そうやって再び距離の縮まる二人
一緒に暮らすようになるには時間はさほどかからなかった
ある日神楽が帰宅すると、家の中がめちゃくちゃに
必死で榊を探す神楽
かすかなすすり泣きが風呂場から聞こえる
そこには四肢を切断、その断面を縫われた榊がボールギャグを咬まされ、眼と局部からピンク色の血と精液の混合物を流しながらボロキレのように転がっていた
めまいに襲われる神楽
なんとか気を確かにしてボールギャグを外すと、榊は絶え絶えの声で言った
「…殺して」と
神楽はその場に落ちていたフォークを榊の頸動脈に突き刺す
「あり…がと…」
おしまい