【ヤンデレ】大人しい女の子が逆レイプ2【種付け】

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1名無しさん@ピンキー
ニュブッ
「ほら、亀頭が入りましたよ・・・」
「っ〜〜〜!」
「一生懸命に声を我慢する○○さんとっても可愛いですよ。幹も飲み込みますね。」
「やめっ」
ニ゛ュルルッ
「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」
ブチュ!
「はあっ!○○さんの巨根が根元までズッポリと・・・いかがですか?私のアソコ。」
「・・・」
「答えてくれないと金玉いじめちゃいますよ。」
ギュッ
「ひいっ!」
「私のアソコは気持ち良いでしょう?やっぱり私の事を愛してくれてたんですね。」
「違う!そんな事ない!」
キュウ!
「ひぐっ!」
「お口でそんな事を言っても(女)で包み込んでいる私にはわかります・・・
こんなにカリをバックリと開いて幹を脈打たせてっ!
ズルウッ ブジュッ! ズルッ ブプ!
「たすけてええっ!!○○さん!!」
「っ!よくも!あの女の名を!!」

前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210169638/
2名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 14:26:41 ID:jAc2uggC
Bad Job
3名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 17:05:08 ID:srKtwmQQ
貴様には失望した
4名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 19:29:38 ID:gAm+y+1d
>>1乙ん
5名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 20:20:47 ID:9XbL1Xnc
とりあえず乙
6名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 20:45:28 ID:uC3i3FrE
いちおつ
7名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 21:03:54 ID:+VacEC/E
おつ
8名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 21:42:51 ID:FEpPQuJ6
あぁ、こんな残念な気持ちになったのは初めてです(AAry

いちおつ
9名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:33:11 ID:RyAcajcD
いっそのこと「【監禁】大人しい女の子が逆レイプ【拷問】」でスレ建てに挑むべきだったか。


>>1
10名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 00:01:07 ID:ZzzUIim4
むしろ【緊縛】大人しい女の子が逆レイプ3【監禁】
じゃね?

なんにせよいちおつ
11名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 10:13:47 ID:dqlu1/kv
ここって「逆レイプ」スレで合ってるよな?
逆レイプ=病んでる、ってな印象しかないんだろうか。
う〜ん・・・
12名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 10:23:00 ID:ASBS8Poo
おまえどんな人生歩んできたんだよ?
レイプって言葉が入ってる時点で十分病んでるだろ。
13名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 10:26:08 ID:uDX1oSHL
それを言っちゃおしまいだwwwwwwwwww
14名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 11:11:12 ID:dqlu1/kv
ヤンデレスレと区別を付けたいというか、何というか。

ほのぼのレイプ!


あるわけないよな('A`)
15名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 12:53:48 ID:t9ZkwNTd
>>14
つ【夏色デスティニー】

ほのぼのレイプ機能を搭載しているエロゲだそうだ。
16名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 14:07:20 ID:pQoM0r98
主人公がとっても貧弱なあれか
17名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:14:40 ID:+TI7qjaT
前スレから見ていて、面白いと思い書いたのですが逆レイプって難しい…

普通の恋愛ものになりかけている…

と言いつつ中盤過ぎまで投下してみます。
スレ違いなら言って下さい。



『この空の下』


『ちょっと、園川さん。
どうしたの?元気がないみたいだけど。
朝礼も発声しっかりしてなかったよね?』

俺は朝礼後、ホールのスタンバイに向かおうとしている園川柚梨(そのかわゆうり)に声をかけた。
俺は高沢稔(たかざわみのる)焼き肉チェーンで社員をしている。
声をかけた園川柚梨はこの店で一年半ほどアルバイトをしている高校三年生。
進学も近くの大学に決まり、卒業後もバイトを続けると先日俺と、店長の榎本和也さんに話したばかりだ。
普段からおとなしく元気のあるタイプではないが、これほど元気がないのは珍しい。
とゆうより何かに悩んでいるように見える。

『えっ…
ご、ごめんなさい。高沢さん。
なんでもないです、私元気ですから!
心配しないで下さい。』
『いや、とてもそんな風には見えないよ、何かあった?
俺でよければ相談にのるよ?』
『ほ、ほんとうになんでもないです。
高沢さん、気にしないで下さい。』
『そ、そう?
じゃあいつも通り仕事できる?
仕事中にも何か気になることがあったらはっきり言うからね。』
『はい、心配かけてごめんなさい。』

あまり言い過ぎても仕事に影響するだろうから深くつっこみはしなかったが、間違いなく何かに悩んでいる。
正直意外だと思った、園川さんは高校生にしては落ち着いた性格で、異動してきて三カ月そんな姿を見たことがなかったから。

うちの店は明るく元気で愛想のいい接客向きのバイトが多く、園川さんのようにおとなしい子はデシャップに入ることが多い。
そしてまた園川さんは視野が広く、店内でもこのポジションをやらせたら一番回すスキルを持っている。
提供に来るタイミングでサラダやライスを仕上げる、提供状況でどこまでを一度に提供に行かせるかなど、
前に居た店舗では社員からの指示が必要なことも彼女なら安心して任せられる。
しかし、今日は精彩を欠いている。いくら本人が大丈夫だと言っても見ればそれは明らかだ。

『高沢君、今日の園川さんはどうしたの?朝からあんな感じ?』
『はい、店長。
そうなんです。
本人は何ともないって言ってますが、明らかにおかしいですよね。』
『うん、おかしいね。
高沢君、業務命令だ。
園川さんの悩みを聞いて解決してあげなさい。』
『えっ?
ですからさっき聞いた時は何もないって言ってたんですよ、
そんな簡単に話すこととは思えません。』
18名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:18:19 ID:+TI7qjaT
『ん〜っ。
そうだ。
園川さんは確か電車で通ってるんだよね?』
『はい、電車の関係で、21時20分までには店を出ないと間に合わないと言ってますから。』
『ってことはもし電車に乗れなかったら送るしかないと。』
『そうですね。
って何考えてるんですか?』
『うまいこと時間を合わせるから、園川さんを送ってあげなさい。』
『あの、意図がわからないのですが。』
『つまりだ、車の中というのは言うなれば二人だけの密室空間。
普段は話せないようなことも話すかもしれないだろ?
そこでしっかりと聞き出すんだよ。
Do you understand?』
『まあ、なぜ英語かということ以外は。』
『とゆうわけでよろしく。』

勘弁してほしい。
普段からあまり多くはしゃべらず、休憩中もみんなと一緒の輪には入らないような子が
二人になったとはいえ悩みを話してくれるだろうか。
そうは思えない。
第一、俺自身園川さんとは仕事中以外ほとんど話したこともない。
社員としてコミュニケーションを取ろうと話しかけても二、三言葉を交わすだけで会話が続かなくなってしまう。
返事もいつも以上に小さい声ですぐに顔を背けられたりと俺は嫌われてるのではないかとも思う。



『狭い車で悪いけど、どうぞ。』
『変わった車ですね。』
『古い車だから乗り心地がいいかはわからないけど、ごめんね。』
『そんなことないです。
お願いします。』
『だけど今日は遅くなってごめんね、親御さんには連絡した?』
『はい、社員さんに送ってもらえると言ったら、母も安心してくれたようです。』
『そっか。』

今日は遅くなるほど忙しくはなかった、しかし園川さんに延長をしてもらうために
店内お待ち席のディスプレイ、POPの作成をさせ、延長に加え、家に持ち帰るものを作らせるということで、
送る状態にさせた。
榎本店長の意図を悟らせない指示に思わず関心をしてしまう。

『じゃあ家で残りをよろしくね、何日くらいかかるかな?』
『多分すぐにできますから、次のシフトの明後日には持って行きます。』
『そっか、ありがとう。
それにしても園川さんは絵が上手だね。
今までも書いてくれたりしてたの?』
『そうです。
そういえば高沢さんが来てから書いたのは初めてですね。』
『そうだね、でも俺も誰が書いたかくらい聞かなきゃダメだね。』
『でも少しでも私のことを知ってもらえて嬉しいです。』
『えっ?』
『な、何も言ってないです。
気にしないで下さい。
あの高沢さんは何か趣味はあるんですか?』
19名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:20:09 ID:+TI7qjaT
『趣味?映画かな。
っていっても最近のものはあんまり見ないけど。
黒澤明って知ってるかな?』
『はい、名前だけは。』
『黒澤映画の【七人の侍】が好きでね。
俺が生まれるよりもずっと昔の、モノクロームの映画だけど、色褪せない名作だよ。
今までに何度見たかな。』
『そうなんですか、私も一度見てみます。』
『でも女の子向けの作品じゃないよ、
そういえば園川さんも映画とか見るの?』
『DVDではたまに…
でも一緒に行くような友達もいないので、映画館には私もあまり行かないです。』
『そっか、DVDではどんなの見るの?』
『話題になったものばかりです。
ラブストーリーって憧れますよね、私もそんな恋がしてみたいって。』
『やっぱり園川さんも女の子なんだね。
ってごめん、ものすごく失礼だね、
いや、その、それは真面目でおとなしくて、清純な子だっていうイメージがあったからで…』
『やっぱり私はそんな印象ですよね。
男の人と付き合ったり、恋愛をするなんて私には似合わないですよね。』
『いや、そんなことは…
普通に可愛いと思うし…』
『そんなフォローはいいです、私は地味で可愛くもないですから。』
そんなことはない。
確かに園川さんは地味な女の子だが顔は可愛い。
かけている眼鏡も普通なものだが、彼女のイメージに似合っていて、学級委員というか優等生タイプの美少女という感じだ。

『お世話とかフォローじゃなくて、本当に園川さんはかわいいと思うよ。』
『それなら私と付き合ってくれますか?』
『えっ?
なんでそうなる?』
『やっぱり嘘なんですね、
気休めでそんなこと言わないで下さい。』
『いや、そうじゃなくて。
付き合うなんて簡単に言っちゃだめだよ。
それに大人をからかうのはよそうよ。』
『からかってなんかいないです。
私高沢さんのことが好きです。初めて逢った日からずっと。
話しかけられるだけで緊張して何も話せなくて、でも一緒に仕事ができることが嬉しくて。
高沢さんのことばかりをずっと考えていました。
高沢さんのことをずっと見てました。』

今まで彼女の態度がそっけないと思ったのは、緊張してそういう態度しかとれなかったということだったのか。
気付けなかった己の鈍感さに呆れてしまう。
彼女の悩みの原因が俺だったのだから、俺が相談にのれるはずなんてない。

こんなに可愛い子に想ってもらえて正直嬉しい。

だが、俺は彼女の想いに応えることはできない。
20名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:21:35 ID:+TI7qjaT
『ありがとう、園川さんみたいに若くて可愛い子に想ってもらえてすごく嬉しいよ。
でも、ごめんね。
付き合うことはできない。』
『どうしてですか?
私はこんなに高沢さんのことが好きなのに。』
『社員がアルバイト、ましてや高校生の子と付き合うわけにはいかないよ。』
『そんなのおかしいです。
想い合っていれば、真剣に付き合っていれば関係ないです。
私は一時の感情で言ってるわけではありません。
それに前の社員の福浦さんだって仁科さんと付き合っていました。』
『確かにお互いの想いがあればいいと思う。それは否定しないよ。
でも俺にはできない、君が好きとか嫌いとかじゃなくて、俺は誰も好きになれない。』
『誰も好きになれない?』
『話すと長くなるけどいいかな?』



今まで誰にも話したことのない俺の過去。
何故彼女には話す気になったのだろうか。

それは俺がまだ高校生だった頃…



『稔、おはよう。
今日も暑いね。
今年の夏休みは海に行きたいな〜。』
『それは俺に連れてけって言ってるのか?』
『えへへ〜、そうとも言う。』
『ったく。
でも行くか。
今まで部活ばっかりで、どっかに遊びに行ったりとか、恋人らしいことしてこなかったからな。
大会が終わったら、短い夏休みにいっぱい出かけよう。』
『そうだね。
私達部活が忙しくてクラスのみんなみたいにどこかに行くなんてほとんどなかったね。
でも私は稔と付き合えて幸せだよ。
優しい稔が大好き。』

その頃俺には恋人がいた。
名前は深沢明日香(ふかざわあすか)
高校入学から三年間同じクラスで、入学早々から意気投合し、一年の夏休み前から付き合い始めた。

俺は演劇部、明日香は吹奏楽部に所属する文化系のカップルで、
お互いに部室も近く、一緒に帰るわずかな時間が俺達にとっては大切な時間だった。
付き合い始めてからは登校するときも待ち合わせて一緒に通っていたが、
演劇部、吹奏楽部ともに強豪だったために、どこかに出掛けるようなデートはあまりできなかった。
特に最後の夏、三年間の有終の美を飾ろうと演劇部は稽古を重ね、一緒に帰る日さえ少なくなっていた。
女子部員が大半だった吹奏楽部は俺達よりも練習時間が短く、
終わりにめどが立つときは待ってもらいもしたが、明日香を先に返す日が増えていたのだ。
それでもお互いに大会が終わった後の短い夏を楽しみに、
そして打ち込んだ部活をいい思い出にするために頑張っていた。

そのおかげか満足いく結果を出すことができ、二人で過ごした短くも輝いていた暑い夏。
これからも二人永遠に一緒にいると疑うことさえなかった。
21名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:29:40 ID:+TI7qjaT
しかし、その幸せはある日突然、残酷なほどに儚く崩れ落ちた。
夏が終わり秋になり、推薦で同じ大学への進学も決まった俺達は春になったら一緒に暮らそうかと話をしていた。

『この部屋なんてどう?
駅からも近いし、キッチンもこれだけ広ければ料理も頑張れるよ。
毎日稔においしいご飯作ってあげるね。』
『うん、楽しみだな。
家賃も手頃だしこんないい物件よく見つけたね。』
『えへっ。
この近くに伯父さんが住んでて、探してくれたの。
ほら去年遊びに来てた従姉妹の
あの子のお父さん。』
『あぁ、あのおてんばで大変だった子か。』
『もう、私のかわいい従姉妹をそんな風に言っちゃだめよ。』
『ごめんごめん。
あっ!もう車校に行かなきゃ。
今年中に免許が取れれば引っ越しも俺の運転で行けるだろうし、早く明日香とドライブもしたいから頑張るよ。』
『うん。
私達もう車を運転したり一緒に暮らしたりできる年になったんだね。
これからもっと楽しいことがたくさんあるかな?』
『きっとね。
これからも一緒にたくさん思い出を作ろうな。
じゃあ行ってくるよ。』

何気なく、それでいて幸せなこの会話が明日香と交わした最後の会話になってしまった。



『おかあさん!明日香は?明日香は?』
『稔君、意識が戻らないって…
全身を強く打って体へのダメージが大きいって…』
『そんな…』
『先生…』
『明日香は?明日香はどうなりましたか?
大丈夫ですよね?無事ですよね?
先生!何か言って下さい!
血が足りないならいくらでも俺の血を使って下さい!』
『最善は尽くしました。
しかし、予想以上にダメージが強く…
申し訳ございません。
これ以上の手の施しようはありません。』
『それはどうゆうことですか!』
『申し訳ございません。
ご臨終です。』
『死んだ?明日香が?
そんな…さっきまであんなに元気だったのに。
春になったら一緒に暮らそうって部屋を一緒に決めてたのに。
先生、嘘ですよね?
なんで明日香が死ななきゃならないんですか?
まだ18歳で、これから楽しいことがたくさんあるって、思い出をいっぱい作るって話してたのに。
ずっと一緒だって約束したのに。
どうして、どうしてなんですか!
お願いします!
俺の命と引き替えにしても構いません。
だから、だから助けて下さい、明日香を死なせないでください!
お願いします!お願いします!!』
『申し訳ございません。私どもではもう…』
『そんな…
明日香、明日香!』
22名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:32:58 ID:+TI7qjaT
助手席で園川さんは泣いていた。
やはり話すべきことではなかったのかもしれない。
しかし、彼女の想いに対して俺は真実を話さなければならない気がしていた。

『だからごめんね。
俺の心には今も彼女しか居ないんだ。
彼女以外の人は考えられない。』
『でも…
そんなの…』
『おかしいかもしれない。
俺がただ不器用すぎるだけなんだと思う。』
『それをその人は望んでいると思いますか?
きっと高沢さんの幸せを望んでいます。』
『そうだろうね。
彼女はそういう子だと思う。
でも俺の幸せは彼女を想い続けることだから。
そうするとね、彼女がすぐそばにいるような気がするんだ。』

我ながら不器用だと思う。
エゴもないとはいえない。
しかしそうすることでしか彼女の死を受け入れ、乗り越えることができなかった。
そして彼女の存在が少しでも軽くなることを何よりも恐れている。
六年の月日が経った今でもまだ。


『ここです。』
『えっ?』
『あの、私の家…』
『あっ、ごめんね。

今日は本当にごめん。』
『…』
『…』
『あの、明日…』
『ん?』
『明日、日曜日なのに休みなのってもしかして…
恋人の方が亡くなられたのはこの季節ですよね?』
『そう。
彼女の命日なんだ。
毎年この日だけは絶対に墓に行くようにしてる。』



朝八時に家を出る、故郷の町まで車で二時間少しの道のり、
もしも明日香が生きていたら二人でこうして通るはずだった道。
早いもので今年で七回忌。
明日香の遺族は親族で集まるだろう。
ここ二年は連絡もせず一人墓参りをしてるだけで、ご無沙汰もしているし挨拶くらいしにいこうかとも思う。
23名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:33:58 ID:+TI7qjaT
『明日香、もう六年も経つんだね。
大学を卒業して社会人二年目。
俺はなんとかやってるよ。』
墓に線香を添えながら話しかける。
『今年もいろいろあったよ。話しきれないくらいに。
天国で一緒になれたらずっとそばにいような。
きっと話したいことは山ほどあるよ。』
毎年同じように語りかけている。彼女が聞いてくれていることを願いながら。
昨日のことを思い出し、少しだけ彼女に申し訳ないと思い、
しかし、そのおかげで俺には彼女しかいないと改めて感じることができたのも事実だ。

しばらく墓地から見える町並みを眺めていた。
高校時代に過ごした町が二人過ごした頃を思い出させる。

『明日香、おまえのいない世界はどこか淋しいよ、
逢いたい。
いつになったらそばに行けるかな?』

プルル、プルル…
『はい、もしもし。』
『もしもし、稔君?』
『あ、明日香のお母さん。ご無沙汰しております。』
『お久しぶりね。
今年も明日香のお墓に来てくれているの?』
『はい、命日には毎年伺わせていただいています。』
『ありがとう。
きっとあの子も喜んでいるわ。』
『これくらいしかできることがないですから。
連絡もせず申し訳ないです。』
『そんなことは気にしなくてもいいのよ。
今日は何か用事があるの?』
『いえ、もう帰るだけです。』
『なら、家に寄っていって。
あなたも私にとって大事な家族のようなものだから。』
『ありがとうございます。
ではお言葉に甘えて、伺います。』



墓地から車で約十分。
明日香の実家に着く。
三回忌に呼ばれて以来、いや、成人式に顔を出したから、それでも四年ぶりくらいか。

『こんにちは、稔君。
元気そうで何よりだわ。』
『お久しぶりです。』
『今日は明日香の従姉妹も来ているのよ。
ほら、あなたと明日香が遊びに連れて行ってくれたあの子。
あのときはまだ小学生だったのに、もう明日香と同い年なのね。』
『もうそんなになるんですね。』
『私はお茶持ってくるからリビングで待ってて。
ゆうりちゃん、稔君が来たわよ。』
『こんにちは…
!?
そ、園川さん?
なんでここに?』
『あら、稔君、ゆうりちゃんと最近会ったことがあるの?』
『はい、僕が働いている店のアルバイトでして、
園川柚梨…
名字でしか呼んでなかったですから全く気付いてませんでした。』
24【この空の下】:2009/09/18(金) 11:38:51 ID:+TI7qjaT
とりあえずここまで。
柚梨がどう迫るかイメージはありますが、少し悩みが…
要望などあればぜひ。


すいません、タイトル入れてなかったですね。
続きの需要がありましたら、気をつけます。
25名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 13:12:12 ID:lbzDLSDj
続きに期待
ただ、人物のセリフは『』ではなく「」で括った方がいい
26名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 16:29:48 ID:0Tf54TBX
ほっほっほ、これは美味しそうなメインディッシュが出てくる予感がするでおじゃる。
27名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 20:45:28 ID:tDSCuQCn
換金の文字がなくなったとかマジスレ立て直せよ……
無責任すぎだろ、荒らしの仕業か?
28名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:25:18 ID:mTLc7XBk
そこは別にいいだろ
サブタイから消えただけで監禁ネタ自体は禁止じゃないし、
【監禁】のおかげで伸びたスレってわけでもない
むしろサブタイがシチュの選択肢を狭めてるという意見もあった
まあこのサブタイもどうかと思うけどさ
種付けで検索かける奴なんて監禁以上に考えにくい
29名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 00:21:11 ID:VIQk4DOr
幼馴染の双子が出てくるss書いてるんだけど、
『真奈美と美奈』のやつとかぶってるような気がするけどいいかな?
30名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 12:16:04 ID:xfS8fbyr
続きが気になり夜も寝れない
31名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 14:20:52 ID:y8B82Wtp
>>29
大丈夫じゃない
32名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 15:48:39 ID:y8B82Wtp
大丈夫ていう意味だよ?
否定したわけじゃないよ?
33名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 17:57:20 ID:T8vLHv1m
投下しようと思うんだが、割り込みOK?
つかスレ立て直すのかね?
34名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:14:22 ID:EqkBxS+z
ヤンデレのデレ部分がなければヤンデレと差別化できる
復讐のために好きでもない男を逆レイプする大人しい女の子、とか
35名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 02:15:08 ID:XmPoEJjJ
どうでもいい
36名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 16:03:47 ID:Ir6uS+qE
ここって人少ねーのな
37名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:20:50 ID:WJTpDq+z
返事がないけど、もう投下しちゃうぜヘイヘイ。
割り込んですまないね空の人。

書きたいシチュだけ殴り書きで、途中だれまくってるけど気にしない。
事後は蛇足っぽければ読み飛ばしてくれい。
381/10:2009/09/21(月) 00:22:55 ID:WJTpDq+z

 かつて何度も足を運んだ場所、息せき切って駆けつけたそこに、紫織がいた。
 佇んだ後ろ姿。風もないのに長い髪とスカートが微かに靡いている。
 彼女がじっと見つめる歪んだ学校は、既に禍々しい妖気に包まれていた。
「紫織!」
 須藤が名前を呼ぶと、ようやく紫織が振り向いた。
 あの頃と同じ――いや、どこか狂気を含んだ、やわらかい微笑みをたたえたまま。
「須藤さん、やっと来てくれたんですね」
「何が……、何がやっとだ! どうしてお前、こんな……」
「どうして? 全部、須藤さんのためなんですよ?」
 紫織は心底意外そうに言うと、両手を大きく広げた。それだけで闇が深くなる。
「あいつらは須藤さんを苦しめた。だから、わたしが殺したんです」
「ふざけるな、奴らはそんな……!」
「わたしは、あなたを傷つけるものを絶対許しません」
 紫織の目に暗い光が灯る。バチバチと走る閃光が、見覚えのある文様を描き出した。
「モルガンレイの書を、お前……読んだのか」
「ええ。だって、昔のわたしには何の力もなかったから。あなたが悲しんでいるのを、黙ってみているしかなかった」
「だからって、エニリフォスに魂を売るような真似を!」
「……須藤さんが悪いんですよ」
 虚ろな響きで呟きながら、紫織は赤い瞳で須藤を睨み付けた。
「わたしを連れて行ってくれなかったから」
「違う……それは、お前を」
「傷つけたくなかったから? じゃあ、わたしの心は? わたしには、あなたしか居なかったのに」
 三年前と同じように、紫織は自分の胸に手を当てた。その目から大粒の涙が零れる。
 涙は幾つかの黒い雫となって、頬を滑り落ちていった。
「須藤さん。わたし、あなたが好きです。誰よりも愛してます。だから……」
「紫織――駄目だ、それは駄目だ」
「どうしてですか!」
「俺は狩人だ……使徒を放っておく訳にはいかないんだよ」
 呻くように言って、短剣を引き抜く。六連の銀光が周囲の闇を焼く。
「アレリア=セティヴェルプの御使いの名において、お前を狩らせてもらう――萩野紫織」
 闇が悲鳴を上げながら紫織へとまとわりついていく。それを紫織はそっと抱き寄せた。
「須藤さん、じゃあ――」
 一気に闇が膨れ、強烈な歪みが空間がを軋ませた。
「わたしが須藤さんを狩りますね……そして、永遠にあなたを手に入れる」
392/10:2009/09/21(月) 00:23:39 ID:WJTpDq+z
 ――数刻後。地に這いつくばっていたのは須藤のほうだった。
 禁断の秘儀を手に入れた紫織の力は桁違いだった。
砕裁の術はことごとく防がれ、逆にあらゆる角度から襲ってくる攻撃を凌ぎ切れず、須藤は次第に消耗していった。
「須藤さん……ねぇ、どうですか? わたし、すごく強くなったでしょう?」
 闇の荊が四肢を絡め取り、須藤を地面に縛り付ける。身動きの取れない男を見下ろし、まるで首輪のように、
首を締め付ける荊の先を強く引き寄せながら、紫織は楽しそうな笑顔を見せた。
「全部、全部、ぜーんぶ。須藤さんと一緒に居たかったからなんです」
 須藤は引かれるがまま紫織を見上げるが、血で染まった口からは細い息しか漏れず、
苦しげに喘ぐことしかできない。
「ねぇ、須藤さん。これで、わたしを認めてくれますよね? わたしのものに、なってくれますよね?」
「……がっ……か……」
「ああ! ごめんなさい、こんなに強く引っ張ったら喋れませんよね。緩めてあげますね」
 ぱっと紫織が掴んでいた荊を放す。それと同時に首を絞めていた力が緩み、がくりと須藤は頭を落とした。
「どうですか? 少し楽になりました?」
「……し、おり……」
「はい、何ですか?」
「た……のむ……やめてくれ……お前の進んでいる道は……」
「あは。須藤さんがわたしにお願いしてくれるようになるなんて、思ってもみませんでした。でもダメです」
 白い人差し指が、須藤の口を押さえる。
「あなたはわたしの獲物なんですから。わたしのお願いを聞いてくれないと」
403/10:2009/09/21(月) 00:24:14 ID:WJTpDq+z
 リボンを解き、ブラウスを脱ぎ捨てる。スカートを下に落とすと、紫織は一糸纏わぬ姿になった。
「驚きました? わたし、下に何もつけてなかったんですよ」
 闇の中で白く浮き上がる裸体は、服を着ていた時には分からなかったものの、ほどよく肉が付いている。
先程の戦闘のせいか、滑らかな肌は微かな桜色に染まっていた。
 紫織が身体を揺すると、形の良い乳房がふるふると震える。
「実は戦いながら、ずっと興奮してたんです。あなたがわたしを、やっと真っ直ぐ見つめてくれて――」
 紫織は目を伏せながら、自らの胸を抱きしめるように腕を回した。
「軽蔑……します? わたしのこと」
「……紫織、もう止めろ……これ以上は……」
「いいえ、止めません。だって、あなただって、わたしの言うことを聞いてくれなかったじゃないですか」
 須藤の血を吐くような台詞を、紫織は悪戯っぽい笑みを浮かべながら切り捨てた。
 ぎしり、と闇が締め付けを強くする。
「須藤さん、軽蔑したっていいです。それでもいい。もっとわたしを見て下さい。わたしの身体……」
 紫織は一歩前に出ると、足を軽く開いて、須藤の前に跪いた。
 咄嗟に目を瞑ろうとする。だが、先程と同じように首の荊が上に引かれ、顔を這う細い蔦が、
無理矢理目をこじ開けた。
「止めろ、紫織……!」
「あっ……須藤さん、もっと見て……わたしのここ……っ」
 左手が乳房を揉みしだき、やわらかい脂肪がぐにぐにと形を変えてゆく。人差し指と中指が乳首を挿み、扱き上げ、
転がして押し込む。同時に右手が太腿の間に伸び、薄い茂みの下を押し広げた。中からとろりと蜜が溢れ出す。
「ずっと、ずっと想像してたんです。わたし……」
 細い指が自らの淫穴を這い回り、穿り返し、豆を擦り上げる。
 いつの間にか闇の触手がそれに加わり、淫靡な絡み合いが続く。
 糸を引く指の間からは、ぽたぽたと雫が地面に滴り落ちた。
「あは……っ、んっ……こんな、ふうに……須藤さんにっ、須藤さん……っ!」
 目前で繰り広げられる痴態。ごくりと唾を飲み込む音が、やけに大きく聞こえる。
 そこには、三年前のか弱い少女の姿はなかった。そこにいたのは、快楽を貪る一人の女だった。
414/10:2009/09/21(月) 00:24:51 ID:WJTpDq+z
「ねぇ須藤さん。わたし、三年前とは変わったでしょう? 少しは、興奮してくれました?」
 紫織は須藤の頬を両手で包み込むと、その顔を覗き込んだ。
 熱を持った手。火照った身体は、先程の絶頂でうっすらと汗ばんでいる。
 濃密で淫猥な闇に満ちた空間。全く酔わなかったと言えば嘘になる。だが。
「まだまだ……餓鬼だ……お前、は……っ」
「須藤さんって、本当に素直じゃないですね」
 ずるずると荊が動き、俯せだった須藤の身体を起こし、宙に引き上げる。
 棘が身動きの取れない身体に深く食い込み、須藤は呻いた。
「ごめんなさい。痛いですよね。でも、こうでもしないと須藤さん逃げちゃうから……」
 紫織は立ち上がって、吊された須藤のコートをはだけ、シャツのボタンを外した。
「何を……」
「身体は嘘を付かないんですよ」
 ぴったりと濡れた肌が密着する。左手が胸元を這い回り、右手がズボンの上から股間に触れた。
「あは、ちょっと固くなってますね。やっぱり、少しは興奮してくれたんだ」
「……っく」
 そのまま指がくるくると動き、窄まるような動作を繰り返す。するりと服の奥に腕が差し入れられ、
もう片方の手で強張った背中を撫で上げた。ちろちろと紫織の舌が須藤の身体の傷を舐った。
 じわじわと下半身に熱が溜まっていくのを感じる。
(こんな馬鹿な……)
 ずっと守ってやりたかった少女だった。たとえ共には居られなくても、決して傷つけず、
自分と同じ危険に晒すことはしたくなかった。それだけを考えていた筈なのに。
「んふっ……須藤さん……全部、ん……治してあげますから……」
 紫織は須藤の指から腕、肩から胸まで、出血しているところを念入りに舐め取っていった。
 ざらりとした舌の感触が、唾液のぬめりと共に身体を往復する。
 闇が、傷口からゆっくりと染み込む。血が止まり、傷口が塞がっていく。
それと同時に、淫靡な快感が肌を刺激した。
「う、あ……」
「須藤さん、わたしの舌で感じてくれてるんですね。うれしいです」
425/10:2009/09/21(月) 00:25:27 ID:WJTpDq+z
 貪るように唇が肌に吸い付き、舌と手の動きが早くなる。右手がファスナーをこじ開け、その奥をまさぐる。
 紫織が身体を擦り付けると、お互いの胸板の間で乳房が押し潰され、固く尖った乳首が動きに合わせて
上下に滑った。首筋を舌が這い、耳元に熱い吐息が触れた。
「もっと感じて、わたし以外のことは忘れて――」
 思わず身を引こうとするが、それもかなわない。今まで布越しだった指が、直接侵入ってくる。
そして須藤の一物を囲むように移動し、そっと包み上げながら、ずるりと外に引き出した。
ひやりとした空気が触れる。剛直はもう既に勃ち上がりかけていた。
「これが須藤さんの……」
「いい加減に……しろ……目を覚ませ、紫織……っ!」
 焦りと得体の知れない危機感を覚えながら、思わず須藤は叫んだ。
「今ならまだ間に合う。聖典の間に帰れ。お前は、ニジディ=カムの甘言に騙されてるだけなんだ」
「大罪の――それがどうしたっていうんですか?」
 だが、紫織は止まらない。竿を包み込んだ指が怪しく蠢き、表面を滑らせるように往復した。
 背中から走らせた指は腿の内側を這い、くるくると回すように往復させながら、ゆっくりと刺激する。
 その間に右手は、先走った汁を満遍なく先端へと塗り広げていった。
「ふッ……くぁ……」
「まだ分からないんですか? わたしは、須藤さん――あなたさえ手に入れば、あとはどうでもいいんですよ?」
 紫織の指先に力が篭もる。細い指は触手のように肉棒へ絡みつき、急な動きで鈴口を擦り上げた。
快感が背筋を駆け抜ける。ぬちゃり、という音がやけに大きく響く。
「そのためなら、どんなに堕ちてもいい。なんだってやるんです。あなたのためなら」
「く、はっ……し、紫織……や、め……」
「ふふ、だいぶ息も上がってきたみたい。でも、まだ頑張るんですね」
 須藤を弄びながら、紫織は嗜虐心に染まった目で、囚われの男を見上げた。
「わたし、須藤さんの我慢強い所も好きですけど――もっと乱れた所が見たいなぁ」
「……っ!」
 ざらりとした感触が先端を撫でた。
436/10:2009/09/21(月) 00:25:53 ID:WJTpDq+z
「ん、ちゅ……んふっ……」
 紫織の漏らす息と、ぴちゃぴちゃという水音が、静かな闇の中に響く。
「……あは、須藤さんのここ、びくってしてる」
 糸を引く舌が、竿の下部を包み込むように根元から上に向かってねっとりと舐め上げる。
 そのまま円を描くように、細かい動きでカリ部をなぞり、指は螺旋状に竿を上下した。
「はぁっ……いっぱい、練習したんですよ? 須藤さんに喜んでもらえるようにって」
 唇の触れたところに熱い吐息が吹きかけられる。
 大きく震える先端を舌先でつつきながら、快楽に翻弄される須藤の表情を見上げ、紫織は嬉しそうに微笑んだ。
「もっと、もっと、気持ちよくなってくださいね」
 舌を伸ばして開いた口が、愛おしいものを抱くように、そっと須藤のものを飲み込んだ。
 亀頭全体に、温かく柔らかい感触がぴったりと吸い付く。
 紫織が口を動かす度に、先端が頬内に擦り付けられる。その奥でざらついた舌が、絶え間なく須藤を攻め続けた。
「ふっ……く、はぁっ……は……っ」
 指が剛直を絶え間なく擦り上げながら、やんわりと袋を摘むように揉みしだく。
 更にその二つの間を手が往復し、足の付け根を爪が滑っていく。
(駄目だ、これ以上は――)
 頭が痺れる。何も考えられなくなっていく。
「はぁ、んっ……須藤さん、出して……っ」
 吐息と共に尖らせた舌先が尿道を舐め上げ、押し広げるように差し入れられる。
 それと同時に後ろを刺激していた指が、不意に肛門を犯した。
「う、あ……っ!?」
 思わず力が抜ける。そこを舌と指に攻め立てられ、遂に須藤は決壊した。
 勢いよく放出された白濁液が紫織の口腔を犯し、飛び散り、溢れ出た分がぼたぼたと裸体を汚してゆく。
「ぷあ、んん……」
 こくりと白い喉が動く。出続ける液を残らず吸い取ろうとするように、紫織は唇を先端に押し当てた。
 吸い上げ、擦り上げる舌の動きが更に刺激を強くする。小さな口で飲み込みきれなかった粘液が、
陰茎を伝って落ちた。
447/10:2009/09/21(月) 00:26:40 ID:WJTpDq+z
「すごい量……ずいぶん溜まってたんですね」
「く……はぁ、はぁ……」
 零れた白濁液を、紫織の舌が念入りに舐め取っていく。荒い息を吐きながら、須藤は身を震わせた。
 守るべき女に、いいように弄ばれているという羞恥と、それに耐えきれなかった自分への衝撃があった。
まともに顔を上げることも出来ず、ただ悔しげに吐き捨てる。
「これで満足か……もう、いいだろう……俺の負けだよ。だから」
「須藤さん、かわいい」
 俯いた顔を紫織が覗き込んでくる。
 くすくす笑いながら吐き出す息は何故か、男の精を飲み下したとは思えないほど、甘い匂いを含んでいた。
いつの間にか彼女の手には、見覚えのある、古びた意匠のゴブレットが握られていた。
「でも、勘違いしないで下さいね? まだ終わりじゃないですよ」
「紫――」
 言いかけた所を、そのまま唇をふさがれた。
 その途端、くらりとするほどの甘さが舌を痺れさせ、考える力を奪おうとする。
 微かに開いた口を伝って、甘い液体が口腔内に侵入してくる。
 エニリフォスの堕落酒――禁断の単語が浮かぶ。脳が激しく警鐘を鳴らした。
 これを飲んではならない。
「……んぐっ!?」
 思わず背けようとした顔を、触手が押さえ込んだ。
 そのままぐい、と上向きに反らされ、力の入らない顎を押し下げられる。
 同時に押し入ってきた舌がこちらの舌を絡め取り、歯列をなぞるようにしながら、ねっとりと口内を舐め回した。
「ん……っ………ふ」
 藻掻く口の端から酒が溢れるが、この体勢では全てを吐き出すことも出来ない。
 幾筋かの液体が、今度こそ喉を滑り落ちてゆく。
「がは……ごふ、げほッ!」
「……んっ、ふふ……飲んじゃいましたね」
 苦しげに咳き込む須藤を、紫織は慈しむような目で見下ろした。
「契約成立。これで、あなたはわたしのもの――でも安心して下さいね」
 囁くような声が、忍び寄るように鼓膜を震わせる。
「他の誰かに渡したりなんて、絶対しませんから。大切に、ずっと側にいて、今度はわたしが守ってあげます」
458/10:2009/09/21(月) 00:27:17 ID:WJTpDq+z
「あ……ぐあ……っ」
 身体が熱くなる。全身の血管がどくどくと脈打った。
 首筋を舌が伝ってゆく。その通り過ぎた後さえ、ぴりぴりとした電流のように快感を持続させる。
ぎしぎしと手足の拘束が移動して、須藤の身体をゆっくりと仰向けに引き倒した。
 細い手が滑り落ちて、再び須藤の中心をまさぐる。
「……っ」
 先程大量の精を吐き出したにもかかわらず、ペニスは早くも勃ち上がり、その質量を増していた。
「もうこんなになって……須藤さん、待ち遠しいんですね」
 くちゃり、と紫織の指が自らの淫唇を割り広げる。その内部は濡れて光り、物欲しげにひくついている。
「わたしも同じ。ずっとあなたが欲しかったから」
「紫織っ……止めてくれ、思い直せ……それだけは……っ!」
 返事はなかった。ただ須藤の身体を跨いで、ゆっくりとその身を下ろしていく。
 狭い肉壁が須藤を押し包み、飲み込んでゆく。ぴったりと二人の身体が合わさった。
「あ……」
 痛みを堪えるように、ぎゅっと紫織の眉根が寄せられる。目蓋がうっすらと開閉を繰り返した。
胸板に当てられた手に力が入り、切なげな吐息を漏らしながら、紫織は乳房を震わせた。
 徐々に息を吐き出すのと同時に、太腿から力が抜けてゆく。
「須藤さん、気持ち……いいですか?」
「馬鹿、野郎……紫織、お前……こんな……っ」
 無駄だと知りつつ、須藤は藻掻いた。紫織に破瓜の痛みを味わわせたのは自分だ。
そして、このまま行けば取り返しの付かないことになるのは確実だった。
互いの拍動と熱さが、繋がっている部分を通じて、ダイレクトに伝わってくる。
じっとしているだけだというのに、肉圧はじわじわと須藤を締め上げてくるようだった。
「放、せ…っ、引いてくれ……頼む……」
「焦らないで、須藤さん。大丈夫……わたしが動いてあげますから」
 いつの間にか、紫織の顔からは苦痛の色が消えている。堕落酒の影響だろうか。
逃れようとする須藤の肩を、そっと押さえるようにしながら、ゆったりと紫織は身体を動かし始めた。
「ん……」
 先程の探るような挿入とは違い、その動きは段々と大胆になっていった。
 腰を持ち上げ、落とす。更に前後左右に揺すりながら、膣壁の凹凸にペニスを擦り付ける。
破瓜の血を含んだ愛液が泡となり、ぐちゅぐちゅという音を立てながら異物を滑らせてゆく。
「う、くっ」
「あはっ。須藤さんのが……わたしのなか、動いて……」
 無理矢理繰り返される注挿。
 痛いほどに怒張したものを何度も何度も擦られ、揺さぶられ、締め付けられる。限界は越したと思った。
 だが、このまま流されるわけにはいかない。
「ふ……ふーっ……ふ……」
 歯を食いしばって堪える。固く握り締めた拳から、血が滴り落ちた。
469/10:2009/09/21(月) 00:27:49 ID:WJTpDq+z
「――やっぱり我慢しちゃうんですね」
 動きが止まる。突然の解放に、全身から一気に汗が噴き出した。
 荒い息を吐きながら、辛うじて瞼を開けると、寂しそうな顔をした紫織が目に入った。
「気持ちいいんでしょう? どうして素直になってくれないんですか」
 言いながら、きゅっと袋を摘む。
「くうっ!?」
「ほら。こんなに気持ち良さそうなのに」
「ふ、ざ……けるな、俺はお前の思い通りには……」
「本当に頑固なんですから……でも、須藤さんの身体はそうは言ってないみたいですよ?」
 言いながら、紫織は二つの玉を指先でころころと転がした。
「だから、わたしがもっと素直になれるようにしてあげます」
 紫織の言葉と共に、突然アヌスを一本の触手が貫いた。旋回した先端が裏側から前立腺をぐりぐりと刺激する。
「っあ……!?」
「男の人は、ここが弱いんですって。教えて貰いました」
 馴染みのない刺激に揺さぶられ、思わず悲鳴を上げそうになる。全身が粟立ち、理性という柱にひびが入る。
最後の矜持が打ち砕かれ、挿入しながら逆に突き入れられるという訳の分からない快楽が、波のように須藤を襲った。
「いっ……あ、うっ……く、止め……紫……」
「すごい、また固くなってる……」
 歓喜を含んだ声とともに、激しい動きが再開される。
「じゃあ、もう少し虐めちゃいます。もっと良い声、出してくださいね」
 グチュ、ジュプッ、ヌチャッ、ズッ、ヌプッ……
 穴の中を往復する水音が、絶え間なく響く。膣口が降りてくるたびに、中に吸い込まれていきそうな感覚。
 体の表面を指先が這い回り、更に背部からの刺激が、堪えようとする力を内側から抉り取ってゆく。
どれだけ身を捩ろうとしても、その愛撫から逃れることはできそうになかった。
「だ……めだ……紫織……これ以上は……!」
「んっ、いい……いいですっ……須藤さん、あ、ひぁ……もっと、もっとぉ……っ」
 びくびくと下肢が震える。情けないほど素直に反応してしまう自身を、しかし思いやる余裕はもうない。
 徐々に紫織の動きが早くなっていく。
「はぁ……はぁ、須藤……さんっ、須藤さん、須藤さん、須藤さん……っ!」
 最も深く突き入れたところで、ぎゅうっと肉壁が窄まり、須藤を更に締め上げた。
 視界が真っ白に染まった。
「く、うっ……!」
「一緒に、一緒にいって……っ!」
 気づいた時には暴発していた。止めようもなく、紫織の最奥に、どくどくと大量のスペルマが解き放たれた。
4710/10:2009/09/21(月) 00:28:22 ID:WJTpDq+z

「うれしい……ようやく、あなたとひとつになれた」
 紫織は須藤の背中に手を回して、抱きしめた。密着した肌から鼓動が伝わってくる。
「ねえ、これからはずっと、ずーっと一緒にいましょうね」 
 幸せそうな笑顔を、そっと胸元に凭せかけて囁く。その目はこれからの蜜月を思い描いて、期待に潤んでいた。
「わたし、料理うまくなったんですよ。ほら、須藤さんオムライス好きだったじゃないですか。
いつでも作ってあげますよ。それから須藤さんの好きな時に喜ばせてあげられます。それから、子供だって――」
「――残念だが、それは無理だ」
「え?」
 低い声に秘められた不穏な響きに、思わず顔を上げようとした紫織の手を、須藤が掴んだ。
「ククスシトの儀式を行ったものには、子孫を残すことはできない――そして、お前と俺が一緒にいることもだ」
「え……? 上位のアルフォリッツォを書き換えた? そんなことができるわけ……」
「場数を踏んでりゃな、幾つかは切り札ってのを持ってるもんだ」
 須藤の右掌には、流れ出た血で異様な紋章が描かれ、ゆらゆらと燃え上がっていた。
「解呪の印を描くには、相当に手間を取られたが……なに、どうせ元々こいつは俺の腕じゃない」
 掌が大きく裂ける。地面に落ちる血が、飛び散った愛液と混ざった。そしてその中の破瓜の血と。
「『血は血で贖え』」
 ぐにゃり、と血液がその形を歪め、巨大な陣となって燃え上がる。炎が一斉に闇を焼き尽くした。
「そんな……そんなぁ……っ!」
「悪いな」
 叫ぶ紫織の首元に、細い針が付き立つ。接近戦用の麻酔針だ。
 ぐったりとした身体を抱きとめて、須藤は嘆息した。
「結局、最後に役立つのはこういう地道な武器だってことか……姉宮め」

 どうにか身を整えて、紫織の身体をコートで包む。
 後のことを考えれば気が重かった。
 須藤自身、先程の術だけで血液をごっそりと使い果たし、今も堕落酒の毒が抜けきったとは言い難い。
 しばらくはドック入りを免れず、また『切り札』については始末書も必要だ。
 そして紫織は――記憶洗浄か。
 力は封印し、強力な解除が行われる。そして消してしまうのだ。
 今までの事件のことも、真理に触れたことも、今回のことも、組織のことも――須藤のことも。
 何もなかった。彼女の人生には、普通と違うことは何一つとして。
「当然の処理だ……それが一番安全なんだからな」
 初めて出会った時の戸惑った顔。はにかんだような笑顔。泣き顔。今日見せた激しい表情と、幸せそうな微笑み。
 すべて消えてしまう。いや、そもそも出会いなどなかったのだ――。
 胸にちくりとした痛みが走った。
 その痛みを須藤は、残っていた棘の仕業だと決めつけた。
「救護室で抜いて貰う……いや、放っておけば自然に抜ける……か」

 ひとり呟いてから、応援の車を迎えるため須藤は歩き出した。
 歪みから逃れた夜の空間を、暗い風が吹き抜けていった。

(了)
48名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:29:09 ID:WJTpDq+z
いじょ。
妄想を吐き出してスッキリした。では。
49名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 02:42:22 ID:L7T4eGW8
おツであります!
50名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 10:26:33 ID:7uo3Te1F
>>48
投下乙
51名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 02:15:46 ID:kmWzMd+5
GJ!
52名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 21:55:24 ID:oVoxiCWK
>>14
つ巣作りドラゴン
中古でも高いけどね
>>24
ほっほっほ・・・・・・この雰囲気だと、凌辱が足りんでしょうっ!!
53真奈美と美奈の作者。:2009/09/23(水) 15:56:38 ID:Elj9I+k5
お久しぶりです。学業が忙しかったというか、実家がやばいことになってます。
まぁ、単刀直入にいうと、親が宗教にはまってしまいまして。まぁその余波が自分にも降りかかっている状況です。
言い訳ですが、私を覚えてくださっているみなさんにはご迷惑をおかけしました。
あと、新スレおめでとうございます。気づきませんでした
>>1乙です。
54真奈美と美奈の作者。:2009/09/23(水) 16:00:52 ID:Elj9I+k5
 人というものは、第一印象で、9割方認識が決まってしまうのだそうだ。
もしそれが事実だとするならば、藤崎美奈という女の子は『藤崎真奈美の妹』として、他人からの認識を集めてしまうだろう。
 それは藤崎真奈美の印象が強すぎる、ということと、美奈自身がおとなしい、――それこそ一人で本を読んでるような――優等生タイプであることに因る。
それが事実なのかということは、また別問題であるが。
実は運動神経が抜群だとか、策士……というかしたたかな面を持っているだとか、たまに意外なまでの行動力を発揮するだとか
周りのごく親しい人間しか知らない要素はあるにせよ。
とにかく、真偽のほどはともかくとして、藤崎美奈は『そういった人間』として、認知されていた。


 自分は、勘がいいほうだと思う。女の勘……なんて迷信みたいなものじゃない。
たとえば、クラスのとある男子が、自分を好いてそうだなぁ、とか、またお姉ちゃんに無茶な頼みごとをされそうだなぁ、とか。
……兄さんに悪い虫がたかってそうだなぁとか。
まぁ、勘――特に悪いほうの――が、自分は秀でている気がする。
なんだろう。あの女……。兄さんの同級生だとかほざいてたけど。
名前は安藤とかいっただろうか。
 そのこと絡みで、私の六感が警鐘を鳴らしている。前にも感じたことがある感覚だ。
もし私の勘が正しかったとしたら、私はどうするのだろう。
いや、私が、じゃない。私は兄さんのことを第一に考えて生きているし、これからもそうするつもりだ。
だとするならば、私の一存でどうこうできる問題ではない、のかもしれない。
 好き勝手した結果が藤崎真奈美……私の姉。兄さんを傷つけることとなった。
私は、兄さんのオアシスであると自認しているし、兄さんだって、気の置けない存在として私を見ているはずだ。
私もそういう存在であろうと思っている。しかし。
……殺すのだろうか。私は。仮にあの女が兄さんを私から奪ったとして。
 過去。私は、いつも「二人」の背中を見ていた。兄さんと、私の姉。二人は、二人で一つだった。
私はいつも、後ろをついていっていただけだった。二人が楽しそうにしゃべってるときも。
兄さんがお姉ちゃんの部屋で勉強しているときも。学校に行ってる時も。いつだって、自分は一人だった。
万感の思い、と表現すればいいのだろうか。この気持ちは。
 今、私が兄さんの「彼女」なのだ。昔の、後をついていくだけだった私が、「今」、兄さんの隣を歩ける。
その権利が、自分にある。
昔は、辛かった。二人の後をついていくだけなのが。でも、耐えることはできた。
それしか、しらなかったから。こんな世界があるなんて、知らなかったから。
顔を寄せれば、唇を重ねることも。背に手を回せば、抱きしめてもらうことも。
『彼女』だから。隣を歩くことを、知ってしまったから。
自分の思いのたけを、しっかりと口にすることができる。兄さんに、聞いてもらうことができる。
その麻薬的な味を、自分は知ってしまった。
誰が戻ることができるだろう? あんな暗闇の世界に。
だから、自分は。兄さんと添い遂げることだけを念頭に、動いていくのだ。
 
55真奈美と美奈の作者。:2009/09/23(水) 16:03:59 ID:Elj9I+k5
 敗北。この二文字は、今まで自分が『ほとんど』直面したことがなかったものだ。
受験だって、スポーツだって、容姿だって……自分はいつだって勝利を収めてきた。
それなりの高校に受かり、テストも模試も、トップをキープしている。部活でだって、自分はエースとして活躍できる力量がある。
容姿だって、自分で言うのもなんだがかなり美人な部類に入ると思う。告白だって実際に何度もされている。
 そんな自分。「できないことなんてないんじゃない?」といわれることがある。実際、そう思っていた。努力すれば何でもできると。
他人にとって難しいことだって、自分なら乗り越えることができる。そのために努力が自分には可能だ。
なのに。なのに。
それでも自分は、敗者なのだ。
いつだってそう。一人の男のため。祐介のため。自分はいつも追う立場の人間なのだ。
客観的に見たら、祐介は凡骨そのものだ。まぁ頭はそれなりにいいほうだろうけど。
洞察力というか、そういう面に弱い。だから美奈の考えにも気づいてない。
人を疑うことを知らないのだろう。あの子のどろどろした部分を、見ようとしていない。
閑話休題。
客観的に……そうだ。私と祐介の価値を数値化してみるとしよう。おそらく、私が100としたら祐介は30くらいの数字になるだろう。
しかし――客観的といっておいておかしな話なのだが――私にとっては、祐介の価値はそんなものじゃないのだ。
誰にも、測れないものなのだ。私にとっては。
私と祐介が付き合っているとしよう。周りはきっとこういう。「もったいない」と。
私と祐介が結婚するとしよう。周りはきっとこういうだろう。「何であんな男と?」と。
 そんな周りの評価なんて自分には関係のないものであるし、なんにせよ自分は一生この男だけを愛していくのだ。
そして、祐介だって。あたしだけを見る。みるようになる。
そう、そのはずだった。
それを美奈が。妹が奪い去っていった。今まで自分と祐介の後ろをついてくるだけだった、美奈が。
 今までは、せいぜい半分負け、くらいだったのだ。自分自身積極的なアプローチはしてこなかったから。
ゆっくりと、時間をかけよう。
気づいた時には私という鎖から逃げられないくらいに縛りつけていようと、そう思っていた。
それに、祐介のことを好きな女を知ったら、そいつの思いを始末してきた。障害は、全て取り除いてきた。
二人の新しい未来のために、だ。
 それが壊された。今までは、大した障害とすら認識していなかった女に、だ。
思いや知略でも、負けているとは思わなかったし、いわんや身体で負けてるとは露ほども思わなかった。
仮に、美奈が先に仕掛けたとしても、十分にその遅れを取り返せる自信があった。
それなのに。堂々と。自分の前で祐介と抱き合い、唇を重ねられた。
あの美奈が。
 おそらくあの光景は、一生自分の記憶の中に、残り続けるだろう。どんな未来になろうと。残滓になるか、碇となるかはわからないが。
 私は、確信している。あの祐介の腕の中にいるはずだったのはあたしだったのだ、と。
だとするならば、なぜ美奈がいた? 奪ったからだ。
奪われたならば、どうする?
奪い返せばいいのだ。
今までのように、勝利を収めればいいのだ。



56真奈美と美奈の作者。:2009/09/23(水) 16:05:51 ID:Elj9I+k5
今回はここまでです。もし私の文章を読んでくださっていた方がいらしたなら、毎回遅れてほんとすいません。
なんていうか、宗教ってのはすごいですね。子供<宗教  になってますね。
大学始まってるけど行く気しないし。
それでは。お騒がせしました。
57名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 16:24:49 ID:xtWulqS9
懐かしい人ktkr
真奈美がどう動くか楽しみだ

宗教って怖いね・・・
58名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:42:23 ID:ZynHtabf
>>56
久しぶりの投下 GJ!!
宗教は怖いなσ(^_^;)
59名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 22:40:33 ID:0pLNvaXS
お疲れ様です、続き待ってます!
60名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:50:39 ID:Ixm85DCL
GJ

オフトピがあいかわらずやな…
新興宗教なら洗脳・脱洗脳の本でも試しに読んでみなよ。
図書館に置いてある。
61名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 02:16:18 ID:D1mBmMkz
口内炎のひと来てたか、乙
私信が洒落にならんな…
無理せず余裕をもって投下してくれ
俺はいくらでも待つぜ
62名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 10:43:09 ID:0YovEC2y
というか親が病んで、ってしゃれになりませんのう。
63名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 12:40:51 ID:WlGfmS4E
お疲れ様
64名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 01:51:33 ID:KhSCsX1D
前スレの長谷川さんと僕
なかなか煮え切らない僕に対してキレた長谷川さん
妊娠本命日にもう1回同じシチュエーションで結婚を迫る
な〜んての良いな。
せっかく【種付け】なんてスレタイだしw
65名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 17:57:26 ID:jvWLrqDz
>>47
乙。哀愁漂う終わりがいいね。
彼女が道を踏み外さなければ、願いは叶ったのだろうか・・・・・・
>>56
乙。
辛いかもしれないけど、ズルズルと時間をかけるほど抜け出せなくなる。
信頼できる親類に相談、それが出来なければあなたが戦うしかない。

友人の話だが、親類にも同じような人がいて、数万もするものを売り付けに来たりしたようだ。

こんなスレを挟んでいるが、あなたに良い未来が来ることを願ってる。がんばって。
66名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:01:00 ID:AbZ8oSWb
>>56
乙。
宗教は手ごわいけど、自分を信じて戦って。
死んだばあちゃんが犬作の手にかかって数百万もする仏壇とか位牌とか聖教新聞とか買わされてたよ。
でも自分を信じてNOとはっきり言えれば大丈夫

と一年に一度創価の勧誘を受ける私が言いまする。
67名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 23:26:06 ID:6InF3XGu
双子で、片方がおとなしくて、もう片方が活発な女の子が出てくる小説は
ここに書いていいのかな?
68名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 23:42:08 ID:Azvn1Y4y
俺的にはあり
ちなみにこんなスレもあるから迷ったら両方に投下してみるのも手
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244485027/
69名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:11:48 ID:aVifYwZr
>>67
過疎してるし是非ここに!
70『蒼空な日々』:2009/09/28(月) 02:29:05 ID:T4lWOZyc
>>67
投下します  また双子のssです
注意 一名ほど、スレタイを完全無視したキャラが出てきます ごめんなさい
   ヤンデレじゃありません

71『蒼空な日々 −蒼な日ー』:2009/09/28(月) 02:31:47 ID:T4lWOZyc
気持ちのいい朝。
今日から新学期だ。正確に言えば、新学期なのだが、細かいことは気にしないでおこう。

新学期、それは、新たなる出会いの可能性。今まで、関わった事のない人と関われるチャン

スだ!

と、思いたいところだが、うちの高校には一学年に一クラスしかない。つまり、新たな出会

いどころか、クラス替えさえないのだ。
まあ、仕方のないことだ。これが否かに生まれた者の宿命なのだから・・・。

こうして、俺は希望も出会いもない、学校へ向かうことにした。

「んじゃ、行ってきまーす」

そうして、ドアを開けた時、

「おはよ!バカで間抜けで変態な陸!」
「お、おはようございます。陸兄さん」

いきなり変な挨拶をされた。

「おはよう。バカと変態は余計だろ。」

挨拶をしてきたこいつらは、、日野 蒼(ひの そう)と日野 空(ひの そら)。双子で、元気なほうが姉の蒼。おとなしい方が妹の空。
おれと同じ高二で、俺の幼馴染でもある。
二人は一卵性で、容姿はにてるのに、性格は正反対だし、喋り方も違うから、間違えられる

ことはまずない。

言い忘れていたが、俺は、海空 陸(みかい りく)。何処にでもいるような、普通の高二

だ。
以上、俺たち三人の簡単な説明終了。

「良いだろ別に。オレよりは頭わりーんだしさ」
「そうです。兄さんはもっと勉強するべきです」
「そ、それを言われると反論できねぇ・・・。」

蒼は、自分の事をオレと呼び、男言葉を使う。文章にすると俺が喋っているのか、蒼が喋っ

ているのかややこしい。全く・・・。
ちなみに成績は空>蒼>俺である。
空は成績はかなり上位で、俺と蒼はあんまり違いはないのだが俺のほうが下なので文句は言

えない。

「ま、せいぜいがんばるがよい、陸よ」
「くぁー、むかつく!俺とそんなに変わんない癖に・・・」
「二人とも、もっとがんばってくださいよ」


そんなこんなで学校に到着。
校長の話とか、あいさつとか、新学年の馴れ合いとか略
そして昼休み。
72『蒼空な日々 −蒼な日ー』:2009/09/28(月) 02:32:59 ID:T4lWOZyc
「おーい、サッカーするぞーー!」

クラスの男子が盛りあがあっている。
俺たちの学校では、昼休みには、よくみんなで遊んだりする。(主に男子が)

「おっしゃー!オレもやるぜ!」

蒼はいつも男子に混ざってサッカーとかバスケとかをしている。
男子にも負けないぐらいの運動神経で、いつも活躍している。

「姉さんは、やっぱり凄いですね。兄さんは参加しないんですか?」
「ああ、俺はあんまし、運動は苦手だからな、別にいいよ。
空はどうなんだ?運動とか、得意だろ」

空は、蒼にこそかなわないが、かなり運動ができる。(本人は生かそうとしないけど)
流石、双子だけあって、いろいろと似てるんだな。

「確かに、得意ですけど、皆で遊んだりするのは苦手です。人と話したりするのも苦手だし

・・・」
「そっか。でもさ、俺とはちゃんと話ができてるじゃん」
「そ、それは、兄さんが幼馴染だからです」
「そうかぁ・・・」
「そうです」

あー。なんか、こんな平和な日常って良いよなーー。
幸せって、こういうことなのかなー。
こんな毎日だといいのになー。


ドゴォオ――――――ン


・・・何かすごい音が聞こえたような気がするが・・・いや、気のせいに決まってる。
今の平和な日本であんな爆発音が聞こえるはずがない。
そうだ、気のせいだ。


ガシャァ―――――――――ン


ん?黒煙が上がっているだと?いやいや、気のせいだ。
そう、気のせいに決まっている。
最近、寝不足だから、疲れが溜まっているに違いない。


『りぃぃぃぃぃいぃぃいいぃぃくぅぅうぅうぅぅぅぅぅ』

「陸兄さん、何か姉さんが・・・」
「あーーー。俺は何も聞こえないぞーーー」
「いや、姉さんが・・・」

うん、何も聞こえなかった。そういうことにしよう。
蒼の叫び声なんか、聞こえない。

73『蒼空な日々 −蒼な日ー』:2009/09/28(月) 02:33:55 ID:T4lWOZyc
「陸っ!助けてくれ!あらぬ疑いを掛けられて――って、うわぁああぁーーー!
オレは無実だぁああーーーーーーー」

陸が、俺の方へと走ってきたかと思うと、意味の分からないことを叫びながら、何人かの教

師に連行されていった。
無実とか言ってるってことは、さっきまでのすごい音は蒼の仕業だったのか?
あ、サイレンの音も聞こえてきた。
あーあ、俺の平和な日々が・・・。

「姉さん、連れてかれちゃいましたね・・・」
「そう・・・だな」

その時、突然廊下の方から、蒼の叫び声が聞こえてきた。

「ち、違う!オレはただ、陸にやれって、言われたからやったんだ!
やらないと、レイプするって脅されたんだ!」

何ぃッ!そんなことを言った覚えはないぞ!

「おっ、お前、皆の前でなんてことを言ってんだ!
そんなことを言った覚えは断じてない!」

しかし、周囲からは「レイプだってー、最低よね」「御二人さん、アツいねー」
みたいな会話が聞こえてくる。
くそ、俺の好感度がガタ落ちじゃねぇか。

「兄さん、まさか・・・そんなことを思っていただなんて・・・」

空は至って大真面目でそんなことを言ってくる。

「思ってねぇよ!なんで空までそんなことを言うんだよ!」
「だって、兄さんは変態ですから・・・」
「うわぁぁああぁぁぁああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁん」

ショックだ。実にショックだ。
空にそんなことを思われていただなんて・・・俺、もう生きていけないかもしれない。

「海空、お前もこいっ!」

教師が数人やってきて、俺を連れて行こうとした。

「違うッ!罠だ!これは罠だッッ!ッんぐッ―――」

反論する俺に対し、教師は、無理やり猿轡を嵌め、さらに、拘束具で、俺を動けなくする。
なんで、学校に拘束具があるんだよっ!

「うぅ、兄さん、さようなら・・・」

そんな言葉が聞こえた気がしたが、俺は教師達に連れ去られていくのだった・・・・。
74『蒼空な日々 −蒼な日ー』:2009/09/28(月) 02:38:39 ID:T4lWOZyc
今回分は以上です
>>70 
双子じゃねぇ、幼馴染って言いたかったんだ。

最初タイトルを『この蒼空の下で』にしてたら、17にモロかぶっててワロタ

『俺』が陸で『オレ』が蒼です。ややこしくてすいません
75名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 10:21:59 ID:ERhXlv2Z
ついでに改行ももう少しなんとか・・・
76名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 23:12:46 ID:JbXDsxdh
変な改行を改めてくれると読みやすくなるかな
77名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:38:10 ID:r+s5NrV8

次回作にも期待
78名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 12:53:00 ID:qf48FIB9
保守
79名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:38:21 ID:f0dZcFW9
保管庫はあるの?
80名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 14:26:01 ID:rHUF6E/f
保守
81名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 19:20:02 ID:LHHmXy+/
82名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 22:00:32 ID:DKMjtFgH
保守
83名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 22:04:22 ID:6nJO9d/x
保守
84名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 19:34:08 ID:1ADqCfKL
保守
85『この空の下』:2009/10/30(金) 02:11:48 ID:r9Ib5y06
>>17です。

遅くなりましたが続きを。

エロは初めて書いたのですが、描写力の無さを実感しました。
スレの保守程度に思っていただければ幸いです。
86『この空の下』:2009/10/30(金) 02:12:56 ID:r9Ib5y06
「そうなの。
世間は狭いわね。
でもこれも神様の思し召しかもしれないわ。
稔君、ゆうりちゃんはお店でうまくやってる?」
「はい、おとなしい子ですから目立ちはしませんが、
運営のスキルが高くて助けられています。」
「そう、よかった。
小学生の頃からは想像もつかないくらいにおとなしくなって少し心配してたの。
明日香が亡くなってしばらく、ふさぎ込んでいたと聞いてね。」
「もちろん僕も明日香の死を受け入れ乗り越えるのに苦労したし、時間もかかりました。
それがあの頃まだ小学生だったゆうりちゃんにとっては
性格さえ変えてしまうほどのショックだったのも当然かもしれませんね。」

それにしてもなんという皮肉な偶然だろうか。

「そうね、稔君も全く気付かなかったというくらいだから。
明日香の死は私たち夫婦、ゆうりちゃん、そしてあなたの人生を変えてしまったのね。」
「そうかもしれません。
ずっと明日香と一緒に生きていくものだと思ってましたから。
普通に結婚をして、子供を育てて、そんな当たり前の幸せしか望んでいなかったのに。
今も俺の心の中には明日香しかいません。」
「ありがとう。
明日香のことをそれだけ想ってくれて親として嬉しいわ。
でも、あなたにはあなたの人生を歩んでほしい、幸せになってほしい。
稔君が幸せになることが明日香にとっても幸せなことなの。
だから気持ちを抑えつけちゃだめよ。
誰かを好きになったらその人と幸せになることを考えればいいの。」
「そうです!
高沢さん、明日香お姉ちゃんはきっと今の高沢さんを見て悲しんでます!
だから、だから…」
「ゆうりちゃん?」
「叔母さん、ごめんなさい。
私…私も高沢さんのことが好きなんです。
昨日告白したけど断られて、忘れられない人がいるって言われて諦めようとしたけど、
でも話を聞いてもしかしたら明日香お姉ちゃんじゃないかって思って。
それで…」



明日香の実家からの帰り道、助手席には園川さんが座っている。
お母さんに送っていくように頼まれたが、車の中は昨日よりも重い沈黙が占めている。

帰り際に言われた
『ゆうりちゃんは本当にいい子よ、それに明日香もあなたとゆうりちゃんならきっと喜ぶわ。
自分の気持ちを抑えつけてはダメよ、偽らないで。』
その言葉を俺はどう受け取ればいいのだろうか。
俺はまだ誰かを好きになれるのだろうか?
87『この空の下』:2009/10/30(金) 02:13:58 ID:r9Ib5y06
今まで気にしたこともなかったが、園川さんの横顔はなんとなく明日香に似ている、同じ面影があるのだろうか。

「あの。」
携帯を閉じながら園川さんが話しかけてきた。
「どうしたの?」
「今母にメールをしたら、少し寄ってくださらないかと言われたのですが、時間…
ありますか?」
「うん。時間はあるけど…
でも遅いし…」
「私がお世話になってるし、明日香お姉ちゃんの恋人だと知ったら挨拶をしたいと。」
「じゃあ…
少しだけおじゃまします。」
「よかった、ありがとうございます。」



「ただいま。」
「おじゃまします。」
「母もすぐに呼びますから、居間で待っていて下さい。」
「う、うん。」
初めて入った家で一人待つのはあまりいい気分ではない。
落ち着かないのだ。
手持ち無沙汰を紛らすためにテーブルの上の新聞に目を通していた。

「お茶、持ってきました。」
「ありがとう。
!?あ、あの…園川さん…」
「はい。」
「なに?その格好…」
「やっぱりそうとしか言ってくれないですよね。
でもこうするしかなかったんです。」
「ちょっと落ち着いて!
なにがどうなっても裸エプロンなんて選択肢はないよ!
それにお母さんももう来るんでしょ?」
「私なら落ち着いてます。
それに母はもう寝ています。
高沢さん、ごめんなさい。
さっきは嘘をつきました。
高沢さんに家に上がっていただきたかったから…
母には人を連れてくるからこの部屋には入らないようにお願いをしてあります。
だから安心してください。」
…園川さんの目には強い覚悟が宿っている。
逃れられる気がしない…
「明日香お姉ちゃんには申し訳ないと思います。
でも明日香お姉ちゃんなら絶対に許してくれると思います。」
俺の気持ちはどうやら彼女の思考の中に存在しないようだ。
「明日香お姉ちゃんもこういうことしていたんですよね?」
「ちょっと園川さん!
やめ、やめなさい!」
「でも硬くなっています。
私を見て興奮してくださっているんですね。
嬉しいです。」
俺も男だ、可愛い女の子の裸を見れば相応に体は反応する。
しかし、心はそれを許さない。
ただ、反抗をしようと思っても彼女は明日香にとって実の妹のように可愛がっていた存在。
手荒な真似はできないという理性が働いてしまう。
「すごく硬いですね。それに大きくなってパンパンになってます。
今開けますね。」
88『この空の下』:2009/10/30(金) 02:15:01 ID:r9Ib5y06
まさか初めて会ったときには小学生だった少女といつかこんなことになるなんて…
「…初めて見ました。
これをこうすると気持ちいいんですよね?」
「うっ…」
彼女は俺の逸物を口に含んだ。
初めて見たという言葉通り経験がないのだろう。
俺自身、経験は明日香だけだが、明日香に比べても決して上手ではない。
ただ、それでも女性の快感は相当のようだ。
すぐに射精感が増してくる。
彼女はそんな俺を見て笑顔を見せ、舌をさらに動かす。
「うっ…」
自分が情けない…
体は彼女からの快楽に我慢ができなかった。
「あっ…」
口の中に出されて彼女は少し戸惑っていたが、すぐにそれを飲み込んだ。
「ちょっと苦いです…
でも、高沢さんのものだから嬉しいです。
まだ元気ですよね?私の処女、もらってください。」
言うが早いか彼女は俺の上に被さってきた。
唇を合わせ舌を這わせてくる。
ついさっき俺の精液を飲み込んだばかりで抵抗があるが、逆らう気力も無くなり始めていた。

「高沢さん。
明日香お姉ちゃんのことを忘れられないのは仕方ないと思います。
でも高沢さんの人生はまだ続くんですよ?
私、明日香お姉ちゃんの代わりはできないけど、絶対に高沢さんのことを幸せにします。」
明日香…ごめん…しかもおまえの大切な従姉妹なのに…

「泣かないでください。
私を見て、私を感じてください。
ほら、今私達結ばれるんですよ。」
そう言って彼女は俺の上に跨り、少しずつ彼女の膣が俺の逸物を包み込んでゆく。
「い゛…痛い…痛いけど、でも嬉しいです。
もう少ししたら動きますから、動いて気持ちよくしてあげますから。」
その声と同時に俺の頬に何かが落ちた。
涙だ。
彼女の涙…

奥まで入り、彼女は少しずつ動き始めた。
多少滑らかにはなったもののまだ痛みが伴うはず、それなのに彼女は一生懸命動いている。

様々な感情、思いが頭の中を行き交い、俺は為す術もなく彼女を受け入れていた。

「そ、園川さん。
どいて、もう出る…」
「いいんです、膣に出してください。今日は大丈夫な日ですから。」
「でも…
うっ!あぁっ!」
「あっ…すごく熱いです。
高沢さん…大好き…」
彼女は俺に倒れ込んできた。
彼女の膣からは彼女の純潔の証とそれを奪った俺のものが混ざって溢れてくる。



「稔、稔…」
「う…ん?
あ、明日香?」
「稔、久しぶりね。」
89『この空の下』:2009/10/30(金) 02:20:59 ID:r9Ib5y06
「明日香…ごめん…
しかも相手がおまえの可愛い従姉妹のゆうりちゃんで…」
「ううん。
柚梨になら安心して稔を任せられるわ。」
「明日香…?」
「稔、ごめんね。
一緒にいるって約束を守れなくて。」
「許して…くれるのか?」
「許してもらわなければいけないのは私のほうよ。
稔は私が死んでも約束、守り続けてくれていたんだから。
柚梨を幸せにしてあげて。それが私のお願い。」
「でも…」
「稔がいつか死んで、天国に来るまで私待っているから。
天国では二人ずっと一緒だから。
それまでは柚梨になら稔を任せられるわ。だから柚梨を幸せにしてあげて。
それが稔がこの世界でするべきことなの。」
「明日香…
俺、まだそっちには行けないのかな?」
「それはダメ。
稔はまだこの世界ですることがあるの。
だから今来ても私とは会えないわ。」
「そっか…」
「ちゃんと運命を受け入れて生きることが私のお願い。
私は天国で見守りながら稔のことをずっと待っているから。
ごめんね、もう行かなくちゃ。」
「明日香。」
「どうしたの?」
「また、こうやって俺の前にきてくれることあるのかな?」
「ごめんね。生きている人に会えるのは一度きりなの。
でもずっと稔のそばにいるから。」
「わかった。
園川さん、いや、ゆうりちゃんをできる限り幸せにするよ。」
「うん。」
「明日香、ありがとう。」
夜の静寂の中、明日香が空に戻るのを俺は何となく感じた。


「う…ううん。」
「目、覚めた?」
「た、高沢さん、ごめんなさい!でも、私高沢さんのことが…」
「何も言わなくていいよ。」
俺は彼女をそっと抱きしめた。
「高沢さん?」
「俺にとって明日香は大切な存在です。」
「はい。」
「だから明日香を忘れることはできない。」
「…」
「だけど君をできる限り大切にします。」
「高沢さん…」
「それでもいいかな?
ごめんね、不器用な男で。」
「はい。
これからよろしくお願いします。私はそんな高沢さんが大好きです。」

90名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 10:13:38 ID:KSC80c7m
終わったのかな?ともかくGJです
91名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 14:45:01 ID:i53gCOB7
終わり方が斬新だな
俺はゆうりたん大好き
9286:2009/11/02(月) 10:21:53 ID:mj6HZ4E+
レスありがとうございます。

少し終わりがわかりづらかったようで、申し訳ないです。

みなさんの期待よりエロは少なかったと思います。
書ける人の凄さを改めて感じます。


今後は『真奈美と美奈』の続きを楽しみにしています。

作者さん、親御さんのことで大変かとは思います。
しかし、このスレのみんなはあなたの味方だと思いますよ。
あなたももう子供ではないですから親と距離を置くのも一つの優しさかもしれません。
あなたが納得できる答えを出せばいいと思います。
93名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 00:18:26 ID:gqruwoDg
94名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 18:50:34 ID:Kx6OZltQ
保守です
95名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 03:11:36 ID:N1oTM9TO
☆保守
96僧侶ちゃんの暴走:2009/11/24(火) 21:59:52 ID:PgceACdz
これから書く内容は稚拙なファンタジー世界観の基書かれるものであり、読む前にどの様な世界観かを理解してもらう為にここに大まかな世界観を書きます。

1.基本的にはドラクエの様な世界
2.寿命以外の死亡は蘇生魔法で蘇る
3.蘇生魔法で蘇生するまでに死体が腐敗し、その死体に蘇生魔法をかけた場合、死体はモンスターになる
4.死体からモンスターになる場合は3種類のモンスターになる
5.一番確率が高いのは「グール」食欲に支配された死体。普通の食い物も食うが、食べ物が無い場合は人間だろうがモンスターだろうが無差別に食べる。行動不能にするには頭を潰す。
6.次に高いのは「淫魔」性欲に支配された死体。性別で呼び方が違う。個人差がある為、グールに比べて危険度は低い。
7.尤も確率が低いのは「リッチ」金欲に支配された死体。主に商人がなりやすい傾向がある。普段は人に危害はほとんど加えないが自分の金を奪った相手は金を返すまで追い続ける。
8.この世界には勇者の末裔がゴロゴロいて、割合的に一つの村に1〜2人程度。何故か都市部には全く居ない。
9.魔王の配下として四天王がいる。(因みに今回の登場人物達は3人まで倒している)


一応世界観としてはこんな感じです。全部書くには時間がかかりますので予めご了承下さい。
97僧侶ちゃんの暴走 序章:2009/11/24(火) 22:38:15 ID:PgceACdz
最後の四天王
「オレを倒した事は褒めてやる。しかし、コレで貴様ら人間はおしまいダ」

勇者(アレン)
「どういう意味だ?」

最後の四天王
「オレは四天王の最後の一人であると同時に魔王のリミッターでもあるのだ。つまりオレを倒すという事は魔王の封じ込められた力を解放するって事なんだヨ」

戦士(本編の主人公)
「なんだって!?コイツを倒すのですらギリギリだったってのに…」

女剣士(ルーシー)
「何を弱気になっているのよ!確かにコイツはハンパなく強かったよ。魔王はそれ以上に強いって事もわかるよだけど、だから何?どんなに強くても私達が倒さなきゃいけないのよ」

最後の四天王
「ほう、大した自信だな。そうそう言い忘れていたがオレは魔王のリミッターと言ったが、それと同時にこのダンジョンのモンスター達の力も抑える役目もあったんだヨ」

アレン
「何でそんな事を教えるんだ?そもそも、何故最初からモンスターの力を抑えてわざと倒される様な真似をした?」

最後の四天王
「今のお前達の力をはかるタメだ。まぁ遊びだな、後少しでオレは消えるがそれと同時にリミッターが外れる。お前達の苦悶の表情を見れないのが残念ダ」

僧侶(アリス)
「そんな…」

最後の四天王を倒す事は出来た。しかし勇者一行は無事このダンジョンを抜け出せるのだろうか。
98僧侶ちゃんの暴走:2009/11/24(火) 23:08:48 ID:PgceACdz
アレン
「クソ、奴が言った事はどうやらマジみたいだな」

戦士
「不味いな、お前とアリスのMPがかなり厳しいな」

ルーシー
「回復アイテムもさっきの戦闘でほとんど使ってしまったし。かなりしんどいわね」

アレン
「俺とルーシーは魔法が使えなくなっても技で何とかなるけど、アリスの場合はMPきれたら不味いな」

アリス(補足:アレンの妹)
「あの、お兄ちゃんやルーシーさんはともかく、…さんはどうするの?」

アレン
「ん?まぁ何とかなるだろ。昔から身体が丈夫なのしか取り柄ないし」

戦士
「おいおい、アレン。幼馴染みだからってヒドクねぇか?」

ルーシー
「三人盛り上がってる所を区切って悪いが、マップを見てみろ」

一同地図を確認

アレン
「おい、コレって」

戦士
「泉だな」

アリス
「希望が出て来ましたね」
(補足:ダンジョン内の泉にはMPを回復する効果がある)

アレン
「よし、とりあえず泉を目指そう。泉に辿り着くまではアリスを庇う事を最優先する」

戦士・ルーシー
「異議なし」

アレン
「よし、それじゃあ行くか」


以上
本日はここまで
99名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 23:48:57 ID:WTWvZBZO
なんか珍しい形式だね
100名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 02:34:04 ID:53wKbBag
すごく……読みにくいです  
101名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 17:38:49 ID:wyy36LY9
>>100
ごめん。オナニープレイだからそこは大して考えてなかった。
102名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 17:42:37 ID:43ptYbcU
読みづらいけど嫌いじゃないぜ

続きwktk
103僧侶ちゃんの暴走:2009/11/25(水) 23:19:45 ID:wyy36LY9
>>98続き
数時間後…

戦士
「おいおい、何だかんだ言ってアレンの野郎真っ先に死にやがったよ…。シスコンにもほどがあるぜ」

アリス
「ルーシーさんも殺られてしまいましたしね。」

戦士
「あぁ、けど後少しで泉だ。正直、二人分の棺桶運ぶのはキツイけどな」

アリス
「すみません。私がひ弱なばかりに」

戦士
「気にすんな。地図だとこの扉の向こうが泉だなってここまで来てモンスターかよ」

アリス
「…さん逃げましょう!今の状態じゃ厳しすぎます」

戦士
「そうしたいのは山々なんだけど、さっきから回り込まれてて無理だ。倒すしかない」

数十分後

戦士
「ハァハァハァ、クソもう無理だ腕が上がらねぇ。けど何とかギリギリで殺れたぜ…。アリス無事か!?」

アリス
「はい、私は無傷です。けど、…さん私を庇ってボロボロじゃないですか。確かに私が死んだら兄さんやルーシーさんを蘇させる事は出来ません。けど、…さんが死んでも駄目なんですよ」

戦士
「何で?」

アリス
「だって、…さんが死んだら戦闘はどうするんですか?それに……兄さん達の棺桶運ぶの私だけじゃ運べませんし」

戦士
「そりゃそうだ。まぁあと数十歩だ…からってアレ?何で俺は上を見てんだ?」

アリス
「…さん、大丈夫ですか?いきなり倒れる何て相当キテるみたいですね」

戦士
「アリス、何…でお前笑っ…てるんだ?」
その時俺は彼女が何で笑っていたのか、実際に彼女から理由を聞くまでわからなかった。

本日は以上
104僧侶ちゃんの暴走:2009/11/27(金) 13:45:08 ID:y+IMkzBY
アリス
「何で笑ってるのって?コレが笑わずにいれますか。だってこんなに思い通りに事が進むんですもの」
そう言いながら倒れた俺に近づいてきた

戦士
「??、一体…何を言って…いるんだ?」

アリス
「何を言ってるって言った通りですよ」

戦士
「もしかして…パーティが…全滅しかける事がか!?」

アリス
「まぁだいたいは当たってるかな〜。まさかこんなに早く実現するとは思わなかったけどね」
普段大人しい彼女からは想像も出来ない無邪気な笑顔で俺の顔を覗きこんだ

戦士
「何が…目的だ」

アリス
「何が目的かって?……ん、その、何って言うか…あの」
そう言って顔を赤らめてモジモジしだした。
戦士
「な、何だよ」

アリス
「…さんと二人きりになりたくて」

戦士
「たった…それだけの理由…でアイツらをわざと殺させ…たのか?」

アリス
「…さんにとっては大した理由じゃないけど、私にとっては重要な事なんです。気付いてないかもしれませんが私は貴方の事が好……です…」

彼女の声が徐々に遠くなったかと思っていたら目の前が暗くなり俺は気を失った。
105僧侶ちゃんの暴走:2009/11/28(土) 00:10:58 ID:2yv3+dyW
どのくらい気を失っていたのだろう。気がつくと額に濡れたタオルがあてられていた。

アリス
「…さん気付いたんですね。良かった。話ていたらいきなり気を失ったのでビックリしました」
そう言いながら彼女は安堵の表情を浮かべた。

戦士
「俺は一体どのくらい気を失っていたんだ?」
そう言いながら起き上がろうとする俺をアリスが制止した。

アリス
「…さん、無理に動かないで下さい。傷に障ります。もし万が一の事が起きたらどうするんですか」

戦士
「その時はアリスの魔法で治してもらうさ。ってアレ?何か力が入らない。クソどうなってるんだ」

アリス
「多分、身体に蓄積されたダメージの影響ですね。けど、こっちはそんなのお構い無しという感じで凄い固くなってますよ」
彼女はそう言いながら俺の股間の辺りを擦った。


本日は以上で終了
106名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 21:02:15 ID:xPIL39MH
>>105

悪くないよ
頑張って〜
107:2009/11/29(日) 02:00:37 ID:ax0fxBio
108僧侶ちゃんの暴走:2009/11/29(日) 22:44:27 ID:iMFqqkOh
>>105続き

戦士
「お、おいアリス止めろ。多分それは生命の危機に発動する種を保存する為の本能で固くなっているんだと思う」
我ながら自分で何を言っているのか訳がわからなくなった

アリス
「つまり、今は絶好のまぐわうチャンスという事ですね?」
と言って俺に跨がってきた。

俺は抵抗しようとしたが、身体に力が入らずその場から動く事すら出来ない。

戦士
「止めろ、今犯っちまったら確実に死ぬ。二重の意味でヤっちまう気か!?」

アリス
「大丈夫ですよ…さん。そんなに喚く体力が残っているんだから」
そう言いながらアリスは俺の鎧を脱がし始めた。

戦士
「冗談だよな?それにこんな所でヤってたらモンスターが来るだろ」

アリス
「大丈夫ですよ。泉の廻りはモンスターは近寄れませんし、さっき…さんが気絶している間に、私が使える内で一番強力な結界を張りましたから」
と言いながら笑顔を見せた。何故かその時の笑顔はとても怖く感じた。
そして彼女は笑いながら自分の衣服を脱ぎ始めた。



本日は以上
109監禁虐待少女の日記:2009/11/30(月) 14:25:51 ID:A9UErIO3
某月某日

○○君は可哀想です。すぐ変な人に目を付けられるし。
何でもできるから、僻みっぽい人に嫌がらせされたりするし。
でも○○君は優しいので嫌な思いをしても我慢しています。
だから私が○○君を守ってあげることにしました。

私は○○君を自宅に保護しました。
でも、変な人に見つかったら大変です。
変な人に限って、○○君の立てる物音に敏感だから。
変な人は、ストーカー紛いのことを平気でするから。
だから、変な人に見つからないように、○○君の手足を固定してあげました。
○○君の声が変な人なんかに聞こえたりしないように、口もふさいであげました。

○○君がうちにいることは、パパやママには内緒です。
だって、パパやママが変な人に秘密を漏らしたら困るから。
パパやママも、ちょっと変なところがあるから。変な人の仲間かもしれないから。
だから○○君は私一人の力で守ります。○○君を守れるのは私だけ。

○○君にうちのトイレを使わせてあげることができないので、排泄の世話も私がします。
おじいちゃんやおばあちゃんの介護の手伝いをしていたので、そんなに抵抗はありません。
むしろ、私がいないと排泄もできない○○君はすごく可愛いと思います。


(つづく)
110監禁虐待少女の日記:2009/11/30(月) 15:53:45 ID:A9UErIO3
某月某日

私が服を着替えると、○○君は体をもぞもぞさせます。
ズボンの股のところに棒みたいなものが入っているので、チャックを下ろしてチェックしました。
だって、変な人の嫌がらせだったら大変だし。変な虫が入り込んだのかもって思ったし。
なのに、実際はおちんちんが大きくなってるだけで、私はちょっとイラッとしました。

だって、私はただ服を着替えていただけなのに。
おっぱいだって大きくないし、学校ではよく暗いとか大人しすぎって言われるのに。
私は男の子にモテるようなタイプじゃないのに、私の裸を見てこんなになるなんて、
○○君はちょっとおかしいと思います。

だから、私は○○君のおちんちんを足で踏んでお仕置きしてあげることにしました。
だって、人前でこんなことになったら、また変な人に目をつけられるから。
変な人は、ネットの掲示板に平気で下品な悪口を書くし。
男に飢えた性悪ビッチやヤンデレ基地外に見つかったら、間違いなく逆レイプされるし。
でも、男の人は逆レイプされても被害を認めてもらいにくいので可哀想です。
だから私は卑劣な性犯罪から○○君を守ってあげなきゃいけないと思いました。
そのためには○○君のおちんちんが私に無断で大きくなったらちゃんとお仕置きしてあげなきゃダメです。
○○君のおちんちんを管理してあげるのは私の役目なんだから、頑張ろうと思いました。

なのに、○○君は、お仕置きの途中で射精してしまいました。
何でもできるはずの○○君が我慢できなくなって出しちゃうなんて、すごく可愛いと思いました。


(つづく)
111名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 16:56:31 ID:TH96c3g6
>>109-110
非常に素晴らしい
112名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:31:48 ID:iHsUaEd2
誠に勝手ながら、僧侶ちゃんの暴走を終了します。
まぁ元々誰か書く人が現れるまでのつなぎ程度で書いてたから面白くも無いし、途中で終わったって困る人も居ないっしょ。
113名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 08:54:19 ID:NRFugIe7
自分勝手な奴だな
114ガーリック:2009/12/01(火) 09:46:40 ID:zfXX5EV6
中断宣言無しで消えるよりはマシだが
115監禁虐待少女の日記:2009/12/01(火) 12:04:49 ID:Co57KRBl
<警告>

若干のスカ要素、女装要素を含みます。
実際のプレイ内容は飲尿未遂のみですが、苦手な人はスルーしてください。
−−−−−−−−−−

某月某日

○○君との生活で一番困るのは、排泄よりも食事です。
排泄は口を塞いでいてもできるけど、食事はそうじゃないから。
○○君のお口を自由にしたら、変な人に見つかっちゃうかもしれないから。
少なくとも、パパとママが家にいるときは、○○君のお口は塞いだままにしなきゃダメです。
でも一番の問題はそこじゃない。○○君の食べるものは私が自分で用意しなきゃって点。

私の食事はママが作ってくれるけど、それを半分あげただけじゃ○○君には少なすぎる。
冷蔵庫の食材を勝手に使ったりしたら、ママに怪しまれちゃうし。
だから、○○君の食べるものは、私が自分のお小遣いで買っています。
でも、そんなんじゃ全然足りません。○○君はいつもお腹を空かせてるみたいです。
私は○○君を変な人から守りたいだけなのに。○○君、すごく可哀想。

どうすればいいのかを考えて、私は心を決めました。
私の食べたものを○○君にも食べさせてあげればいいんです。
食料はみんな私のお腹の中に保存して、○○君のお口に直接出して食べさせてあげる。
いい考えです。でも、すごく恥ずかしい。○○君の顔を便器代わりにするなんて。
でも○○君の為です。私は○○君に目隠しをしました。絶対に見られないように、厳重に。
そして、口を大きく開けさせて、その中におしっこを出しました。

でもダメでした。○○君はむせかえり、ほとんど吐き出してしまいました。
私は悲しくなりました。うまく行くと思ったのに。○○君を苦しませただけだなんて。
私は泣きそうになりながら、自分のおしっこで汚れた○○君の服を脱がせていきました。
体にかかったおしっこを拭いてあげるために。可哀想な○○君を綺麗にしてあげるために。
116監禁虐待少女の日記:2009/12/01(火) 12:05:22 ID:Co57KRBl
でも。

○○君のおちんちんは勃起していました。すごく硬くなって、ビクビク動いていました。
どうして? 嫌なんじゃなかったの? どうして嫌なのに勃起するの? わけわからない。
イラッとしました。嫌なのに勃起するなんて、○○君は本物の変態だと思います。
私は○○君の鼻をつまんで口を開けさせ、顔の上に跨って口にあそこを押し付けました。
こういうときは「クンニしろオラァァァ!」って言わなきゃいけないんだってネットで見たけど、
そんな恥ずかしいことは言えません。だから「舌で綺麗にしなさい」って命令しました。
そして○○君の舌が自分の一番気持ちいいところに当たるように腰を少し動かしました。

ぬるぬるした舌が気持ち良くて、○○君の頭を太腿でぎゅっと絞め付けてしまいます。
こんなにきつく絞めたら○○君が可哀想、って思ったけど、気持ち良すぎてやめられません。
そのうちあそこがすごく敏感になってきて、体がガクガク震えました。
声もちょっと出ました。変な声でした。勝手に出ました。自分じゃないみたいで気持ち悪い。
こんなになったのは初めてです。変態みたいなことをしたからあそこが壊れたのかと思いました。
○○君の頭を挟み込む太腿の力を加減することができません。
こんな力いっぱい絞め付けたら、○○君の頭が潰れちゃう。○○君が死んじゃう。

快感の波が去ったら、罪悪感が込み上げました。こんなに苦しい思いをさせて、○○君が可哀想。
早く○○君の服を着替えさせてあげなきゃ。そう思って、ふとおちんちんを見たら。

○○君は射精していました。私は全然触ってないのに。○○君だって触れないのに。
イッていいなんて言ってないのに。手足の自由を奪われて、目隠しされて、顔の上に跨られて、
あそこを無理矢理舐めさせられて、頭を太腿で思いっきり締め付けられて。
そんな物みたいな扱いを受けて、○○君は射精してしまいました。どうしようもない変態です。
いくら私が頑張っても、こんな変態、すぐ変な人に見つかってまた嫌がらせを受けるに決まってます。

それでも私は○○君を守ってあげたいです。ちゃんと守ってあげたいです。
だから、○○君の変態チンポが目立たないように、女の子の格好をさせることにしました。

私の服を着た○○君、すごく可愛い。何でもできる○○君がこんな可愛くなるなんて。
誰かに自慢したいです。見せびらかしたいです。でも変な人に見つかったら大変です。
だからせめて○○君には自分の可愛さが分かるように、大きな鏡をそばに置いて、
目隠しを取ってあげました。そして最後に私のパンツをはかせてあげました。

そしたらまた、おちんちんが大きくなりました。どうして? わけがわからない。
イラッとしたので、両手足を拘束し猿轡を噛ませた格好のまま、鏡の前に放置しました。
117名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 12:09:07 ID:Co57KRBl
(つづく)

↑書き忘れ。もう少し続きます。逆レイプ&種付けもちゃんとあるよ。
118名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 12:11:50 ID:6aEXrinO
>>113
つまらないモノを見るよりマシだろ。
119監禁虐待少女の日記:2009/12/01(火) 17:55:45 ID:Co57KRBl
某月某日

○○君にあそこを舐めさせていたら、すごく変な感じになりました。
もっと奥までしてほしいっていうか。それがどこなのかはよく分からないけど。
舌の届かないところをめちゃくちゃにしてほしくなりました。

だから私は○○君のおちんちんを使うことにしました。○○君だって勃起してるし。
私は全然触ってないのに大きくなってビクビクしてるし。これは「したい」ってことです。
○○君だって私のあそこに入りたがってるんだから、逆レイプにはならないはずです。

私は○○君のおちんちんの上にゆっくりと腰を落としていきました。
私は処女です。物は勿論、あそこの中に指だって入れたことはありません。
でも、○○君のおちんちんで自分の割れ目をなぞっているうちに
どこに入れればいいのかは分かりました。本能の一種なのかな。
針で刺すような痛みが走り、体の中心が裂けるような嫌な痛みに変わっていきました。
こんなの入るるわけないって途中でやめたくなったけど、ゆっくりゆっくり腰を落とすと
根元までちゃんと入りました。でも、自分で動こうとは思えませんでした。だって痛いし。
それでも○○君と繋がってるのが嬉しくて、このままずっとこうしていたいと思いました。

なのに、○○君が腰を突き上げてきたんです。
すごくすごく痛いのに。そんなことしていいなんて言ってないのに。乱暴すぎます。
痛みから逃げたい、ってこと以外、何も考えられなくなりました。
でも無理でした。逃げられるような体勢じゃないし。私は○○君にしがみつきました。
そして猿轡を噛ませた唇に吸い付きました。そうしないと悲鳴をあげちゃうから。
変な人に見つかっちゃうから。○○君が私の中で果てるまで、そうやって耐えました。

全てが終わってから、私は一人で泣きました。痛かったからではありません。
○○君がどうしてあんな乱暴なことをしたのか、その理由に気付いたからです。

○○君には破滅願望があるんだと思います。
そうじゃなければ、私に危害を加えるなんて考えられません。
私がいなくなったら、食事にも排泄にも困るのに。それに何より、また変な人に狙われるのに。
○○君はきっと、変な人の中じゃないと生きていけないんだと思います。
変な人に散々傷つけられてきたから、そんな風になったのかもしれません。
そのことがとても悲しくて、私はずっと泣いていました。


(つづく)
120名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 20:42:02 ID:k8vSfRtd
>>119
こういうの大好き
121名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 22:57:27 ID:rdMlZk7Z
>>119
いいと思います
122監禁虐待少女の日記:2009/12/02(水) 15:37:55 ID:6gPrHePC
某月某日

今日も私は○○君の上に跨っておちんちんをくわえ込みます。
○○君は狂ったように腰を突き上げてきます。手足の自由を奪われた体で。
厳重な目隠しで視界さえも奪われて。私は○○君に何の説明もしていません。
でも、おちんちんは大きくなります。いくら射精しても収まらないみたいです。
一体どんなことを考えたらおちんちんがこんなになっちゃうんだろう。
聞いてみたいけど、猿轡を噛まされた○○君は喋ることすらできません。

正直、挿入はそんなに気持ち良くありません。舌のほうがずっと気持ちいいです。
でも、○○君の熱いおちんちんを体の中に感じると安心します。
○○君の熱い精液が私のお腹の奥に広がっていくのを感じると、もっと安心します。
だって、種付けしてもらえてるんだって実感できるから。
○○君の赤ちゃんを産んであげられるかもって思えるから。

これは逆レイプなんかじゃないです。だって○○君のためになることだから。
私がいなくなったら、○○君を守ってくれる人はいなくなります。
私だって、いつまでも生きてるわけじゃないのに。
○○君に乱暴に扱われたら、壊れちゃうかもしれないのに。
でも、○○君の破滅願望を消すことは、私にはできません。
だから、私の代わりを作るしかありません。○○君を守ってくれる私のクローンを。

○○君と私の子供なら、私の言うとおりに○○君を守ってくれるはずです。
だって先生が言ってたから。パパやママも言ってたから。
親に感謝しなさいって。親の言うことは聞きなさいって。親を敬いなさいって。
おじいちゃんやおばあちゃんの介護をしてるときに、ママはこう言ったから。
お父さんやお母さんが年を取ったら面倒を見てもらうから今のうちに慣れておいてね、って。

私はパパやママの世話をするために作られたんだと思います。
だから私も○○君の世話をしてくれる子供をいっぱい作ろうと思います。


(つづく)
123名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 19:14:33 ID:WMfXWEvU
やばいこの女の子マジで頭おかしい
正直めっちゃ怖い


だがそれがいい、GJ!
124名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 20:39:47 ID:ycu/CMIW
凄くいい、ムズムズする
125名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 01:29:13 ID:JB9UP3CN
こういう物を待っていた!GJ! 
126名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 15:55:26 ID:PoCQNFJG
久々に来てみたらこんな良作が
なにはともあれGJ
127監禁虐待少女の日記:2009/12/07(月) 10:06:06 ID:5+XQ8CQJ
<警告>

若干のグロ要素を含みます。
具体的な描写はありませんが、苦手な人はスルーしてください。
−−−−−−−−−−

某月某日

○○君にはもう、手足がありません。私が切断してあげたからです。
だって、○○君が外に出ようとしたから。そんなことをしたら、変な人に見つかっちゃうから。
変な人に利用されたり嫌がらせを受けたりして傷つくのはいつも○○君だから。
だから、○○君が変な人に傷つけられたりしないように、手足を切り落としてあげました。
ここにいる限り、○○君は安全だから。○○君をここから逃がそうとする手足なんて癌と同じだから。

私なしじゃ生きていけなくなった芋虫みたいな姿の○○君はとても可愛いです。
自力では食事も排泄もできない○○君。私という命綱を手放せなくなった○○君。
私にいっぱい種付けして、“お世話係”を孕ませなきゃ未来がない○○君。

一人では何もできなくなった奇形児のような姿の○○君は、私だけのものです。

変な人たちが求めたのは、なんでもできる○○君だから。
変な人たちは、なんでもできる○○君を利用したいだけだから。
奇麗事を言いながら、○○君の血肉を笑顔で貪っているだけだから。
変な人って気持ち悪い。本当に、みんな死んじゃえばいいのに。

でも、もう大丈夫。ここにいれば安全だから。何もできなくなれば変な人はスルーするから。
とても嬉しくなりました。私、○○君を守れたんだ。変な人から守れたんだ。
あとは“お世話係”をいっぱい作ってあげるだけ。私のスペアをひり出すだけ。
私は○○君の精液を搾取しました。芋虫のような姿になってもおちんちんは勃起します。
そうだよね、○○君だって“お世話係”が欲しいよね。だからこんなになっちゃうんだよね。
そう思ったら、お腹の奥がゾクゾクして、もっともっとおちんちんが欲しくなりました。
体は正直、って本当だね。私も○○君も欲しくて欲しくて仕方がないんだ。
私が死んだ後もちゃんと○○君を守ってくれる、私のクローンが欲しいんだ。
いっぱいいっぱい欲しいんだ。○○君は、私が沢山増えることを望んでくれてるんだ。
128監禁虐待少女の日記:2009/12/07(月) 10:06:52 ID:5+XQ8CQJ
私はすごく嬉しくなって、自分たちの姿をケータイのカメラで動画に撮りました。
そして、ネットにアップしました。変な人たちに対する勝利宣言として。
大切な○○君を守り切ったことを、大好きな○○君が私だけのものになったことを、
この世に刻み付けるために。今日は私たちの記念日にしなきゃ。みんなでお祝いしなきゃ。

しなきゃいけないはず、なのに。

私のアップした動画を閲覧した変な人たちが、大暴れをしていました。
彼らは身勝手な正義を振りかざして、私のことを基地外呼ばわりしています。
私が監禁したとか。逆レイプしたとか。ダルマ男にしたとか。猟奇殺人事件を起こしたとか。
変な人たちは、私に犯罪者のレッテルを貼り、裁判官気取りで悦に入っています。
心の歪んだ人たちには、○○君と私の愛をまっすぐ受け止めることができないみたいです。

負けられない。変な人なんかには負けられない。いっぱい増やさなきゃ。私をいっぱい増やさなきゃ。
マリオみたいに無限増殖しなきゃ。亀を踏んできのこを食べて私のスペアを作らなきゃ。
私が死んでも大丈夫なように。何回死んでも大丈夫なように。○○君を私でいっぱいにしなきゃ。

しなきゃいけないはず、なのに。

○○君のおちんちんは、大きくなりませんでした。
足で踏んでも、手でいじっても、舌で舐めても、口で吸っても、あそこをこすりつけても。
○○君のおちんちんは、ぴくりとも反応しませんでした。

猿轡を外して声をかけても、○○君は返事をしません。
おちんちんを引っ張っても、お尻の穴に指を入れても、顔の上に跨っても、うめき声一つ上げません。
手足を切断したときは、猿轡を噛ませていても、窓ガラスが震えるようなすごい声を上げていたのに。
今の○○君は、うめき声一つ上げません。どうしたのかな。眠っちゃったのかな。まだお昼なのに。
疲れちゃったのかな。いっぱい種付けしてくれたから。ずっと種付けばっかりだったから。

急に涙が溢れ出しました。私、なんで泣いてるんだろう。何が悲しいのかよく分からない。
自分に分かるのは「私は○○君のことが大好きなんだ」ってことだけ。
だから、私は○○君のおちんちんを指でそっといじりました。
○○君が目を覚ましたら、また種付けの続きをしなきゃいけないから。
○○君を変な人たちから守ってあげなきゃいけないから。



(終わり)
129名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 10:31:58 ID:dIDJMvxM
うおおおGJ

実に恐ろしい
130名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 17:46:36 ID:dpnu26hs
GJ!!!! ○○君、安らかに眠れ。

麻酔なしで切断か…えげつねえ…つーかご両親何してんの!!
131名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 18:12:16 ID:kO1r650/
いともたやすくえげつない行為が行われちゃったな
132128:2009/12/07(月) 18:16:34 ID:5+XQ8CQJ
そういえば素で書くのを忘れてた…
両親も始末済みです。○○君をダルマにする前に。
133名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:47:08 ID:kO1r650/
>>132
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i
134名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:39:46 ID:mI2DAE7L
まあ○○君に比べりゃ両親なんてどうでもいい存在だろうから日記に書く事すらしなかったのだと勝手に補完
135名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:46:14 ID:cWsPzhcp
>>132
番外編としてkwsk
136名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 02:18:04 ID:ZoYfQKDb
マリオの無限増殖でちょっと噴いてしまった
137名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 07:21:53 ID:MVbRfhN2
この事件のゴシップ週刊誌風にまとめた記事が見たい
138名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 12:19:34 ID:yIIoV3Rt
グロ動画→通報→警察参上!って考えなかったんだろうか…

四肢切断監禁殺害事件!1×歳少女の異常な行動
とかって見出しになるんだろうな…
139名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 09:05:30 ID:AVGKy4Ts
保守
140名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 01:56:39 ID:8J3NIzHF
ほしゆ
141名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 22:31:14 ID:8J3NIzHF
ほし
142名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 18:33:07 ID:T2QOuE7E
pen
143名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 00:41:32 ID:uZbUN8Q6
tax
144名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 11:06:57 ID:9NrqaNuR
保守
145日記:2009/12/22(火) 14:24:58 ID:w4h5v8dS
12月22日 天気:晴れ

今日は、朝から気持ちの良い天気だった。その天気のおかげか何時も寝坊するお兄ちゃんも珍しく時間通りに起きてきてお母さんがビックリしていた。
だけど今日、お兄ちゃんが寝坊しなかったのには天気が良かった以外の理由がある。それは、最近お兄ちゃんに彼女が出来たからだ。
お兄ちゃんは、普段は不真面目なのに事女性に関しては物凄く真面目な紳士になる。尤も、そのギャップが有りすぎるせいで今まで彼女が出来なかった理由でも有る。
話しを戻すが、今日お兄ちゃんが何故時間通りに起きてきたのか。その理由は彼女と一緒に学校に行く為だ。
何時もは私と一緒に行くのに、今日から彼女と一緒に行くと言うのだ。
何だか、お兄ちゃんを盗られた気がした。何時も傍に居てくれた私のお兄ちゃんを奪われた気がした。
だから、私はお兄ちゃん達に気付かれない様にお兄ちゃんの後をついて行った。例え、お兄ちゃんと一緒じゃなくてもこうして行けばお兄ちゃんと一緒に登校している気分を味わえるから。


以上
今回もあくまで保守を目的としているので、新しい書き手の方が現れた場合は、例え途中であろうと止めますのであしからず。
146名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 16:38:58 ID:CwqtSw8o
>>145
最後のくだりは作家が投下しにくくなるだけだから、自分の中だけに止めておいてくれ
147名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 17:46:28 ID:w4h5v8dS
>>146
了解
148名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:59:17 ID:2QC0vVZr
書いてしまった以上は気になるんだよなぁ
もし目的が果たされたならできれば続きをキモウトスレにでも投下していただければ、と
149日記:2009/12/23(水) 20:46:07 ID:YdrxeoYS
>>145続き
12月23日 天気:曇り

今日はお兄ちゃんのテンションが異常に高かった。理由はわかってる。明日は彼女とお泊まりデートする予定何だ。
お兄ちゃんはバレていないと思ってるけど、家族全員にバレバレ何だよね。
お母さんは「お兄ちゃんも大人になったわね〜。」とか言って笑ってるけど、私は笑えない。
だって付き合って1ヶ月もたってないのにお泊まりデートとかあり得ないよ。何か裏が有りそうだから明日尾行してみようっと。
とりあえず、ビリビリ君50万ボルトと救急セット持って行こっと。あとは、お兄ちゃんの服に発信器を付けなくちゃ。


以上
150名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:18:56 ID:aX+HsMxC
50万ボルトとか死ぬだろw
151名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 23:46:10 ID:YdrxeoYS
>>150
フィクションだから気にしない。
152名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 00:05:44 ID:LZSCtfJX
153名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:10:03 ID:+xqt5/F5
>>152
マジかよ。
154名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 08:39:01 ID:idGNtGTN
電圧高くてもアンペア数が低ければけっこう死なないらしい
死ぬことがないわけじゃないけど
155名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 17:29:20 ID:tGvEWpQ5
100万ボルト食らって生きてる某ドラゴン使いもいるからな
156日記:2009/12/24(木) 21:10:25 ID:+xqt5/F5
>>149続き
12月24日 天気:快晴

朝からウザイくらいのハイテンションでお兄ちゃんが出掛けて行った。平常心を欠いていたみたいで結構接近しても全然気付かなかった。
しばらくして彼女と合流、ショッピングに映画とデートの定番コースを巡った後、彼女の家に行くのかと思いきや何と二人でホテルに入って行った。
ホテルに入った事は当然驚いたけど、何より驚いたのは今回のデートの支払いが全部お兄ちゃん持ちって所に凄く驚いた。
普段はぐうたらでアルバイト何か全然やってないし、お小遣いの殆どはAVやらエロゲー、エロ本に殆ど使って全然持って無いと思ったのに…。
と思いながら監視してたらお兄ちゃんが走って出てきた。その後を刃物を持った彼女が追いかけてたからビリビリ君を手にダッシュで向かった。
私には全然気付いてなかったからアッサリと無力化出来た。
その状況をお兄ちゃんは口をポカンと開けて見ていた。
良く見ると、ほっぺを少し切られてた。とりあえず救急セットの絆創膏で応急手当してから携帯で警察を呼んだ。
157名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 10:09:29 ID:kak2/gd1
・・・

なんで刃物持って追いかけられてんの兄ちゃんwwwwww
158日記:2009/12/25(金) 21:54:51 ID:0TTl/ItX
>>156続き
12月25日 天気:曇り

昨日はお兄ちゃんと一緒に事情聴取?をされた。私の場合は何であの場に居合わせたのか、何故スタンガンを携帯していたのかなどなど色々聴かれた。
一方お兄ちゃんは何で襲われたのか、襲われた理由、状況を事細かく聴かれていた。聴かれた後は凄く疲れた感じで、後ろ姿に哀愁が漂っていた。
家に帰ってから、お兄ちゃんに何で襲われたのか聴いてみた所、彼女とエッチする時に私(妹)の事は好き?って聴かれて素直に好きだよ(妹として)と答えた所
何で嫌いじゃないの!?貴方はアタシだけが好きなんじゃ無いの!?そうか、そうなんだ貴方はアタシの気を惹こうとして嘘をついてるんだ。
別にアタシは貴方の事を愛しているからそんな事しなくても良いのに、さっきのでアタシ少し傷付いたな〜、お仕置きが必要かな?
とか何とか言ってヒステリックになって斬りかかって来たみたい。
本当に災難だったな〜。多分、あの時私がいなかったら確実に殺られてただろうな〜。
そうそう、因みに昨日わかったけど元・彼女は前々からお兄ちゃんの事が大好きで堪らなかったみたい、それこそ今回みたいにヒステリックになるくらいに。
何かソレを聞いて凄いイライラした。私のお兄ちゃんに対する気持ちに比べて余りにも軽くて、そのくせあまつさえ私の大切なお兄ちゃんに傷を付ける何て。
けど、まぁ良いわ。何故なら今、私の横で寝息をたてながら眠るお兄ちゃんを見れるんだもん。
さてと、今の内に明日の準備しよっと。明日はお母さんもお父さんの出張先に行って2日は帰って来ないし、楽しみだな〜。お兄ちゃんと初めてのエッチ…。
エヘッ、えへへへへへ、えへへへへへへ。


以上
159名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 23:45:29 ID:/rgpWtov
さあはやくエッチ
160日記:2009/12/26(土) 20:20:27 ID:uTr3DPaD
>>158続き
12月26日 天気:雨

お兄ちゃんが目覚める前に、お兄ちゃんの手と足をロープで縛ってと、ズボンとパンツをおろしてお兄ちゃんの可愛いおちん◎んとご対面〜。
お兄ちゃんのおちん◎んは皮を被ってて毛がなかったら子供みたいでかわいい〜。そうだ、思い切って剃ってみよ〜。
ウフッ、ウフフフフフ。ツルツルだ〜、本当に子供のおちん◎んみたい。もう我慢出来ないわ!頂きま〜す。


兄「何だこれは!?」
俺は今猛烈に混乱している。妹の絵璃(えり)から貸していたCDを返してもらおうと思って部屋に来たら、絵璃は居なくて、机の上にたまたまこの日記?があって何となく見てみたらこんな事が書いてある。
確かに、俺には彼女が居て、24日にデートはしたけどその後は彼女を家まで送ってその日のデートは終了したんだ。決して警察の厄介になる事はしていない。
一体何なんだこの日記は?途中までは俺に関する本当の事が書いてあるのに、途中から一気に内容が変わった。しかも事もあろうに実の妹と関係を持つなど決してあり得ない。
とりあえず、一旦冷静に考えようと思い日記?を机の上に置き自分の部屋に行って考えようと思った瞬間、バチバチという音を聞いた後に俺は気を失った。
以上
161名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 04:19:11 ID:GvZK/44n
視点が変わって事実と思っていたことが創作へと急展開かw
続き期待
162名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 11:05:59 ID:pe1xLIBN
むしろ創作に現実を従わせるフラグだなw 今後に期待ぜよ
163日記:2009/12/27(日) 21:27:03 ID:3qmzJ/lX
>>160続き
気付くと俺は自分の部屋のベッドに横たわっていた。さっきの事を思い出して整理しようとボーっとした頭で考えていると絵璃がドアをノックした。

絵璃「お兄ちゃん、晩御飯出来たよ〜。冷めない内に食べようよ〜。」

母さんが父さんの出張先に行って1日目、今日は絵璃が晩御飯を作る事になっている。因みに明日は俺だ。

絵璃「ねぇ〜、お兄ちゃん寝てるの?」

兄「悪い、今いくから先に行ってくれ」

絵璃「は〜い」

とりあえず、考えるのは飯を食ってからにしようと思い階段をおりて行くと、食欲を刺激する匂いが漂ってきた。

兄「コレ全部、絵璃が作ったのか?」

目の前の料理に驚いた。とても旨そうな中華料理がズラリと並んでいた。

絵璃「うん、そうだよ。最近風邪が流行ってるみたいだから沢山食べて体力つけなくちゃと思ってね。それにお兄ちゃん疲れているみたいだし、さっき帰ってきて部屋に入ったと思ったらすぐに寝ちゃうんだもん」

!?寝た?俺が?しかも帰ってきてすぐに?という事はさっき見た日記の様なモノは夢の中のモノって事か?と考えながら飯を食っていると絵璃が思い出した様に話しだした。

絵璃「そうだ、風邪と言えば、お兄ちゃん。お母さんの帰りが3日くらい遅れるって。何でもお父さんが風邪引いたみたいで看病しなきゃいけないんだって」

兄「あ〜、わかった」

そんな会話をしながら食事の時間はすぎていった。

兄「ごちそうさま〜。イヤ〜、マジで美味かった。」

絵璃「お粗末様でした。洗い物は私がやるから食器をこっちに持ってきてちょうだい」

兄「了解。ふぁ〜」

絵璃「どうしたのお兄ちゃん?眠いの?」

兄「ああ、何か飯食って腹がふくれたら眠くなってきた」

絵璃「そう、じゃあ戸締りとかは私がやるから先に寝て良いよ」

兄「ああそうする。おやすみ〜」

絵璃「おやすみ〜」

そして俺は部屋に行きベッドに身体を預け深い眠りに落ちていった。

以上
164名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 21:43:12 ID:1cR9JL0S
さあ続きを書くんだ
165名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 12:06:46 ID:6dNjfxsI
保守です
166名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 23:22:16 ID:mpfunB+Z
ほしゅ
167名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 23:53:50 ID:mpfunB+Z
ほしゅ
168名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 04:56:02 ID:KY07kAqr
169名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 19:19:00 ID:7N1REwUB
しゅ
170名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 21:54:36 ID:HqEOlmiO
ヴぉ
171名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 11:35:48 ID:D4QxRC3y
誰か続きを書きたまえ
172名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 03:21:26 ID:75yvmYMz
大学生活が始まって2年目。
俺はサークルには入っていないが、学科の中で自分に合った友達も見つかり、比較的楽しい学園生活を送っている
アルバイトも順調で、スーパーに勤めているのだが、ミスをするのはせいぜい2回出勤して1回程度
クレームは名指しで月に3回程貰っているが、それも俺にとっては気にかけるようなものでもない
授業の単位も、卒業までに必要な分の20分の1くらいは取得しているので、全く問題ない
こんな充実した学生生活を送っている俺だが、決定的に欠けているものがあった

女友達だ

欠けているというか、俺自身はそう思っていないのだが、友人の圭太に携帯を見られた時、
「え!?アドレス帳男ばっかじゃん!あ、1人だけ女いるわ。え、これ母ちゃん!?じゃあ本当に女ゼロなの!?………まあ、元気出せよ。将来は家事もできないような売れ残りのアラサーが引き取ってくれるさ」
などと言われ、女性の友達がいないということが、いかに寂しいものであるかを延々と説明されたのだ
しかし、こうなってしまったことにも原因がある

俺は中学の時、告白しようとした相手に自分の気持ちが先に知られてしまい、それを学校の女子全員にバラされてしまった過去がある
それ以来、俺は歳の近い女性に対して、軽い不信感を覚えるようになってしまい、そのせいで高校の時にはホモ疑惑が流れた
男子とは普通に接することが出来るので誤解は解けたが、女子に対して弁明を行うことが出来ず、校内の評価はドン底レベルだった
ハードロック系の音楽を好んでいたこともあって、女子からのあだ名は「ハルフォード」だった
こういった過去の出来事から、自分と同年代の女性と関わるすべを完全に失ってしまい、大学で女子の知り合いは1人もいなかった
別に彼女ができないからといって困ることはないが、友人の言うことにも一理ある
世の中に男と女しかいないのに、その半分である女性と接することができないとなるというのは非常に大きな問題である
まあ、自分の親世代だとか、ちっこいガキであれば全く拒否感はないのだが、同世代は未だに無理だ

そんな俺だが、大学に入ってから2年経ち、ようやく同い年の女子と接する機会を得ることになるのである
しかも意外な形で
173名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 03:23:43 ID:75yvmYMz



ある日のこと、講義が終わって昼休みに入り、圭太たちと食堂に向かったのだが、ある一角で女子の連中が集まっているのを見つけた
同じ学科の連中だ。話したことはないし、名前もいちいち覚えていないが、顔くらいはなんとなくだがわかる
ただ集まっているだけなら気にかけることもないのだが、どうも様子がおかしい
座っている1人の大人しそうな女子を、5人程の女子が立って囲っているようだった
なんとなくその様子が気になって眺めていると、立っている女子の1人が、突然ノートで机をバン!と叩いた
「ちゃんとあたしのノートにも写しとけって言ったでしょ!?ほんとウザいんだけど」
すると、座っている女子はおびえた様子で
「ご、ごめんなさい…でも、昨日は具合悪くて…全部の授業の分を5つずつも写すの大変で…」
「はぁ!?関係ないでしょ!?マジ使えねーんだけどこいつ」
その後も話を聞いていると、どうやら座っている女子が授業でとったノートを、立っている女子たちの分まで写してやっているということのようだった
「…で、でも…コピーすれば…」
「アンタさ、アタシ達にコピー代払わせる気?」
なんだか言っていることが無茶苦茶だ
自分達がちゃんと授業でノートを取ればいいだけの話だろう
いきり立っているのは1人だけで、後の4人は数の圧力としてそこにいるだけのようだった
どうやら、4つ分のノートは完成したが、今日までに1つ間に合わなかったらしく、その持ち主が、怒鳴っている女のようだ
「あ、そうだ。アンタがコピーすりゃいいじゃん」
「…え?」
「だからさ、アンタがあたしの分のコピー代払えって言ってんの」
「…で、でも……ページ沢山あるし…」
これはひどい。まるでカツアゲじゃないか。これだから女は嫌なんだ
俺は様子を気にしつつも、見て見ぬふりをしてなめたけハンバーグ定食の味噌汁を啜った
「ちょっと財布出して」
「え…?」
「財布出せっつってんの聞こえないの!?ほら、ちょっとバッグ貸せよ」
「や、やめてください…っ!」
ついにバッグの取り合いを始めた
ひどいもんだ。でも俺には関係ないしな、トラブルはご免だ。無視無視
「あん?3千円しか入って無いじゃん。シケてんなー。これじゃコピー代足りないしぃ」
「困りますっ!本当にやめてください!」
コピー代に足りないわけないだろう
というか自分で払え。いや、そもそもちゃんとノート取れよ。この糞ビッチ
と、俺は頭の中だけで勇敢に叫び、食べ終わったハンバーグの肉汁をご飯にかけていただいた
「まあいいや、財布だけじゃ足らないから、バッグ回収ね。売れそうなもんあったら質に入れとくから」
「ひ、ひどいですっ!返して下さいっ!」
「うっせぇな、この根暗女!ちゃんと写さなかったお前が悪いんだろ、このグズ!」
女は、奪い取ったバッグで座っているそいつを叩こうとした。が、その時
174名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 03:24:37 ID:75yvmYMz
「やめとけよ」
つい口が動いてしまった
女は動きを止め、こちらを見た
「アンタ誰?あたしのしてることになんか文句でもあんの?」
すると圭太が俺を制した
「おい待て、お前がやめとけよ」
だが、さすがにあれは見てられない
犯罪行為だろ。どう見ても
「ちょっと黙ってろ。あんな奴をほっとくわけにはいかねえ」
「でもよ、お前今度は大学で女子に迫害されることになるぞ。高校の時もひどかったんだろ?」
圭太は俺の親友だ。気遣ってくれているのは分かる。だが
「だから行くんだよ!他のやつは女子との関係を壊したくないだろうが、俺はな、女子との間に壊れるような関係なんてないんだ!俺なら誰よりも浅い傷であいつを止められる」
そう言って席を立ち、女たちの所へと近づく
「おい、お前自分が何をしたか言ってみろ」
「見てたんでしょ?言わなくてもわかんじゃん」
「いいから言えよ!」
「別に大したことしてないしぃ。このグズから財布とバッグ回収しただけだし」
「それは、こいつから物を奪ったってことでいいんだな?」
「だから何よ」
「奪ったんだな?」
「ああ、はいはい。そういうことでいいからさっさと…」
そこで俺は、ポケットに入れていた携帯を出し、そいつの顔の前に突き出した
"「別に大したことしてないしぃ。このグズから財布とバッグ回収しただけだし」"
俺は、携帯のボイスレコーダーを起動して、こいつに自分の罪を話させ、それを録音したのだ
そして、それを今再生している
「て、てめえ!今すぐ消せよそれ!」
女は焦って俺から携帯を取ろうとする
「ばかやろ、誰が犯罪者の言うことなんか聞くかよ」
俺は後ろに下がり、携帯を高い位置で持つ
「この内容を警察に聞かせたらどうなると思う?まあ、俺も来年は就活だし、この大学から逮捕者は出したくないからそこまではしないが、教授にでも見せりゃ、退学くらいにはなるかもな」
「てめえ、あたしを脅すつもりかよ…!」
「脅しだぁ!?バカ言うんじゃねえよ。バラされちゃ困るようなことしてるお前に非があんだろ。少しは反省しろ」
俺がそう言うと、女は悔しそうな顔を見せた。いい気味だ
「くっ…!……それで…何を要求するつもりだよ」
「今後一切こいつに手は出すな。というか、もう関わるな。さっきから飯が不味くて仕方なかったんだ。今後同じような状況に出くわしたら、あの不味い飯の味を思い出しちまう」
「畜生…かっこつけてんじゃねえよ、この偽善者。ほら、行こう」
そう捨て台詞を残し、女たちは去って行った
175名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 03:30:27 ID:75yvmYMz
お決まりの展開しか思いつかない…orz
迷惑だったら止めときます
あまりにも誰も投稿しないから、あまり気合を入れずに起爆剤のつもりで投稿してみたけど、先の展開全然考えてねえw
肝心のエロシーンすら見えてこねえw
176名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 11:17:15 ID:++7LiI13
迷惑なわけがあるものか、むしろ期待してる
ただでさえ作品に飢えてるスレだから有り難い事だ
というかこのままここで終わられる方が迷w(ry
177名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 02:21:47 ID:Dyy17SbW
そう言ってくれる助かるわ
とりあえず続きを投下
個人的に「こんな大人しい子がどうして?」みたいな状況に至るまでの展開が好きなので、逆レイプシーンまではだいぶ長くなると思うけど、どうかご容赦くだされ
178名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 02:24:04 ID:Dyy17SbW
「あ…あの…」
「………」
「……あの…」
「………」
「…ありがとうございますっ!おかげで助かりました!その……とっても…優しいんですね…」
「………」
「…あの……」
「………」
「…ぐ、具合でも悪いんですか……?」
「………」
「………」
「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
「っ…!」
座っている女子が身体をビクッとさせる
「こ、ここここここここここここ怖かったあああああああああ!!!!!!!!!!女子怖い女子怖い…もう2度と関わりたくない…ほんと勘弁…」
「あの…大丈夫ですか…?もしよかったら……その…一緒に……医務室にでも…」
身体がガクガク震える
あの女、俺のことめっちゃ睨んでたぞ
もう、メデューサばりの視線で、本気で石になるかと思った
なんとか余裕をかましてる振りをしてみせたけど、明らかに俺、押されてた
俺が自分の肩を抱いて震えていると、圭太が近づいてきた
「ああ、こいつちょっと変わった奴でさ。気にしなくていいから」
「で…でも…」
「いいからいいから。あと、力になれなくて悪かったな。男が数人揃ってるのに、飛び出せたのはこいつだけだもんな。とりあえず、こいつのことは任せておいてよ」
俺は圭太に引きずられるようにして、食堂を後にした

その翌日、俺はあの女達に逆恨みされたらどうしようなどと思いながら、ビクビクして大学に行った
学科が同じなので当然遭遇してしまったわけなのだが、俺が奴の弱みを握っているおかげで、危険な目に遭うようなこともなかった
怒鳴ってた女以外の4人はほとんど空気だったしな
とはいえ、もちろんいい関係ではない
目が会えば睨んでくるし、すれ違えば舌打ちされる。圭太の言った通りの事態になってしまった
「ああもう嫌だ。ずっと視線を感じる。死にたい」
「お前もホント、世話好きな奴だよな。こうなることは分かってたろうに。まあ、そこがお前のいいとこなんだけどな」
圭太が俺の背中を叩く
「だけどよ、視線っつったって、例の女どもはこの講義には出てないぜ。まあ、さっきまでは確かに恐ろしい視線を送ってきてたけどよ。神経質になりすぎなんじゃねえの?」
「いや、確かに視線を感じるんだ。間違いなく見られてる。俺は人の視線には敏感なんだ」
そう言って教室を見渡し、ほらあそこに、と圭太に言ってやろうと思ったのだが、確かにどこにも奴らの姿は無かった
「あれ、おかしいな。俺の勘違いか?」
179名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 04:29:51 ID:g2zI6Tx0
そうして、その日の講義が終わり、大学からの帰り道
まだ視線を感じる
友人達は皆サークルに入っているため、帰りは大体一人なのだが、なんだか闇討ちでもかけられるのではないかと不安になってきてしまう
ふと後ろを振り返って見ると、人影がサッと動いた。ような気がした
どうか気のせいであって欲しい
そう思いつつも、不気味なので少し歩く速度を早めてみる
が、視線がなくなる気配はない
思い切って走ってみることにした
すると、明らかに俺のものとは違う足音が聞こえた
それも、俺に追いつこうと走る足音だ
「くっ…!弱みを握ったくらいじゃ諦めないってのか…!だが俺も男だ。腕力なら負けねえ!」
俺は立ち向かう決心をすると、足に急ブレーキをかけ、後ろを振り返る。すると
「…はぁ…はぁ…えっ!?そんな!急に止まったら…きゃあ!!!」
そいつは足の制御が出来ずに、俺に突っ込んで来やがった
「…ってて…」
「…だ、大丈夫ですか!?」
そいつは、俺を押し倒した状態で、顔をのぞき込んできた
って、こいつは!
「あ…あの時…ちょっかい出されてた…!」
「…はい!…あの時はありがとうございました!」
180名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 04:47:47 ID:g2zI6Tx0

大学から駅までの間にある公園
俺達はそこへ向かい、とりあえずこいつから話を聞くことにした
「本っ当にすいませんでした!!」
頭を下げ、何度も謝ってくる
「いいからいいから、気にしないで。俺、身体は丈夫だから。ところで、どうしたの?俺に何か用?」
すると、女は顔を伏せながら
「…そ、その…昨日は私を助けてくれたじゃないですか……だから…その…お礼をしたくて…」
彼女の話をによると、今日の朝からずっと俺に話しかけようとしていたらしいのだが、その勇気が出せず、結果として俺の後をつけ回す形になってしまったらしい
ずっと感じていた妙な視線もこいつのものだったのだろう
「…お礼をするつもりだったのに…助けてくれた人に怪我をさせちゃうなんて…」
「だから気にしないでいいからさ。ね」
「…ほ…本当に怒ってませんか?」
俺の目を覗き込むようにじっと見てくる
「…っ!」
よく見るとこいつ、めちゃくちゃ可愛いじゃないか
肌は真っ白で綺麗だし、髪もツヤツヤで、薄い唇に、うるうるとしていて少し垂れた目、長い睫毛に、控え目だがすっと整った鼻
これだけ綺麗なのにも関わらず、化粧っ気が全くない
まさかこいつ、すっぴんでこれなのか!?
近くで見ると芸術的な程に美しいのに、なぜ目立たないのだろう
少し離れていただけで、どうして地味に感じてしまっていたのだろう
そのようなミステリアスな魅力が彼女にはあった
「…あ…あの…」
「えっ…ああ…ごめん。いや、別に俺はなんともないから。それよりさ、お礼って何かな?」
「…その…大したものじゃないんですけど……これ…受け取って…もらえますか?」
そう言うと、バッグから何か小さな箱のようなものを取りだした
「今開けちゃっても大丈夫?」
「はい…お口に合うか分からないですけど…」
181名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 04:48:40 ID:g2zI6Tx0
箱を開けてみると、そこにはクッキーが詰め込まれていた
「これ、もしかして自分で作ったの?」
「はい。お料理とかお菓子作ったりするのには結構自信あるんですよ」
なるほど、確かに美味そうだ。一つ食べてみるか
箱の中からクッキーを一枚取り出し、口に運ぶ
「ん、美味い…!」
すると、こいつは顔をぱあっと輝かせた
「ほ、本当ですか!?…よかったあ……自信はあったんですけど、もし気にいってくれなかったらどうしようかと思いました」
さっきから、マンガに出てくるような、典型的なヒロインがいかにも言いそうなピュアなセリフばかり発してくる
女嫌いな俺でも、不覚にもときめいてしまったぞ
「でも、わざわざこんな手間をかけてまでお礼なんてしなくていいのに」
「それじゃ私が満足できないんです。私…あんなに人から優しくされたの初めてで……」
「そんな、大袈裟だよ」
「いえ、そんなことありません。私…大学入る前からずっとあんな感じで…昔から友達と呼べる人なんて一人もいなくて……誰も頼ることが出来なかったんです…」
彼女は少し寂しそうな顔でうつむいた。だがすぐに顔をあげ
「でも…あなたみたいな人がいてくれた……全く関係のない私を助けてくれた…それが凄く嬉しかったんです」
そう言うと、彼女は突然目元を拭い始めた
「あっ…ごめんなさい……ぐすん…違うんです、これは……そういうんじゃなくて…その…ひっぐ……本当に嬉しくて……思い出したらまた涙が出てきちゃって……」
嗚咽を漏らしながら懸命に自分の思いを伝えようとしてくる
もしかしたら…
もしかしたら…彼女なら…
「あ…あのさ…」
彼女なら、俺の女嫌いを克服させてくれるかもしれない
見たところ、他の女と違って、俺に対して敵意や嫌悪感を抱いていないように見える
「…はい…?」
「もし、よければ…だけどさ、友達いないなら…俺が友達になるってのは…どう…かな?」
言ってしまった
この前もだが、最近の俺は思い切りが良すぎる気がするぞ
まあ、この前のことについては後悔はしていないが
彼女は俺の言葉を聞くと、目を大きく見開いた
「…………はいっっ!!!喜んでっっ!!!」
満面の笑みで彼女は答えた
ああ、良かった…。断られたりしたらどうしようかと思った…
中学の時は、完全に信頼を寄せてた相手に秘密をバラされたわけだし、一見無害そうな子でも油断ができないのだ
だが、友達になってくれるといったところで、過去のトラウマが消えるわけではない
それなりの距離は置きつつ、少しずつ友情を構築していくことになるだろう
「じゃあ、よろしくな。えっと……」
「…あっ…私の名前は…相模原双葉です。あなたの名前も教えていただいてもいいですか…?」
「俺の名前は、茅ヶ崎崇詩だ」
「茅ヶ崎くん…ですね。…よろしく…お願いします…」
こうして、俺は初めて女の友達を持つことになった
その後、連絡先を交換し、俺たちは公園を後にした
182名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 04:57:42 ID:7Fpiuv+7
続きktkr
どう病んでくか楽しみに待ってる
183名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 19:57:29 ID:fy0pPvW4
>>181
超GJ!


相模原ちゃん「なんで市内に多摩線を通してくれないんですかッ!」

・・・すまん反省してない@相模原市民
184名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 20:24:12 ID:0UkI+VXZ
規制解けてた
こういうオーソドックスなのもいいな
185名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 04:21:50 ID:510cUCVl
>>183
多摩線の存在すら知らなかった俺に隙はなかった

んじゃ続き投下
次くらいでそろそろ病み始めます
186名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 04:22:30 ID:510cUCVl
それから俺と相模原は、大学で一緒に行動を取ることが多くなった
俺は元々大学には友達がいるので、当然その連中とも今まで通りつるんではいるのだが、相模原がそいつらと会話することはほとんどなく、ただ俺と行動を共にするというような形だった
とは言っても、もちろん恋人のそれとは全く違う
相模原自身は非常に魅力的な女性ではあるし、少しずつ慣れてきているとはいえ、さすがに同年代の女を恋愛対象として見るまでには至っていない
相模原だって俺なんぞをそのような目で見ているとも思えない
こういう言い方は失礼かもしれないが、一緒にいる理由も、他に友達がいないからというのが本心であろう
だが、圭太達は何やら誤解をしているらしく、俺と相模原のことを冷やかしてくる
「なあ、そんなこと言って、お前本当は双葉ちゃんと付き合ってんだろ?」
「だからちげえって!!相模原もたまにはなんか言ってやれよ」
「…え…?その…私は…」
「ほら!付き合ってんじゃねえか!」
「んなこと一言も言ってねえだろ!!」
こいつはいつもこんな調子なのだ。何度否定すれば気が済むのだろうか
「お前なあ…もうちょい素直になれよ。俺はお前達の味方だぜ?二人の邪魔しちゃ悪いからって、他の男を近づけないようにしてるのは誰だと思ってんだ?」
そう、相模原が俺達の輪の中にいるのにも関わらず、他の男と会話をしないという不自然な状況も、全て圭太のせいなのだ
このバカは、俺がヤキモチを妬くからなどと言って、相模原と積極的に会話をしないように他の連中に言い聞かせているのだ
相模原に対してだけではない。俺のことについても、圭太の女友達に「茅ヶ崎には近づくな」などと言っているらしい
「余計なお世話なんだよ!こいつだって除け者にされて嬉しいはずないだろうが!」
「…わ…私は…大丈夫です……茅ヶ崎くんが一緒にいてくれるから…」
そりゃあ、以前の状況に比べたら俺一人でも友達がいる分マシだろうが、気にならないのだろうか
「いやー、やっぱり熱いねえ。恋の反重力と言われてた茅ヶ崎にも彼女かー。ま、これ以上邪魔しちゃ悪いから、俺達は先に失礼するぜ。小田原、藤沢、テニスサークルんとこでも行こうぜ。可愛い娘が3人も入ったらしいぜ」
最後まで俺達をからかいながら、圭太達は去っていった
「だから彼女じゃねえよ!……ったく…あいつも迷惑な奴だよな」
「…私はむしろ…この状態の方がいいというか……あっ…もうお昼休み十分しか残ってないですよ。そろそろお弁当を食べないと…あの…今日は…茅ヶ崎くんの好きな天ぷらを入れてみました…」
「ああ、ありがとうな。なんか、いつも作ってもらっちゃって…悪いな」
「い…いえっ!…そんなことないですっ!…私自身作ってて楽しいですし…」
相模原は毎日俺の弁当を作ってくれる
それ自体は非常にありがたいのだが、このことも圭太達に誤解される原因の一つとなっていて、対応に困っている部分もある
相模原としては、あのカツアゲ事件のお礼のつもりで弁当を作り続けているのだろうが、俺としては逆に申し訳ない気持ちになってくる
あの時助けたことについて後悔しているわけではないが、彼女の心に俺が枷を嵌めてしまっているような気がしてならないのだ
187名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 04:25:53 ID:510cUCVl
俺の大学生活に相模原が加わり、相模原の大学生活には俺が加わり、お互いにその変化に慣れてきた頃のことである
「なあ、頼むよ。どうしても足りないんだ」
「それは数合わせで参加しろってことか?」
俺は、友人である小田原黒松に合コンに誘われていた
こいつは俗に言うチャラ男というやつで、女をひっかけては遊んでいるような、俺とは対照的な男だ
しかし、こいつは授業態度や成績は非常に優秀で、俺もテスト前は何度も世話になっている
「いや、そういうんじゃないんだよ。合コンに来たことないような男を参加させてくれってオファーがあってな。周りでそういう奴って言ったらお前くらいなもんだ」
「それで俺を誘ったわけか」
「ああ、お前だって双葉ちゃんのおかげで少しくらいは女慣れしてきてるはずだろ?そろそろ次のステップに踏み出す時じゃねーの?」
「だけどよ、相手は合コン慣れしてない奴を求めてるわけだろ?お前自身は参加してメリットがあるのか?」
「ふっ…愚問だな。合コンの帝王黒松様を舐めるんじゃねえよ。どんな相手だって俺にかかればイチコロだぜ」
聞いてて恥ずかしくなるようなセリフであるが、こいつは本当に女の扱いが上手い
こんな奴に食われちまうなんて、現代の女性は人を見る目をもう少し養うべきだろう
「お前は本当は双葉ちゃんと付き合っているわけじゃないんだろ?俺は圭太ほど無神経じゃない。それくらいわかる。だからさ、誤解を解くためにも参加するべきじゃないのか?」
口の上手い奴だ。だが、こいつの言っていることは間違ってはいない気もする
俺が合コンに参加し、こいつがその証人になれば、相模原と付き合っているという誤解も解けるかもしれない
「それで、どうするんだ?参加はしてくれるのか?」
「………分かったよ。その代わり飯代はお前が出せ。俺はただその場にいるだけだからな」
「いいぜ。とりあえず、来てくれりゃそれで構わねえから」
俺も大学に入ってからは一人暮らしだ。タダ飯が食えるなら、と軽い気持ちで参加することにした
188名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 04:27:06 ID:510cUCVl
その翌日、新宿御苑の居酒屋で合コンをすることになったのだが、俺は自己紹介以外でほとんど言葉を発することはなかった
俺の持ちネタである「狭い道の工事現場で自転車を通すガードマンの真似」というギャグをやってはみたのだが、それがもう、とにかく大不評で「なんであの人呼んだの?」という声や、
「他のメンバーは良くても、あいつのせいで台無し」という声まで聞こえ、機嫌が悪くなって帰る奴まで出る始末だった
結局、俺自身が女性に耐性を付けてきたところで、女からの評価というものが変わるわけではなかった
「一人も釣れなかった合コンは初めてだ…」
「…ごめん」
「いや、連れてきた俺が悪かった。お前に嫌な思い出を植え付けちまったな」
黒松が俺に頭を下げる
合コンの雰囲気をぶち壊しにしたのは俺一人だ
黒松が頭を下げる場面ではないが、頭を下げたくなるほどに、俺の姿は不憫に映ったのだろう
そんな目で俺を見るな
自分自身にいたたまれない気持ちになるだろ
「まあ、これだけの大失敗だ。後になれば良い思い出にでもなるだろ」
黒松のこの言葉が、後に大きな悲劇を招く種になるとは、この時は思いもしなかった
189名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 09:09:17 ID:HAmvaEbg
wktkだな!
190名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 02:08:19 ID:4yms5fkF
続き投下
こっからは途中で視点変わったりするから、紛らわしくならないように、名前のところにキャラ名書いときます
191茅ヶ崎崇詩:2010/01/26(火) 02:09:31 ID:4yms5fkF
「聞いたぜ茅ヶ崎ぃ。お前、合コンで女の子を怒らせて帰らせちまったんだってえ?」
「お前それ、笑うとこじゃねえよ」
「自転車を通すガードマンってお前…ギャハハハ!…ギャグ自体より、それでウケを取ろうとするお前の感性に笑えるぞ…ププ」
圭太が露骨にバカにした口調で昨日の出来事について語る
黒松の奴…言いふらしやがって…
「だけどよお前…いいのか?さっきから双葉ちゃんがめちゃくちゃ怖い顔してるぞ?んじゃ、俺も修羅場に巻き込まれるといけねえからな。じゃあな」
言うだけ言って、圭太はその場を後にした
そして…
「………」
相模原が、見たこともないほど恐ろしい表情をしていた
「圭太も本当に懲りない奴だよな…いったい何度言えばわか…」
ペシーン!!
俺の言葉は、相模原の強烈な平手打ちで遮られた
って、俺!?圭太じゃなくて俺なの!?
「な…!い…いきなり…どうしたんだよ相模原……俺なんかまずいこと言った…?」
すると相模原は
「なんで…なんで合コンなんかに行ったんですか!?どうしてそんな大事なことを事前に私に教えてくれなかったんですか!?私たち、友達ですよね!?だったら教えてくれたっていいじゃないですか!!!」
なぜこいつが怒っているのかよくわからないが、圭太の言動が原因じゃないのか?
とりあえず、こいつの言葉を整理してみよう
友達なら何かする前に事前に教えるべき
そういうことで怒っているのか?
自分が俺にまで除け者にされたことに腹を立てているのか?
「えっとな、相模原…お前はまだ人との関わり方が上手じゃないみたいだから、一応言っておくが…友達だからって、一々何をするかなんて報告…」
「茅ヶ崎くんは私と友達になるって言ったじゃないですか!!!なのに、友達なのに隠し事なんてするんですか!?ひどいです!!!私、茅ヶ崎くんのこと信じてたのに!!!」
全く俺の話を聞いてくれそうにない
唯一の友達が裏切るのではないかという強迫観念でもあるのだろうか
相模原は、目に涙まで浮かべている
「私に言ってくれれば、絶対にそんなところには行かせなかったのに!!!そういう大事なことはちゃんと私に言ってください!!!合コンにだって絶対参加しないでください!!!」
「相模原…別に隠してたわけじゃないんだ。俺はお前のことはちゃんと友達だと思ってるし、これからだってその関係は変わらな…」
パッシーン!!!!
全力で頬を叩かれた
先程のも強烈だったが、今回の平手打ちはまさに会心の一撃であった
頭部が揺らぎ、眩暈を覚える程の衝撃を放たれた
俺は何か言おうとしたが、既に相模原はその場から消えていた
192相模原双葉:2010/01/26(火) 02:28:18 ID:4yms5fkF
私はそこから逃げ出すように、全力で走っていた
どこに向かっているかなんて自分でも分からない
ただ、彼の顔を見るのが辛かった
「…なんで……どうして…?」
彼は以前言っていた
自分は女性とはとことん縁がないと
私はその言葉に安心しきっていた
彼は私以前の女と接触しないものだと思い込んでいた
「ひどい…信じてたのに…」
走り疲れ、近くのベンチに座り込む
実際、他の女が茅ヶ崎くんに近付いてきたわけではないらしいが、彼は合コンに行ったのだ
それは、女性に対する積極性が身についてしまったということでもある
唯一の救いは、彼が合コンで大失敗をしたということだった
けど、次もそうとは限らない
もし他の女に茅ヶ崎くんが汚されるようなことになれば、私はどうしたらいいのか分からない
私は彼にクリーンなイメージを抱いていたために、あんな不潔なイベントに参加するなどということがどうしても許せなかった
お互いに異性に縁のないもの同士、初めはよそよそしくても、時間さえ掛ければいつかは自然に結ばれるものだと思っていたし、彼の汚れのない唇も体も、私が初めてをもらい、いずれは両親に紹介することになるだろうと確信を抱いていた
だけど何より私を苛立たせたのは、彼がこの一件を話さなかったことだ
小田原くんがバラさなければ、知ることすら無かったかもしれない
もしかしたら、彼は他にも秘密があるのではないだろうか
私が知らないだけで、もっと沢山の女と接触しているかもしれない
そう思うと気が気ではなかった
出会ってからの期間は短いが、私にとってのパートナーは茅ヶ崎くん以外考えられない。他の人間になど興味も湧かない
彼と結ばれるかどうかによって、私の人生が光り輝くものになるのか、かつてのように暗い闇を背負って生きていくのか。それが決まってしまうのだ
実際、彼と出会ってから私の生活は一変した。それが何よりの証明だ
よくある思い込みや妄想の類などでは決してないのだ
そして、私が茅ヶ崎くんと結ばれるためには、もっと彼のことを知るべきだ
今回の事態だって私が事前に把握さえしていれば、止めることができたかもしれない
今後、彼の情報が少ないあまり、他の女に先を越されてしまうなどという事態は、万に一つもあってはならないのだ
彼にもし秘密があるのならば、手遅れになる前にその全てを把握する必要がある
もう時間はほとんど残されていないかもしれない
私は早速、茅ヶ崎くんのことを知るための行動を取ることにした
193名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 04:56:51 ID:XL1ZkbRR
キタキタGJ
こっからが本番だな
個人的には>>181>>186の間に双葉視点が欲しかった、と今回の双葉視点を読んで思った
194名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 05:16:40 ID:7eKgj3Sz
こんな時間にキテルー
GJ
195名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 07:29:01 ID:8v77Msee
全員、苗字が神奈川県の町の名前だなw
次は鎌倉、横浜、箱根、平塚、横須賀、厚木のどれなのかwktkしている。
196名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 22:08:22 ID:2aPhXZ7u
おっと足柄開成松田綾瀬大和葉山三浦逗子川崎を忘れてもらっちゃ困る
197名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 02:54:56 ID:pJh4T3US
>>193
いやー、視点変更した理由も、行き当たりばったりで書いてて一人称視点に限界を感じたからっていう急な思いつきなんだよねw

>>195>>196
そんなに出ないよw
とりあえず、圭太は平塚でいいや。名字考えてなかったし

じゃあ続き投下します
198茅ヶ崎崇詩:2010/01/27(水) 02:55:58 ID:pJh4T3US
頬がまだヒリヒリする
俺は相模原を除け者にしたつもりはないが、これは謝っておくべきかもしれない
そして、改めてあいつに対して納得のいく説明をしてやろう
友達というものがどういう関係であるのかということを
あいつもきっと慣れていないから慌ててしまっただけなのだろう
大学の女連中に絡まれた時だって反抗しなかったようなやつが、あんなに怒ったのだ
そこまで不安がらせてしまった俺にも責任はある
だが、先程から相模原の姿が全く見当たらない
今日はもう、全ての講義が終了していて、サークルでもやってない限り、ほとんどの学生は帰る時刻である
あいつはもう帰ってしまったのだろうか
とにかく探しても見つからなさそうなので、今日は詫びのメールでも入れて、とっとと帰ることにしよう
ちゃんと謝るのは明日でも遅くないはずだ
199茅ヶ崎崇詩:2010/01/27(水) 02:56:37 ID:pJh4T3US
そして翌日
いつも相模原は俺より早く大学に来るのだが、その日彼女は俺より遅く教室に着いた
俺の所属学科は特殊で、他と違って自由に取れる授業が極端に少ないのだ
必須科目がほとんどであるため、学科の連中は大体似たようなスケジュールになる
「よお、相模原」
「……おはようございます」
もしかしたら無視されるのではないかと思ったが、そのようなことはなかった
だがやはり機嫌は良くなさそうだ
目にはクマまで浮かんでいる
昨日のことに加え、睡眠不足もあるのかもしれない
「なあ、昨日のことなんだけどさ、その…悪かったよ。ただ勘違いしないで欲しい。俺はお前を省こうとしてるとか、そういうつもりは全くないんだ」
すると相模原は
「…大丈夫です…もう怒ってません。でも…これから私に秘密は一切通用しませんからね……隠し事をしても全部分かりますから」
などと意味深な言葉を返した
多分こいつは俺の言ったことを分かっていないだろう
だけどなんだか機嫌も悪そうだし、これ以上余計なことを言うのはやめておいた
また別の機会にでも話してやればいいことだ
200茅ヶ崎崇詩:2010/01/27(水) 02:57:16 ID:pJh4T3US
そして翌日
いつも相模原は俺より早く大学に来るのだが、その日彼女は俺より遅く教室に着いた
俺の所属学科は特殊で、他と違って自由に取れる授業が極端に少ないのだ
必須科目がほとんどであるため、学科の連中は大体似たようなスケジュールになる
「よお、相模原」
「……おはようございます」
もしかしたら無視されるのではないかと思ったが、そのようなことはなかった
だがやはり機嫌は良くなさそうだ
目にはクマまで浮かんでいる
昨日のことに加え、睡眠不足もあるのかもしれない
「なあ、昨日のことなんだけどさ、その…悪かったよ。ただ勘違いしないで欲しい。俺はお前を省こうとしてるとか、そういうつもりは全くないんだ」
すると相模原は
「…大丈夫です…もう怒ってません。でも…これから私に秘密は一切通用しませんからね……隠し事をしても全部分かりますから」
などと意味深な言葉を返した
多分こいつは俺の言ったことを分かっていないだろう
だけどなんだか機嫌も悪そうだし、これ以上余計なことを言うのはやめておいた
また別の機会にでも話してやればいいことだ
201名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 02:58:00 ID:pJh4T3US
間違えて連続投稿してしまったorz
202茅ヶ崎崇詩:2010/01/27(水) 02:58:57 ID:pJh4T3US
だが、それから日が経つにつれ、相模原の目のクマはどんどん色が濃くなり、顔色も悪くなっていった
「な…なあ…最近お前どうしちまったんだ?顔色も良くないし…授業に出てもまともに話も聞いてないじゃねえか」
今日の相模原は寝ぐせで髪がボサボサになっている
今までには有り得なかったことだ。元々お洒落に対しての関心はあまりなさそうな感じだったが、寝ぐせのまま大学に来たことなどなかったはずだ
「……ほえ…?なんでもないですよぉ……いつもどおりじゃないですかぁ…」
「…やっぱりお前おかしいよ…ちゃんと寝てないんじゃないのか?」
「…だぁいじょうぶですよぉ……きのうはいちじかんもねたんですからぁ…しんぱいしてくれるなんて…やっぱりやさしいんですねぇ…」
口調も呂律が回っていない感じで、とても正常とは思えない
「相模原、医務室に行こう」
「…へ…?どおしてですかぁ…?」
「いいから来るんだ」
相模原の手を取り、席から立たせて強引に引っ張っていった
「…ひゃあっ…!ちがさきくんっ…!?」
俺も大分変わったな
女の手を握って歩くなど、以前はとてもじゃないが考えられなかった
今だって、正直抵抗がある
だが、こいつをこのままの状態にしておくわけにはいかない
「…ちがさきくんのて…あったかいです…」
眠気がピークに達したのか、相模原の口調はどこかうっとりとしていた
「わたし…しあわせすぎて……もう…だめ……です…」
そう言うと、相模原の膝が崩れた
「お、おいっ!大丈夫か!?」
俺もすぐにかがんで相模原の身体を支えた
彼女の身体からは完全に力が抜けていて、手足をだらりと垂らしていた
203茅ヶ崎崇詩:2010/01/27(水) 04:59:38 ID:pJh4T3US
「寝ちまった…のか?」
相模原はすーすーと気持ち良さそうに寝息を立てていた
「おい相模原、もう少しだけでいいから起きててくれないか?こんなとこで寝られると困る」
ここは大学の校舎内の廊下なのだが、医務室は別の校舎で、そこそこの距離がある
寝ているこいつをそこまで運ぶとしたら、当然俺がおんぶでもしなければならないわけで
「さすがにそれは恥ずかしすぎるだろ…」
元々女が苦手なうえに、そんなことまでしたら自分でもどうなってしまうかわからない
授業を抜け出す形でこいつを連れ出したわけだから、時間的にそこまで多くの学生に会うこともなさそうだが、誰にも見つからずに送り届けるのは…まあ不可能だろう
そう思っていた矢先、さっそく他の学生達が俺達の近くに歩いてきやがった
かがみ込んで相模原を抱えている俺に対し、露骨に不審そうな目を向け、そのまま通り過ぎていく
よく考えりゃ、この状態でも十分おかしいよな
「はぁ…仕方ねえな…」
相模原を背中に乗せ、肩に手を回させ、俺は医務室へと歩き出した
彼女の身体はとても軽く、そして、柔らかかった
こいつは小柄で、肉付きのあまり良くない華奢な身体なので、体重の軽さは想像できたが、ここまで柔らかいとは思わなかった
しかし、おんぶしているとどうしても気になってしまうのが、胸のふくらみだ
こいつは体型こそ痩せ形であるが、胸自体は人並みにあるのだ。あくまで人並みなので決して大きくはないのだが、この状態では意識がそっちに向いてしまう
「よく考えたら…これってかなり魅惑的なシチュエーションなんじゃ…」
相模原は熟睡している
恐らく、今なら何をしても気付かれないだろう
「…って、それじゃ変質者じゃねえか!」
なんとか煩悩を振り切ることに成功するが、俺の言葉を聞いた学生が、本当に変質者を見るような視線を向けてきた
それにしても、同い年の女に対してこんな気持ちになったのは何年ぶりだろう
俺の女嫌いも、いつかは治る時が来るのだろうか
そんな事を考えているうちに、医務室に到着した
俺は一旦教室に戻って、休み時間に再び様子を見に来たのだが、医務室のお姉さんに話を聞くと彼女はやはり睡眠不足らしく、不規則な生活を繰り返して疲労が溜まっていたらしい
とりあえず、彼女のことは医務室のお姉さんに任せておけば大丈夫だろう
204名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 17:26:57 ID:0ygK+hRm
おぉ、続きがきてる〜
205名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 22:28:20 ID:DSZpQ8NQ
wktk
206名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 02:18:44 ID:qH8euo4K
続きが気になりますなぁ
ただ個人的には投下開始と終了は宣言してほしい…
207日記を書いてた馬鹿:2010/01/28(木) 08:13:31 ID:5S6hwMQV
アク禁のせいで一ヶ月も間が空いてしまった。間が空いたけど、まだ>>163の続きを読みたいと言う変わり者は居るかね?
208名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 08:20:19 ID:Gsp9HjHI
>>207
激しくノ
209茅ヶ崎崇詩:2010/01/28(木) 15:10:07 ID:azXBH2ao
>>206
終了宣言すると、追加で投稿しづらくなるからさ
>>207
読ませてくれ

さて、家のPCが規制に掛かったから、大学から続きを投下じゃい
210茅ヶ崎崇詩:2010/01/28(木) 15:12:22 ID:azXBH2ao
「…茅ヶ崎くん…」
身体が異常に熱い
医務室の先生の話によると、私は茅ヶ崎くんにおんぶされた状態で運ばれてきたらしい
手を繋いでいた記憶はあるけれど…おんぶまでされていたなんて…
先生の話を聞いた途端に体温が急上昇してしまい、熱が出たと言って帰らせて貰ったが、先生は私のことを見て笑っていたので嘘だとバレていたかもしれない
「…それにしても…惜しいことしたかな…」
もし私が目を覚ましていたら…
でも眠っていたからこそおんぶしてもらえたのだろうし、そこは仕方ないのかもしれない
そして私が眠ることになった原因。睡眠不足の理由
それは、彼の生活と周囲の人間関係を徹底的に調査していたことにある
以前のようにバレたりしないように慎重に尾行を重ね、彼の部屋の合い鍵まで作り、あらゆる情報を集めた
私だって、これがストーカー行為であることくらいは自覚している
けれどこれは仕方がないことなのだ
私が彼と結ばれるために、それを阻むことになる可能性を徹底的に排除しなければならないからだ
幸せになる手段はそれしかない。正当な理由があって、仕方なくストーカーになっているのだ
そりゃ勝手に写真を撮ったり、覗きをしたりすることもあるけれど、迷惑は掛けていないし、私を誘惑する彼にも原因がある
そう、今回だって…
ベッドに横たわりシャツを脱ぎ、それを鼻に当てて匂いを嗅ぐ
「…茅ヶ崎くんの…匂い……私、本当におんぶしてもらったんだ…」
わずかではあるが、服には明らかに自分のものとは違う匂いが付いていた
「…すうーっ…すうーっ!…茅ヶ崎くん…切ないよ……すうーっ!」
息をするたび、彼の匂いが私をおかしくしていく
「…私の手……茅ヶ崎くんが握ってくれた手…」
自分の左手を少し舐めてみる
「…茅ヶ崎くん…私…我慢出来ないよ……」
全ての服を脱ぎ捨て、全裸になってまたシャツの匂いを嗅ぐ
「…はぁ…はぁ……好き…好きだよ…茅ヶ崎くん……すぅーっ…すうぅ――っ!…ケホッケホッ…」
強く吸いすぎてむせてしまった
そこで、自分がこれから何をしようとしていたか気付き、罪悪感を覚えた
「…私…茅ヶ崎くんを汚しちゃうところだった…」
再び服を着ようと手を伸ばす
が、その手は途中で止まり、自分の顔の前にやってくる
211茅ヶ崎崇詩:2010/01/28(木) 15:15:55 ID:azXBH2ao
「…この手で…茅ヶ崎くんが触った手でいじったら…どうなっちゃうんだろ…」
そのまま左手を自分の左胸に導き、優しく揉んでみる
触れた部分から乳房は徐々に熱を帯びていき、その柔らかな弾力の中に快楽を沈めていった
そうしてしばらく胸を揉んでいると、右胸が寂しくなってきた
「んっ…茅ヶ崎くんの手…優しい……こ、こっちも…」
もう片方の手を右胸へとやり、両手で胸を揉みしだいた
「……くうっ…はあっ…ふうんっ…」
彼の手の感触を自分の胸に刻み込むように、強く動かす
段々とまろやかな恍惚感に包まれていき、身体がふやけそうになる
「…さ、先っぽ……乳首も気持ち良くしてほしい…」
両手の親指と人差し指で乳首を強く掴み、快感を伝える
敏感な部分に触れ、神経がスパークするように心地よい痺れを与えてくる
「ひうっ…!ち…茅ヶ崎くん……私のおっぱい…もっといじめて…ハァ…はぁっ…」
指で円を描き、引っ張り、擦り、先端を弾き、揉みしだく
強い快感はさらなる刺激を求め、理性を奪っていった
全身からはおびただしいほどの汗が流れ、頭の中はピンク色に染まっていく
「…はぁはぁ……だ…だめ…これ以上したら戻れなくなっちゃう……」
私はそう言いながらも、自分の左手を股間へと向かわせていた
利き腕ではない方の手。茅ヶ崎くんの触った手を
「…はあっ…はあっ…茅ヶ崎くんをオカズにしちゃうなんて…そんなの……そんなの…」
へその少し下。陰毛の生えている辺りに左手を付け、そこからゆっくりと撫でるように下の方へと滑りこませる
「…ハァ…はぁ……ご、ごめんなさい…茅ヶ崎くん……」
もはや罪悪感は快楽を増幅させるための背徳感に変わり、制御機能としての役割を果たしていなかった
そして、少しずつ滑らせていった左手がクリトリスに触れた
「ひゃあうっ!!」
まだ剥いていない状態のクリトリス
そこにただ当たっただけ。それだけなのに強烈な刺激が全身を痺れさせた
「…ハァハァ…もっと…もっと触って…茅ヶ崎くん……はぁうっ!」
膣からは洪水のような愛液が溢れている
その愛液をべっとりと左手の指に絡ませ、クリトリスの皮を剥いてひたすらに擦った
「ひああっ!!茅ヶ崎くん…茅ヶ崎くぅんっ!!はあっ、はあっ……あっあっあっあっ…んあああっ!」
これまでにも彼のことを想ってオナニーをしそうになったことがあったが、なんとか抑えることができていた
無心に自分を慰めることは数え切れないほどあったが、せめて付き合うまではと、彼をオナペットにするようなことは避けてきていた
しかし、今では彼の名前を呼びながらクリトリスをいじっている
彼を想うオナニーは、今までとは桁違いの快感だった
危険なほど脳内物質があふれ出てくるのが分かる
212相模原双葉:2010/01/28(木) 15:16:39 ID:azXBH2ao
今度は名前間違えたw
213相模原双葉:2010/01/28(木) 15:17:04 ID:azXBH2ao
「…はあっ…はあっ…し…死んじゃう…これ以上気持ち良くなったら死んじゃうよ…ひぎいぃぃっ!」
しかし言葉とは裏腹に、身体は乾いたスポンジのように快感を欲しがってゆく
「…はぁっ…あぅんっ!…ひうああ…おまんこ……おまんこもおっ!クリちゃんだけじゃ嫌なのぉ…グチョグチョにして…めちゃくちゃにしてぇ!!!」
寝転んだ状態でシャツを顔の上に乗せ、匂いを嗅ぎながら今度は膣の中へと指を侵入させ、グチュグチュと音を立てながら出し入れをする
処女膜があるために一本しか入らず、激しく動かすこともできないのだが、それでも十分過ぎる程の快感が伝わってくる
「すううううっ!すううううっ!…はあはあはあ…はあぅうううっ!!!マン汁止まらないよおっ!!もっと…もっと私を愛してえっ!!すうううううっ!」
指を出し入れしていくうちに、視界に白いもやのようなものが掛ってきた
山で酸素が薄くなっていく感覚に近いかもしれない
心地よい酩酊感と、強烈な快楽が同時に襲い掛かってくる
本格的に危ない状態かもしれない
しかし、麻薬のような刺激のせいで、どうしても手を止めることはできなかった
「すううううううっ!ハァハァハァ……すううううううううっ!…変態マンコ気持ち良いよぉっ!!茅ヶ崎くんのエッチな手で開発されちゃうよおっ!!!はぁっ!はぁっ!」
快感は恐ろしいほどの勢いで増幅され、それと同時に視界に映るもやの色も濃くなっていった
あまりの快楽に全身の筋肉がつりそうになる
しかし、暴走した性欲は体力の限界を認めず、彼の感触を貪ることだけを命令していた
「すうううううううっ!茅ヶ崎くんをオカズにするの気持ちいいっ!茅ヶ崎くんとヤリたい!茅ヶ崎くんを汚したい!茅ヶ崎くんに変なとこナメさせたい!茅ヶ崎くんの身体を触り回してめちゃくちゃにしたい!茅ヶ崎くん茅ヶ崎くん茅ヶ崎くんっ!!!!」
彼の名前を叫ぶ度に、身体が跳ねるほどの電流が走る
そして、今までに味わったことのないほどに大きな波が私を襲ってきた
白いもやは彼の姿をかたどり、私に向かってにっこりとほほ笑んだ
「な、何この感じ…何か来るよ……茅ヶ崎くん!茅ヶ崎くん!ふああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああぁっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
死んだと思った
全身の神経が痛みを伴うほどの快感に狂い、ビクンビクンと痙攣する
電気椅子に座らされた死刑囚のように、致命傷にもなりかねない程の快楽で、脳が痺れてくる
視覚は五感から外れ、真っ白な景色の中に彼の姿だけを映し、そして消えていった
飛びかけた意識をかろうじて戻すことが出来たが、今のは一体なんだったのだろう
「…もしかして…私イッたのかな…」
ネットなどで、噂だけは聞いたことがある「イク」という状態
今までに私はそれを体験したことがなかったが、今のがそれに当たるのだろうか
「茅ヶ崎くんの触った手で…私…イっちゃったんだ…」
私はしばらく達成感のようなものに浸っていたが、すぐに強烈な罪悪感に見舞われた
「…汚しちゃった…私…茅ヶ崎くんを汚しちゃった……もう、どんな顔を見せていいかわからないよ…」
いつも私に優しくしてくれる茅ヶ崎くんを、歪んだ性欲の対象として見てしまった
自分が許せなくなり、涙が溢れてくる
「今まで必死に抑えてきたのに…守ってきたのに……なにやってんだろう、私…」
だが、今は後悔していても、もし過去に戻ったとして、自分は彼を想いながらするオナニーを止められただろうか
決して出来ないだろう
彼の匂いは、それほどまでに私を揺るがせた
先ほどの自分を思い返す
今まで私は自分の気持ちを抑えてきた
そう考えると、もしかしたらあの状態こそが本当の自分なのかもしれない
オナニーをしている時に色々と叫んでいたけれど、あれが私の本心かもしれない
「…もう一回だけ……もう一回くらいなら…してもいいですよね…茅ヶ崎くん……」
結局私はその日、3回もオナニーに耽ってしまった
214名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 16:10:01 ID:1g77L9DY
GJ
215日記:2010/01/28(木) 17:25:32 ID:5S6hwMQV
>>163続き
どのくらい寝ていたのだろう。時間を確認しようと思って起き上がろうとしたら身体が動かない。
というか何か万歳の状態で手首を紐でくくられている。

兄「なんじゃコリャ〜!!??」

絵璃「ん、ぅあ、あ!お兄ちゃんやっと起きたね」

声のする方を見ると、絵璃が椅子に座っていた。薄暗くて良くわからないが心なしか笑っているようだ。

兄「おい、絵璃、まさかお前がやったのか?」

絵璃「そうだよ」

兄「何でこんな事するんだ!?」

絵璃「だってお兄ちゃんが私の妄想日記見ちゃうんだもん。こうなったら行動するしか無いじゃん」

兄「じゃあ、アレは夢じゃなかったんだな。じゃあ、何であの時にこうやって縛ったりしなかったんだ?」

絵璃「あの時はまだ準備が出来てなかったから…」

兄「何の準備だよ」

絵璃「その、私の身体と、お兄ちゃんのソコの準備」

そう言いながら、絵璃は俺の息子をさした。指し示されるまで気付かなかったが、俺の息子は自分でも驚くほどに膨張していた。

兄「おい、何だよコレ。明らかに血が行きすぎだろ。まさか、寝ている間に薬でも飲ませたのか?」

絵璃「薬って言うか漢方薬ね。因みにさっきの料理にたっぷり入れといたんだよ。あと、効能は滋養強壮、服用後の強烈な眠気、性欲の促進だって」

兄「何ってモン食わせんだ!」

絵璃「まぁまぁ、そんな細かい事は気にしないでさ〜、ヤろうよ!!どのみち明日は休みだしこのまま朝までヤろうよ。因みに返事は聞かないよ。だってお兄ちゃんに拒否権はないんだもん。なにはともあれ、頂きま〜す」


以上
216名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 20:53:29 ID:xF5cRGUe
両者GJ

日記の人も生きていてくれたようで嬉しいぜ
217名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 22:16:53 ID:5S6hwMQV
>>216
続きを書きたかったんだが、アク禁食らって書けなかったんだよ。
218名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 19:08:42 ID:aX/G6Trl
さがみんのおしっこで炊いたご飯食べたい
219名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 16:05:11 ID:y5Pf9hFK
>>218
それは俺が頂いた
220名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 19:05:45 ID:ywm/HdEJ
さがみんのおしっこカクテルで新年会したい
221名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 09:10:37 ID:TGVThOJC
>>213
投下乙です。病んできましたねえw
ヤンデレルートが終わったら、純愛ラブラブルートも書いて欲しいと密かに要望。
222名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 14:53:15 ID:Wph0CF0j
大学のテストの時間間違えたorz
俺が病みそう…
おしっこシーンは入れたほうがいいのかな
まあ、レイプって付く行為なんだから、主人公が徹底的に屈辱とか苦痛を感じるくらいにはするつもりだけど
普通に美少女とセクロスしてもただのご褒美になりそうだし
>>221
おk。終了して気力が残っているようであればやってみる
ただスレ違いになるかもしれないので、ほかの住人の反応を見て決めます

続き投下
223名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 14:54:05 ID:Wph0CF0j
それから私は、ストーカー行為をしばらく止めることにした
茅ヶ崎くんの人間関係はある程度把握でき、他の女性と恒常的に接しているようなことはないと発覚したからだ
それに何より、彼が私を心配してくれているのに、その気持ちを裏切ることは出来ない。また睡眠不足で倒れてしまったら合わせる顔がないだろう
しかし、ストーカー行為に代わって、習慣化してしまったことがある。彼をオナペットとしたオナニーだ
茅ヶ崎くんを想ってのオナニーは一回で止めるつもりだったのに、あの強烈な快感への誘惑には抗えず、毎日のように自分を慰める日が続いた
もし本当に彼とセックスをしたらどうなるのだろうか
互いの身体を求め合い、獣のように交尾をする
そんなことはオナニーをする時にいつも考えているが、冷静になると途端に不順に思えてくる
「…茅ヶ崎くんがいいよって言ってくれたら……ううん、だめ…私は身体が目当てなんかじゃないんだから…」
彼を想ってするたび、自分の気持ちがどんどんピュアなものから遠ざかっていくようで嫌になる
「…だけど…だけど……我慢なんて……出来ないよ…」
あの日から茅ヶ崎くんへの気持ちはどこまでも上昇を続け、考えるたびに息が苦しくなる
今まで通り大学で接していても、切ない気持ちは解消されず、行き場を失って心の中でくすぶり続けるだけだ
申し訳ないとは思いつつも、オナニーでもしなければどうしようもなかった
「…こんなんじゃダメだよね…」
私は、このようなことに慣れていそうな人物に、思い切って相談することにした
224相模原双葉:2010/02/02(火) 14:55:51 ID:Wph0CF0j
「え!?あなた達付き合って無かったの!?嘘でしょ!?」」
彼女はこの大学一の美人、男子学生憧れの的と言われている伊勢原先生だ
先生と言っても教授ではなく校医であり、私が倒れた時にお世話になった先生だ
そのため茅ヶ崎くんとも面識がある
自分以外の女性、それもこんな絶世の美女と彼が会話を交わしたことには当然嫉妬したが、あの時彼は私を助けるために行動してくれたので仕方がないだろう
伊勢原先生は時間があるときには人生相談のようなことも行っており、恋愛経験も豊富そうなので、私の相談相手に選んだのだ
まあ、そもそも私は人脈が壊滅的な為、他に話せる相手もいないのだけれど
「絶対付き合ってると思ってた。他の人からはそう見られたりしてないの?」
「……みんなそう言ってくれてるんですけど……茅ヶ崎くんが…否定するんです…」
百戦錬磨のマドンナでもそのことは見抜けなかったらしい
そのように見てもらえること自体はとても嬉しい
しかし、肝心の彼がそれを認めようとしないのだ
「そんな露骨に残念そうな顔しないの。付き合ってるように見えるような間柄ってことは、あなたが勇気さえ出せばすぐに落とせるはずなんだから」
先生は私の肩をポンポンと叩いた
「…色々頑張ってるんですけど…茅ヶ崎くん……女性にトラウマがあるらしくて……」
「うーん、そういうのって、ちょっとしたことじゃどうにもならないんじゃない?よく分かんないけど」
よく分かんないけどって…
自分から相談に来たけれど、彼女を頼りにしていいのか不安になってきた
人生相談の達人は、意外と適当であった
「私だったら、相手がどうであろうと、攻めて攻めて攻めまくるけどね」
「…でも…もしそれで茅ヶ崎くんが傷ついたら…」
彼の心は繊細だ。初めて会った時も彼は女子に怯えていた。それだけ心の傷が深いのだろう
「大丈夫。だってあなた達仲良さそうだし、嫌がられたりしないでしょ」
「…でも…攻めるって言ってもどうやって…」
すると先生はぐっと顔を近づけて
「犯す」
「え!?えぇえええ!?」
あまりにも唐突で直球だった
それは私も妄想の中ではあるけど…いきなりそんな…
「だってそれしかないでしょ。一番ストレートな愛情表現だと思うけど」
「…で…でもっ…!」
「要は彼の殻を破ってやればいいわけでしょ?自分が愛されてるって実感すればトラウマなんてどうでもよくなるんじゃないの?」
なるほど、この先生が言うと妙に説得力がある
人生相談の達人、恋愛のプロ
私のように、一人の男性に人生を掛けるタイプとは違っていそうだが、経験を積んだ人の言葉には重みがある
「…先生も…そうやって多くの恋愛を重ねてきたんですね…」
「へ?多くの恋愛?」
何かおかしなことを言っただろうか
先生は、あなたは何を言っているの?とでも言いたげな顔をしている
「??…違うんですか?」
「ああ、なんかよく勘違いされるけど、私、人と付き合ったことなんてないよ」
「えぇえええっ!?じょ…冗談です…よね…?」
どういうことだろうか
これほどの美女が人と付き合ったことがないなど考えにくい
だが先生は
「本当だよ。まあ、ずっと前から恋人候補はいるんだけど」
「だったらアタックすればいいじゃないですか!先生みたいな美人なら絶対にいけるはずです!」
今度は私が先生を励ましていた
さっきとは立場が逆転している。すると先生は少し困った顔をしながら
「いや、アタックはしてるんだけどね、「実の姉と付き合う奴がどこにいるんだよ!」って言って聞かないの」
225相模原双葉:2010/02/02(火) 14:56:54 ID:Wph0CF0j
うん?実の姉…?今実の姉って言った?
「あの…失礼ですが…お相手は誰なんですか…?」
私がそう聞くと、先生はさも当然かのように
「私の弟だけど」
「お、弟!?ですか!?」
この人は何を言っているんだろう
弟が恋人候補?何かの間違いではないのか?
「…あ、ああ…そっか…弟分みたいな感じですね?」
「いや、そのまんま弟だけど。実の弟」
淡々とした声で先生は告げる
自分の弟を片思いの相手として挙げていることに何の疑問も持っていないらしい
「冗談…ですよね…?」
すると先生は自分の来ている白衣から携帯電話を取り出し、バッテリーのカバーを外して私に見せた
「ほら見て、こんな素敵な弟なの。これはもう惚れるしかないでしょ。手出したら殺すけど」
そこにはプリクラが貼られており、先生とその弟らしき人物が映っていた
先生が弟らしき人物の頬にキスをしているのだが、それがどう見ても無理矢理な感じで、頭ががっしりとホールドされていた
弟の方はあからさまに嫌そうな顔をしており、プリクラなのに見ていて可哀想になった
どれほどの美女であろうとも、実の姉であれば普通は恋愛対象にならないだろう
「もうね、可愛すぎて食べちゃいたいくらいなの。ていうか食べちゃったけど」
「…食べちゃったって…もしかして…?」
「違う違う、レクター博士じゃないんだから、胃袋に収めたとかそういうことはしてないの。大丈夫。エッチしたって意味の食べちゃっただから」
「………」
先生それ、全然大丈夫じゃないです…
完全にアウトです
「ん?どうしたの?」
「…き…近親…相姦……ですよね…?」
「問題ないよ。ゴム付けてやってるから」
「………」
駄目だこの人、早く何とかしないと…
私は携帯電話を取り出して1、1、0と押した
「…あっあのっ!犯罪者がいるんですけど!」
「誰が犯罪者だ!」
「…あっ!」
先生に携帯電話を取られて通話を切られてしまった
「バカな真似はよしなさい。もう大人なんだから物事の分別は付けなきゃ」
え…今のって私がおかしいの…?
分別付けるべきなのは先生ですよね?
「全く…どうしてみんな分かってくれないんだろう…弟を好きになって何が悪いの?」
「いや…何が悪いのと言われても…」
「そもそも、私がなんでわざわざこんな大学で校医なんてやってるか分かる?」
こんな大学って…
学生の前でその言い方はないでしょう…
「…あの…それはどういう?」
「この大学、政界に顔の利く学者が沢山いるの」
「…えっと…それと弟さんに何の関係があるんですか…?」
政界と弟への愛情。全く結びつかないが一体どういうことなのだろうか
「そんなの決まってるでしょ。弟と結婚するため。それ以外に何があるの?」
「…仰っている意味が…よく解りません…」
「だからね、大学の学者達に協力して貰って私が政界に進出するの。そして、姉と弟が結婚出来るように法律を改正する」
先生…それは改悪です…
というかそんな法律が通るつもりでいるんですか
「どう、立派な志でしょ?これで私と弟を阻む壁は完全に無くなる」
さっきのプリクラ見た限り、弟さん嫌がってましたけど…
私は相談する相手を間違えたらしい
一緒にいるだけで大事なものを失いそうなので帰ることにした
「…先生…今日はありがとうございました…用事があるので失礼します」
椅子から腰を上げ、先生に背を向ける
「あっ…ちょっと待って。まだ話は…」
「ごめんなさい…もう付いていけません…」
226相模原双葉:2010/02/02(火) 15:01:11 ID:Wph0CF0j
ドアに手を掛けようとしたその時
先生が後ろに立ち、私の両肩に手を置いてきた
「ねえ、あなた茅ヶ崎くんとセックスしたくないの?」
「……えっ?」
「人付き合いが苦手そうなあなたがわざわざ私に相談してきた。手っ取り早く結ばれる方法が知りたかったからでしょ?それに、ここに相談しにくる子は沢山いるの。あなたが彼とセックスしたがってることくらい見れば分かるよ。それを諦めちゃうの?」
まるで私の考えていることなどお見通しであるかのような口調で先生は言う
もちろんセックスしたいという気持ちはある
だが、それを認めたくはなかった
認めたら、彼への気持ちが汚れてしまうと思ったからだ
「…そんなことは……」
先生は私の耳元に唇を近づけて囁きかけてきた
「私は医者なの。人体に関するスペシャリストなの。それに弟の身体で毎日色んなことを試してきたからテクニックもある。もし初めてのエッチであなたが同じことをやったら…きっと彼、メロメロになっちゃうんじゃない?」
「…はぁ………はぁ…」
「息が荒くなってるよ…ふふ……ねえ、教えて欲しくない?私のテクニック……教えて欲しいよねえ…あなた、彼のこと大好きだもんね…好きな人を気持ちよくさせたいって思うのは当然だよねえ」
「…で…でも…」
すると先生は私の首筋を撫でてきた
「はうぅっ!」
「テクニックだけじゃない…そういう状況に持ち込む方法だって教えてあげられる……茅ヶ崎くんを裸に剥いて好きなようにできちゃうんだよ…クールな彼があなたにめちゃくちゃ
にされて女の子みたいな声をあげちゃうの…虜になった彼は、いやらしいところから我慢汁を垂らしながら…夢中であなたを求めてくるはず…」
「…あっあっあっ…はぁっ…はぁっ……くぅっ…」
「…男の子ってね…とーってもエッチなの…私達が思うよりずっと……茅ヶ崎くんもきっとあなたのことをいやらしい目で見てるはず…彼もあなたと一緒で、あなたのこと考えてオ
ナニーしてるんじゃない?…頭の中であなたに凄いことしながらおちんちん擦ってたりして…」
「…はぁっ…はぁっ……一緒にって…わ、私はそんなこと…して…ないです…はぁっ」
「嘘ついても無駄。だってそんな女の子が…こんなにいやらしく愛液を溢れさせるわけないもの…」
先生は私のスカートの中に手を入れ、パンティの上から股間を撫でてきた
チュクッという恥ずかしい音が響く
「ひああぁっ!!」
「ふふ…こーんなに濡らしちゃって…エッチな気持ちになってまーす。なんてアピールしてるくせに、しらばっくれるつもり…?」
悔しくて涙が溢れてきた
これまで必死で認めまいとしてきた彼への下心
それを自分以外の人に見抜かれたのが悔しくて仕方なかった
「ねえ…あなたがどれだけビショビショになってるのか見せてあげる…ほーら」
先生は自分の手を私の顔の前に持ってきた
「嫌!嫌です!!やめてください!!」
顔を逸らそうとしたが、もう片方の手で頭を掴まれる
「ちゃんと見るの…これが本当のあなたなんだから…」
先生の指には透明な粘液がねっとりと絡みつき、卵の白身で満たした水槽に浸したようになっていた
「あれ…?よく見たら靴下の方までおつゆが伝ってる…もう彼とのセックスのことで頭がいっぱいなんだね……そんなにおまんこしたいんだぁ…」
「…い…言わないでください…ひぐっ…」
「私は責めてるわけじゃないの…誰にだって性欲はあるんだから…セックスしたいって気持ちは決して悪いことじゃないの…あなたは私の前でそれを恥ずかしがる必要はないんだよ……だから認めて…その気持ちを」
「…嫌です…えぐっ…そんなの……」
「あなたが「茅ヶ崎くんとセックスがしたいです」ってちゃんと言えたら…彼とセックスさせてあげる…」
「ほ…本当ですか…?」
言ってから「しまった」と思った
これでは自分の下心を認めるようなものだ
「…ふふ、可愛い…そんなにしたいんだね…なら早く言うの……そうしたらあなたを一人前の女にしてあげるから…」
227相模原双葉:2010/02/02(火) 15:02:14 ID:Wph0CF0j
先生の誘いは魅力的であったが、明らかに裏がある
何か目的を持って私をそそのかそうとしているのが分かる
「…その顔、私が何か要求するとでも思ってそうだね……ふふ…でも心配ないよ。私が求めるのは理解、ただそれだけ。それ以外何も求めない…私が弟と交わり続けることで得たテクニック…それをあなたが使ったら、あなたは私の行為を否定出来なくなるでしょ…」
つまり、伊勢原先生は私に対して、自分と同類の人間になれと言っているのだ
日常的に近親相姦を繰り返してきたような変態から性の技術を学び、同じ技術を使え。そう言っているのだ
近親相姦をしろというわけではないだろうが、先生は自分と同じ世界に私を引きずり込もうとしているのだ
ここで先生の言うことを聞けば、二度と普通の人間には戻れないだろう
要求が「理解」のみということは、逆に言えば理解に関しては徹底して押し付けてくるはずだ
悪魔に魂を売って変態に成り下がることになる
私はそれでいいのだろうか…
「………どうしたの?…あなたの彼への思いはその程度なの?」
「…わ、私は純粋に茅ヶ崎くんのことが好きなだけです!そんないやらしい気持ちで彼のことを見てるわけじゃないんです!誰より何より大切だから…」
私の言葉はそこで遮られた
「ばっかみたい…好きな人をいやらしい目で見て何が悪いの?あなたが好きと言ってる茅ヶ崎くんだっていやらしいことして生まれてきたんだよ」
「……っ!」
「…ねえ…素直になろうよ……茅ヶ崎くんとエッチなこと沢山したいんでしょ?茅ヶ崎くんのカラダのヒミツ知りたいんでしょ?茅ヶ崎くんと大人の関係になりたいんでしょ?」
そうだ
今まで私は何を躊躇ってきたのだろうか
純粋な気持ちもいやらしい気持ちも、決して相反する感情ではないのだ
純粋に好きな人といやらしいことをする
それでいいはずだ
たとえそれがいけないことであったとしても、私はもう十分耐えた
襲い掛かりたい衝動に駆られても、必死に耐えてきたんだ
もう我慢することはない
初めから認めれば良かったのだ
彼と性行為をすれば胸の苦しみも晴れるだろうし、あのように罪悪感に苛まれながらオナニーを繰り返す必要もなくなる
それに、初めてを捧げ合うことで、独占欲も性欲も満たすことが出来るだろう
「……ックス……たいです…」
「…なあに?聞こえないんだけど…」
「…茅ヶ崎くんと…セックス…したい……です…」
「もっとはっきり言いなさい」
「…わ、私は……私は茅ヶ崎くんと………私は茅ヶ崎くんとセックスがしたいですっ!!」
ついに言ってしまった
悪魔に魂を売ってしまったのだ
だけどこれも全ては茅ヶ崎くんと結ばれるためなのだ
私は自分にそう言い聞かせた
「…よく言えたね…ふふ……ようこそ相模原さん…こっちの世界へ…」
228名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 16:18:05 ID:cHDmC3i0
うわあ・・・
またなんかダメな人が出てきたw
いいぞもっとやれ!
229名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 19:37:06 ID:gTHqgpVn
先生のセリフから察するに弟の自我は崩壊させられているはずだから本当に阻む壁は完全になくなるんだろうなw

茅ヶ崎くん逃げてー
230221:2010/02/02(火) 22:24:40 ID:8ugo9CDE
>>222
更新乙です。放尿シーンは個人的には歓迎。

あと要望した純愛ルートは、
一旦病む→誤解が解け、理解しあう→純愛
というルートを想定していました。
231名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 03:36:10 ID:7LBpzvqL
GJ
まさかここでキモ姉に遭遇するとは…
んで俺は逆に放尿反対派
まあ専用スレ行けっていうくらいの描写でない限りは耐えれるかも
232名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 08:26:05 ID:C6eXR9MC
おもろかったです。続きに期待!!

>>222
放尿は>>231におなじくまぁマニアックすぎなければ…
このスレに純愛だと!?・・・・是非やってくださいww!!
233名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 15:31:47 ID:DBYtTgsG
いや、純愛逆レイプ大いにありだ!
234名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 21:20:09 ID:Cmizj23k
純愛というだけすべてが純粋になるね〜
235名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 03:47:10 ID:3S9/UvY6
実は伊勢原先生は、俺が元々このスレに投稿しようとして結構長く下書きしたけど結局ボツになった話のサブヒロイン(?)だったりします
リサイクルだね

>>230
分岐って意味かとオモタ

わりと純愛希望のコメがいくつかあるので、とりあえずハッピーエンドになるようには努力はする
行き当たりばったりで書いてるから純愛展開まで行くかはわからんけど

放尿は…とりあえずソフトなものにはするけど、そういうシーンは入るものだと思っておいて欲しい
顔射とかごっくんの女版として、おしっこは代替しやすいから

そろそろHシーン入るから、「こういうプレイがいい」みたいのがあったら言ってくれ
できるだけ激しくて痛々しいやつで

続き投下
236茅ヶ崎崇詩:2010/02/05(金) 03:50:03 ID:3S9/UvY6
身体が熱い
3時限目ぐらい…大体昼休みが終わったあたりから違和感を覚え、今でははっきりと身体が熱を帯びているのが分かる
その熱は下半身を中心として広がっており、むず痒いような奇妙な感覚が、じわじわと俺を冒していた
だが風邪のような症状は全く見られない。むしろそれどころか体調は以前より良くなっており、力が有り余っているような気さえする
まあ今でこそ大丈夫だが、いつ具合が悪くなるとも限らない。今日の予定は別の日に変えた方が良さそうだな
「ということで相模原、悪いけど今日は行けない。もし風邪だったらお前にもうつるかもしれないしさ」
「…そ…それでも大丈夫です!私のことは気にしないでください!それに…茅ヶ崎くんは風邪を引いているんじゃなくて……あ、い…いや…なんでもないですっ!」
「え…?」
相模原は何故か一人で慌てていた
おかしな奴だな
「と…とにかく…今日じゃないとダメなんです!そ…それにもし風邪なら、近くに看病する人がいた方がいいと思います!これは茅ヶ崎くんにとってもいいはずですっ!」
実は今日の放課後には、相模原の住むマンションに行くことになっていた
なんでも、インターネットの繋ぎ方が解らないらしく、頼れる人も他にいないので俺に相談してきたらしい
彼女の親も機械には明るくないらしく、説明書を読んでも解らないのだそうだ
俺もパソコンに詳しいわけではないし、以前に比べて耐性が付いてきたとはいえ、同い年の女の部屋だ
最初は乗り気では無かったが、相模原が泣きそうな顔をするので仕方なく引き受けることにしていた。しかし…
「いや、大丈夫じゃないだろ。それに俺としては、自宅で寝込むよりも風邪をうつす方がよっぽど嫌だしな。だからごめんな、また別の日に…」
「だ…だったら医務室に行きましょう…そこで症状を見て貰って、来るかどうか決めてください」
まあ、そういうことなら問題ないだろう
体のことは医師に聞くのが一番早いしな
俺達は症状を聞くべく、医務室に向かうことにした

「全く異常はないよ。身体が熱いっていうのも勘違いじゃないかな」
「そうなんですか?おかしいな…確かに体調が変わったはずなんですけど…」
医務室のお姉さんの診察はなんだか妙にあっさりとしていた
まるで初めから結果が分かっていて、それを確かめることすらバカバカしいと言わんばかりに
「じゃ、そういうことだから心配はいらないよ。ねえ、相模原さん、ちょっと来て」
「あ…はい…」
お姉さんは俺の診察をとっとと切り上げると、手を招いて相模原を呼び出した
「ちゃんと盛れたみたいだね」
「…はい」
「あれは完全に効くまで時間がかかるから焦らないように。じゃあ次はこれ渡すから…手筈通りにね」
「…ありがとうございます…」
「いい報告が聞けることを楽しみにしてるよ…ふふ」
相模原は医務室のお姉さんと何か小声で短いやりとりをすると、こちらに戻ってきた
内容は聞き取れなかったが、あのお姉さんから何かを渡されたようだ
「なんだか仲が良さそうだな。お前にも俺以外の話し相手ができたみたいでよかった」
こいつが俺以外の人とまともに話す姿を見たのは初めてだ
たまに圭太が俺とセットでからかってくることもあるが、あれはまともな会話の内に入らないだろう
「…伊勢原先生は…とっても素敵な先生なんですよ…恋のキューピッドです」
「ん?キューピッド?」
「…ふふ…すぐに解りますよ…」
なんだか意味深な言葉であったが、何はともあれ、俺の体調が万全だと診断された以上、予定をキャンセルすることは出来ないだろう
俺は相模原のマンションへ連れて行かれることになった
237茅ヶ崎崇詩:2010/02/05(金) 03:51:26 ID:3S9/UvY6
「うわ…高そうなマンションだな…こんなとこに一人で住んでんのか?」
こいつが住んでいるというマンションは、近代的かつ幾何学的なデザインで、まるで80年代の映画で「21世紀の建築物」として描かれたそれと似たようなものであった
セキュリティや清掃なども申し分なく行き届いており、マンションとしての格付けが一目で分かる
「はい…実際ここの家賃は高いらしいんですけど…親戚が物件を持っていて、父が頼んで格安で住まわせて貰ってるんです」
「なるほどな」
どう考えても学生が一人暮らしに使うようなマンションでは無かったが、父親の気持ちは分かる
こいつみたいな気弱な奴を一人にするのは不安だろうからな。出来るだけ防犯に優れた場所に住んでほしいと思うのは当然だろう
「…ここはセキュリティだけじゃなくて防音設備もしっかりしてるので、どんなに大きな声を出しても隣に聞こえないんですよ…ふふ」
その時浮かべた相模原の笑みがなんとなく、なんとなくだが不気味に思えた

暗証番号やらカードやらと面倒くさいセキュリティを抜け、エレベーターに乗って6階まで昇り、俺達はようやく相模原の部屋に入った
玄関を上がると真っ先にリビングへと案内され、相模原は部屋に入るなり「せっかく来てくれたんですからお茶でも飲んでいってください」と言ってやかんを沸かし、俺に紅茶を勧めた
相模原が借りている部屋の広さはマンションの大きさに比例しており、やはり一人暮らしには広すぎるように見えた。こうなると家具や置物があっても殺風景に感じてしまう
異性の部屋などというものは俺にとっては初めてのものであり、さらに元々女嫌いであったということも影響し、中々落ち着くことが出来なかった
だがそういった緊張も、普段大学では出来ないような会話を相模原としていく内に、徐々にほぐれていった
「そんでさ、藤沢はマジックテープ式の財布使ってたせいで、彼女に大恥かかせちまったらしくて」
「…ふふっ…さすがに大学生にもなってそれはないですよね……あ、それじゃ…そろそろパソコン見てもらってもいいですか…?」
「ああ、そうだな。そのために来たのを忘れるところだった」
「…では…こちらです…」
テーブルから離れ、俺は寝室に案内された
238茅ヶ崎崇詩:2010/02/05(金) 03:52:20 ID:3S9/UvY6
寝室は他の部屋と違って、ぬいぐるみが置かれていたり、装飾が施されているような女の子らしい部屋であった
こういった部屋に入ってしまうと、自分が異性の部屋に来たということを改めて意識してしまう
俺はそのような意識を振り切るようにして、早速パソコンの置いてある机の前に立ち、電源を付けようとした
「さて、始めるか」
「あ…その前に…ちょっとこちらに来てもらってもいいですか…?」
相模原はベッドの上に腰掛け、隣に手を置いていた
ここに座れという合図だ
「ん?ああ…」
何だろう、事前に説明でもあるのだろうか
俺は相模原の隣に腰掛けた
「…なんだか…ドキドキしますよね…」
「ああ、まあちょっとは…」
初めて入る女の子の寝室
聖域のような響きを持ったその空間に自分が立ち入っている
実際ちょっとどころではなく、かなりドキドキしていた
少し耐性がついたところで、慣れないものは慣れないのだ
「…このお部屋…童話の世界をモチーフにして装飾してるんです…」
「確かに、メルヘンチックな感じだよな」
「…私は…このお部屋で王子様と幸せな日々を過ごすんです…」
王子様…か
こいつもそんなことを考えるんだな
なんだか意外だった
「じゃあ、お前はこの部屋のお姫様ってとこか」
すると相模原はクスクスと笑い出した
あれ、今のセリフはキザ過ぎたか?
「なんかちょっと恥ずかしいこと言っちまったな…」
「…いえ、違うんです…私は…そうですね……お姫様というよりは……悪い魔女かもしれないです…」
「??」
「…そして…王子様は……」
ぐいっ…バタン!
突然の出来事だった
急に相模原に肩を掴まれたと思ったら、そのまま斜めに倒され、気づいたらベッドの上に仰向けになっていた
そして、俺の身体を四肢で囲むようにして、四つん這いの形で相模原が見下ろしていた
「…はぁ…はぁっ…茅ヶ崎くん……あなたです…」
239名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 04:53:07 ID:bQgLa0JO
続きは?
240名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 09:50:02 ID:0JH0/8jT
プレイリクエスト待ちなんじゃないか?

俺はもぉ作者にお任せだが、あえて言うとすれば
「正常位や後背位での逆レイプ」と言うものを見てみたい気はする。

無茶振りは任せろー!(バリバリ
241名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 11:20:11 ID:eT7QvG9R
GJ!!
くそう・・・いつもええところできれやがる・・・

プレイリクはまぁやりたいようにしてもらえば・・・
純愛は自分も分岐だと思ってました・・・w
242名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 12:45:36 ID:uRs8epDF
尿道責めをリクエスト!
尿道に髪の毛入れるとか
243名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 19:23:13 ID:uRs8epDF
・尿道責め(髪の毛、シャー芯等)
・玩具(ペニスバンド、アナルパール、バイブ等)でアナルを責める
・スパンキング
・飲尿
・くすぐり
・蜂蜜やチョコを塗って舐める
・足コキしながら「童貞マゾチンポ」と言わせる
244名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 20:41:19 ID:FvPZs3en
尿道責めとかマニアックだな。
245名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 22:17:13 ID:9+qN2vwt
キスの描写に丸々数レス
246名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 23:06:01 ID:9WlPrmhT
更新乙です。
ここは「パイズリで胸に発射。次いで騎上位で挿入・破瓜」をリクエストします。
247名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 02:06:57 ID:yPbhVii+
乳首責めは外せないよな
248名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 02:24:47 ID:SI3gQfku
おいこのスレこんなに住人いたのかよww
あ、言葉責めは忘れないでください
249名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 04:16:34 ID:D7R1qUIG
中田氏+言葉責め「これで妊娠しちゃいますよ」な感じが・・・いい・・・
250名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 05:39:24 ID:9UWj3KrM
首から下の毛を全部剃りましょう
料理はすべて口移し
251名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 12:13:44 ID:y2NbmwYG
プレイというより先生が出てくるとかいうボツネタを見たいのは俺だけ?
終わった後でいいから
252名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 12:53:11 ID:V4bkA4Sl
この調子じゃあ保守の為に日記の続きを書く必要は無いな。
253名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 14:00:51 ID:DMgxaeMH
>>251
気持ちは分からんでもないが投下するならキモ姉妹スレへ行けと言わざるを得ない
あとあんましアブノーマルなプレイは引くわー
254名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 20:09:33 ID:07EIUOSK
・最初パイズリフェラで思いっきり顔射
・次いで「くんくん…茅ヶ崎くんの…アソコとっても匂いますね。
 童貞だからでしょうか? 可愛い…私がうんとイジめてあげますね」とか
 いって、正常位逆レイプで
255名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 21:03:56 ID:laN+97xG
>>252
そんなことないよ!是非続き書いてくれ!
俺はあんたの作品の続きも楽しみに待ってるぜ。
256名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 21:58:10 ID:V4bkA4Sl
>>255
そう言ってくれるのは嬉しいが、現状から言って下手に続きを書くよりは今のが終わってからの方が色々と良いだろ。
257名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 22:36:03 ID:DwMBvzDt
確かに混在するとどっちも読んでしまう
でも、アレはアレでいい

俺はアブノーマルプレイ歓迎なんだけどな
両方の意見あるけど作者さんの好きなほうのが書きやすいんじゃないかなー
258名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 03:11:26 ID:J+P2cWHQ
言っておくけどあれだからね
一応リクエストは聞いたけど、実行するかは別問題だからね。アイデア集めただけです
みんな書けば全部回収できると思うよ

とりあえず、ボツネタの方に関しては、先生はあくまで「サブヒロイン」でメインはちゃんと大人しい子なので、スレチにはならないと思うけど、出来が今のやつより更に酷いうえに、内容ちょっと被ってます
>>251以外にも希望者がいるなら、終わった後で投稿するかもしれないけど、そもそも今のが飽きずに完結できるか自体わからないし、本当に糞だよ

さて、ワンフェスのコスプレ準備とかで色々と時間食ったので、今回は短め

続き投下
259茅ヶ崎崇詩:2010/02/07(日) 03:14:23 ID:J+P2cWHQ
どういうことだ…?
あまりにも予想外の事態であり、どう反応していいか分からなかった
「はぁっ、はぁ…ち、茅ヶ崎くん……ずっと…ずっとこうしたかった……私の王子様…私だけの王子様……茅ヶ崎くんがやっと…私のものに…はぁはぁはぁ…」
相模原は四つん這いの状態から手足を崩し、そのまま俺の上に覆い被さった
そして俺の頬や太ももを撫で回し始める
「…っ!何を…!」
「…はぁっ…はあぁっ…もう茅ヶ崎くんったら……女の子の部屋で二人っきりになってすることなんて一つしかないじゃないですかぁ…ふふっ…」
相模原の目は血走っており、呼吸も異常なくらいに乱れている
豹変した相模原は、俺が今まで恐れていた「女」のイメージなどとは比べ物にならない程恐ろしく、直視出来ているのが不思議な程であった
「…や…めろ…相模原…」
「…はぁっ…はぁっ……んもう、本当は何されるか分かってて来たくせに…ふふ……今夜は朝まで帰しませんよ…はぁ…はぁあっ…」
「…あ…ああ…あれだ…ネットに繋げないとかいう話はどうなったんだ…?」
そうだ。俺は相模原のパソコンにインターネットを繋ぐためにここに来たはずだ
「…はぁ……はぁあ…そんなの建て前に決まってるじゃないですかぁ……ふふっ…私達はこれから初体験をするんです…はぁはぁ……今日は二人の記念日になる日です…忘れられない思い出を作りましょうね……ふふっ…あははっ!」
「…じょ…冗談はよせ…相模原…」
「…はぁ…はぁっ…冗談なんかじゃありません!……だ、だったら…い、今から私の本気を証明してあげます…」
相模原はそう言うと目を閉じ、アヒルのように唇を突き出した。力が入り過ぎているのか、かなり間抜けな顔だった
そして、その表情のまま顔をゆっくりと下ろして、俺の唇に触れようとする…
260茅ヶ崎崇詩:2010/02/07(日) 03:17:09 ID:J+P2cWHQ
「んーっ………あ…あれ?…んーっ…ん――っ!」
俺は相模原の唇が近づくたび、頭を横にずらして何度もキスを避けた
「…な…な…なんで避けるんですか!?…せっかく…キス…しようとしてるのに…」
「…こんな…こんなの避けるに決まってんだろ!何やってんだお前!ふざけんじゃねえよ!…とにかく、俺はもう帰る!しばらく頭冷やしてろ!」
俺は相模原を押しのけて立ち上がろうとした…が、腕に力が入らない
相模原の華奢な身体が、まるで鉄の塊のように重く感じ、そこから動くことが出来なかった
そして俺の腕が、相模原の小さな手でいとも簡単に押さえられてしまった
「…はあっ…はぁ……照れなくてもいいんですよ…私達が結ばれるのは時間の問題だったんですから……ふふふ…お薬…効いてきたみたいですね…」
「…く、薬…だと…?」
「…はぁはぁっ…さっきの紅茶に入れさせてもらいました……力が入らないでしょう?」
こいつの言っていることが信じられなかった
リビングでこいつと会話をしていた時、俺は素直に楽しいと思った
他愛もない話だったが、お互い傷つけ合うようなこともせず、笑顔でテーブルで向かい合っていた
なのに相模原は、その笑顔の裏でこんなに恐ろしいことをしていたのだ
薬物で俺を弱らせ、力ずくで組伏す。さっきの楽しい会話は、その卑劣な行為のためのカモフラージュでしかなかったのだ
「…はあぁ…はぁっ……じゃあ…改めていきますね……キス…しちゃいますから…」
相模原は俺の頭を押さえ、避けることが出来ない状態にし、そのまま顔を近付けてくる
そして…
「んむっ…」
とうとう唇と唇が触れ合った
温かく柔らかい感触が俺の唇に沈み込んでくる
だが、それは決して心地の良い感触ではなかった
まるで得体の知れない軟体動物を口に押し込まれたような不快さを感じた
とにかく嫌だった
気持ち悪いと思った
相模原はそんな俺を追いつめるように、隙間からぢゅぢゅぢゅうと下品な音を漏らしながら唇に吸い付く
「ぶじゅる…ぢゅうぢぅーっじゅうぅう゛ぅぅ゛ぅぅ―――――――っっ…………………ぷはぁっ……はぁはぁはぁはぁはぁっ」
長い口付けの後、ようやく唇が離された
新鮮な空気が流れ込んできたが、それを押し返すように吐き気が込み上げてくる
俺は…最悪な形でファーストキスを迎えた
全く望んでいないキスを、無理矢理押しつけられたのだ
261茅ヶ崎崇詩:2010/02/07(日) 03:19:41 ID:J+P2cWHQ
そして、そのキスの相手である相模原は、うっとりとした表情を浮かべていた
「…はあぁっ…はぁっ……茅ヶ崎くんと…キス…しちゃった……はぁ…はぁっ…特別なこと……あの茅ヶ崎くんと…」
頬を上気させ、とろんとした目で見つめてくる
相模原は歪な微笑みを俺に向け、更に呟いた
「…はぁ…はぁぁ…気持ち良かった……私が…茅ヶ崎くんの一番近くにいるんだ…茅ヶ崎くんの最初のキス…貰っちゃった……」
はっきり言って相模原の容姿は優れている。これほどの美人に口付けをされたのだ。やり方さえ違っていたなら、喜んでいた可能性もあるかもしれない
それなのに気持ちが悪くて仕方がなかった
あまりにも一方的で暴力的で、品性の欠片もないキス
人生で初めてのキスが、そんなもので汚されてしまった…
「…なあ、相模原…もう満足しただろ?…早く俺を帰らせてくれ…今日のことは誰にも言わない…だから…」
「…さっきから…何を言ってるんですか?…はぁっ…はぁっ……私は…覚悟を決めて茅ヶ崎くんを誘ったんです……せっかく家に招いて…キスだけで終わるはずないでしょう…はぁはぁ…」
相模原は俺を睨んだ
その瞳には強い意志が感じられた
これだけのことをしても、自分の行動が間違っていないと信じきっている目であった
「…俺は騙されてここに来たんだ。何も知らないまま…だからお前の覚悟なんて関係ない」
「…はぁっ…はぁっ…騙してなんて…いません……女の子の部屋に来るって、そういうことです…ここに入った時点で茅ヶ崎くんは私に身体を許してるんです…」
とんでもない理屈だ
真実を告げないまま家に連れ込み、薬物を飲ませて襲いかかる
こいつは、ここまでのことをしてなお、嘘でないと言い張っているのだ
「…はぁ…はぁっ…それじゃあ……服…脱ぎますね…恥ずかしいけど…目を逸らさないでくださいね……」
そう言って相模原はベッドの横に立ち上がり、自らの衣服のボタンに手を掛けた
262名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 04:06:28 ID:bL+LAi8P
投下乙です!
263名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 07:49:41 ID:ajdBVbDI
投下乙
264名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 08:10:41 ID:gN46FWCp
投下乙

主人公の心情が細かに書かれてあって
めちゃめちゃおもろかった
その文才に嫉妬
265名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 15:23:13 ID:Y3vIRH5Z
GJ
吐き気がするならゲロ吐いちゃえー
266名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 17:23:51 ID:L9RFTpdS
意外と正常位逆レイプって需要があるんだなぁ
267名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 03:18:17 ID:/7+dQDVU
いやぁ、コスプレって本当にいいもんですね〜

もうちょっと練りたかったけど、考え過ぎると投稿できなくなるので、ここで続き投下
妥協だらけの駄作だけど勘弁
268茅ヶ崎崇詩:2010/02/09(火) 03:19:58 ID:/7+dQDVU
一つ、そしてまた一つとボタンが外れていき、そのたびに相模原の白い素肌が露わになっていく
相模原は目を逸らすなと言っていたが、逸らそうにも逸らせなかった
心は拒否していても、どうしても相模原の身体に目がいってしまう
俺は、相模原が身体の上から離れているのにも関わらず、逃げることを忘れていた
そして、全てのボタンを外し、スカートも脱ぎ終わると、相模原は下着のみの姿になった
「…はぁ……はぁ…どう…ですか…?私…茅ヶ崎くん好みの体型ですか…?」
透き通るように瑞々しく白い肌に、細いながらも女性らしい丸みを確かに持った身体
そして、その小さな身体にしてはだが、やや大きめなバストとヒップ
それを、彼女のイメージとはギャップのある、ピンクと黒のやや派手に装飾された下着が包み込んでいる。いわゆる勝負下着というやつだろうか
とにかく相模原の身体は神秘的な程に美しかった
女性の美しさを強調して脚色された、完璧なプロポーションの聖人をイメージして造られたような彫刻でさえも、目の前の彼女には適わなかった
そんな相模原を見ていたら、元々紅潮していた頬の赤みが更に増した
「…はぁはぁ…はあっ…はあぁっ…ち、茅ヶ崎くんが私で反応してくれてる……う、嬉しいです…」
気付いたら俺の下半身はテントを張っていた
不覚にも相模原の下着姿に興奮してしまったのだ
「…っ!こ、これは違う!お前は男の身体じゃないから解らないだろうけどな……これは…その…こういう時間になると膨張するだけで…」
「…はぁ……はぁ…ふふ…茅ヶ崎くん可愛いです……私だって…ちゃんと勉強してるんですよ?…それが嘘だってことくらい解ります…はぁ…はあっ……茅ヶ崎くんも…やっぱり私をそういう目で見てくれてたんですね…」
まずい…こいつは俺が相模原に欲情してると思いこんでいるようだ
それ自体は間違ってはいないかもしれないが、こいつは自分の行動を今まで以上に疑わなくなるだろう
そうなれば、こいつは俺を遠慮なく犯すはずだ
ん…犯す…?
なぜ俺はここまで相模原に怯えているのだろう
先程からこいつは恐ろしい表情を浮かべてはいるが、命を狙われているわけではない
こいつの目的は、言動から察するに俺と肉体関係を結ぶことで間違いないはずだ
だが俺は男で、妊娠の危険もなければ、処女膜があるわけでもない
相模原にだって元々悪い感情はなかったし、俺の周りで童貞卒業を嘆く奴など見たことがない
なのに、どうしてここまで気持ち悪いと感じてしまうのだろうか。どうして相模原とセックスをすることが怖いのだろうか
269茅ヶ崎崇詩:2010/02/09(火) 03:21:18 ID:/7+dQDVU
俺がそんなことを考えているうちに、相模原は俺の上で馬乗りの体勢になっていた
「…はあっ…はあぁっ……じゃ…じゃあ今度は…ち、茅ヶ崎くんの服も…脱がせちゃいますね……はぁっはぁっ…」
そう言うと、俺のシャツを無理矢理はぎ取ろうとする
俺の身体は先程よりもさらに弱っており、もはや抵抗することなど出来なくなっていた
俺が今の相模原に猛烈な嫌悪感を抱く訳
薬物で身体を弱らせられたからというのも理由の一つではあるだろうが、それ以上に何か引っかかる
一体何だと言うのだろうか
その引っかかりこそが、俺の今の気持ちで最も大切な何かであるような気がする
そして相模原は、そんな俺のシャツを脱がすことに手こずっていた
それもそうだろう、いくら相手が抵抗出来ないからと言って、自分以外の服を脱がすのは容易ではないのだ
たとえ生命のないマネキンが相手であっても、服を脱がすのは難しいものだ
「…はぁ…はぁっ…もう…茅ヶ崎くん…そんな体勢じゃ脱がせられません……」
すると相模原は、ベッドから離れ、自分の机から何かを取り出した
銀色に光るそれは…
「…お…お前…それは…」
「…はぁ…はぁっ…仕方ないじゃないですか…大丈夫です…ちゃんと私が新しい服を買ってきてあげますから……ふふ…茅ヶ崎くんがもっと私好みに…はぁ…はぁ…」
相模原が持っていたのはハサミだった
こいつはこれで俺の服を切り裂こうとしているのだ
「…や、やめろ!落ち着け相模原!」
「…はぁ…はぁ…じゃあ…茅ヶ崎くんが自分で服を脱いでください……それが出来るなら、私は服を切りません…ふふ…どうしますか…?」
何故だろう…
こいつの言う通りにして、とっととコトを済ませてしまえば全て済むはずなのに、それをしてしまうと自分の中で何かが終わってしまう気がする
「…駄目だ…それは出来ない…」
「…じゃあ…仕方ないですよね…はぁ……はぁ……茅ヶ崎くんが悪いんですからね…ふふ……ふ…あははっ…」
「…さ、相模原!やめてくれ!おい!」
相模原は俺のシャツにハサミを掛け、狂ったように切り裂き始めた
270名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 13:44:58 ID:bGYLdDb5
投下乙です。わっふるわっふる
271名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:30:46 ID:4U6HmFw8
乙です。支援。
272名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 21:56:14 ID:5dSxU/JN
俺もそういう時間で局部が膨張してきたから続きを!
273名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:46:24 ID:PlryUl8C
乙です。駄作だなんてとんでもない!
274名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 04:04:56 ID:Fny5cYND
読書って大切なんだね。もう語彙が尽きてきた…
展開が思いついても表現ができない

続き投下
275茅ヶ崎崇詩:2010/02/10(水) 04:06:37 ID:Fny5cYND
「…はぁっ…はぁっ…ふふっ…はははっ…あははっ……ち、ちち茅ヶ崎くんが…はぁはぁっ…はっ裸にぃっ……」
こいつは興奮のあまり目が見開き、声も震えており、俺の服をハサミで切り裂くことで嗜虐心を満たしているようだった
シャツを脱がす上で必要のない部分までボロボロに切り裂かれる
「…はぁあっはぁっ…茅ヶ崎くんはっ…ふふっ…こ、これから私に…おお犯されちゃうんですよぉっ……はぁっはぁっ…はぁっ…くひっ…ふふふっ」
「頼む!頼むから!これ以上はやめろ!」
シャツを切り裂いたことでヒートアップしたようだ
ただの布切れになったシャツをバリバリと剥ぎ取ってくる
「…あ…ああぁぁっ…ち、茅ヶ崎くんの上半身が裸になっちゃったぁ〜…う、うふふ……ち…ちち茅ヶ崎くんは今…とーってもエッチな姿になってまーす…はぁはぁっ…あははっ」
そう言って、俺の上半身を舐めるように視姦してくる
その目は麻薬中毒者のように狂っており、俺を前にして相模原がどんどん壊れていくようだった
うっ…なんだろう…この感覚
心がとても痛む。壊れていく相模原…俺の感じる嫌悪感の正体
先程からずっと引っかかる何かの原因がそこにある気がする
「…はあっ…はあぁっ…さぁてとぉ…じゃ、じゃあ…そろそろ下も脱ぎ脱ぎしちゃいましょうねえっ!!!!あーははははっ…ひいっひいっ…」
「や、やめろーっ!!」
相模原は俺のベルトを外そうとした
が、中々上手く外すことが出来ず、痺れを切らしたのか今度はベルトまでもハサミで切ってしまった
「うふっ…うふぅ…はあはぁぁ…そ…それじゃあ…きひっ…いっきまーす!そぉれっ!!!!」
俺のジーンズの上の部分に手を掛け、一気に引きずり下ろす
「…あ……ああ…」
あっという間に俺はパンツのみの姿となってしまった
感じている恐怖とは裏腹に、股間の怒棒はその薄い布生地を押しのけるように反り返っていた
276茅ヶ崎崇詩:2010/02/10(水) 04:11:22 ID:Fny5cYND
「…はあぁぁぁっ……うふ…わ、私達二人共、仲良く下着姿になっちゃいましたねぇっ!…茅ヶ崎くんとってもセクシーですよぉ…はあぁっはあっ……こーんなにエッチな身体を食べられ
るなんて私って幸せですぅ…くふ…ふふふっ」
「さ…相模原!これ以上やったら本当に取り返しのつかないことになるから!マジでやめろよ!」
「……はぁっはあっ……取り返しのつかないことぉ?…もうっ私は一線を越えるためにやってるんですよぉ〜…だからいいんですぅ…うふふっ……じゃ〜あ〜ふふふっ…そろそろ生ま
れたままの姿になっちゃいましょうねえぇ…えへへへぇ……」
そう言うと、自分の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した
相模原の乳房は、下着に守られずとも形が崩れることはなく、綺麗な曲線を描いており、薄いピンク色の乳首が浮いていた
童貞の俺でも美乳であることがはっきりと分かる
「…はあっはああっ…私のオッパイ見て興奮しちゃいましたぁ〜?…うふふっ…男の人はオッパイ大好きですもんねぇ〜……はあぁっはあっ…で、でもぉ…茅ヶ崎くんはこの下の方が
気になるんじゃないですか?うふっ…ぐふふふ…じゃあ、わ、私の一番恥ずかしいところ…ち、ちち茅ヶ崎くんだけに見せてあげますね」
相模原はパンティに手を掛け、それをゆっくりと下ろしていった
まずやや薄めの陰毛が露わになり、パンティが股間から離れると、股間の間に粘り気のある透明な糸が伸びた
最後に片足を後ろに上げてパンティを取ると、相模原は完全に一糸纏わぬ姿になった
「…はあぁっはあぁっ……茅ヶ崎くんが私の裸を観てる…はぁはぁ…視姦されちゃってる……は、恥ずかしいよぉ…ううっ……で、でもぉ〜…もっと、もっと観てください茅ヶ崎くぅんっ…
はぁっ…はあっ…」
声が出ない
本や映像などを除いて、初めて見る異性の裸
真っ白で透き通る肌に、華奢でいてしなやかなボディライン
普通にしていれば芸術的な美しさを感じることが出来たであろうその身体を、淫欲で崩れきった下品な表情と、分泌液を吐き散らす汚れた陰部が台無しにしている
俺は、相模原の裸体に気圧されていた
「…はあっはぁぁっ…はぁっ……ふふふふっ…あとはぁ〜…茅ヶ崎くんのパンツだけっ!…いひっ…ち、茅ヶ崎くんのパ…パパ、パンツだけぇ〜…むっふぅ…脱がしたら素っ裸
…ち、茅ヶ崎くんの童貞ちんちん……男の子の大事なトコが丸出しにぃ…はぁはぁっはあっ…にゅふふ〜…」
相模原は発情を通り越して発狂した様子で俺の股間に顔を近づけ、匂いを嗅いできた
「…クンクン…クンクン…すぅううぅぅぅーっ!…はあぁぁっ…とっても匂います…はぁはぁ……茅ヶ崎くんのアソコ…すっごぉーくクサいです…童貞だからこんなにくっさいんですか?
で、でもぉ〜私はこの臭い大好きぃ〜…うふぅ…はあぁっはぁっ…」
「…あ…ああ…やめろ…」
シャワーも浴びてないんだから臭くて当たり前だ
相模原だって臭いはするはずだろう
「…すうぅぅううぅっ!…はあぁぁっ……はぁはぁ…それじゃあ…臭いも楽しんだことですしぃ…んぅふふふっ…ち、ちち茅ヶ崎くんの、は、恥ずかしいところ……私の裸でバキバキ
に勃起してるいけないおちんちん…いひぃっ!見せて貰いま〜すっ!」
「やめろっ!やめろーっ!」
277名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 05:02:10 ID:puxI4oxD
GJ
きめえwwwwwどうしてこうなったwwwww
278名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 11:12:35 ID:uJipZWTI
生々しい…だがそこが良い…
投下乙です
279名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 19:06:14 ID:oSAlSRV8
ラリってんじゃないのかこいつw
だがそれがいい!

男女逆だったら即通報してるレベル
280名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 21:57:02 ID:7S4Ve+iu
「病む」レベルが半端じゃないですねw
前スレの長谷川さんと僕のようなラブラブ関係になれるのか?楽しみです。
281名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 23:35:53 ID:9aMpFerx
生々しいなー 程度の差はあれ、こういう人って実際にいそうで怖い
というか、ふるおっきしたwww
282名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 01:25:53 ID:1TN/izL7
シャツを切ってエキサイトって、さがみんドS過ぎるだろw
283名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 01:51:03 ID:CuOdAnrf
正直ここまで壊れてしまうとは思ってなかった…
いいぞ、もっとやれ

とりあえず投下乙です
284名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 02:09:09 ID:SaIV+7TU
ここから純愛ED行くよりもこのまま突き抜けた方いいかもしれん
んで別個に純愛ルート設けた方がいいかも
285名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 06:24:54 ID:OQRtOKor
てす
286作者:2010/02/11(木) 06:28:24 ID:OQRtOKor
覚えてもらってないかもですが、前スレまで真奈美と〜を書いてたものです。PCもしもし共にずっと規制されて投下できませんでした。
これから、また折々投下していきます。
では。
287名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 08:05:38 ID:vgiagctj
>>286
口内炎の人!!!!!!
楽しみしてますよ!
288名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 09:38:20 ID:E7zbW3pL
>>286
おかえり!待ってたぞ!
289名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:18:34 ID:5cic7eMO
>>286
おひさ〜
口内炎万歳!!
290名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:38:30 ID:SaIV+7TU
>>286
おかえりー
んで親の件は大丈夫なのか…?
291名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 22:55:59 ID:XLd+0XOD
双葉ちゃんオソロシス…
てかその狂気を最初に出てきたビッチどもにも生かせよ…

>>286
何だか大変そうですね…
292名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 00:53:08 ID:D/Z33+NX
>>286
おかえり口内炎の人
293名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 02:42:12 ID:SLizEBCn
口内炎の人おかえりー

前回の投稿では>>254のセリフをちょっと使わせてもらいました
アイデアとか希望あったらもっと言って〜
やるかやらないかは別として、そういうコメントは欲しい

今気付いたんだけど、これもタイトル付けた方が良さそうだな
「〜の作者です」とか言った方がややこしくならないし
とりあえずタイトルは「恋のマジックポーション」にします

さて、忙しすぎてちょっとしか書けなかったけど続き投下
294茅ヶ崎崇詩:2010/02/12(金) 02:44:29 ID:SLizEBCn
相模原が先ほどのジーンズと同じように俺のパンツに手を掛け、乱暴に引きずり下ろすと、はちきれんばかりに膨張したペニスが露わになる
勢いよく晒されたそれを見て、相模原は硬直していた
「…はぁ…はぁっ……はあぁっ……こ、これが…ち、茅ヶ崎くんの一番大事なところ…ずっと見たかった……はあっはぁっ…こんな形してるんだぁ……あへぇ…な、生のおちんちん…凄くエロいです……んふぅ…エロ過ぎます…はぁはぁ…」
穴が空くほど凝視され、とてつもない羞恥心がこみ上げてくる
「…う…うう…」
「…ふふっ…うふふぅっ…茅ヶ崎くんのだぁいじなとーころっ♪…茅ヶ崎くんの性器っ♪…はぁっはあっ…でへへぇ〜…先っぽから涎を垂らしてますよぉ…茅ヶ崎くんったらエッチなんですからぁ〜……もぉしかしてぇ〜?ぬふっ…もう入れたくなっちゃいましたぁ〜?」
「ち、違…そんなことは…」
「そおですよねぇ〜…私達ぃ〜まだお互いのアソコの味…確かめてませんものねぇ〜…はぁっはあぁっ……そんなの勿体無いですよねぇ〜…げっへへ〜…じゃ、じゃあまず私からぁ…ぬふぇっ……ち、茅ヶ崎くんのぉくっさくてイヤらしいおちんちん食べちゃいまぁす…」
「ま…待て!相模原!」
興奮のあまり頭をカクカクとさせ、口から唾液を垂らしながらゆっくりとペニスへと接近してくる
そして…
「…ひ…ひひっ…いっただっきまぁす!」
相模原は舌を伸ばし先端の部分をチロッと舐めた
「んっ…!」
すると、相模原は身体をぶるぶるっと横に震わせ、恍惚の表情を浮かべた
「はあぁぁあっ…こ、こここれが……ち、茅ヶ崎くんの…おちんちんの味……はぁっはぁっ…茅ヶ崎くんのアソコ……にひぃっ!…も、もっと欲しい…もっと味わいたい……うひひっ…」
頭を下ろし、内ももから睾丸、ペニスに至るまで舌で徹底的に味わうように舐め、吸い付く
「た、タマタマぁ〜…太ももの筋肉もおいひぃのぉ……た、たた…たまらないよぉ…うひぃ…はぁはぁ…あむん…」
ぬめぬめと生々しい感触で俺の下半身を刺激し、くすぐったいような快感を与えてくる
「く…ああっ…」
「はぁあっ…はあっ……あひいっ……ち、茅ヶ崎くんのおちんちんを舐めてるう…し、幸せえっ!……た、たた食べちゃうぅ…わ、私ぃ……おちんちん食べちゃうのぉ…むっふふぅ…」
…ガブリ
「痛っでええぇぇえぇぇー!!!!」
こいつ…いきなり噛みつきやがった
「痛っ!痛い!は、離せ!離せよ!」
「んぐっ…むんっ…んーっ…んむぐ……」
ガムから味を吸い出すように、もぐもぐと舌と歯を動かし続けている
俺は痺れて力の入らない両手を必死に動かし、なんとか相模原の頭を掴んだ
「…や……めろ…よっ!」
「んん!?…んんーっ!!ぷはぁっ……もっと…もっとぉ!…もっと味わうのぉっ!おちんちんおちんちんーっ!茅ヶ崎くんのアソコぉ!」
やっとの思いで相模原を引き離すことに成功する
本当に痛かった…
よく見るとペニスには歯形がついており、亀頭部分からは血液が滲み、それが唾液と混ざりあってグロテスクな状態になっていた
そしてその歯形を付けた相模原は、頭を離されてもペニスだけを血走った目で見つめていた
295名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 07:56:40 ID:tHZKOaUl
このままやったら感染症になるんじゃ?
296名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 10:05:44 ID:EYmw8Kez
下半身寒すぎて死にそう
297名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 20:40:08 ID:6C5WxMt/
wktk
298名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 23:21:40 ID:AQa3HgG8
わっふるわっふる
299名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 00:27:02 ID:tM6LIqKc
うおおおマジKOEEEE
300日記:2010/02/13(土) 10:39:54 ID:hjREMqRL
>>215久しぶりに続き
男:「な、なんだこのエロゲ!?クソッ、茜(オタクの友達因みに普段は暗い女)に電話してやる!!」


プルルプルル

茜:「こんな時間に電話してくる何てどうしたの?まさか今から会いたいとか〜?」

男:「馬鹿、ちげーよ。この前借りたエロゲの内容に文句があって電話してんだよ。何だコレ、妹に薬盛られてレイプされてんだけど!?何が純愛ゲームだ。しかも妹(義理)の名前被ってるし」

茜:「え、まさかプレイ一発目で絵璃ちゃん病み病みルート行っちゃったの!?アンタどんな選択してんのよ」

男:「知らねーよ!自分ならこうだと思う選択肢を選んでたらこうなったんだよ。」


茜:「アンタ色んな意味で凄いわね。彼女は攻略が困難なキャラとしては今の所最強の称号を持ってる凄いキャラなのよ。それを一発目で攻略サイトも見ずにヤっちゃう何てまともじゃないよ」


男:「ウッセ〜な〜。それはそうと、お前いい加減愛想良く接する事を憶えろよ。学校に居る時はまだしも、プライベートであった時も何かどんよりしててお前の所だけ空気重いぞ」

茜:「大きなお世話よ。ハッキリ言って私はアンタ以外の人間と仲良くする気無いし、そもそも元からこんな感じだから仕方ないでしょ」

そんな会話を茜としていると

コンコン
部屋の戸をノックする音が聞こえた。

絵璃:「お、お兄様?その、晩御飯の準備ができました。」

男:「え?あ、うん今行く。悪いな茜そういう訳だからまた今度な」

茜:「わかりました、お兄様。なんちゃって」

男:「似てねぇしキモいぞ。じゃあな」


そう言って電話をきった。

絵璃:「お兄様、あの〜、早くしませんと冷めてしまいますよ?」

男:「わかってる、今行くよ」

そう言って俺は階段を降りて行った。この時、俺はミスをおかしてしまった。PCにゲームディスクを入れっぱなしにしていたのだ。しかし、このミスに気付くのはもっと先になってからだった。
301名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 15:47:01 ID:/Y32BopH
なん・・・だと・・・

新展開期待
302名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 23:22:50 ID:MY/aYGKo
おまいら、それぞれの作品のキャラの声とか外見は誰で脳内変換してる?
303名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 00:14:31 ID:tqhvYkNG
そういうν速臭い話はVIPかどっかでやってくれ
304名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 16:03:16 ID:cSwZN3EW
そもそもスレ内じゃないと解らない件
とりあえず日記の妹はゆりしーだな。異論は認めない
305名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 16:27:08 ID:GyUR9Mo+
他所でやれ、に1票だな
306日記を書いてる変人:2010/02/14(日) 18:37:41 ID:t1KVWNxx
別に書いてる方としては誰々が誰の声とかは、少なくとも俺に関してはイメージして無い。だから声に関しては読み手次第だから千差万別。
307名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 22:39:26 ID:80JBDa0d
>>300
現実だと思っていたら、実はゲームの中だった。
「鎌井達の夜」を思い出します。続き期待しています。
308名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 23:11:01 ID:t1KVWNxx
>>307
意識はしてなかったけど、そういうシナリオ確かにありましたね。ペンションのプレステやったらゲームのキャラが自分達と同じ事してループに陥るってヤツ。
まぁ、流石にこれ以上ややこしくなると、書く方も読む方もげんなりするんで今回が本筋ですね。いわば今までのが序章って感じですかね。
ちと序章にしては書きすぎましたけどね。
309恋のマジックポーションの作者:2010/02/15(月) 03:12:33 ID:EP13XiHl
逆レイプの定番プレイと言えば顔面騎乗
ということで、風俗で顔面騎乗してもらいました
あれって専門店とかハードな店の方が苦しくならないで、普通のヘルスで頼んだ方が苦しくなるのな
本気で圧迫されると何も見えなくて舐めるどころじゃなかった
色々勉強になりました。今度使います。現実より酷い感じで

>>295
処女と童貞で感染する病気もあるにはあるけど、どっちかが院内感染してるとかじゃないとならないはず
何にしても低い確率だから問題なし。そういう展開にしてほしいならそれでもいいけどw

ということで>>294の続き投下
310茅ヶ崎崇詩:2010/02/15(月) 03:12:58 ID:EP13XiHl
「はあぁっはぁっ…な、舐めさせてぇっ!!おちんちんしゃぶらせてぇー!!足りないの!!もっと舐めたいのおぉ!!ちんちんの血も全部飲みたいのぉっ!!」
「ふざけんな!いい加減にしろよ!」
先程までは恐怖にすくんでいたが、ここまで直接的に危害を加えられては黙っていられない
こいつの行動は明らかに度を超えている
「はあっはあっ…じゃ、邪魔しないでくださいっ…茅ヶ崎くんのおちんちんは私のものですっ!と、溶けるまで舐めるんです…はぁっはぁ…あひぃ…」
「ど…け…相模原…」
薬のせいで身体は中々言うことを聞いてくれないが、それでも俺は相模原の頭を抑えながら、精一杯の力を振り絞って起きあがろうとした
だが、俺の腕は相模原に掴まれ、抑えていた頭から簡単に引きはがされてしまう
「…はぁ……はあぁっはぁ…そ、そうやって抵抗するなら…こ、こっちにも考えがあります…はぁはぁっ」
すると彼女は再び立ち上がり、机に向かって、今度は細い縄を取り出した
というかなんでそんなものが机に入っているんだ
「…はあぁはぁっ…これで茅ヶ崎くんは逃げられませんよぉ〜…ひ…ひひひ……う、動けない茅ヶ崎くんを無理矢理ぃ〜…うひっひひぃ…」
相模原は俺の身体を抑え付け、手足を縛り、ベッドの四方の突起にくくりつけた
俺はちょうど大の字の格好の格好に固定され、身動きを完全に封じられる形となった
「やっ、やめろっ!薬の次は縄か!ひ、卑怯者っ!」
「…きひひっ!…なんとでも言ってください……はぁっはあっ…わ、私のテクニックを使えばぁ…でへぇ…茅ヶ崎くんはぜーったい私に夢中になるはずですから……はぁはぁっ…うふふっ…私無しでは生きていけない身体にしてあげますっ!」
彼女はそう言うと、再びペニスに顔を近づけ、口に含んできた
飲み込むように喉の奥まで咥え、ジュルジュルと音を立てて吸い付く
相模原の咥内は温かく、唾液を絡みつかせながらねっとりと俺のペニスの味を確かめてくる
「…うあっ…!」
「……はぷじゅる…はむん…んくっ……お、おいひぃ…」
興奮した相模原は、ペニスを口に咥えながら舌を激しく動かし、表面が削れているのではないかと錯覚させる程の勢いで舐めまわす
先程噛まれた時の傷が抉られ、痛みが走る
「…あ…がっ…!」
「…んじゅるぅうっ!……あぶじゅっ…じゅるっ…れろれろぉ…はぷぅ…ずずぅうっ!…ずじゅるじゅるっ」
初めのうちは味を楽しむような動きをしていたが、段々とペニスの快感をコントロールするような動きになってきた
「…ぐっああっ!」
「…じゅぽっ…ぶぶぢゅうっ!ちゅぱっ…ずじゅぶっ…ぷはぁっ……ど、どうれすかぁ〜…はあっ…はぁっ……気持ち良いでしょう?」
本当に気持ちが良いのでタチが悪い
311茅ヶ崎崇詩:2010/02/15(月) 03:14:52 ID:EP13XiHl
相模原は普段は大人しいが、外見だけを見るならばとびっきりの美人だ
沢山の男を漁っていてもおかしくはない
「…ぶじゅる…じゅっ……ぐぢゅぅ…ずぢゅる…ぷはぁっ!……これはぁ……はぁっ…はぁっ…ひ、秘密ですぅ…ぐふふっ……でも…安心してください…私は処女ですし、茅ヶ崎くん以外
の人なんてどうでもいいんですぅ〜……ふふふっ…わ、私の処女膜はぁ…いひひぃっ!茅ヶ崎くんのおちんぽぶっ刺して破って貰うんですからぁ…」
相模原は口を話すと、手でペニスへの愛撫を始めた
なぜだろう、俺は今のこいつの言葉を聞いて少しホッとしてしまった
気持ち悪い言葉も吐いていたが、相模原が処女だと聞いて安心してしまった
俺はこいつにどうあって欲しかったんだ?
「…はあっはぁ…私の処女は茅ヶ崎くんのためにあるんですよぉ〜…くひひっ……ちぃ、茅ヶ崎くんが壊れちゃうくらいにいっぱいいっーぱいしてあげますからねぇ…あーははははっ!!!!」
相模原は手でペニスを扱き続けながら話をしていた
絶妙なバランス感覚で恐ろしい程の快感を与えてくる
亀頭に付けられた傷の痛みさえも、既に快楽の電気信号として脳に送り込まれている
だが、イカされそうになっても、その度に動きを弱められ、射精を阻止されてしまう
「ぐああっ!」
「…んっふふうっ…まぁーだだぁめ……手でイッちゃうなんて…せっかくのおちんちん汁が勿体無いじゃないですかぁ…はぁっはあっ…ふふっ…ちゃあんと私のお口の中にびゅるびゅるぅって出して貰いますからねぇ!あへへぇ〜…」
神経が狂いそうだった
俺は既に普段の自慰行為で得る絶頂のような快感を得ている
しかし、普段のそれと決定的に違うのが、いつまで経っても限界が見えないことである
通常、ここまでの快感を受ければ射精をしてすぐに落ち着くものだが、その快感はなおも強烈になっていき、持続的なインフレーションを起こしているのだ
「…はむっ…じゅるっ……れろっ…はぷっ……じゅるじゅっ…」
あまりの快感に、ペニスだけでなく全身が悲鳴をあげる
「ぐっ…あ゛っ!」
「…じゅぽっ…あむぅん…じゅぽっ…れろれろんっ…ずずずうぅっ!…ぷはぁ……茅ヶ崎くんったらぁ…女の子みたいな声あげちゃってますよぉ〜……うふふっ…おちんちんもはちきれ
ちゃいそう……はぁ…はぁっ…私におちんちん舐められてドロッドロにされちゃうの、そぉんなに気持ち良いんですかぁ…?ふふっあむっ…じゅる……」
相模原は楽しむように俺を弄び、どこまでも責め立てる
「うああっ…ぐくっ…」
「…ずずっ…ぶぢゅう…じゅるるるっ…むはあぁぁっ…私のお口、気持ち良いんですよねぇ?……にゅふふっ…私におちんちんペロペロと舐められちゃって、すっごぉく幸せなんですよ
ねぇ…?…はぁっ…はあぁっ……だ、だったらなんて言うんですか?…ちゃんとおねだりしないとイカせてあげませんよぉ〜!ひひぃっ!」
俺自身が快感を認めてしまうような発言をしてしまえば、さらにそこにつけ込まれるだろう
俺は発狂しそうな気持ちを抑えながら、なんとか耐えようとした
「ほぉら早くぅ…早く言ってください……はぁっはあっ…私だって…茅ヶ崎くんの精子ごくごく飲みたいんですからぁあ……だから…早く言って私をもっとエッチな気分にさせてくださいよぉ…」
これ以上そんな気分になられたら、俺の身体が持たない
「…こ…こんなの…全然気持ち良くねえ……」
勿論嘘である
しかし、絶対に認めるわけにはいかないのだ
「…ふぅん……じゃあ…も〜〜っと刺激を強くした方がいいってことですよねぇ……ふ…うふふっ……あははぁっ!ち、ちち茅ヶ崎くんが気持ち良くなれるとっておきの方法があるんですよぉ…うひひっ!」
312茅ヶ崎崇詩:2010/02/15(月) 20:49:47 ID:EP13XiHl
あれ、投稿ミスってる…
ごめんなさい>>311は間違いです。忘れてくれ
やり直し

しかし、なぜこうも相模原はツボを心得ているのだろうか
的確でありながらも変則的な動きで、初めてフェラチオを体験した俺からしても、とても処女とは思えなかった
「うっ…くうっ…どこでこんな技を……」
こいつは本当に誰とも付き合ったことがないのか?もしかして、俺は大勢のターゲットの内の一人でしかないのではないだろうか
相模原は普段は大人しいが、外見だけを見るならばとびっきりの美人だ
沢山の男を漁っていてもおかしくはない
「…ぶじゅる…じゅっ……ぐぢゅぅ…ずぢゅる…ぷはぁっ!……これはぁ……はぁっ…はぁっ…ひ、秘密ですぅ…ぐふふっ……でも…安心してください…私は処女ですし、茅ヶ崎くん以外
の人なんてどうでもいいんですぅ〜……ふふふっ…わ、私の処女膜はぁ…いひひぃっ!茅ヶ崎くんのおちんぽぶっ刺して破って貰うんですからぁ…」
相模原は口を話すと、手でペニスへの愛撫を始めた
なぜだろう、俺は今のこいつの言葉を聞いて少しホッとしてしまった
気持ち悪い言葉も吐いていたが、相模原が処女だと聞いて安心してしまった
俺はこいつにどうあって欲しかったんだ?
「…はあっはぁ…私の処女は茅ヶ崎くんのためにあるんですよぉ〜…くひひっ……ちぃ、茅ヶ崎くんが壊れちゃうくらいにいっぱいいっーぱいしてあげますからねぇ…あーははははっ!!!!」
相模原は手でペニスを扱き続けながら話をしていた
絶妙なバランス感覚で恐ろしい程の快感を与えてくる
亀頭に付けられた傷の痛みさえも、既に快楽の電気信号として脳に送り込まれている
だが、イカされそうになっても、その度に動きを弱められ、射精を阻止されてしまう
「ぐああっ!」
「…んっふふうっ…まぁーだだぁめ……手でイッちゃうなんて…せっかくのおちんちん汁が勿体無いじゃないですかぁ…はぁっはあっ…ふふっ…ちゃあんと私のお口の中にびゅるびゅるぅって出して貰いますからねぇ!あへへぇ〜…」
神経が狂いそうだった
俺は既に普段の自慰行為で得る絶頂のような快感を得ている
しかし、普段のそれと決定的に違うのが、いつまで経っても限界が見えないことである
通常、ここまでの快感を受ければ射精をしてすぐに落ち着くものだが、その快感はなおも強烈になっていき、持続的なインフレーションを起こしているのだ
「…はむっ…じゅるっ……れろっ…はぷっ……じゅるじゅっ…」
あまりの快感に、ペニスだけでなく全身が悲鳴をあげる
「ぐっ…あ゛っ!」
「…じゅぽっ…あむぅん…じゅぽっ…れろれろんっ…ずずずうぅっ!…ぷはぁ……茅ヶ崎くんったらぁ…女の子みたいな声あげちゃってますよぉ〜……うふふっ…おちんちんもはちきれ
ちゃいそう……はぁ…はぁっ…私におちんちん舐められてドロッドロにされちゃうの、そぉんなに気持ち良いんですかぁ…?ふふっあむっ…じゅる……」
相模原は楽しむように俺を弄び、どこまでも責め立てる
「うああっ…ぐくっ…」
「…ずずっ…ぶぢゅう…じゅるるるっ…むはあぁぁっ…私のお口、気持ち良いんですよねぇ?……にゅふふっ…私におちんちんペロペロと舐められちゃって、すっごぉく幸せなんですよ
ねぇ…?…はぁっ…はあぁっ……だ、だったらなんて言うんですか?…ちゃんとおねだりしないとイカせてあげませんよぉ〜!ひひぃっ!」
俺自身が快感を認めてしまうような発言をしてしまえば、さらにそこにつけ込まれるだろう
俺は発狂しそうな気持ちを抑えながら、なんとか耐えようとした
「ほぉら早くぅ…早く言ってください……はぁっはあっ…私だって…茅ヶ崎くんの精子ごくごく飲みたいんですからぁあ……だから…早く言って私をもっとエッチな気分にさせてくださいよぉ…」
これ以上そんな気分になられたら、俺の身体が持たない
「…こ…こんなの…全然気持ち良くねえ……」
勿論嘘である
しかし、絶対に認めるわけにはいかないのだ
「…ふぅん……じゃあ…も〜〜っと刺激を強くした方がいいってことですよねぇ……ふ…うふふっ……あははぁっ!ち、ちち茅ヶ崎くんが気持ち良くなれるとっておきの方法があるんですよぉ…うひひっ!」
313名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 22:45:32 ID:UyRyfHiG
これは怖いwww
女苦手じゃなくてもトラウマになるぞこれ
314名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 06:12:43 ID:P2++siwJ
わっふるわっふる
315名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 19:16:42 ID:DonSrqkJ
続きwktk
316名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 23:11:18 ID:oPDNIou1
わっふるわっふる
317名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 23:46:29 ID:IKmclqlj
るふっわるふっわ
318名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 00:20:14 ID:C0U+KD53
わっふるわっふる
319恋のマジックポーションの作者:2010/02/19(金) 03:13:34 ID:lYnaZWEP
なんか書いてて嫌になってきたww
逆レイプだから、「自分がされたら嫌なこと書こう」って思ってやってたら、ついやり過ぎて気持ち悪くなっちまったw
テンション低めなので、短い投稿です

続き投下
320茅ヶ崎崇詩:2010/02/19(金) 03:16:16 ID:lYnaZWEP
すると相模原はベッドの上で立ち上がり、俺の胸の辺りを両脚で跨ぐような姿勢になった
一体何をしようとしているんだ?
「…はぁはぁっ…ち、茅ヶ崎くぅん…わ、わわ私のおまんこぉ……よぉ〜く見ていてくださいねぇ…ぐふ…ふふふっ…」
何か嫌な予感がする
既に嫌なことだらけだが、とりわけ悪いことが起こる気がするのだ
言われたとおり見上げてみると、相模原の性器が目に映る
男のそれとは違って位置がもっと下にあるため、先程は見ることが出来なかったが、この体勢によって形状がはっきりと捉えられた
俺は過去にネットで無修正の女性器を観たことがあるのだが、本物はそれよりもずっとグロテスクで汚れていた
歪で複雑な形状をしたそれは、呼吸をするように生々しく収縮を繰り返している
そこにチーズのような白いカスが大量にへばりついており、それを溶かすように、粘り気のある透明な愛液が溢れていた
そして、その愛液を流し続けている膣は、肌の色とは違ってサーモンピンクに染まっており、そこが人体の内部であることがうかがえた
俺は、これほど気持ちの悪い生殖器が、普段生活していて見かける、あらゆる女性に備わっているということがとても信じられなかった
「…はぁっ…はああっ…茅ヶ崎くんはとーーーってもエッチな男の子だからぁ…ぬふっ…私のまんこに夢中なんですねぇ…秘密の場所をそ、そんなに凝視しちゃってぇ〜…きひひっ!あ
とでたーーーっぷり舐め舐めしてもらいますからねぇ………そ、それじゃあ…茅ヶ崎くん…ここをよぉーく見ていてください…はぁっ…はあっ…」
そう言うと相模原は、自分の膣の上に位置する穴を指差し、目を瞑り、口元をきゅっと閉め、脚に力を入れ始めた
このポーズは…ま、まさか!
「…あ…ああっ!…で、出るぅ……出る出るっ!」
相模原がそう呟いた直後、彼女の尿道口から、俺の顔面に生暖かく黄色い液体が降りかかった
「ぐあっ、や…やめ…やめろっ…うぶっ……うぶあっ!」
ブシャーッ!という音とともに、相模原の大量の小便が襲い掛かる
臭い…気持ち悪い…苦しい…
彼女は俺の顔面に対して排泄行為をしている
俺は、最底辺の扱いを受けているのだ
一方的で理不尽な拷問であった
321茅ヶ崎崇詩:2010/02/19(金) 03:18:00 ID:lYnaZWEP
「ひひゃあぁぁ!!で、出てるぅー!!はああぁぁーっ!き、きき気持ち良いよほぉ!!!!おほ、お…おしっこ…おしっこ出ちゃってますぅ!!!」
相模原はそのまま身体を前後左右に動かし、顔面だけでなく俺の体中に小便を撒き散らした
「す、すごおぉいのぉ!!い、いっぱい出てるぅっ!!いっぱいかけちゃってるぅ!!!茅ヶ崎くんの身体におしっこかけちゃってるぅっ!!!!あーはははっ!!!!!」
今度はまた俺の顔面を目掛けてかけてきた
俺は頭を動かして避けようとするが、相模原はそれを追うような動きで小便をかけてくる
「…ぶばっ……やめろっ…ぶへっ…や…やめてくれ……」
強烈な小便の臭いが鼻腔を突き刺す
口の中にも尿が入ってきて、それを何度も吐き出すのだが、あまりにも強烈な味のせいで、少量でも咽てしまう
まるで海水に、駅の汚れたトイレの臭気が加わったような、恐ろしく不快な味だった
「わ、私のおしっこを茅ヶ崎くんが顔で浴びてるよぉ!!うひいいいぃぃぃぃぃ!!!!顔の上でおしっこが跳ねてるぅ!!き、ききき黄色い尿で汚れてるぅ!!す、素敵…はぁあっ、
お…おしっこかけるの気持ち良いよぉ!!!全部浴びて受け止めてぇえぇぇー!!!!」
彼女は恍惚に歪んだ声をあげ、強烈な勢いでラストスパートをかける
「ふぁああぁぁ!!!トイレでするものなのに!汚いものなのに!いけないことなのに!!あひゃあやぁうああ!!!ち、茅ヶ崎くんの顔におしっこなんて……支配してるみたいで最高
なのぉー!!!…ひょおおおおお!!!!…も、もっと…もっと汚れてっ…もっと私のおしっこまみれになってぇぇえええぇ!!!!」
黄色いシャワーで水しぶきをあげ、全身もベッドも小便で包まれた
相模原は排泄行為を終えると、くたりとへたり込んだ
排泄物の中に放り込まれたような、悪夢のような臭気に襲われる
普通に生きていく上で、接近して嗅ぐ機会などないであろう「尿」という液体を、顔面で受けさせられたのだ。しかも一方的に
「…はあ…はぁ……気持ち良かった……茅ヶ崎くんから私の…おしっこの臭いが…ふふ……」
汚された。徹底的に
俺は便所と同然の扱いを受けたのだ
そしてこれから、さらに想像を絶するような陵辱を受けることになるだろう
ここから動けない以上、相模原の性欲処理の道具として、俺はただその行いを受け止めることしか出来ないのだ
俺が縛られているこのベッドは、まるで地獄行きの列車のようだった
「…くひひ…茅ヶ崎くぅん……じっとしててくださいねぇ…んふぅ……これからもぉーっと凄いことになりますよぉ…」
もうこれ以上は耐えきれない
相模原は俺をどうしようというのだろうか。人生で今までに味わったことの無い程の絶望感に襲われた
女性にトラウマを持った中学の時の事件よりも、はるかに大きな絶望感だ
俺がこうして絶望感に襲われていると、突然身体がビクンと跳ねた
そして全身に強いかゆみが走る
まるで、全身をダニが這い回っているようだった
322名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 06:47:38 ID:y+WzufRH
さてわっふるするか
わっふるわっふる
323名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 07:04:20 ID:C/cDPO7W
黄金水マーキング?我々の業界では御褒美です
324名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 09:21:09 ID:9E4/c8D7
わっふるわっふるわっふる
というか相模原さんアソコのお手入れはきっちりしようぜ!!
325名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 10:51:45 ID:HRvgh8B2
3ヵ月後―――
そこには元気にセックスを楽しむ茅ヶ崎の姿が!!
茅ヶ崎「相模原には本当に感謝していまーっす!
     もう勝手にどこかに行ったりしないよ いひっ!」


>>324
馬鹿野郎!
アソコに溜まった汚れを全部舐め取らせるために、
わざと洗わなかったに決まっているだろ!
326名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 10:53:16 ID:fEsILQbd
俺も相模原さんのマンカス食べたい
327INHUMAN:2010/02/20(土) 17:19:52 ID:Wan8Bflt
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
328名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 19:32:14 ID:SNseeDMX
ち     ん
こ      を




   潰
      す

         よ〜!!
329名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 04:44:34 ID:2G6HvdAk
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
330名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 08:48:04 ID:8ntGfYQy
窓際太郎に出てくるメガネ女思い出した
331名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 15:55:41 ID:wnXLXpp/
保守
332日記:2010/02/25(木) 21:26:21 ID:hLcHgrHv
>>300続き
とりあえず俺は晩飯を食い終え、床に入る事にした。

明日は朝一で講義がある為普段なら寝ない時間に寝たが、そのせいだろうか、不思議な夢?をみた。

部屋をまばゆい光が包み込み、その中を二人の女の子?の様な影が動き何かを探っていた。

思いきって声をかけようとした時に何故か意識が遠のき深い眠りについた。

あくる朝、朝日が窓から差し込みその眩しさで目が覚めた。それと同時に部屋をノックする音が聞こえた。

絵璃「お、お兄様。起きてます?朝食の用意が出来ました」

男「あ、あ〜起きてる。今行くよ」

そう言って俺は部屋を出ようとしたが、違和感を感じ部屋を見回した。そしてある事に気付いた。ノートパソコンが消えていたのだ。

そしてふと夢の事を思い出した。もしかしてアレは夢じゃなかったのか?そんな事を考えていると一階から絵璃の声が聞こえた。

絵璃「おにぃ〜さま〜、遅刻してもしりませんよ〜」

俺はとりあえず考えるのをやめて大学へ行く事にした。

朝はさほど感じなかったが、今は嫌な感じ、そうドロッとした視線の様なものを背後から感じる。

何かがついて来ているのは感じているが、とても後ろを振り返ってみる気にはなれなかった。


そしてその不快感を感じながら俺は大学へついた。


以上
333名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 05:30:37 ID:1TeoEMgk
GJ
エロシーンが楽しみだ
334名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 12:06:36 ID:2lt8akH0
GJ
335名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 12:13:28 ID:2lt8akH0
下げ忘れたから吊ってくるorz
336日記:2010/02/27(土) 19:43:23 ID:KyIhiCOA
>>332続き
俺が講堂に入っても嫌な感じは消えなかった。それどころか余計強くなった気がする。


寒気を感じ、時折鳥肌がたつほどの悪寒をおぼえた。


余りに酷いので病気かもしれないと思い、俺は校医が居る保健室へ行った。


しかし、保健室には誰も居なかった。保健室の机の上には置き手紙が有り、「急用が出来たので帰る。薬とかが必要なら棚から勝手に取って使え、風邪の場合は緑の箱の…」


な、なんじゃこりゃ。仮にも医師の医って字が付いた仕事してる癖に鍵もかけずに帰りやがった。


まぁ、アイツならやりかねない。普段から適当な奴で昼間はベッドで昼寝が当たり前の奴だからな。


しかし、アイツにしては珍しくえらく焦って出て行ったようだ。自分の妻が事故って病院に行った知らせを聞いてもゆったりしてたのに、手紙の字が物凄い走り書きだ。


そんな事を考えながらある事に気付いた。さっきまで感じていた嫌な感じが消えていたのだ。


とりあえず病気じゃないんだと思い込む事にしたが、今から講義に出ても遅いのでとりあえず今の講義が終わるまで寝ようと思い、ベッドに横たわった。


以上
337恋のマジックポーションの作者:2010/02/28(日) 01:56:18 ID:WYtfdH0X
日記作者GJ

俺は大した作品が書けるわけでもないのに冨樫病になってたぜ
アク禁でもなんでもなく、ただのサボリなので、書き溜めしてないです
てかおまいら紳士すぎww
濃厚チーズは勿論食わせますとも。どんな味するのか知らんから適当な表現にするけど
>>325のコメントに吹いたw なんでドキュメンタリー口調なんだよwいいぞ、もっとやれww

続き投下
338茅ヶ崎崇詩:2010/02/28(日) 01:57:44 ID:WYtfdH0X
「…くあっ!…さ、相模原……お前…!」
身体を必死にくねらせ、少しでもかゆみを取り除こうとするが、全く効果がない
「うっふふぅっ…ど、どうですかぁ〜?これって凄いアイデアだと思いません?…ひひっ!…ま、前に、茅ヶ崎くんをトイレに連れ込んで無理矢理犯す妄想をしたことがあってぇ…はぁっ
…はぁっ…その時に思いついちゃいましたぁ〜…うへへぇ…お、おしっこのかゆみをエッチに利用出来たらと思って、私が考えたんですよぉ…はぁっ…はあっ…」
当たり前だ
そんな悪魔のような考えを浮かべるやつがこいつ以外にいたら、堪ったものではない
「…あははっ!ほぉらぁ…神経がもうビンビンでしょう?…ふふっ…全身が感じちゃうでしょう?」
そう言うと、相模原は俺の身体の上に覆い被さり、前後に動いてきた
「…はぁっ…はぁ…こ、これで茅ヶ崎くんと快感を共有できます…へへ…一緒に気持ち良くなりましょうねぇ〜…うひひ…」
尿と互いの汗を潤滑油として、身体と身体をぬるぬると擦り付け、敏感になった肌にソフトな快感を加えてくる
「…ふ、二人ともびちゃびちゃですねぇ…はあ…はぁ……私のオシッコを塗りつけあってるなんて……はぁ…すっごくいやらしいよぉ…ああっ!…」
乳房は押し潰し、それを引きずるようにして、俺の身体に柔らかな肉体を覚えさせる
そして俺の身体も、相模原に肌を擦り付けるように自然に動いてしまう
心が拒んでも、敏感な皮膚がそれを求めてしまうのだ
「…くそっ…畜生…変態女め……」
俺は精一杯の虚勢を張った
「…はぁ…はぁっ…わ、私が変態ならぁ…変態に責められて気持ち良くなってる茅ヶ崎くんはとんでもないド変態ですね……んふふふ…変態ちんちんを…こ、こここんなにビッキビキに
勃起させて私を求めてきて…はあっ…はぁっ…な、なんてエッチな身体なの…こんなにエッチな身体してたら誰だってイタズラしたくなっちゃいますよぉ!…はぁあっ…」
同じ人間に対して小便を掛けるなんて、俺の理解をはるかに超越している
しかし、そんな俺の気持ちとは裏腹に、身体は相模原を必要としてしまう
かゆみを取り払うように身体をこすりつける
「…ぬ…ぬふふぅっ…そろそろ…はぁっ…おちんちんも我慢できなくなってきてるんじゃないですかぁ…?はぁっ…あはぁ…」
相模原はそう言うと、身体を引いて後ろに下がり、俺の内腿に舌を這わせた
「…ちゅっ…んちゅ…れろっ……はむっ…ぷちゅっ……」
ペニスには決して触れないように、その周囲だけを丹念に舐めていく
最も敏感な場所を避けることで焦らしているのだ
「…くふっ…うあっ……」
ペニスが脈を打ち、快楽の渇望を訴える
早く射精してしまいたいという気持ちが、俺の中で猛烈な勢いで広がっていく
「…んちゅっ…はぷっ……もう限界なんじゃないですかぁ…?うふふっ…はぁっ、はぁ……ちゃ、ちゃんとおねだりしてくれないとぉ〜…おちんちん…イカせてあげませんよ……あむ…ちゅぱっ…」
339茅ヶ崎崇詩:2010/02/28(日) 01:58:37 ID:WYtfdH0X
もはや限界だった
今のこの状況よりも、自分の気持ちよりも、射精することの方が重要に思えてきてしまうほどに
「…ぐああっ……うくっ…」
「…れろ…ちゅむっ…あむん……ねえ、おねがぁい…早く…は、早く飲ませてぇ…私のお口に精子出してぇ…はあっ…はぁ…茅ヶ崎くんのおちんちんの先っぽからぁ〜…白くて恥ずかし
い汁をビュルビュル〜ってたっぷり出して…私のお口でイって欲しいのぉ……はぁはぁっ…だ、だから…これ以上私を焦らさないでください……」
相模原の淫語が俺の排泄欲に拍車を掛ける
体中が熱を帯び、自分が獣のようになっていくのが分かる
子種を放ちたいという欲求に逆らえなくなっていくのだ
そして、葛藤の時間はあっけなく終わり、俺の理性は完全に敗北した
「…イ、イキたい……イカせてくれっ!もうどうなってもいいから…なんでもするから…とにかくイカせてくれ!」
「…ふふふ……よくできました…はあっ…はぁぁ…じゃ、じゃあ私のお口の中にたぁーっぷりとドロッドロの変態精液を出してくださいねぇ〜!…うひひっ…全部飲み干してあげますからぁ…はぁはぁ…あむっ」
相模原は俺のペニスを口に含み、激しくディープスロートをし始めた
喉の奥まで咥え、水音を立てながら上下に動き、強烈な勢いですする
「ぐああああああっ!!!!!」
強すぎる快感に声を抑えることが出来なくなる
「じゅじゅじゅじゅ…じゅるるるううううぅぅぅぅぅぅぅ!ずずずうううぅうううううぅぅぅっっっ!!!」
まるで先ほどまでのフェラチオがただの遊びであったかのように、凄まじい感覚を神経に焼き付けてくる
思考能力までをも奪う相模原の口は、まるで俺の脳を下半身から吸い取っているようであった
全身に電撃が走り、腰を浮き上げながらガクガクと動いてしまう
「じゅるっ…ずずっ…じゅぽっっじゅるるるっ!ずずずずううっ…じゅぶっじゅずずずぅぅぅ!!!」
相模原はラストスパートをかけ、全力で自分の咥内の感触を俺のペニスに刻み込む
唾液と尿とカウパーが混ざった液体を撒き散らしながら、激しく音を立てて、下半身の一点だけで俺の全身を揺さぶる
そして、神経を破壊するほどの衝撃に襲われ、全細胞が咆哮した
「ぐあ゛あ゛あ゛ぁぁあああああああぁああぁ゛゛ぁぁ゛ああ゛゛あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドビュルルルルルルルルツッ!!!
「んぶぅ!?んんぐう、むんむぐぅーーーーー!!!!!」
肺の中の空気を全て吐き出してしまう程の絶叫と共に俺は果てた
ペニスは相模原の咥内にあるために自分で様子を見ることが出来ないが、精液が絶えず尿道を通り続ける感覚から、恐ろしい量が発射されていると理解出来た
340茅ヶ崎崇詩:2010/02/28(日) 02:01:29 ID:WYtfdH0X
「んん!!んんー!!!!!!」
全て精液を飲み干すと言っていた相模原も、初めての体験でここまで出されて、さすがに苦しんでいた
しかし、彼女はその状態においてもなおペニスを吸引し続けてきたため、痛みを伴う程の絶頂が続いた
奥歯がガタガタと音を立て、体中が悲鳴を上げるように振動する
相模原は一滴も残さないようにと精液を啜り続け、貪り尽くしたところでようやくベニスから口を離した
「ぷはぁ…はあ…はぁ……す、素敵ぃ…こ、これが…茅ヶ崎くんの精液なんだぁ…頭とろけちゃう……はぁっ…一番エッチな汁をお口に出されて……もう病みつきになっちゃうよぉ
………物凄く濃くて…ドロドロしてて…思わずむせちゃいそうになりましたぁ…ふふっ…でも…ちゃんと綺麗に飲み干したんですよぉ…ほらぁ」
うっとりとして恍惚に歪んだ笑顔を浮かべながら、口を大きく開け、舌を出して俺に見せつけてくる
精液を飲みきったことを誇らしげに話す相模原
その姿からは、以前の清楚さといったものは微塵も感じられず、獰猛なまでの淫らさだけが俺の目に焼き付けられた
「…はあっ…はぁっ……茅ヶ崎くんの勃起したおちんちんの先からびゅびゅうって出てきた汁が…はぁっ…私の身体に吸収されていくんですよ……とってもキツイ味でしたけど…おいし
くて…すっごく愛を感じました…はぁ…はぁっ……茅ヶ崎くんの味が…物凄く濃い味が…私を染めてくれるような満足感で満たしてくれて…とっても嬉しかった……まだ後味が残って
る…茅ヶ崎くんの…ザーメンの味……マーキングされちゃったぁ……はあぁぁぁ…茅ヶ崎くんのちんぽ大好きいぃ……」
何がそんなに嬉しいのか、相模原は自分の喜びをうわ言のように呟き、俺のペニスを愛おしそうに手で撫で始める
そこで俺はあることに気付いた
射精は済んだはずなのに、勃起が収まる様子がまるでないのだ
俺が普段マスターベーションをした時には、どんなに性欲がみなぎっていても射精後には萎えるはずなのだが、今は射精前と同じ硬度を維持し続けている
まさか…痺れ薬以外にも薬を飲まされていたのか?
俺がそのことについて思考を巡らせる前に、相模原は次の行動に出始めた、
「…はぁっ…はあっ…さあぁてさてさてさてぇえ〜…そ、そ…それじゃあザーメンも飲んだことですしぃ…ち、ちち茅ヶ崎くんにはぁ…ぐっひひぃっ!…私の汚れマンコを舐めていただきましょうかぁ〜っ!!!うえっへへへぇ!」
彼女はそう言って一度立ち上がると、俺の顔の前に丁度股間が現れるような体勢…和式便所を使う時のようなポーズでしゃがんできた
341名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 09:08:29 ID:DFmrCUTm
両氏ともGJ!
続きが楽しみだー
342日記:2010/02/28(日) 12:04:41 ID:UKEe7Efy
>>336続き
ベッドに横になってから暫くたった。昨日早く寝た為中々眠りにつけない。

そんな状態でボーっとしていると扉の開く音が聞こえた。

誰かがこっちに近付いて来る。とりあえず俺は寝たフリをする事にした。


カツカツカツカツッ


足音が近付いてくる。足音の感じからいって多分ヒールを履いた女、だと予測。
きっと具合が悪くなってベッドで寝ようと思って来たに違いないと思っていたが、どうやら違うらしい。


俺が寝ているベッドの前まで来て足音が止まり、白いカーテンにシルエットが写し出されている。そしておもむろにカーテンを掴み

シャー!!

勢いよくカーテンが開き影の主が姿を現した。



以上
343名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 13:23:15 ID:PO2Zx4LF
両者GJ
逆レイプならやっぱりこのくらいの迫力はあった方がいいな
ただの受け身じゃないわけだし
344名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 20:43:20 ID:vf1zNiZL
345名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 04:58:59 ID:tH89aWrB
スレタイに惹かれてやって来たけど
普通に大人しい女の子が逆レイプするのは
このスレ的に需要低いのかしら
346名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 07:19:19 ID:z7pLB/Tp
ヤンデレ抜きでも全く構わんぜよ!
347名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 07:23:37 ID:9TqNssHJ
>>345
俺は大歓迎ですよ
348名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 11:33:01 ID:EV5lmc4Z
大歓迎ですよー

ふと思ったんだが大人しい子が逆レイプに走る場合って
病んでないケースがありうるのかな?
349名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 12:47:36 ID:njJMfLYp
>>348
誰かに唆されor騙されてという可能性もあるのでは?
例えば全く性の知識が無いおとなしい子が、
「逆レイプすれば男は喜ぶものだ」と騙されて・・という可能性とか。
350名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 13:45:21 ID:vnWmNBAv
前スレの最初の作品とか…
351名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 13:46:52 ID:7b8Ad/QV
好意を押し殺し続けて何かのきっかけで我慢していたのが切れちゃって極端な行動に走る、ってパターンも考えられる
352名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 18:52:06 ID:g08kC3xp
「大人しい」にも色々種類あっていいよな
引っ込み思案キャラとか根暗陰湿キャラ以外にも、寡黙な女侍とか、コミュニケーションが苦手な帰国子女とか
353日記:2010/03/06(土) 23:01:17 ID:Q0N4b8P4
>>342続き
影の主が俺に近づき身体を揺すってきた。この程度の揺れで起きるのは不信に思われるので、俺はまだ寝たふりをする事にした。

ソレを知ってか知らずか、更に強く身体を揺すり耳元で「起きて」と呼びかけてきた。

俺は渋々起きた様な演技をし、今起きた様に見せかけた。そして改めて影の主を確認したが全く知らない女だった。


見た目から推測するに年齢は20代半ばから後半、少なくとも30代では無いと思う。
少しキツイ目付きをして眼鏡をかけているが、さっきの起こし方からいって中々優しい性格と思う。
そんなくだらない事を考えていると、唐突に話かけてきた。

眼鏡の女「起きたようね。全くこんな時に寝ていられるなんて凄い神経をしてるわ。」

前言撤回、優しくねぇってか見た目通りである意味期待を裏切ってねぇ。と思いながら、「状況が理解出来ないんだが何かあったのか?」と答えた。

眼鏡の女「わかってないから教えてあげるけど、貴方エライ人に目をつけられてるのよ」

「ハァ?」

思わず腑抜けた返事が出た。いきなり何を言い出すかと思えば訳のわからない事を言い出しやがった。
俺はこの方893やら警官、役所、ひいては教師に目をつけられた事がないってのに一体誰に目をつけられたってんだ。
そう思っているのを見透かしたのかすかさず女は答えた。

眼鏡の女「目をつけてんのはこの星の人間じゃないの」

この星!?おい、今この女この星って言わなかったか?まずい、変なのに目をつけられたと思い内心辟易していたが。女の話はまだ続いた。


以上
354名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 03:57:57 ID:I1LQZjVe
『僕の部屋で』

目を覚ます。
いつもと同じ僕の部屋。
寝たり、起きたり、ご飯を食べたりする僕の生活の場。
時々、彼女がご飯を作りに来てくれたりして。
その後、愛を確かめ合ったりして。
僕が生活し、ときどき彼女が来るだけの、とてもプライベートな空間。
まだ真夜中だ。
電気は消えていて、外から弱い紺色の光が入り込んでいる。
その光が僕でも彼女でもない人を照らしていた。
驚いて声が出なかった。

「石川さん…勝手に入ってごめんなさい」

佐伯さん。後輩だった。
佐伯さんは白いブラウスを着てふわふわしたスカートを履いていた。
おしとやかな雰囲気の、女性らしい体付きの女の人。
彼女よりも胸が大きくて、彼女よりもお腹がくびれてる。
そんな人が僕の上に馬乗りになっている。
下腹部に佐伯さんのお尻が乗っていて、女の子の柔らかさが伝わってきた。
変な気持ちになりそうで慌てて佐伯さんをそこからどけようとして、
また驚いてしまう。
両手首が縄で縛られていた。
痛いぐらいきつく。
手首だけじゃない。足首もだ。
僕は大の字でベッドに縛られていた。
寝ぼけていた頭がどんどん目覚めていく。

「え、えっと、これは何?
 どうして佐伯さんが僕の部屋にいるの?」

慌てる僕を見て佐伯さんはくすくす笑う。
さらさらした黒髪が揺れる。

「焦ってる石川さんも、可愛いです」

佐伯さんは質問に答えず、僕の顔を覗き込む。
綺麗な可愛らしい笑顔。
黒髪がはらりと僕に垂れて、笑顔が影に覆われた。
影に隠れていても、色白な肌がほんのり赤く紅潮してるのが分かる。
髪が頬に触れる。しっとりした甘い匂いがする。
心臓が変にバクバク動いていた。
なんだか、どうも、普通じゃない。
鍵は掛けていたし、そもそも佐伯さんはこの家を知らないはずだった。
そして僕はベッドに縛られている。
不穏なものを感じているのに、
もう一方でこれから何が起こるか期待している自分がいる。
つまらない期待を消し去って、僕はなんとか声を出す。
355名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 03:58:47 ID:I1LQZjVe
「よ、よくわからないけど…とりあえず、縄を解いてくれる?
 これ、佐伯さんがやったの?」

佐伯さんの口が三日月みたいに綺麗に歪む。
その笑顔が妙にいやらしくて、下半身が反応しそうになった。

「私がやりました。
 石川さんのことが、好きなんです」

「へ…?」

佐伯さんの唇が僕の唇を塞いでいた。
冷たい柔らかい唇。
濡れた唇が唇を滑る感触にぞくぞくしたものが駆け巡る。
いけない。そう思って首を横に振った。
僕には大事な彼女がいる。
どんな状況でもこういうのは良くない。
透明な糸を小さく引いて、佐伯さんの唇が離れる。

「んぅ…嬉しいです、石川さんとのキス……
 こんな時が来るのずっと待ってました……
 石川さんには恭子さんがいるから、
 本当は諦めてたんですけど…」

佐伯さんの手が僕の胸板の上に添えられる。
パジャマの上から心臓の場所を探るように、掌で優しく筋肉を撫でる。
魅力的な笑みはずっと変わらずに僕を見てる。
だけど、これは。なんだろう。
優しく触られてるのに、そのまま心臓を刺されそうな予感。
冷たい恐怖感が湧いてくる。
僕の家を調べて、僕に彼女がいることも知っていて、
彼女の名前も知っていて、あげく僕の家に忍び込んで、
僕を縛ってキスをして……これって、ストーカーじゃないか。
それもきっと、かなり重度の。

「石川さん、そんな顔、しないでください…
 いいんです……私は石川さんのことずっと好きでしたけど、
 石川さんがそうじゃないことはよく分かってるんです」

目の前の笑顔を見ても、
とても人の家に忍び込んで人を縛った人の顔に見えない。
理性的でおしとやかで魅力的な笑顔。
そんな笑顔を浮かべているこの人が、
僕の家に忍び込み僕を縛っていることが怖かった。
見た目も言葉もとても落ち着いて見えるけど、
ちょっとしたことでもっと過激なことをするんじゃないだろうか。
落ち着いて見えるのは見た目だけなんじゃないか。
356名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 03:59:51 ID:I1LQZjVe
「さ、佐伯さん…とにかく、
 これを解いてくれる?」

「石川さん怖がらなくていいですよ、
 私は冷静ですから……」

また、唇が触れる。
小さな下で唇を軽く舐められた。
僕が首を振るよりも早く、佐伯さんの顔が僕の首に埋められる。
首筋を暖かい吐息がくすぐる。
佐伯さんの全身がぴったりと僕に密着していた。
柔らかい胸が、胸板の上で潰れてるのを感じる。
スカートから伸びた太ももが、下腹部を優しく圧迫していた。

「…少し、大きくなってきましたね。
 脚に、当たってます」

「それは……いいから、縄を解いてください」

「石川さんはとても優しいですよね。
 こうやって、恭子さん以外の人で勃起してしまうのが許せないんでしょう?
 許さなくいいんですよ、勃起しちゃう自分のこと。
 こくやってぴったりくっつかれて、
 太ももでぐいぐいされるだけで…堪らなくなっちゃいますよね」

佐伯さんの言うとおりだった。
僕は、恭子以外にこんなことをされたくないし、
それで僕が感じてしまうことが許せなかった。
そして、佐伯さんの言うとおりにペニスがむくむくと勃起していく。
硬くなるにつれて、佐伯さんの太ももがしっかりと押しつけられる。
嫌で嫌で、僕は佐伯さんを否定する。
不愉快な悔しさを隠したかった。

「こんな、こんな風にされれば誰だって…」

「そうですね、誰だってそうなりますよね。
 石川さんが恭子さんのことを裏切ってるわけじゃありません。
 仕方ないですよね、若い女の人にくっつかれて触られれば誰だってこうなりますよ。
 生理的反応ですもの、当然です。
 恭子さんも分かってくれますよ、
 縛られて弄られたんだから、しょうがないって。
 今、こんなにパンパンに勃起させてることも、
 これから起きることも」

「…っ」

押しつけられていた太ももがすっと裏筋を撫で上げた。
服も脱がされていないのに、
なんとも言えない気持ちよさで声が漏れる。
嬉しそうな佐伯さんの声が耳元に染み込んでくる。
357名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:00:52 ID:I1LQZjVe
「ですけどね、分かってても許せるかは別問題ですよ。
 石川さんも恭子さんも聡明な人です。
 それでも、彼女でもなんでもない私に石川さんが
 気持ち良くされてしまったら、そのことが許せずに心の中でわだかまる。
 口では気にしてないようなことを言っても、
 これから抱き合うたびに私のことを思い出すんです。
 石川さんも、恭子さんも。
 二人とも真面目で、お互いにとても愛し合ってますものね」 

オーバーだけど佐伯さんの言うことはきっと正しい。
だから、嫌なんだ。これ以上触らないで欲しい。
太ももがすりすり上下に擦られる。
首筋に当たる佐伯さんの吐息がこぞばゆい。
しっかりと縛られて佐伯さんから逃げることが出来ない。
動けない僕にしっかりと体を密着させる佐伯さん。
パジャマ越しに太ももで圧迫され擦られる感覚に、
早くも射精が近づいてくるのを感じる。

「恭子は、関係ない……今、すぐやめてください。
 じゃないと僕は…怒ります。
 佐伯さんのことを許しません」

「許さない。怒る。
 そういう反応をしてくれるのは嬉しいです。
 でも、ふふふ……」

今更ながら、佐伯さんの声をこんなに聞くのは初めてだと気付く。
高くて落ち着いた、綺麗な声。
両手両足を縛られた僕の上で、
佐伯さんは淫らに体をくねらせる。
太ももでペニスを擦り、体全体で僕の体を味わうみたいに。

「お互い、少しも服を脱いでないのに、
 そんな程度の刺激でも気持ち良いんですね。
 太ももから伝わってきますよ。
 もう、パンツの中、カウパーでぬるぬるなんですよね…」

その通りだった。
初めて女の人を抱いたときみたいに敏感に佐伯さんの体を感じてしまう。
我慢汁で下着がぬるぬるに濡れていく。
服の上から太ももを押しつけられるだけで、こんな。
ぬちゃぬちゃした感触と密着した佐伯さんの体のせいで、
既に挿入してしまっているような錯覚を覚える。

「服も脱いでないし、私は恭子さんじゃないけど、
 こんなに興奮してるんですよね…仕方ないのかな……
 それとも私が恭子さんじゃないから興奮してるんですか?
 彼女以外の女性に気持ち良くされる背徳感が、堪りませんか?
 もしそうなら…ふふっ、本当にそれは恭子さんへの裏切りですね。
 無理矢理されていかされちゃうのは仕方ないかもしれませんが、
 その状況を楽しんでしまうのはちょっと……」
358名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:03:39 ID:I1LQZjVe
「楽しんでなんかいません…!!
 早く、やめてください」

「そうですよね、石川さんは楽しんでない。
 触られたことに過剰に反応してるだけですよね。
 ……このまま、パンツの中で出しちゃいましょうか、精液」

耳元でそう囁かれると、
待っていたかのように下半身が反応しそうになる。
僕の中身がそのままとろけて出てしまいそうな感覚。
精巣から精液を絞り上げるように、
太もも一定の速さで擦りつけられる。
ズボン越しに揉まれ、擦られ、どんどん我慢汁が溢れてくる。
本当に射精が近づいてくる。
僕はそれを耐えようと力を入れる。
どうしたらいいんだ。
このまま、射精させられるなんて嫌だ。
だけど逃げることは出来ない。
どうやったら気持ち良くなるのか分かってるかのように、
程良くペニスが圧迫され擦られる。

「良いんですよ、出しちゃって。
 誰も見てないし、弄られて射精しちゃうのは当然の生理的反応ですから…
 誰も石川さんを責めないし、石川さんも自分を責めることはないんです…
 変な無理をするのは体に悪いですよ……
 このまま、気持ちよく、出してしまいましょう…」
359名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:04:23 ID:I1LQZjVe
誰も見ていない。
ここは僕の部屋だ。
だけど、そういう問題なのか。
彼女以外の人に気持ち良くされるのは許せない。
それでも、こんな状況なら仕方がない。
防ぐ術がない。
それでも、そうだ、仕方ないと思っても嫌なんだ。
僕はもちろん、恭子がこの場にいたとしても。
だけど、恭子はここにいない。
甘い快感が太ももで擦り込まれる。
ペニスからトクトクと我慢汁が搾りだされる。
僕に密着する佐伯さんのいやらしい体。
恭子はここにいない。
こんなの仕方ないことだし、僕がそれに耐えればいいことだ。
嫌だけど、仕方がない。

「出してください。そうしたら次はもっと気持ちよくしてあげます」

ズボンの中でぬちゃぬちゃと音がする。
あぁ。もう我慢出来ない。
下腹部で精液が煮立っている。
佐伯さんが顔をあげて僕の目を覗く。
おしとやかな佐伯さんの、淫らで嬉しそうな笑顔。
このまま、佐伯さんに見られながらいってしまう。

「今、石川さん、すごく射精したそうでしたね。
 私の言ったことに反論しないで気持ち良さそうに声を漏らして」

どうして…
太ももが離れ、射精直前のペニスがひくひく震える。
愛おしそうに僕に唇にキスをして、体を起こす。
ペニスを刺激しないように気をつけながら。

「いけなくて残念そうですね…
 どうして残念そうなんですか?」

快感の渦の中で自分が何かを踏み外した嫌な感じがする。
指先が下腹部をなぞった。もどかしい。
このままいっしまいたくて無意識に腰をよじる。
佐伯さんは僕のお腹に乗ってブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。
360名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:04:56 ID:I1LQZjVe
「そんなにイキたかったんですね。
 勃起してしまうのは生理的反応として仕方ないとしましょう。
 気持ちよくなってしまうのも仕方ないかもしれません。
 興奮してしまうのも、世の中には色んな性癖の人がいますからね。
 少し不誠実ではありますが仕方ないとしましょう。
 ただ、自分から気持ちよくなろうとするのはどうでしょう?
 裏切りじゃなくて、何だと言うんです?
 恭子さんよりへの誠意よりも、気持ちよくなることを選んだんですから。
 恭子さんを好きだという気持ちはそんなものなのですか?」

裏切り。違う、裏切りなんかじゃない。
だけど僕は言い返せない。
あのままいきたいと思ってしまったのは本当だったから。
そして、いきたいという気持ちはやり場無く体の中をうねっている。
色白な肌がさらされていく。
黒い下着に包まれた大きな胸の膨らみ。深い谷間。
佐伯さんの言葉を聞きながら、佐伯さんの体から目が離せない。
下半身が熱く脈打っている。

「こうやって酷いこと言われてるのにイクことばかり考えてしまうんですね…
 いいいですよ、嬉しいですよ」

パジャマのボタンが外されていく。
僕の上半身をほとんど裸にすると、嬉しそうに筋肉に指を這わせる。

「もう石川さんは恭子さんを裏切ってしまいました。
 裏切ってしまったんです。
 だから、もう少しだけ裏切りを重ねてみませんか」

いつの間にか佐伯さんが裁断バサミを持っていた。
それに僕が恐怖を感じるよりも早く、ズボンとパンツを切り裂いた。
カウパーにまみれてひくひくと快感を求めるペニスが、
佐伯さんの前に曝け出された。

「石川さんの裏切りを誰も知りません。
 恭子さんはここには居ない。
 だから、もうう少しだけ裏切りを重ねて、
 気持ち良くなりませんか?」
361名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:06:55 ID:I1LQZjVe
佐伯さんが膝立ちになって下着を脱ぐ。
黒いショーツにたっぷりと愛液が染み込んでいる。
スカートに隠れて見えない佐伯さんのあそこが、
ペニスにゆっくりと押しつけられる。
少しも触られていないのに、熱くてとろとろに濡れている秘所。
そこに裏筋を圧迫されて愛液とカウパーが混ざり合う。

「私は自己満足の為に来ました。
 石川さんは恭子さんのことをとても愛していて、
 恭子さんも石川さんのことをとても愛していますものね。
 私が入る隙はありません。
 だけど、一回だけ言ってくれませんか。
 ”恭子よりも愛してる。”って。
 それだけでいいです。
 そしたら、いかせてあげます、私の中で。
 責任をとれなんて言いませんよ。大丈夫です。
 恭子さんとするときはいつもゴムを使ってますね。
 だけど、今日は生で何回出しても良いんですよ。
 石川さんが望むだけ、いくらでも私の体を使ってください」

恭子よりも愛してる。
そんなことを言いたくない。
それでも射精したくて堪らなくて、
気持ち悪いぐらいだった。
秘所の肉が裏筋を撫で上げる。
今にも射精しそうなのに微妙に刺激が足りない。
佐伯さんが色っぽい吐息を漏らす。
黒いブラジャーを外すと、白くて恭子より大きな胸がいやらしく揺れた。
佐伯さんが僕を見降ろしている。
口を三日月みたいに綺麗に歪ませて、
おしとやかないつもの様子からは想像できないような色っぽさを湛えて。

「誰も気にしませんよ。
 石川さんの小さな裏切りに気付いたりしません。
 私も誰にも言いません。
 私が満足するためにそう言って欲しいんです。
 心がこもってなくて構いませんよ。
 石川さんがいきたくていきたくてそう言ってくれること嬉しいんですよ。
 言ってくれませんか、私のことを恭子さんより愛してるって。
 それで……」

佐伯さんが腰を浮かせ、
膣の入口に亀頭をあてがった。
熱い粘膜に敏感な先端がしゃぶられる。

「楽になりましょう?」
362名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:07:53 ID:I1LQZjVe
ゴム無しで感じる女の人の感触。
イキたいのに、もどかしく溜まっていく欲望。
恭子はここにいない。
秘密は守られる。
楽になりたい。
心をこめてなくてもいい。
言えばいい。
それで楽になれる。
それ以上、頭が回らない。
愛液が竿を滴っていく。
僕は口を開いた。

「恭子より愛してる…」

「すみません石川さん……
 もう少し大きな声で、私の目を見て言ってくれますか?」

「恭子より愛してるっ…!!」

「誰をです?」

「佐伯さんを恭子より愛してますっ…!!
 だから、はやくっ…」

佐伯さんがその言葉を味わうよう目を閉じる。
絶頂しているような、満足げな表情。
でもその表情は悪だくみが成功した子供のようにも見えた。
軽く舌なめずりをして、僕の目を見つめる。

「私もです。
 私も誰よりもあなたのことを愛してます、石川さん。
 この体を丸ごと捧げてもいいくらいに」

佐伯さんが腰を下ろした。
熱い粘膜にペニス全体がしゃぶりつかれる。
恭子としてこんなに感じたことは無かった。
ペニスがぎゅうぎゅうと締め付けられる。
佐伯さんは腰を激しくグラインドさせる。
愛液と我慢汁が混ざり合って卑猥な音を立てる。
普段の様子からはとても想像できない卑猥な腰使い。
既に限界だった僕はあっという間に高まっていく。

「ん…っ…ください…出してください……」

「っ……佐伯さんっ……!!」
363名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:08:21 ID:I1LQZjVe
腰がぐっと僕に押しつけられる。
根元まで完全にペニスが飲み込まれ、膣内で肉に揉まれる。
佐伯さんは僕の目を見つめている。
目を逸らせなかった。
更に膣が締め付けられ、僕の気持ちは搾りだされた。
勢いよく精液が佐伯さんの子宮に当たる。
頭の中で血管がドクドク鳴ってるのが聞こえた。
佐伯さんは僕を見つめたまま、
膣で僕の精液を味わう。
どくっどくっどくっどくどく…
体液が搾りだされていく感覚。
佐伯さんは射精に合わせて腰をぐいぐい押しつける。
その動きで余計に精液が搾りだされていく。
女の人の中に出している。
子宮に精液を浴びせている。
快感で頭の中がいっぱいになる。

「すごい、出しましたね……
 こんなに彼女以外の人の中に出して、
 恥ずかしくありませんか…?」

結合部から溢れた精液を指ですくって、
とても美味しそうに佐伯さんが舐める。
ペニスはまだ硬く、しっかりと佐伯さんの膣に咥えられていた。

「まだ、こんなに硬いんですね……
 続けましょうか、石川さんが空っぽになるまで」

射精したばかりのペニスが膣内で揉まれる。
膣内を満たした精液がたぷたぷと音を立てる。
佐伯さんは僕を見つめたまま腰をグラインドする。
止めようと口を開いたけど、
出たのは制止の言葉じゃなくて喘ぎ声だった。
ひねって、押しつけるように腰をグラインドする。
軽く呼吸が止まりそうな激しいセックス。
止めさせたいけど、どうしようもない。
快感によって体がベッドに叩きつけられる。
佐伯さんは僕から目を離さない。

「可愛いですね、石川さん。
 これは私と石川さんだけの秘密です。
 もっと喘いでもいいですよ。
 もっと喘いで、もっと求めてくれれば、
 その分だけ、石川さんを満たしてあげます。
 知ってるんですから、恭子さんとのえっちで物足りなさを感じてること。
 その不満を全部受け入れてあげますよ。
 今夜だけ、難しいことは忘れて楽しみましょう」
364名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:09:06 ID:I1LQZjVe
佐伯さんの息が荒い。
だけど僕の息はもっと荒かった。
佐伯さんが僕の上に倒れこむ。
汗で濡れた肌を佐伯さんの巨乳が滑る。
目の前であのいやらしい笑みを浮かべて僕を見る。
精液が登って来る。
我慢しようとは思わなかった。

「石川さん、私のこと愛してます?」

「ぁ、佐伯さんっ……!!」

反射的に愛してると言いそうになった。
もう、言う必要は無いのに。
そんな感情も無いはずなのに。
愛してるという言葉が自分の中で空虚になってしまった。
精液が迸る。
また、射精のタイミングに合わせて腰が動く。

「ぁ…愛してます……」

小さな声だった。
けれど、最初とは違い、自主的に言った言葉。
ご褒美のように佐伯さんの膣がぎゅうぎゅう締められる。
精液が溢れる。

「そうですか、嬉しいです。
 私も石川さんのこと、愛してますよ。
 でも、ひとつ、私は嘘をついてました」

快感で満たされた頭でぼんやりと佐伯さんの言葉を聞く。
僕の精液が佐伯さんの膣にどんどん奪われていく。

「このやりとりは秘密だと言いましたよね。
 あれ、嘘です。
 ごめんなさい。
 石川さんが気持ちよく喘いでいたのも、
 私の中に射精した様子も、
 恭子さんよりも私を愛してると言ったのも、
 全部録画してあります。
 さて。それを恭子さんに見せたらどうなるでしょう?
 編集しても面白そうです。
 音声だけ聞かせても楽しそうですね」

さっと体の熱が引いた。
雰囲気に流され快感を味わっていたことを後悔する。
これじゃ、こんな、こんな様子を恭子に見られたら。
365名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:10:05 ID:I1LQZjVe
「気持ち良くなりたいが為に、
 "佐伯さんを恭子さんより愛してる"なんて言ったこと、
 恭子さんはどう思うでしょう?」

「やめろ…っ!!」

「録画してると知った途端に抵抗する振りをするのは
 随分と不誠実だと思いませんか」

佐伯さんは腰の動きを止めない。
僕の顔を見つめたまま、
ぬちゃぬちゃペニスを貪る。

「石川さんが空っぽになるまで止めないって言いましたよね…。
 明日は土曜日ですし、いくらでも時間はありますよ。
 気を失うまで続けましょう。
 その間、抵抗するふりをしても、
 諦めて気持ちいいことを受け入れてもいいですよ。
 今更我慢しようとして、
 それでも何回も私の中に出してしまう石川さんを見るのも楽しみです」

どうして僕はこんなに興奮してるんだろう。
諦めや怒りがないまぜにになってるのに、
ペニスは更に硬く張り詰める。
もっともっと佐伯さんの中に出したくなる。

「でも、諦めるのが一番幸せだと思いますよ。
 今から抵抗しても、滑稽ですから。
 それでも恭子さんにこれ以上感じてるところを見せたくないというのであれば、
 頑張るのもいいかもしれませんけど。
 でも、どうしたって石川さんが気を失うまで終わりませんけど。
 いや、気を失っても終わらないかな。
 恭子さんとの淡白なセックスでは立たなくなるように、
 限界を超えて愛してあげます。
 最終的に私のことを選ばなくてもいいんです。
 私のことをいつも考えてくれるようになれば。
 ほら、これって私の自己満足ですよね。
 これは嘘じゃなかったですね」
366名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:12:16 ID:I1LQZjVe
また、射精した。
やめさせないと。
抵抗しないと。
そう思うのに体はまるで言うことを聞かない。
どうせ、一番ひどいところは録画されてしまった。
佐伯さんは恭子にそれを見せる気だ。
恭子は僕を許すだろうか。
許されても、耐えられない。
考えたくない。
まどろみながら快感に溺れたい。
もう、どうせ、どうにもならないんだ。
また、佐伯さんの子宮に精液をぶちまける。
綺麗な、だけど僕を見下した笑みを浮かべて、
佐伯さんは射精される感覚を味わっていた。


***


解放されたの次の日の夜だった。
目を覚ましたのは日曜日の昼。
恭子からの電話で目が覚めた。

佐伯さんが撮った動画を見られたのかと思った。
それで電話をかけて来たのかと。
しかし、そうでは無かった。
普通のデートのお誘い。
ほっと胸を撫で下ろす。
だけど、断った。
手首に縄の痕が残っていたし、
酷い疲労感だった。
ベッドが様々な体液で濡れて酷い有様だった。
破られたパジャマも処分しなきゃいけない。
吐き気がするほど頭が重い。



恭子に会ったのは次の週の土曜日。
職場で佐伯さんは少しもあの夜のことを匂わせなかった。
だから、佐伯さんにも何も聞けなかった。
あの動画を恭子に見せたのか。
だけど、恭子はまだ動画を見てない様子だった。
体調が悪そうな僕のことを心配してくれる。
この日、僕は恭子と寝た。
抱きしめて恭子への気持ちを確かめたかった。
367名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:12:54 ID:I1LQZjVe
だけど、出来なかった。
少しも興奮しなかった。
触れても、触れられても。
疲れてるせい。
恭子はそう言ってくれた。
そう、疲れてるせいもあるんだろう。
だけど、違う。
違うんだ恭子。
きっと体力が有り余っていても、
もう恭子との交わりで満足することが出来ない。
気を失うまで佐伯さんに犯されたことを思い出す。
そうやって勃起はしたものの、
恭子を見ると萎えてしまう。
恭子の存在が佐伯さんとかけ離れてるから。
あの日、恭子を裏切ったことを思い出してしまうから。
これじゃいけない。
僕と恭子が駄目になってしまう。
あの日のことを忘れなきゃ。
でも、忘れても安心できない。
佐伯さんが録画した映像をどうするべきか、確認しないと。
頑張って頑張ってあのことを自分の中で整理しても、
恭子があの映像を見てしまったら駄目になる。
耐えられない。
何をしても、優しい恭子を守らないと。
絶対に映像を破棄させないと。
そうして、自分の中でもあのことを整理するんだ。
そうすれば、何もなかったことに出来る。
僕は恭子を家に帰して、すぐに佐伯さんに電話をした。

『そろそろ、電話してくるころだと思ってました。
 あの日撮った映像のことですよね』

電話越しにあの綺麗な声を聞いた瞬間に下半身が反応する。
あの日のことが鮮明にフラッシュバックする。
僕の体液にまみれて笑う佐伯さんの姿。
暗い明りに照らされていやらしくくねる白い体。
自分自身の愚かさと酷い欺瞞に吐き気がした。

『今から、私の家まで来てください。
 地図をメールで送ります。
 ゆっくり、話し合いをしましょう。
 石川さんがどうしたいのか、ちゃんと聞きますよ。
 甘いお菓子を用意して待ってます』

勃起が収まらない。
僕はこれから映像を破棄させに行く。
そのはずだ。
それなのに……あぁ……僕はどうしようもない…屑だ。

END
368名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 04:16:14 ID:I1LQZjVe
長くなってしまってごめんなさい。
良かった、悪かった、場違いだなど、感想くださると喜びます。
369名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 08:01:20 ID:sxplmrKh
>>368

GJ!

囁くように犯す…ゾクゾクします
370名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 09:35:45 ID:AzqEB0JS
>>368
投下乙でした。
一気にまとめて投下して頂けてありがたかったです。
他のはぶつ切りのばかりで読むのが大変ですので。
371名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 12:10:33 ID:lo5xZiIv
>>370
文句が有るなら読まなきゃ良いよ。
372名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 12:43:07 ID:kbji2+oa
>>370
お前初めてかここは、力抜けよ
373名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 13:03:10 ID:tMuBfQra
>>370
消えろks
374名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 13:54:05 ID:vLYWSdMB
>日記の人
またすごい展開になってきたなw
どうつなげるのか楽しみだ
>新しい人
これは怖い、相模原さんとは別の意味で怖い・・・
375名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 14:03:29 ID:e5sj2afv
>>370くん…最低です…
376名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 14:48:41 ID:1l3+XGzV
>>370
まあ、何だ
「IDで抽出」ってのがあってだな
377名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 16:42:34 ID:z+Y/IB5h
>>370大人気
378日記:2010/03/07(日) 17:28:02 ID:lo5xZiIv
>>353続き
眼鏡の女「貴方、中学生くらいの時に友達とデ〇ズ〇〇ランドに行ったわよね?」


何でそんな事を知っているのか疑問に思ったが「ああ」と答えた。

眼鏡の女「その時、シ〇〇レラ城のアトラクションでメダルをもらったはずだけど、もらった後どうしたか憶えてる?」

確かあの時は〜、そうだ。
男「確か、小学生くらいの大人しい女の子をつれた親子が居たんだけど、その女の子もメダル欲しいって言ったからあげたんだ、けどソレとどう関係あんだよ?」

眼鏡の女「鈍いわね〜、今アンタが言ったその女の子がアンタに目をつけたに決まってんでしょ。多分、アンタのその優しさに惚れたんでしょうね。あれから8年たっても未だに、冷めるどころか余計熱くなってるからね」

男「悪い、また話がわからなくなってきた」

眼鏡の女「アンタそれで良く大学生やってるわね。いい、アンタに惚れた女の子はね何を隠そう宇宙犯罪者集団のドンの娘なの、そんな相手にアンタは目をつけられてるのよ!」

駄目だ。この女完全にイカれてやがる。ソレに今までの話の流れでどうやって宇宙犯罪者集団ってのが出てくる。と言いたいのをこらえて、ある質問を俺はした。

男「まぁ、話はわかったが、アンタ一体何者なんだ?アトラクションの事は友達以外知らねぇのに」

眼鏡の女「今の流れでわからないかな〜、犯罪者に狙われたら当然警察が守るに決まってんでしょ。つまりそういう事。因みにアトラクションの事を知ってるのはアンタの記憶を一部覗いたから」

男「つまり貴女は宇宙警察の人間で、今回の件の真相を知る為に人の頭を覗いたって訳か」

眼鏡の女「ピンポ〜ン、正解よ」

男「もしかして保健室に来るまで感じていた不快感の原因って…」
眼鏡の女「お、鋭いわね。その通り記憶を覗いた時の副作用みたいなものよ」

俺は殴りたいのをこらえて更に話を聞く事にした。

以上
379370:2010/03/07(日) 19:14:57 ID:AzqEB0JS
こんなに反響あるとは思わなかった。率直に普段思っていることを言っただけなんだけどなあ。
別に初心者でもなんでもないし、そういうものだとは知っている。
しかし、まとめてあればありがたいと言っただけ。
IDで抽出という意見もあるが、IDは日付変われば変わるからねえ。
380名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 19:42:02 ID:tMuBfQra
>>379
初心者じゃないならなおさらわかるだろうがwもうちょっと書いてる人に気使えっつってんだよ。 自分の発言が失礼じゃなかったとでもいいたいのか。
381名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 20:04:56 ID:IoHshJKq
>>380
370がそんなきついこと言ったわけでもあるまいし。
態度の悪い書き込みは擁護する作者をも愚弄することになるぞ。

他のスレでもほんの少しの苦言を書いた途端、
不自然な程にフルボッコにされるのを見たことがある。
最近はそうやって荒らすのが流行なのか?
382名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:35:12 ID:kbji2+oa
ぶつ切りのばかりで読むのが大変って、金払わないくせにゲームに文句つけるマジコンユーザーとレベルが変わらんだろ
要は自分が疲れるから合わせろってことだろ?
ここは長いときは1ヶ月近く過疎になるスレなんだから、作者を減らすような発言は批判されて当然
383名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 21:55:01 ID:R1VaQk8b
短編以外書くなってことなのか
384名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:12:51 ID:aAZnp07b
>別に初心者でもなんでもないし、そういうものだとは知っている。
知ってんならいちいち余計な事言うなよww馬鹿じゃねえのw

385名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:15:43 ID:tMuBfQra
本当頭湧いてんのかなw 開き直ってんじゃねぇつの。
386名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:17:52 ID:zCltjow3
言いたかったことは分かるが
あてつけっぽい書き方が良くなかったな
387名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:21:29 ID:t12lmmXs
バカ
388名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 22:48:01 ID:vLYWSdMB
お前ら作品ほったらかしで議論に熱上げるほうがよっぽど失礼だって気づいてるか?

そしてこんな中でもしっかり投下してくれた日記の人の根性に乾杯
389名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 23:40:37 ID:lo5xZiIv
>>388
一応、指摘したのは俺だから流れを変えようと思って投下したが、余り意味がなかったようだ。
390名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 01:52:05 ID:3p94Ct2G
>>368
亀レスだが興奮した。
つづきが読みたくなる文章だった。とてもステキ。
391恋のマジックポーションの作者:2010/03/08(月) 02:50:22 ID:cqhPbvzA
>>368
逆レイプでもあり、逆NTRでもあるってとこが面白いな
恭子に感情移入して、石川くんが堕ちていくのをビデオで観ながら気付かないふりしてる。みたいな楽しみ方も出来るし
もし作者にまだ書ける気力があるようなら、この作品の延長でも違う作品でもいいから読んでみたいぜ。面白かったし、そそられた
392名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 03:25:33 ID:iO5HuiVD
そういう発言はコテ外してからにしようぜ
393名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:05:02 ID:cqhPbvzA
わざわざ別人みたいにすると変な自演みたく思われるだろ
まあそう言うならそうするけど
394名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 13:27:26 ID:GzKxZ4qk
思わんだろw

まぁコテ外し忘れるのは良くあること
395名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 23:56:09 ID:3JspoFF4
俺も逆NTRはいいと思った
こういうシチュエーションを待っていた
396名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 06:39:08 ID:FnTyoG8N
>>368
どことなく懐かしいような感じがするのは、何故でしょうか…。

別に全然違うジャンルの物語でもかまいません。
気が向いたときでかまいません。
これからも書き続けていてください。
397名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 08:22:03 ID:7S5KTyPJ
規制くらってるか確認
398368 :2010/03/09(火) 15:51:04 ID:qdbIfKpW
感想、ありがとうございます。
逆NTRをちょっぴり布教中です。
大人しい女の子が逆レイプとか大好物なので、
また、何か投下しようと思います。
399名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 20:20:24 ID:tR+RZbC/
>>398

待ってるぜ
400日記:2010/03/09(火) 23:09:43 ID:7S5KTyPJ
>>378続き
眼鏡の女「そう言えばまだ自己紹介がまだだったわね。この星の言語では発音が難しいからとりあえずアンって読んでね」

男「わかった。でアンさんの本当の目的は何なんですか?」

アン(仮)「本当の目的も何も、さっき言った通りよ。あえて付け加えれば重要人物の保護ってところかしら」

男「重要人物の保護?もしかしてその重要人物って……」

アン(仮)「お察しの通り、アナタよ。最近何か変わった事はなかった?例えばパソコンのデータが抜かれたとか携帯が盗まれたとか」

男「そういえば、朝になったらノートPCが消えてたな。けど、ソレに何の意味が有る?」

アン(仮)「アンタ自分自身を健全な男子って自信を持って言える?」

男「え、まぁ自分としては健全だと思うけど…」

アン(仮)「じゃあ当然いかがわしい画像とか入っているわよね?」

男「入っているけど、何か問題でも?」

アン(仮)「わかってないわね〜、今までの話からいって例の女の子がアンタの情報、とりわけ性癖を知る為に盗らせたに決まってるでしょ」

男「あ〜、成る程ね。けど性癖を知ってどうすんだよ。知ったところで相手は地球に居ないんだろ?だったら無意味じゃん」

アン(仮)「わかってないわね〜。向こうから来る必要なんて無いでしょ。時が来たら拉致って飼い殺しにするに決まってんでしょ」

アン(仮)がさらっと恐ろしい事を言い終わると同時に警報器が作動し、サイレンが鳴り響いた。

以上
401名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 01:11:18 ID:N1nUdNfg
補習
402名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 15:45:27 ID:6N+yNH9s
捕手
403日記:2010/03/14(日) 16:35:28 ID:1Rq2f+0s
>>400続き
アン(仮)「あ〜もぅ、まだ話は終わって無いのに〜。仕方ない歩きながら話から着いて来て」

何か知らないが、俺は半ば強引に引っ張られ連れて行かれた。

アン(仮)「そうそう、忘れないうちに言っておくけど茜って娘には余り近づかない方が身のためよ。あの娘は………」

俺は彼女のそんな言葉を聞きながら窓の外を何となく見た。するとソコには明らかに不自然なモノが目にうつってきた。何とソコにあったのは宙に浮く銀色の円盤だったしかも駐車場に謎の文字を刻んでいた。多分警報器が作動したのはあの円盤のせいだろう。

アン(仮)「ねぇ聞いてるの!?ん?窓の外、あ〜アレはさっき話した奴等の円盤よ」

円盤を見るまでは俺は普通にこの女を疑っていたがどうやら彼女の話はマジらしい。

男「なぁ、アレって何て書いてるるんだ?ソレと何で茜に近付いたら駄目なんだ?」

アン(仮)「質問?とりあえず1つ目の質問には答えられないわ。2つ目の質問の返答としては、まぁ簡単に言えば彼女がアチラ側って所かしら。あそうそう」

男「何だよ?」

アン(仮)「話は少し戻るけどね、実はアンタのPCを盗んだ理由は性癖を調べる以外にも理由があったんだけど、知りたい?」

男「まぁ、知りたいけど。いきなりすぎだな」

アン(仮)「仕方ないわよ。いきなり思い出したんだから」

今の発言に一抹の不安をおぼえながら俺は彼女の話を聞く事にした。


以上
404名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 19:11:21 ID:836kKYQB
>>368
これで終わりですか?
この後の展開が気になるので続いてほしいのですが・・・
405名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 22:04:44 ID:aYl2RlJ8
>>368
個人的にはこの物語はここでフェードアウトして同じ主題で
別の話を書いてくれた方が楽しいな。
406名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 22:07:09 ID:bcHv+biJ
日記の人もGJ!
しかし相変わらず展開が読めないw
407日記を書いてる変人:2010/03/16(火) 08:10:01 ID:C7ePOZPb
>>406
展開が読めない方が面白いと思ってね。
408名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 08:36:38 ID:TDc1BUX8
私は長谷川京子にそっくりといわれた、女刑事でしたが
レイプされてしまいやめました。

質問はありませんか?

B97 W62 H85 

身長は174cmです。


409名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 13:33:26 ID:9E9pNr7g
>>408
帰れ
スレ違いだ
410名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 16:35:29 ID:tQv5Rp1d
>>368
はやくその続きを!
展開が気になって仕方ないです><
411名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 16:57:51 ID:5HtPmuo5
展開を読ませないのもいいけど、大人しいヤンデレを忘れないでね
期待してるから
412名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 19:17:48 ID:ETOW5/Ht
>>411
「ヤンデレ」が必要不可欠な要素では決してないこともお忘れなきよう。
肝心なのは「大人しい女の子」が「逆レイプ」というところだからね、ここ重要。
413名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 22:41:53 ID:kW87DW/W
>>368
おお、いつの間にか素晴らしい作品が投稿されてる
こういうのが来るからこのスレは油断できない

真奈美と美奈の続きもそろそろ読みたいが…作者はここを見てるのだろうか
414日記:2010/03/17(水) 22:08:30 ID:qeszopoW
>>403続き
アン(仮)「アンタのノートPC(パソコン)って何処で入手したか憶えてる?」

男「確か、あのPCは茜が新しいPC組むから前に使ってたの要らないからタダでくれるって言ったのをもらったんだよ」

アン(仮)「実はそのPCはある装置を起動する為の鍵となる端末何だけど、何か今まで使ってて不信に思う所とかなかった?」

男「別にねぇな〜、あえて言えば毎回起動する時に指紋照合を要求されたって事くらいかな」

アン(仮)「あ〜、もうアンタ連れ去られても文句言えないわ」

男「はぁ!?イヤ、何か意味わかんねぇんだけど」

アン(仮)「アンタやっぱり馬鹿ね。話の流れからいってアンタがある装置の最終的な鍵って事よ」

男の表情
(?д?)……( ̄□ ̄)!!

男「な、何だってー!?」

アン(仮)「中々良いリアクションね。けど、これを聞いたらもっと驚くかもね」

男「な、何だよ…、まだ何かあるのか?」

アン(仮)「イヤ、今となっては大したことじゃないと思うんだけどアンタのPCに入ってる茜から借りたエロゲーの内容って憶えてる?」

男「あん?確か別の星のお姫様が結婚相手を探す為に地球にやってきててんやわんやあって主人公に惚れて、主人公の周りの人々を巻き込んだドダバタコメディだったかな。けどソレがどうした?」

アン(仮)「アンタちゃんと話聞いてないの?シチュエーションがどことなくアンタの状況と似てるでしょ」

男「確かに似てる気もするけど、ちょっと強引じゃないか?ソレにゲームの方は現状と違って宇宙人とか普通にすんなり馴染んでるんだぜ」

アン(仮)「そう、ソコが肝心なのよ。ゲームならすんなり行くけど、現実じゃかなり厳しいわよね?って事で現実の法則をゲームの法則に変えちまえ!って事で装置を作ったワケ」

そんな突拍子も無い話を聞きながら俺達は入口に着いた。


以上
415名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 22:27:25 ID:Sv/Y8j2e
改行多すぎだし、一レスだけじゃなくてまとめて投下しろよ
それに台詞の前に名前入れる必要はない
それに顔文字入れるとか意味が分からない
他のスレのSS読むなりして勉強しろそれか半年ROMれ
416日記(補足):2010/03/17(水) 22:29:33 ID:qeszopoW
大学の校医は実は生物学の権威で普段はズボラな為その事に気付く生徒はいない。
因みにいま大学に居ない理由は地球外生命体の死体を政府が回収、生態調査の為に緊急召集をかけられた為現在不在中。
417名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 03:07:19 ID:pS8Y8Y3S
わけわからん文章だ。
418名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 05:48:35 ID:4loGJqNm
ここに投稿してる人たちのサイトとかないの?
419名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:03:10 ID:VIAWYaqZ
こんにちは、新参者ですが投稿させてもらいます
よろしくお願いします
420名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:04:05 ID:VIAWYaqZ
眼底骨折、右鎖骨複雑骨折、鼻骨粉砕骨折、打撲。
僕と親友の茨木が先輩三人に負わせた怪我。
と言うより、茨木が負わせた怪我。
対して僕と茨木は拳骨に軽症を負っただけだった。
僕と先輩二人には停学一週間、茨木は厳重注意、先輩の内一人は退学処分。
事の発端は部活で起こった僕に対するイジメだった。
練習試合の帰り、試合中に僕にパスを出した茨木を先輩達がシメている所に運悪く、僕はかち合ってしまったのだ。

……色々あって、僕と茨木がキレてしまい、先輩達を返り討ちにしてしまったのだ。
そこに、顧問がまた通りすがり、あろう事か喧嘩を吹っかけて来た先輩達が泣きついたのだ。
あとはまぁ、見当が付くだろう。
停学が解けて僕が最初にした事は、顧問兼、担任に退部届けを提出する事だった。


「ご迷惑を、お掛けしました」
頭を下げる。本当に申し訳なかった。
顧問の高槻先生はイジメにも気付いてくれていて、色々と僕に気を使ってくれていたからだ。
『いいか、イジメは負の感情の産物だ。梅田。お前だけはそんなつまらない感情に振り回されるなよ』

「いいのか?」
「はい、もう決めた事ですから」
高槻先生は退部届けを引き出しにしまうと、僕の方に向き直して肩を叩いた。
「すまない、梅田」
「いいんです、先生が出来るだけ先輩達とゲームをさせないようにしてくれたのは、僕にパスを回す様にしてくれていたのは知ってましたから」
「いつでも、戻ってきていいからな」
先生のその一言に、僕の緊張していた糸は切れてしまった。
ただただ、申し訳無くて、悔しくて。
辺りも憚らず、久しぶりに泣いてしまった。
梅田清治、僕のバスケット人生はここで終わってしまった。
421名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:05:08 ID:VIAWYaqZ
それから自堕落な日々が続いた。
何をしてても、どこかに何かを置いて来てしまった様な思いを感じていた。
いけない、とは思わなかった。それほどに僕はまいっていた。
気付けば停学から一ヶ月が経っていた。
季節は春の直前。三学期の終わり。
そう、学期末テストが控えていた。
無防備な僕を、嵐(テスト)が襲う。
嵐が通り過ぎた後、僕は丸裸にされた木の様にボロボロになっていた。
もともと平均点ぐらいしか取れない生徒の僕が勉強を疎かにすると赤点五つぐらいは余裕で取ってしまうのだ。
もう、いっそこのまま退学してしまおうか。
「おい、梅田」
茨木が、僕のボロボロのテスト内容を知ってしまったようだ。
「お前、このまま辞めるつもりなのか」
「……」
「バスケ続けないのは勝手だけど、学校を辞めるのは筋違いだろ」
「……」
「ちっ、おい清治。ちょっと付き合えよ」
校庭に連れて行かれ、いきなりバスケットボールを投げ渡される。
「1オン1だ。俺が負けたら好きにしろ」
「お前には関係無いだろ、ほっとけよ」
ボールを投げ返すと茨木は素早く身を屈め、僕を抜き去りジャンプシュートでゴールを決めた。
「おら、始まってんぞ」
ボールを渡される。
「ハンデだ、臆病者。もう一回オフェンスのチャンスをやるよ」

422名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:05:30 ID:VIAWYaqZ

「はぁはぁ」
「はぁはぁ、おい今のスコアは?」
「25−27ぐらいか?どうする?もうタイムは使い切ってるぜ」
「言ってろ」
強引に、競り合う。
やはり硬い。現役とバスケから離れて一ヶ月とではこんなに差が出るもんなのか。
レッグスルーからのジャンプシュート。俺の得意技。
「読んでるぜ」
「なっ!?」
ボールが、弾かれた。
「はぁはぁ、俺の勝ちだな」
「はぁはぁ、がっ、はぁはぁ」
へへっ、と茨木は悪戯な笑みを見せる。
ボールを拾い、置いていたエナメル鞄に直す。
それから、エナメルから二本ポカリを出した。
「ほれ」
「…、サンキュ」
手渡されたポカリは普段より甘くて、美味しかった。
「おい、清治」
「うん?」
「バスケ、楽しいだろ?」
「ああ…」
「戻って来いよ、誰にも文句は言わさねぇよ」
「……」
「誰がなんて言おうと、岸和のPG(ポイントガード)は梅田清治しかいねえんだよ」
「…悪い、もう決めたんだ」
「そうか、まぁいいや。おし!先生に頭下げに行こうぜ!」
茨木は尻を叩いて、立ち上がる。
「おい、いくらなんでもお前に頭下げさせる訳にはいかねえよ。赤点取ったのは俺だし、俺だけで行くよ」
「は?お前何言っちゃってんの?」
茨木はマヌケな顔で、僕に聞き返す。
「赤点取ったの、お前だけじゃないだろ」
「……、お前何個?」
「俺も五つ」
そう、今の今まで忘れていたけど、茨木は赤点常習犯だった。
423名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:06:17 ID:VIAWYaqZ
「おっしゃー!赤点解消!!」
補講を終えて、春休みの半ば。
僕と茨木はファミレスでささやかな祝杯を挙げていた。
「いやぁ世界史やばかったな、フレアスター出てなかったら俺はココにいないぜ」
「お前、またギリギリ点数方で受けたな?」
「しかたねぇだろ、NBAスーパープレイ集ずっと見てたら、朝になってたんだもん」
「何が『だもん』だよ、ったく」
久しぶりに、何かと向き合った気がした。
必死に取り組んだ補講は教師陣の度肝を抜いた出来だったらしく、僕を嫌っていた国語の枚方でさえ驚いてほどだ。
そろそろ、立ち直る時なのかもしれない。
一ヶ月やそこらで何かが変わるわけでも、変わったわけも無いけど、でも小さなところでは歯車が合い始めているんだ。
高校二年生になる。キッカケとしては充分じゃないか。
「んでさ、お前はこれからどうすんだよ?」
「ん?」
届いたミックスグリル定食を間食した後、ドリンクバーを追加してきた茨木はもう一度聞き返した。
「バスケ部に戻れよ、清治」
「……、悪い」
「……、そうか。いや、気にすんな」
「でもさ、」
「ん?」
「たまに1オン1しようぜ、茨木」


前を向こう。
過ぎちまったのは仕様が無い。
新学期の初め、高槻先生に呼び出しを受けた。
「おい、梅田お前学級委員になれ!」
「は?」
先生の話によると、息の掛かった生徒がパイプ役になってくれると助かるらしい。
でも無茶苦茶だよな。
「それなら茨木とかならいいんじゃないんすか?」
「大祐は……、嫌だろ?お前も」
うん。自分で言っといて何だが、茨木に学級を仕切るのは不可能だ。何と言うか柄じゃない。
「ウーム、そうか悪かったな始業式の朝一に呼び出して」
……、歯車か。
「先生」
「ん?」
「俺、やります」
「え?」
「学級委員に立候補します」
424名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:06:44 ID:VIAWYaqZ
何と言うか期待していた訳じゃないけど、こうもあっさり学級委員が決まってしまっていいのだろうか?
しかも昨年度最後のテストで主要五教科を落としていた奴に学級を任していいのか?
いや、多分任せたのは僕じゃないな。
僕の高校では委員会は男女二人一組が基本だ。
学級委員もその例に漏れず二人一組。
もう一人の学級委員、つまり女子の方に皆期待しているわけだ。
羽曳野 誠。
通称、誠。
今時の女子高校生には珍しい綺麗な混じり気の無い肩まで伸びた黒髪。余り喋らないが、良く通る声。
何より顔の造りがいいのだ。
ただ、人格と言うか。時代錯誤なんだそうだ、考え方が。
聞いた話によると、カップルの事を未だに『アベック』と言うらしい。
いや、これは考え方というより言い方が古いだけだよな。
学級委員としての功績も一年にして中々の物で、女子の靴下の色を自由にしたのも彼女の教師陣への直談判がトドメに効いたらしい。
教師陣からの評価もかなりの物。
成績表も大体が4〜5で、提出物の出来ももはや高校生の域では無いらしい。
これも噂だが、写しのためにノートを借りたはいいが、字が達筆過ぎて並みの高校生では解読出来なかったそうだ。
恐るべし、羽曳野誠。
「梅田、清治くん…だよね?」
「あ、うん」
小動物みたいに怯えながら、僕に話しかけてきた羽曳野。
そんなに怖いか?僕。
「学級委員、初めてだよね?」
「う、うん」
視線を合わせたり、外したりしながら羽曳野は何かと忙しい。
「今日から火曜と木曜は放課後残らなきゃいけないから…」
「ああ、うん。先生から聞いてる。生徒会に出るんだろ?」
羽曳野は僕が知ってたのが意外だったみたいで、少し驚いてからまた言葉を捜し始めていた。
多分、男子に慣れてないんだな。
「羽曳野、お前の方が先輩なんだし何でも言ってくれよ。そっちの方が下っ端としてもやりやすいしさ」
「あ、うん。分かった。よろしくね」
「うん、よろしく」
425名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:07:13 ID:VIAWYaqZ
「おい!清治!!」
茨木が委員会決定のあと、後ろから掴みかかってきた。
「お前、ガラじゃねえよ!」
「お前も生活委員じゃねえか!お前のどこが生徒の見本になる生活なんだよ!」
茨木は少し笑ってから、僕の肩を軽く小突く。
「さては、羽曳野狙いか?」
「馬鹿!アイツ俺と話すのもやっとなんだぞ」
「いいじゃん初々しくて。それに可愛いしさ」
「どうかな?俺は話しやすい方がいいかな?」
茨木は「どうだか」と肩をすくめて見せる。
嘘は言ってない。
実際、やりにくい。
「お前、学級委員といえば放課後の居残りがスゴイって聞くぞ、いいのかよ?」
「部活も辞めたしな、丁度いいくらいに帰れるだろ」
「そんなもかね。ま、終わったら部活みに来いよ。ボールくらいは触ってやれよ」
「ああ、でもいいのか?」
「あの……」
「ああ、構いやしねえよ後輩達にも顔教えときたいしな」
「あの………」
「「おわ!?は!羽曳野!!?」」
思わず茨木とハモる。
「ど、どうも」
なんの会釈か分からないけど、羽曳野は一度頭を下げる。
「梅田くん、今日放課後…」
「ああ、木曜だからね。うん分かった。掃除が終わったら教室に戻っとくよ」
羽曳野は頷くと、また会釈して自分の席へ戻っていった。
「気配が無かったな」
「ああ、あれでHRの時はちゃんと話すんだよね」
「スイッチ的なもんがあるんだろ?スクリーンアウトとか上手い奴にありがちな」
なんでも無理矢理バスケに例えるのはどうかと思うぞ、茨木。
「でもいいなぁ、あの眼鏡の向こうからの上目遣い堪らんなぁ」
「そうか?ただビクビクしてるだけに見えるけどな」
「あの純粋さがいいんじゃないか」
そう言えば茨木は、清純派アイドルが好きだったな。
426名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:07:36 ID:VIAWYaqZ
「あ、違うよ梅田君。ここはね…」
羽曳野と二人、四時半の校舎には生徒は少ない。
教室になんか、僕達二人だけだ。
「羽曳野」
「うん?」
大分僕との会話に慣れてきたのか羽曳野の物怖じが無くなってきた風に見える。
「お前、部活とかしないの?」
「う…、うん、やってたんだけどね」
「行き辛くなっちゃったか?」
羽曳野は頷く。
「分かるよ」
「うん。梅田君は、」
「僕は、先輩に虐められてさ。茨木は庇ってくれたんだけどね…」
「そうなんだ」
「そうなんですよ」
羽曳野は少し笑ってから、僕と視線を合わせる。
「私、弓道部だったの」
「へえ、羽曳野袴似合いそうだね」
「そ、そうでもないよ?」
羽曳野はまた恥かしがる。直球に弱いみたいだ。
「楽しかったな。的にだけ集中するとね、耳の向こうで張り詰める弓の弦がさ不思議と耳に入ってくるんだ」
夢見ごごち、というのか。
「なんで、やめた?」
「うん…、私も、虐められたんだ」
羽曳野の表情が張り詰めた。
好きだったんだろうな、弓道。
「何だか、やりにくくなってさ。同級生からも、顧問からも嫌われちゃったんだ」
そう思うと、まだ僕は救われている方なのかもしれない。
茨木、高槻先生。
バスケ、したいなあ。
「梅田君」
「うん?」
「今日、なんだか楽しいの。おかしいよね?」
「俺も、楽しいからおかしくないよ羽曳野」
「下の名前、知ってる?」
「誠、だろ?」
「うん?知ってたんだ?」
羽曳野は驚き半分、嬉しさ半分といった感じだ。
「カッコいいよな」
「清治も中々だと思うよ」
「やめてよ」
「なんで?」
「女子に呼ばれるとこそばゆいだろ?」
「そうかな?私は嬉しいけど?」
羽曳野はそう言って笑った。
427名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:10:49 ID:VIAWYaqZ
以上です
押しかけみたいですみません
また投稿します。タイトルは付けた方がいいでしょうか?
428名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:29:08 ID:R+yfczV1
乙、名前は大阪かな?
他の作者と同じ方式でタイトルつけると良いんじゃないかな
429名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:51:34 ID:Ai11fuFa
GJ!
スクリーンアウトのくだりに吹いたw

とりあえず経験者としては、タイトルもそうだけど、まずトリップ付けた方が良い気がする
後々別の作品投稿することになった時なんかにも役に立つし、他スレだとなりすまして荒らす奴もいるから、その対策になるし
430名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 00:55:42 ID:PbpLWeS0
GJ

文が若干くどい感じがしたけど、会話の内容とかは自然でリアル
続き期待!!
431名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 11:18:09 ID:odHgJxez
フー
何故かこのスレには神が多くて

いやあ楽しみだな。
432昨日投稿したものです:2010/03/19(金) 18:04:14 ID:0hjhXRW7
>>428、>>429、>>430
感想嬉しいです
今日も書いたのですか、いまいち盛り上がらなかった
すいません。投稿いきます
433誠一文字:2010/03/19(金) 18:06:47 ID:0hjhXRW7
木曜の放課後の五時。
バスケ部の練習してる横で自宅から持ってきたボールを弾ませる。
さすがに部員でもないのに部のボールを使うのは億劫だからな。
そんなにドリブルのスキルも無いけど、少しでもボキャブラリーを増やすために体育館の隅で黙々とドリブルに費やしている。
シュートの練習は部員が帰ってから、というのが少し口惜しい。
「おし!十分休憩!」
茨木の声が体育館に響く。
三年の先輩達は茨木の一、二年チームをよそに三年だけの個別練習をしている。
今年の夏の大会で三年は皆引退してしまうからだ。
進学校である僕の高校では夏の大会が終わると必ずと言っていいほど三年は引退する。
「先輩達、頑張ってるな」
茨木がタオルを持って来てくれた。
「ベスト8には行くって張り切ってるんだ。お前どう思う?」
「……、微妙かな?」
茨木は「だよな」と寂しそうに笑う。
「堺先輩はゴール下からしかシュート出来ないし、八尾先輩はスタミナ無い、ドリブル出来ない、周り見えてないの三拍子」
「何も先輩だけでベスト8狙うわけじゃないぜ?」
「でもスタメンで出すんだろ?」
茨木は頷く。
「だから駄目だ」
「流れ、敵に行っちゃうもんな」
「うん」
僕はタオルで汗を拭った後、中学の時に使っていたエナメルにボールを直した。
「何だよ、もう帰るんのか?」
「うん、もう中間二週間前だろ?」
嘘を付いた。このままだと先輩に聞こえるかもしれないし、茨木が僕に復帰の話を持ちかけてくるからだ。
「けっ、いい子ちゃんめ。じゃあな」
茨木は悪態をつく。
「おう、またな」
434誠一文字:2010/03/19(金) 18:07:17 ID:0hjhXRW7
茨木に行った手前、テスト二週間前から勉強を始めるのは決心していた。
「家帰ってもな、多分誘惑多いよなぁ。七時まで教室でやるか」
家と言うのは最高の環境と最悪の環境とが背中合わせで共存している。
そして僕の様な者にとっては常に最悪の環境なのだ。
「あれ?まだ電気が…」
教室の引き戸から漏れる光に人の存在を匂わせる。
「お?羽曳野か?」
「梅田君?」
こういう時は大概恋人未満友達以上の男女なんだが、
「なにしてんだよ?」
「ちょっと先生に課題出されちゃって…」
見るとアンケート用紙の束に、集計のためのルーズリーフの用紙が一枚。
「羽曳野、これ学級委員の?」
「…うん」
羽曳野は小さい子が事を隠す時みたいに少しおどおどしながら頷く。
「言ってくれよな、またお前だけにさせてるみたいに言われるじゃねえか」
「ご、ごめん!」
冗談めかして言ったのに、羽曳野は頭を下げて謝辞を告げる。
冗談なんだぞ?分かってくれよ。
「いや、嫌味じゃなくてさ。…、とりあえず手伝うよ」
「え…、帰ってもいいよ?先生には手伝ってくれたって言っておくし…」
「馬鹿、そういうのじゃねえよ」
「ご、ゴメン」
また羽曳野は謝る。
いいさ、その内慣れていくだろう。
「好きでやってるし、二人でやってりゃすぐ終わる」
「…うん」
多分、僕にはキツイ仕事だと羽曳野は判断したのだろう。
生徒会に出た時に僕がめんどくさがったのも原因の一つだろう。
優しいというか、気を使い過ぎだろう。
「羽曳野」
「なに?」
「この集計何?」
435誠一文字:2010/03/19(金) 18:08:26 ID:0hjhXRW7
放課後の六時半。あと三十分で強制下校時間だ。
正直、生徒会に求める規則改善事項のアンケートの集計はキツイ。
「あー、よっとこさ終ったな」
「うん、お疲れ」
羽曳野はお疲れと言ってくれるけど、仕事の七割は羽曳野がやってのけた。
今現在において、羽曳野のために「お疲れ」という言葉がある。
「大概は携帯の使用許可なんだな」
「うん。皆持ってきてるのにね」
「堂々と使いたいんだろ?ま、どうでもいいけどさ。そういえば…」
「うん…?」
一つ気になった。
羽曳野は校則で禁じられている携帯電話を携行しているのか?
という疑問だ。
「羽曳野は携帯持ってんのか?」
「うん。ほら」
持っていた。しかも最新機種だ。
「う、梅田君は?」
俺もポケットから携帯を見せる。羽曳野のより一世代前の機種だ。
「負けた、羽曳野に負けた」
「えへへ、お姉ちゃんが新しいもの好きでさ、その影響」
衝撃の事実。羽曳野には姉がいた。
「お姉ちゃんいたんだ」
「うん、でも全然似てないんだ」
…ちょっと見てみたい。
やはり清純っぽいのだろうか?いやいや、似ていないらしいし以外とさばさばした感じなのかも。
僕が思考を巡らせる中、いきなり教室の引き戸がスライドした。
「お前ら、もう七時だぞ」
高槻先生。時計を見ると七時になる十分前。
「先生、アンケート。集計終りました」
羽曳野はよく通る声で高槻先生に言った。
スイッチを切り替えたみたいだ。
「おっ!速いな。明日でもよかったのに。サンキュウな羽曳野」
「先生、俺も俺も!」
「馬鹿。お前バスケ部に5時までいたって茨木から聞いたぞ」
ぎゃふん。バレていた。畜生、茨木め。
「とりあえず、二人共お疲れさん」
436誠一文字:2010/03/19(金) 18:10:19 ID:0hjhXRW7
「ほら、乗れよ」
「で、でも…、他の人に見られたりしたら…」
「別にいいだろ、ほら早く」
羽曳野は恥かしさに顔を真っ赤にしながら自転車の荷台に乗る。一応俺のタオルを敷いてるし尻は痛くないだろう。
「や、やっぱり悪いよ…、私なら歩いて帰れるし…」
「馬鹿、ここから駅まで何キロあるんだよ。駅までは送ってやる」
「ご、ゴメン…」
「いいよ、お前軽いし」
「…うん」
「腰に手回すの嫌だったら、荷台によく掴まっとけよ」
「う、うん」
意外にも、羽曳野は僕の制服を掴んだ。なんだかこそばゆい。
「行くぞ」
「うん」
漕ぎ出すと、羽曳野の握力が強くなったのを感じる。
本当に慣れてないんだな。
「羽曳野」
「な、なに?」
「お前、付き合った事とか無いの?」
「えっ!えっと…う、うん。無いよ?」
何のクエスチョンなんだ。
「結構、モテそうなのにな」
「そうかな?告白はされたことあるけど、皆嫌いと言うか、合わない感じだったから」
「どんな、奴らだったの?一応参考までに」
「えっと、五組の豊中君とか」
五組の豊中と言えば、チャラ男で有名だ。今時の女子はああいう軽いのが好きなんじゃないのか?
何と言うか、一口サイズみたいな軽さが。
「ああいう人、馴れ馴れしいから…」
…結構言う奴だな、羽曳野。
「あ、でも梅田君はその、馴れ馴れしくなんてないよ」
直々にフォローを貰った。
「羽曳野。そういうの、勘違いする」
「ご、ごめん!…別にしてくれても…」
「ん?なんて?」
「べ!べつに!!」
何を焦ってるんだ、羽曳野。
「梅田君は…」
「ん?」
「付き合った事無いの?」
「あるよ、中学の時と去年。別れちゃったけどね」
「嘘…」
「嘘付いてどうすんだよ」
「…同じ高校?」
「違う、中学の卒業の時告白されて断る理由もないから何となく付き合った…ってありがちかな」
「そう…、そんな理由で…」
「軽蔑したか?」
「ううん…、そんな事無いよ」
羽曳野は制服を離して僕の肩を掴む。
「なんで別れたかなんてのはつまらないけどさ、多分俺に非があったと思う」
羽曳野は何も言わない。別に何か言って欲しかったわけでもないけど。
駅の明かりが見えてきた。
437誠一文字:2010/03/19(金) 18:10:50 ID:0hjhXRW7
「ほら、着いたぞ」
羽曳野はスカートを叩いて、荷台から降りる。
「羽曳野、今日ありがとな」
「え?」
「いや、なんとなくだけどさ。羽曳野のおかげで委員会の仕事分かってきたから」
羽曳野は驚いた顔をする。何度目だよ。
「あ、あのね梅田君」
「うん?」
「…ア、アドレス教えてくれない?」

438誠一文字:2010/03/19(金) 18:12:20 ID:0hjhXRW7
投稿以上です。
羽曳野に萌えない…
申し訳無いんですが誰かコテハンの付け方教えてください
439大人しい ◆TVLZo06Uo2 :2010/03/19(金) 18:45:31 ID:mD3Ovfcx
トリップのことなら、名前の後ろに半角シャープ(#)
その後ろに更に任意の文字列でトリになる

たとえば「大人しい#おとなしい」って名前欄に入れると↑みたいな感じ
440 ◆SQ2Wyjdi7M :2010/03/19(金) 21:07:43 ID:SmnCIJza
>>433
投稿乙です。
これまでのレスを見る限り2chにあまり慣れていないようですね。

>>439のようなやり方でトリップが付けられますよ。
ちなみにこの書き込みは「#テスト」にしています。
441名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 01:20:13 ID:vjOolMMU
GJ!
意外とリア充だった梅田に嫉妬した
そして、スタミナ無い、ドリブル出来ない、周り見えてないの三拍子の八尾先輩に自分を重ねてしまった…

作者は大阪府民の元バスケ部なのかねやっぱり
442名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 04:25:14 ID:fqpeZt/C
tes
443名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 05:05:31 ID:fqpeZt/C
なんとなくネカフェに泊まったらやることなかったので書いてみた。少し続くかも
444名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 05:07:04 ID:fqpeZt/C
「お兄ちゃん……」
窓から夜空を見上げながら、少女はつぶやく。
「なんでだろ……なんであたし、お兄ちゃんのなんかに恋しちゃったんだろ……」
兄の顔が、においが、声が。彼女の脳裏に浮かんでは、消えていった。
「お兄ちゃん……。 嫌だよ。お兄ちゃんがとられちゃうなんて、嫌だよ」
この部屋には少女を除いて誰もいない。両親は共働きで、とても忙しい。仕事がすきなのだろう、昔から、あまり家にはいつかなかった。
 そして兄は、帰ってこない。恋人の家に泊まりにいっているのだろう。
以前は、こんなことはなかったのに。
「お兄ちゃん……」
少女の独白は、秋の夜空に吸い込まれては消えていく。


 「お兄ちゃん、まだかな……」
沙織は大学生である兄に誘われて、一人で学園祭にきていた。本当は友達も呼んでいいんだぞ、と言われてはいたのだが。
 元来沙織は人付き合いが苦手で、あまり友人はいない。学校の成績は上の下といったところだろうか。容姿はそこそこにいいのだが、大人しい性格が手伝って、恋人などいたことがなかった。
そんな沙織とは対照的に、兄である健二は、明るく友人も沢山おり、成績も相当優秀だった。現在所属している大学も日本有数の頭脳を誇る大学である。
容姿のほうもそこそこで、これでモテないほうがおかしかった。
 健二は沙織のことをよく可愛がった。あまり家にいない両親にかわって、健二は沙織に夕食を作ったり、休みの日などは出不精の沙織をよく連れ出していた。
二人はとても仲良しの兄妹だったのだが、最近は大学生と高校生ということもあり、あまり遊びにいくことがなかった。
だから、健二から学園祭へくるように誘われた晩は、興奮して眠れなかったほどうれしかったのだ。沙織とて、呼べないほど一人ぼっちなわけではない。
単に、兄と久々に過ごせる一日を、大切にしたいと重いわざと誰にも声をかけなかったのだ。
(今日はいっぱいお兄ちゃんに甘えようっと)
待ち合わせの校門の前で、一人顔を真っ赤にして悶えていた沙織だった。
445名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 05:07:49 ID:fqpeZt/C
中途半端ですいませんw始発がでてるんで続きはまた後日にでも。ノシ
446名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 10:32:02 ID:ysq/CdJq
>>445
乙彼さん
続きも待ってるよノシ
447誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:31:02 ID:pYP9NEWY
パソコンがリビングにあると、家族に隠れながらやらなきゃいけないんだよね。
続き、投稿行きます
トリップ教えてくれてありがとうございました
448誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:34:25 ID:pYP9NEWY
当たり前だが、夜中の広場はとても静かだ。
コンクリートの床に一度ボールを弾ませると、ボールの音と遠くを走っているバイクの唸り声だけになる。
バッシュじゃないけど、シュート練習ぐらいは出来る。
ゴールには網も張ってないけど、ゴールリングはある。今はそれだけで充分。
二、三回ボールをまた弾ませてシュート。
膝から腕に力が抜けていく。
流れていくようなイメージを浮かべながら、右手の人差し指がボールと離れるまで神経を尖らせる。
弧を描きながら、ゴールポストに一度当たってからリングの中にボールは落ちていく。
「よし」
独り言を呟きながら転がったボールを拾うと、またさっきシュートを放った位置に戻る。
「PGにも得点力はいる。
切り込んで相手のマークが外れてなかったら俺しかいない、パスとドリブルだけじゃただの『いいPG』止まり。
ならどうする?
決まってる、得点力も、ドリブルも、パスも出来る『ボールを持たせてはいけないPG』になればいい。
そうなったら、俺の他が生きる」
頭の中のイメージを改めて、全身に投身する。
地面を蹴って、膝もそれを伝える。そのまま肘は昇ってきた力を指先に伝える。
またボールは高く弧を描く。今度はどこにも当たらずにそのままゴールの中に吸い込まれていった。
「よし!」
今の感じだ。
どんな勝負にも得点力はあっても困らない。
僕じゃない味方の誰かが得点源になっても構わない。ただ、ゲームの流れを作っているのは僕でありたい。
「シュートフォームまでを早くしなきゃいけないのが及第点だよな」
ボールを弾ませて掴んだ瞬間、シュートを試みる。
ガン!
「ありゃ?」
ボールはゴールリングには当たったものの、ゴールには収まらずにでたらめに跳ねた。
基本、応用、必中、迅速。
まずはどの3pのエリアから入るようにしてからか。
まだ膝に充分なイメージが出来ていない気がする。
バスケにおいて…、というかスポーツにおいて下半身とはプレイ内容に直接関わってくる大切な部位だ。
バスケの試合でも鍛えているのと、鍛えてないのとでは雲泥の差が出る。
試合の中盤で腰が高いようでは競り合いに負けるし、ドリブルで置き去りにされる。
四十分戦い抜けるプレーヤーはそこらへんの鍛え方が段違いなんだ。
課題はたくさんある。時間もまだある。
自分決めた事を全部してから、チームに、団体に戻ろう。
それまでは、独りのバスケに徹する。
俺が所属する未来のチームの勝利のために、今は独りのバスケ。
ちょっとカッコいいかも、と少し自分に酔いながら僕はまたシュートフォームをとってボールを放った。
449誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:35:49 ID:pYP9NEWY
彼は三十分おきにメールの返信をくれた。
内容は他愛の無いものばかり。
明日は世界史の小テストがあるとか、中学の時の思い出とか。
私は彼からのメールを着信すると、三回は読み、三回はメールの内容を書き直し、三回はそのメールを吟味して返信していた。
メールを返信した後も何か失礼があったかも、と着信メールと返信したメールを何度も見直した。
そんな事をしていたせいか、二十数回のメールのやり取りでベッドに入る時間となってしまった。
名残惜しいけど…、そんな気持ちで一杯の今日最後の返信メールを送信する。
数分経って、彼からもメールの打ち切りを了解する内容が書かれたメールが来た。
『また明日な』
その文字の並びに思わず笑みがこぼれた。

「はぁはぁ、ハッ」
弾む息を整えて、汗を拭う。
「これが入ったら百本目だ」
さっきはイメージを疎かにしたから外した。
また頭の中で理想のフォームの組み立てる。全身の筋肉に、それを投影して…。
「ハッ!」
これは入った。何本目からか、放った瞬間にそんな事が分かり始める。ボールも決して低い軌道ではない。
文句なしだ。手首の返しが外したさっきとは全く冴えが違う。
どこにも当たる事無くボールはゴールを通り抜けて、落ちた。
「シャッ!!」
思わずガッツポーズを取る。そのぐらい嬉しい。
「おっ?」
ベンチに置いていたタオルの隙間で携帯の画面が光っていた。
「茨木か?」
画面には羽曳野と表示されている。
「羽曳野か…、ん?」
メールの内容はそろそろ寝るから今日はこのぐらいで、というものだった。液晶を見ると二十三時と表示されている。
「不味いな、メール返すの休憩毎だったから怒ったのか?」
三十分練習しては適当に休憩を繰り返してその休憩の時に返信してたからな、怒るのも当然かも。
「今日び女子高生が十一時きっかりに寝るのか?」
まぁ、そんな家庭もどこかにあるよな。
僕は少し反省しつつ、適当な返信をした。
「ふぅー」
タオルで汗を拭う。テスト勉強、結局出来なかったな…。
450誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:36:38 ID:pYP9NEWY
世界史の小テストは、まぁまぁの出来だった。授業態度が少し違うだけでここまで違うとは。
「よお、清治。傷を舐め合おうぜ」
茨木が授業が終わった直後にじゃれてきた。
「残念だったな茨木」
「あん?」
「俺、今回八割越えたね」
茨木はそれ聞いて飛び退いた。
「う…裏切り者!!」
「何とでも言え類人猿」
「お、俺のどこが少し賢いオラウータンだと!?」
茨木からの振り。だと思う。だから乗った。
「ウホッ?」
サルの言語もどきを話すと、茨木は嬉しそうにそれに乗ってきた。
「ウキ!!ウキッキ!ウキー!!」
嬉しそうにサルを演じる猿人類、茨木。見てて悲しくなってきたからそろそろオチにすることにした。
「何をやっているんだ?茨木?」
「チックショウーーー!!」
相変わらず愉快な奴だ。
「あの…」
「清治!今日から体育館使用禁止だからな!!」
「これだから類人猿は…」
「あの……」
「ムキーーー!!!」
「ハッハッ!ほれアンヨが上手、アンヨが上手…」
「う、梅田君…」
「「は!羽曳野!?」」
「ど、どうも」
またしても登場に驚く僕達に小さく会釈をする羽曳野。
「今日…、また居残りだから…」
「えっ!そうなの…?」
しょげる僕に羽曳野は敏感に反応した。
「あっ!で、でもね私の方で解決出来たら私が全部やるから…」
「いや、いいよ。そんな事したら二人でやる意味無いだろう」
「うん…そうだねゴメン」
何に対して謝っとるんだ、羽曳野。
「じゃ、また放課後」
「おう」
羽曳野はそう言って自分の席に戻って行った。
「今日金曜だろ…、居残り勘弁…」
「おい、清治」
「うん?」
「羽曳野さん…、また気付かなかったな」
茨木の拳が震えている。
「ああいうのを才能っていうのかな?」
「才能?なんの?」
「シューターの」
「どこがだよ、おい」
「いつの間にかマークを外してくるあたり、相当のセンスが伺えるね」
とことんバスケに例えなければいけないらしい、このオラウータンは…。
「おい茨木」
「うん?」
「チャック、開いてるぞ」
451誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:37:23 ID:pYP9NEWY
二日連続で終礼以降も学校に残っているなんて一年の三学期にはあり得ない事だった。
まあ、あの時は僕が堕ちるとこまで堕ちていたせいもあるけど。
「結局、持ち越しになったね」
「うん。まぁ先生達からしたら面倒だもんな携帯の持込みを認めるなんてさ…」
羽曳野は「そうだね」と相槌を打つ。
「皆、隠して持ってきてるのにね。それだけで充分だよね」
「先生もそれぐらい知ってるだろうしな。もう帰るのか?」
「う、うん。どうして?」
「いまから勉強しようかなと思ってさ。残る日は教室の鍵お前が預かってるって先生から聞いたからな、今日は俺が最後まで残るから鍵、貸してくれ」
「うん…」
羽曳野はスカートのポケットからやけに細長い鍵を出す。
「う、梅田君って…」
「うん?」
「一年の三学期に補講受けてたよね?」
「うん?知ってたのか?」
「確か、化学以外全部赤点だった気が……」
そっちも知ってたのか…。
「そっちも知ってたのか」
「えへへ…」
なんでここで笑顔なんだ…。まあ、可愛いけどさ。
「だから、中間もそうならない様に今から勉強するんだ」
「あ、あのね…」
羽曳野は鍵を机に置いてこっちを見たり、下を向いたりしている。
「私、国語とか結構強いの…だ、だからね…」
「うん?」
「お、教えてあげようか?」
452誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 21:41:05 ID:pYP9NEWY
投稿終了です。羽曳野、もっと頑張ろうよ
トリップ付けれてた!やった!!
それからバスケの話、皆さんが読むのめんどくさいなら今度から切ります
453名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 22:31:16 ID:JhQcr7nU
>>452
乙。面白かったです。

スレの趣旨に沿ったものならそんなに不満も出ないでしょうし
自分が書きたいように書くのが一番ですよ

他のマンガや、アニメの二次創作ではないのだから
それほど周りの意見をを気にする必要もないでしょう
454誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/23(火) 23:44:12 ID:eBp+dlho
携帯からですみません
及第点の意味が全く違いました
及第点→課題
すみませんでした
455名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 23:59:48 ID:gYK57C8h
GJ
んだんだ、おもろいから、かきたいようにかいとくれ

茨木大好きだw
456名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 01:58:55 ID:WOTqvtBF
GJ!
バスケの話はあった方が内容に厚みも出るし、作者的にもやりたいようにやった方がテンション上がるだろうし、俺はそれでいいと思う
欲を言えば、もう少し羽曳野さんの出番がもっと欲しいかも
可愛いから会いたいんだよ!悪いか!

>>444もGJ!
男が優秀な場合だとヒロイン視点が映えるな
鈍感主人公もそれはそれでいいけど、スレの雰囲気的にもヒロインが輝きやすくなるし
沙織ちゃんの行動に期待
457名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 09:07:02 ID:yPo+FHwY
やりたいようにやってると文句つけられる時があるから気をつけろ。
458誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:46:51 ID:H7JUUFx9
>>457
マジか、気をつけます…
バスケの話してると高校の引退試合を思い出します。地方大会ベスト8止まりだけど、楽しかったな
…投稿、行きます。
459誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:47:32 ID:H7JUUFx9
テストを一週間前に控えて、僕は羽曳野によく勉強を教えてもらうようになった。
始めは居残りのある火曜、木曜に限っての事だったが、最近では図書館でやってる所に羽曳野が途中参加してくれるようになった。
「ほら、だからねこの洗剤の入れると…」
「表面張力が働かなくなって、さっきのコップに入れた水の量より僅かに少ない量しか入らなくなるんだな?」
「うん。そうだね」
電話越しに勉強の話をする日が来るなんて、人生って何があるか分からないものだ。
「数学とかは大丈夫?」
「ああ、授業聞いてるのと聞いてないのとじゃ全然違うな。この前の世界史も点数よかったんだ」
「そうなんだ。梅田君授業中ちゃんと起きてるからそれぐらい出来るよ。なんで赤点なんて取っちゃたの?」
「まぁ、前は色々な」
こうして話していくと羽曳野の緊張と言うか、許容範囲が小さくなっていくのが何となくだけど、分かる。
「でも、悪いな。もう十時なのに」
「え?あっ!本当だ!!」
電話の向こうでガシャガシャ何かが擦れる音がする。
「羽曳野ってさ、もしかして十一時には寝てる?」
「えっ?う、うん…どうして?」
本当にいた。十一時にきっかり寝る女子高校生。田舎以外なら絶滅危惧種だろ。
「悪いな、そろそろ切ろうか?」
「ま、待って!もう少し話そう?ちょっと目が冴えちゃったから、お願い」
まあ、僕は全く構わないけど。羽曳野が生活リズムを崩すのはどうなんだろう。
「私ね、こんな夜遅くまでと、友達と話すの修学旅行以来なの」
どおりで、声に妙な熱がこもってる訳だ。
「梅田君はさ、」
「うん」
「下の名前で呼ばれるのと、上の名前で呼ばれるの、どっちが好き?」
「下かな」
「そうなんだ、どうして?」
「梅干、嫌いなんだ」
「そうなの?」
「そうなの。あと、清治って響きがいいだろ?」
「う、うん。そうだね、き、清治君」
どさくさに紛れて言いやがった。電話越しでも緊張してるのが分かる。
「羽曳野は…」
「うん?」
「どっちがいいんだ?名前」
「わ、私も…下の名前かな?」
「なんで?」
「カッコいいから、気に入ってるんだ。誠っていう字」
多分、呼んで欲しいんだろうな。誠って。
「ふーん。ところで羽曳野さ」
「あっ…」
「なんだ?呼んでもらえるかって期待したか?」
「ち、違うよ!してないよ?」
してた。これは間違いなくしてた。
460誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:48:03 ID:H7JUUFx9
「ねえ、清治君」
「うん?」
「私、これからも清治って呼んでもいい?」
またもや緊張感が伝わってくる。どこまで慣れてないんだ。
「もう呼んでるし、いいよ。好きに呼んで」
「ホント!?やった!」
なぜか喜ぶ声に俺の方が微笑んでしまう。無垢だな。
「あ、もう十一時だ」
さっきの声との落差がスゴイ。
「そろそろ寝るね、ゴメン」
「ああ、お休み。誠」
「うん、おやす…え!?」
通話を切った。羽曳野相手だと思わず悪戯やってしまう。
携帯の画面を見ると、メールが来ていた。茨木から。
「新しくバッシュを買った!!」
添付ファイルには赤を基調とした白いラインがいくつか入っているバッシュを食おうとしている茨木が写されていた。
「一週間前に何をしてるんだコイツは…」
僕はそれに返信もせずにさっき取り掛かっていた化学の問題集を再度読み返す事にした。

やった!やった!!
梅田君と、清治君と今日は一杯喋れた!!
携帯を思わず抱きしめる。
「清治君…」
何度も彼の名前を呟く。
最近の私は少しおかしい。二年生になって初めて知り合った彼に、こんなにも踏み入っている。
なんでだろう、なんでだろう…。
「なんでかな、き…清治君……」
ちゃんと、呼んでくれた。私の名前。
家以外じゃ、誰も呼んでくれない私の名前。
彼と話してるとちゃんと目を見れない。ドキドキして、吸い込まれそうになる。
でも、彼となら本当の私が出せる。
羽曳野誠の全部が。
もっとお話したい。もっと彼の傍にいたい。彼の当然になりたい。
彼がクラス内にいる時、いつの間にか彼を追っている。授業中も、どんな時も。
「茨木君と、摂津君と、三島さん…」
彼がクラスの中で一番関わっているグループだ。
「摂津君と三島さんは付き合ってて、茨木君はき…清治君の、親友なんだよね…」
もともとは清治君、茨木君、摂津君のグループだった。でも高一の二学期に三島さんが摂津君と付き合い始めたらしい。
「茨木君とも、仲良くしなきゃいけないんだよね…」
これが今のところ一番の課題。
清治君と仲良くなるんだったら、清治君の仲の良い人とも仲良くしなきゃ。
実際、清治君と茨木君はとても仲が良い。
私がこの一週間学級委員の用事を伝えに行く時、大概は清治君と茨木君は二人一緒にいる。
こんな事言うのも少しおかしいけど、私は茨木君に嫉妬している。
茨木君がいなければもっと清治君に話しかける機会があったかもしれないのに…。
「明日こそ…」
清治君と茨木君との間に入ってみよう。
461誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:49:32 ID:H7JUUFx9
テストが一週間まえになると部活動が全て停止になる。放課後にもなると体育館には練習に来た僕と茨木しかいない。
「俺さ、来世はアナコンダがいいな」
体育館に茨木の戯言が響く。
「なんでだよ?」
「だってさ大蛇だぜ、大蛇。俺、一日中密林を徘徊するんだ」
昨日ケーブルでアナコンダでもやってたんだろうか、茨木の決意は相変わらず簡単で軽い。
「山羊とか丸呑みだぜ」
山羊が密林にいるんだろうか?というか丸呑みって…。
「…まず巻きついて骨とか折って呑み込み易くするんじゃないか?」
「えっ…、窒息させるだけじゃないの?」
茨木が出来の悪い小学校低学年の男の子が必死に掛け算を理解しようとしてる風に見えた。
何と言うか…、よく高校に入れたな。
「それに…、呑み込むのに半日とか掛かるらしいぜ」
「でもテレビとかじゃ人を一飲みだったぜ」
「はぁ…、お前ね、昨日映画とかでやってたの?アナコンダの」
「いや、映画じゃなくて、昨日寝る前に考えててさ、来世人間以外なら何がいいかなって…」
「どれくらい考えたんだ?」
「昨日…、寝てないんだ」
前言撤回、コイツの決意は固く、重い。
「…じっくり考えたなー」
そういえば、コイツは今日本日の午前中の授業四限に渡る深い眠りに落ちていたな。
「ああ、亀もよかったけど…中学の頃に飼っていたコービーを思い出したからな…」
コービーって名前は、多分NBAのチームの内の一つレイカーズの代表的な選手から取ったんだろうな。
「清治は?」
「うん?」
茨木は、転がっていたボールを一つを手に取り、指先で回し始める。
「来世、何が良い?」
「…考えた事ないけど、蛇は嫌だな」
「何だよ…。あっ!分かった!お前羨ましいんだろう!?」
「何が?」
「俺に大蛇取られたの、気にしてるんだろう?」
茨木はボールを持ち直し、自慢げな顔をする。
「じゃあ、俺シャチでいいや」
「えっ?」
「頭いいし、漢字カッコいいし」
「…シャチ…、シャチかぁー、シャチいいなぁ」
茨木はまたおつむの悪そうな悪人が敵の裏の裏を掻こうと必死に頭を使ってる顔をする。
ボールを茨木から取ると、すぐにフリースローラインからシュートを放った。
「お前さ」
「うん?」
「シュートの練習してるだろ?」
ゴールリングを抜けて、落ちたボールを拾うと茨木が何気ない様子で言った。
「シュートまでが早くなったし、何より思い切りが良くなってる」
「…」
何も言わず、ボールをその場で弾ませもう一度シュートを放つ。
ゴールの網が揺れる。
「何より、フォームが綺麗だ」
「まぁ、たまに公園でな」
茨木は落ちたボールを拾うと、弾ませシュートを放った。
「紅白戦だけでもいいから、バスケ部に戻れよ、清治。後輩達もお前に戻って欲しいって言ってるんだぜ?」
「俺、後輩達とプレイした事ないぞ?嘘言うなよ」
茨木は少し笑ってから、落ちたボールを拾い僕にパスをくれた。
「後輩達が練習してる時にも、お前は隅で練習してただろ?見てんだよ、みんな」
僕は少し躊躇った後、フリースローラインを確認しもう一度シュートを放った。入った。もうそのぐらい分かる。
ボールはゴールネットを揺らした。
「お前、もう結構入るようになってんじゃねえか?」
「最近は外す方が少ないな…」
462誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:49:54 ID:H7JUUFx9
「紅白戦だけじゃない、好きな練習に出て良いからさ」
「…」
「試合の感覚を戻しておくのも無駄じゃない。むしろプラスになるんじゃないか?」
茨木の言ってる事は正しい。
とくに僕のポジションはチームの事をよく知っておかなければならない。
ガードは、そういうポジションだ。
独りのバスケ…、でもまだ僕とプレイしてくれる奴がいるなら、僕はソイツとプレイしてみたい。
「…そうだな、十分くらいなら出してもらえるなら…」
「だろ!だろだろ!!そう来なくっちゃ!!
テスト明けの日に部活も再開するんだ!その日にでも来い!バスケをやらせてやる!」
茨木は嬉しそうに目を輝かせる。
「岸和のガード、梅田清治の復活だ!!」
「お前、まだ部活に入り直す訳じゃないんだぞ?」
「ハッ!でもまた一緒にするって気持ちになったんだろ?一歩前進じゃねえか!!」
嬉しそうに笑う。
「あっ、ところでさ…」
いきなり機嫌を元に戻す茨木。
「なんだよ?」
「シャチって、どう書くんだ?」
「あの…」
「…お前やっぱ馬鹿だな、魚に虎って書くんだ」
「あの…き…きよ…」
「じ、じゃあ蛇はどう書くんだ!?」
「お、お前、蛇はお前が言い始めたんじゃないのか?」
「アナコンダとカタカナで書いて大蛇と読む!!」
「無茶だろ!?」
「清治…くん…」
「おい!なんだ清治!お前最近頭がよくなってるって聞いてたけどやっぱ馬鹿なんじゃねえか!?」
「ハァ!?お前も分からないんだろ!」
「俺と同レベルってことじゃないか!やーいバーカ、バーカ!」
「んだと!!?お前よりは頭がいいもんね!!」
「清治、君…」
「「は!羽曳野ぉおお!!?」」
「ど、どうも」
ペコリと、羽曳野が頭を下げる。
「図書館に、いなかったから…探しちゃった…」
えへへ、と羽曳野は控えめに笑う。
「今日は、もうバスケの練習して帰ろうと思ってたから…、ごめんな、なんか気を使わせて」
「ううん、べつにいいんだよ?私が好きでやってるだけだから…あ、茨木君…」
「あ?」
茨木が『俺に?』と言いたげな表情で、抜けた声を出す。
「は、羽曳野です、これからもよろしく…」
またお辞儀をする羽曳野。
「あ…あとね、蛇っていう字は虫って書いてからウ冠を書いて、その下にカタカナのヒを書くの」
僕と茨木はそれを聞いて、「そうなの?」と同時に首を傾げた。
463誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/03/25(木) 14:52:44 ID:H7JUUFx9
投稿終わりです。
今回は…うん、頑張れたはず…
バスケの話はしてるだけでも心躍るので好きにやらせてもらいます
464名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 18:55:22 ID:V7ERNn4O
乙!

組み合わせの妙ってあるよな。
魚と虎で鯱、虫がウヒで蛇、可変戦闘機とアイドル歌手でマクロス。
つまり、大人しい女の子が逆レイプとバスケ、コレは大いに流行るべきッ!
465名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 13:15:35 ID:ReHXxiJ2
GJ!
清治ってやっぱ身長低いの?1hydeくらい?
466名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 05:42:13 ID:Yg8eqX0e
もう一ヶ月くらい経つけど、
相模原の汚マンコはいつ舐められるんだろう。
涎が止まらん。
467名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 19:51:01 ID:YNI5lxew
>>466
同志よ。
468名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 20:38:23 ID:R+FqKyVH
>>466
同じく
作者が途中でテンション下がってただけに不安だ…
469恋のマジックポーションの作者:2010/03/31(水) 01:53:22 ID:mYiz2vuv
ああ、放置プレイ状態にしてごめんね。覚えてくれる人がいて嬉しいです
そういうコメントは本当に励みになります
俺以外の作者もきっとそうだと思うので、ブログの拍手みたいなもんだと思って、適当にでも書いてもらえると助かります

とりあえず、今から続き書くんでそのうち投下します
「今投下しろよ」ってツッコミは無しの方向でw
Hシーンだからね。一応それなりにキリのいいところまで書かないと、実用性的な問題が出てくると思うので、ちょっと待っててね

以上「一応書く気はあるよ」っていう意思表示でした
470名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 12:21:40 ID:scernnPh
>>463
GJ
作者が書いてて好きな話は生き生きしてるから好きだ
思う存分楽しんでくれ〜

ちなみに…主人公が虐められてた理由とか茨木だけ厳重注意ですんだ訳とかは今後明かされたりする…?
あ、無理に盛り込んでほしい訳じゃなく、なんとなく気になっただけです、はい
471名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 22:30:48 ID:aMf65GM5
こうやって生存報告してくれるだけでも安心する
472名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 02:10:56 ID:L71A+syH
>>469
無事で良かった〜
気長に待ってるぜ!…その分描写には期待するがw
473誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/04(日) 14:33:01 ID:SaNQf+Cb
大学の入学式忙しすぎ
とりあえず意志表示しつつ保守
474日記を書いてる変人:2010/04/05(月) 08:13:00 ID:uDlcDjur
続きを書く事は出来るけど、半年ROMれと言われたので書きません。
475名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 09:52:31 ID:YcHC/JH3
ご随意に。
476名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 13:37:04 ID:rnyGiEHr
勝手にどうぞ
477名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 01:34:16 ID:NKBb5vhV
書きたいなら書きたいって言えばいいだろw
まあなんだ
スレの主旨にあった文章を投稿してくれ
478名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 21:46:36 ID:Rl6+9G4F
んだんだ
479名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 19:04:44 ID:IHI5gCL8
保守
480恋のマジックポーションの作者 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:41:00 ID:8Kw1OGSr
約束に命をかける男ッ!!

もともと文章書くの得意じゃないから、えらく時間かかったけど、なんとか書けたよー
つっても全部じゃないけど
まあ素人の駄文なんで期待しないでくだせえ

久しぶりなので、新規の人へ
>>172から始まって>>340で前回は終わってます
やたらとびっしりしてて読みづらい投稿がこの作品です
内容はかなり下品なので、耐性がない人は飛ばしてね
481茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:44:29 ID:8Kw1OGSr
俺の顔面には触れず、かつ全体の形がはっきりと鮮明に分かるような距離に、相模原の性器はあった
「うあっ!く…くっせぇ!!!げほっ!げほっ!」
おぞましいほどの激臭が俺の鼻孔をつく
ありとあらゆる発酵食品を混ぜ合わせたような、酸っぱさと生臭さの混じった強烈な悪臭だ
人体が発するものとは到底思えないような、ケダモノの臭いである
「むっふふぅ〜…それはそうですよぉ…だってぇ〜…ひひっ…3日間アソコだけ洗ってないんですものぉ〜!あーはははは!!…ち、茅ヶ崎くんにもシャワーは浴びさせてませんけどぉ
…はぁっはあ…わ、私は3日間…にへっ…私の勝ちぃ〜…ふふっ、臭いでしょ〜……ほら嗅ぎ取ってぇ…ほ、ほらぁ…オマンコが発する臭気を吸ってぇ!…私のアソコのエッチな匂い
で嗅覚を犯してあげますからぁ…むへへぇ…肺の中までピンクのおまんこ色ですよぉ〜…」
あまりに強烈な刺激臭に頭が痛くなる
苦しみだけではなく、痛みを生み出す程の臭い
間違いなく人体にとって有害な臭いだ
そして相模原の性器は、間近で見ることで余計に汚く感じた
まるで映画に出てくる異星人の化け物が、獲物を補食しようと口を開けているようにも見える
俺はこんなものを舐めさせられるのか
こんな臭くて汚いものを…食事に使うための舌と口で…
「どうして…こんな…」
「そぉんなの…綺麗なおまんこ舐めさせるよりもぉ…はぁ…はぁ…汚くて臭いおまんこ舐めさせたほうが興奮するからに決まってるじゃないですかぁ〜…ぎひひぃ……じ、実はさっき、
ちょっと手で触って臭いを嗅いでみたらぁ…はぁっ…ものっっっ凄く臭くてぇ…むふっ…私だったら絶対嫌だな〜とか…これを舐める茅ヶ崎くんも可哀相だなぁ〜とか思いつつも、凄く興
奮してビチャビチャに濡れちゃいましたぁ〜…えへえへへぇ……よ、世の中には精液を飲ませたがる人とか顔にかけたがる人がいるみたいですけどぉ…はぁ…はぁ…私…その人達の
気持ち凄く解ります…ひひっ!…だ、だって体液使って汚すのって支配欲が満たされるんだもん!」
こいつは自分が興奮するというだけの理由で、性器をこんな状態にして俺に舐めさせようとしているのか?
あまりにも異常な考えに、理解が追いつかなくなる
歪んだ性癖を満たすために、平気で相手を犠牲にする
そんな悪意に俺は巻き込まれているのだ
「はあぁ…はぁっ…ほ、ほらぁ…もっとおまんこ見て見てぇ〜…茅ヶ崎くんに恥ずかしい姿見られるとすっごく興奮しちゃうんですぅ…むふふぅ……マンカスもマン汁もたぁーっぷり付いて
てフェロモンムンムンでしょう?…はぁっはぁ…んふ…女の子のエキスがいっぱい詰まった濃厚チーズとラブジュースを添えて…くひぃ…私のエッチなおまんこを召し上がってください…
ぬふふふぅ…」
思わず硬直してしまう
こんな汚いところを舐めたら、俺はどうなってしまうのだろうか
少なくとも無事でいられるわけがない
482茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:44:59 ID:8Kw1OGSr
「や…やめろ…舐めたくない…こんなの舐められない…」
すると、相模原は俺の顔を覗き込み、威圧するように睨んできた
「…なぁに?嫌じゃないでしょう…嫌じゃあ……ほらぁ…ちゃんと…舐めなっ…さいっ!!」
相模原は両手で俺の髪の毛を鷲掴みにして頭を持ち上げ、そのまま自分の股間に顔を押し付けさせてきた
「んぶぅ!」
ベチョッという音が鳴り、俺の鼻から下が性器に塞がれる
呼吸器を塞がれたために臭いは入っては来なかったが、気持ちの悪い触感は抑えられなかった
相模原は円を描くようにして股間を擦り付けてくる
「うひひっ!ち、茅ヶ崎くんが…わ…わた、私のおまんことキスしちゃってるぅ……はぁっ…はぁ…いやらしい…とってもいやらしいです……ほぉら、好きなだけ舐めて…男の子の大好物のお・ま・ん・こ♪…にゅふふぅ…」
「んん〜!んーっ!!」
愛液を顔面に塗りたくるような動きと、ぬるぬるとした感触が不快で仕方がない
こいつは俺が喜んでいると思っているのだろうか
嫌だと言ったばかりであるのにも関わらず、相模原は自分自身の欲求と俺の望んでいることのズレに気づこうとしない
「ほぉらぁ〜…ん、んふふ…茅ヶ崎くん専用のオマンコなんですからぁ〜…責任もってペロペロしてください…はぁっ…はぁ…」
「んむぅー!んんんー!」
「…はぁっ…はあ…ちゃんと舐めないと窒息しちゃいますよぉ〜…うぇへへ〜…」
こいつもさすがに俺を殺すつもりはないだろう。それは俺も理解しているつもりだ
だが、この部屋で俺を押し倒してからの相模原の態度と、こうして息を止められている状況が本能的に「死」というものを強く意識させてくる
洗っていない性器の分泌物を摂取させられる嫌悪感や屈辱感も、死の恐怖には抗えなかった
圧迫されている唇をゆっくりと開き、俺は舌を相模原の性器に触れさせた
「ひゃああうっっ!!………はぁはぁ…ち、茅ヶ崎くん…それでいいんです…ふふっ……どろどろに味付けされたおまんこをクンニしまくってぇ…遠慮はいりませんよ…ん、ああぁんっ!」
あまりの激臭に味覚までおかしくなっているのか、それとも元々こういう味なのかは分からないが、味自体はあまり強烈なものではなく、わずかに塩っぱい味がするのみであった
だが問題は臭いだ。この激臭が口の中まで広がって、胃が逆流を起こしそうになる
483茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:46:59 ID:8Kw1OGSr
「うぷっ…はぶっ…んぐっ」
顔が性器に埋まっているせいで、自分がどの部位を舐めているのかすらも分からない
だが、動きを止めるわけにはいかなかった
こうして刺激を与え続けることで、相模原はわずかに隙間を作るようになるのだ
「ああぁぁん!!!!茅ヶ崎くんの舌が…し、しし舌が凄く気持ちいいのぉっ!!んっ…んっ……おまんこが喜んでるの分かりますぅ?あっ…んっ、うふぅ…ずっとこうされたかった…私
のお股に顔をうずめさせてジュルジュルむしゃぶりつかせたかったんですよぉ…あんっ…ち、茅ヶ崎くんのお口にわたしのおまんこの味を教えたかったのぉっ…はぁはぅあ…もっと…
もっと舐めてえぇっ!!!」
舌の動きに呼応するように、生暖かい愛液が口内に流れ込んでくる
ぬめった感触が否応なしに生理的嫌悪感を引き起こすが、むせないように喉の具合を調整して、呼吸を上手く整えながら、舌での愛撫を続ける
「れろっ…むちゅ…」
「はあっ…あんっ……あっ…ひうっ!…も、もっと…もっと舌を使って…あんっ…舐めて、吸って……茅ヶ崎くんの舌でめちゃくちゃにかき回してぇっ!」
慣れない奉仕を強要され、舌が痺れてくる
もっと舌を使えと言われたところで、どう動かしていいのかも分からないし、これ以上のペースで舐めることは不可能だ
「はあっ…あんっ!…気持ち良いっ…気持ちいいけど…あん…足りないのぉっ!おまんこがもっとエッチなことされたがってるのぉっ!…臭いも味もこびりつけたいっ…はぁはぁはあ…
茅ヶ崎くんの舌がエロすぎて、淫乱の快楽漬けになっちゃうのおっ!!!」
相模原は更なる快感を求めているが、俺の舌はその負担に悲鳴をあげている
もうペースを上げることは出来ないので、俺は舌を尖らせ、膣を抉るようにしてクンニをすることにした
「あっはああぁぁぁああぁぁぁん!!!いいっ!それいいよぉっ!茅ヶ崎くんの舌ベロがエロ穴をグリュグリュしてるぅ…すごいよぉっ…ああっ…気持ち良すぎて頭おかしくなるよぉ!!」
先程より強めの刺激を与えたことで、相模原が下品な嬌声を上げた
よく女の喘ぎ声は演技だと言われることが多いが、こいつの反応はそんなものではなかった
計算された行動は俺を陥れるためのものだけであり、本能のオブラードが溶けきってしまったような、理性の無い生き物へと変わってしまった
「おほぉぉっ!!…はぁっ…あんっ!あっあっ…ち、ちち茅ヶ崎くんの舌…感じるのぉ…ひぐぅ!…発情まんこがサカッちゃうのぉっ!!…んぅ…マンカスチーズも食べてぇん……ほぉらぁ…」
相模原はそう言うと、少し腰を浮かせ、右手の人差し指で自分の恥垢をすくい取った
「はぁはぁっはあ……ほ、ほほほほぉら…これを口に含んでぇ……くひひっ!…よぉぉく噛んで味わってぇ…まずくても泣きながら食べて下さいねぇっ!えひゃひゃはああはああ!」
…従うしかなかった
今の俺を支配しているのは相模原だ
俺を生かすも殺すも、決定権は相模原が持っている
もしもこの状態で拒否すれば、自分がどういう目に合うのか…
そのことを考えると、ひたすらがむしゃらに相模原を喜ばせるしかないのだ
俺は相模原の人差し指から恥垢をしゃぶり取り、口の中で咀嚼をした
484茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:48:59 ID:8Kw1OGSr
「うぐぅっ!」
ぬちゃぬちゃとした食感と異様な臭気の気持ち悪さに反応して、食道がひくつく
「うひひぃぃっ!ほ、本当に食べちゃってるぅ…ち、ち…茅ヶ崎くんが私のマンカス食べてるよぉ!…はぁ…はぁ…あんなに汚いオマンコのカスなのに…すっごく興奮しちゃうよお!!…
はぁはぁ…茅ヶ崎くんって、言われたらなんでもしちゃうんですね♪むふふぅ…」
自分がなぜこんな目に合わされなければならないのか
一体俺が何をしたと言うのだろう
善意で相模原の家を訪れたつもりなのに、信じられないような辱めを受けている
吐き気を堪えながら恥垢を飲み込む
「あはぁっ!茅ヶ崎くんがマンカス飲んじゃったぁっ!!茅ヶ崎くんはもう一生他の人とキスできませんねっ!!ぬふふぅ…だってそんな汚いお口はぁ…普通の女の子は絶対嫌がります
もん!でも安心してくださいねぇ…私がこれからいっぱいいーっぱいキスしてあげますからぁ!…はぁはぁ…茅ヶ崎くんは私としかキス出来ないお口になっちゃったんです…うへへっ!
喜んでくださいねっ!」
一生という言葉を聞いて、臨界点を迎えたと思っていた恐怖心がさらにドス黒いものになっていく
朝まで耐えきって、こいつの体力がなくなってしまえばそれで終わりだと思っていたのに…
俺の人生は、この女の性欲のために、たった一晩で狂わされてしまうのだろうか
「はぁっはあっ…も、もっと…もっと私の臭いを付けたい…ひひっ!…私以外の女が近寄らなくなる素敵な身体にしたいのぉっ!はぁはぁはぁっ!」
相模原はそう言うと、足をハの字型に広げるようにして、俺の顔面に腰を降ろした
「むぐぅう゛ぅ!?」
先程は俺の頭を持ち上げて性器に密着させたのに対し、今度は自分の体重を使って顔面を圧迫してきた
また俺を脅迫するために呼吸器を塞いだのかと思ったが、そうではなかった
俺の顔面の凹凸に性器を擦り付けるように、激しく腰をグラインドさせてきたのだ
「ふあぁっ…あぁあぁっ!んっあっあうぅ…はぁう…あっあっ…あひゃあっ……うあんっ!…はぁっはぁ…んんっ!…んあっ…いひゃあっ!!!!」
相模原が動く度にわずかな隙間ができるため辛うじて息をすることは出来るのだが、体重を預けられているせいで先程の責めよりも負担が強く、頭蓋骨が押しつぶされそうな苦痛を
味わわされることになる
顔の上で悪魔が踊り狂う状況は、まさに地獄というべきものであった
「あっああぅっ…んあぁん!…ち、茅ヶ崎くんの顔でマンコズリズリしてるぅっ!おひいぃっ!…キ、ギモヂいいっっ!…うはぁ…んくぅっ…ああぁんっ!!」
「んぶうぅ!!んん!んぐぅ!」
「ふぉおぉおっ!…いいっ!いいのおっ!はあっはぁっ…あっ…おほぉ…お、お尻の穴も気持ちひのっ!…んふぁあっ…あぁんっ…ぐひぃっ!!」
相模原は狂った獣のような喘ぎ声をあげながら、一心不乱に腰を振っている
俺は、顔面をオナニー用の玩具のように扱われているのだ
「んへぇえっ!!…はぁっ…あっ…うあんっ!…苦しいですか?苦しいですよねぇ?…はあっはぁ…ひゃふぅ!…れもごめんなしゃぁいっ!興奮しちゃって止められないのぉっ!!んっはあぁっ!!!」
俺がどんなにもがいて苦しみを訴えようとも、その苦しみさえ興奮の材料にされてしまう
抵抗しようとすればするほど、嗜虐心を煽らせ、動きが激しくなる
彼女は俺の反応を楽しんでいるのだ
「はあっはあっ!…ち、茅ヶ崎くんの顔がマン汁まみれにぃっ…あんっ!…んくあっ!んあっ…あっ…はひぃぃっ…おほぉおぉぉっ!!」
485茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:50:54 ID:8Kw1OGSr
時間が経過するにつれ、呼吸がさらに苦しいものへとなっていく
俺は無謀だとは分かっていながらも、頭をずらして酸素を少しでも多く得ようとした
「あひゃあっ…んあっ!…だ、だめえっ!!はぁ…はぁっ…くひんっ!もう少しでイけそうなんですからぁっ!!!」
そう言うと相模原は太ももで俺の頭をきつく挟み込んだ
ただでさえ息がし辛い状況であるのに、これでは本当に窒息してしまう
こうなれば、なんとかして自分から相模原の絶頂を早めるしかない
酸素が尽きる前に相模原を満足させるべく、俺は舌を使って相模原の性器を舐めることにした
「ほあああぁぁっ!!!キモチッ…キモチイよぉっ!!!おまんこいいっ!!おまんこ気持ちイイ!!エッチな気持ちでいっぱいになるぅっ!!んほぉぉおぉっ!!!」
俺はこんな間抜けな形で死ぬのはまっぴらごめんだ
ここまでのことをさせられてプライドも何もあったものではないが、性器に埋もれて窒息死なんて、ダーウィン賞の受賞者より愚かな死に方だ
「んあはぁああっ!!!!ち、茅ヶ崎くんの口が…舌が…はぁっ、顔がぁ…私のアソコの汁で…愛液で…あ、ああ!!恥ずかしい汁でびちゃびちゃになってるのぉっ!!!!」
相模原の腰の動きがさらに速くなっていく
快感が増しているのだろう
対象が動いているため、まともな愛撫が出来ているとも思えないが、それでも効果はあるようだ
だが、俺もそろそろ限界が近づいてきた
意識が朦朧として、感覚も鈍くなってくる
「おごぉぉおおっ!!!!ク、クンニ依存症になっぢゃううぅっっ!!はぁっはあっ…一日中エッチなことしか考えられなくなるような変態になっちゃうよおっ!!あ、ああぁんんっ!!ず、
ずっと舐めさせてたい…ずっと舐めさせてたいのにもうイキそうだよぉっ!!!も、もうおまんこ耐えきれないのぉっ!!ひううぅぅうううっ!!!!!」
相模原は、防音設備がなければ隣の部屋どころか隣の建物さえ響き渡りそうな程の大声をあげた
恐らくここが正念場になるだろう
俺はラストスパートをかけ、全力で舌を動かした
「くふぉぉおおっっ!!!オ、オマンコ擦れるううぅぅっ!!!も、もうだめぇえええ!!!イク!!!イクッ!!!!茅ヶ崎くんの顔にオマンコ擦りつけてイっちゃう!!!!ふぁぁぁあああっぁぁあっ!!!!!!」
俺の頭を挟む太ももの力が一気に強まり、頭の下に手を敷かれ、顔面を股間に思い切り埋め込ませられた
筋肉が張り詰められ、頭を締め上げられる
「んむむんんんぐんん!!!!」
「んっっはああぁぁあああっ!!!!!イクイクイクイクイクイクぅぅぅうううううぅーー!!!!!!ふぉああああぁぁぁぁぁああああっ!!!!!イックぅぅううううう
うぅぅぅっ!!!!!!!!ひああぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあああああああああっ!!!!!!!!!!!!」
相模原は絶叫とともに身体をビクンビクンと波立たせた
頭を押さえこまれた俺にもその震えがダイレクトに伝わってくる
まるで電撃が走ったように痙攣を繰り返し、俺が意識を失いかけたところで、相模原は後ろに倒れ込んだ
顔面への圧迫からようやく解放されたのだ
486茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 04:52:35 ID:8Kw1OGSr
「…あ…あひぃ…」
相模原は絶頂の余韻で身体を小刻みに震わせ、時折ビクンッと跳ねるように背中をそらせている
そこで俺は見てしまった
「…お…俺は……こんなものを舐めさせられていたのか…」
白く泡立った相模原の性器だ
何度見ても気持ちの悪いものであるが、今回は度を超えていた
人体の発する体液が、摩擦によってホイップ状態になっている
こんな汚いものを舐めさせられ、飲み込まされたのか
「うっ…」
思わず胃の中身を吐きだしそうになるが、なんとか押し戻す
ここで嘔吐でもしようものなら、さらに悲惨なことになってしまうだろう
そうしてしばらく時間が過ぎたところで、相模原が再び起き上がってしまった
彼女は一旦腰を引くと、俺の上にうつぶせに覆いかぶさるようにして、とろんとした瞳で俺を見つめ、驚くべき言葉を発した

「…茅ヶ崎くん……私…私、茅ヶ崎くんのことが大好きです。」
487恋のマジックポーションの作者 ◆Hckx914f9I :2010/04/13(火) 05:02:37 ID:8Kw1OGSr
とりあえずここまで
そのうちHP開設してまとめるつもりですが、目立ちたがってんじゃねーよとか思ってもスルーしてください
488名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 08:12:57 ID:e70dw01f
>>487
とりあえず乙
489名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 09:53:59 ID:aumCGpVd
乙ー

さすがにきついなw
490名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 11:30:48 ID:1pbkjBZN
乙。
いや、いろんな意味で凄かった。
491名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 20:45:35 ID:MDrJ1jqJ
すごく…グロです…。
492名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 21:28:28 ID:jjLGhLGO
GJ
個人的にどストライクな狂いっぷりで大好き。相模原愛してる
493名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 21:56:57 ID:vr07JlOB
>>481
待ってましたー。

ありです。
494名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 23:58:03 ID:vX/QU+6D
相模原がすごくかわいい
すごく
495名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 00:11:00 ID:V8nKcaLv
>>487

狂い方が尋常じゃねぇw
だがそれがいい
496名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 09:00:19 ID:4tEvu34w
先生が相模原に何か暴走させるようなヤクでも投与したのか、と思うほどのぶっ壊れぶりだな
凄絶だ
497名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 19:35:49 ID:pQ/YqcJQ
いいね
498名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 22:47:04 ID:OaUkopVl
俺もさがみんの激臭マンカス食べたい!
499おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:09:05 ID:0Wzbjmja
どうもはじめまして。お借りします。

『ガンガンいこうぜ!』

 決して、外に出てはいけないよ。そこには、お前を傷つけるものしかないから。
 お前のその『力』を恐れ、利用しようとするものしかいないから。
 そしてなにより、お前もまた、外のものを傷つけるだろうから。


 本来は、外の風景を見ることすら禁じられていた。
 でも、母が二年前に亡くなったため――皮肉な話だが――そのくらいの自由は
得ることができるようになった。もっとも――
「お嬢様」
 お目付役はまだいるが。
「いいじゃない。日の光を浴びなきゃ病気になっちゃう」
 足が不自由な私の、身の回りの世話一切をしてくれているその老紳士は、ため息を
ひとつ吐くと、薄暗い部屋から去っていった。
 私は、彼――佐藤の背中を見送ると、再び窓の外へ視線を傾けた。
 屋敷の庭と、屋敷に面した道。それだけが私が知っている、外世界の全てだ。
 私の母は、私が外と関わる一切を許さなかった。その呪縛は未だに解けない。
母が死して尚、私を屋敷に縛り付けている。
(まあ、出なくても不都合はないけど……)
 私が外出しなくても、必要なことは佐藤が全てやってくれる。
 私は、本来なら今年から高○学校に通う年なのだが、勉学も佐藤が全て教えてくれる。
 お出かけをしてみたいとは常々思っているが、実際に行きたい場所はない。
 この屋敷には、佐藤しか話し相手がいないのが一番の悩みだが、実は私には友達がいる。
たった一人だけ、遊びに来てくれる友達が。
(あ――)
 噂をすれば影、という奴だろうか。高い塀が途切れ、格子門の向こう側に
その友人の姿が見えた。
 今日は遊びに来ると言ってなかったけれど、予定が変わったのだろうか。
まあ、彼には毎日でも来て欲しいから、そんな些末なことはどうでもいいけど。
「アキ――」
――ちゃん。聞こえるはずもないのに、思わず呼びかけようとした名前は、途中で途切れた。
 後ろから彼を抱きしめる、何者かの姿が見えたからだ。
 何者か。とりあえず女だ。やけに親しげだが、アキは彼女を引っ剥がすと、怒鳴っている。
どうやら彼といい関係というわけではないようだ。
 呼びかけようとして開いたまま、口を塞ぐことができない。私にできたのは、
見続けることだけだった。
 アキは、彼女を適当にあしらいながら去っていく。うちに寄るわけではないらしい。
 あの態度なら彼女と用事があるわけではないのだろうが……
 ばんっという大きな音が、突如部屋の中に響いた。はっとして振り返ると、
部屋の中にあった本やら小物やらが、宙に浮いていた。
(いけない!)
 気を落ち着かせ、心の平静を保たなくては。これ以上、被害が出る前に。
 数秒後、バタバタと落ちていく物を見ながら、私はため息を吐いた。
 またやってしまった。
500ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:13:29 ID:0Wzbjmja
 私がこの、所謂超能力と呼ばれる力に目覚めたのがいつなのか。実はまるで覚えていない。
 ただ、物心ついた時には使えていた。だから、私からしたら、力が使えることは
当たり前だった。
 母ももちろん使えるだろうと思っていたし、母以外の人間も当然使えると考えていた。
しかし、それは間違いだった。
 私がそうと気づかされた時と、母が私の力に気づいたのは、全くの同時だった。
 そして、『それ』が起きた日を境に、私は外の世界から断絶され、足の自由も失った。

◆◇◆◇◆

 俺が日暮フミと出会ったのは、かれこれ五年も前の話になる。
 当時小学生だった俺は、近所にあるお化け屋敷を探検しないかという級友の誘いを、
二つ返事で承諾した。
 もちろん、当時の俺がオカルト好きだったというわけではない。もし誘いを断ったならば、
翌日から怖がり扱いされるのが明白だったからだ。
 意気揚々と屋敷の敷地内へと忍び込んだ俺たちは、母屋に侵入する前に、山姥の声のような
怒号を受けて、俺以外撤退を余儀なくされた。
 先陣を切っていた俺が、友人を逃がすために山姥の前に立ちふさがったのは、
男として当然のことだ。断じて腰を抜かしたわけではない。
 山姥と繰り広げられる死闘の末、俺は態勢を立て直すために屋敷に侵入した。
 だだっ広いその中を、俺はただひたすら前進し、もはや後戻りができなくなった頃
――行き着いたそこが、彼女の部屋だった。


 あれから何度となくこの屋敷を訪れているが、二度目以降の来訪はちゃんと呼び鈴を鳴らす。
怒り狂う山姥と、妙に屈強な老紳士を敵に回さないためにだ。
 もっとも、もはや山姥の方は――フミの母親は、この世にいないが。
「お待ちしておりました、山瀬様」
 鐘を鳴らして一瞬の間もおかず、突如声が響き、さらにそれをかき消すような
重苦しい音と共に、屋敷の門は開いていった。


「お嬢様は、自室でお待ちしております」
 それだけを告げると、佐藤は去っていった。彼がいくつなのかは知らないが、
もう還暦間際なのではないか?その割に、足取りは未だ老いを感じさせない。
 最初の頃、フミと『面会』する時は必ず佐藤が彼女の横に控えていたものだが――
(信用……されているんだよな?)
 視線を老人の背中から行く先へと向けて、俺は歩き出した。


 静かすぎる廊下は、物思いに耽るには、格好の場所だ。
 もっとも、昔はただ退屈なだけで、よく彼女の部屋まで走っていった。その度に、
ミチさん(フミの母親)に怒鳴られたものだ。
 でも、もうミチさんはいない。
 思考を続けられなくなった俺は、少し早足となって進んだ。走らないように、気をつけながら。
501ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:19:52 ID:0Wzbjmja
◆◇◆◇◆

 今日はアキヒコが来る日だ。
 そのことだけが朝から、いや昨夜から、いやいや数日前から、頭を占めていた。
 今日はどんな話をしようか。まず、当然話題に上るのは高校のことだろう。
春休みが明けて、新年度になって初めて彼が遊びに来たのだから、当然だ。
 彼がどんな学校に通うのか――それは彼自身からあらかじめ聞いていたし、
佐藤に頼んでいろいろ調べさせ、その報告に目を通しているので、たいていの知識が私の中にある。
だがやはり、生の意見は聞くべきだろう。
 彼が学校にどんな印象を持ったのか。
 部活動は。委員会は。行事は。何に気をひかれたのか。
 校舎は見て回っただろうか。
 担任の先生はどんな人なのか。
 そして、クラスメイトは――いや。
(そして、あの女は、なんなのか)
 彼の知人は、私も全て知っている。実際に会ったことは当然ないが、親しい友人については
彼から聞いているし、ねだって写真を見せて貰ったこともある。
 彼が話さない、彼にとっては話す価値がない人間は、佐藤に調べさせた。彼が知らなくても、
彼に興味を持っている人間や、これから彼が知り合うであろう者さえ、細大漏らさずだ。
 どんな人間であれ、彼と関わっている人物を全て、私は知っているはずなのだ。当然顔も。
 でも、あの女のことは知らなかった。
 彼と恋仲になるほど親しい女性は――私を除けば――いないはずなのに。
(アキちゃんに抱きつくなんて、抱きつくなんて、抱きつくなんて、抱きつくなんて)
 我知らず、ぎりっと爪を噛んでいた。はっとして辺りを見回す。案の定、
いくつかの小物が浮かんでいた。
(駄目駄目)
 アキヒコはもう間もなくこの部屋に――
 狙いすましたかのように響いたノックに、私は身をすくませた。来た。私は手早く髪や服、
寝ているベッドを整え、告げる。
「どうぞ」
 最後に、彼のための表情を整え、私は勝負に臨んだ。

◆◇◆◇◆

「え、あれ見られてたのか」
 面会の途中。寡黙な彼女が、普段の静さとは質の違うだんまりで俯いたため、
心配になって問いただしてみると、返ってきたのは彼女からの質問だった。
 こちらの目をきっと見据え、静かに頷くフミ。そのあまりの真剣さに、たじろぎそうになる
自分を必死に抑える。
 彼女の目には、涙すら浮かんでいるのではないか。そう感じるほど、その瞳は輝いて見えた。
「なにって……まあ、幼なじみ……かな」
 居心地の悪さに、右手で後頭部を掻いて紛らわそうとするが、効果は薄い。
 フミはこちらの答えにら、さらに身を乗り出した。
「幼なじみなんて、聞いてない」
 そりゃあ、言ってないもの。だが、この答えでは、納得してくれると思えない威圧感だ。
さらに、俺は彼女の後ろにある物を見て、ぎくっとした。
 花瓶が浮かんでいる。
「幼稚園の時に引っ越したんだ。俺も忘れてた。向こうが気づかなきゃな」
 こんな時に嘘をついても仕様がない。だから全て本当だ。実際、ユカ――幼なじみのことは、
覚えていなかったし、思い出す機会もなかった。話しようがない。
「そう……なんだ」
 ようやく納得してくれたのか(まだ不満そうだが)、フミは腰を落ち着けた。
花瓶も静かに机上に着く。俺はこっそり、ため息を吐いた。
 それから、しばし沈黙。フミは何か考え込んでいるらしい。しかし、俺は耐えられなかった。
「そういえばさ――」
 ここから彼女を笑わせられるかどうか。男の尊厳がかかっている。
502ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:30:03 ID:0Wzbjmja
◆◇◆◇◆

「お帰りになられました」
 佐藤が告げたのは、当然アキヒコのことだ。
 できることなら私も見送りたいのだが、その申し出は彼にいつも断られる。
私の足を気遣っているのだろうが、少し寂しい。
「そう……話、聞いてたよね?」
 なんの話かなんて、言わなくても分かるはずだ。佐藤は優秀だから。
「はい」
 佐藤が肯定してから、私も頷いた。私とアキヒコの会話を聞かれていたからといって、
どうだということはない。既に慣れている。佐藤に聞かれて困る話はしていないし。
まあ、アキヒコは嫌がるかもしれないが。
「幼なじみなんて、聞いてない」
 先ほどアキヒコにもいったことを繰り返す。非難するように。
「申し訳ありません」
「すぐに調べて」
「はい」
 淀みなく、言葉は交わされる。ミスは誰にでもあるものだ。私はそれをネチネチと
あげつらうような、根暗ではない。
「今度は漏らしがないようにね」
「はい」
 佐藤は静かに一礼すると、速やかに退室していった。

◆◇◆◇◆

「アキヒコー!」
「ぐぇ」
 朝の登校中。聞き覚えのある声に呼ばれ、その声の主をすぐさま突き止めた俺の脳が行った
危機回避運動は、全くの裏目だった。
 声のした方向に振り向いたために、抱きつこうとしてきた相手の腕が、見事首に直撃である。
 俺は潰される蛙のような声をあげて、倒れそうな身体を(倒れたほうが良かったかもしれない)
なんとか踏み止めた。
 ラリアットよろしく抱きついてきたのは、例の幼なじみユカだ。
「てめ……ざけんな!」
「あはは、ごめんね〜」
 ちょっと本気で怒鳴っているのだが、相手は意に介さなかったようだ。気楽に笑い返してくる
……疲れる。
「あのなあ……覚えてないっつったろ。あんま馴れ馴れしくすんなよ」
「えー。だから、逆に仲良くしようとしてるのにー」
「普通にしろよ!抱きつくな!」
 こちらの叫びに、ユカは一瞬きょとんとしたが、また一瞬後にはにやっと表情を変えた。
落ち着きがない奴だ。
「あっれー、もしかして照れた?顔を赤いよ?」
(マジうぜえ!)
 相手をするのも馬鹿らしくなってくる。言い返す気にもならない。だが、それを隙と取ったか、
ユカはどんどん話を広げていった。
「幼なじみがこーんな可愛く成長して、ハグしてくんだもん、仕方ないよね。で・も、だ〜め、
あたし彼氏いるもーん」
「なら尚更抱きつくな!」
503ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:32:30 ID:0Wzbjmja
 三度の叫び声も、また彼女は笑い声でかき消していく。こいつの相手をしてると、
ほんとに馬鹿らしくなる。
「お前が抱きつかなきゃ、昨日だって……」
 募る苛立ちに、ついぽろっと愚痴がこぼれたのは、仕方あるまい。それくらい許されるはずだ。
 だが、目の前の少女は耳聡かった。
「昨日?昨日なんかあったの?」
「なんもねえよ」
 反射的にそう答える。その判断は正しい。フミのことは誰にも言わない約束だ。
「う・そ、だね。うーん、あたしが抱きつかなきゃ、ね……」
 あっさりこちらの内心を見破ると、ユカはうんうん唸りながら腕を組んだ。なにやら
考えているらしい。
 俺はその隙に乗じて、少し歩く速度をあげてみたが――ダメだ。ユカはぴったりと
横から離れない。
 少しして、本気で駆けだしてみようかと考え始めた頃、彼女はぱっと顔をあげた。
すぐさま言ってくる。
「あたしが抱きついたとこ、彼女に見られた!とか?」
 なんでこいつは、こういうことには聡いんだろう。肯定するのが悔しくて、俺は反論した。
「彼女じゃ……ねえよ」
 それは実際本当の話だ。言って少し悲しかったが。
「じゃ、片思いだ」
 図星をつかれ、俺はばっとユカの顔を見た。にやーっと、彼女の口の端がつり上がるのを
真正面から確認する。しまった。
「やっぱり」
 俺は軽く舌打ちをして、足を早める。
「あたしが誤解解こうか?」
「いい」
 いくら早足にしても、ユカは食らいついてきた。マジで勘弁して欲しい。
 その後、俺が本気で走り出すまで、彼女の質問攻めは続いた。
 走り続け、彼女をようやく振り切ってスピードを落としていくと、ひとつだけ、
ユカのした質問が耳に残っていたようだ。ぽっかりと、その疑問が心に浮かんでくる。
『告白しないの?』
「……できるならしてる」
 ちらっと後ろを振り向くと、ユカが諦めずに追ってきているのが見えた。
504ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/15(木) 17:35:34 ID:0Wzbjmja
◆◇◆◇◆

「じゃあ、彼氏がいるのね?」
 一晩でまとめたとは思えないほど、詳細な児玉ユカのプロフィールを佐藤に聞かされている
最中だが、大事なのはその一点だけだった。
「ええ。相手は大学生だそうです」
「そう、彼氏が」
 思わず、口元が綻びそうになるのを、なんとか抑える。ほんとに、佐藤は優秀だ。
これはなにか労いを――
「ですが、お嬢様」
「なに?」
 佐藤は、表情こそ変えないが(そういえば、これ以外の表情を見たことがない)、
その声音から不安要素があるのだと、私は感じ取った。
「最近、交際はあまり上手くいってないようです。もし、それで別れることになれば、
当然アキヒコ様は彼女を慰めるでしょう。そして、彼女のアキヒコ様に対する好感度は、
決して低くない」
 つまり、安心はできない。
「……わかった。下がって」
「はい」
 佐藤はまた速やかに退室したが、私はそれに気づかないほど、爪を噛みながら思考に熱中
していた。こんな時は――
 私は本棚に視線を向けると、おもむろに手を上げた。その指先の延長線上にあった本が飛び上がり、私の手元に収まる。
 これこそ、私の恋の指南書。佐藤に用意させた数多の恋愛小説のひとつだ。
(何か、いい手を探さなきゃ!)
 どれだけ時間がかかろうとも。

◆◇◆◇◆

「そういや、お前は彼氏に見つかるとか考えないのか」
「むしろ見つけて欲しいな〜いつもより、燃えてくれるかも!」
「別れ話には――」
「ないない。愛し合ってるもん」
「なら俺に抱きつくなよ……」

◆◇◆◇◆

「さて」
 啜っていた茶が入った湯飲みを起き、時計に目をやる。
 お嬢様に報告をしてから三時間弱。そろそろ、昼食の配膳準備をしなくてはならない。
(何か良い案は思いつか――いや、見つけられただろうか)
 二時間ほど前に茶を持って行った時は、寝台の上で本に埋もれて、うんうん唸っていた我が主。
 その本の毛布の中に、恋愛小説の枠を飛び越えた物があるのを、私は確かに見た。
(あれを選んだならば、大当たり)
 ただの告白なら当たり。現状維持は外れ。切羽詰まったお嬢様は、当たり以上の方法を選ぶはずだ。
 だがそれは、アキヒコ少年にとっては、外れかもしれない。
(不思議なものだ)
 不法侵入の悪ガキと、彼をあれだけ鬱陶しがっていた奥様が、遺言では彼と娘の仲を
頼むとまで私に言ってきた。
 私も少年の成長は間近で見てきたが、確かに信用できない見知らぬ他人よりは、
彼にお嬢様を任せるのが最上だろう。私も永くないことだし。
(さて)
 僅かな休憩を終えて、未だ悩んでいるであろうお嬢様のために、私は昼飯の支度を開始した。


とりあえず以上です。失礼しました。
505名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 19:34:58 ID:HZlNu8Rr
これは期待できる!

読みやすい文章だし
ユカが若干ウザキャラだからフミに集中できるのも良いw
506名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 05:23:11 ID:zCklDVHs
GJ。
面白かったです。
ユミの性格は噛ませと考えたら、まぁ、しょうがない
507名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 11:08:13 ID:WzY31/GP
いい噛ませっぷりだと思うよw
これは期待大
508名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 01:21:57 ID:1z4kNVHM
期待age
509ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/18(日) 01:41:36 ID:7K1OkC7k
GJありがとうございます。
タイトル通りガンガンいけるようがんばります。


 フミが俺に好意を持っているのは、気づいてる。
 それは、自惚れではないはずだ。彼女の普段の態度から俺は確信を持っている。
むしろ、あれで気づかないほうが馬鹿だ。
 しかし、それは――
(俺しか相手がいないからだ……)
 今、告白すればまず断られることはないだろう。例え、フミの好意が友人に対する
それだとしても、唯一繋がりのある外の人間、俺からの申し出を彼女は断らない。
 それに、古めかしい屋敷の中で、いばらのベッドに守られてきた世間知らずの彼女は、
告白の意味すら分からないかもしれない。だから。
(今は、言う時じゃない)
 いつか絶対に彼女を連れ出す。その時までは。でも――
「おい、山瀬」
 それは。あの人の遺言を――
「おーい、戻ってこーい。山瀬、呼ばれてんぞー」
 違えることに――
 ばんっ。大きな音を立てて机を叩かれ、驚いた俺は視線を窓から教室内に向けた。
そこには、確か井上とかいうきつめの女教師の顔が、はっきりとした苛立ちにより
さらにきつく歪んで存在していた。
「8ページ」
「は……?」
「読みなさい」
「あ……はい、すみません」
 後ろから聞こえた、友達のあちゃーという声に反応する元気もなく、俺は起立した。

◆◇◆◇◆

「……私でも赤ちゃんって育てられるかな?」
 それが突拍子もない発言だという自覚はあった。
 夕食の最中。何気ない風を装い、世間話の中に織り交ぜた質問だったが、その後が
続けられず、浮いて聞こえる。
 相手もまた、返答に困って言いよどんでいるようだ。それは平時には、何事にも
即答してみせるこの老紳士には珍しいことだった。
「……可能かどうかということでしたら、十分可能だとは思いますが、」
 佐藤がやっと(時間にしては五分も経っていないだろうが、私にはやけに長く感じられた)
返答してきたので、俯いていた視線をそっとあげる。佐藤の表情は平常通りだ。
目に見える限りは。
「今すぐ、ですか?将来的な話ではなく?」
 声にも動揺はない。だが普段なら、佐藤は聞き返すようなことはしない。
 その問いに、先ほどの佐藤以上の時間をかけても、私は答えられなかった。
 ――もちろん。今すぐ。
 そんなことを言ったら、どうなるだろうか。
 反対?普通の子が相手ならそうだろう。でも、私は普通じゃない。
 答えられないまま、私は夕食を終えた。
510ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/18(日) 01:44:32 ID:7K1OkC7k
 眠りに落ちる前。私はベッドの中で考えていた。
 既成事実。これが一番確実だと思った。
 現状維持はまず論外として。ただ告白しても、了承を得られるかどうかがまず
問題に上がる。さらに一度受け入れて貰っても、いつか嫌われるかもしれない。
 失敗すれば全てご破算。もう会って貰えない――なんて、彼をそんな風に信頼できない
わけじゃない。彼のことは誰よりも信じている。でもだからこそ、拒否されるのが怖い。
 既成事実。これは一番我が儘で、乱暴な手段だと思った。しかも、子供まで作ろうとしている。
 嫌われるかもしれない。
(でも、証が欲しい)
 口先の約束だけでは、不安は拭えない。物を用意しても、まだ足りない。たとえ
法的に婚姻したとしても(年齢的に無理だが)、そんなのただの紙切れ一枚上のことじゃないか。
 広大な外の世界から、私しかいないこの屋敷に彼を繋ぎ止める楔が必要だ。そう、
血が通った愛の結晶のようなものが。
 私の愛だけでは足りなくとも、子供がいれば、きっと彼はずっと私のそばにいてくれる。
 嫌われても、子供がいれば彼はきっと私を見捨てない。彼はそんな酷い人じゃない。
 そうすれば、時間はいくらでもある。また好きになってもらえるように、努力すればいい。
(子はかすがいって言うし)
 意味はわからないけど。赤ちゃんがいれば、なんとかなるよね?
(あ、でも私……赤ちゃんって見たことないな)
 ちゃんと育てられるだろうか。佐藤に助けて貰うにしても、やっぱり男の人だし。
 自分がしっかりしなきゃ。いっぱい勉強して。明日、佐藤に育児関係の本を用意させよう
と思いながら、私は眠りについた。


では。
511名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 14:32:31 ID:KcjHLxrU
512名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 13:37:32 ID:hFxpUCe0
井上先生に佐藤が逆レイプされる超展開に期待
513名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 14:13:22 ID:Gky8Lupk
超展開過ぎるwww
514誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:34:20 ID:eth1ZTi8
書いてたら妄想が溢れて爆ぜた。
関係ない短編を先に投稿させてもらいます
すみません
515妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:35:01 ID:eth1ZTi8
王国から東にあるフェムトの世界樹。
その大木の周りには精気が満ち、大地から溢れ出した様な森が広がっている。
朝には薄らと精気を含んだ霜が森を覆い、昼には緑が栄え、夜には大樹の周りにマナが溢れ出し、緑色の炎の様な暖かな光を称えている。
大樹の森の近くには村がある。
村は大樹と共に生き、大樹と共に歴史を刻んできた。
村はいつの間にか大樹を神聖な物とし祭り、大樹はそれに応える様に村には豊作をもたらした。
「想像するものは実在する」
王国の大魔術士はそう提唱した通り、森には一つの”不思議”が芽生えた。
神木と我々を繋ぐもの、エルフが森に生まれたのだ。
村はエルフも祭り、エルフは大樹と人々を見守り、”エレメント”を召喚した。
マナがもっと安定するように、大樹が永遠に生き続けられる様に。
森は更に緑の色を濃くして、今もそこから村の人々を静観している。

「おっ!マッシュ!また森に行くのか?」
村長の息子、カヤルが後ろから声を掛けてきた。
「ああ、シルビアに呼ばれてるんだ」
「またエルフ様にお呼び出しかよ」
「仕方ないよ、そういう仕事だし」
「拝み屋って言っても、ただの雑用じゃねえか」
カヤルは少しこの村の伝統に懐疑的だ。
エルフは認めた相手の前にしか姿を現さない。シルビアもそうだ。
もっとも、シルビアにいたっては性格も原因の一つだが…。
「それじゃあ、行ってくるよ」
「ああ、村祭りが近いことも言っといてくれ」
「ああ、じゃあ」
村の外れから少し行った所、森の入り口に誰かが立っていた。
遠くからでも分かる長い艶のある綺麗な黒髪、精気を結晶化した白を基調にしたオーブ。それから金の髪飾り。シルビアだ。
「…遅いよ」
落ち着いた声、僕より少し大人びた顔、僕より少し高い背。エルフのシルビア・ガストラリア。その人だ。
「ごめん、カヤルに行事の事で捕まってさ」
「カヤル…長の倅の?」
「うん。村祭りが近いって」
シルビアは無関心な様子で頷くと、僕の手を取って歩き出した。
「今日はね、コノハナの紅茶を淹れたんだ」
ズンズン僕らは森の中に入っていく。エルフだけが通れる”森の喉”を進んでいく。
「あ…、それとね…」
「ん?」
「ううん、後でいい」
エルフと人間。精霊と祈祷師。僕とシルビアの関係はそんなところだ。
516妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:35:22 ID:eth1ZTi8
僕の村には拝み屋という森に祈りを捧げる役職がある。
基本的にはエルフに村の意向を伝えに行くだけなんだけど、大事な役割らしく神聖化されている。
僕はその拝み屋として後を継ぐ事になっている。
本当は父さんの後を継ぐはずだったんだけど、僕の物心付く前に父さんは森からたまに噴出す大精気に中てられ、そのまま帰らぬ人となっ

た。
お爺ちゃんに育てられた僕は小さい頃から修行を積む事になったのもそのせいだ。
同い年の子供が遊び回るのを見ながら「なんで僕だけ…」と思うことは無かった。
当然の事だと思っていたからだ。それだけお爺ちゃんの教育は徹底していた。
森の精気の流れを読めるようになった頃には僕は十歳を迎えていて、他人の顔色を窺うような賢しい子供になっていた。
村の皆から、お爺ちゃんの期待に応えるしか生きている意味を見出せなかった。
十歳になるまでは…。

十歳の頃、僕に試練が与えられた。
精気の道を辿り、大樹の麓にあるエルフの集落を見つけるのだ。
そこでエルフに会い、拝み屋の世代交代を報告しに行くのだ。
「いいか、マッシュ。精気の流れを読んで大樹の麓に行けばいいんだ。分かったな?」
お爺ちゃんがそう念を押してランタンを一つと歩くと互いが擦れて動物にだけ聞こえる音を出す楽器を首から提げてくれた。
「これでお前も拝み屋として父親の跡を継ぐんだ。しっかりな」
村の外れまで爺ちゃんは送ってくれた後は、たった一人で森を歩く。
いつもより森は暗く、湿っぽく感じた。



精気は「読む」と言うが、実際は「嗅ぐ」というのが正しい。
匂いは無いが、色の付いた空気である事が、何となくだが分かる。動物や妖精達はこれを視認する事が出来るらしい。
最近やっと覚えた匂いを辿り、大樹を目指す。
初めて読む夜の精気は昼間のより甘く、纏わり付くような匂いだった。
大樹には特殊なマナが防壁を作り、許可のある者しか近づけないようになっている。
許可の無いものは遠回りして入るしかない。
精気が読めるようになった者にだけ流れを読み取り、門にまで辿り着ける様にしているらしい。
小さな穴。そこが大樹への入り口だ。
森を練り歩いて二日目、匂いの色は濃くなってきた。大樹に近づいている証拠だ。
ココまで来ると見たことも無い植物や、動物があちこちにいた。
お爺ちゃんの話しにしか出て来なかった森の懐に住む者たち。
珍しく僕も興奮していた。
昨日拾ったマリモゴケを齧りながら、森の懐深く、エルフの集落を目指す。
517妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:35:46 ID:eth1ZTi8
「アレが精気を蓄えて発光するって言ってた森珊瑚かな?」
淡い赤を発しながら、森の木に寄生する”枝”を見ながらお爺ちゃんの話を思い出していると、グニッと何かを踏んだ。
「うわっ!!」
驚いて足元を見ると、いきなり地面が溶け出した。
「ナマゴロシだ!!」
お爺ちゃんの話に出てきた内臓を地面に擬態して獲物が疑似餌に引っ掛かった時に一気に内臓を体内に戻すと
いった豪快な食事をする生き物だ。
「くっそ!!」
精一杯の力で足を抜こうとするが、既に膝の辺りまで呑み込まれてしまっている。
徐々に体が呑み込まれていく中、不思議な事に頭によぎったのは自らが迎えつつある死の恐怖ではなく、期待に応えられなかった。
という、どうでもいい事だった。
僕の人生とは何だったのだろう?問いかける自分の声に答える事もできないまま、腰まで沈んでいた。
「こんな、最後か…」
ポツリと、言葉が漏れた。
お似合いなのかもしれない。誰かに認めてもらおうと頑張ってきた今までを誰にも知られずに終える。
もういっそのこと一気に丸呑みにして欲しいのに、僕がもう抵抗しないと知ってか、
ナマゴロシはペースを落とし、ゆっくりと僕を呑み込んでいく。
覚悟は決まった。目を閉じる。
生暖かい感触の柔らかい物がじわじわと上がってくる。
「……んっ!?」
一陣の風が吹いた。木の葉が互いに擦れ、ザァと唸ると、たちまち精気の流れが変わった。
上に上がってきていたナマゴロシも動きを止めている。
何が…。目を開けると、耳元に空気を切る音とともに何かが通り過ぎた。
『ヴォォォォォォ!』
雄たけびを上げて、ナマゴロシは臓器から僕を吐き出し、ものすごい速さで傍にあった沼に逃げ出した。
全てが一瞬の内の出来事。僕は呆気に取られて、胃液でベトベトになったまま立ち尽くしていた。



「あの…、大丈夫ですか?」
「…」
気付くと、見慣れない娘が恐る恐るといった様子で僕の顔を覗き込んでいた。
「…エ、エルフ?」
「えっ!」
僕の声にすぐに反応して、女の子が一歩後ろに下がる。
「え?えっと…?お、拝み屋の…」
「あ、うん。そうです。えっと、エルフの…」
スカートの裾を一杯に掴んで、自分を励ますように女の子は頷く。
「シルビア・ガストラリア。貴方をお待ちしておりました。どうぞ、こちらへ」
シルビアと名乗った女の子は僕の手を取り、歩き出した。
これが森の喉を始めて歩いた瞬間だった。
いつのまにか大木の根元にまで来ていた。
緑色に妖しく光る幹はとても木とは形容しにくい。例えるなら岩。
「こちらです」
導かれるまま、木を刳り抜いて作られた小屋に入る。
「どうぞ」
シルビアからタオルと着替えを渡される。
さっきから僕が鬱陶しく思っていたのを察してくれたのだろう。
「ありがとうございます」
「いえ。あっ、どうぞ奥が脱衣所です」
「どうも」
518妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:36:33 ID:eth1ZTi8
身を清め、着替えを終えると、すぐに跡継ぎの話になった。
僕はお爺ちゃんから預かっていた手紙を渡し、シルビアはそれを読んだ後、エルフと森の関係について話し始めた。
エルフは森を巡り、その森の記憶を違う森に移すために生み出された生命体であり、拝み屋はその地の記憶をエルフに伝えるための
蓄音機がだと言うこと。
森は記憶と地球の核を繋ぐパイプだという。
「先代は役目を終えて次の森に向かいました。さ、先ほども言いましたが私はこの森で新しく生み出されたエルフ。
シルビア・ガストラリア。歳は十と少し。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします。なにかご質問は在りますか?」
「えっと…」
「なんでも、どうぞ」
「じゃあ、最初から」
「はい、ではまず…」
今から六年前、僕はエルフと人間を繋ぐ橋渡し、拝み屋になった。



「どう?美味しい?」
紅茶を一口含んだ僕にシルビアは感想をせがむ。
「美味しいよ。それに一度でもシルビアの紅茶を不味って言った事無いだろ?」
「う、うん…えへへ」
今日のシルビアはどこか忙(せわ)しない。何か手違いでもあったのだろうか?
「シルビア、何かあったの?」
「え!?ううん!何でもないよ!大丈夫!それより、今日泊まっていきなよ。村祭りの話もしたいし…」
シルビアの上目遣い。これは断れないな。
「…そうするか」
「うん、じ、じゃあ今日は晩御飯うんと豪勢にしなきゃ!」
打ち合わせはどうするんだ、シルビア。
「えっと…カガヤキガニ…と」
「おいシルビア…」
「うん…?」
「話があるって言ってたろ?祭りの話か?」
聞くとシルビアは表情を曇らせた。
「あ、あのね…」
「うん?」
シルビアは何時かみたいにオーブを掴んで、自らを奮い立たせている。
「あのね、私と…」
シルビアは顔を上げ、僕の眼を真っ直ぐ見る。
「わ、私とここで一緒に暮らして欲しいの!」
思わず目を見開いた。シルビアは僕の眼を捕まえて離さない。
思えば、六年前から、今まで僕らは二人三脚でやってきた。互いに初めてだったからだ。
時に励ましあい、支えあい、たまに喧嘩も交えながらどうにかやってきた。
僕らは運命共同体だった。互いに自らに課せられた仕事を果たすために生まれてきたのだ。
僕らはあがなう事を知らなかった。だからこそ互いを補い、支え、全うしてきた。
でも…、齟齬は知らないところで生まれていた。
僕はシルビアを仕事の仲間だとしか考えてなかった。
シルビアは僕に好意を寄せていたのだ。知らない間に僕達の互いの認識はズレていた。
多分、シルビアも知っているのだろう。僕のこれからの定めを。
「わ、私マッシュが傍にいてくれるならもっと頑張れるよ!精霊たちにだって私から言っておくし…それに!」
「無理だ…」
「ど、どうして…?」
シルビアは僕の答えに萎える。
「僕は村と森との橋渡しなんだ、僕がここにいたら村は…」
「だ、大丈夫だよ!それなら刈り入れの時に精気を満たすようにすれば土地は満ちるし、なんなら一年中精気を…」
「それをしたら、土地が馬鹿になる。第一今のままでも充分一緒にいるだろう?」
「で、でも、でも…!」
シルビアが珍しく食い下がる。やはり知っているんだろう。
「第一、僕には…許嫁がいる」
シルビアの表情が強張った。
519妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:39:36 ID:eth1ZTi8
「知ってるだろう?カヤルの妹の…」
シルビアは目を伏せ、表情を曇らせる。
「ウェルク…、あの小娘か…」
「そんな…言い方やめろよ」
「だってあんな奴…ただ村長の娘ってだけなんだよ?おかしいよ、私は…ずっと傍にいたのに」
「決まりなんだ、昔からの…」
シルビアは顔を上げて、視線で僕の眼を射抜く。
「決まりって…、マッシュは嫌がってたじゃない」
シルビアは言葉の勢いを強める。
「あれだけ、嫌がって…、私神木の記憶を通して知ってるんだから…」
シルビアは僕の手を握る。震えていて、それを抑えるように強く握ってくる。
「ね?私と一緒ならそんな思い絶対させないから…だからずっと一緒にいて……」
「シルビア…」
「村の奴らもきっとそっちを選ぶよ?アイツらマッシュのこと気味の悪い呪術師かキチガイにしか思ってないんだよ?
森の信仰も、教会の弾圧に屈してじきに村にも教会が出来る。そうしたらマッシュなんてお払い箱なんだよ?」
僕は、どうすればいいのだろう?このままここに残って…、いいのだろうか?
たしかに村はどうにかなるだろう。シルビアがここで精気を適度に調節すれば問題は無い。
でも、そうなれば意味が…、僕の生まれてきた意味が…。
「ごめん…、やっぱり出来ない」
握られていた手を振り払う。シルビアは泣き出して、跪く。
答えはいつも残酷だ。
「どう…して…」
シルビアは僕のズボンに縋りつく。
「君はエルフ、僕は人間だ。それに掟は掟だ」
「お願い…お願いよぅ…。ずっと一緒に…」
ズボンがシルビアの涙で濡れる。シルビアはそこまで僕に執着していた。
「もう、帰るよ…。ここにいても仕方ない」
僕はしゃがんで、シルビアの握っている拳を、指を一本ずつ解いていく。
握られていた箇所に、涙が結晶化していた。
「これは!?」
途端、結晶が光を放って僕を包んだ。
「ごめん、ごめんね…」
涙の軌跡を残したままのシルビアがずっと僕に謝る声だけが、聞こえていた。
520妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:40:25 ID:eth1ZTi8
そこは火の海だった。
「ここは…」
目を凝らして、陽炎と炎に揺れる光景を見る。
風車小屋の近くにある、井戸。見覚えのある人たちの泣き叫ぶ声。
見慣れた広場。大きな屋敷に続く道。そうだ…ここは。
△△△
気が付くと、そこは何か柔らかいものの上だった。目の前に広がるのは見慣れた年輪の刻まれた天井。
間違いない、ここはシルビアの家だ…。
さっきとは打って変わって涼しい、月明りだけの部屋。
しばらくすると脱衣所のドアが開く音がした。
首を何とか擡(もた)げると、そこにはシルビアがいた。
「おはよう、マッシュ…」
愛おしそうな声で、僕に語りかけるシルビアは何も纏っていなかった。
月明りで、彼女の肌が一層白く、美しく見える。
「何をした」
「貴方の精気を一度抜いたの。抜けた精気は身体にまた蓄積されたら動けるようになるから心配しないで」
「こんな事をしたら村は一層教会側に傾くぞ」
「ふふふ、まだそんな事気にして」
「ふざけるな!うっ、ごほっ」
思わずむせた。これが精気を抜かれるって事なのか?
「マシアスは、いつも村の事ばかりだね…?もういっそ村に精気を送るの止めて見ようか?」
シルビアは悪戯に笑う。
「森には良い事だし、記憶の蓄積なんてこの森にいる動物達で間に合うし…」
「…やめてくれ」
「うん?」
「それだけは勘弁してくれ。村には俺から頼んで結婚を止めて貰う。だから…」
そこまで言って、いきなり口を塞がれた。シルビアのキスで。
長いキスだったけど、深くは無かった。力が出なくて拒否も出来なかった。
「それも…村のためのくせに」
近くで見るシルビアの瞳の混沌がいつもより深く、渦巻いていた。
「いいよ、村には精気は送ってあげる。でもね…」
シルビアは僕の首から胸元までをなぞり、鳩尾(みぞおち)辺りで止める。今気付いたけど、
僕も何も身に纏ってはいなかった。
「貴方だけは、譲れない」
そう言って妖しく微笑むと、またシルビアは僕と口付けを交わした。
今度は蹂躙するかのような、深いキス。
抵抗も何も出来ない僕は、されるがままだった。
ジュルジュルと互いの唾液が口の中を行き来し、時に吸われ、時に流し込まれを繰り返した。
歯茎も、歯も舐められ、舌が吸われ、一方的に付き合わされる。
やっとシルビアが唇を離した頃には互いに顔がベチョベチョになっていた。
「うん。少し満足」
支配欲でも満たされたのか、シルビアは満足そうな声で言う。
僕としてはもう勘弁して欲しかった。ここまでされて傷つかないほうがおかしい。
長年付き合ってきた親族よりも信頼していた人物にレイプまがいの事をされたのだ。
家に帰りたい。初めてそう思った。
「もう…いいだろ?」
シルビアは顔を近づけて、ニコニコと形容される顔で僕に応えた。
私の言うとおりにしないと村が死ぬかもよ?

521妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:40:56 ID:eth1ZTi8
「私を、私だけを考えてよ」
シルビアは耳元で呟く。
「あんな村なんて、どうでもいいんだよ?ただマシアスがいるから生かしてただけ…それだけの村」
ジュルリと耳の穴にシルビアの下が侵入してきた。
それから耳の外郭に沿って舐めたり、耳たぶを噛んだり、耳元辺りが念入りに舐められた。
耳の中を吟味する舌に思わず鳥肌が立つ。
「ウェルクとは、もうした?」
耳元でシルビアが鼻で笑う。
「答えなくても分かるよ。まだだよね?…私と一緒だよね?」
シルビアはそういうと足を開いて、自らの精性器を僕に見せた。
月明りに照らされたそれは液体に濡れていて、月明りを薄らと反射していた。
「ここに入るんだよ?私が貴方を包んで、気持ちよくしてあげる」
妖しげに笑うシルビアはもう僕の知るその人ではなかった。
僕のペニスにシルビアの手が触れる。探るような手つきでゆっくりと、しごき始める。
「ごめんね、初めてだから…気持ち良いか分からないけど…でも一生懸命やるから」
短い口付けを重ねながら、しごく速さと握りの強さが心地よくなってきた。
でもシルビアの口付けはそれにつれて荒くなってきた。
よく歯が当たるようになったし、それに雑だ。おそらくペニスの方に興味が傾いたのだろう。
「うっ、ふぅ…」
息が上がってきた。もうそろそろ出そうだ。シルビアもそれに気付いたのか、しごく速さを上げる。
「ほら!気持ちいいでしょ?出したいんでしょ?」
シルビアの呼吸も興奮して荒くなっていた。
「いいよ!出していいよ!」
強くなった握りが、僕の精を吐き出させた。
身体が少し痙攣して、声が漏れる。
「あっ!あっ!」
音の無い発射による快感と、心臓の鼓動が一斉に来る。
シルビアは僕が果てたのを見定めると、発射された精を集めた。
「ほぅら、こんなに出して。気持ち良かったんだ?」
シルビアは一指し指と親指をくっ付けたり、離したりしながら糸引く精子を僕に見せる。
嬉しそうにそれを見るシルビアは人差し指に付いた精子を口に運んだ。
「うっ、むぅ…」
咀嚼されている精子が見え隠れする。
シルビアの唾液と混ざる音だけが部屋にある音だった。
「んっ、んっ!」
喉が動いたのが見えた。多分精子を飲み込んだのだろう。シルビアが口を開いて、舌を見せた。
「えへへ、飲んじゃった」
僕はシルビアを蔑視した。意中の男と交わるために、その男を傷つける。
自己満足もいいところだ。
「もう…、いいだろ。離れろ」
シルビアは笑みを消して、口に含んでいたほうの指を立てた。
ボゥと蝋燭に火を灯したような優しい火の色だ。
「まだだよ…、私だけのって書いておかなきゃ…」
シルビアが指をお腹に押し付けた瞬間、激痛が走った。
「うっ!」
「すぐ終わるからね…」
522妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:42:22 ID:eth1ZTi8
何かを書くかのように、腹筋をなぞっていく指先。軌跡は熱い。まるで火だ。
「うぐっ、何を…してる?」
「印をつけてるの。マシアスはシルビアだけの人だって…よし、出来た」
満足そうにシルビアは微笑む。
「痛かったでしょ?でも、私も同じだから」
そう言って、シルビアは後ろを向く。
「分かる?腰の所…」
綺麗な黒い刺青が、シルビアの雪の様に白い肌に栄えていた。
「お揃いなんだよ…マシアスと一緒」
「シルビア、お前、自分のしてる事分かってるのか?」
「好きな人に抱かれるのはおかしい事?」
「お前がやってるのは陵辱だよ。一方的な感情の押し付けだ」
「マシアス、私は貴方の背中を押しているだけ…貴方、優しいからアイツらに騙されてるんだよ。
私は貴方に決意をさせようとしてるだけなんだから…。私と一緒の方がいいんだから」
また唇を塞がれる。
「ごめんね、手でしてあげるだけで…、私も充分に濡れたから、そろそろいれてあげるね?」
シルビアは左手で自分の性器に触れてから、濡れたその手を僕の口に入れた。
しょっぱい様な味がした。
「もっと気持ちよくしてあげるからね」
口元だけに笑みを浮かべ、僕の腰の辺りにまでシルビアが下がった。
シルビアは手で、僕の性器とシルビアの性器の入り口を合わせる。
「ふぅふぅ…、いくよ?」
そう言ってシルビアは一気に腰を下した。
途端性器に圧が掛かる。締め付ける肉の壁が無理矢理こじ開けられる。
「あっ!ああっ!!」
シルビアは仰け反り、痙攣を少しした後、ゆっくり腰を動かし始めた。
カリが擦れるたびにイキそうになった。お尻の筋肉を必死に閉じて、歯を食いしばる。
これだけはさせてはいけないんだ。そう何度も頭の中で反芻させる。
それが精一杯の抵抗だったし、唯一僕の意見をシルビアに伝える方法だった。
「ハァっ!はぁはぁ!ねぇ?気持ちいい?気持ちいいよね!?私の中!」
「やめっ…ろ!!」
「早く出して!!私の中に射精して!!」
早くなっていく腰のピストン運動にもう耐えられそうに無い。
早く楽になりたい。そんな考えまでもが浮かんできた。
べちゃべちゃと性器が触れ合う音が部屋には響いていて、僕らの荒い呼吸が動きの激しさを物語っていた。
「カヤルも!ウェルクも!要らないでしょ!?私だけでいいでしょ!!」
「シル…ビア!」
「いいよぅ!来てっ!!種付けしてぇえ!!」
ついに耐えかねて僕は射精してしまった。耐えていた分が一気にシルビアの膣に吐き出された。
「あっ…!あっ!」
僕とシルビアは二人して身体を震わせた。迎えたエクスタシーに頭の芯が痺れた。
痙攣が内股に。止まるまで少し掛かった。
僕はやってはいけない事をしてしまったのだ。森を汚してしまった。
絶望する僕にシルビアは微笑みかけ、深いキスをした。擦れ合う舌が妙に心地よかった。
もう抵抗するのも意味を持たない。僕はもう…
523妄想短編 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:43:15 ID:eth1ZTi8
その日は夜が明けるまで交わった。
要領を掴んでいく自分に、もう怒りなどは感じなかった。
ただ嬉しそうに僕と交わるシルビアを視界に入れているだけで夜は明けていった。
夜が明けると、シルビアの作ってくれた朝食を食べた。いや、正確には食べさせてもらった。
シルビアが咀嚼したものを僕に口付けで食べさせて、水も飲ませてくれたのだ。
その後服も着せてくれた。
「村に戻ってもいい?」
僕はそんな事を口にした。自分でも驚いたくらいだ。
シルビアは僕の方を見て、結んでいた靴紐に視線を戻した。
「いいよ」
「いいの?」
「うん。きっとマシアスはまたここに戻ってくる。ここで私とずっと暮らす事になるから」
「シルビア…」
靴紐を結び終わるや否や、シルビアは僕にキスをした。
「精気を少し移したから、もう動けるでしょ?」
言われたとおり、自力で立つ事に成功した。
「待ってるからね…」
シルビアの家を出て、森を歩き始めた。
何だか、少し森が変わったような気がする。大きくなったような…。
森を出ると、あるはずの物が無かった。
「夢じゃなかったんだ…」
あるのは焦土と焦げた匂いだけ。卒塔婆のように焼け残った家屋の柱が立っていた。
僕の家も同じ様なモノだった。
「皆、殺された…。ん?」
足元には十字の旗があった。とっくに精霊信仰なんて時代遅れだったらしい。
「帰ろう…、あそこに……」
もうどうでもよかった。僕は疲れ果てていた。
森に、シルビアの家に引き返すことにした。唯一の居場所に…。
愛してくれる人のいる場所に。

王国から東にあるフェムトの世界樹。
その大木の周りには精気が満ち、大地から溢れ出した様な森が広がっている。
朝には薄らと精気を含んだ霜が森を覆い、昼には緑が栄え、夜には大樹の周りにマナが溢れ出し、緑色の炎の様な暖かな光を称えている。
大樹の森の近くには村があった。
その村は大樹と共に生き、大樹と共に歴史を刻んできた。
村はいつの間にか大樹を神聖な物とし祭り、大樹はそれに応える様に村には豊作をもたらした。
しかし宗教の違いで、村は焦土と化した。
「想像するものは実在する」
王国の大魔術士はそう提唱した通り、森には一つの”不思議”が芽生えた。
人間がエルフに生まれ変わったのだ。
森は更に緑の色を濃くして、今もそこから世界を静観している。
そして村があった場所はもう森に取込まれたと言う。
524誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/04/21(水) 10:45:37 ID:eth1ZTi8
以上、妄想終わりです。
短編書くの楽しい!!急いで書いたから誤字脱字あるかもだけど、そこは勘弁
してください
525名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 11:06:38 ID:Ztizts+A
乙〜

キリスト教(のようなもの)はどこに行っても悪者ですなぁ
まあ史実のようなもんだけど。
526名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 11:13:14 ID:3XzUb0e2
一番槍頂き候!!

ヤンデレ+禁忌の交わりってのは実にいいもんですなぁ GJでした
527名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 12:58:03 ID:Ztizts+A
一番槍は俺の隣で寝てるよ
528名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 20:19:35 ID:9abpcEAK
GJ!
土着信仰vs中央信仰とも言えるが、やはり中央信仰+悪役だと何処ぞの和算記号がデフォよな。



ところで、そこ、一番槍ntrとか新しい領域に踏み込んでどうするw
529名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 21:04:56 ID:1exfnSww
短編で終わらすには勿体無い設定ですな
530名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 21:09:39 ID:5PXztw5q
一神教ならその大樹すらも悪魔の樹呼ばわりして滅ぼしに来そうなもんだが…
531ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:39:13 ID:6oI/tW6A
 前の面会から、少し時間が空いてしまった。別に気まずかったというわけではないと思う。
単に、始まったばかりの高校が忙しかっただけだ。
 日暮邸の廊下を歩きながら、いつもの思索に耽る。今日の議題は、最近いつも考えている、
フミを外に出すことだ。
 彼女自身に聞いた話によれば、フミはもう10年近くも外出したことがないという。
 それは全てフミの実母であるミチさんの言いつけによるものだったが、ミチさんが
亡くなった今でもフミは、外に出たいとも言い出さない。
(外に出たいと思わせる何かが必要なんだ。フミを動かす何か)
 彼女について、俺はたいていのことを理解してるはずだ。答えもきっと、俺の中にある。


 フミの部屋の扉を軽くノックする。返ってくる控えめな声を予想しながら、俺は待った。
 声だけではない。フミは全てが控えめだ。感情も、欲求も、眼差しも、体型も。
ともすれば、ベッドに埋もれて沈んでしまいそうなほど――
「フミ?」
 気がつけば、返事がないまま大分時が過ぎていた。時間にすれば五分に満たないだろうが、
普段と比べると遅すぎる。
「どうした?」
 もう一度ノックする。だが、いくら待っても返事がない。ドアノブを握る。
「入るぞ」
 何かあったのかもしれない。言いようのない不安に負けて、俺は扉を引いた。
 同時、中に入ろうと体を滑らせて――部屋に踏み入れた一歩目で足が止まった。
 目が大きく見開こうとして、理性が止めろと叫び混乱する。フミは、いつものように
ベッドの上にいた。
 ――裸で。
 当然だが、それはいつものことではない。彼女は普段、寝間着とは違う、だが
ゆったりした服を――
(って、混乱してる場合じゃない!早く出て、謝らな――)
 そこで思考が、途切れた。不可視の力に体を引き寄せられて。
 めまぐるしく変わる風景。理解できず、俺は精神だけ扉のところに置き去りにされて、
体はベッドの上に座るフミの目の前に、仰向けに寝かされた。
「な――」
 疑問を発しようとして、再び思考と、言葉も途切れる。キスをされたからだ。
柔らかい、と感じたのは一瞬だった。がつんと歯と歯が正面衝突して、フミは慌てて離れていった。
 状況について行けない俺は唖然とするしかない。しかし、口元を手で押さえたフミが、
また慌てるようにこちらを見つめるのを見て、気がついた。動けない。
532ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:43:07 ID:6oI/tW6A
(また、念動力が――?)
 動かせるのは手足の指と、頭を左右に振ることくらいだ。
 見回そうと俺が少し視線を離してる間に、フミは動いていた。俺に覆い被さるように。
 慌てて目を閉じる。だが、直前に目にしたフミの胸やその下が、瞼の裏に焼き付いて
意味がない。すると、
「どうして……?」
 今日初めて、彼女の声を聞いた。
「どうして目を閉じるの……?」
「……あ」
 当たり前だ。そう心の中で叫んだ。いや、ちょっと待て。
(声は出せる?)
「私が……嫌い、だから……?」
「違うッ!」
 フミの震える声に、とっさに叫ぶ。ついでに目が開いてしまい、また慌てて閉じた。
 一瞬だけ見えたフミは、涙目だった。
「なんだよ、これ!とにかく服着ろ!」
 フミがいるであろう方向に叫ぶ。いったい、彼女は何がしたいんだ。
 その答えは、すぐに彼女が教えてくれた。
「でも、邪魔だから」
「なんでだよ!」
「セックスには」
 あまりの返答に声を失う。驚愕で口が開くなど、初めての経験だ。
「お、お前……どういうことか分かってんのか!?」
「うん……子供を作る行為、だよね?」
 そういうことじゃない。そういうことじゃなくて。
「大丈夫。今日すればきっと、『できる』から」
 またも絶句する。フミの言葉の意味が理解できない。俺の心は、未だこの部屋の
入り口にあるのかもしれない。
「えっと」
 俺が軽い現実逃避をしている間に、フミは目的に向かってさらに前に進んでいた。
 カチャカチャと音を立ててベルトを外され、俺は意識を呼び戻された。「ま、待てって!」
 制止の声は届かなかった。ジーンズを軽く下ろされ、トランクスにフミの手が掛かる。
「どうしていきなり、もっと順番が」
 我ながら、何を言っているんだ。混乱したままなのは間違いない。でもフミは応えてきた。
533ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:46:19 ID:6oI/tW6A
「言っても、してくれないでしょ」
「いや――」
「してくれないよ!アキちゃんは、そういうの避けるもん!」
 反論できない。彼女の手が流石に止まった。
「告白さえさせてくれない……だから、怖いの……」
「……怖い?」
「もしかしたら、私のこと迷惑なんじゃないかって……もしかしたら、他に好きな人が
いるんじゃないかって……」
「そんなこと――」
「分からないよ……私はここのアキちゃんしか知らない。外のアキちゃんなんて知らない」
 一度叫んだ後は、淡々とした喋り方だったが、いつもの控えめな声とは違った。
強い想いが込められている。
「アキちゃん、私のこと……好き?」
 俺は、目を開けた。瞑っていられる状況じゃない。できるだけフミの首から下を
見ないようにして、彼女を見つめる。
「あ、ああ」
 言いよどんではいけない気がした。嘘を吐くわけではないのだから。でも、声が震えた。
「じゃあ、証が欲しいの」
「……証?」
「私の中に出して」
 気がつけば既にトランクスを下ろされ、露わにされた俺の男性器をフミは掴んだ。


「こんなやり方、卑怯だって分かってるけど」
「ま、待て……子供、なんて……」
 フミはなれない手つきで俺の性器を擦りあげた。
「まだ……はや、ぁ」
「今。今じゃないと、ダメなの」
「どうし、く」
 我慢しなければ。絶対に止めさせなければ。一番傷つくのはフミなのだから。
 一番辛くなるのはフミなのだから。
 でもそれは、織り込み済みなのかもしれない――弱ろうとする心を、必死で抑える。
それが功をそうしたのか、
「……勃たない」
534ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:50:33 ID:6oI/tW6A
 よし……このまま諦めさせて――
「じゃあ」
 そう言ってフミは、手を何処かへと空中に伸ばした。
 少しして飛んできたのは、何やら瓶のようだ。フミは手の中に収まったそれの蓋を
開けると、一気に呷った。
 何を?――分からないが、彼女は再び俺に覆い被さる。そして、再び唇を奪われた。
 先ほどと違うのは、口内にフミの舌が侵入してきたことだ。さらに舌だけではない。
 フミの唾液ではないであろう、どろっとした液体までもだ。
 それを飲みたくはなかった。なんなのか分からないのだから。でも吐き出すことは
不可能だ。彼女との口付けは、まだ続いている。
 でもなんとか我慢していると、業を煮やしたのか、フミに鼻をつままれた。次第に
苦しくなる息。
 もう、限界だ。俺は訳も分からないものを嚥下し、フミはそれを確認してから顔と手を離した。
「がッ!はッはぁ……何を、飲ませた……!」
 息を求めて喘ぐ俺。体はまだ動かせない。もはや、彼女はあまり力に集中している
ようにも思えないのだが、どうやってるのだろうか。とにかく、ベッドの上に俺の身体は
固定されたままだ。
 そんな俺に、彼女は笑いかけてきた。いつものように控え見に。はにかむように。
「媚薬って分かる?」
 体が、震えた。まさか、そんなものまで?
「すごいよね、すごく気持ち良くなれるんだって。佐藤が用意してくれたの」
 あ・の・爺ぃぃぃぃぃ!!何考えてんだ!!
「私もね。アキちゃんが来る前に飲んだんだけれど……見て」
 彼女が差し出してきた指先は、濡れていた。これは?
「さっきから、ずっと疼いているの……早くアキちゃんが欲しいって」
 唐突に、理解する。まさか、これ――フミは俺の表情から内心をくみ取ったのか、
くすっと笑うと指をさらに前に出す。
 そのまま、彼女の指が、俺の、口に――
「恥ずかしい……けど、男の子って、これ舐めるの……好きなんでしょ?」
「ふぃ、ふぃが――むぐ」
 俺だって、そういう知識がないわけじゃない。人並みにエロには触れているつもりだが
――フミがそんなことを……
 フミにだって、性欲ぐらいはあるのだろう。当然だ。でも、俺は今までそんなの想像も
したことがなかった。
 フミに、そんな知識が――?
「私ね、いっぱい勉強したんだよ?アキちゃんといつそうなってもいいようにって」
 俺はさっきまで、今の彼女の笑みはいつもと同じだと思っていた。
535ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:54:15 ID:6oI/tW6A
「恥ずかしかったけど……佐藤に頼んでいっぱい、いっぱい」
 今のフミの目は――
「えっちなことだけじゃないの。アキちゃんのことも勉強したの」
 ――濁ってる。
「アキちゃんのこと、私はなんでも知ってるよ?好きなものも、嫌いなものも。家族も、
友達も、周りにいる女の子も……」
 それがいつからそうだったのか分からない。そもそも、普段の彼女の笑みはどうだった?
 先日のフミは、既にこうやって笑っていなかったか?
 もう、随分前から、こんな風に……
「まだ、気づいている人はいないけど、アキちゃんが優しいって分かったら、きっと
アキちゃんモテモテになっちゃう……」
 その時、くちゅっという水音を耳にした。そういえば、フミの手は今――
 どっどっどっ。鼓動がやけに大きく聞こえる。頭が、体が熱い。
「だから、あっ、私……恥ずかしくても……アキちゃんと……ん」
 フミの顔も、心なしか上気しているようだ。いや、顔だけじゃない。
 そっと、視線を彼女の首から下に這わす。汗ばみ、上気した肌。控え目だと思っていたが、
実際に見ると、十分成長した胸……
「アキ、ちゃんっ……私、わたしっ……」
 彼女の手は、今、彼女の下半身と――俺の?
「……勃ったね」
 彼女はくすっと笑うと、俺の性器に再び触れた。
「私も、もうぐしゃぐしゃ……」
 そう言いながら、彼女の身体が浮いた。俺に乗るように。
「ま、待て!やっぱり――」
「無理だよ。我慢できないし……アキちゃんだって、したいんだから」
 俺が?いや、確かに勃てるけど、これは、
「そう暗示をかけたの。本当に嫌だったら、動けるように」
 そんな――いや、でも。
「どっちみち、もう遅いよ」
 フミの腰は、いつの間にか下降を始めていた。そしてついに、フミと俺の性器が、触れ合った。
「ん、んん……!」
「くっ」
 彼女の腰は、重力以上の力で押されているようだ。だがそれだけではなく、俺の下半身も
浮かび上がろうとしていた。
 まるで、お互いの性器が磁石のようだ。そんな、愚にもつかないことが思いつく。
536ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 08:57:12 ID:6oI/tW6A
「ああ゙、少し……痛い、けど……」
 完全に、俺たちの身体は繋がった。肌と肌が密着しているのが分かる。それに今、
俺のものが温かいものに覆われ、締め付けられている。
「お、お前……」
 ついに、やってしまった。後はもう、中に出さないようにするしか。
「ごめん、ね……今、動く……から」
 そういうことじゃないんだ。でも、何故か口に出せなかった。もしかして、俺は。
「あっあっあっ」
 フミの腰が上下に動き出した。それと同時に、目の前でフミの胸が踊る。
 次に、顔に目をやる。あまり眺める余裕はないが。
 半開きの口から、よだれが垂れている。髪を振り乱し、焦点はあっていないように見えた。
媚薬の影響だろうか?間違いなくフミは初めての性交だろうに、あまり苦痛は見られない。
(どうしたんだ?)
 それは自分に対する問いだ。下半身はこの上なく熱いし、ひっきりなしに快感を脳に
訴えている。だが、妙に冷静な自分がいた。
 その自分が告げる。もう、出る。我慢は、できない――
「ぐ、ああ゙っ!」
「ふぁっああああん!!」
 射精と同時に、これでもかとフミの腰が押し付けられた。俺の腰も浮く。フミは、
弓なりに震えていた。衝撃で達したようだ。
 フミの肉が、俺の性器をきつく締め付ける。まるで、一滴も精液を逃したくないかのように。
 少しして、フミの身体が倒れ込んできた。性器だけではなく、俺とフミの身体が
これ以上ないほど触れ合う。俺は服を着たままだが。
 息を整えるフミを、俺は自然と抱きしめていた。俺は、彼女をどうしたいんだ……
「ねえ……キス、しよ」
 しばらくして、フミは顔をあげた。そこには、未だ収まらない欲求を抱えた瞳があった。
「……ああ」
 もう、俺の身体は自由に動かせた。だが、フミと口付けを交わし、また彼女の身体が
浮沈を始めても、俺が拒絶することはなかった。
537ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 09:00:06 ID:6oI/tW6A
 返事を受けて、扉を開く。そこには、昨日の情事などなかったかのごとく整えられた寝台と、
いつものフミがいた。
 あれは全て嘘だった――なんてことが一瞬だけ、浮かんだが、近付くといつもよりも
赤いフミの顔が、それを否定していた。
 何を話せばいいか。それは既に考えて来ていたが、とっかかりがない。フミも、昨日の
今日だからか、いつも以上に話し出し辛いようだ。
 しかし、先に声をあげたのはフミだった。
「まだね……何か入ってる気がするの」
 うっ。ますます話し辛い。それを幸せそうに呟く、フミの顔を見ていると。
「これで赤ちゃんができるんだよね」
 さらにフミは、愛おしげに自らの腹を撫でた。
 昨日、俺は馬鹿みたいに射精した。多分、媚薬のせいだ。昨日は危険日だったと言うし、
たぶん、間違いなく……
「名前、なににしようか」
「……フミ」
 こいつは、よくもまあこんな風に喋れるものだ。危機感も何もなく、きょとんとフミは
見返してきた。
「俺は、もう来ない」
「え……?」
「昨日一晩中考えた。それを言いに来たんだ」
「え、でも、赤ちゃんが」
 少しずつ、フミの顔が歪んでいく。こんな表情、俺は初めて見た。フミは母親を
亡くした時でさえ、こんな風にはならなかった。
「み、見捨てない、よね?だって、赤ちゃん」
「関係ない」
「嘘……」
「嘘じゃない」
「いや……イヤだ、イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ――」
 フミは俯き、頭を抑えていたが、
「イヤ!」
 おそらくは、念動力を使おうとしたはずだ。だが俺は、既に踵を返し歩き始めていた。
「動くものには、力を効かせ辛いんだったよな。生物なら尚更」
「ま!待って!」
 声と同時に、鈍い物音がした。扉についてから振り向くと、フミが床に這いつくばっていった。
538ガンガンいこうぜ! ◆2nkMiLkTeA :2010/04/22(木) 09:01:47 ID:6oI/tW6A
 やっと一歩――内心から浮かぶ喜びを、必死で抑える。ここで嫌われたら元も子もない。
「フミ。もう来ないけど、会わないわけじゃないし、ずっと来ないわけでもない」
 理解できただろうか。涙でくしゃくしゃになった顔で、こちらを見ているフミに、少し
心配になる。
 しかし、信じてやらなければ。そうやって侮っていたから、彼女はあんな行動に出たのだ。
「君が自分から会いに来たら歓迎するし、またここにも来るよ」
「待って!」
「ああ、外で待ってる」
 俺が扉を閉めると同時に、背後から大きな物音がした。でも、気にしない。
 あれは、雛が内側から卵の殻を叩く音だ。そう信じよう。
 彼女が来たときのために――とりあえず俺は、今日という休日を片付けに使おうと決めた。


終わりです。
なんかちょっと、後味悪い気がしますが。
539名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 14:52:33 ID:uVDnWqzu
ふむぅ。



マスター!おかわり!!
540名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 20:53:30 ID:sljxKCSM
フミは佐藤で練習したの?
541名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 21:38:45 ID:6oI/tW6A
>>540
佐藤は保健体育みたいなことも教えていますが、座学のみですね
あとはエロ本やAVを佐藤に用意させました。
542名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 21:56:25 ID:sljxKCSM
あっ、よく見たらこれで終わりか。
543名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 21:11:07 ID:L7VwL0i3
この引きは、グッドエンドに繋がっている。そう信じよう。
544名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 13:22:50 ID:Q6vw86i8
>>538
GJ、ガンガンいこうぜ!面白かったよ

フミが外の世界に出た後の話も色々続けられそうな
分、これで終わるのは勿体無い気が

箱入りお嬢様が超能力を隠し外の世界と折り合いを
つけつつ、アキヒコとうまくやっていけるか?的な
プラス、大学生彼氏と別れてアキヒコに今以上に
ちょっかい出し始めたユカとの対決とかw
545亀だが:2010/04/24(土) 15:52:46 ID:ItM54x1T
>>178
何この主人公かわいい
546名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 15:52:17 ID:xMbDUI0l
いろいろ続きこないかな
547名無しさん@ピンキー:2010/04/28(水) 20:58:09 ID:G+c3i0cs
保守だよ
548名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 22:44:58 ID:ypnlXsgQ
このまま終わってしまうのか
549誠一文字 ◆NFhzZNv7xg :2010/05/01(土) 01:12:49 ID:IlWd0MFo
もう少しで短編が上がりそうなんで、ちょい待ち
明日リビングに誰もいなければ投稿できる.....と思う
550名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 08:03:43 ID:dY8o5Ins
>>549
ありがとうごさいます、ありがとうございますあ
551名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 03:20:33 ID:GVGL6X6m
がんがれ
ここは住人が少ないように見えて実は割と多いからな
みんな期待してる
552名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 04:13:06 ID:L/oyPt5N
短編もいいけど本編を…
553名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 06:57:42 ID:wEwaVZdN
>>549
今エルフの短編読みました
こうゆう禁忌の交わりとか異種姦大好きです!
続編があると嬉しいです
GJでした!!
554名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 06:32:14 ID:dJYxHpVx
ここは二次創作ありなの?
555名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 08:01:46 ID:p3FZB6rS
>>554
エロパロ板なんだからありなんじゃないか。
もはや投下があればなんでもありがたいけど
556名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 11:45:26 ID:AvwqC+dt
このスレの派生元みたいなスレでも前例があるみたいだし、ありなんじゃね?
ただでさえ品薄だしね
557名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 12:06:13 ID:9Sx7hfHr
>>554じゃないけど、ヤンデレ分なしor少なめでも大丈夫なんかな?
558名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 12:46:07 ID:3jls7KXf
余裕であり
むしろ何でスレタイに「ヤンデレ」って入ってるのか疑問
559名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 14:29:46 ID:b/DCbd5s
前スレ及び現スレ立てた奴がヤンデレは必須要素と考えてるんだろ
特に現スレなんか前スレ終盤での議論を無視していきなりだったしな
560おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:16:38 ID:B9pDSNMd
どうも。今回もよろしくお願いします。

『わたしのせかい』


 こんなところにいたくない。そんな思いが、常にユキナを蝕んでいた。
 足を一歩踏みしめるごとに。一呼吸するごとに。一日生き抜くごとに。もしかしたら、
これから一生涯。延々と続く。続いている。続けていかなければならない。
 逃げたい。これもいつも考える。でも、行く宛なんてない。
 家も、学校も、友達も知り合いも、ユキナを受け入れるところなんてなかった。
 さりとて、死を選ぶこともできない。恐怖が身をすくませた。
 そんな鬱屈した思いを抱えながら、ユキナは下校している最中だった。常に俯いて
歩いているため、よく人にぶつかるし、転ぶ。でも、自分には治せない。
 と。
「お嬢ちゃん」
 嗄れた声が頭上を通り過ぎたような気がしたが、気にせずユキナは重い足取りを進めた。
どうせ、自分に話しかける者などいない。
「待ちな、お嬢ちゃん」
 また声。誰が呼ばれているのか知らないが、待ってあげればいいのに。
「あんたのことだよ。眼鏡をかけたおさげのお嬢ちゃん」
 聞き逃せない言葉が耳に入り、はたと足が止まる。眼鏡。おさげ。どちらも自分に
当てはまる。
 ユキナは、おずおずと頭をあげた。辺りを見回す。該当する少女どころか、自分以外に
人影はない。つまり、呼ばれたのは自分以外に有り得ない。
 次はびくびくと、ユキナは振り返った。もしかしたら、幻聴かもしれないと思いながら。
 そこには。
「ひゃっひゃっひゃ。やっとあんたに巡り会えた。あたしゃね。お嬢ちゃんに居場所を
与えに来たんだよ」
 あからさまな怪しい格好をした、どうか幻であって欲しいと思わせるような老婆がいた。
561わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:22:39 ID:B9pDSNMd
 ――
 朝食の準備を完璧に終えた頃、父が起きてきた。男手一つで自分を養う父に、
ユキナは十四歳を迎えても、反抗することなど考えたこともない。
「いつもすまんな、ユキナ」
「仕方ないよ。昨日も遅かったんだし。でもまあ、悪いと思ってるなら、早くアキ子さんを
落としてね」
「はは、がんばるよ」
 そんな父に、新しい母親候補として先月紹介された女性がいた。感じのいい人だったし、
むしろ父にはもったいないくらいだと、冗談めかして言ったりもした。
「あ、そろそろ行かなきゃ。食器は流しに置いといて」
「おー、気をつけて――
 ――

 耳障りな電子音を受けて、ユキナは目を覚ました。朝起きるのはいつも億劫だったが、
今朝のけだるさは普段以上だ。いつもは感じない、苦痛とも言える喪失感があったからか。
 寝ぼけた頭に手間取りながらも、ようやく半身を上げる。しかし、それ以上は
どうすることもできず、ぼーっと虚空を見つめた。
 そうしていると、浮かんでくるものがあった。頬を伝う涙とともに。
(あれが……)
『どうよ。俺様の力はよ』
 いい気分で浸っていたのに。目覚まし以上に耳障りな声が、目覚まし以上にユキナを
完全に覚醒させた。
562わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:26:07 ID:B9pDSNMd
 笑い声がするリビングの前の廊下を、無言で通り過ぎる。父がいれば挨拶くらいは
するのだが、今はいないので仕方がない。
 靴を履き、扉をくぐり抜け、閉まる直前に声を残す。でもどうせ、聞いているものは
いないが。
「いってきます」
 朝食は当然まだ。が、今日は買い食いする暇がない。アレと話していたせいで、
すっかり時間を食われてしまった。
『アレとはひどい言いぐさだな』
 気味の悪い声を耳元で囁かれ、門を出て一歩目で足を踏み外しそうになった。
もし転んでいたら新記録だ。ちなみに今は、外出して十三歩目が最速転倒記録。
(あの……話しかけないで……もらえませんか……?)
『あん?俺様に命令すんじゃねえよ』
(いえ……命令ってわけじゃあ……)
『ならなんだ?お願いか?尚更聞く義理なんてないね』
 頭の中できーきー喚く声に辟易する。どうしてこんなことになったんだろう。
自分は静かに生きたいのに。
『そりゃ嘘だね』
 きっぱりと告げられた言葉に、はっとして顔をあげる。もっとも、目の前には誰もいないが。
『お前は人一倍欲深さ。俺はそれを叶えてやれる。だから仲良くできると思うぜ。
つうか、とっと現実(リアル)なんて捨てろ』
(捨てろって……)
『どうせこっちに、未練なんてねえだろ?』
(それは……)
 実はある。
563わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:33:19 ID:B9pDSNMd
 ――
 迫り来るアスファルト。一瞬の浮遊感。その先に待ち受ける、顔面がすり下ろされる
光景が浮かんで、ユキナは自分の想像力を呪った。
 いつもはまるで役立たずだというのに、こんな時ばかり力を発揮して――
「おっと」
 もうすぐ目の前。地面すれすれ。来るべき痛みに魂を飛ばされないようユキナは
覚悟したが、代わりにユキナを襲ったのは首への感触だった。
 続いて、腹部も。しばらく他人から触れられなかった部位への不意打ちに、
つい声があがる。
「ひゃ!」
「ごめん、大丈夫か?」
 身体が時間を巻き戻されるように、地に足が着いた。全てが一瞬で終わり、
わけがわからない。想像力は先ほどで役目は果たしたとばかりに、まるで働こうとしない。
「ほんとごめんな。怪我はないか」
「へ?え?」
「大丈夫か?」
 訳も分からず、意味のない声だけが漏れる。
 話しかけて来ているのは、自分をダイビングアスファルトから救ってくれた青年だ。
制服から判断するに、ユキナの中学から、割と近い高校の生徒。
「は、はい、元気です」
 微妙に的外れな答えに、高校生が笑う。
「そっか。俺も不注意だったけど、君もちゃんと前見なよ」
「は、はい、すみません」
 爽やかに笑う青年に、ユキナは人形のように首を振ることしかできなかった。
 ――
564わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:38:27 ID:B9pDSNMd
『なーるほど、これが未練か』
 真っ暗な。深海を思わせる空間に浮かんだバブルの一つ。その中で映像が再生されている。
『相手の名前は鳥羽シュウゴ?S高に通ってる。住所、電話番号、誕生日。
よく調べたもんだねぇ。ストーカーかよ』
 泡は別の泡を引き寄せ、別の映像が展開されていく。恋しい男を追いかけ回すこと
しかできない少女の目線ばかり。
『ま、原因さえ分かりゃあ簡単だ。リアルなんて食い潰してやるよ』
 別方向から浮かんできた泡を覗き込む。そこには、せっせと黒板に向かう、
リアルタイムの少女の姿があった。


『とっとと帰って寝ろ』
 急かす声にどやされながら、それでものろのろとした手付きで帰り支度を進める。
時折ため息を漏らしながら。
『おい、早くしろよ。お前だってあっちの世界のがいいだろうが。こんなクソみたいなとこ
じゃなくよ』
 言われて、周りを示された気がした。ちらっと、ユキナは視線をあげた。
 ユキナと同じように、帰り支度をする同級生たち。少女ばかりなのは、女子中学だからだ。
 彼女らは、仲の良いもの同士で談笑したり、一緒に帰宅したり、部活に向かっていく。
ユキナ以外の誰かと。
565わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:45:43 ID:B9pDSNMd
 不意に、その中の一人と目が合いそうになって、ユキナは慌てて視線落とし、鞄に集中した。
 もうゆっくりなんてしていられない。滅茶苦茶に全て詰め込み、慌てて立ち去ろうとして
――転けた。
「あっ」
 仰向けに倒れ、鞄を閉め忘れていたため、盛大に中のものが飛び出す。
「あ……」
 一瞬だけ、ぴたっとクラスの空気が凍り付くのを感じた。だが。
「ご、ごめ……」
 まるで何もなかったかのように、全てが動き出す。ユキナを無視して。
 いつものことだ。そう自分に言い聞かす。だから、気にしちゃいけない。でも、頭は
沸騰しそうになる。それをなんとか地面と平行に保ち、鞄に物を詰め直して、ユキナは逃げ出した。
『ほら、クソだろが』
 せせら笑う悪魔の言葉に耐えながら。


「ずっと……あっちにいられるの……?」
『もちろん。永久的にだ』
 ただし、間違いなく死ぬけどな。
 もっとも、しばらくは生きているし、こっちの人間が生命維持だのなんだのやれば、
もっと永く延命もされるだろう。しかし、寿命には勝てないが。
「向こうなら、みんなわたしを見てくれる……?」
『当たり前だろ。お前がヒロインなんだぜ?』
 ただし、お前以外は幻だがな。
 もっとも、世界の記憶とお前の記憶をたよりに作った、極めて精巧な人格たちだ。
他人と接点の少ないお前なら、そんなもんでも満足するだろうよ。しかし、極めて
リアルなNPCみたいなものだが。
566わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:55:36 ID:B9pDSNMd
「シュウゴさんも……?」
『当然。お前のためなら火の中水の中さ』
 ただし、心も愛もないけどな。
 もっとも、お前にそれが見分けられるかどうかはわからんがね。まあ、ダメだったら
別の手もある。
 ひきこもりを説得するのは根気がいる。まあ、落とせる自信はあるが。悪魔の謳い文句は、
絶望している者ほど、甘美な夢を見させる。
「……どうすればいいの?」
 ほら、堕ちた。


 ――
 父に見送られて、家を出る。朝の日差しが眩しく顔を照らした。
(これ、本当に夢の中?)
 恐ろしいほどリアルだ。日差しも、物に触れた感覚も、父の反応も。偽物とは思えない。
『偽物じゃねえよ。お前が認めりゃあ、こっちが本物さ』
(でも……)
『おっと、来たぜ』
「え?」
「よ、ユキナ」
 呼ばれて振り返る。この声は――
「シ、シュウゴさん!?」
「さん?」
 声も、口調も。姿も、仕草も。今まで見てきた彼と、なんら遜色ない。
「どうかした?遅刻するぞ」
「え?あ、はあ、じゃあ、これで……」
 朝から何しに来てくれたのかは分からないし、別れるのは名残惜しい。でも、自分は中学生。
彼は高校生だ。
567わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 10:57:02 ID:B9pDSNMd
「え、怒ってる?俺、なんかした?」
「へ?」
 なんでそんな話になるのか、ますます分からない。というか、彼は自分と一度会っただけ
なのに、妙に親しげなのは……
「い、いえ、怒ってなんて」
「じゃあ、一緒に行くだろ」
「え、でも、わたし、中学……」
 そこで、彼が噴出した。笑い声をあげながら言ってくる。
「なんだ、冗談か。お前自分がいくつだと思ってるんだよ」
「……は?」


 自分は、十七歳だそうだ。そう言われて確認すると、確かに今の自分はS高の制服を着ている。
 さらに、身長も伸びていたし、その、胸なんかも育っていた。
 驚いたのは、自分に十七歳までの記憶があり、学力まで高校生レベルに達している
だろうことだ。
『俺はリアル志向なんでね。不都合ないようにしてんのさ』
 また、耳障りな悪魔の声がしたが、今はそんなの気にならない。なぜなら――
「具合でも悪いか?」
「い、いえ……」
「じゃ、ちょっと早く行くぞ。遅刻する」
「はい……」
 シュウゴに引っ張られ、少し速度をあげる。今、ユキナはシュウゴと手を繋いでいた。
568わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/06(木) 11:00:12 ID:B9pDSNMd
『お前がずっとこっちにいるんなら、設定なんていくらでも改変して、なんでもできるぜ』
 もちろん夜のほうもな。相手のそんな下ネタに、ちょっと顔が赤くなる。恥ずかしかったのは、
それで鮮明な二人が抱き合ってる図が浮かんだからだ。
 こちらの自分には、そういった知識もあるのか。
「は、はあ……すごい、ですね」
『だろ?だから――』
「でも――」
 ユキナが突如話し始めたため、悪魔の言葉を遮る形になってしまった。慌てて口をつぐむ。
『あん?なんだよ?』
 気を悪くしてしまったようだ。険悪な声。
 続きを言えば、更に悪くなるだろう。でも、ユキナは続けた。
「あのシュウゴさんも……偽物なんですよね……」
『……』
「手をつなげるのも、一緒の学校に行けるのも、嬉しい……ですけど……」
『……』
「あの……」
 よほど怒らせたのか、悪魔は黙りこくっていた。が。
『……本物を、連れてくることもできるぜ?』
 しばらくして告げられたその言葉は、まるで怒気をはらんでいなかった。むしろ、少し楽しげな
――悪魔の囁きと呼ぶに相応しい声だった。


続きます。
569名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 18:39:54 ID:GODL8mqQ
続き期待します。支援。
570日記:2010/05/06(木) 22:07:58 ID:6anzTq9Z
>>477のレスがムカついたから続きを書く

>>414の続き

入口を出ると先に歩いていたアン(仮)が突如視界から消え、直後に「バァーン」と乾いた音が響いた。
アンが消えた場所に近付き、周辺を確認したら真横に頭が消えた人の型をしたものが赤い液体を撒き散らして倒れていた。
周囲には吐き気を催す臭いが立ち込めたが、何とか吐くのを我慢し頭の中を整理した。
状況からして多分狙撃されたんだろう。しかし誰に?……等と何時自分の頭がスイカの様に砕かれるかもしれない状況で俺は考えていた。
そしてある結論に達した。絵璃(義妹)が危ないんじゃないのか?結論として出すにはあまりにも不確かなものだが、その時はそれ以上考える余裕がなかった。
俺は結論を出すと同時に走り出した。そして自分でも信じられないスピードで家についた。
肩で息をしながら玄関の扉を開けると、ソコにはさっき見たのと同じ液体が水溜まりを作っていた。
俺は恐る恐る液体の流れ出る先を確認すると、ソコには見知らぬ人間が首から紅い液体を流して倒れていた。
そして周囲を確認すると同じ様なモノが3つ倒れていた。その中には絵璃は居なかった。
リビング、キッチンと順番に確認したが、絵璃は居なかった。
571日記:2010/05/06(木) 22:43:33 ID:6anzTq9Z
>>570続き

後残っているのは二階だが、恐怖にすくんで足が動かない。階段の一段目にようやく足をかけたその時、二階から鼻歌を歌いながら絵璃(義妹)が血塗れの姿で下りてきた。
その手には血塗れの包丁が握られていた。そして俺の姿を確認すると屈託の無い笑顔で抱きついてきた。

絵璃「お兄様お帰りなさい。」

男「あ、あぁただいま」
俺は自分でも情けないと思う様な返事をした。普通なら「何があったんだ!?」という所だが、そんな事を聞く事すら出来なかった。

絵璃「本当にびっくりしました。呼鈴が鳴ったのでドアを開けたら見知らぬ男性が数人、いきなり襲ってきたんですから。全く、見ず知らずの女性を襲うなんて男として情けないと思わないのでしょうか?」

男「怪我とかしてないか?」

絵璃「わたくしは大丈夫です。この包丁が無かったら多分わたくしは二度と愛しのお兄様に会う事が出来なかったかもしれませんけど」

男「無事ならソレで良い」
俺は抱きついている絵璃を強く抱きしめながら温もりを感じた。

絵璃「ちょっと苦しいです、お兄様」

男「あ、わ悪い。ところで質問なんだが、良くそんな包丁でアイツらを殺れたな」
俺は慌てて絵璃から離れながら聞いた。

絵璃「え?あ〜別に大したこと無いですよ。普通に豚とか牛を切るのと感触は一緒でしたから。ソレよりも早くここから逃げた方が良いと思うのですが…」
確かに絵璃の言う通りだが、一体何処へ?と考えて居ると絵璃が思いがけない場所を提示した。
その場所とは公園だった。何故公園かと聞いたが今は答えられないと言うのみであったが、他に案も無いので俺達は公園に行く事にした。




以上
572名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 23:48:51 ID:lgrkjU9+
つれてこられて何されるんだろう・・・


日記の人は・・・熱意は認めるけど・・・なんというかすっごくコメントしづらい・・・
573名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 06:11:05 ID:T7RugvA5
長編で台本形式はやめてくれ
574名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 08:58:09 ID:C0ATf1xb
>>568
GJ。
ちょっと見たことの無いタイプの話なので、先が楽しみです。
頑張って下さい
575わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:04:51 ID:4KjnbSw5
 ――
 夢から覚めて。まどろみの中で、つい先ほどまで見ていた光景を思い出す。
 やけにリアルな夢だった。内容もしっかりと思い出せる。起きる寸前まで五感が
感じ取っていたすべてを、そっくりそのままだ。
(つうか。ロリコンか、俺は)
 夢の中で自分は、中学生くらいの女子とキスをしていた。年齢にすれば三歳ほどの
違いだろうが、世間はその事実を無視する。
「いや、ロリコンか……俺は」
 自嘲気味につぶやきながらも、口元がにやけるのを抑えられない。シュウゴが正気に
戻るまで、五分もの時間を要した。
「いってきまーす」
 その無駄にした時間分急かされて、朝の支度を終えたシュウゴは家を出た。そこに。
「お、おはようございます、シュウゴさん」
「おはよう」
 つい昨日、シュウゴの恋人になったばかりの少女がいた。狭霧ユキナ。十四歳。
三歳年下の、中学生だ。
 眼鏡におさげ、さらに童顔で背が小さいため、小学生ぐらいにも見えるが。そういえば、
夢の中の少女にそっくりかもしれない。
 出会いは街中で、転びそうだった彼女をシュウゴが助けたことから始まった。
 その際シュウゴが一目惚れし、その後何度か偶然出会ってよく話すようになった。
告白するまで要した時間は半年ほど。それが昨日だ。
「ごめんな。M中からは反対方向なのに」
「いいんです。わたしが一緒に歩きたくて来たんですから」
 はにかむように笑う。その笑顔を見てると、シュウゴも自然と笑っていた。
「じゃあ、行こうか」
576わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:12:11 ID:4KjnbSw5
「はあ、間に合った」
「おせーじゃん、シュウゴ」
 遅刻ギリギリでクラスの扉をくぐり抜け、膝に手を当てて息を整える。笑いながら
茶化すクラスメイトに返事をする余裕はない。
「嫁はどうしたんだよ。別居か?」
「委員会……だっつって……」
 ようやく喋れるほどにはなったが、まだきつい。嫁という単語に言い返す気力もない。
すると。
「だーれが、嫁ですか」
 そう言って現れたのは、まさしくその嫁本人。狭霧ユキナだ。もっとも、シュウゴとは
恋愛関係であって、もちろん婚姻関係ではない。二人は高校生なのだから。しかし、二人の仲の良さに、
周囲は夫婦のように扱ってくる。
「シュウゴも、たまには一人で起きてください」
「いや、あー……がんばるよ」
 自信はないけど。そう言外に言ったのを感じ取ったらしく、ため息を吐くユキナ。
だが、すぐにシュウゴに近寄ってくると――
「じゃあ、今朝の分」
 そう言って、ユキナはシュウゴの唇を奪った。周りからまたヤジが飛ぶのは聞こえたが、
またもシュウゴは返事をする余裕がなかった。
577わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:16:18 ID:4KjnbSw5
「鳥羽君」
 校内。トイレに向かう、休み時間の廊下でシュウゴは呼ばれた。振り返る。
「狭霧先生」
 シュウゴを呼び止めたのは、英語教師狭霧ユキナだった。童顔で、ぱっと見ると
スーツを着た同級生にも見えるが、確か二十八歳だ。
「今日、昼休みにいつものところでね」
 上目遣いで、悪戯っぽく笑って言ってくる。彼女の身長は、シュウゴよりも低い。
しかし、首から下は年相応であることを、シュウゴは知っていた。
 それを、少し開いたシャツの首もとから匂わされては、断れる男がいるはずもない。
 だから、シュウゴは昼休みになってすぐにいつもの場所へ向かった。誰もいない、
何にも使われない空き教室に。
「……先生」
 ユキナは先に来ていた。教室の鍵はいつもユキナが持ってくる。
「二人きりの時は、ユキナって呼んで」
 窓の外を見ていたユキナが振り返る。その際きらりと光った眼鏡が妖しげだった。
そのまま、こちらに向かってくる。
 シュウゴも、扉を閉めて鍵をかけると、おずおずと進み出た。しかし、途中で足が
動かなくなった。
「かわいい」
 シュウゴと違い、止まらなかったユキナに抱きしめられ、シュウゴは押し倒された。
 彼女は自分より小さいはずなのに。シュウゴはいつもユキナに勝てなかった。
578わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:18:17 ID:4KjnbSw5
「ただいま」
 学校が終わると、シュウゴはすぐに帰宅した。メールが来ていたからだ。
「おかえり、シュウちゃん」
 何年前からだろうか。母にその呼び方を止めて欲しいと言い続けて。しかし、
母は一向に止める気配がないため、戦局は冷戦状態だ。
「姉さん、今日は遅いって?」
「ええ。お友達と遊びに行って、夕飯もいらないんですって」
「ふーん」
 鞄を椅子の上に置くと、シュウゴは母へと向き直った。台所に向かう、エプロンだけの母に。
「母さん……」
「あっ、ダメ……夕飯の準備してるのに……」
 可愛い尻を振りながら、鼻歌まで歌って野菜を切っている母を、後ろから抱きしめる。
抗議は当然のものだが、こんなものを見せられて我慢できるものか。
「あぁ、母さん……」
「んん……それにぃ……あっ、二人きりの時は、はん、名前で呼んでって、言ったじゃない……」
「ごめん……ユキナ」
 父はいない。永遠にいなくなった。自分たちがこうなったのは、必然のはずだ。
579わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:21:08 ID:4KjnbSw5
「シュウちゃん」
「なにー、お母さん」
 母親に呼ばれ、シュウゴは階下へと降りていった。なんだろう。漫画を読んでいる
途中だったのに。
「ユキナお姉ちゃんが来てくれたわよ」
「え、ほんと!」
 途端に、シュウゴの足取りは早まった。転ぶんじゃないかって、母親に心配されるほど。
「こんにちは、シュウくん」
「ユキナ姉ちゃん!」
 最後には走るような勢いになって、そのままユキナに飛びついたが、シュウゴよりも
年上の彼女は、簡単にシュウゴを抱き止めた。
「早く、早く部屋に行こう!」
「うん」
 ぐいぐい彼女の手を引っ張って、自室へと向かう。でも、部屋に入るとそれ以上先に進めず、
シュウゴはユキナの手を握ったままもじもじしていた。
「シュウ君。シュウ君は、いつものようにわたしに任せればいいから」
「う、うん」
 そう言われて、彼女のなすがままになる。抱きしめられ、キスをされ、舌を入れられた。
 押し倒され、ズボンとブリーフを脱がされる。ユキナはとても綺麗な人だけど、
いつもこの時の彼女は、目が血走っていてシュウゴは怖かった。
 でも、そんなのはどうでもよくなる。舐められ、勃たせられ、中へと導かれて。
 これがどういう行為なのかシュウゴは知らなかったし、ユキナに聞いても要領は
得なかったが、とても気持ちいい。それで十分だ。
 と。がちゃっと突然部屋の扉が開いた。
「あら、お菓子持ってきたけど、お邪魔だったわね」
 間の抜けた母親の声。しかし、半狂乱になっている二人には、何も言い返せなかった。
 ――
580わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:23:33 ID:4KjnbSw5
『とまあ、こんな感じだ』
「嘘だ」
 それは即答だった。即答ならば、言葉通りになる。そう信じているかのように。
『嘘じゃねえって。これ全部、お前がここで体験した一部だよ。記憶もあんだろ?』
「嘘だ」
 今度も即答だった。しかし、前よりも力がない。何万日だか、何千日だか、
ブロックされていた記憶が一気に押し寄せてきたのが、苦痛だったのかもしれない。
「なんなんだ、これは……催眠術か……?」
『これは夢さ。決して覚めない夢だけどな』
 にやりと笑う。ユキナの記憶をもとに作った悪魔のイメージには、よく似合う笑い方だ。
「夢……?夢なんかで、こんなことを……俺が?」
『そうさ。お前はその夢なんかに負けたのさ。最初のうちに気づいていれば、抜け出せたのによ』
 これは嘘だ。人間程度が、悪魔の用意した罠から逃れられるはずもない。
「……嘘だ」
『おまけに、お前を助けようとしたユキナとかいうガキまでお前の夢に捕まっちまった』
 これも嘘。これはユキナの夢の中だから、シュウゴに何もできないのは仕方ない。
『あのガキのことは、覚えてるか?』
 どうだろうか。覚えてないほうが普通だ。シュウゴは、ユキナと二回しか会ったことがない。
名前を知ったのも、この悪夢に落ちる前にやっとだ。
「あ、ああ。確か、ここに来る前に……」
『そう。目の前で倒れたお前を助けようとした。それがこの様よ』
581わたしのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:26:33 ID:4KjnbSw5
 手を振り上げる。その先にあるバブルが、また映像を映し出す。快楽におぼれる牝の姿。
『お前の趣味を押しつけられて、もうあのガキの精神はボロボロだろうなあ。
お前、ありとあらゆる変態プレイしてたし』
「う、うう……」
 ついには頭を抱え、シュウゴはうずくまった。だが、止めるつもりはない。
『お前のリアルは、夢なんかに負けたのさ。お前がリアルで大事にしてたもん全て、
夢なんかに跪いたのさ』
「うううう……」
 ああ、楽しい。さて、じゃあそろそろ、最後のお楽しみを始めるか。
『だがそんなお前に、最後のチャンスをやるよ。俺様は優しいんでね』
「……な、に?」
『今から俺が用意したステージをクリアできれば、お前の勝ちだ』
「いったい、何を……」
 問いには答えず、パチンと指をこすりあわせて鳴らす。瞬間、真っ暗闇の、バブルが浮かぶ深海から、
シュウゴが転送されていく。光溢れる、ファイナルステージへと。
 それを見送りながら悪魔はつぶやいた。
『人の欲望、 限りなしか』
 悪魔の背後にまた、いくつものバブルが浮かび上がる。映像が展開されていく。
どれもシュウゴとユキナの記録だ。
『手を繋げて幸せ。一緒の学校に行けるだけで嬉しい。なんつってたガキがよ』
 だがその映像の中の二人は、どれも本当のシュウゴとユキナとは、かけ離れていた。
 男女の性別が入れ替わった二人。禁断の父娘プレイ。片方が獣化した獣姦。ゲイ。レズ。
スカトロ……
 常識や倫理など、クソまみれのケツを拭いて、丸めて唾かけたものばかり。なんて――
『すげえよ。最高だ――最低最悪にして、最高だ!』
 あんな少女でも、これだけのキャパシティを秘めている。だから人間は素晴らしい。
 歓声は、果てなき闇の中では反響もせず、消え去っていった。
582おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA :2010/05/07(金) 12:27:40 ID:4KjnbSw5
今回はここまで。
すみません、逆レイプは次回入る予定です。
583名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 18:45:30 ID:+929EFY3
続きワッフルワッフル

どのバブルの夢もそれでSS一本になりそうな夢だ
584名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:48:17 ID:IVHxdEBt
ほし
585名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 07:09:56 ID:QxPiyUbI
生きてる人いますか?
586名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 20:24:00 ID:gAa+H122
はーい
587名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 20:49:17 ID:GWWgJwS7
居ません
588名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 22:53:35 ID:/cGeceV7
五月病で作品が書けません
589名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 14:09:37 ID:HJ4ttiq9
生きてるぞ、もちろん
でもゴメン、再来週まで待ってくれ
590おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA :2010/05/14(金) 18:40:45 ID:CwbuBlSJ
ちょっと詰まっているので、しばしお待ちいただければ幸いです
591名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 19:32:06 ID:9RvSEj6e
生きててもヤンデレにカン禁されてたら、どこにも連絡できないかもしれない
勿論掲示板に投稿など無理
592名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 22:54:34 ID:KxbVHcVv
>>591
ヤンデレでなくって、話の分かるおとなしい子なら代筆を引き受けてくれるかも知れないぞ…多分
593名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 08:57:52 ID:hIpS8NyS
ヒロインの名前を勝手に自分のものに変え、もっと小説に奥行きを出すためにと逆レイプ
594日記を書いてる糞以下の粕:2010/05/17(月) 08:22:04 ID:4kQnmiHZ
今日はみんなに謝ろうと思う。当初、日記はエロゲを偶然見た義妹が義兄を逆レイプする予定だったが、捻りが無いので変える事にしたが、ソレがそもそもの間違いだった。
捻りを加えすぎて自分でも訳がわからないモンを書いてしまった事を素直にみんなに謝ろうと思う。
すまなかった。
とりあえず近い内にアッサリと終わらせて、今度はシンプルなヤンデレじゃないタイプのを書こうと思う。
無論、書くなというのであればもう俺は書かない。
595名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 13:45:46 ID:QQEdeFjj
>>594
書け
596名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 14:34:10 ID:gj/O7WB5
>>588-590 >>594
作者さん達マイペースで無理せず頑張れ
597名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 22:02:35 ID:YeRUKgU+
読み手としてはこういうことって言いづらいからね、所詮「読ませてもらってる」側だし
感想って難しいな

個人的には「二度と書かない」なんてことになったらそのほうがもっと寂しいし、悲しい
次回作、期待して待ってるぜ
598名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 22:54:51 ID:6pOWjjZO
3月の全国高校ゴルフ選手権では、素行不良で謹慎処分を受けた。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2009/11/07/07.html

■ スクープ・ワイド 男と女の秋雨前線
◯ぽっちゃり王子 遼クンもビックリ? 「こっそり謹慎」の理由
http://www.weeklypost.com/091016jp/index.html



結構前の話だよ こいつの謹慎 ジュニアの大会の移動中にぽっちゃりと他
二名の男子が1人の女の子に強姦したみたい でたまたまぽっちゃりが抜き
終わって他二名がやってる最中に見つかったみたい で、他二名の男子はゴ
ルフ界から永久追放でぽっちゃりはトボケテ最後まで知らん顔したから謹慎
でおさまったみたいだよ
[匿名さん]-2009/10/07 04:43

≪6はガセじゃないよ!
確かに結構前に移動の飛行機のなかで…って週刊誌に載ってた。まぁ週刊誌
の記事なんで本当かどうか解らないけどね。
[匿名さん]-2009/10/07 13:02

#22
レイプしたってやつでしょ?

[匿名さん]-2009/12/19 16:51
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/golf/1272777291/839
599名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 01:15:30 ID:uHGmgd6G
>>594
そういう言い方はやめたほうがいいと何度(ry
書きたいなら書けばいい。ただそれだけ。
スレ住人も応援してんだから
600名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 05:32:51 ID:5JR/CsDb
のう
601日記:2010/05/18(火) 19:26:16 ID:iqRWAMj1
>>571続き
俺は公園に行く道中アル事を考えていた。今の義妹の状態が極めてゲームの同名のキャラに近い事を。やはりアンが言っていた現実を変える装置が作動してしまったのだろうか。
そう考えている内に公園についた。義妹が公園の小さい城に向かって歩いて行ったので後をついて行ってみると、城の中にあるマンホールの蓋の前で止まった。
蓋をよくみると、蓋の横にパスワードを入力する端末があった。義妹はソレに躊躇無くパスワードを入力した。蓋がギシギシと音をたてながらゆっくりと開いた。
そして開いた入口へと俺と義妹は足を進めた。

以上
602名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 20:29:43 ID:Q2YSczXW
>>601
いつも思うけど短すぎじゃね?面白いけど
603名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 20:53:01 ID:kI290mTH
>>601
GJ


その文量書くのに二週間近くかけたのかw
604名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 21:05:46 ID:psjZnoTL
相模原さんはまだか
605名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 22:10:14 ID:klItQ7L0
どうしてエレクチオンしないのよォーー!!
606名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 23:58:49 ID:awcyeu1c
真奈美と美奈の作者は大丈夫かな
607名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 10:01:12 ID:bDofBoOq
個人用メモ       『日記』
>>145 >>149 >>156 >>158 >>160 >>163 >>215 >>300 >>332 >>336 >>342 >>353 >>378
>>400 >>403 >>414 >>570 >>571 >>601
608カノジョのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/20(木) 11:00:47 ID:5BSp8n83
#題名をマイナーチェンジさせて頂きます……


 見てるだけでむかつきが抑えられないあの悪魔の顔が消え去り、視界は闇に閉ざされた。
 先程まで自分が存在していた空間も薄暗かったが、自然と自分は周りの状況を認識できていた。
しかし、今はすべてがブラックアウトしている。だがそれは――
 シュウゴは、やっと自分が目を閉じていたことに気がついた。瞑った感覚など
まるでなかったのに。
 いや、そんなことを気にしている場合ではない。
とにかく、目を開けて周囲の状況を確認しなければ。
 あの悪魔は、何か罠を用意しているはずだ。
(ステージをクリアしろとか言ってたな……ゲーム感覚のつもりか、ちくしょう)
 これがゲームならば、クリア条件とゲームオーバー条件を見定めなければならない。
そして出来ることなら、一緒に夢に囚われているという少女を救い出さなければ。
 シュウゴは、目を開いた。そこは。
「俺の、部屋?」
 間違いなく自分の部屋だ。見回すが異常は見られない。
しかし、これまでの経験上、油断はできない。
(催眠術だかなんだか知らないが、あいつは俺の記憶まで操作できるみたいだからな)
 その改変は常に、ある少女が中心となっていた。
(ユキナという女の子は……この前知り合った?)
 記憶は、いじくられて、いない?今思い出せる少女の情報に、誤りはないと思える。
仮にそれすら変えられていたとしても、今までのように、親しい設定でもない。
(この前知り合った、いや、再会して……少し話をしただけ、か)
 逆に会わせないつもりなのかもしれない。シュウゴには助け出せないように。
(そうなると、厄介だな)
 舌打ちをして、頭をかく。まあいい。とりあえず、何か起こるまではここにいるべきか。
自分から罠に突っ込んでは元も子もない。
609カノジョのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/20(木) 11:04:06 ID:5BSp8n83
 それから、一分、二分……十分、十五分と時が過ぎ――何も起こらない。
(部屋から出ないと、イベントが起きないのか?)
 そう考えて、苦笑する。すっかり自分もゲーム感覚だ。
ただのゲームと違うのは、決して負けてはいけないこと。
(仕方ない……)
 Tシャツと下着だけの姿だったため、身なりを整えて、扉に向かう。と。
「ちょっとー、遅刻するわよ。とっとと――あら、起きたの」
 扉を開けて、母がやってきた。これが……イベントか?


 結局、何も起こらなかった。母がやってきて、学校へと送り出され、一日が過ぎていった。
 モンスターが襲ってくることも、街中の人間がゾンビになっていることも、
インベーダーが襲来することも、異世界に飛ばされることもない。平穏な日常だ。
 それが一日、二日と過ぎ、一週間も続けば、疑問も浮かんでくる。
これは現実なのではないか、と。
 学校で授業を受けながら、シュウゴは考えていた。
あの悪魔も夢も、全て本当に夢だったんじゃないか。悪魔自身が夢だと語っていたから、ややこしいが。
(溜まってんのかな、俺)
 最近成績が落ちて、気張り過ぎていたのかもしれない。
部活でも、もう夏の大会が近いから、ピリピリしているし。
 それにしても、少女と延々セックスする夢だとは……
(そういやあ、あの女の子に会えば全てが分かるんじゃないか?)
 あの子は悪魔に囚われているはずだからと、今までは考えつかなかったが、
あれがただの夢で、これがただの現実なら、彼女は普通に生活しているはずだ。
 名前も顔ももはや朧気だが、二度とも同じ道すがら出会ったので、なんとかなるだろう。
610カノジョのせかい ◆2nkMiLkTeA :2010/05/20(木) 11:06:29 ID:5BSp8n83
 そう考えていると、ふっと溜め息が漏れた。
(そうだよな、あんな悪魔だなんて非現実的なこと……いや、あれは夢か)
 教室を、教師に見つからないように、こっそり見回す。異常なんて影も形もない。
(そういや、このクラスでもヤりまくってたな、俺ら)
 少女はその時々で、クラスメイトだったり、教師だったりしていた。
(あー、あれは少しは楽しかったかも)
 現実では絶対に味わえない体験だったから。
(また見たい……いや、流石に変態すぎんのはやだな。でも、また――)
「やっと、呼んでくれた」
 その声は、平凡な現実の中に突如として鳴り響いた。
教師が話し続けている教室の中で、それら現実を切り裂くかのように、はっきりと。
 少女は、一瞬前まで絶対に存在していなかったはずの場所に――シュウゴの股ぐらに現れた。


「さて、ようやくゲームスタートだ。あーあ、あのまま退屈なリアルを享受してりゃ良かったのによ。
ま、仕方ねっか。とにかく、ゲーム本番はこれからだ。
ま、クリア不可能のバグゲーなんだけどな、これ」


すいません。今回で逆レイプまでいけませんでした。
611日記:2010/05/20(木) 21:03:12 ID:2lmpet4c
>>601続き
中に入るとしばらく歩いた。多分20分は歩いただろう、突然開けた場所にでた。巨大なホールの様な場所は天井に照明があり部屋を照していた。

ホールの中央に白いワンピースを着た義妹に良く似た少女が静かに佇んでいた。彼女がこちらに気付くと「時がきた」と言った。

ソレからの記憶は余りない。憶えているのは義妹が白いワンピースを着た少女のクローンだった事と義妹が自ら首を斬って死んだ事。

そして地球上から俺以外の人類が消えた事と、大人しかった白いワンピースの少女が嬉々として事の真相を語った事、そしてそれに激怒した俺と、俺を力強くで抑えレイプした彼女の快楽に歪んだ笑顔だけだった。

俺はあの時の怒りを忘れない為に今日も日記を綴る。誰も見る事の無い日記を…。

612日記を書いた気違い:2010/05/20(木) 21:07:10 ID:2lmpet4c
とりあえずかなり強引だけどコレで日記は終わり。長々とスレ汚しをして申し訳ない。

次は女子校の美術教師とバスケ部の女の子の逆レイプ物にする予定。
613 [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 09:32:36 ID:z8KeCtLM
>>612
コテハン決めてトリップをつけてくれ。
614名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 15:00:17 ID:uZpZBXY4
>>612 よかったら300からやり直してほしい
615日記を書いた気違い:2010/05/21(金) 15:43:05 ID:5mb0PN8y
>>614
今にして思えば>>300以降からおかしくなったんだよな。
616 [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 16:57:10 ID:z8KeCtLM
>>615
おねがいだから
コテハンなり、トリップなり
つけてくれ

頼む。本当に。
617名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 22:58:39 ID:EYMXLRmo
NGする為?
618名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 03:22:07 ID:TNLxMzHs
俺はやり直さないで欲しいね。
ここは自由帳じゃないんだからさ。

とりあえず、他の作者が投稿した直後に投稿するのやめないか?
感想書きづらくなるじゃんよ。
個人スレじゃないんだから、好き放題やって板汚すのは感心しない。
まあ、あんまり言っても俺が板汚すことになっちゃうからこれくらいにするけどさ。
619名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 06:34:24 ID:xwBzMHwk
>>618
つチラ裏
620名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 07:29:38 ID:2/49hSk1
>>618
誰かの投下の後すぐに投下するなってのは誰かが指摘しないといけない事だった
621名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 18:46:24 ID:1R7KTkgs
タイトルの日記って、話の中のことじゃなくて、作者がスレを日記みたいに使ってることを指してたわけか
つまり、このスレそのものを物語に組み込んで、従来の価値観を脱却した、逆レイプという括りに囚われない、壮大かつリアルなストーリーを作ろうとしてたわけだ
深いなあ
622名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 16:50:16 ID:47Lv9t20
>>621
胸が熱くなるな
623名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 23:12:06 ID:kRJh1qwc
>>621
な、何だって!?
624名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 13:06:03 ID:mFOm6gVF
そして誰もいなくなった
625名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 15:26:20 ID:dP1F9TDE
>>610
毎回楽しみにしてる
続き期待

ガンガンいこうぜ! の続編があるなら、それも読みたい
626名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 23:24:05 ID:p9MuT77m
627名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:17:30 ID:HBP1OOgL
女戦士とか女武闘家とかに襲いかかられたらと思うと…
628名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 05:25:00 ID:dUsprjlN
>>627
女僧侶が毒蛾のナイフを構えてそっちに走って行ったぞ
629名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 23:58:04 ID:9i5u+M+l
なまじ回復魔法が使えると、ヤンデレ浸食された場合の恐ろしさがハンパ無いな。


逆らったら遠慮無く切り刻むけど従えば優しく回復魔法とか、腹上死させられて蘇生魔法とか、無限地獄にも程がある。
630DOM:2010/05/27(木) 23:37:37 ID:wwdBLzap

ジャンル:年上大人しい子×ショタ 能力系


【豚クズの願望 その1】


 日本上空30km。成層圏のあたりにて。
 全裸の男神と女神が、遥か下の雲を眺めながら、なにやら会話をしていた。

「卑猥な言葉しりとり、いぇーい!」と男。
「いぇーい」答えたのは女。
「しりとり」
「輪姦……あ」
「いきなり終了かよ!」
「輪姦……輪姦パーティー」
「パーティーつけただけかよ! ……まぁいいや。い? ……淫汁」
「う……? 上の口」
「いいねぇ、そこはかとなく卑猥だねぇ。でもそれ普通の口じゃね? 乳首」
「び……敏感、あ。……敏感パーティー」
「パーティー付けりゃいいってもんじゃねぇぞ。なんだよ、敏感パーティーって」
「『それでは……くふぅ、僭越ながら……んはっ、
 私が……あ、だめ、乾杯の、おんど……おんどぉぉ!』みたいなの」
「わからねぇ、何一つ光景が思いうかばねぇ……はい、じゃ、アウト」
「えー」
「えー、じゃない。行ってこい」
「あー」
 女はだるそうに足元を見下ろすと、自由落下を開始した。

 その日、エロの神(女)が下界に降り立った。
631DOM:2010/05/27(木) 23:39:22 ID:wwdBLzap

 5秒ほど前のこと。
 登校中の私のところに、全裸の人間(?)が垂直に落ちてきました。

 人間が自由落下するときの終端速度は200km/hくらいらしいです。
 それでコンクリートにぶち当たるのですから、痛いとか言う問題じゃないと思います。
 が、落ちてきたソレはコンクリを砕き散らしながら血しぶき一つあげず、ごろんと道路に転がっています。
 空と人間(多分、女性?)を交互に眺めますが、一向に理解が進みません。
 どこから落ちてきたんだろう? ビルなんて無いから、飛行機? 飛んでないっす。

「ちゃーす」
 気の抜けた声。
 むくりと顔を持ち上げた女性は、眠たそうな目で私を見ています。全裸で。
「へぇー。高校生? いやー、あんたみたいな真面目そうな女の子がねぇー、へぇー」
 話が、見えて、来ない。
 略して、HMK。
「いやね、落ちるときにね、今一番エロい人のところに落ちるぞ! と念じてたんすよ」
 全裸の人に言われたくないなぁ。そして相変わらずHMKであります。
「よぉし、少女よ、速やかに家へ招待してください。さもないと『襲われる!』って叫ぶ」
 全裸でそんなこと叫ばれたら私、レズかバイですね。
632DOM:2010/05/27(木) 23:41:28 ID:wwdBLzap

 口を挟む隙も無い超展開。
 ダッシュで家に帰ると、全裸の女性を部屋にぶちこみ、ジャージを着せておきました。
 本当に、衆目に晒されなくてよかったです。

 部屋をきょろきょろ見渡し、その女性は開口一番、
「へー、年下趣味か」
「んなっ!?」
 なぜわかる!?
「いや、あなたの雰囲気とか、この写真とかさ。
 あ、私その人がオカズに使ったものとか判別できる、無駄機能付だからあいたたたた」
 思いっきり頬を引っ張ってやりました。
 が、
「えい」
「ひぐっ!?」
「あーら、かわいい乳首していらっしゃる」
 カウンターで引っ張られました。
 引っ張られました……。
633DOM:2010/05/27(木) 23:43:06 ID:wwdBLzap

 数分後。

「いえ、確かにですね。うすうす感ずいてはいたんです。
 同学年の子より、年下の子に興味を持つって言うか……。
 年上の頼れる男性よりも、弱々しくて保護してあげたくなる男の子の方が……」
「うんうん、まぁ、人それぞれだからね。
 やっぱり、ちっさくて穢れのない男の子を無理矢理こう、ニュルッと、したい?」
「え、ええ、ニュルッっていう表現がアレですけど、そうですね。ニュルッとしたいです」
「ほー、ほー、なーるーほーどーねー」

「……はっ」
 なぜ私は学校休んで、この人に自分の性癖を語っているんだろう。
「よーし、その望み、私が叶えてやりましょうか」
「え?」
634DOM:2010/05/27(木) 23:45:04 ID:wwdBLzap

「どうも貴方は、この写真の男の子に気があるようで」
「へひっ!?」変な声が出た。
「私のオカズスカウターによるとこの写真、ここ一月で30回あいたたた」
 今度は耳を引っ張ってやりました。が、
「ひぃっ!?」もぞっと下着の表面を撫でられました。
「あれ、濡れ」
「い、いやあああ!」
 ペッチーン。
「おお、女にビンタされたのは初めて……でも私、快感以外感じないから無問題よ。
 知ってる? 痛みっていうのは快感に――」
「もうやだ、この変態! 変態!」
「変態って言う方が変態なんです。この年下趣味のド変態が。
 あんたみたいな暗い子は写真見ながら妄想してマンズリこくのがお似合いだわ。
 この豚」
「ぐ……ぅ……」
 もうやだ、何この人。
635DOM:2010/05/27(木) 23:47:15 ID:wwdBLzap

「いーい? あんたみたいな暗い子が、こんな可愛い男の子に見向きされるわけないでしょ?
 自分の程度をわきまえなさい。あんた、友達いないでしょ? どうやってこの男の子に繋げるの?
 何の望みも無いじゃない。はっきり言うわ、絶対、無理。成立しようが無い」
「え、あ、あぁ……」
「そもそも男とまともに会話したこともないんでしょ?
 たとえ付き合うことができたとしても、どうしようもないじゃない。
 愛想尽かされて終わるのが目に見えてるわね」
「う……」
「何度でも言ってやるわ、この豚。
 アンタなんかが、人様と同じように恋愛しようだなんて、おこがましいにも程があるわ。
 人以下の分際で。わきまえなさい。
 クズはクズらしく一生妄想の中で満たされるのがお似合いよ」
「……」
「わかった?」
「あ……あぁ……」
 彼女の声色と迫力に、私はもう何も考えることができません。
 心の隅にあったほんの小さな絶望感を、彼女は容赦なく掘り起こしては私に見せ付けます。
「やめ、やめて、ください……いやぁ……」
「鏡、見る? アンタの顔、なかなか滑稽よ」
 涙が出て、顔が紅潮して、口を半開きにしただらしない顔。
 私は、そこで壊れました。
636DOM:2010/05/27(木) 23:49:03 ID:wwdBLzap

「そこで私の出番よ。
 私は神。
 たとえあなたが豚クズ以下だとしても、その望みを何でもかなえてあげましょう」
「あ、ああ……ありがとうございます、ありがとうございます」
 後光が差して見えます。
 そうか、この人は、女神様だったのか。
「わかるわよ。貴方がこの子をどれだけ好いているのか。
 だから私はこうして降りてきたの。任せて頂戴。
 今日から、貴方は思うとおりの結果を得ることができるわ」
「ありがとうございます、ありがとうございます……」
「――よし、洗脳完了」

 その日、私は女神様と第一歩を踏み出しました。
 決して戻ることのできない、一歩でした。

【豚クズの願望 その1】  了
637名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 23:58:26 ID:bbgEBNSu
おぉ久しぶりの投下じゃありがたや
638名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 00:41:18 ID:5CDDMeF5
敏感パーティーで不覚にも吹いたw
やべえ続きが楽しみすぎるぜ
639名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 12:15:41 ID:jq4oYAgx
今までに全く無かったタイプの話だな
この時点で面白いし、期待せざるを得ない
640女子校の先生物語:2010/05/29(土) 08:40:45 ID:oXQ+4T83
俺は今、両手を抑えつけられたまま体育館に寝そべっている。
胴体は彼女が腰を据えている為動かない。足は動くが、意味がなかった。
徐々に俺の顔に彼女の熱をおびた顔が近づいてくる。このままではキスをしてしまう。いくら拘束されているとは言え、それは不味いと思い顔を動かして僅かな抵抗をした。しかしそれは無駄な抵抗だった。
彼女は俺の首や頬に舐める様にキスをし、とうとう唇にまで彼女の唇が近づいてきた。
何故、俺がこんな状況になっているのか考えてみた。こんな事になったのはそう、今から約3ヶ月前に遡る。
641女子校の先生物語:2010/05/29(土) 09:26:44 ID:oXQ+4T83
>>640続き

〜3ヶ月前〜
俺はこの私立白金女学園に今年から勤めている美術教師だが、歳が若いのと学園にただ一人の男と言うわけで常に注目されていた。
この学園は寄宿制の学園で、所謂お嬢様学校なのだが、普通の学生も多く多少閉鎖的な部分を除けば普通の女子校と変わらなかった。
元々、この学園は男子禁制で今以上に閉鎖的で退廃的な所だったが、理事長の気まぐれで俺を受け入れる事にしたらしい。
ただし、この学園に赴任するにあたり一つだけ条件を出された。ソレは年に二度行われる絵画コンクールに作品を出す事だった。そして今俺は正にそのコンクールに出す絵をどんなモノにするか構想を練っている時だった。
この日も結局考えが浮かばないまま帰る時間になっていた。丁度この日は学園内の施錠の確認め頼まれていた為、体育館に向かって行った。
体育館に近付くと、ダムダムとボールの弾む音が聞こえた。部活の時間は既に過ぎていたので中の様子を見てから入る事にした。
少し開いた所から中の様子を伺うとバスケ部の生徒であろう女子が一人でシュート練習を行なっていた。


以上
642名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 10:58:33 ID:o59pv0rO
荒らし乙
643名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 11:11:48 ID:AGxB5tCQ
まぁまぁそう言うなよ、前みたいに人の投下に合わせて、って訳じゃないし

続き期待
644名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 11:41:20 ID:XHyDfR0h
でも書きながら投下って時点でいただけない
645名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 13:02:29 ID:S1roi2ai
なんつーか作者自身も内容もgoingmywayだよね
646DOM:2010/05/29(土) 13:08:14 ID:oDFhie8o
PCが規制に巻き込まれたんで、解除されたら投下します。
暇なんで続き書いてたら、書きためが40kbできてて自分でも引いた。削るわ。
647:2010/05/29(土) 13:33:49 ID:oXQ+4T83
>>644
携帯から書き込んでんだよ。
お前、携帯で書き込んだ経験あんのか?無いなら文句言うな。
648名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 16:49:38 ID:gHnTH4Py
これだからもしもしは……
649名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 16:51:00 ID:o/DSCWNQ
携帯のコピペ機能を知らない男の人って・・・
とか煽りたくなるんだが

化石級の携帯でもない限りコピペ機能あるはず
650名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 17:39:31 ID:AGxB5tCQ
メールで書き溜めすればよし(メモ帳は上限が低すぎて使い物にならない)
コピペして繋いで投下して切ってまたコピペして・・・ってのが面倒なのは分かるけど、読む側からすればぶつ切りって読みにくいんだよな
もちろん強制って訳じゃないが半ば暗黙のルールだし、書き溜めしてもらえると読みやすさが違う
それに書く側も空いてる時間に少しずつ書いたりもできるからかなり書きやすくなるはず

何が言いたいかと言うとおまえら喧嘩すんな
>>646
なん・・・だと・・・
御愁傷様、期待して待ってる
651名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 19:01:33 ID:+j2I8UnW
>>647
逝ってよし!
652名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 20:25:07 ID:nJIkby3u
もしもしって呼び方キモイからやめて
653名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 23:27:42 ID:TJ3/R0w3
みんな仲良く出来ますように(祈
654名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 23:54:26 ID:+/QaBGkS
)
655名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 04:55:01 ID:gAM5wS8r
>>647
とりあえず、コテハンかトリップを付けてくれよ
そしたら投下してもいいからさ
頼む
656名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 06:08:42 ID:MqmUebPY
657名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 12:24:09 ID:6qmxk2ej
>>647

苦労自慢は専用のスレか頭の中で頼む
658DOM:2010/06/01(火) 23:07:53 ID:pxYtUWcB

【豚クズの願望 その2】

「クズ子ー?」
 学校をサボってお昼のことです。なにやら書き物をしていた女神様が、私を呼びました。
「この中から好きなの選んで頂戴」
 女神様はメモ帳をちぎって私に見せ付けてきました。
 そこには箇条書きで、

・時間を止める(ザ・ワールド)
・瞬間移動(ドラゴンボール)
・思考ハッキング(逆サトラレ)
・マインドコントロール(ギアス)
・透明人間(東京事変)
・神の視点(3Dエロゲカメラ)
・強制催淫(新ジャンル「媚薬魔法」)

「……? え、何ですか、コレ?」
「貴方に付与するチート」
「え、へ?」HMK。(話が、見えて、来ない)
「だーかーらー、私が直接手を下すのは面白くないから、貴方に能力を与えましょう、と」
「……あの、え?」
「……うーん、やっぱり女の子はこういう特殊能力には食いつきが鈍いなぁ……。
 ええい、もういいや、
            全部いっちゃえ。
 どりゃああああっ!」
「はい? え?」
 女神様はぐわっと目を見開くと、私の頭を鷲掴みにしました。
 そして、
「痛ぁーー割れるわれるわーれーるーっ!」
「耐えろ」
 情け無用のアイアンクローでした。
659DOM:2010/06/01(火) 23:09:53 ID:pxYtUWcB

 こめかみを締め付ける指先から開放されると、どうも違和感がありました。
「いつつつ……え、うわ、何ですか、これ」
「チートです。透明人間と、時間停止と、瞬間移動と、思考ハックと
 マインドコントロールと、神の視点と、強制催淫の」
 なんでしょう、これ。私の貧しいボキャブラリーでは説明がしにくいのですが……。
 抽象的に言えば、五感が拡大し、六感にも七感にも増えたような。
 具体的に言うと、多分今の私は魔法が使えます。かなりやりたい放題に。

「よし、それを使ってやりたい放題よ! でも制限が……あれ? クズ子?」

 えー、私は今、北海道は小樽の市場に来ています。
 いやぁ、観光客でにぎわっていますね。
 ただいま時間を止めて歩き回っています。
 あ、立派なタラバガニがありました。持って帰りましょう。セイッ。

「ただいm」
「そぉい!」
「あくっ!」
 部屋に帰ると、いきなり女神様に逆水平チョップをいただきました。
「このクズが! 何しとんじゃい! 何おま、勝手に能力使ってタラバガニぱくってきとんのや!
 あんま調子こいてっとマジその蟹のはさみでお前の乳首ばチョキチョキすんぞコラアアッ!?」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい」超怖い。
「……仕方ない。今回だけ、許す。
 でも咄嗟に思いついたやりたいことって、貴方はタラバガニなの?」
「咄嗟にやりたくなる事って、大抵の場合、庶民的ですよね」
「……まぁ、いいか。おおーい、かあさん! 今夜は蟹鍋です!」
母「あら、立派なタラバじゃない。メガちゃんのお土産? ありがとねー」
「いやーはは、出身が北海道なもので、これくらい余裕っす」
 いつの間に家族と打ち解けていたんだ、このメガちゃんは。
660DOM:2010/06/01(火) 23:11:46 ID:pxYtUWcB

「さて説明に入りましょうか。
 まず、その能力、目的外使用を禁じます」
「んえ?」
「使用した能力はログを取られています。
 そのログ一つ一つに対して、私は報告書を書くわけね。
 で、今回はエロい事に使うのが目的なので、それ以外の使用は厳禁です」
「そ、そうなんですか」
 次は讃岐うどんでも食べに行こうかと思ったんですけど。
 目的がエロって、どんな女神様なんだろう。子作り?
「報告書の枚数も、持ってきたのは今のところ30枚だけ。
 貴方はもう小樽への行きと戻りと時間停止で3回使ってるから、あと27回ね。
 一々取り寄せて書くの面倒くさいんだから、無駄遣いしないこと」
 やりたい放題でも、一応は制限があるようでした。
「はい」
「よし、それじゃ作戦会議と行きましょうか」
661DOM:2010/06/01(火) 23:14:33 ID:pxYtUWcB

「想君とチートを使いつつも合法的にラブラブになる作戦ー」
「いぇーい」
「コラそこ、もっと盛り上げて」
「いよっしゃー」
「……もういいわ。さて、貴方の手持ちの能力で、
 この子……もとい、想君と合法的にラブラブイチャイチャになるにはどうすべき?」

 想(そう)君とは、写真の子。私がひそかに恋心を抱く、二つ下の学年の男の子です。
 彼は入学式の日に、教室が分からなくて校舎を彷徨っていました。
 あの時『ありがとうございました、せんぱい』と控えめな彼の微笑が今も心から離れません。
 頑張って隠し撮りした写真は、私の宝物です。

「そこ、遠い目をしない。で、何か案はある?」
「ハイ。瞬間移動して拉致ってきて強制催淫かけて犯します!」
「チッガーーーウ!」
「へぶっ!」
 容赦の無い女神チョップが額に炸裂しました。
「貴様は逆レイプすることしか考えていないのか! この雌豚! クズ!
 そんなんだから暗いんだよ! 合法的にラブラブイチャイチャにするっつってんだろうが!」
「いえ、でもですね、合法的にラブラブイチャイチャになっている姿が想像つきません。
 私、絶対会話とかできないですから。
 ……あと、エロい事に能力使うならOKって言ってませんでした?」
「いや……まぁ、エロければいいんだけど、直接的なエロは最近飽きてきたって言うか、
 ジュブナイルな甘酸っぱーい恋愛劇が個人的に見たいっていう」
「……そこの棚の恋愛漫画でも読みました?」
「……『君に届け』面白いわね」
 なんて、影響を受けやすい神様っ……!
「主目的を思い出してください! エロが目的なんでしょう!
 もう、筆者がキーボード叩くのも恥ずかしくなるようなドエロが!」
「むっ……そ、そうだったわね……いえ、でも――」

 非論理的で感情的な論争はひたすら続きました。
 結果、エロい恋愛で行くというよく分からない折衷案が成立。
 お腹がすいて時刻は午後六時。
「ご飯よー」
 お母さんが呼んでいます。
 今夜は蟹鍋でした。タラバうめぇ。
662DOM:2010/06/01(火) 23:17:11 ID:pxYtUWcB

 次の日。プラン実行の日です。
「エロと恋愛で1:1の比率で行くのよ! 偏ったらダメよ!」
 家を出るときに、歯ブラシを咥えたままの女神様に注意を受けました。
 とても難しい要求です。
 ああ、私は今にでも、想君を保健室のベッドあたりに拉致って【ピー】してしまいたい。
 この要求と恋愛を同時に満たすにはどうすればいいのか。

 ぜんぜん分かりませんでした。

 そもそもあのビッチ女神が具体案を何一つよこさないのが問題なんです。きっと。
 根暗街道まっしぐらの私に、リアルの恋愛なんて分かるわけが無いじゃないですか。

 私は、登校途中にコンビニでアイマスクを買っていくことにしました。
 あ、はい。結局私はヤることしか考えてません。恋愛? 知りませんよ。
 豚が、クズが、という女神様の声が聞こえてきそうです。
663DOM:2010/06/01(火) 23:20:18 ID:pxYtUWcB

 学校。
 授業中、神の視点で一年生教室を覗いてみました。

 神の視点とは、自由に視点を移動できる能力のことです。
 リアルタイムでいろんな場所を見ることができます。幽体離脱のようなものです。

 一年A組の教室に潜入。
 授業を真剣に聞いている想君がいます。超可愛いです。犯したくなります。
 意味もなく頬擦りしてみました。もちろん今は触れられませんが。

 さて、使えそうな場所をピックアップするために、神の視点のまま学校をうろつきます。
「まぁっ……」
 グラウンドの隅にある、体育倉庫の中。
 ヤッてる男女がいます。
「し、神聖な学び舎でなんて事を……」
 他人の行いを見るのは、少々トラウマになりそうです。
 でも勉強になりますね。

 チャイムが鳴ったので、自分の視点に戻りました。
 校舎を一通り巡りましたが、レイプに使えそうな場所がありました。
 放送室です。
664DOM:2010/06/01(火) 23:23:28 ID:pxYtUWcB

 うちの学校はこの春から、放送部が活動していません。
 放送部をやりたい人がいないのです。
 今現在放送室は使われておらず、スピーカーやPA機器等、イベント機材置き場になっています。
 学園祭期間や体育祭等イベントがないと、使われないスペースなのです。
 来年は復活するといいですね。

 なぜこんな詳しいかって?
 そりゃ元放送部員ですから。

 放課後。

「人は入ってこない。壁は防音。完璧な密室だと思わない?」
 時間を動かします。
 さて、ここからはエロくいきます。

 私の正体を想君に知られるわけにはいきません。
 アイマスクをかぶせておきました。
「え……?」
「こんにちわ」
 椅子に縛り付けた想君に、背後からささやきました。


【豚クズの願望 その2】 了
665名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 00:06:25 ID:tfuCbS/f
豚クズかわいいいいい
666DOM:2010/06/02(水) 22:25:59 ID:OLso0TS8

【豚クズの願望 その3】

「……?」
 状況が飲み込めていないようです。
 アイマスクで目も見えませんし、手も椅子に縛られていますから、当然と言えば当然ですけど。
 でも、この状況で騒がないあたり、いじめっ子の嗜虐心をそそります。

「静かにしてるね。いい子いい子」
 普段使わないお姉さんのような声色で、想君に語りかけます。
 無駄に培った声優能力が役に立ちます。元放送部員で、声優志望でしたので。
 さらさらの頭を撫でてあげます。ぴくっと反応がありました。
「怖がらなくていいんだよ?」
「……」
 困惑しているようです。
 なんだかとても可愛く思えて、後ろから想君の頭をぎゅっと抱きしめます。
 ああ、もう、死んでもいいです。いえ、まだ死にませんけど。
 そのままの体制で2分、3分。
 硬くなって力が入っていた想君の体が、だんだんとリラックスしてきているのを感じます。
「落ち着いた?」
「……」
 こくんと、想君の頭が揺れました。
667DOM:2010/06/02(水) 22:27:34 ID:OLso0TS8

「誰……?」
 微かなおびえを感じるその言葉に、私はどう答えようか迷います。
「……君のことが大好きな、君の知らない人」

 一方的優位なこの状況では、好きなことが言えます。
 私は、このような人とのコミュニケーションのとり方を望んでいるのでしょうか。
 それとも、これしかできないのでしょうか。
 どちらにせよ、楽でいいです。

「お姉さんは、何年生?」
 お姉さん。ああ、想君にお姉さんと呼ばれました。とても嬉しい。
「……君の、一個か二個上」
「答えになってないです……」
 そしてそのまま、私の抱擁を受け続けます。なすがままに。

「あの……手首が、少し痛いです」
「縛っちゃってるもんね。ごめんね。でも、もうちょっと我慢して」
 それでは、想君の意識を別方向にシフトさせましょう。
 強制催淫、発動させてみます。
668DOM:2010/06/02(水) 22:30:06 ID:OLso0TS8

 強制催淫。今名付けて、ピンクの波動。
 効果:掛かった人はエロい気分になります。
 とてもシンプルで強力です。

「っ……? ……は……ぁ……ふぅ」
 目に見えて、想君の息遣いが荒くなっています。
 彼が頬を赤らめている姿は、ただ一言、興奮します。
「ん……く……」
 想君の喉がなります。耳が赤くなっています。
 一番目がいくのがやっぱり、あそこです。
 どうしましょう。大きくなっています。
 どれだけ強力なんだ、強制催淫。

「どうしたの?」
「あ、う……」耳元でささやくと、くすぐったそうに身をよじります。
「……おっきくなってきたよ?」
「!?」
 子供が必死に重大な過失を隠すように、背中を丸めて、脚と脚をすり合わせてもぞもぞする想君。
 残念ながら、足首もついでに縛ってしまったので、上手く動けないようです。
669DOM:2010/06/02(水) 22:31:54 ID:OLso0TS8

 椅子に縛りつけた想君を後ろから抱きしめて、生殺し状態にします。
 理性と本能の狭間でもがく彼を眺めるのは飽きません。
 何時間でもこうしていたいです。

 かみ。
「んくっ!?」
 耳が可愛くて、思わず噛み付いてしまいました。あむあむしてみます。
 すごい反応です。耐えているのが私にも分かります。
「ん……は……」
「苦しい?」
「……」
「今の想君、すごく可愛いよ」
「……だ、だめ……です」

 次の行動に移る前に、想君の思考をハックしてみます。
 理性:本能が2:8ぐらいで、落ちる寸前です。
 理性の部分では、私が誰なのか必死で考えています。
 驚いたことに嫌がってませんでした。
 普段内気な私も、そう分かると自分の行動に勇気が持てます。
670DOM:2010/06/02(水) 22:34:07 ID:OLso0TS8

「リラックスして……痛くないから、ね」
「……あっ」
 上のシャツに手をかけます。
 背後からボタンを一つずつ、丁寧に外していきます。
 夏服のシャツの下に、想君の綺麗な素肌がのぞきます。
 恐ろしい。肌が綺麗過ぎじゃないだろうか。
 下までボタンをはずすと、はらりとシャツがはだけて上半身が現れました。
 鎖骨がセクシーで、上から覗き込む華奢な肩のラインは反射的に抱きつきたくなります。
 小さくプクッと自己主張している乳首は、透き通った桜色をしています。
 鼻血が出そうです。……いい体してるなぁ。
「……」
 羞恥心からか、想君は黙り込んでしまいました。
 俯いて、唇をぎゅっと結びながら。

 ベルトに手をつけると、腰を引いて僅かな抵抗を見せます。
 私は無言でそのベルトを緩めて、腰から抜きました。
 かしゃんと金属が音を立てて、床に落ちました。
 ズボンのフックを外しファスナーを下げて、最後に確認します。
「脱がすよ?」
 できるだけ優しく。でも否定はさせないようなお姉さん口調。
 僅かな逡巡の後、想君は無言で少し腰を浮かせてくれました。
 ズボンは足首まで降ろすだけにしておきましょう。私の趣味です。
 はだけたシャツに下ろされたズボン、椅子に縛り付けられた格好。
 すごい格好の想君ができました。やべぇ、デジカメ忘れた。

「恥ずかしい?」
「……」
 無言でコクコクうなづきます。どんなことを考えているんでしょう。
 思考ハックは便利です。想君はもうほとんどやらしいことしか考えていません。
671DOM:2010/06/02(水) 22:36:16 ID:OLso0TS8

「すごい格好してるね」
「……っ」
 自分でしといて、想君の今の姿を責めます。
「想君は、誰にでもこうされたら、こうなっちゃうの?」
「あ、ち、違……」
 おっと。通常の思考回路がやや復旧傾向。
「えっちだね」
「違う、違う……んく!?」
 戻ってきた思考能力に追い討ちをかけるべく、強制催淫をもう一度。
「あ、あああぁ……ひやぁぁ……」
 う、うわぁ、すっごくいやらしい声が。
「やあだぁぁ、な、なに……これ……」
 もう恥なんて構っていられないのでしょうか。
 椅子をがたがた鳴らして、助けを請うように肩で息を切らしています。
「えっちって言われて興奮しちゃったの? 想君はMなのかな?」
「違う、違うよぉ……ひっ」
 喘ぎ声に嗚咽が混じってきました。泣かせてしまいました。
 私は背筋がぞくぞくしっ放しです。

「どうして欲しいの?」
「うううぅぅう」
 涙とよだれで顔がべちょべちょになっています。
 想君にはほとんど、まともな思考が生き残っていません。
「へんだよぉ……なに、これぇ……」
「感じてるの、かな?」
「ひ、やぁあああああ!」
 ちょっと乳首に触れただけで、想君の体が、跳ねました。
 すごい。一体どんな感じなんだろう。
 思考はハックできても、感覚をハックできないのが残念です。
 きゅっ。
「ひぁぁぁぁああああああ――」
「……あら?」
 乳首をきゅっとひねってしまったところで、想君は気絶してしまいました。
 ……強制催淫×2はまずかったみたいですね。反省します。
672DOM:2010/06/02(水) 22:37:28 ID:OLso0TS8

 椅子に縛った想君が目覚めるのを待ちます。
「……うーん」
 このままだと、少し責めにくいですね。

 はだけたシャツと靴下と下着は着けさせたまま(私の趣味)、
 なぜか放置してあった体育マットの上に想君を転がします。
 さぁて、どうしましょうか。

「ん……」
 想君が目覚めたようです。
「ふ、あ、いやぁ……おねえさん……どこ……」
 私はふと思いついて、スピーカーの裏に隠れていました。
「……」
 両手の自由が利くのが分かったのか、想君はアイマスクを取りにかかりました。
「……ここは…………? ……。……せん……ぱい?」
 見たこと無い部屋に混乱しているようです。
「やだ……からだ……へん……」
 体を丸めて、小さく震えています。目も焦点が合っていません。
「だめ……だめ……」
 やがてその手が、下着の中のあそこに伸びて、
「ふ……く…………んっ……」
 自慰を始めました。
 犬みたいに丸くなって、声を押し殺してオナニーをする想君。
 へ、へぇ、そうやってするんだー……。
 少し感動。
「んむっ…………っ」
 最中は左手の人差し指を噛むのが癖なのかな?
 可愛いです。一生見ていたいくらいに。

「あ、く、んんんんっ」
 びゅっびゅっ。
 果てても尚、想君のあそこは鎮まりません。 
673DOM:2010/06/02(水) 22:39:33 ID:OLso0TS8

 時間停止。
 面白いものを見ることが出来て満足した私は、次の準備に取り掛かります。
「……触りたいなぁ……舐めたいなぁ……キスしたいなぁ……はぁはぁ」
 もう、完全にキモい人ですわ、私。
 アイマスクをかぶせて、と。
 ええい、もう遊びはいい、犯そう。
 時間始動。

「わ、あ!?」
 背後から抱きつきます。
「気持ちよかった?」
「っ――!」
「全部、見ちゃったよ」
「――!?」
「いっぱい出たね。気持ちよかったの?」
「う、ぅぅー……」
 恥ずかしくて死にそう、といった感じの想君です。
「暴れちゃダメ。大人しくしていたら、お姉さんがもっと気持ちいいことしてあげるから」
「ひぁあ!」
 強制催淫がまだ少し効いているのか、うなじを撫でただけで凄い効果です。
 面白い。
「ああ! せんぱい、や、やああぁぁあ!」
 体をピンと猫みたいに伸ばしながら、想君は悶えます。
 口からよだれが垂れちゃってます。はしたない子です。ゾクゾク。
 ああ、もう。唇奪ってしまえ。
 背後から顎に手を添えて、強引にキスします。
「んむっ!? ん、ぷは!」
 私の初めてのキスは、3秒くらいで避けられました。ショック。
「逃げないの。大人しくしなさい。……ほら、口あけて」
「! ん、んんー!!」
 嫌がる想君の口の中に舌を入れます。
674DOM:2010/06/02(水) 22:41:45 ID:OLso0TS8

 くちゅくちゅと、少し大げさに音を立てて、想君の口を犯していきます。
 背後から抱きつきながら、うなじをさすさすしてあげると、可愛い声で鳴いてくれます。
「ん……ん、ぁ」
 あれほど嫌がっていたのに、もうすっかり抵抗する気は失せたようです。されるがままです。
 お互いへたくそなキスのせいで、私も想君も、口の周りがべとべとです。
 あ、そうだ。おねだりさせてみよう。
 ちゅ。
 最後に軽く口づけして、キスをやめます。
「……ふぁ……え……?」
「どうしたの?」
「え、あ、あの……」
「なぁに? これがほしいの?」
「あ……あ、ん、くちゅ……」
「想君、それ、私の指だよ」
「え、い、いじわるぅぅ……」
「だって、想君がどうして欲しいのか言ってくれないんだもの」
「……」
「お姉さんにどうして欲しいのか、正直に言ってみて? 聞いてあげるから」
「……あ、のぉ」
「なに?」
「…………キ、キス、して……ぇ」
「はい、よく言えました」
 ああ、こうも簡単にこの子の心を奪えるなんて。
675DOM:2010/06/02(水) 22:43:55 ID:OLso0TS8

 優位に立っているおかげで、どう責めようか思案する余裕が出てきました。
「こっちも触ってあげるね」
「やぁぁ、そこだめぇぇ……」
 先ほどは刺激が強すぎて倒れてしまいましたが、強すぎなければ大丈夫みたいです。
 つんとした可愛い乳首を、指先でペシペシいたぶります。
「想君のおっぱい、硬くなっちゃってるね」
「や、やだぁ……」
「……いただきます。あむ」
「せ、せんぱ、ふぁ、いや!」
 綺麗な桜色の乳首を口に含むと、想君が可愛い悲鳴をあげます。
 ああ、なるほど、こりゃ男の人が女の胸を吸いたくなるわけだよ。
 こんなに反応してくれたら、楽しいですもの。
「や、やあ! 歯だめぇ! 噛まないでくださいぃ!」
 そんな言い方じゃ、噛んでくださいってお願いしてるのと一緒。
 この独特な弾力を持った歯ごたえ。
 ――噛み潰してしまいたい。

 そのとき、私は自分の理性が少し崩れる音を聞きました。

【豚クズの願望 その3】 了
676名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 02:19:50 ID:lji3ehZL
投下乙
読んでて勃起したw
このスレでも屈指の変態ヒロインだな
コメディ要素もウザくなくて、飽きない面白さとエロさがある
677名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 02:36:03 ID:QvC8TwRS
「敏感パーティー」と、「タラバうめぇ。」が好きだw
678名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 05:34:00 ID:6NGZA/xV
女の子は変態に限るぜ
679DOM:2010/06/03(木) 18:41:22 ID:3Kv73jcM

【豚クズの願望 その4】

 まず、押し倒します。
 次に、上に乗ります。
 そのまま、想君の首元に顔を近づけてクンクンします。
 汗と唾液とあと良く分からないにおいがします。
 私は心の準備をするため、少しの間そうやっていました。

「せん……ぱい……っ」
 消え入りそうな声で、想君がうわごとのように呟きます。
 私のことを拒絶してはいないようです。
 でも、例えば、

 ――アイマスクを外されて、私なんかに犯されてるのが分かったら、嫌だろうな。

 暗い、気持ち悪い、そうやって言われ続けてきた私の十数年。
 この子も、私のことを拒絶するのだろうか。

 まだマインドコントロールを使っていませんでした。
 要するにこの力は、いつでも想君の心を操作して私のものに出来る能力なのです。
 あ、そうか。だったら。いいか。嫌われても。
 それに『もしかしたら受け入れてくれるかも』そんな奇跡を少し、信じていました。
680DOM:2010/06/03(木) 18:42:27 ID:3Kv73jcM

 決心がついたものの、やっぱり少しは躊躇するわけでして。
 いまだに私は想君の首元に顔をうずめた謎姿勢です。
 そのときです。
「!?」
 おっかなびっくり、といった感じで、想君が私の背中に腕を回してきました。
 驚きました。そして、とても嬉しい。
 私も想君の体により体重をかけて、しばらく二人でくっついてました。

 だいぶ息が落ち着いてきました。私も、想君も。
 ふぅ、よし。
「外すよ」
 短くそれだけ想君に告げ、私はアイマスクを外しました。
「ん……」
 可愛く呟いて、目をしぱしぱさせている想君と至近距離で目が合います。


 「あ、やっぱり……せんぱいだ」


「――!?」
 一瞬、頭の処理系が飛びました。え、どういうこと?
「せんぱい……綺麗な声、だったから、せんぱいかと、思いました」
「あ、ありがとう……?」
 あれ? 何で私のこと知ってるんだろう?
 疑問が次々に浮かぶ中、安心してくにゃっと体の力が抜けました。
 唯一つ分かること。
 想君は拒絶していません。私を。
681DOM:2010/06/03(木) 18:44:58 ID:3Kv73jcM

 混乱していました。
 今、自分がどう感じているのかすらあやふやです。
 そういえば、いつから想君は私のことを「せんぱい」と呼んでいたんでしょうか。
 私の正体を知っていた? そして気がついていた? いつから?
 疑問だらけです。

 でも、強気な姿勢は崩してはならないと思い、犯す!とばかりに勝負パンツを脱ぎます。
 当たり前ですけど、自分でも引くくらいヌルッヌルになってました。
 替えの下着、どうしよう。
「しよっか」
「……」
 消え入りそうな声ではい、と呟く想君。
 想君の下着に手を掛けます。ぴくんと、想君の体が強張りました。少し震えています。
「……ふふ」
 怖い、恥ずかしい、興奮する、様々な感情が想君の中に渦巻いていました。
 頭を撫でて、優しくキスをしてあげます。
「んっ!?」
「ふふ、可愛い……」
 そのまま、膝上まで想君の下着をずり下ろします。
 弱々しく手を重ねて抵抗をみせますが、形だけの抵抗です。嫌がっていません。
682DOM:2010/06/03(木) 18:46:00 ID:3Kv73jcM

 想君の上にまたがります。
 肝心の想君はというと……どこを見ていいのか分からないようで、視線を彷徨わせています。
 失礼な。
「ちゃんと私を見て。目をそらさない」
「あ、あの、せん、せんぱい」
「なぁに?」
「や、優しく、お願いしま……す……」
「……はじめて?」
「……」
 顔を真っ赤にしてうつむき加減になった想君は、ちょこんと頷きました。
「ふふん。安心して。私も初めてだから」
「え……ひゃっ!?」
「うわっ……すっごい温かいんだね、コレ」
 棒を握りました。驚きました。すっごい熱持ってます。そして本当に硬くて、まさに棒です。
 でも思ったよりちっちゃくて可愛い。私の手から少しはみ出るくらいです。
「男の人のって、こういうものなの?」
「え、わ、わからない、です」
「へー……想君も、何か感想ある?」
「か、かんそう……。せんぱいは、やわらかくて、いい匂いがします」
「他には他には?」
「え、えっと……手、きもちいい、です……」
「へ、へー……」
 にぎにぎしてるだけですけど、喜んでくれているようです。
683DOM:2010/06/03(木) 18:48:25 ID:3Kv73jcM

「そ、それじゃ、セックスするよ……」
「は、はい……」
 実際言葉にしてみると、緊張してきました。
 にぎにぎしている棒を、溝に当てます。
(熱っ!?)
 やけどするかと思いました。な、なんだこれは。
「あぅ……せ、先輩……これ……」
「あ、はい、私のです。ごめんね、ちょっと怖いんだ。ゆっくりでいい?」
「はい……大丈夫、です……あの、でもせんぱい、避妊具とか……」
「……ふふ、要らない要らない。責任は私が勝手に取るから」

 ふぅ、と一呼吸します。
 想君が私から目をそらさないで、見てくれています。
「……んっ」
「ふ、わぁっ……」
 少し入りました。うわ、すげぇ、今私、想君の入れてるんだ。
 誰かに自慢したい気分です。
 あ、でも、まだ思ったより痛くない、かな。
 あんまり気持ちよい、わけでもないですけど。
684DOM:2010/06/03(木) 18:50:00 ID:3Kv73jcM

 ゆっくりと、本当にゆっくりと想君の棒をくわえ込んでいきます。
 やたらと主張の強い熱くて硬いものが、私の体の中に入ってきています。
「あ、ん、せんぱい……」
「そ、想君、体……起こして」
「はい……ひゃっ」
 体重を預けるところがほしくて、想君の起こした上半身にすがりつきます。
 ふぅ、と少し休憩。
「想君、何かつっかえてるの、わかる?」
「……は、はい」
「多分、これすごく痛いと思う、っていうか今少し痛いんです。
 お願いなんだけれど、動かないでね」
「ん、は、はい……ひっ、ん……」
 想君、苦しそうです。私がゆっくりやってるせいで、生殺しなんでしょう。
 でも、理性を失って腰を振り出すことはなさそうです。優しいなぁ。
 その優しさに、今答えてあげるからね。

「ん……ぐっ!!」
「あ、せ、せんぱい! あ、ひやぁっ!?」
(い、痛っーーー……)
 痛みがふわふわしていた思考を現実に引き戻してくれました。余計なことを。
 棒に添えていた手を離して、両手を想君の背中に回して抱きつきます。
 入りました。
685DOM:2010/06/03(木) 18:52:12 ID:3Kv73jcM

「ご、ごめんね、ちょっと、待って……いたたたた」
「はい……ひゃあ……んんっ」
 多分に自分勝手なのは承知しています、すいません、セックスなめてました。
 こんなん、最初っから気持ちいいわけ無いです。

 しばらくその体勢でじっとしていましたが、面白いことに気がつきました。
 想君、堪えてます。
 え、何、コレだけで気持ちいいの?
「ん、あ、せんぱ……動いちゃ、あん!」
 少しお尻をゆすってみました。あ、これなら大丈夫、あんまり痛くない。
 中で気持ちよくなってもらおうと思ってゆさゆさしていると、
「やあ! んああ! だめ、だめぇええ!!」
「え?」
 とくんとくんと、想君のおちんちんが動いています。
 膣に、出してます?
「や、だぁ……とまら、ない……」
 初めてのセックスは、中出しでした。
 口を半開きにして、泣きながら射精しています。
 だらしなくて素敵な顔です。背中がゾクゾクしっぱなしです。
 私は肉体的には満たされませんでしたが、精神的にとても充実した初体験でした。
686DOM:2010/06/03(木) 18:54:10 ID:3Kv73jcM

 射精が終わると、想君は叱られた犬みたいにシュンとなってしまいました。
 さらに苛めたくなります。もっと想君のえっちな顔をみたい。

「もうイっちゃったの?」意地悪なことを訊いてみました。
「あ、あっ……」
「妊娠しちゃうかも」
 意地悪く呟きます。
「あ、ごご、ごめんなさい!」
 ああ、もう、君の子なら孕んでもいいのに!
 ダメです、この子、可愛すぎる。

「まだ出来るよね?」
「え、あ、ま、まってくださ、ああ!」
 う、うわ、すごい反応。
 イったばっかりって、こうなるのか。
687DOM:2010/06/03(木) 18:56:28 ID:3Kv73jcM

 2ラウンド目も終わって少し休憩してから、次は正常位を試してみました。
「やっ、あっ、あぁ、あああぁ!」
「ほら、頑張って、ピストンピストン」
 脚を想君の腰に絡めて、動きをサポートしてあげます。
 深く交わるためにはお互いの連携が必要なんですね、この体勢。
 女の子は楽な体制かと思っていたんですが、そうでもないですね。
 開きっぱなしの脚が疲れてきます。
「せんぱい、せんぱい……」
 でも、想君の顔が見れて満足です。
 私を呼びながら、私を求めてくれる。夢のようです。
 あんなに憧れだった後輩が、今私の上で健気に腰を振っているんです。
 純粋に女として、喜びが実感できます。
「想君、きもちいい?」
「やぁ……ん、だめです、んんっ!」
「あ、こら。もう、また勝手にイッちゃって」
 果ててくたぁっとなった想君が、繋がったまま私の胸に収まります。
 頭を抱えて、よしよしと撫でてあげます。
 次はイキそうになったら報告させるようにしよう。
 恥ずかしそうに卑猥な言葉を言う想君。想像するだけでゾクゾクします。

 さて、次は何を試してみようかしら。楽な体勢がいいかな。
「今度は後ろからしてみようか。……って、あれ?」
 想君、コテンと横になって休んじゃってます。
 潤んだ目で『もう無理』って訴えてますけど、聞きません。
 まったく、私にこんな格好させておきながら。しかたないなぁ。
「まだ、できるよね?」強制催淫。
「あ、あうぅぅ……」
「ほら、入れていいよ……んっ」
688DOM:2010/06/03(木) 18:58:34 ID:3Kv73jcM

 窓の外から夕日が差し込んできていました。

 やっぱり座位がいいですね。責めている気分になれるし、想君の可愛くなる顔が近くで見れます。
 それにこの密着感、癖になります。
 愛液と精液と血でぐっちゃぐちゃになったアソコは、すごくスムーズに滑ります。
 アダルトビデオみたいに上下に激しく動いてみます。なんだかぐっちゃぐちゃと音がすごいです。
 相変わらずヒリヒリするし、気持ちよくないんですけど、
 想君の反応が見たくて、自分のことなんてどうでも良くなっていました。

「や、んぅ! ああ!」
 腰を打ち付けるたび、よがり声をあげて私の背中に爪を立ててきます。
 こらこら想君、それは女の子がやることだよ。
「だめ……ぇ、せんぱい、あ、激しすぎて……、んん!」
「イキそう? イクときはちゃんと言うのよ」
 私の人生、言ってみたいセリフ5位。
「やぁぁあ、い、いっちゃう、いっちゃう……!」
「いいよ、そのまま出して」
「ん、んんんーー!」
 えっと、何回目だっけ?
 結合部を見てみると、えらいことになっていました。
「あーあ、また出しちゃった。私、まだイってないのに」
「ひっひっ、ごめんなさい、ごめんなさぃ……」
「ダメ、許さない。私が気持ちよくなるまで、離さないから」
「あ、や、やだあああ!」
 強制催淫をかけて、また苛めます。
 そろそろ本気で嫌がって来ましたが、新鮮な反応にゾクゾクします。

 その日は日が落ちるまで、想君を犯していました。

【豚クズの願望 その4】 了
689DOM:2010/06/03(木) 18:59:16 ID:3Kv73jcM

【上映会】

 男神と女神が、プロジェクターで二人の様子を観察している。
 傍から見ると、AV鑑賞しているカップルに見えなくも無い。

「……この子、やばくね?」
「ええ、すごくやばいわ……。私のエロセンサーがびんびんに反応しただけあるわね」
「はぁー、こんな暗そうな子がねぇ」
「暗くて友達とも仲良くなれなくて、一人の世界で生きてきたんでしょう。
 それで年下の少年に対する愛情が増幅されていったんでしょうね。
 色んな人と関わらない子は、価値観が凄く尖っちゃうから」
「いやぁ、見ごたえあるなぁ……。
 それにしても、男の子の方がそろそろ可哀想になってきた。
 男からすると、連続3回以上は拷問だぜ。このまま搾り続けたら、生命が危ないぞ」
「そんな拷問が好きな人だっているのよ。ね」

 女神は後ろを振り返り、鑑賞者達に同意を求めた。


【上映会】 了
690DOM:2010/06/03(木) 19:04:45 ID:3Kv73jcM
どうもDOMです。ドMって読んでください。
レスくださった方、ここまで御読みいただいた方、ありがとうございました。
俺ばっかり投下するのもあれなんで、しばらくしたらまた来ますね。



次回新章、【豚クズの逆強姦】
    お尻、お風呂、女装、ご奉仕強要。
        調子に乗った変態クズ子は、さらに加速する――!
691名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 19:23:14 ID:IvRWOxKn
GJ!

しかし超能力を手に入れて一気に大人しくなくなってしまったので
続編があるなら、いざ事に挑むとき以外はやっぱりまだ大人しいてな描写が欲しいかな
692名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 19:25:11 ID:lXw4BIsM
スカート付き乙
いつでも待ってるぜ
693名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 20:26:04 ID:Rk5UrO+w
  ┏━━━┓
  ┃ ハァハァ ┃
  ┗━┳━┛
(*´Д`)ノ
694名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 21:19:05 ID:6NGZA/xV
素晴らしかった。久しぶりの作品でこんなに良策が
695名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 03:36:55 ID:hSG6M7Wz
鑑賞者、スレ住人のことかw
いやーしかしほんとに面白かった
696名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 03:39:44 ID:RXjtvYKW
クズ子を葛子と書くとまともな名前に見えるから困る
697名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 07:08:39 ID:O4YnVT2R
続きでは、想君もクズ子と一緒にぶっ壊れて変態に目覚めていく過程を描いて欲しいなあ

こういう暗くて面白いキャラって好きさ
698名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 17:43:05 ID:ELBviP1D
正直、抜いた
次回もエロいの期待してます!
699名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 15:02:30 ID:OeFHOPNQ
保守

>>690
他の人の投下もないし、ガンガン投下してくだしあ
700名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 15:43:52 ID:yp6Gm7xT
携帯から700
701名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 16:18:17 ID:s7OaPyia
ほしゅ
702名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 02:52:27 ID:HVjx0SUi
携帯から保守
703DOM:2010/06/12(土) 00:04:27 ID:Bitm0yxC

■前回までのあらすじ■

 女神様はクズ子に力を与え、クズ子は少年を放送室で逆レイプした。
 第一ラウンドが終わり、次はクズ子の家に舞台が移る。


■登場人物■

大人しい女の子
 通称クズ子、豚クズ。
 友達が作れず一人寂しく成長してきたためか、価値観や性癖が特殊。
 女神に出会い超能力を得てからは、生き生きと少年を辱めている。
 ドSで変態プレイを好むところがある。

少年
 下の名前は想(そう) クズ子には「想君」と呼ばれている。
 男の子だけど女の子みたいな顔立ちと華奢な体で、クズ子の主食。
 ひどい目にあっているけど、心の奥底ではあんまり嫌がっていない無自覚ドM。

女神様
 エロの神。クズ子に特殊能力を与え、想と引き合わせる手引きをした。
 鑑賞者という存在の方々に、エロい映像を見せるているようだ。
 今回は『大人しい女の子が逆レイプ』というテーマでその手腕を発揮しているらしい。
704DOM:2010/06/12(土) 00:06:41 ID:+8pCZjCY

【豚クズの逆強姦 その1】

 かわいらしいサイズになったおちんちんが、私の膣から出てきました。
 仰向けの想君は肩で息をしてぐたーっとなって半目でうつろ、完全に放心衰弱状態です。

 やりすぎました。

 自分でも「無いわ……」っていうくらいの量の精液が膣から垂れてきます。
 下腹部押したらまだ出てきました。
 想君は涙と汗とよだれと愛液と精液にまみれてべっとべと、ころんとマットの上に転がっています。
 ――どう見てもレイプ現場だコレ。
 彼に凄惨なトラウマを植えつけてしまったかもしれません。

「おい豚クズ」
「へ、へひ!?」
 女神様です、女神様がいてます。
「いや、あんたは良くやったよ。期待以上だった。……で、どうするの、これ?」
「……どうしましょう」
 どう見ても、想君に歩いて帰る気力なんか無いですよね。

「――えっと、その子、今死に掛けているから」

「えええええー!?」
「自覚無いのか、流石はクズ子ね……。
 アンタは強制催淫で搾れるだけ搾っちゃって、さらに搾っちゃったのよ。
 このまま放置プレイしたら死ぬところだったから、流石に忠告に来たのよ」
「どどどどどうしましょう、私の想君ががががが」
「もう所有物気取りか。
 いいわ、とりあえず、家に連れてきましょう」
「あ、は、はい」
 瞬間移動で私の部屋に連れて帰ります。
705DOM:2010/06/12(土) 00:09:21 ID:+8pCZjCY

 女神様は、なにやら怪しいお薬を想君に飲ませています。
 私は想君の携帯を拝借して、想君ママさんへ

『急にごめんなさい、友達の家に泊まることになりました。
 明日はそのまま学校に行くから、今日は鍵をかけて寝ちゃってください』と。送信。

「流石はクズ子、そういうところには頭が働くのね」
「いやぁ、それほどでも」
「でもまぁ、良かったじゃない。少しご都合すぎるけど、この子あなたの事好きみたいよ?」
「そうなんです、それが謎なんですよ。私と接点がほとんど無いのに」
「さぁてね。聞けばいいじゃない。時間はたっぷりあるじゃないの」
「そうですね。想君のお尻の穴をほじりながら聞いてみます」
「流石はクズ子。ひくわ」
「で、想君は大丈夫なんですか?」
「ええ、そうね、これから大人のプロレスすると思って、ムキムキビンビンにしておいたわ」
「あらあら、それはありがたいです。で、寝てる想君の体を好きにしてもかまいませんね?」
「……自信をつけて変態になっちゃったわね。
 それじゃ、私はテレビでも見てるから、好きにして頂戴」
「はーい。あ、蛍光灯は豆球にしちゃってください」
「……はいはい」
706DOM:2010/06/12(土) 00:11:21 ID:+8pCZjCY

 えーっとですね。
 好きな人がベッドで寝ています。
 で、好きにしていいといわれたら、あなたはまず何をしますか?

 とりあえず、性器をこすりつけてみるんじゃないでしょうか。顔に。

「……うわぁ」
 すごい光景。私の股の下に想君の顔があります。
 こうして想君に舐めさせる願望が、半分だけ叶いました。
 次は想君が起きている時にやってもらおう。
「ん、くっ」
 無意識に、腰がいやらしく動いているのが分かります。
 私は自分勝手に快感を貪っています。
「そうくんが、悪いんだからね……、私をイかせて、くれないから……んん!」
 オナニーを性器の外でばっかりやっているからでしょうか。入れてるときより気持ちいいです。
「そうくん、そうくん、そうくん……」
 ぬるぬるが出てくる感触がありました。
 私は背中をぴんと張って、イく体勢を作り始めます。
「あはは……そうくんの顔、べちゃべちゃになっちゃった……んっ!」
 こんなことしたら、起きちゃうかな?
「あ……ん、イキそ……んーっ!!!」
 想君の頭を抱えて、お股に押し付けます。
 背筋が伸びて、足の指にぎゅーッと力が入ります。
「イ……っ!!」
 きゅんって膣が締まって、私はその絶頂間を楽しみます。
 体が勝手にびくんびくんして、すごく気持ちいいです。

 ……。
 どうしましょう。
 想君の顔が、なんか生臭くなってしまいました。
 まぁ、いいか。興奮するし。
707DOM:2010/06/12(土) 00:12:53 ID:+8pCZjCY

 えー次です。
 好きな人がベッドで寝ています。
 で、好きにしていいといわれたら、あなたはまず何をしますか? まるに。

「とりあえずおちんちんを拝見するだろう……」
 足側から掛け布団にもぐりこんで、もぞもぞします。
 次に、ずるずるします。
 最後にズボってします。
 暗くてよく見えません。
 布団を剥いで、読書灯を点けます。
 なんか皮をかぶった突起みたいなのが生えてました。
「……小さくなってる」
 すごく小さい。小さくて愛しさを覚えてしまうほどに小さい。
 あとなんだか凄く生臭いです。えへっ。
 いえ、なんだかこの匂い、マーキングしたみたいで嬉しいだけです。
「へー、これがタマタマかー」
 しわしわしてます。指でつんつんすると、意外と柔らかい。
 中にボールみたいなのが入っています。
 おお、正に金玉。Golden Ball.
 ここは気持ちいいのかな? あとで苛めてみよう。
708DOM:2010/06/12(土) 00:15:55 ID:+8pCZjCY

 好きな人がベッドで寝ています。
 で、好きにしていいといわれたら、あなたはまず何をしますか? まるさん。

「おしりのあにゃるを弄るに決まってるじゃないですか……」
 念のため、想君の手首を手錠でベッドの背もたれに固定しておきます。
 私ともなれば、手錠なんて常にポケットに入ってますからね。がちゃんっと。
 万歳の格好で「犯してください」と誘っているかのようです。

「さて、童貞の次は処女を奪ってあげますねー」
 想君の小さい体をまんぐり返しの体勢にして、お尻から眺めます。
「うわぁ……」
 こんなことして、犯罪にならないでしょうか。いえ、もう、どう見ても犯罪なんですけど。
 想君が私にお尻を向けて、凄い格好になってます。
 とりあえず、開いてみます。くぱぁって。
 うーん、でもよく見えませんね。
 携帯のライトで照らしてみます。
「おおおおぉぉ……」
 なんかピンク色の奥が見えました。すごい、人間って。
709DOM:2010/06/12(土) 00:17:20 ID:+8pCZjCY

「ん……」
 想君をひっくり返したまま視姦の限りを尽くす私でしたが。
 流石に窮屈な体勢のせいで、想君を起こしてしまったようです。
 現状を受け止め切れていないようで、まだぼんやりしています。
「おはよう」
「……え、え、な、なに、これ? あ、せんぱい?」
「あ、そうだ。どうして想君は私を知っているの?」
 そういいながら、私は無慈悲に想君のお尻に人差し指を挿し入れてみました。
 あら、温かい。
「ひっぐうううう!?」
 手錠をガチャガチャ鳴らして、ぎゅーっと可愛いお尻の穴を締めて来ます。
「あ、こら、力抜いて」
「やああああ! なにいれて、あああ! 抜いて、抜いてくださいいい!!」
「だったらほら、どうして私のこと、知っていたのか教えて?」
「いっひっぐ、ひっいやあ、やめてぇえ……」
「答えてくれないの?」
「ああああ! い、いいます! いいますから、やああああ!」
「あはは、可愛い」
「せん、ぱいと、くぅぅ、始業式に会って、から、いっ」
「そうね、それは知っているのよ。でもそれだけじゃ私のこと、知ってるわけ無いと思うんだけれど」
「あぅぅ……そ、それから、放送室で、せんぱいが……発声練習していました」
「え?」
「あん……ご、ごめんなさい。ドアが開いてて、勝手に、入ったことがあって……。
 いやああ、ぐりぐりしないでぇええ!」
「いつ?」
「……え……ん、と、入学式の、一週間後くらい、です」
「……あー」
 声優の真似事をしていて、放送室を練習に使っているんですよ、私。
 まさか見られていたとは。
「そのときに、綺麗な声だと、おもって……あ、ん」
 指を抜きます。なるほどね。そうかそうか。
710DOM:2010/06/12(土) 00:19:33 ID:+8pCZjCY

「想君は私のこと、気にしてくれたの?」
「え、え……」
「教えてくれないの?」
 くるくるとお尻の穴の周りを撫でます。
「や、やだああ……お尻だめええ……」
「どうなの?」
「い、意識は、していました……ひやぁん!」
「うれしいこと言ってくれるじゃないの。今はどう?」
 ずぶりと今度は中指を入れてみます。
「ああん! や、あ、好き、好きいいいい!」
「あはは、ありがとう、私も大好きだよ」
 お尻にこんな事されて好きだなんて、この子はドMかしら。

【豚クズの逆強姦 その1】 了
711DOM:2010/06/12(土) 00:22:04 ID:+8pCZjCY

【豚クズの逆強姦 その1.5】

「ほら、先輩好きって十回言ってみて」
「うぅううっ、せ、せんぱ……んんんっ!」
 言いかけたところで、ぐりぐりと中指をねじります。
「い、いじわる、いじわるうぅぅ!」
「ほら、言えないともっとするよ?」
「あんっ、うっ、せ、せんぱい、すき……」
「そうそう、上手上手」
「せんぱいすき、せんぱいすき、せんぱいすきい、あ、んんんっ」
 指を抜くときに想君は甘ったるい声を出すようです。
「抜くときが気持ちいいの?」
「やああぁ、ち、ちが……ひぐっ!」
 再び奥まで指を突き入れます。
「はい、もう一度最初から。あと十回」
「せんぱい……ひっ、すき……ひっひっく、ううぅぅ……」
 あ、泣いちゃった。

 いったん中断して、ちょっと体勢がきつそうだったので、くるんとひっくり返してあげました。
 お尻を少し持ち上げます。
 手は手錠でベッドに繋がっていますので、出来損ないの四つん這いみたいな格好になりました。
 お尻の穴がよく見えます。少し赤くなっていました。
「ごめんね、痛かった?」
「ひっ、くっ……い、いたいよぉ……」
 呆然とした様子で、もはやその言葉は誰に対して向けられたものかわかりません。
 少し、いじめすぎたかな。
「ごめんごめん……ん、くちゅ」
「ひんっ!?」
 痛そうだったのでお尻を舐めてあげました。想君の括約筋がぴくんと動きます。
「や、やめてぇ……汚いよぉ……やぁん……」
 汚いから、いいんです。
「想君のココ、舐めるとキュッてなって可愛いよ」
「やだぁ、やだぁ……んんっ」
 指でした時とは大違い。感じている声です。
 これは、開発の余地があるんじゃないだろうか。
「ほら、優しくしてあげるから、先輩好きって十回言って?」
「んぁっ……、せんぱい……すき、せんぱいすきぃ……」

【豚クズの逆強姦 その1.5】 了
712名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:47:37 ID:2lStU7Ss
GJ!

ヤバいくらいにエロいし何より面白いよ
713名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 06:51:38 ID:HwW1Q9Nv
変態ラブラブ具合が最高過ぎる
714DOM:2010/06/12(土) 23:05:48 ID:+8pCZjCY

【豚クズの逆強姦 その2】

 散々お尻をもてあそんだ後。
 流石に私も想君もべとべとでしたので、一度お風呂に入ります。
「い、一緒に入るんですか……」
「あたりまえでしょ」
 しかし想君小さい。頭一つ分、私のほうが身長が高い。
 顔を真っ赤にして、おっきくなっているのを隠しながら、俯いています。
「自分で脱ぐ? それとも、脱がせようか?」
「じ、自分でします……」
「そっか。残念」
「……うぅ」
「どうして背中を向けるのかなー?」
「せんぱい……ひどいです」
 べとべとでカピカピになった制服を、ゆっくり脱いでいく想君。
 まずシャツを脱ぎました。華奢な上半身がお目見えになります。うわ、舐めてえ。
「……」
 ベルトに手を掛けますが、躊躇しているようです。
「早くしないと、また泣くまでお尻苛めちゃうよ? さーん、にーい」
「あ、や、やだぁ……」
 先ほどのプレイを思い出して恐怖したのか、決心がついたようです。
「ほぅ」
「み、見ないでください……」
 かわいらしい男性器が出てきました。おっきくなってます。
715DOM:2010/06/12(土) 23:07:40 ID:+8pCZjCY

 私も制服を脱ぎ脱ぎします。
 ブラに手を掛けると、想君がちらちらと此方を伺っています。
「見てもいいんだよ?」
「……いいいい、いいです」
「失礼な」
 ブラを肩から抜きます。
 想君は一瞬ぎゅっと目を閉じましたが、
「目を開けなさい」
 私がそう命令すると、ばつが悪そうにしながらも目を開きます。
「えっと……どう? そんなに小さくは無いと思うんだけれど」
「あ、え、っと……その……綺麗です」
「ふふ、ありがとう」
 いやぁ、可愛い後輩だなぁ。首輪をつけてペットにしたいくらい。
 あ、妙案が思い浮かびました。
「想君、スカート脱がせて」
「え……」
「ほら、早く」
「……わ、わかりました……えっと」
「ここにホックとチャックがあるから、そうそう」
 想君は膝立ちになって、スカートに手をかけます。
 うわ、この屈服させる感じ、たまんねぇ。
 ストンと、スカートが落ちました。
「ひっ」
「あ」
 そういえば今、パンツはいてないんでした。
 ショッキングなところを至近距離で見せてしまいました。
 想君、固まっています。
716DOM:2010/06/12(土) 23:09:02 ID:+8pCZjCY

 洗濯機を回してお風呂場へ。
「想君、洗ってあげるよ」
「え、あ、い、ひゃっ!」
「こらこら、あんまり大きな声出したらお母さんが来ちゃうよ」
「っ……!?」
 立たせて、まずは頭から、体の隅々まで洗ってあげます。手で。
「おっきくなってるから洗いやすいね」
「ん、く……ふ……」
 恥ずかしいのか、死にそうな顔しています。
 洗うだけで、イカせてはあげません。
「ここも洗おうねー」
「や、お尻だめ……だめっ……!」
 石鹸でにゅるにゅるになった指を這わせます。
「ちゃんと中まで洗おうねー」あとでまた弄るし。
「ひぐっ、い、やああっ……!」
「あはは、想君の中、あったかいよ」
 私の指をきゅうきゅう締めつけてきます。
 声を押し殺して悶える想君、萌えますなぁ。
717DOM:2010/06/12(土) 23:10:59 ID:+8pCZjCY

 膝に力が入らないのか、想君が私の肩に手を掛けてきました。
 涙目になって私を見つめながら、何か私に訴えています。
「どうしたの? 言ってごらん?」
「はぁ……はぁ……せん、ぱいぃ……」
 苦しそうで官能的な声です。強制催淫を掛けたみたいになってます。
「言ってくれないと分からないなー」
「い、いじわる……うぅ……」
 もうイキたくて仕方ないみたいです。はは、このワンちゃんめ。
 仕方ないので、太ももで押してあげます。
「あんっ」
「あらあら、気に入っちゃったの? 腰、動いちゃってるよ」
「あぅ……せんぱいのいじわる、いじわる」
「犬みたい、必死になっちゃって」
「あ、や、やだぁ……動いちゃう、の……」
「ふふ、仕方ないなぁ」
 湯船の縁に腰掛けて、大胆に股を開きます。
「おいで、入れていいよ」
718DOM:2010/06/12(土) 23:12:41 ID:+8pCZjCY

「んっ」
「はぁ、ん」
 どちらのものとも分からない嬌声が上がります。
 お互い石鹸にまみれた肌が重なります。
「はぁっ、はぁっ……」
「あはは、想君、盛っちゃって。大丈夫? すぐイッちゃう?」
「い、いきそう、です……」
「いいよ、一回出して楽になって」
 しかし、私は相変わらず気持ちよくないですね。中じゃ感じないのかしら。
 そんな私の様子を感じたのか、想君は
「せんぱい……ごめんなさい、ぼくばっかり……」
「いいんだよ、気にしないで。その分あとで苛めてあげるから」
「や、やだっ苛めないで……んんっ」
「ほら、イク時はイクって言うの」
「あん! いく、いきます、んん……! あっ!?」
「だーめ、中に出しなさい」
「ああああっ!?」
 引き抜こうとした想君の腰を、脚で押さえつけます。強制的に中出しさせました。
 とくんとくんと脈打っています。心地よくて、愛しい。
「あっ、はぁ、はぁ……」
「おっとっと」
 脱力した想君が、私の体にもたれ掛かってきました。
 お風呂にバックロールエントリーするところでした。
 頭を抱きしめてよしよしと撫でてあげます。
 切なそうにくぅんって鳴いてます。完全に犬だこの子。
719DOM:2010/06/12(土) 23:14:01 ID:+8pCZjCY

 お風呂場から上がって、二人でバスタオルを巻いたまま部屋に戻ります。
「あの……着替え、持ってきてないです」
 当たり前ですよね。そして、それも計算の上です。
 私はTシャツにパンツだけの簡単な格好。さて、想君には、と。
「はい、服、と下着」
「……えっ」
 私が気の迷いで買ったフリフリのワンピースが、役に立つときが来ました……!
 こんなものが自分に似合うと思った当時の自分を殴ってやりたい。
 そして買ってきた自分を褒めてやりたい。
「あ、あの、ジャージとか……」
「着なさい」
「……うぅ」
「あ、嫌なら裸でも」
「き、着ます……せんぱい、ひどい」
 ワンピースに体を通すと、なんだか別人に見えました。
 お風呂上りで上気しているのか、興奮しているのか分からないですが、妙に色っぽいです。
「あの……背中のファスナー、上げてください」
「あ、うんうん、こっちおいで」
 セクシーなうなじが見えます。
「うぉあ……」
 なんか男か女か分からない生き物が誕生しました。
720DOM:2010/06/12(土) 23:15:50 ID:+8pCZjCY

「後はこれね」
 これまたフリフリつきのパンツ。
「い、いいです」
「いや、はかなくてもいいけど、服を汚しちゃうわよ?」
「……うぅぅぅ」
 いえ、どうせ汚れるからいいんですけどね。
「あ、そうだ、はかせてあげる。はい、足上げて」
「自分で出来ます、出来ますから!」
「いいって、遠慮しなくって、ほらほら」
「うぅっ……」
 断ったらひどい目にあうかもしれない、といういじめられっ子の心理を突きます。

「あれれ? 女の子なのに、変なものが大きくなっちゃってるなー」
「ひ、ひどい……わかってたでしょ……」
「あはは、ごめんごめん、ほら、はかせにくいから自分でスカートあげて」
「や、やだ……だから自分ではくって言ったのに……!」
 想君はいやいや裾を持ち上げます。
 細い足の間にフリフリのパンティーが納まりました。
 おっきくなったおちんちんがはみ出て、なんか卑猥です。
「わぁ、想ちゃん可愛い」
「せんぱい……ひどい……」

【豚クズの逆強姦 その2】 了
721DOM:2010/06/12(土) 23:17:06 ID:+8pCZjCY

【豚クズの逆強姦 その2.5】

 ぱちんと、想君の髪をヘアピンで留めてあげます。
 耳の上をヘアピンで留めてみました。
 想ちゃん完成。
「あ、ありがとうございます……」
 髪形が変わると、なんだか新鮮味が沸きますよね。
「好きだ……」
「ふ、ふぇ……わぷっ」
 困惑する想君を男らしく抱き寄せてみました。
 産毛でぽわぽわな耳がすごく可愛いです。

「はい、じゃあこっち見てねー」
 念願のデジカメを手に入れてきたので、気が済むまで撮影大会してみることにします。
「あ、や、やです……」
「視線お願いしまーす」
「うぅぅ……聞いてください……」
「よーし、そうそう。いいねー。おしっそれじゃ少しセクシーにしてみようか」
「こ、言葉遣いがおじさんになってます……」
「スカートをたくし上げなさい」
「ひっ、せ、せんぱい、目が怖いです……」
「早く」
「ひっ……こ、こう、ですか」
「裾を口にくわえなさい」
「え、や、やですよ……」
「早く」
「う、うぅー……」


 加工してパソコンの壁紙にします。

【豚クズの逆強姦 その2.5】 了
722DOM:2010/06/12(土) 23:19:55 ID:+8pCZjCY
容量500kbだっけか。
どなたか、次スレをたのんます。
723名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 23:24:21 ID:oJyJndBk
512kbじゃ?とにかくGJ!続き早くてびっくりした
724名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 23:43:47 ID:DFFG/Opk
GJ
今度こそスレタイにヤンデレは要らんぜよ
725DOM:2010/06/12(土) 23:54:38 ID:+8pCZjCY
512kbか。了解っす。わしの書き溜めは30kbあるぞ……!(日産10〜20kb)
↑だけじゃエロが足りん、という人のために次も投下しとく。
726DOM:2010/06/12(土) 23:56:18 ID:+8pCZjCY

【豚クズの逆強姦 その3】

 ベッドに浅く腰掛けます。
 私の脚の間に女の子の格好をした想君の顔が沈んでいます。
 一心不乱に私のあそこを舐めてくれています。
 想君の舌が、息が心地いい。
 あ、やっぱり私、入れるよりもこっちのほうが気持ちいいみたいです。
 少しじれったい。クリちゃん派なので、もうちょっと上を舐めてほしいなぁ……。
「もっと……もっと上……」
「ここ……ですか?」
「うん……そうそう。その端っこのところがクリトリスって言ってね……。舌で擦ってみて」
「はい……ん」
 犬みたいに舌を出して、えっちな顔をしながらぺろぺろと舐めてくれます。
 健気なその様子に私は心を打たれて、ますます好きになってしまいます。
 さらさらする髪を撫でてあげると、一瞬私の目をうかがって、また嬉しそうに行為を再開しました。
「あんっ、いいよ、想ちゃんの舌、きもちいい……」
「くちゅ……ちゅ、ん……」
 信じられますか。あの想君が、私の性器を舐めてくれているんです。
 しかも、しかもですよ。
 思考を読み取ってみると、私を気持ちよくさせることが出来て、嬉しいみたいです。
 あはは、いやもう、なんだろうこれ。
 幸せすぎてイッちゃいそうです。
727DOM

「想ちゃん、生キャラメルって食べたことある?」
「ん……ふ、ふえ?」
 唐突な私の質問に、困ったような表情を見せます。
「えっとね、ここにあるんだけれど。食べてみる?」
「えと、あの……?」
 私の言うことを計りかねているのでしょうか。

 えっと、バター犬っていうお話がありますよね。
 で、想君、犬みたいですよね。
 でもバターよりキャラメルのほうが舐めやすいと思うんですよ。人間ですから。

 包み紙を解いて、中身を取り出します。
 指先で持ったまま、想君の口に近づけます。
 あはは、想君、よだれと愛液とで口の周りがどろどろだ。
「ほら、いいよ。食べてみて」
「え、あ、あの……はい」
「噛んだらダメだよ。お口の中で転がしてて。はい、あーん」
「あ……ん」
 すっと、想君の口の中に生キャラメルを入れます。
 女の子の格好をした男の子にこんなことさせると、本当に犯罪チックですね。
「おいしい?」
「あ、はい、おいしい、です……」
「はい、じゃあ、返して」
「え……?」