【出発】鉄道むすめでエロパロ【進行】

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1名無しさん@ピンキー
もうすぐ第9弾が出ます。
スレは何度も立ったが、その度に落ちたので再度立てました。
需要、あるのかな?

公式:
ttp://tetsudou-musume.net/index.html

過去スレ
鉄道むすめでエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178362572/
鉄道むすめでエロパロ(復活版)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198075148/
2名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 15:31:13 ID:XrCTpD8V
出発ぬるぽ進行
3名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 19:27:12 ID:7BRXENDS
コッチのカキコでいいのかな?
とりあえず需要有り無しは1週間生き残ってから。
4名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 13:06:35 ID:zelbJCSH
需要あるのか
5名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 18:45:42 ID:Waa+ZfOJ
前スレからの拾い物を、投下します。
お手本に……なるのかな?
6For Minami Kurihashi(1/5):2009/08/05(水) 18:47:06 ID:Waa+ZfOJ
初めてお客様に向かってあんな口をきいてしまった。
お客様の前で泣いてしまった。
最低だ。駅員として落第だ。
記者の赤木さんだって、悪気があったんじゃない。それはわかってる。
でも許せなかった。だからって……駅員として許されることじゃない。
私、これからどうすればいいんだろう……。
とぼとぼと、私は事務室に引き上げた。
あれ? あっちから、聞き覚えのある声がする。
「待てよ! あんたたち、みなみを泣かせただろ!!」
剛志!? どうしてここに?
「みなみに謝れ……謝れって言ってんだよ!!」
あれは付き合って3年になる私の彼、木崎剛志(きざき・ごうし)だ。
剛志は、通路の片隅で赤木さんに詰めよっている。
カメラマンの鳥山さんは驚いたのか動けない。
周りには人垣ができている。
「みなみの仕事の邪魔して、しかも泣かせてそれで平気なのか!あんたら、それでも男か!
記事を書くためなら事故が起きて、客が死んでも構わない、それがあんたらのやり方か。
あんたらなんかに、とても鉄道の記事を書く資格なんかねえ!」
剛志、やめて。私が悪いんだから。
止めなくちゃ……でも、足が動かない。
「あいつは確かにバカだ。おしゃべりで、お調子者で、空気なんか読めやしない。
俺は電車のことなんかまるでわからない。だからろくに聞いてないのに、それでも
電車のことをベラベラしゃべってくる。モハ? クハ? なんだそりゃ、だ」
そうだよね、剛志。私ってホントにバカ。
でも剛志、どうしてここに? 
ひょっとして、ずっと見てたの!? 仕事を休んで?
「でも、俺はあのバカが好きだ。ホントどうしようもないバカだけど、それでも
好きな大バカ野郎だ」
剛志……。
「いいか、あいつが笑わなくなったら、北千住駅はだめになる。絶対だめになるぞ!
この駅にはなあ、あいつが必要なんだよ!!」
「剛志、もうやめて!」
私は見かねて飛び出した。
7For Minami Kurihashi(2/5):2009/08/05(水) 18:49:59 ID:Waa+ZfOJ
「みなみ?」
私の顔を見て、少し剛志は驚いたようだ。が、すぐ怒りの表情に戻った。
「こいつら、お前の仕事の邪魔したんだぞ! あやうく客を殺す所だったんだぞ!
鉄道なんとか法違反じゃないのか!?」
「もういいの、調子に乗り過ぎた私がいけないんだから」
半泣きで止める私を見て、剛志は険しい表情を緩めた。
周りのお客さんの視線は、明らかに剛志に味方している。
鳥山さんと赤木さんは、いたたまれない様子だ。
「すみませんでした」
「調子に乗り過ぎたのは、私たちです。本当に申し訳ありませんでした」
二人は頭を下げて謝った。
「そ、そんな、もう……」
言いかけた私を、剛志が遮った。
「みなみの気持ち、わかってんだろうな! 今度こんな真似したら、ただじゃおかねえぞ!」
「は、はい……」
剛志ににらまれ、すごすごと二人は退散していった。
「事務室戻るか?」
「う、うん」
剛志に抱えられるようにして、私は歩き出した。
後ろから、パチ、パチ、と手を叩く音がする。
お客さんからの拍手はたちまち大きくなった。
剛志に向けられた拍手なのに、なんだか私が恥ずかしい。
照れ笑いしながら、私たちは事務室に戻った。
結局、広報の人も交えた話し合いの末、赤木さんが謝罪することで決着したのだが、 これは後日の話だ。
8For Minami Kurihashi(3/5):2009/08/05(水) 19:15:38 ID:Waa+ZfOJ
あの取材騒動から数日。
私は何事もなかったかのように、いつもの仕事に戻っていた。
でも、あれから剛志とは会っていない。
剛志も、私も忙しくてなかなか会えない。
毎日メールの交換はしているし、時間が少しできたら電話もしているけど、それだけじゃ寂しくて仕方ない。
今夜は夜勤だ。もう、電車は全部終わっている。
さっきから私は事務室で、黙々と日誌をつけている。
ペンを止めて、ふと部屋を見回してみた。
部屋には、私一人しかいない。
「寂しいよ……剛志……」
机の上の、私と剛志の写真に向けて、つぶやいた。
あの時、私のために怒ってくれた剛志……。
東武の工場に勤めてた、お父さんの匂い……。
子供の頃出会った、私を助けてくれたあの駅員さんの匂い……。
そして、それを思い出させてくれた剛志の匂い……。
剛志と私の写真を、私は抱きしめていた。
会いたい……会いたいよ……剛志……。
体の奥が熱くなってくる。
自然にスカートの中に、手が伸びていた。
だめ、だめ……勤務中にこんなことしちゃ……でも、止まらない……。
左手で胸を揉み揉み、右手でショーツの上からあそこに触れてみた。
「ふぁん……濡れてる……」
こんなに濡れてる……。
剛志……。
私は剛志を思いながら、より強く手を動かし始めた。
剛志……ここ、いいの……なめて……いじって……吸って……。
「ああ……剛志……剛志……」
ショーツの中に手を入れ、あそこの穴に指を入れる。
出したり入れたり……あ、ちょっと……おしっこしたいような……でも……止まらない……。
剛志、剛志……好き、好き……大好き……いっぱいしてぇ……。
指を奥まで入れ、剛志を思いながら出したり入れたり。
「ふぁ、ああ、あう……剛志……」
頭の隅がぼやけてきた。そろそろ、絶頂が近いかも。
……いい、いく、いくぅ……剛志も? いいよぉ、中にいっぱい出して……。
「剛志、剛志、うう、ああ、剛志ーーー!!」
目の前が真っ白になった、と同時に、ショーツをはいたまま、私は思い切りおもらしをしてしまった。
じょろろろろ……ああ、おしっこ出ちゃった……。
「どうした、みなみ!?」
えええっ!?
ドアを開けて飛び込んできた人物の顔を見て、私は固まった。
「みなみ……」
剛志も私の痴態を見て、驚いて固まっている。
おもらしでスカートを濡らしている私を見て。
「ご、ごめんなさい……」
私は泣き出した。
「私……寂しくて……剛志と…………こと……したくて……」
あれ……私……何言ってるんだろう……。
「剛志に……いっぱい……してほしくて……だから……我慢できなくて……一人で……
ごめんなさい……ごめんなさい……」
軽蔑したよね、剛志……おもらしなんかしてる私なんて……。
「ぶってもいい……蹴飛ばしたっていい……でもお願い、嫌いにならないで……」
「な、何言ってんだよっ!」
いきなり、剛志が私の両手を握りしめた。
「俺だって……俺だって、みなみとHなことしたくてたまらなかったんだぞ!
制服姿のみなみに、いっぱいいたずらしてみたかったんだぞ! スカートめくったり、パンツ脱がしたり……
毎晩、毎晩、制服姿のみなみとHするとこ想像してオナってたぞ!!」
「剛志……剛志!! わあああ〜ん……」
私は剛志の胸に顔を埋めて、思い切り泣いた。
9For Minami Kurihashi(4/5):2009/08/05(水) 19:17:43 ID:Waa+ZfOJ
「んん……ん、んんん……」
私と剛志は、延々と、キスを続けた。
舌を絡め、吸い上げ、むさぼった。
「ん……」
唇が離れた時、糸の橋梁が架かった。
「あ、剛志、ちょ、ちょっと……」
剛志は私のスカートをたくし上げると、ショーツの上からあそこをなめ始めた。
「だ、だめ、そんなとこ、汚いよ……」
それでも剛志は構わずに、ショーツの上からあそこを舌で攻めてくる。
ビリビリと、高圧電流が流れるようなこの感じ。
「おしっこの味がするよ……それに……さっきよりもっと濡れてきてる」
「いやあ……言わないで……」
私はいやいやをした。その時、足取りがふらつくのを感じた。
「もう限界? じゃあ、そろそろ……」
剛志はドロドロの蜜とおしっこで濡れたショーツを掴むと、一気に引き下ろした。
私は片足を上げ、ショーツを抜き取らせた。
「いくぞ……」
「うん……」
私は静かに頷いた。
剛志はズボンを降ろして、連結器を出した。
二人の下半身が密着する、と同時に……
「ああうん!!」
一気に連結器が私を貫いた。
連結器が奥まで届くと同時に、剛志は私の腰を抱えて持ち上げた。
駅の事務室で、『駅弁』という格好だ。
「んっ! あぁっ! あん!」
奥を温かい肉の連結器が突く。
狭いトンネルの奥を、連結器が突く。
「もっと、もっとして……んん……」
舌を一層、激しく絡めあう。
「いっぱい、いっぱいして……もっとお……」
腰をぶつけ合う、粘膜をぶつけ合う音が、部屋に響く。
「あ……もうだめ、いく、いっちゃう!!」
「俺ももう、出るっ……」
剛志も、もう限界が近いようだった。
「好き、好き、剛志、好き、大好きー!!」
「みなみ、好きだよ!」
目の前が再び真っ白になる。
濁流が中に打ち付けられるのを感じながら、私は達した。
10For Minami Kurihashi(5/5):2009/08/05(水) 19:20:38 ID:Waa+ZfOJ
濡れた制服は、クリーニングに出すしかなかった。
予備の制服があるから大丈夫だけど。
結局私服に着替え、日報に『異常なし』と書いて、仕事は終わった。
異常は大ありだけど。
「苦しそうな声上げてたから、俺のこと呼んでたから……何かと思って……」
「ごめんなさい……」
剛志が差し入れに買ってきてくれたコンビニ弁当を食べながら、私は真っ赤になった。
食べ終わったのを見計らって、剛志が話を切り出した。
「それと、実は差し入れだけじゃなくて、これ渡したくて……」
まさか、まさか……指輪!?
……と思ったら、紙に包まれた、カード状の物だった。
そんな、安っぽいドラマみたいなことないよね。
「開けてみて」
剛志に促されて封を開ける。すると……
『剛志ー南栗橋』
定期券だった。でも何月何日まで、というところを『無期限』と書き直してある。
「俺発、みなみ行き、期間無期限のパスだ」
剛志という名前の駅は、伊勢崎線にある。いつかデートで行ったんだっけ。
剛志、覚えてたんだ……。
「指輪はまだ先になるけど、せめて、これを受け取って欲しくて」
「剛志……ありがとう剛志……うええええ」
私はまた剛志に抱きついて、泣きじゃくり始めた。

『まもなく、3番線に区間急行、浅草行きがまいります』
『まもなく、1番線に急行、南栗橋行きがまいります』
おはようございます。毎度ご乗車ありがとうございます。
ご用の際は、いつでも声をおかけ下さい。
それでは今日も元気に、行ってらっしゃい!!

END
115:2009/08/05(水) 19:23:38 ID:Waa+ZfOJ
以上です。
あと、前スレに書きかけの作品が一つありました。
12名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:31:39 ID:CqLaCWdF
とりあえずぬるぽ
13名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 10:10:51 ID:NfMkq+3f
羽生みなみ
伊勢紗希
14名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:52:03 ID:7MR8pFOi
前スレにあった、書きかけの作品です。
ただし、スレが落ちたので未完です。
15ロマンシング・エクスプレス(1):2009/08/10(月) 00:57:49 ID:7MR8pFOi
少年は学校の帰り道、鉄橋を渡るロマンスカーを見る度に言っていた。
「おれ、おっきくなったら、ロマンスカーのうんてんしになるんだ!」
その横で、少女は言った。
「あいこ、おっきくなったら、よーくんのうんてんするロマンスカーのしゃしょうさんになるよ!」


そして、それから時は流れ……。
「ごめん、気持ちはうれしいんだけど俺……君のこと、同僚以上には思ってないんだ……」
「! そ、そう……ごめんなさい、変なこと言っちゃって……じゃあね!」
走り去って行くロマンスカーアテンダントを、運転士は黙って見送るしかなかった。
その翌日の、小田急の社員食堂。
「ねえねえ、藤沢さんって知ってる?」
「ああ、知ってる知ってる! VSEの運転士の藤沢さんでしょ」
「結構人気あるもんね」
女性社員たちが噂をしている横で、食べながらこっそり聞き耳を立てている女性社員が二人いた。
新宿駅駅員の船橋ちとせと、車掌の石田あいこだ。
「その藤沢さん、ロマンスカーアテンダントの渋沢さん振ったんだって」
「えー!? どうして?」
「よくわかんないけど……渋沢さん泣いてたって。勇気出して告ったのに」
「なんかそれって、女の敵っぽくない?」
「とかなんとか言って、自分が告られたらうれしいくせに」
わっと笑う女性社員たちを尻目に、ちとせとあいこは黙々と食事を続けた。
(バカみたい。女子高生みたいに告るだのなんだのって。藤沢くんは何も悪くないのに、いい迷惑だわ。あさぎの気持ちに正直に応えただけなのに)
ちとせは心の中でクールに毒づいてみるが、それでもどこか安心している自分を否定できなかった。
(仕方がないけど、あさぎ、かわいそう……でも、よーくん、誰が好きなのかな……? 私じゃないよね……ちとせ?)
あいこはいろいろ考えながら、食べ続けた。
噂の主、そして二人の気になる男。彼の名は、藤沢善行(ふじさわ・よしゆき)。
二人の同僚にして、あいこの幼なじみ。
小田急の看板列車、特急ロマンスカーVSE(Vault Super Express)の運転士だ。
看板列車の運転士、そしてアテンダントといえば、超がつくほどの花形職である。
まして、もう一人の噂の主で二人の友人、渋沢あさぎは、男性社員からの憧れの的だ。
その二人が付き合い出したら、お似合いもお似合いの『ゴールデン・カップル』になる。
しかし、そうはならなかった。
恋愛は肩書きで決まるような、単純なものではない。
16ロマンシング・エクスプレス(2):2009/08/10(月) 01:01:26 ID:7MR8pFOi
仕事が終わって、深夜。
あいこは、自分のアパートにあさぎを誘った。ちとせも一緒だ。
「あさぎ、その……元気出してね」
あいこは、他にかける言葉がない自分がもどかしい。
「藤沢くんのこと……えっと……恨んじゃだめよ」
ちとせも同じだった。
「うん……わかってる。まだ……好きだけど……あきらめなくちゃ……」
あさぎの目は赤い。一杯泣いたのが良くわかる。
「……誰か、藤沢さんのことが好きな人がいれば、スッパリあきらめられるのに……」
その言葉に、あいことちとせの胸がちくりと痛んだ。
「ねえ、あいことちとせは、藤沢さんのこと、どう思ってるの?」
善行のことをどう思っているのか……突然の質問に、二人は戸惑った。
「ど、どうって……藤沢くんは……ねえ」
「よーくんは、その……同僚……だよ」
「じゃあどうして、『よーくん』って呼ぶの?」
「え、それは……小さい頃からそう呼んでたから……よーくんは『勤務中は呼ぶな』って怒るけど」
小さい頃……それを聞いたちとせの胸が、またちくりと痛んだ。
あいこは、小さい頃からずっと藤沢くんと一緒にいる。
私の知らない藤沢くんを、いっぱい知っているはず。
「あれ? どうしたの、ちとせ? 泣いたりして」
あさぎが声をかけた。
「あら、どうしたのかな、私……」
ちとせは、知らずのうちに自分の目から涙がこぼれているのに気がついた。
それを見たあいこが慌てる。
「何か私、ひどいこと言っちゃった?」
「そ、そうじゃないの……」
ちとせは無理して笑ってみせるが、涙は止まらない。
「あ、ひょっとして……ちとせ……藤沢さんのこと……好きなんじゃ……」
「え、あ、ああ、あの……」
図星を突かれ、ちとせは戸惑った。
「だ、だったら、私、ちとせのこと、応援するから! これであきらめられるし。私のことは気にしないで」
「私も……私も応援するよ。私は……好きは好きでも、友達として好きっていうレベルだから」
(二人とも……そんな笑顔で言わないで)
あさぎとあいこの笑顔が、無理した作り笑顔だということはすぐ見抜けた。
あいこも善行のことが好きだ。そんなことは本人が言わなくてもとっくにわかっていた。
「じゃあ、早い方がいいね。メール、私からよーくんに打っておくからね。明日、話があるので、来て下さいって」
「え!? ちょ、ちょっと待っ……」
「私は……いない方がいいかな。後で話は聞くから、それでいいよね」
「あ、あの、あ……」
物のはずみで、話が決まってしまった。
普段クールなちとせも、恋愛となるとまるでオロオロだ。
こうして、ちとせは勢いで告白をすることになってしまった。
1714:2009/08/10(月) 01:02:56 ID:7MR8pFOi
書かれていたのはここまでで、未完です。
どなたか、続きを書いて下さる方はおられませんか?
当方には無理ですので……
18名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 20:07:21 ID:o48bbZa4
ふらーり、んでは試しに、賑やかしで適当な小話を投下させてくださいな

注意事項:

あんまエロくないです
ヤマもオチもイミもないです
19或る運転士の思惑:2009/08/12(水) 20:08:19 ID:o48bbZa4

『或る運転士の思惑』



遥けき遠く、南部の威風が残る三陸で、新人の駅務員へと駆け寄る運転士の姿があった。
駅構内のまばらな人影、笑顔のままで近づく二人に、行き交う人の頬も知らずに綻んでいる。

「まなちゃん、まなちゃん、良い事思いついた」
「あれ、今日は早いですね、ありす先輩」

軽快な足音、腰まで流れる淡い色合いの髪が、たおやかな身体を追いかけて揺れる。
待ち受ける駅務員は、少しばかり小柄な体躯で、浅く切りそろえた髪から首筋が覗く。

三陸鉄道の女性運転士、久慈ありすとその後輩、駅務員の釜石まなであった。

「時代は百合だよ!」
「わかりました、全て忘却して運転席に戻ってください」

拳を握り締めて力説した運転士へ、笑顔で列車への復帰を求める駅務係。
しかし、ここで素直に復帰するようでは良い信頼関係を築いているとは言い難い。

即ち、当然の如く聞く耳を持たない。

「まず、私とまなちゃんが百合カップルになるの」
「すいませーん、誰か人殴れそうな鈍器を持ってませんか?」

通りすがりの親切な主婦の方の買い物袋から、手ごろな太さの大根を1本ばかり受け取る。
何のためらいも無く弧を描くそれからは、良い按配の乾いた音がした。

今日の夕食はぶり大根にしよう、まなは何となくそう思った。

そんな事を考えている隙に、実力行使とばかりに抱き寄せた主は、ありす。

「まなちゃんは、良い匂いがするね」
「あ、ありす先輩こそ」

湿り気のある抱擁から、背後に百合の花が咲き乱れた。
指先が互いの頬をなぞり、熱く潤んだ瞳で見詰め合う。
20或る運転士の思惑:2009/08/12(水) 20:08:53 ID:o48bbZa4
「……強いて言えば、わんこ蕎麦?」
「無駄に生臭いんですけど、お昼は何だったんですか」

あまり色気のある香りでは無い。

「今日は運が良かったので、自分へのご褒美だよ」
「スイーツ列車が走っているからって、無理に変な言葉を使わないでください」

どうでもよい話だが、しゃもじというのは室町時代のギャル語である。
なんかもじって可愛いじゃんとかいいながら、杓子をしゃもじと呼んだ事に起源がある。

「えー、いいじゃん、百合カップル」
「いや、どこが良いのか本気で理解できませんから」

ち、ち、ち、と指を鳴らして指摘する企み者。
理解の及んでいない相方に、懇切丁寧と説明を開始する。

「なんというかほら、車内でイチャついておけば、男性の乗客は立つに立てずに終点まで」
「やだなぁ、違うものが勃……って、何を言わせるんですかッ!」

ぐーぱんちが顎に入った、打ち上げていた、アッパーだった、つまり昇竜拳であった。

ダウンを奪われて暫く、ガイル3段まで入れられてしまえば相手の拒絶を受け入れざるを得ない。

仕方なし、同業の知人友人へと電話をかけて企みを持ちかける事にする企画担当。

「みゆきさん、みゆきさん、私と百合カップルになって売り上げを伸ばしましょう!」
―― 広鉄は黒字路線なので、お断りさせていただきます

「うわ、切られた」
「良かった……常識人が居てくれた」

めげずにかける、信州のあの人へ。

「まいさん、まいさん、私と百合カップルになりましょう!」
―― 親方さまあああああぁぁ!!

「へ?……え」
―― ……駄目ですね、今のを返せない相手とはお付き合いできません

せめて、れっつぱーりぃぐらいは言えないと、などと謎の判断基準で断られる。
それならば、赤字路線の代名詞たるあの人ならと、儚い望みをつないで見れば、

「つくしさんつくしさん、以下略!」
―― 良いですけど、銚子に来てくれますか?

「……謹んで、ご遠慮させていただきます」

致命的な欠陥が指摘される。

「……もう私には、まなちゃんしか居ないんだね」
「お願いですから、そこで私を思い出さないで下さい」

ありすの目が光り、まなの背筋で肌があわ立った。
21或る運転士の思惑:2009/08/12(水) 20:09:26 ID:o48bbZa4
少しばかり強引に、背後より抱きすくめる形で捕縛された駅務員の身体の上を、
なんかやたらと丸いハンドパペットが、いやらしく這いずりまわる。

小さいお子様から大人の女性にまで大人気のさんてつ君が、丸みを帯びた脇腹から、
未発達の胸元へと向かって絞り上げるように、淫靡に蠕動しながら、出発して進行する。

ありすの舌先が、まなの首筋へと唾液の痕をつけ、そのままに耳たぶを唇で含み、囁く。

「ボクの秘密テクでメロメロにしてやるテツー」
「違います、なんかそれ絶対百合じゃありません!」

しいて言えば、さんてつ君の女体環状線鈍行記録であった、あまり百合ではない。

「さんてつ君が、さんてつ君が何か酷い使われ方をしています!」

「東武のしあちゃんなんか、とぶっちに付けられたスペーシアストラップがお気に入りだよ」
「なんか今、しれっと怖い事言いませんでした!?」

各駅停車の果てに、ついに、さんてつ君は太股の付け根へと車輪を進める。

路線図となった駅務員は少しでも延着させようと、必死で足の隙間を閉めて抵抗するのだが、
どれだけ頑張っても角度的に、下腹を通って進むさんてつ君を止める事ができない。

「やれやれ、清純な顔してもう身体が火照ってるとは、あきれた淫乱だテツ」
「おかあさあああああぁぁん!」

どこまでも晴れすぎた空の上へと、少女の悲哀に満ちた叫びが吸い込まれていく。
吹き抜ける晩夏の風が、少しばかり早く秋の訪れを告げていた。



(余談)



「親方さまあああああぁぁぁ!!」
「幸村あああああぁぁぁ!!」

和装制服の駅長さんの叫びに答えた制服は、鉄道警察隊。
変なところで意気投合している二人であった。

(終)
22或る運転士の思惑:2009/08/12(水) 20:10:28 ID:o48bbZa4
あとがきー

あ、マスコットによる鉄道むすめ陵辱調教ものってどうだろう、ヤバめ?
23名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 20:33:48 ID:fa1XPlFr
オレは完全エロ話より
ネタ交えながらの百合話のほうが好きだったりするから好きだw
24名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 21:21:44 ID:/uhINCe2
>>19
gj
25名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:31:40 ID:09aqFbnZ
GJ!
商魂たくましいありすに三鉄の姿がかぶるw
まいとさくらの百合もいいかもなぁ
26名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 00:19:29 ID:qZAYP+TE
保守
27名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 12:09:04 ID:DTstysJj
28名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 21:02:58 ID:tDWw2YU1
保守
29名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 01:37:54 ID:wPfZpOYK
8弾も出たというのに、見事に過疎っているなぁ
30名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 17:57:46 ID:ZYVhTfvS
保守
31名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 03:54:39 ID:PLz6RQ3B
32名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 20:41:35 ID:yVV4n7aE
下げ
33名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 01:36:41 ID:UzP3unlS
保守
34名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 20:50:47 ID:JVXzAOC2
保守上げ
35名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:04:00 ID:c6c+uuus
>>22
GJ。面白かった。
書いてくれるなら期待したいが……。
36名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 14:59:48 ID:l0o5TuSs
こんなスレあったのか

期待捕手
37名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 16:37:21 ID:GsjJ/axs
銚子のぬれ煎餅はつくしたんのラブジュースで
濡らしている説をここに提唱する
38名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 07:23:43 ID:n+T5JmWb
出発淫行!!
39名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 02:57:49 ID:tJXGYeKL
雑談すらままならない過疎…


だが保守するね!
40名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 16:11:25 ID:d5bmZ+kW
もうすぐ、ありすの誕生日だな。
岸山とありすのSSとかないかな。漫画だとそれなりにいい雰囲気だと思ったんだけど。
41名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 20:29:05 ID:9icNZBw7
ありす可愛いよありす
42名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 10:33:10 ID:3fWHWiR3
ありす誕生日おめでとう。
43名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 03:38:36 ID:J8WuLMjX
怖いぐらい過疎ってんのな。保守保守。
44名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 00:08:16 ID:DeJyu/7c
保守
45名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 19:34:47 ID:1dWIuuQV
保守
46名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 05:56:35 ID:htogiIpD
保守
47名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 22:19:54 ID:/xrmv6qr
保守
48名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 22:20:23 ID:/xrmv6qr
保守
49名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 11:07:19 ID:ZHH3Ir20
vol.9も出て、画集・vol.10発売も決定したのにこの過疎っぷりは怖い
50名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 11:37:26 ID:+6iSg+Sr
この板そのものが過疎だしねぇ
51名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 14:58:31 ID:TjlvwgWX
保守
52名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 06:43:15 ID:NtmhCgSn
つくしちゃんのま〇こを舐めまくりたい
53名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 14:49:15 ID:K8yedcu+
冬至の記念にこれでどうだ。
http://storage.irofla.com/?name=one&type=swf
54名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 23:36:04 ID:uF9kwp2d
55名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 05:00:37 ID:G5vBXCyd
テスト
56名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 20:55:55 ID:CfpO6dw9
まぁそうなりますわね
57名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 06:23:39 ID:DxFVFdde
あげ
58名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 22:28:43 ID:taSQ5HrU
59名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 05:15:10 ID:swQpIIwG
ほしゅー
60名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 20:51:23 ID:KtxDOIpL
保守
61名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 06:47:24 ID:f+V717QW
62名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 03:37:34 ID:JZyIz3vD
圧縮近いかな?
63名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 02:39:36 ID:JAHWFcoh
うん、もうすぐ
64名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 01:26:47 ID:zCltjow3
なかなか来ない
そして突然…
65名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 05:56:51 ID:tegJMDN+
捕手
66名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:28:49 ID:SuXX0Hib
画集表紙の嫁があまりにも可愛すぎたので突発的に書いた

・DS主人公(一応)×まいさん
・エロぬるめ
・エロSSは初めて
色々おかしいとこあるかも知れないけど大目に見て頂ければ幸いです
67名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:32:59 ID:SuXX0Hib
夏真っ盛りの8月。

ここ長野は全国的にも避暑地として有名な軽井沢があるものの、暑いものは暑い。










ふぅ、と短く息を吐いて憎たらしいまでに爽やかに晴れ渡っている青空を見上げた。
うっすらと汗が浮かんでは流れ落ちていく。



何故、暑い思いをしてまで屋外にいるのかと言われれば、彼女の仕事が終わるのを待っているからだ。それだけである。
仕事の邪魔をする訳にはいかないので、彼女の仕事場である別所温泉駅の駅舎近くにあるベンチに腰掛けている。

本当は昨日……彼女の誕生日である8月8日に来る予定だったのだが、急遽、取材が入ってしまい彼女には申し訳ないが日をずらしてもらったのだ。


ミンミンとうるさかった油蝉だかクマ蝉だかの合唱の中で、時折ひぐらしがカナカナと小さな合唱を始めている。

俺はすぐ頭上で鳴っているはずのひぐらしの合唱がどこか遠くの方で聞こえるような感覚になった。
その合唱に交じって、可愛らしい声で俺の名前を読んでいるのも聞こえた。


ぼんやりと顔を上げ、声の主を確認する。
手を上げて笑顔でこちらに小走りで向かってくる。あぁ……仕事、終わったのか。というかもうそんな時間なのか、と思いながら彼女を迎える為にベンチから立ち上がった瞬間、ぐらりと景色が歪んだ。

――立ちくらみ、だ。
そう理解したのも束の間、足から力が抜けてなんとか顔面強打を避ける為に腕を前に突き出すが、身体を支えるほどの力が入るわけもなく、俺は顔面の代わりに右肩を強打する形で地面に倒れた。


――
蒸し暑さに目が覚めると、懐かしいような見慣れたような少し古ぼけた天井が目に入った。

「あ、大丈夫……ですか?」
遠慮がちにそう尋ねてきたのは、横になっている俺のすぐ隣にいた彼女――まいさんだった。


68名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:35:42 ID:SuXX0Hib
「……えっと……、俺……」
まだ少し、ぼーっとしている俺は寝ていたソファー(別所温泉駅の駅務室にある来客用のやつだ)から上半身を起こす。






「気分、悪くありませんか?もう……立った瞬間、倒れるからびっくりしました……。」
「えっと……」
「熱中症です。」
怒ったような表情でキッパリと言い放つまいさんに頭を下げるしか出来なかった。
「駅舎の中で待っててくだされば良かったのに……。」

「いや、仕事の邪魔になるかなーって。」俺は頭をかいた。……もう癖みたいなものだ。


「邪魔だなんて思うわけないじゃないですか。……どうぞ。」
まいさんはぶつぶつと呟きながら小さな冷蔵庫からスポーツドリンクを取出し、渡してくれた。

熱中症にはスポーツドリンクが良いんです、と言われた。そういえば、こっちに着いてからは何も飲んでなかったな……。
「ありがとうございます。……それにしても、今日は蒸し暑いですね。」
渡されたドリンクで喉を潤してから、羽織っていたシャツを脱いでTシャツ姿になる。
あー……これ一枚脱ぐだけでも熱気のこもり方は変わるんだな。

「えぇ。実は……クーラーが壊れちゃって。……明日のお昼には業者さんが直しに来てくれるんで今日1日の我慢なんですけどね。」
よく見れば、まいさんの額にはうっすらと汗が見える。
そりゃこの暑い中でも制服は変わらず袴なんだから、暑いよな……。


「あ、あの……、そろそろ帰ります?」
まいさんを気遣って俺がそう提案すると、まいさんは首を振った。

「まだダメですよ。本調子でもないのに、この暑い中を歩いたらまた倒れちゃいます。」
そう言われると反論できるわけもなく、俺はすいません、と小さく返した。


「もう少し、日が暮れてから行きましょうか。」
結局、彼女の提案に賛成することにした。



退社時間はとうに過ぎているので電車が来ても駅長挨拶することはなく、窓口も閉めているので誰かが切符を求めることもなく……俺とまいさんは誰に邪魔されることもなく、互いの近況を報告しあった。
東京で働く俺と、長野で働くまいさん。メールや電話は毎日のようにしているが、やはり目の前で直接聞く彼女の話は楽しいものだ。


……ふと訪れた沈黙。
まいさんも話題が尽きたのか、さっきから何度もお茶の入ったグラスを口へと運んでいる。

そして、こんな沈黙を破るのはいつだってまいさんの方だった。

「あ、あの……。わた、私も……脱いでいいですか?」

69名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:39:57 ID:SuXX0Hib
「……はい?」

急な申し出に俺は思考が追い付かずなんとも間抜けな返事しか出来なかった。






男の人は暑かったらすぐ脱いだりできて羨ましいですね、女性というか和装だとそう簡単には脱いだり出来ないから……とかなんとか、まいさんは慌てながら話しているが、俺はさっきの言葉を理解するのに必死でまったく聞こえてなかった。

もちろん、俺とまいさんは付き合ってそろそろ8ヶ月。そういう事をしてないわけではないが、年頃(?)の恋人にすれば少ない方だとは互いに分かっている。

彼女の裸を見たことがないわけではないが……さすがにこんな明るい時間から見たことはなかった。
そうこう思いながら、俺は条件反射というか、慌ててソファーの上であぐらになり回れ右をして彼女に背を向けた。

彼女はそれを俺の了承と解釈したのか、向かい側のソファーから立ち上がった。

シュル、シュルと衣擦れの音が駅務室に響く。
俺の耳は無意識に背後の行為に集中している。

ふぅ、と妙に色っぽいため息。
俺の理性は崩壊寸前だ。一体まいさんはどうしたんだ!?


「……ぬ、脱がないんですか?」
「……っ」
「……そのシャツも、脱いだ方が良いですよ。汗で濡れてますし……」

俺は思わず振り返ってしまった。
汗でしっとりと濡れた顔は、幼く見られる普段からは想像も出来ないほどに艶があり、俺は唾を飲み込んだ。
胸元が少しはだけている着物。袴は簡単に畳まれ、ソファーの背もたれにかけられている。
上は着物に下は下着という、アンバランスな格好。着物はまた着直すのがちょっとめんどくさくて……と、まいさんははにかんだ。

その恥ずかしそうな笑顔で理性は完全に崩壊した。



俺はソファーを挟んで置かれてる低いテーブルに膝を付いて、まいさんを抱き寄せた。お互い直立で抱き合えば、まいさんの顔が俺の胸元にくるんだけど、今は俺の方がまいさんの胸元に顔を埋めている。

あまり回数を重ねていないので、やはり慣れない手つきながらも俺はまいさんの胸に手を這わせた。
この窓口のシャッターの向こうに誰かいるかも知れないという背徳感がたまらない。

手の平、指。すべてに感じる柔らかさと弾力。

「ん……、あっ……ん……」
声をあまり出せる状況ではないので、まいさんは下唇を噛んで声を抑える。
赤くなる彼女の下唇を痛々しく思い、俺は声を抑える手助けにでもなれば……と思いキスをした。


それでも右手の動きは止めない。この世のものとは思えない弾力を堪能するように強弱をつけて揉みしだいていく。
胸が形を変える度にまいさんは唇と唇の間からも小さな声を漏らす。

まいさんの唇から口を離して、そのまま胸の先端を舌でなぞると、まいさんの肩が跳ねた。
必死に声を抑えるまいさんに俺自身はもう最高潮に膨れあがっていた。

「まいさん……っ、俺……」
70名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 15:52:19 ID:SuXX0Hib
俺の訴えに、まいさんはこくりと頷いてくれた。身体を離しまいさんが座っていた方のソファーに彼女をゆっくり押し倒す。







胸への愛撫だけでまいさんは涙目になり、息は荒くなっている。濡れた頬に張りつく髪を払ってから、もう一度キスをした。

俺も男だし、エロ漫画とかは読んだが……行為中に言葉責めなんて器用なことは出来ない気がする。性格が一番の原因なのは分かっている。
お陰で俺とまいさんのこういった行為には意志確認ぐらいでしか会話しない。
二人ともそういう経験が少ないから行為だけでいっぱいいっぱいなんだ。

「まいさん、そろそろ……」
最後までは言葉にせずまいさんに聞くと、彼女は顔を真っ赤にして「……はい」と呟いた。

まいさんの頬を撫でてから、俺はベルトを外し自身を取り出した。
次いで、グショグショに濡れたまいさんの薄い水色のショーツも脱がせる。ここまで濡れてるなら、慣らす必要もないだろうと判断し、俺は少しずつ挿入していった。

「あっ……あ……」
まいさんは着物の袖を口に当て、声を抑えようと必死だ。快楽に耐えるように、目を固く閉じ、右手は俺の左腕をぎゅっと掴んでいる。

どうにかして彼女を気遣ってあげたいのだけど、正直そんな余裕はない。
ぐちゃぐちゃ、と駅務室には相応しくない水音と微かに漏れ聞こえるまいさんの喘ぎ声。

下腹部にこもっていた熱が次第に自身へと集まってくる。ヤバい、限界だ。

いつもならば、このまま動きを早めて出すのだが、今日はそれは出来ない。ゴムをつけてない。
彼女の中に出すまいと腰を引いて、自身をまいさんから取り出した。


まいさんが息を切らしながらも一瞬だけ悲しそうな顔をしたように見えたが……それはまぁ、都合の良い自己解釈だと思っておく。


俺は自身の中にくすぶってる熱を出そうと、右手を自身に添えた。もちろん、自分で処理をしているのをまいさんに見られるのは恥ずかしいので彼女に背中を向けてやるのだが……。
本当は吸い出してもらったりしたいとも思うけど、息も絶え絶えのまいさんにそこまで頼むのもどうかと思うのも確かで……。

――
「……もし、今度こんな事があったら。」
ちゃんと袴を着直して、いつも通りの姿で駅務室に鍵をかけながらまいさんは言った。

ひぐらしの合唱も鳴り止み、辺りも暗くなり幾分かは涼しくなっている。

まいさんの言葉に俺は顔を赤くしながら返事をした。
「その……、え、遠慮しないで、なっ中に出してもらっても……平気ですからっ!」

「……」
同じく、顔を真っ赤にしながらまいさんはこちらに背を向けたまま言う。
俺は呆然というか、何も答えられずに立ち尽くしつつ必死に言葉を理解しようとした。

「あ、い、いやっ、その……へ、変な女だと、思います?」
恐る恐るといった感じでこちらを見て尋ねてくるまいさん。
あの艶っぽさは何処へやら……、その照れた表情にはいつもの幼さが見えた。

「ま、まさか!大好きですよっ。」
俺は慌てて首を振り、何を思ったのかそう続けていた。
案の定、まいさんからは「……へ、変態です」と言われたのだけど。
71名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 20:52:23 ID:EpL8ufEn
…ふぅ
72名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 19:15:14 ID:yfpTarPa
GJ!!
73名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 06:01:31 ID:9ru8Tgsy
鉄むすを痴漢したい
74名無しさん@ピンキー:2010/04/01(木) 19:46:05 ID:ATY+27MF
さきえ姐さんに足コキしてもらいたい(//∀//)
75名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 21:00:46 ID:E5P8DZh1
キャッチャー
76名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 20:36:16 ID:jNmog8J5
運転中の久慈ありすたんに背後から近づきたい
77名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 07:35:13 ID:KMR1ErqS
近づくだけでいいのですか?
78名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 08:34:58 ID:L2/0zbh3
保守
79名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 06:19:11 ID:zzzec2U0
みゆきの蒸れ臭いパンストの匂いを嗅ぎたい(//∀//)
80名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 20:33:21 ID:3VWpvZGR
保守
81奈菜詩:2010/05/06(木) 11:47:38 ID:+5G74ZgQ
突然ですがここで小説を投稿させてもらいまーす。
以下注意事項です。
・オリキャラ在り
・ジャンルを絞っていない
・都合設定
・色々詰め込んでみた

上記の注意書きを読んでも楽しんでいただけるという方はどうぞ!
82「あの人を想って」:2010/05/06(木) 11:49:29 ID:+5G74ZgQ
その日、僕は取材のために銚子へ来ていた。
勿論、取材の相手は銚子電鉄犬吠駅駅務係の外川つくしさんだ。
これまでも何度か取材をしてきたが、今回は彼女の昔の思い出、してきたことや見てきたことを知りたいと思っていた。
しかし、今回の取材の目的は銚子電鉄に新しく入ってくる新型車両の取材なので、仕事とは別に聞くことにした。

時は5月、僕がつくしさんと知り合って丁度1年が経過していた。
つくしさんは本当に銚子が大好きで、その地で生まれたこと、そこで働くことの幸せを感じ、そして自分の生まれ故郷が幼い頃は揺り籠で、最期は棺桶になることに何の疑問も感じていない。
僕はそんな彼女に気付かないうちに惹かれていた。
人はそれを恋と云うのだ。
僕はふとそう思った。


その日、僕は銚子駅からデハ1002系に乗って線路沿いに咲く菜の花や緑を見ながら、犬吠駅へやってきた。
「ご乗車ありがとうございました〜、気をつけてお降りください」
のんびりとした、おとなしい声が耳に入ってきた。
ほんのり黒のかかった桃色の髪の毛を初夏の風に揺らし、自慢の笑顔と衣替えをしたばかりの夏服を纏った彼女
「お久しぶりです〜、ようこそ銚子へ」
外川つくしが、そこにいた。
83「あの人を想って」:2010/05/06(木) 11:50:52 ID:+5G74ZgQ
「遠い所ご苦労様でした〜、暑かったでしょう」
「そうですね、もう半袖が必要ですからね」
今僕は犬吠駅から少し離れた君ヶ浜公園につくしさんといる。
彼女によると今日は仕事を早目に終わらせてくれたそうだ。
犬吠駅を出て行く時、駅長さんが何だか意味深長な笑みを見せていたのが気になるのだが・・・・・。
ひょっとしたら気をつかってくれたのだろうか?


「やっぱりここに来ると落ち着きますね〜」
僕の考えていることを知るはずも無いつくしさんはそう言って僕のすぐ隣にいた。
海からやって来る潮風が彼女の髪を揺らし、水平線の彼方に沈む斜陽が彼女の目を細める。
黄昏時に佇む彼女は全身を茜色に染めていた。
その幻想的な姿は、漣の音と相まって一枚の写真か絵にしてしまいたい光景だった。
その時の僕は頬を夕焼けと同じ色に染めていたのかもしれない。
「あの〜、どうかしましたか?」
彼女が突然こっちを向いて尋ねてきた。
いけない、見とれてしまっていた。
「今日は聞きたいことがあるんですよね?」
だから彼女は気付かなかったんだろう。
「ええ、そうなんですよ」
僕が恋していることを。
84「あの人を想って」:2010/05/06(木) 11:52:48 ID:+5G74ZgQ
「私の想い出、ですか〜?」
つくしさんはあまりしっくりこないお願いをされてキョトンとしていた。
「ええ、つくしさんのことをもっとよく知りたくて」
海岸近くのベンチに座って僕はつくしさんに今回の経緯を話していた。
自分が今後つくしさんを取材するにあたって、もっとつくしさんのことを詳しく知りたいことを話した。
「昔話とかでもいいんです、お願いしますっ!」
そう強く言って僕は頭を下げた。
「ま、待ってください〜、べっ別に話すのはいいんですが・・・・」
「ですが?」
「その〜・・・、は・・、恥ずかしくて・・・・」
無理もない、そう思った。
いきなり自分のことをもっと知りたいから、想い出や昔話を教えてくれなんていわれて動揺しない人はいない。
つくしさんはそのまま黙り込んでしまった。
どうしようかと思っていたその時、
「お〜〜〜い、つくし〜〜!」
そんな声が僕達の背後から聞こえてきた。
誰かと後ろを振り返って見てみると、僕たちと同い年位の女性がこっちに向かって走ってきていた。
誰だろう?つくしさんの名前を言っているってことは、つくしさんの知り合いかな?
「澪ちゃん・・・・、澪ちゃんなの・・・・?」
「お久しぶりね、つくし。元気にしていたかしら?」
「澪ちゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
そう叫んだつくしさんは、その澪ちゃんの元へ駆け寄り、思いっきり抱きついた。
「澪ちゃん、いつこっちに帰ってきていたの?」
「昨日のことだよ。こっちに戻ったらつくしが駅員さんになってるって聞いてビックリしちゃった。でも昔からつくしはあの電車に乗るのが大好きだったもんね♪それにしても、立派になったわね〜、つくし」
「澪ちゃん・・・・、ありがとう」
そんな映画の感動のシーンをそのまま切り出したかのような光景に僕は見入ってしまった。
「ん?あれ?つくし、この人は?」
澪さんが僕に気付いたようだ。
「あっ、澪ちゃん。この人は私のことを取材してくれている記者さんなの」
「え!取材なんて受けてるの!?すごいじゃないつくし!」
その後僕は澪さんに、これまでのつくしさんの取材や記事のことを教えた。
僕も澪さんことをつくしさんから澪さん本人から色々聞いた。
澪さんはつくしさんと幼稚園からの幼馴染で今も大親友なそうだ。
でも、高校卒業の時に澪さんは北海道の大学へ通うこととなり、銚子を去ったのだという・・・。
その後も2人はメールや電話で交流を続け、大学が休みに入ると澪さんは銚子へ戻ってつくしさんと会っていたけれど、お互い働き始めてからなかなか会う機会がなかったのだそうだ・・・・。
だからこうして会うのは実に久しぶりだそうだ。
85「あの人を想って」:2010/05/06(木) 11:54:08 ID:+5G74ZgQ
「へ〜、それにしてもつくしが雑誌に載るなんてね〜〜、私もその記事読みたいな〜」
「記念にとってあるのがあるから、後で見せてあげるよ」
「ありがと〜、楽しみだな〜」
「お2人は本当に仲が良いんですね」
「ふふ、ありがと♪ ところで2人はここで何してたの?」
「え・・・・、私は取材を・・・」
「とてもそうは見えなかったな〜、遠くから見たらカップルにしか見えなかったし」
「えっ!?そっ・・・、そんなことないよっ!」
「え〜〜〜、説得力ないな〜。ねぇ記者さん、ホントの所はどうなのさ?」
「いや・・・、自分はつくしさんにちょっと想い出を聞かせてもらおうと思っただけで・・・」
「想い出って・・・・、どうしてそんなものを?」
「実は・・・・」
僕は澪さんに、つくしさんの事をもっと知りたくてつくしさんの想い出を知りたいことを話した。
「なるほど〜、じゃあそういうことなら、私が教えてあげましょうか」
「え?」「澪ちゃん!?」
「つくしのハ・ズ・カ・シ・イ・オ・ハ・ナ・シを♪」
「え・・・、や・・、やめてよ澪ちゃん!恥ずかしいよ!」
「まーまー、ほら、記者さんも知りたがってるよー」
「う〜〜〜、でもでも〜〜」
「もう終わったことじゃない」
「それでも恥ずかしいし、嫌われちゃうよ〜」
「別にそれでつくしを嫌いになったりしないと思うわよ?彼、誠実そうだしさ」
「そうですよ、嫌いになんてなりませんっ!」
つくしさんはそのまま考え込んでしまった。
「じゃ・・・、じゃあ・・・いい・・ですよ・・」
蚊の鳴くような声でつくしさんはそう言った。
「はい、是非お願いします!」
「よっしゃあ、任せなさいっ!」
「う〜〜〜〜、恥ずかしい・・・・」
こうして澪さんからつくしさんの昔話を聞かせてもらうことになったのだが、つくしさは顔を真っ赤にして涙目になってしまった。
そんな反応をされると何だか申し訳なくなってしまうのだが、そこまで聞かれると恥ずかしい想い出とは何なのかという興味も好奇心もどうしても湧いてくる。
つくしさんには申し訳ないが、僕は心の底から聞きたいと思ったのだ。
そして、この後澪さんが話したつくしさんの恥ずかしい想い出というのが、自分の予想の激しく斜め上をいく内容だとことをこの時の僕は知る由もなかった。


86奈菜詩:2010/05/06(木) 11:55:23 ID:+5G74ZgQ
続きは現在鋭意製作中です。
しばしお待ちください。
87名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 22:17:35 ID:3i+Cjyiz
投下乙です!続き待ってます!
88名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 14:50:53 ID:YAnoGqYw
続き気になる……!
乙です。
89名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 23:03:27 ID:RzTBrLl2
つくんこの恥ずかしい過去・・・

コーフンしてきたぞ
90名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 11:30:33 ID:1lZ4tmdl
保守
91奈菜詩:2010/05/20(木) 02:20:24 ID:Us+DCrWY
お待たせしました^^
続きです、どうぞ!
92「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:24:49 ID:Us+DCrWY
つくし・澪〜幼稚園の時の想い出〜 語り手:澪


「つくし〜、遊びに行くよ〜」
「澪ちゃ〜ん、待って〜〜」
その頃から私は、明るく活発な娘で、つくしは、のんびりマイペースな娘だった。
互いにタイプの違った2人がこれだけ仲良くなったのはおそらく性格のせいなのだろう。
自分にないものを持っていることに嫉妬や劣等感を抱くことなく、ただ2人でいる時が楽しく穏やかで、満たされていることをちゃんと知っていて、そこに幸せを感じていたからだ。
そんな私たちは入園してすぐ仲良しなっていつも2人で遊んでいた。
それはその日も続くはずだったが・・・・。


「つくし、今日は何して遊ぼっか?」
「澪ちゃん、その前に花壇のお花に水をあげないと」
「つくしは本当にお花が好きよね〜」
「えへへ〜」
つくしはこの頃からお花が大好きで、その日は花壇のお花に水をあげようとしていた。
しかし、「いつもの如雨露がないね」「あれ、ホントだね」
いつも水遣りに使っている如雨露は他の子が水遊びに使ってしまっていた。
「どうしよう澪ちゃん、これじゃあお花にお水をあげられないよ〜」
「どうしようって言われても・・・・」「う・・・・・ぐす・・・・」
「ちょ、ちょっと!?」
泣くんかい!
「ぐす・・・、ふええ・・・」
「こ・・、ここで待ってて!何か代わりのモノを探してくるから!」
「うん・・、待ってる・・・」
それから私は必死で代わりの如雨露を探した。つくしが待っているから、泣くのを堪えているから!
93「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:25:47 ID:Us+DCrWY
「あら、澪ちゃん。慌ててどうしたの?」「あ、先生。如雨露を探してるの!」
「如雨露を?いつも使っているのじゃダメなの?」「他の子が使っちゃってるんです」
「そっか〜、じゃあ他のを探してくるからちょっと待っててね?」
そう言って先生は奥の方へ如雨露を探しにいってしまった。
そして、先生が持ってきたのは、
「これしか無かったんだけど大丈夫かな〜」
大人が園芸などで使う大人用の如雨露だった。
「これしかなかったんだけど、澪ちゃんたちには大きすぎるわよね〜」
確かに幼稚園生が使うものではない。
もしこれに水を入れて使おうものなら相当の重量となり、持ち上げることすら無理だろう。
でも、「先生、これ借ります」
つくしが待っている。
私が如雨露を持って帰ってくることを信じて待っている。
私は先生にお礼をいうとその大きな如雨露を持って走り出した。
「そうだ、お水いれてこう。その方がすぐあげられるし」
幸い途中に水場があったので私は如雨露に水を入れました。
そしていざ持ってみると・・・、
「お・・・、重い・・・」
やはり相当な重さになってしまった。
今も両手で抱えて持って、重さでヨタヨタしている状態だ。
「でも、もうすこし・・・・」
花壇はすぐそこだった。
「あ、澪ちゃーーーん、ありがとーーーーっ」
つくしがこっちに駆け寄ってくる。
私も無意識の内に駆け足になっていた。
と、その時。
カッ
そんな音とともに私は自分の体が傾き、視界が凄まじい勢いで変わるのを感じた。
そう、私は石に躓いて転ぼうとしていたのだ。
そして私が抱えていた如雨露は私の手から放れて正面のつくしに---------------------。
94「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:26:23 ID:Us+DCrWY
「ごめんね・・・、つくし・・・・」
「ううん・・・・、いいの・・・・」
「あらら〜〜〜、遅かったか〜〜〜」
そう声を掛けてきたのはさっき如雨露を渡してくれた先生だ。
あれから澪のことが心配になって追いかけてきたそうだ。
そして嫌な予想は的中してしまったわけだ。
つくしは、私が持ってきた如雨露の中に入っていた水をそのまま被ってしまい、ビショ濡れになってしまったのだ。


あれからずぶ濡れになってしまったつくしと、転んだ私は、先生に事情を聞かれ、怒られつつ呆れられつつ教室へ連行?された。
私の方は軽いかすり傷で済んだのだが、つくしは服が全部乾くまで体操服で過ごすハメになってしまったのだ。
「つくし〜〜〜、ホントにごめんね〜〜〜〜、ビショ濡れにしちゃって・・・・」
「いいってば澪ちゃん。お天気もいいし、すぐ乾くって先生が言ってたから大丈夫だよ〜〜」
「今、先生が体操着持ってくるからそれまで我慢してね」「うん、ありがとう澪ちゃん」
私はせめてもの罪滅ぼしと思ってつくしの髪の毛をバスタオルで拭いていた。
私が感謝される所なんて何処にもないのにつくしはありがとうと言ってくる。
私はジーンとして思わず泣いてしまいそうになってしまった。
ゴシゴシゴシ・・・・・・
つくしの髪の毛を拭いていると・・・・
「体操着持ってきたわよー」
先生が体操着を持ってきてくれた。
「じゃあつくしちゃん、服が乾くまでこれを着ててね」
「うん・・・、でも先生・・・、お花にお水を・・・」
そうだった。つくしとお花に水をあげるつもりだったのに結局できていないじゃないか・・・。
「大丈夫よ、私がしておくから」「ホントですか!」「ええ、だからアナタは早く着替えなさい」
そう言って先生は出て行ってしまった。
「よかったね、つくし。先生がお花にお水を上げてくれるってさ」「うん!」
つくしの顔に笑顔が戻ってきた。
それで私は安堵する。もう大丈夫だと思った。
「それじゃあつくし、着替えよっか」
いつまでもビショ濡れでいる訳にはいけない。
95「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:27:02 ID:Us+DCrWY
つくしは早速着替えようとしたのだが・・・・・。
「どうしたのつくし、着替えないの?」
「うん・・・・・・」そう言ったまま黙り込んでしまった。
どうしたのかと聞こうとしたら、「あの・・・・、澪ちゃん・・・」「何?つくし」「着替えるの・・・、手伝って」と言われた。
それで思い出した。
つくしはまだ一人で着替えができないことを。
私はそうではなかったが、幼稚園生はまだ一人で着替えができない子が多く、つくしは幼稚園の中で一番着替えが下手な娘だったことを。
「でも・・・、先生もう行っちゃったし・・・・」「澪ちゃんに着替えさせてほしいな」
「え!?」「澪ちゃん、私にオヨフク着させて?」「え・・・えと・・・」
そうズイっと迫られても・・・・。
「ダメ・・・・・、なの?」「いや・・・、その・・・」「澪ちゃん・・・、つくしのこと嫌いなの?」「そっ、そんなことないっ!」
嫌いになるなんて・・・、そんな事ある訳がない。
当時の私はまだ幼稚園生だったけれども、つくしとは生涯の大切な人になる、そんな直感めいたモノを持っていた。
「わかったよ、着させてあげる」「ホントに!ありがとう澪ちゃん!」
ホントにつくしは・・・、何て表現したらいいんだろうこの感情・・・。
当時の幼い私にはそれを言い表す言葉を持ち合わせていなかった。
今はとにかく・・・「じゃあつくし、手を上に上げて」「はーい」
つくしを着替えさせなくては。

「えっと・・、まずは上の服から・・・よいしょっと・・・」
上の服をぺろんと脱がす。
すると現れたのは・・・、何も身につけていない上半身だった。
幼稚園児特有の小ぢんまりした体は細く、肉がまったく付いておらず力を入れたら折れてしまいそうだった。
凹凸のない白い平野には、ほんのり桃色に染まっている乳輪と米粒位の乳首と小さな窪みを形成しているお臍以外に何もない。
そしてその白磁の肌は水が滴っており、夕焼けに染まった教室で見るそれは、まるで妖精のようだった。
さて、次なのだが・・・・・。
96「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:27:39 ID:Us+DCrWY
「つくし・・、下は自分で脱げないの?」
「うん・・、澪ちゃんに・・してほしい・・・」
「いや・・つくし・・、恥ずかしくないの??」
私は思わず聞き返してしまった。
流石に同い年の女の子に、下着まで脱がされるのは恥ずかしいと思うんだけれども・・・、っていうか私もものすっごく恥ずかしいし・・・・。
「ううん、澪ちゃんに見られるのは・・・、恥ずかしくないよ」
つくしは潤んだ眼でこちらを見ながら確かにそう言った。
頬も夕焼けでわからなかったが、赤く染まっている。
「澪ちゃん・・・、お願い・・・」
つくし・・・、あなたは・・・。
「わかった・・・」
私をどうしたいの?


私はつくしのスカートに手をかけた。
ホックを外すとそれだけでスカートは取れた。
スカートの下から現れたのは純白の下着だった。
そしてそれも水で濡れていた。
脱がさなくてはいけない、そう私は思った。
「それじゃあ、つくし。脱がすから・・・・」
「うん・・・」
そう断って私はつくしの下着に手をかけ、下に降ろした・・・・。

97「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:28:31 ID:Us+DCrWY
つくしのそこは・・・、綺麗だった。
教室にいるのは私だけとか、夕焼けに照らされてとかそういう要素もあるのかもしれない。けれども、綺麗・・・、その一言しか出なかった。
「澪ちゃん・・、どうしたの?」
つくしが訊ねてくる。また見惚れてしまったようだ。
「ううん。じゃあ、体を拭いて体操着を着ようか・・・・・?」
私はつくしが震えているのに気付いた。
「つっ、つくし、どうしたの!?」
「ううん・・・、何かね、澪ちゃんに服を全部脱がされちゃったと思ったら私・・・・怖くなっちゃって・・・」
今にも泣きそうな顔と声でそう私に言ってきた。
「っ!」
私はつくしを勢いよく抱きしめた。自分の服が濡れるのなんて気にしなかった。
ただ、今目の前にいる、自分にとって大切な女の子を安心させてあげたかった。
「つくし、大丈夫、大丈夫よ!私はつくしの傍にいるから!」
「澪ちゃん・・・・、グスッ・・、うわ〜〜〜〜ん!」
つくしは泣いてしまった。
何故つくしが私にこんな事をしたのか、今の私にはわからなかったけれど、そんなことはどうでもよかった。
つくしが泣き止んで、また笑ってくれたらそれでいい、そう心に底から思ったからだ。


それから私はつくしに今度は体操着を着せたり、濡れた服を袋に入れたり、帰る準備と慌しく、その日はあっという間に終わってしまった。


そして今、私はつくしと2人で手をつないで帰り道をテクテク歩いている。
私とつくしの家はとても近く、いつも帰る時は2人一緒なのだ。
「ねぇ、つくし?」「何?澪ちゃん」「何で今日は私に着替えさせてほしかったの?」
私は意を決して質問してみた。
「え?う〜〜〜んと、それはね〜〜〜」
つくしは少し考えた後、こう言った。
「澪ちゃんに・・・・、見て欲しかったからかな?」
そう、首を傾げて答えた。
「見て欲しかったの?」「うん。何だかよくわからないけど・・・」
そう言って、つくしは俯いてしまった。
きっと思い出して恥ずかしがっているんだろう。
私はそれ以上何も聞かないことにした。
そして、私はつくしの家の前まで来た。
「澪ちゃん、今日はありがとう。また明日ね」
「うん、バイバイ。つくし」
そう言って私が自分の家へ行こうとした時、
「澪ちゃん!」
つくしが声をかけてきた。
98「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:29:02 ID:Us+DCrWY
「なっ・・、何?つくし」「澪ちゃん・・・、私の体を見て・・・、どう・・・思った?」
「え?」「私の体をどう思ったって聞いてるの!」「えええっ!?」
いや・・・、そんなの聞かれても・・と思った。
でも・・・、大切なつくしのため、あの時自分が思ったことを正直に言うなら・・・、
「綺麗だと・・・、思った・・・」
そう答えるより他なかった。
「ホントに?」「ホントだよ!つくしの体、とっても綺麗だったよ!!」
もう訳がわからなかった。
何で聞かないように触れないようにしてきた話題を出してくるのか。
つくし、あなたは何を考えてるの!?
ていうか、さっきっから振り回されっぱなしだし。
一体どうしたんだろう、つくしは。
今日はいつもの、のんびりした雰囲気とは全然違う感じに私は混乱していた。
あれ?いつの間に私の目の前まで来たの!?何でじっと私の眼を見ているの!?
ねぇ、何n・・・・・・・・・、


チュッ




キスされた。そう自覚するのにどれだけ時間を有したのか。
10秒?それとも1分?それとももっと?
「つ・・・く・・し・・・・」
「お休み、澪ちゃん」
そう言ったつくしは、はにかんでいたように見えた。



翌日、つくしはいつものつくしでした。
いつも通りのんびりマイペースで、どこか抜けている私の知っているつくしがそこにいた。
何故あの時つくしはあんな事をしたのか。
私にはわからない。
今は、つくしと日常を楽しく過ごそう。
そう思った私は今度こそ、つくしに何も聞かないことにした。
しかし、1つだけわかったとがある。
私がつくしを着替えさせようとした時に思った感情、あの時はわからなかったそれは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初恋。

〜回想終了〜
99「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:29:49 ID:Us+DCrWY
「とまぁ、これが幼稚園の頃のつくしの恥ずかしい想い出よ♪」
「・・・・・・・・・」「・・・・・・・・」
「あれ?2人ともどうしたの?」
いや、どうしたもこうしたも・・・・・・・。
「これって完全に暴露話ですよね??」
「うん、あなたがつくしの想い出を聞きたいって言うから話しちゃった♪」
話しちゃったって・・・・・。
「・・・・・・・・」
つくしさん、俯いちゃって何も話さないし。っていうか回想の中にもあったように顔を赤くしているっぽいし・・・・。
「あれ〜、つくし?どうしたの?」
「澪ちゃん酷いよ!その話をするなんて〜!」
あれ?つくしさんホントに怒ってる?
怒った時のつくしさんって結構怖かったような・・・・。
「ごめんね〜、記者さん。ちょっとつくしを宥めてくるからここで待っててね♪」
そう言って、つくしさんと澪さんはベンチから離れて海岸の方へ行ってしまった。


「まあまあ、つくし。もう全部終わったことじゃない、私は全然気にしてないわよ♪」
「私は気にするよ!」
「つ〜く〜し」
「な・・・、何・・・。澪ちゃん・・・」
「彼は、そんなに気にしてないと思うよ」
「え?」
「だって彼、私の話したあなたの想い出を凄く真面目に聞いていたわ。確かに顔赤くして恥ずかしがっていたりしたけれど、それでも物怖じしないでずっと耳を傾けてたわ。それだけあなたを想ってるってことじゃないかしら?」
「え・・、そうなの・・・・?」
「きっと、そうじゃないかな。まぁ、後で自分から聞いてみればいいんじゃないかな♪」
「そっそんなことできないよっ!」
「んふふ〜♪まぁ、そういうことにしておきましょうか♪」
「も〜・・・」
「さっ、戻りましょう。記者さんが待ってるわ」
「う・・・、うん。待たせちゃよくないよね」
そう言って足早につくしは戻っていってしまった。
さて、つくしのために、次の行動に移るとしますかね♪楽しくなってきそうだわ♪♪
100「あの人を想って」:2010/05/20(木) 02:30:50 ID:Us+DCrWY
おぉ、100ゲット!^^

「お待たせしちゃってすみません」「いえ、全然構わないですよ、つくしさん」
「ごめんなさい、澪ちゃんが変な話しちゃって」「いいえ、つくしさんの想い出を聞けて嬉しいですよ。優しい人ですね、澪さんは」「ええ・・・。澪ちゃんは、おせっかいで優しい人です・・・」
「は〜い、ここで重大発表ーーーー!!!」
突然、澪さんが大声を上げた。何事だろう?
「つくし〜、あなた。明日の仕事はある?」「ううん・・・、無いけど。どうしたの?」
「記者君、君はこの後大丈夫?」「ええ、大丈夫ですけど・・・」
「よ〜し。それじゃあ今から3人でホテル借りて、つくしの小学生から中学生までの恥ずかしい想い出を肴に皆で夜更かしパーティーをしましょーーーーーーー!!!」
「「ええ〜〜〜〜!!?」
「そうと決まれば近くのホテルへレッツラゴー☆」
「ちょっ、澪ちゃん待って〜〜〜!そんなのヤダ〜〜〜〜!」
ダッシュでホテルへ駆けていく澪さんを追ってつくしさんも走る。
自分は・・・・・・・・・・・・


「おっ、置いてかないで下さ〜〜〜〜い!!
後に続くしかなかった。
この先どうなることやら・・・・。
まぁ、今のこの状況、とっても楽しいからいいんだけどね♪

幼稚園編〜完
101奈菜詩:2010/05/20(木) 02:36:43 ID:Us+DCrWY
以上が幼稚園生篇でした。
いかがでしたでしょうか?
自分なんかの作品を待ってくれている人がいるとわかった時は感動しました!
書き込みが遅くなってしまって申し訳ありませんでした(ペコリ
ご意見・ご感想等がありましたらどんどん書き込んでください。
GJの一言でもあれば、とても励みになります^^
それでは、次回予告を書いてまた執筆作業に戻りたいと思います。

102次回予告:2010/05/20(木) 02:43:50 ID:Us+DCrWY
場所を移して更に濃い内容になる想い出話という暴露話!

大好きな鯛焼きを食べられなくなるという事態に陥ってしまうつくし!
つくしのために澪がとった過激な行動とは!?
小学5年生のつくしの恥ずかしい想い出が明かされる!
次回、小学生篇!


これからピンクと甘々百合成分をたっぷり加えていきたいと思います♪
しばしお待ちを・・・・。
103名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 17:57:38 ID:MpHhCtt7
>>91-102
乙!!
104名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 14:08:54 ID:HzdCKgFu
小学校編に期待するぜ
105名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 04:29:45 ID:3QuVl5O0
保守
106名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 07:32:16 ID:aPA2Da+Q
新作マダー?
107名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 17:58:57 ID:MnQu0YTl
もっと栄えても良い気がするんだがなぁ…
108名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 02:39:55 ID:DhzqxX5T
ホシュー
109名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 03:06:46 ID:y36sN3Qw
まいちゃん大好き
110名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 16:23:19 ID:cDfkKKrB
>>66氏の新作を期待
111名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 13:15:19 ID:twhzLmMH
>>102
小学生編はまだかね?
112名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:26:57 ID:BVhR9LZR
>>110
>>66です。まさか自分の作品を待ってくれてる方がいるとは思ってなかったです。

余りの嬉しさに勢いだけで書いてみました。
設定は前回と同じです。
DS主人公×まいさん
エロぬるめ

お暇でしたら、どぞ。
113名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:29:49 ID:BVhR9LZR
<1>






「あなたが、欲しいんです……。」
瞳を潤ませたまいさんがそう言った。汗で額に張りついた前髪や上気した頬……やはり最中のまいさんは艶やかで子供っぽさなんて微塵も感じられない。


――――
「なんつー夢を……」
職場の仮眠室で目を覚ました俺は慌てて飛び起きた。
確かに最近は彼女とあんな事はしてないし、仕事も忙しくて溜りに溜まっているとは言え、夢の中で彼女にあんなことを言わせてしまったのは気が引ける。
だがしかし、完全に俺一人の妄想というわけではない。前回やった後にまいさんが「中に出してもいいから」と呟いたこともさっきみたいな夢を見る原因だと……言い訳してみる。……まぁ、あれ以来会ってないからやってないんだけど。
……明日は久々の1日休みだし、まいさんとこにでもお邪魔してみようかな。

114名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:32:28 ID:BVhR9LZR
<2>






まいさんの所に行こうと思い立ったのは良いものの仕事を片付けないことには帰れないと思い出して、なんとか片付けて今日の休みを確保した。心置きなく休みを満喫できるのは幸せだな。
さて、今日はまいさんに内緒でやってきたのだが……やっぱり驚くだろうか。何を話そうか、と平日故に人が少ない車内で考えているとアナウンスが終点を告げた。


「ようこそ!……って、あれっ?」
別所温泉駅に下り立つと、まいさんがいつものように駅長挨拶をしていたが俺に気付いた彼女は言葉を途中で切り、俺の方へとやってきた。他にお客さんがいないからこそ出来ることだろう。

「え?あれ?」
「お久しぶりです」
まいさんは困惑、でもどこか嬉しそうな表情で見上げてくる。

「え、あ、お久しぶりですっ。……急にどうしたんですか?」
「いやぁ……、まいさんに会いたくなって。」
少しキザな台詞を言うと、まいさんは可愛らしく笑った。どうやら俺が内心恥ずかしがっているのはバレバレなようだ。
115名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:35:49 ID:BVhR9LZR
<3>






「ふふ、実は私もこっそり会いに行こうかなって思ってたんです。」
「そうなんですか?気が合いますね。」
「ですね。」
俺が笑うとまいさんもまた笑う。
お茶をお出ししますね、と駅務室に案内されて、俺はソファーに腰掛けた。……いつも思うけど、取材でもないのに勝手にここに入れてもらっていいんだろうか。まいさんが招き入れてくれてるんだから問題はないと思うけど、やはり心配になる。

「……どうかされました?」
考え込んでいた俺の前に座ったまいさんはお茶の入ったグラスをテーブルに置きながら尋ねてくれた。……なんか、いつもまいさんに心配させてる気がするな、俺。


「あ、いえ、何もありません。」
慌てて否定してみたが、まいさんは疑り深い目をこちらに向けている。

「えっと、あ、ほら、ど、どうして急に俺に会いに行こうなんて思ったんですか?」
わざとらしく話題を変えると、彼女は少し気の抜けた声を漏らした。何故か頬が赤く染まっている。

「あの、まいさん?」
「えっ?え、あ……その……。」

珍しく狼狽し、指をもじもじさせるまいさん。何か地雷でも踏んだのか、俺。

「あの、わ、笑いません?」
「え?あ、もちろん。」
「その……、夢で。」
「夢?」
「……はい。……夢で、あなたが出てきたんです。」

……嘘だろ、おい。同じタイミングで互いに互いの夢を見てたのか。
俺が嬉しいやら恥ずかしいやら照れくさいやらで口元を手で覆い隠すと、まいさんに「笑いましたっ?」と聞かれた。

「ち、違います。偶然って凄いなって……。」
俺が笑いを堪えながら呟くと、まいさんは首を傾げた。
116名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:37:51 ID:BVhR9LZR
<4>






「いや、俺も同じなんですよ。……まいさんが夢に出てきて。」
詳しい内容はさすがに言えたもんじゃないので、それは伏せたまま教えると彼女はそうなんですか?と顔を綻ばせた。


「で、でも、さすがに……内容までは違いますよね。」
顔を更に赤く染めたまいさんはお茶を一口飲んだ。


「……どんな内容なんですか?まいさんのは。」
俺が素直にそう聞いてみると、彼女はお茶が器官に入ってしまったようでむせてしまった。……怪しい。

「ど、ど、どんなって……ふ、普通に……」
「そんなに、どもるような事ですか?」
慌てふためくまいさんが新鮮だったから、つい意地悪く切り込んでみると、彼女は真っ赤にした顔を伏せた。あぁ、可愛い。


「……俺の夢の内容、教えましょうか?」
「へっ?……あ、はいっ!先に教えてくださいっ。」
パッと顔を上げたまいさんに俺は真剣な眼差しを送った。その視線の意味を理解した彼女は俺から目をそらした。

「……まいさん?」
「その……、まだ、仕事中ですので……。」
恥ずかしそうに言ったまいさんが余りにも可愛くて、俺は我慢出来ずにテーブルをまたいで彼女にキスをした。
117名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:43:30 ID:BVhR9LZR
<5>






「っ……んっ……はっ、し、仕事ちゅ、だって……」
「まいさんが可愛いから悪いんですよ。」
「そんなの……っ」
「大丈夫、平日だし電車はさっき出たとこだし……人は来ませんって。」
「そんな問題じゃ、」

まいさんの抗議はキスで遮った。
いつ人が来るか分からないから袴もつけたまま、着物に皺が寄らないように彼女はソファーに座らせた袴の中に左手を入れた。ショーツの上から割れ目に指を這わせていると、感じてきたのか、まいさんは声を抑える為に俺のシャツを握り締めた。

「んっ……あ……んん……」
「……まいさん、濡れてますよ。」
「……やっ」
言わないで、と首をふるふると振った。

……さすがに、自身を挿入するのはやりすぎだと思い、なんとか指だけでイってもらうように指を抜き差し始める。(ここまでやっといて今更感は漂うが。)
しかし、まいさんは健気にも耐える。

「あ、あっ……ふぁ……っ」
「まいさん……!」
「……や、です。……っ、指じゃ……なくてっ、」
後半はほとんど聞き取れなかったが、俺は嬉しくなった。あぁもう、本当に……なんて可愛い人なんだ。

わかりました、と頷いて限界まででかくなった自身を取り出してまいさんにあてがった。その時ふと、思い出す。

「あ、ちょ、待ってください……。すぐ、つけますか。」
ゴムをつける為にあてがった自身をまいさんから離そうとすると、まいさんに服の裾を引っ張られた。
「?」
「……だ、大丈夫、ですから。」
「い、いや、でも、俺、出す前に抜けるか……」
「だから……大丈夫ですから。……中に、お願いします……っ。」

肩で息をしながら、まいさんは笑顔で俺に言った。その気持ちが何よりも嬉しい。……だけど……。俺が戸惑っていると、まいさんが俺の頬を撫でた。そして一言。

「あなたが、欲しいんです……。」

夢で見た、あの言葉を言ったまいさんに俺は覚悟を決めた。

「ありがとう、まいさん。」
耳元で囁いて、一気に腰を沈めた。

「あ、ん……っ!あっ、あぁっ、んっ……」
十分に上り詰めていた俺の意識はあっという間に限界までやってきた。
「ま、いさん……!」
頷く代わりに彼女は俺にキスをしてきた。俺の我慢は限界を超え、彼女の中にすべてを放った。
118名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:48:17 ID:BVhR9LZR
<6>






「……。」
「す、すいませんでした。」
「……。」

幸い、してる最中に人は来なくて無事(?)に終えることはできたが、終わってからが問題だった。まいさんが怒っている。
若干、崩れた着物を直してからまいさんは淡々と業務をこなしていた。

「あの、ホント……ここまでやるつもりはなかったんですが……」
困ったら頭を掻く癖がある俺は、つい頭を掻きながらまいさんに謝った。駅務室の床に正座して。

「……。」
一向にこちらを向いてくれないまいさんに、俺は思わずため息をつく。すると、まいさんはぷっと吹き出した。

「あ、あの……まいさん?」
「ご、ごめんなさい。……でも、さっきまでと全然違うから……。」
「は、はぁ……。」
「……仕事中なのは感心しませんけど、な、中に……してくれたのは、嬉しかったですから……。」
恥ずかしくて顔を合わせてくれないのか、こちらに背を向けながらそう言ってちらりと見えた横顔のはにかむ様子がとても可愛かった。


(終)
119名無しさん@ピンキー:2010/07/01(木) 23:50:01 ID:BVhR9LZR
毎度エロが短くて似たような描写ばかりで申し訳ないですが、まぁ暇潰し程度にでもなってくれたなら幸いです。
120名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 01:32:51 ID:NFVC9u1+
66氏キターーー!!
じっくりと読ませてもらいます!乙でした!
121名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 07:17:32 ID:Zd3Lsbwi
き、きたああああ
乙です!
122名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 13:47:02 ID:gETPaGWY
乙です。
次も期待してます!
123名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 20:23:31 ID:LLU7Jtol
乙です66氏
124名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 04:11:55 ID:IbR1EF6/
>>66です。
エロは苦手なのであまり書けませんがエロ無しなら何本かストックありますので、時間があれば投下してもよろしいでしょうか?エロパロ板だしエロ無しは禁止?
125名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 09:12:45 ID:VNiR4m48
>>124
個人的にはすごく読みたいですw
126名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 10:35:30 ID:a2MBlZon
>>124
そんなことはない。むしろどんどんやってくれ
127名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 10:56:05 ID:DhRBjPY4
小田急コンビ編
オリジナル要素あり
あいこ&ちとせが高校生時代
体操スクールという設定

2001年8月
神奈川にあるとある体操スクール、その体操スクールはこれまでにオリンピック選手こそ輩出したことはなかったものの神奈川県内でもトップクラスの体操スクールであった。
その体操スクールに所属していた石田あいこと船橋ちとせは小学校時代から体操を始め、小中学校では数々の大会を制覇している。
そして今月には高校時代最後の大会があるためそれにむけて、厳しい練習を繰り返していたのだった。
跳馬では乱れなく着地できるようその体勢が乱れぬよう、コーチがよいというまで何度もやらされ、段違い平行棒では何度も回らされていた。
あいこのレオタードはすでに汗だくになり、ふかふかのエバーマットに着地すると雨のように汗が降り注ぎ、出来たしわにもしみ込んでいく。
「まだまだ…こんなんじゃ…試合に間に合わない…」
あいこはエバーマットに座り込んで顔を両手で覆う。彼女が苦手な跳馬競技を問題なくクリアできるようにしておかないと大会では他の強豪スクールには歯が立たない。
それを考えるとおのずと体が再びスタート位置へと向かおうとしているのが分かった。

その時、彼女は背後から押し倒されるのを感じた…
128名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 11:18:53 ID:DhRBjPY4
押し倒されたきゃしゃな体は、マットへと沈んでいった。
あいこは疲れ切って抵抗することができない。
「や…やめて…何をするの…!」
そういうものの押し倒した相手は無言であいこの股間へと指を入れた。
あいこはこれまで弟とふれあう時にもいたずらされることはあったがこんな卑猥ないたずらはされたことがなかった。
彼女はあえぎそうになるが、喘いでしまうと相手に隙を与えてしまうことになりそうな気がしたので、ちょうどマットにできたしわに噛みついた。
マットを強く噛みしめ抵抗するあいこの姿に相手は気圧されたらしく、股間から指を離したがそれもつかの間で今度はレオタードの中に手を突っ込んできた。
「ちとせ…!助けて…」
心の中でそう叫ぶがその願いは届く気配はなさそうで、相手はどんどんと卑猥な行動をとる。
そしてついにあいこの歯にも限界が来たのか、ついに噛みしめる歯の周りから生地がどんどん赤く染まっていく。
あいこの願いがようやく届いたのかコーチに呼び出されていたちとせがようやく体育館へ戻ってきた。
そしてちとせと目が会った相手は血相を変えて逃げ出して行った。

ちとせは犯人を追いかけようとしたが、あいこの状態を考えるとおのずと自分はどうするべきなのかがおのずと答えが出てきた。
ちとせに手当てされながらあいこは考えていた。
あんなに不快だったが、股間の感覚が気持ちがよかったのは初めてだったと…・
そこであいこはちとせなら許せると思い頼んでみようと決心したのだった。

fin
129名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 09:48:01 ID:CFvhchMw
>>128
正座して待ってます。
130名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 16:12:48 ID:xWMh2o9U
>>66です

エロ無し投下します。

DS主人公×まいさん
まいルートクリア後
前回前々回よりも前の話のつもりです。
131一進一退:2010/07/06(火) 16:14:48 ID:xWMh2o9U
<1>






――2009年年末。

「はたらく鉄道むすめ」のコーナーも、開始から1年と8ヶ月経つ。
俺は今年の春に、その担当から外されもっと責任のある役職、いわば副編集長といったポジションに就かされた。俺の後任となったのは、アシスタントだったまなちゃんだ。
今年の春に正式に入社してタビィークの編集部に配属と相成り、出来すぎた様な偶然が重なり、鉄道むすめのコーナーを担当することになった。……きっと、編集長が裏で手を回したと思うけど。
まなちゃんは去年の俺と同じように鉄道むすめの取材の為に、全国を西へ東へと駆け回っている。俺はたまに仕事で知り合ったむすめの方々とメールをしたりするぐらいで、交流は疎遠になっていた。

……ある人を除いては。
132名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 16:22:38 ID:xWMh2o9U
<2>






「風邪ぇっ!?」
すいません、と受話器の向こうにいるまなちゃんは鼻声で謝った。

「あ、いや……謝ることはないけど……大丈夫なの?」
年末年始は各雑誌が特別編成で、特大号などと銘打って売り出される。
ページ数も厚くなる為に、鉄道むすめのコーナーも増ページしたぐらいだ。が、どうやらそれが裏目に出た。
「年末特大号」を編集していた先月と「新春特大号」を編集する今月。2ヶ月連続で増ページとなり、まなちゃんは北は函館から南は福岡までをたった1人で取材に走り回ってくれた。
それをフォロー出来なかったのは、確実に俺の失敗であり彼女は謝る必要はない。……社会人として自己管理出来てないと言うのもあるかも知れないが……、まぁ今回は俺の采配ミスだろう。
いくら入社前にバイトでアシスタントをしていたとしても、一編集者としてはまだ新人なんだ。
それに、入社一年目というのはヤル気に満ちてる反面、無理をしやすい。「こんな忙しい時期に新人の自分なんかが休んでいいのか?」と思いつつ、無茶をするものだ。
きっと、まなちゃんも少し前から体調が悪かったのかも知れない。

「あたしの方は寝てれば治ると思うんですけど……今日、お昼から取材が入ってるんです……。」
ずびずびと、時折鼻をすすりながら泣きそうな声で呟く。

「昼から?……それなら、俺が行くよ。」
パソコンでスケジュールを確認しながら、まなちゃんに提案した。午後の編集会議には、申し訳ないが編集長1人で行ってもらおう。
「……すいません」
まなちゃんは再び謝った。
「いいって。それで、今日はどこに取材行けばいい?」
俺が苦笑しながら聞くと、まなちゃんはフフっと笑った。

「?どうかした?」
「え、いや……なんだか、偶然ってすごいなーって。」
……どういうことだ?
俺は携帯を肩と耳で挟んで、鞄にICレコーダーやらメモ帳やら、去年まで使っていた取材道具一式を詰め込んだ。

133名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 16:25:22 ID:xWMh2o9U
<3>






「えへへ……今日の取材、実は読者のアンコールに答えるつもりで別所温泉に行く予定だったんですよぉ……」
まなちゃんがそう説明してる間にカメラも準備して、言い終わったと同時に鞄のチャックを閉めた。

「いやー、怪我の功名っていうんですか?」
げほげほ、と咳を交えながらまなちゃんは少し嬉しそうに言う。

「……元気そうなら、今から取材行ってもらおうか?」
俺が冷ややかな声でそう言うと、まなちゃんはすいません!と言ってから電話を切った。
……本当に狙ってたんじゃないだろうか。そんな事を少しだけ考えながら、俺は編集長にその旨を報告しに行った。
134一進一退:2010/07/06(火) 16:29:23 ID:xWMh2o9U
<4>






――

「どうも、お久しぶりです。」
別所温泉駅で降りてから、俺は目当ての人物である駅長の八木沢まいさんに苦笑しながらお辞儀した。
まいさんも少し驚いたように手を口に当てている。
慌てて、こうなった経緯を説明した。


「そ、そうなんですか。……あ、えっと。立ち話もなんですし、どうぞ。」
まいさんは思い出したようにそう言って、駅務室へと招き入れてくれた。

俺は頭を下げて、言われるまま事務椅子に腰掛けた。まいさんはお茶の準備をする為に給湯器の方に向う。
……まぁ、久しぶり、とは言ったものの実は月に1回程、俺はプライベートで別所温泉に来ている。
それがまいさんに会いたいからだなんて口が裂けても本人には言えないんだけど……。
俺のまいさんに対する想いは駄々漏れなのか、まなちゃんや編集長は何かとつけて俺を別所温泉に行かせようとしてくる。
というか、どこでどう情報がねじ曲がったのか編集部内では俺とまいさんの仲について色々噂がある。
俺は彼女に特別な想い、特別な感情を抱いてはいるが、決して特別な関係ではない。
……自意識過剰かも知れないが、彼女も俺には好意を持ってくれてるんじゃないかと思う。

だけど、ここぞという一歩が踏み出せない。
必要のない遠慮が勝って、結局は何も出来ないし何も言えないんだ。

……嗚呼、まさに一進一退。

「どうかしました?」

コートを脱いで、少し頭を抱えるように俯きつつ考えていると、湯呑みを2つ乗せたお盆を持ったまいさんが心配そうに声をかけてくれた。
135一進一退:2010/07/06(火) 16:33:02 ID:xWMh2o9U
<5>







「え?い、いや。ちょっと考え事を……」
俺は慌てて笑顔で返した。
すると、まいさんは納得出来ないながらもそうですか、と言って湯呑みを手渡してくれた。
ありがとうございます、と一言言ってからお茶を一口……。
……そうさ。
今のこの平穏が壊れるくらいなら、いっそ進展はしなくていい。

たまに会って、お茶をするぐらいの仲で良いじゃないか……。

そうやって、一歩踏み出せずにいる言い訳を頭の中で並べていると急に額にひんやりとしたものが当てられた。
驚いて顔を上げると、まいさんが左手を俺の額に当ててるのが分かった。
彼女の右手は、自身の額に当てられている。

「あ、あの……?」
俺は恐る恐るまいさんに声をかける。

「はい?」
「……なに、されてるんですか?」
「いえ、ちょっと体調でも悪いのかなと思いまして。……でも、熱はないみたいですね。」
良かったです、と微笑みながら手を離すまいさん。
その一言一言に俺はドキッとさせられる。他意はないハズのまいさんの言葉に俺は一喜一憂している。
136一進一退:2010/07/06(火) 16:38:19 ID:xWMh2o9U
<6>







「まなちゃんが風邪だと言ってましたし、もしかしたらっ……!?」
さっき自分で思ったことなのに……。『このままでも良い』って思っていたのに、気付けば俺はまいさんの冷たい手を握っていた。
……衝動的、と言う表現で許されるんだろうか。

「あ、あの……?」
まいさんは驚いたように目を開いた。

「……い、痛いです。」
眉をひそめて、口を歪めた彼女の顔を見て、俺はようやく我に返った。

「す、すいません……!」
握り締めていた手を離して、そのまま手を頭に持っていき髪をくしゃっと掴んだ。何をしてるんだ、俺は……。

俺は余程強い力で握っていたのか、彼女の手にはうっすらと白い跡が見える。

「す、すいません。……俺、何してんですかね。」
あはは、と乾いた笑いしか出てこなかった。

「い、いえ……。私の方こそ、すみません。……迷惑、でしたよね?」
盛大な勘違いをしているまいさんに対して、俺は首を左右に振って否定した。

「ちっ、違うんです……。その……」
俺は大きく深呼吸をした。まいさんは不思議そうにこっちを見ている。

「好きだって、言ったら……迷惑ですか?」
流れる沈黙。
かすかに聞こえたのは、ギィという事務椅子が軋む音だけだ。
137一進一退:2010/07/06(火) 16:42:16 ID:xWMh2o9U
<7>







まいさんの方をちらりと見る。何も言わず、ただ何かを言おうと口を少し開けている。

「……な、なんて。」
彼女のその姿が見るに耐えれなくて、俺は声を震わせながらそう付け足した。

「……やっぱり、熱があるみたい、です。」
逃げる言い訳はただ虚しく響く。……こんな時に限って、お客さんも電車もこない。

まいさんは、何も言わない。
「……その、熱に浮かされた冗談……なんで、聞かなかった事に……してください。」

俺は無理矢理笑顔を作って、まいさんに微笑んだ。

やっぱり言うんじゃなかった……。
これで、この美味しいお茶が飲めなくなる。もう、ここにも来づらくなる。

「……ごめんなさい。」
まいさんは俯きながら、そう呟いた。

突き付けられる現実。
自意識過剰だったのは間違いなかったのか……。
改めて言葉にして断られるとぐさりと来るものがある。

「……聞かなかった事には、出来ません。」
「え……?」
そう返すと、今度はまいさんが俺の手を握ってくれた。
138名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 17:04:55 ID:PwTp5Hq5
まいさんかわいいなぁw
139一進一退:2010/07/06(火) 17:06:15 ID:xWMh2o9U
<8>







「私……、聞いちゃいましたから……。」
まいさんも声が震えている。握られた手も少し震えてるのが分かる。

「あの、まいさ」
俺が名前を呼ぼうとすると、それを遮るように握った手に力がギュッと込められた。

「私も……好きです。」
まいさんの青い瞳が揺れる。
俺はにわかには信じられず、夢じゃないかと疑うように、まいさんの手を握り返した。
すると、向こうもギュッと握ってくれた。

……夢じゃ、ないのか?

「……ずっと、好きでした。……ずっと……。」
恥ずかしそうに話すまいさんは本当に可愛らしくて……俺は躊躇しながらも腕を伸ばして彼女の背中に手を回した。

「……あの、すごく、音が早いですよ?」
まいさんは俺の腕の中でもぞもぞと動いて、見上げるようにして言った。


「し、仕方ないですよ。告白とか……初めてなんですし……」
俺は顔を赤くしながら言い訳をした。
ふと、気付く。……とてつもなく顔が近い。
まいさんもこの状況に気付いたのか、より一層赤くなった。

「まいさん……」
「……」
この沈黙は、いわゆる暗黙の了解だと解釈しても良いんだろうか。
「あ、あの……」
俺が唾を飲み込むのと同時にまいさんは遠慮がちに声を発した。

「……あの、電車が……来ます。」
「……はい?」

まいさんはちらりと時計を見る。
つられて俺も時計に目をやると、遠くの方からレールの軋む音が聞こえた。


(終)
140名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 17:07:47 ID:xWMh2o9U
昔、自分のサイトに掲載してた作品を修正したものです。

それでは、また書けましたら……。
141名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 17:10:37 ID:PwTp5Hq5
投下途中に書きこんでしまった…ごめんなさい;

改めて66氏乙です。GJ!
142名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 18:43:42 ID:Bm+6amcD
66氏乙です
143名無しさん@ピンキー:2010/07/09(金) 19:13:08 ID:6CGDDVIb
66氏GJです!
次回作も楽しみにしてます。
144名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 17:40:59 ID:cBSLonOj
>>141
>>66です。
こちらこそ投下の間隔を空けてしまって申し訳なかったです。
GJくれた皆さん、ありがとうございます。


新しく書いてるやつが百合(というか、ありす→まな→DS主人公)なんですが需要ありますか?百合板にスレなかった気がするんでこっちに投下しようかと思うんですが…。
145名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 20:41:08 ID:OzyqijNS
>>144
是非ともよろしくお願いします!
期待してます!
146名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 22:16:42 ID:DMWu5ron
個人的には需要ありまくりなので是非!
147名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 16:10:51 ID:Pqp4IGFh
>>6氏のつかったキャラで今度は別のストーリー
自分所属する鉄道模型サークルでのレイアウトで作った富井町が舞台です
※オリジナル世界観・要素あり
私はただ許せなかった。
1日に3往復しか来ない路線のために土地を奪われ、さらにその路線の延伸計画も白紙になってしまったというのだ。
さらに10年もつわからないとまで噂されていた。私、栗橋みなみは鉄道建設公団富井事務所へと乗り込んでいた。赤木さんよりももっと許せなかった。
「私達は10年ももつか持たないかわからないような鉄道のために、土地を提供したんじゃありません…それに私の家があったところは…延長のための用地になってました…それでも私の父や母はここがいつかは人や物にとって、大切な道になるから文句ないって言ってたんですよ!」
そしたらその事務所の奥から山本という男が出てきて私に向かってこう吐き捨てた。
「おんしは上士にむこうて…その態度はなんぜよ!」

その頃みなみが6歳のころ線路から助けてくれたあの駅員が木崎のもとへと駆けつける。
「木崎君!大変だ!みなみちゃんが!」

私はその頃山本忠兵衛からこの上ない辱めを受けていた。こんなことならいっそ死にたいと思うくらいであった。
「下士には…何をしても…ええがじゃ…」
みなみからすれば、忠兵衛の肉棒はもはや古くて錆びついた連結器のように感じられた。
私はもはやこのまま毒を飲みたい…!とそう思った時だった。
「やめろ!」
聞き覚えのある声が倉庫に響いた。剛志!来てくれたんだ…
そして忠兵衛の傍らにいた男がその男が私の携帯の待ち受けの男だということを忠兵衛に伝えた。
「この女は自分からわしのもとへ乗り込んできたがじゃ。何か文句があるがか?!」
けれども剛志は臆することもなく忠兵衛の前へと進んでいった。
「なんぜよ!やるがか!」
土佐訛の怒号が倉庫中に響いた。けれども剛志は地べたに座り込んだと思うと急に土下座を始めたのだった。
「頼む…彼女を返してくれ…」
148名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 16:32:09 ID:Pqp4IGFh
しかし彼の土下座は忠兵衛の怒りをさらに引き上げた。
「下士が下士をかばうか…だったらそれなりの覚悟をせい!」
そういうや否や忠兵衛は剛志を下駄で殴りつけた。剛志は激痛に顔をゆがめるが忠兵衛は顔に笑みを浮かべて言う。
「ああ、痛い痛いw」
「お願いします!みなみを返してください!」
「黙れ!」
さらに下駄で殴りつけた。
「俺も…みなみも…人間です!」
この一言が忠兵衛の怒りをさらにヒートアップさせたようだ。
「人間じゃと!おんしら下士は犬猫と一緒じゃw」
私はこの男が人間の皮をかぶったただの悪魔であるということをつくづく痛感した。
そして忠兵衛はそばにあった鉄パイプを振りかざした。
「もう死にや!」
「剛志!」
「木崎君!」

その時だった。暗闇の中から背の高い不気味な男が現われた。
忠兵衛の顔が一瞬にしてかたまる。
「三島さん…」
「何やってんだよ山本。お前俺に隠れて鉄道建設公団とか潰れちまった組織語って下らねえ上下関係つけて地上げやってるらしいな。」
すなわち鉄道建設公団富井事務所はもとから存在しなかったのだ。つまり延伸計画は生きていることになる。
そして三島という男は忠兵衛が手にしている鉄パイプを見つけた。
「なんだよそれ。ちょっと貸して。」
そういって鉄パイプが三島の手に渡るや否や山本を思いっきり殴りつけ、その上からさらに蹴りつける。
「んな下らねえ真似してる間があったらよ…田中と照美を探してこいよ」
そして今度は剛志とみなみのもとへやってきた。
「なかなかいい目してんな。そんなに根性があるならうちにこいよ。どうだ?」
剛志は三島を睨みつけ「ふざけんなよ兄ちゃん。」と吐き捨て、三島は「また会おうぜ。」と言って去って行った。
私は剛志にすがりついて泣いた。
「ありがとう…あなたが来なかったら…私…私…。」
そして私は今度彼にお礼をしなければならないと思い、私が小6のころ本物の棒高跳びの選手から教わった棒高跳びを披露することを彼に伝えて、今日はそのまま家へ帰った。
「陸上用のウェアはないけどスポーツビキニだったら使えるし…来週用具一式借りよう。」

続く

149名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 18:58:31 ID:tNPz+XnG
>>148

続きを待ってるぜよ!
150名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 23:33:12 ID:uegZtfCE
>>66氏の新作マダー?
151名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 10:55:39 ID:4iR48/k8
>>148
特急田中3号の三島はヤクザになってたのかw。つくづく懲りないやつだな。
152名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 16:50:40 ID:j86wE+Bg
>>150
66です。新作ようやく書けました。

設定
・ありす→まな→DS主人公
・短いです

微妙に百合要素あります。それではどうぞ。
153先輩と後輩:2010/07/19(月) 16:53:59 ID:j86wE+Bg
<<1>>









「まなちゃんさー……」
「はい?」
「……可愛いよね」
「……はい?」

人は……女の子は恋をすると変わる、と昔漫画で読んだ気がする。可愛く、もしくは綺麗に変化していくものなのだと。
私の後輩、まなちゃんもその例には漏れてない。

「前から可愛かったけど最近はもっと可愛くなったよね?」
首をかしげるまなちゃんをよそに、私は言葉を続けた。

「そ、そんな……。ありす先輩の方が可愛いですよっ。」
恥ずかしそうに慌てながら首を振るまなちゃん。
私はありがと、と笑顔を返した。


「好きな人でも出来た?」
ぼんやりと事務室の天井を眺めながら、まなちゃんに聞いてみると、彼女は予想以上に慌てふためいた。

「えっ、え?な、なんの話ですかっ、いきなり!」
「あれ、違った?」
「ちがっ……違わなく、ないですけどっ。」
俯きながら、たまにちらっと目線を私にやるまなちゃん。さすが去年まで華の女子高生だったことはあるなー、恥じらった姿も可愛いよっ。
もちろん、まなちゃんが恋してる相手が誰なのかは見当ついてる。傍から見ても分かるぐらいまなちゃんは彼の事が好きなんだと思う。
154先輩と後輩:2010/07/19(月) 16:56:49 ID:j86wE+Bg
<<2>>







可愛い後輩の恋を応援してあげたい。けど、私だってまなちゃんが好きなんです。……もちろん、私の想いがまなちゃんに届く事はないと知っている。届くはずがない。

「まなちゃんの好きな人ってさ、やっぱり」
「わーわーわーっ!」

真っ赤になって私の言葉をかき消すまなちゃん。なんで知ってるんですかっ、と目で訴えられた。
なんでと言われても、まなちゃんの彼に対する態度を見れば一目瞭然なわけで……。

「……ふふ、やっぱり。……ね、どこが好き?」
「ど、どこって……。……その、一緒にいると安心するし、優しいし……仕事にも真剣だし……」
まなちゃんは幸せそうにはにかんだ。

「……そっか。」
聞かなきゃ良かったと思う反面、いつも通りの私でいようと思う気持ちもあって……結局は自分の首を苦しめる事になるのも分かっていた。やっぱり、まなちゃんの前では「尊敬される先輩」で在りたい。

私は沈みかけた気持ちを追い払うように、思い切り伸びをした。
「んーっ!恋する乙女の若いエネルギーを頂戴した事だし、午後の業務も頑張ろうかな!」
「若いエネルギーって……。」
まなちゃんは私のセリフに苦笑しながら、椅子から立ち上がった。


「ありす先輩も恋しましょうよ。」
鏡を確認しながらスカーフの位置を整えたまなちゃんはそう提案した。

その提案に私は笑顔を返すしか出来なかったのだけど。嗚呼、上手く笑えてる自信がないよ……。


(終)
155先輩と後輩 あとがき:2010/07/19(月) 17:00:58 ID:j86wE+Bg
それぞれ北と南で働くありすとまなが一緒にお昼食べる事が出来るかは知りませんが、そこはまぁ二次だということで……。


暇潰しにでもなれば幸いです、ありがとうございました。
156名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 21:29:03 ID:ot52s/tj
>>155
>>66氏キターーーーーッ
乙&GJですっ!
157名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 12:04:40 ID:NK62wHk5
66氏乙です
158名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 01:42:06 ID:Lk3uRaHK
ガチャポンで見かけた
頭に猫のっけてる女の子が可愛いな。
名前は何ていうの?
どんなキャラなんだ?
159名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 08:18:44 ID:CKoNxW7F
>>158
神崎みーこ(こうざきみーこ)
1987年6月27日生まれ
和歌山電鉄 運転士
血液型はB型
頭の上の猫はどっかの駅の駅長w

もっと知りたいなら鉄むすのホームページを見てくれ。
160藤本敦子:2010/07/29(木) 21:54:41 ID:opV5eUU1
みーこたんかわいいよね

ぺちゃぱいだけど
161名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 02:25:44 ID:zA9UNm4p
私、セックス大好きなんよ?タマ駅長の真似してにゃんにゃんってしながら後ろからされたるんがめっちゃ興奮するんよ。
あはっ……ちょっと塗れてもた。
162名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 14:43:51 ID:G+wQkyTi
>>159
貴志駅のタマ駅長だな。


タマ駅長の母親かなんかがみーこって名前で助役だったかな?
163名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 03:02:56 ID:HsgzB7nm
真下正義見たんだが
鉄道娘達があの地下鉄のオペレーターや主任
だったら萌えたかも。
大惨事になるかどうかは別として。
164名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:24:04 ID:zovlgUwh
tesuto
165名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:27:35 ID:zovlgUwh
オリジナル×みーこ
前編
エロ無し
言葉遣い、駅の構造などは妄想なのでご了承下さい




ぴぴぴっぴぴぴっぴぴぴっ
薄暗い部屋をカーテンの隙間から差しこむ朝日。
その光と室内に響くオリジナルデジタル音に反応して、タオルケットを
引っかけ、ショートパンツにタンクトップといった実にあられもない格好で
丸くなってる若者がぞんざいに寝返りを打つ。
肌の白さや体つきから女性とわかるが、その胸部は少々、心許ない。
「う…う〜ん、何よ…朝から、うるさいんよ……まだ眠い――――――」
デジタル音にぱちくりと開あった眼。途端にガバッと跳ね上がる上半身。
ほとんど反射的に猫型めざまし時計を掴むと、そのデジタル文字に眼をこらした。
「ああ…あああッ!やばい、やばい、めっちゃやばい!」
寝癖で髪がはねまくっている頭のまま、洗面所にダッシュする若い女性。
季節は蝉の鳴き声と風鈴の繊細な音が初夏の終わりを告げ、暑い夏へと移りつつあった。
166名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:28:18 ID:zovlgUwh

「次は貴志駅〜貴志駅〜終点でございます」
夕焼けに染まる車内に響くアナウンス。
これが何回目の車内アナウンスやろうか、私は『はぁ…』とため息をついた。
そりゃそうだ、朝から寝癖でひっちゃかめっちゃかぁ髪を気合いでセットして
焦げかけた食パンに貴志駅の売店で無料配布された『たまジャム』を塗りつけ、それを囓りながら着替えて、出社。
23歳のお腹は、お昼を回った辺りから引きリなしに悲鳴をあげ続けてるちゅうわけよ。
「あうう…お腹が空いた…」
今日の運転はこれで終了だ、と運転席から降車して、次の運転士に引き継ぐ。
「おや、みーこちゃん、今日もごくろうはんやねぇ」
「おばちゃんも暑い中ごくろうさま」
駅の売店のおばちゃんに声を掛けられ、挨拶を交わす。今の時間帯だと人はまばらだ。
仮駅長室の前を通ると、たま駅長が『にゃあ』と声を上げた。
「たま駅長、今日もごくろうさんでした」
と敬礼して見せる。誰が仕込んだのか、敬礼をするとたま駅長は顔に前足をかけ、にゃーと鳴く。
私の名前は神前みーこ。和歌山電鐵株式会社の運転士なんよ。
貴志川線で主に「いちご電車」や「おもちゃ電車」「たま電車」の運転をしている。
この季節、貴志川線はけっこうな賑わいを見せるんよ。
夏休みを利用して日本各地から小さながきゃ達がこの貴志川線に観光をかねて来客するちゅうわけ。
目的はもちろん、三毛猫の『たま駅長』。

「ラーメン残ってるかな……」
朝からパン一枚で過ごしたウチは、乗務員室に入り、ストックしてあるインスタント麺の箱を見た。
夜食用として、何箱か買い置きしてあるが、その消費は凄まじく、すぐ空になる。
私の場合、いつもはお弁当を持ってきてるんやけど、昨日は夜更かしして作っていない。
(深夜アニメの新番組が始まる時に限ってハードを修理にだしてるなんて……)
がさごそいくつかの箱を探ってると、底の方に一つあった。
167名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 20:29:21 ID:zovlgUwh
「よかった、最後の一個。しかもメン達人や!!」
今日の晩ご飯がインスタント麺というのも寂しいが、お給金前だ。
家に帰っても御飯と実家から送ってもらった漬け物や惣菜しかないし…悲しいけど、これが現実なんよね。
給湯室のポットからお湯を注ぎ、蓋をして待つこと三分。
「いただきまーす」
はぐはぐと熱々のインスタント麺を食べる。ラジオをつけると夕方のニュースなんかが流れている。
「もぐもぐ…メン達もけっこう美味しい……私が本当のラーメンを教えてやるぜ…なーんて…ずるずる」
と一人で美味しんぼしながら食べていると
「いやぁ〜、今日も暑かった〜。お、みーこ、今日はもう上がりなんか?上手そうだな、一口くれ」
この男性、名前は野上 啓一(のがみ けいいち)といい、同期生の運転士だ。
「いやや。暑苦しいんよ、離れてくれん?」
ちなみに私の彼氏でもある。もちろん乗務員や駅関係者には内緒なんやけど。
「固いこというなって、二人っきりやし、俺も上がりなんや。ラーメンのこっとる?」
「あいにく私ので最後でーす。残念でした♪」
ラーメンだけではまだ足りないので冷蔵庫を開けた。
これも乗務員用の冷蔵庫でアイスやらヨーグルト、お菓子なんかが入っている。
しかし、それは個人で購入したもの。名前を書いておかないと誰かに食べられてしまうので要用心なんよ。
「あれ…?確かソリジョイがあったハズやけど…何でないの?」
「あ、あれやったら俺が食ったで」
私の耳が聞き捨てならない言葉を拾った。
「『冷蔵庫にあったソリジョイ』やって?それ私のヤツなんよ!」
「え、でも名前、書いてへんかったし」
「ううううっ、もういいですよ。私の晩ご飯は絶対、恵んであげませんから」
「ええ…恵んでよ〜今月は金欠なんや。家帰っても生野菜しかないんやで?」
「はぁ……わかったから、どうせ私の家に来るんでしょ?お米くらいはあるから、それで我慢して」




後編がエロになります。
168名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:17:03 ID:Np6a+UlL
乙です。
期待して待ってますw
169名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 00:26:38 ID:kNl48svj
うお、まさかの最寄りキャラktkr
後編も楽しみにしてます。
170名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 09:07:26 ID:FK1hzsbw
>>166
乙&GJですぅ〜!
後半戦に期待w
171名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 14:39:10 ID:QLTVb6sS
乙です!関西のむすめは初だっけ?

後半楽しみです。
172名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 14:39:54 ID:QLTVb6sS
>>167

> 「よかった、最後の一個。しかもメン達人や!!」
> 今日の晩ご飯がインスタント麺というのも寂しいが、お給金前だ。
> 家に帰っても御飯と実家から送ってもらった漬け物や惣菜しかないし…悲しいけど、これが現実なんよね。
> 給湯室のポットからお湯を注ぎ、蓋をして待つこと三分。
> 「いただきまーす」
> はぐはぐと熱々のインスタント麺を食べる。ラジオをつけると夕方のニュースなんかが流れている。
> 「もぐもぐ…メン達もけっこう美味しい……私が本当のラーメンを教えてやるぜ…なーんて…ずるずる」
> と一人で美味しんぼしながら食べていると
> 「いやぁ〜、今日も暑かった〜。お、みーこ、今日はもう上がりなんか?上手そうだな、一口くれ」
> この男性、名前は野上 啓一(のがみ けいいち)といい、同期生の運転士だ。
> 「いやや。暑苦しいんよ、離れてくれん?」
> ちなみに私の彼氏でもある。もちろん乗務員や駅関係者には内緒なんやけど。
> 「固いこというなって、二人っきりやし、俺も上がりなんや。ラーメンのこっとる?」
> 「あいにく私ので最後でーす。残念でした♪」
> ラーメンだけではまだ足りないので冷蔵庫を開けた。
> これも乗務員用の冷蔵庫でアイスやらヨーグルト、お菓子なんかが入っている。
> しかし、それは個人で購入したもの。名前を書いておかないと誰かに食べられてしまうので要用心なんよ。
> 「あれ…?確かソリジョイがあったハズやけど…何でないの?」
> 「あ、あれやったら俺が食ったで」
> 私の耳が聞き捨てならない言葉を拾った。
> 「『冷蔵庫にあったソリジョイ』やって?それ私のヤツなんよ!」
> 「え、でも名前、書いてへんかったし」
> 「ううううっ、もういいですよ。私の晩ご飯は絶対、恵んであげませんから」
> 「ええ…恵んでよ〜今月は金欠なんや。家帰っても生野菜しかないんやで?」
> 「はぁ……わかったから、どうせ私の家に来るんでしょ?お米くらいはあるから、それで我慢して」

> 続


> 後編がエロになります。
173名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 14:40:46 ID:QLTVb6sS
すいません、間違えました。
174名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:17:48 ID:vzMax+Me
>>167の続き






私服に着替えて、薄暗くなった夜道を啓一と一緒に歩いていく。
駅を出ると商店や住宅が建ち並ぶ町に出るんよ。
貴志川線が廃線の危機に直面したときに存続を願って、この町の人ら、みんなで『廃線反対』を訴えてくれた。
そのおかげで私は運転士をやっていけるのである。感謝せずにはいられない。
駅長さんと『たま』の功績も大きい、今では『貴志駅のたま駅長』とその名を全国に知らしめ、
大勢の観光客を町に呼び込んでくれるんよ。たまグッズの売り上げも資金で町が潤い、町おこしに貢献した。
私は後ろ振り返って、つい先日、改装されて『たまステーション』となった駅舎を見てじーんとした。
「どうした、みーこ?」
「ん……私達が運転士になった時、貴志駅がこがい有名になるなんて思ってなかったんよ。
町の人やたまのおかげやなって思うと…何だか嬉しくて」
「そうやな。屋根なんて檜皮葺やで、猫の顔しとるし、目んトコはステンドグラスよ。
前なんて雨漏りする屋根にヒビが入った年代モンのガラスやったからな。町の人らに感謝せんとな」
「うん」

「そう言えば久しぶりだね、啓一がウチに来るの」
「おー…前にみーこのトコ来たのはいつやったかな…」
「じゃ、上がっ――――――ちょっと待ってて」
「え、何でや?はよ入れてくれ」
「いいから!待ってて!外で!」
「はい……」
アパートのドアを開ける前に思い出してよかった。
今朝あわてて起きた為、部屋の中はめちゃくちゃなのだ。
とりあえず啓一を外で待たせ、脱ぎ散らかした寝巻きや下着をあわてて洗濯機の中に放り込む。
あとはテーブルの上を片づけて、蹴飛ばした雑誌を積み直し、コードを引っかけてひっくり返ったゲーム機を
テレビの下に直して、部屋の隅っこに吹っ飛ばしたクッションを戻して……え、えーと…ベッドメイクして、できあがり。
「はぁ…はぁ…お、お待たせ、上がってええよ」
「あ、ああ…お邪魔しまーす。久しぶりに来たな、みーこの部屋」
「御飯は今炊いて上げるから、冷蔵庫にある惣菜の中で食べたいのがあったら
出していいわ。あ、麦茶、私の分も入れておいて」
「りょーかい♪」

「美味い、美味いよ、銀シャリがこんな美味いなんて……ああ、幸せや」
ふくほく顔で御飯に漬け物やらあり合わせの惣菜を掻き込んでいく啓一。
「普段から節約しとかんからよ。どうせ毎食インスタントとレトルトなんでしょ?」
「はぐはぐ…炊事はちょっとなぁ…もぐもぐ」
「洗濯、掃除もや。啓一の部屋はいっつも汚い」
そうだ、つき合って2年になるが、去年のクリスマス・イヴに啓一の部屋にいった時は酷かった。
ひとりやもめに蛆が湧き…とはよくいったもんよ。
綺麗なのはクリーニングされた制服と帽子、書類や時刻表をいれる鞄に靴だけ。
それ以外は古びた雑誌は山積み、下着は脱ぎ散らかし、電車の模型は転がってるし、漢(おとこ)の部屋って感じだ。
おかげで季節外れの大掃除に丸一日かかり、せっかくのごちそうが朝食になってしまった。
レゼントの時計は嬉しかったケド……朝からフライドチキンて…悲しすぎる。
「おっしゃる通りです。みーこ様、というワケで御飯おかわり」
「はいはい、自分でついで下さーい」
麦茶を飲み干し、持って帰ってきたバッグから、夏服の制服やら帽子、ズボンを取りだした。
車内は涼しくても、車外に出ると汗だくになる為、定期的に持ち帰り、クリーニングに出しているのだ。
「お、神前運転士の制服か〜」
「そうよ。クリーニングにださんと汗くさくんるし、運転士は清潔じゃないとお客さんの眼があるんよ」
「……………」
啓一が御飯を食べる手を止めた。あの眼は何か、思いついたに違いない。
「な、何よ…やらしい眼で見ないでくれる?」
「み、みーこ……ちょっとええ事思いついたんやけど――――――」
175名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:18:38 ID:vzMax+Me
「そやからってなんで制服着て、ゲームしなきゃならんのよ!?」
「ええやん、ええやん。ゲーム言うても電車でGOやし…いつもの感じでええやろ」
くうう…な、なんで夏服の制服着て、帽子に白手までしてゲームせなあかんのよ〜!
「お、カーブでトンネル入るぞ。減速せなあかんやろ、警笛、警笛〜♪」
「う、うるさいな〜わかってるわ!」
そうは言うものの私はこのゲームのシビアなトコとアニアックなトコが気に入っている。
コツは掴んでいるがそれでもゲーム。よく失敗する。
あ、あかん、ちょっとスピードが速い。タイムが…減速して――――――
「ああああ〜ん、ブレーキ効き過ぎや♪」
啓一に背後からガバっと抱きつかれた。
「ひゃああっ!な、何するんよ!?げっ!」
踏切に入っていた車にそのまま電車が激突する。凄まじく減点され、
タイムが見る見るうちに減っていく、終(しま)いめには速度を上げすぎて何十mのオーバーラン。
「はい、駅でオーバーランやね〜お客さんがみーんな怒ってしもた。みーこの負け♪」
「啓一のアホッ!いきなり何するんよ!」
―――チュッ―――
「怒った顔も可愛いでみーこ」
ムッとして怒る私のほっぺたに不意打ちのキス。
「なっ…あ…何を…」
「いや〜みーこが可愛えなぁって思ってな……かまわへん?今、ここで…」
「そ、そんな……ん、いや…いや…はっ」
啓一の手が私のアソコをズボンの上からクッと触った。
「運転士の制服着たみーことヤるなんて……あんまできんし……クセになりそうや」
「へ、変態の言う台詞やわ、この変態!」
「みーこ……キスしてもらえる?」
キリッとした啓一の顔。ああ、運転士の時の顔や……私はこれに弱い。
「……そ、そう改まって言われると…は、恥ずかしいやけど……ん」
私は目を閉じて、唇を差し出した。1秒…2秒…3秒…いつまでたっても啓一の
唇と重ならない。おかしいな…と思い眼を開けてみると、そこにはきょとんとした啓一が
さっきのままでこちらを見ている。
「何してるん?」
「それはコッチの台詞よ。キスしてって言うから…その――」
私が恥ずかしそうにモジモジしていると啓一は『ああ』と言って何かに気付いたようだった。
「あ、悪い。キスはキスでもコッチにキスしてくれん?」
「……はぁ…変態」
啓一が指す先には既にパンパンに膨れ、ズボンを押し上げているアレだった。
176名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:20:31 ID:vzMax+Me

「ん…ちゅ…あ…」
「はぁ…う……久々や…みーこの口でシテもらえるんは」
ベッドに腰掛け、その足元に踞る私は啓一のアレを口に含み、舌で鈴口を突いていた。
は、白手で扱くなんて…最悪だ。
「おお…ソレ…ん、効く…白手で…さすってくれる刺激が…あ、ああ、明後日の運転、それで―――おうっ!」
私はむかついたので啓一のアレを強く握ってやった。
「できるわけないやんか、アホ!」
手で扱きながら、私は口を尖らせた。
「そやけど……制服でフェラなんて小巻 小夜(こまき さよ)みたいやな」
「だ、誰よ…ん…それ?」
「え、知らんの?今、AV業界の制服系でめっちゃ有名な女優なんよ?」
調子にのったアホな啓一は口を滑らせた。言った瞬間、しまったとそのまま固まってしまうが、
既に時遅し。
「お前、舐めてるだろ?」
私の顔はきっと般若のように歪んでいただろう。ガリと歯を立てて、噛みつくように言ってやった。
「あぐっ!?痛たたたたたたた。俺にはそっちの趣向はないんよ、許してくれ!!」
「ふんっ……だ」
本当に痛がっているので、気を取り直して口を窄めて、アレを舐めるのを再開させる。
さっきよりも太く熱くなっている
啓一のアレは大きくなると私の口にはおさまりきらない。
袋を白手で揉みほぐしながら、裏筋に舌を這わせた時、頭をくっと掴まれた。
「1回抜いとかんと…溜まっとうからな…口でええ?」
「飲まへんよ」
「んじゃ、ぶっかけで」
「ふっ、ふざけるな、いややわ」
「お願い、みーこ様」
啓一がく〜んく〜んとすり寄ってくるような犬の体勢で迫ってくる。
私はこれに弱い。アレを飲むなんてあまり好きではないが惚れたよしみなのだろうか
しばしば承諾してしまうことがあった。
「わかったよ、飲めばええんでしょ!飲めば!」
私は諦めた顔で爆発寸前のソレを手で扱きながら、唇を覆い被せた。
帽子に掛からないように、あらかじめ取っておく。
「ご褒美は俺の家にある生野菜7日間分とたまのぬいぐるみで――――――」
「ひ、ひらひゃいよ!」
「くっ―――で、出る。受け止め――うっ」
啓一が私の頭を抱え、股間に押しつけたと同時に口の中に特濃の白濁液が
射精された。相当溜まってたらしく、液と言うよりは糊みたいな塊がとんでもない量で口の中に吐き出された。
飲みにくいったらありゃしない。やっとのおもいで喉に絡みつくソレを私は飲み下していく。
「はーはー…う、ううっ…ん」
が、私が眼を閉じて、必死で飲み込んでいる姿に興奮しているみたいで、まだ吐き出し続けている。
精液特有の臭いと苦みが口の中に広がって舌が痺れてくる。ああ…最悪や。
「はぁ…はぁ……ああ、最高や…みーこ。今度はお尻を出して」
「ゲホゲホ…ォオエッ…これじゃ身が保たんよ…ホンマ」
177名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:21:13 ID:vzMax+Me
「ん…はぁ…け……啓一、こ、これでええの?」
今の私はとんでもなく恥ずかしい格好をしている。
汗で濡れたウールシャツを来たまま、胸をはだけさせて、ズボンは脱いでいる。
そ、そやのに…運転士の帽子とショーツとニーソックスなんて……な、何やのコレ?
「さすがは俺のみーこ様!みーこは肌白いし、胸もええけど尻はパン生地のように柔らかいからな」
後ろから既に反り返りガチガチになっているアレを私のお尻の谷間に擦りつけながら、啓一は私に言った。
「う、うるさいな、胸なくて悪かったな!しかもニーソックスなんて…」
ヤケに私の太腿に食い込むニーソックス。これはワザと小さいサイズを選んでいるに違いない。
「胸ないなんて言うてへんのに……おれは胸なんてなくてもみーこのことめっちゃ好きやもーん♪」
といって啓一は背後からギュッと抱き締める。
「く、苦しいって、そ、それに…啓一…ゴム付け…私―――」
「妊娠したら責任とるで?俺の赤ちゃん生んでくれるんやったら百回くらいしよ。俺の嫁になれってくれ」
「そ、そういう問題ちゃうやろ!」
これって、ある意味プロポーズなんだろうか?ああ、啓一にロマンとムードって言葉は無縁なんやわ。
ついでゴムも!その啓一両手が一気に私のショーツをずり降ろした。
「あっ、い、いや!」
私が抗議の声を上げる前に押さえつけられていた尻肉がぷるんっと弾みを付け、あらわになり、
間髪おかず啓一の手が下から上へ尻肉を持ち上げるように揉みしだき、鷲掴んだ。
「ひゃん!?」
むにゅっとお尻に食い込む指の感触に私は思わず声を出し、飛び上がってしまう。
「そう………ゴムつけて欲しいん?」
啓一が私の背中にぴたっと密着して、さらにお尻をむにゅむにゅと揉みながら耳元で囁いてくる。
「あ……つ、付けてよ。…ん…私はまだ運転士したいんよ」
「ん〜ここはそう言ってないみたいやけど?二人で駅長に結婚報告したろーぜ、『僕達、結婚します』って」
そう言って手を私のアソコに回し、濡れている割れ目を指でなぞった。
「い、いやよ!ひゃ…あッ…あ、あかん。そ、そこは反則―――」
実を言うと私もかなり欲求は溜まっていた。
何ヶ月もセックスしてないし、夜は疲れて自分でもほとんど自慰をする事はない。
運転席越しにイチャついている大学生とかみていると悶々としてくる時もある。セックス嫌いな人はええかもしれんけど
あいにくと私はそういった都合のいい身体にできてへんのよ。
「ん、じゃあ『私のマンコに啓一の2ヶ月分の精液をちょうだい。チンポ、ハメまくって』
と言ってくれたら付けたろ。言わんかったら、そのまま突っ込んで、中出し。」
「……………」
「そんな鬼のような顔せんといてよ。問題ないやん、前ヤッた時は
もっとスゴイ事ことを言ってたやん。『啓一のイチゴミルクおいしい』とか
『ああ!すごいっ、すごい!運転士さんのDD13形、最高なんよ!』って」
「あ、あれは酔わせまくった上にお前が言わせたんやろーが!」
がお!とライオンのように私は吼えたが
「悪かった。じゃあ、ナマの中出しコースで…」
「ちょっと待て!意味わからんわ!何が悪くて中出しなよ!?ああ、もう―――わかった、わかったから!」
「ホント?」
「お、おっぱい揉みながら言わないで」
「気持ちええ?一回りくらい成長したんちゃう?」
「知らない。測らんし……ん、…だ、だから触らな…」
後ろからむにゅむにゅと揉みほぐされる私のおっぱい、少し小さいのは悩みの種だ。
思春期真っ盛りの学生さんの「えっ!?」と驚きの視線が私の胸に注がれるのはかなり恥ずかしいし、
一部のマニアな人にオカズにされてるかと思うと何とも複雑な気持ちになる。
178名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:21:52 ID:vzMax+Me
「今度はその胸にぶっかけ―――」
「いやや、ぜーったい、あかん」
「つれないなぁ…じゃあ、みーこ…言って」
「……ん、一回しか言わんよ!!」
啓一の甘い声がうなじにかかると私はビクッと背を震わせた。
いつもこのまま流される私は胸中で溜息をついた。
「わ…私の…ア、アソコ…に…け、啓一…の…2ヶ月分…の…せ…精…し…ち、ちょう…だい……」
「え、どこに?」
みーこのお尻?っと、とぼける啓一に私は涙目になりながら言った。
「ううう〜…わ、私の…マ…マンコ…に」
「はい続き、続き。チンポ、ハメまくって〜」
「チンポ……ハ…ハメ…まく…って」
は、恥ずかしすぎて死にそうや。
「よく言えました。わー素晴らしいみーこ様!!愛してる。ホンマ、愛しとるでえええ!
今、ハメまくったるからな。俺のと連結させたる」
「ちょ…ちょっとゴム!約束がちがっ!しかも連結なんて――――――ん、くううううっ」
啓一のアレが私の中にぐにゅっと挿入された。ああ…み、認めたくないけどき、気持ち………ぇぇ。
眉をひそめて、甘い声が漏れないようにするが、そんな顔に興奮したのか啓一が言う。
「ちゃんと計算しとったで。今日は安全日」
「な、なッ!?どうしてソレ!」
確かに今日は安全日になっているが、それは私の手帳にしか印を付けてないハズだ。
何故、コイツは知っているんだ?
「あ、俺、時刻表とか暗記するん得意なんよ。そやからみーこの生理周期暗記してるんや。
計算ずれてへんと思うけど……ズレっとたら責任取るから大丈夫」
といいつつ、ガンガンと激しく突っ込まれる私には反論する余裕はない。
コイツはホンマにアホや。
「大丈夫なワケないわ!!や、やだっ!やめっ…ああっ…こ、これ…くううう」
久しぶりの異物感に私の意志とは逆に身体が歓喜しているみたいだ。お腹が熱く、
アソコはもう洪水のように濡れそぼっている。頬をベッドの上にすりつけながら私は喘いだ。
「あっあっ…は、はげし…け…けい、いちふっ…あ…」
「く…絡みついて痛いくらいだ…それに…まだキツ…ニ、ニーソの生地が擦れて…
みーこのみーこの尻、めっちゃ柔らかい…」
啓一が私の背中に密着して、腰を上からパンッパンッパンッとお尻に叩きつける。
膣壁が熱いアレで擦られる快感は何物にも代え難く、抗えない。
ベッドに押しつけられた乳首が擦れて、ピクン、ピクンと快感を感じる。
「むーこ…こ、今度は上に…」
と今度は私を両肩を掴み、体勢を変えた上気した啓一の顔が見える。
正常位だ。啓一が突く度に反動で小さな胸がぷるっと踊った。
「みーこ、みーこ…ん、は…気持ちええ?気持ちええ?」
両手でちっちゃいおっぱいを揉みくちゃにされながら私は呂律の回らない口で答える。
「う…う…はぁ……ええ、ええよ…け、けいいち…啓一の…」
「すまん、もうイキそうや…あ、ああ…くう…」
「えッ!?や、やだっ、膣内は…あかん、あかん、あかん!!」
いやいやと首を振るが、逆にそれで啓一の興奮が最高潮に達したのか
私の上にのしかかり、スパートを掛けてきた。
179名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:22:11 ID:vzMax+Me
「で、出るで、出るで…みーこの中に出るで!」
啓一が私のお尻にがっしりと指を食い込ませ、最奥にアレを叩きつけたのと同時に短い悲鳴を上げた。
「く…ふ…うッ!」
啓一の短い呻きと共にアレの先端が膨れたように感じた。続いてその先端から
どびゅるっと熱い糊のような体液が体内に凄まじい勢いで射精されたらしく、
私の下腹部に熱いモノが広がる感覚をヤケにはっきりと感じた。
「んんうう…で、出とる…私の中に…啓一のが…出とるよ……」
啓一が「う…うう…」と短い痙攣を繰り返し、ようやく出尽くしたのか脱力し、私に抱きついてきた。
啓一が私の髪に鼻を埋め、優しく頭を撫でた。
「みーこ…可愛かったで……みーこの髪、ええ匂いや」
「……アホ…ホンマにできたら責任とってよ……」
「ああ、約束や…絶対に、嫁にしたる」
「………うん」
この言葉に偽りはないだろう。それだけは確信できる。
私はそのまま抱き合って、互いの体温を確かめ合いながら余韻に耽った。


「ずるずる……ん〜美味いなぁ、サッポロ一番味噌ラーメン。でもみーこ、何でカップちゃうの?」
その後、なんだかんだでお腹が減った私達は二人揃ってラーメンを食べていた。しかも袋のヤツ。具は何もない。
「うるさいなぁ…袋のヤツが一番安いんよ。啓一が冷蔵庫にあった惣菜、全部食べるんが悪いんよ」
そういう私はシャツにブラを付け、ショーツを掃いただけの半裸の状態。
啓一も下着にシャツだけの実に涼しげな格好だ。
「そやかて朝からソリジョイしか食ってないし、もぐもぐ」
「はぐはぐ…しかも明日の朝ご飯まで食べて!明後日、実家から送ってもらうまでお米ないんよ!?
どうしてくれるんよ!?」
ウチに置いてある食材はもうほとんどない。給料日まで食パンにたまジャムが最低でも2日は続く。
ソリジョイやヨーグルトを兼用しても貧しい食生活は御免や。
「あははは、そいつは悪い、悪い、食った後、コンビニ行こ♪貯金、少しおろして奢るから」
笑うな!!と言いたいが、啓一の笑顔を見ていると『む……ぐ…』と口をつぐんでしまう。
「ゴムも買ってこなあかんし」
一言多い、啓一の台詞に私は思わず口に出してしまった。
「このアホ!」

鉄道むすめSS『お願い、みーこ様』

END
180名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 18:28:32 ID:JTJJZ2e9
>>171
自分はガチャポンしか
知らないので、みーこ
以外で気にあったのは
広島電鉄のみゆきです。関西娘と言うか、みーことみゆきはデザインが好き。
181名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:20:26 ID:udN5Iq7b
>>174
後半戦キターーーーー(゚∀゚ )ーーーー-
乙&GJです!
182名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 00:20:35 ID:FBABTaI9
>>66です。

>>174さん、乙&GJです!
そして流れぶったぎって申し訳ありませんが、まいさん誕生日SSを…。

例の如く
DS主人公×まいさん
です。
というわけで、誕生日おめでとう!まいさん!
183君から抜け出せない:2010/08/08(日) 00:23:04 ID:FBABTaI9
<<1>>








まいさんを後ろに乗せて、俺はゆっくりと自転車を漕いでいた。
初めて見た頃はとても新鮮に感じた彼女の洋服姿も、今じゃ当たり前のように見える。
本当、最初に彼女の袴姿じゃない姿を見た時は内心ドキドキしたもんだ。

「……ホントに、他にはいいんですか?」
俺が前を見ながら訊ねると、まいさんは俺の背中に頬をくっつけた。

「いいんですってば。」
ちょっとだけ怒った風に言うまいさんに、俺はそうですか、と返すしか出来ない。

――さて、今日は8月8日。まいさんの誕生日だ。
1ヶ月ほど前にプレゼントは何がいいかと聞くと、一緒にお出掛けしてくださいと言われた。
この日に合わせて俺もまいさんも休みは取ったし、俺は何を言われてもいいように財布にはいつもより多く入れてきた。
だけど、いざ当日を迎えて見ると、まいさんは何かをねだる素振りもなく、ただの散歩みたいになっていた。もちろん昼食代は俺が出したし、散歩自体に不満があるわけじゃない。
……ただ、誕生日なのにこんな普通の事でいいんだろうかと心配になっただけだ。
そう思って何度もまいさんに確認してみるが、いつも「これでいいんです」と笑顔で返されて、こっちは何も言えなくなる。

「次はどこに行きます?」
怒られたような空気を拭うつもりで明るく聞いてみると、彼女は「このまま、走ってください」とだけ言って黙ってしまった。

陽も沈み始め、辺りも暗くなってきた。
ふらふらと自転車で走っていると、なんとなくだけど行きたい場所が浮かんだ。

184君から抜け出せない:2010/08/08(日) 00:25:50 ID:FBABTaI9
<<2>>







「ここって……」
自転車を停めた俺を見上げながらまいさんは呟いた。
「なんか……来たくなっちゃいまして。」
俺が頭を掻きながら笑うと、まいさんは柔らかく笑った。
やっぱり、ここ――別所温泉駅に来なきゃ変な感じがするんだよな。
俺がそんな事を考えていると、まいさんが再び俺の背中に頬をくっつけた。

「……いつもと一緒じゃないですか。」
小さな声で言ったまいさん。辺りに人はいないのでそれは聞き取れた。

「いつも?」
俺が聞き返すとまいさんは頷いた。自転車から下りて、彼女は近くのベンチへ歩いて行った。俺は後ろをついていく。


「……お互いに仕事が忙しいじゃないですか、私達。」
「え?……あ、まぁ、そうですね。」
「だから、デートらしいデートもした事ないじゃないですか。」

言われてから気付いた。彼女の言う通りだ。
デートと言えば、互いに仕事が終わってから少し歩いたりするぐらいで……デートと言えるのかどうかも怪しい。
基本的には俺がこっちに来て、仕事終わりのまいさんを彼女の家まで送っていたぐらいだ。

「それで今日は……普通の、私達と同い年の人がやってるようなデートをしてみたくって……。」
顔を伏せて喋る彼女の表情は読み取れない。
俺はいつものが当たり前だと思ってたけど、そうか、まいさんからしてみれば、今日みたいな方が当たり前なのか。
仕事関係の話は禁止です、とデート前に言っていたのも思い出した。

「す、すいません、俺……そうとは知らずに……。」
俺が頭を下げると、まいさんは小さく首を振った。

「いえ、気にしないでください。……でも、ここに来た理由があれば……教えてもらえますか?」
理由か……。
俺は自転車を停めて、まいさんの隣に座ってから口を開いた。


「ここって、まいさんと出会えた場所だったり……まぁその思い出の場所じゃないですか、俺たちにとって。だから……なんだか、来ないと落ち着かなくて。」
照れを隠すように頬を掻きながら言うと、まいさんは恥ずかしそうに微笑んだ。

「……そんな理由なら、許さないわけにはいかないじゃないですか。」

あぁ、なんて可愛らしい人なんだ。会えば会うほど、一緒にいればいるほど、彼女に対する想いは募っていく。

「はは、なんか、すいません……。」
俺は、心底まいさんに惚れてるんだなぁと理解して、つい吹き出してしまった。

(了)
185名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 01:14:49 ID:RWFsNvY2
>>182
まいさんの誕生日SSキターー(゚∀゚ )ーーー!
>>66氏乙&GJです!

そしてまいさん、誕生日おめでとう!
186名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 09:22:43 ID:Xu9+mIuf
>>66氏もキターーーーー(゚∀゚ )ーーーーー
乙&GJです!!


まいさん、お誕生日おめでとうございます!
187名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 13:04:06 ID:RYSAxsd9
しっかし過疎ってるなw

>>102氏と>>147氏の続きを期待しているのだが…
188名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 15:51:52 ID:kfvJJTPe
>>187
過疎るのは仕方ないよな、この板自体が過疎ってるって前も書かれてたし。
公式も動きないし。
189名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:17:37 ID:Ln/B/yzh
バスむすめのエロ話書いたのだけど、ここではダメだろうか?
190名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:28:03 ID:l4wrozuL
本スレは鉄道バス共通だし、良いんじゃね?
特に今執筆中の作品も無いしさ。
191名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:39:02 ID:Ln/B/yzh
>>190
了解、それでは少しずつだが…


私は帝産観光でバスの運転士をしています。
長い間この仕事をしていると、バスガイドや女性の観光客などと色々と面白い体験ができます。
同僚と飲みに行った時など、一緒に行った自社のガイドや、
同じホテルに泊まっている他の会社のガイドとやったとか、
女性客に誘われたなど、体験談で盛り上がっています。
きょうは、そんな中で私が体験した話を書いてみようと思います。

私の会社のガイド、祇園あおいは23歳。
3年前、短大を卒業してうちの会社に入ってきた子です。
ほとんどは1年以内に、事務、運転士などの男性社員に
食べられてしまうことが多いようです。

けれども、未だにあおいとやったという運転士はいないようです。
飲みに行っても、あおいとやったという話は聞いたことがありません。
頭がいいので物覚えが早く、機転もききます。
お客に対する態度も柔和で、好感の持てる優秀なガイドです。
奥菜恵に似て、目のパッチリしたかわいい子で、
同僚にもあおいとしたがっている男が大勢います。
ただ、根はちょっときつい感じで、ガードも固いようです。
彼氏がいるかはわかりませんが、あの容姿ならいて当然でしょう。
192名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:41:30 ID:Ln/B/yzh
一年半ほど前、私があおいとペアで天橋立へと行った時のこと…
一日目の行程を終えて、宿泊先のホテルに着いたとき、
ひとりの男が私に近づいて来ました。
見ると、昼食休憩のときにも一緒になった他社の観光バスの運転士です。
彼は、私があおいと同じテーブルで食事して、
トイレに立ったとき、こう言っていました。

「おい、かわいい子だな。もうやったのか?」
「いや・・・。彼女はそういう子じゃないんだ」

私が答えると、45歳くらいのその男は、

「顔はかわいいし、スタイルもなかなかじゃないか」

たしかにあおいは、スマートな割には胸もけっこうありそうで、
足首もキュッと締まったきれいな脚をしています。

「あんな子と一発やりたいもんだ。まぁ、がんばれよ」

男はニヤリと笑うと、あおいのほうを見ながら去っていきました。
193名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:42:28 ID:Ln/B/yzh
「よぅ兄ちゃん。また逢ったな」
「ええ。昼にもお逢いしましたね」

私が答えると、その男はポケットから出した1万円札を私に差し出し、

「おい。これで、あのねえちゃんとやらせてくれないか?」
「このホテルでですか?」
「いや、このバスの中でだ。座席に縛り付けて犯してやるのさ」
「え? 困ります」
「いいからいいから。アンタに迷惑はかけないよ」

男はそう言うと、その1万円札を私のポケットに押し込みました。

「ほんとに困ります」

すると、男はさらに1万円札を2枚、私に渡しました。

「なぁ、にいちゃん。これで頼むよ」
「・・・」
「あんないい女、めったにいないからな」

そう言うと、暗くなり始めたバス専用の駐車場を離れ、
ホテルのほうへ行ってしまいました。

しばらくすると、ホテル内で客の案内を終えたあおいが、
バスの中を掃除するために戻ってきました。

「溝口さん、きょうはお疲れさま」
「キミこそ、きょうは疲れたろう」
「いえ、私は・・・。溝口さん、途中、道間違えたでしょう?」

気づかれないようにしていたんですが、あおいにはわかったようです。

「よくわかったね」
「だって、いつも冷静な溝口さんが、 ちょっとあせってたみたいでしたもん。うふふ」

さすがに勘の鋭いあおいです。

「溝口さん、道路標識見ながら、キョロキョロしてたもん」
「ははは。キミの鋭さにはかなわないなぁ」
「溝口さん。先に部屋で休んでてください。あとは私がやりますから」
「そうか、悪いね。じゃ、頼むよ」

私は、あおいの言葉に甘えて、先にホテルに戻りました。
あの男はほんとうにやってくるんだろうか・・・。
194名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:44:51 ID:Ln/B/yzh
溝口がバスを降りて、ホテルの玄関のほうへ向かって行くのを、
隣のバスの影で、息を潜めてうかがっているふたりの男がいた。
ひとりは、さきほど溝口と交渉した男で、名前は高橋といった。
もうひとりは、その彼の後輩で、高橋に誘われた小林だった。

ふたりは、溝口がホテルの玄関を入ってしまうのを確かめると、
あおいがひとりで後片付けしているバスへ向かった。

バタン!

あおいが座席のゴミを集めていると、入口のドアが開く音がした。

「溝口さん?」

あおいが振り向くと、入口から見知らぬ男が入り込んできた。
その後ろから、もうひとり少し小柄な男も続いて入り込んでくる。

「あなたたち、だれ?」
「俺たちかい? おねえちゃんとおともだちになろうと思ってさ」

先に入ってきた大柄な男が答えた。

「おともだちに?」
「そうさ。今ここで仲良くなるんだぜ!」

あおいは、すぐには意味がわからなかったが、男たちがどんどん
こちらに向かってくるのを見て、理解したようだった。
あおいは、バスのいちばん奥に追い詰められた。
外はもう闇につつまれ、車内灯がついていてもバスの中は薄暗く、
ちょうどあおいからは影になった男の顔ははっきりとはわからない。
小柄な男が、大きい男の後ろから覗き込むようにあおいを見ている。

「どうだい? いい女だろう?」
「ほんとですね。こんないい女がいるんですね」
「かわいい顔してるし、スタイルだって悪くないだろう?」

小柄な男は好奇に満ちた目で、舐めるようにあおいを見ている。

「胸もけっこうありそうだし、何より脚がスラッとしてますね」
「そうだろう。きっとアソコもいい具合だろうよ」

男が舌なめずりしながらニヤッと笑った。
あおいの顔が、恐怖にゆがんでいくのがわかる。
195名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 20:46:00 ID:Ln/B/yzh
「さぁ、ねえちゃん。仲良くしようぜ」
「いやよ。誰があなたたちとなんか!」
「そうつれないこと言うなよ」

男たちが、あおいに近寄ってくる。
あおいは後ずさりしたが、いちばん後ろのシートに足が当たって、
後ろに座り込むようにシートにしりもちをついた。
すると、高橋がすばやくあおいの横に走りこみ、あおいを後ろから
抱えるようにして、あおいの両腕を後ろに締め上げた。

「いやっ! 離して!!! だれか、だれか助けて!!!」
「へっへっへ。だれも来やしねぇぜ」
「いや、いやっ! やめてぇ!!!」

両腕を押さえられたあおいには、叫ぶことしかできなかった。

「おい。ネクタイで、腕を肘掛けに縛りつけろ!」

高橋が言いながら、あおいを前方の通路のほうに移動させた。
小林は素早く自分のネクタイをはずすと、あおいの右ひじを取った。
ネクタイを巻きつけて、肘掛けに固定した。

「いや、いやぁぁぁ・・・」

高橋も自分のネクタイをはずして、いやがるあおいの左ひじを
反対側の座席の肘掛けに縛りつけた。

「いや、いや。こんなのいやぁぁぁ・・・」

あおいは、下向きにされており、ちょうど水泳のバタフライの選手が
両腕を水面上に出したような格好で、通路の中央に固定された。
通路に伸びた自由になる両足をバタバタさせている。
あおいの片方の靴が脱げ落ちた。
ほんとうにバタフライの選手が水中を泳いでいるようだ。
あおいの頭は、バスの進行方向を向いている。

「やめて・・・離して・・・お願い!!!」
「そうはいかねえな」
「きゃぁぁ・・・だれか、だれか・・・あぁぁ・・・」
「おい。ハンカチを口に巻いて黙らせろ!」

小林は、ポケットからハンカチを出すと、あおいの口に押し込み、
首の後ろで結んだ。

「んぐ・・・うぐぅぅぅ・・・」

あおいは、声を出すこともできなくなった。

「さぁて。お楽しみはこれからだ・・・」
196名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:54:34 ID:Ln/B/yzh
小林があおいの頭のほうに、高橋が足元に立っている。

「うぅぅ・・・ううう・・・」

あおいはうめきながら、首を左右に振るしかなかった。

「まずは、おっぱいから触らせてもらおうか。ねえちゃんよ」

高橋が背中から手を回して、制服の上からあおいの胸に触れた。

「あぅぅぅ・・・んんん・・・」

そして、その大きな手で、あおいの胸を揉みこむようにする。

「うぁぁぁ・・・あうあうぅぅぅ・・・」
「おぉぉ。このねえちゃん、ほんとに大きいぞ!」
「ほんとですか?」

小林の目がギラついている。
高橋は、しばらくあおいの胸を楽しんだあと、小林に言う。

「お前も触ってみろ」

小林は待ってましたとばかりに、あおいの胸に手を伸ばした。

「わお〜。ボリュームありますね」

小林が、あおいの豊かな胸を揉み上げる。
高橋は、タイトスカートの上からあおいのヒップを撫で回していた。

「うーーー」
「おっぱいを見せてもらおうかな」

小林が言いながら、あおいの制服のボタンを丁寧にはずしていく。
全部はずし終えて、小林が手を離すと、上着はだらんと垂れ下がり、
真っ白なブラウスが見えた。
小林は、ブラウスのボタンもはずしていく・・・。
はずし終えると、ピンクのハーフカップブラが小林の目に飛び込んできた。
小林の位置は、ちょうど真上から見下ろすような角度だ。

「おぉぉ・・・」

小林が感嘆の声をあげた。

あおいの胸のふくらみがはっきりわかり、見事な谷間を作っている。
小林はたまらず、ブラの上からあおいの乳房の感触を確かめた。
両手で揉み上げると、谷間の大きさが変化する。

「あぅぅぅ・・・うぅ・・・」

あおいは、肩を小刻みに震わせていた。
小林がフロントホックをはずすと、ブラが左右に垂れ下がり、
あおいの豊満な乳房が、小林の目にさらされた。
197名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:55:56 ID:Ln/B/yzh
(見事なおっぱいだ・・・)


小林は、思わず感嘆の声をもらした。

量は申し分なく、形もくずれていない、張りのある乳房だった。
ふくらみの先端に、ほどよい大きさの薄茶色の乳輪があり、
その中央に乳首が遠慮がちについていた。
小林は、その量感を確かめたあと、ゆっくりと揉み上げていく。

「う〜ん・・・んんん・・・」

5本の指先で押し込むと、押し返してくるような感触が伝わり、
小林は夢中で撫で回した。ときおり、乳首を突っついてみる。

「んぐぅぅ・・・うんうんう〜ん・・・」

あおいが首を振って、抵抗の意思表示をする。

「小林。どうだ? ねえちゃんのおっぱいは」
「最高ですよ。大きさといい、揉み具合といい・・・」
「どれどれ」

高橋が、あおいの背中にまたがり、あおいの肩越しに乳房を覗き込む
ような体勢をとる。

「ほぉ〜。たしかに見事なおっぱいだな」

高橋は身体を起こすと同時に、両脇から手を差し入れる。
そして、両脇に垂れた服を広げるようにしながら乳房に触れる。
感触を確かめるようにゆっくりと撫で回す。

「たまらねえな、この感触。最高のおっぱいだ」

小林と同じように、両手で揉みしだいている。

「ふぐぅぅぅ・・・あぅぅぅ・・・」

高橋は、乳首を重点的に責めた。

「おい。このねえちゃん、感じてるぞ。乳首が立ってきたぜ」

あおいは、ますます肩を震わせて、屈辱に耐えていた。
無防備な胸を弄ばれ、乳首をクリクリされて、妖しい感覚が、
胸から全身に広がっていくようだった。

「うんうんうん、うぅぅぅぅ・・・」

あおいの目には、涙があふれてきていた。
198名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:56:59 ID:Ln/B/yzh
「そろそろ、下も見てみるか」

高橋は、あおいの足元に身体を移動させた。
あおいは、パンストに包まれた両足を床に投げ出している。
高橋が、紺のタイトスカートをまくり上げると、パンティに隠された
あおいのヒップがむき出しになった。
片方だけ履いている靴を脱がせ、パンストを一気に引き下ろす。
あおいはすでに観念したのか、わずかに足を動かしただけだった。
高橋は最後の下着に手をかけると、今度はゆっくり引き下げていく。

「んぐぅぅぅ・・・ううう〜ん・・・」

あおいは腰を振って抵抗したが、しょせん無駄だった。
高橋は、最後、あおいの右足首から薄い布を剥ぎ取った。

「腰は細いわりに、ヒップはむちむちだな」

あおいの頭のほうにいる小林は、立ち上がってあおいの体を見ている。
たしかに折れそうなくらい細い腰からヒップラインがふくらみ、
そこからきれいに両脚のラインが、足首まで伸びていた。
高橋が倒れ込むようにして、あおいのヒップや太ももを撫で回している。
小林はまた、たっぷりした乳房をいたぶりはじめた。

「ぐふぅ・・・んんん〜〜〜」

無防備にさらされた乳首は完全に勃起しており、
小林は指で挟んだり、突っついたりしている。
高橋は、大きな手でヒップを撫で回し、太ももを舌で舐めていた。
あおいは、まったく抵抗しなくなった。
それどころか、妖しい感覚がますます強くなっていった。

ビクン!!!

突然、高橋があおいのヘアを撫で上げた。
手の平全体を、こすり上げるように動かしていた。

「うぅぅぅぅ・・・」

あおいが、その手から逃れるように腰を左右に振っている。
それは、男を誘っているようにも見えた。
199名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:58:55 ID:Ln/B/yzh
「ねえちゃん、感じてるのか? 気持ちいいのか?」

高橋があおいの腰を持ち上げると、あおいの両膝が持ち上げられる。

腰の真下に移動し、腰を突き出したような格好になった。
腕は両側に広げられて固定されているが、まるで犬のようだ。あおいには、足を動かす気力は毛頭なかった。

高橋が、あおいの無防備な秘部に指先をあてがった。
そこはひっそり息づいていたが、女の蜜がわずかばかり溢れていた。
高橋は小さな突起を探り当て、指先で軽く突っついてみた。

「んぐ〜〜〜」

あおいの肉壷から蜜が溢れ出し、高橋の指を伝った。
同時に、腰がブルブル震える。
なおも高橋は、指先でクリトリスをグリグリと刺激する。
蜜はますます流れ出し、高橋の手を濡らしていく。

「へへへ。ねえちゃん、いい感じになってきたな」

いちばん敏感な部分を刺激されたあおいは、太ももを打ち震わせている。
腰の動きも、だんだん大きくなっていった。
高橋は、両膝をあおいの足の内側に入れて、あおいの足を広げると、指先を、肉壷の奥へ進めていった。

「ぐふぅぅぅ・・・」

奥まで指を入れた高橋が、あおいの肉襞を掻き回すように動かした。
あおいは、大きく首を振り回し、腰をグラインドさせている。
高橋が、なお指を掻き回すと、あおいの女の蜜が大量に溢れ出し、ふくよかな太ももを伝って、滴り落ちていく。
あおいは指の動きに合わせて腰を振りたて、柔らかな肉襞が
高橋の指を締めつけた。

「うんうんうん・・・」

あおいは、髪を振り乱し、目からは涙が、唇からはよだれが、とめどなく溢れている。肉壷からは、ますます蜜が滴った。
あおいは、快楽と恐怖の間をさまよっていた・・・

あおいの豊満な乳房を散々弄んだ後、高橋はおもむろに「そろそろ下も見てみるか」と高橋は、あおいの足元に身体を移動させた。
あおいは、パンストに包まれた両足を床に投げ出している。
高橋が、紺のタイトスカートをまくり上げると、パンティに隠された
あおいのヒップがむき出しになった。
片方だけ履いている靴を脱がせ、パンストを一気に引き下ろす。
あおいはすでに観念したのか、わずかに足を動かしただけだった。
高橋は最後の下着に手をかけると、今度はゆっくり引き下げていく。

「んぐぅぅぅ・・・ううう〜ん・・・」

あおいは腰を振って抵抗したが、しょせん無駄だった。
高橋は、最後、あおいの右足首から薄い布を剥ぎ取った。
200名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 22:59:42 ID:Ln/B/yzh
「腰は細いわりに、ヒップはむちむちだな」

あおいの頭のほうにいる小林は、立ち上がってあおいの体を見ている。
たしかに折れそうなくらい細い腰からヒップラインがふくらみ、
そこからきれいに両脚のラインが、足首まで伸びていた。
高橋が倒れ込むようにして、あおいのヒップや太ももを撫で回している。
小林はまた、たっぷりした乳房をいたぶりはじめた。

「ぐふぅ・・・んんん〜〜〜」

無防備にさらされた乳首は完全に勃起しており、
小林は指で挟んだり、突っついたりしている。
高橋は、大きな手でヒップを撫で回し、太ももを舌で舐めていた。
あおいは、まったく抵抗しなくなった。
それどころか、妖しい感覚がますます強くなっていった。

ビクン!!!

突然、高橋があおいのヘアを撫で上げた。
手の平全体を、こすり上げるように動かしていた。

「うぅぅぅぅ・・・」

あおいが、その手から逃れるように腰を左右に振っている。
それは、男を誘っているようにも見えた。

「ねえちゃん、感じてるのか? 気持ちいいのか?」

高橋があおいの腰を持ち上げると、あおいの両膝が持ち上げられた
腰の真下に移動し、腰を突き出したような格好になった。
腕は両側に広げられて固定されているが、まるで犬のようだ。
あおいには、足を動かす気力は毛頭なかった。

高橋が、あおいの無防備な秘部に指先をあてがった。
そこはひっそり息づいていたが、女の蜜がわずかばかり溢れていた。
高橋は小さな突起を探り当て、指先で軽く突っついてみた。

「んぐ〜〜〜」

あおいの肉壷から蜜が溢れ出し、高橋の指を伝った。
同時に、腰がブルブル震える。
なおも高橋は、指先でクリトリスをグリグリと刺激する。
蜜はますます流れ出し、高橋の手を濡らしていく。

「へへへ。ねえちゃん、いい感じになってきたな」

いちばん敏感な部分を刺激されたあおいは、太ももを打ち震わせている。
腰の動きも、だんだん大きくなっていった。
高橋は、両膝をあおいの足の内側に入れて、あおいの足を広げると、
指先を、肉壷の奥へ進めていった。
201名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:00:33 ID:Ln/B/yzh
「ぐふぅぅぅ・・・」

奥まで指を入れた高橋が、あおいの肉襞を掻き回すように動かした。
あおいは、大きく首を振り回し、腰をグラインドさせている。
高橋が、なお指を掻き回すと、あおいの女の蜜が大量に溢れ出し、
ふくよかな太ももを伝って、滴り落ちていく。
あおいは指の動きに合わせて腰を振りたて、柔らかな肉襞が
高橋の指を締めつけた。

「うんうんうん・・・」

あおいは、軽くウェーブのかかった髪を振り乱し、目からは涙が、
唇からはよだれが、とめどなく溢れている。
肉壷からは、ますます蜜が滴った。
あおいは、完全に快楽の中をさまよっている。

小林はいつの間にかズボンを下ろして立てひざになり、
喘ぎまくるあおいを見下ろしながら、股間の堅くなったモノを
右手でシゴいていた。
高橋がこれで最後とばかり、あおいのヌルヌルになった肉襞と
堅くなったクリトリスを同時に責め立てると、

「ぐうぅぅぅ〜〜〜」

あおいの上気した身体全体が硬直し、頭を振り上げた。
まるで、狼が月に向かって、咆哮しているようだ。
続いて、腰がビクンビクンと何度も痙攣し、同時に、
うなづくように首を上下させると、髪がふわふわと揺れた。
やがて、身体全体の不自然な動きはおさまり、
肩を落とすようにして、頭もがっくり垂れて動かなくなった。
「イッちまったな・・・」

高橋が満足そうにつぶやた。あおいは動かない。
高橋が座席に腰をおろしたときだった。
小林があおいの髪をつかんで、自分の腰の前に顔を向けさせた。

「うおおぉぉぉ・・・出る!!!」

ビュッ! ピュッピュッピュ〜〜〜

小林の腰がブルブル震えて、熱いエネルギーが、
うっとりしたあおいの顔めがけて勢いよくはじけた。
ドロッした液が、あおいの額、頬、鼻、あごなどに降りかかった。
小林は、残ったしずくを半開きになったあおいの口で拭いた。

あおいはその時、すでに恐怖の感覚は麻痺していた。
ただの人形のように、されるがままにされるしか、術は無かった…
202名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:01:34 ID:Ln/B/yzh
「オマエもイッちまったのか・・・」
「すみません・・・」
「まぁ、いいさ」
「苦しそうな顔が、妙に色っぽくて・・・。腰もくねってるし・・・」
「おま○こも最高だぜ。指を締めつけてきやがる」
「ちょっと休憩します」

小林はそう言うと、あおいのひじを固定している座席に腰を沈めた。
高橋は、あおいの汗ばんだヒップを抱えるようにし、股間のモノを
あおいの秘部にあてがった。そこはぬかるんでおり、
奥の肉襞は妖しくうごめいている。
高橋は、腰を突き出して、一気に奥まで挿入した。

「うぅぅぅぅ・・・」

あおいは、頭を垂れたまま、気絶しているような感じだったが、
一気に貫いた高橋のペニスには、肉襞がまとわりつき、
腰だけが、別の生き物のように怪しく動いている。
高橋が腰をゆっくり出し入れするたび、あおいの腰が震え、
高橋の肉棒を締め付けてくる。

「うぉぉぉ・・・締まる・・・」

高橋は夢中で腰を打ちつけた。あおいの腰の動きが激しくなり、
肉壷から蜜があふれ、ぐちゃぐちゃ音を立てている。
あおいの締め付けは、ますます強くなっていった。

「おおお・・・最高のおま○こだ・・・」

高橋の声が上ずっていた。

「イクぞ、イクぞ・・・うおおおぉぉぉ・・・イク!!!」

高橋が肉壷にぶちまけると、あおいの腰がビクンと跳ね上がり、
最後の一滴まで搾り取るように熱い部分がヒクヒクうごめいた。
高橋がゆっくり引き抜くと同時に、奥から白いものが大量に
あふれ出て、打ち震えるあおいの太ももを伝わっていった。
203名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:03:16 ID:Ln/B/yzh
続いて、元気を取り戻した若い小林が、あおいの足元に回った。
そして、高橋と同じように、バックから挿入する。
あおいは、あいかわらずぐったりしているが、ときどき、

「うぅぅぅ・・・」

うめき声を上げて、今や分身となった腰を揺り動かし、
小林と結合している部分を無意識のうちに締め付ける。

「うぉぉぉ・・・ほんとにすごいおま○こだ・・・」

小林も、あおいの感触に脳の奥が震えている。
一度果てている小林には余裕があり、グイグイ挿入しながら、
腰を振り回し、あおいの蜜壷をえぐる。

「んんん・・・」

あおいが弱々しくうめく。けれども、下半身は小林を捕らえて離さない。
あおいの官能的な動きに、小林はまた限界を迎え、

「うぉぉぉぉぉ・・・くらえ!!!」

獣のような雄叫びを上げながら、あおいの中に解き放った。

ビクンビクン・・・。

あおいの身体が大きく反応し、のけぞった。
その後しばらく、あおいの小刻みな身体の震えは止まらなかった。
204名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:04:08 ID:Ln/B/yzh
あおいの身体がぐったり動かなくなると、ふたりの男は、
あおいの拘束を解き、補助席の上に普通の状態で座らせた。
それから、両脚は大きく開かれ、左右の肘掛けに左ひざと左手、
右ひざと右手をそれぞれ縛りつけた。

その状態で、まず高橋があおいの前に座って肉棒を押し込んだ。
腰を大きく振って、あおいの肉襞を犯していた。

「あぁぁぁぁ・・・」

あおいが2度目に達したとき、男の精液があおいの中に流し込まれた。
続いて小林が挿入し、あおいは髪を振り乱して狂乱していた。

ドクドクドクドク・・・。

「あああああああああああああああああああああああああ」

再び、精液を注ぎ込まれたあおいは、絶叫した。

ビクンビクンビクン・・・。

汗ばんだあおいの身体が、激しく痙攣していた・・・。
男たちは陵辱を終えると、ふたりとも素早くズボンをはき、
あおいを縛っていたネクタイを解いて、自分の身につけていた。
そして、ぐったりしているあおいをおいて出ていった。
あおいはしばらくの間、そのままぐったりしていたが、
やがてよろよろと立ち上がると、ハンカチをはずした。
顔いっぱいにこびりついた精液を自分のハンカチで拭い、
散乱した下着を身につけて、はだけられた上着、髪型を整えた。
バスを降りると、溝口の待つホテルへ歩いていった。
205名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:05:00 ID:Ln/B/yzh
あおいの室内の掃除を任せて、ホテルの部屋に着いた私は、
ひとり残してきたあおいのことが心配になっていました。
私にお金を渡した男は、まだ部屋に帰ってきていません。
私がバスから出るのを見張っていて、あおいを襲ったのでしょう。
タバコを一服したあと、ようすを見に行くために部屋を出ました。

このホテルは有名なホテルで、とうぜん宿泊客も多いところです。
建物も大きく、観光バスのための駐車場も広々としています。
私のバスは、遅い時間に到着したために、ホテルの玄関から
いちばん遠い場所に停めてあります。
私も過去に何回か運転してきたことがあったので、道順はよく
わかっていましたが、今回は新しくできた観光施設を見学し、
途中、工事箇所があったために、道に迷ってしまったのです。

バスは車内灯がついているはずですが、それもわかりません。
私は、恐る恐るバスに近づきました。ドアは開いたままです。
すると、

「あぁぁぁ・・・」

中から、あおいのうめき声が聞こえました。
そっと覗いてみると、あおいがバスの中央あたりの補助席に
縛りつけられ、男があおいに挿入しているようでした。
顔はよくわかりませんが、あの男に違いありません。

「あぅぅぅ・・・んんん・・・」

あおいの弱々しい声が、車内に流れています。
恥ずかしい話ですが、そのとき私は勃起していたのです。
同僚のバスガイドが、今まさに陵辱されているのに、
息を潜めてそれを覗き、自分のペニスを握っていたのです。
あおいが男根をぶち込まれて絶頂に達したとき、
私も我慢できなくなり、すぐ近くの植込みに射精していました。
男たちが身支度している間に、私はホテルへ戻りました。

あおいは、その夜も、次の日の旅行の帰りのときもいまだに"事件" については何も言いません。




〜Fin〜
206名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 11:17:03 ID:xk9vj9Mn
乙です
207名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 09:43:07 ID:asfEFREM
保守
208名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 02:32:37 ID:8nq8sW2l
Ln/B/yzhさん乙っす。次があったら今度は純愛のをお願いします
209名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 13:59:23 ID:eaEEnz/0
新作マダァーー?
210名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 14:05:21 ID:F03Zz/CF
出来れば作品の冒頭に純愛か陵辱か書いて欲しいな。
陵辱いやって人もいるだろうし。
211名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 22:15:27 ID:aYGCGCmA
>>210

確かにね。あとはエロの有無…はいいか。それに関わらず投下してくれるだけでも有り難いんだし
212名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 13:01:25 ID:4xyIqkcZ
保守
213名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 17:31:11 ID:j67l4EEQ
保守
214名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:45:15 ID:94taXH4z
「あぁぁ・・・ううぅぅん・・・・・・いい・・・」
羽田あいるは、生まれたままの姿で自分の部屋にいた。
あいるは、薄暗い部屋のベッドでひとり悶えていた。
「はぁぁ・・・気持ちいい・・・」
美しい脚を大きく広げ、あいるは仰向けになっている。
あいるの指は、己のいちばん敏感な突起を弄っており、
堅くなったそれは、指の動きに合わせて震えている。
「ああん・・・だめよ・・・」
指が押し込まれるたび、あいるの細い腰が浮き上がる。
「あぁぁ・・・そこよ、そこ・・・いい・・・」
指の動きが大きくなり、秘部からは蜜があふれていた。
「あっあっあっあっ・・・」
ビクンビクン・・・
あいるの意外に豊かなバストが、大きく揺れている。
「あんあん・・・イッちゃう・・・」
ビクン!!!
あいるは腰を突き上げた。
「あっあっあんあああああああああああああああ」
あいるは肩で大きく息をしながら、横になっていた。
天井には、薄い明かりがかすかに揺れている。
やがて、再び、あいるの手が下半身に伸ばされた。
「来て・・・来て・・・」
あいるの細い指が、己の濡れた秘部をゆっくりなぞる。
妖しく動く指先が蜜に濡れる。
「あぁぁ・・・」
やがて、その指先が女の入口に当てられた。
215名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 22:45:44 ID:94taXH4z
「うぅぅぅん・・・」
あいるは腰を少し浮かせて、自分の指を迎え入れた。
指は肉襞を掻き分けて、奥まで進んでいった。
「あぁぁ・・・いい・・・」
あいるが指を動かすと、腰が震えた。
「・・あいるをめちゃくちゃにして・・・」
言いながら、指で肉襞を掻き回す。
くちゅくちゅくちゅ・・・。
湿った音が、ベッドルームに響いていた。
「あぁぁ・・・すごい・・・」
あふれ出る蜜が、あいるの指を濡らしている。
「あぁぁ・・・イク・・・またイッちゃう・・・」
あいるは腰を浮かせ、夢中で指を動かしている。
「んんん・・・あああああああああああああああ」
あいるの腰が、大きく一瞬大きく浮いた。
ビクンビクンビクン・・・。
ベッドに落ちた腰が、官能の余韻に浸っていた。

その【自慰】の様子を、先ほどから薄いネグリジェ姿の
妹のみなとが覗いていた。


つづく…
216名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 09:30:02 ID:8Fat6Od7
乙&GJっす!!

続きが楽しみですw
217羽田姉妹編続きです:2010/09/06(月) 18:33:24 ID:9cLWvgcA
羽田あいるは、羽田空港にあるモノレールの駅で働いている。
1年半ほど前、友人の紹介で知り合った伊藤と言う青年と付き合うようになった。
初めて結ばれたのは、それから1ヶ月後くらいだったが、以後、休みのたびに逢い、性交渉を重ねていた。
伊藤は、あいるがそれまでに付き合ってきた男たちとは違い、巧みなテクニックを持っており、 あいるは、毎回絶頂に導かれていた。
そんな伊藤に不満があるわけではなかったが、中学のときに初めて覚えたオナニーは、止めることができなかった。

妹の羽田みなとは、姉と同じモノレールの会社で働いている。
高校時代ふたりは同じ女子高に通っていたが、姉のあいるは在学中学校一の美人として、
周囲の男子高校生達の間では有名な存在だった。
妹のみなとが入学した時、みなとも姉に負けないくらいの美しさで、美人姉妹としてさらに騒がれた。
218名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:34:23 ID:9cLWvgcA
みなとは、細く開いていたドアを開けて、中に入った。
「みなと!」
ぐったりしていたあいるが、身体を隠すようにした。
「ノックくらいしなさいよ!」
あいるが、近づいてくるみなとに、たしなめるように言う。
「お姉ちゃん、いいのよ。私だってしてるもん」
「みなと・・・」
みなとはベッドの脇までくると、あいるを見つめた。
「お姉ちゃんの身体、とってもきれい・・・」
「そんなことないわよ」
みなとは、胸を覆っているあいるの手をそっとはずした。
「胸だって、こんなにあるし・・・」
「・・・」
「ここなんか、とってもいやらしいわ」
みなとは、あいるの白い下半身の叢(くさむら)を指さした。
「いや・・・」
あいるは、身体をよじって両手をその部分に当てた。
みなとは、そのまま腰を下ろして、あいるの豊かな胸に両手を伸ばすと、
指先で堅くなったままの乳首に触れた。

「あっー!」
あいるが声をあげ、肩が小さく震えた。みなとはかまわず、
手の平であいるの乳房を覆い隠した。
「あぁぁ・・・」
みなとの手が、あいるの乳房をやさしく揉み上げていく。
「みなと・・・だめよ・・・」
「でも、気持ちいいでしょう?」
「・・・」
みなとの手が、丁寧にバストを撫で回している。
「伊藤さんとどっちがいい?」
「あぁぁ・・・」
「男の人とは、また違うでしょう?」
「・・・」
みなとが乳房に顔を近づけて、舌先で舐めはじめる。
「はんッ!いや!・・・みなと・・・な・・・に・・す・・」
妙な感覚が、あいるを襲っていた。
みなとが顔を離して、あいるの顔に覆い被さった。
219名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:35:09 ID:9cLWvgcA
みなとの唇が、あいるの唇に重なる。
「うぅぅ・・・」
みなとの舌があいるの中に入れられ、その舌を捕らえた。
「んんん・・・」
あいるはみなとを受け入れ、舌を絡ませていった。
くちゅくちゅ・・・。
姉妹の粘膜が触れあい、妖しく動いていた。
おたがいの唾液が混ざりあい、音をたてている。
ふたりは、おたがいの粘膜をむさぼりあった。
みなとの片手が、そっとあいるの下半身に伸ばされ、
恥ずかしい叢を撫で上げた。
「んッ!!はぅッ・・・!!」
あいるは無意識に腰を振り、その手から逃れようとしたが、
みなとは手を離さず、あいるは顔を左右に軽く振った。
絡み合った舌は離れることなく、みなとの髪が揺れた。


妹、みなとの指が、姉、あいるのもっとも敏感な部分に触れると、あいるの腰が浮き上がった。
「ぐううぅぅぅ・・・」
みなとは唇を離すどころか、ますます舌を絡ませた。
ビクン、ビクンビクン・・・。
敏感な部分を責められているあいるの腰が大きく跳ねる。
「んんんーーーっ!」
あいるの腰が突き上げられ、その後、細かく震えていた。
みなとが、ようやく唇を離した。
「はぁはぁはぁ・・・」
あいるは、肩で大きく息をしていた。
みなとは、すばやく着ていたネグリジェを脱ぎ、あいるの
下半身に覆い被さって、濡れた部分に唇を押しつけた。
みなとの下半身は、あいるの顔のすぐ上にあった。
くちゅくちゅ・・・。
みなとが舌を使うと、あいるもみなとの腰を抱えながら、みなとの秘部に舌を入れた。
「ひあああぁ!!」
くちゅくちゅくちゅ・・・。
あふれる蜜を吸い上げる音だけが、部屋に響いている。
みなとの顔が、あいるの腰の動きに合わせて揺れ動き、みなとの腰も、妖しくくねっていた。
「あぁぁ・・・みなと・・・気持ちいい・・・」
「お姉ちゃん・・・私も・・・」
220名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:35:57 ID:9cLWvgcA
薄明かりの下で、姉妹の身体が重なり合って動いていた。
やがて、みなとが向きを変えて、あいるに馬乗りになり、両手で姉の乳房を揉みしだいた。
姉も手を伸ばして、妹の白い乳房を揉み上げる。
「お姉ちゃんのおっぱい、気持ちいい・・・」
「あぁぁ・・・みなとのおっぱいも柔らかいわ・・・」
「いつもこうやって伊藤さんに揉まれてるんでしょう?」
「そ・・・んな・・・こと・・・」
みなとは上半身を少し仰け反らせて、あいるの腰の両脇に手をつくと、片手をあいるの秘部に伸ばした。
「あっ!」
みなとの指が、あいるのぬかるみにあてがわれ、そっと撫でるように動いた。
ビク・・・。
あいるのむっちりした太ももが震えた。みなとの繊細な指が、あいるの肉襞を掻き分ける。
「あーーーーっ・・・」
ゆっくりと奥へ侵入してくる。
「あっあっあっ・・・」
あいるは両脚を閉じたが、妖しい指は侵入をやめなかった。蜜が湧き出し、侵入をスムーズにする。
ぐにゅぅぅぅ・・・。
肉襞が指を押し返そうとするが、指はどんどん進んでくる。
「あぁぁ・・・いい・・・」
あいるはひざを軽く曲げ、腰を浮かせて悦びを表わした。すらりとした両脚が、だらしなく開かれていた。
ビクンビクンビクン・・・。
腰が跳ねるたびに、みなとの身体も軽く飛び跳ねている。あわせて、みなとの乳房も揺れていた。

「あぁぁ・・・みなと・・・」
みなとは、指を入れたまま身体をベッドから下ろした。空いている片手で、あいるの汗ばんだ乳房を揉む。
「あぁぁ・・・いい・・・」
「お姉ちゃん。ひとりよりいいでしょう?」
「いい、いい・・・あぁぁ・・・」
みなとは指の動かし、蜜壷を掻き回した。
「あぁぁ・・・だめよ、だめよ・・・あぁぁ・・・」
あいるの腰が、若鮎のように勢いよく飛び跳ねた。
「すごい、すごい・・・あっあっ、あぁぁ・・・」
みなとの指は、あいるの感じる場所を知り尽くしていた。
ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ・・・。
恥ずかしい泉がどんどんあふれ、みなとの指を濡らした。
「みなと、だめよ・・・また、また・・・あぁぁ・・・」
「お姉ちゃん、イッて!!」
「イク! イク! あぁぁ・・・」
みなとの指が、肉襞を強く押した。
「あああ、あっあああああああああああああああああ」
ビクンビクンビクン・・・。
あいるは、妹の指で絶頂に導かれていた。
「みなとは・・・女の子としたことあるの?」
あいるが、腰を震わせながら聞いた。
「あるよ。最初は、学校の先輩に・・・」
「・・・」
「今は、後輩のコとしてる・・・」
「・・・」
「一度、こうやってお姉ちゃんとしたかったんだ」
「・・・」
「お姉ちゃん。私から見ても魅力的だから・・・」
みなとは、答えながら姉を責め続けていた。
221名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:36:58 ID:9cLWvgcA
「うぅぅん・・・またイッちゃう・・・」
あいるは、全身を仰け反らせて果てていた。
ぐったりしている姉をおいて、みなとは部屋を出ていった。
戻ってきたとき、その手にはあいるの見たことのないものが握られていた。男性の形をした黒いかたまりがふたつ、
反対向きについていた。
(大きい!)
あいるは思った。
「みなと。そんなもの持ってたの?」
「だって・・・必需品だもん」
「どこで買ったの?」
「ネットの通販で・・・」
「ふぅん・・・」
「ふたりでも、もちろんひとりでも使えるよ」
みなとがスイッチを入れると、ふたつの頭が細かく振動し、なおかつ、くねくねと動いている。
「いやらしい動きね」
「でしょう? いいのよ、すごく」
みなとはスイッチを切ると、仰向けのままの姉に近づき、秘部に擬似ペニスを押しつけた。
ひんやりと冷たい感触が、あいるに伝わった。
ぐぐぐっ・・・。
みなとが、片方の頭を姉の入口に押し込む。
あいるが股間に力を入れると、簡単には挿入できなかった。
みなとは姉の脚を大きく広げ、再度押し込んだ。
ぬるっとした感触とともに、先端が挿入された。

「あぁぁ・・・」
あとは簡単に、愛液で濡れた密壷に押し込まれていった。太く黒いかたまりが、肉襞を掻き分けて進んでいく。
「うぅぅ・・・」
あいるは両手でシーツをつかみ、腰を浮かせていた。
「あぁぁ・・・太いのが・・・来る・・・」
やがて蜜壷深くまで咥え込まれ、みなとがゆっくり動かす。
「あぁぁ・・・堅いわ・・・」
押し潰されそうな肉襞が、擬似ペニスを包み込んだ。
ずぶ・・・ずぶ・・・。
ゆっくりと出し入れすると、肉襞から出ている部分が、薄明かりに照らされて光っている。
ぐちゅぐちゅぐちゅ・・・。
みなとが大きく動かすと、卑猥な音がする。
「あぁぁ・・・すごい・・・太い、太い・・・」
あいるは腰を振って、その動きを歓迎した。
「あぁぁ・・・感じる・・・感じる・・・」
みなとがスイッチを入れると、
ブィィィ〜〜〜ン♪
低い音とともに、あいるの官能を高めていった。あいるはしっかり咥え込んでいた。
「あっあっああん・・・あっあんあんあん・・・」
あいるは、またも登りつめた。
「イク! うあっあああああああああああああああああ」
柔らかい太ももの内側が、おもちゃとともに震えていた。みなとはそれを抜き取ると、あいるの口に押し込んだ。
「んぐぐぐ・・・」
あいるは、自分の愛液で濡れ光っているものを咥え込み、うつろな目で舐め回していた。
みなとがあいるの横に寝転び、姉の乳首を弄んでいた。
「んんッ!!」
「お姉ちゃん・・・」
222名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:38:22 ID:9cLWvgcA
あいるはおもちゃを口から離し、妹の胸をまさぐっている。
男にはない、柔らかい感触だった。
69で、おたがいの秘部に手と舌を伸ばす。
細い指は挿入され、舌はお互いその手前の突起を舐めたり吸ったり
を繰り返すうち、蜜は濁流のように流れでた
姉は妹を、妹は姉を、どちらからともなく求めあった。
「みなと・・・すてきよ・・・」
「お姉ちゃんだって・・・」
おたがい負けまいとするように、相手を濡らしている。
妖しい指の動きとともに、ふたつの丸く白いヒップが、うごめいていた。
「みなとのエッチ・・・こんなに濡らして・・・」
「お姉ちゃんこそ、びちょびちょだわ・・・」
ふたりは息を弾ませ、お互いを高めあっていった。
「お姉ちゃん・・・みなと、もうだめ・・・」
「私も・・・」
「いっしょに・・・」
「うん、いっしょに・・・」
ふたりは、たがいに呼吸を合わせ、指の動きも合わせて、
最後の頂上に向かって、突き進んでいった。
「みなと・・・イク!!!」
「あっあっああああああああああああああああああ」
「イクゥ! ああああああああああああああああああ」
姉妹は、ふたり揃って全身を硬直させていた。
みなとが先に起き上がって、さっきのおもちゃを持った。
スイッチを入れ、まだ震えている姉の秘部に咥えさせると、
向かいあって腰を下ろしていった。

ブィィィ〜〜〜ン♪
鈍い音をたてているおもちゃの残った頭が、みなとの
愛液にまみれた女の部分に呑み込まれていった。
ブィィィ〜〜〜ン♪
あいるは仰向けになったままシーツをつかみ、みなとは、
馬乗りのまま上半身を反らせて、両手をついていた。
ブィィィ〜〜〜ン♪
ふたつの頭は、それぞれの女の蜜壷を奥深くまで貫き、
微妙な動きで、女の腰の妖しい動きを誘導していた。
ブィィィ〜〜〜ン♪
感情を持たない機械が、人間の感情を支配している。
それも、ふだん人に見せることないみだらな感情を・・・。
「はぁぁぁ・・・」
「あぁぁ・・・いい・・・」
感情を支配されているふたりの女がいた。
「あぁぁ・・・太い、太いわ・・・」
姉が、髪を振り乱して喘いでいた。
「いい、いい・・・堅いわ・・・」
妹が腰を振って、豊かな乳房を揺らしていた。
ぐちゅぐちゅぐちゅ・・・。
あいるがたまらず腰を突き上げると、自分に突き刺さり、
同時に、みなとの奥深くに突き刺さる。
ブィィィ〜〜〜ン♪
ふたりは、競うように腰を突き上げていた。そうして、
自分と相手の官能を揺さぶりあう。
223名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:39:02 ID:9cLWvgcA
「あぁぁ・・・すごい・・・」
「だめよ、だめよ・・・」
あいるが、先に感極まった。
「イク!」
あいるが、思い切り腰を突き上げた。
「ああああああああああああああああああああああ」
すぐ続いて、みなとも腰を大きく震わせていた。
みなとが後ろに倒れても、感情のないおもちゃは、
関係ないというふうに動き続けていた。
ブィィィ〜〜〜ン♪
ふたりは、しっかり咥え込んで離すことはなかった。
「あぁぁ・・・」
ひとりが腰を振ると、相手にもその動きが伝わる。
おもちゃは、微妙に向きを変えながら振動していた。
「あぁぁ・・・いい・・・」
ふたりは、自分で感情を抑制することができなかった。
「いやぁ・・・あぁぁ・・・」
おもちゃと相手の動きに、支配されている。
ブィィィ〜〜〜ン♪

姉妹はさらに喘ぎ悶えながら、おもちゃで繋がった腰を振り回し続けるのだった…


〜完〜
224名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 18:35:03 ID:DS9hBGZq
乙&GJです!

百合系最高っすw
225名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 07:12:51 ID:BC80t48s
保守
226名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 15:28:28 ID:SehVFUTU
富井町シリーズをこちらも考えました。
エロというよりはむしろヒーローが女の子を助けに行くといった感じの純愛ものですがよろしく。
前半
門田さくらは有井駅鉄道警察隊員。
最近は列車の写真を撮られる方のマナーが悪くなっており、撮り鉄と最近もつかみ合いの喧嘩をしてしまったばかりだった。
そんな中、彼女を取材した出版社の編集長の釜石まゆりが昨年、カメラマンの方と結婚しすでに妊娠6カ月であった。検診に行く際に顔を合わせお互いに挨拶を交わしていた。
「おはようございます。今日も検診に行かれるんですか?」
「ええ、この子が生まれてくるのが気になって仕方ありませんの。」
「そうですか、お気をつけて行ってらっしゃい。」
そう言ってさくらはまゆりを送り出した後今度は駅のコンコースを見まわした。
ちょうどその時彼女の目に気になるものが映った。
灰色の服を着ており見た目は高校生くらいだろうか。
駅の出口へと歩いて行くのが見えた。彼女の鋭い勘は警鐘を鳴らした。
しかしすでに遅かった。
まゆりが腰かけていたベンチの下からすさまじい閃光がほど走り、
耳をつんざくような轟音が駅のコンコースはおろかホームや駅前のロータリーにまで轟いた。

その頃夫は妻の経営する出版社にいた。まだ創業してから1年であるがすでに雑誌を発行し業績も好調を納めていた。
机にはまゆりとまなと一緒に写った写真がある。俺一人じゃあたった1年でこんな大きな出版社に育て上げられることなどできなかっただろうと思いふけっていた時だった。
ちょうど昼時だったので何気なくTVをつけてみると、有井駅で爆破事件があったというニュースを放送していた。
近くでこんなことが起きていたのか、でも妻はもう産婦人科についてるころだから心配いらないと思うしあとから電話してみよう。
そう考えた彼はカップのコーヒーを啜っていた。そんな時だった。自分のアシスタントの女の子が血相を変えて僕のもとへとやってきた。
彼女の言葉の前半を聞いたとき俺の頭は真っ白になって、気付いた時には自分の愛車のベンツで妻が収容されている病院へ来ていた。
病室の前に駆けつけるとまゆりの妹のまなが蒼白な表情でいすに座ってベッドに横たわるまゆりを眺めていた。
医者の話だと彼女の座っていた椅子のパイプが爆発でへし折れ、それが腰部を貫通しさらには肋骨と鎖骨を骨折していて生きているのが奇跡だという状態らしい。
「俺は…どうしてあの時電話しなかったんだ…クソッ!」
彼はなんだかんだで最近結婚した伊集院の足元にすら及ばない夫だったことを気付かされたのだった。

一週間後、まゆりは意識が回復した。しかし治療をするにも胎児に影響を及ぼすのを嫌い一切の薬の使用を拒否したのだった。
「お願いします…鎮痛剤は打たないでください…どんな痛みでも我慢しますから…」
彼女の必死の願いに医者や夫も鎮痛剤を使用するのをあきらめるほかなかった。
出産まであと2週間のことだった。
麻酔や鎮痛剤なしの治療は相当な苦痛を伴った。骨折部分を治す際にも医者が治具を取り付ける治療を行ったが痛みが走るたびにまゆりは絶叫をあげた。
さらには夜になっても激痛は治まらなかった。むしろどんどん悪化していくばかりでそれを見かねた夫は鎮痛剤を飲むように勧めた。
しかしまゆりはそれすらも拒否して激痛に耐えかねて掛けていた布団を噛みしめ必死に堪えた。一晩中噛み続けた掛布団は歯茎からの出血で赤く染まりあちこちが破れていた。
その様子を灰色の服を着たあの若者が病室の外から眺めている。ニヤリと笑うと病院を後にした。
そしてついにまゆりを最悪の事態が襲った。無理な治療がたたってか40度の高熱が発生し彼女は生死をさまようことになった。
それでもまゆりは一切薬を飲もうとすらしなかった。

そうこうしているうちに2週間が明けてついに出産予定日となった。
夫もまなも、取材を受けたほかの鉄道むすめ達もみんな分娩室の前に集まっていた。
つくしは私が初めて赤ちゃんを抱っこするんだと言って笑みを浮かべ、ありすがそこは私よ、と返していた。
2時間後、ついに分娩室から産声があがって医者が出てきてなんと双子で会ったことを夫に伝えた。まなや鉄道むすめ達も大いに喜んでいた。
そしてまゆりにはようやく鎮痛剤が投与され2週間にわたる痛みとの闘いは終結を迎えたのだった。
後半へ続く
227名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 16:25:16 ID:SehVFUTU
後半1/2
2011年5月
あの事件から一年明けた。未だにあの時の爆弾犯は逮捕されていない。けれどもまゆりの子供たちは無事に育っていた。
そんな中一人の新人警官が配属されてきた。彼の前は東航。
高校卒業後すぐに警官になり、高校時代は新体操部でその身体能力の高さを買われ特殊部隊SAT候補生でもあった。
さくらは早速航に仕事を教え込み、一か月で彼はさくらの腰巾着、もといお気に入りの後輩になっていた。
「SAT候補生だったらこれだけの報告書全部書き上げてね、あと私のもお願い。」
「お…おっす!」
その時…電話が鳴った。
「航…お前警官になったってな。いつかのタイマン預けっぱなしだったからいっちょここで蹴りつける。お前が今からこっちに来い。一人で来なかった場合…人質を殺すぞ!」
その声は…

神井みしゃは無事大学にも合格し先輩の東屋あやの、橘らいかと街中を歩いていた。
昼の3時になって彼女たちはそれぞれ用事があるので先に引き上げていった。一人になった彼女は富井に変えるため有井駅へと足を進めた時だった。
「お嬢さん。ちょっと有井駅の行きかたを教えてくれないか?」
「ちょうど私も行くところなんです。よろしければご案内しますよ。」
そういうと男を後ろに歩かせて駅に着いた時だった。みしゃの手を引くといきなり物陰に連れ込んで口をふさいだ。
「大声出すとお前の身は保証しねえぞ…。」
そういうなり爆弾の起爆スイッチを突きつけ、彼女の体に大量の火薬を巻きつけた。
「今から知り合いに電話をかける。助けを呼んでもいいけど…お前の命は俺が握ってんだからな!」
それから数分後、背の高い警官と思わしき男が現われた。
「よう航。」
「赤羽…てめぇ…何の真似だよ…」
赤羽はニヤッと笑いながら言った。
「お前は俺に熱くなれる事見つけろって言ったよな…だからやっと見つけたんだ…爆弾ゲームってのをな。」
「じゃあ去年のこの駅での爆破事件もお前がやったのか…」
「だったらどうする?俺を捕まえるか?」
赤羽はみしゃの髪の毛をつかみながら自分のほうへと引き寄せた。
「彼女を離せ。もう充分だろ…見逃してやるからもう爆弾ごっこはもうやめろ。」
「そういうわけにはいかないんでさ。あばよ航。」

みしゃは赤羽に襟首を掴まれながらホームに走らせて停車中のキハ189に押し込んだ。
遠足の団体列車だったらしく子供たちが荷物を車内に残したまま泣きながら列車から去って行った。
先頭車両には先生や車掌がいた。
「生徒とお客はいいのかい?」
赤羽がそういうと先生たちと車掌は血相を変えてよろめきながら車外へと逃げて行った。
「列車出せ!」
運転士は言われるがままにドアの開閉ボタンを押していた。
その時航が階段を駆け上がってホームへ駆け込んできた。
航は最後部車両の扉をこじ開けようと列車にしがみついていたが加速しており、その時対向列車がこっちに向かってくるのが見えた。
「くっそお!開け!」
渾身の力を振り絞ってドアをこじ開けるとわずかに開いた。航はすかさず車内に転がり込んだ。どうやら気付かれていないようだ。
車内には子供たちの残していったリュックが散乱していた。

「9876D、ATSによる強制停止手配を取りましたので次の駅で即刻停車してください。」
運転士が無線に応答しようとしたのをみた赤羽は銃を運転席へと向けた。
「お前使えねえ。交代だ。」
そういうと銃を発射し運転士はそのまま運転席からずり落ちていく光景がみしゃの目にはっきり映った。
さすがに堪えられなくなったみしゃは声を震わせながら言った。
「あんたの勝ちだよ…そうだよ…ゲームに勝ったんだからあたしを開放してよ…」
「そういうわけにはいかねえんだ。」
赤羽は一切こちらの言い分を聞くつもりはないようだ。

続く

228名無しさん@ピンキー:2010/09/16(木) 12:01:10 ID:MEDbde/1
後半2/2
その頃航は列車の屋根を伝って先頭車両にいた。その時前方から信号機が迫ってきているのが見え身を反転させ間一髪のところでそれを交わしたが、赤羽に気付かれてしまった。
「航、お前か?いい加減鬱陶しい奴だ。今から降りてきたら分け前で100万円くれてやる。心配すんな、北川さんから1000万円もらってるから逃走資金に困ることはねえ。」
そういうと赤羽は金のはいった袋を取り出そうとリュックをあけようとした…しかし中には万札と同じ寸法に切られた新聞紙の束が大量に入っていた。
「…?!なんだよ…これ…全部新聞紙じゃねえか!あの野郎…」
理性を失った赤羽は天井に向けて銃を乱射し始めた。
航は屋根を転がりながら次々に飛び出してくる弾丸をかわした。一方赤羽もついに弾切れになったようだ。
銃を放り投げ叫びながら走り去って行った。
航は前方を注視するのに必死で後方から迫りくる相手に気付かなかった。
その時背後から赤羽に押さえつけられさらにその上から殴りつけられた。
「航…なにしてんだよこんなところでよ…」
「100万円どうしたんだ?あれは偽物だったか?」
「おお、そうだ…。本物の金はどこなんだよ?」
「今頃ゴミバケツの中に入れてあるぜ。おそらく仲間が回収に来てるころだろーな。」
その言葉に激高した列車の屋根であることを忘れて赤羽は航を列車から蹴り落とそうと立ち上がる。
そして今度はトンネルの入り口が迫ってきている。赤羽の右足が航を蹴り落とそうとした刹那、列車はトンネルに侵入し赤羽の体はポータルに打ちつけられ列車から落ちていった。

「刑事さん…」
車内に戻った航を見てみしゃは少しだけ安心した表情を見せた。彼女は手を取っ手に縛られているため座席から身動きが出来ないでいた。
「赤羽は…」
「おそらく粉々になっただろうな。」
「…赤羽とは知り合い?」
「まあな、いろいろあってな。」
その時運転席から無線の音が聞こえてくる。
「9876D、至急停車しなさい!」
航は運転席へ向かい無線機をとる。運転士はすでに死んでいるようで、運転台には穴があき赤い筋が幾筋も流れていた。
無線に応答しても無線機は一方的に話すだけだった。自動停止装置も周到なまでに破壊されていた。
非常ブレーキを作動させても全く機能しなかった。
「全部…壊されてる…」
「だったらもう…刑事さんだけでも…逃げてよ…」
「悪い!そいつぁ出来ねえんだ。今すぐなんか方法考えるから待ってろ。」
みしゃは何か思い出したように言った。
「そういえば…富井駅の先に…工事が中止になってた路線があったとおもう…多分途中まで線路もできてたはず…」
それを聞くと航は意を決したように運転席へと向かった。
「じゃあ…終点を超えて線路が続いてるところまで行こうぜ!」
そして航は運転席のマスコンレバーを最大まで引いた。列車は富井駅を通過し車止めをなぎ倒し未成区間に突入した。
工事中止になってから20年以上たっているが鉄道建設公団にのAB線として設計されているために列車は全く揺れずに走っている。
踏切も全くないただただ無機質なコンクリートの構造物が続いていた。そして列車は最後のトンネルに突入した。
航は震えるみしゃをしっかり抱いて身を屈めた。

「本日は道の駅『ふれあい富井館』の会館式にお越しいただきありがとうございます。」
長年教頭を務めあげ、道の駅の館長となった内山田ひろしが道の駅のオープン式典の祝辞を述べていた。
「えー…右手に見えますあそこのトンネルは来年には立派な日本酒の貯蔵庫に…」
そこまで言いかけた時、客たちが騒ぎ始めたのが見えすると一斉にトンネルから遠ざかり始めた。
何かと思い内山田がトンネルを覗き込むと内部からライトが近づき、そして一気に3両の列車がトンネルから飛び出し、
線路を外れ列車は駐車場を横滑りしながら、車両は車とぶつかるたびに編成は散り散りになった。そして航とみしゃを乗せた先頭車両だけはそのまま走り続け、
内山田のクレスタのほうへと向かっていった。内山田はそれをただただ眺めることしかできなかった。
そして先頭車両はクレスタに当たって横転してようやく停車した。愛車を破壊された内山田はその場に座り込んでいた。
みしゃと航は人目をはばからずキスをむさぼっていた。
「今度…時間あったら…どこかで…待ち合わせして…」
「おう…そうだな…」
そこには釜石夫婦が子供を連れてきていて、1年に及んだ赤羽に対する感情が吹っ切れていたようだった。

229名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 19:25:52 ID:XPSe4uD1
保守
230名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 00:30:28 ID:rjN+aL3M
急激な過疎っぷりに驚きを隠せない
>>66氏とかもう来ないんだろうか。
231新作投下しまっす:2010/10/01(金) 20:03:48 ID:VIWzfbyZ
その日は女子担当の体育教師が出張中だった。
そんなわけで、男子担当の体育教師、杉本が女子の体育もみることになった。
球技大会が近いということで、杉本は男女ともクラス対抗のバレーボールをさせておいた。
ところでこの杉本は、女子の間で評判が悪かった。硬派の体育教師の振りをして、
ギラギラした目で女子の白いシャツやハーフパンツの裾をみては、
慌てて男子の方に眼をやって注意をするという男だったのだ。
年は若いが行動はオッサン、顔はゴリラ的な杉本がそういうことをすると、
体育教師どころか、警察に厄介になるような最低の人間に見えてくる。
女子の大半はそんな杉本の馬鹿馬鹿しい行動をひどく軽蔑していた。そしてお決まりのように、
体育が終了した後の着替えの最中に、「みかけは堅くて野獣、…中身は完全な野獣」の杉本の陰湿な噂話が流れるのだった。
中には黙っている女子もいたが、概ねその噂話に熱中して女子の着替えは行われていた。
そんな中で、ショートカットの少女、橘らいかは、「杉本のヘンタイ」という声に合わせて笑い声を上げながら、
ひとりクスリと笑みを浮かべるのだった。

放課後。体育教官室にいた杉本のもとへ、体操服姿のらいかが訪ねてきた。
らいかは、うつむいて、後ろ手に何かを持ったまま杉本に近づいてくる。
「杉本先生?」 「ん? なんだ、らいかか。どうした?」
もっとハンサムな教師なら快活な笑いになるところでも、この杉本がやればどこか下卑た笑いに見えるから不思議なものだ。
さらにいえば、女子生徒を馴れ馴れしく下の名前で呼ぶのも頂けない話だった。
「じつは…お話したいことがあって…コレ、ここに書いてある場所で、待ってますから」
守ってあげたくなるような甘い声でらいかは杉本に用件を伝える。
後ろ手に持っていた少女チックな便箋を折った手紙をわたして、らいかは小走りに去っていった。
〔…2時間後に、体育用具室で。相談したいことがあります。誰にもきかれたくありません。センセイだけが頼りなんです。お願い〕
杉本は女子生徒の呼び出しを嬉しく思いながらも、意味深でどうともとれる文面に、首を捻った。
しかし、杉本には、部活動の指導がある。バスケ部の指導のため、杉本は職員室を後にした。
バスケ部の指導が終わったあと、しばらくすればちょうど2時間になった。
(らいかはそういうところもわかっていて、先生に相談を持ちかけようとしているんだな〜)
杉本はひとりそう納得して、件の体育用具室に向かった。
232名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:04:35 ID:VIWzfbyZ
「センセイ、おそーい」
らいかはマットのうえで体操服のまま座って待っていた。
なにか奇異な感じはしたが、高校生なんてそんなものだ。
杉本は、深く考えずに、教師の顔をしてらいかに正対した。
「はっはっは、センセイは時間どおりにきたつもりだったんだがな。いや、でも済まなかったな。で、相談ってのは…」
「ええ。センセイに、相談があるんです。…最近、わたし、…嫌なことがあるんです」
「へええ? どういうことがあるんだ?」
らいかは暗い顔をしてうつむいてしまう。思いのほか、深刻な相談らしいと踏んだ杉本は、身を乗り出してらいかに寄った。
「…男子が皆、わたしの胸を見るんです。先生、…男の人として、どうですか? 
わたしの胸、そんなにいやらしいですか? どうして男子って嫌らしいんですか」
「…そ、そうだな…」 杉本は焦った。というのは、今日の授業でも、Eカップはありそうならいかの大きな胸に目をつけていたからだ。
もしや、それがバレたんではなかろうか。 杉本は少々迷ったが、とりあえず無難な回答らしきものをしておくことにした。

「先生にもよくわからん。でもな、らいか。男ってのは、大きな胸が好きなんだ。これはもうしょうがない。
でも、あんまり酷いようなら注意してやるぞ。どうだ。もう我慢できないくらい、酷いのか?」
「…もう、いっつも、ジロジロみられるんです…ねえ、先生? 先生は…先生は、大人の女性とつきあったこと、あるんですよね?
 そんな人と比べても…わたしの胸、大きいんですか? 大人になったら、わたしの胸、みんなと比べて普通になるんですか?」
「え、あ、そ、そうだな…」 実を言うと、杉本は「彼女いない歴=年齢」の童貞で、本物の胸もみたことがない男だった。
体育会系といっても、話術もなし、イケメンでもなし。バスケでも万年補欠の男だったうえ、女性の前では極度の上がり症。
じつのところ、高校3年の少女・らいかに呼び出されてここに来たときでさえ、女性からの呼び出しというだけで、
(相談と分かっていても)少し勃起したくらいなのだった。 「うー…、ま、まあちょっと大きいくらいに…なるかな」
「え! わたしの胸、大人の女性から見ても大きいんですか?」 「あー…そんなことは…」
エロ本の生乳や、服の上からしか見た感じからすると、らいかの胸はAV女優でも巨乳になりそうだ。
そう思ったが、一般人ではどうなのか、そんなことがこの杉本にとっさに答えられるわけがなかった。
233名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:05:17 ID:VIWzfbyZ
「センセイ!」
「ハ、ハイ!?」
「わたしの胸、子供っぽいですよね!」
「…う、あ、…」
「もーう! センセイったら!」
らいかは怒って、杉本の手をつかんだ。 らいかは煮え切らない杉本の手を掴んだ。
そして、そのまま自分の体操服の胸の上に押し当てる。 ムニュリ、という感触が、杉本の手に伝わる。
杉本、はじめての女性の胸だ。
「お、おい! らいか!」
ラッキー、と一瞬思ったが、事態はちっともラッキーではなく、むしろヤバイことに思い至り、教師として声を荒げる杉本…

「子供っぽい胸でしょう? 興奮なんかしませんよね!?」
「! い、いや、そ、そういう…」
杉本が言いよどんだところで、らいかはいぶかしむように杉本の顔を真っ直ぐ見た。
そのままゆっくりと杉本のジャージのズボンの股間の位置に眼を落とした。
そこは、激しくテントを張っていて、高校生の少女がみても勃起しているのが丸分かりだった。
らいかはキャッと声をあげて、慌てて杉本の手を胸から剥がし、胸を手で隠した。
「せ、せんせい…ど、どういうことなんですか…まさか、せんせいまで」
「い、いや、これはだな…らいか」
男なら、胸を触れば誰だって勃つんだよ。不可抗力だ。
そう言おうとしたが、プリプリ怒る女子高生を前に、杉本はタジタジだった。
「先生まで、わたしの胸見て、嫌らしいこといつも考えてたんですか! だから、高校生の胸触ったくらいでそんなにおっきくなってるんですか!」
「う…」
完全に図星なので、杉本は高校生相手に反論もできなくなっていた。かわいそうに、カチコチになっている。
「信じらんない! もー、さっさと小さくしてください!」
「そ、そんな無茶な・・・」
らいかには黙っていたが、らいかは大きな胸に加えて高校生にしては長く伸びた魅力的な脚の持ち主だ。
そんなものをハーフパンツに包んで男の前に出していては、小さくなるものも小さくならない。
が、らいかはその辺の事情を知っているのかいないのか、杉本が無茶だというところを黄色い声で突っぱねた。
「無茶じゃありません!」
そういうと、らいかは強引に杉本のズボンと白ブリーフをずらした。
毛むくじゃらの杉本の脚にパンツとズボンが引っかかり、杉本は体操マットの上に転がった。
「な、何するんだ!」
杉本は初めて女性にあそこをみられる恥ずかしさで、あわてて股間を手で隠した。
というのも、杉本は自分の男根のサイズこそ普通だと思っていたが、包茎だったので、自信がなかったのだ。
「さ、見ててあげます、小さくしてください」
「み、みないでくれれば、小さくするから!」
「だめです。やましいところがないなら、見てる間に小さくしてください」
言葉に詰まり、どうしていいのかわからない杉本。
しかし、恥ずかしさと、(こんなときだというのに)初めて女性にモノを見られている陶酔感で、
チンポだけはますます硬くなり、しかも先から涙まで流し始めている。
234名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:06:39 ID:VIWzfbyZ
パニックに陥っている杉本に対して、らいかはあくまで冷静だった。
そして、らいかの顔がなぜか、妖しく歪んだ。
それまでの、何も知らない少女の顔はどこにも見られない。
むしろ、経験の豊かな熟女のような、妖しい表情…。

らいかは、瑞々しく可愛らしい唇から、ゆっくりと言葉をつむぐ。
「センセイ、…こんなに慌ててるなんて…ひょっとして、童貞?」
ギクリ。と杉本の頭の中で硬い音がした。
ハッキリいって、自分が童貞であることは、恥ずかしくて同僚にも言えていないのだ。
まして、女子生徒になんて絶対にバレてはいけないことだった。
それをいま、この少女に易々と見抜かれている。
「ふーん、そっかあ…童貞なんだあ…だったら、すぐ済むよね」
何がすぐに済むのか。何かよくないことが起こりそうな気がする。
杉本がショックで呆然としている間に、らいかの小さな手が、寝っ転がっている杉本の童貞ペニスをつかんだ。
と、そのまま、激しく上下に扱き立てる。
「どうしたの? 童貞でしょ? 童貞だから、すぐいっちゃうんでしょ? いっちゃえば?」
小さな教え子から屈辱的な台詞を聞かされているのに、体育教師・杉本はさらに激しく勃起していく。
ガマン汁もだらだら出てきた。
妖しくて、軽蔑的で、それでいて無邪気な笑みを浮かべて、らいかは下から杉本をねっとり見上げた。
その妖しい魅力を感じるか感じないかのうちに、杉本は我慢の限界に達した。
「あーーー! あーーーーー! あああああーーーーーー!」
杉本は絶叫して白い液体を吹き上げた。
その液は、激しい勃起の角度のせいで、ほとんど杉本の上のジャージスーツと顔に降りかかった。
「ほーら、はやかったじゃない…アハハハハ」
235名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:07:49 ID:VIWzfbyZ
らいかの嘲笑を聞いても、杉本はどうすることもできなかった。
はじめて、他人にイカされた。しかも、こんな小さい少女に。
その衝撃から立ち直らなおろうとしていると、またペニスに妖しい感触がある。
杉本は童貞ゆえの悲しさか、こんな状況で射精したのに全然萎える様子もなく、硬いままだった。
みると、自分のペニスが、らいかの白いソックスで挟まれている。
「な、なにを…」
「先生みたいな人が、これを知っちゃうと、きっともう、病み付きになっちゃうかも…」
加虐的な笑みを浮かべたまま、らいかは白いソックスに包まれた美脚を器用に動かし始めた。
俗に言う、足コキだ。むろん、杉本は初めてだった。
布の感触。しかもそれは、17、18の少女の神聖な柔らかい足を包んでいて、それは自分の教え子の足で…。
「あうう…おう…はうう…」
先ほど出した自分の白い液に濡れている杉本は、今度は情けない声をあげながら、らいかの足コキを受けていた。
足という、ものをふみつける部位で、自分のペニスがモノかなにかのように扱われている!
だが、そうした屈辱が徐々に快感に変わっていくのを杉本は自覚し始めてしまった。
体育教師の自分が…オトコの自分が…オンナを喜ばせるどころか、足でしごかれて喘ぎ声をあげて…。
だが、それは、プライドが傷つくと同時にとてつもない快感になっていくのだ。
「もう、我慢の限界ね…あと5秒も持ったらいいんじゃない?」
そんな絶望的な宣告を、杉本はどう聞いていたのか。そして無情にも、らいかはカウントダウンを始めた。
「5…4…3…2…1……ゼロ」
「おはああぁぁぁー!」
宣告どおり、杉本叫び声をあげながら、また射精した。
ぴゅる、ぴゅる、ぴゅるぴゅる、とまた白濁液が杉本のペニスから吹き上がった。
今度は、垂直に勃っていたので、それはらいかの脚とソックスにふりかかった。
「…早いわ」
体育教師の顔は、もうどこに行ってしまったのか。杉本は半べそになっていた。
しかし、早いといわれて、またしても侮辱されているのに、なぜか杉本自身はまた硬くなり始めている。
らいかのソックスの感触。それと、侮辱の言葉の感触。その妖しい感触が、ペニスをドクンドクンと脈打たせるのだ。
「あーあ、もう1分くらい持ったら、胸にはさんであげてもよかったんだけどなー」
そういいながら、らいかは首を振った。
そのバカにした言い方で、わずかに教師・杉本は理性を取り戻した。
2度も射精した後で、少しは冷静に状況を判断できるようになってきていたのかもしれない。
弱々しい抵抗を試みた。
「こんなことして…いいと思ってるのか…」
「あれー、怒ってる? じゃあ…」
そう言いながら、らいかは体操服のシャツをはだけた。胸は、ノーブラだった。
杉本はまたしても教師の顔を剥がして、唾をごくりと飲み込んだ。
映像や写真ではない、本物の女性の胸は初めて見る。
しかも、それは高校生の胸で、グラビア並みの巨乳。
「吸わせてあげる」
そう言って、らいかは杉本をまたぎ、胸を杉本の口に預けた。
その柔らかな感触に、杉本はあっけなく抵抗をいなされ、手と胸を使って一心にらいかの胸を吸い上げた。とても乱暴で、愛撫とも呼べない。赤ん坊の授乳のようだった。
「もっと…丁寧に…はあ……そう…軽く舐めるみたいに…」
らいかはじつのところ杉本の愛撫で実際ほとんど感じていなかったが、たまにため息を漏らしてやって指導すると、多少はマシになってきた。
「…少しは、いいわね。…じゃあ…先生の、挟んだげる」
そういって、らいかはすばやく杉本の口から乳房を外し、あっという間に杉本のペニスを自身のEカップで挟んだ。
杉本は、ムニムニのEカップに挟まれ、もう思考能力が完全に消えかかっていた。
「センセイ、いいことしよっか。わたしがパイズリするでしょ? 
それで、1分以内で出さなかったら、…わたしのマンコに、入れさせてあげる。どう?」
童貞杉本にとって、童貞喪失の機会が降って沸いてきた。
ここまで屈辱的な態度をとらされて、しかもイカされつづけているのに、杉本はまたヤル気になってしまった。
その後慌てて思い直した。こんな約束にのって童貞を喪失して、オトコの面目は丸つぶれではないのか。
しかし、目の前の水風船のような巨乳を見ていると、こんな女で童貞を捨てるのも悪くはない、と杉本は自分でもよく分からない計算をした。
…そこには、もはや、高校生の教え子と淫行をすることになるというような倫理観はまるでなかった。
この小娘のパイズリをガマンして、いれてやるぞ。そんな不純な決意を杉本は固めたのだ。
236名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:08:34 ID:VIWzfbyZ
「いくよ…」
ムニ、ムニ、ムニ。
杉本はさすがに眼を閉じて、必死に我慢している。
柔らかい感触は無視して、温かさも無視して…出さないようにすれば…。
しかし、そんな思いとは裏腹に、快感は少しずつ蓄積されていく。
しばらくそうして我慢してみる。思ったより、長い間我慢ができそうにも思えたが、溜まって行く快感を思うと、不安も募った。
そうしているうち、独り言のようならいかの声が聞こえた。
「あ、あと30秒だ。どうしよ」
後半分か。よし…2度も出しているんだ。
初めてのパイズリといっても、1分でいくわけない。
「あー、あと15秒だ。ちょっとマズイかな? パイズリ、最近やってないし、無理だったかなー」
あ、もう半分か。これなら、行けるかも…。
杉本は、先に淡い光を見出したような気になった。
しかし、それもらいかのこんな一言で一気に砕け散る。
「…なんて、慌てると思ったの?手加減してあげてたのにガマン汁でベトベトよ。もう無理なのよ、センセ?イキなさい」
らいかは非情な宣告をした。
杉本のペニスの先をほんの少しだけ強めに胸で挟み、ほんの一瞬、らいかはその赤くやわらかい舌で亀頭をチロっと舐めたのである
杉本はその瞬間、あきらかに快感を覚えていた。はじめから決まっていたかのように、突発的に射精感が走り、またしても杉本はイッた。
「あはあああーーーー!」
三度目も、激しい射精だった。それは、らいかのアゴに何度も何度もぶつかって、終わった。
「…また、ガマンできなかったのね」
少しの侮蔑と、哀れみを込めて言うと、杉本はもうグズグズの半べそになっていた。
らいかは、自分のアゴについた精液をすくうと、杉本の口に持っていった。
「舐めなさい」
杉本は、丁寧に指を舐め、自身の精液を舐め取った。
「今日はもう、遅いわ。でも、先生はまだ入れてないわよね?
だから、今からわたしのオマンコを舐めて、わたしをイカせてくれたら…明日フェラと挿入をさせてあげるね?」
そうやって淫蕩な笑みを浮かべると、杉本はもう必死になってコクコクと頷いた。
「さ、舐めて」
ゆっくりと脚を広げ、腰をくねらせてやると、催眠術に掛かった人間のように杉本はうやうやしく頭を垂れ、丁寧に舐めてきた。
乳房のときの指導が、多少は効いたらしい。
本来なら、臭いのきつい部位だ。的確な愛撫を行うのは、初心者には腰の引けがあって難しいはずだった。
しかし、杉本は熱意を持ってクンニをしていた。
「そう、そうよ…上手よ…」
教師相手に、生徒がなんという言葉を使っているのか。
しかし、この場の教師とはらいかであり、明らかに杉本は出来の悪い生徒だった。
杉本はらいかを感じさせる一心で誠心誠意クンニをした。
その甲斐あって、らいかは、指導や褒め言葉を繰り返しながら、なんとかアクメを感じることができたのである。

…帰り際、制服に着替えたらいかは、
「明日も、ここに、同じ時間ね」
とだけ言い、杉本はコクコクとまた頷いていたのである。
童貞体育教師・杉本を骨抜きにするらいかの教育は、まだ始まったばかりである。
実際、どうしてこんな自分に?と杉本は考えをめぐらせたが、
らいかにとってはただの遊びの一環でしかないのかもしれなかった。
それでも杉本は、今はただもう、らいかの温かい膣内を想像し、思いを馳せることしかできなかった…

            (終)
237名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 21:31:58 ID:VW1Wo3NJ
新作キターーーー(゚∀゚)ーーーー!!
乙&GJですっ!

その後の話もお願いしますぞw
238名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 01:28:55 ID:M5d8HPkU
よかったです。ありがとうございます。
239名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 18:51:35 ID:eIh+mkLi
>>231
そこせめてブルマーにしろよorz
240名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 19:39:29 ID:ZmSV1jij
>ID:VIWzfbyZさん
細かい指摘で何だが…らいかの学校は女子高ですよ?
241後輩の裏切り 前半:2010/10/04(月) 15:01:00 ID:ccyszM57
>>231-236氏のネタを拝借
らいかはその日も、杉本の教育に向かっていた。
彼を遊びの道具として使用するために…。そして校舎と体育館を結ぶ渡り廊下のところに行くと、ツインテールが特徴的な少女がいた。
「橘先輩、どこに行くんですか?」
彼女はらいかの一つ下の後輩の神井みしゃ。らいかが小学生の時から、ずっと妹のように可愛がってきたのだった。
「ちょっと杉本先生のところに用事があるの。」
「そうなんですか、では行ってらっしゃーい。」
そう言いながら去っていくらいかの背中を見守り、ポケットの中からデジタルカメラを取り出した。

体育用具入れの中では、今日もらいかの侮辱的な「指導」に耐える杉本の姿があった。杉本はらいかに挿入するべくらいかから次々に出される要求にこたえるのに必死だ。
「童貞でゴリラ顔の人って最低よ。あたしがイかせてあげなきゃどうなっていたか…」
それでも杉本は、ただただ膣内のことだけを考え、らいかの要求をこなしていった。
「まだまだダメね。なんでこんな人間の屑がなんで先生やってんだろ…。死んじゃえばいいのに。」
ついに杉本の存在否定を始めたらいかは、今度は彼の頭を足で踏みつけた。そしてついにモップを手にし、杉本を打ち付けようとした時だった…
瞬間倉庫内にすさまじいせん光がほど走った。らいかは突然のことに焦っている。
「な…なによ…あんたたち…」
「そこまでです。橘先輩。」
倉庫内の明かりがともされ、みだらな格好のらいかと杉本があらわになった。そしてカメラを持っている少女はなんとみしゃだった。
「橘先輩、もしかしてこんな下賤な男とヤラなきゃいけないほどに飢えてたんですねぇ〜。」
「!!!?」
らいかは初めて自分が裏切られたことに気付いたのだった。
242名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 17:42:09 ID:A0swvSzz
保守
243名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 18:17:39 ID:Bd/y4tsp
てすと
244後輩の裏切り 後半:2010/10/13(水) 18:23:18 ID:Bd/y4tsp
みしゃはデジカメに写ったらいかの淫らかな写真を、本人に見せつけがら言う。
「先輩〜♪この写真ばら撒かれたくないですよね〜、じゃあ言われたとおりにしてください。」
らいかは自分の大学進学を邪魔されたくない思いで必死だ。
「わ…わかったから…何でもするから…ね…」
みしゃはにんまりと笑って言った。
「じゃあ来週までに3万円用意してきてください。」
らいかは完全にみしゃのおもちゃとなってしまったのだった…
245名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:49:09 ID:Sjb8gQAC
いいと思うの
246名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 12:58:26 ID:nH0d5gsx
このスレッドは終わりました。
もう書けないので、早く潰れてくださいです。。。

247名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 17:27:01 ID:+boplc0s
>>66氏はもう来ないのであろうか…
248名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 20:48:03 ID:zliL624w
>>246
GJ!
249名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 14:46:36 ID:w8xsNCGf
保守
250名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 18:01:09 ID:eI/IrvGd
>>247
まいさんネタがないと動きそうにないよな、>>66
公式がフィギュアの方で動いてくれないことにはネタもないし
251名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 19:31:06 ID:qR8nT3jM
ありすにクンニしたい
252名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 02:08:36 ID:PUGYSAx2
ありすとイチャイチャしたい
けっこうノリがよさそうなのがいいね
253名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 22:28:59 ID:hx41rwqr
保守
254名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 20:10:41 ID:69n4xatR
保守
255名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 22:07:32 ID:rfjz+ZCD
保守
256奈菜詩:2010/11/25(木) 01:07:01 ID:L9cPxOf7
エロもネチョもありませんが、楽しんでいただければ幸いです。
DSゲームの主人公と伊集院で「鉄道ボーイズ」というコンビを作って漫才をさせてみました。
元ネタはO−ドリ―の引っ越しの漫才で主人公(主)が○林で、伊集院(伊)が春○です。
この二人の声で脳内再生していただくと、より楽しめると思います。
元ネタから一部独自のアイディアで変えさせていただいた部分も幾つかあります。
DSに出てくる鉄むすを使いました。他の鉄むすは出てきません。予めご了承下さい。
それではどうぞ!






主「どうも〜、よろしくお願いします〜。え〜、僕たち鉄道ボーイズという者でございますけれどもね〜、これから楽しく、健やかに、漫才をやっていきたいと思いますが・・・・」
伊「安心してください。彼女はいませんよ?」
主「・・・・・・・。いてくれたほうが安心するんですがね〜」
伊「へっ!」
主「まぁ、それじゃあ漫才を始めさせていただきますが、最近ですね〜、僕引っ越しをしたいな〜って思うんですよ〜」
伊「笑えねぇよ!」パンッ
主「・・・・・・、笑わしてないんですがね〜」
伊「ういっ」
主「いや〜、しかし何で引っ越しをしたいかって言いますとね〜、僕の今住んでる家がもうボロくてですね〜。お風呂がないんですよね〜」
伊「電気も通ってないだろっ!」パンッ
主「電気は通ってるよ」ペチッ
主「どんだけ昔の家なんだよ、今時そんな家ねーよ」
伊「ういっ」
主「それで今住んでる家から早く出ていきたいと思っているんですがね〜・・・・」
伊「日本からも出てけ!」パンッ
主「お前地球から出てけバカ」ペチッ
伊「バーイ!」
主「で〜今引っ越したいと思っている所ですがn伊「間もなく発車します!閉まる扉に、ご注意ください!」何やってんだよ」ペチッ
主「何処行こうとしてんだよ」
257奈菜詩:2010/11/25(木) 01:08:15 ID:L9cPxOf7
主「何処行こうとしてんだよ」
伊「ただいま!」
主「ただいまじゃないよ。何処にトリップしてたんだよ」
伊「三陸だよっ!」パンッ
主「知らねえよ」ペチッ
伊「ホヤっておいしいですね〜、ありすさん」
主「何報告してんだよ」ペチッ
主「お前が食ったのはうに弁当といちご弁当だろ?」
伊「うい」
主「それでね〜早く引っ越ししたいな〜って思ってるわけなんですけれどもね〜。まぁ皆さんはもう立派なお家に住んでると思いますけれどもね〜」
伊「どう見ても住んでねぇだろっ!」バンッ
主「失礼だろっ!」ベチッ
主「それは失礼だろ〜撮鉄君」
伊「今日来ている鉄むすの皆さんは、皆有り得ない所に住んでるからな〜!」
主「そんなわけないでしょ〜。有り得ない所って何処なのさ〜」
伊「スペーシアだよ!」バンッ
主「そんな訳ねーだろ」ベチッ
主「そんな訳ねーだろ」
伊「鉄道大好きなみなみちゃんなんて会社に無断でいつもスペーシアの個室で寝泊まりしてるんだぞっ!」
主「捏造すんな!」ベチッ
主「みなみちゃんはちゃんと自宅から通勤してるっつの」
伊「うい」
主「え〜それでね、引っ越しをする前にしなくちゃいけないのがどんな部屋に引っ越すか決めることですよね〜。僕こんな部屋に引っ越したいっていう理想があるんですよ〜」
伊「理想の話だけに盛り上がりそうだな〜!」
主「今のブン投げていきますけれどもね・・・」
伊「何処まで投げたんだよ!」バンッ
主「広島まで、投げたかな?」
伊「よしみゆきちゃん、取りにいk主「意味わかんねえ」」ベチッ
主「ものすごく動揺してるじゃないか、みゆきちゃん・・・。ちゃんと謝れよ」
伊「おい、お好み焼きの鉄板の上で後悔させてやるz」パンッ
主「何やらかすつもりだよ。変な想像させるネタはやめよ?鉄むすの皆さんが見てるんだから・・・・・・」
伊「デスクの上で後悔させt」ベチッ
主「やってみろ馬鹿野郎!」
258奈菜詩:2010/11/25(木) 01:09:22 ID:L9cPxOf7
伊「ういw」
主「え〜、それで新しい部屋に僕が欲しいと思うのはお風呂とトイレと物置ですね」
伊「俺の部屋もだろっ!」パンッ
主「いらねーよ!」ベチッ
主「何で一緒に住もうとしてるんだよ!」
伊「俺はお前の部屋にずっといるぞ!」
主「お前僕の何なんだよ!」
伊「地縛霊だよ!」パンッ
主「何だよそれ!」ベチッ
伊「お前の隣にいつも憑いてる!」
主「邪魔だよ!」
主「お前僕が取材に行くときも連いて・・・・」
取材対象の前にたちはだかる撮鉄。
主「邪魔だよ!だからよ!」ベチッ
伊「うい」
主「えー、それで備品で欲しいのはエアコンと照明と、あと台所設備も欲しいですね」
伊「盗聴器もだろ!」パンッ
主「いらねーよ!」ベチッ
主「誰が仕掛けるんだよ!」
伊「門田さんだよ!」パンッ
主「何でだよ!」ベチッ
主「何で門田さんが僕の部屋に盗聴器なんて仕掛けるんだよ!」
伊「お前に悪い虫が付かないか心配なんだよ!」
主「さくらさんて僕の何なんだよ!」
伊「守護天使だよ!」パンッ
主「お前門田さんに浄化されちゃえよ!」ベチッ
伊「うい!」
主「え〜、それであと僕、駅が近いところがいいんです。僕普段徒歩で駅まで行ってるんで」
伊「お前は普段みーなちゃんと愛乗りだろ!」パンッ
主「愛乗りでもないし相乗りでもねーよ」ベチッ
主「みーなちゃんは山梨にいるんだぞ。そんな毎回毎回バイクをブイブイいわせて僕の所に来ることなんてできないだろ〜」
主「それで今ちょっと考えてるのがですね、自転車を買ってそれで駅まで行く伊「ブイブイブイブイ。ブイブイブイブイ」何で気に入ってんだよ!」ベチッ
259奈菜詩:2010/11/25(木) 01:10:02 ID:L9cPxOf7
主「何でブイブイブイブイ気に入ってんだよ!」
伊「うるせーなー、ブーブーブーブー」
主「なかなかだな!」ベチッ
主「今のはいいぞ」
伊「何で上からなんだよ!」パンッ
主「見下してるからだよ。お前のことを・・・・・」ペチッ
伊「うい^^」
主「何で嬉しそうなんだよ!?」ベチッ
主「何で嬉しそうなんだよお前はー!」
伊「うい^^」
主「え〜それでいい部屋が見つかったら早速見に行くわけなんですけどね〜」
伊「何を見に行くんだよ!」パンッ
主「物件だよ!」ベチッ
主「他に何を見るんだよ!」
伊「ホエールウォッチングって可能性もあるだろ!」パンッ
主「打ち解けすぎだろ!」ベチッ
主「いい部屋見つかったからつくしたんとホエールウォッチングに行こう、馬鹿野郎」ベチッ
主「そんな事起こる訳ないだろ?」
伊「誰もつくしちゃんとなんて言ってないぞ?お前、ひょっとして・・?」
主「うるせー!変な詮索すんじゃねー!」ベチッ
伊「ういwww」
主「は〜・・・・・・。でね、いい部屋が見つかったらいよいよ引っ越しですよ。これから二人でその時の状況を再現しますんでね」
伊「編集長の許可取れよ!」パンッ
主「何でだよ!」ベチッ
主「何で、引っ越しの漫才するのにいちいちまゆりさんの許可取らなきゃなんねぇんだよ!」
伊「取ってこいよ!」
主「いらねーよ!やれよいーからよー!」
伊「まなちゃん連れてこいよ!」
主「じゃもういいやこのくだり!」
伊「よし!」
主「でね、いよいよ引っ越しということで、その作業が始まるわけですよ」
伊「その前に引っ越しの記事を書かないといけないだろ!」パンッ
主「書かねーよ!」ベチッ
主「何で僕が引っ越すこと記事にしなくちゃなんないの!誰も読まねーだろ!」
伊「大スターの記事を読まないやつなんていないぞ!」パンッ
主「お前の中でいつ僕はスターのなったんだよ!」ベチッ
伊「初めて出会った頃からスターだよ!」パンッ
主「悪い気はしないな!」ベチッ
主「ホントありがとな!」
伊「うい!」
主「それでね、引っ越しも無事に終わってこれから新しい生活が始まるわけですよ」
伊「よし二人で仲良く住もうな!」
主「お前とは住まないよ、いい加減に伊「おいっ、どうしても俺と一緒に住まないのか?」」
主「どうしてもってんなら一緒に住んでやるよ」
伊「八木沢さん、計画通りですね(ニヤリ)」
主「何を八木沢さんと計画してんだよ!いい加減しろ!」ベッチン
主「どうも、ありがとうございました〜!」
伊「バーイ!」
260奈菜詩:2010/11/25(木) 01:15:27 ID:L9cPxOf7
どうもお久しぶりです。
つくしたん主演の「あの人を想って」の作者の奈菜詩です。
およそ半年ぶりの投稿ですが、PCが壊れたり忙しかったりで投稿できませんでしたが、
スレはいつも見ていました。細々としてても結構長く続いてますね^^
今回は2回目の投稿でしたが、皆様お楽しみいただけたでしょうか?
お楽しみいただけたのでしただ幸いです。
「あの人を想って」の続きはもう少々お待ちください(汗
それでは失礼します。
261名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 23:37:27 ID:3KU/NWZy
保守
262名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:41:11 ID:Wzx7po+Q
保守
263名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 19:48:36 ID:zMSttZ+G
ほす
264名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 13:35:54 ID:20HUeJcb
2005年 富井高校テニス部の合宿が里山海岸にて行われた。
1年生の青海ゆりかは、大会出場経験のある優秀な選手である。そんな彼女もやはり青春真っ盛りで、憧れる男性がいることは彼女も例外ではなかった。
2年生の豊洲台であった。台は全国大会の常連であり、ゆりかも彼の足元には及ばないと考えていたが、初めてみたときから彼のさわやか端正なルックスに彼は惹かれてしまう。
けれどもやはり告白しようにもライバルは多かった。イケメン選手ともなると彼女のほかの女子も当然台に目を付けている女もいた。
ゆりかは台が他の女子と親しくしているのを見るとやはりコンプレックスと嫉妬を抱かずにはいられなかった。
豊洲先輩…大好き…この想い…もう止められない…どうしよう…
体育の直前の着替えの時でもそも事ばかりが脳裏に浮かぶ。周囲は、最近起きた大規模な電車の事故の話題で持ちきりだった。
しかしそれすら耳に入らない。
(豊洲先輩…私の…この胸を…)
ゆりかは無意識のうちに水色のブラジャーのフックをはずそうとしていた。
「ち…ちょっと!ゆりか!」
後ろのほうで声がして我に返る。彼女の異変を察して声をかけたらしいゆのだった。ブラウスのボタンを留めている最中だったらしく、胸元からはピンクのブラがのぞいている。
「ゆりか大丈夫?最近いつもなんかボーっとなってること多いけど…何かあるんなら私たち相談に乗るよ?」
「う…ううん、ちょっと疲れてるだけ。気にしないで。」
何事もなかったかのようにそう返した。すると今度は最近ブラをつけ始めたみらいが、ブラがずれて困っているようで戸惑っていたので、ゆりかとゆのがそれを助けに行った。
みらいがどうやらサイズを間違って購入しているようなのでレシートを持って、購入した店に行って取り換えてもらうようゆのは言った。
男子のいない女子だけの空間ならではの光景であった。

3ヶ月後…
家に帰っても相変わらず彼のことが頭から離れないゆりか。勉強すら捗らない。
「先輩…私あなたのことが好きになっちゃったみたい…。」
その時だった。彼女の机の中にしまっていた携帯が鳴った。メール着信。相手はあの豊洲先輩だ!
ゆりかは心臓が高鳴っていることが自分でもわかった。
(も…もしかして…私が先輩に惚れていることを知って…)
ゆりかはその後の都合のよい想像をしながら携帯を開いた。だが実際はそっけないものだった。
『23〜25日で合宿があるんだけどお前もくるか?』
豊洲は男子テニス部の主将なので当然来るようだ。だったら彼女も行かないわけにはいかない。
『参加します』
そうメールを返信した。しばらくたって、
『わかった。楽しみに待ってる。』
そう返ってきた。それだけでも彼女は胸がますます高鳴っていた。
それから合宿初日までの2週間が非常に長く感じられた。

ゆりかにとっては恐ろしく長い14日が明け、合宿初日がやってきた。気分を高揚させながら富井駅へと向かった。
彼女は先輩がもしかしたら急用で来なかったりしていないかと心配だったが先輩の姿が見えたので一安心している。
全員がそろったのでいよいよ電車に乗り里山海岸へと向かう。
最初に乗るのは201系の体質改善車で、中央本線のものは置換えが告知されたがこちらでは当分廃車される予定はなさそうである。
ロングシートなのでゆりかは豊洲と隣り合わせに座れることを期待していたが、彼は同乗していた老人に席を譲って乗り換えるまでたっていた。

二回目の乗車は223系新快速。近郊電車とは思えない快適さと速さを兼ね備えている。座席は転換クロスシートで、シートの向きを先輩の方向に合わせてゆりかは変える。
「あの…先輩…前に座ってよいでしょうか…?」
ゆりかは少し尻込みしながら先輩に聞いた。
「別にかまわないよ。」
その時彼女のハートはこれまでにない高鳴りを始めたのだった。
私の目の前にこれまで手を伸ばしても届かなかった先輩がいる…これは夢じゃない…。
もう何が何だか分からなかった。2回目の乗り換えまでがあっという間に感じられた。
3度目の電車は105系で再びロングシートの車両。かつて千代田線で使用されていた車両で古ぼけた感じが否めない。
でもそんな車両でも彼女は豊洲の横に座れたので、ゆりかの中では快適な空間に変化した。
電車を降りて里山スポーツセンターまでの距離さえも短くしてしまった。

合宿場につくとテニス部の顧問が部屋に荷物を置いたら早速テニスコートへの集合を命じた。いよいよ年に一度の合宿の幕開けである。
265名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 14:37:44 ID:20HUeJcb
初日は女子はランニング5kmから始まった。
里山海岸の砂浜を走るも真夏の日照りが彼女たちを苦しめた。
先輩の女子部員たちは次々と文句を言っているのが耳に入るが、
ゆりかは辛くなれば豊洲のことを頭に浮かべると不思議と足取りが軽くなるのを感じられた。

翌日のことだった。ゆりかは女子の先輩に呼ばれていた。
「何か…?」
「明日はあの…海水浴でしょう?それでね…」
テニス部の合宿では最終日には海へ行くことになっていたが、そのあとにメインイベントとも呼べる行事がある。
それはブランケットトスというもので、頑丈なシートに選び出した女子部員一人を立たせて、
それを部員全員でシートを波打たせて飛ばすというもので、必ず新入生の女子部員が選ばれていた。
「その飛ばされる役をね…青海さん、あなたにやってもらいたいの。お願いできるかしら?」
「わ…私がですか??」
「お願い!あなたしかいないの。あなた以外の女子部員みんな断っちゃったし。」
「わ…わかりました。」
そんなこんなでゆりかは合宿の最後を飾る重大な役割を担うことになったのだった。
私なんかで…ほんとにいいのかな…
そう思っていた時だった。自分の名前を呼ぶ声が聞こえたので振り返ると、豊洲が立っている。
「明日のブランケットトス、お前が飛ぶってな。頑張れよ。」
「えっ…はい!」
ゆりかはがぜんやる気になった。

次の日、里山海岸で水着に着替えた女子部員は遊んでいた。
ゆりかも他の女子部員と海で水を掛け合うなりしてはしゃいでいる。
華やいだ嬌声が砂浜中に響いた。
一時間ほど海で遊んでいたら、男子部員が声をかけた。
どうやら準備が完了したらしい。
女子部員たちは浜から上がり男子部員たちが集合している方へ向かった。

ゆりか以外の部員はシートを囲む形で立っている。
ゆりかはシートの中央へ歩いてその上に立った。
彼女が立つと豊洲が号令をかけると同時に、部員たちがシートを持ち上げた。
シートの下は空洞となり、彼女はシートに支えられているだけ。
「キャッ!」
ゆりかは思わずバランスを崩してシートの上に転んでしまった。ビキニを着た15歳の少女はシートの上に思い切り沈んでいる。
彼女の肌にシートが当たって感触が心地よい。
ゆりかが起き上がる間もなく、さらにシートを上下に揺らされる。彼女の体が高く舞い上がり、シートの上に落ちた。思い切り脚を開いた状態で尻もちをついた。
この役を断った女子部員たちは心の中では、
「断ってよかった。」
「青海さん、私あなたのこと一生尊敬します。」
そう言っていた。
ゆりかはシートの上でうつ伏せになって休んでいる。10回も飛ばされて少し疲れているようだ。
その時、彼女の目には豊洲の姿が映った。ゆりかはあわててシートに顔をうずめた。
ハンモック状になったシートの柔らかさがゆりかの気持ちを慰めていた。
今こそ…伝えたい…
そう思い彼女はシートを手繰り寄せて体を反転させ、仰向けになって改めて先輩のほうを見る。
「と…豊…」
そこまで言いかけた時、再び彼女の体は宙を舞っていた。


266名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 14:38:07 ID:20HUeJcb
「…あれ…夕日…?」
すでにあたりは日が暮れかかっていた。
「青海さん、いきなり寝ちゃうんだからびっくりしちゃうじゃない。」
彼女は折りたたまれた先ほどのシートに寝かされていた。水着のまま…
「あとで、豊洲先輩があなたに伝えたいことがあるようだから、そこで待ってて。」
彼女の頭の中で嫌な予感がした。いきなり途中で寝ちゃってたから…まさか叱られちゃうんじゃ…嫌われちゃったかも…。
すると後ろのほうで声がして振り返ると豊洲が立っている。あわててゆりかは振り返り、両手を合わせて謝った。
「ごめんなさい!あんな重要な役割の途中で…寝ちゃって…!」
「ちがうよ。そうじゃない。」
ゆりかは驚いて顔を上げた。
「実は俺…お前のことが…ずっと…気になってたんだ。」
「え…」
「ゆりか!俺と付き合ってくれないか?」
「!!!」
ゆりかは自分がまだ夢を見ているような気がした。私が伝えたかったことを…どうして豊洲先輩が…?
「もし…だれか好きな人がいるなら俺はあきらめるぞ?」
その言葉にゆりかは改めて、夢ではないことを実感した。
「…いません。だから付き合っても…大丈夫です。」
ゆりかの願いはついにかなったのだ。しかも相手も自分に好意を抱いていたのだ。
「や…やった!ありがとう!ゆりか!」
ゆりかは先輩に抱きしめられて、おそらくこんなに喜ぶことは一生ないような気がしてならなかった。

fin

267パンツにはパンツを 前篇:2010/12/26(日) 11:56:35 ID:o0JHPdxS
2006年、春
大月みーなは、女性雑誌でこんなものを見つけた。
「セクシーランジェリー!男を魅惑する勝負下着!」
その項目を呼んでいると「男を魅了するなら紐パンしかない!」と書かれている。
それを読み終わるか読み終わらないかのうちに彼女は思い立ったように、下着屋へ愛車のドゥカディにまたがって向かっていた。
みーなは店の中に入ると、真っ先に紐パンのありかを店員に聞いてみた。店員は唐突に聞かれたのですこし引いていたが、みーなは気付いていなかった。
「と…とにかく…紐パンください!」
「わ…わかりました…!」
普通のショーツより割高な紐パンを購入した彼女は、自宅に帰った日の風呂上がりに早速着用してみることにした。履くのに少し時間がかかったが、履き心地は上々、一時間もすれば履きなれてしまった。
しかし悲劇の時間は刻一刻と迫っていた。

次の日みーなは、駅のホームにいた。今日はバイクには乗らず電車での移動だ。これがいけなかった。
ちょうどホームには通過列車に注意するように放送がかかっていた。
みーなは聞こえているが、白線の内側まで下がっていたので別に問題はないと考えていた。
やがて通過列車の音が聞こえてきた。最高速度130q/hでの進入。
この日はみーなは友達に会いに行くためおしゃれをしていたためスカートをはいていたが、それが風圧でめくれ上がった。
しかしそれはまだ序の口であった。緩くなっていた紐パンの紐が風圧で解けてしまい、そもままずり落ちてしまった。
みーなはあわてて紐パンを上げるが、すでに遅かった。生尻やヘアを周囲の客に見られただけではなく、後に鉄道むすめの仲間となる当時の女子高生たちにまで見られてしまったのだ。

ゆの「あの女バカじゃないの?」
みらい「なんで紐パンなんだろうね。」
はるか「おそらく…男がおらんのんやろう。」
ゆりか「あんな下着絶対履かないようにしないとね。」
まな「そうだよ。」
みわ「クスクス。」
あやの「きっと一人で脳内で男の人を想像するしか楽しみがないんでしょうね。」

みーなは友達と会うのをやめ、家に帰ってベッドに突っ伏して泣いていた。
「あいつらだけは…あいつらだけは…絶対に許さない…」
彼女は棚の中からあるものを取り出した。小型カメラだった。
「パンツにはパンツでお返ししないとね…フフフフ…アハハハハ!」
続く
268ななしさん:2010/12/27(月) 20:00:27 ID:Kh/E+85c
>267
早く!早くみーなの逆襲を!
269ななしさん:2010/12/27(月) 20:52:28 ID:Kh/E+85c
みなみのエロ投下します。
みなみ×DS主人公

私はこの日に合わせて休みを取った。
初めての取材で私を取り上げてくれた彼。
1年後の春に彼に告白された。
すでに、何回も彼と交わっている。

「やっとこの日だ・・・ふふっ。」
今日から一週間の休みを取って、彼と過ごすことにした。
彼が今日は家に来てくれる・・・そう思っただけで、私のあそこはぬれかかっていた。
「あっ・・・もうぬれてきちゃってる・・・:
彼の仕事が終わるのは昼の12時。その後私のアパートに来てくれる。
「早く早く。もう待てないよ〜」
もう、私の欲望は止まらない。これからノンストップ特急列車のように私は手コキをはじめてしまった。
「あっあっ!孝徳さ〜ん!私のあそこをなめてっ!私、もうおかしくなりそう!」
そんなこんなのうちに、私はイってしまった。毛布やシーツが私の精液でベチャベチャである。
「もう1時間もやっちゃってたんだ・・・シャワーでも浴びてこよっと。」
シャワーを浴びていると自分の精液のにおいが充満してしまっていたが、私は逆に興奮してしまっていた。
「孝徳さんと同じにおいをかいでる・・・!私、もうどうなったっていい!」

シャワーから上がり、彼を待つ。下着もすでに変え、服も普通のものに変えてある。
そうしていると、外から階段を上がる足音が聞こえてきた。彼だ。
私はドアの前に立ち、いつでも彼に抱きつけるように準備をしておいた。
チャイムが鳴り、彼が家に入ってくる。
「みなみ。お邪魔します。」
「もう私たちの家でしょ!」私は彼に体を預け、唇と舌を彼の口に預けた。
「ぺちゃ・・んんっ!ああっ!」
頭が真っ白になっていく・・・私の求めたもの・・・
彼はそれをかなえてくれた・・・
「みなみ・・・相変わらずえっちいな。」
「えへへ・・・」

私たちはその後買い物に出かけたり、食事をしたりと”普通”のカップルを演じた。
時間はたち、夜。
「孝徳・・・私のオマンコみて・・・孝徳のことを思うと・・・蜜がたくさん出ちゃう・・・」
すでに、私のオマンコはぐちょぐちょという音が似合うほどぬれていた。
そしてそこを彼は、優しくなめてくれ、私と一緒になろうとしてくれている。
「あっ!孝徳!イっちゃう!いっちゃうよぉ!」
私は、孝徳の顔に思いっきり精液を出してしまった。
「みなみ・・・大好きだよ・・・」
私たちはその後シャワーを浴び、布団の中で思いっきり熱いキスをした。

270名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 07:47:07 ID:rbJy9IbL
>>267
みーなワロスwww
続きwktk
271パンツにはパンツを 後篇:2011/01/04(火) 10:31:12 ID:/7cTeuPd
みーなは靴の先端に8ミリカメラを仕込んで、ポケットに録画装置を忍ばせて富井高校前へと向かった。
放課後なので部活のない生徒たちがぞろぞろと校門から出てくる。
そして偶然この日はゆりかも部活がなかった。
校門に立ってから10分ほどして6人の見覚えのある女子生徒らが出てくる。
なびくような髪の毛が特徴のゆの、関西弁が特徴のはるかが校門から続々と出てきた。
みーなは気付かれないように、水色の髪は黒染めにして、男装している。

10分ほどあとをつけて、6人は書店へ入って行った。
男性アイドル雑誌のコーナーへ向かうと、華やいだ嬌声が店内中に響いた。
その声で店員や客は眉をひそめている。
こいつらは人の迷惑もわからないの。ならわからせてやろうじゃないの。下賤な低能娘に。
自分の行為を正当化するように言い聞かせながら、みーなは靴のつま先をゆののスカートの中に忍ばせた。
しかもゆのはわずかに脚を開いている。

その夜、みーなは映像を確認している。鮮明に映った映像にみーなは自分の腕前を確信した。
「これならいける!残り5人の映像もしっかり撮ってやる!」

翌日、富井駅南口。
みーなはICカードをフルチャージして待ち伏せた。今日は電車内での映像を撮影するためで、降りる駅まで執拗に撮るつもりらしい。
ゆの達が切符を購入するのを見計らって、みーなはそのあとをつけた。
ホームに降りてから5分ほどして、221系の普通列車が引き上げ線からホームに入ってきた。
ドアが開くと、列の先頭にいた6人とみーなは車内に入り、今度はみらいとゆりかが転換席に座った。そしてみーなもその前に座った。
今日はカメラはかばんの中に隠している。みーなはかばんを膝の上に置いている。
そしてみーなは、音楽プレーヤーを再生するふりをして録画機のスイッチを入れた。
二人はいろいろと話をしているが、その都度、脚を動かしている。二人の股間はしっかりとみーなのカメラに写っていた。二人は次の駅で4人に別れを告げ降りて行った。
そして今度は立ち上がると、立って話をしているはるかのスカートの下にカメラを忍ばせた。
みーなははるかが降りるのを見届けてから今度は残るまなとみわの「撮影」をしようとしたが彼女たちの前には人が座っていたので断念して引き上げることにした。

次回完結!
272名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 15:29:05 ID:VK3lvnEd
保守
273ななしさん:2011/01/22(土) 16:28:32 ID:SfnbRYp/
振り切るぜ!
274名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 04:11:40 ID:+gpNWJbA
僕「先生、どうでしょうか?」
医者「心配ないですよ。よく効く座薬がありますから、それを使いましょう」
僕はパンツを脱いで、お尻を先生の前に突き出しました。先生は肩に手を掛けました。
医者「いいですか?イキますよ。ハイ、力を抜いて」
僕「ううっ」
座薬が何個も入ったようでした。
医者「この座薬を毎朝、1週間続けてみてください」
僕「どうもありがとうございました」
翌朝。言われた通り座薬を入れようとしたが上手くいきません。そこで嫁に頼むことにした。
嫁「これをお尻に入れればいいのね。わかった。いくわよ」
嫁は右手で座薬をつまみ、左手を肩にかけました。
その時!
僕「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
嫁「どうしたの?!ごめんなさい、痛かった?大丈夫?」
僕「うわぁぁぁぁ!!違う、今、気が付いたんだ!うわぁぁぁぁ!!!」
嫁「なに?何に気づいたの?」
僕「あの医者は、両手をおれの肩に掛けてたんだ!!」
275名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 04:41:56 ID:tBtPzziM
あげ
276パンツにはパンツを 完結篇:2011/02/08(火) 10:16:27 ID:mkyft6bM
次の日、みーなは6人が来るのを見計らいいつもの書店へと向かった。
富井高校の授業が終了するのは大方15:00ぐらいなので、それに合わせて家を出たのだった。
靴の先端に仕込んだカメラは準備万端、映像のノイズなども問題なし。
みーなはポケットの中に録画機を忍ばせた。

15:10分ごろ書店に到着した。それから5分ほどして件の6人組が書店にやってきた。
そして6人がいつものアイドル雑誌コーナーに向かったのを確認すると、気付かれないように後ろに回り込み録画機のスイッチを押した。
…しかしここまでは良かった。ところが…
運悪くはるかがバランスを崩して、みーなの脚を踏んでしまった。はるかは謝る前に足元に感じた違和感に気付き、みーなの靴を脱がせようとした。
「ちょっと!何すんの!」
「このカメラは何や!」
靴の先端にのぞいていたカメラに気付いたようだ。

しかしみーなは今度は店をダッシュで駈け出して店を出た。
「待てー!」
件の6人達もそれを追いかけた。
しかし、みーなは脚がはやくて6人は追いつけなかった。

そしてこの数年後に彼女たちが鉄道むすめとなって再開することになるのは公然の秘密である。
277お好み焼き みゆき 前篇:2011/02/11(金) 11:15:57 ID:I7zdxOMg
その日、らいかは新しくできた彼氏と一緒に食事をしに行くことになり、お好み焼き「みゆき」
を訪れた。
ところが、相手の男はらいかに対してすでにさめきった感情しか持っていなかった。
彼女の破天荒な振る舞いとわがままぶりに嫌気がさして、すでに別れたい一心である。そしてこの食事もらいかの一方的なわがままで決まったものだった。

二人が店に入ると、らいかが一方的に予約を取っていた席へ案内された。店に入ってしばらくすると、若い小柄な女性がこれまたらいかが勝手に、予約していた日本酒が運ばれてきた。
男はここで機嫌をとらないとあとあと面倒なことになるので、らいかの機嫌をとることにした。
「みんな、お前のこと見てるぜ。」
「何言ってんの、あんたを見てるのよ。」
そして勝手にびんの栓を開けると、グラスに注いで一口飲んで、
「うまい…この苦み、そしてこの香り、このお酒は…東京自暴自棄!違う?ウェイター?」
しかし加虐的な笑みを浮かべながら得意げ言ったらいかに対して、女性はあっさり言い放った。
「ハトをカラスというぐらい違います。」
そしてらいかの手を無理やり取ってヘラを握らせた。
「広島焼きが冷めます。お客様。熱いうちにどうぞ。ちなみに私はこの店のみゆきです。ウェイターは雇っていませんので。」
周囲から冷笑が飛び交った。冷たい笑いと裏腹にらいかの顔は真っ赤だ。
…東京自暴自棄を頼んでおいたのに…!なんで…!こうなったら…仕返ししてやる…!
そのときらいかは自分の髪の毛を一本抜くと、それを広島焼きの中に混入させた。

そして先ほどの女性を呼びつけた。
「何よ!この髪の毛!このお店はお客にこんなものが入った料理をお客に出すわけ?」
ところが…
「すみません。お客様。私…あまり昆虫には詳しくないんで…」
その時、らいかの堪忍袋がついに切れた。
そして…
「ふざけんなーっ!」
彼女は渾身の力でこぶしをテーブルに叩きつけ、鉄板ごと広島焼きをたたき割った。
広島焼きが床に散乱した。ところがみゆきの様子がおかしい。
「…ちょっとあの髪の毛を取り除いたら…食べれたんじゃないんかねぇ…。三日三晩材料を調達しよるんよこっちは。」
そしてらいかがみゆきの手を踏みつけると、
「ちょっと態度が大きいんじゃなくって?こっちはお客よ!お金を払うお客よ!」
「お金って…腹の足しになるんですか?」
「…!」
「腹の足しになるんかって…聞きよるんよ!」
次の瞬間みゆきが逆立ちになり、プロペラのように両脚を回転させると同時に、らいかは全身に鈍い衝撃が走るのを感じた。

店の中がざわめいている。らいかの手の先から血が散乱した広島焼きの上に落ちている。
「食べ物を…粗末にしなさんなよ…!広島人の店で…店員に抵抗する事は…自殺に等しいことなんじゃけえね。それをよう覚えときんさい!」
後篇に続く
278小学校生活最後のひと時
8年前、あやのは小学校最後のひと時を過ごしていた。

今は2月だが、彼女は去年購入したスクール水着に着替えてベッドに上がる。
彼女より少し歳が上の世代が読む漫画などでよく見かける二重構造のタイプと、
キャミソールタイプを組み合わせたような外観の新スクール水着と呼ばれるタイプだが、
Vラインの角度は、周囲の小学校のものよりやや急で、全体的にフィット感もあった。
紺一色に背中のレーサーバック部分は、学年を表す青が逆三角形に入っていた。
小学校時代で最後のプールの時に着た思い出のスクール水着だった。
進学予定の中学校にはプールがない。
そこでせめて最後の水着を着ようと考えたのだ。
「なんてスタイルいいんだろうなボク…」
ボーイッシュな風貌に不釣り合いなスクール水着。いっそこんなことなら、男の子として生まれたかったと思った。
足元には冬用の柔らかい羽毛布団が素足に踏まれて揉みくちゃになっている。
すごく気持ちがいい。
そして今度は枕を踏んでベッドにうつ伏せに倒れこんだ。
夏のプールの授業を思い出した。

卒業まであと一カ月、何事も起こらず卒業できたらな、と思った。