戦隊シリーズ総合カップルスレ 11

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1名無しさん@ピンキー
こちらは戦隊シリーズの総合カップルスレです。
現在放映中の「侍戦隊シンケンジャー」、前年度放映の「炎神戦隊ゴーオンジャー」等々、
戦隊作品のカップルについてマターリと語って行きましょう。
煽り・荒らしはスルー推奨。他カプ批判もNG。みんなで愛を奏上しましょう。

【ネタバレについて】
特撮板本スレに準じ、放映日当日・映画公開終了までのネタバレは控えてください。
もしスレ住人からの要望により、映画等のネタバレを投下する場合、
投下前にネタバレであることを明記し、NGワード用タイトルをつけること。
バレを見たくない人はあぼん推奨。

【女性キャラ同士の表現について】
百合板で行ってください。投下後の、該当スレへの誘導書き込みはOKです。

【男性キャラ同士の表現について】
801板で行ってください。

【エロなし作品について】
投下可能ですが、スレの趣旨から外れ過ぎることのないようご留意ください。
エロなし作品であることの注意書き必須でお願いします。
2名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:20:12 ID:KBXrj9Zx
前スレ
戦隊シリーズ総合カップルスレ 10
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246803714/

過去スレ
戦隊シリーズ総合カップルスレ 9(dat落ち)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237195392/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 8(dat落ち)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223385863/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 7(dat落ち)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207095178/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 6 (dat落ち)
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187689343/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 5 (dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176541347/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 4(dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161010229/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 3(dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 2 (dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938210/
戦隊シリーズ総合カップルスレ (dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105953664/
【S.P.D】デカレンジャー総合カップルスレ【S.E.X】(dat落ち)
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080011602/

戦隊シリーズ総合カップルスレ保管庫一覧


戦隊シリーズ総合保管庫@wiki  (←現在機能している保管庫はこちら)
ttp://www37.atwiki.jp/sentaicouple/

戦隊シリーズ総合保管庫
ttp://sentaieroparo.blog100.fc2.com/

地球署の図書館
ttp://tfb.fc2web.com/index.html
保管庫の避難所
PC版 ttp://spdlib2.h.fc2.com/index.htm
携帯版 ttp://spdlib2.h.fc2.com/i/index.htm


関連スレ(といっても住み分け用です、百合の話は百合板↓へ)

特撮@百合 第三話
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1239189157/
3名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 10:06:24 ID:A+TE1SSh
>>1

   *、 *、    。*゚
   |+、 +、 *゚ ・゚
   ∩ *。 *。  +゚
(´・ω・)  +。 +。 ゚*
と  ノ  *゚ *゚  ・゚
`と、ノ ・゚ ・゚   +゚
  ∪ *゚ *゚    *
  +゚ +゚     +゚


 *-+。・+。-*。+。*
  \   。*゚
  ∩ *
  (・ω・`)
  。\  つ
  *  丶 _⊃
 +。  ∪   ☆
  ゚+。*。・+。-*。*゚
4名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 03:44:59 ID:aTeqndOv
冒険赤桃メインで好きだ。
最初は黒黄だったが、こことか見て見直したら青黄も良いなと思った。

轟音青の中の人はゲイか。
赤青も見たいなw
5【真剣緑黄】重なるココロ:2009/09/22(火) 05:58:04 ID:k2zip1xj
夜の10時を回った頃、ことはは庭でぼんやりと月を眺めていた。

(今日はお月様が綺麗や…)

「ことは…?」

「あっ…千明、どうしたん?」


思いがけない声の主に振り向いたことははやや驚いた表情だったが、すぐにいつもの笑顔を見せた。


「いや…何してんのかなと思って…」

「ん、今日はお月様が綺麗やな…」

「あ、あぁ…」


返事にもなっていない返事に千明はツッコミを入れようと思ったが、月明かりに照らされたことはの横顔があまりにも綺麗でそんなことはどうでもよくなってしまった。
しばし2人で月を眺めていたが、不意にことはがぽつりと呟いた。


「…千明…うちな、今日…殿様のこと叩いてしもたんよ…」

「え…ことはが…丈瑠を…?」


今日の敵をあの御曹司から離すためにことはの作戦が役に立ったとは聞いていたが…丈瑠を叩いたという話は初耳だった。


「殿様は…褒めてくれはったけど…うち…」


そう言って俯くことは。絞り出すような声は震えていた。
いつもなら明るく励ましてやるのに、何故か今日はそれができなかった。
そして、今にも消え入りそうなことはの様子に耐えられず、千明はことはを抱きしめた。

6【真剣緑黄】重なるココロ:2009/09/22(火) 05:58:46 ID:k2zip1xj

「ち…あき…?」


突然のことで思考が追いつかないことはを、千明は更にきつく抱きしめた。


「………」

「…千明?」


抱きしめただけで何も言わない千明に少しの不安を感じ、ことはは再度呼びかけた。


「…泣けよ…」

「え…?」

「我慢、しなくていいから…」

「っ…」


途端、ことはの瞳から堰を切ったように涙が溢れ出した。
千明の胸に顔をうずめ、ことはは静かに泣いた。
そんなことはを千明はただただ抱きしめていた。


「ことは…大丈夫か…?」


しばらくしてことはが落ち着いたのを感じ、千明は声をかけた。


「ん…もう大丈夫…ありがとう…千明」


ゆっくりと、お互い少し名残惜しげに離れる。
泣いていたためか、ことはの目はやや赤かった。


「ことは…目赤い」

「えっうそ…いややわ…」


少し気まずい空気を取り払うため、からかうように告げると、恥ずかしさからかことはは目を擦った。


「あぁ〜っ!擦ったら余計悪くなるぞ!てか明日目ぇ腫れるって!!」


慌てて目を擦ることはの手首を掴んでやめさせると、パチッとことはと視線が合った。
真っすぐなことはの瞳に、千明の心臓がどきりとする。

7【真剣緑黄】重なるココロ:2009/09/22(火) 05:59:29 ID:k2zip1xj

(これは…やばい)


じっと見つめることはの瞳に吸い込まれるようにゆっくりと顔を近づけ、唇を重ねた。
初めは唇を合わせるだけのものだったが、段々とそれは深いものになっていく。


「んっ…ふぁ…」


ぎゅっとしがみつくことはを支えるように腰を引き寄せ抱きしめる。


「ちあ…んぅ…」


角度を変えながら何度も重なる唇に、ことはの頭は真っ白だった。
しばらくして、名残惜しげに千明が唇を離した。


「ことは…?」

「………」


千明の呼びかけに何も答えないことはに千明はとてつもない不安にかられた。


「あの…ことは…?その…えっと…」

「…ちあき…」

「な…なんだ…?」


俯いたまま全く表情の見えないことはに千明の不安は更に募る。

8【真剣緑黄】重なるココロ:2009/09/22(火) 06:00:12 ID:k2zip1xj

「うち…死んでしまうかもしれん…」

「……は……?」


『嫌い』の一言でも浴びせられるかもしれないと思っていた千明は、まさかの台詞に拍子抜けした。
キスで死ぬなんて今まで生きてて聞いたことがない。


「ことは?大丈夫…か?」


恐る恐ることはの表情を覗き込むと、その顔は真っ赤だった。


「大丈夫やあれへん…心臓が…もたへんよ…」


消え入りそうな声で、かつ涙目で訴えることはが愛おしくなり、千明はまたことはを抱きしめた。


「あ〜っ!!もうことは…」

「な…なに…?」

「お前…可愛すぎ…」


耳元で囁くと、ことはの顔がまた更に赤くなった。


「ちっ…千明っ…冗談やめ…」

「おれ、冗談で抱きしめたりキスしたりしねぇよ…」


千明の真面目な物言いに、ことはの心臓が更に跳ねた。

稽古や戦いの中でも千明の真面目な表情は見たことがあるが、今日の千明はなんだかいつもと違って見えた。


(なんやろ…うち…なんか変や…)


千明に聞こえるのではないかと思うくらい心臓の音がやかましい。
ちらっと千明の顔をのぞき見ると、いつからこちらを見ていたのか、視線が合ってしまった。
ただ目が合っただけだというのに顔が赤くなっていくのがわかる。


9【真剣緑黄】重なるココロ:2009/09/22(火) 06:00:56 ID:k2zip1xj

「…ちあ…き…」

「ことは?」

「うち…





…千明のこと好きや」


その告白はほぼ無意識だった。
気が付いたら言葉にしていたのだ。


「…えっ…?」

「はっ…う、うち…今何言った!?」


告白された千明は何が起こったのか状況を把握しきれず、一方なんだか無意識に告白してしまったことはは大慌てだった。


「え…何って…す」

「あぁぁぁっ!!言わんといてぇっ!!」


自分で聞いてきたくせに聞きたくないというように頭をブンブンと振り、両手で耳を塞いで千明に背を向けてしまった。


「お…おい、ことは…」

「…………」


背を向けているため表情は見えないが、おそらくことはは真っ赤な顔をしているだろう。


「なぁ…1つ聞いてもいいか?」

「…なに…?」


背を向けたまま返事をすることはに、千明は気になっていたことを尋ねた。


「今の[好き]はさ…丈瑠とか流ノ介に対するものと同じなのか?それとも…」


思ってもみなかった千明の質問に、ことはは一瞬固まった。
先程言ったように千明のことは好きだ。
だがことはは他のメンバーのことももちろん好きなのだ。


10名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 10:49:09 ID:SJkgdCVm
新スレ乙!
職人さんがいっぱい来ますように(-人-)
11名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 15:29:04 ID:9dcru3s6
前スレ3P話題
忍風で赤黄×青3Pはよく見たぞw

てかこのスレ3Pありなの?
凌辱メインじゃなくて仲良しが高じてならありか?
12名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 15:49:58 ID:Px5U/C3S
前に獣拳であった気が。
女2男1なら魔法でもあったね。
13名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 17:09:58 ID:IfV8rXlQ
てか前スレでも殿と桃黄のがあったやん
14名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:01:07 ID:U06qYfFt
女二人ならね。

嬲の3Pはヤロー二人の仲が良好なことがポイントだ
三人戦隊なら普通にできなくない?
忍風もそうだし、轟音も初期三人(赤青黄)で可能って気がする
激は…ニキニキはともかく、ファンタスティックな人が大人しく参加してくれるかどうかw
15名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:09:57 ID:SJkgdCVm
以前から獣拳赤が前、青が後で黄サンドイッチを妄想してました。
やっぱりファンタスティックテクニックでないと後ろはキツいよね。
16名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:04:02 ID:lNxvgjnO
>>14
仲良くなくてもどっちがよりよくさせるかで
張り合いながら…というのもありだとオモ。
まあ、最低限の友好関係はいるけど。
17名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:42:11 ID:cMijvRUa
王道だけど光の赤と姫のカップルが好きだ。 
あの悲恋と姫のもてっぷりが萌える。

秘密の緑桃もたくましいお姉さんと暴走しがちな熱血漢という組み合わせが好き。
18名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 20:44:21 ID:qVaDrDQP
でも一番重要なのは女子の許容度かとw
19名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 23:43:52 ID:jSEPHcf7
前スレの最後が見事にオチが付いてて噴いたw

う〜ん、変則的な所で轟音黄姉に黒と緑で挑んでとかかな?
20名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 23:49:29 ID:U06qYfFt
なんかムラムラしてきた
本気で男女男の仲良しサンドが読みたいよ
誰か書いてくれんかなあ

>>15
トライアングル、みんなキャッキャしてて可愛くて好きだったんだ
萌えた
21【真剣金桃】恋戦‐コイイクサ‐:2009/09/23(水) 16:57:54 ID:Rze03O7U
エロなしで申し訳ないが【真剣金桃】投下します。
題名は「恋戦‐コイイクサ‐」


*************************
「ねぇ源太」
「ん、なんだ茉子ちゃんか」
「あ、あのさ…あたしに料理教えてくんないかな?」

あたしは包丁の手入れで台所に籠っていた源太に聞いた。

「料理?俺、寿司屋だから女の子が好むようなハイカラなもん作れないけどそれでもいい?」
「うん。全然いい。基本だけでもいいの」
「なら喜んで。んでも急にどうした?」
「急って訳じゃないんだけどさ…あたし、料理下手だし、
 夢叶える為にはやっぱり基礎からしっかりしなきゃと思ってね」
「ふーん。で、茉子ちゃんの夢って?」
「…普通のお嫁さん」
「…………。」

「お、おかしいなら笑ってもいいよ」
「…笑う訳ねーよ。相手は丈ちゃん?それとも流ノ介?」

22【真剣金桃】恋戦‐コイイクサ‐:2009/09/23(水) 17:11:41 ID:Rze03O7U
包丁を研いでいた源太が振り向いたから目が合った。
その表情はいつものオチャラケてる雰囲気はなく、力強い瞳に
目が反らせ吸い込まれてしまいそうな気分になる。

「まさか。相手なんていないよ。だって今は侍としての大義が一番だし。
 あくまでも夢への第一歩っていうか…」

なぜか言葉に詰まってしまったのは源太とのこの微妙な緊張感だからかもしれない。

「ならさぁ、俺にも茉子ちゃんをお嫁さんにする権利はあるってことだよな」

さっきの張り詰めた空気が一変した気がする。

「な!!(何言ってんの!?)」
言葉にならなかったがあたしの顔は確実に赤い…。

源太はあたしの両肩に手を置きさらに念押しで
「俺、冗談でこういうこと言わないから。
 ん、じゃ来週から【ラブラブお料理教室】始めっからヨロシクな。ま・こ・ちゃん」

そういって研いでいた包丁を片付けいつもの笑顔で颯爽と台所から出て行った。
去り際に「これは予約の印」と耳元で小さく囁き、あたしのうなじに短いキスを残して。

背中を見送りながら一連の行為に少し腰砕けになったのはあたしだけの秘密だ。
23【真剣金桃】恋戦‐コイイクサ‐:2009/09/23(水) 17:18:34 ID:Rze03O7U
その頃、食後で寛いでいる皆の元に千明が「イイモノ見ちゃった〜♪」とご機嫌で帰ってきて
源太と茉子のキスシーンを暴露してくれたからさぁ大変!

茉子LOVEな流ノ介は「今すぐ源太と決闘だ!」と興奮した後にぶっ倒れ
いつもクールな殿様は誰にも聞こえないような音で舌打ちしたとかしないとか…。

この始まったばかりの恋戦(コイイクサ)に勝つのはどの侍なのか。
それは今後のお楽しみ…。

これにて一件落着!?
24【真剣金桃】恋戦‐コイイクサ‐:2009/09/23(水) 17:21:38 ID:Rze03O7U
以上です。

これの続きで金桃のエロ書きたいと構想してます。
桃の中の人が最近めっきり色気が出てきたから妄想しがいがあるわぁw
25名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 18:40:57 ID:WuTLvZsP
金桃きた!いやー源太想像以上にカプが似合うかも。
GJ、エロも待ってる。
26名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:09:01 ID:oGxvfsHI
そういや、全然関係ないけど、ゲキレンのブルーの決め台詞の
「ファンタスティックテクニック!!」が見てた当時、めちゃくちゃエロく感じた。

27名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:26:00 ID:1tHoy1IU
ぐぐぐGJ!
えろも楽しみにしています!
28名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:26:23 ID:rUOJlu6O
今日たまたま見た轟音DVDがちょうど銀がやられる話で前スレ思い出してフイタ

「あん、連のガレージランチャー、おっきぃ……っ
 (アニのロケットダガーより断然!)」
29名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 21:19:48 ID:F6qZ4ggi
>>24
GJ!!!!


金桃のエロ期待してます!


桃の中の人、よくなってきたよね
30名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 21:47:51 ID:F6qZ4ggi
轟音連は中の人ゆえか、ゲイ、BLのほうが容易に想像できるね

31名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 22:31:01 ID:rdcCeIxs
>>30=>>4

>>1
数字板に帰れ
荒らすならIDくらい変えろ
お前のせいで、真剣金桃や冒険赤桃、冒険黒黄、冒険青桃が好きな人にも迷惑がかかるんですけど。
32名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 22:45:27 ID:SlJHWnbp
過剰反応しすぎのような。
むしろその反応が荒らしを呼ぶよ。

>>30の言ってることは自分も分かるし、別にリクしてるわけでもないしね。

まあ皆仲良くってことで。
33名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:14:05 ID:rdcCeIxs
>>32
3行目が余計
34名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:29:03 ID:SlJHWnbp
よし分かったようなので、空気を戻そう。
職人さんありがとです。
35名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:29:43 ID:NBO0TRsN
これだから轟音青厨・轟音青受け厨は

といって欲しいんだろ
正直>>30より乗っかった>>32のが痛い
何が「自分も分かるし」だw
36名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:31:03 ID:NBO0TRsN
リロってなかった
すまん
37名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:36:33 ID:1gsjKQOZ
ここで真剣6Pが見たいと言ってみる
38名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:39:18 ID:SlJHWnbp
>>36
いえいえ。
誰にでもミスはあるし。
39名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:15:09 ID:hf8AhX+o
皆スルー検定を身に付けておくれ

>>37
6人だともはや3P×2になる気がする。
それに本当にくんずほぐれつの6Pだったら百合必須だぞw
40名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:20:08 ID:snOjCLn8
皆というか興奮してるのは一部だけw

41名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:30:48 ID:eJfFpp4w
>>36
すまながることなくね?w
>>34のそいつが当の「自分も分かるし」だぞ
>>38も上から目線で頭来るなあw何様だ
42名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:38:27 ID:4/+eabLC
ID:eJfFpp4w
43名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 01:23:32 ID:LwWsFIOt
真剣緑黄投下させていただきます。
微妙に長くなりそうなので、とりあえず前半エロ無しパートだけ。

※恋人設定
※若干ですが、黄の中の人ネタ含みます。

NG設定はタイトル「小さな胸に秘めた想い」でお願いします。
44【真剣緑黄】「小さな胸に秘めた想い」:2009/09/24(木) 01:25:49 ID:LwWsFIOt
月の輝く夜、土のモヂカラを持つ小さな侍は、
庭に一人佇んでため息をついていた。

原因は木のモヂカラを持つ侍のことだ。

シンケンジャーの年下組としていつも一緒にいた自分と千明。
いつしかお互いなくてはならない存在になり、
何とか想いも通じ合って、
いわゆる“付き合っている”関係になったのはつい最近のこと。

はじめての恋人。
はじめてのデート。
はじめてのキス。
そして、はじめての…。

千明はいつだって優しかったし、自分の知らない世界を見せてくれた。
本当に幸せでいっぱいだった。

そう、あの事実を知るまでは―…。
45【真剣緑黄】「小さな胸に秘めた想い」:2009/09/24(木) 01:26:53 ID:LwWsFIOt
それはある日の朝。
もうすぐ稽古が始まるというのにまだ来ていないのを心配して、
千明を起こしに部屋に入った時のことだった。

襖を開けると、めくれた布団の中ですうすうと寝息を立てて眠る千明の姿を見つけた。
一応、自分よりも年上だが、こんな無防備な姿を見ると、
思わずかわいいなと思って、つい頬が緩んでしまう。
この姿をずっと見つめていたい。
だけど、今はそんな場合じゃない。もうすぐ朝の稽古が始まってしまう。
この部屋に来た本来の目的を思い出して、名残惜しく思いながらも、
千明を起こそうと声をかけようとした時だった。

ふと目にとまったのは、枕元に投げ出された何冊かの雑誌。
開かれたページには、水着の女の人の写真が載っている。
何だかいけないことをしているような気分になりながら、
それらの雑誌をおそるおそる手に取ってめくってみる。

自分よりもずっと大人っぽい顔立ちと体つきをした女の人たち。
きわどい水着とポーズでこちらを誘うように見つめている。
体が熱くなり、心臓がバクバクしてくる。

千明はこういう女の人が好きなんやろか?

ふと視線を落とせば、そこには凹凸に乏しい子どもっぽい体。
思わずため息をこぼしかけたその時。

「ん?ことは…?」

千明の寝ぼけた声が耳に届いて、体がびくりと跳ねる。
慌てて雑誌を元の場所に戻すと、何食わね顔で千明のことを起こして、
朝の稽古へと向かった。
胸の奥に小さなモヤモヤを抱えながら。
46【真剣緑黄】「小さな胸に秘めた想い」:2009/09/24(木) 01:28:20 ID:LwWsFIOt
そのモヤモヤが決定的なものになったのは、それから数日後のこと。
夜、広間を通りかかろうとした時に聞こえてきたのは流之介の叫び声だった。

「千明!お前、またそんな破廉恥なものを読んでぇー!」
「何だよ、戦いと稽古の時以外は何してたって自由だろ?」

どうやらこの間のグラビア写真が載った雑誌を読んでいたのを
流之介に注意されたらしい。

「流之介、頭かたすぎ。今時、こんぐらいの露出フツーよ?ほら。」
「な、な、なんと…!」

ちらりと物陰から覗いて見れば、
千明から受け取った雑誌を食い入るように見つめる流之介の姿がそこにあった。
よく見れば丈瑠や源太も近くに居て、
丈瑠はあきれたように、源太はにやにや笑いながら二人の様子を見ていた。

「…で、流之介はどっちが好きなの?大きいのと小さいの。」
「お、大きいのと小さいの?な、何の話だ?」
「とぼけちゃってー。これの話に決まってるだろ。」

千明がニヤリと笑って両手で胸の形を描いてみせる。
それを見た流之介の顔がみるみる内に赤くなっていく。
自分の心臓もどくんと大きな音を立てる。

「バカな!そんなの答えられるかぁッ!」
「またまた〜。本当は興味あんだろ?」
「なっ、そういう千明はどうなんだ!?」

恥ずかしさと怒りで真っ赤になった流之介が千明に迫る。
千明は何と答えるのだろう。
心臓の音がだんだんとうるさくなり、握りしめた掌が汗ばみ始める。


「そりゃー、見て良し、触って良し。おっきい方がいいでしょ。」


胸の辺りにズキンと痛みが走る。

「確かになー。見てるだけで幸せになるもんな。」
「お!話がわかるね源ちゃん!」

まるで昔からの友のように、肩をがっちりと組んで笑う二人。
盛り上がる二人を真っ赤な顔で見つめる流之介と、大きなため息をつく丈瑠。

「…で、結局、流之介はどうなの?」
「い、いや…わ、私も…その……どちらかといえば、ぉ、大きい方が好きだが…。」
「へぇー。丈瑠は?」
「…くだらない。答える必要ないだろ。」
「何?胸じゃなくて、お尻とか脚とかにこだわっちゃう感じ?」
「なっ…うるさい!早く寝ろ!」

珍しくムキになって真っ赤な顔で怒る丈瑠に、盛り上がる千明と源太。
そんな会話を遠くに聞きながら、その場から動くことができなかった。
47【真剣緑黄】「小さな胸に秘めた想い」:2009/09/24(木) 01:30:30 ID:LwWsFIOt
それからというもの、千明とまともに目を合わせることができずにいた。

たまに人目を気にしながら抱擁やキスを交わしても、
すぐに体を離して、なるべく“そういう雰囲気”にならないように努めた。

千明には悪いと思っている。
何よりも、自分が限界に近かった。
千明にもっと触って欲しいと思うのに、あの事実がそれを邪魔する。

何とか胸を大きくしようと茉子にもいろいろ聞いて努力をしてみた。
茉子は「そんなに気にしなくても、ことはは成長途中なんだから大丈夫。」と抱きしめてくれた。
だけど、すぐに変化が訪れるわけもなく…。
千明にがっかりされていたら、どうしようという思いばかりが膨らんでいく。

今、考えると千明との経験は、片手で数えて足りる程度にしかない。
それが多いのか、少ないのか、そういう知識がほとんどない自分にはわからない。
ただ、自分に魅力がないのからそうなのかもしれないと思ってしまう。
千明は以前、どんな女の子と付き合っていたのか。
胸も大きくて、自分よりもずっと大人っぽいキレイな子だろうか。
考えれば考えるほど悪い方向へと行ってしまう。

気晴らしに笛でも吹こうかと思っていて大きなため息をついた時だった。

「ことは、何してんの?」

後ろを振り返ると、そこには千明の姿があった。
会えた嬉しさと、今まで避けるような態度を取っていた気まずさで、
頭の中がぐちゃぐちゃになる。
気がついたら、千明に背を向けるようにして駆け出していた。
千明の戸惑うような声が後ろから聞こえてくる。

「お、おい、ことは!何で逃げるんだよー!?」

ごめん、千明。でも、今は会えないんや。
会ったら千明をがっかりさせてしまう。

「あっ!」

必死に駆けていたせいで、足元にある石に気がつかなかった。
気づいた時にはもう遅くて、つまずいて体が前方に向かってぐらりと揺れるのがわかる。
あかん、コケるとぎゅっと目をつぶった瞬間だった。
体に痛みはなく、何か温かいものに包まれて、地面に倒れていた。
目を開けてみれば、そこには自分の体を包み込む大きな千明の体があった。
48【真剣緑黄】「小さな胸に秘めた想い」:2009/09/24(木) 01:35:04 ID:LwWsFIOt
「ち、千明…大丈夫!?痛うない?」
「こんくらい大丈夫、大丈夫。ことはこそケガない?」

こくこくと頷くと、千明が良かったと安心したように微笑んだ。
それを見た瞬間に、目からぽろぽろと自然に涙が零れてきた。
自分はこんなに優しい千明に今までひどい事してたんや。
そう思うと、後から後から涙が出てきて止まらなかった。

「ごめん、ごめんなぁ…千明…」
「泣くなよ。てか、何で逃げたわけ?」
「そ、それは…千明が…」



“おっきい方が好きなんて言うから。”


消え入りそうな声で言ってしまった後に、慌てて口を塞いだ。
だけど、それも後の祭り。
目を丸くした後に千明の顔がだんだんと赤くなっていく。

「もしかして…あれ聞いてたの?」

無言でうなずくと、千明は気まずそうな顔をしてから頭をそっと撫でてくれた。

「いや、あれは…確かにウソじゃないけど、でも、俺はことはの胸と付き合ってるわけじゃねえ!」
「で、でも、千明あんまりうちと…そういうことしたがらへんし。
 てっきり、うちにがっかりしてるんやって思って…。」
「だって、それはことはがあんまり経験ないから、ムチャさせたくなくて…我慢して。
 本当は俺だって、ことはといっぱい…!」

そこまで言いかけて、お互いの顔が真っ赤になっているのに気づいて、
顔を見合わせると、思わず二人で笑い合ってしまった。

「ったく、こんな事で拗ねてるなんて、ことは可愛すぎ。」
「うちにとっては、深刻な問題だったんやもん。」
「不安にさせてごめん。でもさ、ほら…」

急に真剣な眼差しを注がれて鼓動が速くなる。
ちょっと照れたような千明に、腕を掴まれてある場所に導かれる。

「がっかりしてたら、こんなになったりしないし。」
「あ…」

ズボン越しではあるけれど、千明の男性の部分がしっかりと反応している。
自分の体と密着したことでこうなっているのだと思うと、
再び顔が熱くなっていくのを感じる。
千明が髪を撫でながら耳元でそっとささやく。

「俺の部屋行こっか?」

赤い顔のままゆっくり首を縦に振ると、千明が優しく微笑んだように見えた。
49名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 01:36:24 ID:LwWsFIOt
以上です。
後半はまた後日投下させていただきたいと思います。
それでは、失礼致しました!
50名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 02:21:01 ID:4/+eabLC
緑黄きた!
サンクス!

後半も楽しみにしています!
51名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 02:35:52 ID:Ab/Xn8XN
早々に2作も投下されるとは…。

>>21>>43もグッジョブ!!
金桃は提灯家出回の2ショットでいいなぁって思ってたから作品もグッときた。
緑黄は展開が可愛すぎる!!黄の嫉妬と緑の発言で脳内妄想電波出まくりますた。

2作品とも続き期待して全裸で待ってます。
52名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 09:33:44 ID:hf8AhX+o
小さな胸ってそういうことか。これはニヤニヤせざるをえないな
53名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 16:00:28 ID:9awaX/Zc
緑黄GJ!
かーわいいー!!
54名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 18:26:54 ID:NaIqj98Z
>>21>>43もGJ!!!

金桃は自分の中で最近一押しのカプなんで嬉しい!
ラストの金の台詞が、あのニッ!っていう笑いと声と口調で再生されたから困るw
続きwktkしながら全裸で待ってる!


緑黄超nrnrした!
コンプレックスで悩む黄の初々しさと切なさがすげー可愛くて良かったです。
後半も楽しみにしてる!
55名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 21:40:54 ID:0fHzzohb
金桃・緑黄GJ

しかし、どっちも寸止めだなw
本番楽しみにしてる
56名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 22:37:52 ID:gnlaDffR
黒子ちゃんにも男と女が居て、
お互い両想いなんだけど、
気づかず男黒子が茉子に相談してぎゅってされてるところを、
女黒子が見て流之介に相談して、
二人が頑張って黒子たちを添い遂げさせる。
そんな中、二人も実は両想いだったのが分かり、そして青桃。


って言うのを、ふと思いついた。
でも俺文才ないから誰か代わりに書いてくれないかなorz
57名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 02:33:32 ID:+9o/i4XR
>>4=>>30は青の中の人オタだよ
あちこちで本人はゲイだと噂広めてるから気をつけて
ほらほら早くグルっぽに帰ろうねーw
58名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 02:57:58 ID:1/QJJive
連ってゲイなのか
スルーすればいいよ
このスレでは関係ない話だからもうその話は終わってるし

スレ違いの話はもう終了ってことで
59名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 03:59:46 ID:tYIYf6+T
はい、空気変えます。




>>43
グッジョブ!!
もう、なんと言ったらいいのか解らんほど萌えた。
自分の中の緑黄にぴったりすぎた…。
よいものをありがとう。グッジョブ!!


緑黄色野菜と言う言葉にも萌えられるようになった。
60名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 08:39:07 ID:uM6ONpOz
ことはお嬢様の着替えを手伝う殿執事シチュ!
61名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 20:10:26 ID:lO+jJKcv
金桃、緑黄の続きwktk
62名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:27:29 ID:1tGgn47D
割り込み失礼いたします。
前スレで「重なるココロ」を投下した者です。
今更ですが続きが完成したので投下させていただきます。
エロありです。(ぬるいですが…)

NGは【真剣緑黄】交わるココロ でお願いいたします。
63【真剣緑黄】交わるココロ:2009/09/25(金) 23:29:59 ID:1tGgn47D
パタン…と襖の閉まる音が耳に入り、ことははどきりとした。
ここはことはの自室ではない。先程気持ちを確かめ合った、
千明の部屋である。

「そんなとこ立ってないでとりあえず座れよ」

ポンポンと隣に座るように促されると、ことはは小さく頷き
ストンと千明の隣に腰を下ろした。

「そんなに緊張すんなって…」

苦笑しながらことはの頭を優しく撫でる。
千明の手の感覚に少し肩の力が抜け、ことはも微笑み返す。
2人で微笑み合った後、ふっと千明の瞳に真剣な光が宿った。

「ことは…逃げるなら、今のうちだぞ」

頭に置いていた手をことはの頬に添え最後の確認をとる。

「ううん…逃げへんよ。千明のこと好きやから」

添えられた手に自分の手を重ね、真っすぐに千明を見つめ返し、
ことははきっぱりと言い切った。

「ことは…」

目の前にいることはの存在を確かめるように名前を呼び、
先程したようにゆっくりと唇を重ねた。
64名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:31:40 ID:1tGgn47D

「んっ…」

唇を合わせたまま、ことはを敷いてあった布団に押し倒す。
一瞬、ぴくりとことはが反応したが、
千明の口付けに応えるようにおずおずと背中に腕をまわした。

「んぅっ…」

背中にまわされた腕が合図だったかのように、
千明の口付けが激しいものとなっていく。
ピチャピチャと口内を貪る水音が、部屋の中に響く。
ことはが口付けに気をとられているうちに、
千明の右手はことはの胸の膨らみを捕らえていた。

「はぁっ…ち…あきっ…」

唇を解放した途端、ことはの口から甘い声が漏れる。
胸の柔らかさを確かめるように触れていくと、その声は更に増した。

(やべ…超かわいい)

ことはの額に瞼に頬に口付けながら、
寝間着の中に手を入れ直に肌に触れていく。

「あっ…」

千明の手が身体を這う感覚に、ことはの思考は支配されていく。
千明が触れていくところから、肌がぞくりと粟立つ。

「ことは…かわいい」
「やぁっ…」

真っ赤になりながら首を振ることはにまた口付けながら、
寝間着をはだけさせていくと、彼女のイメージカラーである黄色の下着が現れた。
普段のことはは黄色の服が多い。
しかし、まさか下着まで黄色を身につけているとは思っていなかった千明は、ふ…と薄く笑った。

「…?どうしたん?」
「いや…」

なんでもない、と言うように耳に舌を這わしながら、下着を取り払う。
あらわになったことはの白い肌を目の前にし、千明は息を飲む。

「あ…あんまり見んといて…」

ジッと見られていることに耐えられなくなったのか、両腕で隠そうとする。
その腕を優しく制止すると、首筋にそっと口付けた。
65【真剣緑黄】交わるココロ:2009/09/25(金) 23:33:47 ID:1tGgn47D
「ん…」

千明の唇の感触にことはが身じろぐ。
その反応を楽しむように、首筋から鎖骨に沿って唇を這わせていく。
鎖骨にあった千明の唇がことはの胸の突起に触れると、
ことはの腰がびくんと浮いた。

「あっ…ん…」

舌で胸の突起を弄びながら空いている手でもう片方の膨らみを柔らかく揉む。
しっとりと自分の手に吸いつく感触を千明は堪能する。

「ぁんっ…あぁっ」

千明の手や舌の動きに合わせて反応をみせることは。
目を潤ませながら、今まで感じたことのない快感に身を委ねていた。
千明が執拗に胸の突起に吸い付いたり甘噛みしていると、
ことはが脚をモジモジとしていることに気付いた。

「ことは、どうした?」
「んっ…な…なんでもっ…あらへん…」
「ほんとに?脚痛いとかじゃなく?」
「やっ…あっ」

すかさず寝間着のズボンに手を入れ、下着に沿って脚の付け根をなぞると、
ことはは身体を反らせた。

「心配だから、ちゃんと見てやるよ…」

口元に笑みを浮かべながらズボンを取り払い、
下着ごしにことはの一番敏感な部分をつ…と撫でる。

「ふぁっ…あんっ…」
「ん〜…これじゃよく見えねぇな…」
「え…きゃっ…」

言うが早いか下着を脱がせ、内ももに手を這わせながらまじまじと眺める。
ことはは今にも泣き出さんばかりに目に涙をため、真っ赤になっていた。

「ちっ…千明っ…」
「ん?」
「せやからっ…あんまり…見んといて…」

とにかく『見られる』ことが恥ずかしくて堪らないらしく、
視線から逃れるため脚を閉じようとするが、太股にある千明の手がそれをさせない。
そのまま指を沈めると、ことはが一際大きく鳴いた。

「ひぁっ…あっ…」
「すげ…濡れてる」
「やっ…」

初めて自分の中に入ってくる指に、ことはは言いようのない快感を感じた。
淫らな水音とことはの甘い声が、千明の部屋に響く。
66【真剣緑黄】交わるココロ:2009/09/25(金) 23:35:54 ID:1tGgn47D
「ちっ…あ…き…」
「ん?」
「ちあきもっ…はぁっ…ぬ…脱いで…」

甘い息遣いの合間になんとか言葉を繋ぐ。
お願い、と吐息混じりに言うその懸命な様子がなんとも可愛らしい。
千明はことはから指を抜き、チュッと口付けを一つ落とすと自分も服を脱ぎ始めた。
ところが、あと1枚というところでなぜか千明の動きがピタリと止まった。
果たしてこのままいきなり脱いでいいものか…
ことはがびっくりしないだろうか…
いやしかし脱がなくては先に進めない…
などと、千明は一人悶々と考え込み動きが止まってしまった。
この千明の行動をを不思議に思ったことはが上体を起こし声をかける。

「ちあき?…脱がへんの?」
「あ…いや、脱ぐ!脱ぐけど…」
「うち、手伝ったろか?」
「へ?ぅわっ!!」

千明の下着に手をかけたかと思うと一気に下までおろす。
下着をおろしたせいで現れた目の前のモノに、
一瞬驚いた表情を見せたがすぐに何故か興味深々といった表情に変わった。

「ふぁ〜…」
「あ…あの…ことはサン…?」
「ちあき、触ってみてもええ?」
「えっ!?いや、い…いいけど…」

千明の了承を得ると、恐る恐る両手で包み込むようにそっと触れる。
ピクッと千明が少し反応したがことはは気付かなかった。

「ね、コレどうしてほしい?」
「え゛っ…」

一体どこで覚えてきたんだそんな台詞!!と一瞬思ったがことはのことだ、
おそらく純粋に質問しただけだろうと思い直す。

「…じゃ、口で…」
「くち?こう?」

なんの躊躇いもなく、先端をパクッとくわえる。
ただ、くわえた後どうしていいのかわからないらしく、
上目遣いで千明の次の言葉を待つ。

(おいおい…やべーだろコレ…)

自分のモノがどんどん固く大きくなっていくのがわかる。
それをくわえていたことはからは、んっ、とくぐもった声が聞こえた。

「っ…前後に…動いて…みてっ…」
「んん…」

手を添えたままことはが頭を動かす。
お世辞にも上手いとは言えないが、一生懸命な様子が逆にそそるらしく、
千明のモノはどんどん固くなっていく。
このまま口でしてもらうのも悪くない…という考えが脳裏をかすめたが、
さすがに初めてのことはにはキツイかと思い、放しても良い旨を伝える。
67【真剣緑黄】交わるココロ:2009/09/25(金) 23:37:34 ID:1tGgn47D
「んっ…もうええの?」
「あぁ」

ありがとな、と千明はことはをぎゅっと抱きしめた。
ことはの体温と鼓動が心地好い。

「ことは…いいか?」

布団に寝かせことはの入口に自身を宛てがう。

「ん…ええよ…」
「痛かったら言えよ…」

もう一度口付け、ゆっくりと自身を沈めていく。
途端、ことはの顔が苦痛に歪む。

「っ…いっ…」
「くっ…ことはっ…力…抜けっ…」

先程の指とは比べものにならないほどのモノが自分の中に入ってくる。
その痛みにことはは必死に耐えていた。
そして千明もまた、自身の侵入を拒むかのような締め付けをぐっとこらえていた。
二人の額にじっとりと汗が滲む。

「はっ…全部…入った…動くぞ…?」

こくん、とことはが頷いたのを確認し、
千明はことはを傷つけないよう慎重に動き始めた。
始めは苦痛に歪んでいたことはの表情がしだいに悦びの表情に変わっていく。

「あっ…あっ…っちあき…」
「っ…ことはっ…」
「はぁっ…ん…」

千明が与えてくれる快感にことはは溺れていた。
そしてだんだん速まる千明の動きに、快感の先の限界を感じ取る。

「あぁっ…うち…もぅ…」
「おれもっ…あっ」

迫りくる最大の波を受け入れる証のように、ギュッと手を絡める。

「ち…あきっ…あっ…あぁぁっ…」
「ことはっ…くっ…」

千明は果てる一瞬前にことはから自身を引き抜くと、
ことはの腹部に欲望を吐き出した。

68【真剣緑黄】交わるココロ:2009/09/25(金) 23:38:48 ID:1tGgn47D
行為が終わり、千明はことはの腹部をきれいに拭う。
そしてそのままことはの横に倒れ込んだ。

「ことは…大丈夫か?」
「うん、大丈夫」

かなり無理をさせてしまった罪悪感があったが、ことはの笑顔に少し安心する。
ことはの頭を撫でながら、チラッと自室の時計を確認すると、
もうとっくに日付は変わり、かなり遅い時刻であった。

「あー…おれ明日起きれっかな…」
「何言ってんの、ちゃんと起きなあかんよ?」

早朝の稽古に対する不安を呟くと、ピシッとことはに窘められた。
恐らくことはは千明より早く起きれるだろう。
特に根拠はないがそんな気がする。
そんな考えから千明はふとあることを思い付いた。

「あ、わかった。キスで起こしてくれればいいじゃん」
「へ???」
「おれ朝弱いからさ、ことはがキスして起こしてよ」
「なっ…何言ってんの…そんな恥ずかしい…」
「やることやっといて何言ってんだよ。よし、決まりな」
「ちょっ…千明っ…」

ことはの言い分を一切聞かず、
千明はことはを抱きしめながらおやすみ、と寝る態勢に入ってしまった。
そしてあれよあれよという間に朝一番のキスが決まってしまったことはは、
とりあえずそれが朝の恒例にならないことを祈りながら千明の胸の中で眠りについた。

[終]
69名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:44:10 ID:1tGgn47D
以上です。お目汚し失礼いたしました。

>>56の素敵な電波を受信したので、
自分でよければ文章におこして投下してみたいと思います。
ただ少し長くなりそうですが…。

またしばらくは傍観者となります。
70名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 00:07:11 ID:ggn7Z9bT
>>69
おお!
緑黄GJ!!
とっても良かった!!

青桃も期待してるぜ!
71名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 02:30:08 ID:VW7ifTC2
ぐはっ緑黄かわいすぎ…
GJ!
72名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 12:23:12 ID:dbOHxtTU
緑黄もいいけど、やっぱメインの赤黄が見たい
73名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 12:47:59 ID:mykJbauR
なら自分で書けよ
74名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 13:17:24 ID:mvETquj8
メインって…
75名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 13:20:59 ID:oJ/fMknF
つーらーれーなーいーのー
76名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 13:59:48 ID:HE0c2EqU
ここで一旦CMです。
77名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 15:11:08 ID:aN8XIkSe
乱交が見たい…
6Pがいいんだが自分が書こうとすると百合プレイ+ハァハァしながらガン見する4人になる罠
78名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 15:13:00 ID:aN8XIkSe
>>69GJ!黒子ネタも待ってる
79名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 17:31:14 ID:oJ/fMknF
>>77
むしろそれみたいw
80名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 17:34:08 ID:hxyl0n0H
>>69
乙!
初々しい緑黄が可愛いすぎでした
黒黒wも楽しみにしてます

そして今週の放送なんだが
予告に出た美人でしっかり者っぽい看護師さんと金の絡みに
wktkが止まらんよ
81名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 09:08:37 ID:ajWMl3jR
>>80
美人看護師が銀になり、金と恋仲になって二人で寿司屋をするのかと途中まで思ってたよw
82名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 14:22:05 ID:uCtc1bNQ
緑黄GJ!
普段来ないスレだけど、こういう愛あるほのぼのHもいいね
前半の行き違いもありそうで可愛い
ことはは健気だ
83風と木の名無しさん:2009/09/27(日) 14:43:40 ID:NEZLOsDv
>>69 GJ!!

>>77を見てから今週の放送を見たら
Aパートのトランプの場面の台詞が
金以外の全員で殿を攻めているように聞こえたw
84名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 18:14:38 ID:7U1vO1HJ
殿桃厨、本スレ荒らすんじゃねえよ死ね
85名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 19:32:24 ID:FgjufUTv
(`・ω・´)
86名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:23:39 ID:Zgr/SIZ1
またかよ。シンケンアンチがこんなところ来るな。
こんなこと書いたらまたシンケン専用スレだと思ってるとか言いがかり付けられるんだろうな…
87名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:25:16 ID:Zgr/SIZ1
ごめん、シンケンアンチじゃなかった。
カップルアンチだった。
88名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:48:19 ID:IwdCTDwl
でも事実、赤桃厨の暴れ方はひどいからなあ
厨もキャラもドリーム入りすぎてて自覚がないのがまた・・・
89名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:51:21 ID:G0M0qCko
まあ、カップル妄想話を他スレに持ち込む頭の弱い人がいるのは事実

戦隊を普通に見てる人にとっては迷惑だろうね
90名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:54:27 ID:IwdCTDwl
赤黄なら作中で暗示されてたからわかるけど、赤桃はないよな
91名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 21:04:33 ID:cn4VTKgc
》90
のような奴がネガキャンしてるとしか思えん。
92名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 21:37:58 ID:JUs03fKa
本スレでカプ話題を持ち出す人は皆厨です
93名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 21:41:00 ID:2l5T80j4
>>91
そいつはほっとけ
94名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 21:50:00 ID:G0M0qCko
だね。>>89でレスしたものだけれど、

赤黄だろうが赤桃だろうがその他だろうが、

カップル妄想話を他スレに持ち込む頭の弱い人は、迷惑この上ない。
95名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 22:59:46 ID:XOItNBeR
やはり最低限スレのルールは守らないとな!
なので、これからも愛あるカプ話で盛り上がって行こう!
いろいろあって皆いい!だよ。
96名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:20:02 ID:aGZKkzDE
というかいちいち荒らしに構うなよ
荒らしに構うのも荒らしのうちだ
97名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:57:49 ID:276KDCRU
あんたアホすぎる…
もう>>95で終わってるのに
98名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 09:10:19 ID:sgVFNz7W
まだ作品ないけど金黄萌える。お嬢様と執事の回で金が黄のドレス見立てたんだと信じてる
緑桃も好きだ。なさそうでちゃんとある身長差萌え
99名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 12:22:15 ID:SqMA0R0Y
入替人生後のことは、殿様弄りすぎたこと反省してこっそり謝りに行ってたら萌えるなって思って
「殿様さっきはごめんなさい!殿様ばっかり嫌な思いしたままじゃ申し訳ないし・・・今度はうちの
恥ずかしい写真持っといてください!」ってコスプレして謝りにくる話を考えたんだが
話の流れ上殿に「これ持ってたら俺、変態だろ!」ってツッコまれて撃沈した
前スレの3P書いた職人さんの凄さを思い知らされた
100名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 13:14:18 ID:JSf/68Xy
>話の流れ上殿に「これ持ってたら俺、変態だろ!」ってツッコまれて撃沈した

理性では変態チックじゃんと思いつつもどーーしても手放せない殿を妄想するんだ。
>>99はやればできる子。
101名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 14:22:01 ID:jSCmDd9k
>>98
緑桃、昨日は桃が緑を助けてその後背中合わせでお互いをフォローしつつ戦っていたね
萌える
102風と木の名無しさん:2009/09/28(月) 14:43:04 ID:wKwI2Wu1
緑桃、トランプではお互いの手札を読み取って
共闘で殿を追い込むww
103名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 17:06:44 ID:69UD0Y4J
>>102
おっとその名前欄はワザとなのかい?
104名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 19:17:45 ID:iCqc0T79
>>102
名前欄ww
105名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 15:59:44 ID:KiKQ1iYa
>>99の妄想を読んで、
入替人生の時に源太を放置した黒子が女性で、
責任を感じて寿司女体盛りというキワモノ電波を受信した。
106名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 20:37:16 ID:iR2sv6vi
確かに黒子にも女いてもおかしくないよな。
107名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 21:45:41 ID:pcrE/Y95
というか流石に変身前の着替えの時の桃黄担当班は女性だろう
じゃなきゃ茉子からクレーム来そうだ
108名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:48:55 ID:h7BB91dn
>>107
男黒子が茉子やことはの着替えを手伝い、どさくさに紛れて
あんなことやこんな事を・・・
109名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:49:25 ID:MUHUSpOw
着替えは自分でしてると思ってたけど… 
黒子は幕を張ってるだけじゃないか?
110名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 23:00:14 ID:h7BB91dn
>>109
黒子力をもう一回よく見て見
111名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:35:13 ID:5ns9CHv8
着替え手伝ってる黒子に、それとなく近付いて仲良くしてみる緑…いずれ着替えのエピソードを黒子から聞かされる、というのを想像した自分。
112名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:53:29 ID:FH1a9OYA
ゴーオン緑銀投下します。タイトルは『限界DOLL』。やや陵辱。範人女装あり。目線がころころ変わります。
長い物になってます。ガンマンワールドでの生活をちょっと捏造。駄目な方はスルーでお願いします。
113ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:54:35 ID:FH1a9OYA
その時美羽は自分に何が起こったのか理解できなかった。
ただ天井とそれから・・・怒ったような表情の範人の顔が見えて、
あと何故だか自分の体が思うように動かせない、という事だけがわかる。
範人が自分を床に押しつけ両手を強く握り体全体でのしかかってきているからだ、という事もわかるけど、でもどうしてこんな事に?
「僕は男だよ?」
ほんの少し泣きそうな範人の声。
「だからそれが何なの?」
当たり前の事を何故今更言うのだろう?
「わかってないよね、美羽。」
凄く、凄く悲しそうな瞳。
どうしてこんな顔を彼はするのだろう。
どうして?
114ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:55:33 ID:FH1a9OYA
ガンマンワールドへ来て数ヶ月。

「美羽の事が好きだよ。」

ある日範人は突然美羽にそう告げた。
ずっと好きだったよ、と。
ごめん、気持ちを知って欲しかっただけなんだ、なんて言う彼が可愛くて彼女になってあげてもいいよ、と返事をしたら
彼は凄く驚いた顔をしたあと、「ありがとう!!!」と叫びながら美羽を抱き締める。
そういう反応も可愛くて可愛くて仕方がなくてこんなのも悪くないと思ったあの時。
最初のキスは美羽からだった。少しだけやんちゃめいた軽い戯れ。
範人の美羽が好き、という視線が愛おしくて頬にちゅっと唇を寄せたら彼は真っ赤な顔をしながら改めて自分の唇をそうっと美羽の唇に重ねた。
そんな生活が続いていてニューギンジロー号での共同生活にも慣れ始めたこのごろ、
ガイアークに新しい動きがある事をキャッチした。
この世界でのとある富豪にガイアークの幹部が近づいているというのだ。
その真偽を確かめるべく、富豪主催のパーティに潜入する事にした7人。
年齢制限があった為バイトとして潜り込めたのは走輔、連、軍平。
大翔と美羽はあらゆる手を使い来賓として扱われる招待状をゲット。
範人と早輝が留守番、という話だったのだが
昼間にちょっとした戦闘があり、美羽はそこで足を負傷してしまった。
大した事はないのだけれど大事を取って美羽は早輝とチェンジ。
またボンパーは重要な物資を調達するため炎神達と一緒にマシンワールドに一時帰郷。
よってニューギンジロー号の中は範人と美羽のみとなる。
最初はふたりで食事や雑談をしていたのだが、少しだけ時間を持て余し始めた時、美羽はふとある事を思いついた。
前から計画していたのだがこれはよい機会かもしれないと。
「ねぇ範人、こっち来て。」
足を軽く引きずりながら美羽は範人を自分の部屋へ呼び入れた。
狭いながらも女の子らしさと高級感が清潔さと一緒に同居する部屋。
そこにあるクローゼットの扉を美羽はぱんっと押し広げた。
115ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:56:13 ID:FH1a9OYA
「凄いね・・・。」
範人は思わず感嘆の声をあげる。
部屋の中を何本もの鉄の棒が端から端へわたされ服が服がぶら下がっていた。
引き出しの多いローチェストも設置され更には壁面一杯にバッグや靴が収納されている。
ブティックを通り越しクリーニング屋よりも充実しているのではないかと思うその数に目を見張るばかり。
部屋よりもクローゼットの方が広いよ、なんていう呟きが思わず範人から零れる。
そんな中美羽はためらいなく洋服のジャングルの中からタグがつけっぱなしの洋服をひとまとめにして取り出した。
まずわね、と言いながら手前にあった花柄チュニックワンピースと細身のスキニーデニムを手に取る。
「ねぇ範人、これ着てみて!」
「えぇ?!」
「絶対に似合うと思うの。お願い。」
最初は躊躇うような顔を見せたものの真剣に頼めば範人は素直に頷いてくれた。
彼なりに女装はそれほど嫌いではいと思うし、自分が似合う事も多少なりと自覚しているはず。
・・・軍平の『お前の女装は可愛すぎる!』とか大翔の『妹にしたい。』などの発言ははっきり言ってかなり迷惑だとは思うけれど許容範囲に違いない。
彼が着替えている間ドアの向こう側で美羽はそわそわしていた。
どうかな、どうかな?
わくわくドキドキ、でも絶対に間違いない。
メイクボックスを片手にドアの前をうろうろ。
「できたよぉ。」
待ちこがれていたその声に胸を弾ませドアをあけた。
「うわぁ・・・。」
美羽は思わず頬を思いっきり緩ませる。
そこには自分が思っていたよりもずっとずっと可愛らしい範人が!
「すっっごい!凄くよく似合ってる!」
範人がもの凄くキラキラに見えた。
「そう、かな・・・?」
照れともなんとも言えないちょっと困ったような笑顔すら愛らしい。
「うん!可愛い可愛い可愛い!可愛すぎて困っちゃう!」
実はずっと範人をこんな風にしたかったのだ。
116ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:56:54 ID:FH1a9OYA
一度目は清楚なお嬢様、二度目はセーラー服、だったけれど、本当はもっといろいろいろんな服を着せたかった。
自分のセンスに絶対の自信を持つ美羽は彼の可愛さを存分に味わいたくてうずうずしていたのだ。
幼い頃着せ替え人形で遊んだ時と同じような感覚。
「範人、ここ座って!」
彼を無理矢理椅子に座らせるとメイクボックスをぱかっと開ける。
「ファンデーションはいらないよね。ちょっとだけチークとマスカラと・・・。」
「ちょっと待って美羽、化粧もするの?」
戸惑う範人。
「うん、ちょっとだけだから、ちょっとだけ!」
だって。
「範人はこのままでも十分可愛いんだもん。」
だからあともうちょっとだけ彩りを。
心持ち程度のチークを頬に、マスカラはやっぱりやめてビューラーでカールをつけるだけ。
最後にリップブラシを取り出す。
「ちょっ?!」
「いいからいいから。」
躊躇うような拒絶反応も言葉と目線で押さえつけブラシを彼の唇に滑らせる。
薄桃色のグロスに濡れた彼の唇はぷるぷると愛らしく震えた。
「・・・出来た。」
それはもう、感激としかいいようがない。
夢にまで見た可愛い範人。
もうどうしようかというぐらい。
「可愛い!範人すっごく可愛い!」
いやーん、どうしよう、なんてもう、止まらない興奮があとからあとから溢れてくる。
どうしようもないトキメキ。
こんな風に誰かの素材を活かして美しく変身させたいと思う願望が自分の中のオンリーワンかもしれないなんて思う。
ここに探していた答えがあった気がした。
「ありがとう、範人!」
「う、うん・・・。」
頭を掻きながら範人はどういう表情をしていいのか判らずただ立ちつくすのみ。
117ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:57:56 ID:FH1a9OYA
そんな範人に美羽はまた服を突きつけた。
「次はこれ!」
「えぇ?!まだやるの!?」
「もちろんよ、お願い!ね?」
「うん・・・。」
勢いで押して何度も着替えさせる。さながら七変化。。
アクセサリーや帽子、バッグまで出てきてそれはさながらたったひとりのためのファッションショー。
どれだけ衣装替えしただろう。
これが最後の一枚、と渡されたブラウスとミニスカートに範人が溜息をついた時。
「ねぇ、範人、これ借りていい?」
美羽は範人のジャケットとパンツを手にして範人に尋ねた。
「何するの?」
「私が着てみたいの。」
純粋な好奇心だった。
「別にいい、けど・・・。」
「うん!ありがとう!」
一度袖を通してみたかったゴーオンジャケットに胸を弾ませしばらくしてお互い着替え終わった事を確認するとドアが開く。
「ねぇねぇ、ちょっとは男の子に見える?」
ぼんやり顔の範人に声をかけられば彼ははっとした。
「うん、ちょっとはね。」
曖昧な応えにちょっと残念な気持ちになり美羽は範人の隣にぴたっとくっつき彼の腕に自分の腕を絡ませ姿見の前まで引きずった。
「ねぇこのまま街に出たら私は男で範人は女で通らないかな?」
「・・・いや、さすがにそれはちょっと無理・・・。」
「よ、ね。あーあ、もうちょっと胸がちっちゃかったら男の子でもイケルと思うんだけどなぁ・・・。」
残念、と美羽は自分の胸を押さえ込む。
「一緒に歩いて範人とお似合いのカップルだと思われたいのに。」
「えぇ?!」
その時範人はやけに驚いていた気がする。
そして嬉しそうにも見えた。
どうやら自分と同じ気持ちなのだと思って嬉しくなる。
118ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:58:57 ID:FH1a9OYA
「みんなをびっくりさせたいよね。実は男女逆でしたっていうどっきり。」
途端に範人の表情が沈んだ気がした。
やだな、範人ならこういう悪戯おもしろいって乗り気になってくれると思ったのに。
それなのに、憂鬱な顔をしているのは何故だろう、と思った。
楽しいのに。
「範人としかこんな遊びできないもんね。」
笑ったら凄く泣きそうな顔をされた。
「範人と出逢えてホント良かった!」
心の底からそう思う。
「今まではね、買い物に行ってもこの服を着たい、とかこの靴自分に似合うかな、とかそういう事しか考えなかったんだけど、
最近は範人の事ばっかり考えちゃうの。この服を範人に着せたいとかこのアクセサリーは範人に似合う、とか。
そう思うと我慢できなくなっちゃって、つい衝動買いしちゃったのよね。」
美羽にとってたわいもない遊び。
「サイズもね、たぶん合うと思うんだ。ほら、固まっちゃった事あったでしょ?
あの時ちゃんとチェックしたんだもん。範人の事はなんでもわかってるんだから。」
全部全部、範人の為に揃えたのだ。
範人にぴったりのサイズ、範人に似合う色、範人を引き立てる装飾。
いつもいつも範人の事を考えて選んだもの。
それが叶ったて嬉しくて仕方がない。
仕方がないのだけれど。
「・・・範人?」
はしゃぐ自分とは対照的に彼の表情はいつのまにか暗いものへと移ろっていた。
「・・・どうしたの範人?」
背伸びしなくともそのまままっすぐ見つめることができる彼の顔色は優れない。
本当にどうしてしまったのか。
119ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 13:59:54 ID:FH1a9OYA
そんな美羽に範人は俯きがちのままぽつんと呟いた。
「僕、男だよ。」
範人の言葉に美羽は一瞬きょとんとしたあとぷっと吹き出す。
「そんなのわかってるわよ。」
「だったらなんでこんなの・・・。」
「だって女の子が女の子の服着ても普通に可愛いだけでしょ?
でも範人は男の子なのよ?男の子なのにこんなにも可愛いし似合うんだもん。本当に凄いよね!
なんだかもう、嬉しくなっちゃう。この世の全てに自慢したくなっちゃうわ。
範人の事好きすぎてどうしようって思っちゃう!
ホントに可愛いのよ、似合ってるのよ!」
軍平の気持ち、ちょっとわかる。
世界中に向かって範人は可愛いと叫びたい。
「ねぇこの服もアクセサリーも靴も、全部範人にあげる!受け取って!」
それなのに。
「・・・いらないよ。」
範人は投げやりに言い捨てた。
「範人?」
「僕、他にほしいものがあるんだ。」
「何、言ってよ。私があげられるものならなんでもあげるわ。」

可愛い範人に私は何をあげられるんだろう。

「美羽。」
「なぁに?」
「だから、僕が欲しいのは『美羽』なんだよ。」
「??」

わかんない、って顔した直後が今の状態。
まったくわからない。
なんで?

120ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:00:33 ID:FH1a9OYA
見上げた顔がどうしようもなく苦しそうに歪んでいる。
その意味がわからず美羽は戸惑うばかり。
いつもは透明な直感力や鋭利な理解力が範人の気持ちや危険性に対して無防備な状態なまま働かない。
彼女なりに必死に考えて思い当たる。
家族だもんね。
それはゴーオンジャーの5人と一緒に蔵し始めてから強く感じる仲間の絆の表現方法。
おとんこと兄がいておかんこと連がいる。
走輔、軍平、早輝、範人はその子供という所だが自分のポジションはやや不安定だった。
考えればあまり姉っぽく振る舞っていないのがいけないのかもしれない。
美羽はとんでもなく別方向へ思考を巡らせた後、その結論にたどり着いた。
そうだ、私はお姉ちゃんでなくちゃ。
にっこり微笑む。
範人の手が少し力を抜いた事に気がつきするりと手首だけ抜けだし彼をぎゅっと抱き締める。
「・・・怒らない、の?」
範人は美羽におそるおそる尋ねてくる。
美羽は首を横に振ると範人を抱き締めなおした。
「何か辛い事があったんなら言いなさいよ。力になるわ。甘えたい時だってあるわよね。」

彼女はここまでされてもまだわかっていない。
範人を傷つけているのが自分であるという事に。

「ねぇ、僕が美羽にしようとしてる事判ってる?」
範人の声が震えた。
「はいはい、わかってるわよ。」
返ってくる声は恋の甘さからは遠くかけ離れた姉のような母のようなそんな声色。

範人の心が爆ぜる。

違う、そうじゃない、と。
121ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:01:24 ID:FH1a9OYA
範人の手がもう一度美羽の腕を拘束した。
彼女の頭の上でしっかりと。
「こら範人。」
美羽の優しく叱る声も彼の感情を逆撫でるだけ。
そして美羽も少しずつ何かが違う事に感づき始めた。
自分を見下ろす範人の目がどこか酷く凶暴に見える。
こんな範人見たことがない。
戦う時の勇ましさとは違う、荒れ狂うような瞳。

「範人?」

「美羽の馬鹿。」
範人の声はうわずっていた。
「どうしてわかんないのかな?
カップルと思われたいとか好きすぎるとか僕の事ばかり考えてるとかわかってるとかなんでもあげるとか。
言われたら言われるほどに辛いほど美羽の事が好きなんだって。」

好きの意味がぶつけられる。

「僕は女の子でも着せ替え人形でもない。男だ。」

ごく単純で当たり前で。

「男なんだよ。」

大前提の事実。

「君の事が好きな男なんだよ。」

思っても見なかった言葉。

その言葉は全く知らない言葉のような気がして美羽は意味を飲み込めなかった。

ふと横に視線を移せば鏡の存在。
映っているのは情けないほど美しい少女が緑色のジャケットに跨っている姿。
これが範人と美羽なのだ。
乙女が範人で男が美羽。
でも事実はそうじゃない。

心の中、も。

「僕は美羽が思ってるような人間じゃないよ?
女の子が大好きだし、嘘もつくし人を騙す事だってある。こうやって・・・。」

こうやって。

「美羽を襲う事だって、できるんだから。」

それでも美羽は何もかもが信じられなかった。
122ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:02:08 ID:FH1a9OYA
可愛いお子様範人がこんな事、するはずがない。

こんな欲をむき出しにした男の顔なんて、するはずが、ないのに・・・。
こんなに悲しい顔なんて見たくないのに・・・。

美羽が目を見開いて彼を見つめればその視線を振り払うかのように
範人は美羽に強く口づけた。
荒々しいそれはあっというまに美羽の唇をくわえ隙間から舌を差し込んでくる。
ぎゅっと彼女の舌を吸い上げた。
苦しそうにくぐもる声が切ない。
こみ上げる罪悪感に堪えきれなくて唇を離せば彼女は呆然としていた。
ありえない、という表情。
何をされたのか、わかっていない。
言葉も発さず、抵抗もせず、範人を見つめるだけ。
範人は唇を噛みしめる。

きっと彼女はまだ範人を男だと見ていない。
そう思うととてつもなく黒い衝動が心と体を突き上げた。
大きく膨らむそれは範人の罪悪感を粉々に打ち砕く。

毎日着脱しているジャケットのファスナーに範人は手を伸ばした。
慣れているはずなのに自分ではない誰かが着ているそれを脱がせる手は
なぜかぎこちなく、そしてもどかしい。
まるでこれから先に進む事を拒むかのように。
それでも止められないのは。
「何、してるの・・・?」
彼女のか細い疑問符まじりの声が自分に突き刺さるから。
責められない拒否されない、それなのに痛い。
心が悲鳴をあげる。
本能が楽になりたいと叫ぶ。

僕は女の子じゃない!
123ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:02:51 ID:FH1a9OYA
脱がせるより先に
範人は自分の身を包んでいる布地に苛立ち全部投げ捨てた。
傷だらけの全裸が美羽にまたのしかかる。

大翔や軍平の様な厚い胸板はない。
走輔や連の様な広い肩幅もない。

それでも美羽に跨っているのは間違いなく男だった。

「はん・・・と・・・。」
ここまでされてようやく美羽も少しずつ状況が飲み込めてきた。
聡明な彼女にしてはかなり出遅れたそれは
間違った信頼感とごちゃまぜになって頭の中を混乱させる。

範人。
私の可愛い範人。
範人が。

「駄目、駄目よ。」
一生懸命彼を自分の上からどかそうとするも彼はびくとも動かない。

彼に捉えられているのだと実感した。
そう思えば彼の衣類を普通に着ているだけなのにそれらもまるで拘束具のように思えてくる。
彼の匂いしかしないものに包まれて、逃げられないで居る自分。

ぴっちりしたレザージャケットの隙間から覗く肌に彼の唇が落ちた。
いやいやと首を横に振っても離れてくれないそれはちくりとした感触と一緒に赤紫の痕を刻んでいく。
「・・・ついちゃった。こうやったらついちゃうんだ。」
彼もまた、それを自分の視覚に入れて呟いた。
範人にとって初めての体験。
白い肌に刻んだ自分の物であるという証。

彼女は、自分の物。

改めて猛る思い。
124ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:03:31 ID:FH1a9OYA
「美羽、美羽・・・っっっ!」
声をうわずらせながらやっぱりおろせないファスナーに腹を立てて黒いTシャツと一緒に首までめくり上げる。
手近にあったスカーフで彼女の両腕をジャケットと一緒にひとまとめにしてベッドの足にくくりつけた。
そこまでするならいっそベッドの上に、と妙に冷めたもうひとりの自分が心の中で呟くけれど
今表だって範人を支配している感情は荒々しく床の上で行為をする事を求める。

もう、待てないと。

一方Tシャツとジャケットで視界をふさがれた美羽はこれから起こりえる事を想像し顔を青ざめさせた。
何度も彼の名前を呼ぶけれどそれは布地に吸収されうまく届かない。
この布地が今すぐ目の前から取り払われたらいいのにと願ってもそうならない。
ただ、彼の指が胸を覆う下着に引っかかったのを感じた。
そしてそれが首元にずり上げられる感触も。
覆われていた柔らかな膨らみが空気にさらされた事を知る。
「!!」
必死でじたばたするけれど身動きが取れない。

範人の手のひらが美羽の胸に触れた。

泣きたくなるほど柔らかいそれはとても滑らかで範人を離さない。
虜になる。
呼吸を荒くして範人はひたすらそれをもみ上げた。
範人の目の前で薄桃色の先端があちこちに方向を変える。
時々ぷるっと震える。
指でつまみ上げると美羽から小さく、悲鳴のような声があがった。
125ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:04:30 ID:FH1a9OYA
こんな声、聞いた事がない。
こちらを大きく揺さぶってくるような声。
さして大きくはないだろう、と半分情けなくもしっかり勃っしていた範人の硬己が
本人の想像以上に大きく硬くそそり立つほどにがんがん響いてくる。
こんな自分を範人は知らない。

美羽に酷い事をしたいと思う自分なんて。
美羽を泣かせて興奮している自分なんて。

今まで知らなかった。

もっと、もっと甘く優しい時間になると想像していたそれは願いとは別の方向へ成就していく。

思うまま胸の先端にむしゃぶりついた。
柔らかい本体とは違いそこだけはやたら硬くつんとしている。
舌で舐めて唇で噛んで好きなようにくるくると弄んだら美羽の声が余計に切なくなった。

「ん・・・ぁあっ・・・っっ範人っっ!」

助けを求めるかのような。

聞こえているけれど、聞こえていないふり。

舌を、指をすっと腹に向かって這わせる。

躊躇う自分が心の中で叫ぶ。
もういいじゃないかと。
美羽はもう、わかってくれたよと。
だからこの先は進まなくていいじゃないかと。

だけど止められない。
126ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:05:14 ID:FH1a9OYA
いつも自分が履いているパンツなんて細腰の美羽には当然ぶかぶか。
脱がせる事なんてたやすい。
そして高級なシルク仕立ての下着も肌を滑りやすいだけ。
ただ長い足は全てを脱がせるのに少々時間を要したし、
なにげに撫でたお尻はきゅっとひきしまっていてそのくせまあるく柔らかで可愛いと興奮しつつ
じたばたした分、自分の体は思ったよりもあっさり彼女の太股の間にすとんと落ち着いた。
今すぐねじ込みたい衝動をなんとか抑え込み範人は薄く向こう側を隠すベールを破るように指を割り入れ
ちょんと突き当たった秘密の羽に触れる。
それは柔らかく儚くひらひらしているのに付け根のところにはやたら硬くそして小さなくちばしがあった。
そのくちばしをこりこりと擦れば彼女は逃げるように腰を浮かせつつも結局はどうしようもなく
次第に範人の指に透明の滴がまとわりつきはじめる。
「・・・これって美羽が濡れてるって事なのかな?」
独り言を呟けば彼女の体が大きく跳ねた。
でも彼女は吐息を漏らすばかり。

顔が見えないとよくわからないや。

その結論にたどりつき範人はTシャツとジャケットを彼女の手首まで持ち上げた。

美羽の表情に、いつもの強気なものは見あたらない。
この表情が意味するものを範人は知らない。
ただ、こちらの欲情をそそるものである、という事だけは間違いなかった。

怯えてる?
期待してる?
ねえどっち?

どっちでもいいよ。
ひとつになりたい。
127ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:05:42 ID:FH1a9OYA
「範人、範人っっっ!?」

大好きだよ、美羽。

「ねぇ美羽、初めて?」

君はイエスもノーも言ってくれない。

「僕は初めてだよ。」

君が僕の初めて。

「大好きなんだよ。」

口づけたあと。

範人は美羽の羽根を大きく割り透明の飛沫を散らせながら硬己を埋め込んだ。
128ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:06:19 ID:FH1a9OYA
「あふっっ!!」
美羽が大きくのけぞる。
範人の硬己はたやすく飲み込まれ奥に到達した。
「初めてじゃないって事なのかな?」
経験ゼロながらも知識を総動員させ呟けば美羽は酷く悲しそうな顔をする。
「・・・僕の知ってる人?」
その問いには首を横に振ることでようやく答えてくれる。
「そっか・・・。」
範人は小さく頷いた。
何がそうかなのか自分でもよくわからずにいる。
わからずにいるけれど、
ほんのわずか、そこかにあったためらいが消えてしまったのは確か。
「好きにさせてね、美羽。」
彼女の胸に手を置きながら甘く囁く。
大好き、大好き、美羽が大好き。
頭の中がおかしくなりそうなほど。
好きな人同士がどうしてこの行為に没頭するのか、その理由を今知った。
こうしたら、もっと好きになれるからだ。

好きで好きでどうしようもなく好きで離れられなくなるから。

範人はひたすら硬己を引いては押しだすを繰り返す。
美羽から上がる言葉にならない声に燃えたぎりながら止まることができずに。
「ひっっぁ・・・・っっ!!」
また彼女からあられもない声が溢れる。
もっと責めたくてどうしようもない。
くりくりと胸の先端を捏ねればずんっとくるような締め付けが押し寄せ
最奥を硬己の先端でぐりぐりと押しつければあたたかさととろとろが波打つように範人の硬己を責め立てた。
「美羽、ぐちゅぐちゅしてる・・・。」
余裕なんてまるでなくて思ったことを口にすれば美羽は唇を噛んで顔を背けた。
何かに堪えるように。

そんな顔も好きだよ、美羽。
大好き。
129ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:07:45 ID:FH1a9OYA
名前を呼びながら美羽を抱き寄せがむしゃらに突き倒す。
「いや、範人、駄目ぇっっ!!」
美羽の瞳に涙が浮かんでも止まれない。
「ぅわっっ!?」
きがつけばまっしろな物が美羽と範人が繋がっている場所から溢れていた。
それと同じくらい範人の頭の中もまっしろに。
汚された羽根は範人の硬己を包んだままひくついていた。

「・・・範人・・・。」
美羽に呼ばれ範人は顔をあげる。
彼女の瞳からも透明な雫は溢れ止まらない。
範人は震えながらも軟化した硬己をずるりと出し、のろのろと美羽の拘束を解く。
そして彼女を強く、でもたよりなくかき抱いた。

「ごめんって言いたかった。僕、ただ美羽が好きなだけで・・・。
わかってほしかっただけなんだ・・・。男だって、見て欲しかった・・・。」
恋人なのに恋人じゃない気がしていた。
初めてのキスもからかわれてるんじゃないか、夢じゃないかと何度も思った。

恋なんかじゃなかった。
自分はただ、美羽の人形だった。
『可愛い』というだけの人形。

恋をしていたのは、自分だけだった。

「美羽が初めてなんだよ僕。初めてで僕・・・。
本当はもっと優しくしたかったし、両思いになりたかった。」
彼氏と彼女になっても、片思いの気がしていた。
仲間や友達、そして家族の延長線に存在していただけ。
胸騒ぐドキドキも、降り積もる甘さも、自分だけ。

「美羽も同じ気持ちになってほしかったんだ。」

去年の冬、サンタ越しに握った手。
思いも伝わればいいと思った。
だけど、そんな事じゃだめなんだと出した勇気。
ちゃんと伝わっていない本気が悲しくて。

「大好き、なんだよ。」
130ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:08:17 ID:FH1a9OYA
その言葉に、返ってくる言葉はどれだけ待ってもなかった。
範人は美羽から離れ彼女に毛布をかけると自分の衣類を身につける。
緑のジャケット、黒いパンツ。

男である、城範人。

『城範人の”城”はお嬢様の”嬢”じゃないの?』なんてからかわれた事があったっけ。
男なんだよってあの時も怒ったっけ。なんだか随分昔の事のような気がする。

男だってわかってほしいだけだったのに。

そして男として最低な所まで落ちた男はその場を立ち去ろうとする。
ドアから出て行こうとする後ろ姿になすりつけるような罪と声。

「それでもね・・・。嫌いにならないから・・・。私は、範人の事嫌いにならない。だけど・・・。」

だけど。

「今は、無理・・・。」

扉が、閉まる。

何が無理なのかあやふやなままで。
131ゴーオン緑銀『限界DOLL』:2009/09/30(水) 14:09:20 ID:FH1a9OYA
以上です。このスレが末永く楽しく盛り上がることを祈りつつこそっと立ち去ります。
132名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 23:40:00 ID:VD4ZtZbN
緑銀GJ!
ハッピーエンドじゃないのが残念だったけど、
本編では接点が少なかった二人をありがとうでした。
133名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 10:30:50 ID:KZp6u23m
緑切ねぇ・・・でもGJだぜっ!轟音好きだなぁ〜
134名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 11:04:35 ID:PkkuTX+d
轟音緑銀は珍しいね!新鮮!!GJ!!!!!!!
135名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:55:34 ID:SS5A4DAT
まだ作品ないけど真剣金黄萌える。
お嬢様と執事の回で金が黄のドレス見立てたんだろう。

緑桃も好きだ。なさそうでちゃんとある身長差萌え。
136名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 20:35:18 ID:QY/ZKfSF
>>131乙!
轟音緑銀の発想は無かったんだけど、すごく良かったよ
緑はかわいい子扱いされてて狼になるっていう美味しい展開がよく似合うね〜
この後、銀もしっかり男の子として好きになる幸せな続きもみたいです
13798:2009/10/01(木) 22:08:51 ID:HuroUKGV
>>135あれ俺いつ書き込んd…ってまんま俺のレスじゃねえかw
138名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 22:13:52 ID:d0u8H/6j
>>135
真剣緑桃「弱気センサー」投下します。
139真剣緑桃「弱気センサー」1:2009/10/01(木) 22:14:39 ID:d0u8H/6j
茉子が千明の部屋の前を通ると、襖が少し開いていて中の様子が見えた。
薄暗い中、千明と思しき人物が俯いて膝を抱えている。
「どうしたの千明、灯りもつけないで」
応えは返ってこなかった。
心配になって部屋に足を踏み入れる。
電気をつけ、襖を完全に閉めた。
「なに? 落ち込んでるの?」
「わかってんだったら、放っておいてくれよ」
低い声で千明が言う。
途端に茉子の中の弱気センサーがビリビリと反応する。
「放っておけるわけないじゃない。ねえ、どうしたのよ」
茉子の手が優しく千明の髪を撫でる。
しばらくはそうしていただろうか。やがて千明がぽつりぽつりと話し始めた。

丈瑠を超えると決心したはいいものの、今はまだことはにさえ劣る自分の力。
頑張ろうと必死になっている最中、流ノ介が新しい折神を使いこなし成長した。
自分はいったいいつになったらみんなに追いつけるのか、追い越せるのか。
考え出したら――なんだかどんどん落ち込んでしまったのだ、と。

「もう、千明ったら」
茉子は思わず千明の頭を抱えてギューっと抱き締めてしまう。
「うわっ、ね、ねーさん!」
千明の顔は茉子の胸に思いっきり押し付けられている。膨らみの柔らかさに狼狽していた。
「千明、あんたは頑張ってるわよ。ホント、すごく頑張ってる。あたし、よーくわかってるから!」
だから、落ち込まないで――そう言いながらも、千明をギュウギュウと自分の胸に押し付ける。
「ねーさ……く、苦しい……」
呼吸困難に陥りながら、千明が精一杯の抗議の声を上げた。
「あ、ごめーん、つい。あたし直ぐやっちゃうのよねー」
千明はぜいぜいと息を整えていた。
「こ、これかよ……流ノ介がやられたのって……」
千明は以前の出来事をふと思い出していた。
茉子の弱気センサーとは、男にとって恐ろしいものがある、と思った。
「ねーさんさあ。それ、気をつけた方がいいぜ。絶対男は誤解すっから」
「誤解?」
全然わかっていないようだ。
「弱ってる時にんなことされたら、『こいつは俺に惚れてる』って思っちまうってこと!」
「やだ、なにそれ。いくらなんでもそんなわけないじゃない」
「そんなわけ、ある」
落ち込んでいた千明の心に暗い火が灯り始めたことに、茉子はまだ気付いていない。
「ねーさんは、身を以って知った方がいいと思うぜ」
言うが早いか、千明は茉子をその場に押し倒した。
「キャッ、なに、千明っ」
「慰めてよ……落ち込んでる俺をさ……」
「え? ええ?」
驚く茉子の口を塞ぐ。
140真剣緑桃「弱気センサー」1:2009/10/01(木) 22:16:34 ID:d0u8H/6j
「んーんんー!」
舌を噛まれないよう気をつけながら、千明はキスの深さを増していった。
歯列をなぞり、茉子の舌を捕らえて絡ませる。
「あ…ふ……ん」
次第に茉子の抵抗の力が弱まっていく。
それとともに、茉子の方もキスに応え始めた。
着ているものをたくし上げ、茉子の胸を鷲掴みにする。捏ね上げるように揉めば、茉子が吐息を漏らす。
千明の手はやがてもっと下へと伸ばされ、下着の中まで侵入していった。
「ここ、もうびしょびしょだぜ、ねーさん」
耳元で囁く。
「やだ……やめて」
「自分で確かめてみるかい?」
愛液に塗れた指を見えるように茉子の前へ差し出す。
「やん……っ」
首を振るたびに茉子の長い髪も同時に揺れる。
下着ごと衣服を取り除き、茉子の下半身を晒した。
ひやりとした感覚に茉子の身体がぶるりと震える。
全身を犬のように舐めまわし、甘噛みすれば、茉子はもう完全に千明の手に落ちていた。
内腿を広げ、千明は茉子の快楽の粒に武者振りつく。
「ああ――んっ」
茉子が甘さの混じった叫びを小さく上げた。
粒を舌で捏ね、千明は指を蜜壷へと滑りこませる。
一本、二本と本数を増やしながら、茉子の感じる部分を探し出す。
「ああん……ああ、ああああ――あ、あ――!」
一番感じるところを見つけたようだった。
そこを重点的に攻めながら、千明は茉子の蜜壷を掻き回す。
「いやあん……ああん……あああ」
もう髪を振り乱して茉子は快感に溺れている。
「あ、あああ、ああん……ああ――!!」
茉子は一瞬身体を硬直させたかと思うと、ぐったりと脱力した。
「軽くイッたって感じ? じゃあ、次は俺の番ね」
千明は自分の前をくつろがせると、既にいきり立ったソレを大きくひろげさせた茉子の中心へと埋めていく。
「あ……うん……はあぁ……」
「ねーさん、わかる? 俺がねーさんの中に入るの」
「あん……わかる……ちあ……きが……来てる……ん……」
「行くぜ……」
ズンズンと千明は腰を打ち付ける。ひと打ちごとに茉子の身体が揺れた。
「あっ、あっ、あっ――あん」
静かな部屋に、二人の肌が打ち付けあう音と茉子の嬌声だけが響いていた。
141真剣緑桃「弱気センサー」1:2009/10/01(木) 22:17:30 ID:d0u8H/6j
「な、わかったろ。ねーさんのアレはやばいってこと」
散々茉子を喘がせ、何度も高みに押し上げては息も絶え絶えにさせた千明は、しれっと言った。二人ともまだ全裸のままだ。
「バカ……千明の……バカ」
睨みつける目も快楽の余韻に潤んだままでは迫力がない。
「だからさ。他の男にやっちゃ駄目だ。俺だけにしときなよ」
「なにそれ」
「時々さ、やろうよ。俺きっとこれからも落ち込んだりすると思うし。そん時はねーさんが慰めて」
にんまり笑って千明は茉子の裸身を抱き寄せた。
「時々――だけだからね」
茉子は、小さくそう応えた。
142真剣緑桃「弱気センサー」1:2009/10/01(木) 22:18:28 ID:d0u8H/6j
終わりです。
失礼しました。
143名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 22:49:53 ID:qyLVIehW
重複レス多いのはウイルス?荒らし?
144保管庫の人:2009/10/01(木) 22:55:17 ID:ldeehuqY
>>5>>135は全く重複でいいんですよね?
そこまでチェックしきれないので、本当にカンベンしてほしいです…。
145名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 00:20:45 ID:F/7hHVAU
よくわからないけど


>>142
GJすぎ!!!!!!!
とてつもなく興奮した!
146名無しさん@ピンキー :2009/10/02(金) 00:40:51 ID:eTViUqVF
>>5に関しては即落ち防止に誰かが貼ったのかもしれないけど
(上がってるし)、>>139はどうしたんだ?
>>143が書いてるようにウイルスなのかな。
147名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 00:54:32 ID:ukhs8c6u
>>139-141
緑桃サンクス
エロくていいな〜。

自分は初見かな。
148名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:14:41 ID:SvMM7Hsi
保管庫行け
149名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:27:50 ID:bJ2PMMlu
保管庫にある作品をあたかも自分が書いたように投下するなんて…。
確かに、>>5は即落ち防止かもしれないけど、>>139-141は悪質すぎる。
最初に書いた職人さんがかわいそうだよ。
150名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:14:37 ID:hCX8HkW8
GJする前に保管庫見てくれ頭痛い…
それただの荒らしの再投下だから。

>管理人さん
いつも乙です。
どちらも重複作品なのでスルーでお願いします
151名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:14:57 ID:aIoeiCxV
>>131乙です。
自分も密かに轟音緑銀っていいかもしれないと考えてました。
ワメイクルの話の最後、海辺で範人が美羽に「姉ちゃん助けて〜!」ってすがるとこ見てからありだと思いました。
ところで美羽って強気に振る舞ってても根が優しいお嬢様だから、襲われると途端にか弱い女の子になっちゃうのが最高に萌え。
152名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:24:15 ID:ukhs8c6u
>>150
ごめん…
153名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:27:13 ID:ukhs8c6u
ごめん…
安易にサンクスなんて言ってしまって…

初見だったものでつい。
154名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:33:21 ID:jNrjbp92
丸コピじゃなくて自分で文変えて投下しているみたいだけれど、
ウイルスってそんな高性能なのか?
ただの荒しな気がする。

重複なら重複と、気付いた人は早めに注意してくれると助かる。

>>131
GJ!
後味は決して良くないけど、逆にそこが良いね。
でも、他の人が言うように、ハッピーエンド編も読んでみたい。
155名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:38:33 ID:5qBS5EP2
ウイルスじゃなくて荒らしだと思うな。

あとGJしてる人にまで八つ当たりしてる馬鹿って一体なに?

責めどころを間違えてる。
156名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:46:58 ID:jNrjbp92
>>155
いやこの場合GJもいかんだろ…
何も知らなかったならともかく、重複て話題になってる後なのに。
157名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:59:45 ID:5qBS5EP2
>>139-141
ウイルスがこんなことできないと思うね。

スクリプトとかなら可能なの?
158名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 03:14:08 ID:wrwN4iYv
雨風呂に引っ越した青の中の人のブログにあった画像の金と桃に萌え。
桃のくっつき方と、身長差にグッと来た!
159名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 03:28:21 ID:+Cpnq6TN
殿黄が見たい
160名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 03:39:19 ID:rdUNvhtE
殿の中の人は殿桃推奨だってよ
殿黄厨ざまあw
161名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 03:56:36 ID:5qBS5EP2
162名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 05:35:19 ID:+Cpnq6TN
殿桃厨って痛いな
役者がどう思おうが公式は殿黄なのに
163名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 06:04:55 ID:xckZwVJL
どっちにせよ殿厨はキモイ
164名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 07:00:36 ID:w1al3U55
とりあえず中の人とか公式とか言っちゃう奴はキモい
165名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 07:04:26 ID:uYWqMGLt
役者の意見は割とシナリオに反映されるからね
166名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 07:29:34 ID:kbaIz1eK
カスみたいなスレですね。
167名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 07:51:36 ID:SvMM7Hsi
皆大人なんだから堂々と、守るべきところは守ろうぜ。
荒らし=ガキな奴、ここにいるってことはいいトシなんだろ。恥ずかしくないのか?
168名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 08:01:34 ID:S4lT4Mp4
なんつーか、結構本腰でこのスレに住み着いちゃった荒らしが
いるんですかね。
前スレはスレ分け議論をふっかけてきたけど、今回は重複SS投下かあ。
新作投下されたらやられるな、と心構えしとかないとね。

>>142
GJ!!!
思ってなかった組み合わせだが超萌え!!!
ただ、おおおお女装男子に男装女子がこのスレで!!!!と勝手に
期待しちゃったよ自分www
そういうカテゴリではなかったのねwwww
169名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 09:04:39 ID:xckZwVJL
>>荒らし=ガキな奴、ここにいるってことはいいトシなんだろ。恥ずかしくないのか?

ジャリ番見てキモイ妄想してるお前が言うなと。
170名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 11:39:25 ID:xCQkyl/1
桃も黄も関係ない

「殿」さえNGワードにしておけば
平和なレスしか目に入らなくて済む
171名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 14:28:50 ID:8Zbazv7T
流れ豚切るが


激の紫ミキは需要あるかね?
172名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 14:53:57 ID:SG13CQX/
流れ切りたいならそのまま投下しろ
それとも何?誘い受けうぜぇとでも言われたいの?
173名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:22:27 ID:KnxU4AlD
ここの住人で、保管庫見てない人がいることにちょっと驚いた
あんな珠玉の作品群をスルーなんて勿体無い
174名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:30:50 ID:bJ2PMMlu
>>173
>>1>>2をちゃんと読んでいない証拠ってことだな
175名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 23:05:20 ID:tnO9OKrb
まあ、カップル妄想話を他スレに持ち込む頭の弱い人がいるのは事実

戦隊を普通に見てる人にとっては迷惑だろうね
176名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 23:12:11 ID:xckZwVJL
シンケン本スレにここのアドレス貼って荒らしてんじゃねえよカス
177名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 23:18:58 ID:4tKT0mpN
なんだあれは…カスが自作自演してるのか

> ID:xckZwVJL
一体なにしたいんだ?
178名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 23:41:21 ID:xckZwVJL
>>177
お前がやってんのか死ね
179名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 23:49:57 ID:4tKT0mpN
> ID:xckZwVJL
やはり図星かこいつ…

>>163
>>169
こいつの数レス見たけど荒らし丸出し…

>>167が荒らしに向けてレスしたら >>169 ID:xckZwVJLが哀れに反応してしまってる…
180名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:24:22 ID:sgTY7wXQ
!の真剣本スレ見てきた。
全年齢板に、PINK板の直リン貼るなんて、そこまで民度が下がったか。
181名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 03:07:34 ID:Jl7loHS3
>>180
だから張ったのは荒らしでしょ
双方に迷惑かけたい。特撮に恨みでもあるのか?

SS再投稿だけでなく、前スレの住人のレスとかも微妙に変えて書き込んでたり、
やり方がマジで気持ち悪い。

182名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 04:05:48 ID:5ewAn/8x
また気持ち悪い人がレスしてるのか。


つ !とここのID。
183名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 07:51:26 ID:/CRvQQFG
ねえ、なんでまた喧嘩になってんの?
まじでいい加減にしてよ。
またシンケンアンチがバカなことしたんだな…
やめてよマジで。だからシンケンジャーだけ分けようとか言ってくる奴が出てくるんだよ。
普通にシンケンジャーカップル好きな人達の事も考えろよ。
184名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 15:15:30 ID:Kka85ho5
まあいつもの、荒らしタソの思うツボ的展開だよ。

荒らしタソにいいようにされる我々!
アソアソらめぇ、もっと!荒らしタソもっとぉ!



そんなスレ展開でない限り、心配はない。
185名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 15:38:35 ID:4wiesGgX
荒らしとか明らさまな釣りレスなんかスルーしとけばいいのに
いちいち構ったり改心させようと思ってか説教始める学級委員だらけだもんな
そりゃ荒らしも居つくわ、こんなに脊髄反射してくれるスレ他にないもん

荒らしが悪いのは当たり前、それを構って増長させるのも罪だ
シンケンアンチの仕業っていうより単なるシンケンファンの内ゲバだろこれ
他に責任押しつける前にもうちょっと自重してくれないなら
今度シンケン隔離という流れになっても仕方ないしかばう気もなくなる
作品キャラカップリングに罪はないけどその一因はまちがいなくここのシンケンファン
胸に手を当てて考えてみれよ
自分は普通のレスのつもりかもしれないけど刺々しいのおおいよ
186名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:22:23 ID:XGYSYRAx
シンケンファンの内ゲバって、思い込みで決めつけるのもどうかと思う
まぁそういう流れ作りたいんだろけどさ
187名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:26:29 ID:9VLuzAtM
前に某ファンスレ(特撮関係ない)に常駐した時定期的に荒れてたけど、
最初はアンチの仕業かと思ってたけど
どうやら内ゲバだったらしい。同じ人があるときはスレの流れに沿った萌えレス、
ある時は荒らしレスと。
まあ大体萌え系のスレが荒れる時ってそんなもんだよな。>内ゲバ
只の作品アンチは、!板作品本スレとかならともかく、わざわざ他板の派生スレまで
定期的に荒らすってことはあんまりしない
分かっちゃいるけど、この間は和気藹々萌話したと同じ相手が今度は悪意に満ちた荒らしレスを
黙々打ち込んでると思うとちょっと気持ち悪いな
188名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:29:31 ID:XGYSYRAx
長い。
189名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:33:58 ID:9VLuzAtM
リロる前にレスがw
確かにアンチの揉めさせの可能性が皆無とは言わないけど、
作品アンチって多分そこまでマメじゃないよ。
これが全部作品アンチによる荒らしと断定するのは
!板のピンクアンチ・イエローアンチのレスは全部作品アンチが書いてるって断定するような
もんだと思う
190名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:52:11 ID:q94Fw4rK
おまいら長文書き込んでる暇があったらSS書いて下さいよ
書けないんだったらせめて大人しく待ってようぜ

荒らしも良い気はしないが、スレ荒れの犯人探しの最中なんてもっと投下しにくいんだからさ
191名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:56:52 ID:4wiesGgX
>>186
シンケン全体が嫌いなら殿黄・殿桃の時だけとピンポイントで攻撃するのかね
少なくともシンケン内の何らかのカプは好きで何かは嫌いな人じゃないとありえないと思う
現に他番組カップルにはこういうのなかったんだし
悪い事が全てアンチや他番組信者という決め付けこそ、
シンケンファンにとっては都合がいいんだろうなとも言えるぜお前の理屈なら
荒らしはやめろと言ってやめる奴じゃないからスルーするしかない、
ファンが煽りにカッとなってレスつける現状そのものが
スレの空気悪くしてるってんだよ
それで被害者面されても馬鹿かとしか言いようがない
192名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 17:18:45 ID:xUm2zUvt
 ∩[スルー検定実施中]∩
 (´・ω・)(´д`)
193名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 17:44:57 ID:/CRvQQFG
もう、やめようぜ。
このまま喧嘩してたらまた思うつぼだ。
194名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:14:41 ID:p3niI3Vc
荒らしはどこにでもいるし、最善の対処法はひとつでしょう

ところで、この中にどなたか
金×あやさんで書けそうな書き手様はいらっしゃいませんか!
意外と大人な金とあやさんのアダルトエロに萌えているのに、文才が無くて続かない!
195名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 19:07:22 ID:5EItyHLA
>>193
馬鹿だろ。

お前のその前のいい加減なレスが争いに火をつけてるのに。
196名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 19:20:47 ID:/CRvQQFG
>>194
確かにあの二人はいい感じだったよな。
源ちゃんのSSほとんどないしいいかもしれん。
197名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 19:28:47 ID:QAuNQckC
源ちゃんは愛妻烏賊ちゃんと愛息海老蔵のイメージが強すぎて
198名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 19:41:14 ID:Kka85ho5
先週絶対金×あやの話題で盛り上がってると思ってたのに
別にそうでもなかったので淋しかったよ。

源ちゃんは童貞な設定のが萌えちゃうな、個人的に。
199名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 20:12:55 ID:ZhI+hmrS
千明以外はチェリーなイメージ
200名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 20:30:35 ID:XGYSYRAx
またあやさんと出会ったら、カッコつけながら絶対運命だって思い込んでそうなピュアボーイ源太に萌える
そしてダイゴヨウがゴチャゴチャアドバイスしてる場面が目に浮かぶ
201名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 20:42:42 ID:/CRvQQFG
>>199
いや、なんで千明?一番チェリーっぽいと思うんだが…
202名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:18:59 ID:xUm2zUvt
金あやか…

なんとなく金のエロは妄想しにくいんだ。
住所不定だからだと思うw
ゴールド寿司で良い空気になってもダイゴヨウが見てるし…
203名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:28:45 ID:7iFq8lEQ
ラブホの駐車場に止まってる屋台(withダイゴヨウ)を想像してフイタw
204名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:40:48 ID:XHWkKlmD
経験豊富なフリをしてボロを出す緑と優しくリードする桃を受信した
青と黄は経験無しであって欲しい。この二人の初めてSSこないかな
金は一通り経験しててしかも上手い気がする。金あや待ってるぜ
205名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:13:20 ID:4g6ruTBr
黄のセックスしまくりSSがとてもよかったよ。

206名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:08:24 ID:p3niI3Vc
自分も先週分を見るまでは、フレッシュ!ピュアボーイ梅盛派だったんだが
キレイなお姉さんの前でカッコつけてるかと思いきや、
冷静かつ明るく宥めたり、お茶を渡す気遣いまでしたりと意外と大人な金に萌えてしまった

あと切迫感からと分かりつつも、金あやは肩掴んだり腕掴み合ったりとスキンシップが多くてw
207名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:28:35 ID:LH9EhwDs
>>ID:4tKT0mpN
きもいんだよカス
208名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:03:51 ID:/uX8pIEb
流さんは経歴から見ても童貞クサい

殿は子孫を残す必要があるからときっちり教育されてそう。もちろん実習つき(爺と黒子に見守られ、ダメ出しされながら
209名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 03:09:10 ID:Xb/O9pGm
>>208
まあ、性格的にはそうだろう
しかし、芸のため、女の修行を律儀に行っているというのも面白いかも
もしくは、ファンに囲まれて桃がヤキモチとか
210名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 07:03:36 ID:dU0/WezD
>>208
>実習つき(爺と黒子に見守られ、ダメ出しされながら

あさから吹いた。
いや出来ねーよwwww
211名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:38:07 ID:Lz2EHgok
緑黄が朝から二人で何かしちゃってた電波を受信した
212名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:56:40 ID:LWyL8O3I
十臓の刀を拾う太夫に期待
213名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 11:30:36 ID:6/IoIY5F
刀で自慰ということですね
214名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 11:37:10 ID:LWyL8O3I
その発想はなかったってか両刃www
215名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 12:37:37 ID:UVHZ8VSO
>>214
柄の方じゃないのかw
216名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 13:52:48 ID:KdnwqTaH
拾ってたのに柄は無いぞwww

来週のアクマロと太夫が楽しみでならない
217名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 09:51:02 ID:EEVnsRBP
>>211
同じ電波受信www

黄が失踪折神探しつつ毎朝日課の緑を起こしに行く。
    ↓
寝惚けながら「ちゅーしなきゃ起きてやんねーぞ」真っ赤になりながら渋々ちゅーする黄
    ↓
朝からイチャイチャモード突入かと思いきやいいところで黄が「そういえば猿折神おらんの忘れてた!!」「あ!!俺の熊もいねぇし」
    ↓
折神探しつつ2人で登場の冒頭場面。

こんな感じ。 文章にするの難しいから箇条書きでスマソ('A`)

それにしても前髪下ろした寝起き緑がかわゆかったなぁ。
218名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 11:10:24 ID:kMP7EC4t
ヨーダ顔のブスとくっつけられる緑カワイソス
219名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 12:35:40 ID:j903ja1Z
>>211>>217
同じ電波受信

217ありがとう。

緑の髪型にハゲモエス
220名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 16:29:18 ID:gtrwibUM
そういや、千明髪型少し変わってたね。
221名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 17:09:59 ID:xiXzMIe7
レッドレーサーとデカピンクが結婚か……
222名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 17:38:19 ID:XrGyh0mw
>>221
センちゃんとゾンネット涙目
223名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 19:03:40 ID:vJlE4CLS
>>221>>222
来てみたらやっぱり書き込まれてたかw

中の人たちに幸あれと願うと同時に
エロパロ版デカvsカーレン(ポロリもあるよ)な妄想してしまう
224名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:18:22 ID:PnFeTfDd
なにこの気持ち悪いスレ。
前はこんなふうじゃなかったのに残念。
225名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 20:47:06 ID:ZAKzozmn
まあでも、考えてみたら違う戦隊同士のクロスオーバー作品なんかも考えてみたらできるよね。
妄想は無限大だからな。
226名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 22:56:43 ID:QH3HmMbQ
ぼくのかんがえた萌えるvsスーパー戦隊みたいな感じで
227名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 00:09:07 ID:iFufkFU7
流れ豚切り失礼します。真剣殿桃SS投下します。

十臓との決戦の後、両手を使えない殿を見てネタを練っていました。
思い浮かんだままの携帯書きなので、まとまりを欠いた文章になってしまっていますが、どうかご了承ください。

NGは、真剣殿桃「Bandage Hands」でお願いします。
228真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:09:49 ID:iFufkFU7
腑破十臓との決戦の後。
負った傷も少しずつ癒え始めた、初秋の夜のことだった。

「丈瑠、靴の紐解けてる」
日中の暑さが嘘のように涼しい風の中、散歩に出た丈瑠は、茉子の言葉で立ち止まる。
出がけに黒子がしっかりと結んでくれた筈だったが、歩きながら踏んでしまったのだろうか。
「……。」
少しずつ回復してはいるが、まだ包帯を外せないままの腕。
それでどう直したものかと、秘かに戸惑っていると。

「まーったく、しょうがないわねー」
敏感に世話焼きセンサーを作動させたらしい茉子が、何処か嬉しげに呟いて足元に座り込んだ。
端を引っ張って固定されたそれは、美しい蝶を象って結ばれる。
「きつくない?」
ふっと見上げて来た顔が、街灯に照らされて白く浮かび上がった。

瞬間、息が詰まるような緊張感。
瞼に漂う妖しげな色香と、ほんのり綻んだ唇の意味深な輝きに、ドキリとさせられた。

「…大丈夫だ」
一体何故、こんな気持ちを抱くのか。
戸惑いを振り切るように再び歩を進めようとするが、茉子はその場から動かない。

蹴飛ばす訳にも行かず、一歩引いて促した時、丈瑠は自分の中に渦巻く焦燥感の正体に気がついた。
屈み込んだ位置から見上げられるのは、「ある行為」の時だけ。
その感覚を、無意識のうちに想起してしまったのだろう、と。
考えてみれば、長いこと触れてすらいなかった。
その身や唇はおろか、指先にすらも。

「どうかした?」
丈瑠の想いを知ってか知らずか、茉子は膝をついたまま問いかけた。
罪深い微笑みに、煽られている。そうはっきりと意識して。
「わざと、なのか」
痛む心臓に耐えかね、思わず口にしていた疑惑。

「だって丈瑠、始めから望んでるもの。…あたしも、だけどね」
やけにあっさり認められて、逆にしまった、と思った。
相手の掌で転がされている状況を悟っても、最早後の祭り。

「行こっか?」
笑う茉子の背中に、何処へ、と問うことなど出来なかった。
229真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:10:51 ID:iFufkFU7
紛れ込んだのは、空を貫かんばかりにそびえるビル街だった。
昨今の緑化ブームのせいか、種々雑多に植えられた木々の群。
昼間は健全で真っ当な存在も、今は夜の力を得て暗い陰を造り出し、生理的な不安を煽る。

闇の中に手探りして枝葉をかき分け、一際鬱蒼とした木の根本に立つと同時に、茉子の手伸びて来た。
軽くまさぐられただけでうっすらと形を成し始める自身に、丈瑠は羞恥を噛み殺す。
ほんの少し冷たい指先がジーンズを開き、その中を探り当てる気配。
「…ッ…!」
外気を感じる間もなく、最も敏感なそこが、何とも言えずあたたかく切ない湿り気に包まれた。
高い水音を立てながら、舌全体で先端を撫でるように転がされると、口内の柔らかな粘膜が残すじれったさ。

「いつもより、凄い…。久しぶりだから?」
舌先が裏側を這い、窪みをなぞるように優しく解されると、腰から力が抜けて行きそうになる。
立っているのが苦しい程で、丈瑠は両膝を軽く折り曲げながら背後の木に寄りかかった。
硬さを探る指が、いつも以上に異質に感じられる。

と、突然強く根元を抑えつけられて驚いた。
達しない為の制御。
あまりの非情さに、丈瑠は解放を求めて茉子の頭に触れようとしたが、その手に巻かれた包帯に気づき、戸惑いを覚えた。

快感は、過去の痛みや苦しみも容易に遠ざける。
その事実が、急に恐ろしく思えてしまった。

戦いの為の人生。
敵を倒すこと以外、何も考えずに生きて来た筈だった。

だがいつしか、使命を忘れさせる程の誘惑を知ってしまった。
罪悪感は、皮肉なタイミングで丈瑠のアイデンティティを揺らがせにかかる。

逡巡している隙に、身体から僅かに情熱が引いた。
「…?」
見上げて来る、茉子の艶と潤みを称えた瞳。
彼女の唇に吸い付かれ、咥え込まれたままの自身。
「…何も、」
「え?」
揺れてしまうのは、刺激に抗う気などなかったからだ。

「…考えられないように、してくれ…」
230真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:11:35 ID:iFufkFU7
その言葉に、何を感じただろう。
答えはないまま、腺を抑えつけていた指先を巧みに動かし、茉子は丈瑠の性感を刺激した。
その途端、抑えつけられていたものが身体の奥で急速に沸き立ち、一気に駆け上がって来る。
「――う、…あ…ぁ、ッ!」

意識を置いて、理性を振り切って。
丈瑠が放った精を、茉子は残らず受け止めた。

久方ぶりの吐精に、丈瑠は完全に力を奪われた。
息を乱して背を投げ出し、額の汗を手首で拭う。
「疲れた?いっぱい出ちゃったもんね…」
猫のような仕種で、指についた雫まで丁寧に舐め取る茉子に、恥と紙一重の意地が燃え上がるのを感じた。
細い身体を引き、肩で素早く押さえつける。
目を閉じる余裕もないまま、丈瑠は唇を重ねた。
「ん、…!」

睨むように視線に力を込め、合わさった表面をそっと舐める。
敢えて舌を忍ばせることはせず、軽く刺激しながら吐息を吸い尽くすと、茉子は困ったように瞳を泳がせた。
舌の先で煽り、彼女のそれが焦れたように絡んで来る手前で引く。
首の後ろに巻きつく腕の力が増し、腿を擦り寄せながら表す焦燥。

余裕がなかったのは、自分だけではないらしい。
丈瑠はようやく満足した。

「立ってられるか?」
「…?」
土で汚れるのにも構わず膝をつくと、犬のように鼻を鳴らしながら、茉子の腿の間に顔を埋めた。
「ちょ、だめっ!」
「へぇ。だめなのか?」

そこは、甘い女の香りに満ちていた。
腿の付け根に舌を滑らせ、隠そうとする手を頭で牽制しながら、丈瑠は器用に歯でショーツのクロッチ部分を捲り上げる。

「俺は手が使えないんだ。協力しろ」
「き、協力って…あんっ!」
狭い隙間から捻じ込んだ舌が、敏感な蕾を拾った。
既に溢れていた潤みと唾液を混ぜるようにしながら、捏ねるようにゆっくりと舐め回す。
「んぅ、あっ…」
生物のように蠢く桃色の襞を、なまめかしい音を響かせながら探った。

「や、んっ…あぁ…!」
231真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:12:08 ID:iFufkFU7
「!」
その時、ふと人の気配を感じた。

茉子は慌てて息を吸い込み、口を噤む。
丈瑠も動きを止め、背中で辺りを探った。
が、それ以上の物音はせず、好奇なオーラも感じない。

ただの風か。それとも、野良猫でも通りかかったのだろうか。
第一、電車も動いていない深夜に、ビル街に人などいるものか。
公園ならいざ知らず、コンビニすら閉まっているこの疑似廃墟にいたところで、飢えも渇きも凌げない。
納得し、再び愛撫を施そうとした時だった。

「ね。…たけ、る」
震えた声。
とろんと酔った目元に、上気した頬。
不自由さと危うさに情熱を煽られ、情欲を昂らせている茉子を見つけた。

「…何だ?」
「しても、いいわよ?」
「何を」
つい意地の悪い返しをしてしまうと、彼女は怒った様子で目を反らす。
それは、かなり逼迫している証拠。
思わずほくそ笑みそうになりながら立ち上がり、丈瑠は拗ねた肩にそっと額を寄せた。

「どうしたいんだ」
「知らないっ…」
「優しくしてくれないのか?これでも弱った怪我人なのに」
不敵な眼差しでこちらを向く、その色っぽい唇にキスをした。
啄ばむように挟み、ちゅっ、と甘い音を響かせて繰り返すと、ぽってりと瑞々しい感触に、丈瑠は忽ち夢中になった。

息を継ぐ為に唇を離すと、自分の唾液が彼女の唇をグロスのように艶めかせていて、新たな興奮を覚える。
「出来る、か?」
「……。」
懇願を匂わせながら問うと、茉子は小さく頷いてから、ショーツの片側を引き抜いた。
232真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:12:44 ID:iFufkFU7
再び勃ち上がり、首をもたげる自身を軽く揺らすと、捕える細い指に声が漏れそうになる。
すぐに、狭く濡れた襞に押し包まれ、苦しみにも似た快感が丈瑠の全身を痺れさせた。

「は、…っ…」
「やっぱ…り…、大き…あぁんっ!」
貪欲に腰を進めてしまうと、上手く丈瑠の形を受け留めきれなかった柔らかな壁が、かすかな抵抗を見せる。
ずんと重く、熱い塊に中を抉られるのは、茉子にとっては反射的な恐怖。
初めて丈瑠を受け入れた時の苦しさを、少し触れ合えなかっただけで思い出してしまう、自分の身体の未熟さが憎らしい程に。

「痛む…」
「大丈夫。して…?」
遮られて、求められる。
いじらしさが愛しさになって胸に溢れ、丈瑠は茉子の頭を囲むように木に両肘をつくと、がむしゃらにキスを繰り返した。

縋るように、首の後ろに回された細い腕。
腰を引き、叩きつける度に震える細い身体。
苦痛は、徐々にくすぐったさと紙一重の甘さに変わり、更なる昇華を求めて動き始める。
「あ、あん…、や…そこ、いい…っ!」
「茉子…っ…!」
手が使えないという事実が、こういう局面に於いてこんなにも不便だとは思わなかった。
だがその分、いつになく積極的な茉子の淫靡さがたまらない。
妖しくくねる腰は、自らの快楽を貪りながら、丈瑠へと捧げられた最大級の奉仕。
女の動きは、単調になりがちな男のそれとは違い、自らの一番いいところを探る作業でもある。
それは結果的に、この上ない心地好さを丈瑠にも与え、高まり合って行く疾走感。

「あっ…ん、…たけ、る……丈瑠…っ!」
途切れ途切れな声が、早回しになった血液が煽る鼓動の向こう側で響いた。
時が止まる。

「――ッ!!」

瞬間、砕けるように抜け落ちた力。
丈瑠は、まるで全身が快感の塊になったかのように放心した。
233真剣殿桃「Bandage Hands」:2009/10/07(水) 00:13:27 ID:iFufkFU7
ぱさぱさっ、と音を立てて、雨の粒が落ちて来た。
それは勢いを増し、あっという間にアスファルトを塗り替える。
「わぁっ」
悲鳴を上げながらも、茉子は濡れることを厭わず、むしろ何処か楽しげだった。

彼女は全てを悟り、姉のような落ち着きを払いながらも、丈瑠と二人でいる時に限っては、心の奥に眠るまっさらな少女の顔を覗かせることがある。
だが、俺もそうだろう。丈瑠の方にも、何となくそんな自覚はあった。
互いにそれを口に出したり、からかいの為の指摘をしたりはしない。
境界を守りつつ発見を重ねて行く日々が、二人の関係を深めて行く。

「手、痛まない?」
「心配ない」
さっきまでの情熱が嘘のように素っ気無くなってしまうのは、照れくささのせいだ。
悪い癖と分かってはいるが、自らの嬌態を思い起こすと、どうしても茉子の顔すら見られなくなってしまう。

とは言え、彼女がそんな丈瑠に切なさを抱いているかと言うと、実は案外そうでもない。
「ねぇ」
「何だ」
「好きでしょ?」
「…何がだっ」
軽口の中にも、自分たちなりの愛情を見つけられるから。

生きる為に、戦うしかなかった。
そこにしか「生」を見出せなかった、これまでの丈瑠。
だがそれは、少しずつ変わり始めた。
支え合う仲間と、共に生きる時を得た瞬間から。

奇跡にも似た人生の更に先には、一体何があるのだろうか。
それを知る時、自分の横に茉子がいてくれたら。
愛を教えてくれたただ一人の女性が、ずっと傍で微笑みかけてくれたらと願わずにいられない。

「茉子」
伸ばした腕。動かせるところを駆使して、丈瑠は不器用に小さな身体を引き寄せた。
「早く治しなさいよー」
背中に感じる力、そのぬくもりが嬉しい。
素直に頷くと、茉子は鈴のように柔らかな声を洩らして笑った。


<終>
234名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 02:04:56 ID:BgOg2QGA
GJ、素晴らしかった。
ラブホかと思ったら青カンかw

ただ惜しむらくは、実際に殿が怪我したのは右腕だけで、
左は印籠丸受け取れる程度には無事…
でも両手使えないのが凄く効果的だったんでifでおkおk
235名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 03:31:34 ID:LCR8faB1
うぉぉぉー殿桃の大人なエロGJ!!
青姦ってのが余計にエロいわ〜

236名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 04:02:00 ID:OCBMNRP6
ええええろいっす!ありがとう職人さん!
237名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 07:21:07 ID:zOZ5Rdh+
すげええろかったよ…
うおおおおGJ!
238名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 07:27:48 ID:VwWrwIx0
GJ
えろかった
239名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 20:24:57 ID:C9lAJc9A
GJ!!
やっぱシンケン好きだー!!
240名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 02:18:10 ID:bra7gT5O
これはエロい殿桃
GJ!
241松坂桃李:2009/10/09(金) 10:36:34 ID:d+dvhMWJ
>>ID:iFufkFU7

死ね
242名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 16:57:59 ID:sMXSee88
しかし、戦隊ヒーローはかなり妄想できるからいいよね。
俺は昔ガオレンジャーでも結構妄想したな。
243名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 19:43:49 ID:dWCNMi2A
>>242
その妄想をここで語るんだ。
244名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 21:42:47 ID:s2hkGXkK
轟音の緑黄が好き
ジャンクワールドの回や左京さんの回のギャル&ギャル男とか高校生カップル
みたいで萌えた(実際、現役高校生だけど)。
SS書きたいんだけど文才がなくてなあ・・・
245名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 23:28:56 ID:wnoDarHS
そういう書いて欲しいアピールって結構うざいんだよね…
246名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 23:30:12 ID:wnoDarHS
あ…ageに反応してしまった
ごめん…
247名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:10:33 ID:8QL7If9r
でも轟音緑黄好きだから
書いて欲しい。

シンケン緑黄といい、
二年連続可愛い緑黄だ。
248名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:13:54 ID:fsWx88qi
でも轟音緑黄好きだから
書いて欲しい。

シンケン緑黄といい、
二年連続可愛い緑黄だ。
249名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:22:29 ID:G4QuX/fO
中の人のめでたい話の流れで、かなり久々にカーレン見た。

思いの外青と黄の姉弟なコンビに萌えて、そう言えば、とマスクの青と桃が結婚すればいいのにと
絵まで描いて憧れていた幼稚園児時代を思い出した。
他にはメガの銀桃も好きだったし、分かりやすい年の差カプが好みみたいだ。
250名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:56:15 ID:npExmXSg
>>241
モサヨ乙www
251名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 07:47:06 ID:ebnNMGK8
ゴーオンは俺はやっぱ走輔と美羽に萌えたな。
252名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 12:20:59 ID:znZLMVMZ
>>233
殿桃の大人なエロは最高だなあ

青姦ってのは興奮してしまう
253名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 15:27:29 ID:9Qw46aAe
殿厨ウザイ
254名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 16:32:43 ID:U58jljMz
>>251
ノシ
フラグスルーは残念だったけど…
初期のケンカップルの匂いプンプンのあたりは大層萌えた。
正直、カップル成立の障害は
美羽のブラコンよりも走輔がガキ過ぎたことなんじゃないかと思ってるw
綺麗なお姉さんに鼻の下伸ばしたりはしてたけど、なんと言うかメンタルが中学生なんだよね

そんなわけで
美羽が適当にアニ離れし、走輔がもうちょっと大人になったころ
と脳内変換して件のPVを見ている
255名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 16:59:15 ID:vEHCiPXq
あちらに来てるよ
256名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 17:13:34 ID:H/1dGm//
>>255


エロすぎでしょw
グググググッジョ!
257名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 21:18:59 ID:uDXxC0HC
すまん、あちらってどちら?百合スレじゃないよな?
258名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 08:32:26 ID:TW7KCNDs
>モヂカラを引き寄せる体質って・・・・・・・・・・・・。

いや、何か違う
力を発散するより、力を集める方に強いモヂカラだよ。

多分、力が向かう→の方向が内向きなんだな。

恐らく今後、牛が合体する時の伏線だろう。
源太が何か考えようとしてたし。
259名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 09:06:47 ID:lDoUyGWu
これは若干恥ずかしい誤爆w
十臓を太夫が拾ったんじゃなくてちょっと残念。
でもこれから一緒に行動するみたいで楽しみ。
260名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 09:33:55 ID:ovEUF7DT
アクマロの「(刀が)折れたとはいえ」というセリフが一瞬「惚れた」に聞こえて、いつの間に!?とビビったのは俺だけでいい。
261名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 20:30:39 ID:as5nQVxL
アーッ
262260:2009/10/11(日) 20:53:34 ID:ovEUF7DT
ごめん、言葉足らずだった。
アクマロの言葉で太夫→十臓を妄想したってことです。
263名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 03:16:21 ID:PVVWwen4
まさか太夫と十臓、二人して傭兵コンビになろうとは

…しかし、最近大将の存在感が…
なんかもう、太夫は大将と絡んだりしないのかね…?
264名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 04:44:30 ID:a0jwa0Py
最近のことはと殿はすっかり夫婦だな
殿は完全にことはを頼ってるし、ことはも1番殿の役に立ってる
265名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 05:31:15 ID:7nxCzuJJ
夫婦っつったら殿桃だろjk
殿黄はどう見ても兄妹レベル
266名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 06:28:02 ID:EkNv5AJy
いやいや、緑父が桃と再婚でねーさんがかーさんだろJK

昨日の予告の桃父が緑父に見えて、ちょwww求婚wwwと吹いた
267名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 07:13:10 ID:DwEBpg/e
桃父が緑父に似てるのは自分も思ったw

桃が緑父にけっこうフレンドリーだったのは、
ああいうおっさんに慣れてたからなんだな。
268名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 10:24:31 ID:/O0JBeNm
>>264-265
殿厨死ね
269名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 12:49:49 ID:xkJ4L8WD
>>263
ススコダマがさり気なく御大将の近くにぶら下がって
三味線の曲を歌ってたから、まだなんかありそう
直後に、太夫と一緒にいるススコダマも映ったし
御大将のまだ好きにさせとく、的なセリフは、マロだけでなく太夫にも向けられてるのでは?
270名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 17:52:45 ID:/LAHbrzX
家出も浮気も、火遊びのうちは放置とな?

十臓と本気の関係になった瞬間に連れ戻すんだとしたら、
それはそれで凄い外道だw
271名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:00:14 ID:HqdHM5kU
>>266
あれ?俺がいる
272名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:23:12 ID:iZqaXseA
予告しか見てないのに、服の感じとか全然違うのに
雰囲気が似てるよなぁ>緑父と桃父
273名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 06:38:54 ID:1gxZnfw3
>>270

最近、失楽園に見えてくるんだwwww
274名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 19:48:48 ID:idxuUJtQ
シンケンジャーは戦隊側だけじゃなく、敵側もいろいろ妄想できていいな。
275名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:06:52 ID:+3q70atm
子供番組で退廃的エロさを平然と匂わすのが斬新だね
276名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:19:38 ID:ts+Nwwcv
斬新(笑)
277名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:31:04 ID:yHw4QQHt
でもメインは健全な殿黄だけどね
278名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:36:20 ID:RWVsuCV9
>>277
モサヨたん暇そうですねw
279名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:03:39 ID:3QBgK28c
DVDを借りて来て四話見たけどやっぱり青桃は萌える!
なんとも夫婦漫才っぽい雰囲気が好きだ…
年明けの宴会で二人揃って金ぴかジャケット+デカい蝶ネクタイとハリセンでコテコテな漫才披露してほしい
280名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 02:40:01 ID:ez/RUnIv
>>279
青桃好きだノシ
昼間は殿殿と暑苦しくウザったい青と
姉さん風ふかせて説教する桃だが
夜は男らしい青としおらしくて純情な桃
だったら萌える。
281名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 08:53:35 ID:v2hh7iMS
>>280
大好きすぎるそれ!桃は夜デレであってほしい・・・!
282名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 14:39:17 ID:AB58DuyR
4話のベンチで寄り添いながらブランケットにくるまってる青桃が萌えた。
青の「寒いねぇ」って寝てる桃にくっつくのが可愛いかったなー
そこで桃にチューしちゃえよ!!と思ったwww
283名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:48:37 ID:l0Ko8Oit
VS撮影始まったと噂になってるが…
轟音赤銀に進展を期待しちゃダメ?
最終回があれだし進展もクソもないんだが
あのPV見てから脳内補足が勝手に進んでしまってる
284名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 22:39:34 ID:IYKL0i0m
どうだろう
何せキャラが多いからなあ(轟音7人+12炎神+真剣6人+それぞれの敵陣営三人ずつ+VS用の敵)

これだけ出してどっちのオタも満足させるようにキャラをまわして話もそれなりに
盛り上げようとするなら
本編でフラグかどうかも謎な男女の関係進展とか触れてる時間的余裕があるかどうか

とはいえ、自分も轟音赤銀好きなんで(ツンデレケンカップルで最高です)
ほんの細かいことでもあると嬉しいよね。妄想はこっちで膨らませるからw
どっちの手癖口癖がうつってるとかさ
285名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 23:25:47 ID:SryhbEpn
変身後でも良いからツーショットで励まし合ってるとかあったら良いな
286名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 00:49:42 ID:9/2rWeoY
真剣青桃もいいけど前回の殿桃の続きが読みたくなってきたな

あれで完結したようだけど、かってに続きを書いてしまうのってやっぱマナー違反かな?
287名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 03:42:25 ID:zLApThjL
>>286
前回って本編の?
それとも直近の>>233の?
288名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 08:27:32 ID:5+uadfP0
>>286
一読み手としては>>233の続きがあるなら本人に書いて欲しいと願っている。
殿桃書きたいのなら>>286自身のモヂカラで頑張ったらどうだろう。
289名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 09:00:18 ID:h2C7SXrj
>>286
>かってに続きを書いてしまうのってやっぱマナー違反かな?

マナー違反だと思うよ。
290名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 09:28:50 ID:PT99Fczo
殿桃厨って常識ないんだな
291名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 18:29:39 ID:Qo8KO0Ts
>>290
モサヨ乙
292名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:25:01 ID:xp7NRe7w
vsでは真剣桃が、だめんずセンサー出しまくりの轟音赤をギュっとして
轟音銀が嫉妬するんじゃないのw
293名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:25:07 ID:H05sE85H
書き手スレでもたまにそういう質問あるな。
そういうの喜ぶ書き手もいるし嫌がる書き手もいる。
ただ原則本人の許可がないとマナー違反。

ただしこのスレの職人は鳥付けてない為、
ナリスマシが出るかもしれないので
原則不可だな。
294名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:42:18 ID:ky2GJZeh
だね
>>233の許可を待ったほうがいいね

というか殿桃の新作書けばいいじゃん
続きが書けるのなら、新作書くことも楽でしょ
295名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:44:04 ID:ky2GJZeh
まあ続きでいいのが思いついたから、そういった質問したんだろうけど
296名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 22:09:35 ID:v9vZFM03
>>283

轟音赤銀にも期待したいけれど、実は青&銀、金&黄の絡みがあることを願ってる私は少数派?
297名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 22:29:26 ID:tXG1SjsS
>>296
いや、アタシもさね。数秒のやりとりでも、あったらテンション上がる
298名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 23:49:06 ID:FayYWLUy
殿厨そのものがウザイ
299名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 00:30:25 ID:alsRRH0k
真剣と轟音のダブル緑黄が楽しみだ〜
300名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 00:51:00 ID:4WCG8ien
>>286
流れ豚切り失礼します。>>227-233です。
SSの続きというご提案があったようですので、作者としての見解を述べさせて頂きます。
当方としては、自由に続きを書いて頂いても全然構いません。
自分一人で書いていた作品を、読んで下さった方がどのように膨らませて下さったのか、とても興味深いです。
拝読させて頂ける事、楽しみにしています。
301名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 08:00:18 ID:+EA3kSLs
>>296>>297
自分も挙手。もし実現したら悶え死ぬ
302名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 19:17:33 ID:yfu0iEKG
作者さんからの了解が来たね。

>>286、真剣殿桃の続きをぜひお願い。

自分も楽しみに待ってますよ!
303名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:07:53 ID:EKaMidq7
>>292
マジレスになるけど、轟音赤のマダオっぷりは凹む方には行かないので(あいつは逆ギレタイプ)
真剣桃のだめんずセンサーには引っかかり難い気がする
どっちかっていうと意外に折れやすい轟音緑もしくは変なところでドツボる轟音金のが向いてるかと
304名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:28:09 ID:yfu0iEKG
>>303
こらこら
このスレでマジレスしてどうするww

マジレスしてしまったら、ここの話は全て否定されるw
お前のその妄想レスもw
305名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:52:46 ID:sh1oUWlb
でも>>303の言うこともわかる気がするんだぜ

真剣はみんなセンサー引っ掛かりそうだな。じいや緑父含め
306名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:56:22 ID:yfu0iEKG
まあ誰のいうこともわかる気がするし、わからない気もする
想像次第でどうにでもなるw

それがこのスレだしな
307名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:58:29 ID:qR+Ao42+
色々あったものの、結局は自らの意志でドウコクの元に帰る太夫。黙って受け入れるドウコク。
「もう人間どもなんざどうでもいい。この船で朽ち果てるまで呑んだくれてゴロ寝して、お前の三味線が聴けりゃいい」
その後ナナシもアヤカシも現れなくなったためシンケンジャー解散。……てわけにもいかず。
生きたまま六文船に侵入する何らかの方法を発見して闇討ち同然に突撃、外道衆全員惨殺、二の目も撃破。
そんな昔の必殺なみに虚しさいっぱい後味悪い最終回を夢想する自分の精神状態、大丈夫か。
308名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:03:14 ID:U3d4EGYW
真剣のラストはことはの純真さがカギらしいけど
309名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:16:23 ID:WPemsTHB
なんで?
310名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:29:49 ID:RqF/CkLR
>>308
モサヨさん妄想乙ですw
311名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:38:41 ID:iy8KGkNB
>>307
後味悪いのより、ドウコクと太夫のアダルトな場面が、朝八時にはマズそうな終わりだな
しっぽりしてたら、乗り込んできたシンケンジャーに見られる
で、純真なことはが真っ赤になって二人にトドメをさして、一件落着
308もこれで納得



駄目か
312名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:55:16 ID:l/jFD7nL
>>307
マジで大丈夫かwww
ドウコク×太夫成分不足?w
しかし御大将なんというマダオ的結論…

現状の全てに嫌気が差し、
アクマロに雇われるのをやめて再び放浪を続けることにした太夫。
それから何年も経ち、シンケンジャーのことも忘れ掛け、
心の整理がついた頃にようやっと六門船に帰ってくる。
前より一層荒れ果てた六門船では、一人太夫を待ち続けるドウコクがいた。
今までのことを初めて詫びる太夫を、ドウコクは赦す。
しかし、翌朝になってみると…

逆転版浅茅が宿。
313名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 00:22:42 ID:J30Ds6z+
>>311
激しく納得できないwwwww
314名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 10:37:08 ID:kJwPH6RF
>>308
純真云々ってのは知らんが、自分もことはがキーマンだって聞いた
マジだったのか?
315名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 11:59:48 ID:qwqN9wUh
>>314
モサヨ乙
316名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 13:14:58 ID:bkixyd9B
>>314
>311が本バレだったとはな…
317名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 13:52:51 ID:t0bP65hY
>>311
素晴らしいラストだ。
感動した。
318名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 15:13:15 ID:Uj88yTDf
>>311
天才あらわる
319名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 16:49:06 ID:KPzA+09g
ことはの純真さが鍵ならこんなのもどうだ?
ドウコクと太夫がしっぽりしてたら、乗り込んできたシンケンジャーに見られる
で、純真なことはが不思議そうに「外道衆でもうちのお父ちゃんのより小さいんやな」ってドウコクの股間を見て一言、
ドウコクがショック死して一件落着
308もこれで納得
320名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 17:57:03 ID:t0bP65hY
そこは素で
「うわ、ちっちゃ…(呟)」
だろ。
そんでドウコクショック死、308納得で一件落着と。
321名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 19:32:22 ID:BFk45DXK
そんな小さいドウコクのでイカされてた太夫もショック死
これにて一件落着

ドウコク×太夫好きとしては、ある意味幸せそうだから、このオチでいい
322名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 19:45:09 ID:KPzA+09g
黄「ドウコクさんのあそこ、ちっちゃくてかわえぇわー。茉子ちゃんの亀折神みたいやぁ」笑顔で
桃「ちょ、ことはやめてよ!気持ち悪い事いわないで!」
黄「え?なんでや?かわえぇのに…」
ドウコク「……………」

これでもいいぞ
323名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:01:42 ID:tHPLHLQv
茉子「亀折神のがよっぽど立派よ」
姐さんもこれでダメージを与え、姐さんファンも308も納得の一品に
324名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:16:37 ID:b7lXCQRq
もう>>308がキーマンでいいよ
325名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:45:14 ID:7mGdPwza
おのれスレに来たかと思ったw

>>308の人気に嫉妬
326名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 10:15:38 ID:l4uB2BGb
>>292
むしろ金のだめんずセンサーに反応しまくる桃に嫉妬する銀が見たい
327名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:16:28 ID:qZuIaUsh
だめんずを取り合う対決か!いいなそれ
328名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:59:43 ID:7mGdPwza
今日は桃単独エピソードで絡みが少なかった分、
どの組み合わせでも妄想補完できて嬉しい。

桃はハワイ婚だな!
329名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:58:51 ID:IDtM/eaz
みんなが助けに来てるのに「丈留」ってつぶやく桃とか
330名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 17:30:40 ID:0CvH6oog
桃父止めようとする緑とか
青桃が並んで歩いてる時の絶妙な身長差と色合いなんかもなかなかおいしかった
331名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 17:39:55 ID:rClESRcj
サラッと「茉子ちゃん」と呼ぶ金も追加で
332名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:13:24 ID:tPioRw5y
>>328
公園でとっかえひっかえの2ショットは…ふぅ
それがなかった殿、緑もそれぞれ彼女を気にかけている描写があって
逆ハーレムに見えた

そしてオチはことはとハワイ婚w
333名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:30:03 ID:eXfTNR7Z
>真剣のラストはことはの純真さがカギらしいけど

これマジみたいね
334名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:50:42 ID:66kRlYwJ
>>333
モサヨさん必死ですね^^
335名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 19:42:16 ID:k6o96j26
丈瑠だけ呼んで萌えたお
青と緑と光とは会話萌え!
>>332
こと茉子ハワイ婚似いいなw
336名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 21:46:37 ID:UANFN70l
モサヨさんて誰?
荒らし?
337名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:09:05 ID:D/FWLPkT
>>332
緑はあったよ
金青緑ってあった
なかったのは殿と黄
338名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:29:40 ID:akuHMSjk
ことは好きだけどモサヨがウザ…ラスト予想ならネタバレ行けば?
339名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 23:27:07 ID:5Qe5sKHz
スルースルー
340名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 23:59:43 ID:7mGdPwza
「わちきを斬るなよ?」とからかう太夫と、ニヤリと応える十臓がなんかエロかった…
341名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:10:42 ID:+fujxC9O
>>336
意味はないんじゃない?
>>334はただの頭のおかしいことはアンチみたいだし
病人の言葉がわかるようになったらヤバイって
342名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:34:22 ID:t1nZvlLR
モサヨ=真剣黄ヲタのヒステリーオバ。
役者とキャラを混同して萌えを叫び、気に入らない展開になると脚本家、
スタッフ、役者でも関係なく、黄以外の人間を罵って叩く。
黄役者の握手会で撮った2ショ画像や、写真集のベストショットをブログに顔も隠さず転載。
役者との境のない黄赤押し、黄役者と自分そっくり!大好き!な30代(推定)
343名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 08:39:53 ID:GmffPs+9
昨日桃スレで大アバレしてたのそれか。
344名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 08:48:27 ID:shriqba1
>>336
牛寺ヲチスレ16
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1252742166/
↑の終盤のほうはかなりモサヨネタで盛り上がったよ。
黄の握手会で上京したとき、恋愛成就のお守りの写真出して
「これで赤黄は確定・みんな安心して」みたいな記事あげてたときは
さすがにことは好きなオレでも恐ろしすぎたw
345名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 08:57:19 ID:YALa04HI
世の中いろんな人がいるんだねーってことで終了しようよ。
346名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 09:04:56 ID:7KhsXQES
真剣厨ウザイ
347名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 09:10:31 ID:qUNjNTKX
モサヨ、話そらし乙
348名無しさん@ピンキー :2009/10/19(月) 09:47:52 ID:VoLvo3Cf
痛いレスは全部モサヨたんのせいに出来るから平和になっていいじゃないか
他キャラ厨や他カプ厨は良かったな

黄厨は乙wwww
349名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 11:52:44 ID:GmffPs+9
>>348
前に名前欄に「風と木の名無しさん」て入れてた人ですか?
350名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 12:25:00 ID:v6+Njjw8
>>348
実際痛いレスって殆ど黄色絡みじゃんw
間違いじゃないんじゃない?
351名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 13:12:42 ID:mFjkfJlv
いい加減にしなさい。消防の言い合いじゃないんだから。
もう、よそはよそ!
他板干渉禁止な!
真面目な真剣好きさんが本気で可哀相だよ。
352名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 13:34:44 ID:jts1e44f
>>350
桃ヲタの痛さも負けてないよw

つーか殿が絡むとみんな痛いんだよな
殿が消えれば青桃緑黄とかで纏まって平和で良いのに
353名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 16:00:04 ID:qCtZ9xj3
ヌルっと検定中か
354名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 16:25:59 ID:SYsUvoFS
>>352
リアル俺余ってるだろ状態w
355名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 16:38:06 ID:v6+Njjw8
>>352
別に桃ファンはいたくないじゃん
黄厨に叩かれているだけで
モサヨみたいなのもいないしw
356名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 18:33:03 ID:EWPnww7n
また荒れ始めた…いい加減にしろよ。
普通にシンケンジャー好きな人の事考えろ!!!

357名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 18:39:37 ID:k4m3PZnj
シンケンは荒れるな…
358名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 18:56:06 ID:TXnO2w5p
お子さまはお断り板ですよ
言い張ってる人は大人になってから来なさい
359名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 19:09:41 ID:1FECf3RF
シンケン好きだから悲しいわ
360名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 20:46:00 ID:WbB8QXSD
>>349
おそらく違う
別に厨でもアンチでもなさそう

塚、犯人探ししても意味ナイ
361名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:54:43 ID:qCtZ9xj3
構うだけ無駄っしょ。前からある煽り合いだけど、前スレ知ってる真剣好きなら絶対空気読むだろうし

そういやずっと思ってたんだ。タイムレンジャーってなんかこのスレでハブられてるのかな?
読みたいなぁと思ってたんだけど・・・
362名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 22:19:59 ID:7u7jF/Fa
真剣好きが本当に空気読める(人が多い)なら、こんなことにはなってなかったと思うんだ…
363名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 22:25:47 ID:5kuMP8gt
>>1を見ればわかるがエロパロ板で本格的に戦隊で稼動し始めたのはデカの頃。
ゆえにそれ以前の戦隊は職人の趣味次第。
……翌年のガオが印象強い上にVSでもアニバーサリーだったからスルーされてなんとなく影が薄いってのはあるかもな。
あとストーリーがめんどくさい。
364名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 23:44:43 ID:iLtiPz1N
ダイゴヨウから
365名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 08:51:01 ID:k+q4Ho5V
タイムは黄が積極的で、子供まで作ってたことに萌えた!
けど、桃の中の人がリアルで離婚したのが残念…
366名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 09:11:29 ID:Kj+WmnZ5
>>355
それはお前の被害妄想なだけでしょ
367名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 09:19:51 ID:HhEJvy7p
>>363
たまたま書いた職人さんがいなかったんですね、ありがとう
368名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 11:11:05 ID:blx5WGLe
>>366
ていうか>>355が正に痛い桃厨だよな
黄厨はモサヨが飛び抜けて痛いだけで、他はおとなしいが
桃厨はほとんどが>>355みたいに痛い
369名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 12:07:37 ID:URQ0Zol7
他者を痛い呼ばわりする人が
大抵一番痛いのが世の常っと

次の話題ドゾー
 ↓
370名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 12:24:14 ID:+l6q+9GW
>>361
タイムは昔、普通のSSサイトでエロじゃないけど
赤桃、炎桃、青桃読んだことある。
イメージは赤ほのぼの、炎危険な感じ、青シリアスみたいな。
炎桃にちょっとワクテカしたの覚えてる。
371名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 13:45:27 ID:YKt/KOuA
>>361 >>363
ハブられっぷりなら、タイムよりむしろアバレのほうが酷いような…00年代一の空気戦隊と呼ばれるだけあってこの板でも影が薄い
372名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 14:08:24 ID:W2IwUpVG
確かに爆竜できたの
保管庫変わってからだもんね
373名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 14:51:47 ID:MxPJLA+1
その頃ここ知らなかったけど、爆竜好きだったな。

黒とマホロとか、
ミコトとリジェとかの公式カプがあったし、
悪の女幹部の恋愛模様が気になる自分にはかなり美味しかった。
なんとなく黄→黒要素もあったし。
374名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 02:10:08 ID:QPaxxTem
>>368
> 黄厨はモサヨが飛び抜けて痛いだけで、他はおとなしい

どこがだよ…
375名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 08:11:56 ID:5KO/7RZv
>殿が消えれば青桃緑黄とかで纏まって平和で良いのに



禿げ同!ホント殿とかうざいんで!
376名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 08:54:52 ID:AyZBXgl8
>>372
スレが誕生したのはデカからだから、アバレ以前はSSあるだけで恵まれてると思うんだ。
まあBFJ来たときはたまげたがww
あの職人さんGJ!
377名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 11:02:27 ID:5KO/7RZv
殿殉職しろよwwwww
378名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 17:51:19 ID:uTFWZvdg
俺もアバレ好きだし、カプ妄想しやすいと思う。
黒マホは本編でもエロシーン?があったしなwww
でも今更すぎて需要も供給も少ないんだろうな。
職人さん来てくれるなら俺は大歓迎なんだがな。
379名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 18:06:40 ID:JuWydsEP
保管庫には、今更過ぎる作品が割と普通にある件。
元作品を全部知ってる人は少ないのかも知れないが、
いつか(カプは問わず)全作品が網羅されたら最高だなあ。
380名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 18:09:39 ID:T6PN/FbD
おれも爆竜好きだった。
あったねエロシーンwww
なつかしいな。
381名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:15:10 ID:hV0n9YIq
>>376
昭和作品エロパロには現代の原作とは違うなんか淫靡な雰囲気があるよね。
キャラ自体が昔の人だから、性に対する意識や雰囲気が今の人と違う感じ。
382名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 19:34:42 ID:THfbnyC+
アバレンにそんなシーンあったの?
よく聞くんだけど、そんなシーンあったか?
383名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 20:06:12 ID:twwBML7D
>>382
黒マホのエロは覚えてないけど、
黒×他の女と
デスモゾーリャ様×マホロの
ダブルNTRエロがあったのは覚えている。

激しいなw
384名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:08:40 ID:f0uh4YmA
意外にアバレに反応あってビックリ。
自分もアバレ好きだから嬉しい。
青えみぽん好きだけど他カプもいい。
白マホとかかなり萌えるんだが、どのカプが人気あるんだろう。
385名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 08:37:02 ID:iAaF6LOB
>>382
花嫁はアバレちゃん
ってタイトルだと思った。

黒の回想で、二人が上下で重なって抱き合ってて、
少なくとも見える範囲では服が見えない。
かなりアップだから全体見えないんだけど、どー見てもあのシーン。

DVDのアバレ放談では、実際もっときわどいシーンも
撮影したって黒の中の人が言ってた。
雑誌にはそのきわどいのが載ったらしいよ。

個人的にあの場面は好きなんだ。
見た人はわかってくれると思うんだけど、
アスカさんカッコ良すぎる。
386名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 10:01:43 ID:1+qDl06G
戦隊で唯一ベッドシーンがあるのがアバレって聞いたけど
>>385のでおk?
387名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 11:09:33 ID:QDtkMmtA
数週間前からアバレに取り掛かって、今アバレで盛り上がっているので
驚いています。

アバレ青ぽん投下します。

・本編の後、えみぽんが幸人さんの秘書になってる頃の話です。
・幸人さんは相当のムッツリスケベだという自説が前提です。
・コメディ路線です。
・合わない方はスルーでよろしくお願いします。

ではよろしくお願いします。
388アバレなんちゃって女子高生! 01:2009/10/22(木) 11:10:30 ID:QDtkMmtA
 晴れ渡った秋の空。函館の風はやっぱり、東京よりも冷たい。

「たっだいまー! えみぽん、帰りましたー!」
 元気な挨拶とともに、不必要に重い玄関の扉をよっこいしょと
開けて屋敷に入った笑里だったが、返事がない。

「あれ? 今日は確かお休み……」
 そう呟きながら、事務所に使っている一部屋に入りカレンダーを
見上げた笑里は、思わずにっこりと微笑んだ。


 笑里が用事で東京に一週間ほど里帰りするという前の日、男の子が
幸人を訪ねてやってきた。
 腰を痛めたおばあちゃんが、ぼくの運動会を見に来れるように治して。
 そう言って彼の全財産の、貯金箱とお年玉通帳を差し出したのだ。

 往診。しかも低報酬。

 最も嫌う条件を前に幸人が喉の奥でウッと唸り、背を向けてすげなく
断ったところまでは知っている。
 残念ながら笑里は、そこから先のやり取りに立ち会っていない。
 自分の里帰り支度で、忙しかったからだ。


(でも、幸人さんたら出発前にさりげなく、今週のスケジュール確認
 してきたっけ……)

 今日が休みだと答えたのは覚えている。
 スケジュール的に、他の日・他の時間に行くのは、無理だろう。
 しかも…… カレンダーにはご丁寧に、今日ではなく明日の日曜日の
ところに「運動会」なーんて小さい字で書いてあったりして。

 あとで、なーんて言ってやろっかなー。
 なんだか、ニヤニヤ笑いが止まらない。

 しかし、ニヤニヤが止まらないのは、それだけではなかった。

(幸人さん、驚くぞぉ)

 実家に置いてあった懐かしいもので、えみぽんサプラーイズ!大作戦!
 絶対、ウケる!

 笑里は一人、上機嫌で幸人の帰りを待っているのだった。
389アバレなんちゃって女子高生! 02:2009/10/22(木) 11:11:06 ID:QDtkMmtA
 ガチャ。ギイィ…… バタン。
 玄関の戸が重そうに開き、閉まり、続いて声が聞こえた。

「今帰った。今中、いるか」

(キターーーーーーーーー!!!!)
 心の中で叫んで、笑里はホールへ躍り出た。

「おっっっかえりなっっっっさあああああい!」
 ピシッ! とポーズを決める。
 ドサ、と幸人がカバンを取り落とす音が聞こえた。

「どぉおです、これ? 懐かしいでしょおお!」
 くるりと回転してみる。
 また、ポーズ!

 反応が、ない。

 …… いや、別に大したことではない。
 ただ、実家で見つけてきた、高校の頃の制服を着てみただけなのだ。

 それだけでテンション上がっちゃったのは、まあ自分の不覚だろう。
 絶対ウケると思い込んでいたのも、見通しが甘かったかもしれない。

 それにしても目を丸くしてただこちらを見るだけの幸人に、ポーズを
決めたままの笑里は、冷たい汗が流れるのを、はっきりと自覚した。

(やっば、スベった。かくなる上は…… 撤収ーーーーー!!)

「あ、あはははははっ! き、着替えてきまーーーーーーーすっ」
 笑って誤魔化し、回れ右して立ち去ろうとした次の瞬間。

「ぎゃああああああああああ!!!」
 手首を後ろから掴まれ、仰天した。

 驚いて後ろを振り向くと、
「えっ?? えええっっ????」

 目の前に幸人がいる。

(へ?? う、うっそ、だってさっき玄関入ってきたばっかなのに……)
 そう思いながら、幸人が立っていたはずの場所をチラ見する。
(やっぱ遠い…… てか、瞬間移動かよっ!)

 一体どーーーなってるのおおおおお???
390アバレなんちゃって女子高生! 03:2009/10/22(木) 11:11:30 ID:QDtkMmtA
「今中……」
 混乱している笑里の腕を痛いほど掴んだまま、幸人が口を開いた。
 その真剣な眼差しに、笑里は少しだけきゅんとなる。

「は、はい、何でしょう?」
「着替えなくていい」
「はっ??」
 今、何て???
 しかし笑里の頭のなかのハテナが消えやらぬうちに。

 バサッ。
 いきなりスカートがめくられた。

「きゃあああああああ!!!!」
「よし、白!」
 幸人は小さくガッツポーズ。

「ちょっと、幸人さん、なんなんですかそのガッツポーズわ!!!」
 あわててスカートの裾を押さえながら、笑里は叫んだ。

「な、何って…… いいだろう、これくらい」
 笑里のツッコミで一瞬我に返った幸人は、ゆっくり立ち上がると
わざとらしく咳払いする。
 そのまま腕組みで、いつも通りの偉そうな立ち姿。

 いーわけないでしょ、小学生かアンタ!!! 
 てか、スカートめくっといて格好つけないでください!!! 

 ……と思いつつ、目を泳がせながらどことなくそわそわしている
幸人の様子に、笑里の女のカンが、ピンときてしまった。

 そこで、わざとそっけなく言ってみる。

「いいんですかそうですか。じゃ、着替えてきますね」
「待て!!」

 またもや留める幸人を振り返り、どうか女のカンが当たってません
ようにと祈りながら、笑里はおそるおそる尋ねた。

「幸人さん、あなたまさか…… 『制服』、ですか?」
「!!」
 どうやら、正解らしい。
391アバレなんちゃって女子高生! 04:2009/10/22(木) 11:12:00 ID:QDtkMmtA
「絶ーーーー対、ダメ!!!」
「っ、そんなに否定することはないだろう!」
「ありえませんってば!! まさか幸人さん、あたしが高校生のときから
 そーゆー良からぬことを考えてたんですかああ!?」
「なっ、そんなこと、あるわけ……」
「あるわけ、なんですか!! あるんですか!? ないんですか!?」
「っ……!!」
「って、ソコまた図星なんですかああ!?」
 なんとゆーか、クールでカッコつけてるくせに幸人さん、あんた……

「もおおおおお!! 幸人さんのムッツリスケベーーーーーー!!!
 ……きゃっ」

 思わず叫んだ次の瞬間軽い衝撃を受け、気づけば笑里は体の自由を
奪われていた。
 背には壁。
 正面に幸人さん。

「あ、あの…… 幸人さん……」
 ヤバ、怒らせちゃったかな。
 冷や汗垂らしながらおずおずと問いかけたが、ムスッとした彼の表情が
やわらぐことはない。

「悪いか」
「え?」
「スケベで悪いかと聞いている」
「ちょ、ちょっと……」

 笑里の両脇で壁に付き、彼女の自由を奪っていた幸人の腕が、笑里の
体にそっと回される。

 そのまま幸人は、笑里の背中を、肩を、丁寧にほぐし始めた。

 もちろん、これはただのマッサージではない。
 どこをどうすればこうなってしまうのか、大事なところに一切触れずに
トロトロにされてしまう、幸人の『技』なのだ。
 しかし幸人はいつも、ただマッサージをしているだけだと言い張るのだが。

「凝ってるな」
「や、ちょっ、変なことしないでくださ……」
 笑里の慌てぶりに、幸人は何だかうれしがっているように見える。

「変なことはしてないだろう、世界一の整体師直々のマッサージだ。
 遠慮するな」
「え、遠慮なんて…… してませ…… ん…… んん……」

 でも幸人さんの言うとおり、ちょっと凝ってたのかもしれない。
 だから『マッサージ』の効き目が、こんなに早く……
392アバレなんちゃって女子高生! 05:2009/10/22(木) 11:12:40 ID:QDtkMmtA
「んんっ」

 何かの拍子に、幸人の髪が頬を撫でた。
 それだけで声が出てしまい、笑里はしまったと思う。

「どうした」

 幸人さん余裕ありますね。こっちはもお…… と思いつつ、やっぱり
素直に負けを認めるのは癪なので、この状態にしては精一杯、睨み返す。

「どうも、してません」
「そうか」
「きゃっ」

 不意に、幸人が体を離した。寄りかかっていた笑里は少しバランスを
くずしながらも一人で立とうとしたが、何故か足がガクガクだ。

「一人では立てないようだな」
 仕上がりに満足しているのだろう、軽快な動きでまた笑里を支えると
ひょいっと抱き上げ、スタスタと歩き出す。

「ちょ、ちょっと幸人さん、どこ連れてくんですかあっ」
 幸人はその質問には答えず、診察室の扉を乱暴に開けると、笑里を
ドサッと診療用のベッドに下ろした。
 高額の報酬を払う人用の、実にスプリングの利いた寝心地のよい
逸品だ。

「だ、ダメですっ、商売道具じゃないですかあっ、せめて寝室で……」
「そこまで待てるか」
「待てるかって……」
 幸人さん、もうそんなに? そんな疑問をこめて見上げると、幸人は
涼しい顔で見下ろしている。

「俺じゃなくて、お前がだ」
「ぁあっ…… ダメ!」
 いきなり、スカートの中に手が入る。幸人に白だと喜ばれた布の上から、
遠慮のない動きで探られた。もうそこは水音のするほど濡れていた。

「やっ、やあんっ、やめ…… んっ、ふぅん」
 探られながら口を奪われ、這いこんだ舌にまたたっぷりと濡らされる。
「お前も、人のことは言えないな」
「だ、だってぇ……」
 ヌメる布を味方にして、幸人の指が笑里の溝を蹂躙する。
 感じやすくされていた笑里は、布越しに固くした突起をコリコリと
され、ついに身を震わせて陥落した。

「はぁっ、はぁっ……」
 息を荒くしながら、ぼんやりと眼鏡越しに幸人を見上げる。
 もう徹底抗戦はなしと見て取った幸人は、仰向けに寝そべる笑里の足を
開くとその間に陣取り、太ももを丁寧に撫であげた。
393アバレなんちゃって女子高生! 05:2009/10/22(木) 11:13:06 ID:QDtkMmtA
「いいか?」
 何を? と聞く暇もなく、またスカートがめくられた。
「やぁっ、やめてくださいよう……」
 抵抗する気力は残っておらず、笑里はせいぜい両腕で顔を隠すより他は
ない。
 だが顔を隠しつつ、足の間に幸人が顔を埋めんとする気配を感じ、
慌てて幸人の頭を押しのけようとした。
「だ、ダメです、ダメだってばあ……」
「ダメなことはないだろう、いつもやってることだ」
 そう言いながら幸人が内太ももを吸うので、笑里はあぁんと身をくねらせた。

「お前も、されたいだろう」
 幸人が白い股をナメながら、軽く布の上から触れる。
 そこもっと。思った瞬間には手が離れ、服にも下着にも覆われた胸を
きゅうと揉まれた。じれったい。
 敏感な体をじりじりと焦らされ、笑里は次第に熱くなった体に乗っ取られる
ような感覚を覚える。

「幸人、さぁん……」
「ん?」
 聞き返した男の低音が、笑里の下腹部にじんと響く。
「お、お願い……」
 そのまま顔を埋めようとする幸人を、笑里はまた押し留めた。
「して欲しくないのか?」
「そ、じゃ、なくて……」
 笑里は紅潮した顔を逸らした。

「ぱんつ…… 脱がして……」
 かすかな声を絞り出すようにして懇願する。
 羞恥と欲の間で消え入りたいほどの思いをした。
 しかし。

「自分でやれ」
「!!」
 そ、そんなあ。
 上半身を起こして幸人を見ると、こちらはこちらで本気のようだ。

 そういえば、あたし、制服……

 自分を見下ろすと、青春の思い出のつまった衣装。
 そしてはしたなく広げた両足の間には、幸人さんがいる。

(ああ……)

 ダメなのに。
 でもダメダメと思うほどに、どうしてこんなにあつくなるんだろう。
 してもらいたい。
 制服のまま、幸人さんにめちゃくちゃにしてもらいたい。

 幸人さんのことこんなにスケベだと思ってなかったあの頃の純な自分が
犯されるような感覚が、なぜか、笑里の足の間から露を垂れさせた。
394アバレなんちゃって女子高生! 07:2009/10/22(木) 11:13:41 ID:QDtkMmtA
 ゆっくりと膝立ちをし、スカートのすそからそっと下着に手をかける。
 大事なところが丸見えになるのは恥ずかしい。
 スカート短いから気をつけなきゃ。

 そろそろと下ろし、丁寧に、左右ひとつずつ膝を抜く。
 脛から抜くときには見えてしまわないように、軽くスカートを押さえながら。
 見えちゃったかな。時々気になって、幸人をちらっと見てしまう。

 最後につま先から、びちょびちょの白い布が抜けた。

「幸人さん……」
 見られながら下着をはずす、その行為にすっかり煽られ、笑里はもう
少しも待てなかった。

「ちゃんと、見せろ」
「え?」
 見せろって…… しかし笑里にもすぐその意味を悟った。

 きゅっと、スカートの裾を握る。
 そろそろと、自分で捲り上げた。

 お臍から下の白く柔らかな肌と中心の黒い茂みを自ら晒して、恥ずかしさ
と興奮で真っ赤になって、笑里は幸人におねだりをする。

「幸人さん、お、お願い、します」

 再び、ドサッと、ベッドに押し付けられた。

「あああ、ぁううんっ、ひゃあん……っ」
 足の間に顔が埋められ、一番敏感な固いつぼみをちゅっくちゅっくと
吸い付けられる。
 しかし必ず達しようとする寸前に口が離され、蜜を溢れさせている
入口に舌が這いこみ、嘗め回された。

「うぅっ、やあぁあっ、ゆきと、さぁあん……」
 もっともっと。あんそこ。きもちいい。すごいよお。
 幸人の技に放り投げられ振り回されるような心地のまま、笑里は
恥ずかしい言葉がどんどん出てくる。

「ん! んんんん!! ………っはあぁ!!」
 望みどおりに蕾を吸い尽くされて登りつめ、荒い息を吐きながら
今度は、別のところに欲しくなった。

 幸人もやはり同じことらしい。ベルトをはずし前をはだけた幸人の
それは、既にぬらぬらと光っている。
 膝立ちで見せ付けるような姿勢が彼のおねだりだと分かり、笑里は
その腰に抱きつき、ぬちゅっと口に含んだ。
395アバレなんちゃって女子高生! 08:2009/10/22(木) 11:14:05 ID:QDtkMmtA
「っ…… くっ……」
 時折漏れる男の喘ぎが、笑里をますます煽った。
 んっく、んっくと子牛が乳を飲むかのような口つきに、幸人が腰を
カクカクと揺らすのが、楽しくてたまらない。

(幸人さん……)
 深く咥え込んだまま眼鏡の上から見上げると、こちらをせつなげに
見つめる幸人と目が合った。ビクンと口中のものが跳ねた気がする。
 その瞬間
「くっ!」
「っ、はあっ、はっ…… あっ」
 隙を突かれて抜かれた。もうちょっとだったのにと思う間もなく
転がされる。

「いくぞ」
 深々と挿され、それだけで頭のてっぺんからつま先までに痺れが走る。
 ぐいぐいと乱暴に突かれ、なおもっと欲しいと笑里の腰がくねってしまう。

 ふと笑里が薄目をあけると、自分の袖が目に入った。
 そうだ、制服だ。
 あたし、いけないことしてるんだ。

 興奮した頭にぼんやりとそんな考えが浮かんできて、笑里は自然と、
声をこらえた。

「……っ、ぁあ…… ふっ……」
 声をあげない、ただそのことだけで、行き場を失った快楽が内側から
突き破らんばかりにずん、ずん、と全身に響きわたる。

 違う、声だけじゃない、幸人さんもすごい。
 いつもよりおっきい。
 すごいすごいすごい!!

 身を跳ねさせながら声をこらえる笑里に、幸人も限界がきたのだろう、
さらに無茶苦茶に突いてきた。

「ぅんっ……」
 そのまま強く抱きしめられ、上の口が繋げられる。

 あなたと一つになりたい。
 なるなる、なっちゃう。

 あ。

 次の瞬間、繋がっているところから、大きな波に飲み込まれた。
 すーっと引く波の後は、ふわふわと、浮いているような。

 寸前で引き抜いた幸人は、笑里の上にたっぷりとぶちまけているところだ。
396アバレなんちゃって女子高生! 09:2009/10/22(木) 11:14:28 ID:QDtkMmtA
 次の日。
 実に良い天気である。

 笑里はベランダの椅子に長々と寝そべり、青い空を見上げていた。
 お気に入りのハーブティーを時折啜りながら、函館の短い秋を堪能する。

「うーん……」

 伸びをして深呼吸。最高!

 と、カラカラと戸が開いて、幸人が入ってきた。
 彼の手には、洗濯物のカゴ。
 無言で笑里の横を通り過ぎ、黙々とカゴの中のものを干し始める。

「幸人さん、ご苦労様」
「…………」

 彼の頬が少々赤いのは、昨日行為の後で我に返った笑里が、おもいっっきり
ひっぱたいたからである。


『ど、どーーーーしてくれるんですかコレ!!!』
『どーするって、お前だって喜んで……』
『ぎゃーーーーーー喜んでない喜んでない! みんな幸人さんのせい!!!』
『なっ、なんでそうなる……』
『とにかく!! 制服、幸人さんが洗濯してくださいねっっっ!!!』

 そんな具合に、幸人に制服の処理を押し付けたのだった。
 

 世界一の整体師であり年収三億の雇い主が、黙々と洗濯物を干している
光景に、笑里も申し訳なく思う気持ちがないわけでもない。

 でもあの痴態を思い出すにつけ、あれは本来の自分では絶対にない!!!
と思いたい。
 手を出してきたのは幸人さんのほうだ。
 自分をあんなにしたのも幸人さんだ。
 だから幸人さんが悪い。
 洗濯くらいしたって当然。

 このように思考し自分の気持ちを納得させ、笑里は再びお茶を啜った。
397アバレなんちゃって女子高生! 10:2009/10/22(木) 11:14:48 ID:QDtkMmtA
 パンッ! ドーン!! ドドーン!!

「あ、花火…… そーか今日運動会でしたね、小学校の!」
「……知らん」
 笑里が機嫌よく話しかけるが、幸人はそっけなく返事をした。

「まーったまたあ!! 事務所のカレンダーに幸人さんの字で、そう
 書いてあったじゃないですかあ!」
「……」
「あーあ、おばあちゃん、運動会見に行けたかなあ」
「ふん」
 幸人が馬鹿にしたように鼻をならす。

「見に行くどころか、競技に出て一等を取れるくらいにはしてやったぞ」
「……やーっぱり、あの男の子の依頼、受けたんですねぇーっ」
「!! お、お前っ」
 慌てた顔で振り返る。
 普段ポーカーフェイスのこの人のこういう顔を見るのは、自分だけの
特権のような気がして、実に楽しい。
 
「もぉー照れちゃってぇー。素直に言えばいいじゃないですか、子供には
 弱いんだって。お願いされると断れないんだって!」
「…………知るかっ」

 吐き捨てるように言うと、幸人はまた黙々と作業を続けた。

 気分いい!
 幸人から一本とれたつもりの笑里は、さらに幸人への追撃を開始した。

「制服、アイロンも幸人さんがしてくださいよねーっ!」
 これでもうひと凹みするはずだったのだが、意外な返事が返ってきた。

「当然だ」
「へ???」

 い、今、何て????
 驚いて顔を上げると、幸人は干しあがった服を眺めて実に満足そうだ。

「いい天気だ。これなら、今日中に乾くな」
「あのー、幸人さん……?」
「洗濯もアイロンも、俺がすればいいんだな?」

 幸人は振り返り、ニヤリと笑う。

「じゃ、今夜も着てもらうぞ」
「えええええーーーーーーーーーーっっっっ!!」
 
 叫んで固まってしまった笑里をよそに、幸人は上機嫌でカゴを手に
室内へと戻っていく。

(幸人さん…… あんたって人は…………)
  
 笑里は呆然と空を見上げる。

 遠くからは「天国と地獄」の曲が、軽快に響いてくるのだった。

<終>
398名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 12:46:24 ID:FfFVBju/
青×えみぽんGJ!
ちゃんと、最後にオチ付いてるw
制服の下着は白が良いに決まってる!w
399名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 16:08:26 ID:64rCHszs
アバレは知らないけど楽しめた。
GJ!
400名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:15:16 ID:ZAv01d0R
あなたって人は…!
これは良い変態ww
401名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 19:23:09 ID:66x472le
えみぽんはなんかいろいろ使われるねwww
402名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 10:00:55 ID:Qk6JLbHo
この後えみぽんはもっと凄いことをされたことでしょうww
403名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 14:08:11 ID:FmOSQlTJ
青えみぽんGJ!
やっぱりこのふたりにはギャグが似合う。
つか幸人、アバレンジャー現役時代は蛇の生殺し状態だったんだなwww
404名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 20:55:37 ID:6E6P8NEy
アバレ見てないけど職人さんGJ、今度TSUTAYAで借りて見てみます!
405名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:13:04 ID:RroeMRoS
アバレGJ!
自分も見てみるよ

知らなかった作品を、ここのSSで興味持つこと多くて有難い。
お陰で、東映チャンネルのダイレンとカクレンの放送がより楽しめますた。
職人さん有難う!
406名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:21:02 ID:RCbfVMR3
青えみぽんGJ!!
アバレ未視聴だったからかいつまんで見てきたけど、えみぽんっておさげメガネないと凄くエロいよね。

407名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:40:39 ID:2qGf2HOE
王道だけど、光のタケル×イアル・五星のダイゴ×孔雀が好き。 
離ればなれの悲恋ものに弱い。 

ジャッカーの赤桃やバトルフィーバーの青初代桃も好き。
408名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 23:23:04 ID:rfiR8+rf
ダイナマンの青桃が好きなのは俺だけかな?この2人いっしょに行動することが多かったし
409名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 04:41:18 ID:sZ3XQfgh
自慢じゃないが、チェンジの黒白が好きな俺は更に少数派だという自信があるぞ
410名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 05:58:17 ID:11dxAZXl
それじゃぁ、オーレンの青桃が好きな自分は、更に小数派の自信があるぞ!!
411名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 16:58:20 ID:1ITY1Wqf
もう全戦隊悪役入り乱れて大乱交でいいよ


サイボーグ連中はやっぱり異常な絶倫だったりすんのかな
412名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 17:27:00 ID:D/lc+Eb7
ここでサー・カウラー×イエローフラッシュを主張させてもらうぜ。
413名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:36:22 ID:zQyikfDt
結構昔の戦隊もそういうの妄想できるよね。
俺はメガレンが好きだった。
414名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 21:08:42 ID:p7WkUahs
敵幹部の人間関係もいいよ
自分はチェンジマンの、ゲーター×奥さんが好き
子供まで作中で生まれて、萌えすぎて困った
415名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 21:26:27 ID:IEC6Y+42
オーレンの緑黄が好きな俺は更に少数派である自信があるぞ!
416名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 22:56:49 ID:mHi6lgTY
ジュウレンジャーの敵夫婦は、奥さんが旦那に、べた惚れな所が可愛いくて良かった!
417名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 23:14:36 ID:11dxAZXl
ダイレン赤桃←青桃好きは居る?結構好きなんだ自分。たしか青は桃が好きな設定があったはずだょな?
418名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 10:39:12 ID:OQdc6nRk
スーパ−シンケンイエローやっと来たね。
ところで今日の姐さんのダメンズセンサー動かなかったな。
屋敷に帰ってきた青の暗さにスイッチオンするかと思ったけど・・・
419名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 13:58:24 ID:11NhIVZw
オンして手料理ではげまそうとして皆に阻止されたんだよ。
420名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 18:35:39 ID:094zzdsM
そんなことより殿黄が読みたい
421名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 18:46:41 ID:Ap5h4Jin
ラストで流ノ介のアップの次が、茉子の笑顔だったのに萌えたんだぜ
422名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 19:00:23 ID:tdGYffca
ショドウフォン食われた後の緑が黄をからかってるとこが
小学生ぽくて和んだし萌えた
423名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 19:38:24 ID:l9Je85xH
次回は金による黄へのカレー盛りプレイですね、わかります。
424名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:22:03 ID:6hXWfs10
>>416
同じく!
恐いお姉様なのに旦那にはダーリン可愛いところが萌える
425名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 00:57:19 ID:eQ5O1CS7
>>418
先週ママンにギュッとされて大人になったから
姐さんのダメンズセンサーは無くなったんだと思った。
そして普通のメンズにも優しくできるようになったはず!

あと、今週ことはが来てたクマちゃんトップスは千明を意識しているのかと思って萌えた
426名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 15:10:26 ID:+cYJ4rbH
>>422
あの緑黄のシーン、キスのアングルと思って見ると脳内が魔法にかかる
427名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 21:41:35 ID:p4xHnnw9
緑黄って何であんなに可愛いんだ…
428名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:43:54 ID:wKSlihUO
君が緑黄を好きだからだよ
429名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 01:26:36 ID:Pdg2x3fX
緑黄より赤黄のがしっくりくるな
ことはを守るのは殿が1番似合うし
430名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 01:40:16 ID:nOufvpJ3
どこの世界に家臣を守る殿様がいるんだw

431名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 02:40:53 ID:q8ApCR9r
確かにw

そう考えるとカクレンの姫を守る忍者ってのは無理がないな
赤白も好きなんだが、黄白来ないかなあ
432名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 04:40:33 ID:dg4hoaG2
でも実力断トツだからか、殿の方が守るシーン結構ある気がする。もちろん誰かだけって話じゃなく。
初期にあった大斬刀で丸ごと庇うシーンは、黙って守られてていいのかと思ったw
433名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 06:51:38 ID:eUxrj2Kr
赤黄は見ていてニコニコできる
緑黄は見ていてほのぼのできる
青桃は見ていてニヤニヤできる

侮り難し真剣
434名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 13:05:39 ID:to3qGFX+
>>433
赤桃は?
435名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 13:14:09 ID:6bb9u32D
男女の駆け引き的な空気を感じるから、見ていてドキドキできる

とか?
436名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 16:40:42 ID:NOTP2Tdf
昔の戦隊、レンタルで見れるとこってどこだろう。
うちTUTAYAしか利用してないんだけど、ギンガマン・ガオ(どっちが古かった
っけ?)以前のはVSシリーズしかないんだよね……
437名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 18:14:12 ID:wv7fBzBw
>436
渋谷のTUTAYAは、ほぼ全部の戦隊がレンタルされていたような
前も後ろも戦隊で埋め尽くされた棚は壮観
438名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 18:26:10 ID:Sqoamed1
>>436
DISCASとかは?
439名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 20:58:23 ID:O5ZIO94B
>>438
discasはDVDしか扱ってないからDVD化されてない
チェンジ〜メガまでないよ

ていうかここで別に相談乗るようなことでもないような気が
440名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 23:22:07 ID:GcxngFnp
>>436
絶対ギンガのが古い
ギンガ1998 ガオ2001
じゃなかったっけ?
441名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 00:14:45 ID:CS95CiTN
ギンガのゴウキとスズコ先生のカプが大好き。

デカイ図体でおっかなびっくり初体験を済ませて、ゴウキは感動して泣くだろうなw
でもその後、先生をメチャクチャ大事に抱きしめて眠りそう。
妄想だけど、何ともいえずホノボノと幸せになれるふたりだ。

メガレンの銀桃も好きなんだけど、此処では少数派かな?
442名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 10:18:26 ID:Kuashest
>>429
死ねよ殿厨
443名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 11:16:11 ID:XgEW8Ohd
>>439
すまんかったorz
よそで聞きなおすよ。
答えてくれたみなさんありがとう。
てかTUTAYA渋谷店コンプリートて… 都会はスゲエなあ…
444名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 14:16:32 ID:ScU+IyY8
昔の戦隊も結構萌えるよね
445名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 14:55:05 ID:bItL6K21
ストイックにヒーローやってるからこそ、一緒に行動するのが多いってだけで萌えられてイイ>昔の戦隊
446名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 06:58:19 ID:vgqNCHAy
最近エロネタないなぁ
447名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 12:55:21 ID:dhuDOl+H
考えるんじゃない!感じるんだ!
448名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 21:25:12 ID:4/GeWSBV
ネタはいくつか思い浮かんでんだけど文にならないんだよね('A`)
449名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 21:55:49 ID:GpaRcMmP
自分もここんとこの過去作品話で書きたい欲が溜まってるが、なかなか上手く書けない〜
450名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 01:27:00 ID:FTVtqez/
来週のアヤカシこのスレ的にすごくいいな
「閉じ込めてみた」みたいに「繋げてみた」ってのが出来る

どの組合わせも楽しそうだが
個人的には緑と黄、青と桃にぜひ繋がって頂きたい

金と黄、金と桃もいいな

正に1+1=無限大!
451名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 22:07:45 ID:U1U72nfI
真剣緑黄萌え〜
452名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 22:24:18 ID:omW6jAoC
じゃあ私は冒険黒黄萌えー
453名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 22:57:38 ID:0SmFj0I1
では私も…。
冒険青黄萌え−!!と言ってみる♪
454名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 23:17:15 ID:mNV3OjK9
ギンガのゴウキとスズコ先生のカプが大好き。

デカイ図体でおっかなびっくり初体験を済ませて、ゴウキは感動して泣くだろうなw
でもその後、先生をメチャクチャ大事に抱きしめて眠りそう。
妄想だけど、何ともいえずホノボノと幸せになれるふたりだ。
455名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 23:39:22 ID:tmxuBk0C
>>441をコピペする意味がわからん
456名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 23:53:53 ID:bzlQSkjU
自分>>441だがやめてくれ。いくら単なる呟きだからって、コピペされていい気はしない。
ましてや作品は絶対やめろよ、職人さんに失礼だ。
ウイルスでなく、前々から荒らしてるのがお前なら、因果応報。そのうちバチが当たるぞ>>454
457名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 00:09:19 ID:ha6GX14U
なんですか黄まつりですか

便乗して轟音赤黄萌えー(てか赤→黄っぽいが)
黄色に彼氏ができたと勘違いして
ファビョる赤とか、瓶の蓋を開ける・開けないで揉めるのが
兄貴と妹っぽくて微笑ましい
正月のG3姫コンサートでも、「サキちゃんさいこー!」と一人だけ名指しで
声援送ってた赤をおいら見逃さなかったぜ
458名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 00:35:59 ID:7eu2I65R
2ch初コメです。
勇気を出して投下してみたいと思います。
真剣殿桃です(青→桃、緑→黄→殿前提)
第22幕後の脳内補完のつもりで妄想していたのを書いてみましたが、
SSなど殆ど書いた事が無いのと、稚拙な文章と危ういボキャブラリー故に御見苦しい点はご容赦下さい。
NGはタイトル【真剣殿桃】素直に、です。
459【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:36:44 ID:7eu2I65R
―長風呂しすぎちやったかな…
昼間にあった事を考えていたせいか、湯船から出ようとした時には少しフラついてしまった。
源太の屋台の常連客の為に一肌脱いだあの二人は、お嬢様と執事という役回りを演じたワケだが…どうも二人の間にはそれ以上の空気が漂っていると感じていた。
少なくとも、御令嬢に扮していた少女の眼差しは今までと明らかに違っていた。

脱衣室でシンボルカラーの桃色寝間着姿になると、のぼせ気味の頭を冷やす為に中庭に向かった。濡れた長い髪を拭きながら歩いて行くと、顔に心地よい風を感じるようになってきた。
夏とはいえ、月が頭上に来る頃には残っていた太陽の熱から大分解放される。

目的地までやってきて、ふと足を止めた。
心臓が一つ大きく跳ね上がる

先客が一名。

いつもは皆で稽古をしているその場所で、淡い月明かりの下佇んでいる袴姿の人物。
こちらに背を向けているものの、誰かはすぐにわかる。

寡黙で、冷静で、尊大で―だが、その奥への接触は容易ではなく、未だ誰も扉の鍵を手に入れることができずにいる。
でも、その中に立て籠っている優しさや弱さ、笑顔達の形は見えてきたような気がする。
誰かが傷つけられた時の怒りは人一倍強く、自分を犠牲にしてでも何とかしようと無茶をするような熱い心の持ち主であることも仲間の誰もが知っている。
そんな我らが主君は、今は油断しているのか、背後の気配に全く気付いていない。
握られた竹刀も動く事なく、だらりと地面についている。
その隙だらけの相手に近づこうと、一つ呼吸をすると、履物に足を入れて下に踏み出す。
じゃり、という音に目の前の男は勢いよく振り向いた。
外道衆とでも思ったのか鋭い眼光が飛んできたが、すぐに警戒を解く。
「なんだ、茉子か…」
あんなことを考えていたせいか、この殿様―丈瑠に名前を呼ばれただけで喉の奥がつまりそうになる。それを悟られないように、小さく息を吐きながら茉子は投げ掛ける。
「ことはのこと考えてたの?」
丈瑠はその問いかけに僅かな同様を見せたが、「違う」と目を逸らした。
でも、茉子はその揺らぎを見逃さない。
「ふーん…」
意地悪そうに上目遣いで見つめると、相手は居心地悪そうに顔をしかめる。
460【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:37:29 ID:7eu2I65R
「なんだ?」
「んー、お嬢様と執事というより…何か良い雰囲気だったってゆーか…」
ああ、嫌な私が出てきた。
「何が言いたい」
睨まれても目を合わさないようにする。
「そのまま良い関係に発展するんじゃないか、なんてね」
もうやめときなよ、と頭の隅で警鐘が鳴るが、刺々しい言葉は勝手に出ていく。
「有り得ん」
丈瑠は否定するけど。
「でも私、見たんだ。あの時…外道衆を倒した後のことはを。」
丈瑠の前を行ったり来たりしながら、昼間の事を脳裏に描いていた。
苦い記憶程鮮明に焼き付いているものだ。
「丈瑠を見る目、いつもと違ってた。あれは殿様を見てたんじゃなくて、男としての丈瑠を見てたんじゃないかな。」
そう、明らかに違っていた。でも、だからっていちいち丈瑠に伝える必要なんて無い。ことはの気持ちはことは本人が伝えるべきだし、そうしたいかどうかも彼女次第だ。
関わるべき事ではないのに、自分でも何がしたいのか解らない。
「バカ言え、ことははまだ子供だぞ。そんなことが…」
「子供じゃないよ」
咄嗟に、茉子口調はからかうものから静かで凄みのあるものへと変わった。

「侍としても…女としても、もう立派に一人前だよ」
「だからと言って…」
「良いんじゃないの?ことは…凄く頑張り屋さんだし、素直で、芯が強くて…」
自分とは大違いの存在。
あの子なら、この人の心を解放できるかもしれない。
その考えは否定できなかった。
少なくとも、こんな嫌な女よりは何百倍も良いだろう。
「結構お似合いなんじゃない?ことはだったら彦馬さんも反対しないと思うけど?」
嫌味たっぷりに放ってしまう。
しかし、返ってきた反応は予想外のものだった。

「お、俺の気持ちは…どうなるんだ!?」

茉子は目を丸くした。この男が自分の気持ちなんてものを主張するなど、想像できただろうか。
そこまでさせる程の理由は。

461【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:38:11 ID:7eu2I65R
「…何、もしかして…好きな人とか…いたりするの?」
冷静に、と自分に言い聞かせて尋ねる。
全身から血が抜けていく感覚に襲われる。
吐きそう。
「…」
無言の肯定?
「図星…?」
丈瑠は何も言わない。
視線が足元に落とされただけだ。
だが、それだけで答えとしては十分だろう。
「もしかして、どこかのお姫様とか?」
歪んだ笑みで挑発する。
これでも由緒ある志葉家の当主なのだ。幼き頃からの許嫁などがいても不思議ではないし、彦馬が見合いの話を持って来ることだって十分有り得る。
「答える必要はない」
これ以上踏み入れるな?
お前には関係ない?
そういうことだろうか。
「ま、別に無理に言わなくても良いけど、その子を連れてきてさっさと婚約発表でもしちゃえば?」
イライラする。
ことはならって思えたのに、それすら許されない。
丈瑠はその人の何に惹かれたんだろう。
その人は丈瑠の何を知っているんだろう。
私達の知らない丈瑠。
その人はもう鍵を手に入れたのだろうか。
嫉妬…そして八つ当たり。
それでもこの人に私の気持ちなんて通じない。
当たり前じゃない。
ちゃんと言わない自分が悪いんだから。
でも、もう遅い…
「相手がいるって判れば、ことはだって今ならそんなに傷付かなくて済むだろうし」
否、傷付きたくないのは自分だ。
早く現実を受け入れて、愚かな夢など見ないように。
「あ、相手の気持ちは無視か?」
茉子の勢いに気圧されまいと、丈瑠も冷静且つ必死に言い返す。

462【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:38:53 ID:7eu2I65R
「怖いの?外道衆も死も恐れない殿様が?」
相手の気持ち…片想いということ?
それとも自覚はないけど両想い?
もう、どっちでもいいから早くケリをつけて欲しい。
黙り込む丈瑠に茉子は攻撃を続ける。
「男なら…侍なら掻っ攫って来るつもりで当たりなさいよ。その子に相手がいるなら奪ってやりなさいよ!!」
言い切って、息の乱れに気付く。
冷ましに来たハズの頭に血がのぼってしまっているようだ。
ホントにそうしてやりたいのは誰?
侍なのに勇気がないのは誰?

茉子は呼吸を整えてから、やや投げやり気味に言い放つ。
「…てゆか、案外丈瑠のこと想ってくれてるかもしれないしね」
自分はバカだ、と思う。
煽って、担いで、励まして、でも心の中でフラれてしまえば良いと思ってる。
フラれて、傷付いて、絶望したところで抱き締めてあげる…なんて考えてしまう狡い女。
嫌気がさす。

「…わかった。」
今までうつむき気味だった丈瑠の顔が、くっと上げられた。
その瞳には揺るがない決意が見てとれた。
「お前の言う通りにしよう。」
「…うん…」
一気に気持ちが落ち込んだ茉子は少し目を伏せた。
その真っ直ぐな視線がとてつもなく痛かった。

だから、気付かなかった。
僅かな空気の動き、倒れる竹刀と迫る歩みの音、自分へと伸ばされた腕に。

「頑張っ……?!」
心にもない励ましを言い終わる前に、突然視界が暗くなったかと思うと同時にその口が塞がれた。

何が起こったのか分からなかった。
今、自分の置かれている状況を確認してみる。

463【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:39:59 ID:7eu2I65R
途中までは先程の余韻と愛液の潤いでスムーズに入っていったが、そこからは力を入れすぎず慎重に道を開いていく。
汗で貼り付いた前髪も気にならないほど。

やっと二つ目の節まで埋もれたところで、既に奥の方で痺れを切らせかけていた先端を少しずつ動かす。
「やっ…はぁぁんっ」
その感覚に茉子の腰は独りでに揺れ動き、自ら刺激を倍増させる。
柔らかい壁を引っ掻く度に、艶かしい嬌声が耳に響いて丈瑠の欲望はますます煽られていく。
遠慮がちだった指の動きも、気がつけば人差し指も加わって掻き乱していた。

まだだ。
まだ足りない。
もっと自分を感じて欲しい。
もっと彼女を感じたい。
この先、どれだけ苦しい戦いを強いられても良い。
だから、一つだけ我が儘を叶えさせてくれ。

「茉子…お前と一つになりたい。」

「いいよ…」


ぐっしょり濡れた手を抜き、丈瑠は茉子のショーツを丁寧に下ろす。
そして、乱れきった胴着を脱ぎ捨て、己の袴の戒めを解き、もう既に限界に近づきつつある雄を曝け出した。
そして、茉子の長く白い脚の間に割り込むと、体を重ねながら、熱を帯びそそり立ったその塊を蜜の溢れる秘部に押し込んでいった。

「はぁっ…んぁんっ…あぁんっ…!」

さっきとは比べ物にならないその大きさに、茉子は自分の下半身が壊れてしまうような苦しみに悶え、唇をぎゅっとかみ締め丈瑠の肩に爪を食い込ませる。
空気を引き裂く声に丈瑠は一旦動きを止め、彼女の閉じられた瞼から零れる涙を舌で掬いとっていく。
その間に茉子は必死に痛みを逃がそうと、深く息を吸い込んで少しずつ吐き出し、それを何度か繰り返すうちに若干和らいできた。

464【シンケン殿桃】素直に:2009/11/03(火) 00:40:42 ID:7eu2I65R
「ごめん、有り難う…もう、大丈夫だから…」
丈瑠はコクリと頷くと、腰を一番深くまで沈めていった。
それだけで、身体の中心から快感が迸り、声を荒げそうになる。
何とか堪えた丈瑠は、茉子にもう一度キスをしてから耳元に低く囁く。

「いくぞ」
「うん」

丈瑠は腰をそっと引いて再び突き出す。
擦れ合う部分が意思を持っているように絡み付き、底なしの海に溺れて歯止めがきかなくなっていく。

もっと
もっと
もっともっと……!!

「んっ…あっ……やぁんっ!」
茉子も一番奥を突かれる度に、自分のモノとは思えない声をあげ、そのリズムが早くなるにつれて痛みが薄れ、得体の知れない波が押し寄せてぞくぞくする。
男を受け入れている杯からは止めどなく白銀の水が溢れ、粘るような音を立てる。
それが、自分の今の姿を想像させて、ますます感度が上がっていった。
「あっ…たけっ…る…んっ…はっ…へんっ…にっ…なぁっ…ちゃうっ…」
茉子は残っている理性で訴えながら必死に丈瑠にしがみつき、下腹部に力を込めた。
それは中の丈瑠自身を急激に締め付け、限界寸前まで追い込む。
「っ……!」
茉子の膝を下から掴んでグイと持ち上げると、丈瑠は自分の肩に乗せた。
「やっ…」
恥ずかしさのあまりに茉子が拒否しようとしたが、その隙を与えず力で抑え込む。
そして、本能が導くままに可能な限り強く、激しく己を叩き付け、一気に頂点を目指していった。

「たっ…け、るっ…たけ…るっ……っ!」
「っ…茉子っっっ!」



熱い精が茉子の最奥へと解き放たれ、互いを呼びながら絶頂を迎えた二人は爪の先まで痺れる余韻と一時的な筋肉の弛緩で暫く動けなかった。
大きく乱れた息遣いだけが部屋に響き、身体中から噴き出していた汗が急速に熱を失っていく。

<おわり>
465名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 00:50:43 ID:NXUQ1gvH
念のため
皆騙されるなよ、上記は荒らしによる不完全コピペであって、
元の作品は既に保管庫に収録されている。

何でこんなことするのか・・・あきれるのを通り越して悲しくて仕方ない。
スレに対し悪意があるとしか思えない
466名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 00:54:41 ID:zBsUSED+
>>464
GJ!!!!やっぱシンケンいいな!!
凄く萌えた!


ざっと読んだだけだけど、あらためてじっくり読むよ。
467名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 00:56:08 ID:zBsUSED+
あれ?

465はどういうこと??
468名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 01:10:16 ID:4cs5qLuo
書いてある通り
たまーに過去作をコピペする輩がいるってことよ
469名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 01:20:07 ID:B7el+byH
前スレのオリジナル確認したけど、前書きまでコピペ。
それでいて最後の二つは載せないなんて、オリジナルを投下した職人さんかわいそう。

とりあえず>>466が保管庫を見ていないことはよく分かった。
470名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 01:42:29 ID:zBsUSED+
保管庫か

見ていなくて、なんかわるいね・・・
471名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 02:23:08 ID:NcLq8X1D
このコピペ荒しは殿桃厨だと思う
公式が殿黄展開だったから発狂してんじゃないの?
472名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 07:40:12 ID:GNRbArIa
なんでやねん。
473名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 07:41:23 ID:XfPt0JkM
>>471
やっとマターリとした流れに戻ってきたのに何でそういう流れに持ってこうとするかなぁ…
コピペ厨もそうだけど争い事の火種投下して楽しい?
474名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 07:41:57 ID:GNRbArIa
おっとこうか

>>471
モサヨ乙
475名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 09:11:43 ID:qadTx3ge
決め付け厨も乙ってことで、流れ戻そうや。轟音金黄萌え。
476名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 09:18:27 ID:sIYp+1iH
>>474
お前しんどけよ
なにその足りない頭
477名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 10:50:57 ID:QS7ILUkB
半年ROMれの大切さを今になって感じている。
478名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 15:55:57 ID:1NqQ/69C
>>476
モサヨ乙
479名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 18:46:53 ID:cMiZwKR7
シンケンジャーだが、金も何気に色々妄想できそうだよね。
桃とも黄とも結構絡んでるし。
480名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 19:04:35 ID:l1UUCYE7
金は意外に苦労人&努力家だからね〜。勘も鋭いし、職人気質だし。
惚れたら一途だと思う?。自分的には、ウブイ奴であって欲しい…。
481名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 21:46:25 ID:iEDb39Mv
キショ
482名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 03:57:39 ID:aBVBn/yv
冒険赤桃萌え。
483名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 04:21:24 ID:YxLS646k
なんとか萌えとかそろそろうざいね。

SS投下がしばらくないからこうなるのか。
484名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 10:21:42 ID:Dx2QtQ29
規制が激しいからなぁ
かくいう自分も規制組orz
485名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:17:50 ID:6DjerYJe
>>483
保守代わりに別に気にならなかった
そんな風に言うなら自分が投下すりゃいいのにと思うよ
486名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 13:33:08 ID:ykPyOhjG
保管庫行ったら更新されてた。
管理人さん乙です!
487名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 17:39:49 ID:Dx2QtQ29
保管庫見てない人結構居るみたいだけど、
力作揃いだから是非見るべき。

一応荒らし対策にもなるし…
488名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 18:28:54 ID:+AS6xnsT
どうりでどっかで読んだことあると思ったぜ
騙されかけた
489名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:55:55 ID:zrJtPDAI
先週の話、ことはの次にカレーを口にした=ことはのスプーンで関節キスしたのは流さんだったか

それはともかく源さんはことはを甘やかしてるなぁ
490名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 12:22:20 ID:8phG2Eub
塚、爺さん含めみんなことはに甘いだろ
491名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 19:04:52 ID:RQZoXlxu
ことはは殿とは違う感じでみんなの中心になってるよね
492名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 19:45:10 ID:AoMtua8o
しかし>>489の言う通り、金の可愛がり方は群を抜いていると思う
何かにつけ「かわいい〜」「かわいい〜」と連発して、話すときにはふぬけた位に笑顔と
正に初孫を愛でる祖父並の猫っ可愛がりに見えるよw
お互いの波長が合うんだろうな。実に可愛い黄金コンビ
493名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 20:39:51 ID:1i/dJfGt
黄は末っ子キャラを通り越して娘ポジション状態だと思ってたけど、ついに孫w
黄に対して一番あっさりしてるのは青かな。
今週の間接キスには萌えたけどw

そして特板のバレスレから派生した雑談でドウコク×太夫が話題になってたけど、
ドウコクが太夫にまだ何も手を出していないって妄想に萌えた。
ヤッてそうに見えて実はヤッていないってのはかなり萌える。
494名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:44:03 ID:jDQege4r
>>493
ドウコク×太夫、実はまだやってないってのはいいなあ
太夫が外道に堕ちて、数百年間
自分に気持ちが向くのを、ずっとドウコクは待ってるんだとしたらすごく萌える
御大将はシンケンジャーに対しても、マロに対してもどれだけ待ちの姿勢なんだと思ってたが、
百年単位で片恋してりゃあ、あれくらいなんでもないのね
495名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 01:52:34 ID:w6Z6iqdj
>>ID:7eu2I65R
死ね
496名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 01:53:21 ID:VGPSfC4W
>>495
通報しました
497名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 04:05:09 ID:AfoJW2rW
殿とことはの手がくっついたら、カオスなことになりそうだが、
498名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 04:47:28 ID:bE+lBuoD
手がくっつくのも片割れが殿かマコだと冷静に対処しそうだ。
ことはと流ノ介とかボケたおしてすごいかもw
499名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 07:39:30 ID:N28xgdvW
>>497
それを言うなら

殿とことはの手がくっついたら
こ の ス レ が
カオスなことになりそうだ

殿桃でもしかり。
500名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 19:56:27 ID:xq/YnrNG
保守で〜す。
501名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 20:11:59 ID:kEmiGMG0
この板は一ヶ月ほどレスがなくても落ちないから大丈夫だよ。
次のレスが、12月に入ってからでも問題ないっす。
502名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 08:01:56 ID:gBIIeok6
金「茉子ちゃん重い」
重いじゃないだろ!
男同士かと思っていたら、男女でもあったかw
503名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 09:42:41 ID:LdeENydy
>>502
胎児の重みですね、わかります。
504名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 19:18:20 ID:IKoFDW61
金の茉子ちゃん呼びには禿げた。
505名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 19:58:57 ID:b1BTqiG9
四人でくっつくシーンが良かったわ。
何気に金×桃、赤×黄だったし。
506名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 23:22:22 ID:B5k8szuz
背中合わせだったのが惜しまれる
あれが正面同士か後ろから抱きしめる形だったら良かったのに
507名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 18:54:26 ID:TB6PBPrl
>>502のシチュで短いけど出来上がったので投下

真剣 金×桃ですが緑目線になってます
題名は「口は災いの元」
508真剣 金桃【口は災いの元】:2009/11/09(月) 19:03:17 ID:TB6PBPrl
最近、姐さんが全くってわけじゃないけど飯を食わなくなった。

実は隠れて食ってんじゃね?とか思ったけど、ことはに聞いてもそれはないって話。

姐さんになんとか理由を聞いたらアヤカシの罠にハマった時、源太に「重い」って言われたからだってさ。

あー女子に「重い」とか超NGワードじゃん。
しかも彼氏に言われたらそりゃショックでかいわ。マジで姐さんに同情…。

でも源ちゃんもバカだよなー。
俺とのヒミツ話で「茉子ちゃんの騎乗位はサイコーだ!!」ってのろけてたくせに。
あの調子じゃ二度とヤらせてもらえないだろうなー。
マジ御愁傷様。

俺もことはに余計なこと言わないように気を付けよーっと。
509名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 19:07:55 ID:TB6PBPrl
以上です。
規制中で携帯から投下なので見辛かったらスマソ。

実は前にも金桃を投下したんだが続編投下予定がなかなか出来ないや。
エロ表現を入れるのは難しいね('A`)
510名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 07:10:56 ID:SkvISwkx
つまんね
それより殿黄は?
511名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 10:28:38 ID:pkaKD+O+
      |
      |
      |
      |              /  ̄   ̄ \
     (=)           /、          ヽ
     J            |・ |―-、       |  ウズウズ
                   q -´ 二 ヽ      |
                 ノ_ ー  |     |
                 \. ̄`  |      /
                   O===== |
                  /          |
                   /    /      |
512名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 10:54:38 ID:Pl4jE/wQ
うーん、
投下してくれるだけでも感謝なんだけど、
これは、小ネタレベルだね。
短くても1レスなら、わざわざ宣言する必要もない。

513名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 13:26:23 ID:3pjEnZ3e
>>510
モサヨちゃんコンニチワ☆

>>508
小ネタなりに面白かったよ。
ただ、職人は寡黙なほうが、このスレでは受けがいいんだぜ。
514名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 19:19:48 ID:somi4Sfn
モサヨはすっかり頭沸いてる黄ヲタとしてあっちこっちで名を馳せたもんだなwww
515名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 20:33:09 ID:ypsaIUdC
無視しろって。
また喧嘩なんかごめんだ。
516名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 21:33:53 ID:A8gE7LPi
東映ヒーローMAXの桃のインタビューによると
殿様と桃でなんかシリアスストーリーがあるらしいね。
517名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 22:28:48 ID:zAR+d2xV
>>516
やっと来るのか殿桃メイン!
公式サイト座談会での黄の中の人の「見どころ」発言から待ちに待ってたよ
518真剣緑黄小ネタ:2009/11/11(水) 00:20:58 ID:27s6vh/Z

「っだぁー!!疲れた!!丈瑠のやつ本気出し過ぎだろ…」

「お疲れさま千明。疲れた時には甘いものがええんよ」

「何?飴でもあんの?」

「飴やないけど…」


ちゅっ


「………」(千明硬直)

「あれ?あかんかった?千明にはこれが1番やって源さん言っとったんやけど…」

(源ちゃんグッジョブ!!!)


[終]
519名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 01:13:34 ID:p7rHlcB/
めっさかわええ
520名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 14:24:00 ID:zrrFfmLq
>>518
自分は萌えたぜ。
521名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 20:41:26 ID:q52CqKxa
良いね。俺は殿黄も好きだが、緑黄も好きだから萌えた。


522名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:06:25 ID:zhNwJwXo
>>516
39話だね
やっぱ殿桃だな
そういえば39話撮影時期に殿の中の人のブログに、今殿にとって大事なシーンを
撮影していますってあったんだよね
wktk
523名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:16:19 ID:ksdXf2mv
殿桃やっとか〜。wktk

>>518
緑黄はかわいいなぁ
524名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:27:43 ID:I3nFHMV7
殿桃厨と殿黄厨って異様にギスギスしてるよね。互いに主張したがりだし
やっぱり殿桃だの殿黄だの…。どっちもどうでもいい人間からすると大変鬱陶しい
525名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:50:38 ID:mD1VWtOF
>>524
そうだよな
自分の趣味を他人にも強要すんなよな
どっちにも良い所はあるわけだし

ま、両方とも好きな俺は勝ち組www
526名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:56:57 ID:7cz7kmBz
>>524
で、敢えてウンコを触る理由は?
527名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:06:18 ID:VchzBg3p
いや、別に39話は殿桃Wメイン回という訳ではないような…?

桃の人いわく「丈瑠とマ子の絡みが多いんですが、
マ子は自分が思っているほど丈瑠のことを理解していないんじゃないかと思えるシーンがある」だから、
wktkなのかgkbrなのかまだ分からんぜよ、と自分に予防線を張っておこうw
528名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:25:03 ID:xSrjGvyS
むしろマコがそんなに焚けるのことを理解していると思っていたことに驚いた
本編見ていて、彼女が自分をそういう風に認識してるとはさっぱり分からなかったぞw
529名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:27:19 ID:ksdXf2mv
シンケンはどのCPも好きなんだが…
530名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:32:49 ID:sSW0+vnd
エロきゃなんでもいいよ
531名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:36:39 ID:VchzBg3p
>>528
でも18話時点で既にあんな感じで、あれから20話は経過してるし、
最近殿様がかなりメンバーに馴染んでるから
丈瑠を理解出来ている、と思うのは無理ないと思う。

むしろこの時点でも「まだまだ…」とか思ってたら
慎重すぎだとw
532名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:49:09 ID:VUMITTt2
それぞれの立場から打ち解けていってるんじゃないかって思うのは自然な考えだね


まあ誰でも絡みがあれば何でもいい
533名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:55:32 ID:xSrjGvyS
いや、「設定上」とか「話の流れ上」ってことなら(頭では)理解できるけどさ。
画面からそういうフリってあった?具体的は殆ど思いつかない。
まあ台詞でそう言われたら(言われるんだろうが)そういうものとして納得しないといけないんだろうけど
534名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 23:56:08 ID:MEHY3tA3
殿の中の人も殿桃押しだし、緑の中の人も殿桃押しだし、殿桃これからきそうだけどな。
最近、やたらと雑誌の役者インタで殿桃に触れられている気がする。
535名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 00:07:23 ID:VchzBg3p
>>534
それはなんというか、構造的なものによる気がする。
各自因縁のある十臓と太夫が一緒にいるから、
殿桃もコンビ扱いなのかと。

あと緑の中の人が殿桃推しだったのは確かにビビったけど、
あれはまず結婚ありきで殿黄じゃない理由が「ことは結婚にはまだ若いから…」の消去法だからなw
536名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 00:40:44 ID:asGOdsHi
緑の人は緑黄推しだから赤桃推しなんじゃない?
他にも黄と恋愛話やりたいみたいな事を言っていたし
特撮って結構演じる人の意見も反映されるから、後半にこの組み合わせでカップル話が多くなるかもね
537名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 00:43:53 ID:hyhwqeww
まあ今のところどの絡みもコンビだし、何にせよ妄想のネタになる絡みは歓迎。
殿とマコなんて話してるだけでも独特の雰囲気あるもんな。

個人的に緑の人の殿桃妄想に、青の人が「マコは私のものです」と
成り行きながらも突っ込んだのがドキドキだったんだよw
538名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 01:24:06 ID:E0bpFFEa
>>537
ちょwマジでか?!
例の青桃回で青桃に萌えに萌えて以来
本編ではほとんどなくてしょんぼりしてからそれだけでも嬉しいなあ
539真剣赤小ネタ:2009/11/12(木) 10:05:22 ID:70DrZxwY
千明とことはがお互いの気持ちを確かめ合った数日後
千明は丈瑠の私室に呼び出された。

「いいか、千明。お前も侍ならばわかっていると思うが、
お前もことはもまだ未成年だ。間違っても己の欲望に負けるようなことは…」

「ちょ…待てよ丈瑠。何の話だよ?」

「つ…つまり侍としての心構えの話だ。
侍たるもの、一時の欲望に身を任せて相手を傷つけるようなことをしては
ならんと言っている。」

「はぁ?なんだよ、一時の欲望って。
好きな相手が目の前にいて、相手も俺のこと好きだって言ってくれてんのに
なんにもしないわけないっしょ。
それを体だけが目当てみたいな言い方されたら腹立つんですけど!」

「な…まさかお前既に…侍たるもの、そのようなふしだらなことを…」


そこで、千明がふと気づいた。


「まさか丈瑠って童て…」
「ち…千明!」

「マジで?うっそ。いいこと知った。
おーい流ノ介、源ちゃん、ちょっと来いよ!」

大声を出しながら廊下に出て行く千明を、丈瑠は止めようとするが、当然抑えられるはずもない。


「丈ちゃん、なんでそんなこと早く言ってくんないんだよ。
いい店知ってるぜ。いつがいい?いつでも連れてってやるからよ」
「源太!いい店ってなんだ!そのようなふ…不潔な場所へ殿をお連れするなど許さん!」
流ノ介と源太が言い合う一歩引いた場所から千明がニヤニヤと丈瑠を見る。

「な、丈瑠。いくら侍だからって健康な男なら当然のことだろ?
流ノ介も源ちゃんも、当然経験済みってわけ。」
「そうなのか…?流ノ介」
「はっ…そのいやあの…」
「歌舞伎の世界にも色々あるからなー。ほら、お世継大事みたいなよ。
てか丈ちゃん!丈ちゃんも跡継ぎ必要じゃねぇか!」

「跡継ぎなど…もういい、お前たちは下がれ。」

3人を部屋から追い出し、丈瑠は考え込んでしまった。
千明に説教するはずが、なぜこんな話になってしまったのか。
それよりも、まさか女を知らない自分のほうが異端であったとは…。
かすかな敗北感を感じる丈瑠であった。



終わり
540名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 10:55:49 ID:TDFMJRuQ
カプじゃない話はちょっと…
541名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 14:45:05 ID:xir9/Y5G
今更だが殿黄・金桃のペアで密着して藻掻いてて萌え死にました 
身体が擦れあって気持ち良くなっちゃったりしそうだ
542名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 14:55:04 ID:xir9/Y5G
スマン、冷静に見なおしたら背中同士くっついてたんだな 
殿様の股間の感触に真っ赤になる黄とか妄想してたんだが
543名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 15:25:31 ID:levDHZpy
妄想くらいいいじゃない。

ゴーオンで、赤のぱんつにウナギ入った時に後でひとりキュンキュンしちゃう黄を妄想してました。
544名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 15:36:51 ID:70DrZxwY
539だが、>>540指摘トン&すまんかった。
続きの妄想をもっと練ったらまた投下しにくるわ
545名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:45:28 ID:0YrHq2xo
ごめん
普通に面白かったw>>539
連続してこーゆーの麦価理じゃ困るかもしれないが
たまにはいいんじゃないの
カプ抗争よりは幾分マシ
546名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 00:51:33 ID:N9fuTHBQ
カプ抗争なんかと比べる方が職人に対して失礼だろ…
547名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 02:22:28 ID:8z6FXIfp
だな
548名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 06:03:43 ID:AedqARUS
優しく殿の筆下ろししてあげる桃を受信したよ。
549名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 08:19:50 ID:U1IiLSNu
でも自分だって耳年増なだけの処女
or
だめんずにひっかかりまくってて経験は豊富

のどっちがいいだろう
550名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 13:05:04 ID:jXFpeSG3
>>549
そこは普通に一人とかで、リードされながらも一体どんな男に
一途に愛を捧げてたのかとモヤモヤし、爆発して立場逆転しちゃう殿希望
551名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 16:55:03 ID:zHXUIpDu
>>549
お笑い展開の好きな自分は、耳年増なだけのおぼこたんでひとつ。
552名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 18:12:15 ID:HOKTd8kc
>>549
「のどっち」がいいだろうって読んでしまった…咲スレ行ってくる
553名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 20:48:17 ID:JSioZriS
シンケン金黄投下します。加哩侍前提。エロにたどり着くまでがかなり長いです。しかもぬるいです。
タイトルは『熔解点』苦手な方スルーお願いします。
554シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:49:14 ID:JSioZriS
「うち、源さんの為に何かできへんかなぁ。」
夜の川岸、ゴールド寿司の屋台。
後かたづけを手伝いながらことはが呟く。
「いいっていいって、気にすんな。」
源太は少し沈みがちなことはに微笑んだ。

ここ数日の出来事はまるで嵐。
ことはの『カレーを食べたい』の一言から巻き起こった大騒動。
アヤカシと一緒に迷いもことはは全部まとめて吹っ飛ばしてくれた。
その事に源太が心の底から感謝しているのは間違いない。
しかしことはの中ではまだ何かぐずぐずと心が罪悪感でずぶ濡れ状態、からっと晴れるとはいかないらしい。
みんなが帰った後も店を手伝ってくれた上、こうやって後かたづけまでしている。
最もどじっことして名を馳せた彼女ではあるから多少の失敗もあるのだけれどそれはま、許容範囲。
それよりもすかっとしないことはの表情が源太の心を痛ませた。
それと同時にどうしても聞きたかった事を尋ねる。
今回の大騒動の大根幹。
「なぁことちゃん。」
「何?」
「何であの時、カレーが食べたいなんて言い出したんだ?
ことちゃんは寿司屋でカレーを注文するような空気読めない子じゃないと俺は踏んでるんだけどな。」
途端にことはは俯く。
「やっぱりな。」
源太はにかっと笑った。
彼女の頭を大きな手のひらでわしゃわしゃと撫でると片づけたばかりの椅子を取り出し彼女を座らせる。
「何かあったんだろ?どうしてもカレーが食べたかった理由。」
そうでなければ説明がつかない、とついでに熱いお茶も差し出して彼女を促す。
ことははそれに手を付けず暫く黙りこくっては居たけれど
ただ彼女の言葉を待つ源太の優しい眼差しに引っ張られるようにして口を開いた。
「お姉ちゃん・・・。」
「あぁ、里にいる体の弱いねーちゃんか。」
「うん・・・。お呼びがかかる前の日にな、お姉ちゃんがカレー、作ってくれてん。」
555シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:50:25 ID:JSioZriS
普段伏せってばかりの姉が体調がいいから、と珍しく起き出しカレーを作ってくれた。
もしかして姉は何かを感じていたのかもしれない。
妹が戦場へ呼集される時が近いのだと。
あれが姉妹で食べた最後の夕食。
姉が作ってくれたカレー。

「ちょっと最近笛の調子がおかしくてな、もしかしたらお姉ちゃんに何かあったんかなって・・・。
だけどこっちから様子を聞く事もできへんし、向こうが連絡してくるわけないし・・・。」
厳しさと淋しさがつきまとう侍としての在り方。
戦いに大切な人を巻き込まない為たとえ家族であっても距離を置かなくてはならない。
千明や茉子は最近家族と会う機会があったし、流ノ介も親友と無言の対面を済ませ、
家族の様子も歌舞伎雑誌から情報を得る事ができる。
なんだかんだ言って丈瑠にも親代わりの日下部や幼少から面倒をみてくれている黒子達の存在もある。
本当に、本当にあの日。
招集された時からそれまでの一切と関われずにいるのはことはただ一人。
その事に一切の不平を言うわけではない。
当たり前だと心底思っている。
だからと言って何も思わないわけではない。
姉を思い出し涙した夜もある。
あの時は茉子が抱き締めてくれたけれど、姉を心配する思いは溢れるばかりで涸れる事はない。
大丈夫だろうか、元気にしているだろうか、もしかしたら・・・。
「そう思ったらめっちゃカレーが食べたくなってん。」
比較的いつもより元気だった姉の姿が脳裏にこびりついて離れない。
556シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:51:00 ID:JSioZriS
「そっか・・・。」
源太は深く呼吸を吐き出すと頷いた。
何かあるのだろうとは思っていたけれど話を聞けばなるほどな、と思う。
「だからってでも、許される事やないと思う。ホンマ、ホンマごめんな源さん!」
ことはは顔を上げて泣きそうな顔で言葉を紡いだ。
「大丈夫、ホントに気にしてねーよ。ことちゃんのおかげで逆に目も覚めたし。」
改めて夢を確定した。
いつかは寿司屋として店を持つ。
きっと今回の事件はその為の出来事。
「それにことちゃんのスーパーシンケンイエローも見る事ができたしな。」
そう言って笑えばことはは顔を赤くして両手と首をぶんぶん横に振る。
「いややもう忘れて!インロウマルみたいに大切な物、うちが・・・。
うち、絶対使う事ないと思ってたから思い出しただけでもう・・・。」
あの時は勢いで使ったものの、記憶が心の中で甦るだけで心臓がばくばくする。
手足の先が震え、本当に使いこなしたのかと怖くなる。
「大丈夫、ことちゃんは間違っちゃいねーって。だから丈ちゃんも貸したんだろうしさ。」
源太は軽くことはの背中を押すように叩いた。前に進んで大丈夫だ、と励ますように。
「うん・・・。ありがとな、源さん。」
ことはがほっとしたように微笑むとそのとおりだという言葉と一緒に源太は頷いた。
「ねーちゃんもきっと大丈夫だ。つっか俺がことちゃんのねーちゃんなら
ことちゃんが五体満足無事で帰ってくるまで死んでも死にきれねーって。な?
絶対に元気でことちゃんの帰りを待ってる。だから、な・・・。」
ややぎこちなく手を伸ばし、源太はことはを抱き寄せた。
「俺が傍に居っから。だからもうちょい、ことちゃんは俺に甘えなよ。」
「・・・甘える?うちが源さんに?」
「おうよ。ことちゃんは自分でもわからないうちに頑張りすぎてんだ。だから俺ぐらいには甘えとけ。」
「えっとうち・・・。」
「って言ってもことちゃんは頑張ってる時が一番楽なんだよな、きっと。」
修行や己の限界を超える戦いも辛くはない少女だと、この数ヶ月の付き合いで源太は理解していた。
楽をしている時が一番、彼女にとって苦痛なのではないかと思えるほどに。
だけど。
「嬉しかった。寿司をうまいって言ってくれた事もだけど、
俺に我が儘を言ってくれたのが一番嬉しかった。
だからもっと我が儘言ってくれよ。ことちゃんが我が儘言ってくれると俺、楽なんだわ。」

例えば今日、丈瑠にインロウマルを貸して欲しいと強請ったのは我が儘ではない。
戦闘という事においてそうするのがみんなの為になると冷静に判断した結果がそれだ。
そうではなく、人の事を考える前に自分の要求を源太にさらけ出した事。
寿司屋にカレーなんてとんでもない我が儘を言ってくれたのが凄く嬉しかった。
きっとこれが他の面々なら馬鹿にするなと拗ねたかもしれないけれど他ならぬことはの頼みだったから。
557シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:51:38 ID:JSioZriS
あー俺かんっっっぺきに自覚しちまったわ。

ことはを腕の中に抱きながら源太は空を仰ぎ心の中で呟いた。

何となくそーかなー、と自分でも思ってはいたのだ。
だけどそう思ってしまうにはあまりにも何というかタイミングが悪いというか、
ことちゃんってば丈ちゃん第一だし、とか千明や流ノ介だっているし、とか
茉子ちゃんに殺されるかもしれねーとか、いろいろ考えたり
何よりも外道衆との戦いの間に色恋っていうのもなぁとか。
義久がことはを偽婚約者に仕立てたいと申し出た時、断れなかった理由のひとつだって義久の中に自分を見たからだ。

ことはの事が好きだという自分。

その事に気がつかない振りをしていたのにまーよりにもよってこんなタイミングかよ。
外道衆との争いも日増しに激しくなり個より団を求められているこんな時に。
だけど。

ことちゃんが我が儘言うのは俺にだけだ。

確固たる自信。
逆に言えばそれだけしか源太を支える物はない。
殿様に全てを注ぎ込んでいることはに、千明と同じ物を感じることはに、
流ノ介を慕うことはに、ことはに、ことはに・・・。
558シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:53:40 ID:JSioZriS
「源さん・・・。」
ことはの声に源太ははっとした。
いけねーいけねー、俺ってば思わず自分の世界の住人になるところだった。
心の中でそう呟いたあと、ことはを解放する。
一方ことはは少しだけ源太に不思議そうな表情を向けた。
「源さん、うちが我が儘言うのが楽なん?」
「おう!」
「せやったらまた我が儘言うてかまへん?」
「もちろんだぜ!」
「ほなな、源さんの為にうちができる事教えて?」
やっぱりお詫びに何かしたいねん、とことはは呟く。
「そーだなぁ。」
しばらく考えた後、からかい半分、軽い悪戯心を芽生えさせ、源太はにかっと笑った。
「俺、一度プチホテルってやつに泊まってみたいんだわ。」
「プチホテル?」
ことははきょとんとする。
「そうそう。それって二人じゃないと泊まれない場所なんだけど、ことちゃん今夜どうよ?」
もちろんノーと言われる事前提である。
門限9時と口うるさく言う彦馬や過保護なほど心配性な3人、世話焼きな黒子達の存在もあるし、
そして何より大切な『殿様』の傍に長時間控えていないなどと考えられない。
ま、プチホテルの意味もわからないだろう。
おおよそちっちゃいコテージみたいなものを想像しているのではないだろうか。
ことはの頭の中を考えると思わず吹き出しそうになる。
わかっていてもわかっていなくても、どっちでもいいのだ。
ノーしかない。
そう言われる事で自分の心に楔を打ち込めばいい。
この気持ちがこれ以上走り出さないように。
今までは目的の為ならどんな努力も惜しまなかった。
寿司屋も、侍も両方手に入れた。
だけどことはと一緒にいれば年上の男としての分別は果てしなく、堪えるだけ。
あー俺って損な性格、って心の中に自分で突っ込み。
なのだが。
559シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:54:27 ID:JSioZriS
「うん、わかった。」
ことははあっさり頷いた。
「はぁぁぁ?」
源太の目が今までにないほど、驚きで目が丸くなる。
今ことちゃんってばわかったって言わなかったか?
「いやその・・・丈ちゃんの傍にいなくていいのか?」
「そう言われたらそうやねんけど・・・。
でも源さん、いっつもここ一番っていう時に駆けつけるやん。
あれってうち、凄いと思うねん。
一番お役に立てる時に現れるのってできる事やないと思う。
せやから源さんと一緒やったらお役にたたれへんって事絶対ないわ。
だから大丈夫。」
絶対の信頼。
あぁなんか俺罪作り。
ちょっとキングオブグッドタイミングな自分が呪えるさ。
という感じの源太をさておきことははショドウフォンを取り出していた。
「あ、茉子ちゃん。うちやねんけど今日源さんとプチホテル泊まるって彦馬さんに言っといてくれへん?
え、着替え?そうやな、それ忘れてたわ。それじゃ、一回取りに帰る・・・!?」
っっっっっっっって!?というわけで会話が終わってしまう前に源太は大慌てで
ことはからショドウフォンを奪い取る。
「えぇぇっと茉子ちゃんあのこれには深い事情が・・・。」
『深い事情もなくことはをホテルに誘ってたらあんたを八つ裂きにして三途の川に殴り込みかけるわよ。』
「いやそんな方法で外道に堕ちる必要は・・・。」
『ないわよね、もちろん。私も嫌だわ。だからちゃんとけじめつけなさいよ。』
「・・・茉子ちゃん?」
『他の人たちにはうまく誤魔化しといてあげる。』
これは黙認する、という事なのか。
というか。
560シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:55:09 ID:JSioZriS
「もしかして俺の気持ちってばれてる?」
『そこそこ、ね。』
あーそうですか、さすが知将白石茉子様、おそるべし。俺でさえ今やっと認めたってのに。
思わず黙りこくった源太の耳に聞こえるのはさらに驚くべき言葉。
『ちゃんとものにしなさいよ。』
「は?」
『ことはが誰かさんにしか甘えない事、今回の事でみーんな、わかったんだから。
ことはの気持ち、無駄にしたら承知しないわよ。って言ってもことはは無自覚だろうから、
ちゃんと源太が気持ちをはっきりさせてね。』
みみみみみみみんなってどの範囲ですかっていうか、ことちゃんが無自覚ってえぇ?
『はいはい、あんたの叫びはどうでもいいからことはに替わって。』
というわけで源太は心臓をばくばくさせながらことはにショドウフォンを返すはめに。
「あ、茉子ちゃん?うん、わかった、そうする。ほな、また明日。」
ぷちんと切れる受話電波。
「茉子ちゃんがな、24時間営業のお店が近くにあったはずやからそこで着替え買うたらえぇって。
寝間着やタオルはホテルにあるしいちいち志葉のお家まで戻ってたら時間もったいないんちゃうかって。」
源太に振り返りにっこり微笑むことは。
絶対に意味わかっていないところが恐ろしい。
恐ろしいけれど。
「行こ、源さん。プチホテルってどこにあるん?」
無邪気な笑顔に誘われる。
罪悪感をがっつりどっしり背負いながらも源太は屋台を引っ張り出した。
561シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:55:59 ID:JSioZriS
「へぇぇ中はこんなんなってるんやぁ。」
ほんのり甘いイメージかつ暗めの間接照明に支配されている部屋でことははきょろきょろと探検気分を味わっている。
いやもう本当にここまで来ちゃったよ、という源太の焦りは知るよしもないのである。
屋台をいつも使っている倉庫に置き、明日の仕込みをして、こっちが普段着に着替えている間にことはが眠ってくれたら
きちんと抱きかかえ志葉邸にまで送っていく事も可能だったかもしれないけれどことはは律儀に源太が全てを終わらせるのを待っていた。
そこで源太も腹をくくってここまで来たのだけれど。
(いや、やっぱまずいだろうさ、これ・・・。)
冷や汗を掻きながら呟く。
部屋のど真ん中にあるダブルベッドが恨めしい。
枕がふたつ並んでいるのが更に恨めしい。
そして何も判らずあれこれきゃあきゃあ言ってることはが・・・。
「ひゃぁぁぁ!源さん見て!このお風呂向こう側が見えるわ!
うちと一緒でここ作った職人さんもどじしはったんやろか?」
「いや、これはそういう作りで・・・。」
「何で?こんなん意味ないやん!」
と言われても十分イヤらしい意味があるのだが源太がそれを言えるわけがない。
なんだかんだと言いくるめてとりあえず交代で湯を使う事には成功した。
のだけれど。
「へぇ。これバスローブって言うんや。」
クリーム色のバスローブに身を包みまるでうち外国の人になったみたい、とことはははしゃいでいる。
一方源太のテンパリ具合は最高潮に達していた。
562シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:57:00 ID:JSioZriS
それでいて、冷静な自分もいる。
落ち着いて考えればわかる事だが今日の所はとりあえず告白、ヤルコトなしで腕枕でも十分だし幸せだし、
それ以前に拒否反応っていうか、やっぱり茉子の勘違いでことはにとって自分は仲間に過ぎないかも知れない。
いや、茉子だってホントはその事をわかっていてそれなのに無自覚なんて期待させる言葉を使ったのかも。
俺ってば試されてるのか?
そんな迷い。
覆い被さってくるのはことはの無邪気な声。
「でもこの部屋、ホンマ可愛いなぁ。プチホテルってなんか外見もお城みたいでめっちゃかわいいし、お風呂もきらきらや。
こんなところに泊まりたいなんて源さんって結構女の子みたいな趣味やねんなぁ。」
「そ、そうか?」
いやそうじゃないけれど。
「めっちゃ可愛い。うちこんなん大好きや。
こういうの茉子ちゃん好きそうやから今度茉子ちゃんと一緒に来ようかな?」
気に入ってもらえて良かったと思いきやそんな爆弾発言を!
「待て待て待てぇぇぇぃ!」
「え?」
「ここはだな、その男と女でなくちゃ駄目で・・・。」
「ほな流さんと来ようかな?流さん結構ロマンチストやから喜ぶかも。あ、千明も!
さっき見つけたんやけどテレビでするゲーム、あってん!千明喜ぶわ。殿様も一緒がえぇかな!」
・・・。
「・・・源さん、どないしたん?」
ふと暗い表情になった源太に気がつきことはは戸惑った。
自分は何か悪い事を言ったのか?
「あのなことちゃん、ここ本当はさ、ほんっっっっとに特別な人としか来ちゃ駄目な所なんだわ。」
「特別な人?」
自分にとってはみんなが特別な人だ。かけがえのない人たち。
殿様も、流ノ介も、千明も、茉子も。
そしてもちろん源太も。

違う、源太が言っている意味は。

思い当たる事に記憶がたどり着く。
563シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:58:15 ID:JSioZriS
『気づけなかったのが情けないよ。君の気持ちにも。
あの人の事大事にしているの目の前で見ていたのに。
悔しいけれどことはさんが好きになるんだからきっと凄い人なんだろうな。』

義久があの時言っていた事と同じ意味だ。
殿様を男性としての『大事』だと言って笑ったあの淋しそうな表情と今の源太の表情が重なる。
はっきりとあの時、そういう意味じゃないって言った。
確かに殿様は素晴らしい人だと思う。
でも想像できないのだ。
殿様を思えば心ざわめくし熱くもなるけれどやっぱりどこか何かが違う。
殿様と自分がそういう関係になるというのはもの凄く縁遠い物すぎて具体的にならない。
どんなに近くにいてもやっぱり主従でありたいと願ってしまう。
千明は大切な親友、流ノ介は頼りになるお兄さん。
だからもし、特別な人と言われたら。

「源さんはうちの特別やで?」

真っ正直にそんな答えが出てきた。
恋心というのは正直まだよく判らないけれどこんなにも誰かの為に何かをしたいとか、我が儘を言っちゃえる隙とかあるのはこの人が初めて。
564シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:59:02 ID:JSioZriS
源太の目が大きく見開いて、それでいてちょっと泣きそうな顔していて。

「ことちゃん、それホントか?」

かすかに源太の声が震えている。

「うん、ホンマや。源さんは?」

今まで自覚していなかったけれど言葉にして声という形にすれば、するすると自分の中にそれが入り込んできた。

源さんは特別。

自分が死にそうな時、そして仲間達が自分の為に外道に堕ちる覚悟を決めた時、冷静にそれを遮り、命を助けてくれた人。
どんな時でも源太と一緒なら安心できる。間違える事はないって思える。
自分の所為で失ってしまいそうだった仲間達に希望の光を照らしてくれたあの時からきっと、源太と一緒にいるだけで安心できた。

「源さんが好きや。」

そう言って笑ったらびっくりするぐらい強い力で抱き締められて「俺も好きだ。」と囁かれた。
565シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 20:59:50 ID:JSioZriS
暗い部屋でふたり、同じベッドの中。
源太に抱き寄せられたままその腕の中でことはは幸せそうにうずくまっている。
その様子があまりにも可愛らしくて源太は何とも言えない状況に。
心も本能もたかぶってはいるのだけれどこのままでも十分贅沢だしと思う自分。
焦るな焦るないーじゃないか心が通じ合えただけでも。
あーでもそれでも。
「ことちゃん。」
「ん?」
自分の呼びかけに応じてくいっと持ち上がった可愛い顔。
その中でも特に引きつけるように輝く唇に源太は軽く口づけた。
唇を離すとことはは真っ赤になって自分の手のひらで唇を覆う。
「唇がくっつくなんてうち、こんなん初めてや・・・。」
凄くドキドキした。
ことはは恥ずかしそうに呟く。
「嫌か?」
いちいち聞くなそんな事!というかそこで嫌って言われたら立ち直れないぞ俺!というセルフつっこみは源太の心の中。
「嫌ちゃう・・・。なんか嬉しい。」
くっつくのってめっちゃ嬉しいわ。
彼女の言葉に源太の中の何かが大きく脈打った。
566シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 21:00:32 ID:JSioZriS
「なぁことちゃん。」
「ん?」
「もっとくっついてみっか?」
「もっと?」
「そう、もっと。深く。」
源太はゆっくりとことはに覆い被さる。
「そうしたらもっと嬉しいかな?」
ことはの問いに源太は苦く笑った。
「俺は死ぬほど嬉しいけどことちゃんは辛いかも。」
「なんで?」
「なんでってそれは・・・。」
「うち、知ってるねん。源さんが嬉しい事はうちも嬉しい事やねんで。」
だから。
「もっとくっつきたい。」
だから。
「もっとくっつける事、教えて。」
無邪気で真っ直ぐで、だけど揺るぎない瞳が本気だと源太に訴えた。

二人分のバスローブがシーツの波に埋もれていく。
浮かぶのはちぎれて破裂してしまいそうなほど瑞々しい体だけ。
そのふたつの体が互いを抱き寄せ合っている。
源太にされるがままでもことはは彼に抱きつく腕の力だけは緩めない。
恥ずかしさも戸惑いもそして沸き上がってくる何かも全部、
源太に抱きついていれば大丈夫な気がしてそれだけは譲れなかった。
こうしていればもっとくっつける。
一方源太としては多少動きが限られたものになってもそれが妙に心地いい。
この細い腕が作る拘束が愛おしい。
567シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 21:01:46 ID:JSioZriS
彼女の唇を何度も甘く噛み、黒い髪を梳き、細い肩を撫でる。
そうっと舌を這わせる。
「・・・っい?!」
色気に欠ける声も愛おしくて仕方がない。
「げ・・・んさんっ!」
やんわりとした膨らみを持ち上げるように柔らかく掴んでその先端に口づければ悲鳴のような声で名前を呼ばれる。
硬くなった桃色の山頂を指腹で擦る。
ただそれだけで熱く滾り興奮している自分をひたすら押し隠し源太はおそるおそる指をことはの下腹部に伸ばした。
思春期を過ぎたばかりの彼女のその場所はまだ隠す為の壁も薄く泣きそうなほど柔らかいけれど鍵穴はしっかりと閉じている。
源太の指が触れる。
時に優しく寿司を握り時に鋭く折神を操り時に素早くボタンを押す指が戸惑い震えそれでも止まれずにいた。
初めて受け入れる行為にまだ心が追いつかないのか体も慣れないのか愛蜜は溢れるというにはまだおぼつかない。
わけのわからないままきっと与えられる刺激に流されている。
それを判っていてなお自分はこうしていているのだからどうしようもない。
少しばかり焦りながら差し込んだ人差し指の第一関節。
ことはの顔が痛みに歪んだ。
「ごめんっ!」
慌てて引き抜き黒い髪を撫でる。
俺って下手なのかもしれない、という気持ちがこみ上げてしょうがない。
それでも、それでも。
「いいねん。源さんともっとくっつけるようになるんやろ?それに源さんのこんな顔、うち好きや・・・。」
だからうち頑張る。
「・・・俺の顔?」
ことはとイヤらしい事をする、その事しか考えていないこの顔が?
「うん。目がな、凄く眩しいねん。」
なんかそれ。
「凄く嬉しい。」
ことはの言葉は最強のモヂカラ。
568シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 21:02:21 ID:JSioZriS
『関西弁の女の子って可愛いよなぁ。』

店の客が振ってきた話題にそうっすよねぇと一般論的な相づちを打った事があるけどあれだ。

関西弁の女の子が可愛いんじゃなくて俺の場合、ことちゃんが使うこのイントネーションが好きなんだ。
『凄く嬉しい。』ってのが小さな波になって俺の足元を攫いに来る。
俺を大きな海に引きずり込んでいく。

そして俺はそれを喜んでいた。
溺れても構わない。

そのあと何度も『ごめんな』の言葉を繰り返した。
まだ上手に感じる事のできないことちゃんと上手に感じさせられない俺とのふたりはシーツの海に必死に泳いだ。
掴まる物はお互いの体だけでびっしょり汗を掻きながらそれでも一生懸命あがいた。
俺の物が最後まで埋まった時は感動して涙が零れそうになってでもなんだかそんな事格好悪くて
いやでも正直ものすっごく時間がかかってどうしようもなくて何度も諦めかけても最後はひとつになれたから幸せすぎてどうしようもなくて。
恐ろしいほど内壁はこっちの刀を締め上げてくる。押し出そうとするかと思えば逃がさないという意思を持っているみたいに襲いかかってきた。
シーツに滲んだ赤い淫酒が視覚で俺を酔わせる。
ことちゃんの初めてはお前だと囁く。

いつの間にか深く深く沈んだ思い。
揺るがない大地が熱いマグマを持っている事を俺は知った。

俺が溺れているのは冷たい海ではなくて、地面がいつも隠している溶岩の波。
溶けていく溶かされる、理屈なんかじゃなくてそれは絶対的な熔解点。
その持ち主、土のモヂカラを操る少女は俺を見て微笑む。

「源さんとくっつけたわ。」

その微笑みに誘われて俺は刀を寸前の所で抜き出して白い光を彼女の体の上に放った。
腕の中で彼女が小さく笑う。
幸せそうに。
569シンケン金黄『熔解点』:2009/11/13(金) 21:04:07 ID:JSioZriS
以上です。長々と失礼致しました。
あと密かにVSでゴーオン金黄との金黄繋がりの絡みがあると萌えられるのにとか祈ってます。
570名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 22:32:54 ID:R7NX6WwZ
うひゃあGJ!!可愛すぎて完全金黄に目覚めたぜ!ありがとう職人様!
571名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 23:24:00 ID:qTAXEDPc
かわいい。かわいすぎる!
職人さん超GJでした!
572名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:13:00 ID:J7NoEiWz
職人さん乙です

読み応えのある作品でどんどん引き込まれてしまったよ

金黄もありですね〜
573名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:23:17 ID:ZhjLLSgC
金黄萌えなんてマイナー好き俺だけかと思っていたら…
ちくしょう!ありがとう神!嬉しすぎる
574名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:34:34 ID:6JgWGxoV
職人さん乙です

金いいなぁ〜!

出来れば金桃も読みたいな…
575名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 01:06:45 ID:2ILrnzUJ
金黄ktkr!
一瞬プチホテルの駐車場に屋台展開かとおもたw
かなり本編を研究して練り込んである感じで、凄く良かったです。
しっくりきたGJ!


ところで、やっぱり金だけに溶解なのか、なんつっt(ry
576名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 07:20:54 ID:VosMWyRy
すんごいGJだ!
めちゃくちゃかわいい金黄をありがとう!

ただ、最後だけ一人称なのは演出なのかな。
それまでの流れからは若干唐突な印象があった。
577名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 12:05:48 ID:KjCFA6kd
金黄GJ!とってもかわいかったよ。
本編も、ことはがカレーを食べたいって言ったとき、これくらいの理由がほしかったよね。
578名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 20:05:58 ID:ubPlfAzR
あの話自体はおもしろくてよかったけど、
確かに最初の「カレー食べたい」は唐突感が拭えなかったしな。
579名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 23:16:20 ID:Mi1f66wu
GJすぎる!
金黄に目覚めました
580名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 08:02:31 ID:Fxs0l8q3
殿桃回ウキター!
予告しか頭に残っていないw
581名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 09:21:56 ID:ql3YvYTX
来週も楽しみだ
582名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 23:13:25 ID:WC+TNTny
今日の放送前に金黄を読んだせいか
ことはのフォローは源ちゃんだよなーなんて
普段全く頓着してない部分まで金黄目線で見てしまった。

これが恋か…。
583名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 20:09:41 ID:eDCv4MDl
>>581
ピンクが殿様庇うのが気になるね
584名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 20:18:17 ID:V2/zRjXt
金黄で黄関係のコンビ話は一通りやったのかな?
黄の天然素直さは、誰とでもカプ萌えエロパロとしておいしく仕上がるなw金黄もイイヨイイヨー

桃も来週の殿様とのコンビで一通り終わりだと思うけど、予告だけじゃ訳が分からん
戦闘で抱き庇い、突き飛ばし、「命賭け」発言…
殿桃楽しみにしてたのに殺伐としそうでgkbr
585名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 21:34:33 ID:Ay8vElFa
殿桃楽しみだが、
密かに十太絡みで楽しみにしている自分w

殿桃VS十太が見たい…!
586名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 01:18:41 ID:vXPRL0D5
殿桃も十太も楽しみだー
587名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 03:18:10 ID:Z6c072Ay
殺伐スキー的にはあの予告にwktk。殺伐はエロいんだよ…。
588名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 17:07:24 ID:MlfEqV2u
予告は、駄目男な殿に辛く当たられても、健気に尽くす桃に見えたw
589名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 20:34:06 ID:NKtQaPlI
>>588
たしかにDV亭主的な構図だw
状況が読めないけど殿は人に当たるような性格じゃないから、予告の腕振り払いには驚いたよ
あれだけ感情発露するのは桃の前だからこそ、とかフォローがあるといいな

とりあえず、自分を庇って切られた桃はしっかりと抱き留めてくださいw
590名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:22:06 ID:KvI+ap54
あの程度でDVなら御大将はどうなるんだよwww
591名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:33:54 ID:vXPRL0D5
wktkが止まらないw
592名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:38:33 ID:MlfEqV2u
桃にだけ素顔を見せる殿は萌えるw
593名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:57:34 ID:USRMHjsb
>>589
たまには殿から桃へのアクションも期待したいとこだけど
東映公式見るとそのシーン、桃が殿の方に倒れてくれるかあやしいんだぜ…
でも予告のセリフにどう対するかwktk
594名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 09:40:10 ID:6L5bSRiF
殿が桃に素顔見せたことなんてあったか?
いつも桃が1人でゲスパーしてるだけじゃん
殿が素に戻るのって黄といる時だけだと思うけど
595名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 09:52:13 ID:lTrqQiuA
いい加減その釣り方は時代遅れだと思うよ
596名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 10:21:56 ID:Kvvcn37Z
殿の素はお父さん状態ということですか分かりません!

黄相手には頼りがいのある殿、
桃相手にはちょっと駄目な殿、
どっちも美味し。
597名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 13:15:50 ID:FBi7KC4U
今回、殿様のことをにこにこ〜って黄が見てて、照れくさそうに
黄を見る殿を見て、やはりシンケン内関係図で一番強いのは黄だなと思った。
皆黄には優しいもの。最年少だから、ってだけでなく。
同じ脚本家だからか、タイムレンジャーの最年少、シオンを思い出した。
タイムの赤桃萌えたな〜。あの二人好き同士だったし。
あの時の桃もクールビューティーだった。
現代に子供残していく未来人黄とか、今考えると凄い。
598名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 14:01:48 ID:ORSXvSzo
他作の萌え話まで絡めて、今日の釣りはなかなか巧妙ですねえw

赤黄ほのぼの萌えとキャラの勢力図を同時に語るなんて愚の骨頂。
黄ヲタはどこでも必死だな。
599名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 14:20:10 ID:0azo45rZ
なら釣られんなって
600名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 18:18:31 ID:I4V5AZka
ていうか、今まで殿が素顔見せた事ないじゃん
殿であることを前面に出している
でも予告を見ると、桃にだけはそれが崩れて丈瑠としての素顔をさらけ出してしまうって感じっぽい
601名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 18:47:29 ID:Kvvcn37Z
いやマジレスすると、
殿としての顔が崩れるのは十臓の言葉のせいであって、
桃の前だからというより崩れてる時に
何らかの理由でそこに居合わせるのが桃という気が。

でもそこからどう転がるかは楽しみ。


素がどうのこうのというより、
黄が支えるのが殿の「強さ」、
桃が支えるのが殿の「弱さ」で、
適材適所な分担だと思うしどっちもそれぞれ良さがあると思うんだ…
それで物足りない場合は各自妄想で補完すれば良いし。

長文で悪いね(´・ω・`)
602名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 19:18:24 ID:H8JXwVs/
またか…
603名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 20:12:53 ID:ER6nyOQ6
馬鹿は放っとけっての。
604名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 05:57:23 ID:FbB/TjDN
桃厨キモイ
弱みを握って楽しむとか性格悪すぎ
605名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 07:53:24 ID:TWOb6zPB
モサヨ乙
606名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 08:02:26 ID:QRVuEekZ
ここは大漁だな。餌つけんでも釣れるww
607名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 08:41:38 ID:zd5fp123
いちいち桃回ある度に暴れないでくれ。
ちょっと何かあるとすぐヒス起こすんだから。

この先ふつーに黄回だってあるだろ。
だから大人しくしててよ。
608名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 13:00:47 ID:TWOb6zPB
黄厨はモサヨみたいな奴が集まっている基地害だから…
609名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 13:54:54 ID:FbB/TjDN
はあ?基地外は桃厨の方だろ
いつも桃厨が変な妄想始めるから荒れるし
殿黄が公式だからってひがんでんじゃねーよ
610名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 14:31:55 ID:RZe/ZWxD
とりあえず、来週楽しみ

あと、最近観始めたゴーオンの赤黄萌えた
611名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 16:13:38 ID:f670D0dr
素朴な疑問だけど、
赤黄を公式だと思い込んでいる人は
緑黄の事は、どう思ってるんだろう。
612名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 17:04:29 ID:M6BkSTWQ
非公式だと思ってるんだろう
613名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 17:07:49 ID:KoQGxcBZ
兄妹にしか見えないってのもあったような
614名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:24:15 ID:TWOb6zPB
それをいうなら殿黄なんて親子じゃんw
615名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:55:00 ID:qZlESUBI
【シンケン】桃オタVS黄オタ対決スレ【殿争奪戦】とか立てて今後は全部そっちでやってくんないかな。
616名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 18:58:03 ID:UB2qOT21
醜い争い
617名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 19:00:39 ID:SQmTNei3
太夫さんが御大将にデレる日をずっと待ってるんだが、そんな日は来るのかな…
618名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 20:29:32 ID:mWimvhfW
>>615
本当だよな。どっちも好きな人にとってはすごいいやだ。
619名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 20:42:10 ID:fXmnvMCL
今更ながら>>43の続きができたので投下します。
苦手な方はタイトルの【小さな胸に溢れる想い】でNG登録お願いします。


620【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:44:04 ID:fXmnvMCL
部屋に入るなり、いきなり畳の上に押し倒されて、唇を吸い上げられる。
飲みきれない唾液が唇の端をつうっと零れ落ちていく。
唇が離れたわずかな合間を縫って肺の中に必死に酸素を取り込む。

「ぷはっ…千明、苦しい。それに…」
「それに?」
「明るいの恥ずかしい。お願い、電気消して…。」

千明の服の袖をぎゅっと握りながらお願いしてみる。
だけど、千明はにやっと笑っただけで服の裾に手を差し入れてきた。

「ち、千明…ッ!?」
「やだ。ことはのかわいい胸ちゃんと見たい。」

耳元で意地悪くささやかれて、ふんわりしたショート丈のワンピースを首まで捲り上げられる。
白く細かいレースに縁取られた淡い黄色のブラジャーの中。
控えめに、でも、確かに膨らんだその場所を千明がじっと見つめる。

「こんな子どもっぽい胸…本当は嫌なんちゃうの?」

恥ずかしくて、両手を交差させて、胸を必死に隠そうとする。
しかし、千明が一足早くその腕を掴んで胸元に唇を落とす。
滑らすような動きが、だんだんと吸い上げるような動きに変わっていく。
その刺激に体が震え、だんだんと力が抜ける。
満足そうに目を細めると、千明の手がブラジャーをたくし上げた。
控えめに膨らむ真っ白な二つの膨らみがふるりと姿を現す。
621【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:44:57 ID:fXmnvMCL
「俺、ことはの胸好きだよ。」
「千明…?」

いつになく柔らかい微笑みを浮かべる千明に胸が大きく高鳴る。

「だって、ほら。」
「あっ…」

大きな掌が両方の胸をそっと包み込む。
鼓動も体温も全部伝わっていきそうで、顔に熱が集まってくる。

「俺の手の中にぴったり収まってさ…」

撫で回すように動かしながら、時々、指先に力をこめて握るようにして掴む。
わずかな痛みを伴った快感が神経を伝わっていく。

「すげえ柔らかくてあったかいし…」

だんだんと激しくなるその動きに思わず声が漏れ、
千明の指が尖り始めた胸の先端を摘まんで、弄び始める。

「ひぁっ…やぁ!」
「こんなに感じやすくてさ。」

胸を真ん中にぎゅっと寄せ集めるようにされたかと思うと、
淡く色づいた胸の蕾に生温かい舌が触れる。
それと同時に軽く歯を立てて吸い上げられ、背中が大きく仰け反った。

「んんっ――!!」

ぐったりした体。
その上に千明が覆い被さって、胸元に頬を寄せる。
明るい茶色の髪がくすぐったくて気持ちいい。

「大きさなんて関係ない。ことはの胸だからすげえ好きなんだ。」
「千明…。」

胸元に広がる千明の髪を優しく撫でると、
それに応えるように千明の唇が胸から腹へと移っていく。
622【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:45:37 ID:fXmnvMCL
そして、ショートパンツのボタンを外してファスナーをゆっくり下ろすと、
下着の中へと指が進んで来た。
触れた部分からくちゅりと小さな音が耳に届いて、
顔がこれ以上ないほど真っ赤になってしまう。

「わ…こりゃ…すげえな。」

しっかりここは大人じゃんと、からかう千明。
抗議しようとしたけれど、割れ目をひと撫でされた瞬間に力が抜けてしまった。
まだ生え揃わない茂みをかきわけて、千明が熱く潤った部分に指を差し入れてくる。

「んぅ…っ…ふぅ…」
「めちゃめちゃ、熱い。」

掻き回すように動かしながら、時折、指を折り曲げるその感触がたまらない。
肉芽を弾かれれば体の奥はその度に熱を吐き出していく。

「はぁ…ぅんっ…うち、もう…。」
「ん…俺も。」

お互いの衣服を全て取り去って、生まれたままの姿になる。
裸の千明が視界に入って思わず目を反らす。
それと同時に、脚を広げられて体の中心に熱くて硬いモノが触れた。

「うゎ…キッつ…」
「はぁっ…ちあ、きぃ…」

何度やっても慣れないこの行為。
力を抜かないとお互いに辛いとわかってはいても、つい体に力が入ってしまう。
だけど、千明は何とか耐えて自分の瞼や頬や唇に優しくキスをして緊張をほぐしてくれる。
そうして、やっと力が抜けたところで、千明がずぶりと自分の中に沈んでいく。
でも、熱い塊を全部飲み込むことができて安心したのも束の間。
体を起こされて、胡座をかいた千明と抱き合うような格好になる。
623【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:46:26 ID:fXmnvMCL
「あっ…何するん?」
「大丈夫だから。俺に任せて。」

そう言って唇に軽くキスをすると、千明はお尻のあたりを掴んで腰を動かし始めた。
体の奥にズンと衝撃が走って思わず千明の肩にしがみつく。

「っ…あん……はぁっ…」
「ん…くっ、ことはイイの…?」

耳に響く熱っぽい声。
黙ってうなずけば、そのまま何度も突き上げられた。
次第に激しくなる動きに、目には涙が滲んで、
繋がった部分からはぐちゅり、ぐちゅりといやらしい音が聞こえてくる。

もっと、千明が欲しい―。
だけど、それを口にする勇気はとてもなくて。
もじもじと自分から腰を揺らせば、それに気づいた千明が体をぐいっと引き寄せてきた。

「すげーやらしくて、かわいい…」

恥ずかしさと嬉しさで中が、きゅっと熱くなるのがわかった。
そして、強く抱きしめられたまま奥を貫かれる。
抜き差しを繰り返される度に、自分と千明の胸の先端が激しく擦れ合い、
目の前がチカチカして、言い様もない快感が全身を駆けめぐる。

「ふぁっ…んんっ、やぁ……千明っ!」
「ことは…!」

喘ぎも全て飲み込もうとするように、千明の唇が自分の唇を塞ぐ。
舌先を絡め合ったまま、身体は再び畳の上に倒される。
そのまま大きく脚を広げられ、肩に担がれたかと思うと、
熱い塊が奥を抉るように激しく中を貫いていく。
唇で、腕で、胸で、繋がった部分で…。
互いの全てを感じたくて、ただひたすらに貪り合う。

「ん、ふぁっ…はぁっ…んんっ!!」
「う、あ……ッ」


そして、訪れる絶頂―。

目の前が一瞬、真っ白になって全身から力が抜ける。
ひくひくと震えるつながりから千明が引き抜かれるのと同時に、
激しい行為に息をついて大きく上下する胸に熱い精が放たれる。

「はぁ…っ…あ、あ…」
「ごめ…んっ、いっぱい出て…る…。」

なだらかな胸と胸の間を白い欲望がとろとろと伝っていく。
その様子を満たされた気持ちで、ただただぼんやり見つめていた。
624【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:47:24 ID:fXmnvMCL
柔らかな布団の上。
夢見心地で千明の腕に抱かれていると、ふと千明の手が頬に触れた。

「ん?どうしたん…?」
「気にさせちゃってマジでごめん。えーと、その……胸のこと。」

千明があんまり申し訳なさそうに言うものだから、
些細なことを気にしていた今までの自分やら、
先ほどまでの激しい行為やら、
いろいろなことが思い出されてまた顔に熱が集まってきてしまう。

「べ、別にもうええよ…気にしてへんし!
 おっきくなくて申し訳ないけど、うちの…ちゃんと好き言うてくれたし。」

恥ずかしくて堪らなくなって、ぷいっとそっぽを向いて掛布団を頭まで被ろうとすると、
千明の大きな腕が自分の体をふわりと包み込んだ。

「あのさ、振り向かないでこのまま聞いてくれる?」
「ん?うん…。」

耳元に響く千明の静かで低い声に鼓動が大きくなるのを感じる。

「俺もさ、カッコ悪いとこたくさんあるよ。
 みんなから実力が一段落ちるなんて言われたりしてさ。
 身長も一人だけちょっと小さいし…。
 本当は…ことはの前ではいつだってカッコ良くいたいんだけど。」

ぼそりとぶっきらぼうに呟く。千明が照れている証拠だ。
そして、千明も同じように悩みを抱えているんだとわかって、思わず笑みが浮かぶ。

「でも、ことははそんなカッコ悪い俺も全部受け止めてくれた。
 それがすげー嬉しいんだ。ことはの前では素直になれるっつうーか。だから、俺も…」

腕に込められた力が強くなる。
首筋の辺りに千明の頭が埋められて心臓がズキンと甘く痛んだ。
625【真剣緑黄】小さな胸に溢れる想い:2009/11/20(金) 20:48:45 ID:fXmnvMCL
「ことはの全部受け止めるから。ことはの全部が…好きだから。
 だから、いちいち細かい事なんか気にすんな。これからも側にいて、ことはの全部を俺に見せて。」

最後の方は消え入りそうな声だった。
けれど、それでもその言葉はしっかりと自分へと届き、響いた。
振り向けば、照れくさそうな赤い顔をした千明と目が合った。

「何だよもー!振り向くなって言ったのに!俺、絶対に今ヘンな顔してるし…。」
「そんなことない。今の千明もすごくええよ。」

ゆっくり首を横に振った後に、じっとまっすぐ千明の目を見つめる。

「うちも。うちも千明の全部が好きや。」

はにかみながら微笑めば、千明も同じように微笑み返してくれた。
それと同時に千明の目にいたずらっぽい光がともる。

「じゃあさ…」
「きゃっ!?」
「コンプレックスも二人で力を合わせれば何とかなるっしょ?
 ことはの胸、俺が育ててやるよ。」
「え?ちょ、千明…あっ……」

大きく温かな手が胸を包み込み、再び情欲を呼び覚ましていく。

小さな胸から溢れ出すこの喜びも、愛しさも、そして、不安でさえも―…。
千明は全て受け止めてくれる。

その嬉しさを噛みしめながら目を閉じると、千明の唇に自分からそっと唇を重ねた。

626名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 20:54:32 ID:fXmnvMCL
以上です。

無駄に時間がかかった割に大したものでなくてすみません…。
しかも最初のアンカーミスorz
正しくは>>43の続きです。

少しでも萌えてくださる方がいれば嬉しいです。
それでは、突然の投下失礼致しました!
627名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 20:58:15 ID:RGIjysvy
GJ!ありがとう職人様!かわええのう緑黄・・・
628名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 21:06:22 ID:DHVEShwg
GJ!です。かわええ。

やっぱり身長は気にしてんのかww
629名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:13:08 ID:7SYnZsNZ
GJ!!!萌えますた・・・。
かわいすぎるし、愛に溢れてますね。
職人さまありがとうございます!
630名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:38:35 ID:bSC0DbeP
かわえええ…!ちっちゃい胸を気にすることはのかわいさは異常
631名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 00:14:56 ID:Zaze1MO8
続き読みたかったからすごく嬉しいです!ありがとう!
632名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 00:49:54 ID:VLqp9ojP
続き待ってた!
ちっちゃい同士の恋愛にニヤニヤがとまらんw
GJ!
633名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 01:50:56 ID:7T/yBRwa
緑黄きてたー!
緑黄かわいいよー(*´Д`)
634名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 16:36:20 ID:IuD579tR
緑黄もいいけどさあ、やっぱ殿黄が1番萌えるんだよね
てか最近このスレ殿黄少なくない?
来月殿黄回やるのにな〜
635名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 17:16:49 ID:DK7gilEg
モサヨw
636名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 18:00:06 ID:MDbXzYj/
モサヨさん、サイト復活しないんですかぁ〜?w
また自分の顔を晒してくださいよぉ〜w
637名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 18:04:14 ID:/i+EfSos
つかないない言うなら投下しておくれ。小ネタでもいい。歓迎するよ。
ナイスなSSに勝る説得はない。
自分はこの前の金黄SS以来、金黄目線が育ってたまらんよw
638名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:51:45 ID:ki/5XF1C
殿黄殿黄煩いの一人いるから、職人さん荒れるの危惧して投下しづらいんでないの
639名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:09:39 ID:S8mG0rYY
>>637おまおれ
あのSS読んでことは婚約の回をみると金黄に見えてくる不思議w
640名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:14:12 ID:vycd8b1r
>>634が真性の殿黄信者だろうが殿黄アンチだろうが、こういうのがいると普通に殿黄好きな人がかわいそう

本当の狂信者でも「殿黄好きはこんなに痛いんだ!」と暗に主張したいアンチでも、
どちらにしろ「殿黄関連総じて痛い」みたいな印象になっちゃうわけだから。
単にスレの空気を悪くするのが好きな悪趣味ちゃんなのかもしれないけど
641名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 03:28:32 ID:1qyLmW9a
どちらもなにも>>634は殿黄アンチだろ
こうゆうのは桃厨乙してスルーするのが1番
642名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 06:15:52 ID:lRCpV8H2
>>641
モサヨさん必死すぎるw
放送後に暴れないでねw
643名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 07:11:43 ID:E6+jueRh
御大将と太夫絡みのバレ見て、wktkが止まらん
ドウコク様出陣が楽しみすぎる
敵側は、やっぱりラストに向けて盛り上がるな
644名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 07:59:48 ID:FZ0G3nrB
ドウコク×太夫展開キターーーーーー!
御大将出陣キターーーーーーー!

自分もバレを見て萌え狂ってるwwww
御大将頑張れ超頑張れ!
645名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 08:05:35 ID:uJVKeJIN
御大将出陣もwktkだが
VSの予告にすべて持ってかれてしまった
646名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 09:12:57 ID:2Y2TWQcQ
殿上半身裸だった時wktk来たけど、赤桃はちょっと肩透かしくらった感じだったなぁ・・・
桃が盾になった時カッコ良すぎて男前が際立ってた。もう屋敷帰った後の想像に萌えるしかねぇ
647名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:07:38 ID:PFOwOk4J
この話の後に絡まず放置じゃ、もう赤桃期待できない気がする…
648名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:23:41 ID:q+SN5NWC
殿桃はなんかエロい
649名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:27:37 ID:YFJxThl7
予告で二の目に赤黄がいなかった気がする
今日のラストと予告といい
赤桃は単なる噛ませで
やはり
シンケンは赤黄で収束しそう

役者は赤桃推しっぽいけど
スタッフは赤黄に
したいんじゃないかと思った
650名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:37:26 ID:2Y2TWQcQ
まぁ落ち着け猛者よ。
651名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:39:56 ID:foQpy8+x
役者で赤桃押しなの千明役の鈴木君だけで、
殿役は殿は茉子の事苦手だと思うって言ってたはず
652名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:43:17 ID:BeL4kQhc
これが恋愛脳ってヤツか。スタッフは恋愛モノを作ってるつもりなんて全くない。妄想と現実の区別はつけような。
653名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:44:27 ID:q+SN5NWC
ここでなら好きなだけ妄想すればいいよ
654名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:51:34 ID:FZ0G3nrB
この先赤黄が来るならそれはそれで美味しい。
でも今回赤桃で絡んだんだから赤桃の〆もほしいなぁ。
655名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 12:57:47 ID:lRCpV8H2
>>649
モサヨの妄想乙www
今日のラストは反対に黄のが当て馬っぽく見えたけどw
656名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 14:33:25 ID:YFJxThl7
>>655
だから
あれが伏線になるんだよ

同じ義理堅いキャラなら
青でもいいはずなのに
わざわざ黄を使うあたり
主役回で一気に流れ持っていくつもりとか

しかしあのラストの桃は
意地悪く見えた・・・・
せっかく心配してるのに

てゆか
モサヨて誰??
657名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 14:54:51 ID:1qyLmW9a
今日の話は桃が殿にフラれる伏線っぽいね
殿の苦悩にきずいても何もできない、誰にも教えない桃はマジで性格悪いと思ったわ
雰囲気から殿の心を察したことはがこれから殿の心を癒すんだろうな
658名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 14:58:52 ID:321DbjVt
桃だっていきなり殿がおかしくなって「?」状態なのに
黄に何があったかなんて答えられるわけがない。
それに、黄は10幕で兜折神をもらえなかった緑の悔しさに気づいたように
人の心情の揺れに敏感な子だから今回も気づいた。
全然気づかない男性陣の方がおかしい。

今回同様、12幕・18幕と殿の心情がクローズアップされる回に桃が絡んでくるのに
最後の最後で殿黄になるなんておかしいと思うよ。
659名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:01:27 ID:dnu/ZmfX
何でみんなそんなにギスギスしてるんだよ…怖いよ…
660名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:12:54 ID:GiuCBjmh
惑わされてはいけません。
ギスギスしてるのは「皆」じゃなくて「一部」です。
変なのがでしゃばりだから目立つだけで、ひっそり萌えてる人のが多いはずだ。
661名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:14:04 ID:FZ0G3nrB
っ専ブラ
662名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:17:13 ID:uJVKeJIN
>>660
YFJxThl7がPCで、YFJxThl7が携帯でってこと?
663名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:18:40 ID:uJVKeJIN
間違えた

>>660
YFJxThl7がPCで、1qyLmW9aが携帯でってこと?
664名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:37:37 ID:lRCpV8H2
ID:YFJxThl7
ID:1qyLmW9a

この辺をNGにすれば快適だよ
665名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:43:12 ID:2Y2TWQcQ
今日は真剣本スレにもセットで殿黄厨&殿桃厨現れていつものケンカやってるみたいだね
666名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:44:15 ID:q+SN5NWC
他所で暴れるなよ…
667名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 16:24:11 ID:dBO3YrF3
みんな落ち着けwww
今日は色々萌え死んだ。
殿桃も殿黄も妄想が出来る展開だったじゃまいか。
668名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:10:39 ID:N6gvZsxU
関係ないが川で青と黄がそっくり同じポーズで倒れてたのはワロタ
両方びしょ濡れだし美味しい展開かと思ってたのに誰も触れないのね
669名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:38:56 ID:PlSQvmTC
ドウコク→大夫に萌えたのはどうやら私だけのようだ。
670名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:52:59 ID:BklFw3rS
桃役の人が殿桃はないって否定してたよ
671名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 18:22:02 ID:wWv1CPJF
>>669
いや俺も禿げるほど萌えた
672名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 18:33:35 ID:jQYEEhAm
最後まで脚本が出来てる訳じゃないんだから
今は好きに妄想して萌えさせて貰うまでさ
673名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:08:35 ID:TewcsnjY
つうかシンケンってまず殿がメンバー内恋愛に絡むという
事自体考えにくい。殿様は誰に対しても最後まで殿様であり
殿様にとって他の皆は全員ただの家臣でしかない。
絆が大きくなっても殿と家臣という設定自体崩す事自体は
まず絶対にないよ。殿と家臣の設定にした意味がなくなる。



せいぜい黄色と緑がどうなるか?ってぐらいじゃないかな。
シンケンのメンバー内恋愛に関しては。
674名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:20:46 ID:ypvQy6GU
ついにゴーオンジャーVSシンケンジャーの情報が出たな。
どっちも好きだから楽しみだぜ。
そしてカップリングもな。
675名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 20:48:33 ID:wXHkHp0R
>>670
いつ?

殿桃はなんかエロい
最高でしょ
676名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 20:54:21 ID:Gl92qgae
殿と家臣に恋愛何ぞのぞむ事自体間違いだし
殿と家臣という関係をまったく理解してない証拠だ。
何の為に現代の殿と家臣という関係にしたかもっと理解するべきだな。
赤桃派も赤黄派も。だから黄は恋愛関係望むならせめて緑と
結ばれる様に願うべきだな。桃は青とも金ともそういう関係にはならん
だろうけど。
677名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 20:58:43 ID:Gl92qgae
松坂だって仲良くしすぎたり戯れすぎたりする事はしない。
そんな事したら殿じゃなくなると言ってる時点で分るべき。
スタッフだってそういう風に言ってる訳だ。
でも代々受け継がれるという設定があるから自分は基本的にシンケンは
戦隊内恋愛は無いというか出きないと思う。

戦いが終わり全員自分の居場所に帰り今後も引き継がれていくだろうという
感じだと思うし。


まあここで好きかって妄想するのは良いが公式目安箱や本スレでは
暴れないでほしい。
678名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:07:59 ID:E6+jueRh
ドウコク×太夫に燃えたぎりすぎて、今日は仕事がはかどったぜ
前にドウコク様はまだ太夫とヤってないんじゃないかって話題が出てたけど
意外と当たってるかもな
最終回でもちろん外道衆は全員あぼんだけど
一緒に封印されるとかして
ドウコク様には太夫の心だけは手に入れて欲しい
679名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:34:37 ID:SJJndayv
予告見る限り、対轟音は赤を除いて
・緑黄&青、黒
・金桃&金銀
・青&緑黄
の組み合わせみたいね。久々に轟音緑黄が見られるのは楽しみ
そしてひとりぼっちの流さんセツナス
680名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:41:02 ID:22dSvw7I
個人的には金桃と兄妹が楽しみかな
クリスマスのやつが気になるw
681名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 21:55:00 ID:tTFXrMWU
欲を言えば緑黄&緑黄が見たかったけど、轟音緑黄がまた見れるからよしw
思い出して久しぶりに轟音の東A公式見てたら、一緒に写ってる写真多くて萌えが再燃した
682名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 22:36:26 ID:uBqXVYa1
>>680
同じく同じく。
久しぶりの轟音金銀にあまり絡みのなかった金桃。
オマケに全員サンタときた。気になるわ。
683名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 22:42:37 ID:wXHkHp0R
>>677
長いよ
要点をまとめてくれ

ようはここでカプ妄想してりゃいいってことでしょ?

他スレに妄想持ち込んでる馬鹿っているの?
684名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 23:19:28 ID:92j9pKtY
居るよ。だから荒れるんです。妄想は自由だか他に押し付けてはイケない。これ常識。それぞれ好みが有るんだから。
685名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:08:08 ID:qOQWQcC5
>>674
昨年はゲキのヒゲ×ゴーオン黄、ゴーオン黒×ゲキ黄で萌えたもんだ
今年も戦隊越境カップリング展開あるか期待してるぜ
686名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:09:30 ID:qOQWQcC5
>>679
ある意味、潤い(女子)のいないツートップ組(赤赤)
が一番気の毒と言えなくもない
687名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:29:51 ID:Zq8kn+nO
>>675
丈瑠は恋人にするタイプじゃないみたいなことブログで
688名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:36:11 ID:LZ+yWAWb
妄想スレなので、中の人は別にどうでもいい。エロが欲しいんだ、エロが!
689名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:36:34 ID:XcIJXTAb
御大将×太夫にwktkが止まらない

だめんずセンサー、弱くなってないか姉さん…
それが悪いことだとは言わないが…
690名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 02:41:36 ID:bl3VgZdj
別に公式がどうとか中の人がどうとかはどうでもいい。
俺の中では今でも刑事は赤黄が鉄板だし魔法は赤が後にインフェルシア+月のハーレムを作ったと妄想してる。
そもそも本編で恋愛関係に発展しないなんてのは戦隊内恋愛禁止が暗黙の了解だった時代をリアルタイムで見てた世代には当然すぎて今更言うのも馬鹿馬鹿しい。

まぁ何が言いたいかと言えばだ
殿が両手に華の妄想が基本の俺は得してるなぁって事だ。
691名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 03:17:11 ID:qOQWQcC5
ふつーさ
その男キャラ萌えだったら、
男×女Aでウハウハ
男×女Bでニヤニヤ
って出来て二倍美味しい!のかと思ってたよ
男取り合いのヒロイン対決ってマジ意味不明だわー
皆そのヒロインに自己投影とかしてんのか
692名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 03:31:08 ID:pmoJnKe2
>>691
男キャラ萌えはしないけど、組み合わせになると萌えるということもある(ソース:自分)
ヒロインに自己投影とか置き換えって、全然次元の違う話じゃないか?

萌えに「ふつー」という一定の概念は当てはまらないから、
それぞれの主義を尊重しながら楽しめばいいとオモ。
693名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 04:26:17 ID:leKq8H5A
そうそう。セット萌えっていうのがあるね。
男×女Aのシチュエーションにははまらないが、
男×女Bで考えられるシチュエーションでウハウハ、とか。

ヒロインに自己投影っていうけどさ、 男×女A、男×女Bで美味しいと
思ってる男性の場合は男キャラに自己投影って言わないの?
694名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 06:11:29 ID:UM/e9ROW
ゴーオン緑銀投下します。タイトルは『草食CHILD』。目線がころころ変わります。範人女装あり。エロかなり薄いです。先日投下した作品の続き。
その際は暖かいお言葉をありがとうございます。
長い物になってます。ガンマンワールドでの生活をちょっと捏造。敵もちらっと捏造。駄目な方はスルーでお願いします。
695ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:12:32 ID:UM/e9ROW
あの夜から数日後。
範人と美羽は例の怪しい富豪の屋敷でメイドとして働いていた。
あの夜、大翔、早輝、走輔、連、軍平はこの世界の富豪主催のパーティに潜り込んだ。
ガイアークがその富豪に近づいている、という情報をキャッチしての行動だったのだがビンゴだったらしい。
「今の時点では操られているのか手を組んでいるのかもしくは脅されているのかわからないが、人間の姿に化けているウガッツを何体か見かけた。
それなりに深く関わっているのは間違いないだろう。」
大翔は深く椅子に腰掛けたまま言葉を紡ぎ、
「でもまだ具体的に何を企んでいてどういう行動を計画しているのか、もしくはもう実行されているのかはわからないっす。」
と愛用のメモ帳を眺めながら連が言えば、
「もう少し調査が必要だな。」
腕組みしながら軍平が思慮にふけり早輝もそうだよね、と頷いた。
「そういやあそこ、メイド募集していたよな。」
走輔の発言。
というわけで。
あの日パーティにいかなかったふたりがメイドとして潜り込む事になったのである。
最初は美羽の引き立て役というか軍平の『お前は可愛い!』と走輔の明らかなブラックジョークで面接を受けた範人が採用された時は
さすがに全員黙り込んでしまったけれど。

とにもかくにもそれが今の状況である。
696ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:13:14 ID:UM/e9ROW
「美羽、こっちの部屋終わったからチェックしてよ。」
「わかったわ。」

元々いろんなバイトをこなしてきた範人とお嬢様でありながらも家事万能、しかも最高を知る乙女美羽はあっという間に重宝された。
今日もペアを組んでの作業である。

いつもふたり。
しかもお揃いのメイド服。
深緑のベルベット生地で出来た膝下5pワンピースにシンプルなフリルがあしらわれた真っ白なエプロン。
背の高いふたりにはとてもよく似合う装いだった。
この格好で並んだふたりを見た時、可愛いといったのは3名、似合いすぎだろ!と笑ったのは1名、
洗濯は案外楽そうな生地っすね、と言ったのは1名、美羽と範人は素晴らしい!と褒め称えたのは炎神全員。
範人の女装は美女と呼ばれる類である美羽と並んでも見劣りしなかった。
ただ、美羽だけが範人の女装に反対したのだ。
「範人は男の子なのよ。」
そう言って使用人頭に文句を言いかけたのを範人が無理矢理止めた。
メイドとして雇われたのだからこれでいいと。
・・・ただ、美羽にかばわれるのが嫌だった。
美羽はきっと範人があの夜僕は男だと何度も言ったから気にしてくれたのだ。
何もなかった事にしているのではない。
彼女らしい気遣いなのだけれど範人にも意地があった。
僕は子供じゃない。
美羽に守られるだけじゃない。
男として見られていない上に子供扱いされることなんて堪えられなくて、自分を押し殺してワンピースを身に纏ったのだ。

だけどこれは範人にとって辛い作業。
仕事がどうこうとかガイアークがあれこれという意味ではなくて、女装をした上美羽とずっと一緒にいるという現実。
他の誰にも気付かれてはならない気持ち。
押し潰されそうになる心。
何よりも、彼女の態度が気になる。
次の日の朝、彼女はいつもと同じようにおはよう、と笑った。
今回の事も範人とは嫌だとは言わなかった。
彼女は何も変わらない。
697ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:14:07 ID:UM/e9ROW
どうして?

あの夜、凄く、凄く最低な事をした。
一番大切にしたい人を滅茶苦茶にした。
自分の部屋に戻った時、その過ちの重さに体中が震え、どんな顔をすればいいのかわからなくていっそこのまま消える事が出来ればと祈ったのに
彼女は何も変わらなくて。

『それでもね・・・。嫌いにならないから・・・。私は、範人の事嫌いにならない。
だけど・・・。今は、無理・・・。』

あの夜、ドアを閉める間際に聞いた震える声。

今は無理ってあの言葉は、一晩過ぎればもう大丈夫っていう事?
あれがもの凄い出来事だと思っているのは僕だけ?

美羽の変わらない態度に戸惑い、苛立ち、それなのにどこかほっとしていて自分でも上手く感情が表現できない。
中途半端な気持ちのその延長で今がある。
やましい気持ちも消えない罪悪感も山ほど。責められる理由はいくらでもある。
正直ガイアークの事なんてどうでもよくてそんな自分もやっぱり最低。
自分の事しか考えていないなんて子供っぽいにもほどがある。
だからそんな自分を振りきって一生懸命美羽の真似事している。

何もなかったふり。

だけどあの日から彼女に触れる事ができずにいた。
避けられているわけじゃない。
みんなよりもずっとずっと長い時間一緒にいる。
それなのにどこか遠くに彼女を感じる。
あんな事さえなければ今の時間はどれだけ幸せな時間だろうと思う。
もっと、もっと一緒にいて嬉しいっていっぱい感じる事ができたはずなのに、辛い。
698ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:14:54 ID:UM/e9ROW
どうしたらいいんだろう。
僕、どうしたら償える?

最後の仕上げをしている美羽の背中を見つめながらエプロンを握りしめた。

もう、あの事をなかった事にして女の子同士みたいな付き合い方をすればいいのかな?
彼氏と彼女じゃなくて、女友達。
・・・そうだね、僕女の格好しているし。
行き着く先はそこ。

その方が美羽は幸せだよね?

自分に言い聞かせる。

償う事も許されないほど、酷い事、したんだもんね。
裏切ったんだもんね。

「どうしたの、範人?」
チェックシートを全部丸で埋め尽くした美羽が振り返る。
「ううん何でもない、それより掃除はこれで終わりだよね?」
範人は慌てて笑った。
「そう。次は・・・地下室のワイン蔵のチェックだって。」
「へぇ。そこは初めてだね。」
「うん。行こうか。もしかしたら新しい情報が手にはいるかも。」
ふたりは並んで歩き出す。
美羽は話題を絶やさずずっとしゃべり続けた。
たわいのない話ばかり。
まるで沈黙を畏れるかのように。
大切な事を誤魔化すかのように。
ただ残念ながら範人はその事に気が付けないまま、地下へ。
天然石で壁、床、天井まで作られた通路。
どこかひんやりしている。
いくつかある扉。
「えっとたしか一番奥・・・。」
「だったよね。」
ふたりは指定された場所に足を踏み入れた。
数百本という単位で並ぶ瓶がぎっしりと棚に詰まっていた。
「うわぁ・・・。これ確か埃を全部取るんだよねぇ。」
大変だよ、と範人が呟く。
「そう・・・ね。」
一方一番奥まった場所で美羽は考え込んでいた。
699ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:17:30 ID:UM/e9ROW
「どうしたの美羽、さっさとやっちゃおうよ。」
はたきを持って臨戦態勢を整えている範人が声をかけても曖昧な返事をするのみ。
瓶の詰まった棚を見ながら神経を別の事に集中させている。
きっと何かあるのだと範人も察し邪魔にならないよう彼女を見守る。
「あれがきっと・・・なのよね。でもそれで・・・。ううん、きっと違うわ。」
ふうっという大きな溜息。
「・・・大丈夫?」
「うん。」
範人の気遣いに美羽は小さく笑うとまた棚とにらめっこしはじめた。
「・・・どうかしたの?」
その真剣な表情に黙っているだけという事が出来なくなって範人は尋ねた。
「この壁の向こう側から邪悪な気配を感じるの。」
美羽は淡々と言葉を紡ぐ。
「邪悪な気配・・・。」
つまりガイアーク。
「でも出入口はどこにもない。連や兄が用意してくれたこの屋敷の見取り図にも
この先の空間の存在や出入口については書かれていなかったわ。
走輔や軍平もいろいろ調べたって言ってたけどこれについては何も言わなかった。
という事は秘密の隠し扉があって、多分その鍵はこのワイン棚なの。
この棚のワインだけ凄くきれいに磨かれているわ。
そして少しずつ入っている量が違うからどれかとどれかを入れ替えることで
重さを感じるセンサーが作動して扉が開く仕組みなんじゃないかなって。」
美羽の解説に範人は目を丸くした。
「凄いや美羽!」
「でもそれがどれなのかわからないのよ。
何となく頭の中にぼんやりと思い浮かぶだけで。
いったんここは退いて兄や連の話を聞いて軍平や走輔も連れてきた方がいいかもしれない。」
美羽の言葉は冷静でそうかもしれない、と思いつつ範人はやるせない気持ちになる。
大翔や連の様な知恵はない。
軍平や走輔の様に突っ込んでいける力もない。
700ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:18:03 ID:UM/e9ROW
だけど、子供扱いされたくない。
僕にだって何かができる。

「ねぇ、もう一度、もう一度イメージして見てよ。
もしかしたらわかるかもしれないよ。」
「でも・・・。」
「僕も手伝うよ。」

思わず手を握った。

クリスマスイブのあの日、祈りを合わせてサンタクロースの袋を見つけ出した時みたいに、
僕の中にある祈りも君に。
僕にだってそれぐらいの事はできる。

しかし。

「嫌っ!」

その手は払いのけられた。

範人から逸らされる瞳。

そうだ、彼女は。
いつもと変わらない態度を取りながらもずっと範人と目を合わせていなかった。
あの夜から、ずっと、笑っても話しかけてきても、彼女はずっとどこか違う場所を見ていた。
701ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:18:56 ID:UM/e9ROW
「・・・ごめん。」
その事に気がつき範人は俯いた。
ガイアークの企みを美羽とふたりでみつけられるかもしれないという事実を目の前に、つい、彼女の手を握ってしまった。
拒否されて当然なのに。こうやって一緒に今いる事も奇跡なのに。

馬鹿だね、僕。

ホント、馬鹿だ。

大きく深呼吸。

「でもさ。やって見てよ。僕も祈るから。」
少し離れた場所で手を合わせ目を閉じる。
「・・・うん。」
美羽も目を閉じた。

離れている二人の手。
思いはどこへ飛ぶのか。
702ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:22:55 ID:UM/e9ROW
どれだけ念じていたか。
美羽が顔を上げた。
その気配を感じ、範人も顔を上げる。
「わかったの?」
「・・・うん。」
美羽は頷くと幾つかの瓶をてきぱきと入れ替えた。
するといきなり石壁が唸りをあげ左右にスライドしていく。
奥にはやはり石造りの廊下。
仄暗いランプが最奥の鉄扉を照らしている。
取りあえずまた閉まらないようはたきをつっかえ棒にするとふたりは鉄扉に向かった。
そうっと様子を伺いながらドアを開ける。
隙間から覗けば暗がりの中うめき声に近い物が聞こえた。
中から出てくる空気が妙に生ぬるい。
つんとした匂いもしてくる。
嫌な予感がしながらもやはり感じるガイアークの気配。
踏み込めばその場がやや明るくなる。
怪しげな桃色の照明が支配するそこで何が行われているか知ると美羽はまず真っ赤になって両手で顔を覆い悲鳴をあげた。
範人はといえば呆然として口をぽかんと開けるだけ。
この屋敷のメイドたちがこの屋敷に時々やってくる男の客人達と裸で絡み合っている。
そして。
703ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:23:55 ID:UM/e9ROW
何だお前達、もう嗅ぎつけてきたのか、と笑いながらふたりの目の前に現れたのはガイアークの幹部。
とっさに二人は身構えた。
美羽はスカートをめくり上げガーターベルトに取り付けてあったウィングトリガーに指をかけて取り外し
範人は片膝を床につくと真っ白なニーソックスの下、足首に巻いておいたシフトチェンジャーを手首に付け替える。
「「チェンジソウル、セット!」」
一気にチェンジ、と思ったその時。
この女達がどうなってもいいのか、とガイアークの幹部は笑った。
範人と美羽の動きが止まる。
確かに女達は敵の手の中にいた。
ガイアークの幹部は言葉を続ける。
この世界を汚すためにまず、住人達の心と体を汚すことに決めたのだと。
他人などどうでもよくなるほどに。
手始めに富豪を飼い慣らし美しく可愛らしい女達を集めさせそれを汚す喜びを教えたのだと。
こうして心も体も汚してから改めてこのガンマンワールドを汚してやる。
それが敵の言い分。
「冗談じゃない!」
範人は憎々しげにガイアークを睨みつけ呟く。
「今すぐ女の子たちを放しなさい!」
美羽が叫ぶとその言葉を待っていた、とばかりにガイアークの幹部は笑った。
そうしてもかまわないさ。
ゴーオンシルバー、お前が彼女たちの代わりに汚れるならば、と。
客人達もそれをお望みだ。
そのためにお前はここに雇われたのだから。
実際集められている男達は美羽に向けて不埒な視線を向けている。
物欲しげに口の端をだらしなく下げて。
その様子に美羽はぞっとするものを感じ拒否反応を示した。
「馬鹿にしないで!」
改めてウィングトリガーを構えるもメイド達は逃げる素振りもせず助けを乞う様子もない。
ただ男達の腕の中にいる。
眉間に銃口を当てられていても気にする様子もなくうつろな目で美羽を見ていた。
操られているのか何か薬物でも飲まされているのかわからないけれど、尋常ではない事は確か。
そして男達からも罪の意識は微塵も感じられなかった。
ガイアークの都合の良い方向へ変えられている。
「どうする、ゴーオンシルバー?」
ガイアークの幹部は美羽に問うた。

女達を解放してほしくばお前が汚れろと。

その時。
704ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:26:09 ID:UM/e9ROW
「待って!!」
範人は大声で叫ぶ。
範人は美羽をかばうように手を広げ、一歩前に出る。
「僕が、僕が相手になるよ!!」
一瞬周りは目が点になった後、爆笑の渦となって範人を囲んだ。
「男のクセにか?」
からかうようなそれでいてどこか怪しげな視線が範人を舐めるように眺めながら尋ねる。
「そうだよ、男だからきっと、男の良いところがわかるよ。試してみたら?」

潤んだ黒い瞳、白い頬、真っ赤な唇、細い手足。
穢れを知らない少女だと言っても遜色ない姿。

確かに面白そうだとガイアークの幹部は笑った。

「大丈夫だよ美羽。美羽も、女の子たちも、僕が守るから。」
少し震えながらも範人は振り返り微笑む。
「僕が絶対に守るから。」
そう言うと範人は3歩ほど前へ歩み出る。
美羽を守る為なら僕は何だって出来るんだ。僕ができる事ならなんでもする。

「何人でも来なよ。」

今度は凛とした声を。
それでは、ガイアークの幹部が薄ら笑いを浮かべた時だった。

「待って!」
今度は美羽が美羽が範人を突き飛ばすように前に出る。

「ねぇ、汚れるなら相手は誰でもいいんでしょ?だったら私と・・・ゴーオングリーンでも文句はないわよね?」

範人の目が驚きで点になった。
それと同時にガイアークの幹部は部屋中に響き渡るような声で笑う。
おもしろい、と。
ゴーオンジャーの二人が堕ちて汚れる姿を見るのもまた一興。
お前達ふたりを見せ物にしてやろう。

ガイアークの幹部がそう言い終わる前に美羽は範人に口づけた。
705ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:26:51 ID:UM/e9ROW
「ごめんね、範人。」

一言呟いて。

何がなんだかわからない。
範人の頭の中が混乱している。
いつの間にか美羽が自分に抱きついていて。
口の中に引っ込んでいたはずの舌がいつの間にか彼女に吸い寄せられ唇の外側に存在していて、彼女のそれと絡んでいる。
へなへなと一気に砕ける腰。
勇気と決意でいっぱいだったはずなのにそれらが全部どこかへ消えて呆然。
ぺたりと床に座り込んだ範人の上に彼女が跨った。
「脱がして。」
美羽の言葉に操られるように彼女の背中に手を回す。
美羽の手も範人の背中にまわって、同時に聞こえたファスナーを下ろす音。
深緑のメイド服が真っ赤なふかふか絨毯の上に落ち真っ白なエプロンと一緒に皺の波を作る。
互いのアンダーシャツも裾から震える手で引き抜いて互いの素肌があらわになった。
つたない指先で範人はまた美羽の背中に手を回す。
銀色のホックが2つ、ぷつっとした音と一緒に離れていく。
肩ひもがするすると滑り落ち膨らみを隠している布がメイド服に埋もれる前に美羽は範人の手のひらを自分の胸に押し当てた。
「ここからして。」
甘い声と細い腕が範人の頭を包む。

そっか。僕、これから美羽と汚れるんだ。

あの夜みたいに。
706ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:27:51 ID:UM/e9ROW
目の前には自分の手のひらから零れそうな大きくて柔らかな膨らみと薄桃色に震える先端。
両手で揉みながらかわるがわる唇でその先端をついばむ。
舌で転がして時々強く吸えばこちらを駆り立てるような細い声が美羽の喉から絞り出された。
「ぁ・・・くぅ・・・範人・・・。」
美羽の手は逃れるように範人の髪をくしゃくしゃにしている。
範人に跨ったまま深く深く抱きついてくれば薄い下着越し2枚でも互いに繋がる場所の形状がはっきりと感じ取られた。
美羽はその場所を擦り合わせてくる。
「範人、腰、少し浮かせて。」
譫言のような掠れ声に頷き範人が腰を上げれば彼女はするっと範人の下着を膝までずり下ろした。
そして自分の下着も。
長い足から片方が抜き取られ片方が足首で立ち止まる。
「範人・・・。」
潤んだ瞳に一度浮かんだためらいは閉じた瞼の向こう側に隠され秘密の羽根は潤みながら範人の硬己を一気に飲み込んだ。
「美羽っっ!?」
あっという間の出来事に範人は思わず射出寸前まで追い込まれる。
すんでの所で留まるも頭の中は沸騰寸前。
怖いぐらいすんなりと繋がった事も含めてもうどうすればいいのかわからない。
彼女の顔色を伺おうにも美羽は範人の肩に顔を埋めたままで表情から彼女の気持ちを知る事はできなかった。
「範人・・・。」
美羽はただ、彼の名前を呼んだあと、自分から腰を上下に揺り動かし始めた。
とろりと濡れた所がほどけては包み、またほどけていく。
溜まらなくなって範人も下から美羽を突き上げた。
「美羽、美羽、美羽・・・っっ!」
奥まで突き刺さっていく感触が溜まらない。
彼女の隅々まで犯している。
もっともっと好きにさせてほしい。
範人は美羽を絨毯の上に押し倒そうとするも、ぎゅっと膝と足首で踏ん張られ、それを拒絶された。
「誰にも・・・見せないでっっ!」
範人の耳にだけ聞こえる声。
これだけ多くの人たちに見られていながら、そしてその状態である事を言い出したのは彼女のはずなのに、美羽はそんな事を言う。
「見せないでって・・・?!」
積極的に範人を導いておきながら美羽は何を言いたいんだろう?
本能だけが暴走しそうになる思考を必死で保ちながら考えて、そして。
707ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:28:33 ID:UM/e9ROW
そっか。

ぽつんと行き当たる。

美羽は見られたくないんだ。
どんなに声をあげてもどれだけ淫らに振る舞っても彼女は大切な一面は隠している。

自分の胸を範人の手のひらと唇で包んで、濡れている場所も範人の硬己を差し込む事で見られないようにしている。
清楚なメイド服もそれらに一役買い、座ったまま繋がっているふたりが結ばれている所を微妙な角度で秘密にしている。
眺めている男達が焦れているのにもようやく気がついた。

そっか。
今押し倒したら美羽の全部を見られちゃうんだ。

そんなの、イヤだ。

美羽の全部を見ていいのは僕だけがいい。

僕の美羽だ。

やっぱり諦められないよ。
大好きだよ、美羽。
我が儘でごめん。

「大好きだよ。」

範人はぽつんと呟いた。

切なくて苦しくてどうしようもないぐらい大好き。
こうやって美羽から繋がってくれたっていう事は美羽も同じ気持ちだって思ってもいいよね?
そう思ってもいいよね?

「美羽、美羽・・・っっ!」
708ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:29:28 ID:UM/e9ROW
ギャラリーの存在なんてどこかに飛んでいった。
美羽の掠れた喘ぎ声と繋がった場所のくちゅっという音だけが耳に聞こえる範人の世界の全部。
目を閉じたら柔らかさと暖かさに支配される。

とてつもない幸福感と欲情に何もかも投げ出せば
美羽の愛蜜と爆ぜた白い種がメイド服に吸い込まれていく。

荒い息を吐きながらぎゅっと美羽を抱き締めた。

もう、このままずっとこうしていたい。

それなのに。

美羽は突然範人を突き飛ばすとメイド服に埋もれさせていたウィングトリガーに手をかけた。
「レッツ、ゴーオン!!」

現れたゴーオンシルバー。

慌てふためくガイアーク幹部と彼に操られている男達は女達を盾に取ろうとするも逆に自分たちが動けない状態に陥っている事に気がついた。
そう。

「待たせたな、美羽。」
「範人もよく頑張ったっす。」
「ま、こいつらってばお前等のエロエロに夢中になって早輝が女の子達を逃がした事も自分たちが囲まれているのにも気がつかないなんてな。」
「全くお前達ふたりにこんな事させるなんてどういう連中だ!元警官として許せん!」

ゴーオンジャーのゴールド、ブルー、レッド、ブラックがその場に。
709ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/23(月) 06:31:32 ID:UM/e9ROW
「シルバー、グリーン、お前達まさか・・・。」
ガイアーク幹部の歯ぎしり。
「そういう事。兄たちが来るまでの時間稼ぎっていうわけ。覚悟しなさい。」
美羽のりんとした声が響く。
ガイアークの幹部は悔しそうなうなり声を上げるとウガッツたちと共に一気に戦闘態勢へ。
しかし形勢が悪いと見るや一人でさっさと退散。
残ったウガッツとあわあわしている男達がみんなと戦っている中、範人は動けずにいる。

ねぇ美羽。

時間を稼ぐため、ただそれだけの為に。

君は僕と繋がったの?

聞けないまま腰から下を汚れたメイド服に埋もれさせ範人はただ美羽が戦う背中を涙で滲んだ視界で追った。



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バッドエンドですみません。
それからシンケン金黄にも暖かいお言葉ありがとうございます。
己の萌えを作品でしか語る事はできませんがこれからもこのスレが穏やかに栄える事をお祈りしております。
710名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 10:01:27 ID:bdJIosyG
ま、まさかの2連続バッドエンドwwwwww
面白かったけど予想外www

金黄の人でしたか、
職人さんGJです!
711名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 10:44:26 ID:lARQECaG
ゴーオン知らないけど、読んだら見たくなってきた!
職人様GJ!です。
VSあるし、レンタルしてこようかな…。
712名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 16:14:11 ID:oA35iOdb
GJ!!
範人せつないねえ
続きがあると思ってていいのかなwktk
713名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 19:12:41 ID:JdWPracA
職人様乙です!!昨日のシンケンジャー。殿が冒険黒とダブったのは自分だけか?それと殿の中の人さなんかあったの?blog更新してねぇけと…

レス違ったらすまそ
714名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 03:02:45 ID:SMP8BSty
ああーやっぱりバッドでしたかあ…
でも萌えました!ありがとうございます!
この先を、決着のようなものを期待していいでしょうか?
715名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 02:57:23 ID:9UgcCVHT
ドウコク×太夫→新左投下します 
ドウコクがかませ犬っぽいので注意 
716ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 02:58:07 ID:9UgcCVHT
不気味な赤色を浮かべた昼とも夜とも判らぬ空……そこに流れる三味線の音色。
張り詰めた糸が作り出すその音は奏者の心を投影しているのか、ただただ陰鬱。

いつの間にか此処に来ていた……

先日出会った老人が言うには、ここは三途の川だとか。
アヤカシが集まるこの川に、はぐれ外道となった自分が引き寄せられたのだろうとの事だった。
(つまり吹き溜まりという訳か)
人間だった頃に居た場所も似たような場所だったがな…と、女は口を歪めて笑った。
ギチ……と女の操るバチが三味線の糸の上で止まる。
「…………誰か…居るのか?」
三味線の音に混じって、川原の石を踏む音が聞こえた様な気がしたのだ。
「なんでぇ、止めるなよ女」
「…!?」
突如、威圧的な空気が川原に溢れる。
「お…お前…いつから其処にっ」
女のすぐ横に異様な風体の男が立っていた。
何故今まで気が付かなかったのかという程強く、男からは邪悪な何かを感じた。
「お前の三味線があんまり良かったもんでなぁ…思わず近づいちまって邪魔したな」
「誰だ…お前」
警戒した女が男から離れ様と三味線を抱えた。
「シタリの奴…前に会ったろうが?あいつに面白い新入りがいるって聞いてな」
「誰だと聞いている!」
男の何かが女を緊張させる…落ち着かない。
「まぁシタリが面白がったのはその三味線」
「貴様…質問に……」
突然、目の前の景色がひっくり返った。
「っ…う」
背中に痛みを感じて女が呻く…どうやら男に首を掴まれた押し倒されたようだ。
「………女、俺が喋ってるときは黙れ」
「くぅ…」
女の首に手をかけながら、男は聞き分けのない子供に言い聞かせるかのように優しく語り掛けた。
「俺はこの辺りを仕切ってる、血祭ドウコクってもんだ」
(…ドウコク……)
女が頭の中で男の名前を復唱すると、男…ドウコクはフッと笑って女を解放した。
「良い目をしているな…恨み…絶望…そんなトコか?」
「………………………」
ドウコクを警戒してジリジリと女は地面に伏したまま後退る。
無意識なのか、三味線をドウコクから庇うように背中に隠している。
「……お前……」
ドウコクが呆れた様に口を開いたが、直ぐに閉じた。
「まぁいい。俺には関係ねぇ事だ……それより、その三味線をもう一度聴かせてくれねぇか」
717ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:04:11 ID:9UgcCVHT
頼む口調は軽い。
だが、ドウコクの目の光は女に拒むことを許さない。
「…わかった」
ここでこの危険な男に逆らってもしょうがない。
ドウコクのゾッとするような威圧感にあてられて楯突く様な態度をとりはしたが、こんな手合いは適当に機嫌をとってあしらえばよいのだ。
女が三味線を抱き上げると、ドウコクは脇の岩に腰を掛ける。
(さっさと終わらせよう)
バチを構え、三味線の糸の上に滑らせた。
糸が震え、空気を切り裂き、音を紡ぐ。
(……あぁ…)
現世では決して手に入らなかったこの音色。
三味線が微かに震える。
三味線を愛撫するかの様に、音を奏でる手の動きも速くなる。
音色が一際高くなった。

…………う…す……ゆ……き…

彼の声が。
三味線を引きならす度、彼の声が女の心に囁きかける。

………………薄雪……

(新左…!)
まだ男女の交わりなど想像すらした事がなかった幼き頃、生き地獄に落とされた。
驚き、戸惑い、抵抗し……抵抗が自分への虐待になって跳ね返る事を悟り、諦めを覚えた。
苛められ、騙され、裏切られ、女は自分の心の凍らせ方を学んだ。
そうすれば傷つかずに、傷付いたことにも気付かない振りをして生きていけた……なのに。
(新左っ…おぉ…)
女の冷えきっていた心を彼が溶かした。
初めて………恋をした。
無垢な小娘の様に彼にのめり込んだ。
身に染みついてしまった遊廓の手管から、彼にいけずな態度をとった事もある。
わざと他の男の痕跡を残し、彼の嫉妬心を掻き立てた事も。
つれない態度を取られるたびに、彼はうわごとの様に繰り返した。
『愛している』
『私にはお前だけだ』
『薄雪……美しい私の薄雪』
『いつか一緒になろう』
718ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:04:43 ID:9UgcCVHT
……演奏はまだまだ続いている。
三味線が女に囁く。

……薄雪……
(新左)

二人が心で呼び合う度に、三味線の音色は艶をましていく。

……薄雪…
(新左…!)
………………薄雪…
(新左…!!)
…………………許してくれ…
(………黙れっ!!!)

「許さぬ……っ!!」
乱暴にバチが糸に押しつけられ、演奏は突然終わった。
新左の血反吐を吐く様な呻き声はもう聞こえない。
「……………もう終わりだ」
女はドウコクに告げる。
(もう終わり………か)
新左の声は許しを乞う亡者の泣き声……二度と自分を暖めてはくれないだろう。
「女……いい音色だ」
「………ふ…っ…ははは」
ドウコクの誉め言葉に女は笑いだした。
719ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:06:59 ID:9UgcCVHT
「誉めてやったんじゃねぇか、なぜ笑う」
ドウコクの言葉にまた女は笑い声を上げた。
「…………今のがお前には美しい音に聞こえたのか?」
(客に惚れた馬鹿な遊女と、その遊女を騙しきれなかった馬鹿な男が奏でる曲。
……みっともないったらありゃしない)
「いいぜ」
物思いに沈みそうになっていた女は、ドウコクの言葉にふっと顔をあげた。
「いいぜ。お前とその三味線にどんな因縁があるのかしらねぇが……
お前から三味線へのただならねぇ情念を感じる。それがいい」
「………ふん」
変な男だ。
だが、男への警戒心は幾分薄れていた。
「女、どうせ行くところも無いんだろ?俺の船に乗れ
船で三味線を弾くんだ」
「……お前の船に?」
……………それもいいかもしれない。
みっともないとは言いながら、自分は三味線を弾きたいのだ。
呻き声でも懇願でも、新左の声を感じたい。
だが先程の様に、直ぐに耐えられなくなってしまうだろう。
その時ドウコクが居たら、三味線を良いと言うこの男が居たら、少しは気が楽になりそうじゃないか。
「こっちだ」
女の答えを聞く前にさっさとドウコクは歩きだす。
しっかりと三味線を抱え、女はドウコクの後ろを追い掛けていったのだった。



女が『薄皮太夫』と名乗り始めてから随分と日がたった。
はぐれ外道の自分がドウコクの船に乗る事に不快感を表すアヤカシが殆どだったが、ドウコクのひと睨みでその声も表面上は小さくなった。

その日も太夫はドウコクの傍らで三味線を弾いていた。
不意に、三味線の上を滑る太夫の手をドウコクのそれが握り締める。
「ドウコク?」
「今日はいい」
「…?」
「今日は三味線を触るな……聴きたくねぇ」
………飽きたのか?
チラリとそう思ったが顔には出さず、太夫はドウコクの傍を離れようと腰を浮かした。
「違う……そうじゃねぇ」太夫の手を再び掴み、彼女を引き止める。
「…三味線を聴きたくないのなら、私が傍にいる意味も無いだろう」
「だから違うって言ってるだろうが」
苛立たしげに吐き捨てると、乱暴に太夫を引き寄せた。
「……!?」
急に強い力に引っ張られ、堪らず床に転がってしまう。
「…何をする!?」
床に倒されながらもキッとドウコクを睨み付ける彼女の顎を掴み、男は小さく唸った。
いや、唸り声ではなく確かにその言葉は聞こえた。
「…………今日は…三味線よりもお前の声が聞きてぇ」
720ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:09:30 ID:9UgcCVHT
「………………」
「………………」
二人の周りを沈黙が支配する。
永遠にも思えたそれを、ドウコクが打ち壊した。
「ちっ……!!柄にもねぇ事を言っちまったぜ!!
忘れろ…いいな!?」
そう言うと、太夫に背を向け自分で盃に酒をつぎ始めた。
「………」
床に倒れたままの太夫は静かに乱れた裾を直した。
長い事この男の傍に居たが、このような事を仕掛けられたのは初めてだ。
人間がするような男女の事には興味が無いのだと思っていた。
それなのに……先程のドウコクの目の光……
……ゾクゾクした。
長らく忘れていた欲望の炎がふと灯るような感触。
あの目は激しく太夫が欲しいと訴えていて。
なのにそれを上手く言葉に出来ずに不貞腐れて背を向けた男を太夫は何故か可愛いと思った。
本当は恐ろしい男だと言うことは充分わかっているはずなのに。
「ドウコク……あんた、女が欲しいのかい?」
「けっ…!!馬鹿言ってんじゃねぇ」
「……馬鹿だね」
コロコロと笑って太夫はドウコクの肩に手を置いた。
そのままスルスルとその手を男の胸から腹、股間の膨らみまで持っていく。
「あんた意外にウブなんだねぇ…ふふ。女の扱い方も知らないのかい?」
「……そういうお前は慣れてるじゃねぇか」
ドウコクの言葉に答える様に、太夫の指先は複雑に動いて男の一物をくすぐった。
「言っただろ?わちきはコレでおまんま喰ってたんだって」
にぃ…と笑ってドウコクの首を、肩を甘がみする。
「…ドウコク…」
噛み付いた肩から血が出てきた。
「わちきが欲しいのならそう言え。そしたら……この地獄の底で極楽を味あわせてやろうじゃないか」
ペロリと血を舐めとる。
「………わちきもお前が嫌いじゃない……」
立ち上がり、三味線に布を被せて船の片隅に置いた。
「男が欲しくなった……お前が火をつけたんだ……責任を取れ」
胡坐をかいたドウコクの前に回り込む。
立ったまま、片足をドウコクの肩に乗せる。
着物がはだけ、露になった秘所が男の目の前に晒される。
「これが欲しいだろ?ほぅら、気持ちよさそうな穴だろう?」
「てめえは……もっと言いようがあるだろうが」
呆れたように吐き捨てるドウコクの言葉を聞くと、太夫はクスクス笑ってその柔らかな陰毛をドウコクの鼻先に擦り付けた。
721ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:10:27 ID:9UgcCVHT
「色恋云々の情事じゃあるまいし、気取ることなんかないじゃないか」
一瞬、ドウコクが言葉に詰まる。
「…………そうだな」
そう言ってドウコクは太夫の尻に手を回し、もっと陰部を自分の唇に押しつけた。
「…あぅ…っ」
ビクンと太夫の体が跳ねる。
舌は焦らすことなく、女の中心を目指してズブズブと沈んでいく。
「あ……っ…く……」
人間のそれとは違う…長くて……熱い。
「ドウコク……もっと……」
動かして欲しい……そう口に出す前に、舌はぐにっと女の穴の天井を撫で上げた。
「ひぃ…っ!!」
思わず引けそうになった腰を、ドウコクの手がしっかりと掴んで逃がさない。
「あぅ…あっ、あぁぁっ!!」
舌の動きが激しくなり、太夫の中心からはとめどなく歓喜の泉が溢れてドウコクの喉を潤した。

「いぃっ……!ひっ…そこ…!!そこをもっと!!」
太夫の言葉に、ドウコクはある箇所を穿るように責めたてた。
ジュブジュブと水音が部屋に広がり、太夫の青白い肌もほんのりと赤みを帯びてきた。
逃れようとしていた腰はドウコクの顔にクイクイと押しつけられ、片足立ちで震える爪先まで淫液は伝い落ちていく。
「ああっ…ああぁぁぁっっ!!!」
一際高く叫んで、太夫はドウコクにしがみ付いた。
「…………はぁ…はぁ……まぁまぁ…だね…」
「ほざけ」
太夫の負け惜しみに思わずドウコクは苦笑する。
「今度はわちきが手本を見せてやろうか」
強気な言葉とは裏腹にのろのろとした動作でドウコクから離れ、その足下に膝をついた。
目の前には人間のモノとはまるで違う、まがまがしい男根がそびえ立っている。
ゆっくりそれに顔を近付け、口を開く……
「…それはいい」
「…?」
もう少しで唇が男根に触れそうになったとき、ドウコクが制止した。
「どうした……?わちきも…したい……」
とろんとした口調で甘えた声をだす太夫に掴み掛かり、乱暴に床に転がした。
「そいつは今度でいいんだ…もう我慢できねぇ…」
「…………馬鹿…」
太夫の両足を抱えあげ、ドウコクは体をその狭間に推し進めていく。
ピタリ…先端が入り口に当たる。
そう思った瞬間、灼熱は根元まで一気に突き入れられていた。
「あぁっ!!あ……っ!!」
突然の感覚にビクビクと体を震わせ、太夫は思わずドウコクの背に縋りつく。
体が真っ二つにされるような……今、自分の中に埋まっているモノで、自分の体が引き裂かれていく感触
722ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:12:07 ID:9UgcCVHT
そんな太夫にはお構い無く、ドウコクは好き勝手に動いて激しく突き始める。
「あっ…あっ……あぁぁっ!!」
太夫はその背中に必死に縋りつく。まるで溺れているかの様に。
「んんっ!!ああっ……ドウコク…!!待て…ま…」
激しすぎる…!!そう抗議したいが言葉に出来ない。
「ひぃ…っ」
突然、男根を収めた肉壺の中で何かが弾けた。
ぶしゃぁ……と、何かが勢い良く溢れだしていく。
最初は血だと思った。
ドウコクの男根が自分の体を突き破ったのだと。
それが男の精液だと考えが回った時には、肉壺の中は注ぎ込まれたそれで一杯になっていた。
「うう…」
ドウコクの男根は未だに太夫の中に収まり、精液が漏れない様に蓋をしている。
「ドウコク……ぬいとくれ」
あまりの圧迫感に破裂しそうだ。
「………」
ずず………男根が後退していく感触に、ホッと息をついた。
「ひゃぁっ!?」
出ていくと思われた男根は、勢いをつけてまた太夫の奥へと叩きつけられる。
「待て…あっ…!!ああぁ!!駄目だっ…あっ!あぁん!!」
行き場のない精液は太夫の中で荒れ狂う。
そこを逞しい男根で掻き混ぜられる。
「あぁぁぁっ!!」
体は悲鳴を上げている。
なのに、その体が勝手に動いて腰を振る。
揺らめく腰は巧みに太夫の最も感じる場所へドウコクを導き、そこを責められ更によがり狂った。
二度目の射精で太夫の狭い肉壁は更に押し広げられる。
「ああっ!!ドウコク…!!死ぬ…もぅ…ああんっ…死ぬぅぅっ!!!」
太夫の体は反り返り、何度目かわからない絶頂に泣いた。

……かたん……

何かの倒れる音。

(あ………三味線が……)
熱に浮かされた頭が一瞬、冷静になる。
チラリとそちらの方へ視線を向けようとしたが、ドウコクに片手で頬を掴まれ口付けをされたため、それまかなわなかった。
「むぐ…んんっ…!!」
激しく揺さ振られているなか、呼吸もまともに出来ない。
どんどんとドウコクの背中を叩くと、やっと口付けから解放された。
「…こ、殺す気かっ!!」
「………うるせぇ!!こっちに集中しな」
また一層深く抉られ、再び太夫は狂乱の渦の中に叩き落とされる。
「ん…あっ!!あぅ……!!もう抜けっ!!!破裂するうぅっ!!」
太夫の叫び声に煽られたのか、三度男根から種が吐き出される。
熱い精液が女の中を焼き尽くす。
「あ…んっ!!……あぁぁぁぁっ!!!」
(死ぬ………!!)
爆発する快感の波に溺れ、太夫は意識を手放した。
723ドウコク×太夫→新左:2009/11/25(水) 03:15:22 ID:9UgcCVHT
………………三味線が聞こえる。

ゆっくりと目を開けると、薄暗い天井が目に入った。
何かいる………ススコダマ達か。
自分とドウコクの交わりにビックリしたのだろう、天井に貼りついて降りてこない。
何故か気恥ずかしくなってしまう。
(今更、なにを……おぼこじゃあるまいし)
暗い部屋を見渡した。
(……ドウコク)
男は居なかった。
(三味線………)
三味線はあった。
布をかけられ、情事を見られない様に離して置かれていたはずのそれ。
今は何故か、目を覚ました太夫のすぐ傍にむき出しで転がっていた。
「……………」
動かしたのはドウコク以外にいないはずだが、何のためなのかわからない。
(壊そうとして止めた……まさかな)
ドウコクはこの三味線を気に入っている。
そんな勿体ないことはしないだろう……

悲しいかな、男が本気で三味線に嫉妬するとは考えつかない。
そこまで自分が愛される存在だとは信じられない。
太夫の愛は三味線の中に閉じ込められたまま、他者を拒絶し続けているかの様だった。

天井でススコダマ達が歌いだす。
「なんだい?三味線の真似か?」
くすりと笑って、太夫も三味線を構える。
調子っぱずれのススコダマと太夫の音色が、主のいない船上に響きわたった。



以上です 
ドウコクがへたれっぽくてスミマセン…
724名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 07:22:36 ID:6htmLXn3
GJ!GJ!!萌えたわー。大将×太夫待ち望んでたよっ!!大将も太夫も切ないけど、それがまた良いよ!大将かっこよかったよー!!
725名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 08:43:36 ID:TreeHSKR
GJだわ!ヘタレじゃないよドウコクさん!ドウコクさんに萌えすぎてやばい!
726名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 09:19:52 ID:KN+b/mza
御大将×太夫待ってました!超GJ!!!
→新左部分も凄く良い!

自分から誘う太夫エロい!
片思い御大将、ヘタレじゃないよー萌える!
727名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 09:51:13 ID:POh/Pybp
GJ!御大将の不器用さに萌えた。
728名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 12:28:32 ID:y0MO53mF
全力GJ!
お互い何かもやもやしてるけど変に大人ぶっちゃって素直になれない
二人がたまらんです!
729名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 19:47:50 ID:JGH/gbai
超GJ!
いや〜、太夫のデレ可愛いな
今週末の放送を前に、テンション上がってきたああああ
730名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 16:07:02 ID:NQ4H8/4i
GJ!
次はいよいよ御大将と薄雪出会い編かぁ。
めっちゃ楽しみ。
731名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 08:27:56 ID:9cUMngXL
殿黄来たな!
732名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 08:33:25 ID:E3wW8DBp
ドウコクにあれ程までに愛される太夫、それを見つめる十臓…

だけど予告は殿黄…?

どうなるんですか!
外道の続きはどうなるんですかぁぁぁぁ!
733ゴーオン緑銀『草食CHILD』:2009/11/29(日) 08:49:07 ID:7BnxsVJZ
ぐぉぉぉ自分も外道の続きが気になる!太夫はどーすんだ!?
このまま生殺しでお預けなどまさに外道!恐るべし!
734名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 09:03:41 ID:W4zmkpwh
御大将かっこよすぎる……!
三味線取り返してやるだけでなく、自分の皮で直してやるとか、どんだけ太夫好きなんだよ
やっぱりヤってないっぽいな、この2人
新左への表裏一体の愛憎も含めて、自分になかなか靡かないとこも気に入ってるんだろうなドウコクは
だが、エロパロ的にはヤりまくりでも、無理矢理でもいい
735名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 09:13:04 ID:Z5oAEkfK
ドウコク×太夫いいな…
736名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 12:52:14 ID:yuMNt793
ドウコクの太夫への愛が凄かった
737名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 13:06:20 ID:c6EDea0X
御大将カッコよすぎて惚れた
太夫のために無茶しすぎww
「待ってたぜ、太夫…」の声色が優しかった
何年も三味線聴いてたんだもんな…
今回全く本編に絡んでなかった十臓さんはラストで太夫を見つめてたけど、
どうなるのかねえ…?
738名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 18:15:04 ID:l1Iiv+oL
今日のエンディング(銀幕版)で流ノ介が襲い掛かったのってゴーオンイエローだよね?
739名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 19:26:44 ID:K8gfVGNU
「飽きたんだよおらぁぁぁ!!」に萌えた
御大将かわいいよ御大将

来週は久々の殿黄も楽しみだ
740名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:50:14 ID:sNXpG4iq
朝からあんなに萌えさせてもらうとは‥‥
アクマロ×太夫要素も充分エロかったが何よりも大将×太夫が凄まじかった……(´Д`*)

>>724
GJです!濃厚なエロさがたまらんです
741名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:55:45 ID:sNXpG4iq
安価ミス
×>>274
>>273

ごめん…アヤカシがいっぱいいる川原に逝ってきまs
742名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:56:01 ID:KpLxKpmL
ドウコクさまのシーンが見たいがために
ビデオを繰り返し見てる俺は異常か・・・?

どうでもいいけど
シタリは今まで参謀役と思ってたけど
アヤカシ側の爺だと思った
手打ちにされかけてどんあ忠誠心だよと

エロパロ的ではないが
何か今回異常に(十臓とアクマロ除いて)外道に心打たれたんですが!?
743名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:05:26 ID:jPmNwesx
御大将への愛が止めどなく溢れてくるから吐き出させてくれ!

御大将マジパネェ…!!抱かれたい!!
シタリさんは御大将の太夫への気持ちを執着と言っていたけど、
あれはどう見ても恋だ…。
外道衆が愛とか恋とかって感情を表現すると執着になるのかな。
相手を思いやってないから執着と言われたらそうかな?とも思ったけど、
自分で壊した三味線を自分の皮で直すとか
悪かった帰ってきてくれって事だよね
太夫の新左への気持ち込みで太夫に惹かれてるとか
切ないよ大将…
自分勝手なDV親父でとんでもないけど、マジかっけーっす。

そして展開は違ったけど、>>716のリンクしっぷりが凄かった…
マジGJ!!
744名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:43:41 ID:iP6coMZI
来週黄が絡むのは殿よりはジイや金じゃないか?
一瞬爺桃に続いて!?と思ったり、孫のようにw黄を可愛がる金が
落ち込み気味の黄に今度はどうするのか楽しみ。
745名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:52:49 ID:KpLxKpmL
>あれはどう見ても恋だ
個人的には恋というか愛
746名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 00:25:11 ID:grljW2Gb
>>743
抱かれたい激同だ!海より深くて不器用な大将の愛情表現観ちゃったらねぇ・・・こっちが惚れるわ。
最後までには太夫といい感じの描写あったらいいな。
747名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 00:50:59 ID:ywaMNa8k
来週はスーパー殿黄タイム!!!
748名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 01:52:14 ID:fh1MlUdz
>>745
ごめん自分が恋と言ったのは、太夫がまだ薄雪だった頃の話。
薄雪の悲しい三味線の音色に恋い焦がれているようだったから。
薄皮太夫になってからもドウコクの一方的な片思いに見える。
無茶して出てきて自分の体で三味線を直してくれた大将には、愛を感じた。
太夫もその愛に触れて戸惑っていたようだったな。
激しいけど、なんか甘酸っぱいような気もするw
外道に墜ちたお前の居場所は俺の側だ…ってプロポーズですよね。
三味線に自分の皮使ったのも、側にいろ!俺をみろ!って思いからかな。
恋とか愛の定義って人によって違うと思うから、あくまでも自分の感じた見方だけど。

>>746
三途の川に沈んでいくドウコクも切なくて良かったー。
ベタだけど、太夫がドウコクのピンチを庇って逝く
みたいな展開があったら自分が逝ってしまうかもしれんです。
もしくは仲良く封印とか…。
いずれにせよ御大将には、かつてない程に大暴れしてもらって
マロやシンケンジャーや全国の幼児を恐怖のどん底につき落としてから散って欲しい。
そうすればそれに打ち勝ったシンケンジャーも相当かっこよく見えるはずだ!
749名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 12:49:23 ID:GmghkUJx
>>747
楽しみすぎるw
殿黄は子どもウケいいらしいから、かなり尺ありそうw
750名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 12:55:00 ID:cdS3lGwH
>>747
>>749
モサヨの自演乙www
751名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 15:50:22 ID:p5v0lAA6
>>750
あのさ、殿黄以外認めんとか言ってる奴らになら別にかまわないけど、
普通に殿黄好きそうな人にまで言うのやめろよ。
おまえ、このスレそんなに荒らしたいのか?
752名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 16:44:48 ID:0JLSaFbs
>>751
>>749がどういうつもりで書いたか知らないけど、
「殿黄は子どもウケいいらしいから、」
のソースはほしいね。
「らしい」だから、脳内っぽいけど。

753名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 16:53:22 ID:68d6aFB5
しかしこのスレ結構前から殿黄好きを排除する傾向にあるよな
本編で普通に絡みはあっても、遠慮してなのか萌えを語る人や殿黄ネタを投下する人は以前に比べて格段に減ったし
今ここで殿黄とか言ってるのって所謂モサヨとかいう釣りっぽい痛いやつだけじゃね?
そうじゃなくてもほぼ必ずモサヨ乙とか茶化しが入るようだし、なんか雰囲気悪いよな
自分は殿黄が好きなわけじゃないけど、この流れだととまともなファンにちょっと同情してしまう
754名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:05:22 ID:GmghkUJx
モサヨとかゆうのが来てもスルーすればいいだけだしな
>>750はタダの荒らしだろ
それか有名な殿黄アンチの桃厨か

>>752
保育士やってる友達にそう聞いたんだけど?
755名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:12:57 ID:cdS3lGwH
>>754
つか、桃厨とか言い出す時点でお前モサヨだってゲロっているようなもんじゃんw
756名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:15:56 ID:07F9UAy7
殿桃殿黄緑黄より緑→黄→殿が好き
757名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:24:18 ID:p5v0lAA6
>>756
三角関係?いいね。
758名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:41:08 ID:68d6aFB5
でも何かのカプが批判されれば、否が応でも対抗カプファンの仕業と疑われるのが常だと思う
桃ファンの印象悪くして欲しくないから殿黄アンチはもっと大人しくしてくれないかな
荒らしには何言っても無駄なのは解ってるけど
もう黙ってNGワードに「殿」「モサヨ」っていれるしかないんかね
759名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:31:31 ID:uzHncEMJ
自分はどっちかと言われると殿桃だけど殿黄も好きよ!それぞれの良さがあるから。桃は殿か金しか浮かばんが黄は男子メンツオールOK!!これって欲張り??
760名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:41:27 ID:BI77MkYE
総当たりで萌えられる自分が来ましたよ

この前の神のせいで来週は金黄にwktkが止まらない
761名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:52:48 ID:GmghkUJx
>>755
桃厨とは断定してなかったんだが…図星か
モサヨってのも、桃厨が1人で言ってるだけっぽいし
そんなことしても桃厨のイメージ悪くなるだけなんだから、いい加減大人しくしたら?
762名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:04:40 ID:uzHncEMJ
だ〜か〜ら〜荒れるんだろ桃厨だの黄厨だの言い合ってる時点でどっちもうざいゞ(`□´")!!普通に真剣好きだって居るんだからいい迷惑だぞ。
お互いのイメージ悪くしてるだけなの気付かないかね?
そのうち真剣NGになったらどうすんの?
「悪いのはそっち」じゃなくてお互い悪い。
763名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:17:25 ID:cdS3lGwH
>>761
>>754
> それか有名な殿黄アンチの桃厨か
って書いてあるくせに、自分の書いた文章も読めない文盲かよw
764名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:30:01 ID:GmghkUJx
>>763
「それか」が読めない?
それとも「断定」の意味わからない?
つか池沼が他人を文盲呼ばわりとかウケるんだけどw
765名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:45:21 ID:M7d4UpQK
お前らまとめて消えろや
766名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:51:19 ID:o62dTXoR
そんなことより、御大将の純愛について語ろうぜ
新左に未練タラタラの太夫こそ愛してる、そんな御大将について
767名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:55:42 ID:6WJRED3G
不毛な争いは止めにしないか?
どっちのカプも好きな者からしたらこの展開にもうウンザリだ。

御大将×太夫にかなり萌えたがVSでケガレシアを交えての3Pも捨てがたいとwktk妄想してる自分がいる
768752:2009/11/30(月) 20:22:59 ID:zUe3y7OD
>>754
勝手に脳内と決めつけて悪かった。
でも、誤解を与えるから、一言「友達の保育園では」と付け加えてほしかった。
赤黄だからじゃなくて、これはここの住民に対してみんなへお願い。
769名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:02:18 ID:pf/qV4Oh
どこかのエロい人が言った「自分の萌えは他人の萎え、自分の萎えは他人の萌え」を忘れずに
CP語りは断定的に聞こえないよう配慮するのが大人のマナー
煽り・荒らしは華麗にスルー

しかし今週の御大将の太夫への執着とやらは燃えたぎったね!漢っぷりが半端ない!
愛人というからには乱れた関係かと思いきや、とんだ純愛だった
770名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:27:38 ID:GmghkUJx
>>768
自分の人間不信を棚にあげて、書かなかったほうが悪いとか…
桃厨ってみんなアスペなんじゃない?
つか、殿黄が人気なのは友達のトコだけじゃないし
勝手に限定するなよ
771名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:36:31 ID:6WJRED3G
>>770
そうやってムキになるから余計に荒れるんじゃん。

もーいい加減にしてくれ!!
772名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:56:57 ID:DAkcPL1z
なんという良い釣堀
入れ食いじゃん

ていうかここまで23レス一人の自演でした
とか
773名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 22:00:38 ID:GmghkUJx
>>771
ムキになってんのはそっちだろ
ホント桃厨ってわかりやすいな
774752:2009/11/30(月) 22:19:41 ID:FBS2vo0V
>>769が言いたいことを言ってくれたからもういいや。
775名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 22:54:48 ID:vFsOfV5f
ドウコクは太夫が薄雪だった頃から
他の男を想って泣きながら三味線を弾いてた頃からずっと太夫を見続けてたんだよね
そして太夫が裏切られて狂って愛する男を殺して自分の所に堕ちてくるのをずっと待ってたワケだ
太夫の新佐への情念も底知れないものがあってゾクゾクするけど
ドウコクの太夫への執着心は更にその上を行くのかもしれないと思うと…

ああああドウコク×太夫萌える!
シンケンではいろんなカプに毎週萌え萌えさせてもらってるが
テレビの前で雄叫び上げるくらい萌えたのはこれが初めてだ
776名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 01:01:09 ID:Mc/sd3rn
>テレビの前で雄叫び上げるくらい萌えたのはこれが初めてだ

同じく。シンケンはどのカポーも好きだけど
今回の慟哭×太夫は燃え萌えすぎて目から汁が出た…
777名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 12:11:25 ID:b5aOMLoz
赤桃投下しようと思ったけど、この流れでは怖すぎる…
つーことで、誰得な金彩投下します。
長文初なので、不備な点もあるかと思いますが、大目に見ていただけると幸いです。
タイトルは【恋酔夜】
いやな方はスルーをお願いします。
778【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:12:18 ID:b5aOMLoz
…今日はもう仕舞うかな。
源太は誰もいない屋台の客席を見やった。

こう寒くなってきちゃなぁ、おでん屋とかカレー屋なら
ともかく、寿司の屋台は厳しいよなぁ。
ま、カレーはもう十分やったけどな。

「おいダイゴヨウ、灯り」
「おっ親分!大変でぃ!」
どうしたと問いかける間もなく、暖簾を掻き分けて
一人の美女が現れた。

「こんばんは。まだ大丈夫ですか?」

「「彩さん!」」

店にやってきたのは、以前事件に巻き込まれ、
源太の屋台に助けを求めに現れた看護師・彩だった。

「ど…どうしたんだ?また外道衆が?」
「てっ大変だ!志葉の殿様に早く!」
源太とダイゴヨウが慌てふためくが、彩はにっこりと笑い
「違うんです。今日はお寿司をいただきに。」
と言うと、椅子に腰掛けてケースのネタを選び始めた。

「じゃあ…ハマチと、お酒ありますか?」
彩が客と分かれば、源太も接客モードに切り替わる。
「お酒?ありますよ。こう寒くっちゃねぇ、熱燗でいいですか?」
「えぇ、本当寒くなりましたね。」

彩の注文に応えて寿司を握りながら、話題は当然あの事件になっていく。

「実はね、先週竜也くんが退院したんですよ。
まだ通院の必要はありますが、本当に元気になって…」
「そうですか、そりゃよかった。」
「でね、僕もシンケンジャーみたいに強くなりたいって」
「そりゃ頼もしいや。」

相槌を打ちながら、杯を重ねる彩の様子に、これはやばいんじゃないかと
源太は心配になった。
握った寿司に手を伸ばすペースも遅くなってきている。

「おいダイゴヨウ、今日は店じまいだ」
「えっ?親分いいんですかい?」
「彩さんかなり酔ってきてるだろ。これで酔っ払いの客が来たりしたら
危ねぇじゃねぇか。だから今日はしまいだ。」
「さっすが親分!がってんでぃ」

「彩さん、今日はもう他に客は来ねえから、ゆっくりしてっていいぜ」
そういうと、酔いでほんのり赤らんだ目元を源太に向け
「じゃ、一緒に飲みませんか?」
と杯を差し出した。

隣に腰掛け、お付き合い程度に口をつける。
しかし、既に出来上がっている彩は源太にもたれかかり
「化け物に捕まった時、源太さんがいたから私、耐えられたんだと思うんです。」
「源太さんがいてくれて、本当によかった。」
今日何度目か分からない、当時の思いを語りながら
源太の手をとった。
779【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:13:04 ID:b5aOMLoz
…これは、肩くらい抱いても……?
いやいや…しかし…

とまどう源太に、ダイゴヨウもそっと背を向け気を利かせてみせるので
指を絡ませていた彩の手をそっと反対の手に絡ませ、肩を抱き寄せる。
素直に身を任せる彩の頭を優しく見下ろしていたが

「…彩さん?彩さん?」
彩は気持ちよさそうに寝息を立てていたのであった。

「親分、どうしましょう?」
「どうしましょうって…これがヤロウなら交番に連れてけば済むけどなぁ。」
眠ってしまった彩の肩を抱いたまま途方にくれる一人と一体。
「どこか泊まれる所探すしかないだろう」
「親分、へっ変な所に行っちゃぁいけませんぜ」
「あったりまえだ!俺だって侍だ。余計な心配するんじゃねえよ。」

後のことをダイゴヨウに任せ、源太は彩を抱えて歩き出した。
しかし、意識不明の女性を抱えた男を泊めてくれる所などそうそうあるはずもない。
仕方なく辿り着いたのは、いわゆるラブホテル。
「ダイゴヨウを連れてこなくて正解だったな。」
彩を起こさないようにそっとドアを閉め、
ゆっくりとベッドにその身を降ろす。

が、その感触の変化のせいか彩の目がぱっちりと開いてしまった。

「あ…あれ?私…?」
周囲を見渡す彩。
その体はダブルベッドに横たわり、部屋の一面はガラス張りで
その向こうにはシャワーが見える。
どこに居るのかはすぐに理解できた。

彩の視線がゆっくりと源太を捕らえる。
「い…いや!これは、変な意味はなくて…」
動揺してしまい、思わず声が上擦ってしまう。
その様子を見て、彩は事情を察したようだ。
「ごめんなさい…私、また寝ちゃったんですね。
お酒飲むと、すぐ寝ちゃうみたいなんです…」
申し訳なさそうに身をすくめる彩。
聞けば、いつもは看護師仲間で飲むので介抱してもらっても
女同士お互い様と遠慮がなかったらしい。
「今日は一人で来たのに、なんだか寛いでしまって…。
本当にごめんなさい。」
小さくなって謝り続けるが、誤解されずに済んだ源太は安心して
「いや、いいんだ。家まで送るぜ。」
と部屋を出ようとした。
780【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:13:46 ID:b5aOMLoz
「待って」
張り詰めた声に振り向くと、彩が思いつめた表情で源太を見つめていた。
「待ってください。あの…」
うつむきながら源太に歩み寄ると、その手を取り
「私…ずっと源太さんに会いたかった。
何度も屋台を探しに行ったんです。でも会えなくて…。
今日は会えて本当に嬉しかった…。」
源太の手を頬に寄せ、切ない目で見つめる彩に戸惑いながら
「彩さん、まだ酔ってる?」
恐る恐る確かめる源太。
小さく頭を振り、「酔ってても…本気じゃなきゃ、こんなこと言いません」
と小声でつぶやく彩の顔に引き寄せられるように、
気がつくと二人の唇は重なり合っていた。

固く抱き合い、舌を深く絡ませあって、お互いの体温を感じ合う。
名残惜しげに唇を離すと、
「シャワー浴びてきますね。仕事帰りだから」
と彩はするりと源太の腕から逃げるように身をかわした。

一人部屋に残された源太は、しばし頭がついていかなくて固まっていたが

…彩さんなら……

初めて見たときから、美しい人だと思った。
そして、竜也を助けるための勇気、正義感も知っている。
更に、今感じた色気

顔を上げると、ガラス越しに湯気が立ち込めているのが見える。
気になりながらも目をそらし、自分の気持ちを整理する。

濡らさないように髪を上げ、バスタオルに身を包んだ彩と
入れ替わるようにシャワーを浴び、部屋に戻ると
既に薄暗く灯りを落とされた部屋の真ん中、ベッドに腰掛けた彩が
源太を見上げて微笑んだ。
781【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:14:25 ID:b5aOMLoz
隣に腰掛けて
「本当に…いいのか?俺で」
「源太さんだから、いいんです。」
キスを交わしながら、ベッドに倒れこむ。
二人の身を包んでいたタオルがベッドの下に投げ出され、
露になった胸を源太の手がその形を変えるように揉みしだく。
その指先が頂の輪をなぞり、固く屹立した飾りを口に含むと
彩の口から甘い吐息がこぼれた。

「ん……あぁ…」
その快感は胸先から腰を電気のように流れ、潤みとなってあふれ出していた。
その潤みの源に、源太の指がそっと差し込まれる。
指で絡み取った愛液をその上にある敏感な蕾に擦りつけると
「あっやんっ…」
甘い抗議の声が上がり、彩の背がびくんと反り返った。
「いや?ここはダメ?」
「指じゃ…ちょっと痛くて…」
そういうと、彩は身を起こし源太の下腹部に手を伸ばした。
そのまま源太の体の下に潜り込み、源太が身を起こして
胡坐をかいた姿勢になると、源太の欲望を徐に口に含んだ。

彩の行動が、先の問いの答えと分かり、源太は一度彩から体を離し、
体の向きを変え、彩を寝かすと、その茂みに顔をうずめた。
それに応えて、彩も再び源太を舌で唇で愛撫する。
「ふっ…んんっ…」
お互いのもっとも敏感な部分を手で舌で刺激しあうが、
先に音を上げたのは彩のほうだった。
次第に舌の動きが鈍くなり、嬌声が大きくなる。
「あぁんっ…んっ…あっ…」
高い声を挙げ、彩の体は棒のようにこわばった。
息は上がり、肌は汗ばみ、溢れ出る源泉は内へと誘う様に
ひくひくと妖しく蠢いている。

その潤みに源太のはちきれんばかりの高ぶりをあてがい、
ゆっくりと中へと侵入を試みる。
彩の腰は、求めていたものを更に得んとばかりに浮きあがり、
より強い快感を求めて左右にとそのポイントを探りだそうとする。
彩の体の熱さと圧迫感、そして左右に振れるその動きに、
源太のそれはより体積を増して膨れ上がる。
源太は、彩を抱きしめると、体をつなぎ合わせたまま身を転がして
彩を自分の上にすると、下から思うがまま突き上げた。
彩は源太の上に身を起こすと、前後に左右に腰を動かし、
その身の望むがままに快感をむさぼった。
自分の上で快感に乱れる彩の動きと、揺れる乳房が
視覚からも源太の快感を増していく。

突き上げる源太の動きも次第に早くなり、二人の呼吸と
肌のぶつかる音だけが部屋に響き渡る。
やがて、彩が堪えきれないように源太に覆いかぶさり
動きを止めた腰とは裏腹に、熱い襞がひくつきながら絡み付く。
その締め付けに、源太もついに限界に達してしまった。
782【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:14:51 ID:b5aOMLoz
布団の中で抱き合い、軽く唇を重ねる。

「一休みしたら、彩さんの家に送ってくよ」
と、囁くと
「彩で…呼び捨てでいいですよ。」
と、甘えた声で応える。
「そうか、そうだな。じゃ、彩さ…彩もですます調は止めてくれよ。」
「そうね、源太さん…ううん、源太」
お互いに照れたように視線を合わせて、もう一度キスを交わす。
ぎこちない二人の関係は、まだまだ始まったばかりなのである。


(おわり)
783【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 12:15:39 ID:b5aOMLoz
以上です。
読んでくださった方ありがとうございます。
お目汚し失礼しました。
784名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 12:49:19 ID:y1KsRG7m
GJ!
気を利かせるダイゴヨウ可愛いなw

あとスレの変な空気はスルーして赤桃も投下してくれると嬉しい。
というか読ませていただいた立場でこんなこと言うのは申し訳ないけど、
このスレ正常化するのは職人さんが来た時くらいなのに、
職人さんまで変なのに構い始めると荒らしが更につけあがるからどうかスルーを徹底して欲しい。

スレ住人は言わずもがな。
785【真剣金彩】恋酔夜:2009/12/01(火) 13:44:12 ID:b5aOMLoz
GJありがとうございます。
スルースキルなくてすいません。
ちょっと時間がないので、多分明日投下しに来ます。
明日来れなかったらごめんなさい
786名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 15:50:12 ID:4wKG+Ii+
誘い受けウザイ
殿桃なんてもう出尽くしたんじゃない?
空気読んで引っ込んでていいよ
787名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 16:49:39 ID:QAxaMHKR
とまあ余計な気を使うとこうなるワケだ
788名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 18:03:23 ID:50H6y/g7
GJ!
放映からずっと源彩待ってた!
甘えてる彩さんとか呼び方直しあうとかかわいすぎる!

赤桃も楽しみにしてます。職人さんあってのこのスレだよ。
789名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 19:49:34 ID:Fe2fLkiO
>>786 おまえが引っ込んでろ。
790名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 20:11:46 ID:yQZzMLGb
>>786
ここはどんなカップリングも自由なの!
791名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:08:07 ID:Pdc/aTz5
>>786
今さら殿桃はないよね
公式でフラグ折れまくりじゃんw
それより来週にむけて殿黄が読みたい!
792名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:14:11 ID:fKT71Ue/
>>778
GJ
793名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:17:34 ID:05SmgrYy
>>778
GJです!
金彩密かに萌えていたので嬉しいです
はっちゃけ金と彩さんみたいな落ち着いた大人の女性の組み合わせって好きだw
赤桃もそれ以外のカプもお待ちしております
794名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:19:59 ID:fKT71Ue/
途中送信すまん
>>778
GJ
ピュアな感じでいいなあ
そういや源太は童貞なのかね
殿様は童貞っぽいけど
795名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:22:24 ID:AI6URvff
>>778
GJ!彩さん色気あって素敵だったよねぇ。
グルメ本にも載ったし、本を頼りに密かに源ちゃん探してたら萌える!
しかし源ちゃんととラブホってここの鉄板ネタになる予感がするのは、私だけかw
796名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:42:32 ID:UAkN7XN2
源彩きたわぁ!ありがとう、職人さん!
源太とラブホか…どこに住んでるか謎だもんなあ。
797名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 02:54:33 ID:z1E5LUKy
殿黄よりもどちらかといえばほのぼの甘酸っぱい緑黄が好き


というか殿は誰か一人にだけいれこむんじゃなくて全員平等に大事にするようなキャラだと思うから。

確かに殿を慕う黄色は可愛いけど。
798名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 03:20:56 ID:7Dgcq6RP
>>797
だったら緑黄について語ればいいのに
799名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 05:43:53 ID:lDAF7Ugm
>>797
緑黄もいいよね〜。純粋で
自分は殿黄←緑が好きだ
殿黄←坊ちゃんもいいな
あ、これは本編まんまか

>>798
なんでわざわざケチつけるのかなぁ
空気悪ぅ・・・
もしかしていつものモサヨモサヨうるさい人?
800名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 06:36:50 ID:Eeyvfl0E
源彩GJ!

職人さん達はどんな組み合わせでも投下してって下さい。
今年も去年以前もどんな組み合わせでもどんとこいだ!
801名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 08:11:58 ID:4oUG1IVs
>>799
モサヨ乙
802名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 08:22:47 ID:iA6PIw7V
はいはい釣られないの
803名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 08:57:39 ID:b3U/9Uy+
>>794
黄に抱きつこうとしたりはしてたけど、源ちゃんはいざって時オクテっぽいな
あぁいう跡継ぎ大事な家の当主は、結婚して子供の作り方知らないじゃ
話にならんから、口の堅い年増女に筆おろし頼むって聞いたことがある
殿は童貞ではないと思うなぁ
804名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 09:26:54 ID:z1E5LUKy
>>798
そうだね、せっかくなら緑黄語らないと損だよね!

緑黄はエロよりも個人的には二人で仲良く笑いながらじゃれあってるのが好きだ。
でもほのぼのしつつもたまにちょっとお互い意識してみたりしてるとなおよし!そしてそんなちょっとした空気の変化を緑がごまかしてればいい。和む可愛い。

でもまだカップルとはいえない状態で煮え切らない状態がいい。くっつく前のちょっと戸惑う感じがいい。

黄色は殿を尊敬しつつもちょっと意識しちゃっててもいい。それを見た緑はしょうがないと思いつつ複雑な気持ちになればいい。

あれ?ここまで書いてこれは緑黄なのだろうか。くっついつないや。
どちらかといえば緑→黄→殿→皆大事のラブコメ的な一方通行に近いな。くっつかない萌えだからスレチなのかな……しかし萌え。
桃も殿気にしてるのは萌え。でも個人的にダイゴヨウと桃が好きな組み合わせ。
青は……カップリング想像しづらいw
805名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 09:28:03 ID:9k6BI93s
>>803
女黒子×殿で筆おろしという電波を受信した
806名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 10:03:19 ID:byCjdU6f
昨日の>>778且つ>>539です。
真剣赤桃投下します。
>>548-551様のやりとりで妄想が加速しました。
ありがとうございます。

タイトルは【境界線】
>>539の続き、第三十九幕前後になります。
いやな方はスルーをお願いします。
807【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:04:13 ID:byCjdU6f
その会話が茉子の耳に届いたのはほんの偶然だった。

「やっぱ、初めてがプロってのはちょっとさぁ」
「千明若いな。そんなことが通用するのは10代までだ。
考えてみろよ。丈ちゃんがお嫁さんもらうとするだろ?
相手はいいとこのお嬢さんに決まってる。当然処女だ。
そんときに、優しくリードしてやらないとお殿様として
かっこがつかねぇじゃねぇか」
「いやいや、丈瑠の結婚とか、例え話だろ。
だいたいなんで相手のこと具体的に決め付けてんだよ。」


千明と源太の会話を聞き、心臓がドクンと大きな音を立てた気がした。

丈瑠にお嫁さん…?
考えたこともなかったけど、志葉家の当主ならありえない話じゃない。

気が動転してしまった茉子は、その後の千明の発言など頭に入るはずもない。

なんでこんなに動揺するんだろう。
鼓動が早い。胸が痛い。
丈瑠の隣に知らない女の人が並ぶ…そう考えるだけで苦しくなる。

茉子はようやく自分の気持ちに気がついた。

私…丈瑠のことが好きだ。
…殿様とか仲間とかじゃなく、一人の男性として。
808【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:04:37 ID:byCjdU6f
その晩、丈瑠は自室で一人考えていた。
というのも、最近源太が妙な誘いを掛けてくるからだ。
当然その誘いは断るとしても、夜も遅くなると、つい余計なことを考えてしまう。

千明はあのとき、「大人の男なら当然」と言い、流ノ介も源太も
否定はしなかった。
ならば、大人の女性である茉子は…?

流ノ介がなれない環境で落ち込んでいたときや、
源太が変身できずにいたとき、
当然のように肩を抱きしめ慰めていた茉子。
その姿を見て、茉子の母性を微笑ましく思いながらも、
丈瑠は同時に胸に何か重いものを感じていた。

茉子のことを思うと、自分でも整理のつかない感情が湧き上がる。
このまま自分で慰めて、この迷いを共に吐き出してしまおうか。

手を下腹部に伸ばしつつ、自分の中にある茉子を呼び起こす。
そもそも、親しい友人というのは幼少のころに別れて最近再会した源太くらいの
丈瑠にとって、同年代の女性に名前を呼び捨てられるというのは、初めての事だった。
意識するなというほうが難しい。
『丈瑠』
丈瑠の心を探るかのように呼びかける声
『丈瑠』
作戦中に決断を促す声
「丈瑠」
あたりを憚る囁くような声
「丈瑠?いるんでしょう?」

「まっ茉子か?」
はっと手をひき、衣服を正す。
心臓が早鐘を打つが、努めて平静を装う。

「うん、そうよ。入っていい?」
許可を得ると、丈瑠同様寝巻き姿の茉子はするりと
丈瑠の部屋に入り込んだ。

「どうしたんだ、こんな時間に」
「うん、ちょっと…ね。
灯りがついてるから大丈夫かなって思ったけど、
返事がないから寝てるのかと思った。」
少しおどけた感じで茉子は笑った。
丈瑠は、目覚めかけていた欲望をなんとか押さえつける。
「少し考え事をしていただけだ。それよりも何の用だ。」
問いかける丈瑠に、茉子は言い辛そうに視線をそらし、
少しの躊躇いの後に口を開いた。
809【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:05:03 ID:byCjdU6f
「あ…あのね、……源太と千明が話してるのを聞いちゃったんだけど…」
「なっ…!」
先ほどとは違う理由で、丈瑠の鼓動がまたもや早くなる。
「あの話って…本当…なの?」
茉子がちらりと上目遣いで丈瑠の表情を伺うと、その顔は明らかに紅潮していた。
「ほ…本当だったら何か問題とでも言うのか?
わざわざそんなことをからかいに来たのか。悪趣味だな。」
弱いところを突かれた気がして、丈瑠は思わず攻撃的な言葉を投げかけてしまう。

…否定しないってことは…本当だったんだ。
茉子は目の前が暗くなった気がした。
ただの噂話でヤキモキするのが嫌で、居ても立ってもいられずに
直接確認しに来たのはいいが、実際に肯定されると、自分の感情をどう
処理していいのかわからなくなってしまう。

座ったまま固まってしまった茉子を見て、丈瑠の動揺は更に大きくなった。
…性体験がないのは、そんなに変なことなのか?
「もういいだろう!時間も時間だ、帰れ!」
声を荒げて、丈瑠は茉子の腕を乱暴に掴んだ。
と、茉子はその腕を逆の手で押さえ、丈瑠の目を見つめた。
思わず力を抜くと、ぐっと腕を引き寄せられ、バランスを崩してしまった丈瑠は
そのまま畳の上に倒れこんだ。
すかさず茉子が上に覆いかぶさると、強引に唇を重ね合わせた。

突然の出来事に身動きが取れない丈瑠の唇に、最初は合わせるだけだったが、
少し離れては上唇を啄ばみ、その輪郭を舌でなぞり、
ついで下唇にも同じ動きを重ねる。
閉じた唇の間が茉子の唾液によって湿らされ、滑りがよくなった隙間から
舌が進入を試みる。
軽く唇の内側をなでられ、緩んだ丈瑠の口から吐息がこぼれる。
「ま…こ…ちょっと…待て…」
一旦唇を離すと、丈瑠がさすがに抗議の声を挙げたが、
その勢いは先ほどまでとは違い、力のないものだった。

一方の茉子は、思いつめた表情で丈瑠を見つめ
「いや?あたしじゃダメ?ずっとなんて言わない。今だけでいいの。」
そういうと、手を下の方へと滑らせた。
そこには、先ほど強引に押さえつけたはずの欲望が唇の刺激により
再び目を覚まして、その存在が寝巻きの上からも分かるほど膨張していた。
「今だけでもいいの…」
耳元で同じ言葉を繰り返し囁くと、茉子は耳朶をそっと口に含み、
周辺を舌先でなぞった。
右手は持ち上げられた寝巻きをさすり、左手で髪をかき混ぜる。
耳から伝わるくすぐったい様な刺激が、電流のように腰を伝い
屹立しようとする欲望に溜まっていく。
甘い刺激が丈瑠の頭の先まで痺れさせる。

ふと千明の言葉が頭をよぎる
『好きな相手が目の前にいて、相手も自分のこと好きだって言ってくれてんのに
なにもしないわけないっしょ』
…そういうことか。
侍たるもの、などと言って今茉子を拒んだとして、一体何が得られるというのだ。
自分も茉子も、互いに傷つくだけではないか。
810【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:05:33 ID:byCjdU6f
「今だけなんて…言うな」
「え…?」
顔を上げた茉子の首に手を回し、自分から唇を近づける。
先ほどされたように、舌を唇の裏側に這わせると、茉子の舌がそれに応え
丈瑠の舌の裏側を刺激する。
互いの舌と吐息を絡ませながら、丈瑠の手は茉子の首から肩へ、
肩から胸元へとその位置を変えていく。
丈瑠の体に押し付けられていたその膨らみを両手に収めると、
柔らかくその形を変えるように揉みしだく。
それに応えるように、茉子は丈瑠の腹にまたがり、上体を起こすと
ゆっくりと丈瑠の寝巻きのボタンをはずし始めた。
露になった胸に手を這わせ、指先でその先端の飾りを撫でる。
ひやりとした刺激に思わず丈瑠は息を呑んだ。
「ここ感じるんだ?」
挑発するような囁きに「冷たいからだ」と強がるが、言葉とは裏腹に
指先の動きに呼応するように、その飾りは硬さを増していく。
輪郭をなぞり、先端を撫で、軽く爪を立て、優しく摘む。
丈瑠がお返しとばかりに、茉子の寝巻きの裾から手を差し入れようとするが、
するりとかわす様に胸の先端に口づける。
「うっ…」
指先とは違う熱い刺激に、思わず声が漏れ、腰が浮く。
構わずに茉子は唾液を舌に絡め、屹立した飾りを舐め、吸い、甘噛みし、
空いている方には指による刺激を送り続けた。
もはや観念した丈瑠は、胸元の茉子の髪に指を絡ませ、
されるがままになっている。
しかしちょうど茉子の胸の下に位置する丈瑠の欲望は、すっかり膨張し、
直接の刺激を求めて蠢く。
茉子は、空いた右手を腰に沿わせ、寝巻きの中に手を入れると、
下着の上からその高ぶりを下からそっとなで上げた。
外気にさらされていた指先が衣服の中の体温で温められると、
下着の中にその手を潜り込ませ、逆の手を寝巻きと下着に掛けると
丈瑠の腰は待ちきれないとばかりに浮き上がり、自ら衣服を下へずり下ろした。
露になった高ぶりにそっと茉子は口づけると、それはぴくんと跳ねた。
先端からにじみ出た液体を唾液に絡ませ、笠に塗りこんでいく。
根元からゆっくりと舐め上げ、ようやくその全体を咥え込んだ。
「うっ…ぁ…」
突然の熱く湿った感触に、たまらずあがってしまった丈瑠の声を
愛しく聞きながら、茉子の口と手は途切れずに愛撫を繰り返す。
声を殺しているものの、息は荒く、丈瑠が感じていることが伝わる。
茉子の髪に絡ませていた指に徐々に力が入り、息遣いは激しくなる。
「茉子…もういい…」
さすがに口の中はまずいと思い、腰を引こうとする丈瑠の、
爆発寸前の物を茉子は更に深く咥えて強く吸い上げる。
「っ…!」
逃げることもかなわず、丈瑠は茉子の口腔内で果ててしまった。
811【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:05:55 ID:byCjdU6f
…にっがぁ…
口の中に放たれた精を無理やり飲み込んで、茉子は一息ついた。
勢いでここまでしてしまったけれど、実はキス以上の経験のない茉子は
この後どうすればよいのか途方にくれたのである。

男の人ってイった後はもう疲れ果てちゃうんだよね。
寄り添って横になったりしたらウザイかな…?

丈瑠は仰向けになったまま手の甲で表情を隠しているので、
その感情を窺い知ることはできない。
小さく溜息をつくと、乱れた寝巻きを整え、髪を手で梳かし
部屋に戻ろうと腰を浮かしたところで手を掴まれた。

「たけ…る…?」
これは…怒ってる?

怒りを含んだような真剣な表情で茉子の顔を見つめたかと思うと、
上体を起こしぐっと腕を引き、茉子を抱き寄せて
「随分と慣れてるんだな」
と耳元で囁き、そのまま今度は逆に茉子を押し倒した。
「えっ…慣れてって…えっ?えっ?」
丈瑠の怒りの理由は嫉妬なのだが、心当たりのない茉子は
訳が分からないまま、丈瑠に口を塞がれ寝巻きのボタンは外され、
いつの間にか上半身を曝されていた。

茉子にされた事をそのままなぞるように、丈瑠は茉子の胸のふくらみに
手を伸ばし、乱暴に先端をなぞり摘み引っかき、徐に舌で弄び始めた。
「あっ…やんっ…んん…」
茉子は腰を捩り逃れようとするが、当然ながら丈瑠の鍛えられた腕から
逃れられようはずもない。
「どうした?さっきお前がしたことと同じだろう」
そういうと、丈瑠の手は茉子の腰を降りていった。
足の付け根をなぞると、もぞもぞと膝をこすり合わせるその足を覆う寝巻きを
強引に剥ぎ取り、下着の際に指先を這わせた。
「ひゃっ…はぁん…」
まだ誰も触れさせた事のないその場所の周辺を、焦らす様に指で撫で回し
時々下着の上を掠めるように触れる。
直接触れても居ないのに、下着の上からでも潤ってきていることがわかる。
丈瑠の指に合わせて揺れる腰の下に腕を回し、そっとその下着も脱がせ、
茂みの下の潤いを指で絡みとった。
「やっ…!ちょ…」
腰を引いて刺激から逃れようとするが、丈瑠は簡単に茉子の足を開き、
その膝を肩に担ぎ上げた。
「やだ!やっやめ…」
あられもない姿に抗議の声を挙げるが、丈瑠はお構いなしに顔を茂みにうずめ
滲み出る源泉に舌を這わせた。
くちゅくちゅと音を立てる自分自身の体に、更に羞恥心を掻き立てられ、
それがまた快感を増していく。
「あっ…は……はぁっ…ん」
波に揺られたように、ふわふわと快楽に身を委ねる茉子だったが、
その舌と共に丈瑠の指が、まだ侵されたことのない秘裂に差し込まれたとき、
急に現実に引き戻された。
「だめっ!」
足を折り曲げ膝を閉じ、丈瑠の頭を無理やり押し返す。
812【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:06:18 ID:byCjdU6f
突然の拒絶に丈瑠は一瞬呆然としたが、恐る恐る問いかけた。
「茉子…初めて…なのか?」
「そうよ!当たり前じゃない!」
顔を赤らめ、顔を背ける茉子を見て、丈瑠は妙な可笑しさがこみ上げてきた。
あの手と口の使い方が、初めて?
そもそも俺が未経験なのをからかいに来たんじゃなかったのか?
「なによ。笑ってるの?だって…」
顔を背けたまま、小さな声でつぶやく
「本当に好きな人じゃないと…いやじゃない…」
丈瑠の中に、愛しさがこみ上げてくる。
茉子を抱きしめ、頬に額に瞼に唇に口づけする。
「俺と同じじゃないか…」
「え…?」
すぐには意味が分からなかった茉子が、信じられないような表情で
丈瑠を見つめる。
「なんだ?それをからかいに来たんじゃないのか?」
「失礼ね!そんな悪趣味じゃないわよ。
…その…丈瑠が…結婚するっていうから…?」
躊躇いながら茉子が問うと、丈瑠は呆れたように息を吐いた。
「源太だな。あいつが勝手に思い込んでるんだ。」
ほっとした様に丈瑠の肩に額を押し付ける茉子の髪を梳き、
仕切りなおし、といった風に丈瑠は再び茉子に覆いかぶさった。

ゆっくりと、茉子の反応を確かめるように、胸の頂に口づける。
硬いそれを舌で転がしながら、右手をゆっくりと下ろし
先ほど拒絶された秘裂を守っている柔らかな膨らみに指を這わせた。
「ふぁ…ん…」
覚悟を決めた茉子も、受け入れようとはするが、入り口は固く閉ざされ
なかなか侵入を許そうとはしない。
「いたっ」
ようやく第二関節まで入ったが、茉子は苦しそうに顔を歪めている。
「大丈夫か?」
「大丈夫…でも、…もう少し……待って…」
痛みに慣れようと、目を閉じて力を抜こうとゆっくり呼吸する。
丈瑠の指を締め付ける熱く柔らかな壁が、じんわりと湿り気を帯びてくる。
その潤いを確かめようと軽く指を曲げると
「はんっ…」
茉子が背を反らせて甘い声で鳴いた。
それを許しととった丈瑠の指は、ゆっくりと熱い壁をほぐしにかかる。
「あ…あぁ…ん…」
丈瑠の指の動きに合わせて、茉子の腰が揺れる。
二本の指を受け入れ、十分にほぐれた入り口に、己の高ぶりをあてがう。
茉子が少し体をこわばらせ、丈瑠の首に手を回した。
「いいか」
小さくうなずいた茉子の背に腕を回し、細い腰に少しずつ体重をかける。
熱い締め付けが、丈瑠の腰に電流を走らせる。
破瓜の痛みに眉を寄せながら、茉子が丈瑠にしがみつく。
絡み付く襞が潤みを帯び、妖しく蠢いて丈瑠の腰が自然に動き出す。
「あっ…ん…あっあっあっ」
丈瑠の腰のリズムに合わせて、茉子の口から嬌声がこぼれる。
リズムが早くなり、丈瑠の呼吸が荒くなる。
昇りつめた快楽を、丈瑠は茉子の体の上に吐き出した。
813【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:07:11 ID:byCjdU6f
源太の思い込みも困り者だが、そこからこうなるとはな…

腕の中で目を閉じる茉子を見下ろし、丈瑠はふと笑った。
その気配で、茉子が顔を上げる。
「どうしたの?」
「いや…」
言葉にしない丈瑠を不思議そうに見つめるが、問い詰めることはしない。

笑った理由は分からないけど、分からなくても不安は感じない。
考えてみれば、丈瑠の真意を探ろうとしてばかりで、
私のほうが自分のことを晒そうとしてなかったかもね。

茉子も、そう思うとふふっと小さく笑った。
「なんだ?」
「ううん、なんでもない」
頭を振ると、もう一度丈瑠の腕の中に顔をうずめる。
「しあわせだなって」
少し照れながら答える。
恥ずかしくても、思ったことはちゃんと伝えよう。
自分の感情を表現するのは苦手だけど、
思いが伝わることは、幸せなことなんだって分かったから。

「そうだな」
丈瑠もそうつぶやいた。
感情も、弱さも、他人には知られたくないものだが、
だからこそ、隠すと更に弱点になるのかもしれないな。

似た物同士の二人は、お互いに小さく笑いあって眠りについた。






とある島での異変が伝えられたのは、その翌日のことだった。



島から帰還したその晩、茉子は丈瑠の部屋を訪れた。
「入るな。夕べのことは忘れろ。」
襖の向こうからの冷たい拒絶。
分かっていたけど…
うつむいた茉子だが、くっと顎を上げ、これだけはと細い声を振り絞った。
「昨日のことは忘れない。
言ったでしょ、もう自分の感情をごまかしたりなんかしないんだから。
それが弱さにつながるとは思わない。
あたしは丈瑠が好き。それだけは忘れないで。」
ようやくそう言うと、身を翻して駆けていく。

丈瑠は顔を上げることもなく、ただ黙って足音が遠ざかるのを聞いていた。

…俺には…そんな感情は許されないんだ。
ただ…もっと強くならなければ。……もっと…

握り締めた拳を見つめ、そう心の中でつぶやく。
しかし、茉子のまっすぐな瞳から目をそらすことしかできない自分の弱さに
まだ気がついていなかった。


(終わり)
814【真剣赤桃】境界線:2009/12/02(水) 10:08:00 ID:byCjdU6f
以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。

昨日の作品にGJくださった皆様もありがとうございます。
815名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 11:05:12 ID:kGA3vyJk
>>814
GJ!
816名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 11:30:14 ID:iA6PIw7V
>>814
切ないなぁ
GJ!
817名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 12:37:07 ID:fa1ynVlg
あなたが>>539さんか!
>>539がめちゃくちゃ自分のツボだったから、続編が読めて嬉しい。
とにかく超GJ!
818名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 13:43:43 ID:XhU4dXcq
規制解けたと思ったら赤桃きてた!
昨日の金彩も今日の赤桃もGJ!
本編にしろこの話にしろ、最後は皆幸せになればいいなあ。
819名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 14:37:26 ID:W+ppRi+c
>>814
GJ!

>最後は皆幸せになればいいなあ
金彩・赤桃・緑黄・あと青茶で丸く収まりそうだなw
820名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 15:06:49 ID:9k6BI93s
ブラウンさん自重しろ
821名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 15:28:19 ID:kGA3vyJk
つまり赤黄バージョンなら
赤黄・青桃・金彩・緑茶と申すか。
822名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 15:36:53 ID:z0JPPW3Y
緑と茶って接点殆どないじゃん。
そのまま緑桃でいいんじゃない?
姉弟みたいでこの組み合わせも好きだ。

つーかみんなどんだけ茶好きなんだよ。
青には朔太郎さんも…ゲフンゲフン
823名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 16:05:44 ID:b3N1LQwA
>>821
お前は緑茶言いたいだけちゃうんか。
824名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 16:31:04 ID:z1E5LUKy
緑茶おいしいです(飲料的な意味で)
825名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 21:55:58 ID:jj9RUWaJ
>>814
すばらしい
GJ!
826名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 06:38:29 ID:B/Jdtkm5
>>814
桃のイメージピッタリだったよ
高齢処女でガッついてるとことか特に
妄想オチだったら完璧だったな
てかこうゆうの書く人もやっぱ高齢処女で妄想ばっかしてるの?
きもいね〜
827名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 08:02:13 ID:whabg1qi
…ここで流水…、もとい流れを読まず最近の萌えを吐き出してみる。

この前救急のVシネを見て、ゲストの字ー句(大連赤の人の方)とキョウコ先輩が
何かいいかと思うようになった。
仲間や恋人を失い心を閉ざしていた字ー句が、恋人そっくりのキョウコ先輩に心を
開き、キョウコ先輩も彼の優しさを分かるというのがお約束だがいいし、キョウコ
先輩が字ー句の意志と共に着装して辰巳兄妹と一緒に戦うのも燃える。

救急は兄妹戦隊でまだ二次も今ほど無かったが、男女では赤と見合い相手の総監
令嬢や青と高校の同級生で萌えているよ。
緑も女運は無かったが(女子大生3人に振り回される話は災難としか…)、黄は
女性ゲストがらみの話が無かったのが物足りなかったけど(黄&桃の年少組での
話はあったが)。
あと桃は、個人的にはなんだかんだ言っても長兄の事が今の時点では1番だと
いいと思っている(失恋した初恋の相手がタイプが全く逆なのはその裏返しで)。
828名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 19:51:34 ID:KUtzTwS6
兄弟の戦隊は妄想が難しいと思ってたけど、マジレンジャーは意外と妄想できたな。
魁と山崎さんとか、麗姉ちゃんとヒカル先生とか。
829名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 20:30:10 ID:B/Jdtkm5
殿黄は来週まで待った方がよさそうかな・・・
まぁあと3日たてば、公式で見られるんだけどね
830名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 20:59:34 ID:SbrzMDpL
>>829
遠慮せず投下しろ!
いや、して下さい。お願いします。
831名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 21:16:41 ID:ZxzQXYXf
>>829
投下してさえくれればいつでもおk

と言いつつ早く読みたい
832名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 21:56:20 ID:hjwlm1Gn
誘い受けうざい
833名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 22:17:09 ID:2F+WaVES
せめてIDは変えるべきだったね。
素直に投下を喜べないよ。
834名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 22:32:35 ID:RW6PO0ny
うわぁ…本当だ 
職人さんにはそんな人はいないと思いたかった
835名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 22:33:23 ID:ZxzQXYXf
IDとか今気付いた


まいったぜ…
836名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 22:55:37 ID:J8NUp/Kt
単に、他の人の殿黄投下を待ってるだけじゃないの?
投下をするとは、書いて無いぞw
837名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:05:14 ID:aKVlC/2q
これはひどい
838名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:37:53 ID:5/l94Gpp
空気読めない俺様が通りますよ。

・・・茶って誰?
839名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:42:46 ID:gMfuRO8X
また真剣厨のイザコザか
840名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 23:48:54 ID:8UgL58Ya
あーはやく来年の船体始まらないかなー(棒
841名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 00:08:28 ID:d7dz4yt4
>>840
船が見たいなら海に池
842名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 00:12:17 ID:sTGt9uBR
>>828
同じヒカル先生でも、天空聖者サンジェルと麗のエロが萌える。
サンジェル(に限らず天空聖者)って結構グロテスクだよね。
そんな人外に犯され、いやダメでも大好きアソアソしちゃう麗ちんとゆー妄想。
843名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 01:47:13 ID:innBWcr7
人外と言えばターボのキメンボーマ×小夜子母だな
ファイブマンのバルガイヤー×メドーは…でかさが違いすぎるかw
実はチェンジのゲーター夫妻も好き。ラブラブすぐるw
844名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 13:13:49 ID:Bj+4FOsX
ここで唐突に忍風を投下。
忍風藍×青です

・保管庫収録の「魔剣と風船 その数日後」の続きです
・今回もまたエロなしです(次回こそ頑張るのでどうかご勘弁を)
・苦手な方はスルーでお願いいたします

また今回の投下に関係ありませんが、もし保管庫の管理人様が
これを見ていましたら、保管庫の爆竜青ぽん「なんちゃって女子高生!」を
「アバレなんちゃって女子高生!」に訂正していただけますでしょうか。
無理ならかまいません。
こんなところで訂正を申し立ててすみません。

タイトルNGワード用つ 【忍風藍青】単位と朴念仁
845【忍風藍青】単位と朴念仁 01:2009/12/04(金) 13:14:31 ID:Bj+4FOsX
 厳しい冬が終わり、森のあちこちに春がやってくる気配を感じる。
(好きだなあ、これ…… )
 少しだけ暖かくなった日差しに優しく包まれる、この感じ。この匂い。
 隠れている木の枝の上で春ののどかさにふとほっこりしてしまい、七海は振ってくる殺気に気づくのが遅れた。
 ヒュウッ。
 鋭い唸りを伴う刀をかろうじて避けたものの、二手目が篭手を掠る。まずい。
「ハッ!」
 転がり跳ねながら体制を整え、反撃の手裏剣を放とうとしたところで、鼻先に木刀がぴたりと止まった。
 は、速すぎ……。
「参りました」
 肩を落として降参する。悔しげに見上げれば、そこには一鍬の涼しげな顔があった。
「油断したな」
「ごめんなさぁい。はぁーあ、また一鍬に一本とられちゃったー」
 七海がぷーと頬を膨らますが、一鍬はついと目をそらしてそっけなく言う。
「このままでは、卒業出来んぞ」
「わかってますってば。あーあ、ジャカンジャ倒したんだから、補習なんか免除してくれたっていいのにぃー」
 七海は嘆いた。
 そう、もうすぐ、卒業なのだ。

846【忍風藍青】単位と朴念仁 02:2009/12/04(金) 13:15:13 ID:Bj+4FOsX
 邪悪な宇宙忍者群を倒し、地球の未来を守った宇宙統一流創始の忍者。
 そんな自分たちは当然忍風館を卒業できるかと思っていたのに、現実はそう甘くはなかった。
 ハムスターから人に戻った日向館長は、無情にも落ちこぼれ三人組に補習を命じたのである。
 そして教官不足という理由で、一甲と一鍬に三人の面倒を見させているのだった。
 筆記の単位が足りない鷹介と吼太は今、一甲にスパルタ式で猛勉強させられている。
 一方七海は実技単位が足りなくて、一鍬にこうして鍛えられているのだった。
 補習の間、一鍬と二人きり。
 ちょっと甘い妄想を抱かなかったわけでもない七海だったが、しかし教官代理としての一鍬は、予想以上に厳しかった。

「あーもう悔しーっ! でも、ジャカンジャと戦ってるときの方が、あたしもっと強かったような気がするのになあ」
「確かにそうだ」
 一鍬が笑いながら同意したので、七海はムッとして言い返した。
「もおっ、ひどい。どーせ弱くなりましたー」
「そ、そうではないっ」
 ちょっとむくれて見せただけなのに、一鍬は真に受け、慌てて首を振っている。
 やだ、ちょっとかわいー。
 いや、そーゆー場合じゃなくて。
 七海は、マジメな顔を作って問い返した。
「そうじゃないって、じゃどういうこと?」
「護るものがある時に強い、そういう人間だ、お前は。鷹介も、吼太もな」
「えっ?」
 七海は目を丸くした。
「それって…… もしかして、一鍬、褒めてくれてるの???」
「っ、悪いかっ」
「ううん、悪くない」
 七海の顔がほころんだ。
 それは褒められただけじゃない。一鍬が顔をそらしていて、長髪の間から覗いている耳朶が見る見る真っ赤に染まっていくのに気づいたからだ。
「ねーねー、一鍬ぅー」
 ちょっと意地悪な気持ち混じりで、今彼がどんな顔をしているのか、見たい。
 七海は好奇心いっぱいに回りこんで顔を覗こうとして、しかし一鍬は見られまいと顔を逸らす。でも七海は見たくてまた回り込む。
 そんなことを繰り返すうちに、七海が躓いた。
「きゃっ」
「七海っ」
 咄嗟に抱きとめようとした一鍬だったが、はっと二人の距離が近すぎてしまうことに思い当たり、また離してしまった。
「ぎゃっ、ちょっと!!」
 慌てた七海がしがみつく。
 ドサッ、ドン。
 気がつけば、七海の上に一鍬が覆いかぶさる形で、二人とも草むらに倒れているのだった。

847【忍風藍青】単位と朴念仁 03:2009/12/04(金) 13:15:43 ID:Bj+4FOsX
「…………」
「…………」
 しばしの沈黙の後、一鍬が慌てて起き上がろうとする。でも七海がそれを止めた。
 ジャケットを掴んで、離さない。
「なっ…… なっなっ、なななみ……」
 自分もそうとう顔が赤いだろうなと思いながら、七海は真っ赤な一鍬の顔を見上げた。
「はなっ、離せ」
「イヤ」
 一鍬が喉の奥から変な音を出したけど気にせず、七海は彼のジャケットを握り締め、軽く睨む。
「さっき、あたしのこと突き飛ばしたでしょ」
「つ、突き飛ばしてなどいないっ!」
「うそ。突き飛ばしたもん」
 そう、それは七海の心を傷つけた。
 抱きとめてもらえると期待した分、その傷は、七海にこうして意地を張らせるくらいには大きくなってしまったのだ。
「と、とにかく、離せ」
「いーや!」
 また一鍬の喉奥で、変な音が出る。
(…… 本気でどこうと思ったら、どけるのに)
 そんなことにも気づかないくらい、焦ってるのかな。
 驚いて、戸惑って、今まで見たことがないくらいに動揺して、耳まで真っ赤な顔しちゃって。
 にもかかわらず至近距離で見る彼の顔が相変わらず端正に見えるのは、反則としか言いようがない。
 そして体に感じている一鍬の重さ、暖かさ……
(やだ、あたしヘンだ)
 なんかドキドキする。くらくらする。

「キスしてくれたら、許してあげる」
 半分本気、半分冗談に、じっと目を見て、言ってみた。
 やぁだ一鍬ったら、口パクパクしちゃって。
 自分の上で湯気を立てて動揺している彼を、七海は妙に冷静に観察する。一方で祈るような気持ちもある。
 どーするの、一鍬?
 しかしそう上手くも甘くもいかないもので、突然顔に落ちてきた生温いものに、七海は悲鳴をあげてしまった。
「きゃああああっっ!!! は、鼻血っ!!! ちょっと、一鍬ったらあっ!!!!」
「ふぐっ、ふまんっっ」
 慌てて二人とも起き上がる。

848【忍風藍青】単位と朴念仁 04:2009/12/04(金) 13:16:17 ID:Bj+4FOsX
「…… 大丈夫?」
 鼻にティッシュを詰めたまま気まずく目をそらす一鍬に、七海は声を掛けた。もちろん彼は無言だ。
 な、何か言わなきゃ。
「でも、前よりひどくなかったよね!」
 うわ、何言ってるのあたしのバカバカバカ!!
 やはり一鍬は黙ったままだ。
 もう素直に謝るしかない。
「あの…… ごめんなさい」
「七海」
「は、はいっ!」
 一鍬が口をきいてくれてホッとしながら、七海は彼に向き直る。
「俺をからかうな」
「え?」
「冗談でそういうことをされるのは、辛い」
 飾り気もなくぽつりと言われた。
 七海の胸が、ぎゅっと痛む。
 そんなんじゃない、冗談なんかじゃないと言おうとして、一鍬の言葉が早かった。
「何故なら、俺はお前のことが本気で好きだからだ」
「え…………」
「だからお前にそういうことをされると、俺は…… な、七海っっ!!」
 今度は一鍬が焦る。
 振り返れば、七海がぽろぽろと泣いていたからだ。
「すっ、すまん! 俺が変なことを言ったから……」
 必死な彼に、七海はこれまた必死に首を振ってみせる。
「ちっ、違うの…… う、う、嬉しいから…… 」
 泣き顔で顔をぐしゃぐしゃにしながら、七海は一鍬にぎゅっと抱きついた。
「一鍬ー! あたしも好きだよ、大好きだよーーー!!!」
「………… 七海ぃ!!」
 はっしと彼に抱かれた。
 そのまま彼の胸で、七海はぐすぐすと甘えている。
 七海が落ち着くまで二人は、しばらくの間そうしていた。

849【忍風藍青】単位と朴念仁 05:2009/12/04(金) 13:17:09 ID:Bj+4FOsX
「七海…… 落ち着いたか」
「うん」
 岩に寄り添うように腰掛けながら、七海は肩を一鍬に抱かれている。
 そして七海は言うまでもなく幸せだった。
 まさかこの朴念仁相手に、こーんなに進展できるなんて。
 肩まで抱かれちゃってるよあたし!
 実技が苦手で本当によかったーーーー!!!
 自分の不出来に心底感謝している七海だったが、しかしその時、一鍬が何か言いたそうな様子に気づいた。
「なに? 一鍬、なんかあるの?」
「七海…… 実はその……」
「なあに?」
 七海は小首をかしげて彼の言葉を待つ。
「実技の補習なんだが…… 」
「なによー? はっきり言ってよー」
「ぼ…… ぼっ、ぼー……………」
「ぼー??」
 そしてようやく彼の口から『房術』と出たとき、七海は目を丸くした。
「えっ、だってちょっとそれっ…… え? 必修ってこと?」
「そう言われている」
「!!!! 一鍬はその単位とったの??!!」
 思わず自分でも驚く大声が出た。
 じっじっじっ、実技は誰としたのよーーーー!!!!!
 しかし一鍬はぶんぶんと首を振る。
「いっいや、迅雷義塾では書物で学んだだけだ。が、忍風館では実技があると」
「うっそ……」
「それでつまりその……」
 ようやく一鍬の言いたいことが七海の頭の中に入り込んできた。
 頭のてっぺんから爪先までが、カーッと赤くなる。
 そんな七海を、一鍬がまたきゅっと抱きしめた。
「だから、お前と想いが通じ合えて良かった。卒業に必要な単位とはいえ、無理矢理では良くないと思っていたのだ」
「え、ちょ、ちょっと」
「実は俺も実技は初めてだが…… 七海となら、本望だ。 今夜、お前の部屋に行くぞ」
「でも、あのっ」
 私にも心の準備ってものが……!
 しかし彼もいい加減照れくさいのだろう、次の瞬間雷鳴が響き閃光に目が眩み、気がつけば一鍬の姿はもう見えなかった。

(えええええええええ………… )

 まさか、そんなに進展するなんて。
 しっ、しかも今夜だなんて。
 うっわ、どうしよ。
 暖かい日差しの中で七海は一人、赤くなったり青くなったり、忙しいのだった。

<終わり>
850名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 19:00:46 ID:JgyLKBUg
なんだ、殿黄じゃないのか・・・
851名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 19:03:23 ID:d7dz4yt4
>>844
アバレの職人さん、今度もGJでした!
う〜んニヤニヤする
続きも正座して待ってます!
852名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 20:06:25 ID:fY5qhfP1
>>844
藍ってだれかと思ったらクワガライジャーかwwww
確かにこの二人も良かったよね。
853名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 20:14:18 ID:Y5Vozss0
>>850
もう箇条書きでいいから自分で投下すれば?
高齢処女のキモい妄想でいいからさ。
854名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 20:20:57 ID:xXEkVQ/5
>>844
GJ
ニヤニヤしてしまうなあ
女の子視点は初々しいのがいい
855名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 21:44:03 ID:HdBXdkVt
忍風弟青、超〜GJ!!
はぁ〜寝る前に良いもの読めた〜!ありがとう!職人様!
七海がたまらんく可愛い過ぎる!この二人大好きなんだ!
856真剣殿黄 小ネタ:2009/12/05(土) 07:40:13 ID:MautyinG
殿黄もちゃんと人気あるんだね。未成年だから・・・って思ってたけど安心した〜
でもやっぱ展開的に、今週の放送を待った方がよさそうなので、小ネタを。急造なんで乱文失礼





「殿様は、うちのこと・・・どう思ってるんですか」
丈瑠にキスされた後、ことはが聞いた。
「・・・わからないか?」
「わかりません・・・うち、あほやから」

ちゃんとした言葉が欲しい。わがままかもしれない。でも、ちゃんと心が欲しい。
あなたのことが、大好きだから。
「言ってもらわんとわかりません・・・・・・」
蚊の鳴くような声で、ことはは言った。

涙をこらえ、うつむくことはを、丈瑠はいじらしく思った。
いつでも真っすぐなことはの言葉は、丈瑠の心に真っすぐに入り、熱を灯す。

「お前は、俺のものだ」

自然に出た言葉に、二人で赤面する。
こんなに素直に、と丈瑠は自分でも驚いていた。
「・・・後は言わなくてもわかるな?」
照れ隠しのようにそう言うと、丈瑠は再びことはにキスをした。
そして、この純真な少女に、自分の気持ちをわからせるのには、次はドコにキスするべきか、と考えるが

「はい!うちは殿様のものです!・・・殿様だけのものです!!」
嬉しそうに答えることはの様子に、そんなこと考える必要はなかったのだと知り、まずは首筋へと唇をつけるのだった。
857名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 10:08:04 ID:FhK3GMXV
忍風の職人さんGJです!
忍風館は房術必修ということは、赤と黄はどうしたのだろう…w
858名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 11:04:38 ID:RFw8QT+s
>>856
氏ね
859名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 11:13:15 ID:e/MU6v8i
>>826>>829>>856だったら>>858に同意。

違ったら
>>858
小ネタなりに萌えた。GJ
860名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 11:46:49 ID:50RDX2Mw
>>856
セリフだけ読んだら萌えた
もう少しがんばりましょう

>>859
安価まちがえてね?
861859:2009/12/05(土) 12:04:12 ID:e/MU6v8i
あ、ごめんなさい……

>>856
小ネタなりに萌えた。GJ
862名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 12:22:53 ID:RFw8QT+s
>>859-861
他の職人を侮辱し、何の反省もなく現れる糞厨によくGJなんか捧げるられるなお前ら。

文章の癖が同じだし、厚顔無恥なオーラが透けて見えまくってるんだから
>>826>>856で確定だろ。他人だとか言っても通じないよ。

無礼さが見事過ぎて、赤黄厨は本気でバカなのかネガキャンなのか分かんなくなって来たわ。
863名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 14:02:16 ID:FhK3GMXV
まぁ、誰に向かって話してるか全く分からない空気の読めなさを見る限り…ね

CPはもう関係ないと思う。
釣り堀のターゲットにされたんだなぁと諦めて、うまく交わすしかない。
864名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 15:19:54 ID:JkrqobDF
>>862
落ち着けとしか言いようがない。
自分には正直>>859-861がただGJてるようには見えないんだけどね。
スレにとっては全力で釣られてるおまいよりGJな存在。
865名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 16:50:32 ID:DEmNFF7j
まぁ嫌いなカプをわざと痛々しく持ち上げて嫌わせるなんて
いかにも陰険な腐女子がやりそうなことだよな
気にしないのが吉
866名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 18:14:40 ID:50RDX2Mw
>>862
悪かったよ。ただし自分は殿黄厨じゃないけどね
856はネタ自体は悪くなかったし(文に5W1Hがないのはアレだが)、
嵐かどうかの確信もなかった
だから荒れそうな要素は無視して素直に読んでたんだが
嵐(と疑えるレス)に反応するのも嵐だよな…
これからは気をつけるよ
867名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 07:58:10 ID:3ks2JjTV
源太…実は年上好み…?
868名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 10:44:51 ID:tAdc+81U
金黄否定w
自分死亡www
869名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 11:59:18 ID:5SdbDTGF
赤桃はまだまだ引っ張りそうな終わり方だったね、萌えた
後、茉子ちゃんも気付いて〜ってことはが言った下りで、殿がはっとしていたのにも
870名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 11:59:45 ID:+lRzvNpA
いや、むしろ金に否定されたようでことはショック

源さんへの気持ち自覚

子供っぽい自分否定が強くなった

えっちな特訓で源さんを誘惑
まで想像した
871名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 12:01:44 ID:tjxW+DRZ
えっちな特訓kwsk!
何か萌えるタームだなww
872名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:36:01 ID:tAdc+81U
>>869
それだ!
単純に否定されたと思った自分が情けない…
皆様、読みが深いですなぁ
873名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:36:36 ID:tAdc+81U
>>870でしたorz
874名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 14:07:34 ID:sZCjZGBk
去年といい、今年といい、
なんで男メンバーは仲間のお姉ちゃんに弱いんだろうねw
まぁ、去年は反則ちっくだけどさ。
875名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 15:22:09 ID:YN0w5VH6
>>870
やばい
>ことはのえっちな特訓

これで書いてほしい!
876名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 18:11:36 ID:aeVWjFbQ
金のとみつば(ことはの姉と知らず)が実は出合った〜なんて妄想が
877名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:01:33 ID:aeVWjFbQ
出合った×→出会ってた○ だった、すまん
878名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:03:30 ID:jDkXiSpT
>>876
ありそう。
源ちゃん年上好きそうだったもんな〜
879名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:09:13 ID:JJiFZvSW
つか、みつばは源太より歳上なのは確定でいいのか?
案外同年代だったりしない?

ことはのえっちな特訓、いいねえ。
「源さんに好かれるためやったら、うち…!」と
毎晩こっそり何やらセクシーな試練に耐えるんだな
880名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:12:24 ID:tAdc+81U
茉子×ことはの百合展開しか思い付かんのだが
881名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:47:04 ID:+wGXkFk2
真剣青黄に非常に萌えるのに、なかなか絡んでくれない上に
妄想してもエロくなってくれなくて悲しい
むりやりエロくしようとすると……


外道衆に捕らえられた黄。
アヤカシの術で拘束されたうえ、衣服を剥ぎ取られ
ショドウフォンは男性器の張形に変形させられてしまう。
術を解くには、張形を使い性的絶頂に達しなければいけないという。
しかし未成熟な黄は、達するどころが
張形を挿入することすらままならない。
そこに青が助けに現れて……


なーんてシチュエーションで黄に「いかせて」って頼まれても
青は何もしてくれないような気がする
もっと強力な妄想力が欲しい
882名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:48:15 ID:+lRzvNpA
健気に源太を想うことは

応援しようと、えっちな特訓をしてくれるエビちゃんイカちゃん(notシタリ)

源太に見つかる

四人(?)で仲良くなりました
まで想像した
883名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:02:51 ID:3ks2JjTV
>>881
落ち着いてゆっくり妄想すれ

今はまだ無理でも、
外道衆を倒しまたそれぞれの夢に戻った数年後…
青主催の歌舞伎公演に着物姿で現れる黄、
少し大人びたその風情にドキリとする青。
そして「流さん、うちもう子供やない…」という感じで艶めかしく…

あるいは今の時系列なら、
外道衆に対抗する手段を見つけるため
青と黄が蔵で一緒に志葉家の古文書を読んでいる最中に、
黄が意味が分からない文があると青に訪ねる
→実は房術系
→青大慌て
→その古文書には水と土の相性が良いと書いてある
→前から青のことが好きだった黄は、
「ことはにはまだ早い!…いや、そもそも侍たるもの、こんなことを考えていては戦いの邪魔になる!」と誤魔化した青の行動に傷付く
→「うちはやっぱり子供って思われてるんや…流さんのこと好きになったら、迷惑なんや…」
→青は落ち込んで自分を避けるようになった黄を見て、自分の中の疚しい心を見抜かれたのかと勘違いする
→疚しい心を持ってしまってすまないと正直に謝りにいって、お互い誤解が解ける
→「うち、流さんに少しでもそうやって見て貰えて嬉しい…
流さんから見たらまだまだ子供かもしれへんけど、うち頑張るから、教えて下さい…いろんな事」


ってむしろ自分よくここまで妄想できるな…orz
884名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:37:24 ID:lyFpPOWi
>>883
お美事にござりまする…!
どっちもツボだわwたまらん
885名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:24:46 ID:8YV+n1yi
青黄は学校潜入時の教師青×生徒黄でちょっと危ない妄想も出来るから美味しいじゃないか

昨日の放送で黄がいないことにいち早く気づいたり戦闘時に黄を気遣って声をかける緑を見て
緑黄的に大変美味しかったです
あと金の年上好み疑惑浮上とこの間の職人さんのSSも相まって
唐突に金彩に萌えてきた
また再登場してくれないかな彩さん…
886名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:59:09 ID:Qq22X85F
そういえば、金桃の年の差はどうなんだろう。
同い年か金が上かな?
でも、金は赤と幼馴染で同い年っぽいけど、
赤と桃だと同い年か桃の方が一つか二つ上に見えるんだよね。
887名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 01:17:04 ID:UGLvsO3E
最近緑黄不足で息切らしそうだったけど、今日の本編見て少し回復した。
888名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 05:27:53 ID:Jz6QC/W5
昨日は
・赤が悩みを吹っ切った(表面上?)事を受け止めた桃
・黄を案じる緑
と、大変美味しい回でした。

みつば、回想しかないから妄想してもオリキャラっぽくなっちゃうのが残念だ。
黄の忠義心から見て、みつばも殿様第一に育てられてる。

病弱でお役にたてない。

同じく忠義心一杯の青に慰められる
or
戦えない代わりに殿様の夜伽係

妄想だけなら色々できるんだが…
長文起こすには絡みがなさすぎる
889名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 06:54:43 ID:qXrhp0Uf
・黄への自分のうっかり失言に慌てる金
・知らず知らず赤を立ち直らせてた黄
・仲良し家族みたいな図式に見える青桃+黄
とりあえずこんな具合で萌えたー。
金黄は近所のお兄ちゃんと可愛い娘さんみたいで最近めっちゃ気になる
赤黄も相変わらずよかったなぁ
黄の言動で立ち直る赤が執事回の逆バージョンを見ているようだった
890名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 10:09:32 ID:UY8NItFq
殿は爺とことはが話している時、廊下に立ってたけど
爺が来なかったら笛にひかれてことはのところまで行ってたのかな。
891名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 10:49:50 ID:viIq7+TU
爺と黄の会話を聞くまで拒絶モード入ってたから、やっぱり扉は越せないだろう
892名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 12:20:38 ID:r+LvKv0b
>>891
妄想にマジレスは禁物なんだぜ。
それ言っちゃったら魔法金青や冒険赤桃ぐらいしか進展しないジャマイカ
893名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 16:24:18 ID:blle094f
爺がこなかったら、

殿「ことは、うるさい。夜中だから静かにしてくれ」

だったら外道衆
894名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 16:27:18 ID:H/w7ge3u
>>886
自分のイメージだと、ちびっこ時は金のが赤よりちょっと年上に見える。
桃>赤って説は、桃が5才くらいのときに焼き討ちなんだが、当時の赤が
3〜4才ってことは無い(5〜7才くらいに見える)から違うと思う。

てなわけで金>赤≧桃って感じだと思ってた。
青も加わると金>赤≧青≧桃な感じがする。
895名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:55:50 ID:pDwXEIsV
シンケン青黄でエロ書いていいかな
896名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 00:39:32 ID:yNecasNu
お前の書きたいものを書け
そして投下すれ
897名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:48:32 ID:7dwv+Ljk
もう余程特殊な嗜好でない限り
お伺い禁止にしてくんないかな。
誘い受け乙にも程があるし、
出したいなら腹括れって思う

基本職人至上主義ではあるし
尊敬も感謝もしてるけど、
さすがに続き過ぎて萎える。
898名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 10:39:44 ID:K5psiTnT
ちゃんと投下してくれるなら別にいいや
899名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 11:11:11 ID:NvoXjwos
>>895
青黄は兄妹っぽいからエロあるとなんかキモイ
青黄より殿黄がいいな
900名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 11:30:21 ID:Nn+eY0r8
魔法黄桃スキーの俺に対する挑戦か
901名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 12:43:06 ID:WHBaBwvg
魔法黄桃はいいよなあ
天然甘えたがりなんだけどお姉ちゃんな桃と
クールを気取っててもなんのかんのお姉ちゃんが心配な弟に萌える
902名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 13:54:46 ID:yZNcFnpo
魔法は黄桃と赤黄で美味しく頂いてた。良い姉弟で、本当萌えた!
903名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 13:56:08 ID:yZNcFnpo
致命的な間違いした!
赤黄×
赤青○
904名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 20:49:44 ID:T68utXV4
君ら近親相姦好きか…
まあ、俺も嫌いじゃないけどな!
905名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 21:17:38 ID:Nn+eY0r8
インセストそのものよりも個人的には「タブー」萌えってのが大きいっすね
906名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 02:04:32 ID:t45ej+XA
魔法黄桃に萌えたはいいが、やっぱり姉弟はちょっと…ああ姉弟でさえなければ…
でも姉だからこそあのクールな弟が心配してそこがまた…でもやっぱ姉弟…

という無限ループに悶え萌え続けて視聴しました。
でもアフロ×桃にもあっさりはまりましたw
907名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 02:06:22 ID:PSR/nxpd
轟音金銀が実は血が繋がっていない兄妹だったらって妄想したこともあったな。
908名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 02:34:39 ID:4O0EQjfa
>>870
ことはのえっちな特訓

これ来そうだよ
909名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 09:42:58 ID:fND3D8tp
>>895は結局来ないの?
910名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 10:02:06 ID:fND3D8tp
誰もいないなら今のうちに…
シンケン緑黄投下します。

緑黄バカップルのイチャイチャです。
多少変態(?)プレイかも。
いやな方はスルーお願いします。
タイトルは【シンケン緑黄】甘い誘惑
911【シンケン緑黄】甘い誘惑:2009/12/09(水) 10:02:39 ID:fND3D8tp
今日は訓練も午前中で終わり、午後からは自由となった。
外道衆の襲来もなく、千明とことはは二人で黒子の作った
パンケーキをつつきながら、平和な時間を過ごしていた。

が、ことはが突然
「千明…うちに厭きてきてへん?」
と真剣な表情で問いかけるので、千明は驚いた。

厭きるも何も…ようやくお互いの気持ちを確認し、
こうしてわずかな平和な時間を二人で過ごすことに幸せを
感じこそすれ、厭きるなんてとんでもない!

「なんでそんなこと聞くんだよ?」
と、千明が問い返すと、どうやら先日潜入した鷹白学園で
親しくなったクラスメートから、なにやら余計なことを
吹き込まれたようだ。

「あんな…恵理ちゃんが、男の人は厭きやすいから
マンネリ?防がなあかんって…
マンネリってよう分からんねんけど…」

千明は苦笑しながら、ことはを抱き寄せた。
「あんなぁ、俺はことはとこうやってるだけで
じゅーぶん幸せだから。厭きたりしないから。」
言ってから、我ながらくさい事言ってんな、と照れてしまうが
ことはの不安を取り除くためなら、しっかりと伝えようと
腹を括ったところで

「そんでな恵理ちゃんが漫画貸してくれてん。
参考にしって」

はいはい、少女漫画ね。
参考ったって、せいぜいデートやらキスやら、そんなもんだろ。
そういやたまには映画なんて見に行くのもいいかもな。
そういう意味じゃ、マンネリ防ぐってのも間違ってないか…

と、昨今の少女漫画の実態を知らない故に軽く受け止めた千明だが

「そん中で蜂蜜使ってたんやけど、うちよう分からんけど…
これ、使ってみぃひん?」
そういってことはが指差したのは、パンケーキに添えられたシロップのポット。
912【シンケン緑黄】甘い誘惑:2009/12/09(水) 10:03:01 ID:fND3D8tp
「はぁ?」
思わず大声が出てしまう千明。
「え?ちょ……はぁ?」
顔を覗き込むと、ことはは耳まで真っ赤になりながら
「そんな…うち変なこと言うた?
たまにはうちの方から提案したほうがええって…」
「…マンネリってそっちかよ。
そんなん余計厭きるわけねーよ。大体まだ…」
「か…数えんでええって。」
指折り今までの回数を数えようとする千明を、真っ赤になって止めようと
することは。
と言っても、まだ片手で足りるくらいしか体を重ねてはいない。

「はいはい、で、ことはさんは、そういうのが、お望みな、わけね」
わざとゆっくりと言葉を区切って確認する千明。
抑えようと思っても頬が緩むのはしょうがない。
一体どんな漫画を読んだのか知らないが、見知ったことをそのまま
実践しようと言う素直さを、千明は改めて可愛らしく思ってしまう。

一方のことはは、頭をぶんぶん振って
「ち…違うねん。厭きてへんのならそれでええねん。」
と、自分の発言を取り消そうと必死である。

「まぁまぁ、せっかくことはがそう言うんならしょうがねぇよな。」
なだめながら、千明はさりげなく服を脱がせる。
ことはも、千明にキスされてすっかり抵抗する気も失せてしまった。

「汚れたらあれだし、全部脱いで。」
「…そんなら、千明も全部脱いでな。」
ということで、一糸まとわぬ姿で向かい合って座布団に正座する二人。
913【シンケン緑黄】甘い誘惑:2009/12/09(水) 10:03:22 ID:fND3D8tp
「ちょっとだけな。」
そう言いながら、ポットからシロップをことはの胸に少しだけ垂らす。
冷たさに一瞬身をすくめたことはだが、伝い落ちる液体を
何がどうなのか分からずにぼんやりと眺める。

とまどうことはを見て、千明はくすりと笑い、滴り落ちそうな液体を
舌ですくい取った。
「あっ」
ことはが背を丸めて逃げようとするが、お構いなしにシロップと唾液を
絡めて胸の先端にある突起に擦り付ける。
「え…?…ん…」
ことはの吐息に甘さが加わり、千明の欲情を煽る。
「ことはのおっぱい、甘い」
「やん…いやや…千明…」
恥ずかしそうに身を捩らせることはだが、胸の突起は既に固くなっており
千明の舌で嬉しそうに転がされている。
シロップによって摩擦抵抗は小さくなっているはずなのに、
なぜかいつも以上に感じてしまう。
千明は、伝い落ちたシロップを舌で舐め取り、また先端に戻って唾液と混ぜ合わせ
突起にそれを絡ませることを、執拗に繰り返した。

「…千明…はぁ…あかん…うち……千明…」
うわ言のように名を呼びながら、ことはは自分の体を支えることすら
ままならず、その身を横たえる。
一箇所への集中的な攻めに、既に耐えられそうもなくなっていた。
「千明…お願い…」
泣きそうな声に、千明がようやく顔を上げると、ことはは目を潤ませていた。
「ことは?ごめん、いやだった?」
心配そうに問う千明の首にしがみつき、ことはは小さく頭を振って
「違うねん…他も………さわって…」
消え入りそうな声で囁くと、恥ずかしそうに胸に顔をうずめた。
914【シンケン緑黄】甘い誘惑:2009/12/09(水) 10:03:46 ID:fND3D8tp
…やべぇ…可愛い…
ことはからの可愛らしいおねだりに、千明も更に煽られる。
しがみついていたことはの体を再び横たえ、両足の間に潜り込むと
その膝を思い切り持ち上げた。
「えっ?千明?」
思いがけない事にことはも抵抗するが、男の力に敵うはずもなく、
大きく広げられた秘部が千明の目の前にあらわされた。
そこは、触らなくとも十分潤っていることが分かる。
「ことは、すげー濡れてる」
「いやや…恥ずかしい……もう見んといて…」
ことはは恥ずかしさのあまり手で顔を覆い、いやいやするように頭を振るが
千明はその繁みを手で押さえ、隠されていた小さな芽にシロップを垂らした。
「あんっ」
胸への愛撫で十分敏感になった芽は、小さな刺激にも耐えられず、
ことはは身を反らし、声をあげた。
「あっ…んん……あぁっ…」
千明の舌がシロップと、ことはの中からあふれ出る蜜の二つを混ぜ合わせて
赤く色づいた花びらを押し広げる。
蜜壷と芽を行き来する舌の動きに合わせて、ことはの腰も揺れ、意識は
白くはじけそうになる。
「ち…あき……あかん…んっ……うち……もう……ああっ」
一際大きく身を反らすと、膝を固く閉じ千明を押し出してしまった。
息は大きく乱れ、全身が汗ばんでいるようでもある。

これは…もしかして
「ことは…もしかして、イッた?」
「へ…?」
朦朧とした状態で、何を問われているのかも分かっていないことはだが、
それが逆に千明に確信を持たせた。
「そっかー。そうか、うんうん」
満足げに頷く千明に、体を丸めてぐったりとすることは。
しかし、千明がことはの下腹部に手を伸ばすと
「あかん!今はまだ…」
と、拒絶されてしまった。
初めての絶頂で全身がまだ敏感になっていることはは、
今千明を受け入れる事に恐怖を感じていたのだ。
そうとは分からない千明と、その下半身がしょんぼりと落ち込むのを見て
慌ててことはは
「ち…違うねん!そうやなくて…
次は千明の番!千明の番やから!」
と、千明を押し倒す。
915【シンケン緑黄】甘い誘惑:2009/12/09(水) 10:04:28 ID:fND3D8tp
「えっ?ちょ…ことは?」
お構いなしに、ポットを手に取り千明の下腹部目掛けて傾ける
「ちょ…待てって!少しで!少しでいいから!」
上体を起こそうとするが、シロップをたっぷりと注がれてはそう迂闊に
体を動かすこともできない。
「あ!畳に!」
「あ〜!もう、どうすんだよ!」
「千明動かんといて」
ことはは千明の足の間に潜り込むと、垂れてきたシロップを急いで舌で舐めとるが、
次から次から滴る液体になかなか追いつかない。
膝を立て腰を浮かせた姿勢の千明だが、
「あ〜〜!だめだ!そこは!ストップストップ!」
シロップを追いかけた舌が、袋の裏側の更にその先に及んでは
さすがに千明も制止せざるを得ない。
止められてこちらを見ることはの顔を見て、千明は思わず噴き出した。
「ことは…お前すごいことになってんぞ」
「え…?」
手を顔にやり
「いやや!どうしようこれ…」
ことはは、顔も髪もシロップにまみれベトベト状態になっていた。
「どうしようったってなぁ…」
そう言いながら、ティッシュで下半身をぬぐう千明だが
「うわっ!最悪」
ティッシュはシロップを含んで破けてしまい、肌に張り付いてしまった。
それでも無理やりぬめりを拭い取り、ティッシュを纏わりつかせたまま服を着て
タオル数本濡らして、後処理に当たった。

「あ〜風呂入りてぇ。こんな時間じゃ、沸いてないしなぁ…」
顔と髪を拭ったことはも
「ちゃんと洗いたい…でも……」
中途半端な時間だけに、シャワーを使うのも憚られる。
「銭湯でも行ってくっか。」
「うち…銭湯って行ったことない。」
「マジで?……そっか…。」
不安げな表情のことはに一瞬迷ったが、そこで千明は閃いた。
「じゃ、さ。二人で一緒に風呂に入れるとこ行かね?」
「一緒に?そんなとこあるんや。さすが東京やね。」

行き先が分かっていないようなことはを、どうにか見苦しくない程度に
身支度させ、千明はうきうきと出かける準備に入る。
若い二人の好奇心は、止まるところを知らないのであった。


おしまい
916名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 13:54:07 ID:jPA0dthQ
GJ!
かわええ…
917名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 16:19:02 ID:nsYGgLBP
GJ
ことは天然すぎwwかわいいwww
918名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:32:20 ID:Wv7+ZWQh
緑黄かわいい(*゚∀゚)=3
GJ!
919名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 21:44:52 ID:cvfkkwBq
GJ!
天然で一生懸命なことはがかわい過ぎるw

イチャイチャ入浴編もお待ちしております。



全裸で。
920名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 00:53:52 ID:4rukF9yO
何をするにも猪突猛進一心不乱、真面目一辺倒の流ノ介が
ひょんなことから茉子と一夜を過ごすことになり
初めてにも関わらずこんなことにも完璧主義者の血がドクドクと騒ぎ
あろうことか今まさに抱こうとしている茉子本人に対して
「何をすれば気持ち良くなるのだ。どんな作法や体位が好みなのだ。
 さぁ言ってくれ何でもするぞ。私はそなたを感じさせたいのだ」
などと大声で口走り、茉子は呆気に取られながらも、流ノ介の場合
女に卑猥な言葉を言わせようとする邪まな考えなどないことが
判っているから逆に抵抗できなくなり
「・・・めて」
「何だ!はっきりと言ってくれ」
「そこ、なめて!・・・あぁっもう!いやぁっ」
恥ずかしさに身悶えしながら足をジタバタさせている茉子にも気づかず
「はて、そことはどこなのだ?」などと考え始める始末
「ここか?」ペロリ
「うっ・・・うーん、ちょっと違う」
「ではここか?」ペロリ
「もうちょっと上みたい」
「ここか?」ペロリ
「ひっ、あっ!そこ・・・」
「そうか、ここか!ここなのだな。ついに見つけたぞ待っておれ」
などと叫びながら茉子の太腿を両手でガシッと掴んで
「では行くぞ!」と文字通りそこにむしゃぶりついて
茉子が「ひゃっ、やぁっ・・・た、たすけてー!」
みたいに大騒ぎする感じのドタバタ系な話もちょっと読みたい
921名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 13:09:59 ID:QY6UK2Yv
>>920
おまいが書けwww
922名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 13:28:58 ID:rmIbbZle
>>920
www是非書いてくれ!
青のキャラが良過ぎるw
桃、禿しく乙!
923名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 15:04:28 ID:FlwLpH8u
エロなし。ドウコクと太夫の会話を妄想。

(状況)
シンケンジャーとの最終決戦で、三途の川の底に再び
封印されようとしているドウコク。
太夫は、新左の魂を開放することで自分自身も浄化され
本当はあの世にいける状態だけど、それを拒み三途の川に
戻り、何時になるかわからないドウコクの復活を
独り、待とうとしている。

(ド)太夫よ。お前は、俺ら生まれながらの外道とはちがう。
   とっとと浄土でもどこでも行っちまいな。
(太)ふんっ。いまさら浄土なんざぁ興味ないね。
   わちきの望みは好いた男の隣にいることだけさ。
   そのためなら、何度でも外道に落ちてやるよ。
(ド)馬鹿かぁ、てめぇは!
   昔と同じ地獄を味わいてぇのか!
(太)今度はちがうさ。
   お前は必ず、あちきのところへ戻ってくるだろう?
  ドウコク、お前さんが川の底から這い上がってくるまで
  何百年でも、何千年でも、わちきがここで待っていてやるよ。
  わちきは待つことは慣れているからね。
(ド)つくづく凝りねぇ女だな、てめぇは・・。

以上、なんのひねりの無くてすまん。

924名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 17:14:52 ID:9Diai5Eu
一緒に封印が良いけど待ち続ける太夫も良いな

一番見たくないのは、太夫が先に倒されちゃうケース…
後に残さる御大将とか考えるだけでうわあああとなる。
925名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 01:10:05 ID:x6seyu7v
最近、ドウコクと太夫のプラトニックな愛、太夫を妖しげに見つめる十蔵の瞳に萌える脳内エロ外道衆な自分がいるわ

926青桃1/4:2009/12/11(金) 01:29:50 ID:p4XCFtqm
書いてみたシンケン青桃。微エロかな。

離れの茶室で、一人静かに茶を立てる茉子。
先日の流ノ介との一件にて、あまりの流ノ介の暴走ぶりに思わず鉄拳制裁で
その夜を中途半端に終了させたため、身も心も悶々とした状態である。
今日はそんな気分を落ち着かせようとここにやってきた。
立てた茶を一口啜り、「うん」と満足げに呟いていると、何やら誰かがドドドドと
廊下を走ってくる音が聞こえる。
「まぁ、騒々しいこと」。呟いて上品にまた茶を一口啜ると、茶室の戸をガラリと
開けて、飛び込んできた流ノ介が茉子に向かって叫ぶ。
「茉子!判ったぞ!先日のあれはクリトリスと言うのだな!」
ブーッ!と飲み込みかけた茶を吹き出した茉子は、「あ・・・が・・・」などと驚愕の
あまり言葉も出ない。
流ノ介はズカズカと近寄ってきて茉子の肩を掴み
「この間はすまなかった。私は自分が性急に過ぎたことを知った。この通りだ」
そう言って深々と頭を下げる。
「私は思ったのだ。私は男女の交わりについて、女体についてあまりにも無知だ。
だから学ばなければならない。さまざまな房術の秘伝書やハウツー本を読んだ。
研究した。そして知ったのだ。交わりとはこれ心・技・体の全てが融合されるべき
ものだと。ただ体を合わせるだけのものではないのだ。これはつまり・・・」
熱弁を続ける流ノ介の姿を呆気に取られながら見つめていた茉子は、ようやく
気を取り直す。
「ちょ、ちょっと待って。判ったから。謝ってくれたからもういい。うん」
「おお、許してくれるか!」
「で、・・・何の用?」
そう茉子が尋ねると、流ノ介はキリッと表情を引き締め、茉子を見据えながら呟く。
「そなたの性器を見せてくれ」
927青桃2/4:2009/12/11(金) 01:30:58 ID:p4XCFtqm
ぐわ、とのけぞった茉子は再び「な、何を・・・」と息も絶え絶え、といった様子で
流ノ介を見つめると、流ノ介は立ち上がり部屋の中を行ったり来たりしながら
「私は本を読んだ。知識を得た。だが肝心のその部分については図解されている
ものはあるが、実際どのようなものなのかが今ひとつはっきりしないのだ」
「先日は夜のこと。薄明かりの中で細部までは判らなかった。だが私は知りたい。
インターネット、があれば何とかなるらしいのだが、私はパソコンが使えない」
「それに私が心から抱きたいと願うのはそなただけだ。だからそなたの物が見たい。
他の誰かの物では意味がないのだ」
流ノ介はクルリと振り返り、茉子の前に正座する。
「無論、今日そなたを抱きたいと言うのではない。私は心技体の全てを身に付け、
そなたに相応しい男となってから改めてそなたに申し込むつもりだ」
「だから頼む。私の修練のために、見せてくれ、この通りだ!」
ガバッとその場で土下座を始めた流ノ介を眺めつつ、「土下座までして見たいのか」
と呆れ返る茉子であった。
茉子は「この男の精神構造を理解するのは一生かけても無理だ」と感じたが、ただ
一つ確かなことはこの男には「邪気」というものが一切無いことだ。邪気がある相手
なら平手打ちの一発も食らわせるところだが、どうもこの男が相手だと調子が狂う。
心から抱きたいと思うのは私だけ、か。言ってくれるじゃないの。ちょっと効いたよ。
それにまぁ、一度はもう見られてるんだしね・・・。
茉子はやれやれ、といった顔で応じる。
「いいよ。でも・・・ちょっとだけだよ」
「おお、かたじけない!恩に着る」
「そこ閉めてよ。誰か来たら大変」
「承知」
928青桃3/4:2009/12/11(金) 01:32:13 ID:p4XCFtqm
あぁ、あたし昼間っから何をやってんだろう。
流ノ介が戸に閂をかけている間に、茉子は背を向けて帯をはらりと解く。
応じてはみたものの、先回は灯りを消した部屋の薄暗がりの中でのこと。今回は
昼の陽射しの盛りの時間である。さすがの茉子も少々照れ臭い。
そろそろと衣服の前を開き、膝を立てて座り込み、流ノ介を呼ぶ。
「・・・いいよ」(あー、もうっ。恥ずかしいっ)
「心得た!」
飛び込むように再び茉子の前にきっちりと正座した流ノ介。爛々と瞳を輝かせ
茉子が手のひらで覆い隠した部分を凝視している。
隠したまま茉子は両の足をゆっくりと開く。
「む、それはM字開脚という技だな」
「技?」
「本で読んだのだ。グラドル、と呼ばれる職業に伝わる最強の必殺技とか」
「はぁ・・・」(この人、本当によくこんなんで今まで普通に生活してこれたわね)
しばらく躊躇したが、もうどうにでもなれと思い茉子はえいっとそこから手を外す。
「おお!・・・おお?」
「見た?」(あぁ、見てる。すっごい目で見てる・・・やだぁ)
見られていることに対し徐々に羞恥と興奮で茉子の目が潤み頬が上気してくるが、
流ノ介は気づかない。
929青桃4/4:2009/12/11(金) 01:33:53 ID:p4XCFtqm
「うむ、見たが。その・・・何と言うか。先日の時とは何か違うな」
「え・・・違うって、何が?」
「先日の時は、もっとこう何と言うか・・・面妖な姿形であったが」
「面妖って何よ失礼ね。女はみんなこんなよ・・・たぶん」
「そうなのか?うーむ」
自分の太腿の間に、鼻先が触れるほどの距離でそこを凝視している男がいる。
茉子の体の奥で何かのスイッチが入り、その部分がヒク、と息づき始める。
あ、もうダメ。
茉子はその部分に指先を伸ばし、少し押し広げて流ノ介に見せつけてみる。
「おお、そうだ、これだったぞ!そうか・・・変化するのだな」
「触るなら、そっとね・・・そっと」(流ノ介・・・お願い、早く)
「いや、触れぬ。今日は触れぬ。これで充分だ。私は把握した!」
「ええ!?」
「感謝するぞ茉子!礼を言う!うむ、こうしてはいられぬ。部屋に戻って早速
この記憶を元に修練を開始せねば!」
ドタバタと戸を開けて部屋を飛び出して行った流ノ介をポカンとした表情で見送り、
茉子は混乱した頭と満たされぬ体を抱えて一人残される。
ちょっと・・・よく考えたら、これって・・・生殺し?

屋敷の庭に、離れの茶室から「どうしてくれんのよぉぉぉぉぉ!」と叫ぶ声が
響いたが、この平和な初冬の午後にそれを耳にしたものは一人もいなかった。

                                      終わり。
930名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 05:10:02 ID:/+/r+Pn5
GJ!!!
笑いすぎて苦しいwww
やっぱ青桃はこうじゃないと!
931名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 06:06:28 ID:/RsFuw/k
GJ!
やばい。今まで青桃にピンと来なかったが
これはやばい。
朝から腹痛いwww
932名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 08:12:13 ID:Z1LviQ/F
GJ!
やべえ流ノ介アホスwww
何を把握して何を修練する気だよwww

青黄の人も待ってるよー
933名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 08:31:10 ID:g9cw2jnE
GJw
ただ流之介の二人称ちがくね?
細かくてスマソ
934名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 09:50:45 ID:eZiveo7C
GJwwww
>>926の才能に嫉妬wwwwww
935名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 11:29:19 ID:mpZzEgN1
>926の流ノ介
初めてお前に感心したぞwwww
936名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 12:55:24 ID:t2HqBb7p
>>926さんの青桃は最高です!wwww
鍛練後の本番が楽しみすぐるw
937名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 19:15:52 ID:/OnwPrb7
青桃GJ!
ギャグエロ好きだ

>>933
流ノ介→茉子が「茉子・おまえ」
茉子→流ノ介が「流ノ介・あんた」
だっけ?
938名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 20:13:01 ID:/RsFuw/k
呼び方もだが、茉子がお茶点てるとこも気にならないではないが、
細かいことはきにするな!
と言いたくなるくらいGJ
939名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:38:07 ID:LZA4e35q
ギャグエロまたはエロギャグはもともと好物なんだが
これはすごくGGJだwww
特にシンケンファンって訳じゃないが(過去戦隊スキー)
十分面白すぎた。職人様スゴス
940名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 07:33:39 ID:Y6nJkk+8
流れ豚切り失礼しまして、ギンガ青×先生のお初SS投下します。
NGは【銀河青鈴「雪待ちの森」】でお願いします。
941銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:35:23 ID:Y6nJkk+8
「ゴウキさん、本当にすみませんでした。うちの学校の児童たちが、まさかあんなことをしていたなんて…」
「いっ、いえ。子供の悪戯ですから」
出されたお茶に手を伸ばすと、あたたかな芳香に、ゴウキの緊張が少しだけ解れた。

ギンガの森に戻り、数ヶ月後のある休日。
遊びにやって来た勇太が、通学路で子供たちに泥を投げ付け、服を汚す輩が現れて困っていると相談を持ちかけて来た。
いかつい体型が示す通りの力持ちだが、誰よりも心優しい戦士であるゴウキは、放っておけずにすぐさま調査に乗り出し、見事犯人を捕えた。
が、それは大人の愉快犯ではなく、勇太と同じ小学校に通う児童たちだったという事実。
少なからず動揺してしまった隙を突き、彼らはゴウキにたっぷりと泥を塗りたくって逃げ出そうとしたが、結局は学校で待機していた教師たちに引き渡されることとなった。

犯人グループの中に勇太のクラスメイトはいなかったが、教師である鈴子は動揺を見せながら謝罪を繰り返す。そればかりか、泥なんて洗えば落ちると笑うゴウキを、お詫びをしたいと自宅に誘った。
気に病んで欲しくないと固辞したが、切なそうに歪む彼女の表情に心を動かされてしまったゴウキは、部屋に招かれると同時に服を脱ぐように言われ、髪に付いた泥を見咎められ、風呂まで勧められてしまう始末。
慣れない状況。焦って当然な窮地ではあったが、他人の家で汚れたままの姿で座っている訳にも行かず、室内に洗濯機とシャワーの音を響かせることになった。

「あぁ、俺ってどうして、こうも意志が弱いんだろうなぁ…」
呟きつつ、自分の家では見たことのないポップな色合いのソープ類から目を反らす。
見てしまえば、ここが鈴子の部屋であること、そして彼女が日常的に使っている浴室であるということを思い出してしまう。
鈴子が漂わせる香りは、この部屋にもきっと満ちているに違いない。
当然その他にも、彼女の気配はあちこちにあって…。
慌てて頭を振ると、濡れ髪の雫が四方に飛散した。
942銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:37:47 ID:Y6nJkk+8
洗濯機はまだ廻っていた。
置かれていた大判のバスタオルで身体を必死に隠しながら、下着のみのゴウキは部屋の隅で小さくなって座り込む。
「ゴウキさん、そんなところにいないで、こちらへどうぞ?」
「こ、ここが落ち着くんです!」
ソファーに招かれたが、慌てて首を振った。困ったものだと言いたげに微笑み、そこまでお茶を持って来てくれる鈴子。
「夕飯、食べて行って下さい。今支度しますから」
「お構いなく!すぐに帰り…」
「いつも一人だから、味気ないんです。お付き合い頂けませんか?」
そう言って、ゴウキの返事を待たずに踵を返す。
「鈴子先生、…あ、」
立ち上がりかけて、己の無様な格好に気づいた。
「大人しく、待ってて下さいね」
くすくす笑いながら釘を刺し、鈴子はキッチンに向かう。
あぁもう、俺って本当に…!
不甲斐無さに歯噛みしながら、熱さを物ともせず、ゴウキはお茶を啜った。

穏やかで芯が強くて、優しくて料理上手。そんな特徴は、二人共通のものと気づく余裕などありはしない。
鈴子の料理は文句なしに美味しかったが、何だか胸がいっぱいでひどく苦しかった。
これを食べたら帰ろう。いつもならあんなに離れがたいのに、今日はそれを励みにして、拷問のように甘い時を消化する。
「デザートにスイカがあるんです。ずっと食べたかったんですけど、一人じゃ余ってしまいそうで…。今日はゴウキさんと一緒だから、勇気を出して買っちゃいました」
「へ、へぇ。この間森で皆と食べたけど、旨かったなぁ。今年のスイカはいい出来ですよね、きっと」
943銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:38:43 ID:Y6nJkk+8
ゴウキさんと一緒。
普段だったらこれ以上ときめく言葉はないと言うのに、今日は何故上手く歓べないのだろう。
いや、本当は嬉しいのだ。
初めて訪れた鈴子の部屋。手料理で、二人っきりの夕食。こんなに幸せなことはないと思っているのに、同じくらい切なくてたまらない。
ゴウキのいびつな心を知ったら、鈴子はきっとがっかりする。哀しませ、幻滅されるかも知れない。
懸命に真意を押し殺して笑い、ゴウキは耐えた。
自らの想いを、これ以上募らせてしまわないように。

「あの俺、そろそろ…」
服を、と促すように洗面所の方を見ながらゴウキが呟くと、鈴子は途端に神妙な顔になって黙り込む。
一瞬過る物々しさに、失礼な物言いをしてしまったかと焦った。
「す、すみません!鈴子先生もお疲れなのに…」
「疲れてなんかいません」
遮る声。

「服、乾いてないんです」
事も無げに言って、カチャカチャと音を立てて食器を重ね始める。
「と言うか、違いますね。“乾かさなかった”んです。濡れたままで、着られないようにしたかったんです」
「え、…?」
伏せられた瞳。漂う淋しさと発言はゴウキにとって未知の領域で、驚きを隠せなかった。
944銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:40:18 ID:Y6nJkk+8
「ゴウキさんを、帰したくないんです。だってギンガの森は遠くて、全然会えなくて。傍にいたい気持ちばかりが大きくなって、どうしようもなくなっちゃいました」

自嘲。焦燥。哀願。そんなものが混ざり合った眼差しは恐ろしく魅惑的で、ゴウキに眩暈を起こさせる。
「こんなはしたない女は嫌ですか?私はただ、あなたと一緒にいたい…」
「…ッ、俺も!」
縋るように、両手で鈴子の手を包み込んだ。
女性にそこまで言わせ、恥ずかしい想いをさせてしまった。
心底情けない。男冥利に尽きるという言い方も出来るが、とてもそんな楽天的にはなれそうになかった。

「鈴子先生と、一緒にいたいです。ずっと、そう思っていました」

ダイニングの明かりの下。
耳まで真っ赤にしながら告げるゴウキに、鈴子ははにかんだ表情を見せた。
何処か幼い笑みに、高鳴る胸。

「…ベッドで、待っていて下さい」
ベッド。即座にイメージに直結する単語が鈴子の口から発されたことにドキッとし、ゴウキは得も言われぬ興奮を覚えた。
清廉なギンガの森で暮らしていても、その手の知識を身につけていない程ウブな訳ではない。

やがて、バスルームへと消えて行く後ろ姿。
一糸纏わぬ姿が、もうすぐ…!
思わず唾を飲み込むと、嫌でも募る期待と困惑。

入り組んだ気持ちを鎮める為には、今だけでも普段通りの流れを取り戻さねばならない。
その信条に従い、何故か黙々と食器洗いを始めてしまうゴウキだった。

945銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:42:23 ID:Y6nJkk+8
部屋中の明かりが消された。
月がやけに冴え冴えとしていて、不意に思い出されるギンガの森。
皆、心配しているだろうか。バルバンも倒した後のこと、今は必ずしも密な連絡を要する訳でもないが…。

「ゴウキさん?」
手を繋ぎ、ベッドに腰かけたまま固まってしまったゴウキに、鈴子は心配そうな声を響かせた。
ゆっくりと顔を上げると、ほんの少し濡れた髪が裸の胸に触れ、背中を抱きしめられて得るパジャマの感触。
「怖いですか?」
読まれている。知られている。
緊張しながら恐れ、それを紛らわそうとするあまり、鈴子を見られないでいる自分を。
「いいんですか、その…俺なんかで」
まるっきり立場が逆だ。往生際が悪いと言うか勇気が足りないと言うか、全くだらしない限りと呆れる。

「ゴウキさんじゃないと、駄目なんです」
きっぱりとした答えと同時に、唇に甘やかなぬくもりを感じた。
驚きのあまり目を見開いたゴウキは、今までで一番近い位置で伏せられた瞼に倣い、震える手で鈴子の肩を包み込む。
言うまでもなく、生まれて初めて交わしたキスに、ゴウキはすぐに夢中になった。
導くように啄む鈴子を真似て唇を解すと、深まる粘膜の触れ合いが、ゾクゾクするような快感を連れて来る。

もっとしたい。もっともっと知りたい。
知識の先を行く本能で舌を覗かせ、軽く開いた唇の中に潜り込んだ。
「ふっ、う…」
水音に浸され、何とも言えないあたたかさを貪る。
気づけば鈴子の背はベッドに沈み、ゴウキの胸に潰されんばかりに小さくなっていた。
慌てて身体を起こそうとするが、肩を引き寄せて離さない細腕に、無言の許しを得る。
完璧に崩しきれない理性の欠片で、もう一度、本当にいいのかと尋ねるべきか迷ったが、それは物凄く野暮なことだろう。
水を差してしまうことこそ罪と信じ、貪欲に突き進むことに決めた。

946銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:44:13 ID:Y6nJkk+8
鈴子の顔の左右を囲むように手をつき、その顔を覗き込む。
荒い吐息を絡ませ合い、どちらからともなく再び唇を重ねた。
背中に手を這わせながら、鈴子は僅かに身を捩って胸を突き出し、ゴウキの胸に触れさせて求める。
おそるおそる下ろした手が、壊れそうに儚い肩を掴んだ。
緊張のあまり、力加減を間違えそうになって戸惑っていると、鈴子はうっすらと目を開く。

「いいですよ。ボタンを外して、触っても…」
「そ、そんな…!」
躊躇いの隙を縫い、鈴子は自らパジャマの前を開いた。
白い肌が覗くと同時に、いつもの何倍もの甘い香りがゴウキを包む。
「!」
はだけた袷から、ふっくらとしたふたつの乳房が現れた。
唾を呑み、戸惑いがちに指先でつつくと、ぷるんと揺れて跳ね返る感触。
自分にはない柔らかさに興味を惹かれ、包むような形状をとった指先に、数回力を込めては戻す。
「ん…」
外周を揉んでいるだけ。快さには程遠い行為だが、鈴子は期待感を煽られて小さな吐息を洩らした。

やわやわと、ふやふやと。こんなに瑞々しく、熟した桃のような芳醇さに、ゴウキは生まれて初めて触れた。
歓喜はやがて好奇心へと変わり、存在を知らせるようにぷくりと起ち上がる先端の突起に目を奪われる。
殆ど反射的に、その頂を含んだ。
「…あ…っ」
鈴子の声は戸惑いにも似ていて、一瞬胸が竦む。
が、肩に巻き付いて来る白い腕に励まされ、舌先でそっと転がした。
こんなやり方でいいのかと不安に陥るが、赤ん坊のように吸い付くと、鈴子は背を震わせながら小刻みに甘い吐息を洩らし続ける。
言葉で訊くのは無粋だという意識の元、恐れと緊張をひた隠しにしながら身体に問いかけて行くしかない。
飢えた獣のように乳房を嬲りながら、血の気が偏る感覚で起こる眩暈。
だがそれは、何と心地好いものであろうか。

腹を括った途端、自らの下半身に熱が篭って行くのを感じた。
それを気取られまいと退こうとした身体を、腰を辿る鈴子の指先が引き止める。
思わず顔を見たゴウキは、唇に宿る微笑みに魅入られ、吸い寄せられるように口付けた。

947銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:45:45 ID:Y6nJkk+8
「んっ」
背をかき抱くうちに、熱い猛りを捕えられてしまった。
巧みに扱き出す指先の魔力に、焦りながらも面白いほど一遍に抜け落ちてしまうゴウキの背の強張り。
「う…あ、……は…っ!」
鈴子の手はいつの間にか下着の中に滑り込み、直接掴まれていた。

奥手な性格がとことん災いし、自慰行為すら苦手だったゴウキは、がむしゃらに身体を動かすことで人並みの性的な欲望を発散させていた。
力加減を心得た鈴子の愛撫に溺れてしまうのも時間の問題で、せめて自分の下の彼女を潰してしまわないようにと、肘を付く程度の理性を保つのが精一杯。
「気持ちいいですか?」
「…、は、い」
振り絞るように返事をした途端、鈴子が身を起こす気配を感じる。
目を開いたゴウキが見たものは、座り込んだ自分のものを掌に収め、そっと唇で包み込まんとする彼女の姿だった。
「あ…わっ…、そ、そんな――ッ!!」

ちゅっ、と先端に吸い付かれて、脳天がかち割られるような快感が走る。
零れ落ちそうな先走りを塗り込むように舌で広げ、パクリと咥え込まれてしまえば、これ以上なく凄まじい悦楽が押し寄せた。
浅く深くと吸われる度に、戸惑いは熱い呼吸へと変わって行く。
濡れた音。絶妙な滑りと優しいぬくもりに押し包まれて、身体が上げる歓びの声。
静かに耳を澄ませて身を任せていると、その波は突然上昇し、ゴウキの理性ごと根こそぎ攫って行った。

「は、…ッ、…!」
短い戸惑いの混ざった吐息と共に、放った迸り。
ゴウキは慌ててティッシュを差し出すが、鈴子の指は尚猛ったままの雄を離さず、搾り尽くすように数度唇を動かしてはにかんだ。
「そんなにびっくりされると、恥ずかしい…」
愛あればこそと、ごく自然に行為を受け入れて欲しい。
そう伝えるかのように頬に触れる掌に、ゴウキは溢れる愛しさと感動を抑えきれず、折れそうな身体を抱きしめた。

948銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:47:10 ID:Y6nJkk+8
「大好きです、鈴子先生」
「“鈴子”」
唇を塞ぐひとさし指に魔法をかけられて、すずこ、とぎこちなく呼んでみる。
すずこ。すずこ、――鈴子。
耳元で囁く度に、細い腰が嬉しげに震えた。
耳たぶを含み、舌先で探りながら甘噛みすると、首筋に触れた彼女の唇から甘い吐息が洩れる。

ゴウキの中で目覚め始める獣性が、理性の半歩先で行動を起こさせた。
そっと鈴子を押し倒すと、膝を開いて秘所を探る。
呼吸する貝の如き併せ目に誘われるように舌を這わせ、尖った真珠を捕えた。
「あぁ…っ!」
艶めいた声を発すると同時に、溢れる蜜。
求めるように開き、疼く奥へと指を沈めてみると、鈴子は腰をシーツに擦りつけるようにして身悶えた。
「…痛いですか?」
今更と思いつつ問いかけると、
「もう、だめ」
鈴子は、か細く限界を示した。
「…して、下さい」

潤んだ瞳と、全身から発される色香。
生まれたままの姿で横たわる鈴子が、心の底から自分を求めてくれている。

溢れんばかりの幸福感に包まれながら、うっかりすると泣き出してしまいそうなくらい募る切なさを抑え込み、ゴウキは許されるままに身体を進めた。
先端からゆっくりと埋まって行く自身を不思議な想いで見つめながら、同時に位置を迷わなかったことへの安堵を感じてしまっている自分が可笑しい。
「あ…、すごい、いっぱい…」
歓喜の声を上げてしまったことに、恐らく鈴子自身も気づいていないであろう。

949銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 07:48:52 ID:Y6nJkk+8
道は拓いているにも関わらず、何と切なく愛しい狭さだろう。
痛みはない。が、苦しみと表裏一体の快感が、腰の奥からゴウキの力を奪って行く。
あたたかな蜜が満ちていなければ、進んで行くのも厳しいに違いない。

付け根に水気を感じて、全てを収めきったことを知った。
何処から湧いて来たか分からないくらい大量の汗が、大きな身体を伝い落ちる。
繋がったところから流れ込む、甘くデリケートな電流。
無意識に腰を揺らし始めると、快感は何倍にも膨れ上がって逃れられなくなった。
「ん、あ…あんっ」
折れてしまうんじゃないかと恐れながら腰を掴み、引きつけるようにしながら動き続ける。

頭が弾け飛びそうなほどの刺激に身を委ねていると、やがて鈴子の内側が締まり始めるのが分かった。
断続的に搾られる感覚に、荒い息を吐きながら高みへと導かれたゴウキは、最早コントロール不能の情熱を余すことなく注ぎ込む。
「はん、あっ…あぁぁ…!」
髪を乱し、喉を反らしてひと際高く啼いて制止し、糸の切れた操り人形のように呆気なく沈み込む鈴子の身体。
気遣いたい、昇り詰めたい。ジレンマが背徳を煽り、ゴウキの快感を高めて行く。

「…好きだ。愛してる、鈴子…!」
噛みつくように交わしたキス。
その狭間で狂ったように愛を告げながら、ゴウキは夢見心地のうちに果てた。

950銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 08:01:57 ID:tajMXKkW
情熱に満ちた夏を終え、秋を抜けて冬を迎え、クリスマスがやって来た。
華々しくイルミネーションを焚く訳でもなく、ごく素朴な飾り付けのみのギンガの森の聖夜の話を、毛布を分け合いながら聞かせてやった何度かの夜。
その記憶がゴウキの胸を熱くし、秘めた決意を強固なものにする。

「なぁゴウキ、鈴子先生来るってホントか?」
テーブルで頬杖をつき、リョウマはキッチンで料理に勤しむ背中に問いかける。
「うん、勇太と晴彦さんと一緒にな」

「勇太たちは帰るって言ってたよね。けど先生は、まさかここに泊まるの?」
林檎を剥きながら、疑わしげな様子のサヤ。やはり女の勘は侮れない。
「遅くなるし、夜は冷えるしな。もう冬休みだからって、鈴子、…先生も言ってたし」

「あーっ!今ゴウキ、先生のこと呼び捨てにしたろ!」
手伝いと言う名のつまみ食いの手を止め、囃し立てるヒカル。
「ヒカル、いい加減にしないと料理がなくなる」
くるみを割りながらゴウキを横目で窺い、世のタイミングってやつは偉大だな、と思うハヤテ。

「“持てる力全てを惜しまず、諦めず、振り返らず”――か」
同じ予感を悟ったのか、戦士の誓いの一部を諳んじて、ヒュウガは目を合わせた。

ひと際冷える冬の夜。
自分の元にやって来る鈴子を、温かい料理と心で包んでやりたい。
今夜は勿論、これからもずっと。

用意したプレゼントは、その指にぴったりと収まるだろうか。
告げようと胸に秘めている願いは、果たして受け入れてはもらえるだろうか。

不安は尽きないが、それ以上の期待感と楽しみを持って、ゴウキは月明かりに輝く木々の飾りを見つめて微笑む。
吹く風は、森にほのかな雪の匂いを撒き散らし始めていた。


<終>

951銀河青鈴「雪待ちの森」:2009/12/12(土) 08:04:27 ID:tajMXKkW
以上です。
規制により携帯コピペ&連投規制にも合いIDが変わっていますがお許し下さい。

ほのぼのカップルに幸せなクリスマスが訪れますように!
952名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 08:46:18 ID:8i550sK6
GJ!
可愛いゴウキと優しくリードする鈴子先生おいしいです!
953名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 09:21:09 ID:zerJ723L
GJ!!!
甘いだけでなくえろいよ!
爆笑ギャグのあとはアマンアマンSSか。
何というぜいたくなスレなのだろう。
954名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 09:27:24 ID:ZLHrCQaj
なつかしいなギンガマンwww
955名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 08:42:56 ID:tnHaHf5o
青と黄が並んで座ってるシーンに萌えた
だが青と桃が距離を取ってるようにも見えたのは青桃ネタの影響か
どっちも捨てがたい…
956名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 08:59:20 ID:yedtUqCl
十臓には妻が居たのかー
つまり裏正を抱えた十臓と三味線を抱えた太夫は、
お互いの伴侶を抱えながら一緒に居たということだよな。

そういう背徳的なエロも良いかもと思ってしまった自分は外道衆。
今日は殺伐とした雰囲気だったけどw
957名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 09:01:40 ID:UGPDUKGl
アヤカシ追跡に躊躇せずまことことはだけ連れて行く殿様
958名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 09:04:30 ID:jukqzyDq
>>957
両手に花やってたよなw
959名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 12:46:14 ID:iSG4r0FM
女子二人が、カジキとカブトディスクを借りてたとこに萌えてしまった
緑桃と青黄いいなあ
でも最近金黄も気になるし、青桃も捨てがたい
960名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 17:16:34 ID:9Eovx57v
ホントにハーレムだよ…で後から青と緑が「あ゙〜」とか言いながら殿に詰め寄る妄想した自分が居る。青「殿っっ!!茉子になっ…グフっ(涙)」で走り去る。緑「丈瑠っっ!!(俺のことはに)何してんだよ!!職権乱用じゃーねぇ?セクハラだセクハラ!!」
金「丈ちゃん…よっ色男!!殿様ってのはなんでもOKなのかぁ?(含み笑い)」
桃&黄「えっ?!」な感じ……長いくてスンマソm(__)m
961名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 00:36:56 ID:2i4iCHpu
二人を連れて行った事よりダメージ喰らった二人を両の手にそれぞれ抱き止める殿がw
962名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 00:57:14 ID:ZhdNtaBE
あれは良かったわ
963名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 01:22:03 ID:472D8Pka
抱きとめるシーンは凄く良かった
964名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 01:31:47 ID:9BCqYigI
あの時、助けてくれたお礼を、と深夜に殿の部屋に向かう茉子
だがそこには既に同じように礼をしている真っ最中のことはが
それを覗き見た茉子は「ははっ、先・・・越されちゃった」と
部屋に戻るために歩き出すが、その目からボロボロとこぼれる涙
965名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 01:55:27 ID:GRra0HcJ
これは萌えない
966名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 02:38:11 ID:+fM9Weku
「まこちゃんが正室、うちは側室でええですよ、殿様」
と言う流れからの3Pで
967名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 08:08:04 ID:FCHotHhQ
>>964
そこに青がそっと側に居てくれるなら自分は萌える
968名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 09:56:22 ID:KGVTSaaL
保管庫更新されてたよー。
管理人さん乙です!!
969名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 16:27:20 ID:JlUgXI3v
>>964
なにその昼ドラ。
970名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 18:50:16 ID:DpG5MvN9
>>967
事情を知りつつも青が明るく
「よし!ケーキでも買いに行くか!茉子の好きなものでいいぞっ!」
「…今の時間ケーキ屋なんか開いてないわよ」
「うむ、チーズケーキだな!了解だ!」
「あっ、待ちなさいよちょっと流之介!私はミルフィーユ派!」
と青を追って騒がしく出て行く桃

屋敷を出たところで、さりげなく青の手を握り
「ばか。……ありがと」
みたいな少女漫画展開なら更においしいです
971名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 22:32:33 ID:mNsmPbll
そういう青桃も良いなぁ

逆に赤桃だったら黄を慰めるのは緑って感じだな
あ、でも青→桃と黄→赤前提で青が黄をよしよしするのは萌える!
972名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 23:27:33 ID:auxUBiP0
>>970
何それ超萌える
青は大人と子供が同居する良いキャラだよなw
973名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 01:15:48 ID:58eWE7fT
>>970

すげぇ萌えた。
ケーキよりも甘いw
974名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 05:45:53 ID:VZezys0l
>>971もいい!
赤桃目撃で青も傷ついてるが黄をよしよし…
萌えるわぁ
975名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 07:58:48 ID:zUFiYzDy
保管庫の管理人さんいつもありがとうございます!
976名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 00:44:42 ID:qoZcd1SB
>>964の「お礼」を何故か「えっちなお礼」だと思いこんでた
よく見たらどこにもそんなこと書いてないじゃないか

おのれ外道衆、謀ったな!
977名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 15:04:13 ID:aoeJgRBr
影武者が判明しても殿についてくことは、みたいな殿黄の駆け落ちが読みたい
978名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 15:54:56 ID:+k2G13gC
殿黄は別にどうでもいいけどサラッとネタバレすんなよ
979752:2009/12/16(水) 16:06:20 ID:OHujHGRE
次スレも980?
980名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 17:55:46 ID:KH5iu77z
ようし立てるよー

因みに前に話題になってたが、テンプレに「誘い受け禁止」入れる?
981名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 21:12:17 ID:N6Qhuknm
そんな当たり前のことをいちいち条文に入れんといかんのか…
映画館の「上映前の注意:前の席の背もたれを蹴らないでください」を思い出すわ

まあ別に反対はしない。その方がテンプレ嫁でスムーズに流せるなら入れてもいいと思う
982名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 04:16:25 ID:S02aLr44
「投下の際に戦隊名カプ名入れて欲しい」って保管庫にあるのをテンプレに入れたらどうだろう。
983保管庫の人:2009/12/18(金) 00:16:15 ID:Lg4LG5Mc
>>982
お気遣いありがとうございます。
全部の戦隊を把握していないので、カプ名を明記していただけると非常に助かります。
984名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 06:03:24 ID:wOa6H/fc
テンプレ案投下。
微妙に言い回し変えてみたけど、問題あったら適当にいじってくだしあ


こちらは戦隊シリーズの総合カップルスレです。
「侍戦隊シンケンジャー」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」等、
戦隊作品のカップルについて新旧問わずマターリと語って行きましょう。

煽り・荒らしはスルー推奨。
他カプ批判は絶対NG!釣られる人も外道衆。
みんなで温かな愛を奏上しましょう。

【ネタバレについて】
特撮板本スレに準じ、放映日当日・映画公開終了までのネタバレは控えてください。
もしスレ住人からの要望により映画等のネタバレを投下する場合、
投下前にネタバレであることを明記し、NGワード用タイトルをつけること。
バレを見たくない人はあぼん推奨。

【女性キャラ同士の表現について】
百合板で行ってください。投下後の該当スレへの誘導書き込みはOKです。

【男性キャラ同士の表現について】
801板で行ってください。

【エロなし作品について】
投下OK。が、スレの趣旨から外れ過ぎることのないようご留意ください。
エロなし作品であることの注意書き必須でお願いします。

【投下前の確認について】
余程特殊なネタでない限り、「○○需要ある?」「投下していいですか?」等、
住人のレスありきの問いかけは敬遠される可能性があります。

【その他投下の際の必須事項】
作品タイトルとカプ名を明記してください。
985名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 08:11:55 ID:44khBl+f
最後の事項は「作品名カプ名をタイトル欄(つーか名前欄)に明記」ってしたらどうかな。
最近の投下では“【作品名カプ名】タイトル”が慣例化してるけど、そこまで決めなくてもいかなあ?
986保管庫の人:2009/12/18(金) 11:06:17 ID:l6rpVShM
出先なので、違うIDで失礼します。
とりあえず、カプ名を表記していただければ、
今まで投下された戦隊外カップルでも、
こちらで略していましたので、
984さんの案でOKです。
【】でくくる必要もありません。
スレ立てよろしくお願いします。
987名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 17:08:47 ID:x8E/KoOe
そのまま新番組に突入するだろうから、もうタイトル入れておいてもいいかも


こちらは戦隊シリーズの総合カップルスレです。
新番組「天装戦隊ゴセイジャー」は勿論、「侍戦隊シンケンジャー」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」等、
戦隊作品のカップルについて新旧問わずマターリと語って行きましょう。
988名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 23:29:04 ID:RhNISOxa
まだ、二カ月弱あるし、新番組は次の次スレでいいんじゃない?
989名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 00:36:35 ID:eb5h+rG1
規制が多くて新スレ立たないの?
990名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 07:12:07 ID:BsDRfcqt
980がスレ立て宣言してから3日、どうやらそのようだね。
立てられる人が立てていいんじゃないかな。
かく言う自分も携帯なんだが。

誰かお願いします。
991名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:01:37 ID:Pk/qO/QQ
また一切の躊躇なくことはと茉子を連れて行く殿
992980:2009/12/20(日) 08:39:28 ID:5KRZ9q98
遅れてすんません980です。
前に特殊なCPで誘い受けがあって揉めたのが哀しかったので
ちょっとテンプレ改変して新スレ立てました。
特殊CPは注意書きで良いんじゃないかと。

ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1261265598/

あの時の爺桃、結局投下されなかったなぁ…(´・ω・`)
993名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:45:28 ID:BsDRfcqt
>>980
超乙!!
994名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:49:24 ID:Pk/qO/QQ
>>992 乙!
995名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 09:20:39 ID:on/e4I11
今日の殿様はTS法を適用させられたのか?
996名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 09:35:53 ID:rrymxSBm
うめ梅




殿桃大勝利のヨカン

モサヨざまあwwww
997名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:06:15 ID:BsDRfcqt
そんなんで埋められちゃショボーン
998名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:07:55 ID:Qz72MhcT
予告で妄想が止まらん梅
999名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:15:49 ID:tw5+roi3
青緑から下克上される真赤期待梅
1000名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:21:48 ID:kU3VduLS
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