7 ヴィーナスアンドブレイブスでエロパロ

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69名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 23:20:46 ID:JE17sNkX
レオたんがスクーレの
チンピラにマワされて犯されまくるドロドロショタエロ本が読みたい。

誰か描いてくり。
70名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 00:20:38 ID:gMIAWsy7
作品自体のポテンシャルはfftに匹敵するくらいだと思うんだがなぁ
71名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 02:35:33 ID:YdTxV7oo
ストーリーや世界観は好きなんだが、なんともゲームシステムがたるくてなぁ・・・
その辺が理由じゃね?

でも好きなんだけどね。
発売当時予約で買って、まだクリアしてないけど。
72名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 01:17:51 ID:oX/Pan5g
中盤までは騎士団の強化が上手くいかずに詰むこともあれば、
後半は騎士団が強くなりすぎて作業ゲーになるしね
73名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 01:40:23 ID:+6We+kZq
ほんとに世界観やストーリーは好きなんだが、それ以外のシステムが肌に合わなくて駄目なんだよ。
話が進んでる間はいいんだが、フリーパートになると途端にストレスMAXになってやる気がうせる。
結末の情報あえて集めずなんとか進めてきたが、ミレッタの孫が出てきた辺りで止まってしまった。
エンディングを自分の手で見てみたいんだが、クリアできる気がこれっぽっちもしない。
血の涙を流しながら、そろそろ諦めるべきかと思う今日この頃。

ここを除いてみたのもそんな気持ちの表れさ。
74男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 19:59:33 ID:DbGVArLI
SS投下させていただきます。以下注意書き。
・レオ女体化男装設定
・フリー×レオで恋愛もの
・レオは男言葉
・長々とした告白シーンがあり、途中まででエロまで到達せず
以上苦手な方、御託はいいからとっとと絡め、という方はスルーで。
75男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:00:21 ID:DbGVArLI
「ッ!・・・・・・」
騎士団本部の1階から2階へと続く階段の前で、レオははたと足を止めた。
人一人が通れる程度の幅しかないその階段の真正面を陣取っているレオが立ち止まると、
同じように階段を上ろうとしていたブラッドとフリーも足止めをくらう形になる。
先頭のレオが上らないと後の2人も先に進めないのだが、
レオは険しい表情で傾斜が大きめなその階段を見上げたまま、一向に登ろうとしない。

「レオ?どうかしたのか?」
ブラッドが不思議そうな声でそう言うとレオははっとして、
階段の前から離れブラッドに進路を開けようと思い立つ。
しかしそれを実行する前に、すぐ後ろにいたフリーがレオの両肩に自然な形で軽く手を置き、やんわりとその動きを封じた。
「ほらレオ、早くお前が階段登って行かないとブラッドさんにも迷惑だろ。」
フリーはそう言いながら、前進を促すようにレオの肩を前に押す。
レオは、だから場所を開けようとしたのに、それを邪魔したのはアンタだろ!
そもそもここで自分が立ち止まっている原因を作ったのもアンタじゃないか!
などと思いながらもブラッドの手前口には出さず、
代わりにフリーの手を振り払うように上半身ごと後ろを振り返り、その顔を恨めげに睨めつけた。
レオの視線を受け止めるフリーの表情はからかうような楽しげな表情だった。
「?・・・?、?」
ブラッドは全く訳が分からずに、師弟のやり取りを不思議そうに眺めていた。
76男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:00:50 ID:DbGVArLI
丁度その日の昼ごろに、騎士団は遠征からスクーレに帰還した。
今回に限らず遠征からの帰還直後に団員達が最初に行うことは風呂に入ることだった。
遠征中は毎日風呂に入れるわけではないので、体には汗や埃の臭いや汚れがついてしまっている。
自室で休むにしろ街へ繰り出すにしろ、まずはそれを落とすことが先決だった。
しかし騎士団本部にはあまり広くない浴室が1つしかない。
そこに団員全員が同じ時間帯に入ろうとすると、どうしても混雑してしまう。
なので待ち時間短縮のために、帰還直後の風呂は2,3人で同時に入るのが騎士団の決まりだった。
しかしレオだけは最後でいいから、と言っていつも一人で入っていた。

レオは男性女性問わず、他人に肌を見せることを嫌う。
以前からの仲間のオルガとミレッタに対しても例外ではなかった。
着替えも人の目に付かない様にするし、自分の服を人に洗濯されるのも嫌う。
遠征先で宿を取るときも、例えクモの巣が張ったような部屋でも一人部屋を選んだ。
20代半ばが多い団員達はそんなレオを、難しい年頃なんだなあ・・・・・・と呆れたような目で見ていた。
しかしレオがそうするのには、思春期特有の自意識過剰とは違う理由があったのだ。

レオは浴室でシャワーを頭から浴び、水から目を守るように少し俯くと自分の胸元が視界に入った。
そこにはささやかではあるが、確かに女性の象徴である膨らみがあった。
美形の冒険者レオは、男性のような言動と服装をしていたがれっきとした女性だった。

レオは15歳で騎士団に入団してから3年目、今は18歳でこの次の祝福の日で19歳になる。
レオの顔は女として見ても美形であり、体格は18歳の男として見ると華奢だった。
それでも3年間共に暮らしてきた団員達は、今のところレオの性別に疑問を抱いてはいない。
より付き合いの長いオルガとミレッタもそうだ。
レオの外見は確かに男性らしくはないが、女性らしい体の起伏も顕著に表れてはいなかったので、
まだ若いということもあり、体質的に少し成長が遅いだけだと思われていた。
何より団員達が感じるレオの印象は、およそ女性らしくない口の悪さと斜に構えた態度の方が外見よりも強かった。

なので団員達は未だレオの本当の性別を知らない。
ただ一人、レオの師匠のフリーを除いては。
77男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:01:26 ID:DbGVArLI
「なあレオ、ちょっと変なことを聞くが・・・お前、実は女だったりしないか?」
今から2年前のある日のフリーとの訓練の後、16歳だったレオはそう尋ねられた。
そのときレオは非常に驚いた。
体格に関しては今よりも更に成長期だからで済まされていたし、
しかも当時、フリーとは顔見知りになってからまだ1年足らずだったのだ。
「へえ・・・・・・良く分かったな。まだミレッタにもバレてないのに。」
自分から教える気は無かったが、いずれバレることを無理に隠す気も無かったので素直に認めた。
それにわざわざこんな質問をしてきた時点で、フリーはもう答えがYESだと確信しているはずなのだ。しかし、
「えっ!!ほ、ホントに女なのか?嘘だろ・・・・・・」
心底驚いた様子のフリーに、レオは呆れて言う。
「はぁ?・・・・・・自分で聞いておいて嘘だとは何だ。」
「いやだって、この口の悪さでまさか女だとは思わないだろ?」
そんな事を言うフリーとの会話にどっと疲れて、額に指先を当てて眉をしかめながら言った。
「・・・・・・アンタはまさか女だとは思わない相手に『女か?』って聞くのが趣味なのか?馬鹿だろ。」
至極当然なレオの疑問に、フリーは慌てふためいた様子で答える。
「いや、別にそういうわけでは・・・・・・その、そう。俺はノーマルなんだっ!!だから聞いた!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
フリーは力強く言った自分の言葉にはっとしたように、慌てて胸の小瓶を握った。
しかしレオの方はフリーが言ったことが理解できずに、しばらく固まっていた。

フリーが"ノーマル"という単語を性的な嗜好がノーマル、普通であるという意味で使ったのは解った。
しかしそれを"だから"で受けた文脈の意味、そこに込められたフリーの真意までは理解できなかった。
なのでレオはこう言った。
「・・・・・・い、意味が解らない。僕の師匠ならもっと弟子に分かりやすくものを教えろ。」
フリー未だ胸の小瓶を握り締めながら、レオの言葉に解った・・・・・・、と呟く。
「・・・・・・つまりレオ、俺はお前が好きなんだ。」
「へ?え・・・・・・・・・・・・、なっ!」
レオが要求したとおりに、
フリーはこれ以上無い程分かりやすい表現で、自分の意思をレオに伝えた。
「・・・・・・済まない。言うつもりは無かったんだが、つい・・・・・・。」
そう言った後に、感情に流されるなんて俺もまだまだ未熟だな・・・・・・、などと呟いているフリーの言葉は、
轟々と煩い自分の血流の音に遮られ、妖精も認める歌い手の、音楽で鍛えられた耳には届いていなかった。
78男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:01:52 ID:DbGVArLI
「嘘・・・・・・だろ、ダサい冗談だよな?だっておかしいだろ。僕が言うまで僕を男だと思っていたんだろ?
 アンタはノーマル・・・・・・女が好きなんだろ!!なのに男だと思っていた僕に惚れる訳ないじゃないか!!」
「俺は嘘は何も言っていない。俺はノーマルで、お前を男だと思っていて、・・・・・・お前が好きだ。」

レオにはフリーが何を言っているのか分からなかった。
フリーが言った3つの条件のうち、どれか一つでも嘘であるなら理屈は通る。
フリーは男を好きであるか、実はレオを女だと知っていたか、・・・・・・そもそもこの告白自体が冗談か。
しかしフリーは自分が嘘を言っていないと断言した。その瞳に曇りはなかった。
「嘘だ・・・・・・アンタが嘘を言っていないってのが嘘なんだ。だってそうだろ?
 いくら顔が好みだって、"男"の僕はアンタの性欲を満たせない。そんな相手に惚れるわけ無い!」
レオはきっぱりと、そう言い切った。
「性欲?お前何を言っている?・・・・・・なあ、俺が嫌いならそう言ってくれればいい。二度とこの話はしない。
 だが何故それほどまでに嘘だと言う?何故性欲なんて持ち出して、俺の想いを信じてすらくれないっ!?」
フリーは表情を苦しそうに歪め、悲痛な声でレオにそう問う。
そんなフリーにレオは無表情になり、感情の篭らない声で言う。
「好きとか嫌いとか、信じる信じないじゃない。理屈が有り得ない。性欲の対象じゃない相手に人間が惚れる訳が無い・・・・・・。
 だって恋愛感情って、自分に都合の良い性欲処理の相手に入れ込むことだろう?
 恋愛って、その相手が自分から逃げようと思わないように、相手に優しくすることだろう?・・・・・・つ!」
レオは急に自分の頬に軽い痛み感じた。
フリーが自分の頬を張ったのだと気付くまでに僅かの時間を要した。

そっとその表情を伺い見ると、それは可愛い相手を前にした男としてではなく、レオの師匠としての表情だった。
「・・・・・・本気でそう思うなら、オルガとミレッタの前で同じ事を言ってみろ。」「ッ!!・・・・・・」
フリーは低く重い声で、以前からのレオの仲間である2人の名を出してそう言った。
そして、諭すように言う。
「俺の事はいい・・・・・・。少なからずそういう欲があったからこそ、女か?なんて聞いたのは確かだ。
 でも、あの2人を見ていれば決して恋愛はそれだけじゃないって、本当はお前も分かっているんだろう?」
「でも・・・・・・じゃあ、アンタは何で。もし僕が男だったらどうしたんだ?そういうことだろう・・・・・・」
レオは自分が本当に男だったら告白なんかしなかったはずだ、との意味を込めて聞いた。
フリーは苦笑しながら優しい声でレオの質問に答えた。
「・・・・・・その仮定は無意味だよ。実際にお前は女で、知らなかったとはいえそれも含めて俺はお前を好きになった。
 そういうものだったとしか、・・・・・・強いて言うなら、運命、とでもしか言いようが無い・・・・・・。」
レオはフリーの言葉をうなだれながら聞いていた。そして、
79男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:02:17 ID:DbGVArLI
「なんだよそれ・・・・・・わかんないよ。だって僕がなんでこんなカッコしてると・・・・・・」
そう言いかけて、レオは今更ながらあることに気付く。
「・・・・・・そういえば、聞かないんだな。理由・・・・・・。」
「理由?ああ、何故男のフリをしているかか?別に話したくないなら・・・・・・。」
フリーはそう言うが、レオは自嘲交じりに笑いながら言う。
「隠す程のことでもない。ダサいスクーレの街では珍しくも無いダサい話さ・・・・・・。
 僕を産んだ女・・・・・・今も生きていればアンタより3つくらい年上か?」
レオは自分と11歳しか歳の離れていないフリーにそう言った。
「・・・・・・その女はダサい客相手にダサい仕事をしていたダサい奴なんだ。
 で、僕が8歳くらいのときだったか・・・・・・僕にもそのダサイ仕事をさせようとしてな、
 僕は当然そんなダサイ事はゴメンだったから、初仕事の直前に客と女から逃げ出したんだ。
 それからこの格好をしていた方が、そういう面倒が少ないって解ったからこうして・・・・・・てわっ!」
レオは言い終わる前にフリーの胸に頭を抱きかかえられていた。

「もういい・・・・・・もう何も言うな。解ったよ、何でお前がさっきあんなことを言っていたのか・・・・・・!」
レオが幼少期に見てきた男女の関係というものは、性欲と金銭を引き換えにしただけのものだった。
オルガとミレッタと出会って、相手を人として尊重しあう恋愛関係というものを目の当たりにしてきたが、
レオは2人の間にある性欲以外の繋がりを、その存在は感じても理解することはできなかった。
およそ女性とは思えない言動も、8歳の頃から身の危険を回避する為に男として暮らしてきたのだから、
レオ自身は演技のつもりは無く、自然体でそういう性格になってしまうのは当然だった。
「僕はわかんねえよ・・・・・・。何でアンタは僕に惚れた・・・・・・?そして、僕はアンタに、なんて答えればいい・・・・・・?」
レオはフリーの腕の中で、どんどんと早まる自分の心臓の鼓動を聞きながら、そう言った。
「解らないか・・・・・・。大丈夫だ、焦らなくていい。いつかきっと解る。
 それをお前に教えられるのが俺だったなら、そんなに嬉しいことはないんだけどな・・・・・・」

フリーは慈しむようにレオの髪に顔を寄せ、大きな掌で頭を撫でながらそう言った。すると、
「・・・・・・にを、言って・・・・・・・・・・・・」「?」
レオがぽつりと口を開く。そしてフリーの胸から顔を挙げ、彼の瞳を真っ直ぐ見据えながら言う。
「・・・・・・何を言っているんだ。師匠が弟子に解らないことを教えるのは、当然のことだろう!」
「!!レオ、俺で良いのか!?」
「だから!良いも悪いも僕の師匠はアンタだろ!!・・・・・・勘違いするなよ、解らないからアンタへの返事は保留だ!
 きっとアンタが好きじゃないって、それが確信できるまでの間だけ、付き合ってやるってだけだ。
 実際付き合ってみないと解らないから・・・・・・それだけなんだからな!!」
レオは自分が言っていることが、『まずはお友達から』という愛の告白に対する実質的な肯定の返事の常套句と、
同じ意味であることには気付いていなかった。
フリーはそんなレオの返事に破顔して、美しい歌を奏でるふっくりした唇に、自分のそれをそっと重ねた。
80男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:02:44 ID:DbGVArLI
それから2年、レオのフリーとの付き合いは今も続いている。
レオは未だにフリーへの返事は保留したままだった。
保留したまま、レオはフリーと恋人らしい行為を何度か交わしてきた。
それによって最初に自分がフリーに語った恋愛観に照らし合わせると、フリーを大好きだと言えた。
だからこそ、自分が彼を求める気持ちが性欲からきているのか、それ以外の感情なのか解らず、
それこそを知りたいと望んでいたレオはフリーにはっきりした答えを返せずにいた。

「・・・・・・・・・・・・」
遠征の最後に立ち寄った、とある花が名産の村で買った、フリーがいい香りだと言っていたその花の香がする
シャンプーその他の入浴セットを使って、体を余すところ無く隅々まで洗いながらレオはそんな事を考えていた。
レオは最近野営続きだったが、今日は久しぶりにきちんとしたベッドが使えることを知っていた。

しばらくしてレオが風呂から上がり、脱衣所に戻るとすぐに異変に気付いた。
楽器であり武器であるハープは、フリーに教えられたように鍵付きの鎖で柱に固定しておいた。
しかし衣服にまで盗難対策はしていなかった。
遠征で汚れた服を脱いで一つの袋にまとめておいた、"男"の自分のその袋が盗まれるとは思っていなかった。
「なっ!・・・・・・」
辺りを見渡すが、物陰に隠れるほど小さな袋ではなかったそれは見当たらなかった。
そして脱いだ服だけではなく、これから着ようと思っていた清潔な衣服の中にも紛失しているものがあった。
コートとポンチョは、湯上りには暑くて着るつもりは無かったので、脱衣所には持ってきていなかったが、
その他に、白いタイツと肌着のタンクトップ、そして、ショーツが無くなっていた。

レオはこの事態に怖気を感じた。
自分の衣服を盗むような人間が、団員の中に居たのか・・・・・・と気持ち悪さを拭えなかった。
動揺したレオは、とにかく残された緑のジャケットだけ着たが、生足とノーパンで出て行くわけには行かなかった。
声を出してフリーを呼ぼうか?でも犯人かもしれない他の団員にバレる訳には・・・・・・と途方に暮れていたそのとき、
「・・・・・・ん?何だこれ・・・・・・てなっ!!・・・・・・アイツ・・・・・・」
さっきは動揺していて気付かなかったが、ジャケットの下に見知らぬ包みが置いてあった。
そこにはPresent for you!と非常に見慣れた字で書いてあり、
その字を見たレオは先ほど感じていた怖気は消え、脳裏に浮かぶ縦長の人物への怒りが沸いてきた。

その包みの中には・・・・・・
レオの太腿の中程までの長さの、タイツの生地に似ているが腰を覆わない厚手の白いストッキングと、
それをずり落ちないように腰から吊り下げて固定する為の、白いレース柄のガーターベルトが入っていた。
それは丁度レオがジャケットと一緒に身に付けると、ジャケットの裾にギリギリストッキングの上の部分が隠れ、
一見コートを着ていない以外はいつものレオの格好に見えるようになっていた。
81男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:03:40 ID:DbGVArLI
以上です。お目汚し失礼しました。
続きはまだ執筆していないので時間かかると思います。
すみません。
82名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 18:43:45 ID:wXidqT5A
wktk
83名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 02:29:18 ID:ZXVbbx5A
全裸待機中
84男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:42:07 ID:rda5yQ+v
遅くなりました。続き投下します。12レスです。

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「これ、を……つけろってのか?」
確かに今日は事に及ぶことになるだろうとは思っていたが、こんな仕掛けを打たれるとは思いもしなかった。
そういえば風呂に入っている最中、脱衣場に人が入ってきた気配を全く感じなかったのは、
流石は騎士団NO1の実力を持つ師匠というところか、完璧に気配を消していたのだ。
レオはこんなダサイ悪戯に実力を発揮するなと心の中で激しくツッコミを入れていた。

「素足よりは、マシ、だよな。」
レオは犯人から贈られた"プレゼント"を手にぶら下げながらそう呟いた。
そしてストッキングに、すらりとした脚を片方ずつ通していく。
ガーターベルトは付けなくても大丈夫かと思ったが、よく見るとストッキングの上部もレース柄になっていて、
固定せずにいると何もしなくてもすぐにずり落ちてきてしまう。
少しでもずり落ちるとジャケットの裾とストッキングの間から肌が見えてしまい、"男"のレオにとっては非常にダサいことになる。
「……」
不慣れな手付きでなんとかガーターベルトを身に着け、ストッキングの固定に成功する。
太腿と尻の膨らみに当たるガーターベルトの紐の感触に、何ともいえない気分になっていた。
あと、脱衣所に残された身に付けることが出来るものは、ガントレットとブーツ以外には無かった。

「大丈夫、だいじょうぶだ……。僕が、普通にしていれば、部屋に行くまでの間だけ……」
鏡に映る初めに想定していた湯上り後の姿と何も変わらない自らの格好を見ながら、レオは自分にそう言い聞かせていた。
「部屋に戻って着替えたら……アイツ、覚えてろよ……!」

レオはミニスカート程の丈しかないジャケットの裾の下に、
ショーツを穿かずにガーターベルトだけを付けている状態で脱衣場から外に出た。
湯上がりの為と羞恥と犯人への怒りと、いろんな要因で顔を赤くしながら、
とにかく人目に付かないうちに自室に、と考えていたが脱衣場から出て一歩目でその目論見を崩される。
「あ、レオ。フリーがお前も誘ってメシ食いに行こうって言ってたんだけど、行くか?」
ブラッドが無邪気な笑顔でレオにそう話しかけた。
「あ、いや……僕はやめ……」
「レオ、せっかくブラッドさんがお前の為に待っていてくれたんだ。ほら、俺が奢ってやるから行くぞ。」
現れたフリーが騎士団の団長のブラッドを引き合いに出しながら有邪気な笑顔でそう言った。
そのままなし崩し的に、自室に戻って着替える暇も無く3人で食事のために街へ繰り出した。
85男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:06 ID:rda5yQ+v
「スクーレならやっぱ魚料理か?レオは何が食べたい?」
「……」
「?……まあいいか。」
ブラッドは自分の何気ない質問に答えないレオを、特に気に留めることは無く歩を進めていた。
レオは質問に答えるどころではなかった。
スカートなんて普通にもロクに穿いたことはないのに、いきなりノーパンミニスカ状態で街を歩いているのだ。
普段は決して触れない場所に外気が当たり、そこに意識が集中してしまい気が気ではなかった。
急な風で捲れはしないか、実は道行く人々にはバレバレで好奇の目で見られてはいないか、
そう考えついフリーの方へ縋るような目を向けてしまう。目が会うと、フリーは優しい目をして微笑んだ。
その笑顔に安心感を覚えて、心臓がドクリとひとつ大きく脈打つが、
この状況を作りだした張本人であることを思い出してふるふると頭を振って、改めて睨みつける。
フリーはそんなレオを見てくすくすと笑っていた。

そしてフリーはふとあることに気が付いて、2,3個水路に石を投げ込んだ。
風も無く静止したその水面は、暗くて良く見ないと解らないがレオの姿を下から映していた。
フリーがすぐさま水面を揺らして像をかき消したので、道行く人々は、レオ自身も含めて、
誰も水面に映ったレオの像を見ることはなかった。
フリーはレオの腰に腕を回し、水路に映り込まない道の真ん中へ体を引き寄せた。
「!!やめっ……」
その際フリーの手が尻のあたりに触れたので、レオは抗議の声を上げる。
しかしフリーがしっ、と口元に人差し指を立てて先を行くブラッドを見やると、レオは慌てて口を噤む。
「ッ!……」
ジャケットの中身が水面に映っていたことなど気付いていなかったレオは、
フリーが自分をからかう為に尻に触ったのだと思い、ますます恨みがましい目でフリーを見る。
フリーはそんなレオの頭をポンポン、と宥めるように大きな掌で軽く叩いた。

食事をして騎士団本部に戻る頃には日が傾きかけて、辺りは茜色に染まっていた。
入り口から入ってすぐのリビングには他の団員は誰もいなかった。
遠征からの帰還後は大抵皆部屋で休むか、外に食事や買い物に行くか、そのどちらかなのだ。
何にしろレオにとっては都合が良かった。
やっとの思いで本部に辿りついて、レオはとりあえず一息ついた。
一刻も早く部屋に戻りこの羞恥プレイから脱したかったので、早足で二階の自室に続く階段の目前に来て、
そこでこのプレイの最後にして最大の関門に気付いたのだった……。
86男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:31 ID:rda5yQ+v
**********

やんわりと退路を絶たれるが前にも進めずにいたレオに、フリーは冒険者のレオの耳にだけに届くような小声で言う。
「大丈夫。俺の背に隠れて"ブラッドさんには"見えないから……」
フリーは敢えて"ブラッドには"という部分を強調した。
「…………ッ!」
レオはこのままここに突っ立ているわけにはいかないと考え、ゆっくりと階段に足をかける。
後ろを手で押さえて出来る限り見えないようにしながら、一段、一段、慎重に歩を進める。
三段くらい上ったところでフリーがまた、レオにだけ聞こえる小声で囁く。
「……それなら見えないから、ブラッドさんを先に行かせても大丈夫だな。」
「!!」
その悪魔の囁きに、レオはビクリと肩を震わせて立ち止まる。
手で押さえながら上っても段に足をかける瞬間には裾が持ち上がって、
中身は見えないまでも太腿と尻を這うガーターベルトの紐は見えてしまう。
そんなものをブラッドに見られる訳には行かないレオは、おそるおそる後ろを押さえていた手を離した。
そうすると階段の少し低いところにいるフリーからは、レオのショーツを穿いていない小さな丸い尻が良く覗けた。
「いい子だ……」
無防備な尻にフリーの舐めまわすような視線を感じながら、レオはゆっくりと階段を上っていく。
フリーには何度も見られたことがあるが、今の状況は事の最中に見られるよりも強い羞恥を感じていた。
いっそ階段を駆け上がって一刻も早くこの状況から脱したかったが、
そんなことをしたら高低差がついて、ブラッドからもフリーの頭越しに見えてしまう。
ブラッドへの目隠しになっているフリーから離れすぎる訳にもいかないのだ。
そのフリーは足音から察するに、レオが歩く速度を緩めるとフリーも速度を緩め、
最も覗きやすい間合いを保っているようだった。
離れすぎると引っ張られ、自分が歩く速度を落とすとフリーも合わせる、まるで犬の散歩のような、
「う……、くっ……!」
と考えた瞬間に体からブワッと汗と、汗よりも粘り気がある液体が滲み出てきて、レオは自分の想像力を呪う。

やがてレオにとっては途方もない距離と傾斜に感じられた、たった20段程度しかない階段を上り終えた。
レオはふらふらと自室の方へ歩いていき、僅かに開けた扉の隙間から中に入ると、パタン、と扉を閉じて部屋の中へ消えた。
まるで熱に浮かされたようなそんなレオの様子を見て、
「なあフリー、レオはどこか体調が悪かったんじゃないのか?」
ブラッドは無理にレオを外に連れ出してしまったことに罪悪感を感じたようにそう言った。
「んー、風呂入った直後にコートも着ない薄着で外に出たから、湯冷めして風邪でも引いたんじゃないですか?
 だらしないな、一人の体調管理の怠慢が緊急時に団員全員を危険に晒す、ってきつく言い聞かせておきますね。」
「ッ!!……そ、そうだな。俺も気付かずに、コートを着て来いとでも言わなかったのも悪いが……」
「そんな、ブラッドさんは全然悪くないですよ。レオが、"自分でそう言う"べきだったんです。」
フリーはブラッドと、部屋に戻ってその場にはいない可愛い弟子に向かってそう言った。
そしてレオの部屋の方へ行き、ノックをしないで鍵のかかっていなかった部屋の扉を開き、その中へ入っていった。
「……ウィッペル、今どうしているだろう。元気でやっていればいいが……」
ブラッドはフリーの口からのでまかせを聞いて思い出した、彼の代わりに山賊団を去らせた少年の事を考えた。
87男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:54 ID:rda5yQ+v
レオは窓からの夕日に赤く染まる部屋に入った瞬間に、
緊張の糸が切れてくず折れるようにしゃがみこみ、顔の側面をベッドの淵にもたれさせた。
「はあ……は……ふ、……ぅ……」
身体の熱を逃がすように熱い吐息を吐くが、その程度で身体の疼きは抑えられなかった。
そっと指をジャケットの裾から中へ侵入させ、遮るものの何も無い秘部に触れさせる。
想像以上に濡れていたそこに触れて一瞬指先が震えるが、やがてゆっくりと掻きだすように指を動かしていく。
「う、うう……あ、あっ・……ああ……」
先程のような恥ずかしいことはもうゴメンだと思う一方、もっと辱められたいと考える自分もいた。
例えばさっき思いついたように裸で首輪を付けられて、四つん這いになって鎖で引かれる、とか。
レオはその考えを消すように頭を振るが、考えたことでより気持ちが昂ったのは指先が余計に濡れるので判った。
クチュクチュと水音を立てて蠢かす指には、べったりと粘り気の強い愛液が付着して、そして、

「レオ、そういう事はドアに鍵をかけてからやろうな。コートの事といい危機管理がなってないぞ。」
「ッ!!な、な……ッ!!」
音も無く部屋に入ってきたフリーに声をかけられ、レオはビクリと後ろを振り返る。
慌てて手を裾から引き抜いて、自分の恥ずかしい行為を見られたレオは首から上を真っ赤にさせて口をパクパクさせた。
引き抜いた手の指はレオの自身の愛液に塗れ、てらてらと鈍い輝きを放っていた。
フリーは後ろ手にドアの鍵を閉めてから、優しげな表情でゆっくりとレオに近づいた。
「良かった……そんなに喜んでくれたんだな、俺のプレゼントは。下手すれば嫌われるかもと思ったが……」
最後の方は苦笑して頭を掻きながら言っていた。
「……っさい!だったら、するなよ……の変態……。」
レオはまだ自慰を見られたことに混乱しながらそう言った。
フリーは嫌われるかもと言ったが、レオとてフリーがブラッドに話したような着替える為の口実は思いついていた。
しかしそれを自分からは口にせず、ブラッドが促してくれるのを待つことしかできなかった。
フリーに怒るより、そんな風に彼の悪戯を甘んじて受けて、それをネタに欲情するような自分自身が情けなかった。

その辺りのレオの心情を見透かしたように、フリーは不敵な笑みを浮かべてこう言う。
「その変態に付き合っているのはどこの誰だ?こういう事が嫌だったらいつでも俺を振っていいんだぞ?」
振る、という言葉に慌てたのは、フリーに付き合って"やっている"方のはずのレオだった。
「ち、違っ!別に僕はそんな……。答えはまだ保留……だから、その……ひぅ!」
レオがだから、の後に続く言葉に窮していたところに、急に愛液に塗れた手を取られて指先をフリーの口に含まれる。
そしてフリーはレオの手に付着した愛液を、恭しく奉仕するように爪の先から指の間まで丹念に舌で舐めとっていった。
レオは思い切り顔を横に背け目と唇を固く閉じふるふると震えながら、指に当たるフリーの舌の感触に耐えていた。
88男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:44:20 ID:rda5yQ+v
フリーはすっかりレオの手が綺麗になるまで愛液を舐め取ると、そのままレオに口付けた。
「ん、んんー!ん……ぷはっ!む!……ん、ふ……」
先程自分の愛液を舐め取っていたフリーの舌が口腔内に侵入しようとするのに抵抗していたが、
鼻を摘まれれば呼吸のために口を開かずを得ず、その瞬間にフリーの舌の侵入を許した。
一度それを許すと手でがっちりと後頭部を押さえられ、自身の愛液でぬめった舌で口腔内を蹂躙される。
レオは口の中に酸味と塩味が混ざったような、なんとも形容し難い味が広がるのを感じた。
「は、ふっ……」
散々舌を絡め取られていたが、レオはやっと唇を開放された。
ゆっくりと唇を離していくと、2人の舌の間には唾液にしては強度のある銀の糸が名残のように伝った。
頭の芯が熔けたようにぼんやりとしていたレオに、フリーはこんな言葉をかける。
「なあ、変態ついでに一つ頼みがあるんだが……」
「……なんだよ。」
フリーはレオが寄りかかっているベッドを指差して、満面の笑みと共に言った。
「……ちょっとそこに、その格好のまま四つん這いになってみてくれないか?」
深い口付けの余韻から未だ頭が回りきっていなかったレオは、フリーの頼みを断るという選択肢を思いつかなかった。

レオはフリーの指示通りにベッドの上に、やや尻を突き出した形の四つん這いになる。
四つん這いになるとガーターベルトのみを着用している尻が、ジャケットを押し分けて露出した。
フリーはそんなレオを、後ろから指一本触れずにただじっと眺めていた。
「……可愛いな、良く似合ってる。やっぱり白のレースで正解だった。」
ガーターベルトは妖艶過ぎてともすれば装着者を阿婆擦れた印象に見せるが、レオの細身で肉質的過ぎない体型と、
あどけなさが強く残る可愛い顔のおかげで、色気と上品さを併せ持つ絶妙なバランスを保っていた。
そしてフリーの言うとおり、白のレースという清純なイメージの装飾が、そんなレオの魅力を最大限に引き立てていた。
しかし実際には割れ目の間に覗くレオの秘部は、先ほどの自慰ですっかり濡れそぼっていて、
中身はとても清純とは思えない、そのギャップもまたフリーを悦ばた。

「ダサいこと、言ってんな……。するんなら、早く……!」
尻だけを晒して指一本触れられずに視姦されているレオは、羞恥に体を震わせていた。
大事な部分に対して何の目隠しにもならないガーターベルトを、すぐにでも外してしまいたかった。
いっそ丸裸にされてしまうよりも中途半端な衣類を纏っているほうが、理性が残ってしまいかえって恥ずかしいのだ。
フリーはそんなレオの心中を知ってかガーターベルトの紐を指でつまんで持ち上げて、ペチッ、とレオの尻に当てた。
それを数回ペチ、ペチ、と繰り返され、尻に当たるそんな些細な刺激にレオの羞恥はますます煽られていく。
「ッ!フリー!!いいかげんに……んあっ!」
89男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:45:23 ID:rda5yQ+v
レオは抗議の声を上げる途中で、フリーにギュッと両手で服の上から胸を押さえつけられる。
露出した下半身ばかりに意識が向いていて、いきなり服の上から胸を揉まれることは完全に想定外だったので、
レオは思わず鼻にかかった変な声を出してしまった。

「ん……レオ、少し大きくなったか?」
レオの小さめの胸を強く揉みながら、以前"背が伸びたか?"と言ったときと同じ口調でそう言った。
「ん……やっ、あ、……変なこ……、言うな、あ……」
下もそうだが上もタンクトップを盗られたので、素肌にさほど厚い生地ではないジャケット一枚だったことを、
胸を揉みしだいているフリーの手の感触がはっきり伝わってくることで思い出していた。
「……この辺か?」
「あっ!」
やがてフリーに布の上から正確に乳首を指でつつかれて、レオは思わず声をあげてしまう。
その声こそがフリーに正解の場所を確信させてしまうことになる。
「だめだぞレオ、自分の弱点を相手に簡単に悟られたら。……こんな目に遭う。」
フリーはそう言うとその場所を布ごとキュッと摘み上げてこねくり回し、そこだけをピンポイントに責めた。
「いや、や……あっ、あ……や……!やめ、許し……」
「……服の上からなのに、本当に弱いんだな、ここが。」「あうっ!」
フリーは布越しでもはっきり分かるほど屹立してきたレオの乳首を、爪を立てて強く摘む。
「お前が迂闊なのが悪いんだ、もし戦闘だったら弱点を知られたら命取りだぞ。分かったな?」
乳首をクニクニと弄びながら、フリーは師匠らしくレオにそう言った。
「ん!わかった!わかったからもう……!」
その言葉を聞くとフリーはレオのジャケットのジッパーを下ろし前を肌蹴た。
小振りで形の良いレオの胸を服の外へプルンとさらけ出す。
90男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:45:50 ID:rda5yQ+v
フリーは服の上から強く揉んだ時とは違い、今度はそっと素肌の胸に触れて表面を撫でさする。
「はぁ……ふ、あ……、ああ……」
そうされるとレオは先程の乳首責めの緊張を解されて、うっとりするような心地よさを感じた。
「そういえばレオ、お前もそろそろブラジャーを着けたほうが良いと思ってたんだ。こうすれば……ほら。」
言いながらフリーはレオの両胸を下からそっと持ち上げ、中央に寄せた。
するとレオの胸元には浅めではあるが綺麗な谷間が生まれた。
フリーは四つん這いのレオの背に上半身をもたれさせ、前屈みになり肩越しにそれを覗き込んだ。
レオは胸への愛撫で力が抜けかけていた腕に重みがかかり、一瞬ガクリと肘を曲げるが何とかまた持ちこたえる。
「……もしかしたらB、あるんじゃないか?俺の勝手な判断でAを買ってこないで良かった。
 今度は一緒に店に行って、きちんと店員にサイズ測ってもらおうな。好きなのを買ってやるから。」
フリーの言葉にレオは、そういえば彼は女性用下着店に一人で行って、
今自分が身に着けているガーターベルトを買ってきていることに気づいた。その光景を想像して言う。
「う……アンタ、本気で馬鹿だろ……やっ!」
フリーはすっかり勃ち上がっている乳首の先端を、指の腹で円を描くように優しく撫でた。
「ちょ、は、あ……、重い……どいて……」
その愛撫に腕が震えだし、2人分の体重を支えきれなくなってきたレオは言う。
「あ、そうか。悪い……。」
フリーは片手を胸から離して下について、自らの体重を支える。
そしてもう片方の手は相変わらず胸を揉みほぐしながら、レオのうなじに唇を落として首筋を舌でなぞり上げていく。
「ひっ……ふわ、あああっ……はぅ……」
胸とは別の場所に新たな責めが加わって、レオはゾクゾクと身を震わせた。
そして首筋に顔を寄せるフリーが、髪に香る花の香りについて何も言わないことに気付いたが、
そんな些細な考えは、耳にふっ……っと甘い吐息を吹きかけられると、あっさりと消え失せた。
91男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:46:22 ID:rda5yQ+v
「ふり……、も、上は……や……」
レオはフリーに耳朶を口に含まれ、クチクチと舌で弄ばれながら胸を柔らかく揉み解されていた。
純粋な快感だけを与えるような優しい愛撫に、レオの下腹部の疼きはもう堪え切れない程になっていた。
そしてフリーは四つん這いになったレオに長身で覆いかぶさるようにしていたので、
レオの剥き出しの尻にはずっと、ズボン越しでもはっきり判るほど怒張したフリーのモノが当たっていた。
「ふふ、そうだよな。さっきから俺のに押し付けて来ている……欲しいか?」
フリーは猫の伸びのように自ら腰を突き出す体勢になっているレオの耳元でそう囁いた。
「う、うん……だから、早く……!」
自慰の段階で既に濡れていたレオは、恥ずかしさで取り繕うこともなく自分の欲求を素直に肯定する。

「分かった。でも、その前に……」
そう言うとフリーは、レオの胸にやっていた手を脇腹を滑らせていき、
丁度腰のガーターベルトの辺りまで来ると腕を回して、グイッとレオの腰をいっそう高く引き上げた。
「お前を、味わいたい……」
「あ……」
レオはフリーが割れ目に顔を近づけてくる気配を感じて、身を固くする。
淫らに蜜を垂れ流す自らのそこが、フリーに"味わわれる"覚悟をした。
しかしフリーの舌先は実際には蜜壷の穴より少し上、会陰に触れた。
フリーがそこから下の濡れている穴ではなく固く窄まった穴の方へ舐め上げていくと、
今までそちらの穴を弄られたことなどなく、そのためそちらは覚悟の範囲外だったレオは焦りだす。
「ま、待って!……そっちは、ダメ!汚い!」
そう喚きたてるレオに、フリーは時折菊座の周りにチロチロと舌を出しながらレオに言う。
「汚くなんか無いだろ?お前が俺の為に、俺の好きな香りで綺麗に洗ってくれていたんだから。」
「!!、なんで、さっきは何も、」
「……言わなかったから気付いていないとでも思ったか?いくら俺でもな、ブラッドさんじゃあるまいし。」
フリーはあまり鋭くない自分にも分かった、神官の少女のアプローチに気付いていなかった団長の名を出す。
「脱衣所の香りで気付いてた。お前があんまり可愛いことしてるから、風呂場で襲っちまいそうになったよ。」
「な!べ、別にアンタの為じゃ……てそう言う問題じゃなくて!……は……あ、ダメッ!ああっ!」
フリーはレオの静止に構わずレオの菊座を舌で突き、そして皺を伸ばすように舐めていった。
「やだ、やだよぉ……んっ!うっ、フリー、やめて……あっ、あ……」
最も不浄な箇所を舌で舐められ、それで自分が感じてしまう二重の羞恥にレオは半泣きになっていた。
フリーはそんなレオに更に追い討ちをかける。
それまで表面を舐めていた舌を菊座の中にねじ込みながら、蜜壷には指を突っ込んで動かす。
指は過去の経験で知り尽くしたレオのポイントを的確に責め上げていた。
「うああっ!あ、ああ!もう……無理……いやああっ!」
二穴を同時に責められたレオはビクン、と身体を震わせ、悲鳴のような声を上げた。
そして四つん這いだったレオは、今度こそ腕の力が完全に抜けてその体勢を支えきれずにペタリと潰れた。
92男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:46:47 ID:rda5yQ+v
「はあ……はっ、はぁ、はぁ……」
一度達したレオは、ベッドにうつ伏せに倒れこんで荒い呼吸をしていた。
フリーがレオの菊座から舌を、膣内から指を引き抜いた瞬間に、一気に愛液が溢れ出しシーツを濡らした。
「……気持ちよかったか?どっちの穴の方が良かった?」
「う、うるさい!」
レオにはどちらがどうなどと考える余裕もなく、ただ圧倒的な快楽の波に押しつぶされるだけだった。
「ダサいこと、言ってないで……、いい加減に、早く……」
2つの穴を両方ともヒクつかせながら、レオは"早く"とフリーに最後の段階を要求する。
「イッたばかりなのに、本当に好きなんだな。」
「……」
からかうように言うフリーに、レオは何も答えなかった。
指や舌で弄られることも堪らなく気持ちいいのだが、レオの身体はもっと違うものを、
過去のフリーとの経験で知った、中の空洞を大きな質量で埋め尽くされるような充足感を求めていた。

「分かってるよ。……むしろこれ以上引っ張るのは、俺が辛い。」
師匠らしく完全にレオに対して優位に立っていたフリーの声にも、流石に余裕がなくなっていた。
レオの呼吸が落ち着くのを待っている間に脱いでいたズボンと下着の中から表れたモノは、完全に勃ち上がっていた。
「仰向けになるか?身体、まだダルイだろ?さっきでさえ腕が辛そうだったけど。」
達したばかりのレオの体を気遣って、フリーはそう言う。
「……んん、さっきのがいい……」
レオは再び腕を伸ばし膝をついて、自ら腰を突き出す格好になった。
レオが少し身じろぎすると、ガーターベルトを付けた尻がフリーを誘うように揺れた。
「まるでぺットみたいだ。"Leo"が形無しだな。」
「……」
フリーは"獅子"を意味するレオの名前を引き合いに出した。
レオは自分が情けない格好をしているのを承知で、そんな格好の方が興奮する、などとは言えなかった。
フリーは自分の首から小瓶の紐を外し、レオの目前に軽く投げる。
「あ……」
今までも本番の前にはいつもフリーはそうしていた。
レオはその小瓶の由来は聞いてはいないが、それがフリーにとって命の次くらいに大切なもので、
彼の強さの源でもある、冷静さを保つ為の鍵のようなものであることは察していた。

そんな大切な鍵を自分との行為のときだけフリーが外すことに、レオは密かな愉悦を感じていた。
93男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:47:17 ID:rda5yQ+v
「……行くぞ。」
「うあっ!かはっ……!」
フリーは何の躊躇も無しに、尻を思い切り鷲づかみながら一気にレオの胎内に自身を根元まで突き入れた。
レオはその反動で腹から押された空気を吐くが、充分に解れていたそこに痛みは感じなかった。
長身相応の長い肉棒が埋められると、レオの膣壁は瞬時に形を確かめるようにそれに纏わり付いていく。
「あ、うあ!あ、あっ!ああっ!」
肌が赤くなる程の力で鷲掴まれた尻を思い切り揺さぶられて、中を勢い良く往復される。
奥に押し込まれる度に、レオは意識を持っていかれそうになるのを必死に堪えていた。
「ぐっ……レオ、お前の中は、やっぱりきついな……」
動かす度に意識を持っていかれそうになるのはフリーも同じだった。
何度もこういうことを繰り返していても、レオの中はいつも初めてのようにきつかった。
「ああ!あっ!フリー、や!」
「っ!良い……。もっと、声……歌って……。」
そう言うとフリーはレオの尻をバチン、と思い切り手の平で打ち据えた。
「つああっ!」
レオは尻に強い痛みを感じ、声を上げる。
レオは歌と同じく腹から声を出す癖があるので、そうするといっそう中を締め付ける。
フリーはそれを知っているので更に尻を打ち続け、レオに痛みに声を上げさせた。
「痛っ!うあっ、痛いっ!いたいよ……あっ!んっ……」
言いながらもレオはフリーの注挿に合わせて、自ら快楽を求めて腰を動かしていた。
普段は常に周囲への気遣いを忘れない好青年のフリーが、己の欲望のままにレオを痛めつけている。
レオは普段の訓練では全く歯が立たない師匠を、そんな風に今自分が狂わせていることに優越感を覚えていた。
その優越感はやがて、フリーから与えられる痛みそのものを快楽に変えていく。
尻は見えないがきっと真っ赤に腫れあがり、ガーターベルトを外せばその跡がしっかりとついているに違いなかった。
「っはは、あっ、あん!……は、あっ!フリー……あああっ!」
叩かれる痛みと中が擦れる感覚と、レオは両方から快感を得ながらその名の通り動物のように狂っていった。

やがてフリーは叩くことを止め変わりに注挿の速さを増し、終わりが近いことを知らせてくる。
そんな時、それまで散々レオを痛めつけていたフリーが、レオの最奥まで自身を埋めながら、
「……レオ、愛してる。」
「ッ!!!」
低く良く通る声で、そう囁いた。
その言葉を聞いた瞬間レオは人の理性を取り戻し、同時に胎内にいるフリーの存在をより強く感じた。
それはレオ自身がフリーを強く締め付けた為なのだが、本人はそれには気付いていなかった。
同時に思い切り背中を仰け反らせると、視界を白い砂粒に塗りつぶされ心地よい流砂の波に意識を手放した。
94男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:47:48 ID:rda5yQ+v
********

レオが目を開けたときには、フリーはベッドに腰掛けて自身を覆っていたゴム製の袋の口を縛っていた。
気を失っていた時間はほんの僅かだったようだ。
「……着けるくらいなら、最初からするなよな……」

「あ、レオ、起きたのか。……大事なのは間合い。そして、退かぬ心だ。」
「ダサイ。何で今それが出てくるんだよ……」
「俺のけじめだよ。お前が……いや、止めておこう。」
「……」
レオは言いかけて止めたフリーの反応で、彼が何度も繰り返してきたその教えを持ち出した意味を理解した。
こんなことをしていても、あくまでレオのフリーへの返事はまだ"保留"なのだ。
自分が色好い返事を返さない限り、フリーは距離にして僅か0.1mmにも満たない間合いを詰めることはない。
ならばさっき言ったように初めからするなという話だが、それは退かぬ心とでも言うつもりなのだろう。

レオは自分がはっきりしないからフリーが我慢をしている、と考えてしまい申し訳ない気分になる。
フリーはそれを気にして発言を止めたのだろうが意味が無かった。
レオはそんな申し訳なさを振り払うようにフリーにこう言う。
「……二年も経ってるのに僕がいつまでも解らないのは、アンタの教え方が悪いからなんだ。」
「そうか。具体的にどんなところが悪かったのか、教えてくれないか?これから気をつけるから。」
レオは顔をフリーの視界から隠すように枕に顔をつけてうつぶせる。
「もう手遅れだ。……最初のタイミングが最悪だったんだから、直しようがない。
 弟子に考えさせる前に模範解答を丸暗記させる師匠なんて、教え方としてはダサ過ぎるだろ。」
最初、とは、レオが初めてフリーと体を交わした、ということを意味していた。
フリーはレオのその意図を理解して、その時教えた模範解答を思い出しクスクスと笑う。
95男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:48:28 ID:rda5yQ+v
レオの初体験は、フリーに告白されてから120日程経った頃だった。
その頃のレオは、自分がフリーに対して淡い好意を持っていることをぼんやりと自覚し始めていた。
だからこそフリーを受け容れたのだが、その体験は、
思春期を性別を殺して生きてきて、自慰すら知らなかったレオにはあまりにも強烈過ぎた。
確かに女の快感を自分に教え込んだフリーへの想いは強くなったが、それは性的対象としてか純粋な恋愛感情か、
最初に自覚していた淡い想いも単なる無意識な性的好奇心だったのか、判断がつかなくなってしまった。
「……言えないよ。」
好きか好きじゃないか、という2択の答えならとっくに決まっていた。
しかしその答えの重みが、フリーが自分に向ける想いとつりあうのかがレオには解らない。
自分が"男"にも関わらず好きになったフリーが、単純に性欲の捌け口を求める男たちとは違うことは、
"男"になるだけでそんな輩から身を守る効果があることを実感してきた、レオ自身がよく解っていた。
そんなフリーに自分も誠実でありたいと考えるからこそ、未だ想いを告げることはしない。

「そうか……。何をかは知らないが、言えないなら聞けないな。」
レオはどこか嬉しそうなフリーの声が、耳の近くで聞こえたので驚いてうつ伏せた顔を横に向けると、
いつの間にか自分と同じようにベッドに横になっていた、フリーの顔がすぐ側にあった。
『何をかは知らない』と言ったが、自分の師匠は弟子の考えなど見透かしている気がして気恥ずかしくなった。
目が会うとフリーはふっと微笑み、そのまま優しく口付けた。
「俺はな、レオ。お前が模範解答を鵜呑みにして、満足するはずがないと思ったから、敢えて教えたんだぞ?」
「嘘付け。アンタがしたかっただけだろうに……」
「ははっ、そりゃ俺だって男だからな。……けど嘘でもない、だからお前は強くなるよ。戦いも、それ以外もな。」
最後の方は師匠としての顔だった。男女としての関係が今後どうなったとしても、
レオが嫌ではない限り師弟関係は変わらないと、フリーは常々レオに言っていた。
「……あたりまえだ……アンタが僕を強くするって、約束……」
レオはトロンとした目で言っていて、言い終わる前にフリーの腕の中で心地よいまどろみに落ちていった。

…fin
96男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:51:27 ID:rda5yQ+v
すいません。少し手間取って投下に時間かかってしまいました。

・・・にしても動機は公式HPでレオたん全身図を穴が開くほど眺めて、
王子様ルックの白タイツだと思うとダサいけど、
ニーソだと思うと一気に萌えるなあ、と思っただけなのに…
なんでこうなった?
97名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 22:51:04 ID:pYa7wuGM
GJ!
98名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 01:45:54 ID:av0rrRfj
GJ!
Mっけあるレオいいな
99名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 11:45:11 ID:r6ACHpIK
保守
100名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 04:59:16 ID:BRz1xOEh
101名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:40:29 ID:jpBX8n05
ほしゅ
102名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 01:58:15 ID:99Cilv4g
ヴィブレもっと伸びるべき
103名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 21:03:50 ID:TZLKIUz3
ほす
104名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:46:49 ID:DsCMfES/
ho
105名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:23:54 ID:JWfhUr+W
でこキャラ好きに美味しいゲーム
106名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 16:57:27 ID:Sjb8gQAC
107名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 22:06:53 ID:DbeWEnwV
ヴィ
108名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 18:42:59 ID:BSND4iXo
ヴィ
109名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 20:37:33 ID:LpmQ1rQ1
ちゃ
110名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:09:12 ID:BUCVcNx8
111名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 20:01:49 ID:ATMMdbFx
112名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 18:26:00 ID:H7Mb3i+L
113名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:31:36 ID:bCdqYmaJ
!!
114名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 02:40:17 ID:fqktA/b/
通れ
115名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 02:24:54 ID:aLbwC7nd
メインキャラもいいけど一般団員の話も見てみたいよな
神官とかかなりエロくね?
116名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 23:05:47 ID:tq8Y5Hph
僧侶×騎士でホモってPSPぶん投げた
117性騎士:2011/02/11(金) 15:23:24 ID:96yvi2iR
私を、お前のオナホにしてくれないか!
118名無しさん@ピンキー
よろこんで!