さあ、どんとこい。
携帯トイレ持って草むらに入って下を下ろしたところでいきなり挿入されて
未来ちゃんのうんことお兄さんのちんこどっちが押し勝つか勝負だよみたいなSSでよければ投入させてほしい
またいきなり凄いのを持ってきたな。
ぜひお願いします。
>>2 待ってる
未来ちゃんはやっぱ震災後はケントと連絡取ってんのかね?
ケントは誰かと電話してたっぽいけど
5 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 09:50:56 ID:NF1J3cpS
ゆうきみらいで希望
ここってエロなしでも良いのかな?
悠貴スレから同人スレに誘導されたが
ローカルルールに触れるから、とまたココに誘導されたんだけど。
エロ期待の人達に逆らってやっても意味ないし。個紛れでアチコチに書くならこれで店閉めたいんだ。
元々悠貴生存を祈るための悠貴生存の可能性を模索するところから始めたことなのでね。
大丈夫だと思うよ。板的にエロ無しのSSが書かれてた事はあるから。
ただ書くのは一人じゃないだろうから、名前欄でどの作品か判るようにはした方がいいかも。
好みの部分はどうしようも無いかも知れないけど、それはどこでも似たようなものだし、
そこだけは割り切るしかないかも。 そういう人には除外(NG)してもらえるよう目印の意味もあるけどさ。
ごめんね。 出来る限り気持ちよくやってもらいたいとは思うんだけど、それくらいしか言い様がなくて・・・。
エロパロ板となってるけど、一般的にはエロの有無に関わらずSS貼るならこの板のスレでってことになってる。
逆にエロがないからと言って作品スレとかにSSを貼るのは、本来は痛い行為とされてます。
>>6 ちなみに書くとしたら第1号になると思うけど、期待してるぜw
10 :
1+1:2009/09/27(日) 03:16:05 ID:AeesHAwH
>>8 なるほど。俺は痛いことしてたのか…。知らなかったよ有難う。
ではここで暫く厄介になります。ここで書くときは1+1で固定するのでよろしく。
で、皆とは初めましてになるのかな?書くにしても用意していた半分くらい話が進んでいるけれど、どうしよう?
ここまでの説明書いた方が良い?
同人スレの方は消えてしまう可能性があるから、あっちに投下した3レスくらいは
書き込んでも大丈夫じゃないかな?
その前の物が会ればプロローグ的な文を最初に入れるか・・・。
簡単な題名みたいのが一番最初にあれば良いんじゃないかなと思う。
12 :
1+1:2009/09/28(月) 00:11:20 ID:DDrOCajl
あれ?誰もいないな、どうしよう。
どこから始めたものか。
悠貴スレでは知らないうちに始めちゃったから改めて最初からいこうか。
最終回で悠貴は死んでない、という事で始めたはずなので
最終回の頭あたりから書きますわ。
最初からでよろ
期待してる
うん。待ってるw
移り立てだから盛り上がりにかけるかも知れんけど、勘弁しといてね。
15 :
1+1:2009/09/28(月) 00:19:29 ID:DDrOCajl
>>11のレスが見えなかっ…これだから携帯は…。
と、いうことで最初からいきます。
フリーハンドで書いてるから前書いた内容と若干変わると思いますが大筋は変えません。
携帯でフリーハンドとはあんた漢だね。
待っております。
17 :
1+1:2009/09/29(火) 02:26:57 ID:VRPDPqY+
では始めますか。
今日も美しい夕焼けに染まる街。川沿いをフラフラと動く人影、未来はそこにいた。
思えば悠貴が倒れたのは昨日のこと。同じように景色はオレンジ色だった。
そして今日も長い長い1日が終ろうとしていた。
「おねえちゃん…ぼく…死んじゃったんだ…」
何となく気付いてはいた。それは気付いてはいけない事。気付くと全てが壊れてしまう。
だが、思い出してしまった。あのときのこと。そして悠貴は消えた。
「ゆうき…ほんとに…しんじゃった…のかな…」
死んじゃってたら私に見えていた悠貴は何だったの?
幽霊?違う!幽霊なんか見える訳ないじゃない!
だったらあれは何?
私が見た幻覚?でも幻覚って話しかけてくるものなの?
幻覚だったら本当の悠貴はどこにいるの?
やっぱり死んじゃったの?
でもあの時の事なんてはっきり記憶にない!
でも…イツキ君と一緒に抱えた悠貴の体の感触を感じる事はできなかった…。
「わたし…頭がおかしくなっちゃったのかな…」
18 :
1+1:2009/09/29(火) 03:06:29 ID:VRPDPqY+
懸命に自分なりの答えを探しながら歩く未来。彼女目の前に小さな公園が現れた。
そのブランコにそっと腰を下ろすと昔の想い出が蘇ってきた。
「小さい時にみんなで遊びにきたんだっけ…」
パパとママそして未来と悠貴。
「楽しかったなぁ…悠貴もまだ小さくて…かわいくって…」
悠貴、どこにいっちゃったの?
「一緒に帰るって約束したのに…ゆうきぃ…」
やるせない思い。握り締めた両手の上に、涙が落ちた。
「どうしよう…このままじゃ家に帰れないよ…」
途方にくれていると遠くから呼び声が聞こえてくる。
「みらいーっ!みらいちゃーん!!」
ママだ!ママが捜しに来てくれた!
でも悠貴の事をどうやって話せば良いのか分からない。
心とは裏腹に呼び声に応える事が出来ない未来だった。
今宵はここまで。
おお。まずは10話, 11話の行間からスタートか。
乙です。
楽しみにしています
21 :
1+1:2009/09/30(水) 08:14:30 ID:9aD5aEJf
あいやー、携帯開いたまま寝てましたわ。
いよいよ生存ルートに入っていきます。では続きを。
会いたくても会えない…ただうつむいて時間が経つの待った。
その姿は直ぐにママの目にとまった。
「みらいーっ!」
駆け寄ってくるママ、だがあと僅かのところで転んでしまった。
「ママ!大じょう…」
ママは肩をふるわせていた。
「…また…こんなときに…」
「ママ…」
「…っあの時だって…未来…頑張ったのに…」
「…」
「私のせいで…台無しに…おめでとう…って言ってあげたかったのに〜」
未来は真理の話を思い出した。
「わかるなあ、きっと自分自身に腹がたったのよ、私なら泣いちゃうもん。」
未来の頭に次々と昔の記憶が蘇る。
いつでも優しかったママ。
大好きだったママ。
悠貴が生まれてちょっと嫉妬している自分。
仕事に行くようになったママ。
手伝いどころか文句ばかりの自分。
ママは全く変わってなかった。
変わってしまったのは自分の方だ。
未来の目から大粒の涙がこぼれてくる。
「ママぁー!」
「未来っ」
駆け込んでくる娘を強く抱きしめてやるママ。
二人はわきあがる想いとともに大声で泣いた。言葉にはならない。言葉などいらなかった。
22 :
1+1:2009/09/30(水) 09:05:30 ID:9aD5aEJf
「そろそろ帰ろうか。」
まだ肩をゆらす未来の頭を撫でてやると立ち上がろうとするママ。
「あいたたた…捻挫しちゃったかな?」
「…ママ…だいじょうぶ?」
ふと足下を見ると両方の踵が折れたハイヒールはボロボロで、ベージュのパンツは膝のあたりが擦りきれて血がにじんでいた。
「さっきパパの着替取りに行った時に運動靴に履き替えたつもりなんだけど…ホントにドジだわ。
学校に着いたらイツキ君のお母さんから話を聞いてね、
イツキ君助けてあげたんだって?えらいゾ」
「ママ、私につかまって!学校に帰ろう?」
「でも…」
「パパの所にはあした私がいくから」
「そうね…未来…おねえちゃんらしくなったね」
未来は少し頬を赤らめた。
学校に戻ると炊き出しが用意されていた。
二人はイツキ一家に挨拶を済ますと夕食にして明日に備え早々に寝ることにした。
「今日も色々あって疲れたねー、明日も晴れればいいけど」
「ママ…一緒に寝ていい?」
「…おいで」
未来はママの毛布に入るとしっかりと抱きついた。
「ママの香りがする…いいにおい…」
「未来もだよ…」
「ママ…いままでごめんね、…大好き」
やっと家に帰ってきた、そんな気がした。
23 :
1+1:2009/09/30(水) 13:43:41 ID:9aD5aEJf
未来が目を覚ますとママの温かい笑顔があった。
「おはよう、未来。そこの水道使えるから顔洗ってきなさい」
顔を洗って周りをみると昨日までと違う世界に見えた。
「何か、キラキラしてる」
朝食も炊き出しが用意された。
「砧から毎日二回、ボランティアの方が来てくれるのよ。有難いわね」
古市さんを思い出した。
「すごいよね、みんな自分の事もあるのに…」
「さあ、未来にパパの所へ行ってもらおうかな?」
「うんっ!」
「これが着替で、これはパパの病室。医療センター知ってるよね」
「うんっ」
「ママも後でお家に未来の着替取りに行ってくるから。靴も替えないとね」
「わたしが行くからママは休んでて」
ママはニコっと笑い
「ママはいいのよ、パパに一杯お話してあげてね」
と送り出す。
「あっ未来!昨日言うの忘れちゃったけど…」
「えっ?」
「おかえりなさい、未来」
また涙がこぼれそうになった。が、グッと堪えた。
「…ただいま、…ママ」「じゃ、気を付けて行ってらっしゃい!」
「いってきまーす!」
未来は駆け出した。
ちょっぴり泣き虫になったのを知られたくなかったのかも知れない。
病院への道、全てがキラキラして見えた。未来の胸はいっぱいになった。
サモアの方々にお見舞い申し上げます。
真相は、まだか・・・。
「おねえちゃん、あのね……」
「なに、悠貴?」
後ろから声をかけられ振り向いたら、悠貴がぎゅっと背中のあたりに手を回して抱きついてきた。
思ったよりも力が強くて、引きはがしてもすぐにギュッとされるのを繰り返していた。
「ちょっと悠貴! 怒るよ!」
「えへへ〜、おねえちゃあああん」
「離しなさいよ! おかあさあああん!」
「未来、喧嘩しちゃ駄目よ。 お父さんがそろそろ帰ってくるんだから」
悠貴は私の肩辺りに、あごを乗せて頭をグリグリとすり寄せてきた。
「くすぐったい〜! コラ!ちょっと、悠貴ったら!」
「おねえちゃん、大好き!」
「何よ!頭でもぶつけたの? ちょっと! おかあさーん!」
「仲良くしなさい、ほら、未来も手伝って」
「無理、悠貴が、もう!」
力を抜いた瞬間、悠貴に裏返されてチュー……って何やってるのよ! 悠貴お酒くさい!
「お母さん!悠貴お酒飲んじゃってるよ! もう〜、離してよ〜」
「悠貴! ああ、お父さんのチューハイ飲んじゃったのね。 こっちにはビールの……」
悠貴は私を抱きしめたまま眠ってしまった。 翌日、二日酔いから目覚めた悠貴はなぜかニコニコしていた。
何かいい夢を見ていたみたい。 ……ああ、何で弟とあんな! もう、お願いだから忘れててよ!
おわり
>>25 ニヤニヤが止まらない作品乙。
お母さん何とかしなさいよ。
生きていれば、こうなるわなw
確かにいい意味でニヤニヤw
極限状態から生き延びた未来ちゃんと悠貴くんは吊橋効果で恋に落ちるんだな。
もう落ちてるよ。
ところでエロSS書き進めてて疑問に思ったが、未来ちゃんはブラはつけてないんだろか?
キャミソールっぽい服なんでブラつけてたら肩紐見えちゃうよね?
かと言ってキャミにあわせて肩紐ないタイプのブラにしてます、みたいにブラを何種類も
着け分けるほどのお年頃でもないと思うし。どうせ胸もないし。
胸なくてもブラジャーつけないと年頃てきにおかしい感じがする。
女子高だし、大人びたいしオシャレしたいと思う…胸はないけどな。
31 :
1+1:2009/10/01(木) 18:00:41 ID:C3dQznKm
外出用にオシャレな格好をしたつもりがお子様ルックだからなあ。
ママにねだったところでスポーツブラみたいなの買われて
「こんなのイヤ!」とか言って床に叩きつけてるような情景が浮かぶ。
最後はグッと女らしくなってるから…どうだろう?
また携帯開いたまま寝てましたわ。
>>31 悠貴がそれを拾って頭に被って仮面ライダーごっこして
はしゃぐ姿が目に浮かぶ
仮面ヤイバー!
女子中毒
投下させてください。
「お姉ちゃん、数学教えて」
悠貴はベッドに寝転んで漫画を読んでいる未来に話しかけた。
「もぉ、しょうがないわね。見せて」
と未来は寝転んだままベッドから手を差し出した。どうやらベッドから出てくるつもりはないらしい。
出無精星人になっちゃうよと言おうとしたが、機嫌をそこねてはいけないので悠貴は黙ってベッドの脇に腰を降ろした。
「ここなんだけど…」
「どれどれ…連立方程式じゃない。こんなの代入すればちゃちゃっと出来るわよ」
「そう…なの?」
「そうなの!ロボット博士になるんだったら数学とか理科はできなきゃダメでしょ!あぁもぉ、カエルの落書きばっかり…」
未来は飽きれ顔だ。
「僕、お姉ちゃんのカエル、大好きだから」
「いつまでたってもお子ちゃまねぇ。そんなんじゃ彼女できないよ」
「別にいらないもん。僕はお姉ちゃんが―」
その時…
ゴゴゴゴ…という音が遠くから聞こえ、やがて本棚やベッドがガタガタと揺れだした。大きな地震だ。
「っっっ!?」
幸い揺れはすぐに収まった。
「びっくりしたね、お姉ちゃん」「…………う…ぅ…」
「お姉ちゃん?」
未来は悠貴にギュッとしがみつき静かに震えていた。
「悠貴ぃ…怖いよぉ…」
あれから5年が経った。しかし心の傷、恐怖はなかなか消えるものではなかった。
それは悠貴も同じだが、男の子だし怖がってはがりはいられなかった。いつの間にか自分より背が低くなった姉を守らなければ、という使命感があった。
「お姉ちゃん、収まったから、もう大丈夫だよ」
「………ホント?」
「うん。僕がお姉ちゃんを守るから大丈夫だよ!」
「ふふ…悠貴の癖に生意気〜」
未来はやっと笑顔になった。女らしくなった未来に悠貴はドキドキした。
「あんなちびっこだったのにねぇ」
と、未来は悠貴の頭を優しく撫でた。
「今はお姉ちゃんの方がちびっこだね!でも…胸はずいぶん大きくなったよね。当たってるよ」
「な…ななな…」
そこで未来はずっと悠貴にしがみついていたことに気付いた。どんっと悠貴を突き放す。
「もうちょっと抱き合っていたかったのに…」
「バカ!な…何言ってんの!?」
「僕はお姉ちゃんが好きなんだ!女の子として…」
悠貴は意を決して告白した。時間が止まったような気がした。
未来は息を飲んだ。実の弟にそんな告白をされるなんて思いもしなかった。
「悠貴、頭でも打ったんじゃないの?」
「打ったよ。5年前、東京タワーが崩れた時に」
「そうじゃなくてぇ…」
「お姉ちゃん!!」
悠貴は強引に未来を引き寄せ、ギュッと抱きしめた。
「悠貴…」
瓦礫の降り注ぐなか、体を張って自分を守ってくれた弟を愛おしく感じて、未来は悠貴を抱きしめ返した。
やっつけですみません。一応一段落します。
41 :
1+1:2009/10/02(金) 04:38:27 ID:lz2jPCy/
医療センターに行くのは初めてではないが、少々迷いながらも漸くパパの元へ到着した未来。
いつもは静かな病室であるものの、この時ばかりは大勢の怪我人とその家族でさながら避難所のような雰囲気だった。
「未来っ!未来じゃないか!ここだ未来!」
周りを気にせず両手を振っているパパがいた。
そろそろと人を避けながらパパの前までいくと、その胸に飛込んでいた。
「パパぁー!」
「未来!元気そうで良かった!本当に良かった!」
頭をクシャクシャっと撫でられるのは余り好きじゃなかった未来だが
今日は心地良かった。
「お台場に行ったってママに聞いたから心配したよ、よく戻ってこれたな偉いぞ。」
「でも…悠貴が…」
「無事だといいんだがな…」
「パパ?…悠貴…いきてるの…?」
「未来?どうした?覚えてないのか?」
未来は正直に話した。はっきりした記憶が無いこと、昨日の夕方まで悠貴と一緒だった事。
「そうか…未来はそこまで悠貴のこと好いてくれてたのか…ありがとうな」
「えっ?」
「きっと大事に思ってた悠貴がいきなり倒れたりしたから混乱したんだよ」
「だって…悠貴がいなかったら…わたし…」
人指し指の背でひょいと未来の涙をひろってやる。
「だから未来が悠貴をここまで連れて来ちゃったんだな。きっと」
「…」
「悠貴…生きてるぞ!未来!」
42 :
1+1:2009/10/02(金) 05:25:25 ID:lz2jPCy/
未来は感情をコントロールできなかった。顔は笑っているが涙が止まらない。
パパは黙って抱きしめてやった。胸元で肩を震わせる未来。
「よかった…ゆうきぃ…」
「ずっと不安だったんだな、可愛そうに…」
パパも目頭が熱くなった。
「ママから聞いた話なんだが、お前たちと一緒にいてくれた日下部…」
「真理さん…?」
「そう、その人から伝言ダイヤルに連絡があったそうだ。
重体ではあるもののヘリコプターを使って受け入れ病院に転送するって」
「重体…」
「本来ならこんな緊急時だからそのまま放置されて死んでしまっていたそうだ」
「そんな…」
「未来はトリアージって知ってるかい?」
「ううん」
「怪我した人の程度の判定みたいなものだが、
助かる見込みがない人は例え息があっても黒の札が付けらる」
「その人は?」
「そのままさ…緊急時だからね。より多くの人を助けるには仕方のないことなんだ…」
「そんな…」
「実は悠貴も黒の札が付けられた」
「!」
「だから未来の記憶も満更ウソって訳でもない」
「…」
「ところが真理さん…か?医者を一喝して転院先を捜すことになった…らしいんだよ」
「真理さんが…」
「有難い話だよな。それで入院先の病院からウチの伝言ダイヤルに連絡が来るらしい」
ホッとする未来。
その時ママが二人の前にやってきた。
今宵はここまで。
あ、別の人の書いた奴だったのか・・・アレw
「おわり」ってなってたから終わったのかと思ってた。
そういや名前付けるって言ってたものなw
恥かしいw 改めて続きを期待するよ。
45 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 15:54:07 ID:AMuT9/vY
ユウキかわいいよユウキ
悠貴が生きてるのは嬉しいけど、一般人の一喝でトリアージ覆されたら収拾つかなくなるな。
トリアージって、最近の事件でも結構問題が発生してるらしいから、
フィクションで扱うには、ちょっと荷の重いカテゴリだよな…。
ある意味、意欲作という見かたもできる…が…。
「おねえちゃん…
おねえちゃん起きて!おねえちゃん!」
最愛の弟、悠貴を亡くし、
それでも前に歩き続けようと決心した未来だったが、
もちろんその傷が、簡単に癒えるはずもなく…
事あるごとに思い出しては、涙する日々を過ごしていた。
そんなある晩、夢を見た。
「………!」
夢の中で目を覚ましたのは…
"あの時"の芝公園。
そう、全ての悲劇の発端となった場所だ。
「良かった。
さっきから起こしてるのに、おねえちゃん全然目を覚まさないんだもん。
ぼく心配しちゃったよ。」
「ウソ……!ゆう…き…?」
目の前にいたのはまぎれもなく、死んだはずの悠貴だった。
あんなに会いたかった悠貴…
たまらず未来の瞳から、大粒の涙がこぼれる。
「おねえちゃん!?どうしたの…?
なんで泣いて…って、わぁっ!」
未来は思い切り悠貴を抱きしめると、大声で泣き出した。
「おねえちゃん……」
状況は把握できなかったが、
悠貴は姉の様子が尋常ではない事は分かった。
つづく
49 :
1+1:2009/10/03(土) 01:39:25 ID:r8ORoTGG
ママの顔色は冴えなかった。
「ママどうした何かあったのか?」
「実は…病院から連絡があったのよ。早めに手続きをしてくれって。」
ママはパパに紙切れを手渡す。
「それが病院の住所」
「…っ埼玉か」
「で?悠貴は?悠貴は大丈夫なの?」
「…脳の手術自体は成功したそうなの」
「ほう、それは一安心だな!」
「でも…意識がないらしいの…」
一度は楽観視したパパと未来だがママの涙がぐむ姿を見て事態の深刻さに気付いた。
「ま…まあ…脳の手術なんだし二日位は…よくある事じゃないのか?」
何とか良い方へ話を進めようとするパパだが上手くいかない。
重い空気が流れしばしの沈黙、つい手元の紙切れに目がいく。
「そういえば埼玉へ行け、と言われても…どうやって行くんだ…」
東京周辺の交通網は全て寸断され、巨大な余震もあり復旧作業も手付かず状態である。
大規模な車両規制により一般車両も通行禁止になっている所がほとんどであった。
「片道20から30キロ…歩きか自転車か…くらいしか手がないか」
「足の怪我が治るまで無理ね」
「入院手続きもあるし、どうしたものか…」
二人の会話を心配そうに聞いていた未来がひらめいた。
「そうだ!真理さんだ真理さんに頼んでみたら?」
風呂入ってくる。
>>40 しかしそうなっちゃうよな。俺らの妄想の中では。
あの東京タワーでの体験は、ふたりを普通の姉弟では
いられない何かにしてさせてしまうだろう。
というわけで続き期待。
>>50 >>40です。ありがとう。今夜あたり投下できたらと…
>>51 キャラスレの
>>53は僕が書きますた。悠貴くんの体の変化がどうたらこうたらって奴だよね?スレが変わってしまいお話も変えてしまいました。
>>52 あんたクオリティー高いから未来のキャラスレに帰ってきてくれないか?
せっかくの文才がもったいないぜ・・・
>>53 どうもありがとう。未来スレ、好きなんだけど荒れそうなので…
うん。俺としてもこっちでやってもらった方がええかも。
っと変な意味じゃないよ?
あっちでやって気分悪くされるよりはって意味な。
>>54さんのss更新ペースって1日1レスくらい?
目安があると待つのらくなので教えてほしいです。
>>57 それよりはもうちょっと早く書ければと思います。やっつけですみません。続きを投下しようと思います。
チッチッチッ…
静寂の中、カエルの時計が時間を刻む音だけが部屋に響く。
「悠貴〜もう寝た〜?」
未来が頭上に向かって囁いた。
「…………まだだよ」
ベッドの上段で悠貴も小さく答えた。
「お姉ちゃんは寝た〜?」
「ふふっ…ま〜だっ」
二人はクスクスと笑った。
「ねぇ悠貴、何考えてたの?」
「さっき教えてもらった連立方程式……じゃなくて、お姉ちゃんのこと…」
「あはっ、私も悠貴のこと…考えてた」
そして二人はまたクスクスと笑いだした。なんて心地良いのだろう。
「私が高校に入学した時さ、年頃だしってお母さんが部屋を別々にしようって言ったじゃない?」
「うん。でもお姉ちゃん、今のままでいいって言ったんだよね。どうして?」
「…………………ゆ、悠貴と一緒が良かったの!」
数秒の沈黙の後未来はぶっきらぼうに答えた。
「あんた、目を離すとすぐどこか行っちゃうんだから…。私がちゃんと見ていなきゃダメなの!」
「もう大丈夫なのに、いつまでも子供扱いするんだから」
悠貴はちょっと不満げに言った。
「たまにね…怖い夢を見るんだ…。悠貴が繋いでいた手を離してどこかへ向かって走っていってしまうの。悠貴、悠貴って叫んで一生懸命追いかけるんだけど、悠貴はどんどん遠くへ離れていくの。そしてずうっと向こうで悠貴が振り向いて何か言ってるの…たぶん、さよならって…」
しんと静まりかえった部屋に未来が鼻をすする音が微かに聞こえた。
自分を思って泣いてくれる姉を悠貴は愛おしく感じた。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん!ちゃんと一緒に帰ってきたじゃないか。これからもどこにも行かないよ!」
「グスっ…嘘ついたら…怒るからね!」
「うん」
「悠貴……」
「ん?何、お姉ちゃん?」
「そっち、行ってもいい?」
「え……え…?」
「だから……その……一緒に…寝たい…」
「っ!?」
悠貴は動揺を隠せなかった。二段ベッドがガタガタと大きく揺れる。
スー、ハー…。平常心を取り戻すため大きく深呼吸をした。
「で……でも……」
「嫌?」
「嫌じゃないけどさぁ…」
もちろんうれしかった。うれしすぎてカエルみたいにぴょんぴょん跳ねてしまいそうだ。しかし思春期に入った少年は、色っぽくなった少女が真横にいる状況になったら、どうなってしまうかわからなかった。
「今日だけ。また地震がきそうで怖いんだもん」
……そうだ。ずっと姉を守ると誓ったのだ。悠貴はぐっと拳を握りしめた。
「上は結構揺れるから……僕がお姉ちゃんの所に行ってもいい?」
ほらっ、と悠貴が体を揺すると年季の入ったベッドはギシギシと鈍い音をたてた。
「う…うん」
「よいしょ…」
暗闇の中、下段のベッドに横たわる姉の存在を全身に感じながら悠貴は梯をゆっくりゆっくり降りていった。
61 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:35:30 ID:Ay+4XU+z
やべぇマジぱねぇw
くそっ・・・絵師の降臨はまだかッ!
63 :
1+1:2009/10/04(日) 00:13:00 ID:Fa6nOz+Q
こうなると書きたい時に書けなくなるから弱るな。
俺のは大河だからぶつ切りでも続けられるからいいが…
あと30分したらノイタミナ始めるぞ
すいません。僕も時間適当なので…。
「お、お姉ちゃん……」
「う、うん…」
ドキドキドキドキ…。心臓の音が未来に聞こえてしまいそうで悠貴は焦った。しかしそれは未来も同じだった。
「は、入っていいの?」
「おいで…悠貴…」
と未来は悠貴に優しく手を差し出した。
「お邪魔します…」
「ふふっ、どーぞっ」
今まで未来のベッドは近いようで遠い存在だった。悠貴は一度たりとも使ったことがない、まるで違う国、違う世界…。そこに今、足を踏み入れようとしていた。
ゴン!!
鈍い大きな音が部屋に響いた。悠貴がベッド上段に頭をぶつけたのだ。
「っっっ!?」
「ちょっと大丈夫、悠貴?」
「へへっ、大丈夫…大丈夫…」
「もぅ…ほらっ、痛いの痛いの飛んでいけ〜」
そういって未来は悠貴の頭を優しく撫でた。
「すぐ子供扱いするんだから…でも、お姉ちゃんに頭撫でられると安心する」
「そう?じゃあもっとしてあげる。よしよし…悠貴く〜ん」
「やっぱりちょっと悔しい…」
並んで寝転ぶとやっぱり狭かった。でもそれが心地良い。お互いの体温を感じながら、二人は手を繋いだ。
「悠貴……好き……」
「僕も……大好きだよ」
「私の方が、大好きなんだからね」
「僕の方が。だって僕の方が背高いじゃん」
「それは関係ないでしょ!?」
「へへへ…」「ふふふ…」
なんだかおかしくなって二人はしばらくの間笑っていた。
「悠貴…」
未来は身体を起こし、悠貴の頬にそっと手を添えた。顔はよく見えないが、微かな吐息をお互い感じ合っていた。
大好き。
「………」「………」
二人はキスをした。唇と唇が触れ合うだけの優しいキス…。
「お…お姉ちゃん…」
悠貴はベッドの上で固まり、未来は枕に顔を埋めた。
「あぁもぅ!は、初めてのキスだったのよ。光栄に思いなさい」
「そうなんだ…お姉ちゃん、ラブレターとか貰って結構モテるから…もしかしたらしたことあるのかなって思ってた」
「バカ!そんなわけないじゃない!」
「ありがとう。でも…お姉ちゃん、あのね……実は僕…初めてじゃないんだ…」
「……え!?」
未来は動揺を隠せず、目を大きく見開いた。
ここは絵も貼って良いんですか?雑ですが挿絵とか描いてみたひ。
66 :
1+1:2009/10/04(日) 00:56:00 ID:Fa6nOz+Q
存分にやるがよかろう。
野球放送延長のため1時間遅れで始めるぞ
携帯フリー打だから二時くらいに更新になるかな
68 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:09:05 ID:/r4hgIh0
わ〜い
69 :
1+1:2009/10/04(日) 02:26:19 ID:Fa6nOz+Q
では続き書くかな…
小野沢家に病院より一報が舞い込む前に真理の携帯にある人物より連絡が入っていた。
無論悠貴の手術成功の知らせである。何故真理へ先に連絡が入ったのか…話は「あの時」に遡る。
―赤のトリアージを付けられた悠貴がテントに運ばれ、無情にも黒と診断された、あの時。
まだ息が残っていた悠貴、にも関わらず見捨てるなど出来る筈はなかった。
猛然と抗議する真理だか医師は一言返すのみだった。
「仕方のないことなんです、ご理解下さい。」
意味は分かる、分かるが、分かりたくない。
悲痛な叫びがテント内に響く。
その時テントの奥から年老いた男が現れた。
「お嬢さん、貴方に話したい事がある。表で待っていてくれんかね?」
真理が表に出たことを確認すると男は医師を集め小声で指示を出す。
「今すぐトリアージを赤のものに戻せ!」
「先生?」
「わかっている!だが今回の例は難しい。後々問題になるかも知れん」
「…確かに」
「いいか、私に15分でいい、[休憩]をくれ。何とかしよう」
「…わかりました」
「君らの判断は正しい。だから救急を優先して構わん、だが患者が来なければこの子に出来る事はやってくれ」
「…」
「私が戻ってくるまででいいんだ、黒にすることはいつでも出来るだろう?」
「…わかりました」
返事を聞くと老医師はテントを出た。
70 :
1+1:2009/10/04(日) 02:56:48 ID:Fa6nOz+Q
「やあ、待たせたね。それでは…」
二人の前に倒れる人影。
「未来ちゃん!!」
手早く脈と熱を調べる老医師。
「ふぅ、大丈夫だ問題ない。この子はもしかして…」
「…はい。悠貴君のお姉さんの未来ちゃん…といいます」
「そうか…未来ちゃんか…可愛そうに…」
両手でグッと抱きかかえるとスタスタと歩き出す。
真理は手を貸そうとするがそれを制し笑いながら言う。
「いや、人間ってのは上手く出来ててね力を使わない持ち方ってあるんだよ」
未来は人影まばらな奥まった所にあるテントに運ばれた。
「ここはボランティアの方々の休む場所ですが、今日はここで休むといい。未来ちゃんも相当ショックと疲労が溜っているようだ」
「すいません、気を使って頂いて…」
言葉を遮るように医師は口早に言った
「そんな事より、もう時間がない!ロビーへ急ぎましょう!」
二人は足早に本館のロビーへ向かった。
71 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 03:09:05 ID:/r4hgIh0
72 :
1+1:2009/10/04(日) 03:34:10 ID:Fa6nOz+Q
人目に付きにくい場所を選んで腰を降ろす二人。
座ると同時に医師は話を始めた。
「あなたはトリアージの判定をする意味を知ってるかね?」
「大体は…」
「トリアージってのはつまるところ緊急避難…カルネアデスの板…聞いたことは?」
「あります」
「なら理解してもらえるかな?トリアージ判定ってのは医師の誇りをかけて行うものだ」
「でも…」
「真の医師であればあるこそ判定を覆すなど出来ないのさ」
「それでもあの子は…」
「お嬢さんの気持はよく分かる、実際悠貴君は普通なら手術を受けられただろうしな」
更に話は続く
「だがね、脳の手術は大手術なんだ。人手も時間もかかる。
増して悠貴君は手術を受ける体力もない」
「でも…1時間前までは走り回っていたのに体力がないって…」
「何?もしかしてガス欠か?まあその点は何とかなるとして、既に時間が経過しすぎている完治はまず無理だ」
「完治する可能性だって…」
「可能性はある、だがそんなつたないものを優先する事は我々には出来ない」
「わかっているんです…でも!」
「悠貴君を治療する時間!人手!その間でも何人助かるとお思いか!」
「でもあの子だけは…」
医師のキツイ口調に涙ぐんでしまう真理。
「お嬢さん、現実は安っぽいドラマなんかとは違うんだよ」
73 :
1+1:2009/10/04(日) 04:22:03 ID:Fa6nOz+Q
「悠貴君のご両親は健在かね?」
「まだ…」
「では尚更だ。悠貴君の治療をするとして障害が残ってしまったらどうする気だね?」
「ご両親が健在ならまだ良いが万が一の事があれば未来ちゃんが全て背負うことになる」
障害が残った場合なんか親が文句を言ってくるなんて良くある事だしな」
「お嬢さん、アンタどうする親に責められたら?」
真理は遠くを見つめて話し始めた。
「私、ほんの僅かでしたがこの子達と一緒で幸せでした。」
「お台場から避難してきたんですが、色々ありました。
子供達は精一杯お互いの思いを育みながら助けあってきたんです。
そして彼等は私をも受け入れてくれた…どんなに癒されたことか…」
「そして考えたんです。もし彼等はの御両親に何かあった場合は私が引き取ろうと。
だから…」
「甘い!」
「えっ?」
「お嬢さん、あなたの家族は?健在かね?」
「まだ確認はとれてませんが…」
「家族構成は?」
「母と娘で三人…主人は他界しました」
「男手なしでどうやって養うのかね?あと二人、うち一人は障害者」
「母は高齢ですが内職ぐらいは…未来ちゃんも高校にいけばバイトも出来ますし
それまでの間、私が死ぬ覚悟で働けば…」
「アンタが死んだら一家どうするの!」
真理は言葉に詰まった。
74 :
1+1:2009/10/04(日) 04:49:57 ID:Fa6nOz+Q
もうすぐ医師の「休憩時間」が終ろうとしている。
「お嬢さん、アンタ悠貴君が障害残っても受け入れたい、その覚悟はあるんだね?」
「はいっ!」
「では、一番大事な事は何だと思うね?」
「一生かけて見守ってあげる事かと…」
医師の表情は今までと一変した。
「そうだな、そうすると死ぬ覚悟で働くではなく、石にかじりついても生きないとな!」
「はいっ!」
「大抵の家族はここまで話すと諦めてしまうが、アンタは違うようだな…
よし!俺も覚悟を決めたぞ!もう時間がないな…まずはこれに代理人のサインをしてくれ」
それは手術と麻酔を受ける際の家族の同意書だった。
その時なにが起こったか…眠いので次回
さて、ぼちぼち形になって来たし、ちょっとずつ貼っていきますかね。
他の人のが終わってからとも思ったけど、なんか数が増えてるしw
えーと、七話の「またみんなでお台場に行こうよ」のあと、悠貴がカエルロボを見つけて
家を飛び出していくまでに実は時間があったという設定で。
「今度さ、またみんなでお台場行こうよ」
それまで未来の太ももを枕に寝ていた悠貴が、身体を起こすと未来に笑顔を向けて言った。
もう、先ほどまでの体調不調はすっかり良くなったようだ。その様子に、未来の胸の内の不安も
晴れていき、今までの不安交じりの笑みとは違う、安堵の笑みを浮かべた。
「そうだね、橋、無くなっちゃったけど」
「また新しいのできるよ」
「うん…」
そして二人は肩を寄せ合うと、揃って無言のまま、すっかり雨の上がった窓の外へとぼんやりと
視線を移した。
(元気になってよかった…)
肩に悠貴の頭の重みを感じながら未来は思った。ついこの前まではウザいだけの弟だったのに、
今では愛おしくてしかたない。加えて、悠貴がすっかり元気になった安堵から、未来は我知らず
弟の肩に手を回すと、頭を胸元にぐっと引き寄せた。
「よかった…」
「お、お姉ちゃん?」
姉に抱きしめられるなど、ここ最近ほとんど記憶にない悠貴は、この突然のハグに未来の胸の中で
戸惑いの表情を浮かべ、もがくような仕草を見せた。しかし、自分を包む姉の身体の温もりに、
悠貴は身体の力を抜くと、姉に身体を預けた。胸に押しつけた耳に、トクン、トクンという姉の鼓動が
伝わって来る。それを聞いていると、なんだか妙に心安らぐ気持ちだ。それに、顔の横に当たる
柔らかな感触…「おねえちゃんのおっぱい、柔らかいや…」
「……」
思わず口をついてでた悠貴の言葉に、未来は彫刻になったように固まった。その顔がみるみる
真っ赤に染まっていき、心臓が数拍した後、彼女は弾かれたように悠貴から身体を離した。
両腕を胸の前でクロスして悠貴から身体を背け、真っ赤な顔で口をわなわなさせながら、
首だけを巡らして弟を見る。
「な、な、な……」
「えへへ〜…」
慌てる姉に、悠貴がいたずらっぽい笑いを浮かべる。そんな弟に、瞬時に恥ずかしさが怒りに
取って代わり、未来は胸を隠していた腕をさっと伸ばすと、弟の耳をぎゅっと摘まんだ。
「悠貴のエッチ!」
「痛い痛い痛い痛い痛い!!」
耳を引っ張り上げられ、悠貴が悲鳴をあげる。その声に、未来ははっと我に返って耳を離した。
元気になったとはいえ、まだ治ったばかりなのだ。怒るにしても、もう少し優しくしないと…。
「酷いよお姉ちゃん…」
心の中ではそう反省した未来だったが、恨みがましい目で自分を見る悠貴に、素直に謝ることが
できない。
「悠貴がエッチなこと言うのが悪いんだからね?」
「お姉ちゃんがおっぱいを押し付けたんじゃない」
怒る姉に、悠貴は痛む耳を押さえながら、半べそで抗議する。
「そ、それは、その…」
確かにその通りだが、別に胸を押し付けるつもりで悠貴を抱きしめたわけじゃない。未来は
一瞬怯んだ様子を見せたものの、すぐに怒った顔をして見せた。「もう、本当にエッチなんだから」
「ひくっ…」
と、悠貴がしゃくりあげた。実を言えば、あんなことを言えば姉が怒るのは予想していたし、
叩かれるなりするかもしれないとも覚悟していた。そうしたら、笑って「ごめんなさぁい」と
言って、それで終わりにするつもりであった。
まさに悠貴の思った通りの成り行きとなったわけたが、一つだけ誤算があった。未来が思った
以上に怒り、強く耳を引っ張った、というわけではない。平時であればこれくらいで泣いたりは
しない。普段はもっと酷い扱いを受けているのだから。
誤算は、悠貴の心が自分で思っていた以上に弱くなっていたことであった。元気になったように
振舞ってはいたものの、実際はまだまだ頭は痛み、軽い吐き気も続いていた。それに、ついさっき
までは今とは比べ物にならないくらい具合が悪かったのだ。こういう時は、ちょっとしたことでも
辛く感じてしまうものである。
こんなことで泣いちゃダメだ。そうは思うものの、どうしても涙が込み上げてきてしまう。
そして遂に一粒の涙が目からこぼれ落ちると、後から後から涙があふれ出していくのを、悠貴は
もう止められなかった。
「ひくっ、うっ、うぅっ…」
「え? ちょ、ちょっと悠貴」
ぽろぽろと涙をこぼし始めた悠貴に、未来は慌てふためいた。
(わたし、そんなに強く引っ張ったっけ?)
カッとなってやってしまったとはいえ、それなりに自制は効いていたつもりだった。なのに
泣くなんて…。それとも、エッチって言ったのがそんなに堪えたんだろうか?
「ちょっと、泣くことないでしょ?」
「だって、だって…ひくっ…うぅっ」
ぽろぽろ涙をこぼしながらしゃくりあげる悠貴に、未来がおろおろとする。放っておけば
大声で泣き出しそうな勢いだ。
「ほら、真理さんが起きちゃうよ?」
「うっ、うぅっ、うっ……」
未来は、すぐ横の椅子に座って眠りこんでいる真理を横目で見た。起こすと気の毒だ、という
のもあるが、さっきまで具合の悪かった弟を叱って泣かせたなんて知られたらバツが悪い。
ぐずりながらしきりに袖で涙をぬぐう弟に、未来はどうなだめていいかわからず、おたおた
おろおろと手を上げ下げするだけだった。そしていよいよ悠貴が大泣きを始めようかという
瞬間、未来は天を仰いでやけっぱち気味に叫んだ。
「あ〜〜もう、おっぱいでもなんでも触らせてあげるから泣かないで悠貴っ!」
「ふへっ?」
未来の言葉に、悠貴の涙がピタリと止まった。涙に濡れる目をパチクリさせ、口は泣き声を
あげていた形のままでポカンと開け、姉を見る。が、未来は意地悪そうなにやにや笑いを浮かべ、
彼を見つめ返している。
「あー、泣きやんだ。やっぱり悠貴はエッチだ」
「え、あ…?」
からかわれた…。そうわかった時には既に手遅れだった。未来の手がさっと悠貴のほっぺに伸び、
ぐにゅっと摘まむ。ただし、耳を引っ張った時よりもはるかに優しく、痛くないようにちゃんと
手加減はしている。
「いつからそんなにエッチになったの悠貴?」
「ちっ、違うよ! 僕、そんなんじゃ…」
「悠貴のエッチ〜」
畳みかけるようにからかう姉に、悠貴は再度泣きそうな表情になるが、それよりも怒りの感情の
ほうが強く、悠貴はほっぺを引っ張る姉の手を振りほどき、ぷくーっと頬を膨らませると、
くるっと姉に背を向けた。「もう知らない!」
「そんなに怒んないでよ、冗談だって」
「……」
今度は怒りだした悠貴に、未来は苦笑を浮かべ、無言のまま背を向ける彼の肩にぽんっと手を置き、
こちらを向かそうとした。しかし悠貴はぶんぶんと肩をゆすり、姉の手を振り払う。
(ちょっとからかいすぎたかな?)
悠貴に拒絶され、未来は苦笑いに愛想笑いの入り混じった薄ら笑いを浮かべ、猫撫で声を出す。
「ほら、悪かったってば。謝るから機嫌直して」
「……」
だが、悠貴は姉に背を向けたまま一言もしゃべらない。
「もう…」
未来は腕組みをしながら弟の背中を見つめ、はぁっと溜息を洩らした。(しょうがないなぁ…)
未来は頬を赤らめ、しばし考えあぐねる様子を見せていたが、やがて小さく肯くと肩にかけていた
バッグを外した。
「……?」
後ろで未来が何かごそごそやっている物音がしてきて、悠貴の耳がぴくっと動いた。
(お姉ちゃん、何してんだろう?)
ことりと、何かをテーブルに載せる音。どうやら、肩にかけていたバッグを置いたらしいと
悠貴には見当がついた。それに続いて、今度は衣擦れの音。
「ほら悠貴、こっち向いてよ」
「ん〜…?」
姉の猫撫で声に、悠貴は面倒くさそうな声を出しつつ、姉の方を向き直った。もうお姉ちゃんとは
二度と口を聞くもんかというほどむくれていた悠貴だったが、今の物音に対する好奇心が怒りを
上回ったのだ。
未来は悠貴が見当をつけた通り、バッグをテーブルに置き、さらに羽織っていた薄手の
カーディガンを脱いで、水色のキャミソールだけの姿になってソファーに座っていた。 後から
聞こえたのは、やはりカーディガンを脱ぐ音だったようだ。
「なに、お姉ちゃん?」
悠貴がぶすっとした声で聞く。未来に向ける目も、声と同様不機嫌そうだ。何をするつもりかは
分からなかったが、ちょっと謝ったくらいで機嫌を直すつもりはなかった。そんな弟の姿に未来は
苦笑を浮かべると、両手でキャミソールの裾を掴んだ。
「ほら、ちゃんと触らせてあげるから許して。ね?」
姉が何の話をしているのか悠貴が飲み込む間もなく、未来はさっと服を胸元まで引き上げた。
なだらかな二つの小さな膨らみが、薄暗い室内で揺れるロウソクの灯りに照らし出されると、
悠貴の目が真ん丸に見開かれた。
「お、お姉ちゃん?」
「約束だもんね。泣きやんだら触らせてあげる、って」
声をひっくり返している悠貴に、未来は少し照れた様子で言う。しかしそんな姉の表情は、
弟の目にはまるで入っていない。彼の目は姉の乳房に吸い寄せられ、他の事など何も映って
いなかった。
とりあえず未来スレに貼った分だけ〜。
続きをもちょっとだけ〜
姉の胸を見つめる悠貴の喉がごくっと動いた。一緒にお風呂に入ることもなくなり、着替えの時は
部屋を追い出されるようにもなって、姉の裸を最後に見たのはもう一年以上前になる(わずか一年
とはいえ、まだ8歳の彼にとっては遥か昔の出来事に等しい)。久しぶりに見た姉の胸は、まだ全然
小さなものではあったが、彼が最後に見た微かな記憶の、真っ平に近かった頃と比べれば格段に
膨らみんでいた。
悠貴はソファーの上でお尻をいざらせ、姉の方へと近寄っていった。その間も、視線は未来の胸に
釘付けになったままだ。めくり上げられた水色のキャミソールの下からのぞく、真っ白でなだらかで、
いかにも柔らかそうな小さな膨らみ。その頂点には、大きさといい色といい、ちょうど10円玉
くらいの薄茶色の乳輪があり、中央に小さな出っ張りがぽつんとついている。乳房と同じで、まだ
発達が始まったばかりのそれは、見慣れた悠貴自身の乳首とほとんど違いはなかったが、姉に…
姉の乳丘にあるというだけで、悠貴にはなにか特別な感じがしていた。
触ってみたい…どんな感じなんだろう…。好奇心に突き動かされ、悠貴はソファーの上に正坐を
すると右手を上げ、姉の胸へと伸ばしかけた。が、彼はそこではっとしたように手をおろし、未来の
乳果から視線を外すと彼女の顔へと移した。もしかしてまたからかってるんじゃないだろうか?
「どうしたの、触らないの?」
だが未来は、はにかんだ笑みを悠貴に向けたままだった。「いいよ、ほら」と、未来は警戒する弟を
促すように、ぐっと胸を突き出した。たいして大きくもない乳丘だ、突き出したところでたかがしれて
いたが、悠貴は気圧されたようにわずかに頭をのけぞらせた。しかしそれでようやく、悠貴は姉が
本気で触らせてくれようとしているのだと得心し、すぐに姿勢を戻すと再び右手をあげ、そっと
姉の小さな膨らみに掌を押しあてた。
ぷにゅ。(わぁ…)
掌に暖かく柔らかな感触を感じ、悠貴の顔に感激の表情が広がる。未来の胸の膨らみは、幼い悠貴の
手にもすっぽり収まってしまいそうなほどに小さかったが、姉の柔らかさと温かさ、そして心臓の
鼓動を、悠貴は掌全体に感じていた。さっき抱かれた時に感じたものよりも、何倍も何倍もはっきりと。
悠貴はその感触を推し量るように、しばらくじっと掌を押しあてていたが、膝についていた左手も
持ちあげると、もう一方の膨らみにそっと触れてみた。両方の掌全体に、姉の柔らかな肉果の感触が
伝わってくる。丘の中ごろにある、少し硬くて小さな突起の存在まではっきりと悠貴にはわかった。
掌の中央をこつんと突き上げて、なんだかくすぐったく、それでいて心地よい、ちょっと不思議な感じだ。
悠貴は両手を姉の微乳に当てたまま、いましばらくその艶めかしい感触をじっと噛みしめていたが、
やがてゆっくりと手を動かし始めた。ちょっと力を入れただけで潰れてしまいそうな気がして、
そっと優しく、慈しむように、きゅむっ、きゅむっと…。
「ん…」
悠貴に乳房を揉まれながら、未来が悩ましげな吐息を漏らした。ほんの軽い気持ちで始めたものの、
悠貴の小さな指が乳肉に食い込むたび、恥ずかしい気持ちが身内に募っていき、頬が、いや身体が
かぁっと熱くなる。だが、無心に乳房と戯れる弟に、もうやめろと言えず、未来は恥ずかしさを堪えて
じっと弟のなすがままにされていた。
「あ…」
悠貴が右手の人差し指の腹で、乳肌をつつっとなぞっていき、頂点にある突起を捉えるとそこを
きゅっと押さえた。未来は小さな声を漏らし、思わずぴくっと震える。
「あ…ん…」
悠貴は指の先でその小さな突起をこねまわし、押さえ、弾くように転がした。そうしながら
もう一方の手も乳首を捉え、きゅっと軽く摘まみ、扱き、そして軽く引っ張る。
「はぁ、はぁ…あはっ…はぁっ…」
弟に乳首を弄られながら、未来の息は荒くなっていった。悠貴が触れる胸の奥では心臓が激しく
脈打ち、未来は恥ずかしさからとは別の熱さを下腹部に感じ始めていた。こみ上げる熱さを抑えようと
するかのように、未来は無意識のうちに太ももをぎゅっと閉じ合せた。それでも足らず、オシッコを
我慢でもしているみたいに、もじもじとすり合わせる。ハァハァと息が荒くなり、肩が大きく
上下している。
「あんっ…」
乳首をきゅっと摘ままれ、未来はまたもや小さな悲鳴を漏らし、肩をピクっと震わせた。
弟の指の中で、乳首が固くなっていく。悠貴の指がそれをこりこりと扱き、掌で押さえて乳房ごと
転がすように撫でまわす。(あ…気持ちい……)「ねぇお姉ちゃん」
「なっ、なに?」
未来が自分が感じ始めていることを認めてしまいそうになった寸前、悠貴が乳房をまさぐる
手を離し、彼女ははっと我に返ると慌てて返事をした。トロンとなった目を瞬かせ、自分を
見つめる悠貴に目の焦点を合わせる。
「お姉ちゃん、あのね…」
悠貴は何かを言いかけたが、姉に見つめられて気恥ずかしそうに視線を逸らし口ごもった。
「なに? 言ってみなさいよ」
弟に胸を弄られて感じそうになっていた照れ隠しもあり、はっきりしない態度の弟に、
未来はちょっときつめに問い質した。悠貴はそれで踏ん切りがついたのか、視線を姉に戻すと、
思い切ったように口を開いた。
「あのね……おっぱい…吸ってもいい?」
「へ?」
はい、今日はここまで〜
な…なんて良いおっぱいの描写なんだ!!!
世の中不景気だが、僕の子会社は急成長した!
そんな…生殺し〜
93 :
1+1:2009/10/05(月) 01:27:12 ID:mXGzQALz
さて、時間だな。始めるぞ!
こんばんは。
>>65の続きです。
「う……嘘…。そうなんだ……」
「……うん」
お互い初めて同士。そんな風に思っていた未来のショックは大きかった。悠貴が……そんな……。
「ゆ、悠貴って……結構、も…モテるんだね。ぜん…ぜん知らなかったよ…」
声が震えて泣きそうになった。悠貴の唇に…触れた女の子がいる。悔しさ、そしてなんとも言えない寂しさが未来を包んだ。
そして未来は悠貴に背を向けうずくまり枕に顔を埋めた。
「お姉ちゃん?」
「………」
「僕……その子のこと、今でも好きなんだ」
「………酷いよ……悠貴…」
未来は肩を震わせた。思わせぶりなことを言っておいて、好きな女の子、いるんじゃない…。
いつも読んでいる少女マンガを思い出した。主人公の女の子には、ライバルがいて、いっぱい傷つきながら障害を乗り越えて好きな男の子と結ばれる。紆余曲折があるからこそ恋愛マンガは面白いのだ。
「でも…そんな紆余曲折、私にはいらないわよ…」
しばらくの沈黙の後、悠貴は口を開いた。未来は枕に顔を埋めたままだ。
「お姉ちゃん、あのね…」
「………ん…」
「僕が初めてキスしたのって…」
悠貴のファーストキスの相手って誰だろう…。どんな女の子かな。いつか悠貴が連れてきたら、ちょっといじめてやろう……って、嫌な私…。
「お姉ちゃん…だよ」
「……………へっ!?」
「だから、お姉ちゃんとキスしたんだ」
「え……え…?」
未来は枕から顔をあげたしばらくの間ポカーンとしていた。
悠貴ったら何言ってるの…私?
「やっぱり忘れてるし…。僕が3歳くらいの頃、よくおままごとしてたよね?」
「え……あぁ!!」
そうだ。パパとママの結婚式の写真を見てお嫁さんに凄く憧れた時期があった。ちびっこの悠貴を相手にして、よく結婚式ごっこをしたっけ…
「誓いのキス、僕はずぅっと覚えてたんだ」
「あああ…もぉそんなこと…恥ずかしいから忘れてよね!!」
「へへっ、嫌だよ〜。一生忘れないよ!昔も今もこれからも、お姉ちゃんのこと大好きだから」
「もぉ!悠貴が他の女の子とキスしたって思ったら…すごく…すごく辛かったんだからね!」
未来は顔を埋めていた枕で悠貴をバシバシと叩いた。
「ごめん。ごめんってお姉ちゃん」
「ダメ!許さない!」
と未来はそっぽを向いた。悠貴は弱っておどおどしている。
「お姉ちゃん。どうしたら許してくれる?」
「…………知らないっ」
「僕、なんでもするよぉ…。そうだ!とっておいたプリンあげるよ」
「もぉ、また食べ物でご機嫌とるつもり?あの時とちっとも変わらないのね。いつまでもお子ちゃま」
未来はそっぽを向いたままぶっきらぼうに答えた。
「あの時……?」
「………あっ!?」
しまった!と未来は焦った。思い出したくもない、恥ずかしい出来事だ。
「あの時って…」
「ど、どうでもいいわよそんなこと。も、もう許したから。ねっねっ」
必死にごまかすがそれも虚しく…
「ああ!!お姉ちゃんがお腹痛がってた時だよね!?携帯トイレってすごいよね!僕驚いちゃった」
悠貴がポンっと手を叩いた。
間髪入れず未来は再び悠貴をポカポカ殴る。
「痛いっ痛いよお姉ちゃん」
「っっっっ……」
悠貴が思い出しちゃった…。
未来も女の子だ。たとえ弟でも、外で用をたしたことなんて思い出して欲しくなかった。暗いのが幸いだが、羞恥心で未来の顔は真っ赤に染まり涙で滲んでいた。
「………お、お姉ちゃん?」
悠貴も少なからず未来の羞恥心を悟ったようだ。デリカシーがなかったと申し訳なくなり恐る恐る未来に話しかけた。
「………」
悠貴はたまらなくなり手の平をパンと合わせ土下座した。
「お姉ちゃん、この通り!」
「どの通りよ?暗くて見えないわよ…」
「へへへ…」
「不公平よ!悠貴の…は、恥ずかしい秘密も…教えなさいよね」
「え?恥ずかしい秘密……かぁ。たまにだけど……お姉ちゃんの寝言を聞くのを楽しみにしてること…とか」
「な……な……悠貴!!」
一際大きな声が部屋に響いた。「お、お姉ちゃん!お父さんたち、起きてきちゃうよ!」
あっ、と未来は口に手を当てた。
「ゆ、悠貴が変なこと言うからじゃない!!それに恥ずかしいのは私だし…」
「ご、ごめん…。もっとあるよ!ノートに未来って書いてニヤニヤしたり、携帯の壁紙、お姉ちゃんの写真にしたり…この前イツキ君に見られちゃった。へへっ」
「もぉ、なにやってんのよぉ」
悠貴の恥ずかしい秘密を聞いていたのに自分が恥ずかしくなっては意味がない。しかし悠貴が自分のことを想ってくれているということが分かり未来はくすぐったい、心地良い恥ずかしさを感じていた。
「後ね……もうひとつ……」
「なぁに?お姉ちゃんにいってみな」
未来はすっかり上機嫌だ。それに反して悠貴はどこか緊張し、もじもじしていたが、しばらくして恐る恐る小さな声を発した。
「僕の身体…なんか…最近おかしいんだ…」
「えっ!?」
二人の間に重たい沈黙が流れた。
うわっ、書き込みの時間被ってました。
今日はこのくらいで。
99 :
1+1:2009/10/05(月) 02:08:02 ID:mXGzQALz
では続きいくか
「書きながら聞いてくれ。君の覚悟はわかった、だが現実は変えられん。
恐らくは東京中探しても悠貴君が手術を受けられる病院はあるまい。
なら、どうするか。簡単だ、受けられる所へ飛ばせばいい。」
真理は手を止めた。
「そんな事なんて…」
「普通なら無理。だが私には可能だ。いいからそのまま書類を作りたまえ、
それからこちらの紙にはアンタの携帯の番号を。」
真理はまた手を動かし始める。
「今日も間もなく入間の空自から物資が届く、1日1回ヘリコプターが飛んでくる訳だが…」
外を見やりながら話を続ける
「今日は2人程転院さるんだよ、私のコネでね。家族が向こうにいるそうだ、
空自も[貨物]としてなら受けましょうってまあ頭堅いんだか軟らかいんだか…」
医師はひと呼吸すると腹の内を明かした。
「悠貴君を…乗せるぞ!一緒に!」
「そんな事…出来るんですか?」
「彼を生かすにはやるしかなかろう!」
「でも他の怪我人の方も…」
医師は一旦考え、そして意を決した。
「トリアージだ。トリアージを逆手に取る!」
100 :
1+1:2009/10/05(月) 02:45:50 ID:mXGzQALz
「トリアージの判定は覆せない、ならば開き直って遺体として扱う」
「遺体…ですか…」
「そう、遺体。遺体となれば正に荷物だわな、だが飛ばしてしまえばこっちのモンよ」
「?」
「お嬢さん、私には後輩や教え子が沢山いてね、
やれ学閥だ肩書きだって野暮ったくて嫌だがこういう時には役立つ」
「ということは、手術受けられるんですか?」
「向こうの状況によりけりだが、個人で脳外科を開業している者もいるから手術は可能だろう」
「そうですか…」
「喜ぶのは早い。増してや受けたところで完治の可能性は限りなくゼロに近い。
だから君を試したんだ覚悟はあるのかどうか」
「先生…」
「ハッキリ言って許される行為ではない。
個人の権力を使い黒のトリアージ判定を受けたとはいえ患者の人権どころか物扱いなど」
「こんなことが公になれば医学界を追われるかも知れん。
だが君は悠貴君に一生をかけると言った。ならば私も医師生命をかけよう!」
「先生…ありがとうございます」
「だがアンタにも悪役を演じてもらわねばならん」
「悪役…ですか?」
101 :
1+1:2009/10/05(月) 03:13:06 ID:mXGzQALz
「今回の事は他言無用にしてもらいたい。
具体的にいうと悠貴君に障害が残りアンタが悠貴君を引き取る事にならぬ限り、この事は言わないように」
「分かりました」
「小野沢家と君の間の関係を良好にしておくためだ、理解してくれ。
あと未来ちゃんには悠貴君の話題を避けるようにショックが大きいだろうからな」
「はい」
「では書類を頂こうか、あとは全て私に任せてもらうぞ。
これからは何かあればまず君の携帯に連絡を入れるからな。
小野沢家には入院する病院が決まり次第連絡させる」
「よろしくお願いします!」
「あとは私に任せて、未来ちゃんの側にいてやりなさい。では失礼する」
老医師が早足でロビーをあとにすると、暫くしてヘリコプターが到着し悠貴の姿は消えた。
―そして真理の携帯が鳴った。
102 :
1+1:2009/10/05(月) 03:45:45 ID:mXGzQALz
「やあお嬢さん、私です小野沢悠貴君の手術、無事成功しました。」
「ありがとうございます!」
「私の教え子に手術を頼んで術後は、後輩の病院へ移しました。
現在はICUに入ってますが個室も用意できましたし完全看護ですから安心して下さい」
「そんなに良くして頂いて…申し訳ありません」
「ところで小野沢さんの御両親は?」
「元気でいらっしゃると…」
「ならば後で連絡させるとしましょう…料金は入院費用だけで結構とお伝え下さい」
「それではあまりに…」
「私の道楽でやったようなモンですから…ところで…」
「どうかされましたか?」
「実はまだ意識がない」
真理の頭は一瞬真っ白になった。
「覚悟はできてましたよね?」
「…はい。」
「私の出来る限りの事はしたつもりです。後は…祈りましょう」
そう言って電話は切れた。
もしこのままなら小野沢家と対決する場面があるかも知れない。
そう思うと真理の表情が冴えなかった。
―未来から連絡かくるのはその30分後である。
今宵はここまで
>>97 このあとどうなっちゃうんだー!
続き期待。
104 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 12:14:25 ID:xEhOwkmT
んじゃ「夕暮れ前のひと時」の続きいきます
「あのね……おっぱい…吸ってもいい?」
「へ?」
未来の目が点になった。そして一瞬の間を置いて、彼女は首まで引き上げたままだった服を
バッと下ろして胸を隠し、ぶんぶんと首を横に振る。
「だ、ダメダメ。赤ちゃんじゃないんだから」
触らせるだけならともかく、おっぱいを吸わせるなんてとんでもない! 未来は顔を真っ赤にして
慌てふためくが、悠貴はそんな姉を面白がるふうでもなく、寂しそうな表情で顔を落とした。
「うん…」
「う…」
そんな顔を見せられ、強く拒絶しすぎたかなと未来の罪悪感が疼いた。思えば、あの日から
今日で3日。体調を崩して心細さが増し、母恋しさが募っているのかもしれない。さっき悠貴に
膝枕をしていた時、両親の話をしたのもいけなかったかもと、未来は悠貴の心情を思い、少し
顔を暗くする。そして未来は目を閉じ、ふぅっと小さな溜息を一つつくと、半ば諦めたように
悠貴に言った。
「わかったわよ、吸ってもいいよ」
「えっ?」
とたんに悠貴は顔を輝かして姉を見た。現金なもんだと未来は微苦笑を浮かべつつ、もう一度
服の裾を持つとたくし上げた。「ほら、特別だからね?」
「ありがとうお姉ちゃん」
悠貴はそっと未来の左側の乳首に唇を寄せた。まさに口づけする寸前、彼に弄られて、全体が
ぷっくりと膨らみかけているそこを、悠貴は少し躊躇うかのように一度動きをとめ、それから
おもむろに、薄茶色の乳輪もろともその小さな突起を口に含んだ。
「ふくっ…」
弟に弄られている間に勃起し、敏感になった乳首に、暖かくぬめっとした柔らかな唇が触れた瞬間、
未来はくすぐったさを覚えて含み笑いを漏らしてぴくっと身じろぎした。次いで、悠貴がちゅくっ、
ちゅくっとそこを吸い始めると、胸の蕾に血が集まり、じんじんと疼きだす。その肉蕾を悠貴は
時折唇で軽く挟み、時折もごもごと動かしては擦りたて、ぬめっとした舌先がまるでくすぐるように
乳輪や乳首を舐め上げ、未来の中にむず痒さが募っていく。
「んっ…んくっ…ふふっ…くっ…」
未来の唇が歪み、笑い声が漏れた。ダメ、くすぐったい…! 赤ちゃんにおっぱいを吸われるって
こんな感じなの…? あまりのくすぐったさに、未来の服を捲りあげている手がぷるぷると震え、
ビクッビクッとひきつったように身体を左右にくねらせる。
「動かないでよお姉ちゃん、うまく吸えないよ」
未来があまりにもぞもぞ動くせいで、乳首から唇が離れてしまい、悠貴が胸元から姉を見上げて
抗議の声をあげる。
「ごめんごめん、だってくすぐったいんだもん」
「もぉ…」
笑いながら謝る未来に、悠貴は少し憤った様子を見せたが、自分があれこれ注文できる立場では
ないのはわきまえていて、それ以上は文句は言わずに、顔を落とすと再度姉の乳首に口をつけた。
「んふ、ふ…」
再び乳首を吸われ、またも未来の口から忍び笑いが漏れ始めた。しかし、やや慣れてきたことも
あってか、身悶えするほどのくすぐったさはなくなってきた。はぁ、はぁ、と大きく口を開けて
深く息をし、呼吸を整えていくと、やがて気持ちに余裕が出てくるようになり、未来は黙々と
胸を吸う弟へと視線を定めた。
(悠貴ってば赤ちゃんみたい)
無心におっぱいを吸う弟に、未来はぼんやりとそんなことを思った。やはり母親が恋しかった
のだろうか。そう思うと弟が不憫で、そして可愛くて、未来は胸の奥からなにか暖かな感情が
湧き起こるのを感じた。悠貴を見つめる未来の眼差しは優しく細められ、いつしか乳首に感じていた
くすぐったさが、不思議な心地よさへと転じていく。
(あん…)
未来がぴくんと身体を震わせた。悠貴が未来の横腹にかけていた右手が、その滑らかな肌を
滑るように徐々に上に移動していき、空いている右の乳房に触れたのだ。無意識なのか意図的なのか、
悠貴はちゅくちゅくと小さな音をたてて乳頭を吸いながら、乳肉に手を押し付けてゆっくり回す
ように動かし始める。
「ふぅ……ん…」
唇と手、左右の胸に加えられるまったく違った刺激に、背筋をざわざわと快感の波が駆け上がり、
未来は甘やかな吐息を漏らした。身体がかっと熱くなって、呼吸がだんだん荒いでいく。
(やだ…またわたし…)
再び自分が感じ始めているのを知り、未来は目を潤ませながら唇を噛みしめ、こみ上げてくる
愉悦と戦った。弟におっぱいを吸われて気持ちよくなるなんて、こんなの…「あっ…!」
胸を弄っていた悠貴の指が、固くなった乳首をきゅうっと摘まみ、未来は思わず声をあげて
首をのけ反らせた。「あっ、あ、ふぁ…」そのまま、固くなった胸の蕾を揉みほぐすかのように
悠貴にそこをこね回され、未来の口から次々に喘ぎ声が漏れる。(ダメ…悠貴…)
未来の内心の懇願も虚しく、弟の指はせわしなく彼女の乳蕾を弄り回した。切なく疼くその
小さな突起を、指や唇が時に強く、時にほとんど触れる程度に心地よく刺激し、手で触られていた
だけの時より数段苛烈な官能を生み出していく。
服を引き下ろして胸を隠し、「はい、そこまで」と言えばいつでもやめさせられるはずだったが、
未来はそれをやめさせようとはしなかった。理性はイケナイと訴えていたが、胸先から全身に広がる
快美感に、未来はどうしても抗う事が出来なかった。もっと触ってほしい、もっと吸ってほしい、
もっと気持ち良くしてほしい…「あはっ……!」
乳蕾を弄る悠貴の指が、きゅむっとそこを摘まみあげた瞬間、未来はがくんと首をのけ反らせ、
ひときわ大きな歓喜の喘ぎを漏らした。(あ…気持ちいいよぉ…)
服をたくしあげていた手は、いつしか悠貴の首にまわされ、彼を胸元に引き寄せていた。支えを
失った服は悠貴の頭に被さっているが、悠貴はまったく気にもとめず、ちゅくちゅくと一心に姉の
乳首を吸い、その手で乳房を撫で、指先で先端の蕾を転がす。
「あ…くぅん…ん、あ…あっ…」
悠貴の愛撫にあわせ、未来の押し殺した喘ぎが静かな室内に広がっていった。
「あ…は…ん………あ…?」
やがて、悠貴がようやく乳首から口を離し、苛烈な快感から解放された未来は、ぼんやりとした
表情で弟を見た。弟は未来の胸元で、どこかぽぉっとした顔で彼女の胸を見つめている。
「…悠貴、もうおっぱいいいの?」
はぁはぁと肩で息をしながら、未来は弟に訊ねた。悠貴は顔を上げると、不思議そうに姉に言った。
「おっぱい、出ないね」
「…いっ?」
弟の言葉に、未来は驚きと苦笑いの入り混じった表情を浮かべた。どうやら悠貴は、母の
おっぱいを吸う真似ごとではなく、本当に母乳が出るのだと思って、自分の乳首をしゃぶっていた
ようだ。母乳というのは、おっぱいが膨らめばみんな出るようになるとでも思っているのだろう。
「もっと大きくないとダメなのかなぁ?」
「ち・が・い・ま・す」
未来はこめかみにびきっと青筋を浮かべ、不機嫌そうに服を直しながら悠貴に言う。「あのね悠貴、
おっぱいは赤ちゃんができないと出ないの」
「えー、そうなの?」
指をくわえて悠貴は姉の胸を見つめた。彼が初めて知った意外な真実だった。
(赤ちゃんができないとおっぱいって出ないんだ……)
悠貴は再び顔をあげて姉を見つめ、聞いた。「赤ちゃんって、どうやったらできるの?」
「……!?」
今日はここまで〜。では。
>>112 絵師の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
お待ちしておりました。
>>110 やべえ。真理さんそろそろ起きないとやべえ。
でも起きてもそれはそれでやべえ・・・。
>>111 >>112 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおニニЭ・:∴:・゚・。。・:∴。・゚・・。・。。・゚・’
118 :
1+1:2009/10/06(火) 10:07:01 ID:SHQlvcEv
うわぁ、反則やわぁw
これはペース落として見守るか。
さらりと描ける
>>112 おみごと!ブラボー!
119 :
1+1:2009/10/06(火) 10:57:15 ID:SHQlvcEv
んじゃ、ちょろっと続きを…
真理の携帯が鳴る。「非通知」、例の電話の後だけに慎重に応対する。
「もしもし…日下部です」
「もしもし…日下部…真理さん…で、よろしかったですか?」
「はい…そうですけど?」
「よかったぁ…(ママぁ番号あってたよー)」
「?」
「あのね、ママったら伝言に入ってた番号書き留めたんだけど7だか9だかわかんなくて…あははっ」
笑い声を聞いて真理りは誰だか直ぐにわかった。
「こらっ!未来ちゃん一緒に行く約束だったのに…心配したんだからね!」
「ごめんなさい…」
「元気そうだね!良かった!」
「でも…悠貴が…」
このとき真理は理解した。
「あの時」から未来は何らかの形で記憶が混乱していること。
「あの時」の当事者である未来の記憶がないのは真理には好都合、刺激をしないように会話を進める。
「悠貴君…病院から連絡きた?」
「…はい。でも遠くて…病院から手続きに来るように言われたけど…パパとママ足を怪我しちゃって…」
「それで私に…怪我はひどいの?」
「大した事ないって言ってるけど埼玉まではとても…それで真理さんバイクあったなあって…」
「そうか…バイクは会社に行かないとないんだよなあ…よし!ちょっと会社の様子見てくるよ!」
「ありがとう真理さん!」
「また夕方にでも電話頂戴!」
はいここまで
120 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 14:39:39 ID:AB2vEMb2
そんなことないしageんなハゲ
123 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 15:11:42 ID:jkW7ugJE
「夕暮れ前のひと時」の続きいきやす
悠貴は再び顔をあげて姉を見つめ、聞いた。「赤ちゃんって、どうやったらできるの?」
「……!?」
弟のいきなりの質問に、未来は頬を赤くし、視線を逸らしながらつっかえつっかえ答える。
「えーっと、あのね…その……せ、セックスすると出来るんだよ」
「せっくす?」
「う…」
真面目な顔で聞き返され、未来は返事に詰まった。赤ちゃんの作り方も知らないのに、セックス
という言葉を教えても意味がわからなくて当然だ。
「あ、あのね、セックスっていうのは……男の子の…お、オチンチンをね、その、女の子のあそこに
入れて……」
「あそこ?」
再び悠貴が訊ねる。「あそこってどこ?」
次々に恥ずかしい質問をされ、未来のほっぺが赤くなる。
「あ、あそこっていうのはね、えーと…“性器”よ」
「せいき?」
またもや聞き返され、未来は頭を抱えた。(性器なんて言ってもわかんないか…)
かと言って、他になんと呼べばいいのか未来にもわからない。思い余った彼女は、スカートの
上からぺしぺしと自分の股間をはたいて、それがどこなのかを指し示した。
「ここよここ。お股のとこにあるここ」
「あ…」
ようやく“あそこ”がどこのことなのか気付いた悠貴が、目を丸くして姉が叩いている部分を
見つめる。未来はそんな悠貴にさらに説明を続けた。
「ここにオチンチンを入れる穴があってね…」
それを聞いて、悠貴がますます目を丸くする。凄いや、女の子ってそんな穴があるんだ!
「そこにオチンチンを入れると、男の人は気持ちよくなって赤ちゃんの素が出るの。そしたら
赤ちゃんができるんだよ、わかった?」
「へぇ〜」
気持ちよくなる…赤ちゃんの素…。姉の説明に激しく興味をかき立てられた悠貴は、未来の股間を
見つめ、感心したように肯いた。女のコのアソコって、そんな場所があるんだ…。
その部分がどうなっていたか悠貴は記憶を手繰ったが、そんなにじっくりと観察したこともなく、
自分とは違っておちんちんはついておらず、一本の割れ目がお尻まで続いていた、というくらいしか
覚えがない。おちんちんを入れる穴ってどんなのだろう、どのあたりにあるんだろう…? と、
悠貴はそこを見ながら想像を巡らせる。
「ちょっと、なに見てんのよ悠貴」
弟に好奇心丸出しの目でじろじろと股間を見つめられ、未来が脚をぴたりと閉じた。
「あ、ご、ごめんなさい…」
姉に叱られ、悠貴は口ごもりながら謝った。特段エッチな気持ちでそこを見ていたわけではないが、
女の子のアソコを見たりするのはエッチなこと、イケナイことという認識は悠貴にも既にある。
が、それでも胸の内に湧き起こった、女性の身体に対する好奇心が抑えきれずに、悠貴はどうしても
視線を姉の股間に向けてしまう。
女のコの秘密の場所に興味津々といった弟の姿に、未来は恥ずかしさを忘れ、思わずくすりと
笑いをこぼした。(もう、悠貴ったら…)
見せてあげちゃおうかな…。ふとそんな考えが頭をよぎり、未来は頬を染めた。胸ならまだしも、
そんなとこを見せるなんてありえない。ありえないが…
(……)
しかし、未だ好奇の視線を股間に向けている弟を見ているうち、未来の心が揺らぐ。こんなに
見たがってるんだったら、ちょっとくらい…。いや、そんな。でも少しくらいなら…。つい一年ほど
前まで一緒にお風呂に入ってたんだから、別に見せたって…。
未来の中で、徐々にサービスしてあげようというほうに気持ちが傾いていく。まだ小さいのに、
この二日間頑張ってきた弟への、それが今の自分にできる精一杯のご褒美だ。
「ねえ、悠貴…」
「なに、お姉ちゃん?」
姉に呼ばれ、悠貴が顔をあげた。屈託のない笑顔だ。そんな顔を見せられ、未来にわずかに残って
いた躊躇いの気持ちも消え去った。未来はごくりと唾を飲み込むと、続きを口にした。
「お姉ちゃんのあそこ、見たいの?」
「えっ…」
悠貴がさっと頬を赤らめ、未来を注視した。「いいの、お姉ちゃん?」
見てはイケナイ場所、秘密の部分。そこを見られるという期待と、見てもいいんだろうかという
不安がない交ぜとなった面持ちで、悠貴は姉を見つめた。未来ははにかんだ笑みを浮かべながら、
弟に肯いてみせる。
「うん。悠貴、ずっと頑張って歩いてたもんね。ご褒美だよ」
「わぁ…」
未来はソファーから立ち上がると、悠貴は目を輝かせてソファーの上で女の子座りになり、
姉がそこを見せてくれるのを待った。
未来はそんな悠貴の前でスカートの中に両手を差し入れ、少しごそごそと動かすと、中から
するりと白いパンツを降ろした。ひざ下まで下ろしてしまうと、片足ずつあげて足を引き抜く。
未来は脱ぎ捨てたパンツを床に落とし、今度は前についているスカートのボタンに手をかけた。
すぐにボタンは外され、そしてファスナーが引き下ろされ……
スカートがぱさっと音をたてて床に落ち、姉の下半身が露わになった瞬間、悠貴はハッと
息を飲む音をたてた。そして半ば呆然としたように、剥き出しになった姉の下半身を見つめる。
未来の水色のキャミソールの裾は、今はおへそのすぐ下まで下がっていて、そこから突然、
なだらかな下腹部の、輝くばかりに真っ白な肌が姿を覗かせる。下腹は幼さの名残で少しぽっこりし、
ヒップの発達もまだまだでウエストの括れもあまりない。股間にある割れ目はひっそりと閉じ合わさり、
中の様子を伺い知ることはできなかった。久しぶりに悠貴が見た未来の下半身は、全体的にまだまだ
幼さを漂わせ、彼が最後に見たものとさほど大きく違っていなかった。ただ一か所を除いては。
悠貴は感激したようにわぁーと口を開け、視線を未来の顔へと戻すとはしゃいだように言った。
「お姉ちゃん、毛が生えてる!」
(そっち!?)
途端に、未来が嫌そうな顔になる。恥ずかしさを堪えて秘密の場所を見せてあげているのに、
一番に気にするのがあそこの毛のことだなんてと、気恥ずかしさも相まって、未来はキレ気味に
思った。小学三年生に気の利いたセリフを期待するのが間違いだろうが、女のコとしては、もう少し
デリカシーのある言葉をかけてほしいところであった。
「そりゃあ、もう中学生だもん。他のみんなだってもう生えてるよ」
「へー、そうなんだ」
むっつりした顔で未来が言うが、悠貴は姉のそんな様子には気付かぬふうで、感心したように
肯くと目を再び姉の陰毛へ戻した。以前見たのと余り変わらない様子の性器そのものより、
そちらのほうが悠貴には興味深かいのだ。
それは割れ目のすぐ上の部分を、ちょぼちょぼと覆っていた。見慣れた父や母のとは違い、
髪よりも細くて短く、縮れてもいない、ちょうど眉毛くらいの産毛だ。地肌がはっきりとわかる
くらいにまばらにしか生えていなかったが、未来の白い下腹部の肌に栄えてよく目立った。
悠貴は姉の恥毛を、しばしの間物珍しそうにしげしげと見つめ、それからようやく、視線を
その下にある割れ目へと移動させた。おちんちんを入れる穴というのはどこなんだろう…?
「……」
悠貴の視線が性器に向いたのを感じ、未来のむっつり顔が少し緩んだ。やれやれ、ようやく
そっちを見る気になったか…(って、別に見て欲しいってわけじゃないけどさ…)。
誰に言い訳するでもなく胸の内で呟きつつ、未来は後ろ手を組んで、悠貴の視線を受け止める。
と、しばらく未来の性器を眺めていた悠貴が、顔をあげて口を開いた。
「おちんちんを入れる穴はどこなの?」
「え?」
膣を見つけられずにその場所を訊いてくる弟に、未来は頬の赤味を強くした。だが、わくわくした
表情で、彼女がそれを教えてくれるのを待っている悠貴を見ていると、未来の羞恥心は薄らいでいく。
「あ…えっと…」
未来は求められるままに説明しようとして、しばし考えを巡らせた。真っ直ぐ立っている状態では、
ソファーの上に座っている悠貴からでは見えないだろう。逡巡したのち、未来はソファーの上で
女の子座りをしている悠貴のほうを向いて、ソファーに斜めに腰かけた。剥き出しのお尻に、
合成皮革の感触がひやりと冷たい。
「んしょ」
ぽーっとした表情で姉のすることを見守る悠貴の前で、未来は左足は外に垂らしたまま、右足だけを
ソファーの上に引き上げた。さして大きなソファーではない、悠貴のすぐ目の前を、白いソックスを
履いた未来の足が通りすぎ、一瞬視界を遮った。そして次の瞬間、大きく股を広げる格好になった
姉の姿が彼の目に飛び込んで来た。
今日はここまで〜。んでは。
>>130 今日もやべえええええ。
お疲れ様でございました。
「悠貴!どこか…痛いの?」
未来は悠貴の肩をガシッとつかんだ。悠貴は昔から周りに気を遣い具合が悪くても我慢してしまう性格だった。
「正直にお姉ちゃんに言ってみな!」
悠貴はう〜ん…と困ったような声を漏らした。
「具合が悪いとかではないと思うんだけど…」
「だったらどこがおかしいのよ?」
「……………身体が…むずむずして…変な気持ちになる……」
「え?」
ハァ…ハァ…と悠貴の呼吸が荒くなった。
「お姉ちゃん、家の中だと…ずいぶん薄着だよね」
「え…まぁ、自分の家だしね」
悠貴の呼吸はさらに荒くなる。
「お姉ちゃんの胸の膨らみとか、お尻とか、脇とか見たら…なんか身体がビリビリ痺れて、すごく…切なくなるんだ。こんなの初めてだよ」
「ゆ、悠貴ったら…お姉ちゃんの身体見て、そんなになってたの?」
未来にはだいたい状況が飲み込めていた。悠貴が思春期になったということなのだろう。
私にアレが来るように…悠貴にも…
「お風呂上がりのお姉ちゃんの匂いをかいだり、後ろ姿を見ると、無性に抱きつきたくなっちゃうんだ」
悠貴は羞恥心に耐えながら告白し、体をもじもじと揺らした。
未来も同様に体を揺さぶる。なんだか熱い…
「今度から、我慢しないで抱きついて良いからね」
悠貴が愛おしい…。なにをされても許してしまいそうだ。
「お姉ちゃん!!」
悠貴はたまらなくなり未来を強く抱きしめた。身体全体が密着する。
「………あ………」
未来は下腹部に違和感を覚えた。何か…硬い何かが当たっている…。これが…悠貴の…
「ん…悠貴……っ!?」
突然悠貴が下半身を揺らし未来に擦り付けだしたのだ。絹の擦れる音と二人の呼吸が響く。
「ご、ごめ…ん。お姉ちゃん。僕…こんなになっちゃって……身体が勝手に……病気かなぁ」
悠貴が不安そうに聞いた。吐息がかかり未来は身体を強張らせる。
「違うよ……習ったでしょ?悠貴はね、赤ちゃんを作れる身体になったの」
「あ、赤ちゃん?どうやって?」
「その……男の人と…女の人が…愛し合うと…できるみたい」
「愛し合うって?キスとか?」
ああもぉ!!この子はなんて純粋なんだろう…。なんで私がそういうこと教えなきゃならないのよ!?お母さんとか、ませたクラスの友達とかの役目でしょ!!
未来はハァ…と深いため息をついた。
「悠貴。セ……セックスって…知ってる?」
ああ、恥ずかしい…
「せっくす?う〜ん…そういえば…保健でやったかも…でも良くわかんないや…」
135 :
1+1:2009/10/07(水) 00:48:04 ID:JcjBDDo9
あらら、そろそろ書かれると思ってたよ
>>120 エロ雑誌に新聞の連載小説載せたところでソリャつまらんだろう。
だから敢えてコテハンにしてるのでNG登録お願いします。
なんでここに書いてるかはスレを頭から読んで下さい。
ここに書くことを許可してくれた方、読んでくれている方には途中で終える事は失礼。
最後までキッチリ書きますんでよろしくお願いします。
まだ全体の30%位なのでまだまだ続くぞ。
ではそういうことで。
136 :
1+1:2009/10/07(水) 00:49:41 ID:JcjBDDo9
邪魔してしまった…ごめん
「その……男の人の…おち…おち……おちおち………」
「お姉ちゃん?」
未来はプルプルと震えた。
「ダメ!!私には無理!!」
そう言うと未来はベッドからはい出て部屋の明かりを付けた。それからごそごそと本棚をあさり始めた。
「…………あった!」
一冊の本を取り出し、それをベッドに横たわる悠貴に突き付けた。
「これは…」
本には「新しい保健体育」と書かれている。未来の高校の教科書だ。
「これを読んで勉強しなさい。ちょっと……トイレ……」
そういうと未来は足早に部屋を出ていき、取り残された悠貴は、せっくすせっくす…と索引のページに目を通すのであった。
セックスを教えるくだりは似たシチュエーションになっちゃいますね。純粋な悠貴くんだし…
ひとまずこれくらいにします。遅くてすみません。携帯もっと早く打てれば良いんですけど…
139 :
1+1:2009/10/07(水) 01:58:21 ID:JcjBDDo9
>>138 お疲れ様でした。途中で切って申し訳ない。
携帯は時間かかるから俺や夕暮れの人みたいにまず「始めるぞ!」って書くといいよ。
みんな待っててくれるから。
俺は空いてる時に個紛れ差し込むのでw
頑張って盛り上げて下さい!
>>138 いえいえ素晴らしいSSを本当にありがとうございますニニЭ・:∴:・゚・。。・:∴。・゚・・。・。。・゚・’
142 :
1+1:2009/10/07(水) 10:07:40 ID:JcjBDDo9
さて、続きいきますか。多分通算20話目だったかな、よく続くもんだ。
>>129 ぎゃあああ。
真理さん起きてー。
ふたりがイケナイことしてますよー。
144 :
1+1:2009/10/07(水) 11:00:44 ID:JcjBDDo9
真理は電話を切ると母の事を看護師に任せ会社へと向かう。
未来達と歩いてきた道を再び進んでいくと、ふと足が止まった。
悠貴が倒れた場所
周りを見渡してみるが特に変わった事もなく蝉時雨だけが響く。
また歩き出した真理は暫くするとある場所で立ち尽してしまう。
薬屋。次々に記憶が蘇る。
(あの時、気付いていればこんなことには!)
下唇を噛みながら思いきり電柱を叩く、だが時間は元に戻らない。
足取り重く漸く会社に着くと、そこは既に普段の姿どころか大忙しだった。
交通網が破壊された状態で小回りの効くバイク便に仕事が大量に舞い込んだのだ。
「真理さん無事でしたか!申し訳ないですが事務の子、手伝ってあげて下さい!あと、配車!」
「真理さん、バイクのガソリンがないんですぅ。調達出来る場所を見つけないと…」
「わかったわ、やってみる」
地震で仕事を失う人が多い中、家のローンを残したまま建直しを余儀なくされた真理には有難い状況だった。
だが不安も大きくなりつつある。
もし、この状況で悠貴君を引き取るとしたら…本当に生活出来るのだろうか。
今更ながら自分の「覚悟」がいかに重いものであるかを知るにつけ焦りを感じる真理。
夕方に未来から電話がかかるが状況を説明して断るに止まった。
次回へ続くぞ
そいでは「夕暮れ前のひと時」の続きっす。
「んしょ」
ぽーっとした表情で姉のすることを見守る悠貴の前で、未来は左足は外に垂らしたまま、右足だけを
ソファーの上に引き上げた。さして大きなソファーではない、悠貴のすぐ目の前を、白いソックスを
履いた未来の足が通りすぎ、一瞬視界を遮った。そして次の瞬間、大きく股を広げる格好になった
姉の姿が彼の目に飛び込んで来た。
「!?」
その途端、悠貴の心臓の鼓動が跳ね上がった。続いて、ドキドキドキドキ…と早鐘のように脈打ち
始め、なんだか身体がかぁっと熱くなって、息が苦しい感じがする。悠貴は思わずシャツの前を
ぎゅっと握りしめたが、姉の肢体から決して目を逸らさなかった。
幼い性衝動の芽生えに戸惑う悠貴の前で、未来はお尻をわずかにあげて腰を弟の方へ突き出すように
少しずらした。そして上半身は後ろへゆっくり倒していき、ソファーの肘掛に背中を預けると、
肘をついて身体を支えた。
「どう、これで見える?」
「え、あ…うん」
今やアナルまで丸見えにさせている姉のあられもない姿に、悠貴は胸の奥のもやもやとしたものが
一層強烈に湧き起こるのを覚え、どぎまぎとしながら肯いた。大きく広げられた股の中心に、秘密の
割れ目が見えている。立っていた時はぴたりと閉じ合わさっていたそこは、今は足に合わせるように
広がり、内部の様子をさらけ出していた。
広がった割れ目の中、小さな薄桃色の花びらのような襞肉が二枚寄り添い、ひくひくと微かに震えて
いるのがわかる。その花びらの間の下の方には、とろりとした透明な液体が滲み出している、小さな
肉の窄まりがあった。そしてさらにそのすぐ下に、セピア色の菊座の姿もはっきりと見える。
と、そこに姉の指が伸びてきて、割れ目を縁取る肉厚の部分をくいっと引きはだき、さらにそこを
おし広げた。大きく花開いたピンクの粘膜の下部にはっきりと姿を現した、愛蜜を滴らせる膣穴を、
未来は人差指で指し示した。
「ここよ。ここがオチンチンを入れるとこなの。わかる、悠貴?」
「う、うん、わかるよお姉ちゃん」
悠貴は肯きながら、姉が広げてくれたそこをもっとよく見ようと、四つん這いになって未来の
股間へと顔を近づけた。ここ数日入浴していないせいで、汗や尿の臭い、それにすえたチーズのような
異臭が入り混じり、悠貴の鼻を突く。しかし、それらの臭いを圧倒する、甘酸っぱいような不思議な
香り…女の発情臭が、そこからは立ち昇っていた。
(綺麗だなぁ…)
未来のほの甘い媚香を鼻いっぱいに吸い込みながら、悠貴は姉の生殖器に目を凝らし、ほぅっと
溜息を洩らした。まだほとんどビラつきがない、小さな秘花の間に、綺麗な薄紅色の粘膜が広がる。
割れ目の下の方についている、小さく窄まった、姉の言うところの『おちんちんを入れる穴』から、
蜜にも似たトロリと粘性のある滴が垂れている様もあいまって、まるで何かの花の内部を覗きこんで
いるような気分だ。
姉の美しい生殖器を見つめるうちに悠貴の胸の鼓動はさらに高まり、息がどんどん荒くなっていく。
興奮に荒ぐ鼻息が媚肉に当り、未来はくすぐったさを覚えてそこをひくひくと震わせたが、可憐な
秘花が蠢く様子が、さらに悠貴の胸の中のもやもやをかき立てる。
(ここにおちんちんを入れるんだ…)
胸を高鳴らせながら、悠貴は淫蜜滴る姉の秘口に意識を集中させた。いかにも柔らかそうな
肉の窄まりだ。ここにおちんちんを入れると気持ち良くなると、さっき姉は言っていた。この
穴の中はどんな感じなんだろう、気持ち良いってどんな感じなんだろう…? 悠貴は考えを
巡らせたが、初めて見る器官に、まったく想像がつかない。
「さ、触ってもいい、お姉ちゃん?」
「!?」
見ているだけでは物足りなくなった悠貴が、どもりながら訊ねると、未来は胸の鼓動を速めた。
見せるだけじゃなくて触らせるだなんて…。胸の内で恥じらい迷いつつ、しかしもう未来の答えは
決まっていた。
「……うん、いいよ」
「ありがとう!」
羞恥に目を潤ませながら答える未来に、悠貴はやったぁと言わんばかりに口を大きく広げた
喜びの表情を浮かべた。そしてすぐに姉の股間に視線を落とすと、そこへすっと手を伸ばし、
人差し指を立てて花びらのような襞肉へと指先を近付けていった。
「〜〜〜〜〜」
未来は唇をわななかせ、悠貴が触れるのを待った。潤んだ瞳で見つめる先、弟の指はさらに
割れ目に近付き、そして遂に、中で震える秘花へと触れ…るかに見えたが、直前で指先は上の方へ
動いたかと思うと、恥丘に生える産毛を指先でチョンっと摘まんだ。
(そっちが先!?)
涙目のまま微妙な表情になった未来に気付かず、悠貴は指先できゅっきゅとその産毛を擦った。
姉とは風呂に入らなくなったが、父とはまだよく一緒に入っていて、その時に父のモノをいくらでも
見ているし、触ったことだって何度もある。しかし姉の恥毛はそれとは全然違う、まだ縮れもなく
さらさらで細い、しかし髪の毛とはまた異なる指触りだ。好奇に駆られた悠貴は、一本を摘まんで
そっと引っ張ってみた。
「痛っ」
途端に未来が顔をしかめ、悠貴は慌てて毛を手放した。
「あ、ご、ごめんなさい」
「もう、優しくしないと触らせてあげないんだからね!?」
未来に叱られた悠貴は、そそくさと指先をその下…未来の生殖器へと移すと、姉の怒気にせかされる
ように、ためらうことなく淫花に指先をはべらせた。
「あ…」
緊張を解いていたところへいきなりタッチされ、未来は思わず生殖器をピクンと震わせた。
また痛くしちゃったんだろうかと、悠貴が手を止め、上目遣いで未来を見たが、彼女は無言で
小さく肯くと先を促した。
悠貴の小さな指先が、花弁状の襞肉をくにゅくにゅとこね回す。指は襞肉を掻き回すように動き、
割れ目の縁の、少し肉厚になった部分をなぞり、そして中央の粘膜をすっすっと上下に擦りたて、
さらに秘花の合わい目にある、包皮に包まれた陰核をそっと押さえる。
(なんだろ、ここ?)
皮の下にこりこりとしたものがあるのを感じた悠貴は、そこを軽く押さえたままぐりぐりと
押さえつけた。
「んっ…!」
敏感な突起をいささか乱暴に弄られ、未来の腰が跳ねる。悠貴が再び手を止め、姉の様子を伺うが、
「いいの、大丈夫。続けて悠貴」と、彼女は弟に続けるように促す。
ゲームにはまってあまり進まなかったので今日はここまでっす。それではまた。
>>151 GJ
なんか悠貴の焦らしがツボった。続きに期待
156 :
1+1:2009/10/08(木) 23:52:18 ID:XKCht28r
あれ?夕暮れの人はお休みかな?
台風酷かったけどみんな平気だったかな?
今日は誰も書かないなら続き書こう。
157 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 00:08:17 ID:+h9kDVZy
紫煙
支援支援
160 :
1+1:2009/10/09(金) 02:39:51 ID:mI5rhV8+
風呂入ったら沈没してましたわw
ちょっと眠いけど頑張って進めときます。
162 :
1+1:2009/10/09(金) 03:12:12 ID:mI5rhV8+
真理をアテにしていた未来だったが、とてもそんな状況ではない事は電話の後ろの声で明らかだった。
未来がその事を両親に告げると流石に落胆の色は隠せなかった。
「とりあえず病院には事情を説明して手続きは待ってもらおう」
「私の自転車がありますから何とかして私が…」
「いや、ママ、俺が行く。まだ余震も続いているし途中何があるか分からん」
「でもパパ足が…」
「なーに、大袈裟にギプスなんかしてるが大した事ないさ。
そろそろ病室を追い出されるかと思ったところだ」
パパもママも足を怪我している。本当なら「私が行く」と言いたかった未来だがグッと堪えた。
(もし私が行って途中で何かあったらパパもママも悲しむもの)
自分達の消息が判るまでの両親の気持ちを思うと、とても言えなかった。
結局は手続きは待ってもらえる事になり、2日後ギプスを外したパパはさらに翌日の早朝出発した。
「まあ少し足は痛むが休みながら行っても片道5時間もかからんだろう、夜には戻る」
そう言ってパパは自転車をこぎだした。
だがパパはその日戻ってこなかった。
163 :
1+1:2009/10/09(金) 04:00:15 ID:mI5rhV8+
翌朝医療センターから連絡が来た。
「パパがまた入院した」訳が分からぬ未来たち二人で病院へ駆け付ける。
そこには左足を吊されたパパがいた。
「いやぁすまないな二人とも」
恥ずかしがりながら話すパパだが、やはり痛そうだ。
「全く。自宅で静養すると言ったから退院させたのに、片道30キロ?何してるんだか」
「あはは、いや事情がありまして…」
「そんな象の足みたいに腫らせて!何の事情があるのかね!
当分そのまま絶対安静だ!」
「申し訳ない、先生」
ツカツカと病室を出る医師に未来とママも頭を下げた。
「二人とも心配かけたね、すまなかった。」
胸に飛込んでくる未来の頭をクシャクシャっと撫でる。
「すぐそこまでは来れたんだが意識が飛んでしまってね、甘く見すぎていたよ」
途中で陸橋が壊れかかっていたり、橋が崩落していたり如何に危険であったか語るパパ。
だが肝心の悠貴の話になると口は重くなった。
「全く反応がないんだよ…呼び掛けても…」
その一言でパパの落胆振りがわかった。
「いつ意識が回復かも分からん状態だから、一応なにかあれば連絡が来るようになっている
俺の足が治り次第また様子を見に行くから軽弾みな行動はするなよ」
(ごめんね悠貴、おねえちゃんまだ会いに行けないよ…)
目に涙を浮かべながら避難所へ帰ってゆく二人だった。
次回へ続く
164 :
1+1:2009/10/09(金) 05:02:39 ID:mI5rhV8+
回復かも、じゃなくて回復するかも、だね。
字数削り過ぎた。
で次回23話?あたりから悠貴スレにあげた内容に戻っていきます。
結構ここまで時間かかったなあ。悠貴を助けたあたりはわざとボカしてあります。
追々ハッキリとして来ると思いますよ。
>>161 エロって単発だと楽だけど長く続けるの難しいから気長に待とうぜ!
>>164 >エロって単発だと楽だけど長く続けるの難しいから気長に待とうぜ!
確かにw
それ以前にリビドーが必要だしなw
危険なのは長すぎると賢者になって風化するからなー。
>>161 せっかく台風で休講になったのにぶっ倒れてました。すいません。少しだけ書きます。
「スゥ……ハァ……スゥ……ハァ……」
便座に腰掛けた未来は大きく深呼吸をした。身体の奥が熱い…
「うぅ…悠貴があんなこと言うから…。なんか…変な感じ…」
未来は無意識に右手を下腹部へ伸ばしていた。
クチュ…と湿り気を帯びた音が狭い空間に響く。
「こ、こんなに…濡れてる…」
右手から粘り気のある液体が滴り落ちた。
悠貴のオ…オチンチン…すごく…硬くなってた。あんなになっちゃうんだ…
未来は悠貴が身体を密着させ、下半身を擦り付けてきた感触を思い出していた。再び無意識に自らの秘部へ手を伸ばす。
あんなのが、私の中に入ったら…どうなっちゃうんだろう…
未来は昔毎日のように見ていた両親の結婚当時の写真を思い出した。また、幼い頃家族でお風呂に入った時の両親の裸を思い浮かべた。
「パパの硬くなったオチンチンが…ママのアソコに入ったり出たり…出たり入ったり…。そしてパパのオチンチンが入った、ママのアソコから…私や悠貴はでてきたんだ………すごい………」
普段何気なく接してきた両親が、そういうことを経験していたのだ。改めて考えるとすごく恥ずかしく、そして少し寂しくもあった。
「私の知らないパパとママ…。キスをして、服を脱いで……セックス……したんだ…」
未来は息を荒くしながら秘部を刺激し続けた。頭がぼぉっとする…。
クチュクチュ……
淫靡な音に未来は高まっていく。いつしか未来は思い浮かべていた両親の交わりを自分と悠貴に置き換えていた。
四つん這いになった未来が後ろから悠貴に突かれている。苦しいようなうれしいような表情で喘いでいる。いやらしい…
「ハァ……ン……、悠貴ぃ、もっと……突いて…悠貴、悠貴!」
「何、お姉ちゃん?」
「っっっ!!!???」
心臓が止まるかと思った。扉の向こうから悠貴の声がしたのだ。
「ゆ、ゆゆゆ悠貴……いつからそこに?」
「え?今来たばっかりだよ。お姉ちゃん、戻ってこないから具合悪いのかなって…」
良かった…。聞かれてなかったみたい。
「だ、大丈夫だから……今戻る」「わかった……あっ!?」
遠くから足音がした。
パパかママが起きてきたんだ。
「悠貴!!」
未来はとっさにドアを開け、廊下に立っていた悠貴をトイレの中に導いた。
「お……お姉ちゃん?」
「はっ!?」
何も隠れる必要ないじゃない!?しかもトイレに二人……私のバカバカ!!
湿り気を帯びた未来の下半身に、悠貴はゴクリと固唾を飲むのであった。
また夜にでも。遅くて申し訳ないです。
>>167-168 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ありがてぇ、ありがてぇ(´;ω;`)
170 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 09:47:48 ID:+h9kDVZy
昨日お休みしました「夕暮れ前のひと時」の続きいきます
悠貴の指がクリトリスに戻った。弟が先ほどよりも優しく、皮の上からさするようにようにそっと
指先を動かすと、その小さな突起から、ぞわぞわと快感が未来の全身に這い上がっていく。
さらに悠貴がすりすりと擦ると、その指の下で、包皮の中の淫芯が次第に固さを増していき、
悠貴の指に伝わるコリコリとした感触が徐々に強くなる。そのコリコリの正体を確かめようと、
悠貴は指先で皮のカバーをクリっと引き剥いた。
「ひぁ…っ!」
小豆粒ほどもない小さな女芯が剥き出しにされ、未来が身体を震わせて押し殺した小さな悲鳴を
漏らした。悠貴の指の動きが一瞬鈍ったが、その密やかな声に嫌がる気配は感じられず、もう
いちいち姉の顔色を伺ったりしないで、そのまま黙々と姉の淫核を弄っていく。
「んっ…あ…」
外気にさらされてスースーするそこを、悠貴が指の腹でそっとさすると、包皮の上からされるよりも
ずっと強烈な快感が未来を襲い、彼女は下腹をびくびくと痙攣したように震わせた。胎内が熱く火照り、
そこからじゅわっと新たに蜜が滲むのが未来にはわかった。
(あ…そんなトコ…悠貴…)
恥ずかしい突起を直にくりくりされ、未来は腰をよじらせたくなるような肉の疼きを覚えるが、
弟の邪魔をしないように必死にそれを堪えた。しかし堪えることにより、その疼きを誤魔化すことが
できずに全身ではっきりと感じてしまい、頭がぽーっとしてきて、愛蜜の分泌がますます増えていく。
やがてクリトリスの指触りを十分に味わった悠貴は、一番のお目当てだったその淫膣へと指先を
移動させた。秘液で濡れ光るそこを、まずは指先でこわごわとつつく。
「ん…あ…」
未来はきつく目をつぶり、悲鳴とも喘ぎともつかない小さな声を漏らし、膣口をひくつかせる。
新たな蜜がトロリと垂れて悠貴の指先を汚し、彼はびくっと指を引っ込めた。
悠貴は指先についた姉の愛液を不思議そうに眺めた。アソコから出てきた液だがおしっこではないし、
汗とも違う、粘性の高い透明な液体で、どちらかといえば涎に近い。股についている口のような
器官から、涎に似た液体を垂らす摩訶不思議な女のコの身体に、悠貴は何か感動のようなものすら
覚えつつ、再度そこへと指を伸ばした。
悠貴はそこに垂れる蜜を擦り込むかのように、窄まった入口の周りを人差し指の先で何度も何度も
なぞりあげた。そしてこちょこちょくすぐるように、指先で秘口をこね、とんとんと指の腹で叩き、
それからようやく思い切って、指先をゆっくりと膣へと潜らせた。
「んっ…」
つぷっと、爪が隠れるほどまで悠貴の指が未来の中に入る。一瞬秘口がきゅっと窄まり、その指先を
きつく締めつけた。悠貴はさすがに驚いて、指をそこで止めたが、未来が力を抜いて締め付けの力が
緩むと、再びそろそろと姉の胎内へと指を埋めていった。
(うわ、凄いぬるぬるしてる…)
今までの愛撫ですっかり濡れそぼった姉の淫膣に、悠貴は息を飲んだ。指を進めるにつれ、中に
溜まっていた愛液が溢れてトロトロと垂れ落ち、蟻の門渡りを伝って肛門まで濡らしていく。
そして遂に、悠貴の指は根元まで姉の胎内に挿入された。
(あったかい…それに柔らかいや…)
悠貴はしばし動かず、姉の中の感触をじっくりと味わった。熱く濡れた、柔らかな襞肉が、中に
入れられた悠貴の指をきゅうきゅうと締めつけてくる。時に痛いくらいにきつく、時にふわりと
包み込むように優しく…。
「あひっ…」
悠貴が、未来の中で指をくいっと捻った。中の粘膜まで一緒に捩れそうな感触に、未来が怯えと
悦びのない交ぜとなった悲鳴を漏らす。
「ひっ、あっ、あ…ん…ふぁ…」
次いで悠貴の指が探るかのように、内部の襞々をそっとなぞりだすと、未来の声はすぐに悦び一色と
なった。悠貴の指先に、まるでくすぐられるようにすりすりと襞壁を摩りたてられ、弟の指が触れる
襞の一枚一枚から快感が込み上げてくるようだ。指は未来の胎内でくねり、襞肉をくすぐり、指先が
粘膜を擦りながらゆっくり引き抜かれていき、そしてまた根元までずぷりと突き入れられる。
「あはっ、あ…あっ…ん…」
きゅっと締めつけてくる柔肉をかき分けながらの指の抽送に、心地よさを覚えたのか、悠貴は
甘い鼻声を漏らす未来の膣に、何度も何度も指を出し入れさせた。指が根元まで挿入されるたび、
じゅぷっ、じゅぷっと秘蜜が溢れ出し、アナルまで濡らしていたそれは、遂にはソファーにまで
垂れ落ちていった。溢れる潤滑液に、悠貴の指はさらにスムーズに動くようになり、ぐちゅ、
ぬちゅ、くちゅ…という淫靡な水音を立てながら、リズミカルに未来の秘口を行き来する。
(あ…悠貴…)
その音は未来の耳にもはっきりと届いていた。弟に胎内を掻き回されながら、はしたないまでに
濡れてしまっている自分が恥ずかしくて溜まらない。しかしそれとは裏腹に、いつしか未来は昂りを
抑えきれず、秘裂を押し広げていた指先が、淫芯を皮のカバーの上からすりすりと擦り始めて
しまっていた。身体の脇に垂らしていた左手は胸の上に移り、服の上からその小さな膨らみを
さわさわと撫でさすっている。
(悠貴…あ…いい…ん…っ!)
未来は胎内をまさぐる悠貴の指に加え、自らの手でさらに自分を高めていく。小さな胸を掌で
回すように揉みしだき、淫核を弄る指は包皮を剥きひだき、剥き出しになった敏感な突起を直接
刺激する。
「あ、悠貴…あ…うぅん…は…あ…あっ、いい…」
未来の甘い歓喜の声は徐々に高く大きくなり、まるで甘えるような、そしてねだるような響きを
強くしていった。腰を悩ましくくねらせ、弟の指を胎内深くまで飲み込んでいく。それに応える
かのように、悠貴の指遣いもどんどん激しくなっていき、あそこから響く水音も、さらに大きく、
そしていやらしさを増していった。
(凄いや、お姉ちゃん)
未来の甘ったるい喘ぎといやらしい水音は、まだ幼い悠貴をも昂らせていた。姉の膣内の感触に
心の中で感嘆の声を漏らしながら、まとわりつく柔肉をかき分けながら指を激しく抜き差しし、
根元まで突き入れてぐりぐりと捻り、指先で肉壁をすりすりと擦りあげる。
(お姉ちゃんの中って、こんなに気持ちいいんだ…!)
指じゃなくて、実際におちんちんを入れたらどんな感じなんだろう? お姉ちゃんが言った
“セックス”って、どんな感じなんだろう…? そここを掻き回しながら悠貴は思った。入れてみたい。
お姉ちゃんの中におちんちんを…。
姉とのセックスを夢想するうち、悠貴はペニスがむずむずしてくるのを半ば無意識のうちに感じて
いた。そのむずむずはやがてずくんずくんという疼きになり、下腹部にちょっと力が入っただけで、
きゅんっとなって腰が跳ね上がりそうになる、くすぐったいような痛いような、今まで彼が経験した
ことのない不思議な感覚へと育っていく。
四つん這いになって姉の生殖器をいじりながら、悠貴はそわそわと腰を動かし始め、やがて我知らず
背中を反らしてお尻を突きあげたり、逆に腰を下げてほとんど正坐するような格好になったり、
さらに空いているもう片方の手で股間を押さえつけ、ペニスの違和感を紛らわそうとするが、
どうしてもその奇妙な感じは股間から去っていこうとしなかった。
(悠貴…?)
未来の昂奮に霞む瞳にも、弟のその不審な動きは映っていた。しきりにもぞもぞさせている腰の
方へと彼女の視線は自然と引き寄せられる。(…!?)
“それ”に気がついた未来は、思わず自分を慰めていた手を動かすのを止め、瞳を大きく見開いた。
悠貴のズボンの前の部分が、こんもりと膨らんでいたのだ。まだ中一の未来でも、それがなんなのか
くらいすぐにわかった。男性がエッチな気分になると…女の人とエッチしたくなるとそうなるという
アレだ。
悠貴がボッキしてる…わたしとエッチしたがってる…「悠貴、あんたそれ…」
「あ…」
未来が呆然となりながら思わずのそりと身体を起こすと、姉の視線が自分の股間に向いているのを
知った悠貴は、慌てて未来の性器から指を抜き、ぺたん座りになると膨らんだ股間を隠した。
「あ、あの、僕、その…」
悠貴が上目遣いで未来を見て戸惑い恥じらう。その弟の様子に、目を見張っていた未来は表情を
緩めた。どうやら悠貴自身、ボッキするのは初めて…あるいは初めてに近いらしいのが、未来にも
手に取るようにわかった。弟のボッキに驚いたものの、自分以上にそれに戸惑っているらしい悠貴が
面白く、そして可愛かった。
「悠貴、あ姉ちゃんとセックスしたくなっちゃったんだ?」
「え?」
未来に言われ、悠貴はドキリとして顔をあげた。確かに自分は、姉のアソコを弄りながら、そこに
おちんちんを入れたら…姉の言うところの“セックス”をしたらどんな感じなんだろうと想像していた。
でも、どうしてわかったんだろう…?
物問いたげな弟に、未来が少し悪戯っぽい笑みを浮かべて言う。
「あのね、男のコって、セックスしたいと思った時にオチンチンが大きくなるんだって」
「え…あ…?」
姉の言葉に、悠貴はかぁっと頬を赤くし、しばらくもじもじとしていたが、やがて観念したように
小さく肯いた。「……うん」
「……いいよ、悠貴。お姉ちゃん、セックスさせてあげる」
「えっ?」
悠貴が驚いて顔をあげた。未来は、どこか泣き笑いのような表情を浮かべて彼を見つめている。
「え、えと…でも…」
悠貴は姉の言葉に期待と戸惑いの表情を浮かべた。確かにセックスをしたいとは思ったが、女のコの
大事なところをいじるだけでも、なんだかイケナイことのように感じていたのに、それだけじゃなく、
そこに自分の大事な部分を入れるなんて、物凄くエッチでイケナイことのような気がする。
それに…
「で、でも、セックスすると赤ちゃんができるんでしょ?」
「悠貴は、もう精液出るの?」
逆に質問を返された悠貴はきょとんとなった。聞き慣れない言葉だ。
「せーえき?」
「精液っていうのはね、赤ちゃんの素なの。白くてドロドロした液がオチンチンから出てきて、
それが女の人のお腹に入ると、赤ちゃんができるんだよ」
未来の説明に、悠貴は目をぱちくりさせた。白くてどろどろした液…そんなものがおちんちんから
出てきたことなど一度もない。「ううん、僕、そんなの出たことないよ」
弟の返事に、未来はにっこり微笑んだ。「それじゃ、セックスしても大丈夫だね」
今宵はここまで〜。
しまった、「あ姉ちゃん」てなんだんだよ!
恥の上塗り…
精通前ならセックスし放題なんですね
もっと早く知っていれば・・・
ところで密かに絵師様の再来を期待しておりまする
183 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 01:49:51 ID:wSvPW2KO
こんばんは。
>>168の続きです。
「す、すごい……」
悠貴の口から感嘆の言葉が漏れた。
「な、なにが………ひっ!?」
やっと下半身があらわになっていること、そしてそれを悠貴が凝視していることに気付いた未来の顔が凍りついた。
咄嗟に股を閉じる。
「ゆ、悠貴!!こっちみな…んむ!?」
突然悠貴が手の平で未来の口を塞いだのだ。
「お姉ちゃん、気づかれちゃうよ」
小声で悠貴が囁く。
そうだ…。弟と二人でトイレに篭っているなんて知られたら…
未来がゾワっと身震いした。親睦を深めるために一緒にトイレに入ったりなんかしない。
何とか機をみつけて脱出しないと…。
その時、近づいていた足音が扉の向こうで止んだ。未来と悠貴に緊張が走る。
「誰か、入ってるの?」
ママだ…。
「わ、私だよ。ママ」
「未来。夜中起きるなんてめずらしいわね。具合、悪いの?」
「ううん。だいじょう…ふぁ!?」
いきなり未来は口調を乱した。
思春期真っ盛りの好奇心に耐えられなかったのだろう。悠貴が未来の太ももを壊れ物を扱うように優しく撫でていた。
ゆ、悠貴ぃ〜!!
声を発さず口だけ動かして悠貴を怒鳴りつける。しかし悠貴の意識は未来の身体にだけ向けられていた。息が荒い。
「未来?やっぱり体調悪いんじゃない?」
未来の母が心配そうに言った。
違うのママ!悠貴が!悠貴が!!
「だ…だい…じょうぶ…ふっ…だか…らぁ…んん!?」
とうとう悠貴の右手は未来の秘部へと伸びていった。
この状況が興奮するからわざとちょっかいを出すという感情は悠貴にはなかった。ただただ姉の未知の領域に対する好奇心や憧れがそういう行動をとらせていたのだ。
指先で未来のアソコを優しく撫でる。
「ふ……あぁ…ん…はぁ…はぁ…」
未来から甘い声が漏れた。
ダメ。止めて悠貴!!
「すごいよお姉ちゃん。ねばねばしたお汁が出てきてる」
目を大きくし、感動を伝えようと悠貴は濡れた手の平を未来にかざした。
ゆ…悠貴ぃ……
恥ずかしさで未来の目に涙が溢れる。
ゴン!!
そして鈍い音がトイレに響いた。
いい加減頭にきた未来が悠貴を殴ったのだ。
「いてっ」
思わず悠貴は少し大きな声をあげてしまった。慌てて口を塞ぐ。
「未来?」
不思議に思った母が未来に話しかけた。
「じ、実は……ちょっと頭が痛くて……。ママ、悪いんだけど頭痛薬出してくれない?」
「そうなの。勉強忙しいからってあんまり無茶しちゃダメよ。今お薬とお水用意してくるね」
そういうと母はリビングへ歩いて行った。パタパタというスリッパの音が遠ざかる。
「先に部屋に戻ってな!!」
未来はドアを開けて左右を確認すると、強引に悠貴を追い出した。
ふぅ……なんとかなった……
ぴちゃんっ。
秘部から滴り落ちた液体が水面に波紋を作る。
それを見てなんとも言えない興奮を覚える未来であった。
ひとまずこのくらいで。ちまちまですが…精進します。
乙!
なんか体調悪かったらしいけどお大事に。
>>188 ありがとうございます!
もう大丈夫かと。
絵師です
悠貴が自分の中で天使すぎて未来とエッチするイメージが
できないのだがどうすればいい?
未来ちゃんが一人エッチしてるつもりで描くといいんじゃね?w
さて「夕暮れ前のひと時」いきます
未来はそっと首を巡らし、すぐ脇で椅子に腰かけたまま寝ている真理を見やった。だいぶ疲れて
いたのか、身じろぎせずにぐっすり眠っている。大丈夫、さっきの地震でも起きなかったし、今も
ちょっと大きな声を出してしまったが、まるで起きそうにない。これならまだしばらくは起きたり
しないだろう。
「…おいで、悠貴」
未来は再びソファーに寝そべると先ほどと同じような格好になり、弟に両手を差しのべた。悠貴は
正座したまま姉の肢体を見つめ、しばし逡巡していたが、まもなく心を決めると、立ち膝になって
未来の広げた脚の間へと入っていった。
「お、お姉ちゃん…」
「悠貴…」
悠貴は横たわる姉を見下ろしながら、ズボンのボタンに手をかけた。震える指先でもどかしげに
ボタンを外すと、チャックを下ろしてズボンを緩める。そして両側の腰の部分に指を差し入れると、
下着ごと一気に膝まで引き下ろした。
「!?」
黄緑色のシャツの裾の下から、カチカチになった悠貴のペニスがぴょこんと姿を現すと、未来は
顔を強張らせて凍りついた。一緒にお風呂に入ることはなくなったとはいえ、悠貴が風呂上がり
などによく全裸でうろつくせいで、未来には弟のペニスは見慣れたモノとなっていた。しかし
それは平時のモノの話であり、ボッキしたモノを見るのはこれが初めてだ。
(悠貴の…あんなに大きくなってる…!)
ソレは未来が知っている弟の分身より、太さも長さも倍以上になっていようかというサイズだった。
ズボンの上から見た時に彼女が想像したより遥かに大きい、ちょうど無着色のウインナーのような
ソレに、今さらながら彼女は怖気づいた。初めての時は痛いというけど、本当に大丈夫なんだろうか?
未来はちらちらと、自分の指と悠貴のペニスを見比べた。いつも自慰の時に挿入する中指より、
一回り大きいくらいだろうか? それくらいならなんとか大丈夫かも…。
「お姉ちゃん…」
その間にも、悠貴は未来の上にのしかかってきて、未来の両脇に手を付いて支えた、ちょうど
彼女を押し倒すような格好となった。もう、止めるわけにはいかなかった。未来は覚悟を決めると、
悠貴の背中に両手をまわし、弟を引き寄せた。
未来に引き寄せられるがまま、悠貴は両肘をソファーにつけ、さらに姉に身体を密着させた。
その下半身が未来の股間に押し付けられ、カチカチになった肉棒の先端が、股間の割れ目を
探るように、内部の粘膜を擦りながら移動していく。悠貴ははぁはぁと興奮に息を荒げながら、
ペニスの先端に意識を集中し、目的の場所を探していたが、ほどなくそこ…未来の膣口を
探り当てると、訊ねるように姉を見つめた。
未来が、そこでいいよと小さく肯くと、悠貴はそれを確かめるかのように、その付近を亀頭で
数回つんつんとつつく。そして場所が合っていることを確信すると、彼はぐっと腰を突き出した。
「んっ!」
悠貴の指で既に十分に解きほぐされ、濡れそぼった秘口は、彼のぱんぱんに膨れあがった亀頭も
すんなりと受け入れていった。先っぽがぬるりと未来の中に入り込み、彼女は腰をびくんと震わせた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
二人とも、興奮に大きく口を開けて喘ぐ。先っぽが入った…あと少しで…「あっ!?」
次の瞬間、悠貴がわずかに腰を動かしただけで、彼の分身が一気に根元まで姉の中にずるりと
入りこんでしまい、二人は呆然と顔を見合わせた。
「あ…は…入っちゃった…お姉ちゃん…」
「う、うん…悠貴のオチンチン、全部入っちゃった…」
未来の下腹部、膣の中いっぱいにぎっちりと悠貴のペニスは嵌り込んでいた。なにか息苦しいほどの
圧迫感、異物感を未来は感じたが、事前に十分に弟の指で濡れ、解きほぐされていたのと、悠貴の
分身がまださほど大きくないおかげか、痛みはまったくといっていいほど感じられなかった。
(あ…凄い…中でびくんびくんしてる…)
まだ狭い処女道を埋め尽くす熱い肉棒が、弟の鼓動に合わせ、ずくんずくんと脈動し、時折
びくっ、びくっと痙攣するように震える様子が、未来の胎内にダイレクトに伝わって来る。悠貴が
わずかに身じろぎしただけでも、その動きがペニスを通じて未来にはっきりと感じられる。
かつてないほど未来は悠貴を身近に感じ、彼女は弟の背に回した腕にそっと力をこめ、慈しむように
その小さな身体を抱いた。
(お姉ちゃんの中…すごく暖かいや…)
悠貴も、未来に深く挿入したままじっと動かず、ペニスに感じる姉の胎内の感触を味わっていた。
悠貴の肉棒は痛いくらいに勃起し、敏感になっていて、姉の中の柔らかさ、熱さを、指よりもずっと
強く感じられる。そしてそこにきつくまとわりつく秘肉を通じ、姉の鼓動もはっきりと伝わってくる。
彼もまた姉と同じように、未来を今まで以上に近くに感じていた。
「悠貴、動いてみて」
「う、動くの?」
しばらくお互いの身体をじっと感じていた二人だったが、やがて未来が囁くように悠貴に言った。
「うん…セックスっていうのはね、オチンチンを入れるだけじゃなくて、出したり入れたり
するんだって」
「わ、わかったよお姉ちゃん」
姉に促され、悠貴はそっとと腰を引いていった。そして亀頭だけを残して肉胴を引き抜いたあたりで、
再び未来の中にゆっくり入っていく。根元まで挿入すると、また引き、そして入れ…。分身を姉から
出し入れするたび、肉棒にきつく絡みつく、熱く濡れそぼった柔らかな媚肉にそこを扱かれる形となり、
腰砕けになりそうなほどの快感が悠貴の下腹部に込み上げてくる。
「あっ、くっ…はっ、あ、あぁっ…」
快感を感ずるまま、悠貴の腰の動きがどんどん強くなっていくと、未来は怯えたような喘ぎを
漏らした。まるで内臓ごと引きずり出されそうな、そして先端が内臓を突き破りそうな感じがして、
なんだか怖い。
「ひっ、ひはっ、はくっ、あっ、あ…」
ずん、ずんと、悠貴のペニスが突き入れられ、未来は身体を揺さぶられながら、苦しげな片息を
漏らす。「あっ、くっ、はっ、あ…あんっ、あっ、んんっ…」
だが、何度も何度も突かれ、胎内を掻き回されるうち、やがて未来の喘ぎに官能の響きが混じり
始めていく。弟のかちかちになった肉棒に荒々しく擦られる膣道から、得も知れぬ悦びが湧き起こって
くるのだ。
「はっ、あ、あ…悠貴…」
未来は悠貴に突かれながら、ぶるりと身震いした。秘肉がきゅっと締まり、そこを出入りする弟の
分身を、よりきつく絞めつける。無意識のうちに未来の腰も、より強い快感を求めてはしたなく
動き始めていた。
「あっ、お、お姉ちゃん!」
一層強まった圧力と淫らな腰の動きに、悠貴が思わず声を漏らす。快感の余り涙を浮かべ、しかし
より強い快感を求めてひたすらに腰を振り続ける。ぎっ、ぎっ、ぎっ…と、二人が乗ったソファーが
荒々しい動きに抗議するかのように軋む。
「はっ、あっ、あ、ふっ、あ……」
やがて、未来の上で夢中になって腰を振っていた悠貴の目が、ふとある物を捉えた。身長差の
せいで、悠貴の頭はちょうど未来の胸の前にあり、そのまさに目と鼻の先に、水色のキャミソールに
包まれ、荒い呼吸にあわせて上下する姉の密やかな膨らみが見える。昂奮にしこりきった先端の
ぽっちが、薄い布地をツンと突き上げているのもはっきりと見て取れる。
「はっ、はっ……」
分身に感ずる快感に喘ぎながら、悠貴は先ほどそこを触らせてもらった時の感触を、掌に
ぼんやりと蘇らせていた。悠貴はしばしの間、腰を動かしながら姉の乳丘をぼうっとした目で
見つめていたが、やがておもむろに右手で姉の服の裾を掴むとぐいっと引き上げると、未来の
小さな膨らみを露わにさせた。
「はっ、あっ…あ?」
悠貴の小さな手が乳房をもみ始めると、未来はぎくりと背中を反らしたが、すぐに力を抜いて
弟の愛撫に身を委ねた。さっきと違い、今度は腰の動きと同様に荒々しい愛撫だった。ぎゅっぎゅっと
きつく乳房を揉みにじり、こりこりした乳首をつねり、捻るが、今の未来には最早それすら快感
でしかなかった。「あひっ、あっ、くっ、あっ、ゆ、悠貴…っ!」
悶える姉の乳房に、悠貴は口をつけた。滑らかな乳肌にキスをし、勃起した乳首をくわえると
ちゅうちゅうと吸い立てる。手と口、そしてペニスから与えられる快美感に、未来は身も世もなく
よがり悶え、秘口の中では媚肉がうねうねとうねり、そこを激しく動くペニスをより深いところまで
飲み込んでいく。弟の肉棒がぎっちりと嵌り込んだ秘口から垂れ落ちる愛液は、いつしか
白く濁ったものへと変貌していた。
「あっ、あ、お、お姉ちゃん…おちんちんが爆発しちゃうよぉ!」
激しい交わりに限界まで昂った悠貴が、しゃぶっていた乳首を口から離すと思わず悲鳴のような
声を漏らした。
「あっ、悠貴、わたしも…わたしも爆発しちゃうっ!」
同じく絶頂の予感に、未来もひときわ大きな嬌声をあげる。姉弟はひしっと抱き合い、最後の瞬間に
向けて、激しく腰をぶつけ合った。
「あっ、お、お姉ちゃんっ!」
「ゆ、悠貴、悠貴っ!」
悠貴の腰の動きが限界までに強まり、未来の爪先がぐんっと伸ばされる。そして何度か腰をぶつけ
合ったのち、遂に二人は絶頂に達した。
「あっ、あっ、あーーーっ!?」
絶頂の叫びとともに未来の背中がぎくんと反り、胎内では秘肉がアクメにうねる。最深部までに
突き入れられた悠貴のペニスが、その中でびくんびくんと何度も何度も痙攣したように跳ねあがる。
二人はぎゅっと腰を押し付け合って快感に打ち震えていたが、絶頂感が引いていくにつれて秘肉と
ペニスの律動も次第に収まっていき、やがて二人の身体からがくりと力が抜け落ち、姉弟は
折り重なるようにしてソファーに沈みこんだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
今や悠貴は肘で支える事もなく、ぐったりとなって完全に未来の胸の上に身体を預けていた。
8歳といえどさすがに少し重いが、未来には少しも苦にならなかった。「悠貴…」
未来の呼びかけに、悠貴はぼんやりと顔をあげた。「…お姉ちゃん…」
二人は肩で息をしながらしばらく見つめあっていたが、やがて未来がそっと弟に顔を寄せると、
静かに唇を重ねた。悠貴は突然の口付けに、一瞬目を見開いたが、すぐにその目をつぶると、
姉の唇を受け入れた。
永遠にも思える数秒ののち、未来はゆっくりと唇を離した。「ふふ、キスしちゃった…」
そう言って照れ笑いを浮かべる未来に、悠貴も照れたような笑みを返した。
「ふぅ…」
それから少し時が経ち、二人はすっかり身だしなみを整え、事を始める前のように並んでソファーに
座っていた。真理は二人の愛の交わりにはまるで気付く様子もなく、相変わらず傍らのイスに
座ったまま、すやすやと穏やかな寝息をたてている。
二人の方はといえば、悠貴は猫ならば喉をごろごろ鳴らしていそうな上機嫌な顔で、未来の肩に
もたれかかっていたが、未来の方は少し暗い顔で、小さく溜息を洩らしていた。
(悠貴と…セックスしちゃった…)
興奮が醒めてみると、まだ幼い実の弟と性交し、バージンを捧げてしまったことへの罪悪感と後悔が、
ずーんと未来にのしかかってくる。もう、弟として見ることなんてできそうにない。これからどんな
顔をして悠貴と接していけばいいんだろう?
「……」
ちらっと横目で弟を見るが、姉の気持など露知らず、悠貴はこの上なく幸せそうな表情だ。
(……ま、いっか)
弟につられるように、未来の表情も少し明るくなる。これだけ嬉しそうにされたんなら、身体を
許した甲斐もあったというものだ。それに自分の方も…
「ねえお姉ちゃん」
「な、なに、悠貴?」
エッチなことを思い出しかけていたところに話しかけられ、未来は照れ隠し気味にぶっきら棒に
返事をする。その姉に、悠貴は最上の笑顔を向けて言った。「すっごく気持ちよかったね」
「いっ…」
途端に未来の顔が真っ赤に染まる。「う、あ、えーと…」どう返事をすべきかうろたえていた
未来は、ぷいとそっぽを向くとぶっきら棒に答えた「ま、まあね」
「またセックスしようね、お姉ちゃん」
「!?」
ぎょっとして悠貴を見つめる未来の顔が、さらに赤くなった。未来は悠貴を見つめたまま、
金魚のように口をぱくぱくさせる。
「ダメ…?」
「う…」
しかし悠貴に少し寂しそうに上目遣いで言われると、未来の口は静かに閉じた。そして、敵わないな
といった感じの微苦笑を浮かべると、未来は肯いた。「お家に帰ったら、またさせてあげるわよ」
「ホント!?」
「うん……。ただし誰にも言っちゃダメよ、悠貴。パパとママにも、お友達にも、真理さんにも、
ぜーったい言っちゃダメだからね!?」
「うん、わかった!」
本当にわかっているのか、悠貴は笑顔でかるーく答えると、未来の腕にぎゅっとしがみついた。
「お姉ちゃん、大好きだよ」
その言葉に、未来の心臓がどきんと跳ねた。そして、はしゃぐ弟に、未来は困ったような笑みを
浮かべつつ、心の中でそっと呟いた。(わたしも…大好きだよ悠…)
「ん?」
だが、それが心の中で形になる寸前、悠貴は突然立ち上がると、玄関ドアの方へとトタトタと
走っていってしまった。
「悠貴?」
「僕のカエルロボ一号だ!」
「ちょっとどこ行くのよ?」
玄関を開けて外に出ていこうとする弟を未来は呼びとめるが、悠貴は「ロボを見るだけ!」と
言い残し、そのまま外へと走り出て行ってしまった。「えーっ!?」
未来はなにか途轍もない敗北感と屈辱感を感じつつ、弟の背中を呆然と見送っていたが、やがて
我に帰ると、慌てて真理へのメモを書き、弟の後を追って雨の上がった表へと走り出して行った。
おしまい
以上、お粗末さまでした〜。
悠貴君を興奮させすぎですね、明らかに未来ちゃんが悠貴君の寿命を縮めてます。
イケナイお姉ちゃんですねw
ぼくのおちんちんも爆発してしまいました
>>199 お疲れ様でした〜!
表現力が凄くていろんな意味で勉強になりました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
>>202 ふぉぉぉぉぉぉぉ、いい絵をありがとうございます〜!!!
お礼忘れてたけど
>>112もサンクス。
>>196 GJ
初めてなのに、挿入しながら乳責めもする余裕があるなんて末恐ろしいな。
206 :
1+1:2009/10/11(日) 22:58:45 ID:6Reg0pYO
急に静かになったね。
誰もいないなら後で続き書くか。
207 :
1+1:2009/10/12(月) 07:19:45 ID:7YvIY1kr
寝ちまいましたw
今日は仕事があるんで帰ったら書きますわ。
>>129 >悠貴のすぐ目の前を、白いソックスを履いた未来の足が通りすぎ、一瞬視界を遮った
今さら気付いたが、未来ちゃんは靴下なんか履いてなかったー!
どうもうろ覚えで包帯を混同したっぽい・・・。
この日は二日目なのに三日目って書いちゃったし、キャラスレに貼った時は
キャミソールの色を若草色と表現してたし(これは古いブラウン管TVの発色のせい)・・・ドンマイ俺。
なあに気にすることはない
おちんちんは別の生き物だ
「夕暮れ前のひと時」について次作の参考(にするかもしれない)のためのアンケート
Q1.二人にどこまでさせるか数パターン考え、結局貼った通り、乳揉み→乳吸い→アソコ触り→本番
という形に落ち着きました。以下に別パターンの概要を書きますが、どれがよかったでしょうか
a.本番はいきすぎ。途中で真理さんが起きそうになって中断、続きは家でと約束するが、
その約束が守られることはなかったエンド
b.一回だけじゃ足りない! 悠貴にねだられるまま第二R、第三R、スイッチ入っちゃった未来ちゃんが
口で悠貴を元気にさせて第四R、さらに第五R「あっ、悠貴そこ違…アッー!?」
c.これくらいでちょうどいい
d.その他
Q2.はっきり描写はしませんでしたが、悠貴は絶頂したけど射精はしていません。みなさんはどうお考えでしょうか?
a.どうせファンタジーなんだからどばどば中出しさせて、悠貴は死んじゃったけど
未来ちゃんのお腹には二人の愛の結晶がエンドがよかった
b.いくらファンタジーでも8歳児が射精したら非現実的すぎて萎えるんでこれでいい
c.その他
Q3.本編とあまり乖離しない、描かれてないけどこんなことしてました的な話にしましたが、これはどうでしょうか
a.どうせファンフィクションなんだから本編との矛盾上等! 真理さん入れて3Pとかもっとエロく
b.本編と矛盾が出ないようなのがいい
c.その他
Q4.一回の投下数・行数、全体の長さはどうでしたか? もっとも、連投規制があると思うので、一回の投下数や
行数は制限されてしまうと思いますが。(はっきりわかんなかったので30行前後、5レス前後をめどにしてました)
>>211 1 b
2 b
3 a
4 毎回エロシーンがあれば、これくらいでいいと思う。
>>211 a
b
b
行数はちょうど良かったと思う
ここはあえてリアルに原作通り欝ENDで
>>221 1 d 未来にもいけないことに流されるスイッチあると入りやすいです。
2 b
3 c ifでも大丈夫だけどキャラを崩さないで悠貴は悠貴、未来は未来であってほしい(自己投影できないSS)←もしかしたらエロの約束事を無視したことかもしれなかったらすみません
4ちょうどいいです。イメージ崩れが少なくすみました。
215 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:15:30 ID:MajRJBZh
おお、もう四人も・・・。1と3のお答えはまちまちですが、212の方はエロ優先で、あとのお三方はエロが
ダメなのではなく、話や設定から逸脱しないことのほうが重要ってところでしょうか。
悠貴キュンは精通前でというのは共通ですねw 個人的な趣味で、精通前だから油断してたら8歳の実弟に
中出しされちゃって未来ちゃんガクブルという流れにしようかとも思いましたが、ここは自重して正解だったようでw
どんな話にするかは書き手の勝手という主義ではありますが、やはり読み手がドン引きするような話にするのも
いかがなものかと、書いてる途中で色々迷うこともありまして、これらのご意見を頭に入れて読む方にも
喜ばれる作品を書けたらと思います。
217 :
1+1:2009/10/14(水) 00:41:25 ID:2Q7mSEHT
さて、今日はノイタミナやるぞ!
218 :
1+1:2009/10/14(水) 02:36:49 ID:2Q7mSEHT
さて、始めるか第23回から続きいくぞ!
219 :
1+1:2009/10/14(水) 03:26:31 ID:2Q7mSEHT
パパが再入院してからは悠貴の病院からの連絡もなく淡々と時は流れてゆく。
未来とママは連日パパのお見舞いと自宅の片付けにおわれ、忙しい毎日を送っていた。
ただ、未来の部屋だけは未だに片付けられない。
(もし悠貴がこのまま戻ってこないとしたら…)
そう思うと散らばっていた物一つ一つに思い出が浮かび、とても片付ける気などおこらなかった。
漸く未来の部屋も片付いた頃、パパが退院し避難所を後にすることになった。
避難所である悠貴の小学校も夏休み明けから授業が行われる為、避難所は撤去される。
避難所の人達に挨拶を済ませ家路につこうとするその時、未来は両親を引き留めた。
「二人に見て欲しいものがあるの。」
未来は二人を悠貴の教室へ連れていった。
二人はまず壁に貼り出された「未来」と書かれた書道の作品に見入る。
「おおっ悠貴の奴、いい字を書くじゃないか!」
周りに比べ力強く豪快、紙いっぱいに書かれた大きな「未来」。
「あの子おねえちゃん子だから、この字だけは他の子に負けたくなかったのかも。」
そんな二人に未来は声をかけた。
「パパとママにこの絵を見て欲しかったの。」
二人はその絵を見てハッとした。「楽しかったこと」をテーマに書かれた悠貴の絵。
その絵は二年前家族みんなで渡った「橋」が描かれていた。
220 :
1+1:2009/10/14(水) 04:10:53 ID:2Q7mSEHT
壁に貼り出された悠貴の絵。
それは牧場へ行ったことでもなく、動物園へ行ったことでもなかった。
二年前に渡った「橋」、描かれた家族はみんな楽しそうだ。
パパもママも何も語らずその絵を見ていた。
「悠貴…わたしに言ったの、本当はロボット展じゃなくて「橋」に行きたかった…って」
「悠貴…一生懸命励ましてくれたの…パパもママもきっと無事だから、
またみんなで手を繋いで「橋」を渡ろう…って」
「悠貴がいたから帰ってこれたの…悠貴がいなかったら…わたし…」
泣き出してしまった未来をママはきゅっと抱き締めてやった。
「大丈夫、大丈夫よ未来。悠貴が大好きなおねえちゃん置いてく訳ないじゃない。
きっと大丈夫、また元気になるから泣くのはやめよう?悠貴心配しちゃうゾ」
「そうだな、大丈夫だきっと。悠貴を信じてやろう、悠貴が良くなったらまたみんなで「橋」に行こう」
パパも自分にいい聞かせるように言うのだった。
小野沢家の時は止まったままだが町はどんどん変わってゆく。
パパの足はまだ自転車を長時間こぐほど回復している訳ではなく、悠貴の病院からも知らせがないままもうすぐ一ヶ月。
(ある程度の覚悟はしないといけないか…)そんな事がパパの頭をよぎる。
その時、一人の女性が小野沢家を訪れた。真理である。
続く
うわあああああああああああああああああああああ
なんだここわあww
イツキの未来の呼び方どうしよ。一度「未来ねーちゃん」と言ってた気がしたが、
確認しても見当たらねーorz
「お姉ちゃんの名前は未来でしょ」の時の「未来」と呼び捨てにしたのが一度、
その後「お姉ちゃん」と呼んだのが一度なのは確認。統一しろよ、わかんねーだろが!
>>222 説明すればどっちでもいいんじゃない?
最近はイツキ君は私のことをお姉ちゃんと呼ぶようになったとか
「お姉ちゃん」が悠貴で「おねーちゃん」はイツキってのはどうでっしゃろ。
ややこしいかw
んー、なんかもうメンド臭いから最初の通り「未来ねーちゃん」でいいや。
ついでに予告を兼ねたこんなん書いてます紹介。
226 :
残暑:2009/10/15(木) 22:37:07 ID:GEp1T0hD
「もうこんなもんでいいんじゃない?」
「ん、そうね…」
9月のまだ残暑厳しい夏空の下、小学校の片隅に植えられたマロニエの前で、セーラー服姿の
未来と、オレンジのポロシャツにグレーの半ズボンといういでたちのイツキが、並んでしゃがみこみ
ながら、泥で汚れた手で額の汗を拭っていた。その傍らには、雑草の小山ができている。今日は
未来とイツキとで、一緒にマロニエの周りの雑草取りをしていたのだ。
時刻はまだ真昼といって差し支えない頃だったが、新学期が始まったばかりの短縮授業で、
イツキも未来も、もう授業はとっくに終わり、未来の帰宅時間に合わせて待ち合わせをしての
作業だった。
「手が痛くなっちゃった。それに汗だらけだよー」
「まだ暑いもんね」
二人は拭いきれない汗を額に浮かべながら、水場で並んで手を洗っていたが、やがてあらかた
泥を落としてしまうと、未来がイツキに声をかけた。「それじゃ、帰ろっか?」
「うん」
イツキはぱっぱっと手の滴を払うと、未来と共に校門のほうへと歩き始めた。夏休み中、避難所と
なって多くの人が出入りしていたこの学校も、新学期にあわせてその役目を終え、今はもう避難民の
姿はない。授業もとっくに終わって児童はみな帰宅し、この強い日差しの下では校庭で遊ぶ子供もなく、
わずかに教師が職員室に残るだけとなった学校には、夏の終わりを告げるツクツクホウシの声だけが
響いていた。地震であちこちヒビが入って痛んだ校舎と相まって、非常に物寂しい雰囲気だ。
「…あ、そうだ」
そんな無人の校内を歩き、校門を目前にしたところで、急にイツキがなにかを思いついた顔になると
立ち止まった。
「なあ未来ねーちゃん。いいトコがあるんだ、ちょっと寄って行こう」
「いいトコ?」
未来の質問に、イツキはイヒヒと笑みを浮かべただけで、突然駆け出していく。「こっちだよ
未来ねーちゃん」
「あ、ちょっと待って、イツキ君!」
未来が慌ててその後を追いかけて行く。イツキが向かっているのは校門と反対の側、学校の奥の
ほうで、どうやら“いいトコ”というのは校内のどこからしい。(あっちは確か…)
つい半年ほど前まで通っていた学校だ、未来も学校の中の様子はよくわかっている。イツキに
ついて進むにつれて、彼女にもイツキがどこに行こうとしているのか、なんとなく察しはついた。
227 :
残暑:2009/10/15(木) 22:37:42 ID:GEp1T0hD
(やっぱり…)
すぐにそれは未来の視界に入ってきた。彼女が予想した通り、イツキが向かっていたのはプールだ。
こんなに暑くて汗だくとなれば、冷たいプールでひと泳ぎしたくなるというのも肯ける。
が、いくら暑いとはいえもう9月、プールは閉鎖されてしまっているはず。実際、プールの方も、
校内の他の場所と同じく静まり返っていて、子供たちの歓声も水音も、まったく聞こえない。
「ちょっとイツキ君、どこ行くの?」
「こっちこっち」
だが未来の予想に反し、イツキはプールの入口を素通りすると、プール沿いにどんどん駆けていって
しまった。後を追う未来が、通り過ぎざまに横目でちらりと入口を見ると、南京錠がかかっていて、
どの道入ることはできそうにない。未来がイツキに視線を戻すと、彼はその先のプールの角に沿って
曲がり、見えなくなってしまった。
「もう、待ってよ」
未来もその後をついて角を曲がる。そこは学校の高い塀と、一段高くなっているプールの土台部分に
挟まれて通路状になっている場所で、イツキはその先、学校の角にあたる部分でようやく足を止めた。
「ここだよ、未来ねーちゃん」
そう言ってイツキが指差したのは、プールの角の部分だった。プールは不審者対策のブラインドで
ぐるりと囲まれていて、外から中の様子を見ることはできないのだが、そこだけ土台のコンクリートが
崩れてぽっかり穴が開き、プールの中が見えている。恐らく例の地震で崩れ、まだ補修がされていない
のだろう、コーンとポール、そして黄色と黒の安全ロープでおざなりに囲ってあるだけだ。
「こっから中に入れるんだぜ」
「あ、ちょっと…」
制止しようとする未来を尻目に、イツキはロープをくぐって土台をよじ登り、プールの敷地の中に
入っていってしまう。
「ダメよ、勝手に入っちゃ」
「へーきへーき、未来ねーちゃんもおいでよ」
プールサイドによじ登ったイツキは、穴の向こうから未来を見てそれだけ言うと、さっさと奥へと
行ってしまう。
「待ちなさいってば」
しかたなく未来もロープをくぐると、彼の後を追ってその中へと入っていった。
228 :
残暑:2009/10/15(木) 22:38:53 ID:GEp1T0hD
無人のプールはしんと静まり返り、水面が強烈な日差しを反射してきらきら輝いていた。閉鎖され、
恐らく浄水ポンプも止まっているのだろうが、最後に使用されてまだ間もないせいか、水もまだまだ
透明に澄んでいる。
「へへ、だーれもいないや」
「ダメよ、怒られちゃうよ?」
「外から見えないし、あんまり音を立てなきゃ大丈夫だって」
イツキの口ぶりからして、何度か忍び込んだことがあるのだろう。未来はやれやれといったふうに
溜息をついた。
しかしそれはまあいいとして、一つ問題が…「だいたい、水着なんて持ってないわよわたし」
「そんなの裸で泳げばいいじゃん」
「!?」
頬を赤くして目を剥く未来の前で、イツキが服を脱ぎ始める。「ちょ、ちょっとイツキ君…!」
未来が止める間もなく、イツキはシャツを脱いで上半身ハダカになり、靴に靴下、そしてズボンも
脱いでトランクス一枚になってしまう。(そ、それも脱ぐ気!?)
未来がますます顔を赤らめる。いくらまだ子供とはいえ、さすがにすっ裸になられたら、少し
目のやり場に困ってしまう。
「いやっほぉ〜!」
しかし幸いなことに、イツキも全裸になるのはやはり抵抗があるのだろう、トランクスは身に
着けたまま、歓声をあげて元気よくプールへと飛び込んで行った。
この学校のプールは、低学年用の浅い部分と高学年用の深い部分が真ん中で柵に仕切られている
タイプで、イツキが飛び込んだのは高学年用の深い側だった。まだ8歳のイツキでは、普通に立って
いても顎まで水に隠れてしまうくらいで、彼が飛び込むと同時にどっぽーんと派手に水しぶきが上がり、
イツキはそのまましばらく浮かんでこなかった。そして十秒くらいして、ようやく水面に顔を出した
イツキは、今の音を誰かに聞き咎められていないかとハラハラしている未来に向かって、お気楽そうに
手を振った。
「未来ねーちゃんもおいでよ!」
「…わたしは遠慮しとくわ」
未来はジト目になってプールサイドに腰をおろした。いくらまだ子供のイツキの前でも、さすがに
下着姿になって泳ぐのは抵抗があるし、かと言って服のまま泳ぐわけにもいかない。ためらいなく
下着姿になれるイツキに、呆れ半分羨ましさ半分で、未来はプールで一人はしゃぐ彼を目で追っていた。
とまあ、こんな感じで。完成まであと一週間くらいはかかるかの〜?
それでは。
もしかして新人さん?
相変わらず仕事早すぎw
早っ!すげっ! わたしも頑張って早めに投下できるようにしますね。
水をかけられてすけすけ未来ちゃん
236 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 16:31:34 ID:6Zzibpsq
>>235 そこ、先に展開を言わないように。絵の方が先に出来ているという間抜けな事にならないように、
出来てる分をもう少しだけ投下しときます。
238 :
残暑:2009/10/16(金) 21:41:32 ID:3yZTWwKt
「……暑い」
プールサイドで夏の日差しにじりじり焼かれながら、未来は一人ごちた。イツキが泳ぎ始めて
まだ十分と経っていないが、こんな日を遮る物のなにもない場所で、何をするでもなく手持無沙汰で
いるとなると、なおさら暑さが堪える。
「ねぇ、もういいでしょ? そろそろ帰ろ」
「えー? まだもうちょっといいじゃん」
「もう…」
まだプールからあがろうとしないイツキに、未来が不満げな溜息を洩らしたその時だった。
「うわっ」
「?」
突然イツキが驚いたような声をあげ、未来が目をやると、彼は水中でぴょこぴょこと飛び跳ね、
頭が水面を出たり入ったりしている。(なにやってんだろ…?)
未来が眩しさに目を細めてじぃっと見ていると、イツキは手で水面をバタバタと叩き始めた。
頭が水面に出るたび、ぷはっぷはっと水を噴いている。
……。
溺れてる!? 遅ればせながらそれに気付いた未来はがばっと立ちあがった。「イツキ君!!」
どうしよう、誰か助けを呼ばないと…。未来はおろおろと辺りを見回したが、もちろんプールに
他の人間はいない。いや、恐らくは職員室にでもいかなければ人は見つからないだろう。
誰かを呼びにいっている時間などない。一瞬の判断ののち、未来はためらわずにプールへと
飛び込んだ。
「イツキ君!」
もがくイツキに向かい、未来は水をかき分けながら進んだ。セーラー服が水を吸って重くなり、
なかなか思うように進まない。とはいえ、しょせんは小学校のプールだ、ほどなく未来はイツキの
元へと辿りついた。
「ほら掴まって!」
「み、未来ねーちゃん…!」
未来が手を差し伸べるよりも早く、イツキのほうから未来の肩にしがみついてくる。「あ、足、
けほっ、足が…いたたたたた…」
イツキが水にむせながら訴える。未来が水中に目を凝らすと、右足をくの字に曲げている。きっと
こむら返りでも起こしたのだろう。
「今外に出してあげるから、ちゃんと掴まってて!」
「う、うん…いてて…」
涙目のイツキを肩に掴まらせ、未来はプールサイドに引き返して行った。プールの縁に辿りつくと、
未来は先にイツキのお尻を押してプールから出すと、重くなった服に苦労をしながら、やっとのことで
プールの縁をよじ登る。
239 :
残暑:2009/10/16(金) 21:44:28 ID:3yZTWwKt
「あたたたたた…」
「はぁ、はぁ…」
四つん這いになって息をついている未来の横で、イツキは仰向けに転がって爪先を曲げ伸ばしして
いたが、やがてこむら返りが治まってくると、未来の方へ顔を向けた。「ありがと、未来ねーちゃん」
「『ありがと』じゃないわよ、バカ! わたしがいなかったら死んじゃってたかもしれないんだよ!
だから勝手に入るなって言ったのに、もう…!」
間髪入れずに、未来が思い切りイツキを叱りつけた。激しい叱咤に、イツキは首をすくめた。
ちょっと足がつっただけなのに大げさな…。イツキはそう言い返そうになったが、未来の瞳にプールの
水ではない水滴が…涙が浮かんでいるのに気付いて口をつぐんだ。
「せっかく地震で助かったのに、こんなことで死んじゃったらどうすんのよ…」
「……」
未来の震える声に、イツキは神妙な顔になると身体を起こして胡坐をかき、首を少しうなだれさせた。
彼女が何故こんなに取り乱すのか、もうイツキにもわかっていた。悠貴だ。あの地震で命を落とした、
未来の弟でイツキの親友だった少年…。
イツキは首をうなだれさせたまま、ポツリと呟くように言った。
「…ごめんなさい、もう勝手にプールに入ったりしないから」
「絶対だよ?」
「うん…」
涙声の未来に、イツキがこくんと肯く。未来はそれを見届けると、体育座りになって膝に顔を
埋めた。イツキはその横で、やはり座ったまま押し黙っていた。
「……」
「……」
気まずい沈黙が数分続く。未来は膝に顔を埋めたまま、涙を零し続けて…いるかと思いきや、
こっそり顔を赤くしていた。顔を上げないのは赤面をイツキに見られたくないからだ。
(あ〜もう、泣いちゃったじゃない…イツキ君のバカ!)
悠貴の死を思い出してしまったとはいえ、泣いてしまうなんて我ながら少しナーバスすぎる反応
だったと、未来は心の中で頭を抱えた。さらにそれを年下の男のコに見られたとなると、恥ずかしくて
顔を上げられない。かといって、このまま膝に顔を埋めていても埒が明かないし…。
240 :
残暑:2009/10/16(金) 21:45:58 ID:3yZTWwKt
「あ〜〜〜〜っ!」
さらにしばらく葛藤したのち、未来は顔をあげると叫んだ。「もう、服がびしょびしょ〜!」
未来は両手をバタバタ振って滴を払うと、さっと立ち上がった。ぽかんとしているイツキの前で、
未来はびしょ濡れになったセーラー服の裾に手をかけると、一気に捲りあげた。
「!?」
未来のささやかな膨らみを覆う、飾り気のない白いブラジャーが露わになり、イツキの心臓が
ドキンと跳ねる。頬を赤らめるイツキの前で、未来はセーラー服を脱ぎ捨てるとスカートのホックに
手を掛けて外し、ばさりと地面に落として、上下とも下着姿となってしまった。ブラに続き、やはり
飾り気のない純白のパンツを目にして、どぎまぎとなっているイツキに、未来がソックスを脱ぎながら
声をかける。
「やっぱわたしも泳ぐわ。いこ、イツキ君」
「え、あ…」
イツキは慌てて立ちあがり、そこでちょっと訝しげな顔をする。
「でも、勝手にプールに入ったらダメなんだろ」
「今度は浅い方でね。それに、もしまた溺れそうになってもまた助けてあげるわよ」
「あ…うん…」
照れ隠しにつっけんどんに言う未来に、イツキは気圧されたように肯いた。そして未来の後に
ついて、プールのほうへと歩いていった。
「あはっ、冷たーい」
「へへっ」
浅い方は飛び込んだら底に激突すること間違いなしなので、二人は縁に腰かけると、爪先から
するりと水中に入りこんだ。水深は未来の股下までくらいしかなかったが、さっきイツキを助ける
時には無我夢中で、他の事を考えている余裕のなかった水の冷たさを、今はそれでも十分に感じる
ことができた。イツキのほうも、未来を泣かせてしまったことをまだ気にしつつも、彼女に笑顔が
戻ったこともあって、笑みを漏らした。
241 :
残暑:2009/10/16(金) 21:46:45 ID:3yZTWwKt
「きゃはっ」
未来が腰を落として肩まで水に浸かると、ゆっくり水を掻いて泳ぎ出した。イツキもその横で
並ぶように泳ぎ始める。しばらく二人は並んですいすいと平泳ぎをしていたが、ふと未来が横泳ぎに
なると、片手でイツキに水を掛け始めた。
「やめろよ、未来ねーちゃん!」
「ふふっ、それ!」
思わず底に足をついて立ちあがったイツキに、未来も泳ぐのをやめて両手で水を掛け始めた。
イツキは片腕で顔を覆って水を防ぎ、空いている方の手で未来に水を掛け返す。そして一瞬
未来の手が休んだ隙に、イツキが両手で猛然と水を掛け始めた。
「きゃぁっ!」
今度は未来が悲鳴を上げ、両手で水を防御する。しばらく水を掛けられるがままになっていたが、
イツキの隙をついて再び掛け返す。もはや誰かに聞き咎められる心配も忘れ、二人はバシャバシャ
きゃあきゃあと、プールの中ではしゃいでいた。
「……!?」
だが間もなく、水を掛け合っていたイツキが不意にその手を止め、目を丸くして棒立ちになった。
おかげで未来が浴びせる水をモロに受けることになったが、イツキはそんなことにはまったく気付いて
いないかのように、微動だにしない。今の彼の意識にあるのはただ一つ、目の前にいる未来だけだった。
はしゃぎながら彼に水を掛けてくる未来は、当然のように全身びしょ濡れだ。そしてもちろん、
身に着けているその下着も…。
薄くて白いその布は、未来の肌にぺったりと張り付き、その下に隠された部分の色形をくっきりと
浮立たせてしまっていた。小さくもふっくらとした白い乳肌も、薄茶色の乳首が、冷たい水に漬かった
せいでツンと尖り、透けた布地を内側から突き上げている様子も、股間に走る一本の亀裂も、そして
その上、土手の部分に生え始めたばかりの密やかな恥毛までも、未来のなにもかもが、彼女が
掛けてくる水飛沫に邪魔されつつも、はっきりとイツキには見えてしまっていた。
「……どうかしたの?」
ほどなく、そんなことになっているとは全く気付いていなかった未来も、イツキの様子がおかしい
のに気付いて、手を休めて彼に訊ねた。おかげで、ますますはっきりと透けた部分が見えてしまい、
イツキはどぎまぎと視線を落とした。
「う、ううん…なんでもないよ…」
「そう? ……えいっ!」
頬を赤らめて首を振るイツキに、未来は少し訝しく思いつつも、再び水を掛け始めた。すると
イツキは、じりじり後ろにさがり、未来に背中を見せると向こうへと泳ぎ出した。
「あっ、コラ逃げるな」
未来は水に身体を浮かばせると、クロールで後を追う。のろのろ泳ぐイツキに、未来は大人げなく
全力で泳いで前に回り込むと、そこに立ち塞がった。「はい、ここまで」
はい、ここまで。
一悶着あったあと、先生に気付かれて更衣室のロッカーに一緒に隠れて…なんて話にしようと思ったけど
先に
>>168-でやられてしまったので変更だ。
支援絵の人に期待ですなw
描いてみたい気もしますが、せっかくある支援絵師さんのイメージを壊してしまいそうですしw
でも、この絵は何か好きですw SSと合わせて状況がイメージできますね。
というか是非
>>243さんにも支援絵描いてほしいです。
私には正直この世界のガチエロは難しくて
不器用なせいで世界観崩して描けないので……(泣)
描いたとしてもアレ?ってなっちゃいます。
つーか、多分絵師さん以上に控えめな物しか描けませんよw
しかも絵師さんの数倍の時間がかかるんでとてもSS師さんのテーマに間に合うかどうかw
なりより、わしにはリビドーが足りなさ過ぎますのでガチエロどころか微エロでもおっかなびっくりってところですよ。
むしろわたし的には
>>244絵師さんとかの方がイメージがピッタりって感じなんですが・・・。
>>244 YEAHHHHHHHHHHHHHHHHニニニЭ・:∴:・゚・。。・:∴。・゚・・。・。。・゚・’
>>244 こりゃまた素晴らしい絵をどうもです〜。
>>247 SSも絵も、自分の好きなように書けばいいと思うよ。
251 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:38:23 ID:5KC4TzGR
>>244 おっぱい大きすぎだろ、その未来ちゃん
だが数年後の成長した姿と脳内補完すれば・・・(・∀・)イケル!
>>244うますぎだろ・・・
ありがたやありがたや
>>244 これはイツキもオスの本能に目覚めざるを得ない
254 :
メンクイ:2009/10/18(日) 14:11:56 ID:FhL31dLx
255 :
メンクイ:2009/10/18(日) 14:13:41 ID:FhL31dLx
画像間違えた251だ…otz
たまんねえ!
未来ちゃんのくびれがみたい
くびれなんてないよ
だがそれがいい
ふくらみかけが先か、くびれかけが先か
何を言ってるんだ俺は。
ふくらみかけが先に決まってるじゃないか・・・。
262 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 02:40:38 ID:SiTw1Gc7
だめだここも病気が広がってる・・手遅れか
263 :
1+1:2009/10/19(月) 08:28:16 ID:D+rrdkPJ
最近仕事でカンヅメ状態で携帯使う余裕なかったですが今晩から再開…できたらいいな
とりあえず生きてるんで。
ふくらむよりも先に、くびれだろ。
胸の大きさなんて飾りです。
あんまり間が開き過ぎてもなんだから、ちょっとだけ「残暑」の続きいきます
266 :
残暑:2009/10/19(月) 23:28:58 ID:46LaEm68
「!?」
行く手を遮られ、思わず顔をあげたイツキの目に、モロに未来の股間が飛び込んできて、彼は
目を白黒させた。ショックを受けたようによろよろと後ずさるイツキに、未来が再び水を掛け
始めるが、彼は腕でかばう仕草を見せるものの、一方的に水を掛けられるだけで、やり返そうとは
しなかった。ただ困ったようにきょどきょどと、視線を未来と虚空との間に泳がせるだけだ。
「もう、どうしたのよぉ?」
急に付き合いの悪くなったイツキに、未来は腰に手を当てて不満げに訊ねたが、彼は何も答え
なかった。恥ずかしげに視線を落とすと、腕をもじもじとさせ、そして時折ちらっちらっと
未来の方に視線を投げかける。
(やっぱり下着が気になるのかな……あ!?)
イツキが自分の下着姿を気にしているのかと、未来はちょっと自分の身体を見下ろしてみて、
そのまま凍りついた。彼女の大きく見開かれた目には、固くなってツンと尖った乳首が、ブラから
透けている様子がはっきりと映っていた。
「ひ…あ…?」
未来の口からかすれた悲鳴が漏れる。次いで、視線が下の方に動き、そこも…パンツも、性器や
陰毛まではっきり透けてさせてしまっているのを見ると、未来の髪がざわざわと逆立ち、みるみる
うちに顔が真っ赤に染まっていった。
「きゃぁぁっ!?」
一瞬の間をおいて、未来は両腕で胸と股間をさっと隠し、くるりとイツキに背を向けて水中に
しゃがみこんだ。背中を丸めて鼻まで水に漬かりながら、しばらくぶくぶくと息を漏らしていた
未来は、やがてイツキのほうへぎくしゃくと首を巡らせた。
「み…見てたの?」
「え、あ…お、俺…」
イツキはもごもごと言い淀んだ。しかし返事は聞くまでもなかった。あれに気付かないわけが
ないし、何より、急におかしくなった彼の態度、そして今のうろたえぶりが、その答えを雄弁に
物語っていた。
「もー、信じらんない! バカ、エッチ、ヘンタイ!」
「う…」
半泣きで叫ぶ未来の言葉がぐさぐさとイツキに突き刺さった。別に見るつもりで見たわけじゃない
のに、なんでそんなに責められないといけないのか…。そう思って腹が立つ一方、未来の秘密の部分に
目をやってしまったのもまた事実で、イツキは言い返すことができずにうなだれた。
267 :
残暑:2009/10/19(月) 23:30:53 ID:46LaEm68
「もうイツキ君なんて大っ嫌い!!」
次に聞こえた未来の言葉に、イツキは頭をガツンと殴られたようなショックを受けた。思わず顔を
あげると、未来は肩まで赤く染め、イツキに背を向けてわなわなと震えている。未来ねーちゃんが
怒ってる、未来ねーちゃんに嫌われた。イツキの頭に、さっとそんな考えが走った。その次の瞬間、
彼の目尻に熱い物が込み上げてきた。
「うくっ…」
「え?」
イツキのしゃくりあげる声に、未来はぎくりとなった。見ると、イツキが肩を震わせている。
そしてあっと思う間もなく、彼はくるりと踵を返してざばざばと水をかき分けながら縁までいき、
さっとプールをあがると、脱ぎ散らかしていた服の所に駆けていった。
「あ、イツキ君…」
透けた下着のせいでプールから上がるに上がれず、未来は水中にしゃがみこんだままでイツキを
呼んだ。しかしイツキはそれに応えることなく、濡れた身体をそのままにばたばたと慌ただしく
服を身に着け、二人が入り込んだ穴から外へと姿を消してしまった。
「……」
独りプールに残された未来は、水中にしゃがみこんだまま茫然としていた。未来の脳裏に、
あの時の忌まわしい記憶がフラッシュバックする。あの時…悠貴の命を奪う原因となった、あの
東京タワーの倒壊の時、自分が酷い事を言ったせいで泣きながら走り去っていった悠貴の姿と、
今のイツキの姿が重なって見えていた。
(やだ…行かないで…行かないでよ…)「待って!」
最後にもう一度だけ叫んだ未来の声は、がらんとしたプールサイドに虚しく響くだけだった。
「……」
それからしばらくして、未来は生乾きのセーラー服を身につけ、とぼとぼと帰路についていた。
イツキが悪いわけじゃないのに、ついあんな事を言ってしまった…。(ちゃんと謝んないと…)
そうは思うが、ハダカを見られたこともあって、どうも顔を合わせるのが気まずい。それにイツキが
怒っていたらどうしよう、もう会いたくないって思ってたらどうしよう…。
イツキがもう会ってくれなくなったらと思うと、未来の胸がズキンと痛んだ。なにか、また弟を
失ってしまったような気がして、深い喪失感に襲われながら、しかしイツキの家まで謝りにいく
勇気も起きず、未来は自宅に向かってただ黙々と歩き続けた。
268 :
残暑:2009/10/19(月) 23:34:47 ID:46LaEm68
「ちぇっ…」
その夜、まだ少し早い時間。イツキは今の住まいとなっている仮設住宅で、夕食を終えると早々に
パジャマに着替え、布団に寝転がってふてくされていた。未来の『大っ嫌い』という声が、いつまで
経っても頭から離れない。
イツキはごろりと寝返りを打った。向こうが勝手に見せたくせにと、やり場のない憤りを覚える。
勝手に見せたくせに…。「……」
未来のヌードを思い出してしまったイツキは、頬を赤らめた。同時に、罪悪感も湧きあがってくる。
そんなトコを見たりしたから、未来に大っ嫌いと言われてしまったというのに…。
もう一度寝返りを打って他の事を考えようとするが、一度思い出してしまった未来のハダカは、
イツキの頭にこびりついてなかなか消えようとしなかった。頬っぺたが火照り、なんだか股間が
むずむずしてきて、イツキはまた寝返りを打ったが、未来のハダカのイメージも頬の火照りも、
そして股間の違和感も、消えることはなかった。
(未来ねーちゃん…)
イツキの脳裏に、未来の小ぶりなバストや薄茶色の乳首、股間の割れ目、うっすらしたアソコの毛…
昼間見てしまったものの詳細な記憶が次々と浮かびあがり、股間が…ペニスがますますきゅぅっと
固くなっていく。イツキは無意識のうちにうつ伏せになると、固くなったペニスを解きほぐそうとでも
するかのように、ぐいぐいと布団に押し付けた。
「ん……」
それでペニスの強張りが解けることはなかったが、イツキは不思議な心地よさを覚え、軽く吐息を
漏らした。一方で、オチンチンを擦りつけて気持ちよさを覚えることに、後ろめたさも感じる。
親から、そんなとこをいじったらいけませんとよく言われるのに…。それに、寝室は両親とは別の
部屋があてがわれているものの、妹とは同室で、今もイツキのすぐ横の布団で眠っているところだ。
もし妹が目を覚ましてこんなとこを見られたら大変だ。
「はぁっ、はぁっ…」
そうは思っても、イツキはその行為を止められなかった。未来のヌードを思い浮かべながら、
切なげに息を荒げて、イツキはペニスを何度も何度も布団に擦りつけた。(未来ねーちゃん…、
未来ねーちゃん…)
未来のハダカを想うこと、そしてペニスを弄ることへの罪の意識を心の隅に感じつつ、イツキは
腰を動かし続けた。ペニスに感じる気持ちよさはどんどん強まっていき、イツキは枕をぎゅっと抱える。
(未来ねーちゃん…あっ、ふっ、んっ…)
枕にしがみつき、荒い息を吐きながら、イツキはぎゅっぎゅ、ぎゅっぎゅと、リズミカルに
ペニスを布団で擦り続け、やがて下腹部の快感は限界まで膨れあがった。(あっ…あ、なんか…なんか
来る…っ!?)「……んんっ!」
イツキのペニスで、快感が弾けた。腰がぎくんと大きく跳ね、ペニスがパンツの中でびくんびくんと
何度も何度も脈動する。息の詰まるような快感に、イツキはきつく目を閉じ、ペニスの脈動にあわせる
ように小さく肩を震わせていたが、ほどなくそれはすぅっと治まっていき、彼はうっすらと涙を
滲ませた目をそっと開いた。
(未来…ねーちゃん…)
生まれて初めての絶頂にイツキは半ば呆然としながら、最後にもう一度だけ、心の中でそっと
未来の名を呼んだ。
今回はここまで。
なに書いてんだろうな俺。きっと疲れてたんだな・・・
だがそれがいい
そう落ち込むなw
イツキ君の気持ちはヒシヒシと伝わったぞw
いいぞもっとやれ
>>266 猛者あらわる。 いくとこまでまで突っ走れ
275 :
メンクイ:2009/10/20(火) 14:27:33 ID:5in6+ffv
イツキちょっとやばいw
上手すぎw すげぇ雰囲気出てるw
つか男の子描けんとここのSSさんの挿絵には挑戦できんなw
いいぞもっとやれ
このスレの住人は強いでつね
まだ全部できてないけど、ちょっとずつ「残暑」いきます。
282 :
残暑:2009/10/21(水) 22:30:20 ID:HbeQxnjw
その翌日は、前日と同じく真夏の日差しの降り注ぐ残暑の厳しい日だった。やはり短縮授業で
昼過ぎ頃の下校となった未来は、帰り道の途中にある小学校のそばまで来たところで足を止めた。
視線の先には、マロニエを植えた校舎裏がある。いつもならそこで待ち合わせて、マロニエ日記を
交換するのだが、昨日あんなことがあったせいで、今日は待ち合わせの約束などしていなかった。
(イツキ君、いるかな…?)
いや、きっといないだろう。未来は思った。イツキが未来に腹を立てているだろうというのもあるが、
小学校と中学校では授業終了時刻が違うし、通学時間だって全然違う。事前に約束していなければ、
長時間待たされることになるか、あるいは行き違いになるかだ。昨日あんなことがあったうえ、
ただでさえこんな暑い日だ、イツキがずっと自分を待っててくれるなど、期待する方が間違いだろう。
(あ…!)
だが、再び歩きだした未来は、ほどなくマロニエのそばに人影を認め、顔を輝かせた。イツキだ。
どこかつまらなそうな顔で、サッカーボールをぽんぽんとリフティングしている。
(よかった、イツキ君、あたしを待っててくれたんだ…)
安堵のあまり思わず涙が浮かび、未来は慌てて手で拭った。そしてゆっくりと、イツキの方へ
歩み寄っていく。
「あ…」
未来がイツキのところに着くよりも前に、イツキが彼女の姿に気付いて顔をあげた。ボールが
足からこぼれ、未来のほう、金網のフェンスのそばへと転がっていく。
「イツキ君…」
未来はさらに何歩か進むと、金網越しにイツキの正面に立ち、少しはにかんだ笑顔を彼に向けた。
しかし、イツキは気まずそうに地面に視線を落とし、目を合わそうとはしない。
俯くイツキの頬は赤く染まっていた。謝ろうと思っていたのに、いざ未来が来たら、昨日見てしまった
彼女の裸体がまた脳裏に浮かび上がってきて、まともに彼女の顔を見られなかった。それに、昨夜
布団の上でしたことも、はっきりとした理由は自分にも分からなかったが、恥ずかしさと罪悪感を
一層強くさせていた。
「う…あ…」
謝りたいが謝れない。イツキはしばらく俯いたまま思い迷っていたが、やがて未来の視線に
いたたまれなくなり、転がっていったボールをそのままにし、横を向くと校門へ向かって駆けだした。
「あ、イツキ君!?」
突然走りだしたイツキに、未来も慌てて金網越しに彼と並んで走り出す。「待って!」
283 :
残暑:2009/10/21(水) 22:35:19 ID:HbeQxnjw
イツキが目指す校門は二人のすぐ先だった。ほとんど並走していることもあり、イツキがそこから
外に出ようとした時には未来もすでにそこに到達し、二人は向き合う形となった。
「あ…」
未来の脇をすり抜けて外に出るのは不可能と見たイツキは、未来にくるりと背を向け、学校の奥へ
向かって走り始めた。未来は校門を走り抜けると、持っていたカバンを放り捨てて全力でその後を
追っていった。
いくら未来が女のコであるとはいえ、相手はしょせん小学三年生だ、中一の彼女が本気で走れば、
イツキに追いつくのは難しい事ではなかった。すぐに二人の差は縮まり、未来は手を伸ばすと
イツキの腕を捉まえた。
「待ってってば!」
「離してよぉ!」
腕を振りほどこうともがくイツキに、未来はぱっと手を放すと両手を合わせて頭を下げた。
「昨日はごめん!」
「……」
謝りだした未来に、また逃げ出そうとしていたイツキの足が止まった。拝んだままぱちっと片目を
開けて彼を見る未来に、イツキは恐る恐る聞き返した。「怒ってないの、未来ねーちゃん?」
「ううん、怒ってなんかないよ。イツキ君が悪いわけじゃないんだから。それなのに酷い事言って
ごめん!」
重ねて謝られ、ようやく平静を取り戻したイツキは、頭を下げる未来にこくりと肯いた。
「俺もゴメン。未来ねーちゃんのハダカ見ちゃって…」
未来はちょっと頬を赤くすると、手を前に突き出してぱたぱたと横に振った。「謝らなくていいよ、
昨日はちょっと驚いちゃったけど、わたし全然平気だから」
えっという顔になるイツキに、未来は思いっきり力をこめて言う。「ほんっと、全然気にして
ないから!」
「ホントに?」
「うん、ホントホント」
不審そうなイツキに未来は笑顔を浮かべて言う。その笑顔は少し強張っていたが、それでも
イツキは心が軽くなったような気がした。未来のハダカを考えていたことで後ろめたく感じてたのが、
なんだかバカらしくも思えてきて、彼は思わずへへっと笑いを漏らした。
「ふふっ…」
よかった、機嫌直してくれたんだ…。イツキの笑顔に、未来のほうも肩から荷が下りたような気分に
なり、今度こそ心からの笑みを浮かべた。
284 :
残暑:2009/10/21(水) 22:36:24 ID:HbeQxnjw
「ふう…」
騒ぎが一段落つくと、未来は腕を伸ばして大きく息をつき、額の汗を拭った。安心したら、全身に
どっと汗が滲んできた。
「思いっきり走ったから汗かいちゃった」
未来は胸元をパタパタとやって煽いだ。横目でじろっとイツキに目をやる。「もう、イツキ君が
逃げるから…」
「ごめん…」
申し訳なさそうにイツキが謝る。未来はくすっと笑うと、少し屈んでイツキに顔を近づけて言った。
「…今日もプール寄って行こっか?」
「え…?」
イツキがどきりとして顔を赤くするが、未来はお構いなしに先にすたすたと歩き始めた。「いこ」
「あ、待ってよ…」
その後を、イツキは早足で追っていった。
「わあ…」
途中で放り出していったカバンとサッカーボールを回収してから、二人はまたあの穴からプールへと
入り込んでいた。昨日と変わらず、無人のプールはきらきらと日差しに輝いている。未来は楽しそうな
顔でしばらく水面を見つめていたが、やがてサッカーボールを抱えているイツキのほうを振り向いて
言った。「さ、泳ご?」
そして未来はカバンを置くと、セーラー服の裾に手をかけ、ばっと捲りあげた。実は中に水着でも
着けているんじゃないかとイツキは一瞬思ったが、下からは昨日と同じような、飾り気のない白の
ジュニアブラが姿を現した。そしてスカートも地面に脱ぎ落されると、下もやはり昨日のような白い
パンツだ。
「み、未来ねーちゃん…?」
さっさと下着姿になってしまった未来に、イツキがどぎまぎと声をかける。今は濡れていないから
水着とさほど変わりはないが、水に入ったらまた…。
「さっき言ったでしょ、気にしてないって」
なんでどぎまぎしているのかといった顔で未来は言うと、イツキが持っていたサッカーボールを
ひょいっと取り上げ、すたすたとプールの縁まで歩いていき、しゃがみ込んだ。
285 :
残暑:2009/10/21(水) 22:38:04 ID:HbeQxnjw
(う〜。やっぱりちょっと恥ずかしいよぉ…)
だが、プールに足を入れながら、未来は胸の中でそうこぼしていた。イツキに言った、驚いただけ、
怒ってない、気にしてないというのは、半分は本音だ。相手はまだ子供なのだ、恥ずかしがること
なんてなにもない。それを態度で教えようとこうしてまたプールに来たのだが、いざ下着になると、
どうしても恥ずかしさが募る。
しかし、固唾を飲んで見守るイツキの視線を背中にひしひしと感じ、未来は無理矢理恥ずかしさを
押し隠し、プールの中に立った。ここで恥ずかしがる素振りをしたら、また気まずくなってしまいそうだ。
そう思って、未来は努めて平静を装いながら、数歩進むとボールを抱えてイツキを振り向いた。
「ほら、イツキ君もおいで」
「う、うん…」
未来に呼ばれ、ぎくしゃくとイツキも服を脱ぎ始めた。昨日のように、トランクス一枚になると、
のろのろとプールに近付いていく。プールで待っている未来のパンツは早くも濡れて、秘裂を透け
させてしまっている。イツキは極力そこを見ないようにしながら、爪先を揃えてとぷんと水中に
入り込んだ。
未来はそれを見届けると、水に肩まで浸かり、ボールを浮代りにつかまってばちゃばちゃとバタ足で
泳ぎ出した。パンツがぺったりと張り付いたお尻が水面を浮き沈みし、艶めかしい。未来はそのまま
数メートルくらい進むとそこで立ちあがり、イツキに振り向くとボールを放った。「ほら!」
振り返った未来の下着はもはや上下とも完全に透け、昨日のように胸の蕾や股の間の黒いスジを
くっきりと浮かび上がらせていた。もちろん、本人もそれに気付いているが、それはまったく表情に
出さず、わずかに頬が紅潮しているだけだ。
未来の努力はイツキに通じ、彼はおどおどしつつも、目の前に落ちたサッカーボールを拾うと、
未来に向けて投げ返した。少し横に落ちたボールに向かい、未来はじゃばじゃばと水をかき分けながら
進んでいき、それを両手で抱えあげるとイツキの方を向いて笑いかけた。
286 :
残暑:2009/10/21(水) 22:40:58 ID:HbeQxnjw
「……」
未来を目で追っていたイツキが、ぽーっとした表情になった。透けた下着がまだ少し気恥ずかしい
というのもあるが、そのせいだけではない。水に濡れた未来の白い肌が、強烈な日差しを反射して
眩いくらいにきらきらと輝き、まるで全身から光を放っているようだった。(綺麗だなぁ…)
「はい、イツキ君!」
「あ…」
ボールが投げ返され、未来に見惚れていたイツキは我に返ると慌てて拾いにいく。そしてボールを
掴むと、「それっ!」と未来に向かって元気よく投げた。イツキの心から気恥ずかしさが消えていく。
あんなに綺麗な未来と、ずっと一緒にこうやって遊んでいたいとイツキは思った。いつまでも、ずっと。
「あっ」
未来がダイレクトでボールを取ろうとして受け損ね、ボールは明後日の方向へと飛んでいって水面に
落ちると、ぷかぷかと漂いだした。それを見たイツキは、ボール目がけて一目散に泳ぎ始めた。
負けじと未来も、ざばざばと水を掻き分けながらボールに走り寄っていく。
「取ったーっと」
わずかに早くボールに追いついた未来が、ひょいと掴みあげると全然別の方へ飛ばす。イツキが
そちらへと泳ぎだすと、未来もボールを目指し、イツキと並ぶように水中を走る。やがて二人は、
最初の気まずさなどすっかり忘れ、歓声を上げながらボールを追い、投げ合った。
「はい、取ったーっと」
どれくらいそうして遊んでいただろうか。水面を漂うボールを競って追いかけていた二人が、
ほぼ同時にボールに飛びついた。一瞬早く未来がそれを掴み、持ちあげると、ボールを諦めきれない
イツキが未来の持ったボール目がけて飛びかかっていく。未来は頭の上に持ち上げてそれをかわすが、
イツキは思い切り飛びあがってまた飛びつき…「きゃっ!」「うわっ!?」
目測を誤ったイツキが未来にぶつかり、二人は派手な水飛沫をあげて、もつれ合うようにして水中に
沈んでいった。細かな気泡の渦巻く水中で、イツキは昨日溺れかけた記憶が蘇り、大慌てで水底に手を
ついて身体を起こそうとした。
ぐにゅ…
しかしその時、彼はプールの底のコンクリートとはまるで違った、柔らかな感触を手に感じた。
次の瞬間、水中の気泡が消え去って視界が開け、イツキは自分が手を付いているものの正体に気付き、
目を見張った。
今日はここまで〜。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
おっつー。
ハートフルだけとエッチだよねw エロいんじゃなくて、エッチw
1ヶ月ぶりです。
いつもの絵師さんが仕事早い上に妄想力バリバリw だったからちょっと腰が引けてたけどw
努力は認めるけどさぁ・・・
294 :
290:2009/10/22(木) 12:57:07 ID:eONspIqO
・・・しまった。 遊んでたボールはサッカーボールかw
ボールの柄はクアンパのつもりですw
マウスの人、色んな所でがんばってるな。
>>295 うむ。がんばるお!
一応評価しだいでペンタブ買ってデビューしようかと思ってw
ダメだったらあきらあめるさ・・・
うーん、「初めてマウス描きで描いた割には」という前置きをつけるなら
頑張ってるとは思うが、これだけじゃなんともかんとも。
とりあえずの評価を知りたいなら、多少画質悪くても鉛筆描きをケータイなんかで
撮ったのをうpしたほうがいいんじゃないかな。
>>297 ところが携帯のカメラぶっ壊れてるしデジカメないし
スキャナもない・・・って事で即興で悠貴だけ描いて、マウスならもっとうまく
描ける奴いると言われて修正したのが今のやつw
まあ評価と言っても上手い下手よりアニメに忠実のほうが好まれるのか
それとも自分なりのアレンジ加えた作画がいいのかが知りたい
人それぞれ好みがあるだろうけど同人誌なんかでも俺的には
よりアニメに忠実なほうが好きなんだよなあ
299 :
メンクイ:2009/10/22(木) 14:22:46 ID:3DC78jur
どー見てもパンツずり下ろしてク○ニしてるとこです、本当にありが(ry
>>299 いやいやすばらしいっす!
自分は模写が得意であって独自性が無いので・・・
ベースがアニメのオリジナル主体でそこから動き表情を変えてく感じw
だから漫画家にはなれないパターンなのです
302 :
メンクイ:2009/10/22(木) 17:11:01 ID:3DC78jur
>>299 おっつー。
やっぱすげぇなw
残暑さんのはちょっぴりエッチ系の小説だけど描写が細かいよねぇ。
色々想像力が掻き立てきたてられるよね?
そういや暴走イツキ君ww を描いたのは学校だとか・・・度胸あるなぁw
>>302 バイトならやっぱ3人娘一緒がいいな。
ユカ、まゆまゆと一緒にとかw
「残暑」の続きいくざんしょ
307 :
残暑:2009/10/23(金) 21:45:53 ID:lViugUCs
(あ…あ…)
イツキの顔が水中でみるみる赤く染まる。彼の手の下には、白い布に覆われた小さな膨らみ…
未来の乳房があった。(はっ!?)
数瞬遅れ、イツキは水底に押し倒されている未来が、目を丸くして自分を見ているのに気付いて、
慌ててそこから手を離すと、水面から頭を出した。
「ぷはっ」
大きく喘ぐイツキの前に、少し遅れて未来も水から頭を出す。その顔は赤く染まり、唇がわなないて
いた。水中では胸の前で両腕をクロスさせてそこを隠している。
「あ…あ…ご、ごめんなさい…俺…」
「あ、い、いいの、気にしないで」
よろよろと後じさりながら謝るイツキに、未来は慌てて胸を隠すのをやめると彼に言った。ここで
大騒ぎしてまたイツキを傷つけてしまったら元の木阿弥だ。「事故よ事故、イツキ君のせいじゃ
ないから」
「う、うん…」
事故。それはわかっている。しかし女のコの…未来のおっぱいを触ってしまったという衝撃に、
イツキは赤くした顔をうなだれさせて、小さく肯くばかりだった。
「も、もう出よっか?」
「あ…うん…」
話題を逸らそうと、未来はそそくさと立ちあがると、明るい声を作って言ったが、その声は
引きつっていた。肯くイツキも、その動作はぎこちない。二人はぎくしゃくとプールの縁に向かい、
揃ってプールサイドにあがると、無言で腰を下ろした。
「あ〜、気持ち良かった〜!」
未来は内心の動揺を押し隠すように、ことさら大きな声でそう言うと、仰向けにプールサイドに
寝転がった。眩しい太陽を避けるように、両腕で目を覆う。
「ふぅ…」
未来は腕の下で気だるげに瞳を閉じた。(触られちゃった…)。そっと胸の内で呟く。ほんの
一瞬だけ触れたイツキの掌の感触が、未だに胸に残り、未来は何度か大きく息を吸って鼓動を
鎮めようとするが、彼女の心臓はなかなか言う事を聞いてはくれなかった。
308 :
残暑:2009/10/23(金) 21:47:04 ID:lViugUCs
(おっぱい触っちゃった…)
その右隣で体育座りをしていたイツキも、未だ未来の柔らかな胸の感触が消えない右の掌をじっと
見つめていた。
(柔らかかったなぁ…)
ほんの一瞬のタッチだったが、その感触ははっきりとイツキの記憶に刻み込まれていた。女のコの…
未来ねーちゃんのおっぱいって、あんなに柔らかいんだ…。
イツキは、ちらりと横で寝そべる未来を盗み見た。下着は相変わらずぴったりと肌にへばりついた
ままで、乳首やあそこの形をくっきりと浮立たせている。全然気にならなくなっていたのに、今は
それが物凄くエッチに見えて、イツキはごくっと息を飲み、慌てて眼を逸らした。昨夜のように、
急に胸がどきどきとなり、股間がむずむずと疼いてくる。
イツキは視線をまっすぐに戻すと、くの字に曲げていた脚を胸元に引きよせ、縮こまった。
手持無沙汰に、しばらく身体を前後にゆらゆら揺すっていたが、やがて動きを止めると、再び
そろそろと未来のほうを盗み見た。
「……!」
薄茶色の乳首が浮き見えている胸が、未来の荒い呼吸にあわせて大きく上下している様子に、
なぜか今さらのようにイツキは大きな衝撃を感じた。どぎまぎしつつ股間に目を移すと、くっきり
浮かび上がった割れ目に、パンツが少し食いこんでいるのが見える。
「…!?」
その時未来がわずかに身じろぎし、イツキは慌てて目を逸らした。しかし、またすぐにその目は
彼女の肢体に戻っていく。見てはいけないとわかっていても、どうしてもイツキは未来の身体が
気になってしまう。いや、見るだけじゃなく、もう一度触ってみたいという淫らな想いがむらむらと
湧き起こって来る。一瞬触れたあの柔らかくて小さな膨らみを、もっとじっくりと触ってみたいと
イツキは思った。胸だけじゃない、他のところも、未来の身体中全てを、そしてアソコも…。
パンツから透けて見えるあの割れ目の中は、どうなってるんだろう、触ったらどんなだろう…?
いつしか、イツキはすっかり未来の身体に見入ってしまっていた。加えて、未来の身体に触りたい
という抑えきれない誘惑に、膝を抱えていた左手が我知らずふっと動いた。しかしそれを行動に移して
しまう前に、イツキはなんとか自制して手を膝に戻した。もしそんなことをしたら、ぜったい
未来ねーちゃんに嫌われる。いくばくかの理性と、触りたい、見ていたいという抗いがたい欲求が、
イツキの身体の中で激しく渦巻いて、頭が真っ白になっていく。
309 :
残暑:2009/10/23(金) 21:47:57 ID:lViugUCs
(…イツキ君、わたしの身体見てる…)
その様子を、未来は腕の下でそっと薄目を開けて伺っていた。彼の手が、いかにもこちらを触りた
そうにそわそわ動いているのも、未来にはしっかりと見えていた。さっきのアクシデントのせいで、
イツキもこちらのことを意識してしまっているのだろうと、未来は彼の心中を推し量った。
(弱ったな〜)
見られても平気だと言った手前、見るなとも言い出せず、未来は困り果てた。それに、下手に注意
して、また昨日のように気まずい別れになるのも嫌だ。未来は、さりげなくを装って顔を覆っていた
腕を下ろして胸の前で組み、乳房を隠した。さらに右脚をくの字に曲げ、右隣にいるイツキの視界から
アソコを遮る。
「はっ!?」
しかしイツキは、未来がそこを隠そうとしたのを鋭敏に感じ取り、ショックを受けたような表情に
なると、慌てて彼女から顔を背けた。そして気まずそうにもじもじそわそわと身体を揺らし始める。
まずい…。未来の額にたらりと汗が浮かんだ。めちゃくちゃ気にしてる…。
「お、俺、もう帰る!」
気まずさが限界に達したイツキが、叫ぶように言うとそそくさと立ちあがった。このままここに
いたら、未来に嫌われてしまいそうな気がする。イツキは未来に顔も合わせようとはせず、脱いだ
服の方へと駆けだそうとした。「あ、待って!」
だが一瞬早く、未来が身体を起こしてその腕を掴んだ。「わたし、全っ然気にしてないから。ね?」
腕を掴まれ、困ったように彼女を見るイツキに、未来はさらに言った。「イツキ君にだったら、
触られたってへっちゃらだから…」
「え?」
どきりとなるイツキに、未来は心の中で付け加える。だから行かないで…。
「み、未来ねーちゃん…?」
逃げだそうとしていたのを忘れ、どぎまぎと未来を見るイツキの前で、彼女は女の子座りになると
背中に手を回した。他にどうすればイツキを引き止められるのか思いつけず、思い余った未来は
ブラのホックを外すと、はらりと下着を取り外した。
「!?」
剥き出しになった未来の白い双丘に、イツキは目を見開いた。今まで薄い布越しでしか見れなかった
なだらかな乳丘と、その頂点でツンと立っている、茶色がかったピンク色をした小振りな乳首に、
イツキはしばらくの間見入っていたが、やがて我に返ると恐る恐る未来の顔色を伺った。
「いいよ、触っても…」だから行かないで…。
「未来ねーちゃん…」
未来に訴えるような瞳で見つめられ、イツキはふらふらと彼女の横に膝をついた。
310 :
残暑:2009/10/23(金) 21:48:43 ID:lViugUCs
右脇でイツキが跪くと、未来は軽く後ろ手をついてわずかに上体を後ろに傾け、足をまっすぐに
伸ばした。かしこまったように座っていたイツキは、強調するかのようにツンと突き出された、
小振りな胸の膨らみに息を飲み、それからそろそろと、その膨らみに手を伸ばしていく。
「あ…」
イツキは右手を未来の右の胸に置いた。小さな吐息を漏らす彼女の胸を、イツキはそっと撫でる。
乳肉の柔らかさを推し量るように軽く押さえ、円を描くように回し、きゅっきゅとわずかに握りしめ、
そしてまた押さえ…。さっき下着越しに一瞬触れただけよりも、ずっとはっきり感じられる官能的な
手触りに、イツキはすぐに片手だけでは物足りなくなり、右手を向こう側の乳房に移すと、左手を
空いたほうの乳房へ伸ばし、両手で未来の両の膨らみを揉み始めた。
「んっ…」
両方の胸の果実を掴まれ、未来は軽く首をのけ反らせた。イツキの指が乳肉に食い込み、じんじんと
甘く疼く。もちもちとした弾力を楽しむように、指は何度も何度も繰り返し食いこみ、掌がぐいぐいと
押し込むように肉果を擦り立てる。もどかしげに肉丘をまさぐる指は、乳肌をなぞっていき、淡い色を
した乳頭を捉えると、冷たい水で固くなっていたそこをきゅっと摘まみ、クリクリと捻った。
「はぁ、はぁ…」
イツキの指に乳果を弄ばれる未来の呼吸が徐々に荒いでいく。その小さな指で乳蕾を摘ままれるたび、
そして胸肉を揉み握られるたびに、得も知れぬ悦びを胸の内に感じてしまう。「んんっ…!」
イツキが乳輪ごと乳首をきゅっと摘まみあげ、未来はビクンと背中を反らせた。イツキの指は乳頭を
軽く摘まんで引っ張り、離すとすぐに指の腹で押さえて転がし、爪先でかりかりと甘く引っ掻き、
乳輪の中にくいっと押し込む。快感が電流のように未来の体内を駆け巡り、地面について身体を支える
腕が、ガクガクと震えた。
「ひへっ!?」
その時、イツキが左手を乳房からどかすと、胸の蕾にキスをしてきて、未来は呂律の回らない悲鳴を
漏らした。「ちょ、ちょっと…!」
慌てる未来を気にもかけず、イツキはその小さな突起をちゅっちゅっと音を立てながら吸い始めた。
「あっ、やっ…」
未来は思わずイツキの肩を掴み、押し返そしそうになったが、すんでのところで自制した。そのまま
イツキの肩を抱き、未来は彼の行為を黙って受け入れた。
311 :
残暑:2009/10/23(金) 21:51:14 ID:lViugUCs
イツキは羞恥の涙を浮かべる未来の乳首を吸い立て、舌先で舐めくすぐり、唇でぷにぷにさせ、
そして乳輪ごと口の中に吸い入れる。乳首だけでなく、周りの乳肌にも下を這わせ、唇を押し付けて
いく。もう片方の胸を弄っている指先とはまるで違う感触の、わずかにざらついた柔らかな舌や唇に、
勃起して敏感になっている胸の蕾を優しく転がされ、未来の背筋を悪寒とも快感ともつかぬものが
ぞわぞわと駆け上がっていく。イツキの肩に置かれた手に、ぐぐっと力が入る。
しかし、未来がその愛撫を黙って耐えているうちに、恥ずかしさは次第に静まり、イツキの肩を掴む
手の力は徐々に弱くなっていった。逆に、まるで異なる刺激が左右の胸に与えてくる甘美な刺激が、
その手だけではなく、未来の全身から力を奪っていく。中一の少女には過剰なほどの快美感に、羞恥の
涙が浮かぶ目がとろんとなり、口がだらしなく開き始める。未来はイツキの肩を掴んでいた手を再び
地面につけ、崩れ落ちそうになる身体をかろうじて支えた。
「あ…ん…ふぁ…」
その口の端から、舌っ足らずな喘ぎが漏れる。性的な悦びもあったが、まるでイツキが自分に甘えて
いるようで、未来にはそれが嬉しかった。
「ん…はっ、あ…イツキ…くん…」
抑えきれない悦びに、未来の口からはとめどもなく甘い喘ぎが漏れていった。その切なげな声を
聞きながら、イツキは乳房を弄っていた手を徐々に下の方へと移していく。未来の滑らかな白い肌の
手触りを感じつつ、わずかに肋骨の浮かぶ脇腹、くぼんだおヘソ、ややぽっちゃりとした下腹へと、
手は撫で進んでいき、ほどなくイツキは指先に、皮膚とはまるで異なる、わずかにざらついた感触を
感じ取った。未来のパンツだ。そこには女のコの…未来の秘密の割れ目がある。乳首をしゃぶるのに
夢中になったイツキの頭の片隅に、ぼんやりとそのことが浮かんだ。イツキはさらに手を進めると、
割れ目のあたりを薄い布地の上からすっすっとさすり始めた。
「んんっ…!」
誰にも触らせたことのない場所を触られ、未来は太ももをびくんと跳ねさせた。足は、じれったそうに
何度も曲げ伸ばしされる。しかしすぐに、その動きは徐々に動きを緩め、イツキの邪魔にならない
ようにと、足は次第に開け広げられていった。
広げられた股の間を、イツキはすっすっと指先で何度も擦り立てた。そしてボトム部分をとんとんと
軽く叩き、そしてぐいぐいと下着の布地ごと指を割れ目に押し込む。下着に、プールの水とは別の
液体が、じゅわっと滲んだ。
312 :
残暑:2009/10/23(金) 21:52:11 ID:lViugUCs
「はっ、はっ…」
イツキは息を荒げながらそこを弄り回していたが、その指がふっと股間から離れたかと思うと、
パンツの上部から中に潜り込んだ。恥丘に生え始めたばかりの、しょりしょりとした産毛の上を這って、
手は下着の奥の方へと差し込まれていく。すぐに指は閉じ合わさった肉唇を探り当て、下着の上から
していたように、そこをぎこちなく撫で擦り始めた。手の形に盛り上がった白い下着が、その動きに
あわせてもこもこと淫猥に蠢く。
「あっ、ひっ…」
秘所を擦る指がくいっと曲がり、淫唇を割り込んで中に侵入してきて、未来が小さな悲鳴をあげた。
割れ目の中に忍びこんだ指は、くにゅくにゅとまとわりつく秘肉を掻き分け、淫花の底の粘膜を
上から下まで余すことなく這い回った。熱い。それにプールの水や汗とは違う粘液で、ぬるぬると
しているのもイツキはしっかりと感じ取っていた。もっとも、未来には幸いなことに、初めて女のコの
そこに指を入れたイツキは、それが普通なのだろうと、たいして気にも留めずにその中をまさぐり
続けた。
(ん…なんか…ある…)
濡れた秘肉の合間の上の方に、薄皮に包まれたくりくりとした芯のような物があるのをイツキは
感じ取った。下の方には、肉がきゅっと窄まった穴のような存在を指先に感じる。その感触を元に、
イツキは頭の中でそこの様子にあれこれ思いを巡らせてみたが、自分のモノとはまるで異なる
手触りに、まるで想像がつかない。
「はっ、はっ…」
乳首を舐め回していたイツキが、ぱっとそこから顔を離した。パンツの中に入れていた手も
引き抜かれる。触って想像するだけじゃなくて、ちゃんと見てみたい。未来ねーちゃんのアソコを…。
イツキは息を荒げながら未来のパンツに手を掛けると、それを乱暴に引き下ろそうとしたが、お尻の
下敷きになっているせいで、容易には下がってくれなかった。イツキがもどかしげに下着をぐいぐい
引っ張っていると、イツキに触られて頭の芯が痺れ、自分でも何をしているのかほとんど理解しない
ままに、未来がお尻を浮かせてそれを助ける。抵抗のなくなった下着は、一気に彼女の太股まで
引き下ろされた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
中からはっきりと姿を現した陰毛と亀裂を注視しつつ、イツキはパンツを掴んだまま後ずさっていき、
足首まで下ろしたところで、あとは未来が自ら片方ずつそこから足を引き抜いた。
完全に生まれたままの姿となって、軽いM字開脚の格好をする未来を、イツキは脱がしたパンツを
手に握ったまま、しばしぼぉっと眺めた。濡れ輝く白い肌、荒い呼吸にあわせて大きく上下する小さな
膨らみと、その頂点のちっちゃな乳首。そして何も邪魔するものがなくなった脚の間で、白い肌に
くっきりと浮かぶ萌え始めたばかりの陰毛や、今さっき彼が弄っていた割れ目も、しっかり姿を
見せている。
今日はここまでっす。
乙w
流石にエッチからエロ描写になると、挿絵表現がおっつかんな。
挿絵はいつもの人に期待するとするかw
315 :
メンクイ:2009/10/23(金) 23:00:50 ID:lhEJVWui
これはよい背徳感
>>314 ちょっ!私のみですか?ミナサンカキマショウヨ〜(棒)
>>303 イツキ絵は家で描いたものを学校で加工したのでそんなにドキドキでもありません
>>315 だって私の画力じゃ、ちょっぴりエッチ程度が限度ですものww
絡みになると表現力がおっつきませんw
デッサン云々以前に、どエロく描けない弱点があるのでw
...| ̄ ̄ |< 絵 は ま だ か ね ?
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
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\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
...|| ||
...|| ||
>>318 同意。
それと絵師さんは小説の内容と画面が一致してるだけじゃなく、雰囲気もよく出てると思う。
上手いけど・・・ こんなやさぐれた未来は嫌じゃあぁぁぁwww
ってか別にマウス以外の媒体があるならそっちでもいいと思うけど。
しかし思ったがアニメその物の絵柄が絵柄だけにかえってサインペン調の方が作品にあってるのかも知れないねぇ。
>>321 すんません。ユウキの死から未だに立ち直れなく、
イツキをユウキがわりと接してるうちに肉体関係になり、挙句の果てに
不良の道へ・・・という設定でしたので・・・
未来ちゃんと悠貴くんを裸足にして足の裏を思いっきり、くすぐってみたい…
どっちがくすぐり弱いかな?
>>322 社交辞令みたいなもんじゃw
本気に取らないで大丈夫だよw
327 :
メンクイ:2009/10/25(日) 19:13:00 ID:XVnWd1Xm
>>327 すげえ。雰囲気の出し方が上手いなぁ。
暗い感じの色彩は色を作ってやったんですか?それともフィルムみたいなツールがあるのですか?
329 :
メンクイ:2009/10/25(日) 20:15:16 ID:XVnWd1Xm
>>327 GJ。 っぱねぇエロいっすw
つか、そっちときましたか・・・。
って後は高難度のM字以外ないではないかwww 無理っw 絶対無理っw
とか言いながらこれでも、まだ前戯だものなぁSS的には。 これからどういう風になるやら。
>>329 成る程、なんか楽しそうだ。ペンタブかっちゃおうかなぁ。
>>331 描画系のソフトは絵が描ける人ならはまると思う。
下手なおいらでもはまったくらいw
あなたの場合、アレ見る限り普通に手で描く分には手馴れてそうだし
(多分、普通の絵ならCGじゃないなら、かなり描いてるっしょ?w)
相当いい物が期待できそうです。
特出すべきところはやっぱ色塗りでしょうね。
なんつっても汚れないし、何度でも塗りなおせるので慣れれば便利ですよ。
>>329 暗いほうへの加工だと、始めは乗算の方からの方がお勧めですよね?w
薄い灰肌色のパレット作っといて上のレイヤで塗りこむと、大抵は下の色の影色になってた気がした。
オーバーレイの方は変化が読み難いw って変化の方向性知らないだけかも知れないけどw
>>332 中学の時、よくドラゴンボールの絵を描いてましたが
それ以来、10年以上いっさい絵は描いてませんでした。
PC自体買って2カ月ぐらいなので、元からあったペイントツールで久々に絵を描いたけど
フリーハンドだとふらついて上手く描けませんでしたw
なので今回の絵は直線(ビールの缶のとことバイブのイボ以外)を繋ぎ合わせて
曲線を描いたのでちょっとカクカクしてるけどフリーハンドよりはマシだとおもいますw
ちなみに影の付け方がいまいちよくわからない・・・
あと背景は苦手なので実写をアニメっぽく合成できるソフトあると便利なんだけど・・・
>>334 それだとペンタブかった時についてくる事の多い、フォトショ(PhotoShop)系でしょうね。
>>290がオイラなんですけど(恥かしいw)
あれの背景は、プールの水面画像をイラスト調加工しました。 (流石に水だけなんで、そんな変化はないですがw)
>>335 あわわわ・・・削除されててみれません・・・
たしか、イツキ君が水中で未来ちゃんに接近してる絵でしたっけ?
あれには驚かされましたよ!
なんであんな透けたような感じが出せるんだろうかと。
ペンタブにそんな機能も付いてるんですか!
ますます欲しくなってきたあ!w
>>327 うぉぉぉぉぉぉぉ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
(*´ー`)ふぅ・・・
さて、落ち着いたところで「残暑」の続き。今回で最後です。
339 :
残暑:2009/10/25(日) 21:47:23 ID:umo1dJAp
イツキは掴んでいたパンツをぽとりと落とすと、膝で歩きながらゆっくりと未来の股の間に入って
いき、四つん這いになると未来の性器に顔を近づけた。割れ目の間からわずかに見え隠れする
薄桃色の肉に、イツキは一度ほぅっと溜息を洩らし、それからそろそろと手を伸ばした。
「んっ…」
イツキの両手の先が、肉唇の両脇に添えられると、未来の爪先がぐっと伸びた。二人のはぁはぁ
という息遣いがさらに荒くなる。そしてわずかな躊躇いののち、イツキはぐいっとそこを押し広げた。
「うわぁ…」
イツキの口から感嘆の声が漏れた。ぬめぬめと濡れ光った薄いピンクの花びらのような肉が、
その中でひくひくと蠢いていた。これがさっき自分が触っていた柔らかい肉の正体かと、イツキは
そこを見つめたまま、しばし感慨にふけった。恥ずかしく濡れそぼった秘花を凝視され、未来は
悩ましげに睫毛を震わせた。
やがて、イツキは意を決すると、そこを広げるのを左手だけに任せて、右手の先をその中にそっと
はべらせた。ひくひくと震える淫花を、つつっと指先でなぞる。柔らかい…下手に力を入れると破れて
しまいそうだ。手探りで弄っていた時よりも遥かに繊細そうに感じられ、イツキは慈しむように、
優しく、ゆっくりと秘花をなぞり回した。
やがて、その指は二枚の肉襞の間の下端付近にある、ぬるりとした粘液を涎のように垂らしている
肉の窄まりに留まった。さっき手探りしていた時に感じた穴だろうとイツキは察しをつける。
(これが“ちつ”ってやつか?)
イツキは、保健の授業で教わった言葉を思い出した。赤ちゃんが出てくる場所、そして赤ちゃんを
作る時におちんちんを入れる場所…。こんな小さな穴から赤ちゃんが産まれるのか…。好奇心に
導かれるまま、イツキはその中にそっと人差し指の先を沈めた。
「んんっ!」
(うわっ)
途端に、未来の小さな悲鳴と共に入口がきゅっと締まり、イツキは思わず手を止めた。まるで口に
咥えられたようだ。だがすぐに締め付けは弱まり、イツキはそろそろと挿入を再開した。狭い処女口で
せめぎ合う、熱く濡れる秘肉を掻き分けるようにして、ゆっくりゆっくり進めていき、やがて指は
根元まですっぽりと未来の胎内に収まった。
イツキはしばらくじっと指に意識を集中し、ぬるついた襞肉が、ぐぐっ、ぐぐっときつく指を
締めつけてくるのを味わい、それからそっと指先で未来の胎内を撫であげた。
340 :
残暑:2009/10/25(日) 21:47:57 ID:umo1dJAp
「ふぁ…」
身体の奥に蠢くイツキの指を感じ、未来が深い吐息を漏らす。指は狭い処女道の襞々を丹念になぞり
ながら、徐々に引き抜かれていった。愛蜜に濡れた指が少しずつ未来の中から姿を現し、第一関節近く
まで外に出たところで、またずぶりと突き入れられていく。根元まで入れてしまうと、ぐりぐりと
捻って360度ぐるりと感触を確かめ、再び引き抜いていくと、今度はじゅぷっじゅぷっと何度か
抜き差しを繰り返してみる。
「ふぁ…ん…」
また未来が悩ましげな吐息を漏らした。イツキに触れられる胎内の奥深くが、かぁっと熱くなって
くる。イツキの指が出入りする膣口から、とろとろと愛蜜が溢れ落ち始め、指の動きにあわせて
くちゅくちゅと淫らな音を奏でる。
官能に溺れる未来の耳には、イツキのはぁはぁという荒い息遣いが聞こえていた。熱く湿った吐息が
秘花にかかり、くすぐったくもあり、そして気持ちよくもあった。その合間に、途切れ途切れに
「うわぁ…」とか「すごい…」というイツキの興奮混じりの呟きも聞こえてきて、それがより一層
未来の興奮を掻き立てた。
イツキは指を粘液に塗れさせ、夢中になって未来の奥を突いては掻き回し、膣壁をくすぐるように
擦りあげ、時に外の淫花を指先でこねるように弄ぶ。未来の身体の奥からとめどもない官能感が
込み上げ、それに呼応するように溢れ出る愛蜜の量も増えていく。
「あっ、はぁっ、あんっ、あ…」
イツキに奥まで指を突き入れられ、そしてぐりぐりと胎内を掻き回されて、未来の悦びの喘ぎは
徐々に大きく、熱を帯びていき、無人のプールサイドに響き渡った。
「はぁ、はぁっ、はぁっ…」
四つん這いになって夢中で未来の生殖器を弄り回しているうちに、イツキのパンツの前がびんびんに
突っ張っていった。股間の強張りに、イツキは次第に腰を引いて、お尻を突き上げるような格好に
なるが、それだけでは違和感を拭いきれず、イツキは未来の秘裂をくつろげていた左手をそこから
離してしまうと、自分の股間へぎゅっと押し当て、揉みほぐすようにもみもみとさせる。
「ん…」
ペニスを揉みほぐしながら、イツキは昨夜のような快感が股間から込み上げてくるのを感じた。
イツキは次第に目をとろんとさせ、小さく喘ぎながら、右手の指では未来の胎内をまさぐり、
左手で自分の股間を必死に揉みにじった。
341 :
残暑:2009/10/25(日) 21:49:19 ID:umo1dJAp
「はぁっ、はぁ……」
だが、未来と自分、両方の股間を懸命に弄り回していたイツキの動きが不意に緩んだ。とろんと
なった目が、自分が指を挿入させている、涎のようにとろりとした粘液を垂らす未来の秘口に、
ぼんやりと向けられる。授業で習った、おちんちんを入れる場所…。イツキがそっと指を引き抜くと、
ぽっかりと口を開けたままのそこは、彼を誘うようにひくひくとひくついていた。
イツキはほとんど自分でも意識しないままに、身体を起こして立ち膝になると、あたふたと
トランクスをずり下ろした。その下から、屹立してもなお先っぽまで皮に覆われているペニスが、
ぴょこんとまろび出る。イツキは片方ずつ膝をあげてトランクスから脚を引き抜くと、ぽいと脇に
放り捨て、未来ににじり寄っていった。
「未来ねーちゃん…」
「えっ? あ…!?」
快美感で頭がぼーっとなっていた未来は、イツキがくっつかんばかりに近寄ってきたところで、
ようやく彼が何をしようとしているのかに気付き、官能にとろけさせていた表情を凍りつかせた。
「あ、ちょ、ちょっと…」
身体を触らせてあげる決意はしたものの、まさか小学三年生のイツキに、セックスまで求められる
とは思ってもいなかった未来は、焦りながらずりずりとお尻を這わせて後ずさるが、イツキはその分、
身を寄せてくる。
「み、未来ねーちゃん、俺…俺…」
泣きそうな声でイツキが言う。声が震え、そこでいったん言葉は途切れたが、イツキは一度唾を
飲み込むと、後を続けた。「俺、未来ねーちゃんにチンチン入れてみたいんだ!」
「……!」
イツキにはっきりと言われ、未来の目が見開かれた。みるみるその顔が真っ赤に染まる。
「あ…えと…」
赤くなりながら、未来は弱ったように視線をきょどきょどと左右に泳がせた。そんな、セックス
なんてまだ早い…。どきどきと心臓の鼓動が耳の奥で鳴り響き、口の中がからからに乾いていく。
どうしよう、どうしよう…。
未来はしばらく押し黙って目を泳がせていたが、やがて彼女の返事を待っていたイツキをじっと
見つめると、ゆっくりと肯いた。「……誰にも言っちゃダメだからね?」
その言葉に、イツキはぱぁっと顔を輝かせた。「…うん!」
342 :
残暑:2009/10/25(日) 21:50:32 ID:umo1dJAp
「未来ねーちゃん…」
イツキの下半身が未来の下半身に押し付けられた。皮を被った亀頭が、未来の性器をぐいぐいと
つつく。イツキは膣を探して、ペニスの先っぽで未来の割れ目をなぞりながら徐々に位置をずらして
いき、未来も腰を動かして、イツキが早くそこに辿りつくように協力する。
(あ…!)
ほどなく、イツキはペニスの先が目的の肉の窄まりを探り当てたのを感じた。(こ、ここか…?)
「ん…っ!」
イツキが思い切って腰を前に出すと、包皮を被った亀頭が未来の中にずにゅりと潜り込んだ。
未来の下腹が緊張でびくんと震える。イツキはそろそろと、さらに腰を突き出し、ペニスを未来の
胎内に押し進めていく。
「はぁっ、はぁっ…んっ、く…」
狭量な処女道に怒張した肉棒が押し入って来る感触に、未来の身体が強張った。まだ小さなペニス
だが、胎内を擦り剥いたような微かな痛みを感じる。痛みと緊張、恥ずかしさと期待感が入り混じり、
未来の頬に涙が伝う。
「あ、は、入った…」
イツキの分身は、せめぎ合う襞肉を掻き分けながら未来の中を押し進んでいき、やがてすっぽりと
根元まで納まった。未来の胎内の柔らかな肉が、はちきれんばかりにパンパンに膨れた肉胴を
ぎゅうぎゅう締め付けてきて、それだけでも手や布団に擦りつけているより何倍も心地いい。
だけど…
「あっ…くっ…」
イツキが、さらなる快感を求めてペニスをゆっくりと抽送を始め、ひりつく膣内を固く膨れた亀頭で
擦りたてられた未来が、太股を強張らせる。
「あっ、す、凄いや、未来ねーちゃん…」
ひくつきながらきゅうきゅうと締め付けてくる未来の襞肉に、イツキは嘆声を漏らしながら腰を
前後させた。びくびく、ひくひくと蠢く柔肉の中でペニスを動かすと、昨夜布団に擦りつけて得られた
ものとは比べ物にならないほど強烈な快感が股間に込み上げてくる。快感を感ずるがまま、イツキは
どんどん腰の動きを強めていった。
「あっ、痛っ…あっ、ひっ、んっ…」
ひりつく処女道をぱんぱんに膨れた亀頭で擦られ、疼くような痛みを感じて未来はびくっびくっと
腰を震わせ、小さく悲鳴を漏らした。その彼女をイツキは何度も何度も突きあげる。本能の赴くままに、
腰をグラインドさせ、熱くぬるつく秘肉を肉棒で掻き回し、引いては突き、突いては引き、未来の
秘肉を貪るかのように己の分身をぐいぐいと動かす。激しい動きに、ペニスがぎっちりと嵌り込んだ
肉門の隙間から、わずかに破瓜の血の混じった愛液が、じゅぷっじゅぷっと音をたてて溢れ落ちていく。
343 :
残暑:2009/10/25(日) 21:51:44 ID:umo1dJAp
「あっ、凄い、凄いっ!」
「あっ、イツキ君…っ、あっ、ひっ!」
うわ言のように叫びながら、イツキは激しく未来を突き上げ、がくがくと頭を揺さぶられた未来は、
身体がふわりと宙に浮くような飛翔感を覚えた。地面について身体を支えていた腕から力が抜けていき、
未来は徐々に身体を後ろに倒すとべったりと背中を地面につけ、イツキに身体の奥を突かれるたびに
ひっ、ひっと片息を漏らす。
(あっ、また…なんか…)
やがてイツキは、じんじんという腰の疼きが急速に強まってくるのを感じた。昨夜経験した、快感が
炸裂しそうな予感に、腰を振りながらぶるるっと身震いする。そして未来の腰に手を回し、自分の腰に
引き寄せると、一段と激しくペニスを突き入れた。
「あっ、あんっ…」
ずん、ずんっと激しく突き上げられながら、未来が喘ぎを漏らす。「あっ、イツキ君…っ!」
すがるように、その手がイツキの腕をぎゅっと掴んだ。「あっ、あっ…!」
「あっ? み、未来ねーちゃんっ!!」
「ふぁっ!?」
そして最後に、イツキはひときわ大きな声で未来の名を呼ぶと、ぐんっと背中を反らして腰を
突き出し、未来の中に深々とペニスを突き立てた。次の瞬間、未来の胎内でイツキのペニスが
びゅくん! と激しく脈動した。イツキの急激な反応に目を見開く未来に、イツキは腰をきつく
押しつけながらぶるぶると小刻みに震える。びゅくっ、びくっ、びゅくん、びくっ、びくっ……と、
ペニスの脈動は徐々に小さくなっていき、やがてイツキは、未来の上にゆっくりと崩れ落ちた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ…はぁ…」
「イツキ君…」
未来は、自分の上にのしかかって、精も根も尽き果てたように荒い息をつくイツキの髪をそっと
撫でた。彼女はまだ最後まで到達していなかったが、イツキさえ満足してくれれば、それで自分も
十分に満足だった。未来がイツキの小さな身体を優しく包み込むように抱きしめると、イツキも
すがりつくように、そっと未来の身体を抱き返した。
344 :
残暑:2009/10/25(日) 21:52:28 ID:umo1dJAp
「……汗、かいちゃったね」
やがて、未来がぽつりと言った。胸の中に抱いたイツキの身体から、汗の匂いが立ち上っている。
いや、イツキだけでなく自分の身体からもだ。真夏のような太陽の下で激しい愛の営みを交わし、
気がつけば二人とも全身に汗だくだった。
「もっぺん泳ごうか?」
「うん…」
気だるげに身体を起していう未来に、イツキものそりと身体を起こしながら肯いた。そして二人は、
脱ぎ捨てた下着はそのままにして、生まれたままの姿で連れ立ってプールへと入っていった。
「ふぅ…」
プールに入った未来は、仰向けになって水面を漂いながら、ぼぉっと空を見上げていた。まさか
こんなところで、イツキ相手に初体験するなんて…。頭の中にまだ半分霞がかかり、まるで夢でも
見ていたかのような気分だったが、股間にイツキのペニスの感触が生々しく残っていて、あれが
夢ではなかったことを教えてくれていた。
未来のすぐそばで、そのイツキはボールを浮き代りに掴まって、なにをするでもなくぼぉっと波に
揺れていた。頭の中は、やはり未来と同じく、たった今経験したセックスのことでいっぱいだった。
未来ねーちゃんの中があんなに気持ちいいなんて…。それだけではない、胸も、その身体のどこもが
柔らかかった。(あ…)
未来の身体の感触を思い起こしていたイツキは、また股間がむずむずとするのを覚えてわずかに
赤面した。ボールを手放して股間をぎゅっと押さえてみるが、一度頭をもたげ始めた彼の分身は、
イツキの言う事を聞いてくれそうにはなかった。
「……」
イツキは水中に座り込み、しばし恥ずかしげにペニスを押さえこみながら何か考えこんでいるような
様子を見せていたが、やがてふらりと立ちあがった。
「…イツキ君?」
ぼぉっと空を見上げていた未来は、傍らにイツキがやってきたのに気付き、プールの底に立ち膝を
ついた。「どうしたの?」
しかし未来の問いかけに、イツキは黙ったまま、なにか熱っぽい視線を彼女の向けてくるだけだ。
ふと視線を下に向けた未来は、水中で彼のペニスがそそり立っているのに気付いて頬を赤らめた。
「……イツキ君、またしたくなっちゃったんだ?」
「……」
恥ずかしげに無言で肯くイツキに、未来は立ち上がると手を差し伸べた。「…うん、いいよ…」
そして二人は手を繋ぎ、プールサイドへと上がっていった。
二人の熱い日は、まだまだ終わりそうになかった。
おしまい
>>338 おお!水の表現凄いですよ!キラキラしてる!
よくみるとボールにクアンパがww
水って絵にすると難しいんですよねぇ・・・神技です!
そっかぁ・・・ソフトも別に買わないといけないのかぁ
PCっていろいろ金かかるんっすねぇ・・・
およ、なんかこないだから変な改行が入るな・・・。まあいいや。
以上、お粗末さまでした。挿絵を下さる方々、本当にありがとうございます。
あ、
>>320もいいですね〜。それにしてもどんな設定だw
さて、次はまた未来×悠貴やる予定なんで、よろしければ読んでやってください。
>>346 おつかれさまっす!最高っす!
ほんと毎回楽しみに読ませてもらってましw
次はついに禁断の姉弟物語かぁ・・・
次回も楽しみだぁ!
>>345 PSとかWiiとか買うのに比べたら安いですよw ペンタブ+フォトショで2万くらいだったし。
っつか、水は絵じゃないですww
フォトショに写真を絵のように勝手に加工してくれる機能があるんですよ。
それを背景と全面に切り張りしただけっす。 純粋な絵の部分は未来のところだけww
>>346 お疲れ様ですw 次回もピュアw なストーリーを期待してますw
しっかし、よ〜く考えたらコレ、真昼間なんですよねw
行為に入ってからは夜のひっそりしたプールって感じに思えましたが。
う〜ん未来ちゃんってば結構大胆w
350 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 22:38:19 ID:jHPXMoby
>>346 お疲れ様でした。そして毎度ながらGJ!
絵師さん方々もこの文章で創作意欲が活発化してると思います。
ひょっとしてプロでつか?
>ひょっとしてプロでつか?
んなわきゃーないです。そして
>>348、次は全然ピュアじゃないです。たぶん。
>>323のシチュで何か作ろうかな
エロとは違うかも知れないけど…
353 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 01:14:56 ID:ULmHnj7r
未来と悠貴のエロ無しで、心温まる話が読みたい・・・
頭打った後遺症で悠貴が性欲の赴くままに行動するセックスマシーンと化して未来ちゃんやそのクラスメイトを次々に妊娠させていく話が読みたい
まさにゲロッパ
1+1は死んじゃったのか?俺は待ってるぜ
つか、やっぱ見るほう、読むほうにまわる方が無難そうだな、こりゃw
つーわけで、 残暑さん、
>>352 さんw SS期待してますw
いやいや、いいですよ〜エッチですよ〜。
そいから
>>327よく見たらイツキキュンの口からちょっとはみ出して・・・ブハッ
360 :
クアンパ:2009/10/26(月) 11:17:18 ID:7/5N0sUt
>>357 昨日いろいろご指摘いただきました者です。
分かりやすくコテつけました。w
おお!未来ちゃんかわいい!イツキ君イケ面!
水面に浮かんでる感じが凄い出てる!さすが水の魔術師ですね!
>>342 GJ
欲望の赴くままにヤっちゃうのいいね。
362 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 16:59:39 ID:/V7cwbji
>>353おいらも
未来が年上のダンディーな男性に恋しちゃって悠貴が「やっぱりお姉ちゃんは年上の人が好きなの?」って嫉妬しちゃうのが読みたい
363 :
メンクイ:2009/10/26(月) 20:59:20 ID:syeyQE+n
残暑さんSSおつかれです。
拙い挿絵喜んでもらえて嬉しいです。
エロは雰囲気でしか描けませんが、心がおっきする絵を描いていきたい。
あとは最近自分ランキングでイツキ君がつぼすぎるので
>>357さんありがとうございます。
できればふたなり未来ちゃんに犯されるイツキ君がみたいです……すみません彼岸行って来ます。
364 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:39:32 ID:qnQehBWy
>>357 GJ!他の場面にも挑戦してみてくださいw
うひょーん、どっかのバカの巻き添えで規制されたー。
このレスは代行してもらってますが、さすがにSS貼りまで
代行依頼などできないので、規制解除されるまでお休みです、
みなさんさようなら。
永久規制とかになるようなら、どっかのうpロダにテキスト形式でうp→
その旨を代行でここに報告→どなたか有志の方に代理で貼ってもらう
みたいなのを考えてますが、他になんかよさそうな方法ありますかね?
367 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 14:20:38 ID:TUgDVccl
>>366 一体どーしたんだ?何があった?
どっかの馬鹿とは誰かKWSK
多分、dionじゃね?
携帯入力ならsoftbankあたりか・・・。
>>367 どこの奴かわからないから、「どっかの馬鹿」扱いなのだろう・・・多分。
大抵、その「どっかの馬鹿」は、広告爆撃してるような業者だったりするんだけどねw
巻きぞい規制にあってしまったのは、もしかして残暑さんか?
・・・かなり惜しまれるかも知れん。
独特なノリが好きだからなぁw
そういや/b6mqFgd氏はどこ行ってしまったんだい?
あの人のSS笑えてエロくて大好きだったんだが・・・
あれ? その人が残暑さんだと思ってたけど違うのか?
>>370 覚えていてもらってありがとうございます!
風邪が悪化したり、この時期学校が忙しくなってりで停滞してしまいました。本当にすみません。
おお、違ってたのか。 すまんw
374 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 02:41:17 ID:YJWFQkmt
>>327 うめええええええええええええええええええええ
375 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 14:41:40 ID:JgmKWNhC
>>354 ぶっちゃけ8歳じゃ、まだムリだろ。妊娠は。まあ中2位なって、思い出した
よーに「後遺症に」「目覚めたら」別だけどね。
体の大きさからも同上だし。
いや、これはあれだろ、
頭打ったせいで脳がうまくホルモンの調節できなくなって男性ホルモンが異常に分泌される
→小3にして精通を迎え、ペニスは機能・サイズ共にすっかり大人並に。もちろん性欲も大人顔負け
→しかし理性は小3レベルのままであり、猛烈に沸き上がる性欲を抑えつけることはできず・・・
→セックスモンスターと化した悠貴はその可愛い顔と母性本能をくすぐる仕草を武器に手当たり次第に少女達を孕ませていく・・・
的な話だろw
>>369 そうっす、残暑と夕暮れ書いたもんです。次は未来×悠貴で〜とか言って消息不明じゃ
カッコつかないんで一言断りを入れさせてもらいました。
しかし直後に大規模規制発動でみんな同じ目にあってるから別にいらなかったかなw
>>377 ご愁傷様です。 解除で復活する日を待ってます。
うちもちょこっとの間、規制されてました。
おっと・・・おいら、無謀にもあなたのSSの挿絵に挑戦した、いつものエロが上手い絵師じゃない方ですw
かわいいかわいい言って寄ってくる女どもを落としては孕ませ、落としては孕ませ・・・
381 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 09:02:49 ID:PYUHTV+I
解除まだかあ?…
382 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 00:21:03 ID:gpbt5nNd
解除まだあ?
383 :
1+1:2009/11/02(月) 11:23:18 ID:bppqJcjx
お久しぶりです。
暇な時にちょこちょこためていたのがある程度たまったので貼っておきます。
何の規制か知らないが大変だね。
今回は真理とパパママの話で終り。
ではまた今度。
384 :
1+1:2009/11/02(月) 11:25:39 ID:bppqJcjx
その25
自宅へ戻ってからの未来は部屋に籠ってしまうことが多くなった。
ベッドに横になり漫画を読んだり、遠くの景色をただぼんやりと眺めてる毎日。
食事をするにしても心此処にあらずといった感じで目が虚ろだった。
「来月になれば学校が始まるだろうし、俺達もこのままでいるわけにはいかん。
何か良い手は無いものかな、ママ」
ママも何とかしようと色々気は使ってみたが、未来の心を埋めるには至らなかった。
万策尽きたママは既に真理と連絡をとっていた。
「何とか未来を元気付けて欲しい」と。
そしてこの日、真理は小野沢家へやってきた。
一つの決意を持って。
385 :
1+1:2009/11/02(月) 11:29:30 ID:bppqJcjx
その26
呼鈴が鳴りママが玄関のドアを開けると、ベージュのスーツを着た真理がいた。
「はじめまして私、日下部…」
「真理さん…ですね。わざわざお呼び立てして申し訳ありません」
中に通されテーブルについた真理はパパとママに頭を下げた。
「お伺いするのが遅れて申し訳ありません、悠貴君の事は…」
パパは右手を首を横に振りながら遮った。
「いや、貴方は良くやってくれました。
貴方に出会わなければ子供達は帰って来られなかったと思います」
「いいえ、私の方こそ二人には…」
「悠貴についてはお礼を言わなければ、医者に抗議してくれたとか…」
真理に緊張が走った。
386 :
1+1:2009/11/02(月) 11:32:23 ID:bppqJcjx
その27
真理は言葉に詰まったが、膝に置いていた手をグッと握り締め話しだした。
「実は…ある医者と約束して助けてもらったんです」
「ある医者?」
「名前は教えて頂けませんでしたが、全部委せておけと…」
「かなりの人だな…、で、約束というのは?」
真理の膝が小刻に震える。
「悠貴君は手術してもまず元には戻らないと言われました」
両親の表情が曇った。
「まだお二人とも無事か分からない状態で、悠貴君に障害が残ったらどうするのかと」
「なるほど…どうお答えに?」
「私が引き取ると…お二人が無事であったとしても障害が重度なら…」
「……」
「それが医者との約束です」
387 :
1+1:2009/11/02(月) 11:35:10 ID:bppqJcjx
その28
暫くの沈黙が続いた後パパが口を開いた。
「つまり悠貴には障害が残るからこちらで責任は取れ、ということか…」
「そこまではっきりとは…ただ前提としての話で…」
「で、貴方は御自身で引き取ると」
「はい…でも今になってみると浅薄だったと」
パパの目が鋭くなった。
「浅薄とは?」
「…私の自宅はローンを残したまま建て直ししなければなりません。
夫も既に他界し母と娘の三人家族ですが、私だけの収入ではそれだけでも生活は厳しい。
正直私が引き取った時の事を考えると…私…未来ちゃんと悠貴君の事…ちゃんと考えてなかった」
目をうるませながらポツポツと語った。
388 :
1+1:2009/11/02(月) 11:37:58 ID:bppqJcjx
その29
ママは真理にハンカチを差し出し笑顔を作った。
「でも、悠貴は治ると思っていてくれたんでしょ?お医者様も可能性がなければ受付てくれないと思うのよ」
ママはパパにも微笑む、照れ臭そうにパパが話始めた。
「しかし、なんだ。子供達は運が良かった。
ここまで正直な人だから子供達も安心して付いてこられたんでしょう。
真理さん、貴方はもう我々にとっても家族みたいなもんだ」
ママは笑いながら
「真理さん、この人ずっと今の台詞言いたがってたのよ。
真理さんには今後も子供達の頼れるお姉さんになって欲しいなって」
真理は涙を堪えられなかった。
「ありがとうございます…」
389 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 22:17:30 ID:TwGqhrQb
1+1氏が帰ってきた。
で、続きはひょっとして未来が健斗を見つけて、悠貴の入院先へ連れていってリハビリするという、
前回のSSが挿入されるのでしょうか?それともあれは別の話?もしくは伏線?
このような時に投下御苦労さまです。大手プロバの規制が順調に解除されつつあるようなので、
ほどなくレスがつくようになることでしょう。
俺はまだなんだけどねorz
吹いたww
ついに悠貴までこの路線かww
悠貴×イツキって。 腐向け?w
>>390 一部の削除人の暴走もあったみたいですしね。
394 :
1+1:2009/11/04(水) 05:30:52 ID:H/uufiua
>>389 概ねその流れですがそのままは使わないのでちょっと変わるかも。
今後は今回みたいに場面毎に投下します。
>>390 確かに「解除されたって」最近よく見るからもう少しの辛抱だ!
ではまた続きが出来たら来ますね。
395 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:47:38 ID:DJWnl+UZ
悠貴がまだ生きている頃の未来とのエロ無しで心温まるSSが読みたい。
>>395 それはDVDの特典小説で読めそう。五巻だから相当先だけど。
ふぃ〜、ようやく規制解除だぜ〜。また規制されないうちにとっとと投下しよっと。
悠貴と未来のエロありで心温まらない話でごめんねw
398 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:13:44 ID:KnW+aSmM
夏休み初日の朝。まだ7時にもならない時間に、悠貴は既に目を覚まして早々に着替えを済ませ、
机に座っていた。彼は少し退屈そうに、視線を窓の外に見える、朝日に照らされた東京タワーに向けて
いる。今日は母に頼んでロボット展に連れていってもらうつもりだったが、興奮しすぎたためか随分
早くに目が覚めてしまい、いささか暇を持て余しているところだった。同室の未来は二段ベッドの下で
カーテンを閉めたまま、まだ眠っている様子だ。両親もまだ起きていないようで、家の中はシンと
静まり返っている。
「お姉ちゃん、起きて。なんかして遊ぼ!」
一人っきりなのに耐えられなくなった悠貴は、姉に声をかけたが、返事はなかった。
「ねえ、起きてよぉ…」
悠貴はベッドの脇までいき、もう一度カーテン越しに姉に声をかけるが、やはり返事はなかった。
「お姉ちゃん?」
常々、勝手に開けるなと言われてはいたが、悠貴はそぉっとカーテンを開けて中の様子を伺った。
ベッドでは、ピンクのパジャマ姿の未来が、ぐーすかと軽いいびきをかき、仰向けで軽くバンザイを
するような格好でぐっすりと眠っていた。しまりなく開いた口の端からは、タラリと涎が一筋垂れ、
脚はがばっと大きく広げられ、パジャマの上はおへそまでめくれあがっている。寝る時に身体にかけて
いた薄手のブランケットは、暑かったのか邪魔そうに跳ねのけられて、ベッドの脇で丸まっていた。
「ねえお姉ちゃん」
乙女らしからぬ寝相の未来を、悠貴は肩を掴んで軽くゆすったが、それでも彼女はまったく起きる
気配がない。ふと見ると、ベッドの脇に、未来のお気に入りの黄色いクアンパのぬいぐるみとともに、
ケータイが置かれている。きっとベッドの中で夜遅くまでケータイをいじっていたのだろう。
「もぉ…」
ケータイ星人なんだから…。不満げに溜息を漏らした悠貴は、困ったように、未来のしまりのない
寝顔を見た。一緒にロボット展にいきたいのに、ちゃんと起きてくれるかなぁ…。
(そうだ…!)
だが、未来の寝顔を見ていた悠貴が、ふと丸出しになっている未来のお腹に目を留め、その顔に
イタズラっぽい笑みを浮かべた。(くすぐっちゃえ…)
悠貴はベッドの横で立ち膝になり、人差し指を立てると、丸出しになっている未来のお腹に近付けて
いき、そっと脇腹を擦った。未来の寝顔にほとんど変化はなかったが、お腹だけがびくっ、びくっと
痙攣するように波打ち、悠貴は可笑しくてクスクスと笑いを漏らした。
(ここはどうかな?)
悠貴は次に姉のちっちゃなおヘソへ指先を持っていった。そこへ指先をそっと潜らせると、未来の
腹筋がぐぐっと強張った。さらに爪先で底をかりかりと軽く引っ掻くと、くすぐった時のように
びくびくとお腹が震えるが、やはり目を覚ます様子はなく、悠貴は姉の震えるお腹と、表情を変えない
寝顔とを、愉快そうに代わる代わる眺めた。
399 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:14:11 ID:KnW+aSmM
(ようし…)
未来をくすぐっていた悠貴の目が輝いた。彼のその目は、小さく上下している未来のなだらかな胸に
向けられる。(おっぱいつついたらどうなるかな?)
その思いつきに悠貴はクスクスしながら、くすぐっていたおヘソから指を離すと、自分に近い方の
未来の右胸の上へと持っていった。そして一度息を吸うと、パジャマに包まれた小さな膨らみに指先を
押しつけた。(えい!)
くにゅっ
(!?)
その瞬間、悠貴はまるで熱いものに触れでもしたように、さっと指を引っ込めた。柔らかい…。
思いもしなかった姉の胸の柔らかさに、悠貴はどぎまぎとしながら、姉の乳房をつついた指先を
見つめた。お姉ちゃんのおっぱい、こんなに柔らかいんだ…。
悠貴はしばらくの間、今触ってしまった未来の胸と指とを交互に見比べていたが、やがてそろそろと、
その指を再び未来の胸へと持っていった。
つん…
恐る恐るといったふうに、悠貴はもう一度未来の胸をつついた。パジャマ越しに柔らかい膨らみの
感触がはっきりと伝わってきて、悠貴は生唾を飲み込んだ。つんつん、つんつん、と悠貴は二度三度と
未来の微乳を繰り返しつついた。指先を押し返してくるもっちりとした弾力に、悠貴は「わぁ」と
驚きと感動の入り混じった表情を浮かべる。悠貴はさらに何度かつんつんとそこを突いていたが、
やがて手を開くと、姉の膨らみにそっと押し当ててみた。
(うわぁ…)
掌いっぱいに柔らかい膨らみが伝わって来る。悠貴は胸をドキドキとさせながら、さらにそっと
掌で未来の乳房を撫で転がしたり軽く握りしめたりして、その柔らかさを味わった。
未来の胸をさすりながら、悠貴はそっと姉の寝顔を伺った。大きく開けられていた口が閉じられ、
どことなく切なげな表情になったような気がするが、相変わらず起きる気配はない。悠貴は未来の胸に
視線を戻し、しばらく慈しむようにそこを撫で回していたが、やがて彼はその手を止めると、両手を
ベッドの横枠に乗せ、じっと姉の寝顔を見つめた。
(お、起きないよね…?)
悠貴はベッドの枠越しに腕を伸ばし、未来のパジャマの前に両手を持っていった。唇を戦慄かせ
ながら、悠貴は一番上のボタンに手を掛け、こっそりと外し始めた。一つ、二つと、緊張に震える
指先でもどかしそうに外していき、やがて悠貴は全てのボタンを外し終えると、そこで一度大きく
息をついてから、パジャマの前をそっと引き開いた。
400 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:14:44 ID:KnW+aSmM
(わぁ…)
未来はブラジャーも肌着も着けておらず、パジャマの下からはすぐさま膨らみかけた乳房が姿を現し、
悠貴は息を飲んだ。白い小さな膨らみの先端では、ピンクがかった薄茶色の乳輪が、寝息に合わせて
小さく上下している。ちょっと前までは一緒にお風呂に入っていて見慣れていたはずなのに、その時
よりほんのちょっと膨らみ始めているだけの姉の乳房が、今はなんだか眩く感じられる。
悠貴は立ち膝になってベッドの横枠に手を掛けた格好で、しばらくの間未来の白い胸を眩そうに
見つめ、それからそっと、さっきパジャマの上から触っていた右側の膨らみへと手を伸ばし、そこに
ぴたりと押し当てた。
(…!)
掌に姉の乳房の感触を感じた瞬間、悠貴は短く息を吐いた。パジャマの上から触ったよりもずっと
柔らかくて暖かく、なによりもすべすべとした乳肌がなんとも艶めかしく心地よい。未来の乳肉の
愛らしい手触りに、悠貴はしばし陶然としていたが、やがてそっと手を動かし、そこを撫で擦り始めた。
乳果を軽く押さえながら、ゆっくりとこねるように掌を回してみる。時々その柔らかな膨らみを
そっと握りしめ、掌にこつんと当たる小さな乳首を、指先できゅっと摘まんで…「ん…」
「はっ!?」
その時、乳蕾を弄られた未来が小さく呻いて微かに身じろぎをし、悠貴は弾かれたように姉の
乳房から手を離した。興奮でドキドキしていた心臓が、今度は驚きでドキドキし始める。悠貴は凍り
ついたようになって姉を見つめていたが、未来は目を覚ますようなことはなく、それっきり、また
穏やかな寝息を立て始めた。
(びっくりした〜)
しばらく金縛りにあったように身じろぎ一つしないで立ち尽くしていた悠貴だったが、姉が目を
覚まさないとわかると、ようやく緊張を解き、まだばくばくとしている胸へ手をやって、ほっと
安堵の息をついた。もうこんなことやめよう。すぐ怒るし。それでロボット展に一緒に行ってくれなく
なったら困ってしまう。
悠貴は、引き広げた未来のパジャマの前を掴むと、そっと閉じ合せようとした。しかしそこで、
悠貴は微かに上下する剥き出しの乳房に目を奪われ、両手でパジャマを掴んだまま動きを止めた。
白く小さな二つの膨らみと、その頂点の愛らしい薄桜色の突起を、悠貴はしばしの間、魅入られた
ように見つめていたが、やがて掴んでいたパジャマをぱさりと手離した。
(もうちょっと…もうちょっとだけ…)
401 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:15:14 ID:KnW+aSmM
悠貴は未来の身体の上に身を乗り出すようにして、右手を奥の方にある未来の左側の乳房へと持って
いった。先刻のようにそちらの肉果をさわさわと揉み始め、さらに左手をこちら側の乳丘に置き、
悠貴は姉の両方の膨らみを弄り回した。きゅむきゅむ、ぷにゅぷにゅと揉みにじり、さすり回し、
そして指先で乳輪や乳首をそっと擦り、摘まんでみる。
「ん…」
「!?」
悠貴が未来の乳首を指先で扱いていると、未来がまた小声で呻いて身動きし、悠貴のその手は
ピタリと止まった。だが、さっきのように慌てて離れたりはせず、乳丘に乗せた手はそのままで、
警戒したようにじっと未来の寝顔を伺う。その頬は微かに赤らみ、少し顔をしかめて寝苦しそうな
感じにしているが、それでも目を覚ます気配はなさそうだった。
まだ起きそうにない、まだ大丈夫…。
再び悠貴の手が動き始めた。滑らかな乳肌をそっと撫で、乳果をやわやわと軽く揉みしめ、乳蕾を
指先で押さえて転がす。
「ん…あ…」
乳首を弄られる未来が小さく身じろぎして吐息を漏らすが、悠貴はもう手を休めることなく、姉の
胸を触り続けた。温かくて柔らかい密やかな膨らみと、その先端の小さな突起を、手で、指で、
余すことなく味わう。悠貴に弄られているうちに、未来の少し茶色がかった薄桃色の乳輪はぷっくりと
膨らみ、先端の突起はツンと尖り始めた。
「んふ…ん…」
次第に熱っぽさを増す未来の吐息を聞きながら、悠貴はコリコリとしてきた乳首をさらに執拗に
こね回した。乳房を撫で擦り、軽く握って勃起した乳頭を突き出させると、先端を軽く摘まんで
くりくりと扱き、引っ張り、逆に指先で乳輪に押し込んだり、掌で擦るように転がす。そして、手で
弄るだけでは我慢しきれなくなった悠貴は、姉の胸に顔を近寄せると、自分に近い右側の乳首に
そっと口をつけた。
「ふぁ…ん…っ」
未来の背中がびくっと震え、一段と大きな喘ぎが漏れた。しかし、まだ目を覚まそうとはしない。
ちゅくっ、ちゅくっと微かな音を立てながら、悠貴が未来の乳首を吸い始めても、未来は眠ったまま、
ただ、微かな喘ぎを漏らし、時折ぴくっ、ぴくっと小さく身体を震わせるだけだ。
(お姉ちゃん…いい匂いがする…)
未来の甘い体臭が、悠貴の鼻をくすぐる。姉の匂いを胸一杯に吸い込みながら、悠貴は胸蕾を
吸い立て、舌で乳輪や乳頭を舐め転がした。向こう側の乳丘に置かれた右手は、さわさわとその小さな
膨らみを揉みしだき、固くなった先端の突起をくりくりと扱き立てている。
「はっ、あ…う…ん…」
未来の喘ぎが強まり、はぁ…はぁ…と寝息も荒くなってくる。頬ははっきりと紅潮し、肌がじっとりと
汗ばみだしていたが、決して部屋が暑いせいではなかった。
402 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:16:11 ID:KnW+aSmM
「ふぅ……」
やがて、未来の乳首を存分に味わった悠貴は、そこからそっと口を離した。自分の涎でべとべとに
濡れ光り、強く吸われたせいで色味を濃くした乳首を少し潤んだ瞳で見つめ、それから未来の顔へと
視線を移した。頬が上気して寝息も乱れているが、未来はまだぐっすりと眠っている。
(まだ起きないや…)
別に起こすつもりでやっていたわけではないし、むしろ目を覚まされたら困るところだが、これだけ
身体を触ってもまだ起きそうにない未来に、悠貴は少し呆れたような顔になった。でも…
(だったらもうちょっと…大丈夫だよね?)
これなら、もうちょっと身体を触ってもきっと起きたりしない。悠貴は自分にそう言い聞かせながら、
胸が剥き出しになった姉の寝姿を眺めた。その目は、寝顔から剥き出しの乳房に、それからお腹へと
ゆっくり移り、そして最後に、太股の間のデルタ部分に留まった。一年くらい前までは一緒にお風呂に
入っていたこともあって、パジャマの下には一本の縦スジがあることは悠貴も知っている。だが、
しっかり見たことはなかったし、もちろん触ったことなど一度もない。女のコの…お姉ちゃんの
アソコって、どんな感じなんだろう…。
さらなる好奇心に突き動かされた悠貴は、緊張した面持ちで、恐る恐る未来の股間へと手を伸ばして
いった。
悠貴は未来の股の間に差し込むようにして、性器の上のあたりにぺたりと右手をつけた。ちらりと
姉の寝顔に視線をやり、その程度では目を覚ましそうにないと見ると、緊張していた顔が緩んで、
わくわくとした表情に変わる。そして悠貴は掌全体を使い、未来の股間をパジャマの上からゆっくりと
擦り始めた。掌に微かに感じる、パジャマの下の形状に意識を凝らし、すっ、すっ、と手を前後させ、
やがて掌床を浮かして揃えた指の腹で、そして最後には中指だけで、股間の真ん中にある、割れ目の
あたりをすりすりと何度もさする。
悠貴は指先にわずかに力を込めた。中指がパジャマと下着ごと割れ目の中に押し込まれ、そのまま
指先を前後させると、パジャマが割れ目の形に食い込んでいく。
「ん…ふ…」
「あ…」
と、未来がどことなく悩ましげな吐息を漏らして脚をもぞりと動かし、悠貴は慌ててそこから指を
どけた。しかし未来はそれっきり動かず、悠貴はほっと胸を撫で下ろした。まだもう少し触って
いたい…。悠貴は再度姉の股間に手をやろうとしたが、ふと考えが変わってその手を止めた。パジャマの
上からなんかじゃなく、直に触ってみたい。そして直に見てみたい…。
悠貴は未来の寝顔に目をやり、ぐっすり眠っているのを確かめると、そおっとパジャマのズボンの
両脇に指を差し入れた。
胸をドキドキさせながら、悠貴が未来のズボンをそろそろと引っ張り下ろしていくと、前に小さな
カエルのワンポイントのついた、純白のパンツが現れた。悠貴はその腰のところにも指先を入れ、
パジャマと一緒に引き下ろしていく。(…あれ?)
だがすぐに、未来の太股の付け根、いわゆるVラインの上端が見えたあたりで、パジャマと下着は
お尻に引っ掛かって動かなくなってしまった。悠貴は下着のゴムが伸びそうになるほどぐいぐいと
引っ張り、無理矢理脱がそうとするが、なかなかうまくいかない。
「う…ん…」
しかしその時、下着が腰に食い込むのがくすぐったかったのか、未来が腰をよじってお尻を浮かせ、
悠貴はその一瞬の隙を逃さず、ずるりとパジャマと下着をずり下げた。
403 :
ねむねむ大王:2009/11/06(金) 23:17:42 ID:KnW+aSmM
「あ…!?」
パジャマと下着は一気に太股まで下げられ、未来の下半身が丸出しとなった。その光景に、悠貴の
心臓が激しく跳ねあがった。未来は軽く両膝を曲げて股を広げた格好で寝ていて、悠貴が見たかった
肉の割れ目を、惜しみなくさらけ出していた。さらにそこには、悠貴が思ってもみなかったものまでが、
一緒に姿を晒していた。
(お姉ちゃん、毛が生えてる…!)
割れ目の上部にうっすらと生え始めていた産毛に、悠貴は心の中で茫然としたように呟いた。乳房の
膨らみと同様に、それも以前一緒にお風呂に入っていた頃にはなかったものだ。下着とパジャマを
脛のところまで下ろしていきながら、悠貴はしげしげと姉の肢体を眺め回した。膨らみかけた胸と、
生え始めた恥毛…。昨夜「子供のくせに」と言われて、自分だって子供じゃんと小声で言い返したが、
悠貴はそれが間違いだったと知った。自分の知らない間に、姉はオトナになっていたのだ。
悠貴はオトナになった…なり始めた未来の身体を上から下までじろじろと眺めながら、彼女の腰の横
あたりに戻って跪くと、一番の目的だった秘裂へと視線を定めた。そしてそこに向けてそろそろと右手を
伸ばしていったが、寸前でどうしても躊躇われ、代わりにすぐ脇の内腿にそっと触れた。一瞬、広げて
いた脚がびくんと閉じられ、悠貴の手を挟みこんだが、すぐに力が緩んで、自由に手を動かせるように
なる。悠貴は張りと弾力のある姉の太股の肌をさわさわと撫でながら、徐々に股間へ手を近付けていき、
やがて意を決すると、割れ目を覆うように静かに手を置いた。
中指の腹に、股間の中央を走る溝を感じ、悠貴はぐびっと喉を鳴らした。下腹の肌はわずかに
汗ばんでしっとりとし、掌底のあたりには、さらさらした柔らかい産毛の感触がある。
悠貴は呼吸を整えるかのように二、三度大きく息をついてから、パジャマの上からしていたように、
掌全体を使ってそこを撫で始めた。割れ目が全て見えるくらいにまで手を引き、そして全てが隠れて
しまうまで股の間に差し込み、大きくすっすっと手を前後させる。掌をくすぐる、萌え始めたばかりの
柔らかな恥毛や、ぽってりした陰唇やその間のクレヴァスの感触を楽しみながら、すっ、すっ、すっ…
と何度かさすり、悠貴はさらに思い切って、指先を曲げて割れ目の中に忍び込ませた。
指先に、しっとりとした柔らかい肉の感触を感じる。悠貴はその柔肉をなぞりながら、割れ目の中で
指先を上下に動かした。
「う…ふ…んっ…」
淫肉を弄られる未来が、眠ったまま深い吐息をついた。腰がもじもじと動くが、悠貴は構わずに、
姉の媚肉をくにくにとこね回す。そうして悠貴は、しばし未来の中にある襞状の柔らかな肉の手触りを
楽しんでいたが、おもむろにそこから指を外すと、秘唇の脇につけ、左手も伸ばして反対側の脇に
つけ、割れ目をくぱっと引き開けた。
(うわぁ…)
未来の秘密の割れ目の中から、薄桃色の花びらのような襞肉が姿を現し、悠貴の目が真ん丸に
見開かれた。(凄いや…)
悠貴は上から覗き込むように上体を屈め、広げた肉唇の内側をつぶさに眺めた。さっき指先に感じた、
いかにも柔らかそうな薄桜色の襞状の肉が、ひくひくと風に揺れる花びらのように揺れている。その
合間の下の方に、きゅっと窄まった穴があり、とろりとした液体が涎のように垂れていた。汗とはまた
違った、甘酸っぱい女の香りが微かに立ち昇って、悠貴の鼻腔を満たしていく。
(お姉ちゃんの中ってこんなふうなんだ…)
姉の美しい生殖器を眺めているうちに、悠貴の胸のドキドキは強まり、ペニスがなんだかむずむずと
疼いて、彼は腰をもぞもぞとさせた。下半身からこみ上げてくる衝動の赴くまま、悠貴は右手を
肉門から離して左手だけにそこを任せ、内側の襞肉にその指先をはべらせた。
しっとり湿った柔軟な秘肉は、悠貴が軽く押しただけでくにゅりと形を変える。悠貴は秘花を
指先でくにくにとこね回したり花弁の奥の粘膜をつつっとなぞり、クレヴァスの中にくまなく指を
這わせていった。そして悠貴は、愛蜜をたたえる処女口を捉えると、溢れる秘蜜を掬い取るように
その入口の周りを何度かさすってから、ゆっくりと指を膣の中に潜り込ませた。
連投規制もあると思うのでここでいったん休止。もし数日たっても続きがこなければ、
また規制されたと思ってください。
ええっとこのノリは・・・「残暑」氏かな?w
乙です。
また、すばらしいものを投下してくださいましてww
406 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 00:30:45 ID:BORWrU+x
「ねむねむ大王」後半いきます
408 :
ねむねむ大王:2009/11/07(土) 17:31:02 ID:DjyQRvf9
「ん…っ…」
未来が眠りながら小さく呻き、びくんと腰を震わせた。その寝顔は、なんだか寝苦しそうに眉根が
寄せられている。悠貴は姉を起こさないよう慎重に、きつく締まった秘道の中にそっと指を潜らせて
いき、第一関節くらいまで入り込んだあたりで、柔らかな粘膜が盛り上がって狭くなっている箇所に
突き当って動きを止めた。未来の処女の証だ。それの意味することはわからなかったが、悠貴は
より慎重に、肉洞を押し広げるように指をくねらせながら、さらに奥へと進ませていった。
そしてついに悠貴は根元まで挿入を果たすと、蜜に溢れた胎内を探るように、静かに指先で膣壁を
擦り始めた。ぬちゅ、ぬちゅという微かな水音を響かせ、指はぬるつく膣内の隅々まで、余すことなく
弄っていく。まだ中一で男を知らない未来の狭い処女道だったが、小3の悠貴の小さな指は、たいした
抵抗もなく彼女の中を動き回った。
「ん…ふ…あ…」
身体の奥深くをくすぐられ、未来がまた小さく喘いだ。悠貴の指に内部の襞々を丹念に擦り上げられる
うち、眠りながら愉悦の波に襲われ、頬が赤く上気していった。
「は…うん…あ…ふ…」
未来の口からは、喘ぎが次々と漏れていく。しかしそこには、はっきりと甘い響きが混じり始めて
いた。険しかった寝顔は次第にとろけたように緩み、小さな胸丘は荒くなりつつある呼吸にあわせて
大きく上下している。白かった胸は、頬っぺと同じようにほんのり赤味を帯び、その美しさをいや増して
いた。
(……)
未来の性器を弄りながら、時折ちらちらと彼女の寝顔を伺っていた悠貴の目が、その胸に留まった。
吸い寄せられるように、悠貴は未来の生殖器を弄る手は休めずに、姉の乳房へと顔を近付けていった。
「んふっ…あ…」
悠貴が再び乳首を咥えてちゅうちゅうと吸い始め、性器と乳房を同時に責められた未来の喘ぎが
強くなっていく。「あ…は…ぁ…んっ…あっ…あ…」
切なげに喘ぎながら、未来は悠貴の指を求めるように、腰を緩やかに動かしだした。胎内では媚肉が
うねうねと蠢いて、そこを探る指をきゅっきゅっと甘やかに締めつける。新たな愛蜜が奥からトロトロ
溢れてきて、指と腰の動きにあわせて起きるぐちゅぬちゅという淫らな水音が、いっそう大きくなって
きた。それに伴って性臭も一段と強まり、全身にじっとりと浮かんだ汗の臭いと混じって、乳首を
しゃぶる悠貴の鼻にまで届き、悠貴の股間をますます固くさせる。
(どんどんぬるぬるしてくる…)
姉の甘い体臭を感じつつ、悠貴は蜜でしとどに濡れた秘道を夢中になって弄り回した。じゅぷっ
じゅぷっと指を抜き差しし、根元まで突き入れてぐりぐりと掻き回す。柔肉は熱く火照って、
締めつけられる指が火傷しそうなくらいだ。
(……)
未来の性器を弄りながら、悠貴は居心地悪そうに腰をもぞもぞと動かした。悠貴の分身は完全に
カチカチになり、ズボンの前が突っ張ってなんとも納まりが悪く、いつしか彼は、我知らずベッドの横に
股間を押し付けだしていた。
「あっ…ん…ふぁ…あ…ん…っ…」
「はぁ、はぁ…んっ!?」
部屋の中に、未来の喘ぎ声に混じって悠貴の小さな喘ぎも響き始めた。ペニスをぎゅっと押し付ける
たび、悠貴は得も知れぬ気持ちよさを覚え、姉の乳蕾をしゃぶる合間に溜息のような声を漏らす。
(あ…おちんちん…なんだか…)
それはペニスの強張りを鎮めようとしての行為のはずだったが、いくら擦りつけても一向に落ち着く
気配はなく、逆に強まっていってしまう。込み上げる快感に目尻にうっすらと涙を浮かべ、悠貴は
姉と共に切ない喘ぎを漏らしながら、未来の柔らかな身体を貪るように弄り回した。
409 :
ねむねむ大王:2009/11/07(土) 17:31:42 ID:DjyQRvf9
「ふあっ、あ…ん…はっ、あ…っ、あぁっ!?」
そして悠貴が何度目かに指を最奥まで突き入れた瞬間、未来が小さな悲鳴を漏らし、わずかに腰を
浮かしてびくびくと身体を痙攣させた。淫肉が引き絞られて、挿入されている悠貴の指を痛いくらいに
ぎゅっと締めつけてくる。
(お、お姉ちゃん…?)
眠ったままで軽い絶頂に達した未来を、悠貴は膣に指を突っこんだまま呆然と見つめていた。女性の
絶頂など、見るのはもちろん、そんな現象があることすら知らない彼は、切なげな顔をしてひくひくと
うち震えている未来に、何が起きたのかわからずただただ驚くだけだ。
「あっ、んっ…あ…」
やがて、未来の痙攣と声は鎮まっていき、浮かしていた腰がベッドに沈みこんだ。悠貴の指の
締め付けも緩まり、彼は姉の生殖器から指を引き抜くと、愛蜜でどろどろになった指をぼんやりと
見つめた。
(凄い…お姉ちゃん…)
悠貴の目が、未だひくついている淫花に、それから未来の全身に向けられた。まだ完全に絶頂の
余韻は引いていないらしく、胸は大きく上下し、寝顔には悩ましげな表情が浮かんでいる。一方で、
全身の筋肉は弛緩し、汗ばんでしっとりとなった白い肌と相まって、まるで溶け出しているようにも
見える。何が起こったのかはわからない。わからないが、悠貴にはしどけない寝姿の姉は、いっそう
大人っぽく感じられた。
艶やかな姉の肢体を眺めながら、悠貴は再び腰を動かし、固くなった肉棒をベッドの横に擦りつけ
始めた。が、すぐにその動きは止まっってしまった。こんな固い木枠なんかではなく、目の前の、この
柔らかな姉の身体に押しつけたら、きっともっと気持ちいいはず…。
「はぁ、ふぅ、はぁ…」
抗いがたい衝動に、悠貴はふらっと身体を起こすと、緊張に震える指をズボンの前に掛けた。
もどかしそうにボタンを外し、チャックを下ろすと、ズボンをパンツごと一気に脱ぎ捨てる。窮屈な
下着から解放されたペニスが、黄緑色のシャツの裾の下からぴょこっと頭をもたげた。
下半身を丸出しにした悠貴は、そっとベッドにあがると、未来の脚の間へと入り込んだ。悠貴は
ハァハァと大きく息をしながら、胸をはだけ、下半身を丸出しにしている姉に、熱っぽく潤んだ瞳を
向ける。広がった脚の間で、悠貴を誘うように割れ目がわずかに口を開け、内側の秘花をちらりと
覗かせていた。とろりとした透明な粘液を滴らせている膣口も、微かに姿を見せている。
(まだ起きないで、お姉ちゃん…)
悠貴は心の中でそう祈りながら、未来の膝の裏を持って脚をM字にすると、ゆっくりと姉の身体に
覆いかぶさっていった。脚を押さえていた手を離して、未来の両脇につけて身を乗り出す。そして腰を
突き出し、いきり立った陰茎を肉唇に咥えさせるような形に押しつけると、悠貴はゆっくりと腰を
前後させ、ペニスでスリットを擦り始めた。
410 :
ねむねむ大王:2009/11/07(土) 17:32:22 ID:DjyQRvf9
カチカチになった陰茎に、濡れた肉唇や初々しい柔肉がぺとりと張り付き、ずずっ、ずずっと這い
進む。ぞくぞくと身震いしたくなるような快感が下腹部からこみ上げてきて、悠貴は繰り返し肉棒で
スリットを擦りたて、時折先端を押し付けて濡れた秘花をこね回し、ペニス全体で姉の秘部を味わった。
「ん…はぁっ…ん…あ…」
固くなったペニスが、未来の敏感な肉芽を包皮の上から擦りたて、彼女は再び甘い響きの混じる
喘ぎを漏らし始めた。眠ったままで悩ましげに首を振り、くすぐったそうに腰をもぞもぞと動かす。
「ん…ふ…あ…んっ…ふぁ…」
「はぁ…あ…お姉ちゃん…」
悠貴は目をとろんとさせながら、腰をかくかくとぎこちなく動かして、必死に姉の股間にペニスを
擦り続けた。思った通り、すごく気持ちがいい。未来が身じろぎすると、イレギュラーな刺激が生じ、
さらに快感が募っていく。
「はぁっ、はぁっ、あっ…お姉ちゃん…はっ、あ……」(あ…ここ…)
ペニスの先端に、割れ目の中の窪んだ部分を感じ、悠貴はそこを探るように亀頭で軽くつついた。
さっき指を入れていた穴だ。悠貴の脳裏に、熱く濡れた柔肉が指をぐいぐいと締めつけてくる感触が、
ありありと蘇ってくる。ここにおちんちんを入れたらどんな感じだろう…?
「はぁ、はぁ…」
悠貴は下腹部を見やりながら、ペニスの先端に意識を集中させてその穴の中心と思しき場所を探り
当てると、ペニスの先っぽを固定した。こんなことをしたら起きてしまうかもしれないと、そこで
わずかに躊躇したが、股間の昂りと好奇心を抑えることはできなかった。悠貴は心臓を破裂しそうなほど
ドキドキさせながら、そっと腰を突き出していった。
ちゅぷっ…と、亀頭が膣口の中に潜り込む。姉を起こさないよう、悠貴はゆっくり、ゆっくりと腰を
進めていく。「う…うん…」狭量な処女道をこじ広げながら、亀頭がずずっ、ずずっと胎内に押し入って
くる感触に、未来が小さく呻いた。寝苦しそうに、眉間に皺が寄せられる。
あとちょっと、まだ起きないで…。そう願いながら悠貴がさらにペニスを侵入させていくと、肉胴が
半分近くまで入ったところで、その先端が先ほど指で探った時に感じた、一段と狭くなった場所…
未来の処女膜に突き当たった。
「んっ…」
だが、悠貴がぐっぐっと何度か力を込めると、まだ幼く小さなペニスは、いとも容易くずるりと奥に
入り込んだ。痛みを感じたのか、未来の片膝がぎくんと曲げられ、膣がきゅっと締まったが、すぐに
力は抜けていく。そして悠貴はさらにペニスを奥へ押し進めていき、やがて彼は、完全に未来と繋がる
ことに成功した。
(あ、ぜ、全部入った…)
姉の熱く濡れた秘肉にペニスを根元まですっぽりと包まれ、悠貴は感激したように心の中で呟いた。
まだ幼いとはいえ、それでも陰茎のほうが指よりは二回りほども太く、痛いほどに勃起していることも
あって、指を入れていた時よりもずっときつく感じられる。ひくひくと蠢く柔らかい肉が、ペニスを
ぎゅっと締めつけ、まるで手で握られているようだ。
「ん…う…ん…」
未来がまた重苦しい吐息を漏らした。処女喪失の微かな痛みと、まだ狭い処女道に悠貴の分身が
ずっぽりと嵌り込んでいる圧迫感とで、その寝顔は微かに歪んでいる。だが、弟に処女を奪われて
しまったことには全く気付く様子もなく、未来は未だ眠りこけたままだった。
姉がまだ目を覚まさないのを見て、悠貴は未来の膣壁に擦りつけるようにして、そろそろとペニスを
前後に動かした。
「ん…」
悠貴の口から溜息が洩れる。ぬるつく柔らかな襞肉が肉胴を擦っていく感触が、言いようのないほど
心地いい。ベッドや、割れ目に擦りつけているよりも何倍も…。悠貴は興奮気味に、しかし姉を
起こさないようにそっと、二度三度とペニスを抽送した。股間からじんわりと込み上げる快感は、
肉棒を動かすにつれどんどん強まっていき、高まる興奮に、抑え気味だった腰の動きは徐々に早く、
激しくなっていく。
「はぁっ、はぁっ、はっ、はぁっ…」
「ん…う…」
悠貴に荒々しく突き上げられ、未来は寝ながら小さく呻いた。「ふ…ん…ふっ…んっ…」
まだ小さな亀頭が最深部に突き入れられるたびに、彼女小さく開かれた口から息が吐き出されていく。
「はっ、ふっ、あっ、あくっ…」
苦しげに喘ぐ未来を、悠貴は自覚のないまま犯し続けた。何度も何度もペニスを抜き差しし、時折
最奥まで突き入れたところで下腹部を姉と密着させ、そこに生えている産毛の肌触りを楽しむように
擦りつける。
「ん…あ…うぅん…ふぁ…」
ペニスで胎内を掻き回され、さらに押し付けられる悠貴の恥骨でクリトリスを擦らたてられて、未来の
喘ぎ声には次第に鼻にかかったような艶っぽい響きが混じり始めていた。頬は紅潮して眉間の皺は消え、
その寝顔はどこか悩ましげになってくる。胎内では愛液がとろとろと滲みだし、ぐちょぐちょになった
襞肉がうねって、そこを激しく出入りする悠貴のペニスを、より深くへと引きずり込もうとするかの
ように蠢く。そして、指でされていた時のように、未来は眠りながら腰を浮かし、弟の腰の動きを
追ってゆっくり動かし始めた。
(凄い…凄いや…お姉ちゃん…っ…!)
「あ、うぅん…はぁっ、あっ、ふぁ…ん…っ」
未来の腰の動きで一段と高まった官能に、悠貴は心の中で驚嘆の声を挙げながら、必死に腰を振った。
快感を感ずるがままに、かくかく、かくかくと腰を小刻みに前後させ、姉の胎内でペニスを擦る。
溢れる蜜が激しく掻き回されて、ぐちゅっ、ぬちゅっ…と淫らな音を響かせる。未来の腰の動きと
喘ぎは、悠貴に合わせるように強まり、弟のぱんぱんに張りつめた亀頭や肉胴に、媚肉がねっとりと
絡みついて、激しく扱き立てた。
「あっ、お姉ちゃん、あっ、んっ…」
「はっ、あ…あっ、んっ、あっ…」
悠貴の喘ぎ声が切なげに震える。ペニスや腿の付け根のあたりがじんじん疼き、破裂してしまい
そうだ。未来も悠貴に呼応するように、切羽詰まったような喘ぎを漏らしている。
「はっ、あっ…あ、くぅん…あっ、うんっ! あっ、ふぁっ!?」
そして未来がひときわ甲高い悲鳴を上げ、背中をぎくんと反り返らせた。腰がぶるぶる震えて
胎内の襞肉がぎゅっと収縮し、悠貴の分身を千切れんばかりにきつく締めつける。それが引き金と
なって悠貴も生まれて初めての絶頂に達し、未来の中でペニスがびゅくんと跳ね震えた。
「あっ!? あ、お、お姉ちゃん…っ!!」
悠貴は未来の震える腰に、自分の腰をぎゅっと押しつけた。うねる柔肉の中で、悠貴の肉棒が
びくんびくんと何度も何度も律動を繰り返す。
「あっ、あ…! ふぁ…んっ…あ……ん……」
「くっ、あっ!? ふっ、んっ……」
徐々に、二人の喘ぎ声は静かになっていった。秘肉のうねりとペニスの脈動も次第に収まり、やがて
二人はがくりと脱力し、ゆっくりとベッドに沈みこんでいった。
412 :
ねむねむ大王:2009/11/07(土) 17:35:19 ID:DjyQRvf9
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
しばらく未来の身体に覆いかぶさって荒い息をついていた悠貴は、まだ絶頂感が抜けきらないまま
のろのろと腕を突っ張らせて身体を起こすと、ゆっくりと姉からペニスを引き抜いていった。萎れ
始めた陰茎が未来の中から徐々に姿を現し、完全に引き抜かれると、二人の間にとろりとした銀色の
粘液が糸を引いた。それをぼーっと見つめていた悠貴は、糸が垂れ下がってぷつんと切れると、
思い出したように膝まで下げていたパンツとズボンを引き上げた。
それから悠貴は、苦労しいしい未来にパンツとパジャマの下を履かせ、上もボタンを留めて、すべて
元通りに戻した。そしてしばらく、ほつれた髪を汗の浮いた額や頬にべったりと張りつけている姉の
寝顔を、ぼんやりと眺めていた。その心の中に、これまで以上に姉への愛おしさが込み上げてくる。
(お姉ちゃん、大好き…)
愛おしさに突き動かされるがまま、悠貴はそっと未来に顔を寄せると、その唇にちゅっと軽くキスを
した。そしてベッドを下り、再びすやすやと穏やかな寝顔に戻った未来を束の間眺め、それから静かに
カーテンを閉めた。(一緒に橋を見ようね…)
「……暑い…」
それから少し時間が経ち、時刻が8時を大きく回った頃。まだ朝だというのに早くも暑くなり始めた
部屋で、未来はぼんやりと目を覚ました。夕べ遅くまでケータイをいじっていたせいでまだ全然眠い。
(???)
のそりと身体を起した未来は、妙な気だるさを感じて寝ぼけまなこを擦りながら首を捻った。なんだか
身体が火照っているし、身体中寝汗でべたべたで、まるでちょっとした運動でもした後みたいだ。
(…やだ!?)
さらに、アソコが汗とは別の液体でぬるぬるしているのに気付き、未来は頬を赤くした。(わたし、
なんで…。いつの間に…?)
「あ〜、もう、なんなのよぉ…」
まだ眠いやら恥ずかしいやら暑いやらで、未来はぐったりしたような顔をしながらのろのろと
ベッドから下りた。シャワーでも浴びてすっきりしようと、重い体を引きずってドアに向かった彼女の
耳に、どこかから母親と悠貴の声が聞こえてくる。
「ねえママ、今日、ロボット展に連れてって。お姉ちゃんと一緒に」「えぇ? ダメよ悠ちゃん、
今日はママお仕事があるの」………
エピローグ
「悠貴君…朝早いけど、平気?」
「うん、平気」
二日後の朝、まだ早い時間。三人が一夜を過ごした六華女学院の校門で、悠貴は真理に笑顔で答えた。
それから悠貴は、それを少し悪戯っぽい笑みに変えると、横目で姉を見やって付け加えた。
「でもお姉ちゃんはダメだと思うよ」
「はぁ?」
「だってねむねむ大王でしょ? お昼まで眠ってるもんね」
「ちょ、そんなわけないでしょ、学校あるっつーの!」
「ふふふふふ…」
怒る未来に、悠貴が意味深ににやにやと笑ったが、彼女が弟のその笑いの意味を知ることはなかった。
おしまい
以上、お粗末さまでした。
次は未来凌辱モノ予定。あ、今回もある意味未来凌辱モノか。
心温まる話とはほど遠いのぉ…。
凌辱モノwktk
416 :
クアンパ:2009/11/08(日) 22:45:20 ID:aCUCLKTx
417 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 22:53:32 ID:k/PcGCKU
何喋らせればいいんだよw
418 :
クアンパ:2009/11/08(日) 23:01:08 ID:aCUCLKTx
>>417 人それぞれの妄想を掻き立てる為にあえてふきだしには台詞は入れませんですたw
なので適当に台詞入れて楽しんでくだされ
>>416 規制中でも書けるぴんく難民板に、レス代行スレってのがあるからそこで代理を頼むのも手だよ。
SSはやめといたほうがいいけど。
420 :
クアンパ:2009/11/08(日) 23:22:45 ID:aCUCLKTx
なるほど
SSはどっちにしろ俺には無理だなあw
まあ出来るだけ規制中は携帯から書くよ
なんかまた気が向いたらうぷします
421 :
●:2009/11/09(月) 02:46:01 ID:hT1UF+9w
いつもの挿絵の人も規制中なんかな〜
未来凌辱モノにする予定が、悠貴スレの↓見て書きたくなったのでちゃっちゃっと書いてみた。
612 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/11/09(月) 10:20:06 ID:eIow8gYs
悠貴くんをお化け屋敷に連れていきたい。
さて、怖がってお姉ちゃんに引っ付いてくるか、それともロボット展見るかのように喜ぶかな?
613 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/11/09(月) 11:44:49 ID:4mMZb/RR
お姉ちゃんのほうが怖がって悠貴に張り付くよ
614 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/11/09(月) 12:14:33 ID:ZQNr/n2U
それはそれで見てみたい
615 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/11/09(月) 12:28:50 ID:4mMZb/RR
Before
「お姉ちゃん、お化け屋敷入ろ!」
「は、お化け屋敷なんて子供騙しじゃん、バカバカしい」
After
「もうヤダ、帰る〜! 出口どこ〜?」
「大丈夫だよお姉ちゃん、全部作りものだよ」
「お姉ちゃん、あそこにお化け屋敷があるよ!」
GW後半、未来と悠貴は二人だけで都内にあるとある遊園地へと遊びにきていた。本当は両親とくる
はずだったが、毎度のように両方とも急な仕事が入ってしまっていた。最初はムクれた未来だったが、
幸い、もう中学生になったこともあって、悠貴と二人だけで行くことを許され、しかもお詫び代りに
お小遣いもたっぷりとはずんでもらい、朝から様々な遊具で遊んで今はもうすっかり機嫌を直していた。
次は何に乗ろうかと、二人が手を繋いできょろきょろとあたりを見回しながら歩いていると、悠貴が
前方にお化け屋敷があるのを見つけ、目を輝かせた。病院をモチーフにしたものらしく、古びた鉄筋
ふうの大型の建物に、おどろおどろしい看板がかかっている。お化け屋敷のシーズンにはまだ早い時期
ではあったが、入口にはそこそこの人数が入場待ちをしていた。
「ね、あれ入ろ!」
「は、お化け屋敷なんて子供騙しじゃん、バカバカしい」
悠貴が顔をわくわくとさせながらそちらを指差して言うが、彼女の返事は冷やかだった。実のところ
結構興味をひかれていたが、言った通り、お化け屋敷なんて子供騙し・子供の入るところだという
思いこみがあり、しかし一方で少し怖くもあって、未来はいかにも興味なさげな醒めた表情を装った。
「あんた、あんなの入りたいの?」
「……」
小バカにされた気がして悠貴は少しむっとした顔になったが、繋いでいた姉の手が、緊張でわずかに
力がこもったのに気がついた。
「…お姉ちゃん、怖いの?」
「なっ!?」
内心を見透かされた未来の顔が真っ赤に染まった。「そ、そんなわけないじゃん! バッカじゃない、
あんた何言ってんの!?」
「え、でも…」
「わかったわよ、そんなに入りたいならいこうじゃないの」
未来はそう言うと、悠貴の手を引いてお化け屋敷の方へ歩き始めた。本当を言えばちょっと怖い。
怖いが、どうせ子供騙しなんだから大丈夫。弟の手前もあって、未来は自分にそう言い聞かせた。
「わぁい」
そう挑発すれば、きっと入ろうと言い出す。などという計算は悠貴にはなかった。未来が怖がって
いるならしょうがないと、素直に諦めかけていた悠貴は大喜びをする。
「でも、途中で怖くなって動けなくなっても置いてっちゃうからねー」
「え…」
そう言って意地悪そうに舌を出す未来に、悠貴は少し不安そうな顔になったが、彼は姉の事はよく
わかっていた。口ではどう言おうと、置いてったりしないで、ちゃんと傍についててくれるはずだ。
悠貴は未来としっかり手を握ると、二人で入場待ちの列へと加わった。
そして…
ガタン!
「きゃあああああああ!!!」
暗がりの通路、曲がり角の向こうから突然現れた血みどろのナース服のゾンビに、未来が絶叫した。
ここのお化けは全て機械仕掛けだったが、登場やその奇怪な動きは実に滑らかで、まるで人が演じて
いるようだ。いや、人ではマネをできないような昆虫じみた動きをする化け物などもあり、人間が
化けているよりも数段優れているかもしれない。他にもホログラムなど最新式のギミック満載で
メイクも演出も優れていて、子供騙しとあなどっていた未来は、入ってすぐに恐怖のどん底へと
叩き落されていた。
「凄いねお姉ちゃん、本当に生きてるみたいだよ!」
一方悠貴は、いきなり目の前に現れる化け物に驚きはするものの、その精巧な動きや造りに感動する
気持ちのほうが強いようで、興奮気味に未来に話しかける。
「ねえねえお姉ちゃん、このお化け表情まで変わるんだよ」
「そんなのほっといて早くいこ!」
今にも噛みついてきそうなゾンビの顔を指差す悠貴に、未来は涙目で悠貴の袖を引っ張った。
「う、うん…」
悠貴はもう少しじっくりとゾンビの仕掛けを見てたかったが、姉に促されて渋々と歩きだした。
こんなことなら、さっき言った通り自分だけ置いてさっさといってほしいと悠貴は秘かに思ったが、
怯える姉にあまり冷たくすることもできず、未来に引っ張られるようにして通路を歩いていった。
ガタッ
「嫌ぁぁぁっ!」
ゴトッ
「きゃあああああ!!」
ドンッ
「うきゃあああああ!!!」
ベッドの上の血まみれの包帯男や解剖室の解剖中の死体やらが不気味に蠢きながら迫ってきて、
未来はその度に悲鳴をあげて悠貴にひしっとしがみついた。しまいにはなにもないのに、自分の足音にも
びくびくと怯え、先を急いでいた足はすくんで思うように進まなくなり、いつしか未来は顔を真っ青に
して、弟の背中に隠れるようにおどおどと歩くようになっていた。両手は悠貴の肩に乗せてしっかりと
掴み、いざとなったら弟を盾にして自分だけ逃げだそうという気が見てとれる。
「もうヤダ、帰る〜! 出口どこよぉ?」
「大丈夫だよお姉ちゃん、全部作りものだよ」
泣きごとを漏らす未来を、悠貴が時々振り返って励ましながら、二人はさらに先へと進んでいった。
「ひ!」
「わっ」
やがて、二人が真っ直ぐ続く薄暗い廊下を歩いていると、突然左右の壁から無数の腕が飛び出し、
未来は短い悲鳴を漏らしてぴきっと固まった。悠貴も一瞬怯んだものの、こちらはすぐに歩きだす。
「あー、びっくりした…」
だが、悠貴は数歩進んだところで、それまでしっかり肩を掴んでいた未来の手が離れたのに気付いて
後ろを振り返った。「お姉ちゃん?」
「あ…あ…」
未来は両手を前に突き出した悠貴の肩を掴んだ恰好のまま硬直し、ぷるぷると小刻みに震えていた。
大粒の涙の浮かんだ目を見開いてどこか虚空を見つめ、さっきまで真っ青だった顔は、赤味が混じって
だんだら模様となっている。
「お姉ちゃん、大丈夫?」
様子のおかしい未来に、悠貴が目の前まで戻って訊ねたが返事はなかった。(ん…?)
その時悠貴は微かな異臭に気付いて、鼻をくんっと鳴らした。(この匂い…)くさいが、割と馴染みの
ある匂いだ。これは確か…。
それがなんの匂いだったか考えながら、匂いの元を辿って視線を下に向けた悠貴は、未来の履いて
いるミニスカートの中から、水滴がぴちゃっ、ぴちゃっと滴り落ち、床に小さな水溜りができているのを
見つけた。さらに未来の太股を、滴がつぅっと伝い垂れていくのにも気が付く。
悠貴は茫然と、姉の顔へと視線を移した。「お姉ちゃん、おしっ…」「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
悠貴がみなまで言い終える前に、未来は悲鳴をあげてその場にしゃがみこんだ。「嫌ぁぁ、うっ、
うぅっ…ひくっ、うぅっ…」
そのまま両手で顔を覆い、声を潜めて泣きじゃくり始めた未来を、悠貴はどうしていいかわからずに
おろおろと見つめていたが、ほどなくポケットをごそごそ探ると、ティッシュとハンカチを取り出した。
「お姉ちゃん、はい。これで拭いて」
「ううっ、うっ、ひくっ…」
悠貴がティッシュとハンカチを姉に差し出すが、未来はふるふると首を振って受取ろうとはしない。
恐怖と、中一にもなって、しかも弟の目の前でお漏らししてしまった恥ずかしさとで、未来は立ちあがる
ことも顔をあげることもできずにいた。が、
「僕が拭いてあげるね」
「!?」
しゃがんで姉の太股を拭こうとする悠貴に、未来はびくっとして顔をあげると、慌ててティッシュと
ハンカチをひったくった。そしてしくしく泣きながら、未来は濡れた太股をティッシュで拭き始める。
弟の前でお漏らしの後始末など、年頃の少女にとってはこの上ない恥辱であったが、弟に拭いてもらう
くらいなら自分でやったほうがマシだった。それに、いつまでもこうしてしゃがみこんでいたって
しょうがない。
「うぅっ、ぐすっ…」
鼻をすすりながら、ふくらはぎ近くまで垂れたおしっこを拭き終えた未来は、よろよろと立ち
あがった。ついでに鼻をかんで涙もぬぐい、売店で買い物をした時にもらってバッグに入れておいた、
いわゆるコンビニ袋を取り出して、そこに丸まったティッシュを突っこんだ。
「お姉ちゃん、もう大丈夫?」
「……」
気遣わしげな顔で訊く悠貴に、未来はとまらない涙を拭いながら、無言でこくりと頷いた。まだ
怖いし、恥ずかしい。しかし、一刻も早くここから立ち去りたかった。
「いこ、お姉ちゃん。僕がついてるから大丈夫だよ」
「うう…」
悠貴に励まされるが、未来は逆に情けないやら恥ずかしいやらで、さらに涙が溢れてきてしまう。
それでも彼女は悠貴に手を引かれつつ、涙を拭き拭き先へと歩き始めた。
(うう、気持ち悪い…なんか痒い…)
だがしばらくも行かないうちに、濡れて股間に張り付くパンツに、未来はまだ涙の止まらない顔を
嫌悪感に歪めて足を止めた。それにこのままだと、今は無事なスカートまで濡れてしまうかもしれない。
どうにかしないと…。
「お姉ちゃん?」
また立ち止まってしまった姉に訝しげな顔をする悠貴に、未来は少し怒ったような声で言った。
「悠貴、ちょっとあっち向いてて」
「?」
未来の意図がよくわからないままに、悠貴が姉の指図に従ってくるりと背中を向けると、未来は
きょろきょろと辺りを見回し、監視カメラの類がない事を確かめてから、スカートのなかに手を入れた。
そして濡れてしまった下着をするっと引き下ろし、脱いでしまうと、さっきティッシュを入れた袋に
一緒にしまい込んだ。股間がすーすーして無防備になった気分だが、おしっこで濡れた下着を
つけたままにしているよりはいいだろう。
「もういいよ。さ、いこう悠貴」
「え? あ、うん」
未来が何をしていたのか気付かないまま、悠貴は姉に背中を押されるように歩きだした。どこか
吹っ切れたのか、未来は悠貴の背中に隠れて登場するお化けに怯えつつも、もう足は止めることなく
先へ先へと進んでいった。そして数分も歩くと、ようやく通路の先に『EXIT』の表示のある扉が
見えてきた。
「あ、出口だよお姉ちゃん」
「あ…」
悠貴が前方の扉を指差すと、未来は顔を輝かせた。よかった、ようやくここから逃げ出せる…。
自然と早足となり、未来は悠貴の背中を押すように出口に向けてどんどん歩いていった。
しかし未来は知らなかった。お化け屋敷というものは、出口が見えて客がほっと安心したところに、
最後のドッキリを仕掛けてあることが多々あるということに。
「ひゃあっ!」
「うわっ」
出口目前で、二人の前に天井からいきなりフリークスじみた化け物が目の前に降ってきた。驚いて
情けない悲鳴をあげ、思わず悠貴の肩を手放して身体をのけ反らせた未来は、バランスを崩して
どすんと派手に尻もちをついた。
「痛っ!」
「お姉ちゃん、だいじょう…」
お尻をしたたかに床に打ちつけ、顔をしかめる未来に、悠貴が振り向いて手を差し出しかけたが、
彼は不意に目を真ん丸にしてその手を止めた。
「あ痛たたた……はっ!?」
お尻の痛みに気を取られていた未来は、悠貴に少し遅れて、自分が大股を広げた格好になっている
ことに気がついた。短いスカートは捲れ上がってしまい、自分からでもその中が見えてしまいそうだ。
当然、悠貴からなら…
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
「な、なんだ…?」
出口の中から聞こえてきた絶叫に、順番待ちをしていた客がどよめいた。しかし、それが恐怖の悲鳴
ではないことに気付く者はなかった…
※おまけ※
「〜♪」
「う〜……」
お化け屋敷を出て、妙に上機嫌な悠貴の後ろを、未来は顔を真っ赤にしてその背中を睨みつけながら
歩いていた。手はスカートの前と後ろを押さえ、万が一にもめくれたりしないようにしている。もっと
長いスカートにしておけばよかったと思っても、今さらどうしようもない。早くどこかで替えの下着を
見つけないと、うかつにしゃがむこともできないし、階段だって使えない。
「あ…!」
未来がそんな事を考えながら歩いていると、前を行く悠貴が不意に足を止めて振り返った。
「ねえお姉ちゃん、あそこにパンツがあるよ!」
「え?」
悠貴の指さす方を見ると、売店の中に、マスコットキャラのイラストの入ったTシャツなどに混じって
下着が並べられている。よかった、助かった…
「よかったねお姉ちゃん、パンツ売ってて」
「い!?」
大きな声で言う悠貴に、安心しかけていた未来の顔が引きつった。周りの人々の視線が自分に
集まっているような気がする。
「きっとみんなもおしっこ漏らしちゃうんだね、お姉ちゃんだけじゃないんだ」
屈託のない笑顔でさらに続ける悠貴に、未来は他人のふりをすることに決めてスタスタと早足で
弟の横を通り過ぎた。
「あれ、お姉ちゃん、パンツ買わないの? ねえお姉ちゃん、パンツは……」
ほとんど駆け足となって遠ざかる未来に、悠貴も駆け足で追いかけ始めた。
「お姉ちゃん、パンツ、パンツ! パンツ売ってるよお姉ちゃんってば……」
顔を真っ赤にして走る少女と、その後を追いかけながらパンツという言葉を連呼する少年を、
周りの客たちは不思議そうに眺めていた。
おしまい
以上、お粗末さまでした。即席でしあげたので、推敲など色々足りないかもしれないですが
ご容赦を。あと、本作とは時間が異なるんで別の服を着てる事にしようかと思ったけど、
面倒だったので省略。本作と同じ服装のつもりで読んでください。
それにしても、悠貴がまだ生きている頃の未来とのエロ無しで心温まるSSだったはずなのに
何を間違えたんだろう…。
431 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 21:35:23 ID:ZDW1Nwp2
時間軸としては
「絶叫屋敷にいらっしゃい」→「ねむねむ大王」→「夕暮れ前のひと時」→「残暑」
今回は結構心温まるというか、微笑ましい内容ではないかと。
ただしこの日以来、悠貴が姉の未来へ特別な感情を抱き始め、
ついに「ねむねむ大王」で思いを遂げるという伏線になっている。
即興にしてはGJではないかと。
はっはっは、案の定また大量規制が始まったようです。推敲はしょって早めに投下して正解だったか・・・。
ま、どのみち凌辱SSはほとんどできてないんで、規制されてる間にぼちぼちと書き進めていきましょう。
433 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 23:44:20 ID:nmsoGRkX
また規制かよ…
あ、もう解除されテーラ。書き終える前にまた別の規制されそうだw
しかし困ったもんだなぁ、ホント。
435 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 05:51:59 ID:D3D3UpcR
悠貴かイツキにして描き直せ阿呆
437 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 09:54:43 ID:D3D3UpcR
>>436 それはちょっと…未来ちゃんを悠貴やイツキにしたらホモ画になってしまう…
それがいいんじゃねーか!
自分の好みを押し付けるな阿呆。
440 :
メンクイ:2009/11/12(木) 17:07:02 ID:LRfPh+vO
ボケ倒しにマジレスされると辛いの
>>440 いつも挿絵乙です。やはり規制されてましたか・・・。
442 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 01:56:58 ID:qxSgT1UG
>>439 まあまあ^^
規制で人がいないからあえて突っ込まれる内容にしたのでw
/b6mqFgdさんも規制くらってんだろか?
446 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 06:36:54 ID:HIYEgiRz
未来ちゃんが手に持っているのは
1.悠貴キュンのためにお店で似合いそうなのを選んで買ってきました
2.悠貴キュンのために持ってる中から似合いそうなのを選んできました
3.悠貴キュンのために履いてたのを脱ぎました
449 :
クアンパ:2009/11/16(月) 21:36:48 ID:BD4NELdM
解除キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
おお、おめでとうございます。記念にお漏らし未来ちゃんを一枚ください。
451 :
クアンパ:2009/11/16(月) 22:18:58 ID:BD4NELdM
未来ちゃんを想ってオナニーにふけるケントの絵もよろしこ
453 :
クアンパ:2009/11/16(月) 22:36:19 ID:BD4NELdM
今からお前殴りに行くから住所教えろ
455 :
クアンパ:2009/11/16(月) 22:50:01 ID:BD4NELdM
446の絵のSSを見てみたいです
未来ちゃん凌辱SSできたんでいきますね
「悠貴、真理さん…」
「邪魔だ、どきなさい!」
水上バス乗り場に向かう途中、人波に飲まれて悠貴と真理の二人とはぐれてしまった未来は、
その姿を探して辺りを見回しながらお台場の歩道をさ迷っていた。乗り場へ急ぐ人々は、そんな
彼女の脇をかすめるようにして追い抜いていき、中には彼女を押しのけて通っていく者もある。
「どこ…?」
途方にくれて、遂に立ち止まってしまった未来を、後ろから歩いてきた赤シャツの男が、払い除ける
ように突き飛ばした。
「こんなところで立ち止まるんじゃねーよ!」
「きゃ!?」
よろめいて人の波から外れ、未来が歩道脇の植え込みに倒れそうになったところを、がっしりした
手が掴まえた。「いやっ!?」未来はきつく目を瞑り、反射的に自分を捉まえた人物の胸をドンと
突き、その手から逃れようとする。
「このガキ…!」
「!?」
怒気の籠った声に、未来はハッとして腕を掴んでいる人物に目を向けた。それは赤い派手なシャツに
金のネックレスをつけ、短く刈り込んだ髪を茶色に染めている体格のいい若い男、一言で言ってしまえば
チンピラだった。普段の未来なら…いや、彼女でなくとも、目を逸らして存在を無視し、決して関わろう
などとは思わない人種だ。まして、この非常時にみな苛立ち殺気立ってるような状態ならなおさらだ。
だがそれ故、未来もつい過敏になり、碌に相手も確かめないで突き飛ばすなどという行為に出てしまった
のであるが…。
「あ、あの、ごめんなさい」
「うるせぇクソガキ! お前ちょっとこっち来いや!」
未来は軽はずみな行為を後悔しつつ、びくびくと男に謝ったが、それが気に障ったのか、あるいは
優越感でも感じたのか、ますますいきり立ったように未来を怒鳴りつけると、彼女の腕を引っ張って
歩道脇へとずるずる引っ張っていこうとする。
「いっ、嫌っ、離して、離してください…」
これ以上男を刺激しないよう、未来は出来るだけ静かに、しかし最低限の抵抗を試みたが、男が
彼女を離すことはなかった。もっとも、力いっぱいもがいたところで、大人の男の力にかなうはずも
なかっただろう。
(嫌っ…誰か…真理さん…)
未来は男に引っ張られながら、水上バス乗り場に向かってぞろぞろと歩く人々に助けを請う視線を
送った。しかし先を急ぐ人々は、彼女に目をくれようともしない。中には気付いて、眉をひそめて
ちらちらと横目で眺める者はいたものの、未来を助けようと足を止めてくれる者は一人もなかった。
頼りの真理の姿もどこにも見えない。未来がいなくなっていることにすら、まだ気付いていないのかも
しれない。
「痛っ!」
腕を強く引っ張られ、未来は痛みに顔をしかめた。後ろを見ると、チンピラは彼女を、歩道の脇に
建っているマンションの駐輪場の中に連れていこうとしているようだ。室内型のもので、出入り口は
歩道側の一か所しかなく、周りはレンガ風のタイル貼りの壁で囲まれている。奥ゆきは7、8m近く
あり、停電のせいで灯りはついておらず、奥の方はかなり薄暗い。真ん中の通路を挟んで両脇に駐輪
スペースがあるが、避難の足に使ったのか残された自転車はそう多くなく、残っているものは全て
バラバラの方向を向いて倒れてしまっている。
未来の背筋をぞくっと寒気が走った。こんな所に連れ込んで、いったいどうしようというんだろう?
いや、そんなことはわかっている。まだ中一だったが、それくらいは理解できる年だ。ただ、自分の身に
そんなことが起きるだなんて、考えたこともないし、考えたくもなかった。
(嫌、助けて…助け…)
恐怖で目の端に涙が浮かぶ。未来は助けを求めるように、歩道を行く群衆に向かって自由な方の腕を
伸ばすが、その手を掴んでくれる者がないまま、彼女はチンピラに駐輪場の中へと引きずり込まれて
いった。
「おらっ」
「きゃあっ!」
チンピラは未来を通路の一番奥まで連れ込むと、彼女をコンクリートの床に突き飛ばした。横ざまに
倒れて悲鳴をあげる未来を跨ぎ、チンピラは彼女を睨むように見下ろした。
「おう、ガキのくせに随分生意気じゃねーか?」
「ご、ごめんなさい、わたし…許してください」
未来は謝りながら、後ろ手をついて這うように後ずさり、男の脚の間から抜けだそうとする。だが、
その未来の腰のあたりを、男が軽く蹴りつけた。
「ひっ!」
「大人しくしてろ!」
軽い一撃だったが、怯える未来にはそれで十分だった。彼女は身体をすくませると、傍目にもわかる
ほどにがたがたと震え始め、蒼ざめた頬に大粒の涙をぽろぽろ零し始めた。(誰か…悠貴…真理さん…)
涙で滲んだ目を男の背後にある外の通りに向け、必死に助けの姿を探すが、悠貴と真理はもちろん、
誰もがわき目も振らずに水上バス乗り場へと急ぎ、こんな建物の奥にいる未来になど気付かない様子だ。
いや、何人かは気付いていただろうが、彼女がここに連れ込まれるのを止めようとした者がいなかった
ように、わざわざ助けに来てくれる者は一人としてなかった。
「お前みたいな生意気なガキは、ちょっと可愛がってやらないとなぁ…」
いやらしく笑いながら、チンピラは未来の太股の上にどっかりと腰を下ろした。左手で肩を押さえ、
もう一方の手で、未来の小さな胸を服の上からぎゅっと握る。
「ひ…」
「へへ、態度はでかいくせにおっぱいは随分小せぇなぁ、おい?」
チンピラはにやにやとしながら、未来に顔を近付けて囁くように言う。煙草の常用者なのか、ヤニ
臭い口臭が漂ってくる。
「い、いや、やめて…!」
未来はぎゅっと目を瞑って顔をそむけ、弱々しく懇願するが、当然のように男がそれを聞き入れる
はずはなく、彼は肩を掴んでいた左手も胸へと移すと、両手で彼女の乳房を荒々しく揉みにじった。
「痛っ! 嫌ぁ…」
まだ固さの残る乳房をきつく握られ、未来は痛みと嫌悪感に顔を歪めながら、男の腕を掴んでそれを
止めようとするが、怯える中一の少女の腕力では叶うはずもなく、チンピラはいいように彼女の胸を
揉み回した。そして男はひとしきり青い果実のような膨らみを堪能すると、未来の服の裾を掴み、
乱暴に捲り上げた。
「いやぁっ!」
幼い膨らみを白日の下に晒されてしまった未来が悲鳴をあげる。「やめてっ、見ないでっ!」
「なんだ、ブラもしてねぇのか。まあこんなけ小さけりゃ必要ねーよな」
チンピラはいやらしい薄ら笑いを浮かべて言うと、剥き出しにした小さな胸丘に、今度は直に手を
乗せて揉みしだき始めた。さらに身体を屈め、べろりと乳肌を舐めあげる。
「ひっ…!?」
ぐにょっとした生暖かいモノが乳肌を這いずる感触に、嫌悪感の余り一瞬未来の動きが停止した。
そして次の瞬間、彼女は猛然ともがき始めた。「嫌っ、やめて、やめてぇぇ」
「大人しくしてろって」
未来は泣きながらチンピラの頭や肩をぽかぽかと殴り、押さえつけ、触るのをやめさせようとする。
それは抵抗と呼ぶにはあまりにも可愛らしいものであったが、少々鬱陶しくなったチンピラは苛ついた
ような声を出すと、服を捲り上げていた左手で未来の右腕を掴み、床に押さえつけた。左腕はまだ自由
だったが、効き腕を封じられては、もはや抵抗らしい抵抗にならない。チンピラは左手を振り回す未来を
ものともせずに、彼女の乳肉を口と右手で嬲り回した。
チンピラは未来の白い乳肌に跡が付くほど強く吸いつき、歯を立て、手で握り潰さんばかりに
ぎゅうっと掴み、乳首を抓り、引っ張る。かと思えば優しくソフトにそっとくすぐるように舐め上げ、
指先で胸の蕾を転がすように愛撫していく。しかしどんなに優しい愛撫だろうと、未来にはおぞましい
だけだ。彼女は泣きじゃくりながら自由な左手で男の頭や肩を叩き、腕を掴んだが、男の行為を止める
ことはできなかった。
チンピラはちゅぱちゅぱと未来の乳首を吸い立てながら、乳肉を揉みにじっていた右手を徐々に下に
移していった。ウエストラインに沿って、白く滑らかな肌を撫で擦りながら下っていった手は、ほどなく
スカートに辿りついた。男はスカートの裾を掴むと捲りあげて、下着へと手をかける。
「やっ、やだっ!」
未来は男の意図に気付いて一段と強くもがいたが、男の手は止まらなかった。彼は下着を引き
千切らんばかりに強く引っ張り、未来の太股までずるりと引き下ろした。
「いやーっ!」
「ひへへっ…」
未来が悲鳴をあげて左手でスカートを押さえて隠そうとするが、チンピラはそれよりも早く彼女の
秘密の場所へ手を這わせた。乳首をしゃぶる口の端からいやらしい笑いを洩らしながら、チンピラは
未来の性器を弄っていく。萌え始めたばかりのさらさらとした陰毛を指先で撫でつけ、スリットを
すっすっと上下に何度かさすってから、男の指は肉唇を割り込んで中へと侵入し、内部の秘肉を
くにくにとこね回した。
「ひっ!?」
誰にも触らせたことのない秘花を触られ、未来は背筋をぎくんと仰け反らせた。「さっ、触らないで、
いやぁぁぁ…」悲鳴をあげる未来に、チンピラはなおも執拗に性器を嬲り回す。クリトリスを包皮の
上から擦り立て、秘花を掻き回し、そして指は膣口を捉えると、ずぶりとその中に挿入していく。
「痛っ!」
濡れてもいない狭い処女道に無理矢理指をねじ入れられ、未来の顔が歪む。胎内を弄る男の指の
感触に、その口からは嫌悪の悲鳴が漏れ始めた。
「い、嫌…嫌ぁぁぁ…やめて、やめてーっ!」
その悲鳴は徐々に大きくなっていく。今までは恐怖でか細い声しか出せなかったが、嫌悪感が
恐怖心を上回り、未来は思いっきり身体を揺すりながら腹の底から声を出して助けを求めた。
「嫌ーーーっ、誰か、誰か助けてっ! 誰かーーっ!!!」
「うわっ」
大声で助けを求めながら、未来は自由な左手で性器を弄っている男の右手を掴むと、思いっきり
引っ掻いた。チンピラはたまらずに、慌てて膣から指を引き抜いて振り回し、未来の爪から逃れる。
「くそっ、このガキ!」
男は未来の右手を押さえていた方の手も離し、悪態をつきながらミミズ腫れのできた腕を押さえた。
が、未来の抵抗はそこまでであった。
「静かにしやがれ!!」
「きゃあっ!?」
頭にカッと血を昇らせたチンピラは、未来の頬に強烈なビンタを喰らわせた。返しざまに手の甲で
さらにもう一発。わずか二度頬を張られただけで、未来の意識は半分飛んでしまった。
「あ…く…」
「くくっ」
男は、意識朦朧となった未来を見てほくそ笑み、再び彼女の上に覆いかぶさって胸に舌を這わせ
始めた。もう未来の右腕を押さえるのはやめ、左の手も乳房に這わせて揉みしだき、右手は股間へと
伸ばしてそこを弄る。
「いや…あ…」
男の手が秘密の部分に触れるのを感じ、未来は弱々しい悲鳴を漏らした。その手がふらふらと動いて
秘所を弄りだした男の腕を掴むが、ほとんど力は入らなかった。
「ひひ、指一本でもきつきつだな…」
「ひっ、あっ…」
膣に指を挿入されて胎内を弄られ、淫核を擦り立てられても、未来は身体をびくびく震わせて小さく
呻くことしかできなかった。チンピラはすっかり抵抗の止んだ未来を濡れさせようと、乳房や乳首を
舐め回し、揉みしだき、そして下腹部にやった手では淫芯を何度も何度も擦り立て、指を抽送してと、
執拗に愛撫を繰り返した。しかしまだ中一で男性経験もないうえ、無理矢理触られているのでは、
そう簡単に濡れるわけがない。
(ちっ…)
なかなか身体の準備が整わない未来に、次第にチンピラが苛つき始めたその時だった。
「お、おい君、何をしてるんだ…」
「!?」
入口の方から声がして、チンピラは振り返った。未来も、霞んだ目を男の背後に向ける。そこには、
入口を一歩入ったくらいのところで、バーコード頭で小太りの、いかにも『オジさん』という形容が
ぴったりの中年男性が、おどおどした様子で立っていた。
よかった、誰か来てくれたんだ…。未来は朦朧となりながらも、助けが来たことに顔を輝かせた。
しかし…
「あぁん?」
チンピラが不機嫌そうに睨みつけると、その中年男性はビクっと怯えた顔になった。相手が弱気
なのを見てとったチンピラは、ニヤリとすると彼に向って怒鳴りつけた。
「うるせぇオッさん、余計なお節介なんだよ! すっこんでろ!!」
「いや、でも、あの…」
「とっととあっちいきな、殺されてーか!?」
中年男性はもごもごと何か言いかけたが、チンピラがさらに怒鳴ると、彼はそのまま二人に背を向け、
そそくさと歩道の群衆の方へと戻り始めた。
(待って、行かないで…)
未来は心の中で叫んだが、それが中年男性に届くことはなく、彼はすぐに雑踏に紛れ見えなくなって
しまった。
「へへ、続きだ」
中年男性が見えなくなってしまうと、チンピラは再び未来の方へ顔を向けた。一瞬で潰えた希望に
愕然となっている未来の耳には、さっきのチンピラの言葉がこだましていた。“お節介”…それは
ベビーカーを助ける真理に彼女が言ったのと同じ言葉だ。
きっと罰が当たったんだ。未来は朦朧としながら、そんなことを思った。困ってるお母さんと泣いている
小さな子み気付きながらもを助けようとしなかったこと、それを助ける真理をお節介などと言ったこと。
いや、そもそも『こんな世界、壊れちゃえばいいのに』なんてメールしたのが、この悪夢の全ての始まり
だったのかもしれない。これは、そんなことを考えていた自分への罰なんだ…
完全に諦めてしまった未来に、チンピラは彼女の脚の間に膝を入れ変えると、太股を抱えて股間を
上向かせた。ロクに毛も生え揃っておらず、ただ黒いスジが一本走っているだけのようなまだ幼い
未来の性器を、チンピラはさも愉快そうにしげしげと眺め、そしておもむろにそこへ顔を埋め、男は
割れ目を舐め始めた。
「あ…ひっ…」
チンピラは舌を大きく動かして、びくびくと震える未来のスリットの中に、たっぷりと唾液を塗り
込んでいった。特に膣口は入念に湿らせ、舌先を尖らせて胎内に侵入させ、中にも唾液を送り込み、
そして指も使って奥までせっせと湿らせていった。こんな時に止めにくる人間などそうそういない
だろうが、彼だってお台場からさっさと脱出したいのだ、あまり悠長なことはしていられない。
濡れないなら濡らすまでだ。
(もうこれくらいでいいか…)
ほどなくして、未来の生殖器が完全に唾液で濡れそぼってしまうと、男はにんまりとほくそ笑んで
彼女の股間から顔を離した。抱えていた太股も放し、床に置く。そして男はベルトを緩めると、
ズボンと下着をまとめて引き下ろした。
「ひ…!?」
未来の朦朧とした目にも、男のいきり立った怒張ははっきりとわかり、彼女は怯えた声を漏らした。
先端部分は赤黒く膨れあがり、黒ずんだ肉胴には太い血管が幾筋も浮かんでいる。成人のモノと
しては、小さくはないが決して大きいわけでもなかったが、始めて見る勃起したペニスのグロテスクな
様相と、これからレイプされようかという状況下で、未来にとってそれはとてつもなく巨大に見えた。
そんなモノを入れられたら裂けちゃう、死んじゃう…。歯の根をガチガチと鳴らして震え慄く未来に、
チンピラは腰を落としてペニスの先端を彼女の性器に押し当てた。左腕で彼女の太股をがっちりと
押さえ、右手にぺっぺっと唾を吐きかけてからペニスを握り、肉胴にもたっぷりと唾を擦り込みつつ
位置をずらしていき、未来の処女口へと先っぽを導く。
なんであの時、真理が差しだしてくれた手を拒んだんだろう。亀頭が膣口に押し当てられるのを感じ
ながら
、未来はぼんやりと思った。本当は心細かったのに、本当はその手を握りたかったのになんで…
「いっ…!」
狭小な処女口を無理矢理こじ開けて亀頭が未来の胎内へと侵入し、彼女の後悔の念は、下半身に
走った激痛で中断された。「あっ、痛っ…ひっ…」痛身に呻く未来の胎内に、なおもチンピラの怒張は
ギリギリとねじ込まれていき、その先端は彼女の処女の証である繊細な粘膜の盛り上がりへと到達した。
一段と狭まったその場所で、男の分身はその進行をいったん止めたが、チンピラが「ふんっ」と力を
こめると処女膜はあっさりと引き裂かれ、肉棒は一気に未来の奥深くへと潜り込んだ。
「ひぎっ!? あっ、ひっ…痛いっ、助けて…誰か…あっ!? ママ、ママぁ…」
焼けた鉄杭でも突っ込まれたかのような激痛に、未来の目がかっと見開かれ、背中が反り返った。
彼女の中に入りきらずにいた肉胴を、処女の証だった血が一筋、伝い落ちていく。未来は身体を捩って
痛みから…その痛みをもたらすモノから逃れようとするが、身体はほとんどいうことを聞いてくれず、
わずかに身じろぎしたくらいでしかなかった。
「うぅっ、痛い…痛いよぉ…ひっ…」
「ひひっ」
泣き呻く未来に、男は下卑た短い笑いを漏らすと、腰を抽送させ始めた。痛みに戦く秘肉から分身を
引き抜いていくと、破瓜の血に染まった肉胴が徐々に姿を現す。そして亀頭を残してすべて引き抜いた
あたりで、それを再び未来の中にずぶずぶと沈めていく。
「い、痛い、やめて、やめ…ひぃっ、ママっ、悠貴っ、嫌ぁぁ…」
怒張がわずかに動くだけで、身を引き裂かれるような激痛が未来を襲う。いちだんと大きな悲鳴を
あげ、腰をがくがくと震わせる未来に、チンピラは肉棒の抜き差しを繰り返した。その速度は徐々に
早く、強くなっていき、未来の悲鳴もいっそう大きくなる。
「いっ、痛い、痛い…っ…ダ、ダメっ、やめて、許して……かはっ!?」
泣きながら許しを請う未来に、チンピラが怒張を激しく突き入れた。身体の奥をずんっと突き上げ
られ、未来は首をのけ反らせて息を吐いた。「が…あ…いや…あ…ぐっ、はっ…」
チンピラは未来の幼い子宮をくり返しくり返し激しく突き上げ、その度に大きく開けられた彼女の
口から、短い息が吐き出される。「あ…が…や、やめ…かはっ…こ、壊れ…壊れちゃ…あ…か…」
やがて未来は目をかっと見開き、口をぱくぱくさせてかすれた悲鳴を漏らすだけになった。そんな
彼女を、チンピラはなおも責め立てる。腰を小刻みに揺するように浅く短く前後させ、気まぐれに
ずんっ、ずんっと激しく突き上げ、根元まで突き入れると腰を回して未来の胎内を肉棒でめちゃくちゃに
掻き回す。狭い肉洞の中でびくびくと痙攣するように震える柔肉が、激しく動くペニスをぎちぎちと
きつく締め付けてきて、がむしゃらに腰を動かしていた男は、数分ともたずに頂点まで昇りつめた。
「おら、出すぞっ!」
「ひっ!?」
最後に男は叫ぶように言うと、未来の中に深々と肉棒を突き立てて、彼女の子宮めがけて思いっきり
精を放った。子宮に何か熱いものが注ぎ込まれるのを感じて、未来は身体をぶるっと震わせた。
「ひっ、あっ…」
未来の胎内で男の怒張がびゅくっ、びゅくっと跳ねるように震え、その脈動にあわせて熱い奔流が
次々に未来の子宮を襲う。未来はひっ、ひっと小さな悲鳴を漏らしていたが、やがてペニスの律動が
静まって射精が止まると、その悲鳴も聞こえなくなった。
「ふぅ…」
未来の中に最後の一滴までザーメンを注ぎ終えると、男はすっきりとした顔をして、ゆっくりと
彼女から分身を引き抜いた。「へへ、これに懲りたらこれからはあんまり舐めた態度すんじゃねーぞ」
そう言いながらズボンを引き上げ、かちゃかちゃとベルトを締める。そして男は最後に、抜け殻の
ようになって床に横たわる未来の顔に、ぺっと唾を吐き掛けると、外の人波の中へと戻っていった。
「……?」
それからどれくらい時間が経っただろうか。ぴくりとも動かずに床に転がっていた未来の顔が微かに
動き、輝きを失っていた瞳に光が戻った。彼女の反応を引きだしたのは、外から途切れ途切れに
聞こえてた声だった。
「おい、あれ…?」
「やだっ、ほっといていきましょう」
「あーあ、気の毒に…」
通行人の一部が、下半身を剥き出しにして横たわっている未来に気付き、ひそひそと囁き合っていた。
しかし、それでも彼らは未来を助けにこようとはせずに、そのまま通り過ぎていく。そんな人々に
汚された無残な姿を晒すのが惨めで、悔しくて、未来は気力を振り絞ってのろのろと身体を起すと、
スカートのすそを直して男に犯された股間を隠した。それから、ずきずきと痛む下半身に鞭打って
なんとか立ちあがると、傍らに転がっていたバッグを拾い上げてティッシュを取り出し、破瓜の血や
男の唾液と精液とで汚れた股間を拭い、足首にひっかかったままだった下着を引きあげた。そして
ぱんぱんと服についた埃を払い、涙をぐいっと拭くと、未来は表へと向けてよろよろと歩きだした。
「邪魔だっ!」
「きゃっ」
歩道に出てふらふらと歩いていた未来は、後ろから来た男が押しのけられてよろめいた。倒れそうに
なった未来の腕を、何者かの手が伸びてきてがっちりと捉まえる。
「嫌ぁ…」
悪夢の始まりとなった出来事が脳裏に甦り、未来は弱々しい悲鳴を漏らしてその手を振り払おうとした。
「未来ちゃん!」
「……真理さん…」
聞き覚えのある声に未来が顔をあげると、そこには真理の姿があった。随分探し回ったようで、
息をきらしている。
「お姉ちゃん!」
「悠貴…」
その身体の向こうから、悠貴がひょこっと心配そうな顔を出す。放心したように二人を見る未来に、
真理は息を弾ませながら言った。「やっぱり手、繋いでいこ!」
しっかりと彼女の手を握ってくる真理の手を、未来は呆然としたように見つめた。どうやら二人とも、
未来の身に何が起きたのか知らないようだ。今頃来てくれても、今頃手を繋いでも、もう何もかも
手遅れだ。今さら、もう…。
「……うん」
だが、未来は小さく肯くと、真理の手をしっかりと握り返した。例えもう手遅れでも、無関心な人々の
中で、わずかでも自分を気にかけてくれる人がいてくれることが、未来には無性にうれしかった。
そして未来は、悠貴と真理と共に、水上バス乗り場へと…我が家へと向けて歩き始めた。
おしまい
以上、お粗末さまでした。未来ちゃん凌辱モノは手を変え品を変え
あと数パターンの構想がありまして、おいおい書いてく予定です。
466 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 00:20:16 ID:DpfHvq8B
未来と悠貴の心温まる話をキボンヌ
>>465 GJ!
こういうの待ってた。今後にも期待。
>>460 GJ
こういう、何て言うんだろう、火事場レイプ?いいよね。
他のパターンも期待
469 :
メンクイ:2009/11/20(金) 19:42:10 ID:NC2/Dukq
470 :
クアンパ:2009/11/20(金) 19:48:21 ID:7n4Q5Ymn
>>469 久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ウッ!!
472 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:31:48 ID:wJZBJzzg
>>464からのレイプ事件がユウキにばれる→ユウキ怒る嫉妬→な感じの読みたい(>_<)
小3じゃ理解できないんじゃなかろうか
悠貴キュンが死んじゃわないで長期入院程度だったら、下の世話したり身体拭いてあげたり
甲斐甲斐しく世話をする未来ちゃんの姿が見れただろうに。ああ残念だ残念だ。
>>472 ユウキ「ボクもお姉ちゃんをレイプしたいのにずるいや」
こうですね。
>>469 むっはー、エロい、エロいです! GJ!!
>>474 むしろ未来ちゃんが入院して悠貴キュンに身体拭いてもらったり下の世話してもらうほうが・・・。
>>476 なんという糞SSw
479 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 16:24:10 ID:D9YVEqRl
あ、それ俺が描いたんじゃないから。以前あがってたやつの転載ね。
481 :
クアンパさん:2009/11/23(月) 18:10:08 ID:sNX3/LKB
いいよいいよー。クアンパ邪魔だけど。
483 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 23:04:59 ID:ymsjP1dL
>>478 それスタッフが描いたんじゃないかってくらいうまいよねw
484 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 17:21:08 ID:Q16z6vWK
そろそろ保管庫欲しいなあ。
誰かエロパロ保管庫に頼みに行ってくんない?
絵の保管庫ほしいよ。キャラ別スレにあがってたのも含めてさ。
俺が保管庫だ
絵は板違い
絵も一緒に保管してる保管庫もけっこうあるでよ
新作がぼちぼち書きあがりそうなんで、まずは前半だけいきます
「悠貴…行かないで…」
徐々に姿が薄くなっていく悠貴に、未来は涙をぽろぽろ零しながら絞り出すような声を出した。
「お姉ちゃん、大好き…」
最後に聞こえた悠貴の声に、未来ははっと顔をあげた。「悠貴…行かないで悠貴…」手を伸ばす
未来の前で、悠貴の姿はさらに薄くなり…
「悠貴…行かな……」
「……ちゃん、お姉ちゃん?」
誰かに呼ばれ、未来はぼんやりと目を覚ました。「……ん…?」涙に滲む目に、いつも見慣れた
二段ベッドの底の部分が映る。「……あれ?」未来は呆けた顔になると、上に向けて突き出していた
両手を、ぱたりとベッドに倒した。(…夢?)
そうか、夢か…。未来は滲んだ涙をそっと拭いながら思った。今でも時々あの時のことを夢に見たり
思い出したりして、涙ぐんでしまうことがった。あの地震からもうすぐ二年、悠貴の三回忌も近い。
きっとそのせいもあるんだろう。(悠貴…)
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「うきゃぁっ!?」
その時、聞き覚えのある懐かしい声で呼ばれた未来は、奇妙な悲鳴をあげて跳び起きた。ベッドの
上をずささっと後ずさって奥の壁に背をつけ、ベッドの脇から自分に声をかけた人物を茫然と見つめる。
「…ゆ、悠貴!?」
そこには、水色のパジャマ姿の彼女の弟・悠貴が跪き、驚いた顔で彼女を見つめていた。
「どうしたの?」
「へっ? えっ? あれっ? あんたなんで…? あれっ?」
「もう、なに寝ぼけてるの、お姉ちゃん」
自分を指差して口をぱくぱくとさせている未来に、悠貴が困惑と苦笑いの入り混じった顔をする。
寝ぼけた…? それじゃ今のは夢…? いや、確かに夢だがそういうことではなく…。未来は身を
乗り出すと、恐る恐る悠貴に向けて手を伸ばした。
「悠貴…あんた本当に…」
だが、戸惑った様子の悠貴の頬に、あとわずかで触れそうになったところで、未来はびくっとして
手を引いた。もし、触れなかったら…。また幻だったら…。
「いったいなんなの、お姉ちゃん?」
奇妙な態度の姉に、悠貴が困ったような顔をする。どう見ても本物にしか見えない弟に、未来は
思い切って手を伸ばし、彼の頬に触れた。ぷにぷにと柔らかくて温かい感触が、掌に伝わってくる。
「あんた、本物なの?」
「えっ?」
姉の言葉に、悠貴は困惑を隠しきれない顔をする。「まだ寝ぼけてるの、お姉ちゃん?」
「でも、だって…」ごにょごにょと言いかけ、未来は口をつぐんだ。そう、そうだ。夢だ。未来は
そこでようやく思い出した。あの時、悠貴は点滴を受けてすぐによくなり、一緒に帰ってきたんだった。
未来はベッドの枠に取り付けてあるスタンドに手を伸ばしてスイッチを入れた。蛍光灯の灯りが
広がり、悠貴の顔を照らし出す。そして再度未来は弟の頬に触れて撫で回しながら、まじまじと彼を
見つめた。記憶にあるより顎が少しシャープになって、あどけなさと人懐っこさを残しつつも、少し
大人びて見える。肩幅も、以前より広くなっているようだ。しかしそれもそうだろう、悠貴ももうすぐ
11歳になるのだから。
「どうしたのお姉ちゃん、大丈夫?」
「ごめん、なんか変な夢見ちゃって…」
未来は悠貴の頬から手を放すと涙を拭った。悠貴はきょとんとしたように未来に訊ねる。「夢?」
「うん。あの時の地震でね、悠貴が死んじゃった夢」
「ふふふっ、お姉ちゃん、よく変な夢見るもんね」
くすくす笑う悠貴に、未来は少しカチンとした表情になったが、すぐに微苦笑すると恥ずかしそうに
ほっぺをかりかりと掻いた。「テスト勉強が大変だったんで、ちょっと疲れてたのかな?」
「お姉ちゃん、夜遅くまで頑張ってたよね」
「へへ、まあね」
弟に言われ、未来がちょっと恥ずかしそうにぽりぽりと頬を掻く。未来も中三、エスカレーター式の
学校とはいえ、日頃あまり成績がよろしい方ではなく、あまりうかうかしていられないのだ。
「お姉ちゃんが急に僕のこと呼んで騒ぎ始めたから、いったいどうしたのかと思っちゃったよ」
「ごめんね、起しちゃった?」
「ううん、いいよ別に。よくあることだし」
「う…。悪かったわね、寝言魔人で」
渋い顔をする未来に、悠貴はまたくすくす笑いながら立ちあがった。「それじゃ、僕もういくね」
「え…」その言葉に、未来は不意に胸がズキンと痛んだ。「待って…!」
「なに、お姉ちゃん?」
パジャマの裾を掴んで止める姉を、悠貴は不思議そうに振り返った。「あ…えぇと、その、ね…」
未来はちょっと顔を赤くし、言い淀んだ。“行く”って、上のベッドに戻るに決まってるのに、
夢のせいか、このまま悠貴がどこか遠くへ行ってしまうような気がして、つい呼び止めてしまった。
「?」
「え、えと…」
未来は悠貴のパジャマの裾を掴んだまま、恥ずかしげに少し俯き、もじもじとする。悠貴は上の
ベッドに戻ろうとしているだけ。それはわかっているのに、どうしても手を放しがたかった。行かないで
ほしい、ずっとここに、一緒にいてほしい。しばし思いあぐねた末、未来は思い切って口を開いた。
「ね、悠貴…一緒に寝よ?」
「え…」
姉の言葉に、悠貴がドキリとした顔をする。悠貴ももう思春期に入り始め、そして未来もすっかり
女らしくなり、そんな姉と一緒に寝るのは気恥ずかしいのかもしれない。
「お姉ちゃん、今日はなんか変だよ?」
「……ダメ?」
「…ううん、いいよ」
だが、上目遣いで見つめる姉に、悠貴はこくりと肯いた。未来はぱぁっと顔を輝かせると、後ろに
どいてタオルケットを捲り、弟のためにスペースを作る。悠貴がベッドにうんしょと上がり込み、
ベッドにぺたんと座ると、未来はその顔をどこか不思議そうに見つめた。さっきの夢のせいで、
なんだか悠貴が三年生からいきなり五年生になったようで、変な感じだ。
「悠貴、あんた随分大きくなったよね」
「もう僕、五年生だもん。当たり前だよ」
「そっか、もう五年生なんだっけ…」
どこか上の空でそう呟いて、未来はいま一度弟が本物か確かめるべく、その頬に手を伸ばした。
うん、ちゃんと触れる…。胸の内に、安堵と喜びがどっと込み上げてきて、ほっぺたを撫でられて
くすぐったそうにしている悠貴を見つめながら、未来は瞳を潤ませた。しかし悠貴が消えてしまう
のではないかという不安が、いつまでも心の片隅にこびりついて離れず、未来は悠貴のほっぺを両手で
挟むと、ほとんどくっつかんばかりに彼の顔を自分の方へ引き寄せ、まじまじと見つめる。
「悠貴、どこにもいったりしないよね?」
「僕、どこにもいかないよ。ずっとここにいるから」
姉の態度に面食らったようにしながらも、悠貴がそう答えると、未来の中に安堵の気持ちが広がって
いった。彼女は悠貴にこつんとおでこをくっつけると、囁くように言った。「大好きだよ、悠貴…」
「僕もお姉ちゃん、大好き!」
眩いばかりの笑顔を浮かべて言う悠貴に、未来の中で弟への愛おしさが膨れ上がり、堪え切れなく
なって彼女は目尻に大粒の涙を浮かべた。だが、愛おしさが強まっただけ、悠貴がいなくなることへの
不安も、いちだんと強くなる。未来は悠貴の存在を確かめるように、彼の背中に手を回すと強くぎゅっと
抱きしめた。
「悠貴…!」
「お姉ちゃん…」
腕の中に確かに感じる弟の身体に、未来は悠貴にすがりついたまま肩を震わせた。悠貴はそんな姉を
安心させるように、その背中をぽんぽんと軽く叩く。その変わらない優しさが嬉しく、未来はますます
涙を零した。そして悠貴への愛おしさに突き動かされるがままに、未来は衝動的に弟に唇を重ねた。
「!?」
唇を奪われた悠貴が、目を見開いて身体を固くする。未来はしばらく弟に唇を押し付けて、やがて
そっと顔を離した。驚いて固まっている弟を、未来はぽろぽろと涙を零しながらじっと見つめる。
「好きよ悠貴…。好きなの…」
「お姉ちゃ……」
未来は戸惑う悠貴に再び唇を重ねた。涙と共に、会えなかった二年間の切ない想いが一気に溢れてきて
止まらない。違う…。あれから毎日会ってるんだから、こんなふうに感じるなんておかしい…。心の
どこかで理性がそう訴えていたが、愛おしさと不安はどうしようもないほどに高まり、未来は自分を
抑えられなかった。もっと強く悠貴を感じたい。もっと強く、もっといっぱい。未来はキスをしながら
弟の手を掴むと、自分の胸へと導き、ぎゅっと押しつけた。
「ん…ん…」
姉の行為に驚いたのか、悠貴が未来の腕の中でもがく。「お、お姉ちゃん…?」未来が唇を離すと、
悠貴は目を丸くして彼女を見た。
「悠貴、触って…」
弟の手を胸に押し付けたまま、未来は言った。「悠貴のこと、いっぱいいっぱい覚えておきたいの…」
また悠貴が消えてしまう前に、いなくなってしまう前に…「だからお願い…!」
「お、お姉ちゃん…」
涙を零しながら訴えるように言う姉に、悠貴は顔を赤くして少し困ったようにしていたが、やがて
こくんと小さく肯いた。
「い、いいの?」
「もちろんだよ、悠貴…」
弟の返事に、未来は泣き笑いの表情を浮かべると、そっと身体を離した。そして着ていたピンクの
パジャマの胸元に手をやり、ボタンを一つずつ外していく。
「悠貴もお姉ちゃんのこと忘れないように、いっぱい触って…」
「う、うん…」
悠貴はどぎまぎと肯き、妙にかしこまった姿勢に座り直すと、姉がボタンを外すのを息を飲んで
見守った。すぐに全てのボタンは外され、未来はパジャマの前を引き開くと、腕を滑らせて脱ぎ落とす。
中から現れた、白い飾り気のないブラジャーに包まれた二つの膨らみに、眩しそうにしている悠貴の
前で、未来は背中に手を回すとブラのホックを外し、そっと胸から取り去った。年の割にはやや小振り
だが、悠貴の手には十分余るほどの白い乳房がぽろりとまろび出る。
「悠貴…」
未来ははにかんだ表情をしながら悠貴にいざり寄り、胸をそっと突き出した。「ほら、触ってみて…」
乳房に目を奪われている悠貴を未来が促すと、彼はその膨らみにそっと右手を伸ばし、軽く握るように
して乳肉を掴んだ。そしてその柔らかさを推し量るように、ためすつがめすぷにぷにと揉み、それから
左手も伸ばすと、もう一方の膨らみも同じようにして揉み始めた。悠貴の手の中で未来の乳房は自在に
形を変え、頂点の淡いピンクの蕾が踊るように揺れる。悠貴は身体を屈めて未来の胸に顔を寄せ、
自分の手の中で揺れる乳肉を見つめていたが、やがてそっと、ちっちゃな乳首に口付をした。
「ん…」
悠貴の唇に乳首を挟まれた未来が、ピクンと小さく震えた。次いで、悠貴がちゅくちゅくとそこを
吸い始めると、全身に緊張が走り、背中がぎくんと反る。しかしすぐに、悠貴の柔らかな舌に弄られる
胸先から得も知れぬ心地よさが体中に広がり始め、未来は身体を弛緩させていった。
「あ、悠貴…」
未来は悠貴の肩をそっと掴み、胸の中の彼を、潤んだ瞳でじっと見おろした。無心に乳を吸う弟が
可愛く、そして愛おしくて、乳首に感じる快感と混ざり合い、一気に全身を満たしていく。胸先の
蕾がそれに反応してきゅっと固く尖り、こりこりとした触感になった突起を、悠貴はいっそう強く
吸い立てた。乳肉をきゅむきゅむと揉み込みながら、ちゅぱちゅぱ音を立てて吸い付き、軽く歯を立て、
反対側の膨らみも、左手で熱心にこね回し、乳首を指の間に挟んできゅっと摘まむ。そして指先で
押さえると転がすように愛撫し、そっと摘まんでくりくりと扱き立てる。
「はぁ…あ…」
悠貴の愛撫に、未来が熱く深い吐息を漏らした。弟の肩を掴んでいた手を彼の首に回し、乳房に
押しつけるように引き寄せる。半ば乳肉に埋もれるようになりながら、悠貴は姉の胸を愛撫していたが、
ほどなく息苦しくなったのか、乳首を口から離すと顔をあげてぷはっと息をついた。熱っぽい瞳で
彼を見つめていた未来と視線がぶつかり、二人は荒い息をつきながら黙ったまま見つめ合っていたが、
どちらからともなく顔を近寄せ、唇を重ねた。
「ん…ふ…」
ただ唇をつけるだけのキス。だが、軽い鼻息を漏らしながら長い間唇を合わせ、ちょっと離しては
またすぐに唇を擦りつけ合い、二人は長く長くキスを交わした。未来の胸に置かれたままだった
悠貴の手は、キスの間に再び動き始め、やわやわと乳丘を弄っていく。きゅむっ、きゅむっと
優しい手つきで柔らかな胸肉を揉みたて、先端のちっちゃな強張りを転がす。
「んふ…ん…ふぅん…」
弟の愛撫に未来の興奮が高まり、呼吸がどんどん荒くなっていく。キスのせいで口は塞がり、しかし
鼻息を悠貴にかけてしまうのが恥ずかしくて、未来は必死に息を詰めていたが、やがて堪らず、
未来は弟から唇を離すと首をのけ反らせて大きく喘いだ。「ふぁ…!」
はぁ、はぁ、と何度か大きく息を吸って呼吸を整えながら、未来は長いキスと柔らかな姉の身体の
感触に、ほわんとした表情をしている弟へと再び視線を戻す。
「悠貴…」
「お姉ちゃん…」
悠貴を見つめながら、未来の中で情欲の炎が揺らいだ。まだだ。この二年間の寂しさは、これくらい
では全然埋まらない。もっともっと色んなことをしてほしい。色んなことをしたい…。
未来はほとんど何も考えないまま、腰を浮かして膝立ちになると、下着ごとパジャマの下を引き
下ろした。姉を見つめていた悠貴の視線が、露わになった未来の白く滑らかな下腹部と、まだ淡い
ながらも艶々とした陰毛へと引き寄せられ、その口がぽかんとしたように開く。弟の視線を感じながら、
未来は膝を片方ずつあげて、せかせかとパジャマと下着を足から引き抜いた。
「お、お姉ちゃん…」
未来が下も全て脱ぎ捨ててしまうと、悠貴は彼女の顔へとゆっくりと視線を戻していった。姉の
秘密の部分を見てしまったせいか、動揺した面持ちだ。
「悠貴…お姉ちゃんをもっと触って…」
「う、うん…」
未来は訴えるような目で弟を見つめながら、彼の方へにじり寄った。悠貴も腰を浮かし、姉の方へ
身体を寄せる。そして二人は互いの肩を抱き合い、口付けを交わした。「んふ…ん…」と甘い鼻息を
漏らしながらくにくにと唇を擦り付け合いながら、二人はゆっくりとベッドに横になっていく。
「はぁ、あ、ん…ふぁ…」
キスをしながら、悠貴の右手がそろそろと未来の胸へと移っていく。そして姉の控え目な膨らみを
探り当てると、愛おしそうにそっと揉みさする。やがて、悠貴は唇を姉の口からそっと外し、顎、
そして首筋、鎖骨へと唇を這わせていき、最後に乳丘へと口をつける。なだらかな膨らみをきゅ、きゅと
軽く揉みしだきながら、乳肌にキスをし、舐め、乳首を咥えてちゅぱちゅぱと吸い立てる。そして
そこの愛撫は口だけに任せ、悠貴は乳果を愛撫していた右手を、未来の柔肌を撫で擦りながら徐々に
下の方へと移動させていった。少しアバラの浮いた脇腹、きゅっとくびれたウェスト、腰…。
愛おしそうに姉の肌を撫で回すその手は、ほどなく張りのある太股へと辿りついた。悠貴は外の
ほうから内腿に向けてゆっくりと手を這い進ませ、彼が股の付け根のあたりをさわさわと撫で擦ると、
その手の下で未来の太股の筋肉が緊張に強張る。
「あ…」
乳首をしゃぶられる快感と、ほどなく訪れるであろう一番大事な部分へのタッチへの期待と興奮、
そして恥じらいの気持ちに、未来はぶるっと身震いして、乳房を吸う悠貴の頭にぎゅっとしがみついた。
そしてそれを合図にでもしたかのように、悠貴は掌を姉の股間へ押し当てた。
今日はここまで〜。それでは。
>>そしてまた、まっしろな朝
タイトルから続きが読めた気がする。
498 :
メンクイ:2009/11/28(土) 01:24:30 ID:MXi2aqzP
500 :
クアンパさん:2009/11/28(土) 14:04:53 ID:g14022A4
>>498 すげええええ!
面食いさんはどこのペイントソフト使ってますかん?
フリーソフト?
「そしてまた、まっしろな朝」後半いきます。
と、その前に、いつもいつも素晴らしい絵をありがとうございます
>>498
「ん…」
悠貴は恥ずかしげに身じろぎする姉の秘所を、掌全体を使って撫で回した。ぷっくりとした淫唇や
柔らかな恥毛を、しゅっしゅっと繰り返し擦りたて、そして次第に中指を折り曲げてスリットに
食い込ませていき、秘肉の間で指を泳がせる。しっとりと湿り気を帯びた柔肉をくにくにくちゅくちゅと
こね回し、勃起して皮のカバーの下から顔を覗かせたクリトリスを、指先でそっと擦り立てる。
「あ…悠貴…そこ…」
敏感な突起を触られ、未来は声を震わせながらもさらなる愛撫を弟にねだる。「ここ? ここが
気持ちいいの、お姉ちゃん?」
胸の蕾を口から放し、顔をあげて聞き返す悠貴に、未来は羞恥で顔を真っ赤にしながら、こくんと
肯いた。「うん、そこ…いいの…。もっと触って、悠貴」
姉に言われ、悠貴はその部分を集中的に弄り回した。指先で器用にクリトリスの包皮を捲って完全に
露出させると、しゅっしゅ、しゅっしゅと何度も指の腹で擦り、軽く押さえつけ、きゅっと摘まんでくりくりと
扱く。「はっ、あ…ふぁ…そこっ、いいのっ! 悠貴ぃ…」快感に腰をぶるぶる震わせて甘えた声を出す
未来に、悠貴は再び胸に顔を埋めて乳房や乳首を吸い回し、割れ目の中を何度も何度もなぞり上げ、
ちっちゃな淫核を指先でくすぐる。そして悠貴は、とろとろと蜜を滴らせている膣穴を探り当てると、
その中にゆっくりと中指を侵入させた。
「あっ…」
悠貴の指が胎内に入り込むと、未来の肩がびくんと跳ねて膣がきゅっと締まる。姉の反応に驚いた
のか、悠貴は慌てて指を引き抜き、乳首を吸うのをやめて顔をあげた。「大丈夫、お姉ちゃん?」
「ん…平気よ…。続けて悠貴」
未来がふるふる首を振ると、悠貴はちょっと考える素振りを見せ、姉から身体を離してむくりと
起き上がった。そして未来の下腹部へ目を向けると、左手を伸ばして太股に置き、ぐいっと押しやる。
されるがままに、未来が身体を仰向けにして軽く膝を曲げて脚を広げると、悠貴は上体を屈め、姉の
股間にぐっと顔を近寄せた。ゆっくりと両手をそこへ伸ばし、姉の白く滑らかな下腹部に生えた、
薄目の恥毛の向こうに走る割れ目の両脇に指先をかけると、悠貴はくいっとそこを押し広げた。
中からしっとりと濡れた淫花が姿を現し、悠貴ははぁ、はぁと荒い息をつきながら、そこをじっと
見つめていたが、やがてスリットを広げるのを左手だけに任せると、右手をそっと姉の割れ目の内部へと
はべらせていった。襞状の肉をくにょくにょと弄り、しこり切って皮のカバーの下から完全に姿を
現しているクリトリスを擦り、そしてさっき指を挿入しかけた秘口に指先を持っていき、再び指を
姉の胎内に潜らせる。
「あっ、あ…ん…」
未来は恥ずかしげに呻いて腰をびくっびくっと震わせながら、悠貴の指を受け入れていった。弟の
指が、胎内のぬるつく襞肉をさすりながら奥へ進んでくるのが、未来にははっきりと感じられる。
「あは…っ!」
弟に弄られるのが恥ずかしく、そして無性に嬉しく、戦慄にも似た高揚を覚えて未来は胸の下で腕を
組むと、ぶるるっと胴ぶるいをした。新たな蜜が分泌され、悠貴の指が嵌った秘口からとろりと垂れる。
悠貴は愛液の溢れる処女道に指を根元まで入れてしまうと、ゆっくりと指の抽送を始めた。ぐちゅ、
ぐちゅという湿った音をたてながら、うねる秘肉を掻き分け、膣壁を擦り立て、指をぐりぐりと捻って
中を掻き回す。割れ目をくつろげている左手も、指を器用に動かしてしこりきったクリトリスを擦り、
扱き立てている。
「お姉ちゃん…お姉ちゃんのここ…凄く綺麗…」
「あはっ、あっ…悠貴ぃ…ん、あ!」
姉の生殖器を弄り回しながら、悠貴がうっとりしたように呟く。愛しい弟に見られ、触られる悦びに、
あっという間に未来は官能に溺れていった。焦点の定まらない目で虚空を見つめながら、呂律が回らない
喘ぎ声を漏らしてぴくんぴくんと小さく身体を震わせる。そして我知らず腰をくねらせ、悠貴の指を
より深くまで飲み込んでいった。姉の興奮が悠貴にも伝わったのか、指の出し入れが激しくなって、
秘口からはぐちゅぐちゅぬちゅぬちゅと、一段と大きな音が響く。
「はっ、あっ…あ、あふっ、んっ、あ…あっ、あひっ、あっ、んっ!」
弟の指の動きと共に未来の喘ぎ声のピッチはあがっていき、そして悠貴がきゅっと強く淫核を
摘まんだ瞬間、彼女はか細い悲鳴を漏らしてぐっと腰を突き上げた。身体の奥からとぷっと大量の蜜が
溢れ、秘肉が締まって悠貴の指をきゅうっと強く締め付ける。そしてわずかの間ぶるぶると腰を震わせた
のち、未来はすぅっと身体を弛緩させ、お尻をベッドに下ろした。悠貴の指が秘口から抜け、後から
愛液がとろとろと流れ落ちていく。
「お姉ちゃん…?」
くたりとなった未来に、悠貴が心配そうに声をかける。未来はしばらくぼおっと天井を見上げて
胸を大きく上下させていたが、やがて大儀そうに身体を起こして、少しやつれたような笑顔を悠貴に
見せた。「良かったよ、悠貴…」
そして未来は悠貴に両手を差し伸べて肩を抱き、弟を抱き寄せるとそっとキスをした。そして唇を
合わせたまま、未来は弟を抱いて再びベッドに背中をつけていき、完全に横たわってしまうと静かに
唇を離した。
「ね、悠貴…。悠貴のおちんちん、ちょうだい…」
すぐ間近から、熱く潤んだ瞳で見つめられながら言われた悠貴は、顔を強張らせた。そしてぐびっと
喉を鳴らして、こくんと小さく肯いた。「わ、わかったよお姉ちゃん」
悠貴は立ち膝になると、パジャマの下とパンツを一緒に引き下ろした。自分からねだっておきながら、
未来は恐怖と恥ずかしさとで弟の性器を直視することができず、彼女は視線を泳がせて視界の端だけで、
悠貴の股間にそそり立った肉色の棍棒をチラ見する。
悠貴はそれを揺らしながら未来の太股を跨ぎ、脚の間に入ると、彼女の両脇に手をついて身体を重ねて
いった。すぐに二人の身体に隠れて、未来からは弟のペニスは見えなくなったが、代わりに股間に
ごりごりとした固いものが押し当てられるのを彼女は感じた。(あ…悠貴のおちんちん…当たって…)
それは未来の割れ目の中を探るように上下に動いていたが、ほどなく膣口を見つけ出すとそこに固定
される。
「お姉ちゃん…ここ?」
「う、うん、そうだよ悠貴」
暫し二人はじっと見つめ合っていたが、やがて悠貴は思い切ったように腰を押し出した。
「ん…!」
太くて固いモノが、誰にも許したことのない処女道を押し広げ、中に入り込んでくる感触に、緊張と
恐怖、期待、歓喜、興奮…様々な想いが渦巻き、未来は悠貴の腕にすがりついた。緊張に強張る未来の
胎内を、悠貴はゆっくりと分身を進めていく。ずずっ、ずずっと、ゆっくりと、しかし確実に肉茎は
未来の中に飲み込まれていき、そしてほどなく、未来と悠貴は完全に一つにつながった。
「悠貴…」
はぁはぁと肩で大きく息をしながら、未来は熱く潤んだ瞳で弟を見つめた。アソコの中に、熱く逞しい
悠貴の存在を感じ、涙が溢れる。
「大丈夫お姉ちゃん、痛くない?」
女の子は初めての時は痛いというのをどこかで耳にしたのだろうか、悠貴が気遣わしげに訊いてくる。
弟の優しさと、そんな彼と一つになれた嬉しさで、未来はさらに胸を熱くした。
「ううん、平気だよ」
未来は涙をこぼしながらも笑みを浮かべ、かぶりを振った。実際、初めてなのに不思議と全然痛みは
感じない。彼女の中にあるのは、ただ愛しい悠貴と結ばれたことへの嬉しさだけだった。例え痛みを
感じたとしても、相手が悠貴だったら我慢できる…。
未来は弟の首に手を回して彼を引き寄せると、自分も顔を少し上げ、チュッとキスをした。そのまま
暫く唇を合わせてからそっと離れると、未来は弟に囁いた。「悠貴、動いて。もっと悠貴を感じさせて…」
「う、うん…」
悠貴は肯くと、ぎこちなく腰を動かし出した。ゆっくり、そっと、姉の中を探るように慎重にペニスの
抜き差しを繰り返していたが、次第にその速度は速くなっていく。ペニスの動きで未来の内部の粘膜が
巻き込まれ、そして捲りあげられて、彼女は恐怖とも興奮ともつかない、昂った声を漏らした。
「ひっ、あっ…」
「あ、あ…お姉ちゃん…」
悠貴も興奮を覚えているのだろう、上ずった声で姉を呼びながら、どんどん腰の動きを強めていく。
悠貴の分身が激しく膣壁を擦り立て、その先端が子宮口を突き上げ、打ち当る恥骨がクリトリスを
押しひしゃげさせて、未来の官能を苛烈なまでに掻き立てる。
「あっ、ひっ、ふぁ…ゆ、悠貴…っ」
未来は涙をぽろぽろ零しながら悦びの声を上げ、弟の肉棒を求めてはしたなく腰をくねらせた。
悠貴の分身がより深く、より強く胎内の奥へ打ち込まれ、痺れるほどの快感の波が全身に広がっていく。
「あっ、あっ、お、お姉ちゃん、お姉ちゃん…っ!」
「あっ、悠貴凄いのっ、悠貴っ、あっ、あっ…!」
弟の肉棒を貪るように激しく腰を振る未来に、悠貴が半分泣いているような声をあげる。応じるように
未来も弟の名を何度も何度も叫ぶ。「あぁっ、凄い…っ! 悠貴っ、悠貴…っ!」
「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ!」
「悠貴、イっちゃう、イっちゃうよぉ悠貴ぃ…」
「お、お姉ちゃん…僕も、もう…!」
余りに激しい動きに、二人は数分と経たずに一気に昇りつめていった。迫りくる絶頂の予感に、
二人はぎゅっと目をつぶり、しっかりとお互いを抱きしめて、最後のスパートをかけるが如く、一層
激しく腰をぶつけあった。
「あっ、あ、お、お姉ちゃん…っ!!」
「悠貴、悠貴っ、あっ、あぁぁっ、あーっ!?」
そして身体の中で快感が弾け飛び、二人の背中がきゅーっと弓なりに反り返った。ぎゅっと押しつけ
あった腰がぶるぶると震える。最奥まで突き入れられた弟の分身の先っぽから、熱いモノが子宮に
注がれるのを、未来はエクスタシーに霞む意識の片隅でぼんやりと感じていた。(あ…これって…
射精してるの? 悠貴…)
弟が自分の中でイった事に、未来は絶頂に打ち震えながら、うっすらと満足げに微笑んだ。
「……ん…」
朝の光がカーテンの隙間から差し込み始めた頃、未来はぼんやりと目を覚ました。そしてすぐ、昨夜の
出来事を思い出して顔を赤くした。(わたし…悠貴とエッチしちゃったんだ…)
「悠貴…」
未来ははにかみながらそっと顔を横に向けた。が、そこで寝ているはずの弟の姿はなく、彼女は
慌てて身体を起こした。「悠貴?」
弟を呼びながら、未来はベッドから足を下ろした。上の段に戻ったんだろうか? 「悠貴…?」
「!?」
そっと上のベッドを覗きこんだ未来の目が、愕然と見開かれた。そこにも弟の姿はなかった。いや、
それどころかベッドの中には毛布もマットもなく、ただ底板が剥き出しになっているだけだった。
うっすらと埃が積もり、もう長い間そのままの状態だったことが一目でわかる。
よろよろと後じさった未来は、はっとして悠貴の机へ目をやった。机の上は綺麗に整理されているが、
整理されすぎていて、まったく使用感がない。棚に並んでいる教科書は、よく見れば三年生の時のもの
ばかりで、五年生の教科書は一冊として見当たらなかった。
「そん…な…」
真相を悟った未来は、ぺたんと床に座り込んだ。茫然と見開かれた瞳に、みるみる涙が溜まっていく。
「言ったのに…ずっとここにいるって…」
『泣かないで、お姉ちゃん』
だが、涙が零れ落ちそうになったその時、どこからか弟の声が聞こえた気がして、未来ははっとして
部屋を見回した。「…悠貴?」
『ちゃんとここにいるよ…』きょろきょろする未来の耳に、また微かな弟の声が聞こえる。『だから
泣かないで…』
「悠貴…」
思わず零れそうになる涙を、未来は歯を喰いしばって堪えた。ずずっと洟をすすり、パジャマの袖で
目の端に浮かんだ涙を拭うと、ふらりと立ちあがる。「うん…うん、そうだね…」
そうだ、この二年間、いつだって悠貴はそばにいてくれた。嬉しい時も悲しい時も、どんな時も。
だから、泣いたりして悠貴を困らせちゃいけない。悲しくて苦しくてたまらなくなったら、きっとまた
慰めにきてくれる。夕べのように。だって悠貴は優しいから…。
未来はそっと窓に近寄ると、閉まっているカーテンを掴んだ。窓の外に、にこにこ笑っている悠貴が
見えるような気がして、彼女は勢いよくカーテンを引き開けた。眩しい朝日に思わず腕で目をかばい、
それからそっと腕をどけると、未来は窓の外を見やった。
…そこには、普段と変わらぬ街並みが広がっているだけだった。だが、窓から差し込んできた朝の
真っ白な光は、まるで悠貴のように暖かく、そして優しく未来を包みこんだ。
おしまい
以上、お粗末さまでした。
↓そして以下、切ない余韻をぶち壊しにする別バージョンエンディング
「……ん…」
朝の光がカーテンの隙間から差し込み始めた頃、未来はぼんやりと目を覚ました。
そしてすぐ、昨夜の
夢を思い出して顔を赤くする。(わたし…あんなエッチな夢を…)あの地震からもうすぐ二年、悠貴の
三回忌も近い。きっとそのせいだろう。それにここのところ、テスト勉強も大変だったし…。
「ふぅ…」と溜息をついてふと横に顔を向けた未来は、そこで弟の寝顔と出くわし、跳ね起きた。
「うきゃぁっ!?」
「……ん…?」
未来の奇妙な悲鳴に悠貴も目を覚まし、目を擦りながらのそりと身体を起こした。「おはよう、
お姉ちゃん」
「な、な、な…」照れ臭そうな顔をして挨拶をする悠貴に、未来はわなわなと震える指を突き付けて
喚いた。「なんであんたそこにいんのよっ!?」
「なんでって…」悠貴が不思議そうな顔をする。「昨日お姉ちゃんが一緒に寝ようっていうから…」
「へっ? えっ? いやそうじゃなくて…えっ?」未来の顔が赤くなり、次いで青くなった。
「あ、あれって夢じゃなかったのっ!?」
「お姉ちゃん、まだ寝ぼけてるの?」
困ったように笑いながら悠貴が言う。そして彼は頬を赤らめ、上目遣いで姉を見つめた。
「そしたらお姉ちゃんが僕にキスして、それから…あれってセックスって言うんだよね、僕知ってるよ。
セックスってすごく気持ちいいんだね、またしようねお姉ちゃん」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ、やめてやめて、言わないでっ!」
興奮気味に早口で言う悠貴に、未来は小さな悲鳴をあげると、青くなっていた顔をまた赤くさせた。
目をぐるぐるさせて両手で耳を塞ぎ、喚き立てる。
「だってはいはいどうせ夢でしょってそれでわたしせっかくだからあんたとそんでだから○×△□……」
「ホントに変なお姉ちゃん」
朝の真っ白い光が差し込み始めたベッドの中、支離滅裂なことを言いながら、目まぐるしく顔色を
赤くしたり青くしたりしている姉を、悠貴はにこにことしながらずっと眺めていた。
おしまい
別バージョンも中々どうして・・・良いモノではないですかw ニヤニヤ
エロ無しバージョンもきぼn
511 :
メンクイ:2009/11/29(日) 03:36:41 ID:Z4Bi2acZ
なぜだろう・・・なんか似てない
>>511 いいよいいよー。遠慮せずにエロシーンもうpうp
ちくしょー もう流れてる
未来ちゃん凌辱SS第二弾ちょっとだけ貼ります
「ん〜……」
真夜中、未来はブルッと身震いをして目を覚ました。寝ぼけ眼で辺りを見回すと、そこは見覚えの
ない公園のような場所で、あちこちで人が寝転がっている。…いや違う、見覚えはある。(そうか…)
ようやく未来は、そこが自分が通う六華女学院だと気がついた。真理と悠貴と共に昨日の夕方遅く、
避難所に指定されているここに来て、一晩過ごすことにしたのだと。
そこで未来は再びブルルッと身震いをした。寒い…からではなく、軽い尿意を覚えたのだ。きっと
そのせいで目が覚めたのだろう。未来は横で寝ている真理と悠貴を起こさないように、そおっと
立ちあがると、簡易トイレが設置してある校庭のほうへと歩いていった。
「……」
だが、簡易トイレに着いた未来はげんなりとした顔になった。深夜だったが、いくつかあるトイレの
前には、どれも数人の列が出来ていた。それくらいならすぐに順番は回って来るだろうが、男女兼用の
ために、順番待ちの中には男性の姿もあり、思春期の彼女には、男性と一緒にトイレ待ちなど勘弁
してほしかった。
かと言って用を足さないわけにもいかず、しぶしぶ列の後ろについた未来だったが、用を足し終えた
人が出てくる時に、ちらりとトイレの内部を見て、思わず顔をしかめた。(うぇ〜…)白い便器の
あちこちに、大便がこびりついている。どうやら夜間ということもあって、トイレ掃除が行き届いて
いないらしい。
(……あ〜、もういいや!)
それで遂に我慢の限界が来た未来は、用を足すこともなく、トイレ待ちの列から離れていった。
朝まで待って別のトイレを探すか、掃除されるのを待とう。
真理と悠貴のところに戻り、毛布に潜り込んだ未来は、胎児のように丸まって目を閉じ、眠りに
つこうとした。が、どうしても尿意を意識してしまい、なかなか眠れない。
(朝までもつかなぁ…)
未来は下腹部をそっとさすって考えた。今にも漏れそうというほど切迫してはいないが、果たして
朝までもってくれるかどうか…。万が一こんなところでおねしょでもしてしまったら、もう生きては
いけない。朝までもったとしても、トイレが汚いままだったら? それに、朝になればみんな用を足す
だろうから、きっと待たされるだろう。昼間大きい方で悲惨な目にあっていた未来は、だんだんと
悲観的な考えに陥っていった。そして心配すればするほど、いちだんと尿意が強く感じられてしまう。
(…やっぱりトイレいっておこっと)
未来はそう決めると、身体を起した。探せば、どこかに綺麗なトイレがあるかもしれない。未来は
再びそっと真理たちから離れて、学校の奥へと向かって歩き始めたが、その後ろで、悠貴がむくりと
身体を起したことに、彼女は気付かなかった。
(トイレないなぁ…)
それからしばらくして、未来はトイレを探し、いつしか校舎の裏手へとやって来ていた。今のところ、
いいトイレは見つからない。仮設トイレはさっき未来が並んでいた、校庭にあったものだけ、学校の
トイレはといえば、どこも断水のせいで汚物が流されずに残っていて、簡易トイレ以上に使う気に
なれないものばかりだ。
校舎裏は校庭と違って明かりがなく、未来は暗闇の先に目を凝らしながら、この先にトイレはあった
だろうかと記憶を手繰ったが、彼女が入学してまだ数か月、校内の様子を隅々まで把握しているわけ
ではなく、実際にいってみる他に確かめる方法はなかった。真っ暗な校舎裏をいくのはかなり勇気が
いったが、トイレが見つからないとなると尿意はさらに強まってしまい、もうトイレを済まさない
わけにはいかなくなってしまっていた。
未来は意を決すると、恐る恐る校舎に沿うようにして先へ進み始めた。
(う〜、夜の学校って不気味だわ…)
未来は、あたりを見回して心の中で呟いた。校舎裏は校舎から少し間をあけて木々がふんだんに
植えられ、ちょっとした林のようになっている。避難所になっているといえ、こんなところに来る
物好きはいないようで、人影はまったくなく、明かりは細い三日月のわずかな光だけだ。心細かったが、
それ以上になんでこんな思いをしてまでトイレを探さねばいけないのかと、腹が立ってくる。
人影がない…? ふと彼女は足を止めた。そうだ、ここなら誰もいない。いっそのことここで…。
未来の頭に、そんな考えが浮かぶ。真夜中の学校をトイレを探して歩き回ることに、いい加減徒労感を
覚え始めていたところだ。幸い誰も見ていないし、そこの木立の陰で用を足してしまおうか?
年頃の少女としては、屋外…しかもこんな薄気味の悪い場所での用足しには抵抗があったが、このまま
見つからないかもしれない綺麗なトイレを探し周ったり、諦めて男性に混じってトイレ待ちをした末に、
汚れた便器で用足しをすることに比べて、そんなに悪い選択には感じられなかった。既に昼間、
大きい方を屋外で済ませるという経験をしたあととなればなおさらだ。
(誰も…いないよね…?)
未来はきょろきょろあたりを見回して誰もいないことを確かめると、足早に木立の中へ消えていった。
木立の奥に数mほど入ると、学校の敷地を隔てる高さ2mほどのコンクリート製の塀が立ち塞がって
いた。未来は塀際まで近寄り、そこで改めて周りを見渡した。木々に阻まれ、万が一誰かが通りかかって
も、校舎の方からはほとんどこの場所は見えないはず。しゃがんでしまえばなおさらだ。塀のほうからは
もちろん何も見えるはずもなく、未来は心を決めると、スカートの中に手を入れ、下着をするりと
引き下ろした。
未来はパンツをひざまで下ろすとスカートを捲りあげてお尻を剥き出しにし、塀のほうにお尻を
向けてさっとしゃがみこんだ。足に飛沫がかからないようにやや大きめに股を開き、そして膝に手を
置いて下腹部に力を入れると、彼女は放尿を開始した。
シャアァァァァァァーーー……
恥ずかしい水音を立てながら、未来の股間から勢いよく小水が迸り、みるみるうちに地面に水溜りを
作っていく。辺りに響くほどの水音に未来は少し顔を赤くしつつ、張りつめていた膀胱が一気に空に
なっていく爽快感に、うっとりとしたように表情を緩め、彼女そのまま勢いよく小水を迸らせ続けた。
そしてたっぷり数十秒続いた放尿もちょろちょろと勢いを失っていき、そしてぽたぽたと滴が垂れる
だけとなった。膀胱に力を入れ、じょろっ、じょろっと残った尿を完全に絞り出すと、最後に腰を数回
振って滴を切り、未来はスカートのポケットに入れてあったティッシュを取り出して、股間を覗きこみ
ながらごしごしと割れ目を拭いた。
「こんなところでオシッコ?」
「!?」
と、その時、すぐ前でざりっという土の地面を踏む足音が聞こえ、同時に何者かの声がして、未来は
はっとして顔をあげた。
未来のすぐ目の前の木の幹の陰から、男がぬっと姿を現した。二十代前半の、まだ若い男だ。長めの
髪を薄茶色に染め、紅白の太いギンガムチェックのやや派手目のシャツにジーンズといういでたちで、
いかにも軽薄そうなにやけた顔をしている。
見られた…! かぁぁ…と未来の顔が赤くなっていく。股間を拭くのもそこそこに、未来は慌てて
立ち上がるとさっと下着を上げた。放尿の爽快感に周囲への注意を疎かにし、人が来るのを見逃して
しまった自分を呪いつつ、未来は男と視線を合わせないようにして、そそくさと逃げるようにそこから
立ち去ろうとした。
「おっと、待てよ」
だが、男がさっと未来に近寄ると、その腕を素早く掴んだ。ぎょっとして未来が顔を見ると、
にやにやと、いやらしそうな笑みを浮かべている。「は、放してください」未来は腕を振りほどこうと
するが、男はがっちりと彼女を掴んで放そうとしない。
「へへっ、君が可愛いお尻を丸出しにしてるんで、お兄さん我慢できなくなっちゃってね」
未来の顔が赤くなり、そしてすぐ青くなる。「は、放してっ!」猛然ともがき始めるが、男の力は
強く、決して彼女を放そうとしない。「誰か、助け…」
「おっと」
助けを求めて声をあげようとした未来の顎を、男がもう一方の手でがっちりと掴んで封じた。
そして顔を近寄せると、ドスの効いた声で言う。「静かにしな。痛い目にあいたいか?」
「ひっ…」
男の脅しに、未来は恐怖に目を見開き、涙をぼろぼろと零し始めた。男がそっと顎から手を放すが、
未来は恐怖に唇を戦慄かせ、もう悲鳴を発しようとはしなかった。
「ようし、それでいい」
「い、いや…助けて…」
男はかすれた声で許しを請う未来を塀に押し付け、身体を擦り寄せてきた。彼女の顎を掴んで
自分の方を向かせ、唇を近付ける。
「いやっ!」
「大人しくしろって」
精一杯男の胸を押し、顎を掴んだ手を振り切って顔を背ける未来に、男は彼女の右腕を掴んで塀に
押し付け、顎を今度はがっちりと押さえ、今一度自分の方を向かせる。「いやっ、やめてっ!」
未来は必死でもがいたが、男の力には抗いきれず、覚悟したようにぎゅっと目を閉じた。その彼女に、
男は唇を突き出して顔を寄せていく。
「わ〜〜〜〜っ!」
「なっ!?」
だが、未来の唇が奪われようとしたまさにその時、叫び声と共に小さな黒い影が木陰から飛び出し、
未来を掴む男の腕にぶつかってきた。思わず未来を離した男の腕に、その影はしがみついてくる。
「お姉ちゃんを虐めるなっ!」
「悠貴!」
未来が叫んだ。どこかへいく未来を見つけて後を追った悠貴は、一度彼女を見失ってしまい、
校舎裏を探し歩いていたところで、微かな悲鳴を聞きつけてここにきたのだ。
「なんだこいつ」
いいところで邪魔をされた男が、腕にしがみつく悠貴に苛立たしげにする。そして二度三度、腕を
大きく振って、悠貴を振りほどいた。「わぁっ」悠貴は叫んでよろよろっと後ろに倒れかけたが、
なんとか踏みとどまって再度男に掴みかかっていく。
「おっと」
だが男は、がむしゃらに突っ込んでくる悠貴をさっとかわすと横に回り込み、右腕を掴んで背中の
ほうに捻り上げた。
「痛たた、痛っ、は、放してよぉっ!」
「やめてっ、悠貴に酷いことしないでっ!」
苦痛に顔を歪める悠貴の姿に、未来が悲鳴をあげると、男は不愉快そうに、もがく悠貴と叫ぶ未来を
交互に見やった。いくら人気がないとはいえ、いつ誰が声を聞きつけないとも限らない。
「静かにしろコラ」男は左手で悠貴の顎をぎゅっと掴み、腕を捻り上げる力を、振りほどかれない
程度に緩める。
「悠貴、悠貴っ!」
そして男は、泣きながら弟の身を案じて叫んでいる未来を睨みつけると、ドスの効いた声を出した。
「お前も静かにしてろ、こいつの腕をへし折るぞ!」
「…!」
男の言葉に、未来は激しくショックを受けたような顔をすると口をぴたりと閉ざした。蒼ざめ、
涙を零しながらがたがたと小さく震える。
「よし、静かにしてろよ…」
男はそう言うと、思案顔になった。たまたま人気のない校舎裏のほうへいく未来を見かけ、思いつきで
後をつけ始めただけで、縛ったり口を塞いだりするような用意はしていなかった。まさかこんなチビが
現れるとは計算外だ。いくら子供とはいえ、このチビ…どうやら弟らしい…を押さえつけたままで、
姉の方をレイプするなどという器用なマネは到底無理だ。それ以前に、もし姉が弟を放って逃げようと
したら、弟を捉まえたままでは止められないだろう。しかし弟を離せば、今度はそっちが逃げ出そうと
するかもしれないし…(ちっ)
忌々しげに、男は胸の中で舌打ちをした。どうにかして逃げられないようにしないと…。
「おい、お前…」男は考えた末に、ある方法を思いついて未来に向かって言った。「服を脱ぎな」
「え…!?」
男の言葉に、未来は信じられないといったふうに目を見開いた。「い、嫌ですそんな…!」
「つべこべ言わずに脱げ!」
男が苛立たしげに言う。裸にしてしまえば、恥ずかしくて人目のあるほうへ逃げようなどと考えない
だろう。しかし、チビを捉まえたままで脱がすことはできないので、自主的に脱いでもらうしかない。
「このチビがどうなってもいいのか、おい」
「痛っ!」
男は悠貴を後ろ手に捻り上げたままぐいっと未来の方へ向けた。苦痛に呻く弟の姿に、未来がひっと
喉の奥で小さな悲鳴を漏らす。「悠貴…!」
未来は口に両手をあてて弟を見つめ、しばらく逡巡していたが、やがて観念したようにがっくりと
うなだれた。「わ、わかったから悠貴に酷いことしないで…」
「うう…」
未来はぼろぼろと涙を零しながら服を脱ぎ始めた。羽織っていたカーディガンを取って傍の地面に
落とし、それから水色のキャミソールの裾を掴むと、ゆっくりとたくし上げていく。その下から白い
お腹が、そして小さな二つの膨らみが薄暗がりの中に浮かび上がるが、キャミソールから頭と腕を
抜いて地面に捨てると、未来は両腕を胸の前でクロスさせてそこを隠した。背中を丸め、縮こまる
ようにして、もう許してと言いたげに涙を溜めた目で男を見る。
「下もだ。早くしな」
「……」
男の声に、未来は怯えたようにびくっと身体を震わせた。期待などしていなかったが、やはり上を
脱いだだけでは許してもらえないようだ。未来は目を固くつぶると、胸を隠していた腕を下ろして
スカートのボタンに手をかけた。ボタンを外し、ファスナーを緩めると、ストンとスカートを地面に
落とす。そして未来は最後の一枚に手をかけると、そこでほんの少し躊躇っていたが、前屈みになって
それを素早く引き下ろした。さっと脚を引き抜くと、脱いでしまったパンツは傍らに投げ捨て、腕で
胸と股間を覆い隠す。
「ほら、手をどかせって」
「……はい」
だが非情にも男が言い、未来は涙を零しながら小さく肯くと、ゆっくりと手をどかしていき、だらんと
両脇に腕を垂らした。白い裸身が淡い月明かりに照らされて、暗がりの中に浮かび上がる。
(お姉ちゃん…)
男に抱えられていた悠貴は、捻られている腕が痛むのも忘れ、露わになった姉の裸身に見入っていた。
ほとんど真っ平に近い乳房と、ぴたりと閉じ合わさってただの一本の黒いスジでしかない性器という、
まだ女らしさをほとんど感じさせない子供じみた裸身だったが、この異常な状況下において、それは
悠貴に芽生え始めていた幼い性意識をいたく刺激し、心臓がどきどきと高鳴る。
「ふん…」
だが、息を飲んで未来のヌードを見つめる悠貴とは対照的に、男は不満げに鼻を鳴らした。穴さえ
あれば多少のことは気にしないタチではあったが、特にロリコンの気があるわけでもなく、相手は
グラマーであるに越したことはないのだ。
つまらなそうに一通り未来の貧相な裸を眺めてから、男は口を開いた。「お前、いくつだ?」
「じゅ、十三です」
「ふーん…。セックスしたことはあるのか?」
「あ、ありませんっ!」
かぁっと頬を染めて思わずムキになったように言う未来に、男は愉快そうに眉をあげた。裸は
つまらないが、恥じらい怒る様子が男の加虐心を掻きたて、いい玩具を手に入れたとばかりに彼は
ニヤリとすると、次の質問を未来にぶつけた。
「へぇ、そうか。でもオナニーくらいはするんだろ?」
「…!」
未来の顔が一気に真っ赤になる。「そ、そんなことしませんっ!」
彼女の反応に、男はまたもニヤリとする。「“そんなこと”ねぇ…。つまり、オナニーがどんな
ことかは知ってんだ?」
「あ…!?」
未来はしまったという顔をしたが、後の祭りだった。「十三って言えば中一か? それならもう
知っててもおかしくないよな、くくっ」
さも愉快そうに笑いを零す男に、未来は歯を食いしばり、黙って恥辱に耐えた。だが、本当の恥辱は
まだこれからであった。
「知ってるんならここでちょっとやってみろよ。いい機会だからオナニーに初挑戦だ」
とりあえずここまで〜。
ほ
し
あんまりできてないけど、間をあけすぎるのもなんだから
>>522の続きいきやす
「知ってるんならここでちょっとやってみろよ。いい機会だからオナニーに初挑戦だ」
「な…!」男に言われ未来は絶句した。そして一度唾を飲むと、叫ぶように言う。「そんなの嫌です!」
「おっと、こいつを忘れるな」と、男は悠貴をぐいっと押し出した。“オナニー”の意味がわからず、
二人の会話についていけずにぽけっとしていた悠貴だったが、男に腕を強く捻られて顔を歪めた。
「痛っ!」
すぐに男が口元をがっちりと掴んで押さえ、悠貴は満足に悲鳴を上げることすらできず、男に抱え
られたまま身悶えする。「い、痛…むぐっ、むーーっ!!!」
「悠貴っ…!」
涙を浮かべてもがく弟に、未来が悲鳴を漏らした。「やります…やりますからもうやめて…!」
泣きながら、かすれた声で未来は言った。フリをするだけでいい、どうせわかりっこない。本当にする
ことなんかないんだと、未来は心の中で自分に言い聞かせていた。
「そうそう、素直に言う事をきいてりゃ、弟も痛い目に合わなくて済むんだぜ」
そう言って男が腕の力を弱めると、悠貴の苦悶の表情が緩んだ。未来はほっと安堵の息をつき、そして
すぐに悔しげに歯を食い縛ってきっと男を睨んだ。しかしにやにやと余裕の笑みを浮かべて見返している
男に、未来はふぅっと大きく溜息をつき、塀を背にして男と向かい合った。そして未来はきつく目を
瞑って男と悠貴の視線を意識から追い出すと、そっと右手を股間にはべらせた。
「……」
目を閉じ、むっつりと押し黙ったまま、未来は割れ目の上を掌でゆっくりと撫でさすった。軽く
触れる程度に弱く、そしてゆっくり、手を上下させる。いつも家でする時は、割れ目に指を食い込ませ、
クリットを擦るのだが、もちろん、本当にオナニーをする気など彼女にはない。
「おい、本気でやってるのか!?」
だが、ただひたすらに股間を掌で撫で回しているだけの彼女に、男の苛立った声が飛び、未来は
びくっと身をすくませた。「ちゃ、ちゃんとやってます…!」そう言いながら、未来はわざとらしく、
さらに大きく手を動かして股間を撫で回した。お願い、これで許して…。
だが、未来の内心の祈りも虚しく、男が苛ついたように言う。「いい加減にしろよ? なんなら、
俺が教えてやったっていいんだぜ、手とり足とりな」
「……くっ」
未来のきつく閉じられた双眸から涙が零れた。どうやら、フリをしているだけで済まそうというのは、
虫のいい考えだったようだ。未来はしぶしぶと中指の先を割れ目に押し込むと、でクリトリスを弄り
始めた。いつもしているように、皮のカバーの上から、そっとくすぐるように擦り、軽く押さえ、
そして時折指をもっと奥に移して柔らかな襞肉をこね回す。心の奥で、絶対気持ち良くなったりなんか
するもんかと自分に言い聞かせながら。
「お前のオナニーはあそこを触るだけなのか? おっぱいを触ったりとかはしないのかよ」
「……」
男の声にせかされるように、未来は遊ばせていた左手を胸に持っていった。小さな膨らみを掌で
押さえるようにして撫で、乳首を指先で弄ぶ。もう完全に、彼女のいつもの自慰のスタイルだ。
人前で…しかも弟もいる前でこんなことをさせられるなんてと、屈辱に打ちのめされながら、未来は
黙々と身体を弄り続けた。
「ん…」
だがやがて、むっつりと押し黙って身体を弄っていた未来は、小さな吐息を漏らした。感じまいと
しているのに、刺激に反応して指の下で乳首が固くなり始めていた。そしてあそこも、じんわりと
火照ってきている。未来の頬は次第に紅潮し、彼女は口を軽く開けてはぁ、はぁと荒い息をつき始めた。
他人の前で、しかも嫌々しているはずなのにこんな…。心ではそう思っても、身体は言う事を聞いて
くれず、火照りは身体中にどんどん広まっていく。だめ、このままだと本当に…
「おい、休むんじゃない!」
「……!」
感じ始めてしまっている自分に怯え、手を止めた彼女に、男の怒声が飛んだ。未来はびくりと身体を
震わせると、愛撫を再開した。これ以上気持ち良くなってしまわないように、ゆっくりと静かに手を
動かすが、甘い疼きは止めようがなく、徐々に徐々に強まっていってしまう。そして募る官能に抗い
きれずに、未来は無意識のうちにさらなる快感を求め、手の動きを激しくさせていった。
「はぁ、はぁ…ん…はぁっ、あ…」
荒い息の合間に、悩ましげな吐息を混じえながら、未来はツンと尖った乳首をほぐすようにこね回し、
股間の敏感な肉芽をすりすりと擦り立てた。下腹部の火照りはどんどん身体中に広まっていき、脚から
次第に力が抜け、未来はすぐ後ろにあったコンクリートの塀に背中を預けた。瞑っていた目がうっすら
開けられるが、その目は何も見てはいなかった。とろんとした虚ろな視線を、見物している男の足元に
ぼんやりと向け、未来は一心に自分を慰め続けた。
「あっ、ん…はぁ…んっ、あ…」
吐息はもはや喘ぎ声へと変貌し、手がせわしなく股間や乳房の上を動き回る。真っ平に近い乳房を
きゅむっきゅむっと揉みしだき、乳首を指先で転がし、股間を弄る指は秘口へと伸びて、そっと中に
潜っていく。蜜を滴らせ始めた膣を、ぬちゅぬちゅと音をさせながら指を出し入れし、掌で淫芯を
撫で擦って刺激する。そして指を引き抜くと指先をクリトリスに移してそこを弄り、それからまた再び
膣に指を挿入する。「はぁっ、あっ、あ…ふぁっ、あっ」可愛らしい喘ぎ声のぴっちは次第にあがって
いき、股間を弄る指の動きも、それにつれてどんどん激しくなっていく。もはや完全に快感の虜となり、
未来は男に見られているのも忘れ、夢中で手を動かした。
「あっ、はっ、あっ…ふぁ…んっ、あ…あぁっ、あ……んっ!」
そして、ついに頂点まで昇りつめた未来は、びくびくっと身体を痙攣させると、どっと脱力して
ずるずると背中を滑らせた。そのまま尻もちをつきそうになるのをかろうじて堪え、塀にもたれかかった
まま、大きく胸を上下させる。
「はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ……はっ!?」
ぼーっとした顔でしばらく肩で息をしていた未来だったが、やがて男が見ていることを思い出して
はっと顔をあげると、彼女は男の嫌らしいにやにや笑いと出くわした。それだけではない。男に抱え
られている悠貴も、目を丸くして彼女の痴態を茫然とした様子で見つめていた。
「あ…あ…」
見られた…オナニーをしてイクところを、悠貴にまで…。未来の顔がみるみる真っ赤に染まっていく。
「へへ、よかったぜ。それにしても初めてにしちゃ、随分手慣れた様子だったじゃないか?」
「くぅ…」
そこへ男の嘲笑が追い打ちを掛け、未来は悔しさと恥ずかしさとでぽろぽろと涙を零した。そんな
彼女の様子に、男は思わず舌舐めずりをした。子供っぽい裸身に少し萎えていたが、なかなか楽しませて
くれる。どうやらちゃんと濡れてきているようだし、そろそろ…
だが、肩を震わせて涙する未来に、男はさらに加虐心をたぎらせ、思い直した。いや、まだもう少し
いたぶって楽しませてもらおう。こんな少女を言い成りにできるチャンスなど、そうそうあるものでは
ないのだから。
ひひひひ…と忍び笑いを漏らしながら、男は妄想を巡らせた。次は…そうだ、しゃぶらせてみるか。
それなら弟を捕まえたままでも可能だ。男は勃起し始めた己の股間を見下ろし、未来に口奉仕させる
場面を思い描いて口元を緩ませた。
(ん…?)
だがそこで、目の端にあるものが留まり、男の妄想は中断された。もがくのをすっかりやめ、
おとなしくなっていた悠貴が、腰をもぞもぞとさせているのだ。逃げようともがいているわけではない。
まるでトイレでも我慢しているかのような動きだ。(……へぇ)
悠貴のズボンの前が膨らんでいるのを見つけ、男は意外そうに眉をあげた。このチビ、勃起して
やがる…。男は未来の方をちらりと目をやった。今のオナニーを見てそうなったのだということは、
想像に難くない。こんなチビが、しかも姉のオナニーを見て勃起するとは…(くくっ…)
男は、ただフェラチオをさせるよりもさらに面白いことを思いつき、にんまりとほくそ笑んだ。
「おい」
「…!」
男に呼びかけられ、塀にもたれかかっていた未来は身をすくませた。まだ何かさせられるんだろう?
それとも、とうとうレイプされるんだろうか…?
「お前、フェラチオはしたことあるか?」
「な…!?」
あまりにも恥ずかしい質問に未来は一瞬驚愕に目を見開き、それからぎゅっと目をつぶってそっぽを
向くと、吐き捨てるように言った。
「ありませんっ、そんなこ……」未来はそこではっとして目を開けた。しまった、また…。
「くくっ…」男が含み笑いを漏らす。「フェラチオがどんなことかは知ってるんだな」
「くっ…」
いとも容易く手玉に取られ、悔しそうに唇を歪める未来に、男は嘲笑うように言う。「ようし、
それじゃあ今度はチンポをしゃぶってもらおうかな。オナニーの次はフェラチオに初挑戦だ」
予想通りの言葉に、未来は爪が食い込むほどに強く握り拳を固めた。だが、すぐに諦めたように、
ふっと力を抜く。男の言う通りにする他、自分に許された選択肢はないのだ。
「ほら、こっちに来な」
男に呼ばれ、未来は彼のすぐ前まで歩み寄った。「しゃがめ」という命令に、未来は押し黙ったまま、
男の前に跪いた。彼女のすぐ目の前に男の股間があり、ズボンが膨らんでいるのがわかる。その奥に
あるモノをしゃぶらされるんだ…。恐怖と恥辱に、未来はぶるっと身体を戦かせたが、彼女の考えは、
少しばかり間違っていた。
「ほらよ」
「え…?」
男が、捕まえていた悠貴をぐいっと未来の前に押し出した。男の意図を掴みかね、未来はきょとんと
した顔になった。
「さあ、こいつのチンポをしゃぶるんだ」
「え…?」
予想だにしていなかった、そして予期していたよりも遥かに酷い命令に、未来は男の言葉がすぐには
理解できず、なおもぽかんとしたで男を見つめた。「初めてなんだろ? じゃあまずはこいつで練習だ」
「そ、そんな…」
ようやく男の命令を理解した未来が、みるみる真っ青になる。「い、嫌ですそんな…! 悠貴にまで
ヘンなことしないで…」
「いいからやれって言ってんだよ!」
未来の許しを請う言葉を遮るように男は怒鳴ると、悠貴の腕を捻る手にわずかに力をこめてみせた。
「くっ…」途端に悠貴が顔をしかめ、未来は慌てて叫ぶように言う。「わ、わかりました、やります、
やりますから…」そして溢れる悔し涙を拭いながら、未来は目の前に押しやられた弟のズボンへと手を
伸ばしていった。
「お姉ちゃん…」
右腕は後ろ手に捩じ上げられたままで、左の腕もがっちりと押さえられ、悠貴は身動きのできない
まま、姉の手がズボンのボタンにかかるのをじっと目で追っていた。これから何がおこるんだろう…?
「チンポをしゃぶれ」という男の命令は、彼にも聞こえていたが、性知識に乏しい彼には、それは
ひどい悪ふざけくらいにしか思えなかった。しかし、姉の激しい拒否反応に、その行為に自分が思って
いる以上の、何か別の意味があるのを敏感に感じとり、悠貴は不安と共に、何か期待にも似た
思いに捉われながら、姉がズボンのボタンを外すのを見守った。
「うぅっ…ぐすっ…」
さかんに涙を拭いながら、未来はもたもたとした手つきでボタンをなんとか外し、ファスナーに手を
かけた。が、そこでズボンの前が膨らんでいるのに気付いて、未来はぎょっとして泣き濡れた目を
ぱちぱちと瞬かせた。
勃起してる…! そこでようやく幼い弟の勃起を知った未来は、戸惑いと気恥ずかしさに頬を染めた。
その原因が先ほどの自分の自慰にあることも、容易に想像がついた。急に弟に異性を強く感じてしまい、
未来はファスナーに手を伸ばしかけたまま固まった。やっぱりダメだ、そんなことできない…。
「ほら、早く脱がせよ」
だが、未来のためらいを見透かしたように男にせきたてられ、彼女は表情を歪めると、恐る恐る
ファスナーを摘まんだ。そしてファスナーを引き下げ、ズボンを緩めると、静かに太股まで下げていく。
中から現れた白の子供用ブリーフは、ズボンの上から見るよりもずっとはっきりと股間膨みがわかり、
未来はゴクリと生唾を飲み込んだ。
未来は躊躇いながら、悠貴の下着に手をかけた。「お、お姉ちゃん…」いざズボンを脱がされると、
好奇心よりも不安が強まり、悠貴が怯えと戸惑いの入り混じった声を出す。未来は再度、不安げな弟の
顔をちらりと見やったが、その向こうににやにやしている男の顔が見え、顔を歪めて目を戻した。
もたもたしていれば、また怒鳴られるだけだ。そして未来は意を決すると、悠貴の下着をさっと
引き下げた。
「……!」
パンツの下からぴょこんと飛び出した悠貴のペニスに、未来の表情が強張った。弟の性器など、
未来は何度も目撃していたが、勃起したモノを見るのはこれが初めてだ。彼女が見慣れたモノより
一回りも二回りも大きくなり、はちきれそうなくらいにパンパンに膨らんでいる。悠貴の…こんなに
なるんだ…。鼓動が急速に早まり、喉がからからになって、未来は思わず拳を胸元に押し当てた。
「さっさとやれよ」
「あ…」
一瞬、自分が置かれた状況も忘れて弟の股間に見入ってしまっていた未来は、男に言われてはっと
我に返った。「あ、あの…」ピンと勃った弟の肉棒を直に目にし、未来は改めて弟にエッチなことを
しようと…させられようとしているのだと思い知り、おろおろと身じろぎした。悠貴にそんなことを
するなんて…。(くっ…)
未来の表情が悔しげに歪んだ。嫌だといっても許してもらえるはずがないのは、もう充分に理解して
いた。やるしかないんだ。やるしか…。
「ごめんね、悠貴…」
「お姉ちゃん…?」
かすれた声で謝り、未来は悠貴のペニスの中ほどを摘まむと、そっと唇を寄せた。そして大きく
口を開き、ぱくっと弟の分身を咥えこんだ。
「あっ!?」
暖かくぬるついた姉の口腔に分身を包まれ、悠貴がびくっと腰を震わせた。未来が舌をくねらせ、
包皮に包まれた亀頭の下側をおずおずと舐めあげると、さらにびくっびくっと腰を小さく跳ねさせる。
くすぐったくて、こんな状況でなければ身を捩ってくすくす笑い出していたかもしれない。が、さすがに
笑っていられる場合ではなく、姉の舌が肉胴を這い回るこそばゆさに、悠貴はただ黙ってびくびくと
腰を戦慄かせた。
「んっ、むっ…」
悠貴のペニスを咥える未来は、口中で必死に舌を動かした。自慰と違って、フェラチオの経験は本当に
なかったが、友人たちとのワイ談や、ティーン誌のエッチな記事などで、ある程度のことなら彼女も
知っている。未来はその内容を思い返しながら、ポップキャンディーでも舐め回すかのように、
ぺろぺろと肉胴に舌を這わせ、亀頭を吸い、唇で挟んで頭を前後させた。
(へぇ…)
必死に弟に口奉仕する未来に、男は意外そうな顔をした。(本当に初めてなのか、こいつ?)
「随分巧いじゃないか。そうそう、その調子だ…。いいか、しっかり舌を押し付けて唾を擦り込むんだぞ。
それから、竿だけじゃなくてタマも舐めるんだ」
「……」
未来は不機嫌そうにむっつりと押し黙ったまま、しかし男の指示に従って肉竿から口を放すと、弟の
まだ皺のないつるつるの睾丸に口をつけた。鶉の卵ほどもないような小さな塊をぺろぺろと舐めあげ、
口に含んで舌でころころと転がす。素直に言う事に従い、弟の性器を舐め回す未来の姿に、男はすっかり
満足そうな顔で、さらに指示を出していく。「いいぞ…そうだ…舌だけじゃなくて手も使え。そうそう、
そうだ…」
とりあえずここまで〜。それではまた。
536 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 14:21:17 ID:ijgoyIQ/
GJ!
いろいろなバリエーションがあるんですね。
かれこれ7作目になりますが、まったく飽きません。
やっぱりプロの方ですか!?
おだてても何も出ませんよ?
いや妄想は出るか。未来ちゃんの太ももがけしからんすぎるせいだなきっと。
539 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 19:01:25 ID:d2uIqnWB
>>533 悠貴くんのくすぐったがる反応をもっとみたい♪
未来ちゃん、乳はないくせに太股はむちむちしててもうね
542 :
1+1:2009/12/15(火) 17:57:05 ID:8xNIUkCi
随分久しぶりになりました。年末年始も仕事の休みなしでへこんでます。
続きを書こうかと思ったんですがクリスマスが近くなり、小野沢家のその後をどう思うかなんて聞かれたんで先にそっちを残しておきます。
クリスマスの、約束。
と付けておくのでよろしく。
―2009年12月
コトコト煮える鍋、包丁の音が響くキッチンを子供たちがちょこっと覗きに来る。
「ママぁ今日のお夕飯なあに?」
「クリームシチューよ」
「えぇ〜!?またミルクをドボドボーって入れるの?」
「そうよ」
「にんじんさんいっぱい?」
「いっぱい入れるわよ」
「えぇー!?」
幼い姉弟は声を合わせて嘆いた。
「何よ、いつも文句言う割には喜んで食べるのに」
「でも…ねえ…」
「今日はパパ早く帰るからおやつナシだからね」
「えぇー!?」
また二人は声を合わせて嘆く。
「ママぼくおなかへった」
「…仕方ないわねえ。アメ玉で我慢しなさい」
ママは棚からアメを取り出すと二人の口に放り込んだ。
とことこリビングに帰っていく二人。
「ゆうきーパパ帰って来るまで何しようか?」
「ぼくお絵かきがいい!」
リビングテーブルの上で楽しそうに描き始める悠貴。
未来は少し考えてから悠貴の顔を見てニコニコしながら描いている。
「おねえちゃん、何かいてるの?」
「まだ見ちゃダメ!」
悠貴が覗きこむのを制して未来はダイニングへ行ってしまった。
暫くすると戻って来た未来は完成した絵を悠貴に手渡した。
「わぁーカエルさんだ、かわいいー」
「ちがうよ、それゆうきだよ」
「えっ?ぼく?」
「絵をこっちに見せて、ニコってしてみて」
笑顔を作る悠貴。
「あはっ!そっくりー」
悠貴は大喜びで絵を持ってキッチンのママの元へ向かう。
「ママー!ママー!」
「何?もうお腹へったの?」
「ちがうの。これ見て!おねえちゃんが描いてくれたの」
「あら、かわいいカエルさんね」
「ちがうよ、ぼくの顔だもん」
ママは絵と悠貴を見比べるとプッと吹きだした。
「本当そっくり、よかったね悠貴」
「うん!」
リビングに戻ると興奮した様子で未来に話しかける。
「おねえちゃん!おねえちゃん!これぼくにちょうだい」
「うん、あげるよ」
「わーい!おねえちゃんありがと!宝物にするね!」
ソファでピョンピョン飛び跳ねて喜ぶ悠貴。予想外の喜びように未来は少し驚いた。
やがてパパが帰り夕食の最中、未来の横からスプーンがのびてニンジンを持っていく。
横を見ると悠貴がもぐもぐニンジンを食べていた。
「おねえちゃんにんじんさん苦手でしょ?ぼくがみんな食べてあげる」
「ニンジンきらいなのはゆうきじゃん」
「あれ?そうだっけ?」
食卓が笑いに包まれる。
「悠貴はおねえちゃんに絵のお礼がしたいのよね?」
「うん!」
「にんじんさんまだ一杯いるから一杯食べて好きになっちゃいなさい」
「もうだめー」
賑やかな食事が終わるころパパが子供たちに話しかけた。
「そうだ、次の休みに皆でお出掛けするからね。悠貴の机とクリスマスツリーを買いに行こう」
休みの日になり家族全員でお出掛けとなった。
「パパどこまでいくの?」
「ああ、有明だよ。でっかい家具屋さんがあってねパパ一度見たかったんだ。
未来も悠貴もびっくりするぞ!」
電車を乗り継ぎ臨海地区へ。やがて車窓に大きな橋が近付いてくる。
子供たちは窓に張り付いて眺めていた。
「わぁー!大きな橋だね、ゆうき!」
「すごいねー!おねえちゃん!」
パパは二人の頭をくしゃくしゃ撫でた。
「あの橋、歩いて渡れるんだぞ。暖かくなったら皆で来ようか、なあママ?」
「そうね、お弁当持って皆できましょう」
ママは子供たちに笑顔で答える。
「わーい!」
喜びの声が車内に響いて両親を赤面させたが周囲の目は温かだった。
548 :
1+1:2009/12/15(火) 18:21:10 ID:8xNIUkCi
ここって1レス何文字書けるんだろう?
クリスマスまでには終らないとね。頑張ろう。
>>548 エロ無しでお願いします。
なんだか心が温まりそうだ。
どんなにほのぼのしてても三年後には悠貴がいないと思うと(´Д⊂
なお字数制限は
>19 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/16(水) 02:08:35 ID:hKBtysqu
>1レス:4096バイト・全角2048字、60行まで
>一行:全角128字(256バイト)まで
だそうです。一行40字くらいで50行前後ってとこですね。
未来は10歳、悠貴はまだ5歳、幼稚園か。
幸せな家庭だろうな。
552 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 13:27:36 ID:zt7oJHaX
>>551 そうだね。で、ここでヤボい+重箱の隅の突っ込みをあえて入れさせてもらう
とすると、12月には悠貴は6歳になってたはずってことと、本編第10話に
おいて「お台場の橋には悠貴が小一の時に行った」ってなってることかな?
553 :
1+1:2009/12/16(水) 17:53:38 ID:AQeOEcT2
一応2012年で悠貴小3、未来中1ということで逆算。
有明の某家具店へ入学を控えた悠貴の机を見に行くことで橋を渡りにいくフラグを立てました。
橋のエピソードあたりはDVDの付録になりそうなので割愛しますが2010年の初夏あたりかな、と。
そういう感じで進めますね。
>>550 サンクスです。今日まで少しカットしてた部分がありますが切らなくて良さそうですね。
では、貼りますね。
目的の駅で降り歩き出す一同。
「ねえパパ家具屋さんどこ?大きな建物ばかりじゃない」
「ああ、もう見えてるよあの建物が全部家具屋さんだ、さあ行くぞ」
回転式のドアを抜けると声をかけられる。
「いらっしゃいませ、新規の方は受付を。お手荷物はクロークでお預かり致します」
ママの顔が青ざめた。
「パパ…どこかのホテルと間違えてない?」
「いや…大丈夫…のはずだがなあ」
受付を済ませると間違ってはいないようでホッとする一同。
暫くすると店員が向かってくる。
「小野沢様、お待たせ致しました。この度はお子様の学習机をお求めで…」
「ぼくのだよ」
店員はニコッと微笑み先導した。
エレベーターに乗って売り場へ。
「なんか本当にホテルみたいねパパ」
「俺も正直びっくりしてるよママ」
悠貴と店員は楽しそうに話している。
「ボクの机一杯あるから好きなの選んでね」
「ホント?いっぱいあるの?」
「うん、一杯あるよ。さあ着いた」
エレベーターを降りて少し歩くと見渡す限り学習机が並んでいた。
「うわぁー!これは凄い!」
「200台前後展示してます。大抵のご希望には添えるかと」
「スゴいね!ゆうき!探険できちゃうね」
「うんっ!すごいや!」
「さあ悠貴、パパはこの日のためにちゃんとボーナスとっておいた。
悠貴の好きなの買ってあげるから選んでごらん」
店員は屈んで悠貴に話しかけた。
「おじさんが探すの手伝うからね、ゆうき君はどんなのがいいかな?」
「えっとね、ぼくおねえちゃんといっしょがいい」
「ええっ!?」
余りに素朴な答えに皆驚きの声を上げた。
「一緒って…未来覚えてるか?」
「いきなり聞かれても気にしてないから分かんないよ」
店員も頭を抱えた。
「弱りましたね、実は毎年変わってるのでお姉さんと全く同じ机って無いんですよ」
未来は半分呆れ顔で悠貴に言った。
「わたしのあげるから使いな。わたしの机を買ってもらうから」
「ダメ!だってぼく…
おねえちゃんといっしょのでいっしょにおべんきょうしたいんだもん…」
泣き出しそうな悠貴に皆困ってしまった。
店員は悠貴の頭を撫でてやった。
「よし!ゆうき君、おじさんと一緒に全部見て探そう!」
「あの…いいんですか?」
「中には1日かけて選ぶ方もいますから。別の人間を呼びますから皆さんは店内散歩楽しんで下さい」
家族は別れ皆が店内を回っている間に悠貴は机を一生懸命に探した。
二時間後、パパ達を案内していた店員が携帯を耳にする。
「お子様の机、決まったそうです」
机売り場へ戻るとニコニコ顔の悠貴が待っていた。
「お気に入りが1台ありまして、決めてもらいました」
「ご無理言ってすいません。悠貴、お礼言いなさい」
「ありがとね、おじさん」
「一杯勉強して今度は本棚見に来てね」
一同笑顔で家具屋を後にした。
「パパ、ゆうきのランドセルは?」
「お祖父ちゃんがプレゼントしてくれるそうだ」
「だって。よかったねゆうき」
「うん!」
「さあ時間かかったからデパートでお昼にしてツリー買おうか」
デパートで食事した一行はおもちゃ売り場へやってきた。
ツリーと飾りを選んでいるパパはショーウィンドウに張り付いてる子供達を見つけた。
「パパ、見て見てゆうきがいるよ」
覗いてみるとカエルの縫いぐるみが飾ってある。
「ホントだ」
「ねえパパぼくこれほしい」
「わたしも欲しいなあ」
「おいおい、パパ今日はもうお金ないよ。帰ったらサンタさんに手紙かきなさい」
「はあーい」
二人は家に帰ると真先にサンタへの手紙を書いた。
559 :
1+1:2009/12/16(水) 18:21:23 ID:AQeOEcT2
こんなところで。
家具屋さんは〇塚家具をモデルにしてみました。すごいねあそこは。
店員乙とか言われそうですが、同業他社だったりします。
のでこの時期は一番忙しいんですよ、悠貴生存の方の続きを待ってる人ごめんね。
今週はもう1日休みがあるので頑張ろう。
561 :
メンクイ:2009/12/19(土) 19:48:30 ID:pymc/pfZ
挿絵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
悠貴キュンのオニンニン(;´Д`)ハァハァ
563 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 23:10:26 ID:da0c9hi7
もう見れないだと...?
564 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 23:11:33 ID:da0c9hi7
と思ったら見れた
ごめんなさい
同じこと思ってる奴いたw
567 :
1+1:2009/12/20(日) 05:12:26 ID:TSymxZ4a
休みがあったはずなのに消されてた。。
クリスマスまでに終わるかな?
続き貼っておきます
子供達が待ちに待ったクリスマスイブがやってきた。
テーブルにはママが手を掛けた料理、そして丸いケーキが並んで未来と悠貴は大はしゃぎ。
そんな二人をパパとママは温かく見守っていた。
「さあ、ケーキ分けようかな?未来、悠貴、どこかいいかな?」
「わたしサンタさんのとこがいいな」
「じゃあ、ぼくはトナカイさん。ママに雪だるまあげるね」
「あら、ありがとう。じゃあパパにはチョコレートつけましょ」
「ありゃ、パパは残りものかあ」
賑やかにケーキを食べる中パパは姿を消しラッピングされた箱を持ってきた。
気が付いた子供達はパパに飛びかかった。
「わたしのカエルさんだ!」
「違うよ!ぼくのだもん!」
箱を取り合う二人にパパの雷が落ちた。
「ケンカする子にはプレゼントはやらんぞ!」
「ごめんなさい」
「ちゃんと二人分あるから、これは未来」
「あはっ」
「はい、これは悠貴」
「わぁーい」
未来が箱を開けるとデパートで見たカエルの縫いぐるみが入っていた。
「あはっ!やったね!」
悠貴は丁寧に包装をといている。
「ゆうきの箱、少し小さいね。何が入ってるの?」
「うん、ちょっとまってね」
蓋を開けるとそこにはちょっと小柄のカエルの縫いぐるみ。
「あっ、わたしのよりカワイイかも」
悠貴は箱から取りだし目の前に持ち上げ微笑みかけた。
「えへっ。ぼくゆうきっていうんだ。おともだちになってね」
二人の嬉しそうな様子をパパとママはにこやかに眺めている。
「良かったな二人とも。後で渡しておいてあげるからサンタさんにお礼の手紙書いておきなさい」
「はぁーい」
未来と悠貴は寝る前に手紙を書き終えるとパパに渡した。
「はい、確かに預かった」
「ちゃんと渡してね!パパ、ママおやすみなさい!」
部屋に戻ると未来は早速イスに登り棚の上に縫いぐるみを置いてみた。
「うふっ。かわいい」
悠貴は自分の縫いぐるみを抱きながら未来のカエルを眺めている。
「おねえちゃん、ぼくのカエルさん、となりにおいていい?」
「わたしが置いてあげるよ」
未来が隣にそれを置くと、こてんと寄り添うように倒れた。
「うわぁー」
「なんかスゴく仲が良さそうだね」
「ぼくとおねえちゃんみたいだね」
「このままにしておいてあげようか」
「うん、そうだね」
未来はそのままにしてベッドで横になるが悠貴はじっと見ている。
「カエルさんよかったね、おねえちゃんができて」
「ゆうき、もう寝るよ」「うん!」
―2010年6月
「はい、未来。これをちゃんと読んでおいてね」
「えっ?なにこれ」
不意に渡されたパンフレット。それが波乱の幕開けだったのかも知れない。
「夏期講習?」
「そうよ、夏休みはそれに参加してもらうわよ」
「えっー!何で夏休みまで勉強しなきゃいけないの?」
「あなたには中学受験してもらうから六華女学院、いいところよ」
ママは目を輝かせて話を続けた。
「六華はねえ、ママの憧れなの。女の子が産まれたら六華に入れるのが夢だったのよ」
「そんな…ひどいよ…」
「何で?六華に入れば余程成績悪くなければそのまま高校に行けるのよ。
どうせ高校受験するんだから早い方が楽じゃないの」
「ママ…何も分かってない…」
未来の表情が怒りに満ちてくる。
「私立なんて行ったら友達と遊べないじゃない!」
「何を言ってるの?学校は遊ぶ所じゃないでしょ?遊びたかったら休みの日に遊びなさい。
それに六華に入ったって友達できるでしょうに」
「私立なんて…お金かかるじゃない!」
「大丈夫よ、ママお仕事始めるから。秋から塾にも通ってもらうしママも頑張らないとね!」
全て、もう決まってたんだ…。未来に不信感が芽生える。
「悠貴はどうするの?かわいそうじゃない!」
「あなたが塾の日にママは仕事休み入れるから。ママが仕事の日はお留守番お願いね」
「イヤよ…何で勝手に決めるの?私もう五年生だよ?自分で決めるよ
だいたい六華なんてママが自慢したいだけじゃないの?私ママの道具じゃない!」
乾いた音がリビングに響き未来の頬に痛みが走った。
「生意気言うんじゃないの!」
「ママのバカーッ!」
未来は部屋に引き込もってしまった。
573 :
1+1:2009/12/20(日) 05:55:30 ID:TSymxZ4a
とりあえずここまでで。
ママの仕事なんですが共働きとしか記述が無いので推測で書いてます。
恐らく悠貴が幼稚園のときは無理、小学生になって未来と一緒に登下校できるようになって落ち着いたタイミングで。
という事で6月くらいかな、と。
仕事は
・出掛ける時間が朝だったり夕方だったり
・携帯で「お客さん」と連絡とって時間合わせ
・7月が忙しい
・スーツ&厚化粧
あたりで生命保険の営業パートかな?一応そんな感じでいきます。
ではまた。
>>561 つかさ、もうちょっと上手く描いてくれよ…
未来ちゃんに見えないから興奮出来ないんだよ…
いつぞやの絵師はどこいった?ちらっと見たときめちゃめちゃ似てて上手いのいたが…
575 :
メンクイ:2009/12/20(日) 12:04:03 ID:bjYyndNM
ああ悪かったよ
理想に近づけたいが為に欲をつい言っちまった…
まあ頑張ってくれ
似てる似てないと上手い下手は別の話だとおも。
富樫が描いた両さんが似てないからって
それは下手なのではないのと同じこと。
作家の個性、オリジナリティってもんだよ。
逆に、いくら似てても下手な絵は下手なんだよなぁ。
個人的に、似てる分だけ余計ムカつくw
579 :
クアンパさん:2009/12/20(日) 12:47:38 ID:RODE+YMV
>>578 おまいも個人的にって言ってるんだから
>>577がよければそれで
いいんじゃね?
なんかおまいも絵師で上手い奴に対する嫉妬みたいな言いぐさに聞こえるが。
580 :
クアンパさん:2009/12/20(日) 12:51:28 ID:RODE+YMV
>>575 久々だなあ。本スレで不発だったから俺も書きたいけど書かないって言っちゃったしなぁ
無念!
>逆に、いくら似てても下手な絵は下手なんだよなぁ。
別にあんたのことだとは言ってないからそうカッカせずに
どっかで見たような・・・と思ったらこれか。
557 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2009/11/29(日) 01:29:23 ID:THDChwpU
絵の上手い奴は叩かれ易いのにわざとヘボく描いたのが仇となったな
画力があるのにそのままちゃんと描けばよかったのにな
ま、マウスじゃ大変だろうけど。ただ他の絵師が自分の画力より上手いからヒガミで言う奴もいる
たかが貼りに対して異様に喰ってかかる奴は十中八九絵師だと思われ
583 :
クアンパさん:2009/12/20(日) 13:40:10 ID:RODE+YMV
>>581 ここで書いてたのは数少ないし俺だと思うじゃん
>>582 確かそれは俺が本スレでネタ画を書いた時に言われたやつだな
他にもいろいろ言われたから自粛する事にしたんだよ
まあ俺が勘違いしてたんなら謝るよ・・・
そもそも何でエロパロ板に絵を投下する訳?
ま、二次創作総合スレみたいなもんだしね。
それにSSのイメージ画貼りってのはよくあるよ。
>>586 いや、それじゃない…
その画はよく見かけるし、それしか種類ないし
なんか未来ちゃんといつき君が裸で寝そべってる奴なかったっけ?
あ・・・多分、それ今クアンパのコテつけてる人だよ。
>>583 それは本スレで且つネタ絵だったからですよ。
ああいうネタ絵はどうしても嫌悪感を抱く人がいるんで仕方がない。
あと本スレはアニメについて語るスレで二次創作を語るスレじゃないしね。
とりあえず、こっちだったらネタ絵じゃない限り歓迎ですがw
ってか早くタブレット版の本気を見たいんですけどww
( 嫌味じゃなくマウスであんだけ上手いからすっごい期待してるんですがねw )
>>575 え〜?
黒い・たくましいとは突っ込んだけど・・・個人的にあなたの絵柄すっごい好きなんだがw
雰囲気がGJなのよ。
え、それってメンクイさんじゃないか?(消えてるけど
>>202)
あれ〜。 寝そべってるって言ってたから
未来とイツキがクアンパビール飲んでる & クアンパバイブレーターの絵かと思ったけどw
あ、ごめん。イツキか。
おーいもう何がなんだかわからねーw
もう誰が描いたかはどーでもいいや…このアニメに関わったアニメーターかキャラデザの人ここ見てるだろー?
見てたら描いてうぷしてーw
言っとくがおれはオバQもろくに描けないヘタッピなのにエラソーに注文つけてるって事は秘密だ
お前ちょっと調子乗りすぎ。
詫びのつもりでお前も何かうpしろよ。
絵が描けないならSSを書けばいいじゃなーい
597 :
1+1:2009/12/22(火) 11:42:14 ID:+yg3gsi7
>>596 マリー・アントワネット様乙
今日は休みだ、さあ貼りますか。
パパが帰宅すると丁度部屋に戻る未来に出くわした。
リビングには右手を見つめて立ち尽くすママの姿。
「ただいま。何かあったのかい?」
「……」
パパは食事をとりながら話を聞く。
「ママの仕事の話と一緒にしたのは不味かったかな」
「でも、もう時間が…」
「塾に行かせるなら先に行かせて、慣れた頃に仕事を始めた方が…
いや、俺の稼ぎが少ないせいで苦労かけるね、すまない」
「私も出来ることなら行きたくなんですけど…
子供達には将来好きな事をさせてあげたいし…」
「だが、無理に私立にいかせるのはどうかな?」
「でも…未来のためなんです」
「俺は今の教育とかその辺は分からないからママに委せた
だから文句を言うつもりは無い。けどこの時期の友達付合いも大切じゃないかな?」
「…」
「もっと話し合った方がいいよ」
部屋に戻った未来はベッドで布団にくるまって泣いていた。
「ママのバカぁーっ!」
心配して悠貴が上から降りてくる。
「おねえちゃん、どうしたの?」
「うるさいわねぇ!」
「元気だしてね」
「っも〜う!大体ねえ、アンタがいなけりゃ友達ともっと遊べるのに!」
「おねえちゃん…」
「アンタなんて大嫌い!アッチ行きなさい!」
悠貴は珠のような涙をポロポロと落とした。
「おねえちゃん…ぼくのこと…キライになっちゃったの?…」
泣声を押し殺して腕で涙を拭うと、視線の先にカエルの縫いぐるみを見つけた。
イスに乗り棚の上の縫いぐるみを落とすと一緒に未来のもとへ。
「おねえちゃん、元気だしてね」
「もう!あっちに行けって言ったでしょ!」
「ぼくゆうきじゃないよ、カエルさんだもん!」
悠貴はカエルの縫いぐるみで顔を隠すように掲げている。
「おねえちゃん、ゆうきの事がキライって言うからボクが来たんだ」
布団の中の未来は動くのを止めた。
「ゆうきにはボクがいるから大丈夫だから。一人でもさびしくないから。
だから…おねえちゃんお友達とあそんでいいから…おるすばん…できるから…」
未来が起き上がるとカエルを掲げてうつ向きながら悠貴が肩を震わせていた。
「さびしく…ないもん…さびしくない…から」
「悠貴…」
未来はカエルの頭を撫でながら話しかけた。
「カエルさん、悠貴に伝えて。ごめんねって。お姉ちゃん悠貴のこと大好きって」
そして未来はベッドから乗り出すと悠貴を抱きしめた。
「あとね、カエルさんは(お姉ちゃん)って呼ばないよ」
「おねえちゃん…」
「ごめんね、心配してくれたのに…」
「悠貴、お姉ちゃんと一緒に寝よっか?」
「えっ?いいの?」
「いいよ、おいで」
布団に入ってくる悠貴を未来はくすぐる。
「はい、もう泣くのおしまい!こちょこちょこちょ〜」
「きゃははは」
悠貴は未来に抱きついた。
「あんっ…もぅ〜」
「おねえちゃん、いいにおい」
「あったかいね、悠貴」
「うん」
「あのさ、お姉ちゃん勉強頑張って絶対中学受かるから
その間は悠貴とあまり遊べないけどガマンしてね」
「うん、ぼくガマンするよ」
「中学入ったら、いーっぱい遊んであげるからね」
「うん!」
「あとママもお仕事するんだって。お留守番頑張ろうね」
「うん、ねえおねえちゃん」
「なあに?」
「ずっと仲良しでいようね」
「うん、ずっと一緒だよ」
「約束だからね」
「さあ寝よっか、おやすみ悠貴」
「おやすみなさ〜い」
翌朝未来は開口一番ママに謝った。
きゅっと未来を抱き締めたママの瞼は赤く腫れていた。
やがてママ仕事を始め未来は塾通いするようになった。
留守番が多くなった悠貴だが決して文句は言わない。
大好きな未来と手を繋いで登校できるだけで幸せだった。
だがこの頃から少しずつ家族がバラバラになってゆくのを感じていたのは悠貴だけだった。
皆で橋を渡った時はこんなではなかったのに。笑い声が一杯で毎日が楽しかったのに。
きっと毎日ニコニコしたり、また皆で橋を渡ればあの頃を思い出して元に戻るはず…だったのに…
―2012年7月23日
悠貴は死んだ。
あかあかと燃える夕焼けの中、夕焼けが沈むように静かに。
最期まで姉を信じ、一緒に楽しかった家族の元へ帰りたい…と願った。
その願いが未来に不思議な体験をさせる。
未来の目の前に悠貴が現れて一緒に帰宅した。
死んだと頭で理解しても、その事が未来を混乱させていた。
603 :
1+1:2009/12/22(火) 12:01:39 ID:+yg3gsi7
死んじゃったよ。
今日はもう一度貼りたいなあ。
死んじゃったよ。
続きガンガレ
606 :
1+1:2009/12/23(水) 02:25:07 ID:4FNBW5uX
風呂入ったら寝てたよ…もうっ!
クリスマスに間に合わないよ。
頑張って書いたので貼ります。
両親との対面後の未来はぼんやりとしている事が多かった。
自分の思いに決着がついていないからだ。
私と家に帰った悠貴は何だったのだろう。
姿は見えたし話もできた。だが触れることができず、影もなかった。
お化けならまた出てきてくれるかも。
幽霊でなければ自分で作り出した幻なのか。
何でもいいからまた悠貴に会いたい。そう考えていた。
また、避難所の体育館よく姿を消すようになった。そんな時は大抵イツキが捜しに行かされる。
イツキにとってそれは嫌な仕事だった。居場所はほぼ分かっている。
マロニエの木か悠貴の教室
分かっているがとても声がかけられない、悠貴の姿を求めて涙を流す未来がそこにいるからだ。
その日も未来は悠貴の教室にいた。
未来は悠貴の席で机に遺された落書きに頬よせ物思いに耽っていた。
「未来おねえちゃん!みんなで夕ごはん食べようって!」
「…」
「未来おねえちゃん!」
反応がない未来にイツキはうつ向いて話しだした。
「そんなのだとユウキ心配しちゃうじゃん」
「…」
「あのさ…ここにいたんでしょ?ユウキ」
「…」
「ぼくがココに連れてきたとき、未来おねえちゃんヘンだった。
ひとり言いったり急に泣き始めたり…」
「…」
「だけどユウキが死んだって聞いて思った。ユウキが未来おねえちゃんを連れてきたんだって」
「…えっ?」
微かに反応する未来を見ながら話しを続ける。
「ユウキは本当に未来おねえちゃんが好きだったんだ。
前におねえちゃんをおヨメさんにするって言ってイジメられそうになったこともある」
初めて聞く話だった。
「クラスに好きなやついるか?って話になってユウキが言ったんだ。
おねえちゃんにおヨメさんになってもらう、だからいないって」
「言ったの?悠貴が?」
「うん。みんなバカにしたんだ、姉弟で結婚できるかって。
そしたらユウキ本気で怒ったんだ」
「悠貴が?」
「大好きな人とずっといたいと思って何がいけないんだ、ってさ」
「で?」
「みんなユウキにあやまってた」
「そうなんだ…」
イツキは壁の習字の作品を指差した。
「あれ書いた時も(未来)って字になってよろこんでさ。
一番うまく書けたのおねえちゃんにあげるんだって…何枚も書いてさ…」
思い出したのかイツキは泣き始めてしまった。
「ユウキ…死んじゃってわたせなくなっちゃったから見せたかっんだよ…」
「イツキ君…」
「だから元気だしてよ…ユウキかわいそうだよぉ…」
未来はイツキの頭を撫でた。
「そうだね…ごめんね…」
「ぼくユウキのこと忘れないから…ぜったい」
「ありがとう…」
イツキの話で元気を奮い起こそうとする未来だったが心の傷は大きかった。
食事をしてもノドを通らず戻すこともあり頬が痩けてしまう。
イツキには悠貴の姿が見えなかった。幽霊ではなく自分で作り出したものだった。多分もう会えない。
でもあの時の悠貴はちゃんと意思があった気がする。自分では作り得ないもの。
未来の思考はどんどん深みにはまってゆく。
ママはどうしたら未来が立ち直れるのか分からずパパの病院へ向かった。
「これは時間が解決してくれるのを待つしかないかもな」
「でも、それじゃ未来が先に参っちゃうわ」
「いくら家族でも人の心の奥なんて分からないさ。
変に構うより自分で納得させた方が良いと思うんだが…」
「でも未来を見ていると辛くて…」
「そうだな…気分転換に家の片付けでもさせたらどうかな?気持の整理がつくかも知れない」
翌日ママは未来を連れて自宅へ帰った。
衣料品などを取りに寄っただけで家は割れたガラスが散乱するなど手付かずのままだ。
ママは未来に自分の部屋の片付けを指示するとキッチンで割れ物を集め始めた。
自室に向かう未来。悠貴と帰ってきたあの日以来だ。
ドアを開け部屋に入るとそこは悠貴との想い出に満ち溢れていた。
立ち尽くす未来。頭の中には自分を呼ぶ悠貴の声がこだまする。
ふと窓際に目をやると棚の上からカエルの縫いぐるみが落ちていた。
寄り添っていたカエルは落ちて離ればなれになってしまった。
「ずっと一緒って約束したのにね…離れちゃったね…」
縫いぐるみを二つ胸に抱きしめ我慢していた涙がまた落ち始める。
「やだよ悠貴…お姉ちゃん一人にしないで…やだよ…
一人はイヤっ…ひとりは…いやぁぁぁっ!」
612 :
1+1:2009/12/23(水) 02:44:41 ID:4FNBW5uX
このへん書いてて切ないわ。
今日も例によって仕事なので貼れか分からないけど頑張る。
>>612 読んでて目頭が熱くなりました。
続編、お待ちしています。
615 :
1+1:2009/12/25(金) 12:47:24 ID:L4Jc84nl
やっぱり全然間に合わなかった…残念。
携帯だと電池がすぐ切れるので充電中に寝ちゃうんだよね。
でも頑張って最後まで今年中にはなんとか…
ママは未来の叫び声を聞くと直ぐに部屋へ向う。そこで泣き叫ぶ未来は明らかに正気を失っていた。
何とかなだめようと近付くママが足元に散乱した本を拾い上げると未来がすがりつく。
「ダメぇ!それ悠貴の!悠貴のだもん!」
本を奪い返すとママを部屋から追い出した。「出てってよ!出てってぇ!」
ダイニングに戻ったママは力なく椅子に腰掛けるとテーブルに突っ伏し耳を塞いだ。
何でこんな事になってしまったのか。あの日、悠貴に「休みの日に一緒に行こう」と何故言えなかったんだろう。
そもそも子供達のために始めた仕事だったのに、いつから仕事優先に考えるようになってしまったのか。
よくできた子供達、自分は子供達に甘えてしまっていなかったか。
ママは自分を責め続けた。
ふと気付くと未来の声が聞こえてこなくなっていた。
不気味な程に静まりかえっている。
まさか!ママは慌てて部屋へかけてゆく。
未来は縫いぐるみを胸に抱え仰向けに寝ていた。
真っ青になったママが近付くと、微かに寝息が聞こえホッと胸を撫で下ろした。
「ごめんね未来、こんなママで…」
ベッドの上段から悠貴のタオルケットを取るとフワッと掛けてやった。
ママは目線を天井に向けると話しかけるように呟いた。
「ねえ悠貴。もし此処にいたらもう少しお姉ちゃんと一緒にいてあげてね…」
キッチンの片付けをママが再び始めたころ、未来は暗闇の中にいた。
「なんだろう、これってやっぱ夢なのかな?」
ただただ真っ黒で何か考えだすと変になりそうだ。
「誰かいないの?」
呼んでみても何も変わらない。
しばらくすると遠くでポオっと明るくなった。その光に向かって駆け出す未来。
「あっおねえちゃんだ!」
そこには悠貴の姿があった。
やっと見つけた。未来は喜びの涙を流しながら駆け寄る。
「ゆうきぃー!」
「おねえちゃーん!」
未来は悠貴をかたく抱きしめて頬擦りした。
「ああっ透けない!本物だ、本当の悠貴だ!」
「えへっ。くすぐったいよ、おねえちゃん」
「悠貴。探したんだからね。」
「おねえちゃん…ごめんね…ずっと一緒って言ったのに…」
しょんぼりする悠貴の頭を撫でながら未来は言った。
「もういいんだよ。ちゃんと会えたもん」
真っ黒な中、二人の体だけぼんやりと明るい。
「それにしても真っ暗だね。悠貴寂しくなかったの?」
「うん、平気だったよ」
「また気ぃ使っちゃって、ホントは怖いんでしょ?お姉ちゃんだっ…て」
からかうつもりの言葉。だが悠貴は隣で泣いていた。
「ぼく…こんな所にいたくない…帰りたかった…やりたい事だって…一杯あったのに!」
未来にはそれが悔し涙に見えた。
「ごめん、お姉ちゃん意地悪しちゃったね」
「うわぁーん」
胸元に飛び込む弟をしっかり受けとめる未来。
悠貴の涙は温かだった。
「悠貴は死んでなんかいないよ…だってこんなに温かいもん」
しくしく泣き続ける悠貴の背中を擦りながら言葉を続けた。
「お姉ちゃんね、悠貴がいなくなって、悲しくて寂しくて何も出来なかった。
そして思ったの私も死んじゃって、もしそれで悠貴とまた一緒になれるなら死んじゃおうかって」
悠貴が顔を上げると未来は自分の額を悠貴の額に押し当てる。
「でも違った。もっとパパやママと仲良くして、色々な事いっぱいして…
悠貴にお話ししてあげようって…今の悠貴の話を聞いて思った。悠貴、ありがとう」
笑顔が戻った弟は嬉しそうにしながら未来の膝元にコロンと倒れこんだ。
「ずっとこのままならいいのに…」
そう未来が呟くと膝枕されていた悠貴は未来の腰に手を回ししがみついた。
「だめだよ!おねえちゃん!」
「おねえちゃんはココにいちゃだめだよ!」
「なんで?」
「今言ったばっかじゃん、パパとママと仲良くするって。こんな所にいたら心配するよ?」
「でも悠貴寂しくない?」
「もう大丈夫だよ、ココにいればおねえちゃんに会えるってわかったし…」
「そっか…じゃあお姉ちゃん戻るね…悠貴、ちょっと起きて」
悠貴は起き上がると涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔をしていた。
「やっぱり泣いてるじゃない…」
未来は悠貴を抱き寄せる。
「ごめん…もう少し居させて、悠貴の匂い忘れたくない…」
「おねえちゃん、ぼくココでずっと待ってるから」
「うん、お姉ちゃん絶対また来るからね」
悠貴の匂い―
ハッと気が付くと荒れた自分の部屋。手元にはカエルの縫いぐるみ。そして悠貴の匂い。
タオルケット。ママが掛けてくれたもの。
段々記憶が蘇ってきた未来はママの元へ向かった。
621 :
1+1:2009/12/25(金) 13:10:08 ID:L4Jc84nl
どうしても書いてるとどんどん話が長くなる癖があるなあ。
でも書きたいことは書きたいよね。
また充電しなきゃ。
うまくいけば今日もう一度貼ります。
>>621 ほんとありがとう。こういう話を待っていた。
エロもいいけど、クリスマスとか年末年始なんかは心穏やかなSS読んですごしたい罠。
>>614のイラストもいいねぇ。
>>621 心温まるエピソードにいつも感動してます。
625 :
1+1:2009/12/26(土) 03:27:16 ID:s57n0rLz
キッチンは既に片付いておりママはリビングにいた。
疲れていたママはソファで寝ている。
「ママ…ママ…」
「う…ん…」
目を覚まし未来の姿を見付けるとママは優しく微笑む。
「おはよう未来、悠貴にはちゃんと会えた?」
未来は大きくうなづくとその場で泣き崩れた。
「ママごめんなさい…今まで私…自分勝手で…ケンカばっかりで…
ママの事…全然考えてなかった…ごめんなさい」
「未来…こっちおいで…」
そばにきた未来を抱き寄せママは言った。
「謝るのはママの方よ…。あなた達に良かれと思ってやってきたけど
結果としてあなたには辛い思いばかりさせてしまって…ごめんね」
「そんな事ないよ…ママ頑張ってたもん…私…一杯お手伝いするから…」
「いいのよ、いつも通りで。いつも通り元気でいてくれれば、ママそれだけで十分だから」
未来は思う、ママの胸に抱かれて話をするなんて何年振りだろう。
柑橘系の香水の香り、ママの香り。大好きだった香り。
「未来…お部屋の片付けも急がないでいいから。一つ一つ思い出してあげて、悠貴のこと」
「ママ…いいの?」
「あなたの気持ち分からないで押し付けちゃってごめんね
ゆっくりでいいから、ちゃんと覚えていてあげてね」
「うん」
「あとね、悠貴死んじゃったけど未来はたった一人の悠貴のお姉ちゃん
それだけは変わらないからね」
翌日から少しずつ片付けていく未来。ふと手にした本はセロハンテープで補修してあるがボロボロだ。
「これ、入学の時にプレゼントした本だ…」
何度読んだのだろう、その本をもらった時の悠貴の喜んだ顔を思い出す。
「大事にしてくれてたんだね、嬉しいな…。ちゃんとしまっておくね」
悠貴の机に近付くとまた思い出す。
(おねえちゃんといっしょのがいい!)
「あの頃は楽しかったね、悠貴」
結局一緒のものがなく自分で初めて選んだ悠貴の机。
何気なく引き出しをひとつずつ開けてみる未来。
きちんと整頓された中、ひとつだけ沢山詰め込んだ引き出しがあった。
「何でここだけゴチャ混ぜなんだろ…」
ひとつずつ机の上に並べていく…引き出しの底には数十枚の紙が敷いてあった。
その紙をめくった瞬間未来の目からぶわっと涙が溢れ出た。すぐにわかった。
「これ…みんな私が悠貴にあげたものだ…ひとつも捨ててなかったんだ…悠貴…」
幾重にも敷いてあった紙は未来がせがまれて書いたカエルの絵だった。
机の上に遺されたクレヨンは緑色だけ半分にちびている。何度も何度も姉の絵を手本にカエルを描いた悠貴。
どれ一つとっても悠貴との想い出がいっぱい。そのひとつひとつに時に涙しながら心に刻んでいった。
部屋の片付けも終わりパパも病院を退院した後、遺骨となって無言の帰宅をした悠貴の葬儀が行われた。
北海道の祖父達も交通事情で上京できず、イツキやマユ・ユカの家族らが出席する位のささやかなものだった。
マユは泣きながら未来を一生懸命に励ました。だがこの時の未来に涙はなかった。
これは悠貴じゃない。悠貴は死んでなんかいないもの。
未来はあの時の夢が忘れられなかった。あの真っ暗な場所。悠貴の温もりを。
悠貴は今もあの場所で待っている。会いたい。悠貴に。
また未来は思考の沼にはまってゆく。
私と帰ってきた悠貴はたぶん私が作り出したものだ。けどあの夢に出てきた悠貴は生きていた。
あそこは何処だったんだろう?本当に夢だったんだろうか?夢でもいい、会いたい。
また呆けてしまう毎日が始まった。
避難所から自宅に戻ってもそれは続く。食事以外は部屋に篭り横になる。だが悠貴はあれから現れなかった。
一時はふっきれた様子だった未来。だがまた不安定な状態に戻ってしまった。
依然食事もまともにできず少しずつやつれてていく。
新学期ももうすぐ始まる、何とかしてやりたいと思う両親だが未来の悲しみの深さは理解できない事を知っていた。
そこで一緒に乗り越えてきた真理に願い出て託してみることにする。
真理も自宅が全壊扱いで仮設暮らし、家族の世話も仕事もあり葬儀にも出席できず気に掛けていた。
真理は小野沢家を訪れると挨拶もそこそこに未来のもとへ急ぐ。
夫と死別した時の事を語りながら未来を励ます真理だが未来の心に響くには至らない。
未来が反応したのは悠貴の遺品を手渡した時だった。
一緒に帰ってきた悠貴が背負っていたはずのリュックとケンカした時に捨ててしまったはずの携帯。
呆けていた未来には衝撃的なものだった。
631 :
1+1:2009/12/26(土) 03:51:55 ID:s57n0rLz
また週末ですか、仕事が今年最後の山なんで貼れるか微妙ですが頑張ってみるつもり。
お話はアニメ本編とクロスするところなので難しいですね。
634 :
352:2009/12/26(土) 17:29:27 ID:eVAt5uf5
自分も以前に予告した悠貴くんと未来ちゃんのくすぐり小説を執筆中です。
ただ、ショタにくすぐりというあまりにもフェティッシュな内容なので、ここじゃない別の場所に投下して興味ある人のみに見ていただく形式にしようと思っています。
でも、どなたか挿絵を描いて下さると嬉しいなw
636 :
352:2009/12/26(土) 17:51:17 ID:eVAt5uf5
>>635 ありがとうございます!
その絵は
>>635さんのオリジナル?それとも拾いもの?
今書いてるものは9割くらい完成しているので、次回作はその絵を元に書いてみたいです♪
>>636 前にM8スレに貼ってあったやついただいただけだから拾いだよ。
楽しみにしてるよん!
638 :
352:2009/12/27(日) 03:31:13 ID:1yqqgp/i
>>638 GJ!
その後でいいから古市のばあちゃんのオナニーネタが読みたい。
>>638 素晴らしい!
この話の挿絵を見たすぎる
こりゃ絵師の降臨にも期待するしかないな
641 :
352:2009/12/27(日) 23:41:30 ID:1yqqgp/i
>>639 ありがとうございます。
古市のばあさんって誰得ですか?w
さすがに熟女は専門外ですね〜
自分は主にショタ+くすぐり専門なので、くすぐりシリーズにイツキくんを加えるとかなら出来ますよ♪
>>640 ありがとうございます。
絵師さん現れると良いですね〜
とりあえず、今は
>>635の絵の状況を分析中です。
どんな流れであのようになったのかとか、背景の色から昼間のようだけど、周りに人がいないのかとか思ったりw
誰かわかる人がいたら教えて下さい。
642 :
1+1:2009/12/29(火) 12:57:20 ID:HVfRdiYJ
たどりついた。規制おそるべし。
貼れるかな
悠貴のリュックを手にするとお台場へ行った事が昨日の事のように思える。
地震があったなんて…悠貴が死んじゃったなんて…ウソだって言って欲しい…
そして携帯…。ケンカした勢いで投げ捨てたはずの携帯…。何度も悠貴が拾ってくれた。私が落ち着くまで預かっててくれたんだ…。
電池の切れた携帯を充電してみる未来。するとメールが次々に着信した。
メールを順に見ていくとママからのメールがほとんどで如何に心配してくれていたかわかった。
そして友人のマユからのユカの無事の知らせにホッとする。顔に表情が出てきた事に真理もホッと一息つく。
その真理の顔をじっと見ている未来。
「どうしたの?未来ちゃん?」
「真理さんからメールが…」
「エッ?私から?ウソ?」
二人で画面を覗きこむと差出人が「真理さん」になっている。
中を見ると「おねえちゃんへ」…悠貴からのメールだった。
悠貴からのメール。それは素朴なものだった。
―僕も携帯が欲しい。あれば直接話ができない時もメールをすれば楽しいから。
写真も撮りたい。早く帰って写真を撮ろう。だから一緒に頑張って歩こう。
そんな内容だった。
日付は7月22日…まさか翌日あんな事が起きるなんて考えもしなかったろう。
このメールを目にした未来の脳裏に浮かんだ記憶がある。確か春の事だった…。
―未来と悠貴で留守番していた時のこと。未来はマユにメールを打っていた。
「おねえちゃん、マユねえちゃんにメールしてるの?」
「ん?んー」
「メールっていいよね!」
「なにが?」
「だってさ、おねえちゃんとケンカして口聞いてくれなくてもメールならゴメンナサイできるもん」
「何バカなこと言ってんのよ」
「それにさ、おもしろいことがあってお話したくても忘れちゃうんだよね。
メールだとその時のことちゃんと書けるし後に残るし」
「そんなもんかな?」
「おねえちゃん中学になってから朝つまんないんだよね…ぼくもケータイほしいな…」
あの時の会話…何か引っ掛かっていた。いま遺されたメールを見てわかった気がする。
あの時、悠貴は言いたかったんだ。
「もっとおねえちゃんとお話したい」
思えば中学に入ってから悠貴と登校することもなくなった。
二人で留守番するにも私は携帯いじってばかりで悠貴も一人でゲームをするようになっていた。
そうだあの夜、悠貴がカエルで慰めてくれたあの時。約束したのに。中学に入ったら一杯遊んであげるって。
悠貴はあの時の寂しくても我慢するって約束ずっと守ってたんだ…だから何も言わなかった。
二年も前からずっと頑張って我慢してたんだ…。
本当に頑張ったんだ、最期まで。
頭痛かったはずなのに。
あんなにフラフラだったのに。
苦手な食べ物も文句言わず食べて頑張ったのに…。
周りの人達は悠貴の事を可哀想って言った。何か違うと思った。そして何でかわかった。
悠貴に会いたい。会って言ってあげたい。
よく頑張ったよって
もう少しだったのにねって…
一緒に泣いてあげたいよ…ごめんね…悠貴。
真理が帰って後、未来はベッドでまた悠貴のメールを読んだ。
今になってみると内容が意味深に思えてくる。
話ができなくてもメールがあれば…って
死んでしまって話はできないけれど心が通じれば…と言ってるような気がする。
リュックが戻って改めで一緒に帰ってきた悠貴は自分で作り出したものとわかった。
でもあの悠貴はちゃんと自分の意思をもっていた。
そして夢で見た悠貴は本物のように温かだった…。
だが実際は最期まで未来と手を繋ごうとして倒れ意識が戻らぬまま死んでしまった。
もし…もしあの時、肉体を亡くした悠貴がいつも一緒に…との思いを未来の心に遺したのなら…
そして二人の一緒に家に帰りたいという気持ちが未来の心から溢れて目に見えていたのなら…。
さっき真理は言った、悠貴君は未来ちゃんの中にいると。
やっと分かった。
未来はなんとも言えない幸せな気分に包まれた。
私の中にいつも悠貴はいてくれる。
未来は携帯を胸に当て涙する。今までとは違う涙だった。
未来は夢の中で悠貴と再会の約束をしたのを思い出す。
そうだ、悠貴にメールを飛ばしてみよう。
その時に感じた楽しかったこと悲しかったこと色々なことを沢山。
宛先不明でメールは溜っていくけど今度悠貴に会ったら二人でそれを読んでいっぱいお話しよう。
そう思うとどんどん楽しくなっていく。悠貴が元気をくれる。
メールを一旦閉じると受信ボックスの差出人にはママという字が並ぶ。
ひとつずつ見てみるとママがずっと気に掛けてくれたのが良く分かった。
悔しかったのは地震のせいか受信が遅れてしまっていたこと。
あの時このメールを読めればイライラして悠貴とケンカなんてしなくて良かったのに…。
運命のいたずら。だがママの気持ちはよく分かった。
ママへの誕生日プレゼント。悠貴の描いた絵とブローチ。今なら気持よく渡せる。
「一緒に渡そうね、悠貴」
ママにプレゼントを渡すと凄く喜んでくれた。
悠貴の描いた家族の絵を見て抑えることなく涙を流す両親。
この家に生まれて良かったと未来は思った。
648 :
1+1:2009/12/29(火) 13:20:58 ID:HVfRdiYJ
ちゃんと貼れちゃったよ。
前回で悠貴の葬儀について触れたところでユカの名前が出てますがこれは出しちゃダメでした。
メール見て安否知るんだった。ねぼけてました。
携帯の大規模規制で来れる保障ないけど貼れれば貼りますね。
>>648 ____ r っ ________ _ __
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また地震起きるの?
来年もよいSSが読めますように
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ヽ:::::::::::::::::::::::::::| ,.-‐=-, /!j あけおめ・・・
ヽ::,::::,:::i::∧:N、  ̄ ̄ /:j/
`'`iヾN ` ``‐ .. /ィ::/!
_ ノ / ¨ ´
654 :
352:2010/01/03(日) 15:33:17 ID:o1FdUQi2
>>654 いいねー!素晴らしい!
挿絵も上手すぎワロタw
>挿絵も上手すぎ
え?
>>656 ?普通に上手いと思うけど…
なんかあんの?
まあ下手なりに頑張ってるよな。
おお!ここにはレベルの高い絵師がいるみたいだな!
頼む沢山うpしてくれ!!
絵を描けなくたって絵の上手い下手の区別くらいつくし
SSを書けなくたってSSの上手い下手の区別だってつくよ
>>660 ちょwまたおまえかww
ここまでくるとマウス絵師のストーカーだなw
ていうかさ、絵が描けない人がなんでわざわざツッコムのかなんだよ。
どうでもいいことに粘着するのは自分の絵が酷評うけた腹いせなんでしょ?
どっちかって言うと、タブやソフト使ってその程度の画力なのにそいつを
ツッコまないのも不自然なんじゃないの?メンクイさんwもうそういうのよそうぜ。
???
いちいち難癖つけてたのは違う人だったと思うけど・・・?
自分が自演してると他人まで自演してるように見えちゃうんだよ
664 :
もっくん:2010/01/04(月) 09:22:51 ID:/4LZJMQm
書きたいと思うのですが…。
どうぞ
どうぞ
666 :
夏の香り :2010/01/04(月) 09:54:05 ID:/4LZJMQm
※エロパロ初挑戦なのでヘタですが…※
設定はゆうきの死後。
お通夜の日に設定します。
667 :
夏の香り :2010/01/04(月) 09:58:50 ID:/4LZJMQm
ゆうきがいなくなってしまった。
この事実はあまりにも大きくて。
まるで心の中に大きな穴があいてしまったよう…。
家の中にはゆうきの過ごした後がいっぱいで。
心がへし折れてしまいそうで…。
「私、ゆうきのこと守ってあげられなかった……」
二段ベッドの下で未来がつぶやく。
手を伸ばすと、カサカサというベットの下の木の感触
今にもゆうきが脇からにょっと顔を出して
「おねえちゃん!」といってくるような気がした。
いってくれる――か。
エロパロ初挑戦って言ってるしエロありじゃね?
こっちも風邪治ったし、そろそろ学び舎再開しますかねぇ。
まあ鼻詰まって咳出て熱出てる時にエロSSなんざ書いてらんないから
全然進んでないけど…。
あ、なんかアレな子が湧いてるけど、わたしはメンクイさんの絵は好きなので
変なレスなんか気にしないでまた良い絵を見せてください。
それにしてもレス数三分の一ってすげーな今回の規制。
>>671 同感。
つか両絵師はお互い敬意を払ってるようにも見えたけど。
>>670 いつものSSの人かい? ゆっくり療養して復活の際には、またとっておきのを書いてくださいなw
>>671 え?それって俺のこと?あれな子って
>>656や
>>660のレスの内容についてはスルーで
俺のほうが痛い人みたいなふうに聞こえたけど、勘違いならあやまるけど
別に絵師同士がどうのとかはどーでもいいけど
>>663とかおそらく同一人物なのは
流れでわかるのに、状況的になぜそこについて触れようとしないのかが不思議なんだよ
可能性的には
>>654に対しての嫉妬からの発言にしか捉えられないのは明らかだし
だからメンクイって人しか該当しないんじゃないか?って言っただけなんだけど
まあ
>>670がメンクイの自演だったらつじつま合うんだけど
うわぁ…
まあいいや、学び舎の続きをちょっと行きます。
「あっ、お、お姉ちゃん…」
未来が男の指示通りにペニスを弄り回していくと、悠貴は堪え切れずに切なげな声をあげた。舌と唇、
そして指で優しく愛撫されたペニスは、これ以上ないほどにかちかちになっていた。そこを舌が這い、
指がタマを転がす、そのほんのちょっとした刺激で、ずくんという疼きが脳天まで駆け上がり、悠貴は
喘ぎ声を漏らしてびくんびくんと身悶えする。時折歯が当って痛みが走るが、そんなことなどまるで
気にならないほどの強烈な快感が全身を包み、悠貴の目は次第に虚ろになっていった。
「はぁ、はぁ…お、お姉ちゃん…」
気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうで、悠貴は震える声で姉を呼んだ。怖いよお姉ちゃん…。
そう思ったが、それが言葉にされることはなかった。怖い。けど、気持ちいい。やめてほしいけど
やめてほしくない。恐怖と快感の狭間で、悠貴はただただ切ない喘ぎ声をあげる事しかできなかった。
「はっ、あ、ふぁ…んっ、あ…」
(悠貴…気持ちいいの…?)
悠貴の怯え震える声の中に、まるで甘えているかのような響きが混じりはじめ、それは彼のペニスを
しゃぶる未来の耳にも届いていた。自分のフェラチオで、弟が気持ちよくなってる…。こんな状況下に
関わらず、未来は思わず昂奮を覚え、悠貴のペニスをしゃぶりながらぶるっと身体を震わせた。
半ば投げやりに、先を急ぐようにせかせかと弟の分身を舐めていた舌の動きが、肉胴に絡みつくかの
ようにねっとりとしてくる。「ん…ふぅ…んっ、んむっ、ん…」と、未来は盛んに鼻声を漏らして
弟の肉棒を舐め擦り、ちゅぱちゅぱと音を立てながら吸い立て、睾丸をさすり、そこへキスをする。
そして未来は肉竿を根元まで飲み込むと、口腔をきゅっと窄めて締め付け、髪を揺らしながら頭を
前後させて、激しく扱き立てる。未来は13歳、思春期真っ盛りだ。その旺盛な性的好奇心は、理性を
いとも容易くねじ伏せ、先ほどの自慰の時のように、彼女はこの禁断の行為にのめり込んでいった。
「ふぁっ、あっ…あ、あぁっ…」
激しさを増した愛撫に、悠貴は涙を浮かべて身悶えし、盛んに喘ぎ声を奏でた。腿の付け根のあたりが
じんじんと疼き、尿意にも似た快感が下腹部を襲い、ペニスがびくっ、びくっと痙攣する。
「あ、あ、も、漏れちゃ……あっ、は…はぁっ…あっ!?」
未来が舌を器用にくねらせて包皮の中に舌先を潜らせ、尿道をちょんちょんと突き、舐め擦ると、
とうとう限界に達した悠貴が小さな悲鳴をあげ、びくん! と大きく腰を跳ねさせた。同時に、未来の
口の中で、びゅくんびゅくんとペニスが激しく脈動する。「ふぁっ、んっ、あ!」
「!?」
驚き、思わず口を離した未来の目の前で、悠貴のペニスがびくんびくんと踊るように上下する。
顔を上げると、悠貴はきつく瞑った目の端に大粒の涙を浮かべていたが、その表情は陶然としていて、
涙が痛みや悲しみのためでないのは一目でわかった。
「ひへへへ、このガキ、イきやがったぜ」
ぎょっとしたように未来は男へ目を向け、そしてまた悠貴に視線を戻す。悠貴…イったの…? 未来は
地面にぺたんと座りこみ、切なげな顔で大きく喘いでいる弟を、呆然と見つめた。まだ全然子供だと
思っていたのに、勃起して、射精こそしなかったものの絶頂まで…。しかも、この自分が口でイかせた
のだ。イケナイことと知りつつも、未来はどきどきと胸が高鳴らせた。
「どうだボウス、気持ち良かったろ?」
「う…あ…ぼ、僕…」
男に訊かれて悠貴は何か言いかけたが、生まれて初めての絶頂の衝撃が消えず、切なげな顔をして
口をぱくぱくさせるだけだ。「ひひっ、声も出ないくらいか」
男は嘲笑うように言うと、未来へ目を移し、下卑た笑いを洩らしながら左手でファスナーを探った。
「さてと、それじゃあ…」男はファスナーを下ろすと、中に手を入れ、もぞもぞと動かす。
「今度は俺の番だぜ」
ぼーっとなっていた未来の顔が、ぎくりと引きつった。今度はこいつのアレをしゃぶらされるんだ。
弟を絶頂させた高揚感が、一瞬で冷めていく。
「ほらよ」
「ひっ!?」
勃起した陰茎がファスナーの奥から飛び出すように姿を現し、未来は恐怖に蒼ざめた。それは、
たった今彼女がしゃぶっていた悠貴のペニスとは比べ物にならないほど、巨大で禍々しい物体だった。
大きさもそうだが、綺麗な肌色でつるっとした感じの悠貴のモノとはまるで違い、先端の皮はずる向け、
赤黒く膨れ上がった亀頭が剥き出しになっている。肉胴は黒ずんで太い血管が何本も浮かび、付け根には
ごわごわとした陰毛が密生して、無数の皺が寄っている袋にも、まばらに毛が生えているのが見える。
未来の身体が小刻みに震え出した。こんなのをしゃぶらされるなんて…。それだけじゃない、
最後にはこれをアソコに突っ込まれるんだ。「い、嫌…」
「弟のチンポはあんなに美味そうに舐めてたじゃねぇか、ん?」
「くぅ…」
男の皮肉に、未来は頬を赤く染めた。その眼前にペニスがぬっと突き出され、未来はさっと顔を
背けた。
「いいからほら、さっさとしゃぶれよ。やらなきゃどうなるか、また教えてほしいのか?」
「……」
嫌がる素振りを見せる未来に、男の脅しが飛ぶ。未来は涙を滲ませながら、自分に突きつけられて
いる醜悪なペニスへと向き直った。そうだ、やらなきゃ悠貴まで酷い目にあわされるんだ…。未来は
嫌悪感をぐっと飲み込むと覚悟を決め、軽く開いた口から愛らしい舌を突き出し、恐る恐る男の亀頭に
這わせた。
(うぅ…)
尿と汗の入り混じった異臭が未来の鼻を突く。そして、悠貴のモノを舐めた時にはほとんど感じられ
なかったイカ臭い強烈な性臭。おぞましさに唇をぶるぶる戦かせ、それでも未来は必死にぺろ、ぺろと
舌を動かして男の分身を舐め回した。先端から肉竿へと舌を進ませ、そしてまた先端へ戻ると、未来は
ペニスを口の中に納めていく。亀頭をすべて口に入れると、れろれろと舐め回し、ちゅっちゅと吸い立て、
適当に舌先で弄んでから口を離し、また竿を舐め始める。
「ほら、裏の筋に沿って舐めるんだ。さっきのようにタマもしゃぶって…手も使うんだ…そうそう…」
激しく沸き起こる嫌悪感に身体を小さく震わせながら、未来は男の指示通りにせっせと肉茎を舐め、
扱き、睾丸を揉み転がした。
「へへ、いいぜ…」
興奮しているのか、男の声が微かに震えているのがわかる。しかし悠貴の時と違い、未来が昂りを
覚えることはなかった。あるのはただ、汚辱感と屈辱感だけだ。少しでも早く終わらせたい一心で、
未来はひたすらに舌を動かし続けた。
「ひへへへ…」
必死に口奉仕する未来に、男は薄笑いを浮かべた。フェラの経験は皆無に近く、しかもいやいや
やっているのだ、到底彼を満足させるレベルのテクニックではなかったが、そのいやいややっている
姿がサディスティックな悦びを掻き立て、何よりも彼を昂らせる。
「もっと一生懸命に舌を動かせ! ほら、もっとだ!」
己の分身が未来の口から出入りし、唾液で濡れ光っていく様子を眺めながら、男は興奮気味に未来に
命令をしていたが、やがて未来に任せているだけでは我慢しきれなくなり、まだくたりとしている
悠貴を押さえるのを右手だけに任せ、左手で彼女の頭を掴むと、喉の奥までペニスを突き入れた。
「おらっ!」
「むぐぅっ!?」
目を見開く未来に、男は腰を振って口の奥に何度もペニスを突き入れる。「むぐっ、んーーっ!
んむっ、むぅぅ〜〜〜〜〜!!」
ペニスで塞がれた口の端から、未来が苦しげな呻き声を漏らすが、男はお構いなしに…いや、むしろ
ますます昂奮を覚え、いっそう激しく腰を動かす。苦しげに呻く姉に、男の腕の中で悠貴がおろおろと
身じろぎするが、彼が何もできないまま、あっと言う間に男は頂点へと昇り詰めていった。
「い、いくぜ!」
「んむっ!?」
未来の口内でペニスが大きく震え、喉の奥にねっとりと熱い粘液が勢いよく注ぎこまれる。未来は
目をかっと見開き、咄嗟に頭を引いてペニスを口から引き抜こうとするが、男にしっかり押さえられて
いて動かすことができない。「んっ、んんーーーっ!?」
未来の口内に、苦みとしょっぱさの入り混じった、どろりとした液体が充満していく。そしてその味を
圧倒する、栗の花のような青臭い強烈な匂い。ペニスで口を塞がれているため、吐き出すことも叶わず、
未来はその粘液をこくこくと飲み下すしかなかった。
「うぅっ、むっ、うぅ…」
未来の頬を涙が伝い落ちていく。今飲まされているそれが精液だと、彼女にもわかっていた。身体の
奥の奥まで汚されてしまったような絶望感に襲われ、ペニスを咥える唇がわなわな震えるが、それは
男の加虐心を満足させるだけだった。泣きながらザーメンを飲んでいく未来を眺めながら、男は
満足げな笑みを浮かべつつ、最後の一滴まで彼女の口の中に精液を注ぎ込んだ。
「ふう…」
そして完全に射精を終えると、男は大きな吐息を漏らし、未来の口からゆっくりと肉棒を引き抜いた。
「けっこう良かったぜ、おい?」
「ううっ、ひくっ…」
男の侮蔑の言葉を聞きながら、未来は口の中に残った精液をぺっぺっと吐き捨て、口元を拭った。
しかし口の中の精液の味は…そして汚辱感は、いつまでも消えようとはしなかった。
「おい、そこに寝っ転がりな」
未来の心が落ち着く間もなく、男の次の指示が飛んだ。次は何をさせられるのか、もはや考える気も
起きず、未来はぐすぐすと鼻をすすりながら小さく肯くと、さっき脱ぎ捨てた服の上におとなしく腰を
おろし、脚を男の方に向けて仰向けに横たわった。
「脚を広げろ」
「……」
まったく抵抗する素振りも見せずに、未来は言われた通り膝をM字に曲げて脚を広げた。まだ幼さを
漂わせる割れ目が、男と、彼に抱えられた悠貴の目の前に晒され、男に口を犯されてむせび泣く姉の
姿に、絶頂の余韻もすっかり醒めて茫然としていた悠貴の頬に、さっと朱が差した。
「ほらよ」
「え…?」
と、男が悠貴の腕を離し、背中をどんっと押した。「あ、わ…」虚を突かれた悠貴は、未来の広げた
股の間に、四つん這の格好に倒れ込んだ。一瞬何が起きたかわからなかったが、はっと気付くと、
姉の股間の割れ目がすぐ目の前に飛び込んできた。
「あ…」
「あ…」
感情を失ったようになっていた未来もこれにはぎょっとなり、悠貴とハモるように声をあげて首を
起こした。股の間では悠貴が慌てて立ち上がりかけるが、男がその肩を掴んでぐっと下に押し、彼を
また四つん這いの格好にさせる。「おっと、そのままだ。今度はお前が姉ちゃんのアソコを舐めて
気持ちよくしてやれ」
「な…」
「おっと、お前もそのまま寝てるんだ」
男の言葉に思わず起き上がりかけた未来に、男の鋭い声が飛び、彼女は後ろ手をついて上体を少し
起こしたところで動きを止めた。
「あ、あの、僕…」
「さっき姉ちゃんに気持ちよくしてもらっただろ? だったら今度はお前が姉ちゃんを舐めて気持ちよく
してやらないとなぁ」
おどおどしながら肩を掴む男を振り返る悠貴に、男が耳元に口を寄せて囁くように言う。
舐める…? お姉ちゃんのアソコを…? 悠貴はおずおずと前を向き直り、未来の性器を見つめ、
それから少し顔をあげて彼女の顔へ目を移した。そして不安そうにじっと彼を見つめ返している姉の
表情に、悠貴はきっと唇を結ぶと、男を振り返った。「僕、そんなのヤダ!」
「む…」
自分を睨むように言う悠貴に、男は一瞬怯んだような顔をしたが、すぐに気色ばんだ表情になると、
悠貴の肩を掴む手にぐっと力を込めた。
「いいからやれって」
「いっ…!」
「悠貴!」
顔をしかめてぎくんと頭を反らす悠貴に、未来が小さな悲鳴を漏らした。「悠貴、言う通りにして!」
「で、でも…」
苦痛に顔を歪めながらも、まだためらう素振りを見せる悠貴に、未来はなんとか微笑みを作って
みせる。「お姉ちゃんなら平気だから…」
「お姉ちゃん…」
「お願い、悠貴」
「……うん」
なおも躊躇う悠貴に重ねて未来が言うと、彼は観念したように小さく肯き、薄ら笑いを浮かべる男の
見守る前で、姉の性器に顔を近付けていった。
とりえあず今日はここまで。それでは。
>>679 乙。
このシリーズが終わったら、またホノボノものも書いて欲しいな。
できれば 未来達3人娘×悠貴&イツキでw ってそりゃハードルを上げ過ぎかww
5Pとか凄いなwしかし未来がイツキと会ったのは
マロニエ植えた時が初めてなんで、悠貴を幽霊にでも
しとかないとこの五人を揃えるのは難しそう。
三人娘に玩具にされる悠貴は書いてみたいと思わないでもない。
あれ、ホノボノしてないぞ?
>>681 かすかにでもそこに愛があれば良いのです(キリ w
つか言われて見ればそうだww
まぁアニメ中でも妙に実体感がある死後悠貴が居たしアリなんでない?
もしくは3人娘がイツキ君を相手にしてる最中に悠貴降臨とかww って更にレベルアップしてどうするw
ストーリー上、未来ちゃんさっきおしっこしたばっか(;´Д`)ハァハァ
そのあとオナヌーもしてるぞ(;´Д`)ハァハァ
しかし今更ながら、M8でのエロパロがこんなに
クオリティ高く盛り上がるとはな。
本当に、職人さんたちに感謝です。
主要登場人物三人しかいないのに、うち一人は死んじゃうもんなぁ・・・。
それによくある×話と×話の間のお話ってのも、話ごとの時間がほとんど
開いてないんで難しいし、お姉ちゃんデレるの途中からだし、まったく
エロパロに優しくない作品だ。
>>686 第11話が唯一だよな。1ヶ月も開いてるのは。
>>685 クオリティ高く?
はて、どの作品がですかな?
全部
692 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 22:24:45 ID:SzJCGRid
ゴールデンレス】
∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩ このレスを見た人はコピペでもいいので
〉 _ノ 〉 _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
ノ ノ ノ ノ ノ ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
し´(_) し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
クリスマスの、約束。
つづきは無いんでしょうか?
あれで終わりと言われても違和感ないけど、続きありそうなこと書いてるしな・・・。
規制にひっかかってんのかね。
それにしても岡田規制の時より酷いな今回。
陵辱やくすぐりも続き読みたい・・・
699 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:08:23 ID:qN4mzVKy
まだ解除されないのかー
つーかまた大規模規制始まったし。
これはもうダメかもわからんね。
701 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 21:57:21 ID:k2X8J9vm
書き込みテスト
誰だ本スレでエロ妄想垂れ流すやつはw
書けるかな?
705 :
1+1:2010/01/28(木) 22:33:31 ID:afx1htlx
みなさんお久しぶりって過疎ってますね。
ようやく携帯の規制も解除になったので続きを…と思ったんですが…
これを期にFC2小説に引っ越すことにしました。
今度は自分だけのスペースなんでまったりできます。
今まで場所を貸してくれてありがとう。
続きを待っていてくれた方、応援して下さった方、ありがとう。
FC2ブログも立ってますが雑記帳みたくなっているので別に専用のものを立てて小説とリンクさせるのが当面の目標です。
クリスマス〜はFC2小説で2月くらいから加筆しながら完結したいと思います。
多分作者1+1(いち)で検索できると思います。
悠貴生存編については手直しが必要なのでクリスマス〜の後になります。
(2月に小説版が出るので参考にしながらいきます)
ブログのアドレスは書きませんが、今日東京マグニチュードでググッて来た人がいるので探し易いと思います。立ち上げが遅い場合は早くしろ!ってコメント入れて構いませんので。
完結させる約束ですから。
長文で申し訳ない。
お世話になりました。では。
だいぶ前にどこかのスレで、「ブラコンの未来と思春期の悠貴の
違和感ないセリフ回し教えて」って書き込みがあったんだけど、
それをネタに考えてたら、短い話が書き上がってしまった……。
SS初挑戦なんだけど、投稿してみて良い? ちなみにエロなし。
707 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 21:13:10 ID:WdQayAHD
うぷ!
708 :
初挑戦:2010/01/29(金) 21:31:01 ID:FTHVhcs9
では、投稿します。
本編の4年後、悠貴は震災を生き延びたという設定で。
自分の中では4年後の未来と悠貴はこんな感じなんですが、
イメージ違ってたらすいません。
「あ、悠貴! おかえり〜」
学校から帰宅した悠貴を出迎える未来。なんだかいつもよりテンションが高い。
あの地震以来、未来は以前よりずいぶん悠貴に優しく接するようになった。
以前の未来は帰宅の挨拶もおろそかにするような性格だったのだが、あの日を境に
家族に対する挨拶を欠かしていない。悠貴に対しては構い過ぎるぐらい構っている
ぐらいだ。ただ、そのことを差し引いても、今日の未来はテンションが高めだった。
何か企んでいるのだろうか。ほんの少しの警戒心を抱きつつ未来を観察すると、
どうやら後ろ手に何か隠しているようだった。
「あ、うん。ただいま」
「へっへー、悠貴ー。いいものあげようか?」
未来の様子は楽しげだ。正直言って、不気味だと思う。友達からは、
「お前の姉ちゃん、ブラコン?」などと言われる始末だった。もちろん最初は
姉の変化は素直に嬉しかったのだけれど、小学生の頃ならともかく、悠貴も
もう中学生である。家の中にいると隙を見ては抱きついてくるし、いい加減
弟との距離に気を使ってくれても良いんじゃないかと思う今日この頃だった。
「……何?」
「じゃーん!」
未来が見せたのは、手編みのものとおぼしき毛糸のマフラーだった。
「そろそろ寒くなってくるからね、悠貴にあげようと思って真理さんに
教わって編んでたんだー」
「最近あんまりウチにいないと思ってたら、そんなことやってたんだ。
てっきりまたテストの補習受けてるのかと思ってた」
「ちょっ、しっ、失礼ね! あたしそんな毎回補習受けるほど頭悪くないもん!」
悠貴の冷めた返答に憤慨する未来。最近の悠貴はこんな調子だった。
小学生の頃はこんな皮肉を言う子じゃなかったのに。姉として少し悲しい。
「お姉ちゃんさ、『もん』とか言うのいい加減やめたら? 子供じゃないんだから。
もういい歳でしょ」
「っ、もおおおおおっ、ほんっとアッタマくるわねー、かわいくなーい!
花の女子高生に向かってそういうこと言う、フツー!?」
709 :
初挑戦:2010/01/29(金) 21:32:50 ID:FTHVhcs9
悠貴は姉の手編みのマフラーなどには全く関心のない様子で、冷蔵庫の中身などを
漁っている。めぼしいものは何もないと悟ると、冷蔵庫をパタンと閉じて、
スタスタと自分の部屋に向かって歩き出した。
「ゆ、悠貴! ちょっと待ってよ! マフラー巻いて見せてよ、絶対似合うから!」
あわてて悠貴を引きとめる未来だが、悠貴の態度は相変わらずそっけない。
「えー、いいよ、いらないよー」
「悠貴、冷たい……お姉ちゃんの、せっかくの編み物初挑戦なのに」
「だって恥ずかしいよ、そんな赤いマフラー巻いて学校行けないよ、恥ずかしくて
外歩けないよ」
確かに言われてみると、男の子に赤はなかったかもしれない。姉バカ視点で
深くは考えていなかったのだが。真理さんも、全然気にしてなかったし……
こういうところは抜けてるんだよなぁ、あの人……などと、真理に小さく逆恨み
する未来だった。
「う……、そ、そうかなぁ……そんなに恥ずかしいかなぁ……」
すっかり自信をなくした様子で、しょんぼりと肩を落とす未来。ここにきて、
ちょっと言い過ぎたかな、とバツの悪い表情を見せる悠貴だが、未来にはそんな
悠貴の表情に気が付いている様子はなかった。
「……セーターとかなら良かったのかも」
「え?」
ボソッとつぶやく悠貴に、未来が反応する。
「いや、だから、セーターとかなら、ウチの中だけでなら、着てても、別に
恥ずかしくないからさ」
それを聞いて、表情に明るさを取り戻す未来。
「そっか! そうだね! ウチの中なら恥ずかしくないもんね! わかった!
今度はセーターにするね! お姉ちゃんまた頑張って編んであげるからね!」
「いや、そっちの方がマシって言っただけで、別に欲しいとか言ってないから!」
「もおおお、照れちゃって〜、ほんっとかわいいなぁ、悠貴は〜」
「だーっ! いちいちくっつかないでよ! 鬱陶しいなぁ、ホントにもう!」
スキンシップを求める姉をなんとか振り払い、自室にこもってバタン!と
音を立てて戸を閉める悠貴。居間に取り残されて、一人寂しげに佇む未来だった。
710 :
初挑戦:2010/01/29(金) 21:33:37 ID:FTHVhcs9
「はぁ……ちっちゃい頃はお姉ちゃんお姉ちゃんて、かわいかったのになぁ……」
ソファーに腰をおろしつつ、小学生の頃の悠貴を思い起こし、アンニュイな気分に
浸ったりしてみる。確かに自分でもちょっと構い過ぎかもしれない、とは思う。
あの日から、「優しい良いお姉ちゃんになろう」って決めたけど、どんなお姉ちゃんが
「良いお姉ちゃん」なのか、今でもよくわからない。
そろそろ、構い過ぎない方が良い時期なのかな。
一人で悩んだり、一人で考えたり。
悠貴にも、そういう時間が必要な時期なのかな。
ねえ、悠貴。あたし、良いお姉ちゃん、ちゃんと出来てるかな?
唐突に、ふと、思い出したことがあった。
「……あれ。そういえば、マフラー、ない。……あれ? あれ? やだ。
マフラー、どこいったの!? マフラー、どこおおおお!?」
一方、自室の悠貴は、ベッドの上に仰向けになって、姉の手編みのマフラーを
手に取って眺めていた。どう見ても編み目が粗い。どう考えてもこういう地味な
手作業が得意とは思えない。まったく、これを完成させるのにどのぐらい時間を
かけたのやら。
「……ヘタクソ」
おわり
ツンデレ悠貴ktkr
712 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 18:31:41 ID:FlaZyWoZ
乙です
・・・うちはいったいいつになったら規制解除されるんだろう(´・ω・`)
レス代行とかめんどくせえんだよコンチクショー
乙ー。
最後のセリフ、うれしそうに言ってる悠貴が思い浮かぶなぁ
こういうほのぼのしてるのが一番いいね
715 :
初挑戦:2010/01/31(日) 10:42:58 ID:5WE+a07f
レスしてくれた人、ありがとう。
後で読み返したら書き急いでいる感があったんだけど、
悠貴の最後のセリフの雰囲気は伝わったようで何より。
未来についてですが、第1話で友達の誘いよりも弟との留守番を
優先させている時点で、十分良いお姉ちゃんだと思ってます。
716 :
Goddnes:2010/01/31(日) 14:14:54 ID:jOyC94fp
なんで悠貴ちゃんのエロ書きましだ!酷いよ!!!!!
718 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 17:23:30 ID:jOyC94fp
悠貴は死じやないよ!だから、2012年東京で地震はない、悠貴ちゃん絶対生き。
パパとママは一緒にお台場で行きます!今悠貴ちゃん 6歳!
720 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 18:52:15 ID:jOyC94fp
いいえ。日本人はありません。でも このアニメとでも好きです。
バカのフリした荒らしだとおも。相手しないのが吉。
722 :
初挑戦:2010/02/02(火) 23:13:00 ID:V26yZMA4
二作目、だいたい書き終わりました。
もうちょい推敲したら投稿したいのですが、
相変わらずエロ要素皆無な上に主人公がユカという
需要がなさそうな内容でも可?
>>722 3人娘の一人か・・・。 別に良いと思うぜ。
725 :
7月20日:2010/02/03(水) 20:40:02 ID:PdUZAirh
では、投稿します。
途中、このスレからネタを拝借している箇所があります。
ご了承ください。
「ねぇ、渋谷寄ってかない?」
「いいねー、未来も行こう?」
一学期終業式の放課後。マユの誘いに、ユカは即答した。実は午後からピアノの
レッスンが入っているのだけれど、明日から夏休みだというのに、普段のように
まっすぐ帰宅してピアノのレッスンではあまりに味気ない。どうせ夏休みといっても
レッスンと夏期講習でみっちりで、マユや未来とはしばらく顔を合わせられなくなる
のだから、今日ぐらいは夏休み前の解放感を満喫したかった。
「あー……あたし、ダメ。今日は親が仕事だから、弟と留守番で……」
困ったような顔で答える未来。未来って学校では勉強とかやる気なさそうに見えて、
こういうところはしっかりしてるんだよね。あたしとは大違いだなぁ、と感心するユカだった。
「そっか、しょうがないね。じゃあ休み中三人でどっか行こうよ。あたしも絶対
時間作るからさ」
「うん。あたしはたぶんずーっとヒマだから、いつでも連絡ちょうだい」
自嘲気味に笑って、バスに乗り込む二人を見送る未来。バスが発車する。
窓越しに名残惜しく手を振る三人。
こうして一学期最後の日、ユカとマユ、未来は別れた。
726 :
7月20日:2010/02/03(水) 20:41:07 ID:PdUZAirh
「未来ってえらいよねー。あたしなんてピアノのレッスンサボっちゃったよ」
「あっはっは、気にしない気にしない。今日ぐらいはパーッと遊ばないと。
未来がマジメ過ぎるんだって。どうせ親に通知表見せたら怒られることには
変わりないんだし」
「あはは、それもそうだね」
車中は帰宅する生徒たちの賑やかな声で溢れていた。夏休み前ということもあって
テンションがハイになっているのか、ただでさえ騒がしい女子中学生たちが普段より
ずっと騒がしい。皆この後の寄り道や休み中の予定の話題に花を咲かせていた。
「ああでも、未来もマジメってわけじゃないかも。ただ単に弟君の世話焼きたいだけ
なのかも」
思い出したように補足するマユ。
「ええー、そうなの? 未来ってば、あたし達より弟君を選ぶんだ。ショックー。
ねぇねぇ、未来の弟君てどんな子なの?」
ショックでもなんでもなさそうに話題を切り替えるユカ。今は未来の弟の話題に
興味津々といった様子だった。未来とは小学校からの幼馴染であるマユが答える。
「あのね、今小三なんだけど、すっごい素直でかわいくて、よく気がついて良い子なの!
ウチにも弟二人いるんだけどさ、もう憎ったらしいのなんのって、未来んとことは大違い!」
「そんなこと言っちゃマユの弟君がかわいそうだよー。はぁー。でもいいなー未来。
そんなに良い弟君なんだー。あたしも一回未来の弟君見てみたいよ」
「じゃあさ、今度一緒に未来んち遊びに行こうよ! 絶対ナデナデしたくなっちゃうから!」
「あ〜いいなぁ〜、弟君ナデナデしたいぃ〜」
頬を緩めてだらしない笑みを浮かべるユカ。なんだかいけない妄想にふけっている
ようにも見える。
727 :
7月20日:2010/02/03(水) 20:42:25 ID:PdUZAirh
「あ、そうそう、未来の弟君って言えばさ……ぷっ、くっくっく」
唐突に思い出し笑いを始めるマユ。怪しいことこの上ない。
「えー、なになに? 笑ってないで教えてよー。マユー。マユー。えいえい」
「ちょ、ユカ、やめ、やめ、ぶっ、あっひゃっひゃ」
完全無防備状態のマユのわき腹に、ユカが容赦なく攻撃を加える。マユの思い出し
笑いは爆笑に変わり、話の続きを促すにはしばらく時間を置かなければならなかった。
「は、腹痛い……もー勘弁してよーユカー。わかった! 話す! 今話すから!」
「えーっと、何の話だっけ」
「未来の弟君の話だっつーの! あんたがボケるタイミングは今じゃないでしょ!」
「えー、あたしまだボケてないよー」
あまりに突っ込みどころ満載のユカの言動に、途方に暮れるマユ。もうこれ以上
付き合っていられない。焦らしたのはこっちなのに、逆に軌道修正を強いられる
ハメになろうとは……敗北感に打ちのめされつつも、強引に本題に入るマユだった。
「ウチらが小学生の頃の話なんだけどさ……お化け屋敷ってあるじゃない?
夏祭りの出店で。未来達と夏祭りに遊びに行ったときの話なんだけどさ」
「ええー、いいなぁ。あたしも一緒に夏祭り行きたい〜」
「はいはい、それはまた今度ね。でさ、そこでやってたお化け屋敷に、未来の弟君が
入りたいって言い出したんだよね」
「へえー、あたしもお化け屋敷大好きだよー」
「あんたのことなんて誰も聞いてないから! でね、実際入ったら未来が怖がりだし
ちゃってさ」
「へえー、未来って怖がり屋さんだったの?」
「最初はいつもの調子で強がってたんだよね、『こんなの子供騙しじゃん』とか言って。
でも実際入ったら弟君にしがみつきっぱなしで、弟君は全然平気そうにしてるのに、
『悠貴!』、あ、弟君の名前悠貴君て言うんだけどさ、『悠貴! ゼッタイ、ゼッタイ、
手を離さないでね!』って。あんたはブラコンかっつーの!」
「み、未来がブラコン……ぷっ、あっはっはっは」
普段はユカとマユのおバカなやり取りに呆れながら突っ込みを入れているあの未来が、
利発そうな弟に涙目でしがみついている想像は、ユカの笑いのツボを容赦なく刺激した。
「も〜、やめてよマユ〜、そんなこと言っちゃ未来がかわいそうだよ〜、今度未来と
会ったら未来のこと、変な目で見ちゃいそうだよ〜」
本人のいないところで、言いたい放題である。
「はぁー、でもいいねー未来もマユも、兄弟がいてさ。あたし一人っ子だから、
そういう思い出全然ないよ」
「いやー、そんないいことばっかりでもないよ兄弟なんてさ、親にはチビどもの面倒
押しつけられるし。ユカは一人っ子だからすっごい大事にされてるんじゃないの?」
「マユ君。世の中はそう単純ではないのだよ」
「ぷ。何それ」
本当に、マユの言う通りだったら、どれだけいいだろうね。ユカは思う。
728 :
7月20日:2010/02/03(水) 20:43:10 ID:PdUZAirh
帰宅したユカを待っていたのは、説教の嵐であった。
ピアノのレッスンをサボったことを怒られ、帰宅時間が門限を過ぎていたことを怒られ、
夕飯を外で済ませてきたことを怒られ、通知表を見せたらやっぱり怒られ、こんな成績じゃ
夏休みは遊んでる暇なんてありませんからねと怒られた。
ようやく説教から解放されて重い足取りで階段をのぼり、自分の部屋に戻って時計を見ると、
午後9時を回っていた。
「つかれた……」
ベッドの上にうつ伏せで倒れ込み、虚ろな眼差しで携帯をチェックする。
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サイアク…
729 :
7月20日:2010/02/03(水) 20:45:14 ID:PdUZAirh
未来のブログに返信すると、仰向けになって携帯を投げ出す。ぼんやりと、自分の部屋の
見慣れた天井を眺める。こういうときに考えることは、決まって楽しいことじゃない。
憂鬱な気分が溢れ出してくる。ああだめだめ、少しは楽しいこと考えなきゃ。
あしたからたのしいなつやすみ。うれしいなぁたのしいなぁ。はあ。ばかじゃないの。
夏休みだからって怠けてたら、他の子に置いていかれるわよ。知らないよそんなこと。
どうして将来のことなんて何も決めてないうちから、そんなに頑張らないといけないんだろう。
メグはカリブ行くって話してたっけ。リサはカナダだったかな? 海外旅行かぁ。
ウチも海外とまでは言わないから、せめて静岡のお婆ちゃんちぐらい連れてってくれればいいのに。
会いたいなぁ、お婆ちゃん。でも無理だよね。どうせレッスンと夏期講習だけの夏休みでしょ。
あ、それだけじゃないよね。学校の宿題があるか。あはは。全然笑えないよ。
もう何もかもどうでもよくなってきたよ。お風呂どうしようかな。このまま寝ちゃおうかな。
そんな取り留めもないことを考えていると、部屋のドアをノックする音が聞こえた。
ドアの向こうにいるのが誰かは考えなくてもわかっている。母親だ。
コンコン。
「ユカー。開けなさーい」
ふん。シカトシカト。どうせ説教の続きでしょ。
コンコン。コンコン。
「ユカー。ふてくされてないで開けなさい」
「あーもう! わかったよっ!」
いいよもう、そっちがその気ならこっちだって考えがあるんだから。もうガマンするの
やーめた。反撃してやる。今度こそ本当に、言いたいこと言ってやるんだから!
頑張れあたし。負けるなあたし。ユカは自分に言い聞かせる。ドアを開けて、精一杯
凄んだ声を出そうとする。さあ、息を吸って、腹に力を入れて。
「なに!?」
「あのね、ユカ。明日から静岡のお婆ちゃんちに行くから、支度しておきなさい」
「…………………へ?」
「わかったわね?」
「あ。うん。はい」
コクコクとうなずくユカ。母親をそれだけを言うと、階段を降りて行った。
あとには毒気を抜かれ、呆けた表情をしたユカだけが残された。
さっき自分は、何をしようとしていたのだろう。懸命に思い出そうとする。
えーと、えーと。思い出した。そうだ。お風呂、入らなきゃ。
湯船に浸かりながら、携帯で読んだ未来のブログを思い出す。ユカは思う。
未来もマユも、親の不満ばかり言ってるようじゃ、まだまだ子供だね。
おわり
作品世界への愛情が感じられ、楽しく拝読いたしました。
あの少ない出番でよくキャラを膨らませたな〜。GJ
732 :
7月20日:2010/02/04(木) 23:17:41 ID:yR5sGG0V
今回もこんなエロなしの話にレスどうもです。
ユカのキャラについては、声の力が大きかったですね。
よくアニメ制作のスタッフが「声優さんのおかげでイメージが固まった」
とか言ってますが、今回は自分でそれを実感しましたw
733 :
メンクイ:2010/02/05(金) 01:38:54 ID:/AFKNgTH
734 :
7月20日:2010/02/05(金) 03:23:37 ID:Wz1VY1vM
ぬお、まさか絵師さんの支援を受けられるとは。
ありがとう、ものすごくイメージ通りです。GJ!
うまいけどマユがJ.ガイルの旦那になってるぞ。
仕上げるつもりなら直しときましょう。
>設定資料のような絵なのだが、どうやらあの大地震の4年後。
>そこには左からヒナちゃん、悠貴くん!、未来たん、真理さんが描かれていた。
> ヒナちゃんは8歳くらいで、髪はツインテール、ランニングみたいな上とジーンズ着用。
>少し前かがみで悠貴と未来を見ている。よく考えるとヒナちゃん、悠貴に会うの初めて。
> 悠貴は中1っぽく、半そでカッターシャツ、学生ズボンのいでたち。
>自分の身長が伸びたことに、「僕、こんなになっちゃった」といった表情で、右手を頭の上にのせて、背を測るようなしぐさ。
> 未来はBettyの上(11話参照)にジーンズ。胸はAカップ。身長は悠貴と同じくらい。
>体ごとのけぞる姿勢で、悠貴の頭に乗せていた右手が、離れてしまっている。悠貴の身長に驚きの表情。
>最も驚いた表情で「うわー」って声が聞こえてきそう。
も、妄想が止まりません(;´Д`)ハァハァ
それはおいといて、ようやくアク禁も解けたので学び舎の続きいきます。
割れ目に吐息がかかるほどまで顔を近寄せたところで、悠貴は一度動きを止めてまじまじと姉の股間を
見つめた。薄暗いせいでそれまで気付かなかったが、割れ目の上のほうにはうっすらと産毛が生え、
割れ目の中には、ピンク色の襞肉が月光に照らされてぬめぬめと濡れ光っている。
そこから微かな汗と尿の臭いと、すえたチーズのような立ち昇り、悠貴の鼻をついた。そして
なによりも強烈な、甘酸っぱいような香りが漂っている。部屋でも時々微かに感じたことがあったが、
それが姉の匂いなのだと、今初めて悠貴は知った。
これがお姉ちゃんの匂い、これがお姉ちゃんのアソコ…。束の間、男への怒りも姉への罪悪感も忘れ、
悠貴は未来の性器に見入っていたが、すぐに男の命令を思い出し、ぐびっと唾を飲み込むと、そっと
割れ目に口づけをした。
「あ…」
下の口に弟のキスを受けた未来が、内腿をぐっと強張らせる。次いで、柔らかくて少しざらついた
舌が、割れ目の内部をちろちろと舐め擦り始めると、膝がびくっびくっと震えた。堪えなきゃと
思っても、生まれて初めて他人に…しかも実の弟に秘密の部分を舐められる恥ずかしさが、股間に
感じる舌の感触を実際より何倍も過剰に増幅させていた。
「あっ、ふっ…」
下敷きにしている服についた未来の手がぎゅっと握られ、服を掴んだ。ぐっ、ぐっと爪先が反り、
肩が震える。姉が快感を必死に堪えようとしているのを知ってか知らずか、悠貴は割れ目の中を
じっくりと舐め回していった。右手を伸ばして肉唇をくいっと押し広げ、花芯に溜まった愛液を丹念に
舐め取り、すすり、指先で内側の花びらを捲りあげると、その裏側まで舌を這わせる。
「そこの豆みたいなとこをいっぱい舐めてやれ。それから下の穴に指を入れて中をくすぐるんだ」
男が横から口を挟むと、悠貴は言われた通り、勃起して包皮からわずかに顔を覗かせたちっちゃな
クリトリスに口を移し、ちろちろと舌を動かす。そして右の人差し指でスリットの中をつつっとなぞり、
とろとろと蜜を溢れさせている膣口を探り当てると、その中にゆっくりと指を潜らせていく。
「ひっ、あっ」
悠貴に敏感な突起をしゃぶられ、胎内をくすぐられて、未来は腰をびくんびくんと震わせながら
小さな声を漏らした。男のペニスをしゃぶらされたせいですっかり消え失せていた下腹部の火照りが、
またもや甦ってくるのを未来は感じていた。
「くぅ…」
未来は目をぎゅっと瞑り、こみ上げる快感を頭から締め出そうとしたが、一舐めされるごとに
火照りはどんどん強まり、上体を支えている腕から力が抜けていく。未来は徐々に身体を倒していき、
背中をぺったりと下につけてしまうと、しばらくの間頭だけを起こして、股間を熱心に舐め回す悠貴に
潤んだ瞳を向けていたが、やがてそれも億劫になり、頭も倒すと、彼女は弟の愛撫に身も心も委ねた。
「どうだ、姉ちゃんのアソコは? 美味いか?」
「……」
未来の性器を舐め回す悠貴に男が茶々を入れる、聞こえていないのか無視しているのか、悠貴は
男にはまるで目もくれず、ただひたすら姉の性器の愛撫を続けた。秘花や淫核をしゃぶり回し、指先で
胎内をくすぐるうちに、未来の秘口からはますます蜜が滴り、女の香りが一段と強く匂い立つ。そして
胎内では秘肉がうねって、そこをまさぐる指をきゅっきゅっと締め付けてくる。
指に絡みつく熱い柔肉の感触と、鼻をくすぐる姉の芳香にぼーっとなりながら、溢れる淫汁をせっせと
舐め取っていくうち、姉の口奉仕で一度果てた悠貴の分身は、再び力を取り戻していった。カチカチに
なったペニスが突っ張るような違和感に、悠貴はクンニをしながら無意識のうちに腰をもぞもぞさせ、
それだけでは治まらず、手を伸ばしてペニスをぎゅっぎゅっと揉みほぐした。
「へっ」
悠貴のその行動に目ざとく気付いた男が、あざけるような笑いを洩らす。「こいつ、姉ちゃんの
アソコ舐めながらチンポを固くしてやがる」
「!?」
男の言葉に、半ば朦朧としていた未来が我に返り、思わず頭をあげて悠貴を見つめた。男と姉に
視線を向けられ、悠貴は未来の股間を舐めるのを止めて顔をあげ、困惑したようにおどおどと男と姉を
交互に見やる。
「チビのくせにとんでもねぇやつだな、ひゃははは…」男はひとしきり笑うと、悠貴の肩に手を回し、
耳元に口を寄せて言った。「よし、それじゃあ今度はチンポを姉ちゃんのアソコの穴に入れてみろ」
「な!?」
男の言葉に、未来の顔がさっと赤くなり、そしてすぐに蒼ざめた。「い、嫌…」悪い冗談でも
聞かされたかのように、未来は半ば薄笑いのような表情を浮かべてふるふると首を振ったが、悠貴が
不安げな顔で自分を見ているのが目に留まると、彼女は動きを止めた。
自分が嫌がっていれば、悠貴はきっと男に逆らうだろう。そうしたらまた酷い目にあわされる。
逆らったところで、どうせ最後は言う事をきかせられることになるのだ、だったら何も痛い思いを
することはない。諦めの気持ちと弟への気遣いとで、未来は嫌悪感を無理矢理押さえこむ。
「ほら、さっさとしろ」
「う、うん…」
男にせっつかれた悠貴は未来の顔色を伺い、彼女が嫌がっている様子を見せないことを確かめると、
多少の躊躇いをみせつつも、言われるがままに未来に下腹部をすりつけるように身体を寄せた。そして
もう一度未来を見るが、彼女は強張った笑みを作ると、こくんと小さく肯いた。「いいよ、悠貴」
未来が言うと、悠貴は自分の分身をそっと姉の股間に押し付けた。下腹部をじっと注視しながら
位置をずらしていき、膣穴を探り当てると、確認するように再び姉を見る。弟に物問いたげに
見つめられた未来がこくっと肯いてみせると、悠貴はそっと腰を突き出していった。
まだ狭い未来の処女口を押し広げながら、悠貴の強張りがゆっくりと膣の中へと入り込んでいく。
未来はこれが初めてだったが、最前の自慰や悠貴の愛撫で十分に濡れ、解きほぐされていて、加えて
悠貴の分身がまだ小さなこともあって、痛みはまったく感じない。ただ、初体験への不安に…しかも
無理強いされて、弟と初体験することになった不安に、未来は小さく呻いて広げた脚をもじっと
動かした。
「はぁ、はぁ…」
悠貴は荒い息をつきながら、慎重に奥へとペニスを進めた。ぬるつく柔肉はすんなりと弟を受け入れて
いったが、ほどなく処女膜がその進行を阻む。だが、先っぽがつかえたのを感じ、悠貴がぐっぐっと
二、三度力を込め直すと、ペニスはその繊細な襞肉を引き裂きながら、ずるりと奥へと潜り込んだ。
「あっ、くっ!」
「だ、大丈夫?」
処女を失った痛みに思わず小さな悲鳴を漏らす未来に、悠貴が気遣わしげな顔で尋ねるが、彼女は
なんとか笑顔を作ると弟に肯いてみせた。「う、うん、平気」
実際、耐えきれないほどの痛みではなかった。弟に余計な心配をかけないよう、未来は漏れそうになる
苦痛の声をどうにか堪え、平然を装った。それが今、彼女が弟にしてやれる、唯一のことだった。
姉の返事に、悠貴は安心したような顔になると、さらにペニスを未来の中に進めていった。
そしてほどなく、悠貴の分身は根元まで完全に姉の中へと納まった。肉棒を包む、ぬるついた秘肉の
官能的な感触に、悠貴はふぅ、はぁ、と切なげに大きな息をつき、潤んだ瞳で姉を見つめた。未来も、
胎内で脈打つ固くて熱いペニスをありありと感じ、茫然としたように言葉もなく悠貴を見つめ返す。
「ほら、腰を動かしてみな。もっと気持ちいいぜ」
「え…?」
そこへ男が横から声をかけ、悠貴は半泣きの顔を男に向け、それから未来に顔を戻すと、彼は言われた
通り、そっと腰を動かし始めた。
「あ、く…!」
引き裂かれたばかりの処女膜をペニスで擦られ、未来が思わず押し殺した悲鳴を漏らすと、悠貴は
すぐに動くのをやめて姉を気遣わしげに見つめた。
「休んでんじゃねぇ、さっさと動け!」
男の苛立った声に、姉弟は怯えた視線を彼へと向けた。腕組みをして二人を見下ろしている男に、
未来は悲しげに顔を歪ませ、そして弟へと視線を戻すと優しく言い聞かせるように言った。
「大丈夫、続けて悠貴」
姉に言われ、悠貴はしぶしぶといったふうに再び腰を動かしだした。かくかく、かくかくとぎこちなく
お尻を振り、小さなペニスで未来を懸命に突き上げる。悠貴のペニスが最奥に突き入れられるたび、
痛みと、何より弟と性交しているという恥じらいに、未来の口からはどうしても抑えきれない小さな声が
漏れ出てしまう。「あっ、くっ、ん…」
「んっ、ん、んっ…」
悠貴は小さな鼻息を漏らしながら、押し殺した喘ぎを漏らす姉を幾度となく突いた。姉を虐めている
ような後ろめたさを覚えつつも、熱くぬるついた柔肉の感触に、悠貴はどうしても昂奮を感じずには
いられなかった。口で舐められていた時よりも遥かに心地よく、いつまでも姉とこうして繋がって
いたいと、快感に霞む心の片隅で、彼はぼんやりと思った。
「はっ、あっ、お、お姉ちゃん…」
「あっ、ひっ…!」
快感が高まるにつれて悠貴の腰の動きは次第に激しくなっていき、強まる突き上げに、未来が怯えた
声を漏らす。まだ幼く小さいペニスだったが、男を受け入れた経験のない未来には、まるで胎内を
ぎっちりと埋め尽くしているようで、処女喪失の痛みが、さらにそれを巨大に感じさせている。
身体の奥から怯えとも興奮ともつかない戦慄が込み上げてきて、未来はぶるっと身震いをした。
「ひゃははは、マジで姉弟でセックスしてやがる。近親ソーカンてやつか、ひひっ」
幼い姉弟の交わりを眺めながら男が笑うが、二人の耳にはその声は届いていない。下腹部に感じる
互いの生殖器の感触に、二人の頭の中はいっぱいだった。
「はぁっ、はぁっ、あっ、す、凄い…お姉ちゃん!」
「あっ、悠貴、凄いの…」
胎内を荒々しく掻き回され、苦痛とも快感ともつかぬ小さな呻き声を漏らす未来に、悠貴は息を
荒げながら、何度も何度も腰を打ちつけた。下腹部で快感が膨れ上がり、さっき口でされた時のように、
再び弾けそうになるのを悠貴は感じていた。あの強烈な快美感を求めて、悠貴はさらに腰を激しく
振りたてていく。
「はっ、あっ、あっ、ふっ、あっ、あ…お、お姉ちゃん、お姉ちゃんっ、お姉ちゃん…っ!!」
そして悠貴は最後にひときわ大きな声で姉を呼ぶと、ペニスを深々と姉の中に突き入れた。ぐっと
背中を反らして硬直し、未来の中で肉棒がびくっびゅくっと激しく脈動した。
「あっ、ふぁっ、あっ、あっ、あ……」
悠貴はそのまま切なげに喘いでいたが、ペニスの脈動が徐々に収まるにつれてその声も小さく、
途切れ途切れになっていき、やがて悠貴はがっくりと脱力すると、未来の身体の上に沈みこんだ。
「あ、悠貴…」
息も絶え絶えといった感じの弟を、未来はしっかりと抱きとめると、愛おしそうに背中に手を回した。
「お姉ちゃん…」
未来の腕の中で悠貴が気だるそうに顔をあげ、涙を湛えた瞳で彼女を見つめる。未来も潤んだ目で
弟をじっと見つめ返す。二人は、お互いの瞳の中に相手に対する深い愛情を感じ取っていた。肉の交わり
が、お互いが一層近しく、そして愛しく感じさせていた。それが例え強制されたものだったとしても…。
「おら、終わったんならさっさとどきな」
だが、姉弟の無言の愛情の確認は、男によってすぐに断ち切られた。押しのけられて未来の上から
転げ落ち、のろのろと身体を起こす悠貴に、男は威圧するように、未来の身体越しにぐっと身を
乗り出して言った。
「これでお前も共犯だからな。誰か呼んだりしたらお前も一緒に捕まるんだぜ、わかったな?」
「え…?」
まだぼんやりとした顔をしている悠貴の前で、男は未来に馬乗りになる。
「それじゃ、今度は俺の番だ」
「あ、嫌…」
助けを呼んだからといって、もちろん悠貴が逮捕されることなどありえないが、幼い彼にはそんな
ことなどわかるはずもなく、悠貴は嫌がる姉に男が覆いかぶさっていくのを、ただおろおろと見守る
ことしかできなかった。「お姉ちゃん…」
「悠貴…」
男が未来の膝を掴み、股を広げていくと彼女は涙をこぼしながら弟へ目を向けた「悠貴、見ないで…」
「う、あ…」
悠貴は何か言いたげに口をぱくぱくさせたが、言われた通りぎゅっと目を瞑ると下を向いた。それを
見届けた未来は、安心したような顔をすると、自分もぎゅっと目を瞑り、男に汚されるのを静かに
待った。
「ひひ…」
すっかり観念して大人しくなった未来に、男は薄笑いを浮かべながら、いきり立ったペニスを
握りしめて、彼女の割れ目に押し当てた。
「…………」
「!?」
だが、まさに男が未来に挿入しようとしたその時、遠くのほうから微かに人の声が聞こえてきて、
男はギクリとして頭を巡らせた。木立の間から目を凝らして様子を伺うと、校舎の向こうから人が
歩いてくるのがわかる。しかも一人だけではない、二人だ。
やばい…。男の額に汗が滲んだ。「おいお前ら、声を出すんじゃねぇぞ」男は未来たちにそう言うと、
慌てて身体を起こしてペニスをズボンにしまい、そそくさとファスナーをあげた。「ぎ!!!?」
その瞬間、男の口から唸り声のような悲鳴が漏れた。焦って勃起したペニスをしまいきらないままに
ファスナーをあげたせいで、裏の皮を派手に挟んでしまったのだ。
「ふわっ、おっ、がっ!」
悲鳴をあげてのたうち回りたくなるような、脳天まで突き抜ける激痛が男を襲うが、微かに残された
自制心で彼はなんとか絶叫することだけは押し止めた。大声を出したら、こちらにくる二人連れに
見つかってしまう。
「があああ、ぐひっ、あっ、あひっ」
だが、絶叫こそしなかったものの、喉の奥から野獣のような唸り声が漏れるのはどうしても止められ
なかった。さらに、じっとしていられず、内股になってうろうろと辺りをうろつき回る。動いていたら
見つかる。それに声ももっと落とさなければ。理性ではそうわかっていても、この痛みの前には絶叫を
押し止めるだけで精一杯だった。
痛い! 痛い!! 痛い!! 男は涙を零して必死にファスナーを外そうと格闘するが、がっちりと
皮に食い込んだ金属の爪を無理に引き剥がそうとすると、今以上の激痛が急所を襲う。「う…?」
男は、指にぬるりとしたものを感じ、月明かりに照らしてみると、そこには鮮血がべったりとついて
いた。「ひっ、血っ、血が…ひぃぃ…」
男の全身から血の気が引いていき、足ががくがくと震えて力が抜け、へたり込みそうになる。男は
情けない悲鳴を漏らしながら、助けを求めるように辺りに視線を巡らせたが、その視界の端に、呆気に
とられて彼を見ている未来と悠貴が映った。
(やばい…)
今は二人とも大人しくしているが、もし正気に返って逃げ出そうとしたり、歩いてくる人物を呼ぼう
とでも考えたら、それを止めることはできそうにない。激痛に苛まれながら、男は必死になんとか
しようと考えを巡らせるが、痛みの余りまともに頭が働かない。やばい、やばい、やばい…
「くっ!」
「あ…」
ぽかんとしている姉弟の前で、男はくるりと背中を向けると、二人連れが来るのとは反対の方向へと
よたよた走りだした。二人を止められそうにない、そして人を呼ばれたら、こんな状態では逃げることも
ままならないだろう。だったら、人を呼ばれる前に逃げなければ。それが、彼の出した結論だった。
幸か不幸か、フェラチオをさせて一度すっきりしていたため、未来をレイプできなかったことに
さほど未練はなかった。どのみち、ペニスがこんな状態では、もうレイプなんかしていられない。
そんなことより捕まらないことのほうが大事だ。
男は股間を押さえて内股ぎみに、よろよろと、しかし精一杯早足で未来たちから遠ざかっていった。
急げ、二人が助けを呼ぶ前に、できるだけ遠くへ……。
やがて男の姿は木立の闇の中によろよろと消えていき、ほどなくその姿は完全に見えなくなった。
「……はっ」
男が消えてもまだしばらく茫然としていた未来たちだったが、やがて悠貴が我に返り、こちらに
歩いてきた人物に向かって声をかけようとした。「助け…」(ダメ!)
だが、未来が小声で囁いて悠貴の腕を引っ張り、それを止めた。怪訝そうな視線を姉に向ける悠貴に、
未来はなおも小声でひそひそと言う。(ちょっと待って、わたしハダカんぼなのよ!?)(あ…)
裸なだけでも十分問題だったが、こんな時間にこんなところで服を脱ぎ、弟と二人でいるところを
見つかりでもしたら一大事である。(隠れて、悠貴!)(う、うん…)
「ん…?」
二人連の一人が、立ち止まって未来たちのいる茂みの方へ顔を向けた。二人は茂みの陰で身体を
小さくして、じっと息を潜める。
「どうしたんですか?」と、未来たちの耳に、上品そうな中年女性の声が聞こえてくる。もう一人は
女性だったようだ。もしかしたら夫婦なのかもしれないが、この際それはどうでもいいことだった。
未来は二人がこちらにこないことを、茂みの陰で必死に祈った。
「ん? ああ、なんでもない。さ、行こう」
男性の方は未来たちに気付かなかったのか、あるいはこんな時間に暗い茂みの奥にこそこそ隠れている
人物を詮索する気がなかっただけか、そう言って首を振ると、再び女性と一緒に歩き出した。そして
この二人も、間もなく闇の中へと消えていった。
(ふぅ…)
二人の姿が見えなくなってしまうと、未来は溜めていた息を吐きだし、全身から力を抜いた。あの男も
もう戻ってはこないようだ。助かった…。
いや、本当に助かったと言えるのだろうか? あの男にはレイプされずに済んだが、悠貴とは…。
未来は今しがたの出来事を思い返して、頬を赤くした。どうしよう、悠貴とエッチしちゃった…。
悠貴は今の事をどう思ってるんだろう。聞いてみたいような怖いような気持ちで、未来は横目で
ちらりと、隣でしゃがんでいる悠貴の様子を伺ったが、弟が浮かない顔をしているのに気付いて、
表情を硬くした。「どうしたの悠貴、どこか痛いの?」
姉の問いかけに、悠貴はかぶりを振った。そして顔をあげて未来をまっすぐに見つめ、泣きそうな声で
言った。「お姉ちゃんごめんなさい、僕、お姉ちゃんを助けようと思ったのに…」
その後は声が震えて言葉にならず、悠貴は再び俯いてしまった。下の地面に、涙がぽたぽたと滴る。
未来は泣きだしてしまった悠貴に少し驚いた顔をしたが、すぐに表情を和らげると、弟の頭をそっと
撫でた。
「悠貴が悪いんじゃないよ。それに、あんな怖そうな大人の人なのに、助けてくれようとしたんだもん。
ありがと、悠貴」
「……」
悠貴は顔を上げると、涙を溜めた瞳で未来を見た。「でもお姉ちゃん、嫌だったでしょ?」
悠貴に訊かれ、未来の頬がさっと赤く染まった。「あ、え〜と、そのぉ…」しどろもどろになって
未来は言葉を探していたが、ふっと表情を緩めて弟に微笑みかけた。「…嫌じゃなかったよ」
「ホントに?」
「うん。だって悠貴だったから…」ぎょっとして顔を赤くする悠貴に、未来はうっかり口を滑らせて
しまったことに気付いて、彼女も顔を赤くした。
「えっ? あっ、ちっ、違…」
「僕も!」
未来は焦りながら今の言葉を訂正しようとしたが、その言葉を遮るように悠貴が口を開いた。「僕も、
全然嫌じゃなかったよ!」
「悠貴…」
弟の言葉に、未来は目を丸くした。ほっぺがかぁっと熱く火照り、胸がどきどきと高鳴りだす。
それから奇妙な嬉しさを覚え、未来は目を細めると、思い切って思っていることを口にした。
「うん。わたしも悠貴にだったら…エッチなことされたって全然嫌じゃないよ…」
「お姉ちゃん…」
気恥ずかしそうに、少し嬉しそうに、二人は地面に膝をついたままでじっと見つめ合った、そして、
未来が両手を広げると、悠貴は姉の元へと這い寄っていき、その胸の中に身体を預けた。
「悠貴、本当に嫌じゃなかった?」
「うん…」
弟を抱きしめながら未来が訊くと、彼女の胸の中で悠貴がこくんと頷く。未来はごくりと唾を飲み
込むと、弟を抱擁していた右手を下におろし、彼の股間の辺りを探った。悠貴はズボンとパンツを
まだ下ろしたままで、未来はすぐに剥き出しになっていた弟の分身を探り当てた。それは、姉の柔らかな
身体の感触と、これから起きることへの期待で、既に固くなり始めていた。
「悠貴のおちんちん…固くなってる…」
「あ、お姉ちゃぁん…」
未来がペニスを愛おしそうに擦ると、悠貴が甘えたような声をだす。未来が弟を擦り続けていると、
彼女の手の中で、その分身はより固く大きくなり、すぐにかちかちになった。姉に弄られながら、
悠貴も彼女の股間へ手を伸ばすと、スリットをすっすっと擦り始める。
「お姉ちゃん…ここ、気持ちいいの?」
勃起してこりこりとなった淫核を弄りながら悠貴が訊く。さっき男に命令されて弄っていた場所だ。
「うん、そうだよ…そこ…気持ちいいの…」
はぁ、はぁと息を荒げながら未来が答える。そんな事を言うのは恥ずかしい。けど、男がいた間は
抑えていたモノが一気に溢れ出し、自分を抑えきれない。「もっといっぱい触って、お姉ちゃんを
気持ちよくして、悠貴」
そう言いながら、未来は悠貴の分身をいっそう強く擦る。睾丸を揉み、ぷっくりと膨れた、包皮に
包まれた亀頭を指先でぷにぷにと摘まむ。悠貴も応じるようにクリトリスを擦り、襞肉を掻き回し、
膣口を探り当てると、指を中に潜らせる。
そしてペッティングを繰り返しながら、やがて未来は悠貴をそっと地面に横たわらせた。仰向けに
なった弟に、彼女は立ち膝になってまたがる。あんな男に命令されたからじゃなく、今度は自分の
意思で、弟とつながるんだ…。
「悠貴、おちんちん…入れるよ?」
半分泣きそうな顔で悠貴が頷くと、未来は弟のペニスを摘まんで真っ直ぐ上を向かせ、ゆっくりと
腰を下ろしていった。ペニスの先端がスリットに当たるのを感じると、腰をずらして膣口へと導き、
そしてわずかな躊躇ののち、ぐっと腰を落とした。
「あっ、ふっ…!」
かちかちになった弟の分身が胎内に入り込むと、未来は小さく喘いだ。まだちょっと痛い。しかし、
初めての時よりは幾分マシだ。未来はさらに腰を落としていくと、弟と完全に一つになった。
「ぜ、全部入ったよ、悠貴」
「う、うん…」
姉の股間に自分の分身が飲み込まれていくのを、瞬き一つしないで凝視していた悠貴は、心ここに非ず
といった様子で肯いた。「お姉ちゃんの中、あったかくてぬるぬるしてて…凄く気持ちいい…」
「バカ」
恥ずかしいことを言われ、咄嗟にそんな言葉が口をついたが、悠貴が悦んでいると思うと、その口許は
ほころんでいた。もっともっと気持ちよくしてあげたい、もっともっと悦ばしてあげたい…「悠貴、
動くよ?」
未来はそう言うと、腰を上下に揺らし始めた。さっきは悠貴が動いたが、今度は自分が動く番だ。
「はぁ、はぁ…あ、凄いや、お姉ちゃん…」
「気持ちいい、悠貴?」
「うん、気持ちいい、気持ちいいよぉ」
騎乗位になって盛んに腰を振る未来の腰を掴み、悠貴は切なげに喘いだ。姉の襞肉はさっきにも増して
熱く濡れ、ぐいぐいと情熱的にきつくペニスを絞めつけてくる。
「あっ、凄い、凄い!」
「悠貴、悠貴っ!」
暗い木立の中、ぼんやりと浮かんだ二人のシルエットが淫らに激しく揺れたが、それを見る者は、
幸いにもどこにもいなかった。
「さ、行こう」
「うん」
それから十分ほどが経ち、服を整えた未来が茂みから姿を現した。その後から悠貴も姿を現す。未来が
悠貴に手を差し出すと、悠貴も手を伸ばし、二人は指と指とを絡め、しっかりと手を握りあった。肌を重ね、
愛を交わし、今二人は、この茂みに入る以前とは比べ物にならないほど、お互いを大切に、愛おしく
感じていた。
そして二人は、まるで恋人同士のようにぴったりと寄り添いながら、校舎の向こうから漏れ出る
照明の光を目指し、ゆっくりと歩き始めた。
おわり
以上、お粗末様でした。行数オーバーでラストを1レスにまとめられなかった・・・。
規制もあってずいぶん間あけちゃったけどごめんね。知らない間に解除されて
また規制されるとかどんだけ〜。
ときに、そろそろ容量オーバーなんで、誰か次スレよろ。
747 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:50:11 ID:h6d+FdYr
GJ!
いつもながら文章冴えてます。
しかしほんと、規制はうざいです。
748 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:01:09 ID:kCGU1PGM
処女膜が膣の途中にあると思ってる人が多くて驚くわ
あ、いちおう言い訳しときますと、悠貴キュンやイツキキュンのナニはまだ小さいので、
けっこう進めないとつっかえないということにしてます、はい。
オトナだと先っぽだけですぐ到着、あとはファンタジーw
いつも具体的には書いてないけど
だいたい半分も入ってない印象だし
ショタチムポが5cm程度だろうとすると
実は2cmも入ってないくらいなのか。
いや、膜は入口にあるんだが
うえ〜、入口入ってすぐあたりだとばかり思ってたよハズカチー。
それとも入口の定義を勘違いしてたか・・・どっちにしても赤っ恥だ。
みんなも気付いてたんならもっと早く指摘してくれればいいのに、
いじわる。
それはおいといて、また規制されるとやなんで少し早いけどバレンタインSSいきます。
753 :
特別な日:2010/02/11(木) 22:52:49 ID:9PjTscpA
「ただいまー」
水色の厚手のジャンパーに茶色のマフラーを巻き、ランドセルを背負った未来が小学校から帰って来て
部屋に入ると、入口のすぐ脇にある机に座っていた悠貴が振り向き、彼女に笑顔を見せた。
「あ、お姉ちゃん、お帰り」
「あ、悠貴、こっちにいたの?」
未来も弟ににこやかな笑みを返すと、マフラーをほどきながら彼の方へと一、二歩歩み寄った。
「あのね、悠貴…」
ジャンパーのポケットに手を突っ込み、未来は何かを言いかけたが、そこで弟が手にしている物に
気が付くと、笑顔を強張らせて言葉を止めた。ハート型をした、掌にすっぽり収まるほどの大きさの、
齧りかけのチョコ…。「あんた、それどうしたの?」
「あ、これ?」悠貴は手に持ったチョコに目を落とし、それから顔を上げるとにこにことしながら
言った。「ママがくれたんだ、バレンタイン・デーだからって」
そう、今日は2月14日、バレンタインだ。しかし、まだ小2の悠貴がチョコを貰っているのは
意外だったが、母親からというなら納得だ。どこかほっとしながら、未来は弟に訊いた。
「そういえばママは?」
「もうお仕事にいったよ」
「なんだ…」
悠貴が顔を曇らせて答えると、未来は少し不機嫌そうに呟いた。母は最近仕事で家を空けることが
多く、今日のように悠貴と二人で留守番を頼まれることが多かった。悠貴のチョコは、そのお詫び代わり
なのかもしれない。
ま、いいか別に。未来は心の中で呟いた。六華女学院に合格してようやく受験勉強から解放されたと
思ったのに、今度は、中学で落ちこぼれないように今からしっかり勉強をしろとうるさいのだ。
それよりも…「ね、悠貴」
未来は不機嫌そうだった顔をなんだか嬉しそうにすると、弟に一歩近寄った。が、その時、悠貴の机の
上にも何個かのチョコが置いてあるのが見えて、未来は再び顔を強張らせた。チロルチョコや銀紙に
包まれたアーモンドチョコといった、明らかに大勢に配るための一口チョコに混じり、どう見ても
『義理』以上の意図がこめられた、リボンのかかった小箱も二つばかり置いてある。
「こっちはね、学校で貰ったんだ」
未来の視線に気付いた悠貴が、にこりとなって答える。
「へ、へぇ、まだ二年なのにもうチョコをあげたりするんだ…。よかったじゃない、悠貴」
「うん!」
未来がどこか不機嫌そうなのに気付かず、悠貴はさらににこにことなって頷くと、ふと気がついた
顔をして机に置いてあったチロルチョコを手に取り、彼女に向けて差し出した。
「そうだ、お姉ちゃんも欲しい? わけてあげるよ」
「別に…」
だが、未来はいっそう不機嫌そうにぷいっと横を向くと、部屋の奥にある自分の机へとすたすたと
歩み寄り、ランドセルを乱暴に椅子の上に置くと、踵を返して部屋の外へと向かった。ドアから出ていき
かける未来の背中に、チョコを差し出したままで悠貴が声をかける。
「いらないの? お姉ちゃん、チョコ好きでしょ?」
「あんたが貰ったんだからあんたが食べなさいよ、バカ!」
「……」
怒気の籠る声に、さすがに姉の機嫌が悪いのに気がついた悠貴は、しかしその理由が分からずに、
ぽかんとなってリビングへと消えていく未来の背中を見送った。
754 :
特別な日:2010/02/11(木) 22:54:12 ID:9PjTscpA
(はーあ…)
リビングのテレビの前に置いてあるテーブルに座った未来は、ポケットに突っ込んでいた手を出した。
そこには、ピンクのリボンのついた、ワインレッドのハート型をした箱が握りしめられていた。
いわずもがなのバレンタインチョコだ。未来はそれをテーブルに置くと、頬づえをついてため息混じりに
見つめた。
小学校生活最後のバレンタイン。しかも未来が合格した六華女学院はちょっと離れたところにあるうえ、
名前の通りの女子校で、今の学校の男子と顔を合わせることはほとんどなくなるだろう。だから、
その前に気になる子にチョコを渡そう。幼馴染で、一緒の中学に行くことになったマユにそう勧められ、
未来はこのチョコを買っていたのだった。
しかし未来には特に渡したい相手などおらず、いちおう学校に持っていったが結局誰にも渡さない
ままに、こうして持って帰ってきてしまっていた。悠貴にでもあげればいいや、きっと喜ぶだろうな…。
そんなことを考えていたが、母や他の女の子にチョコを貰ってにこにこしている悠貴を見たら、なんだか
気が抜けてしまった。あれだけ貰ってるなら、別にあげなくたっていいや。一枚増えたところでたいして
喜びもしないだろう。
(どうしよ、これ…)
悠貴でなければあとは…。未来の脳裏に、ちらっと父の顔が浮かぶ。しかし、ここのところ自分たちに
母への愚痴を聞かせたり、自分たちをダシにして母に嫌味を言ったりすることの多くなった父を、未来は
嫌っていた。パパにあげるくらいだったら自分で食べるほうがよっぽどマシだ…(あ、そうか…)
未来はハッと顔をあげた。そうだ、なにも無理に誰かにあげることはない。自分で食べちゃえば
いいんだ。「うん、そうしよ」
未来は自分の思いつきに頷くと、箱を手に取って包装紙を剥がし始めた。
「へへ…」
箱の中から出てきた、掌大のハート型のチョコに、ちょっぴり憂鬱だったのも忘れて未来は
目を輝かせた。結構高かったのだから、きっと美味しいはずだ。
「うわ」
チョコを両手で取りあげた未来は、小さな声を漏らした。柔らかくなってたチョコが、指にべっとりと
ついてしまったのだ。下校中、悠貴になんと言って渡そうかと考えながら、ポケットの中でずっと
握りしめていたせいだろう。口の中ですぐ溶けるというキャッチコピーがついていたが、それは
伊達ではなかったようだ。
未来は、チョコを持つのを左手だけに任せ、右手の指についたチョコをペロリと舐め取った。
(ん…美味しい…)
指先についたほんのわずかな分だけでも、よく食べる安い量販品の物とはまるで違う、滑らかで
クリーミーな味わいが、口の中に広がる。思った通り、高いだけのことはあったというわけだ。
未来はわくわくしながら、ハートの右上あたりにパクリと齧りついた。
「んふ…」
一口齧り取り、舌の上で転がすと、チョコはすぐさま溶けて口の中いっぱいに濃厚な味が広がり、
未来は幸せそうな笑みを浮かべた。悠貴になんかあげなくてよかったかも…。そして未来は顔を綻ばせ
ながら、一口、また一口と、ハートを齧っていった。
755 :
特別な日:2010/02/11(木) 22:55:04 ID:9PjTscpA
「あ、お姉ちゃんもチョコレート食べてる!」
「むぐ!」
そうやって未来が黙々とチョコを齧っていると、不意に横から悠貴の声がして、彼女はチョコを喉に
詰まらせかけて目を白黒させながら、慌てて残ったチョコを身体の影に隠すと振り向いた。
「ゆ、悠貴、いたの?」
「お姉ちゃんもチョコ貰ったの?」
いつの間にかリビングに来ていた悠貴が、未来がチョコを隠しているあたりを見つめながら訊く。
もうバレているんだから隠していても意味がないと、未来はチョコを弟の見えるところへと出し、
つんとした顔で言った。
「貰ったんじゃないわよ、自分で買ったの」
「へぇ…」
悠貴は指を咥えて物欲しそうな顔で、彼女の持つ食べかけのチョコを見つめていたが、やがて顔を
上げると彼女に訊ねた。
「お姉ちゃんはチョコくれないの?」
その言葉に、未来は頬がかぁっとなるのを感じ、慌ててそっぽを向いて吐き捨てるように言った。
「な、なんでわたしがあんたにチョコをあげなきゃなんないのよ!」
「……」
途端に悠貴が悲しげな顔になる。そして彼は指をくわえたまま上目遣いで未来を見ると言った。
「僕、お姉ちゃんからチョコ貰いたかったな」
「う…」
例え弟とはいえ、そんな表情でそんなことをストレートに言われ、未来は頬が熱くなるのを感じずには
いられなかった。「な、なに言ってんのよ、バッカじゃない?」と、未来は照れ隠しにそっぽを向いた
まま乱暴に言った。だがすぐに、ちょっとキツく言い過ぎたかなと気になって、横目でそっと弟の様子を
伺うと、悠貴はしょげたような顔をして、じっと彼女の手のチョコを見つめていた。
そんなにわたしのチョコ欲しかったのかな…。未来は罪悪感と共に嬉しさを覚えたが、生憎とそんなに
欲しそうな顔をされても、チョコはこの一つだけで他に用意していない。まったく、欲しいんなら
最初から言えばいいのに…。内心で理不尽に悠貴に怒りながら、未来はどうしようかと考えを巡らせた。
新しいチョコを買ってこようか? しかしそこまでするのは、弟にチョコをあげたがっているみたいで
なんか嫌だ。かと言って他にチョコはないし…。
「ああもう、そんなに欲しかったんならこれあげるわよ」
少し逡巡したのち、未来は持っていた、半分近く齧った残りのチョコを悠貴に突き出した。ハート型
だったものは今や左半分しか残っておらず、その残りも、柔らかくなっていたのを摘まんでいたせいで、
指の形に窪みがついている。我ながら嫌がらせに近い気がしたが、他にあげられるチョコはないのだから
しかたがない。文句があるなら食べてくれなくて結構だ、別に貰ってほしいわけじゃないのだし…。
「わぁ…」だが、差し出されたそのチョコに、悠貴は顔を綻ばせると未来の横にちょこんと座り、両手を
彼女に差し出した。「ありがとう、お姉ちゃん!」
「え? あ、はい…」
こんな食べかけのチョコに大喜びするなんてと、未来が呆れ半分嬉しさ半分でチョコを弟に手渡すと、
悠貴はにこにことしながら、さっそくそれを口へと運んでいった。
756 :
特別な日:2010/02/11(木) 22:57:03 ID:9PjTscpA
あーん、と悠貴が大きく口を開けて、がぶりとチョコに食いつく。あ、間接キス…。その様子を
なんとはなしに眺めていた未来の頭に、ふとそんなことが浮かび、彼女は頬を赤らめると悠貴からさっと
顔を背けた。なに考えてんだろ、悠貴と食べかけのお菓子を分け合うなんて、よくやることなのに…。
きっと今日がバレンタインだからだ。未来は思った。女の子が男の子に愛の告白をする、特別な日。
だから、そんな変な事を考えてしまうんだ…。
「このチョコ美味しいね!」
悠貴に話しかけられ、未来ははっと視線を弟に戻した。見れば、悠貴はこの上なく幸せそうな顔で、
口いっぱいにチョコを頬ばってもごもごとやっている。口に押し込むようにして食べたせいだろう、
唇の端には溶けかけていたチョコがべっとりとついてしまっている。
そんな、いかにも子供じみた弟の姿に、未来は思わず相好を崩した。まったく、子供なんだから…。
そして、こんな子供にどぎまぎするなんてと、未来は微苦笑を浮かべ、悠貴の口許へ指を伸ばした。
「もう、チョコついてるわよ」
未来は悠貴の口端についたチョコを指先できゅっと拭った。が、上手く拭いとることができず、
むしろチョコを塗り広げてしまう。「う…」
未来は少したじろぐと、チョコのついた指先をぺろりと舐めながら、ティッシュを探して辺りを
見回した。だが、生憎と手近なところにティッシュの箱は見当たらない。部屋まで取りにいこうか?
それとも他に使えそうなものは…。
「もう、しょうがないなぁ…」
適当なものが見当たらず、未来は考えあぐねた末に、弟の方へ身を乗り出した。「じっとしてて…」
そして未来は悠貴の肩を掴んで顔を近寄せていくと、舌を突き出して弟の口の横をペロリと一舐めした。
チョコの甘い味…。未来は顔を離すと、くすぐったそうな顔をしている悠貴を見つめた。そして、
チョコがまだ完全に舐め取れていないのを見て、もう一度顔を寄せて弟のほっぺに舌を這わせた。
別に変なことじゃない、ママだってよくやってるし。ぺろ、ぺろとチョコを舐め取りながら、未来は
自分に言い聞かせた。今日はバレンタイン、特別な日なんだから、ママの真似くらいしてあげたって
いいだろう。これは最近仕事が忙しい母にあまり構ってもらえず、寂しそうだった弟へのバレンタインの
ちょっと特別なプレゼントだ。
「ふふふっ…」
くすぐったさに悠貴が含み笑いを漏らして身じろぎする。
「ほら…動かないの…取れないじゃない…」
未来はそう囁きながらちろちろと舌を動かし、悠貴の頬についたチョコを舐め取っていった。チョコの
甘い香りとは別の、子供特有のほの甘い匂いが漂う悠貴の頬を、未来は外側のほうから徐々に唇の方へと
舐め進め、そして唇に舌が触れる寸前、彼女は舌をそっと引っ込めた。そしてわずかな躊躇ののち、
さっと口を近寄せると、未来は悠貴の唇の端に自分の唇を擦るように一瞬触れさせ、すぐに顔を離した。
(…はっ!?)
そのままぽーっとした顔で、ぽかんとしている弟を見つめていた未来は、数拍おいてから我に返って
頬を赤らめた。(キス…しちゃった…)
バードキスとすら呼べないような、口の端にわずかに擦っただけの、軽く短いキス…。だがそれは、
間違いなくキスであった。自分のしたことに驚き恥じらい、今さらのように未来の胸はどきどき高鳴り
始めた。
なんでわたし、そんなこと…。未来はどぎまぎしながら自分に問いかけた。きっとこれも、今日が
バレンタインだからだ。きっとそうだ…。(そ、それに、チョコが半分しかなったしね…)
さらに未来は、動揺しながら頭の中で付け加えた。キスはその分のおまけ、これもバレンタインの
特別なプレゼントだ。そう、全部バレンタインのせいなんだ…。
「ありがとう、お姉ちゃん」
「い!?」
あれこれ頭の中で自分に言い訳をしていた未来は、弟にお礼を言われ、赤らめていた顔を完全に
真っ赤にさせた。だがそれは、ほっぺを綺麗にしたお礼を言ったのだとすぐに気付き、未来は心を
落ち着けた。キスに気が付かなかったのか、それもついたチョコを綺麗にしていただけと思ったのか、
いずれにしろ、悠貴は特別なことがあったとは思っていないようだ。
(キスに気付かないなんて、ホントまだまだ子供だな悠貴は…)
安心したようなちょっぴり残念なような、拍子ぬけした気分になりながら、未来はテーブルに頬杖を
ついて優しげな微笑みを浮かべ、残りのチョコを美味しそうに頬張る悠貴をじっと見つめた。
757 :
特別な日:2010/02/11(木) 22:57:32 ID:9PjTscpA
「…ねえ、悠貴」
やがてすっかりチョコを平らげ、指についたチョコをぺろぺろと舐めている悠貴に、未来は
ゆっくりと口を開いた。
「なに、お姉ちゃん?」
「今日は一緒にお風呂入ろうか?」
「うん!」
朗らかに返事をする弟に、未来の口許が緩んだ。今日は両親の帰りは遅い。まだまだ色々と、悠貴に
特別なプレゼントをしてあげられそうだ……
おわり
以上、お粗末様でした。完全エロなしは初めてのような気がする・・・。
エロくないよね?
>>758さん乙
いえいえもうお腹一杯ですよw
ニヤニヤがとまらないw
未来ってショタだよな。
>>759 最後の最後で…(ノ∀`)
で、お風呂ではいったいどんな特別なことをしてあげたのかkwsk
女の子は発育早いから、小学6年生とはいえねぇ。
親に止められるでしょう。
今日は両親の帰りは遅いと書いてあるじゃないか。
つーか誰の発育が早いって?
胸は無くても毛は生えてると思う
6年じゃビミョーなとこじゃね?ま、生えてても一緒に入ってる姉弟なんて
けっこういるようだけど。
ところで、実は俺も膜は入口少し奥だとばかり思ってた。
つか、一応ググってみてもそんな記述多いし、はっきりした画像も見当たらないし、
誰かこんな無学なわたくしに図解で詳しく教えてください。
モデルは未来ちゃんでよろしく。
| l /| /| / l | | ハ |
| | 厶l/、|./ l | | / || |
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|_ | 〃ノい ≫=ミ、|∧ ,′
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|いl ヾニン こン |/ ^}| お姉ちゃん
ヽヘl , ¨´ j リ
\l /´/ 処女膜ってどこにあるの?
丶 _ /‐
\  ̄ / 教えてよ
> 、 _ イ
埋めますか
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次スレで待ってるよ
東京マグニチュード8.0でエロパロ 震度2
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