを聞ける?」
「は、はいっ!」
「美樹のおしっこも大丈夫?」
「はい・・・、ちゃんと・・・します」
「そう」
 鷹揚に頷いた真奈が、おまるに足を向けた。
 なみなみと湛えられたおしっこの中に指を突っ込み、雫を垂らしながら持ち上げる。
「はい」
 ベッドの傍らに戻った真奈は、おしっこに濡れている指を、縛られている少女の目の前に突き出した。
 思わず瞳が泳いだが、すぐに諦めたのだろう。
 控えめに口を開き、濡れた指を受け入れる。
「ふふ、いい娘ね」
 舌を絡めて指を舐める七海に、侮蔑に満ちた褒詞が与えられた。
 口の中から指を抜き取り、その指を下半身へと伸ばしていく。
「いい娘にしていれば、ご褒美を貰えるんだよ」
 真奈の指が七海に触れた。美樹が羨むような声で教える。
 望んでいない行為を褒美とされる理不尽に唇を噛んだ七海だったが、すぐに瞳が見開かれ、唇が震えた。
「はっ、うっ! んふ、ううっ!」
 快楽に抗おうとする心が、声を抑えさせている。
 堪えようとしているのか、逃れようとしているのか、制限の多いベッドの上で、七海の体がもがいている。
「この娘も、女の快楽を知らないみたいね」
「すごいでしょ? 先生の指」
 声無く喘ぐ少女の耳に、美樹が囁きかけた。
 経験に則した言葉の正しさを、七海は態度で示している。
 すぐにも達しそうな表情で、舌を突き出して喘いでいる。
「もう少し・・・。でも、届かない。せつないでしょう?」
 中指だけで少女の膣壁をなぞり上げる。
 ぎりぎりの線を保とうとするその刺激に、七海が体を揺すって解放を求めた。
108窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:28:49 ID:YGQR71zj
「気持ちよくなりたい?」
「はっ・・・ひぃ、おねがい・・・お願いです・・・ぅ」
「なら、美樹にちゃんと奉仕しなさい」
「はい、どうぞ」
 真奈の言葉に、美樹がベッドに上り、七海の顔を跨いだ。
 ゆっくりとしゃがみ、性器で七海の口を塞ぐ。
「んっ、んうっ! んぶうう!」
 気持ちを折られた上におあずけをくっているとあって、七海も必死らしい。
 突き出した舌を乱雑に動かし、美樹の中をまさぐっている。
 技巧に乏しい動きであっても、自分を虐げていた少女にやらせていると思えば昂ぶりは大きい。
 美樹はうっとりと目を細め、堕とされた少女を優越感に満ちた笑みで見下ろした。
「先生、いいよ」
「ふふっ、よかったわね、七海」
 許しの言葉と同時に、遊んでいた指が七海の中へともぐりこんだ。
 二本の指が巧みに壁をなで上げ、親指が尖った豆をこね回す。
 女を知り尽くした真奈の動きに、七海は声にならない叫びを上げて背中を仰け反らせた。
「お・・・おぉ・・・」
 腰を突き上げて痙攣する少女の口から、意味の無い声が零れた。
 遅れて息の固まりが吐き出され、美樹の股間を撫でる。
 ぼすっと腰が落ちる音が背後に聞こえ、眼下に焦点の合わない瞳があった。
「七海」
 だらしなく涎を零しながら、ぼんやりと虚空を見上げる少女に、笑いを含んだ声を投げる。
 僅かに光を戻した瞳が、弱々しく見上げた。
「飲んで」
「んっ・・・むぅ・・・」
 短い命令と共に、美樹の股間からしとやかにおしっこが流れ出た。
 暖かな水は、だらしなく開いていた口に入り込み、七海が驚きに目を見開く。
「おしおきとご褒美、どっちがいいか判るよね?」
 飲み込むことなどできないおしっこが、口に溜まっていく。
 溢れた分が頬を伝い、髪とシーツを濡らした。
 突然の仕打ちに驚きを浮かべる七海に向け、美樹は質問の形を取った脅迫を投げつける。
 その意味を悟った七海が、涙を零しながら口を閉じ、嫌いな野菜を飲み込むような顔で喉を鳴らした。
「よくできました」
「すこしは素直になったようね」
 二人に褒められ、七海が僅かに目を開いた。泣きながら引きつった笑顔を作る。
「素直にしていれば、酷いことはしない。ちゃんと言うことを聞いてね」
「・・・はい」
 弱々しい声の中に、屈服の響きを聞き取ったのだろう。
 真奈は軽く笑って肩を竦め、二人を残して部屋を出て行った。
109窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:30:06 ID:YGQR71zj
 翌朝、朝食を持ってきた真奈を迎えたのは、ベッドの端に腰掛ける美樹と、その股間に顔を埋める七海だった。
 七海の傍らにはおしっこが溜まっているおまるが置かれ、その行為の意味を語っていた。
「あ、せんせい、おはよう」
「おはよう、美樹」
「お、おはようございます・・・」
「おはよう、七海」
 恐るおそる顔を上げた少女に、真奈は薄い笑みを投げた。
 手を振って美樹の前から追い払い、座っている少女の隣に腰掛ける。
「ごはんよ」
「うん」
 真奈が訪れた理由はわかっていた。
 美樹は嬉しそうに頷き、頼るべき女性にもたれかかる。
 その視線の先で、真奈に追い払われた少女が、切なげに目を伏せた。
「あ・・・」
「どうしたの?」
「七海におしっこさせてあげないと」
 その約束だったのだろう。美樹の言葉に、七海がすがるように頷いた。
 鼻で笑った真奈がパンをちぎり、醒めた瞳で七海を見やる。
「仕方ないから見ていてあげる。ご飯を食べながらね」
 言葉の中に、侮蔑の意図が溢れていた。
 お前の放尿姿など、見るべき価値も持っていない。
 食事のついでに眺めるぐらいでちょうどいい。
 そんな声が聞こえた気がした。
 女として、誰にも見せるべきでない姿を晒すというのに、そこまで軽く扱われる。
 自分の価値の全てが否定されたように思われ、涙が滲んだ。
 なんとか堪えながらおまるをまたぎ、ゆっくりしゃがむ。
 取っ手を握って上目で伺うと、真奈はパンを含んで美樹を見つめ、美樹は期待に満ちた顔を真奈に向けていた。
 二人の顔が近づき、唇が重なる。
 唾液に塗れたパンが口の間を移り、美樹が喉を鳴らしたのが判った。
 自分たちの世界に入った二人の目に、惨めな姿を晒している自分は映っていない。
 嬉しいはずなのに、堪えていた涙が頬を伝い落ちていた。
110窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:32:02 ID:YGQR71zj
「うぅ・・・」
 我慢していたおしっこを放ち、激しく水音を響かせても、二人の目は七海に向かなかった。
 パンを与え、スープを受け取り、互いの口と舌とを味わいあっている。
 最後のスープが美樹の喉を下ると、残滓を求めるように二人の舌が絡み合った。
 ぴちゃぴちゃと淫らな音を響かせながら、二人の女性は互いを求め合い、深く吸い合っている。
「ん・・・ぅう・・・」
 美樹の頬を挟んでいた掌が、ゆっくりと裸身を撫で回した。
 なだらかな肩を、細い腕を、滑らかな背中を、確かめるように這い回り、感触に目を細める。
 控えめな胸を撫で、持ち上げるように揉み上げ、先端の突起を摘む。
 反対の手は腰からお尻へと移り、太ももに届いたところで動きを止めた。
「あなたにはこれをあげる」
 おまるに跨ったまま、二人の絡みを口を開いて見上げていた少女に、薄紫の棒が投げ与えられた。
 男のモノを象ったその玩具を、七海はおしっこの臭いに包まれながら見下ろす。
「見ているだけじゃ切ないでしょう? 自分でするぐらいは許してあげる」
「・・・・・・」
 おまるから立ち上がった少女は、床に転がるバイブを拾い上げ、ベッドへと目を向けた。
 もはや七海など眼中に無いのだろう。
 真奈は美樹を押し倒し、その体を貪っていた。
 片手で首を抱きながら、片手で少女の股間を弄り、快感に悶えながらも恥じらい堪える少女を楽しんでいる。
 押さえられた喘ぎと、興奮に乱れた呼吸。
 それを耳にしながら、相手にされない少女は手の中のバイブを見つめた。
 スイッチを入れ、唸りながら震える姿をぼんやりと見つめ、おもむろにそれを己の股間へと誘っていく。
「はううっ! んっ! んはあっ!」
 自らの手で陰核の包皮を剥き、刺激に不慣れな場所に震える棒を押し付ける。
 体を突き抜けた痛みのような感覚を、むりやり快感だと言い聞かせながら、不自然に高く声を上げた。
 それでも二人が振り向かないのは判っている。だが、自分がここにいることだけは認めて欲しかった。
 ベッドの上では、声を押さえられなくなった美樹が悲鳴のような声を漏らしていた。
 少女の両足を抱えた真奈が、見せ付けるようにしながら舌を動かし、股間を嘗め回している。
 その姿を羨みながら、自分で慰めるしかない少女は、バイブを己に沈ませた。
 いつしか、止まっていた涙が再び溢れ始めている。
 快楽のための行為を続けながら、七海は涙を零し続けていた。
111窓の無い部屋:2010/03/14(日) 20:34:51 ID:YGQR71zj
「七海」
「はいっ!」
 寂しく自慰を続ける少女に、冷ややかな声が投げつけられた。
 それでも七海は、相手にして貰える喜びに声を弾ませ、膝でベッドににじり寄った。
「美樹の面倒を見ておきなさい。私はやることがあるから」
「はい・・・」
 言われて見やると、真奈との交わりに気を失った少女が、くったりと伏している。
 愛を交わした証に濡れ光る太ももや、唾液に塗れている胸を、きれいにしておけというのだろう。
 一枚のタオルが手渡され、頬に優しい口付けが与えられる。
「美樹に尽くしているかぎりは、あなたのことを認めてあげる」
「はい、がんばります」
 逆を言えば、美樹に逆らう限りは存在を無視されるということだろう。
 閉ざされた空間にあって、存在を無視されるのはあまりにつらい。
 相手にされない辛さ、怖さは、責められる苦しさを遥かに上回っていた。
 そんな目にだけは合いたくない。その思いが七海を動かしている。
「どうしたら美樹が喜ぶか。どうしたら気持ちいいと思ってもらえるか。あなたが考えるべきはそれだけ」
「はい、判りました」
 追い詰められた人間の弱さだろうか。
 もともと流されやすい性格をしている少女は、真奈の言葉に大きく頷いていた。
「ふふっ・・・」
 タオルを握りベッドに向かった少女に向け、意味ありげな笑みを投げた真奈は、
 やるべきことを果たすべく部屋を出て行った。


 今回ここまでです。
 次からはもう一人への復讐。
 七海にしていたよりも、酷いことになる予定です。

 週中あたりになると思います。
112名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 21:01:33 ID:AOAYPP3N
待機のポーズ(;´Д`)ハァハァ
羞恥責めを利用して命令を乞わせるとかお見事ですが
アナル視姦好きとしても嬉しい仕組みです(;´Д`)ハァハァ
113名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 21:22:47 ID:Gp6zOEqw
>>103-111
GJすぐる
針で突き刺し最高っす、真奈さんとは良いお酒が飲めそうだw

てかスレタイ的にエロけりゃ酷ければ酷い程良い様な気が
114名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:35:33 ID:2ykwcgH5
お見事、お見事でござる
俺好み過ぎで怖い
四つん這いになってアナルを自分で広げるとかハァハァ
11598:2010/03/15(月) 00:58:49 ID:cq+wjomT
GJ!!!

次は由佳(ラスボス)への復讐!
どんな展開になるのか今から楽しみです。

ただ、このまますんなり進んでもつまらないから、オレ個人としては多少抵抗をしてくれた方が面白いと思う。
(由佳の命令で襲い掛かってきた不良達を実は物凄く強かった真奈様が返り討ちにするとか……)
116名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 01:07:31 ID:bd5rjzpf
GJ!
117名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 02:11:14 ID:QBpoIGeS
>>115
真奈さん最恐伝説か、真奈さんかっこいいなぁ
11856:2010/03/15(月) 22:39:23 ID:lfpWAOty
 >>115

 ご期待に添えなくて申し訳ないですが、真奈については、物理的に強いというイメージは無いまま書いてます
 正面から堂々と叩き潰すというキャラではなく、袋小路に追い詰めていたぶるのが似合います。
 敵に回すと、いつの間にか逃げ道を塞がれているという怖さを持っていると思ってください。

 こういう人、ただ強い人より、よっぽど怖いと思うんですよ。

119名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:18:22 ID:esobd0Ae
>>118
それは確かに恐いな、流石真奈さんパネェ
120足コキ画像スレ:2010/03/16(火) 13:12:57 ID:1ZHKxtoo
121名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:43:06 ID:Yua2Kj5J
原画はさめだ小判だな
122名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 05:24:30 ID:VaTaOiud
さめだって言やあ御神楽少女探偵団の原画もそうだったな
123名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 07:05:04 ID:15TaHPuA
見覚えがあるなと思ったらさめだ小判か
てか分かる人がいるのがすごいな
124名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 12:54:23 ID:QCSaD1w/
>>118
>敵に回すと、いつの間にか逃げ道を塞がれているという怖さ…

…何となくですが解った気がします。


続き、楽しみにしています。
頑張って下さい。
12598=124:2010/03/17(水) 12:56:27 ID:QCSaD1w/
名前の所、書き忘れました。
すみません。
126窓の無い部屋:2010/03/17(水) 22:55:49 ID:RNgQoAJr
 なんか、真奈に不思議な人気がついてますね。
 本来の立ち位置としては、オブザーバーなんですが。
 
 それはそうと続きです。
 今回は由佳への復讐の前半。
 まずは軽めにというところです。


 七海が美樹への隷属を誓ってから、数日が過ぎた。
 立場を認識したことで、屈辱的な待機姿勢からは解放された。
 今はベッドの脇で猫のように丸まり、主の言葉を待っている。
 主たる少女はといえば、交わり続ける生活に飽きたのか、疲れたのか、ベッドの上で膝を抱え、
つまらなそうにテレビを眺めていた。
「七海」
「はい!」
 退屈そうな声に呼ばれ、七海が勢い良く体を起こした。
 手招かれてベッドに上がり、言われるまま四つんばいになる。
「これ、使ってあげる」
 後ろから股間を弄っていた少女が、頃合を見て一つの道具を取り出した。
 二日前から真奈が使い始めたそれに、興味を抱いていたのだろう。
 真奈の留守をきっかけに、使ってみようと決めたらしい。
「こう・・・かな?」
 薄紫の擬似男根が付いた紐のような下着に足を通し、ベルトを締めて固定する。
 自分の股間から男が生えた姿にはにかみながらも、腰を振ってその動きを楽しんだ美樹は、
こわごわと振り返っている少女のお尻を、その先端で突いた。
「初めてじゃないよね?」
「うん」
 今更の問いかけに、小さく頷く。
 目の前でバイブまで使っていたのだから、判るだろう。
 それほど豊富ではないにしても、男性経験は持っている。
「なら、平気だね」
 未経験だったらどうするつもりだったのだろう。
 そんなことが気になりもしたが、聞いているような状況ではない。
 予想外に太いものが、遠慮なく奥まで入り込み、ゆっくりと出入りをし始めている。
「んっ、ふっ、くっ・・・」
 突かれるたびに、七海の口から短い息が零れる。
 柔らかなお尻に両手を添えて、腰を動かす美樹の瞳が、陶酔に染まっていた。
 甘い声を耳に享けながら、腰の動きを次第に早めていく。
127窓の無い部屋:2010/03/17(水) 22:57:56 ID:RNgQoAJr
「やだ、これ面白い・・・。支配してるって感じがすごい・・・」
 肉体的な快楽は乏しくとも、一人の少女を征服している充足感が気持ちを昂ぶらせていた。
 自分が七海を貫き、犯している。
 その事実に昂ぶりながら、美樹は乱暴に腰を動かした。
 肉が打ち合う音が部屋に響き、淫らな水音と、苦しげな吐息とがそれに混ざった。
「男の人ってこうなんだ・・・。女の子を自分のものにしたって、こういう意味なんだ」
 この立場に立ってみれば、男が交わりにおいて身勝手なのが良く判った。
 支配している相手の願いなど、聞き入れる気になれないのだろう。
 その錯覚から醒めるには、それなりの経験が必要なのに違いない。
「気持ちいい? ねえ、七海、気持ちいい?」
「んっ、んんっ!」
 乱暴な腰使いは、無理やり快感を引き出そうとしてのものだった。
 自分の手で、組み敷いている少女に絶頂を与える。
 その優越感に浸ることだけを目的に、美樹は腰を振っている。
 傍から見ての己の浅ましさなど、想像もできない。
 ただ、七海が快楽に喘ぎ、その頂点へと突き上げられる瞬間だけが見たかった。
「どう? いく? いきそう?」
「んうっ! んっ! うくぅっ!」
 突っ伏した七海の手が、シーツをきつく握り締めた。
 くぐもった声が途切れ、太ももがびくびくと痙攣している。
 その姿に、達成感を抱いた美樹がペニスバンドを抜き取り、ほうっと大きな息を吐き出した。
「すごいなぁ、これ。すごく乱暴な気持ちになっちゃった」
「ついでに、もう一仕事してみない?」
 不意に落ち着いた声が割り込んだ。
 聞きなれた声に顔を上げると、いつの間に帰ってきたのか、真奈が扉にもたれていた。
 傍から冷静に見られると、股間から男を生やした今の姿は、恥ずかしいのだろう。
 美樹が真っ赤になって股間を押さえ、慌てて後ろを向く。
「隠さなくていいのに。よく似合っているから」
「う、うれしくない・・・よ?」
 確かに、あまり嬉しい褒め言葉ではないだろう。
 からかいの言葉を真面目に受け取られ、真奈が思わず苦笑を浮かべた。
「そ、それより、もう一仕事って?」
「こいつの相手」
 もたれていたドアを開き、倒れていた少女を引きずり込む。
 両手を縛られた制服少女は、深く眠っているのか、乱暴に引きずられながらも目を覚まさなかった。
「由佳?」
「ゆ、由佳まで・・・」
 美樹が小首をかしげ、七海が青ざめた。
 それぞれの反応に微笑を浮かべた真奈は、倒れている少女に腰を降ろし、髪を摘んで引っ張った。
128窓の無い部屋:2010/03/17(水) 22:59:44 ID:RNgQoAJr
「美樹を苛めていた証拠があったからね。民事訴訟を起こすって脅して、親を大人しくさせたの。
 賠償金を払うか、美樹が求めている償いをするか選ぶように言ったら、お金は無いって即答だった」
「私、何を求めたの?」
 それが真奈の独断だと判っていたが、あえて問いかける。
 問う側も、答える側も、小さな含み笑いを浮かべて見詰め合った。
「美樹がそうだったように、一ヶ月間部屋から出ずに過ごせって。どれほど退屈で、どれほど辛いか、
 経験してみろって。その上で、そんな生活を選ばなければいられなかった気持ちを考えるように。
 それがあなたの要求よ」
「うん、そうだね」
 自分の心情を汲み取った要求に、納得したのだろう。美樹は嬉しそうに頷き、床に転がる少女を見下ろした。
「じゃあ、由佳もここで暮らすんだね?」
「そうよ。時間はあるから、思いっきり仕返しをしなさい」
「うん、ありがとう」
 由佳を見やる美樹の瞳には、七海に向けられていたのとは比べられないほどの激しい憎悪が燃えていた。
 その炎が自分に及ばないように、七海はそっと由佳から離れ、美樹の足元に寄り添った。
「あなたも、美樹を手伝いなさい」
「で、でも・・・」
 二人の機嫌を伺いながら、弱々しく拒絶の声を上げる。
 良くない空気を感じながらも、この少女には珍しく、自分の気持ちを貫く。
「由佳は、友達だから・・・。あの、ひどいことは・・・」
「・・・つくづくお人よしね」
 気遣わしげな視線を向ける七海の姿に、真奈が呆れ顔で肩を竦めた。
 ポケットからボイスレコーダーを取り出し、再生する。
 そこから聞こえてきたのは、真奈と由佳の会話。
 つい最近交わされたと判る、二人の言葉だった。
「う・・・そ・・・。そんなの・・・」
 聞こえてきた声に、七海が愕然と立ち尽くした。
 友達だと思っていた少女が、自分を道具呼ばわりしている。
 都合のいいように動く、便利な道具だと言い放っている。
「これがこの女の本音よ。友達なんて思っているのはあなただけ。こいつから見たら、あなたはただの便利な道具」
「ゆ・・・るせない・・・」
 美樹への嫌がらせに手を貸したのは、由佳という友人を失うのが怖かったからだった。
 それなのに、その相手が心に抱いていたのは、友人同士の連帯ではなく、道具として動く少女への蔑みだった。
「手伝う気になるでしょう?」
「はい・・・。いえ・・・」
 一度頷いた七海が、思い返したように首を振った。
 怒りと憎しみに燃える瞳を転がる少女に投げつけ、歯の間から声を絞り出す。
「あたしも、あたしにも、仕返しをさせてください」
 七海が放った意思の篭った声に、美樹と真奈は顔を見合わせ、薄い笑みを交し合った。
129窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:02:30 ID:RNgQoAJr
 下半身の涼しさに、ぼやけた頭が目覚め始めた。
 はっきりしない意識の中に、聞きなれた声が聞こえてくる。
 自分に向けられた声ではなく、もう一つの聞き覚えある声が言葉を返していた。
 頭が重く、体がだるい。
 関係のない会話など放っておいて、眠りの中に落ちてしまいたい。
 その誘惑に抗いきれず、由佳は開きかけた目を閉ざした。
 だが、その目がカッと見開かれ、首がもたげられた。
「な、なにっ?!」
 突然の声に、揃って由佳のスカートに首を突っ込んでいた二人が顔を上げた。
 相手が寝ているのをいいことに、下着を脱がせ、膝を開かせ、丸見えの性器を眺めていた二人は、
 驚きに固まっている由佳を見やり、不吉に微笑んだ。
「なにしてるのよっ!」
「んー? 由佳のあそこを眺めてたんだよ」
「ちょっと崩れてるから、遊んでるのかなって話してたの」
「馬鹿じゃないのっ!?」
 慌てて膝を閉じ、足を曲げる。
 鋭く睨み、体を起こそうとするが、不意に焦りを浮かべて振り返った。
「なに・・・? これ?」
 両腕が後ろで縛られている。
 たったそれだけのことで、体を起こすことすらままならない。
 体を捻り、うつ伏せになって膝を付く。
 ようやく立ち上がった由佳は、激しい憤りを視線に込めて、裸身を晒している二人の同級生をにらみつけた。
「どういうつもりなの?」
 低く抑えた声に、七海が僅かに体を引いた。
 美樹も微かに怯えを浮かべる。
 しかし、今までは押さえつけられた二人の少女が、今日は簡単に屈しない。
 寄り添い、支えあいながら、強い視線を返してくる。
「凄んだってだめだよ」
「そうだよ。もう、由佳なんか怖くないんだから」
 裸の二人が立ち上がり、由佳に近づいた。
 腕を使えない少女は、その迫力に押されて下がり、壁にぶつかって止まる。
「今日から、この部屋で一緒に暮らすんだよ。私にしたこと、たっぷり反省してもらうからね」
「なに言ってるの? おかしいでしょ、あんたたち」
 裸の体を隠そうともしない二人に、由佳が引きつった笑みを向けた。
 何とか話を逸らさなければ、己の身に危険が及ぶ。
 その認識が、必死の引き伸ばしをさせていた。
130窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:04:06 ID:RNgQoAJr
「あんたたちだって、閉じ込められてるんでしょ? 服も着せて貰えないで、よく我慢できるよね」
「別に、閉じ込められてるわけじゃないよ。私は、ここにいることを選んだの」
「七海は? あんたは違うよね?」
「あたしは、もう、離れられないから・・・」
 女だけでの乱れた生活に、いつしか溺れてしまっている。
 美樹はともかく、真奈がくれるご褒美の甘さは、自由と引き換えても惜しくないと思わせるものだった。
「なんなの・・・、どうなってるの?」
「人の心なんて、簡単に壊れるということよ」
 怜悧な声が横から割り込んだ。
 敵意をむき出した由佳が振り向き、悠然と腕を組む女性を睨みつける。
「あなたもすぐ同じ事を言うようになる。この部屋から出たくないって、そう思うようになる」
「そんなわけないでしょ」
「だといいけれど」
 余裕に満ちた笑みで、由佳の全身を見渡す。
 嘗め回すような視線に不快を覚え、由佳が体を小さくした。
 ゆっくりと歩み寄った真奈は、短いスカートの前をつまみ、大胆に捲り上げる。
 下着を履いていない股間が露になり、整った陰毛が晒される。
「な、なにすんのよ!」
「あなたの大事なところ、見せてもらおうと思って」
「馬鹿じゃないの? 女が女の裸見て、何が楽しいの?」
「何と言われても困るけれど」
 精一杯の強がりこそが面白いとは口にしない。
 言えば、由佳は態度を変えてしまうだろう。それでは面白みが減ってしまう。
「見られるのは嫌?」
「あ、当たり前でしょ! いいから、パンツを返してよ」
「このままのほうがいいと思うけど?」
「いいわけないでしょ! さっさと返してよ!」
「仕方ないわね。後悔しても知らないわよ?」
 くつくつと喉を鳴らしながら、ポケットに手を入れた真奈が、一枚の布を取り出した。
 それが自分の下着だと知った由佳が、不愉快そうに唇を歪める。
「七海、履かせてあげなさい」
「はい」
 差し出された下着を受け取り、七海が由佳の足元にしゃがむ。
 由佳はそれを不機嫌に見下ろし、顎を突き出して真奈を睨んだ。
131窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:05:37 ID:RNgQoAJr
「縄を解いて。自分で履くから」
「解くわけないでしょう」
 判っていた答えに、由佳が俯く。
 そこには、下着を手にしてにやついている七海がいた。
 履きやすいように指で広げた下着の姿に、屈辱ばかりが感じられる。
「どうするの? 履かないなら捨てるよ?」
「・・・履くわよ」
 七海の挑発に、吐き捨てるように答える。
 しぶしぶと右足を上げてパンツに通し、続いて左足を通す。
 薄笑いの七海がそれを持ち上げ、軽く引っ張って離した。
「じゃあ、私は出かけるからね」
「うん、いってらっしゃい」
 いとおしげに頭を撫でられ、美樹が目を細めた。
 穏やかな声で真奈を見送り、ベッドに戻って膝を抱える。
 じっと見つめてくるその視線に、由佳が居心地悪そうに部屋の隅に向かい、背中を向けて座り込んだ。
(たっぷり仕返ししてあげる)
 微かに震える背中を見ながら、心の中で呟く。
 由佳のように、自尊心が強いタイプは、体を痛めつけても効果は少ない。
 痛みに耐える自分に酔うばかりで、膝を屈するには至らないだろう。
 だが、それとは逆に、恥辱を強いられることには耐性が乏しい。
 だから由佳に対しては、体ではなく心を責める方が効率的。
 真奈が語った、そんな言葉が頭の中で繰り返された。
(恥ずかしい思いをするといいよ。屈辱に塗れて、這い蹲るといい)
 惨めに許しを請う由佳を想像するだけで、押さえられない昂ぶりが体を包んだ。
 小さな背中を見つめる瞳に熱がこもり、同じ熱さが股間に感じられる。
 簡単には屈服させない。逆らっても逆らっても叩き潰される悔しさを、嫌というほど味あわせてやる。
 そんな誓いが顔に浮かんでいる。
「七海・・・」
「はい・・・」
 潤んだ瞳が求めるものを、七海は良く知っていた。
 ベッドの縁から足を垂らした美樹の前に膝を突き、太ももを抱えて顔を寄せる。
「ん・・・、上手くなったよね、七海」
「毎日してるから・・・」
 主従という立場は変わっていないが、服従を誓った七海に、美樹は優しかった。
 自分を喜ばせることだけを考えて舌を動かす少女の頭を、いとおしげに撫でる。
 それが嬉しいのか、七海ははにかんだ笑みを浮かべ、顔を強く押し付けてきた。
132窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:06:36 ID:RNgQoAJr
「うんっ、もうっ、七海ってば!」
 興奮した犬のような激しさを見せる少女に、もてあまし気味の嬌声が上がる。
 それはすぐに濡れた吐息へと変わり、部屋に淫らな喘ぎを響かせた。
「うるさいわね! いい加減にしなさいよ!」
 いちゃつく二人に我慢できなくなったのだろう。隅で背中を向けたままの少女が叫んだ。
 盛り上がっていたところに水を注され、美樹が不満げに体を起こす。
「なに・・・? 仲間はずれにされてひがんでるの?」
「そんなわけ・・・、ないでしょ」
「だったら、なんでそんなに不機嫌?」
「あんたたちが盛るのは勝手だけど、私を巻き込まないで欲しいの!」
「巻き込んでないでしょ。あたしたち、二人で楽しんでるだけだよ?」
「私の目が届かないところでしなさいよ! 不愉快なの! そんな変なの見せられちゃ!」
「怖いなあ。イライラしちゃって」
「・・・判った」
 おどけた仕草で肩をすくめる美樹の傍らで、七海がにんまりと口を上げた。
 笑いを噛み殺しながら主に耳打ちする。
「ああ、そういうこと」
 意味ありげに由佳を見つめ、クスクスと笑いを交わす。
 そんな姿も不愉快なのだろう。肩越しに振り返った由佳が、音高く舌打ちした。
「言えば良いのに。無理な我慢をしてるから、そんなにイラつくんだよ」
「な、なにをよ!」
「おしっこしたいんでしょ? 我慢は良くないよ?」
「なに・・・、言ってるの? そんなこと、ないよ」
「そぉお?」
 否定する声が震えていた。
 落ち着きの無い仕草からも、締め付けられた太ももからも、七海の推察が的を射ているのは間違いない。
 だが、美樹はそれ以上追及せず、ベッドの端に座って頬杖をついた。
「なによ・・・」
「気にしなくていいよ。面白そうだから、ちょっと見てるだけ」
「・・・・・・」
 荒い息を吐きながら、憎悪の視線を突きつける。
 だが、美樹はそれを平然と受け流し、傍らに座らせた七海と声を交わしていた。
「トイレ! 行かせなさいよ!」
 根負けしたのだろう。顔を背け、吐き捨てるように言い放つ。
 その声を受けた美樹が頷き、七海が部屋の隅からおまるを持ち出した。
133窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:07:49 ID:RNgQoAJr
「使っていいよ」
「な、何よ、これっ!」
 用意されたトイレに不満なのだろう。膝立ちになった由佳が激しく睨みつけてきた。
 美樹はそれを平然と受け流し、クスクスと笑っている。
「何って、おトイレだよ」
「馬鹿じゃないの。ちゃんとしたトイレに案内しなさいよ!」
「この部屋のトイレはこれだけだよ。私も七海もこれにしてるんだから」
「馬鹿でしょ、あんたたち」
 腹立たしげに言い放つが、それで限界が遠のく訳でもない。
 壁際からおまるの前まで膝で移動した由佳は、欲求とプライドとに挟まれて唸っている。
 唸ろうが喘ごうが、それで状況が改善されることはなかった。
 美樹と七海はニヤニヤと、尿意に耐える由佳を眺めている。
 腹立たしくはあるが、他の選択を見つけられなかったのだろう。
 由佳はゆっくりと立ち上がり、おまるを跨いだ。
「腕を解きなさいよ」
「ダメだよ。怖いし」
「解きなさいよ。できないでしょ!」
「なにが?」
「お、おしっこよ! 決まってるでしょ!」
「ふぅん、そうなんだ」
 意地悪く微笑みながら、内股になっている由佳の股間を見つめる。
 居心地が悪いのか、由佳が僅かに身じろぎ、意地で踏みとどまった。
「だから、パンツなんて履かない方がよかったのに」
「あそこを見られるのは嫌なんだよね。そのままするといいよ」
「ふざけないで! いいから、パンツを下ろして!」
 他人に頼みたくは無かっただろう。だが、他に方法も無い。
 由佳は屈辱に震えながらも足を開き、尻を振った。
「仕方ないなあ。わがままなんだから」
「どうするの?」
 肩をすくめた美樹に、七海が問いかけた。
 手招かれ、耳打ちを受けて意地悪く笑い、不安を隠そうとしている由佳を見やる。
「じっとしててよ」
「な、なにするの!?」
「パンツを脱がしてあげるんだよ。うれしいでしょ?」
「・・・・・・」
 嬉しくは無いが拒むわけにもいかない。
 由佳はおまるをまたいだままで固まり、されるに任せている。
134窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:09:05 ID:RNgQoAJr
「スカートもまくってあげるね」
 後ろの裾をつまみ上げ、腰のベルトに挟む。
 お尻を丸出しにされた由佳は顔を顰めるが、震えながらもじっと耐えた。
 相手の無力さを実感したのだろう。
 どこか怯えていた七海が大胆さを見せ、由佳の前に回ってしゃがんだ。
「それじゃ、脱がせてあげるね」
 横からスカートの中に手を潜らせ、下着の端を掴む。
 その手をゆっくりと下ろすと、由佳を包んでいた柔らかな布が姿を見せた。
 膝まで下ろして内側を覗き込んだ七海が、クスクスと笑いを零す。
「染みができてるよ。あたしたちを見て興奮してたんだ」
「ち、違う・・・」
「違わないでしょ? ほら、こんなになってる」
「いひっ!」
 不意に股間を撫でられた由佳が、甲高い悲鳴を上げた。
 指先に女の雫を絡めた七海は、それを指先でこね、糸を引かせる。
「とろっとろになってる。んふ、いやらしいなぁ」
「うるさい! いいから、どきなさいよっ!」
 真っ赤になりながらも気丈に怒鳴る。
 薄笑いを浮かべた七海が背後に回り、代わって美樹が正面にしゃがみこんだ。
「見ないでよ、変態!」
「見るよ。私にはその権利があるもの」
 涙交じりの叫びには、美樹を怯ませる力は無かった。
 全裸の少女は平気な顔でおまるの前にしゃがみ、頬杖をついて待っている。
「くぅ・・・」
 さすがに、これ以上は無理なのだろう。足の震えがそれを物語っている。
 美樹が嘲りの目を向けてくる前で、由佳はおまるにしゃがみこんだ。
 見られるはずなど無い姿を、間近で見られる悔しさに、目じりを涙が濡らしている。
「見ないで! 見ないでよおっ!」
 真奈が見抜いた通り、こういった責めには弱かったらしい。
 七海と美樹の前だというのに、由佳がぼろぼろと涙を零し、首を振りながら泣き叫んだ。
 唖然とする二人の前で、由佳の股間からおしっこが噴出し、おまるに受け止められる。
「見ないで! 見ないでえっ! お願い! 見ないでよおっ! 見ひいっ!」
「あっ!」
 首を振る由佳がバランスを崩し、後ろに倒れこんだ。
 堪えようにも、腕を後ろで縛られていてはどうにもならない。
 泣くのも忘れて驚愕を浮かべ、尻をついて倒れこむ。
135窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:10:19 ID:RNgQoAJr
「あ・・・あぁ・・・」
 仰向けに倒れた格好のままでも、おしっこは噴出し続けていた。
 ただしているよりもよほど恥ずかしい格好を晒し、由佳は蒼白になっている。
 その弱々しさに、嗜虐性を刺激されたのだろう。
 背後に控えていた七海が、由佳の両膝を抱えて精一杯足を開かせた。
「や、やめてっ!」
 紐のように細く伸ばされた下着が、膝に食い込んでいる。
 だが、由佳の悲鳴は痛みのせいではないだろう。
 必死に足を閉じようとするが、それを許されないままおしっこが続き、床を汚していく。
「ひっ・・・ひうっ・・・」
 あまりのことに、言葉すら失ったのだろうか。
 由佳はただしゃくりあげている。
 いつしかおしっこも止まり、お尻とスカートとを濡らした少女は、ぐったりと倒れこんでいた。
「あーあ、スカートがぐしょぐしょだよ。脱がしちゃおうか」
「そのほうがいいね」
 力を失った体を起こし、スカートを脱がせる。
 おしっこを垂らしているそれを指先で摘んだ七海は、それをおしっこの溜まりへと下ろし、手のひらで押し付けた。
「うわ、あったかいよ。気持ち悪いなぁ」
「そう? 七海は慣れてるから平気だと思ってた」
「美樹のおしっこなら平気だけど・・・」
 さりげない追従にうなずきを返し、美樹は由佳の前にしゃがんだ。
 その傍らでは、七海がおしっこを吸い込んだスカートを、おまるの上で絞っている。
 ティッシュもタオルも無い部屋にあって、貴重な布を有効に使っているらしい。
「ふふ・・・」
 悄然とうつむく由佳の膝に、白い下着が残っている。
 漏らしている最中も、膝が浮いていた為に汚れなかったらしい。
 お尻から太ももに垂れたおしっこを吸い、染みが少しずつ広がっている。
「ぱんつ、履いておこうね」
「拭いてよ・・・」
 下着に手をかけた美樹に、これがあの由佳かと疑いたくなるような弱い呟きが届いた。
 目を上げると、泣くのを堪えているのが明らかな様子で、引き結んだ唇を震わせていた。
「拭くものが無いよ」
「・・・・・・」
 事実を告げると、由佳はそれ以上言葉を返してこなかった。
 美樹はゆっくりと下着を持ち上げ、おしっこまみれの股間を下着で包んだ。
 性器に残っていたおしっこが、柔らかな布に斑な染みを形作る。
136窓の無い部屋:2010/03/17(水) 23:13:53 ID:RNgQoAJr
「ついでだから、あたしもしようかな」
 パンツを履かされた由佳が、おずおずと壁際に戻っていった。
 その目が伺っているのを知りながら、美樹はおしっこが溜まっているおまるを跨ぐ。
 掃除をしていた七海がその手を止め、主の為に場所を空けた。
「ふふっ、由佳のおしっこ、濃いね」
 おまるに溜まるおしっこの色と臭いに、美樹が壁際に向けて嘲りを投げた。
 膝を抱えてその言葉から隠れた少女に、それ以上の追求を投げはせず、美樹は大きく足を開き放尿を始めた。
「いっぱい出るよ」
「溜まってるね。すごい勢い」
 まっすぐに放たれた美樹のおしっこは、じょぼじょぼと派手な音を立て、おまるの中を泡立たせた。
 目の前に人がいるというのに、ほとんど恥じらいを見せないその姿を、由佳が唖然と見やっている。
「きれいなおしっこだよね。あたしなんか、半分ぐらい垂れちゃうのに」
「それ、褒めてないよね」
 おしっこをしながらののんきな会話は、いつものことなのだろうか。
 ありえない光景を見る由佳が、ゆっくりと首を振っている。
 その視線の先で、長いおしっこを終えた美樹が、おまるの上で立ち上がった。
「きれいにするね」
「う、うそ・・・」
 信じられない光景ばかりを見せられ、麻痺しかけていた由佳にとってすら、それは衝撃的な光景だった。
 立ち上がった美樹の股間に、七海が顔を近づけている。
 おしっこをしたばかりの、まったく拭いていない場所に、口をつけようとしている。
「何を驚いてるの?」
「お、おしっこしたのに・・・。おしっこしたとこに・・・」
「紙がないから、仕方ないでしょ」
「いやあっ!! 変態! 変態っ!!」
 その光景を見たくなかったのだろう。
 由佳は膝の間に頭をうずめ、がたがたと震えた。
 自分のおしっこの臭いが鼻をつくが、そんなことを言ってはいられない。
「失礼だなあ」
「おしっこまみれのくせに、生意気だよね」
 震える少女の背後では、全裸の少女たちが二人、不機嫌な視線を投げつけていた。



 今回はここまでです。
 次は、由佳を本格的に追い詰める話。
 週末に書ければと思っています。

 あと二回ぐらいで終わりそうなので、よろしくお付き合いください。
137名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 00:20:49 ID:o1/a+uJ1
これは思わずメモ帳に保存しちゃうレベル
138名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 03:08:58 ID:ZONILB5Y
やべぇ即抜けるレヴェル
すごす
139名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 02:42:25 ID:IJjMN5E5
最近の一番の楽しみになっている
140名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 21:01:24 ID:DnSJZdiH
これは良いな!

 ひいひいおじいさんのの倉庫で面白い本を見つけた。タイトルは『家畜人ヤプー』
 これは日本人が白人達の奴隷として扱われるお話であり当時の世を風刺した物と聞いた。
「もし、今の世の中を高祖父が見たらどう思うんだろう」
 びっくりするだろうか? それとも感激するだろうか?
 僕はそんな事を思いながら窓の外を眺める。
 そこには僕たち新大日本地球帝国国民と首輪に繋がれた白人が道を歩いていた。

家畜人ヤプーの逆バージョンでも作ってみるか、と思ったけどどうも上手くいかないな…
日本の従属民族として、イギリス人、フランス人、ドイツ人の女の子を好き勝手できるっていうのは思いついたけど…
141名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 04:13:12 ID:hD82cQ2x
外国人のお人形桟みたいに可愛い娘を好き放題に嬲りたいな
142名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 07:49:30 ID:U8JjCaCg
>>141
あぁ、浪漫だな
143窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:49:47 ID:qj8vgoRY
 書き手冥利に尽きるようなレスを頂いていますね。
 思わず勢いがついてしまいます。

 それはそうと続きを。
 今回はちょっとエグい話。
 男も少し出てきます。
 嫌いな人にはごめんなさい。

 
 夕食の時間、扉を開いた真奈は、部屋に満ちるおしっこの臭いに肩をすくめ、七海を呼びつけた。
 片づけを命じられた少女は、おしっこでいっぱいのおまるを運び、床を磨くと、部屋に消臭スプレーを撒き散らす。
 その間に、美樹と由佳を風呂に連れ込んだ真奈は、由佳の腕を解き、それぞれにシャワーを浴びさせた。
「あなたは、これを履いていなさい」
「これ・・・嫌・・・」
 全身を磨き、髪を洗った由佳の前に、汚れた下着が突きつけられた。
 外から見ても薄く黄色い染みが見えている下着の、内側を晒すように向けられ、由佳が眉を顰める。
 そんな姿が溜まらないのだろう。真奈はその布を握った手を、由佳の鼻先に動かした。
「履きなさい」
「嫌! 汚い!」
 シャワーを浴びて、自分を取り戻したのだろうか。
 さっきまで弱っていた由佳が、思いがけない反抗を見せた。
 美樹がとっさに距離を取るが、真奈は却って面白そうに唇を吊り上げている。
「何が汚いの? あなたの下着でしょう? どうして汚いの?」
「や、嫌っ! 汚い! 臭いっ!」
「あなたが汚したんでしょう? あなたのおしっこでしょう? ほら、ちゃんと嗅ぎなさい!」
「むぐっ! んむううっ!」
 片手で由佳の頭を押さえ、おしっこ臭いパンツで鼻を押さえつける。
 もがいている由佳の腕が真奈を殴りつけるが、大した力は篭っていない。
「美樹、こいつを押さえて」
「うん」
「七海、手伝いなさい」
「あ、はいっ」
 呼ばれて姿を見せた七海も加わり、二人がかりで由佳を押さえつける。
 ばたばたと抵抗する由佳の足に、汚れたパンツを通した真奈は、嫌がっているのを承知でそれを持ち上げ、
股間を包み込んだ。
「あなたの下着はずっとそれ。私がいいと言うまでね」
「嫌よ! こんな汚いの!」
「七海、あなたは部屋から出てもいいわ。あの部屋を清潔に保つよう勤めなさい」
「はい、判りました」
 由佳の抗議を聞き流した真奈は、パンツ一枚の少女に、見慣れた制服を突きつけた。
 さっき汚したものは、洗濯機に入っている。おそらくは、美樹の制服だろう。
「裸は嫌でしょう?」
「・・・・・・」
 無言で制服を受け取った由佳は、黙ってそれに袖を通した。
144窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:52:04 ID:qj8vgoRY
 おしっこをするのには、おまるを使わなければならない。
 人前での放尿には抵抗が強かったが、美樹も七海も同じようにしている。
 最初のように目の前で凝視されることもなく、かろうじて自分を保つことができた。
 汚したおまるは、七海がすぐに洗っている。
 部屋の床もきれいに掃除され、この間まで漂っていたアンモニア臭はすっかりなくなっていた。
 入浴も、七海は自由に浴びているし、美樹は毎日真奈に洗われている。
 由佳もシャワーと排便時のトイレ使用だけは許された為、体臭が気になるようなことはなかった。
「う・・・」
 それでいながら、部屋に連れ込まれて二日目、膝を抱える少女は、立ち上るアンモニア臭に顔を顰めていた。
 毎日新しい制服を与えられている由佳は、一見すれば美樹たちよりも優遇されているように見えるだろう。
 だが、履かされている下着だけは、一度も取り替えを許されていない。
 用を足しても拭くことを認められていないせいで、その臭いは時間を追って強まっていた。
(どうしよう・・・)
 自分の臭いに苦しみながらも、由佳は別の懸念に怯えていた。
 それを打ち明けていいものかどうか、言えばそれを材料に責められるというのは、十分に考えられる。
 だが、黙っていたところで、そのときがくれば結局同じことだろう。
 思い切った由佳は、スカートを揺らして立ち上がり、ベッドでじゃれている二人に歩み寄った。
「由佳の臭いがするぅ」
 実際には足音で気づいたのだろうが、わざわざ皮肉を飛ばす。
 七海の態度は気に入らなかったが、それを追求できる立場には無い。
 由佳は僅かに腰を引き、スカートの前を押さえながら、裸の少女に声を投げた。
「ちょっと、欲しいものがあるんだけど」
「なに?」
 物憂げに問い返しながら、美樹が体を起こした。
 七海がその太ももに頭を乗せ、優しくなでられて目を細めている。
「ナプキン」
「生理が近いんだ?」
 女同士とあって、話の通りは早かった。
 だが、それは要求がすぐに受け入れられる事を意味していない。
「七海、先生にお願いしてきて」
「はぁい」
 意外にも、美樹はすんなりと要求を聞き入れた。
 命じられた七海がぱたぱたと駆け出し、程なく戻ってくる。
 だが、その手には何も持たれておらず、由佳があからさまな失望を浮かべた。
145窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:54:22 ID:qj8vgoRY
「先生、なんだって?」
「タンポンなら使っていいよって」
「由佳、どうする?」
「いいよ、それで」
 あまり好きでは無いが、使ったことはある。この際は、手段を選んでいられないだろう。
「タンポンは、美樹が入れてあげなさいって言ってたよ」
「いいけど、タンポンはどこ?」
「ここ」
 首をかしげる美樹の前で、七海が足を開いた。
 その股間から、細い紐が垂れて揺れている。
「真奈先生に挿れてもらっちゃった」
「へえ、よかったね」
 相変わらず理解に苦しむ会話をしている二人の前で、由佳が青ざめている。
 他人にタンポンを挿れられるのも耐え難いが、他人の膣内に入っていたものを使われるのは、それ以上におぞましい。
 七海が生理を迎えていないだけマシだが、そんなものは何の救いにもなりはしない。
「じゃあ、挿れようか。由佳、おいでよ」
「い、嫌だよ。七海が入れてたやつなんて」
「生意気だなぁ。あたしは無理に使ってなんて言わないよ」
「部屋が汚れるのは嫌だな」
「掃除は自分でさせればいいって言ってたよ。自分の血だから、舐めるのも平気でしょって」
「・・・あの、ドS」
 間接的にでありながら、嫌らしく追い詰めてくる。
 弱く悪態をついた由佳は、こぶしを握りながらも一歩前に出た。
「使うの?」
「仕方ないじゃない」
 吐き捨てるように言い、自分の手で忌まわしい下着を下ろす。
「もっと腰を突き出してよ」
「こう?」
「そうそう。上手だよ、七海」
 見本を見せるように、七海が腰を突き出した。
 蟹股に膝を曲げながら、腰を突き出したみっともない格好で、己の性器を見せつけている。
「・・・信じらんない」
 かつての友人が見せる無様さに、由佳が口の中でつぶやいた。
 だが、その膝がゆっくりと曲がり、腰が少しずつ突き出されていく。
 七海と同じ程にはできないものの、十分恥ずかしい格好になる。
146窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:55:43 ID:qj8vgoRY
「そう、それでいいよ。じっとしてて」
 由佳の股間を隠しているスカートを捲り上げ、腰のベルトに挟む。
 隠すものを失っても、ポーズを崩せない由佳は、気を失いそうになりながらも唇を噛んで耐えた。
 女子高生が二人並んで股間を見せ付けている。
 面白そうにそれを見比べていた美樹が、ゆっくりと七海の股間に手を伸ばした。
 垂れている細い紐をつまみ、程よい抵抗を楽しみながらそれを引っ張る。
「うんっ!」
 まだ膨らんでいないタンポンは、あっさりと抜けてぶら下がった。
 美樹はそれを振りながら、由佳の股間に顔を寄せる。
 下着から移ったおしっこ臭さを楽しみながら、左手の親指で性器を広げ、タンポンを近づける。
「ひ・・・」
 他人に入っていたものが、自分に挿れられようとしている。
 その現実に顔が歪み、声がこぼれた。
 立っている必要を失った前の持ち主までもが見つめる中、僅かに湿ったタンポンが由佳の性器にふれ、
少しずつ膣内に潜っていった。
「入ったよ」
「・・・・・・」
「お礼はどうしたの?」
 黙りこんでいる由佳の後ろから、七海がタンポンの紐を摘んだ。
 つんつんと引っ張りながら、歌うように揶揄する。
「あ、ありがと・・・」
「いいよ、これくらい」
 吐き捨てるような声に、にこやかに応じる。
 ついでなのか、汚れた下着を上げた美樹は、捲くっていたスカートも戻し、由佳から離れた。
「用が済んだなら、隅に行ってくれる?」
「臭いからね」
 仲良くベッドに上がった二人に追い払われ、由佳は部屋の隅へと移動した。
 自分の臭いを嗅ぎながら、膝を抱える姿勢に戻る。
(あと何日だろ・・・)
 約束の一ヶ月が来たら、本当に開放してもらえるのだろうか。
 その日までまともでいられるのかに怯えながら、由佳は唯一の希望にすがり付いていた。

147窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:57:31 ID:qj8vgoRY
 翌日の朝、部屋の隅で毛布に包まっていた由佳は、憂鬱な朝を迎えていた。
 大きくため息を吐き、物憂げに体を起こす。
 股間に感じる気持ち悪さに、予想はできていた。
 だが、毛布をはがして見下ろした光景に、眉が寄るのは止められなかった。
 黄色かった下着が赤黒く汚れ、毛布も床も血に染まっている。
 レギュラーサイズのタンポンでは、夜中の経血を吸収し切れなかったのだろう。
 股間に感じる生ぬるさに、由佳は顔を顰めたまま膝立ちになった。
「うわ、酷いね」
「重いって聞いてたけど、すごい量だねえ」
 由佳と違い、快適な目覚めを迎えたらしい二人が、股間を赤く染めた少女の姿に率直な感想を述べた。
 さすがに腹に据えかねたのだろう。
 由佳は後のことなど考えずに下着を脱ぎ、生乾きの血がしみるそれを二人に投げつけた。
「何するの、汚いなあ!」
「うるさい! あたしだって、こんな風にしたくなかったよ!」
 涙声での訴えに、七海が口をつぐんだ。汚れた下着をつまみ上げ、美樹を伺う。
「ちょっと、かわいそうだったかな」
 同性として、するべきではないことをしたと反省しているのか、しおらしい声が返された。
 太ももを垂れ落ちる経血を見やり、大きくうなずく。
「先生に、新しいタンポンをお願いしてあげる」
 その言葉に、由佳が疑いの目を上げた。
 素直に信じる気になれないのだろう。そんな態度に、美樹が肩を竦める。
「あたしだって、部屋を汚されたくないよ」
 汚れた下着を受け取り、ベッドを降りる。
 由佳の前にしゃがんだ美樹は、まだ下地の色を残している部分で、太ももに垂れている血を拭った。
 その傍らを、七海が小走りに駆け抜け、部屋を出て行く。
「ひどいことになってるわね」
 冷たく落ち着いた声が部屋に響いた。
 それだけで、由佳が硬直し、足を震わせる。
 傍らに歩み寄り、汚れた下着を確認した真奈は、用意してきた生理用品を由佳に突きつけた。
「これを使いなさい」
「これは?」
 見慣れない形に戸惑いを口にする。
 素材はナプキンだか、どう見ても下着の形をしていた。
 紙おむつかと警戒を見せる由佳に向け、真奈が皮肉な笑みを向けた。
148窓の無い部屋:2010/03/20(土) 09:59:08 ID:qj8vgoRY
「パンツタイプのナプキンよ。あなたみたいに多い人向けの商品」
「ナプキンなの?」
「そうよ。まあ、見た目はオムツと変わらないけど」
 それが紙おむつなのかナプキンなのかで、抵抗は大きく違ってくる。
 生理用品だと教えられた由佳は、躊躇わずにそれを受け取り、自ら足に通した。
 途中まで上げ、汚れきったタンポンを抜こうと真っ赤な紐を指で摘む。
「ああ、それはまだそのままにしておきなさい」
「え・・・?」
 予想外の言葉に、不満と不安を浮かべて問い返す。
 そんな由佳に笑いかけ、真奈がクローゼットを開いた。
 中から、由佳たちのものとは違う制服を取り出し、ナプキンを履いた少女に投げ与える。
「それを着なさい」
「パンツは?」
「これを履きたいの?」
 当たり前のように赤黒く汚れた布を摘み上げられ、由佳が慌てて首を振る。
「その制服・・・」
 しぶしぶと着替える由佳に代わって、美樹が問いかけた。
 由佳が袖を通している制服には見覚えがある。
 隣の市にある名門女子高の制服。
 あこがれていたが、着ることが出来なかった制服だった。
「従妹のお古だけど。サイズは問題無さそうね」
 着替え終えた由佳を確認し、大きくうなずく。
 何を企んでいるのか、のどの奥で小さく笑う声がした。
「じゃあ、出かけましょう」
「あたしも?」
「あなたたちは待っていなさい。危ないから」
 間接的な脅しを耳にして、由佳の足が震える。
 こんな格好をさせられて、いったいどこに連れて行かれるのか。何をさせられるのか。
 答えなど判らないが、ろくなことではないのは間違いない。
「後でビデオを見せてあげる。楽しみにしてなさい」
「はぁい」
 真奈の言葉に、美樹は素直にうなずいた。七海も傍らで頷き、二人は揃ってベッドに戻る。
「さ、行くわよ」
「・・・・・・」
 着慣れない制服に包まれた少女は、押されるままに部屋を出て行った。
149窓の無い部屋:2010/03/20(土) 10:00:50 ID:qj8vgoRY
 近くの駅から電車で三駅。
 駅からほどない場所にあるビジネスホテルが、目的の場所だった。
 部屋に入った真奈は、ホテルの電話で連絡をとると、落ち着かない様子の由佳を呼びつけ、かばんを開いた。
「なに、これ?」
「ラバーマスクっていうの。顔を隠すための道具よ」
 顔を隠すにしても、もう少しやり方があるだろう。
 現に、真奈本人は、大き目のサングラスで顔を覆っている。
「嫌ならそのままでもいいけど、知らない男に素顔を晒すのは避けたほうがいいと思うわよ」
「男・・・?」
「そう。今日の取引相手」
 取引の内容がなんなのか、嫌でも見当がついた。
 だが、なぜ今日なのかという疑問も同時に湧いてくる。
 確かに妊娠の恐れは無いが、血を出している相手とのセックスを望む男は少ないだろう。
「ふふ、予想とちょっと違うと思うわよ」
 青ざめた由佳に笑いかけ、ラバーマスクを差し出す。
 どんな内容だとしても、素顔を見られないに越したことはない。
 由佳は自らそれを被り、鏡を確認して俯いた。
「ああ、来たようね」
 部屋にノックが響き、真奈が一人の男を招きいれた。
 三十台の半ばだろうか。
 少し太り気味の、目つきが悪い男。
 顔を隠していて良かったと、変な安堵が由佳を包んだ。
「この子がそう?」
「ええ、正真正銘の女子高生。顔は出せないけど、結構かわいいわよ」
「本物だろうね?」
「見ればわかるでしょ? 水もはじく十代の肌よ」
「・・・そのようだね」
 男の目が、スカートから伸びる太ももを嘗め回した。
 それだけで鳥肌が立ち、背筋が凍る。
 電車で絶対近くにいてほしくないタイプの男が、目の前で自分を値踏みしていた。
「構わないんだね?」
「先にお金をいただければね」
「ああ、判った」
 男が財布を開き、数枚の札を手渡した。
 手早く折りたたみ、胸ポケットにしまいこんだ真奈が、脇のベッドに腰掛けてハンディカメラを構える。
150窓の無い部屋:2010/03/20(土) 10:02:23 ID:qj8vgoRY
「どうぞ」
「じゃあ、遠慮なく」
「ひいっ!!」
 にやけた男が、じりじりと近づいてくる。
 怯えた悲鳴が部屋に響き、由佳が後ずさった。
 すぐに背中が壁に当たり、逃げ場を失って立ち尽くす。
「いいね、そういう反応」
 楽しくて仕方ないのだろう。男が笑い、不気味さを増した。
 気を失いかけながら、かろうじて壁にもたれた由佳の、スカートの裾を無造作に掴む。
「おっ!」
 乱暴に捲り上げると、その下からパンツタイプのナプキンが姿を見せた。
 その姿を見た男が喜びの声をあげ、真奈を振り返る。
「これもいいの?」
「ええ、どうぞ」
「ふへへ、一度やってみたかったんだ」
 太い指がナプキンの脇に差し込まれた。反対の手の指も差し込まれ、指先でナプキンを摘む。
「へえ、意外と柔らかいね」
「ひっ!」
 男の手が動き、ナプキンの脇を破った。
 手前に引っ張り、下腹部を覗いて笑い、反対の脇に指を突っ込む。
「こっちも」
「いやああっ!!」
 抵抗の叫びもむなしく、反対の脇も裂かれてしまう。
 支えを失ったナプキンが前に垂れ、赤く染まった内側を晒した。
 その色と臭いに、男が荒々しく息を吐き、血走った目を向ける。
「はぁあ、すごい。まだ固まってない。すごく生臭い」
「ひ・・・ひぃいい・・・」
 目の当たりにした変質者の姿に、由佳が細かく首を振っている。
 ただ犯されるだけのほうがよほどマシだろう。
 経血に興奮するような男に、自分の汚物を漁られるなど、女にとってこれほどおぞましいことは無い。
「うわ、タンポンの紐まで真っ赤だ。すごいなあ・・・」
 ナプキンをはずした男は、ターゲットをタンポンに移していた。
 赤黒く染まっている紐を摘み、ゆっくりと引き出していく。
 付いたばかりの赤い血を光らせながら、ぶよぶよに膨れたタンポンが姿を見せる。
 男の荒い息に股間を撫でられ、由佳がおぞましさに歯をかみ締めた。
151窓の無い部屋:2010/03/20(土) 10:03:44 ID:qj8vgoRY
「すごい! すごいよ! 大事にする! 最高のコレクションだよ!!」
 血が滴りそうなタンポンを手に入れ、男が昂ぶった叫びを上げた。
 セカンドバッグからビニールパックを取り出し、丁寧にタンポンをしまいこむ。
 震えることしか出来ない由佳の股間を、一滴伝い落ちる赤い血を、男の目がじっと見つめた。
「ひとつ、お願いがあるんだけど?」
「なんだい? 他にも売り物があるの?」
「いいえ、これはサービス。よければやってほしいことがあるの」
「なにかな?」
 自分の好みをこれ以上なく理解している女性の誘いに、期待に満ちた問いが返された。
 サングラスの下で真奈の目が細まり、唇が優美に上がる。
「代えのタンポンを挿れてあげて欲しいの」
「そんなことか。こちらからお願いしたいぐらいだよ」
「ただ挿れるだけでは面白くないでしょう。そのタンポン、あなたの精液で汚して欲しいの」
「・・・えげつないことを言うね」
「嫌?」
「嫌なはずがないだろう。面白い、やらせてもらうよ」
 言いながら、ベルトを外しにかかる。
 そんな男の背後では、由佳がしきりに首を振っていた。
 だが、真奈も男も、そんな姿を笑うばかりで、行為を止めようとはしなかった。
「じゃあ、これ」
「ちょっと失礼するよ」
 アプリケーターから外されたタンポンが、タオルの上に置かれた。
 男はいりきたっている自分をその上に晒し、自らの手でしごき始める。
 おかずにという配慮なのだろう。
 真奈が由佳のスカートを捲り上げ、血を垂らしている股間を見せ付けた。
「んおっ! そ、そこに僕が汚したものを入れるんだ。ああ、堪らない。堪らないよぉ!」
「ひいい! 嫌! 嫌! いやあああっ!」
 嫌がれば嫌がるほど、男を喜ばせるだけだった。
 顔は見えないが、その体と声で十分な刺激だったのだろう。
 男は程なく精を放ち、あるべきではない色でタンポンを濡らした。
「はい、どうぞ」
 背後に回った真奈が、由佳の体を押し出した。
 タンポン全体に精液をまとわせた男が、そこだけ汚さずにいた根元を持ってにじり寄る。
152窓の無い部屋:2010/03/20(土) 10:07:31 ID:qj8vgoRY
「いや! いやなのっ! やめてえええっ!」
「ふふ、大丈夫。妊娠はしないから」
「そんなんじゃない! そんなことじゃないっ!」
 必死に首を振るが、判って言っている相手に通じる話ではない。
「ふへ、ふへへへぇ」
 怪しい笑い声と共に、男の指が股間に伸ばされた。
 薄い毛に飾られた割れ目を指先で撫で、その下で赤く染まっている場所を割り開く。
 大きく喉を鳴らした男は、自らの精液に汚れたタンポンをその場所に押し付け、由佳の反応をうかがった。
「ひっ・・・、いぃいいい・・・」
 あまりのことに、言葉がでてこない。
 歯をむき出しておぞましさに耐え、逃れようともがいている。
 そんな姿を楽しみながら、男の指がゆっくりと、穢れたタンポンを押し込んでいった。
「入ったよ。僕のザーメンに汚れたタンポン」
「いやああっ! 抜いて! 抜いてえっ!!」
 叫ぶ少女を舐めるように見上げ、男が血に汚れた指を口に含んだ。
 唇を赤く染めるその姿に、由佳が真っ青に染まり、ぎこちなく首を振る。
「これ、履かせてあげて」
「これは、さっきのより厚いね?」
 最後のサービスとして差し出されたのは、来たときと同じような、しかし厚ぼったい下着だった。
 素直な疑問を口にした男に、真奈が口元だけの笑みを向ける。
「ナプキンじゃないの。これは紙おむつ」
「また、マニアックなものを持ち出したね」
「帰りはトイレ無しだもの。せっかくのタンポンを抜かれたくないから」
「ふふ、そこまで大事にしてもらえるのかい」
「ええ、家に帰るまで、ずっと挿れさせておくわ」
 その宣言に満足したのか、男はパンツタイプの紙おむつを広げてしゃがみこんだ。
 目の前に、細い紐を垂らしている少女の股間がある。
 考える力もなくしたのか、由佳はいわれるままに足を上げ、屈辱的な下着に包まれた。
「じゃあ、私たちはこれで」
「ああ、よければまた来月も呼んで欲しいな」
「考えておくわ」
 よほど満足したのだろう。男は脂ぎった笑顔で頷き、二人を見送った。
 部屋を出た由佳は、気持ち悪さに足を開き、蟹股で廊下を進む。
「外して・・・、抜いて・・・、お願い、あんなの抜いてよ」
「駄目よ。家に帰って、美樹にお願いしなさい」
「早く、早く帰ろう!」
 一刻でも早く、このおぞましさから逃れたいのだろう。
 由佳は真奈の手をとり、引っ張りながら走り出した。
 苦笑を浮かべた真奈が後ろに続き、小走りで駅のホームにまで駆け込む。


 中途半端ですが、とりあえずここまでです。
 次で最後。
 美樹と七海が由佳に止めを刺す予定です。
 連休を活かせれば、月曜夜にでも。
15398:2010/03/20(土) 12:23:49 ID:Jwk76kEL
……(゚□゚)ナ…ナ…ナ…コレハ!!!!!

GJ!!!!!

まさか、タンポンを精液で汚すとは予想外でした。

次で最後、どんな結末を迎えるのでしょうか?
154名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 13:32:24 ID:j7Bwrax0
タンポンと紙オムツだと……この作者俺の趣味を知ってるのか
感動して興奮しました
もっとえぐい事しても全然おkです期待してますね。
155名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 17:09:57 ID:U8JjCaCg
もっともっとだもっとエグい目にあわせてあげろ
その内現実逃避を初めて自分はドMだと思い込める位までw
15656:2010/03/20(土) 23:21:56 ID:qj8vgoRY
 許容範囲の広い人が多いなぁw
 書いた本人が推敲中にちょっと引いてたのに
 紙オムツはお気に入りのアイテムなんで、つい出してしまいました
 調教アイテムということで、大目に見てくださいね
157名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 00:48:16 ID:AgBRDorq
こんなパンピーが紛れ込んだらスレ住人全員を性犯罪者として隔離するべきと思うような
スレに投下する作品は書いてて自身がドン引きする程度丁度良い塩梅なのです
何が言いたいかというと期待しているという事です。
158名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 01:39:27 ID:dN27vWAl
うぉぉぉぉぉ!!
おれの趣味にジャストミィィトォォォ
GJ!!!
159名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 02:51:40 ID:Zo9QLDSY
wktk次の投下はまーだかなっ
160窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:50:33 ID:90k9M0s9
 さて、最後です。
 前回よりは大人しい感じになってしまいました。
 エグい責めといっても、私に思いつくのはこれぐらいが限界です。

 
「電車、まだなの?」
 落ち着き無く足踏みし、あせった様子で電光掲示板を見上げる。
 傍からはトイレを我慢しているように見えるだろうが、実際のところはそんなものではない。
 トイレなら我慢せずに済ませられるというのは、皮肉というにはあんまりだろう。
 長すぎる五分の待ち時間。そして永劫にも感じられる十分ほどの移動。
 その後再び走り出した由佳は、逃げ出すことばかりを考えていた窓の無い部屋に、自らの足で飛び込んだ。
 驚いて振り返った裸の少女たちの前に立ち、スカートを捲り上げる。
「お願い、これを脱がして! タンポンを抜いてっ!」
「な、なに? いきなり?」
「なんなの?」
 突然紙おむつを見せ付けてきた由佳の姿に、美樹と七海とが困惑を見交わした。
 焦りを浮かべた少女は、オムツに包まれた股間を突き出し、必死に訴えかける。
「いいから、早く! 早くして! お願いだからっ!」
「早くって言われても・・・」
「お願い! お願いだからぁ・・・」
 ついには涙をこぼし、膝を突く。
 その姿に、裸の二人は改めて顔を見合わせた。
 由佳に逆らうだけの強さを持たせておくというのは、暗黙の了解だった。
 それが今、真奈によって崩されたらしい。
 それならば、遠慮する必要などどこにもありはしない。
「どうしてそんなに必死なの? ちゃんと教えて欲しいな」
「オムツの中、どうなってるの? 言わないとしてあげないよ」
 左右から由佳を挟み、顔を寄せる。
 泣き顔の少女はスカートを捲り上げたまま、喉を詰まらせた。
「タンポンを入れられて、タンポンに、男の、お、男のやつが・・・。あ、ああっ! いやああっ!
 早く抜いてええっ!」
「判らないよ、それじゃ」
「精液まみれのタンポンを挿れてもらったのよ」
 ようやく帰り着いた真奈が、端的に事情を説明した。
 おぞましい現実を改めて突きつけられ、由佳が蒼白になる。
「うわ、悲惨・・・」
「抜いて欲しいよねえ、それは」
 悲痛なまでの訴えの理由を知った二人の少女は、わざとらしく顔をしかめた。
 じりじりと由佳から遠ざかり、首を振ってみせる。
161窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:52:49 ID:90k9M0s9
「お願い、助けて・・・」
「やだよ。そんなの、触りたくない」
 美樹の言葉に、七海も大きく頷く。
「お願い。なんでも、なんでもするから。言うこと聞くから」
「何でもするんだね?」
 口走った言葉を拾い上げた美樹が、不吉に微笑んだ。
 怯えながらも、すがるような目を向けた由佳が、ゆっくりと頷く。
「これ、何か判る?」
「・・・浣腸」
「どうすると思う?」
「私に使うの?」
「ちょっと違うね。由佳が使うの」
 クスクスと潜めた笑いが傍らから聞こえてくる。
「私たちの前で、自分でするんだよ。おまるに、臭いのをいっぱい出すの。それができるなら抜いてあげる」
 今まで、大便だけはトイレの使用を許されていた。
 片づけに手間がかかる上に、臭いがきついとあって、避けてきたというのが本当のところだろう。
 美樹だけは、真奈に付き添われて用を足していたが、ほかの二人はそれぞれに、
ひとりになれる貴重な時間として活用していた。
 その最後の一線を、自ら越える。
 普通であれば、とても受け入れられない命令だったろう。
 だが、追い詰められた由佳は、迷いながらもその言葉に頷きをかえした。
 嘲りを絶やさないまま、二人の少女が紙おむつの左右を持ち、ゆっくりとそれを下ろしていく。
「お漏らししてないね」
「これなら、外さなくてもいいよね?」
 二人はうなずきを交わし、下ろした紙おむつを戻していく。
「やあっ! なんで!? なんで?!」
「お漏らししてないのに、オムツを外す必要ないでしょ?」
 七海の声に、青かった焦燥に歪む。
 何を求められているのか、理解したのだろう。
 小さな歯鳴りが聞こえ、右手がオムツの前を押さえた。
 寄せられている眉は、力んでいるのか、耐えているのか。
 スカートを捲り上げている左手が細かく震えている。
 やがて、低く小さく呻きがこぼれ、溢れた涙が筋を作った。
162窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:55:10 ID:90k9M0s9
「出てるの?」
「・・・」
 無遠慮な問いかけに、小さく頷く。
 意地の悪い笑みを浮かべた少女たちが目の前にしゃがみ、オムツに顔を寄せた。
「お漏らししてるんだね?」
「オムツにおしっこ漏らしてるんだ。いい年して、恥ずかしいなぁ」
「言わないで・・・、言わないでよぉ」
 自らスカートをめくり上げ、晒したオムツに放尿する。
 人生の中で起こるはずのない出来事に、由佳が声を震わせた。
「わかった。言わないであげる」
 物分りのいい返事は、次の責めへの布石。それが判るだけの経験を積んでいる。
 由佳が怯えた瞳を上げ、かつて虐めていた少女を覗った。
「代わりに自分で言うんだよ。由佳が今、何をしてるか」
「そん・・・な」
「ほら、早く。ちゃんと言えないとオムツ外してあげないよ」
 それは同時に、タンポンを取って貰えないことを意味する。
 由佳は俯いたまま肩を震わせ、口を細く開いた。
「お、お漏らし・・・してます。オムツに、お漏らし・・・してます」
「もっと詳しく」
「オムツをして、立ったまま、おしっこを漏らしてます。ひ、人前で、おしっこを・・・オムツに・・・」
 それ以上は声にならなかった。嗚咽としゃくりを繰り返し、涙目で赦しを求めている。
「終わった?」
 その言葉が意味するのは、開放ではなく、行為の進行だろう。
 それと判っていても、頷かずにはいられなかった。
 美樹が小さく頷き、七海と共にオムツに手を伸ばす。
「うわ、汚なぁい」
 下ろしたオムツには黄色い染みが広がり、癖のある臭いを放っていた。
 七海が正直な感想を口にし、美樹が無言で笑みをたたえる。
「ここに転がって」
 紙オムツが下ろされ、足首から抜かれた。
 下半身をさらけ出した少女は、命じられるまま尻を突き、膝を抱えて仰向けに転がった。
「あははっ、丸見え! すごい格好だよ!」
「お尻の穴もよく見える。ちょうどいいよね」
 美樹の指先が、きゅうと窄まった菊座をつつく。
 唸りながら唇を引き結んだ由佳の前に、七海がいちぢく浣腸をぶら下げた。
「じゃ、使って」
「先に、抜いて・・・」
「駄目。浣腸が先」
 要求するには、あまりに立場が弱い。
 由佳は透明な容器を受け取ると、逃げるように目をそらし、手探りでそれをお尻に添えた。
163窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:56:41 ID:90k9M0s9
「くうっ!」
 きつく目を瞑り、先端を沈ませる。
 半ば自棄になっているのだろう。
 勢いよく胴体を握りつぶし、薬液を自分の中に送り込んだ。
「し、したよ・・・」
「じゃあ、抜いてあげる」
 目で促され、七海が性器から伸びている白い紐をつまんだ。
 おしっこに濡れたその指ざわりに、七海が唇をゆがめる。
 それでも命令を果たすつもりらしく、ゆっくりと引き出し、半分ほどで手を止めた。
「うわ、変なにおい」
「男の人の臭いだね」
 血と男がまざりあった臭いに、二人が顔をしかめた。
 さらに紐を引くと、ようやく血に染まった本体が姿を見せ、抜けてぷらぷらと揺れる。
「抜けたよ。よかったね」
「う・・・うぅ・・・」
 最悪の状態から開放されたはずなのに、由佳は苦しげに呻いていた。
 とても、喜んでいられる状況ではないのだろう。
 事情を知る少女たちは、由佳の体を抱き起こし、空のおまるの前に連れて行った。
「い・・・や。お願い、見ないで・・・。お願いだから、おトイレに行かせて」
「駄目だよ。由佳はここでうんちするの。一番恥ずかしい姿、みんなに見られるの」
「ふふっ、これだけは見られたくないだろうにね」
 他人に恥辱を押し付ける喜びに、二人の声が上ずった。
 由佳はおまるをまたいで顔を覆い、ぷるぷると震えている。
「ひっ!」
 短い悲鳴と共に、肛門から濁った薬液が噴出した。
 すぐに止められたが、程なくまた零れ出し、ついには濁った音と共に霧を吹く。
「いやああっ!」
「あはははっ、すごいおなら。下品だなぁ」
「いや! いや! やあああっ!!」
「あっ、出てきたよ。頭が見えてきた」
「硬そうだね」
 必死にこらえているのが判る動きで、肛門が盛り上がっては戻っている。
 しかし、内からの圧力に耐え切れずに口が開き、黒っぽい塊が顔をのぞかせた。
 肛門全体を盛り上げながらせり出してくるそれは、てらてらと濡れ光りながらも形を崩さず、硬さを誇示していた。
「出てきた出てきた。すごいなぁ、一本ぐそってやつ?」
「すご・・・。臭いもすごい」
 七海が口にした下品な言葉に、由佳がぷるぷると震える。
 お尻から生えた黒っぽい便もつられて震え、見ている少女たちの笑いを誘った。
 さっさと終わりにしたいのだろうが、太く硬いウンチを切ることができないまま、のそのそと吐き出し続ける。
 切れそうなほどに張り詰めた肛門が、懸命にそれを送り出す姿に、二人は感動すら覚えながら見入っていた。
164窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:57:48 ID:90k9M0s9
「ひ・・・やぁ・・・、見ないで・・・よぉ・・・」
 ただひとつだけ、見られずに済んでいた痴態。
 それを晒すことを強要され、耐え続けてきた心が折れた。
 哀願する少女の背中はあまりに小さく、無力さを感じさせるものだった。
「う・・・、んぅ・・・」
 肛門から生えていた便が根元で途切れ、重そうな音と共におまるに横たわった。
 まだ残っているだろうが、由佳は便意を必死に堪え、尻を窄めている。
「お、終わったよ」
「何言ってるの? まだ残ってるでしょ?」
「で、出ないよ。もう、出ない」
 その言葉が嘘なのは、ひくひくとうごめいている肛門が語っている。
 美樹が顎をしゃくると、嫌そうな顔の七海が指を伸ばし、必死に耐えているその場所をつついた。
「ひっ!」
「まだ、出したそうだよ?」
「や、やめて! 出ちゃう! 出ちゃうからっ!」
「出せばいいじゃない。ていうか、出しちゃえ」
「ちゃんとお腹をきれいにして貰わないと、次が困るからね」
 何か不吉な言葉が聞こえたが、それに触れている余裕はなかった。
 七海の指に突かれ、お腹を押さえられ、堪えるのに精一杯になっている。
「七海、もう一本使ってあげて」
「はぁい」
 必死の努力を目の当たりにしても、手加減する気にはならなかったらしい。
 少女たちは新しい浣腸を用意し、突き立てる。
「ひ・・・ぁあ・・・」
 もともとぎりぎりのところにあって、耐えられる筈もない。
 ほんの数秒の後に、窄まっていた肛門から薬液が噴出し、茶色い塊が引き出されてきた。
「出る出る。いっぱいだなぁ」
 低いすすり泣きの声を背景に、やわらかさを持ち始めた便がおまるに積まれていく。
 ガスの放出も重なり、由佳が尻まで赤くして震えた。
「七海」
「うん」
 柔らかなウンチが吐き出され、肛門がひくついた後で口を閉ざした。
 行為の終わりを確信した少女たちは、鼻声になりながらも次の準備を始めている。
165窓の無い部屋:2010/03/22(月) 20:59:18 ID:90k9M0s9
「えへへぇ、なんか、恥ずかしいね」
「でも、楽しいよ。征服感がたまらない」
 目の前にたった少女の腰に、ペニスバンドを取り付ける。
 薄紫の擬似男根を生やした少女が、慣れない姿に恥じらいを見せた。
 それでも、期待の方が大きいのだろう。
 七海はそれを見せ付けるようにしながら、おまるの上で蹲っている少女の前に立った。
「由佳、お尻を見せて」
「や、やだ・・・」
 ウンチに汚れたお尻など、見られたくないに決まっている。
 拒絶を受けた七海は、乱暴にかつての友の髪を掴むと、そのまま引っ張った。
 おまるから引き上げられた少女は、その傍らに投げつけられ、怯えながら体を起こす。
「四つんばいになるの」
「やだ・・・、やだよ・・・」
 拒みながらも、逃げるために四つんばいの姿勢をとる。
 その肩を美樹が押さえつけ、お尻を七海が掴む。
「太いの出したばかりだから、大丈夫だよね」
「うんちですべるし、いいと思う」
「な、何するの? やめて! 変なことしないで!」
「大したことじゃないよ。こうするだけ」
「ひっ! いいっ! いやあっ! お尻は、お尻はいやああっ!」
 擬似男根の先端が、由佳の肛門をつつく。
 青ざめた少女が絶叫を放ち、逃れようと手足を動かした。
 だが、その体は美樹に押さえつけられ、前に進むことは無かった。
「じゃ、入れるよ」
「いやっ! ああああっ!」
 そそり立っている擬似男根の先端が肛門を押し開き、亀頭をうずめた。
 由佳の目が悲痛なまでに目が見開かれ、濁った悲鳴が響き渡る。
 それを心地よく聞きながら、七海はゆっくりと、奥へと向かって行った。
「うわあ、これ、ほんとにすごい。由佳を思い通りにできそうな気になるね」
「でしょ?」
 女として生まれた以上、性交においては受身にならざるを得ない。
 その制約を乗り越えて、相手を犯す悦び。
 受け入れてもらうのではなく、一方的に押し付けることで、暴力的な興奮がこみ上がってくる。
166窓の無い部屋:2010/03/22(月) 21:00:22 ID:90k9M0s9
「いや・・・、抜いて。抜いてよぉ・・・」
 お尻を犯される少女が、泣き声で訴えかけた。
 床に突っ伏し、涙をこぼすその姿からは、かつての迫力はまったく感じられない。
 弱りきった少女の前にしゃがんだ美樹は、悠然と髪を撫でながら、耳元で囁く。
「悔しいでしょ。お尻なんか犯されて」
「き、気持ち悪いの・・・。お願い、許してよぉ・・・」
「駄目だよ。由佳は身の程を知るの。お尻の穴まで思い通りにされちゃうような立場だって、思い知るの」
「いや! そんなのいや!」
「女の子に犯されるだけでも屈辱だもんね。それがお尻じゃ、たまらないよね。
 すごく大事なものを壊されたみたいな、そんな感じがしない?」
「痛いの。気持ち悪いの。お願いだから、もう許して」
 悔しさや恥ずかしさを口にすれば、美樹が喜ぶだけだと判っているのだろう。
 由佳はほかの理由を持ち出しては許しを請うが、少女たちはそれを受け入れない。
「こんなの、始まりだよ。これからね、由佳のお尻をどんどん拡げてあげる。
 うんちをするたびにちょっとずつ、私の腕が入るようになるまで」
「嫌あああっ!」
 美樹の言葉に合わせるように、七海が腰を突き出した。
 どちらが理由なのか判らない叫びを上げて、由佳が体を強張らせる。
 ふっとその瞳から光が消え、くったりと首を垂れた。
 意識を失った少女を、全裸の少女たちは不吉に見下ろし、素足で踏みつけた。
167窓の無い部屋:2010/03/22(月) 21:02:32 ID:90k9M0s9


 由佳を連れ込んで三週間。情けない泣き声を上げてからは十五日が過ぎようとしている。
 少女たちは食堂に集まり、朝の食事を採っていた。
 先に食べ終えた真奈が、美樹に口移しで食べさせている。
 その足元では、由佳が四つんばいになり、皿に盛られたコーンフレークを漁っていた。
 その後ろに、こちらも食事を終えた七海が取り付き、お尻の穴を舐めている。
「舐めないで・・・。出ちゃうから、出ちゃうからぁ・・・」
 泣きながらコーンフレークを貪る由佳が、赦しを求めて訴える。
 七海は柔らかな肛門に舌を這わせ続け、真奈と唇を合わせている美樹が冷たい目をおろした。
「何がでるの?」
「うんち、ウンチでちゃう」
「出せばいいじゃない」
「嫌なの! もう、うんちしたくない! お尻弄られたくない!」
「じゃあ、我慢すれば?」
「だめ! 舐めないでえっ! 出ちゃうよ! でちゃうよぉお!」
「んふ、ひくひくしてる」
 糸を引かせながら口を離した七海が、舌なめずりをした。
 その視線の先では、必死の努力を続ける肛門が、盛り上がっては戻っている。
 もう、限界だろう。
 七海は差し出された深皿を床に置き、お尻の前に押し出した。
「い、いやあああっ!」
 絶叫と共に、お尻の穴が大きく開く。
 コーヒー缶ほどの太さを持った塊がのっそりと現れ、肛門を引きつらせて止まった。
 四つんばいで腕を突っ張った由佳が、目を見開いて虚空を見上げ、声も出せずに口を開閉する。
「あ・・・あ・・・」
 戻したいのか、出してしまいたいのか、どちらとも取れる喘ぎがこぼれる。
 冷ややかに見下ろす少女たちの視線の先で、太いウンチが短く切れて皿に落ちた。
「立派なのが出るようになったよね」
「腕が入るまで、もう少しかな?」
「そうだね。とりあえず、拡げようか」
「イヤッ! もうやめて! 拡げないでっ!」
「駄目だよ。ほら、今日はこれを入れるの」
 500mサイズのペットボトル。
 複数の括れを持つそのシルエットに、由佳が怯えた顔を横に振る。
 七海は慣れた様子で由佳を押さえつけ、中身の入ったままのそれを、美樹が肛門に押し当てる。
 飲み口を握りにしているせいで、いきなり太い部分が肛門に当たった。
 由佳が何とか逃れようともがいているが、美樹は瞳に残酷な光を浮かべ、一息に押し込んでしまう。
168窓の無い部屋:2010/03/22(月) 21:03:54 ID:90k9M0s9
「いぎいいっ!」
「ほら、入った」
「今日は一日それを入れておくんだよ」
「許して・・・。もう、もう許してよぉ・・・」
 何度目になるかも判らない哀訴が、由佳の口から繰り返される。
 いつもならそれを聞き流す真奈が、今日は不意に席を立ち、由佳の顔を上げさせた。
「終わりにして欲しい?」
「え・・・?」
 思いがけない言葉に、由佳が驚きを浮かべる。美樹も七海も同じ顔で真奈に目を向ける。
「そろそろ決めておかないとね。あと十日ほどしか残っていないし」
 由佳を囲い込んでおけるリミットが、そこまで迫ってきている。
「こんな生活が嫌なら、あと十日で終わりにしてあげる。でも、それでいいの?」
 問いかけながら、手を少女の股間に伸ばす。
 悦びを滲ませた由佳が、自ら股間を突き出し、足を開いた。
「お尻を責められて、こんなに濡らしてる。ここを弄って貰いたくて、うずうずしてる。
 あと十日過ぎたら、もうこんなことをして貰えないわよ」
「は・・・あぁ・・・、でも、お尻は・・・もう・・・」
「七海にお尻を掘ってもらうの、気持ちいいんでしょう? 私にここを触られるの、楽しみでしょう?
 美樹にキスして貰うの、好きなんでしょう?」
「・・・・・・」
 沈黙は、雄弁な肯定だった。
 恨みを晴らす事しか考えていなかった少女たちは、由佳の変化に驚きを浮かべて見やっている。
「もう、素直になりなさい。」
「・・・はい」
 優しい声に、最後の意地が崩れた。
 恥辱の苦しみから逃れるために、自分に言い聞かせていた言葉。
 繰り返すうちに、ごまかしではなくなってしまった言葉。
 辱めも痛みも、愉しむ為に望んで受けている。
 それがいつしか事実となっていたのは、誰にも明かせない秘密だった。
 だが、隠していたはずのその気持ちを、真奈の瞳は簡単に見抜いていたらしい。
(この人に隠せるはずなかったんだ)
 由佳は媚びた笑みでお尻を突き上げると、濡れた性器を見せながら小さく振った。
「お尻が気持ちいい。拡げられたくはないけど、弄られると気持ちいの」
「それだけ?」
「虐められてると、安心するの。みんなが、私のことだけ考えてくれるのが嬉しいの。
 もっと、ずっと、こうしていたい・・・」
「・・・だそうよ?」
 由佳の気持ちの変化には、ずいぶん前から気づいていたのだろう。
 真奈は平然としているが、美樹や七海にしてみれば驚かずにはいられなかった。
169名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 21:07:51 ID:9VQ+AsNS
リアルタイム投下キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
支援要ります? (GJは後で)
170窓の無い部屋:2010/03/22(月) 21:08:14 ID:90k9M0s9
「あなたたちはどうするの?」
 驚き、顔を見合わせる二人に、静かに問いかける。
「復讐はもう終わり。あなたたちをあの部屋に閉じ込める理由はなくなったけれど?」
「捨てたりしないよね? 私を捨てたりしないよね?」
 美樹が真奈にすがりつき、訴えかけた。
 真奈に飼われるだけが、ただ一つの在り方となっている。ここで捨てられては堪らない。
 真奈はその頭を優しく撫で、七海に目を向ける。
「あなたは?」
「あたしも残りますよ?」
 どうしてそんなことを聞くのかと、首を傾げる。
 確かに、最初は無理やり連れ込まれた部屋だった。
 窓すらない部屋の中で、逃げ出す術を見つけられずに震えていた。
 だが、美樹と一緒に寝起きした一ヶ月が、真奈に躾けられた一ヶ月が、あの部屋をいるべき場所に変えていた。
「あたしの居場所はあの部屋だけだもん。家に帰ったって、親はあたしをもてあますだろうし」
 クスリに手を出したのは確かだが、それを真奈が持ち出した時、親は迷わず自分を切り捨てた。
 守り、庇ってくれるはずの存在が、あっさりと背を向けた。
 その不信感がある以上、家は居心地の良い場所にはならない。
 美樹にしても、由佳にしても、似たような気持ちを抱いているのだろう。七海の言葉に、小さく頷いている。
「そう」
 無表情に頷き、真奈は三人を抱き寄せた。
 それぞれに口付け、うっとりと目を細める少女たちに薄い笑いを浮かべる。
 もはや、少女たちに帰るべき家は無い。
 真奈がそうなるように状況を利用したのには、みな気づいているだろう。
 それでも、少女たちにとって残された場所は、真奈の足元だけだった。
 あの窓の無い部屋だけが、安息の場所になっている。
「かわいがってあげる。いい子にしているかぎりはね」
 部屋飼いの少女たちは、それぞれの表情で頷き、真奈にしっかりとすがりついた。



 といった感じで終わりです。
 ちょっとつまらない終わり方になってしまいましたが、こういうのもいいかなと思ってます。

 感想のレスを下さった方々に感謝とお礼を申し上げ、失礼させていただきます。
 長々とお邪魔いたしました。
171名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 21:20:00 ID:9VQ+AsNS
うおおお!GJ!
やっぱり凄いよアンタ! (もしあれば)次回作にも期待。
172名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 23:29:10 ID:oHD101dw
最高だぜ
俺ももし次回作があれば期待
173名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 03:33:58 ID:GohweIKX
キターGJ
でもこれで終わりか(´・ω・`)
次回作とか他の人の投下に期待
17456:2010/03/23(火) 21:41:15 ID:UsxPqgiQ
愉しんでくれた方がいるようで、喜ばしいかぎりです。
 
調教ものっていうのは、好きなジャンルなので、また思いついたら書かせて貰います。
前スレで書いた話もそうですが、女同士での責めに偏る傾向が強いので、嫌いな人もいるかもしれませんが。
175名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:02:44 ID:z9pOD4gA
女同士でも全然大丈夫ですぜ
今回の作品みたいに男はプレイ道具扱いでも全然w
エロければなんでもええんです
176名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 16:06:01 ID:mGrrl84f
おー最終回来てたのか、GJでした!
プライドの高い女の子は意外とお尻を責められるのが好きになるとかってどこかで聞いた気がするなw
男→女の調教でももちろんいいし、女→女もぜんぜんアリなんで
もし次があるならまた楽しみにしてます
177名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 04:43:41 ID:m97k094Z
まとめ無いの?
178INHUMAN:2010/03/28(日) 15:07:14 ID:mjmq1lnW
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか分からないけど、
一応の覚悟はしてなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
179名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 01:27:52 ID:ERiP7oHc
でもそれって根本的な解決になりませんよね?
180名無しさん@ピンキー:2010/03/29(月) 22:18:07 ID:zDQPzf4w
ミストさん?こんなところで何やってんですか?
181名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 20:48:16 ID:SKKs0F3m
>>176
名前欄でクトゥルー神話を思い出すにょ
このスレならクトゥルー神話を使えそうな気がする…
182名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 05:03:57 ID:ySr9B6nZ
異形の怪物にペットにされるのか
183名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 10:39:14 ID:FRB/Ztbe
クトゥルーの神々は人間を人間としてなど見ていない。
スレ的にはそこで「物」や「家畜」として見るのが求められる。
だが、クトゥルーの神々は、そこで人間を「路傍の石」、良くても「餌」としか見ていないから、難しいんじゃなかろうか。
184名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 20:36:45 ID:9K6ydeHU
でもクトゥルー使ったエロゲは一杯だし大丈夫だ!!多分
185名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 04:53:33 ID:bOQDjK4W
人間は繁殖の道具
186名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 23:42:46 ID:pkmmOzn/
生物学的に考えると男が産む道具なのは確定的に明らか
187名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 03:29:19 ID:3oHBK/Il
>>186
理由を述べよ
188名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 16:16:14 ID:grsYNM+U
男は狩りの道具だろ

子ども産む機能との両立が難しい狩りや戦闘の機能を男という性に
独立して持たせてある
189名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 17:09:38 ID:Ez1TKuXH
>>187

精子に含まれる遺伝情報のほとんどはジャンクだとか聞いた覚えがある。
そこらへんの関係かも。
190名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 20:07:05 ID:0vd5R3PL
>>187
雌雄を利用した生殖だと雄がおまけ的存在だからでしょ
単性生殖なら雄はいらんもの
雄は雌のバリエーションですけぇ
191名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 22:30:27 ID:eLzTT4bQ
192名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 00:04:51 ID:2mPa5T+q
保守
193名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 10:29:53 ID:QRCEOFpN
保守
194名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 19:04:07 ID:5BmvCR7S
>>186
男は消耗品。女は戦争しない。男を選ぶのは女。
195名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 00:09:46 ID:m9coFfsu
へぇ
ここには進化する前のものが優れてるとか言うやつがいるのか珍しいな
てことは人間の元の猿はさぞかしすばらしいんだろうなwww
196名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 01:33:31 ID:FmHJPeiX
>>188
雌が狩りをする生物だって居るな
197名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 05:54:35 ID:7n8AiMvm
いやいや、女の子を狩るのですよ
198名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 08:06:52 ID:3kC6fOrw
スレチだしブロント混ざってる時点で>>186は釣りだろ…

女が男を使って女の子を奴隷にするってのは大歓迎なんですが
いや男はいらんな、もしくは最後は男に女を奴隷に落としてもらうのもいいな
199名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 18:58:34 ID:FmHJPeiX
>>198
>>186>>185に反応したレスであって
内容は生物学的話をしただけで他意は無いんだよ
200名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 23:11:50 ID:gGOXxq6l
>>195
マジレスすると、進化ってのは環境に適応するって事だからどちらかが優れてる訳じゃない
ポケモンみたいにデメリット一切ナシでとにかく強化、って程単純なものでもない
具体例を出すと、人間とゴリラが殴り合いしたらどっちが勝つよ?
201名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 23:37:53 ID:gGOXxq6l
学長「>>186君、学説を述べたまえ」
186「は、はいっ、本来生殖活動は、雌だけでも出来るものであり、雄は雌に付随する下等な生き物で……」
学長「ふむ、では人間の男は本来必要無い、という事かな?」
186「そうです。生物学的に男よりも女の方が上位なのです。」
学長「では、この皆さんにも同じ事を言ってもらおうかな」
男A「おらっしゃぁぁぁーーーっ」
男B「うをぉぉぉーーーーっ」
186「えっ?いやっ、誰っ?・・・来ないでっ、学長、学長っ、どういう事なんですか!?」
男A「へっへっへ、男が必要かどうか、しっかり勉強してもらおうじゃないか」
男B「あぁ、俺らがたっぷり教育してやるぜ」
学長「あぁ、事務員君かの、すまんが、牧場の方に雌を一匹、留学の手続きを頼みたいのじゃが」
186「いやっ、服を返してっ、手を離してっ、何をするのっ!?」
男A「黙れよ、もう興奮してんだろ雌豚が」
男B「ほれ、もう濡れ始めてんじゃないか、おら、下等な生き物に脱がされた気分はどうだ?今からたっぷり犯してやるぜ」
学長「186君、君の言ってる事は非常に興味深い、しかしだ、それを男である私たちに言ってどうするつもりだったのかね?」
186「学長っ、嫌っ、助けてっ、犯されるなんていやぁっ、やめてっ、挿れないでぇっ」
男A「ほれほれ、入っちゃうぜ、しっかり抵抗しろよ」
男B「もう濡れ濡れじゃないか、ははっ、いいカッコだな」
学長「さて、その男達と楽しんでもらった後は、牧場でしっかり勉強してくるように」





・・・あれ?俺は一体何を書いていたんだろう、気付いたら指が勝手に
202186:2010/04/20(火) 01:16:40 ID:rDhTihXF
>>201
801板との戦争を想定した演習みたいだw一応女体化してる設定なようだが
てかまぁ、スレの趣旨には関係無かったからな、雑談レスのつもりだったのだすまんかった
俺も飼われてる女の子が見れりゃそれでえぇんだけどね
20356:2010/04/20(火) 21:26:48 ID:sNw+om0M
楽しく議論してるところに申し訳ないですが、規制解除されたんで、ちょいと投下を。
 むかし書きかけてほったらかしてたのを形にしてみた。
 スカ要素の多い復讐物。
 例によって長いので、何度かに分けます。
 後半はオムツスレ向きですが、調教の一環ということでご容赦を。
 その辺嫌いな人はタイトルで回避ください。
204日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:28:26 ID:sNw+om0M
 夜がいるべき時間になったのは、いつからだっただろうか。
 分厚いガラスの向こう、様々な明かりがつくる景色を前に、ふとそんなことを考える。
 忌まわしい過去と共に、実の父親を葬ったのは五年前。
 周到な計画の末、その手から組織の実権を奪い取った上での事だった。
「あんなことをしなければ・・・」
 無力な少女のまま、耐え続ける生活を送っているべきだったかもしれない。
 そうしていれば、こんなことにはならなかっただろう。
 二十歳そこそこで父を追い落とした女性は、凛々しく整った顔立ちに苛立ちを浮かべ、
不機嫌にガラスを殴りつけた。
「あの、カーラ様・・・」
 躊躇いがちな声が、背後から投げられた。
 振り返った視線に射抜かれ、小柄な秘書が首をすくめる。
「メールが入りました。あの、アイナ様の件です」
 その名を耳にしたとたん、カーラは秘書が打ち出したメールをひったくっていた。
 唇を噛みながら読み流し、丸めて床にたたき付ける。
「ラットとウォールを呼び出しなさい! アイナを取り返しに行くから!」
「はっ、はい!」
 鋭い命令を受け、秘書は即座に携帯を開いた。
 ダークスーツに身を包んだ危なげな男が二人、時をおかずに姿を見せる。
 磨きがかかった不機嫌さを悟って肩をすくめた男たちを、カーラは鋭く一瞥した。
 実直さに勝る部下は他にもいるが、能力においてはこの二人が秀でている。
「アイナの居場所がわかったわ」
「では、部下を集めて向かいましょうか」
「向こうが、私一人で来るよう求めてるの」
「従うおつもりで?」
「まさか。大勢を連れて行くと危ないから、あなた達二人、私を守りなさい」
「罠に飛び込むとなれば、あなたを守りきる自信はありませんが?」
「アイナを助けるぐらいの時間はどうにでもなるでしょう?」
「判りました。私は少し時間を頂きます」
 深く頭を下げ、ウォールが姿を消した。
 懐刀として重宝している男に、細かい指示など必要ない。
 後は二人の影に身を潜めていれば、ふざけた真似をした奴らに、軽挙を悔やませてやる事ができるだろう。
「待っててね、アイナ」
 ただ一人の肉親である、年の離れた妹の名を呼び、カーラは足早に車庫へと向かって行った。
205日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:30:02 ID:sNw+om0M
 周りを囲む少女達の声に、カーラは現実に立ち返った。
 ぼやけた頭で薄く目を開き、やたらと明るい天井を見上げる。
 自分がどこにいるのか、まるで見当がつかなかった。
 アイナを取り返すために、車に乗り込んだところまでは覚えている。だが、その後の記憶がまるでない。
 いつの間に車を降り、眠ったのだろう。
 はっきりしない頭を振り、体を起こそうとするが動かない。
 両手が背中で縛られていることに気づき、焦りを浮かべて目を見開いた。
 突きぬけた頭痛に顔をしかめながらあたりを見渡し、見慣れない顔の少女たちを不審げに眺める。
 その目が、ひときわ強い憎しみを浮かべた女性を見出し、動きを止めた。
「やっとお目覚め?」
「・・・・・・誰だ、お前?」
「レスティと呼んでもらえばいいけれど?」
「どこかで・・・・・・?」
「自分が潰した家ぐらい、覚えておきなさい。エバーゼンの名を忘れたとは言わせないわよ」
「エバーゼン? まさか、そんな・・・・・・」
 覚えのある名だった。
 地方の資産家であり、慈善家としても知られていた富豪。
 少女を買いつけるたびに、横槍を入れて孤児院に引き取っていった男。
 あまりに煩らわしいその行動に、実力で報いたのは二年ほど前だったろう。
 当主を消しただけでなく、その家自体も叩き潰し、支えていた孤児院から子供達を連れ去った。
「立ち直れる筈が無い。あの家に残ったのは、借金だけのはず・・・・・・」
「そうね。ここまで来るのに、丸二年かかったわ」
 人道派の皮を被ってはいたが、レスティの父とて、一人の経済人だった。
 裏ではそれなりにあくどい手も使い、税金逃れの隠し資産も持っていた。
「この娘たちにも頑張ってもらって、やっとここまでこれた。あなたに復讐するための力を持つことができた」
 レスティの周囲で、少女達が陰惨な笑みを浮かべる。
 十代の初めから二十代の初めまで、十人近くいるだろうか。
 どの顔にも見覚えは無いが、どの顔にもはっきりとした恨みと敵意とが潜んでいる。
「こいつらは・・・・・・?」
「家に引き取っていた娘や、孤児院にいた娘。あなたの所から救い出した娘もいるわよ」
 レスティと共に逃げ出せた娘は、ほんの数人でしかない。
 ほとんどは、一度カーラの手に落ち、裏社会の娼館に放り込まれていた。
 客を装い、それらの少女を一人ずつ身請けするのには、膨大な資金と時間とが必要だった。
 それでも、こうしてここに居られる娘はまだ幸運だといえるだろう。
 少年達の多くと、少女達の半数近くは、既にこの世を去っている。
 臓器を抜かれた者、暴行で落命した者、自ら命を絶った者。
 通った道は違っているが、皆おなじ場所に辿り着いている。
「あなたは、殺すだけじゃ足りないわ。思いきり惨めに、這うようにして生きてもらう。
 ふふ、大切なものを奪われる悲しさも、味わってもらうからね」
「アイナは! アイナをどうした!」
 大切なものという言葉に、さらわれた妹を思い出したのだろう。
 横になったままのカーラが、食い付くようにレスティを睨んだ。
 唯一の肉親への愛情は、予想以上に強いらしい。
 レスティと少女達は、それぞれに不吉な笑みを浮かべた。
206日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:31:27 ID:sNw+om0M
「後でちゃんと会わせてあげる。その前に、してもらう事があるけどね」
 少女達がレスティを囲み、その衣服に手をかけた。
 慣れた手つきで服を脱がせ、下着までも脱がせてしまう。
 裸身を晒したレスティは、堂々と胸を張り、腰に手を当てた。
 少女達が憎い女を引き起こし、床に転がす様を薄笑いで見下ろす。
「剥いておきなさい」
「はーい」
 幼い声が揃い、幾本もの手がカーラに伸びた。
 薄いブラウスを引き裂き、乱暴にブラを剥ぎ取る。
 引き締まった足を包むスラックスも、嬌声と共にずり下ろされた。
 黒いレースに縁取られた、頼りない下着だけが最後に残される。
「くっ!」
 腕が使えないのでは、小娘たちすら振り払う事が出来ない。
 悔しさに唸るカーラを、少女達は左右から抱え、引きずるようにしてレスティの前へと移動させた。
「なんのつもりだ?」
「言わないと判らない?」
「判らないね」
 反抗的な表情を崩さないカーラの姿に、レスティは嬉しそうに笑った。
 立ちはだかったまま腰を前に突き出し、股間をカーラの鼻先に寄せる。
 思わず顔を引いたカーラを、背後の少女が押さえつけた。
 抵抗を受けながら前に押し出し、金色の飾り毛に鼻を押し当てる。
「私に奉仕しなさい」
「だ、誰がっ!!」
「私を満足させないと、かわいい妹には会えないわよ」
「く・・・・・・そ・・・・・・」
 どう刃向かったところで、切り札は相手の手のうちにある。
 忌々しげに唾をはき捨てると、大きく息を吸い込んだ。
 息を止めたまま舌を突き出し、おざなりに性器に触れる。
「それが奉仕なの? まったく、話にならないわね」
 やる気の無いカーラの態度に、レスティが不機嫌を顕にした。
 股間の髪の毛を無造作に掴み、ふてくされた横顔に平手をくらわせる。
 吹き飛んだカーラが投げつける反抗的な目を無視し、離れた場所で怯えている少女達へと目を向けた。
「ケイ」
「はい」
 年下の二人を抱きかかえていた少女が、小さな声で応えた。
 まだ、十代の半ばには達していないだろう。
 あどけなさを残した顔つきで、声もまだ子供っぽい。
「この女、あなたに預けるわ。私を愉しませるぐらいに仕込んでおいて」
「いいですけど、でも・・・・・・」
「なに?」
「ちょっと、怖いです」
 裏社会の組織を仕切っていた女を前に、少女たちが怯えるのは無理がない。
 当然の不安に、レスティは優しい笑顔を返した。
「大丈夫。腕は縛っておくし、大人しくさせる方法も考えてあるから」
 穏やかに聞こえる声の中に、押さえきれない凄みがあった。
 思わず見上げたカーラの目に、不吉さを感じさせる笑みが向けられる。
207日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:32:41 ID:sNw+om0M
「そろそろ準備ができてる頃ね。レニ―、そいつを連れてきて」
「はい、レスティ様」
 レスティの傍らに立っていた女性が、恭しく頭を下げた。
 二十歳前後といったところだろうか。
 落ち着いた物腰だが、その眼に鋭さが潜んでいる。
 下着一枚の女性を無造作に引き起こしたレニーが、突き飛ばすようにして歩かせた。
 カーラは形のいい胸を揺らしながら、不満げに押されていく。
 その足が階段を踏み、空気の湿った地下へと降りた。
 無様な姿を愉しむように、笑いをひそめた少女たちが後に続く。
「お待ちしていました、レスティ様」
「カルファ、準備は?」
「できています」
 地下で待っていたのは、レニーと同年代の女性だった。
 長い黒髪と大きな目が特徴的で、大人しそうでいてどこか冷たい感じがする。
 感情をどこかに置き忘れてきたのか、不吉な道具を示しながら、穏やかな微笑を絶やさない。
「レニ―」
「はい」
 おぞましい予想に震える女の背中を押し、床に据え付けられた首枷の前に立たせる。
 カルファの助けを借り、拒もうとする女の首を枷に押し込む。
「動かれると困りますからね」
 カルファが穏やかな表情で、枷から伸びる二本の鎖を引いた。
 先端に付けられた革製の輪を膝に巻き、足を伸ばせないようにしてしまう。
 首を押さえられ、膝を突かされたカーラは、意思とは無関係に尻を突き出している。
「今から、何をすると思う?」
「判る訳ないでしょ」
「まあ、判らないでしょうね」
 忌々しげに吐き捨てたカーラの目の前に、一枚の板が置かれた。
 なんのつもりかといぶかしむ間に、カルファが一台の台車を運んでくる。
 不自然な熱気を放つその台車に、押さえ込まれた女性が不安を浮かべた。
 レスティは、視線を意識しながら手を伸ばし、台車に刺された鉄棒を握る。
「なっ!!」
 鉄棒の先端に付けられた円が、目の前の板に押し付けられた。
 白い煙が細く昇り、焦げた臭いが立ち込める。
 棒が台車に戻されると、板にはくっきりと焼き跡が残り、カーラの眼を釘付けにした。
「選ばせてあげる。どっちがいい?」
 刺さっていたもう一本を同じように押し付け、くぐもった笑い声を上げる。
 目の前の光景に、強がり続ける事が出来なかったのだろう。
 カーラが全身を震わせ、歯鳴りの音を響かせた。
 周りを囲む女性達は、その姿に冷酷な笑みを見せている。
「私のお奨めはこっちね。これから奴隷になるあなたに、相応しいでしょう?」
 『I‘m slave』と『Fuck Me!』の二択。
 右を示したレスティの声に、少女たちが賛同の声をあげる。
「それとも、こっちのほうがお好みかしら?」
 楽しそうにもう片方を示すが、カーラは答えない。
 目の前での予行演習に、文字よりも行為への恐怖を植えつけられたのだろう。
 板には目を向けず、かみ合わない口で、短い呼吸を繰り返している。
208日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:33:35 ID:sNw+om0M
「選べないなら、両方押してあげるけど?」
「いっ、いやああっ! 許して、許してえっ!!」
「ああ、いい声。こんなものを用意した甲斐があったわ」
 部屋にいる誰にも、そんな願いを聞き入れる理由はなかった。
 恐怖に顔を引きつらせ、聞き苦しい叫びを上げる姿を、いい気味だと嘲っている。
「さ、覚悟なさい」
「いやっ、いやあっ! あ、や、やめ、やめて・・・・・・」
 尻に、熱気が近づいている。
 振り返って確かめる事が出来ないカーラから、言葉が失われた。
 焼き鏝を持つレスティの口元に、歪んだ笑いが浮かぶ。
 溜めていた棒を構えなおし、ねらいを定めて一気に押す。
「ぎゃああああっ!!」
 地下室中に、悲痛な絶叫が響き渡った。
 肉の焼ける音が響き、焦げる臭いが立ち込める。
 レスティは鏝を持つ手を緩めず、そのまま強く押し付けつづけた。
「あら、はしたない」
 さすがに声も無い女たちの中にあって、カルファだけが眉も動かさずにいた。
 カーラが零したおしっこに、咎めるように首を振る。
 長く尾を引いていた悲鳴が消え、叫んでいた首が落ちた。
 意識を失った女を、冷たい視線が見下ろしている。
「治療をお願い。綺麗に残るようにね」
「はい、判っています」
 カルファは意識を失った体を枷から外し、キャリーベッドにうつ伏せて寝かせた。
 痛々しい烙印が刻まれた尻に軟膏を塗り、薄いフィルムをそこに載せる。
「落ちつきましたら、お知らせします」
「ええ、お願い」
 カーラに一瞥を与たレスティは、少女達を引き連れて部屋を出た。
 その背後では、カルファが無感情な微笑で焼けたお尻を見下ろしていた。
209日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:34:41 ID:sNw+om0M
 あれから、何日ほどが過ぎたのだろうか。
 地下室のベッドで過ごす内に、いつしか尻の痛みは引いていた。
 だが、それが完治を意味していないことを、カーラは嫌と言うほど知っている。
 焼け跡は醜く盛上がり、忌まわしい言葉を形作っている。
 カルファがカーラの体よりも、文字を崩さず残す事に留意して治療した結果がそれだった。
 毎日、作品の写真を撮っては見せつけるカルファに、カーラは得体の知れない怖さを感じ始めていた。
「もう、大丈夫ね」
 柔らかな尻肉に、無残な言葉がくっきりと浮かんでいる。
 指先で傷跡を撫でたカルファの口から、感情の無い声が流れ出た。
 ベッドの上で四つんばいにさせたカーラに、デジカメの画像を確認させる。
「レスティ様にも満足してもらえそう。さっそく見てもらいましょう」
「・・・・・・」
 この地下室から解放されるのは有難い。
 この薄気味悪い女から離れられるのはもっと嬉しい。
 だが、こんな惨めな姿を晒すのは、この上ない屈辱だった。
 カーラは複雑な表情で沈黙を保ち、カルファが投げ与えた下着に足を通した。
 引き締まった臀部を、黒いレースの下着が包み込む。
 白い肌に刻まれた赤黒い烙印は、小さな下着では隠しきれず、その端が顔を覗かせていた。
 カーラは振り返ってその様を知り、唇の端を噛み締める。
 ショーツ一枚のカーラは、カルファに連れられて階段を上がった。
 連れられた先は、あの日、レスティと顔を合わせた部屋。
 あの時と同じように、少女達がレスティを囲み、冷酷な視線を投げつけてくる。
 追い詰められた状況にあって、反抗心が頭をもたげてしまうのは、恐らく損な性格だろう。
 それが判っていながらも、カーラは口を引き結び、鋭くレスティを睨みつけた。
「きれいに固まりました」
「見せて」
 レスティの指が、部屋の真ん中にしつらえられたテーブルを指差している。
 促されてしぶしぶその上に乗ったカーラは、四つんばいになって尻を突き出した。
 下着からはみ出た烙印が、酷くみっともない。
 小走りにカーラを囲んだ少女達が顔を見合わせ、クスクスと笑い声を上げる。
「もっと、よく見せなさい」
 レスティの手が、唯一の下着を無造作に引き下ろした。
 尻が露になり、隠されていた烙印が全体を現す。
 肌に浮かぶ奴隷の烙印に、少女達は笑い声を大きくし、レスティは満足そうに指先を這わせた。
「崩れていないし、しっかり塞がってる。これなら、ずっと残るでしょうね」
「気を使いましたから」
 傷がきれいに残るよう、尻が他に触れないように気を配ってきた。
 淡々とその苦労を語るカルファの声に、カーラが体を震わせている。
210日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:35:24 ID:sNw+om0M
「じゃあ、ずっとうつ伏せだったんですか?」
 説明に耳を傾けていた少女の一人が、かわいらしく小首を傾げた。
 カルファに頷きを返され、抱いていた疑問を口に乗せる。
「おトイレはどうしてたんですか?」
 尻を保護していたとなると、便座に座る事などできはしない。
 用を足すのに、どうしていたのか、気になるのも無理は無い。
「この格好でさせていました」
「え、どうやって?」
「説明するより、見てもらいましょう。カーラ、いいですね?」
「いい訳ないだろ!」
 勝手な決定に、抗議の声が上がる。
 だが、カルファはまったく気にしたそぶりを見せず、レニ―に頼んで洗面器を用意させた。
「まず、おしっこです。カーラ、どうぞ」
「できるわけないだろっ!」
「遠慮しなくてもいいですよ。今朝から一度しかしてないし、溜まってるでしょう?」
「いや、大丈夫だ」
「カーラ」
 二人の押し問答に、横からレスティが割って入った。静かな声に込められた威圧感に、カーラが押し黙る。
「カルファには従いなさい。焼き鏝がもう一つ残っている事、忘れていないでしょう?」
「ひ・・・・・・」
 反抗的な態度を貫いてきた女が、その一言に怯えを見せた。
 テーブルの上で、四つんばいのまま、膝を開く。
 カルファの手が、洗面器を太ももの間に差し込んだ。
 幾つもの視線が集まってくる中、カーラは屈辱と羞恥とに震えながら、下腹に力を込める。
 我慢していたおしっこが、飛び散りながら洗面器を襲った。
 しゃがんで用を足す事すら許されない、あまりに哀れな姿に、少女達は声を呑んで見入っている。
 だらしなく零れ落ちる水の流れが、勢いを失って途切れた。
 それを待っていたカルファが、洗面器の位置を後ろに下げる。
「では、うんちです」
「それは・・・・・・勘弁してくれ」
 抑揚の無い命令に、力を失った訴えが返された。
 しかしカルファは首を振り、カーラのお腹に片手を伸ばした。
「四日も出していないでしょう。お腹も張っていますし、そろそろ出さないと体に悪いですよ」
「それだけは・・・・・・嫌だ。頼むから・・・・・・」
「そうですか、仕方ありませんね」
 容認の言葉に、カーラがほっと息を吐く。だが、カルファに許す気があるはずも無い。
「それなら、この役に立たない穴を塞いでしまいましょう。鏝を使えば、簡単に出来ますしね」
 棒読みの言葉に、却って異様な迫力があった。
 カーラの額を汗が伝い、腕が震えた。この女なら、本当にやりかねない。
 そんな思いが体を包み、顔から血の気が引いていく。
211日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:36:02 ID:sNw+om0M
「行きましょうか、カーラ」
「待ってくれ! する、ここでするから!」
「あら、なにをするんです?」
「う、うんちを、うんちをするから」
「いいんですよ、無理にしなくても。見られるのは恥ずかしいでしょうし」
「無理なんかしてない。したいんだ。ここで、見られながらうんちしたいんだ!」
 必死になるあまりに、とんでもない事を口走っている。
 カーラの言葉に、少女達が顔を見合わせ、一息おいて笑い声を上げた。
「あははははっ、見られながらうんちしたいんだって!」
「うわあ、変態だよ、変態!」
「他人のうんちなんて、見たくないなぁ」
「迷惑だよね、臭いし」
 声の全てが、自分を貶めるためのものだと判っている。
 だが、今のカーラにできるのは、それらを全て聞き流し、腹に力を入れることだけだった。
「おっきいオナラ。少しは遠慮して欲しいな」
「ほんと。恥じらいってものが無いよね」
 便秘気味の尻から、搾り出された屁が響きわたった。
 少女達はこれみよがしに顔を顰め、鼻を押さえる。
 非難の声と視線とが集まる中、カーラは続けて力を込め、溜まっているものを押し出して行く。
「んっ、んううっ!!」
 ちいさなオナラが散発したかと思うと、肛門が大きく盛上がりを見せた。
 カーラの息みにも力が篭り、しなやかな指がテーブルクロスを握り締める。
 少女達が見つめる中で、盛上がっていた肛門が口を開き、茶褐色の固まりが頭を見せた。
 穴を押し広げながらせり出し、十センチほどの長さになるまで、真っ直ぐ伸びて行く。
 尻尾のように、お尻から固いうんちを生やした女の姿に、少女達が侮蔑の笑みを浮かべてた。
「みっともないなぁ」
「こんな格好見られるぐらいなら、死んだほうがマシだよね」
「普通できないよ、なに言われても」
(殺してやる・・・・・・こいつら、全員!)
 口々に罵る少女達の輪の中で、カーラは怒りを滾らせていた。
 必ずここから逃げ出し、こんな目に合わせたやつらに復讐してやる。その思いだけが胸にあった。
「んっ!!」
 尻に力を込め、生えでていたうんちを切り落とす。
 固いうんちが洗面器に落ち、おしっこの飛沫を上げた。
 水滴が尻に飛んだのが判ったが、だからといってどうすることも出来はしない。
 ただ不機嫌に俯き、カルファの反応を覗う。
212日の当たらない世界:2010/04/20(火) 21:40:02 ID:sNw+om0M
「判りましたか?」
「うん、よく判った」
 質問を投げてきた少女が大きく頷いた。
 役割を終えたカルファは、洗面器を手にしたままレスティに向き直る。
「では、私はこれで」
 軽く一礼し、部屋を出て行く。
 誰よりも恐ろしかった相手から解放されたカーラは、内心で息を吐き、テーブルの上で体を起こした。
「カーラ」
「な、なんだよ?」
 うんちを出している姿を見られた直後とあっては、強く出ようとしても出られない。
 どことなく腰の引けた態度に嘲りを浮かべたレスティは、傍らに立たせた三人の少女を顎で示した。
「今日から、この娘たちに従いなさい。私を満足させられるようになるまで、しっかり練習することね」
「教えてあげる。いっぱいね」
「小便臭い小娘が、生意気な事を」
 カルファの退場が、押さえ込まれていた反抗心を沸き立たせたのだろうか。
 少女達の態度がそれを煽ったのだろうか。
 どちらにせよ、カーラは必要以上に頑なに、そして感情的になっていた。
「そっちこそ、あまり生意気なこと言わないほうがいいよ」
「そうだよ、その小娘にひぃひぃ言わされちゃうんだからね」
「男も知らない奴らが、何を言ってる」
「ふんだ、女同士の気持ちよさを知らないくせに」
「それぐらいにしておいたらどう?」
 際限の無い言い合いに、笑いを含んだ声が制止をかけた。
 双方が仕方なく口をつぐみ、不機嫌にそっぽを向く。
「ケイの言葉が嘘か本当か、すぐに判るでしょう。まあ、頑張ることね」
 レスティの傍らで、ケイと二人の少女が意味ありげにほくそえんだ。
 その目の光に不吉なものを感じながらも、カーラは昂然と胸を張った。

 
 今回ここまでです。
 メインが女の子と言うには年嵩ですが、見た目は若いので脳内変換してください。
 評判悪いようなら止めて別の話を考えます。
 
213名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 23:02:07 ID:ZKYIbKSE
スカトロ苦手だけどスンナリ読めたなあ
「汚い破裂音が響いた」みたいな定番表現を避けてるからかな
214名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 00:36:11 ID:uMjUBruC
おーGJですよ!!
215名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 06:11:03 ID:T6nf3UdV
とりあえず乙ー
今から仕事だから帰ってからゆっくり読もう
216名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 16:53:01 ID:L58QkXwD
>>212
規制が解除された喜びと共に言わせて欲しい、GJ! と!
淡々と進んでいく感じがたまらないです。
復讐主との距離感もいいかも。
続きが楽しみだ。
217名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 23:58:45 ID:mCO6xrKS
>>212 GJ!
  ∧_∧
 ( ・∀・) ドキドキ
 ( ∪ ∪
 と__)__)
218日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:22:59 ID:KvvtN8U2
 続けてもよさそうなので続きを。
 なんか、趣味が悪い話になってきました。


「おい、何のつもりだ、これは!」
 ケイ達の居室に連れ込まれたカーラは、即座にベッドに寝かされた。
 伸ばした手足をロープで縛られ、仰向けのまま身動きにも不自由する。
「私達だけだと、やっぱり怖いから」
 裏社会で相当の勢力を誇っていた女に、一介の少女が恐れを抱くのは仕方ないだろう。
 だが、その声に笑いが含まれているとなると、言葉を額面通りに受け止める訳にはいかない。
 カーラは怒りに眉を上げ、さざめきながら服を脱ぎ落としている少女達を睨みつけた。
「ミリアム、ティス、あたしからでいい?」
 全裸になった少女達が、並んでベッドを見下ろした。
 まだ毛も生えていない割れ目が三つ、顔の横に並んでいる。
 こんな子供達に、なすがままにされる自分が悔しかった。
 凄んだところで、小娘一人怯ませることができない今が情けなかった。
 カーラのそんな心境を汲みはせず、ケイは仲間に確認を投げ、ベッドに足をかけていた。
「な、なにをするっ!」
「決まってるでしょ、舌奉仕の練習だよ」
「やっ、やめろっ!!」
 カーラを跨いだ少女が、真下を見て笑った。
 膝が曲げられ、お尻が下げられていく。
 少女の割れ目が迫る様を嫌そうに見ていたカーラが、間近に迫ったところで露骨に顔を背けた。
「駄目だよ、ちゃんと舐めてくれなきゃ」
「んうっ!」
 閉ざされたままの口に、柔らかな肉が押しつけられた。
 鼻に届くおしっこと恥垢の臭いに、カーラが顔を顰める。
「これじゃ練習にならないでしょ。ちゃんとしてよね」
「だったら、先に股を洗って来い!」
 腰を浮かせたケイに、カーラは腹立たしげに怒鳴りつけた。
 唇を肩で拭い、不愉快そうに唾を吐く。
「ガキでも女なんだろう。そこはちゃんときれいにしておけ」
「ひっどーい。なんて失礼なの」
「言われたくなかったら、ちゃんと洗え。恥垢は溜まってるし、ションベン臭いし、
 そんなのを押しつけられたらいい迷惑だ」
「人前で、くっさいうんちをした人の言葉とは思えないね」
 痛いところを突かれて、カーラが言葉に詰まった。
 悔しそうに唇を噛み、何かを言いかけては留まっている。
「カルファの前だと大人しかったのに、私達にはずいぶん反抗的だね」
「立場が判ってないんだよ。あたしたちの言うこと聞かなきゃいけないんだって、判ってないの」
「これがいけないんじゃないの? こんなの生やしてるから、生意気なこと言うんだよ」
 ティスの手が、カーラの陰毛を掴んだ。
 不機嫌に口を尖らせながら、無造作に揺する。
 幾本かのちぢれ毛が、抜け落ちて手の中に残った。
 少女は嫌そうに手を振り、それを床に落とした。
219日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:25:14 ID:KvvtN8U2
「レスティ様の趣味にも合わないし、処理しちゃおうよ」
「勝手にしたら怒られちゃうよ。ちゃんとレスティ様にお願いしないと」
 ティスがしぶしぶ頷いた。
 微笑を浮かべたケイは、再び腰を落としてカーラに近づけると、自分の割れ目を指差して見せる。
「洗わないのも、おしっこ臭くしてるのも、レスティ様の為なんだよ」
「はぁ?」
「このほうが子供っぽい感じがするって、喜んでくれるの」
「・・・・・・変態が」
 嬉しそうに語る姿に、寒気を憶えたカーラが毒づいた。
 その口ぶりが気に入らなかったのだろう。ケイが厳しい顔つきで睨みつける。
「誰のせいで、レスティ様がこうなったと思ってるの?」
「どういう意味だ?」
「レスティ様が女の子に拘るのは、あんたのせいだって言ってるの」
「意味が判らないんだが?」
 拘束されていながらふてぶてしいその態度に、ミリアムとティスが怒りを滲ませている。
 それを手で制しながら、ケイが胸の上に尻を乗せた。
「レスティ様の家を潰した時、マーサっていう女の子を捕まえたでしょ?」
「名前なんか、いちいち覚えていないな」
「レスティ様の妹だって言えば、判る?」
「・・・・・・ああ」
 二人いた妹の下の方だろう。上の妹は捕まえずに殺している。
 年の離れた妹とあって、レスティはずいぶんかわいがっていたらしい。
「何をしたのかも、憶えてるでしょ?」
 敵対していた男の娘を、丁重に扱う必要などありはしない。
 捉えた少女は、そのまま少女嗜好の男達の相手をさせた。
 クスリを使ったせいか、すぐに心を壊してしまったらしい。
 少女はいつのまにか処分され、カーラの元には報告だけが送られてきた。
「死んだ事になってたかもしれないけど、レスティ様が手を回して保護してたの。 
 すぐにお医者様に見せたけど、もう駄目だった。
 服を着るのを嫌がって、どこでもおしっこを漏らして、誰かを見るとすぐ足を開いて・・・」
 レスティに頼まれ、マーサの世話をしていた日々は、辛い記憶として残っている。
 自分よりも幼い少女が、虚ろな目で笑い、人目を受けながら自分を慰めつづけていた。
 そんな姿を眼にする日々が、二ヶ月を前にして終わった時、安堵の息を吐いた覚えがある。
 犯され、汚される事だけを望むようになった妹を、レスティは優しく受け入れた。
 マーサの望むままに体を触らせ、自分から妹を触りもした。
 薬によって壊れた心と蝕まれた肉体とが、永遠の安息を得た日まで、その行いは繰り返された。
「マーサ様が亡くなった後、レスティ様は私達を傍に置くようになったの。同じ年頃の私達をね」
「だから、なんなんだ?」
 平然と問い返すカーラに、少女たちが憎しみに歪んだ笑みを浮かべる。
「そんな苦しみを受けたレスティ様が、あんたの妹を大切にすると思う?」
「まさか、アイナを?」
「殺す気は無いみたいだけどね」
「許さん! 許さんぞ、お前ら!」
「同じ事を、レスティ様も思ったんだよ」
 指を鳴らし、立ちあがる。
 それを合図に、ティスとミリアムが左右の胸に取り付いた。
220日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:26:49 ID:KvvtN8U2
「とことん惨めな目に合わせてあげる。まずは女の子に犯されて、泣き叫んで貰うから」
「ふざけるな! 誰が、そんな!」
「んふふ・・・・・・」
 妖しげに笑い、ケイが足元にしゃがみ込んだ。
 開かされている足の付け根に顔を寄せ、軽く息を吹きかける。
「くっ、うぅ・・・・・・やめ・・・・・ろぉ」
 ケイの舌が会陰をなぞり、親指が陰核をなで上げた。
 慣れた様子で秘裂に触れ、舌と指を這わせる。
 女同士の交わりに慣れているのだろう。
 迷いも躊躇いもなく、深く舌をもぐらせてくる。
 胸に取り付いていた二人は、両手で胸を揉みながら、その先端を口に含んで転がし始めた。
「ひっ・・・・・・う、んあぅ・・・・・・あっ、くぅ・・・」
 堪えようと引き結んだ口から、途切れ途切れに声が洩れ出た。
 拘束されたベッドの上で体を捩り、腰を浮かせ、襲い来る快楽に耐えている。
 いつしか、カーラの中を抉っている指は蜜に塗れ、シーツに染みを作っていた。
「ケイ、これ」
「うん、判った」
 拷問のような舌技から不意に解放され、カーラが大きく息を吐いた。
 だが、これで終わりではないらしい。
 ティスが引出しからバイブを取り出した。
 やや太目の擬似男根を受け取った少女は、荒い息を吐いている女の目の前にそれを突きつける。
「これを使ってあげる」
「・・・・・・」
 返事は無かったが、拒絶されてもやる事は変わらない。
 男性器を模った棒を、待ち望んでいる穴にあてがい、ゆっくりと押し込んだ。
 十分に濡れた穴は、柔らかな抵抗を示しながらもしっかり飲み込んで行く。
「愉しんでね」
「ひあっ!!」
 奥まで飲み込ませたバイブのスイッチが入れられた。
 体の中で、震えながらくねるバイブに、カーラが悲鳴を上げる。
 逃げようともがくが、手足を縛り付けられていては、それもかなわない。
 ただ淫らに腰を蠢かし、少女たちの嘲笑を招く。
「お・・・・・・あ・・・あぅう・・・・・・おぉっ」
 くねるバイブを、小さな手が前後に動かす。
 カーラの口から嗚咽が漏れ、部屋に響いた。
 二人の少女が左右からカーラを覗き込み、意地悪い笑みを浮かべる。
「気持ち良さそうだね」
「ほんと、涎たらしちゃってるし」
「こっちも、だらだらだよ」
 足の間からの声がカーラの耳を打った。
 くすくすと、含みのある笑い声を上げながら、少女達はカーラの胸へと指を這わせる。
221日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:28:00 ID:KvvtN8U2
「悔しいでしょ。馬鹿にしてた子供に好き勝手されて」
「それで感じちゃってるんだから、余計だよね」
「だ・・・・・・まれ・・・いひっ! か、感じて・・・うぁ・・・・・・など・・・」
 いきがっては見ても、バイブの動きに声を途切れさせていては、迫力に欠けることおびただしい。
 少女達は、むしろ楽しげにそんな言葉を受け止め、尖った乳首を転がす指に力を込めた。
「ほぅら、そろそろいっちゃうかなぁ?」
「んふふ、いかされちゃうよ。こんな子供に」
「くぅ・・・・・・うあ! はぅうああっ!!」
 悔しさに噛み締められた口が、絶叫の形に開いた。
 両の乳首と陰核と、敏感な三つの突起を一度に責められ、堪えきれなかったらしい。
 不自由なベッドの上で腰を逸らし、びゅくびゅくと潮を吹く。
 体を汚されたケイが苦笑を浮かべ、軽く肩を竦めた。
「ちょっと、ベッドをあまり汚さないでくれる?」
「う・・・るさい・・・・・・。仕方ない・・・・・・だろう・・・・・」
 息も絶え絶えになりながらも、それでも反抗的なカーラに、少女達が顔を見合わせた。
 邪な笑みを交わして頷き、ティスがベッドを降りる。
「シーツ換えれないんだから、汚すと困るのは自分だよ」
「シーツぐらい、換えればいいだろう」
「あんたを縛ったままじゃ、換えようがないでしょ」
「・・・・・・いつまで、このままにしておくつもりだ?」
 おかしな言葉に不安を抱き、カーラが首を上げた。
 ケイはバイブを緩やかに抜き出しながら、横目で答える。
「大人しくなるまでだよ」
「・・・・・・トイレはどうするんだ?」
「ちゃんと考えてあるよ」
「ほら、これ」
 ベッドを離れていたティスが、手に女性用の尿瓶を持って戻ってきた。
 そのあまりに間抜けな形状に、一瞬意識が遠くなる。
「ちゃんとできるか、試してみようか」
「そだね」
 ミリアムの提案に、ティスはすぐさま尿瓶をおしあてた。
 冷たいガラスの感触に、カーラが嫌そうに顔を顰める。
「ほら、おしっこしてみてよ」
「我慢しなくていいよ。ほら、しー、しー」
「あははははっ、赤ちゃんじゃないんだからさ」
 ケイの声に、ミリアムがお腹を抱えて転がった。
 カーラは屈辱に顔を赤く染め、噛みつきそうな表情で睨みつけている。
「早く出してよ」
「だ、誰が・・・・・・そんなものに!」
「嫌がったってさあ、どうせこれにするんだよ?」
「そうそう、トイレになんか行かせてあげないんだから」
 とことん惨めな目に遭わせる。
 その言葉に偽りはなかったらしい。
 少女達は絶対的な優位を背景に、カーラを追い詰めて行く。
 打ち破る術を持たないカーラは、ただ悔しさに歯噛みする以外に何も出来なかった。
222日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:29:28 ID:KvvtN8U2
「くそ・・・・・・、くそっ!!」
「うんちもしたいの?」
「うんちは駄目だよ。我慢してくれなきゃ」
「うるさい! 小便してやるから、ちゃんと押さえてろ!」
 嫌がれば嫌がるほど、小娘たちを喜ばせることになる。
 そう思って開き直ろうとしたが、それで恥ずかしさがなくなるわけではない。
 カーラは縛られた手をきつく握り、引きつる顔を横に向けた。
「あはは、出てきた、出てきた」
「だらしないなぁ、ちょろちょろ出して」
「さっきしたばっかりだから、仕方ないけどね」
 搾り出したおしっこが、ちょぼちょぼと尿瓶に溜まって行く。
 寝転んだまま用を足すなど、物心ついて依頼経験が無い。
 その奇妙な感覚に戸惑いながらも、カーラは用を足しつづけた。
 尿瓶から聞こえるはしたない音を聞きながら、悔しさに耐えている。
「あ、終わり?」
「それでも、意外と出たね」
「いま、拭いてあげるからね」
 ミリアムがティッシュを使い、股間を拭った。
 他人にこんな世話をされるなど、屈辱の極みだろう。
 少女達はそれを意識して、わざとやっているらしい。必要以上に丁寧に、ゆっくりと拭いている。
「それで、うんちなんだけど」
「する気はない」
「あ、そうなの? それならちょうどいいね」
 浣腸でもしてくるかと思っていたが、どうやらそんなつもりは無いらしい。
 安堵に緩みそうになる頬を引き締めたが、恨みに染まった少女達は甘くなかった。
「うんちを漏らすのは恥ずかしいだろうから、お尻に栓をしてあげる」
「なっ、なに? うわ、ばか、やめろっ!!」
 片足だけを自由にさせると、ミリアムが抱え上げるようにして足を広げさせた。
 みっともなく足を開かされたカーラの前で、ケイはアナルプラグにワセリンを塗っている。
 丁寧に支度を整えてあてがうと、肛門は逃げるように窄まった。
 指で強引に開かせ、隙間に先端をあてがって強く押す。
 ワセリンを塗られたプラグは、抵抗を受けながらも奥へと入り、肛門を塞さいだ。
「入れただけじゃ抜けちゃうからね。これで固定するよ」
 前が開いた革製の下着がそこに巻かれた。
 腰骨から下がらないよう、ベルトを調節して固定する。
 プラグを押さえるその下着は、前を隠す役にはまったくたっていない。
 何も付けないよりも恥ずかしい下着に、カーラは忌々しげに舌打ちした。
「これで大丈夫。ずっとベッドの上でもね」
「ふん・・・・・・」
 苦々しく睨み返すカーラには、少女たちの恨みの深さが判っていなかった。
 どんな責めを企んでいるのか、知らされるのはずっと後の事だった。
223日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:31:25 ID:KvvtN8U2
「ケイ、調子はどうなの?」
「あ、レスティ様」
 ケイ達に預けられて十日以上が過ぎている。
 相変わらずベッドに固定されたカーラが、声に反応して顔を向けてきた。
 夜中に何度か漏らしているのだろう。
 股間のシーツが黄色く汚れ、臭いを放っている。
 そしてそれ以上に、不自然に膨らんだお腹がレスティの眼を引いた。
「お食事の最中にお邪魔だったかしら?」
 枕元に座るケイが、スプーンを手にして首を振った。暖かなシチューを掬い、カーラの口に寄せる。
 しかしカーラは唇を尖らせ、それを拒んでいた。息は不自然に荒く、表情も歪んでいる。
「ほら、ちゃんと食べるの!」
「う・・・・・・うぇ・・・、もう、もう嫌だ。もう、食べたくない」
「駄目だよ、全部食べないと」
「入らない・・・・・・また、戻しちゃう」
「吐いたら、もう一度食べさせるだけだよ。判ってるでしょ?」
「嫌・・・だ、食べたく・・・ない」
 口元に差し出されたスプーンから、心底嫌そうに顔を逸らしている。
 ケイは乱暴に鼻をつまみ、無理やりスプーンを押し込んだ。
 流し込まれたシチューを何とか飲み込んだカーラが、青い顔で荒い息を吐き出す。
「何を嫌がっているの?」
「レスティ、頼む。もう、これ以上は・・・・・・」
「苦しそうね、カーラ」
「腹・・・・・・が、い、痛い・・・・・・んだ」
「そうでしょうね、こんなに膨らんで」
「おぅううっ!」
 横たわってなお、ぽっこりと盛上がっている腹を、レスティが軽く押さえた。
 ようやく飲み下したシチューが逆流し、カーラがあわてて口を閉ざす。
 酸っぱい臭いを感じながら息を止め、少しずつ胃の中に戻して行く。
「抜かないんじゃ、入らなくなるのも無理ないわね。何日出してないの?」
「もうじき二週間かな?」
 普段と変わらない食事を採りつづけて、二週間も排便がなければ、腹に溜まる量は並大抵ではない。
 この膨れたお腹の中には、ぎっしりと便が詰まっているだろう。
 身動きするだけで、痛みが突き抜けるに違いない。
「せっかくレスティ様が来てくれたんだし、どれだけ練習したか、見てもらおうか」
「おあぁ!」
 こんな状況であっても、気遣ってはいないらしい。
 ミリアムが使いなれたバイブを突き刺し、ティスが素早く下を脱いでベッドに上がり込んだ。
 便に膨れた腹の中を掻き回されたカーラは、聞き苦しい声を上げ苦悶を浮かべる。
 調教の成果なのか、そんな状態にありながら舌を突き出し、目の前にある少女の割れ目を舐めていた。
「ふん、まだまだ・・・・・・ね」
「素直にはなってきたんですけど、ちっとも上達しないんです」
 不満げな評価に、申し訳なさそうな声が返る。
 穏やかに微笑み、ケイの頭を撫でたレスティが、一転して冷厳な瞳をカーラに向けた。
224日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:33:04 ID:KvvtN8U2
「まだ、プライドが邪魔をしているわけ。ふふ、いい事ね」
 簡単に堕ちられては面白くない。
 もっともっと、信じられないほど屈辱的な目に遭わせてやらなければ満足できない。
 この館に住む者たちが、等しく共有しているその思いが、両目に浮かんでいる。
「カーラ、うんちを出したい?」
「だ、出したい。頼む、出させてくれ」
「ふふ・・・・・・。今回だけは、あなたの願いを聞いてあげる。ケイ、連れてきなさい」
「はい、レスティ様」
 一瞬首を傾げたケイが、すぐに諒解を浮かべた。
 束縛から解放されて辛そうに体を起こしたカーラは、無様な腹を両手で押さえ、前かがみになっている。
 股間が丸見えの下着しか与えられていないが、隠す気力は残っていないらしい。
「入りなさい」
 連れて行かれたのは、広い廊下を挟んだ、反対側の部屋だった。
 大きなベッドが置かれた、男の臭いがする部屋の中には、今は誰も居ない。
 立ったせたままでカーラを待たせ、次の部屋の扉を開いたレスティが、小声で何かを命令した。
 不吉な笑みを振り向かせ、苦しさに顔をゆがめる女を見やる。
「お姉ちゃん」
「アイナ?!」
 聞きなれた声と見なれた姿が、同時に部屋に飛び込んできた。
 フリルの多いワンピースに包まれた可憐な少女が、屈託の無い笑みを浮かべている。
 その傍らにはレニ―が立ち、少女の肩を抱いていた。
「い、嫌! 見ないで、お願い! 見ないで、アイナ!」
「あは、お姉ちゃん、お腹おっきくなってる。赤ちゃんできたの?」
「・・・・・・アイナ?」
 己の惨めな姿を、この少女にだけは見せたくなかったのだろう。
 カーラは哀訴の叫びを上げたが、少女は気の抜けた様子で姉を見つめ、変わらない笑顔で尋ねて来た。
 妹の異変に気づいたカーラが、気遣わしげな表情を浮かべる。
「妊娠したわけじゃないの。このお腹、うんちで膨れてるの」
「うそ・・・・・・。この中が、ぜんぶうんちなの?」
「そうよ。我慢できないって言うから、今から出させてあげるの。アイナも、しっかり見てあげるのよ」
「お姉ちゃんが、うんち・・・・・・。私の前で・・・・・・うんちするんだ」
「あらあら、考えただけで興奮しちゃったみたいね」
 うっとりと姉を見つめるアイナの体に、異変が生じていた。
 足首まで隠しているスカートの、股間の部分が不自然に盛りあがり、細かく揺れている。
 肩を抱いてた女性がしゃがみ、スカートの裾を手に取った。
 そのまま前を大きく持ち上げ、股間を剥き出しにする。
 そこには、やや小ぶりではあるものの、ちゃんとした男が存在していた。
 姉の痴態に興奮し、先走りをこぼし始めている。
225日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:34:39 ID:KvvtN8U2
「それじゃ、一回出しておこうか」
「あっ、ああっ! やだよぅ、手でしちゃ嫌だよぉ」
「あら、じゃあ、なにがいいの?」
「レニ―に入れたいよ。レニ―の中に、いっぱい出したいよぉ」
「だーめ。まずは手でいっちゃいなさい」
「やめろおっ!!」
 レニーの手が、少女の股間に宿る男を嬲った。それを止められずに、カーラが悔しさに震える。
細 い指が優しく少女の男を包み、姉の目前で激しくしごいた。
「あっ、でる、でちゃうっ! あっ、ああっ!!」
 少女のような甲高い悲鳴を上げ、アイナが竿の先から精を放った。
 勢いよく飛んだ精液が、姉の膨らんだお腹にかかり、どろりと垂れ落ちる。
 呆然とそれを見下ろすカーラの前に、レスティが立ちはだかった。
「秘蔵の箱入り娘が、まさか男の子だったなんてね」
「・・・・・・アイナは、女の子だ」
「現実から目を逸らすのはよくないわね。確かにかわいいけど、あの子は男でしょう」
「ちがう! 男なんかじゃない。アイナは、私の妹だ!」
「そこまで言うなら、現実を見せてあげる。ケイ、準備は?」
「出来てます」
 床の上に簡易便器をしつらえたケイが、片手で完了の印を作った。
 すばやくカーラの背後に回ったミリアムとティスが、乱暴に下着を外す。
「ほら、用意ができたわよ」
「こ、ここで・・・・・・、アイナの前でしろと言うのか・・・・・・」
「ええ、そうよ」
「く、くそ・・・・・・」
 歯噛みしながらも、拒むだけの余裕はなかった。
 床に置かれたおまるを跨ぎ、しゃがみ込む。
 屈むのが辛いのか、体を起こしたままで両手を尻に廻し、穴を広げるようと左右に引っ張る。
 その格好で力を込めるが、唸るばかりで出てこない。
「ん、んー、んぅううん」
「あ、ああ、お姉ちゃんが・・・・・・、カッコ良かったお姉ちゃんが、おまるでうんち・・・・・・」
 しゃがんで息むカーラの前に、昂ぶり、いきり立ったアイナがいた。
 自分の手で男根を握り、乱暴にしごいている。
「や、やめなさい、アイナ! あなたは女の子なの! そんなことしちゃいけないの!」
 目の前の光景を必死で否定するが、それで現実が変わるわけでもない。
 叫びつかれて逃げるように目を閉じ、溜まりきったものを出すために力を込める。
「ううー、んー、んぅうううっ!」
 軽やかな音を立てて、プラグがおまるの中に転がった。
 僅かに遅れて、部屋の中に異様な臭いが立ち上る。
 背後にしゃがみ込んだケイ達の目前では、凄まじい光景が展開されていた。
 限界を超えて開いたお尻の穴から、コーヒー缶ほど太さのものが、ゆっくりとせり出して来ている。
 一息に出すにはあまりに太いそれを、カーラは少しずつ、少しずつ出していく。
 息むたびごとに、指一本分ぐらいの長さが増え、息を止めると動きも止まる。
 長く腸内にあったせいで水分を吸い取られたそれは、小さな固まりが集まって形を作っていた。
 それでいながら、その欠片は剥がれ落ちず、しっかりと密着している。
226日の当たらない世界:2010/04/23(金) 22:38:44 ID:KvvtN8U2
「うっ、ああっ!!」
 限界を感じた肛門が、必死の努力で便を区切った。
 すぐにでも続きを出したそうに、茶色い頭を覗かせながらひくついている。
 肩で息をしているカーラの尻の下には、一本の巨大な便塊が転がった。
 ありえないほどの太さに、肛門が切れてしまったらしい。便器の中に赤いものがついている。
「はっ、あっ、すごい、すごく臭い。お姉ちゃんのうんち、すごく臭いよぉ」
「んっ、むうう!」
 アイナの声を掻き消すように、カーラが再び力を込めた。
 一時の安らぎを得ていた肛門が、再び精一杯に広がり、残された続きをひり出していく。
 息を吸い、力を込め、大きく吐き出す。
 そんな事を繰り返す姉の前で、アイナはひたすら自分をしごいている。
「お、お姉ちゃんが、うんちしてる。うんちしてるんだぁ。あっ、はあっ、も、もうっ!」
「うあ!」
 一心に自分を慰めていたアイナが、姉の眼前で暴発した。
 放たれた精は、髪から鼻梁を白く汚す。
 顔を襲った生暖かさにも、カーラは顔を顰めただけで何も言わない。
「ああ、ごめんなさい、お姉ちゃん」
 うろたえた声に続いて、柔らかな感触が顔を撫でる。
 目を開けると、アイナの顔がそこにあった。
 出したものを自分で始末するその姿に、カーラは一人愕然としている。
「よくも・・・・・・アイナを・・・・・・」
「あなたみたいな人でも、自分の肉親は大事なのね」
「レスティ、貴様っ!!」
「あら、怖い。まだ、虐め足りないみたいね」
 仁王立ちで拳を握ってみたところで、おまるを跨いでいるとあっては滑稽でしかない。
 レスティはわざとらしく身を引き、薄笑いを浮かべた。
「かわいい弟の前でうんちまでさせたとなると、次になにをさせるか難しいわね」
「それでしたら、私に考えがあるんですけど」
 考え込んだレスティの前に、ケイが進み出た。
「こいつの体、レスティ様のお好みに合ってませんから、あそこの毛を全部抜いちゃいませんか?」
「面白そうね」
「二度と生えてこないように、ちゃんと手術して・・・・・・。それで、あと・・・・・・」
 身を寄せてきたケイに合わせ、レスティが体を屈める。
 その耳元に手を当て、少女は何事かを囁いた。
 レスティの口元に残酷な笑みが浮かび、視線がカーラを射抜く。
「いい考えね。すぐに手配しましょう」
「うふ、楽しみにしてますね」
「カーラ、出すものを全部出しておきなさい。終わったら、すぐに手術をするから」
「・・・・・・」
 何を言い返したところで、レスティが考えを改める筈はない。
 カーラは不機嫌な態度で目を逸らし、ティスに押されておまるにしゃがみ込んだ。
 まだ、お腹の中には相当な量が残っている。
 再び息み始めたカーラの前では、アイナがいきり立った自分をしごき始めていた。


 今回ここまでです。
 ちょっとマニアックに過ぎたかな。
 次では、すこし酷い感じに責めます。
 祝日のあたりで何とか。
227名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 03:48:33 ID:kd+gq9Cn
投下来てた
神乙です
もっとマニアックなプレイでも大丈夫ですw
228名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 23:55:06 ID:ln80fgXc
>>226
GJ&乙。 楽しみに待ってる。

>ちょっとマニアックに過ぎたかな。
>次では、すこし酷い感じに責めます。

まぁ、大丈夫でしょ。 このスレに来るって時点で
ある程度マニアックなモノに耐性がある人ばかりだと思うし・・・
(たぶんココと平行して、公衆便所スレや鬼畜スレ・牧場スレに入り浸ってる人も多かろう)
229名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 02:18:17 ID:x3BGakCA
>平行して、公衆便所スレや鬼畜スレ・牧場スレに

全てに入り浸ってる、このスレの住人Aが来ましたよw
親和性は確実にあるよね、このスレと鬼畜スレとかって。
230名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 03:35:58 ID:mpnGO717
>公衆便所スレや鬼畜スレ・牧場スレ
ピンポイントで全部当たっててわろた
231名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 05:35:31 ID:R7qPyvUG
同じくwwww
他の鬼畜系スレの覗いてるが
232名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 05:38:08 ID:+n+6Ykgj
俺も当たってるwww
もうどうせなら>>1のテンプレに「類似スレ」として載せてもいいレベルだと思うw
233名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 07:37:10 ID:jpaVVXs+
よう俺たちw

あとはera板見てれば完璧だな
234名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 10:59:55 ID:1V+k9CDg
ここと牧場スレしか重複してない俺にとって今回のうんこ大盤振る舞いはキツかった(´;ω;`)
235名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 17:51:29 ID:zk8ZkqGk
やぁ鬼畜系スレと鬼畜系板の同志達こんにちは
236日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:12:02 ID:pNpGicoE
 >228
 納得のラインナップ。
 許容範囲が広いわけだ。

 >234
 すいません。基本的にスカ属性が強いんですよ。飛ばし読んでもらえればと思います。
 
 それはそれとして、続きです。
 ここあたりから、オムツスレで書けと言われそうな話になってきます。
 途中から向こうに乗り換える訳にも行きませんので、ご容赦を。


 「ん・・・あぁ・・・・・・」
 目を覚ましたのは、簡素なベッドの上だった。
 ずいぶん長く眠っていたような気がするが、はっきり思い出せない。
 何度か目覚め、その都度すぐに意識を失ったような気がする。
「お目覚めですか」
「っ!!」
 抑揚のない声に、体が竦んだ。
 あの地下室を離れて以来、合わずにすんでいた女が傍らにいる。
 カルファは無表情に毛布を剥がし、隠されていた裸体を剥き出しにした。
 腕に繋がれていた点滴も外し、脱脂綿で消毒する。
「カテーテルを外します」
「ん、くっ!」
 股間に感じた異物感の正体を知らされ、思わず視線がそこに下がった。
 そしてすぐに、悔しさに奥歯を軋ませる。
 自分がここで寝かされていた理由が、そこにあった。
 少し濃い目の、それでいて多すぎない飾り毛があった場所。
 隠されていたスリットが、今は守りを失っている。
 それよりも少し上には、既に癒着した傷跡が残り、この場所に寝かされていた日数を語っていた。
「力を抜いてください」
「ひっ、ぎいっ!!」
 言葉に従う暇も与えず、カルファはカテーテルを引っ張った。
 尿道を内から引き出されるような感覚に、思わず声が上がる。
 カルファは抜き取ったカテーテルと、少し吹き出たおしっことを、ティッシュで丁寧に拭った。
「レスティ様が待っています。これを・・・・・・」
 用意されたのは、地味な下着一揃いと、半そでのシャツ、綿のスリムパンツだった。
 何の変哲もないそれらの服に、逆に疑念が沸いてくる。
 カーラは訝しげにカルファを覗い、摘み上げた下着を透かして確かめた。
「仕掛けなどありませんよ」
「・・・・・・信用できるか」
 今までの扱いを考えれば、それも仕方ないだろう。
 だが、なんの仕掛けもないとなれば、まともな服はやはり有り難い。
 カーラは素早く下着を身につけ、用意された衣服を纏った。
「では、こちらに」
 カーラの身支度を待って、カルファがドアを開いた。豪奢な廊下を進み、階段を上がる。
「おはよう、カーラ」
 突き当たりの部屋で、その女は待っていた。
 革張りのソファーにゆったりと腰掛け、コーヒーの香りを楽しんでいる。
 促されるままに向かいのソファーに腰掛けると、音もなく入ってきたレニーがカップを置いた。
 カーラはそれに手を伸ばしもせず、真っ直ぐレスティを睨みつける。
「きれいに仕上がっていたでしょう。気に入ってくれた?」
「夏場は便利でありがたいね」
「ええ、ハイレグを着てちょうだい。お尻のマークがはみ出るかもしれないけれど」
 強烈なきり返しに、カーラが頬を引きつらせ、レニーが笑いを堪えた。
 この話を続ける不利を感じたのだろう。
 カーラは一度座りなおし、改めてレスティを覗った。

 
237日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:13:38 ID:pNpGicoE
「なんのつもりだ?」
「少し、話をしたくて」
「ふん、今更それが何になる」
「勘違いしないでもらえる? 理解しあおうと考えてる訳じゃないの。ただ、興味を満たしたいだけ」
 一度カップを口元に運び、テーブルに戻す。
「あなたの弟・・・・・・いえ、妹と言った方がいいのかしら?」
「アイナか」
「ええ。どうして、あんな風にしたのかと思ってね」
「・・・・・・話す必要はないだろう」
 余程嫌な記憶に繋がっているのだろう。不愉快そうに顔を顰め、そっぽを向いてしまう。
「まあ、無理に話してもらう必要はないわ。ウォールにでも聞けば、判るだろうし」
「なんだと!?」
 気安く持ち出された名前に、カーラが腰を浮かせた。
 レスティが馬鹿にした笑みで椅子に戻るよう示す。
「おかしいと思わなかった? あなたが簡単に捉まったのはなぜか? アイナはどうやって攫われたのか?
 あなたを助けようという動きがないのはどうしてか?」
「まさか・・・・・・、まさか、ウォールが」
 父の下で冷遇されていたその男は、代替わりと同時に、組織の中心として働く事になった。
 才能を認め十分な待遇を与えた自分に、ウォールは忠誠を誓っているのではなかったか。
「な、なに・・・・・・?」
 混乱する頭に、突然の違和感が飛び込んだ。
 尻から太ももにかけてが、不自然に暖かい。
 思わず立ちあがったカーラの目に、信じられない光景が飛び込んだ。
「なに? なんだ、これ?」
「・・・・・・」
「ちょっとやめてよ、オモラシなんて」
 冷たく見つめるレスティの傍らで、レニーが不満げに腰に手を当てた。
 何が起きたのか理解できずにいるカーラは、呆然と色の変わったパンツを見下ろしている。
「漏らした・・・・・・? 私が・・・・・・?」
「なにのん気に突っ立ってるのよ。絨毯が汚れるでしょ」
 立ち尽くすカーラの足を伝い、おしっこは靴の中へと入り込んでいた。
 すぐにそこからこぼれ、絨毯の上に染みを広げて行く。
 高級な絨毯を汚され、レニーは怒りと共にタオルを投げつけ、自分も床に這ってタオルを広げた。
「とりあえず、股を押さえてて」
「あ、ああ・・・・・・」
 タオルを持って股間を押さえている姿というのは、傍目に見て相当間抜けなものだった。
 剣幕に押されたカーラは気づいていないが、レスティはその姿を楽しげに眺めている。
238日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:15:09 ID:pNpGicoE
「それ、脱いで!」
「え?」
 絨毯に続き、ソファーを拭いたレニーに言われ、カーラがうろたえる。
「そのパンツを脱げって言ってるの。下着もね!」
「でも・・・・・・」
「でもじゃない! いい年してオモラシした女が、口答えしないのっ!」
「・・・・・・」
 何かを言い返そうにも、この状況ではあまりに立場が弱い。
 カーラは下着ごとパンツを下ろし、両腕で抱えた。
 居心地の悪い様子で、悄然と佇んでいる。
「まったく、おしっこも我慢できないなんて・・・・・・」
「なんで・・・・・・こんな?」
「自分でも判らないの? もう、オムツするしかないわね」
「そうね、用意してあげなさい」
 レスティの声に、カーラが猛然と振り向いた。
 馬鹿にするなと表情が語っているが、そんな強気は長く続けられなかった。
「膀胱周りの神経を切ったから。おしっこがいつ溜まったか、全く判らなくなっているはずよ」
「なに・・・・・?」
「我慢してトイレに行くなんてことは出来ないの。筋肉も少し削ったから、溜まったら勝手にでちゃうわね」
「ああ、それはオムツしかないですね」
「戻せ! 今すぐ元に戻してくれっ!」
「切るのは簡単だけど、繋げるのは不可能ね」
「ふざけるなっ! なんてことを! なんて・・・・・・ことを・・・」
 激しい咆哮が、力のない叫びになり、涙声に変わった。
 カーラは濡れたパンツを抱えたまま、絨毯の上に崩れ落ちる。
 もう、もどれないところまで来てしまった。
 その実感が体を包み、絶望が染み渡った。
「オムツ・・・・・・。一生・・・・・・オムツ・・・」
「ほら、用意してあげたよ」
 頭の上に、軽いものが投げ下ろされた。
 ずるりと滑って目の前に落ちたのは、広げられた紙オムツ。
 これに頼らなければ生きていけない。
 そんな現実を突き付けられたような気がして、カーラの目に涙が浮かんだ。
「あててあげる。そこに寝転びなさい」
「い、嫌だっ! オムツは嫌だっ!!」
「なに言ってるの。すぐに漏らしちゃうくせに」
「こまめにトイレに行くから、大丈夫だ」
「トイレに篭っているわけにも行かないでしょう。素直にオムツをあてなさい」
「嫌だっ!!」
 こんな体にされても、オムツを身につけるのは嫌らしい。
 それを身につけてしまえば、全ての尊厳が奪われてしまう。
 そんな不安があるのだろう。
239日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:17:34 ID:pNpGicoE
「嫌でもあてなきゃいけない体にもできるのよ?」
「な・・・に?」
「お尻の筋肉を切るの。我慢なんかできないから、それこそ垂れ流しになるわね」
「う・・・ぅ・・・」
 その言葉を、単なる脅しと受け取ることは出来なかった。
 言葉に詰まったカーラが、怯えた目をレスティに向ける。
「臭いし面倒だからやりたくないけれど、それも一つの方法ね」
「・・・・・・判った、オムツをする」
 レスティの視線を受けたカルファが、静かに一歩を踏み出した。
 それに怯えたカーラが、慌ててその場に尻を突く。
 これ以上、悲惨な体にされては堪らない。そんな声が全身から聞こえてくる。
「ほら、足を開いて」
「く・・・・・・」
 年下の女性に命令され、悔しそうに足を開く。
 レニーは床に開いたオムツを敷き、腰を上げさせると素早く滑り込ませた。
 開かせた足の間に前あてを通し、左右の羽根を持ち上げる。
 手早く紙オムツをあてたレニーは、背後のレスティにカーラを示して見せた。
「いい格好ね、カーラ」
「ほんと、裏組織のボスだなんて、とても思えない」
「ち・・・・・・くしょう・・・・・・」
 嘲られても、強く言い返す事が出来なかった。
 オムツをあてられてしまった今の自分が、どれほど惨めで無力か、誰よりも自分で判っている。
 こんな格好では、なにをどう強がったところで、笑い者にしかならない。
 ましてや、以前のように、気の荒い男どもを顎で使うなど、できるはずもない。
「さすがに諦めがついたでしょう。あなたはもう、組織のボスには戻れない。
 ここで私の奴隷になりなさい。私の言葉に従う、素直な奴隷にね」
「・・・・・・」
 受け入れる事など出来ず、かといって、即座に断る事も出来ず、カーラは沈黙を保った。
 のろのろと体を起こし、ぺたりと尻を着いて座り込む。
「お返事は?」
 答えないカーラの前に、レニーが立ちはだかった。両手を腰に当て、威圧的に見下ろす。
「う・・・く・・・」
「レニー、およしなさい」
 窮したカーラが、勢いで反抗しようとしたその時、レスティが柔らかに口を挟んだ。
 高圧的な女性を退け、自棄になりかけているカーラを見つめる。
「すぐに返事をしなくてもいいわ。あなたが自分から願うまで、今まで通りにしていればいい。
 ケイたちにもそう言っておくから」
 実際の扱いは、どちらにしても変わりはしない。
 意地で逆らいつづけるか、プライドを捨てて楽になるか、気持ちが違うだけのことだ。
 ここまでされても自尊心を捨てられない女性は、恨めしそうにレスティを睨み上げている。
「ああ、そういえば、一つ大事な事を忘れていたわね」
 席を立ち、部屋を出かけたレスティが、わざとらしく呟いて振り返った。
 カーラの視線を受けながら、酷薄な笑みを浮かべる。
240日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:19:52 ID:pNpGicoE
「オムツの世話だけど、ケイ達にお願いしなさい。ちゃんと、理由を説明してね」
「それぐらいは、自分でする」
「あら、あなた、替えのオムツを持ってるの?」
 持っている筈がない。判りきった事をわざわざ聞いてくる態度に、カーラが不機嫌に黙る。
「オムツはケイ達に渡しておくから。ちゃんとお願いするのよ」
「一人じゃ部屋に行きづらいでしょ。私が一緒に行ってあげる」
 親切な申し出のようでいて、実のところ、監視にすぎない。
 シャツの下にオムツだけを身につけた姿で廊下に追いやられ、ケイ達の部屋へと歩かされた。
「ほら、入りなさい」
「あれ、レニー。どうしたの?」
「カーラがあなた達にお願いがあるって言うから、連れてきたの」
「カーラが?」
 三人の視線が、ドアへと向けられた。レニーはドアから外を覗き、再びカーラを呼び寄せる。
「・・・・・・」
「な、なに? そのかっこ?」
 おずおずと現れたカーラの姿に、少女達が目を丸くした。
 両手で前を押さえているが、そこにあるのが普通の下着でない事など、一目でわかってしまう。
「ほら、ちゃんと言わないと」
「・・・・・・い、嫌だ。そんなこと、言えない!」
「仕方ないなぁ」
 レスティの命令が果たされないことなど、最初からわかっていた。
 レニーは肩を竦めて一歩踏み出し、少女達にカーラのオムツを指し示す。
「こいつ、おしっこが我慢できない体になったの。時々オモラシするから、気がついたら換えてあげてね」
「オモラシ・・・・・・? ぷっ・・・・・・くっ、あははははっ!」
「おもらしだよ、おもらし! そりゃ、オムツも必要だよねえ!」
「おっ、おかしー! 黒の女王って呼ばれた女が、オムツだなんて!」
 少女達は、ここぞとばかりに大笑いしている。
 悔しいが、何も言い返す事は出来なかった。自分の無力を噛み締めて、じっと俯いている。
『ピー! ピー! ピー!』
「あれ、何の音?」
 不意に部屋の中に、軽やかな電子音が響き渡った。
 ケイ達は笑いを押さえて辺りを見渡し、音の源を探している。
「言ってる傍から、漏らしちゃったみたいね」
 ただ一人、その音の原因を知っているレニーが、カーラの背中を乱暴に押した。
 よろめき、少女達の間に割り込んだカーラのお尻に、三組の視線が集まった。
 お尻を包む紙オムツの、背中のギャザーの下。
 そこに付けられた小さな電子部品が音源だった。
『ピー! ピー! オムツが濡れています、交換して下さい。オムツが濡れています、交換して下さい』
「あははははっ、なに、これぇ?」
「判りやすいでしょ? おもらしすると、こうやって教えてくれるの」
「へーえ、そうかぁ。カーラ、おもらししたんだぁ」
「う・・・・・・そ、そんな・・・・・・」
 意地悪く問いかけられ、カーラがたじろいだ。
 オムツをさせただけでなく、こんな仕掛けまで用意した周到さに、怒るよりもむしろ恐怖が生まれた。
 この先、どこまで貶められるのだろうか。そんな得体の知れない不安が体を包む。
241日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:21:34 ID:pNpGicoE
「カーラ、そこに寝転びなさい」
「・・・・・・判った」
 ごまかしようのない状況に、諦めがついたのだろう。
 カーラが素直に尻を突き、寝転がった。
 すぐに少女達が周りを取り囲み、三方からカーラを見下ろす。
「ね、外していい?」
「いいも何も、外さなきゃ取り替えれないでしょ」
「んふふ、それじゃ、外すよぉ」
 悪い笑顔を浮かべたケイが、オムツのテープに指を伸ばした。
 好奇心に輝く瞳が覗き込む中、四ヶ所のテープが剥がされ、前あてがゆっくりと開かれる。
「あはぁ、ほんとにおもらししてるぅ」
「うわあ、つるつるだぁ。かわいいなぁ」
「レスティ様、大喜びだね。つるつるで、おしっこ臭い割れ目・・・・・・」
 篭っていたおしっこの匂いが、少女達の頬を撫でた。
 気にしないというよりも、気にならないのだろう。
 普段から自分達の臭いに慣れた三人は、むしろ積極的に吸い込んでいる。
「でも、あんまり出てないね」
「溜まるほど我慢できないからね」
「それだと、オムツ替えるの大変じゃない?」
「二、三回漏らしてから、替えればいいでしょ」
「その間、ブザーが鳴りっぱなし? うるさいよ」
 それならば、あんな装置をつけなければいいようなものだが、そういった選択は無いらしい。
 予め考えてあったのだろう。レニーが古いオムツから装置を外し、替えのオムツを広げて置く。
「センサーの先を、少し後に挿せばいいの。何回か漏らして、後ろまで染みて来たら鳴るから」
「へえー、そんなこと出来るんだ」
「それじゃ、この辺りにつけて・・・・・・と」
 説明を聞いたティスが、広げたオムツに装置を取り付けた。
 それをケイに手渡し、無防備な女性の横に座る。
「ちょっと、お尻を持ち上げて」
「オッケー」
 ティスとミリアムが声を揃えた。
 左右からカーラの膝下に腕を挿し込み、足を大きく広げさせながら持ち上げる。
 全て丸見えにされた女性の前で、ケイはゆっくりとオムツを広げ、ことさら丁寧に位置を合わせている。
「は、早くしてくれ」
「そうだね。急がないと、また漏らしちゃうかもしれないし」
 意地悪な言葉を合図に、高く上げられていた尻がおろされた。
 膝を床に押しつけられたカーラは、がに股にさせられたまま、オムツをあてられるのを待っている。
 少女たちは小声を交わしながら見下ろしていたが、十分堪能したのかようやくオムツを閉じた。
「しばらくは、前と同じように扱ってあげて」
「これで、ちょっとは素直になるかなぁ?」
 反抗的な態度に変わりが無いようなら、奉仕の技術に向上は望めない。
 そんな心配を口にしたケイに、レスティの脅し文句を知るレニーは、黙って笑って見せた。
242日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:24:12 ID:pNpGicoE



「ケイ、カーラを連れてきて」
 カーラがオムツ生活を始めて三日目、部屋にレニーが姿を見せた。
 鳴り響くブザーを耳にして苦笑を浮かべ、四つん這いになっている女性の尻に目を向ける。
 床の上で足を広げ、後ろ手に体を支えていたケイは、不意の来客に艶やかな瞳で頷いた。
 その足の間でオムツを突き出して這いつくばっていたカーラが、少女の雫に濡れた顔を上げる。
 どうやら、ケイの心配は杞憂に終わったらしい。
「私の部屋で、レスティ様が待ってるから」
「うん、すぐ行く」
 下着姿のミリアムとティスが立ちあがり、ケイの下着を用意した。
 カーラにも小さ目のタンクトップが手渡され、豊かな胸だけをそれで隠す。
 ブザーが鳴り、メッセージが繰り返されていると言うのに、誰もオムツを替えようとはしなかった。
 困り顔を見せたカーラだったが、どうやら諦めたらしく、悄然とため息を吐いて立ちあがる。
「入りますよぉ」
 ケイがノックもせずに扉を開き、ティスが続いて中へと入り込んで行った。
 カーラはミリアムに押されながら部屋に入り、そこに予想通りの相手を見出して顔を伏せる。
「あはぁ。お姉ちゃん、オムツしてる」
 部屋の真ん中に押し出されたカーラの前に、アイナが駆け寄った。
 オムツのメッセージに、目の前にしゃがみ込み、鼻をオムツに近づける。
 クンクンと鼻を鳴らすその姿に、カーラが思わず後ろに下がり、周りの女性達が笑い声を上げた。
「おしっこの匂い・・・・・・。お姉ちゃん、オムツにおもらししてる・・・・・・」
 うっとりとした表情で呟くアイナの股間では、スカートが不自然な盛りあがりを見せていた。
 レニーが布の上からその膨らみを撫で、耳元に口を寄せる。
「外してあげなさい」
「外すの・・・・・・? オムツ、はずすの?」
「そうよ。おしっこを漏らしたオムツ、そのままじゃかわいそうでしょ。それに、うるさいし」
 スイッチを止めれば済む話なのだが、それでは面白くない。
 レニーはアイナをそそのかし、カーラのオムツに手をかけさせた。
 逃げようとした体を、ミリアムとティスが背後から押し留める。
「オムツ、オムツ、お姉ちゃんのオムツ」
 楽しげに言葉に節を付け、オムツのテープを剥がす。
 ずっしりとした前あてを、掌に受け止めるようにして開いたアイナは、
 目の前に現れた一筋のスリットに視線をくぎ漬けにした。
「つるつるになってる。お姉ちゃんのアソコ、つるつるになってる」
「かわいいでしょ。ほら、よくみてあげなさい」
 言われるまでも無く、アイナは息を荒らげて凝視していた。
 背後を押さえられ、退くことも出来ないカーラは、らしくないしおらしさを浮かべて首を振っている。
「はあぁ、だめ、我慢できない! ねえ、挿れていい? お姉ちゃんに挿れさせてよぉ」
「アイナ・・・・・・」
 信じられない言葉を聞かされ、カーラが愕然と立ち尽くす。
 スカートを捲り上げ、女物の下着を下ろしたアイナは、いきり立ったものを姉の前に突き出した。
 びくびくと脈打つ竿の先からは、既に先走りがこぼれ出ている。
「まず、お姉ちゃんを気持ちよくしてあげなさい」
「はぁい」
 すぐにでもしたいのだろう。しぶしぶと頷き、姉の足に絡み付く。
243日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:25:56 ID:pNpGicoE
「やっ、止めなさい! アイナ、やめなさいっ!」
「んはぁ、おしっこの味ぃ・・・・・・」
 既にカーラの声など届いてはいないらしい。
 アイナはおしっこ臭い割れ目に舌を伸ばし、緩やかに舐め上げた。
 おしっこの味と臭いを楽しむように口を鳴らし、再びそこに取り付く。
「ふぅう、んっ、んはぁ!」
「うふふ、いい声ね」
「弟に舐められて、感じちゃってるんだぁ」
 アイナの舌は、今まで相手にしてきた少女達とは、異なった動きを見せていた。
 少女達には無かった焦りが感じられ、大味に動いている。
 だが、快楽に慣らされた体は、気遣いの無い愛撫にも勝手に反応していた。
 体の奥が熱を持ち、声が勝手に零れてしまう。
 少女達に嘲われようと、言葉で嬲られようと、押さえる事はできなかった。
「アイナ、もういいよ」
「ほら、用意してあげる」
「あはっ、お姉ちゃん、丸見えだぁ」
 身を捩って快楽に耐えていたカーラの体が、床に転がされた。
 ミリアムとティスが左右の足を持ち、大きく開かせる。
 アイナは自分を昂ぶらせたまま姉の前に立ち、うっとりと濡れ開いた場所を見つめている。
「挿れるよぉ」
「だっ、だめっ! お願い、アイナ、止めてっ!!」
 いつにない必死さで、カーラが訴えた。
 逃げようともがき、足を閉じようと力を込める。
 だが、背中と足を押さえ込む少女達も、にじり寄るアイナも、その抵抗に報いはしなかった。
「はあ、あったかぁい」
 アイナの先端がその場所に触れ、その暖かさと柔らかさに目を細めた。
 逆にカーラが体を強張らせたことに気づきもせず、そのまま少しずつ腰を押し込んで行く。
「ひ・・・・・・いぃ・・・い・・・」
「入ってる・・・・・・お姉ちゃんの中に、入ってるよぉ」
 ゆっくりと進入していたアイナが、根元まで姉に包まれた。
 陶然と呟き、じっとその場所を見つめる。
 カーラは対照的に、おぞましさに歯を食いしばっていた。
「動くよ、お姉ちゃん」
「ひっ、だ、だめっ!」
「でも、我慢できないよぉ」
 この屋敷の中で、どんな生活を送ってきたのだろうか。
 アイナは快楽の誘惑に、あまりに弱かった。
 男としての悦びを知らず、ただ女として後ろを犯されるだけだった頃の面影は、まったく残っていない。
「いっ、いやっ! いやああっ!!」
 弟に貫かれるカーラの口から、それまでとは質の異なる絶叫が迸った。
 少女達が唖然とする中、アイナはひたすらに腰を振り、ぐちゅぐちゅと淫らな音を醸している。
244日の当たらない世界:2010/04/26(月) 22:30:17 ID:pNpGicoE
「くくっ・・・・・・」
 不意に低い笑い声が流れた。
 椅子から立ちあがったレスティが、目を見開いて叫び続けるカーラの傍らに膝を突き、その顔を覗き込む。
「実の息子に犯される気持ちはどう?」
「え?」
 驚きの声は、カーラではなく周りから起きていた。
 当事者の一人は悔しそうに歯を剥き、一人は不思議そうに小首を傾げている。
「弟じゃなかったんですか?」
「弟よ。でも、息子でもあるの」
「それって、どういう・・・・・・」
 当然の問いを口に乗せたレニーが、その言葉を途切れさせた。
 レスティに示されて目を落とすと、必死の形相のカーラが、往生際悪く後じさりを見せていた。
「だめっ、それだけはだめ! お願い、我慢して、アイナ!」
「だめだよぅ。もう、でちゃうよぉ」
「だめっ! ぜったいにだめ! お願い、外に、外に出してっ!!」
「はああっ! で・・・・・・ちゃったぁ・・・」
「あ・・・あぁ・・・・・・」
 中に熱を感じたカーラが絶望を浮かべた。
 思いを遂げたアイナは、掴んでいた腰を離し、姉の中から自分を抜く。
 白濁した液体がどろりとこぼれ、尻へと伝った。
 だが、カーラはそれを気にも止めず、呆然と天井を見上げている。
「父親の次は息子に犯されるなんてね。よくよく肉親好きな女ね」
「・・・・・・」
 揶揄の言葉にも答えを返さず、カーラはぐったりと転がっている。
 その様を見下ろすレスティの目に、確かな満足が浮かんでいた。
「・・・・・・あの、レスティ様?」
 近寄り難い雰囲気に離れていたが、どうしても好奇心を押さえきれなかったらしい。
 レニーが一同を代表して呼びかけ、言外に説明を求めた。
「アイナは、こいつが14歳の時、父親に犯されて生んだ子なの」
 父親からみれば、確かに姉弟であり、公にはそういうことになっている。
 だがカーラから見れば、アイナはお腹を痛めて生んだ子供に違いない。
「父親にされたのは、さすがにショックだったみたいね。殺したくなる気持ちも判らないではないわ」
 殺したいほど憎んでも、実際にそこに至る者は数少ないだろう。
 だが、カーラはそんな稀有な例の一人に名を連ねていた。
「男っぽい言葉も、自分の子供を女の子にしようとしたのも、その反動でしょうね。
 まさか、そんな風に育てた子供に、犯されるとは思ってなかったでしょうけど」
 笑いを押さえたレスティの声に、少女達は言葉を失った。
 その事実を知っているのか、いないのか。アイナは力を失ったカーラの前で、自分をしごいている。
「これで妊娠したら、子供で、孫で、甥か姪になるわけね。ややこしくて仕方ないわね」
 レスティは、カーラの傍らにしゃがみこみ、髪の毛を掴んで顔を起こさせた。
 間近に見るその顔に、一瞬だけ浮かんだ敵意は、すぐに半泣きの表情に切り替わる。
 この女は、既に昔のカーラではない。
 闇の世界で女王と呼ばれ、裏世界の男達さえ震えあがらせた女ではない。
 その確信に満足を浮かべ、乱暴に放り出す。
「オムツをあててあげなさい。中に出してもらったものが、零れないようにね」
 復讐はまだ終わりではない。レスティの瞳は、そう語っていた。 


 今回ここまでです。
 次で終わり。
 連休で違う話に取り掛かりたいので、木曜の夜あたりには仕上げたいと思ってます。
 
245名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 23:21:23 ID:AvW06iFq
GJ過ぎる…
うひょー尿道プレイ来たよ!!!!
尿道でもっと遊んで欲しい
246日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:39:56 ID:yy2rWomL
 では、続きを。今回で最後まで行きます。
 ちょっと違うスレ向きの話を書きたくなったので、急仕上げ。
 いつも以上に粗がでると思いますがご容赦を。 
 
 あと、>245さんが尿道プレイを所望とのことで、当初の予定に少し付け足してみた。
 こんな感じでどうでしょう?


 全身を覆っていた強がりの鎧をはぎ落とされた後には、臆病な女性が潜んでいた。
 息子であり、弟でもある少年に犯され、よりどころを失ったらしい。
 ひどく不安定になり、叫びをあげて壁を殴ったかと思えば、突然うずくまって泣き始める。
 最初はそんな態度に怯えていた少女たちだったが、カーラの瞳に怯えを見出し、ほくそ笑んだ。
 怒鳴りつければ背中を丸め、乱暴に扱えばうずくまる。
 そんな弱さを見せられて、優しくしてやる理由など無い。
 少女たちは容赦なく責め、闇の女王は無力な女に成り果てていた。
 関係の無い会話にもいちいち怯え、部屋の隅で膝を抱え続けている。
「うるさいよ、カーラ!」
 替えて欲しいと言い出す事も出来ず、センサーを鳴らしたまま震えるカーラに少女が怒鳴った。
 その声に怯え、カーラがますます体を小さくする。
 ケイが肩をすくめ、おしっこの臭いを振りまく女性の前に立った。
 おどおどとした瞳を見据え、寝転がるよう命じる。
「お願い・・・します」
 自分たちにすら敬語を使うようになった女に、少女たちは厳しかった。
 足を抱えさせたままでオムツを開き、黄色く汚れた紙製品を見下ろして鼻を摘む。
「臭いなあ。もう少し何とかならないの?」
 オムツ無しではいられない体にしておいて、勝手なことを言っている。
 以前のカーラなら文句を口にしていただろうが、今はそんな気力も無い。
 ただ辛そうに顔を背け、細かく震えている。
「すぐ漏らすし、なんとかなんないかな?」
「我慢しろって言っても無理だしねぇ」
 毎日相手をしているとあって、オムツを替えるのにも飽きてきたのだろう。
 勝手なことを言う少女たちの声に、カーラが不安げな顔を向ける。
「塞いじゃえば?」
 ケイとミリアムがあれこれと言い合う間に、ティスが割り込んだ。
 事も無げにとんでもない提案をする。
「あー、その手があったかぁ」
「そうだね、塞いじゃえば漏れないよね」
 ケイとミリアムが手を打ち、感心した。
「カルファに道具借りてくる」
 同意を得たティスが部屋を駆け出し、程なく帰ってきた。
 手にはカテーテルが握られ、細いチューブを振り回している。
「それだと漏れるんじゃない?」
 ケイが首を傾げるが、ティスは大きく首を振り、クリップをはさんだ。
「ああ、なるほど」
「これなら大丈夫だね」
 得心のいった二人が、怯えるカーラの足に取り付いた。片足ずつを持ち、大きく開かせる。
「ティス、いいよ」
「うん」
 少女の指が性器を開き、カテーテルの先端を尿道口に押し当てた。
 カーラが激しく首を振っているが、だれもそれには取り合わない。
「いぎいいっ!」
 ティスの手が、柔らかな抵抗を愉しみながら、先端を押し込んだ。
 カーラが堪えきれずに悲鳴をあげ、大きく仰け反る。


247日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:43:16 ID:yy2rWomL
「これで大丈夫だね」
 チューブをゆっくりと押し込むと、その先端が突き当たる感覚があった。
 ティスは軽く引っ張って状況を確かめ、仲間に頷く。
「こいつ、悦んでない?」
 カテーテルに視線を向けたケイが、指をその下へと伸ばした。
 粘りを持った雫が垂れ落ちるのを掬い上げ、仲間たちに見せる。
「おしっこの穴で感じてるのかな?」
「うわぁ、信じられない」
「ちょっと動かしてみようよ」
 言うと同時に、刺したばかりのカテーテルを引っ張る。
 医学知識の無い少女は、なんの考えも無く力をこめた。
 不気味な音を溢しながらカテーテルが抜け、おしっこが飛び散る。
 股間の痛みにカーラが声も無く悶え、体を強張らせた。
 そんな様子が面白いのだろう。
 少女たちは体を押さえつけながら、カテーテルを差し込んでは抜き取った。
「あーあ、気絶しちゃった」
 何度目で気を失っていただろう。気づいたのは、五度目の時だった。
 カーラは口の端から泡を吹き、白目を剥いていた。
 手足がひくひくと痙攣し、呼吸は弱々しい。
 とても喜んでいるようには見えないが、股間からは床に溜まるほどの雫が滴っていた。
「やっぱり感じてるよ」
「じゃ、もっと色々入るようにしてやろうよ」
「どうせ垂れ流しだし、拡がっても困らないよね」
 他人の体とあって、気楽な事を言う。
 少女たちはめいめいに、手ごろな太さの棒を探し始めた。


 ほんの数日で、何かを入れるためではない穴は、小指が入るほどに拡げられていた。
 ただ拡げるのに飽きたのだろう。
 おねしょに汚れたオムツを開いた少女たちは、カーラをその場に立たせ、嫌な笑みを浮かべた。
「今日はね、自分の指でおしっこの穴を塞いで」
「自分・・・で?」
 異物を入れられるのも嫌だったが、自分でするのはそれ以上に抵抗がある。
 だが、しなければ次に何を言われるか判ったものではない。
 カーラはおずおずと股間に手を伸ばし、すっかり緩くなった尿道に小指を押し当てた。
「ひ・・・ぐぅ・・・」
 緩いといっても、もともとが狭い穴に、小指はきつい。
 カーラは痛みに耐えながら指を潜らせ、根元まで埋め込んだ。
 蟹股に足を開き、前かがみになりながら少女たちを伺う。
「うん、それでいいよ。じゃ、これを飲んで」
 空いている手でペットボトルを受け取る。ごく普通のスポーツ飲料なのを確認し、口につける。
「はい、もう一本」
 続いて紅茶が与えられ、コーヒーも飲まされる。
 その後も十分おきに何かしらの飲料が与えられた。
248日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:47:35 ID:yy2rWomL
「う・・・、あぅ・・・」
 二時間と経たないうちに、カーラの額に汗が浮かび、膝が震え始めた。
 自覚はない。
 だが、膀胱が限界を迎えているだろうと予想はできた。
 なまじ尿意も痛みも感じないが故に、いつ膀胱が破裂するかと、不安ばかりが増してくる。
「お・・・しっこ・・・」
 両目から涙をこぼし、鼻声を搾り出す。それをきっかけに、言葉がこぼれ出た。
 カーラはその場で膝を突き、少女たちの足元にすがった。
「おしっこさせてください。お願いです、おしっこさせてください!」
「べつに辛くないんでしょ?」
「怖いんです。膀胱が破れそうで怖いんです!」
「まあ、そうなってもおかしくないけどね」
「出させてください! おしっこ、出させてください!」
 人間はここまで堕ちることができるのかと、思わずにはいられなかった。
 自分たちを苦しめた女が、今は鼻水を垂らしながら放尿の赦しを請うている。
 その姿に眼を細めた少女たちが頷きを交わし、ケイが口を開いた。
「ついておいでよ」
 言われるまま、少女の背中を追いかけた。
 手で股間を押さえ、おしっこの穴に小指を差し込んだまま、隣のシャワールームに入り込む。
「おしっこの穴で感じるんだよね?」
 赦しを得られると喜んだところに、突然の質問が投げられた。
 とまどうカーラに、重ねて同じ問いが投げられる。
 恐る恐る頷くと、馬鹿にした笑いを浮かべた少女が、命令を投げつけてきた。
「じゃあ、おしっこの穴でオナニーして。気持ちよくなれたら出していいから」
「は・・・い」
 残酷な命令にも、逆らうことはできない。
 カーラは息を吐きながら、慎重に指を引きだした。
 第一関節まで抜いたところで、勢い良く奥へと突っ込む。
 隙間を見つけて漏れ出していたおしっこがはみ出し、足を伝った。
 情けなさに再びあふれた涙をそのままに、カーラはおしっこを振りまきながらのオナニーを続ける。
 そのあまりに哀れな姿を、少女たちは陰湿な笑みで見つめていた。
「いひっ、いっ、いきました! いきましたあっ!」
 尿道だけでは無理があったのか、陰核をつねる様にしながら無理やり感じていたカーラが、叫びを上げた。
 その申告に堪えられなくなった少女たちが笑い声を上げ、お腹を抑える。
 自分を指差し笑う少女たちに、それでもカーラは卑屈な笑みを向けるしか無かった。
「い、いいよ! おしっこしていいよ!」
 笑いの合間に投げられた許可に、カーラが尿道を塞いでいた指を抜いた。
 広がった穴から、だらしなくおしっこが溢れ、滝のように流れ落ちる。
 そんな無様な姿に、少女たちが笑い声を大きくした。
249日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:49:39 ID:yy2rWomL
「ここにいたの。楽しそうね?」
 探していて笑い声を聞きつけたのだろう。不意にレニーが顔を覗かせた。
 用件を問う少女たちの目に、穏やかな微笑を返す。
「レスティ様がお呼びよ。いつもの格好にして、部屋に来させなさいって」
「はぁい」
 レスティの命令となれば、自分たちの遊びなど二の次にせざるを得ない。
 少女たちはカーラが放尿を終えるのを待ち、股間をオムツで覆った。
 上半身に小さなタンクトップを被せ、指示された部屋に連れて行く。
 レスティの前に引き出されたカーラは、口を開く事すらできず、自分から床の上に這いつくばった。
 細かく震える背中に、レスティが穏やかな声を投げつける。
「今日は、お別れを言おうと思ってね」
「え・・・・・・?」
 思いがけない言葉に、驚愕の顔が上げられた。レスティは微笑をたたえ、足を組み替える。
「あなたの組織から、お迎えが来てるの」
「そんな・・・・・・今更・・・・・・」
 こんな体になる前であれば、それは喜ばしい知らせだっただろう。
 すぐにでも力を蓄え、逆襲をはかったに違いない。
 だが、今はもう事情が違う。
 オムツを手放せない体で、どんな顔をして戻ればいいというのだろうか。
「説明はしてみたけれど、是非ともと言うものだから」
「そんな・・・・・・。嫌、嫌ですっ!」
「もう遅いの。ほら、新しいご主人が来たわよ」
 はっと振り返ったカーラの目に、かつて右腕として信頼を寄せていた男が映った。
 咄嗟に両手でオムツを隠し、気まずそうに目を逸らす。
 ウォールは無表情に近づき、オムツを覆う手を取った。
「いい格好ですね、お嬢様」
「なんで・・・・・・今ごろ・・・・・・」
「事情ができましてね」
 レスティの耳を憚っているのだろう。詳しい説明をしようとしない。
「その格好で外に出るのも何ですな。こちらに着替えていただきましょう」
 薄手のブラウスと、膝丈のスカートが目の前に放り出された。
 おかしな服ではないが、マニッシュスタイルを貫いてきたカーラに合わせたものではない。
「これを・・・・・・私が?」
「嫌なら結構ですよ。そのままお連れします」
「き、着る。着るから!」
 譲歩をしない性格は、十分承知している。
 カーラは慌てて服を拾い、穿き慣れないスカートに足を通した。
 オムツのせいでお尻が膨らみ、少しみっともないシルエットになっている。
 だが、隠すことが出来ないのに比べれば、遥にマシだろう。
「では、参りましょう」
 慇懃無礼の見本のような態度で、ウォールはカーラを導いた。
 だが、カーラに対する嫌がらせで、そんなことをしているわけではないらしい。
「世話をかけましたね」
 無表情に頭を下げた男の背中に向け、ケイ達が舌を突き出している。
 あまり好きになれない種類の人間だと、誰もが感じているらしい。
250日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:51:29 ID:yy2rWomL
「レニー」
 男が立ち去った部屋で、レスティは腹心を呼んだ。部屋の隅に控えていたレニーが足早に前に立つ。
「新しい家は用意できてる?」
「はい」
「すぐに移るわよ」
「そんなに急がなくてもいいんじゃないですかぁ?」
 大人の会話に、緊張感に乏しい声が割り込んだ。
 レニーが渋い表情を作っている前で、レスティは楽しげに笑っている。
「ゆっくりしていても、いいことは何もないのよ?」
「悪い事はあるんですか?」
「あるわね」
 カーラの身柄を押さえていたからこそ、ウォールは力技に出る事が出来ずにいた。
 無理をしてカーラを死なせでもすれば、組織を奪うために見殺しにしたと反対派から突き上げられる。
 組織内を固める前に、そんな危険は冒せなかったはずだ。
「だったら、カーラを返しちゃいけなかったんじゃ・・・・・・」
「カーラを押さえていても、向こうが組織を固め終えたら意味を失うでしょう?」
「ああ、そうか」
「どうも、もう一息ってところまで来てる感じがするの。どちらにしても、そういう頃合だったのよ」
 ウォールとのひそかな協力関係は、微妙なバランスの上に成立している。
 その平衡が保ちきれなくなった今、カーラを抱えている理由は無かった。
 既に復讐は果たしたと、心情は納得している。
 より苦しませる為にも、ウォールに引き渡したほうが面白い。
「あの・・・・・・、アイナはどうしましょう?」
 カーラが既に不要であるならば、それを誘き寄せるための餌だった少年にも意味は無い。
 わざわざ連れて行く理由など、どこを探しても見つからないはずだった。
「あなたの好きにしなさい」
「・・・・・・連れて行っても?」
「情が移ったというなら、仕方ないわね」
 猫を拾ってきた子供をたしなめるような口調に、レニーが深く頭を下げた。
 一ヶ月を超える日々、毎日相手をしていれば、自然と情は通ってしまう。
 ましてや、それがあどけなさを残した美少年となれば、尚更だろう。
 憎い女の子供ではあるが、アイナ自身には恨みも無い。
 ここまで巻き込んでしまった責任もあり、ここで放り出す気にはなれなかった。
「みんな、すぐに準備を始めて。今夜には出たいから」
 椅子から立ちあがり、手を鳴らす。
 我に返った少女達は、それぞれに準備をするため、部屋を飛び出していった。
251日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:53:56 ID:yy2rWomL
 乗りなれた車なのに、ひどく居心地が悪い。
 かつて行儀悪く足を組んでいたその席で、カーラはじっと俯いていた。
 傍らに座る男に以前と違う威圧感があり、余計に落ち着かない。
 何より、スカートの下に履いた乳児の下着と、そこから漂うおしっこ臭さが、カーラを苦しめていた。
「どこに行くの?」
「決まっているでしょう」
 不安に満ちた問いかけに、無愛想な返事が戻される。
 軽く身を引き俯いたカーラは、それ以上何も聞こうとはせず、黙って膝を見下ろした。
「行きましょうか」
「・・・・・・」
 車が止まったのは、見なれた地下駐車場だった。
 形だけは丁寧に、カーラのために扉を開いたウォールは、無言の訴えを無視してエレベーターに向かう。
 以前の快活さを失ったカーラは、とぼとぼとその後に続き、エレベーターに入り込んだ。
「幹部を集めてくれ」
 直通のエレベーターで最上階に上がる。
 かつてカーラが使っていた机に座ったウォールは、カーラを応接用のソファーに座らせた。
 内線の受話器を手にし、短く命じる。
「どうぞ」
 程なく、乱暴なノックが扉を叩いた。
 落ちついた声でそれに答え、火をつけたばかりのタバコを灰皿に押しつける。
 先頭で入ってきたのは、ウォールよりも遥かに体格に恵まれた、人相の悪い男だった。
 それに続いて幾人かが姿を見せ、左右に判れて固まる。
 これが現在の力関係なのだろう。
 先頭だった男の回りに三人、離れた場所に五人が立っている。
「ウェルナー・・・・・・」
「カーラ様!」
 不機嫌な表情で部屋に入った男は、思いがけない人物を見出し喜色を浮かべた。
 カーラが戻ってきたのであれば、ウォールの専横もこれまでと思ったのだろう。
 小走りにその前に向かい、悠然と構えているウォールに皮肉な笑みを向けた。
「集まってもらったのは、他でもない」
 ウェルナーを完全に黙殺し、ウォールは他の部下達に目を向けた。
 カーラを促し、横に並ばせる。
 気丈なカーラが妙に大人しく、じっと俯いている姿に、男達が戸惑いを浮かべた。
「カーラ様は、組織から手を退かれる事になった」
「な、なにっ!?」
 ウェルナーが凄まじい形相でウォールを睨みつけた。
 それを冷静に受け止めながら、言葉をカーラに向ける。
「カーラ様、スカートを」
「・・・・・・嫌」
「・・・・・・仕方ありませんな」
 呆れ顔で首を振り、ウォールは無造作に手を動かした。
 腰を包んでいる薄い布地が捲り上げられ、その下が丸見えになる。
 どよめいた男達の間に、驚愕が広がって行った。
 その様をウォールは冷静に見つめ、カーラは震えながら俯いた。
252日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:55:24 ID:yy2rWomL
「カーラ様は小便を垂れ流す体にされてしまった。見てのとおり、むつき無しではいられない。
 とてもではないが、組織を率いる事などできはしない」
「馬鹿な・・・・・・、そんな事が・・・・・・」
「信じられないかね?」
「あ、当たり前だろう!」
「では、確かめてみるがいい」
 ウォールの手は、スカートを引き裂き、紙オムツを乱暴に掴んでいた。
 力任せにそれを引っ張り、剥ぎ取ってしまう。
 オムツに隠されていた無毛の股間が衆目に晒され、カーラが慌てて手で隠す。
「ほら」
「う・・・・・・」
 ウォールが放り出した紙オムツは、黄色い染みに染まっていた。
 手にとって確かめるまでもありはしない。
 部屋に広がる微かなアンモニア臭が、その正体を物語っている。
「納得したかね?」
「・・・・・・ああ」
 確かに、今のカーラに、組織を束ねて行くのは無理だろう。
 体がどうこうという問題ではなく、気概が足りない。
 ウォールなどにここまでされて、それでも逆らわないようでは、気の荒い男達を動かすなどはできない。
「話しは、それだけか?」
「そうだ」
「なら、失礼するぜ」
 とてもではないが、このまま部屋にいる気にはなれなかった。
 ウェルナーは大股に部屋を出て行き、他の男達もそれに従った。
「さて、カーラ様、新しいオムツをご用意しましょう」
 二人だけになった部屋で、ウォールは下碑た笑いを浮かべた。



253日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:57:39 ID:yy2rWomL



「はっ、はぁ、はぁ・・・・・・あぅ・・・・・・」
 額に汗を浮かべたカーラが、大きな包みを抱えて廊下を走っていた。
 すれ違う男達の、侮蔑や哀れみ、そして好色な視線を腰元に受けながら、スカートをはためかせて急ぐ。
 時折、顔を顰めてお腹を押さえるのは、急に走った事だけが原因ではないだろう。
「お買い物ですか?」
「あ・・・・・・」
 飛び乗ったエレベーターの中に、ウォールの部下が二人乗ってきた。
 ニヤニヤと笑いながらクローズボタンを押し、途中の階を指定する。
「ほう、オムツですか」
「替えが・・・・・・、無くなったから」
「必需品ですからなぁ」
「また漏らしましたか? 少々臭いますが」
「・・・・・・」
 残酷な言葉に、カーラが悲しげに俯いた。男達は顔を見合わせ、肩を竦める。
「後ほど伺うと、お伝え下さい」
 男たちは途中の階でエレベーターを降りた。
 ほっと息をついたカーラは、急いで扉を閉ざし最上階へと急ぐ。
「か、買ってきました」
「早かったな」
「い、急いだの。あの、お願い、早く」
「ああ、約束だったな」
 オムツの袋を床に置き、カーラがウォールの足元に縋った。
 大仰に屈み込んだウォールの腕が、スカートを捲り上げたカーラのオムツに触れる。
「早く・・・・・・、早くぅ」
「そう急かすな」
 焦りを浮かべるカーラをなだめながら、ウォールはオムツをゆっくりと外した。
 おしっこの染みたオムツを持たされたカーラは、口元を引き結んで小走りにドアを目指す。
 小ぶりな尻に、奴隷の刻印が痛々しく揺れる。
「どこに行く?」
「おトイレ」
「誰が行っていいと行った?」
「そんな・・・・・・、出ちゃう、うんち、出ちゃうの」
 以前のカーラからは考えられないような卑屈さで、苦境を切々と訴える。
 内股に震え、両手でお尻を押さえるその姿に、ウォールの頬が思わず緩んだ。
「お前の為に、こんなものを用意した」
 かつての主をお前と呼び捨て、ウォールが机の下から荷物を引き出した。
 全体に丸いフォルムを持った、表情を持つ車のおもちゃ。
 子供が跨って遊ぶのに、丁度いいサイズをしている。
「こうすれば判るか?」
 差迫った表情の中に不審を浮かべたカーラに、ウォールはその正体を教えた。
 座席を模していた蓋を外すと、その下は空洞になっており、大きな受け皿を形作っている。
254日の当たらない世界:2010/04/29(木) 17:59:36 ID:yy2rWomL
「まさか・・・・・・そこに・・・・・・?」
 それがおまるだと教えられ、カーラが青ざめた。
 震える唇で、不吉な予想を言葉にする。
 ウォールは薄く笑い、おまるを執務机の横に置いた。
 自身は机に向かい、煙草を一本取り出して足を組む。
「いつまでもオムツでは困るだろう。トイレトレーニングもしないとな」
「だって、これは・・・・・・」
 好きでしているわけでもなければ、努力でどうにかなる問題でもない。
 だが、そんな事を言ってみたところで、聞き入れられるはずは無かった。
 カーラは言葉を途中で飲み込み、暗い表情でおまるを見下ろした。
「・・・・・・」
 逼迫した状況は、他の方法を探す時間を与えてくれなかった。
 カーラは無言でおまるに向かい、観念を浮かべてそれを跨いだ。
 躊躇いながらも腰を下ろし、震える両足をしっかりと手で押さえつける。
(こんなところで・・・・・・)
 毛足の長い絨毯に、足が埋まっている。
 荒くれ達を呼びつけては怒鳴っていたこの部屋で、こんな行為に及ぶなど想像もしていなかった。
 部屋の中でおまるを跨ぐ自分に、悔しさよりも、恥ずかしさよりも、情けなさの涙が浮かぶ。
「うぅ・・・・・・」
 低く呻いた時には、その声を圧する音が、体の下から響いていた。
 部屋の中に異臭が満ち、黄色いおまるの中に、茶色い塊が転がって行く。
「失礼します」
「ひいっ!!」
 不意に部屋のドアが開き、一人の男が姿を見せた。
 突然のことに、カーラが悲鳴を上げ、顔を引きつらせる。
 エレベーターで顔を合わせたばかりの男は、カーラの姿に驚きもせず、好色な笑いでウォールの前に進んだ。
「ひどい臭いですね」
「すまんな。トイレの躾をしていてな」
「確かに、いつまでもオムツでは困りますからね」
「そういうことだ」
 差し出された書類に目を通し、サインを走らせ手渡す。
「ちゃんとできるようになるまで、しばらくこれを使わせるつもりだ」
「それがいいでしょうね」
「あ・・・・・・あ・・・・・・」
 勝手な会話が続く間も、カーラの尻からはくぐもった音と茶色い塊が生み出されていた。
 押さえ込もうとして叶わず、却って大きな音を立ててしまう。
 カーラは絶望を浮かべて首を振り、両手で顔を覆って泣き声を上げた。
「失礼しました」
 目的の書類を手にした男は、泣きじゃくるカーラを一瞥して部屋を出て行った。
 ウォールはしばらく机に向かっていたが、不意に椅子から立ちあがりカーラの背後に立った。
255日の当たらない世界:2010/04/29(木) 18:01:45 ID:yy2rWomL
「いつまで泣いている」
「ひ・・・・・・あぅ」
 底冷えのする声に打たれ、カーラが怯えた顔を上げた。
 恐る恐る振り返り、不機嫌な男を見上げる。
「何をするのか、判っているだろう?」
「は、はい」
 逃げ腰になったカーラが、急いでおまるに蓋を載せ、お尻拭きを探す。
 蓋を開いて抜き取ると、自分の手で汚れたお尻を拭き取り始めた。
 外だけでなく、排泄で緩くなった肛門の奥にまで、指を挿し込んできれいにして行く。
「準備・・・・・・できました」
 肛門をきれいに拭いたカーラは、クローゼットから尿パッドを拾い上げ、ウォールの前に立った。
 その場でくるりと背中を見せ、尻を突き出して両手で広げる。
 緩んだ肛門は、左右に引かれて軽く口を開き、誘っているかのように蠢いた。
「ふふ・・・・・・」
 ウォールの手が、カーラの腰を掴んだ。
 チャックを下ろし、そそり立つ男根を伸ばすと、その先端を小さな菊座に押し当てる。
 カーラは片手でテーブルを掴み、反対の手に握っていた尿パッドを自分の股間にあてがった。
「んっ・・・・・・んくぅ・・・・・・んっ、はっ、はあっ!」
「ん・・・・・・? くく、また漏らしたか」
 カーラの尻を貫き、激しく腰を打ちつけるウォールの鼻に、微かなアンモニア臭が届いた。
 カーラが悲しげに顔を背け、そっと手にしたパッドを差し出す。
 暖かいパッドを受け取ったウォールは、それをカーラの背中に乗せ、再び腰を振り始めた。
「レスティに見せてやりたい姿だな。きっと、満足するだろうよ」
「・・・・・・」
「撮影して送りつけてやりたいところだが・・・・・・。姿をくらましたからな」
「レスティが?」
「ああ、お前を引き取った日の内にな」
 もう、目的は果たした。
 そういうことなのだろう。
「アイナは?」
「あの家にはいなかった。姿を見た者もいない。恐らく、レスティが連れて行ったんだろうよ」
「そう・・・・・・」
 弟でもあり、息子でもあるアイナに、会う事はもうないのだろう。
 悲しくもあったが、同時にほっとした。
256日の当たらない世界:2010/04/29(木) 18:06:18 ID:yy2rWomL
(情け・・・・・・なの?)
 逆に、全てを奪ってやろうと考えたのかもしれない。
 だが、そんな事はもはやどうでもよかった。
 アイナは、アイナだけは、この男の手が届かない場所にいる。
 先代の血を引き、カーラに代わって担がれるかもしれない少年は、そんな争いから離れて生きている。
「んっ、んはああっ!!」
 お腹の奥に、熱い迸りを受け、カーラが背中を逸らせた。
 乗せられていた尿パッドが、絨毯の上へと転がり落ちる。
「始末をしておけ」
 用を済ました男のものを、カーラの手が丁寧に拭う。
 ウォールはさも当然のようにその奉仕を受けながら、新しい紙オムツを放り出した。
「・・・・・・」
 黙ってそれを拾い上げ、自らの手で股間を覆う。
 媚びた笑顔を浮かべたカーラは、汚物に満ちたオマルを持ち、ドアへと向かった。
 オムツ姿で廊下に出るのにも、いつのまにか抵抗がなくなっている。
 それを見られるのが恥ずかしくなくなった訳ではない。
 だが、このフロアにいる誰もがその事実を知っている今、隠したところで意味は無い。
 スカートを履いていても、見られているのと何の変わりも無いと割りきるよりなかった。
(もう・・・・・・、駄目だな)
 二度と、権威を取り戻す事はできないだろう。
 立ち直り始めた心が、いくら復讐を誓っても、それが報われる日はやってこない。
 このままウォールの性奴として、朽ちて行くのだろう。
(いや・・・・・・)
 せめて、この悔しさを晴らさなければ、死ぬに死ねない。
 レスティもそうだが、自分を裏切り宿敵に売り渡した男だけは、絶対に許すことができない。
(見ていなさい)
 落ちぶれ果てた女でい続ければ、いつかウォールは警戒を解くだろう。
 その時には、命を狙う事も出来るかもしれない。
 その日までの仮初の命を、汚しながら生きていく。
 くじけそうになる自分を励ましたカーラは、その決意を胸に秘め、オマルを抱えて廊下を進んで行った。


 
 以上で終わりです。
 さて、次にとりかかりますか。
257名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 23:56:56 ID:rng1XyOF
>>246-256
乙過ぎる
尿道攻めはあれですね色んな変態プレイを書いてくれる職人さんも華麗にスルーな事が多くて哀しいんですよね
そして他スレだと……一体何処ですか〜!!w
258名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 00:39:40 ID:8unjBFm/
GJ!お疲れだった
259名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 01:01:38 ID:avZRmQaQ
規制が解けてたらGJしてるんだが
26056:2010/05/01(土) 21:58:49 ID:vKo2bUKG
>>257

 そうでしょうねぇ。何しろ書きにくいんですよ。参考文献も無いですし。
 それでいてバリエーションもつけにくいんですから、敬遠したくもなります。
 私も書いたの初めてですよ。
261名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 06:53:49 ID:EUVm9Gj7
262名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 22:03:51 ID:I+n2O8lq
>>260
たしかに尿道を弄くられることなんて、そもそも普通に生きていたら
大きな手術をするときくらいしか経験しないもんねぇ・・・
263名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 22:07:28 ID:6vN3SULE
また難しいお題を…

バルブ付のカテーテルを、外科用接着剤でくっつけちゃうってのはどう?
で、バルブは鍵がないと開けることも閉めることも出来ない。
開けっ放しにすれば垂れ流し、閉めっぱなしにすれば出したくても出せない。
264名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 05:25:36 ID:ZYif/bhh
尿カテを奥まで突っ込んで先端を切断
尿道口からは見えない・撮れないようにして一生小便垂れ流し
265名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 21:47:46 ID:19eXbY48
あげ
266名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:58:39 ID:SQdI2p5f
老人介護施設や病院ではカテーテル入れて尿バッグをぶら下げているのは、よく見る光景。
カテーテルは2〜3週間に1度、新しいのに入れなおしていたな。
点滴をしていると絶えず尿がチューブを伝ってバッグに流れ込んでいたけど、
時々ドッと排出されるときがあって、
点滴は一定のピッチなのに何でだろう?って思ったことがある。
尿をバッグまでつないでいるチューブは、点滴だけで生きている人間でも結構老廃物が出るのか、
だんだん濁ってくるのが普通だった。
267名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 05:38:54 ID:IcE4kS2r
腎機能低下で淡泊出てるんじゃないか
268名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 22:34:18 ID:UsxnRpbV
>>264
某有名ブランドの凌辱ギャルゲにあったな。
あとはパイプ固定する金具に両手と首挟んでギロチンポーズ
ネジを潰して誰にも外せないようにしたり。
269名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 05:27:07 ID:JSqhCkRu
鎖のバッドエンドの後を想像してみるといいかもしれん
豚母娘、綾小路姉妹、眼鏡、妹
こいつらが岸田さんに料理されるところを想像してみる
270名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 04:58:04 ID:IAUWckDV
我が家ではペットを飼っています
271名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 21:16:38 ID:Uz+h20KS
自ら進んでペットになる女の子ってありなのかな?
イヤイヤだけど…もいいけど
私の家畜として扱ってください!っていうのをみたいんだ
272名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 13:54:24 ID:O0UQrT3H
ペットとして虐待抜きで可愛がられる話があってもいいと思って構想中だけど
なかなかしっくりくるシチュエーションが思いつかないのぅ
273名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 20:48:49 ID:uBadDjxD
>>271
奇遇だな、俺も同じシチュで書いてる
274名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 01:46:53 ID:iHSOsXNJ
尿毒にカテーテル固定してその先をバルーンアナルプラグに繋いで自分の尿で浣腸し続ける生活がいちばんじゃね?
275名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 21:22:39 ID:m2BTSCG5
エコだな
276名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 21:24:57 ID:CK7pwuCj
それは…死ぬな
277名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 04:44:56 ID:gLWI2JjK
嫌々の方が好きだがバラエティーに富んでいる方がスレの繁栄に繋がるだろうな
前スレの柔道少女の人も待ってるぜ
27856:2010/06/05(土) 22:12:23 ID:N/81kqSE
 他所向けに書いてた話にきりがついたので、久々に。
 気がつくと長くなっているので、分割で。

 このところの話題からちょっと離れた話になるけど、気にしない。
 
279隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:13:18 ID:N/81kqSE
 おぼれてはいけない快感だった。
 覚えてはいけない遊びだった。
 耽るたびにその思いが強くなるが、今更引き返すことなどできはしない。
 上下に隙間を持った扉一枚。
 その向こうでは、何人もの教師が入れ替わり、用を足していた。
 その声を聞きながら、音に耳を澄ませながら、声を抑えて股間を弄る。
 狭い個室の中、洋式便器の蓋に脱いだ制服を乗せ、全裸で立っている。
 張りのある胸も、引き締まった腰も、形のいい尻も、薄めの毛に飾られたスリットも、
全てを晒して立っている。
 声が漏れたら終わりだろう。
 清楚な優等生という評判は地に落ち、誰からも蔑まれる、色情狂の人生が始まるだろう。
 それを想像するだけで、股間は自然に熱くなり、淫らな雫が湧き出てきた。
「・・・っ!」
 どれほどの時間をその場所で過ごしただろうか。
 放課後も遅くなった教員用トイレの個室で、梨香はひっそりと体を震わせた。
 密やかに紙を手繰り、汚れた股間を拭ってトイレに流す。
 下着を身につけ、制服を纏った少女は、気配を伺い外に出た。
 小走りに外に向かい、人気の少ない廊下を玄関へと向かう。
「はぁ・・・」
 自慰の余韻が燻ぶる体を、物陰でそっと抱きしめる。
 どうして、こんなことを覚えてしまったのか。
 行為の後に、いつも感じる後悔が全身を包んでいる。
 厳しい父と見栄っ張りの母とが押し付けてくる期待が、一番の原因だった。
 優等生であること、模範的であること、自慢の娘であること。
 行動や成績だけでなく、容姿においてもそれを求められてきた。
 そんな勝手な期待にこたえ続ける日々に、疲れを感じるのは当然だろう。
 張り詰めていた少女を弾けさせたのは、厳しい父が隠し持った性癖だった。
 父の出張中、レポートの資料探しに入った書斎で見た光景。
 パソコンに保存されたいくつもの動画や画像ファイル。
 ブラウザに残されていた怪しげなサイトの履歴。
 私室のパソコンに起動パスを求められた時に、おかしいとは感じていた。
 それがただのヌード画像などであったなら、まだ許せたかもしれない。
 次の日から、父を見る目が多少冷たくなるぐらいで済んでいただろう。
 だが、隠されていたファイルの多くは、女性を縛り、痛めつけていた。
 鞭打たれ、蝋を垂らされ、悲鳴を上げる女性。
 足を開かされ、バイブで弄ばれる少女。
 浣腸に悲鳴をあげ、泣きながら排泄する姿までもが、コレクションに含まれていた。
280隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:14:05 ID:N/81kqSE
 他人に厳しい父の、密やかな趣味。
 それを腹立たしく思ったのは間違いない。
 だが、それ以上に、画面の中の女性たちに惹きつけられていた。
 誰にも見られてはいけない姿。
 決して人前に晒してはいけない行為。
 それを見られ、撮影されている女性たち。
 がんじがらめの自分と違い、全てから自由になっている女性たち。
 梨香の心を占めたのは、嫌悪ではなく羨望だった。
 持ち戻ったデータを、教育上の信念とやらでスタンドアローンのPCで、何度見たことだろう。
 自室での自慰に始まった行為が、エスカレートするのはすぐだった。
 気づけば、学校の男性教員用トイレに忍び込むまでになっている。
 だが、それすらも一つの通過点でしかない。
「明日は・・・」
 既に、次のプレイは考えてある。
 よりスリリングな、よりアブノーマルなプレイ。
 いつか破滅の時を迎えるまで、エスカレートは止められないのだろう。
 迫りくるその時を想い、梨香はそっと、スカートの上から股間を押さえた。


 翌日の放課後。
 図書室で時間をつぶしていた梨香は、こっそりと教室に戻っていた。
 文科系のクラブは特別教室に集まり、運動系はグランドに出ている。
 教室はひっそりと静まり返り、人の気配は感じられなかった。
「どきどき・・・する・・・」
 全ての教室に人が残っていないのを見て回った梨香は、階段脇の女子トイレに入った。
 一番奥の個室に入り、制服を脱ぎ始める。
 脱いだ制服と下着とをバッグにしまい、自分を見下ろす。
 学校のトイレで全裸になっている変態の姿に、勝手に股間が熱くなった。
 ただ一つ残している衣服がニーソックスというのも、淫靡さを増している。
 これからすることを思い、抑えきれずに胸を揉んだ。
 固くとがった乳首を転がし、息を乱しながらドアを開く。
「はぁ・・・はあ・・・ぁ・・・」
 既に足が震えている。
 こんな姿を見られたら、言い訳のしようが無い。
 それでもまだ、自分を追い詰めるつもりなのだろう。
 バッグを探り、小さな箱を手にした梨香は、恐る恐るトイレを進み、廊下を覗き込んだ。
281隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:14:49 ID:N/81kqSE
「今・・・なら・・・」
 誰もいないのを確かめ、廊下に出る。
 長い廊下の向こうに向けて体を開き、大きく伸びをする。
 開放感が体を包み、太ももを愛液が伝った。
 瞳が陶然と潤み、その場で大の字に転がりたい欲求に包まれる。
「それは、また今度・・・」
 今日の目的を思い出した梨香が、小走りに男子トイレに入り込んだ。
 男子のおしっこが臭う、小便器が並んだ空間。
 女子が眼にすることなどない光景に、全裸で見入る。
「男の子たち、ここでおチンチン出して・・・」
 この場所の使われ方を思うだけで、興奮が抑えられなかった。
 そんな場所に女の自分が、しかも全裸で入り込んでいる。
 あり得ない状況と、見つかったらという不安とが、体を更に熱くした。
「見つかったら・・・、見つかっちゃったら・・・」
 間違いなく破滅だろう。
 だからこそ愉しく、だからこそ悦しい。
 そんな自分に呆れながら、梨香は一番奥の個室に入り、ドアを閉めた。
「すごい・・・、どきどきしてる」
 高鳴る胸を押さえ、しゃがみこむ。
 和式の便器は、おそらくほとんど使われたことがないだろう。
 高校生とはいえ、男子はまだまだ子供っぽい。
 学校でのうんちに対する抵抗は根強いものがあるらしい。
 だがそれだけに、こうして個室が使われているのが見つかれば、詮索を招く。
 誰かが入っているというそれだけで、興味を引いてしまうだろう。
「ふふ・・・」
 これからを思うと、自然に笑みが毀れた。
 持ってきた箱を開き、いちぢく浣腸を取り出す。
 慎重にそれをお尻に刺した梨香は、しなやかな指で握りつぶし、薬液をお腹に送った。
「くぅ・・・、冷たい・・・」
 実のところ、浣腸を試すのは初めてだった。
 すぐにこみ上げる排泄欲求を、眉をしかめ、お腹を抱えて堪える。
「出る・・・、出ちゃ・・・う・・・」
 五分と耐えることはできなかった。
 小さなお尻から濁った薬液が噴出し、続いて太い便が顔を出す。
 個室の中にウンチの臭いが充満し、トイレに広がった。
 今、誰かが来たら、ぜったいにばれるだろう。
 そう思うと止められず、固いものを押し出しながら、股間を弄っていた。
282隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:15:24 ID:N/81kqSE
「はあ、あっ、ああっ!」
 指を沈め、突起を転がす。
 固いものを吐き出し、柔らかなものを産み続けながら、行為は続けられた。
 自分の臭いに包まれながら、自分の臭いを振りまきながら、激しく動かす。
 排便が終わっても、自慰は終わらなかった。
 出したものを残したままで立ち上がり、胸と股間をいじり続ける。
「ふんうっ!!」
 深く潜らせた指が、きつく締め付けられた。
 びゅくびゅくと潮が飛び、男子トイレに女の匂いを振りまく。
 放心した梨香が大きく息を吐き、出したものをそのままに鍵を外した。
「見られちゃうんだ、私のうんち。犯人探しで賑わうだろうな」
 自分が出したものが、不特定の男子に見られる。
 その想像は堪らなかった。
 汚れたお尻をそのままに、股間をまさぐりながら個室を出る。
「ひっ!」
 背徳と幸福とに包まれる時間は、そこで終焉を迎えた。
 いつの間に入ってきたのか、一人の男子生徒が腕を組み、冷たく睨みつけている。
「あ・・・あ・・・」
 破滅を想像して愉しんでいたが、実際にそれが訪れると声も出なかった。
 体を隠すことすら忘れて立ち尽くし、がたがたと震える。
 男子はそんな梨香を見ながらも、表情を変えない。
 驚くでなく、喜ぶでなく、嘲るでなく、ただ冷たく見下ろしてくる。
「・・・・・・」
 少年が腕を解き、一歩を踏み出した。
 竦み上がる梨香の前で手を上げ、全裸の少女の頬を打つ。
 熱い痛みに、冷静さが少し戻った。
 自分の姿に恥ずかしさを抱き、慌てて両手で胸を隠す。
 少年は学生服の上を脱ぎ、梨香の肩に掛けてくれた。
 無言のままで手を引き、隣の女子トイレに押し込む。
「・・・・・・」
 聞こえてきた流水音は、梨香のものを流した音だろう。
 一人になって、ようやく恐怖が体を包んだ。
 あんな姿を見られて、ただで済むとは思えない。
 あの少年の玩具になって、どこまでも転げ落ちるしかないのだろう。
 想像のうちは興奮できたその状況も、現実に迫っているとただ恐ろしかった。
 それでも、今更どうすることもできはしない。
 荷物を置いた個室にもどった梨香は、汚れたままだったお尻を拭き、服を纏った。
283隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:16:20 ID:N/81kqSE
「あの・・・、これ・・・」
 トイレから出ると、少年は壁にもたれて待っていた。
 差し出された制服を受け取り、袖を通す。
 冷たい瞳が梨香を一瞥し、引き結ばれていた口が開かれた。
「変態か、お前は?」
「うっ・・・」
 的確な指摘に声を詰まらせる。
 苦しげな少女を無表情に眺めた少年は、ボタンを留めながら言葉を続けた。
「その自覚があるなら、もっと慎重に行動するべきだな」
「そう・・・だね」
 的確なアドバイスだが、今更間に合わない。
 梨香が後悔の涙をこぼし、俯いたまま立ち尽くした。
「三年の小田 圭斗だ」
「二年の姉崎 梨香・・・です」
 相手が上級生と知り、自然と敬語になる。この辺りは、育ちのよさだろう。
「着いて来い。嫌とは言わせないぞ」
「・・・はい」
 何をされるのか予想しながらも、梨香は諾々と、圭斗の後ろに従った。


 歩いて十五分ほどの場所にある一軒家。
 そこが圭斗の家だった。
 一番近いという理由で学校を選んだというのは、本当なのだろう。
 遠慮がちに玄関に入った梨香に、家人の留守を告げた圭斗は、淡々と階段を上った。
 続いて二階に上がった少女を、整然とした部屋に招きいれる。 
 小さなテーブルの前を示し、自身はパソコン前の椅子で足を組む。
 見下ろされる形になった梨香が、神妙に正座した。
「今日のはやりすぎだったな」
「・・・・・・」
 俯く頭に、冷たい声を放つ。
 恐らく、以前から梨香の奇行に気づいていたのだろう。
 淡々と、事実を指摘している。
「で、どういうのが好きなんだ?」
 好奇心に満ちた声なら、救いがあっただろう。
 だが、圭斗の声は感情に乏しい。
 事務的に事情聴取をされているような感覚に、不安だけが募った。
284隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:17:50 ID:N/81kqSE
「昨日は職員トイレにいただろう? スカトロ専門か?」
「ちがいます。そうじゃなくて、トイレに入ったのは・・・」
「どうしてだ?」
「・・・見つかるかもってスリルが、すごく気持ちいいんです。人に言えない事をしてるのが、すごく興奮するんです。
 いけないって思ってるのに、止めなきゃって思ってるのに・・・・・・、止められ・・・なかったんです」
「露出狂か?」
「違います。でも、そうなのかも・・・しれません」
 何を言っても、圭斗は表情を動かさなかった。
 そのせいだろうか。自分を晒す抵抗が、少しずつ減っていった。
 誰にもいえなかった秘密を、口に乗せていた。
「しちゃいけないこと、したいんです。男子トイレに入ったり、裸になったりしたの、今日だけじゃありません。
 もっといけないことも、色々しました」
「解放欲求か。優等生も大変だな」
 梨香のことを、多少なりとも知っているのだろう。
 言葉の節々にそれを臭わせるのは、相手を追い詰めるための手法に違いない。
「それが破滅願望なら、何も言うことはない。だが、そこまで踏み込めないのなら、自分を押さえるべきだ」
「判っています。でも、できないんです」
「救いの無い女だな。まあ、笑えた義理ではないか」
 少年が口元を押さえ、低く笑い声を上げた。
 初めての感情に、梨香が小さな驚きを見せる。
「お前を責めていると、愉しくて仕方ない。押さえようとしてもこれだ。男の体というのは、仕方ないもんだな」
「あ・・・」
 圭斗が組んでいた足を解き、立ち上がった。
 隠されていた膨らみが顕になり、梨香が赤くなって目をそらす。
 ついつい横目で覗いてしまうのは、思春期女子として仕方ないことだろう。
「お前はどうなんだ? 男の部屋に連れ込まれて、恥を晒して」
「・・・どきどき、してます」
「詳しく言ってみろ」
「あんなことを見られて、それを責められて、恥ずかしいのに、辛いのに・・・。
体が、体とあ、あそこが、とても熱くなって・・・」
「くく・・・、変態が・・・」
 邪な笑みに引き込まれ、梨香が自分を抱きしめた。
 もっと責めて貰いたいと、体の奥が疼いている。
「一つ選ばせてやろう」
 訴えるような瞳を向ける少女を、笑いを収めた圭斗が見下ろした。
「俺の玩具として隷属するか、全てを無かったことにするか、どちらがいい?」
「え・・・?」
 自分に選択肢があるとは思っていなかったのだろう。
 意外そうな表情を浮かべる梨香に、圭斗が口元を歪めた。
285隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:18:36 ID:N/81kqSE
「写真を撮った訳でもない。俺にお前を脅す材料は無いんだ」
 言われてみればその通りだろう。
 物的な証拠の無い現状では、圭斗の言いなりになる理由は無い。
「嫌だと言うならそれで終わりだ。だが、俺はお前が望むものを与えられると思うぞ」
 引き返すなら今だろう。
 僅かに残る理性が、そう叫びを上げている。
 だが、本能と欲求の声はそれを上回った。
 数分の逡巡を経て顔を上げた梨香は、火照った頬に媚びた笑みを浮かべていた。
「気持ちよくしてください。私を、かわいがってください」
「かわいがりはしない。お前は奴隷だ。俺のやりたいように扱う」
「はい。私は奴隷です。ご主人様の言うとおりにします」
 奴隷という単語に、陶酔を浮かべる。
 自らを貶めるだけで、昂ぶってしまうのだろう。
 瞳が潤み、声が上ずっていた。
「まず、後戻りできないようにしてやろう」
 パソコンを立ち上げた圭斗が、一枚の紙を印刷した。
 引き出しからデジカメを取り出し、動画モードにする。
「声に出して読み上げろ」
「これ・・・を?」
「奴隷になるんだ。それぐらいは読めるだろう?」
「・・・はい」
 文面を流し読んだ梨香が青ざめる。だが、すぐに穏やかに頷き、紙を拾い上げた。
「私は、ご主人様の奴隷として仕え、いついかなる時でも、ご命令に従います」
 隷属を誓約する言葉を読み上げ、蕩けるような笑みを浮かべる。
 撮影されているのは判っていた。
 だが、だからこそ、いい笑顔を浮かべているのだろう。
 圭斗が口元だけを吊り上げ、紙を下に置くよう命じた。
 素直に従った梨香に、鷹揚に頷いてみせる。
「あそこが熱くなると言っていたな?」
「はい」
「あそこというのは、どこのことだ?」
「こ、股間の・・・、あの、性器が・・・」
「どこだ?」
「・・・お、おまんこ」
 優等生でも、それぐらいの単語は知っていたらしい。
 卑猥な響きに頬を染め、もじもじと指を絡めている。
286隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:19:35 ID:N/81kqSE
「見せてみろ」
「・・・はい」
 予想通りの命令に、梨香がその場で立ち上がった。
 制服のスカートを捲り上げ、染みを浮かべているピンクの下着を顕にする。
「しゃがんで足を開け」
「はい」
 言われるままにしゃがみ込み、足を開く。
 濡れた下着が張り付き、透けている。
 その下の姿を窺わせるその光景に、圭斗が思わず唾を飲んだ。
 乗り出しそうになる体を押さえ、一呼吸置く。
「ずいぶん濡れているな」
「は、恥ずかしいことばかり言って、興奮して・・・」
「脱げ」
 短い命令に、ゆっくりと頷く。
 尻を上げ、汚れた下着を太ももまで下ろし、膝にかける。
 交互に足を上げてそれを脱ぎ落とした梨香は、濡れ拡がった股間を、カメラの前にさらけ出した。
(うわ・・・)
 初めて目の当たりにする女に、少年の心が乱れた。
 すぐにでも押し倒したくなるのを堪え、冷たい声を作る。
「ぐしょぐしょだな。自分で拡げて見せろ」
「あぅ、は、恥ずかし・・・い」
「恥ずかしいほどいいんだろう?」
「は・・・い。こうしてるだけで、どんどん濡れて・・・。熱くて・・・疼いて・・・」
 性器を広げている指を、少し動かすだけのことが、勝手にできない。
 指を挿れたいのに、クリトリスをつまみたいのに、それが許されない。
 縋るような視線に返されたのは、無慈悲な冷笑だった。
 余裕があれば、その笑みの綻びを見つけられたかもしれない。
 だが、梨香とて性癖に翻弄される無力な少女だった。
 ただ自分を広げたまま、こみ上げる欲求に耐えるしかない。
「一仕事したら、相手をしてやる」
「あ・・・」
 その言葉に、複雑な感情が浮かんだ。
 一人の少女として、もっとロマンチックな初体験を夢見ていたのだろう。
 それが破れると同時に、自分に相応しい初めてが突きつけられた。
 感謝に浮かんだ笑顔の頬を、一筋の涙が走る。
 それでも体は真っ直ぐに応え、全身が期待に震えた。
287隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:20:19 ID:N/81kqSE
「その誓約書だが・・・」
 パソコンデスクに置かれたペン立てから、一本の水性ペンを取り出した。
 キャップを外し、誓約書の上に放り投げる。
「名前が空欄だな?」
「名前を書けば・・・?」
 ペンを拾い上げて握る。
 隷属の証に名を記そうとした少女を、圭斗の声が押し止めた。
「誰が手で書けと言った?」
「え、でも・・・」
 他にどうしろと言うのか。問いかける瞳に、薄く冷たい笑みが向けられる。
「ペンを尻に挿せ」
「おしり・・・」
 さすがに予想外だったのだろう。
 梨香が呆然と繰り返し、手の中のペンを見つめた。
「早くしろ」
「自分で・・・ですか?」
 おずおずと問いかける声の中に、ねだる響きがある。
 そうと気づきながらも、圭斗は組んだ腕を解かなかった。
 動いたら、押さえが効かなくなると判っているのだろう。
 そんな態度も、梨香からは冷酷な主として見えていた。
「自分でしろ」
「・・・・・・」
 命じられても、不満げに見上げるばかりで動かない。
 怒るかと思ったが、圭斗は面白そうに目を細めただけで、激発はしなかった。
「立場が判っているか?」
 静かな声で問いかける。
 奴隷に堕ちたばかりの少女は、恐る恐る頷いた。
「お前は奴隷だ。俺が手を下す価値も無い女だ。それを自覚しろ」
「は・・・い・・・」
 厳しい言葉だった。
 立場の低さを思い知らせる、容赦の無い声だった。
 これほど酷く扱われるなど、思っても見なかっただろう。
 突き落とされた淵の深さに、ぞくぞくとした感覚が背中を走り抜けた。
 その表情に、やりすぎを懸念していた圭斗が、密かに安堵の息を吐く。
「判ったら始めろ」
「・・・はい」
 じっとペンを見つめ、股間に下ろす。
 開いた足の付け根、濡れそぼった女の穴の更に下。
 隠れるように窄まった場所に、固い先端を押し付ける。
288隷属の悦び:2010/06/05(土) 22:23:27 ID:N/81kqSE
「ん・・・く・・・」
 垂れた雫に濡れているのが救いだった。
 平たいペンの尻に痛みを感じながらも、力を緩めて先端を呑む。
 感じたことの無い異物感に、整った顔が歪んだ。
 情けないような、不安げな、微妙な表情を浮かべている。
 違和感に止まっていた手が、ゆっくりと動いた。
 先っぽを飲み込んだペンを押し込み、半分ほどまで沈めていく。
「どうすればいいか判るな?」
「・・・はい」
 両手を後ろに突き、尻を浮かせる。
 そのまましゃがんで膝を抱えた梨香は、自分の股間を見下ろしながら、尻を下ろした。
 ペン先が紙に触れると肛門を締め付け、息をつめて尻を動かす。
「く・・・く・・・」
 低い笑いが部屋に響いた。
 清楚な美少女として評判の高い梨香が、尻にさしたペンで名を記している。
 荒く乱れた息も、紙に垂れ落ちる雫も、少女が快楽に酔っていることを示していた。
 あり得ない光景に震える内心を抑え、不器用な笑いを演じる。
 つたなさが感情の乏しさに感じられたのだろう。
 梨香が体を抱きしめ、主の仕打ちに震えた。
「これで、よろしいでしょうか?」
 垂れた愛液に、水性のインクが滲んでいる。
 ほとんど読めないような状況の誓約書を、梨香は圭斗に差し出した。
 薄く笑い、摘み上げた少年が、それを床に落とす。
「名前の横に、お前の印を押せ」
「私の・・・しるし?」
「お前が俺に捧げる穴だ」
「あ・・・、はい・・・」
 どこか嬉しげに頷き、梨香は紙を手に取った。
 名前の横に裏から手のひらを当て、濡れ拡がった性器に押し当てる。
 紙に色の無い粘液がべっとりと付着し、染みを拡げた。
 とても形など判らないが、二人には十分な意味があった。
「どうぞ・・・」
「これで、お前は俺のものだ」
 捧げられた誓約書を傍らに置き、椅子から立ち上がる。
 前が膨らんだズボンを下ろし、トランクスも下ろした圭斗が、そのまま椅子に座った。
 いきり立つ自分自身を見せつけ、うっとりとそれを見つめる梨香を呼び寄せる。



 とりあえずここまでです。
 次は週中から週末ぐらいに。
 よろしくお付き合いください。
289名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 23:45:54 ID:+lj0vQ6p
>>288 乙&GJ。
 ∧_∧
( ;´∀`) 続き全裸で待ってる。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
290名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 17:15:55 ID:617SOi96
>>278-288
乙です
普通に勃起して抜ける
291名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 20:55:40 ID:tc4TdSnN
  (´・ω・`)
  / ,   ヽ
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
  |\`、: i'、
  \ \`_',..-i スッ…
   \.!_,..-┘
292名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 00:58:42 ID:6+RSElfI
>>278-288
GJ!!!
まさに↓のAAが相応しい良い作品
 ∧_∧
( ;´∀`) 続き全裸で待ってる。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

  (´・ω・`)
  / ,   ヽ
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
  |\`、: i'、
  \ \`_',..-i スッ…
   \.!_,..-┘
293隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:53:30 ID:14OKtGK8
 裸の人がいるそうなので、風邪をひく前に続きを。


「座れ」
「・・・はい」
 それを自分のために使って貰える。
 手を下す価値もないと貶められた直後とあって、それだけで嬉しいのだろう。
 梨香がじっと圭斗を見つめ、肩に手を載せた。
 位置を測りながらゆっくりと、腰を下ろしていく。
 目の前に来た形のいい胸に、虚飾を剥いだ笑みが浮かんだ。
 慌ててそれを隠し、薄笑いで梨香を見上げる。
「あ・・・はいっ・・・て・・・」
「く・・・ぁ・・・」
 圭斗の先端が、梨香の入り口を押し開いた。
 暖かく柔らかな薄肉に亀頭を撫でられ、圭斗の表情にもほころびが生じる。
 どれほど強がったところで、所詮は経験の無い高校生だった。
 痛みを恐れているのか、少女の腰が加減するようにゆっくり腰が下がっていく。
 だが、梨香が抱いていた不安は杞憂に終わっていた。
 根元まで男を飲み込んでいながら、噂に聞いた突き抜ける痛みは襲ってこない。
 これも話しに聞いていた個人差は、梨香に味方したらしい。
 ほうっと息を吐いた少女は、ゆるやかながら少年の全てを受け止めた。
 初めて経験する女性の肉体は、自分を失いかける魅力に満ちている。
 意地なのだろう。
 何とか声を抑えた圭斗は、自分の全てを飲み込んだ少女を見ながら、薄笑いを作った。
「まだ挿したままだったな」
 向かい合わせに座った少女の、ふくよかな尻に手を回す。
 柔らかさを楽しみ、撫で回す指に、固い棒が触れた。
 思い出したようにそれを摘んだ圭斗の指が、意地悪くこね回す。
「ひあっ、おっ、お尻はっ!」
「く、く・・・。繋がったまま、尻でいってみるか?」
「そんな・・・、初めて・・・なのに・・・」
「そうか。なら、尻で達しろ」
 胸を押し当て、しっかりと抱きついてくる。
 そんな梨香に愛しさを感じながらも、圭斗は非情に言い放った。
 摘んだペンを回し、引き出し、押し込む。
 肛門を広げられ、引き出され、擦られ、梨香が短く喘いだ。
 同時に体を揺すってやると、抱きつく腕に力が篭る。
294隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:55:11 ID:14OKtGK8
「ひ・・・い、ぃや・・・、いっ、いやあっ! お尻で・・・お尻でえっ!」
「尻がどうした?」
「いっ、く・・・。いくのぉ」
「いけよ。奴隷に相応しい初体験だ」
 ペンを動かす指を早める。
 嗚咽が短く荒くなり、梨香の口から歯鳴りが聞こえた。
 初体験だというのに、お尻をいじられながらは嫌なのだろう。
 必死で堪えているのが判る。
 だが、圭斗は肛門を嬲り続け、乗っている体を微妙に揺すった。
「ひっ、いやっ! いあああっ!!」
 絶叫が響き、両腕に力が篭った。
 少女の痙攣が肌で伝わり、圭斗も堪えられなくなる。
 梨香の膣に精を放ったことに、己の迂闊さを呪ったが、今更間に合わない。
 勤めて平静に少女を押しやり、足元にしゃがませた。
「着いてこい。溢すなよ」
 自分をティッシュで拭い、ズボンを履きなおした少年が、部屋の外に出た。
 その後ろに、股間を手で押さえた少女が続き、階段を降りる。
「入れ」
 他人の家を裸で歩き、浴室に入り込む。
 股間を隠すように手で覆った少女は、冷たいタイルを踏んで立った。
 腕を組む主を窺い、続く言葉を待つ。
「相応しい格好にしてやろう」
 T字剃刀を取り出し、突きつける。
 片手を股間から外した少女が、おずおずとそれを受け取った。
 圭斗がボディソープを手のひらに取り、残っていた手を股間から押しのける。
 男と女の露に汚れた手のひらを、梨香は困ったように背後に隠した。
 細く開いた太ももに、愛液まみれの精がゆっくり伝う。
 恥ずかしさに頬を染め、少女が視線を泳がせた。
「ひぅ・・・」
 シャワーから冷たい水が噴出し、股間を襲った。
 突然のことに梨香が竦み、かわいらしい悲鳴を上げる。
 圭斗は薄い陰毛を十分に濡らすとシャワーを置き、ソープを掬った手を伸ばした。
 柔らかな感触を受けながら指を動かし、泡立たせる。
「あとは自分でやれ」
「自分で・・・」
 剃ってもらえたら、どれほど楽だろう。
 主の手によって貶められれば、どれほど喜ばしいだろう。
 だが、サディストを自認する少年は、そんな温情を与えてくれなかった。
 梨香は沈うつに目を伏せ、自らの手で己を貶めるべく、手を動かし始める。
295隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:56:47 ID:14OKtGK8
「ん・・・・・・」
 剃刀の冷たさに、改めて眉を寄せる。
 迷いに止まった手を動かすには、少なくない時間が必要だった。
 その時間を、圭斗は無言で待ち続け、形の無い圧力を与える。
 耐えかねたように梨香の手が動き、細やかな泡を切り取った。
 白い肌が下から覗き、剃刀に乗った泡に細い毛が纏まっている。
 一度動かしてしまった以上、止めることはできなかった。
 梨香は剃刀を下に戻し、ゆっくりと上に動かす。
 数度の繰り返しで、股間を覆っていた泡と、それに包まれていた飾り毛が消え、
幼女のように無防備なスリットが顔を覗かせた。
「いい格好になったな」
「・・・はい」
 圭斗の褒詞に、涙目で微笑む。
 手に剃刀を持ったまま立ち尽くす少女の股間に、圭斗がまたシャワーを浴びせた。
 適温に温まった水流に、少女が心地よさげに目を細める。
「後始末をしたいだろう?」
 剃刀を取り、シャワーを握らせた圭斗は、笑いを含んだ声を投げた。
 意外な優しさに緩みかけた気持ちが、すぐに緊張を取り戻した。
 股間にシャワーを当てながら、おずおずと顔を上げる。
 腕を組んだ少年が、当たり前のようにその姿を見下ろしていた。
 交わりを持った後の始末など、見られたくない姿の筆頭だろう。
 圭斗の目は、その恥を目の前で晒せと求めていた。
「うぅ・・・」
 隷属を誓った以上、拒絶は許されない。
 梨香は己の女を指で拡げ、シャワーを近づけた。
 指を潜らせて奥まで湯を入れ、己の蜜と圭斗の精とを洗い流す。
「見ないで・・・ください。こんな・・・はしたない・・・」
「恥じなくていい。お前はそういう女だ」
 恥ずかしさに震える少女に、残酷な現実を突きつける。
 一度として与えられない優しさに、梨香の目に涙が滲んだ。
 それでいながら、体の奥は熱く疼き、流すそばから女の悦びを溢れさせる。
 シャワーを終え、体を拭った梨香は、裸のままで圭斗の部屋に戻された。
 部屋の真ん中に立たされ、ぶしつけな視線に嘗め回される。
 隠そうとする手を必死で堪え、震える少女の目の前で、圭斗はチャックを開いた。
 いきり立っている男を覗かせ、己の手でしごき始める。
296隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:58:10 ID:14OKtGK8
「あ、あの・・・」
 突然の自慰に驚きながらも、躊躇いがちの声を投げた。
 うるさそうに上げられた視線に怯えながら、控えめに申し出る。
「よければ、私が・・・」
「必要ない」
 そっけなく答えながらも、目は少女の体を執拗に嘗め回した。
 小ぶりではあるが形のいい胸を、華奢で柔らかな首から肩のラインを、括れと呼ぶに相応しい細い腰を、
隠すものを失った深いスリットを。
 梨香の体が羞恥に火照り、自然と女が悦びを見せる。
 太ももを伝う雫を隠そうと、少女が太ももを少しだけずらした。
「こっちにこい」
「はい・・・」
 呼ばれるままに、前に進み出る。
 目の前に立つ少女を見つめた圭斗が息をつめ、熱い精を放った。 
 白いお腹を襲った精液は、梨香の体にまとわりつき、ゆっくりとたれ落ちる。
「手で拡げろ」
「・・・はい」
 汚されて本能的に眉をしかめた少女に、すかさず命令が飛んだ。
 男の臭いに口をゆがめながら、ねっとりとした液体を手のひらでつぶし、お腹に塗り拡げる。
 腹全体に精が薄く纏い、程なく乾いてこびりついた。
 気持ち悪さに泣きそうになりながら、梨香は赦しを求めて顔を上げる。
 ティッシュを与え、手だけを拭かせた圭斗は、男の臭いに包まれた少女に、足元を示した。
「服を着ろ」
「はい」
 許しを得て、染みが拡がったショーツを拾おうとする。
 その指を掠めて、圭斗がそれを取り上げた。
 きょとんと見上げる少女の前で、その匂いを嗅ぐ。
「これは預かっておく」
「・・・はい」
 一番小さいくせに、一番重要な服を奪われ、梨香が悄然と立ち尽くした。
 スカートを拾って最初に身につけ、ブラとキャミ、上着を重ねていく。
 服を着ると、自分が纏う男の臭いが尚更気になった。
 襟元から立ち上るその臭いに、梨香の女がむず痒く疼く。
「家まで送ってやろう」
「え、でも・・・」
 梨香の家は、学校近くの駅から二駅先になる。
 送って貰うには距離がありすぎるだろう。
 躊躇う少女に構わず、椅子から立ち上がった少年がクローゼットを開いた。
 ヘルメットを二つ取り出し、一つを投げ与える。

297隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:58:52 ID:14OKtGK8
「来い」
 短く告げ、階下に降りる。
 ガレージから中型のバイクを押してきた圭斗を、梨香が意外そうに見つめた。
「どうした?」
「いえ、免許もってると思わなかったので」
「バイク通学は禁止だが、免許取得は禁じられていない」
 そっけなく答え、後部シートを叩いて示す。
 近くに人がいないのを確かめた梨香が、スカートを気にしながらシートを跨いだ。
「ちゃんと押さえておけよ」
 顔が見えないとはいえ、スカートの中を見られるのは恥ずかしい。
 梨香は後ろをしっかりと巻き込み、前を片手で押さえた。
 バッグを反対の肩に掛け、腕を圭斗の腰に回してしがみつく。
 一見仲のいいカップルのようだが、体を密着させないと怖くて仕方ないのだろう。
「いくぞ」
 爆音と共にバイクが加速する。
 スカート越しの振動に、疼いている体が熱を帯びた。
 染みるのではないかと不安になるが、姿勢を変えるわけにもいかない。
 家の場所を教えた覚えはないのに、圭斗は方角を間違えなかった。
 十分ほど走り、半分ほど来ただろうと思えるところで、不意にバイクを止める。
「ちょっと買い物をして来い」
 人通りのない、寂れた商店街。
 七割ほどがシャッターを下ろしたアーケードにあって、小さな衣料店が開いていた。
 近くの中学校の指定制服を扱っているおかげで、何とかやっていけているらしい。
 形だけ開いているような雰囲気が、外から見ても伝わってくる。
「何を買うんですか?」
「下着だ」
「えと・・・、トランクス?」
「俺の下着を買ってどうする。お前のだ」
「でも、家に帰ればあるから・・・」
「いいから買ってこい。子供用のやつだ」
 ジュニアショーツを愛用している梨香からすれば、それは必要の無い下着だろう。
 だが、命じられた以上は、従うしかない。
 気を使ってバイクを降りた梨香は、小走りに店に入り、程なく小さな袋を手に戻った。
298隷属の悦び:2010/06/08(火) 22:59:41 ID:14OKtGK8
「買って来ました」
「履けるサイズだな?」
「少し窮屈かもしれないですけど・・・」
「我慢しろ」
 児童用のショーツは、まだ発達を見せない体に合わせて作られている。
 サイズを合わせても、体型的に窮屈な部分がでてきてしまう。
 だが、そんな事は、男である圭斗には判らない。
 ちょうどいいサイズが無かったのだろうと勝手に解釈する。
 再び梨香を乗せた圭斗は、目的の家近くの公園でバイクを止めた。
 さすがに、家の前まで乗り付けるほどの度胸は無いらしい。
「それは明日履いて来い」
 梨香を下ろした圭斗が、小さな包みを指差した。
 控えめな頷きを受けてエンジンを吹かし、走り去る。
 それを見送った梨香は、残りの距離を慎重に、さりげなさを演じながら家に向かった。


 翌日、登校した梨香は意外な場所に呼び出されていた。
 家に帰り、開いたカバンの中に入っていたメモ。
 そこには、早めに登校し、生徒会室まで来るようにと記されていた。
「どうして、ここに?」
 部屋に入った梨香を、当たり前のように圭斗が出迎えた。
 鍵がかかっているはずの部屋にどうやって入ったのか。
 いぶかしむ少女に、圭斗はつまらなそうに答える。
「去年の生徒会長を覚えているか?」
「・・・いえ」
 申し訳なさそうに答える。
 一般の高校において、生徒会などはその程度の存在だろう。
 役員は、自分でなければ誰でもいい。
 当然、誰がそれを勤めていたかなど、知っているはずがない。
「もしかして、先輩が?」
 話の流れからしてそう思うのは無理も無い。
 だが、圭斗はゆっくりと首を振った。
「そんな面倒なことをするかよ。俺がやったのは会計だ」
 生徒会の自治など名目だけのものになっている。
 予算の管理などもできるはずが無く、会計は名前だけの役職と言っていい。
 仕事は無いが、生徒会の役員を務めたという実績だけは残る。
 そのあたりを計算して引き受けたのだろうが、ついでにおまけも貰っていたらしい。
299隷属の悦び:2010/06/08(火) 23:00:36 ID:14OKtGK8
「この部屋はほとんど使われていない。特に朝なんか、絶対に使うことがない」
 そこに目をつけ、サボり用の隠れ家として使っているという。
 役員をしていた頃に作った合鍵が、ずいぶんと役に立っているようだった。
「それよりも、ちゃんとしてきているか?」
「・・・はい」
「見せてみろ」
 命令を受け、スカートの前を持ち上げる。
 ファンシーな猫が描かれた、白いパンツがへそまで隠していた。
 人目で子供用と判る幼いデザインに、圭斗が愉快そうな笑い声を上げる。
「く、く・・・、よく似合っているぞ。ガキのまんこを隠すにはちょうどいい」
 毛を剃られ、幼い姿になった自分を揶揄され、梨香が赤くなる。
 そんな姿に笑みを深めた圭斗が、ポケットからピンクの布を取り出した。
 それが昨日取り上げられた下着だと気づき、梨香が思わず手を伸ばす。
「焦るな。ちゃんと返してやる」
「ホントに・・・?」
 意外だったのだろう。喜ぶよりも驚いている。
 そんな少女の前に進み、しゃがんだ圭斗は、幼い下着に指をかけ、軽く引っ張った。
「嘘をつく必要はないからな」
 スカートを持ち上げたままで、もじもじと手を動かす。
 そんな梨香を愉しみながら、圭斗は小さな布をずり下ろした。
 無防備なスリットを目の前にし、いきり立った股間をさりげなく押さえる。
「なんだ、もう染みをつくったのか?」
「こんなパンツを履いてるって意識したら、なんだか変な気になって・・・」
 下ろしたパンツの内側に、うっすらと染みができている。
 梨香が恥らいながら顔を背け、消えそうな声で言い訳をした。
「一日履くのに、それでは困るだろう?」
 すっと手を伸ばし、股間をなで上げる。
 少女がびくりと竦み、不安と期待を混ぜ合わせて見下ろした。
「拡げろ」
 しっとりとした柔らかさを愉しみながら、短く命じる。
 梨香が震える手を下ろし、自分を拡げた。
 ピンクの下着を丸めた圭斗が、それを開かれた女へと押し当てる。
「これでも詰めておけ」
「いっ・・・!」
 少年の指が、布を奥へと押し込んだ。
 股間から下着をぶら下げた姿を堪能し、残りを押し込む。
300隷属の悦び:2010/06/08(火) 23:01:40 ID:14OKtGK8
「これで大丈夫だろう?」
「・・・ナプキンじゃ、駄目ですか?」
 うっすらと涙を浮かべ、弱々しく訴える。
 圭斗は酷薄な笑みを上げ、毛の無い割れ目を指でなぞった。
「すじマンのガキが使うものじゃない」
 それが相応しいものだと言うように、コットンパンツを持ち上げる。
 へそ上の子供パンツを履かされた梨香が、情けない顔で俯いた。
「今日はトイレに行っても拭くな」
「・・・おしっこは、子供でも拭きます」
 躊躇いがちの抗弁は、思った以上の責めの証だろう。
 むしろ満足げに笑った圭斗が、梨香のスカートを戻した。
「放課後ここに来い」
「・・・判りました」
 他人がいる場所でのプレイへの興奮だろう。
 梨香の頬が上気している。
 部屋を出て、ゆっくりと階段を下りていく後姿に、圭斗は小さく頷いた。


 放課後、無気力な役員が全て帰宅した後の生徒会室で、一組の男女が密会していた。
 遅れてやってきた梨香のスカートを脱がせ、傍らに立たせた圭斗は、へそまで隠すコットンパンツに目をやる。
 おしっこの染みだろう。
 股間にできた薄黄色の染みを眺め、にやにやと笑う。
 汚れに覚えがある梨香は、なんとも落ち着かない様子でもじもじとしている。
「見てみるか」
 手を伸ばし、下着を引っ張る。
 上から中を覗き込み、漂っているアンモニア臭と、内側の汚れを愉しむ。
 女として、耐え難いのだろう。
 だが、だからこそ興奮するところに、梨香の救いがたさがあった。
 荒くなる息を必死で抑える姿に興奮するのは、圭斗が持つ救いがたさだろう。
「脱げ」
「誰か来たら・・・」
「来ない。たぶん・・・な」
「・・・・・・」
 完全に否定しないことで、梨香の危機感を煽る。
 追い詰められてこそ得られる快感を知る少女は、そのスリルに体を震わせた。
 破滅に向かおうとする心と、それを止めようとする理性。
 狭間でもがく少女の姿を、冷たい双眸が見据えていた。
301隷属の悦び:2010/06/08(火) 23:04:21 ID:14OKtGK8
「は・・・あ・・・」
 喘ぎながら、体をかがめる。
 両手を下着にかけた少女は、ゆっくりとそれを下ろし、交互に足を抜いた。
 伸ばされた手に、まだ暖かいそれを手渡し、頬を染める。
「すごいな・・・」
 貰った下着を裏返し、凝視する。
 予想以上に濃い染みと臭いに、素直な感想が口をついた。
 男に比べ、下着への密着度が高いとはいえ、ここまで汚れるとは思っていなかった。
 鼻に寄せて嗅ぐと、放り出したくなるようなおしっこ臭さが突き抜けた。
「そっちはどうなった?」
 落ち着かない様子で窺ってくる少女の股間に、無造作に手を伸ばす。
 柔らかな肉を開き、押し込まれていた布を摘んだ圭斗は、それをゆっくりと引き出した。
 ぐっしょりと濡れた布が、自分の中から生まれていく。
 はいていた下着とは違う匂いにまみれた布が、圭斗の手に握られている。
 思うだけで足が震え、熱いしずくが足を伝った。
 崩れそうになる自分を押さえるだけで精一杯で、何も考えられない。
「これもすごいことになっているな」
 丸まった布を摘んで広げる。
 全体に濡れ湿った布からは、乳製品にも似た独特の匂いが漂っていた。
 女の匂いに昂ぶるのは、男として抑えられない本能だろう。
 ズボンの中でいきり立っていたものが、更に固さを増した。
 窮屈な制服に押さえられ、顔をしかめた圭斗が姿勢を変える。
 何か勘違いしたのだろう。
 梨香はどこか悲しそうに目を逸らし、拗ねた様子で俯いた。
「こっちを履くんだ」
 そんな姿をほほえましく思いながらも、声は冷たく突き放す。
 女臭さを放っている濡れた下着に、梨香が心底嫌そうに口をゆがめた。
 当たり前といえばそうだろう。
 圭斗とて、自分の精にまみれた下着など履きたくはない。
「早くしろ」
 判っているからといって、手を緩める理由にはならない。
 むしろ、嫌がっているからこそ愉しいというのが、Sとしての本心だろう。
 そしてそんな命令を受けると、満ち足りた気持ちになるのがMというものなのだろう。
 おずおずと伸ばした手に、じっとりとした布が載せられた。
 自分の臭いが感じられ、思わずほうっと息を吐く。
 しっかりと握り締め、自分自身を感じた梨香がそれを広げ、ゆっくりと右足を上げた。


 今回ここまでです。
 次はちょっとした羞恥責めを。
 週末くらいだと思います。
302名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 08:13:57 ID:KAmWktT3
出勤中に読むんじゃなかった
GJ!
続き期待
303名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 17:52:23 ID:Oho8J9Jq
GJ!GJ!GJ!
304名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 05:48:52 ID:FXy1fnnB
>>301
乙!!
305名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 17:53:01 ID:6XCz7MeT

       ハァハァ (´Д` ;)こっこれは乙じゃなくてSなんだからね
            (=====)
            (⌒(⌒ )@
         /\ ̄し' ̄\
       /    \     \
     /     / \     \
   /___ /   \___\
   \      \
      \      \
        \      \
          \      \
  ___     \ ___ \
  \      \    /      /
   \     \ /     /
     \     /      /
      \/ ___/
306隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:41:25 ID:XkGxpUb2
 では続きです。
 今回、またオムツを出してしまいました。
 趣味が偏ってるなぁ。
 嫌いな人は飛ばしてください。


 「ひうっ!」
 冷たくなった下着が肌に触れ、太もも全体に鳥肌が走った。
 震えながら逆の足を通した梨香が、一息にそれを持ち上げる。
 湿った布に尻を撫でられ、声も無く固まった。
 濡れた下着は肌に密着し、股間のスリットが透けて見えている。
「帰るぞ」
 女の匂いを振りまく下着を纏った少女に、端的に命じる。
 あわててスカートを履いた梨香が、部屋を出て行く圭斗に続いた。
 人影は少ないが、それでも時折生徒に会ってしまう。
 そのたびに、自分の臭いに気づかれるのではないかと怯え、姿を隠す。
 そんなことを繰り返し、何とか玄関を抜けると、何とか一息つくことができた。
 校内と違い、外ならそれほど接近されることはない。
 男子から結構な人気を寄せられているものの、近寄りがたい雰囲気から敬遠されていた。
 そんな梨香が男子と並んで歩く姿に、幾人かの生徒が意外そうな表情を浮かべる。
 それと気づきながらも黙殺した圭斗は、平然と帰り道を歩んで行った。
「さて・・・」
 その足が止まったのは、帰り道から逸れた場所にある公園の入り口だった。
 梨香を近くのベンチに座らせ、ポケットに手を差し込む。
 そこにあるものを確かめると、カバンから一枚の紙を取り出した。
 遊んでいる子供たちの声を遠くに聞きながら、すばやく掲示板に歩み寄る。
「さて、どうなるかな?」
 戻ってきた圭斗が、梨香の傍らに腰掛けた。
 逢瀬を愉しんでいるかのように見えるだろうが、そんなにいいものではない。
 梨香の目はまっすぐに掲示板を見つめ、そこに張られた幼い下着を凝視した。
 わざと裏返しにしたそれは、遠目にも汚れが見て取れる。
「おーい、何か張ってあるぞー!」
 公園を駆け回っていた少年の一人が、ほどなくそれを見つけた。
 大声で仲間たちを呼び、指差して教える。
「落し物だってさ。どうやったら落とすんだよ、こんなの」
「女子のパンツだよな? きったねえの!」
「うわ、くっせえ!」
「ばっかだ、こいつ。臭いなんか嗅ぐなよ!」
 女子の下着への好奇心を押さえ切れなかったのだろう。
 一人が摘んで顔を寄せた。
 予想以上の臭いに飛び下がり、大仰に鼻を摘む。
 周りの仲間たちが笑い声を上げたが、全ての目は下着に向けられたままだった。
307隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:42:29 ID:XkGxpUb2
「お前が汚した下着、ガキどもに見られているぞ?」
「は・・・ずかしぃ・・・」
 とても正視できず、ベンチで俯く。
 持ち主が特定されることなど無いだろうが、自分が汚したことに代わりは無い。
 おしっこのついた下着を嗅がれ、笑いものにされるのは、いたたまれないものだった。
「さて、帰るか」
「あのまま・・・ですか?」
「取ってくるか?」
 少年たちを押しのけ、見世物になっている下着を取ってくるなど、できるはずも無い。
 まだ騒いでいる少年たちを背中に、逃げるように公園を後にする。
 あのパンツは、この後どうなるのだろうか。
 ずっとさらし者にされるのか、誰かがこっそりと持ち帰るのか。
 考えるだけで耐えられなかった。
 湿った下着を更に汚し、太ももにぬめりを感じながら圭斗に従う。
 この少年についていけば、どこまでも貶めてくれる。
 その期待を視線に載せ、振り返らない背中を見つめた。
「どうして欲しい?」
「お、犯して・・・ください」
 圭斗の部屋に入ったとたん、梨香は崩れるように膝を突いた。
 目の前に立つ少年に縋り、欲情に血走った目で訴える。
 言われるまでも無く、熱く湿った下着を脱ぎ、足を開く。
 赤く熟れた女が口を開き、男を求めていた。
「仕方ないやつだ」
 呆れたように言い放ち、四つんばいになるよう命じる。
 尻をむけ、スカートを捲り上げた梨香に取り付いた圭斗は、指でそこを貫いた。
「とろとろだな」
「あぅ・・・、指じゃ・・・なくて・・・」
「贅沢だな」
 小さく振られた尻を軽く叩く。
 誰も、こんな梨香を知りはしないだろう。
 それを思うと、この時間が無性に愉しく感じられた。
 求められるまでも無く、圭斗のほうが限界を迎えている。
 ゴムを被せるのももどかしく、梨香の中に入り込む。
308隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:43:33 ID:XkGxpUb2
「はっ、うっ・・・。いっ・・・、気持ち・・・いぃ・・・よぉ」
 丸一日じらされていたようなものだった。
 そのもどかしさを限界まで高められた末の褒美に、素直な喜びが口を突く。
 背後から貫いているとあって、顔を見られる心配は無い。
 冷酷さを作る必要を失った圭斗は、思春期の少年として正直に振舞っていた。
 演技ではない乱暴さで腰を振り、すぐに果ててしまう。
 そこから先は意地だった。
 むず痒い感覚に耐えながら動き続け、少女の中をかき回す。
「あうっ、は・・・、んっ、んくぅっ!」
 細い指が床を掻き毟り、強く握られた。
 肩に力がこもり、締め付けもきつくなる。
 ふっと力が抜けた肉壁から、圭斗が自分を抜き出した。
 梨香が惚けた顔で倒れ付し、口の端から涎をこぼす。
「あの・・・」
「なんだ?」
 体を起こした少女が、投げられたティッシュで始末をしながら、控えめに問いかけた。
 自身の始末を終えた圭斗が、無表情に問い返す。
「お手洗いを貸してください・・・」
 言いづらそうに目を伏せる。
 口元だけで笑った圭斗がドアを開き、梨香を階下に誘った。
 その手がデジカメを取り上げたのを見て、少女が唾を飲み込む。
「入れ」
「ここ・・・」
 案内されたのは、トイレではなく居間だった。
 一匹のピレネー犬がのそのそと近づき、梨香の股間に鼻を寄せる。
 交わったばかりの場所の臭いを嗅がれ、犬相手とはいえ思わず腰が引けた。
 そんな姿に堪えきれず、圭斗が笑い声を上げる。
「それだ」
 示されたのは、犬用のトイレシートだった。
 目の前のピレネー愛用のトイレなのだろう。
「ここで・・・、ここに・・・?」
「ロネス、貸してやってくれ」
 梨香にではなく、愛犬に呼びかける。
 一声吠えたロネスが部屋の隅に戻り、体を丸めた。
309隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:44:42 ID:XkGxpUb2
「貸してくれるそうだ」
「・・・」
 言葉も無く、シートに足を乗せる。
 スカートをたくし上げ、ゆっくりとしゃがむ。
 その目の前で、圭斗がカメラを構えていた。
 こんな姿まで見られてしまう。
 恥ずかしいはずなのに、嫌だと思ってもいるのに、自然と足が大きく開いた。
(うわ・・・、すげぇ)
 平静を装ってカメラを構えながらも、心の中では激しくうろたえている。
 カメラを持ち出したのは、ただの方便だった。
 女の子のおしっこなど、一度も見たことが無い。
 がぶりつきで凝視したいのが本心だった。
 しゃがんでいる姿を見るだけで、どうしようもなく興奮している。
 だが、冷酷な主を演じなければとの思いが、本能を押さえた。
 撮影を口実にしておけば、そこに近づくのもプレイだと言い訳できる。
 梨香の失望を買い、立ち去られる危険を押さえることができる。
「どうした?」
 声だけは平静を保っている。
 だが、カメラを持つ手は細かく震え、目もファインダーではなく、直接そこを見ていた。
 梨香が恥じらいに目を閉じているのが、この際は救いだったろう。
「う・・・」
 少女が両手で顔を覆った。
 股間から弱々しくおしっこが垂れ、すぐに勢いを増した。
 しゅわしゅわと卑猥な音を響かせ、犬用のシートにおしっこを叩きつける。
 不思議な光景にロネスが首をかしげ、のそのそと近づいた。
「や・・・だ・・・」
 放尿が終わりに近づき、おしっこがお尻に垂れた。
 黄色く染まったシートに、ロネスが鼻を近づけ、臭いを嗅いでいる。
 なぜだかやけに恥ずかしかった。
 濡れた股間を拭うのも忘れ、しゃがんだままで身悶える。
 ティッシュを抜き取った少年が、傍らにしゃがみ込んだ。
 無造作に股間に手を伸ばし、後始末を始める。
 他人にそんなことをされるのは、見られる以上に恥ずかしい。
 熱い吐息を手で隠し、少女はじっとそれが終わるのを待った。
「明日もあの場所だ」
「はい」
 汚れたティッシュを丸め、シートの上に放る。
 ロネスがそれを咥えるのを見て、梨香が面白いほどうろたえた。
 すぐに吐き出されたそれをゴミ箱に捨て、ヘルメットを用意する。
 半乾きの下着を履いた少女は、今日は両手で圭斗にしがみついた。
310隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:45:47 ID:XkGxpUb2


「おはようございます」
 金曜日の生徒会室。
 待っていた圭斗の前で、梨香は挨拶と同時にスカートを持ち上げた。
 毎日手入れをしているのだろう。
 きれいに剃り上げられたスリットが、下からも挨拶をしてくる。
「どうして履いていない?」
 意外な光景に、圭斗のほうが動揺していた。
 何をさせるか考えては来たが、こんな命令は与えていない。
 そもそも、自分がいない場所で、危険なことをさせるつもりなどありはしなかった。
 児童用下着と違い、ノーパンは言い訳の仕様が無い。
「ご主人様に、喜んでいただきたくて・・・」
 ほんのりと頬を染め、嬉しそうに微笑む。
 だが、圭斗は不機嫌に舌打ちし、スカートを下ろさせた。
「スパッツは無いのか?」
「あります。でも・・・」
 どうして叱られているのか、判らないのだろう。
 主の機嫌を損ねたと知った梨香がうろたえている。
「なんのために・・・」
 口の中でのつぶやきは、たしかにそう聞こえた。
 真意を問うことなどできない少女の前で、圭斗は乱暴に机を叩く。
「今日はそれを履いていろ」
 不機嫌な主の言葉に、梨香はしょんぼりと頷いた。


 一日の授業に、これほど身が入らなかったのは久しぶりだった。
 梨香の暴走が頭から離れず、その対策をひたすら考える。
 だが、簡単に答えを出せるほど、経験豊富な訳ではない。
 六時間で答えを見つけられなかった少年は、そのまま帰れとメールを送り、自身も家路についた。
「どうする・・・?」
 机に突っ伏し、頭を抱える。
 せっかく危険な一人遊びを封じたというのに、これでは意味が無かった。
 他の誰かに見つかりでもしたら、梨香を奪われかねない。
 乱れるのは、自分の前だけにさせるには、どうすればいいか。
 答えなど見つからない問いに頭を悩ませる。
311隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:46:49 ID:XkGxpUb2
「ん・・・?」
 突っ伏している傍らで、携帯が軽やかに鳴った。
 梨香の名前を見出し、フリップを開く。
「あ、あの・・・」
「なんだ?」
 半分だけは演技の不機嫌さで応じる。
 困ったように声をつめた梨香が、恐る恐る言葉を続けた。
「お、おしっこ・・・、したくて・・・」
「すればいいだろう」
「あの・・・、写メを撮るとか、音を聞くとか・・・」
「必要ない」
 言い捨てて形態を閉じる。
 悄然としている梨香の姿が頭に浮かんだ。
 放っておいたら、より激しい暴走を招くのではないか。
 そんな不安が心を締め付ける。
「・・・またか」
 ゆっくりと思い悩むことも許されないらしい。
 再びかかってきた電話に出ると、鼻声の梨香が切なげに訴えてきた。
「あの、オナニー・・・したいんです」
「勝手にしろ」
「声、聞いてくれませんか?」
「普通にしろ。それ以外は許さん」
 叩きつけることができない携帯を、できる限り乱暴に閉じる。
 切り際に聞こえた縋るような声を思い出し、圭斗が不意に顔を上げた。
 閉じたばかりの携帯を開き、呼び出しをかける。
「はい」
 待つまでも無く梨香が出た。
 声を作った圭斗が、ぶっきらぼうに問いかける。
「辛いか?」
「はい・・・」
「耐えろ。明日は朝から遊んでやる」
「あ・・・、はい」
 沈んでいた声が喜びに輝いた。
 主の命令とあれば、我慢も悦びになる。
 そんな少女の性癖に、電話を切った圭斗が疲れを浮かべた。
「家でできること・・・」
 梨香を満たすために、外に出ずにできること。
 一人の考えで何とかできるはずは無い。
 サドだという言葉に嘘は無いが、所詮はSっ気があるだけの高校生だった。
 結局今日もパソコンを立ち上げた圭斗は、SM系のサイトを巡り始めた。
312隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:47:36 ID:XkGxpUb2


 翌日土曜日、家人が出かけた家に梨香が訪ねてきた。
 ワンピースの裾を揺らし、いそいそと二階に上がる。
 待ちかねていたのだろう。
 部屋に入るとすぐ膝を突き、懇願の目を主に向けた。
「今日はちょっと特殊なことをする」
「はい、お願いします」
 一日のお預けが堪えているのだろう。
 内容も聞かないままに頭を下げる。
 一言の命令で、身につけていた全てを脱ぎ落とした梨香は、何してもらえるのかと瞳を輝かせた。
「とりあえず、自分でしてみせろ」
「はい」
 思ったよりも軽い命令に、僅かな失望が浮かぶ。
 その変化に、圭斗は自分の考えの正しさを悟り、内心でため息をついた。
「ん・・・あ・・・」
 仰向けに転がった梨香が、右手を股間に伸ばしてまさぐりはじめた。
 見られないと満足できないのだろう。
 大きく足を開き、腰を突き上げる。
 見ているだけで暴発しそうな自分を押さえた圭斗は、その姿を撮影しながら次を命じた。
「自分が何をしているか、説明しろ」
「お、オナニー・・・です」
「それは見れば判る。もっと詳しく、もっと細かくだ」
「指で・・・、あそこを、お・・・まんこをいじって、気持ちよく・・・」
「男が見ている目の前で・・・だな?」
「は・・・い・・・。お、男の人に見られながら、は、裸になって・・・。
 おまんこ、おまんこいじって、指・・・二本入れて・・・」
 誘導され、言葉が次第に過激になる。
 自分の言葉に酔っているのだろう。
 梨香の瞳が焦点を失い、どこか惚けた顔になった。
「あそこ・・・、ぐしょぐしょです。見られて、恥ずかしいとこ見られて、すごく熱い。
 体の奥がじんじんして、いじらずにいられない。は・・・あ、おちんちん・・・欲しい。
 固くて、熱いの、おまんこに欲しい・・・」
「残念だが、お前の相手はこれだ」
 梨香の肉壁と色合いの似た、男を象った棒を取り出す。
 標準サイズの一本バイブ。
 己のサディズムを過大評価した圭斗が、通販で買い求めたアイテムの一つだった。
 実際に使う日が来ると思っていなかったものが、思いがけず日の目を見ている。
313隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:48:20 ID:XkGxpUb2
「くだ・・・さい。太いの、欲し・・・い・・・」
 潤んだ瞳が訴えかける。
 伸ばされた手の、震える指先が、差し出されたそれを握った。
 躊躇わずに自分に押し当て、両手で押し込んでいく。
「くふぅ・・・、太・・・いぃ・・・」
「説明が止まっているぞ」
 自分も自慰に走りたくなる衝動を堪えながら、何とか命じる。
 朝のうちに、今までのコレクションで抜いていなければ、我慢できなかっただろう。
 そんな涙ぐましい努力も知らず、梨香は突きつけられた命令に恍惚と応じた。
「太いバイブを、おまんこに入れて・・・。奥・・・奥まで、かき回してます。やらしい液が、溢れて来ました。
 お尻、べとべとで、あそこ、ぐしょぐしょで、お豆、ク、クリトリス、尖って、びくびくして、触ったら、
 触ったら、もう・・・。もううっ!!」
 ゆっくりとバイブを動かしながら、空いた手が陰核を摘んだ。
 ぎりぎりのところで加えられた一撃に、梨香の声が飛び、腰が跳ねる。
「おっ、おおっ!」
 少女の口から出たとは思えない、低い嗚咽が響いた。
 突き上げられた腰が落ち、バイブを動かす手が止まる。
 荒い息に、胸の膨らみが淫靡に上下し、少年を誘った。
「すごかったな。見ていただけでこのざまだ」
 立ち上がった圭斗が、ズボンを下ろした。
 先走りが染みたトランクスの下で、男が脈打っているのが判った。
 梨香が喉を鳴らし、熱い視線をそこに注ぐ。
「まだお預けだ」
 下着姿で椅子に戻った圭斗が、用意しておいた箱を開いた。
 中から取り出した小道具を、梨香につきつける。
「何か判るか?」
「リモコンと・・・おむつ?」
 目にしたものの正体を、思ったまま口にする。
「はうっ!」
 リモコンに乗せた指が動き、梨香の中でバイブが震えた。
 正解を教えるためだけだったのだろう。
 その動きはすぐに止まり、少女が物足りなさを訴えた。
「これも正解だ」
「それ・・・わたしが・・・?」
「他に誰が使うんだ?」
 拡げられた紙おむつに、梨香が泣きそうな顔を見せた。
 予想を超えたプレイを突きつけられたときに見せる、一瞬の恥じらい。
 それはすぐに消え去り、恥ずかしさを上回る期待が少女を彩った。
314隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:49:25 ID:XkGxpUb2
「赤ちゃんになっちゃう・・・。私、赤ちゃんになっちゃう・・・」
「つるつるマンコにはお似合いだろう?」
「は・・・い。私、赤ちゃん・・・。オムツが取れない、赤ちゃん」
 自分に言い聞かせる少女の姿に、圭斗の嗜虐性が刺激される。
 続けるうちに、梨香だけでなく自分も深みに嵌ってしまった。
 その自覚はあるが、だからといって止められるものでもない。
「赤ん坊なのか? オムツが好きな、変態女子高生じゃないのか?」
「あ、赤ちゃん・・・です。私、赤ちゃんです」
 圭斗の言葉を肯定するのは、さすがに無理だったらしい。
 赤ちゃんになりきらなければ、オムツには耐えられないのだろう。
 だが、そんな梨香に、圭斗は残酷な言葉を投げつけた。
「赤ん坊なら、これは要らないな?」
「い、いやっ! 抜かないでっ!」
 圭斗の手が、くわえ込んだままのバイブを引いていく。
 梨香が激しく首を振り、拒絶を訴えた。
 半分ほどで手を止めた圭斗が、涙目の少女を見下ろし問いかける。
「お前はなんだ? どんな女だ?」
「お、オムツが好きな、変態・・・女子・・・です」
「すきなのか、オムツ?」
「はい・・・」
「いくつになった?」
「十・・・ろく」
「オムツは、何のためにするんだ?」
「お、お漏らししても、大丈夫なように」
「いくつになった?」
「じゅうろく・・・」
「オムツが必要な年か?」
「ひつよう・・・です」
「どうして必要だ?」
「おもらし・・・おもらしする・・・から・・・」
「するんだな? オムツにしょんべん漏らすんだな?」
「はい・・・。りか、おもらし・・・」
 もはや、自分が何を言っているのか判っていないだろう。
 絶え間ない問いに追い詰められ、半泣きで答える。
「あててやるよ」
 しゃくりあげる少女の足元にしゃがみ、オムツを広げる。
 足の間に広げられたそれが、もうすぐ自分を包もうとしている。
 梨香が消えそうな悲鳴を溢し、右腕で顔を隠した。
315隷属の悦び:2010/06/12(土) 21:50:59 ID:XkGxpUb2
「尻を上げろ」
「・・・はい」
 左手を床に突き、腰を浮かせる。
 性器を突き出すような姿を、圭斗の目がじっと見つめた。
 責めるためではなく、単に見とれているのだろう。
 声も無く、手も止まっている。
「まだ・・・、ですか?」
「・・・そうだな、もういいか」
 取り繕い、オムツを前に滑らせる。
 梨香の尻がその上に降り、膝が小さく震えた。
 オムツの上の、バイブを咥えたままの女を見ながら、圭斗が前あてを掴む。
 指先でバイブを押し込み、根元まで飲み込ませると、それごと包み込んだ。
「はぅ・・・、オムツ・・・しちゃった。わたし、オムツ・・・」
「そうだ。お前は望んでこれを使った」
「やわらかい・・・です。おしり、ふわふわ・・・。あそこも、さらさらで・・・」
「今はそうだろうな」
「汚しちゃう・・・。おしっこで・・・、えっちなおつゆで・・・」
「自分の姿、見てみろよ」
 転がったままの少女を引き起こす。
 その前に細い姿見を動かし、全身を映し出した。
 スレンダーだが、ちゃんと胸は膨らんでいる。
 大人として認められるに十分なその肉体を、紙おむつが包んでいた。
「は・・・ぁ。オムツしてる・・・。高校生なのに、十六なのに・・・」
 へその上までを包む紙オムツ。
 厚ぼったい股間のせいで、少し蟹股になってしまう。
 そんな無様な自分の姿に、梨香が見とれ、熱い息を吐く。
 我慢できなかったのだろう。
 両手で自分の胸を揉み、鏡に映る淫らな姿に見入っている。
「ん・・・んう・・・、これ・・・もどかしい・・・」
 圭斗が止めなかったことで、大胆になれたらしい。
 梨香は片手をオムツに下ろし、股間を強く押さえた。
 だが、厚い吸収体に阻まれて、その刺激は中まで伝わらない。
 もどかしさに腰を振り、ぎゅっと股間を押さえている。



 今回ここまでです。
 次でもう少し虐めて終わりの予定。
 週中辺りの予定です。
316名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 17:07:43 ID:Xhi3cnOn
素晴らしくエロかったです
317名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 00:51:53 ID:Mfx20c+y
>>306-315
エロいw
おむつはむしろ大歓迎です
318名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 19:59:50 ID:8iv6TdRD
エロい女の子は大好きだ
続き待ってます
319名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 04:28:05 ID:kX59VObO
なんというマゾ女
そして初心者なの頑張る飼い主カワユスw
320隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:24:12 ID:xuT3igVx
 圭斗の頑張りを評価して貰えると嬉しいですね。
 持て余すほどのエロさを見せる女の子に惹かれて、どこまで頑張れるかが今回のテーマです。
 最後は報われる方向で書いてますけどね。
 それはそうと、続きです。
 今回で最後まで。
 よろしくお付き合いください。


「漏らしてみろ」
「え・・・?」
「そのまま漏らしてみろ」
「お・・・しっこ?」
「そうだ。ちゃんと説明しながら、そいつに漏らせ」
 想像するだけで、ぞくぞくと震えが走る。
 そんな姿を、目の前で圭斗に見られてしまう。
 それを思うと、自分を抱きしめずにはいられなかった。
「おしっこ・・・、オムツに・・・」
 自分の股間を包んでいる、紙おむつを見下ろす。
 これに漏らしたら、もう戻れない。
 女子高生として普通に生きることなどできないだろう。
 だが、そんな不安は、目の前の解放相手には無力だった。
 梨香の瞳がうっとりと緩み、両手がオムツをそっと押さえる。
「おしっこ・・・、でちゃいます・・・」
「そうか」
「お漏らししちゃう・・・。おしっこ、漏らしちゃう・・・。オムツに、オムツなのに。
 赤ちゃんみたいに、赤ちゃんじゃないのに! 立ったまま! 男の人のまえでっ!」
 自分を追い詰める要素を数え上げる。
 声は次第に昂ぶり、最後には恍惚と叫んでいた。
「はあっ、でっ、でちゃう! でちゃうのっ! おしっこ! お漏らしいっ!」
 腰を突き出し、ぶるぶると震える。
 虚空を見上げる瞳が見開かれた。
 歓喜の形で開かれた口から、涎が伝った。
 間違いなく、出ている最中だろう。
「おしっこ・・・、で・・・てる。オムツに、漏らしてる・・・」
「いい年をして、恥ずかしい奴だな」
 圭斗の手が、正面から胸を揉んだ。
 柔らかなふくらみは、成長した少女の証。
 それを揉まれながら、梨香は幼女のような排泄を続けた。
「オムツ、あったかい・・・。おしっこ、あったかい。やだ・・・、これ、気持ちいい。おしっこ、こんな風にして・・・、こんなことして、いいんだ・・・」
 生まれてこのかた、立って放尿したことなどなかっただろう。
 初めての行為に、女としてあり得ない行動に、梨香が歓喜に包まれた。
 最後の雫が放たれたのだろう。
 梨香が膝から崩れ落ち、両手を床に突いた。
321隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:24:56 ID:xuT3igVx
「はぁ・・・はぁ・・・」
 自分の高ぶりに耐え切れず、肩で息をしている。
 四つんばいになった少女を見下ろしながら、圭斗が椅子に腰掛けた。
 激しく膨らんだトランクスを下ろし、先走りでべたべたに濡れ光っている自分を晒す。
「咥えろ」
 ようやく与えられる主人の肉棒に、梨香が瞳を輝かせた。
 どちらにとっても、それは初めてのことだろうが、梨香は自然に手を沿え、圭斗は平然とそれを見下ろす。
 内心では、触れられただけでの暴発を恐れていたが、それは何とか免れた。
 それでも、間近で見つめる鼻息にくすぐられ、両手でぎゅっと握られて、限界を予感する。
 キスを待つように目を閉じ、軽く尖らせた唇が触れるにいたって、圭斗の我慢は限界を迎えた。
「んおっ!」
「ひゃうっ!」
 不意に顔を生臭い粘液に襲われ、梨香が反射的に顔を引いた。
 驚きに目を開き、顔にへばりつく粘液をはがす。
 濃い精の固まりを優しく見つめた少女は、それを摘んで口に含み、指先まで丹念に舐めた。
「続けて、いいですか?」
 主の失態に目を瞑り、続きを求める。
 さすがに強く出れなかったのだろう。
 圭斗は無言で頷き、気まずそうに目をそらした。
「いただきます・・・」
 今度はちゃんとしよう。
 そんな決意をこめて、大きく口を開く。
 余計な刺激を与えることなく、圭斗を口に含んだ少女は、ゆっくりと顔を動かした。
 主に恥をかかせたくないのだろう。
 舌は軽く添えただけで、亀頭に触れないよう気遣っている。
 圭斗の手が、股間の頭を押さえた。
 押さえきれない荒い呼吸を頭上に聞きながら、梨香がそっと舌を絡め、舐め上げた。
「んうんっ!」
 頭を押さえる手に力がこもり、詰まった息が吐き出された。
 口いっぱいに放たれた精の、絡みつくような味と臭い。
 耐え切れずに吐き出しそうになるが、それを全力で堪えた。
 何度もつまりながら飲み下し、見下ろす主に淫靡に微笑む。
「頑張ったな。褒美に、散歩に連れて行ってやる」
 奴隷であり続けようとする梨香の姿に、自信を取り戻したのだろう。
 圭斗が悠然と応じ、立ち上がった。
 オムツをそのままに服を与え、先に立って部屋を出る。
 外に出ると、家の中とは全く違う感覚が体を包んだ。
 漏らしたオムツからは、おしっこの臭いが振りまかれている。
 すれ違う誰もがそれに気づくように感じられ、ただ立っているだけで体が震えた。
322隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:25:32 ID:xuT3igVx
「これ・・・は?」
「ただ歩くだけでは面白くないだろう?」
 オムツを隠して外を歩くだけでも、十分刺激的だろう。
 だが、圭斗はその上に、何かを考えているらしい。
 差し出された手の中に、携帯プレーヤーがあった。
 どうすればいいのか、言われるまでもありはしない。
 付属のイヤホンを耳にあて、再生ボタンを押す。
「あ・・・」
 思わず漏れた声に、圭斗が押さえた笑いを浮かべた。
 イヤホンから聞こえてきたのは、梨香自身の声。
 ついさっき口にしていた、自らを貶める言葉だった。
「こんなの・・・」
 オムツをあてて外を歩き、自分が口にした淫らな言葉を聴かされる。
 恥ずかしさに体が火照り、しぜんと股間に手が伸びた。
 だが、誰の目があるかも判らない場所で、そこを押さえる訳にはいかない。
 苦しさに涙が滲み、耐え難い疼きに喘ぎがこぼれた。
「こんな・・・こんなの・・・」
 とても耐えられるものではなかった。
 今すぐスカートをまくりあげ、オムツの中をかき回したかった。
 それを堪えられたのは、圭斗が与えた小さな道具のおかげだったろう。
「ああっ!」
 目の前にぶら下げられたコントローラー。
 自分が咥えているバイブのものだと教えられた、シンプルなスイッチ。
 奪うようにそれを手にした梨香が、迷わずスイッチを入れていた。
「くうううっ!」
 膣内のバイブが荒々しくくねる。
 動きと振動が与えたのは、より大きなもどかしさだった。
 動かすことのできないバイブは、一番欲しい刺激をくれない。
 壁を擦り、奥を突き上げる動きが欲しいのに、それは叶わない。
「行くぞ?」
 片方のイヤホンを外し、圭斗が囁く。
 蟹股の足を震わせ、崩れ落ちる寸前で留まった少女が、激しく首を振った。
「む・・・り。歩け・・・ない・・・」
 どこかに出かけるどころではない。
 ただ立っている事すら、信じられない苦痛だった。
 ここで裸になり、バイブを動かせたらどれほど楽だろう。
 未来の全てを投げ打ってでも、そうしたくなる魅力がそこに溢れていた。
323隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:26:15 ID:xuT3igVx
「ひどい顔だ。誰が見ても、普通じゃないと思うだろうな」
 目を見開き、歯を食いしばり耐えている。
 とてもではないが、他人に見せるような顔ではなかった。
「ほら、そこのガキが不思議そうに見ているぞ」
「ひっ! い、いやあっ!」
 指差された先では、仲良く手を繋いだ幼児のカップルが、揃って首をかしげていた。
 あどけない視線に耐えかねたのだろう。
 梨香が転がるように玄関に戻り、扉の向こうで崩れた。
 ゆっくりと後を追った圭斗が、玄関に鍵を閉める。
 バイブの音を響かせる少女を部屋に戻し、仰向けに転がした。
「苦しそうだな?」
「う、動かしたいの! バイブを動かしたいんですっ!」
「動いているだろう?」
「ち、違うのっ! だ、出し入れして、もっと奥まで突いて欲しいっ!」 
「これを開いて、動かして欲しいんだな?」
「はいっ!」
 大きく開いた足の付け根。
 ふっくらと盛り上がったオムツの股間が、つま先でつつかれた。
 びくりと震えた少女が叫び、熱望の視線を投げ上げる。
 圭斗の息が荒くなり、見下す目が眇められた。
 歪んだ口元からの声の温度も下がっている。
「俺に、しょんべんを漏らしたオムツを外せと言うんだな?」
「はいっ、お願いします!」
「しょんべん臭いマンコをかき回せというんだな?」
「はいっ! お漏らしした汚いオムツを開いて下さいっ! 臭いあそこを気持ちよくして下さいっ!
 ご迷惑なのは判ってます! でも、どうか、お願いしますっ!」
 自らを貶めながら、腰を振る。
 そんな姿を見下ろしながら、圭斗がしゃがみ込んだ。
「一つ約束しろ」
「します! しますからっ!」
 内容を聞く前から誓う。
 苦笑を浮かべた少年が、オムツに手のひらを乗せた。
「俺の命令無く、勝手なことはするな」
「はいっ! 判りましたっ!」
 何を言ってもそう答えただろう。
 それと知りながら、圭斗は重々しく頷き、オムツの前あてを開いた。
 篭っていたアンモニア臭が立ち上り、暖かな空気が頬を撫でる。
 黄色く染まった生暖かいオムツが拡げられ、開放感に梨香が息を吐いた。
324隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:26:55 ID:xuT3igVx
「ひどい臭いだな。トイレより臭いぞ」
「はああっ、ごめんなさいぃ!」
「どんなにかわいくても、しょんべんは臭いか」
「はうっ! はあうっ!」
 頷きながら、バイブを摘む。
 望んでいた通りに激しく動かすと、梨香が声高く喘ぎ、身悶えた。
 腰を突き上げて痙攣し、バイブの脇から潮を振りまく。
「梨香」
「はいっ!?」
 初めて名前を呼ばれ、驚きながら顔を上げる。
 呼んだほうも内心で緊張しているが、それは何とか隠しおおせた。
 汚れた紙オムツを突きつけた少年は、自分の粗相に恥じ入る少女ににじり寄る。
「こいつを外した時の約束、覚えているな?」
「・・・はい」
「その約束を守れるか、試してやるよ」
 着ているもの全てを脱ぐよう命じ、バスタオルを一枚投げ与える。
 どうすればいいのか判らずにいる少女を押し倒した圭斗は、股間にバイブを戻し、
コントローラーを預けた。
「今から知り合いを二人呼ぶ。お前はその中に隠れていろ」
「どうして、そんな・・・」
「身動きしたらすぐに気づかれる。バイブを使えば音で判る。俺以外の主が欲しいなら、そうすればいい。
やりたいざかりの男ばかりだ。たっぷり遊んでもらえるぞ」
「い・・・や、です。そんなのは・・・」
「その言葉が本当なら、俺も嬉しいがな」
 笑いながら、携帯を開く。
 続けざまに二人を呼び出すと、梨香をクローゼットに閉じ込め、消臭剤を振りまいた。
「タオルは下に敷いておけ。床が汚れるからな」
 容赦の無い言葉を投げつけ、扉を閉める。
 閉ざした扉に手をついたまま、圭斗が数瞬固まった。
 大きな賭けに踏み切った後悔が、体を包んでいる。
 そんな迷いを知らない少女は、闇の中で辺りを見渡した。
 闇に慣れた目に、クローゼットの様子が映る。
 この為に片付けたのだろうか。
 不自由ない大きさが用意されており、立ち上がらない限りは身動きもできる。
 細い光が差し込む闇の中で、梨香はタオルを敷き、その上で自分の膝を抱えた。
 呼び出したのは、近所に住む友人たちだったのだろう。
 ほどなく二人の少年が部屋に現れ、テーブルを囲んだ。
 扉一枚向こうに、見知らぬ少年が二人もいる。
 そんな状況で、全裸の上にバイブを咥え、隠れている。
 異常な状況に息が乱れ、気づかれる不安から更に呼吸が高まった。
325隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:27:25 ID:xuT3igVx
 他愛の無い話をしていた圭斗が、不意に何かを思い出したようにパソコンを立ち上げた。
 友人たちを手招き、画像を見せる。
「こないだ見つけたんだ」
 気の許せる友人なのだろう。
 梨香の知らない口調でフォルダを開き、画像を選ぶ。
 映し出された画像に、友人たちが声をあげ、じっと見入った。
「これ、うちの制服か?」
「うわ、なんだよ、これ?」
 画面では、一人の少女がしゃがんで用を足していた。
 犬用のトイレシートに載り、剃られた性器を晒しながら。
 その状況の異常さに、そして少女が纏う制服に、少年たちが驚きを浮かべた。
「放尿プレイか。うちの生徒にこんな変態がいるんだ」
「これも剃ってるんだろ? 誰だろうな、これ?」
 言葉の内容から、少年たちが見ている画像の見当はついた。
 つい先日、犬のトイレを借りた時のものだろう。
 顔は消されているようだが、自分の痴態を、知らない男に見られている。
 その現実に体が火照り、股間に手が伸びた。
 かろうじてそれを留まったのは、一度触れたら止まらなくなると知っていたからだろう。
(見つけてもらえば、虐めてもらえる)
 その想像は魅力的なはずのものだった。
 だが、三人に囲まれ、辱められる自分を想像して抱いたのは、嫌悪と恐怖だった。
 ぜったい見つかるまいと唇を噛み、両手でしっかり膝を抱える。
「日付が古かったから、卒業生かもしれんがな」
「二年前か。くそ、一年の時に知ってりゃなあ」
「知ってても何もできんだろ」
「色々楽しめるだろ。あいつじゃないか、こいつじゃないかって想像してさ」
「不毛だな」
 少年達が笑い声を上げ、それはその場の馬鹿話として終わった。
 だが、そんな画像を見て盛り上がってしまった以上、話題はそっちに向かっていく。
 年頃の男子たちが、どんな話をしているのか。
 初めてそれを聞かされた少女が、生々しさに頬を染めた。
(いつまでいるんだろう・・・)
 状況に火照る体を持て余してるのは事実だった。
 だが、それ以上に、切羽詰った事情がある。
 うかつに動けない場所に潜みながら、梨香は細かく震えていた。
(どうしよう・・・)
 こみ上げてきた尿意は、もう我慢できないところまで来ている。
 飛び出してトイレに向かう事などできない以上、耐える以外の選択は無かった。
 だが、それが限界を迎えようとしているいま、方法は一つしかない。
326隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:28:20 ID:xuT3igVx
(こんなの・・・)
 与えられていたバスタオルを丸め、股間に押し当てる。
 薄闇の中で目を閉じ、目じりに涙を滲ませながら、そっと力を抜いた。
 こぼれかけた声を飲み込み、クローゼットで丸まりながら、かすかに震える。
 その手の中で、バスタオルが重みを増し、ぬくもりを伝えてきた。
(どうしよう・・・これ・・・)
 何とか吸わせはしたが、ぐっしょりと濡れたタオルからは、おしっこの雫が滴っている。
 仕方なく太ももで受け止めているが、その気持ち悪さは止められなかった。
 次におしっこをしたくなったら、もうどうしようもない。
 股間から滲む熱い雫を受け止めることもできず、床を汚すなという命令を破ってもいた。
(これしかない・・・)
 思い切るのは簡単ではなかった。
 だが、他の方法を思いつかなかった。
 主の命令を守るには、それをするより他に無い。
 自分が出したもので濡れている布を、雫を滴らせている角を、そっと口に含む。
 生臭い味と臭いが口に広がり、薄闇の中で眉をしかめる。
(うぅ・・・)
 これが圭斗のものならば、まだ我慢できただろう。
 だが、自分が出したものは、飲み下すのに抵抗が強かった。
 薄汚い奴隷のおしっこなど、臭いも嗅ぎたくない。
 だが、自分自身が隷属の身であるからこそ、それに耐えねばならなかった。
 少しずつ口に含んでは、音を立てずにそれを吸う。
 どれだけの時間それを続けただろうか。
 気づけば、その行為に耽っていた。
 いつしか扉の向こうの声が聞こえなくなったことも知らず、少女はタオルを吸っていた。
「おい」
「ひぐっ!」
 不意に扉を開かれ、梨香がタオルを咥えたまま飛び上がった。
 手にしたタオルを握り締め、冷たくなったおしっこを滴らせる。
 慌ててそれで床を拭くが、濡れたタオルではきれいにならない。
「後で拭けばいい。とりあえず出て来い」
「はい・・・」
 呼ばれてのそのそと這い出る。
 汚れと臭いに申し訳なさそうに縮こまる少女を、圭斗は椅子から見下ろした。
「よく我慢したな」
「見つかるの、怖かったから・・・」
「出てこれば、三人がかりでしてやったぞ?」
「いや・・・です」
 無神経な言葉に、涙がこぼれた。
 溢れた涙を止められず、顔を覆って泣きじゃくる。
 さすがに予想外だったのだろう。
 圭斗が演技を脱ぎ捨て、本気でうろたえていた。
327隷属の悦び:2010/06/16(水) 22:32:35 ID:xuT3igVx
「私だって女の子です! 想ってくれない人に犯されたくないです!」
「・・・いや、それは」
「以前なら、それでもよかった。でも、いまは駄目です! 駄目になったんです!」
「梨香・・・」
 少女が何を言っているのか、わからないほどの朴念仁ではなかった。
 もともと、梨香に対する気持ちは、圭斗の中に強い。
「・・・酷いことを言ったな」
「あ・・・」
 椅子から降りた少年が、おしっこ臭い少女を優しく抱きしめた。
 思いがけないことに驚きながらも、嬉しそうに腕を握る。
「圭斗・・・さん」
 初めて圭斗の名を呼び、穏やかに目を閉じる。
 気づいた圭斗が腕に力を込めるのを感じながら、小さくつぶやく。
「一つだけ、お願いがあるの・・・」
「なに?」
 演技を捨てた少年も、穏やかに問い返した。
 その声に確信したのだろう。梨香がかすかに頷いた。
「私の為に、無理はしないで欲しい。したいようにしてもらえば、それでいいから」
「気づいていたんだ」
 圭斗の責めは、自身の性癖よりも、梨香を満たすことを目的にしていた。
 破滅に向かう少女を引きとめ、守ることを考えていた。
 少女はそれに気づいていたのだろう。
 そんなことをした少年の気持ちと共に。
「外で裸になるのは恥ずかしい。でも、好きな人に全部見られるのは、それだけでずっと恥ずかしいよ。
 圭斗さんが私の全てを知ってる。恥ずかしい秘密を知ってる。それだけで、すごく気持ちいいの。
 ただされてるだけでも、ちゃんと満たされるの」
 こんなところは、やはり女の子なのだろう。
 圭斗が大きく息を吐き、腕を緩めた。
「つまらない主人に、がまんできるか?」
「酷いだけの人を、ご主人様とは呼べないよ」
 あれだけのことをされながらも、その奥底の気持ちを汲んでいたのだろう。
 梨香の瞳には、絶対の信頼があった。
「明日、映画にでも行くか」
「はい」
 始めて貰ったデートの誘いに、全裸の少女がはにかんだ笑顔を向けた。
 この少女の全てが自分の手の中にあり、全てを自由にできる。
 その喜びと共に、邪な衝動もこみ上げるのは、圭斗の性だろう。
「虐めて貰うのも、楽しみなんですよ?」
 心の中を見透かしているのだろう。
 にっこりと微笑む少女の前で、圭斗は己の敗北を悟っていた。



 といった感じで終わりです。
 無難に纏めた感じですね。
 お前たちは今更何を言ってるんだと思えてきますが、そこは流してください。
 では、また。
328名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 22:35:21 ID:O5A/vtMx

すっきりしたよ
329名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 10:21:31 ID:4gWd54Gu
GJ
なんだかんだいってお似合いのカップルですねw
330名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 02:22:22 ID:m5JyQVWk

よくぞ最後まで書いてくれた
331名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 19:38:46 ID:QZOi4vvS
GJ!!
まさかこのスレでほんわかする気分になるとはw
332名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 23:51:19 ID:pRrn5eYk
>>320-327
今更だけど乙
なんか最後和んだw
良い変態カップルだった、感動した!!
33356:2010/06/22(火) 21:40:10 ID:q4LvNLGV
 言ってしまえばバカップルの話なんですが、ほほえましく見てもらえているようでなによりです。
 きつめの調教ものを書いてると、不意にこんな話が書きたくなるんです。
 書き終わると、また酷い話を書き始めるんですけどね。
 
334名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 23:46:50 ID:2VLHGn/u
>>333
酷い話も期待してます
335名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 21:27:06 ID:zcM7W4fx
それはひどい話が好きな酷い俺には朗報だ
336名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 23:53:12 ID:j9459Afv
書きあげるのにどれくらいかかるか分からないけど、書きたいネタがある。

亜人スレとか、こことかリョナのどこかに落とすことになりそう。
337名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 04:38:54 ID:kBViDkhR
>>336
投下期待
338名無しさん@ピンキー:2010/07/15(木) 21:56:49 ID:Hxak9idB
誰かー
339名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 04:39:32 ID:HK7M5SuP
酷い話と言えば前スレにあったロリ調教モノの続きが気になるよなあ・・・
340名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 04:22:00 ID:9j6P+5AY
>>339
どんなのだっけ?
341名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 17:31:18 ID:MyvSEnMy
>>340
瑞菜シリーズ。http://www.unkar.org/read/yomi.bbspink.com/eroparo/1216165522
アホな一部住人がよってたかった追い出しちまった
342瑞菜・24:2010/07/20(火) 08:44:44 ID:Y7skuKmb
ガチャガチャ・・・俺は瑞菜の首輪にリードを取り付けて、グイッと引き上げる。
「行くぞ」
「はい・・・」
相変わらず消えそうな声で瑞菜が答える。
あのきつい口奉仕訓練の後、鬼頭は瑞菜に3日間の休養を与えた。
そして今日からまた訓練が始まるのだ。
鬼頭は所用で留守のため、俺が代行で訓練させることになっていた。
カツッカツッという俺の足音とペタペタという小走りの足音が長い廊下を進んでいく。
調教部屋まで瑞菜を連れてきた俺は、壁際に瑞菜を跪かせて「そこで待て」と命令する。
「はい・・・」と答えて瑞菜はじっとしていた。
俺は道具がしまってある引き出しを開けて、ずらっと並べてあるディルドを眺めた。
先日、鬼頭が使った巨大なディルドもある。
俺は暫く考えてそれよりも二まわり小さいディルドを取り出した。
とはいえ、直径は3センチ長さは20センチはある。
それを持って瑞菜のところに行き、壁に開けられたネジ穴にディルドの根元に付いたボルトで取り付けた。
まるで壁から男根が水平に生えたようになる。
「わかるか?これをこの前と同じように口で奉仕するんだ」
瑞菜はディルドを見て、前回の恐怖が蘇ったのか顔色が青ざめている。
「心配するな、前のように無理矢理、押し込んだりはしない」
「そのかわり、今日は自分からするんだ。いいな?」
俺は瑞菜にそう命じた。
「わかりました・・・」
瑞菜は少しホッとした様子でおずおずとディルドの前に膝で歩きながら進み出た。
先日、鬼頭に教えられたように小さな舌を出すと瑞菜はペロペロとディルドの先から舐めだした。
やはり元々賢い子だな・・・俺はそう思うと、椅子を持ってきて瑞菜の横にドカッと座った。
広くひんやりとした調教部屋にピチャピチャという音だけが響いている。
いつしかディルドは瑞菜の涎でぬらぬらと光りだした。
「よし、次は口に含め」
俺が命じると、瑞菜は小さな口を精一杯開けてディルドを咥え込んだ。
小柄な瑞菜にとってはそのディルドでもかなり大きく、表情が苦しそうになる。
「よし・・少しずつ奥まで入れろ」
俺は椅子に座ったまま指示を出す。
「ふぁ・・ふぁい・・」
瑞菜は苦しそうな声で答えると、ゆっくりと頭を進めていく。
わずか3分の1も入らないうちに喉の奥に突き当たってしまった。
瑞菜は頑張って奥に入れようとするが、どうにもできないようで、こっちを救いを求めるような目で見てる。
343瑞菜・25:2010/07/20(火) 08:47:13 ID:Y7skuKmb
「ふぅ・・・」
俺は溜息をついて椅子から立ち上がった。
「いいか、瑞菜・・・受け入れるって気持ちが大事なんだ」
「唾を飲み込むように喉を動かしてろ」
俺がそう言うと瑞菜は何度かコクコクと喉を動かそうとしてる。
駄目か・・・仕方ないな・・・そう思った俺は、そっと瑞菜の後頭部に手を当てた。
「もう一度、大きく飲み込む気持ちでやってみろ」
瑞菜は意を決したようにゴクンと喉を動かす・・・と同時に俺は瑞菜の後頭部をグイっと押した。
開かれた喉にディルドの先が滑り込む。
「ごぅ・・!」瑞菜が声にならない悲鳴をあげた。
瑞菜は思わず壁に手をついてディルドから逃れようとする。
「慌てるな!大丈夫だ。呼吸が止まるのは少しの間だ」
「パニックを起こすから、すぐに苦しくなる」
「手を壁から離せ・・・じゃないと、この前みたいに拘束しなきゃならんぞ」
そう俺が言うと瑞菜は小刻みに震える手をゆっくりと下ろした。
「よし・・いい子だ」
俺はゆっくりと瑞菜の頭を押し進める。
柔らかいディルドは緩やかなカーブを描きながら瑞菜の食道近くまで進んでいく。
瑞菜の瞳から涙の雫がこぼれた。
壁の寸前まで瑞菜の顔が近づき、とうとうディルドを全て飲み込む。
瑞菜の顔が、ぽう・・と赤く染まる。
俺はすっと手の力を緩め、瑞菜の頭を引いてやった。
ディルドから開放された瑞菜は、ごほごほとむせ返る。
「よく出来た。今のを自分から出来るようにならなきゃ駄目だ」
「こほん・・こほん・・・は、はい・・」
瑞菜は苦しそうに答えた。
俺はまた椅子に座りなおすと、瑞菜に一人で練習させた。
瑞菜は懸命に最初からの工程を繰り返す。
この歳でよく頑張る子だ・・・。俺は少し感心した。
2時間半の練習で、まだぎこちないなりにもなんとか一人で根元まで入れられるようになったようだ。
と言うのも、鬼頭の調教の成果だろう。
前回、かなり大きいサイズを強引に刺し込んで、喉に道を作ってあったからだ。
じゃなければ、こんな幼い少女が一人でここまで出来るようにはならないはずだ。
やはり鬼頭というのは優れた調教師だと認めざるをえない。
それにしても、華奢な体で一生懸命に練習している瑞菜を見ていると
この先、待ち構える過酷な調教と改造が頭に浮かび俺は複雑な気持ちになった・・・。

続く
344名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 08:50:22 ID:Y7skuKmb
お久しぶりです。
まだ覚えてる方がいらっしゃるようなので、暫くぶりに続きを少し書いてみました。
頻度は遅いと思いますが、またボチボチ投下します。
よろしくです。
345名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 08:00:31 ID:GufkLhCR
>>344
なんで来たんだよ……
嬉しくて抜いちまったじゃねーか、バカ
346名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 18:19:15 ID:gLQ43Dp4
うーん雰囲気暗いね‥
347名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 22:59:11 ID:EfVSB/bh
>>344
続き待ってます
348名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 21:56:17 ID:Ipg4bKyH
>>344
また逢えたね。待ってるお^^
349瑞菜・26:2010/08/05(木) 00:06:41 ID:QXFyv1Am
数日後、所用を終えて帰ってきた鬼頭の前で瑞菜が必死に壁から生えたディルドを咥えていた。
鬼頭の留守中、俺から受けた口奉仕の特訓の成果を見せているのだ。
ピチャピチャ・・はむ、はむ・・鬼頭の冷たい視線の下で瑞菜の奉仕が続く。
「深く!」
鬼頭の冷酷な命令が飛ぶ。
「ふぁ・・・ふぁい・・」
瑞菜はディルドを咥えたまま返事をすると擬似亀頭の先をゆっくりと喉の奥まで進めていった。
今、使っているのサイズは俺が特訓に使っていたディルドよりも一回り大きく直径3・5cm、長さ25pのものだ。
そのため瑞菜は俺と二人の時より苦しそうだった。
半分も入らないうちに奥に突き当たる。
そこで瑞菜は小さな鼻でシュン・・シュン・・と少し息を整えると、
意を決して水を飲み込むように喉をゴクンと動かした。
と同時に頭を前に進めて、ゴキュ・・とディルドを更に奥に飲み込んだ。
俺が教えたことを必死で実行したわけだ。
しかし自らやったとしてもそれが苦しい行為には違いない。
瑞菜の固く閉じた目からは涙がツーと流れる。
細い首はディルドが入ったことを示すようにポッコリと膨らみ、コクコクと小刻みに動いていた。
「もっと深く、根元までだ」
更に鬼頭の非情な命令が下る。
それを聞いた瑞菜は膝の上でカタカタと震えている手をギュッと握り締めて、
グジュジュっとディルドを飲み込んでいく。
ついに瑞菜は根元までその凶悪な形の異物を小さな口と喉に収めた。
しばらくそのまま耐えさせられた瑞菜にやっと鬼頭から許しが出た。
ディルドを抜いた瑞菜は咳き込み、口からはタラーと涎が零れ落ちた。
「ふむ、よかろう。そろそろ次の段階だ」
「おい、黒沼に連絡しておく。今日の午後から連れて行け」
鬼頭は俺にそう告げると調教室から出て行った。
黒沼クリニックか・・・分かってはいたことだが俺は多少、憂鬱になった。
350瑞菜・27:2010/08/05(木) 00:08:27 ID:QXFyv1Am
ど・・どこかに行くんですか・・・?」
調教室からの帰りの廊下で瑞菜は恐る恐る俺に訊いてきた。
「ああ・・この後、お出掛けだ」
俺はぶっきら棒に答えた。
「そ、そうなんですか・・・」
そう言った瑞菜は少し表情をほころばせた。
ずっとこんな場所に閉じ込められていたせいか、外に出れるのが嬉しいらしい。
それがどんな理由かも分からずに無邪気なものだと俺は思った。

飼育部屋に戻った俺は早速、瑞菜を連れ出す用意を始めた。
まず皮製の拘束具をテーブルの上に並べる。
そしてその横に特殊ケージを置いた。
それを見た瑞菜の顔から希望の光は消え失せた。
考えてみれば当然、普通に外出させてもらえる筈もなく。
外に出るということは単なる運搬なのだ。
ガッカリと肩を落す瑞菜の手を後ろ手にギュウと拘束具で縛り。
吸尿オムツも兼ねた貞操帯を取り付ける。
そして足首も拘束すると、口に閉口器具を取り付ける。
全身の自由を奪われてフラフラと立っている瑞菜をヒョイと持ち上げて
蓋を開けたケージの中に入れた。
「屈んで頭を下げろ」
俺がそう言い付けると瑞菜はケージの中で小さくなった。
バタン、ガチャガチャ
ケージの蓋を閉めると傍目にまさかその中に少女が入っているとは夢にも思わない形なる。
元々拘束されて口を塞がれてる上に防音性の高いそのケージは女体の運搬には最適なのだ。
その様子をまわりの女達が気の毒そうに見ていた。
「さて、行くか・・」
俺はケージを車に詰め込んで鬼頭邸を出た。

走る車の沿道では学校帰りの子供達が遊びながら歩いている。
その姿を眺めながら俺は複雑な心境だった。
何気に車の時計に目をやり、少し考えてハンドルを切った・・・。
351瑞菜・28:2010/08/05(木) 00:10:12 ID:QXFyv1Am
ガチャ、蓋を開けて俺は瑞菜をヒョイと箱の外に出した。
瑞菜は中で泣いていたのか目が赤くなっていた。
拘束具と閉口具を外してやると、瑞菜は不思議そうに周りを見渡す。
黒塗りのバンの窓は全てスモーク処理がしてあり、外からは見えなくなっている。
場所は大衆向けの洋服店の駐車場だ。
「着替えろ」
俺はさっき買ってきたばかりの買い物袋を瑞菜に渡した。
「な、なんで・・?」
買い物袋の中身を見て瑞菜は不思議そうにしている。
「いいから、さっさとしろ!」
そう言うと瑞菜は慌てて着替えを始めた。
俺が店員にジロジロ見られながら買ってきた薄いピンク色のワンピースだった。
思った通りよく似合っていた。

「よし、助手席に乗り換えろ」
そう言って瑞菜を前の席に乗せて車を出した。
瑞菜は久しぶりの外界の光に眩しそうにしながら窓の外を見ている。
俺は車をファミレスに停めて、瑞菜を連れて中に入った。
筋肉質の大男と可愛らしい少女だ。端から見れば異様な光景かもしれない。
席についた俺は瑞菜にメニューを渡し「好きなものを頼め」と言った。
「は・・はい・・」
瑞菜はモジモジとメニューを眺めてるがなかなか決めない。
注文を取りに来た店員も痺れを切らしそうだ。
「おい、アレと同じものを。それから俺はコーヒーを」
俺は離れた席で子供が食べているフルーツパフェを指差して言った。

352瑞菜・28:2010/08/05(木) 00:11:09 ID:QXFyv1Am
出されたパフェと俺を交互に眺めながら瑞菜は戸惑ったような顔をしている。
「いいから食え」
俺はそう言ってコーヒーを飲んだ。
「あ・・ありがとう・・」
瑞菜はそう言うと長いスプーンを使ってパフェをちょっとずつ口に運んでいった。
その小さな口を見ていると、とても鬼頭邸で過酷な口奉仕を受けているとは思えなかった。

俺はなんでこんなことをしてるんだろう・・・
自分でも分からなかった。
当然、こんなことを鬼頭が許す筈はない。
ただ、体が勝手に動いて瑞菜をここに連れてきてしまった。
この後、連れて行かれる場所で待ち受ける瑞菜の運命を思うと無性にこうしてやりたくなった。
今までだって何人もの女達を同じように仕事としてこなしてきた筈なのに
何故、今回に限ってこんな気持ちになったのか本当に分からなかった。

「ちょっとトイレに行って来る」
俺はそう言って、わざとらしくテーブルの上に財布を置いた。
「は、はい・・」
口のまわりにクリームをつけた瑞菜が答える。
俺はトイレに入るとおもむろにタバコに火を付けた。
ゆっくりと時間を掛けて吸う。
「誰だあ、こんなところでタバコなんて吸って・・・」
トイレに入ってきた中年男性がそう言いかけて、俺を見て口を噤んでまた出て行った。
まあ普通は俺の風貌を見ればそういう態度を取る。
1本目のタバコの火を消して、またもう一本に火をつける。
わざと時間を掛けるかのように俺は煙を吸い込む。
しばらくして俺はトイレから出た。
席に戻る途中、俺は何かを期待していた・・・。
しかし、その期待はあっけなく裏切られた。
席ではパフェを食べ終えた瑞菜が行儀良くちょこんと座っている。
テーブルの上の財布もそのままだ。
馬鹿野郎・・・!俺は心の中で呟いた。
「行くぞ・・」
俺は瑞菜を連れて車に乗り込み、本来の目的地へ向かった。

続く。
353名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 23:16:42 ID:lfT0FYzh
おお…来てた…乙
続き期待
354名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 03:22:04 ID:q46tRFXL
やばい…普通に涙が出てきたんだが…
瑞菜ちゃん可愛すぎる!!
プロの仕業とも思えるような良い文章だな
これからどんな酷い調教が待ち構えているのか
凄く楽しみだ
続きを期待して全裸で待機しつづけます。
355名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:46:10 ID:3gdOvn3m
なんだかグロのかほりが漂ってきたな
356名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 05:39:51 ID:DalrViVa
>>349-352
続き待ってます
357名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 07:21:09 ID:feJlCDfl
瑞菜の作者です。
すみません、遅筆なものでまだ半端な書きかけ状態です。
もし宜しければ、お待ち頂く間、SS保管庫の病院スレに
「検体 芽衣」っていう完結した過去作品があるので未読でしたら読んでみて下さい。
なるべく近日中に続きを貼りたいと思います。
358名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 22:09:51 ID:V8vI/Sif
保守
359名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 03:31:05 ID:1sLjNnyI
>>357
SS保管庫ドコー?
360名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 05:00:13 ID:ErbSLkWr
361359:2010/08/17(火) 20:22:34 ID:1sLjNnyI
>>360
(・∀・)ノ アリガトー!
362瑞菜・29:2010/08/20(金) 05:55:30 ID:nq6mn/u/
俺と瑞菜を乗せた車は黒沼クリクックの駐車場についた。
黒沼クリニックは3階建ての大き目の歯科医院だ。
駐車場はビルの1階部分になっている。
俺は車に乗ったまま携帯電話で黒沼クリニックに電話を入れる。
「着きました、いま下の駐車場です」
「わかりました。ではシャッターを下ろします」
電話の向こうからはいつもの歯科助手の声でそう言った。
キュラキュラキュラ・・・車の後ろで電動のシャッターが下りていく。
最後までシャッターが閉まったのを確認して俺は瑞菜を連れて車を降りた。
駐車場の連絡口からビルの中に入る。
鬼頭から連絡を受けた為、クリニックは午後からは臨時休診している。
「お待ちしてました」
患者のいない待合室で出迎えたのは中年の歯科助手だ。
一重で切れ長の眼、そして女にしてはかなり長身である。
実際の年齢よりは若く見えるのかもしれないが印象としては冷たい氷のような女だ。
歯科助手は瑞菜を一瞥して少し怪訝な表情を見せたがすぐにまた無表情に戻る。
「では、こちらへ」
歯科助手に案内されて奥へ進む。
瑞菜はシンとした歯科医院の雰囲気にオドオドしながら俺のあとを付いてきた。
いつの間にか俺の服の裾をちょこんと掴んでいた。
エレベーターに乗って歯科助手が1階と3階のボタンを同時に長押しする。
するとエレベーターは表示にはない地下へと降りていった。
そう、鬼頭と契約を交わすこの歯科医院には特別処置室があるのである。
エレベータから降りて短い廊下を進むと重い鉄製の扉がある。
中に入るとそこは約20畳ばかりの広さで真ん中に頑丈な作りの処置台があり、
まわりを様々な機器が囲んでいた。
363瑞菜・30:2010/08/20(金) 05:56:59 ID:nq6mn/u/
すでにこの歯科医院のオーナー歯科医師である黒沼がカチャカチャと何やら準備していた。
「どうも・・」
俺が軽く会釈すると黒沼が振り向いた。
身長は男にしてはやや小柄で歯科助手よりも少し低い。
その分、体型は横に太く白衣が窮屈な印象を受ける。
顔はお世辞にも男前とは言えず、頬肉に押し上げられた眼に丸い眼鏡を掛けている。
頭も多少薄くなっている。
年齢は50に届くあたりだ。
「おや・・・今日はケージに入れてこなかったのかね?」
薄いピンクのワンピースを着て普通に歩いて連れて来られた瑞菜を見て黒沼が訊いてきた。
「ええ・・・逃亡するような素材じゃありませんので、横着しました」
「帰りはケージで運びますよ」
俺は取り繕って答えた。
おそらく歯科助手も同じ疑問を持ったのだろうが口に出さなかったようだ。
「ふーん・・・まあ、いいや」
「それにしても、その子かね?」
「随分と今回は若いね」
黒沼は瑞菜を下から舐め上げるように見て言った。
瑞菜はその視線から逃げるように俺の後ろへ隠れた。
「こちらが依頼書です」
俺は黒沼に書類を渡した。
「ふむ・・」
黒沼は書類と瑞菜を交互に見ながら何度か頷いた。
「わかった、たまにはこういう小さな子も面白いね」
「さっそく始めようか」
そう言った黒沼の顔に妖しい笑みが浮かぶ。
俺の陰に隠れていた瑞菜を歯科助手が引きずるように処置台へ連れて行く。
「い・・いや・・こわい・・」
瑞菜はそう言いながら俺のほうを見ている。
しかしここまで来たら俺にはどうすることもできない。
俺は小さく溜息をつくと部屋の隅に置いてあるパイプ椅子に腰掛けた。
冷静さを装ってはいたが内心は穏やかではなかった。
364瑞菜・31:2010/08/20(金) 05:58:48 ID:nq6mn/u/
「大丈夫だよ、お嬢ちゃん」「怖くないから暴れないでね」
黒沼が優しそうな笑みを浮かべながら瑞菜に話しかける。
普段は一般の治療で子供相手に同じように話してるのだろう。
「服を脱いでこの籠に入れなさい」
歯科助手が冷たい口調で瑞菜に命じる。
「え・・」瑞菜は一瞬戸惑っている。
「脱ぐのが嫌なら切って裸にするわよ」
歯科助手は大きめのハサミを手にしてそう言った。
「ぬ・・脱ぎます・・・切らないでください・・・」
瑞菜は慌てて今日買ってやったばかりのワンピースを脱ぎ始めた。
久しぶりに服をきたのが嬉しかったのか、それとも新しい服を買ってもらったのが嬉しかったのか
名残惜しそうにワンピースを籠に入れて裸になった。
「処置台に上がって」
そんな瑞菜の様子を無視して歯科助手が言った。
瑞菜は背の低い自分にはやや高い処置台によじ登るように座る。
形は普通の歯科医院にある診察台と変わらない椅子状だが、明らかに頑丈な作りだ。
歯科助手はオムツを取り出すと瑞菜にお尻を浮かせるように指示する。
オムツを見た瑞菜は不思議そうな顔をしていたが指示通りにお尻を浮かせてオムツを履かされた。
続いて歯科助手は処置台に取り付けられたベルトで瑞菜の身体を手際よく拘束していく。
太い皮製のベルトでガッチリと締め付けられ瑞菜の首から下は全く動かせない状態になった。
瑞菜はその間、ずっと俺のほうに助けを求めるような眼差しを向けていた。
俺はそれに気付かない振りをして眼を逸らしていた。
そんな瑞菜の顔を両手で挟んで歯科助手が正面を向かせる。
頭上のライトの眩しさに瑞菜は眼を細くする。
「はい、アーンして」
黒沼がそう言って瑞菜の顔を覗き込んだ。
瑞菜は小さな口を恐る恐る広げた。
「ほう・・綺麗な歯並びだね」
「虫歯も一本もない」
黒沼は細い器具で丹念に口の中を調べながらそう言った。
「僕のコレクションに是非加えたいね・・・」
黒沼が湿った笑みを浮かべてそう言ったが、もちろん瑞菜には何のことか分かるはずはない。
365瑞菜・32:2010/08/20(金) 06:00:07 ID:nq6mn/u/
「じゃ、クランプを」
瑞菜の口の中を隅々まで調べた黒沼が身体を起こして言った。
「はい、先生」
歯科助手は処置台のヘッドレストの横からシューとベルトを引き出して
瑞菜の額を押さえつけるように頭部をヘッドレストに固定する。
続いて横のパネルを操作すると、瑞菜の首の後ろが徐々に盛り上がってきて
無理矢理、顎を突き出したような形にされた。
「い・・痛い・・・」瑞菜は呻くように声を出した。
歯科助手は淡々と作業を続ける。
次にヘッドレストの横に金属製の金具を取り付けるとそこから伸びた棒を
瑞菜の顎の付け根あたりに合わせる。
「小さな子だからサイズ的にどうかな?」
横で見ている黒沼が話し掛ける。
「まあ、なんとか調整できます」
歯科助手は手を止めずに答える。
棒の先が顎の付け根を両側から挟み込むように締め付けられていく。
「い・・いた・・あ・・あが・・」
瑞菜は痛みを訴えるが途中から声にならなくなる。
棒の締め付けと同時に徐々に瑞菜の口が開いていく。
その広さは瑞菜が自ら目一杯に口を開けるよりも大きくなっていった。
しかしその分、痛みも大きい。
「ああ・・あああ・・」
瑞菜はとうとう涙をポロポロとこぼしながら呻きだした。
限界まで開くと歯科助手はその位置でロックを掛けた。
「じゃあ、始めるかな」
新しい手袋に付け替えた黒沼が瑞菜の口を覗き込んだ。
366名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 06:02:09 ID:nq6mn/u/
瑞菜の作者です。
続きはしばらくお待ち下さい。
近日中にアップ予定です。
367名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 07:57:37 ID:YFxzZSO5
>>366
乙!!
368名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 20:15:16 ID:/SgKRaDe
空から日本を見てみように搾乳器の乳首セットまでフルオートの全自動搾乳機が出てた
病院のMRIのような巨大マシンだった
369名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 21:37:46 ID:J3Ex5Wij
乳首を絶妙に刺激するらしいな
370名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 16:03:19 ID:GCZncceY
少女牧場
371名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:09:40 ID:PPdlJTSi
>>368-369
しかも牝牛自ら進んで搾乳機に入って行くそうじゃないか・・・w

しかし、くもじいの中の人って
デスラー総統と同じ人なんだよなぁ。
372名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 22:35:42 ID:nSEFC1NS
長官でもある
373名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 18:43:07 ID:9m/I5s3G
瑞菜の続きマダー?
374名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 03:21:34 ID:h5dPnDJY
スレも過疎ってるしなあ…
作者もやる気出ないんじゃね
375名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:30:38 ID:SlEvOWxC
>>374
しかし他の投下も無いので保守レス位しかする事が……
376名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 22:18:13 ID:igExRgBx
調教される過程を書いてくのか
自分から進んでペットになるパターンはありなのだろうか?
ただのM娘に成り果てるが…
377名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 00:07:15 ID:pUhroX5h
>>376
経験皆無なドM娘を牝奴隷に調教して行くお話しでも良いじゃない
378名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 03:11:13 ID:uoyJaZdf
調教されるのを拒絶しなくて、自分から進んで奴隷に堕ちていく展開は好きだ

二度と戻せないような肉体改造とかも嫌がらずに受け入れちゃったりとか
379名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 07:20:44 ID:YJJyrRGp
ピアスや刺青とかな
380名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 18:00:30 ID:brKyaRWi
調教ゲーの制作者(童貞)が女子高生に「自分を変えたい」と調教を依頼されて〜とかどうよ?
381名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 01:35:36 ID:MJ9LtxWO
>>380
どういう訳か、一瞬、強気マゾスレかと思ってしまった
382名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 03:07:07 ID:uKkAKDis
>>381
この場合だと強気でなくても良いので>>380のネタはここで良いと思う
383380:2010/09/19(日) 08:08:00 ID:pq7lZrEw
女「私を調教してください!私、自分を変えたいんです!!」

男(な、何を言ってる!?僕は……本当は女性との経験すらないんだぞ)



てな展開を妄想して書き込んだんですが……強気?
384名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 09:55:30 ID:uKkAKDis
>>383
この板を強気で検索すると…
ともあれ好みの展開だそれはw
385381:2010/09/20(月) 02:10:01 ID:3nRgmAMT
ここが強気なマゾスレかと思ってしまったというだけで、俺も>>380のネタはこのスレでいいと思う

別に他意はないよ
そういう、依頼にくるという展開がそのスレであった気がするんだ
だから一瞬、間違ったんだろうな
386名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 03:18:39 ID:+PyZKSH+
>>385
あそこであった変態マゾ姉妹調教でしょ
姉のキャラ濃すぎで吹いたw
同じく変態の筈の妹を凌駕する瞬間が何度か

まぁ、>>380ならここで全然おk
この板には淫乱なスレとかもあるけどw
このスレの住民にお勧めなスレも結構多いよね
387名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 23:24:45 ID:nwZ0n/SI
若干SF気味になるけど、奴隷・ペットになる際に軽い獣化が入るのはアリだと思う?
本物の耳尻尾を生やされたりとか
388名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 00:56:14 ID:aUpl+BmW
>>387
SFでもファンタジーでもおk
389名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 00:12:46 ID:cAKWbpB0
耳、しっぽいいよね
動物はやっぱり犬だよね
散歩させたい
390名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 16:27:55 ID:gk+kX/cl
馬化する女騎士
牛化する王妃
犬化する姫君
猫化する尼僧
391名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:14:23 ID:1zamZvXF
一ヶ月ごとの受胎期に獣のように理性を無くして発情する女たち

猫化した女は一度に何人もの男を相手にして、それぞれの子供を同時に妊娠
392名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 07:00:32 ID:vevpQcOz
猫ってそうなの?
393名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 09:04:56 ID:B1gV+VBG
猫は多胎性で、同じ時に生まれた兄弟でも父親が別々だったりする。
394名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 06:13:23 ID:CHHYBkfq
器用だな
395名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 12:58:16 ID:TKy71ziS
同じアナから一緒に生まれたのに異父兄弟って事かあ、すごいなあ。
396名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 20:48:23 ID:jebJnH5e
人間でも2卵性双生児で片方だけ黒人とかあるよ
397名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 06:28:16 ID:WPHq9joj
そのネタいただきます
398名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 12:51:46 ID:LIk3pTeB
>>396
俺も聞いた事あるけどでもそれってハーフで、片方に両親の内の黒人の血が強く
もう片方に両親の内の白人or黄色人種の血が強く出てるだけでしょ
男親が違う猫とは違うような
399名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 13:12:21 ID:OFxX5W3X
二卵性双生児でカクテル精液をぶち込めば可能性はある。
実際には先に中だしした方とか生きのいい方のチームが2着まで独占だと思うけど。
400名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 14:51:14 ID:UHMXZhFX
世界丸見えで人工授精でそうなった例が紹介されたな
器具を洗浄しなかったせいで前の人の精子が残っていて旦那との子供と二卵性双生児になったとか
401名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 18:58:30 ID:LIk3pTeB
あれ、マジで父親違いの2卵性双生児とか居るんだ
402名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 20:21:49 ID:nLrCfbF9
創作ならリトバスであったな……
403名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 21:41:15 ID:A6W7bG2p
一昔前有名になった「僕は妹に恋をする」っていう少女漫画の原作のオチが>>401
あの作者は毎回何考えてるのか分からん
404名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 23:07:49 ID:xLdUsbap
>>393
「いなかっぺ大将」のチー子しゃん(にゃんこ先生の嫁)の子供がそうだったよね。

にゃんこ先生とチー子が結婚して
茶トラ(にゃんこ先生)と白(チー子)で生まれた子猫の中に
西はじめの愛猫の胤と思わしき黒猫が1匹混じってる
405名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 02:42:30 ID:Td7pF41e
>>404
なんてこった。
じゃあ色んな種族のオス猫の中に一匹だけメス猫を放り込んでおけば、
半年後には色んなタイプの子猫ちゃんが拝めるってことか!!
406名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 04:31:42 ID:0Rr0FBcK

そこに気づくとは…
やはり天才か…
407名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 14:02:36 ID:kiSRlrhy
大した奴だ
408名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 20:44:51 ID:xT3MnxdF
スレチなんだが、チワワのメスは、セントバーナードを相手に子を孕めるの?
409名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:24:23 ID:6ks7B1Yu
種類は違うが染色体的には問題ない筈
ただどんな異常が起きるか分かったもんじゃない、こればっかりは個性。
高確率で死産、生まれた後も障害を持つ可能性が大
410名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 22:44:27 ID:xT3MnxdF
>>409
d
単純に、腹の中ででっかくなって困らないかなと思ったんだけど、流産しそうだな
411名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 06:56:08 ID:BCgScl1z
人間と他の生き物で受精はするけど受胎はしないってのあるよね
それを試験管でそだてればどうなるだろう
412名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:09:02 ID:mpXoZjFc
そもそも育たないから着床しないんだと思ってたんだけど、実際どうなの?
教えてえろい人
413名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:44:14 ID:8c3yPjOX
受精(卵の中に精子が侵入する)はするけど、染色体数が違うので子宮内膜に着床は出来ない
そのまま普通に排出される
414名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 05:54:04 ID:oFfpT5DT
その排出されたのを試験管ベイビーのように育てることは?
415名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 20:53:57 ID:HihRHbw9
>>414
無理じゃね?
416名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 21:06:06 ID:LgCh2zdQ
染色体同士が上手く接合できないから、育てようとしてもすぐ死んじゃうよ
もしかしたら奇跡的にカオスなクリーチャーが育つかもしれないけど
417名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 21:14:00 ID:XsA7vfaK
なんだかエロが無くなって知的なスレになってるな
418名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 21:15:26 ID:uKzLs+ga
異種間で子供が出来る有名な例にラバとケッティ(ウマ×ロバ)があるが
こいつらは生殖能力がない。ただし一代雑種と割り切ればウマとロバのいい点を両方引き継いだいい家畜になる。
鳥類では例外的にカモのオスが別種のカモとの間に子供を作ることが知られている。
まぁ、どっちも奇跡みたいなもんだし、人間とそれ以外の生き物ほど離れてる訳でもないが。
419名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 21:21:01 ID:reoLcGwb
まっどな科学者が、女の子一人買ってきて色々実験してみるのか…
420名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 22:55:29 ID:VgvHhAw+
亜種同士だと交雑するけど、その相の子は子孫は残せないって事だよな。
>418のラバとか、レオポンとか、ライガーとか。
黒人と白人の相の子でも、子孫は残せるから、人類は人種に関わらず
同種だって説明に、子供の頃に妙に納得した記憶がある。
421名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 23:00:59 ID:LgCh2zdQ
>>419
色んな動物の遺伝子をウィルス感染させられて、
ケモノ耳を生やされたりウロコ肌にさせられたりするのか

で、実験を繰り返す内に頭の中まで勝手に動物化してきて(一生発情とか)
身も心も元の人間から遠ざかっていく女の子とか
422名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 06:50:18 ID:FjVpe++T
まっとうな科学者が女の子に色々実験した結果だな
423名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 17:08:42 ID:fcbkuBKn
完全に隔離して数万年位生殖管理すれば現生人類から別れた新しい人類になるかもね
だからどうしたって感じだがw
424名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 18:43:36 ID:ZQMLVnap
いつのまにか奴隷・ペット・家畜どころか実験動物されるスレになっているぞw
425名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 19:31:35 ID:fcbkuBKn
家畜にされた時点で実験動物にされても文句は言えまいw
426名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 19:45:21 ID:t5lwzpbk
一緒に散歩が王道
427名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:53:56 ID:6VYjX5R5
性奴隷もいいけどのんびりと全裸で放牧させるのもいい
428名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 02:32:00 ID:fZVi+yhZ
放牧w
ヒト科の牝を文字通りの家畜として飼育するのか
非人道的扱いの極みだな、そういうの大好きだぜ
429名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 02:35:50 ID:dsjtX33B
四つ這い状態を強制するアイテムとかあれば良いなあ

ずっと低い目線でいることをを強制されてれば、自然と従順になってくるだろう
430名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 12:35:34 ID:BZ6NYXh1
自分は女の子に羞恥や屈辱を感じさせるからこそ萌えるって主義なんだが
羞恥や屈辱の概念すら知らされず、家畜のような扱いを抵抗もなく受け入れさせられている女の子って
ある意味究極の屈辱を与えてるって感じでそれは興奮する。

……ごめん、自分でも何言ってるかよくわからない。
431名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 13:41:46 ID:7Gn/dFhl
まあ、ぐろいことを考えればいくらでも厭な事は思いつくわけだが……

ちょっとソフトに
電気刺激かなにかで平衡感覚に影響を与えて二足歩行が無理になる首輪とかはどうか
432名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:05:57 ID:8ylmr5xE
>>429
猟奇ネタなら肘・膝で四肢切断とか……
433名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 15:47:16 ID:u3P6bClL
指無し手袋をさせた上で牧草地にモルヒネ入りのキャンディをバラまいといたら
勝手に四つん這いになって草の中を探し回ってくれそうな気もする
キャンディは見つけづらいように緑限定で。
キャンディゲットした雌畜は牛のように寝転んでうっとり
434名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 20:07:41 ID:fZVi+yhZ
>>433
もはやただのヤク中w
薬漬けも嫌いじゃないけど
435名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 20:56:57 ID:OSvv2nCa
>>431
足首を伸ばしたままに固定する装具、あるいは膝を曲げたままで固定する装具を
付けてしまえば、傷一つ付けずに立てなく出来ますよ。四つん這い生活で膝を
擦り剥いたりしないためには後者の方が良いのかな?
この状態で一月もおけば、装具を外してもリハビリ無しでは立てない体に…
436名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 23:36:20 ID:SDh3wejl
床がヌルヌルな建物で飼育
437名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 23:47:58 ID:GynaMEI+
ここまで人間学園方式なし
438名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:05:40 ID:OSvv2nCa
ヌルヌル床とか、立てないほど低い天井は、主人または飼育係が立ったまま近づけないのが難点。
何か良い改良法はない物か。
439名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:14:51 ID:Q9uPlp9S
>>438
天井=主人の床にすれば立てる。ただし板一枚挟んで近づくことになるのが欠点だな。
もしくは羞恥心を煽るために床を主人の天井にするか。どちらにせよ透明にしておくのは必須。

人体改造を伴わない手段なら>>435だが
この場合四つん這い状態を解除しても関節が固まるから戻らない。なのでコトの時大変。
理想としては一日のうち6時間くらいでいいから関節を動かせるようにしたいな。
440名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 02:19:43 ID:1Wn7qLgU
心を折る感じなら猿ぐつわ噛ませて四つん這い強制させるのもいいと思う
人間首から上が自由に動かせないと格段にストレスが溜まるもんだ

しかしなんなんだろうな、この人間学園スレ
福本ネタなら真っ白い部屋で檻の中に一ヶ月ほど閉じ込めて一日一時間だけエロビデオ見せてやればオナニーの事しか考えられない女の子になる筈だが
441名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 03:32:18 ID:P+QL3n7a
四つん這い拘束具ていいよな
442名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 19:05:24 ID:5/mDkY/r
昔の恋愛シミュをやってるとたまに
こんだけ主人公が好きなら愛人でもペットでも良いだろ?
と思ってしまう
443名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 19:28:11 ID:1Wn7qLgU
ふと思ったんだが
ヤンデレって独占欲が強くていつも攻めに回ろうとするからBADENDに向かって突っ走るんだよな
ペットでも奴隷でもいいから側にいるだけで幸せ、くらいに割り切ればヤンデレが良妻になる気がする

ヤンデレには相手の意見を無視して嫌われてでも自分の我を通さなきゃいけない業のようなものでもあるのだろうか
444名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 20:17:14 ID:3GvK6kU3
>>440
首輪に長さ50センチの鎖を付け、反対側を床に固定するなんてどう?
445名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:15:49 ID:i6bce8Rv
側に居たいからこそ周りの障害を排除するんだぜ
ペットでも奴隷でもいいからってタイプも存在するけど、その愛が重荷になって対象者が逃げ出してしまう
ヤンデレにはヤンデレで無いと駄目だと思うな

ただ単にトイレの無い密室に下着の替えも無く閉じ込めるだけでも精神的に辛いと思うな
小便大便垂れ流しは、相手のプライドが高いほど心を折るのに効果的
446名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 23:48:34 ID:3GvK6kU3
どんな調教、辱めよりペットを恐怖させるのはこの一言である。




「実は、ペットを飼うのはこれが初めてなの。人間をってだけじゃなく
小鳥とか金魚を飼ったこともないわ。上手く飼えるか不安で…」
447名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 00:59:36 ID:YMEJCU4E
>>443
女として愛してくれるなら別に他に幾らでも女が居ても構わないレベルなら間違いなく良妻
別に無駄に重たい愛は自身に対する攻撃に転嫁しなけりゃ良いし
そして他の女を囲う事を認めてても、他の女に対する嫉妬と憎悪の念を燃やしてたら尚萌える
448名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 02:47:46 ID:52nsFCcy
>>445
>小便大便垂れ流しは、相手のプライドが高いほど心を折るのに効果的

俺もそう思ってたが、
山本周五郎の時代小説で、悪党にさらわれた町娘が
貞操を守り人身売買を免れるため蒲団をかぶったまま大小を垂れ流して
男共が近寄れなくするという下りにはびっくりして納得させられた

さすが文学賞に名を冠するような奴はイカれている
449名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 05:16:15 ID:CMDxO9vO
>>448
そういや遊女が気に入らない客には寝小便もらすって聞いたらことあるな
指名されなくなるように

でも自分を守るために自らするのと、
尊厳剥奪のため強制されるのはかなり違うんじゃないかな
450名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 06:33:09 ID:g1IMyhtf
快楽で心を折りたいな
何度も絶頂を味合わせてイクことを心とからだに刻んでから
イキたくてもいけないようにする
じらしてじらしてじらしまくって自分から懇願するようにし向ける
451名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 06:52:14 ID:1/pYd14V
>>449
その娘が美人なら逆に気に入られちゃうだろそれ……
452名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:51:59 ID:lYuK76WA
そんなマニア少数派だろ
誰もがスカトロ好きだと思うなよ
453名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 14:55:36 ID:C4Rbzs48
うんこはともかく女の子のオシッコが嫌いな男なんて少数派だろ。
自分の家で漏らされたならちょっと引くかもしれないけど
454名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:07:58 ID:icT2aGLV
いや、漏らした女の子が全く動じてなかったら流石に引く
455名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:14:06 ID:Vu2umggo
おしっこは電柱にしなさい
456名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 01:20:01 ID:ilKf+9JU
>>453
>>女の子のオシッコが嫌いな男なんて少数派

スカトロ主流説、ほんとかよw
457名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 02:25:48 ID:imoiJ8ha
>>455
あ、それはアリだな
458名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 02:41:26 ID:qaszYH4s
>>453
おじちゃんも少数派な悪寒w
俺はスカトロ大好きだけど
459名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 04:29:03 ID:3HTj27fg
おしっこぐらいでスカトロとは言わないのが主流説
460名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 07:30:46 ID:qaszYH4s
まぁ、おしっこ程度じゃスカトロとは言わんだろうが
おしっこ好きが主流派で大半が好きかは謎
461名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 07:50:41 ID:lvSyTZBg
おしっこごときで萎えるやつは確実に童貞
462名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 10:02:25 ID:zJm0TyUw
そもそも>女の子のオシッコが嫌いな男なんて少数派
を、嫌いじゃない人は全員おしっこ好きだなんて解釈しちゃうデジタル脳の人はごくごく少数派
463名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 18:54:27 ID:8jURaw+U
とりあえず見た目好みな美幼女が大小問わずお漏らししたら勃起せざるおえない
おじさんと良い事しようかってなる
464名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 19:53:39 ID:/kD8r5UK
黄色い水溜まりの上にへたりこんでエグエグしてたら起つ
465名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 01:21:48 ID:be5pxuRO
>>464
黄色い水溜まりに所謂女の子座りでへたり込んでて泣いてたらそれだけで抜けるw
466名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 02:01:23 ID:7QExbz1Q
何、この小便スレ…
467名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 05:21:00 ID:0IcO39ah
連れて帰ってペットにするぉ
468名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 15:35:17 ID:nDQw513H
要するに女の子の恥じらいが好きなのだろ?
糞尿そのものが好きなのは少数のマニアでしょ
469名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 21:02:43 ID:be5pxuRO
>>468
見た目好みの美幼女の小便なら直飲み出来る
470名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 21:09:47 ID:S4R0zJee
見た目好みでも糞尿はダメだわ
せいぜいそれを恥ずかしがってる本体を眺めてめでるくらいしか
471名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 21:29:12 ID:urzPzSV3
でも自分や他の男の尿で穢してやるのはあり
・・・その後、あんまり触りたくないけど
472名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 22:00:41 ID:Ljs0mEji
>>465
NARUTOで初めてオロチ丸に会ったサクラがそんな感じだったような……

影だか漏らした染みだか微妙だけど。
473名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 22:03:10 ID:B+kv4xXN
便は二次ならいけるが三次は
どんなに可愛い女の子のでも流石にキツイ。
生物学的に本能が拒絶する。
尿ならオールオッケー。
474名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 06:19:45 ID:/PiFjHPy
>>472
そういう時は紳士の妄想力で真実を捻じ曲げるんだ
475名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 00:24:52 ID:7s9ZwQgq
3次の便は無理だなぁ…
476名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 05:54:38 ID:/RVnRUJL
うちの美少女便器は3次だよ






まあドルフィードリームって言うんだけどな
477名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 07:13:13 ID:11JKNai4
ss投下ないなあ・・・
誰か職人きてくれないかな
478名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 22:50:01 ID:O0AWo7jw
以前ここで海賊もの書いてた者です
唐突ですが、前スレで投下した分の文章おかしかったところを直した改訂版を
まとめてUPしてみたので、新規投下が来るまでの暇つぶしにでもよかったらどぞ

ttp://balsamic-mic.info/up-insalata/download/1288014183.zip
pass:kaizoku
479名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 11:26:22 ID:rPR/dQpd
おいマジか。帰ったら拾うわ。
俺男だけどヒロインよりも船長に惚れてたアッー
480名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 10:56:27 ID:tyHfn8lH
このスレ人口10人ぐらいだと思ってたら50人以上いたんだなw
481名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 07:37:26 ID:idjiI8pz
規制されて全然書けなかったよ
テキストファイルだと読書ソフトとかで読みやすい
482名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 18:14:08 ID:VxhCuBid
今更だが、おしっこが好きなのではなくて、お漏らししちゃっている女の子が好きなんだと思う
483名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 22:00:54 ID:7TmULXHX
大きい物を漏らしてる女の子も好き
浣腸してお腹パンパンの状態で腹パンとかもしたい
大きい物を漏らしていやらしい音を出す女の子も好き
アナルに中出しされて精液垂れ流してる女の子も好き
484名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 00:18:31 ID:vfYyZxCQ
家族に愛想つかされて売られたニート女が山奥の豪邸で云々
485名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 07:38:22 ID:Z46NJ0Ow
保守をかねた書き込みテスト
486名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 18:44:42 ID:Cp79oEL5
保守を兼ねた
家でごろごろしてるだけのどうしょうもない居候が
しょうがないからペット扱いで可愛がられる案
487名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 16:21:42 ID:IE8EGUS0
書いたけど、なんか奴隷とかよりNTRがつよいんだが
平気かな、ここで
488名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 16:36:28 ID:4BedIlQz
NTRスレでもここでも、どっちでも好きなスレに投下すればよろし。

はじめに注意書きさえしてあれば問題なし。
489さき1:2010/11/25(木) 17:58:58 ID:IE8EGUS0
俺の人生は順風満帆だった。
あの日までは……。
(NTR風注意)



……。
…………。
とある大学の合格発表の日、俺は携帯電話の前で腕を組んで待っていた。
現在俺は大学2年を控える1年生、もちろん俺の合格発表の日ではない。
それでも俺は祈る様にケイタイ睨む。
その先にある携帯電話は無言を守り続けていたが、ある瞬間役目を思い出したかのように動きだした。
「もしもし!?」
俺はケイタイのディスプレイに写った名前を確認することもせずに電話に出た。
『あ、もしもし早紀だけど……マサくん?』
「あぁ、俺だ、俺だよ」
電話口から聞こえてきた、透き通るような声。
それに安心しながら、俺は唾を飲み、そして口を開いた。
「ど、どうだった? う、受かってた?」
そう、今日は早紀の、俺の一つ下の彼女の大学合格発表の日だ。
……。
…………。
春の初め、俺は駅前で早紀を待っていた。
早紀は無事大学に合格できていた。
俺とは違う大学だけれど。
ここらで俺と早紀の関係を話しておこうと思う。
俺と早紀は高校の同じ部活の先輩後輩だった。
いつからか仲良くなった俺たちは、俺が3年、早紀が2年のときに付き合い始めた。
そりゃやりたい盛りでもあったから、清い交際とは言えなかったけど、概ね常識の範囲での交際を続けた。
早紀は今時珍しいくらい純情な娘で、真摯に俺を慕ってくれていた。
その交際は俺が地元を遠く離れて大学に進学しても続いた。
月に一度会えるか会えないか、そんな状態でも俺と早紀は毎日電話をしてそしてお互いを確かめあった。
そして、3年になった早紀が選んだ大学の進学先は俺とは違う大学であったが、隣の県の大学だった。
電車で1時間も揺られればつく、そんな場所、
『これからはマサくんと毎日会えるね』そう言ってくれた彼女の言葉が忘れられない。
そして今俺は、早紀を待っている。
引越しを終えたその足で俺に会いに着てくれるという。
受験やらの関係でクリスマス以来会えていなかったので待ちきれないのだろう、それは俺も同じだからよく解る。
今日を待ち望んでいた。
昨日も遅くまでそれで電話をし――。
「マサくーーーーん!!!」
俺の思考を全て後回しにする、その優先純度一位の声が聞こえてきた。
どこまで済んでいる、綺麗な綺麗な声が。
490さき2:2010/11/25(木) 18:00:35 ID:IE8EGUS0
それに俺は手を上げてこた……。
「よっとぉっ!?」
「マサくん!!!」
俺が応えるのを待たずに、声の持ち主は体当たりを、おそらくハグをしてきた。
助走ありのハグのため、結構な威力があったが彼氏として俺は耐える。
「マサくんマサくんマサくぅん!!」
「よしよし、寂しかった?」
「寂しかったぁ」
抱きつく早紀の頭を撫でながら俺は話しけかける。
「これからはいつでも会えるな」
「うん!」
「いつでもデートできるな」
「うん! うん!」
俺の言葉に可愛く頷く最愛の彼女。
俺は幸せをかみ締めていた。



それから早紀と俺は大学の合間を縫っては会い。
週末にはどちらかのアパートを行き来する。
そんな生活を続けた。
早紀は長い黒髪と、清楚な顔立ち、それとはアンバランスな巨乳という、男性い狙われそうな見た目をしていたが。
キャンパスでは彼氏がいることを公言していて、男性のいる飲み会などには極力出ないようにまでしてくれていた。
俺は早紀が孤立しても可哀相なので、そこまではしなくても良いと言ったけど、早紀は譲らなかった。
「私はマサくんがいればいいの」そう言ってくれた。
そんな幸せな生活が続いた6月のある日から、何かが歪んでいった。
その日は、夏休みに海にいくときの水着を二人で買いにいくはずだったのだけど、早紀からメールがあり用事がはいったからとキャンセルになった。
まぁ、それは別に良い。
俺だって急用でキャンセルしたことはあった。
だけど、今までだったら電話で断りを入れるのにメールで、しかも『今日用事があっていけない、ごめん』だけだった。
俺はそのときは「そんなこともあるか」で済ませてしまっていた。
それが間違いだった、そこでしっかり電話して、早紀のとこまで行っていればもしかしたら、彼女を失わずに済んだのかも知れない。

それから早紀とあまり会えなくなった。
二日に一回はあっていたのが、気づけば週に一回。
しかも、会っても早紀は心ここにあらずという様子。
それで、何かと理由をつけて早く帰りたがる。
もちろん週末の家の行き来もなくなった、なくなったというより早紀が一方的に拒否していた。
そして会ってもセックスはおろかキスすらしなくなった。
これも何かと理由をつけて拒否してきた。
そんな状態のまま夏休みに突入した。
もやもやした気分が晴れないまま2週間ぶりにあった早紀は髪を染めていた。
別に大学生なんだから髪を染めるくらい良いと思う。
だけど、早紀は、早紀には到底似合いそうにない金色に、長い髪を染めていた。
服の趣味も随分変わっていた、以前はロングスカートや、ゆったりしたワンピースを着ていたのに。
肌を多く露出する服を着ていた。
俺はその2週間での変貌振りに絶句した。
早紀はイメチェンと言い張っていたが、何かがおかしい、何かがおかしい。
そしてまた、以前なら帰るには早すぎる時間なのに、早紀は用事があると急いで帰っていった。
俺はその後姿をただ眺めていた。
491さき3:2010/11/25(木) 18:01:27 ID:IE8EGUS0
本格的な夏の8月。
俺はあれ以来早紀とあえずにいた。
メールしても返信がないか、そっけない返事ばかり、電話は出ない。
そんな状態で実家に帰る気もおきない、俺は家で引きこもっていた。
何かがおかしい、でも、それを確かめる勇気もない。
そんな状態の俺に久しぶりに早紀から電話がきた。
「も、もしもし!?」
『あっ、も、っうぅ、しもしマサ、くん?』
「あぁ、そうだよ、早紀何してたんだよ? 電話にも出ないで」
『ご、んっぁ、ごめん、ちょ、ちょっとい、い、ふぁっぁ、いそがしくて……』
「そうか、早紀声が変だけど風邪?」
『う、うん、そ、そんな、感じ、かなぁ、んんっ』
「そっか、無理はするなよ?」
『うん、あ、ありが、ありがと、ひゃっぁ』
「海はいけそう?」
『え? う、海は、え、えと』イケルッテイエ
「え? 誰かいるの?」
『い、いないよ、うん、海、海いけるよ!』
「そう、なら、良かった」
『うん、じゃ、じゃあ、また、ばいば、っぁぁぁぁ――』
俺は久しぶりに出来た電話に喜び。
明らかな異常を見落とした。
そしてそれから更に一週間後の、約束の日。
どうしてか現地集合になった海。
そこで俺を待っていたのは、肌を小麦色に焼いて、卑猥な水着をつけた早紀だった。
まるで浜辺の男に見せ付けるように歩く、早紀を見て俺は逃げ出した。
その日の夜、俺にパソコンにメールが届いた。
差出人不明のメール。
俺は空ろな目でそのメールを開き、そして中に記されたURLに接続した。
そこは掲示板サイトの、一つのスレらしかった。
スレッドの名前は
『さきさきを立派なメス犬にするスレ』
俺はそのスレッドを読み進めることにした。
492さき4:2010/11/25(木) 18:02:39 ID:IE8EGUS0
1:飼い主:/6/11 3:22:43
このスレッドは飼い主こと俺が最近ゲットした『さきさき』を調教していくスレッド
ちなみにさきさきはこんな感じ
スペックは
名前 さきさき
性別 ♀
年 19(某有名大学)
身長 156
体重 46
B 86(Dカップ)
W 56
H 88
彼氏アリ
今はこんなのhttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130259.jpg



そこに書かれた文字、そして載せられた写真を見て俺は絶句した。
文字はぶっちゃけ偶然ですませられる。
だけど、そこにあった写真、目線を引かれているが、それは間違いなく早紀だった。
俺は混乱する頭でスレを読む。



2:ななし:/6/11 3:33:56
うぉ、いいなー可愛いなぁ

3:ななし:/6/11 3:34:23
他に写真ないの?

4:ななし:/6/11 3:35:33
彼氏アリかよwwww
最初からビッチじゃねーかwwwwwww
5:飼い主:/6/11 3:40:44
>>2
新入生の中ではかなりの上玉www
飲み会でゲットしたったwww

>>3
まだまだ少ないからこれから

>>4
そwwwれwwはwwww



何を言っている、早紀は、早紀はっ!
それからも繰り返される文字上の会議に俺は見入っていた。
493さき5:2010/11/25(木) 18:03:52 ID:IE8EGUS0
33:飼い主:/6/13 12:01:23
現在さきさきに大学内の教室でフェラさせてるwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130260.jpg
34:ななし:/6/13 12:04:33
うぉぉぉおぉぉおおお
待ってましたwwwww

35:ななし:/6/13 12:05:07
大学ないでかよ
うらやましい

36:ななし:/6/13 12:05:14
うわぁ、さきさき美味しそうに咥えてんじゃん

37:ななし:/6/13 12:05:45
こんな可愛い娘に、いいなぁ

38:ななし:/6/13 12:07:32
あー、こいつチンポ好きの顔してるわ、俺の前の彼女がそうだったわ

39:ななし:/6/13 12:07:34
さきさきに咥えてもらいてぇ・・・・・

40:飼い主:/6/13 12:08:35
あー、マジいいわ
とりあえず顔か口に出そうと思うけどどっちがいい?
安価>>43

〜〜
43:ななし:/6/13 12:09:44
顔、ぶっかけたまま次の講義

44:ななし:/6/13 12:10:22
>>43
GJ!!!!!

45:ななし:/6/13 12:10:24
>>43
ナイスwwwwww

46:飼い主:/6/13 12:11:11
まじかwwwww
しかたねぇ
ほらよ、この通りだ、このままいかせるわwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130261.jpg
47:ななし:/6/13 12:11:45
出しすぎだろwwwww

48:ななし:/6/13 12:11:57
さきさきうっとりしすぎwwwww
494さき6:2010/11/25(木) 18:05:35 ID:IE8EGUS0
49:ななし:/6/13 12:12:00
えっろぉぉぉお!!

50:ななし:/6/13 12:12:09
ふぅ・・・・・

51:飼い主:/6/13 12:13:22
まぁ、すっきりしたからこれで終わりwwww
また安価だすからスナイプしろよwwwwww




それからも、早紀は日常生活で汚されていった。
ある時は



203:ななし:/6/20 17:22:34
痴漢プレイしようずwwwww

〜〜〜
278:飼い主:/6/20 19:45:13
>>203
実行してきたwwww
さきさきエロすぎあいつwwwhttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130262.jpg

279:ななし:/6/20 19:50:09
>>278
これはエロい

280:ななし:/6/20 19:51:25
>>278
プレイってかおもっくそやってんじゃんwwww

〜〜〜
302:飼い主:/6/13 20:11:22
面倒だったから、電車にさきさき放置してきちまったけど平気かなwwww

303:ななし:/6/13 20:11:45
>>302
mjd?

304:ななし:/6/13 20:12:33
>>302
え、広いに行きたいんだけど

〜〜〜
332:ななし:/6/13 20:16:49
わかったわかったwwww
○○線のどっかにる、ここまでしか出せないwww
495さき7:2010/11/25(木) 18:06:56 ID:IE8EGUS0
日々汚されていく早紀の日常を俺は追う。
もう、スクロールする指がとまらない。
最近の日付になるほど、俺の心が痛む。


889:飼い主:/7/19 15:22:34
なんかまだ彼氏に未練あるみたいだったから、彼に合わせてやることにした
髪こんなにしてwwwwwhttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130263.jpg

890:ななし:/7/19 15:23:56
さきさきwwwww
これはやり過ぎだろwwww

891:ななし:/7/19 15:24:32
彼氏切れるんじゃなーのwwwww

892:飼い主:/7/19 15:27:56
>>890
ぶっちゃけさきさきに少し飽きてきたから、いいアクセントになったwww

>>891
切れてもさきさきはもう俺のチンポ奴隷だしwww
ほれ、これから彼氏と会うのにこれだぜ?
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130264.jpg
893:ななし:/7/19 15:32:44
>>892
こんなときでもチンポしゃぶりっすかwwwww
昨日俺のも飲ませてやったのにwww

894:飼い主:/7/19 15:33:31
>>893
おww昨日のやつかwwwww
さきさきが興奮してたみたいで良かったwww
またいつでもしてやってくれwwwww


あの日、久しぶりにあった日。
早紀は俺の知らない男のちんこをしゃぶったままきたのか。
そりゃキスも拒むか。
496さき8 ed:2010/11/25(木) 18:07:51 ID:IE8EGUS0
スレッドもどんどん伸びているようで、今見ているのはその4だ。
しかもその3からは暗号化された早紀のアドレスまで書き込まれている始末だ。
様々なやつ等が、様々な場所で早紀を犯して、競って画像を張っている。
432:ななし:/8/01 15:24:22
電車で見かけたからそのまま中出しwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130265.jpg
671:ななし:/8/03 01:56:41
犬の散歩にいってきたwwwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130266.jpg
223:ななし:/8/07 11:42:20
海にてはめまくりwwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130267.jpg
342:ななし:/8/08 08:11:17
俺の学校でクラスメートで輪姦しまくったwww
もうゆるゆるだなwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130268.jpg

毎日のように犯されまくる早紀。
そして日付は今日に。
112:飼い主:/8/22 04:55:07
今日さきさきを彼氏と会わせて、目の前で輪姦するから
したいやつは○○浜に集合なwwwwww
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130269.jpg

そこから下はひどいものだった。
俺を笑う言葉と、今尚リアルタイムではられていく画像の山。
そしてときより書かれる「マサくーんww見てるwwwwさきさきマンコがばがばだよwww」
とかそんな言葉。
俺は気付けオナニーをしていた。
俺はこれからもこのスレッドを読み続けるだろう。







871:飼い主:/2/12 12:40:32
あー、さきさき流石に飽きた
がばがばだし
欲しいやついたらあげるから、引き取りにこね?
邪魔だから
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up130270.jpg
END
497名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 00:15:58 ID:18XqDPoY
>>496
おお、スゲエ。GJ!
絵も自作ですか?文も絵もイケる才能が裏山・・・
498名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 00:30:00 ID:wChixSCI
>>496
GJ!!
さきさきはこのまま底辺人生まっしぐらなんかね?
飽きられたようだがw
499名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 06:32:41 ID:8eZE4qIn
GJ
500名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 09:59:27 ID:ntJg7TC3
>>497
絵は自作ってか、ツールってかカスタム少女かな
なんとなく思い付いて

>>498
自分より年下のチーマーみたいののペットになって
風俗やったり、AV出たりして金を稼がされて
そこでも飽きられて、金持ちの家畜奴隷になって
みたいな未来が
501名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 12:46:06 ID:wChixSCI
>>500
続きが無茶苦茶気になるw
マジで素晴らしい設定です
502名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 20:29:25 ID:pjDYF4so
3Dカスタム少女を小説の挿絵として使うのか…面白いな。
503名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 00:41:10 ID:yVfJEYFI
このスレの住民オススメのエロゲは?
504名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 03:56:25 ID:TuP9bOlF
505名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 11:51:53 ID:ufCqSgj5
>>500

すげー良かった。ただ、ハッピーエンド厨の俺の心に深刻なダメージがw
ならこんなスレ来るなとは言わないでくれ。

>>500で色々書いてるのを分かった上で尋ねたいのだが、作者様が続編を作らないなら、勝手に書いてしまっても良いだろうか?
救いがあるようで実はない、ちょっと救われる感じの。スレタイからも離れない感じで。
506名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 17:49:50 ID:sP8Ps/IQ
よくわからんが輪姦されまくりAVに出たり風俗嬢で金稼いだりでズタボロだろうに
>>500を見ると最後は金持ちの家畜奴隷とか書いてるしある意味幸せなんでね?さきさき
家畜奴隷として引き取られた時に、既に壊れてたのならある意味大逆転かも
年下のチーマーみたいなののペットよりはねw
507名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 21:37:18 ID:PAYEDFjT
>>503
もみじかな。


両親亡くして伯父に引き取られた少女を、
主人公がその伯父の借金引き受ける代わりに引き取り、
自分の屋敷でやりたい放題する


首輪付けられて完全にペット状態
508名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 22:13:48 ID:sP8Ps/IQ
>>507
もみじは素晴らしいね
未だにいたいけな彼女と共に大好きだよ
509名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:32:03 ID:1osf7xo6
>>506
最初はさきさきを、性奴隷的な家畜にしようとするんだけど
男と見れば腰振ってくるけど、ユルユルガバガバで使いもんにならないから
牛鋤を装備させて畑を耕させたり、馬車につないだりして
「家畜」本来の意味で使役したりして・・・w

んで最終的にはある程度肥えさせて食にk(ry
510名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 11:13:53 ID:16u8zHWF
>>505
好きに書いてくれ
続き書こうとして、まだ全然だから
書いてくれたら嬉しいかも
511名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 02:37:43 ID:VMlEyPwJ
投下期待
512名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 00:18:04 ID:ZqHj1BTl
age
513名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 02:04:49 ID:ecShKbwb
>>507
もみじは金の力で助ける的なFDでてたな
514名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 23:08:59 ID:KrUhYigZ
>>513
いやまぁ、もみじはそもそも主人公がもみじを事実上金で買うところから話がスタートする訳だし
それはともあれもみじは可愛いよね
515名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 19:42:35 ID:7/jO+UNd
投下期待
516名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 01:42:03 ID:hzwG4kWW
褐色黒髪少女を鎖に繋いで調教する妄想を日々おこなってる

始めての投稿で至らないところがあるかもです
脱糞ネタのスカなんでここでもいいのか、と葛藤したけどせっかくなので


褐色黒髪少女を買い取って数日たった。
買った当初から反抗的で、
いつまでも反抗的では何も進まないので、ここら辺で恥辱を与えることにした。

取り合えずケツ穴に栓をしてそれが抜けないように貞操帯はめさせて放置する。
数日たつとお腹がぽっこり膨れあがって、激痛で涙目になってきたんだ。
それでも、強情に耐えるものだから、
「うんちさせてください。ご主人様って言ったら貞操帯とってあげるよ」
と、逃げ道を与えてやった。最初は罵詈雑言言ってたんだよ。
だけど…、時間が立つにつれて額に油汗までだしちゃってきて、
我慢できなくなったのか、
「トイレにいかせてくれ……ご、ご主人……様……」
って言い出したんだ。
ただ、嫌々感が出まくりで、言葉も違って駄目だったけど、初めての脱糞だし今回は仕方ないからさせてあげることにしたんだ。
それで、俺がトイレの準備を始めたら、苦痛で顔がゆがんでた彼女が、驚きのあまり痛みを忘れて呆然として、
「な、なあ……何……やってるんだ?」
「何って…トイレの準備だよ?」
そう言って、俺は、ペット用のトイレシートをひいたんだ。

「ち、ちょっと待ってくれ…じ、冗談だろ?そうだよな⁇
こんな鎖に縛られながらお前の前でなんて……無理……無理だよ‼」
「立場が分かってないね。お前は奴隷、お前に拒否する権利なんてないんだからさ」

そう言ってるうちにトイレの準備ができたから、彼女の貞操帯を外してやったんだ

「いや!やめろ‼…やめてくれ‼‼」
「さっきお願いしたじゃん。ほら、盛大にぶちまけていいからさ‼」

そして彼女から貞操帯が外れ……

「あ…イヤ……が、がまんでき…な…あ、ああ、あああああああぁぁぁぁぁ……


ゴメン
俺に、文才があれば…いいのに
517名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 05:00:15 ID:Vtsej0M8
そのまま妄想を垂れ流せばSSになるって
ガンガレ!
518名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 01:16:19 ID:K5hplCtP
>>516
その思いを文章に叩き付けるんだ!!
好きな設定だから期待
519名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 00:49:57 ID:k8tiCtjr
ストックホルム症候群発動してらぶらぶ主従になるのとか需要ある?
520名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 12:02:51 ID:EeY/fb6/
>>519
あるに決まってる
521名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 07:11:28 ID:JyNoL4+Z
おいしいご飯を犬食いさせたり
うちのこかわいいかわいいと写真とりまくったり
あげくブログに奴隷日記を書いたり
そんな奴隷ばかの変態紳士のほのぼの物語を書きたいけど文才がない
522名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 12:14:11 ID:bHrQBsDY
奴隷に「でちゅね〜」とか赤ちゃん言葉つかったり
自己満足のためだけに、奴隷に服着せたり
奴隷用おせちとか買ったり
奴隷じゃなくて家族です!とか鬱陶しい反論したりする人の話?
523名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 12:22:56 ID:zVbtuNXD
>>522
そういうのどうでもいいから
524名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 04:19:14 ID:aQusoqTZ
>>521
なにそれ萌える。
個人的には陰惨とか女の子が不幸になる欝話よりも、性的嗜好が変わっているけど
ラブラブパカップルがほのぼのSMってる話がツボにドストライクだ。

ブログに載せる写真撮るためにデジカメを買ったものの操作がわからなくなったり
プリクラ風にしたり局部にモザイクいれたりするのにフォトショップを(ry、
結局奴隷に使い方を教えてもらうはめになったり、
「うちの子は可愛い」「いや、うちの子のほうが可愛い」と、
リンク先の変態紳士仲間と奴隷自慢で盛り上がったりするんですね。わかります。

そんな親バカならぬ主人バカ全開なご主人様に閉口しつつも、
調教日記とご主人様への愛をブログに書く奴隷の話もみてみたい、いや書いてみたい。
525名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 05:19:52 ID:EEYBF7Nt
>>521>>522
まるでうちのブログじゃないかw
まあ奴隷役は人形なんだけどな
526名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:39:02 ID:7p/cYqgG
>>516>>521
とりあえず書いてみなよ。俺だって文才ないけど書いてるぜ。
自分バカになれなきゃ、いつまでたっても書けないぞ。

待ってる間の暇潰しに投下。
奴隷になりたくなった女の子の話です。

ではスタート
527私立桜蘭学園特別進学科:2011/01/12(水) 12:43:19 ID:7p/cYqgG
「お嬢ちゃんなら、ソープに沈めるよりも学校に売った方が高ぇかな」
目の前にいるヤクザがそう呟く。
「学校?」
「ああ。どんな女でも奴隷にしちまう学校ってのがあるんだな。もちろん、表には出せねぇが」
「ふーん。まぁ、アタシはどっちでもいいよ。選択権なんか無いし」
「お嬢ちゃんみたいに、現実を受け入れてくれる奴は高く売れるんだよ。八方丸く収まるから、こっちとしてもありがたいぜ」
そう言って笑っていたヤクザが、急に真顔になった。
「…悪ぃな。恨むんならお嬢ちゃんを置いて逃げた親父達を恨んでくれや」
「は?別に恨むとかないよ。って言うか、結構楽しんでるし」
「…お嬢ちゃん」
「何なら奴隷っぽくお願いしようか?ご主人様のザーメンを飲ませて下さい、って」

そう。アタシは本当にこの状況を楽しんでる。
アタシは御崎優香。何処にでもいる中学3年の女の子。
父さんが印刷工場を経営していたけど、この不況のせいで敢えなく倒産してしまった。
金策に走り回った結果、このヤクザの経営するヤミ金にまで借りたはいいけど返せなくなり、母さんと妹と一緒に蒸発しちゃった。
学校から帰ってきたらこのヤクザがいて、家族は逃げたらしい、お嬢ちゃんに返してもらうって、そのまま拉致。
抵抗したって敵わないし、言われるままチンチンを舐めたりお尻の穴でセックスしていたら、これが結構気持ちいい。
精液も嫌いな味じゃない、むしろ好物のリストにランクインだし、お尻も最初は変な感じだったけど、慣れたらオナニーよりよっぽど気持ちいい。
ってか、オナニーなんかじゃ物足りなくなる。
こういうのもアリ?と思い始めたら、さっきのヤクザの発言だ。

「高く売れるんなら、ウチの借金なくなるよね?それならアタシは大歓迎だよ」
「おう、任せな。こっちも商売だからな。思い切り高く売ってやるぜ」
「あ、もしかして、アタシとセックスしなかったのも高く売れるから?」
「まぁな。若いのに犯られたりしてねぇな?」
「ないない。ずっとお尻だったよ」
「ならいい。じゃ、俺もその具合の良い尻の穴を使ってやるか」
やった、と喜んでお尻をヤクザに向けるアタシは…変態なのかな?
528名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:46:17 ID:7p/cYqgG
それから二日後。
「おう、お嬢ちゃん。ちょっと来いや」
呼ばれて別の部屋に行くと、例のヤクザの他にもう一人、女の人がいた。
「あなたが御崎優香さん?」
「そうだけど…」
あの話を聞いてから来た、アタシの名前を知ってる他人となると、想像がつかない方がおかしいっしょ。
「この人、学校の人?」
「おう、売ることは決定したんだけどよ、値段つけるからテストするんだとよ。ま、上手くやってくれや」
「ん、分かった」

裸になってと言われたので、その通りにする。
けど、目的が目的だけにやっぱり恥ずかしい。
「隠さないの。手は後ろ」
大きなカバンからファイルを取り出して、アタシの3サイズを測っては書き込んでいく。
「それじゃ、そこのソファに座って」
足を開いて、おまんこがよく見えるように座る。
何となく、普通に座ったら怒られそうな気がしたから。
「いい心がけね」
どんな状況でも褒めてもらえるのは嬉しい…と、思うのはアタシだけ?
「じゃあ次は…」
おや?変な道具が出てきたよ?
「それ、何?」
「その道具は何に使うのでしょうか?、よ」
あぅ…タメ語はNGだよね。馬鹿だアタシ。
「ごめんなさい…じゃなくて、申し訳ありません…で、いいの…かな…でしょうか?」
「フフッ…目上の人に話すのは慣れていないようね」
その通りです。ってか、みんな先生にだって普通はタメ口だよね?
「口の聞き方はウチに三日いたら覚えるわ…これはおまんこの中を見る道具よ」
三日って、余程厳しい感じ?…いや、そんな事より!
「おまんこの中って、そんな事したら膜が破れるじゃん!やだよそんなの!」
当然でしょ?女の子にとっての初めては、こんな事務的な事でしていい訳がないっての!
「ねぇアニキ!アニキのチンチン入れてよ!初めてがこんなのってやだよアタシ!」
横で見ていたアニキに助けを求めた。
……馬鹿げたお願いとは思ったけど、背に腹は変えられないよ!
「誰がアニキだ…コイツはクスコって言ってな、コイツじゃ膜は破れねぇよ」
「ホント…?」
救いを求めるように女の人を見た。
「ええ、その通りよ」
無表情にアタシの前に膝まずいて、クスコとやらをおまんこに当てた。
ひんやりとした感触がどうにも気に入らない。
「中に、入れるの?…ですか」
「そう言ったはずだけど?」
言葉とともに、おまんこにクスコが入る感触がアタシを襲う。
「ひっ…」
自分の指だって入れた事ないのになぁ…
「うぇっ!?」
アタシのおまんこがムニッと上下に拡がってるよぉ!?
「……うん。綺麗な一つ穴の膜ね」
「や、やだ…」
こんな事務的に、自分の一番恥ずかしいところを見られてるのに…

アタシ、凄いエッチな気分になってる―!
529名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:49:39 ID:7p/cYqgG
「あらあら、おまんこの奥からマン汁が溢れてきてよ…」
「いやぁ…」
「丁度いいわ。感度も調べましょう」
クスコが抜かれて、代わりに指が入れられる。
「あんっ!そっ、そこ何!?」
指がおまんこの上を擦ってるぅ!
「…Gスポットの感度は良好、締め付け具合も良いわね」
「あひっ!い、いいのっ!あ、アタシもうダメぇっ!すごいよぉっ!すごいの来ちゃうぅ!!」
自分でオナニーするより、アニキ達にお尻セックスされてる時より気持ちいい!
「…はい、感度検査終わり。お疲れ様」
やおら指が引き抜かれ、ハンカチで指を拭きだした。
「な、何で!?イかせてよ!イかせてよぉっ!!」
「何を勘違いしてるのかしら?」
「ひっ!?」
立ち上がった女の人が、アタシを冷たい、残酷な微笑みで見下ろした。
「これは検査とテストなのよ。あなたがイくかどうかなんて関係ないの」
「そん…な…」
「相手の事も考えずに、はしたなくイきたがる奴隷なんて、誰も買わないわ」
「………」
今になって理解した。
奴隷って、自分のイきたい時にイく事さえ自由にならないんだ…
「あ…あ…」
イきそうになる直前でおあずけされて…
「い…やぁ…」
気が狂うほど、それが続けられて…
「ひ…ぃ…」
やっとイく事を許されたなら…
「あ、ああっ…」
おまんこの奥が熱くなって、アタシは想像だけでイってしまった…

「な、何だ?何もしてねぇのに潮噴きやがったぞ」
「フフッ…優香さん。あなた、想像だけでイってしまったのね…」
我に帰ると…
うわ!?アタシとんでもないスケベ女じゃん!?
あんな想像でイくなんて!
でも、この人に買われたら、それが…
「あなたの気持ち、手に取るように解ってよ…」
さっきの残酷な微笑みは消えて、優しい微笑みがアタシを包んだ。
「……アタシ、奴隷になりたい…ううん」
ソファから降りて、足元に正座した。
「アタシを奴隷にしてください!お願いします!」
「ええ、あなたなら立派な奴隷になれるわ。素質も十分。どこに出しても恥ずかしくない奴隷に育てるから、頑張って」
「は、はい!よろしくお願いします!」
530名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:52:51 ID:7p/cYqgG
「納得いかない…」
奴隷に『なってもいい』から『なりたい』と、心から思った。
この人も、アタシの気持ちを受け止めてくれた。
そこまではいい。
「何で、普通の5教科のテストもしなきゃいけないのよ…」
アタシの成績は見掛けによらず、それほど悪くない。
でも、奴隷として生きていくのに、学力なんて必要ないっしょ!?
「そう言わないで…あなたにはエリートクラスに入って欲しいのよ」
「奴隷にエリートって…」
変な話だ。
奴隷は奴隷なのに、その中にもランクがあるみたい。
「あと5分…」
少し難しかったけど、日々の努力のおかげ。ケアレスミスさえなければ全問正解のはず…
「それまで。答え合わせをするから、あちらで待ってて」
テスト用紙を渡し、アニキのいる部屋に行く。

「お?終わったかい?お疲れさん」
「ん〜」
しばらく待っていると、あの人が表れた。
「全問正解よ。これで私もホッとしたわ」
「YES!!」
奴隷学校に合格してガッツポーズとか、大丈夫かアタシ。
「それでは、優香さんの値段ですけど…」
ノートPCを取り出して、カタカタと打ち込んでいく。
「この金額でよろしくて?」
どれどれ…って!?
「ほお、いいんじゃねぇの」
「さ、さんおくぅ!?」
慌てて一の位から数えなおす。
……間違ってない。
「アタシ、そんな価値ないよ。多分」
「今のままならね」
アタシの肩にポンと手が置かれた。
「今はただの原石…でも、磨けば学校に十分な利益をもたらせてくれるわ」
そして、あの残酷な微笑み―
「当然、半端ない磨きを私達はかけるわよ。覚悟はよろしくて?」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」

荷物と言っても、そんなにない。
元々着ていた制服に、アニキ達が買ってきてくれた着替えがあるだけ。
「準備はいい?」
「はい。あ、ちょっとだけ」
今からアタシは、奴隷学校に行く。
もう自分がおかしいとは思わない。それどころか、自分の選択…してないけど、それが正しいと確信さえしてる。
「アニキ、みんな、ありがとね!」
「おう、立派な奴隷になれよ…って励まし方はおかしいか?」
「あはは…立派な奴隷になったら、アニキに買って貰おっかなぁ」
「バカ言ってんじゃねぇや。ほれ、さっさと行きな」
「うん!」
アタシは笑って、手を振って車に乗り込んだ。

場所は知らない方が良い、そう言ってアタシは睡眠薬を渡された。
飲んでから5分と経たない内に眠気がアタシを襲う。
「……アタシ、一番の…どれいに…な…る…」
アタシの決意は、この人に聞いてもらえたんだろうか。
意識が落ちる直前、頭を撫でられたような気がした…
531名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:55:58 ID:7p/cYqgG
以上です。
何かプロローグ的な感じで。実際そうなんだけど。

不評なら打ち切り。
好評なら来週末ぐらいには投下できる予定です。
532名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 00:10:33 ID:aFEnBsuW


続き早く読みたいですがな
533名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 01:42:19 ID:ft95/sou
今年初の作品おつ!
534名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 02:55:13 ID:XeKM0l4f
>>531
GJです
俺も続き読みたいです
535名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 18:46:08 ID:3wFYWEUa
この時期は全裸待機には厳しいな
いつでも脱げる用意をして待ってるよ
536名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 21:14:00 ID:6GN8LmWU
>>531

  (  ) ゼンラデ
  (  )
  | |

 ヽ('A`)ノ タイキスル!
  (  )
  ノω|

 __[警]
  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
   | |  | |
537名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 18:57:40 ID:xxsaRSxN
しかしこの季節の全裸待機は生命に関わるな……
538名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:51:38 ID:FyQOClac
予想外に好評みたいで作者冥利につきますなぁw

しかし、ストーリーに視点を置きすぎた気がするけど、今から書き直したら今週末には間に合わないから投下orz
次はキッチリ授業風景を出します。

ではスタート
539名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:52:54 ID:FyQOClac
「納得いかーん!!」
教室中どころか、廊下にまで響く声でアタシは不満をぶちまける。
「また始まった…」
「優香ちゃん、保健室行く?」
「由紀乃!ちさと!アタシらは何のためにここにいる!?」
「ちさと、後は私と優香がするから、日誌書いていいわよ」
「うん……掃除の時間に優香ちゃんがまた発狂しました。うるさいです。と」
「あ・ん・た・ら・ね・ぇ」

アタシ、御崎優香がこの桜蘭学園に来てから早くも半年が過ぎていた。
この桜蘭学園は日本有数の進学校だ…表の顔は。
普通の生徒は存在すら知らない地下では、アタシらのような自分から進んで奴隷になる女の子や、無理矢理奴隷にされる女の子の調教をする奴隷学校…それが桜蘭の裏の顔。
親の借金のカタとは言え、奴隷になる喜びを見い出して、一番の奴隷になると決意したアタシ。ライバルとなるこの二人…いや、一人か。
日誌を書いているのが、高荻ちさと。見た目小学生なのに、バスト89と言う最終兵器を持った、色々と信じ難い事に同い年だったりする女の子。
もう一人、腰まで届くサラサラの黒髪にメガネの三橋由紀乃。
由紀乃はもう主となるべき婚約者がいて、花嫁修行みたいな感じでここにいる。
奴隷になるのが花嫁修行って、どうなの?と思うが、上流階級ではごくごく普通の事らしい。
アタシらと違って普通に中学を卒業してもいいはずなのに、早い方がいいと去年ここに来たらしい。
だから一応、アタシやちさとの先輩になる。
この二人には負けたくない!

「奴隷になるためにここに来たってのに、来る日も来る日もお茶に生け花、ふっつ〜〜の8教科!」
そう!この半年、アタシはご奉仕の『ご』の字も勉強していない!
いい加減、アタシの奴隷根性も根を上げるっての!
「それならせめて、先輩方の授業を見学させてもらいたくても、許可は出ず!」
一回だけ見学させてもらった、芸術とさえ言える縄打ちの授業…
あ、やば。濡れてきた…
「…優香ちゃん?」
「思い出し濡れでもしてるんでしょ。はい、掃除終了」
「と、とにかく!アタシは一刻も早く奴隷になりたいの!」
「しょうがないでしょ。本格的な授業は高等部からなんだから」
「その通りよ」
いつの間にか開けっぱなしのドアに担任のちひろ先生が立っていた。
ちなみに、あのヤクザの事務所でアタシの運命を決めた恩人でもあったりする。
「りっ……ちひろ先生!」
ちさとが日誌を持って先生のとこに駆け出す。
何とも、まるで飼い主とペットみたいだ。
「優香さん、焦る気持ちは解ります。けど、あなたはBクラスのような…奴隷としてのプライドがない、使い捨ての奴隷になるためにここに来た訳じゃないでしょう?」
「はい…」
「奴隷としての基本…それだけに、身に付けるのも難しいと、最初に言ったはず」
「…申し訳ありません」
「解ってもらえて何より。さあ、寮に帰りますよ」
アタシだって頭では解ってる。
でも、うずく体が悲鳴を上げてるのよ!
540名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:54:32 ID:FyQOClac
アタシ達が地上に上がるエレベーターの前に行くと、二年の先輩方が待っていた。
「先輩方、お疲れ様です」
由紀乃に続いてアタシとちさとも先輩方を労った。
「やーん!ちさとちゃん会いたかったよ〜」
「深雪!独り占めズルイ!」
むむ、ちさとめ。
相変わらず先輩方のマスコットだな〜。
「なつきさん、ちょっと…」
おや?ちひろ先生、なつき先輩と内緒話?そんな事したら…
「やだ、ちさとちゃん、そんなしかめっ面しちゃダメだよ〜」
「ほら、笑って笑って」
ジェラシーストームが吹き荒れてますなぁ。

その内にエレベーターが来たので地上に上がる。
先輩方は一時の休息を得られるけど、アタシ達ひよこ組はもう一仕事残ってる。
「今日はどうする?」
「そうねぇ…」
「和食でいいんじゃない?今週はまだ和食は出してないもん」
「んじゃ、和食って事で」
そう、アタシ達生徒の料理である。
エリート奴隷には、接待疲れで手料理に飢えているご主人様をもてなすスキルも必要…らしい。
先輩方は、ハッキリ言えば毒味役で試験官なのだ。
「じゃあ私は…ブリ大根にしようかな。ちさとは?」
「私は…きんぴらごぼうかな」
「ん〜……お、タイがあるじゃん。刺身はどうよ?」
「いいわねぇ」
「ちゃんとウロコ取ってよ?」
「分かってるっての!」

刺身とは言え、三学年八人とアタシらひよこ組三人の分だから、二匹捌かなければいけない。
ここに来て、初めて包丁を握ったアタシには、半年程度じゃあまだまだ時間がかかる。
「……ん、いい味」
「私も出来たよ…あれ、優香ちゃん、お刺身じゃなかったの?」
「ふっふっふ……まあ聞きねぇ聞きねぇ皆の衆」
由紀乃とちさとが怪訝な顔でアタシの話を聞く。
話を聞いてるうちに…その顔はある表情に変化していった。

夕食の時間になり、先輩方が食堂に集まってくる。
「あら?これ、カルパッチョよね?」
「ドレッシングかかってないよ?」
さて…先輩方がどんな反応をするかな?
「えっと、今日のメニューはブリ大根と、きんぴらごぼう、鯛のカルパッチョ…お、おまんこソース仕立てですっ」
さすがにこんなバカげた料理を口にするのは恥ずかしいか、ちさと。
先輩方の反応は……
う、ぽかーんとしてる…外したかな?
「アッハッハ!!!」
「やっちゃったよこの子ら!!!」
「アホだー!!」
「優香ちゃんだろ〜!これ考えたの!」
いや、そうなんですけどね?
「はいはい、静かに!」
三年の智香先輩が笑いながら手を叩く。
「とりあえず、食べてみましょう。ちさとちゃん、いらっしゃい」
「え〜!?」
「ジャンケンで決めましょうよぉ!!」
二年と一年の先輩方が不満を上げるが、智香先輩はニヤリと…
「あら?上級生に逆らうおつもり?」
アタシ達生徒は完全な年功序列で、上級生は先生の次に偉いのだ。
541名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:56:19 ID:FyQOClac
結局ちさとは三年のテーブルに。
アタシはなつき先輩に呼ばれて二年のテーブルについた。
「それでは…」
なつき先輩が一切れ、トロトロになっているアタシのおまんこに鯛を絡める。
「ひゃう…」
「……ん!結構美味しいじゃない!」
「え、本当?」
紗弥加先輩が続いて…
「あんっ!」
「……あら本当!少しの砂糖とお酢を下味にしてるのね。優香ちゃんのおまんこソースと上手く合ってるわ」
「へぇ〜」
「どれどれ?」
「んぅ…あっ、ああんっ!ゆ、悠里先輩クチャクチャしないでぇ!!」
深雪先輩に続いて悠里先輩が、アタシのおまんこに鯛を押し付けてマン汁によーく絡ませる。
「ん〜!絶品かも!」
「確かに美味しいけど…」
え?
「悠里先輩、お気に召しませんでした?」
その問いに答えたのは、なつき先輩だった。
「ほら、貴子先輩が難しいお顔をなさってるでしょ?出るわよ〜『海原貴子先生』が」
驚いて三年のテーブルを見たと同時に、貴子先輩が立ち上がった。

「主を呼べぃ!!!」
あのマンガそっくりな口調で貴子先輩が叫ぶ。
なつき先輩が笑って「行ってらっしゃい」と私を促した。

「え〜と?貴子先輩?」
絵に描いたようなごますりキャラで貴子先輩に近寄るアタシ。
「味わ悪くないわ。最高と言ってもいい。でも優香さん、あなた決定的なミスを犯していてよ」
決定的!?そんなバカな!?
「まず、あなた達がテーブルの上に座る事で、私達の座る位置が制限されてしまう事…私達三年や一年は二人だから、まぁ許容範囲だけど」
なつき先輩達を見て、呆れたように首を振る。
「なつきさん達は四人もいるのよ?どうしたってこの料理を食べようとしたら、席を立つ事になるわ。お食事中に席を立つのは、はしたなくってよ」
「ぅ…確かにそうです…」
奴隷だろうとご主人様だろうと、確かにそれはマナー違反だ…
「次に、ちさとさんをご覧なさいな」
「え?」
「ふぇっ!?」
びっくりしてちさとを見るアタシと、ちさとの視線がぶつかった。
「ちさとさんのおまんこソースが、テーブルクロスを汚しているわ…他のテーブルも同じじゃなくって?」
見れば、先輩方がウンウンと頷いている。
「味がいくら良くても、これじゃ台無しだわ。そう思わない?」
「……そ、の…通りです…」
情けない。
先輩方に喜んで頂きたかったのに、結局はちさとにも由紀乃にも迷惑をかけちゃった…
「申し訳ありません…」
情けなくって、涙がポロポロこぼれるよぉ…
「泣かないの。あなたが私達のためにしてくれた、その想いは十分に解るわ。でも、完璧な奴隷として、もう少し考えてもらいたかったのよ」
その慰めが、余計アタシを情けなくさせた…
542名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:57:38 ID:FyQOClac
「まあまあ、そんな落ち込まないで。考え方を変えればいいのよ」
助け舟を出してくれたのは智香先輩だった。
「最初からこうして…ん…」
鯛を一切れ、自分のおまんこに入れ、クチュクチュと…マン汁がよく馴染むように絡ませる。
「おまんこソースに和えて盛り付ければ良かったの。はい、アーン」
アタシの口に鯛が入れられる。
「ん〜!!!智香先輩のおまんこソース、ベストマッチです〜!!!」
そりゃあ、先輩方に食べて頂く以上、味見はするけど、アタシもちさとも、由紀乃のおまんこソースだってこんなに美味しくなかったよ!
「あらあら、泣いたカラスがもう笑ったわ」
食堂にみんなの笑い声が響く。
……カッコ悪いなぁ。
「さあ、食事の時間が終わっちゃうわ。優香ちゃん、早くおまんこソースに絡めてちょうだい」
なつき先輩の声で、私達はいつもの食事風景に戻る。

「ごめん。ちさと、由紀乃。アタシがバカだったよ…」
食事の後、皿洗いの時間。
アタシは自分の失敗を二人に謝った。
「何言ってるの。先輩方にも喜んで頂けたじゃない」
「そうだよ。それに、貴子先輩に叱られた事だって、私にも由紀乃ちゃんにも責任あるし」
「でもさぁ…」
発案者がアタシである以上、アタシだけが失敗の責任を負うべきだと思うんだ。
「…今日はアタシ、オナ禁するよ」
アタシ達は寝る前に、それぞれのオナニーを見せ合いっこする。
当然、それだけじゃ物足りずにレズっちゃうけどね。
でも、今日はアタシがアタシに与えるお仕置き。由紀乃とちさとが気持ちよくなってる声をガマンして聞きながら寝よう…
「優香…」
「まぁ、これも『おあずけ』の訓練だと思えば、だし?アタシの事は気にしないでよ」
無理矢理に明るい声でアタシは話を打ち切る。
「それがそうもいかないのよねぇ」
いきなり後ろから掛けられる声に驚いて振り向くと、なつき先輩が立っていた。
「優香ちゃん、あなたおまんこを洗わずに寝るつもり?」
「え?」
「そんなことしたら、おまんこの中が生臭くなっちゃうわよ?」
「あ!?」
想像して身震いする。
……そんな臭いおまんこを、毎朝しているおまんこチェックで晒すなんて!!
「それに美味しい料理のご褒美に、私達があなた達のおまんこ洗ってあげようと思ったんだけど?」
「お願いしますっ!!」
さっきまでの落ち込みなんかどこ吹く風。
アタシのおまんこが期待にキュッと締まり、マン汁が溢れてきた。
「優香ちゃん…」
「ポジティブねぇ…」
由紀乃とちさとが呆れたように呟く。
ふん!悪いか!これがアタシなんだ!
543名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:59:28 ID:FyQOClac
寮のお風呂は以外と大きい。
生徒全員が入っても、かなりの余裕があるけど、そこは年功序列。アタシ達は一番最後なんだけど…
「何をしてるの?早くいらっしゃい」
今日だけはなつき先輩達二年の方々と一緒だ。
「じゃ、まずはおまんこの臭いをチェックしましょうか」
悠里先輩と深雪先輩が、椅子…スケベイスに座らされたアタシのおまんこを覗きこむ。
「あら〜…」
「やっぱり生臭いね」
毎朝のおまんこチェックに慣れてるはずだけど…やっぱり間近で臭いを嗅がれるのは恥ずかしいなぁ…
「じゃ、おまんこ洗っちゃおっか」
悠里先輩が指にボディソープを付けて、アタシのおまんこに…入れる。
「ああんっ!」
ヌルリとした感触、ゆっくりとした指の動き。
「あっ…せ、んぱい…気持ちいっ…」
襞を丁寧になぞり、アタシの反応を楽しむように、指はいやらしく動く。
「ひっ…いいの…指がぁ…あひぃっ!」
Gスポットに指が触り、アタシの体に電気が走る。
「優香ちゃんはココが弱いんだね…」
アタシの弱点を知った悠里先輩が、そこを重点的に責めたてる!
「あんっ、先輩っ!そこばっかりいやぁっ!ア、タシおかしくなるうっ!!」
「いいのよ…ほら、おまんこの臭いも牝の臭いになってるよ…」
「い、やあ…!ダメなのぉ!アタシダメぇっ!」
目がチカチカしだして、体かイく寸前だと訴える。
「こっちも綺麗にしようね」
「はひぃっ!?何なのぉ!?」
深雪先輩が、アタシのアナルに指を入れた!
おまんことアナルの同時責めが、こんなにも気持ちいいなんて―!!
「ダメぇ!!アタシもうダメぇっ!!イくぅ!もうイくのぉ!!!」
頭の中が焼ききれそうになる寸前、ピタリと指の動きが止まる。
「ああ!?どうして!?止めないで!止めないでぇ!おまんことアナルくちゅくちゅして下さいぃっ!!」
「うふふ…」
「やだなぁ、優香ちゃん。おまんこも、アナルも洗い終わったんだよ?」
「私達は優香ちゃんを洗ってあげるとは言ったけど、優香ちゃんがイくかどうかなんて知ったことじゃないよ」
そ、そんな…!
このままじゃアタシ、おかしくなっちゃうよ!
「お、お願いします!アタシを…アタシを…!」
もうイく事しか考えられなくなっていたアタシに、最後の理性がストップをかける。

これじゃ、普通の奴隷と変わらないよ―!!

そうだ。
アタシは一番の奴隷になるって決めたんじゃない!
こんな責めぐらいでガマン出来なくて、ちさとや由紀乃に勝てるかっての!
「ゆ、悠里先輩、深雪先輩、アタシのおまんこを洗って下さってありがとうございました」
床に正座して、頭を下げる。
「う〜ん…追い込み方が足りなかったかな」
「そんなことないよ。やっぱり、ちひろ先生がゴリ押しして担任になるだけあるよ」
え?どういうこと?
544名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 18:01:07 ID:FyQOClac
「えっと?ちひろ先生がゴリ押ししたって…」
「あら、優香ちゃん知らないんだ?」
深雪先輩がまずい事を言ったかな、と悠里先輩を見る。
「話してもいいんじゃない?その方が覚悟も決まるだろうし」
「そう…だよね」
姿勢を正した深雪先輩が、ボソリと話し出す。

「元々ね、ちひろ先生は三年の担任だったんだよ」
「それが四ヶ月前かな。最高の素質を持った子がいるから、どうしても私が育てたいって、上に掛け合ったみたい」
四ヶ月前…ちさとがここに来た時期と一致する。
そっか…やっぱりアタシ、ちさとには勝てないのかな…
「この子達なら、最高落札記録…十二億だったかな…それを更新出来る!って、言ってたらしいよ」
「え?」
この子達?
「この子達って…アタシもでしょうか?」
「そりゃあ由紀乃ちゃんは主持ちだし、複数形で言うからには優香ちゃんとちさとちゃんしかいないじゃない」
何を言ってるのという目でお二人がアタシを見る。
「あは…あはは…」
「ちょ、ちょっと、優香ちゃん?
「いきなり何?」
嬉しくて笑いだしたアタシを薄気味悪そうに先輩方が見るけど、そんなのどうだっていい。
ちひろ先生がアタシにつけた三億、それが正当な値段だった事が凄い嬉しい!!
「悠里先輩!深雪先輩!」
「ひっ!?」
「な、何?」
「ご奉仕させて下さい!」

後で聞いた話。
深雪先輩曰く「ほとんど脅迫だったよ」と言えるぐらい、アタシのお願いは怖かったらしい―反省しなきゃ。
545名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 18:07:05 ID:FyQOClac
ここまで。

3月ぐらいまで忙しくなりそうなので、次の投下からは暇を見ての短い投下になるかも…
このご時世、仕事があるのはありがたい話なのでご容赦を。
546名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 18:58:45 ID:SHXz2KJn
面白くてわらっちまったよ
下半身は正直に反応してたけどw

気長に待つから大丈夫さっ
547名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 22:05:05 ID:fkgdM5lv
>>545
GJ
続き待ってる
548名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:45:46 ID:6cQokrVf
仕事上がりの電車待ちから投下。
昨日の夜に書いてて、気がついたら午前2時だったとか大丈夫か俺orz

ではスタート
549私立桜蘭学園特別進学科:2011/01/20(木) 17:48:00 ID:6cQokrVf
アタシが桜蘭に来て早くも八ヶ月が過ぎようとしていた。
桜蘭の名に相応しく、寮の周りには何本もの桜が、チラホラと花を咲かせる。
「いよいよ明日だねぇ…」
「そうねぇ…って、あんっ!ちさと、少し休ませてってば」
「おお!?ちさとのクセに生意気な!やらせはせん!やらせはせんぞぉ!」
「優香も対抗心を燃やさないでよ!」
久しぶりの休日を、日がな一日アタシ達は裸のお付き合いをしていた。

明日は待ちに待った高等部の入学式だ。
アタシ達は、ひよこから奴隷としての第一歩を歩み出す。
由紀乃もちさとも長い付き合いだ。口に出さなくても解る。
授業について行けるのか、と言う不安。
ついて行けなければ容赦なくBクラス落ちになる。アタシ達は、それを本当に見た。
「あいり先輩、また戻ってこれるよね?」
「……うん」
「大丈夫よ。あいり先輩なら…」
そう答えながらも、アタシも由紀乃も分かってる。聞いたちさとだって、本当は分かってる。
一旦Bクラスに落ちた人は、九割方戻る事はないって。
アタシ達Aクラスの生徒が最も恐れる試験―長時間の寸止めプレイ。
一年のあいり先輩の追試をアタシ達は、幸か不幸か、見学させてもらえた。

『イかせてぇ!!!もうイヤあああっ!!!殺してっ!!!あいりを殺してぇっ!!!』
テレビでよく見るラジオの収録スタジオみたいな部屋。
そのミキサー室に、あいり先輩の絶叫が響いていた。
「ねぇ!?大丈夫だよね!?あいり先輩大丈夫だよね!?」
ちさとが必死にアタシと由紀乃に聞いてくる。
「当たり前じゃん!」
「そうよ、大丈夫。あいり先輩なら大丈夫…」
答える由紀乃も、必死になって祈っている。それだけ、あいり先輩の様子が限界だと分かってるから。
『あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!イくうぅっ!!…いやああっ!?止めないでえ!!イかせてっ!!お願い致しますからあいりをイかせて下さいぃっ!!!』
信じられなかった。
あのクールでカッコいいあいり先輩が、顔をグシャグシャにして、頭を振り乱して泣き叫んでいるなんて――!!
「時間は…!?」
あと一時間もある!!
「あいり……!」
食い入るように見ていた青葉先輩が、苦しそうにあいり先輩の名前を口にした。
550名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:49:29 ID:6cQokrVf
『ハアッ、ハアッ……いひぃっ!!もっ、もういやああ!!!死ぬうぅ!!死なせてぇっ!』
体中を椅子に縛られ、U型便座みたいな座板の下からは機械仕掛けのバイブとアナルバイブが情けの欠片もないピストン運動で、あいり先輩を追い込み
別の機械から延びるアームは、乳首とクリトリスを電動歯ブラシみたいな器具、それと変わりばんこで小さいカップが吸い付いて一気に吸引する。
アタシにだって想像しなくても、地獄のような責めだって分かる。
「あいり!あと五分よ!!」
「頑張って…!先輩!」
青葉先輩が祈りから、必死の呼び掛けに変わった。代わりに、今度は由紀乃が手を組んで祈り始めた。
ちさとは……ちひろ先生にしがみついて、ただ泣いていた。
「先輩、ファイトー!」
あと三分だ――!!

機械を操作している聖子先生にも悲痛な表情が見える…
桜蘭に来てからすぐに解ったけど、先生方は厳しいけどアタシ達が出会った大人の中では、誰よりも優しかった。誰よりもアタシ達の事を考えてくれてた。
仕事とは言え、自分が手塩にかけて育てている教え子を、自分の手で地獄に落とすんだ。気分がいいはずがない。
『殺してぇ!!!おまんこ死ぬぅ!!!ケツまんこずぼずぼしてよぉっ!!ダメぇ!!!止めないでよぉ!!!』
時計の針は―一分を切った!

「ああ…先輩…」
時計を見た由紀乃が、安堵の声を漏らした途端だった。
「そんなにイきたいの?」
聖子先生がマイクのスイッチを入れて、あいり先輩に呼び掛けた。
『はひぃっ!!イきたいの!!イかせて下さぁいっ!!!』
聖子先生から出た言葉は、あまりにも残酷な選択肢だった。
「……Bクラスに落ちてもいいの?」
「ダメぇっ!!耐えて!耐えなさいあいり!!!」
ついに部屋を隔てるガラスを叩いて、青葉先輩が叫ぶ。
「あいり先輩!」
「頑張って!頑張って!!」
「あと三十秒です先輩!」
アタシも、ちさとも由紀乃も声の限りに叫んでいた。

『いいですっ!Bクラスでいいですからあっ!!あいりを殺してぇっ!!!!』

その場にいる全員が声にならない叫びを上げた。
「……解ったわ。イきなさい」
「待って下さい先生!もう一度!もう一度チャンスを―!!!」
青葉先輩が聖子先生に叫ぶけど、聖子先生は唇を噛み締めて機械を動かした。
『あああああ!!!!死ぬうぅっ!!!死んじゃうぅっ!!!!』
あいり先輩の体が強ばり、糸の切れた操り人形みたいにガクンとなった。
「聖子せんせ…!?」
聖子先生に、何とかお願いしようとしたアタシの目に映ったのは…噛み締めた唇から流れる血を拭おうともせずに、硬く目を閉じる姿だった。
551名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:51:37 ID:6cQokrVf
しばらくして血を拭った聖子先生がPHSを取り出し、どこかに電話をかけた。
「もしもし、大嶋です……はい…いえ、新城あいりは…落第、です…はい…お願い、します…」
落第――それは、Bクラスに落ちると言うこと。

あの、あいり先輩が?
アタシがここに来て一ヶ月「そろそろ体がうずくでしょ?」って、お風呂上がりにもう一度、お風呂に連れこまれておしっこ―聖水を頂いて、
その後のお掃除の仕方まで教えて下さって…
次の日、自分から聖子先生に申告して、一週間の貞操帯の罰を受けたのを聞いたアタシが、何でアタシなんかのためにそこまでって理由を聞いたら一言―
「私も同じだったからね」
その晩、アタシは由紀乃の胸で、寝るまで泣いていた。
アタシはその恩をひとつも返せていない!それなのに、先輩ともう会えなくなるなんて!

「聖子先生!」
「……何か?」
抑揚の無い、静かな声にビビりながらも、アタシは必死にお願いした。
「あいり先輩、頑張ったじゃないですか!あと十秒も無かったんですよ!?それなのに…!」
「そうですっ!あんまりですっ!これじゃ、あいり先輩がかわいそうですっ!」
ちさともアタシに乗っかって聖子先生にお願いする。
「もう一度、もう一度チャンスを…っ!?」
必死に食い下がるアタシとちさとに、青葉先輩がビンタを――!
「かわいそう、ですって?」
震える声で、青葉先輩がアタシ達を詰問する。
「ひよこのクセに、あいりに同情しようって?あなた達、何様のつもり!?」
「ち、違います!」
「そんなつもりじゃ…!」
「じゃあ、何なのかしらね?」
アタシも、ちさとも……何も言葉を返せない。
「あいりには所詮、Bクラス程度の素質しかなかった。それだけの話よ……先に教室に戻らせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「ええ、私もあいりさんの処置が終わったらすぐに行くわ」
失礼します、と話を無理矢理に打ち切って、青葉先輩が出ていく。けど……
あんまりの暴言じゃない!?許せない!
「そんな言い方ってないんじゃないですか!?」
アタシの声に振り向かないまま、青葉先輩の姿が消えた。
追い掛けようとしたアタシを由紀乃が抱きついて止める。
「優香!……解ってるんでしょう?解ってるわよね?」
そう。解ってる。
アタシだってバカじゃない。青葉先輩が、あいり先輩のプライドを…奴隷としてのプライドを守ったんだって。
「…っく…う…っ…ぐ…」
アタシには――声を殺して泣く事しか出来なかった。
552名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:53:00 ID:6cQokrVf
夕食の時間、誰一人として言葉を口にせず、黙ってカレーを食べていた。
貴子先輩と智香先輩はアタシから事情を知り、二年の先輩方は既に結果を知っていた。

居るべきはずの人がいない。
その事実は、アタシ達を残酷に打ちのめした。

「遅くなりました」
青葉先輩が十分ぐらい遅れてやって来た。
「……あいりから、皆さんに伝言です」
下を向いたまま、青葉先輩が言葉を紡ぐ…

「アイ・シャル・リターン…私は必ず帰る、と」
しばらくの無言の後、紗弥加先輩がいきなり笑いだした。
「あはははっ!マッカーサーかよ!青葉ちゃん、あの子落ち込んでるなんてもんじゃないだろ〜!」
「そうなんですよ!『ちょっとBクラスがどんなのか見てくるわ』って、まるで旅行気分!」
泣くのを堪えて下を向いていたと思ってた青葉先輩が笑って答えた。
……笑いを堪えてたの!?
「やれやれ、この分じゃ明日には帰ってきそうねぇ」
智香先輩が呆れたように笑う。
「案外、Bクラスの授業が気になって、わざと行ったんじゃないの?」
「うわ、ありそー!」
深雪先輩も、悠里先輩も、とんでもない推測を口にして笑っている。
それからは、普段と変わらない食事の時間になっていた。

お風呂の後、アタシ達は青葉先輩の――青葉先輩と、あいり先輩がいた部屋を訪ねた。
「ん?みんな揃ってどうしたの?」
部屋に入れてくれた青葉先輩が、いつもと変わらない優しい声で聞いてくる。
「先程は…申し訳ありませんでした」
「先輩のお気持ちも解ろうとしないで、恥ずかしいです…」
アタシとちさとが青葉先輩に謝る。
「いいのよ。逆にそう言ってくれる後輩がいない方が悲しいからね」
笑ってアタシ達の謝罪を受け入れてくれた。
「別に謝ってもらう事じゃないわ。私も成り行きとは言え、あなた達に酷い事をしたしね…さ、この話はおしまい。帰って三人でレズって寝なさい」
「いえ、あと一つ、お聞きしたい事が…」
「何かしら?」
「あいり先輩の、本当の伝言って何ですか?」
「っ!?」
何度も言うけど、アタシはバカじゃない。って言うか、バカはAクラスに居られない。
妙にテンションの高かった深雪先輩と悠里先輩。
口調こそ普段通りだったけど、拳を握り締めていた青葉先輩。
簡単な話だ。先輩方は、アタシらひよこ組を気遣って、わざと場を明るくしてくれんだ。
553名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:55:24 ID:6cQokrVf
「そっか……バレてたか…」
青葉先輩が長いため息を吐く…
「あいりは何も……ただ『みんなに、ゴメンて謝って』って」
寂しそうに笑う青葉先輩に、アタシ達は何も言えなかった。
改めて部屋を見回して思う。
「一人だと広いですよね…」
「ああ…そうだね。だから明日からは深雪先輩と悠里先輩の所にお邪魔させて頂くの。おいでって言ってくれたし…」
「せ、先輩。私…ここに泊まっちゃダメですか?」
「ちょ、ちさと!」
ちさとの気持ちは分かる。ちさとだってあいり先輩にはお世話になったんだ。あいり先輩の香りが残るベッド…そこに居たいんだろう。
「あらあら、ダメよちさとちゃん。今日は私達の相手をするの」
いきなり後ろに現れた智香先輩と貴子先輩が、ちさとを抱きかかえた。
「ふぇ?せ、先輩!?」
「う〜ん、軽いなぁ。ちさとちゃん」
「体重何キロなのかしら?」
「とにかく拉致!それでは皆さん、いい夢を!」
「ふえぇ!?おーろーしーてー…!」
台風みたいな勢いで先輩方が去って行くのを、アタシ達はポカーンと見ていた。
「あの人達、あんなフットワーク軽かった?」
誰にともなく聞いたアタシの呟きは、青葉先輩にも由紀乃にも答えはなかった。

「も、もうダメぇ…」
アタシとちさとの愛のこもった?責めをタップリ一時間受けてた由紀乃がついにギブ。
「ふ…はは…まだだ、まだ終わらんよ由紀乃…アタシはあと十年戦えるぞぉ…」
「私は疲れたよぉ……」
よし勝った!参ったか、ちさと!

心地いい疲れを、春の陽気が癒していく。
「頑張ろうね、あいり先輩の分まで…」
アタシの腕枕でちさとが呟く。
「ええ…」
これまたちさとの反対側でアタシを腕枕にしている由紀乃が呟く。
「……重いから退きなさいっての!」
当然でしょ!?か弱い乙女の腕は、枕にするためにあるんじゃない!
「ちょ、由紀乃!ちさと!」
「……くー…くー」
「すぅ…すぅ…」
「はぁ!?」
マジ寝!?ちょっと、嘘でしょ!?
「くー…」
「すぅ…」
「…ま、いっか……」
アタシでさえドキッとするほどカワイイ寝顔が、どーでもよくさせたのだった。

554名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 18:05:46 ID:6cQokrVf
ここまで。

ちょっとシリアスにしすぎたかな。
あと、次こそは授業風景……いや、まだ出せないか。申し訳ない。
555名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 19:32:11 ID:CCwVtIrA
>>554
GJです!!
556名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 01:25:37 ID:o9JU2bxJ
期待age
557名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 17:46:30 ID:Mg/iCOm/
GJ
全裸待機は奴隷たんにまかせよう
558名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 15:00:17 ID:FvsI5Mwl
GJ!

そういえばここって魔物系はありなの?
怪物に奉仕する女の子とかが好きなんだけど…
559名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:06:56 ID:V1xJMmD6
>>558
ありですよ
書いて下さい!!
56056:2011/01/30(日) 22:20:29 ID:U0wCUU/L
 久しぶりに書きます。
 去年のバレンタインに合わせて書いてたけど、間に合わなかった話。
 ふと思い出したんで仕上げてみました。

 また女の子同士の話。
 中ごろからはスカ要素が入ります。
 今回の書き込み分は、半分ほど非エロ。

 以上、好みに合わない方はタイトルで飛ばしてください。
561聖なる日から:2011/01/30(日) 22:21:17 ID:U0wCUU/L
 二月に入り、街は華やかなディスプレイに彩られるようになってきた。
 洋菓子店の前には派手に飾られたワゴンが並び、少女たちが取り囲んでいる。
 そんな光景を横目に見ながら、那柚はさりげなく足取りを緩めた。
 人ごみの中に知った顔がいないことを確かめ、足を止める。
(入りづらいんだよなぁ・・・)
 群れをなした少女たちが、グループで固まり嬌声を上げている。
 その中に割ってはいるのは、考えるだけで臆してしまう。
 こんなイベントに合わせてチョコを買うのも、渡すのも、キャラに合わないのは判っていた。
 中性的な顔立ちと、さっぱりとした気性のせいで、同性から異常に慕われる自分。
 チョコは渡すものではなく、貰う物だとずっと思ってきた。
(どうしよう)
 即断即決をモットーにしているのに、ここではそれが生かされなかった。
 らしくもない逡巡を抱え、一度は店を通り過ぎる。
 想いを打ち明けられない男子がいるというのなら、思い切ることができただろう。
 だが、店に入ろうとする理由は、少し違っていた。
 そもそもチョコを買っていいのかどうか、思い切るべきかどうか、その答えが出せないでいる。
(今日はやめとこ・・・)
 店の前を二度通り過ぎた末、那柚は結論を先送りにしていた。
 
 
 迷いながら日を送っているうちに、二月の十四日はあっけなくやってきた。
 もてない男子からの恨めしげな視線を受けながら、貰ったチョコを紙袋に仕舞い、帰り支度をする。
 何日も迷い、そっけないものではあるが、チョコの包みは用意した。
 だが、結局それを渡すことなどできないまま、一日が終わろうとしている。
 自分がこんなに思い切りの悪い性格だとは、思っても見なかった。
 那柚は切なげにため息を吐くと、自分を鼓舞するように頬を叩き、横目で教室の一番後ろの席を窺った。
 鞄に教科書を詰める長身の少女を見つめ、咽を鳴らして唾を飲み下すと、さりげなく歩み寄る。
「よお、翠。またずいぶんと貰ったな」
「あ、うん・・・」
 机の傍らに置かれた紙袋には、那柚と変わらないほどのチョコが詰められていた。
 無口で物静かな、同年齢とは思えない落ち着きを見せる少女は、那柚とは違う人気を同性から集めている。
 普段はそれをあまり気にしていないようだが、実のところ迷惑なのだろう。
 断りきれずに貰いはしたが、処理に困っているのが判った。
562聖なる日から:2011/01/30(日) 22:22:28 ID:U0wCUU/L
「まったく、女子高でもないのに、なんだって私たちに渡すのかな?」
 クラスの半分以上は男子で、その中にはそこそこのいい男もいる。
 何も、わざわざ女である自分たちにチョコを渡してくる必要はないだろう。
 那柚も翠も、胸は標準以上に大きく、女であることを強くアピールしているというのに。
「・・・仕方ないから」
 決まった異性への恋愛感情を持たない少女たちが、擬似恋愛の対象としてほのかな憧れを寄せるのが、
自分たちとは異質な同性なのだろう。
 中性的な那柚と、落ち着きを見せる翠とは、共にその対象となっている。
 自分でもそれが判っているのだろう。
 翠はあきらめたようにつぶやき、チョコの詰まった紙袋を持ち上げた。
「私なんかは、チョコ好きだからいいんだけどさ。翠、迷惑じゃないか?」
「・・・チョコは嫌いじゃないし、みんなの気持ちを断るのも・・・」
 暗に迷惑だと言っているが、直情型の少女はそれを解さなかった。
 翠はチョコを受け取ってくれる。
 それだけを理解し、自分の中で咀嚼する。
「あ、あのさ」
 肩を並べ、しばらく無言で歩いていた那柚が言葉を発したのは、周囲に人影が無い踊り場だった。
 かばんを開いて小さな包みを取り出し、できるだけ素っ気なく相手に差し出す。
「いつも、世話になってるからさ。お礼ってことで」
 実際には、そんな簡単なチョコではない。
 だが、本当の気持ちは言えなかった。
 言い訳をしながら、赤らめた顔を逸らした那柚は、鼻の頭をかきながら、チョコを真っ直ぐ翠に向けた。
「・・・・・」
「・・・翠?」
 相手の反応の悪さに不審を抱き、上目で伺う。
 そこにあったのは、悲しそうな恨めしそうな、涙を滲ませた瞳だった。
 意外な反応に困惑し、チョコを手にしたまま固まってしまう。
「・・・ごめん。それ、受け取れない」
「え、おい、翠」
 苦しそうに言い残し、翠は長い髪を靡かせながら走り去った。那柚は呆然と、その背中を見送る。
「はは・・・、柄に無いことするもんじゃないな」
 受け取ってもらえなかったチョコを見つめ、自分をあざ笑う。
 この小さな包みを買うためにどれほど迷い、どれほど思い切ってレジに足を向けたか。
 装った何気なさに隠れて、どれほどの深い想いがあったか。
 それを思うと、力無く嘲う以外になにも出来なかった。
「・・・・・」
 手の中に残された、ただひとつ自分で用意した包みを見つめる。
 その包装に、小さな水滴が落ちて跳ねた。
563聖なる日から:2011/01/30(日) 22:23:15 ID:U0wCUU/L
(・・・やっぱり、止めとけばよかったな)
 冬の短い夕暮れ時、部屋に篭った那柚は、ベッドの上で枕を抱えて座りこんでいた。
 共働きの両親は、まだしばらく帰ってこない。
 あまり嬉しくは無いが、落ち込む時間だけはいくらでもあるはずだった。
「ん? あっ!」
 憂鬱な沈黙を打ち破ったのは、軽快な着メロだった。
 無視しようかとも思ったが、聞こえてくる曲に繋がる名前がそれを許してくれない。
「も、もしもしっ?!」
『あ、那柚、さっきはごめん』
「い、いや、いいよ、気にしてない」
『そう? でも、ちゃんと謝りたくて・・・。今、前にいるんだけど、会ってくれる?』
「え、家の?」
『うん』
「す、すぐ行く。待ってて」
 言いながら、既に階段を駆け下り始めている。
 すぐに階下に至った那柚は、門の前に佇んでいる長身のクラスメイトを迎え入れた。
「ほんとに、ごめん。酷いことをして・・・」
 部屋に上がり、向かい合って座ると、翠は再び詫びの言葉を口にした。
 那柚はうろたえ気味に首を振り、全く気にしていないと繰り返す。
 その言葉に、少しだけ寂しげに笑みを返し、翠は訥々と話し始めた。
「私、バレンタインになると、みんなからチョコを渡されて・・・。一度も、誰かに渡したことなんか無くって・・・」
「翠・・・」
「みんなが、私を男みたいに思ってて・・・。誰かに渡すなんて、許してもらえないみたいになって・・・」
 女の子として、それは辛い状況だろう。
 恋愛に興味が薄い那柚ですら、この時期には憂鬱を感じていた。
「でも、断れないから・・・。みんなが買ったチョコ、返すわけに行かないから、仕方なく受け取ってた。
 ほんとは、辛かったけど、我慢してた」
「・・・うん」
 あまり考えていないように見えた那柚も、何も感じていないわけではなかったらしい。翠の言葉に神妙に頷いている。
「那柚は私と同じだったから、判ってくれてるって思ってた。同じ気持ちを分け合ってるって、そう思ってた」
 その言葉に、那柚が愕然と固まった。頭を強く殴られたような、目がくらみそうな感覚が襲ってくる。
 翠がチョコを断った理由。
 皆まで言われなくても、それが嫌というほど判った。
 もう、これ以上聞きたくない。自分が犯した過ちを、責められたくない。
 恥ずかしさと情けなさに包まれながら、そう叫びたい衝動を必死に押さえ、続けられる言葉を全力で待ち構える。
564聖なる日から:2011/01/30(日) 22:24:43 ID:U0wCUU/L
「だから、那柚がチョコを出してきたとき、すごくショックだった。すごく悲しかった。裏切られたみたいに思って、
 なんだかすごく腹が立って、どうしても受け取ることが出来なかった」
「・・・ごめん、私・・・」
「謝るのは私のほう・・・。そんなの、私の勝手な思いこみなのに・・・。
 勝手に怒って、那柚に嫌な思いをさせちゃったって、一人になってから気づいた」
「翠・・・」
「私、こんなことで、那柚と気まずくなるのがいやだから。だから・・・ごめん。勝手だって判ってるけど、許して欲しい・・・」
「い、いや、いいんだ。私が無神経だったんだから」
 相手との関係を壊したくないのは、那柚も同様だった。笑顔を作って無造作に手を振る。
 その仕草に心を和ませたのだろう。翠が小さく笑った。
「あのチョコ、まだある?」
「え、うん、あるよ」
「じゃあ、あつかましいけど、貰えるかな?」
「あ、うん、ちょっと待って」
 それを、仲直りの契機にしたいのだろう。一度は断ったチョコを、今度は自分から求めた。
 那柚は部屋の隅に置いてあった紙袋に取りつき、一つの小さな包みを取り出す。
「そ、それじゃ、これ・・・」
「うん、ありがとう」
 ぎこちなく差し出された包みを、翠が大事そうに受け取った。
 正座の足の上に丁寧に載せ、両手を添えている。
「でも、珍しいね。那柚が、こんなことするなんて」
「う、うん。自分でも、そう思う」
 何気ない言葉は、この上ない好機だった。ここで、自分の気持ちを伝えてしまえと、心の奥で叫ぶ声がする。
 だが、拒絶を恐れる心が、反対から制止の声を投げてきた。
 それでも那柚は大きく息を吸い、まっすぐ目の前の少女を見つめる。
「軽い気持ちじゃ・・・ないんだ」
「え・・・?」
「そのチョコ買うのに、すごく迷った。何日も店の前で考えて、その度に止めとこうって逃げ出して・・・。
 でも、やっぱり諦められなかった。いい加減な気持ちじゃない。本当に、真剣に、翠の事が好きなんだ」
「ちょ、ちょっと、那柚・・・」
「自分でも、変だって思うよ。私は女で、お前も女で、それなのに、ちゃんと判ってるのに、それでもお前が好きなんだ。
 どうしても、諦める事ができないんだ」
「そんな・・・こと・・・」
 思いがけない告白に、翠は困惑を浮かべて俯いた。その表情に、那柚が後悔に包まれる。
 言わないほうが良かったのだと、嫌でも判ってしまった。
「ごめん、那柚。私、すぐには返事できない・・・」
「そ、そうだよな。こんな事、急に言われちゃ・・・」
「少し、考えさせて」
「あ、うん」
 その場で断られると感じていたが、帰ってきたのは別の言葉だった。
 翠は時間を要求して部屋を去り、那柚は一人部屋に残された。
(言っちゃった。もう、後戻りできない・・・)
 激しい後悔が湧き起こり、少女の心を包み込んだ。
 どうにもできない苦しさから逃れようと、那柚はベッドの上で毛布をかぶり、体を丸めて硬く目を閉ざした。
565聖なる日から:2011/01/30(日) 22:25:45 ID:U0wCUU/L
 翌日からが土日だったのは、恐らく都合が良かったのだろう。
 あんなことがあった次の日に学校で顔を合わせては、気まずい事この上ない。
 だが、日を置いているとはいっても、翠と会うのが気まずいのに変わりはない。
「ふぅ・・・」
 那柚は憂鬱そうにため息を吐きながら、不自然にゆっくりと廊下を歩いていた。
 いったい、どんな顔をして翠に会えばいいのか、全く判らない。
(着いちゃった)
 どんなにゆっくり歩いたところで、教室までの距離などたかが知れている。
 那柚は目の前の扉に手をかけ、思い切ってそれを開いた。
「あれ・・・?」
 自然と向けられた翠の席に、いつも見なれた姿が無い。
 体調不良による欠席だと判ったのは、朝のホームルームの時間だった。
 担任がそれを口にしたのを聞いたとき、那柚だけは、その本当の理由を理解していた。
 まだ、結論が出ないのだろう。
 もしかしたら、悪い結論を言いづらくて休んでいるのかもしれない。
 良い方向に考えられないまま、一日の授業は終わった。
 とても部活に出る気にはなれず、今日は休むと部員に伝えて校門に向かう。
「おーい、那柚」
「ん?」
 とぼとぼと歩く背中に、聞き慣れた声が投げつけられた。
 足を止めて振り返ると、同じクラスの朝霞と美里が、並んで小走りにやってくる。
 それほど親しい訳でもないが、呼ばれて無視する訳にもいかない。
 足を止めて待つ那柚に追いついた朝霞が、眼鏡の奥に皮肉な笑みを浮かべた。
 遅れてやってきた美里も、普段の快活さを潜め、小ばかにしたような笑みを見せている。
「今から翠の家に見舞いに行くんだ。那柚も一緒に行こうよ」
「え、いや、私は・・・」
 今、一番顔を合わせづらい相手の家を、自分から訪れるなど考えられない。
 朝霞の厚意を断るのは気が引けたが、適当な理由をつけて逃げ出そうとする。
「あ、断るのは無しね」
「なんだよ、それ」
 那柚の言葉が終わらないうちに、笑いを含んだ言葉がかぶさってきた。
 理不尽な言い分に眉を吊り上げた那柚に、美里は勝ち誇った笑みを浮かべる。
「翠に愛の告白したんだって?」
「えっ、なっ、ど、どうして・・・?」
「翠に相談されたんだよ。那柚から告白されたけど、どうしたら良いだろうって」
「ずいぶん悩んでたよ。だめじゃない、翠を困らせちゃ」
 からかわれているのだと、口調で判った。那柚は顔を真っ赤にして半笑いの二人を睨みつける。
「か、関係無いだろ、お前達には」
「そうだね、翠が相談してこなければ・・・ね」
「知っちゃった以上、無関係って訳にはいかないんだよねぇ」
 口調も視線も、蔑みに満ちていた。そんな態度に我慢が出来ず、憤然と足を止めて踵を返す。
566聖なる日から:2011/01/30(日) 22:26:27 ID:U0wCUU/L
「私、こっちから帰るから」
「なに勝手な事言ってるんだよ」
「そんな我侭はゆるさないよ」
 立ち去ろうとした那柚の前に、美里が立ちはだかった。
 前後を同級生達に挟まれた那柚は、不機嫌を露に前後を見やり、大きく息を吐いて見せる。
「なにがしたいんだよ」
「さっきから言ってるだろ。翠の家に行くんだよ」
「私は嫌なんだよ」
「生意気な口を利くなよ。変態のくせに」
「なっ、なにぃ!?」
 挑発の言葉に、打って響くように激昂する。そんな那柚を見下しながら、美里が口を挟んできた。
「変態だよねえ、レズは、立派な」
「そ、そんなこと・・・」
「じゃあ、みんなに言ってあげよっか? 那柚は翠に愛の告白をしましたって」
「や、やめろっ!」
「ほら、ばれたら困るんでしょ。自分でも判ってるんじゃない」
 女の子に特有の、底意地の悪い笑みが目の前で揺れている。
 相手の弱みを握った女が、どこまでも残酷になる瞬間がそこにあった。
「ま、私達としては、そんな変態が大きな顔をしてるのは許せないんだよね」
「変態は変態らしく、大人しくしてなきゃ」
「まず、翠に謝ってもらわないと。あんたみたいな変態に好かれてたなんて、迷惑以外のなにものでもないからね」
「で、それから、私達のおもちゃになってもらうね。あーんなことや、こんなこと、色々してあげる」
 淫らに指を蠢かせる美里の声に、那柚の我慢が限界に達した。
 足を踏み鳴らし、今にも噛みつきそうな表情で睨みつける。
「ふざけるなっ! だれが、そんな事」
「あれ、逆らうんだ。いいのかなぁ、みんなにばらしても」
「勝手にしろ! 私はちっとも困らない」
「あんたは困らないかもしれないけど、翠はどうかな?」
「嫌だろうねぇ、学校中にレズだって噂が広がるのは」
「お前ら・・・」
 友人までを脅しの材料に使うやり方に、嫌悪を抑えられない。
 だが、その脅しが有効なのは確かだった。自分だけならともかく、翠に迷惑はかけられない。
 怒りと悔しさとに震えながら、俯き歯軋りする。その姿を見ながら、美里が更に言葉を続ける。
「千歳は、翠に迷惑はかけられないって、そう言ったけどねぇ」
「千歳? なんで、千歳が?」
 朝霞たちの幼馴染で、いつも同じグループにいる同級生の名に、那柚が反応した。
 期待通りだったのだろう。美里はうれしそうに、上げられた顔を覗きこむ。
「あんたと同じ。ま、三ヶ月ほど早かったけどね」
「今じゃ、すっかり私達のおもちゃだよ。後で見せてあげるけどね」
「これでおもちゃが二つになるから、朝霞と取り合いにならずに済むね」
 勝手な事を言っているが、反論ができない。
 屈辱に拳を握り締める那柚の姿に、屈服の姿勢を見て取ったのだろう。
 朝霞が乱暴に肩を押し、後ろを振り返らせた。
567聖なる日から:2011/01/30(日) 22:27:12 ID:U0wCUU/L
「それじゃ、行こうか」
「・・・・・」
 二人に挟まれた那柚は、上機嫌な朝霞と美里の間でずっと唇を噛んでいた。
 翠の家に行けばどうなるのか、色々な考えが頭に浮かぶが、一つとして明るいものは無かった。
「さ、着いたよ」
 来たく無かった家の前で、三人の足が止まった。
 那柚が辛そうに、翠がいるだろう部屋の窓を見上げる。
「翠、入るよ」
 勝手に上がりこんだだけでなく、ノックもそこそこにドアを開く。
 押されて部屋に入った那柚の目が、ベッドに腰掛けて目を逸らしている翠を見出す。
 その傍らにはクッションに腰掛けた少女が控え、嬉しそうに微笑んでいた。
「ほら、そこに座りなよ」
「あうっ!」
 突き飛ばされ、ふらつきながらクッションに座る。
 朝霞と美里がその左右を占め、睨み上げる少女を見据えた。
「早かったね、千歳」
「はい、走ってきましたから」
 答えながらクッションを外し、床に正座する。
 教室とは違う、へりくだった口調に違和感を覚えた那柚が眉を寄せた。
「さてと、それじゃ始めようか」
「ほら、那柚。翠に言う事があるだろ?」
「な、何を?」
「あんた、さっきの話を聞いてなかったの? 翠に謝れって言っただろ」
「なんで、私が」
「当たり前だろ、迷惑かけたんだから」
「迷惑・・・なのか? 翠、私が好きになると、迷惑か?」
 攻め立てる言葉に打たれた那柚が、助けを求めるように翠を見上げた。
 その言葉を向けられるのを恐れていたのだろう。
 翠はベッドの上でびくりと竦み、追い詰められた目をゆっくりと向けてくる。
「翠・・・」
「・・・ごめん、那柚。迷惑・・・だよ」
「みど・・・・り」
 言いたくない言葉を搾り出したのだろう。その声は小さく、震えていた。
 現実を突きつけられた那柚は、絶望に崩れ、ぼたぼたと涙を零し始める。
「ほら、泣いてないで謝れよ。好きになってすいませんって」
「そうそう。あんたの変な趣味に巻き込もうとしたんだからね」
 ふられたばかりの少女に向かって、あまりに残酷な言葉が投げつけられた。
 だが、那柚はただ泣いているばかりで、その言葉に反応を見せない。
 面白くないのだろう。朝霞が床で丸くなっている那柚の尻を、乱暴に蹴り飛ばした。
 あまりのことに、那柚が涙で汚れた顔を上げ、朝霞を睨みつける。
568聖なる日から:2011/01/30(日) 22:27:58 ID:U0wCUU/L
「な、なにすんだよっ!」
「あんたさぁ、自分の立場ってもんが判ってるか?」
「判ってないよねえ。判ってれば、私達にそんな口を利けないもん」
「見せてやらなきゃ判らないかな」
「そうだね。変態は人間じゃないって、ちゃんと教えてあげようよ」
 二人の視線が、正座を続けている少女を捕らえた。
 何を求められているか判っているのだろう。
 千歳が二人の足元にすりより、上目で命令を待ちうける。
「千歳、レズがどんなに浅ましい存在なのか、こいつに教えてやりな」
「翠、餌をあげて」
「う、うん」
 朝霞が命令を与える一方で、美里が指示を放った。
 翠はベッドから腰を上げ、穿いていた下着を脱ぎ落とすと、小さく丸まったそれを放り投げる。
 千歳は目を輝かしてそれを受け取り、許しを求めるように朝霞を見上げた。
「まず、裸になりなよ。そうしたら、許してあげる」
「はいっ!」
 元気に答え、千歳は着ているものを脱ぎ始めた。
 同級生に命令され、自分から服を脱ぎ落として行く様を、那柚は呆然と見ている。
 最後の一枚を脱ぎ落とした千歳は、飾り毛を奪われた無様な股間を全員の前に晒した。
「那柚、よく見ておくんだよ」
「後で、同じ事してもらうからね」
 全裸で正座した千歳は、翠のショーツに頬擦りすると、うっとりと鼻先に押し当てた。
 深く大きく息を吸い、胸一杯に匂いを吸い込む。
「あ・・・あ、翠の・・・翠の匂い。はぁ・・・翠の、あそこの匂いぃ」
 千歳の目が焦点を失い、口元が緩んだ。
 何度も繰り返し匂いを嗅ぎ、だらしなく涎を零す。
 自然に伸びた右手が股間に触れ、同級生達の中で自分を慰め始めた。
「あ・・は・・・翠、翠ぃ。はああ、みどりぃ」
「や、やめろ! 千歳、やめろおっ!」
 翠の名を繰り返しながら、その下着の匂いを嗅ぎ、股間をまさぐる。
 その姿を見るに耐えないのだろう。那柚が涙を零しながら制止の言葉を投げつけた。
「おっと、だめだよ邪魔しちゃ」
 這い寄って、腕ずくで止めようとするその体を、背後から朝霞が止めた。
 そのままうつ伏せに組み伏すと、短いスカートを捲り上げ、下着に覆われたお尻を剥き出しにする。
「羨ましいのは判るけど、邪魔はいけないな」
「なっ、だ、誰がっ!」
「隠すなよ。したかったんだろ、翠とあんなこと」
「ふ、ふざけるなっ、私は、そんなっ!」
「ふぅん。その割にはかわいい下着つけてるね」
「はははっ、もう、やる気満々じゃないかよ」
 痛いところを付かれて、那柚が沈黙した。
 確かに、今日は普段穿かないようなものをつけている。
 隠しきれない下心を見透かされ、悔しさに赤く染まる。
569聖なる日から:2011/01/30(日) 22:29:01 ID:U0wCUU/L
「はあっ、あっ、ああっ!!」
 千歳が翠の下着に顔を埋め、体を震わせた。
 体に指を挿したまま、ぼうっと虚空を見上る。
 薄笑いの美里がその前に立ち、いとおしげに嗅いでいる布を取り上げた。
 千歳は未練がましく目で追うが、口には何も出さずに堪えている。
「ほら、那柚の番だよ」
「よかったな。ほら、これが翠のパンツだぞ」
「んっ、く、やめろっ」
 鼻先に下着を押しつけられ、那柚が激しく首を振って抵抗した。
 その態度が癇に障ったのだろう。朝霞が眉をしかめ、乱暴に髪を掴んだ。
「本当に生意気だね。変態は変態らしく、翠のパンツでオナニーしてればいいんだよ」
「そうそう、千歳みたいに素直になりなよ」
「翠はノーマルだから、どんなに待ってたってお前の相手なんかしてくれないんだよ。パンツを貰えただけで十分だろ。
 匂いを嗅ぎながら、寂しく自分を慰めろよ」
「翠と一緒に、ちゃんと見ててあげるからさぁ」
 二つの笑い声が重なった。
 悪意に満ちた揶揄を叩きつけられ、那柚が唇を噛み締める。
 その様子を見ながら、朝霞は美里を手招き、丸出しになっているお尻を指差した。
「陸上やってるだけあって、張りのあるお尻だねぇ」
「はあっ、や、やめろおっ!」
 恐らくは一番のお気に入りと思われる下着に指を添え、ゆっくりと下ろす。
 レースに飾られた下着の下から、予想以上に白く、滑らかな肌が現れた。
 美里は微かな嫉妬を目の中に浮かべ、抜き取った下着を意地悪く広げて見せる。
「あははっ、朝霞、パンツ濡れてるよ」
「ふん、なんだかんだ言っても、翠のパンツで興奮してたんだね」
「ちがう、そんなんじゃない」
「じゃ、これはなんなのかなぁ?」
 必死で否定する那柚の前に、自身が汚した下着が広げられた。
 粘液を吸い、色を変えた下着の有様に、恥じ入りながら目を逸らす。
 美里はその視線の先へと下着を動かし、現実を突きつけつづけた。
「認めちゃいなよ。今更だしさぁ」
「そうだよ、みんな那柚が変態なのはわかってるんだから」
「ほら、千歳みたいに匂いを嗅ぎながらしてごらんよ。きっと、気持ち良いよ」
「大好きな翠に見てもらえるんだしね。足を開いて、よく見て貰えよ」
 二人は執拗に、那柚を責めつづけた。
 諦めるまで手を緩めるつもりは無いのだろう。
 那柚は悔し涙を滲ませながらも、片手を自身の股間に伸ばし、既に濡れている場所に指を這わせた。
 押さえていた朝霞が体を退け、那柚を仰向けにさせる。
 普段の快活さも、こういった状況では発揮できないものらしい。
 しおらしく足を閉ざし、申し訳程度に指を動かしている。
 そんな姿を、千歳は羨望を浮かべて見つめ、比べられないほど大胆に自分を慰め始めた。
 朝霞と美里は底意地の悪い笑みを浮かべてそれを見比べ、翠は昂ぶりを押さえながら目を逸らしている。
570聖なる日から:2011/01/30(日) 22:29:58 ID:U0wCUU/L
「はう・・ん、んぁ・・・あふ・・ぅ・・」
 しているうちに、気持ちが入ってきたのだろう。那柚の口から、切なげな声が漏れ始めた。
 片手で翠の下着を持ち、正座の足を少し崩してスカートに潜らせた手を蠢かせる。
 全てを晒していた千歳よりも、ずっと淫靡な姿だった。
「み、美里、そろそろ・・・」
 惹きこまれるように見ていた朝霞が、不意に傍らの相棒にささやいた。その声に、相方が戸惑いながら大きく頷く。
 美里は足を忍ばせて那柚の背後に回り、行為に浸り始めている少女を抱きしめた。
 驚いて振り向いた顔に凄惨な笑みを見せ、千歳に命じて足を押さえさせる。
「楽しそうだったね、那柚」
「な、なんだよ、もういいのか?」
「いや、あんまりもどかしいから、おもちゃを貸してあげようと思ってさ」
「なに?」
「ほら、これ」
「なっ、なんだよ、それっ!」
 朝霞が取り出したのは、赤黒い色をした、淫猥な形の棒だった。
 それが何なのかぐらいは、那柚も知っている。
 ただ、初めて目にするその凶悪な道具の姿に、叫ばずにはいられなかった。
「バイブだよ。知ってるだろ、これぐらい」
「なっ、ま、まさか。おい、やめろ! 頼む、やめてくれっ!!」
 その道具を手に近づく朝霞に、那柚が青ざめて叫んだ。
 これ見よがしにバイブを揺らし、股間へと下ろしながら、朝霞が歪んだ笑みで見上げる。
「ずいぶん嫌がるね?」
「あっ、あたりまえだっ! まだ、したことないんだぞっ!」
「ふぅん。それじゃ、これが初めての相手になるんだね」
「いやだっ! そんなのはいやだっ!」
「なに言ってるんだよ。翠とする事になってたら、初めての相手はどうせこれだったんだぞ」
 必死に拒む少女に向けて、笑いながら言い放つ。確かな現実に言葉を失う那柚の後で、美里が楽しそうに笑った。
「せっかくだから、翠にやってもらったら? 那柚も、それなら納得するだろうし」
「ああ、そうか。ま、それぐらいの気は使ってやろうか」
 二人が揃って笑い、翠を呼びつけた。
 押しつけられたバイブを、おずおずと見つめるその姿に、那柚が激しく首を振る。
「充分濡れてるから、すぐに行けるよ」
「うん・・・でも・・・」
 嫌がる那柚に、この棒を押しこむ度胸は翠に無かった。
 躊躇い、逃げ出そうとするその背中を、朝霞が無慈悲に押し止める。
「嫌ならしなくていいけど、それだと私がしちゃうよ。遠慮なんかしないからね」
「・・・那柚」
「・・・・・」
 心底困った様子の翠に、那柚は答えを返す事ができなかった。ただひたすら怯え、苦悩している。
 追い詰められたその姿に、気持ちが固まったのだろう。
 喉を鳴らして唾を飲み、手に持っているバイブをきつく握り締める。
571聖なる日から:2011/01/30(日) 22:30:47 ID:U0wCUU/L
「私が・・・する」
「お、その気になった?」
「那柚の初めては、私が・・・」
「翠・・・」
 ここで拒めば、朝霞が無慈悲な行動に出るのは判りきっている。
 それならば、せめて翠に捧げたい。
 拒まれたとはいえ、気持ちはまだ翠に向いている。
 那柚がきつく唇を引き締め、自ら足を開いた。美里の手を振りほどいて体を倒し、両腕を交差させて顔を隠す。
「那柚、いくよ」
「・・・・・」
 そんな事を言われても、返事のしようがない。何も答えず、ただ握った拳に力を込めた。
 それが、那柚なりの覚悟の姿だと理解したのだろう。
 翠は指先を那柚にあてがい、熱く濡れている柔肉を押し広げた。
 淫猥な無機質をそこへと押しつける。
「う・・うぁ・・・」
「くぅう!」
 バイブを持つ手に力を込めると、女の肉体は、軽い抵抗を見せながらもそれを飲みこんで行った。
 初めての手応えに声を漏らす翠の前で、那柚はやはり初めての感覚にうめいている。
 二つの声が交わる場所では、一本の棒が次第にその姿を短くし、那柚の中へと消えて行っている。
「はい・・・・った。入っちゃった・・・」
 バイブを奥深くまで押しこむと、翠はその現実に呆然と呟いた。
 那柚は奥歯を噛み締めながらも、時折大きく口を開いて深く息を吐いている。
「せっかくだし、動かしてあげなよ」
「え・・・でも、苦しそう・・・」
「してるうちに気持ち良くなるから大丈夫だよ」
「・・・・・判った」
 勝手な意見に納得した訳ではないが、翠はバイブを持つ手を、ゆっくりと手前に引いた。
 横から手を出そうと構えていた朝霞が、薄く笑って肩を竦める。
 粘液に塗れた棒が、それを咥えこんでいる柔肉を引き出しながら、姿を現してくる。
 先端の頭を残すだけになった頃、再び奥へと押し込み、それを何度も繰り返す。
「血は出てないみたいだね」
「まあ、必ず出るって訳じゃないからね」
 出入りするバイブを観察し、美里と朝霞が言葉を交わした。
 初めての時は、出血するものだと思っていたのだろう。
 美里が驚きを浮かべ、問い返している。
「個人差があるんだよ。それに、激しい運動してると、自然に破れちゃうこともあるらしいし」
「那柚もそうなのかな?」
「どうだろう? ま、初めてでも痛くないんだから、羨ましい事だよね」
 初体験の痛みは破瓜だけが原因ではないらしいが、経験からはそう思えないらしい。
 出血していない同級生を不満げに見下ろす顔が、不公平を呪っている。
「朝霞は痛かった?」
「ああ、酷かった。あれは、この世のものとは思えない」
572聖なる日から:2011/01/30(日) 22:33:47 ID:U0wCUU/L
 自身の初体験を振り返った朝霞が、凄絶に顔を歪ませた。
 こちらは、まだ男を知らないでいる美里が、自身の将来を想像して表情を曇らせる。
「ま、最初のうちだけだけどね」
「うー、一回だけでも、嫌だなぁ」
「でも、それを乗り切らないと、楽しめないからさ」
「うん・・・判ってるけどね」
 そうは言われても、だったらすぐにでもしようという気にはなれないらしい。
 ただでさえ、最後の一線を踏みきる度胸が持てない中、それは更に躊躇いを強くさせる言葉だった。
「運が良ければ、最初から気持ち良いよ。こいつみたいにさ」
 大人しくなってしまった相方に、朝霞は笑いながら足元を指し示した。
 腕で顔を隠しながらも、バイブに合わせて喘ぐ那柚がそこにいる。
 躊躇いながら動かしていた翠も、那柚の反応にそそられたのだろう。
 隠された顔を下から覗きこみ、激しくバイブを出し入れさせている。
「いいなあ、那柚。初めてなのに楽しめて」
「翠にしてもらうなんて、幸せだね。ほら、千歳が羨ましがってるよ」
「顔隠してないで、見てみろよ。自分が、どんなことになってるか」
「あっ、こ、こんなのっ!」
 言葉で攻めながら、顔を覆っている腕を退かせる。
 頬を上気させ、酔ったような目つきの少女を抱き起こし、下半身へと目を向けさせる。
 気持ちを寄せた少女に、バイブで犯されている。
 それを悦び、受け入れている自分の肉体。
 その浅ましさに、絶望すら感じられた。
「それじゃ、那柚がいくところを見せてもらおうか。翠、もっと早く動かして」
「う、うん」
「うあっ、あっ、あぅん、はっ、あっ、ああっ!」
 翠の手の動きが早まると、普段の男っぽさからは想像できない、可憐な喘ぎがこぼれ始めた。
 そんな姿を見せ付けられては、我慢ができないのだろう。
 思わず唾を飲み込んだ朝霞に縋りつき、千歳が訴えるように見上げた。
「なに?」
「こんなエッチな声を聞かされたら、我慢できないです。私も、エッチしていいですか?」
「ふふ、まあ、仕方ないね。ほんとに、エッチな声だもんね」
「はああ、ありがとうございますぅ」
 礼を述べながら、千歳は既に指を動かし始めていた。
 バイブを動かす翠と、飲みこんでいる那柚とを見ながら、淫靡な喘ぎに聞き入る。
 それらを自分に転化しているのだろう。指で自分を慰める千歳の顔には、この上ない幸福があった。
「はああっ、いっ、いああ、はっ、あああっ!!」
 激しくバイブを動かしていた手が、それを深く突きたてた。
 那柚の背中が激しく反り返り、長く尾を引く歓喜の叫びが上がる。
 バイブが強く締めつけられ、動かす手が思わず止まった。
 翠が見上げると、那柚は朝霞の腕に倒れこみ、肩で息をしていた。


 今回ここまでです。
 次はもう少ししっかり責める予定です。
 バレンタインまでに終わらせるつもりなので、今週中に書き込みます。

 問題はスレ容量ですが・・・。
573名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 23:03:06 ID:2Z4Dmsj3
おお、GJ
続きが楽しみです
574名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 02:26:52 ID:3dxetZAf
>>572
今気付いたGJ
スレ容量は確認しつつ投下
ヤバそうなら新スレ建てて誘導で良いかと

続き待ってます
575聖なる日から:2011/02/03(木) 21:42:20 ID:H/H4pGv8
 容量を気にしながら続きを。
 今回分ぐらいはたぶん大丈夫。

 今回はスカ要素ありますので、嫌いな人は回避ください。
 では。

「翠ぃ、私・・・私にもぉ」
「だめだよ、千歳!」
 自分を慰めていた千歳が、甘えた声で翠に擦り寄った。
 朝霞が鋭く叱責し、一気に青ざめた少女を冷たく見つめる。
「変態は一人でしてればいいの。翠にしてもらおうなんて、贅沢だよ」
「は、はい、すいません」
「まあ、ずっと一人遊びばっかりだったから、溜まってても無理ないけどね」
「だったら、良い相手がいるじゃない。変態同士、慰めあったら?」
「うん、それは私も考えたんだ。それで、いいものを持ってきた」
 いかにも今思いついたように提案したが、恐らく予め打ち合わせてあったのだろう。
 そうでなければ、そうそう都合よく小道具が出てくるはずが無い。
 朝霞が持ち出した双頭のディルドを見ながら、翠はぼんやりとそんな事を考えた。
「那柚、そこで四つん這いになれよ」
「なん・・で・・・」
「いいから、さっさとしなよ!」
「う・・ぅく」
 バイブでさんざん犯された後とあって、逆らうことは出来なかった。
 嫌々ながらも体を起こし、言われたとおりの格好をとる。
 朝霞は嬉しそうにその後ろに回り、突き出されているお尻をいやらしく撫で回した。
「したばっかりだから、そのままいけるね」
「何を・・・」
「言わなくても判るだろ。考えてる通りのことだよ」
「くぅ・・・」
 嘲るような言葉に屈辱を噛み締める。
 朝霞は喉の奥で笑いながら、受入の準備を整えている場所にディルドを押し当てた。
「くくっ、簡単に入っちゃう。エッチだなあ、那柚は」
「うる・・・さい」
「ふん、悪かったね」
 精一杯の虚勢を張る那柚に、朝霞が悪態をついた。不機嫌を装って尻を打ち、目線で千歳を呼びつける。
「千歳、判るでしょ」
「はい。こう・・・ですね」
「そう、よく判ってるね」
 お尻から張型を生やす四つんばいの少女を見て、淫靡に笑う。
 自分が何をすればいいのか、いや、何を許して貰えるのか理解しているのだろう。
 千歳が四つんばいになり、尻を那柚に向けた。
 期待に輝く瞳で那柚を振り返り、ゆっくりと下がって行く。
「もう少しだよ」
「あはぁ、先っちょが、入ってきたぁ」
 向かい合った二つの尻が、次第に距離を縮めていく。
 朝霞に支えられたディルドの先端が、濡れ広がった場所に頭を埋めた。
 千歳は目を細めて震え、さらに下がりながら、次第に満たされて行く自分自身を悦んだ。

 
576聖なる日から:2011/02/03(木) 21:43:56 ID:H/H4pGv8
「あんっ」
「ひっ!」
 二つのお尻が、軽くぶつかった。
 千歳は楽しげな悲鳴を上げ、那柚は嫌悪を浮かべて腰を逃がした。
 翠に思いを寄せたことでは共通する二人だが、根本が違っているらしい。
 好きになった相手が同性だった那柚と、同性の中から翠を選んだ千歳。
 翠以外の女と交わるのに、反応が違うのは仕方ない。
「こら、逃げるなよ」
 朝霞が逃げる腰を押さえて引き戻した。
 四つん這いの少女二人が、ディルドで繋がりお尻を押し付けあっている。
 そんな状況が面白くて仕方ないのだろう。
 にやにやと笑いながら、繋がっている場所を下から覗き込む。
「くぅ・・・こんな・・・こと・・・」
「あぁ・・・私、繋がってる。女の子と、繋がってる・・・」
 悔しさの余り涙を零した少女の反対では、甘美な現実にうっとりと目を細めている少女がいた。
 正反対の反応を見せる二人の腰に、朝霞が等しく手のひらを乗せる。
 反対から眺めている相方に笑いかけ、左右の腕に力を込めた。
「あっ、な、なにっ?」
「はあん、動かしたら、私・・・」
 引っ付いていたお尻が離され、ディルドが濡れ光る体を現した。
 どうやら、那柚のほうがしっかりと咥えているらしい。
 千歳の秘肉をめくり上げながら、淫液を纏った擬似男根が抜け出てきている。
「あうっ、くっ」
「ふああ、ああんっ!」
 離されていた尻が強く押し当てられ、再び離された。
 那柚は声を押さえ、千歳がかわいい鳴き声を上げる。
 今度は千歳がしっかりと締めつけているらしく、棒は那柚の中から引き出されてきていた。
「ほら、千歳、後は自分で動くんだ」
「はあい」
 数回腰を操った後、朝霞は千歳に命じた。
 その声を受け、千歳は自ら尻を動かしはじめる。
「ば、ばかっ、動くなあっ!」
「だって、動かないと気持ちよくなれないしぃ」
「私は、こんなの、気持ちよく、ないんだっ!」
「んんぅ、私は気持ち良いのお」
 勝手な動きに翻弄されながら、那柚は何とか声を押さえている。
 互いを繋ぐディルドは、二人の蜜によって濡れそぼち、膝の間に雫が溜まっていた。
 体に入ってくるものが、他人の雫に濡れている。
 生理的な嫌悪にもがく那柚とは対照的に、千歳はそれを愉しんでいた。
 同級生達の目も憚らず、腰を振っては喘いでいる。
577聖なる日から:2011/02/03(木) 21:45:25 ID:H/H4pGv8
「気持ち良さそうだなぁ、千歳」
「はっ、はいっ! 気持ちいいっ! はあっ! あっ! ああっ!」
「自分でしてるより、気持ち良いかい?」
「いっ、いいですっ! ずっと、ずっと気持ち良いっ!!」
「そう。なら、これからは那柚に相手してもらうといいよ。その代わり、オナニーは禁止だからね」
「はああっ、そんなあっ!!」
「くくっ、情けない声出すなよ。じゃあ、那柚とするか自分でするか、どっちか一つだけ許してあげる。どっちがいい?」
「なっ、那柚と、那柚とするうっ!」
「決まりだね。今から千歳はオナニー禁止。したくなったら那柚とするんだよ」
「はっ、はいいっ! んっ、んはあっ! き・・もち、いいっ・・・、んっ、んはああっ!!」
 四つんばいの姿で、千歳が激しく背中を逸らせた。
 びくびくと痙攣し、やがて床の上に崩れ落ちる。
 とはいえ、ディルドで繋がっている尻だけは高く上げられたままなので、ひどく間抜けな格好になっている。
 必死に耐えていた那柚は、無秩序な刺激から開放され、密かに息をついた。
 嫌悪を込めて背後をみやり、無言で前に進む。
 緩んだ千歳から抜けたディルドは、自然と那柚についてきた。
 濡れ光る棒が千歳から抜ける直前、不意に朝霞がその棒を掴み、那柚の中へと深く押しこんだ。
「ひぎっ!」
 不意打ちに仰け反り、濁った悲鳴をあげる。
 怒りに任せて振り返ると、侮蔑の笑みを湛えた同級生が胸をそらしていた。
「まだ、足りないのかよ」
「なに言ってるんだよ。これからじゃないか」
「・・・少し、休ませろよ」
「だめだめ、せっかくほぐれてきたところなんだから」
 言外の要求は、正しく伝わらなかった。
 勝手な事を言っている朝霞を見上げ、憮然と口にしたくない言葉を発する。
「なら、トイレにだけ行かせてくれ」
「トイレ? ああ、おしっこかい?」
 小ばかにした口調に唇を歪め、小さく頷く。
 朝霞はその前に立ちはだかって腕を組み、尊大に同級生を見下ろした。
「変態の分際で、トイレを使うつもり?」
「なっ、どういうことだ?」
「変態には、それに相応しいトイレがあるってことだよ。千歳、見本を見せてやって」
「・・・はい、判りました」
 絶頂の余韻に浸っていた千歳が体を起こした。
 四つん這いでのたのたと動き、朝霞の前で頭を床にこすり付ける。
「千歳は、おしっこがしたくなってしまいました。朝霞様、どうか、千歳におしっこのお許しを下さい」
「なっ!」
 あまりに無様な姿に、傍らで那柚が絶句する。
 同じ事を求められていると判るが故に、千歳の惨めさが胸に突き立ってくる。
578聖なる日から:2011/02/03(木) 21:46:53 ID:H/H4pGv8
「やめろ、千歳! そんな真似して、恥ずかしくないのかよ!」
「だって私、変態だから。おしっこも、うんちも、オナニーも、ぜんぶお許しを頂いてするの。
 変態にはそれが相応しいって、そう言われたから」
「お、お前、おかしいぞ」
 それが当たり前だと思っているのような態度に、呆然と呟く。
 朝霞が嬉しそうに笑い、千歳の頭に手を乗せた。
「そりゃ、おかしいさ。変態だもんな、千歳は」
「はい。私、レズですから」
「そうだな。それじゃ、レズの千歳。変態がここでどんな扱いを受けるか、ちゃんと見せてやれ」
「はい」
 従順な眼で頷き、再び頭を床にこすりつける。
 惨めな姿で、格好以上に惨めな言葉を口にする。
「どうか、おしっこのお許しをお願いします。千歳がはしたなくおしっこをする姿を、嘲笑ってください」
「仕方ないな。許してやるから、準備しなよ」
「はい、ありがとうございます」
 心底嬉しそうに答え、立ち上がる。
 小走りに部屋の隅に向かった千歳は、白いビニール袋を広げ、中から何かを取り出した。
 振りかえった少女の手には、普通よりも一回りほど大きな、金色の洗面器が乗せられている。
 医者などで見かける、縁が緩やかに広まった形のもの。
 嫌な予感しかしないその姿に、那柚が眉を寄せた。
「失礼します」
 袋から出した洗面器をテーブルに載せる。
 自らもその上に足をかけ、洗面器を跨いだ千歳は、翠に向けて足を開いた。
 逸らされた視線に唇を尖らせ、上目で傍らの朝霞を窺う。
「いいよ」
「はい、千歳のみっともない姿、よくご覧になってください」
 媚びた言葉を吐くと同時に、股間から生暖かい水流が迸り出た。
 普段からそうなのか、まとまりの悪いおしっこは、半分ほどお尻へと伝わって垂れ落ちている。
 このために金属の洗面器を使っているのだろう。
 勢いのあるおしっこを受け止めた洗面器が派手な音を上げ、垂れ落ちる音が伴奏する。
 消すのが当たり前の音が響き渡る中、おしっこが秘肉を割る音が低く小さく流れていた。
「いっぱいでたね、千歳」
「はい」
「今日は気分が良いから、久しぶりに大きいほうもさせてあげるよ」
「ああ、ありがとうございます」
 許諾の言葉に、声を輝かせる。
 気が変わらないうちにと思ったのか、すぐに力を込め始める。
「あっ!」
 小さなお尻が細かく震え、甲高いおならが響き渡った。
 朝霞と美里が声を上げて笑う下で、千歳は媚びた笑みを浮かべて力を込めつづける。
579聖なる日から:2011/02/03(木) 21:48:23 ID:H/H4pGv8
「んんーぅ、んっ、ふうぅんんっ!」
 可憐な息み声が上がり、窄まっていた穴が開き始めた。
 赤みかかった桃色の穴の間から、濃い茶色の、太く硬いものがせり出している。
 傍目に見てもかなりの大仕事だと判るが、本人にしてみたら大変な苦労なのだろう。
 千歳は顔を真っ赤にしてほほを膨らませ、両手を硬く握り締めている。
 力いっぱいなその姿に、朝霞と美里が再び笑い声を上げた。
「んっ、くぅ! 太・・い、太いの・・・がぁ・・・」
 切れるのではないかと心配になるほど張り詰めた肛門から、信じられない太さのものが現れた。
 水気の少ないうんちは、小さな塊が寄り集まって形を作っている。
 洗面器に落ちるまでに、いくつかの小さな欠片が剥がれ落ち、黄金色の液体に波紋を生じさせた。
「は・・・ああ・・・ぁ・・」
 最初の難所を超え、楽になったのだろう。
 千歳が安堵の息を吐き、うっとりと目を細める。
 太い頭を吐き出した肛門は、続きをすんなりと吐き出し、洗面器に落とした。
 一旦窄まった肛門はすぐに口を開き、さっきよりは幾分細く柔らかいものを生み出し始める。
 滑らかに生み出されて行くうんちは、塊の上に積み重なりながら、あたりに強烈な臭いを撒き散らした。
 いったいどれほどの期間溜めこんでいたのか、その量に那柚が目を疑っている。
「ははははっ、たくさん出すなあ」
「ほんと、普通の洗面器じゃぜったい足りないよね」
「臭いもすごいしなあ。食べ物にもう少し気を使った方がいいぞ」
「はい、申し訳ありません」
 酷い言葉を投げつけられながらも、どこか嬉しそうに応じる。
 そんな千歳を手で退かせ、朝霞は汚物に満ちた洗面器を指差した。
「さ、お前の番だぞ」
「私に、そこでしろって言うのか?」
「当たり前だろ。ここには、変態用のトイレなんかないんだから」
「せ、せめて、中身を処分しろよ」
「悪いけど、トイレは共同なんだ。我慢するんだね」
「たった今愛し合った相手のものなんだから、平気でしょ?」
「ふざけるなっ! そんなこと出来るかっ!!」
「できないなら、したくなるようにするだけだけどね」
「トイレの躾は大事だからねぇ」
 怒りを爆発させた那柚の前に、朝霞が小さな箱を投げつけた。
 それを見下ろした那柚が顔色を変え、背後に回った美里に過剰に反応する。
「どうする、それを使うか?」
「くっ、そぉ・・・」
 歯噛みし、雑言を吐きながら、那柚は汚物に満ちた洗面器を見下ろした。
 ついさっき、傍らに控えている少女が出したばかりのものが、そこに満ちている。
 嫌悪に歪んだ顔を、幾つもの視線がじっと見つめた。
 歯軋りの音が聞こえる中、那柚はゆっくりとそれに近づき、申し訳程度腰をかがませた。
 立っているのと変わらないような格好に、朝霞が頬を緩めている。
580聖なる日から:2011/02/03(木) 21:49:46 ID:H/H4pGv8
「そんな格好で、零さないか?」
「零したら、自分でお掃除だよ。もちろん、その洗面器もね」
「くっ!!」
 嫌々ながらも、腰を少しずつ下ろす。
 普段している格好に落ち着き、お尻の下からの臭いに顔を顰める。
 その姿を見かねたのか、翠は辛そうに顔を背けた。
「くうう・・・」
 悔しさと恥ずかしさに下唇を噛み、掴むようにして両手で顔を覆う。
 低く嗚咽が漏れると同時に、淑やかに閉ざされた足の間から、かなり控えめにおしっこが漏れ出た。
 出ているというよりも、垂れていると言う方が正確かもしれない。
 必死に押さえているのだろうが、時折勢いを増すその姿は、却ってみっともなく映る。
「なんだよ、だらしないおしっこだな」
「普段の勢いはどうしたの? 私、那柚はもっと勢いよくすると思ってたのに」
「うるさい・・・言うなぁ・・・・」
 掌の向こうから、弱々しい抗議が聞こえてきた。
 朝霞と美里が顔を見合わせて頷き、それぞれ手にティッシュを持って那柚の背後に回り込んだ。
「じっとしてろよ、拭いてやるから」
「もう、お尻がべしょべしょ。いっつもこんななの?」
「うっ、ううっ・・・」
「ま、いつもがどうなのかは、また今度見せてもらうよ」
「そうだね、学校でね」
 当たり前のような言葉に、那柚が涙に汚れた顔を上げた。
 信じられないものを見る眼で二人を見やり、その真偽を計っている。
 朝霞はその視線に酷薄な笑みを返し、酷い言葉を付きつけた。
「学校で用を足すときは、私達の許可がいるからね。ちゃんとお願いできたら、させてあげるよ」
「私達の目の前でねぇ。あ、ちゃんと、他の人に見つからない場所を探してあげるよ」
「トイレじゃ・・・ないのか?」
「あはははっ、なに言ってるんだよ。学校にだって、変態用のトイレなんかないだろ」
「来客用はあるんだけどねえ」
 二人は楽しげに笑っているが、その向こうに座る少女は、あまりの酷さに動揺を浮かべていた。
 怒りを浮かべた那柚が、憎しみに満ちた視線を突き刺してくる。
 その圧力に耐え切れず、翠は苦しそうに首を振った。
 自分が許しを求めるように、おずおずと声を出す。
「あ、あの、朝霞?」
「ん?」
「・・・・・が、学校では、普通にさせても・・・」
 一瞬言葉を詰まらせながらも力を振り絞り、ささやかな譲歩を求める。
 その言葉を予想していたのだろうか。
 朝霞はちらりと背後を窺い、大人しく控えている少女を横目で示した。
「千歳は、ちゃんとお願いしてるんだよ」
「でも、那柚は・・・・・」
 良い口実が見つけられないのだろう。口を開いて言いよどむ。
 軽く肩をすくめた朝霞は、皮肉な笑みで那柚を撫でると、何とか助けようともがいている少女へと向き直った。
581聖なる日から:2011/02/03(木) 21:52:27 ID:H/H4pGv8
「判った。それじゃ、お願いできたらトイレでさせてあげる。これ以上は譲らないよ」
「う、うん」
「那柚も、それでいいね?」
「・・・悪いって言っても、聞かないんだろ?」
「よく判ってるじゃないか。じゃあ明日から、学校でおしっこするときは許可を貰えよ」
「・・・判ったよ」
 答えはしたが、受け入れているとはとても思えなかった。
 もともと、簡単に大人しくなるような性格をしていない。
 それは判っていたが、朝霞はその返事に頷き、美里を促して立ちあがった。
「私達は帰るから。千歳、ちゃんと片付けるんだよ」
「はい、判ってます」
「それじゃねー」
 朝霞に続いて、美里が明るく手を振り帰って行った。
 千歳は排泄物に満ちた洗面器を手に部屋から離れ、後には気まずい思いの二人の少女が残される。
「那柚・・・」
「・・・ふん!」
 裏切られたという思いが強いのだろう。
 那柚は無言で服を纏い、控えめな呼びかけに侮蔑を返して姿を消した。
 翠は一人ベッドに座り、今だ漂う異臭の中で、じっと俯いていた。



 
 今回はここまで。次で終わります。
 来週頭をめどに。
 何とかスレに収まりそうな分量で。
582名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 21:21:24 ID:ssyf/kIy
>>581
GJです!!
583名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 21:00:11 ID:s6RwZqhz
投下乙
そろそろ次スレ建てないと落ちちゃうな
584聖なる日から:2011/02/09(水) 22:00:55 ID:FlbKHFap
 書きあがったので最後まで。
 何とか収まると思うけど・・・。


 隷属を強要される毎日が、楽しいはずは無い。
 部活に出なくなり、教室でも一人黙り込むようになった那柚に、様々な憶測が流れた。
 何もできない翠の苦悩も深まる中、朝霞と美里は嬉しそうに、今日も那柚を呼び出している。
「んっ、ふんぅ・・・んむぅ・・ん・・」
「はむぅ・・んぶ・・ぅう・・」
 金曜日の夜、少女たちはまた翠の部屋に集まっていた。
 部屋の真ん中で、全裸になった千歳と那柚が、見ていて恥ずかしくなるような濃厚な口付けを交わしている。
 千歳が淫靡に腰を蠢かし、一昨日毛を剃られたばかりの、那柚の割れ目に押し付けた。
 千歳は嬉しそうに愉しんでいるが、那柚はただ諦めているらしい。
 受身一方で、棒立ちになっている。
 背中に回されていた手が、ゆっくりと下がり、お尻を揉んだ。
 胸を押し付け、乳首をすり合わせる。
 そんな動きに体が応えるのは仕方ないだろう。
 気の無い様子であっても、那柚の太ももは濡れて光っている。
「あふぅ・・・那柚、下になってね」
「う・・・判った」
 五分以上も吸いつづけていた唇を離した千歳が、満足の息を吐いた。
 千歳の求めが何を意味しているのかはもう判っている。
 顔をしかめたものの、大人しく仰向けに横たわり、足を開いた。
 千歳は反対向きの四つんばいになり、相手の股間の上に顔を、顔の上に股間を被せる。
「那柚、もうぐしょぐしょ・・・。もっと、楽しませてあげる」
「はうぅ・・・っんあっ!」
 あの日、始めて二人を繋いだディルドを那柚へと潜らせて行く。
 那柚はそれを簡単に飲みこみ、きつく締めつけた。
 千歳はその手応えを愉しみながら、ディルドをゆっくりと引き出し、再び押しこむ。
 その動きは次第に速くなり、那柚の股間からは、湿った音が淫らに立ち上っていた。
「ね、那柚、気持ち良い?」
「はっ、ああっ、いっ、いいっ、あうっ、っああ、はぅあっ!」
 拒んでみたところで、体の正直な反応は止められない。
 那柚は自分を偽る言葉を捨て、ありのままの気持ちを口にした。
 嘲い声が聞こえたが、そんなものはもう気にならない。
「んっ、那柚のここ、すごく気持ち良さそう。ねえ、私にもしてよぉ。指でも、口でもいいから」
「ふああっ! だ、だめっ、そっ、それは、ああっ!!」
 ディルドで掻き回され、舌と指に弄られる那柚の目の前で、赤く熟れた千歳の秘所が揺れている。
 触れて欲しいとせがまれるが、それだけは出来なかった。
 間近に見ることすら気味悪く、時折垂れ落ちる欲情の雫に頬を汚されるのが酷く忌まわしい。
 ましてやそこに触れ、口を付けるなど、できるはずもない。
「もう・・・今日も、こうするしかないの?」
「はっ! あうっ! んあっ! あっ! ああっ!!」
 千歳が自身と那柚の体を巧みに動かし、ディルドを自分の中に迎え入れた。
 足を挟み合うようにして股間を押し付け、満足を求めて激しく動く。
 振りまわされる那柚が喘ぎを上げ、襲い来る快楽に没頭している。
585聖なる日から:2011/02/09(水) 22:02:16 ID:FlbKHFap
「あっ、あああっ! も、もう、もう、いっ、ひいいっ!!」
「ああんっ、那柚、早すぎるっ!!」
 まだ途中にいる千歳を置いて、那柚は一人絶頂を迎えていた。
 一際高く啼き、硬く目を瞑る。
 ディルドを通じて、那柚の膣内が蠢くのが伝わってきた。
 千歳は文句を口にしながらも動きを止め、不満げに腰を離す。
 那柚から淫らに濡れ光ったディルドが抜け、千歳に残った。
 満足を得ていない少女は、それを生やしたままで胡座をかき、股間から生え出ているものを両手で握り締めた。
「千歳、駄目だよ」
「あ、はい」
 仕方なく自分を慰めようとした千歳が、制止の言葉を受けて手を止めた。
 切なげに訴えかけながらも、じっと我慢している。
「後でさせてあげるから、少し我慢してなよ」
「はい、ありがとうございます」
「ふふ、千歳は良い子だね。それに比べて那柚は・・・」
 朝霞の眼が、ぐったりと横たわっている那柚に注がれた。
 ただならない気配を感じ取ったのだろう。
 のそのそと体を起こし、まだ反抗心の消えていない目で、躊躇いがちに睨み上げる。
「学校で勝手にトイレに行くなって言ってあったよね」
「・・・だから、行ってないだろ」
「来客用のトイレなら見つからないとでも思ってたかい?」
「!」
 小ばかにした声に、滑稽なほど反応していた。
 体を大きく震わせ、平静を装おうとして失敗する。
 落ち着き無く視線をさ迷わせ、言葉を捜す少女に対し、朝霞は冷たく笑い傍らの相方に合図を送った。
「あまり勝手が過ぎるようだから、対策を考えてきたよ」
「作るのに時間がかかっちゃったけどね」
「な、なんだよ、それっ!」
 美里が取り出したものを見て、那柚が叫びを上げた。
 翠は呆然と、千歳は驚きの後に愉しそうな表情を浮かべてそれを見つめる。
 美里の手は、パステルカラーのおむつカバーを広げていた。
 黄色地に青の水玉があしらわれ、リボンの形をしたワンポイントがついている。
 所々にベルト通しが付けられているをれを見せ付けた美里は、そこに鍵付の細いワイヤーを通した。
 たったそれだけのことで、かわいらしいデザインのおむつが、酷く禍禍しい存在に変わる。
「これなら、勝手に外せないだろ」
「中にこれを付けて、上からこれをあてるんだよ。で、この鍵をしめるの」
 手回し良く成人用の紙おむつまで用意されていた。
 余りの事に、柚那が裸のままで後じさっていく。
 その足を無造作に掴み、朝霞と美里は二人がかりで那柚を仰向けに横たわらせた。
586聖なる日から:2011/02/09(水) 22:03:05 ID:FlbKHFap
「いやだっ! おむつは、おむつはいやだっ!!」
「お前がちゃんと言う事を聞かないからだろ」
「そうそう。お仕置きも兼ねてるんだから、嫌がっても許さないよ」
 愉しそうに答えながら、二人は那柚の足をそれぞれに持ち、大きく広げさせた。
 那柚は手を伸ばして股間を押さえ、体をよじって逃れようともがく。
 激しい抵抗に眉を寄せた朝霞は、ポケットから小さな箱を取り出し、那柚の前に付きつけた。
「こいつを使う?」
「あっ!!」
 以前と同じ脅迫を受け、那柚が動きを止めた。
 よほど浣腸が嫌いらしい。その効果に手応えを得た朝霞が満足そうに頷き、紙おむつを受け取った。
 これ見よがしに広げ、その表情を窺いながら床に置く。
 尻を持ち上げてその下に滑り込ませ、足を広げさせて股を通す。
 位置を合わせを装って何度もあてなおし、ようやくテープを止めた朝霞は、カバーをつけずに勉強机の椅子に腰掛けた。
「うん、よく似合ってる。かわいいよ、那柚」
「いっ、いやだっ、こんなの、こんな格好!」
「いいじゃん、すっごくかわいい。お尻がもこもこしてて、ちょっとがに股で、ほんとに赤ちゃんみたい」
「は・・・あ・・・かわいい・・・・」
 嫌がる那柚を他所に、三人の少女が口々に誉めそやした。
 痛ましげな表情を浮かべているが、翠もその姿にときめくものがあったらしい。
 僅かに顔を赤らめ、那柚のもこもこしたお尻を見つめている。
「こんなの、中々見れないだろ。千歳、今日はこれをオカズにしてみなよ」
「はい・・・。あ、はああ、おむつ・・・那柚の、おむつぅ・・・」
「ば、ばかっ、やめろ! やめろおっ!!」
 うっとりと見つめていた千歳が、許しを得てディルドを持つ手を動かし始めた。
 こんな姿をオナニーのネタにされたのでは堪らない。
 那柚は制止の声を投げつけるが、そんなもので千歳は止まらなかった。
 惨めな少女を眼で犯しながら、ひたすら自分を慰めつづける。
「うぅ、判った。言う事を聞くから、これは外してくれっ!」
「・・・誠意が感じられないね」
「せめて、土下座ぐらいしたら?」
「うっ・・・」
 屈辱に固まった那柚の股間を、千歳の視線が犯し続ける。
 淫らな声と音とが聞こえ、自分の名前がその中に混ざる。
 とても、耐え続けることなどできなかった。
 那柚の膝が床を突き、こんもりと膨らんだお尻が突き出される。
「お願いします。おむつは、許してください」
 おむつが余程嫌なのだろう。あれほど反抗的だった那柚が、口調を考えている。
 朝霞と美里はにやにやと笑いながら足元の頭を見下ろし、わざとらしく考え込んだ。
587聖なる日から:2011/02/09(水) 22:03:41 ID:FlbKHFap
「そうだねぇ、どうしようか」
「お願いです。他の事は、ちゃんと聞きますから」
「でもなあ、せっかく用意したのに一度も使わないのもなあ」
「そうだよねぇ。一回ぐらいはねぇ」
「・・・判りました。おしっこ・・・します」
 二人が何を言おうとしているのか、判らないほど馬鹿ではない。
 悔しさを堪えて答え、土下座のままで固まった。
 そのままどれほどが過ぎただろうか。
 拒みつづける体がようやく言う事を聞いたらしく、那柚の口から小さく息が零れた。
 見られながら、おむつの中におしっこを漏らしている。
 その思いに赤く染まった那柚の体を、少女達はそれぞれの目で見つめ、千歳は一心にディルドを動かした。
「はぅ・・・」
 一度体を大きく震わせ、おずおずと視線を上げる。
 陰険に見つめてくる朝霞に息を呑み、やがて小さな声で事実を告げた。
「おしっこ・・・しました」
「・・・おむつに、おもらししたのかい?」
「はい。おもらし・・・しました」
「くくっ、そうか、おもらししたか」
「あははははっ、おもらしだって! いい年して、恥ずかしいなあっ!」
「あ、おもらし・・・那柚・・おもらしして・・あっ、はああっ!!」
 せざるを得ないように追いこんでおいて、勝手な事を言っている。
 その向こうでは、勝気な那柚の情けない姿に昂ぶった千歳が、ディルドを深く突き立てて背中を逸らせた。
 嫌悪に目を背けた那柚が、自分を囲む笑い声の中で哀訴を口にする。
「あの、おむつ・・・外してください」
「外して欲しいの?」
「はい、おもらしして、気持ち悪いんです」
 屈辱を堪えて、朝霞が喜びそうな表現をする。
 笑みを浮かべた朝霞に、一瞬だけ希望を抱いた事だろう。
 だがそれは、次の瞬間には裏切られる運命を背負っていた。
「馬鹿だろ、お前。おもらしをするなら、おむつを外せるわけないじゃないか」
「そこらで漏らされちゃ堪らないもんね」
「そ、そんなっ! 話しが違うっ!」
「えー? おむつにおしっこしたら、外してあげるなんて約束した?」
「してないよね、そんなの」
「お、お前ら・・・」
 悪辣なやり口に、怒りが込み上げた。
 憤然と立ちあがり拳を振り上げるが、下半身をおむつに包まれたいては、それすらも滑稽でしかない。
 朝霞は笑いを堪えながら那柚を手で制し、背後を指差して見せた。
588聖なる日から:2011/02/09(水) 22:04:21 ID:FlbKHFap
「おもらしの記念に写真を撮ってあげるよ。ほら、そっちを向いて」
「なっ、止めろっ! こんなの撮るなっ!」
「今更止めたってだめだよ。もう、何枚も撮っちゃったから」
「あ、おもらしの報告は、ムービーで撮ってあるからね」
「そんな・・・・・。け、消してくれ、頼むから」
「那柚がもっと素直になったら消してあげるよ」
「わ・・・かった。言う事聞くから、だから・・・」
「それじゃ、とりあえず、これを着けてもらおうかな」
「・・・・・」
 ここぞとばかりに、朝霞がおむつカバーを取り上げた。
 へたり込んだ那柚を寝かせ、足を広げさせる。
 紙おむつに包まれているお尻を覆った朝霞は、躊躇い無くワイヤー鍵を閉めた。
 前あてが開かないために、中の紙おむつを外す事も出来なくなる。
「もう一回ぐらいは大丈夫だからね。次に漏らしたら、翠に連絡して替えてもらえばいいよ」
 那柚の家からは、翠の家が一番近い。
 おむつを替えてもらいに通うにしても、来てもらうにしても、一番都合が良いだろう。
「鍵、渡しておくね」
「あ、うん」
 美里がポケットを探り、小さな鍵を手渡した。翠はそれを素直に受け取り、傍らの机に置く。
「千歳、満足したかい?」
「は、はい」
「それじゃ、今日はもういいね」
「はい、ありがとうございました」
 淫靡に微笑み、深く頭を下げる。
 それが、終わりを告げる声だった。
 千歳はディルドを片付け、おむつを着けられた那柚が、制服に手を伸ばしている。
「あ、あの。那柚は今日、泊まって行って」
「え・・・?」
「急で悪いけど・・・」
「ふふっ、その方がいいね。翠、ちゃんとおむつの面倒見てあげるんだよ」
「う、うん」
 朝霞は那柚のお尻を撫でて部屋を出た。
 美里と千歳もその後に続き、部屋には翠と那柚だけが残される。
「今度は、何をする気だよ」
「那柚・・・」
 怒りを滲ませた声に、翠が悲しそうな眼で級友を見つめた。
 その瞳を見返しながら、おむつだけを身に着けた那柚は、大きく一歩踏み出し翠に詰め寄る。
「あれだけ酷い事をして、こんな格好までさせて、まだ足りないのかよっ! 今度は何をさせる気だよっ!!」
 憎々しげに、股間を覆っているおむつカバーを掴む那柚の前で、翠は黙って俯いた。
 睨みつける視線の下で、目を逸らたまま呟く。
589聖なる日から
「那柚に・・・謝りたくて・・・・・」
「はっ! 謝る? 私をあいつらに売っておいて、今更何を!」
「そんなつもりは・・・・・」
「あいつらに私の事を言えば、こうなるのは判ってただろ! 私が千歳と同じ目にあうって、知ってただろ!
 それを承知であの二人に言ったんだろ!」
「違うっ! ・・・でも、同じ事だね」
 それまで黙って俯いていた翠が、不意に大声を上げた。
 大人しい少女の怒声に、那柚が思わず言葉を止め、不機嫌に見つめる。
「私、那柚の気持ちは嬉しかった。少し戸惑ったけど、嬉しかった」
 俯く頬に涙を伝わせながら、翠が口を開いた。その言葉の意外さに、那柚は呆然と立っている。
「千歳のときは、困っただけだった。だから二人に相談した。まさか、あんなことになるとは、思ってなかったけど・・・」
 千歳からの思いは、困惑以外の何かを生み出すものではなかった。
 一人のいい友人として、その関係を壊したくなかった翠は、朝霞と美里に相談してしまった。
 その結果、二人が千歳をあのように扱うとは、全くの予想外だった。
「那柚の事は、相談なんかしてない。答えはもう出てたから。でも、千歳の事があったから、すぐに返事ができなかった。
 那柚が、千歳と同じにされるのは嫌だったから」
「それじゃ、なんで!?」
 現実とあまりにかけ離れた独白に、どうしても納得がいかないのだろう。
 那柚が押さえきれずに言葉を挟んだ。
 その声に顔を上げた翠は、申し訳なさそうに再び顔を伏せてしまう。
「私が那柚と付き合えば、二人も千歳も、すぐにそれを見抜くと思った。そうなれば、私も那柚も千歳と同じにされる。
 だから、二人がそんな事を考えないように、予めお願いしに行った」
 その時の事を思い出しているのだろう。翠の声が震え、あふれ出た涙が垂れ落ちる。
「だけど、駄目だった。それを言う前に、二人で那柚を責め始めて、受ける気じゃないよねって、詰め寄ってきた。
 ほんとの気持ちを口にしたら、私も逃げる事ができないって、そう思って、怖くて・・・」
 その行動が、どんな結果を招くかは判っていたはずだった。
 だが、二人の怖さを知る翠には、朝霞と美里の圧力を撥ね返す事が出来なかった。自分一人だけの身を守ってしまった。
 那柚を売ったのだと言われても、否定できない。
「私は、自分だけ助かろうとした。売ったって言われても、仕方ないと思う。だけどもう、こんなのはいや。
 責められても、ののしられてもいい。那柚と、堂々と愛し合いたい」
「翠・・・」
 涙ながらの告白に、那柚の顔から険しさが消えた。
 知らずに責めていたが、翠もまた苦しんでいた。それだけで、全てが許せるような気がする。
「千歳を見てたら、怖くなるのは仕方ないよ。私だって、翠の立場だったら同じ事をしたと思う」
「那柚・・・。許して・・・くれるの?」
「私の気持ち、受け入れてくれるんだろ?」
「え・・う、うん」
「だったら、それでいい。それだけで、私は十分だよ」
 優しい笑顔だった。全てを許し、包み込んでくれるような、穏やかな笑みだった。
 翠もつられて涙を拭い、はにかんだ笑みを浮かべる。