公園のブランコに、揺れるわけでもなく揺らされるわけでもない少年が座っている。
全身を黄色のタイツで包んだ彼の視線の先には、麗しい若草色の髪の少女がいた。
記憶を失ったその少女は、砂場で小さい城を作っている。
彼女が泉家に来てから、数週間経った。
研はナオコと名付けられた少女に、色々なことを教えてきたつもりだ。
記憶を無くしたことによって支障が出ていた日常生活のあれこれはもちろん、関係のないことまで――。
「あ」
ふと見ると、砂場にナオコがいない。
どこへ行ったのだろう、と辺りを見回すと、背中から細い腕が伸びてきたではないか。
「研君」
美しいソプラノで紡いだ少女は、振り向いた研の唇にそっと唇で触れた。
ちゅっ、ちゅっ、と音を立てて、ナオコは研の唇を啄む。
滑り台で戯れる子供達が一斉にこちらを見ていたし、犬の散歩をしていた老婦人も驚いている。
ベンチでくつろぐ夫婦らしき男女は目を見開いて、黒い野良猫はしっぽを振って、それぞれ二人を見ていた。
「ナ、ナオコちゃん、今日はもう帰ろうか!」
口づけを楽しむ少女の体を引き離し、その手を引いて、研はそそくさと公園を後にする。
ナオコは目を真ん丸にして、不思議そうな表情のまま手を引かれていた。
「ダメだよ、ナオコちゃん!」
家に着くなり、研は目元を吊り上げて、ナオコを自分の部屋に閉じ込めた。
「キスはああやって、みんなの前で堂々とするもんじゃないんだから」
「ごめんね……」
少ししょげたように、表情を曇らせて、ナオコはベッドに腰掛けている。
研は「はふーっ」とため息をついた。ミスを思い出したのだ。
ほんの数日前、ナオコに「キス」という行為を教えたのは研だった。
記憶を取り戻す過程では、全く関係のないことだ。
だが研は、少女を愛し自らの欲を満たす為の手段として、どうしてもキスを伝えたかったのである。
――ねえ、キスって知ってる?
こんな風に尋ねて、唇を重ね合うことを研はその身で教えてやっていたのだ。
キスを覚えたナオコは、その気持ち良さに何度も何度もキスを求めてきた。
それがたまたま、いつも二人きりの時だから気付かなかったのだ。
キスを公の場でしてはならない、とナオコに教えるのを、研は忘れていたのである。
「キスはね…こうやって、二人っきりの時にするもんさ」
「二人っきり…」
研の言葉を繰り返すように唱えたナオコの唇を、そっと塞ぎながらベッドに押し倒す。
ボリュームのある、若草色の髪が、草原のようにシーツに広がった。
口をこじ開けて、舌を割り入れる。
ナオコは少し戸惑って、最初こそ研の舌から逃れたものの、すぐに自分から舌先を触れ合わせるようになった。
舌を使って口内を犯すだけでも、ぴちゅ、ちゅるっ、と卑猥な音が漏れ出す。
それを楽しみながら、研はナオコに自らの唾液を送り込んだ。
「ん、ふ、んっ…」
甘い声を吐きながら、研の唾液を飲み込んでゆく。
が、全てを飲み込むことは出来ず、唇の端からつっと残りの液体が流れた。
「ねえナオコちゃん、今日は違うこと教えてあげるよ」
唇を離し、ナオコの口の端を拭って、研が微笑む。ナオコは首を傾げた。
「なあに?」
「セックスって知ってる?」
すると研は、ナオコのワンピースの中に手を突っ込んで、下着を秘裂がまる見えになるようにずらした。
さらにワンピースをめくりあげて、下半身を露出させる。
ナオコはそれを、ぼんやりと見ていた。
「ここ、どんな場所か知ってるでしょ?」
研の指が、ナオコの割れ目に沿って這う。
「あっ…おしっこするところ…?」
「うん、そうだね。でもそれだけじゃないんだよ」
「他には何をするの?」
「男の子のちんちんをここに入れるんだ。それがセックス、っていうんだよ」
「セッ…クス」
「やってみる?」
首を傾げて、研が尋ねる。
多少の間があったものの、ナオコは小さく頷いて、
「うん」
と返事をした。
「よーし、それじゃあ早速やってみようか!」
ベッドの上に広がったナオコの髪を一房だけ手に取り、口づけて、舐める。
それから研は、ナオコの生殖器に指を突っ込んだ。
キスだけでたっぷりと濡らされた穴は、研の指一本だけでぐぷっと卑猥な音を響かせる。
「あ、あはっ……研君、あたし…変な感じ…」
「大丈夫だよ。セックスもね、キスと一緒でとっても気持ちの良いことだから」
「気持ち良い…? あたし、これ、気持ち良いのかしら…?」
くぷっ、ぬぷっ、と膣を掻き回されながら、顔を赤らめてナオコが呟いた。
「うん、きっとそうだと思うよ。もっと気持ち良くしてあげるからね」
ナオコを愛撫する研の股間も、既に大きく勃起して、タイツを突き破らんばかりである。
その研の変化に驚きながら、ナオコは「あっ、は…ん」と喘ぎ声を出した。
少年の指が根元まで中に入り、繰り返し繰り返し関節を曲げてくるのだ。
研が肉壁を摩るたび、身体中の全てにおかしな痺れが走ってゆく。
「あ、やっ、あ、あぁぁーっ!」
とどめを刺したのは、研が陰核を指で摘みあげたからであった。
初めて性の快感を知る少女に、クリトリスへの愛撫は刺激が強すぎたのだ。
「いやっ、研君…あたし、おしっこ出てる…」
「おしっこじゃないよ。これはね、僕のちんちんが入りやすくなるように出てくるものなんだ」
だから安心してね、と言って、研はにっこり無邪気に笑った。
ナオコの膣から指を抜き取り、愛液を絡ませたその指を、ぬちゃぬちゃ鳴らして少女に見せる。
「ちょっとぬめっとしてるや…舐めてごらんよ、ナオコちゃん」
「う、うん」
差し出された少年の指に、ナオコはちゅうっと吸い付いて、ぺろぺろと舐め始めた。
液体自体の味はよくわからないが、研の指の味がして、ナオコにはそれが嬉しかった。
粘つく愛液を口の中で転がしていると、研がまた舌を入れてくる。
「ん、んむうぅ……」
声を漏らすと、それすら塞ぎたいかのように、唇を被せてくるではないか。
キスの快楽に捕われていると、研の手がナオコの胸に触れた。
服の上から、乳首を摘みあげて、クリクリといじくり回してくる。
「あ、あぁんっ! 研君っ、おっぱいっ、やぁっん! あぅっ! あぁっ!」
少々刺激されて、気持ち良くなってしまったナオコの乳首は、それだけで勃起してしまった。
「わあっ、ナオコちゃん、乳首立ってる! うふふっ、可愛いなあ」
「そんな…あたし、恥ずかしい…」
ぷくっと膨らんだ乳首が、布を押し上げて存在を主張している。
「や、あ、はぁん!」
研は服ごと乳首をれろれろと舐めて、桃色の幼い部位を唾液で透かした。
胸は透け、下半身を露出させられたナオコに、もはや着衣の意味はなかろう。
変態的な姿にさせられた自分が気持ち良い、その時だった。
「あ、け、研君、固いものが当たってる…」
ナオコの足の付け根に、ごりゅごりゅと何かが当たってくるのだ。
視線を落とすと、それは研自身であった。
「…ん、うん、ちょっと、苦しいんだ……セックスしたら、楽になると思う…」
「じゃあ早くしなくっちゃ…」
ナオコは起き上がり、研の背中に手を回して、ジジーッとファスナーを下ろしてやった。
体にぴったり張り付いているタイツを脱がせてやって、少年の裸体を露わにさせてゆく。
研の股間の立派なものは、ぼろんっと勢い良く布からはみ出してきて、ぴくぴくと脈打っていた。
先端は赤みを帯びて、透明な液体をだらしなく垂らしている。
「研君、おちんちん、すごい…。いつもと違う!」
「う、うん。…もう、入れちゃってもいい?」
「い…いいよ」
ナオコは再びベッドに横になると、研の陰茎を真っ直ぐ見つめながら、研が触れてくるのを待った。
まず、研はナオコの足を大きく開かせた。横にずらした下着から覗く割れ目も、ぱっくりと開く。
中途半端な状態の下着を完全に脱がせて、秘部を丸出しにしてやると、愛液が音を立てた。
「研君と、セックス…」
うっとりとした声色でナオコが唱える。
雌としての本能が記憶の無い少女の体に働きかけて、こんな言葉を言わせているようだった。
「あ、あ、あぁぁぁぁーっ!」
ずちゅずちゅっ、と深く潜るような音を伴って、研のペニスがナオコの膣に侵入した。
「や、はんっ、け、研くぅんっ!」
「ハァ、ハァ…ナオコちゃん!」
ゆっくりと、しかし確実に、熱く固いものがナオコの中を犯してゆく。
ぎちぎちと肉がこじ開けられて、陰茎が奥へ奥へと入っていった。
もちろん成人男性のそれには敵わないが、ナオコにとっては研のものも充分に大きい。
それを逃すまい、とばかりに膣はしっかりくわえ込んでいた。言うなれば、これも本能か。
愛液を分泌して、研の肉棒をとろとろと包み込む。
ナオコから出る体液に興奮して、彼女の体内で研はさらに大きく固くなるのであった。
一度、奥まで到達したことを確認して、一気に引き抜く。
じゅぷぷっ、と音を立てて、愛液塗れになった研のペニスが、女の穴から出てきた。
「あ、あぁぁぁっ!」
容赦なく、また中へ突っ込む。
ぐぽっ、ぬちゅっ、ぱんっ、ぱんっ――。
幾度も繰り返される出し入れに、ナオコはすっかり理性を失って、自らで腰を振り始めた。
「研君、あたしっ! あ、あ、気持ち良いっ…! や、は、あんっ、もっとぉ!」
「うん、もっと、ハァ……ハァ……ナオコちゃん…!」
ぬちゃっ、にちり、ぐちゅぐちゃっ――。
さらに卑猥な水音で互いの聴覚を犯し合い、絶頂へ導く。
「うっ!」
「きゃぁんっ!」
胎内で自分の温度とは違う、熱いものが広がってゆくのがナオコにはわかった。
研が少女の最奥で精を放ち、液体で膣をいっぱいにしたのだ。
「ハァハァ……研君…」
「ハァ…ハァッ、ナオコちゃん、気持ち良かった…?」
「う、うん。あのぅ…でもね、あたし…」
「?」
「もっと…もっと教えて欲しいの。もう一度、して?」
深く繋がり合う研の体を抱き寄せて、ナオコは夢中で彼の唇にキスをした。
研もナオコの首に腕を回し、舌を絡ませたり歯列をなぞったりして、それに応える。
その都度、ナオコの体から愛液が溢れてくるのがわかった。
唇が離れた時、少女の表情は少年を試すかのような、妖艶な顔つきとなっていた。
わからなかった、というのは口実だ。
そのことにすぐ気が付いた研は、にっこり笑う。
「うん、もっと教えてあげる…」
そう言って再び腰を揺らすと、少女の体は水音を鳴らして、官能的な喘ぎ声を漏らすのだった。
翌日は、久しぶりの日曜であった。
研の父と母は、その久方ぶりの休日を二人きりで過ごすことに決めたらしい。
家に残された子供達とロボットは、テレビで映画を見て過ごしていた。
「今だ、そこだっ、やっつけろ!」
「きゃあっ、あぶなーい!」
バリカンとキャロンはすっかり夢中になって、映画のヒーローに声援や拍手を送っている。
ナオコは同じソファで研の傍に寄り添うに座って、甘えるように体を擦り寄せてきていた。
「研君…」
映画に夢中になるバリカン達に気付かれないよう、ひっそりと小さな声でナオコは語りかける。
「ん?」
声をしっかり聞こうとして、研が体をさらに近付けた瞬間だった。
――セックス…したい。
早くしよう、と付け加えて、研の胸を撫で回す。
ダメだよ、と言う前に、タイツの上からナオコが性器に触れてくる。
研はここで、またミスを思い出した。
“セックスもキスと同じように、二人っきりの時にするものだって教えてない!”
「ナ、ナオコちゃん!」
間の抜ける声が出て、妹とおじいさんロボットが一斉に振り向く。
ナオコは驚いて、手を引っ込めていた。助かった。
あはは、あは、と渇いた笑いが研の口から零れる。
「ご、ごめん、ナオコちゃんが僕に話があるんだって。ちょっと僕の部屋に行ってくるよ」
「そうなの? お兄ちゃん、映画は?」
「キャロンとバリカンで見ててくれれば、それでいいから。行こっ、ナオコちゃん」
ぽかんとして目を真ん丸くするナオコの手を、いつかと同じように引っ張った。
ナオコに教えることは、まだまだたくさんありそうだ。
今日はとりあえず情事中の声の殺し方から学ばせよう、と研は考えている。
終
待ってたぜ
GJ!
研……w
久しぶりの日曜が不意打ち過ぎて吹いたw
これはgj
エロいチャー研が読めるのはココだけ
また頼む
あの声、あの口調で脳内再生されるから困るw
>あはは、あは、と渇いた笑いが研の口から
いかん、これだけでもう脳内再生がw
研は巨根
たぶん
モッコリ
ぐぬぬ・・・
125 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:54:02 ID:WBkZGlqd
全身タイツの男が話題になってるぞ
陰毛
このアニメ面白いと思う。
128 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 05:56:20 ID:/NBrVnIi
なにげに女の子が可愛いよね
最近やたらとあがってんなここ
130 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:02:42 ID:DjyaCvWG
人いないね
キチガイビクトリー記念カキコ
泉家のクリスマスパーティーが始まるまで、まだ三時間以上もある。
家のとある部屋に飾られた小さな小さなツリーは、蛍光灯に照らされ、光を放っていた。
きらきらとした、夢のようなその輝きを横に、幼い少女と少年は身体を寄せ合う。
ところがその様子は普通ではなかった。
少女は服を一切身につけておらず、少年はその少年の胸元を夢中になって舐めている。
若く、というにはあまりにも幼いが、互いに知ってしまった性の快楽を貪っているのだった。
発達していない子供の裸体を惜し気もなく少年に晒して、少女は浅く荒い呼吸を繰り返す。
「あっ、は…雄一君、美味しい?」
「うん、すごく……キャロンちゃんのおっぱい、とっても甘いよ」
「ひゃぁんっ!」
よくよく見ると、キャロンの可愛い胸に生クリームが塗られているではないか。
雄一少年が舐めているのは、それだったのだ。
少年の傍らには、フォークを適当に刺したショートケーキの乗る皿がある。
キャロンとの行為における小道具は、どうやらこれらしかった。
そのケーキのクリームを直接指ですくって、雄一少年はキャロンの体にベタベタ塗りたくる。
勃起した乳首にはたっぷりと、乳輪には馴染ませるように――。
「ひゃ、あ、あぁっ!」
舐めるまでもなく、たったそれだけでキャロンは嬉しそうに身をよじらせる。
ちゅっ、ぺろ、と舌で平たい胸を綺麗にしながら、雄一少年は手でキャロンの足を開かせた。
少年を求めてぐっしょりと濡れたそこが、ぱっくりと割れて、呼吸する。
「ふぁ、あ…」
雄一少年は躊躇わずそこへ指を突っ込み、中を広げるように関節を曲げたり伸ばした。
「ゆぅいち君…っ、ひゃ…クリスマス、楽しいね…」
「うん! 僕、本当はクリスマス好きじゃなかった。でもキャロンちゃんと一緒なら…」
クリスマスになっても喧嘩をして、自分のことを省みない両親の顔を一瞬思い浮かべる。
だがすぐ意識の中から振り払って、雄一少年は胸を愛撫していた唇を、キャロンの唇と重ねた。
ズボンの中で大きくなった自身を、キャロンの腿に擦り付けながら、唇を離して
「挿れても良い…?」
と、囁く。
キャロンはとろんとした顔つきで、こくんと頷いた。
すぐに衣服の中から取り出して、その先端を膣口の上の陰核に押し当てる。
にゅるん、と滑らせて、そのまま幼い膣へ侵入した。
水音を立てて、幼い性器が結合する――。
つ、続きは!?
タイトルで「またネタスレだろ」と思って覗いてみたら…何このロリショタ神の住処w
もっとやって下さい!
続きを……!
確かにロリショタ
あけおめ
神の降臨を待つ
君が神になるのだ
あけおめ
規制解除記念投下。
※注意※
・キャロンが星君とセクロスする話です。
・いわゆるお風呂プレイです。
・ラブラブセクロスが苦手な方は閲覧をお控え下さいますようお願いします。
では、参ります。
アスファルトに出来た水溜まりを避けながら、歩いてゆく。
雨はまだ降り始めたばかりで、一向に止みそうな気配を見せない。
傘を差しながら家への帰路を歩く美少年は、すれ違う人々が傘を持たずに走っていくのを見ていた。
たまたま傘を持っていたから良かったものの、そうでなければ自分も今頃はずぶ濡れに違いない。
クラスメイトのとある少女が
「今日雨降るなんて、予報では言ってなかったのにぃ」
と愚痴っていたのを思い出した。
地球人に限った話ではないが、天気というものは、ジュラル星人にもわからない。
いかに五百年進んだ技術を持とうと、星々の力には抗えないということだろう。
「あ」
思わず声をあげたのは、よく知る少女がとある家の下で雨宿りをしていたからである。
それを見つけた星君は、すぐに少女の元へ駆け寄っていった。
「泉さん」
「あ、星君…」
麗しい金の髪は濡れて、しょげているように見える。
「ひどく濡れてるじゃないか」
「傘を忘れちゃったの」
どうして通学路には雨避けカプセルがないのかしら――。
そう言って、キャロンは憂鬱そうに地面へ視線を落とした。
人一倍おしゃれに気を遣っていた少女であったから、今の姿は気の毒でならない。
「…そうだ、僕の家においで。体を拭いてあったかくしなくちゃ。風邪を引いてしまうよ」
「えっ。いいの?」
「もちろん。さあ、僕の隣に入って」
星君はそう言って、キャロンを自分の隣へ招き寄せる。
「星君、どうもありがとう!」
キャロンは嬉しそうに笑って、星君の傍らにぴったり寄り添った。
その表情は赤く、柔らかい。心底星君を信頼しているからこそ、出来る顔つきだ。
他の地球人の少女に対しては一切ない「感情」の芽生えを、最近の星君は心地良く感じていた。
星君に親はいない。正しく言えば、「用意していない」。
家が閑散としているのは、そのせいだ。
一応、キャロンには仕事の都合でいない、という風に伝えておいた。
「さて…泉さん、体を拭かないとね」
玄関で傘をたたんで、ずぶ濡れの少女に投げ掛ける。
キャロンは「うん!」と大きく頷いて、肌にぺったり張り付いていた服を指で摘んだ。
ここで待ってるんだよ、と頼んで、一足先に家にあがる。
タンスからバスタオルを持ってきて、すぐに玄関へ戻った。
「お待たせ」
笑いかけてから、キャロンの髪や体を拭いてやる。
赤いワンピースはぴったり肌に張り付いて、体のラインがまる見えになっていた。
よく見ると、下着や乳首までもが透けて見えているではないか。
星君は、狂いそうな自分に気付いた。
それを抑えねばならぬことも、もちろんわかっているつもりだ。
が、それでも我慢出来なくなってしまったらしい。
「ね、泉さん…」
やわやわと胸にタオルごと掌を這わせて、きゅうっと乳首を指先で摘み上げた。
「や…星君、ダメよぉ!」
とは言うものの、キャロンは本気で抵抗することはない。
顔を赤くして、力なく首を横に振るのみだ。
「本当にダメかい…?」
乳首を弄りながら耳元でこう囁くと、キャロンは
「う、ううん…」
と否定して、幸せそうに口元を緩めた。
「星君になら、あたし…」
こう言われて、少し意地の悪いことをしたな、と星君は反省した。
この少女が「ダメ」というのも戯れで、本当は嬉しく思っていることくらい知っているのだ。
からかってみたくて、ああして囁いたのである。
だがそんな必要もないくらい、キャロンは星君に熱を上げているのだった。
「星君、ぎゅーしてくれる?」
「キスもしていいかな?」
「う、うん…」
水を含んだままの服を着たキャロンを抱きしめて、濡れた金髪を梳くように撫でる。
雨で体温を奪われたキャロンの体は、すっかり冷たくなっていた。
キャロンの方からキスをねだって、顔を寄せてくる。
冷えた唇を温めるように一舐めして、深く口づけると、甘い吐息が漏れ出した。
そのまま、犯すように唾液を送り込む。
少女の体はキスに悶えて、内部からゆっくりと熱を持ち始めた。
キャロンが星君の唾液を全て飲みきったところで、二人はどちらからともなく唇を離す。
「泉さん、このままじゃ風邪を引いてしまうから。シャワーを浴びて、あったまろうよ」
「うん! そうしましょ!」
どこで覚えたかは知らないが、星君はキャロンを“お姫様抱っこ”して、脱衣所へ連れていった。
濡れて張り付いた服は、それはもう非常に脱がせにくかった。
それでもキャロンを可愛がりたい一心で懸命に脱がせて、やっと露わになった桃色の乳首に直接口づける。
「ん、はぁ…」
星君はその喘ぎ声ですっかり興奮してしまい、膝をついて夢中でキャロンの胸の突起をしゃぶった。
「星君、ハァ、ハァ、ん、んっ…」
固くなった乳首を舌で転がしながら、ゆっくりと下着も脱がせてやる。
雨で多少湿っていたのはもちろんだが、キャロンの下着は愛液にも塗れてぐしょぐしょだった。
「ねーえ、星君も脱ぎ脱ぎして?」
「うん…」
しゅるりとキャロンのリボンをほどいて、頬へキスをする。
赤いワンピースと下着を洗濯機へ放り込んで、星君は青いカーディガンを床へ脱ぎ捨てた。
生まれたままの姿になったキャロンは、星君のシャツのボタンをぷちぷちと外す。
アメフトで鍛えた、意外にも逞しい裸体がキャロンの目の前に現れた。
「素敵…」
星君の胸板に頬を寄せて、キャロンはすりすりと愛でる。
立て続けに可愛い舌がちろちろと星君の胸を這って、星君の下半身を露わにさせた。
「い、泉さん、ダメだよ、恥ずかしいじゃないか…」
「うふふっ、星君がいっつもあたしのおっぱいぺろぺろする、お返しよ」
「ん…」
今度はキャロンが、素っ裸になった星君の乳首を口の中へ含む。
唇をすぼめてちゅっちゅっと吸うと、美少年の口から熱っぽい喘ぎが漏れた。
「あ、んっ、ね、泉さんっ…早く、シャワー浴びよう…」
ぴちゅっ、じゅるっと唾液を絡ませて乳首を愛撫していたキャロンだが、言われて唇を離す。
星君は掌で少し不満げなキャロンの髪を撫でると、再び彼女を抱き抱えて浴室へ入った。
少し広めの浴室は、暖色系の色をしたタイルで埋まっている。
キャロンをぺたんとタイルに座らせて、星君はシャワーから出る熱い湯を少女の体全体に当てた。
「あったかい!」
ザーッ、とシャワーが流れ出る音に乗せて、浴室にキャロンの声が反響する。
「あ、は、ふぁ…!」
それが喘ぎ声に変わったのは、星君がシャワーヘッドをキャロンの陰核へ押し付けたからだった。
壁に引っ掛けてあったシャワーを手にして、背後から抱きしめたのである。
冷え切っていた体を包むように、腕を回して少女を独り占めした。
「あっ、はぁぁあんッ!」
手を伸ばしてバルブを捻り、湯の流出量を最大にすると、キャロンはあっという間に達する。
脱衣所での前戯が、よっぽど良かったようだ。
「ハァ、ハァ、星君っ…」
「泉さん、可愛いよ、愛してる…」
ジュラル星人としての誇りはどこへやら、少女へ愛を囁いて、シャワーを止める。
それからシャワーを床に放って、直接キャロンの体でボディソープを泡立てた。
「や、ん、あ、あっ!」
体を密着させて、キャロンの胸を指でまさぐるように洗う。
半分以上勃起したペニスを可愛い尻にぐにゅぐにゅと押し付けながら、胸の泡を広げていった。
「あんっ、おっきい!」
「君が可愛すぎるから…」
「んっ、星君ったらぁ!」
星君の腕の中でキャロンはくるっと体をひねらせ、彼に向き合う形となる。
「洗ってあげるね…」
自分の胸の泡をすくって、星君の痛いほどに赤く勃起した陰茎にいっぱいかぶせた。
その全てが泡に包まれて見えなくなったと思うと、キャロンはペニスを掴んで上下に扱き始める。
「く、ぅっ…」
血液がさらに中心へ集められてゆくのが、星君だけでなく、キャロンにもわかった。
むくむくと大きくなる美少年の竿を嬉しそうに見つめながら、包皮と亀頭の間を入念に洗う。
キャロンが泡まみれの亀頭にキスをして、陰嚢をふにふにと揉みしだいた瞬間だった。
「あ、あぁッ!」
「きゃっ!」
ぴくぴくと脈を打って、どろりとした精が陰茎の先端から勢い良く射られる。
液体は、タイルに飛び散っていたボディソープの泡の中に混ざっていった。
「ハッ…ハァ…ふう……気持ち良かったよ、泉さん」
「よかったぁ!」
荒い息を吐きながら、キャロンの体を抱きしめて首筋を舌先で突く。
「あっ、あっ、星くぅん…」
幼く小さい胸に残る泡を使って、星君は自分の乳首をキャロンの乳首に擦り合わせた。
未性熟な乳首ではあるが、性的な快感に悦び、完全に勃起している。
「あ、あんっ、あっ、はあん!」
潤滑剤のような役割を果たし、二人の触れ合いを泡が気持ち良くしていた。
固くなった乳首が、ぬるぬると、時に引っ掛かるように互いを刺激する。
キャロンの喘ぎ声もこれまでにない程、大きく艶めかしい。
「ね、そろそろこっちも…」
星君は笑みを浮かべ、ボディソープを掌で泡立ててから、キャロンの恥丘を撫でた。
するとキャロンは、自ら大きく足を広げて、愛液で溢れた色の綺麗な性器を見せ付けたではないか。
「星君っ……ハァ…ハァ…おまた、…触ってぇ…」
ヌラヌラと光を放つそこは小さく、子供のものであったが、確実に男根を誘って収縮している。
呼吸を乱しながら、キャロンは愛する少年の愛撫を待った。
星君は体温を取り戻したキャロンの温かい唇を、浅く優しく啄む。
ゆっくりとキャロンを床のタイルへ押し倒すと、星君は彼女の膣の中へ指を挿入した。
つぷっ、と中指を根本まで突っ込んで、Gスポットを刺激してやる。
「んぁっ、ひゃん!」
関節を曲げるたびに、細い腰が淫らに揺れた。
膣口の上で勃起していたクリトリスも、快感を急かすかのようにさらに大きくなる。
くぷっくぷっ、と指の出し入れを繰り返せば、白い肌はたちまち上気して赤くなった。
「あ、あぁん! ほ、ほしくっ、ん、んっ!」
とろとろに溶けた膣を弄りながら、もう一方の手に備わった指で剥き出しになった陰核を摩る。
泡と愛液がじゅぷじゅぷ鳴って、キャロンを興奮させた。
「気持ち良いかい、泉さん?」
「あ、あ、あっ、気持ちぃ! おまた変になっちゃう!」
可愛い悲鳴をあげて、性感帯への愛撫に震える。
少し身を乗り出して、顔中にキスを落としてやった。
膣の中に入れっぱなしの指が、さらなる愛液の分泌を感じている。
肉壁を蠢く指が、温かく包まれていった。これが指ではなく自分自身であったら――。
そう考えるだけで、一度柔らかくなった陰茎は、再び精液を放たんと大きく固くなるのだった。
「あぁっ、泉さん、僕……中に入ってもいいかな…ネネ、いいだろう…?」
「ハァッ…うんっ、ハァ、来て、星君!」
タイルの上に投げ出されて、どこに力を込めれば良いかわからないでいるキャロンの両手を握る。
右手で左手を、左手で右手を――指を絡ませ合うだけで、全身に痺れが走るようだ。
「力抜いて……僕に委ねてくれるかい?」
星君はキャロンの膣口に亀頭を宛がい、ゆっくりと中へ侵入した。
「ん、んーっ…!」
キャロンがぐっと手に力を込める。やはり膣への圧迫感は慣れないらしい。
安心させるように優しく力強く握り返すと、すぐにキャロンの手の力は弱まった。
「あ、や、あ、あぁぁーッ!」
「う、あ、はぁっ…!」
快感の底へ落ちていくかのように、愛しい少女の中へ中へと沈んでゆく。
幼い肉がぴったりと密着してきて、締め付けながら星君を歓迎していた。
欲望のままに激しくピストン運動を繰り返すと、キャロンの膨らみのない乳房が切なげに揺れる。
「あ、あ、あ、星君、はぁん! あん、あん、あんっ!」
「ハァッ、ハァッ、ハァッ…泉さん…!」
二人の甘い声と、ぐじゅぐじゅという卑猥な水音が浴室に響いていた。
最奥まで貫いて、子宮口をも揺るがすように前後にスライドさせる。
造り物のように美しい青い瞳が、真っ直ぐ星君を見据えて、交わる喜びに濡れていた。
さらにピストン運動を速めて、ぱん、ぱん、ぱん、と互いの肉をぶつけ合う。
星君はキャロンの中を余さず蹂躙して、辿り着いた性感帯を集中的に攻め抜いてやった。
「う、ぅん、あん、あんっ、あ、やぁ、は、ハァッ!」
「あ、あ、はぁっ!」
徐々に徐々に、二人の声が上擦ってきていた。
指から伝うどちらのものとも知れぬ震えが、さらに神経を高ぶらせている。
びくん、とキャロンの体が跳ねた。
「や、ダメぇッ、おかしく、なっ、ちゃ、きゃ、あぁぁーっ!」
高い声をあげて、包んでいた肉棒を絶頂の勢いで締め付ける。
星君は声にならない声をあげて、びゅるっ、と膣に精液を吐き出した。
その全てに精を注ぎ込もうと、ペニスは幾度も脈を打って白濁色を撒き散らす。
ぬちゅり、とぶるぶる震えるキャロンの体から自身を抜き取った。
中で出し切れなかった液体が、ぴゅっ、ぴゅっ、とキャロンの腹や胸に広がってゆく。
「ハァ…ハァ、ハァ、ハァ…星君、すごい…いっぱい…」
「すごく気持ちが良かったから…ごめん」
「ハァ…ハァ…本当? あたし……星君が気持ち良くなってくれるのが一番嬉しい!」
にっこり笑ったキャロンを抱き起こして、ぎゅうっと抱きしめた。
こんなに健気な少女が、他にいるだろうか。いや、いるわけがない。
そう思えてしまうほどに愛おしい存在は、星君の腕の中で呼吸を整えていた。
自らの精液でぬるぬるに滑るキャロンの体を、決して離すまいと強く抱いてやる。
「泉さんは気持ち良かった?」
「うん!」
「ふふ、良かった。泉さんの体、流さなきゃ…」
「あ、待って!」
「ん?」
「もうちょっとだけ、星君のこと感じてたいの……」
そう言って、繋がっていた部位から精液が溢れていかないように足を閉じた。
「あのね、星君の、すっごくあったかくて安心するから…」
「…恥ずかしいな」
「えへっ…あたしも恥ずかしいから、みんなには内緒にしてね」
キャロンはそっと星君の鼻に自分の鼻をくっつけて、そのまま瞳を閉じた。
「ん、内緒だね」
「そうよ、星君とあたしの内緒!」
少女との間に交わされた初めての秘め事に、ジュラル星人は胸が熱くなるのを感じていた。
性交の充足感で満ちた互いの体を絡め合って、傍から見れば呆れるほどにキスをする。
唇から僅かに覗く舌を突き合ったり、時折前歯をこつんとぶつけ合ったり――。
実はこの侵略者、地球人のするキスや抱擁が気に入ってしまったのだ。
体を触れ合わせて何かをする習慣を元々持たなかった彼らが、一度それを覚えるとこうなるようである。
特にこの美少年の姿をした個体は、地球人の少女に対して「感情」を抱いてしまっていた。
それが激しく求める気持ちに、拍車をかけているのだ。
ようやく唇が離れたその瞬間、キャロンがふわーっとあくびをした。
雨で体温を奪われた直後、こんな激しいことをさせれば眠くもなるだろう。
「体を綺麗にしたら、ベッドに行こうか。泉さん、眠いだろう?」
こう提案して、星君は端正な唇を悪戯っぽく吊り上げた。
この案には、「眠る」という目的以外のものが含まれていたからだ。
今日は一晩中この少女と触れ合いたい――彼はそう思っているのである。
キャロンが頷いて、星君は獲物を捕らえたかのような気分になった。
顔に出ないように、とびっきりの“美少年”の微笑みで青い瞳を魅了する。
もしかすると、ジュラル星人より恐ろしいものは地球人の持つ「感情」なのかもしれない――。
終
星君×キャロンいいねー
キャロン色っぽいな
GJ、投下お疲れ様!
ロリショタ萌えカップル
gj
151 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 13:43:42 ID:UXYgR2pW
ぐっじょぶ
キャロンのちっぱい・・・ちっぱい
チャー研人気がじわじわと
このアニメ、ナックだろ
そうだよ
神が降臨されるスレではないか
キャロンはキャロンなのに星君は星君なんだなwwwww
素晴らしいSSなのにそこだけ吹くww
157 :
名無しさん@ピンキー:
ニコ厨だからこのアニメ大好きwww