ファルコムでエロ小説PartY

このエントリーをはてなブックマークに追加
490『■■■■』【13】:2011/03/19(土) 22:59:17.30 ID:bneWAPWo

「そう、か……」
 ごめん、とロイドが掠れる声で口ずさむ。と同時に、何故、彼女に葬儀の時のセシルが重なって見
えたのかを理解した。
「ごめん……君自身が一番辛いのだろうに、俺が不甲斐ないせいで……」
 葬儀の時のセシルのように、悲しみにひたる事も出来ず、逆に気遣わせてしまっている。
「俺が……俺が君との思い出を忘れてしまったから……」
 彼女の事を考えたり見つめたりする度に起きて、今も止まらない鈍痛。それはきっと、彼女への想
いが記憶と一緒に心から抉れてしまったから、その傷痕が疼いていたんだとロイドは悟る。
「俺が忘れなければ……いやせめて、思い出していれば、ここまで君を傷つける事もなかったのに」
 悔しさと情けなさに、ロイドの両目が熱く煮立ってくる。鈍痛が頭の中を何度も貫いてくる。
 奥歯が折れそうな程歯を食いしばり、なんとか涙は零さぬよう堪えていると、彼女の手が頬に触れ
てきた。
 彼女の手に導かれるように、ロイドの目から涙が落ちる。
「ねぇ、ロイド……貴方は、大切な人が自分との思い出を忘れたからといって嫌いになるの?」
 涙を掌に受け止めたまま、エリィが静かに問うてきた。
「……」
 頬を濡らす涙をそのままに、ロイドは素直に首を横に振る。
「私も一緒よ。貴方が私との思い出を忘れたって、私の想いは変わらない」
 だって。
「私が愛しているのは思い出ではなく、ロイド、貴方なのだから」
 全てを包み込むような笑顔でエリィから言い切られた刹那、ロイドの心の中で何かがすとんと抜け
落ちた。
「俺、を……?」
 口ずさむロイドに、エリィが笑顔で頷く。
「思い出を失ったというのなら、また新しい思い出を作っていけばいい。想いを忘れたというのなら、
もう一度……ううん、何度でも恋人同士になればいい」
 彼女の口から謳い紡がれる言葉は、ロイドの心で渦巻いていた悔しさ情けなさを霧散させる。頬を
濡らしていた涙が自然と止めて、表情を穏やかにさせていく。
「たとえ、今の貴方が私の事を好きでなくても私は諦めない。絶対、振り向かせてみせるわ」
 そう言って不敵に笑うエリィを、ロイドは思わず抱き締めた。
「大丈夫……そんな心配も時間もいらないよ」
 パールグレーの髪がさらりと揺れ、日を一杯に浴びた野原で咲く花を思わせる香りがロイドの顔を
撫でてくる。
「……病院で目覚めてからずっと、素敵な女性だと思ってた」
 真珠をそのまま梳いたようなパールグレーの髪も。磨きぬいた緑耀石のような瞳も。整った顔が浮
かべる花のように柔らかい微笑みも。
 豊かな胸元、キュッと締まったウエスト、卵みたいな丸みをおびたお尻という、メリハリのついた
魅惑的なボディも。
「全てが素敵で、眩しくてたまらなかった」
 頭の中の鈍痛は今も止まらないが、さっきと違って不快感がなく、むしろ心地よい位。
「……もし、こんな俺でも良いと言うのなら。もう一度、恋人になってくれないか……エリィ」
 彼女の顔を真正面から見据えてロイドが告げた途端、目と口を丸くしていたエリィが弾けるような
笑顔を浮かべて頷いてきた。
 受け入れて貰えた安心感で、彼女を抱き締めていたロイドの両手の力が緩む。
「ありがとう」
 精一杯の気持ちを込めて囁くと、ロイドはエリィの方に顔を寄せた。
 距離が狭まるにつれてロイドの顔が赤くなり、汗もうっすら浮かんでくる。
 エリィも頬を赤らめつつも、ロイドの方へ顔を少しだけ上向かせてくる。
 そして、月と星と街のネオンが彩る部屋の窓の中に、顔を赤らめながら唇を重ねる二人の姿が映し
込まれた。
491名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 22:59:52.17 ID:RP/Itr38
「女の子にひざ枕してもらうのって男の夢だよなあ」
なんて話してたらエステルちゃんが「そんな事でよかったら私がしてあげるわ」って。
なんか断りにくい雰囲気だったから、仕方なくひざ枕してもらったら、
その瞬間、鼻を突くような刺激臭が!そう、エステルちゃんのマン臭だ!
こりゃタマラン!と起きようとするも、マン臭の「毒」に俺の体は痺れたらしく
起き上がることもかなわない。
その内、ひざ枕してるエステルちゃんがウトウトしだし、上を見ると口からたら〜と涎が。
これを受けたらとんでもないことになる!それは分かれど体は動かず!
なんとかしないと!俺は全身の力を振り絞ってエステルちゃんに「起きてよ!」
と怒鳴りつけた。
すると突然の大声に驚いたエステルちゃんは勢いでブリッとオナラをしてしまいました。
私は死んだ。
492『■■い■』【14】:2011/03/19(土) 23:00:27.56 ID:bneWAPWo

 室内灯が消え、ベッドライトの暖かな色の明かりがロイドの部屋の中を彩る。
「本当に、いいのか……?」
 机の上から回収したコンドームを枕の下に押し込みながら問うロイドに、ベッドに腰掛けてブーツ
とタイツを脱いでいたエリィが顔を上げる。
「ロイドこそ、本当に、私でいいの……?」
「……ごめん、愚問だったね」
 口真似して問い返してきたエリィにロイドは軽く目を伏せて謝ると、彼女の太股が視界の丁度真正
面にきた。
 黒いタイツの下から出てきた真っ白な生足。そのコントラストが放つ色香にロイドはたまらず酩酊
する。まだ触れてもいないのに下腹部には早くも熱と血流が集まってきた。
(俺だけ先に果てないようにしないとな……)
 少しでも熱を逃がそうと、ロイドは乱雑に部屋着を脱ぎ捨て、トランクス一枚になる。そして、腰
のベルトを外してワンピースの襟に手をかけていたエリィを止めた。
「エリィ。そこから先は、俺に脱がさせてくれないか……?」
 頬がかあっと熱くなるのを自覚しながらロイドが請うと、エリィが唇を少し綻ばせて頷き、両手を
そっと開いてくる。
 ロイドは遠慮無く飛び込むと、彼女の服に指をかけた。
(えーっと、今まで見た感じだと、まずスカーフを外してから、ボレロの留めボタンを取って……)
 鈍痛の続く脳細胞をフル回転させてロイドがエリィの服を脱がしていく。質の良い布地が奏でる衣
擦れの音と共にワンピースの胸元が左右にズレ、暖かみのある白い肌と、胸の谷間が現れた。
「あ……」
 柔らかさと柔らかさの間に存在する凜とした直線。矛盾しながらも両立する奇跡の概念。豊かな乳
房と乳房が織りなす胸の谷間に、ロイドが思わず手を止め見惚れる。
 桜色の布地にクリーム色の飾り紐が縫いつけられたブラジャーも、彼女の白い肌を一層引き立たせ
て、ロイドの理性をガンガン揺さぶってくる。
(俺、堪えきれるのかな……)
 エリィの身体が少し見えただけでこんな有様な自分に、ロイドは本気で心配になってくる。が、表
には出さずに淡々とタイトワンピースを脱がすと、ベッドに彼女を押し倒した。
 スプリングが弾み、彼女の豊かな乳房も揺れる。
 シーツに広がっていくパールグレーの髪の方へ意識を集中させて――でないと理性が焼き切れそう
だったので――いると、ブラジャーと同じ桜色の唇が目に留まった。
「んっ……」
 たまらず唇を重ねると、エリィが僅かに声を漏らして目をそっと細めてくる。
 ロイドの頭で鈍痛が起きたかと思うと、舌が自然と飛び出て彼女の唇の隙間へ潜り込んだ。
 歯の固い感触の向こうに、舌のザラっとした弾力が触れる。
「んっ……あ……」
 エリィの口元が動いたかと思ったら、自らも舌を絡めてきた。
 舐めて、突いて、啄んで。唾の混ざる音をBGMに、二人の唇と舌が踊り舞う。お互いの身体も自
然と揺らぎ、唇を摺り合わせる動きと一緒に身体を擦りつける。
「んっ、ん、ぁ……むっ……」
 口の中で響く彼女のくぐもった声。舌と唇から広がるこそばゆい気持ち良さ。
 それら全てが愛おしくて、そしてもっと欲しくなって、ロイドはひたすら口と舌を動かす。
 エリィもそれに応え、ロイドの唇と舌を優しく包み込む。体勢と重力の関係でロイドの唾液が一方
的に流れ込んでいくにも関わらず、口から零す事なく飲んでいく。
 お陰で、ようやく唇が離れた時には、ロイドは唾の出し過ぎで喉が渇いていた。
(少し飲みたいけど今離れるのは勿体ないな……)
 迷った矢先、鈍痛がロイドの頭を駆け抜ける。
 それに突き動かされるままロイドが後ろへ――彼女の股の方へ下がっていくと、ブラジャーとお揃
いのデザインのショーツが、真正面にきた。
493『■■い■』【15】:2011/03/19(土) 23:01:06.68 ID:bneWAPWo

「えっ? や、やだいきなり……!」
 エリィの焦る声を頭上で聞きながら、ロイドはエリィのショーツを脱がす。
 むわっと暖かな臭いが顔を撫でたかと思ったら、うっすら生えた茂みの向こうに潜む花弁が見えた。
(これがエリィの……)
 女性にとって一番大事な場所。男性を受け入れて、新しい命を育む場所。
 綺麗なサーモンピンクに染まった花弁を目の当たりにして、ロイドは思わず息を飲む。
 前に、ここを女神様と例えているのを聞いた時は不謹慎だと思ったが、こうして目の当たりにする
と、例えたくなる気持ちも解った。
「ろ、ロイド……お願い、そんなに見ないで……」
 エリィが恥ずかしそうに身をくねらせ、両足で隠そうとしてくる。が、それよりも早く、鈍痛と本
能に突き動かされるままロイドは彼女の股に顔を差し入れ、花弁へ口をくつけた。
「やぁんっ!」
 エリィが声を上げて背中を反らす。
 ぬらっとした感覚が唇にきたかと思ったら、花弁から零れた愛液がロイドの口の中へ入ってきた。
(ああ、これ、いいな……)
 喉と心にもたらされる潤いにロイドは思わず目を綻ばす。さらっと流れてきた割には粘度があるの
も面白くて、もっと呑んでみたくなる。
 だから、ロイドは舌でエリィの花弁を弄くり始めた。
「あ、あんっ! んく……っあ!」
 釣り上げた鮮魚のように、エリィの身体が何度も跳ねる。ベッドのスプリングがギシギシ音をたて、
ロイドの身体も一緒に揺れる。
 反動で口が花弁から離れそうになったので、ロイドは両手をエリィの太股に回す。と、発酵したパ
ン生地にも似た柔らかさが返ってきた。
(不思議だなぁ……)
 それなりに筋肉がついているのに柔らかさを失ってない太股に、ロイドは思わず舌を巻く。
 不思議といえば、今自分がむしゃぶりついている花弁もそうだ。自分の唇にすっぽり入ってしまう
程小さくて可憐なのに、舐める度にビクンビクン震えて愛液を吐き出してくる程かよわそうに見える
のに、膨張して屹立した男のアレを丸ごと受け入れる事が出来るなんて。
(女の子の身体って、ほんと不思議だなぁ……)
 ロイドがそう思いながら舌で花弁の窪みをつついた途端、舌先がぎゅっと掴まれ、そのまま中へ吸
い込まれた。
 ぬるっとした肉壁が吸盤みたいに舌へ強く吸い付いてくる。
「あぁあっ!」
 脳髄を直に殴られるような快楽にロイドが驚く一方、エリィが一際大きな嬌声をあげて全身を震わ
せる。
 ごぽっ、と大量の愛液が飛散し、受け止めきれなかった分がロイドの口の周りやエリィの股を濡ら
した。
(……とりあえず、これで飲むのは止めておこう……)
 ロイドがエリィの花弁から口を離す。喉が充分潤ったのもあるが、今の不意打ちでトランクスの中
の男根が暴走しかけている。このまま続けて暴発なんかしたら目も当てられない。
「あぁ……あ、ぁ……!」
 ロイドが視線をあげると、エリィがベッドの上で身体を縮めて震えていた。
 未だ痙攣が止まらないのか、羞恥と心細さの混ざった感情が浮かぶ瞳は涙で少し潤んでいる。だけ
ど、その奥には信頼の光が――恥ずかしくても心細くても止めないでと訴えてくる光があった。
494『■■い■』【16】:2011/03/19(土) 23:01:34.83 ID:bneWAPWo

(えーっと……)
 次はどうしようかロイドが迷った矢先、エリィの豊かな乳房と、それを包み支えるブラジャーが目
に留まる。
(そういえば……ブラジャーってどういう構造になってるんだ……?)
 好奇心にかられてロイドがエリィの胸元まで顔を寄せた。
 香水に混じって彼女の汗の臭いが鼻腔をくすぐってくる中、ロイドはブラジャーをまじまじと観察
してみる。
 布の光沢と質感からすると、素材は絹か。肩紐や胸下のベルトには指が入るけどゴムのように伸び
る訳ではない。とすると、どこかにボタンなり留め金があってそれで固定している筈……だが……。
(どこで外すんだこれ……?)
 いくら見回しても見当たらない留め金にロイドが焦っていると、エリィが両手を自分の胸の合間に
置いた。
 ロイドの前でブラジャーのカップを両手で摘むと、そのまま中央に寄せて持ち上げる。
 まるで花が開くようにブラジャーが左右に分かれ、豊かな乳房と一緒に広がった。
「え?!」
 ロイドが思わず声をあげてブラジャーを見ると、カップの裏側に小さなホックがついている。
「これで留めていたのか……?!」
 驚きを隠せないロイドに、エリィが頷き、くすりと笑ってきた。
「ごめんなさい。初めて愛し合った時の貴方の反応と全く同じだったから……」
 笑った顔のまま説明した後、エリィがふと目を細める。
「記憶はなくても貴方は貴方。心は何も変わってない……」
 今にも嬉し泣きしそうなエリィに、ロイドも心がじんと痺れ、脳裏に鈍痛が駆け抜ける。
「……前に言われた事、今は不思議と納得できるよ」
 ――貴方は貴方であるだけでいい――。
 言われたのは数時間前の筈なのに、何故か、かなり前の出来事のような懐かしさがある。
「――ありがとう、エリィ」
 ロイドは微笑みながら告げると、エリィの乳房に触れた。
 乳房に乗っかっていたブラジャーのカップが身を引くように脇に外れ、薄ピンクの乳首をロイドへ
差し出してくる。
 小さな宝石みたいな乳首と、想像を絶する乳房の柔らかさに、ロイドが目を大きくして息を飲んだ。
(こ、こんなに柔らかくても形を保っていられるのか……?!)
 例えるならば風の塊。指で押せば凹むし、手で揉めば指の隙間からはみ出す程柔らかいけど、力を
緩めればすぐ弾んで元の形状に戻るほど存在感もある。
「ん……っ……」
 押されて揉まれて、エリィが気恥ずかしそうに視線を逸らす。
 ロイドの心臓が一際大きな鼓動をうつ。脳裏に鈍痛が通過し、二つの欲求を置き土産に残していく。
(もっと……)
 彼女に触れたい。
 もっと、彼女を気持ち良くさせたい。
「あっ……!」
 欲求のままロイドがエリィの左乳首に口づけをした途端、悩ましげな声があがった。
「ん……ぅ……!」
 ぢゅっ――と、音をたてて唇をすぼめ乳首を挟みあげると、さっきよりも少し大きな声をあげて背
中を逸らしてきた。
「あ、んっ、あぅ……ん、んっ!」
 乳房をゆるゆると揉みほぐしながら、咥えた乳首を唇で挟んで甘噛みして舌で突くと、艶めいた声
が何度もあがり、こちらへ身体を押しつけるように何度も身悶える。
 口の中では、咥えた乳首が盛り上がって固くなってきた。
「すごい……ここも起つんだ……」
 ロイドは口を離すと、涎をまとって尖ったエリィの乳首を眺めて素直に驚く。
「ここ以外にも吸い付いたりしたら固くなるのかな?」
「! いくら何でもそれはな……!」
 真っ赤な顔で否定しかけたエリィの声は、左の乳房に吸いついたロイドの唇で中断された。
495『■■■■』【17】:2011/03/19(土) 23:01:59.07 ID:RP/Itr38
ブライト家の生活費はカシウスの稼ぎだけじゃ凌げないだろ
ロレント郊外の住居の維持管理費だけでも高くつくはず。
みんな出ずっぱりなのにペンペン草も生えないってことは、どっかの業者に年間を通して契約しているはず。
あとカシウスの隠密行動費だな。中にはリベール王国にすら秘密のものもありそうだから、
王国から予算がでるとは思えない。遊撃士協会にしたってクルスの治療代やボートの修繕費にてんやわんやだ。
さらにエステルが各地で起こした騒動の金銭的尻拭いを協会がしていると見ると、そんな余裕は無いし、娘の不始末代金を
父カシウスが払っている事は疑いない。
じゃあ、どうやってブライト家は破産せずにすんでいるか。
やはり養子にしたヨシュアの盗賊行為とカプア盗賊団の後ろ盾があるからだろう。
ヨシュアの後ろにはクローゼ様とジョゼットたんがいるから、彼自身は金には困っていないはずだ。
なのに盗賊行為も行っているのは何故か。自分以外の浪費癖のある父娘を養うために他ならない。
また、遊撃士はお礼は頂かない、とは言っても日の光の当らない場所でなら話は別ではなかろうか。
カシウスもエステルも、王国中のクエストをこなすうちに、人の弱みも色々握っているはずだ。
古代文明を駆使して迫り来るテロ組織から腐敗した王国を守った彼女だ。
脅迫、泣き落としなどは朝飯前であるのは明白である。

このようにリベール王国の治安維持は、エステル一門の無法行為によって支えられている。
人々の怒りは爆発寸前であるからこそ、3rdでは異国の神父を主役に抜擢したのである。
リベール市民の志は主役交代にあった。だが神父はそれにしくじった。
失敗したものの行き着く先は、「もう続編は無い」ということであろう。
496『■■■■』【18】:2011/03/19(土) 23:03:06.48 ID:RP/Itr38
俺は今から聖騎士になる
もちろん聖騎士だから童貞を守り続ける
そんな俺をレンたんは誘惑するだろう
しかし、俺は挫けない
レンたんがおまんまんをくぱぁして、自分でペロペロして
「見て、こんなに濡れちゃった」って言っても相手にしない
すると、レンたんはそんな俺の食事に媚薬を盛ってムリヤリ発情させるだろう
俺は自分の意志とは裏腹に、レンたんのおまんまんに
勃起した童貞チンコを挿れたくなるに違いない
だが、唇を噛み締めて、口の端から血を流しながら
「さぁ、このマントを身に着けるんだ。はだかんぼでいたら、風邪をひいちゃうからね」
と、無理に微笑んで見せるんだ
そんな俺の態度にプライドを傷つけられたレンたんは雨の中、外に飛び出していってしまう
心配になった俺は、チンコが勃起しているにも拘らず、レンたんを捜しに行くだろう
やがて、橋のたもとで蹲るレンたんを発見し、今日はウチに泊まるように説得する
部屋に戻ったら、レンたんに、先にシャワーを浴びるように勧め、
出てくる前になるべくキレイっぽい自分の服を準備する
「洗濯してあるやつだから。あ、パンツは一応未使用だから」
と、俺の服を渡す。レンたんはツンツンしながらも、
しょうがないなぁと頬を染めながら、俺の服に袖を通すんだ
そして、俺はシャワーを浴びる前に
「レンたんは俺のベッドで寝ろよ、俺はソファで寝るからさ」と、さりげなく気を使う
レンたんは、私がソファで寝る!と言い張るけど、
女の子にそんな真似はさせられない、と俺はきっと譲らない
根負けしたレンたんがベッドで寝るのを確認し、俺は浴室に入る
そして、浴室内のレンたんの抜け毛を集めて、もぎゅもぎゅと美味しく頂きたい
497『た■い■』【17】:2011/03/19(土) 23:03:33.24 ID:bneWAPWo

 ぢゅっ! と、乾いた音がたち、白百合のように滑らかな肌へ赤いキスマークの花が咲く。
 まるで判子でも押すように、ロイドが音をたててエリィの乳房に吸い付き、キスマークの花を増や
していく。
「あんっ、や、あっ、あ……」
 エリィが身を竦めて声をあげ、シーツの上に広がったパールグレーの髪がさざ波のように揺れる。
 右の乳房も切なそうに揺れて、ロイドの頬へ何度もひっつく。その動き――こっちも忘れないでと
アピールしてくる動きに、ロイドも顔をあげると、そのまま右の乳房へ飛び込んだ。
「あ……っ!」
 ベッドのスプリングが微かに軋み、エリィが頤を大きく逸らす。
「大丈夫。こっちもちゃんと可愛がるから……」
 ロイドは熱の篭もった声で囁くと、ほんの少し盛り上がって固くなっていた右の乳首を咥えた。
「あぁっ!」
 ちゅぅっ、と一回吸うだけで、エリィが大きな声をあげ、右の乳首がぴんと起つ。
 その反応が面白くて愛おしくて、ロイドは赤子のように唇をちゅぱちゅぱ窄めてみた。
「あっ、んっ、ふ……ぅっ!」
 悶えるエリィの顔の赤みが増し、肌がじっとり湿ってくる。左の乳房を手で揉みしごきながら右の
乳房へキスマークを刻む口の中に汗の塩味が入ってくる。
(エリィ……気持ち良く、なってくれてるのか……?)
 右の乳房にも一通りキスマークを刻んだ後でロイドが上体を起こして様子を見ると、エリィと目が
あった。
 潤んで艶めいた瞳で見つめられ、ロイドの心臓が大きく脈打つ。頭の中で起きた鈍痛が背骨をつた
って下半身へ降り、男根に集まっていた血液と熱を破裂させかける。
(ヤバい……これじゃあ、エリィを気持ち良くさせる前に俺がヘタれる……!)
 ロイドの頭の中に冷や汗が垂れる。
 呼吸の度に豊かな乳房がふよふよ揺れる所とか、自分がいつも寝起きしているベッドの上にエリィ
が一糸まとわぬ姿で無防備に横たわっているという状況とか、気付けば気付くほど、男根の暴走具合
が増していく。
 慌ててトランクスを脱ぎ、枕の下に仕舞ってあったコンドームを男根に被せるが、血管を浮かせて
怒張した男根がそれで収まる訳もなかった。
498『た■い■』【18】:2011/03/19(土) 23:04:09.77 ID:bneWAPWo

(どうしよう……)
 途方に暮れるロイドの脳裏に鈍痛が過ぎる。それに導かれるように視線が彼女の股の方へと下がり、
しっとり湿った茂みと、ぬらっとした光沢をまとった花弁が目に留まる。
(……そうだ……)
 もっと気持ち良くさせればいいんだ。
 鈍痛と共にロイドは悟ると、右手をエリィの股へ差し込む。そして、花弁の中へ中指をぐっと突っ
込んだ。
 愛液のぬるっとした感触の後に、蜜壷の肉壁が中指をぎゅっと締めてくる。
「ぁっ!」
 エリィが短い悲鳴をあげて、シーツの上に投げ出していた手足を大きく跳ねさせる。
 そこへのし掛かるような形でロイドがエリィの身体を抑えると、人差し指と薬指も蜜壷へ差し込み、
先に入れてあった中指と一緒にぐねぐね動かし始めた。
「っや! ぁんっ! んんっ! っくっ……ぅ!」
 ロイドの右手に操られ、エリィが悲鳴のような嬌声を上げて身悶える。それはまるで楽器を奏でる
かの如く。三本の指で蜜壷の肉壁を擦って抉って突き上げる度に、外に残った親指で花弁を弾く度に、
エリィの肉体が愛液という音色を吐き出していく。
 噴き出す愛液はロイドの右掌やエリィの股をグショグショに濡らし、シーツの方にも飛び散って染
みを作る。
(これで気持ち良くなってくれれば、俺だけ先にヘタれる事もない……)
 手首まで飛んでくる愛液の飛沫を感じながら、ロイドはじっとエリィを観察する。
「あっ! あ! んあっ、ぁんっ!」
 両目をぎゅっと閉じて叫ぶエリィの顔に珠のような汗が浮き出て、パールグレーの乱れ髪がこめか
みに張り付いていく。
 指を咥え込んだ蜜壷が内部の肉壁を蠢かせ、微かに痙攣をし始める。
 花弁もピンと尖って固くなり、親指の腹を凹ませてくる。
 それら一連の変化をロイドが固唾を飲んで見守っていると、蜜壷の肉壁をしごいていた中指に、こ
りっと固い突起が触れた。
「あっ――!!」
 エリィが一際大きくて切迫した声を上げるや、背中を弓形に逸らす。
 次の瞬間、彼女の内と外が一斉に痙攣したかと思うと、ぶしゃっ! と、くしゃみににも似た音を
たてて大量の愛液が噴出した。
499『た■い■』【19】:2011/03/19(土) 23:04:40.28 ID:bneWAPWo

 ロイドの見ている前で、エリィが何度も痙攣しながらベッドに身を沈めていく。
(良かった……エリィ、気持ち良くなってくれた……)
 ロイドはほっと安心すると、蜜壷から右手を引き抜いた。
 指先から愛液の塊が滴り落ち、シーツに大きな染みを作る。それでも尚、右手は大量の愛液で濡れていた。
 ロイドは彼女の足を左右へ広げ、露わになった股の前へ腰を寄せる。そして、陸にあがった魚のよ
うに口をパクパクさせている花弁へ男根をくつけると、そのまま前へ突き進む。
 じゅぶっ……と、濁った水音をあげて、蜜壷の中へ男根が侵入を開始した。
「あぁっ……!!」
 エリィが切なそうな声をあげて上体をよじらせる一方、蜜壷がロイドの男根にぴったり寄り添い、
引きつけるように震えだす。
(くっ――!)
 想像を遙かに超えた気持ち良さに、ロイドの意識が一瞬ホワイトアウトする。すっかりお馴染みに
なった鈍痛で揺り戻されなかったら、そのまま暴発していたかもしれない。
(まだ、だ……まだ、ダメだ……!)
 男根から駆け上ってくる快楽を必死で堪えながら、ロイドは腰を進めた。
 ぱしっ――と、小さな水音と共に二人の下半身が深くくっつき、男根が根本まで蜜壷に入る。
「んっ……ろ、いどぉ……」
 熱い吐息を零しながら、エリィがロイドを見上げてくる。少し苦しげに震えながらも喜びに満ち溢
れた笑みをたたえて。
 彼女の蜜壷も、まるで風に吹かれた草原のように肉壁を揺らし、入ってきた男根を歓迎してくれた。
「エリィ……愛してるよ」
 ロイドはそっと囁くと、エリィの脇の下に両手をついて腰を揺すり始めた。
「あっ、あんっ、ん、あっ……」
 ベッドのスプリングが軋むリズムに合わせて、エリィの口から嬌声が、蜜壷から愛液が零れていく。
 花弁は出入りを繰り返す男根の竿に沿って形を微妙に変え、じゅぷずぷっと卑猥な水音をたてる。
 でも、それでも。
(まだ足りない……)
 中指が蜜壷の突起を探り当てた時のような激しい反応からは程遠い。
(女の人って……こんなに、何度でも、気持ち良くなれるんだ……)
 ロイドは驚きつつ、自分の見通しの甘さに臍を噛む。こちらは快楽と鈍痛が頭を絶えず揺さぶって、
いつ爆発してもおかしくない。自分だけが一方的に気持ち良くなって終わってもおかしくない。
(そんな訳にはいかない……!)
 誰よりも大切で愛おしい人だからこそ、共に気持ち良くなって貰いたいんだ。
 ロイドは腰を振りながら、手でなく肘で体を支える体勢に変えると、彼女の口に唇を落とした。
「んっ……」
 腰元で響く水音と競うように、ロイドがエリィの唇を、歯を、舌を、己の唇と舌で突いて舐めて絡
めていく。同時に、こちらの腰の動きに合わせて揺れている乳房を両手で掴むと、掌で全体を揉みな
がら指で乳首を挟んでしごき始めた。
「んぅ……!」
 エリィがぴくっと目端を動かしたかと思うと、蜜壷がしゃくりあげるような動きをみせる。
 不意打ちによる暴発に注意しながら、ロイドは口を動かし、両手を動かし、腰を動かした。
「ぁん、む、ぅう……!」
 塞いだ口から漏れ出る嬌声が、少しずつ切迫したものになってくる。
 指の中でたっていた乳首が固さを増し、掌が彼女の汗で湿ってくる。
 ずぽっ、ぐぽっ、じゅぐっ、ずぷっ、と、インサートの音程が微妙に変わり、男根へくる締め付け
も少しきつくなる。
 でも、まだ、後もう一押しが欲しい。
 ロイドがそう思った時、彼女の乳首をしごく右手の中指に、蜜壷の突起へ触れた時の感触が蘇って
きた。
(……もしかしたら……)
 ロイドは一端腰をひくと、あの時の中指の位置へ向かって男根を突き立ててみる。
「!!!」
 こりっとした感触が亀頭と竿を擦っていったかと思うと、エリィが目を見開き、蜜壷が悲鳴のよう
に揺れ動いた。
500『た■い■』【18】:2011/03/19(土) 23:04:58.57 ID:RP/Itr38
ティータたんとデートをしたいなあ。
おれからデートを申し込まれて、顔中を真っ赤にするティータたん。モジモジとして
いるのだけれども、コクリと頷くのがわかる。じゃあ、決まりだね、とおれが言うと、
ティータは一瞬だけ時がとまったかのように文字通り固まってしまい、そのあと力強く
ウンウンと二回、また頷くのである。どこでデートをしよう?もちろんティータたんの住
んでいる街もいいところではあるのだけれども、彼女はここでは有名人なので、
至る所で知り合いと出くわしてしまい、気の休まる暇もないだろう。だからおれと二人き
りになることを望んでいるティータたんのために、明るく華やかなルーアンとか王都とか
をチョイスしてあげるのだ。いやここはあえてロレントみたいな小さなのどかな街で、い
つまでもじっとお話をしてみるのもいいのかもしれない…。
デートの当日、待ち合わせの場所できょろきょろとおれを探すティータたんの姿が目に入
る。いつものような、暗い色のゴーグルに帽子に前掛けに長靴にといったものものしい装
備ではもちろんなかった。自然な素材感を感じさせるような淡い色のノースリーブのワン
ピースに、これもまたシンプルな意匠のサンダルをつっかけているだけであった。ティー
タたんの、ほっそりとした足首、ティータたんの少女らしい、柔らかさを感じさせる腕、
ティータたんの真っ白な首筋、ティータたんのすべすべとした、磨きあげられた大理石の
ような肌、ティータたんのはかなげなからだの線…。そういったティータたんの、
おれがまったく目にしたことがない諸々が、惜しげもなく披露されている。また、ティー
タたんの豊かな金髪は、控えめな髪飾り(おれが前にティータたんにプレゼントしてあげ
た)が添えられているだけで、ふだんの帽子と髪留めから開放感を感じているかのように、
サラサラと自由に気持ちよく風にたなびいていている。煤けた空気に機械音があふれ重苦
しい金属の固まりが林立するなか、そんなティータたんの姿はあきらかに異質なものであ
った。おれはティータたんの、一輪の野の花のような可憐な美しさに思わず立ちすくみ
深いため息をもらすのである。そうしておれを見つけたティータたんは満面の笑みを浮
かべて、駆け寄ってくる。相変わらず、ティータたんの頭からつま先までを、ジロジロ
とみつめるおれ。ティータたんはおれの気持ちを知っているのか知らないのか、「エ
ヘヘ…」と照れたような笑みを浮かべる。おれはティータたんの愛らしさにもうそ
の場で抱き締めてしまいたくなるのである。
飛行船の搭乗を促すアナウンスが流れる。おれとティータたんは目を合わせて、乗り場
までぴったりと並んで向かうのだ。途中、何か工事を行っているのであろう、
見慣れない重機械がガンガンと鈍い音を響かせているのが目に止まる。おれの視線
の先に気付いたティータたんは、何かをおれにいいたそうだったのだけれども、
思い直したかのように、出かけた言葉をひっこめるように、うつむいてしまう。お
れはティータたんの気持ちを即座に理解した。ティータたんにそれについてたずねるの
をやめた。ティータたんがいかにこの日を特別なものと思っているかを知ることができ
、おれはこの上もない喜びを覚えるのである。もちろんおれは、そのことに脇目もふら
ずに没頭しているときのティータたんの姿も大好きなのだけれども…。
92 名前: 名無したんはエロカワイイ 投稿日: 2008/04/15(火) 00:11:03 ID:5At3OyhF0
ああ可愛い可愛いエステルちゃん。そんなに漏れを見ないで。
漏れに笑いかけないでおくれ。不思議そうに微笑むエステル
ちゃん。イタズラっぽく笑うエステルちゃん。フフン、といった具合に
挑戦的なエステルちゃん。お気楽に表情をゆるめるエステルちゃん
エステルちゃんを見るたびに、漏れはもう辛くて辛くてしょうがなく
なるんだよ!エステルちゃんと漏れとを隔てる、深い深い断裂。
あとほんの少し手を伸ばせばエステルちゃんに触れることが出来そう
なのに・・・。
501『た■い■』【20】:2011/03/19(土) 23:05:40.76 ID:RP/Itr38
散歩をしていたら泣いている女性がいたので、何事かと話しかけたら、
なんとエステルだった(むこうは私を覚えていない)。
聞けばエステル、父親が病気なのだが治療費が高すぎて払えないという。
なんてこった。エステルの奴、今度は泣き落とし詐欺か…。
何も知らない奴なら騙せたかも知れないが、カシウス氏をよく知っている私は、
騙せるわけがない(彼が元気なことも当然知っている)。
だけど、ここまで落ちぶれたエステルを見ていたら、怒りよりも逆に哀れに思えてきて、
詐欺だとは分かっていたが、彼女の言う『治療費』を出してやることにした。
するとエステル「ただではお金を貰えない」と突然服を脱ぎだした。
背筋に走る悪寒――
「さあ、好きなだけ私を抱きなさい!」
予感的中――!
「結構です」と言うが「そうはいかない」と食い下がるエステル。
アンタがセックスしたいだけだろう! …と言いたかったが言うより早く
エステルにひん剥かれてしまった。そして三日三晩のセックス漬け…(しかも青姦!)。
衰弱するまで搾り取られた私は、自分の『治療費』まで出さないといけないはめとなった。
502『た■い■』【20】:2011/03/19(土) 23:06:00.16 ID:bneWAPWo

 ベッドの軋むリズムが乱れ始める。ロイドが腰を打ち込む度に、エリィが口端から涎を零しながら
手足や尻をベッドにぶつけて悶えるようになったから。
「んあっ、あ、あっ、ぅ……あぁっ!」
 悶える動きで口吻が外れ、エリィの澄んだ嬌声が室内に響きだす。
 パールグレーの髪がベッドの上でさざ波を起こし、ベッドライトを浴びて星屑のような煌めきを周
囲に散らしていく。
 そんな彼女に――胸を揺らし、尻を揺らし、男根と花弁の隙間から涎のように愛液をまき散らして
いく彼女の痴態に、ロイドの心は否応なく燃え上がり、男根も更に膨張する。
「あんっ、あ、んふぁあ、ああっ!」
 もっと、気持ち良くさせて。もっと、乱れる様を見たい。
 燃え上がった心に突き動かされ、ロイドが腰を振るペースを早める。男根が蜜壷を擦って抉って押
し開き、突起の部分だけでなく、ありとあらゆる角度へ亀頭を容赦なくめり込ませていく。
 暴発を恐れる気持ちは掻き消され、鈍痛が頭の中に霞のように広がっていく。
 ぐじゅっ、ずぶっ、ぐぶぶっ、と、愛液を媒介にして響く結合の音色に、ぱしっ、ぱしっ、と、肉
同士のぶつかり合う音が混ざりだす。
「ろ、ロイ、ド……ぉ! そん、な……すごい、の、された……ら……」
 エリィが息も絶え絶えに言いかけた刹那、ロイドの男根が根本までめり込んだ。
「!!!」
 エリィが目を大きく見開き、身体を勢いよく縮める。勢いで蜜壷から男根が抜けそうになるのを、
ロイドは両手で彼女の腰を抑える事で阻止していると、彼女の身体の外側と内側で、今まで一番大き
な痙攣が走った。
「あぁああっ!」
 か細い悲鳴があがる下では、花弁が濁流のような勢いで愛液を吐き出し、蜜壷が絶叫をあげるよう
に揺れ動く。今までの締め付けと合わさって、男根に強烈な快楽をもたらす。
(くっ……!)
 触れているこちらが痺れそうになる位の震えに、ロイドは魔獣の麻痺攻撃を耐える時と同じ心構え
で我慢していたら、エリィの全身から力が抜けた。
503『た■い■』【21】:2011/03/19(土) 23:06:42.41 ID:bneWAPWo

「……あ、はぁっ……はぁぅっ……!」
 苦しげに息をしながら、エリィが縮めていた身体を緩める。お尻の下のシーツは愛液でぐっちょり
濡れて、子供のおねしょみたいになっていた。
(……良かった、エリィが気持ち良くなってくれた……)
 緑耀石のような瞳が快楽で澱んでいるのを見て、ロイドは思わず笑みを零すと、彼女の股へ埋めた
ままだった腰を離し、また切り返す。
「ああっ!」
 もう暴発を恐れる必要はない。
 蜜壷の締め付けと震えがもたらす快楽に堪え忍ぶ必要はない。
 後は――こちらが果てるまで、共に、心ゆくまで楽しもう。
「あっ! ん! ふぁあっ! あぁっ! んぅっ!!」
 ロイドは腰を振り、エリィの花弁と蜜壷を貪り食らう。痙攣が止まぬ蜜壷を削ぐような勢いで男根
を押し込み、最奥の肉壁へ何度も何度も叩き込む。
「あぁっ! ぅうっ! ふぅ、んっ!!」
 愛液が飛沫となって周囲に飛び散り、ロイドの股や太股をしとどに濡らしていく。
「ああぁっ!! あああ! あんっ! んんんっ!!」
 顔を真っ赤にして悶えるエリィの舌を、ロイドは自分の舌でちょんと突いて、彼女の味を確かめる。
 こちらの動きに合わせて上下するエリィの乳房を、手でそっと掴んで、揺れ具合を触れる。
 風にあおられるようにパールグレーの髪が翻り、ロイドの鼻先を掠めて、彼女の匂いを伝えていく。
 すぐ傍で響く彼女の嬌声も、触れる箇所から伝わる彼女の温もりも、普段の様子からは想像もつか
ないほど乱れた痴態も、全てが愛おしくて、そしてもっと欲しくなる。
(俺……こんなに我が侭な奴だったんだな……)
 彼女の口の中へ舌を差し込んで舐め回しながら、ロイドはそんな事をぼんやり考える。頭の隅々ま
で鈍痛が広がり、源泉のように溢れ出る彼女への愛おしさと混ざり合って、視界も意識も曖昧になっ
てくる。
 それでも、彼女の中を出入りする男根からくる感触は鮮やかなままで、それを寄り縋りにして、ロ
イドは己の身体を突き動かしていると、ある時、頭の中のものが全て引き摺り出されるような感覚が
きた。
「っ……!」
 立ち眩みにも似た感触にロイドが思わず腰を止める。
 意識も記憶も全てが表へ引き摺り出される感覚の中、下腹部が急激に熱くなって膨らみ、男根が白
濁液を吐き出した。
504『た■い■』【22】:2011/03/19(土) 23:07:01.24 ID:RP/Itr38
とある村のはずれでエステルがゴザを敷いて芋を売っていた。
寝転がって鼻をほじりながら芋を売るその姿には、かつての面影は全く無く、
浮浪者のようなみすぼらしい姿は正直見ているのが辛かった。
だけど見て見ぬふりをするのも気が引けたので
「その芋ください」と彼女のそばに歩み寄った時だった。
「またおめえか!この芋泥棒が!」
どこからともなく現れた農夫。どうやら芋畑のおっさんらしい。
そうか…この芋はおっさんの畑から盗み取ったものだったのか…。
ショックだった。
「相変わらずうるさい奴だね。わかったよ、体で払えばいいんだろ!」
「おまえみたいなアバズレ抱いても1ミラの得にもなりゃしねえんだよ!」
「あんですって〜」
これ以上は聴いてられない。
そう思った俺は口論する二人の前から逃げるように立ち去った。
505『た■いま』【22】:2011/03/19(土) 23:07:04.10 ID:bneWAPWo

 胸に当たる二つの柔らかい感触でロイドは我に返る。
 どうやら射精と同時に少し気を失っていたらしい。勢いの収まった男根はいつの間にか蜜壷の外に
抜け落ち、エリィの上にのし掛かる格好で寝ていた。
「大丈夫、ロイド……?」
 慌てて身体を起こして横へどいたロイドに、少し惚けた目のエリィが心配そうに尋ねてくる。
「あ、ああ。すまない、少しぼーっとしてて……」
 ロイドは軽く頭を下げた後、エリィのこめかみに張り付いていた乱れ髪を指ですくった。
「……記憶がなくても、終わった後に私の髪の毛をいじるのは好きなままなのね」
 エリィが、嬉しさに少しの切なさを混ぜた微笑みを浮かべて、ロイドの唇をなぞってくる。
「……そう言うエリィだって、終わった後は、よくこうして俺の唇に触れてくるじゃないか」
 少し間を置いてからロイドが笑みを返すと、エリィの表情が凍り付いた。
「よくこうして……って……?!!」
 まさか……と目と口を大きくして息を呑むエリィに、ロイドはしっかりと頷き返すと、笑顔で告げ
た。
「思い出したよ、全部」
「……!!!」
 エリィの顔がくしゃっと歪み、大粒の涙をボロボロ零しながら眩しいばかりの笑顔を浮かべる。
 感極まって抱きついてきたエリィを、ロイドもしっかり抱き返した。
506『ただいま』【23】:2011/03/19(土) 23:07:32.40 ID:bneWAPWo


 朝になったら、キーアに会いに行って、思い出を取り戻したよと教えよう。
 それから、心配かけた皆にも記憶が戻った事を知らせないと。
 ああ、そうだ。記憶を取り戻すのを手伝ってくれたオスカー達にもお礼を言わなければ。

 でも、その前に。
 今回の件で一番辛い思いをしていた彼女へ。
 傷つけてしまったにも関わらず、変わらずに愛し続けてくれた彼女へ。



 『ただいま』を、伝えよう――。


507名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 23:07:54.28 ID:bneWAPWo
本編は以上です。

続けておまけ(非エロ)いきます。
508『ただいま』【24】:2011/03/19(土) 23:08:28.31 ID:RP/Itr38
一度は心を開きかけたレンが再び心を閉ざしたのは、
エステルからヨシュアとの濃厚なSEXを見せ付けられたからだ。
これによりレンの中の性的トラウマにスイッチが入り、
レンは逃げ出すようにエステル達の元を去っていった。

それから3年――――
発着場近くの倉庫街に彼女の姿はあった。
『立ち飲み喫茶 黒蜜』
それが今、彼女が切り盛りしている店の名前だ。
喫茶店なのに客を座らせないというコンセプトは最初こそ敬遠されたが、
その物珍しさとレン自身のかわいさで見る見るうちに人気スポットとなった。
彼女は言う、
「どうして客を座らせないかって? 男なんて私に立たされてりゃいいのよ」
そう、客を座らせないのはかつて自分を虐げた『男』という生き物へのささやかな復讐だったのだ。
しかし彼女は知らない。
この、「男なんて私に『立たされて』りゃいいのよ」
…という発言を聞くために男子客がやってきているということを。

今日もまた多くの男性客が彼女に『立(勃)たされ』に店へと集まっている。
509『ただいま』【おまけ1・前編】:2011/03/19(土) 23:08:35.56 ID:bneWAPWo

 ロイドが洗い物を終えて自室に戻った頃――。

(……私は何を期待しているのかしら……)
 夜風が吹き、支援課ビル屋上に立つエリィのパールグレーの髪が軽やかになびく。
 自分の進む道を見失いかけて、今のように一人で屋上から街を眺めていたあの時。彼が来てくれた
お陰で、また前へ進む事が出来た。
 でも、今は、その彼が来てくれる事はない。自分が傷つけてしまったのだから。
「っ……!」
 エリィの膝が崩れ、手すりにしがみつくようにしゃがみ込む。下を向いた瞳からは自然と涙が零れ、
コンクリートの地面にポタリと落ちる。
 あの時の彼の顔――迷子になった子供そのものの顔だった。独りになった事を認めたくなくて、恐
怖と悲しみから必死に耐えている顔だった。
(なのに私は……!)
 嗚咽するエリィの胸元で、チャラッと金属音が微かに響く。
 音に誘われるようにエリィが胸元からエニグマを取り出すと、ストラップにしているペンダントの
蓋を開いた。
 幼い頃、まだ家族がバラバラになる前に撮った写真がエリィの目に映る。
(あの時と違って何かが出来るかも……そう思ったのは、私の驕りでしかなかったわね……)
 エリィが泣きながらため息をついていると、持ってるエニグマが鳴り響いた。
『すいません、今そちらに伺っても宜しいでしょうか?』
 エニグマからティオの声が流れてくる。
「え? あ、ごめんなさい、今部屋にいないの。私がティオちゃんの部屋に行きましょうか?」
『大丈夫です。……私も、屋上に来てますから』
 エリィが慌てて涙を拭って立ち上がると、ティオが少し間を置いて返してきた。
「……え……?」
 エリィが振り向くタイミングに合わせて屋上の扉が開き、エニグマを手に、書類を脇に抱えたティ
オがやってくる。
「すいません、連絡してからでないとエリィさんを落胆させてしまうかと思って……」
 エニグマを仕舞いながら頭を下げてくるティオに、エリィもいいのよと首を横に振ってエニグマを
仕舞った。
「ティオちゃんは、コッペにご飯あげにきたの?」
「……いいえ。エリィさんにお願いがあって来ました」
 そう言うと、ティオが書類をエリィに差し出してきた。
「今日の分の報告書です。私の代わりに、ロイドさんへ提出して頂けませんか?」
「え? だ、だって……」
 惑うエリィに、ティオがお願いしますと言葉を重ねてきた。
510『ただいま』【おまけ1・後編】:2011/03/19(土) 23:09:02.61 ID:bneWAPWo

「ロイドさんは、朴念仁の自覚のない朴念仁です」
 ティオが呆れた風に息をついて語り出す。
「そして、天然の一級フラグ建築士でありながらフラグクラッシャーでもあります。記憶を無くした
せいで、その傾向が悪い方に強くなっています。どうせ、夕方の時も、エリィさんに酷い事言ったん
でしょう?」
「いいえ、あれは私が悪かったの! ロイドがどんなに追い詰められていたのか気付かないで……」
 声を張り上げ否定してから、エリィははっと息を呑む。
「やっぱりそうでしたか」
 淡々と相槌をうつティオに、エリィは気まずそうに唇をすぼめて俯いた。
 少し冷たい夜風が屋上を吹き抜けていく。
「……もし、エリィさんがロイドさんに会いたくないというのでしたら、お願いはしません」
 ライトブルーの髪の毛を夜風になびかせながら、ティオが唇を開いた。。
「報告書は私が出してきます。でも、もし、少しでも会いたいという気持ちがあるのなら……お願い
します。ロイドさんに会って、はっきり教えてやってください。貴方がどれだけロイドさんの事を愛
しているかを、あの朴念仁に叩き込んでやってください」
 そう言うと、夜風で乱れる髪を抑える事もせずにエリィへ頭を下げてきた。
「ティオちゃん……」
 頭を下げたままのティオを見つめるエリィの瞳から、今まで巣くっていた心細げな光が消えていく。
「……そうね。自分に向けられる好意については恐ろしい程に鈍感な人間だったわよね、ロイドは」
 恋人同士になったのだって、私から直に想いを伝えてを何回も何回も繰り返してようやく……だっ
たのに、何で忘れていたのだろう。
 エリィはため息をつくと、差し出されていた書類を受け取る。
「ありがとう、ティオちゃん。私、ちゃんと伝えてくる」
 ぱっと顔をあげて嬉しそうに口元を緩めたティオに、エリィも目元を優しく綻ばして笑った。
「今回も上手くいかないかもしれないけど……でも、もう諦めたくはないから」
 その言葉を残して、エリィがビルの中へ戻っていく。
「……健闘をお祈りしてます」
 静かに閉まっていくドアへ向かって言うと、ティオは視線をあげた。
 月明かりが夜空にほわっと広がっていて、包み込まれるような安らぎを覚える。
「……私達にとっても、お二人は希望なんです……」
 夜風に吹かれるままティオが月を見上げていると、エニグマが鳴った。
『よっ、こちらランディ。お嬢はロイドを攻略したぜー♪』
 ティオがエニグマの通信モードを起動すると、ランディの陽気な声が返ってくる。
「上手くいきましたか。それで今はどうなってます?」
『今はイヤホン外したから気配ぐらいしか解らんが……まぁお盛んな事でって事だなこりゃ』
 表情を明るくするティオに、ランディは少し言い淀みながら答えてきた。
「解りました。では、私はキーアのフォローへ向かいますので、ランディさんの部屋の壁に設置した
盗聴用導力レコーダーはそのままにしておいてください。録ったブツは後で楽しませて貰います」
『楽しむのかよ!』
「勿論です。恋人同士の愛し合う声が……世界で一番優しい音楽がクリアーに聴ける絶好のチャンス
です」
 ランディの突っ込みにティオが堂々と切り返すと、音しか届けない筈のエニグマのスピーカーから、
何とも言えぬ雰囲気が伝わってきた。
『……お互い、馬に蹴られんように気をつけねぇとな』
「何を言っているんですか。私達は、内緒で見守っているだけです」
『ははっ、それもそうか』
「そうですよ」
 そう言って軽く笑いあうと、エニグマの通信を切る。
 そして、スキップしそうな程軽やかな足取りで、ティオも屋上から立ち去っていった。
511『ただいま』【おまけ2・前編】:2011/03/19(土) 23:09:26.65 ID:bneWAPWo

 それは、太陽が少しだけ西に傾いたある午後の事。
「リュウ、やっぱり止めようよ〜」
「そうだよ、それでもっと悪化したら、キーアちゃん、ほんとに泣いちゃうよー」
 支援課ビル裏口に繋がる階段の手前で、アンリとモモが困った風に眉を下げて騒ぐ。
「でもよぉ、ツンツン頭の怖そうな兄ちゃんも言ってたじゃねーか。同じ刺激を与えればいいんじゃ
ないかって」
 二人の視線にリュウも困った風に顔をしかめつつも、手にしたフライパンは離さなかった。
「上手くいけば、兄ちゃんの記憶が戻ってキーアも元気になるんだぜ?」
「本当にそうなら、先生だって試していると思う……」
 試してみる価値はあるだろと笑うリュウに、アンリが冷静な突っ込み入れる。
「モモもそう思う〜」
 うぐ、とリュウが息を詰まらせた所へ、モモからの追撃も入った。
「……じゃあお前らは勝手にしろよ! 俺は一人でもやるからな!」
 リュウが声を荒げてフライパンを構え直した時、支援課ビル裏口の扉が開く。
 扉の開く音を聞きつけた三人が振り向くのに合わせるように、キーアがツァイトと一緒に外に出て
きた。
(……あれ?)
 キーアの表情を見て、三人が同時に首を傾げる。ちょっと前、お昼ご飯の時間だからと解散した時
はあんなに暗かったのに、今は妙にさっぱりとして晴れ晴れとしている。
「みんな、どうしたのー?」
「キーアちゃん……もしかして、あのお兄ちゃんの記憶が戻ったの?」
 ビル裏口の前で丸まって昼寝の体勢に入ったツァイトを置いて寄ってきたキーアに、モモがおそる
おそる尋ねた。
「……ううん、まだだよ」
 キーアが、元気のない声で首を横に振った後、でもね……と話を続けた。
 お昼ご飯を食べる為に、キーアがリュウ達と別れた後の出来事を――。
512『ただいま』【おまけ2・中編】:2011/03/19(土) 23:10:19.45 ID:bneWAPWo

 大聖堂から昼を告げる鐘が鳴る。
 支援課のビルのいつもの席にいたセルゲイは、読んでた医学書を閉じると、部屋を出た。
 皆で食事をするテーブルの脇で、キーアが昼寝中のツァイトの背中に抱きついている。普段ならク
レヨンに落書き帳、図書館から借りた絵本などが散乱しているのだが、今は綺麗なものである。
「キーア、何が食いたいモンあるか?」
 手持ちの携帯灰皿でタバコの火を消すと、セルゲイはキーアの顔を覗き込む。と、鉛色の雲が覆わ
れた空のように暗い表情をしていた。
「……いらない……」
「おいおい、その年でダイエットか?」
「……いらない……」
 ぽつりと繰り返してツァイトの背中に顔をうずめたキーアに、セルゲイは天井を仰ぎ見る。
 出かかったため息を腹の奥に押し返すと、キーアの首根っこをぐいっと掴んで持ち上げた。
「きゃっ!」
 ツァイトから引き剥がされ、キーアが小さな悲鳴をあげる。
「いいか、アレは事故だ。アイツ……ロイドが記憶喪失になったのは、お前のせいじゃない。俺だっ
て派手に頭ブン殴られて気絶した事があったが、記憶は無くさなかったぞ?」
 ツァイトが寝たまま両耳を鋭く立たせる中、セルゲイはキーアと真正面から向かい合いながら述べ
た。
「でも……キーアが鞄を振り回さなかったらロイドがいた脚立が倒れる事は無かった……」
「そりゃそうかもな」
 セルゲイは素直に認めた後、だけど、と続ける。
「それは過去の事だ。過去に起こっちまった事は女神様だって変えられない。でも、今と未来は誰に
でも変えられる。ならばそれで過去に起こっちまった事を訂正していけばいい」
 そう言ってセルゲイがニヤリと笑うと、キーアも少しだけ表情を緩めた。
「……でも、キーアにはロイドの思い出を取り返す方法、解らない」
「それは当事者であるアイツ自身の仕事だ。今のお前さんがやる事は違う。それはな……」
 ここで一拍間を置くと、セルゲイはキーアの瞳をしっかり見つめながら告げた。
「元気を出す練習だ」
 言われて、キーアがきょとんとした顔をする。
「何で? と言い足そうな顔だな」
 少し愉快そうに笑うセルゲイへ、キーアは素直に頷くと、いいか、と、セルゲイが説明してきた。
「気持ちっつーのは伝播していくもんだ。暗い気持ちのままで居続ければ、周囲にいる人達もやがて
暗い気持ちで包まれてしまう」
 この言葉に、キーアは、さっきまで一緒にいたリュウとアンリとモモを思い出す。
 三人とも、最初は明るく振る舞ってキーアを元気づけようとしてくれて、アンリは教会の施術につ
いて教えに来てくれたのに。お昼時だからと別れる頃には三人とも表情がキーアと同じように曇って
いた。
(かちょーの言う通りだ……キーアの暗い気持ちがうつっちゃったんだ……)
 三人への申し訳なさにキーアが思わず俯きかけた矢先、セルゲイに頬をむにゅと掴まれて止められ
た。
「逆もまたしかり」
 セルゲイとキーアの視線が再び合わさる。
「明るい気持ちで居続ければ、周囲にいる人達もやがて明るい気持ちに包まれる」
 セルゲイは不適に笑うと、キーアの頬から指を離して問いかけた。

「……キーア、お前さんは、周囲にいる人達に、どんな気持ちでいて欲しい?」

513『ただいま』【おまけ3・前編】:2011/03/19(土) 23:10:27.35 ID:RP/Itr38
気軽に永遠なんて言葉使っちゃってるけど、、その言葉の重み、考えた事あるか?

俺も昔、レンたんのおまんこに永遠の愛を誓ったさ
でもな、こないだ、レンたんのおまんこは初潮になっちまったんだ

ビックリしたね
おまんまんから血が出てきてさ
俺は思わず、両手でおまんまん押さえて
『生理くんなーーーー!!!』って叫んだよ

でも、一度放たれた経血は止まることなんて無かったんだ
仕方なくレンたんのおまんまんペロペロして、下り物を舐め取る時の気分と言ったら…

結局ね、レンたんのおまんことはそれっきりだよ
永遠の愛なんて、幻に過ぎなかったんだ
少なくとも、俺とレンたんのおまんこの間ではね

今はアルウェンたんのおまんこに永遠の愛を誓ってる
でも、これも何時まで続けられるか…
そう考えると、不安になるのさ

思えば、エステルちゃんはすげーよ
エステルちゃんのおまんまんは、言うなればクロスロード
誰とでも仲良くなれるし、ヤッたら即ポイできる

だから、彼女は風なんだよ
俺の上に騎乗位で繋がって、グルグル回って、イクと同時に飛んでった

まっしろい俺たちの精液を撒き散らしながらね
アレ見てたら、あー綺麗だなーって心の底から感じたよ
514『ただいま』【おまけ2・後編】:2011/03/19(土) 23:10:41.34 ID:bneWAPWo

「……それで、キーアちゃんは答えたんだね」
 口角を持ち上げ、笑顔を浮かべているキーアにアンリが微笑むと、キーアも笑顔をたたえたまま大
きく頷く。
「キーアは、みんなに笑っていて欲しいから、元気でいて欲しいから、だから、こうする事に決めた
の」
 そう言ってキーアは笑みを続ける。いつもの天真爛漫な雰囲気たっぷりな笑顔と比べると少しぎこ
ちないかもしれないが、それでも三人には充分気持ちは伝わってきた。
「ならこれは必要ねーな」
 リュウが笑ってフライパンを地面に置く。
「だめだよリュウくん。ちゃんとおうちに戻さないと」
「そうだよ、ばっちいよー」
 たしなめるモモに、キーアも同調して騒ぐ。
「でもこれから遊ぶのに持ってくのやだよー」
「なら一端、皆でリュウのおうちに行ってから遊ぼうよ!」
 げんなりするリュウに、アンリがぱっと顔を輝かせて提案してきた。
「さんせーい!」
 青空の下に、子供達の朗らかな声が響き渡る。
 そのままはしゃぎながら歩き出した四人へ、ビルの裏口の前で寝ていたツァイトが、今まで閉じて
いた瞳をそっと開いて、微かに笑いかけていた。

515名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 23:12:22.95 ID:bneWAPWo
以上です。

今回の大震災で亡くなられた方のご冥福と被災地の一日も早い復興を、
心からお祈り申し上げます。
516名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 23:16:02.67 ID:L89tE8qi


零だとエリィは人気なんだな
517名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 00:55:14.90 ID:cmxWJErv
乙。読み応えがあった。
518名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 11:38:30.70 ID:NqlQy96b
乙です
途中で糞つまらん真似したID:RP/Itr38は死ね
519名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 21:44:12.78 ID:oaKtRB1S
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  /::::::::::::::/|:::::::::/ノ::::::::/ヽ人:::::::::::::ヽ
 /:::::::::::::::/ .|::://∧::::ノ    ヾ:::::::::::::ヽ
 |::::::::::::::/  |/ |ノ  |/      |:::/ヾ::::|
 |:::::::::::/ ;;;;;;;;;;;;      ;;;;;;;;;;;;; V .|:::::|
 |::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ヽ:::|
 | ::=ロ  -=・=-  |  |  -=・=-  ロ=:::|
 |:::/丶      /ノ  ヽ      / ヽ|
 |/  `─── /   ` ───    .|
...|         (●_●)        .|
..|           l l          |
.|       .__-- ̄`´ ̄--__      .|
|         -二二二二-        |
.\                     /
  \      _- ̄ ̄ ̄-_      /
    \              /
    /| \________/ |\
  / ̄\ \       /  / ̄\
520名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 22:29:36.46 ID:WxOzHpCN
>>515
おつおつ
エリィいいね
521名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 01:08:23.25 ID:NJceU+v9
         /ノ^,  ^ヽ\
         / (・))  (・)) ヽ
        / ⌒(__人__)⌒::: l
   ⊂ ̄ヽ_|   |r┬-|    |
    <_ノ_ \   `ー'´    /
        ヽ  ̄V ̄ ̄ ⌒,
        /____,、ノ /
        /    (__/
       (  (   (
        ヽ__,\_,ヽ
        (_/(_/
522名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 04:27:52.98 ID:zvtuk6mZ
            ____
         /     \
   n      / ⌒   ⌒ \
   | |   /   (⌒)  (⌒)  \ 
  i「|^|^ト、|      __´___     | 
 |: ::  ! } \.     `ー'´     /
  ヽ  ,イ
523名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 04:29:54.66 ID:foT0aVvw
     n: ./  _, ,_ヽ
     ||/ (●) ..(●
    f「| |^ト、 ,-=‐ i
    |: ::  ! }     く
    ヽ  ,イ
524名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 04:17:03.48 ID:v8Gw69kR
        /\__/ヽ
       /;:''''/ '''' \\
   n:  |::::::(●)  ,、(●)|
   ||/    (__人__)  \  
  f「| |^ト、    ` ⌒´     |
  |: ::  ! }________/
  ヽ  ,イ    /\/▼\|\
525名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 22:51:03.04 ID:c6iQyOY4
>>515


エリィの「何度でも〜」の台詞が本スレ見た後だとめっちゃ意味深にみえるw
526名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 17:05:38.04 ID:ZYkoXUFn
 l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川  
  l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
  川川川川川У:: =三エェミ }:::::  :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
  川川川川/::::::    `ー‐” /:::::  :::::“ー‐      V川川川川
  川川川川::::::...       /::::::              l川川川
  Y川川川::::::::::...      ノ:::::::::    、::....        l川川 
    ヾ川川|:::::::::::::..    (_:::::    _)ヽ::.....      川川
    ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... .  川
     `"'''''l::::::::::::   {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::}      川
        ヽ:::::::::::  ::::`=エエエエエ=´       /-、
         ヽ::::::::::::    `====´        / 三`丶
527名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 01:05:11.06 ID:Xt2uCO86
 l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川  
  l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
  川川川川川У:: =三エェミ }:::::  :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
  川川川川/::::::    `ー‐” /:::::  :::::“ー‐      V川川川川
  川川川川::::::...       /::::::              l川川川
  Y川川川::::::::::...      ノ:::::::::    、::....        l川川 
    ヾ川川|:::::::::::::..    (_:::::    _)ヽ::.....      川川
    ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... .  川
     `"'''''l::::::::::::   {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::}      川
        ヽ:::::::::::  ::::`=エエエエエ=´       /-、
         ヽ::::::::::::    `====´        / 三`丶
528名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 02:46:36.93 ID:/H67h+JZ
HEY
529名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 01:09:59.98 ID:L56dgJ82
 l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川  
  l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
  川川川川川У:: =三エェミ }:::::  :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
  川川川川/::::::    `ー‐” /:::::  :::::“ー‐      V川川川川
  川川川川::::::...       /::::::              l川川川
  Y川川川::::::::::...      ノ:::::::::    、::....        l川川 
    ヾ川川|:::::::::::::..    (_:::::    _)ヽ::.....      川川
    ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... .  川
     `"'''''l::::::::::::   {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::}      川
        ヽ:::::::::::  ::::`=エエエエエ=´       /-、
         ヽ::::::::::::    `====´        / 三`丶
530名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:22:51.23 ID:PNTRPOxa
終章で捕まって輪姦されるノエルさんとかどっかに無いかな。
531名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 18:27:50.21 ID:rQcdK3Dk

           /   , -――――‐-、\
          /   ./          \ヽ
          ,'     |            'Y
           |    ./  ,,;;;;;,,,      ,,;;;;,,,'、
          |,...、 ./  "´__`    ´ _`'}
           | i^.ヽ|   ノ―・ゝ  .; { .ノ.‐・ヽ',   
          '、.( .||.     ̄ ノ   '、  ̄  |   
          \__ィ  ::::::  , -(_c、,ィ.)、 :::::|
            || |   /ィく_ ,. -┴'- 、_>、 /
           .|. '、    ヽヾl工l工lア/./
          /\\   `  \__ノ /
       ,,-<´\  `''-`''-.、   '⌒ / \
    ,,-''´`"'-、\ .\     ` ――-´    \
532名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 19:37:43.82 ID:iyXMb8GV
とりあえずイリア×リーシャの百合書いてます。>>419さん構想マダー?
533名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 07:02:20.58 ID:XR8yX+KD
>>532
超待ってる
534名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 16:28:55.56 ID:ueiK9d2+
暴走したマリアベルがエリィに襲い掛かるとか。
535名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 16:30:40.25 ID:mwQTk2uS
マリアベルは「5年程成長して落ち着きと分別を大きく持つようになった白○黒子」
って感じだなw
536名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 23:21:10.38 ID:FkfP24n4

           /   , -――――‐-、\
          /   ./          \ヽ
          ,'     |            'Y
           |    ./  ,,;;;;;,,,      ,,;;;;,,,'、
          |,...、 ./  "´__`    ´ _`'}
           | i^.ヽ|   ノ―・ゝ  .; { .ノ.‐・ヽ',   
          '、.( .||.     ̄ ノ   '、  ̄  |   
          \__ィ  ::::::  , -(_c、,ィ.)、 :::::|
            || |   /ィく_ ,. -┴'- 、_>、 /
           .|. '、    ヽヾl工l工lア/./
          /\\   `  \__ノ /
       ,,-<´\  `''-`''-.、   '⌒ / \
    ,,-''´`"'-、\ .\     ` ――-´    \
537名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 03:16:27.67 ID:8wYA+/OB

         ____            / ̄ ̄ ̄\
       /     \         /◞≼◉≽◟◞≼◉≽◟ヽ
    / ≼◉≽◟◞≼◉≽◟  \      /   ⋌⋚⋛⋋    \ 
   /    ⋌⋚⋛⋋       \  /       
538名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 09:58:16.11 ID:ogvx2ApS
>>532 期待

碧情報みてワジノエを妄想しようと思ったがワジについてるのが想像できん
539名無しさん@ピンキー
  i、  |    _;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii||||||iiiiiiiiiiii;;;;;、、、、、
  ヘ、 \    ~i||~~~~~~'~~~||||||||||||||i||||ii||||||||||iii;、
   ヘ  ;|     ~(|iii||||||||||||||||||||||||||iiiiiiiii;|||||||~ヘi|||ii;、
 ;ノ'~ノ''~       ~||||~~~~~'')||~~~~~~~||(iii||||||||iii;、~||)|、
/~ /´        _i||||    /|        :|||||||||||||ii||;\
ゝ '|         _'i|~、、、、、、イ|        _;|||||||||||||||||||||i
_`、)、        _|    _ノ  'i、  ~~゙゙ヘ、  ~|i|||||||||||||||||||、
  \ゝ        |  _;ii~   _`         ~'i|||||||||||||||||
   ´\       | _i|||||i   _ii、_       _;|||||~~'|||||||
     イ|i;、    i||  ~||~    `~~''ヘ、    _i|||||'')i _|||i||   
     ~'(~'(、   ||           _|   __i|||~|i;i| |||||
       ~i;\、 _||           | _ノ'~/|||__i)'ノ|||||  
        ~(i~iiノ´          /  '~ _i||||~~ノ|||||||  
         ノ||ii|i;、____        /    ii|||||i||i|||||||||  
         ~ヘii;、~~~~''ヘ+;、、  _/   ;ノi||||)|||||i||||||||  
           ノ|      ~'ゝ _~ ;;ノ~~i||||' ||||||||||||||
      ___ ______;|||;、______   ___ノ+~、 ;i||||||'|~|||||||||||     
    iii(i|')''i~|'i~i~|~レ(ii~|'i~ii||'''''~~~  /  iiiii)i|i ii(i)iiiiiiii