『さって、こっちも楽しもうぜ?お嬢ちゃん』
「いや!や、やめて!」
トカゲは片手でシャーナの服を引き裂いていく。
『おーおー、デカイ乳してるな。弄りがいがありそうだぜ』
彼女の豊満な胸を片方掴み、揉み始める。
「うぁ…ひゃん…ふぁ…」
胸から生じる感覚に、シャーナは小さく声を漏らす。
『もうちょっと大きな声で鳴けよな…もっと感じるようにしてやるか』
「くうっ!?」
首の拘束を解いた造魔の右側の頭が、シャーナの首筋に噛み付く。
「うっ…あぁ…な、何を…」
突然の行動に、シャーナは混乱する。
造魔は噛み付いた首筋から、彼女の体に何かを注入していた。
少し間を置いて、彼女の体に異変が生じ始める。
体が熱を帯び、疼くような感覚が襲う。
その疼きは少しずつ高まっていく。
それと共に、頭が靄がかかった様にぼうっとする。
「ぁ…あぁ…はぅ…ひぁ…」
堪え切れなくなった彼女は、揉まれていない側の胸に手をやり揉み始める。
『ゲヘヘへ、毒が効いてきたようだな…こっちは俺がやってやるよ』
自ら胸を揉み、甘い吐息を漏らすシャーナ。
ゲラゲラと笑った造魔は彼女の股間へと手を伸ばす。
擦り合わせていた太腿を強引に開かせ、秘所にゆっくりと指を走らせる。
「ああっ!はぁん…ふぁぁぁ」
湧き上がる快感に、シャーナは頬を紅潮させ声を上げた。
『じっくり可愛がってやるからな…いい声で鳴けよ?』
いやらしい笑みを浮かべながら胸と股間を責めていく。
同時に、首筋や顔に舌を伸ばす。
白く艶やかなシャーナの肌を、味わう様に舐め回す。
「ひぁ…ぁぁ…はぅぅ…」
本来なら激しい嫌悪感を感じる筈のその行為に、シャーナは快感を感じ、悶える。
いつしか、彼女は空いている自分の手でも、秘所を弄り始めていた。
『おーおー、俺のだけじゃ足りないってか?淫乱な嬢ちゃんだな』
快楽を求め続ける彼女に、造魔はさも楽しげに笑いかける。それが自分が注入した毒のせいだと知りながら。
「ひああああぁぁぁっ!!」
『お?あの野郎もうお楽しみに入りやがったのか…せっかちなヤツだな』
横手から聞こえてきた嬌声を耳にして、トカゲは溜息をついて、相方の方を向く。
「あああぁぁぁん!ひううううぅぅぅっ!」
宙に持ち上げられたアリスが、秘所に触手を突き立てられ、叫び声を上げている。
造魔の触手は細いものだが、吸盤が当たる様、膣壁に擦りつけながら前後運動を行っていた。
「ふあああああああ!ひぃん!ひやあああああああ!!」
アリスは体を弓なりに反らしながら、ビクビクと体を震わせる。
その口からは、だらしなく涎が漏れている。
造魔が浴びせかけ、塗りつけた媚薬が、彼女の体の感じる快楽を倍化させていた。
『殺すなよー?お前昨日、あのチビ半殺しにして、ドクターに怒られただろ』
相方の言葉に、一瞬動きを止めて、造魔はそちらの方を向く。
「んー、今日は変身解除のレベルまでは出力上げてないから大丈夫だ。
そこまでのレベルまで展開しても、肉体の強化は残せるように調整するし」
造魔達の方を振り向かずに、ラディウスが語る。
創造主の言葉に喜んだのか、クラゲはもう一本、アリスの膣口に触手を向けた。
「あひゃあああああああ!」
二本目の触手が挿入される。
こちらも、吸盤を膣壁に当てるように向けて、子宮へと突き進む。
一本なら余裕だった彼女の膣内も、2本目が入るとさすがにきつくなってくる。
だが、造魔はまだ満足していなかった。
「はひっ!?ひあああああああん!!」
先の2本が膣壁を圧迫し、膣内が広げられる。
そして3本目が強引に挿入されていく。
3本の触手はドリルの様に膣内を回転しながら進み、膣壁に吸盤を満遍なく擦り付けていく。
同時に、胸にも責めが開始されている。
巻き付いた触手の吸盤が吸い付き、ぐりぐりと捏ね繰りまわす。
「ふくああああああっ!!」
激しい快楽に彼女は悶え、体を揺らす。
限界まで拡張された膣に、激しい痛みが生じているが、もたらされる快楽はそれを遥かに超えるものだった。
「はあああああああああん!!ひきゃっ!」
ピストン運動の速度が段々と早くなっていく。
「ああああああああああああああああっ!!!」
一際深く突き刺すと、造魔は3本同時に射精を開始する。
アリスの子宮はすぐに満たされ、膣口から溢れ出ていく。
「あひぃ…はうぅぅ…」
射精が終わり、彼女はぐったりとした様子だった。
放心状態の彼女に、突然、凄まじい衝撃が襲う。
「はぎぃぃぃぃっ!!があああああああああああああああ!」
未だ挿入されていた触手から、造魔が放電を開始したのだ。
「あがあああああああああああ!!んぎいいいいいいいいいい!!」
快楽から一転、全身を焼くような苦痛に、彼女は叫び、やがて意識を失う。
反応しなくなった彼女に飽きたのか、造魔は彼女を砂浜に放り捨てる。
「おーい、ちゃんと生かしてるだろうな?」
さすがに心配になったのか、少年が彼女の元に近づいて確認する。
「んー…命に別状はなさそうだ…ちゃんと加減したようだな。良い子だ」
女性を見ていた少年は、状態を確認すると、褒めるように造魔の頭を撫でた。
褒められた事に、クラゲは嬉しそうに体を揺らしていたが、やがて相方の方を向く。
『おい…な、なんだその物欲しそうな目は…』
クラゲから注がれる熱い視線(?)にトカゲは嫌な予感を感じた。
彼の予想は的中していた。相方は彼の腕の中に居るシャーナを狙っているのだ。
『てめぇ!これは俺んだ!この嬢ちゃんはじっくり可愛がってやるんだよ!』
トカゲが必死に抗議した為か、つまらなそうにクラゲは主の方を向く。
「さすがに相方の分まで欲しがるのは欲張りだぞ。まぁ、そうがっかりするな…ほら、次が来たぞ」
少年の言葉に、クラゲも少年の向いている方を向く。
砂浜に二人の少女が立っていた。
「シャーナさん!アリスさん!」
裸にされ、陵辱を受けている二人の姿を見て、マユが叫ぶ。
「…よくも、お姉ちゃんを!」
リィンも、ロッドを強く握り締めながら言う。
「グッドイブニーング、お嬢ちゃん達。待ってたぜ」
ようこそ、とばかりにラディウスが両手を広げる。
「…気をつけてリィン。アイツ変態だから」
「うん…わかった」
表情を険しくしながら語るマユに、リィンは頷く。
「オイ、待てコラ。もう離れてよ、そのネタ」
少女達のやりとりに少年がツッコミを入れる。
「まったく…これだから最近の若い奴は…」
ぶつぶつと独り言を漏らしている。
「まぁいい…おい、アイツらを捕まえろ。お前が二人とも楽しんでいいぞ」
気を取り直したようにクラゲの方を向くと、少年は彼に告げる。
造魔が二人に向けて触手を伸ばす。
二人は左右に跳んで回避し、同時に魔法を放つ。
光の矢と火球が同時に放たれる。
造魔は避けきれずに直撃を喰らうも、怯みもせずに再び触手を振るう。
「なんでっ!?」
「いつもより威力が…」
殆どダメージを与えられない事に、少女達は驚きの声を上げる。
「んー、さすがに嬢ちゃん達は、このレベルの出力じゃ威力が落ちる程度か…」
少年は手に持った端末を操作する。
「うっ!」
「な、なに…これ…」
二人は体に異変を感じ、動きを止める。
造魔はその隙を見逃さず、マユの首へと触手を巻きつける。
「くっ!?うぅっ!」
「マユちゃん!きゃあっ!」
マユを助けようとしたリィンも、両手を縛られ宙吊りの状態にされた。
造魔は更に触手を伸ばし、少女達を拘束する。
「くぁ…あぅぅ…」
「く、苦しい…」
二人は体を締め上げられ、苦悶の声を漏らす。
「うぅ…こ、このぉ!」
マユが自分を拘束する触手を切り裂こうと、自由の効く左腕に魔力刃を作ろうとする。
だが、光の刃は完成する前に、霧散するように消滅してしまう。
「えっ?な、何で…」
少女は驚きの声を漏らす。
「ふふん…捕まえた事だし、種明かしをしてやろうか…ここには今、特殊な力場が発生している。
それはお前ら、エルメリアの魔術を使う者達の、魔力の運用を妨害するジャミング効果があるんだよ」
戸惑う二人に、少年は笑みを浮かべながら話し始める。
「もっとも、俺の実験目的としては失敗作なんだがな…無駄に内部の効果が強く。
エネルギー消費も酷くて長続きしない…ま、課題点が見つけられたのと、お前ら捕まえれたから良しとするかな」
少年は再び端末を操作し始める。
「この際だ、出来るだけデータを取らせて貰うぜ」
「な、何、何なの!?」
「へ、変身が…」
二人の纏っているコスチュームが光となって消えていく。
少女達は、変身前の私服姿に戻ってしまう。
「身体強化はある程度残してある…多少乱暴に扱っても大丈夫だぞ」
主人の言葉に、クラゲは嬉しそうに体を揺らす。
少女達の服に触手を伸ばし、服を破り裂き始める。
「ひやぁっ!?」
「や、やめて!!」
恥ずかしさに、少女達は拘束から逃れようと体を揺らす。
必死にもがく少女達を鬱陶しく思ったのか、造魔は巻き付けている触手から放電を行う。
「うああああああああああああ!!!」
「きゃああああああああ!!」
凄まじい電流が少女達の体を駆け巡る。
「うぁ…はぁ…はぁ…」
「くぅ…うぅ…」
放電が止むと、少女たちは力なく、項垂れた。
少女達が動けなくなった事を確認すると、造魔は動き出す。
「あぎっ!?」
造魔はいきなり、マユの膣口に一気に3本の触手を力任せに挿入する。
「がっ!?ひぐぅ!!」
リィンの膣口には、まず一本目を挿入してから、穴を広げて更に2本入れた。
唐突な行為は、少女達に激しい苦痛をもたらす。
「ぐううううううう!」
「ああああああああああ!!」
苦痛に顔を歪める少女達を更に苦しめようと、造魔はピストン運動を開始する。
少女達の小さな膣内に、強引に入れられた3本の触手は、アリスの時の様に、
膣内を回転しながら、ピストン運動を行う。
強引な拡張、そして無数の吸盤を擦り付けられる痛みに、少女たちは苦しむ。
「あがあああああああああ!!」
「はぎいいいいいいいいいい!!!」
少女達の、悲痛な叫び声が砂浜に木霊する。
何度も繰り返される前後運動で膣壁が傷つき、結合部から血が流れ出ていく。
「うああああああああああ!!!ひぎいいいいいいいい!!」
「あぐううっ!!がああ!ひぐっ!!があああああああ!!!」
やがて造魔は、少女達の子宮に大量の精液を注ぎ込む。
同時に、繋がったままの触手から、放電を行う。
「あぎいいいいいいいいいいいいいい!!」
「あああああああああああああ!!」
少女たちは天を仰ぐように体を反らし、激しい苦痛に痙攣を起こしている。
『そいつは射精の度に、行為の最中発電してた電力を放つからな。頑張って耐えろよ』
シャーナの胸を弄んでいるトカゲが、笑いながら少女たちに言う。
射精と放電が終わり、少女達は項垂れて震えている。
「ぅ…うぅ…魔法さえ使えれば…」
「んぁ…こ、こんな奴なんかに…」
少女達は項垂れながら、悔しそうに漏らす。
造魔が再び触手を蠢かせる。
「あぐっ!うあああ!」
「んぎぃっ!!」
深く刺されていた触手が、また前後に動き始め、少女達が声を上げた。
触手がまた3本、ゆっくりと少女達の体に延ばされる。
「え…な、何を…うぁっ!」
もう入らない、そうマユは口にしようとした。
「……まさか…い、いや!や、やめて!やめてよ!」
延ばされる方向から、造魔の目的を理解したリィンは顔を真っ青にして叫ぶ。
少女達のアナルにも3本の触手が挿入される。
「あぎいいいいいいいいい!!」
「がああああああああ!!!」
強引な挿入で肛門が大きく広げられ、激しい苦痛が生じる。
「いがああああ!!ぬ、抜いで!ぬいでよ!」
「いだいぃぃ!やめて!ひぎいいいい!!!」
前後の触手が同時にピストンを繰り返していく。
膣内と直腸を傷つけながら、触手が突っ込まれ、引き抜かれ、そしてまた突っ込まれる。
意識が飛んでしまいそうな激痛が、少女達を絶え間なく襲う。
「はぐうううううううう!!」
「んぎ!あがあああ!!ぐげえええええ!!」
少女達は触手に蠢かれる度に、大きく体を揺らし、口から涎を飛ばしていた。
「がああああああああ!!」
「んぎいいいいいいいいいい!!!」
突き刺されていた触手が、前後同時に射精を開始する。
同時に大量の精液を吐き出され、少女達のお腹はボコボコと膨れ上がっていく。
「はぎっ…はひっ…」
「んぁ…くぅ…うぅ…」
射精が収まると、少女達は腹が破裂しそうな感覚に、苦しげに呻き声を漏らす。
そんな少女達の体を、再度放たれた電流が駆け巡る。
「ひぎゃあああああああああああ!!!」
「あぐううううううううううう!!!」
放電を受けた少女達は、項垂れて動かなくなる。
まだ終わっていない、とばかりに造魔はマユの体に触手を巻きつける。
「んげええええええええっ!?」
膨れ上がっていた腹を、まるで絞るように触手で圧迫され、マユは口や秘所から大量の精液を吐き出す。
「んぐぅ!!げぼっ!?…ぐぼおおおおおおおお!!!」
リィンは何度もお腹を触手を打ち据えられ、マユと同じ様に精液を吐き出した。
ビチャビチャと白い液体が、砂浜に撒き散らされていく。
(マユちゃん…ダメ…こんなの…耐え切れないよ…)
至近距離でなんとか使えた交信の魔術で、リィンはマユに語りかける。
(諦めないで!ユーリィが…ユーリィが今、魔法が使えない元凶を探してるから!)
弱気になりつつあるリィンを、マユは必死に励ます。
『おいおい…お前もうちょっと可愛がってやれよ。そいつら死んだらドクター怒るぞ?』
隣の相方からかけられる言葉に、造魔は触手を一本出して、大丈夫だ、とばかりに振って見せる。
『まったく…俺らは気持ちいい事しようぜ?嬢ちゃん』
造魔は悶えているシャーナに笑いかけると、彼女を捕まえたまま歩き。
近くの岩に腰掛け、彼女を自分の方に向かせる。
『はい、おててはこっちね』
自ら胸や秘所を弄っていた彼女の手を掴み、頭上で拘束した状態にする。
そして、二つの首から舌を伸ばし、彼女の胸に巻きつけていく。
造魔の毒と、これまでもたらされた快楽で、正常な思考が出来ない彼女は造魔の行動に無抵抗だった。
「ひぁっ…ふぁ…はぁん…」
両胸を絞られるように巻き付かれて、シャーナは喘ぐ。
「はぅん…あひぃ…ひゃん!」
舌の先端で乳首を弄んでやると、ビクビクと体を震わせて、甘い声を漏らす。
『良い子だ。こっちも気持ち良くしてやるよ』
造魔は空いている手を、彼女の秘所へと伸ばす。
「あああああっ!」
勃起していたクリトリスを指で触られて、シャーナは矯正を上げる。
そのまま5本の指でゆっくりと秘所を愛撫していく。
『やっぱ胸はこれくらいなくっちゃ、弄びがいが無いな』
笑いながら舌を動かし、乳房をきゅっと締め上げてやる。
「ひぁん!」
シャーナは短く声を上げた。
そして、膣内にも指を突っ込み、膣壁の撫でてやる。
「あひゃああああああああ!」
激しい快感に、彼女は体を反らして悶えた。
更にじっくりと指を膣壁へと走らせ続ける。
『下の方もいい感じに濡れてきたじゃないか…本番と行こうか』
愛液に濡れた自分の指先を見て、造魔は彼女に笑いかける。
シャーナを砂浜に押し倒し、開脚させた態勢にさせると、ペニスを彼女の秘所へと近づけた。
『いくぜぇ…』
狙いを定めると、ゆっくりと膣口へとペニスを挿入していく。
「ひぁ…ああああああああああん!!」
激しい快感に絶頂を迎え、叫び声を上げる。
子宮口近くまで挿入すると、それをまたゆっくりと引き抜く。
「ふあああああああああ!やあああああああああん!!」
徐々に早くなっていくピストン運動に、シャーナは悶え狂う。
『ゲヘヘヘ!出すぜ!!』
「んああああああああああああ!!」
造魔の宣言と共に、子宮内に大量の精液が注ぎ込まれる。
シャーナは体を反らしながら、叫び声をあげた。
造魔のペニスが引き抜かれ、膣口から白濁を漏らしながら、彼女は砂浜の上で震えていた。
相方の行為を見物していたクラゲは、少女達の方に向き直る。
少女達の腹は、造魔の締め付けにより、注ぎ込まれた精液の大半を吐き出していた。
ぐったりとしている少女達の顔を上げさせると、だらしなく開かれていた口の中に、触手を侵入させる。
「むぐうううっ!?」
「もががっ!?」
放心状態だった二人は、その行為で現実に引き戻された。
まだそれなりに元気があると判断したのか…造魔は少女達の下半身に触手を伸ばす。
「んごおおおおおおおお!!!」
「むがあああああああ!!」
少女達の膣口とアナルに、再び触手が3本ずつ挿入される。
更に無理矢理口を開かせ、口にも2本追加した。
それぞれ計9本の触手を突っ込まれ、少女達は体を痙攣させている。
『大丈夫ですか?あれ…』
「あー…まぁ、まだ大丈夫だろう…にしても早く終らせないと、稼動限界時間になっちまうぞ」
トカゲの言葉に、少々困ったように、少年は頭を掻く。
激しい陵辱が再開される。
膣内と直腸を突き進む触手。結合部からは、精液が触手が動く度に漏れ出てきた。
口内でも所狭しと暴れ回り、上顎や舌に吸盤を吸い付かせる。
「もがああっ!!んげええええええ!!」
「んぶううう!ごぼおおおおお!!んんんん!!」
顎が外れんばかりに口を開かされ、少女達は目を白黒させている。
二穴を犯す触手も、次第にその速度を速めていく。
「んごおおおおお!!」
「ぼげええええ!んぎいいいい!!」
口内を犯していた触手達が、一斉に喉の奥の食道へと突き進む。
9本が示し合わせたかの様に、同時に射精を開始する。
「がばあああああああああ!!!」
「んぼえええええええええええ!!」
射精の反動で口から触手が吐き出される、未だ射精を続けている触手は。
少女達の顔や体に白濁を浴びせかけていく。
そして、中身を出されて小さくなっていたお腹も、大量の精液で満たされていった。
追い討ちをかけるように、造魔が放電を開始する。
「あぎいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「はぎゃああああああああああああああ!!!」
放電を終えると、また造魔は、ぐったりとしている少女達のお腹に、触手を巻き付けて、搾り出そうとし始める。
「あげええええええええ!!」
「ぐえええっ!!あぎいいいいい!!」
『あー…まだやる気かよ』
白濁を無理矢理、吐き出させられている少女達を見て、トカゲは呆れたように呟く。
少女達の限界は徐々に近づきつつあった。
だが、途切れそうになる意識の中でも、少女達はまだ希望を持っている。
もう一人の仲間が、魔法を封じている手段を破る手立てを探してくれているからだ。
(…ユーリィ…まだなの!?)
激しい苦痛に耐えながら、マユは心の中で叫ぶ。
「……あー…俺なんか忘れてる様な…」
ラディウスがふと思い出した様に呟く。
『忘れてる?何をですか?』
傍らに立つトカゲが尋ねる。
「いや…大事な事を忘れているような…なんだろう?思い出せない…」
『アニメの録画予約でも忘れたんじゃ?』
「馬鹿を言うな、俺がそんな低レベルなミスをする訳が…何だろう、物凄く大事な事なんだが…」
彼らが立っている所から少し離れた草むらの中。
「あった…これがアイツの言ってた装置だ!」
念の為にとマユに言われて、離れた場所で待機していたユーリィは、少年の語った装置を探し続けていたのだ。
眼前で犯され続ける少女達を助ける為に、ユーリィは飛び出したかった。
だが、それを必死に堪え、彼女は少年達に見つからないようにしながら、探索していたのだ。
「この装置付近は魔法が使えそうだ…よーし」
自分の魔力が上手くコントロール出来る事を確認すると、草むらに隠蔽されていた装置から更に距離を置く。
「いっけーーーー!!」
行使できる魔法の中でも最高の威力のものを、装置に向けて放つ。
「思い出した!!あの妖精のチビ何処だ!?」
ユーリィの事を思い出した少年が叫ぶと同時に、草むらから爆発が生じる。
「えっ…いやーーーーー!?俺の作品がーーーーー!!!」
慌てて走っていく少年。
『ドクター!危ないですよ!』
トカゲも彼を追いかけて走る。
中枢の装置を破壊された為、周囲にフィールドを形成した装置も停止する。
「今だよ!マユちゃん!リィン!!」
ユーリィの叫びに、二人は顔を見合わせる。
「「変身っ!!!」」
叫びと共に、二人の体が眩い光に包まれた。
少女達を拘束していた造魔は、放たれた魔力の余波で、少年達の方に吹き飛ばされる。
「へっ!?んぎゃーーーーー!!」
クラゲに激突されて、吹っ飛んだ少年とトカゲ。
『て、てめぇ!何アイツら逃がしてんだ!?早く退け!!』
クラゲに圧し掛かられたトカゲは、必死に彼を退かそうとする。
「う、うぅ…よくも…好き勝手やってくれたわね!!」
「絶対…許さないんだから…!」
再び変身した少女達は、フラフラとよろめきながらも武器を構える。
そして、互いに武器を重ねて、魔力を収束させていく。
「あ…ちょ!…ま、待って!!」
クラゲの体から這い出た少年は、少女達の方を見て声を上げる。
「「吹っ飛べーーーーーーー!!!」」
二人の怒りの叫びと共に、少女達の身長ほどもある直径の光が放たれた。
「ぎゃああああああああああああ!!?」
少年と2体の造魔は光の奔流に呑まれていく。
次の瞬間、凄まじい爆発が彼らの居た場所から起きる。
爆風で少年の体が宙高く放り出されていく。
「お前らーーーー!!!これで終ったと思うなよーーーーーー!!!!」
捨て台詞を叫びながら、少年は遠く海の方へと飛んでいった。
しえん魔法
「はぁ…はぁ…もうダメかと思った…」
「私も…ありがとう、ユーリィ…助かったよ」
ありったけの魔力を使った少女達は、激しい疲労感に襲われ、地面に座り込む。
「ごめんね!もっと私が早く見つけれてれば…!」
ユーリィは申し訳なさそうに頭を下げる。
「気にしないでよ。ユーリィが見つけてくれなかったら。
皆アイツに捕まって、造魔の母体にされちゃう所だっんだから」
「マユちゃんの言うとおりだよ。気にしないでユーリィ」
少女達はにっこりと彼女に微笑む。
「う、うん…」
ユーリィは少し照れたように顔を赤らめる。
「あ…うぅ…」
「お姉ちゃん!大丈夫!?」
頭を押さえながら起き上がったシャーナの元に、リィンが駆け寄る。
「え、えぇ…なんとかね…」
「アリスさんの方も無事だよ。まだ目は覚ましてないけど」
「そう…それにしてもドクター・ラディウス…恐ろしい人物ね、あんな物を作り出すなんて」
安堵したような表情を浮かべた後、シャーナは深刻そうに言う。
「今回も仕留め損なっちゃったし…また来るかもね」
「そうだね、気をつけないと…」
マユの言葉に、リィンも頷く。
「とりあえず…戻りましょう。この体なんとかしないと…」
シャーナの言葉に頷くと、彼女達は戦闘の痕跡をある程度処理した後、一箇所に集まって転移した。
「ちくしょー…もう少しだったのに…アイツに遊ばせ過ぎたな…」
遠く海に投げ出された少年は、流木にしがみ付いて泳ぎながら、岸を目指していた。
「まぁ、いいさ…今回の実験で、課題点は分かった…完成させてやる。この研究を…!」
不敵な笑みを浮かべる少年。
「……ところで、岸にはいつになったら着くのだろうか…」
ぽつりと漏らす少年。
「ぬおーーーー!!誰か助けに来てーーー!!!ヘルプミー!サンダー野鳥ーー!!!」
300 :
マユ作者:2009/10/25(日) 13:23:45 ID:gCuYIV4c
おかしい…最初の予定ではトカゲの方が酷い事するはずだったのに…
気がつけばクラゲが暴走してる…むしろトカゲわりと優しいじゃん。
と、いう訳で第7話でした…ラディは書いてて楽しいです、はい。
今回は名前すら出てこなかったマユの両親もチラッと出しました。今後はあまり出ないでしょうが…
投下支援してくださった方、ありがとうございます。
それでは、また次回でお会いしましょう。
ふぅ アリスちゃんや他の魔法少女もとことん嬲られるのがいい
やられまくって手遅れになってから救出がナイス アナル責めもナイス
GJでした
>>300 乙でした!
マユちゃん!君のお父さんの勤めてる会社、魔族が経営してるよ!!
ラディは姉同様うっかりさんな所があるねw
GJです。
回を重ねるごとにどんどん良くなってると思うです。
もうスレの容量をほとんど食い潰したなw
あともう一本、長さによって入るかどうかって感じか。
>>295 GJ
無力化は良いよね。
必要以上に痛め付けなくて済むところが良い。
痛め付けるなら、プレイとしてやりたいからね。
俺はプレイとか無関係にボッゴボゴにするのが好き
戦闘から敗北、陵辱までの一連の流れを重視してる。
苦しんだり、悔しがったり、絶望する姿に激しく興奮する。
だから俺は、無傷のまま無力化するのも、ボコボコに痛め付けられるのも大好きだ。
ギャグシーンに無粋なツッコミだが、マユたちはラディを吹っ飛ばすのではなく
生け捕るべきだったのではなかろうか
戦況を劇的に変化させたかもしれない千載一遇のチャンスを逃したようなw
>>307 激しい怒りにぶっ放さずには居られなかったんだろうw
つかこの作品、転移魔法が有るのに何故ラディは泳いでるんだwww
文句の多い奴らだな
批判するなら読むなよ
>>308 彼はきっと、それを忘れてて、無我夢中で泳いでたんだよ。
そしてやっとの思いで岸について、帰ろうとした所で転移出来る事を思い出すんだ。
そして、砂浜でorzとなるんだろうさw
前スレがやっと埋まったかw
(´・ω・`)天地の人が 仲間になりたそうに こちらを見ている
仲間にしてあげますか?
はい
いいえ
ニア ころしてでも うばいとる
な、なにをする(ry
素晴らしい作品が続々投下される中、忘れられているかもしれませんが、天地魔法帖の第二話後編にて参加させていただきます。
鬼畜の度合いは(比較的)低めですので、皆さんのお眼鏡にかなうかどうか……サイズも埋めにちょうどいいというわけで。
あらすじと前編の概略で1レス、その後に本編を投下します。前編から読んでくださるという方がいらっしゃいましたら、前スレの95から貼ってあります。
天地魔法帖あらすじ(天地代理戦争概要)
「浄化」の魔法により人類の悪徳を消滅させようとする神と、それを阻もうとする悪魔たちは、それぞれ人間の代理戦士を立てて人類の命運を決することにした。
清らかな心と敬虔な信仰心を天使によって見出された十人の魔法少女。
尽きぬ欲望と快楽への執着を悪魔に見染められた十人の魔人。
彼らの戦いに定められたルールは三つ。
一つ、魔法少女と魔人はこの戦いを誰にも明かしてはいけない。
一つ、戦いは魔法少女と魔人のどちらかあるいは双方が「浄化」「堕落」の魔術に支配されたことを決着とする。
一つ、魔法少女と魔人の戦いは常に一対一の決闘とする。魔法少女に魔法少女が助勢することは許されず、魔人においても然り。また天使と悪魔は基本的な知識を与える以外は戦いの経過にも結果にも関与してはならない。
魔法少女たちが勝利すれば、人類のあらゆる悪徳は浄化され神の法の下の楽園に生きることとなる。
魔人たちが勝利すれば、現状が維持される。
前編概略
代理戦争の第二戦、アーデルハイドVSラグナイト。
ゴーレム創造という神の御業を操り、大地そのものに守護されるアーデルハイドは『聖女』の名を冠するに足る魔法少女側の突出した最大戦力。
生身でスーパーロボット並の破壊力を振るう彼女の力をもってすれば、たった一人で魔人を殲滅することも容易に可能である。
雷を操る魔人ラグナイトは果敢に勝負を挑むが、アーデルハイドを守護するゴーレム『アースガルズ』には一切の攻撃が通用せず、戦いとすら呼べないまま一撃で叩きのめされる。
『浄化』の魔術で決着をつけようとするアーデルハイドに、力尽きたラグナイトが問うた。生への過剰な執念だけで命をつなぐ病人がいる、神の愛はその者に死を与え、遺族から悲しみをも奪うのかと。
それがラグナイトの母親のことであると察したアーデルハイドは、答えを持たぬまま決着はつけられないと休戦を申し込み、ゴーレムから離れてラグナイトに微笑みかける。
勝機よりも一人の少年の哀しみに重きを置いてしまう、その優しさと慈愛が彼女の聖女たる由縁だった。なんと彼女は、ラグナイトを哀しませる結果を生むなら戦いから退くとすら言った。
「あなたみたいな優しい人に、悲しい思いなんてさせたくありませんから、ね?」
「……わかった。戦いは、やめだ」
休戦を受け入れ、彼女の手を取ったラグナイトは、彼女に自分が恋をしてしまったことを悟る。しかし、ふと彼の心に魔がさした。
(あれ、ここで攻撃したら勝てるんじゃね?)
ゴーレムの加護を受けている聖女に攻撃が届くのは、彼女が無防備にも自分に触れている今この瞬間しかなかった。
「エレクトリッガーッ!」
その瞬間、彼は全力でアーデルハイドに電撃を叩きこんでいたのだった――
闇の帳が落ちようとしている公園に、少女の華奢な体を電撃が駆け抜ける音は異様なほど大きく響いた。
「ぁう!」
そんな、何が起きたのかわからない様子の間抜けな声が、これから長く続くアーデルハイドの苦痛の夜の開幕の響きだった。
否、彼女にとってはまさしく予想外だろう。休戦に合意し微笑み合っていた相手、確かに心が通じたと確信した相手が――不意打ちで魔術を彼女に叩きこんだのだから。
むろん、相手は悪魔に見いだされた魔人である。他の魔法少女であれば無防備で触れ合ったりなどするわけがない。
だがアーデルハイドが赤子のように無防備になってしまっていたのは、人の善性を信じているからというより単に彼女がお人好しであるからだ。
「あ! あ、あ、あああっ!」
一瞬遅れて、アーデルハイドの唇から悲痛な絶叫が上がった。ラグナイトは射精のような快感を覚えて、断続的に電撃を少女に叩きこんだ。
腕から入った電撃は少女の華奢な肩から豊麗な胸元にかけて迸り、美しい顔を苦痛にゆがませ、下腹部から足に抜けて大地に逃げる。
電撃が撃ちこまれるたび、少女の肢体はまるで内側から激しく鞭で打たれたかのように飛びはね、黒い舌のような電撃が素肌から漏れた。
駆け巡る電流から溢れた余波が大気中に放電を起こしているのだ。局所的な雷のようなそのエネルギーも、彼女を責める電流のほんの一端でしかない。
唯一の救いは、電流ゆえに一撃した後は地面に逃げて行ってくれることだったが、それを不満に感じたラグナイトはアーデルハイドの腕を頭上に持ち上げた。
「あぐうううっ……」
もがき苦しむアーデルハイドの足が大地から離れていく。それは電流がどこにも逃げなくなったことを意味していた。
結果――漆黒の電撃はアーデルハイドの全身を蹂躙した後、どこにも逃げずに彼女の体を縦横無尽に駆け巡るようになる。体内を駆ける電流は電撃が撃ち込まれるごとに当然ながら増していった。
「あうああっ、やああああああああ!!!」
アーデルハイドの悲鳴が一段高くなった。小ぶりな唇を限界まで開いて叫びを発し、瞳の焦点はもうどこにも合っていない。
聖女は全くの無力になっていた。彼女の法衣には強力な魔術耐性があったが、素肌の腕から潜り込んだ雷は法衣に包まれた肢体の内側から彼女を責めるのだ。
むしろ全身からの放電に蓋をすることで、彼女への攻めをより効率的にする拘束衣の役目をも果たしている。
「いたいっ、いたいよおおおっ!」
次の電撃が撃ち込まれるまでのわずかな合間に少女は泣き叫ぶ。酸欠で真っ赤になった顔を苦痛にゆがませ、眼をギュッと閉じていやいやをする。
両手を上にまとめられてつりさげられた格好で子供のように足をばたつかせるが、それが電撃を逃がそうとしているのか抵抗しようとしているのかそれとも単なる痙攣なのか、すでに判然とはしない。
彼女の体内に満ちた雷は飽和状態に近く、皮膚表面からの放電はますます頻度と威力を増していく。
電撃を打ち込むたびに少女の全身が痙攣して皮膚から放電する様子は、まるで可憐な線香花火でもぶらさげているようだ。
まるで落雷の直撃のような電撃責めは、生身の人間なら一瞬で黒焦げだ。これに比べれば電気椅子など省エネもいいところだ。
いや、普通の魔法少女でも死んでいる。それでも聖女の恵まれた魔術耐性が、アーデルハイドに死を許さない。
「かひゅっ……ゅっ……」
長い長い悲鳴で肺の空気を吐き出しきった少女の反応が急速に弱まってきたので、ラグナイトはようやく少女を地面に下ろした。
はしたなく投げ出された四肢に満ちた電撃が名残惜しそうにゆっくりと少女の体から大地に流れ出て行き、最後に少女を酷く苦しめた。
「はうっ……あうっ、はっ、はっ……」
人形のように投げ出された手足を動かす力もなく、荒い息をつく少女の瞳からようやく涙がぽろぽろとこぼれおちた。よく見ると彼女の吐息には、焦げくさい黒い煙が交じっていた。
戦闘不能どころではない。死体の一歩手前というべき、完全に打ちのめされた姿だった。
ラグナイトはその様子を見降ろして、自分の中に生まれた黒い欲望がますます掻き立てられるのを感じた。もう理性では止められなかった。
無防備に身体を開いて泣きむせぶ少女を見ているとさすがに哀れを催して、ラグナイトはせめて苦痛を軽くしてあげようと考えた。
ふと思いついたのは、人間の体で電気が流れにくい部分は脂肪であるということだ。そして、華奢なアーデルハイドにもはっきりとわかる脂肪が二つもついていた。
ラグナイトはアーデルハイドの腹に腰をおろし(彼女は激しく咳き込んだが)、目の前で静かに存在を主張する豊かな乳房を両方とも握りしめた。
「ひっ」
びく、と少女の全身が先ほどとは別の意味で痙攣した。信じられない、とでも言いたげな目で胸に触る掌を見て、いやいやと首を振る。
「おおおお……」
ふにふに、と柔らかな感触を楽しんでいたラグナイトは、アーデルハイドのうぶな反応も含めて感嘆の吐息をもらした。
「や、やめて……やめてください……」
「すごい、やわらかい……」
彼女の哀願を無視して、ラグナイトは乳房をこねくり回すことに没頭した。すでに、電撃の威力を軽減するとかの思考は消えている。
彼女の法衣は攻撃に対しては強靭な防御力を誇るが、基本が布であるために胸を揉む分にはまるで障害とはならない。
最上級の感触を味わいながら、揉みまわして弾力を楽しんでいると、アーデルハイドは目を堅く閉じて唇を震わせた。まるきり痴漢の光景である。
「ひっ……ひん……」
男に触られたことなど一度もないに違いない。それどころか、自分の体が欲情の対象となっていることすら考えてもみなかったとでもいいたげな反応だった。
「やめて……」
「やめてくれないとしたら、どうする?」
少女にもう抵抗する力が残っていないことを悟っているラグナイトは、手を休めずに嬲るようにたずねた。
「……あなたのことを……きらいになってしまいます……」
「……は?」
一瞬、手がとまるほどに呆気にとられた。
休戦に合意するといった舌の根も乾かぬうちに裏切って不意打ちを加え、長々と電流攻めした揚句、こうして乳房を弄んでいる男に対し……『嫌いになってしまいます』?
それは、なんとずれた言葉なのだろう。つまり……彼女にとって『嫌い』というのは、そこまで特別な感情なのか。
これまで人を嫌いになったことがないのかもしれない。そんな人間がいるなんて想像もできないが……
(嫌われたい……特別になりたい)
そんな屈折した思いがわき上がった。いじめっ子が好きな女の子をいじめてしまう気持ちと根は一緒だが、手にした力は次元が違う。
ラグナイトの両手に再び雷が集まった。少女は哀願するような瞳で見上げたが、ラグナイトの叫びのほうが早かった。
「エレクトリッガーッ!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
乳房に叩きこまれた電撃は再び少女の全身を撃ち抜いた。法衣を貫いて若干威力が落ちた電撃は、しかし少女の苦しみを長引かせるだけだった。
「やあっ、やめてっ、やめてえええええっ!」
首をぶんぶんと振り、ラグナイトの尻に敷かれたおなかをうねらせ、両手足でばたばたと地面を掻く様子は、まるで生きながら標本に縫いとめられた美しい蝶のようだ。
「ああっ、ひいっ、あうぅ……」
衰弱しきっていた少女はすぐに大人しくなった。全身の痙攣も次第に弱まっていき、息を吐ききった酸欠で顔が朱に染まる……それ以上に、血の気が引いて青白くなっている。
流石にかわいそうになって、ラグナイトは考え直した。心臓に近い乳房に電撃を打ち込むのは危険である。それよりは、別の脂肪の集まるところのほうがいいかと。
彼はアーデルハイドの乳房を手放し、腹から腰を上げると、ひゅうひゅうと細い呼吸を始めた身体をひっくりかえしてうつぶせにした。
そのまま、再び背中に腰をおろし(少女はまたも咳き込んだ)、少女の足に顔を向け、その付け根にある二つのふくらみ……すなわち、お尻をむんずとつかんだ。
「……あ……え……? やだ……」
困惑が多分に混ざった声が、うつぶせのアーデルハイドから漏れた。だが、今度はラグナイトが即座に電撃を叩きこんだため、その声はすぐに悲鳴へと変わる。
「嫌ぁぁぁぁァ……!」
絞り出すような悲鳴をもらし、少女はうつぶせのまま手足をばたつかせた。まるで地面でクロールでもしているかのようだ。
ラグナイトは、少女のお尻の感触に夢中になっている。あまり肉は付いていないが、思いのほか豊かな弾力で乳房と同じように楽しむことができた。
射精のような感触で電撃を送りながらお尻を撫でまわす。アーデルハイドは身をよじって逃げようとするが、その動きも次第に弱弱しくなっていった。
(可愛いなあ……)
ラグナイトはそんな感想を抱いた。恐ろしくサディスティックな行為を続けていながら、信じられないくらい呑気な感想だった。
「俺、お前ほど悪い奴見たことないよ……」
不意に、どこか距離を置くような口調で言葉が投げかけられた。ん? と顔を捻ると、彼をサポートする悪魔ギャレットがかなり遠くからこちらを見ていた。
「え……悪魔がドン引きするほどの悪人なの、俺……」
「お前、その体勢でそれを言うのか」
うつぶせにした少女に腰をおろし、お尻を愛でながら電撃責めする男の図。確かに立派な外道であるが、それ以上に立派な変態さんである。
「かわいそうにその娘、もう気絶してるじゃねえか……」
「え……? あ、本当だ」
電撃の反射で微動してはいるが、少女は瞳を見開いたまま頭を地面に落とし、完全に気を失っていた。涙とよだれを垂れ流す無様な姿だったが、不思議と見苦しくはなかった。
魔術の発動を中止すると、少女は糸の切れた人形のようにうつぶせに横たわった。特に重点的に責められていたお尻を突きあげるようにしてひくひくと微動していると思うと、法衣の股のあたりがゆっくりと濡れて行った。
(うわっ……この子、お漏らししてる……)
電撃によって失禁してしまうのは、別に不思議な現象ではない。しかしラグナイトは、純白の聖衣を濡らしていく薄い液体に神秘的な好奇心を掻き立てられずにはいられなかった。
(俺って変態だったのかも……)
今さら気付いたのか、と誰もが突っ込むだろう。
震える指を少女の股間にそろそろとやろうとすると、悪魔の少年がため息をつく大きな音が聞こえた。
「お楽しみもけっこうだがな、まずは『堕落』の術をかけろ、それでお前の勝ちだ」
「……わかったよ」
憮然と少女の背中に両手をあてて、ラグナイトは魔力を送り込んだ。
一度決まれば自力では決して解けない、最強に近い『堕落』の呪い。魔術耐性のある人間なら防御することはできるが、ここまで打ちのめされていては到底不可能だ。
「あ……」
意識のない少女の喉から声が漏れ、びくんと身体が浸透した。処女を奪われる陵辱にも勝る汚染が彼女の芯にまで沁み渡ったあかしだった。
「よし、終了だ。帰ってゲームでもやろう」
「この子は?」
背を向けて歩き出したギャレットを追って立ち上がりながら、ラグナイトはうつぶせのアーデルハイドを見下ろした。
「いや、そろそろ来るころだ。面倒に巻き込まれないうちにとっとと来い」
「え?」
「いいから」
半ば強引に少女から引き離されたラグナイトは、悪魔の言葉の意味をすぐに知ることとなる。
戦闘が終わり、結界の解かれた公園に……いつのまにか、ガラの悪い男たちがぞろぞろと集まりつつあったのだ。
男たちはまるで砂糖に群がる蟻のように、倒れ伏したアーデルハイドに向かって迷いなく進んでいく。
「奴らは?」
「悪魔でも友達になりたくはないゲス野郎どもだよ。『堕落』の呪いは瘴気を発してああいった奴らを呼び寄せるのさ」
「いや、そういったことを聞きたいんじゃないんだが」
男たちはすでに理性をなくしているようで、茫然と見つめるラグナイトとギャレットには気づきもせずに横を通っていく。
その様子は……まるでゲームに出てくるゾンビのようだった。生肉欲しさに群がってくるという意味では間違いではない。
「うまそう」
比較的理性の残っている男が、だらだら唾液を流しながらつぶやいた。男たちの中には、前傾姿勢で走りだそうとしてそのまま転ぶ奴もいる。
「あいつら、大丈夫なのか……?」
「普通、瘴気を浴びてもあそこまでにはならないんだが……堕ちた聖女ってのは負のエネルギーも半端ないらしいな」
アーデルハイドに真っ先にたどりついた幸運な男が、彼女の右足をつかんで高々と持ち上げた。
逆さに吊られたことで焦げ目の付いた法衣がめくれあがり、まっ白い太ももの付け根までがあらわになるものの、足の付け根の衣装が法衣と一体化していて下着までは見えていない。
「がるるる」
次々と群がった男たちがアーデルハイドの四肢を次々ととらえ、四方向に引っ張って彼女の体を水平に吊りあげる。ぎりぎりぎりと力任せに引っ張りながら、少女の手袋や靴を乱暴に脱がせて無防備な肌をあらわにした。
「あ……う……いたいよ…………あれ……?」
力任せの強引な磔の苦痛で、アーデルハイドは意識を取り戻す。だが、自分を取り巻く状況がまるで理解できていないようだ。
「まっくら……ど、どうして何も……? 私、どうなってしまったの……?」
苦痛に顔をしかめながら周囲を見回すその瞳は、白く濁って焦点を合わせていなかった。
「もしかしてあの子……」
「目、やられちまってるな。もちろんやったのはお前だが」
「どうにもならないのか?」
「魔術のダメージなら魔術で結構簡単に癒せるが。ところで見物にもあきた、そろそろ帰ろうぜ」
「ちょ、ちょっと待てって」
まるで気楽に背を向け歩き去ろうとするギャレットをラグナイトはあわてて引き留めた。
「なんだよ?」
「なんだよ? じゃねえよ! どうすんだよあの子!」
「どうするも何も、堕落の呪いの力で永遠に肉体と尊厳を蹂躙され続けるんだろ。俺達には関係のない話だ」
けろりとしているギャレット。それは人間の価値観とは完全に異なる悪魔の価値観。
大切なのは勝利であって、敗北して呪われた少女はすでに興味の対象から外れている。どれだけ悲惨な目に会おうが何の気にもならないのだ。
「いや、しかし」
「それとも何か? おまえはあの娘を飼いたいのか? あまり勧めはしないぞ、ダチを家に呼んでゲームもできんし、入院中の母親はいいとしてもたまに飯作ってくれるあの娘になんて説明するつもりだ」
「なんでそこは正論なんだよ。しかもあいつが作るのは料理じゃなくて殺人凶器だから」
そんなことをごちゃごちゃやっている間にも、アーデルハイドには続々と男たちがとりついている。
まず、彼女の両手両足を引っ張っている男たちが、顎が外れるほど口を開いて彼女の手足の先端を喉の奥まで突っ込んだ。食欲と性欲の区別すらつかなくなってしまっているようだ。
「ひいいっ!?」
盲目となった聖女は背筋を反って悲鳴を上げた。手足がちぎれんばかりに引っ張られていると思ったら、突然ぬめぬめとした生温かいものの中に突っ込まれたのだ。
そのまま男たちは地面に座り込み、少女の指先やつま先を胃袋にまで差し込みつつ、手首や足首を顎でくわえこみ、少女の関節部を丹念に撫でまわした。
「た、たべないで……おねがい……」
少女にも、自分の手足が何者かの口の中に挿しこまれたのがわかった様子で、恐怖に身を震わせる。自分が『食べられる』というのは、この場合それほど間違いではない。
盲目のアーデルハイドには周囲で荒い息を吐いているのが人間の男性であるなど思いもよらないだろう。息遣いといい気配といい、それは飢えた獣そのものだ。
「わたし、おいしくないよおっ……」
説得力はあまりない。食して旨いかどうかは知らぬが、欲情という観点からみれば……華奢でいて豊麗というバランスのとれた肢体は掛け値なしにおいしそうではあった。
そして、両手足をがっちり固定されて仰向けに浮かべられた少女の全身に、とりついた男たちの手が次々と伸びる。
まず最初に標的とされたのは、仰向けになるとひときわ目立つ張りのある乳房だった。男たちに渾身の力で鷲掴みにされたふくらみは、さらに別の手によって哀れにも絞りあげられる。
「ひあっ! あう! やだあっ! ………………ひゃああんっ!」
雑巾を絞るよりも乱雑に扱われて、少女が苦痛に声をもらす。そして、実に三人もの両手によって丹念に握りつぶされて絞り上げられた先端に男の手がかかった時、少女はひときわ高い声を放った。
「あ、ああっ……な、なに、今の……」
電撃より激しく全身を貫いた感覚の正体は、堕落の呪いで汚染された肉体の感じる極上の快楽である。
そしてそれは、アーデルハイドが生まれて初めて感じる性的快楽でもあった。乳首に与えられた強烈な刺激が、法衣越しにもアーデルハイドの肉体を目覚めさせたのだ。
その間にも、男たちはリズミカルに乳房を絞り上げ、そして苦痛の極まって感覚の集中した先端を人間離れした握力で握りこんだ。
「ひっ! ひん! あん! ああっ!」
一度意識してしまえば、その感覚に逆らうことはできない。アーデルハイドは顔を赤らめ、苦痛すら忘れた様子で悶絶するかのように身をよじる。乳首を刺激されて甘く悶えるしぐさは楽器のようだ。
快楽の波動は手足にも伝わり、もじもじと指先を動かすと、男たちが歓喜して激しく舌を動かし、少女の可愛い手のひらや足の裏を勢いよく舐めまわした。
「きゃああんっ!」
くすぐったさが快楽に変換され、手足をこわばらせて体をゆすり、微熱のように全身を冒し始めた快感を逃がそうと無駄な努力をする。
その隙に、さらに群がった男たちは彼女にしがみつこうと手を伸ばすが、もとより華奢な少女につかめるところはあんまりない。少女の法衣を掴んで四方八方に引っ張るものの、敗れたとはいえ魔法少女の衣類は人間の腕力では破れない。だが。
「あううううっ!!!」
不意に少女は絶叫した。たまたまある男の引っ張った衣類が彼女の秘所を守る布に通じており、強く引くことで聖なる法衣が股間に食い込んだのだ。
「やだああっ! こんなのいやああっ」
両手足をぴんとひっぱられた状態では抵抗などできはしない。敏感な部分を力任せに刺激されて、少女は泣きながらもだえ苦しんだ。
面白くないのは他の男たちである。怒りにまかせて、本能的に一人の男がナイフを取り出し、少女の衣服を斬り裂こうとする。だがそれもうまくいかなかったので、癇癪を起こして少女の下腹部にナイフの先端を突きこんだ。
「ひいっ!」
少女が恐怖の叫びをあげ、がちがちと歯を鳴らした。ナイフは法衣が喰いとめたが、鋭利な先端が腹部を鋭く圧迫し、盲目の少女に刃物の存在を知らせたのだ。
「やめてぇっ! ささないでっ!」
朱に染まっていた顔を蒼白に変え、震え始めた少女の無防備な腹に、これは楽しいと思った複数の男たちが次々とナイフを突き立てる。ぼす、ぼす、と音を立てて、少女のおなかを冷たい刃物が圧迫した。
「いやあああっ!」
今まさに処刑されようとしている死刑囚ですら、これほどの恐怖は感じないだろう。磔にされて性器を刺激され、雨のようにナイフで突かれながら、少女は身も世もなく泣き叫んだ。
「……すごいな、あの娘」
「なにがだ?」
ギャレットが不意に興味をひかれた様子で少女を見る。
「普通、堕落の魔法をかけられた魔法少女は法衣を失うんだよ。汚染された肉体と精神では聖なる力の根源に触れることはできないからな。だが、あの娘はどうやら肉体は汚染されきったようだが、精神はまだ堕落の呪いに抵抗しているようだ。流石は、聖女というところか」
「その場合、戦いの勝敗はどうなるんだ? たしか堕落の術が勝利の決め手だったはずだが」
「堕落の術がかかった以上、おまえの勝ちで変わらないさ。あれだけの数に責め立てられればあの女の精神もすぐに壊れるだろうし、壊れもせず屈服もしなかったらそっちの方が地獄だ。正気のまま永遠に蹂躙され続けなければならん」
「救う手立てはないのか?」
「さあ? 堕落の術を解く唯一の方法は真実の愛とやらだが、あるいはあっさり壊してやればあの女も楽になれるだろ。だが俺達には関係のない話だ」
「……」
ラグナイトは沈黙したまま、アーデルハイドを見つめる。
既に彼女の周りには二十人近い男が群がっており、手足を舐めしゃぶる者、乳房を握り絞る者、ナイフで法衣越しに肉体を突く者などがいる。
そこからあぶれた者たちが、残った彼女の頭に一斉に群がった。
彼女の美しくつややかな黒髪が、男たちの手にまきとられる。一斉に髪の毛を引っ張られた苦痛で、少女はのけぞって涙を流した。
「痛いよ……どうして、こんなひどいことするの……」
いやいやをする頭を他の男たちがつかみにかかり、目、鼻、口、耳など、かわいらしい配置のパーツに次々と指を這わせ、さしこめる場所に次々と指をさしこんでいく。
「むぐうっ! むぐうううっ!」
穢れなき唇を指にこじ開けられ、ついに悲鳴も発せなくなった少女は、陸に打ち上げられた魚のように身をうねらせることで苦痛と快楽の嵐をやり過ごそうとするよりほかにない。
が……その行為が、男たちをエスカレートさせてゆく。
「ん! んん! んぐうううう!」
手足を舐める者たちは、顎の力で歯を手足に食い込ませ、血の味を楽しみ始める。
乳房を弄ぶ者たちは、雑巾を絞る要領で少女の乳房を服ごと捻り、桁の違う痛みを与え始める。乳房の感覚を楽しむよりも、少女に苦痛を与える方が目的になっていた。
ナイフを突き立てる者たちは、両手でがっしり握ったナイフを法衣ごしに少女に突き立て、その上から拳や足で蹴りつけ、恐怖と痛みを倍増させる。
髪を弄ぶ者たちは引きちぎらんばかりに引っ張り、顔に手をかけた者たちは固く閉じた瞼をこじ開け、眼球に指を這わせる。少女の口から幼い舌を引きずり出し、爪を立てて痛めつけた。
「ひゅるしへぇぇ……もふ、ひゃめへぇ……」
男の手に堕ちた舌で必死に哀願の言葉を紡ぐ。そして、興奮の極みに達した男たちは、少女をバラバラにするほどの勢いで最後の仕上げにかかった。
その瞬間――
「エレクトリッガーッ!」
ラグナイトの魔術が炸裂した。その標的は男たちではなく、悶え苦しむアーデルハイド。
水平にわずかに浮いた身体に、彼女の影から漆黒の雷が突き刺さる。雷に換算すれば数十発ほどの威力がある電撃が法衣の背中を突き破って少女の肢体を存分に駆け巡った。
「ひぎゃあああああああアアアアアアア!!!!」
少女らしくない絶叫が響く。彼女の全身を黒い雷は嬲りつくし、そして肌からの放電でまとわりつく男たちを全て吹き飛ばした。
びくんびくんと全身を痙攣させた少女が電撃のためにしばらく跳ねまわっていたが、実に数分後に彼女の内部を焼き続けた雷がようやく消え去ったころには、焦げ臭いにおいを発して動かなくなっていた。
「…………」
ラグナイトが無言で彼女に歩み寄る。その背にギャレットが声をかけた。
「なぜ殺した?」
「いや、そこは嘘でも、なぜ助けた? て聞いてくれよ」
「悪魔だってそんないつも嘘ばっか言ってるわけじゃねえよ! どう見てもトドメ刺しただろ今のお前! なんでこいつを狙うんだよ!」
「だって魔術耐性のない奴らにエレクトリッガー撃ったら殺しちゃうだろ」
気絶して転がってる男たちを指さすラグナイト。電撃の余波という微小な威力でなければ、殺してしまっていたのは確かだ。
「だからって、女をダメージクッションにする奴があるか!!」
「お前って悪魔のくせに変な人情あるよな」
「お前が人間のくせにボケすぎてるんだよ!」
ギャレットの突っ込みを聞き流しつつ、ラグナイトはアーデルハイドのそばに膝をつき、顔を覗き込んだ。
雷に体内を焼かれたのか、唇から焦げ臭い煙が漏れている。だが、それは裏を返せば心臓が動いて呼吸もしているということだ。聖女の恵まれた魔術耐性をあらためて思い知った気分だった。
(不意打ち以外で倒せなかっただろうな、こいつ……)
よだれを垂れ流し、白く濁った瞳を開いたまま気絶しているこの娘が、かつては神の代理戦士の中で最強の存在であったなど、もはや誰も思わないだろう。
しかし、ラグナイトは覚えている。彼女の優しさと、彼女に自分が惚れたことを。
「この女は、俺がもらう!」
だから、ラグナイトはそう宣言した。
<三話につづく>
……いやあ、実に控え目な鬼畜度でしたね。お目汚し失礼しました。読み返してみると悲鳴のバリエーション少ないなぁ……名前欄がへんだったり行数計算できなくて中途半端になっていたりするのをお許しください。
それはともかく、魔法帖最強の魔法少女アーデルハイドはここで再起不能(リタイア)です。……他作品のボス級の方々に対抗できるかもしれない貴重な存在だったのに。
甲賀忍法帖でいえば、弦之介が七夜盲で戦闘不能というあたりでしょうか。もはやストーリーは完全に別物になってしまっていますが。
こうしてラグナイト・アーデルハイド・ギャレットという一団が生まれました。……原作ファンの方、どうか怒らないでください。
……ラグナイトたちの元ネタといえば、マユの方のラディウスが「思い出が領空侵犯〜」のセリフを言った時から、彼の大ファンになりました(もとから大好きでしたけど)
白衣に三つ編み、発明しては壊されるというので某魔術士シリーズのキャラを連想していたのですが……ご存知でしょうか?
さて、ラグナイトを軸にして物語は進んでいきますが、彼らとは無関係に天地戦争の戦いも起きているので、次回は普通に魔人VS魔法少女です。魔人の名前は「姿なき徘徊」。
おそらくこのスレでも異端というかKY同然の本作ですが、期待して待っていただければ幸いです。
GJ!
>>320 GJ
絶対防御の布っていいね。
感触は楽しめるのに、何やっても怪我しないとか最高。
流血が苦手なSという困った嗜好の俺には、これ程素晴らしい物は無い。
正気のまま堕落した聖女が、これからどんな調教をされるのか楽しみ。
次スレたてたほうがいいかな?
>>323 GJ!
これから「転かせて踏む」が得意戦法な魔法少女の登場を期待しているよ
まぁ残り9kbだし立てにいってくるか
とてもいいものだが、もっと酷いエロと嗜虐を交えた描写と表現をなしえそうな文章に見えますな。
ラグナイトの口調が浮いてると感じるくらい描写表現が克明に描けてるよう読めます。 期待gj
>>329 乙乙
ナナちゃんは20日くらいに渡って陵辱してしまったが
ハチちゃんは早く逝きそうだなw
化け物「だらしのない魔法少女だ…。ナナとかいう女はもう少し保ったものだがなぁ?」
ハチ「っぁがはぁぁ…っっ(無理…っ!もう本当に無理ぃ…っナナちゃん…私も…もうすぐそこにぃぃ)」
ハチの末路、期待
大技バンバン使って来たから、経験値あんま貯まってないだろうな。
多分すぐイく。
レベル300台じゃ。
普通は900くらいなのに。
前スレに引き続き、埋めネタを投下させて頂きます。
かなり外道な展開なのでご注意ください。
「うっ……ぐぅッ!……」
転移を終え、その姿を現したミスティエイトだがすぐに身体をよろめかせ膝をついてしまう。
その拍子に目元を隠す蝶の形のマスクがとれ、凛とした美貌が露わになる。
(魔力が、た、足りない……それに、みんなの希望の声が聞こえない!?……)
ただの少女だった「園岡 羽茅(そのおか はち)」を魔法少女「ミスティエイト」として戦う存在に変えた魔力の源は
彼女の心の中の希望。
そして自分たちを守るために戦う少女に浴びせられる人々からの励ましの心の声だった。
しかし今、信じられない連戦を重ねてきた彼女の体に残されている魔力はごく僅かなものだ。
魔力を補ってくれる希望の声援も今はまるで聞こえない。
『どうかな、ミスティエイト? 絶望の魔法『キセイフィールド』の威力は? 今の君の耳には人々のレス……ゴホンッ
応援の声などまるで聞こえまい』
「くぅっ……!」
彼女の目に映るのは自分を見下ろす数え切れないほどの魔物の姿。
皆、野卑た視線をミスティエイトに向け濁った叫びを上げている。
(わたしの今の魔力でこいつらを倒せるの?)
魔力の供給を断たれ、残り少ない魔力で戦うしかないミスティエイトの心に広がる恐怖という名の波紋。
しかし彼女は頭を振って、力を無くした脚を震えさせながら立ち上がる。
(ナナちゃんを助けられるのはわたしだけなんだ! この命を賭けてでもナナちゃんだけは助けなくちゃいけない!)
ミスティエイトは悲壮な決意を胸に触手が壁のように蠢く向こう、語りかける声がする方を睨み付ける。
「マジカルガールナナはどこ!? 教えないとこの空間ごと燃やし尽くしてあげる!」
『おやおや、知的な少女の怒り顔というのは怖いねぇ。"ナナちゃん"がいるのはここさ』
せせら笑うような声と共に触手の壁が解け、鬼のような姿の魔物、そして彼から伸びる触手に捕らわれた小柄な少女の姿が現れた。
「ナナちゃん!?」
悲痛な叫びを上げ、見開いた瞳に映る親友の姿は無惨なものだった。
ミスティエイトからは背中しか見えないが、燃える様な赤色の輝きを放っていたコスチュームはぼろきれと化して白濁液で汚されている。
そしてスカートが引き裂かれ露わになった股間には幾本もの触手がピストンを繰り返していた。
触手の動きに合わせ、壊れた玩具のような動きをするナナの身体。
その頭にも触手が向けられてナナの口を犯している様だった。
『俺達を"燃やし尽くし"てもいいんだぜ? でも焼き尽くされる前に触手が断末魔の射精をナナちゃんの身体に放つかもしれんぞ?
こんな小さい身体にバスタブ一杯の量の精液を流し込まれたらいくら魔法少女でもどうなってしまうだろうな?』
「やめてぇぇ!!ナナちゃんにもう酷いことしないでぇぇぇっっっ!!!!」
次の瞬間、ミスティエイトは叫んでいた。
勇ましい視線を魔物に向けていた瞳からは涙をボロボロ零し、哀願の声を張り上げる。
「わたしはどうなってもいいから、ナナちゃんだけは! ナナちゃんだけは助けてあげてぇぇっっ!!!」
普段の姿は沈着冷静な羽茅、つい感情に身を任せがちな七那子をたしなめる立場だった彼女が悲痛な叫びを繰り返す。
『なら、こう言ってみな。―――――――――』
「え……そ、そんな、こと……」
魔物の口から放たれた言葉、その信じられない響きにミスティエイトはそれを復唱することを一瞬たじろいでしまう。
だが、次の瞬間ナナの身体に更に十本近くの触手が近づく光景を目にし、その唇が動く。
「い、言います!言うから!…………い、淫乱なメス豚……ミスティエイトの、あ、穴という穴を……犯して……ください」
屈服の言葉を紡ぎ終えるとナナの身体に向けられていた触手が一斉にミスティエイトに向かって伸びる。
少女の悲鳴と共に、その右腕から放された魔法のステッキが床に落ちる音がやけに大きく響いた。
親友を救うためにその身を差し出した魔法少女。
崇高な精神を持った彼女に下された魔物の暴虐はあまりにも苛烈だった。
触手に拘束され宙吊りになったミスティエイト。
その股間にはたかる様に蠢いた触手が何本もその身体に挿し込まれ、口からも喉奥まで触手が突き入れられている。
青色のコスチュームが破れて肌を見せている小山のような大きさの乳房も触手に締め上げられ、痛々しく赤く染まっていた。
(……な、な……ちゃん……)
半ば裏返ってしまった瞳、そのかすむ視界からミスティエイトは親友の姿を離すことは無い。
(帰ったら……なな、ちゃんの……好き……なところに……一緒に行こうね…………どこでも、付き……合ってあげる
ななちゃんの笑顔……見るだけで…………わたしは……幸せなんだから……)
苛烈な凌辱に残された魔力のほぼ全てを失ったミスティエイトの唯一の希望の源は親友の姿だった。
彼女を救うためなら彼女はどんな苦痛にも耐える決意を持っていた。
魔法少女になる以前の七那子との楽しい日々、そして未来に思いを馳せて地獄のような現実から心を守る羽茅。
『よく耐えたな、ではそろそろナナは解放してやるか』
魔物がそう言うと七那子の身体を嬲っていた触手が次々と抜かれていく。
同時にミスティエイトの口を封じていた触手も抜かれた。
「ごぼぉッッ! うあ゛ぁッ…………ぁ、な……な、ちゃん……」
親友をどうにか苦しみから救い出したことに安堵を覚え、彼女に語りかけるミスティエイト。
七那子が振り向き、弱々しくとも羽茅に言葉を返してくれることが出来たなら、魔法少女ミスティエイトの希望の魔力は再び燃え上がり
どんな魔物も倒すことが出来ただろう。
しかし現実は――
ガクンと折れるように頭を背中に向けた七那子。
「えっ!?……あ……ぁ……いやぁ……そ、そんなぁ……」
ミスティエイトの瞳と正対する、逆さまに向けられた親友の顔。
茶色の短髪はだらりと垂れ下がり、ミスティエイトに向けられた瞳はガラス玉のように光を失っている。
薄い小麦色に染まっていた健康的な肌の色は青白さを帯びており、その上にはおびただしい精液がこびり付いている。
触手が先ほど抜かれた口は悲鳴を吐くように大きく開け放たれたまま閉じることは無い。
「なな……ちゃん……?……なな、ちゃん……な、なちゃん……なな……ちゃん……」
『お前が転移してくる直前にこいつは俺に犯し殺されたんだよ。お前は亡骸のために頑張っていたわけさ』
魔物が何を口にしたかも耳に入らず、ミスティエイトはただ親友を呼び続ける。
七那子の断末魔の表情を眼にしたことで彼女の精神は砕け散ってしまったのだ。
呟き続ける羽茅に七那子から抜かれた触手が迫る。
絶望に染まった瞳がそれを目にしても彼女は何も反応を起こさなかった。
ただ耳から尿道まで、あらゆる穴に触手を突き立てられ死への階段を上る寸前に
「……なな……ちゃん…………たすけてあげられな……くて……ごめんね……」
羽茅はそう口にし、涙を一筋零した。
これが魔法少女『ミスティエイト』の末路であった。
ナナの亡骸が頭をがくんと垂らすのが異様に興奮した
捉え方によっては猟奇的なシーンなのに、いかにも魔法少女が滅茶苦茶にされたのがよく象徴された描写だと思った
おかしいな…俺、死姦は駄目な筈なんだが…