【俺の妹が】伏見つかさエロパロ2【十三番目のアリス】

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1名無しさん@ピンキー
ここは伏見つかさ作品のエロパロスレです
次スレは>>980か480KBあたりで立ててください

まとめwiki
http://www15.atwiki.jp/fushimi_eroparo/

前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1240156583/
2名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 11:13:57 ID:JQumotKB
一三番目のぬるぽ
3名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 13:09:42 ID:KYJPsAfk
俺の>>1がこんなに乙なわけがない
4名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 13:19:28 ID:MVnsXeYL
十三番目の>>2ガッ
5名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 17:59:03 ID:Ojv22X+/
>1 乙〜

前スレ>986-GJ
しかし、そこまでやるなら…
6名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 18:21:05 ID:RNmuzdPK
なんという500KB
7名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 18:34:16 ID:hWV1AKcH
>>986
ちょまwwwwwwww
ねーよwwwwwwwwwwww
俺のどきどきを返せwwwwwww

これはネタルートですよね?
わかります
ともかくお疲れ様でした!
8名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 18:39:16 ID:DwtVQTOy
これは酷い
死にたくなってきた
強い憤りを感じる
しかし、あれだな1スレ目で容量落ちとか幸先良いな
9名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 18:57:11 ID:Pl1FZrr5
新スレになったしきっと神様がいっぱい来てくれると予想
10名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 19:14:34 ID:Pq/oxa+q
これは>>1乙じゃなくてポニーテールうんたらかんたら
11名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 19:20:46 ID:fsXbMKl3
>>1

乙!
12名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 21:17:45 ID:PBfQPdlG
>>前スレ986-991
GJ
このあと京介親父にボコボコに殴られたんだろうなww

日記書いててリアル妹との会話を文字に起こしたら京介と桐乃になってしまったんだ。
やっぱどきどきするくらいがいいな、妹は。
13名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 21:19:58 ID:Pl1FZrr5
>>12
変換してうpして良いぞ
14前スレ986:2009/08/23(日) 21:23:20 ID:NsrYJgGp
>>1乙です。

レスが無いからおかしいなぁと思ったら容量落ちなんていうのがあったんですか。

>>5,7,8,12
感想ありがとうござます。そしてサーセン、書き始める時はエロ展開を視野に入れてたんですが。
鬼畜兄貴になりきれなくて日和ってしまいました_no
後から知ったのですが、現実にもフィギュアコーチが中学生に手を出したってニュースあるんですね。
流石にそれは鬼畜過ぎだろ・・・よもまつですね!
15名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 21:47:51 ID:UBqLRxJI
>>14
鬼畜兄貴になっちゃ駄目だろ!
リトルリーグ監督が少年球児に手を出したって事件思い出した。
   
16名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 21:49:37 ID:DwtVQTOy
>>14
そっちも分岐して書いてくだしあ><

大丈夫。きょうちゃんは鬼畜じゃないからきりりんのためならなんだってやるよ!!
でもたぶんそれって家族愛だよね
きょうちゃんイケメン杉
17名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 22:00:30 ID:Pq/oxa+q
京介は着々とハーレムを形成してるからな
18名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 00:30:15 ID:qfsAFfvL
>>14あなたには惜しみないGJを!!!
19名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 02:02:46 ID:WO7iK6C0
>>986
何が真実かとか考え巡らすと面白いけど、これNTRなのかなぁ?
20名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 02:39:08 ID:pfiYoUHQ
どっちかっていうとNTR関係ないかなw
途中で路線変更したからかな?
21前スレ499の続き A-18:2009/08/24(月) 03:00:30 ID:blqueLa5
「うおっ?」

 階段の途中から身を乗り出して玄関を見ると、そこには靴も脱がずにこっちを睨み付ける桐乃が
立っていた。
 俺の妹は目つきに力があるというか気合が入ってるし、元が整っているだけに怒った顔はマジ怖い。
 なので、心の準備無しにいきなり睨み付けられたら、びびってしまうのは俺だけでは無いはずだし、
思わず変な声を上げてしまうことだって仕方のないことだ、…と思いたい。

「あー、えーと、おかえり?」

「…ただいま」

 桐乃は、果たして答える必要があるのか疑問に思いつつも、いやいやながら答えてやるかといった
感じに、俺にただいまの挨拶を返す。

 おお、なんだか懐かしい反応だ。そうそう、ちょっと前までのコイツは、こんな感じの態度だったよ。
それこそ俺の記憶の有る限り、高坂桐乃という生物は不機嫌な女王様だった。

 それがどうしたことか、春頃からのコイツは、話に聞く普通のご家庭の妹みたい…というのとは何か
が違うんだが、とにかくなんていうか、角が取れて柔らかくなっていた。きっとコイツも大人になってき
たということなんだろう。ということで、まあそれ自体は大変結構なことであり、俺に文句の有ろうはず
も無い。
22A-19:2009/08/24(月) 03:01:58 ID:blqueLa5
 …無いはずなのだが、正直なところ、俺はこの桐乃の変化に戸惑っていた。いや、
少々困っていたと言っても良い。

 変だと思うか? だが考えてみて欲しい、今までガン無視を決め込むか、そうでな
ければ罵倒の言葉しか出さなかったようなヤツが、なにやら急に笑顔でおはようとか
言ってくるんだぜ!? それはホームドラマというよりホラーだろ?

 だから俺は、以前であれば腹も立てたであろう桐乃の態度を前にしても、ああ懐か
しいなぁなんて思ってしまうわけだ。
 それで懐かしさを込めて観察してみると、今の桐乃は、多分外で何か嫌なことでも
あったんだろうが、なにやら苛立ちを静かに内にため込んでいるふうであり、触れる
者が有れば祟りそうなご様子である。

 本来であれば触れずにそっと逃げ出す場面であるが、ここで本当に回れ右をする
のはなんだか間抜けすぎるし、俺から離れない桐野の目線にそれが許されないよう
な雰囲気も感じている。なので、俺は本来の用件、といっても部屋から抜け出す口実
のようなものではあったが、それを切り出す。

「えーと、いま上に黒猫が来てんだ。良かったらお前も一緒に遊ばないか?」

 二人きりだと何か危ないし、などとは勿論言わない。

「…なるほどね。そういうこと」

 黒猫の名前を聞いてもにこりともしないどころか、一層目つきを鋭くして独り言のよ
うに呟く桐乃を見て、俺は早くも誘ったことを後悔し始めていた。
23A-19:2009/08/24(月) 03:02:38 ID:blqueLa5
 ていうか、こいつ、思ったより大分機嫌が悪いかも知れない。さっき懐かしいだなんだと
言った気もするが、やはりこんな状態のこいつと一緒にいるのは、俺の精神衛生上とても
よろしくない。前言撤回、やっぱ最近の桐乃さんで良いです。

 俺が内心「あんた等に付き合ってる暇なんて無いの」というセリフを期待していると、靴を
脱ぎ階段を上がってきた桐乃が、駐車禁止区域に路駐されている車を見るような目で俺を
ねめつけながら、こんな事を宣った。

「なに馬鹿みたいに突っ立ってるわけ? アンタの部屋に行くんじゃないの?」

 ああやっぱりな。どうやら俺の期待だとか望みだとかは叶わないことになっているらしい。
少なくとも、こいつと一緒にいる限りは。
24A-21:2009/08/24(月) 03:03:26 ID:blqueLa5
 部屋に戻ると、当然のことながら黒猫はさっきと同じ場所に座っていた。ただ、黒猫は俺が
ドアを開けた時にちらりとこちらを見た後、視線を窓の方に向けてしまう。
 その様子に胸がちくりと痛んだりするが、俺は努めて明るい声でこう言った。

「おう、やっぱり桐乃だったぞ。そうだ、せっかくだから桐乃にもさせたらどうだ? 俺なんか
よりよっぽど客受けが良いと思うぞ」

 そして、桐乃は黒猫の横に座らせれば良いか、いや、三人だったらリビングに移動する方が
良いかもな、などと考えながら勉強机の方に歩いていく。

 桐乃にとりあえず入るように促そうと後を振り向いた時、俺は桐乃を誘ってしまったことを本
格的に後悔した。
 桐乃は、入り口で立ったまま、さっきより数倍増しの苛立ちの表情で黒猫を見下ろしていた。
どうやら桐乃は、怒りのぶつけ先として黒猫をロックオンしてしまったらしい。
25A-22:2009/08/24(月) 03:04:36 ID:blqueLa5
 なんでそうなるんだよ! 確かにお前等は喧嘩友達かもしれないけど、だからって挨拶無用で
八つ当たりしてもいいわけじゃねーだろ。大体、せっかく友達が家に遊びに来ているんだから、
外で嫌なことがあったにせよ一旦それは脇に置いて、楽しく遊べばいいじゃねーか。

 とりあえずこのまま桐乃と黒猫を話させるのはマズイと思ったので、俺は自分から適当な話題
を桐乃に振ってみることにした。

「えーと、今日は朝早くから出かけたみたいだけど、部活か? それとも、例のモデルの仕事でも
あったのか?」

 桐乃は俺の方を向き、口の端を歪めるような笑い顔を作って答える。

「モデルの仕事よ。そいつも知っての通りね」

 そう言って桐乃は再び黒猫に視線を向け直す。

「まあ、現場でトラブルがあって、撮影は途中で中止になっちゃったんだけどね。だから、予定より
早く帰ってきたってわけ」

 なんだ、撮影が中止になったから不機嫌なのか? いや、偶々トラブルが起こってしまったくらい
では、コイツはそんなに不機嫌にならない気がする。まあ、撮影スタッフがよっぽど間抜けなヘマ
でもしていたのなら別かも知れないが。
26A-23:2009/08/24(月) 03:05:49 ID:blqueLa5
 黒猫の方を見てみると、桐乃と目を合わせず、気まずそうに座っていた。
 そりゃそうだよなぁ。会うなりガン飛ばされたら、困惑するのは当然だし、気分も良いわけはない。
それでも普段の黒猫なら平気で桐乃に喰ってかかって行くと思うが、なんていうか、さっきの、そ
の…ああいった雰囲気の後では、そういった気分にはなりにくいだろう。

 だから俺は、せめて桐乃の気が少しでも黒猫から逸れるよう、次の話題を探す。

「あー、そうだ、俺、今度のコミケでコスプレさせられることになっちまったよ」

「はああ!? なによそれ!? どういうコト!?」

 俺の言葉を聞いた桐乃は、形良く整えられた眉を急角度に跳ね上げ、大声で俺に問いただして
きた。って、なんで怒るのよ!?

「いや、その、なんだ、黒猫が今度のコミケに参加するって話でよ、店番の手伝いを頼まれたんだ。
それで、俺がただ店番するだけじゃアレだからってんで、黒猫が描く同人誌のキャラのコスプレを
することになったんだが…」

 俺も何でこんなに必死になって説明してるんだろう?

「マスケラの、えーと、なんて名前のキャラだっけ?」

 まだうつむいたままでいる黒猫に向けて聞いたのだが、答えは別の方向からやってきた。
27A-24:2009/08/24(月) 03:06:46 ID:blqueLa5
「…来栖真夜」

 そういや桐乃もマスケラを見たんだったな。DVDを全巻買って。

「そうそう、それだ。よく分かったな? 他にも男キャラはいるだろうに」

「……」

 我が妹君は、腕を組んで俺の言葉を黙殺して下さった。…なあ、俺はどうしたら
いいと思う?
 その後は、誰もしゃべらずに沈黙の時間が続いた。実際はせいぜい十秒以下な
んだろうが、やけに長く感じるぜ。うう、沈黙が重い。

「そうだ、今日は暑かったからのどが渇いてるんじゃないか? お前の分も何か飲
み物とってきてやるよ」

 そう言って、俺は部屋を出てキッチンに向かう。逃げたんじゃないからな? …多
分。

−つづく
28B-1:2009/08/24(月) 03:07:38 ID:blqueLa5
 じめじめと鬱陶しい梅雨のある日、庭の木の葉に当たる雨音をBGMに、あたしは机に向かって
シャーペンを動かす。

 やっているのは数学の練習問題。数学というのは、一定の解法さえ覚えてしまえば、あとは簡
単なパズルのようなものだ。もう中学でやる範囲は一通り済ませてしまっているから、今あたしが
やっているのは、そのパズル部分を延々と繰り返す作業だと言って良い。
 これだから、あたしはあんまり数学が好きじゃない。こういうのが好きな人もいるんだろうけど、
正直もう飽きてきた。
 ただ、だからといってやらないでいると、簡単に公式や解法を忘れてしまって、すぐに問題が解
けなくなってしまう。何事も、身につけようと思うなら、繰り返し繰り返し練習することが必要だ。少
なくともあたしには。
29B-2:2009/08/24(月) 03:08:30 ID:blqueLa5
「ふう」

 一つため息をついて、肩をほぐす。そして、目の前の壁をみる。正確には、壁に目を向け、
その向こう側にいるヤツのことを考える。

 アイツは、普段はほとんど勉強なんてしてないみたいだ。それで、いつもテストの直前に
なって、あの女と詰め込み勉強をしている。
 それなのに、お母さんから聞いた話では、成績は結構良いそうだ。そりゃ学年で一番とか
いうレベルじゃないけど、今の時点でも地元の国立大を狙えるくらいの位置にはいるらしい。
 今行っている高校だって、特別な名門校とか進学校とかいうんじゃないけど、このあたり
じゃそれなりにレベルの高いところだ。そこに、特にこれといった勉強をした様子もないのに、
入ってしまっている。

 もっとまともにやれば、学校の勉強なんてきっと簡単だろうに。…そうすれば、あの女と一
緒に勉強する必要も無くなる、のに。
30B-3:2009/08/24(月) 03:09:23 ID:blqueLa5
「はあ」

 あたしが二度目のため息をついた時、携帯が鳴り出した。着メロはマスケラの主題歌。黒猫だ。

「−もしもし?」

『私よ。今ちょっといいかしら?』

「いいけど、何?」

 少しトゲのある声を出してしまった気がする。こういうのは良くないと分かっているけど。

『マスケラの劇場版が公開されているのは知っているわね?』

「あー、なんかそんな話どっかで見たような気もするわ」

『まだ鑑ていないのね?』

「見てない。つーか、もともと見る気もないし」

『私は当然公開初日に鑑に行ったけれど、今回の劇場版は、総集編の枠に留まらない出色の出
来だったわ。それで、もう一度鑑に行こうと思っているのだけれど、その時はあなたも付いてきて
良いわよ。』

 は? 何言ってんのコイツ?
31B-4:2009/08/24(月) 03:10:26 ID:blqueLa5
「だから、見る気無いって言ってんじゃん。なんであたしがあんなもの…」

『あら? 鑑もしないものを「あんなもの」と言えるなんて、さすが理乃先生は見識が深いわね?』

「くっ」

 このパターンでコイツにやりこめられるのって、何回目だろう? コイツも、いい加減別の切り口を
考えなさいよ。仮にも創作を志す人間なら、ワンパターンは避けるべきじゃない?
 まあ、コイツが言いたいのは、要するにマスケラの映画を一緒に見に行こう、ってことよね。にして
も、もう少しまともに誘えないのかしらね。あんな言い方じゃ行きたいものも行きたく無くなるでしょう
に。

『鑑に行くのなら休日がいいと思うわ。沙織にも都合を聞いて鑑に行く日を決めるから、今後数週間
の休日のうち、都合の悪い日を教えてくれるかしら』

 なんて強引なヤツ。

「まだ行くって言ってないってーの」

 とはいえ、既にあたしはOKするつもりでいるんだけどね。
32B-5:2009/08/24(月) 03:11:24 ID:blqueLa5
 それは、別にマスケラ劇場版が見たいからではない。実のところ、あたしにはマスケラはどうにも
性が合わないみたいで、多分今度の劇場版とやらでもそれは変わらないだろう。
 ただ、コイツがこんな風に絶望的に不器用ながらも、自分から誘ってくれたから。だから、あたし
は断っちゃダメだと思った。

 普段三人で遊んだりする時は、スケジュール調整なんかは大抵沙織がする。こいつがこんなに
積極的に段取りを組もうとするなんて、初めてかもしれない。こいつがそんな慣れないことをするの
は、ここのところあたしとの関係がぎくしゃくしてるのを、なんとかしようとしてのことだろう。悪いのは、
全部あたしなのに。

「ったく、しょうがないわね。えーと、とりあえず、再来週の日曜はモデルの仕事が入っているからダ
メね。それ以外の日なら、今のところ平気よ」

 最近は出来るだけ休日は空けるようにしているからね。…それで何か出来たわけではないんだけ
ど。

『そのモデルの仕事の日は、朝から出かけるの?』

 あれ? 変なところに食いついてきたわね。
33B-6:2009/08/24(月) 03:12:53 ID:blqueLa5
「そうね、しかもその日は夜までかかりそう」

『モデルの仕事というのは、いつも一日がかりなのかしら?』

「別にそういうわけじゃないわ。あたしもまだ中学生だから、スタッフの人も考えてくれるし。結構短
時間で終わることもあるよ」

 なんか色々聞いてくるわね。こいつは他の女の子と違って、あんまりモデルの仕事とかに興味な
いと思ってたけど。

 …そういえば、こいつたまにバイトしてるとか言ってたわね。ひょっとしたら、割の良いバイト先とし
て、モデルの仕事に興味が出てきたのかも。

 うーん。こいつの場合、確かに見た目だけなら、モデルとしても合格水準にあるといっていい。ただ、
モデルの仕事というのは、見た目は勿論重要だけど、それ以上に撮影スタッフの人たちと円滑にコ
ミュニケーションがとれることが重要だったりする。そこらへんに関しては、こいつは間違いなく落第
点だろう。
 それに、撮影以外でも、時にはスポンサーやらなんやら、わけのわからない人たちにおべんちゃら
を言わなきゃいけなかったりもするわけで、ある程度人とのコミュニケーションを楽しめる人じゃない
と、やってても辛いだけだと思う。

 …でもまあ、もしこいつがやってみたいと言うのであれば、誰かに紹介してみてもいいかな。最初の
うちはあたしと同じ現場にしてもらうようにすれば、フォローもしてやれるだろうし。それに、あたしがあ
んまり向かないと考えて誘わなかった加奈子も、今では結構楽しそうにやってるみたいだから、ひょっ
としたら黒猫も意外とハマったりするかも。
34B-7:2009/08/24(月) 03:13:43 ID:blqueLa5
「なにあんた、モデルの仕事に興味あるわけ? やってみたい?」

『いいえ、全く無いわ』

 はいそうですか、全くないですか。あたしの考えすぎってわけね。

「あっそ。じゃ、さっき言った通り、あたしの駄目な日は再来週の日曜だから、あとは沙織の
予定を聞いて適当に決めといて」

 あ、でも、ひょっとしたら、こいつ、あたしのためにあえて自分に興味のない話を振ってきた
のかな? …ううん、こいつはそこまで殊勝なヤツじゃないわ。だけど…

「…そういやさ、こないだテレ東で始まった…」

 あたしは、黒猫が気に入りそうな、厨二アニメの話題を振ってみた。
35B-8:2009/08/24(月) 03:15:24 ID:blqueLa5
「うん、じゃ、またね」

 そう言って電話を切る。ちなみに、あたしが話題を振った例の厨二アニメは、微妙に黒猫の趣味に合わない
ものだったようで、あいつの語彙の許す限りの多彩な表現で貶し尽くされた。その後、あたしと黒猫は、それ以
外で今放映中のアニメのことや、最近面白かったゲームのことや、冬に始まるか来年かそれともハルヒみた
いに数年後かというメルル三期の開始時期のことなんかを話した。
 そんなこんなで、随分話し込んじゃったかな。あいつとこんな風に話したのは、結構久しぶりかもしれない。

 ぱたん、と携帯を閉じて、机の上に置く。そうして、ついさっきまで話していた女のことを考える。最初会ったと
きは、まさかあいつがあたしの人生にこんな風に関わってくるなんて思いもしなかった。

 そう、あたしの人生は、黒猫のせいで変わってしまった。ある意味では、そう言っても良いと思う。

 本来であれば、今あたしはここに居ないはずだった。今頃は、選抜の強化合宿で会ったアメリカ人トレーナー
の誘いを受けて、アメリカに渡ってトレーニングを受けているはずだ。
 あたしは、そのためにモデルの仕事を増やし、ケータイ小説も書いてお金を貯めた。可能性があるのなら、ど
こまで行けるのか、最大限チャレンジしてみたかったから。

 それなのに、今、あたしはここにいる。その原因を作ったのが、黒猫だった。

−つづく
36名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 03:43:30 ID:pfiYoUHQ
>>21
ついにキタコレ!!!
楽しみにしてましたよ!
続きをますます期待してます
投稿ありがとうございました!
37ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/24(月) 03:45:46 ID:UqmnW37t
>>21-35乙、そしてGJ!
おぉぅ、すごいボリュームだ。ぜひ頑張って続き書いて下さい。

まとめwikiってあったんですね。
過去ログも読まず駄文を投下してしまった事が恥ずかしい。
今までかかってようやく読み終わりました。
次回からはもう少しましになる…筈  
38名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 04:23:57 ID:pfiYoUHQ
まだ途中までしか読んでませんが、ワクテカが止まりません……
39名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 04:55:03 ID:gyX9lK7X
>>21
お疲れ様です!
いや〜、もう来てくれないかと思ってました
編集までしていただいて恐縮です
続きに期待してますー

良かったらトリとかつけておいてください!
40名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 05:02:59 ID:gyX9lK7X
>>21
えーっと
前スレ>>413=>>523>>792
ってことで良いんでしょうか?
41名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 09:41:10 ID:BPosC+ZF
>>35
GJ
桐乃も黒猫もカワイイ
42名無したん@ピンキー:2009/08/24(月) 14:18:25 ID:QB/OFUjn
前スレ523氏先生ーっ
早く続きをお願いします〜っ
43 ◆HMfayUbQDs :2009/08/24(月) 19:38:00 ID:blqueLa5
>>21です。皆さんご声援ありがとうございます。

>>39
スレをまたいで続く形になってしまったので、やっぱトリを付けないと分かりにくいですよね。
ということで、トリを付けさせて貰いました。

>>40
はい、前スレ523と792も私です。
前スレで書き込んだ後にこれらの内容を微調整したので、今回の書き込みに併せてまとめサイト方も
修正させてもらいました。

>>42
申し訳ない、しばしお待ちを。
…4巻が出た以上、スカトロは外せないですよね?
44名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 20:20:17 ID:gyX9lK7X
>>43
わざわざありがとうございます。
11Pもそうですがメインも続き超期待してます!
45名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 20:25:30 ID:twuEBXc9
Pi〜〜〜!!Pi〜〜〜!!
前スレの屍も蘇るでしょう。行け行けーー!!
46名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 23:19:54 ID:1Qxkkg7n
>>43
トリ付けたか
なんて呼べばいいかな
47名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 00:13:34 ID:OwHBMVZb
どんな馴れ合いだよ
48名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 00:21:10 ID:v9mrnPQn
うん、トリで呼べばいいと思う
便宜上つけてもらったわけだし
49名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 01:59:38 ID:q2aYn4uC
>>35
ん? 黒猫は桐乃のスケジュールを確認した上で、居ないはずの時間を狙ってやって来たのか?!
50名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 02:13:08 ID:v9mrnPQn
どうもそうっぽいね
だから桐乃は怒ってるんだろうね
51名無したん@ピンキー:2009/08/25(火) 11:04:20 ID:2pm/aaQo
(前スレの死体が>>43氏のザオラルで復活!!)

作家先生の降臨をお待ちしとりましたっ。
続きが確実に来るのが分れば不安無しですので、どうか濃厚な細かい描写を…
…(願わくば一度スカ放出の後、更にアナ連続中出し→ザー放出…な描写が有れば…。)
52名無したん@ピンキー:2009/08/26(水) 08:18:02 ID:83xGNqon
あなた、また復活したのね・・・
>>43先生、便所触手も期待して待ってまーす。
53名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 08:45:23 ID:byiDzZdo
ん?前スレの何番の人?
54名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 11:16:53 ID:iZpHkvpv
触手じゃなくて変態幽霊の手じゃなかったか?
いつの間に触手に…
55 ◆kirikyouEE :2009/08/27(木) 13:28:34 ID:vj/0AVdR
初陣ですが、僭越ながら投下させていただきます。
保守の代わりにでもなればと思います。

Encounter

「んじゃいってきます」


 玄関のドアが閉まった音を確認したあたしはそっと自分の部屋を出た。
アイツは試験前だからって地味子の家で勉強するらしい。
馬鹿みたい。試験勉強くらい一人ですればいいのに。
それに妙にうれしそうに出かけてるような感じがしてなんだがムカツク。



――例えば、たとえば私たちの年がそんなに離れて無くて双子だったりとかしたら……
あたしはアイツと一緒に勉強したりしたんだろうか?
……なんてね、やりたくないけどね。アイツ要領悪そうだもん。



廊下をそろりと歩きアイツの部屋の前まで移動する。
念のため周りを確認。お母さんは出かけていて家にいないはず。
アイツもすぐには帰ってこない。
あたしはゆっくりとドアノブを回した。
56 ◆kirikyouEE :2009/08/27(木) 13:29:13 ID:vj/0AVdR
 まずはアイツの性癖をチェック。
妹物が増えてないか期待するけど、相変わらず表紙には眼鏡をかけた女ばっかり。
チッ、妹物にしろよ。
……こんな話どこかで読んだ気がする。
あれだけ妹ゲーをやらせてるのにどうしてこう趣向が変わらないんだろ?
そろそろ手を出してきてもいいハズなんだけどな。



性癖チェックを早々に終わらせてあたしはアイツのベッドに横たわった
枕に顔を埋めてみる。アイツの匂いがしする。
あたしはこの匂いが大好きだった。
あたしの心を包んで温めてくれるような、そんな優しい匂い。
兄妹は本能的に匂いで互いを遠ざけてるっていうけど間違いとだおもう。
きっと世の”お兄ちゃん”が不甲斐ないからだ。
それはそうだろう。誰だってダサくて情けない男を好きになったりしない。
その点ではアイツほど”お兄ちゃん”なお兄ちゃんは他にはいないと思う。きっとそうだ。
だって嫌がったり文句言ったりはするけど、あたしが本当に助けて欲しいときは絶対に助けてくれる。
57 ◆kirikyouEE :2009/08/27(木) 13:30:45 ID:vj/0AVdR
とりあえずさわりだけ。
スレに貼ってみてわかったけど全然書けてない……
次はもうちょっとがんばります。
58名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 14:08:35 ID:iZpHkvpv
>>57
GJです。
なんだっけ…兄デレの妹が兄の私物を検閲して、妹物以外を処分したり、自分に好意を向けさせようとするコミックが最近あったような。
59名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 14:11:36 ID:Jr5qIXJu
GJ
つーかその酉よく見つけられたな
60名無したん@ピンキー:2009/08/27(木) 14:44:54 ID:ndLl8uBD
>>57
GJ
早く続きが読みたいです、このまま部屋でオナ…。

>>54
そうそう、トイレの変態幽霊の手だった…つい自分の嗜好が出ちった(汗

手が二本だけじゃ面白くないから何本もの手で拘束されて、摘まれたり拡げられたり
指を出し入れ…うーん、イイねぇ。
61名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 15:49:15 ID:aTaf9Esz
>>58
まあ、あったようなもくそも、今回つかわれた「おにパン」のタイトルの元ネタでもあるわけだが。

「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」

初めて見た時は、この長いタイトル、俺妹のタイトルを参考にしてつけたのかなあって思った。
62名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 01:47:46 ID:rb3dPr8j
>>57
GJ、本当だトリップ凝ってんな。続き待ってまーす。
ところで、そろそろあやせ凌辱のSS来ないかな……
63名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 03:28:02 ID:m9Nilaa6
凌辱というか普通のエロすらないが
64名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 03:33:27 ID:ambEDMgw
>>62
では、君がその先駆けになってくれ給え
無いなら自分で書けばいい
スレも賑わうしな
65名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 06:37:18 ID:tWwfKVHq
もういっそ京介桐乃黒猫で3Pをだな。
66名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 07:03:38 ID:IgAcn/YQ
エロいのは書けないっていう
童貞だもの
みつを

エロくなくてもさんざんッスケドねwwwwww
67名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:47:53 ID:9/feXP98
>>65
あやせも混ぜて3Pをだな・・・
68名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 10:34:29 ID:WWjUUzx+
そして11Pへ
69名無したん@ピンキー:2009/08/28(金) 11:23:13 ID:hKO5axT/
>>67>>68
その11Pだが「あやせが、ふたなり化した桐乃×10に…」
と言うのはアリかな?

わし Gzの巻末コミックしか見とらんので(もよりの書店には小説全く無し…)
あやせのイメージは虎で買った同人でしか知らんし・・・
「黒髪ロン毛で桐乃と同じ読モで桐乃に百合?」こんな感じ?
70名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 14:03:20 ID:DZxA0lfm
特に百合というわけではないけどな
71名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 14:14:48 ID:IgAcn/YQ
百合ではないな
72名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 14:25:45 ID:oGaPqr8I
ソフト百合です。
73名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 16:49:50 ID:m9Nilaa6
あやせで書いてみようかな・・・
京介とのラブラブものになると思うが

そういう場合は二人の仲を応援する桐乃と嫉妬に狂う桐乃、どっちがいいんだろうか
74名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:14:19 ID:IgAcn/YQ
そりゃもちろん嫉妬ですよ
75名無したん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:15:02 ID:hKO5axT/
応援してる内になし崩し的に濃厚3Pの方向へ…
ペニバン付ければ二穴も可能。
76名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:24:15 ID:XtMQudUw
潔癖なあやせの“ 堕 落 ”…ゴクリ。
77名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:27:32 ID:4kyUq51B
>>73
その狭間の葛藤をこそ描くのだ。
78名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:44:49 ID:pGWVLvbl
無理だと高をくくってたけど予想に反してうまくいってる二人に超絶嫉妬するきりりんがみたいな
79名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 18:13:42 ID:9/feXP98
>>73
最初は嫉妬するけど最終的に応援する感じがいい
まあ書きやすい方で書いてください
80名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 18:16:29 ID:dPdJ8bBv
>>75
あやせならチンコついててもおかしくないような
81名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 19:18:17 ID:vlRMuhHy
急いで書かんと先越されそう……
今週も徹夜か……
82名無したん@ピンキー:2009/08/28(金) 19:29:15 ID:hKO5axT/
>>80
いやいや、清廉なあやせが「好きだった桐乃」と「好きになった京介」に
二穴されて(桐乃とあやせで双頭バイブで恭介があやせのアナルを…)淫靡に
堕ちていく・・・な方が燃える。
83名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 20:17:19 ID:IgAcn/YQ
なんか自分の書きたい部分終わると筆止まるよね?
え、ない?
ですよねーwwww
84名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 21:09:04 ID:iVCa1ESI
>>83
むしろ、書きたい部分に近づくと筆が止まる。
自分の中の要求水準が高くなって来ちゃうから。
85名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 21:15:45 ID:IgAcn/YQ
>>84
なるほど!
それもありますね!
概要だけ書いてもそれを納得のいく形にするとなるとまた別ですね。
86名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 22:10:13 ID:lOPiCtwR
SS位の長さならとりあえず一通り最後まで書くのもいい
後で書き直してもそんなに手間じゃないし
と、筆が止まった俺が言ってみる
87名無したん@ピンキー:2009/08/29(土) 10:22:12 ID:HocEViUC
なんか、今日あたり何か投下されそうな予感…。
88名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 10:31:54 ID:oEOMDzdP
叶えたい予感がある!
89名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 23:19:26 ID:4DzPL6BW
作り置きの桐乃×京介があるがまだ途中なんだよね
誰か!誰か降臨しないのか!本日残り1時間切ったぞ!
90名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 23:25:15 ID:mgscoskB
すまん、SS書こうとしてみたが。
京介思考で書くとバンバンエロイベントを回避するから無理だわ。
91名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 23:26:44 ID:oEOMDzdP
こっちも今書いてるんだけど、スターウォーズが気になってどうにも……
92名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 23:55:41 ID:oEOMDzdP
>>90
別にらぶらぶな話でも良いと思うんだぜ?
93名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:02:55 ID:gmrxN6H9
お風呂で遭遇でもいいんだ






あやせと
94名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:03:43 ID:4DzPL6BW
ちなみに俺のは桐乃が京介の寝込みを襲うやつだ
さぁ>>90も京介を無理やり襲おうぜ!
95名無したん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:12:08 ID:21CDDmA6
>>90
そんな場合の効果的な対処法。
つ【桐乃の都合のいい願望による夢オチ】

これなら何故か「急にケダモノと化した京介(何故か増えてる)に
『体の全て』を貪られても、目が覚めれば損害ゼロと。
96名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:32:15 ID:LxJ90bnn
なんかこの勢いなら一気に書ける気がする
97名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:12:59 ID:orV65L8b
私はどんなことに対しても、正しく生きていくのが一番いいと思っていたの。
お母さんの影響かもしれない。お母さんはPTAの役員なの。

いつも言ってる。
正しく生きなければダメ、いけないことはしてはダメ。

だから、私はいい子で居たかった。
ずっといい子でいたかった。

でも、もしかしたら、私は、普通じゃないかもしれない、
そう、思うときもあった。

私は可愛いものが好き。
ディズニーのダッフィーベアとか、
携帯ストラップに使ってるくまのぬいぐるみとか。

あと、

可愛い

女の子とか。
98名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:15:58 ID:orV65L8b
お母さんが、ダメ、と言うたびに、
私がダメなんだ、って思えて仕方が無かったの。

いつも身だしなみからきちんとしなければダメ、
生活態度は当然、学業も、スポーツも、とにかく、全てがきちんとしていなければだめ。

心が苦しい。

完璧な、私。

ずっと、そうでいなければならない。
そういう演技を続けなければ生らない。

かわいいもの、やわらかいもの、あったかいもの、
そういう全てがいけないもの、だったの。
99名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:20:30 ID:orV65L8b
そんな私の世界を変えてくれたのが、桐乃ちゃん。
かわいくて、つよくて、かっこよくて。
もう、最高。

たまたま雑誌のモデルのスカウトをされて困っていたところに、
桐乃がたまたま通りかかってくれたの。

「ちょっと、アンタ、どこの人なの?
 あたし、○○で読モやってるんだけど、アンタみたいな人、見た事ないわよ?
 ね、ちゃんと名刺、もってるんだよね?」

桐乃ちゃんがその男の人に言葉を発するたびに、
男の人はたじたじとして、

そして、

逃げていったの。
100名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:23:34 ID:orV65L8b
「あれ?
 ねえ、もしかして、あなた、新垣さんじゃない?
 意外。こういう事、興味あるんだ。」

桐乃ちゃんは臆することなく、言ったの。

あれ?と思った。
そういえば、私は、クラスでも目立たないようにしていた。
正しく、いい子で居るためには、そうしなければいけないの。

出る杭は打たれる、っていうけど、そういうの、困るから。
101名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:28:01 ID:orV65L8b
「ねえ、新垣さん、もしよかったら、私の事務所に紹介するから
 だから、こういうの、もうちょっと警戒したほうがいいよ?
 最近ロリコンで変な人また増えたっていうから」

突拍子も無いことを、私に提案してきた桐乃ちゃん。

やだ、どうしよう。
胸が高鳴る。

だって、桐乃ちゃん、可愛いんだもん。
その桐乃ちゃんが、一緒に読モの仕事をしない?って言ってくれた。
うれしかった。

だから、私は、桐乃ちゃんを目指そうと思ったの。
102 ◆cnAl6CXNe5FX :2009/08/30(日) 01:31:00 ID:orV65L8b
ごめんなさい、ちょっと燃料切れ

眠気に負けそうなので、また明日続きを買きます、
103名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:33:54 ID:LxJ90bnn
>>102
GJです!
とりあえずゆっくり寝てください!
続きに期待してます!
104ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 02:49:48 ID:MQsRiASy
ど、どうも、あやせのSSどうしよう
多分被らないと思うけど、投下して いいんかなぁ
完結はしてます            
105名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 02:50:59 ID:LxJ90bnn
>>104
もちろんですよ!
ぜひ投下しちゃってください
106ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:03:31 ID:hq5mFCs4
それでは折角ですので投下させてもらいます
前回の黒猫話がAルート、今回あやせがBルートってことで
京介が家でぼんやりしててチャイムが鳴ってスタート
注意:あやせファンは不快にさせてしまうかも、怒らないでください
   エロ有りです                      
107 ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:05:07 ID:hq5mFCs4
B−1>

「こんにちは!お兄さん、お久しぶりですね!」
「げっ」
 美少女の快活な挨拶に対し、不適切な声が俺の口から洩れた。
「何ですか、『げっ』って。……まさか私に何か後ろめたい事でも?通報しちゃいますよ?」
「な、無い無い、一切ありません!ま、は、入ってくれ」
「冗談ですよ。おじゃましまーす」
 ……情けない?……ビクビクし過ぎ?
 ああそうさ!しょーがねーだろ!俺は大の苦手なんだよ!コイツ、桐乃の親友、「新垣あやせ」がな!


 しかし、あやせとの対談?は実にスムーズな出だしをみせた。
 桐乃がこの家から居なくなって、あやせの心配事が無くなったからかもな。
「どうですか?お兄さんのお口に合えば、いいんですけど……」
「ん、美味い!これお前が作ったのか?」
「はい!……フフッ、よかった」
 何の邪気も無い素直な笑顔だった。
 手土産の手作りクッキーといい魔法瓶の紅茶といい、とても上品な味がする。
 ……一瞬、こんな妹がいたらな、と思っちまったよ。
 いや、だって俺の妹あんなだし!罪って程でも無いだろ!?
 って、誰に弁明してるんだろうね?

108ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:06:45 ID:hq5mFCs4
「で、今日は一体、どんな用件で?」
 まさか俺と茶をしに来た訳ではないだろう。

「実は昨日、桐乃から写真同封でエアメールが届きまして。あ、桐乃とは小まめにメールはしてるんですけど。実家の方には、余り連絡してないって聞いてたものですから」

 確かに桐乃の奴からは、数回電話で連絡があっただけだ。
 親父は仕事でしかパソ使わないし、お袋に至っては触った事も無いらしい。
 今度買うかどうか相談してたっけ。
 まあ、それを別にしても、家族より親友の方がいろいろな話をしてるよな。
 つまり、あやせは桐乃の近状を知らせに来てくれたって訳だ。

「それだけって訳じゃないですけど」

 ………何か嫌な予感がするが、気のせいだと思いたい。
109ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:08:23 ID:hq5mFCs4
B−2>

「へえ〜、元気そうじゃん」

 写真の桐乃は満面の笑顔でピースサインをしていた。
 多分、同じ陸上の選手だろう、ドレッドヘアーの黒人の女の子と、肩を組んで頬を寄せ合っている。

 ほっとしている自分に気づいて驚いた。
 何だかんだで心配してたんだな、俺。そりゃそうか、随分手間かけさせやがったからな。
 この分なら、うん、大丈夫だろう。一年しっかり頑張ってきやがれ。

「一番のライバル兼、友達らしいですよ」
 友達作りが苦手って訳じゃないんだよな。こうして、あやせみたいに純粋ないい子が親友だし。
「本当、楽しそう。フフッ、私以外の女の子とこんなにも……フフフフフフフフ」
 ………………前言撤回!桐乃ーーーっ!早く帰ってこーーーい!
 何だかお前の親友、大変なことになっちゃってますよーーー!?

「まあ、冗談はさておいてですね。」
 …………やっぱり苦手かもしれない、この女。
「桐乃が頑張っている以上、私もやんなきゃ!と思ったんです!」
 ……それはきっと正しい事だ。親友っていっても競い合わなきゃな。
 俺は先程のあやせの冗談?を頭から追い出すように頷いた。
「いいんじゃないか?応援するぞ」

「はい!だから私、頑張ってエロゲーやろう、と思ったんです!」

「…………………………」

「そこでお兄さんにお願いです!私にエロゲー教えてください!!」

「…………………………」

 ……どうするんだろうな、俺。
110ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:09:17 ID:hq5mFCs4
B−3>

「もしもし?お兄さん、聞いてます?」
「……ああ、聞いてるよ」
 そう、俺だって馬鹿じゃない。いつもいつも、突っ込んでばかりいられるか。
 こういう時こそ冷静に、かつ真面目に対応すべきなのさ。
 こんな成長したくなかったけどな!

「結論から言うと駄目だ」
「な、」
「理由は簡単だ。あやせ、お前は十四歳、エロゲーは十八禁だからだ」
 フッ、決まった……。ちょっと俺、格好よくね?

 しかし、あやせは引き下がらなかった。
「そんな、お兄さんだけが頼りなんです!お願いします!このとおりですから!」
 な、コイツ、土下座しやがった!丁寧にも床に額を擦りつけてやがる!
「待て待てっ!とにかく頭を上げろ!ったく、大体なんでエロゲーなんだ?他にも、メルル、とか、いろいろあるだろ?」
「そうなんですけど……お兄さん、公園で桐乃が私に何て言ったか覚えてます?」
 公園でっつーとあれか、去年の9月のことか。あの時、桐乃は確か……

『あんたのことも、エロゲーと同じくらい好き!!』

 ………改めて思い返しても酷い台詞だよな……。
 けど、そうか。あれは桐乃の魂の叫びと言っていい。あやせがエロゲーにこだわるのも当然か。
 しかし……。
「私もあれから少しずつ勉強したんです!」
 そう、確かにあれから半年以上経っている。あやせも成長(と言っていいのか解らんが)している。
「私も桐乃がやったエロゲーを、愛しているエロゲーをやってみたいんです!」

 ……別にいいんじゃないか?
 あやせは真剣だ。おまけに頑固でもある。意思を変えさせるのは骨が折れそうだ。

 それに……。潔癖なあやせがエロゲーをやったらどうなるか。

 興味が無い、なんてとてもじゃないが言えなかったのさ。
111ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:10:03 ID:hq5mFCs4
B−4>

「これが……桐乃のコレクション……」
 桐乃の部屋の秘密の襖。その奥にそびえる数々のお宝を前に、あやせは呆然としていた。
「あっ、これ……」
「ああ、お前がプレゼントしたフィギュアだな。スゲー喜んでたぜ。俺にでさえ礼を言ったからな。」
「……そうですか。お兄さんにお礼を……フフッ」
「?、どうした?」
「いえ、それよりこれがエロゲーなんですね。」
「ああ、そうだ」
「どうしてこんなに箱が大きいんですか?」 
「それは俺にもわからん。こういうもの、だそうだ」
 俺は世界の謎を、厳かに口にした。
 ああ、そういえば、あの時の俺も………、……、…。
「あの、お兄さん?もしもーし」
 はっ、いけねえ、一年前に意識がとんでたぜ。
「あ、ああどうした?」
「こちらの開いてない襖には、」
「駄目ーーっ!!、こっちは駄目だ!!これは流石に桐乃の許可がいる!!」 
「そ、そうですか、わかりました」
 ふう、……すっかり忘れてたぜ。
我眠り妨げる者に災いあれ
 そんな声が脳裏に響いた。

「それで、一体どれをやれば……」
「そうだな、うーん、ってそうか、ちょっと待ってろ」
 俺は自分の部屋から紙袋を持ち出し、あやせに渡してやった。
「これは?」
「ああ、桐乃からプレゼントでもらったエロゲーだ。確か、神ゲーって言ってた」
「桐乃が…?お兄さんに…?………………」
「ああ、あいつからのプレゼントなんて初めてだ」
「これは……私がやったら駄目だと思います。お兄さんがやってください」
「そ、そうか?」
「そうです!」
 …………そうかもしれない。桐乃はあれで俺の為にこのエロゲーを贈ってくれたのだから。

 多分、心を込めて。
112ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:11:16 ID:hq5mFCs4
B−5>

 結局、俺の記憶を総動員させ、桐乃の奴が「名作」「初心者向け」と言っていたエロゲーをやることにした。

 テーブルにパソコンを移動させ、セッティングをし、万事準備OK。
 さて、ここまでしておいて言うのもなんだが、本当にいいのか?
 確かに桐乃とは一緒にやったことはあるが。
 他所ん家の御嬢さんだぞ?
 何か俺、正常な判断できてなくないか?
 それに……あやせはどう思っているのだろう。
 只でさえあれだけ嫌悪していたエロゲーを男と一緒になんて……。
 それだけ信用されてるって事なんだろうな。男の心理としては微妙だが。
 
 ゴトリッ
「ではお兄さん、これを」
 床の上に武骨な音をさせて置かれた物は、あろうことか親父の商売道具だった。

 そう、『手錠』である。

 全っ然信用されてねぇーー!?
 つーか何、俺は女子中学生と一緒に、手錠をされてエロゲーやるんですか!?
 どんな変態だよ!!

「お兄さんの事は信用してますけど……やっぱり少し怖いので……お願いします」
 くっ、いいよ、もう!こうなりゃ自棄だ。好きにしてくれ!


 こうしてあやせは『初エロゲー』をやることと相成った。
 マウスを駈る手に緊張が見てとれる。
 俺はそれを見守る。
 正座をして。後ろ手に手錠を掛けて。

 …………なんだかなー。
113ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:12:29 ID:hq5mFCs4
B−6>

 そんな訳であやせのエロゲープレイを見守っているわけだが……


「わっ、わっ」
「あれ?」
「はははっ」
「…………(ぽっ)///」

 とにかくなんと言うか、可愛い≠フである。
 ゲームの色々なネタにいちいち反応しているのを見ると、やっぱり素直で純真ないい子なんだよな。
 でもキスシーンでそんなに耳まで赤くしてたら……これからどうなっちゃうんだろうね?

 そうして問題のエロシーンに差し掛かった。
 桐乃は、エロシーンは気にしない奴だった。でも普通はこうだよなあ。
 見ろよ、可哀想なくらい赤くなっちまって。手だって震えてるぞ。
 今なら言える。桐乃は変態だったと。
 絶賛変態中の俺が言うことじゃないがな!

 しかし……初心者向けって言ってたが、これはかなりエロいぞ?
 あやせはすっかり無言になってしまっている。息もかなり荒い。
 それと……さっきから下半身をもじもじと……。
 ………だーーーっ!!俺の方が先に限界だ。手錠しててよかったぜ!
「おい!あやせ!」
「ひゃうっ!!な、何ですかっお兄さん!」
「お、お前、大丈夫か?」
「は、ははは、少しのぼせちゃったかも。御手洗い借りますね」
 そうしてあやせは、熱に浮かされているように、ふらふらと部屋から出ていった。
 ふう、……しかし、トイレね……。
 …………ぐぁあぁあーーー!!何考えてんだ俺!
 ……しかし、先程擦れ違った時、あやせからはフェロモン?とにかく雌の匂いがぷんぷんした。
 そして、トイレへ……。
 …………くぉおぉお―――!!駄目だ!エロい妄想が止まらねぇーーーっ!!
114ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:13:59 ID:hq5mFCs4
B−7>

 かなり遅れて、あやせは部屋に帰ってきた。
 お前……さっきより顔赤くないか?……それに、なんだか、挙動不審だ。
 ゴクリ、やべえ。
「す、すまん。俺もトイレ!」
 俺は部屋から逃げるように立ち上がった。
 
 慣れない正座なんてするもんじゃないよな。
 俺は足を縺れさせ、そう、あやせの上に……。
 去年の桐乃の時より酷かったかもしれない。なんたって手錠されてるし。
 至近距離にあやせの顔があった。ぱちくり、と大きく瞬きする様子は、妙に幼い。
 そして、大きく息を吸って、
「変態!痴漢!ブチ殺しますよっ!?」
 死ねェェエェェーーー!が出るまえに辛うじて俺は部屋から転がり出ていた。

 ふぅ、危なかった。流石にこの無防備な状態で、あやせの攻撃を受けたら死んでいたかもしれない。
 俺はあやせが部屋から追って来ないかビクビクしながらトイレの前に立った。

「さて、コイツをなんとかしないと」
 当たり前だが俺の道祖神はこれ以上ないくらいに荒れ狂っていた。
 こんなのどうやって鎮めるんだよ。
 俺は考えうる全ての手段を試してみたが、全てが徒労に終わった。
 あ〜〜〜もういい!知るかってんだ!

 今日の俺、何かおかしくないか?いくらなんでも流され過ぎている気がする。
 そんな、ふとした疑問も桐乃の部屋に入った瞬間、綺麗に消え去った。

 桐乃の部屋なのに別な匂いがする。
 そうか、これはあやせの匂いだ。
 あやせは立ってこっちをみていた。先程までとは随分様子が違う。
 ……さっきの事、かなり怒ってやがる。わざとじゃねーての。
「わかっているとは思いますが、足も縛らせてもらいます」
「な、」
「いいですよね、お兄さん」
 そう言ってにこり、と笑うあやせには、有無を言わせぬ迫力があった。 
115ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:15:08 ID:hq5mFCs4
B−8>

 って早っ。
 俺が呑まれている隙に、あやせは、あっという間に足を縛りあげていた。
 両手足を拘束され、俺はいも虫のような有り様だ。
「しょうがないですよね、お兄さんは変態だもの」
 ヒィッ!コイツ、本当に虫けらを見るような目をしてやがる!
「変態には罰を与えないと」
 そう呟いて近付くあやせから、遠ざかろうとして壁に追い詰められた。
「まずはそうですね、さっき私に押し付けた、汚いモノを晒してもらいます」
「なっ、洒落になってねーぞ、それ!ま、待て、ちょ、おま、それ、いやー!」
 ベルトを外され、ズボンとトランクスを一気に下げられた。
「け、結構、立派なモノが付いてるじゃないですか」
 そう、俺のナニはすでに先程から御立派様と呼ばれてもいい状態になっている。
「き、気がすんだか、チクショー」
「まさか、これからですよ」
「な、ま、待て、お前はそんな子じゃなかったはずだ。正気に戻っておふぅ」
 剥き出しのナニにあやせの足があてられた。知らない間に素足になっている。
「少し煩いですよ、お兄さん」
 口に何か布を押し込められた。……多分脱いだソックスだろう。
「フフッ、この変態!こんな風にされて喜んでるなんて!気持ち悪い!死んで下さい!」
 あやせは罵りながら足を器用に動かしていく。
 俺の反応を愉しむように体重をかけたり、指で挟んだりする。
 くっ、こんなの、人間として終わってるっていうのに、が、我慢できねえ!
 なんとか身体を捻って逃げようとしてもあやせの瞳に睨まれると、蛇に睨まれた蛙状態だ。
 実際、あやせの足は蛇のように俺のナニを追い詰める。

 逃げ場は無かった。
116ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:17:02 ID:hq5mFCs4
B−9>

「こんなにいっぱい臭い汁を出して恥ずかしくないんですか!?この変態!」
 あやせの足で放出してしまった……グスッ、ちくしょう……。

 俺はもう人格崩壊の危機にさらされていた。頭の中に薄い靄がかかっているようだ。
 そのくせ、まだカチカチに反り返っているモノを摘ままれる感覚に一瞬覚醒する。

 あやせが跨がって腰を落とそうとしていた。
 先程とは打って変わった恥ずかしげな表情で聞いてくる。
「お兄さん、挿入れたいですか?」
 その魅力的な美貌に思わず頷く。
「………ふっ………ふっ………んんっ」
 きつく狭い、それでいて暖かで柔らかい肉の中に呑み込まれていく感覚があった。


 なんだかおかしい。自分が自分でない気がする。記憶もあやふやだ。
 俺はいつ、手錠をはずしたのか。足の拘束も解かれている。
 目の前には少し怯えた感じのあやせがいた。
 俺の中の野獣の部分が表に出てくる。代わりに思考が深く沈んでいった。

 立っているあやせの手をベッドに着かせ、足を開かせる。
 制服のスカートを捲り上げると幼い秘所が露になった。白濁液と鮮血がこびりついている。
 俺がやったのか?構いやしない。記憶に無いのでじっくり観察してやる。
「み、見ないで下さい」
 何言ってやがる。見て、見て、と腰を突き出しておいて。
 指でいじくりまわしてやる事にする。開いたり引っ張ったり、摘まんだり捻ったり。
 その度にあやせは悲鳴に似た、甘い声をあげる。
 中に指を突っ込んで掻き回してやると散々ぶち込んでやったザーメンが出てきた。
 あやせが立ってられなくなったようなので、そのまま突き飛ばし、後ろから犯してやる。
「も、もうやめて、お願いします」
 無視して構わない。だってほら、挿入されやすいように角度調整してるだろ?
 先端を入り口に当て、ゆっくりと根本まで埋め込んでいく。
「あ、………あ、………んっぐ」
 俺はあやせの穴を味わうように、浅めの往復から回転させる。
「ひっ、もういやあ、あん」
 全く嫌がってなどいない。俺が動きを止めるとあやせの腰がくぃっ、くぃっと動いた。
「うるせえ!」
 まだ幼い、しかし形のいい尻に平手をかます。
 パアン!という小気味のいい音と共に、あやせのま○こがきゅっと締まった。

 ああ愉しくてしょうがない。 
117ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:18:41 ID:hq5mFCs4
B−10>

 気がついたときには夜の10時を過ぎていた。
「げっ」
 俺はベッドから跳ね起きた。ちなみに全裸である。
「あ、お兄さん、起きました?」
「あ、あれ?」
「そろそろ、起こそうと思ってたんですよ」
 夢…じゃ無いよな。俺、まっぱだし。あやせ素足だし。
 と、いうことは………
 ぐわぁぁあぁぁあーーーっ!!全部本当にあったことか!?
 なんで?なんであんなことに?
「あ、服はそこにありますから」
「ああ、すまない、ってそうじゃねー!!あ、あやせ、お前と俺……その、したんだよな?」
「はい!あ、でも私なら平気ですよ。お兄さんは嫌ですか?」
「いや、そーゆーことじゃなくてだな、」
「ならいいじゃないですか。もし、私との事を無かった事にするなら通報しちゃうとこでした。」
 冗談、だよね?
「あっと、そろそろ私帰らないと」
 そう言うとあやせは俺に近づき唇を重ねた。
「では、また」

 狐につままれる、とはこんな時使う言葉だよな?
 俺にはこういう時に使う言葉は一つしかない。だからそれを呟いてみる。

「ま、いいか」

 ……………いいわけねェエェーーー!!
118ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 03:19:20 ID:hq5mFCs4
あやせ>

 初体験の後は、がに股になる。
 そんなよく聞く話を、私は今実感していた。
 とにかく、凄かった、の一言に尽きる。私があんなにやらしかったなんて。
 クッキーや紅茶のせいだけじゃない。
 桐乃の部屋で、桐乃のベッドで、桐乃の大切なお兄さんと、という背徳感が、私をあんなにやらしくさせた。
「桐乃、ゴメン、あなたのお兄さん奪っちゃった」
 海の向こうに行ってしまった親友に謝罪する
 けれど桐乃はきっと許してくれる。……少しだけ傷ついて。
 近親愛に世間は厳しい。だからこれでよかったのだ。大きく傷つくよりは。

 なんてね。

 私は今、とても御機嫌だ。
 なんといっても計画の第一歩が成功したのだ。
 あの人は押しに弱い。このまま私に溺れさせるのは容易く思えた。

 そう、この計画が成功したなら桐乃と家族になれる。
 桐乃に
「義姉さん」
 と呼ばれることを思うとゾクゾクする。
 その時私はきっとこう思うんだろうな。

「私の義妹がこんなに可愛いわけがないってね♪」

      【END】
119名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:34:25 ID:LxJ90bnn
>>118
お疲れ様でした!!
あやせこわいよ……
120名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:38:55 ID:rGEJsbyW
>>106-118
上手すぎる!GJ!
121名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:40:17 ID:Wi2HCb5W
GJ!
あやせ、なんて恐ろしい子!
122名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:43:30 ID:LxJ90bnn
うん?と言うことはCルートは桐乃ルート!?
123名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:44:34 ID:oDD1f9bJ
恐ろしすぎる
124名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 04:16:57 ID:3hoSoxZS
GJでした!
桐乃の為に処女失うだと・・・
でもまぁなんだかんだいってあやせも京介の事嫌いじゃないだろうし、まあいい・・・のか?
125名無したん@ピンキー:2009/08/30(日) 11:52:12 ID:uVAA+1K2
今起床してここ見て超GJ!

この後 心を少し(実際、かなりか?)傷ついた桐乃が
「よくも兄貴を盗っちゃったわね?ホラっ?!ホラっ!?どうなのっ?!泥棒猫っ?!」と『極太イボ付ペニスバンド』を付けて
京介と一緒にあやせを二穴責め(桐乃はアナル責め)にされて

あやせ「んあぁぁあーっ!! ご、御免なさいっ桐乃ーっ・?! あーーーっ!!」
桐乃と義妹になれた上に桐乃にも愛(?されて…

あやせ(計画通り…二ヤリW)

・・・な展開の続きを待っています。

11Pの先生、早く続き読みたいです…。
126名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:54:32 ID:mIjln8VA
>クッキーや紅茶のせいだけじゃない。
まさか一服盛ったのか!?
127名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 16:22:48 ID:LxJ90bnn
う〜ん。きょうちゃんがイケメン過ぎてエロシーンが難しいな
128名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:24:32 ID:3hoSoxZS
>>127
無理にエロくしなくてもいいと思うぞ
129ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/08/30(日) 21:57:49 ID:Btx7EKL2
あやせ「やだもう>>126ったら冗談ばっかり。そんな怖いこと言わないでよ〜。――……わたしたち友達でしょ?」

というわけで皆さんthx
まとめの人ご苦労様です
仰る通りCルートは桐乃を予定しています
が、いまいちアイディアが・・・真打ですから中途半端はできません
そんなわけで次回は今朝思い付いたかなかな×ロックのちょっといい話w
もしくは桐乃・黒猫・あやせの青春百合百合でいきたいと思ってます
以上ぺけっぱでした   
130名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 22:26:32 ID:LxJ90bnn
>>129
おぉ……
真打ですか、超絶期待してます!
131どーん:2009/08/31(月) 07:15:40 ID:CwrR3+zv
その一言を聞いた瞬間、私は氷付いた。

「な、なんですか……それ……?」
「あれ知らなかったんだ?高坂さんと親友の新垣さんなら知ってるかなと思ったんだけど」
「――――ッ!?」

朝、私が学校に登校してくると、普段は殆ど喋ったこともない男子、見肉井 陽士がいきなり話しかけてきた。
眼鏡で、しかも小太りで暗そうな印象からクラスの中、特に女子からは気持ち悪がられている男子だ。

「そ、そんなアニメ……聞いたことありません」
「あ、そう。メルル可愛いのになぁ。あ、ごめんね」
「…………いえ」

見肉井が自分の席に戻る。その後姿を見ながら、私は胸中で密かに毒づいた。

(どうして、何で知ってるの……?)

相変わらず桐乃は学校内ではオタクであることを隠している。ならば何故、桐乃がオタクな事を見肉井は知っているのか?
と、思考がぐるぐるとループしている間に桐乃が登校してくる。

「おはよう、あやせ」
「う、うん。おはよう」
「どしたの?元気ないんじゃない?」
「え?そ、そんなことないよ。大丈夫」

鋭い桐乃の質問に内心でドキドキしながら、私は一瞬だけ見肉井の方に視線を向けた。
が、見肉井に別段変わった様子は見えない。顔を下に向けて読書をしている。桐乃にさっきの話をする気はなさそうに思えた。
とりあえず私は安心して、自分の席に着いた。


そのとき、見肉井が確かに嗤っていたことに、私は気付かなかった。


ようやく放課後になる。正直、今日の授業はあまり頭に入らなかった。朝の事が気になって集中出来なかったのだ。
部活に行くのか、見肉井は鞄を手にして教室から出ようとしていた。私は桐乃や友人に挨拶を済ませると、見肉井の後を追った。
と、言っても学内であまり堂々と話すのは気が引けた。桐乃の耳に入れば不信に思うだろう。しかし、やらなければいけない。
もし、見肉井が桐乃の事をばらしてしまえば、かつて自分がしたように桐乃は傷付くことになる。あのときはお兄さんの力でなんとか
仲直り出来たが、それは私だからであって、他人から見た桐乃の印象が大きく損なわれるのは間違いないだろう。

(それだけは……避けなきゃ!)

私はあくまで気付かれないように、見肉井から適度に距離を取って後を追った。

「……第2科学室……?」

正確には第2科学準備室だ。学校内でもっとも端に位置するこの場所は人通りが殆どない。
そもそも、現在殆ど使われていないのだ。そしてこの準備室には危険な薬品が保管されているため、鍵が掛かってるはずだった。
その鍵を見肉井が開けているのを確認し、ここなら他に誰もいないだろうと、私は意を決して中に入った。

「おやぁ……新垣さん、どうかしたの?」

中に入ると意外とキチンと整理されている。もっと雑多な感じを予想していただけに少し驚いた。
その所為だろうか部屋を広く感じる。静かで人もこない。快適そうだ。ただ咽かえるような薬品の臭いだけが鼻に付く。
132どーん:2009/08/31(月) 07:16:42 ID:CwrR3+zv
「み、見肉井君は……部活ですか?」
「そうそう。と言っても他の部員は幽霊部員なんだけどね。フヒヒ」

科学の本だろうか……萌える元素記号と書かれた本を閉じて見肉井が椅子ごと振り向いた。
もっとも、私はこんなことを話に来たのではない。私は単刀直入に切り出した。

「あの、朝の事です。ど、どうして見肉井君は桐乃がそうだって知ってるんですか……?」
「ん?ン?んー?なんのことかなぁ?」
「桐乃は学校内ではそんなそぶりは全然見せてません。それなのに何故、桐乃がアニメを見てるって知ってたんですか?」
「なんとなく……かな」
「とぼけないでくださいっ!」

思わず私は声を荒げてしまう。しかし、これは私にとっては大切で譲れない問題なのだ。もう親友の泣いてる姿を見るのは絶対に嫌だったから。

「そうは言っても、なんとなくだしなぁ……」
「そんな!だって桐乃はそんなそぶりは一度も――ッ」

と、そこで初めて見肉井が顔を歪ませて嗤った。それは実に醜い笑顔だった。

「だって新垣さん。君はこれまで僕の事を気持ち悪いオタクだと思ってきたでしょう?そんなそぶりも見せてないのに」
「なっ……!?」

思いがけない発言に驚愕する。言われてみればその通りだった。見肉井は別に学校内でアニメの話をしているわけでもなければ、
エロっぽい漫画だのを読んでるわけでもなかった。にも関わらず自分達はこれまで見肉井のことをキモイオタクだと思っていたのだ。

「分かるんですよぉ。オタクは。理屈じゃなくても分かるんです。臭いがするんですよぉ。臭い臭い。貴方も僕がオタクだって疑わなかったでしょう?」
「そ、そんなこと……」
「嘘は駄目ですよぉ。いえいえ確かに僕はオタクですから新垣さんは正しい。貴方達が嫌悪しているオタクです。
 でも、それがどうかしましたかぁ? 親友の高坂さんも貴方が大ッ嫌いなオタクってだけじゃないですかぁ?」

じわじわと見肉井の言葉が心を侵食していく。何故だろう聞いてだけで心を縛るようなそんな声がゆっくり私に絡み付いていく。

「そんなっ! 桐乃は違う……」
「何が違うんですかぁ?いったい何処が違うんですか?高坂さんもオタク。僕もオタク。ただそれだけでしょう?」

言われてみればその通りだ。けれど、とても桐乃と目の前のこの見肉井が同一とは思えない。
桐乃の友達だという、2人のオタク友達や桐乃のお兄さんをこんな風に思ったことはない。なのにこの見肉井に感じる――。

(この嫌悪感は……なんなの……?)

その正体が掴めない。けれど生理的に頭が、身体が受け付けない。
が、いまはそれより優先することがある。私はいよいよ本題を切り出した。

「あ、あの、お願いがあります。桐乃がオタクだってことは他の人には黙ってて欲しいんです」
「んー? そんなことですか、分かりました」
「あ、ありがとう!」
「なーんて、嘘m9(^Д^)プギャーーーッ ダメダメ駄目駄目ダメダメ駄目駄目ダメ駄目ダメ駄目ダメ駄目ダメ駄目ダメ駄目っ!!」
「――ッ!? どうしてなんですか!?」

見肉井はまるでわかってないというような嘲りの表情で言ってきた。

「なんで、新垣さんに僕が話す内容まで決められなくちゃならないんですかぁ?貴方何様なんですかぁ?」
「で、でもそれくらい……聞いてくれても!!」
「傲慢傲慢傲慢傲慢!!醜い見肉井醜い見肉井!!様姿は綺麗なれど、心のなんと、うす汚く醜いことか」
「どーしてですかっ!?」
「それが分からないから醜いんですよぉ」

実際には私にも理解出来ていた。当たり前だが見肉井は別に何もしていない。むしろ責められるべきは、迂闊だった桐乃であって、
相手の話す内容まで干渉しようなどとというのはおこがましい。ただ、この見肉井の言う事を素直に受け入れられないのもまた事実だった。
133どーん:2009/08/31(月) 07:17:28 ID:CwrR3+zv
「ど、どーすればいいんです?どうすれば桐乃の事を黙っててくれるんです?」
「不思議なことを言いますねぇ。どうもしなくても僕は好きに好きな事を話します。気持ち悪いオタクでもそれくらいの権利はありますからねぇ」
「お願いします!それだけは止めてください!私がなんでもしますから!!」

いま思うとそれは禁断の台詞だったのかもしれない。いや、むしろ全てはその台詞を私から引き出すためだけの――。

「と、言っても金銭なんて要求したら犯罪ですし、それにそんなもの欲しくもないですし。そもそも、新垣さんに何が出来るんですかぁ?」
「それは……だけど……」

このときの私は頭がいっぱいで、そんなことを考えるような余裕なんてなかった。むしろ、そう追い込まれたのかもしれない。
何故だろう状況が悪いようにしか進展しない。桐乃のお兄さんもこんな感じだったのだろうか?

いまになって、ようやく初めて私は自分がどれだけ人を傷つけていたのか知った。何故桐乃のお兄さんがあんなに必死だったのか?
自分達のただの偏見で、どれだけの人が傷付いて来たのか。その相手は何もしていない。ただ好きなものがあるだけで。
にも関わらず、ただ自分達が受け付けないという理由だけで、馬鹿にし、嘲り、嘲笑する。
それはきっと、誰にも許されない権利だ。誰も踏みにじってはいけない権利だ。
幼稚だった。愚かだった。そして何より傲慢だった。その自責の念が、私の心を逃げ場のない袋小路へ追い込んでいく。

(お兄さんなら、上手く切り抜けられたんでしょうか……?)

だが、答えてくれる高坂京介は此処にはいない。代わりに答えたのは見肉井だった。

「あぁ、そうだ。なら、新垣さんが僕のモノを慰めてくれたら、僕は絶対に口蓋しません。誓っても良い」
「……えっ?」

その言葉に一瞬、救いを得る。それほど私は追い込まれていた。が、一体ナニを慰めるというのだろう?
カチャカチャと、見肉井が急にベルトを外し始める。

「な、な、なにやってるんですかっ!?」
「おやぁ、慰めてくれるんでしょう?」
「何を……ってまさかっ!?」
「さすがぁ、新垣さんは賢いですねぇ」

そのときに既に見肉井はズボンを脱いでパンツ姿になっていた。この姿を見れば見肉井が何をさせようとしているのかくらい誰でも分かるだろう。
が、見肉井はパンツを脱ごうとはしなかった。そのまま再び椅子に座る。

「でもねぇ、勘違いしないでください新垣さん。別に僕にとっては全てどうでもいいんですよ。貴方にこんなことなんてさせたくありません。
 後から無理矢理させられたなんて言われても困るだけですしね。それでも、あなたがもし、自主的に自分でやるというなら――」

「…………」

「貴方が自分で私のパンツを下げて、その誠意を見せてください」

「――――ック!!」

見肉井は何処までも残酷だった。そして狡猾だった。私に自分でさせることで私から逃げ道を奪うつもりなのだ。
私からするまで、きっとこの男は自分からは絶対に何もしないだろう。でも、こんなこと出来るはずがない――!!

「さぁて、僕もこのままでいても寒いだけですし、間抜けな格好なんで時間を決めましょう。10秒以内に決めてください。では、10」

「そんなっ……!!」

今度は考える時間さえも奪っていく。答えなどでないというのにカウントだけは非情にも過ぎていく。

「3、2、1。ふむ、それでは止めましょうかぁ。当たり前です。新垣さんもこんな望まない事はしない方がしない方がいい」

「ま、待って!!…………やります」

か細い声で、私はたったそれだけを搾り出した。
134どーん:2009/08/31(月) 07:18:28 ID:CwrR3+zv
膝まずいて見肉井のパンツに手を掛ける。そしてゆっくりと降ろしていく。

「――ッ!! く、臭い」

鼻の奥を蹂躙し尽すような臭いが辺りに充満する。私は思わずそのグロテスクなモノに顔をしかめずにはいられなかった。
幼い頃、お風呂で父の男性器を見た以来だ。しかし、その赤黒く生々しいペニスは当時の記憶のモノとまるで違う。

「あの……これを、どうすれば……」
「おやおやぁ、遊んでそうに見えてウブなんですねぇ。可哀想ですし、貴方も手っ取り早く終らせたいでしょう。
 いいですか。そっと手で握って、口に咥えるんです。そしたらそれを吸ったり刺激したりしてくれればいい」

見肉井の言葉は優しいようでいて、残酷だった。
恐る恐る触ると、ペニスが脈動していて熱かった。何度か口に運ぼうと逡巡するも、中々実行出来ない。
と、いきなり鼻を摘まれた。当然、私は酸素を求めて口を開けてしまう。その瞬間――、

「おぶっ、あぶっ! んあぁ……、おぇ、うぶっ! んちゅっ……気持ち悪い、いやぁ!」

勢いよく口の中に捻じ込まれる。一気に喉の奥まで突かれて吐きそうになる。
涎で解けた恥垢が舌先にネトネト絡み付いた。

(汚い……!!臭い……!!もういやっ!!)

私は早く終らそうと、一生懸命に舌を使い始めた。

「あむ、んちゅ! ちゅ、ちゅびびっ! んふぅ、ふぅふぅ! ちゅぱ、ちゅばっ! んふぅ、んふぅ!」

唾液に濡れた舌の上を先端が滑り、上あごとの間で挟まって止まる。
犬歯に茎部がかすめる。痛くないのだろうかと思ったが、見上げて表情を確認するとそんなことはないようだ。

「じゅっ、ぴちゃっ、れるぅ……れら、ちゅぷ、ん、んん〜……んふぅ、ふぅっ、はぁ」

自分の舌の押し付ける強さ、動かす速度ともに上昇していくのが分かる。まる摂りつかれたように、
唇で竿を包み込み頭を前後に動かし始める。

「んぷっ、ちゅっ、んぽっ、んんん〜……んふっ、ふっ、んふあっ、むぅ、硬い、硬くなってる……はむむぅ」

最初に咥えたときより、遥かに硬くなっている肉棒に軽い衝撃を覚えた。それが私の口内を掻き回し、
卑猥な音を立てる。羞恥、恥辱、いまはただ感情を消して、目の前の行為に没頭する。

「フヒヒ。初めてにしてはぁ、なかなか上手いですねぇ。ひょっとしたら資質があるのかもしれませんよぉ」
「んむっ、んむっ、ちゅるぅぅ……ちゅばっ、そんなこと、ありません……はむっ、んぉっ、んんん〜……」

いつ間にか味が変わっているのに気がついた。先っぽの方から、しょっぱいものが出てきてる。
それを味わうように、私の鈴口に細めた舌先を押し当てる。

「ちゅ……うっ、んぐっ、んっ、ちゅぱっ、ちゅっ、あふ……これ、んんっ、おい、ひぃ……」

(私は何を言っているの――!?)

いったいいつから麻痺してしまったのか。既に私は私でなくなってしまったかのような、そんな感覚に襲われる。

「く……っ、そろそろ出しますよ」
「んむぅ、れるるぅっ、出る? ……ふむぅ、なに?なにが出るんですか? ……はむぅ、あむむぅぅっ、んむっ、じゅぽっ」

頭を抱えられる。私は動くことも出来ずに、肉棒が咥内で急速に膨らんでいくの感じる。
そして、爆発するような衝動が肉棒から迸った。

「んぶっ!? んぐ! んんんっ、んっ、んぉっ、んん〜〜!」
135どーん:2009/08/31(月) 07:19:26 ID:CwrR3+zv
決して広いとは言えない私の口内でペニスが跳ね回り、白濁した体液をぶちまけてゆく。
放出の最中も、頭を抑えられたままの私は、吐き出すことも出来ずに嚥下していく。

「そうです、そのまま飲んでください」
「んふーっ、んんっ、じゅ、ちゅうぅぅっ、ふうっ、んぷっ、んく……ごく……飲みき……れない……あむうっ」

どうしようもなく喉に絡み付いて離れないそれに、胃液が逆流しそうになるのをなんとか堪える。
飲みきれなかった白濁が、口の端からまるで涎を垂らすかのように零れ落ちる様子は実に卑猥だった。

「どうですかぁ? フヒヒ。初めての精液の味は?」
「んぁ……生臭くて、さ、さっきの汁よりも、すごい、濃くて……ちゅるぅ、粘り気もあって……あぁ……」

いまもまだ喉には生々しい精液の味がこびりついている。しかし、あれだけ口の中に吐き出したにも関わらず、
見肉井のペニスは、隆々と硬くそびえ立ったまま私の目の前ヒクついている。

「こ……これで、終わりですか……?」
「おやぁ、見てください。まだとても慰めてもらってるようには見えませんがぁ?」
「そ、そんな!?く、口でしてあげたじゃないですかっ!?」

思わず抗議する。必死だった。これほどの思いをして、私に他に何をやらせようと言うのか?
私はそんなにも悪いことをしてきたのだろうか? しかし、いまの私は自問自答する気力さえも失いつつあった。

「ふぅむ。そうですねぇ。とはいえ、新垣さんも頑張りましたし、何か事情もありそうだ。高坂さんには黙っていましょう」
「ほ、ほんとうですか! 良かった……」

ホッと胸を撫で下ろす。この何時までも続くかのような淫宴。一刻も早くこの狂騒の中から抜け出したくて、
私は歓喜の声を上げる。と、急に見肉井が薬品棚だろうか、何らかの小瓶が並べられた棚の方へ歩いていく。

「あ、そうそう。知ってましたか新垣さん? この部屋って実はこういうものが置いてあるんですよ」
「そ、そんな……い、いやぁ!……嘘でしょ……?」

そういって、見肉井が手に持って見せたのはビデオカメラだった。カメラの上部に赤いランプが点灯している。

「おやぁ? 知らなかったんですかぁ? そういえば、新垣のご両親って、PTAか何かじゃありませんでしたっけ?」
「なんで……そ、それをどうするつもり……なんです?」
「いえいえ。別にぃ、何もしませんよぉ。ただ、PTAのご両親の娘さんが、こんなところで自分からペニスを求めてるなんてねぇ?」
「―――ッ!?」

その一言が私を絶望の淵へ落とす。そのビデオには、さっき私が自分から咥えにいった様子がありありと映っている……。

「や、やめてください! そ、そんなものを見られたら私……」
「そういえば、読者モデルでしたっけぇ? それもやられてるんでしたよねぇ。きっと高く売れるかなぁ」
「やめてっ! そ、そのもう一度口でしますから、お願いです、本当にやめてください!」

必死に懇願する。こんなものが流出しようものなら、自分はもはやこの学校にもいられないだろうし、家族関係も崩壊するだろう。
読モが出来なくなるくらいは、構わないが、桐乃とは二度と会えなくなる。それだけは絶対に避けたかった。

嫌らしい笑みで見肉井が囁きかける。まただ。この男はいつだって自分からは何もしない。相手を屈服させるように楽しんでいる。
そして、なにより相手からさせることで、自分が加害者にならないよう絶妙に立ち回っている。

「……私と、エッチしてください……」
「あれぇ〜? 気のせいですか、いま何か聞こえたようなぁ……」
「私と、セックスしてくださいっ……!」

きっと、そう。もう私の心は壊れているのだ。この部屋に入った瞬間、いや、朝の時点でこの男の罠は始まっていたに違いない。
そして、緩やかに、真綿で絞め殺すように婉曲に婉曲に。私の心を壊して、犯して、晒して。逆らえない。この男から逃げられない。

(ごめんね、桐乃。……私、もう駄目かもしれない)
136どーん:2009/08/31(月) 07:20:13 ID:CwrR3+zv
言われるがままに服を脱ぐ。最後の1枚、水色のストライプ柄のパンツを脱ぐ時はさすがに抵抗があったが、
なにより絶望感に支配されている私は、結局、それも脱いでしまう。
身を守る布がないだけで、恐ろしく心細い。男の前で、胸と大切な秘所を晒して、隠すことも出来ずにただ俯いてた。

「さすがモデルなんてビッチなことを、やってるだけあってイヤラシイ身体をしてますねぇ。そんなに我慢出来なかったんですかぁ」
「ち、ちがっ――んぅ!!」

言葉が途切れたのはキスをされたからだった。いつかは好きな人とするだろう、なんて夢見ていたファーストキスが、こんなにあっさり奪われる。
そのことが、悲しくてぽろぽろと涙が零れた。そして、まだ自分に悲しいなどという感情が残っていることに驚く自分が酷く惨めに思えた。

「んちゅ、んんっ! んふぅ……んちゅ、ちゅ、ちゅっ……はぁ、ちゅぱっ!」

見肉井の舌が私の中にまで侵入して、口内を犯していく。口の中に溜まった唾が私の中に入ってくる。

「んふぅ――、んっ! だ、だめぇ、はふぅ……あっ、んふぅ……むね、揉んじゃ……いや」

ぐにぐにと指を動かして、乳房を揉んでいく。そしてもう一方の手は、秘裂に伸びていた。

「んくっ! ……ああっ……胸とアソコを触られてる……はああっ……」
「気持ちいい?」
「……わたしは……んあっ……別に……」

その声が色気づいてきていることをハッキリと感じ取れる。それを私は仕方がないで無理矢理納得させていく。
男の手が敏感になっている乳首に触れ、軽く電流のような刺激が走った。

「んはっ! 乳首こりこりしちゃ……ダメ……んふぅ……」
「中学生にしては、大きくて弾力のある胸だ。乳首もピンク色ですし、では味の方はどうでしょう」
「いやぁ、舐めないで、舐めないでよぉ……そ、そんな風に舌で刺激しないでっ……」

押しては引いていく波に次第に身体が火照っていく。相手をどれだけ嫌悪していたとしても、感情とは裏腹に相手を受け入れ始める。

(本当は……嫌がってないのかな……)

分からない。答えなんて出せるはずがない。とっくに自分の中の壊れたものさしでは何もかもが。

「さて、そろそろ時間がありません。充分濡れているようですし、本番に入りましょうか。そこの壁に手を付いてください」
「は、はい。こう……ですか?」
「そう、そのままお尻をこっちに向けて」

私のオマ○コにペニスが宛がわれたのがハッキリ感触で分かった。いよいよ私はここで処女を奪われるらしい。
その事実がまた重く心を縛っていく。もう戻れない。そう自覚させられてしまう。

「では、行きますよぉ。大丈夫、優しくしますから」
「あそこにあたって……く、ふぅ……んぅんんんんんううううっ!?」

ぷつり。
肉が切れる小さな音を、私は呻き声の中で聴いた。

「く、あ……あ、あああ……っ、痛い……こ、こんなに痛いなんてぇ……!」

破瓜の痛みの激痛が全身を襲ってくる。それは予想よりも遥かに凄いものだった。
ギチギチとまだ男を受け入れたことのない膣腔を押し広げていく。

「動かすからね。あ や せ 」
「へ……っ? ひぁぁっ! きゃあっ! や、いた、痛ぁぃっ!」

一気に最奥部まで刺し貫かれる。亀頭の先端がこつんと何かあたって、そこが子宮なんだとなんとなく分かった。
結合部から処女の証の赤い血が太股を伝って床に落ちた。
137どーん:2009/08/31(月) 07:21:03 ID:CwrR3+zv
「くふっ、ぐ……うぅうう……いた、助け、て……あはぁあああああっ!!」
「少し我慢すればだんだん慣れてくるから、心配いらないよ」
「ひぁっ! ひんっ、んぅっ、いやぁぁっ!……もうや、だぁ、やらぁ……」

突き込むたびに、膣から溢れ出てくる愛液が、潤滑油変わりとなって、挿入をスムーズなものにしていく。
そして、それが徐々にだが、痛みを軽減させ始めていた。その後に襲ってくるのは快感だった。
痛いだけだった行為にゆっくりとだが、快感が混ざり始めてくる。

「ひぁっ、もう、わかん……ないぃ……これ、きもち、い……の? きもち……い……?」

「かはぁっ! こんな、あ、ぐぅ……こんなの、きもち、よく……く、んぐぐ……うぁあぁあっ!」

膣内の肉がブルブルと震え、一層狭くなった膣洞が苦痛と快楽を同時に与えてくる。
ペニスが蠢く肉壁を掻き分けて窮屈な膣内を蹂躙していく。いつからか淫猥な音が響き始めていた。

「うぁああ……あっ、はぁぁ……いやっ、あっ、んはぁああ……っ」

膣奥へ向かっていた肉璧をカリのエラで引っかき、強張った膣壁を抉りながら徐々に穴の入り口から肉棒を露出させる。

「んぁあああっ……ひっ、んっ……やぁ……あっ、なかっ、動いて……ひぃいいいんんっ!」

「はぁあああっ!? やぁああっ! 奥っ、またっ……あぁああああんんっ!」

一度開いたせいか、膣洞からは始めの頃の重い抵抗感が薄れ、ピストンの速度がどんどん上がって行く。

「くっ、あっ……はっ、うっ、あっ、いっ……あっ、あぁっ、うあぁ、やっ、やぁあっ!」

腫れているように盛り上がる膣璧を何度もかきむしり、ペニスが私の膣内を乱暴に往復する。
破瓜の血は膣内から染み出る愛液によってすっかり薄れ、強張っていた肉もペニスの抽送によって
だんだんほぐれていく。

「んんっ……ふぅ、あっ、はぁぁっ……いやっ……ダメェ、もうっ……もううぅぅ……っ!」
「僕もですよ! 僕ももう我慢出来そうにありません。このまま精液が出そうですよ」

「えっ……やぁ、いやぁあああああっ!?」

そこでわずかばかり残っていた理性が、その言葉に反応する。
さっきは飲んだが、今度はそういうわけにはいかない。そんなことになれば――

「ひぃっ、いやぁ、やめてぇ、中にはっ……はぁ、いやぁっ! やめてぇ!」
「なんと、中に出して欲しいんですかぁ? そうですか。だったら中にたっぷり出してあげますよ」
「出来ちゃうっ! 子供っ、出来ちゃいます……! あぁ、いやぁ、中はっ……お願いですっ、中はっ……」

中出しの恐怖に懸命に拒む。膣内に出されてしまえば、もしかしたら妊娠してしまうかもしれない。こんな男の子供を。
どうして最初にコンドームを確認しなかったのか、後の祭りだった。

「いやっ、中はっ……妊娠っ、いやぁぁぁあっ!やめてっお願いですから、だめっ、許してぇっ!」
「お願いはさっき聞いてあげましたよ。それに誘ってきたのはそっちじゃないですか」
「そ、そんなっ……!? いやぁ、お願いですからっ! 赤ちゃん産みたくないっ!……あっ、はぁ……っ!」
「さぁ、ほら出しますよ。あやせに種付けするからねぇ。しっかり子宮の奥で受け止めるんだ」
「いやっ、ダメッ、膨らんでるっ! 膨らんでるからっ!? 妊娠したくないっ!だめ、いや、だめぇぇええええ――」

膣内でペニスがはち切れんばかり膨張する。子宮の奥まで達したペニスに絶望に包まれる。

「んぁああぁあああぁあああっ!」

強烈に締まる膣璧を押し退けるようにペニスが大きく跳ね上がり、極限まで膨らんだ亀頭の先端から、止めどない量の精液が噴出する。
138どーん:2009/08/31(月) 07:22:11 ID:CwrR3+zv
「いやぁああっ!? 出てっ……やぁ、ダメッ!はぁ、やぁぁ、熱いのっ中にっ……入ったらっ、あ、あぁぁああっ!」

「あぁあ、奥までっ……入ってっ……やぁっ! こんなの、嫌です……あぁ、はぁああああっ!」
「フヒヒ。さぁ、そらっ、チンポに残っている精液を全部あやせのオマンコの中にぶちまけますよ!」
「いやっ、やぁああああっ……あぁ……あ、ダメッなのにぃ……熱いのどんどん……流れて、きて……」

ビュクビュクと勢いよく子宮を叩きながら精液がお腹の中に溜まっていく。膣内に入りきらなかった精液が、
こぽこぽと泡を噴きながら結合部から逆流してくる。

「あぁ……あ、精液が……な、中に……っ、妊娠……」

ずるっとペニスを引き抜くと、赤い血と白濁が混ざり合って、イチゴミルクのような色をした精液が、くぱぁっと開いたままの
オマ○コから溢れ出してくる。

「どうですかぁ? あやせさん、初めての精液は……?」
「あは……、あはは……」

昇天の合わない虚ろな目で、ぼんやり天井を眺めながらただ、乾いた笑いだけが零れる。
それはあまりにも悲しい笑いだった。悲痛な笑い声。

「まいったなぁ。ちょっとやりすぎちゃいましたかねぇ……。これからも楽しむためにも、気を配った方がいいでしょうか」

見肉井が窓を開けた。部屋に充満していた淫臭と不快だった薬品の臭いが外へ逃げていく。
換気された部屋には新鮮な空気が流れ込んできていた。

「あぁ、そういえば気付いてましたか? この部屋に充満していた匂い、あれクロロフォルムなんですよぉ?
 いい匂いだったでしょ。頭がどんどん、ぼーっとしてきませんでしたかぁ?」

私は声を上げる事さえ出来ない。

「そうそう。教えといてあげますよ。なんで貴方がこんな目にあったのか。簡単です。それはこの世界で、貴方がこうされるのを
 望んだ人がいるからですぅ。文句はアチラの人に言ってくださいねぇ。もっとも、貴方には知覚出来ないかもしれませんけどぉ」

何を言ってるんだろう? 望んだ? 誰が? 私がこうなることを? こうされることを?
いつの間にかそんな怨みを買っていたんだろうか? それともただ私が、私が――

「おっと、あの陸上の練習をしてるのは、高坂さんですねぇ。成る程、あの性格に勝気そうな態度、
 いったいどんな風に泣いてくれるんでしょうねぇ?」

やっぱり、コイツは桐乃にも手を出すつもりなんだ。最初から約束なんて守るつもりなかったんだ。

「もっとも、これからもあやささんが、身代わりになってくれるのなら、話は別ですがねぇ」

あぁ、そうか。それでいいんだ。私にはもう、何もないのだから。全部奪われた。
だったら、そんな私でも親友を守れるのなら――。

「もう、好きにすればいい。何処でも良いですよ。口内でも膣内でも好きな所に出せばいいでしょ」

この狂った世界は、次に目をさましたらきっと、元通りの平和な世界になってるはずだ。
そう願って、私の意識は深く暗い闇の底へと堕ちていった。

(助けて……お兄さん……)
139どーん:2009/08/31(月) 07:23:29 ID:CwrR3+zv
「――ん? あれ?」
「きょうちゃん、どうかしたの?」

幼馴染と一緒に帰ってる途中、俺はふと誰かに呼ばれた気がして後ろを振り向いた。
と、言っても別に何があるわけでもないんだが。

「いや、なんか誰かに呼ばれたような気がしたんだが」
「ん? 私呼んでないよ」
「わかってるっつーの。お前だいたい横にいるだろうが。まぁ、きっと空耳だろ」
「ふーん、なんか凄いね。本当に誰か困ってて、きょうちゃんを呼んだのかも」
「馬鹿言え。俺はスーパーマンじゃねぇ。やっかいごとは妹だけで充分だ」

空耳なんて、エロゲーのやりすぎだろうか。最近、特に桐乃の奴が俺にエロゲーをプレイさせようとするので、堪らない。
ま、なんにせよ気はなるが、気にしたところでどうにもならないだろう。そうさ、どうにもならない。
世の中にはそんなことで溢れてる。だいたい、誰がこんななんの取り得もない俺を呼ぶんだ? 
心当たりがないだろ。と、言うわけで俺はさっさと忘れることにした。

「さ、帰ろうぜ。それともどっか寄り道してくか?」
「え? いいの?」
「あぁ。早く帰ってもとくになんもないしな」
「えぇっと、じゃあねぇ――」

そうして、俺達はだんだんと学校から離れていく。
きっと、そう明日はまた変わらない日々が始まるのだと思って。
140どーん:2009/08/31(月) 07:25:39 ID:CwrR3+zv
あーあ可哀想。
141名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 07:29:57 ID:YbU5rvr6
あうあうw
た、たしかに……
いや、あなたが言いますか?w

ともあれ、お疲れ様でした!
142名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 07:38:12 ID:mopJL675
なんという自己完結
143名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 08:44:58 ID:jAJhBhjx
キモイキモイ
144名無したん@ピンキー:2009/08/31(月) 09:05:48 ID:+lUDfnx0
乙でした。
次回は陽士の仲間が加わった?Pになるんでしょうか?
どうせなら、とことん犯るだけ犯って(三穴・手コキ・髪コキ・浣腸・撮影ete…)
ラストは「夢オチだった…」で救済とか。
145名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 09:16:26 ID:RECnHSt7
キモヲタの妄想は果てしないな
146名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 14:57:19 ID:lxd8/6Af
あやせを陵辱とか言うから……。
147名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 15:49:48 ID:RECnHSt7
やっぱり愛がないとね
148名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 15:59:25 ID:tdYgcf6O
口直しマダー?
149名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:00:29 ID:+R2j+X3Q
ひでえ・・・けど、ぺけっぱ氏もどーん氏もGJ
やっぱり、ひよったら駄目かも。         
150名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:16:20 ID:WslohXEY
だめ、だよな〜
151名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:20:18 ID:UTlvchgP
どーん氏GJ
152どーん:2009/08/31(月) 16:36:14 ID:sjCUDd7o
Σ (゚Д゚;)おっと!


「って何で私がこんな目にあってるんですか!死ねェェエェェェエェェェェエエ――!」

あやせの放ったスイクルデスが俺の延髄にヒットする。マジで死ぬかと思ったぜ……。
桐乃の趣味を理解しょうとしてくれてる、あやせから話を聞いたのは先週だ。
桐乃に内緒で同人誌即売会ってもんを体験することにしたらしい。
もともと、あの騒動のきっかけも即売だったから、ちょうど良かったのかもな。
俺は二つ返事で了承して、いまこうして即売会に来ているわけだが……。

「しかも、なんで私が、『お兄さん……助けて……』なんて言ってるんですか!キモッ」
「俺に言われても知らねーよっ!」

ブースを回っていたら、偶然あやせの本を見つけて、とりあえず買って2人で中身を確認した結果がこなった。
しかし、あやせの気持ちも分からなくもない。なんつーか、あやせとかそもそも中学生だしな。

「っていうか、この見肉井くんって、実際に内のクラスにいますし……」
「マジかよっ!」

あやせの話によると、見肉井君は、なかなか整った顔をして、爽やかで人懐っこい笑顔が素敵なんだそうだ。
昔、名前で苛められたことがあるせいか、細かい気遣い、男女分け隔てなく接する為、人気があるらしい。
何より、運動部に所属しながら漫研にも所属していて、オタクであることを隠さない態度に、桐野も羨ましがってるとかなんとか。
そういや、さっきこの本売ってた人、あれが見肉井くんか? 同人誌を買ったら、凄く嬉しそうにお礼されたけど。

「ちょっと待ってください。お兄さん、この同人誌まだ売ってるんですか!?」
「え? そりゃ売ってるだろ」
「か、買占めなきゃ……」
「い、いやおいちょっと、待てってあやせ!」

『完売しました』

「帰るか……」
「そうですね……あ、その同人誌は没収します」
「いやいやいや……そいつはちょっと横暴ってもんだぜ」
「死ねエェェェエェェェエエエ――!」



「フヒヒ」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったとサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        =完 =



これでなんかいろいろ諸般の問題は解決したはず。児ポとか。
当局に連行されるおそれもなくなくなりました。了
153名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:43:26 ID:LZKZW0kR
綺麗にオトシやがったwww
次回楽しみにしてるぜ!!GJ!!
154名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:48:01 ID:eA+HtUom
>>152
そう来ましたかw
ともかくお疲れ様でした!
155名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:59:14 ID:tdYgcf6O
展開もオリキャラという存在も好きじゃないのに
そのオチだとなぜか全部許してしまうwww
156名無したん@ピンキー:2009/08/31(月) 22:05:53 ID:+lUDfnx0
・・・あれ?、3〜11Pは?三穴その他諸々は?W
まぁリアルにあやせが壊されなくて良かったっす。
どーん先生 超GJっす。・・・願わくば、どーん先生版桐乃かあやせの11P物を…。
157名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 22:52:03 ID:jTHQ20Vz
>>156
お前、性的嗜好が一人だけ浮いてるの自覚してるか?w
158名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 22:59:38 ID:tWePsvXY
どうやったらこんな嗜好になるんだろ
マルチプルマンの大ファンとかか
159名無したん@ピンキー:2009/08/31(月) 23:28:58 ID:+lUDfnx0
いえ、マーブルは見てませんマジでW 
しかし、今ググって見たがこの能力は良いな…。
160名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 00:33:12 ID:+o8S1vSk
だいたい、あのショートカットで髪コキ出来ないだろ。
11Pとか、男子生徒Fとか出てきてすげーむさ苦しいだけだしw
161名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 01:05:16 ID:8zDcndk2
便所幽霊は?
162名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 01:13:55 ID:UMbxBQgO
そいやあ便所幽霊って肝試し云々じゃなかったっけ
夏終わっちゃったよ!
163名無したん@ピンキー:2009/09/01(火) 07:19:33 ID:0euTmAGO
>>160
え?、あやせってショートカット?、なんか同人で黒のロングだったような
感じだったけど違ってたの?。
164名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 07:53:12 ID:RhANtZ2r
うーん、長かったような気がするね
165名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 08:50:24 ID:p1NYmfJu
黒長髪デコ眉毛>あやせ
166名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 09:10:37 ID:RhANtZ2r
誰それ?地味子?
地味子は地味に可愛いよね地味に
167名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 18:32:43 ID:stR7+1k3
本スレで少し話題になってるし秀作がいっぱい投下されないかな
168名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 19:08:58 ID:ye638MdA
神作しか投下されてないんだぜ?
169名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 19:30:41 ID:RhANtZ2r
なんか、エピローグだけ出来てしまったw
170名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 20:09:13 ID:ye638MdA
>>169
うp
171名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 21:09:24 ID:dhX6Et4g
しかし>>152で救済されたから良かったがあやせ凌辱は後味悪かったな
これからは発言に気をつけよう
かなかな凌辱にしとけば良かった
172名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 21:25:15 ID:bTwDVjH4
京介陵(ry
173名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:20:19 ID:CGRK81c/
本スレの671から続くレスは参考になるな
俺も桐乃がお兄ちゃんと呼ぶのは現状まだ想像できないからな
「あんた」か「兄貴」だな
174名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:37:58 ID:RhANtZ2r
そうだね。”アンタ”がなんか一番しっくりくる気がする
175名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 00:24:03 ID:pQTrh3ok
黒猫の意見も参考になるよな
黒猫いなかったらSS書いて無いよ、俺
176名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 00:56:21 ID:GTnE0CmM
よーっし桐乃×京介9割がた書き終わった!
俺的にはデレ分が増えると「あんた」から「兄貴」に昇格な感じ
というわけで最初っから兄貴呼ばわりだけどどーかねー
推敲しながら考えてるんだけど
177名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:06:22 ID:gQSM+Bmv
>>176
おぉ、超絶期待してますよ!

読むのはあっという間だけど、書くとなると時間かかりますよねー
結構書いたな―と思ったら3KBしかなくてちょっとへこんだorz..
178名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:15:47 ID:GTnE0CmM
>>169もファイトでござる!
一方こちらはエピローグが思い浮かばないw
一応投下してみる
179迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:20:20 ID:GTnE0CmM

高校生活の締めとなる今日、俺はついに卒業式を終えた。
平凡な前半と何かが色々と変わった後半、振り返ってみると感慨深いもんだ。
ちなみにうちの親は来ていない。桐乃の方に行っているからだ。
どうやら卒業式の日が同じだったようだがまったく、さすがの扱いですね!
まぁ高校で親が来るのもなんか恥ずかしいから別にいいんだけどな。
べ、別に僻んでるわけじゃないんだからっ!

ま、とにかくクラスの奴らと別れの挨拶を交わし、友人と呼べるような奴らとはいつもどおりな別れの言葉で帰路に着いた。
周りはちらほら後輩にボタンなんかを渡してるのがいて俺もつい黒猫にボタンをあげてしまった。
そっちの√が読みたいなら他の奴に期待してくれ。
……ん、何か変なことを考えてしまった。
麻奈美に田村さんちで一緒に卒業記念ぱーてぃーをやらないかと誘われたが、今日は桐乃の卒業(ついでに俺の卒業)パーティがあるのでまた今度と言っておいた。
とにかく、俺の高校生活はこうしてつつがなく終了したのだった。
180迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:23:02 ID:GTnE0CmM
桐乃のために振舞われた豪勢な料理に舌鼓を打ったその日の深夜。強い揺れを感じて目が覚めた。
「っっっ地震!?」
目を開けて体を起こそうとしたら、何かが俺の口を塞いだ。
「……静かにして」
真っ暗な部屋の中、カーテンからわずかに透ける月明かりと声でどうやら妹様もとい桐乃が俺の口を手で塞いでいるのは分かった。
腹に重みを感じたのは俺に乗っかっているからだ。
な、なんか似たようなことが前にもあったような……。まさかまた人生相談か?最後の人生相談追加しすぎだぞ!
まだ思考の回らない頭でそんなことを考えていると、また口を塞がれた。……桐乃の唇で。
何だこれは、夢?いやいやいや、そんな願望はねーよ!
状況が把握できない中、桐乃がなにやらゴソゴソ動いて視界から消えた。
と思ったら唐突に下半身が寒くなった。
というか寝巻き代わりのズボンとさらにパンツを下ろされた!?
181迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:25:03 ID:GTnE0CmM
「な……お、おいっ」
慌てて起き上がろうとしたら顔に何か固いような柔らかいようなものが当たって反動でまた倒れてしまう。
「ひゃっ!?ちょ、ちょっと!何するのよ!」
小声で文句を言ってきたが何するんだはこっちの台詞だ!
「少しおとなしくしててよ……」
そう言って何か桐乃はひんやりとした何かで俺のナニを触ってきた……ってこれ絶対手だろ!
薄暗がりとはいえ暗闇にまだ目が慣れておらずその分感覚が鋭敏になっていたせいか、はたまた竿に蠢く5本の指を想像してしまったからか、たちまち海綿体に血液が集まってきた。
「ぅわ……」
驚いたような声を出してさらに棒を握ってきやがった。
ちょ、ちょっと一体何が起きているんです!?
182迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:26:44 ID:GTnE0CmM

古来、戦争において夜襲というのは非常に効果的だったらしい。
なるほど、寝ていたところに襲撃をくらうと確かにとっさの対応ができない。
と、とにかく現状打破のために何か行動しなくては……!
「き、桐乃……いったいなんのつもり……」
また口を塞がれた。な、なんだ……このむにむにしつつもサラサラしたものは。
目の前に丸まった壁が二つあるんだが、まさかこれは。
ぴちゃっ……ぬろ〜ん。
ひいぃぃぃいいぃいいっ!?な、何かがマイサンをぉぉぉぉっ!?
しかも時折生暖かい風が……!
文句を言おうと口をふがふが動かしたら頭の両脇をロックしている何かが揺れた。
「んんっ……!……ねぇ、兄貴も……舐めてよ」
183迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:28:33 ID:GTnE0CmM
ななな何?今なんつったのこいつ!舐めてよって!兄貴もって何すか!
そして思考に限界がきた俺にトドメがさされた。

パクッ

のぁぁあああぁぁあああ〜っ!!!
目の前の丸い壁で下のほうがどうなっているか見えないけど、見えないけれど!否応なしに想像できてしまう。
ねろねろしたあったか〜い何かに包まれた先っちょはさらにチロチロと何かに舐められる。
さらに顔面に乗っかったものから発散されていると思しき何か甘酸っぱい匂いが俺の脳を侵していく。
184迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:30:20 ID:GTnE0CmM
口に空いたわずかな隙間から俺の口内に何かが浸入した。甘いような甘くないような……ナンデスカコレ。
やばい、やばいやばいぞ、俺にそんな趣味はねえ……はずだ!
でも気持ちよくって感じちゃうっ……悔しいっ。
この異常な事態に俺の思考回路は狂っちまったらしい。本当にほんのちょっぴりの興味本位で、……目の前にあるナニカを舐めてしまった。
「ひゃぁぁああっ!」
桐乃の嬌声があがると共に俺の股間が解放され、目の前のそれが少し浮いた。
その隙にかろうじて横にずれて離れるが桐乃は反転して俺の上にまた乗っかってきた。
「万歳して」
は?何、何で万歳?
「早く!」
よくわからんが命令されるがまま寝たまま万歳する俺。
185迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:32:11 ID:GTnE0CmM
すぽーん、と音がした気がした。
服を脱がされたと気がついた時には既に桐乃が俺に覆いかぶさって密着状態になっていた。
肌がすべすべして気持ちいい……って何でおまえも裸なんだよ!?いつから?最初からか!
うぅ……胸に当たるふくらみとか起立してるティンティンに当たってるとことかヤバイ。心臓がヤバイ。
しばらくそのままでいたら桐乃が顔を起こして口を開いた。
「ね、兄貴……」
「な、なんだ」
桐乃の顔が近い。
「こうやって肌と肌を重ね合わせてるとさ、……気持ちも重なってるみたいで心地いいね」
心臓が、跳ねた。どきどきする。
186迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:33:40 ID:GTnE0CmM
くっ……こいつは妹だぞ?あの桐乃だぞ?なのになんでこんな……。俺の妹がこんなに可愛く見えるはずが……。
「どきどきしてるでしょ。心臓聞こえるよ」
ぐぁあーーっ明かりが消えてて良かった!今絶対顔赤いよ!
「兄貴ってさ、…そ、その、キスしたことあんの?」
ば、ばかにすんない。キスの一つや二つ……!
「……ないです」
かーーーっ何正直に答えてんのよ俺!
「ふ、ふーん。じゃああたしが初めてなんだ。よかったじゃん、あんたシスコンだし」
「お、俺はシスコンじゃな」
否定しきる前にまた口を塞がれた。俺が言葉を飲み込んでしまうと桐乃は口を離して俺に問うてきた。
「あたしがさ、何でこんなことしてるか分かる?」
わかるようなわかりたくないような。からかわれるのは毎度のことだが、これはさすがにそんなことは……ないんだろーな。
捨て身でからかってるってんじゃないなら。
187名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:35:37 ID:bQz8MHyu
支援
188迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:35:52 ID:GTnE0CmM
「兄貴のこと、そんなに嫌いじゃないってゆーか。…………好き。どれくらい好きか教えてあげる」
「……!!!んんーーーーっ!?」
き、桐乃のやつ、またキスを!しかも、こ、これは……ディープ!?
容易く浸入して俺の口の中を蹂躙する桐乃の舌、流し込まれる唾液。
しばらく桐乃の攻撃が続いたが俺の舌が無意識に桐乃の舌に自ら触れ、喉を鳴らして桐乃の唾液を飲んだらようやく顔を離してくれた。
「んふ……やっと受け入れてくれたんだ……?」
お、俺は……今一瞬、自分から桐乃を求めた……?俺は桐乃のことが大キレーだったはず。
……あ。なんてこった。だったはずって。なんで過去形……。まさか俺は本当に桐乃のことを……?

「兄貴……卒業祝いにさ、頂戴」
「な、なにを……」
「兄貴の全部。身体も、心も」
こ、こいつ……ば、ばっかじゃねーの!?何言っちゃってんのよ!
くそ、どうやら俺は完全に狂っちまったらしい。でなけりゃ……こんな、分身がこんなに反応するわけが……。
「兄貴にもさ、卒業祝い、あげる」
そう言って桐乃は俺のイチモツを握り、腰を浮かせてソコに当てた。
189迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:38:06 ID:GTnE0CmM
「ね、兄貴。……あたしのこと好き?」
ぐううぅう!なんという寸止め!……っじゃなくて!
くそぅ、俺の自意識が分裂し始めてる。高坂京介の分裂……ってか。
……ダメだ、あまりに驚愕な展開に何考えてるのか自分でも分からなくなってきた。
「好きじゃないなら言って。諦めて部屋戻るから」
今更止められても困る……じゃない!くっ、理性が今にも負けそうだ。
「しかし……桐乃、兄妹でこーゆうのは……やっぱマズくないか」
「愛情があればいいの。兄貴だって、世界で最も尊く美しい文学だって言ってたじゃん」
そ、そんなことも言ったけど!でもあれは……!ぅう、今思えば無茶苦茶な言い分だ。

こうなったらもう正直に言うしかない……。
「俺は、……桐乃のことはキライだ」
そう言った瞬間、桐乃はとても悲しそうな表情を浮かべた。暗がりでもハッキリ分かった。でも。
「でも、それでも……だ、大好き……だ」
「……ホ、ホント……?」
「ああ」
かぁあーーーーーーーーーーっっっ!言っちゃったよ俺!もう知ーらねっ。どうなっても俺は知らねーよ!
「えへへ、……よかった。嬉しい」
そう言って桐乃は腰をゆっくり沈めた。
190迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:40:29 ID:GTnE0CmM
「んっ、は、ああぁ……。うぅ……つっ」
桐乃が息を吐きつつ徐々に腰を下ろしていく。頭が触れた瞬間はゾクリと俺の体が震えた。
既にかなりの快感が背中を走っているが、それより桐乃の様子が心配だった。
「お、おい……無理するな」
それに対して桐乃は俺をドキリとさせる微笑を浮かべて、……腰を一気に落とした。
「んんんんっ……ぐ、ぅぅぅぅぅぅっ」
ひぃぃぃぃぃっ、や、やばい。今のは危なかった……よくぞ耐えた、俺。
191迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:40:53 ID:GTnE0CmM
だが俺より桐乃の方が大変だ。笑おうとしてるけど、暗がりの中でも痛そうなのがばればれじゃねーか!
「んんっ、はぁ……はぁ……。しおりちゃんの気持ち、真に理解できたかも」
ってエロゲーの話題!?この状況でこいつはっ……!呆れてものも言えねーよ!
「ごめん兄貴。まだちょっと痛いから少しこのままでいさせて」
そう言って桐乃は俺の胸にゆっくり倒れこんで抱きついてきた。
頭を撫でてやったが手を払いのけられたりはしなかった。それに喜んでいる自分に気づく。
そっと唇を重ねてみる。
「……ん、ふぅ……。んんん………」
桐乃は嬉しそうに身体を押し付けてくる。滑らかな肌が俺を強く刺激した。
192迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:43:09 ID:GTnE0CmM
「っふ、っんっちゅう……んぁあっ……はぁぁはあぁ……」
い、いかん……!かつてない興奮と快感のせいで早くも爆発しそうだ。な、何か気を紛らわせないと!
そこで試しにつつつーっと桐乃の背骨の上に軽く指を滑らせてみる。
「んんっだめっ……敏感っなの……」
うわぁぁあ……桐乃がたまらなく可愛い。
俺はとにかく桐乃の痛みと俺の快感を紛らわせるために愛撫しまくったりキスしてみたりした。
「ん、はぁ……兄貴の手、気持ちいい……ぁあっ」
「桐乃……好きだ……」
もはやこんなセリフが口から躊躇いなく出てきてしまう。あぁ……末期だな、俺。頭の中が蕩けきってるわ。
冬は過ぎたとはいえ夜はまだまだちょいと寒い。
そして裸であるにもかかわらず、俺たちの身体はうっすらと汗をかくほどに熱くなっていた。
俺のティンティンの熱が桐乃のソコに伝わり、その中の蠢きが俺を容赦なく攻める。
193迷彩 ◆YvBQREsAIU :2009/09/02(水) 01:47:32 ID:GTnE0CmM
じわじわとこみ上げてくる快感の波が大きくなるのを感じながら唇を貪りあう。
キスをすればするほど、愛しさが強くなっていくのを感じた。
しかし、俺はこーいったことは初めてである。
いや、ホントよくここまで頑張った。感動した!もう、……いいよね?ていうかもう無理です。
「き、桐乃……そ、そろそろ抜かせてくれ……ヤバイ、んです」
マジで我慢が限界にきている。たぶん頭に血管浮いてる。
「ん、ふっ……ちゅぅ……んふぅ〜♪んんぅ……」
それに対し桐乃は嬉しそうにキスをして、俺の手を握ってきた。
俺も手を握り返し、舌を吸い上げる。
「んぁ……兄貴ぃ……あぁ……」
そして俺は挿入して一度も動くことなく、桐乃を愛した証をほとばしってしまった。
「はぁ、はぁ……はぁ……」
「……んっはぁ……はぁ……」
そうして俺たちは指を絡ませあい、また唇を重ねる。
「んっ……ちゅ……兄貴……好き……」
そうして俺たちは実に何年か、それとも十何年ぶりかに一緒に寝たのだった。

194名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:52:31 ID:gQSM+Bmv
>>178
おぉ!!!
超GJです。
兄貴か、兄貴かー
兄貴の呼称もなかなか良いですね!
お疲れ様でした!!
195名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 02:00:19 ID:GTnE0CmM
桐乃が現状最後に京介のことを兄貴って言ったからそれに合わせたんだ
俺はいわゆる原作派なんで

>>177
最初黒猫×京介書いてたんだけど、かなり書いたぜ!と思ったら同じく3KBでへこんだわw
196名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 02:47:47 ID:/z/py3/E
>>195
お疲れ様です!この調子でばんばん書いてスレを賑やかしましょう!
エロだけじゃなくちょっとしたストーリーも欲しかったかも
ともあれGJ!次回も期待してます! 
197名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 08:11:17 ID:ULy2c7sd
くそしながらよんでたら小便が暴発したw
ともあれGJ
198名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 19:31:48 ID:z+aMo4YK
今日も誰か投下しないかな・・・
199名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 20:13:23 ID:cmIceRuM
入魂祭始まったから一週間は無理だなー……
他の神に期待!
200名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 21:28:54 ID:PL0MdJJu
京介はすんごい器がでかいけど、もし京介が桐乃の暴言にブチ切れたら桐乃はどうするんだろな

201名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 21:57:29 ID:cmIceRuM
甘えきってるからそこまで頭まわってないのかも。

ないし、自分は見捨てられないという絶対の自信(過信)があるんじゃない?
202名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:26:25 ID:kSHUa28t
>>201
そうか?甘え半分、本気で見下し半分って感があるけどなあ。
桐乃の中ではアイツにはこのくらいやってもかまわない、
わたしが正しいんだ、ていう正当な理由がある感じ。
あくまで桐乃の中だけで京介には理解されてないけど。   
203名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:35:56 ID:3Q9ZDynp
経験則と頭の良さで大して意識しないままライン引いてやってる気がする。
204名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 23:18:46 ID:of4TMIbD
自分に惚れているって言う自負(勘違い?)があるように思うんだよね。
だから、無茶しちゃうんじゃない?
205名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 01:44:41 ID:Tvrk+oJI
>>200
膝から崩れ落ちて小便漏らす。瞳孔ガン開き、三分くらい無反応になる。
体中から汁を垂れ流しながら縋り付いてくるぐらいじゃない?
206名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 01:48:13 ID:K9Q6xoIc
例のコピペ思い出したw
207名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 01:55:52 ID:Tvrk+oJI
>>206
例のコピペって?
208名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 10:29:05 ID:FFSej3VT
>>200
一巻時:ぶち切れ返して絶縁
二巻時:ぶち切れ返すけど泣いちゃったりしてごまかす
三巻時:しまった、シスコンだと思って調子にのってたら本気で怒らせちゃった……とちょっと後悔
四巻時:メイド服着てごめんなさい。……いつもありがとう

わりと、桐乃って京介への対応、変ってるよね。
癇癪おこしてばかりだから、見た目、あんまし変らないように見えるけど。
209名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 10:56:01 ID:1ultSOAZ
桐乃から見た京介への好感度によって対応が変化してきてる……
ような感じかな
210名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 11:38:36 ID:FFSej3VT
うん。そんな感じだと思う。

桐乃の京介に対する数々の無茶振りも、甘え……って部分もあったかもだが
(特に、シスコン認定してからは楽しそうだったしな)同時に、京介の愛情がどの程度のものか
測ろうって部分もあったんじゃないかな。
211名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 12:09:10 ID:2OLN68yL
やっぱ甘えたいよね
212名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 14:24:55 ID:Rn2Tq0ic
京介の桐乃に対する見方の変化も見逃したら駄目だぞ
なんだかんだいって4巻じゃ人生相談されて嬉しそう
桐乃のためになにかしてやりたい、って感じ
エロゲー持って帰れないのを授業参観に出れない父親の心情に重ねたりとか
まあ調教されただけかもしれんがw
213名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 14:55:03 ID:2OLN68yL
あれは、暗に京介も桐乃がどこかに行くとわかってて、だから最後くらい快く相談に乗りたい
みたいな?
感じじゃないかと思ってる。
214名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 15:25:20 ID:FFSej3VT
俺としては、桐乃からはっきりと感謝の意を示されたことによって、
京介の行動原理が、兄としての「義務」から、兄としての「愛情」に、
切り替わったって感じかなって思うんだけどね。

ただ、これまでも実は愛情はちゃんとあって、それが例の
「妹の事になると頭がおかしくなる現象」を引き起こしてた……って事にならないかと期待してるんだがw

実のところ、京介の桐乃に対する感情の方が、桐乃の京介に対する感情より
ずっと微妙で、想像するのも、それをまた説明するのも困難な気がする。



215名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 17:53:03 ID:2OLN68yL
確かに桐乃to京介を考えた場合都合良くかもしれないけど好意が容易に見て取れる
でも京介to桐乃を考えた場合いまいちよくわからないですよね
どうしても愛よりも義務が目立ってしまいますよねー

まま、これも京介視点で話が展開していくから何でしょうけど
216名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 19:09:35 ID:YPHR0L55
真面目な考察中にすまん。
エロ表現を学ぼうと「二次元ドリームマガジン」とやらを購入してみた。
これは……エロいな……便所幽霊、いや便所触手、チャレンジするべきか…?
217名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 20:41:55 ID:6rOpcFTX
>>216
挑戦する気持ちが大切だ!
触手と言いますか、ずばり手そのものなんですけどね。
218名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 21:05:29 ID:yFPe+LT5
触手は男の夢だろう?ただの手には興味ありません!
219名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:22:09 ID:BVq+pkL0
なんにせよどっちを書くかは>>216次第
のんびり待ちましょうよ
220名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:23:14 ID:TmlIPvxv
キャラ性を持った触手というとアラマキさんくらいしか知らん
221名無したん@ピンキー:2009/09/04(金) 15:02:58 ID:vmxgY6LF
最初は各人(桐乃、黒ネコ、あやせ)のお尻を撫でる手だが、
三人で確認しょうとしたら『多数』の伸びて来る手に手足を絡めとられ、口を塞がれ

多数の手と指で7点責め(胸・乳首・尻・アナル・クリ・ビラビラ・マ〇コ)されて
何時の間にか伸びて来た、『多数』の、「おにんにん型触手」(媚薬効果を持つ分泌液を滴らせて…)によって、
三穴責め&ブッカケ…な、お話だとたまりませんなぁ・・・愚息がW
222名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 15:06:27 ID:KPoj0Bdd
>>221
貴様沙織を外したな
223名無したん@ピンキー:2009/09/04(金) 15:52:25 ID:vmxgY6LF
>>222
おおっ!!これは忘れていたっ!申し訳ないっ・・・どうせなら地味子も加えてみたらどうかな?
でわ改めて・・・

最初は各人(桐乃、黒猫、沙織、地味子、あやせ)のお尻を撫でる手だが
全員で確認しようとしたら『多数』の伸びて来る手に手足を絡め獲られて、
服を剥ぎ取り口を塞がれ、

多数の手と指で7点責め(胸揉み、乳首摘み、尻揉み、
アナル2指出し入れ、クリ摘み、ビラビラ摘み、マ○コ指出し入れ)されて
何時の間にか伸びてきた『多数』の「イボ付ペニス型触手(先端に細い触手、これで子宮に侵入して責める)」
(媚薬効果を持つ分泌液を滴らせて…)によって
三穴責め&ブッカケ…な、お話だとグゥレイトですな…マイサンがW
224名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 16:46:04 ID:rRt222Vf
>>223
もう、前スレからここまでのおまえの書き込み、全部つなげれば、
なんか一種のSSみたいになるんじゃね?w
225名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 17:22:38 ID:ga/Wgzsy
確かにw
だがさすがにその人数は、書き手もきついから、取り敢えず桐乃、黒猫、あやせでいいんでないかな。
進学すりゃ三人とも同級生だしな。
226名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:06:26 ID:tcsHpMJj
>>224
すまんがお前を満足させる物は書けそうも無いw
けど便所触手はチャレンジしてみるよ。
俺妹テイストをどう残すかがポイントだな。
227名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:09:12 ID:tcsHpMJj
>>225
黒猫はいっこ上、桐乃、あやせはまだ中三だよ
228名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:18:06 ID:/Ep2WO8y
>>226
期待と不安を感じずにはいられない
229226:2009/09/04(金) 19:25:01 ID:tcsHpMJj
おっと間違い>224じゃないや>223でした
230名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:40:34 ID:ga/Wgzsy
>>227
いや4巻後の話。
231名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 21:21:10 ID:z71dcNbp
>>230
???
232名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 21:23:28 ID:rRt222Vf
同級生ってのを、同じ高校生って意味で使ってるのではないかと……
233名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 21:44:14 ID:LaL2Arv1
先週末執筆中だった神様達はどうしたんだろう・・・
234名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:51:38 ID:/Ep2WO8y
きっとまた週末にくるさ
235名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 00:28:51 ID:BjhvaEJf
そして気づいた。
今週末だと!
236名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 05:54:59 ID:XdWjZ+l8
控え室のまとめ読んでたら朝になっちゃったよ……。
今週はさすがに無理だ……。
237名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 06:01:23 ID:4idstYl9
控え室のまとめってなに?
kwsk
238名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 06:28:40 ID:Ev+DAO6W
239名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 06:52:47 ID:4idstYl9
>>238
おぉ、こんなところがあったんだ!
サンクス。これでかつる!
240名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 07:06:18 ID:KVlbMl+y
>>239
俺の代わりに頑張ってくれ……
SS書きの道は長く、険しい………、……、…zzz
241名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 09:07:11 ID:4idstYl9
なんかひらめいた
いける気がする
242前スレ986:2009/09/05(土) 10:47:25 ID:0rmnWHLE
桐乃NTRというタイトルで寝取られでも何でも無いSSを書いた者ですが。
エロ展開を望んでる人が居たので無理やりですが書いてみました。
話的には別分岐というよりは続きっぽい?

※一応近親相姦的な話になるのでエロなんていらんかったんや!という人はスルーしてください。
243前スレ986:2009/09/05(土) 10:49:24 ID:0rmnWHLE
人生最大の汚点を残してしまった後、今度は俺が引き篭もる破目になった。
妹がレイプされたと聞いて居ても立ってもいられなくなってその当の妹にSexせがまれてそれに応じるなんて、
兄としても人間としても失格じゃないか!
しかもそれが嘘で演技だった何て言われて立ち直れるわけないだろ!ホント涙が出てくるぜ・・・。
嘘でしたとか言われても「良かった病気の子供は居ないんだ」みたいに簡単に納得出来るわけがねーよ!
もう妹と顔合わせた時にどういう顔していいか分からん。
それよりも親父と顔合わせられないじゃないか、この事知ったら自分の息子だろうと容赦なく半殺しにされるって絶対!
そのお陰で夕飯食い損ねたしよ・・・。
本当に今日は散々な目にあったぜ・・・。
風呂に入ればすっきりするかと思ったが、やっぱり駄目だ。まったく寝付ける気がしない。
かと言って勉強や漫画を読む気分でもないし、ましてやエロゲーなんて出来るわけもねえ。
そうして俺が枕を濡らして悶えていると、深夜だというのにドアをノックをする音が聞こえた。
トントン

うちの家族に俺の部屋をノックしてから入る奴なんて居ただろうか・・・。
そもそもこんな時間だしな、桐乃だったらノックとかするわけないし。
まさか、親父!?俺18歳にして親父に殺されて人生オワタ\(^o^)/してしまうのか!?
真夜中の突然の訪問者にホラー的な意味以外でガクガクブルブルしているとドア越しに声がした。
「兄貴、起きてる?」
なんだ桐乃か・・・って俺をこんな危機的状況に陥らせた本人かよ!
お前のせいで俺は危うく自殺しかけたんだぞ、そんなの無視だ無視!寝たふりしてやる。
訪問者は答えを待たずに話かけてきた。
「そのさ・・・さっきのはごめん。そこまで落ち込むと思わなくてさー」
落ち込むってか人生のどん底の気分なんすけど。
「お詫びにさ、お土産用意してきたんだ。きっと兄貴も喜ぶと思うからさ機嫌直してよ」
お土産だー?そんなのに釣られるわけねえだろそんな気分じゃねぇし。
と思ったがお土産の中身を想像した瞬間腹から音がした。そういや昼から何も食べてないんだった。
せっかくだから、お土産だけ貰ってやっても良いかと思ったのでドアを開けてやる事にした。
ドアを半開きにすると桐乃が手を前に組むツンデレがデレる時のポーズをしていた。
「やっぱり起きてたんだ」
「ま、まあな。とりあえず入れよ」
とりあえずお詫びくらいは聞いてやろうと思い、ドアを開けた後ベッドに腰掛けた。
改めて明るい所で見ると桐乃は何も持ってはいなかった。
244前スレ986:2009/09/05(土) 10:50:04 ID:0rmnWHLE
「で、お土産って何?お前手ぶらじゃん・・・ってなんだ!?そのヒラヒラして透けてる下着みたいな服は!?」
驚いた事に桐乃は普段のパジャマではなく、ネグリジェってのか?妙にエロい服を着ていた。
「え、へへぇ、可愛いでしょー。実はこれがお土産なんだー」
なんだ食べ物じゃなかったのかー・・・。
「っておい!それはお土産って言わないだろうが!第一お前が着てるじゃん!?」
「良かった、意外と元気そうじゃん」
はいはい、良かったですねー。自分でもまだツッコミする元気がある事にびっくりしたぜ。
ていうか俺の息子は元気にならなくていいから!
「あのさ・・・それどうにかなんないの?なんか色々見えてんだけど」
まるで服の役割を果たしてないシースルー生地の服は、ほど良く膨らんだ胸を惜しげもなく晒していた。
流石に、パンツは履いてるみたいだが・・・もしかしてこれがパンツじゃないから恥ずかしくないもん!ってヤツか!?
「べ、別にぃーあたしは気にしてないけどー」
「いや、俺が気にするんでそこの布団にでも包まっててくれよ。そのままじゃ話難いしよ・・・」
あいつは素直に従ってベッドの上で頭から布団を巻く様にかぶった。
まるで小森霧みたいな格好だなと思いきやとんでもない事を言い出した。
「早速始めるの?結構せっかちなんだね」
「始めるって何だよ!」
いきなりの事だったから完全に動揺していた俺はつい聞き返してしまった。
「え、昼間の続きするんじゃないの?」
「あぁ、昼間の続きかーそれならそうと言ってくれよー。兄ちゃんてっきりー・・・っておい!
あれは演技じゃなかったのかよ!?」
「全部ホントの事だけどー?」
予想外の桐乃の答えに俺の頭は完全にオーバーヒートしてしまったみたいだ。再起動かけるからちょっと待ってくれよ。
って事はなんだ・・・、今まで俺が落ち込んでた原因が無くなったって事か?
いや、あの時桐乃に何て答えたんだ俺は・・・確か桐乃に好きだと告白した上にセクロスするって言った様な・・・全然解決してないじゃん!
何か文句を言ってやろうと口を動かしたが理由を尋ねるのが精一杯だった。
「ホントだってお前・・・じゃあ何であの時嘘付いたんだよ」
「だってぇ、あの時のあんたはそのままあたしを押し倒しかねない感じだったしぃ」
「俺は狼か何かかよ!」
あまりの呆れた理由だったのでつい声を荒げてつっこんじまったが、良く考えたら信じてた人間に裏切られたんだ。
男性不信になってても不思議じゃない。
「それにー、ムードって大切じゃん」
そうだった忘れてたけどこいつエロゲオタクであると同時にスイーツだったんだ。
ただ、桐乃の回答に不満だった俺はあの時の言った事をすっとぼける事にした。
245前スレ986:2009/09/05(土) 10:51:58 ID:0rmnWHLE
「そ、そうだったのかー。てっきり兄ちゃん大恥かいたと思ったけどあれ嘘だったのかー。ふぅこれで安心して寝られるぜ」
「それ、一緒に寝るって事?」
し、しまったー!恍けるつもりが地雷踏んじまったよ!?しかも何故顔赤らめてるんだよ!
失言をどう撤回しようかと考えているとあいつは釘を刺してきた。
「男に二言は無いんじゃなかったの?約束破るような事しないよね?」
き、桐乃さん目が据わってて怖いんですけど。親友に嘘つかれたあやせみたいな目で睨むなよ親父並に怖ええよ!
「それはそうなんだが、そういうの初めてだから心の準備がだな」
「え?あんたまさか童貞なの?あんなに地味子と引っ付いてたのに1回もした事なかったの!?」
「麻奈実とはそういう関係じゃねー!ていうか地味子って呼ぶんじゃねーよ!」
「へぇ、そうだったんだー。でも、散々エロゲーやったんだからやり方くらい分かるっしょ」
お前が俺に無理やりやらせたんだろうが!あれのせいで知らなくて良い変態プレイの数々を知る羽目になったよ!
「しょうがない、今回はあたしがリードしたげる。感謝しなさいよね」
俺にもう拒否権は無いんだな。これは腹括るしか無いか。
「ああ、情けない兄貴でごめんな」
「いいよ知ってたから、とりあえず全裸になってよ」
そう言ってる間に桐乃は下着みたいな服を数秒で脱ぎ終えて目の前に立っていた。
改めてみると流石モデル様というか細い体形の割りに出てるトコは出ててウエストほっそいなー。
胸はCカップくらいか?前に水着の写真を見た時より大きくなってる様な・・・。
「なに。人の体じろじろ見て。あれだけ嫌がっていても体は正直ってヤツ?」
「モデルのヌード見たら誰だって見蕩れたりするってーの!」
大体それ女が言う台詞じゃねーだろ。完全に今の発言オヤジだったぞ。
「ほら、さっさと脱ぐ、それとも脱がして欲しいの?」
そう言って俺のシャツを脱がしにかかる、なんか顔の辺りに当たってる軟らかい感触がシャツごしに伝わってくるんですけど!?
「いいから!自分で脱ぐから!」
ふぅ、危うく理性のたがが外れて野獣になってしまう所だったぜ。性欲に任せて襲ってしまったら本末転倒だからな。
服を全部脱ぐと兄妹が全裸で対面しているという親父かあやせに見つかったら俺が殺されかねない構図になっていた。
「へぇ、これがおちんちんなんだー。それが眼界サイズ?」
「女の子がおちんちんとか言ってるんじゃありません!サイズはほっとけよ!」
前に試しに計ったけど日本人の平均サイズくらいなんだけどなぁ、アメリカ人ってそんなにデカいのか?
「で、これからどうすればいいんですかね」
「うーん、チェリー卒業記念だし特別に一つだけプレイの好み聞いたげる。こんなサービス滅多にしないんだからね」
何だこの上から目線は、チェリーとか言われて腹が立ったので意地悪な事を言ってみる事にした。
「何でもいいなら、パイズリってのしてくれる?」
そう言った瞬間、微かに桐乃の表情が固まった気がした。
どうだ、流石にモデル様でも中学生の胸じゃパイズリなんか出来るわけないだろ。
桐乃の悔しそうな顔を期待していると。
「なんだそんなんで良いんだ?フェラとかアナルセックスとか言われたらどうしようかと思った」
いやいやいや、そこまでの変態プレイ求めてないから、ってパイズリも相当高い要求してるか。
「え?どうやんの・・・」
流石にその胸じゃと言いかけたが、
「それじゃ、足開いて浅く腰掛けてくれる?」
俺は半信半疑だったが、大人しく言われた通りにしてやる。
桐乃は床にぺたんと座り込んで丁度俺の一物と桐乃の胸が同じ高さになる、一応桐乃は胸を寄せてみるが。
「やっぱり無理じゃね?それじゃ擦ってるというより弾いてるだけだぞ」
「うるさいなー。こ、これは、ちょっと練習してみただけなんだからね!」
いや、ツンデレ風に言われても・・・。と思っていると桐乃は作戦変更したらしくペニスを手で掴んで乳首を擦り付けてきた。
うおっ、パイズリするって言うから何するのかと思ったけどこれ結構気持ちいいわ。
「どう?気持ちいい?」
「うっ、まあまあかな」
俺の感想が不満だったのか桐乃は更に執拗に乳首でペニスの割れ目辺りを突いてきた。
これはヤバイ・・・もう達してしまいそうだ。
「すまん!もう出る」
と言うと同時に俺のペニスからケフィアが飛び出た。
246前スレ986:2009/09/05(土) 10:52:46 ID:0rmnWHLE
これは不可抗力だが、精液が桐乃の胸や顔に飛び散る。
「うあっ、ちょっといきなり止めてよっ!うぐっ!けほっけほっ」
精液の一部が気道口の中にでも入ってしまったのか桐乃は咳き込んだ。
「ちょっとだけ飲んじゃったじゃない」
そう言いながら、あいつは何故か苦そうな顔をしながら自分口の周りをぺろりと舐めた。
「いや舐めたりすんなよ!拭いてやるからちょっと待ってろ」
机の上に置いてあったティッシュを慌てて持ってきて桐乃の顔と体を拭ってやる。
その時胸を触ったりもしたんだが。
「あぁんっ」とか甲高い声で喘ぐもんだから俺の息子がまた臨戦態勢に戻ってしまった。
「良かった、まだ大丈夫みたいだね。あれで終わりだとか言われたらどうしてくれようかと思った」
あれで終わりだったら俺どうなってたの?SMプレイとかされてたんですかね。

「ほら早く続きしよ」
この後に及んで止めるって訳でもないが、ずっと疑念に思っている事があったから聞いてみた。
「あのさ、今更だけどお前は俺とでいいの?」
やべ・・・これ聞いちゃいけなかったのか?なんか桐乃が怒った様な悲しんでいる様な今までに見た事のない顔をしている。
そして手を顔の位置まで上げてきて、殴られるかと思って目を瞑って身構えると両手で頭をロックされて・・・、
次の瞬間、口に軟らかい感触を感じて驚いて目を開けると桐乃の顔が今までに無いほど接近していた。
って事はこの軟らかい感触は唇の感触か、予想外の出来事にキスをしているのだと理解するのに3秒ほど要した。
しかもこれ唇だけじゃなくて舌まで入れようとしてるじゃねーか!
最近の女子中学生はませてるなぁ、そういや桐乃が読モしてる雑誌でもエロ経験を中学生が語ってるページがあったな。
頭をロックされている以上、桐乃が満足するまでキスが終わらないだろうから口を開いて舌の進入を受け入れる。
舌と舌が絡み合ってジュルリと淫靡な音を奏でてお互いの唾液が混ざり合う。
桐乃は息が苦しいのかそれともキスが気持ち良過ぎたのか体重を俺に預けて膝に腰掛ける様に抱きついてくる。
やべぇ、キスだけじゃなくて押し付けられた胸の感触と俺の息子に当たってる肌の柔らかさで気が遠くなりそうだ。
流石に色々苦しくなってきたので、ゆっくりと顔を離す。
実際には3分程度だったのかも知れんが、とても長く感じられたキスが終わった。
そして相変わらず俺の膝の上に腰掛ける体勢の桐乃が赤い顔で再び口を開く。
「本当に気付いてないの?ふつー女の子が好きでもない男に夜這いかけりラブホ行ったりしないって」
って事はクリスマスのあれは誘ってたって事だったのか・・・。緊張でそれどころじゃなかったぜ。
顔が熱くなるを感じたが、桐乃にここまで言わせて黙っているわけにも行かなかった。
「俺も桐乃の事が好きだ」
「それは女として妹として?」
考えていなかった質問に動揺が走る、桐乃は妹だがエロい事をすれば当然女のしての部分も無視するわけにも行かない。
「ぃ・・・両方じゃダメか?」
「今、妹って言おうとしてた」
「すまん、いきなりだったからさ・・・」
247前スレ986:2009/09/05(土) 10:53:28 ID:0rmnWHLE
「ダメ許さない」
そう言って桐乃は俺を押し倒す形でベッドに倒れこんだ。
「あたしを気持ちよくしてくれたら許したげてもいいよ」
「へいへい、姫様の仰せの通りに致しますよ」とりあえずくるりと横に回転して体勢を逆転させる。
この体勢ってすっげぇやらしいな、道理でロミシンが曲に集中できないわけだ。
まずは、息に合わせて上下する乳房に手を置いて柔らかさを確かめつつマウスをクリックする様に揉んでみる。
「こ、こんな感じか?」
「ん・・・いいかも、下もしていいよ」
下ってやっぱりあそこか!?まあ、興味がないわけでもないが。
なるべく見ないように、左手はそのまま右手だけ下腹部を這わせて目的の割れ目に壊れ物を扱う様に慎重に触れる。
そこに触れた瞬間、桐乃の体がビクンと跳ねた。やっぱりここは敏感なのな、なんか濡れてるのか手先にぬめりとした感触がした。
ゆっくりと割れ目をなぞり穴の位置を確認しなが恐る恐る人差し指を挿入してみる。
もう準備が出来ているのか指はつるりと第二間接の辺りまで入り込む。そこでまた桐乃の体が腰を少し浮かせるように背中を伸ばした。
「あっ・・・あふぅ・・・いきなり指入れるの反則ぅ・・・」
大分感じているのか語尾がいつもより甘ったるくなってる事に気付き、俺までドキドキしはじめた。
「それじゃそろそろ入れていいか?」
「うん・・・いいよ・・・」
それをSEXの了承と受け取り、ペニスを露に濡れたつぼみに肉棒をこすり付ける様にして狙いを定める。
「あっ・・・ひゃんっ」
ついに花弁の奥にある入り口に肉棒の先が入り込む。
「く、うあっ・・・やぁ」
既に理性の大半は失われているのでここで嫌だと言われてももう下半身は止まらないぜ。
「い、いくぞ・・・」
「ちょ、ちょっと待ってアッー!」
ずぶりと体重をかけて肉棒を奥まで差し込む。
「い・・・たぁ・・・うぅ、ぇぅ・・・」
桐乃の顔を覗き込むとその顔が苦悶に歪んで涙を流していた。予想以上の桐乃の苦しそうな表情に驚いて慌てて少し引き抜いてみると。
「なんだこりゃあ、血が付いてるんだけど・・・え、レイプされたんじゃないの・・・」
桐乃が痛そうな顔を背けながら呟いた。
「されてない・・・襲われたのは本当だけど入れられる前にあたしが暴れて野郎の玉蹴ってやったから」
「マジか!それじゃまだ処女だったんじゃねーか!」正確にはつい十数秒前までだが。
「けど乱暴されたのは本当だし、信用してた人に殴られたりして凄く怖かったんだから・・・」
桐乃が泣きながら訴える。
248前スレ986:2009/09/05(土) 10:53:57 ID:0rmnWHLE
「わ、悪かった。変な事言っちまって」
でもこのままじゃ幾らなんでも続けられないだろう、お前すっごい痛そうな顔して涙目だしよ。
半分だけ入ったままになってる息子を引き抜こうとすると。
「いいから続けて・・・あたしは平気だから」桐乃が涙目のまま笑おうとして強がりを言った。
痛々しいのは分かっているが、その表情が何とも言えない程可愛くて愛しくて言うとおりにする。
ゆっくりとさっきの何倍も時間をかけて奥に押し込みお腹とお腹がくっつく。
やはり桐乃は顔を歪めて必死に痛みに耐えているが声だけは押し殺している。
なので下半身をなるべく動かさない様にして桐乃の背中に手を回して抱き起こすようにしてキスで口を塞ぐ。
桐乃は驚いた顔をしていたが、目を閉じて素直に口を開いた。
今度は最初のキスよりも上手くやれた気がするが短めにキスを終える。
もう桐乃顔から苦悶の表情は消えていた。
「どうだ、動かしても平気か?」
「動かないと気持ちくないんじゃないの?」
「いや、正直。キツくて今にも暴発しそうなんだ」
「この、早漏め」とそう言って桐乃は微笑んだ
桐乃は余裕が出来たのか自分から腰を動かしてくる。その動きに呼応する様にピストン運動を始める。
「あぁ・・・いぃよぉ・・・兄貴のちんぽ気持ちい〜」
本当にあいつが気持ちいのかは分からないが、俺は早くも限界を感じていた。
「あぁっ、あぅ・・・あひっ・・・ひゃぁぁぁう、いぐっ」
「ダメだこのままじゃ中に出しちまいそうだ」
「い、いいよっ・・・兄貴のせーしちょーだい」
気が遠くなりそうな快感の中で俺のペニスから熱いパトスが迸っていた。
「あ・・・あぁっ・・・ひぃやぁああああああぁ、いいぃうぅ〜」同時に桐乃も達した様だ。
2回目だっていうのになかなか射精は止まらず結局中だししてしまった。
それと同時に疲労と空腹で精根尽き果てた状態になって意識が遠退いた。
249前スレ986:2009/09/05(土) 10:54:23 ID:0rmnWHLE
気付くともう朝になっていた。昨晩の事が嘘の様にちゃんとベッドに布団をかぶって寝ていた。
「ゆ、夢だったのか?」と思うと何やら腕に柔らかい感触が。
「うおっ、夢じゃねー!裸で抱きついてんじゃねーよ!」
「ぅうー、まだ早いよーあと10分寝かせてぇ・・・」
よく見ると昨日脱いだ服が床に散乱していて、夢の可能性は完全に否定されていた。
この後の対応を練ろうとしたが、無防備に眠る桐乃の寝顔を見ていたら、もうどうにでもなれという気分になった。
今なら一番最初にやったエロゲの選択肢の正解を選べる気がするぜ。
この場合は、すやすや眠る桐乃を俺は・・・『ぎゅっと優しく抱き締めてあげた。』これしか無いな。
数年ぶりもしくは初めてかもしれない、妹との心の触れ合いをもう少しだけ味わう為に抱き締めて、幸せを噛み締めた。

250名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 10:59:16 ID:4idstYl9
>>242
おぉ!
朝から超GJです!
期待してましたがまさか書いてくださるとは……
お疲れ様でした!
251名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 11:25:01 ID:4idstYl9
ラストのところの京介が桐乃を優しく抱きしめたってとこがなんか
イイですw
252名無したん@ピンキー:2009/09/05(土) 14:23:05 ID:j3V7WjuO
おっ 投下されてたっ!! 超乙っす!!
外伝な感じで、この話の続きでHの第二ラウンドな話もみたいですね。

>>224
一体どんな話だったんだ・・・気になる。W

>>226
まぁ、触手なら「三穴責めとフィニッシュは三穴中だし」になっているなら
良いんじゃないっすか?。

253名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 16:09:51 ID:EcMxi4Lp
京介ずいぶんエロゲ脳だなw
次の投下も待ってるぜ!
254前スレ986:2009/09/05(土) 19:12:33 ID:0rmnWHLE
>>250.251
感想ありがとうございます。喜んで頂ければ徹夜で書き上げた甲斐がありました。

>>252
この続きは書く予定無いです。
エロゲでもエロシーンだけスキップする人間にはエロパロなんて無理やったんや!

>>253
京介は自発的にエロゲーをやるようになってますからねー。
桐乃の全裸なんて見たらテンションおかしくなるんじゃないかと。
255名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 20:20:19 ID:1v63Ft9Z
>>254
無理してエロ書かなくていいですよ
前回はNTRとか振るから……
256名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 20:24:00 ID:n/IgwYJ6
いやー、でもおもしろかったですよw
超乙です
257名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 01:00:36 ID:9f3gboIq
徹夜して桐乃×京介書いた>>242に敬礼!
ラストの正解選択肢上手いね。その使い方は気づかなかったよ
258名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 01:08:21 ID:JOHNsATA
うん。ホント良いラストだよね。
心温まるよ。
259名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 09:10:35 ID:61ujf6rl
小説は面白かったが、>>252のウザイ文章の所為で台無し
260名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 12:29:04 ID:htVuePkt
>>259
スルーできてないお前もうざいけど?
261名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 16:05:00 ID:eWGzT0KC
SS書いたり、構想練ったりしてると、時間があっとゆーまに過ぎるな
この調子だと五巻発売まですぐだな ひゃっほぅ          
262名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 18:15:31 ID:bZzBgzgH
あるある
完成しそうになるとワクテカしますよね〜
263名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:00:12 ID:61ujf6rl
>>260
スルーできてないお前もうざいけど?
264名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:04:53 ID:bZzBgzgH
まぁまぁ、仲良くしようぜ兄妹
265名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:11:14 ID:Va2+PmYN
加奈はどうやってタバコ入手したんだ?
266名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:22:22 ID:/I3jx5ns
自分で買うってことはないから貢がせたとか…
と思ったけど男には本性隠すのかな?
267名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:25:00 ID:qJ8SGErX
自販機にタスポがぶら下げてあったんじゃね?
268名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 00:38:59 ID:ociI+VLX
タスポの意味が無いな、それじゃあ
269名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 00:45:16 ID:fmZK1VY1
どーでもいい話だが昔ストリップでマンコでタバコを吸うってのがあったな
今でもあるのかな
かなかなに仕込むか
270名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 09:57:44 ID:gvF4Jge2
タバコ挿すだけなんてツマラン。

ポッキーゲームにしときなさい。んでそのままクンニヘ移行。
271名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 14:05:41 ID:XuJ6UHFO
桐乃の部屋の襖の奥
バイブやらローターやらが眠っていると信じてる
272名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 14:59:23 ID:Cb0EaIbV
いいえ、きょうちゃんの幼少時代の写真が入ってます
273名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 17:42:25 ID:IIvPUdDz
>>271
桐乃はエロゲのエロに対して何とも思ってないらしいしそれは持ってないだろう。
持ってるとしたらかなかなじゃね?そしてそれがあやせに見つかって没収されてあやせのおもちゃに。
274名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 18:33:09 ID:3AxM2pty
加奈子のような悪どい女に限って男に惚れるとタバコ一生懸命やめる

エロパロ板では
275名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 18:49:58 ID:lyvyTIGQ
>>273
使うかどうかは別にして、持ってても不思議じゃないけどなあ
いや、もちろん妄想だけど 
276名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 19:01:23 ID:r1A1dnbK
そもそも、興味が無いのなら持ってねーだろう
ただし、黒猫は自作してるな
277名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 01:52:53 ID:4SC8mUAr
もっとも、その興味がないというのも、桐乃が言っているのを京介が真に受けているだけなんだがな。
4巻で京介の目から見て冷静に見ていた場面でも、実際は興奮しながらも努めて平静を装っていただけという
可能性もあるわけで。

まあ、こういった推測が当たっているか否かはさておき、エロパロを書くのであれば、この程度の解釈の自由さ
というのはあっても良いとは思うのだ。
278名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 02:38:38 ID:56GYoV7x
確かに、スカトロのエロゲまで持ってたから有り得ない話じゃないか。

でも、マッサージ器具を見つかって変な誤解されそうになって慌てる桐乃のが萌えると思う。
279名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 09:43:18 ID:1QTT8NfD
だがアレは単純に絵師が好みだっただけで、桐乃自身がそういう趣味を持ってるわけじゃない。
280名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 09:53:50 ID:Pji22rE+
まぁ、そう書いてあったわな
281名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 11:00:46 ID:EQeWVImm
あちこちに京介の主観を疑うって事を、全文疑えって意味に拡大解釈しちゃってる人がいるみたいなんだが……

桐乃が京介の主観などに反して、兄に愛情や思慕のような想いをを持っているってのは「本文」から読み取れる。
しかし、桐乃が作中でのやりとりに反して、「実は本当にスカトロ趣味」ってのは本文のどこからも読み取れない。

そこらへんの違いは押さえないと、「解釈の自由」というより単なる「俺設定」になる気がするんだが。
282名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 11:13:48 ID:c9pKM6mN
エロパロ的には最初は興味がなかったけど最後までやったら
今は興味があるでいいじゃないか
283名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:04:00 ID:1QTT8NfD
よくないだろ。
「まったく理解できない世界」って、桐乃本人が断言してるんだから。
284名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:11:37 ID:EQeWVImm
>>282
別にそういう作者自身のオリ設定を否定はしないよ、もちろん。
285名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:28:57 ID:jRbEYyZ3
そうだな、下手するとただの揚げ足とりになりかねない
本スレの愚痴ならともかく
キャラの解釈によってはエロに持ってくのも難しいし
あまり剥離するのも問題だが、実はエロかった、ぐらいは許して欲しい

しかし、スカトロはともかく鬼畜兄貴をタイトル買いって
愛でるだけって事もなさそうだよな            
286名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:36:39 ID:c9pKM6mN
鬼畜兄貴をスカトロの先に買ったか、後に買ったかでも変わってくるな

>>283
肩の力抜けよ
287名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:41:47 ID:EQeWVImm
>>285
「しおりちゃんに何すんのよ!」ってのと、スカトロの意味を把握してなかったことを考えrと、
鬼畜モノってのも桐乃の理解の範疇外だったのかもしれんが……

重要なのは、桐乃がもし「スカトロ」の意味を熟知していたとして、
はたして好きな絵師が参加しているスカトロシスターズを『回避』できたのかどうかってことだな……

Tonyのファンがいたら、説得力のある説明をしてくれるに違いない。
288名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 14:43:06 ID:56GYoV7x
サーセン不用意に桐乃の秘蔵の品の話してしまって。
買っては見たものの趣味に合わなかったってエロ本とかでもよくあるし、
持ってたからと言ってそっちの趣味だと断定したわけじゃないんだ。
289名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 15:35:18 ID:/XQA2qAd
スカ論争はこの辺でいいだろう。うん
290名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 16:13:40 ID:56GYoV7x
この話題をしてから今日更新の狼と香辛料のラジオ聞いたら酷い目にあった。

京介「お前の好きそうなお菓子があったんだけど食べてみるか?」
桐乃「へぇ、あんたもたまには気が利くことしてくれるじゃん。
    どれどれ、割と美味しいじゃん。何てお菓子」
京介「ああ、月のうさぎの運呼って言うんだ」
桐乃「死ねェェエェェェエェェェェェェエェェーーー!」
291名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:02:53 ID:/XQA2qAd
桐乃が京介に黙ってアメリカに行った理由がわからん
292名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:22:30 ID:6KBl64Fg
「死ねェェエェェェエェェェェェェエェェーーー!」 の汎用性の高さは異常
よって、その台詞を発したあやせは重視されるべきである
293名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:33:43 ID:f+OTMAhy
>>291
俺は京介の反応、いや自分の反応が怖かったのかな、と読んだ
勿論、異論は認める
294名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:36:31 ID:cR9uDSS7
>>291
仮に兄から行かないでほしいなんて言われたとしたら、留学するという大きな決心を鈍らせない自信がなかった。


そう考えると、僕は萌えるんだ。
295名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:37:08 ID:EQeWVImm
あやせ以外に使わせるのは俺的にはナシだけどね。

>>291
自分が辛くなるから? 止められると辛いから? それとも「止めてくれない」と寂しいから?

それこそ解釈の余地が多くある話だが、
4巻4章での桐乃の態度から、「あたりまえの、普通に仲が良い兄妹」として
渡米前の一時を過ごしたかったのかなって気がしないでもない。
296名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:45:24 ID:/XQA2qAd
なるほど!
天才大杉
どの意見も納得できるし感心する

マジ参考にするわ。
297名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 06:12:42 ID:hrvHrrti
止められても辛いし
止められなかっても辛いから、黙って行くしか無かったんだな
298名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 06:24:36 ID:aKdIIo1A
何という二律背反
299名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 08:07:34 ID:Ur9iIb2W
あやせはエロい
まちがいない
300名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 08:19:33 ID:XBRt16PR
あやせには騎乗位が似合うと思うんだ
301名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 09:55:46 ID:8bsmZSNr
あやせが下で桐乃が上?
302名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 11:20:36 ID:RaNjzKS9
百合厨うぜぇwwwwww
303名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 12:52:19 ID:i1BtN7ve
桐乃×あやせ
桐乃×黒猫
あやせ×加奈

百合の方が豊富なカップリング、シチュエーションを期待できるのはここだけの話。
新垣あやせは百合の為に用意されたキャラだと思うんだ。
304名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 13:53:20 ID:+zXPiq3k
他のスレとか見てると百合が原因で揉めたりするとこあるみたいだね
ここはどうなんだろ?
俺はおっさんだから平気だけど
305名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 16:56:02 ID:LbDc1AEO
某麻雀アニメスレは荒れて分裂して過疎ったね。

ちなみに俺もok派。
むしろバッチコイ。
あやせ×桐乃とか、
黒猫×桐乃とか、
想像するだけで悶える。

桐乃攻めの場面が思い浮かばないのだが、
俺の妄想力が足りないのだろうか。
306名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 17:52:51 ID:XCRc99F+
下手に触らんが吉だな
307名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 19:00:32 ID:TQM+U48E
俺は百合嫌いだが、まあ別に読まずに飛ばしゃ良いし……。
でもだからと言って百合メインのスレにされても困るな。百合がSS全体の三割越えたら苦痛かもしれん。
308名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 19:45:43 ID:i1BtN7ve
このスレは紳士が多いな。
309名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 19:50:06 ID:XCRc99F+
ジェントルマンがこんなに集まるとは壮観だな
310名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:43:34 ID:2hSryhuZ
俺はあやせ×桐乃だろうが桐乃×黒猫だろうが赤城×京介だろうがあやせ×俺だろうがなんでもたしなむぜ。
楽しみ方がこのスレの趣旨とは幾分か変わる可能性があるけど
311名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:46:48 ID:2hSryhuZ
>>305
ツンデレはデレ期に入らないと積極的かつ能動的に好意を伝えるってケースは珍しいからね。
こと攻め受けになると自ら攻めるなんてのはなかなかに高度な妄想力がいるだろうさ
312名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 21:44:06 ID:mYqGFkwe
あやせが片手で身体を抱くようにして頬を染める挿絵に撃墜され
桐乃の「いつも、ありがとう」の挿絵に撃墜され
黒猫の「おはようございます、先輩」の挿絵に撃墜され……
313名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:07:20 ID:XCRc99F+
ラストの黒猫の挿絵はぶっちゃけ無いと思うんだけどなー
314名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:16:01 ID:pqTbbhhd
俺のイメージとちょっと違ってたけどな
だがそれもいい
キャラだって成長するさ
315名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:50:42 ID:8bsmZSNr
あの憎たらしくも可愛くやっぱり憎たらしい顔がいいんじゃないか。

頬擦りしたい、足に。
316名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:55:18 ID:i1BtN7ve
>>312
かなかなを忘れてるぜ。
317名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:10:38 ID:AXEgxXDL
ねこシスが十月に来るらしいが、世界観的にどうなんだろうなアレ。
俺妹世界とクロスオーバー出来ると思うか? 黒猫的な意味で。
318名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:19:22 ID:PNTyZKpd
無理だな
319名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 02:15:42 ID:sWDYAyZ8
俺妹の方では、黒猫が本当に妖力を持っていると読む事もできるし、同時に持ってない「真性」の厨ニ病として読むこともできる。

ただ、3巻1章で、黒猫が高坂家から帰る間際、、
「猫耳も生えてないような男を好きになるわけないでしょう」って言ってるシーンがあるじゃん?
あそこはちょっと、「厨ニ病」では説明できない気がする。

まあ、ねこシスの物語が、黒猫がずっと暖めてる黒猫の『創作』であり、自分をモデルとしたキャラに
普段からなりきってる……って可能性はあるけどね。
320名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 02:27:05 ID:PNTyZKpd
うん、そんなファンタジー要素はないと思うんだ
321名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 05:29:25 ID:paK7s8Yl
別世界の同一存在ってとこか?
読んで無いからよーわからん
黒猫は余計な能力無い方がいいな
手先のずば抜けた器用さも要らん
無力でそれを自覚して、それでも不器用ながらも前へ
傷ついても自分を貫き血を流す
弱いようで強くて、強いようで弱い
そんな黒猫が大好きさ

以上、黒猫スキーでした
322名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 05:50:50 ID:StQgM0i6
ここいつから本スレになったんだ?
323名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 05:55:40 ID:r6hxIdeq
本スレが地味子云々でうるさいからじゃね
324名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 15:17:13 ID:D0JU+Quu
まぁまぁ、仲良くしようぜ相棒!
325名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 15:43:44 ID:xZLczfO3
週末だし、神の降臨を期待しよう
326名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 16:49:08 ID:D0JU+Quu
期待期待
327名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 16:58:01 ID:D0JU+Quu
この気持ち悪い生物はなんなんだ?
328名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 16:58:50 ID:D0JU+Quu
うほwwww誤爆したwwww
329ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:13:47 ID:GfB5uzac
どうも、投下させてもらいます。
都合により、今回二回に分けます。申し訳ない。
ちなみに、『便所触手』だったりします。  
330 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:15:07 ID:GfB5uzac
「って、あやせ、それ本気!?」
「もちろん! 加奈子はOKしてくれたよ、ね」
「あ〜いいんじゃね? ぶっちゃけここんとこ暇だし〜」


 夏休みが始まって、最初の日曜日。
 あたしは近所の大型ショッピングモール、そのフードテラスであやせ、加奈子とお茶をしていた。

「暇って、加奈子、宿題は?」
「え〜〜、あやせが教えてくれるって言ってたじゃ〜ん」
「あれは、解らない所があったら教えてあげる、って意味でしょ!?」
「加奈子バカだし〜、もう全っ部わかっ!? いひゃい、いひゃい」
 あやせが加奈子の鼻を摘まみ上げる。
 あたしはそんないつものやり取りに、小さく溜め息をついた。
 まったく、加奈子もああされるのわかってて悪ぶるんだから。
 きっと小さな子が、かまってかまってー、ってやってるのと一緒なんだよね。
 …………何かとても嫌な連想が浮かびかけたので、急いで頭から追い出すことにする。
 あたしはそんなんじゃない! うん。

「ってあやせ!? やり過ぎやり過ぎ!」
「あれ? も〜桐乃、止めるの遅いよ。もう少しで、もいぢゃうところだったじゃない」
「もがれてたまるか──っ!」
「ぷっはははは」
 涙目で鼻を押さえる加奈子に笑っちゃう。

 あたしにとって、この友人達はエロゲーと同じくらい大切だ。
 だから遊びの誘いはとても嬉しいんだけど……。

「ねえ、話を本題に戻すけど、危なくない? あたしらだけでなんて」
「それなら大丈夫! わたしの家の近所の廃ビルだし、携帯あるし、三人だし」
「桐乃、ひょっとして怖いんじゃね〜〜? 日頃大人ぶってるくせに〜〜」
「くっ」
 そう言われると引き下がれないのがあたし、高坂桐乃だ。
「わ、分かったわよ、行くってば。た、楽しみ〜〜」

 こうして、あたし達は行くことになってしまったのだ。

 そう肝試し≠ノ。

 ……こ、怖くなんかないんだからね! 
331 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:16:22 ID:GfB5uzac
「って、おまえ、それ本気か!?」
「は? あんたに冗談言ってどうすんだっつーの」


 またもや、うちの妹様から難題がふっかけられた。
 今度は、肝試しについてこい、だとか。しかも桐乃の友達にバレないように。
 ちなみに、俺には夏休み前の一件で、拒否権なる物は無かったりする。
 ……ちくしょう、Googleめ。

「しかし、無理ないか? 一応二人とも面識あるし。どうすりゃいいんだ?」
「そんなのアンタ、自分で考えろ、っての。とにかく、女の子だけ、とか少し不安だし」
 ふむ、その不安はよく分かる。が、
「だったらなんでまた肝試しなんか……」
 これまた、当然の疑問を口にしてみる。
 すると、桐乃にしては珍しく諦めたような口調でこう言った。
「あやせがね、そーゆーの、大っ好きなんだよね……」
 へ〜、真面目ないい子ってな感じだったのに。意外意外。
「こないだも、映画観にいった時、強引にホラー観させられたし。
 本っ当、あたしがああゆーの苦手……っ」
 桐乃は、まずい、って感じで口を閉ざした。
 ……? こいつ、まさか……、
「おまえ……ひょっとして……幽霊、とか怖いのか?」
「そ、そんなワケないじゃん! あたしはあんな……そう! 子供騙しが苦手ってだけで!」
 ……本当に、嘘の下手な奴だよな、こいつ。
 けどそうか、そういう訳なら、あやせ達にバレないように、ってのも分かる。
「なんだよ、それならそうと──」
「ブッ殺されたいの!? あんた!!」
 おっと、やべえ、本気で怒らせちまった。急いで退散することにする。

 しかし、あいつがねえ……。
 自然と顔がにやけるのを、止めることができない。
 へっ、ちったぁ、可愛いとこあんじゃん。
 しょうがねえ、怖がりな妹のために、一肌脱いでやるか。
 エロゲーやらされたり、親父と対決するのに比べたら、何てことないしな。

 この時の俺は、そう軽く考えていたんだ。
332 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:17:33 ID:GfB5uzac
 肝試し当日。あたしは何年か振りに、雨を願ってたんだけど。
「こんな時ぐらい、晴れ女じゃなくっていいってば……」
 朝から晴天、おまけに今年一番の真夏日だった。あーあ。


 あやせの家に集合して、廃ビルへと向かう。
 夜になった今頃、雲が出て満月を隠してしまっている。
 ……はっきり言って妖しい夜だ。蒸し暑いくせに、どこか肌寒い。
 い、いかにも何か出そうじゃない!

 しかし、あやせはご機嫌だったりする。
「あは、絶好の肝試し日和になったね♪」
「うぇ〜〜、暑い〜〜」
「すぐ涼しくなれるって! 桐乃も楽しみでしょ?」
「そ、そうね。あハハ〜」

 んなワケあるか!
 ……あやせ、わかって言ってない? 親友を疑っちゃ悪いけどさ!

 ちょっと歩くと目的地に着いた。
「あ、ここだよ。いい感じでしょ?」
「スッゲ、本当に幽霊出そ〜じゃ〜ん」
「…………」

 これは……、加奈子の言うとおりだ。
 敷地内の木々は伸び放題、しかも捻れてるし。
 壁のヒビは「死」と読めなくもない。染みはもちろん人の顔だ。
 ……間違いなく呪詛を叫んでる。
 なんか、建物全体から負のオーラ? みたいなのが滲み出てない?

 膝が笑いだした。

 いや、ヤバいってここ!
 いくらなんでも怖すぎだっつーの!
 くっ、あいつ、ちゃんと付いてきてんでしょーね。
 あたしはさりげなく周りをチェックした。
 電柱の後ろに人影を見つけ、ちょっとほっとする。
 そんな自分に、無性に腹がたった。
 どうせ、あのアホは、怖がりな妹を持つと苦労するぜ、とか思ってるに違いないのだ。
 そんな、物分かりのいい兄貴ヅラに蹴りを叩き込みたい、マジで。

 ──あれ? 怖さがずいぶんやわらいだ気がする。
 怒りが恐怖を凌駕したのかも。
 ふん、たまには役にたつじゃん。

「ではでは、中に入るとしますか」
「うへ〜、マジでぇ〜?」
「うん、行こう」

 よし、これならなんとかなる! ……かもね?
333 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:18:42 ID:GfB5uzac
 ったく、怖がりな妹を持つと苦労するぜ。
 先程、妙な悪寒がしたが、ま、気のせいだろう。
 幽霊なんて、いるわけねーし。
 不良や痴漢、いわゆる不審者を注意してればいいんだよな。
 俺は周りを見渡し、不審者がいないかチェックする。

「うん、俺が一番怪しい。」

 だ────っ!! 桐乃の弱味を握って調子こいてた!
 よく考えたら、いや、考えなくてもこの状況はヤバすぎる!
 女子中学生の後を、見つからない様にコソコソと付け回して。
 夜回りの警官に見つかったら補導じゃ済まねえ。
 いや、一般人に見られても通報されるレベルだ。
 どうすんだよ、俺!

 俺は民家の明かりにもビクビクしながら、桐乃の後を追った。
 これじゃ、身も心も犯罪者じゃねーか、と思いながら。


 ふう、なんとか誰にも見つからずに建物の中に入ることができた。
 おぉ……凄えなこりゃ。
 ──外より気温が低い気がする。窓とか閉めきってあるのに変だ。
 懐中電灯で照らしているのに、視界までなんだか霞む。
 障気でも滞ってんのか?
 製薬会社かなにかだったんだろうか。実験器具が散らばっている。
 正直、俺ですら怖い。
 さっきから首の後ろがチリチリする。毛が逆立っているのだ。

 やべえ、こりゃ半端ねえぞ。
「桐乃の奴、大丈夫か?」
 桐乃の、怖がって涙を浮かべる顔が思い浮かんだ。
 そんな顔、見たことねえってのに。
 ……けれど、覚えて無いだけでひょっとしたら昔は──。
 ……けっ、柄じゃねえか。


 桐乃達の後を追おうとして、俺の足が止まった。
 
 「な、」
 自分の意思で止まったんじゃない。
 これは誰か、いや何かに立ち止まらされたのだ。

 ズルッ……

 ……後ろに何かいやがる。
 確認したくても振り向く事ができない。全身から冷や汗が流れた。
 何かに背中に触れられた、と思ったら、ソイツはそのまま俺に侵入してくる。
 全く抵抗できやしない。
 声をあげる事もできず、意識が失われていく。

(桐乃……!)

 最後に思ったのは、何故か妹の事だった。
334 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:19:50 ID:GfB5uzac
 アホへの怒りを持続させてるせいか、あたしはわりかし平気だった。
 はっきり言って幽霊とかより、今のあやせの方が怖い。
「凄い、凄いよ、ここまでだったなんて。……フフフフフフフ」
 ……ほらね。

 加奈子はすっかり大人しくなって、あやせの手にひかれている。
 やば、ちょっと可愛いかも。

 加奈子が小さく身震いした。
「ねえ、加奈子、トイレいきてーんだけど……」
「ここでいいなら、さっきの階にあったよね? お水出るかなあ」
「大丈夫なんじゃない? 時々、水滴が落ちる音してるし」

 とりあえず下の階に戻って、トイレをチェックする。
 ちゃんと女子用に別れて個室が三つあった。
 屋上のタンクに水があるのか、ちゃんと水も流れる。
 ちょっと安心。実はあたしもしたかったんだよね。
「げ、和式かよ。……二人ともどっか行かないでね」
「…………」
「…………」
「や、どっか行くなって、そういう意味じゃないから。
 見られてできるか──っ!」
 加奈子に追い出された。
「ぷっ」
 廊下で、あやせと目を合わせ笑い合う。
「はは、加奈子が何か可愛いことゆーからさー」
「あはは、ほんと、いつもああならいいのに。……それより桐乃」
「?」
「さっき、水滴が落ちる音がするって言ってたよね?
 ……わたしには聞こえてないんだけど」
「えっ、だって……」
 そんなワケ無いじゃん。このビルに入ってからずっと音してるし。
 ……けれど、よく考えたら、何処から音が聞こえるのか分からない。
 強いて言えば、そう、あたしに付き纏って──。

「ギャアァァアァァ───ッ!!」

「「加奈子!?」」

 加奈子がトイレから転がり出てきた。
「な、なんかに、おし、おしり触られた〜〜〜〜」
 小さな可愛いお尻丸出しで、酷く動転している。
 ただ事じゃない!
「あやせ、加奈子をお願い!」
 あたしは、トイレへ駆け込んだ。
335 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:21:43 ID:GfB5uzac
 トイレの三つの個室、真ん中のドアが開いている。

 中を覗いても何もいない。
 ……当たり前だ。多分、加奈子の気のせい。

 けれど、残りの二つの個室は……?

 あたしは奥にある個室のドアノブに手をかけ、そして────

「────っ、ってなんだ、やっぱなんもいないじゃん」
 ふう、……よかった。
「桐乃ー大丈夫ー?」
「あ、うん、へーき、へーきー」
 あやせの呼び掛けに、明るい声で答えると元気が出た。

 よし、あたしもしてこっかな。
加奈子に『あたしもしたけど、何もなかったよ』って言えた方がいいもんね。

 強がり半分で用を足し、立ち上がろうとした、その時、

 ぺろん

「いぃっ!?」
 な、な、何、何! 今、確かに、何かが、あたしのお尻を!
 ドアの下の隙間から、黒っぽいものが出ていった気がする。
「あ、あやせー、いるー!?」

 ……そんな、返事がない?
 いたずら……なわけないか。
 あやせがそんなことする筈ない。
 つまり、返事が出来ないような何かが起きてるってこと?

 何か──は分からない。
336 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:22:23 ID:GfB5uzac

 ぽちょん

 ──水滴が落ちる音。
 あたしはポケットからケータイを取り出した。

 あいつの番号なんか登録してないけど、あたしはとっくに覚えてる。
 震える指でダイヤルする。

 ピロリロ、ピロリロ、ピロリロ、…………

 いかにも、あいつらしい、じみーな着信音がした。
「──って、なんで?」
 なんで? なんでドアの向こうから──。
 …………なんでじゃないか。なるほど。ふーん。そうか、そうか。
 つまり加奈子のお尻を触ったのも、あたしの……。ふう。

 お父さん、お母さん、ごめんなさい。
 あたしは今日、人を殺すかもしれません。
 ……実の兄を。

 バアァァン!!
 ドアを文字通り、蹴破った。

「アンタ!! いったい、どう、い……う?」

 あいつがいた。
 垢抜けない地味な容貌。
 きちんとオシャレすれば、きっとそれなりになるはずなのに。
 上半身は確かにあいつだ。
 けれど。


 下半身はタコのバケモノだった。
337 ◆x8MEL5BF3g :2009/09/11(金) 19:23:50 ID:GfB5uzac
以上です。本当に申し訳ない。
338名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:06:54 ID:1Upm02XZ
>>337
乙です。
便所触手と聞いてどんな展開になるのかと思いきや最後www
この後どんな展開が待っていると言うのだろうか!?
339名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:16:54 ID:KmTaS2Za
>>337
お疲れ様です!
住民の要求に応えれるとは、いや、すばらしいですね!
340名無したん@ピンキー:2009/09/11(金) 23:34:18 ID:pu4nkgdU
>>337
超乙っ!! GJっすっ!!

うひょーっ!!
まさか「京介に憑依、かつ下半身だけ触手変化とわ…
触手&京介の上半身と…あり?、京介の逸物はどうなってるのかな?。W
早く続きが読みたいです。
341名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 15:44:43 ID:xUGtKAJH
そんなに敷居高くしなくてもいいのにね
いや、本スレで話題になってるから
342名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 16:00:50 ID:T0KPBuSR
じゃあ、雰囲気を柔くするために一つ講義をしてやろう。

『敷居が高い』は誤用である。
敷居とは外と敷地を隔てる境界線、戸の溝のことである。
それが高いとはその敷地に入るのが困難であることを表す。
つまり、そこに行くことが難しい。と言うことなのだが……

これはそこの場所に再度赴くことが難しいと言う意味なのである。
つまり、今更敷居が高いのだ。
疎遠になった親族の家に赴くのは敷居が高い行為と言える。

よく言われる『敷居が高い』。これは正しくは『ハードルが高い』、と表現すべきなのである。


それとよく間違われがちな『少なからず』だが、
これも『少ないけど……』と言う意味ではなく、少ないの否定。
つまり多いと言う意味である。
343名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 16:31:38 ID:84XqmA0Y
正しく使うとすると。こんな感じですか?
黒猫は自分の小説に少なからず自信を持っているが。
以前にコネを使って電撃編集部に持ち込みをした際に酷評されたので、再度持ち込みをするのは敷居が高い。
344名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 16:34:01 ID:8TCEPYbp
>>342
固いっ固いよ!
勉強になるなあ
345名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 17:21:51 ID:MhqvJBAP
「少なからず」を誤用するやつなんてそうそういないだろwww

…………いないよね?
346名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 19:38:56 ID:/7yYZNtE
敷居が高いという言葉自体はそこに行くことが難しいってとこしか表現してないからその前段階の再度云々なんてのは無視していいだろ
超える必要性がないハードルより嫌々感が出て使いやすい
言葉の意味なんてのは日々変化してその時代にあった位置に収まるもんだ
347名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 20:37:13 ID:dzUooj0a
大切なのはエロを書く技術
エロが書ければ後から他の部分もついてくる



>>327
投下されるSSのオチを先読み出来るのか!

348名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 20:46:19 ID:T0KPBuSR
では童貞の俺はどうすればいいんだ!?
349名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:16:47 ID:ZtckhbTN
>>348
童貞の方が熱い物語書けるかもしれんぞ
昔、大槻ケンヂがBomb!でそんなような事書いてた
350名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:21:22 ID:RyyGHIki
童貞だっていいじゃない!!
351名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 02:05:26 ID:5FK5hqZB
まさに>>342的な意味で敷居が高くなってる俺がいるw

最近、みんなエラいしエロいんだもん。
352 ◆kirikyouEE :2009/09/13(日) 02:16:42 ID:nXosV/sj
 店を出ると夏の暑い日差しが肌を焼いた。相変わらず忌々し暑さだ。
――晴れて高校を卒業した俺は大学に入学するのと同時に一人暮らしを始めた。
あ、別に追い出されたわけじゃないぞ?家から大学がちょっと遠くてな、俺も一人暮らしとやらをを体験したかったし。
まぁ、そんなわけで親父に話すと「良い経験になる」と即快諾してくれた。
……お袋は不安な顔をしてたっけな。
大学からも近いし、駅からも近い。かなり良い場所だと思う。
駅から徒歩5分!だけど毎朝踏切で10分近く待たされる、なんてことも無いしな。
もっとも俺は、電車なんてほとんど乗らないから関係ないんだけどね!
っと、まぁ、一人暮らしやってるとこういうつまらんことを考えちゃったり独り言が多くなったりしちゃうワケよ。
体験したことのあるやつならきっと、今の俺の言ってることが理解できると思う。

一人暮らしは良いぞ?家族に気を遣わなくて良いし、気を遣われることもない。……時たま無性に寂しくなったりするけどな。
しかし、アパート俺一人しか住まないのにワンルームじゃないんだよな。なんとリビングがあって個室が複数あるんだぜ?
俺はもっと狭いところでも良かったんだけど、桐乃の強い要望でなぜかここになった。
なんで、自分が住むわけでもないのにあんなに必死になっていたのかが未だにわからし、どう考えても俺なんかより断然真剣に住

まい探しをしていた。
まぁ、自分の時のための予行練習のつもりだったんだろう。
それにしても鬼気迫る表情で親父に意見していたときは喧嘩でも始まる物かとはらはらしたのもだ。
まぁ、なんだかんだ言ってもこの広さも気に入ってる。俺もいずれ彼女とか出来たりしたら……
にゃんにゃんらぶらぶな同棲生活を送ることができるわけだからな!
その点桐乃には大感謝だな。
353 ◆kirikyouEE :2009/09/13(日) 02:17:45 ID:nXosV/sj
 そんなうきうき気分で帰宅してドアをくぐると、ふと違和感に襲われる。
どこかでかいだことのある懐かしい匂いが鼻孔をかすめた……
気がした。
そして何より気になるのが目の前に積まれたこの段ボールの山だ。

「な、なんだこれ?」

大きめの段ボール箱がでんでんと6つほど無造作に積まれていた。
身に覚えがない。もちろん通販で買ったそういった類の物ではないはずだ。
しばし唖然とし目の前の山を眺めていると、奥の部屋から物音が聞こえた。
……妙だ、何かがおかしい。
俺は物音の正体を確認すべく、ドアを開いた。
ここは使ってない空き部屋なんだが……

「ちょっと!なに勝手に人の部屋あけてるワケ?」

「!!!!????」

理解不能の事態が俺を襲った。なんだこれ?どうなってんだ?意味がわからん。
は?何で?何でこいつがここに?人の部屋?誰の?
つーかなにやってんの?

「お、おま……なんで?」

俺が狐につままれたような顔で桐乃に尋ねると、こいつは少し不機嫌な顔つきで

「あたし、今日からここからここに住むから」

と、耳を疑うようなこと口にした。

354 ◆kirikyouEE :2009/09/13(日) 02:18:33 ID:nXosV/sj
――愛妹との暮らし方


「と、とりあえず事情と状況を話してもらおうか?」


俺たちはテーブルの椅子に腰掛けて対峙していた。
俺は未だにこの状況が信じられずあたふたし、桐乃と言えばムスーとした顔で頬をふくらませテーブルと睨めっこしていた。
もうさっきからずっと黙ったままだ。
……やれやれ。どうしたもんかねこれは。

「なぁ、桐乃?別に尋問してるわけじゃないんだ。どういうことなのか、説明くらいしてくれても良いだろ?」

「……そんなに嫌だったの?」

「うん?なにがだよ?」

桐乃はチラチラとこっちの様子を伺いながら、蚊の鳴くような声でそんなことを聞いてきた。
今にも泣き出しそうだ。
いったいどうしちまったってんだ?泣きてーのはこっちなんですよ?

「いや、嫌だとかそうだとかじゃなくてだな……
 あ、別に嫌じゃなかったよ?」

「嘘!だってあたしの顔見た時嫌そうな顔した!」

やー、そんな涙目で睨まれてもな……
相変わらずこいつは苦手だ。

「してねーよ。嫌じゃないっていってるだろ?俺はただこうなった理由をだな……」

「じゃあ、……嬉しかった?」

こいつ俺の話聞く来あるのかね?
昔っからどうもこいつには相手に話のペースを持っていかれがちなんだよな。
おそらく、少なくともこいつの話を聞くまでは、俺の話は聞いてもらえないだろう。
……こいつの話が終わっても俺の話を聞いてくれるか怪しいんですけどね。
はぁ、しゃーねぇなぁ。

「あぁ、もうわかった!わかったよ!久々に会えて嬉しかった!
もうこれでいいだろ?わかったら俺の話を――」

「そ?じゃあ文句ないっしょ?こんな可愛い娘と一緒に暮らせるんだからさ、ありがたく思いなさいよね?
じゃあ、あたしまだ片付けがあるから。見られたくない物とかもあるし、手伝いはいいや。」

あっけらかんとそう言い放つと俺の制止を気にもとめず、部屋に戻る瞬間「用があったら呼ぶから」 
と、一言だけ残して消えた。

「……嘘泣きかよっ!」
355 ◆kirikyouEE :2009/09/13(日) 02:19:23 ID:nXosV/sj
 迂闊だ。すっかりだまされた。
嘘だとしても弱いんだよなー。そりゃそうだろ?あんな顔されたら誰だって狼狽える。
……それにしても

「はぁ……」

これからの生活を考えると気が滅入った。
人生相談のおかげで少しは縮まったにしろ、今まで互いに避け合ってきた俺たちだ。
物理的に距離が近くなったこの環境で、衝突無しに生活できるだろうか?
桐乃が騒ぎ立てそうな懸念事項も少々あることだしな。
も、もちろんやましいことなんてなにもしてないよホントだよ!

「でも、まぁ……」

こんな不安を抱きながらも少しは嬉しいと、正直にそう思うのだった。

356 ◆kirikyouEE :2009/09/13(日) 02:22:06 ID:nXosV/sj
とりあえずこんな感じです。
今回のは個人的にはまぁまぁうまくいったかな?とか思ってます。
もちろん理想にはほどほど遠いですが……
ハイクオリティな作品を投下してくださっている神様方には全く頭が上がりません。

トリは、お気に入りです!
357名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 02:28:31 ID:71ZXJAHY
これは続きが気になるなあ。桐乃が来た理由も分からないし。
あとはトリが桐乃攻め京介受けになってるw まあ自然だけど
358名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:04:51 ID:+ztSWPeZ
>>356
乙〜
そんで、えんかうんたーはどうしたよ?
359名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:14:45 ID:LS3tpeg8
>>356
よっしゃキタコレ!乙、乙、乙〜!
いろんな展開が予想できるな〜。
楽しみ、楽しみ〜。
360名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:35:53 ID:nXosV/sj
どうもありがとうございます。
Encounterもきっとそのうち絶対に完成させます!
ちょっとしばらくそれなりにお待ちください。
361名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 05:20:57 ID:tRnPE7o/
桐乃×京介か……
本艦はこれより全力で支援しよう
362名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:35:33 ID:A/RDqfmH
メテオインパクト発動したくなるほどGJです
363名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 18:46:10 ID:4b9uFc+p
やっぱ週末はいいよね
来週は大型連休もあるし
期待が高まるぜ

ところで、えんかうんたーて何?
364363:2009/09/13(日) 19:03:45 ID:HOPyy8M4
本当にすみませんでした!
>>55からのSSの題名ですよね
ごめんなさい!
365名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 19:32:24 ID:RYdStna+
ゴールデンウィークならぬシルバーウィークだな。
休祝日関係ない業態だから私には関係ないが。
366名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 20:27:46 ID:nXosV/sj
たしかに、ワクテカが止まりませんよね〜
休み前になるとわいてくるときめきはいったい何なだろうw
367名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 01:25:10 ID:8p60XNps
こっちのスレは和やかで良いなぁw
やっぱり大人が多いのかな
368名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 02:32:20 ID:FB7sh6f0
紳士の社交場だからな
369名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 10:37:30 ID:dEhW/WCX
ジェントルマンがこんなに集まるとは壮観だな
370名無したん@ピンキー:2009/09/14(月) 15:54:31 ID:oU6MS3n0
>>356
GJっ! 乙でした〜っ
…しかし、皆「さぁ本番!…」って所で、「且目して待てっ!」な感じで…
どれもこれも早く続きがみたい〜っ!。

・・・てな訳でお待ちしております、11Pの先生とべけっば先生。
371名無したん@ピンキー:2009/09/14(月) 16:32:48 ID:oU6MS3n0
>>370
字 間違ってた。(汗
且目→…あり?さっきグーグルに出てたのに変換で字が出てこない…なんでまた…。
とりあえず、→活目
372名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 17:03:55 ID:hMgZhEqI
×活目
○刮目

つか、どーいう辞書だよ
373名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 17:45:03 ID:dEhW/WCX
愛妹との暮らし方ってあれか?
元ネタは猫の人のあれなのか?wwwwww
374名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 19:08:13 ID:YR5d5rEj
11Pネタくどいぞ
死ねよ
375名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 19:25:32 ID:dyEvYuQf
まあまあ、ここはエロパロ
力抜いて好きなキャラのSSでも書こうぜ
376名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:09:41 ID:McR+URX2
いや、でも確かに11Pのやつはしつこすぎる。少し自重してほしいな
377名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:44:49 ID:np+5WN8M
季節はすっかり秋
学園祭のSSは・・・難しいか
学園パート少ねーしなー
なんかアイデアない?
378名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:50:00 ID:U/9pA4zB
つーか、これの原作もったいなすぎる。
バレンタインとかもスルーだし。

379名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:58:55 ID:/ck5WUc2
俺らに妄想する余地を残してくれたんだよ
380名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:07:03 ID:np+5WN8M
バレンタインは三巻と四巻の間か・・・
見事にスルーされてるな
381名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:26:22 ID:Vd89Wj0d
黒猫からチョコ欲しい

呪いかかってそうだけど
382名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 22:44:57 ID:dEhW/WCX
節度を持たなければ荒らしと変わらん
383名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 00:52:34 ID:8KxV9z7/
桐乃って料理が出来ないor下手みたいな描写あった?
384名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:06:43 ID:Ee/HKSjG
特に無かったと思うが、確か母親はあんま料理上手じゃなかった気が
あと偏見だけど、爪伸ばしてマニキュア塗ってるから料理は日頃全然やらないと思われる
385名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:08:38 ID:8KxV9z7/
なるほど!
サンクス!
386名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 03:48:30 ID:4I/LI8Im
渡米前に料理下手だったとかの前フリがあれば、
帰国後にえらく上達してて京介に何か食べさせるとかの小話もできていたわけか…
家で練習してたら京介に見られるからそれが照れくさくて今までやれなかったとかでさ
387名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 04:07:23 ID:gEwHafER
料理に関しては地味子にコンプレックス感じてる節もあるな
388名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 06:18:51 ID:PyU60JsH
「フン、えっらそーに……。……いつもいつも……! いちいち当てつけっぽいんですケドぉ! むかつく……!」

かなり根深そうだよな、地味子への反感
389名無したん@ピンキー:2009/09/15(火) 08:55:09 ID:FE6nJoQ0
今は秋・・・
秋と言えば、女性の好きな石焼・・・
誰かこのネタでぷりーずっ、しかしガス関係はあまりみたくないW
390名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 09:27:10 ID:8KxV9z7/
>>388
srd!
これでしばらくは戦える
391名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 17:49:44 ID:rd06BHnA
むしろ京介が一人暮らしに備えて料理の練習をしてて、
そして桐乃が帰ってくる頃にはそこそこ上手になってて、
他人に作るのは初めてだとかそんなんで、自分の為に作ってくれた兄の手料理を食べて幸せでぽわぽわするきりりんであった。
392名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 17:59:35 ID:6zXtc30J
そこでなぜか逆ギレするのが桐乃
393名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 18:18:21 ID:f3qEpsYZ
地味子に教えてもらったとかついつい言っちゃったらブチ切れそうではあるな
394名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 18:47:56 ID:8BftMvsR
あるあるwww
395名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 18:49:10 ID:rd06BHnA
そして今度は京介が桐乃に教えることに。
イベントフラグktkl
396名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 18:53:01 ID:8KxV9z7/
やば、ちょっとかぶった
397名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 06:39:32 ID:BlxBz4dB
>>389
とーぜんお前のことだから、前後の穴に・・・
とか思ってんだろ!
自粛中みたいだから代わりに言ってみた
398名無したん@ピンキー:2009/09/16(水) 07:46:04 ID:aZzrj2cy
>>397
おいおいW
さすがに お芋を…てのは無いでしょ、

単に空きの風物詩って感じで振っただけですって。

それと、確かに ここ最近 くど過ぎましたすいません


399名無したん@ピンキー:2009/09/16(水) 07:57:49 ID:aZzrj2cy
>>398
おっと変換間違ってた、訂正っと

→単に秋の風物詩って感じでネタ振っただけですって。
400名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 08:36:27 ID:BlxBz4dB
俺の芋がこんなに(自重
401名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 16:55:24 ID:36Ks2Uq6
>>367
マジレスすると、自分の書いた事が他人から評価されるって事を意識してる人が多いからじゃないかな。
SS書きの人だけでなく、感想を書く人も。(感想の書くことで、書き手を盛り上げようってしてるわけだから)

創作系コミュは、どこも雰囲気いいとこが多い印象だ。もっとも一人変なのがまぎれこんだだけで、
あっというまに危機に陥るのもネットコミュの特性だから全てが上手く言ってるとは思わないがw
402名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 17:56:20 ID:7Knt+u0a
あれだよね、低い評価でもつけてくれると嬉しいよね。
403名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 21:39:04 ID:DEyzDIWL
そういえば赤城に妹がいるとか何とかという話を本編で読んで「アレ?京介って前に赤城妹にあってなかったっけ?」
とか思ったがいまさら唐突にここのSSだったことを思い出した。なんという未来視・・・・!
404名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:10:47 ID:7Knt+u0a
あるあるwww
405名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:17:05 ID:OYlkSy7w
つい最近まで誤解したままだった
406名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:25:26 ID:7Knt+u0a
それだけすばらしいSSだったと言うことですねーw
407名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 01:57:31 ID:4kECXefb
1週間に1回投下されてる状況を目指したい。
目指したい。
408名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 06:21:09 ID:IHzqvrjB
連休前に、巻き添えアク規制くらっちまった……
ネットブック買ってみたけど使い方よくわからん
「便所触手」のつづき、少し待ってね
409名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 09:15:45 ID:VTYX+wur
>>408
さすがやりますね。
こっちも負けてられなかとです。
410名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 03:01:26 ID:/iI6PdMO
凌辱も良いけど純愛もね!

具体的には……デレ桐乃とかデレ黒猫とかデレあやせとか。
411名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 03:25:49 ID:m6UfPNUs
2巻の電話口でナチュラルに敬語だったり、あちこちにコネもってたり
本当の沙織はハイレベルのオタであると同時に正統派お嬢様的な美少女だと思っているのは俺だけじゃないはず

何が言いたいのかっていうと・・・なんだ
沙織エロはまだですか?
412名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 06:12:47 ID:OUzpJXBJ
それ考えると実際沙織って本名っぽいよな。

沙織かわいいよ、かわいいよ沙織。
413名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 07:17:54 ID:WAQwwKKH BE:443567063-2BP(2343)
藤原紀香ばりのナイスバディといわれてるのに本スレではデカ女扱い
身長的にも京介と並ぶと絵になると思うんだがなー
414名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 07:42:03 ID:EeJkSwCE
>>413
いや、180はデカい、と思ったがそれはそれでアリだな
ゴージャスな美女で深窓の令嬢、そしてヲタキャラとの二面性・・・
二次創作の自由度は群を抜いてるな

・・・だからこそ難しい、か
415名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 09:39:45 ID:dW/P/pHV
おまえら、沙織が割れて、中からロリ美少女が出てきたらどうするつもりだ…‥
416名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:23:31 ID:X9eD4cY8
さて、そろそろか?
417名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 22:46:02 ID:m6UfPNUs
>>415
むしろ他2人が小柄な分、沙織が「でかい」って事にコンプレック抱いてたりしてたらかなり萌える
418名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 08:08:01 ID:H67ZzG3g
沙織と並ぶから小さく見えるだけで桐乃は読モで165、6あるし
黒猫だって160あるから平均身長以上はあるんだぜ
まあ、小中学生かチビでもなければ桐乃・黒猫よりは背があるだろうから気にするほどのことでもないな
419名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 17:14:54 ID:Pr29Bl/s
オタクキモイとか言ってる女共が裸足で逃げ出すスペックのオタク三人娘。
うーん、ファンタジー。
420名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 18:09:00 ID:g3k3Z6Vj
>>418
>黒猫だって160あるから

ハハッ、まさか…………orz



マジかよ……。もっと小さいイメージあったぜ。150台前半から半ば辺りの。
421名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:01:15 ID:TXBDkWfR
SS初参加の新参者です。
もし良かったら最後まで読んで下さると嬉しいです。
それではスタートです。

※誤字脱字がありましたらごめんなさい。
422名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:03:11 ID:TXBDkWfR
俺の名前は高坂京介この春から三年生になった普通の男子高校だ。
妹の桐乃にエロゲーをやらされたりアニメを見せらされたりこの前の休日には同人誌即売会という所に連れて行かされ、
またメイドさんの同人誌を一冊買ったのだがけしてメイド萌えではないしオタクではない。


今は一学期が始まって2週間がたち四時間目が終了して昼休みに突入した所だ。
背伸びをしてわりと近い席に座っているクラスメイトの赤城に昼飯を誘ってみる。

「赤城、昼飯一緒に食わないか?」
「悪いこれから部室に行ってミーティングなんだ。」
「ミーティング?」
「練習試合が近いからな。また、今度誘ってくれ。」
「あぁ、分かった。」

それじゃ1人で学食で昼飯だな、混まないうち行くか。
そんな訳で教室を出て早歩きで行く事数十秒で学食に到着。
食券券売機でたぬきうどんの券を買ってそれをカウンターまで持っていき中に居るおばちゃんに渡すとあっという間に出来上がった、
たぬきうどんをトレーにのせて座る席を探していると一番奥の端に座っている見知った後ろ姿を発見した。
黒猫だ。

1人で食うのも味気ないし黒猫の居るテーブルにお邪魔するか。

テーブルに近づくにつれ黒猫の後ろ姿を見て2週間前の事を思い出した。
423名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:03:49 ID:TXBDkWfR
2週間前の朝、一学期初登校で麻奈美と一緒に雑談を交わしながら学校へ向かっている途中で
見覚えのある後ろ姿を見つけ早足で追いかけそいつを顔を覗き込んだ。

「・・・あら」

そいつとはつい最近会ったばかりで・・・

「おはようございます、先輩」

・・・黒猫だ!!

「なんで!!お前がうちの学校の制服を着ているんだ。コスプレか?!」
「・・・なんでと言われるとこれから先輩と同じ学校に通うからよ。」

なっ・・・これから同じ学校・・・だとぉ〜〜〜。
俺は黒猫の発した言葉で驚きで思考がストップしてしまい・・・。

「失礼するわ、先輩。」

黒猫が行ってしまったのにも気付かずその場で立ちすくみ麻奈美に声を掛けられて

「きょうちゃん。」
「・・・・」
「きょうちゃんってば」
「あ、あーなんだ麻奈美。」
「もぉ〜、ぼぉ〜としてたけど大丈夫?」
「ん、大丈夫だ。」

実は大丈夫ではないんだけどな、びっくりしてな。

「きょうちゃんと話していた女の子新入生?お知り合い?なの。」
「知り合いというか俺の友達でもあるし桐乃の友達でもある。」
「桐乃ちゃんの?」
「あー、詳しい経緯は教えられないけどな悪いな。今度教えてやるから。」
「うん、分かった。」


それにしてもどうして黒猫はここの学校に入学してきたんだ?疑問だが朝から心臓に悪いビックリ仰天ニュースだぜ。
その後、学校に着いてクラスわけの掲示板を見ると麻奈美とは別々のクラスになっていてガックシとなった。
424名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:05:04 ID:TXBDkWfR
その日の放課後、俺は1人で帰る事になり校門を出た所で1人で立ってある黒猫を見つけた。

「よぉ、今帰りか?」
「・・・ん」
「朝はビックリしたぜ、お前がこの学校の新入生でいるとは思わないしよ。」
「・・・っふ、あの時の兄さんの驚いた顔はなかなかの傑作だったわ。写メで撮って作品のネタにしたかったわ。」
「勘弁してくれよ。」

作品のネタだとぉ〜それこそ完成した物を桐乃が見たら兄の威厳?が下がるし沙織は大爆笑に違わない。
写メで撮られなくって良かったぜ。
それはそうと朝から疑問に思っている事聞いてみるか。

「なんでお前この学校に来たんだ?家から近いから選んだのか?あ、もしかして俺が居るからとかいうんじゃないよな〜?」

後半は冗談めいて言ってみると黒猫は上目遣いで少し頬が赤くなっていて。
え、軽い冗談で言ったつもりなんだがその反応をみると少なからず俺に好意を持っているのか?もしそうなら正直に言えば嬉しいが・・・。

「・・・兄さん、実はここを選んだ理由は・・・」

もしかして本当に告白?イベントCGゲット?ヤバイ!!なんか顔が赤くなってきたぞ。

「・・・自宅から近いからよ。それ以外の理由はないわ。」
「やっぱりそっちか!」
「・・・っふ、なにを想像していたの。もしかしてイベントシーンが発生とか思った訳、とんだ思考の持ち主だわ。」
「ぐぅ。」

少しは想像してしまったので言い返せない。
頬を赤くしたのは演技か?お前、女優に向いているんじゃないか。

「そ、それよりこの学校に来るなら事前に教えてくれても良かったに。」
「教えたわ。」
「いつ、何処でだ。」
「・・・2ヶ月前・・・」

2ヶ月前?何かあったか?

「あの女へ渡すプレゼントの事でカフェで会った時に「2ヶ月後に呼び方を変えるから。」と言ったはずだわ。」

そういえばそんな事を聞いたが当時は、何だか分からなかったがこの事だったのか。

「そういう事かよなるほどな。」

あっさり納得する俺もどうだがな。

「それじゃ帰るか。」
「待って。」

歩きだそうしたら呼び止められて、

「これから兄さんの家にお邪魔したいのだけど良いかしら?」
「別に構わないげど桐乃に用でもあるのか?」
「・・・っふ、そうよ。」

?、別に断わる理由も無いし、ただ桐乃への用事が気になるげどな。

「んじゃ行くか。」
「ええ。」

家に着くまで黒猫との会話は先輩らしくこれから起こる学校の行事についていろいろ教えた。
425名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:05:46 ID:TXBDkWfR
歩く事数十分で家に着き玄関を開け2人して中に入り黒猫をリビングの前で待たせ俺だけ中に入ると
制服姿の桐乃がソファに腰掛け携帯をいじっている。
一応の礼儀で挨拶するが帰って来る事は無いだろうな。

「ただいま。」
「おかえり、兄貴。」

やっぱないだろうって!!嘘だろ桐乃の奴すぐ返事したし、それもちゃんとこっちを見ながらだぞ。

「なに呆けた顔してんの、キモイんだ・・・け・・・ど・・・。」

桐乃は突然立ち上がり驚いた顔で俺の方をいやその後ろを見ている。

「・・・お邪魔するわ。」

黒猫が入って来たのか。

「な、な、なんで!あんたが兄貴の学校の制服を着ているの!コスプレ!?」
「兄妹で同じことを言うのね、呆れるわ。それにコスプレではなく今日から兄さんと同じ学校に通うからよ。」
「嘘・・・だってあんた何も言ってなかったじゃん!!」
「・・・嘘ではないし、いちいちあなたに言う必要はないわ。私が何処の学校に行くか自分で決める事でしょう。」
「そうだけど何でよりにもよって兄貴と同じ学校にしなくても良いじゃん。」
「・・・っふ、羨ましいと思っているのね。それとも嫉妬かしら。」
「な、ななな、何でそういう事になるのよ!」
「違うのかしら?・・・顔が赤いわよ。」
「違うに決まっているじゃん。顔が赤いのはあんたが変な事いうからムカついているのよ。」

桐乃が言い淀んだり強く否定するとまた黒猫の漫画のネタになりかねぞ。

「・・・っふ、そういう事にしておいてあげるわ。」
「その言い方本当にムカつく、さっさと帰れクソ猫。」

桐乃は仁王立ちで親父譲りの眼光で黒猫を睨むが黒猫の方を見ると軽く受け流している感じだ。

「あたなに言われなくても帰るわ。・・・兄さん、また明日学校で。」
「あー、そこまで送るぞ。」

玄関を出て門前まで来た時に黒猫が振り返って。

「ここで良いわ。」
「そうか、近くまで送るぞ。」
「・・・結構よ。それよりこれから御機嫌取りでしょう。」

桐乃はリビングでふてくしてるからな、何とかしないと平凡な生活を送る事が出来んし厄介事が増えるのは勘弁して欲しい。

「そうだな、精精がんばるさ。」
「ええ、・・・兄さん・・・これから一年間宜しくお願いするわ。」
「あいよ。」

この時の帰り際、微かに微笑んだ黒猫の顔が印象的だった。
426名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:07:57 ID:TXBDkWfR
と、これが2週間前の出来事だ。

思い返しいるとテーブルに着き黒猫とは向かい合う形で椅子を少し引いて座る。

「相席良いか?」
「・・・先輩、その台詞は座ってから言うのはおかしいわよ。」
「駄目か?」
「・・・別に・・・構わないわ。」

黒猫のお許しがでたので早速ハシを割って食べ始めつつ黒猫の手元を見る。

「今日は弁当なんだな。」
「・・・ええ。」
「それってお袋さんに作ってもらっているのか?」
「・・・違うわ。いつも私が作っているわ。」

マジかよ!驚きだぜ。

「いつもというと毎日だろ作るの大変なんじゃないか?」
「・・・もう慣れたから大変ではないわ・・・」
「大変じゃないって言うけどたいしたもんだぜ、後輩とか関係なしで尊敬するよ。」

この言葉には嘘はない。
つい先日こいつの書くイラストや作品を見たがあの時のパーティーよりもまた上手くなっていたから努力した事が分かる。
俺も頑張って受験勉強するか。
改めて弁当を見ると俺の好物があるじゃないか。

「その卵焼き一つくれないか?好きなんだよ。」
「・・・・」
「駄目か?」
「・・・仕方ないから一つあげるわ。」

やったぜ、早速貰うか。
・・・ちょっと待ってくれ、なぜ黒猫がハシで卵焼きをつまんで俺の方に向ける。
「あ〜ん」ってしろというですか?恥ずかしいけどここは我慢するがそのハシは黒猫が使った物だろう。
そのーなんだーか、か、間接キスをする事になるんだが黒猫は気にしないのか?

「・・・要らないの?・・・」
「!!いや要るぞ、うん。た・食べるぞ、あ〜ん・・・ん!!美味いぞ。味付けもあまり甘くない所が良いし好きだぞこれ。」
「・・・そう、ありがとう。」

うつむいてしまったから顔は見えないが耳が赤くなっている事はツッコミをしても良いのか?
いやいや止めておこうまた変な思考と言われるオチだ。

「なあー俺達、間接キ「うるさいわ、早く食べなさい低脳先輩。」・・・はい。」
「・・・私達はもう子供ではないわ。たかが、か、か、かんかんかん、間接キスぐらい・・・そう、間接キスなんかで動揺しないし気にもしなしいわ。
分かった、先輩。」

お前、十分動揺しているじゃないか。
言葉カミカミだぞって言いたいがここは素直にしたがっておくか、
いつもは無表情の黒猫が今は真っ赤な顔で照れている姿を見れて得したしな。

「分かった分かったもう何も言わないから飯食おうぜ。」
「・・・分かれば良いわ。」

数分後、2人とも食べ終わったので残り時間は桐乃の事を話題にしたら毒舌をする黒猫の話を聞いていたが
どっちもどっちという感じだった。
427名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:08:46 ID:TXBDkWfR
五時間目開始5分前のチャイムが鳴った。

「チャイムが鳴った事だし教室に戻るか。」
「・・・ええ。そうね。」

椅子から立ち上がりトレーを持ったが正面の黒猫はまだ座っていたが遅れて立ち上がった。

「・・・先輩、放課後・・時間あるかしら?」
「別に大丈夫だが。買い物か何かか?良いぜ付き合うぞ。」
「・・・そうではないわ。実は・・・人生相談があるの。」
「・・・・・」

・・・はい?ちょっと待ってくれ、俺の耳がおかしくなったのか?桐乃の次は黒猫が俺に人生相談だと、
マジ!?どんな内容か分からないし断るか?でもなー黒猫にはいろいろ世話になっている事だし一回ぐらいならな。
厄介事じゃなければ良いけどな。

「・・・ごめんなさい、今の話、聞かなかった事にして。」
「!!待った待った、直ぐに返事をしなかったのは悪かった。驚いたからで嫌だとは言ってないぜ。その人生相談引き受けた。」
「・・・それじゃ放課後に先輩の教室に行くわ。」
「分かった、待っている。」
「先輩、・・・ありが・・・とう。」
「・・・・・・・」

今の黒猫は表情そのーなんだー照れくさそうではにかんだ表情は凄く可愛かった
・・・じゃなくていつもは無表情で無愛想の奴がこんなに可愛いわけがない。



タイトル:『俺の後輩がこんなに可愛いわけがない』
428名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:09:24 ID:TXBDkWfR
これで以上です。
どうでしたか?
違う所にも昔SSを投稿した事があるのですけど
その時は、出直して来いとのコメントでした。
ダメならダメで良いんです。
ただダメの一言ではなく改良点のコメントを下さると助かります。
宜しくお願いします。
429名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:16:49 ID:1Sfzvvwg
>>428
お疲れ様です!
今からゆっくり読ませていただきます。
430名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:39:24 ID:oiMbZSz6
>>428
乙です!歓迎しますよ、マジで
ただ「完」って・・・ここからじゃないのかwww

改良点のコメントは、この板ではあまり歓迎されないんですよね、するのも、求めるのも
荒れる原因になりかねないので
とりあえずひとつ、長い文に句読点があると、もっと読みやすくなります
>>238で「控え室のまとめ」が紹介されてるので、参考にどうぞ

とりあえず続き待ってます!!
431名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 23:23:58 ID:G5CrGz4W
>>428
一つだけ。
時期的に桐乃が日本に居ちゃダメじゃん。
432名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 23:26:18 ID:rh+xUMx5
>>431
その辺はパラレル設定っしょ
433名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 23:27:20 ID:1Sfzvvwg
>>428
言いたいことはいろいろあるんですけど、文章にすると難しいですね。
ですので、一つだけ!
黒猫らしさがうまく出てて可愛いというか。ニヨニヨしますね。
おもしろかったですよw
434名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:35:31 ID:1BxFKbmH
>>428
三点リーダ(…)の使い方をマスターすべし
中点(・)を複数並べても三点リーダの代わりにはならない
奇妙な改行が見受けられるので、専ブラでも使って投稿前にプレビューを見る
感嘆符(!)、疑問符(?)及び数字はどうせなら全角で統一してみる
セリフ終了時には句点(。)はいらない

×「待ってくれ。」
○「待ってくれ」

これでかなりレベルアップできる
435名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 01:48:00 ID:hQ8CnMG8
そういうこと言い出したら、三点リーダは二連続使用や
?の後に文が続く場合はスペースを空けるとか…

>・・・はい?ちょっと待ってくれ、俺の耳がおかしくなったのか?桐乃の
……はい? ちょっと待ってくれ、俺の耳がおかしくなったのか? 桐乃の

ここでやる話じゃないよな


>>428
続きが気になるんで、書けたら読ませてください。
436名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 17:27:05 ID:3ByPCw+x
428じゃないですけど、自分もよくやる事が指摘されていてドキリとしたのですが。
・・・みたいな使い方はよくやってしまうのですが。
縦書きなら気にならない三点リーダが横書きだとどうしても違和感があると思ったら。
どうも横の三点リーダは二つ並べると間が等間隔にならなくて美しくないんだと分かりました。
正しい記号を使った方が様式美に適うというのも分かるのですが。
やはり代用品にはならないんですかね。ネットだと結構使われてる気がしますが。
ここら辺は掲示板やブログなどのラフな文章と正式な文章の違いなのでしょうか……。
437名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 17:34:18 ID:19brhzV+
物書きとしてのルールというかフォーマットじゃないのかな?
438名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 17:55:01 ID:rB3qvKNL
>>437
雑誌など限られた字数で文章を書く為に用いられた単なる慣習で、作法でもなんでもない
むしろ有り難がったり他人に押しつけたりする神経の方が信じられんw
439名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 18:30:37 ID:mPtk56gT
書いてくれるだけありがたいとゆうもの
いちいち気にする必要もあまりない
440名無したん@ピンキー:2009/09/21(月) 19:06:48 ID:NJD78H6l
>>428
乙ですっ、次回作お待ちしてます。

…なんか作者一覧からSSが一つ消えてるんだけど…。(泣
441名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:20:16 ID:19brhzV+
>>440
なにそれ詳しく
442名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 00:31:45 ID:dh74yzWf
>436
ルールには違いないけど縦書き時のルールだからここでは気にせんでもおk
443名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:56:20 ID:S94ByxXm
唐突だが、桐乃たちにMMORPGやらせるなら、ジョブはどうなるだろうか。

444名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 20:20:30 ID:qXO/mJP/
ほんとに唐突だなw
そういや、フルメタでMMOやる短編あったっけ
あんなSSあってもいいな

桐乃、黒猫、沙織のジョブがかぶって、むりやり京介がサポートやらせられる姿が浮かんだ
445名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 22:18:21 ID:7hN6hPQY
ご指摘ありがとうございます。
セリフ終わりの句点(。)、3点リーダの使い方、?の後に文が続く場合はスペースを空けとか
いろいろ勉強になる事がありました。
ありがとうございます。
う〜ん、SSを作るのは難しい物なんですね。
今回作ったのがまだ2回目だからレベル不足が原因と思いますけど。
感嘆符(!)、疑問符(?)及び数字の全角での統一はこっちのミスでした。
このSSは携帯メールで作ってからPCへ送信してテキストメモに貼り付けて
チェック(誤字脱字で主に分からない漢字は辞典で調べる)するのですけど気付かづそのまま投稿してしまいました。
すませんですした。
それとなぜ桐乃がいるのかはパラレルという設定で
日本にいる理由はそのうち出来たらSS作って投稿してみようかなと思います。
「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」の続きですが簡単なプロットは出来上がっていますけど
頑張ってみますが果たして完成するかはなんとも言えません。
ごめんなさいです。
今は違うSS作ってしまっていますので。
446名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 00:13:37 ID:aPxocIdN
まぁあまり重く受け止めずに思うまま気の向くままに書こうじゃないですか
出直して来いなんて悲しいこと言われないようささやかな助言なんだろうから
447名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 08:18:26 ID:CZuOzWEa
桐乃ルートのが読みたいな
448名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 18:59:28 ID:DPtpgtCB
けいおん!スレに較べたら、何と落ち着いた空気なのだろう。
心が洗われる。
449名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 20:04:10 ID:fD6KoQtl
ここは紳士の社交場になっております
本スレは常に荒れてるけど・・・
450名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 20:26:58 ID:cOnagsJE
こらこら、他スレの悪口言わないように
本スレは連休前の規制のおかげか、大分落ち着いたよ
俺も巻き添えくらっちまったけどな
まあ、アニメ化や五巻以降の展開で正直どうなるか
451名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 21:21:20 ID:EdhKU0rB
本スレは、普通に盛り上がってる場合も、参加してない人や
うまく仲間に入れなかった人は「荒れてる」って言うケースが多い気がする。

本人たちがムカムカしながら攻撃しあってる場合は荒れてるって言っていいんだろうけど、
わりと、楽しく議論を楽しんでるケースも多いんだけどな。

とりあえず基準は、「個人攻撃」「住人批判」「暴言・侮辱」があるかどうかかな。
452名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 21:49:56 ID:DPtpgtCB
申し訳ない、軽率過ぎたようだ。
453名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:29:26 ID:+dD9ZDfg
結局連休中一度もテキスト開かなかったという……
時間があると書けないって控え室にも書いてあったけど、ホントだねw
454名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 22:50:15 ID:pCMfg5OB
俺は普通に時間がなくてなかなか書けないぜ……

上の方で、前スレで書いたSSを話題にしてもらって
なんかちょっと嬉しかったからwやる気になってたのに……


455名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:43:20 ID:urD3Ofil
うううっ……ひぃぃ〜……さっきまでは九時だったはずなのに……。
……いったいこれは、どういうことなんだ?


つーわけで、俺もパソコン持ったら駄目だったかも
ケータイでポチポチやってた時のほうが執筆早かったよ!


>>454
気長に楽しみにしてますw
456名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 00:42:16 ID:09cpwjEL
>>453-455
このうちのどれかが◆PKの人だとみた
457名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 19:39:12 ID:k4IrM3J/
まあ、なんだな。桐乃可愛いわ。
458名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 19:53:28 ID:ThAz364x
黒猫も可愛い
えろーいSSだれか書いてください
459名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 21:22:10 ID:AGYXXpZ/
>>458
乞食乙
これを期に自分で書いてみなよw
460名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 21:27:25 ID:hLCCvcV/
あやせも可愛い
461名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 00:00:59 ID:EmGEJSSM
そういうのは本スレ(笑)でやってくれ
462名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 09:14:39 ID:aFvNw1Mf
なら、誰にどんなシチュとかコスが似合うか語ってみようぜ!

とりあえず黒猫にネコミミシッポは外せないよなw
例の動くやつを装着させて、感じる度にピコピコ動いてるのを眺めて楽しむ京介。
463名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 10:49:42 ID:In5vKJZq
なんか最近18禁と関係ない話題増えてきたね
本スレみたいだ

>>462
装着はやはり不浄の穴の方ですか!?
464名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 12:04:44 ID:0GRpRTa0
またお前か
465名無したん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:00:03 ID:FHSRy8cU
>>464
ちょっとまってくれ!!
>>463は俺(11Pの者です)じゃないぞマジで。
466名無したん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:05:10 ID:FHSRy8cU
あっ書き忘れてた
>>462も俺じゃないぞっ。
467名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:07:39 ID:bDirQMap
もういい。休め。
468名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:13:04 ID:NPyEh7eX
まてよ。メイドか……ネコミミか。
なるほど!
srd!
469名無したん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:19:39 ID:FHSRy8cU
とりあえず桐乃に
「黒の超ミニメイドに黒ストッキングにガーター、
そして…極細紐TフロントTバック」以上。
470名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:23:18 ID:IKHfJom+
>>462
むう、確かに創作意欲をそそる
だがここは、>>468に任せよう、頑張ってくれ!

>>466
最近いじられすぎだぞwww
あ、レスはしなくていいからw
471名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:52:06 ID:93/bNYMW
桐乃はモデルだからなんでも似合うぞw
ただ桐乃が着るとどんな服でもエロくなるからな。
18禁には持って来いの存在です。
472名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 13:52:58 ID:D8C0ot5e
そうすね
473名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 14:13:54 ID:75VZDqOr
>>463
まあ、そっちのが書く人も書きやすくていいかもよ?
誰もいないんじゃ?って感じのスレよりさ。まあ、投稿もなく雑談ばかりってのも問題だけどw
474名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 18:20:37 ID:5/jEVREn
うわー……
うたた寝してたらPC熱暴走で保存できてないとか、もう、ね?
475名無したん@ピンキー:2009/09/28(月) 18:51:42 ID:CIK2YcO9
「便所触手」先生、まだアク禁解けてないのかな・・・
476名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 20:34:43 ID:9cDRh6x6
自重しろ
477名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 23:43:16 ID:B7aEVQET
なんか言葉狩りみたいになってるぞw
クレクレや○○マダー?もある程度はおkにしないとw
478名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 00:14:30 ID:zs7cO0Wm
黒猫にゴスロリはもはや不文律みたいになってるが、あえてTシャツジーパンな健康的な黒猫も見てみたい。
勿論耳と尻尾は付けた状態で。
「兄さ、先輩。その……似合ってる、かしら……?」
って頬を染めて上目遣いの黒猫を想像しただけでうわあああああ!!!










ふぅ。
479名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 00:17:12 ID:dVzWfQf0
その通りだな。
作者からしたら、「期待されてる」って励みになるかもしれないし。
勿論、節度は守らなければならないが。
480名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 03:24:50 ID:SpVVDl7H
>週末イベント限定の「電撃パンチランキング2」に桐乃ちゃんはいますか?
>は、恥ずかしながら参加しております……! ごめんなさい、おかあさん、あやせ……!!

twitterエロすぎだろう……っていうか、質問者GJ!w

それにしても、中学生の少女のパンチラ写真を無理やりとってイベントで売るとか、
電撃編集部、鬼畜すぎるな……許すん! 関東の人、確保したらこっそりうpお願い!ww
481名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 03:45:39 ID:56QH2WtM
さて、東京行くか
482名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 03:50:54 ID:bHKjOgr2
あやせが買占めてるぞ
483名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 20:00:25 ID:y7rH5q8V
きりっ・・・!?桐乃可愛すぎだろっ!?
484名無したん@ピンキー:2009/09/29(火) 21:02:51 ID:vNr64cYl
>>480
読モデルやってる桐乃が
あやせと母に謝って尚且つ恥ずかしがっている…

どんなポーズとパンツだったんだろ…
485名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:40:52 ID:qrWquyQn
>>484
M字でOフロント、とか。
486名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 23:14:52 ID:w52k+0v1
>>485
それはパンチラじゃねえ────!? マンモロだろうが!!

とりあえず、京介風につっこんでみた
487名無したん@ピンキー:2009/09/29(火) 23:32:33 ID:vNr64cYl
>>485
えーと…すまない マジで意味分からない
恥を忍んでM字とOフロントの意味教えて下さい。
488名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 06:41:12 ID:hG2OCrVn
>>487
M字はM字開脚の意。

Tバック・Tフロントがそのまま前(後ろ)からの形状の特徴を表すように、おしりのところにぽっかり穴があいてるのがOバック。そしてOフロント。
489名無したん@ピンキー:2009/09/30(水) 08:22:39 ID:AHNmN03g
>>486 >>488
情報 サンクスです
検索して見たけど、そんなにマンモロに為らない様な気が…精々ヘアモロ?(桐乃が意図的に穴を下にずらせば…)

M字開脚も何種類かあるみたいで…
仮に、…仮に桐乃はどんなM字開脚が似合うんだろ…
 表情     コス     M字開脚            パンツ
1・笑顔   A・制服   a・しゃがんでM字開脚      あ・普通物 
2・ツン顔  B・私服   b・股間突き出しM字開脚     い・エロ物
3・その他  C・その他  c・後から太股抱えられて大開脚  う・その他

さぁチョイスっ! ちなみに自分は、3(恥ずかし赤面顔)・A・b・い(極細紐TフロントTバック)
490名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:33:43 ID:hG2OCrVn
別に局部を中心としたOフロントがあってもいいと思った。
491名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:36:33 ID:Ce9AurrK
露骨だとエロくない。
普通でいいよ、普通で。
492名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:50:10 ID:yBvN0uhc
っていうかー……おかあさんやあやせには内緒で……みせてあげる。────…………ど、どう、かな?///
493名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 16:16:45 ID:UNvfnEF2
>>491
馬鹿だな、桐乃だとエロくなっちゃうんだよ。

ていうかそんなエロすぎる構成公式に発売できんだろw
494名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 20:23:20 ID:hG2OCrVn
素でエロい桐乃は今すぐ兄を誘惑すべき。
495名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 20:31:01 ID:wzeAtH/B
まぁ、何度かしてるわな。
しかし、京介がいかんせん紳士すぎた。
496名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 20:35:28 ID:ZMFi6WFJ
ここの住人共みたいな変態紳士ならよかったのに
497名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 20:44:18 ID:UNvfnEF2
>>495
何言ってる?京介がツンデレなだけだぜ?
498名無したん@ピンキー:2009/10/01(木) 11:02:04 ID:Mpx//+e9
>>489
なら、俺はオーソドックスに【2・A・a・あ(白のグンパン)】
異論は・・・優しくして・・・W
499名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 13:07:14 ID:GZlwAIVA
でも東京行けない…
見られないのは残念だ。
500名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 15:03:46 ID:14k4vQTP
wikiにカップリングが明記されてるといいなぁと思った
501名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:41:20 ID:af+Qan3h
原作読み始めたばかりの俺が、
このスレ覗いてさっそくなにか書きたくなってしまった件。

桐乃を攻りゃk(ry
502名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 00:08:54 ID:u5ddOfMz
>>500
確かに……ちょっと構成考え直してみます。
503名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 10:17:50 ID:f8bbMxSB
>>489
どうなろうとも桐乃はエロ可愛いよ

ss読むのは好きだけど自分で書くのは嫌いなんだよね
504名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:30:17 ID:DPtZ5kPc
>>502
乙です
相変わらず仕事早っ
505 ◆kirikyouEE :2009/10/02(金) 23:59:42 ID:u5ddOfMz
保守がてら投稿させていただきます。
暇つぶしにでもなればと思います。

maid

 桐乃の携帯小説記念パーティーと称した俺の慰め(?)パーティーが終わって数日がたった。
桐乃からのプレゼントは内容に目をつぶれば本当心から嬉しかった。
……桐乃に殴られるかもしれないが、欲を言えばもうちょっとまともな……
いや、いやいや、空恐ろしい。これ以上は考えまい。
そんなことをぼんやり考えていたもんだから廊下で桐乃とぶつかった。

「うおぉっ!?」
 
絶賛桐乃について考えていたところにぶつかったもんだから、自分でもびっくりするくらい情けない声が出た。
まぁ、だれだ。あんな心温まる話があった後出しさここは、
 「ごめん。兄貴大丈夫?」「いやわりぃこっちこそ。ぼうっとしてた」
みたいな会話があってもいいんじゃないとかと期待したわけですよ。
別にね、取り立てて仲睦まじくしようなんて思ってないし、必要もないと思うんですけどね。
それでもやっぱり、家族だし、兄妹だし。
そういうのにあこがれちゃうわけですよ。
でも、あこがれるって言うのはつまりそういうことが稀であるわけで、

「チッ」

と、舌打ちだけして俺には目もくれずささっと歩いて行ってしまったわけですよ。

「はぁ、現実は非情である、と」

まぁ、こんなもんだよな。別にいいんだがな。
しかし、完全に無視できないってのが辛いところだ。
兄貴面するなっていわれたけど、曲がりなりにも桐乃の兄なわけで。
困ってれば助けてあげたいと思うし、助けなければならないと思う。
……べっ、別に桐乃が可愛いからだとか、シスコンだからとかじゃないんだからねっ!?
 
「……アホか俺は」
 
ずいぶん妹に毒されてしまったものだと心底そう思う。


506 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:01:07 ID:I4x7SsCl
……
 部屋でだらけていると桐乃からメールが来た。
家の中にいるのにメールかよ!
と思ったりもしたが、直接言われるよりは心の準備が出来て良い。

心の準備?そう、つまりいやーな予感がするってことだ。
俺は恐る恐る携帯を開き、桐乃からのメールを読んだ。そこには

『今から部屋に来て』

と、そう一言だけ書かれてあった。

「あれ?これだけ?」
 
もっと直接頼みにくいようなどぎつい内容が書かれてると思ったんだが……
拍子抜けだった。この程度の内容ならさっきぶつかったときに言えば良かったはずである。
そんなに俺と話すのが嫌なのか?しかしそれでいて部屋にこいという。
年頃の女の子はよくわからんね。地味子ならもうちょいわかりやすいと思うんだがな。
ともかくお呼びがかかった以上、俺に拒否する権利はあるはずもなく、桐乃の部屋に向かった。

コンコンっとノックをする。

「桐乃?入って良いか?」

『ど、どうぞ』

どうぞ?だって?桐乃しては妙に丁寧だ。普段から俺に向ける態度じゃない。
……これは何かある!?
俺の本能がレッドアラートを鳴らして警告していた。やれやれ今すぐベイルアウトしたい気分だぜ。
んだが撤退は許可されていない、俺は気を取り直し、覚悟を決めて扉を開けた。
……にもかかわらず次の瞬間、俺は固まった。
 
「お、お帰りなさいませ。ご主人様」

あー。なんだこれ?夢でもみてんのか?俺?
それともエロゲのやり過ぎで頭おかしくなって幻でも見てんの?
いや、まてまて。やり過ぎって言っても俺が自発的にやってるわけじゃねーし。桐乃のヤツに無理矢理やらされてるだけだし?
……だめだ、現実逃避してるな。

「あー、そのなんだ?これ?」
507 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:02:18 ID:I4x7SsCl
そう、桐乃はあのとき会場で見た時の格好……
メイド服に身を包んでいたのである。
桐乃のこの姿を見るのはこれが初めてではない、だが俺はその姿に完全に目を奪われていた。
読モをやってるだけあって相変わらず抜群のプロポーション。整った顔立ち。
上目遣いで顔を紅潮させて俺を見つめるその瞳に、俺は吸い込まれそうになった。
が、次の瞬間ハッとして目をそらした。次の桐乃の台詞が予測できたからだ。
考えるまでもない「は?なに見てんの?キモイんですけど?」だ。 

「ね、ねぇ?とりあえず入ってよ?」

ん、あれ?なんだ。照れてんのか?
我が妹ながら可愛いらしいとこもあるんだな。
桐乃に促されて部屋に入る途中ふと桐乃の腰当たりに目がいった。
ふりふりと揺れる何かが目に付いたからだ。

「……ん!?猫しっぽ!?」

そう、桐乃の腰にはかわいらしい猫の尻尾が付いていたのだ。
しかも微妙にフリフリと動いていた。
そして、俺の声に反応した桐乃と再度目があった。
もしやと思って視線を少し上にずらしてみると、さっきは気づかなかったが頭の上にネコミミがちょこんと付いていた。
これもぴこぴこと微妙に動いていた。
そういや黒猫に作ってくれってと頼んでたっけ。しかし、黒猫マジですげ―なこれ。

「ね、ネコミミメイド?」

「う、うん。可愛いっしょ?
 ……じゃなくて、可愛いでしょ?」 
508 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:02:57 ID:I4x7SsCl
……
部屋に入ると良い匂いがした。
テーブルの上にポットとお茶の缶が置かれてあった。

「紅茶?」

「うん、一緒に飲もうと思ってさ。
 ……思いまして。」

なんだ桐乃の奴。妙な口調だな。メイド補正か?

「あー、別にあれじゃね?無理になれない口調にする必要無くね?」

「……あたしには似合わないってコト?」

「い、いやそういうわけじゃないけどさ、そのカッコも可愛いと思うよ?
 でも、まぁ、普段通りのお前でいいんじゃねーの?」

桐乃の声に怒気を感じた俺はついついそんなフォローするようなことを言ってしまった。
妹相手に可愛いだって?エロゲ脳乙だな。

「普段通りのあたしってなに?」

「う、なんて言うか、そのツンツン?」

「……なにそれ?意味わかんないんだけど?
 まぁ、いいや。
 きょ、今日はさ、あのときちゃんと出来なかったからやり直しって言うか……」

「な、なにを?」

「ご、ご奉仕?」

……何を言ってるんだこいつは?
ご奉仕?桐乃が?俺に?
ねーよ。マジで。
509 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:04:00 ID:I4x7SsCl
「いや、そんなの良いから。もう気にしてねーって。
 お前からのプレゼントもマジで嬉しかったし。そういうのお前らしくねよ」

やっぱこいつも気にしてんのかね?そりゃまぁ、あれはさすがにきつかったけどな。
麻奈実と顔を合わせるのがどんなに辛かったことか。
アイツがぽけーっとした性格で良かったぜ。変に気を使われたりしても気まずいだけだしな。

「アンタ全然わかってない。
 そーゆーことじゃないんだって!あたしがしたいの!」

「いや、だからな?俺がいいって言ってんだろ?」

「あたしがしたいって言ってんじゃん」

何とも不毛な言い争いだ。
こいつの頑固さは親父譲りで筋金入りだし、なにより普段着ないようなメイド服、しかもネコミミ、尻尾付きと来たもんだ。
本当は相当恥ずかしいに違いない。ここは兄として妥協せねばならないだろう。

「じゃあ、頼むよ」

「……んなによ……最初からそう素直になってればいいのに……
 せっかくこんな格好してあげてるのにぃー。反応もイマイチだしぃー……」

なんかジト目でぶつぶつ仰ってますね……
なんだか、底知れない恐怖を感じてしまうような?
うおっ、今冷や汗がっ!?

「では、ご主人様。紅茶でもいかがですか?」

「あぁ、それじゃせっかくだからいただくよ」

桐乃はさっきと打って変わって読モので見せるような営業スマイルだった。
……こうしておしとやかにしてれば可愛いんだがな。
紅茶がカップにゆっくりと注がれ、特有の香りが鼻孔をくすぐった。
俺は紅茶なんて高貴な飲み物は嗜まないが、それでも良い香りだと思った。

「どうぞ」

「さんきゅ」

カップをゆっくり口に運んだ。よりいっそう良い香りがした。
一悶着あったおかげで少し温くなっていたようだが、それでも素直においしいと感じだ。
俺よりはるかに金回りの良い桐乃のことだ、きっと少しは値の張る代物なんだろう。
……紅茶の事なんてさっぱりだから全然わからないんですけどね!
510 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:07:49 ID:I4x7SsCl
「うん。うまい」

「えへへ、良かった。実はちょっと凝って良いの買ってきたんだー」

「へ、へぇ、そりゃまた……」

ドキリとした。桐乃の顔がさっきよりも柔らかく見えた。
それはさっきまでの営業スマイルではなく、とても自然だと思えた。
何よりネコミミメイドだ。正直たまらん!
……しかし、この笑顔を他の男にも向けてるのかと思うと、なにやらムカムカとした不思議な感情に襲われた。
なんだよ、これ?わけわかんね。
俺はこの感情をかき消そうとかぶりをふった。

「ね、ねぇ?」

ふと我に返ると桐乃が俺に寄りかかる形で座っていた。
上目遣いでおれを見つめている。か、顔が違いですよ?

「今日はさ、あたしあんたのメイドだからさ……
 その、なんでも言うこと聞いてあげても良いいんだけど?」

「な、なんでも……とは?」

桐乃の手が俺の手に重なった。柔らかいな……
……ってそうじゃない!
ヤバイヤバイヤバイ……なんかしらんが、ヤバイ気がする。
それは、もう、とてつもなく、なんだろう?
落ち着け!落ち着くんだ京介!

「なんでもって言ったらなんでもじゃん?
 そんなこともわかんないの?」
511 ◆kirikyouEE :2009/10/03(土) 00:16:25 ID:I4x7SsCl
以上です。
5巻来年とか、遠いですねー……
512名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:36:02 ID:ME3/l6Co
さぁ、まだまだたっぷり時間はある。
続きを!続きを書いてくださいおねがいしますどうかどうか
513名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:51:56 ID:YHWubSWH
続きは
514名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:02:13 ID:D+At5M/L
>>511
ちょwwwwwwwwwおまwwwww
書きかけのはどうしたよ?wwwww
515名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:52:41 ID:7ZtU8ZVk
>>511
あんたの終わらせるタイミングの判断基準がわからん……

せめてここは、
「で、妹になにさせよう」と安価出さないと終わっちゃだめなタイミングだろうw
516名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 03:00:18 ID:ps/DWzFN
>>511
え、えええ────────っ!? ちょ、以上ですってwww
コーヒー吹いたわっ! 俺のわくわくどーすんだよ!?
何でそこで……あーもうっ、あーもうっwww

ふ、ふんっ、GJなんてやるもんかwww
ちくしょう、おつかれ!!
517名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 03:22:37 ID:C5/VlfLD
>>511
お疲れ様です。
なんでもしてあげるへの回答は、ドMな京介なら千円払ってもでもビンタされたいと言うに違いない。
518名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 04:10:56 ID:7ZtU8ZVk
難しいとこだよな。性的なこと要求したらキャラ崩壊だし、しなかったらエロパロにならないしw
常にこの作品につきまとうジレンマだけど……

ある意味、読者の妄想に委ねるという、この終わらせ方は正解なのか?
519名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 04:42:12 ID:ZKLRWhin
いや、桐乃がここまでしてるんだ、あと一歩、せめてメガネさえかければ……
キャラ崩壊無しでビースト化できる!!
つーか、ハプニンキッス一発でおkだろ!
あーもうっ!
520名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 08:29:08 ID:cekmQb9Q
おい!生殺しもいい所だぜ!
521名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 08:42:52 ID:e2ribBRg
ヤ、ヤベェwwwwww
生殺し半端ねぇwwwww
522名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:15:15 ID:mRL/F/+j
これがゲームだったら、ここで選択肢が出てくるんだろうな。

【猫耳と尻尾を触らせてくれ】
【写真を撮らせてくれ】
【親父とお袋が居ない時、一日メイドをしてくれ】


エロパロ板的にソフトすぎだとは思うが、
京介氏が無茶な要求をしているところが想像できないのでござるよ
523名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 10:00:06 ID:U0Z3Vq1X
>>522
つ【メガネをかけてくれ】
524名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 10:01:05 ID:7ZtU8ZVk
当然、黒猫が作ったあやしげなアイテムだから、
耳や尻尾をさわると生暖かくて桐乃本人にも妙な感覚が伝わったりするわけですねw
525名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 10:01:35 ID:U0Z3Vq1X
あげちまったごめん。
526名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 12:09:39 ID:e2ribBRg
>>522
ハプニング発生、桐乃が滑って京介の上にうつ伏せに倒れ込む
京介の体に桐乃の美乳が押し付けられる
京介リヴァイアサン召還

後は分かるな?
527名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 13:13:35 ID:n9pyezUq
早くしてくれ、風邪ひいちまう
528名無したん@ピンキー:2009/10/03(土) 17:16:36 ID:oVfDKEto
全裸待機が厳しくなってきた…
もう年かね…

>>526
いや、ここは少し手を加えて…

ハプニング発生、桐乃が電気コードに引っ掛って躓き京介と縺れ合い…
「69」な体制で倒れる!!(加えて桐乃コードが体に絡まって動けないW)

京介の眼前には…思いっ切り大開脚&スカートが捲れてアラワになってる
桐乃の「紐細TフロントOバック」と「アナルプラグ尻尾」が
京介の顔に密着していて…
京介、第一種戦闘配置

やっぱこれでしょうW
529名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 19:43:33 ID:C6UkXgWT
だれか陵辱書いて下さい
キリノかあやせに罵られて逆上して襲う奴
530名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 20:46:11 ID:e2ribBRg
>>528
加え相手が超可愛いツンデレ妹ときたもんだ
それなら流石の京介も桐乃のあんなところを触りかねないよなw
531名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 20:58:13 ID:mRL/F/+j
>>528
なんという痴女w
この後は

「なに妹相手に勃たせてんのよ、変態」

展開か!?
532名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:42:37 ID:SI72M2Ei
言いだしっぺだけど保管庫カップリング別ありがとう
533名無したん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:57:33 ID:oVfDKEto
>>531
(とっ、とにかく絡まったコードから脱出しな…「!?んあぁっ!?」
桐乃がコードから抜けようと身を捩るが却って尚更絡まり京介の顔面に己の股間を押し付ける形になってしまった

「お、お前が そんなパンツと…変な所に尻尾付けてっから…んぶっ!」
「!!?! なっ 何、妹の股間に顔押し付けてるのよぉ バカァ…」
桐乃が抜けようとモガクが・・・ズボンとトランクスが、ずりさがり桐乃の目の前で立派なマイサンが
おっ立ってしまった…
「・・・・・」
桐乃はそれを見て無言で固まってる

ダメだ誰かここからうまく繋げて(泣
534511:2009/10/03(土) 22:01:48 ID:I4x7SsCl
レスくれた方々ありがとうございますー
一応まだ続ける予定ですので、頭の片隅にでも置いておいてくだされば幸いかと思いますー

未完が多い点はすみません……
気がついたら書きかけが8個もあったり。

>>533
後は任せました!
535名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:08:15 ID:19p8+FGb
こんばんは
『俺の後輩がこんなに可愛いわけがない』の作者です。
今回はその第2弾です。
といっても前回の続きではないです。
未熟者ですがもし良かったら最後まで読んで下さると嬉しいです。
それではスタートです。

※誤字脱字がありましたらごめんなさい。
536名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:08:54 ID:19p8+FGb
うむ、眠いでおじゃるよ。
この揺れが眠気を誘って心地好いから麻呂になっちまったぜ。
俺・高坂京介は今、都心行きの電車に乗っている。
隣にはティーン雑誌のモデルをやっていたり、学校では陸上部のエース、成績は常にトップクラスと嘘のようで本当の事、それが俺の妹・高坂桐乃が座っている。
勿論、今日もメイクはばっちし決まって洋服も俺には分からんが流行な物を着ているんだろう。
耳にはピアスを着けておりそれは俺がクリスマスイブに無理やり買わされた物で家を出る時に気付いたから
「そのピアス、俺が買ったやつだろ、なかなか似合ってんじゃないか」って言ったら
桐乃が少し照れくさそうに「ありがとう」と言ってくれた。

まあ〜この話は良いとしてなぜこんな事になっているかというと時間は逆戻り昨日の夜まで戻る。

日付が変わる1時間前つまり夜の11時になろうとしている。
俺は今、ノートパソコンでネットをしていてこれをしていると時間がたつのが早い。
その時、突然ドアが開き、

―ガチャ

「兄貴、入るよ」

うお!

「お前! ノックしてから入ってこいよ!」
「別に良いじゃん。まさかまたノーパソでエロサイト見てたんじゃないでしょうね」
「見てねぇーよ!」

実は見ていたがさっきキャッシュを消した所だった。
危なかったぜ、危機一髪っだな。
桐乃は風呂あがりなんだろう、シャンプーかリンスの良い香りがして可愛らしい猫柄のパジャマを着ている。

「それより、何の用事だよ」
「あんた、分かってんじゃん。明日、一緒に東京へ行くから」
「はい〜? 東京へ? 何しに行くんだよ」
「えへへぇ〜、明日ね〜同人誌即売会があるんだ」

同人誌即売会?っというと夏コミみたいなやつか?
勘弁してくれ、あんなキツイのはお断りだぜ。
それに明日は……

「明日はムリだ。麻奈美と図書館で勉強だからな」
「地味子と図書館? 何それ、せっかくの休日なのに勉強してどうするのよ」
「あのな〜俺はこれでも受験生なんだが」
「今更してもムリじゃない。いっそうの事、留年しちゃいば良いじゃん」
「お前! 恐ろしい事言ってんじゃねよ! そこは悪くて浪人って言えよ!」

浪人も嫌だけど留年はしちゃまずいだろ。
黒猫と1学年下しか違わなくなっちまうじゃんかよ。
537名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:10:37 ID:19p8+FGb
「はいはい、行かないと地味子にある事ない事言ったあげくに兄貴の事、お兄ちゃんって呼んでもらう事にしてもらうから」

桐乃、その弱点をついてくるのは卑怯ではありませんかね。
でも桐乃の言う事も一理あるんだよな〜休日に勉強なんかしたくない。
こんなんで受験大丈夫かよな俺、まあ〜明日は桐乃に付き合ってやるか。
後で麻奈美にメールしておかないとな。

「分かったよ、明日行けば良いんだろ。黒猫と沙織も一緒なんだろ?」
「そう、あの2人も一緒で即売会近くの駅で待ち合わせだから。明日は早いからさっさと寝なさいよね、起きてなかったら叩き起こすから」
「叩き起こすのは勘弁してくれ、そこは優しくキスでもして起こしてくれよ」
「な、な、何言ってんの馬鹿じゃない! このシスコン変態バカ兄貴! ……ふぅん、おやすみ兄貴!」

―バタン!

すまん、今のは俺が悪かった。
そんじゃ、さっさと風呂に入って寝るかね。
ちなみに翌朝はちゃんと起きてリビングに居ると桐乃が入って来て俺の顔を見た途端にムスッとした表情を見せた。

そんな訳で今に至るという事だ。


それから目的の駅に着いて先に来ていた、沙織と黒猫に合流して歩く事10分ぐらいで
即売会会場のビルに着き中へ入ったが会場までまだ歩くみたいだ。

やっぱり夏コミみたいに長蛇の列に並ぶのか?
あんなのは二度とごめんだぜ。
隣の黒猫に聞いてみるか。

「今日の行く即売会? 夏コミみたいにまた長蛇の列に並ぶのか?」
「……いいえ、今回は規模が大きくないからそんなに並ばないわ……それに夏コミを経験すれば他は涼しいものだわ」

確かにあれを体験すれば他の順番待ちの列なんか余裕だよな。
今回はビルの中だから暑くはないし陽射しもないから楽だな。
改めて隣を歩く黒猫を見ると同じみの黒色のゴスロリ衣装だ。

「今日もその服なんだな」
「……いけないかしら?」
「いやいや、いけなくはないし、むしろ似合っていると思うぞ」
「……そう、一応お礼は言うわ」
「ただな……」
「……何かしら、言いたい事があるならはっきり言いなさい」
「ほら、いつも学校の制服で会っているじゃんか、そっちの方がお前には似合っていて可愛らしい感じなんだよなと思ったからよ」
「………」

あ、ヤバイ。
黒猫の奴、黙ったままうつむいちゃたぞ、なんか余計な事を言ったか?
なぜだか分からんが―

「悪い、今のはそのーなんて言って良いのかーすまん、謝るよ」

黒猫は小さくコクンと頷いてくれた。
538名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:12:39 ID:19p8+FGb
それから会場前まで着て列を見るとそれほど長くなくひとまずはホッとした。
俺たちも列に並び横には沙織が後ろには桐乃と黒猫が早速PSPで言い争いながらプレーしていてまるで夏コミの再現みたいだ。
暫くすると開門して俺たちは入口近くの人に邪魔ならない所に行きここからは個別行動で2時間後に
ここに集合なにかあったら携帯へと話し合ってひとまずは解散となった。

俺も1人で見て回ったり休憩したりを繰り返して間もなく集合時間という所で、

「ちょっと! そこのお兄さ〜ん!」
「ん? 俺?」

振り返って見るとそこには眼鏡をかけたメイドのコスプレをした可愛い女の子がニコニコ顔して俺を見ていた。

「新刊、見ていって下さぁ〜い」

差し出され同人誌、無視するのも失礼だから受け取り何気に開いたページは……俺が夏コミで醜態をさらした格好そのままが画かれており、
顔を急いで上げメイドの顔を見たらそれは、

「あんた! 夏コミにいたメイドか!」
「うん? あ〜あの時お兄さ〜ん、久し振りだね」
「「久し振りだね」じねぇー! なんだよこのページは!」

俺はつめよりそのページを目の前のメイドに見せたら
「てへ★」と、メイドは可愛らしいく自分を頭を小さくコツと叩いた。
そのしぐさに呆気にとられているとバチーン! と後頭部に叩かれ、
振り返ると沙織と黒猫がいて桐乃は右手に丸めた同人誌を握っていてそれで俺の頭を叩いみたいだ。

「あんた! また売り子さんにセクハラしてんの!」
「してねーよ!」
「はいはい、言い訳は結構、あんたと来ると本当ろくな事がない」

「じゃー誘うなよ!」と言いたいが言うと何をされるか分かったもんじゃない。
だから俺は、

「ごめんなさい、もう二度としません」
「分かれば良いのよ」

それから俺たちは会場を後にして俺の右手には紙袋にしまわれたメイドの同人誌が握られている。
539名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:13:43 ID:19p8+FGb
ビルの外に出て今度の行き先を聞こうとした時に桐乃が、

「私、これからモデル事務所に行かないといけない事になったからここまで」
「さようでござるか、実は拙者もこれから用事があるので今日はここで失礼するでござる、では」
「おう、また今度な」

沙織を見送ると、

「兄貴、はいこれ」

桐乃が差し出したのは同人誌が入ったカバンでそれを受け取る。
さすがに事務所には持って行けないよな、見つかったら面倒な事になるにちがいないし、仕方ないがここは協力するかね。

「……ありがとう……行ってきます」
「おう」

桐乃も駅に向かって歩き出しこの場に残ったのは俺と黒猫の2人だけになった。

「これからどうするよ? どっか行くか?」
「……兄さんに任せるわ」

任されても困るんだが……どうするか、都心周辺は全然詳しくないしよ知っている所といえば……

「秋葉原にでも行くか?」
「……ええ、構わないわ」
「そんじゃ、まずは駅に行って秋葉原方面の電車に乗って移動だな」
「……そうね、行きましょうか」


移動時間、約40分で目的地の秋葉原に到着、改札を出ると休日という事で人が多い。

「今日は休日だから結構、人がいるよな」
「……そうね、でも今日はまだ少ない方よ」
「これで少ないって言われてもなー」

正直よく分からん。
ここに来た事があるのは何回ぐらいだ? 
たぶん片手の指だけでたりるぐらいしか来てないからな。
しかしこの後どうするか?
来たのは良いが目的がない、ひとまずは昼も過ぎた事だし腹ごしらいだな。

「ま、この話は置いておいてまずは腹も減ったし昼飯にでもするか、何か食べたい物はあるか?」
「……特に無いわ、兄さんに任せるわ」

う〜ん、任されても何が良いんだ? ファーストフード? ラーメン屋? メイド喫茶?……牛丼店? いやいや最後のはダメだろう。
黒猫は女の子なんだから一緒に行って飯を食う雰囲気じゃないよなって俺は思うけどな。
じゃーここは無難に……

「ファーストフードで良いか?」
「ええ、そこで構わないわ……行きましょうか、兄さん」
「おう、んじゃ行くか」

駅近くのファーストフード店に入り黒猫と同じ物を注文して先に会計を済まし程なくしてトレーにのかったハンバーガーを受け取った。
1階2階は満席状態だたったので3階へこちらはガラガラだったの窓際後ろ端に黒猫と対面する形で座った。
540名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:14:30 ID:19p8+FGb
程なくしては食べ終わった俺は外の景色を眺める。

この後、どうすっかな、適当にショップ回りでもするか?
時間潰しには良いが目的も無く歩き回る疲れるよな。
やっぱここに詳しい黒猫に聞いてみた方が良いっかね。
ほんじゃまずは黒猫に―

「兄さん、良いかしら」
「ん、なんだ?」
「見てもらい物があるのだけど……これよ」

差し出した物を受け取り見てみる。
これは……

「これお前が書いた漫画か?」
「……そう、オリジナル物でオープニング部分を書いた物……読んで感想を聞かせて頂戴」
「分かった、今読むからちょっと待ってくれ」

………読み終えたから黒猫の方を見ると出版社へ行った時みたいに緊張した様子がみてとれる。

「正直な感想言って良いか?」
「……い、言って頂戴」
「ビックリだね、これが本当に2歳年下が書いたか作品かって思うぐらい面白いよ。早く続きが読みたいぜ」
「あ、ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいわ。でも、このぐらいのレベルの人はたくさんいるわ」
「そんなけんそんする事ないだろう、俺はこの作品良いと思うけどな。こんな事しか言えないけどな、それと汚さないうち返すよ」
「ん、……兄さんまた書いたら……読んで感想を……」
「おう、こんな俺で良いならな」
「……その時はお願い……」

大事そうにプラスチックケースに入れてカバンにしまうんだな。
そりゃそうか一生懸命作った作品だもんな。
そうだ忘れないうちに渡しておくか朝出る時にカバンに入れたから出してっと。

「これ受け取ってくれ」
「これは……」

包装された長方形型の物を受け取った黒猫だか怪訝そうな表情している。

「まあーなんだ、高校合格と入学祝いって所だ。開けてみてくれよ」
「………」
「どうした?」
「!! な、なんでもないわ。今、開けるから」

丁寧に包装紙をといていきフタを開けた黒猫は、驚いた表情を見せた。

「……兄さん、これ良い物なんじゃ……ないかしら」

俺が黒猫に送った物は文字盤の所にデフォルメされた黒色仔猫のイラストが描かれたアナログの腕時計である。
時計屋に修理を出した時にたまたま見かけて購入した訳だ。

「どうだろなーまあ、高い物じゃないしお前に似合うと思って買ったんだから良かったら使ってくれよ、な」
「分かったわ……あ、ありがとう兄さん……大事にするから」
「おう」

黒猫は照れ隠しのつもりか横を向き景色を見ながらストローのささった飲み物をチュチュ飲み始めた。
それから黒猫は包装紙を丁寧に包み渡した状態に戻しカバンの中へ入れた。

その後2人してショップを回ったりして最後にゲーセンに行きアーケード版シスカリをやったりとして切りが良い所で秋葉原を後にした。
541名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:15:24 ID:19p8+FGb
電車に乗る事1時間弱で自宅近くの最寄り駅に到着。
初めて知ったのだが実は黒猫もここの駅を利用している。
俺とは逆方向の帰り道だがな。
それにしても近いとは知っていたがまさか同じ駅を利用しているとはな、世の中広いようで案外狭いんだな。
改札を出た時には空はすっかり茜色になっていた。

「じゃー、また明日学校でな」
「ええ、そうね」
「気を付けて帰れよ。あ、家まで送って行こうか?」
「いいえ……ここで結構よ」
「そっか、じゃーな」
「兄さん! ……」
「うん? ……どうした」
「……今日は……ありがとう……作品を見てくれて感想の事や……腕時計……大事に使うから……」
「おい!」

いきなり走っていっちまったよ黒猫の奴、照れくさかったのかねーお礼を言ったり言われたりするのが苦手な奴だからな。
それにして残念だったな、夕日が当たって黒猫の顔の表情がいまいち分からなかったのは悔しかったぜ。
でも、腕時計喜んでいたみたいだし良しとするか。

俺は黒猫が見えなくなるまでその場で立って居ると、

「兄貴?」
「ん?」

横を向くと今、改札を出て来たばかりの桐乃がいた。

「何してんの?」
「んー今から帰る所だが」
「そっか、じゃー一緒に帰ろうよ」
「!! おまえどうした! 一緒に帰るって言い出して!」
「帰り道が同じだからじゃん! 誰が好き好んで兄貴と一緒に帰るのよ!」
「はぁ〜分かったよ、んじゃ行こうぜ」
「ふん!」

歩き出したの良いが何か無言でいるのも居心地が悪いよ、何か話す事あっかなー。

「……兄貴」
「お、おーなんだ」
「今日はありがとう、そのー即売会に付き合ってくれて、それとごめんね……受験勉強の邪魔してさ」

驚きだね、最近の桐乃はお礼や謝りの言葉を言ってくるからな、10ヶ月前とは大違いだぜ。
俺もその時は桐乃の事が大嫌いだったが、今は割かしそんなんではないんだよな。
どうしちまったんだよな俺は。
でもよ、騒ぎながら一緒にゲームをしたりするのは嫌いじゃないんだな。

「受験勉強の方は気にすんな。今日はリフレッシュ出来たしな、桐乃が言ったとおり休日はこうでなくちゃな」
「そうでしょ〜私が言ったとおりじゃん。じゃーさ、家に帰ったらゲームして……今日、買った同人誌読もうよ……ほら行くよ、兄貴」

!! 桐乃の奴、いきなり左手を握って走り出しやがった。

「待った待った! 走るなー速いって!」
「だって! 時間がもったいないじゃん!」

そう言って振り返った桐乃の顔は今まで見た事がない笑顔で不覚にも妹なのに可愛いと思ってしまった。
結局深夜遅くまで桐乃の部屋でゲームをする事になった。
542名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:16:42 ID:19p8+FGb
翌朝は寝坊をしたなので起きて早々、麻奈美に遅れるの先に行くよう携帯で知らせてから
顔を洗い急いで朝食を食べ歯を磨いてから制服に着替え家を出た同時に走り出した。

「ハァハァハァー」

ここまで走ってくれば遅刻はしないだろ後は歩きでも大丈夫だな、朝から疲れるぜまったく。
お、前方に黒猫発見。
ん? あいつ左手首をしきりに触っているけど何なんだ?
あ、そっかもしかして腕時計を付けくれているからそれで気になっているか。
早速使ってくれているの嬉しいね、贈ったかいがあったぜ。
これから黒猫に追い付いて、今の行動をちゃかして言ってみたら、無表情で無愛想の奴がどんな顔をするのか楽しみだぜ。
何だかんだ言ってあいつのいろんな表情が見れるのが案外好きなんだよな。

「んじゃ、行くか」

数日後、まさか黒猫から人生相談を受けるとはこの時は夢にも思わなかった。



タイトル:『俺の後輩がこんなに可愛いわけがない 番外編:黒猫の腕時計』
543名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:17:38 ID:19p8+FGb
あとがき

これで以上です。
今回はどうでしたか?
何でも良いので感想をくださると嬉しく思います。
実はこのSS書こうとしなかった作品なんです。
第1弾の続きを思いついている時ひらめいた物なんです。
といっても完成するのに時間がかかりましたけど。
読むと分かると思いますが時間軸は第1弾の前の話となり第1弾に続く事になります。
ここでなぜ京介がメイドさんの同人誌を買った訳がわかるという訳です。
これだけなんですけどね。
それと東京方面の交通事情はまったく分かりません。
なので移動時間とかはイメージであらわしました。
544名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:20:51 ID:I4x7SsCl
>>543
お疲れ様でした!
なんというか、桐乃が可愛いというか、可愛いですね。
545名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:23:29 ID:e2ribBRg
>>543
桐乃カワユスなぁwwww
546名無したん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:23:44 ID:oVfDKEto
超GJ! 
続きは楽しみにしてました

今しがた533で駄文書きましたが…何だかなこりゃ(泣
547名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:26:31 ID:I4x7SsCl
>>546
いやー、割と良い感じだと思ったんですけどw
548名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:01:03 ID:VG/nACJO
>>543
乙ー
夏コミメイドいいなw
作品への愛が伝わってくる


続き待ってるよ!


>>546
いいじゃん、書いちゃえよw
549名無したん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:38:06 ID:1TH9eQFR
>>548
いや〜大量な投下の仕方が全然ワカンネなので…

マジで誰かエロい方向で完成させて…な感じですね(汗

状況は「桐乃と京介は69体勢(桐乃が上)桐乃はコードで足が大開脚&クイコミ状態
京介は無理すれば自分は抜けれる…」です、それでは先生方どうか旨く調理お願い致します
550名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:46:29 ID:uOxx5okB
まぁ、本人続けるって言ってんだしそれに期待したらええんでない?
551ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:53:10 ID:VG/nACJO
ん〜迷ったんだけど、やっぱりこちらに投下します

『便所触手』の後編
7レス消費予定

注:触手陵辱、スカ有
  NG、スルー等お願いします
552ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:54:35 ID:VG/nACJO

 頭の中が真っ白になっていた。

 さぞ間抜けな顔をしてたと思う。

 悲鳴をあげることも、助けを呼ぶこともできなかった。

 多分、バケモノがアイツだったから。


 ー*ー*ー*ー*ー*ー


 ────駄目だ、逃げなきゃ。
 イミわかんない! けど、わからない事は考えるな、今できる事をするんだ。
 ……なんかのマンガの台詞にあったっけ。
 でも足が動かない。 一生懸命、部活で鍛えてんのに。
 その間にもタコの足は細かく枝分かれし、トイレを覆い尽くしてゆく。
 結局、一歩も動けずタコの足、いや、触手に捕らえられてしまった。

 両手、両足に巻きつかれて自由を奪われ、宙に大の字で固定される。
 ……ハハ、ピンチってやつ? でも、まさか……ね? アイツがそんな……。
 あたしの甘い考えを無視して、触手が脇から入り込み、ブラごとタンクトップを引きちぎられた。

「ひっ!? キャアァ──────オッ、ゴッ!?」

 ようやく出た悲鳴を、触手に塞がれる。 口内を侵し、更に奥へ。
 や、やだ、胃に何か注がれてる? あ、熱いっ! 嫌ァ────!

「んんッ、オオッ、オオォォ──ッ!」

 逆流した液体が口の隙間から漏れて、顎を伝って胸に落ちた。
 全部吐きたくても、そんなこと出来ない。
 やがて、胃だけじゃなく身体全体が熱く火照り、汗が吹き出てきた。
 それを舐め取るように、新たな触手が体を這いずり回る。

「ムッ、ん、ん、、ンオッ、」

 汗と粘液で光る剥き出しの胸に、太い触手が迫り来るのが、涙で滲む視界に映った。
 その触手の先が、ぱっくりと上下に裂け、無数の牙が並ぶ口になる。
 喰われる? あたし喰われちゃうの? ……えっ、ち、違う!
 よく見ると牙の一本一本がうごめいている。
 ひっ、こ、これってもしかして……。
 逃げられない。 背すじを舐め上げられ、体が反った。
 その無防備な胸に触手が喰らいつく。

 ぱくっ

「んっ!? んおっ、おっ、ん────っ!」

 全身を悪寒が走り、すぐに快感に塗り替えられた。
 何十、何百という牙、いや、舌があたしの胸を揉みしだく。
 だ、だめ────。
 あっと言う間に乳首を起たされ、それを噛まれ、摘ままれ、挟まれ、
しごかれ、つねられ、吸われ、擦られ、舐められ、いじくりまわされた。

「んおっ! ん、んんっ! おごっ!おぉっ!」


 こ、こんなの耐えられないぃ、や、やだぁ、いやぁ────っ。
553名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:55:30 ID:jquMQPg0
つーかID見て思ったんだけどkirikyouの人ってwiki編集してる人と同じなのなwwwwwww
自分でも書いてんのかよwwwwwww
歌って踊れるのかよwwww
554ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:55:35 ID:VG/nACJO

 いくら体を捻ったところで、逃れることなんてできない。
 もう片方の胸も触手が取り付き、同じようにいたぶられ、可愛がられる。
 だめぇ、あ、あたし、そんなぁ、胸だけで、もう、あ、あぁ────。
 未体験の感覚に耐えようと身体をのけ反らし、足の指先にまで力を込めてみる。
 だけど、嵐のような快感に、簡単に吹き飛ばされてしまった。

「ん、んん────────────っ!!」

 目の前が真っ白になって────、あ、あ、こ、これが、イク、ってこと……?

「んっ…………、んっ…………」

 ぴくっ、ぴくっ、と全身が痙攣して力が入らない。
 触手はそれでも責めの手を弛めたりはしなかった。 再び、頂へと押し上げられる。
 そう、陵辱は始まったばかりだった。


 狂わされる────。
 喰われると思ったのは間違いじゃなかった。
 だって、あたしの理性は、どんどん喰い散らかされていく。

「ごォっ、げほっ、はぁ、ひぃ、あっ、ああっ、あぁ────ん」

 ようやく口を犯していた触手が抜け落ちても、悲鳴じゃなく、嬌声しかあげれない。
 何度も極めさせられてる間に、キュロットとショーツも剥ぎ取られてしまっていた。

 大きく開かされた両足の間に、触手がうねうねと迫ってくる。

「や、やあ…………そんなの、され……た、ら…………っ」

 粘液を滴らせながら、大きな口を広げ、そして────。

「ひっ!?あぁ────っ!ひぃ、い────!」

 されてる事は、同じなのかもしれない。 無数の舌で弄ばれているだけ。
 けれど……胸とはそれこそレベルの違う快感があたしを襲った。
 こんなにされてても閉じていたアソコをこじ開けられ、ヒダを丹念に舐められる。
 その合わせ目の部分、あたしにとって一番敏感な所に責めが集中した。

「くうんっ、い、や、だめっ、あ、そこ、は、ああっ」

 包皮を剥かれる痛みも快感になっていた。 もう、何をされても気持ちいい。
 充血した小さな突起をしゃぶられ、転がされる。
 いやっ、イヤイヤァァ、あ、ああ ────
 ちゅぱちゅぱと大事なところを吸われる度、身体が跳ねた。
 どれだけのた打ち回っても、快感地獄から逃れられない。

「あ、あひっ……ひ、ひい、ひくっ、またいく────っ」

 ガクガクと腰を揺らして何度目かの絶頂を味わわせられる。
 けれど、もうそこから下りることは、許されなかった。

「ひ!? ひってるのにっ、ひまっひってるからあぁあ────」

 ただでさえ、女の頂がどんなものか知らなかった。 これより上があるなんて。
 胸もアソコも溶けてしまったかもしれない。 気を狂わす程の肉税の塊だ。
 とっくにあたしの限界を超えていた。

「いぃっ、しぬっしんじゃうっ、いくうぅーぅあっああ────」
555ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:57:24 ID:VG/nACJO

ズッズズズゥ────ッ

「ひゃ!?ひゃめてええ────っ」

 触手が大きくうねり、あたしの全てを吸い上げる。
 胸とアソコが吸い千切られそうだ。そして…………

 じゅぽんっ!!

「ヒイィィイィィ────────ッ」

 強烈な絶頂感とともに、あたしは失神した。


 ジュプッ、ミチッ

「ひゃうっ」

 背すじに氷を撫で付けられたかのような悪寒に目が覚める。
 俯いたあたしの口から涎が床に垂れていた。

「あ、……あぁあ!? そ、そこは、おしっおしりい────」

 完全に弛緩していた後ろの穴に、触手が入り込んでくる。

「い、いた、あ、あが、お、おォ、おおォ────!?」

 どんどん奥へ侵入して何か液体を注入し始めた。

「あ、熱い!?、燃えっ、燃えちゃうぅぅ!」

 きゅるきゅるとあたしのおなかが音を鳴らし、どんどん膨らんでいく。
 そして、限界まで注ぎ込むと、

 ズ、ズズ……

 触手が引き抜かれようとしている。便意に耐えるため、脂汗が流れた。

「だ、だめえ、いまぬかれたらぁ、あ……ああっ」

 触手を引き止めようとすると、狂おしい快感が突き抜ける。
 あ、あたしぃ、そんな、おしりでもぉ……。

 ズズッぬぽっ

「い、いやあああああぁぁぁぁ────────っ!!??」

 プシュッ、ブシャアァァァ────────ッ!

 撒き散らすようにおしりを振りたくって、魔悦を極めさせられる。
 サイテー、サイアク、そんな言葉が頭の中をグルグルと回った。
 それでも、イカされたおしりは、ヒクン、ヒクンと勝手に動く。

「ひっ……ひっ……ひっ? ……うそっ、ま、またぁ!? やめてえぇ────」

 再びおしりの穴を触手が犯し始めた。
 肛虐の悦びを叩き込まれた穴はあっさりそれを受け入れ、硬さや太さ、形すら伝えてくる。
 そしてまた、触手浣腸が開始された。
 あたしの尊厳を絞り出す為に。
556ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:58:06 ID:VG/nACJO

 幾度かの浣腸、放出の繰り返しで、あたしの心は、ぽっきりと折られてしまっていた。
 もう、どうだっていい。
 いつしか、触手の責めに自ら応えている。

「あんっ、あんっ、ああっ、そこ、きもひいいぃ──」

 後ろの穴を抉られ、捏ねられる悦びに全身を震わせる。
 腸壁を捲られるような感覚も堪らない。 力強いピストンに、魂が口から出そう。
 後ろを責めている間、止まっていたアソコへの責めも再開された。

「んはあぁ、しゅごひぃ、ひぃ? お、おひっこのあなまでぇ」

 細い紐のような触手に尿道まで犯される。
 もちろん、痛みなんて一瞬だけ。
 往復しながら、かき回され、ピュッピュッと小水が漏れる。
 同時にクリクリと敏感な突起も弄られた。
 胸もおしりもアソコも、全部気持ちいい。

「ああああぁぁぁぁァァ────────ッ」

 絶頂に慣らされた身体が千切れてしまうような快楽────。
 大量の失禁と共に意識が途絶えた。



「ん、あは、へ…………」

 だらしなく弛緩した口から涎が垂れる。
 いつの間にか責めは止み、M字開脚に吊るされていた。
 時折、身体が勝手にぴくん、ぴくんと跳ねる。
 惚けた瞳に自分のアソコが映っていた。
 あたしの、こんなになっちゃってたんだ……。
 充血して開ききり、濡れそぼってひくひくと蠢いている。
 床まで糸を引いて零れているのは、触手の粘液だけじゃない。
 まるで快楽を求め続ける、別の生き物のようだ。

 そして、それを見つめるもう一対の目が、すぐ近くにあることに気づいた。

 あいつがすぐそこ、手の届くような距離にいる。
 光彩を失った瞳。 意識が有るようには見えない。 けれど、

「み、見ないでぇ、こんなあたしを見ないでよぉ……」
 
 こいつにだけは、こんな姿見せたくなかった。
 でも、あたしの声はあまりに弱く、届かない。

 あいつの腕があたしに伸びる。
 何をしようとしてるかは、すぐ理解できた。

 あいつの……アレが、へそに付かんばかりの状態になっていたから。
557ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 01:59:53 ID:VG/nACJO

「う、うそでしょ……? ねぇ、目をさましてぇ」

 ひんやりしたあいつの手が、あたしの腰を掴む。

「やだぁ、やだよ、たすけて」

 今よりずっと幼い頃、こんな事言ってこいつに付き纏ってたっけ。
 もう忘れてしまっていた過去。 こんな風に思い出したくなかったな。
 あいつの瞳に、泣きじゃくるあたしの顔が映っている。
 化粧も落ちて、ほんとに小さな子供みたい。


「たすけて……おにいちゃん────」

 ────あいつの動きがぴたり、と止まった。


「う、あ……き、きり、の……?」

 瞳に本来の光が戻りはじめている。
 え、ほ、ほんとに…………? ほんとにあたしに応えてくれてるの?

「き、気がついたの? ……だったら、さ、さ、さっさと助けなさいよっ!」

 ………………は、はは。 こんな時でもあたしはあたしだ。
 全く、やんなってしまう。 こんな簡単にいつも通り。

「に、に、げ……ろ……はや、く」

「って、逃げれたらそうしてるっつーの!」

 笑っちゃう。 ったくコイツは……コイツはあたしの兄貴だ。
 あたしの頬を涙がどんどん伝っていく。

「ぐ、ぐああぁぁあ────────っ」

「兄貴!?」

 顔を両手で覆って呻き、暫くして……あたしを見つめる。

 …………ま、そうだよね。 奇跡なんて、そうそう起きない。

 金色の瞳。 縦長の瞳孔。

 今度こそ本当に、あいつは人外のバケモノになっていた。
 
 がっしり、と腰を掴まれ引き寄せられる。
 あたしの中心に狙いを定め、ゆっくりと貫き始めた。

 あたしの記憶はここで途絶える。
 多分よがり狂わされたんだろう。
 いや、とっくに狂っていたのかも。

 だって、最後に思ったことは、

 兄貴とだったら……ま、いいか、だったから。
558ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 02:00:47 ID:VG/nACJO

「…………て、……っかりなさい! 起きなさい!」
 ん、……だ、誰? あたしの頬がぺちぺちと叩かれてる。
「いつまで寝てるのかしら? 全くこの丸顔は……」
 聞き覚えのある声。 うっすらと目を開けると、今度は見覚えのある顔。
「……え、……黒猫? あ、あれ……? って誰が丸顔よ!」
 ガバッと身を起こす。 こんの糞猫、人が気にしてることを……。
「…………意外に元気ね。 ……あなた、自分の境遇を理解してるのかしら」
 境遇? えーっと、確かあたしは……。

 って、えっ、ええっ、えええエェェェエェェ────────っ!?
 あ、あ、あれって夢……じゃない!? あたしは素っ裸にシーツを巻きつけただけ。
 少し離れた所にあやせと加奈子が、寄り添うように塀にもたれ掛かって寝ていた。
「ちょ、あ、あんたが助けてくれたの? ってかアレは何!? なんであたしが」
「質問は一つずつして頂戴。 ……あれは邪神≠諱v
「へ? ……またあんた、変な電波を……」
「あれを見ても、そんな事を言えるのかしら」
 黒猫が指差す方を見て、あたしは凍りついた。

 廃ビルの窓という窓から、触手がうねうねと飛び出ている。
 負のオーラがはっきりと目に見えた。
「な、なに、あれ」
「……私の一族の口伝では九頭竜。 ……クトゥルフと言った方が通りがいいでしょうね」
「クトゥ……って、はあ!? 何でそんな大それたモンがこんな町に──」
「彼等は何処にも居なくて何処にでも在る。 ……そういう存在よ」
「…………」
 ……んなんで納得できるワケ無いでしょーが!?
 くっ、つ、ツッコミいれたい……。 もう、なにがなんやら。

「あなたは邪神復活の贄……いいえ、依り代の魂を破壊するための贄にされたのよ」
 えっ、今なんて言った? コイツ。
「ちょ、ちょっと待って。 依り代ってまさか、あいつ──」
「……そう。 やはりあの人だったの。 ……手遅れよ……諦めなさい」

 ────今度こそ本当に頭の中が真っ白になった。 ……もちろん、怒りでだ。

「…………けるな」
「?」
「ふ・ざ・け・る・なっつってんのよ!! 手遅れ? 諦めろ?
 はっ、そんなのあたしが決めるっつーの! 黙れっ糞猫!」
「……あなた」
「あれを凹って元に戻しゃいーんでしょうが! そんでもって、一生頭が上がらないようにしてやるわっ!
 アイツは、あたしの、このあたしの……っ、兄貴なんだあァァァアァァァ────ッ!!」

 …………なんかあたし………………い、いや、そんな事より!
 あたしに、あ、あ、あんなコトしといて、ただで済ますかっての!
 絶対、あのアホに土下座させてやる! ……責任とってもらわないと。
 黒猫はキョトンとした後、柔らかに微笑んだ。 ……その顔、なんかムカつく。
「……っふ……そうね。 撤回するわ。 それに……多分、それが唯一の」

 ピシィイィィイィィ────────ッ!!

 黒猫の言葉を遮るように、巨大な音が上から鳴り響いた。
「な、今度は何!?」
 えっ嘘、……空が裂けていく!? その隙間から真の闇≠ェ覗き始める。

「始まるわ……最も旧き神による……最も新しい創世が────」

 あたしは、それを呆然と見上げるしかなかった。       
559ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 02:01:37 ID:VG/nACJO

あたしは、それを呆然と見上げるしかなかった。



「続く」
「またもや放り投げでござるか!?」


『新作の漫画が描けたから、よかったら批評してくれないかしら』
 そんな黒猫氏の要請に応じ、拙者現在、黒猫氏の自宅にお邪魔してるでござるよ、にんにん。

「今回はエロよ。 エロで触手は鉄板だもの。 ……習作として見て頂戴」
 エロに挑戦するとは……黒猫氏の本気を感じるでござる。 作画、コマ割等、実に見事。
 ストーリーは……ではありますが。 未完でござるし。

「……続きも考えてはあったのだけど……兄妹愛で邪神を退ける内容で」
「ふむ、ありがちではありますが王道ですな。 どうしてそれを?」
「気持ち悪くて、吐きそうになったわ」
「そこまででござるか!?」

 ……なにげにこの口調、ツッコミしずらいでござるよ。
 ああ、こんな時、京介氏がいてくれたならば……。
 でも、流石にこの内容では、二人に見せられないですしな。
 ? はて、しからば何故、黒猫氏は二人を題材に?
 ──……ああ、そうでござったか。

「……何よ、にやにやと」
「いや、拙者は漫画を描けないですからな。 黒猫氏が羨ましいでござるよ」
「?」
「こうして描く事で、遠くに居る人を身近に感じる事が出来るのですから」
 きりりん氏に会えなくて寂しいのは、拙者も同じ。

「……何かまた、大きな勘違いをしているようね」
「おやおや、二人にはお見せ出来ないような漫画を描いておきながら、」
「言っておくけど、先輩には学校で見せたし、丸顔にも送りつけてやったわ」
「酷い!?」
 それは……いろいろ問題アリではござらぬか?

「……っふ……先輩、前屈みで怒ってたわよ……ククク」
 セクハラと言うものでござるよ、それ。

 ……しかし、ふふっ、黒猫氏、その笑い、全然邪気が無いですぞ?
 楽しい学校生活を想像させる、そんな笑顔でござる。

「ははは、拙者も黒猫氏や京介氏と同じ高校に通いたかったですなあ」
「それは無理よ。 あなたヒロインの器ではないもの」
「今までの台詞で一番酷い!?」
「…………本当に可哀想」
 ああっ、同情の視線が痛い!
 いくら毒舌に耐性があっても涙が出てくるでござるよ……。

 誰でござるか!? 拙者の出番が五巻d(ry


 『クトゥルフの復活』
         【END】
560ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/04(日) 02:06:04 ID:VG/nACJO
何かいろいろ申し訳ない

ちなみに俺の名前は便所触手じゃねえー

以上
561名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 02:08:04 ID:IT1mRTDO
>>560
お疲れ様でした!
ちょっとあれな内容かと思ってたんですけど、ラストとオチで盛大に笑わせていただきましたw


投下ラッシュで何とも良い感じですね。
562名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 02:09:56 ID:YM+B229L
>>560
便所触手の人、GJ!
黒猫の漫画オチでほっとしたような続きをみたかったような…
これからも作品楽しみにしてます
563名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 05:55:42 ID:f2O3lDUZ
>>560
乙ー
なんていうか桐乃エロ可愛いっすねーwww
564名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:04:41 ID:O3kVzs5E
俺凄いことに気が付いた!
黒猫の同人誌オチなら、もうありとあらゆるジャンルがカバー可能じゃね!?
565名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:23:48 ID:f2O3lDUZ
>>564
あやせとか出せないんじゃね?
566名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:36:26 ID:E4dz74RJ
そういやパンチランキングの桐乃はどんなシチュだった?
567名無したん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:43:20 ID:fpCQU+xN
べけっぱ先生、超乙っ!! 激GJっ!! 朝起きて最初から素晴らしいっす!!

…でも触手愛撫、触手アナル責めの他に、終盤の「京介ペニス、桐乃に激しく挿入
、連続中出し→更にアナルに触手挿入→同時ジュポジュポッ…」が見たかったです安西先生…

>>564
すげぇ!!マジであなた天才だ…夢オチよりも何か納得できそうでイイ。
568名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:05:12 ID:O3kVzs5E
>>565
orz
569名無したん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:39:56 ID:fpCQU+xN
>>568
ドンマイっ
その時は…「たまたま『あやせによく似た様な子『アヤセ』」…と、言う事にすれば…
やはり無理があるか…(汗

>>566
誰か買った人UPして〜 それがダメならせめてどんなコスでどんなチラか
おしえてくだされ〜…つーかもう出たの?
570名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:51:46 ID:SI3D3y6c
>>560
GJ!
クトゥルフの復活吹いたw何気にエロパロSSで沙織登場したの初めてじゃないか?

>>564
その後黒猫同人誌オチが大量に作られ黒猫の禁書と呼ばれる様に・・・。
571名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 13:49:26 ID:4zLYGMmS
>>560
GJ
本編とあまり関係ないところで、イクのを体感で知ってる黒猫に萌えた
572名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 16:23:38 ID:f2O3lDUZ
桐乃のパンチラぁ〜・・・
いいなぁww
573名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 23:45:44 ID:1JnbT2MF
>>569
画像がうpされるかどうか、情報が出るかどうかが、
きっとこのスレの今後の盛り上がりを左右する!w
574名無したん@ピンキー:2009/10/04(日) 23:56:01 ID:e5j7Xzag
パンツを除去して、指で具をクパァとさせて下さい
可能なら情気ついた表情にして下さい
575名無したん@ピンキー:2009/10/04(日) 23:56:30 ID:e5j7Xzag
ごばW
576名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 00:10:54 ID:w7XVMGNt
桐乃love!
パンツパンツwktk
577名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 00:41:05 ID:a015tz89
>>575
気持ちはわかるが、誤爆ネタは使い古されすぎててうすら寒くなるからやめてくれい;
578名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 01:21:46 ID:sZ+awUIX
桐乃もいいが、あやせが悔しそうに、頬を赤らめてスカートたくし上げてるのもいいと思わないか?
579名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 03:05:08 ID:bR65/oOG
文才のある人が羨ましい。俺の中のリピドーは未だ・・・
昇華しきれない。
580名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 03:15:19 ID:kx+57j9K
まだ変われるのさ
望む物がどうであれ、知識を得て変化を望めば
ただそれだけだ
やろうと思った瞬間から既に変わっているんだ
581名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 07:11:10 ID:w7XVMGNt
桐乃が一番だろ
582名無したん@ピンキー:2009/10/05(月) 14:09:44 ID:/Z2JdQyS
>>533

「!?★☆★*///@@!!…」

桐乃はおっ立ってしまった俺の逸物を見て赤面して固まってしまった…
そして、プルプル震えてこちらに真っ赤な顔を向けて

「なっ 何こんなにおっ立てているのよっ! バカッ!変態っ!」

「ぶぉ ぶぉびゅう ぼばえばっぺ ぼんな ひだぎ…」(そ そぉ言う お前だって そんな 下着…)

「!!っ ふああぁーっ!! かっ、顔押し付けたまま喋らないでぇ…」

俺が顔を押し付けてるのではなくて、おまえが股間を押し付けてるのだが…

「ぶっ ぶばん(すっ 済まん)」

慌てて頭を後ろに引いて、桐乃の股間から顔を離そうとしたが…、
その拍子に「微妙に頭の上を通って背中引っ掛ってた」その…
『お尻の穴に生えてた尻尾』を引っ張る形になり…

「ズポポポポポッ!!」 と、引っこ抜いてしまった、…。

「んはぁあぁああアーーっ!?!」

桐乃は上体を反らし艶声を上げた。

もうダメ…誰か続き頼みますマジで・・・
583名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 14:59:26 ID:kx+57j9K
ないわ……
584ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/05(月) 15:28:38 ID:pQFdVl7J
>>582
無理!
585名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 15:36:38 ID:xBRQbzfn
本人来るまで待てよ
早漏すぎるだろ
586名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 15:45:05 ID:pQFdVl7J
ありゃ、こて鳥つけっぱなしだった
まだまだJane使いこなせてないな……
587名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 16:35:30 ID:kx+57j9K
そうか、職人はコテ外して書き込んでるのか。
ってことは◆PKの人も実はいたり!?
588名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 17:57:05 ID:w7XVMGNt
>>583
ありだろw

続筆は無理だが。
589名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 21:48:07 ID:c8UIv2DK
>>587
実は……ってw
普通に前スレからずっと雑談にも参加してたよ。
まあ、今スレでは雑談にしか参加してないけどw

でもSSも一応、一本書いて、今、ねかせてるとこです。
590名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:06:12 ID:fyiQLrC6
>>589
はやく投下する作業に入るんだ!
591ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/06(火) 00:30:43 ID:5FYMOzPJ
>>589
寝たら死んでしまうぞ!


む?
今思いついたが、京介と桐乃、あと黒猫沙織……よりあやせのほうがいいかな?
雪山遭難、とーぜん肌で暖め合い、あやせがビースト化……
おお、エロに無理がない! SS化希望! 今言えば春までには……
592名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:33:04 ID:5FYMOzPJ
またついてた……orz
593名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:49:10 ID:e7E2PHEb
初心者なんで寝かせないと(そして、自分が書いたって事忘れないと)、推敲できなくて……

>>592
俺はギコナビなんだけど、似たような失敗した。
そっちと同じ仕様かどうかわからんが、一度、トリップとかつけてハンドルを保存にチェックいれて書き込んだら、
その後、名前欄を名無し状態に戻して、再びハンドルを保存にチェックいれて書き込まないと、レスウインド立ち上げるたびに
トリップついた奴がデフォで出てきちゃう。
594名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 00:56:47 ID:5FYMOzPJ
>>593
なるほどサンクス
うう、恥ずっ スルーしてくれ……
595名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 01:45:22 ID:Ef6W+Ei+
メイド桐乃SSマダー?
596名無したん@ピンキー:2009/10/06(火) 10:38:56 ID:vpbHw87G
今、虎みてきたんだが黒猫の同人あったぞ
597名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 12:58:47 ID:b+Q9CjOh
>>596
kwsk
598名無したん@ピンキー:2009/10/06(火) 14:57:11 ID:vpbHw87G
>>597
「妹の友達の思春期特有の妄想障害における観察と行動。」
サークル DROP DEAD!! 578円

黒猫オナニー→京介と騎乗位
599名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 16:47:23 ID:b+Q9CjOh
>>598
何故後背位じゃない……orz
600名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 16:48:26 ID:Ef6W+Ei+
>>597
あえて言おう、微妙であると。
601名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 23:55:27 ID:8GG6uU4K
くくく、はぁっはっはっ……………
本スレ見て笑っちまったぜ
俺を本気で怒らせちまったようだな、桐乃さんよう
えっろえろなSS書いてやるから、首を洗って待ってやがれ!

ついでにアソコもな!
602名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 00:05:48 ID:obhBbfWI
とりあえず落ち着けよ
603名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:18:09 ID:VboKq22C
果たして彼の身に何があったのか…
604名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:23:13 ID:qWQUXqU/
例のパンチラについて
               __‐`'´''"'マ          ____\   ー‐┐    |一
                Z.    __`ゝ          \      ノ´   ⊂冖
 ∧      /|   ゙仆斗┘リート=┬-、_      \    ー‐┐   ,/
/   ∨\/   |    `L,.っ,ノ u }ノ ノ   \      ,>   ノ´   \
         |__    兀.!_// i |     l、     く.   ー‐┐ ー|ー
ー‐┐ ー|一ヽヽ /  u' \ヽ‐'´  !|     ト、     \   ,ノ´   ̄匚ノ
 ノ´   ノ こ  /_____,  }j  ハ、  ヽ ヽ,___/    /  ー‐┐  ┼‐ヽヽ
ー‐┐  ニ|ニ.     / ___ノ /\_,≧/ u 人.   /     ,ノ´   ノ こ
 ノ´   ⊂冖   く  {上rン´  ,厶../ / ヽヽ   \    ||  ニ|ニ
ー‐┐  |     /    ̄   ノ{こ, /,〃   !|    \   ・・   ⊂冖
 ノ´   l.__ノ   \     ,.イ !l`T´ | /     |:|     /       |
ー‐┐ ー‐;:‐    \   //    l  |     |_|   ∠.、       l.__ノ
 ノ´   (_,     /   ヒ_ー--、_|ー、____,ノj┘    /        ┼‐
ー‐┐   /     /     \ ̄\ー`トー-<    /          ノ こ
 ノ´   \     \      \  ヽ  \  ヽ    ̄ ̄|
 | |   」z.___    >       \. ヽ.  ヽ   l      |/l   /|  ∧  /\
 ・・   /| (_,  /           ) lヽ   ',  l、      |/   | /   V
       ┼‐   \       , イ、_,上ハ   }  小          |/
      ノ こ     \     (乙≧='''"´ ,∠,__ノ/
      ┼‐ヽ    /           厶乙iフ/
      ノ ⊂ト  く               `¨¨¨´
                \
605名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:48:15 ID:H0yZw53i
>>603
パンチランキングだよ! 話が出てこんなーとは思っていたが……
まさか……釣りだったとはな
ふはははは、まんまとしてやられたぜ
おkおk、落ち着いてるさ、ああ、落ち着いてるとも
……想像の中でさんざ桐乃を辱めるぐらいにはな!
606名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:56:04 ID:VboKq22C
全然落ち着いてない。
俺個人としては結構良かったと思うから、損はないなぁ。
607名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:58:26 ID:obhBbfWI
まぁ本スレでやれ
608名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 03:47:08 ID:0OU9lCBa
>>606
なんか、コメントとかついてたの? 他のイラストがよかったってこと?
609名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 04:32:53 ID:fLl7lFGI
まぁ桐乃にえっちなことできる妄想の範囲が深まったから俺的におkだけど
610名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 15:06:10 ID:AvXk2Ql/
生意気な高坂桐乃をシめてやるッ!

兄である俺が何もできずに見守る中、制裁は行われた。 既に桐乃の口には加奈子のディルドーがねじ込まれている。
「黒猫氏、コマしてやるでござるよ──ニン」 沙織がいうと、黒猫はフリル付きドレスの下から双頭バイブを取り出した。
ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、桐乃はぷるぷると震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に〜いや、桐乃にとってはその恐怖こそが色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが〜桐乃の
小豆のような小振りのクリトリスは痛い程にそそり立っていた。その「小豆」の皮をあやせが唇でちゅるんと器用に剥く。
あやせの口中にアンモニア臭が広がる。そして、黒猫の一尺竿が桐乃のヴァギナにねじり込まれていく…
四人総勝手度700を越えるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…
611名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 15:30:45 ID:fLl7lFGI
桐乃可愛いなww
612名無したん@ピンキー:2009/10/07(水) 16:35:19 ID:qP3e6qTY
なあ本スレで無視されてしまったんで
ここで改めてマジで聞きたいんだけど、…ほんとに電撃PL2に桐乃いなかったの?

なんだか本スレで皆マジで怒ってるみたいで…。
613名無したん@ピンキー:2009/10/07(水) 16:47:20 ID:qP3e6qTY
>>601 >>605 >>610 殿
その際は、1スレ目523氏の麻奈実ちゃん見たいな感じの『描写細かい』SSを
どうかよろしくお願いいたします。
614名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 18:00:15 ID:qWQUXqU/
本スレ民がドサクサに紛れて要求してんなよ
まず自分で書いてみたら?
615名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 18:23:15 ID:fLl7lFGI
>>612
怒りはネタだろ
616こういう同人がみたい:2009/10/07(水) 20:15:09 ID:NhiEHT8K
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
黒猫たんをさらってきて鎖で吊して毎日レイプ調教。 しかし希望を失わないように、「桐乃の兄が…高坂京介が助けに来る
かもしれない‥」とうそぶいておく。エロゲマニア桐乃も裸足で逃げ出す変態プレイの強要に日ごと神経をすり減らす黒猫。
陵辱部屋では、友達に囲まれてこれまでと変わらず幸せそうに暮らす沙織や桐乃、妹の写真がスライドで映し出される。
(なぜ私がこんな目にあってるのに笑っていられるの) 得意の邪気眼で妄想に逃げ込む余裕もなくなってくる黒猫。(どうして私なの)
やがて黒猫の友情とやるせなさは憎しみへと変わっていく (私の代わりに、こいつがつかまれば良かったのに) (こんな薄情な友達、死ねばいい)
もう限界まで来た頃に、扉の向こうから「黒猫!助けにきた!!」と京介の声を聞いて「ここよ!」と歓喜して叫ぶ黒猫たん。
扉が開かれた時、黒猫の目にしたのは 首を切断された京介と携帯レコーダーを手にした俺の笑み。
続けざまに部屋の中に放り込まれてくる、桐乃、沙織や、妹、大事な人たちのバラバラ死体。「黒猫ちゃん、叶えてあげたよ!」──
「いやああああぁ!」とこれ以上無く泣き叫ぶ黒猫の声を聞いて最高に勃起。 完璧に絶望の淵まで叩き込んで、
高笑いしながら黒猫たんを犯して精神を崩壊させる。 その後、黒猫作の分厚い同人誌の束で顔面叩き潰して死姦して泣き叫ぶのが夢。
617名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 20:36:04 ID:q51dHNMm
まあなんだ、甘ーいラブラブSSでも書こうかな、うん
618名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 20:53:13 ID:ume0vuYi
誘い受けは危ないぞ


だが頼む
619名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 21:09:05 ID:vANL+3tE
>>616
紳士力5か………、ゴミめ。
620名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 22:01:07 ID:q51dHNMm
>>618
とりあえず、書いてみた

◇◆◇◆


「うふっ、兄貴だあい好き♪」

 ぎゅっ

「うお、なんだ、急に…………まあ、俺も桐乃のこと好きだけどよ」

「ほんと? へへっ……じゃあ、うーんとサービスしてあげるっ」

 桐乃は嬉しそうに俺のイチモツを取り出し、しゃぶり始めた。

「ん、ちゅぱ、れろ、……兄貴すごく固くなってる……ふふっ、はむ、ん、ちゅぷ」

 舌だけじゃなくて、頬や上あご、喉の奥まで使って、懸命に奉仕してくれる。
 その緩急をつけたテクニックに、早くも限界に追い込まれちまう。

「んっ、んっ、あは、……いいよ、全部飲むからぁ」

 そう言って俺に微笑む桐乃の唇とナニの間に糸ができている
 
「ちゅぱっちゅっちゅっ……ん、ん〜〜〜」

 どぴゅっどくっどくっ 

「ん、ん、ん……こくっ、こくっ……はあ、すごいよ、兄貴……ちゅっ、れろ」

 言葉どおり、一滴も逃さず綺麗に舐め取ってくれた。

 ……こりゃ、お返ししなきゃな。

 今夜も眠れねえか。……ま、いいけどよ。
 

 俺は幸せそうに笑う、可愛い妹を抱き寄せた。

 完


……だめだ、こりゃ orz
621名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 22:17:13 ID:tX81A/tq
>>443
吟遊詩人か、フールだろ
622名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 22:18:16 ID:tX81A/tq
わり、すれ間違えた。。。
623名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 23:19:30 ID:fLl7lFGI
>>620
桐乃らしさの欠片もないが桐乃だと思えば最初の一言で勃起しかねない

とりあえず>>616は黒猫と共に死ね
624名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 23:26:54 ID:q51dHNMm
相手するなよ・・・
625名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 23:34:42 ID:VboKq22C
紳士レベル低下中。
626名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 23:57:39 ID:smcV3ruJ
とりあえず賢者になれ
627名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 06:19:38 ID:0mWQYFvg
……………ふぅ。
628名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 11:26:25 ID:Dv2zlXo0
>>620
これはいい桐乃ですね。
629名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 12:53:26 ID:b94XpF+Z
低年齢ジャンルの作品スレでよくあるけど、「ラブラブエッチ以外認めねえ(ボクの○○を汚すな! )」
っていう きもい中坊オタが、どうしてエロパロ板で居場所を主張してるの?
630名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 13:28:26 ID:LWlVVBYi
良いか?触れるなよ?
631名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 15:00:47 ID:TRgB920N
そのキモイものに構ってあげる工房オタがいるから
632名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 15:47:56 ID:0mWQYFvg
はいはいスルースルー。
(´・ω・`)


想い人(仮)への己が体躯の露出の危機に瀕して赤面し行動不能に陥る黒猫様かわいいお。
633名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 15:58:05 ID:mH1/WoRM
バトル物なら陵辱もアリなんだろうけど、原作がコメディやラブコメだと
なんか、アンチっぽくなるよな。って、こことドラクエ以外、エロパロスレは見たことないんだけどw
634名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 16:47:59 ID:gToraMvM
きちんとしたSSで注意書きさえあればいいと思うけどな
ネタとちゃんと分かれば雑談でもいいと思うし
結局は『紳士たれ』ってことなんだろうけど

ただマジ基地は勘弁><
635名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 16:54:14 ID:0uUtHfXH
ここも人が増えてきたし、そろそろテンプレを作ったほうがいいのでは。

人を選ぶ作品(凌辱、オリキャラ、百合etc)は、投下前に一言警告の一文をお願いします。

投降作品に対する誹謗中傷は厳禁です。
アドバイスをお願いします。


みたいな
636名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 17:05:06 ID:gToraMvM
>>635
賛成
次スレまでにいろいろ決めとこう
他スレを参考にすりゃ揉めないだろうしな
637名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 17:20:36 ID:Dv2zlXo0
ツンエッチでもデレエッチでも可愛く魅力が際立つ。
それがきりりんこと高坂桐乃様なのです。
638名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 17:37:34 ID:DwCe1Nv8
>>633
昔ドラクエのエロパロで陵辱モノ書いたことあったからドキッとした。
ここでは読むの専門だけどw
あやせのエロSSをもっとプリーズ!
639名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 19:10:10 ID:Tu8NOyxE
プリーズって何様?お願いできる立場じゃないでしょ
まずは自分で此処で書いてみろよ
640名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 19:47:38 ID:SwK1SsZP
>>639
雰囲気悪くなるようなレスもどうよ
言葉を少し選んだ方がいいと思う
ただでさえ敷居が高いとか言われてんだから

あえて誤用
641名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 19:51:47 ID:Dv2zlXo0
>>639
読む人がいて書く意味ができるんだから読むだけの人がいてもなんら問題無いんじゃないの
642テンプレ案:2009/10/08(木) 20:10:03 ID:0uUtHfXH
エロパロ板では1レスあたり最大約2000文字(4KB)、最大60改行、1行最長128文字が基準になっています。

総書き込み容量は500KBとなっていますので、450KB or 480KBを超えた後に最初に書き込む人は、スレ立て宣言をした後、新スレを立ててください。
規制などで立てられない場合は、その旨を書いて次の人に引き継いでください。

書き込み件数は1000レスまでです。
950 or 980レスを踏んだ人はスレ立て宣言をした後、新スレを立ててください。
規制などで立てられない場合は、その旨を書いて次の人に引き継いでください。

過剰な催促はしない。

書きながら投下しない(一度メモ帳か何かに書いてからまとめてコピペ投下を推奨)

みんな仲良く。
荒らしはスルー。
触ってしまったら、あなたも荒らしです。

三次創作に関しては…どうなんだ?
643名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 20:23:29 ID:TRgB920N
>>641
読む人の数と書く人の数、どっちが多い?
644名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 20:32:45 ID:LWlVVBYi
紳士の社交場にルールなんて必要ない
子供は暴れるからルールで抑圧しないとダメなんだよ
645名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 20:41:06 ID:TRgB920N
本来は半年ROMったりすることで学ぶマナーで十分なはずなんだけどな
書いてないのを理由に好き勝手する奴が出ないとは限らないしこの内容のテンプレなら問題ないと思う
646名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 20:47:13 ID:0uUtHfXH
社交場ほど(暗黙の)ルールでがんじがらめの場所も少ないと思いますけど。
ここは小さい時から英才教育を叩き込まれた紳士が集う場ではなく、
誰でも入れる公園みたいなもんでしょ。
入り口に最低限の注意書きの貼り紙はしておいた方がいいと思うんだけど…
647名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 21:04:54 ID:Dv2zlXo0
>>643
読む人だね。
でも書く側だって好意なんだから何言っても聞かない輩は本当に聞かないよ
648名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 21:13:47 ID:gToraMvM
>>646
ちょっと冗長かな? 480KBか>>980あたりで次スレの準備を、ぐらいでいいっしょ
>>635で書かれた事を入れるなら上半分は纏めた方がいいと思う

あと、新人さんおkということで、控え室まとめの紹介とかどうだろう?
649名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 21:19:52 ID:JRmrriYZ
余計なもんつけなくて良いだろ。シンプルが一番
聞かない奴はなに言っても聞かん
650名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 21:45:19 ID:gToraMvM
うーん、受け入れる体制整えるのも大事だと思うよ?
俺もちょっと考えてみる
651名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 23:15:06 ID:0uUtHfXH
>>648
確かに冗長やね。
次スレに関しては、その一言で十分かな。
控え室、賛成。

>>649
>聞かない奴はなに言っても聞かん
だよね〜…注意書きくらいで荒らしが来なくなるなら誰も苦労しない。
でもまあ、やらないよりはやった方がマシかな、ということで。

既に荒らし臭いのが沸いてるし…
652名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 02:36:21 ID:euuI2/5I
>>651
規制とか決めるとわざと破ろうとする低脳もいるからな。
聞かないっていうか聞けない日本語が通じない日系もよくいるし。

もう桐乃様になんとかしてもらうしか。
653名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 02:47:11 ID:w0fmZlmb
まぁ荒らしもそうだけど
初心者なもんで^^;
とかを言い訳にする子どもを無駄に増やさないためにも見える形で決めとくほうが無難じゃないかな
大体初心者ならなおさら調べろと思うんだけど道理が通じないからなw
654名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 02:55:23 ID:Hb878Lzo
僭越ながらテンプレ原案書いてみた。
>>1にプラスする感じで。
ちょっと餓鬼臭い?かなあ。 長い? や、これは気遣い無用で忌憚のない意見を頼みます。



「と、言う訳で少々補足するでござるよ」
「うえ!? マジで?」
「全く、面倒ね……」

Q:SS書いてみたいんだけど……
A:歓迎するでござるよ! 細かい作法等はここを参照してくだされ。
 【控え室まとめ】
  ttp://hikaeshitsu.h.fc2.com/

Q:どんなSSでもいいの?
A:仕事でやってるわけじゃなし、好きに作ればいいでしょうに。
  ……ただし注意書きは必要ね。特に偏った嗜好のSSには必須と言っていいわ。
  それと……レイプされて死ぬようなのはやめて頂戴。
  自分でもちょっと……というSSはここを利用するといいわ。
  スレに投下し辛い/迷うSS【元・追い出され3】
  ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1242308022/

Q:○○なSSが読みたい! リクエストしていい?
A:節度を持って、ってトコかな。 雑談でもなんでもだけど空気嫁ってこと。
  SS投下直後なんてもってのほか。 つーか、無かったら自分で書きなさいよ!

「なーんか当たり前って感じしない?」
「そうは言っても『荒らし、煽りはスルー』といった基本もなかなか守れないものですしなあ」
「……っふ……煽り耐性皆無のDQNなあなたには必要よ」
「ブッ殺されたいの!? アンタ!」
「……これだもの」
「まあまあ、ここは『紳士の社交場』、落ち着くでござるよ」
「ったくこの糞猫……。あ、言い忘れてたことあんじゃん」
「「?」」

「ここはエロパロ。18未満は来ちゃダメだぞ☆」

「それはそうでござるが……」
「……あなたが言うことなのかしら」
655名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 04:18:24 ID:t29ZKbyH
一応、ここまで特に問題起こってないし、当面ほぼ現状維持でいいかなーって思うんだけど。
>>654みたいなQ&Aがあっても楽しいし、参考になると思うけど……毎スレ張るには、ちょっと面白すぎる(SS風すぎる)かもw

飽きないように、毎回、説明するキャラを変える?w (スレ立てが、職人しか出来なくなるけどww)


【テンプレ案】

ここは伏見つかさ作品のエロパロスレです
次スレは>>980か480KBあたりで立ててください

まとめwiki
http://www15.atwiki.jp/fushimi_eroparo/

前スレ
【俺の妹が】伏見つかさエロパロ2【十三番目のアリス】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250993410/

【初心者の方へ】 参考にどうぞ。
◆控え室まとめ ttp://hikaeshitsu.h.fc2.com/frame.html
656名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 04:50:22 ID:hP4hRkEY
テンプレをキャラでやるならSSで全然全く出番のない沙織さんにその役目を与えてあげたい
657名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 07:45:39 ID:BWoCnq/g
あえて反面教師なルール破りキャラも欲しいところ
地味子ならいい具合に頭のネジが抜けたウザ馬鹿になってくれるはず
逆に脳内理論に基づいてキレる粘着役にはあやせが似合いそう
桐乃と黒猫のいつものやり取りで十分じゃね
d
658名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 12:53:56 ID:E2RAEhGG
>>1>>655の下段を使って、
>>2以降の注意書きを>>654みたいにキャラを使ったQ&A風にするか、普通に箇条書きにするかは、スレ立て人が決める、というのはどうだろう。
要点さえ押さえていれば、後は自由にやっていいと思うけど。

>>657
反面教師キャラなら、加奈子も面白いかも。
突っ込み役はあやせ、桐乃、京介で。
ああでも、これじゃ黒猫と沙織が絡めないか…
659名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 17:13:51 ID:euuI2/5I
桐乃と赤城で。
660名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 18:28:08 ID:f+IZh8uX
テンプレとか前スレとまとめだけで良いわ
キャラ使って説明とかちょっと寒い
661名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 19:12:48 ID:w0fmZlmb
テンプレでキャラ使うのは結構普通にあるけどな
それが寒いと感じるのはネタをネタと理解できないここに来ていい年齢じゃない子くらいだろう
662名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 19:20:13 ID:Gdj8RxRt
根拠のない批判をしてるようじゃ子供と変わらんだろうに。
663名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:08:21 ID:OdOFVZhZ
えーっと、今の住人にテンプレが必要ってことじゃないんだけど……
新規の人がわかり易いようにQ&A風にしてみた訳で
つーか、あんま皆さん関心無いのかな?
昨日も書いたけど受け入れ態勢整えるの大事だと思う
664名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:13:56 ID:TDxqHPqK
京介「てめえは俺の彼女かっつーの!」

桐乃「ブッ殺すよ!いまの台詞、今までで3番目くらいにキモかったっ!」
内心桐乃は嬉しかったに違いない
665名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:17:12 ID:euuI2/5I
>>664
ったりめーだ!
666名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:46:43 ID:vnUuebCb
当然だな
667名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 22:36:07 ID:E2RAEhGG
>>663
関心が無いと言うより、面倒なことは考えたくない、って感じじゃないかな。

とりあえず、>>2以降の注意書きの内容だけでも決めておきたいのだが。
俺は

人を選ぶ作品(凌辱、オリキャラ、百合etc)は投下前に一言、警告の一文をお願いします。

投降作品に対する誹謗中傷は厳禁です。
アドバイスをお願いします。

過剰な催促はしない。

みんな仲良く。
荒らしはスルー。
触ってしまったら、あなたも荒らしです。

の四つを推薦する。
>>654とほぼ同じやね。
668名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 23:19:08 ID:t29ZKbyH
初心者が参加しやすいように、まず初心者が感じるような素朴な疑問をQ&A形式でクリアしてやるって発想には賛成。
でも、初心者に不快な思いをさせられたくないって発想で細かくルールを規定するのは嫌かな。

どう違うんだよ!って言われても、微妙な表現上の違いにしかならないと思うので、答えに窮するわけだがw
たとえば、>>654の奴なんかは、前者の心遣いを感じて好印象だった。
669名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:11:49 ID://YHvqXj
>>667
そうだね、いいんじゃないかな
あと「投下しやすい雰囲気づくりを」って入れたいかな?
とりあえず週末だし、このへんで中断しよう
まさに投下しやすい雰囲気づくりのためにw

 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7770/1254734195/l50
 ↑
ここ使ってみない?したらばだけど
670名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:30:29 ID:DywKfTRi
いろいろ目を通さないといけないのが手間だし、そういうのはちょっとな……
671名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 01:21:48 ID:3ylV/wkt
自分の都合で手間を惜しむ人がgdgd言うのはどうかと思うよ
672名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 02:21:30 ID:gluM6yfr
>>670
お子様はお帰りください
673名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:40:51 ID://YHvqXj
なんかかえって空気悪くなってたりして……orz

しばらくねこシスでも読んでるよ、うん

674名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:42:41 ID:fKFEus9x
とりあえず細かい事をこれ以上詰めたい人は>>669を使って、あとは次スレ立てる人に
まかせればいいんじゃないかな。で、反応みながらスレを重ねるたびに微調整すればいい。
675名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 07:35:48 ID:MjNJVOK4
>>674
了解。


ねこシスって、もう出てるの?
676名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 08:22:49 ID:zNLa1vAO
>>675
今日出る。
支配人である友達が言うに面白味に欠けてるらしい。
それでも暇潰しがてら買うけど。
677名無したん@ピンキー:2009/10/10(土) 10:42:51 ID:KBR4quK0
ちょっとここの住人方に質問です

サンクリで出ていたと思われる
サークル「星の砂時計」さんで、
「ただいま桐乃警報発令中」買われた方
どんな内容だったかご教授ください。
678名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 10:54:28 ID:3ylV/wkt
これってふいんき(ryと同じ使い方してるのかガチなのかが分からないくらい普通に間違ってる人が多いから突っ込みにくい
679名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 11:27:42 ID:MjNJVOK4
>>676
そうなのか。
あまり過剰な期待はしない方がよさそうだな。
ネタバレが怖いから、読み終わるまで退避するとしよう。



「ねえ黒猫、今度映画見に行かない?」

「…まさか、メルルの劇場版とか言わないでしょうね」
680名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 11:40:02 ID:3ylV/wkt
波乱万丈と言うよりほのぼの日常にちょっとスパイスって感じだから盛り上がりには欠けるかもね
681名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 12:39:08 ID:zNLa1vAO
ねこシス読了。

まぁなんだ。黒猫ルーツの千夜子に期待したんだがどう考えても鈴の方が可愛いな。
682名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 00:44:53 ID:5gEQLZ1w
はい!
千夜子さんは絶対オナってると思います!

つーかにおいで大好きなのを伝えるって……発情?
683名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 01:12:21 ID:s1oZJocO
もしかして、千夜子がダントツで好きな俺って少数派なのか……?

千夜子かわいいよ千夜子
684名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 02:36:41 ID:i10TzVqn
やっぱ美緒だろ
千夜子は黒猫のクローン
黒猫は中古
685名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 03:47:01 ID:Mi1rfrRD
俺が貫通しちゃったからな
686名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 03:47:44 ID:rRIaHIHW
本 ス レ で や れ
687名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 03:50:33 ID:azmJmaep
煽りは餓鬼の多いところでやって欲しい。
黒猫のSS書いてる職人達がどう思うか想像出来ないのか?

次からは構わないのでよろしく。
688名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 04:26:28 ID:I6FsMvg3
自意識過剰にもほどがある
689名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 06:44:49 ID:i10TzVqn
そりゃお前だろ・・・
690名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:09:14 ID:NO2ac/LI
>>689
お前は少し反省した方がいい
691名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:10:40 ID:Mi1rfrRD
触っちゃダメよ
692名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:25:31 ID:i10TzVqn
それを言ってんのに何故わさわざ触るんだよ
693名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:33:09 ID:nYtjuSSp
>>690
厨は本スレ逝け。

以下スルーで。
694名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 22:11:54 ID:X0ikzSl3
>>683
同士よ!


>>686-693
誰と戦ってるんだ?
荒らしが沸いたわけでも無いみたいだし、話も噛み合ってないし。
全員誤爆?
695名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 05:20:07 ID:trhtPx7e
ねこシス読んだら、こんなんが浮かんだ

黒猫と桐乃が一緒に道を歩いていると、前から男の子がやって来て
○○「あ…東雲さん…?」
黒猫「………」
○○「えと……オレのこと覚えてる…?」
黒猫「もちろん。○○君でしょ?お久しぶり」
○○「久しぶり…。えと…そ、それじゃあ」
黒猫「ええ、さようなら」
桐乃「誰?あいつ」
黒猫「元カレよ」
桐乃 Σ(゚Д゚;)

ま、ありえないけど
696名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 08:30:45 ID:LtULiH2A
此処は本スレ黒猫厨の自演が多いみたいですね。
697名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 08:43:52 ID:w9w1etfc
俺は
京介が街を歩いていると黒猫を発見。
呼び掛けるがシカトされる。
聞こえてなかったのかと肩を叩くと

「誰?」

千夜子だった。
というのが浮かんだ。
ベタすぎるか。
698名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 13:02:07 ID:GUplzDvd
多少エスパー入ってしまうが

>>687が投下しようとしてたSS読みたかったな
699名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 18:37:01 ID:ZrNuDPxp
>>698
>>687って自己抱擁の言葉だったんだな。どおりで。

桐乃のSSどうなった?早く続きが読みたいぜよ。
700名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 18:47:16 ID:5xGlovgr
どっちにしたってそういうレスしてるのは餓鬼には変わらんと思うけどなw
妙に句読点多い人は=に見えるのもエスパーなんかね
701名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 18:57:17 ID:ApV7jBTI
もうちょっとお上品に待とうぜ?
702名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 21:22:43 ID:ZrNuDPxp
>>700
まぁ煽りも厨も自重しろってこった。
あと自演もな。

ていうか今SS作成途中の人いる?
703名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:05:31 ID:5xGlovgr
まさか君に言われるとは思わなかった
704名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:15:09 ID:ZrNuDPxp
>>703
相当悔しかったみたいだな。
もうレス要らんよ。馴れ合う気はないんで。
705名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:20:24 ID:XOAjTqBQ
ID:5xGlovgr
ID:5xGlovgr

まとめて首釣れ、馬鹿共
706名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:26:37 ID:ZrNuDPxp
俺は?w
707名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:30:17 ID:ApV7jBTI
本スレに帰ってくださいお願いします
708名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:32:08 ID:+19ozFSe
>>702
おう、ここにいるぞー! って出てくる奴いないってw
全然できてねーけど、投下されやすい雰囲気で待つしかないな
>>687には同情するよ、まったく
709名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:36:55 ID:XOAjTqBQ
まぁ、>>687=>>708だろうけどな
どうせろくなもん書けやしないんだから自演すんなって寒いから
710名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:45:49 ID:+19ozFSe
>>709
お前愚痴スレ見てねーのか?
>ろくなもん書けやしない
そうかもしれんがお前の為に書くわけじゃない
711名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:54:30 ID:ZrNuDPxp
>>710
愚痴スレとやらの詳細聞かせてくれ。
712名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:11:09 ID:+19ozFSe
>>711
すまんが俺の思い込みかもしれんからなんとも言えん
まあ、自演と思われてもいいよ
気持ちは一緒だしな
713名無したん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:15:30 ID:JeDc3diW
この場の流れを変える為に…

ここ最近の同人イベントで俺妹本…つーか桐乃本出してるとこあった?
714名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:16:39 ID:XOAjTqBQ
>>710
だったらチラシの裏にでも書いてろよ
なにか?投下してやってるんだから丁重にもてなせとでも言うのか?
ろくな物書けないと自覚してるのに?
自惚れんなっての
715名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:20:21 ID:ZrNuDPxp
>>714
落ち着け。
とりあえず>>713の問いに答えてやるといい。
716名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:21:00 ID:l/Azz5t5
なんでこんなに偉そうなの?
717名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:23:29 ID:ZrNuDPxp
>>713の気持ち考えてやれよwww
718名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:38:18 ID:+19ozFSe
あーすまない、これで終わる
>>714
お ま え の た め に 書いてるわけじゃない
同じこと言わせんなよw

以上
719名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:43:49 ID:NrmvDWLA
……とりあえず、何か投下されたとおもってwktkしながらスレを開いた俺の憤りは、どこへもって行けばいい?
720名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:01:16 ID:ZrNuDPxp
>>719
お前には同情しちゃうぜ・・・ぐすっ
721名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:10:24 ID:CotVT7hi
これはひどい
千葉(チバ)くらいひどい
722名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:52:44 ID:56Mdp/mG
書いてくれるのはありがたいけど、正直お前のために書いてるんじゃない。
とかさすがにないわ。子供の言い訳じゃないんだからさ。
723名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:58:33 ID:R14+Ab8X
本日のNGID
ID:56Mdp/mG

IDは生涯固定にしてほしいな。マジで。
そしたら手間が省けるのに。
724名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 01:01:08 ID:TJTkLet0
ねこシス読んで、俺の中では俺妹での黒猫の家族構成が四姉妹で固定されたな。
ただし、猫又じゃなくて普通の人間。長女は人間嫌いじゃなくて男嫌いで、三女四女は性格そのままで学年は年齢相応。

なんかみなぎってきたw
725名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 03:43:13 ID:/QWaZYkh
>>724
俺の中では、かぐらは俺の妹では母親役だな
男嫌いではないが夫と不仲で別居中みたいな感じ

やべww
俺もみなぎってきたwww

妄想でもしておこう
726名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 07:44:00 ID:HiWTyRhj
>>725
些細な行き違いから別居して、そのまま死に別れたイメージ。
727名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 20:14:25 ID:eSxlYPMy
お前ら本スレ池よ
投下しやすいこのスレらしい雰囲気作ってやれよ
728名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:25:44 ID:V+SmqXws
SS以外のレス全スルーのスキルを獲得済みの俺に隙はなかった
729名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:41:40 ID:40xGQ1Q4
マジで普通の話したいだけなら本スレ行って欲しい
嫌味とか煽りじゃなくて、住み分けを考えてさ
730名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:05:26 ID:dijPFnM7
一日に3,4個の雑談レスに過敏じゃないか?
正直本スレ行け、ってレスの方がどうかと思う
731名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:27:42 ID:+ba9mdao
投下がなけりゃ雑談で進むのは、どのスレも一緒だろう
732名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:30:50 ID:eSxlYPMy
>>730
一日で3、4個とかそういう問題じゃなくて雑談して話がすすんでる中投降しにくいだろっつー話。
お前の見解よりこのスレの主旨が大切。
雑談希望はどうぞ本スレへ。

話を変えてコテの職人さんは今何してる?
完成してるけど投降しにくくて手持ちがあるならば今のうちに是非。
733名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:40:05 ID:c3TC08MP
俺がちょっと前に本スレに此処のURL載せてしまったばかりに妙なのが流入してきてしまったな…
職人の皆様方、真に申し訳無い
734名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:46:04 ID:JCgqqd27
うん、常識的に考えて全年齢の場所にここ貼るのは18歳以上の人としてはどうにかしてるよね
735名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:55:13 ID:hscuGxj5
自治してる人の言い分はもっともだ。みんなわかってる。だから自治はやめよう。
たぶん、自治が一番、無駄レス消費するし、スレの雰囲気も悪くなる……
736名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 01:16:06 ID:4mZDS3nY
まあ、しょうがない
2次はどうしてもそうなる運命かもな
アニメ化とかしたらもっと……
737名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 01:42:43 ID://8Apaqu
>>733
お前か
マジでないわ。死んでわびろ
738名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 01:50:14 ID:4mZDS3nY
いや、もういいからwww
子供は寝ろよ


739ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/14(水) 05:28:08 ID:kkrnuFpQ
愛がたりないぜえ────っ!!

つーわけで、空気を読まず投下
ちょいネタぐらいに思って下さい

注:序章のみ(空気入れ替えのため)
  桐乃が変なのは仕様
740ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/14(水) 05:29:29 ID:kkrnuFpQ

「ふぁ、ん、ん〜〜〜〜〜っ」

 俺は布団の中で伸びをした。枕元の時計は、五時ちょっと前を示している。
 あ〜、休みだってのに早く起き過ぎちまったぜ、ちくしょう。
 ま、目覚めのいい朝だ、ちゃあそうだけどな。
 寒さも特に感じないし、なんかいい匂いもするし……。

「ん?…………匂い?」

 身を起こそうとして身体を捻る。

 ふにょっ

 俺の右手が、暖かで柔らかい何かを掴んだ。

「…………は? ……う、うそ……だ、ろ?」

 な、ななななんで!? なんで、お前がいるんだよ!?
 それも、俺のベッドに! アメリカ行ったんじゃねーのか!?

 ここに一番いる筈が無い奴、俺の妹、桐乃がスヤスヤと寝ていた。
 それも下着姿で。俺の右手に胸を揉まれて。
741ぺけっぱ ◆x8MEL5BF3g :2009/10/14(水) 05:30:52 ID:kkrnuFpQ

「…………」

 人間ほんとに驚いたって時は、声も出ないらしい。
 かつて絶叫して然るべき、などと思ったこともあったが甘かった。
 俺はこの訳のわからない状況を把握するため、高速で思考を巡らせる。

 …………ふむ、さっぱりわからんって事がわかったぜ。
 まあなんだ、わからん事は置いといて、できる事しなきゃな。
 このあいだの黒猫のエロ漫画じゃねえけど。
 よし、今できる事といえば……。

 ふにっ、ふにっ、ぽよん、ぽよん

 おおぉ……や、やわらけえ……! なんだこれ、すげえ。

 ぷにゅぷにゅ、ふにょふにょ

 き、気持ちいい……! コイツ、こんなお宝くっ付けてやがったのか?
 まったくもって、けしからんな。

 ……完全な混乱の極みにいた事を認めよう。
 あれだ、パニックに陥った人間が、自分でもよく解らない行動をしてしまうってやつだ。
 エロゲーの主人公でもやらないような事をしたところで、誰が責められようか。
 ……いや、責める事のできるやつが一人いた。

 ソイツ、桐乃がゆっくりと目を開ける。

「……?」

 俺の顔と自分の胸を交互に見て、固まった。

 俺はこの時になって、ようやく我に返るのだが──……手遅れだよな? 
 はっ、なんか、もうどーでもいいや。ははっ、ワケわかんねえ。
 死刑囚ってのはこんな気持ちなのかもな。ふっ、妙に清々しいぜ。

 しかし、執行人はちょっとはにかんで、こんなことを言った。

「おはよう、兄貴」

 ……えーっと、どういう対応すりゃいいんだ?

「ったく、昨晩あんなにしたくせに……このエロ」
 
 恥ずかしそうに、嬉しそうに……。もしもし? ナニヲイッテヤガルンデスカ?
 
 ……俺はまたもや混乱の極みに陥る事になる。
 なあ、誰かこのワケ分からん状況、説明してくんねえかな……?
 
 いや、マジで、頼むから。


【つづく】
742名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 06:11:16 ID:H/HYPbze
ちょwwww
wktk状態で殺さないでw

GJお疲れさまです
続きかなり期待してますよ
743名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 10:06:01 ID:pH8/sKvN
>>740
朝からお疲れ様です。
続きを期待してます!
744名無したん@ピンキー:2009/10/14(水) 22:37:17 ID:zfTm/Vgk
超乙っす!!
正に続きが…というより朝の第一ラウンドを…

出来れば、昨夜の桐乃の艶態なシーンのこと細かいSSが見たい…
745名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 06:06:20 ID:idNk8R5g
>>740
かなり乙!
桐乃エロ可愛っすねww
最高です。

続き期待しております
746名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 08:31:33 ID:cvMGhHEo
京介「おおぉ……」
ふにっ、ふにっ、ぽよん、ぽよん

京介「ハァハァ」
ぷにゅぷにゅ、ふにょふにょ

京介「……………?」
ふにょん、ふにょん


桐乃「ハァハァ」


まで読んだ。
747名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 17:45:53 ID:idNk8R5g
>>746
未来が見えるのか。羨ましいな。
748名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:35:56 ID:xJWfiTKd
黒猫みたいに放り投げたりしてw

と、冗談は置いといて
いきなりだが、しっぽってやっぱり性感帯なのかな
なでなでしたらぴくっぴくっとか……
749名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 21:02:43 ID:idNk8R5g
なんかもう>>740の続きが気になりすぎてイーーーッてなるw
750名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 21:37:44 ID:xJWfiTKd
>>749
スマン、気を使わせちゃったかな
書き手で雑談気にしてる人なんて殆どいないからw
雑談>感想にならなきゃいいよ
一通りレスがついたらそこそこの雑談、これが一番
ソースは書き手スレ&俺
751名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 21:46:53 ID:idNk8R5g
>>750
いやいやいやいやいやww
続きが気になるのはガチでござるよw

>>749はあくまで本音レス
752名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 22:08:50 ID:xJWfiTKd
>>751
thx あれ?馴れ合いっぽい? んじゃこの話終了ー、ではまた
753名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 22:52:39 ID:iZw7Z9Y1
なにこの気持ち悪い流れw
754名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 02:04:22 ID:Xb8seEh/
ふにっ、ふにっ、ぽよん、ぽよん
755名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 06:18:39 ID:8P6/OHWX
>>741
効果音がエロいw
桐乃かわええーっす!

続き期待。
756名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:56:20 ID:Vc9VF6SV
あやせが一番乱れそう
757名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 23:19:03 ID:4ydtSc1Z
「くやしいっ……でも感じちゃう」ビクビク が一番似合うのは確かだ
758名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 00:26:00 ID:CINeQJu1
>>740
お疲れサマー。
続き期待してるんだぜ、桐乃激エロカワw

公式のインタビュー・・・アレは桐乃ルート宣言だろ・・・
話を深読みしない程度に細かく聞いてるといくつもフラグが立ってるw
まぁ雑談になっちゃうからあんまり話しちゃいかんけど。
759名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 10:36:01 ID:yd8cUEQl
>>758
いや、深読みしてるからw
5巻発売まで楽しみに待てよ、SSでも書いてさ
書き手不足はエロパロ全体の問題でもあるし
760名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 11:26:55 ID:CINeQJu1
>>759
深読みはしてねぇよw
発言そのまま読みとっただけだし、他もみんな言ってるしな。
桐乃派の俺は嬉しい限りだぜ

残念ながら文章書くとつじつま合わなくなって日本語でおkの俺にはSSを書く側は向いていないとされる。
現にぺけっぱさんの続編を待つので精一杯だ
761名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 14:10:05 ID:JQJBpzqB
向き不向きより、書きたいか書きたくないか、だな
誰でも気軽に参加できるような場の筈なんだけどなあ
762名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 14:49:01 ID:CINeQJu1
好きこそものの上手なれってが言葉あるよな。
あれは好きで且つ上手い人に言える言葉なんだよ
好きかって言われれば微妙で上手いかって言われれば全く、と即答できる俺は書く勇気出ないんだよな
763名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 15:12:37 ID:2hZEVgLl
じゃあいい加減黙ってろ
764名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 18:58:37 ID:8kxtU8TW
>>757
だがしかし、黒猫の
「こ、この私が人間風情に……そんな、あ、あぁっ」ビクビクッ
というのもいいと思うんだ
765名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:29:25 ID:qN+zBG28
好きこそものの上手なれってが言葉あるよな。 (キリッ
あれは好きで且つ上手い人に言える言葉なんだよ (キリッ
好きかって言われれば微妙で上手いかって言われれば全く、と即答できる俺は書く勇気出ないんだよな (キリッ
766名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:50:14 ID:iHvGEIrw
桐桐うるさい
767名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:55:27 ID:CINeQJu1
ああ、桐乃ね。可愛いよね。
768名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 01:28:56 ID:q/D3tPS6
桐乃SSを書きたい新規だが案が全く無い
丸顔可愛い桐乃にエロテイストはぴったりだから良いな。
769名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:37:53 ID:h0MMSViL
かまってもらいたいのはわかるけど、書き終わってからどうぞ
770名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 04:26:11 ID:a2keKqRq
>>768
完成を楽しみに待ってますぜb
771名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 08:46:14 ID:kDUnkZyb
黒猫って何気に独占欲強そうだよな。てか京介と付き合うことになったら少し依存入りそう。
772名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 10:03:53 ID:q/D3tPS6
そういう話題って本スレでもできるよな。
どうでもいい話題が流れていく中SS投下するこっちの身にもなれよ。
773名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 12:34:00 ID:BkfOC57s
新規なら投下してから言ってくれ
774名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:09:11 ID:q/D3tPS6
>>773
新規とか関係無いな
775名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:13:39 ID:Hs7pq8oP
とりあえず投下キボン
776名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:35:19 ID:JfFi2C73
私もここで皆様にSSを読んでいただいている一人ですが、
こういった一見どうでも良いと思えるような書き込みでもSS書く上でヒントになったり、そこからアイデアが生まれたりもします。
キャラの考察にもなりますしね。
俺がSS投下してやるんだからお前等黙ってろよ!
というのは少し乱暴すぎるのではないでしょうか?
777名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:50:36 ID:1/528e10
スルースキルが圧倒的に足りない
778名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 14:54:47 ID:gmVvfZUa
>>776
自分でも言ってたが可哀想な子なんだよ

雑談についてはこないだ控え室で話題にしてみた
510から意見が出てる
皆さんも参考に
【SS書きの控え室98号室】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1254681674/
779名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 15:24:14 ID:HeAJb/Mx
ネタが出るような話題ならいいのか

オナヌが見つかる京介。それをネタに京介を迫るドS桐乃
逆に桐乃のオナヌ見てしまっても京介はそれをネタに迫ったりしなさそう
780名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 16:12:58 ID:1/528e10
それをネタに思い出しオナニーで自己嫌悪になったところを見られて(以下ループ
781名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 16:32:24 ID:gmVvfZUa
>>779



「目が……目がぁ……!」
「な、桐乃!?」
「目が腐るっつーの!! と、とっととしまえっ! このバカ兄貴!」
「お、お前がノックしねえのが悪いんだろうが!」
「うっさい! ……つーか、やっぱりメガネ……」
「こ、これは……ちっ、ああそうだよ! 俺はメガネ好きだ! 文句あっか!?」
「開き直るんじゃないわよ! 変態の分際で!」
「それを言ったら、オマエだって妹好きの変態じゃねーか!」
「あれはいいのよ! 可愛いからっ!」
「盛大に自分を棚に上げやがった……!」
「とにかく! 今度という今度は、アタシも限界! アンタに妹の素晴らしさを叩き込んでやる!」
「な、なにをする、気だ……?」
「べっつに〜。ただほんのちょっと、その身に刻み込んでやるだけよ……このアタシをねっ!」
「や、やめ……! ヒ、ヒイィィィイィィィ────────ッ!」

…………こんな感じか?
782名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 17:07:51 ID:a2keKqRq
で、なんだかんだで仲良くなった後、桐乃にメガネプレイを迫る京介
いつもとテンションが違う京介に戦く桐乃、まで思い浮かんだ
783名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 17:17:20 ID:gmVvfZUa
「くっ、やはりあたしの妹力では限界があるってゆーの? こ、このままでは……」
「ヒヤァッハ────────ッ! メガネメガネ……」
「アッ、ア、ア────────ッ」

…………なんか大分違う気がしてきた
784名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 17:52:30 ID:a2keKqRq
>>783
ノリがバトル漫画でフイタw
785名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:42:47 ID:1/528e10
何でか世紀末っぽいw
786名無したん@ピンキー:2009/10/18(日) 19:18:58 ID:eeibvHX7
ところで皆 もうコタツって出した?(小生、北陸のもんなんで)

コタツネタでエロを噛ませるにはどんなのあるかな…
(温度調整で中を覗いたら桐乃の黒パンとか、
脚を伸ばしたら対面の桐乃のアソコに接触Wとか…)
787名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 19:32:59 ID:HeAJb/Mx
おお!ネタにされてたwww
ありがとう

コタツイベントといえば親とか他人がいるのに足で、が基本だな
788名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 19:39:13 ID:gmVvfZUa
ここは王道、闇鍋はどうだ

桐乃、黒猫、沙織の三人と闇鍋をする事になった京介
明かりを消すと京介の股間を誰かが弄る……

一体誰が? 誰が俺のナニをまさぐっているんだ?

容疑者は三人
犯人は意外な人物だった……
789名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 20:27:26 ID:HeAJb/Mx
お、親父!
790名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 20:45:26 ID:gmVvfZUa
「ふっお前も立派になったもんだな京介……」

『俺の息子がk(ry』






つーか俺ID赤くして何やってるんだ……
791名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 20:53:27 ID:wwzbD5fj
思いっきり吹いちまったじゃねーかw
792名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:34:52 ID:Hs7pq8oP
>>790
面白いからすべて良し。
793名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:42:04 ID:rr8PfMKq
メガネ外したら沙織って美人なのか?
794名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:59:36 ID:wm9NPJqz
>>793
そんな事聞かれて答えられんの現段階じゃ作者ぐらいだっつの
つかガキは本スレに帰んな。シッシッ
795名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 06:32:33 ID:m2eFnA1A
>>794
大人な対応もできないお前も本スレ帰んな
796名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 10:43:12 ID:bm2qBcvx
触っちゃダメよ
仲良く仲良く
797名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 10:49:10 ID:7qe8N2VA
こっちのスレで雑談が多くなったのは人が増えすぎた弊害かもな。
書く気があるのに書けないって人は新刊出るまでにもう一度1巻から読み直してみるのも良いんじゃないか。
798名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 20:52:23 ID:Ufo2WP9V
正直書きたいネタはいくつかあるが、時間と筆速が全然足りない……
んな訳で書けそうもないのでいくつかネタを落としてく
誰か具現化してくんねーかな……


部屋の掃除をしたら、桐乃の髪の毛を発見した京介
「あいつ、俺の部屋でなにしてやがったんだ?」
疑問に思い、一巻のようにトラップを仕掛け、戻った京介が目撃したものとは?
【京介は見た!】

「ヒヤァッハ────ッ! メガネメガネ……」
「くっ、高まれ、あたしの妹力! 妹流97式!パジャマの袖から指先ちらりぃーっ!」
【世紀初頭救世主伝説】

犯人は誰だ?(親父ではありません)
【闇鍋事件】

『バコーン』
「そんな、本当にこんな音がするなんて──……っふ……私が愚かだったわ」
ダンプに撥ねられた黒猫が辿り着いた奇妙な世界、そこは剣と魔法のファンタジー
【聖戦士黒猫inバイストン○ェル】

昼は罵倒されつつも、夜になったら首輪をつけてお散歩さ
「……くぅ…………こ、この変態……っ」
【あやせペット化計画】

「拙者も……拙者も参戦するでござるよ!」
眠れる獅子が目覚めてしまった……深窓の令嬢として京介に猛アタック!
【拙者がヒロイン!】

「じみってゆーな!!」
な、ついに地味子がキレた……! もしもし? それはやり過ぎですよ!?
【あぶのーまる麻奈美】

親父殿の隠れた趣味、それは桐乃のソレを遥かに凌駕したモノだった……!
【■■■■■■】


ふう、ひとまずはこんなところか……
799名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:10:21 ID:NfwL1hnT
書きかけてたネタでかぶってるのがあったけどボツだな……パクリと思われたらイヤだし……

ってのは冗談ですがw
800名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:35:37 ID:7qe8N2VA
>>798
ネタ潰しやめてくだしあ><
【聖戦士黒猫inバイストン○ェル】吹いたw

一つだけに絞って少しずつ書けば良いじゃないっ
801名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:39:59 ID:Ip8I1gx3
親父じゃないのかorz

あやせペット化計画が非常に気になる
誰か職人はいませんか
802名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:55:19 ID:Ufo2WP9V
>>800
す、すまん
つーかほんとにかぶるようなのあんのか?w
京介かあやせならわかるが……
本スレに過去に書き込んだネタだし、一応その辺は気を使ったつもりなんだが……
もし、親父を書くつもりだったら素直に謝る、済みませんでした!
沙織、麻奈美はアバウトだからいいよね
803名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 22:01:33 ID:7qe8N2VA
>>802
いやいや、冗談ッスよ。とりあえず今練ってるネタとはかぶってないです。
あやせと麻奈実も普通にやったらエロパロにならないから似たような感じになりそうな気もするけど。
804名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 23:10:26 ID:W1B6dHy2
地味子は「お兄ちゃんって呼んだ方がいい?」で、
京介が喜ぶならなんでもするタイプなんだなと
805名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 23:21:47 ID:VCJtnT7m
>>804
天然媚ビッチ
806名無したん@ピンキー:2009/10/20(火) 20:02:13 ID:++SiNpRL
どうも地味子のエロスって、どんなのか想像がつかない

11Pの先生、そろそろ続きは如何なものでしょうか?
心待ちにしております。
807名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 21:31:01 ID:+mkl9qIf
>地味子のエロス
へそまであるようなショーツとか
一部の層には大人気になりそうだな
808名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 13:50:28 ID:Ca+T8Zpp
地味子のエロスは最終的に桐乃乱入で桐乃のエロスになりそうだけど。
809名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 22:55:49 ID:LUNVNFXJ
地味子のババショーツのマングリ返しパンチラみたいお
810名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 00:33:48 ID:gJ/zznEm
>>809
性欲が著しく減衰した。
811名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 08:53:32 ID:6kYc2PQ7
ならば、

桐乃と黒猫とあやせのノーパンマングリ二穴クパァがみたいお
812名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 16:27:42 ID:uyJqhuPr
>>811
桐乃だけでいいお
813-1-:2009/10/23(金) 09:44:59 ID:wt51Kw/2

「パンチラ騒動」

☆★☆★☆

放課後、家に帰りつくとリビングから騒がしい声が聞こえてくる。
「ね、ねえ。桐乃やめようよ! 桐乃があんな企画参加することないよ!」
「仕方ないじゃん。編集部からあそこまで頼まれちゃったらサ」
「で、でも、だからって桐乃がやる必要はないと思う」
「それも仕方ないの。あたし以外、めぼしいコはみんな事務所所属だしィ。
あやせだって、事務所の許可下りないって言ってたじゃない」

ふむ。何か揉めてるみたいだが……なんだ?
桐乃の奴が仕方なく何かを引き受けるって話か?

困ってる……わけでもなさそうだし。
つーか、たとえ困っててもまあ、俺には関係ないけどな。
向こうから頼られたわけでも無いのに、勝手に首突っ込んで、
こないだみたいなしんどくて、おまけにみじめな想いをするのは、もうまっぴらだってえの。

「それにあたし、こないだも病気して迷惑かけたし、今度もまた迷惑かけるんだから……」
「で、でも! それとこれとは別じゃないの?」

…………ったく。
いつまでも聞き耳立てていても仕方ねえ。
とりあえず挨拶だけして、すぐに自分の部屋に上がろう。うん、それがいい。
やっかいごとに巻きこまれねえうちにな。

「……ただいま。いらっしゃい」
俺はリビングの扉を半開きにして顔を少しのぞかせて形だけの挨拶を述べた。
そこには、制服姿の女子中学生が二人。タイプは違うがどちらもとびぬけた美少女だ。
その美少女のうち、我が家の美少女……つまりは俺の妹であるところの桐乃は
ちらりと俺の方を一瞥しただけで、すぐに目をそらす。まあ、いつもの事だ。
814-2-:2009/10/23(金) 09:46:49 ID:wt51Kw/2

「あ! お兄さんっ!」

しかし、もう一人の他所ん家の美少女、桐乃の親友でありモデル仲間のあやせの方は
俺をみつけるなり、腰掛けていたソファからこちらめがけて飛び出して来た。

「お兄さん! お兄さんからも言ってあげてください。お願いします!」
「へ? い、いったい何の話だよ?」

突然、懇願してくるあやせの様子に腰がひけていると、桐乃が激しくそんなあやせを叱咤する。

「ちょ……! あやせ! なに、そんなバカに話してんの。そいつ全然、関係ないじゃん!」
激しく声を張り上げる桐乃。しかし、あやせはそんな桐乃にひるむこともなく俺に訴えを続けた。

「聞いてくださいっ! き、桐乃ったら、い、いかがわしい本にモデルとして出るなんて言ってるんです!」
「……は?」
いかがわしい……なんだって?
「だ……だから、いかがわしい本に、そ、その、自分のエッチな写真のっけるって言ってるんです!」
「な……っ!」
遅まきながら、あやせの言葉の意味を理解した俺は、桐乃に視線を向ける。
すると、桐乃はいつもの調子で顔を紅潮させながら、俺に向かって罵るように言葉を吐く。
「あ……あんたには関係ないでしょ。ふん、何も知らないくせに、勝手にクビつっこまないでくれる?」
そう言って、ぷいと顔を背けだ。

ああ、そうかい。確かに関係ないわな。
おまえのいやらしい写真が雑誌に掲載されて日本中にばらまかれようが
俺にとっちゃどうでもいいことだ。
ただな、残念ながら俺はおまえの兄貴なんだよ……!

「お、お兄さん……!?」
俺の顔を見つめながら、あやせが青ざめた顔で一歩、後ずさる。
近づいてくる俺にそっぽ向いてた桐乃を気がつき、そして俺の顔を見て目を見張った。
815-3-:2009/10/23(金) 09:49:12 ID:wt51Kw/2

ん? 俺、そんなに変な顔しているか? ……いや、そんなことは今はどうでもいい。
このバカな妹の兄としてきちんと教育する義務と責任と権利が俺にはあるはずだ。

俺は今回だけはビシっと言ってやらないと気がすまなかった。
「……こ、この、バカっ! まだ中学生のくせに、雑誌で素っ裸さらすとか何考えてるんだ、おまえはっ!」
バチーン!
「だ……だ、誰が素っ裸になるなんて言ったのよっ!」

うう……ビシっと言ったらバシっと殴られた……

「だ、だって。あやせの奴が……」
我ながら情けない声でそう言いながらあやせの方を親指で差す。
「わ、わたしは裸になるなんて言ってませんよっ!?」
責任を転嫁されそうになり、手をぶんぶんと振りながら慌てて弁明するあやせ。

「じゃ、じゃあどんな写真なんだよ……」
服を脱ぐわけじゃない、いかがわしいエッチな写真って……
はっ! まさか……

「だっ! そんなの駄目に決まってるだろうがああああぁぁあああぁぁぁあああ──っ!?」
思わず大声を発してしまった俺を冷たい目でにらむ桐乃と目を白黒させているあやせ。
冷たい目で桐乃が俺に問いかける。
「……ねえ、今度は何を想像したわけ? 言ってみ?」
「い、いえ。なんでもないっス……」
正直に言ったら、どんな目に合わされることか……

「も、もう、ほんとにィ……。あんた大騒ぎしすぎ。まったくシスコンはこれだから困っちゃうよねぇ〜〜」
腕を組み、口元にひきつった笑みを浮かべつつも、尊大な態度で呆れてみせる桐乃。
なんだよ、おまえらがまぎらわしい会話してるからじゃねえか。
それにシスコンだからじゃねえ。こんなの曲がりなりにも実の兄なら当然の反応だろ。
親父ならこれくらいじゃ済まねえぞ!
816-4-:2009/10/23(金) 09:50:18 ID:wt51Kw/2

「ふん……で、結局なんなんだよ。その……いかがわしい写真ってのはよ……」
裸になるわけじゃないと聞いて、少し安堵し興味は薄れたものの、
やはり殴られ損は嫌なので、一応、真相くらいは知っておきたい。
桐乃に聞いても、関係ないでしょっと一蹴されそうなので、あやせの方に言葉を投げる。
「それが、その……ええと……」
あやせはなんだか言いにくそうだ。なんだ、なんだ? やっぱ、エロイ写真なのか?

「ふん……ただのパンチラ。微エロって奴?」

桐乃がそっぽを向いたまま、つまらなさそうにつぶやく。
「ぱ、パン…チラ? 微エロ?」
桐乃の言葉と俺の復唱を聞いて顔を赤らめるあやせ。あやせが言い淀んだ事をなんとなく納得した。
いかがわしさって意味では、「パンチラ」って言葉は、なかなか卑猥な響きがあるからな。

「……って、十分、駄目じゃねえか! た、他人にパンツ見せるとか……
しかもそれを雑誌にのっけるとか、おまえ何考えてんだよ!」
「そうですよね! でも、桐乃ったら、それくらいなんでもないとか言って……」
同調者を得て言葉を弾ませるあやせ。なるほど、そういうわけで、口論してたってわけか。

「いいじゃん、パンツくらい。水着とたいしてかわんないしさ〜」
「変わるだろ!? 水着で海にいる人はいても、下着で海にいる奴はいねえ──!」
俺の横ではあやせがうんうん、と大きく頷いている。
いつもはおっかない娘だが、こうして同盟組むとなんだか可愛い奴に思えるから不思議だ。

「バッカじゃん? それは時と場所によるでしょ? たとえば住宅街でビキニの女の子がいたら変じゃん?」
おお、それはエロイ! ……じゃなくて。
「そ、そんなのあたりまえだろ。それとこれとどういう関係があんだよ」
しかし、桐乃は自信満々に言葉を紡ぎ続ける。
「だからさあ。たとえば、本の中ではヌードになったりしてるモデルの人がいるわけじゃない?」
「……あん?」
正直、俺にはこいつの言わんとしている事がよくわからん。相変わらずの説明下手だな、俺の妹は。
817-5-:2009/10/23(金) 09:51:31 ID:wt51Kw/2

「も、もう……鈍いなあ。だからさ、街中で水着は変でも、海なら変って事はない。それと同じで、
普段パンツ見せてたら変だし恥ずかしいけど、本の中でならおかしくないって事をいいたいワケ。
そりゃ、あたしだってヌードとかなら断るけどさ。ちょっとくらいのチラ見せくらいなら別にいいじゃん?」

平気そうな顔でそう言う桐乃。しかし、逆に、こいつが平気そうに言えば言うほど、俺のかイライラはとまらない。

「な、何言ってんだよ。それとこれとは話が違……」
「違わない。それともあんた、なに? あんたがコレクションしてるような本の女の子は、
みんな、恥ずかしい事をしているって思ったりしちゃってるワケ? じゃあ、それを鼻の下伸ばして見てるあんたは何よ」
「な……!」
「それにね、遊びじゃ無いの。そもそもあんた、ちょっと仕事ってものを甘くみてない?」
「ぐぅ……!」
そういう言い方をされると、バイトなんて田村屋の手伝いくらいしかしたことのない俺には何も言い返せない。
し、しかし……やっぱ、どうしても、なんか納得いかないんだが……。

……っていうか、なんで俺のコレクションの事知ってやがるんだよ!? 怖いから追及しないけど!

「お兄さんが説得されちゃってどうするんです! いいんですか?
会ったことも無い他人に、桐乃のエッチな写真を見られちゃうんですよ!?」

押され気味の俺を鼓舞しようと、あやせがそんなことを言ってくる。
いや、いいのかって言われてもよ……本人がこう言っている以上、どうしろってんだよ……クソッ……!

そうこうしているうちに、桐乃はすっと立ち上がり、俺たちにこう宣言した。
「どっちにしても、もう決めたことなんだから。二人ともこれ以上、ごちゃごちゃ言うのやめて。いい?」
「あっ! 桐乃っ!」
そんな捨て台詞を残し、桐乃の奴は、あやせをもほったらかしにしてリビングを出て行ってしまった。
ダダダと階段を上る足音が聞こえる。自分の部屋に戻ったのだろう。
818-6-:2009/10/23(金) 09:53:24 ID:wt51Kw/2

「「ふう……」」
俺とあやせは二人そろってため息をついた。
「……桐乃はああいう風に言ってましたけど、決して、望んでやりたいわけじゃないんです」
あやせが桐乃の消えて行ったリビングの出入り口を見つめながら、呟くように言った。
「そうなのか?」
「も、もちろんです! あ、あたりまえじゃないですか! ただ、桐乃、責任感が強いから……」
「……詳しく事情を聞かせてくれよ」
「はい……」

あやせの話はこうだった。
桐乃が読者モデルをやってる雑誌の編集部が世話になってる大手広告代理店が
各誌イチオシのティーンの女の子のセクシーな写真……
つまりはパンチラ写真を集めた小部数のイベント用小冊子を出すんだとよ。
一般販売はせず配布先はスポンサーとなってくれるような大企業の担当者。これは大きなプロモーションになる。
だから、編集部としても力を入れているってことだ。
で、桐乃やあやせが読者モデルをつとめる雑誌の代表モデルとして、桐乃が頼まれた……ってことらしい。

編集の人にはずっとお世話になってるし、最近も風邪などで迷惑かけたばかりだから断れない……
桐乃はそう言ってるそうだ。一応、その場では返事を保留し、明後日、返事をするって事らしいのだが……。

うむ。だいたい、どういう事情なのかはわかった。しかし……。
「な、なんでパンチラ写真じゃないと駄目なんだよ。その企画なら、普通の写真でもいいじゃねーか!?」
単なるプロモーション用の小冊子ってことだろ?
「そ、そんなこと、私に言われたって知りませんよっ!」

くそ。絶対、その本を企画した奴が変態なのに決まってる。
自分が若くて綺麗で可愛い女の子のパンチラみたいだけなんだろうが……こ、この……下衆野郎がっ!
819-7-:2009/10/23(金) 09:54:42 ID:wt51Kw/2

「……お、お兄さん?」
「……え?」
怯えるような声を出すあやせの方をふと目をやる。するとあやせは、今度は安堵の表情を浮かべて言った。
「あー、びっくりした。今、すっごく怖い顔してましたよ? ……ああ、さっきもですけど」
「え? お、俺が?」
「はい……お兄さん、それって桐乃のために怒ってくれてるんですよねっ!?」
「い、いや。そういうわけでは……」
断じてないよ? この俺があいつのために怒るとか……そんな義理ねえし!
そもそも、なんでおまえはそんなに嬉しそうなんだ?
俺の──例の芝居で演じた──シスコン具合が気持ち悪くてしょうがなかったんじゃねえのかよ?

「そうだ。実は、去年の企画分の冊子があるんですが……ご覧になります?」
「え?」
「本当は……こんな汚らわしいもの、持っていたくなかったんですが……参考になるかと思って」
参考……ね。どうやら、あやせのやつ、はなから俺を巻き込むつもりだったみたいだな。
普通に信頼感から頼ってくれるなら嬉しいんだが……多分、違うんだろうなあ。

「あ、言っときますけど、あくまで桐乃を説得するための参考になるかと思って、見せるんですからね。
いやらしい目で見たりしたら怒りますよ?」

おう、なんて無理を言う奴だ。健全な高校生がパンチラ写真みていやらしい目でみないとか無理だろ?

「わ、わかってるって」
が、そんなこと正直に言っても話がまたややこしくなるだけなので、適当に応じておく。
「じゃあ、はい。これです」
「……ふむ。なんだ? パンチラキング? また偉く直球な名前だなあ!」
「いえ……一応、パンチ・ランキングです。まあ、その読み方でも間違いじゃないかもですが……」
「な、なるほど」
一応、ごまかしてるわけか。しかし、頭の悪いごまかし方だな、おい!
820名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 09:54:48 ID:t+RTBiXK
まさかのリアルタイム
支援
821-8-:2009/10/23(金) 09:56:01 ID:wt51Kw/2

あやせの視線を気にしつつ、パラパラとめくってみる。
おお、見事にパンチラの嵐。さすがパンチラキング……もとい、パンチ・ランキング。
ただ正直に言って、ごく一部を除いて、それほど過激ってものではなかった。俺のコレクションの方がよほど過激だ。
なんだろう。おっさんになると、むしろこういうチラリズムにより興奮するってわけなのかね?
それと、この写真……

「……なあ、この写真ってプロが取ったのか? なんか普通のデジカメで素人がとったスナップ写真って感じなんだが」
あきらかに、グラビア写真とかにくらべると画質が悪い。そこらへん、あやせに尋ねて見る。
「はい。プロの方が撮ってるはずです。ただ、一応、モデルの子が自分たちで友達とかと撮ったって事になってます」
「は? なんだそりゃ?」
「実は、そこが私的に一番、この本のいかがわしいところだと思ってます。ほんと、大人って汚い……!」
あやせはまるで、以前、桐乃のオタク趣味をおぞましいと言ってた時と同じような表情と口調で糾弾した。

「児童ポルノ法で、18歳未満の児童のわいせつな写真などが取り締まられてるのは知ってますよね?」
「あ、ああ」
でた! 児童ポルノ法……っ! 思わず俺は腰がひけてしまう。
しかし、そんな俺の様子に気づく事無くあやせは話を続ける。
「で、こういう下着の見えてる写真とかはグレーゾーンなんです。グレーっていうか、もうアウトですね。
だからあくまでモデルが自分たちで撮った写真ってことにするようです」
「ふうん、なるほど……」
下着が駄目ってのは知らなかった。あまり思い出したくない思い出だが、以前、エロ動画検索したとき、
中学生とか小学生がパンツみせてるDVDとかも普通に売られてる感じだったがなあ……?
っていうか、下着よりもっと過激な紐水着とかもあったと思うんだが、アレは裏モノかなんかだったのだろうか。

「でも、モデルが自分で撮ったとして、そんなんで出版の責任が回避できるのか?」
「さあ……多分、無理だと思うんですけど……まあ、カメラマンの責任逃れくらいには使えるかもですが」
「ふうん……まあよくわからない部分あるにはあるが、とりあえず把握した。把握はしたが……」

どうやって桐乃を説得できるかは、さっぱりわからん。

あいつが自分で考えて自分で決めた事なんて
うちの親父でさえひっくり返すのは無理なんじゃねえか?
822-9-:2009/10/23(金) 09:57:48 ID:wt51Kw/2

「じゃあ、わたしは今日はこれで……」
俺は一人、玄関であやせを見送る。桐乃にも一応、声をかけたのだが、妹の部屋から反応はなかった。
「とにかく、後はお兄さんだけが頼りです。がんばって、桐乃を説得してくださいね」
「まあ、できる限りやってみるが……」
「お願いします」
ぺこりと頭を下げると、あやせはそのまま背を向けて去ろうとしたのだが、二、三歩踏み出した後、
何かを思い出したらしく再び俺の方を向き直った。

「……そうだ。この間はありがとうございました」
「え?」
「桐乃へのプレゼント。すっごく喜んでくれましたよ」
花のような微笑みを浮かべるあやせ。こっちまで嬉しくなる。

「そっか、そりゃよかった。でも、俺はなんにもしてないぜ」
頑張ったのは、おまえや加奈子だろう。まあ、加奈子の場合は、なんというか、ちょっとアレだが。
「いえ、本当に……でも、せっかく仲直りできたのに、また喧嘩しちゃいました……」
苦笑いしながら指でポリポリと頬をかくあやせ。俺は微笑ましい思いでその姿を見ながら励ます。
「大丈夫だよ。桐乃だって、おまえがあいつの事を考えて言ってるって事、ちゃんとわかってるさ」
あやせは、その俺の言葉に小さく頷いた。

「じゃあ、また」
そう言って、あやせは駆け足で大通りの方に向かって駆けていく。
後姿を目で追ってると何やら焦っている様子で、キョロキョロと左右を見回してタクシーを拾っていた。
……もしかしたら他に用事があったんじゃないのか? あいつ。
おっかねえとこもある奴だけど、いつも桐乃のために一生懸命になってくれることに関しては、感謝……かな。
まったく、あの妹は……黒猫や沙織といい、才能だけでなく友達にまで恵まれやがってよ!

「さて……どうすっかなあ」

あやせの気持ちに報いようと、やる気になってはいたのだが、相変わらず俺の頭に妙案は浮かばない。
「……とにかく、あたって砕けてみるか」
俺は若干、やけっぱち気味に二階の妹の部屋へと向かった。
823-10-:2009/10/23(金) 09:59:05 ID:wt51Kw/2



「おい、桐乃。いるんだろ」

コンコンと扉をノックするも返事はない。まあ、予想通り。
「おい! 桐乃、開けろ。話があんだよ!」
そしてドンドンと扉を連打、連打、連打!
(来る……!)
その瞬間、ガチャリと鍵が開いた音と同時に扉のノブが回転した。
俺はすばやく身を翻し桐乃の扉攻撃に備えたのだが……
「何の用? ……って、あんたそんなトコで何やってんの?」
ガチャリとごく普通に開いた扉の隙間から顔を覗かせた桐乃が
怪訝そうな顔で、壁に張り付くようにしている俺を見ていた。
「いや……別に……」
俺はばつの悪さをごまかすための咳払いをひとつして、本題に入る。
「あ──、おまえに話があんだよ」
「……入れば?」

思いの他、桐乃は素直に俺を部屋に招き入れてくれた。
俺は拍子抜けした気分で桐乃の後について部屋に入る。
ふと、ベッドの上に高価そうなヘッドフォンが転がっているのが目についた。
「……音楽、聴いてたのか?」
「うん。だからノックとかよく聞こえなかった。大分、待った?」
「い、いや別に……」
うーむ。なんか妙な感じだ。
「座れば?」
そう言って桐乃が指差したのは、床ではなくベッドの上だった。
「……いいのか?」
「ん? 何が?」
桐乃は本当に分からないと言った様子で、眉を少しひそめつつ、自分は椅子に腰を下ろした。
「いや……」
俺は、おっかなびっくり、桐乃のベッドに腰を下ろす。
ボフっと言う音とともに、シーツと掛け布団から漏れた空気からは、なんだか桐乃の匂いがする気がした。
824-11-:2009/10/23(金) 10:01:09 ID:wt51Kw/2

俺が待遇の改善に戸惑っているうちに、都合の良い事に桐乃の方が先に口を開いてきてくれた。
「用事って、さっきの話でしょ……?」
「ん? ああ」
俺は首肯して応じる。
「……あやせは?」
「後は俺に任せるって言って帰ったよ。なんか、用事あったみたいだったな」
その俺の言葉に桐乃が目を見張る。
「あ……! そういえば、あやせ、今日は別件の撮影があったはず……」
間に合ったのかな、と心配する桐乃に、タクシー拾ってたみたいだぞと伝える。
すると桐乃は安堵したような表情を浮かべた。

「あやせから、大体の事情は聞いた。でも、どうせ、俺が何言ったって、聞かねえんだろ?」
桐乃は静かに頷いた。
「もう決めた事だから」
……と。
しかし、今日の俺はここで引く気はない。あやせに頼まれたって事ももちろんあるが、
俺自身、この話はとうてい納得できそうになかった。もしかするとあやせの潔癖症がうつったのかね。

「でも、言わせてもらう。やめとけ」
「無理」
俺の決意を込めた言葉も、桐乃に軽くいなされる。しかしそれでも俺はこう続けた。
「無理でもだ。絶対にやめさせる」
「……」
桐乃は、俺に怒りの目を向ける時の常として、頬を紅潮させながら眉間に皺を寄せて
俺の目をじっと見据える。俺も負けじと、睨み返す。果たして、先に目をそらしたのは桐乃だった。

「絶対にやめさせる……って、どうやってやめさせるつもり?」

桐乃は、顔を少し背けながらも、視線だけはこちらに流して、そう言った。
825-12-:2009/10/23(金) 10:02:48 ID:wt51Kw/2

俺はゴクリと唾を飲み込む。

桐乃を強引にやめさせるのは簡単と言えば簡単だ。
大人に相談する事だ。もっとも確実なのは、親父やおふくろに相談する事だろう。
娘が不特定多数にパンチラ写真を晒すなんてこと素直に許す親はいない。
しかし、そんな方法を持ち出して桐乃を無理やり従わせるという事は、何か間違いのような気がする。
とはいえ、他に良い考えは今のところ出てこない……。

「ぜ、絶対は絶対にだよっ!」
だから、せめて虚勢だけでも張ろうと、俺は力強くそう言った。

我ながら、ガキみたいな言い草。わかっちゃいるが他にどうにも言いようがないのだから仕方ない。
桐乃はそんな俺の言い様に目をパチクリさせたあと、呆れたようにため息を吐き出す。
「ハァ……何で、そこまで必死なの? あやせの点数かせぎでもしたいワケ?」
妹からジト目でそんな風に言われる。
「そりゃ、俺を頼ってくれたわけだし……あやせのためってのはあるが、別に点数とか考えてねえよ」
桐乃はそんな俺の返答に、明らかに不機嫌な顔をして見せる。
「そ。残念だったね。点数、稼げなくって」
そう言うと、ぷいと顔を背け、そのまま体ごと椅子を回転させ完全に俺に背を向けてしまう。
「だから、そんなんじゃねえって言ってるだろ!」
くそ……こっちが、これだけ真剣なのによ……なんて腹の立つ言い草だよ……。

「そっちこそ、なんでそんなに意地になってんだよ。おまえだって本当はやりたくねえんだろ?」
あやせの言葉を思い出し、そう言ってみる。とにかく今のままじゃ埒が明かない。アプローチの方向を変えてみないと。
すると桐乃は、わずかにこちらを振り返って言った。
「そんなこと、誰が言った?」
あやせ。……とは、さすがに答えたりはしない。
「そんなこと……あたりまえだろ。どこの女子中学生が、自分のパンチラ、
他人に見せて喜ぶってんだよ。わかってるよ、なんか事情があるんだろ?」
826-13-:2009/10/23(金) 10:04:32 ID:wt51Kw/2

本当におまえが自分でやりたいんだったら、俺だって、
こんなにイライラしたり、こんなに腹立たしい思いをする必要なんてねえんだよ。
でも、そんな事、ありえねえだろ?
こないだの盗作騒ぎのように、こいつはまた、トラブルに巻き込まれている。
それもまた、狡猾な大人連中の手によってだ。ならばどうにかしてやりたいと思って当然なんだ。
いくら、こいつがウザくてどうしようもない、やな妹だとしても、こればかりは兄としてしょうがない。
いつか黒猫が言ってたように、好きや嫌いって感情を超越したものなんだよ。
これで、俺のこのイライラは……十分、説明がつく。

しかし、桐乃は椅子をくるりと回転さえ、身体ごとまっすぐに俺の方を向き、
冷ややかな笑みを浮かべて言った。

「あのさ。ほんっと、いつも頭に来るんだけど。その勝手な思い込み」
「な、なんだよ……」
思い込みだ? そんなわけ無いだろが?
それとも俺の知らないうちに、おまえは露出狂の変態にでもなっちまったのか?

「あたし、言わなかったっけ? パンチラくらいなんでもないってさ」
「だ、だから、んなわけないだろ? そんな話、信じられっかよ!」
「ハァ……」
俺の言葉に桐乃はわざとらしくため息をつく。
そして再び、パソコンに向き直り、カタカタとキーを弾き始めた。画面があわただしく切り替わる。
「見て」
「ん? これって、陸上の……?」
画面に映っているのは女子の陸上大会の写真のようだ。正直、陸上にはあまり興味がない。
桐乃の奴がやってると聞いてからは、むしろ避けているくらいだった。
だから、全くといって良いほど知識がなかった俺は、その画面を見てちょっと驚いた。
まるで、セパレートの水着のような格好でみんな走っている。
827-14-:2009/10/23(金) 10:05:45 ID:wt51Kw/2

「陸上って、こんな水着みたいな格好で走ってるのか?」
俺は思わず、思った事をそのまま口に出してしまった。
「そうよ。さすがに中学とかだと、みんながみんなそうじゃないけどね」
桐乃が写真のひとつをクリックすると拡大された。そこに写っていたのは、まさに
今、目の前にいる人物ど同一人物だった。
妹の桐乃が、例の水着のようなウェアで、トラックのスタートラインに立っている。
「ゴク……」
俺はなんとも言えない気分になって、おもわず唾を飲み込んだ。すかさずその音に桐乃が反応する。
「ちょっと。いやらしい目で見るのやめてよね」
「み、見てねえよ!」
誤解だってーの! しかし、もしこれが自分の妹じゃなければ、ちょっとそういう目で
見てしまったかもしれない。そんな感じの写真ではあった。
見慣れてればどうってことないのかもしれんが、陸上のトラックにへそ出しで
水着もどきの格好をした美少女ってのが、もう、エロすぎる。

……って、待てよ。
「おい、これ、インターネットだよな?」
「ハァ? あたりまえでしょ」
「じゃあ、この写真って……世界中の人に見られてるわけ?」
「外国の人がわざわざ見てるかどうかは知らないけど、まあ、そういうこと」
桐乃は平然と答える。
「おまえ……それで平気なのか?」
言ってしまってから、しまったと思ったが遅かった。あまりにもバカな質問である。
平気じゃなかったとして、どうしようもないのだから。
しかし、俺の心配を他所に、桐乃はさらりと答えを返す。
「まあね。今の時代、人前に出るってそういう事だから」
「う、ううむ……」
しかし……なんだか複雑な気分である。
828-15-:2009/10/23(金) 10:06:38 ID:wt51Kw/2

「それに、これなんて全然マシな方」

そう言いながら、桐乃は再びキーを叩く。
検索ワード欄には「高坂桐乃」……え?

すると検索結果には4万件ほどがヒットする。何? これ、全部、こいつに関する記事なわけ?

そして桐乃が検索結果のひとつをクリックすると、ページタイトルにこいつの名前。
そして掲載されてる写真も、全てこいつの陸上大会の時の写真のようなのだが、さっきのサイトとは、明らかに趣きが違う。

顔のアップはまだしも、胸や尻、太もものアップや、へそ丸出しの腹部のアップ、
ブルマを指でなおしてるところなど、明らかに、邪な視線を感じる写真がいっぱいである。
そして、それぞれの写真につけられたキャプションも、「桐乃たんハァハァ」だとか、
「桐乃たんのお尻〜〜」とか、ふざけた内容のものばかり。

……っていうか! ホントにふざけんなよ、テメェッ!

「おい! なんなんだよ、このサイトはっ!」
思わず語気を荒げる俺。しかし桐乃は受け流すような静かさで答える。
「あたしのファンのサイト。なんか、あたしが出てる大会、全部見に来てるみたい」
「み、……み、見に来てるっていうより、コイツ、盗撮しにきてるだけじゃねえか!」
画面を指さしながら、激しく桐乃に向かって訴える。すると桐乃もさすがに渋い表情になって言った。

「まあ……ね。確かにあまり嬉しくない写真が多いケド……」
「まあねじゃねえよ! これって、アレじゃねえのか? 肖像権の侵害だろ!
いや、それ以前に児童ポルノ法違反だろうが!」

俺の妹は、まだ中学生なんだぞ、この野郎っ!

「ポ……ポルノって! ちょっと、スポーツを変な目で見ないでくれる!?」
「変な目で見てるのは、こいつだろっ!」
人様の妹を、いやらしい目で撮影とか、何してくれやがんだ、ド畜生めっ!
829-16-:2009/10/23(金) 10:08:01 ID:wt51Kw/2

「……あんた、何、ひとりで興奮してるワケ? 落ち着けっての」
「い、いや、そうは言うけどよ……」
むしろ、おまえこそ、なんでそんなに落ち着いてんの?
──かぁぁああっ、イライラするっ!
「親父に言えば、摘発してくれんじゃねえの? このサイト!?」
「やめてよ。あたしの方が陸上をやめさせられかねないじゃん」
「うぐ……」
それもそうか……じゃあ、どうすれば……。

俺が思案顔になったのを見て、桐乃がすかさず釘を刺す。

「あのね、こういうの見せたのは、別にあんたにこれをどうこうしてくれって意味じゃないの。
まあ、してくれって言ったって、こないだ盗作された時と同様、あんたにはどうしようも無いでしょうけどね。
例え、このサイトをどうにかしたところで、一度、ネットに上がった写真は、とっくにいろんな人に保存されて
全部消しちゃうなんて不可能なんだし、こういう趣味の人はこの人ひとりじゃないしね」

何!? そういや、さっき、検索結果四万近くあったっけ……まさか、
似たような奴がそれくらい居るって事じゃないよな……?

「言っとくけど、学校のサル共なんてもっと酷いし。うちの学校の裏サイトで、
雑誌に掲載されたあたしの写真で裸のコラ作ったりしてるの見つけちゃった事あるし。
まあ、クオリティ低すぎて怒るというより笑っちゃったケド」

う……うちの学校でもやってる奴いたな、それ……
考えたら、こいつ、学校のアイドル的存在なんだっけ? 少なくともかなりモテるって事らしいし……

「つまり、何が言いたいかっていうと、あたしはあたしの知らないとこで、あたしの写真が
誰にどう見られてようが気にならないって事を言いたかったワケ。気にしだしたら、きりがないって」

ある意味それは、とてもモデルらしい、そしていかにもコイツらしい台詞だった。
830-17-:2009/10/23(金) 10:09:01 ID:wt51Kw/2

「わかった? だから、あんたやあやせが心配してるような事は考えすぎ。あたしは全然、平気なんだから」
そう言い切ると、桐乃は腕と足を組んで、ムスっとした表情でふんぞり返る。
……まあ、確かにそうなんだろうよ。
あの陸上競技の写真だって、とっくにいろんなスケベ野郎やロリコンに
さんざんオカズにされてるんだろうし……。いちいち、そんなこと想像して腹立ててたら参っちまう。
だけど……違う。そうじゃねえんだよ。俺にも何がどう違うのかわからないけど、違うんだよ。

この盗撮野郎のサイトは確かに腹が立つが、まあ、桐乃の話ももっともだと納得は出来る。
しかし、桐乃がパンチラ小冊子に出るってのは、まったく納得できない。
まだ、俺自身、気づいていない違いが絶対にある。そこさえつけば、この頑固な妹を説得できる気がするんだが……。

「お、おまえはそう言うけど、ここの写真は全部、おまえの意思で撮られた奴じゃねえだろ?
でも、今度はおまえの意思で撮られるわけじゃねえか。そこに違いはあるんじゃねえの?」
俺は、半分は自問する形で、そう桐乃に疑問を投げかける。
このサイトの写真と、今回の話。違う点といえば、まずそこが挙げられるはずだからだ。

しかし、桐乃はあっさりと俺の考えを否定した。
「何言ってるのよ。まだ、自分の意思で撮られる方がマシじゃん。嫌なアングルとかは拒否できるし」
「いや、そうじゃなくってさ……わっかんねえかなあ!?」
確かにその通りだが……論点はそこじゃねえんだってば。
「……んもう! あんたが何言いたいかなんて、全然わかんない!」
桐乃は椅子から立ち上がり、両の手にこぶしを作って我慢の限界とばかりに訴える。

「いったい、何が気に入らないわけ!?」
「だ……だから、おまえがパンチラ写真を撮る事がだよ!」
俺は、自分を見下ろすようにして立ち、迫ってくるような迫力の桐乃にたじろぎながらも、なんとかそう言い返す。
「し、仕方ないじゃない! そういう企画なんだから!」
「仕方なくても、嫌なもんは嫌なんだよ!」
「だから、別に嫌じゃないって言ってるでしょっ!?」
「だから、俺が嫌なんだって言ってんだろうがっ!!」
「だから、あたしは──って……え?」
「え?」
831-18-:2009/10/23(金) 10:10:29 ID:wt51Kw/2

あれ?

「……」
桐乃は中途半端なポーズで静止し、ポカンと口を開け、ちょっと呆けたような表情で俺を見つめる。
俺は俺で、自分の言った言葉の意味を再確認しつつ、緊張に身を固くしつつ桐乃の反応をうかがう。

すると、桐乃の顔がどんどんと険しくなる。眉が激しくつりあがり、頬はまるでひきつったように痙攣している。
そして、顔は紅潮し、耳まで燃え上がるように赤くなっている。こ、これは……爆発寸前っ!?

しかし桐乃は怒りを爆発させる前に、堪えられないとばかりに、バッと勢いよく俺に背を向ける。
左手のこぶしはしっかりと握り締められ、右手は呼吸を整えるかのごとく胸を押さえている。
どうも、怒りを静めて下さっているらしい。ううむ、もしかしてコイツ、ちょっとは大人になってきたのだろうか?

「ふ……ふ〜ん」
桐乃は、変わらず背中は俺に向けたまま、首だけ軽く捻って、わずかにこちらに視線をよこす。
「そ、そう。……あ、あんたが嫌だったんだ。なるほどね〜。だからあんなに必死だったワケ?」
「ちっ! 違っ……!」
いつもシスコンと俺をからかう時と同様の桐乃の口調に、反射的に否定しようとしたが、その前に桐乃が言った。
「考えてあげてもいいよ」
「へ?」
「あ、あ、あ……あんたがどうしてもって言うなら、理由によっちゃ考えてあげるって言ってんのっ!」
「ま、マジかよ……?」
桐乃はゆっくりと俺の方に向き直り、まだ、顔に赤味を残したまま、コクリと頷く。
これは怪我の功名と言っていいのだろうか。
どうも、俺は「当たり」を引いてしまったらしい。

つまりはこういう事なのだろう。こいつは、自分の感情を理由に責任を放棄することは
絶対しないってことなのだ。自分さえ我慢すれば済む事ならば我慢し、自らの責任や義務をまっとうする。
それはおそらく、コイツのポリシーと言ってもいいようなものなのだろう。
しかし、他の人間を理由にできるなら話が別……ってことなのかな。

いや、果たしてそうなのだろうか……?
なんだかそれもこいつらしく無いような気がするのだが……。
832-19-:2009/10/23(金) 10:11:45 ID:wt51Kw/2

「ただし、理由次第だから」
「え?」
「なんであんたはそんなに嫌なワケ?」
桐乃はビシっと指を俺につきつけて質問してきた。
「そ、そんなの決まってるだろ!?」
「だから、決まってるって何が?」
「そりゃ、何がって……」
あれ? 何がだ……?
っていうか、なんで俺、こんなに一生懸命やめさせようとしてるんだよ?

こいつ自身は、いまさらパンチラ写真くらいで動じないって言ってる。
実際、すでにこいつの微エロ写真はネットに出回っちまってる。
なのになぜ、納得いかないのか?
パンツだからか? やはりパンチラと、きわどいユニフォームでは価値が違うからか?
いや、でもそれは本人が恥ずかしがってこそというか……ああああ、もう、わけわかんねえっ!

「じゃあ聞くけど! お、おまえこそ、なんで俺が嫌って言うのなら、やめてもいいんだよ!?」
「はあ!?」
俺は、桐乃に提示できる理由を見つけられず、とっさに別の疑問で返した。

「だから、あれだけやめるの嫌がってたくせに、なんで俺が嫌だって理由で
再考するとか言い出したのかって聞いてんだよ!」
「そ、それは……」
半ば逆切れ気味の俺の言葉に、意外にも桐乃はたじろいだ様子を見せる。
一瞬、泡を食ったような顔をし、言葉を探すようにしばらく目をキョロキョロさせた後、
気を取り直したように俺を睨み付けながら言った。

「べ、別にあたし、やめるのを嫌がってたわけじゃないし! ただ、あんたがあたしに嫌ならやめろって言うからでしょ!?
あたしは別に嫌じゃないんだから、やめる必要ないじゃん!?」

正論だった。正論だったが、俺はその言葉の中に突破口を見つけた。
833-20-:2009/10/23(金) 10:13:26 ID:wt51Kw/2


「じゃ、じゃあ、おまえもやめるのが嫌なわけじゃない、そうなんだな?」
「え?」
「今、言ったじゃねえか。やめるのを嫌がってたわけじゃないって。やめてもいいって事なんだろ?」
「だ、だから言ってるでしょ。あんたが、そこまで嫌なんだったら理由によっちゃ考えてもいいって!
でも、理由なくはやめられないから。だって、あたしが出ないと編集部の人とか困るし……」

確信した。こいつはあくまで義務感でやろうとしているだけなんだ。
理由さえあればやっぱりやめたいんだ。あやせが言ったとおり。
やっぱりもくそも、最初からわかってた事なんだけどな。ただ、俺の追及の仕方が悪かっただけで。

「オーケイ、わかった。ちょっと落ち着いて考えようぜ」
「あ、……あたしは最初から落ち着いてるっての!」
「わかったよ……。じゃあ、俺が落ち着くのに協力してくれよ」
ここはとにかく下手に出る作戦でいく。
「ふ、ふん。まあ、いいケド……」
よし、作戦成功だ。
やっとスムーズに事が運びそうなのに、ここでヘソ曲げられたら元も子もないからな……。

「で、話を戻すとだな……。俺が嫌な理由をおまえが納得できれば、やめるんだよな?」
「本当に納得できればだけどね。……さあ、り、理由をとっとと言いなさいよ」
桐乃は椅子に座り込み、両の手で制服のミニスカートの裾をしっかり掴み、
上目遣いでねめつけるようにして俺を見る。
俺はその視線に、内心緊張しながらも、平静を装い答える。

「お、俺としてはだな。盗撮されたりしたものは仕方ないとして、やっぱりおまえが
自分の意思でそういう写真を撮られるってのが納得できねえんだよ」
「だーかーら、言ったじゃん。盗撮されるよりは、ちゃんと撮られる方が……」
「そう言う意味じゃないんだって!」
先ほどと同じ返答を繰り返す桐乃の言葉をさえぎりながら俺は言った。

「出来上がった写真云々じゃなく、おまえが自分の意思で、そういう写真を撮られるって事自体を問題にしてんだよ」
「何? あたしがあたしの意思でやる事に文句あるわけ?」
「いや、そうじゃなくてだな……」
ううむ。やっぱり上手く伝えるのは難しいな……。
なんとか具体的な例をでわかりやすく説明を……。
834-21-:2009/10/23(金) 10:14:36 ID:wt51Kw/2

「ええと……たとえばだな、俺がお前の胸を触っちまったとする」
「──っ!」
桐乃が目を丸くし、顔を真っ赤に火照らせる。
「キモッ! な、なに堂々と妹にいやらしい事する妄想語ってんのよっ! この変態っ!」
瞬時に怒りを沸騰させ、いまにも掴みかかってきそうな勢い。
「ち、違う! た、たとえ話だろ!? 最後までちゃんと話を聞けっつーの!」
俺は身体を丸めて腕でガードしながら言葉を続ける。
「い……いいわよ。続けないさいよ……」
「お、おう」
俺はそう答えながらも、ベッドの上を一番壁際までずり下がり、桐乃からなるべく間合いを取った。
一日に何度も、理不尽にぶん殴られるのはゴメンだ。

「で、だな。もしその時、俺が『わざと』おまえの、む、胸を触ったんだとしたらどうする?」
「な……っ!」
再び桐乃が目を丸くし、口をあんぐり開けて頬を紅潮させる。そして右の手の拳がしっかりと握りしめられて……。

「待て──いっ!? たとえ話だって言ってるだろうがっ!」

身の危険を感じ、あわてて抑止の声を上げる。
「あ、あんた、いつかのはやっぱり、わざと触ったんでしょう! え、エッチっ!」
「いつかのって……ち、違──う!」

いつかのってのは、夏頃、桐乃の友達が来てた時に沙織が送ってきた同人誌入りの箱を巡って
とっくみあいになった時の事だろうけど……とんだ冤罪だよ!? しかも、エッチって!
なんかいつもの変態呼ばわりよりショックなんだが……おまえ、本気で誤解してるんじゃねえだろうな!?

「何度も言うがたとえ話だからな! で、もしだ。実際には絶対そんなことまったくもってありえないけれど、
か、仮に、俺が……わ、わざと触ったりしたんだったらどうするよ?」

ここまで言っても、桐乃は連想と、それに伴う怒りの感情を抑えられないらしく、
顔を真っ赤にし眉と目を吊り上げたまま答えた。
835-22-:2009/10/23(金) 10:16:10 ID:wt51Kw/2

「そ、そんなのっ……! ぶ、ぶっ殺すに決まってんじゃん!」

こええっ! 目がマジっぽいんだが……。
しかし、ビビってばかりはいられない。話を進めなければ……!

「よ、よし、わかった。じゃあ、逆に、あくまで事故だった場合は? 悪気の無い全くの事故」
「それでもブッ殺す!」
「なんでだよっ!?」

それじゃ、話がすすまないだろうがっ!? おまえはもっと、人を許す心を持ちやがれ!

「も、もうっ! そのキモイ話が、どう関係あるのよっ!?」
桐乃はバタバタと地団駄を踏みながら全身を使って不快感を訴える。こいつめ、一体どこが冷静なんだか……。
「だ、だからだなあ。同じことでも、ワザとなのとワザとでないのとでは、違うって事が言いたいんだよ」
「何? じゃあ、あたしが自分で写真のモデルになるのと、あんたが……そ、その……
あ、あたっ、あたしの胸を触るのは同じことだって言いたいワケ!?」
「ち、違うって! そこじゃなくて、同じ事でも自発的かどうかが問題だって言いたいんだよ、俺は!」

ところでなんだよ、その両腕で胸を隠すような仕草……。こないだのあやせを思い出しちまった……。
くそ、こいつらは親友同士揃って、この俺をそんなに変態に仕立て上げたいのかよっ?

「ンもう……っ! もうちょっとマシな理由が出てくるかと思ったら、全然、話にもなんないじゃん!」
そう言って桐乃は、プイっと横を向いてしまう。
「なんだよ。じゃあ、どんな理由なら納得したんだよ、テメェはよ!?」

なかなか上手く話が通じないので、俺も次第に苛立ちが怒りに変わりはじめていた。
836-23-:2009/10/23(金) 10:17:00 ID:wt51Kw/2

「ハァ? なんでそんな事、あたしがイチイチ教えてやんなきゃならないワケ? 自分で考えろっての!」
「考えてもわかんないから聞いてるんだろ!?」
「わかんないって事は、あんたには、そんな理由ないってことじゃないの? ばっかじゃん?」
「無いわけねえだろ! 無かったら、テメエの事なんかでこんなに必死になるかよ!」
「はっ! 必死になってたんだ。何を必死になってんだか、このシスコン! キモすぎぃ〜」
「そうかよ。俺がバカだったよ! もう知るかっ!」
俺はそういい捨てて、桐乃のベッドから飛び降りる。
そして扉を開けて出て行こうとすると、背中から桐乃の声が飛んできた。

「な、なによ! もう諦めるワケ? ダサッ!」

……諦める……だと?
俺は妹のあまりに勝手な物言いに、振り向きざま、キレ気味に答える。

「諦めたんじゃねえよ! 呆れたんだよ! 何、勝手な事ばっかり言ってやがる!? もう好きにしやがれ!」
「な、何よ。やっぱ、あたしの事なんてどうでもいいんじゃん。
なら最初から中途半端に兄貴面してちょっかいかけてくんなっ!」
「ふざけんな! 大事な妹のこと、どうでもいいわけなんてねえだろっ!
でも、おまえがそんなに非協力的だったらどうしようもねえじゃねえか!」
「っ……!」

……この時俺は、微妙なバランスで頭に血が上っていたらしい。
妹に対し、完全に怒りでブチ切れるほど頭に血が上りきっていたわけでもなく、
しかし自らの『スタンス』を忘れてしまえるくらいには血が上っていたのだった。

「あんたたちー、何騒いでるの? 今日は早めに夕飯するからいるなら降りてきなさい」
不意に下からおふくろの声がした。
どうも、いつの間にか習い事から帰って来ていたらしい。
ちょっとやそっとじゃ下まで声は聞こえないはんずなんだが……よほどエキサイトしちまってたようだ。

「……っ」
桐乃に目を戻すと桐乃は視線を俺からずらし、歯軋りするような表情で自分の足元を睨み付けていた。
「……先、降りるぞ」
俺はそう言って、桐乃の部屋を後にした。
837名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 10:17:48 ID:t+RTBiXK
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838-24-:2009/10/23(金) 10:19:00 ID:wt51Kw/2

夕食時、また喧嘩でもしていたのかとおふくろに突っ込まれたが俺も桐乃も無言だった。
親父は今日は遅いらしい。だから夕飯はスーパーの惣菜に手を加えた、おふくろ得意の手抜き料理だった。

「ごちそうさま」

桐乃はいつも通りの小食で、一番に食事を済ませると食器を流しに持って行き、そのままリビングを出て行った。
すると再びおふくろは、俺に質問を投げかけて来る。
「あの子、何かあったの?」
「……知らねえよ」
「ちょっとぉ、京介!」
「……ごちそうさま」
俺は残った飯を一気にかっ込むと挨拶と食事の後始末をして、まるで桐乃を追いかけるようにリビングを出た。
もちろん、俺にそんなつもりがあったわけではない。
しかし、階段を上っていくと、桐乃が自分の部屋の扉の前に立っていた。

「……!」
正直、かなり驚いたが、平静を装いその前を素通りしようとする。
なんなんだ、こいつ……。俺を待ってた……のか? いや、そんなわけは無いか。でも、じゃあ、ここで何してる?

そんな思考を渦巻かせながら、俺は桐乃の前を抜け、自分の部屋の扉に手をかける。
「あ、兄貴っ……!」
背中からかけられた声に全身で反応する。なぜか鼓動が高くなる。
俺はゆっくりと妹の方を振り向く。
すると桐乃は、ミニスカートの裾を手でしっかりと握り、全身を硬直させるようにして立っていた。
そして、震える声で何かを言おうとしている。

「あのさ……さ、さっきは、ご……ごめ……っ」

ごごめ? 何が言いたいんだ、こいつ?
839-25-:2009/10/23(金) 10:20:06 ID:wt51Kw/2

俺は何やらただならぬ妹の様子に、さっきの怒りは半ば忘れて、その様子に目を惹き付けられていた。
すると桐乃は、くちびるをぎりっと噛み締め、顔を上げ、いつもの居丈高な様子で俺にこう言った。

「きょ……協力って、何すればいいのよっ!?」
「あん?」
「ハァ? なにすっとぼけてんの? あんたが言ったんでしょ。あたしが非協力的だって!」
そんなこと、言ったっけ? ……言った気もする……が。

俺もさっきは頭に血が上ってたから、どういうやりとりしたか、イマイチ思い出せない。
頭の中を思考がこんがらがったまま、俺は妹の顔を見る。
相変わらず、怒りを露にした表情ではあるが、一応、さっきの話を続けたいとは思ってるのだろう。
「どうする? 今度は俺の部屋に来るか?」
そう聞くと、桐乃は首を振って自分の部屋の扉を開いた。
そうだっけな。俺の部屋は汚いから入りたくないんだっけ、おまえ。

桐乃の部屋に入ると、俺と桐乃は先ほどと同じポジションに腰を下ろす。
すると早速桐乃が口を開いた。
「で、協力って何しろってわけ?」
「……」
正直、俺にもわからなかった。そもそもこの会話の目的さえも、俺は見失いかけていた。

桐乃の写真がパンチラ写真集に掲載されるって聞いて、やめさせないと……と俺は思った。
あやせにも頼まれた。
そこで俺は、この妹を説得しようと試みた。

しかし、こいつは、俺やあやせの心配を他所に、パンチラくらいなんでもないと言い放った。
すでにネットに、自分の微エロ写真なんていくらでも散らばってしまっていると言って。

もういいんじゃないのか? それで。こいつも納得してんだし、それでこいつがお世話になってる
編集の人も喜ぶ。万々歳じゃねえか。なのに──。
840-26-:2009/10/23(金) 10:21:09 ID:wt51Kw/2

「……別に、具体的にこれをして欲しいってのがあるわけじゃねえよ」
「……」
こういうとまた罵倒されると思ったが、桐乃は何も言わなかった。まるで俺の次の言葉を待ってるように、
じっと俺の方に耳を傾けているようだった。だから、俺は無理やり次の言葉を自分の中から引き出した。

「おまえが、そんな写真を撮られるべきじゃないって事だけはわかってる。
が、どうすればおまえを説得できるのかわからない。だから、それを一緒に考えてくれ。
……もし、協力してくれる気があるんならよ」

我ながら、むちゃくちゃ言ってる気がする。相手を説得する方法をその当人に聞くとかありえねえ。
しかし、予想に反して桐乃は言った。

「……わかった」
「え?」
「わかったって言ってんの。一緒に考えてやりゃいいんでしょ! ただし、今夜だけ。
で、それでも無理だったら大人しく諦めてくれる? ウザイから」
「あ、ああ……わかった」
そう答えたものの、俺にはこいつの真意がさっぱりわからなかった。
いや、なんとなくはわかっていた。わかった気になっていた。
こいつも、本心ではそんな冊子に出たくない。だから自分自身への言い訳を探しているんだろうと、
そんな風に決め付けていたのだから。

しかし、それがまったく的外れだと気付いたのは、こいつが俺の目の前からいなくなった後の事だった。

「で、あんたはどうして、そんなにあたしの……その……写真を撮らせたくないわけ? あ、あたしのため?」
「ま……まあな」
「ふ、ふうん」
桐乃は何の感銘を受けた様子もなく、そう呟くように頷いた。そして俺の言葉をしばらく待っていたが、
なかなか俺から言葉が出ないと、しびれを切らしたように自分から再び口を開いた。
「あのさ。何度も言ったけど、あたしは別にかまわないんだから、あたしのためって言われても困るんですケド?」
そう、唇をとがらせつつ、半分呆れ口調で言う桐乃。
そうだ。そこでかならず行き止まるんだよなあ。
が、桐乃の言葉はそこで終わらなかった。
841-27-:2009/10/23(金) 10:22:24 ID:wt51Kw/2

「……で、でもさ。もしかしたら……とにかく、あ、あんたが……『あんた自身』が嫌だから、
出ないでくれって、土下座して頼んだら……その、出ないかもしれなくない?」

そう言った後、桐乃は妙に落ち着きが無くなった様子で手足をピコピコさせていた。
おれはその様子をしばらく眺めながら、桐乃の言葉を咀嚼する。

「しれなくない……って、どういう意味だよ。土下座したら出ないでやるってわけじゃねえのかよ?」
もし、そうしてくれるんなら、この際、土下座してやったっていいよ。それくらいの気持ちにその時俺はなっていた。
「だ、だって。それは実際にされてみないと判らないしィ」
「ううむ……」

どうする? とりあず頭を下げるだけならタダだからと割り切ってやって見るか?
一瞬だけそんな考えもよぎった。しかし、すぐさま俺はその自分の考えを打ち消した。

「ふん、そんなことしても無駄だろ。おまえは、おまえなりに考えて、出るって結論を出したんだろ?
自分で考えて決めた事を、誰かが自分の都合で反対したからって翻意するようなおまえじゃねえだろが」

俺のその言葉を桐乃は目を丸くして受け止めた。
そして、何かを言いたそうに唇がふるえた……気がしたが、それは声にはならなかった。
しかし、一瞬、間を置いて、桐乃はいつもの調子でこう言い放った。

「ま、まあね。あったりまえじゃん? ふふん。あんたも、あたしの事、少しはわかるようになって来たんじゃない?」

……だとよ。ちっ。この後に及んでまだからかおうとしてたのかよ。
「だから、お前が考慮に入れてないポイントがあるんじゃないのか、そういう事なんだよ。うまく説明できなかったけど、
必ず、そういうポイントがあるんだって。それは間違いねえんだよ」
「ふぅん。でも、それってさあ、あんたの思い込みって可能性もあるんじゃない?」
「……まあな」

俺はその点は素直に認めた。確かにそういう可能性はある。
842-28-:2009/10/23(金) 10:23:21 ID:wt51Kw/2

「もし、そうならそうで、俺は自分を納得させたいんだよ」
「なに、それ。随分、自分勝手な話ね」
く……普段、自分勝手なことはかり言ってるテメェにだけは言われたくない台詞だぜ、それは!

「ま、いいわ。そのかわり、あんたが納得したら、あやせの事も説得してよね」
「え?」
「当然でしょ。あんたは、あやせに言われてあたしを説得してるんだから、あんたが納得したら
ちゃんとあやせも納得させてよ」
「べ、別に俺はあやせに言われたからってわけじゃあ……」
「どっちにしても。あたしだって、あんたに協力するんだから、あんたもあたしに協力しなさいよ。
あたし、今はあやせと喧嘩したくないの」
「ちっ……わかったよ。その代わり、おまえももう一度、俺と一緒に出るべきかどうか考えるんだぞ」
「わかってるって」
ふん。なるほど、俺の話に乗ってきたのは、そういう魂胆もあってのことか。
あやせを説得するより俺を説得する方が楽とふんだわけね。

「さあ、じゃあどうすんの?」
「だ、だからおまえが本当にそういう撮影されるのが平気なのかどうかの再確認をだな」
「わかってる。だから、どうやってそれを確認するってワケ?」
桐乃は畳み掛けるようにおれに質問を浴びせる。

「……そうせかすなよ。今、考えてるんだからよ。お、おまえも考えろよ、そういう約束だろ?」
「はいはい……あ、あたし、もう思いついちゃったんだけど?」
「なに!?」

俺は思わず、驚きの声を上げた。その俺の様子に桐乃は満足げな表情で、自分のこめかみを指で指す。

「ま、あんたとは色々、デキが違うからね〜」
「ちっ……で、なんだよ。その思いついた事を、とっとと言ってみろよ」
「なあに、その態度……まあ、いいわ」
843-29-:2009/10/23(金) 10:25:17 ID:wt51Kw/2

桐乃はそう言って、机の引き出しをごそごそ探りはじめた。
そして、ひとつのデジカメを取り出す。

「はい、これ」
そしてそのデジカメを俺に手渡してきた。
「な、なんだよ……これ?」
すると桐乃は顔を紅らめながら、恥ずかしそうに視線をそらす。
な、なんだよ、その態度……こっちまでドギマギするじゃねえか……。

「だ、だからさ。試しに、撮ってみれば……いいじゃん?」
「は?」

俺は妹の言ってる意味を全く把握できないまま、問い返した。

「だ、だから! あんたが、試しにあたしの写真とってみたらどうかって言ってんの!」
今度は態度を一転。急に怒り出す桐乃。なんなんだよ、まったく……。
「俺がおまえの写真撮って、どんな意味があるんだよ?」
た、たしかに被写体としちゃ魅力的なことは認めるけどよ……いきなり脈絡なさすぎるだろ。
「も、もう。あんた、わざとすっとぼけてるんじゃないでしょうね? でなければ、ちょっと鈍すぎ! もう少し、頭使ったらどうなの?」
「あん? いきなりカメラ渡されて、撮ってみればって言われてもわけわかんねえって」
「も、もぉ〜〜〜ああぁぁぁぁ」
桐乃は激しく苛立ちを表す。

「だから、あんたがあたしのパンチラを実際に撮ってみればいいんじゃない? って言ってるの!
っていうか、こんなことはっきりと言わせんな! 変態っ!」
「え……ええっ!?」

お、俺がおまえの……その……パンチラを撮る……のか?
844-30-:2009/10/23(金) 10:26:37 ID:wt51Kw/2

「バ、ババババ、バ……バカ野郎っ!? そ、そんな事できるわけないだろっ!」
「な、ななな、なんでよっ? あ、あんたが実際に撮ってみるのが、一番手っ取り早いでしょ?」
「何が、どう手っ取り早いんだよ!?」
「あ、あたしがそのくらいの写真、撮られるのなんて全然平気だってことがわかるじゃん!」

……な、なるほど。で、でもなあ。

「……あ」
その時、俺はようやく自分がひっかかっていた部分に気がついた。
「わかった……俺が、納得できなかった理由がよ」
「え?」
桐乃の提案がヒントをくれたのだ。

「盗撮されたりしたのは、おまえの責任じゃないからいいよ。でも、やっぱ、自分からそういう事するのは……
そ、その……す、好きな男相手にするべきなんじゃないか……って、そう思うんだよ」
「ハァ?」
今度は桐乃の方が意味がわからないと言った顔でつっ立っている。
「だ、だからよ。ファーストキスとか……初めての……とか、そういうのって女の子にとっちゃ大事なものだろうよ?」
「……」

桐乃は苦虫を噛んだような顔で、俺をにらみつける。

「な、なあに。それ……マジで言ってる?」
「あ、ああ。もちろんだ」
「はあ……じゃあなに、初めてのパンチラは好きな男に見てもらえ、そう言いたいわけ? 何よ、それ」
「見てもらえっていうか……自分から見せるのは、やっぱり好きな男相手にするべきだって言ってんだよ」
「ばっかみたい。じゃあ、ヌード写真出したりしてる女優さんはどうなのよ」
「あ、ああいう人たちは、一応、ちゃんと恋愛して……ちゃんと経験積んでからああいう写真撮ってるんだろ?」

知らねえけどさ。たぶん、そうだと思うぞ。
845-31-:2009/10/23(金) 10:28:43 ID:wt51Kw/2

「ふぅ……」
桐乃は話にならないと言った風にため息をつく。
「な、なんだよ」
「あんたが言いたいのは、つまりこういう事でしょ? 女の子なんだから初めては大切にしろ……って」
「あ、ああ」
なんか、そういう言い方されると陳腐に聞こえるが、まあそういう事だ。
「あんた、女を馬鹿にしすぎ」
「な、なんでだよ!」

むしろ、そういうのを大切にしたがるのは女の方じゃねえのかよ!?

「あんたのその考え方ってね、処女厨って言って、エロゲファンの中じゃ嫌われるのよ?」
「あん?」
なんで、いきなりエロゲ?
「何か、初めてってのを特別に思うのって、女を馬鹿にしてるって言ってるの……!
なあに? じゃあ女は初恋の相手以外、好きになっちゃいけないってワケ?」
「だ、誰もそんなこと言ってないだろ!?」

俺、そんなことこれっぽっちも思ってねえし!

「言ってるも同じ。じゃあさ、誰かと付き合ってキスして……エ……エッチまでしちゃった子はどうしたらいいの?
あ、あんたが言うように、初めてがそんなに大事だとしたら、その子が次に恋をした時に
どうすればいいのよ? その子はもう、大事なものを新しい彼氏にはあげられないってワケ?」
「え?」
「初めてとかに特別な意味なんて無いよ。そんなのに価値つけたがるのは、ただの男の勝手な独占欲でしょ?」

俺は軽いショックを受けていた。確かにこいつの言う通りかもしれない……と。
その時俺は、こいつの書いた携帯小説の主人公、「理乃」を思い出していた。
数々の男性遍歴を経て、売春までやって、しかし最後には純愛を貫く。
最初に聞いた時は、こんなヒロインありえねえと思ってが……その点は確かに俺が間違ってたかもしれない。

ただ、俺にもまだ言い分はあった。
846-32-:2009/10/23(金) 10:30:20 ID:wt51Kw/2

「で、でもよ」
「なに?」
「おまえの言う事はわかるよ。で、でもよ。好きな子に独占欲持つのってそんなに悪い事か?」
「そ……そりゃ、そうじゃん。女はモノじゃないんだから! それを、処女じゃないからって中古とか言ったりするのって最低だと思う」
「そういう意味じゃねえよ! その中古だなんだって言い方は確かに酷いかもだけどよ……俺が言いたいのはそんな事じゃなくて……
す、好きならその相手の全てを独占したいって思うのは、男なら当然なんだよ。それだけ愛してるって事なんだから」
「それは男の勝手な理屈でしょ?」
「違うよ。女だってそうだろ? 男が浮気したら怒るじゃねえか!」
「そ、それとこれとは違うじゃん!?」
「違わねえよ。好きなら出来る限り、その全てを自分のものにしておきてえんだよ! 好きな子の裸とか、エッチな姿とか、
他の男には見せたくない……そういうのは、全部、自分ひとりで独占したいと思って、何が悪いんだよ!?」
「やっぱり同じじゃん! 経験ある子は、あんた以外の男に、そういう姿全部見られてるんだよ? そういう子は
あんたにとっちゃ、独占できない無価値な子なんじゃないの?」
「違うだろ! 独占できるから好きになるわけじゃねえんだから! 好きだから独占したいって思うんだよ!
独占できないからって価値が無いとか、嫌いになるとか……そんなのありえねえって!」
「……!」

激しい言葉の応酬の後、桐乃はそこで突然口をつぐんだ。
沈黙がしばらく続くと、俺はどうしようもなく恥ずかしくなってきた。
妹相手に恋愛論を熱く語るとか……ありえねえだろ……。
俺が、自らの発言を後悔し、羞恥に打ち震えていると、桐乃はようやく口を開いた。

「好きな子のエッチな姿は他人には見せたくないんだ……?」
「あ、ああ。それが男としちゃ普通だよ」
「ふ、ふうん」
「?」

予想に反して、どこか納得したような……満足したような様子を桐乃は見せる。
847-33-:2009/10/23(金) 10:31:17 ID:wt51Kw/2

「ま、まあ……あんたの言う事も、全然わからなくはないけどね……。女の子にだって、好きな相手を独占したい、
好きな相手に独占されたいって気持ちは当然あると思うし……初めては好きな人とって思うのも普通の事だし」
なんだよ、こいつ。ちゃんと俺が言いたい事、わかってくれてるじゃねえか。
「俺が言いたいのもそういう事だよ。で、以前好きだった奴に……その……だったら、まだ納得もいくだろうけどよ、
もしおまえが誰かを好きになった時、その……初めてを……無駄に使っちゃってたら、きっと後悔するぞ?」

俺は非常に恥ずかしい思いをしながら語った。
同時に、ようやく自分が言いたかった事を上手く伝える事が出来て、満足もしていた。
ただ、わからないのは、こんな事をどうしてすぐに思いつけなかったのかと言う事だ。
『初めては大切にしろ』なんて、これまで何度も、ドラマや漫画で繰り返されてきた陳腐な台詞、おなじみの決まり文句のはずだ。
そこだけが疑問だが……。

まあ、いい。桐乃も納得したし、これで問題は片付いたんんだから。

「あんたの言いたい事はわかった。でも、あたし、写真撮るから」
「ああ、わかってくれたならそれでい……イイッ?」

今、こいつ写真撮るって言ったか?

「な、なんでだよ! 俺の言う事、わかったんじゃねえのかよ!?」
しかし、桐乃はしれっとした顔で答える。
「あんたの言いたい事はわかったよ。パンチラ見せるなら、好きな男に最初に見せろってんでしょ?」

あ、いや、その……まあ、そんな感じだけどさ。なんか、ストレートにパンチラって言われるとなんか馬鹿っぽいなあ……。

「でも、あたし、好きな男なんていないし。彼氏なんてそれこそしばらく作る予定ないし。
だから、初パンチラを大事にとっとけって言われても困る」
「いや、だからいつかのために……だよ!」
「こっちは、もうせっぱつまってるんだって。それに無駄に初パンチラ、他人に見せるわけじゃないし。
あたしはあたしがお世話になった人たちのためにパンチラするんだから」
「で、でもよ……!」
848-34-:2009/10/23(金) 10:32:01 ID:wt51Kw/2

なんで、こうなるんだよ! くそっ……!
そんな風に、俺が思考の奈落に落ちていこうとしていた時──

「だっ……だけどねっ!?」
と、桐乃が突然上ずった声を出しした。な、なんだ?
「あ、あんたの言う事もわかるの。あ、あたしだって、初めて見せるのはやっぱ、好きな男の方がいいなって思うし……」
桐乃は明らかに挙動不審な様子でそんな言葉を続けた。
いったい、何が言いたいんだよ?

「だ、だからさ! ……あんた、預かってくんないかな?」
「あずか……る?」

何をだ?

「だから……あたしの『初めて』……預かって欲しいんだって!」

なんとなく、こいつが一生懸命俺に何かを訴えてることはわかる。
だからその意を汲んでやろうとしているのだが……
正直、まったく何を言いたいかはわからない。

「も、もっと具体的に言ってくれねえか?」
そういうと桐乃は不満げな声を上げる。
「ハァ? ここまで言ってもわかんないワケ!? も、もう……し、仕方ないなあ……」
そう言って桐乃は、ベッドの脇にうっちゃられていたデジカメを指で指す。

「だからさ。やっぱり、あんたが撮ってよ。あたしのパンチラ」
「なんでそうなるんだよっ!」

思わず思い切り突っ込みを入れてしまう俺。
849-35-:2009/10/23(金) 10:33:38 ID:wt51Kw/2

「なんで、またそこに戻ってきちまったんだよ!」
「だ、だから! あんたが悪いんでしょ!?」
「俺が!?」
「あ、あたしは気にしてなかったのに、あんな風に言われたら、やっぱり気になってくるじゃん!」
「気になるって何がだよ……!」
「だから……初めてがどうのって奴……!」
ああ、なるほど。
つまりだ。最初はあまり気にしてなかった桐乃も、俺の説得に耳を傾け、それを受け入れた事で、、
自分の初めてのパンチラを誰彼かまわず見せる事に抵抗が生まれたと。
で、そこで俺にパンチラを撮って欲しい……と。ふむふむ。いたって自然な話の流れ……

「……じゃねえ! だ、だから、なんで、そこでそうなるんだよっ!?」
全然、その事と俺が写真撮る事と、まったく話がつなってねーじゃんか!
「だ、だって! あたし、他に好きな男なんていないし! と、とりあえずあんたが最初だったら、ノーカウントじゃん?」
「どんな理屈だよ……それ……」
ノーカウントなら見ても意味無いんじゃないのか?

「そ、それにね? ……正直、写真みられる分にはまだいいけど、カメラマンには直接見られちゃうわけで……
そこらへんは、最初から全然抵抗なかったってわけじゃないしィ……」

そ、そうか。そういやそうなんだよな……。カメラマンってこういう時いやらしいんだよな。
あの手この手でモデルをその気にさせて、予定より過激な写真とったりよ……
え? なんでそんな事知ってるのかって? い、いいじゃねえか。推測だよ、推測!

「でもよ……俺が撮った写真なんて採用されねえだろ?」
プロの写真ってそんなに甘いもんじゃねえってことくらい、俺でもわかるぞ?
「それが、そこそこちゃんと撮れるなら、自分らで撮ってもいいって話なんだよね、これ」
「は? なんだよ、それ。本当にちゃんとした雑誌なのか?」
「うーん、あんまりちゃんとしてないかな。一種のお遊びみたいな本だし。ただ、プロモーション効果は大きいんだよね」
850-36-:2009/10/23(金) 10:40:56 ID:wt51Kw/2

ああ、そういえば、あやせに去年の奴を見せてもらった時、俺も思ったんだっけ。
これ、プロが撮ったのか? ……って。あやせはプロが撮るって言ってたが、もしかしたら
そうやって素人撮りした作品も混じってたのかもしれねえな。

「……まあ、あんたがどうしても嫌ってんなら、プロの人に撮ってもらうけどサ……
なんか、エッチすぎる写真を撮られちゃわないかちょっと不安だけど……」

そう言いつつ、俺の方をチラ見する桐乃。くそ……こいつ、完全に俺を煽ってやがるだろ!?

「わ、わかったよ! お、俺が撮ればいいんだろ?」
「あ、ほんと。じゃあ決まりね。どうする? 早速撮る?」
「と、撮るってここでか?」
「他に、どこで撮るの?」
「いや、まあ、……そうだな」

俺は単に、時間を稼ぎたくてそう言ったにすぎなかった。
正直、心の準備が出来てない。ここに来てちょっと話の展開が早すぎねえか?

「はい、これ。使い方わかる?」
俺は桐乃にデジカメを手渡され、使い方のレクチャーを受ける。
解像度の設定などは手早く桐乃がやってしまったので、なんのことはない、
俺はただ、シャッターを切るだけみたいなものである。
「いいよ。ポーズどうする?」
桐乃は椅子に軽く手をかけ、俺の真正面につっ立っている。
正直、ポーズと言われてもな……

「じゃ、じゃあ適当に取ってみてくれよ」
なんか、以前、カメラマンがそんな事言ってるのをテレビで見たことがある。
自由にポーズとってみてとかなんとか。
が、桐乃はそれを許してくれない。
851-37-:2009/10/23(金) 10:42:11 ID:wt51Kw/2

「は? 手抜きしないでちゃんと指示しなさいよ」

だとよ。そんな事言われても、こっちはズブの素人なんだぞ?
「……じゃ、じゃあ、右手で髪をかきあげてみてくれよ」
「こう?」
桐乃がふぁさっと長い髪をかきあげる。相変わらずこういうポーズは決まってやがる。
……と、写真、写真。
「ワリィ。タイミング逃した。もう一度たのむ」
「いいよ」
心なしか、桐乃はいつもより素直に俺の言う事を聞いてくれる。
モデルとしてのプロ意識が出ちゃってるのかね?

再び桐乃が髪をかきあげて見せる。
今度はその瞬間を上手くとらえる事が出来た。
デジカメの液晶画面に俺がとった写真が映っている。
バストショットで構図も申し分ない。
「お、これ、なかなかいいんじゃねえか?」
そう言って桐乃に画面を見せる。

「……へ、へえ。あんた、なかなかやるじゃん」
「そ、そうか? へへ」
思わぬお褒めの言葉を妹からもらって俺は上機嫌になる。我ながら単純だな、まったくよ。
しかし、そんな風に俺が浮かれていると、

「……ま、モデルがいいからね。これくらいの写真は撮ってもらわないと」

桐乃がそんな事を言って水を指す。

「へえへえ。そうだろうよ。どうせ俺は素人ですからねえ」
「わかってんなら、いちいち拗ねないでよね。……でもまあ、この写真はいいと思うよ」

はん。それならいちいち下らない事言うんじゃねえよ。モデルがどうのとか……
そんなこと、あらためて言われなくてもわかってんだからよ。
852-38-:2009/10/23(金) 10:46:02 ID:wt51Kw/2

「じゃあ、これは一応、保存……と」
俺は自分の初作品を誇らしげな気分でSDメモリに保存した。

「で、次はどういうポーズすればいい?」
「ええと……じゃあ、後ろむいて、髪をなびかせながら、さっとこっちを振りむく感じでどうだ?」
「髪を?」
「ああ。ほら、シャンプーのCMとかであるじゃん? あんな感じ」
俺の中ではすでに写真のイメージが完成していた。髪をふわりとなびかせる幻想的な妹の姿。
「ちょ! それは無理だってば」
「え?」
「あの髪がたなびくのは、風起こしたりしてやってんだから。普通にふりむいたくらいじゃ、あんな風にはなんないの」
「……え、そうなのか」
ちぇ、やっぱプロはいろいろやってんだな。
「じゃ、じゃあ、普通に振り返ってみてくれよ」
「……いいけど」
桐乃は俺が言ったとおり、まず俺に背中を向けて振り向く。単にふと振り向くだけでなく、
かなり大きなアクションをしてくれる。さすがプロ、こっちがやって欲しい事に出来る範囲で答えようってわけか。

カシャ!

「お──、これもなかなかのデキだぜ! 俺って、わりと才能あるんじゃね?」

な、なんか写真って楽しいな!

「なあに? 調子にのっちゃってさ」
桐乃がクスリと笑う。
「お!」
俺はすかさずそこをシャッター切る。桐乃の物だけあってなかなかいいデジカメらしく、
手ぶれ補正も強力なようで、見事に桐乃の笑顔が液晶画面の中に納まっていた。
853-39-:2009/10/23(金) 10:46:57 ID:wt51Kw/2

「ちょ! ちょっと、不意打ちやめてくんない!?」
「いや、でも見ろよこれ! めっちゃ可愛いだろ! すげ──!」
俺は一瞬のシャッターチャンスを捉えた自らの傑作に有頂天になって桐乃に見せびらかす。
「か、かわ……!」
桐乃は目を見張って頬を紅らめる。
「ば、ばかじゃん……な、何言ってんだか……シスコン、キモすぎ!」
罵倒しつつも、そのまま恥ずかしそうな顔をしてうつむいてしまう。な、なんだよその反応はよ……。
その様子にこっちも恥ずかしくなり、思わず必死に否定する。

「ち、違うぞ! 俺が可愛いって言ったのは、あくまで写真の事でだな……」
「で、でも、それあたしの写真じゃん!」
「そ、それはそうだけど!」
うう……き、気まずい……。
まあ、こいつと気まずい感じになるのは今に始まったことじゃないんだけどさ。
ただ、今回はいつものとは違って……ま、参ったな……。

「……で! 練習はそれくらいでいいでしょ。そろそろ本番はじめたら!?」
妙な空気をかきけすかのごとく、激しい、怒るような口調で桐乃がそう言う。
「練習……本番?」
俺がキョトンとした顔をしてると、続けて桐乃が言う。
「……ちょっと、あんた、いったい自分が撮るべき写真がどういうものかわかってんの?」
「あ……」
思い出した。俺、こいつのパンチラ写真撮ることになってたんだっけ。
……もっとも、どういう流れでそうなっちまったかは、さっぱり覚えてないけどな!



と、言うわけで実兄による妹のパンチラ撮影会開始である。
ほ、ほんと、なぜこんな事になってしまったのだろう……。
854-40-:2009/10/23(金) 10:50:34 ID:wt51Kw/2

「で、どういうポーズを取ればいい? 立ちポーズ? それとも座る?」
「え? じゃ、じゃあ座ってくれ」
俺は適当に答える。だって、どういう風に撮ればいいかなんてさっぱりだからな。
「床に? それとも椅子? ベッド?」
「え……と、じゃあ、椅子で」
桐乃はストンと椅子に腰を下ろす。そしてじっと俺の方を見つめる。次の指示を待っているかのように。
さ、さて……これからどうすればいいんだ?
初めてだから、やり方なんてさっぱりわかんねえし……参った。

「で、これからどうしたらいいワケ? さ……さっさと指示して欲しいんだけど!」
しびれを切らした桐乃がせっついてくる。
「いや、指示って言ってもよ……」
どういう指示出せばいいんだよ。
パンツみせろって指示か? 実の妹にパンツ見せろって指示しろってのか? ありえねーだろ……。

「お、おい。やっぱ俺には無理かも……」

思わず弱音を吐いてしまう。

「じゃ、じゃあ、あたしがイヤらしいカメラマンに恥ずかしいポーズとか要求されまくってもいいってわけ?」
「そ、そんな事言ってねえだろ!?」

っていうか、おまえさっきまでそんな心配してなかったじゃねえかよ!?

「じゃあ、ちゃんと責任もってあんたが撮りなさいよ」
「わかったよ……」

くそう。こうなりゃヤケだ!
855-41-:2009/10/23(金) 10:51:36 ID:wt51Kw/2

「よ、よし。桐乃、そのままパンツ見せろ」
「いきなり何言ってんのよ変態っ!」
バチーン!
「痛ェっ──!?」
「あ……」
桐乃はしまったという顔で自分の手を見つめる。
「な、何すんだよ!? おまえが指示しろって言ったから指示したんじゃねえかっ!」

そんな俺の正当な抗議にも桐乃は悪びれずに反論する。

「だ、だって言い方ってもんがあるでしょ! 妹にいきなりパンツ見せろとかいくらシスコンでも変態すぎ!
もっと、オブラートに包んでいいなさいよ! デリカシーってもんは無いの?」
怒ってるのか恥ずかしがってるのか、顔を真っ赤にして訴える桐乃。
「くぅ……! お、俺だって確かに変態だと思ったけどさ、他にどう言えばよかったってんだよ!」
くそ、思いっきりひっぱたきやがって……! 思わず涙目で訴える俺に桐乃も珍しく反省の弁を述べる。

「ま……まあ、今のはあたしも、少しは悪かったカモ……でも、やっぱ言い方考えてよ。
そうしたら、その……あたしのコト……あ、あんたの思い通りにしていいからさ」

「……! お、思い通りって……」

恥ずかしそうな顔でそんな事を言われて思わず俺の鼓動も早くなる。
ま、まるで初エッチするカップルみたいじゃねえか……って、やめろ俺のバカ!
よりにもよってなんて気色の悪い連想しやがるんだ……! 妹の顔、まともに見れなくなっちまったじゃねえか!?

「と、とにかく! は、恥ずかしいのはあたしの方なんだからさ……そこらへん、少しは考えてよね」
「わ、わかったよ」
確かに言われて見ればそうだ。いや、でもそうならやめればいいんじゃねえのか?
って、それじゃまた振り出しにもどっちまうか……。

とりあえず今、俺がすべきことはただ妹のパンチラ写真を撮るのみ。そう男らしく割り切っていくことにする。

いや、何も言わないでくれ……いろいろ間違ってるのは俺が一番わかってるんだ……!
856-42-:2009/10/23(金) 10:53:39 ID:wt51Kw/2

「じゃ、じゃあ……少しだけ、足を……その……開いてくれるか?」

ああ、ドキドキする。なんだ、この激しい動悸は……人として道を踏み外そうとしている事への恐怖感なのだろうか。

「こ、こう……?」

桐乃は恥ずかしそうに顔をそむけつつも、少しだけ足を左右に開く。
しかし制服のミニスカートのプリーツが、足の間に落ちてしまい、下着が見える事はなかった。

「どう……かな」
桐乃はチラリと俺に視線をよこして尋ねる。
「いや……もうちょっと開いてもらっていいか?」
現状では、まったく見えていないので、俺としては不本意ながら、そういう指示を出さざるを得ない。
「え……もっと?」
桐乃はさらに足を開く。う……! か、かなりエロイポーズになっちまった。
「こ……これ以上はちょっと……恥ずかしいカモ」
珍しく弱音を吐くような言い方をする桐乃。
まあ、そりゃそうだろう。見てるこっちもかなり恥ずかしい。

っていうか、桐乃、おまえその表情どうにかならないか?
な、なんていうか……もうちょっと自然体にして欲しいっていうか……
な、なんでそんなに上気した感じの顔になってんだよ……こ、こっちの身にもなってくれ……!

「ちょ、ちょっとそのままな……」
俺は姿勢を低くしてカメラを構える。直視する勇気は無いのでファインダーごしに確認する。
ぐいっと広げられた太ももにひっぱられて、股間部分を隠していたスカートのプリーツは浮き上がっていたが、
暗くてやはり下着は見えていない。
こ、こいつは弱ったな……どうすればいい?

「ちょっと……そ、そんなに覗き込むように見ないでよ……や、やだもう」

やだって! やだって言われても仕方ねえじゃん!
857-43-:2009/10/23(金) 10:55:13 ID:wt51Kw/2

「暗くて見えないんだよ……その……スカート、少しだけ上にずらしてもらっていいか?」
「う……うん」

つつ……と、桐乃は制服のマイクロミニのスカートを引き上げる。

「どう?」
「も、もう少し……」
「……んっ」

さらに桐乃はスカートを引き上げる。

「み、見えた?」
「み……えない……」

もう少しなんだけどなあ……・。

「ふう……」
桐乃は、いままでまるで息をとめてたかのような大きなため息を吐き出す。
そして俺の方に目をやるととんでも無い事を言い出す。

「自分じゃやっぱ恥ずかしいから、あんたが調節してよ」

「ば、ばか! で、出来るわけねえだろ!?」
ほんとに、こいつはいつもとんでも無い事ばかり言い出しやがるなあ!

「だ、だって! あんまりガバって見えるのはいやだし……でも自分じゃギリギリに調節するの無理だし……」
「で、でもよう……」
妹のスカートをまくり上げるとか……それはやっぱマズいだろう……。
「あ、あんたにだったら、そういうい事されても……へ、平気だからさ! だ、だってノーカウントだし!」

なんだそりゃ。貴族のお嬢様が召使に裸見られても平気ってのと同じってわけか?
くそ……っ。こっちはそういう風にはなかなか割り切れないんだっつーの。
そ、それとも割り切れない俺がおかしいのか……?
858-44-:2009/10/23(金) 10:57:06 ID:wt51Kw/2

「は、早く……このポーズし続けてるのだって、ちょっとは恥ずかしいんだから……それともなに?
あんた、あたしにこの格好を続けさせたくて焦らしてる?」
「ん、んなわけ無いだろ! ……わ、わかったよ。や、やればいいんだろ?」

俺は桐乃の元に近づき、その足元にひざまづく。妹の真っ白な太ももが視界いっぱいに広がる。
なんだか、すべすべしてて、触ったら気持ちよさそう……そんな邪念が思わず湧き上がったところで我に返る。

「く……!」

どうやら、この異常な状態が俺の頭をおかしくしているらしい……
いくら見た目が良くても、この小憎らしい妹なんかにそんな事を思うなんてよ……!
こ、これじゃまるで、妹に欲情する変態兄貴じゃねえか……!

「ちょ、ちょっと! じっと見てないで、早くしてよ!」
桐乃が真っ赤な顔で注文をつける。わかってる。わかってるから、せかすんじゃねえよ!
「じゃ、じゃあちょっとスカートに触るな?」
「い、いいよ」

俺は妹の制服のスカートに手を触れる。女子の制服のスカートなんて考えたら今まで触った事ってあっただろうか。
教室ですれ違ったり、麻奈美と一緒に歩いてるときたまたまぶつかって手が触れたって事はあっても、
こうして裾を掴むなんてのは間違いなく人生初体験だぜ……。

「ず、ずり上げるぞ」
「い、いちいち断らなくていいから!」
「わ、わかった」

俺はツツ……と桐乃のスカートを引き上げる。ほんの少し引き上げたところで桐乃の顔をみると、横を向いて目をつぶっている。
まるで羞恥に耐えているかのような表情に、なんか自分が酷い事をしている気分になってくる。
しかし、もうここでやめるわけにはいかない。っていうかやめられない。俺は息をするのも忘れてさらにスカートを引き上げ続けた。
859-45-:2009/10/23(金) 10:58:18 ID:wt51Kw/2

「……!」

見えた! 俺は言葉にならない叫びを上げる。
ついに、スカートの影から桐乃の下着が露になった。ほんの小さな白い三角形だが……。

「ゴク…ッ」
思わず喉を鳴らしてツバを飲み込む。その音に桐乃が反応する。

「あ、あまりジロジロみないでよ……」
いつものコイツらしくない、懇願するような声。

「お、俺にみられる分には平気だって言ったじゃねえか」
そ、そんな風に恥ずかしがられたら、俺だって変な気持ちになっちまうぞ!
「そ、そうだけど……ん……!」
「も、もうちょっとめくるぞ」

これくらいじゃ遠くに離れたらまた影になって見えないかもいしれない。俺は単純にそう思っただけだったのだが……。

「え……? ま、まだめくり上げるの……?」
桐乃の悲哀に満ちた声に再び罪の意識が湧き上がる。ただ、そこにはなぜか高揚感も存在していた。
「も、もう少しだから……我慢してくれ」
つつっとスカートを捲り上げる。もはや蛍光灯の光の元に、はっきりと白く輝くパンツ。
中学生にしては、細工の凝ったデザインなのが桐乃らしいといえば桐乃らしい。
まるでいわゆる、勝負パンツって奴みたいだ。……そんな風に俺は余計な事を考えつつ頭を紛らわせる。

そうでもしないと、なんだかおかしくなってしまいそうな予感がしたからだ。

「……ね、ねえ。は、恥ずかしいんだから、早く写真とってよ」
意識の外側から聞こえてきた妹の声に、我に返る。
「あ、ああ、わかった」
まいったな。余計な事考えすぎて、やるべき事を忘れてしまっていたぜ……。
俺はファインダーを覗き込む。うわ、やべえ。エロすぎるだろ、これ……。
860-46-:2009/10/23(金) 11:07:11 ID:wt51Kw/2

ファインダーの中では、妹が、脚をガニ股に広げて、スカートをまくりあげ
パンツというか股間を見せ付けるようなポーズを取っている。
顔は紅潮し羞恥に悶えているようだ。い、いいのかよ、こんな写真撮って……。

カシャ。

気持ちとは裏腹に、俺は速攻でシャッターを切っていた。
「と、撮った?」
シャッター音に気づいた桐乃が尋ねてくる。
液晶のプレビュー画面にはさっきと同じ、エロすぎる妹の姿。
「い、いや……ちょっと待ってくれ」
「ええっ……? 時間かかりすぎ! あ、あんた自分が見て楽しんでるだけじゃないでしょうね?」
「ば、バカ! 妹のパンツ見て楽しむとかどこの変態だよ!」
むしろ、こんなもの見せられて困ってるんだよ! ホント! 少なくとも困ってるってのは本当!

しかし、この写真、どうしよう。桐乃のこんなエロイ写真、死んでも掲載させるわけいかねえぞ……。

「き、桐乃、脚を内股にしてみろ」
「え?」
「いま、ちょっとガニ股っぽくなってるから、内股に」
「こ、こう?」

桐乃はくるっと足首を回転させる。それに合わせて、膝もひっくり返り、内股になった。
よし……まるで大股開きのAVのパッケージ写真のようだったポーズが修整された。
うまいことに、さっきは心持ち露出しすぎだった下着も、いい感じにのチラリ具合になっている。
あとは……そうだ、この表情がいやらしいんだよ……そそる表情しやがって……まだ中学生のくせによ!

そんな風に俺が悩んでいると、
「ちょ、ちょっと! まだなの?」
と、しびれを切らしまくってる桐乃が再び文句をつけてくる。
「あ、そ、それだ!」
「え?」
「その表情! なんか睨みつけるような感じで!」
桐乃はおなじみの眉をつりあげて、俺をねめつける。お、いい感じになった……気がする。
861-47-:2009/10/23(金) 11:09:12 ID:wt51Kw/2

「よ、よし。撮るぞ」

カシャ。

うん、睨みつけながらも少し照れてるあたりが、いい感じになってる。
「よし、いいぞ、桐乃」
「ど、どんな感じになった?」
動悸を抑えるように手を胸に当てながら桐乃が聞いてくる。
「こ、こんな感じだが……」
デジカメのプレビュー画面を見せる。
「ふ、ふうん。わ、悪くないんじゃない?」
「そ、そうか」
ふう。やっと終わった、もう、たまんねえよ、これ。もう少し長引いたら、俺、おかしくなってたかもしんね──!

「じゃ、じゃあ次行こうか」
「へ? ま、まだ撮るの?」
「あ……あたりまえじゃん! こういうのは、いろいろ撮ってみて、後から選ぶの!」
桐乃は声たからかにそう宣言した。

く……! こ、こいつ俺をおかしくするつもりなんじゃないだろうな……!?

「で、でもさ。あ、あんたに撮ってもらって……良かった……カモ」
ポーズ変えをしようと、椅子から降りた桐乃が不意にそんな事を言った。
「え?」
「結構、き、綺麗に撮ってくれてるしさ。そ、それに……」
桐乃は視線を少しさまよわせ、そしてバツが悪そうに言った。
「思った以上に、恥ずかしかったしさ……カメラマンに撮られるの、やっぱり嫌だったカモ……」
「そ、そうか。そりゃ、良かった……な?」
「うん」
ニコリと笑う桐乃。つられて俺も笑みをもらしちまう。
ああ、しまった。今のも写真に撮っておきたかったぜ……。

「じゃ、次はどうするの?」
「そ、そうだな……」
862-48-:2009/10/23(金) 11:11:35 ID:wt51Kw/2

珍しく妹に褒められて、ちょっと浮かれ気味の俺は、創作意欲を発揮して次々と桐乃のパンチラを撮影していった。

※※※※※※※※※※※※※

「こう、ベッドにうつ伏せになって、右足を軽く上げてみてくれ」
「こう?」
「そうそう。で、これ咥えてくれ……さっき下から持ってきたポテチな」
「……パリッ。あ、この味、美味しいじゃん。ほら、あーん」
「あん? ああ、美味い……って、食ってんじゃねーよ! 咥えるだけ!」
「わかってるって。こんな感じでしょ?」
「おう、リラックスしたいい感じ。日常でリラックスしてて自然に見えちゃってるって感じにしてえんだよ」
「……まさか、普段、あたしってあんたにパンツ見られ放題だったりする?」
「見てねえよ! そもそもおまえ、俺の前でリラックスしたとこなんて見せねえし」
「ふ、ふん……。も、もう、御託はいいから、ちゃっちゃっと撮りなさいよ」
「わかったよ。じゃ、じゃあ……ス、スカートめくるな?」
「う、うん……あん! ちょ、ちょっと!今、太もも撫でたでしょ!?」
「な、撫でてなんかねーよ!」
「ウソ! なんか、手が直接触れた感触だった!」
「た、たまたま触れちゃっただけだって!」
「ホントにぃ? ま、いいケド……」
863-49-:2009/10/23(金) 11:12:37 ID:wt51Kw/2

※※※※※※※※※※※※※

「ねえ……さすがに、その……真下から撮られるのはちょっと恥ずかしいんですケド〜」
「大丈夫、意外にあまり見えねえもんだぞ?」
「そんなわけ無いじゃん! ……も、もう、調子にのっちゃってサ」
「ほら、もうちょっとこっちに来てくれないと見えねえって」
「だから、嫌だってば。真下からはイヤ!」
「何いってんだよ、おまえ自由に撮らせてやるって言ったじゃねえか!」
「だって! あんたが、そこまで悪ノリするって思わなかったし!」
「わ、悪ノリなんてしてねえよ! 俺は純粋に良い作品を撮ろうと思ってだな……」
「何が良い作品よ……真下からスカートの中撮るとか、まるで盗撮じゃん」
「そこがいいんだろ。チラっとしか見えて無くてもエロく見えるんだよ」
「真下からじゃ、チラっじゃ済まないでしょ!?」
「大丈夫だって言ってんのに……じゃあ、スカート手で押さえていいからさ」
「もう、仕方ないなあ……」
「ほら、俺の顔を跨ぐようにして」
「こ、こう?」
「おう。い、いいぞ。そのままじっとしてろ」
「あ、コラ! 手で押さえて無いお尻の方は狙うな! あん、今度は前……も、もう変態死ねっ!」
ムギュ!
「痛ェ! か、顔を踏みつけるんじゃねえよ!」
864-50-:2009/10/23(金) 11:14:44 ID:wt51Kw/2

※※※※※※※※※※※※※

「な、なあ、それだともはや、パンチラっていうよりパンモロにならねえか?」
「ふん。もう、さんざん見られた後だしィ。真下から覗いたりもしたくせにさ」
「い、いや。スマン……あれはちょっと調子にのりすぎた……」
「それに、かなりエロ可愛くない? このたくし上げって」
「そ、そりゃエロイし可愛いけどよ……それ撮ったとして、掲載する気あんの?」
「ん──まずしないけど、せっかくだから撮ってよ」
「なんだよそりゃ! 意味ねえだろ!?」
「だから、ついでって言ってんじゃん。一度、やってみたかったんだよね」
「わ、わかったよ……」
「あ、でも一瞬だけしかしないからね。さすがにちょっと恥ずかしいし……」
「恥ずかしいのかよ! じゃあ、やめりゃいいじゃん!?」
「で、でも! その……と、撮って欲しいんだもん……」
「わ、わかったよ……よ、よしどんと来い!」
「い、いくよ。……はいっ! はいっ! おしまい!」
「早すぎるわ! 黒猫じゃねえんだから、そんなの一瞬で撮る動体視力なんてもってねえっつの!」
「つ、つかえないなあ〜〜じゃあ、もっかい行くからね?」

※※※※※※※※※※※※※
865-51-:2009/10/23(金) 11:15:45 ID:wt51Kw/2


と、まあ、こんな感じで、俺は次々に妹のパンチラをカメラに収めていった。
しかし、何が悲しくて一晩中、妹のパンチラ写真を撮影し続けねばならんのか。


……よもや、俺の状況を羨ましいとか思うやつは、いるまいな?


「さ……さすがに、もう、これだけ撮ればいいんじゃないか?」
俺は妹のベッドの上で壁にもたれかかったままそう呟いた。
これ以上、シチュエーションも思いつかないし。俺の方も色々な意味で限界だし!
「ま、まあね。こんなもんかな」
すぐ横で同じように壁にもたれかかってベッドの上でくつろいでる妹が答える。

時計を見ると夜中の2時を回っている。途中、入浴で一時間休憩したのを省くと
約5時間、妹のパンチラをひたすら撮り続けていた計算だ。
(ちなみに、その休憩時を俺はイロイロ有効活用させてもらった。でないと色々ヤバいとこだった……!)
正直、どんな写真を撮ったのかはっきりと覚えてない。半ば、頭の中は真っ白になりつつシャッターを
押し続けていたような気がする。

「ね、ねえ。あともう少しだけ、撮ってくれない?」
心身共に、疲労困憊して気が抜けてる俺に、桐乃がそんな事を言ってくる。
「まだ撮るのかよ……」
まあ、いいけどさ。こうなったらとことん、付き合ってやるって。俺も楽しく無い事はないしな……。

……あ、いや、あくまでカメラマンの真似事するのが楽しいだけであって、
決して妹のパンチラ見るのが楽しいわけじゃないからな!? そ、そこらへん、くれぐれも誤解が無いように頼むぞ?
866-52-:2009/10/23(金) 11:20:59 ID:wt51Kw/2

「じゃ、じゃあ、あんた後ろ向いててくんない?」
「あん?」
「そ、その、ちょっと着替えたいから」

桐乃が恥ずかしそうな顔でそう言う。するとちょっと麻痺していた俺の感覚も一瞬で元に戻る。

「そ、そっか。じゃあ、部屋から出てるな」
俺はバタバタと部屋を出て行こうとする。が、
「あ、いいよ。そっち向いててくれれば。すぐ終わるから」
「そ、そうか?」
「う、うん。だからそこに居て?」
「わ……わかった」
いや、どうせなら外に出てた方が、俺としてはずっと気が楽なんですがね……。
この状態で、妹が着替える衣擦れの音をすぐ背後に聞いていないといけないとか、拷問にも程があるぜ……!

「い、いいよ」
桐乃の声が背中から聞こえる。
「よし、じゃあ撮るか……って、おい!」

そこには桐乃が脱ぎ捨てた制服がおちていた。

そして、その代わりに桐乃が身に着けていたものは、薄いベットシーツだ。
そのシーツから、桐乃の下着と素肌が透けて見えている。

「な、何よ……! いまさらそんな驚く事ないじゃん? あんだけ人のパンツ見まくったくせに……」
桐乃はムスっとしたふくれっ面でそう言う。
「い、いやだけどよ! それとはちょっと違くないか!?」
「どこが?」
「だ……だって、パンチラはあくまで服を着た状態だけど、下着だけってのはどちらかというと
裸に近いイメージじゃないか? セミヌードって言うくらいだし!」

そんな俺の訴えに桐乃は渋々ながらも応じる姿勢を見せた。
867-53-:2009/10/23(金) 11:22:43 ID:wt51Kw/2

「もう……わかったわよ。じゃあ、服着るから」
「そ、そっか」
すると桐乃は手近にあった制服の白いブラウスを軽く羽織る。
ただし、本当に軽く羽織っただけ。
前のボタンは開きっぱなしでブラにつつまれた胸は完全にはだけてる。

「これでいい?」
「変わらねーじゃんか!」

むしろ、余計エロくなっちゃったよ!

桐乃は俺の文句など無視して、ベッド脇にすっと立ち上がり、俺が一番初めに要求したのと同じ、
髪をかきあげるポーズを取ってみせる。ハイレグ気味の下着からのびる眩しい太もも、白くて長い脚。
形の整った中学生にしてはボリュームのある胸。明るいブラウンに染められたサラサラの髪。
少女らしさと大人っぽさがないまぜになった端正な顔立ちの、絵に描いたような美少女が半裸でこちらを見つめている。

俺は気が付いた時には、シャッターを切っていた。

桐乃は俺に一から十まで指示を要求していた先ほどまでとは違い、自らさまざまなポーズを取る。
どのポーズもばっちりと決まっていて、下着姿だと言うのにいやらしさはあまり感じない。

ファインダーの中の桐乃は様々な表情を見せつつ、時折、明るく無邪気な笑顔を俺に向けてくる。
それは俺に向けられた笑顔というわけではない。あくまでカメラに向けられた笑顔だと言う事はわかっている。
しかし、それがわかっててもなお、俺は妙な錯覚を覚えずに入られなかった。

もしかしたら、俺たち兄妹は、決して不仲などではなく──
868-54-:2009/10/23(金) 11:24:23 ID:wt51Kw/2

「ねえ、あんたもして欲しいポーズとかある?」
「え? ……い、いや。俺はいいわ」
はあ。やっぱおまえはプロのモデルなんだなあ。全部決まってたじゃねえか、ポーズ。
調子にのってカメラマン気取りだったのが恥ずかしいぜ。

「そ? じゃあ、次行こうか」
「次?」
「う、うん……」

桐乃はそれまでのノリノリの様子から急に視線を落とし、もじもじとしはじめた。
しかし、わずかの後、ふっきりような顔を見せ、宣言した。

「じゃ、じゃあ……次はブラとるかんね?」
「なっ!?」
そう言って、本当にブラジャーを外そうとし始める桐乃。俺は顔を背けつつ大慌てでそれを制止する。
「ば、バカ! 冗談でもやめろ、そういうの!」
「バ……! だ、誰が、バカよ!? あ、あんたこそ、なんで今更慌ててるワケ?」
「あ、慌てるだろ!? おまえこそ、何、ごく自然な流れで下着取ろうとしてるんだよ!?」
「言ったじゃん! あ、あんた、あたしの初めて……預かってくれるって!」
「そ、それはパンチラの話だろ?」
「ハァ? だ、誰がそれでおしまいなんて言った?」
「い、いや、言って無いけど……普通はおしまいと思わねえか?」

そもそもがパンチラ写真を撮る必要に迫られたからそういう話になったわけで。

「こ、こんな事に普通がどうとか言われても困るんですケド?」
「俺も困ってるよ!」
「くっ……!」

すると桐乃は悔しそうな顔で視線を落とし、なにやらごにょごにょと呟いている。
そして、二度、三度と逡巡するようなそぶりを見せた後、ようやく俺に向かって話し始めた。
869-55-:2009/10/23(金) 11:26:15 ID:wt51Kw/2

「あ、あんた、言ったじゃん? だ……だい……な……うと……だって……」
しかし、やはりそれははっきりと聞き取れない。
「な、なんだって?」
「だ、だから! ……あ……あたしの事、ど、どう思ってるワケ!?」
「え!?」

また、脈絡の無い突然の質問に俺は軽いパニックを起こしかけていた。
半裸の妹と向き合ってるだけでもパニクるには十分だと言うのに……。

「あ……あたしの事、可愛いって言ったじゃん!」
桐乃は目を食いしばって突然、そんな事を叫んだ。
「あ、あれは写真の事で……」
思わずしどろもどろになる俺。い、いきなり何なんだ?
「じゃ、じゃあ……あた……あたっ……あたっ」
あたあた?
「おまえはどこの北斗神拳伝承者だ?」
パニクりすぎて、一周まわって妙に冷静になった俺はそんな突っ込みを入れてしまう。

「ば、バカ! あ、あたしはどうなのか? って聞いてんの!」
「ど、どうって何がだよ!?」
「だから……! も、もう! ホント、あんたってば使えない!」

そんな風に小さく叫び声を上げながら、あろうことか桐乃はおもむろに俺の胸に飛び込んできた。

「え!? ええっ!?」
その勢いで俺は後頭部を壁にうちつけ、そのまま横にぶったおれる。
気付くとベッドの上で押し倒された格好になっていた。
俺は硬直したまま、自分に覆いかぶさっている半裸の妹の白い肩や腕をじっと見ていた。
こいつ運動部の癖に、日焼けしてないなあ……とか、なんでこういう時って、
人間、まったく関係ない事を考えちまうのかな? 一種の逃避行動なのだろうか?
どちらにしても俺は言葉ひとつ発する事も出来ず、桐乃が何かアクションを起こすのを、ただじっと待っていた。
870-56-:2009/10/23(金) 11:37:30 ID:wt51Kw/2

どれくらいの時が流れたのだろう。数秒だったかもしれないし、数分だったかもしれない。
どちらにしろ俺にはやけに長く感じた時が経過し、桐乃が俺の胸にうずめたままの顔をそっと上げた。
そしてちょうど、こいつが始めて俺の部屋を夜中に訪ねて来たように、四つん這いで俺の上に重なる形になる。

真っ赤に染まった上気した顔、潤んだ瞳、艶やかな唇……俺の鼓動は否が応でも高鳴る。

「……あたしの初めて、預かってくれるって言ったよね?」
「い、言ったけど、それは……」
「ちゃんと……全部預かってよ……」

そう言いながら、桐乃はすっとブラを外した。美しい双丘の先には艶やかな乳首が硬くなってツンと立っている。
そして、桐乃は俺の右手をぐっと掴み、無理やり自分の胸に当てる。
俺は心では抵抗しようとしたが、身体はそれに反応することはなく、なんなく俺の手の平は桐乃の左の乳房を
覆い隠すような形で押し付けられていた。

……手のひらに固くなった桐乃の乳首の感触が伝わる。
俺は軽く手の平を動かして、その感触を確かめる誘惑に勝てなかった。

「あん……っ!」
その動きに呼応して桐乃が艶っぽい声を上げる。心なしか呼吸が荒い。そしてそれは俺も同じだった。
「あたし……嫌なの」
突如桐乃が語りかけてくる。

「あ、あたし……他の男なんて誰も特別にはしたくないんだもん……」
桐乃言う『特別』とは、俺が最初に説いた「初めての相手」の事を指しているのだろう。
「他人なんて……誰も、あたしの特別にはなれないし……」

なんなんだ? こいつ、もしかして男嫌いなのか? だからモテるのに彼氏作らないのか?
それとも……最初からたくさんの男と恋愛するつもりなんだろうか。
だから、初めての相手とかはいらないとか……?
この妹の考えてる事は本当に俺にはわからない。
871-57-:2009/10/23(金) 11:39:15 ID:wt51Kw/2

……しかし、なんだな。さっきも思ったけど、こんな状態なのにおかしいほど冷静だ。

そしてそんな風に冷静になりながらも、右手は妹の乳房を揉みしだきながら乳首を手の平の真ん中で転がす。
初めて知るその感覚に、俺は半ば、夢中になっていた。

おかしいほど……じゃなく、もしかしたら、既におかしくなってんじゃねえのか? 俺……。

そんな風に思考の波に飲まれながらも、俺は桐乃の言葉も反応もしっかり認識していた。
「だ、だから……あんっ! ……あ、あんたが預かってよ……あたしの初めてを全部……んんっ」
「ぜ、全部って……」
俺の脳裏には大きな不安と、そして同じくらいの期待感がよぎる。
しかし、俺は必死になって期待の方を打ち消した。
「な、何言ってんだ、バカ! や、やめようぜこんなこと……だめだって!」
「は……! 人の胸……んっ! ハァ……そんなに揉みながらそんなこと言っても……はぁん!」
説得力無いってか? そ、そりゃそうだけど……!
「それに、あ、あ、あたし、もう限界……あ、あんたがエッチな事ばかり要求するから……んんんっ!」
喘ぎ声を混ぜながら、そんな事を言うと、桐乃は今度は俺の左手を掴み、自らの股間へ持っていく。
桐乃の言う理屈はわかるようなわからないような……しかし、そんな事と関係なく、
桐乃の股間に当てられた手は、俺の意思とは半ば無関係に、桐乃の下着の感触をむさぼろうとする。
化学繊維のなめらかな手触りにレースのアクセントが手に心地いい。
そして、より「奥」の感触を得ようと手を伸ばす。すると手にひんやりとした感触が伝わる。と、同時に
ぬるっとした感触が……。
「お、おい桐乃、これ……」
「ば、バカ! あ、あんたのせいだから! あ、あんたがイヤらしい目であたしを見るからそんなになっちゃったんだかんねっ!」
「お、俺のせいって……」
再び、湿り気のある部分を指で触れる。指先にぬるりとした感触。
「イヤッ……!」
桐乃が小さく悲鳴を上げる。俺はさらに、その濡れ湿った部分をまさぐる。すると乳首よりはかなり小さいが、
それだけにぷっくりとした固さの豆粒のような突起を弾いてしまう。
「ひゃんっ!?」
するとひときわ、桐乃が強い反応を見せる。俺は同じ反応を引き出そうと、何度も突起を下着の上からまさぐる。
「はぁん! い、いやっ! ああんっ!」
桐乃の反応が激しくなる。それに伴い、俺の理性は決壊していく。俺に残っていたのは激しい性衝動と、
この、可愛いはずなんてない、俺の、嫌いなはずの、嫌ってるはずの、妹を……、
ただ気持ちよくさせたい、快感に震える声をあげさせたいという欲求だけだった。
872-58-:2009/10/23(金) 11:41:02 ID:wt51Kw/2

俺は桐乃の下着の中に手をつっこみ、桐乃の股間を直接まさぐる。あっという間に手が桐乃の分泌した液でぬるぬるになる。
ためしに肛門の方も触れて見る。桐乃は一瞬、嫌がったが、ツンツンと刺激してやると気持ちよさそうな声をあげた。
調子に乗った俺は、そのまま人差し指を肛門に滑り込ませようとしたが……

「や! や、やだ! そ、そこはダメッ!」

と、桐乃が激しく嫌がったので途中でやめた。

しばらくそんな風に愛撫を続けていると、桐乃が不意に言った。

「ね、ねえ……あ、あたし、もう限界……」

荒く息継ぎをしながら桐乃が言う。一瞬それを、これでおしまいにしようという意味かと思ったが
すぐにそれが見当はずれだとわかる。

「ハァ……兄貴、お願い……もう、入れて……」

その桐乃の言葉に俺の股間は痛いほどに反応する。
俺は、一もにもなくチャックをずらして、イチモツを取り出す。我ながら初めて見るほどの興奮状態である。
「い、いくぞ」
俺は桐乃の股間を覆っている部分の布を横にずらし、桐乃の秘部を露出させる。
陰毛はほとんど生えていない。おかげで挿入箇所もわかりやすくはあったのだが、いかんせん俺も経験がない。

……上手く挿入することが出来るだろうか? しかし、そんな俺の心配は杞憂に終わった。

準備万端だった桐乃は、膣口に亀頭をあてがわれると、あっさりと俺のモノを受け入れる。
途中抵抗を感じた。それがいわゆる処女膜だったのかどうか俺には判断する術はない。
どちらにしても桐乃は自分で体重をかけて一気にそれを貫かせた。
ズルリという感触が俺の陰茎を襲う。
873-59-:2009/10/23(金) 11:42:35 ID:wt51Kw/2

「あ……あ……はあぁぁぁんっ!?」

それに伴い、悲鳴とも歓喜ともつかない声を桐乃が上げる。
ロマンチックな言葉も優しい言葉も、何もかけてやる事も出来ず、
俺はただ欲望のまま、一瞬で桐乃の処女を──初めてを──奪ってしまった。
愛液に混じってしたたってくる赤いモノが痛々しく妹を可哀想に思う。
しかし同時に俺は生まれて初めての快感を味わっていた。
挿入してすぐは、さすがに桐乃も軽い痛みを感じていたようだが、十分な量の愛液が分泌されていたため、
ほどなくして痛みは楽になったようだった。桐乃が自分で腰を浮かし始めたのを合図に俺も自分で腰を動かしはじめる。

「アッ……アン……ンン……ッ」

俺が下から桐乃を突き上げるたびに、懸命に声を押し殺そうとする桐乃のくぐもった嬌声が上がり、
ビチャビチャとイヤらしい音が俺と桐乃の結合部から漏れる。
まだ挿入してから五分と立っていないのに、早くも射精感が高まってくる。
実のところ俺も、桐乃同様、撮影をしてた時からある程度準備が出来ていたのだ。
実際、途中の休憩の時にも、桐乃が風呂に入っていいる間に、こっそり一度ヌイといたくらいなのだから……。

「桐乃、おれ……もう……!」
「う、うん……!」
桐乃が自らも激しく腰を振る。そしてまたしてもとんでも無い事を言い出す。

「ハァ、ハァ……ね、ねえ。そ、そのまま……出して……くれる……?」
「出す?」
「な、中で……出して」
「な……っ!」
874-60-:2009/10/23(金) 11:45:12 ID:wt51Kw/2

俺は俺で呑気な事に、その時に初めて、自分が避妊具も何もつけてない事に気付いた。

「だ、だめだって、う……そ、そんな事して……こ、子供できたら……どうすんだよ」

たとえ兄妹でも子供は出来る。そして兄妹では万一の時に『責任を取る』という選択肢もありえない。
俺は桐乃の腰を掴んで、桐乃の中から自分自身を引き抜こうとする。しかし桐乃が抵抗した。

「だ、だって! ハァ……な、中に出されるのも……初めては……あ、兄貴のが……ああんっ……」
「ば、ばか! に、妊娠したら……どうすんだ……よっ!」
「も、もし妊娠したら、そ、その時は……その時は、あたし、今度こそ……ほんとに……あ、ダメ……も、もうあたし……!」

桐乃の膣がキュッと閉まる。それに呼応して俺も限界を迎える。
この時、その気になれば無理やりにでも桐乃を引き離せたはずだった。しかし俺がそれをすることは無かった。

「だ、出すぞ! ほ、ほんとに出すぞ!」

そう言って俺は桐乃の両乳房をぎゅっと握り、指で乳首に刺激を与えた。
「ああっ! あああっ! ン〜〜〜〜ッ!」
達した桐乃は、肩にかけていたブラウスの裾を口に含み、声をあげないように歯を食いしばる。
「き、桐乃……っ!」
俺も、それと同時に妹の膣内に精液をドクドクと流し込んだ。
ちょっと前に、一度自分でヌイたばかりなのに……バカみたいな量だ。
「ン……んっ……ハァ、ハァ……な、中で、出てる……ああんっ!」
桐乃はまるで全てを吸い取ろうとするかのように、膣をキュンキュンと何度も収縮させる。

そうやって最後の一滴まで桐乃の中に注ぎ込んだ後、俺は桐乃に声をかけた。
875-61-:2009/10/23(金) 11:46:22 ID:wt51Kw/2

「だ、大丈夫か……?」
もう少し気の利いた事が言えないのかと自嘲的な気分に浸る。
しかし桐乃は、憔悴しながらも、うっすらと笑顔を浮かべ答える。

「う、うん。……どう? き、気持ちよかった?」
「え? ……そ、そりゃ、うん」
「……な、何よ、それ」

桐乃は恥ずかしそうな表情で拗ねてみせる。そして自分の膣から俺のものを引き抜きながら言う。

「こ、こんなにたくさん出しておいて……ふ、不満でもあるの?」
「い、いや、そうじゃなくて……」

き、気まずい……。とてつもなく気まずい。
こいつはエロゲでもエッチシーンはまったく気にしてないって言うけど、
現実のそういうことにも無頓着なのだろうか?
そうとでも考えないと、こんな事するとかありえねえよな……。
大嫌いな兄貴とセックスするとか……さ。

それにしても俺は何やってんだ?

妹が好きでもない相手にパンチラ見せるってのを咎めた結果、
自分が妹の処女を奪っちまうとか、ありえないだろ? 一体、何がどうしてこうなったんだ?
しかも、中学生に中だしとかとんでもねえ鬼畜じゃねえか!?
桐乃が本当に妊娠とかしちまったら、俺、どうすりゃいいんだよ……。くそっ!
たとえ死んだって、親父やおふくろに詫びきれねえよ……!
876-62-:2009/10/23(金) 11:50:46 ID:wt51Kw/2

「ね、ねえ」
俺がそんな具合に、罪の意識に苛まれていると、桐乃が心なしかいつもより柔らかい口調で語りかけてきた。
下着や服はまだ着ておらず、素肌にシーツだけをまとっている。

「あ、あんた何か落ち込んでるみたいだけどさ──。あのね? あ、あたしは……ね?」

桐乃は顔を真っ赤にしながらささやくような声で呟く。

「あたしは、その、き……気持ち良かった。その、全然、痛くなかったし。そ、そりゃ最初の瞬間は
ちょっとは痛かったけど……すぐに動かないでくれたから……その……」
そこまでしゃべると桐乃は恥ずかしそうに視線を外す。今夜、もう、何度目かに見る仕草だ。
「こ、こんなの初めてだった。ゲ、ゲームの中でしか知らなかったけど……実際は
あんなに綺麗なもんじゃないって思ってたけど……そ、その……」
そして桐乃は、何度も口を開いては閉じを繰り返したあげく、ようやく言葉を搾り出す。

「あ、あんたが初めてで良かったと思ってるから!」

その言葉に俺の濁りきった頭が覚醒する。
桐乃は俺の様子を伺い、そしてさらに言葉を紡ぐ。

「そ、それに……あ、あたしの方から誘ったんだから、そ、そんなに暗くなんなくっていいって言ってるの!
そんな風に暗くなられちゃ、じ、自分だけ気持ちよくなったみたいで、な、なんか気が咎めるじゃん……?」
「き、桐乃……」

な、なんだよ、コイツ……何? このめちゃくちゃ優しい言葉……。おまえ、本当にあの桐乃なのか?
くそ……ほんと、俺、何やってんだろう。兄貴の癖に、自制も出来ずに、妹とエッチして、
そのあげく一人でいじけて、妹に気を使わせて……情けねえ……情けなくって泣けてくる。
「グス……」
ヤベ、そう思ったら、マジで泣けてきた。
877-63-:2009/10/23(金) 11:52:20 ID:wt51Kw/2

「ちょ、だ、だから気にしなくていいって言ってんじゃん! な、泣くとかやめてよ……ウ、ウザイから!」
涙目で鼻をすする俺に桐乃が困り顔であれこれ言っている。
違うんだよ。情けないってのもあるけど、それだけじゃねえんだ。それだけじゃねえんだって。
自分でもわかんねえけど……。
俺は、涙目ながらも精一杯明るい顔を作って言った。

「お、俺も、スゲー気持ちよかった! おまえの中、めちゃくちゃ具合良かったぜ!」

俺は妹に、最大限の賛辞を送った──つもりだったのだが……。

「…………」
「あ、あれ? ……桐乃?」
「…………゛」
ズゴンッ!
「プギャッ!」
俺の顔面に桐乃のげんこつがめり込む。
「な、なんで……」
「も、もう、デリカシー無さすぎ! ふん! 最低っ──!」
さ、最低って……お、おまえも同じような事を言ってたじゃん……?
うう、理不尽だっ……!





ほどなくして、桐乃は服を着始めた。俺はというと、着衣のまま騎乗位でやったものだから、
ジーンズに桐乃の中から逆流した精液やら、桐乃の……血……なんかが染み付いている。
これ、おふくろに見つからないようにこっそり洗濯しないとな……。
878-64-:2009/10/23(金) 11:53:30 ID:wt51Kw/2

うう、初めて夢精した時の悪夢がよみがえるぜ。あんときゃ、おふくろに見つかって
さんざん、からかわれたんだっけ……。
もっとも、今回は、バレたらからかわれるどころじゃすまねえだろうけどな……。

と、俺はそんなやくたいもない事を、衣服を整える桐乃をボーっと見ながら考えていた。。
「な、何、妹の着替え、じっと凝視してんのよ!へ、変態!」
それに気付いた桐乃が罵声を浴びかけてくる。
いや、いまさらその程度で変態と言われても……。

「なあ……もし、本当に妊娠しちゃったらどうすんだよ?」
「え?」

今はこの話題はタブーだったかもしれない。しかし俺は聞かずにはいられなかった。
エロゲとかじゃ、みんな平気でばんばん中出ししてるけど、実際はそんなわけにはいかない。
いや、実際でもそういう奴はいるかもしれんが、そんな奴は相手の事なんて全然考えてやがらねえんだ。
……って、俺にそんな事、言えた義理じゃねえけどな。

「どうするって……もちろん生むケド?」
「そうか……って、う、生む!?」
あまりにサラっと答えられたので、思わず流しそうになっちまったぞ!?
「ハァ? 何、いちいち驚いてるワケ? 生むよ。当然じゃん」
「い、いやだってよ……」
桐乃は少し冷ややかな視線で俺を見る。
「ふん。心配しなくても、あんたに手間かけさせる事しないから、安心していいよ」
「な、なんだよ、それ……」
その桐乃の言い分に、俺は安心するどころか、逆にショックを受けていた。
「あんたの事なんて話せるわけないじゃん。お父さんとお母さん、ショックで倒れちゃうっての」
「そりゃそうだが……」
っていうか、中学生の娘がどこの誰とも知れない男の子を身篭ったってだけでも、十分卒倒すると思うがね!
いや、卒倒するだけじゃすまねえな。親父とかどこまでも犯人を探して追い詰めていきそうだ。

もっとも、その場合、追い詰められるのはこの俺なわけだが。
879-65-:2009/10/23(金) 11:55:15 ID:wt51Kw/2

「ほ、本気で生むのかよ? おまえまだ中学生だぞ……?」
「あたしの事情なんてこの子には関係ないし」
そう言って桐乃は自分のおなかに手を這わす。まるで、まだ見ぬ我が子を愛おしむように……。
「き、近親相姦で出来た子供は異常が出やすいとも言うぞ?」
「異常が出やすいって事は知ってるけど……だとしてもそれは仕方ないと思う」
「仕方ない?」
「うん。この子はそういう子だから。もし、本当に障害があったりしたら……
もしかしたら申し訳なく思う事はあるかもしれないけど……でも、だからって生まないとかありえない。
だって、それ以外にこの子が存在する方法はありえないんだし。もし他人との間に出来た子は、この子じゃないじゃん」

まだ出来たとも決まっていない、出来るとしてもまだ細胞分裂も始まっていないであろう我が子の事を
まるで母親のような顔で真剣に語る妹に、俺はなんとも言えない気持ちになっていた。
そもそも、おまえはまだ中学生だろとか、近親相姦がどうとか、どの口でしゃべってんだよ俺……ってなもんだ。

「でも……子供出来たとか言ったら、やっぱお父さん怒るかな……? 勘当とかされちゃったりして」
ふと桐乃が弱気な顔をする。なぜかその表情にほっとする俺。
「そりゃあ、まあな。勘当とまではいかねえだろうけどよ」
これが俺なら、間違いなく追い出されるだろうが。
「ま、どっちにしても家は出ないとだろうけどね。あたしこのあたりじゃ有名人だからさ。
出産なんかしたらあっという間に噂広がっちゃうし」
「そうだな……その時は……」
俺は小さな決意を胸に言葉を続ける。
「三人で、どっか静かなところで暮らすか?」

そんな俺の言葉に桐乃は目を丸くする。
「……な、何? あんたついてくる気?」
「なんだよ。ワリィかよ。そんなの、あたりまえだろ?」
俺は頭を掻きながら言った。
「し、シスコンの俺が、大事な妹を一人でどこかに行かせると思うか? お、俺の子供まで一緒だってんならなおさらだろ?」
自分でも顔が赤くなってるのが判る。正直、死ぬほど恥ずかしい。
が、これは俺が絶対に伝えておかねばならない事だった。
880-66-:2009/10/23(金) 11:56:35 ID:wt51Kw/2

「だから──ひとりで悩んだり、急にいなくなったりはするなよ?」

桐乃は小さく頷いて、「うん」と答えた。

「……じゃあ、そろそろ寝るか」
正直眠気はまったく無いが、単純に時計を見てそんな言葉が条件反射的に口をつく。
「あ、ちょっと待って」
桐乃はデジカメを机の上に置いたままファインダーを覗き込んだりしつつ、
デジカメの位置を微妙に調整したりしている。
「記念写真……いい?」
「き、記念写真?」
な、なんの記念だよ……って、わかってるけどさ……。
そういや、今、初めて気が付いたが、俺も童貞卒業記念なんだっけ……。
「あんた、そこ動かないでよ?」
そういうとセルフタイマーのボタンを押し、桐乃は俺の横へとやってくる。
妹と二人並んで写真に収まるとか、何年ぶりだ? いったい。
しかも、あんな事があった夜の記念とか……色んな意味でたまんねえよ……。

「ねえ、最後に後もうひとつだけ、あたしの『初めて』……預かってもらっていい?」
妹が恥ずかしそうにそう言う。
「……え?」
ま、まさか……お、お尻の穴……?
そんな事を考えて、一瞬呆けた俺の頭を、桐乃は自分の方へ引き寄せる。
そして自分の唇を俺の唇にそっと合わせて来た。

カシャ

その瞬間、デジカメのシャッター音が鳴り、フラッシュが寄り添う二人の影を壁に作った。



881-67-:2009/10/23(金) 11:58:39 ID:wt51Kw/2

後日──結局、あの夜の苦労は無駄になった事が判った。
昨今の児童保護強化による風当たりの厳しさと、パンチランキングという冊子の存在が
一般に広く知られ始めた事から、方針が変更されたらしい。
件の小冊子には以前、雑誌に掲載された、桐乃の水着写真が転載されることになった。

この件についちゃ、例の桐乃のファンサイトの管理人が非情に憤慨していた。
桐乃のパンチラ写真が掲載されるという話をどこからか聞きつけ、ヤフオクで
高値で入手したにも関わらず、掲載されてるのが既出の水着写真と知ってブログで怒りまくっていた。
まあ、正直、気持ちはわかる。もしこれがあやせの写真で、俺が同じ目に合っていたら、俺も怒り心頭だったに違いない。

しかし、今回に限っては言わせてもらう。へへっ、ざまあ見やがれ!

あまりに愉快だったので(俺が桐乃のパンチラを撮った事はもちろん伏せて)この事を黒猫たちに話したら、
いつの間にかそのサイト自体が消滅していた。
サーバーのデータと、PCのローカルデータが同時にふっとんだとかなんとか、サイト消滅の経緯が管理者のブログに
掲載されていた。確率的にこんなことはありえないとかなんとか……。
「あのビッチの写真が晒されて辱めを受けるのは愉快ではあるけど、やはりこういう輩には天罰が下って然るべきよ」
って言うのが、黒猫の弁である。まるで自分が天罰を下したかのような物言いが、少しおかしかった。

一方、俺と桐乃の関係は、あんな事があったにも関わらず、以前とさほど変わりは無かった。
多少、微妙な感じにはなっていたが、基本的には何も変わっていなかった。
呼び方が「あんた」から「お兄ちゃん」に変わる事もなければ、妹が朝、俺のためにはちみつトーストを焼いてくれるなんてこともなく。
毎日のように妹の事を憎らしく思い、ごくまれに妹が可愛く見えたりする、いままでと変わらぬそんな日々が
ずっと続いていくと思っていた、いつもと何も変わらないその日──


桐乃は突然、俺の目の前からいなくなった。

882-68-:2009/10/23(金) 12:01:04 ID:wt51Kw/2

妊娠……したわけではない。

あの夜からしばらく立ったある朝、洗面所ですれ違った妹は朝の挨拶を交わすような気軽さで俺に言ったのだ。
「あ、生理、ちゃんと来たから」
それを聞いた俺はなんと答えていいかわからないながらも、とりあえず
「そ、そうか。そいつはよかったな」
と無難な返事を返した。
「……うん」
そう答えた桐乃の笑顔は、なぜか寂しそうに見えた。

だから、桐乃がいなくなったのは、あの夜の事が原因ではなかった。
あいつは、陸上の選手としての才能を海外の有名なコーチに見出され、留学した……らしい。

「らしい」というのは、あいつが俺には何も告げずに突然消えてしまったからだ。俺は直接何も聞いていない。
俺が桐乃の留学の事を知ったのはあいつが家からいなくなった後──両親から聞いて知ったのだった。

一人で自分の道を進んでいく妹。俺なんかが追いつけない所に、どんどん一人で歩いていく。
決して共に歩いて行くことなどない存在。
それはずっと俺が妹に持っていたイメージそのままだ。いまさら何の感慨もわかないくらい、それは当然の事だった。

ただ、あの夜から、ほんのわずかの間は──俺の中にも、あいつと共に生きていく未来のイメージが確かにあった。
妹と、子供と、三人で暮らしていくイメージ。そこにはリアリティなんてかけらもなかったし、漠然としたものではあったが──

それでも確かにその未来のイメージは存在したのだ。

ふと魔が差して、桐乃の部屋の扉を開く。鍵はかかっていなかった。
少しガランとした部屋。置き去りにされたデスクトップパソコン。そしてあの日のデジカメも、机の隅に転がっていた。
あの日撮影した写真は、まだあのカメラの中に入ってるのだろうか──。

俺は確認する気にはなれず、そのまま部屋を後にした。
883-69-:2009/10/23(金) 12:03:01 ID:wt51Kw/2

自分の部屋のベッドに横たわり、今は遠く異国の空の下にいる妹の事を想う。
もしかしたら、共に歩む人生もありえたかもしれない妹。
しかし実際には、そんな事はありえない妹。一人、自分だけで、どんどん進んでいってしまう妹。

そんな妹に、心の中で小さなエールを贈り、俺はまどろみの中へと落ちていった。








新学期を間近に控えた春休みのある日。桐乃がいなくなってしばらく立ったその日。
我が家のリビングには、黒猫、沙織、そしてあやせが集まっていた。

黒猫たちとあやせは、あの夏コミ以来の顔合わせである。

「も、もう! どうしてそんな意地悪な言い方するんですか? お兄さんや桐乃が言っていたのとは大違い!」
「……っふ。そこのお人よしや、あのビッチがあたしの事をどう言っていたかなんて、知った事ではないわ。
あなたのようなリア充と私たちは決して相容れぬ存在……光と闇、法と混沌の世界の住人同士のようなものよ」
「ま、またワケが分からない言い方で私を馬鹿にするんですね……どうして、ちゃんと普通の言葉でしゃべってくれないんですか!?」
「まあまあ、あやせ殿。黒猫氏も決して悪気があるわけではござらんのですよ。ここは拙者に免じて許してくださらぬか」
「あ、あなたもです! なんでそんな人を馬鹿にしたような話し方ばかり……」
「ま、参りましたなあ。決してそのようなつもりは……」

ふう。まあ、概ね予想通りの光景だな。
で、どうして桐乃もいないのに、こいつらが揃って家に集まってるかっていうと──
884-70-:2009/10/23(金) 12:04:37 ID:wt51Kw/2

「おい、おまえらそろそろ時間だぜ」
「あ、ああそうでしたな。ではそろそろきりりん氏のパソコンを借りにお部屋へ伺いましょう」
「そうね。あの女、こちらが遅れようものなら鬼の首をとったように文句言ってくるでしょうからね」
「き、桐乃はそんな事しません!」

なんか、沙織の奴が持ってる最新型のテレビ会議システムとかで、
留学中の桐乃とわいわいしゃべろうって企画らしい。
本来は、ちょっとパソコンに詳しければそれぞれが自宅のパソコンを使ってでもテレビ会議くらい出来るらしいが……

「京介氏がきりりん氏がいなくなって落ち込んでるんじゃないかと思いましてその慰問も兼ねてお伺いした次第でござる」
沙織がそんな、どこまで本当かわからない理由を言ったりしていた。
で、誰からでた話かわからないが、パソコンに明るく無いあやせとかも一緒にってことでこの状況が出来上がったとか。

「……あれ? お兄さんはこないんですか?」
リビングのソファーにくつろいだまま、動こうとしない俺にあやせが尋ねる。
「ああ……俺はいいよ」
俺はあれ以来、桐乃とは一度も連絡を取っていない。連絡を取る理由もないし、何を話していいのかもわからない。
それに、せんない事と判ってはいても、どうしたって色々と聞きたくなるしな。

どうして俺に何も言わずに行ったのか。
……あの夜の事をどう思っているのか。
そして俺の事はどう考えているのか。

もう、どうでもいい事だ。どうでもいい事だけど、そこらへんをうやむやのままあいつと何かを話す気にもなれない。
そもそもどう話していいかもわからないしな……。

俺はただひとり、リビングでテレビとにらめっこしながら午後の時間を過ごした。
自分の部屋に戻ろうかとも思ったが、薄い壁をへだてて、すぐ隣で海の向こうの桐乃と
ワイワイやってる連中のとなりの部屋に戻る気にはなれなかった。
ま、今日はおふくろも親戚ん家にでかけてるし。はあ、一人でリビングを独占ってのも、なかなかいいもんだな。
これまでは桐乃の奴がこういう日は独占してやがったからなあ……。
885-71-:2009/10/23(金) 12:05:48 ID:wt51Kw/2

そうして一、二時間が過ぎた頃、にわかに上が騒がしくなり、それと同時にドンドンと階段を駆け下りてくる音が聞こえる。

「お、お、お、お兄さん……っ!!」

リビングのとびらを勢いよく開き、あやせが飛び込んでくる。黒猫や沙織もすぐ後に続く。
「な、なんだよ……?」
俺は突然の大騒ぎと、尋常じゃないあやせの様子に飲まれて硬直する。
「こ、こ、これは一体なんですか……?」
光彩を失った瞳のあやせがつきつけて来たものは例の桐乃のデジカメだった。
そしてその液晶画面には、桐乃の例のパンチラ写真が映っていた。
「いっ……!」
そういえば、パソコンの脇に置きっぱなしになってたんだっけ……。
「その驚きよう……しっかり心当たりがあるようね」
「思いっきり動揺しておりますなあ」
あやせの背後で、黒猫と沙織がそんな会話をしている。
お、おまえらも敵なのか?

「じゃあ、や、やっぱり、ここに入ってる桐乃の写真……お兄さんが撮った奴なんですね……!?」
「い、いや……それには深いワケがあってだなあ……」
っていうか、なんでおまえら友達とは言え、他人のデジカメ勝手にいじってんだよ!?
「フフッ……フフフ。以前、おっしゃってましたよね? 妹にいやらしい格好させて喜んでる兄がいたら、
ほかならぬお兄さんご自身がブチ殺してくださるとか……」
「ま、まってくれ……ち、違うんだって。そもそもそれを俺が撮ったという証拠がどこに?」
そうだ。あの時、俺はカメラマンに徹していたのだから、俺がこの写真を撮った証拠なんか残っていないハズ……!
ここは、とにかく否認しまくって凌ぐしかない!
「じゃ、じゃあ誰が桐乃のこんな写真を撮ったとでも?」
「とてもセルフで取れる写真ではないわね」
「お、俺が知るわけねーだろ!? ほ、ほら例えば彼氏とかじゃねえのか?」

俺が苦し紛れにそんな事を言うと黒猫がニヤリと笑う。
そしてあやせの手からデジカメを引き取ると、ささっと操作をし、再び液晶画面を俺に突きつける。
886-72-:2009/10/23(金) 12:07:12 ID:wt51Kw/2

「……っふ。あの女の彼氏というのは、この男の事かしら?」

くぁwセdrftgyふじこlp;@:*************っ!

そこに映っていたのは、俺と桐乃がキスをしている時の写真だった。

「ああっ! ま、まさか、桐乃が留学した本当の原因は……!」
「ち、違う! 誤解だ! 全部誤解なんだって!」
「なんという見苦しい言い逃れ……酷いですなあ……京介氏。きりりん殿が可哀想でござる」
「最低な男ね……」

沙織、黒猫、お、おまえらまでそんな……!
桐乃抜きでも、もう、俺たちは友達だったんじゃなかったのかよ……っ!?

「こ、これには、いろいろ事情があるんだって! き、桐乃に聞いてくれればわかるから!」
そう俺が訴えると、黒猫と沙織が苦笑いを浮かべる。

「うーん、それはおそらく無理かもしれませんなあ」
「まったくね……」

え? な、なんで?

「問答無用死ねェェエェェェエェェェェェェエェェ──!」
バシィッ!!
桐乃の蹴りが見事に俺の顔面にヒットし、俺はぶったおれる。
887-73-:2009/10/23(金) 12:08:48 ID:wt51Kw/2

「まあまあ、あやせ殿。それぐらいにしておきませんか」
「フ……。あなたも、薄々は、いろいろ気付いていたのでしょう?」
「そ、それはそうですけど……」

気が遠くなる一瞬、そんな声が遠くに聞こえてきた。まったく……! おまえらなんか誤解してねえか?
それにしても……あいつはいなけりゃいないで、俺をトラブルに巻き込むのな!


高坂桐乃。成績優秀、スポーツ万能、眉目秀麗、近所でも評判だった俺の妹。
その実態は、エロゲーやアニメをこよなく愛する超ド級のオタク娘。現在はアメリカに一年間のスポーツ留学中。

桐乃が俺の前からいなくなっても、俺の周りにはあいつの残り香が満ちている。

もしかするとそれも時と共に薄れていくのかもしれない。
しかし、この香りが完全に消え去ってしまう前には、きっと──。





『預かりモノ』 (終)






888名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 12:15:01 ID:t+RTBiXK
なんという大作
乙でした
889名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 12:21:23 ID:l9Wm4V5k
>>813
長時間お疲れ様でした!
終盤の
「三人で、どっか静かなところで暮らすか?」
この台詞がものすごく気に入りました!京介の飾らないかっこよさが良いですね。

お疲れのところ恐縮ですが今すぐにでも後日談を執筆する作業に入ってもらいたいです!

超お疲れ様でした!
890名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 13:29:14 ID:cehhMxpE
超大作 本当にお疲れさまでした!!! 超GJ!!

ラストのあやせの蹴りであやせのパンツも見えたネタも見たかったっす…
>>「問答無用死ねェェエェェェエェェェェェェエェェ―!」
バシィッ!!
京介「あ 縞々…ゲフッ…」みたいな、

>>864
>>「な、なぁ、それだともはや、パンチラっていうよりパンモロにならねえか?」
…どんなポーズだったんだ…気になる…まさかマングリ返し?W、
それとも、うつ伏せ&大股開き&お尻突き出し?   
891名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 13:53:44 ID:L8qAuGFW
GJ! 一気に読んだ
892名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 17:33:17 ID:w2s/LHOX
すげええええ!!100KB越えってw
後ほどちゃんとした感想述べさせてもらうので、ここは乙だけ言わせてください!
お疲れ様です!!
893名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 18:06:42 ID:sI8nF722
なにこの正史ルート
GJ!お疲れ様でした!
読み始めて気がついたら数十分経っていたでござるの巻
894名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 19:34:57 ID:cQcNuVbh
読んだ! 至福の時間をありがとう! GJ!
序盤の京介のツンデレ振りにやきもきw 中盤からの展開に狂喜! ラストはちょっとしんみり……
印象に残る台詞や表現もあって、いやー、おもしろかったです
ちょっと最後おいてけぼりくらった京介がヘタレで喝を入れたくなったけどw
でもそれだけ感情移入してたってことで

未来のイメージ……いいなあ……。実現にはそれこそ、とんでもない障害を乗り越えなきゃいかんけど
京介ぇええ!! どうでもいいことじゃねえだろ!! 今すぐアメリカ行って来いっ!!
待ってるだけでいいんか、オラァ!!

くっ、愛の戦士と化した京介の活躍が読みたい……
つづき、希望してもいいですよね? 最後にもう一度、GJ!
895名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 20:27:19 ID:+QRIN/9H
GJ

ラストは「婚約」発表で京介が現場にいるいないのどっちにしても大騒ぎになるかと思ったら
その、やっぱり、デジカメの中身がバレたか

でも、あやせだから蹴りで済んだけど親父殿だったら逮捕ルートだな
896名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 22:34:54 ID:wf9hExI6
俺の白歴史に残る超GJ

桐乃可愛すぎて勃起がずっとおさまらんww
もう桐乃も貴方も大好きだよまったく…
897 ◆8T1u5T0/rJfU :2009/10/23(金) 23:15:28 ID:wt51Kw/2
2ヶ月半ぶりだったのとPC買い換えたせいで、トリップのキーわからなくなった ◆PKRuZZbTSY です。
ってことで、トリップつけなおしましたw (なんのためにつけたんやら……)

今回も、長いのに目を通してくださりありがとうございます。

続編に関しては、前スレの、はちみつトースト焼いてくれる方の桐乃には(前作読まなくても良い形で)用意してるんですが
こっちは白紙……だったんですが、今、おもいつきましたので多分、書きますw

>>890
一応、桐乃が「あたしも、たくし上げしてみたい」と思ってやってみたって話なんですが、ちょっとわかりにくかったですねw
898名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 23:30:58 ID:cQcNuVbh
>>897
おお、安心! てっきり何か理由があって鳥はずしたのかとw
こっちって『預かり物』の続きってことですか?
ウッハー! 気長に楽しみにしてますw

>>890
お前この話の京介に確実にボコられるよな……
む?それを言ったらこのスレ全員か? はっ!?黒猫のサイバー攻撃の的にも?
899名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 00:14:16 ID:xZv9P9jh
いやあ…なんかもう、色々とたまらんです。
京介の天然爆弾発言の連続に、桐乃の心臓がもたないのではないか、と心配になってしまった。
>>830とか>>846とか。
本人無自覚なんだろうが、完全に殺し文句だぞコレ…

>>897
GJ。
至福の時間をありがとう。
900名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 00:48:41 ID:Kbpo0SH7
天国はここですか?
901名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 01:03:30 ID:b67n6VX0
GJ過ぎ
902名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 01:23:55 ID:vzWNMc9z
略さないで書かせていただきます

Good Job
一気に読みました!
至福の時間をありがとう!
903名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 06:31:30 ID:00RL9JU+
>>897
おぉ!やっぱり◆PKの人でしたか!
さすが圧巻の読み応えでした。これからも期待してます。
本当にお疲れ様でした!
904名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 09:34:33 ID:xTqLF4iW
支援は他のスレに書き込みでもいいので
レンタルサーバの宣伝スレに書き込むといいよ〜
あそこは書き込み不可だからエラー出して無駄レス増えないし
905名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 10:27:56 ID:3pazBcwa
>>897
「たくし上げ」でしたか…。

ただの立って、たくし上げと、股間突出М字開脚でたくし上げと
どっちがエロいんだろうか…ん、宅配便かな?。
906名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 10:41:08 ID:njwudnTU
GJ過ぎて涙出た

ついでに精液も出た
907名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 15:17:45 ID:3jwCO7im
京介×桐乃のSS書こうとすると神作に引き摺られるw
しゃーない、他キャラにするとしよう
908名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 15:27:03 ID:sw4u+rny
>>907
おいやめろ馬鹿
そのままでいいんだ!お前にはお前の良さがあるだろう?
909名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 16:00:00 ID:3jwCO7im
>>908
もちろんw
ただ影響受けすぎてしまって困ってるんだ
嬉しい愚痴? ってトコかな
書き込むことじゃなかったな、ごめんw
910名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 16:02:31 ID:laVSPD50
最後蹴ったのはあやせだよね?
911名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 18:37:32 ID:H2QApZc4
あやせのハイキックによるパンチラ
912名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 23:06:33 ID:Pu3Km6EP
俺もこのスレに上げられてる他の方のSSはどうしても意識しちゃうなあ。
自分のと比較して、結果凹んでアップ見合わせる事多し……

>>910
なんてこったいorz

終盤、バタバタしてて校正せずアップしたので細かいミスが他にも……
まとめwikiに掲載していただいてる分だけでも修正しておこう……
913名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 02:02:35 ID:ECnqgw7H
>>909,912
いつもの俺ですね、分かります。
914名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 10:12:10 ID:lq8DFCHX
>>912
修正お疲れ様でした!
915名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 10:30:23 ID:V3+peCKK
なぜ速攻でバレる……そっか。管理人さんには修正があると連絡いくようになってんのね。
916名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 17:30:44 ID:jxWCA3n2
いや、そんな仕組みではないと思うぞwww
917名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:25:15 ID:pvt89LcN
久々に来たら怒濤の超神大作が投稿されていた。

もうGJ過ぎて嫉妬するぜ
918名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:50:24 ID:Yo82C3OJ
体が火照る
ど…動悸もよ…くっ…ぐぅ
な…なんてことかしら…
このKURONEKOが…恋をしたですって?

このKURONEKOがあの京介にキスをされて…
立つことが…立つことができないですって!?

京介「君が!イクまで(省略されました
919名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 08:47:09 ID:JLG1YqfF
桐乃のエロはどれもいい作品だ。
920名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 09:05:59 ID:ovOagipX
>>916
そうなの? いや、以前タイトルいじったときも、すぐに反応あったから……ううむ。
921名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 10:04:01 ID:yIybhkOZ
あやせの夢オチ&ラストで「死ねエェェェエェェェェェ―ッ」オチで…

紆余曲折をえて、陰で色々オタク知識吸収に邁進するあやせ、
偶然、その日やったギャルゲーのつもりがどこをどう間違ったのか
「イチャラブ乱交ゲー」…、慌てて止めたが…怖いもの見たさにドップリハマり…
その日見た夢で、なんでか増殖した「京介達」に※★卍☆※*…

次の日の朝、京介と顔を合わせるなり、真っ赤に赤面して…
「昨日は、よくも十数人がかりでっ!あんな事やそんな事…まして後ろの…(プルプル)
死ねェェェェェェェェェェェェェェェェェェーっ!!」
京介「何で?〜〜〜〜ッ!!、グハッ…」

な話が見たい…。
922名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 10:23:03 ID:61L9HtZs
>>920
多分第六感で探知してるんだと思う
923名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 10:59:44 ID:9uRA2hzt
>>921
そこまで状況指定するならもう自分で書けばいいと思う。
924名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 12:14:58 ID:RrGSnMLe
>>921
ぜひその道の第一人者になってくれw
その際は注意書き忘れんなよ!
925名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 14:27:56 ID:kW2Ty+YM
読モ娘三人組(桐乃、あやせ、加奈子)で撮影でお泊りの時も、あったかな?

「貸切のお泊まり先の大浴場で、
加奈子が悪ふざけで桐乃やあやせに触りっこしてる内に、
段々、三人共に感じ始めて、遂に三人同時にスイッチ入って…」
な、お話 誰か書いてくだされ。

>>923>>924
スマソ わし、ネタは振れるが…長文って書いたこと無いのよ、
そもそもやり方知らないし(泣

そんな訳で>>921のあやせのネタも、激!エロッ!で、どうかよろしくお願いします。
(特に夢の中の大乱交シーン)
926名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 15:16:22 ID:9pefZW/U
かなかなはモデルじゃないよ
927名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 16:12:05 ID:xOVol73L
つーか、気持ち悪い
死ね
928名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 19:47:27 ID:E1Oq+H6S
>>925
お願いします、じゃねーよ乞食が
描けないなら黙って感想だけほざいてろ
要求はNGだ
929名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 21:47:36 ID:9uRA2hzt
>>925
NGとまでは言わないが、書き手をただの便利屋のように扱っているのはいただけないな。
そこまで枠組み限定されたら余程面白いネタでない限り創作意欲なんて湧かないんじゃない?

とりあえずROMっとけ。
930名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 22:13:20 ID:RrGSnMLe
まあまあw
>>925もこれに懲りてメモ帳なりメール使って長文書いてみなよ
お前を満足させる書き手が現れるのを待つよりよっぽど早いw

また自粛タイムだなw
931名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 22:14:49 ID:o4pl549m
まぁ、うざいの一言に尽きるな
932名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 06:35:13 ID:fOx/4xxe
この気持ち悪さとウザさ……前に11P連呼してた奴だろコイツ
なんつーか2chの空気自体に慣れてない感じがする
933名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 11:07:37 ID:+0GmlBeB
男なら何も言わずに全裸で待機
934名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 12:45:39 ID:nt5lB40n
ネクタイと白靴下は装備しないと風邪ひくぞ
935名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 13:32:10 ID:Zh3EjKjY
>>934
想像して吹いたw
936名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 14:36:36 ID:Emev9VbH
>>935
紳士の正装を笑うとは何事だ。
937名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:17:50 ID:txo2rlX0
そこに白いベルトと白いサスペンダー

想像したら吐いた
938名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:18:33 ID:txo2rlX0
そこに白いサスペンダーと白いベルト

やばいやばいやばい
939名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 17:16:56 ID:IyhezyOQ
>>937
フレディディスってんのかコラ
940名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 20:23:55 ID:+3KBBHve
黒猫をデレさせるには
941名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:29:08 ID:CAc+ZuSm
耳としっぽを褒めれば良い。
942名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:55:24 ID:Emev9VbH
二次創作活動を手伝えばよい。
943名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 22:11:25 ID:oNQXPue7
マスケラを褒めれば良い
944名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 22:24:46 ID:CAc+ZuSm
心の傷をなめてやるのもいい。
945名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 13:15:12 ID:BKaPqFVX
黒猫を発情させるには
946名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 13:57:11 ID:AAwMG1aD
一服盛る(笑
947名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 14:31:30 ID:mA2dzlbW
耳としっぽを触れば良い。
948名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 14:39:18 ID:ttp/orTC
股と尻を撫でれば良い。
949名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 00:26:19 ID:83hgaR/8
946→945→946を行い、
栗と豆を摘まめば良い。w
950名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 09:25:34 ID:JB3ESu1v
京介への恋愛感情を大きい順に表すとどんな感じだろうな?

麻奈実>桐乃≧黒猫>あやせ>沙織>>加奈子

って感じだと俺は思う。
951名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 09:56:10 ID:rOIhxYz/
恋愛感情ってすると桐乃は下に行くんじゃないか?
全てを含んだ愛情ならまだしも
952名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 10:40:30 ID:/sGxMYtD
私の中では、

桐乃>>麻奈美>黒猫>あやせ>沙織>>加奈子

かなあ。妹の身であれだけがんばってんだから……
そう思ってなきゃ、私は桐乃のSSなんて書けないし、書いてないと思う。
逆にそう思ってるから、他のキャラでは書けませんw
953名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 15:02:11 ID:hQ1vJMzN
あやせと沙織は逆転してもいいんじゃなかろうか。
バジーナは京介のことかなり気に入ってると思わせる台詞が結構あるし。
954名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 14:21:09 ID:S4WK6ugL
桐乃と麻奈実と黒猫が突出してるとは思うんだがな。

ところで、この三人のうち一番の幼児体型って黒猫で良いんだっけ?
955名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 14:31:38 ID:jkbUHB2F
幼児体系というか貧相なのは黒猫じゃないかな
幼児体系というとおなか≧胸というイメージになる
956名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 15:33:41 ID:xdZU6mNG
B-Wが24なんてリアルだったらすごいぞ?
貧相なんて有り得ない。
957名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 06:38:54 ID:wqfo/w80
発情期の黒猫
958名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 08:18:02 ID:qAcWbCzT
京介に襲い掛かるの巻
959名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 11:54:22 ID:c0GmMS/t
「これは…そう。ただの肉と肉のぶつかり合いよ。
先輩に特別な感情を抱いているからとか、そう言うことではないわ」

「………」

「何よその顔は。違うと言っているでしょう?」

「いや、それ以前にこうゆうのはマズいだろ。
それにお前、初m」

「ふん。それがどうしたと言うの?
先輩はただ、快楽に身を委ねていればいいのよ。
男なんて一皮剥けば獣なんだから」

そう言うと黒猫は、ゆっくりと腰を下ろしはじめた。



こうですか?
状況がわかりません!w
960名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 13:11:39 ID:F0o6SI9F
乙、それと今さらな感じだがハロウィンネタは遅すぎかな?

かぼちゃマスクは沙織として、桐乃と黒猫、あやせには
超ミニスカボディコン風の魔女コスで

桐乃はスタンダートに、とんがり帽子で紫色ボディコンとニーソにガーター、

黒猫はいつもの黒ゴスの超ミニボディコンに網タイツ風ニーソとガーター

あやせは…何色が似合うんだろ?w
961名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 15:47:26 ID:8zyCGliI
白じゃない?
962名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 16:56:19 ID:8WrgopsN
赤に純白パンティ

でもあやせには下着なしがいいかなあ
布1枚2枚ないだけですごく恥ずかしそうにしてくれそうだしね
963名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 19:40:08 ID:F0o6SI9F
>>962
微妙にクリスマスな魔女だなw
下着無し?…
お菓子沢山あげるから沢山「いたずら」サセテ下さいw。
964名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 01:00:34 ID:lbR+CAD4
各魔女が京介に要求する「悪戯」はどんなのかね?
965名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 07:00:53 ID:CsMd/IuU
羞恥プレイw

あやせ+はいてない
ノーパンばれないように必死かな
着替えようとしたときパンツがなかった
スカートの中身は剥き出し
帰り道、京介に出くわして真っ赤なお顔でパニック

・・・・・
966名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 07:48:53 ID:EbDrWXV3
>>964
当たり障りのないこと要求して逆にむくれられるとみた。
967名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 07:57:20 ID:fImlV8+y
>>965
そのシチュエーションいただいた
暫し待たれよ
書いてみる
968名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 09:27:55 ID:3iAn5PKV
>>965
赤のピチピチの超ミニボディコンに、赤のストッキングとガーター
加えて「ノーパン」とな?…
ばれないように必死と言うが、かがんたり、しゃがんだりすれば
モロ…w しかしノーパン&超ミニボディコン+ガーターとは私の好きな
エロコスの一つだぜ。w
969名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 10:08:28 ID:p6jUkuTv
ノーパンとは楽しそうだな。

さらにあやせには誰にもいえず隠してきた秘密があって、「はいてない上にはえてない」なーんてなw
970名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 14:23:19 ID:YA0NFFkw
パイパンか…

一番「もさもさ」なのは誰だろう…

真奈美?w
971名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 15:05:16 ID:aJW/xGLq
年齢的にもキャラ的にもそうだろう。

情の深い女はけ部会とも言うしな……
972名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 15:46:26 ID:fImlV8+y
今書いてるんだがノーパンがバレるのとバレないのどっちがおいしいかね?
973名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 16:59:02 ID:p6jUkuTv
思いっきりバレるのがいい。バレるときはもう全開な感じで。

でも、見られてないのに見られたと激しく思い込むあやせも見たい。
974名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 16:59:56 ID:EbDrWXV3
>>972
「(普通バレるけど京介が鈍感だから)バレない」がいいッス。
975名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 17:06:41 ID:yyCTChjO
ノーパンだから誘ってるのと間違って犯す展開でいいよ
976名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 17:19:00 ID:p6jUkuTv
あやせ「あ、あ、あ・・・・。見ましたね、見ましたね。もう通報します。逮捕しますよ。」
京介「いや、おまえが公然猥褻だろ。それにノーパンは校則違反じゃねーのか(にやにや)」
あやせ「・・・・・くぅ・・・こ、この変態・・・・・っ」
977名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 19:05:51 ID:+ZPxgKKC
どっちが変態かわからんなw
978名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 20:32:34 ID:YA0NFFkw
>>972
京介の目の前で思いっきり「おっぴろげ」
そして即、追加コンポで顔面、て言うか
口にマ○コ、鼻にアナルが接触して
京介の舌と鼻で…と言うようなシチュが見たいっす

しかし、自分で書いてて何だがどうすればこんなシチュが可能だろうか?…
…一度 皆が京介か桐乃の部屋に居て全員リビングに降りる事になって、
ノーパンが気になってたあやせがうっかり最後に遅れて、階段で足ふみ外して
前に居た京介(他の皆は素手にリビングに)の顔面に…ってとこかな?w
979名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:02:10 ID:NqlAhS3m
そこまでいったら、責任を取ってもらうことになるんじゃないか
980名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:23:17 ID:lbR+CAD4
前提をひっくり返して、京介の指示でノーパンのあやせとか。
多分あやせは惚れたらM一直線だと思うんだ。

デレたあやせが想像つかんけどw
981名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 00:21:22 ID:2eD0WEpC
デレてもあやせは怖そうだw
982名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 06:13:04 ID:JmyB5KI1
>>980
次スレ
983980:2009/11/05(木) 07:10:39 ID:hDFBWfts
スマヌ規制中やった……。
誰か次スレお願いします。
984名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 08:39:26 ID:Xjq0Q2wZ
着替えで脱いだぱんつを落としてしまって
それを京介に拾われてしまったが
落ちていたパンティをなかなか自分のモノだと言い出せず・・・

という展開を希望!
985名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 08:55:30 ID:JR/5xmqk
そして、>>978>>976>>975>>979と、言った流れで
京介責任取りエンド、桐乃・黒猫・地味子涙目w。
986名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 09:55:32 ID:+zc+Ck2V
スレ立て行ってみる
987名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 09:58:43 ID:+zc+Ck2V
たっt
【俺の妹が】伏見つかさエロパロ3【十三番目のねこシス】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/
988名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 14:33:45 ID:JR/5xmqk
埋めますか?

ちょっと早いけどクリスマスネタで、高坂宅で皆、サンタコスなのに
1人だけブラックサンタw 誰かは今さら言うまい…w
989名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 17:11:56 ID:BkLAdgf5
>>988
ぷりぃぃぃぃぃいずッッ!!!
990名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 20:01:41 ID:HNffW6/d
加奈子がハブられてる。
991名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 20:11:00 ID:JR/5xmqk
だって加奈子 京介とエロい繋がり薄そう…
992名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 06:41:36 ID:J/UtiZ6J
かなかなを京介とフラグ立てるにはどうすれば良いかね?
てか、加奈子はああ見えて実は貞操観念が強そう。
「初めては本当に好きになった人と」みたいな。
993名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 11:20:39 ID:oTrjkSly
真面目なあやせと親友ってことは、言動ほどミーハーではないのかも
面と向かって叱ってほしいタイプ?
994名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 11:32:01 ID:M+pHY9Cv
でも真面目とDQNの組み合わせで友人とかも、わりと普通にあるからなあ。
知り合う縁と、あと趣味とかさえ合えばさ。

あやせと加奈子の場合、将来的に友人関係が続くとしたら「腐れ縁」って称される関係になんじゃね?
995名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 11:56:51 ID:moyjYmIe
互いに互いが自分にはない物を持ってる友達ってのは意外と多いと思う
表面上では見えない何かに惹かれて友達になったのかなって感じがする、あの二人
996名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 14:50:35 ID:XHt2NP17
>>992
やはり、地道にエロシチュを重ねて(オーソドックスに曲がり角でぶつかって
開脚パンモロとか、桐乃の部屋で京介と二人きりの時に、何か探そうとして
四つん這いで探してて京介にお尻を向けててパンチラとか、

そして、…京介の部屋で二人きりの時、悪ふざけで「こんな処にエロ本隠してたりして〜w」
とかやっててモロに見つけて慌てた京介が取り返そうとして揉み合ってる中に
『押し倒してる体勢w』になってしまった…。とかw。
997名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 21:53:36 ID:AHYovvh4
よし、ではここは荷物を渡さないようにと意地悪してみたり聞こえるように悪口をいってみたり
ってのは構って欲しいのの裏返しで実は既に好意を抱いている説を唱えてみる

ほら、京介が正体隠してた時の加奈の性格は酷いってもんじゃなかったし
家に遊びに来てた時のはあれでも猫かぶってたとかな
998名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 21:53:59 ID:upgqj5pT
999名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 22:14:40 ID:gaWndhpZ
産め
1000名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 22:15:27 ID:gaWndhpZ
>>1000なら次スレは投下ラッシュ
10011001
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