7 ヴィーナスアンドブレイブスでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
俺を責めないでくれ
2名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 23:32:13 ID:oJrEyYo2
ストーリーは面白かった記憶が有るけど、
あまりに昔過ぎて主人公の名前すら思い出せない。
3名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 01:02:19 ID:BxAVPstP
また立ったかw
4名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 01:23:53 ID:x0BzAA2y
アリアたんの激乱れやアルヴィの羞恥がみたい
5名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 02:27:12 ID:mVUdgEDz
続編出ないかな






という会話をするスレではない
6名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 15:42:24 ID:dMEIkc+s
マキの腹筋は国宝級
腹コキしたい
7名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:53:17 ID:AGZHU9W3
保守しとく
8名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 08:58:34 ID:0dw8rqlC
スレタイ行頭の「7」って何だ?
7スレ目ってことか?
9名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 09:20:13 ID:NWoFLu1+
>>8
7はセブンと読む。V&Bの前身
10名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 15:15:37 ID:0dw8rqlC
どうもありがとう
11名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 15:58:15 ID:lDJGU3d2
40才の衰退期寸前の拳闘士を15そこらの聖騎士が襲っちゃうとかはよくある事
12名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 00:41:47 ID:E/lGVGMf
よくある訳じゃないが確かに優秀な遺伝子を残そうとした結果年の差カップルになったりはする
13名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 02:21:38 ID:VchZVeNq
7の主人公×フィル萌え
14名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:48:27 ID:lVltB1dZ
絵が好きだ
15名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:27:52 ID:WZTLMu+K
幼年マキのイベントの絵だけやたら力入ってたな
闇ギルドでどんな仕事させられてたんだろう…って、イゴールが守ってたんか
16名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 09:49:42 ID:iS2XK71s
闇ギルドに入ってしばらくしてからチワワに守られたんじゃなかったっけ
17名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 00:46:49 ID:6VTlA1Pc
ブラッドとアリア!
あと、ゲフャッハーが出来る過程の話………いや、やっぱりやめだ。

とりあえずスルギが報われてくれればいいよ!
18名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 06:22:13 ID:fC0hF+BN
セブンはSSより可愛らしい感じの微エロ絵が見たい
19名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 20:54:06 ID:Ea1Mue2h
金髪デコツンデレ方向音痴・・・
レオが初期設定どおり女だったならぶっちぎりで最萌えキャラだったのに

フリーとレオの子供ならきっとめちゃめちゃたくましいぞ!
20名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 18:36:57 ID:dR9qYFaK
あげ
21名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 23:59:18 ID:cd6qrw+F
音楽が神なゲームか
22名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 21:59:49 ID:7YLExvZV
今レオ女体化心は男、フリー×レオのSS書いているんだが
完成したら注意書きしてここに投下してもいいものなのだろうか?

23名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 02:23:07 ID:gzEgLeLm
そらそうよ
24名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 09:00:18 ID:0uFc5yQi
7のウルザーク×メルレーンが気になり続けて早幾年…
25名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 14:00:59 ID:OJ9f5sgB
名無しキャラもあり?
魔女とアーチャーのカップルが好きだったな
26名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 19:52:35 ID:cDF8WnIg
このスレは伸びてほしいがいかんせんマイナー過ぎる
27名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 00:09:15 ID:UsLC/K2m
諦めるものか
28名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:16:17 ID:tVO5wQgQ
マユラ可愛かったなあ
29名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 23:00:17 ID:FNynZsDH
エロいレオたんが見れると聞いてやって来ました。
30名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 01:21:29 ID:Mi78fT14
レオたんチュッチュッしたい
アルヴィ殿チュッチュッしたい
31レオ女体化:2009/11/13(金) 23:02:02 ID:VjIyDSas
・レオ女体化、心は男
・フリー×レオ
・フリーが変態的、レオがなんかしおらしい

以上、苦手な方はスルーで。
けっこう長くなったのでとりあえず軽いとこまで
32レオ女体化:2009/11/13(金) 23:02:46 ID:VjIyDSas
レオのその体の変化に気付いたのは、彼に毎日稽古をつけているフリーだった。
遠征中の為、疲れが残らない程度の訓練を課したのだが、レオは息切れして地面に座り込んでいた。
「はあ、はあ、はあ・・・」
「レオ?体調でも悪いのか?いつもはこのくらいの訓練で息切れなんかしないじゃないか。」
「な、なんでもない!あ、いや、そうだ、体調が悪いんだ。フリー、今日の訓練は・・・」
もう上がらせてくれ。レオはそう続けようとして座り込んでいたその場から立ち上がった。そのとき、
「待て!おまえ、・・・身長が、縮んだ?」
「!」
フリーは自分で言っていておかしなことだとは思ったが、数日前に背が伸びたな、筋肉も付いたぞ、
というような会話を交わしていたのだ。気のせいではないと確信する。そしてふいにレオの二の腕を掴む。
「何するんだ!」
「腕が細くなってる。肩幅も狭くなったか?そうだ、そういえば声も少し高くなったような、まるで・・・」
成長期前の子供に戻った?そういえば若返りの泉という都市伝説があったな、などと思っていると、
誰にもいうなよ、と前置きをしてからレオは自分の身に何が起きたのかを語り始める。

「・・・僕が初めて魔物に止めを刺した次の日くらいから、訓練がしんどいって感じがして、
 声もおかしいなって、思って、それから、その・・・」
レオが初めて魔物を倒した日、それは前線に耐えうるようになった弟子の成長を喜んだ日だった。
「今朝、起きたら、いきなり身体が、おかしくなってて、胸?とか、し、下の方、とか・・・」
レオはいきなり妙な告白をしだし、みるみる顔が赤くなっていき、フリーのほうも恥ずかしくなってきた。
「・・・あ、ああ、もういい。言いたいことは分かった。」
少し焦って発言を遮り、少し間をおいて頭の中でレオの言葉の意味を咀嚼してから、
「つまり、今朝起きたらなぜか女になっていた、と。俄かには信じがたいが・・・」
言いながら、確かに若返ったというよりは、女性になったと言ったほうがしっくり来るな、と思考を巡らす。
「本当だ!何なら触っ・・・」「いや!信じる!信じるから落ち着け!!」
フリーの手首をつかんでその手を自分の胸元に押し付けようとしたレオを、慌てて静止した。
「冗談じゃないぞ、こんなダサい。もし戻れなかったらせっかく・・・」
つぶやくレオの言葉の途中で、フリーが言う。
「・・・とりあえず、その服は見た目では体型が解りにくいし、俺以外は気付かないはずだ。
 ひとまずもう魔物との戦闘は無いから、スクーレに戻ってからじっくり考えよう。」
「・・・分かった。本当ならこんなダサいこと、誰にも知られる前に戻る方法を見つけちまいたかったのに。」
フリーは俯きながらそんなことを言うレオの頭をぽんぽんと軽く叩き、少し寂しそうに言う。
「ひとりで抱えるな、もっと俺を頼れ。俺にできることなら何でも協力するから。」
33レオ女体化:2009/11/13(金) 23:03:27 ID:VjIyDSas
遠征から帰還して数日、様々な文献にあたったが原因も解決法も見つからず、途方に暮れていた。
ミレッタにも、今朝俺が女になってた夢をみてな・・・とレオの名前を出さず冗談のように聞いてみたのだが、
性別を変える様な薬も魔法も無いとのことだった。
果ては女性にモテるわりに浮いた噂ひとつ無いフリーに対して、妙な心配をされる始末だ。
そんな折、一息入れようとフリーとレオが店で食事をしていると、ヴィヴィが現れた。
「あら奇遇ね、ってお坊ちゃん?あんた厄介なものに憑かれてるね。霊感強いんだ。」
現れざまにそんなことを言うヴィヴィに、フリーは驚きながらも渡りに船とばかりに尋ねる。
「!、分かるのか?頼む、教えてくれ。俺たちではどうしようも無かったんだ。」
「憑かれてる?霊感?じゃあ何か、僕は幽霊にとりつかれてこんなことになってるっていうのかよ。」
レオは騎士団に入る前にも幽霊の依頼を受けるなんてことがあったな、などと思い出していた。
「ま、そういうこと。あんた、呪術師系の魔物に止めを刺したりした?」
「・・・したけど、それがどうしたんだよ。」
それは記念すべきレオの初の止めであった。それが、
「ごく稀にだけど、霊感の強い人が呪術師に止めを刺すと、その魔物の元となった人間の魂が乗り移ることがあるの。
 その魂の未練を満たすまで、ずっととりついたまま。」
自分の身にこんな事態を招いたのか、と苦い顔をする。そして、ヴィヴィに問いかける。
「で、その未練ってのは何なんだ?おまえ、分かるんだろ!」
「うん、さっきから思念を撒き散らしてる。」
と、レオの頭の上の何も無い空間を見て言う。
「じゃあさっさと教えろ!」
「はいはい、診察料は10万ゴート!て言いたいところだけど、ブラッドの仲間だからここの奢りで手を打つわ。それはね・・・」
フリーはレオがヴィヴィに促され立ち上がり、何やら耳打ちされている様子を眺めていた。
そのうちレオは驚愕した表情をして、顔を真っ赤にしたかと思うと、ストンと椅子に落ちるように座り呆然としていた。
「?、レオ?」
「だからお坊ちゃんには厄介なのよ。それをすること自体は簡単なんだけどね。」
それから無遠慮に高い酒を注文するヴィヴィと、放心したように固まって動かないレオを見ながら、
フリーはひとり状況を理解出来ずにいた。
34レオ女体化:2009/11/13(金) 23:04:03 ID:VjIyDSas
それから三日程たったある昼下がりの騎士団本部。フリーはレオを自室に呼び出した。
ちょうどそのときは他の団員は外出していて、フリーとレオは二人きりで留守番を任されていた。
この三日間、訓練どころか口さえ聞いてもらえない弟子に、この機会に話をつけようとしたのだ。
「レオ?ヴィヴィに聞いて元に戻る方法は分かったんだろ?」
「・・・・・・」
「そんなに厄介なことなのか?ならなおさら俺に話してみろ。何か俺に出来ることが・・・」
「セッ・・・」「せ?」
言いかけて、寝台に腰掛けていたレオは、自らの肩を抱いて小刻みに震えながら語りだした。
「僕にとりついた奴は・・・同性愛者で・・・自分が女に生まれてればって、だからこんな・・・」
一度言葉を切り、目を固く閉じてから再び開き、搾り出すような声で続ける。
「男と・・・セックス、したいって。・・・だから、僕が男に戻るには・・・・・・くそっ!!」
「なっ!!」
フリーはレオのあまりの告白に動揺した。そして、理解する。今までの、今現在のレオの態度を。
こんなこと確かに教わっている相手とはいえ、男の自分に進んで話せるわけがない。
この多感な少年に、男に抱かれるか、一生女の体で生きるか選べというのはあまりにも酷な話だ。
「・・・なあレオ、そこまでして、心を傷つけてまで、男に戻らなくてもいいんじゃないか?
 中身がお前なら男でも女でも俺の大事な弟子だ。ブラッドさんや団員のみんなだって同じようなこと思うさ。」
言ってから、少年の人生に関わることに対して軽率な発言だったかと思い、すまない・・・と謝る。
「・・・なあ。あんたから見て僕はこの二年間、強くなってたと思うか?」
ふいに、レオはそんな問いを投げかけてくる。フリーはレオの意図が分からないが、とりあえず質問に答える。
「?、ああ、もちろんだ。間合いも体格も、最初と比べたらずいぶん立派になってきてたよ。」
「・・・そうさ、あんたに教わってから背も伸びたし筋肉も付いた。あんたは駄目って言うけど間合いだって少しは覚えた。」
フリーは未だレオの言いたい事が分からないながらも、黙って耳を傾けていた。
「・・・あんたがさっき言ったことも自分で考えた。女のままでも、てやつ。でも、だから!」
ここでいったん言葉を切り、いっそう肩を抱いた手に力を込めて悔しそうな声で続ける。
「こんなに筋肉も痩せちまって、ダサいくらい体力も落ちて、せっかく強くなったのに・・・戻りたい。」
「レオ・・・。そう言ってくれるのは教えてる方としても嬉しい。しかし・・・」
それと引き換えにするには、少年の心を大きく傷つけるかもしれないことをしなくてはならない。しかし、
「・・・フリー、自分を頼れって、何でも協力するって、言ってたよな?」
未だ肩を震わせながらも決意の篭った目でそう言うレオに、フリーも心を決める。
35レオ女体化:2009/11/13(金) 23:04:45 ID:VjIyDSas
「・・・レオ、大丈夫か?」
普段の格好から肩掛けとコートだけを脱いだ状態のレオを、フリーは後ろから肩を抱きながらそう尋ねた。
「あ、あんたこそ、体が女とはいえ僕相手で大丈夫なのか?何なら僕が・・・」「大丈夫だから妙なこと考えるなっ!」
フリーはどぎまぎしながら慌てて発言を制止する。正直なところ、愚問だった。
少女のような顔立ちをしている少年は、顔だけ見ればフリーの好みのど真ん中だったりする。
そのかわいい顔の、きれいな発音で歌を奏でるその口の中は巧みな動きをするのではないか、
もし咥えさせたら、いやそんなことをさせて大事な喉を痛めたら大変だ・・・・・・ってそういう問題ではなく!
と、そこまで高速に思考を巡らせたところで、自身が既に熱を持ち始めているのに気付く。本当に愚問だ。
と、とにかくっ!とひとりごちてから、腕の中で未知の恐怖に震える弟子を、宥めるように頬や髪を撫でていた。
どのようにすればこの多感な弟子の心に、大きな傷をつけないでいられるか。
昔、知りたくもないのに教え込まれてしまった、女性を扱う方法を思い出しながら考えていた。
そしてなるべくやさしく触れ、かつ恐怖心を抱けないほどの強い性的快感を与えてしまおう、と結論を出す。
レオの顔を横に向けさせて、その唇に口付けしようとして、おそらくは初めてが男というのは嫌だよな、と配慮してやめる。
「レオ、もし本当に嫌でたまらなくなったら、俺に怪我させてもいいから止めろ。」
そう言い置くと、肩口に唇を落とし、その間から僅かに舌先を出して、ツ、と首筋を伝わせる。
36名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 23:05:28 ID:VjIyDSas
「ん・・・」
レオが僅かに身じろぎするが拒む様子は無いのを見て、うなじ、耳の後ろ、そして耳へと唇を落としていく。
「ん、・・・やっ、ひあ!」
耳へ口付けたときにひときわ高い声が漏れる。そんなレオにフリーは甘い声でささやく。
「お前・・・耳が弱いのか?」
「ふっ。な、なにダサいこと言って・・・ふわぁ・・・」
フリーがレオの耳の穴にふぅ、と息を吹き込んでやるとレオの言葉は甘い吐息に遮られた。
この少年、今は少女になっているが、どうやらかなり感じやすいらしい。
これは簡単に目的を達成できそうだ、と思いながら、耳朶を軽く食んで舌で弄る。
さらに、反対の耳の縁を指で産毛にかする程度でなぞってから、頬に流れる金髪を少しつまみそれで中をくすぐる。
冒険者として鋭い聴覚をもった耳は、これらのかすかな刺激も敏感に受け止めていた。
「ん、くっ・・・や、やあ・・・ああ・・・」
ついにレオがむず痒さに似た快感に声が堪えきれなくなってきた頃、最後に耳の裏の付け根を舌でなぞる。
そしてフリーはレオの襟元に手をかけ、前開きの緑のジャケットを左右に開こうとする。
「!、やめろっ!!」
それをレオが両手で自分の胸元をかばうように静止し、直後にすまなそうな顔をして言う。
「わ、わり・・・。脱がなきゃ、できないよな。」
「いや、いいんだ。無理そうならまた時間を置いて・・・」
「こんなこと、二度も出来るかよ。・・・大丈夫だ。ただちょっと、さっきのでなんかおかしくなって、
 これ以上したらどうなっちまうんだ?って、僕は男なのに、男のあんたに、・・・ダサい。」
最後の方は声が小さくなりながら、自分に向けて吐き捨てるように言ったいつもの口癖で締めくくった。
フリーはそれを聞いて思案する。つまり、脱がされるのを本気で嫌がってるわけではなく、
これ以上の快楽で自分を見失うことへの恐怖と、それを男の自分に与えるのが男、という意識が邪魔をしているのか、と。
ならばもっと軽い刺激で慣らそう、とフリーは腕の中のレオを服のまま寝台に仰向けに寝かす。
「わかった、脱がさないから、練習しよう。今から裸にするように俺が服の上から触るから、それで・・・」
ここでいったん言葉を切りたっぷりと溜めを作ってから、耳にへばりつくような唾液を絡ませた声で言う。
「・・・・・・想像してみるんだ。」
37レオ女体化:2009/11/13(金) 23:06:20 ID:VjIyDSas
とりあえず以上です。
お目汚しすみません。
38名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:49:20 ID:BWJiuaF/
>>32-36
乙!
わっふるわっふる



…レオたんのちっぱいチュッチュしたいよおおぉ!!
39レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:33:54 ID:sTWyTMm0
・レオ女体化、心は男。
・フリー×レオ

以上、了承できない方はスルーお願いします。
今回も途中までです。
40レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:34:23 ID:sTWyTMm0
フリーはレオの両胸を片手でひとつづ、布の上を滑らせるように撫でていた。
レオには、力を入れていないフリーの手の感触はほとんど伝わっていないはずなのだが、
「う、く・・・ん、ん・・・う・・・」
堪えるように声を押し殺していた。
どんなに普段斜に構えていても、健全な思春期の少年が女体に全く興味が無いわけが無い。
その少年に、女体になった自分が愛撫される様を想像しろ、と含みを持たせて聞かせたからこその反応だった。
きっと今頃は、直接触れられてもいないフリーの手の感触に、肌を粟立てているはずだ。
「・・・そうそうレオ、知ってるか?女の体は男の三倍感じるらしいぞ。」
「んん!!んなダサいこと、今言うなあ!」
どこかで聞いたような適当な話をあえて聞かせ、より想像が活発になるように水を向けてやる。
そんなところに、より強い刺激を与えるようなふりをしてみせる。
服の上の、片方の膨らみの中央、その下には乳首があるだろう場所の布をつまみ上げ捻る。
そして反対側の膨らみにザラザラと舌を這わせ、同じ場所を口でチュッチュッと音をたてて吸う。
すると、レオは音を振り払うように両手で耳を塞ぎ、行為を見ないように目を固く閉じる。
それでも空気を伝わりフリーの体温を感じ、一度脳裏についてしまった音と映像は払拭できない。
フリーのほうも、これで結構堪えていた。ごわごわした感触の下にある雪のように白い肌は、
どんな手触りと味がするのだろう。やはり絹のように滑らかで、舐めたらほんのり甘いのだろうか?
胸の膨らみは、服の上からだとかすかにしか感じないが、実は着やせするのだろうか?
そしていったいこの愛弟子は、脳裏にどんな光景を繰り広げているのだろうか?
そんな想像はむしろ最初から裸にしてしまうよりも深い性的興奮を与え、
冷静沈着なフリーの鉄の理性をもすこしづつ溶かしていった。
41レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:35:02 ID:sTWyTMm0
「んん!、ん、ん・・・・・・ひゃ!」
やがて胸を撫でていた手を白いタイツを履いた太腿の方へと滑らせると、レオは目を見開き一瞬声を上げた。
より薄い生地のそれはフリーの手の感覚をレオの肌に通したのだ。
「ちょっと足、開くぞ?」
そう言うとフリーはレオの足を膝を立てるように片手ずつ抱え、左右に開く。
そうして開いた足の間に手を入れて、少年本来の部分ではなくなっているところをタイツ越しに撫でさする。
そして自分の口をレオの耳元に持っていき、耳を塞ぐ手を引き剥がして唾液を溜めた口でクチュクチュと水音を響かせる。
「やだ、やだ!音、やめろっ!」
レオには触覚、音、言葉の意味と、その鋭い耳に対するあらゆる刺激がフリーの意図する意味で効果的に働いていた。
少しだけレオの股間の手に力を込めて触ってやると、指先にコリッとした感触が当たる。
「あっ!」
「・・・そろそろ、入れていいか?」
「へ?・・・・・・つ!」
わざとそんな言い回しをしてわずかに言葉の意味を考えさせる間をやってから、
フリーは濡れた舌を、耳への刺激に弱いレオのその穴に差し込む。
そして同時に、自らの腰をレオの股の間に押し付けていた。
布越しに自分の性器をレオのそれに押し付けるタイミングと同期して、舌を耳の穴に出し入れする。
穴が濡れて中に異物を入れられるという行為は、少年にひとつの事を想起させていた。
いつのまにかレオはフリーの背中に手を回し、布越しであることにもどかしさを感じるように、
自らの股をフリーの腰にこすり付けていた。やがて懇願を含んだ声で言う。
「あっ、あっ! フリー!もう・・・練習は・・・・・・いいから・・・」
その言葉に顔を上げ動きを止めて、涙で少し濡れたレオの瞳をやさしい目で見つめながら言う。
「そうか。なら・・・・・・本番、できるか?」
フリーは、かすかに頷いた愛弟子の額に口付けをした。
42レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:35:46 ID:sTWyTMm0
フリーとレオは向かい合って座り、互いの服を脱がせていた。
レオは肌着をたくし上げられ、乳首があらわになる瞬間に少しした以外、
自分を脱がしていくフリーに抵抗することはもう無かった。
やがて互いに上半身裸になったところで、レオがフリーのズボンの股間のチャックに手をやり、それを開ける。
「フ、フリー。これ、なんでこんな。」
以前レオは一緒に風呂に入ったときもフリーの自身を見ていて、そのときも身長相応のものだとは思った。
しかし今目にしているものは、それよりもさらに大きく膨らんでいる。
フリーは苦笑しながら言う。
「だから大丈夫だって言っただろ。」
レオは自分にものを教えている人物が、自分に対して欲情していると言う事実を知り肩を震わせた。
やがて再び寝台に寝かされ、ウエストのタイツの端に手をかけられて、男物の下着ごと一気に下ろされる。
互いに一糸纏わぬ姿になって、フリーは改めて窓からの日差しに照らされるレオの裸体を眺めてその美しさに息を呑む。
やはりやや小振りながら形の良い胸、その頂のきれいなピンク色の突起はツンと上を向いている。
白い肌で描く流れる曲線、そして、へその下に三角に広がる金色の薄い茂みが光を反射してきらきらと輝いて見えた。
「あんまりジロジロ見るなよ・・・」
フリーの視線を感じてそれから逃れるように身を捩じらせるレオに、どこか虚ろな様子でフリーはつぶやく。
「レオ・・・。かわいい・・・・・・」
その声色にレオは普段のフリーからは窺い知れない欲の色を感じ、少し怯えを含んだ様子で抗議する。
「な!何を言って、やっ!!」
言っている途中でフリーはレオの鎖骨に指先で軽く触れ、するりと胸のほうへと滑らせた。
43レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:36:22 ID:sTWyTMm0
「大丈夫。”練習どおり”にするから。」
そう言うと、先ほど服の上からしたとおり、両乳房にやんわりと手を当てて、
形を変えないように撫でさする。フリーはその想像通りの滑らかな肌触りに心地よさそうにした。
そんな中、レオは”練習”をする前に素直に服を脱がなかったことを後悔していた。
”練習”のせいで次に自分が何をされるのか頭の中でありありと想像できるのだ。
そしてそれが現実となって自分の身に降りかかろうとしている。
いつそれが訪れるのか、そんなことを考えていると、次に触れられる予定の場所に神経が集中してしまう。
フリーはそんなレオの内心を知って、からかうように乳輪の縁をくるくると指でなぞっていた。
「フリー、それ、やめて!」
「ん?ああ悪い。練習ではこうだったな。」
「っああ!!」
フリーはそう言うと乳首を親指と中指でを強くつまみ上げ、その先端を人差し指でカリッと引っ掻く。
その刺激にレオは声を上げながらビクリと背中を反らせる。
そんなことをしているのとは逆側の胸の膨らみには、フリーの舌がぬめぬめと這う。
フリーはその舌が乳首に触れるとそれを口に含み、弄ぶようにコロコロと舌先で転がす。
時折チュウ、と音を立てて吸い上げてやるのも忘れない。
「ああ、ふり、ふりぃ・・・、も、もう・・・」
レオは”練習どおり”に行くと次に触れられる予定の場所に、確かな湿り気を感じていて太腿をすり合わせていた。
そうして必死にごまかそうとしても、もうその場所に触れてほしくてたまらなくなっていた。
44レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:37:06 ID:sTWyTMm0
そんなとき、フリーが手と口での胸への愛撫をやめて、質問を投げかける。
「どうしてほしい?」
「え?」
急に体への刺激が途絶えたむなしさと、質問の唐突さからレオはぽかんとした表情をした。
「次はどこを触ってもらいたい?言ってみろ。」
「な・・・・・・な・・・!」
目の前の男の意地の悪い意図を理解して、レオは顔を真っ赤に染め上げる。
フリーはそんな弟子を気に留めず、へその下に広がる金の茂みの中に指を、恥骨にギリギリ触れるあたりに忍ばせた。
レオは羞恥に震えながらも、今まで一度も感じたことのあろうはずのない強烈な体の疼きに抗えなかった。
フリーの手首が入る程度の隙間を太腿の間に作りながら、その指をそこへ導く言葉を発する。
「・・・し、下・・・もっと・・・そこ、あ!ち、違っ!」
フリーはその隙間に手を入れるも、レオが触ってほしいところとは違う場所である、太腿の内側を触っていた。
くすくすと笑いながら、レオの羞恥にさらに追い討ちをかける。
「下とかそことかじゃ分からないな。その場所の名前を言ってみろ。分かるだろ?」
「!!!んな、なに、なにを!」
フリーはふっ、といっそ怖いくらいのやさしい笑みを顔に浮かべ、その表情によく似合う声で言う。
「教えてくれよ、レオ。お前の口ではっきりと。じゃないとどこを触ればいいのか分からない。」
「・・・。・・・・・・・・・。・・・・・・ま、っ!!!」
搾り出すようにようやく発声できたその声が、レオ自身の耳に嫌に大きく響くのに驚き思わず口を結んでしまう。
その行為が再び言葉を発する際の羞恥をよりいっそう煽る。
フリーはただ、残酷なまでにやさしい表情を変えずに、そんな様子をずっと黙って眺めていた。
「・・・・・・ま、ま・・・ん・・・・・・こ、さわっ・・・・・・て。」
「・・・ああ、よく分かったよ。」
フリーは羞恥に耐え女性器の俗称を口にしたレオを褒めるように、言われた場所をやさしく撫でてやった。
今やフリーの目に映るのは不運な事故に会った愛弟子ではなく、性欲に従順な自分好みの可憐な少女だった。
45レオ女体化続き:2009/11/14(土) 22:37:57 ID:sTWyTMm0
以上です。
次回で全部投下します
46レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:16:16 ID:5XDITQ6A
・レオ女体化心は男
・フリー×レオ
・若干スカ風味なところあり
・師弟愛を書いたつもりですが、ホモ臭いと感じるかも知れません

以上、苦手な方はスルーお願いします
47レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:16:49 ID:5XDITQ6A
「ふふ、大分濡れてるな・・・」
「や、言うなあ・・・ああ、あああ・・・」
レオはそう言いながらも、求めていたそこへの刺激によりいっそう身をよじらせた。
元は男とはいえ、ブラッドに迫るヴィヴィに本当は内心いつもどぎまぎするほどウヴな少年であるレオが、
恥辱を振り切ってようやくその言葉を口にした末の、求めていた快感なのだ。
フリーは割れ目に指を這わせて、クチュクチュといやらしい水音を、わざと大きく響かせる。
そして固くなっている芽を指でピンと弾いて、またコリコリと転がしながら、
レオの花弁を丁寧に解きほぐす。そして蜜を溢れさせているその中央の穴をさらけ出すと、
「ああっ!!」
一気に長い指を突き入れる。中は狭かったが、充分に濡れていたおかげですんなりと指を飲み込んだ。
クチュッ、クチュッと指で中をかき回し、徐々に二本、三本と本数を増やしていった。
「ああ・・・うあ、あ、あ、・・・・・・いやあっ!!」
フリーの指がレオの内側のある部分を掠めると、レオは電流が流れるような刺激を感じて、
甲高い悲鳴を上げながら、一瞬体を寝台から浮き上がらせる。
「ここが、いいんだな?」
フリーはゾクリとするような低い声で言うと、指を速く小刻みに動かしそこを重点的に責め立てた。
「うああっ!!ああ!いやあぁぁぁっ!!!・・・・・・!、やだ!これ!!」
レオは不意にある感覚を感じて、上気した頬にもかかわらず血の気が引く思いをしてフリーに呼びかける。
「フリー!!止めろ!!やめてっ!!!うう、頼むから・・・。おねがい・・・」
その呼びかけがついには懇願にまでなったのを聞いて、フリーはレオが今どんな状態にあるのかを理解して声をかける。
「どうしたレオ?おしっこでも漏らしそうか?いいぞ、このまましても。」
「!!!、やだやだいやだやめろやめてやめてぇぇぇぇぇ!!!・・・・・・あ、あぁ、うう・・・。」
死刑宣告にも似たフリーのあまりにも残酷な言葉に、子供のようにいやいやをしながら必死に懇願していたが、
それは聞き入れられることは無く、やがて膨らんだ尿道から液体が一気に放出された。
その瞬間、レオは今まで体の中で渦巻いていた性の衝動さえも一気に放出したような、開放感を感じていた。
48レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:17:25 ID:5XDITQ6A
異常な程の開放感とそれに付随する快感を味わいながらも、
それをするべき時と場所以外での放尿をしてしまったと感じたレオは、
そのことに人間としての尊厳さえも失ったような気がして、枕に顔を伏せうっ、うっとすすり泣いていた。
それを見たフリーはわずかに理性を取り戻し、やりすぎたな、と反省した。
そしてその声に何の含みも込めずにレオにやさしく語りかける。
「ごめんなレオ、俺が悪かった。もういじめないから許してくれないか?」
レオはその質問には答えずに、ただ、泣きじゃくっていた。
そんなレオに自分の手を濡らした液体・・・、白く透明で臭いのしない液体を見ながら言った。
「・・・レオ、これはおしっこじゃないぞ。」
「うっ、・・・うっ・・・え?」
女性器の俗称程度は知っていても、性知識が豊富というわけではないレオには何のことか分からなかった。
「これは潮っていうんだ。おしっこみたいに黄色くないし、臭くも無い。
 女の体は、うんと気持ちよくなるとこれが出るんだ。だから、ちっとも恥ずかしくないぞ?」
「し・・・お・・・?はずかしく・・・ない?」
まるで小さな子供に戻ったように反芻するレオに、フリーはそうだ。とこれまた子供に言うように言い、
乾いた方の手でレオの頭をよしよしと撫でてやる。
「レオ、気持ちよかったんだな?」
「きもち、いい?・・・・・・うん。きもちいい・・・」
女性の絶頂の特徴である、持続性のある深い快感の中にいるレオは、
一度フリーの問いを反芻した後、羞恥に邪魔されること無くその問いに素直に答えた。
普段の様子からは考えられないほど素直になっているレオに、フリーにはどうしても訊いてみたいことがあった。
「・・・なあ、レオ。お前、俺のことどう思ってる?
 あ、これは別に変な意味じゃないぞ。俺はお前に強くなる方法を、教えているわけだけど・・・」
普段の真面目な声色で言うフリーの言葉を、レオは絶頂から覚醒しつつある頭でゆっくりと考えた。
ダサくて口に出したことはないが、強くて頼りがいがあり、
自分にたくさんのことを教えてくれるフリーは、純粋な意味で心から尊敬できる・・・
49レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:17:56 ID:5XDITQ6A
「・・・・・・師匠。」
レオは今まで一度も呼んだことのない呼び方で、フリーのことを呼んだ。
そしてそれはフリーの方も、レオから見た自分を指す意味では、口にしたことのない呼び方だった。
「・・・ありがとう。それが聞きたかった。」
フリーはこの二年の間不安を抱えていた。自分はレオに師匠と思われるだけの人間になれているのか?
レオがそれを思っていても素直に口に出す性格ではないと分かっていても、小さな不安は拭えなかったのだ。
今、レオの口からその呼び方が聞けた。そのことに、満足そうな穏やかな笑みを浮かべながら、
「・・・俺も、気持ちよくなっていいか?」
そう言って今まで耐えに耐えて限界まで膨張した自身を、レオの女性器に当てなじませるよう表面を滑らせる。
その行為に、体がそれを求めていることを思い出したレオは言う。
「うん・・・入れて。師匠の、僕に・・・」
フリーはそっと愛弟子の肩を抱き、ゆっくりと腰を進めた。

「う、くうぅ、あ、あ・・・・・・はぁ・・・」
レオは大きな質量が自分の胎内に押し入ってくる苦しさに呻きながらも、
体が求めて止まなかったその充足感に安堵を覚え息をついた。
「・・・大丈夫か?手、背中に回しておけ。爪立ててもいいから。」
レオは、ん・・・と言われたとおりにフリーの背に手を回した。
「レオの中、気持ちいいな。・・・・・・動くぞ。」
「あ・・・、はあ・・・・・・。あああ、あ、ああっ!!」
フリーは一度ギリギリまで引き抜いてから、再びレオをいたわるようにゆっくりと腰を前に進める。
動き始めたその質量に確かな存在感を感じて、レオの体は喜びに震えていた。
やがて徐々に早まる動きに合わせるように、レオは自身の腰を揺り動かしていく。
「ああ!!あああっ!! あっ、あっ!!! ししょ・・・ししょお!!」
「う、ぐ・・・・・・あ、は、・・・レオ!・・・・・・ぐっ!!」
自分好みの顔をした女の体のレオに対して、フリーだからこその鉄の理性でこらえていた衝動を、
今、すべてぶつけるかのようにフリーは激しく腰を打ち付けはじめる。
「あっ、あっ、あああっ!ああああっ!!ししょ・・・、ぼく、もう・・・ああっ!!」
「ああ・・・レオ・・・俺、も、・・・くっ、くうぅ!」
再び絶頂を迎えたレオは爪こそ立てなかったものの、濁流を大木にしがみつき耐えるかのように腕に力を込めた。
そしてレオの内壁により締め上げられたフリーは、その胎内に精を解き放った。
50レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:18:31 ID:5XDITQ6A
「・・・レオ、その、すまない。中に出してしまって、でも責任は・・・うぐっ!!」
レオはぐったりと寝台に倒れこみながら、血迷ったことを言いかける背中側にいる師匠の顔面に裏拳を飛ばす。
「てめえ。僕が一体何の為にこんなダサい目にあったと・・・」
「そ、そうだったな、お前があまりにもかわいかったからすっかり忘れ・・・あがっ!!」
今度は肘鉄を鳩尾の辺りに食らわした。
フリーはこれ以上弟子に暴力を振るわれてはかなわない、と今度は無難な会話をしかける。
「・・・ヴィヴィは、いつ元に戻れるって?」
「・・・いい気分になって、寝て起きたら、だと。」
あの女、適当なことを・・・と毒づくいつものレオの調子に、フリーはほっと安堵したような息をつく。
腕の中で恐怖に震えていた弟子の様子はもうない。そんなフリーの心中を察してか、レオが言う。
「・・・・・・言っとくけどな、あんたが最初に言ったこと、忘れてなかったぞ。」
フリーは何のことかと記憶を辿ると、本当に嫌なら怪我させても止めろ、という自分の言葉に思い当たる。
レオは良いように手玉に取られていたような気はするが、乱暴な扱いはされなかったな、と振り返っていた。
「レオ・・・」「あーあーもう何も言うなこれは夢だダサい夢だ何の意味も脈絡もない願望とかでもない夢なんだ!!」
一息で早口でそこまで言い切ってぜいぜいと息を荒げる。
「あー、すげえ眠いもう寝る。後はあんたが適当にやっとけ。夢だけどな・・・」
そう言うとこの素直でない弟子は沈むように深い眠りに落ちた。
未だ女のレオの体を清めようとその裸体を眺めると、股の間から自分が放った精が流れ落ちるのが目に入る。
それを見て、やはり男としては反射的に感じる罪悪感と、
それを感じる必要がないという事実が残念だな、との思いが同時に胸をよぎる。
シーツ等を取り替えてきれいになった寝台の上で、安らかな顔で眠るレオを見やり、言う。
「おやすみ・・・・・・”いい夢を”。」
51レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:19:09 ID:5XDITQ6A
翌日、レオの体は無事に男に戻ったが体調が本調子でなく、
またフリーも昨日が昨日だったので、まともに顔を合わせづらいので訓練は休みにした。
そんな気を紛らわす為にスクーレの商店街を歩いていた。
そこでふと、洋服屋のショーケースが見える。
金髪のカツラをかぶった人形が、薄桃色の実に清楚でかわいらしいワンピースを着ていた。
フリーは人形の足元にある値札をちらりと見る。
次に、自分の財布を取り出し、手持ちがその値札の価格を僅かに上回っているのを確認する。
「・・・・・・」
女性用の衣服売り場のショーケースの前に、20代後半の長身の男がじっとたたずんでいる。
やがて、胸に下がっていたお守りのようなものを掴み、何やら口の中で小さくつぶやきだす。
「大・・・・・・は間合・・・、そして、!」
「・・・そして、」の後の文句を今口にしてしまったら、
退かなくてはならない部分で退けなくなる気がして、男は慌てたように口を噤んでいた。

さらにその翌日、フリーはレオに何やら手渡していた。そして、
「はっ、はっ・・・。フリー、これ、きついって・・・」
「ふっ、ふっ・・・。慣れの問題だ。今のお前でも、やって出来ないことは、無いはずだぞ・・・後五回!!」
「ええ!!・・・・・・分かった。やってやるよ!!」
そんな会話をしながら騎士団本部の訓練室で、フリーから渡された筋トレメニューの紙のとおりに、
かなりギリギリの重さの付加をつけたバーベルを上げていた。
「レオ、今のお前の歳は、一番筋肉が、発達するんだ、だから・・・」
フリーは嘘ではないが、この筋トレを課した本当の理由ではないことを、弟子に話していた。
「・・・強くなりたかったら、お前の師匠の言うことを、素直に聞いておけ。」
言いながらフリーは、
レオが早く筋肉をつけてもっと男らしい体格にならないと、自分が道を踏み外しかねない、
という、少しきつめの筋トレメニューを課した本当の理由のことを考えていた。
そしてそれを考えること自体が、既に道を踏み外している気がしないでもないことも気付いていた。
52レオ女体化最後:2009/11/15(日) 22:21:17 ID:5XDITQ6A
以上です。
オナニー駄文、失礼しました。

フリーと別れるときのレオたんのデレッぷりにカッとなってやった。
反省はしていない。
53名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 00:51:03 ID:MCgVRnVq
グッジョブ!!
54名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 22:05:34 ID:FTZ3novO
お、いつの間にか完結してる。職人おつでした。




3日間レスなかったら
ヴィヴィちゃんは俺の嫁。
55名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:46:03 ID:9MmFTl+z
させるか!!
ヴィヴィちゃん最高!!


乙とGJくれた人ありがとう。
SS初書きであまつさえ女体化なんてものに手を出したから
叩かれるかもとガクブルしていた。

ちなみにフリーは少年時代、ネルゴー信者のお姉さんに
主に腰をくねらせる体操を強制的に伝授されて女性不信になった
という脳内設定が・・・とネタフリしてみる
56名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 21:37:23 ID:a24fWXKL
あげ
57名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 01:48:11 ID:IBRh5v1d
保守age
58名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:54:51 ID:2R6Rumxy
保守あげ
59名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 00:38:15 ID:ovUFajxd
 すげー面白かったゲームだな
60名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 21:52:43 ID:b+47/Fd2
当然
61名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 18:27:54 ID:7NNsN4Nw
ヴィヴィちゃんに踏まれながら見下ろされたいお(*´д`*)
62名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 22:01:04 ID:uH0R6qTV
四つんばいになって
63名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 16:25:16 ID:F70ocveh
踏んづけてやるっ!!
64名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 17:28:11 ID:oRLSbeD4
ほっし
65名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 20:43:10 ID:IQOsb9UV
ヌウトとかヘムウトとかの種類の魔物ってエロくね?
ノズルみたいな口を女の子の下の口に突っ込んで、小生命力奪取。

そういえばレイスさんの元恋人もこのタイプの魔物だったよね。
止め指定に失敗して、魔物になった元恋人に襲われるレイスさん・・・
66名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 22:15:46 ID:yPWT6z0e
巨人族のオナホとなっております
67名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 00:15:03 ID:xaew7nTB
ヴィブレのエロ同人ってないのかな。
68名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 14:39:17 ID:yzuLfd2i
そう言えば見たことないなあ。
69名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 23:20:46 ID:JE17sNkX
レオたんがスクーレの
チンピラにマワされて犯されまくるドロドロショタエロ本が読みたい。

誰か描いてくり。
70名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 00:20:38 ID:gMIAWsy7
作品自体のポテンシャルはfftに匹敵するくらいだと思うんだがなぁ
71名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 02:35:33 ID:YdTxV7oo
ストーリーや世界観は好きなんだが、なんともゲームシステムがたるくてなぁ・・・
その辺が理由じゃね?

でも好きなんだけどね。
発売当時予約で買って、まだクリアしてないけど。
72名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 01:17:51 ID:oX/Pan5g
中盤までは騎士団の強化が上手くいかずに詰むこともあれば、
後半は騎士団が強くなりすぎて作業ゲーになるしね
73名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 01:40:23 ID:+6We+kZq
ほんとに世界観やストーリーは好きなんだが、それ以外のシステムが肌に合わなくて駄目なんだよ。
話が進んでる間はいいんだが、フリーパートになると途端にストレスMAXになってやる気がうせる。
結末の情報あえて集めずなんとか進めてきたが、ミレッタの孫が出てきた辺りで止まってしまった。
エンディングを自分の手で見てみたいんだが、クリアできる気がこれっぽっちもしない。
血の涙を流しながら、そろそろ諦めるべきかと思う今日この頃。

ここを除いてみたのもそんな気持ちの表れさ。
74男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 19:59:33 ID:DbGVArLI
SS投下させていただきます。以下注意書き。
・レオ女体化男装設定
・フリー×レオで恋愛もの
・レオは男言葉
・長々とした告白シーンがあり、途中まででエロまで到達せず
以上苦手な方、御託はいいからとっとと絡め、という方はスルーで。
75男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:00:21 ID:DbGVArLI
「ッ!・・・・・・」
騎士団本部の1階から2階へと続く階段の前で、レオははたと足を止めた。
人一人が通れる程度の幅しかないその階段の真正面を陣取っているレオが立ち止まると、
同じように階段を上ろうとしていたブラッドとフリーも足止めをくらう形になる。
先頭のレオが上らないと後の2人も先に進めないのだが、
レオは険しい表情で傾斜が大きめなその階段を見上げたまま、一向に登ろうとしない。

「レオ?どうかしたのか?」
ブラッドが不思議そうな声でそう言うとレオははっとして、
階段の前から離れブラッドに進路を開けようと思い立つ。
しかしそれを実行する前に、すぐ後ろにいたフリーがレオの両肩に自然な形で軽く手を置き、やんわりとその動きを封じた。
「ほらレオ、早くお前が階段登って行かないとブラッドさんにも迷惑だろ。」
フリーはそう言いながら、前進を促すようにレオの肩を前に押す。
レオは、だから場所を開けようとしたのに、それを邪魔したのはアンタだろ!
そもそもここで自分が立ち止まっている原因を作ったのもアンタじゃないか!
などと思いながらもブラッドの手前口には出さず、
代わりにフリーの手を振り払うように上半身ごと後ろを振り返り、その顔を恨めげに睨めつけた。
レオの視線を受け止めるフリーの表情はからかうような楽しげな表情だった。
「?・・・?、?」
ブラッドは全く訳が分からずに、師弟のやり取りを不思議そうに眺めていた。
76男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:00:50 ID:DbGVArLI
丁度その日の昼ごろに、騎士団は遠征からスクーレに帰還した。
今回に限らず遠征からの帰還直後に団員達が最初に行うことは風呂に入ることだった。
遠征中は毎日風呂に入れるわけではないので、体には汗や埃の臭いや汚れがついてしまっている。
自室で休むにしろ街へ繰り出すにしろ、まずはそれを落とすことが先決だった。
しかし騎士団本部にはあまり広くない浴室が1つしかない。
そこに団員全員が同じ時間帯に入ろうとすると、どうしても混雑してしまう。
なので待ち時間短縮のために、帰還直後の風呂は2,3人で同時に入るのが騎士団の決まりだった。
しかしレオだけは最後でいいから、と言っていつも一人で入っていた。

レオは男性女性問わず、他人に肌を見せることを嫌う。
以前からの仲間のオルガとミレッタに対しても例外ではなかった。
着替えも人の目に付かない様にするし、自分の服を人に洗濯されるのも嫌う。
遠征先で宿を取るときも、例えクモの巣が張ったような部屋でも一人部屋を選んだ。
20代半ばが多い団員達はそんなレオを、難しい年頃なんだなあ・・・・・・と呆れたような目で見ていた。
しかしレオがそうするのには、思春期特有の自意識過剰とは違う理由があったのだ。

レオは浴室でシャワーを頭から浴び、水から目を守るように少し俯くと自分の胸元が視界に入った。
そこにはささやかではあるが、確かに女性の象徴である膨らみがあった。
美形の冒険者レオは、男性のような言動と服装をしていたがれっきとした女性だった。

レオは15歳で騎士団に入団してから3年目、今は18歳でこの次の祝福の日で19歳になる。
レオの顔は女として見ても美形であり、体格は18歳の男として見ると華奢だった。
それでも3年間共に暮らしてきた団員達は、今のところレオの性別に疑問を抱いてはいない。
より付き合いの長いオルガとミレッタもそうだ。
レオの外見は確かに男性らしくはないが、女性らしい体の起伏も顕著に表れてはいなかったので、
まだ若いということもあり、体質的に少し成長が遅いだけだと思われていた。
何より団員達が感じるレオの印象は、およそ女性らしくない口の悪さと斜に構えた態度の方が外見よりも強かった。

なので団員達は未だレオの本当の性別を知らない。
ただ一人、レオの師匠のフリーを除いては。
77男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:01:26 ID:DbGVArLI
「なあレオ、ちょっと変なことを聞くが・・・お前、実は女だったりしないか?」
今から2年前のある日のフリーとの訓練の後、16歳だったレオはそう尋ねられた。
そのときレオは非常に驚いた。
体格に関しては今よりも更に成長期だからで済まされていたし、
しかも当時、フリーとは顔見知りになってからまだ1年足らずだったのだ。
「へえ・・・・・・良く分かったな。まだミレッタにもバレてないのに。」
自分から教える気は無かったが、いずれバレることを無理に隠す気も無かったので素直に認めた。
それにわざわざこんな質問をしてきた時点で、フリーはもう答えがYESだと確信しているはずなのだ。しかし、
「えっ!!ほ、ホントに女なのか?嘘だろ・・・・・・」
心底驚いた様子のフリーに、レオは呆れて言う。
「はぁ?・・・・・・自分で聞いておいて嘘だとは何だ。」
「いやだって、この口の悪さでまさか女だとは思わないだろ?」
そんな事を言うフリーとの会話にどっと疲れて、額に指先を当てて眉をしかめながら言った。
「・・・・・・アンタはまさか女だとは思わない相手に『女か?』って聞くのが趣味なのか?馬鹿だろ。」
至極当然なレオの疑問に、フリーは慌てふためいた様子で答える。
「いや、別にそういうわけでは・・・・・・その、そう。俺はノーマルなんだっ!!だから聞いた!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
フリーは力強く言った自分の言葉にはっとしたように、慌てて胸の小瓶を握った。
しかしレオの方はフリーが言ったことが理解できずに、しばらく固まっていた。

フリーが"ノーマル"という単語を性的な嗜好がノーマル、普通であるという意味で使ったのは解った。
しかしそれを"だから"で受けた文脈の意味、そこに込められたフリーの真意までは理解できなかった。
なのでレオはこう言った。
「・・・・・・い、意味が解らない。僕の師匠ならもっと弟子に分かりやすくものを教えろ。」
フリー未だ胸の小瓶を握り締めながら、レオの言葉に解った・・・・・・、と呟く。
「・・・・・・つまりレオ、俺はお前が好きなんだ。」
「へ?え・・・・・・・・・・・・、なっ!」
レオが要求したとおりに、
フリーはこれ以上無い程分かりやすい表現で、自分の意思をレオに伝えた。
「・・・・・・済まない。言うつもりは無かったんだが、つい・・・・・・。」
そう言った後に、感情に流されるなんて俺もまだまだ未熟だな・・・・・・、などと呟いているフリーの言葉は、
轟々と煩い自分の血流の音に遮られ、妖精も認める歌い手の、音楽で鍛えられた耳には届いていなかった。
78男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:01:52 ID:DbGVArLI
「嘘・・・・・・だろ、ダサい冗談だよな?だっておかしいだろ。僕が言うまで僕を男だと思っていたんだろ?
 アンタはノーマル・・・・・・女が好きなんだろ!!なのに男だと思っていた僕に惚れる訳ないじゃないか!!」
「俺は嘘は何も言っていない。俺はノーマルで、お前を男だと思っていて、・・・・・・お前が好きだ。」

レオにはフリーが何を言っているのか分からなかった。
フリーが言った3つの条件のうち、どれか一つでも嘘であるなら理屈は通る。
フリーは男を好きであるか、実はレオを女だと知っていたか、・・・・・・そもそもこの告白自体が冗談か。
しかしフリーは自分が嘘を言っていないと断言した。その瞳に曇りはなかった。
「嘘だ・・・・・・アンタが嘘を言っていないってのが嘘なんだ。だってそうだろ?
 いくら顔が好みだって、"男"の僕はアンタの性欲を満たせない。そんな相手に惚れるわけ無い!」
レオはきっぱりと、そう言い切った。
「性欲?お前何を言っている?・・・・・・なあ、俺が嫌いならそう言ってくれればいい。二度とこの話はしない。
 だが何故それほどまでに嘘だと言う?何故性欲なんて持ち出して、俺の想いを信じてすらくれないっ!?」
フリーは表情を苦しそうに歪め、悲痛な声でレオにそう問う。
そんなフリーにレオは無表情になり、感情の篭らない声で言う。
「好きとか嫌いとか、信じる信じないじゃない。理屈が有り得ない。性欲の対象じゃない相手に人間が惚れる訳が無い・・・・・・。
 だって恋愛感情って、自分に都合の良い性欲処理の相手に入れ込むことだろう?
 恋愛って、その相手が自分から逃げようと思わないように、相手に優しくすることだろう?・・・・・・つ!」
レオは急に自分の頬に軽い痛み感じた。
フリーが自分の頬を張ったのだと気付くまでに僅かの時間を要した。

そっとその表情を伺い見ると、それは可愛い相手を前にした男としてではなく、レオの師匠としての表情だった。
「・・・・・・本気でそう思うなら、オルガとミレッタの前で同じ事を言ってみろ。」「ッ!!・・・・・・」
フリーは低く重い声で、以前からのレオの仲間である2人の名を出してそう言った。
そして、諭すように言う。
「俺の事はいい・・・・・・。少なからずそういう欲があったからこそ、女か?なんて聞いたのは確かだ。
 でも、あの2人を見ていれば決して恋愛はそれだけじゃないって、本当はお前も分かっているんだろう?」
「でも・・・・・・じゃあ、アンタは何で。もし僕が男だったらどうしたんだ?そういうことだろう・・・・・・」
レオは自分が本当に男だったら告白なんかしなかったはずだ、との意味を込めて聞いた。
フリーは苦笑しながら優しい声でレオの質問に答えた。
「・・・・・・その仮定は無意味だよ。実際にお前は女で、知らなかったとはいえそれも含めて俺はお前を好きになった。
 そういうものだったとしか、・・・・・・強いて言うなら、運命、とでもしか言いようが無い・・・・・・。」
レオはフリーの言葉をうなだれながら聞いていた。そして、
79男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:02:17 ID:DbGVArLI
「なんだよそれ・・・・・・わかんないよ。だって僕がなんでこんなカッコしてると・・・・・・」
そう言いかけて、レオは今更ながらあることに気付く。
「・・・・・・そういえば、聞かないんだな。理由・・・・・・。」
「理由?ああ、何故男のフリをしているかか?別に話したくないなら・・・・・・。」
フリーはそう言うが、レオは自嘲交じりに笑いながら言う。
「隠す程のことでもない。ダサいスクーレの街では珍しくも無いダサい話さ・・・・・・。
 僕を産んだ女・・・・・・今も生きていればアンタより3つくらい年上か?」
レオは自分と11歳しか歳の離れていないフリーにそう言った。
「・・・・・・その女はダサい客相手にダサい仕事をしていたダサい奴なんだ。
 で、僕が8歳くらいのときだったか・・・・・・僕にもそのダサイ仕事をさせようとしてな、
 僕は当然そんなダサイ事はゴメンだったから、初仕事の直前に客と女から逃げ出したんだ。
 それからこの格好をしていた方が、そういう面倒が少ないって解ったからこうして・・・・・・てわっ!」
レオは言い終わる前にフリーの胸に頭を抱きかかえられていた。

「もういい・・・・・・もう何も言うな。解ったよ、何でお前がさっきあんなことを言っていたのか・・・・・・!」
レオが幼少期に見てきた男女の関係というものは、性欲と金銭を引き換えにしただけのものだった。
オルガとミレッタと出会って、相手を人として尊重しあう恋愛関係というものを目の当たりにしてきたが、
レオは2人の間にある性欲以外の繋がりを、その存在は感じても理解することはできなかった。
およそ女性とは思えない言動も、8歳の頃から身の危険を回避する為に男として暮らしてきたのだから、
レオ自身は演技のつもりは無く、自然体でそういう性格になってしまうのは当然だった。
「僕はわかんねえよ・・・・・・。何でアンタは僕に惚れた・・・・・・?そして、僕はアンタに、なんて答えればいい・・・・・・?」
レオはフリーの腕の中で、どんどんと早まる自分の心臓の鼓動を聞きながら、そう言った。
「解らないか・・・・・・。大丈夫だ、焦らなくていい。いつかきっと解る。
 それをお前に教えられるのが俺だったなら、そんなに嬉しいことはないんだけどな・・・・・・」

フリーは慈しむようにレオの髪に顔を寄せ、大きな掌で頭を撫でながらそう言った。すると、
「・・・・・・にを、言って・・・・・・・・・・・・」「?」
レオがぽつりと口を開く。そしてフリーの胸から顔を挙げ、彼の瞳を真っ直ぐ見据えながら言う。
「・・・・・・何を言っているんだ。師匠が弟子に解らないことを教えるのは、当然のことだろう!」
「!!レオ、俺で良いのか!?」
「だから!良いも悪いも僕の師匠はアンタだろ!!・・・・・・勘違いするなよ、解らないからアンタへの返事は保留だ!
 きっとアンタが好きじゃないって、それが確信できるまでの間だけ、付き合ってやるってだけだ。
 実際付き合ってみないと解らないから・・・・・・それだけなんだからな!!」
レオは自分が言っていることが、『まずはお友達から』という愛の告白に対する実質的な肯定の返事の常套句と、
同じ意味であることには気付いていなかった。
フリーはそんなレオの返事に破顔して、美しい歌を奏でるふっくりした唇に、自分のそれをそっと重ねた。
80男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:02:44 ID:DbGVArLI
それから2年、レオのフリーとの付き合いは今も続いている。
レオは未だにフリーへの返事は保留したままだった。
保留したまま、レオはフリーと恋人らしい行為を何度か交わしてきた。
それによって最初に自分がフリーに語った恋愛観に照らし合わせると、フリーを大好きだと言えた。
だからこそ、自分が彼を求める気持ちが性欲からきているのか、それ以外の感情なのか解らず、
それこそを知りたいと望んでいたレオはフリーにはっきりした答えを返せずにいた。

「・・・・・・・・・・・・」
遠征の最後に立ち寄った、とある花が名産の村で買った、フリーがいい香りだと言っていたその花の香がする
シャンプーその他の入浴セットを使って、体を余すところ無く隅々まで洗いながらレオはそんな事を考えていた。
レオは最近野営続きだったが、今日は久しぶりにきちんとしたベッドが使えることを知っていた。

しばらくしてレオが風呂から上がり、脱衣所に戻るとすぐに異変に気付いた。
楽器であり武器であるハープは、フリーに教えられたように鍵付きの鎖で柱に固定しておいた。
しかし衣服にまで盗難対策はしていなかった。
遠征で汚れた服を脱いで一つの袋にまとめておいた、"男"の自分のその袋が盗まれるとは思っていなかった。
「なっ!・・・・・・」
辺りを見渡すが、物陰に隠れるほど小さな袋ではなかったそれは見当たらなかった。
そして脱いだ服だけではなく、これから着ようと思っていた清潔な衣服の中にも紛失しているものがあった。
コートとポンチョは、湯上りには暑くて着るつもりは無かったので、脱衣所には持ってきていなかったが、
その他に、白いタイツと肌着のタンクトップ、そして、ショーツが無くなっていた。

レオはこの事態に怖気を感じた。
自分の衣服を盗むような人間が、団員の中に居たのか・・・・・・と気持ち悪さを拭えなかった。
動揺したレオは、とにかく残された緑のジャケットだけ着たが、生足とノーパンで出て行くわけには行かなかった。
声を出してフリーを呼ぼうか?でも犯人かもしれない他の団員にバレる訳には・・・・・・と途方に暮れていたそのとき、
「・・・・・・ん?何だこれ・・・・・・てなっ!!・・・・・・アイツ・・・・・・」
さっきは動揺していて気付かなかったが、ジャケットの下に見知らぬ包みが置いてあった。
そこにはPresent for you!と非常に見慣れた字で書いてあり、
その字を見たレオは先ほど感じていた怖気は消え、脳裏に浮かぶ縦長の人物への怒りが沸いてきた。

その包みの中には・・・・・・
レオの太腿の中程までの長さの、タイツの生地に似ているが腰を覆わない厚手の白いストッキングと、
それをずり落ちないように腰から吊り下げて固定する為の、白いレース柄のガーターベルトが入っていた。
それは丁度レオがジャケットと一緒に身に付けると、ジャケットの裾にギリギリストッキングの上の部分が隠れ、
一見コートを着ていない以外はいつものレオの格好に見えるようになっていた。
81男装っ娘レオ:2010/03/29(月) 20:03:40 ID:DbGVArLI
以上です。お目汚し失礼しました。
続きはまだ執筆していないので時間かかると思います。
すみません。
82名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 18:43:45 ID:wXidqT5A
wktk
83名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 02:29:18 ID:ZXVbbx5A
全裸待機中
84男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:42:07 ID:rda5yQ+v
遅くなりました。続き投下します。12レスです。

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「これ、を……つけろってのか?」
確かに今日は事に及ぶことになるだろうとは思っていたが、こんな仕掛けを打たれるとは思いもしなかった。
そういえば風呂に入っている最中、脱衣場に人が入ってきた気配を全く感じなかったのは、
流石は騎士団NO1の実力を持つ師匠というところか、完璧に気配を消していたのだ。
レオはこんなダサイ悪戯に実力を発揮するなと心の中で激しくツッコミを入れていた。

「素足よりは、マシ、だよな。」
レオは犯人から贈られた"プレゼント"を手にぶら下げながらそう呟いた。
そしてストッキングに、すらりとした脚を片方ずつ通していく。
ガーターベルトは付けなくても大丈夫かと思ったが、よく見るとストッキングの上部もレース柄になっていて、
固定せずにいると何もしなくてもすぐにずり落ちてきてしまう。
少しでもずり落ちるとジャケットの裾とストッキングの間から肌が見えてしまい、"男"のレオにとっては非常にダサいことになる。
「……」
不慣れな手付きでなんとかガーターベルトを身に着け、ストッキングの固定に成功する。
太腿と尻の膨らみに当たるガーターベルトの紐の感触に、何ともいえない気分になっていた。
あと、脱衣所に残された身に付けることが出来るものは、ガントレットとブーツ以外には無かった。

「大丈夫、だいじょうぶだ……。僕が、普通にしていれば、部屋に行くまでの間だけ……」
鏡に映る初めに想定していた湯上り後の姿と何も変わらない自らの格好を見ながら、レオは自分にそう言い聞かせていた。
「部屋に戻って着替えたら……アイツ、覚えてろよ……!」

レオはミニスカート程の丈しかないジャケットの裾の下に、
ショーツを穿かずにガーターベルトだけを付けている状態で脱衣場から外に出た。
湯上がりの為と羞恥と犯人への怒りと、いろんな要因で顔を赤くしながら、
とにかく人目に付かないうちに自室に、と考えていたが脱衣場から出て一歩目でその目論見を崩される。
「あ、レオ。フリーがお前も誘ってメシ食いに行こうって言ってたんだけど、行くか?」
ブラッドが無邪気な笑顔でレオにそう話しかけた。
「あ、いや……僕はやめ……」
「レオ、せっかくブラッドさんがお前の為に待っていてくれたんだ。ほら、俺が奢ってやるから行くぞ。」
現れたフリーが騎士団の団長のブラッドを引き合いに出しながら有邪気な笑顔でそう言った。
そのままなし崩し的に、自室に戻って着替える暇も無く3人で食事のために街へ繰り出した。
85男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:06 ID:rda5yQ+v
「スクーレならやっぱ魚料理か?レオは何が食べたい?」
「……」
「?……まあいいか。」
ブラッドは自分の何気ない質問に答えないレオを、特に気に留めることは無く歩を進めていた。
レオは質問に答えるどころではなかった。
スカートなんて普通にもロクに穿いたことはないのに、いきなりノーパンミニスカ状態で街を歩いているのだ。
普段は決して触れない場所に外気が当たり、そこに意識が集中してしまい気が気ではなかった。
急な風で捲れはしないか、実は道行く人々にはバレバレで好奇の目で見られてはいないか、
そう考えついフリーの方へ縋るような目を向けてしまう。目が会うと、フリーは優しい目をして微笑んだ。
その笑顔に安心感を覚えて、心臓がドクリとひとつ大きく脈打つが、
この状況を作りだした張本人であることを思い出してふるふると頭を振って、改めて睨みつける。
フリーはそんなレオを見てくすくすと笑っていた。

そしてフリーはふとあることに気が付いて、2,3個水路に石を投げ込んだ。
風も無く静止したその水面は、暗くて良く見ないと解らないがレオの姿を下から映していた。
フリーがすぐさま水面を揺らして像をかき消したので、道行く人々は、レオ自身も含めて、
誰も水面に映ったレオの像を見ることはなかった。
フリーはレオの腰に腕を回し、水路に映り込まない道の真ん中へ体を引き寄せた。
「!!やめっ……」
その際フリーの手が尻のあたりに触れたので、レオは抗議の声を上げる。
しかしフリーがしっ、と口元に人差し指を立てて先を行くブラッドを見やると、レオは慌てて口を噤む。
「ッ!……」
ジャケットの中身が水面に映っていたことなど気付いていなかったレオは、
フリーが自分をからかう為に尻に触ったのだと思い、ますます恨みがましい目でフリーを見る。
フリーはそんなレオの頭をポンポン、と宥めるように大きな掌で軽く叩いた。

食事をして騎士団本部に戻る頃には日が傾きかけて、辺りは茜色に染まっていた。
入り口から入ってすぐのリビングには他の団員は誰もいなかった。
遠征からの帰還後は大抵皆部屋で休むか、外に食事や買い物に行くか、そのどちらかなのだ。
何にしろレオにとっては都合が良かった。
やっとの思いで本部に辿りついて、レオはとりあえず一息ついた。
一刻も早く部屋に戻りこの羞恥プレイから脱したかったので、早足で二階の自室に続く階段の目前に来て、
そこでこのプレイの最後にして最大の関門に気付いたのだった……。
86男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:31 ID:rda5yQ+v
**********

やんわりと退路を絶たれるが前にも進めずにいたレオに、フリーは冒険者のレオの耳にだけに届くような小声で言う。
「大丈夫。俺の背に隠れて"ブラッドさんには"見えないから……」
フリーは敢えて"ブラッドには"という部分を強調した。
「…………ッ!」
レオはこのままここに突っ立ているわけにはいかないと考え、ゆっくりと階段に足をかける。
後ろを手で押さえて出来る限り見えないようにしながら、一段、一段、慎重に歩を進める。
三段くらい上ったところでフリーがまた、レオにだけ聞こえる小声で囁く。
「……それなら見えないから、ブラッドさんを先に行かせても大丈夫だな。」
「!!」
その悪魔の囁きに、レオはビクリと肩を震わせて立ち止まる。
手で押さえながら上っても段に足をかける瞬間には裾が持ち上がって、
中身は見えないまでも太腿と尻を這うガーターベルトの紐は見えてしまう。
そんなものをブラッドに見られる訳には行かないレオは、おそるおそる後ろを押さえていた手を離した。
そうすると階段の少し低いところにいるフリーからは、レオのショーツを穿いていない小さな丸い尻が良く覗けた。
「いい子だ……」
無防備な尻にフリーの舐めまわすような視線を感じながら、レオはゆっくりと階段を上っていく。
フリーには何度も見られたことがあるが、今の状況は事の最中に見られるよりも強い羞恥を感じていた。
いっそ階段を駆け上がって一刻も早くこの状況から脱したかったが、
そんなことをしたら高低差がついて、ブラッドからもフリーの頭越しに見えてしまう。
ブラッドへの目隠しになっているフリーから離れすぎる訳にもいかないのだ。
そのフリーは足音から察するに、レオが歩く速度を緩めるとフリーも速度を緩め、
最も覗きやすい間合いを保っているようだった。
離れすぎると引っ張られ、自分が歩く速度を落とすとフリーも合わせる、まるで犬の散歩のような、
「う……、くっ……!」
と考えた瞬間に体からブワッと汗と、汗よりも粘り気がある液体が滲み出てきて、レオは自分の想像力を呪う。

やがてレオにとっては途方もない距離と傾斜に感じられた、たった20段程度しかない階段を上り終えた。
レオはふらふらと自室の方へ歩いていき、僅かに開けた扉の隙間から中に入ると、パタン、と扉を閉じて部屋の中へ消えた。
まるで熱に浮かされたようなそんなレオの様子を見て、
「なあフリー、レオはどこか体調が悪かったんじゃないのか?」
ブラッドは無理にレオを外に連れ出してしまったことに罪悪感を感じたようにそう言った。
「んー、風呂入った直後にコートも着ない薄着で外に出たから、湯冷めして風邪でも引いたんじゃないですか?
 だらしないな、一人の体調管理の怠慢が緊急時に団員全員を危険に晒す、ってきつく言い聞かせておきますね。」
「ッ!!……そ、そうだな。俺も気付かずに、コートを着て来いとでも言わなかったのも悪いが……」
「そんな、ブラッドさんは全然悪くないですよ。レオが、"自分でそう言う"べきだったんです。」
フリーはブラッドと、部屋に戻ってその場にはいない可愛い弟子に向かってそう言った。
そしてレオの部屋の方へ行き、ノックをしないで鍵のかかっていなかった部屋の扉を開き、その中へ入っていった。
「……ウィッペル、今どうしているだろう。元気でやっていればいいが……」
ブラッドはフリーの口からのでまかせを聞いて思い出した、彼の代わりに山賊団を去らせた少年の事を考えた。
87男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:43:54 ID:rda5yQ+v
レオは窓からの夕日に赤く染まる部屋に入った瞬間に、
緊張の糸が切れてくず折れるようにしゃがみこみ、顔の側面をベッドの淵にもたれさせた。
「はあ……は……ふ、……ぅ……」
身体の熱を逃がすように熱い吐息を吐くが、その程度で身体の疼きは抑えられなかった。
そっと指をジャケットの裾から中へ侵入させ、遮るものの何も無い秘部に触れさせる。
想像以上に濡れていたそこに触れて一瞬指先が震えるが、やがてゆっくりと掻きだすように指を動かしていく。
「う、うう……あ、あっ・……ああ……」
先程のような恥ずかしいことはもうゴメンだと思う一方、もっと辱められたいと考える自分もいた。
例えばさっき思いついたように裸で首輪を付けられて、四つん這いになって鎖で引かれる、とか。
レオはその考えを消すように頭を振るが、考えたことでより気持ちが昂ったのは指先が余計に濡れるので判った。
クチュクチュと水音を立てて蠢かす指には、べったりと粘り気の強い愛液が付着して、そして、

「レオ、そういう事はドアに鍵をかけてからやろうな。コートの事といい危機管理がなってないぞ。」
「ッ!!な、な……ッ!!」
音も無く部屋に入ってきたフリーに声をかけられ、レオはビクリと後ろを振り返る。
慌てて手を裾から引き抜いて、自分の恥ずかしい行為を見られたレオは首から上を真っ赤にさせて口をパクパクさせた。
引き抜いた手の指はレオの自身の愛液に塗れ、てらてらと鈍い輝きを放っていた。
フリーは後ろ手にドアの鍵を閉めてから、優しげな表情でゆっくりとレオに近づいた。
「良かった……そんなに喜んでくれたんだな、俺のプレゼントは。下手すれば嫌われるかもと思ったが……」
最後の方は苦笑して頭を掻きながら言っていた。
「……っさい!だったら、するなよ……の変態……。」
レオはまだ自慰を見られたことに混乱しながらそう言った。
フリーは嫌われるかもと言ったが、レオとてフリーがブラッドに話したような着替える為の口実は思いついていた。
しかしそれを自分からは口にせず、ブラッドが促してくれるのを待つことしかできなかった。
フリーに怒るより、そんな風に彼の悪戯を甘んじて受けて、それをネタに欲情するような自分自身が情けなかった。

その辺りのレオの心情を見透かしたように、フリーは不敵な笑みを浮かべてこう言う。
「その変態に付き合っているのはどこの誰だ?こういう事が嫌だったらいつでも俺を振っていいんだぞ?」
振る、という言葉に慌てたのは、フリーに付き合って"やっている"方のはずのレオだった。
「ち、違っ!別に僕はそんな……。答えはまだ保留……だから、その……ひぅ!」
レオがだから、の後に続く言葉に窮していたところに、急に愛液に塗れた手を取られて指先をフリーの口に含まれる。
そしてフリーはレオの手に付着した愛液を、恭しく奉仕するように爪の先から指の間まで丹念に舌で舐めとっていった。
レオは思い切り顔を横に背け目と唇を固く閉じふるふると震えながら、指に当たるフリーの舌の感触に耐えていた。
88男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:44:20 ID:rda5yQ+v
フリーはすっかりレオの手が綺麗になるまで愛液を舐め取ると、そのままレオに口付けた。
「ん、んんー!ん……ぷはっ!む!……ん、ふ……」
先程自分の愛液を舐め取っていたフリーの舌が口腔内に侵入しようとするのに抵抗していたが、
鼻を摘まれれば呼吸のために口を開かずを得ず、その瞬間にフリーの舌の侵入を許した。
一度それを許すと手でがっちりと後頭部を押さえられ、自身の愛液でぬめった舌で口腔内を蹂躙される。
レオは口の中に酸味と塩味が混ざったような、なんとも形容し難い味が広がるのを感じた。
「は、ふっ……」
散々舌を絡め取られていたが、レオはやっと唇を開放された。
ゆっくりと唇を離していくと、2人の舌の間には唾液にしては強度のある銀の糸が名残のように伝った。
頭の芯が熔けたようにぼんやりとしていたレオに、フリーはこんな言葉をかける。
「なあ、変態ついでに一つ頼みがあるんだが……」
「……なんだよ。」
フリーはレオが寄りかかっているベッドを指差して、満面の笑みと共に言った。
「……ちょっとそこに、その格好のまま四つん這いになってみてくれないか?」
深い口付けの余韻から未だ頭が回りきっていなかったレオは、フリーの頼みを断るという選択肢を思いつかなかった。

レオはフリーの指示通りにベッドの上に、やや尻を突き出した形の四つん這いになる。
四つん這いになるとガーターベルトのみを着用している尻が、ジャケットを押し分けて露出した。
フリーはそんなレオを、後ろから指一本触れずにただじっと眺めていた。
「……可愛いな、良く似合ってる。やっぱり白のレースで正解だった。」
ガーターベルトは妖艶過ぎてともすれば装着者を阿婆擦れた印象に見せるが、レオの細身で肉質的過ぎない体型と、
あどけなさが強く残る可愛い顔のおかげで、色気と上品さを併せ持つ絶妙なバランスを保っていた。
そしてフリーの言うとおり、白のレースという清純なイメージの装飾が、そんなレオの魅力を最大限に引き立てていた。
しかし実際には割れ目の間に覗くレオの秘部は、先ほどの自慰ですっかり濡れそぼっていて、
中身はとても清純とは思えない、そのギャップもまたフリーを悦ばた。

「ダサいこと、言ってんな……。するんなら、早く……!」
尻だけを晒して指一本触れられずに視姦されているレオは、羞恥に体を震わせていた。
大事な部分に対して何の目隠しにもならないガーターベルトを、すぐにでも外してしまいたかった。
いっそ丸裸にされてしまうよりも中途半端な衣類を纏っているほうが、理性が残ってしまいかえって恥ずかしいのだ。
フリーはそんなレオの心中を知ってかガーターベルトの紐を指でつまんで持ち上げて、ペチッ、とレオの尻に当てた。
それを数回ペチ、ペチ、と繰り返され、尻に当たるそんな些細な刺激にレオの羞恥はますます煽られていく。
「ッ!フリー!!いいかげんに……んあっ!」
89男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:45:23 ID:rda5yQ+v
レオは抗議の声を上げる途中で、フリーにギュッと両手で服の上から胸を押さえつけられる。
露出した下半身ばかりに意識が向いていて、いきなり服の上から胸を揉まれることは完全に想定外だったので、
レオは思わず鼻にかかった変な声を出してしまった。

「ん……レオ、少し大きくなったか?」
レオの小さめの胸を強く揉みながら、以前"背が伸びたか?"と言ったときと同じ口調でそう言った。
「ん……やっ、あ、……変なこ……、言うな、あ……」
下もそうだが上もタンクトップを盗られたので、素肌にさほど厚い生地ではないジャケット一枚だったことを、
胸を揉みしだいているフリーの手の感触がはっきり伝わってくることで思い出していた。
「……この辺か?」
「あっ!」
やがてフリーに布の上から正確に乳首を指でつつかれて、レオは思わず声をあげてしまう。
その声こそがフリーに正解の場所を確信させてしまうことになる。
「だめだぞレオ、自分の弱点を相手に簡単に悟られたら。……こんな目に遭う。」
フリーはそう言うとその場所を布ごとキュッと摘み上げてこねくり回し、そこだけをピンポイントに責めた。
「いや、や……あっ、あ……や……!やめ、許し……」
「……服の上からなのに、本当に弱いんだな、ここが。」「あうっ!」
フリーは布越しでもはっきり分かるほど屹立してきたレオの乳首を、爪を立てて強く摘む。
「お前が迂闊なのが悪いんだ、もし戦闘だったら弱点を知られたら命取りだぞ。分かったな?」
乳首をクニクニと弄びながら、フリーは師匠らしくレオにそう言った。
「ん!わかった!わかったからもう……!」
その言葉を聞くとフリーはレオのジャケットのジッパーを下ろし前を肌蹴た。
小振りで形の良いレオの胸を服の外へプルンとさらけ出す。
90男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:45:50 ID:rda5yQ+v
フリーは服の上から強く揉んだ時とは違い、今度はそっと素肌の胸に触れて表面を撫でさする。
「はぁ……ふ、あ……、ああ……」
そうされるとレオは先程の乳首責めの緊張を解されて、うっとりするような心地よさを感じた。
「そういえばレオ、お前もそろそろブラジャーを着けたほうが良いと思ってたんだ。こうすれば……ほら。」
言いながらフリーはレオの両胸を下からそっと持ち上げ、中央に寄せた。
するとレオの胸元には浅めではあるが綺麗な谷間が生まれた。
フリーは四つん這いのレオの背に上半身をもたれさせ、前屈みになり肩越しにそれを覗き込んだ。
レオは胸への愛撫で力が抜けかけていた腕に重みがかかり、一瞬ガクリと肘を曲げるが何とかまた持ちこたえる。
「……もしかしたらB、あるんじゃないか?俺の勝手な判断でAを買ってこないで良かった。
 今度は一緒に店に行って、きちんと店員にサイズ測ってもらおうな。好きなのを買ってやるから。」
フリーの言葉にレオは、そういえば彼は女性用下着店に一人で行って、
今自分が身に着けているガーターベルトを買ってきていることに気づいた。その光景を想像して言う。
「う……アンタ、本気で馬鹿だろ……やっ!」
フリーはすっかり勃ち上がっている乳首の先端を、指の腹で円を描くように優しく撫でた。
「ちょ、は、あ……、重い……どいて……」
その愛撫に腕が震えだし、2人分の体重を支えきれなくなってきたレオは言う。
「あ、そうか。悪い……。」
フリーは片手を胸から離して下について、自らの体重を支える。
そしてもう片方の手は相変わらず胸を揉みほぐしながら、レオのうなじに唇を落として首筋を舌でなぞり上げていく。
「ひっ……ふわ、あああっ……はぅ……」
胸とは別の場所に新たな責めが加わって、レオはゾクゾクと身を震わせた。
そして首筋に顔を寄せるフリーが、髪に香る花の香りについて何も言わないことに気付いたが、
そんな些細な考えは、耳にふっ……っと甘い吐息を吹きかけられると、あっさりと消え失せた。
91男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:46:22 ID:rda5yQ+v
「ふり……、も、上は……や……」
レオはフリーに耳朶を口に含まれ、クチクチと舌で弄ばれながら胸を柔らかく揉み解されていた。
純粋な快感だけを与えるような優しい愛撫に、レオの下腹部の疼きはもう堪え切れない程になっていた。
そしてフリーは四つん這いになったレオに長身で覆いかぶさるようにしていたので、
レオの剥き出しの尻にはずっと、ズボン越しでもはっきり判るほど怒張したフリーのモノが当たっていた。
「ふふ、そうだよな。さっきから俺のに押し付けて来ている……欲しいか?」
フリーは猫の伸びのように自ら腰を突き出す体勢になっているレオの耳元でそう囁いた。
「う、うん……だから、早く……!」
自慰の段階で既に濡れていたレオは、恥ずかしさで取り繕うこともなく自分の欲求を素直に肯定する。

「分かった。でも、その前に……」
そう言うとフリーは、レオの胸にやっていた手を脇腹を滑らせていき、
丁度腰のガーターベルトの辺りまで来ると腕を回して、グイッとレオの腰をいっそう高く引き上げた。
「お前を、味わいたい……」
「あ……」
レオはフリーが割れ目に顔を近づけてくる気配を感じて、身を固くする。
淫らに蜜を垂れ流す自らのそこが、フリーに"味わわれる"覚悟をした。
しかしフリーの舌先は実際には蜜壷の穴より少し上、会陰に触れた。
フリーがそこから下の濡れている穴ではなく固く窄まった穴の方へ舐め上げていくと、
今までそちらの穴を弄られたことなどなく、そのためそちらは覚悟の範囲外だったレオは焦りだす。
「ま、待って!……そっちは、ダメ!汚い!」
そう喚きたてるレオに、フリーは時折菊座の周りにチロチロと舌を出しながらレオに言う。
「汚くなんか無いだろ?お前が俺の為に、俺の好きな香りで綺麗に洗ってくれていたんだから。」
「!!、なんで、さっきは何も、」
「……言わなかったから気付いていないとでも思ったか?いくら俺でもな、ブラッドさんじゃあるまいし。」
フリーはあまり鋭くない自分にも分かった、神官の少女のアプローチに気付いていなかった団長の名を出す。
「脱衣所の香りで気付いてた。お前があんまり可愛いことしてるから、風呂場で襲っちまいそうになったよ。」
「な!べ、別にアンタの為じゃ……てそう言う問題じゃなくて!……は……あ、ダメッ!ああっ!」
フリーはレオの静止に構わずレオの菊座を舌で突き、そして皺を伸ばすように舐めていった。
「やだ、やだよぉ……んっ!うっ、フリー、やめて……あっ、あ……」
最も不浄な箇所を舌で舐められ、それで自分が感じてしまう二重の羞恥にレオは半泣きになっていた。
フリーはそんなレオに更に追い討ちをかける。
それまで表面を舐めていた舌を菊座の中にねじ込みながら、蜜壷には指を突っ込んで動かす。
指は過去の経験で知り尽くしたレオのポイントを的確に責め上げていた。
「うああっ!あ、ああ!もう……無理……いやああっ!」
二穴を同時に責められたレオはビクン、と身体を震わせ、悲鳴のような声を上げた。
そして四つん這いだったレオは、今度こそ腕の力が完全に抜けてその体勢を支えきれずにペタリと潰れた。
92男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:46:47 ID:rda5yQ+v
「はあ……はっ、はぁ、はぁ……」
一度達したレオは、ベッドにうつ伏せに倒れこんで荒い呼吸をしていた。
フリーがレオの菊座から舌を、膣内から指を引き抜いた瞬間に、一気に愛液が溢れ出しシーツを濡らした。
「……気持ちよかったか?どっちの穴の方が良かった?」
「う、うるさい!」
レオにはどちらがどうなどと考える余裕もなく、ただ圧倒的な快楽の波に押しつぶされるだけだった。
「ダサいこと、言ってないで……、いい加減に、早く……」
2つの穴を両方ともヒクつかせながら、レオは"早く"とフリーに最後の段階を要求する。
「イッたばかりなのに、本当に好きなんだな。」
「……」
からかうように言うフリーに、レオは何も答えなかった。
指や舌で弄られることも堪らなく気持ちいいのだが、レオの身体はもっと違うものを、
過去のフリーとの経験で知った、中の空洞を大きな質量で埋め尽くされるような充足感を求めていた。

「分かってるよ。……むしろこれ以上引っ張るのは、俺が辛い。」
師匠らしく完全にレオに対して優位に立っていたフリーの声にも、流石に余裕がなくなっていた。
レオの呼吸が落ち着くのを待っている間に脱いでいたズボンと下着の中から表れたモノは、完全に勃ち上がっていた。
「仰向けになるか?身体、まだダルイだろ?さっきでさえ腕が辛そうだったけど。」
達したばかりのレオの体を気遣って、フリーはそう言う。
「……んん、さっきのがいい……」
レオは再び腕を伸ばし膝をついて、自ら腰を突き出す格好になった。
レオが少し身じろぎすると、ガーターベルトを付けた尻がフリーを誘うように揺れた。
「まるでぺットみたいだ。"Leo"が形無しだな。」
「……」
フリーは"獅子"を意味するレオの名前を引き合いに出した。
レオは自分が情けない格好をしているのを承知で、そんな格好の方が興奮する、などとは言えなかった。
フリーは自分の首から小瓶の紐を外し、レオの目前に軽く投げる。
「あ……」
今までも本番の前にはいつもフリーはそうしていた。
レオはその小瓶の由来は聞いてはいないが、それがフリーにとって命の次くらいに大切なもので、
彼の強さの源でもある、冷静さを保つ為の鍵のようなものであることは察していた。

そんな大切な鍵を自分との行為のときだけフリーが外すことに、レオは密かな愉悦を感じていた。
93男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:47:17 ID:rda5yQ+v
「……行くぞ。」
「うあっ!かはっ……!」
フリーは何の躊躇も無しに、尻を思い切り鷲づかみながら一気にレオの胎内に自身を根元まで突き入れた。
レオはその反動で腹から押された空気を吐くが、充分に解れていたそこに痛みは感じなかった。
長身相応の長い肉棒が埋められると、レオの膣壁は瞬時に形を確かめるようにそれに纏わり付いていく。
「あ、うあ!あ、あっ!ああっ!」
肌が赤くなる程の力で鷲掴まれた尻を思い切り揺さぶられて、中を勢い良く往復される。
奥に押し込まれる度に、レオは意識を持っていかれそうになるのを必死に堪えていた。
「ぐっ……レオ、お前の中は、やっぱりきついな……」
動かす度に意識を持っていかれそうになるのはフリーも同じだった。
何度もこういうことを繰り返していても、レオの中はいつも初めてのようにきつかった。
「ああ!あっ!フリー、や!」
「っ!良い……。もっと、声……歌って……。」
そう言うとフリーはレオの尻をバチン、と思い切り手の平で打ち据えた。
「つああっ!」
レオは尻に強い痛みを感じ、声を上げる。
レオは歌と同じく腹から声を出す癖があるので、そうするといっそう中を締め付ける。
フリーはそれを知っているので更に尻を打ち続け、レオに痛みに声を上げさせた。
「痛っ!うあっ、痛いっ!いたいよ……あっ!んっ……」
言いながらもレオはフリーの注挿に合わせて、自ら快楽を求めて腰を動かしていた。
普段は常に周囲への気遣いを忘れない好青年のフリーが、己の欲望のままにレオを痛めつけている。
レオは普段の訓練では全く歯が立たない師匠を、そんな風に今自分が狂わせていることに優越感を覚えていた。
その優越感はやがて、フリーから与えられる痛みそのものを快楽に変えていく。
尻は見えないがきっと真っ赤に腫れあがり、ガーターベルトを外せばその跡がしっかりとついているに違いなかった。
「っはは、あっ、あん!……は、あっ!フリー……あああっ!」
叩かれる痛みと中が擦れる感覚と、レオは両方から快感を得ながらその名の通り動物のように狂っていった。

やがてフリーは叩くことを止め変わりに注挿の速さを増し、終わりが近いことを知らせてくる。
そんな時、それまで散々レオを痛めつけていたフリーが、レオの最奥まで自身を埋めながら、
「……レオ、愛してる。」
「ッ!!!」
低く良く通る声で、そう囁いた。
その言葉を聞いた瞬間レオは人の理性を取り戻し、同時に胎内にいるフリーの存在をより強く感じた。
それはレオ自身がフリーを強く締め付けた為なのだが、本人はそれには気付いていなかった。
同時に思い切り背中を仰け反らせると、視界を白い砂粒に塗りつぶされ心地よい流砂の波に意識を手放した。
94男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:47:48 ID:rda5yQ+v
********

レオが目を開けたときには、フリーはベッドに腰掛けて自身を覆っていたゴム製の袋の口を縛っていた。
気を失っていた時間はほんの僅かだったようだ。
「……着けるくらいなら、最初からするなよな……」

「あ、レオ、起きたのか。……大事なのは間合い。そして、退かぬ心だ。」
「ダサイ。何で今それが出てくるんだよ……」
「俺のけじめだよ。お前が……いや、止めておこう。」
「……」
レオは言いかけて止めたフリーの反応で、彼が何度も繰り返してきたその教えを持ち出した意味を理解した。
こんなことをしていても、あくまでレオのフリーへの返事はまだ"保留"なのだ。
自分が色好い返事を返さない限り、フリーは距離にして僅か0.1mmにも満たない間合いを詰めることはない。
ならばさっき言ったように初めからするなという話だが、それは退かぬ心とでも言うつもりなのだろう。

レオは自分がはっきりしないからフリーが我慢をしている、と考えてしまい申し訳ない気分になる。
フリーはそれを気にして発言を止めたのだろうが意味が無かった。
レオはそんな申し訳なさを振り払うようにフリーにこう言う。
「……二年も経ってるのに僕がいつまでも解らないのは、アンタの教え方が悪いからなんだ。」
「そうか。具体的にどんなところが悪かったのか、教えてくれないか?これから気をつけるから。」
レオは顔をフリーの視界から隠すように枕に顔をつけてうつぶせる。
「もう手遅れだ。……最初のタイミングが最悪だったんだから、直しようがない。
 弟子に考えさせる前に模範解答を丸暗記させる師匠なんて、教え方としてはダサ過ぎるだろ。」
最初、とは、レオが初めてフリーと体を交わした、ということを意味していた。
フリーはレオのその意図を理解して、その時教えた模範解答を思い出しクスクスと笑う。
95男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:48:28 ID:rda5yQ+v
レオの初体験は、フリーに告白されてから120日程経った頃だった。
その頃のレオは、自分がフリーに対して淡い好意を持っていることをぼんやりと自覚し始めていた。
だからこそフリーを受け容れたのだが、その体験は、
思春期を性別を殺して生きてきて、自慰すら知らなかったレオにはあまりにも強烈過ぎた。
確かに女の快感を自分に教え込んだフリーへの想いは強くなったが、それは性的対象としてか純粋な恋愛感情か、
最初に自覚していた淡い想いも単なる無意識な性的好奇心だったのか、判断がつかなくなってしまった。
「……言えないよ。」
好きか好きじゃないか、という2択の答えならとっくに決まっていた。
しかしその答えの重みが、フリーが自分に向ける想いとつりあうのかがレオには解らない。
自分が"男"にも関わらず好きになったフリーが、単純に性欲の捌け口を求める男たちとは違うことは、
"男"になるだけでそんな輩から身を守る効果があることを実感してきた、レオ自身がよく解っていた。
そんなフリーに自分も誠実でありたいと考えるからこそ、未だ想いを告げることはしない。

「そうか……。何をかは知らないが、言えないなら聞けないな。」
レオはどこか嬉しそうなフリーの声が、耳の近くで聞こえたので驚いてうつ伏せた顔を横に向けると、
いつの間にか自分と同じようにベッドに横になっていた、フリーの顔がすぐ側にあった。
『何をかは知らない』と言ったが、自分の師匠は弟子の考えなど見透かしている気がして気恥ずかしくなった。
目が会うとフリーはふっと微笑み、そのまま優しく口付けた。
「俺はな、レオ。お前が模範解答を鵜呑みにして、満足するはずがないと思ったから、敢えて教えたんだぞ?」
「嘘付け。アンタがしたかっただけだろうに……」
「ははっ、そりゃ俺だって男だからな。……けど嘘でもない、だからお前は強くなるよ。戦いも、それ以外もな。」
最後の方は師匠としての顔だった。男女としての関係が今後どうなったとしても、
レオが嫌ではない限り師弟関係は変わらないと、フリーは常々レオに言っていた。
「……あたりまえだ……アンタが僕を強くするって、約束……」
レオはトロンとした目で言っていて、言い終わる前にフリーの腕の中で心地よいまどろみに落ちていった。

…fin
96男装っ娘レオ:2010/04/17(土) 23:51:27 ID:rda5yQ+v
すいません。少し手間取って投下に時間かかってしまいました。

・・・にしても動機は公式HPでレオたん全身図を穴が開くほど眺めて、
王子様ルックの白タイツだと思うとダサいけど、
ニーソだと思うと一気に萌えるなあ、と思っただけなのに…
なんでこうなった?
97名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 22:51:04 ID:pYa7wuGM
GJ!
98名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 01:45:54 ID:av0rrRfj
GJ!
Mっけあるレオいいな
99名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 11:45:11 ID:r6ACHpIK
保守
100名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 04:59:16 ID:BRz1xOEh
101名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:40:29 ID:jpBX8n05
ほしゅ
102名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 01:58:15 ID:99Cilv4g
ヴィブレもっと伸びるべき
103名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 21:03:50 ID:TZLKIUz3
ほす
104名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:46:49 ID:DsCMfES/
ho
105名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 00:23:54 ID:JWfhUr+W
でこキャラ好きに美味しいゲーム
106名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 16:57:27 ID:Sjb8gQAC
107名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 22:06:53 ID:DbeWEnwV
ヴィ
108名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 18:42:59 ID:BSND4iXo
ヴィ
109名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 20:37:33 ID:LpmQ1rQ1
ちゃ
110名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:09:12 ID:BUCVcNx8
111名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 20:01:49 ID:ATMMdbFx
112名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 18:26:00 ID:H7Mb3i+L
113名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:31:36 ID:bCdqYmaJ
!!
114名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 02:40:17 ID:fqktA/b/
通れ
115名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 02:24:54 ID:aLbwC7nd
メインキャラもいいけど一般団員の話も見てみたいよな
神官とかかなりエロくね?
116名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 23:05:47 ID:tq8Y5Hph
僧侶×騎士でホモってPSPぶん投げた
117性騎士:2011/02/11(金) 15:23:24 ID:96yvi2iR
私を、お前のオナホにしてくれないか!
118名無しさん@ピンキー
よろこんで!