ファイアーエムブレム&ティアサガ第32章

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1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

【前スレ】ファイアーエムブレム&ティアサガ第31章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226213010/

初代保管庫 (part1〜part13)
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html

二代目保管庫 (part13〜part28)
ttp://derheiligekrieg.h.fc2.com/safekeep.html

三代目保管庫(現在収録作業継続中、part1〜part27まで収録済み)
ttp://fets.x.fc2.com/dir/index.html
2名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 11:57:20 ID:6NW895bT
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105165398/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第16章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115994347/
3名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 11:57:34 ID:6NW895bT
ファイアーエムブレム&ティアサガ第17章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第18章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第19章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128218993/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第20章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132488917/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第21章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第22章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第23章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147260205/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第24章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152266336/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第25章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166627802/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章(本当は27章)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174208120/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第28章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178528489/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第29章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200019005/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第30章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213922499/
4名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 12:12:35 ID:9r1dGgCL
>>1
スレ立てありがとう
5名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 12:39:16 ID:qfagUnXt
>>1幼女
6前スレ605:2009/08/02(日) 21:03:48 ID:FF9JBoKh
>>1
早速投下させてもらいます

前スレ>>611
GJ!
次回作も期待してます!


変態王リーフ

第19章

ここはハンニバル将軍の山荘の一室。
数人の男女が絡み合っている。
「ほらロベルト、もっとがんばって腰を振って」
「ぜぇ…ぜぇ…は…はい、セルフィナ様…」
「ケインはお尻に入れるのは何回目かしら?」
「ハァ…ハァ…今日は3回目ですね…」
「もうアルバ!これだけフェラしてあげてるんだから、早く立てなさい!」
「ひぃ…ひぃ…もう煙も出ません…」
セルフィナの若きツバメ、ケイン、アルバ、ロベルトの3人が必死にセルフィナに奉仕している。
そこにドリアスが駆け込んできた。
「いかん!トラキア軍が攻めてきたぞ!……セルフィナ…グレイドがいなくて、
 欲求不満なのはわかるが、程々にしなさい…」
「いても欲求不満です!グレイドったら酷いんですよ!せっかく私がはりきってラケシス様から
 教わった性技で悦ばせてあげようと思ったのに、たった結婚3ヶ月で不能になるなんて!」
「……わし、孫の顔見れるんだろうか……」
グレイドが気の毒でならないドリアス。
一方セルフィナも、さすがに4Pは中止して戦の支度をしている。
「さあ、いくわよ3人とも!」
3人は疲れきった体を引きずって配置につくのだった。
7前スレ605:2009/08/02(日) 21:04:20 ID:FF9JBoKh
ハンニバルの山荘に近づいてきたリーフ一行。だが山荘はトラキア軍の攻撃を受けている。
「こりゃ大変だ!早く助けに行かないと!」
とりあえずリーフは、前回掘り忘れたハルヴァンとロナンを掘ると、全速力で救援に向かった。

そして詳しいことははしょるが、トラキア軍を撃破したリーフ達。
敵将マーロックは竜に乗ってるので捕らえられない。残念。
そして目出度くドリアス達と合流した。

「これでレンスター解放の軍勢はそろいましたな」
「では今後のターラへのルートですが…」
ドリアスとアウグストが今後の事を話している。
リーフとフィンはセルフィナと再会を喜んでいた。
「やぁ、お互い無事でよかった」
「本当ですね、フィン様も無事でなにより」
「ああ、それよりグレイドはいないのか?」
「もう!フィン様ったら私よりもグレイドですか、やっぱりホモですのね、昔は結構アプローチしたのに」
その言葉に驚くフィン。アプローチされてたのか、さっぱり気付かなかった。
「てか、誤解だ。私は女もOKなんだが」
「まあ!」
瞳を輝かせるセルフィナ。早速三人で寝室に入る。リーフはフィンにそっと耳打ちした。
「フィン…もし、立たなかったら恥をかくよ」
「し…しかし、セルフィナも美しくなりました…もしかしたら立つかも…」
8前スレ605:2009/08/02(日) 21:04:44 ID:FF9JBoKh
結論からいうと立たなかった。セルフィナの激しいフェラにもパイズリにもピクリともしなかった。
「もう!フィン様のフニャチン!」
絶望に打ちひしがれるフィン。
「うおぉおおおおおおおん!!!ラケシス様のバカー!ナンナのアホー!」
床に這いつくばって号泣するフィン。
それを見ていたたまれなくなったリーフはセルフィナに宣言した。
「フィンにかわって僕がセルフィナを満足させてあげよう!」
「あら?できますかしら、では、私自ら相手にするほどのものか、試してあげましょう!
 私の性奴隷たち!リーフ様と4Pなさい!この3人より先にイクようなら、
 私とSEXする資格はありません!」
「「「はい!セルフィナ様!」」」
セルフィナの無体な命令にも、素直に従うケイン、アルバ、ロベルト。
「軽くひねってあげよう!」
リーフは極太のペニスをロベルトのアナルに突っ込むと、さらにケインに手コキ、
アルバにフェラを行った。
すでにセルフィナに瀕死にされていた3人はあっさりと失神した。
「なんだたいしたことないじゃん」
「いえ、私も思いつきで言っただけですから」
9前スレ605:2009/08/02(日) 21:05:54 ID:FF9JBoKh
「さ、リーフ様どうぞ♪」
嬉しそうに両手を広げるセルフィナ。
「若奥さん八百屋です」
「ああっいけませんわ、主人が帰ってきちゃう」
セルフィナにむしゃぶりつくリーフ。
唇を奪い舌を絡めあう。
「ああん、大根を見せてくださらない?」
リーフの大根、もとい肉棒を両手でこするセルフィナ。
「ご注文の大根です。美味しいですよ。レンスターの名産で新鮮です」
肉棒をプルプル振ってみせる。
「まあ、一本戴こうかしら」
リーフの肉棒にしゃぶりつき、バキュームのようなフェラをはじめる。
「まあ、先走りの汁も、雄の香りも香ばしいステキな大根ですわね」
「エスリン母上という畑から取れた大根です。農家のキュアン父上自慢の一品です」
「ああ、なんて美味しい…今夜の夕飯の味噌汁に入れましょう」
「どうぞ、じっくり味わって下さい」
セルフィナの口内に大量に射精するリーフ。喜んで飲み干すセルフィナ。
「ねえ、八百屋さん、私次は下のお口で食べたいわ」
四つんばいになっておしりを振る。バックのおねだりだ。
「どうぞ、まだまだ沢山あります」
セルフィナの腰を掴むと挿入するリーフ。
「あはぁぁ!大きい!なんてマーベラスな大根…」
「丹念に育てられましたから、無農薬の高級大根です」
パンパンと腰を打ち付けるリーフ。セルフィナはさすがにラケシスから性技を仕込まれただけある。
美しい者好きのラケシスはセルフィナの事も食っていたのだ。
そして気に入って性技を教えたのだ。以前の自分ならこの腰使いに屈してグレイドの二の舞になっていたであろう。
だが、ラケシスやナンナ程ではない。
10前スレ605:2009/08/02(日) 21:06:33 ID:FF9JBoKh
勝てる!
勝ちを確信したリーフはマーベラスな大根で畑を掘り返す。
「あん!あはん!あぁは〜ん!」
「若奥さん八百屋です、若奥さん八百屋です、若奥さん八百屋です」
セルフィナが3回目の絶頂を迎える頃、リーフは最初の射精を行った。
最近では射精のタイミングもある程度コントロールできる。
出そうと思ったら早めに出せるし、持たせようと思ったら長期間射精を抑えられる。

だが、セルフィナも相当欲求不満だったようで、まだ満足しない。
オマンコに5発、アナルに3発、口に3発の射精を受け15回ほどの絶頂でようやく満足したのだった。

リーフは服を着ると、まだ泣いているフィンを連れて寝室を出る。
ドリアスを掘るために。

「ぎょえ!王子何をなさいます!?」
「ドリアス…片腕を失ってまでレンスターに忠誠を尽くしてくれるなんて…忠誠の褒美をあげよう!」
「アー!」

続く

次はセイラとローザ、
オルエンはその次ね
11名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 21:45:49 ID:zZY62TWV
>>1おつ>>6おつ

セイラとローザって誰だっけと思って調べたら
11章外伝の子供たちだった
すっかり忘れていたよw
12名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 07:29:47 ID:YpaBaojS
フィンとグレイドが不能なのはもったいないなあ
いつか復活する日がくるのだろうか
13人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/08/03(月) 21:20:02 ID:hIUA+J35
>>1乙です。
1410:2009/08/04(火) 08:41:26 ID:QRIj7YKK
>>13
次回作を期待してます!


変態王リーフ

第20章

「さて我が軍はいよいよフリージの支配地域に入るわけですが…
 王子、いまだにレベル1なのはなんとかなりませんか?」
ドリアスの言葉はもっともだ。でもリーフは戦いの技術を上げるつもりはないようで…
「僕は戦いは嫌いさ、確かに僕はレベル1、雑魚さ。でも見てよ!別のステータスを!」

リーフ 変態 LV15

スタミナ 48

精力 14
破廉恥 17
テクニック 15
ピストン 16
エロ知識 18
硬度 16
ペニスのサイズ 15

「さらに、連続射精と必殺クンニのスキルも持っている!」
「……」
「私も何度も申し上げたのですがな…」
ドリアスとアウグストは頭を抱えた。この後におよんでロードレベル1など、
2軍にしたいところだが、こんなアホでも軍のシンボルだ。出撃させないわけにはいかない。
「敵を破るまで、護衛をつけて後方に留まっていただく他あるまいな…」

ドリアスは泣きたくなった。キュアン王子やカルフ王は変態ではあっても、
武勇には優れていたのだが…
1510:2009/08/04(火) 08:42:19 ID:QRIj7YKK
リーフ軍はノエル渓谷の砦を攻略すべく攻撃を開始した。
そこに2騎の新手が現れる。フリージのオルエン将軍と騎士フレッドだ。

戦況を後方から見守っていたリーフは、異常な嗅覚でこれを発見した。
「わーい、美少女発見!」
言うが早いか、護衛が止めるのも聞かず前線に飛び込んでいく。
「あれが敵のリーダーね!ダイムサンダ!」
「ぎょえ!」
「リーフ様危ない!アホですか貴方は!」
ナンナは素早くリーフを自分の馬に乗せて後退した。
かつては雑魚だったナンナはちゃっかり杖を振ってレベル上げし、すでにクラスチェンジしている。
「あー死ぬかと思った」
「好みの相手を見つけたのはいいですが、殺されちゃ元も子もありませんよ、
 私だって横にいた騎士は結構好みなんです。じゅるり」
よだれをたらすナンナ。

結局オルエンとフレッドはすぐに退却し、ノエル砦は落城した。

「貴方の戦いぶり見事なり、僕は感心したよ、だから掘ってあげよう!」
「アー!」
捕虜にした敵将ラルゴを掘ると、リーフ達はダンドラム要塞へ向かった。
1610:2009/08/04(火) 08:42:57 ID:QRIj7YKK
ダンドラム要塞に愚かにも無策で突撃するリーフ達。
敵の罠にはまって要塞に閉じ込められ、シューターで滅多打ちだ。
「あのれ卑怯な!」
などとドリアスが叫ぶが、城に仕掛けがあるのは当たり前、指揮レベル1の戯言である。
だが、騎士フレッドの内応もあり、苦戦しつつも要塞の大半を占領し、
敵の残存戦力掃討のため要塞の深部に侵入する。
敵将ケンプフはリーフが自分の尻をジロジロ見ることに、恐怖して逃走した。

要塞の深部の敵を掃討するリーフ軍、安全が確認されたため、リーフは奥に進む。
要塞の奥に牢があると聞いたリーフは以前のように子供が捕まってるかもと思い、
仲間を振り切り息を荒げて突撃した。
「ハァハァ」
いくつかの無人の牢を抜けると、一番奥の牢に4人の人間が幽閉されているのを発見した。

「助けにきたよ!」
扉の鍵で開錠するリーフ。そこにいたのはフリージの騎士オルエンだった。
「あれ?君はこないだノエルで…」
「それには色々事情が…」

オルエンの語る所によると、ケンプフに上官反抗罪で投獄されたとの事。
「それならいっそ僕たちの仲間になろう!」
「いえ、しかし国を裏切る訳にも…」
「うーん、でもそれだと君を捕虜にするしかないけど…」
さすがに見逃してあげるわけにもいかないかなあ、どうしよう…とリーフは考える。
1710:2009/08/04(火) 08:43:26 ID:QRIj7YKK
だが、それはともかくまずは子供達を助けてあげねば。
この牢には子供狩りにあった3人の子供が幽閉されていた。
2人の女の子セイラとローザ、そして男の子のピーターだ。
リーフはしゃがむとあやすように話かける。

「さあ、脱出するよ、ところで君たちはいくつかな?」
口々に答える子供たち。
それによるとピーター7歳、セイラ8歳、ローザ5歳との事。
「ムッハー!年齢下限更新!」
妙な事をほざくリーフにオルエンは首をかしげるばかりだ。
いきなり脱ぎ始めるリーフ。
「?????」
不可解なリーフの行いにパニクるオルエン。
リーフの股間にそびえ立つ雄々しいペニスから目がはなせない。
そこにフレッドが駆け込んできた。
「オルエン様!そんなモノを見てはいけません!」
「フレッド?」
「助けにきました!とりあえずこちらへ!」
「あっ」
フレッドは素早くオルエンを担ぐと、牢を出て行った。
「やあ、いっちゃった。彼女も食おうと思ってたのに残念無念」
1810:2009/08/04(火) 08:44:11 ID:QRIj7YKK
子供達もリーフの行いが分からず、口々に問いかける。
「なんでお兄ちゃんは裸になったの?」
「それは皆に僕のおちんちんを見てほしいからさ」
リーフは子供達を喜ばそうと、マジックでおちんちんのまわりに絵を描く。
「ほ〜ら象さんだぞ〜ぱお〜ん」
「すげ〜おもしれー!俺も家に帰ったらやってみよ!」
「きゃっきゃっ」
はしゃぐ子供たち。
やはり僕は子供が好きだ。戦後は孤児院の経営でもやろうかなぁなどとたわけた妄想に耽るリーフ。
そしたらローザたんがリーフのおちんちんを大胆に掴んだ。
「象さんつ〜かまえた!」
「うはっこりゃたまらーん!ハァハァ」
たちまち勃起する象さん。ぱお〜ん。
「わっ象さん硬くなったー」
「それはね、象さんがローザたんのことが大好きだからだよ、舐めてあげると象さんもっと喜ぶよ」
「「「は〜い!」」」

セイラたんとピーターきゅんが両脇をペロペロ舐め、ローザたんが亀頭をおしゃぶりする。ちゅっちゅっ。
「ムホー!僕はなんて幸せなんだ!」
なお、読者の皆さんにお伝えしておく。犯罪はそれぞれの国内法によって定義される。
ダンドラムはフリージ朝北トラキア王国の領土であり、それ以前はアルスター王国の領土であったが、
どちらの法律でも○○才以下の子供とえっちしてはならないという法はないので、
この行為にはなんの問題もないのである。近代国家と違い中世の国家なんだから児童ポ○ノなどない。
ロリコンはいたと思うが。
1910:2009/08/04(火) 08:44:39 ID:QRIj7YKK
それはさておき、3人にフェラをさせてハァハァするリーフ。パラダイスだ。
我慢できなくなったリーフは、おちんちんをしごくと3人の顔に射精した。
「きゃ〜」
「うわぁ!?おしっこ?」
「ノンノンこれはミルクさ!苦いけど栄養があるのさ」
3人がミルクをなめるのに我慢できなくなったリーフは3人を裸に剥く。
「きゃ!?」
「ちゅーしようちゅー」
ちゅーは愛情表現。セイラたんをだっこしてキスをするとその唇をなぞるリーフ。
その時ローザたんがリーフのおちんちんをくわえた。
「もっと出ないかな?」
さすが幼女、大胆だ。
ハァハァしたリーフは沢山の精液をローザたんにご馳走する。
これだけハァハァさせてくれたお礼に、リーフは三人を気持ちよくさせてあげる事にした。
3人を四つんばいにさせると、後ろにまわり、オマンコとおちんちんを口や両手で愛撫する。
口は1つ、手は2本、同時に3人まで可能だ。
「きゃぁこちょばゆ〜い」
「わぁ!おちんちんが〜」
ハァハァ。子供といえど性感はある。リーフの巧みな愛撫によって3人はたちまち絶頂を迎える。
3人の愛液と精液を美味しくいただく。じつにトレビアーン!
満足したリーフは3人を脱出させるのだった。
2010:2009/08/04(火) 08:45:45 ID:QRIj7YKK
戦いは終わった。
恒例の敵将お仕置きの時間だ。オルトフを掘るリーフ。
「アー!これがレンスターの戦い方?」
「そうさ!敵にも精液…じゃなかった情けをかけるのさ!」
「わしはまちがっていたのかもしれぬ…男がこんなにいいなんて…」
「しまった目覚めてしまった…これじゃお仕置きにならない!ナンナタッチ」
「あいあい、任せて下さい!ヒャッホウ!」
リーフはオルトフから離れてナンナと交代する。
「そーれそれここがええのんか?」
「アー!」
オルトフを責めるナンナ。彼女ならお仕置きもお手のものだ。

そして色々あってオルエンとフレッドも同志になった。
だがオルエンには1つ気になってしかたない事があった。
(リーフ王子の股間についていたあれっていったいなんだろう…)

続く

次はオルエンね
21名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 12:43:18 ID:gSuKfqiy
GJ!!
変態式ステータスと児童ポ〇ノ噴いたwww
朝からなんてモン投下してんですかwwありがとうございますwww
22名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 14:27:23 ID:ciZCqSTM
5歳GJ!五歳五歳
相変わらず幼女と遊ぶときに参考になる神作です
2320:2009/08/04(火) 23:57:00 ID:xQGTRQ5V
変態王リーフ

第21章

ダンドラム要塞を占領したリーフ達。ターラへの行軍を再開する前に1日休息をとる。
リーフはフレッドの部屋に夜這いをかけようと目論むナンナを発見した。
「やあ、ナンナ、夜這いかい?」
「はいリーフ様、ご一緒にいかがですか?」
「オッケーイ」
というわけで突撃する2人。ちょうど部屋にはフレッドがいた。
「うぉ!何事!?」
「「や ら な い か ?」」
そして2人してフレッドを裸にむく。
「こっこれはぁ!?」
ナンナが叫び声をあげる。リーフも驚いた。
「おちんちんがない!?」
おちんちんのあるべきところは、傷跡になっている。
「いや私宦官ですから」
「「なんですとー!?」」

〜リーフ様の変態メモ〜

宦官

身分の高い者(主に女性)に男性が側で仕える際、過ちがないように、
おちんちんを切り取られた臣下のこと。
女性の世話役にかぎらず、宮中に仕える男性の多くが宦官という国もあり、
出世を望む者はすすんでおちんちんを去勢したという。
(細菌の感染により、3割は死んだとされており大変危険、
 いくら出世したくても真似しないで下さい)
2420:2009/08/04(火) 23:57:40 ID:xQGTRQ5V
フレッドから事情を聞くリーフ&ナンナ。聴くも涙語るも涙の物語。
オルエンの兄、ラインハルトは妹を大変過保護に育てており、妹に邪な気を起こす者のないよう、
家の家臣全員が去勢されたという。
「うわぁそれはえらいことだなぁ」
「じゃあオルエンはおちんちんを知らないのね…こんな気持ちいいものを…可哀想」
同情する優しいナンナ。
とりあえずこれではフレッドとSEXできないのでナンナは帰って他の男を見繕うことにした。
最近仲間が増えたから味見も忙しい。
リーフはというと…
「アナルは問題ないね」
「アー!」

フレッドを食ったリーフは部屋に戻り、エスリン母上2号とトレーニングに励む。
最近SEXの相手も増えたので、あまりトレーニングしていないが基礎は大事だ。
「大レンスター四十八手も暗記しちゃったしなぁ…新たな境地が開拓したいよ…」
その時部屋の扉がノックされた。
「入っていいよ」
「夜分遅くに失礼します」
尋ねてきたのはオルエンだ。
「こんな夜更けに殿方の部屋を訪ねるなんて非常識とは思いましたけど…って何をしてるんですか!?」
「SEXの練習さ、それより何か用かな?」
「はぁ…」
2520:2009/08/04(火) 23:58:06 ID:xQGTRQ5V
「実は…その…」
オルエンは切り出しにくそうにしている。本当に何の用だろう?
だが、決然とオルエンは言い放った。
「私 に リ ー フ 王 子 の 股 間 の モ ノ を 見 せ て 下 さ い !」
「まあ、かまわないけどなんで?」
さすがにリーフも面食らった。
「いえ…実は私は男性のペニスというものを見たことがないのです」
そりゃそうだよね…周囲の男はラインハルトに去勢されたんだから…
「私は子供の頃から深窓の令嬢として育てられ、世間というものをよくしりません。
 軍に入ったのも兄に近づきたくて周囲の反対を押し切ったのです」
「そうなんだ、でもそれとおちんちんとなんの関係が?」
「おち…もっと格調高くペニスと言ってください!はしたない!」
なんか違うんだろうか
「それで、昨日牢でリーフ王子のものを見て、ショックでした。
 あれから要塞の図書室で調べて、初めてペニスの存在を知ったのです。
 私は兄上を尊敬し、 兄上の事はなんでも分かっているつもりだったのに、
 兄上についてるペニスの事すら知らなかったのです」
「それでペニスの実物が見たいわけね、いいよ、はい」
リーフはベッドに腰かけ、足を開いてみせる。
雄々しくそびえたったペニスが天を向いている。
「そ、それでは…」
リーフの前に跪き、顔を寄せてじっと観察するオルエン。
右側から、左側からおちんちんを覗き込む。息があたって興奮する。ハァハァ。
2620:2009/08/04(火) 23:58:28 ID:xQGTRQ5V
「あの…触ってみてもよろしいですか?」
「いいよ、というかむしろ触って下さい、ハァハァ」
「…では」
おずおずとペニスを触るオルエン。
「硬い…人体の一部とは思えない…」
指先でツンツンしたり、手でペタペタ触る。ふとオルエンはペニスが上を向いてるのが気になって、
手で下向きに押さえてみた。
「オルエン?」
そして手を離す。勢いよく上に戻ったペニスはリーフの腹を打った。バチコーン!
「おぎょ!?」
「わぁ…本当に上向きになるんだ…」
どんな本を見て調べたんだろう…
面白がってオルエンはそれを何回も繰り返す。正直痛いがマゾのリーフはかえって興奮した。
「ハァハァ…うっ」
ドピュッドピュッ

オルエンの顔に精液をぶちまける。
「これが…精液ですか?…ベトベトする…」
「そうだよ…じゃあ、SEXしようか?」
リーフはオルエンをベッドに引っ張り込む。
「え!?」
「僕もおちんちんを見せたんだからオルエンのオマンコも見せてね」
言うが早いかリーフはオルエンを全裸に剥く。0.5秒で。
「あ…そんなに見られると恥ずかしいのですが…」
「大丈夫、知らない世界を見せてあげよう」
2720:2009/08/04(火) 23:58:55 ID:xQGTRQ5V
リーフはオルエンのオマンコにクンニを開始する。
素晴らしいテクだ。
「…っ!?」
「そーれ必殺クンニ!」
「うあああ!?」
一瞬で絶頂に導く。
「どう?」
「ハァ…ハァ…なんだか…気持ちいいです」
「じゃあもっとよくしてあげる」
ぐっと正常位でペニスを挿入する。初めてだけあってキツイ。
「ああっ!」
だが思ったほど痛みは無いのかもしれない。最初のクンニで愛液を大量に分泌させたからだろうか。
「やっぱり処女の娘とする時は気を使ってあげないと」
優しく優しくゆっくりと慣らしながら腰を動かし、首筋や乳首に愛撫を加えてそちらに意識を向けさせてあげる。
愛液が多くてもやっぱり痛みはあるだろうし。
「SEXはお互いへの思いやりが大切さ」
ピストンできないので自分の性感は高まらないが、リーフはオルエンを気持ちよくさせる方を優先している。
変態とはいえ基本的にリーフは善良だ。
「ああ…ハァハァ…兄上」
「やあ、君はブラコンか、ラケシスを思い出すなぁ」
リーフはラケシスと一回しかSEXしてないのでフィンに聞いた話だが、
ラケシスは自分とSEXする時、たまにエルトシャンの名前を呼んだといって泣いていた。
かわいそうなフィン。

だが、リーフはここはオルエンにとってラインハルトの代わりに過ぎなくてもかまわなかった。
それで相手が気持ちよくなって満足してくれるならOKなのさ。
リーフの巧みな愛撫によってオルエンは5回ほどイカされることになった。
リーフの方はピストンを加減したため、SEXの終わり頃1回しかオマンコに射精できなかったが、
疲れ切って寝てしまったオルエンにこれ以上無理をさせる気はない。
婦女子に優しくは、リーフのモットーだ。
ちなみに男の場合は遠慮しない。男は頑丈だからいいのだ!
2820:2009/08/04(火) 23:59:36 ID:xQGTRQ5V
だがヤリたりないのもまた事実。
とりあえず今日はオナニーで済ませることにした。
シコシコシコシコ。
「ハァハァ」
オルエンをオカズにオナニーをすると顔や胸に射精する。
10回ほどそれを繰り返してやっと満足したリーフは、
イカ臭くなった同じベッドで眠るのだった。

続く

次はマリータとラーラ

最近モチベーション上がって投下の間隔が短くなってるけど、
他の職人の皆さんも遠慮なく投下して欲しいっす!
おいらの駄文の直後とかでも俺は全然気にしないので!
むしろ、皆さんの作品がもっと見たいです!
29名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 07:46:41 ID:a8Kl/dyc
変態王GJ!!!

いつも思うけど作者さん何気に理性と知識があるな。
30名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 11:34:59 ID:37xkf+0G
>>28
相変わらずリーフがカオスでGJ。俺的最萌のエダが楽しみのような、怖いような…w
3128:2009/08/05(水) 18:39:28 ID:9HrMd7/j
予告通りマリータとラーラのエロも入れましたが、
なんかメインはパーンっぽくなってしまいました。
セティ程ではないにせよ、掘られて結構ひどい目に会います。
いやな人はスルーしてください。

変態王リーフ

第22章

ターラへの距離も近づいてきたリーフ達。
ターラ東方、ダキアの森に差し掛かったところで山賊達の襲撃を受ける。
一応軍隊なのに山賊如きに舐められてる。
「うわぁ、夜戦だ!ぎょえ怖い!」
夜の闇に紛れて、リーフの傍まで敵が来ている。万一戦いになったら必死確定だ。
振り上げられる斧!大ピンチ!食らったら死ぬ!

だがリーフに迫った山賊はなます切りになった。
「相変わらずヘタレねえ…呆れた…」
「君はマリータ!無事だったんだ!いやあよかった!」
「ま、色々あってね、その話は後でするわ」
マリータの帰参で勢いづいたリーフ軍は山賊達を蹴散らした。

捕らわれた首領のコルホがリーフの前に引き立てられる。
「山賊への罰は通常縛り首だけど、僕が王になったら法を変えてアナルファックの刑にしよう、
 それじゃあさっそく」
「アー!おぼえてやがれ!」
3228:2009/08/05(水) 18:39:50 ID:9HrMd7/j
山賊を蹴散らしたリーフ達は行きがけの駄賃で、盗賊の館を襲撃する。
軍資金が手に入るかもしれないし、盗賊退治して付近の住民の支持もゲットだ。
館の入り口で手向かいした魔道士を叩きのめして生け捕りにするマリータ。

セイラムというその男は協力を申し出てきた。
「あなた方が解放軍とわかった以上協力する、パーンは話せばわかる男だ」
「なるほど、味方になるのはありがたいね。じゃあ仲間になったお祝いに掘ってあげよう」
「アー!やっぱロプト教団に残ってたほうがよかったかも」

館の中で抵抗する盗賊達を倒したり捕らえたり掘ったりするリーフ達。
踊り子がいっぱいだ。
婦女子に優しくがモットーのリーフだが、盗賊に協力したからにはお仕置きせねばならない。
ちょっと心が痛むが、男の敵に比べて優しく掘ってあげた。

奥に進む途中ではトルードが立ちはだかる。
「ここから先へはいかせんぞ!」
タニアが弓で削ってオーシンが捕らえた。もちろんリーフのお仕置きだ。
「ハァハァ前髪萌え!」
「アー!」
3328:2009/08/05(水) 18:40:15 ID:9HrMd7/j
そして首領の部屋へなだれ込む。
手向かいしたパーンだが、旧知のラーラの説得を条件付で受け入れた。
「いいぜ、お前が踊り子に戻るなら協力してやるよ」
「本当!わかったわ!」
(俺は踊り子萌えなんだハァハァ)

パーンと同じ部屋にいたティナもサフィと目出度く再会した。
ティナは姉のサフィを追っかけてターラを出たところをパーンに保護されたのだ。
「おねえちゃん、心配かけてごめん、でもさぁリーフ様ってかっこいいよね!
 あたし王子様みたいな人が理想なの!」
「かっこいい?どこが?」
「え…だって王子様だよ?」
「いいティナ?…あなたは王子様っていう肩書きでしかリーフ様を見てないのよ、
 本人を見ればお姉ちゃんの言ってることがわかるわ。悪いこといわないからやめときなさい」

こうしてリーフ達はパーンとティナを仲間にした。
捕らわれたトルードもパーンの言葉で仲間となる。
こうしてダンディライオンとの戦いを終えたリーフ達。

今夜はこの館で戦いの疲れを癒す事にした。明日はいよいよターラだ。
疲れきった兵士達ではフリージ軍にやられてしまう。
3428:2009/08/05(水) 18:40:42 ID:9HrMd7/j
その夜。
リーフはマリータの部屋を訪ね、エーヴェル石化以降のいきさつを聞いていた。
「それでね、サイアスって司祭様に助けてもらってマンスターから脱出できたってわけよ」
「そっか、それはよかった…エーヴェルの事は本当にごめん…」
「母様は私のラバーよ!死んでも取り返す!」
闘志を燃やすマリータ。彼女はマザコンの上レズである。
その時部屋の扉がノックされた。
「入っていいわよ」
入ってきたのはパーンとラーラだ。
「おう、リーフ王子に用があったんだ。アウグストとかいうおっさんにここだって聞いたからな」
「僕に?何の用かな?」
「それはねぇこうよ!」
ラーラが舞をはじめる。素晴らしく綺麗だ。
「わぁラーラは踊り子だったのか!」
「この軍のリーダーのアンタと親睦を深めようと思ったのさ、コイツの舞を肴に飲む酒は最高だぜ!」
パーンが酒の入ったコップを差し出す。
「じゃあありがたくもらおうかな」
どこか他の世界ではお酒は二十歳すぎでないと駄目らしいが、この世界にはそんな決まりはない。
「ちょっ待った!」
マリータが止めるヒマもなく酒を飲み干すリーフ。マリータの様子を見てパーンが問う。
「ん?なんだよ下戸か?」
「下戸なんてもんじゃないわよ…あーあ」
3528:2009/08/05(水) 18:41:07 ID:9HrMd7/j
「s捕hfhbybfっば9pふぁf9うhf9」
突如意味不明の言語を発したリーフは全裸になるとパーンに襲い掛かった!
「うわあ!?何しやがる!?」
リーフを振り払うパーン。だがリーフは猿のような動きで室内を飛び回ると、
パーンの背後から組み付いてズボンを下ろした。
「ぎゃあ!」
「きゃあ!パーンのえっち!」
「俺か!俺のせいか?」
目を塞ぐラーラ。リーフはパーンのアナルに肉棒を突っ込む。
「これが大宇宙の意思…すべてのものはアナルから出てアナルへと帰っていく…」
意味不明の事をほざきながら、猛烈なピストンをはじめる。1秒間に16回腰を前後させている。
「ぎえー助けろ!」
とりあえずパーンからリーフをひっぺがそうとするラーラだが、
リーフはいつものヘタレとは思えない力でパーンに組み付いている。
火事場のクソ力みたいなもんだろうか。

「こうなっちゃうと満足するまで射精しないと止まらないわ…はぁ」
ため息をつくマリータ。
以前フィアナにいた頃、間違って酒を飲んで暴走したリーフを鎮めた時はフィンのアナルを使ったのだが、
実に20回ほど射精してやっと正気に戻ったほどである。しばらくフィンは腰痛で寝込んだ。

「ぎゃああ!どうすりゃいいんだ!」
苦しむパーン。自分が挿入されなくてよかったと胸を撫で下ろすマリータとラーラ。
「とにかく何回でも射精させるしかないわ…」
「ごめんねパーン。すぐ助けてあげるからね」
3628:2009/08/05(水) 18:41:31 ID:9HrMd7/j
パーンを助けるために、リーフを少しでも早く射精させねばならない。
マリータとラーラはリーフの体を愛撫してやる。
首筋など少しでも弱そうな所を舌でなぞったり、指で攻めたり。
とりわけリーフの好きそうなのはアナルだが、2人ともそこを愛撫するのははっきり言ってヤダ。
「よし道具を使おう」
マリータはエーヴェルとのSEXで愛用したアナル用バイブをリーフのアナルに突っ込む。
出力はMAXだ。ブイーン。
「ムッハー!これが御仏の導きなのです!」
喜ぶリーフ。ついに最初の射精を行う。
「ハァ…ひでえ目にあったぜ」
「一回くらいじゃ終わんないわよ?…ま、今夜一晩は覚悟するしかないわね」
「ぎゃあー!」
パーンがいたたまれなくなったラーラはせめてもの慰めに、パーンの肉棒を愛撫する。
「変態の事は忘れて、こっちに意識を集中して!…ん…ちゅ」
優しくいたわる様なフェラをしてあげる。

さすがに気の毒に思ったマリータはリーフが早く射精するように、もっと太いバイブを探しに行くのだった。
3728:2009/08/05(水) 18:41:55 ID:9HrMd7/j
「いやあ昨日はごめんごめん」
翌朝正気に戻ったリーフはワビを入れる。暴走中の記憶はしっかりあるのだ。
23回も射精したのだが、疲れた顔をしてないのはさすが疲労度無しの絶倫王子だけある。
「…まあ、過ぎたことは言わねえけどよ、次からはお茶かジュースだな」
さっぱりした性格のパーンはあっさりと許してくれる。
ラーラのフェラもよかったようだ。

こうして団結を強めたリーフ軍はターラへの行軍を再開した。

続く

次はティナね
38名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 19:35:31 ID:SEQXNxel
こうして読んでいると一番可哀想なのがフィンだと気づく
でもこの話だとフィンは独身なのか既婚なのか不明だな
39名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 21:51:35 ID:6JOgPmwo
ペースはや!
日に二度もみれるとは・・・最高!
40名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 02:37:45 ID:Qips4NvA
変態王シリーズはフィンは独身だったはず。

しかしとりわけ文章がうまいわけでもなければ、エロいだけのバカバカしいssばっかりだけど、不思議と毎回読んでしまって、そして笑える。
この人のスタイル好きだわw
41名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 09:12:30 ID:nYGt9Tgc
気がつけばもう22章w

ゲームの章数より多いってどういうことだよw
4237:2009/08/06(木) 14:36:47 ID:OJ1U8oF4
虫嫌いな人は読まないでください

変態王リーフ

第23章

ついにリーフ軍はターラを目視できるところまで到達した。
だがターラはリスト将軍の軍勢に攻められており、グレイド率いる一隊がかろうじて城門を守っている。
「いかん!突撃して救援するのだ!」
ドリアスの指令を受け、リーフ軍将兵は突進する。

そのころリーフは、後方に一人たたずんでいた。ターラ城門までのルートが確保されるまで、
そこにいて下さいとアウグストに言われたのだ。いまやリーフ軍の実質的な指揮はアウグストとドリアスの役目だ。
「ヒマだなぁ…」
しかたないのでSEXの練習でもしようとエスリン母上2号を取りに行く事にした。
補給物資と一緒に置いてあったはずだ。

補給物資が置かれた天幕にリーフが入ると、先客がいた。
「あ!…あはは…王子…」
「ティナじゃないか?こんなところでなにしてるの?」
ティナの手にはかじられたパンが握られている。
大方、リーフと同じように後方配置され、腹が減ったのでつまみ食いでもしていたのだろう。
だが、物資に余裕のないリーフ軍では食料も配給制、つまみ食いは厳密には軍規違反だ。
(どうしようかな?見逃してあげてもいいけど…でもみんな乏しい食料で頑張ってる事を考えると
 無罪放免ってわけにもいかないよね)
リーフは心を鬼にしてお仕置きすることにした。
4337:2009/08/06(木) 14:37:16 ID:OJ1U8oF4
「これはいけないことだよ、わかるね?」
「う…うん…ごめんなさい…」
しょげるティナ。そんな様子を見ているとつい許しそうになってしまう。
だがならぬものはならぬのだ。子供を躾けるのは年長者の責務というもの。
「じゃあティナに罰を与えるよ」
その言葉にビビるティナ。どんな罰なんだろう、という不安が表情に浮かんでいる。

一方リーフもどうしたものかと考えていた。
(うーん…罰といってもどうしようかなぁ…罰なんだからティナの嫌がることをしないと駄目だよね。
 ティナの嫌がることといったら…そうだ!)
リーフは大きなビンをとりだした。ワサワサといやな音がする。
「お…王子、それはなにかなー…なんかとっても嫌な予感がするんだけど…」
逃げようとしたティナを捕まえると頭からビンの中身をぶちまける!
ワサワサワサ!
「はんぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!」

ビンの中身はリーフが非常食として集めた、大量の虫であった。
ムカデ、毛虫、ゴキブリ、ナメクジ、クモ、その他、嫌われ者の虫達がティナの髪の毛や首筋を這い回り、
服の中にまで入ってきてワサワサと駆け巡る。
「ぎゃああああああ!!!!取って取っていやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「大丈夫だよ、食べられる虫ばかりだから。毒持ってるヤツはいないよ」
そんなこと言われてもなんの慰めにもなりはしない。気持ち悪いことこの上ない。
4437:2009/08/06(木) 14:37:49 ID:OJ1U8oF4
「ぶ…ぶえぇぇぇぇぇぇぇん!ごめんなさぁぁいぃぃ…」
とうとう泣き出してしまうティナ。リーフも辛い。叱るほうもキツいものなのだ。
「これでお仕置きは終わり!もうつまみ食いしちゃ駄目だよ」
そしてリーフはティナの体についた虫を取ってビンに戻していく。
服の下にも入っているので上着を脱がせて虫を回収した。
「さてお仕置きも終わったし、ここからは楽しもうか」
ティナのぺったんこな胸を触るリーフ。
「あー王子えっちな事考えてるー!」
「そりゃ男の子だもん」
おちんちんを取り出すリーフ。
「ティナはSEXは初めてかな?」
「子供あつかいしてるなー!私15才だもん!SEXくらいした事あるよ!」
これには驚いた。
「えっホントかい!?…じゃあ僕と同じ年なんだ…10才くらいだと思ってた…」
「ひどーい!じゃあ私のテクを見せてあげる!」
ティナはリーフのおちんちんを手に取ると上下にしごく。
小さな口から舌を出し、竿や亀頭をチロチロと嘗め回す。意外と上手い。
「おお、意外とヤルね!」
「…意外とってのがひっかかるけど…ターラにいた頃に経験済みだよ!
 おねえちゃんには内緒だからね!」
「OKOK黙っておくよ」
このチロチロしたこそばゆさがたまんない!ハァハァ!
4537:2009/08/06(木) 14:38:47 ID:OJ1U8oF4
ティナのフェラでガチガチに勃起したリーフはとりあえず、一回目の顔射を行う。ビュッ!
「うわあ、王子の濃ーい」
ペロペロとなめ取るティナ。その仕草にハァハァしたリーフはティナをお膝に乗せると、
パンツをずらして、秘所をあらわにして挿入した。
背面座位の体位だ。
「ハァハァ…経験あってもこの小柄さじゃあキツいね…いい締め付けだよ!」
「きゃあすごい!王子の…今までの誰よりもふとぉい!」
2人はタイミングを合わせて腰を振る。リーフは手を伸ばしてティナの乳首を摘み、指ではじく。
「でもこっちはサフィとは似ても似つかないなぁ」
「ハァハァ…ひどぉーい!…そのうち大きくなるもん!てかおねえちゃんが大きすぎるんだもん!」
「ごめんごめん!」
謝りつつティナのクリトリスをはじいてやる。
「あはぁ!」
背筋をそらして快楽に悶えるティナ。ティナの絶頂を感じ取ったリーフは膣内に射精した。

「まだイケるよ!」
リーフはティナを四つんばいにすると、次はバックからアナルに挿入する。
「やぁあん!そっちは初めてなのにー!」
「え!?経験あるっていうからコッチももうヤッたことあるんだと思った!ごめんごめん」
「もう!しょうがないな!」
「まあ、せっかくだからコッチでも楽しもうよ!」
リーフは数十分に渡ってティナのアナルを楽しむと熱い精液を腸内に注ぐのだった。
4637:2009/08/06(木) 14:39:18 ID:OJ1U8oF4
リーフがティナとのSEXを終えた頃、リーフ軍もリスト将軍を倒し、
ターラ城門へのルートをかろうじて確保した。
リーフ達後方配置のメンバーや2軍達が城門に集結する。
守備隊の指揮をとっていたグレイドは、リーフやフィンと再会を果たした。
「いやあグレイド、無事でよかったよ!」
「リーフ様もお元気そうでなにより!フィン!貴様とも久しいな!」
「…ああ!…やつれたなグレイド…」
「わかるか…セルフィナがな…毎晩無茶ばかりするから…うっうっ」
「わかるぞ…わたしもラケシスやナンナのせいで…うっうっ」
お互いの不能を慰めあう2人。可哀想に。
同情したリーフは2人を慰める。
「大丈夫だよ!おちんちんが駄目でもアナルは無事じゃないか!ホモ受けに専念すればいいんだよ!」
「「それもそうですな!」」
2人ともキュアンに掘られまくった身の上である。早い話が両刀だ。
女が駄目でもホモがある。
とりあえずリーフは2人を順番に掘ってあげた。
「ハァハァ…キュアン様のゲイボルグを思い出す…」
「そうだろうグレイド…不能になった今…これだけが楽しみだ…ハァハァ」

続く

次はリノアンね
47名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 18:47:20 ID:HQTbx7iO
ワロタwwwGJ!!
こいつら何でこんなにノリノリなんだww
更新ペース早くなってから、毎日楽しみだ。ありがとう!
48名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 00:21:25 ID:beGd2XYL
穴の破壊者リーフ
九つの国を渉り その股間は誰が掘る・・・

アタックライド「ゲゲゲゲゲイボルグ」
リーフ「ちょっとくすぐったいぞ、痛みは一瞬だ」
一同「アッー」

こんな展開も悪くはない
49悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2009/08/07(金) 00:29:20 ID:w585j5vV
ども、ポーっす。
前スレ埋め用にSSを書いたのですが、膨れすぎて収まらなくなってしまいました。
なので失礼ながらこちらに投下します。

内容&注意
・聖戦モノ、タイトルをはじめとしてパロディてんこ盛り。
・ゲーム設定無視。ヨハルヴァ/ヨハン両者生存。
・カプはヨハルヴァ×ラクチェ←ヨハン。過去作のスピンオフっぽいかも。
・ヨハンが変態。変態王氏とは違い、どちらかというと変質者寄り。
 さらに理不尽な出来事がヨハンを襲う。
・衝撃の結末。でもある意味当然の帰結。

元々埋め用に書き始めた物ですので、内容のアレさはご容赦ください。
では投下開始。
ヨハンは嘆いていた。
嘆く、という言葉が彼ほど相応しくない人物も、このユグドラル大陸に二人と存在しないだろう。
なにせヨハンの双眸は、常にラクチェしか捉えていない。
彼女の姿を目にすればすぐに駆け寄り、グランベル仕込みの豊富な語彙を駆使して、人目も憚らず愛の言葉を囁く。
戦場でも陣営でも。会議中でも演習中でも、食事時ですら。
彼女の寝所に忍び込み、自作の詩を披露しようとして叩き出された経験の数も、片手の指で収まらぬほどだ。
それほどまでに彼女を偏愛していた、とことん面の皮の厚い男が嘆いている。
その理由など推して知るべし。
他ならぬラクチェの事で、彼は悲嘆に暮れていた。

話は半刻ほど前の出来事に遡る。
ペルルークの市街地で暫しの休暇を過ごしたラクチェは、その日は本陣に戻らず街の宿に部屋を取っていた。
繰り返しになるが、ヨハンという男の双眸は常にラクチェしか捉えていない。
それは戦場であろうが本陣であろうが街であろうとも関係ない。
普段通りの接し方をするのみ。部屋に押し入り、愛の言葉を囁くのだ。
ヨハンは部屋の窓の下に身を潜め、侵入の機を計る。
窓の高さなど関係ない。いつものように窓を割って突入し、ラクチェに蹴飛ばされて部屋を追い出されるだけだ。
たとえ病院の十四階から蹴落とされても、腕の骨折だけでその場を乗り切る自信がヨハンにはあった。
鍛えてますから。
鍛えているから、斧を背負ったまま宿屋の壁に貼り付く事もできる。
鍛えているから、眼下の通行人が自分に奇異の目を向け、互いに耳打ちする様子を受け流す事もできる。
そんなヨハンの耳に届いたのは、愛しきラクチェの甘い声。
勇ましく素早い太刀捌きと、男勝りの凛々しい顔立ちには一見似つかわしくないようにも思われる。
だが柔和で優しい甘めの声は、剣姫ラクチェの魅力の一つではある。
身体の敏捷さと、聴く者の心癒す甘声とが織り成す違和感こそ、解放軍の中で一勢力を築き上げる程の人気を博していたのは間違いない。
そう。
ラクチェの声が"普段通りの"甘声だったのなら、何の問題もなかった。
だが今日は事情が違う。ラクチェの声は普段よりもずっと甘く、ずっと官能的な響きを帯びていた。
もしくは煽情的な――
もっと直戴に言えば――
はっきりと言うならば喘ぎ声。
彼らしからぬ行動ではあったが、ヨハンは息を殺して窓の中を覗き見る。

愛しのラクチェが一糸纏わぬ姿で、
岩のような筋肉を誇る男に跨り、
艶のある短い黒髪を振り乱して、
貪るように自分の腰を筋肉に打ち付けていた。
小振りながらも形のよいラクチェの乳房に、男の無骨な手が伸びる。
男の掌が一頻りラクチェの胸を弄び、最後にその桜色の先端を我が物のように摘み上げる。
一段高い声で鳴いて、ラクチェは自分の胸を男の手に任せる。
明らかに男を咥え込んだと思しきラクチェの腰が、さらに男を求めてゆく。
突然ラクチェの動きが鈍った。
前のめりに倒れ、男の胸板を枕にして、肩で激しく息をする。
切なげな眼差しで男の名を呼び、好きだと連呼する。
男が顔を上げ、ラクチェの唇を奪う。
肌を重ね合ったまま、互いに結ばれたまま、唇を啄み歯を舐め回し、互いの舌を貪り合う。
その内にラクチェの腰に回った手が、彼女の尻を鷲掴みに捕らえる。捕らえられた彼女の腰が弾み出す。
男が彼女を求めて動いているのだ。
唇を離すと、ラクチェは熱に浮かされた声で、必死に呼びかける。
ごめんね、ごめんね。
怒ってごめんね、拒んでごめんね。
仲直りしよう、今日は特別。
このままあなたの好きにして――
と。
口付けの合間を縫って紡がれた甘声に、男の動きが加速してゆく。
ラクチェが彼の肩に抱き付いて絶頂に達する。同時に男が小さく呻き、彼女動きを止める。
脱力したまま不規則な痙攣を繰り返し、愛する男の精を取り込んでゆくラクチェ。
その瞬間、ヨハンの時間も音を立てて止まった。

 奪われた。ああ奪われたとも。
 心奪われた愛しいラクチェという存在を、他ならぬ自分の弟に奪われてしまった。

大声で叫びながら、ヨハンはペルルークの大通りを駆け抜ける。
自らの思考の一切を言葉にして吐き出す。
満月が南中する時刻に、街を行き交う人はそう多くはない。
だが狂ったように泣き喚く斧騎士を目の当たりにして、皆が一様に足を止める。
遠巻きに奇異な眼差しを向けた通行人を意にも介さず、ヨハンは人目も憚らずに胸中を吐露し続ける。

 清楚で可憐だったラクチェが、知らぬ間に女の喜びを覚えていた。
 穢れを知らぬしなやかな乙女の肢体を、私色に染め上げる。それが私の秘めたる夢だったのに。
 しかし今やその野望は儚くも打ち砕かれた。永久に叶う事もありえない。哀しい事ではあるが。
 嗚呼ラクチェ。
 彼女が選んだ相手がシャナン王子だったら、まだ幾分救われただろう。
 かつてラクチェは幼い頃、シャナン王子に憧れを抱いていたと聞く。
 そのシャナン王子と結ばれたのであれば、納得できずとも理解はできたかもしれない。
 だが選りにも選って、なぜヨハルヴァなのだ。

 なぜあの無骨で粗野な弟なのだ。

 私にはラクチェを愛してきた自負がある。
 誰よりも激しく、誰よりも狂おしく。
 誰よりも深く、誰よりも重く。
 誰よりも、誰よりもだ。
 だが愛も重すぎれば理解を拒まれ、憎しみに変わってしまうものなのだろうか。
 まるで行き過ぎたロプトへの信仰が、子供狩りを誘発するように。
 それが私だというのか。私は歪んでいるというのか。
 だが私が歪んでいるのだとしたら、その私を歪ませたのは他ならぬラクチェなのだ。
 そして今の私から見れば、ラクチェもまた歪んでいる。
 彼女を歪ませたのは自分の弟だ。
 あの弟こそ世界の歪みだ。
 あの熊のような弟の頭を、斧で克ち割ってやりたい――

そこまで言葉に出して喋ってみたところで、暴走を続けていたヨハンの血流は急速に熱を失ってしまった。

ヨハルヴァを殺して、ラクチェを強引に我が物にしたところで、それが一体何の意味を持つのだろう。
睦愛の最中に彼女が漏らした言葉の断片を、ヨハンは拾い集めて整理する。二人の仲は一目瞭然だった。
これは仲直り、今日は特別、中に受け止める。
何の事はない。ラクチェはヨハルヴァとの関係を、自分から積極的に求めたということだ。
そして二人は今夜に限らず、既に何度も身を重ねている。
愛し合うのが当然の関係、果ては子を為す事さえ有り得る関係だった。恋人、否夫婦と呼んでも差し支えあるまい。
さすればヨハンが腕力に物を言わせてラクチェを手篭めにしたとしても、彼女がヨハンに心を奉げてくれる事は金輪際有り得ない。
そこに残るのは、単なる性欲の捌け口に堕ちたラクチェだけ。そんなラクチェが、一山幾らの娼婦とどう違うのだろうか。
ヨハンが所望するのは、皆に好かれる明るいラクチェなのだ。だがそんな彼女は、我が物にした途端世界から失われてしまう。
どう足掻いても世界が変わっても、ヨハンの望みは絶対に叶わない。
ミレトス地方は湿度が高いためか、草花や樹木が非常に育ちやすい。荒れ地ですら数十年で密林に変わってしまう程だ。
したがって大抵の大都市は、森に隣接する形で開発されてきた。
森と泉に囲まれて、静かに眠る青い城。それがペルルークの城塞都市だった。
一歩街を出ればそこは魔の森。
地元の民はそう言って森を恐れる。
その恐れ様と来たら、クロノスへ行く時も森を迂回するほどだ。
「……魔の森か」
ヨハンは自分の居所を自分に言い聞かせた。
どうやら泣きながら当て所なく走っている内に、池ほどもある大きな泉の畔へと辿り着いたようだ。
「大切な物を失った今の私には、この魔の森こそが相応しい場所だな」
自嘲気味に呟くと、ヨハンは背負った斧を手に取った。街ではないから、別に武器を抜くのも御法度ではない。
今までの戦いで彼を幾度となく助けてくれた勇者の斧。
軽くて丈夫であり、その扱い易さときたら刀剣にも匹敵する。他の斧を一振りする間に、この斧なら二度振るう事ができる。
それにも関わらず、剣には出せない斧特有の打撃力も高い水準で備えた、隙の見当たらない逸品である。
よく注意すれば、刃に幾筋もの細かい傷が入っているのが見えるだろう。それはこの斧で屠られた幾人もの敵が、
その命と引き換えに刻み込んだ無念の名残である。
月光を浴びて鈍く輝く、古びた業物の刀身が映し出すのは、ヨハンの顔に浮かび上がった決意。

 愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。望むゆえに人は悩まねばならぬ。
 ならば愛も望みも捨て去れば、この胸に巣食った苦悩から解放されるのか。
 即ち人でなくなれば――
 修羅となれば良いのだ。
 私は戦う。
 これからの私が目指すのは、戦う者だけが到達する極み。
 その極みの先にある勝利。
 それだけが私の望みだ、他に何があるものか。
 これが私の歩む道、修羅の道だ。

月に吠える賢狼のごとき咆哮を上げ、ヨハンは泉を向いて勇者の斧を横一文字に構えた。
切り倒すのは木ではなく、虚空に浮かぶ己の心。未だ胸の中で燻り続ける、ラクチェへの未練。
破壊する。ただ破壊する。
一時でもラクチェを悲しませる事を考えてしまった、自分の心の醜さを――
この私が破壊する――

はずだった。
振り切った拍子に、水辺特有の泥濘に足を滑らせてしまう。それで転倒しただけならまだ救いがあった。
ヨハンにとってさらに悪い事に、斧の柄が彼の手からすっぽりと抜けてしまう。
勇者の斧が自転しながら、緩やかな放物線を描いて水面の上を飛ぶ。着水点は泉のほぼ中央だった。
嘆いても叫んでも後の祭り。ヨハンの斧は今や魚のエサとなり果ててしまった。
「ふ……不幸だ、……不幸だ!!」
修羅として生きる決意を固めた途端、彼の頼れる戦力だったはずの勇者の斧とも泣き別れ。
「修羅として生きる事も儘ならぬとは……ならばいっその事……」
泉に足を浸し、ヨハンは力なく泉の中へと歩み始めた。脛に染み入る水が肌を切るように冷たい。
戦友だった勇者の斧と共に眠るのも、悪くはない選択肢だろう。
心の折れたヨハンの虚ろな瞳が、泉の波紋の中心を映す。
勇者の斧を飲み込んだ波紋が、あの瞬間の名残が、徐々に消え失せてゆく。
波紋が完全に消え、勇者の斧がこの世から完全に消え去る頃、自分もまた明鏡止水の境地にて涅槃に旅立つのだろう。
そこにはかつてイザークの地でヨハンが殺した、父ダナンが待っているはずだ。
「親父、涅槃で待つ……」
気の抜けた声で呟くヨハンの瞳が、突如として大きく見開かれた。
腰まで水に浸かった辺りで、消え行く一方だった泉の波紋が、逆に勢いを増していたのだ。
勇者の斧が着水した例の瞬間よりも、波が激しく揺れ動く。さらに波が加速度的に高くなってゆく。
やがて。
泉の中心で水面が爆発し、飛沫が泉の一帯を真っ白に染め尽くした。

ヨハンは咄嗟に腕を交差させて防御の構えを取る。が、その程度の防御で水圧に耐え切れる筈もない。
仰け反って水辺近くまで吹き飛ばされたヨハンは、そのまま背中から水面に叩き付けられた。
一旦溺れかけて、それから水底に足が届くことに気付くと、ヨハンは立ち上がって爆心地の水面を確かめる。
何かが生えていた。
それが何なのか確かめようと、ヨハンは冷たく重い水を掻き分けて歩き出した。
意外にも泉の深度は深く、一番深い所でも、彼の腰ほどの水位でしかなかった。
当たり前だが、この程度の深さでは溺れる方が難しい。沈んだ斧の傍らで永眠することなど、最初から無理だった。
だがヨハンの意識は、自ら取った行動の愚かさ恥ずかしさではなく、水面から生えていた物の正体にのみ占められていた。
女人だった。
大きく脚を広げた女人の下半身が、水面から突き出ていた。

括れた腰に贅肉はほとんどついておらず、臍の形も麗しく見える。
すらりと伸びた脚はカモシカのように細く、ラクチェの着衣の裾から覗いたそれと比較しても遜色はない。
下腹を覆う茂みもまた、多すぎず少なすぎず綺麗に生え揃っており、湿り気を帯びた女人の秘所は、月の光を妖しく照り返していた。
「……きれいだ」
女人の輝く股間を前に、ヨハンは間抜けな独り言を洩らす。
マーベラス。
むっしゃぶり付きたくなるような、ナイスバディ。
男なら誰でも、女人の下半身に対して劣情を抱くものである。
だからと言って正体不明の下半身を、本能の命ずるまま我が物にしようとする男は少ない。
正体不明の下半身と交わりなどしたら、その下半身が産み落とした自分の娘と、それとは知らず数十年後に交わってしまう羽目に陥るからだ。
ヨハンが注意深く見守る中、下半身は慌てて水面下に消え去り、直後に長い黒髪の見目麗しい女人が現れた。
「ああ驚いた、いきなり斧が頭の上から降ってきたものだから、気が動転してしまって――」
巫女のような純白の装束を纏った女人は、そう言って先刻の恥態を弁明した。
着衣の裾を必要以上に強く押さえている。恐らく今も下着は穿いているまい。
ヨハンが巫女装束の腰辺りに視線を泳がせていると、巫女が目を細め、軽蔑も露わな冷笑を彼に浴びせた。
「はいてませんよ、ええ。それが何か?」
――こちらの思考が読まれている?
女人の言葉で、ヨハンは彼女が人ならざる者だと直感した。徒手空拳のまま、拳法の構えを取って彼は尋ねる。
「あなたは何者だ?」
「泉の女神です」
女神は彼を見下ろして即答した。どうやら難しい遣り取りは不要である、と判断したようだ。
見上げるヨハンもまた、それ以上の追求に敢えて踏み切らなかった。考えてみれば当然だ。
泉の中から現れたというのに、全身濡れ鼠となったヨハンとは対照的に、彼女の巫女装束は一切の水気を帯びていなかった。
何よりも、"水面の上に" 足を着いて立っていられる人間など、存在しようはずもない。
泉の女神。
彼女の言葉を鵜呑みにした訳ではないが、しかし彼女が人外である事には変わりない。
ヨハンには幼い頃、叔父がヴェルダンで体験した不思議な逸話を聞かされた覚えがある。その叔父の逸話というのが、泉の女神だったと聞いている。
ならば目の前の女人もまた、もしかして本物の女神なのか。それを確かめるべく、ヨハンは構えを解いてこう切り出した。
「こんな話を御存じかな?」
女神は黙したまま微笑みを向けた。
腹の探り合いか、とヨハンは察した。少なくとも女神には、話を聞く気があるということだ。ヨハンは先を続ける。
「泉に斧を落とした男の前に、女神が現れた。その女神は斧を落とした男に、金の斧と銀の斧を差し出した。そしてどちらが男の落とした斧であるかと尋ねたらしい」
「また随分と懐かしい話ですね。そして落とした男が正直に鉄の斧だと言ったら、女神は御褒美に勇者の斧を与えました」
ヨハンが皆まで言わぬ内に、女神は間髪入れず話の先を勝手に補足した。
ほう、とヨハンは感心の声を上げた。
叔父の体験談は、ヨハンの兄弟を含む限られた人間しか知らぬはず。
なのに彼女が語る内容は、叔父の逸話と寸分違わず一致する。
しかも女神と名乗った当の本人には、その話を我が身に起きた出来事として懐かしむ素振りさえ伺えた。
「何もかも御存じなのか。ならばあなたは本物の女神という訳だ」
ええ、と女神は当然のように頷いた。
「だがこの話はヴェルダンに伝わるものであって、ミレトス地方のものではない。あなたが泉の女神だという話を認めたとしても、あなたはミレトスの女神であってヴェルダンのそれではないはずだが」
ヨハンの問いに、女神は答えなかった。その代わり呆れたような視線を彼に向けて非難する。
「人の頭の上に斧を落としておいて、その態度は何ですか。人に質問するより先に、私に言うべき事があるでしょう」
「……申し訳ない」
素直に頭を下げたヨハンの姿に、女神はふん、と鼻息を鳴らす。
「よろしい。それであなたの落とした斧は、金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
「私の質問は放置するのか。せめて一言でも構わない、ヴェルダンの女神との関係を――」
「断る!」
女神はまたもや即答した。だがヨハンは尚も食い下がる。
「私の話を聞いてくれ!」
「嫌です。それ以上口答えしたら、あなたの斧は二度と帰ってきませんよ」
取り付く島もない女神の冷淡な口振りに、ヨハンは仕方なく押し黙った。
ここは森深くの泉で、相手は泉の女神なのだ。この会話を支配しているのは、決してヨハンではない。
そのうえ今のヨハンは、自分の斧の所有権を女神に握られている。人質ならぬ、いわゆる物質――ものじち――という奴だ。
女神に逆らっても、何一つ得する事はない。諦めて溜息を吐いたヨハンに、理不尽な女神は再び問い掛けた。
「では今一度尋ねましょう。あなたの落とした斧は金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
――鉄の斧。
反射的に喉まで出掛かった言葉を、ヨハンは何とか飲み込んだ。
女神の不敵な笑みが、ヨハンを射抜いている。人の話を聞かぬ愚か者、とでも嘲っているような、そんな笑みだった。
ヨハンはもう一度、女神との会話を反芻する。
 何が重要であり、何が不要か。
 叔父が鉄の斧と答えたのは、彼が本当に鉄の斧を落としたからだった。
 なぜ女神は褒美を取らせたのか。それは叔父の言葉に嘘偽りがなかったためである。
危うい危うい、と彼は息を吐いた。
全部全てまるっとスリっとごりっとエブリシングお見通しな女神――実際にはヨハンが無意識に発した独り言を拾っていただけだが――の瞳を見据える。
「私が落としたのは、勇者の斧だ。古くて傷だらけだが……」
自分を値踏みするかのような女神の視線にも、ヨハンは臆さない。
――どんな相手でも自分を曲げない。真っ直ぐな私で行く。
そんな覚悟と共に、ヨハンはきっぱり告げた。
「私にとって、掛け替えのない宝物だ」
「大変よくできました。あなたは正直な方ですね」
慈愛を湛えた女神の微笑みに、ヨハンは胸を撫で下ろした。
自分は正解に辿り着いた。試練を乗り切った、という確信が、ヨハンの張り詰めた心を溶かしてゆく。
「ではしばらく待って下さい。ご褒美を取らせましょう」
水飛沫も波紋も立てず、女神は足元から垂直に水面下へと潜ってゆく。
女神が消えた後、静まり返った水面を呆然と眺めたヨハンが、疲れた頭で思い浮かべたのは。
水面を波立てずに出没できるのなら、最初から爆発と共に現れないで欲しかった、という女神に対する不満だった。

溜息一つ吐く間も置かず、女神は斧を手にして再び現れた。彼女が持つ斧は柄といい刃の形状といい、紛う事なき勇者の斧だった。
「まずはあなたの斧を返しましょう。受け取りなさい」
相手に刃物を渡す時には、刃を向けないのが基本的な礼儀作法である。女神の渡し方は、少なくとも作法に則してはいなかった。
ヨハンの胸中に僅かな不安が過ったが、しかしすぐに思い直す。
作法というものは人間同士でのみ通用するものであり、女神に人間の作法を求めるのは筋違いだろう。
白刃取りの要領で受け取った斧の刃が、月光を浴びて鋭く輝いた。
「ならば私は去ります。それでは――」
「待ちたまえ!」
背を向けて再び水面下に姿を消そうとした女神を、ヨハンは必死の声で呼び止めた。
女神は怪訝な表情で、勇者の斧を手にしたヨハンを見下ろす。
「褒美は?」
見上げてそう尋ねたヨハンを振り返り、女神は小さく溜息を吐いた。
「ご褒美ならもう受け取っているではありませんか。あなたの斧をよく確かめて御覧なさい」
「褒美だと?」
「正直なあなたへの褒美として、新品の斧を授けることにしました。だって武器でも何でも、新しい方がいいに決まっているじゃありませんか。だいいち手が加えられて、禍々しい雰囲気を醸し出しておりましたから」
「えっ?」
女神の言葉に、ヨハンは己の耳を疑った。
言われてみれば確かに、柄の握り手に違和感がある。
強いて喩えるなら、買ったばかりの新品の斧を初めて手にした時と同じ感覚か。
それに刃毀れも傷も、まるで最初から無かったかのように完全に消え失せている。
つまりこの斧は、ヨハンが今まで愛用していた物とは別物だという事になる。
歯毀れする度に鍛え直し、柄の握り手にも自分なりに少しずつ改良を咥え、遂には如何なる強敵をも仕留めるほどヨハンの身に馴染んだ、
あの神掛った勇者の斧は失われてしまったという訳だ。
「な……な……」
強烈な頭痛と眩暈と虚脱感とに襲われ、ヨハンは大きく脱力した。斧の柄を杖代わりにして、辛うじて自分の体重を支える。
この新品がヨハンの手に馴染むまで、一体幾人の敵を再び屠らねばならないのか。
少なくとも彼がイザークからミレトス地方へと進軍するまでの期間、一年以上にも渡る戦闘と鍛え直しとを繰り返さないと、
ヨハンの望む性能を再び発揮することはない。
考えただけでも気が遠くなりそうな話だった。
天を仰いで女神を見れば、彼女が浮かべる満面の笑み。自らの善行に満足した者に特有の、晴れやかな笑顔にも見える。
だが一年以上もかけて、地道に築き上げてきた成果を台無しにされたヨハンにとって、それは悪魔の笑顔にしか思われなかった。

「なんという……なんという勝手な真似をしてくれたのだ!」
煮えくり滾る腹の底から、面と向かって怒声を浴びせた事など、ヨハンにとっては生まれて初めての出来事だった。
何が起こったのか理解出来ない面持ちで、呆れたように見下ろす女神。
そんな彼女の態度は、ヨハンの怒りの炎に油を注ぐものでしかない。
「それが褒美か!いつ私が新品の斧を所望した?!私はただ勇者の斧を、落水の時そのままの状態で返して貰いたかっただけなのだ!それで十分満足だったのだ!」
まあ、と女神は眉を顰めた。眼下で喚く人間の態度が、彼女の気に召さないのだろう。
「なんという無礼な男でしょうか。折角ご褒美を授けてやったというのに、この女神に罵声を浴びせるなど、あなたはそれでも人間ですか?」
自分の行動は感謝されて当然、とでも言いたげな傲然とした女神の口振りが、ますますヨハンの感情を逆撫でする。
ヨハンがさらに怒気を昂ぶらせてゆく。
「何が感謝だ!私は言ったはずだ、あれは古いが掛け替えのない宝だと!親切心から新品を施すつもりだったのなら、なぜ最初に一言の断りも入れなかった?!」
「これはご褒美だと言ったでしょう。ご褒美なのですから、私が何を授けようと私の勝手です。神の授け物に文句を言う方が人間としておかしい、違いますか?」
腰まで水に浸かって抗議する人間に、女神は毅然と答えた。
女神の言葉が理解できないのであれば、これ以上会話を続けるのも無駄と、と言わんばかりの態度だった。
ヨハンは沈黙して俯いた。その姿は、自説に拘りすぎて周囲から論破された哀れな学者のように見えなくもない。
女神から彼の表情は読めないが、しかしヨハンがこれ以上反論を重ねて来る気配は全くなかった。
溜息を一つ吐き、女神は素っ気ない口調でヨハンに投げかけた。
「正直者だからご褒美を授けたのに、あなたには失望しました。斧は差し上げますから、後はどうぞご勝手になさい。それではごきげんよう――」
捨て台詞を残して泉の中に消え去ろうとした女神の足元を、月光と同じ色をした鋭い光の弧が掠めた。
戦いの中で築き上げてきた物が、一瞬の内に消滅させられてしまった。
愛するラクチェを弟に寝取られた事で、ヨハンの心は傷付いた。
だがそれと比較しても、ヨハンにとって女神の行った独善的な所業は許し難いものだった。
仲間たちより活躍の機会に恵まれはしなくとも、ヨハンも騎士の端くれである。
騎士であるからには、当然ながら武具の手入れには気を遣う。
自らの命を守り、未来を切り開くのが騎士にとっての武具である。それは文字通り、騎士の魂に他ならない。
武芸にも智謀にも優れた解放軍の面々の中で、特に目立った技量を持たないヨハンが、どんな思いで戦って来たか。
仲間の足手纏いとならぬよう、それから愛する女性に振り向いて貰えるよう、どれだけ修行を積んだことか。
それでも戦えば戦うほど、ヨハンは己の才能不足を自覚せざるを得なかった。
長く戦場に出ていると、己の力量の限界というものは見えてくる。
聖戦士ネールの数ある末裔の一人で、ほんの少し斧の扱いに長けただけの平凡な騎士、それがヨハンだった。
それ以上でもそれ以下でもない。彼の出身地であるドズル公国には、彼以上の技量を持った騎士など掃いて捨てるほどいる。
ならば自分が凡庸な騎士であれば、己の持つ武器を工夫するしかない。
何度も鍛え直し、柄の握り手に工夫を凝らし、遂には他の誰にも扱えない世界で唯一の武器に仕上がった勇者の斧。
それがヨハンの魂だった。
その血と汗と涙が染み込んだヨハンの魂を、女神は褒美と称して踏み躙った。
踏み躙った挙句、女神に対する感謝が足りないと難癖を付けてきたのだ。

「許さぬ、断じて許さぬ!!」
女神の両足を切り倒したヨハンが、振り切った斧を再び構え直して叫ぶ。
膝から下を刎ね飛ばされた反動で、女神の身体が低空に舞う。
切断された残りの部位が、ただの水塊へと変貌を遂げて泉と同化する。
まさか自分が人間に襲われるとは予想だにしなかったのだろう。女神が驚愕に目を大きく見開く。
――余計な戯れに溺れず、そのままの斧を返してやればよかった。いやそもそも最初から斧など与えるのではなかった。
考えたところで時既に遅し。ヨハンが持つのは勇者の斧である。
相手に反撃の隙を与えず、二度攻撃することが可能な斧なのだ。
その二撃目を、女神は間を置かずに食らう羽目となる。
水の抵抗を撥ね退けて、ヨハンが垂直に跳び上がった。
鍛え上げた彼の肉体は、あっという間に横倒しになった女神の身体を飛び越える。
女神の視界に映るのは、月を背にした騎士の影。その影が巻き上げた水飛沫が、月光を乱反射してやけに美しく輝く。
「自らの都合で人を弄び、省みもしない傲慢なる女神を――」
ヨハンはそう言うと同時に、頭上高く掲げた斧を振り下ろす。
「この私が、駆逐する!!」
斧の刃が真円の弧を描いて女神に迫り、彼女の鳩尾に叩き込まれた。
「この……人間風情が……」
水面に叩き付けられ、女人の形を失って溶解してゆく女神が。
鬼の形相で睨み下ろすヨハンに向けて放った、最期の言葉がそれだった。

女神が溶け去った後の泉は、まさに明鏡止水の観を呈していた。
音もなく風も時間もない。
手にした斧の重みと、微かに残った獲物の手応えだけが、この世界が現実の物であるとヨハンに教えてくれる。
これが現実ならば――
現実とはいかに理不尽で残酷なものだろうか。
心に決めていた最愛の女性は、彼ではなく弟を選び、弟の物となった。
一年以上も戦って積み上げた努力の結晶は、全て水泡に帰してしまった。
愛する女性と自らの魂。自分の拠所となっていた大切な物を、今日だけで二つも失ってしまった。
愛に負けたら他の全ても同時に失うのが、世の常というものだろうか。
しかも全てを失ったかといって、ヨハンは修羅にはなれない。
ヨハン自身が己の実力を省みて、ただの勇者の斧で修羅の如き活躍が出来ない事を痛感している。
再び自らの心を断ち割るつもりで空を斬っても、先程の二の舞を演じるのが関の山だろう。
今度水中に斧を落とせば、見つけ出すのも困難になる。
入水にも失敗した。今となっては、こんな水深の浅い泉で溺れようと考えた人間の浅薄さを哂うばかりだ。
理不尽な目に遭い続ければ、感覚が麻痺してしまうのも当然だろう。
あれほど心揺るがせたラクチェの事も勇者の斧も、どこか遠い世界で起きた御伽噺のようにしか思われなかった。
怒りも何もない悟りの境地――すなわち無の境地にヨハンは達していた。
武人としては羨むべき境地ではあるが、当のヨハンに感動などあろう筈もない。それが無の境地である。
だいいち悟りを開いたところで、彼が失った物が戻ってくる訳では決してないのだから。
空ろな目を手元に落とせば、ずっと握ったままの勇者の斧。
今のヨハンに残された、唯一のもの。何の変哲もない、ただの勇者の斧――という訳でもなさそうだ。
「女神を屠った斧、か……」
特に期待した様子もなく呟くと、ヨハンは本陣へと戻るべく重い足取りで魔の森を後にした。

がんばれヨハン。
世の中には君に相応しい女性が必ずいるし、劇中で味方の使える勇者の斧は一本だけしか登場しない。
たとえ勇者の斧の殺害数がリセットされても、プレイヤーは決して君を見放さない。
だって愛があるから。
支援付けて勇者の斧でブリアン撃破、みたいなプレイもやるから。
たとえアーダン様一人クリアとか、擬似乱数使った詰めエムブレムを好む硬派なゲーマーから
ヨハン(笑)と蔑まれ、なんとなく負けた気分になったとしても。

特に負けても構わない愛だって、この胸に必ずあるはずよ――

<<終>>
59悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2009/08/07(金) 00:36:47 ID:w585j5vV
ミスターブシドーっぽく書いてたはずが、なぜか話が『たけしの挑戦状』っぽくなってしまいました。

書けたら書きます。スレ汚し失礼しました。

次の方すみません。
できるだけ早い投下をお願いします。
一時間も待たなくていいから。マジで。
60名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:01:28 ID:Ybr+0KOP
ロボットアニメ中心のネタか…二つしかワカランかったけど、余韻の残る終わりが良かった
何となくメガテソとかVPを思い出す雰囲気。GJ
6146:2009/08/07(金) 15:45:10 ID:YUD/j4ZL
>>59
GJ!
ヨハン…イ`…
笑わせてもらいました!

変態王リーフ

第24章

ターラ城塞都市にリーフ軍は入城し、守りを固めている。
フリージ軍は増援を呼び集め、攻撃態勢を整えている。
そしてターラ城内は連日軍議が開かれていた。

「打って出ればたちまち外の敵に殲滅されてしまいます。我が方はターラの城塞を頼みに、
 敵が疲れるまで篭城すべきでしょうな」
アウグストの言葉にドリアスが応じる。
「異論ないが長期戦になるな。1年や2年は覚悟せねばなるまい。だが兵糧はどうする?
 ターラには多くの市民がおる。備蓄だけでは十分ではない。
 今は敵の包囲が完全でないため、日持ちする物を運び込んでおるが、
 補給路が断たれるのも時間の問題だぞ」

「それなら僕に妙案があるよ!」
それまで黙って会議を聞いていたリーフが突然発言する。
お飾りが思いつきで言う意見など誰も期待していないのだが黙らせるわけにもいかない。

「羊をたくさん運び込もう!」
「羊ですと?」
「うん!羊の性器は人間のオマンコに近いっていうからね!みんなの性欲処理もできるし、
 食料にもなって一石二鳥ってわけさ!」

〜リーフ様の変態メモ〜

軍隊と羊

古来、長期に渡って従軍する兵士たちはどうしても女っ気と遠ざかるものである。
そこで性欲やストレスのはけ口が必要となる。そのため軍隊では性欲処理、および食料として
羊や山羊を伴うことがしばしば見られた。
羊の性器は人間の性器に感触が近く、しかもこれらの家畜はおとなしいため、
兵士が誤って負傷する可能性が低い事も利点である。
また、これには兵士による民間女性に対する強姦やトラブルをさける目的もある。
(戦時国際法などない時代、敵地での略奪や強姦は戦利品と考えられたが、
 自領や同盟国の領内ではやはり問題になる。
 今回のケースではストレスを抱えた自軍将兵が、
 万一ターラ市の婦女子に暴行を働くことがないよう、リーフ様が配慮した意見である。
 なお、これらの獣姦は病気の原因にもなるのだが、医学の未発達なこの時代にそのような知識はない
 軍隊に戦病死は付き物であった)

注意

現代で獣姦を行うと動物虐待として、法的に問題になるため絶対に行わないで下さい!
自分のペットや家畜であっても絶対です!
獣姦は大変危険な行為です。
病気のみならず相手の動物によっては獣姦しようとした男性が蹴飛ばされたり、
動物のペニスを無理にアナルに入れようとして、内臓を損傷して死亡したケースもあるそうです。
繰り返しますが絶対にやらないで下さい!
6246:2009/08/07(金) 15:45:41 ID:YUD/j4ZL
リーフの意見にドリアスが応じる。
「リーフ様、我が兵士が市民婦女子に狼藉を働くことを懸念してらっしゃるのでしたら
 ご心配にはおよびません。軍規は厳正ですし…その…お恥ずかしいかぎりですが、
 私の娘や…ナンナ様がさんざんつまみ食いされた結果、兵士達は不能になったり、
 女性恐怖症に陥ったりしておりますので…」
「じゃあソッチは問題ないのかな?」
さらにアウグストも口を開いた。
「それに羊を伴うのは遠征中の軍隊です。草などどこにでも生えておりますからな。
 ですがターラ城塞内では羊のエサとなる草が確保できますまい」
「ちぇ!残念だなぁ…羊の具合を試してみたかったのに…」
がっかりするリーフ。結局それが目当てだったようだ。

結局この日の軍議では武具よりも食料の買い付けを最優先する事で決定した。
6346:2009/08/07(金) 15:46:12 ID:YUD/j4ZL
軍議を終えたリーフはヒマなので城内を散歩している。
ふと向こうにディーンを見かけた。隣にいるのはオルエンだ。
「ディーンさん。補給隊からこれを預かってきました。次の戦で使ってください」
「ああ、新しい槍か。ちょうど前の槍が駄目になったんだ。ありがたい」
槍を受け取るディーン。そこにリノアンが現れた。
「ディーン、ちょっとこちらへ来て下さい!」
ディーンが返事をするヒマもなく、強引に手を取って連れ去ってしまう。
ポカンとするオルエン。それを見ていたリーフは気になって、ストーカー戦法で気配を消すと、
リノアン達を追うのだった。

ディーンはリノアンに人気の無いところまで連れてこられた。
「ディーン…私以外の女の子見てた…」
虚ろな瞳で見上げてくるリノアン。だがその瞳の奥には暗い情念が燃え盛っている。
「い…いや、預かり物を受け取っていただけだ」
背筋に冷や汗が流れる。
「うそ…受け取る時、指が触れてた…あの女、私からディーンを奪おうとしてるのよ…
 許せないわ…ディーンは私を裏切ったりしないわよね?」
自分に向けられる笑顔が怖い。こうなると返事は一つだ。
「も…もちろんだとも」
「よかった!私とディーンが結ばれるのは運命なのよ!前世で約束したんだもの!
 あなたと初めて出会った時、確信したの!この人が前世で心中した運命の人だって!
 今度こそ2人は結ばれて幸せになるのよ!」
「そそそそそそ…そうだな…すまん、ちょっと槍の稽古してくる」
「じゃあまた今夜ね♪…逃げないでね…」
「あ…ああ」

こっそり見ていたリーフも冷や汗が止まらなかった。
「…ヤンデレの上に前世女…ディーンもこりゃ大変だ…」
6446:2009/08/07(金) 15:47:06 ID:YUD/j4ZL
げっそりしたディーンに声をかけるリーフ。
「…なんか大変そうだね…」
「見られていたのか…まあな…」
リーフはディーンの話を聞いてあげる。
「初対面の時からあんな調子でな…俺はリノアン公女を守るのが使命だ。
 よって付き合うつもりなどなかったんだが…彼氏にならないと、
 貴方を殺して私も死ぬと言われてな…」
頭を抱えるディーン。本来リノアンは主君アリオーン王子の婚約者。
自分が手をつけることなど許されないのだが、死ぬとまで脅されてはどうしようもなかった。
「それでも最初の頃はまだよかったんだが、最近では他の女の半径2メートル以内に入ることも許さなくなった。
 俺にどうしろというんだ…」
気の毒になったリーフは一肌脱ぐことにした。
「よし、僕がリノアンのヤンデレ電波をなんとかしてあげよう!」
「できるのか?」
「まあ、初めてのケースだけどなんとか頑張ってみるよ!そのかわりお礼は前払いね!」
「アー!」
ディーンを掘ると、リーフは早速対策を考えるのだった。
6546:2009/08/07(金) 15:48:03 ID:YUD/j4ZL
リノアンは自室でオナニーに耽っていた。
「ああ…ディーン…早く来て…私だけのディーン…」
部屋中どうやって作ったのやらディーンのポスターやらフィギュアやらでいっぱいだ。
ベッドの上で、ディーンの姿を印刷した抱き枕にしがみついて股間を擦り付ける。
「ハァハァ…感じちゃう…ディーンの体温…」
本来抱き枕に体温がある時点で異常に気づくべきなのだが、恍惚の快楽を貪っているリノアンは気付かない。

実は抱き枕の中身を抜いて、代わりにリーフが入っていたのだ!
(ふふふ…リノアンがこの抱き枕でオナニーすることは調査済み!…ディーンが来る前に
 リノアンの性欲を発散させれば、ディーンの負担も減るぞ!)
ヤンデレや電波の対策にはまったくなっていない。所詮リーフの思い付きだ。
しかしこうして枕のカバー越しとはいえ、リノアンにしがみ付かれていると当然勃起する。
リーフはディーンの絵にちょうど重なっているため、ディーンの股間が盛り上がっているように見える。
「まあ、ディーン!抱き枕のあなたまで勃起するなんて…やっぱり2人の愛は運命なのね…」
喜んで勃起をさするリノアン。
「ハァハァ」
息を荒げるリーフ。ついにおちんちんがカバーを突き破って飛び出してしまう。
「もう、我慢できないのねディーン…私も…」
リノアンはリーフ入り抱き枕にまたがると、おちんちんを一気に挿入した。
騎上位で腰を揺らすリノアンを下から突き上げるリーフ。
「あぁ…ディーンの…いつもよりおっきい…」
(勝った!)
心の中で喜ぶリーフ。猛烈な突き上げでリノアンの膣内をかき回し、
何度も絶頂に導いた上に5回も膣内射精したのだった。


その晩ディーンは2回ほどのSEXでリノアンから解放されたものの、
抱き枕すら勃起したと思い込んだリノアンにますます付きまとわれる事となった。

続く

次は…どうすっかな

エダかサラかミランダか…
66名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:34:31 ID:XRpDq8Qu
下手な三流エロティック漫才よりもバロスwwwwwGJ過ぎるwwww
ディーンが死ぬ程羨ましいのは私だけではないはず!
…とりあえず次はサラs…いや、全員でしょうかw
67名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:49:13 ID:osMN5vxo
変態王リーフ、いつも新作楽しみにしてます。これからも頑張ってください!

自分も聖戦で良く分からない話を書いてみました。
もし時間があれば、箸休めにでもご覧ください。

それでは投下させていただきます。
68名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:50:38 ID:osMN5vxo
「ええっ!? ラクチェ、それホント!? ラナってファバル兄さんとつき合ってたの!?」
「うん。どうも本当みたいよ、パティ。私も聞いた時はビックリしたけど」
「だって、ラナってセリス様一筋じゃなかったの!?」
「私もそう思ってたわよ。わかんないモノよね」
「ユリアがシャナン様とラブラブな関係になったのも驚いたけど、ある意味それ以上に信じらんない……」

ここはペルルーク城の女性用お手洗い。
たまたま出くわしたラクチェとパティが、なぜか洗面所で恋愛話に花を咲かせていた。
昔はシャナンを巡っていがみ合ってた2人。
しかし当のシャナン本人は、記憶喪失の少女ユリアといい関係になっていった。
そしてラクチェとパティにも、それぞれヨハルヴァ、レスターという恋人ができた。
そんな関係の変化の中で2人はすっかり打ち解け、今では親友といっても差支えない間柄になっている。

「まさか兄さんとラナがねぇ……。じゃあラクチェ、セリス様と怪しいのって誰だと思う?」
「私の勘だけど……フィーっぽくない?」
「フィー……。あぁでも、言われてみればそんな気もする!」
「ナンナは最近の様子だと、やっぱりアレス様が本命なんでしょうね」
「うんうん! それでリーンがリーフ様とでしょ?」
「みたいね。最初の関係が入れ替わったって所じゃない?」
「アルテナさんは……ま、しょうがないか。それじゃあさ、ティニーは誰だと思う?」
「ティニー……ティニーか。ちょっと私には想像つかないかな」
「あたしセティ様じゃないかと思ってるんだけど、違うかな?」
「考えられなくもないけど……」
「うーん……」
「あ、ラクチェさんパティさん」
69名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:52:16 ID:osMN5vxo
パティとラクチェが顔を見合せ首をひねっている所へ、1人の少女が現れた。
リボンで飾られた独特な髪型に、上はノースリーブ、下はスカート姿。
話の渦中の人物、ティニーその人だった。
「こんにちは」
ティニーは柔らかい微笑を浮かべ、2人に会釈をする。
「あ、ティニーこんにち……」
「あーっ! ティニー、ちょうどいい所に!」
挨拶を返そうとしたラクチェの声は、突如発されたパティの大声にかき消された。
「あのさあのさ! 聞きたいことがあるんだけど、ティニーの好きな人って誰?」
いきなり直球ド真ん中の質問を繰り出すパティ。
「え? 好きな……人?」

あまりにも唐突すぎる展開に虚を突かれたか、ティニーは目を丸くしてその場に固まった。
かと思うと、一瞬にしてその顔が真っ赤に染まる。
「ちょ、ちょっとパティ! いくらなんでもストレート過ぎ……」
「いいじゃんいいじゃん! 別に減るものじゃないんだし!」
たしなめようとするラクチェの言葉をさらりと流すパティ。
「で、どうなの? 誰かいるんでしょ? 好きな人!」
瞳を輝かせ、パティはティニーに追撃をかける。
「い、いえ……。べ、別にいませんけど……」
目を泳がせ、どもりながら答えるティニー。
「へーえ、いないんだー。でも、そう言う割には顔が真っ赤になってるけど?」
「そ、そんなこと、ないと思います」
言いながら、首をぶんぶん振るティニー。
「いやいやいやいや。さすがにどう見ても真っ赤だし」
分かりやすすぎるティニーの反応に、ラクチェは思わず苦笑を洩らした。
70名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:53:45 ID:osMN5vxo
「と、と、とにかく、本当にそんな人いません。ほ、本当です」
手をわたわたさせ、あからさまに焦った様子のティニー。
その姿は、誰がどう見ても『わたしウソをついてます』といった雰囲気だ。
「だってさ、ラクチェ」
パティはにやけながら、ラクチェの方に顔を向けた。
「うーん……ふふっ」
笑みをこぼしながら、パティと顔を見合わせるラクチェ。
「そうね。ここまで慌てられると、何だか私もすごく気になってきたわ」
「ねえねえラクチェ。ちょっと耳貸して!」
「ん?」
「こんなのどう? まずラクチェが……で……あたしが……」
ラクチェの耳元に顔を近づけ、何事かを囁くパティ。
「さすがにそれは……じゃない?」
渋い顔をし、今度はラクチェがパティの耳元で囁いた。
すると、今度は再びパティがラクチェの耳に顔を近づける。
「だからそれは第1……でその後……」
「それは……言う……」
「でしょ……って感じで……」
「うん……かも……しれない……」
体を寄せ合い顔をくっつけ、何やら小声でこそこそ相談をする2人。

「あ、あの、わたしお手洗いに入りたいんで……」
さっきまで慌てていたティニーだが、さすがに2人の妙な雰囲気を感じ取ったらしい。
恐る恐るといった感じで2人の横を通り抜け、奥の個室に向かおうとした。
と、その時。
「ティニー覚悟!!」
突如、ラクチェがティニーの背後から襲いかかった。
「ひっ!?」
いきなり背後から組みつかれ、驚きの声をあげるティニー。
しかしラクチェは意に介さず、問答無用でティニーの体にしがみつく。
そしてあっという間にティニーを取り押さえると、その体を羽交い締めにしてしまった。
「な、何をするんですか!?」
身を捩って逃げようとするティニーだが、ラクチェとの力の差は明白。
かよわいティニーがどんなに頑張っても、とても抜け出せるものではない。
もがくティニーの前に、両手を腰に当てたパティが仁王立ちになった。
「ふっふっふ……。ティニー? 大人しく白状した方が身のためだよ?」
そう言うと、パティはティニーの足もとにゆっくりとした動作でしゃがみ込む。
そしておもむろに、ティニーのスカートの裾に両手をかけた。
71名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:55:58 ID:osMN5vxo
「もし言わないなら……スカートの中が見えちゃうかもしれないよ〜?」
悪戯っぽい表情でティニーを見上げながら、パティはスカートの裾を少しずつ持ち上げ始めた。
「な……!?」
絶句するティニーを尻目に、じわじわと、しかし確実にスカートをめくり上げていくパティ。
「ほらほらほら、早く言わないと……」
いくらもしないうちに、隠されていたティニーの可愛らしい膝が丸見えになる。
「ちょ、パティさん何を、ちょっと!」
「今のうちに、早く言った方がいいんじゃない?」
パニクっているティニーの耳元で、静かに囁くラクチェ。
「ま、待って! 本当です! 本当にそんな人いないんです! 信じてください!」
懸命に訴えるティニーだが、パティの魔手はとどまる所をしらない。
ついには、ティニーの白いしなやかな太ももまでもが露わとなった。

「さ〜てと。あとちょっとめくったら本当に見えちゃうけど?」
「ダ、ダメです! 本当にやめてください!」
声だけでなく、内股になったティニーの脚はプルプルと細かく震えている。
無駄な努力とは知りつつも、太ももに全力を込めて脚を閉じようと頑張っているようだ。
「今教えてくれれば、これ以上は何もしないよ?」
「どう? 正直に白状する?」
「イ、イヤ……」
パティとラクチェの脅迫に、羞恥が混じった弱弱しい声を発するティニー。
しかしパティは容赦がない。
「じゃあ、あと5秒だけ待ってあげよっか。いくよ? ごーお、よーん……」
考える暇を与えさせまいと、カウントダウンを開始するパティ。
「さーん、にーい……」
「うぅ……」
蚊の鳴くような声を発し、苦悩の表情を浮かべるティニー。
やがて覚悟を決めたのか、その目がぎゅっと固くつぶられた。
72名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:57:37 ID:osMN5vxo
――ところが。
「……いません」
ティニーの口から発されたのは好きな男性の名前ではなく、頑なな否定の言葉だった。
「へ? 今何て?」
思わず聞き返すラクチェ。
「……ですから、本当にいないんです」
目はきつく閉じられたままだが、その声色は数秒前とは違っていた。
冷静さを取り戻したような、落ち着いた声。
「そんな答えでいいの? 本当にめくっちゃうよ?」
「そうすることで、パティさんとラクチェさんが納得してくれるなら、わたしは構いません……」
再度脅しをかけるパティだが、ティニーは決して屈しなかった。
パティとラクチェは顔を見合わせ、ほぅ、とため息を漏らした。
「さすがはティニー、って所かしら?」
「……う〜〜ん。強情だなぁ」
そう言うと、パティはギリギリの所までたくし上げていたティニーのスカートから両手を離した。

「しょうがないなあ。その強情さに免じて、スカートめくるのは許してあげる」
しぶしぶ、という表情を浮かべ、パティはその場から立ち上がった。
そんなパティの様子を見て緊張から解き放たれたか、ティニーはほっ、と息を吐いて瞳を開いた。
「ありがとうございます。信じてくれて」
ティニーは羽交い締めにされたまま、パティにお礼を言い、頭を下げた。
そんなティニーに向かって、パティは満面の笑みを浮かべると、言った。
「え? 信じたわけないじゃん。それに、これで追及が終わると本気で思ってる?」
73名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 17:59:06 ID:osMN5vxo
「……え?」
パティの不穏な言葉に、ティニーの表情が凍りついた。
「ねえ、ラクチェ?」
「そうね。そこまでひた隠しにするなら、私もどうしても聞き出したくなってきたし」
パティの言葉にうなずくラクチェ。
「素直に教えてくれればいいのにね、パティ?」
「ある意味予定通りだけどね。それじゃ、作戦第2段階に入ろっか、ラクチェ」
そう言いながらパティは両手の指をわきわきさせ、ティニーの体へ少しずつ近づけていく。
「オッケー」
ラクチェの方も改めて力を入れ直し、ティニーの腕をがっちりと抱える。
「え、え……?」
さっき以上の危険な空気を感じ取ったか、再びティニーの表情に焦り、そして恐怖の色が浮かんだ。

「それにしても、ティニーって綺麗な腋の下してるよね〜。羨ましいな〜」
パティはそう言いながら、ティニーのむき出しになっている腋の下に手を伸ばした。
そしてスルン、と両腋を一撫で。
「きゃっ!?」
突如襲ってきたくすぐったさに可愛らしい悲鳴をあげ、ティニーの体がピクン、と反応した。
「あ、良い反応! これはくすぐり甲斐がありそうだな〜」
ティニーの反応を確認し、満足げに笑うパティ。
「ま、まさか……」
パティの言葉にこれから何をされるか察したか、ティニーの顔がひくっ、とひきつった。
「素直に教えてくれないから、こんなことしなくちゃいけないのよ?」
「ま、しょうがないよね〜」
「あ、言っておくけど、私は白状するまで絶対に離さないからそのつもりで」
「あたしも、今度は白状するまで絶対やめないからそのつもりで!」
2人の口から交互に紡がれる死の宣告に、ティニーの顔がたちまち真っ青なった。
「や、やめてください! わたし、くすぐられるの本当にダメなんです!」
震える声で懇願しながら、どうにかして今の状況から逃れようとジタバタするティニー。
しかしどんなに頑張っても、ティニーの動きを封じているラクチェの腕はピクリとも動かない。
「大丈夫大丈夫。素直に教えてくれれば終わりにするから」
「さあ、どれだけ耐えられるかな〜?」
「やめて! やめてくだ……」
しかしティニーの叫びは、パティの開始宣言の前に打ち消された。
「それじゃスタート! コチョコチョコチョ〜ッ!」
パティは再度ティニーの腋の下に手を伸ばすと、今度は本格的にくすぐり出した。
「きゃあああああっ!!」
ティニーは甲高い悲鳴をあげ、全身をビクビクと震わせた。
74名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:00:26 ID:osMN5vxo
「ううっ、あ、うくっ、……うう」
体をモジモジさせながら、健気に笑いを堪えるティニー。
「あ、ダメ……あは、あははは! きゃはははははは!!」
しかし、残念ながら無駄な努力だったようだ。
すぐにティニーは、身を激しく捩らせて笑い始めた。
「あははははっ! やめて、くださいっ……きゃはははは!!」
ティニーをくすぐっているパティの指は、縦横無尽に細かく動いて全く容赦がない。
「……見てるだけでくすぐったくなってくるわ」
パティの指の動きを後ろから覗きこむように眺め、思わず顔をしかめるラクチェ。
「ま、指先の器用さには自信があるから。伊達に盗賊やってるわけじゃないってこと!」
「きゃはははははは、ひーっ!!」
2人がそんなやり取りをしてる間にも、ティニーの苦しげな笑い声はどんどん大きくなっていく。
「ダ、ダメです! トイレに! ひははははは!! トイレに行かせてくらしゃひひひいひひいひひ!!」
その場で小刻みにピョンピョンとジャンプを繰り返し、切羽詰まった声を発するティニー。
「あ、そういえばティニー、トイレ行きたかったんだっけ」
しかし、パティは腋の下をくすぐる手を緩めることはなく。
「じゃあなおさら早く言わないと。このままじゃ、大変なことになっちゃうんじゃない?」
ラクチェもティニーを解放するそぶりは全く見せなかった。

「た、助けて!! 苦しい!! きゃははははははは!!」
悶えまくるティニーの耳元に、ラクチェがそっと顔を近づける。
そして。
「ふーっ……」
「んああああああっ!?」
突然耳の穴に息を吹き込まれ、艶っぽい声をあげるティニー。
「あ、ラクチェすごーい! 見てみて、ティニーの体。鳥肌立ってるよ」
「え? だって何だかティニーがすごく可愛くって。つい私もいじめたくなっちゃった」
そう言うと、ラクチェは再びティニーの耳元に唇を近づけた。
そして……。
「ふっ!」
「いやあああああん!!」
またも耳に息を吹きかけられ、ティニーの体が激しくくねる。
「あたしも負けてられないな。そ〜れ、コチョコチョコチョ……」
「ひひひゃははは!! あきゃはふふふふはははひゃひゃ!! *#△◎+〜〜!!」
腋の下を激しくくすぐられ、耳に息を吹きかけられ、ティニーは狂ったように笑い悶えた。
「も、もれちゃいます! 本当にぃ!! ひーんひひひひ!!」
普段の彼女なら絶対言わないであろうはしたない言葉を発し、激しいタップダンスを踊るティニー。
両手がむなしく虚空を握り、助けを求めるようにもがいている。
その瞳から、涙が一滴こぼれた。
75名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:02:33 ID:osMN5vxo
「も、もうダメ!! 言います言います!! 言うから許してえええ!!」
数秒後、2人の激しい責め苦の前にティニーの心は完全に折れた。
「あ、喋る気になった? それじゃあ早く教えて教えて!」
そう言いながらも、パティはあくまで腋の下をくすぐる手を緩めない。
「きゃはははは!! しゃ、喋れません!! 止めてくれないと喋れないぃ!!」
髪を激しく振り乱し、必死に許しを請うティニー。
「でも、言わないとやめてあげないよ?」
「ほらほら頑張って早く言わないと。トイレに行きたいんじゃないの?」
2人の女悪魔はあくまでも非情だった。
「きゃ〜っはっはっは!! あははっははっはは!!」
体をダンシングドールの様にガクガクと痙攣させるティニー。
そしてついに、断末魔の悲鳴のような告白がトイレ中に響き渡った。
「コープルさん!! 私が好きなのはコープルさんですぅぅぅっ!!」

「え!?」
「コープル!?」
ティニーの口から発された名前はラクチェ、そしてパティにとっても完全に予想外だったらしい。
ぽかん、と呆気に取られた表情を浮かべる2人。
パティの指の動きは止まり、ラクチェの腕から力が抜ける。
その隙にティニーは激しく身を捩らせると、ラクチェの腕から逃れた。
荒い息をつきながら、ティニーはその場にへたりこんだ。
「はぁはぁ……けほっ」
そのまま数秒間放心状態のティニーだったが、やがて何かを思い出したように表情が強張った。
慌ててその場から立ち上がり、ダッシュで奥の個室へと駆け込んで行くティニー。
バタン!!
大きな音と共に、個室の1つが閉じられた。
それからすぐに、水が流れる音が響く。
後に残されたパティとラクチェは、気まずそうにお互いを見つめた。
76名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:03:50 ID:osMN5vxo
「ビックリしたねー……」
「まさかコープルとは思わなかったなぁ……」
「ねえ……。ティニーって……もしかして、ショタコンなのか、な?」
「い、いや……。さあ……。ちょっと、それは何とも言えないけど……」
戸惑いの表情を浮かべる2人。
「…………」
「…………」
しばしの沈黙の後、ラクチェが口を開いた。
「冷静に考えると、私たちってティニーに酷いことしたよね……」
「いくらティニーでも、あんなことされれば怒ってるよね、多分……」
いつもあっけらかんとしているパティも、さすがにやり過ぎたと思ったらしい。
その顔には、濃い反省の色が浮かんでいた。

しばらくして、再び水の流れる音が聴こえたかと思うと、個室の扉が開いてティニーが姿を現した。
「あ、ティニー……。ごめんなさい……」
「その、あたしたち、ちょっと調子に乗り過ぎちゃったかも……」
ティニーの姿を認めた2人は、ばつが悪そうにしながら謝罪の言葉を口にした。
しかしティニーは2人を責めることはせず、穏やかな表情でゆっくりとかぶりを振った。
「いえ、いいんです……。誰かに知ってもらって、何だか気持ちがスッキリしました」
そう言うと、ティニーは頬を桜色に染めて照れ笑いを浮かべた。
「でもやっぱり恥ずかしいので、絶対他の方には秘密にしてくださいね……?」

   ※※※

それからしばしの時が流れた。
聖戦はセリス軍の勝利に終わり、英雄たちは皆、自分の国へと帰って行った。
シレジアへ旅立つ若き司祭コープルの傍らには、マージファイター、ティニーの姿があった。
パティとラクチェの尽力の結果、2人はめでたくカップルとして結ばれたのだ。
後にシレジア王となったコープルは、ティニーにこう語ったという。
『別れの際、父上がティニーさんに向けていた暖かい眼差しを、僕は一生忘れることはないでしょう』
と……。

   ―おわり―
77名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:04:44 ID:osMN5vxo
以上です。どうもありがとうございました。
78名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 20:43:53 ID:FwhzIpIp
>>65
羊はねえ・・・
初夢に出てくるような、美味しそうな羊さんが食べたいねえ(色んな意味で)
GJ

>>77
ガールズトーク&ラスト二行のどんでん返しにGJ
79名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 22:33:46 ID:l4wpqhO1
マイナーカプばかりだなw
80名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 23:22:23 ID:mQUHXJtH
だがそれがいい
81名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 00:31:35 ID:ic7KRBaq
父上ってレヴィンともハンニバルともとれるな
8266:2009/08/09(日) 09:45:45 ID:q0Ezvjw6
>>77
やっぱ女の子同士のやり取りはイイ!
GJです!

変態王リーフ

第25章

フリージ軍がターラになだれ込む。決戦だ。
そのときリーフが何をしていたかというと、なぜかナンナと酒場にいた。
飲みにきた…わけではなく市民に避難勧告に来たのだ。
そこで吟遊詩人に声をかけられる。
「おっいいねえ、あんた今夜俺とどうだい?」
「え!僕かい?」
「いやお前じゃなくてそっちの娘」
「照れなくてもいいじゃないか。掘ってあげよう」
「アー!」
「リーフ様ずるい!彼は私がお望みなんです!」
そしてホメロスのペニスをオマンコに挿入するナンナ。
リーフにアナル、ナンナにペニスを責められ、達してしまうホメロス。
こうして彼はナンナの性奴隷としてリーフ軍に加えられた。

だが仲間が増えても戦況は悪い。
フリージの大軍にリーフ軍は3日と持ちこたえられず、トラキアまで軍を送ってきたため、
ターラを放棄して敗走した。唯一の戦果といえば、ディーンとエダの奮戦で敵将パウルスを捕虜にしたくらいだ。
もちろんリーフがお仕置きした。
「捕虜を連れて行く余裕はないからね。お仕置きして釈放だ」
「アー!」

ターラを落ち延びる途中でベルクローゼンの襲撃を受けたものの、これもコッダを人質になんとかしのいだ。
「ロプトのしもべめ!お仕置きだ!」
「アー!」
8366:2009/08/09(日) 09:46:48 ID:q0Ezvjw6
リーフがコッダのアナルを掘っている頃、アウグストの元をレヴィンが訪れていた。
「アウグスト…苦労しているようだな」
「…リーフ王子はあくまで軍のシンボル…いらん口出しさえしなければ基本的に無害ですので…」
できれば変態もやめてほしい。わしのアナルを掘るのも勘弁してほしい。
「ところでアウグスト、リーフ王子から妙な話を聞いたことがないか?」
「あの方の言うことはいつも妙ですが…」
「いや、そういう事でなくてだな…頭の中に声が響いたとか…夢で知らない男に会ったとか…」
「そう言えば以前、SEXの最中にテレパシーのような声にアドバイスされたと申していましたな」
「ふむ…まさかな」
考え込むレヴィン。あまり妙な伏線は張らないほうがいいと思う。

レンスターに進路をとり、リーフ達は山中の村を山賊から救った。
村を守るべく戦っていた女騎士にリーフはハァハァしたのだが、
すぐに離脱してしまい、声をかけ損ねた。
仕方ないので新しい仲間のラルフを掘って我慢したリーフ。

そして今後の進路を巡ってドリアスとアウグストの意見が対立する。
「我らはレンスターの民衆を鼓舞するため、ノルデンを通って正面から攻めるべきだ!」
「いいえ、メルフィーユの森を通り、手薄な裏から攻めるべきですぞ!」
いくら話し合っても平行線だ。やむをえずリーフの裁可を仰ぐことにする。気は進まないが。
8466:2009/08/09(日) 09:47:48 ID:q0Ezvjw6
「じゃあ両方行けばいいじゃん」
「なんですと?」
リーフの言葉は意外だった。
「だってさ、片方に行ってもどうせ全員出撃するわけでもなし、それなら2手に分かれてもいいじゃないか。
 話が纏まらないんなら間をとろう」
「ううむ、つまりわしが本隊を率いて敵の注意を正面に引きつけ…」
「私がその間に別働隊をもって敵の背後をつく…と、意外と良いかもしれませんな」
早速2人はメンバーを2手に分けた。主力メンバーや強者をどっちが取るかで揉めたりもしたが、
なんとか決まったようだ。
最後まで揉めたのはリーフの配置だが、結局くじ引きで決めた。
当たりくじを引いたのはドリアスだ。つまりリーフはアウグスト隊に同行する。

こうして2手に分かれたリーフ達。ドリアスの軍勢がノルデン砦を目指し、
アウグスト軍はメルフィーユの森に分け入って行った。
8566:2009/08/09(日) 09:48:28 ID:q0Ezvjw6
「やあこれは薄暗い森だなぁ」
リーフは森の中を進む。アウグストが声をかける。
「どこから敵襲があるかわかりませんからな。リーフ様は部隊の中央においで下さい」
そこに早速敵襲だ。ロプト教団の兵が襲い掛かる。
どうにか返り討ちにしたリーフ軍だが、かなり苦戦した。
よく考えたら2手に分かれたので出撃メンバーの主力も半分、かわりに2軍で穴うめしたため、
その戦力はかなり弱体だ。この分だとドリアス隊も苦戦してるだろう。
だが今更後の祭りというもの。

でも、悪い話ばかりではない。ホメロスの説得でシャナムが仲間になった。そしてリーフに掘られた。
「値切られたから、射精も2倍さ!」
「アー!半分にしてくれー」

「あれ?みんなはどこ?」
リーフはいつのまにか回りに人気がなくなっているのに気付いた。
ついさっきまで掘っていたシャナムもいない。
そういえば聞いたことがある。森の中には踏み込んだ者をワープさせるトラップがあると。
「参ったなぁ、みんなを探さないと」
森の中をうろつくリーフ。今、敵に会ったらやばい。レベル1ではどうしようもない。

その時、急に服の袖を引っ張られた。クイクイ。
「うわぁぁぁ!?誰?」
一瞬前まで何の気配も感じなかったので、ビビりまくるリーフ。振り返ると小柄な少女(幼女?)が立っていた。
うまく表現できないが、どこか浮世離れした雰囲気の美しい少女だ。
8666:2009/08/09(日) 09:49:02 ID:q0Ezvjw6
「やあ、これは可愛い女の子だ!僕リーフ!名前を教えてくれるかな!」
さっきまでの恐怖はあっさりと消滅し、さっそく服を脱ぎはじめるリーフ。
「私サラ…あなた変態でしょ?」
「えっ!?なんでわかったの?」
「だって急に脱ぎはじめるんだもの」
もっともな言葉だ。
「だって君みたいな可愛い女の子に裸を見られると興奮するじゃないか!ハァハァ」
おちんちんをプラプラ振り回すリーフ。だが少し悩んでいる。
(ううむ…前に相手したルチアたんとかは、明らかに挿入不能だったけど、この娘はどうだろう?
 ちょっと判断が難しいな…まだ生理は来てないだろうけど…)

そしてリーフを見つめるサラの視線は冷ややかだ。
「リーフ…私とSEXしたいの?」
「ハァハァ、したいです」
「じゃあじっとしててね」
サラはどこからかロープを取り出すとリーフを木に縛り付けた。
いつのまにか手錠までかけられている。

「こ…これは?」
だがサラはリーフの問いかけには答えずに、勃起したおちんちんを眺める。
「私みたいな子供にこんなに欲情するなんて、リーフは変態なんだね…ロリコン」
「ハァハァハァハァ、もっと罵ってください」
興奮する、言葉責めたまらない。
「そう?じゃあもっとよくしてあげる」
サラは小さな手でペニスをしごきはじめた。
8766:2009/08/09(日) 09:49:40 ID:q0Ezvjw6
「ハァハァ…」
興奮するリーフ。テクがどうとかいうより、こんな幼い子に奉仕してもらってる背徳感がたまらない。
それになぜか上手い。巧みに竿や袋まで撫でさすって気持ちよくしてくれる。
やがておちんちんが射精を求めてピクピクしはじめる。だがそれを見たサラは…
「あきちゃった」
「へ?」
サラは急に手を離すと、リーフから身を離した。
「今度はなにしてあそぼ…リーフとは気が向いたらまた遊んであげる…それまで待っててね?」
そう言うと森の奥に去っていってしまう。
「え?ちょっと待って!?おちんちんが苦しいよ!せめて一回射精させて!」
木に縛り付けられ、手錠までされてはどうしようもない。
リーフは高まりきった性感に苦しむことになる。
「ハァハァヌキたい…おちんちん苦しい…そ、そういえばサラはまた遊んでくれるって…
 そのうち戻ってきてくれるはず!」

1時間たった…
「ハァハァまだかな」

3時間たった……
「オチンチンギンギンだムッハー!苦しい!」

5時間たった………
「サラー!また君の手コキが味わいたい!フェラして欲しい!SEXしたいよー!」
8866:2009/08/09(日) 09:50:37 ID:q0Ezvjw6
どれだけの時間が過ぎただろう。完全に夜の帳が下り、フクロウの鳴き声が聞こえる。
「ハァハァハァ、ウキー!ムラムラしっぱなしだぁぁ」
だがさわいでもどうにもならない。
「ああ、サラぁ…僕のおちんちんを…サラ様ぁ…お願いです…お情けをぉ…」
考えるのはあの、怪しげで美しい少女の手の感触のことばかりだ。
勃起したおちんちんに虫が止まる。
「おふっ!」
それだけでも射精しそうだ。

そのときサラの香りがした。
「ハァハァハァハァ!この匂いは!」
「クスクスクス…本当、変態ね」
サラ様の姿があった。サラだけではない。アウグスト達全員が来ている。
「リーフ様、ご無事で!この娘がリーフ様がロプト兵に捕らわれたと知らせてくれたのです!」
「サラ様!お情けを!僕を射精させてください!」
「なんの話?」
ツンとおすまししてとぼけるサラ様。リーフのセリフに一斉にブーイングがおこる。
「変態!ロリコン!」
「こんな小さな娘まで毒牙にかける気ですか!」
みんなになじられて、リーフはますます興奮した。その時サラ様が口を開いた。
「みんな、リーフを責めないで。きっとロプト兵に苛められて苦しいんだよ。許してあげて」
このセリフにみんなジーンと来る。
「サラちゃんは優しいなぁ」
「なんていい子なんだ」
「ねね、お菓子あげる!」
「きゃー!可愛い!お人形さんみたい!」
男にも女にも大人気だ。みんなに囲まれてチヤホヤされるサラ様に、ついリーフは突っ込みをいれそうになる。
「いや、僕を責めたのは君…」

それ以上しゃべることはできなかった。声がでない。
よく見るとサラ様が袖の下にサイレスの杖を隠している。

ふとサラの口がかすかに動いた気がした。

「また…遊んであげるね?…ふふふ」

続く

次はミランダね
89名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 12:41:53 ID:XBsEXoEo
鬼畜サラ様きたー!

サラはゲーム画面では幼女だが、公式イラストだと美少女だな。
まぁ、12歳って年齢もあくまでイメージだから問題ないですね。
90名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 22:21:54 ID:oYcSJNcB
変 態 王 超 G J ! ! !


最初の頃は正直「この人にサラ様を書かせて大丈夫なのか?」
とか思ってました、ごめんなさい。
でも鎧プレイという独創的でエロい発想や節度のあるぺド描写、
何気ない一文から感じ取れる博識で善良な人柄から
次第に「この人にならサラ様を任せても大丈夫」と思うようになり・・・

変態王を信じて良かった。寸止め鬼畜サラ様最高!!!
リノアンも今日読みました。前世女ワロタ。何気に引出しが多い人だな。
アマルダさんやミーシャも楽しみです。
9188:2009/08/11(火) 02:48:39 ID:oI2UF5aH
ソフトだとは思うけどSM的プレイあるので嫌な人はスルーしてください

変態王リーフ

第26章

サラの放置プレイによって悶々するリーフ。
Mのリーフにはたまらんプレイだったが性欲をもてあますのもまた事実。
よってオナニー10連発で発散した。
その時背後からいきなり声をかけられる。
「ふふふ…堪能した?」
「うわぁ!あービックリした。サラか、おどかしちゃやだよ」

この娘気配を感じ取れない。
「だってリーフがあんまり熱中してるんだもの」
「まあいいや、じゃあSEXしようよ!」
「いやよ…ふふ…おあずけ」
「きゃんきゃん!お預けリーフ犬ですサラ様」
犬のふりをしてちんちんするリーフ。もはやサラ様の奴隷だ。
「あははははは!おもしろーい!」
「ぼくはサラ様のペットです!わんわん!」
「よしよしよくできました…ふふふ、ご褒美にいいこと教えてあげるよ
 この森の中央に僧院があるよ…そこにいくときっといいことあるよ…」

サラ様の言葉で僧院に向かうリーフ達。
アウグストは僧院などかまわず、森を抜けたかったのだが、リーフが強引に説得した。
9288:2009/08/11(火) 02:49:14 ID:oI2UF5aH
僧院につくとロプト教団に襲われた。いったいどの辺がいいことなのだろうか…
みんなで戦ってどうにか返り討ちにし、ラインコックを捕虜にした。
「よくも襲ってきたな!掘ってやる!」
「アー!」
なるほど確かにいいことあった。ラインコックのアナルを味わうリーフ。

敵を撃破し、僧院内を調査するリーフ達。アウグストが牢に囚われていた女の子を連れてきた。
みたところ同い年かやや年下くらいだろうか。スタイルはナンナよりよさそうだ。
「あ、子供狩りかなにかで捕まってた娘だね!じゃあさっそく…」
「おやめなされ!」
服を脱ぎ出すリーフに突っ込みをいれるアウグスト。その時少女が口を開いた。
「フン、私がわからない?…無理もないわね、こんな落ちぶれた姿だものね!
 アルスターのミランダよ、随分とお久しぶりね」
「な、なんだってー!無事だったのかい!」
「無事なわけないでしょうが!王子を匿ったせいで国は占領されるわ、人質にされるわで大変だったのよ!」
リーフをしばくミランダ。なんという短気な娘さんだ。
「いたた!いたいよミランダ!」

だがそれよりもリーフには心配な事があった。
「それより陵辱とかされなかった?僕にはそれが心配で心配で…」
リーフの言葉に耳まで真っ赤になって怒鳴るミランダ。
「なんてこというのよ!H!変態!そんなことされてないもん!」
9388:2009/08/11(火) 02:49:56 ID:oI2UF5aH
結局その日は僧院で一泊することになった。
もちろんミランダに夜這いをかけにいくリーフ。
「とはいえ随分怒ってたからなあ…上手くいかないかもわからんね」

案の定ミランダは大激怒した。
「何しにきたのよ!破廉恥な!」
どつかれるリーフ。
「ぎょえ!だからせめてものお詫びにご奉仕でもしようかと」
「フン!なにがご奉仕よ!…ちょうどいいわ、私が人質生活するはめになった報いを受けさせてやるわ!」
いうが早いかミランダは机の上にあったムチでリーフをしばく。
おそらくこの部屋の持ち主だったロプト神官の持ち物だろう。

「ぎょえ!痛い!」
すでに全裸のリーフには防ぎようがない。
「なな…なによ!こんな変態になっちゃって!」
顔を赤くしながらリーフの体を鞭打ちするミランダ。偶然だろうがムチがおちんちんに直撃した。
「ごげばぁー!」
「…っ!」
一瞬焦って手首を返しムチを引き抜くが、返ってムチがおちんちんに巻きついてしまったため、
引き抜き際のダメージは想像を絶する。
「はぁんぎゃぁぁ!……痛気持ちいい…ハァハァ…もっとぶって…」
「…ぅ!わ…わかったわよ!もっといじめてやるわよ!」
部屋にあったハイヒールを履くとリーフを踏みつける。どういう人が住んでたんだろうね。
「ぎょわ!ハイヒールの踵イイ!おちんちんグリグリ!気持ちいい!」
「変態!こんなのがいいの?」

実際にはミランダはおちんちんなど見るのも初めてで、正直そこを踏むのは抵抗があったが、
こうなっては後には引けない。
がしがしと踏みつける。
「まったくやらしい!こんな変態死んだほうが世の中のためよ!」
9488:2009/08/11(火) 02:51:42 ID:oI2UF5aH
「ハァハァ…」
ミランダの仕打ちに興奮するリーフ。だがなにか違和感を感じていた。
(気持ちいいんだけど何か物足りないというか…なんだろう?
 SMっぽいプレイはカリンやサラ様としたことあるけど…あの時はカリンもサラ様も楽しんでいた…
 ミランダはなにか違う…)
攻められながらミランダを観察するリーフ。頬を赤らめながら必死にリーフを攻めている。
だがリーフを見る瞳がなんか複雑そうだ…なんというか…こちらを羨ましそうに見つめている。

「やめた!」
いきなり勃ち…もとい、立ち上がるリーフ。勃ちのほうはとっくに勃っている。
「きゃあ!?いきなりおきあがらないでよ!」
だがリーフはその言葉を無視してミランダを抱きかかえる。

「なっ!?なにするのよ!離してよ!」
「ミランダ…君はこのままSMを続けて楽しめるのかい?」
「な…なに言ってるのよ!私は王女よ!こういう時上位に立つのは当然よ!」
なにか勘違いしてる気もするがリーフはそこには触れなかった。
「違うね、君はこのプレイを楽しんでいない…そして僕を見ていたあの視線…
 君マゾでしょ?強がっているけど、実は攻められたいタイプと見た」
リーフの言葉を真っ赤になって否定するミランダ。
「んなわけないでしょうが!アンタみたいな変態と一緒にしないでよ!」
だがリーフは聞く耳を持たない。
「僕はSに回るのは苦手なんだけど…でも、君にも楽しんでもらいたい!」
リーフは抱きかかえたミランダのお尻を思いっきりはたいた!パシィッ!
「きゃん!…なにするのよ!?やめないとひどいわよ!」
「大丈夫!僕に任せて!」
パシィッ!ピシィ!
ミランダのミニスカに手を入れて、パンツを引き下ろすと何度も平手でお尻をはたく。
「やぁん!やめなさい!やめてってばぁ!」
涙目で暴れるミランダだが、頬には赤みがさし、息も乱れている。
何回もスパンキングして真っ赤になったミランダのお尻、秘所からは蜜がこぼれている。
「はぁ…はぁ…」
最後に軽くお尻を撫でると、ミランダは目を閉じてピクリと震えた。
9588:2009/08/11(火) 02:52:24 ID:oI2UF5aH
「どうだい?気持ちよかったでしょ?」
ミランダのお尻をさするリーフ。だがミランダは根っから強情だ。
「はぁ…はぁ…気持ち…よくなんかないもん…」
やはりSっ気のない自分の責めでは駄目なのか?
でもどうにかミランダにも楽しんでほしい。リーフはさらなる責めをはじめる。
「じゃあこうしてあげるよ」
右手の人差し指をミランダの肛門に差し込む。
「きゃあ!?ななな、なにをするのよ変態!」
「その変態にお尻の穴を弄られて感じてるのはだれかな?」
指を出し入れして、肛門の壁をこすってやる。
「あ…感じて…なんか…」
だが秘所からはとめどなく愛液がこぼれおちている。それを指で救うとミランダに見せ付ける。
「じゃあこれはなんだい?アルスターのお姫様がはしたないね」
羞恥に顔を染めるミランダ。その顔を見てリーフは羨ましいと思った。
さっき自分を責めてた時、こんな気持ちだったのだろうか。
これがマゾ同士のSMプレイだろうか。

その時ミランダに何かのスイッチが入ったようだ。リーフの指についた愛液を舐めるミランダ。
「あぁ…リーフさまぁ…いやらしいミランダにお仕置きしてくださぁい…」
「じゃあご奉仕してもらおうか」

リーフの股間に跪き、必死にペニスを頬張るミランダ。
はじめてなのだろう。ぎこちないが、これはこれでそそる。
「ん…あむ…」
「そう…もっと竿の裏を舌でなぞるように…」
ベッドに腰掛け、ミランダの髪を撫でるリーフ。
ふるふると震えるリーフのペニスから一度目の精が放たれる。
「ん!?…けほっこほっ」
吐き出してしまうミランダ。本来はここで飲め、とか言いたい所だがSっ毛のないリーフはそこまで言えなかった。
ミランダは言ってほしかっただろうが。
9688:2009/08/11(火) 02:54:18 ID:oI2UF5aH
「じゃあご褒美をあげよう。お尻をこっちに向けて」
「はい…リーフさまぁ…」
四つんばいになってお尻を振るミランダ。リーフは腰を掴むと一気にアナルに挿入した。
「あはぁあぁぁん!?リーフさまのおちんちん、ふとぉい!バイブよりもずっとイイ〜」
「へえ君、バイブでアナルオナニーしてるのか、変態だね。王女とは思えないよ」
自分の事を棚にあげて言葉責めしてあげるリーフ。ミランダがそれを望んでいるから。
「はぃぃ!ミランダは変態ですぅ!処女のくせにバイブでアナルズボズボほじって感じてる、
 淫乱王女ですぅ!」
「そんな淫乱な君はこうしてあげよう!」
ピストンを早めるリーフ。
「あっいい!お尻感じちゃう!リーフさまぁ…いいですぅ!お尻責められていっちゃう!
 あはあああん!」
背を反らして絶頂に震えるミランダ。
「先にイくなんてずるいね…僕がイくまで続けるよ」
「はぁい…リーフ様がイくまで…ミランダのアナル使ってくださいぃ…はぁはぁ…
 ミランダのアナル、おちんちんハメるの初めてですぅ…初アナルいっぱい使ってくださぁぃ…」
「じゃあ一発目!イくよ!」
リーフはミランダの腸内に熱い精液を注ぎ込んだ。
だが一回では満足せず、続けて腰を振りはじめる。

結局、12回も射精し、ミランダのアナルからは精液が逆流し、肛門もその下の秘所もドロドロになるのだった。
9788:2009/08/11(火) 02:55:50 ID:oI2UF5aH
翌朝、リーフは顔の形が変わるほど殴られた。
「ひどいやひどいや!君だってあんなに悦んでいたのに!」
「そ…そんなことないわよ!…昨日のは…その…なにかの間違いよ!とにかく忘れなさい!
 いいわねリーフ!」
真っ赤になって怒鳴り散らすミランダ。リーフの金的を容赦なく蹴りつける。
「大体、誇り高い王女の私がマゾのわけないでしょうが!」

リーフを張り倒すと、ミランダは部屋を飛び出した。これ以上その顔を見ていられなかったのだ。
廊下を走り、部屋から離れてようやく落ち着いた。
「ふふふ…どう?夕べは楽しかった?」
いきなり背後から声をかけられる。とっさに振り向くとそこにいたのは…
「サラ!?なんであなたがそれを知っているのよ!」
「あなたのことは全部わかっているもの…ふふふ…」
「あ…な、なによ!私は別に…」
「強がらなくてもいいんだよ?…ここには私とミランダの二人しかいないんだから」
なぜだろう?
自分よりも子供のはずのこの娘の瞳を見ていると、自分の内側まで見透かされたような気持ちになる。

サラ様はそっと背伸びをするとミランダの唇を奪った。
「…あ…サ…サラ…」
「ふふふ…2人っきりの時はなんていうんだっけ?」
「サ…サラ…様…」

「いい子ね、気が向いたらまた愛してあげるよ」

続く

次はエダね
98名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 18:01:55 ID:+uvnmC+v
変 態 王 超 G J ! ! ! ! !


今までずっと砦ルート派だったけど森ルートでミランダを拾って
サラ様と一緒に出撃させたくなりました。サラ様×ミランダ最高。
キャラの新たな魅力を発見できるSSっていいね、変態王ありがとう。
99名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 18:19:06 ID:ODM46aTt
ほしゅあげ
次も楽しみだ!
100名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 18:19:40 ID:ODM46aTt
すみません、まちがえたし
101名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 07:36:06 ID:hpUJ+rC1
変態氏も夏休みなのかな?
102名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 11:35:36 ID:uenxzcRY
夏休みと言う名のコミケ?
103名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 16:09:35 ID:IuU6e+C4
エダのキャラ付けに苦戦していると予想。ここまでの変態王氏によるキャラ付けや属性等を纏めてみた。
ナンナ:女リーフ
マリータ:マザコンレズ
エーヴェル:娘馬鹿レズ
タニア:ツンデレ巨乳
サフィ:腐巨乳
カリン:隠れS
ラーラ:ノーマル?但し、宝箱プレイなる異常なプレイを見せる
マチュア:ノーマル?姐御系
セルフィナ:淫乱人妻
オルエン:お嬢様
ティナ:ロリ。プレイ自体はノーマル?虫プレイしてたけど
リノアン:ヤンデレ前世女
サラ:どS
ミランダ:ツンデレM

シビリアンや男どもは割愛。ただ、ディアナ(ダルの妹)の鎧プレイはインパクトありまくり。
これだけのキャラ付けや、ネタを考えられるなんて流石の一言
104名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 18:11:47 ID:mQY6zkcT
実はサラ様信徒でサラ様を書いたら満足してしまったと予想。

変態王はぶっ飛んだキャラ付けをしているようでいて、実は
エロパロや2ちゃんのキャラ萌え発言を含む二次創作全般に対する
パロディ的意図を込めてキャラ付けしていると見た。

そういう前提で見ると、サフィが腐女子というのは相当毒のある視点。
サフィガン無視でシヴァとリフィスをホモらせたがる腐女子っていたし。
ラケシスとナンナが淫乱絶倫というのもものすごいブラックな発想だと思う。

その一方で、元作品のキャラの本質を捉えた上で
それを誇張してエロ変換するという手法を多用していて驚く。
相当な実力の持ち主が厨のフリをして実験的な作品を書いているという印象。
文章を読む限り性欲で書いているようには見えないけどSM的プレイの描写の上手さはガチ。
105名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 23:14:35 ID:eotfBLzc
四日目神の次回作だけが俺の生きがい
絶命するまで待ち続けます
10697:2009/08/17(月) 08:40:03 ID:rs/YIEAU
こうして色々反応を頂けるととても励みになります

そしておいらも四日目様の次回作が読みたい!

変態王リーフ

第27章

「僕はドリアスの所に行く!」
リーフは突然えらい事を言い出した。当然アウグストは驚く。
「いきなり何をおっしゃいます!」
「だってさ!アウグストの部隊にばかり主君の僕がいて、ドリアスのほうは任せっぱなしなんて
 不公平じゃないか」
困り果てるアウグスト。いまさらリーフが単身ドリアスの元に向かっても
追いつくはずがない。
「よいですかなリーフ様。我が部隊はすでにメルフィーユを抜け、レンスターに近づいております。
 ドリアス殿の状況は完全には掴めませんが、明らかに敵の配置は手薄になっております。
 陽動がうまく言ってる証ですぞ」
「それだけドリアスに負担がかかってるってことじゃないか」
「それはそうですが、それが部隊の役割ですし」
「それに砦ルートに女の子の匂いを感じる!僕は行くんだ!」
言うが早いかリーフは羽を休めていたエダの竜に飛び乗る。

「いくら遠くても飛竜ならひとっ飛びさ!」
食事中だったエダが慌てて竜にしがみ付く。
「リ…リーフさまぁ!飛竜の扱いも知らないのに無茶しないで下さい!」

だが時すでに遅し。
扱えもしないくせにリーフは竜にムチを入れてしまい、
竜はエダをしがみ付かせたまま飛び去ってしまうのだった。
10797:2009/08/17(月) 08:40:38 ID:rs/YIEAU
アウグスト達にはもはやどうしようもない。ディーンとカリンがドリアス隊に配置された以上、
竜を追える者などいないのだ。
リーフとエダが無事ドリアスの元にたどり着けるよう祈るしかなかった。


「うぎょわぁぁぁぁ!怖い怖い!」
「きゃああ!落ちる!」
必死に竜の上によじ登るエダ。死ぬかと思った。
「リーフ様!手綱を貸してください!」
「はい!」
「どうどう!落ち着いてケイト!」
リーフのへたくそなムチと手綱でかなり興奮してしまっている。これを落ち着かせるのはエダでも至難の業だ。
「リーフ様!しっかり捕まってて下さい!」
「わかったよ!」
後ろから両腕でエダにしがみ付くリーフ。
とりあえず胸をわしづかみにする。休憩中だったエダは鎧をつけていない。
「いやぁぁ!どこ掴んでるんですかぁ!」
「おっぱい!」
リーフのセクハラに驚いて手元が狂うエダ。ケイトは上下左右に飛び回る。ほとんど曲芸飛行だ。
「はなしてくださぁい!」
「ぎょえ!怖い!離したら落ちるじゃないか!」

男は死に際に子孫を残そうと勃起するという。死の恐怖とエダの体の温もりにリーフはすでに勃起していた。
10897:2009/08/17(月) 08:41:03 ID:rs/YIEAU
そして一度ハァハァしてしまうと、このシチュエーションも中々興奮する。
リーフは片手でエダにつかまると器用に服を脱ぎ捨てた。
リーフが捨てたパンツは風に舞って眼下の農家に落ちていく。
「うわぁ!?天からパンツがふってきたべ!」
畑仕事中の農民がパンツを拾って呆然とする。

「リリリ…リーフさまぁぁ!なんで脱ぐんですかぁぁ!」
「もっともな突っ込みだね!おちんちんに風が当たって気持ちいいからさ!」
とにかくリーフの奇行にはかまっていられない。ケイトを落ち着かせないと危険だ。
「…ひゃあ!?」
その時リーフの指先がエダの乳首に触れた。
「いい感度してるね」
「ほほほ…ほんとに危ないからやめてください!」
「しかし!人類の歴史上空中でSEXした例があるだろうか!?僕たちは性技の新しい未来を築くんだ!」
妙な戯言をほざくとリーフはエダの耳を甘く噛む。
「あん!」
エダは今までこの手の事に縁が無く、この年下の変態少年になすがままにされていた。

リーフの手がエダの胸元のボタンを一つ一つはずしていく。
「どうだい!風が気持ちいいよ!」
リーフは器用にエダの服をはだけさせていく。
10997:2009/08/17(月) 08:41:25 ID:rs/YIEAU
ブラをたくし上げられ、エダのピンク色の乳首が風にさらされる。
「やぁん!」
リーフの手がエダに触れるたび曲芸飛行になるが、もはやリーフはまったく気にしていない。
「ハァハァ見られてる」
「えっ!?」
いつの間にか低空飛行していたようだ。

眼下の村人たちがエダ達を見上げている。
「いやぁぁん!見ないでくださいー!」
エダは今の自分のあられもない姿を思い出し、羞恥に頬を染める。
ちょっとやりすぎたと反省するリーフ。
「そうだ!みんな見ちゃ駄目だ!むしろ僕の方を見るんだ!」
エダを自らの体で隠すと、おちんちんを振り回して民衆に見せびらかす。
たちまち大ブーイングだ。
「引っ込め変態!」
「どうせなら女の子の方を見たいぞ!」

エダは必死に速度を上げて、村の上空を通り過ぎた。

「リーフ様のバカバカ!変態!」
「ごめんごめん反省したよ、お詫びに優しくするからね」
後ろから組み付くと、乳首を摘んで愛撫を始める。
「だ…だから…空中じゃ危ないです…」
「大丈夫だよ、たぶん」
右手をスカートに差し込むと秘所をこすってあげる。
「やぁぁん!」
「普段から自分で弄ったりしてるかな?」
「そ…そんなことしてません…はぅ」
「そっか、でもこんなに濡れてきてるよ」
変態レベル18のテクは伊達じゃない。
11097:2009/08/17(月) 08:41:58 ID:rs/YIEAU
すっかり骨抜きになったエダはケイトの手綱を操る余裕も無くしつつあった。
「じゃあちょっと腰を浮かしてね」
「は…はいぃ…リーフさまぁ」
エダの腰を掴むと下着をずらして挿入する。
「っ!」
「初めてだよね、優しくするよ」
空中で優しくもないもんだが、リーフは乳首やクリトリスを愛撫して性感を煽ってあげる。
自分の巨大ペニスをすぐにはピストンせず、ねっとりと愛撫を繰り返す。
「やぁぁ……ひあ……」
体中に与えられる快楽に溺れていくエダ。当然手元はおろそかになり…

超低空飛行になったケイトが木々の間を抜けていく。
「うぎょわ!危ない!前見て前!」
エダの大きすぎず小さすぎないほどよい乳を揉みながら勝手なことをほざくリーフ。
「あぁん…お乳…気持ちいいですぅ…はぁあん…」
だが聞こえていないエダ。このままでは危険だ。
リーフはおちんちんでエダを突き上げた。
「はう!」
子宮を突き上げられ、とっさに仰け反るエダ。手が上に跳ね上がり手綱を引っ張る。
それに反応にケイトは上昇した。
「なるほどコツがつかめたぞ。基本的に上に引けば上、下なら下なんだ」
リーフは試しに体を傾けてエダの膣内の右側を擦ってやる。
「ひぁ!」
若干右に体をぶらすエダ。当然わずかに右に手綱を引いてしまう。
それを受けてケイトは右旋回をはじめる。
11197:2009/08/17(月) 08:42:18 ID:rs/YIEAU
「素晴らしい!これなら竜の操舵ができないものでも、できる人に代理で操作してもらえる!」
巧みにエダの膣内に刺激を加え、一通りの旋回、上昇下降を試してみる。すべてうまくいった。
だがエダにしてみればたまらない。もう3回は気をやっている。オマンコはドロドロだ。

リーフは地図を広げて現在地を確認する。繋がったまま。
「ふむ、北西にむかえばノルデンか。ドリアス達もたぶんそこだね」
現在ケイトは北に飛んでいる。
エダの膣内左を擦って進路を北西にとる。ここでリーフは腰の動きを止めてみた。
「あ…」
人馬一体…もとい人竜一体というべきか、主の体の振動が弱まったのを感じたケイトが速度を下げる。
「ならば!」
ピストンを速める。
「あああ!」
エダの体が跳ね上がる。ケイトは一気に加速した。
「よし!急いでドリアス達と合流だ!」
猛烈な速度で腰を打ちつける。愛撫も忘れない。
「あっあっ!やぁあん!リーフ様、スピード違反ですぅ!」
幾度も絶頂を迎えながら、それでも手綱を握るエダ。速度は時速100キロちかく出ている。

森を越え山を越え街を越え、眼下の人々に痴態をさらしながら2人は猛スピードで突き進むのだった。

「見えた!ノルデン砦だよ!」
歓喜の声をあげるリーフ。すでに砦にはレンスターの旗が翻っている。
一方エダはヘトヘトだ。
「ここまでお疲れ様!ご褒美だよ!」
ずっと我慢していた精液を一気に膣内に注ぎ込む。凄い量だ。
「ひぁあああああん!」
その一撃でエダはかろうじて保っていた意識を手放すのだった。
どうやら射精はブレーキのようだ。
「え!?着陸がまだだよ!うわぁぁあ!怖い怖い!」

ケイトは猛スピードで下降し、激突するような乱暴さで砦の屋上に降りたのだった。

続く

次はミーシャね
112名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 10:01:34 ID:GnAwkSjY
スリル満点だw
113名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 11:12:04 ID:eM0ZZNAC
ワロタ。セックルをドラゴンの操縦に利用するという発想がすごい。
チンポを操縦レバーに見立てるという発想はたまに見るけど、
ここまでされるともはや職人芸だとしか。

> カリンがドリアス隊に配置された

次回も期待してます、変態王。
114名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 18:33:52 ID:n58ikd1F
なwwwんwwwwだwwwwこwwwwれwwwwww

リーフいい加減にしろwwwwwwwwwwww
115名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 19:53:34 ID:z53ZqC+I
エダたん可愛かった。流石、変態王だ。期待してて良かったぜ
116111:2009/08/19(水) 00:32:27 ID:f5t9Ekj2
変態王リーフ

第28章

ドリアスはリーフが来たことでアナルの心配をせねばならなくなったが、いまさら追い返すわけにもいかない。
とりあえずノルデンの戦いで得た捕虜をリーフにゆだねることにした。
敵将ブルックとケンプフはリーフに掘られた。

また、新たに同志となっていたイリオスとスルーフもリーフに掘られた。
4人も掘って満足したリーフ。
そしてドリアス隊はレンスター城正門の突破を目指して戦端を開いた。

だが弱小リーフ軍はただでさえ主力メンバーを2つに分けている。
サイアスの指揮する帝国軍に大苦戦し、ミュラーのゲルプリッターに後方を破られるなど戦況は酷い有様だ。
さらには天馬騎士団ミーシャ隊とベルクローゼンの襲撃でかなりの被害を出してしまった。

「大変だ!ドリアスどうしよう!」
「リーフ様は隠れていて下さい!」
しかたなくリーフはストーキング戦法の一つ土遁の術で穴掘って埋まった。
戦闘が終わるまでこうしていよう。


空中からはミーシャ隊が容赦ない攻撃を仕掛けてくる。
とっつかまったティナなどカリンに助けられたものの、貴重な杖をみんな奪われてしまった。
それを目ざとくみつけたミーシャが襲い掛かる。
「ミーシャ将軍のアホー!シレジア人のくせしてなんで敵に加担するんですかー!」
「ごめん…こっちにもいろいろあって…」
117111:2009/08/19(水) 00:33:03 ID:f5t9Ekj2
まったく酷い戦況だったがサイアスが引き上げたため辛うじて勝った。
「やあ、ストローで息を吸うのもつらいもんさ」
土中から出てくるリーフ。とりあえず恒例の捕虜の引見だ。
ミュラーとムーアが掘られた。次はミーシャの番だ。
「……というわけでお仕置きだけど、カリンの知り合いにお仕置きするのも気が引けるなぁ、
 どうだろう?僕たちの仲間になるならお仕置きは勘弁してあげるよ」
目の前でミュラーとムーアが巨大なペニスに掘られるのを見ていたミーシャの返事はひとつだ。
「……仲間になります…アナルは勘弁して…」

こうして目出度くミーシャを同士にしたリーフ達。
裏門からの伝令によればアウグスト達も裏門を攻撃中という。
タイミングを合わせて突入すべく、ドリアス隊は攻撃待機中だ。
ミーシャを掘るのを我慢したためムラムラするリーフはオナニーに耽っていた。
「ハァハァ…うっ」
ドピュッ
これで12回目である。
「は〜やっぱオナニーだけじゃ物足りないや、さあ誰かSEXの相手がいないかな?」
軍のキャンプをうろつくリーフ。

ふとミーシャを見かけた。木の裏から何かを見ている。SEXに誘ってみようと近寄る。
「やあミーシャ」
「あわぁ!」
「ぎょわ!」
後ろから声をかけるリーフだがミーシャのあまりの驚きっぷりに自分も驚いてしまう。
「リ…リーフ様脅かさないでください…」
118111:2009/08/19(水) 00:33:39 ID:f5t9Ekj2
「いや驚いたのは僕のほうなんだけど…何を見てたの?」
木陰からミーシャが見ていたほうを見る。そこではカリンが槍の稽古をしていた。
「あ、カリンだ、お〜い、モガガ!」
声をかけようとするリーフの口を塞いで木陰に引きずり込むミーシャ。
「しずかに!…見てたことバレちゃう…」
「へ?そういやなんで見てたの?声かければいいのに…」
とたんにモジモジしはじめるミーシャ。心なしか顔が赤い。
「えっと…その…カリン可愛いし…でも…声かけるの恥ずかしい…」
「シャイだなあ…でもそうか…君はレズだったのか」
その言葉にちょっとムッとするミーシャ。
「違います!…そういうストレートな関係を持ちたいとは思いません
 私の心の中のカリンは穢れない永遠の少女なんです」
「……」
なんというか…ソフト百合のようだ。
とりあえずカリンがすでに非処女の上、Sであることは黙っておこう。
そのことを知ったらどういう行動に出るかわからない。
「じゃあ質問を変えよう、カリンとどうなりたいの?」
「こうして物陰からそっと見ているだけで幸せです…あとはたまにおしゃべりできれば…」
「カリンを想ってオナニーとかはしないのかな?」
ミーシャはリーフに回し蹴りを入れた。たった一撃でリーフの意識は途絶えるのだった。
119111:2009/08/19(水) 00:34:10 ID:f5t9Ekj2
その後数日ほどリーフは注意してミーシャを観察していたが、オナニーをする気配はない。
ミーシャはかなり性欲が薄いようだ。
時々カリンのことを妄想して頬を赤らめているくらいである。

とりあえずムラムラしたのでミーシャの下着を失敬してオナニーに使用する。
「ふうすっきりしたぞ、でもこの一週間SEXはおろかオナニーも一度もなしとは、
 ミーシャはムラムラしないのかなぁ?」
今日も木陰からカリンの様子をみてモジモジしてるミーシャ。
とりあえずリーフは声をかける。
「やあ今日も精がでるね」
「あ…リーフ様…」
「ちょっと聞きたいんだけど君はカリンとSEXしてみたくはないのかな?」
その言葉に眉をひそめるミーシャ。
「カリンは清らかな妖精なんです。そんなことしたいと思いません。心が繋がっていればいいんです」
心も繋がっていそうにないが、そこにはあえて突っ込まない。
「でも体の繋がりも大事だよ、僕が教えてあげよう!」
ミーシャに抱きつくリーフ。
「きゃあ!」
リーフを蹴り飛ばすミーシャ。リーフは一発でのされた。
「いてて…ううんそこまで嫌なら仕方ない」
今度は後ろからしがみつくリーフ。弱いけどしつこい。
「リーフ様!いいかげんに!」
「やあ無理にSEXする気はないよ。だから擬似体験ってことで」
「擬似?」
120111:2009/08/19(水) 00:34:36 ID:f5t9Ekj2
リーフはミーシャのふとももに指を這わせる。つつつ。
「あひゃぁ!?」
こしょこしょとわきの下をくすぐる。
「ちょっ…ひゃぁあ」
「どう?こしょばゆいでしょ。慣れてくるとこういうのも一種の快感なんだよ。
 カリンとくすぐりっこなら女の子同士仲良く楽しめるし問題ないんじゃないかな?」
「あの…それはいいんですが…」
「なにかな?」
そこでミーシャはモジモジする。
「私のふとももに…その…変なの挟まないで…」
リーフはミーシャの太ももにおちんちんをはさんで腰を振っていた。
「これは擬似的なプレイだよ。ホントにSEXしてるわけじゃないから無問題さ」
「はぁ…はひゃひゃひゃ!」
ミーシャの首筋やわきの下をくすぐりながら腰を振るリーフ。
ムチムチして気持ちいい。背が高いわりに華奢なミーシャだが太ももはムチムチしていてたまらん。

そっとわきの下から胸に手を伸ばす。小ぶりな胸を撫で、こちょばゆくさすってあげる。
「うひゃあ!そこだめ!」
「そーれそれ」
巧みに指をワキワキさせて全身をさすってあげる。
ミーシャの笑い声は止まらない。
「笑顔は人を幸せにするのさ」
戯言をほざきながらリーフはおちんちんを引き抜くと、スカートのお尻に精液をぶちまけるのだった。

笑いすぎて腹筋の痛いミーシャの背中をさすってあげるリーフ。
「ハァハァ…はふぅ」
「落ち着いた?」
「なんとか…」
そしてミーシャはリーフに疑問をぶつけた。
「SEXの擬似体験だそうですけど…ホントにこんなことするんですか?」
「スマタっていってね、おちんちんをふとももに挟んで、体位だけでもSEXしてるようにしようってわけさ」
「はぁ…でもカリン相手の擬似プレイにはならない気が…」
「そりゃそうさ!僕は男だからね!どうしたって百合プレイはできないさ!」
「……」

とりあえずミーシャはリーフを一回しばくのだった。

続く

次は…中継ぎの話というかエロなしかも
121名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 06:58:20 ID:11CXQ8N6
変な奴ばっかりだったからこれは非常にレアだなwwwwwwwwwww

タニアとマリータ足して2で割った感じか
122名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 13:45:14 ID:c0ul21vD
ミーシャって性的に淡白そうだけどどう来るか、
カリン×ミーシャか、でも変態王のカリンは男限定っぽいし、
って思ってたけどこう来たか。ミーシャ可愛いなぁ。

できればカリンとミーシャのこの後の話も読みたいです。
123120:2009/08/19(水) 23:13:04 ID:V11FJxWW
キュアン好きな人はスルーしてください

変態王リーフ

第29章

ドリアス隊とアウグスト隊はタイミングを合わせてレンスター城に突入する。
リーフはとりあえずアウグスト隊が捕虜にしたパルマンを掘ると、
後続として城内に入った。レベル1のリーフを前に立たせるわけにはいかない。
「やあなつかしいや」
城内をのんきにうろつくリーフ。城内に残る敵は少ない。
「リーフ様、油断はなりませんよ」
フィンにいさめられる。もっともだ。
その時リーフの脳内に不思議な声が響いた。
(リーフ!その道をまっすぐいくと宝箱がある!それを開けるんだ)
「うわぁ!以前聞いた謎の声だ!完全に忘れてたのに、僕も電波になってしまったのか!」
だが無視するのも気持ち悪いし、宝箱と聞いては開けずにはおれない。
リーフは宝の鍵を用意すると、フィンを伴って通路の奥に進んだ。

「これかな?」
通路の奥に宝箱を見つけた。
このあたりの敵は一掃されており危険はなさそうだ。
「リーフ様、開けてみてはいかがですか?」
「そうだねフィン」
さっそく宝箱を開けるリーフ。なかには古ぼけた紙切れが入っていた。
「これはなんだろうフィン?」
「…聖戦士の書ですね…いままでも何枚か手に入っています…これはノヴァの書、
 代々レンスター王家に伝わる家宝の一つです」
紙切れを指で摘むリーフ。ただのボロにしか見えないが、いわくを聞くとなんかありがたい気もする。
124120:2009/08/19(水) 23:13:33 ID:V11FJxWW
その時再び脳裏に声がした。
(よし、ノヴァの書を持ったままオナニーするんだ!)
「なんかよくわからないけど…」
素直におちんちんをとりだすとオナニーをはじめる。シェイクシェイク。
いつものことなのでフィンも気にしない。
ただ、目の前に自分がいるんだから掘ってくれればいいのにとは思うが。
フィンはリーフがオナニーしているのをみながら物思いに耽った。

思えばこのレンスター城内でキュアンがオナニーしなかった部屋はない。
あちこちの床や壁にキュアンの精液がシミになっている。
掃除するメイド達が「王子のザーメンは濃すぎるから中々落ちないんです」なんて困っていたな。
その城で息子のリーフがオナニーしている。
過ぎ去りし日々と未来に思いを馳せるフィン。

目の前ではリーフが一心不乱にオナニーしている。そろそろ射精しそうだ。
「ハァハァ…うっ」
ドピュッドピュッ!
なんとその時、精液に混じって一人の男がおちんちんの先から飛び出してきた!
「うぎょわぁあああああああああ!!!!!!!」
「うわああああああああああああ!!!!!!!」
リーフもフィンもたまげて悲鳴を上げる!何者だこの男!
「ふぅ…やっと出てこれたか」
その男どこかリーフに似ている。フィンが震える声を絞り出した。
「あ…あなたはキュアン様!」
125120:2009/08/19(水) 23:14:04 ID:V11FJxWW
リーフもフィンも大パニックだ!死んだはずじゃなかったのか!
いや、そもそもなんでおちんちんから出てくるんだ!
「まあ、そう驚かなくてもいいじゃないか」
「驚きます!…ああ、しかし生きておられたのですね…うっうっ」
感涙にむせび泣くフィン。だがキュアンはバッサリと返した。
「いや、死んでるよ」
「な、なんだってーじゃあ父上は幽霊なんですか!」
「あーちょっと説明がいるな、口を挟まずに聞いてくれ」

キュアンが説明をはじめる。リーフとフィンは黙って聞くことにした。
「あのイードの戦いで俺は死んだ。だが竜族が助けにきてくれたのさ、ゲッシュっていってな…
 まあ俺もよくわからんのだが、レヴィンやブリギッドも死んで生き返ったはずだぞ」
「そ…それはバルキリーのようなものでしょうか」
「ちがうちがう、俺たちのエーギルは尽きているんだ。それを竜の力で無理に生き返らせた。
 まあだから色々無理があってな、レヴィンは心の一部がフォルセティになってしまったし、
 ブリギッドは記憶が消えた」
普通の事のように言われるがリーフはレヴィンもブリギッドも知らない。 
とりあえず気になったことを質問する。
「でも父上、さっきは死んでるって…話を聞くとゲッシュとやらで生き返ったように聞こえるんですけど…」
「ああ、そこが肝心なところさ。俺は生き返ってないんだ。
 竜族もピンキリでな、俺のところに来たヤツはゲッシュに失敗してな。
 俺は魂だけこの世に留められ、しかも息子の息子に封印されてしまったわけさ」
126120:2009/08/19(水) 23:14:41 ID:V11FJxWW
さっぱりよくわからんがキュアンによれば、キュアンの魂がゲッシュの失敗で血縁、
それも同姓であるリーフのチンコに封じられてしまったという。
「何度もお前にテレパシーしたんだがなぁ…変態レベルが低いうちはほとんど通じなかった。
 だが、お前の変態レベルが高くなったために、同じ変態たる俺の声が聞き取れるようになった。
 そしてノヴァの書の力で封印を解いたわけだ。俺たちはノヴァの血族だからな」
「はぁ…」
この超展開にリーフもフィンもついていけない。
「とにかく父上は幽霊みたいなものなんですよね?」
「まあな、だから触れることはできないし、お前たちにしか姿も声もわからないだろう。
 理由は簡単だ、リーフは息子だし、フィンは何度も掘りあった仲だからな」
その言葉に頬を赤らめるフィン。
「しかし老けたなフィン」
「それはひどいですよキュアン様」
「はっはっは、久々にお前のアナルを掘ってやりたいが体がないのが残念だ。
 リーフを掘るのもいいな。生きて成長したお前と親子で掘り合いたかったぞ」
「うっうっ…父上…僕も父上と掘り合いたかったです」
キュアンの言葉に感涙にむせび泣くリーフ。

「さてレヴィンもブリギッドもたぶん世界に光をもたらすためにがんばってるに違いない。
 ゲッシュ失敗作の俺にできることは少ないが、リーフよお前に力をやろう。当然レベルは20になっているな?」
「はい!父上!」
127120:2009/08/19(水) 23:15:26 ID:V11FJxWW
キュアンがオチンチンをかざすとリーフに光が集まる。
いまここにリーフはクラスチェンジしようとしているのだ。
「おおっ…これは!」
脇で見ているフィンにもリーフの変態度が高まるのが感じられる。

リーフは変態から変態王にクラスチェンジした!


リーフ 変態王 LV1

スタミナ 56

精力 17
破廉恥 20
テクニック 18
ピストン 19
エロ知識 19
硬度 18
ペニスのサイズ 17

「素晴らしいこれなら誰とSEXしても勝てそうだ!」
はしゃぐリーフ。だがキュアンはリーフを諌める。
「わからんぞぉ、上には上がいるからな!お前はトラキア半島からも出たことがない。
 大陸は広いぞ、色んな性豪がいる。俺の親友のエルトなどラケシスもかなわん性豪だったからな」
「そうか…油断しちゃだめだ!もっと精進しなきゃ!」
「うんうんその意気その意気、フィンよ息子の成長って嬉しいもんだな」
感無量のキュアン。
そこにグレイドが駆けてきた。
「リーフ様、ゼーベイア将軍の説得をお願いします!」
「OK行くよ、ってあれ?グレイドには父上が見えないの?」
「は?」
リーフの言葉にキュアンが答える。
「グレイドやドリアスも掘ったことはあるがフィンほど回数掘ってないからなぁ」
よくわからんがそういうことらしい。

「リ−フ、フィン、俺は死人だ、俺のことは皆には伏せておいてくれ」
「はっキュアン様がそうおっしゃるならば」
「うむ、さあこれで俺の仕事は終わった。しばらく現世で遊んだらエスリンの待つあの世へ行くさ」
「父上…せっかく会えたのに」
キュアンはリーフに笑いかける。
「ははは、そんな顔をするな、お前なら俺を越える変態になれるさ。
 じゃあ俺は遊んでくるぞ。この体じゃ他人の風呂や着替えやSEXを覗くしか楽しみがないからな」
そしてキュアンは壁の向こうに消えていった。
128120:2009/08/19(水) 23:15:57 ID:V11FJxWW
とりあえずリーフはゼーベイアを仲間にすると掘った。
「変態王のアナル掘り第一号の名誉をあげよう」
「アー!キュアン様に掘られた時を思い出しますぞ!」

こうしてリーフ達は目出度くレンスター城を奪還した。
ちなみにプリンスにもクラスチェンジしたのだが、ロードレベル1でのクラスチェンジなので
ステータスは壊滅的である。
「いいじゃないか、戦いの技が優れているより性技が優れているほうが高尚なことだと思わないかい?」
「うむ、そのとおりだぞリーフ」

キュアンの励ましにリーフはますます自信を深めるのだった。

続く

次はアマルダね
129名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 01:14:56 ID:8paih8yH
まあなんだ、流石はリーフの親父だwwwwwwwwww
名前だけのエルトさんがどんだけヤバイのか想像もつかんなwwwww
130名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 10:51:15 ID:5thZTtu5
毎度GJ、まさかのキュアン復活?は吹いたww
気になるのが、この話におけるアルテナだな。リーフとキュアンがこれだと…
ディーンとエダが国にいた時は勿論の事、コープル、ハンニバル、マーロック、マクロイ、セイメトル、コルータも食われたのか
131名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 13:39:20 ID:GRhjYAUt
むしろそうならないようトラバントが頑張ってると見た。
でも日に日にキュアン&エスリンに似てくるアルテナに絶望するとか。
「わしはもう疲れたのだ」という聖戦のあの台詞が別の意味で泣けてくるw

というか変態王の発想は本当にすごい。
リーフの善良なキャラを崩さずにHシーンを書いている変態王が
ガチSM系になりそうなアマルダさんをどう料理するか気になっていたけど
キュアンのアドバイスを得られるとなるとプレイの幅が一気に広がるな。

> 「いいじゃないか、戦いの技が優れているより性技が優れているほうが高尚なことだと思わないかい?」

この台詞は色々な意味ですごいと思う。


ところで花京院と値切り男が掘られてない気がするけどいいのか?
132名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 15:13:15 ID:a2V3Jyyv
発想もすごいけど、自然にフォモ描写入れていて
なおかつ住人が叩いていないのもすごいと思う。
いくらギャグ調でも駄目な人は駄目なはずなのに。
「変態王だから」で済んでしまうところがすごいよ。

変態王も住人も立派だな。いいスレだ。
133120:2009/08/21(金) 01:17:53 ID:rG/z2AHc
>>131
ご安心ください、下記を参照してもらえれば大丈夫です
>>32
>>85

変態王リーフ

第30章

見事王都レンスターを奪回したリーフ軍。みんなで戦勝パーティーでもやろうかという矢先、急報が入った。
「伝令!アルスターにて暴動発生!弾圧のため多くの犠牲が出ております」
それを聞いたミランダがリーフに詰め寄る。
「リーフ!今すぐ救援を差し向けなさい!私の祖国をほうっておけないわ!」
「もちろんだとも!早速行こう!」
だがアウグストとドリアスは反対した。
「王子!わが軍は今までの戦いで消耗しきっております!今出撃しても勝ち目はありませんぞ!」
だがリーフは聞く耳を持たない。
「でもこのままではアルスターの人々に犠牲が出るよ!将来僕が掘ることになる相手だっているかもしれないのに!」

やむをえずドリアスが先鋒として出陣することになった。
軍勢を揃えるドリアス。激戦続きで疲れきった兵士たちと貧弱な武装の志願兵ばかりだ。
「……我が主君が征けと言われるのだ。征くしかあるまい」
ふと今までの人生が思い起こされる。
思えば騎士見習いとして初めて領地を離れ、王城に上がった日、
カルフ王に見初められアナルを掘られた。
父の死後家督を継ぎ、ひとかどの将となった頃キュアン王子にアナルを掘られた。
そして今、この軍を率いるリーフ王子にアナルを掘られた。

ドリアスはホモではないので掘られるのは嫌なのだが、3代に渡って掘られ続けているとなんかもう、
どうでもよくなってくる。

「ワシも年をとった…感傷的になっておるのかもしれんな…」
気を取り直すとドリアスはアルスターへ向けて出陣した。
134120:2009/08/21(金) 01:18:29 ID:rG/z2AHc
結論からいうとリーフ軍は大敗した。ボロボロになって敗走し城内に篭るのが精一杯である。
ケルベスといいターラといい黒星の多い軍だ。
そしてドリアスは名誉の戦死を遂げた。
「な、なんだってー!ドリアスがぁ…うっうっえぐえぐ…これだから戦争は嫌いなんだ…
 ああドリアス…もっとアナルを掘ってあげればよかった…そうすればドリアスも喜んだだろうに…」
嘆き悲しむリーフ。キュアンも悲痛な表情だ。
「ドリアス…先に逝って休んでろ…俺ももうすぐ逝く…忠誠の褒美に掘りまくってやるからな…
 楽しみにしててくれ…」

だが落ち込んでばかりもいられない。ドリアスの分まで頑張らなければ!
それに悪い報告ばかりではない。
アルスターのコノモール伯爵とフリージのアマルダ将軍が同志となった。
とりあえずコノモール伯爵を掘って元気を取り戻すリーフ。

次の目標はアマルダ将軍だ。
「よし!さっそくSEXに誘って…」
「ちょっと待った」
キュアンが声をかける。
「え?どうしたんです父上?」
「んとな、あのタイプはストレートに誘っても絶対断るぞ」
一目見ただけでわかったらしい、やはりキュアンは凄い。
「じゃあどうすれば?」
「そこを自分で考えるのさ!…だがヒントくらいはやろう、
 俺の大レンスター四十八手にはこういう時どうするとあった?」
考え込むリーフ。すでに大レンスター四十八手は暗記している。こういう時は…
135120:2009/08/21(金) 01:18:58 ID:rG/z2AHc
「SEXの切っ掛けが掴めない時はまず相手を知ること…情報収集だ!」
「そういうことだ、当然ストーキング技術は身につけてるな?」
「もちろんです父上!」
リーフは数日に渡ってアマルダをストーキングし調査した。
その結果オナニー回数は0、男や女とSEXをしたりもしない。
真面目で貞淑で模範的な騎士である。
しかも信心深くスルーフ神父に懺悔したり、城内の礼拝堂で祈りを捧げることも多い。
シスター服萌えとかほざいてるリーフとは大違いだ。

「参ったなぁ、アマルダはSEXしそうにないや」
だがここで諦めては変態がすたる。なにより尊敬する父が見ているのだ。
リーフはアマルダがよく来る礼拝堂に来た。アマルダはよく神の前で懺悔する。
その内容を知ろうと思ったのだ。情報重要。
だが自分がいては懺悔がしにくいだろう。
「でもどこに隠れようかなぁ」
「ふっふっふー面白い隠れ場所があるぞー♪」
ふよふよと礼拝堂の中を漂うキュアン。
「えっ!?どこです父上」
「神像を調べてみ?」
言われるままに神像を調べる。なんと神像の後ろが開いた。神像の中は空洞だ。
リーフは神像の中に入ってフタを閉めた。空気穴が空いており周りの音もよく聞こえる。
「俺は見てるからな〜がんばれよリーフ」
「はい父上!」
136120:2009/08/21(金) 01:19:32 ID:rG/z2AHc
しばらくしてアマルダが入ってくる。彼女は必ず同じ時間に祈りを捧げる。
神像の前に跪くと祈りの言葉を唱え始める。

神像の中のリーフは像内のザーメンの匂いにハァハァしていた。
どうやらここはキュアンのオナニーポイントの一つだったのだろう。
神をも恐れぬ行為だ。
それにしても風通しが悪く凄い匂いだ。

やがて祈りを終えたアマルダが懺悔をはじめる。
「我らが主よ。私は罪深い人間です…私は主君を裏切ることを躊躇い、
 救いえたはずの多くの子供を救い損ねてしまいました…」
いきなり重い話が来る。懺悔だから当然かもしれないが。
焦るリーフ。基本的にお気楽極楽人間の彼にはキツイ。

アマルダの声は苦悩に満ちている。
「そして子供たちを救うためとはいえ、あなたの前で忠誠の誓いを立てた主君を
 裏切ってしまいました。どうか罪深い私をお許しください…」
「許してあげよう!」
「え!?」
しまった!ついしゃべってしまった!
アマルダの苦悩に満ちた声を聞いていたら、一言罪を許すと言ってあげたくなってしまったのだ。
「な…まさか我らが主…なのですか?」
「も…もちろんだとも、この神像に降臨したのだ」
こうなったら後には引けない。
137120:2009/08/21(金) 01:20:07 ID:rG/z2AHc
「アマルダよ、そなたの苦悩を見かねて私は来たのだ。あまり悩みをためこむでない」
「しかし主よ…」
「そなたは正しいことをしておるのだから迷わずともよい。それよりもあまりストレスを溜め込んではよくない。
 真面目なのもよいが少しは遊ぶことも覚えなさい」
キョトンとするアマルダ。
「遊びと申しますと?」
「もちろんSEXである」
「なっ!?そんなふしだらな!」
もっともだ。
「SEXは決して悪いことではないぞ?体の快感とともに人々の愛情を深めてくれる。
 一つ例え話を聞かせよう」
「は…」
リーフは口からでまかせを語りだした。もっともこのでまかせにはリーフの哲学がこめられている。
「昔、ある夫婦がいた。妻はとある男と浮気をしていた。ある日夫が妻が浮気相手とSEXしているのを
 目撃してしまった。どうなったと思う?」
アマルダは少し考えてから答えた。
「それは…やはり神前で交わした誓いを破ったのですから、妻の不貞を咎めたのではありませんか?」
「その夫はこう言ったのだ。ありがとう、妻を楽しませてくれて!なに、妻を悦ばせるのは俺だけでなくてもかまわないさ!
 そうだ3人で仲良く3Pしようじゃないか!…この話をどう思う?」

アマルダは目に見えて動揺していた。
「ど…どうと申されましても…」
「SEXは相互理解を深め、人々を愛でつなぐ。みんな仲良く世界中の人がSEXフレンドになれば
 人の世から争いは消える。そなたも色んな人とSEXしてみるとよい」
138120:2009/08/21(金) 01:20:39 ID:rG/z2AHc
「ですが…主よ。私は慎み深くあれ、と教えられて生きてきました。…どのようにすればよいのか…
 どうかお導きください!」
「よかろう、では私が相手になろう」
なんとこの神像、おちんちんの所が開くようになっていた。キュアンの仕業にちがいない。
リーフはそこからおちんちんを出す。
「これが男のペニスなり、触ってみなさい」
「は…はい」
そっとリーフのおちんちんに触るアマルダ。ビクビクと脈打っている。
「主よ…熱いです」
「これが私のそなたへの愛だ。そなたもみなを愛してあげなさい。
 愛はそれを与える者に与えられる…ところでしごいてくれ」
神の言葉に感涙するアマルダ。言われるがままに両手でペニスをしごく。
「おお…気持ちいい…奉仕とは相手への思いやりの心…次はくわえてくれ」
「はい!」
アマルダは主を悦ばせていることに感激し、ペニスをくわえ込む。
神(リーフ)の言葉に従い、その教えのままに竿を舐め、袋をくわえて甘噛む。
「おお…出すぞよ」
ドピュッ!
勢いよく射精するリーフ。アマルダの顔に精液がぶちまけられる。
「ああ…なんて熱くてベトベトする…これが神の精…」
「うむ、ではちょっと私を横たえてくれ、像に宿っているので自分で動けんのだ」
アマルダは神像を横にした。
「それでは自分で入れてみなさい」
「は…はい主よ…ですがまさか主に処女を捧げることになろうとは…その…このように大きな物が入るのでしょうか?」
「心配ない、入るように私は人を作った」
神(リーフ)の言葉に勇気付けられ、アマルダはショーツを脱ぐとペニスに腰を下ろしていく。
「つっ!」
139120:2009/08/21(金) 01:21:09 ID:rG/z2AHc
リーフは焦った。できれば苦痛を和らげるために愛撫してあげたいが、文字通り手も足もでない。
「主よ…はじめては血が出るものと聞いていましたが…何も出ませんが…」
そういえば処女膜は激しい運動などでも破れることがあるという。
剣や乗馬をするアマルダの処女膜がそれで破れていてもおかしくない。
だがとりあえずアマルダの不安を取り除いてやるべきだろう。
「うむ、痛いのは気の毒だから私の神通力で血が出ないようにしたのだ」
「主よ…そこまで私を思ってくださるなんて…」
「さあ、後は私に合わせて腰を振るのだ!」
「はい!」
リーフは神像の中とはいえ、できるだけ腰を動かしてアマルダを突き上げてあげる。
頑張って腰を振るアマルダ。
「はぁ!…あふぅ…主のおちんちんが…こすれて…」
リーフはアマルダに気持ちよくなってほしい。おちんちんしか使えないとはいえ、
巧みに膣内をこすって性感を引き出していく。初めてのアマルダはもう絶頂寸前だ。
「あ…あはぁ…もう!」
最後の一突きを打ち込む。
「あはぁああああん!」
アマルダがイくとリーフは遠慮なく精液を注ぎ込むのだった。

「さあ、そなたの迷いもこれで晴れただろう。私は天に帰ることにする。
 みんなと仲良くSEXして幸せになるのだ」
「はい!ありがとうございました!」
溜め込んでた鬱憤も、悩みもすべて晴れ、さっぱりした笑顔でアマルダは礼拝堂を去った。
「ふう」
リーフはようやっと神像から出る。思えばなんという罰当たり。
キュアンが舞い降りてくる。
「やるなあリーフ、これで彼女も幸せになれるだろう」
「SEXで人類に愛を伝える…素晴らしいことですね父上!」

それからアマルダはSEXフレンドも増え、前より笑顔も明るくなった。
リーフも何度か彼女とSEXしてお互いに仲良く楽しんだ。

SEXフレンドの増えたアマルダだが中でもスルーフ神父とは仲が良いようだ。
ちょっとした恋のキューピッド気分でリーフは2人を微笑ましく見守るのだった。

続く

次は番外編、サラ様とミランダの話を書きます
140名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 06:45:34 ID:x4+ZjESK
キュアンとんでもねえwwwwwwwwwwwww
恐れる物は何も無いみたいだなwwwwwwwwwwwwww

無茶苦茶しすぎだこの連中wwwwwwww
141名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 12:39:07 ID:g19j52Pa
なんか古典で(デカメロンだったか?)
信心深い女性とヤるために天使のふりをしたって話があるそうだが
なかなか教養が深いな、変態王
142名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 13:38:13 ID:tiy1Dyr5
くうっ、こう来たか!
色々な意味で(本当に本当に色々な意味で)凄まじいな、変態王。
あと花京院と値切り男を見落としていてごめんなさい。

そういえば前スレで「挿絵を描いてくれるならリクに応える」って
言ってたけど、今でも有効なのだろうか。
リクしたいカプがあるんだけど(FE紋章キャラで)
143139:2009/08/21(金) 18:58:52 ID:HAcJUCux
>>142
いつでも有効ですとも!
喜んで書かせていただきます!
絵のほうは書きやすいものを書いていただければ嬉しいです。
絵にしづらいプレイが多いと思いますし。
個人的には序盤にあった5Pとか見たいけど絵師さん泣かせでしょうし。

それでは紋章のカプのリクお待ちしています。シチュとかもご希望があれば応じますのでよろしくお願いします!

てなわけで投下します。

ソフトSMのつもりですが、人によってはハードかもしれないので嫌な人はスルーしてください。

変態王リーフ

第30章外伝

「エルファイアー!」
私の手から放たれた火炎が帝国軍の攻城櫓に燃え移る。
私、ミランダは城壁の上に陣取り、帝国軍に魔法を撃ち込んでいる。

先の敗戦以来、帝国軍は王都レンスターを包囲し、連日シューターや長距離魔法で攻撃を加えてくる。
その応戦にてんてこまいになっていると、攻城櫓や梯子をかけて城壁を越えようとするから油断ならない。

やがてのろしが上がり、帝国軍が引き始めた。今日の戦はこれまでだ。
「つかれたぁ〜」
だらしなくへたり込む私、今日だけで何回魔法を唱えたか数えるのもバカバカしい。
だがこうしてもいられない。疲れた体を引きずって立ち上がる。
倉庫に行って新しい魔道書を貰ってこなければ。

倉庫では兵士達が武器や傷薬を補充していた。
私も新しいファイアーを渡される。
「ちょっと!エルファイアーないの!トロンでもいいわよ!」
私の言葉に補給担当が困ったような声を出した。
「補給もおっつかないんです。それで我慢して下さい」
「ふふ我が侭言っちゃ駄目だよミランダ」
「うわぁ!?」
いきなり背後から声をかけられ飛びのく私。誰よ!びっくりするじゃない!
144139:2009/08/21(金) 18:59:24 ID:HAcJUCux
そこにいたのはサラだった。ウェーブがかかった長髪と白い肌が目を引く私より年下の少女。
「フン、あなたなんかにそんな事言われる筋合いないわよ!」
周りに人がいると、つい強気な口を聞いてしまう…こんな事言いたくないのに…
だがサラは私の気持ちなんてどこ吹く風で涼しい顔をしている。
「そうね、私が言うことじゃないわね」
クスクスと涼やかな声で笑う。どこか他人を小馬鹿にしたような口調なのに、
心地よさを感じてしまう。どうしてこの娘の声は耳に優しいのだろう…
だが私はこう返してしまうのだ。
「わかったなら引っ込んでなさい!大体あなたのような得体のしれない娘が
 アルスター王女の私に対等の口を聞くのが間違いなのよ!」

ああ…違う!…私が言いたいのはこんな言葉じゃない!
だけどサラは相変わらずクスクス笑いながらこう返してくるのだ。
私の本心を見抜いているから。
「そうね。私のような者が貴女様のお側にいるなんて畏れ多いことだわ。
 失礼いたしましたミランダ様」
そういって立ち去ってしまう。
周りの人は傲慢な王女がいたいけな娘を追い払ったと見ているだろう。
でも実際は私が置いていかれただけなのだ。
サラは意地悪だから。
側にいてほしい私の本心を知った上でこんな仕打ちをしてくるのだ。
145139:2009/08/21(金) 19:00:12 ID:HAcJUCux
その日の軍議を終えると、私はサラ様の部屋を訪ねた。いつものことだ。
「きたね。じゃあいつもどおり着替えて」
「うん…」
私は服を脱ぎ、サラ様にお仕えするのに相応しい衣装に着替える。
いわゆるメイド服だ。カチューシャを頭に載せ、エプロンドレスを纏う。
なぜかやたらスカートが短いがサラ様のご趣味だろうか。

「着替えたわよ!今日は何をすればいいの!」
「ふふふ…なにか忘れていないかしら?」
「あ…し…失礼しましたサラ様」
「いい子いい子、まずはお部屋のお掃除をお願いね」

私は早速部屋の掃除をはじめる。
もっとも王女として人に世話されて生きてきた私が、いきなりメイドの真似事などできるはずもない。
サラ様もそれをわかって言っているのだ。

「もうグズな娘ね、窓枠の埃が残ってるわ!」
「は…はい!申し訳ありません!」
「ほら、次は雑巾がけよ」
「はい!ただいま!」

ああ…王女として城で暮らしていたころは知らなかった。
命令され、なじられる事がこんなにも快感だったなんて。
王女である私がメイドの真似事をしていると思うだけで、天にも昇るような気持ちになる。
それもこれもサラ様がいけないのだ。
私を虜にして逃がしてくれない。逃げたいとも思わないが。
146139:2009/08/21(金) 19:00:44 ID:HAcJUCux
ロプトの僧院に捕らわれた私をサラ様は気の向くままに弄んだ。
私の処女だけは奪わずに体中を開発し、アナルまでバイブで犯した。
初めは反発していた私も、私の部屋を訪ねるサラ様の寂しげな瞳を見てから拒めなくなった。
今では悦んでサラ様に愛されたいと思う自分がいる。

「サラ様、お部屋のお掃除終わりました!」
「随分時間がかかったね、これはお仕置きが必要ね」
その言葉に私の心は歓喜に満たされる。
「さ…まずはパンツを脱いで…」
「はい!」
ああ…今日はどんなお仕置きをされるのだろう。
147139:2009/08/21(金) 19:01:18 ID:HAcJUCux
私は城の廊下を人に見つからないように歩いていた。
あるいは城のメイドのふりをしてやり過ごす。
サラ様のお仕置きはこういうものだった。
「その格好で城下町の本屋に行って、このメモにある本を買ってきてね」
メモの内容は…
『月間SM!』『エロノピア・スカトロ特集』『Comicロリータ』
要するにエロ本だ…それもハードな。
それをノーパンミニスカメイド服で買いに行けという。
ああ…なんてサラ様は鬼畜なんだろう。
私がMの姿をサラ様以外の前で見せたくないと知ってこんな命令をしてくるのだ。

私はドキドキしながら城を出ると、城下町を歩く。
外壁のほうならともかく、この辺りはまだ平和で日常の営みがある。
通行人も私がお使いかなにかのメイドだと思って気にしない。
まさか王女がこんな姿、しかもノーパンで歩いてるとは思わないだろう。
だが、この短いスカートに視線をよせる男は少なくなかった。
なによ!いくら私が美少女だからって!私をいやらしい目で見ていいのはサラ様だけよ!

その時運悪く突風が吹いた!
「きゃあ!?」
とっさにスカートを抑えるが、もしかしたら見えてしまったかもしれない。
私は羞恥に頬を染め、眼に涙を浮かべてこの場を走り去るのだった。

そしてこの時の私は知らなかった。
路地裏にサラ様がいたことに…ウインドの書を持って。
「クスクス…可愛いミランダ…あなたのその顔が私にとって最高の楽しみだわ」
148139:2009/08/21(金) 19:01:51 ID:HAcJUCux
どうにか本屋にたどり着いた私は、エロ本コーナーに向かう。
まだ15歳の私が入っちゃいけないゾーンだ。
周りの人に咎められないかドキドキする。
メイド服の私はたしかに人目を引いたものの、咎めようとまでする人はいなかった。
まあ、小柄で子供っぽく見えても、18歳以上だと言い張ればなんとかなるだろうし。
サラ様は無理だが。

そしてサラ様のメモにあった本を探す。エロ本コーナーの中でも特に変態度の高い本棚にありそうだ。
そのまわりの客は、見るからにモテなそうな喪男ばかり、イヤらしい目でこっちをチラチラ見ている。

「あう…」
そんな連中をかきわけて本を探す。
…ヤバイ…この状況に興奮している自分がいる。秘所が湿るのがわかる。
私は内股でどうにか歩くと、サラ様が指定した本を手に取った。
自分で読むわけでもなし、私にこんな思いをさせるためだけにこれらの本を買わせるサラ様。
どういった本だと私を辱められるかと、選んでるサラ様を思うと心が温かくなった。
その時は私の事を考えてくれてるのだ。
149139:2009/08/21(金) 19:02:15 ID:HAcJUCux
その時私のお尻を誰かが撫でた!
「きゃっ!?」
なんていう悪寒!気色悪い!
「だ…誰よ!」
私はとっさに振り返って睨みつける。だが男たちは自分じゃないと首を振ってニヤニヤしている。
「このぉ…私にこんな真似をしてただで済むと…」
声に怒気を込める私。その時猛烈なトロンが男たちに襲い掛かった。
「うぎゃー!」
黒焦げになり倒れる男たち、手加減されていたのだろう。命までは別状ないが、結構な大怪我だ。
「この娘は私の奴隷よ、他人に勝手に触ってほしくないわね」
そこにいるのはサラ様だ。珍しく怒りをあらわにしている。
「サラさまぁ…」
「いい子ねミランダ、ちゃんとお使いは出来た?」
「はい!今、会計を済ませてきます!」
だがサラ様連れでエロ本を買おうとしたため、未成年であることがばれてしまった。
保護者(コノモール)を呼ばれた私は、正座でお説教をくらう羽目になった。
なお、サラ様はいつの間にかいなかった。要領のいい方だ。
150139:2009/08/21(金) 19:02:49 ID:HAcJUCux
そして今夜も私はサラ様の部屋を訪ねる。
メイド服を着て、目隠しを付け、手枷まで付けられる。
私は手枷の鎖を握ったサラ様の前に跪き、靴にそっとキスをする。
ああ…なんて幸せなんだろう…手枷の鎖が音を鳴らすたび、自分がサラ様の物だと感じられる。
鎖をサラ様が握っていると思うだけで、私の心は満たされていくのだ。
今夜もたっぷり可愛がってもらおう…

翌朝、私は今日も城壁の上に立っている。
魔道士の衣装に身を包み、ファイアーの書を手に敵を待つ。
「……サラ様……」
そっと私は右手の袖に触れた。袖の下からガチャリと金属音がなる。
私の両手には鎖を短くした手枷がはめられている。
普段は普通の格好をしなさいというサラ様にお願いして、これだけは付けさせてもらった。
この鎖はサラ様との絆。
サラ様と繋がっていると思うだけで私は今日も頑張れるのだ。

すべてを見透かしたような深い瞳と美しい長髪。
私より幼い小さな少女、そして私のご主人様。

あなたのことを想いながら私は空を見上る。
これからはじまる戦の前に、心に強さをもらうために。

続く

次はオルエンね
151名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 12:46:42 ID:aoUjI4LZ
変態王sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!

変態王の書くサラ様とミランダの何気ない台詞や心理描写がツボすぎる。
そういえばサラ様もミランダも怒りスキル持ちだな。
そういう部分でも通じ合うものがあったんだろうね。

あとリクの件はありがとうございます。
カラーイラストを描ける環境が整ったら改めてリクしたいと思います。
152名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 20:08:23 ID:lWK49xU/
多田野(ただの)変態じゃないぞこれは・・・
153名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 20:25:50 ID:iCsbmd0h
変態王の書くネタの凄さはもはや異常
まさかだけど、この人は有名な官能小説家なんじゃないかという気がしてきた
いつもいつもGJ!
154人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/08/23(日) 10:16:59 ID:ItKoIcL3
「葉っぱ一枚あればいい 生きているからラッキーだ!」
「丸腰だから最強だー!」
「やった!やった!やった!やった!」

リーフ:さあナンナ、やってごらん。
ナンナ:いやああああああああああああっ!!!
155名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 11:47:35 ID:A6zKwLhA
せめて3枚にしてやってください
156名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 17:49:47 ID:0m+OklBX
ミランダに対する接し方を見ていると、変態王のサラ様は
実は調教済みのように思えてくる。しかも相手は父親。

「パパは・・・あたしを愛したことがおじいさまの怒りにふれて殺されたの」

サラ様がマンフロイを嫌うのは、自分と父の関係の表層しか見ずに
父を全否定したから。最愛の父を失ったサラ様は彼にされたことを
自分と似たところのある他人にしている、と。

・・・こんな設定があっても全く不思議じゃないところが恐ろしい。
157名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 23:21:11 ID:V+E49jSy
>>156
待てwwwwそれだとマンフロイが普通のおじいちゃんになっちまうwwwwwwww

孫を調教する息子 ってだけで普通のおじいちゃんなら怒るじゃねーかwwwwwwwwwwww
158名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 09:36:44 ID:m9j5D5jd
たぶんかの変態王の世界ではユリウスもヒルダも真人間なんだろう…きっとそうだ…
159150:2009/08/24(月) 18:53:23 ID:dcgienpr
>>151
了解です
リク楽しみにしてます

デルムッド好きな人はスルーしてください

変態王リーフ

第31章

王都レンスターはフリージ軍の猛攻により大半を占領され、リーフ軍は城の一角に追い詰められていた。
これを救ったのはセリス皇子の軍団である。

その第一陣としてナンナの兄デルムッドが派遣されリーフ(実際はアウグスト)の指揮下に入った。
兄が来たと聞き、駆けつけるナンナ。
「お兄様!?お兄様はいずこ!」
「俺だよ」
感動の兄妹の対面だ。だがナンナの言葉は思いもよらぬ言葉を口にした。
「お兄様!?ば…馬鹿な…ノディオンの男子ならイケメンのはずなのに、なんですかそのダサいリーゼントは!」
その言葉にいきりたつデルムッド。
「なにい!このリーゼントはおれっちのポリシーだぜ!ベイベー!
 おれっちのリーゼントはナウなヤングにバカうけだってのに、このセンスがわからねぇなんて哀れなヤツだ!」
「ええい!ならコッチもバカうけかどうか試してあげます!」
ナンナはデルムッドに襲い掛かると服をはぐ。そして絶望した。
「なんですか!この貧弱極まりない租チンは!見ればわかります童貞ですね!
 ああ…ノディオンの男子がなんという…」
「どどどど童貞ちゃうわ!」
「ならば試してくれます!」
デルムッドを襲うナンナ。貧弱な彼のペニスはナンナのオマンコに入れられた瞬間に射精した。
薄くて少量の精を…
「も…もーだめだ…」
もはや勃つ気配もない、1ラウンドKOだ。
「……」
すっかり気分の萎えたナンナは、ラケシスの事を思い出しデルムッドに聞いてみる。
だがラケシスはイザークに来ていないようだ。どこに行ってしまったやら。

ナンナはデルムッドをリーフに渡すと部屋へと引き上げた。口直しに誰か食おう。
そしてリーフはデルムッドを掘った。
「気にすることはないよ、精力の強さは人それぞれさ!それに弱くてもアナルは別だから!」
「アー!両方童貞喪失しちまったぜ!」
160150:2009/08/24(月) 18:53:58 ID:dcgienpr
デルムッドを掘り終えたリーフにキュアンが声をかける。
「なんだ?ラケシスはどっか行ってしまったのか?」
「はい父上、イザークに行ったはずなんですけど向こうじゃ来ていないって…」
ラケシスはリーフが童貞を捧げた相手だ。
初めての相手はやっぱりちょっと特別だ。心配そうなリーフをキュアンは励ます。
「ま〜なんだな、ラケシスはお姫様だが結構タフでしぶとい。それに一流のマスターナイトだ、
 元気で男を食っているさ」
「それならいいんですが…」

だが確かにキュアンの言うとおりだ。娘のナンナを見ているとそれがわかる。
毎日元気に男を食うナンナ。女も食うナンナ。性欲の強さは生命力の証。
そう簡単に死ぬはずもない。

その夜リーフはセリスと今後の事を打ち合わせした。もっとも具体的な事はアウグストが進めた。
リーフがした事といえばセリスとホモろうとしてアウグストに止められたくらいだ。
やむを得ず代わりにアウグストを掘って満足するリーフ。

そしてリーフ軍はマンスターを目指して進撃を開始する。
ダンツヒの戦いは優勢に進み、捕虜収容所の襲撃にも成功した。
捕らえた敵の指揮官セイメトルとフラウスを掘るリーフ。

破竹の勢いで進むリーフ達。トラキア大河にはフリージの大軍が展開している。
地獄のごとき布陣に大苦戦し、相当の被害を出したのだが詳しいことははしょる。
とにかくかろうじて勝利した。
161150:2009/08/24(月) 18:54:30 ID:dcgienpr
リーフの前に敵将ラインハルトとコーエンが引き立てられる。
キュアンが口を開いた。
「捕らえるとはい〜もんだなぁ。俺の時にこの戦法があったら掘りまくってやったのに」
「父上の巨根に掘られたら痔になってしまいますよ」
「お前だって人のことは言えないだろうに」
「それもそうですね」
楽しげに笑う2人。微笑ましい親子の団欒だ。
だがラインハルトとコーエンには、リーフが1人で意味不明の事を言ってるようにしか見えない。
「じゃあこっちのイケメンから…」
「ちょ…やめっアー!」
ラインハルトを掘るリーフ。だが掘っていたら天幕にオルエンが駆け込んできた。
「ちょっと待ってくださいリーフ様!」
「オルエン?」
「よ、よせ見るなオルエン!」
焦るラインハルト。妹に掘られてる姿は見せたくない。
だがオルエンの口から出た言葉は意外な物だった。
「リーフ様、兄へのお仕置きの役目、この私に任せてください!」
「え!?」
これにはリーフも驚いた。とりあえずオルエンに先を促す。ラインハルトを掘りながら。
162150:2009/08/24(月) 18:55:03 ID:dcgienpr
「私はいつも兄の後を追って生きてきました…軍人になったのも兄に近づきたくて…
 ですが、リーフ軍に入って私は初めて自分の人生を歩みだしたのです!
 結局は兄の庇護を受けているに過ぎなかった自分から、外の世界へ!」
「オ…オルエン…お前は騙されているんだ!コイツただの変態だぞ!」
「リーフ様が変態など見ればわかります!でも、ここに来たばかりの私にはそれすら見抜けなかったのです。
 ずっと籠の鳥として生きてきた私には!」
力強く言い切る。オルエンの瞳にはなにか、強さのようなものが宿っている。
「だから私は兄上と決別するため、私自身の手で兄上をお仕置きしたいのです!」

お仕置きするとどう決別することになるのかわからないが、リーフはオルエンの熱意を買うことにした。
「わかったよ、ラインハルトは君に任せるよ、僕はこっちを」
ラインハルトから離れてコーエンを掘るリーフ。
「ありがとうございますリーフ様」
そしてオルエンはラインハルトに向き直る。
「さあ、敵将ラインハルト!リーフ軍の騎士オルエンがあなたのお仕置きを勤めます!お覚悟ください!」
「まて、オルエン!考え直せ!」
「往生際が悪いですよ!」
オルエンは服を脱ぎ捨てる。なんとオルエンはペニパンを装着していた!
「ま…まさかそれで私を…」
「もちろんです!掘らなくてはお仕置きになりません!」
163150:2009/08/24(月) 18:55:38 ID:dcgienpr
「ちょ…よせ!アー!」
ラインハルトのアナルを掘るオルエン。なんという屈辱。
「兄上!これはお仕置きなのです、情けはかけません!」
オルエンは容赦なく腰を振る。家にいた頃の自分ならこんな世界は知らなかった。
リーフ達と共に、新しい世界が開いたのだ。

それをコーエンを掘りながら見るリーフ。
「うんうん、オルエンはラインハルトを掘ることで人として独り立ちしたんだ…よかったよかった」

そしてオルエンは容赦なくラインハルトをお仕置きする。
もはや兄の後ろを追うだけだった自分はいない。オルエンはこの時兄の手を離れたのだ。
「ハァハァ…兄上…どうです、痛いでしょう?」
「あ…あたりまえだ…」
「ですがこれも敵将へのお仕置き…リーフ様はこれで助命されるのです…慈悲深いことです…」
兄のアナルを犯すことがこれほどまでに興奮するとは思わなかった…

コーエンを掘り終えたリーフがオルエンに声をかける。
「やあ、どうだい?」
「これが…お仕置きなのですね」
恍惚の表情のオルエン。リーフは言葉を続ける。
「そうさ、罪を許す禊にして、敵味方のSEXを通じて相互理解を目指すのさ」
「ちょ…そんな無茶な…」
突っ込むラインハルトだがオルエンもリーフも聞いちゃいない。
「じゃあ僕も混ぜてもらおうかな」
リーフはラインハルトのペニスを見るが、こんな異様なプレイで勃起するはずもない。
たまには掘られたかったがこれではやむをえない。
リーフはオルエンの腰をつかむと、そっとアナルに挿入した。
「あぁ!リーフさま、そっちは!」
「なにごとも経験さ!さあ、新しい世界にきちゃったZE!」
初めて腸内をかき回される感覚に、オルエンは押し出されるように腰を揺らす。
「うわぁよせ!」
さらに腰を打ち付けられ焦るラインハルト。
素人のオルエンは加減を知らないのだ。痛くてたまらん。
リーフのねっとりとしたピストンと連続射精にオルエンはついアナルで絶頂を迎えてしまう。
残されたのは切れ痔になったラインハルトだ。
素人は怖い。


数時間後…リーフとオルエンは晴れ晴れした笑顔で空を見上げていた。
兄のことは吹っ切れた。これからは「ラインハルト将軍の妹」ではなく「オルエン」として歩んでいこう。
「リーフ様…わたし、これから自分の人生を生きていきます」
「そうだね…よかったよかったこれは目出度い」

人はいつまでも誰かの庇護の下にいるわけにはいかない。
リーフはオルエンの前途に幸あれと祈るのだった。

続く

次はエーヴェルとマリータね
164名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 21:24:30 ID:CUuPn3kE
真面目な話、オルエンの気持ちはなんとなく分かる。
自分の中の「兄」を破壊したかったんだろうな。

普通に「いい話だな」と思ってしまった。
165163:2009/08/26(水) 03:20:02 ID:+dyEoCMK
変態王リーフ

第32章

とうとうマンスターに到達したリーフ軍。
憎き宿敵レイドリックとベルドは城内に篭っている。
「よし、エーヴェルを助けるぞ!あの柔らかなおっぱいを取り戻すんだ!」
「母様母様母様母様母様母様!」
リーフやマリータの意気は高い。

たちまち乱戦となる。

その戦いを上空から見下ろす者たちがいた。

トラキアの竜騎士部隊だ。
七三分けの将校が指揮官に意見を述べる。
「アルテナ様、攻撃開始をご命令ください!いまなら両軍ともに屠って御覧に入れます!」
アルテナと呼ばれた竜騎士は眼下の戦況を見下ろしている。
「しかしな…見ろコルータよ、マンスター城から民間人が脱出している。
 彼らを巻き込むのは私の本意ではない」
だがコルータは聞く耳を持たない。
「ならばあなたはそこで見ておられるがよろしい!陛下のご命令は我らが果たします!」
コルータは部下に突撃を下令し、自らも急降下していく。
「待て!待たんか貴様ら!……父上…」
部下を制止できず一人取り残されるアルテナ。

部下の目もなくなると、つい本音が漏れる。
「…パパ…部下が言うことを聞いてくれません…アルテナの何がいけないのでしょうか…」
166163:2009/08/26(水) 03:20:34 ID:+dyEoCMK
乱戦の中、リーフ達は市民を保護し、彼らを守っていたサイアスを同士に加える。
そして掘る。
「やあこれはいいアナルだ、指揮レベル10だけの事はあるね」
「残念ですがなれない軍ではそこまでの力は発揮できません、今の私の指揮レベルは5です」
「な、なんだってーじゃあ差額の5回分掘らせてもらおう!」
掘られたショックでサイアスの指揮はさらに下がって3になってしまった。

戦いはリーフ軍有利に進み、マンスター軍のファーデン将軍やトラキア軍のコルータらは
捕虜となりリーフに掘られる。

城門はマギ団が制圧した。ベルクローゼンのアルファンを倒そうとするセティの前にリーフが滑り込む。
「げっ!君は!」
「しばらくぶりだね、殺生はよくない、ちょっと待っててね」
その間にフィンがアルファンを捕らえる。そしてリーフがアルファンを掘った。
その光景に青ざめるセティ。かつてリーフに掘られた忌まわしい記憶が蘇る。
アルファンを掘り終えたリーフはセティに詰め寄る。
「さ、マンスター解放のため、仲間になってね!」
「そそそそそそそそれは勿論だしししししししかしアナルは嫌だ!」
「てれんでもよかろーもん!」
リーフは久々にセティを掘る。男にはホントに遠慮しない。
「アー!」

その時フィンは上空を旋回するアルテナを遠目に見た。あれはもしや!?
キュアンに声をかけようと思ったのだがどこかに遊びに行ってしまっている。
やがてアルテナはトラキア本国へ引き上げてしまった。
167163:2009/08/26(水) 03:21:24 ID:+dyEoCMK
リーフがセティのアナルに10回目の射精を行い、ようやく満足するのを見ると、
フィンはさっそく声をかける。
「リーフ様…少しお耳に入れたいことが…」
「何かな?…でも今はレイドリックを懲らしめてエーヴェルを助けなきゃ、後でいい?」
「は…」
そうだった。今はリーフの心を乱すべきではない。

リーフ軍は城門を突破しレイドリックを追い詰める。
レイドリックの頼みの綱のガルザスもマリータの説得で寝返った。そしてリーフに掘られた。

「さあ、レイドリック!これが最後だ!僕にアナルを掘られろ!」
「いやじゃ変態めが!」
いきりたつリーフ。リーフはレイドリックとベルドへの陵辱の誓いを忘れてはいない。
だがアウグストが水をさす。
「リーフ様リーフ様」
「へ、何アウグスト?」
「レイドリックは体格が高いので捕獲不可能です、倒すしかありません」
「な、なんだってー!それじゃ僕のいきり立った復讐おちんちんはどうするんだい!?」
「それはベルドにぶつけるがよろしいかと…」
「ううっしかたない」

結局レイドリックは怒り狂ったマリータがアーマーキラーでバラバラにした。
168163:2009/08/26(水) 03:21:49 ID:+dyEoCMK
そして城内の残敵を掃討しつつエーヴェルの救出に向かう。
先陣をきるマリータの獅子奮迅の働きだ。
「うぉのれ雑魚ども!どきやがれー!」
石像の間まで乗り込むリーフとマリータ。
そこに待っていたのは…

「おお、なんだお前ら早かったな」
なんとキュアンがエーヴェルのスカート(石)の下に潜り込んでいた。
リーフにしか見えないが。
「父上!ずるい!僕も!」
「まあいいじゃないか!体が無いからこれくらいしか楽しみがないんだ、石のパンツも乙なもんだ」
「うわーん母様!」
エーヴェルにしがみ付くマリータ。
そのスカートの下にすり抜けて入るキュアン。
「おおこの娘のパンツも中々…世の中ノーパンにハァハァする者もいる。その気持ちも解るが
 チラリズムを忘れてはいかんな」
「父上、直接スカート内にいたんじゃチラリズムじゃありませんよ」
「それもそうだハッハッハ」

やがて後続のサラが到着し、キアの杖でエーヴェルの石化を解いた。
169163:2009/08/26(水) 03:22:40 ID:+dyEoCMK
「はっ私はなにを!?」
元に戻ったエーヴェルにマリータが飛びつく。
「ふえーん母様ー」
「えっえっ??????」

リーフが事情を説明した。
「じつはカクカクシカジカ」
「なるほど…」

その頃空中を漂うキュアンは首を傾げていた。
「ブリギッド…だよなあ?…記憶がぶっとんでるはずだしな…」
だが17年前から年を取っていないキュアンと違い、ブリギッドは肉体年齢は+17されてるはず。
それなりに見た目も変わるだろうし、他人の空似かもわからんね。

「クスクス…どうだろうね…いいじゃないそんなこと」
サラがキュアンに声をかける。
「へえ、君には俺が見えるのかい?」
「私みたいにちょっと変わった力があればね…リーフのお父さんね?…すごい変態なんでしょ?」
「よせよ照れるじゃないかね!ははは、俺に体があれば君の事をたっぷり満足させてあげられるんだがなぁ」
キュアンの下品な冗談(本気)に涼やかな笑い声で返すサラ。
「ふふふ…それは残念…あ、はじまったよ…」
170163:2009/08/26(水) 03:23:22 ID:+dyEoCMK
マリータがエーヴェルの右の乳房にむしゃぶりついている。
「ん…ちゅっ…ちゅぅ…ああ…母様のおっぱい…久しぶり…あたたかい…」
「ハァハァごめんねさびしい思いをさせて…今日はいっぱい吸っていいから…」
遠慮なく混ざるリーフ。
「じゃあ僕は左のおっぱいを…ハァハァ…ちゅっちゅっ」
「野暮よ!どっかいってよ!」
キレるマリータ。だがリーフは意にも介さない。
「いいじゃないか3人で仲良くしようよ」
「そうよマリータ、いいじゃない3人で」
エーヴェルの言葉にマリータは不承不承といった顔で、再びエーヴェルの乳首を吸う。


その様子を眺めながら語り合うキュアンとサラ。
「リーフの奴すっかり甘えてるな…アイツには母がいなかったからな…」
「ふふふ…可愛い奥さんだったんでしょ」
「おうさ!エスリンは最高だぞ!可愛いし気立てもいいし、ちょっとお転婆だがそこがまた萌えたな!
 成仏したら真っ先にエスリンと天国プレイだ!」
あきれるサラ。
「なによそれは…」
だがキュアンは気にしない。
「わっはっは!いいじゃないか!ああ、楽しみだ!…そうだ!君には両親がいないんだったな!
 よし、俺の養子にしてあげよう!親子で3Pしようじゃないか!
 いやアルテナとリーフも混ぜて5Pだな、明るく楽しい家族になるな!」
「あなた死んでるでしょうが…」
「それもそうか残念だ!君が俺をパパと呼んだら萌えたのにな!俺の息子をお義兄ちゃんと呼ぶのも萌えるな。
 はっはっは!」
171163:2009/08/26(水) 03:23:58 ID:+dyEoCMK
その頃リーフとマリータはまだ幼子のようにエーヴェルの乳を吸っていた。
2人とも実の母を知らない。快感の中にも慈しみを持って2人を撫でるエーヴェル。
その時、エーヴェルの乳首から母乳が噴出した。
「あうっ…これは…」
戸惑うエーヴェル。
「えっ母様!?はふぅ美味しい…」
「うわぉおっぱいだ!」
喜んで飲み干す2人。
戸惑いの中にもエーヴェルは快感と共にかすかな思い出を辿っていた。
随分昔に、同じように(?)誰かに乳をやった気がするのだが…
「ハァハァハァハァ母母母母母様さまハハさまハハハハ乳乳」
「じつにまったりとして口の中でとろけるようなお味なのです!」
2人は母乳がカラになるまでひたすらエーヴェルのおっぱいを貪るのだった。
 
続く

次はエンディング…ちょっと感無量だ…
172名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 07:07:30 ID:l2ycCC42
捕獲できない=掘れない かwwwwwwwwwww
何度見ても笑うぜwwwwwwww

マリータ頑張りすぎだろwwwww
173名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 07:41:36 ID:XmPhkF1L
何度か言おうと思ってたけど、アー!じゃなくてアッー!だよ変態王
174名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 08:17:13 ID:Du+Qv/Up
それがまたいい
175156:2009/08/26(水) 14:13:50 ID:rIsiORYD
やっぱり変態王のサラ様からはファザコン臭がする。
具体的にどこが、って聞かれると困るけど。
キュアンとのやり取りを読んでてそう思った。
176名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 15:39:56 ID:sVifgkwr
変態王シリーズもう終わってしまうのか…寂しいな…
性王セリス編もやってもらえまいか
あなたの作品に会えて幸せだった
177名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 15:44:52 ID:8j2oBVv/
次回がエンディング…だと…!?
見たいような見たくないような。複雑だ。
178名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 16:53:04 ID:C+rRHtiT
変態王による性戦の系譜が読みたい!
179名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 17:38:36 ID:rIsiORYD
変態王に感謝を込めて絵を描こうよ。
リクにも応えてくれるそうだし一石二鳥。
180名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 17:39:47 ID:fmVpNZw7
私事だが…最近、魔法禁止でトラ7やっててるんだ
んで、ディーン支援の為だけに何もしないでディーンの後ろを歩いて回るリノアンが、ヤンデレ前世女のストーキングにしか見えなくなった
今迄は「高性能ディーンブースター使えるなぁ、ロリコン乙ww」って思ってたのに、今では「ディーンも苦労してんだなぁ…20%だもんなぁ…その位に自棄にならないとヤンデレは対処出来ないよな…」としか思えない
ディーンと肩並べて剣振ってるエダとか、カリスマ要員として竜騎士兄妹の後ろに置いてるナンナとかを見て、リノアンは何を考えてるんだろう…

何が言いたいかって変態王超GJ。最終回楽しみにしてる
181名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 18:05:13 ID:RH0cw2Jq
もうエンディングか・・・早いもんだ
182名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 19:45:58 ID:d5lwgZsA
エンディングまで泣くんじゃない
183名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 21:24:08 ID:K1nLdR6m
何というか変態王のネタは本当に凄かった
184171:2009/08/27(木) 15:44:55 ID:ISH5pBYk
>>173
しまったアッー!
終章ですが今からでもアッー!を採用します!
ご指摘ありがとうございました!

変態王リーフ

終章

リーフ達はとうとうベルドを追い詰めた。だがベルドはストーンの魔法で悪あがきする。
「ふふふふふ、この魔法で石にしてくれるわ!」
「えい」
ティナがシーフを唱える。これでベルドは無防備だ。
「ちょっ…」
なすすべもなく捕虜になるのだった。ラスボスとは思えない。

そしてリーフの復讐がはじまる。
「よくもさんざん悪さしたな!掘ってやる!」
「アッー!」
リーフの怒りは凄まじく3日3晩に渡ってベルドを掘り続け、数え切れないほどアナルに射精する。
数百ターンが過ぎ去り、みんな暇を持て余して「はやく玉座制圧してよ」という声が出るころようやく復讐は終わった。
「…むなしい」
ポソリとしたリーフの言葉に、アウグストが言葉を返す。
「リーフ様?」
「やはり愛の無いSEXは素直に楽しめないよ…僕は敵をお仕置きする時だってその相手を愛しいと思いながら
 掘ったものさ…アウグスト…君のアナルを掘ってる時だってそうだよ」
「よよよ…よしてください。このSSが801になってしまいます」
だがリーフは聞いちゃいない。
「やはりSEXは愛だよ!それなくしてどうしてアガペーが得られようか!」
「いいから玉座を制圧してください」
リーフは渋々玉座を制圧した。目出度くエンディングだ。
185171:2009/08/27(木) 15:45:29 ID:ISH5pBYk
「…というわけでみんな今までよく頑張ってくれたね!帝国やトラキアとの戦いは続くけど、
 今日は戦いを忘れて楽しんでくれ!」
さっそく戦勝パーティーだ。
貧乏リーフ軍も今日ばかりはケチな事を言わず、帝国の倉庫から略奪した大量の酒と、
マンスター城下の料理人を呼んで派手に楽しむことにした。

どんちゃん騒ぎがはじまり、酒と美食がみなの疲れを癒す。
やがてメインデッシュが運ばれてきた。巨大な皿に盛られた刺身だ。実に美味そうだ。
「お〜こりゃ豪勢じゃねえか!美味い美味い!」
「あんまりがっつくんじゃねえよオーシン、みっともねーなー!」
だがタニアも皿に取ってついついがっついてしまう。

「マリータマリータ、はいあーん」
「はい母様!パクッ」
「親分親分、はいあーん」
「……」
実に微笑ましい光景だ。

部屋の隅にいたサラ様がクスクス笑いながらその光景を見守っている。
そこにミランダがやってきた。取皿に刺身を盛って。
「ふ…ふん!あなたの分も取ってきてあげたわよ!感謝なさい!」
「ふふふ…私はお腹へってないの…あなたが食べて」
ちょっと残念そうなミランダは悪態をつきながら刺身を食べる。
「なによ…せっかく盛ってきてあげたのに…」
186171:2009/08/27(木) 15:46:05 ID:ISH5pBYk
「最近ロクなもの食べてなかったからね〜幸せ〜♪…ん?なにこれウインナー?」
カリンは刺身の中からウインナーが生えているのを見つけた。
不思議に思い箸でつついてみる。ピクピク動く。
「どうしたんだいカリン?」
「あっセティ様…いえ、刺身にウインナーが混ざってるんです」
「へえ…どんな味かな?」
セティはウインナーが好物である。箸で取ろうとしたが取れない。
こうなると意地でも食いたくなる。酒の入ってるセティは大胆にもウインナーにかぶりついた。
「ぎょえ!もっと優しく!」
「うわあ!しゃべった!?」
飛びのくセティ。
「ままま…まさか…」
マチュアが刺身を素早く取り除いていく…
刺身の中からなんとリーフの顔が出てきた!
「うわぁ!?」
なんとリーフは全裸で大皿の上に寝転ぶと、その上に大量の刺身をのせていたのだ!
「やあみんな、僕の男体盛り楽しんでくれてるかな!…どれ僕も一つ…」
ひょいとちんこのあたりに乗ってた刺身を摘んで食べるリーフ。美味い。
「やあ醤油と僕の先走り汁が絡み合っていい味を出してるね!…あれ、どしたのみんな、食べないの?」

青ざめるミランダ。
「さ…さら…あなたまさか知って…」
「さあ?…偶然じゃない?」
「…オエー!」
ミランダが吐いてしまったのを皮切りに会場は会場はパニックに包まれる。

吐く者、走り回る者、気にせず食べる者、酔って殴りあう者、歌う者、
裸踊りする者、おちんちんを振り回すリーフ。まったく酷い有様だ。

「こ…これは凄い…」
コノートでの戦いを終えてマンスターに到着したセリスが見たものは
阿鼻叫喚の狂宴であった。
187171:2009/08/27(木) 15:47:02 ID:ISH5pBYk
「やあセリス皇子来てくれたんだ!さっそく僕とや ら な い か ?」
「悪いね僕にソッチの趣味はないよ」
笑顔でスルーするセリス。
「それよりもこれからは僕の指揮下に入ってもらうよ?…リーフ軍は少数だからね、
 僕が全体の指揮を取ったほうがいいだろう」
「いいよ」
あっさり承知するリーフ。こうしてリーフ軍はセリスの傘下に入った。
考えもなくあっさり返事するリーフをセリスは内心でバカにする。
(彼には脳みそが足りないようだ…ま、せいぜい僕の手駒として働いてもらうよ)

こうして変態王の軍勢は解放軍の一翼としてこの後の戦乱を戦うのである。

では皆のその後を追ってみよう。

ブリギッド?エーヴェルはマリータと仲良く旅行に出かける。
旅先で2人はいつでもラブラブだった。
「母様母様!ここのアップルパイとても美味しいです!」
「もう、口についてるわよ」
優しくキスでぬぐうエーヴェルにマリータは幸せの鼻血をこぼす。
2人の間を引き裂く者はもはやいないだろう。

オーシンとタニアは目出度く結婚する。
ツンデレ2人の進展は遅く、付き合うまで3年、結婚まで3年を要したがその間少しずつ愛情を育んでいた。
フィアナ村で新生活をはじめた二人だが仲良く夫婦喧嘩ばかりしていた。
「このバカ!昼間から何考えてんだ!」
「今日は休みだからいいじゃんかよ!…そ、それによ…揺れるお前の乳が気になって気になって…//////」
「スケベ!変態!…ちょ…ちょっとだけだかんな…/////」

ハルヴァンはエーヴェルから領主の仕事を押し付けられる。
精液フェチの妹パトリシアに下半身を握られ、仕事と性交の日々を送った結果、
彼は不能になる。以後は仕事一筋の人生を送った。
パトリシアはハルヴァンが不能になると、前以上に村の男を食うようになったという。
「ひどいよお兄ちゃん!不能になるなんて!」
「シクシクシク」

ダグダはマーティと紫竜山の開拓にあたる。
エーヴェルをマリータに取られ、娘も嫁いだ今、彼の心の支えはマーティである。
そのマーティはリーフの初めてのホモだちとして歴史に名を残す。
彼の周りにはいつでもガチホモが絶えなかった。
「ああ、寂しいのうマーティ…」
「ウホッ」

泉の精霊は裏山の生態系のバランスを崩した責任を問われ、イードに左遷された。
「…人間って怖い…」
188171:2009/08/27(木) 15:48:01 ID:ISH5pBYk
ロナンはイスに帰る。王子に掘られた事は平凡な彼の、唯一の非凡な点である。
「喜んでいいのかなぁそれって」

サフィはリフィスとシヴァを無理やりターラに連れ帰った。
彼女が2人をモデルに書く同人誌は大ヒット!
ターラには多くの腐女子が集まり、同人ショップや執事喫茶が開かれ、トラキア一の腐女子の都となる。
そしてティナはサフィに無理やりアシスタントをさせられている内、いつのまにか同人デビューさせられるのだった。
「リフィス!もっと足を開いて!弱気な表情で!あなたは受け役なんですから!」
「…なんで俺たちこんな事してんだろ…なぁシヴァ」
「……いうな」
「…お姉ちゃん!また私の分までイベント申し込みしたでしょ!私一般人なのにー!」
「もう手遅れよ!世間はそうは見ないわ!あなたには腐女子になるしか道はないの!」

ダルシンはケルベス砦の隊長になる。
村と砦を往復する日々を過ごした。妹ディアナと弟ユベルは兄の出世を喜び、3人末永く鎧プレイを楽しんだという。
「ハァハァ姉ちゃん…」
「ハァハァユベル…あ、兄さんちゃんと抱えててね…ジェネラルの鎧はアーマーとは違うわ…ハァハァ」
「ああ…任せておけ…」

ロミオとルチアは成人後結婚した、おめでとう。
「僕たちの事なんか覚えてる人いるのかな?」
「いーんじゃない?脇役にも人生があるよ」

カリンはシレジアに帰国、天馬騎士となる。しかし生来のSっ気を抑えきれず、
こっそりSMクラブのバイトをはじめる。
カリンに会いにきたフェルグスは恐れをなして逃走し、二度とシレジアに来ることはなかった。
一方ミーシャは騎士団長に着任、距離を置いてカリンを見守り続ける。
ミーシャの中のカリンは清いフェアリーさんなのだ。
ミーシャはカリンの趣味に気づくことはなかった。
「団長ー!お茶にしませんか?」
「ありがとう…あなたはいい娘ねカリン」
「へへへ♪」
「フフフ♪」
そして旅の空のフェルグスは呟く。
「女ってこえぇ…」

アスベルは可愛らしい美少年として人々の人気を集めたが、
数年後、髭の生える年頃になると彼の人気は急降下、
それをどうにかしようとサブ兄貴方面で売り出そうとして大失敗、
その後彼の姿を見たものはいない…
「花の命は短いんだなぁ…」
189171:2009/08/27(木) 15:48:46 ID:ISH5pBYk
ブライトンとマチュアは目出度く結婚、マンスターで雑貨商を営む。
が、商売のことなどからっきしなブライトンは市民生活になれてるマチュアに経営を任せっきり、
自らは荷運びなどの力仕事に専念した。
やがて押しの強さで経営を拡大したマチュアは自らの名を関したマチュア商会を設立し、
百人近い大商会の会長となる。その夫は変わらず商品の積み下ろしや荷馬車の御者を務めた。
「さてこれからコノートに香辛料の買い付けに行くわ!ブライトン、馬車の用意をして!」
「久しぶりだな、下の者に任せないのか?」
「たまには自分で市場に出ておかないとね、それにたまにはあなたと出かけたいじゃない!」

ヒックスはマンスターに帰り家族と暮らしはじめる。
リーフの教育によって性豪への道を歩みはじめた息子マフィーに掘られて暮らすことになる。
「アッー!」
「うほっ父さんハァハァ」

ボーイ、クリフ、エミリ、ベラ、リーナはリーフの教育の結果、性豪の修行をはじめる。
やがて彼らは偉大な性豪になるだろう。
「やったよ!バイトして量産型エスリン母上を買ったよ!」
「ほんとかボーイ!今度貸してくれよ!」
「私は大レンスター四十八手買っちゃった〜!」
「ほんとベラちゃん!見せて見せて!」
「エミリばっかりずる〜い!私も〜!」

グレイドは大将軍に任じられ、仕事に励む日々を過ごす。生涯彼のおちんちんは蘇ることなく、
おかげで仕事に専念できた。
その妻セルフィナはケイン、アルバ、ロベルトが不能になったため、
孤児を保護するという名目で、好みの美少年を集めて逆ハーレムを作り幸せな日々を過ごした。
「セルフィナ、今月の給料だ、あまり無駄遣いするんじゃないぞ」
「わかってるわ、ケイン、アルバ、ロベルト。子供達に必要な物を買ってきなさい」
「はいセルフィナ様」
「美容品を補充しておきます、とりあえず高級シャンプーと薬用石鹸、それに仕立て屋から
 セルフィナ様のお好みの男児用服一式と…」
「バカ!グレイド様の前でよけいなこと言うな!」
「……orz」

カリオンはセルフィナに不能にさせることを恐れ、希望してミーズ城に赴任した。
「すまないケイン、アルバ、ロベルト…私は真っ当な人生を歩みたいんだ」
190171:2009/08/27(木) 15:49:29 ID:ISH5pBYk
オルエンとフレッドはフリージに仕えている。
兄を振り切ったオルエンは順調に出世、ゲルプリッターの騎士団長となる。
フレッドは引き続き副官としてオルエンを補佐した。
「…フレッド…今度のお見合いも駄目だったの?」
「ええまあ…やはり宦官では家の跡取りを残せませんし…」
「…大丈夫、必ず私が貴方のお嫁さんを見つけてあげる!貴方を去勢した兄上の償いは私がするわ!」
「……オルエン様…そのお言葉だけでこの10数年が報われるようです…うっうっ」

アマルダも引き続きフリージの将として仕えている。
普段の真面目さとSEXフレンドの多さに人々はギャップを感じたが、彼女は性の付き合いも真剣である。
これは神の意思。そして時々布教の旅の合間にスルーフ神父はアマルダの元に立ちよった。
「エッダ教会では貴女の神秘体験を調査すべく、近く調査官を送るそうですよ。
 奇跡認定局に認められれば、貴女の体験は奇跡として記されるでしょう」
「これも神のお導き…私の体験が認められ、それをきっかけに神の意思…すなわち人類がみんな
 SEXフレンドになればこれほど素晴らしいことはありません」

セイラとローザは数年後ピーターを争うようになる。
だがリーフに与えられた友愛と博愛の精神が2人の対立を和らげ、やがて2人はピーターを忘れて百合ップルとなる。
「ローザちゃん好き好き!ちゅっ!」
「セイラちゃんだーい好き!ちゅっちゅっ!」
「……」

パーンとトルードはコンビを組んで盗賊をする。
しかし治安が良くなり、世の中が落ち着くと、義賊といえどもただの盗賊。
居場所がなくなった彼らはターラに移住しようとするが、ターラが腐女子の都となったため、
カップリングにされる事を恐れて断念。今はトラキアを離れて旅の空である。
「なぁトルード…ダンディライオンはもうねぇんだ。お前も自由にしていいんだぜ」
「野暮な事をいうなよ、俺たちは義兄弟さ…」

ラーラは踊り子として各地を回っている。
どこから広まったのかリーフとの宝箱プレイが有名になってしまったため、
マジシャンに転職した。彼女の宝箱を使った奇術は大好評を博した。
「ひ〜ふ〜み〜、…儲かった儲かった!いずれはサーカスでも初めようかしらね♪」

セイラムは田舎にこもってロプト教団の手記をまとめる。
作家として売れるようになるまでは人参農家として生計を立てた。
「今年もいい出来だ。…本が売れるようになっても趣味で続けたいものだな」
191171:2009/08/27(木) 15:50:03 ID:ISH5pBYk
ディーンはリノアンの偏愛に耐えかねて胃を壊し、行方をくらました。
数日後にはリノアンも姿を消す。ターラ市長の失踪に人々は大混乱に陥ったが、
1週間後、リノアンは何食わぬ顔で帰ってきた。
白髪のやつれた男を連れて…この怯えきった男が何者であるか、人々は知るすべもなかった。
その後、この男の姿を見た者はいないが、時折地下牢の最深部に一人で向かうリノアンが目撃されている。
「…もう逃がさないわ…あなたは私だけのモノ…」
「…ひぃぃ…もう…ゆ…る…し…て…」
「…あら怒ってなんていないわよ?…私が世界で誰よりも貴方の事を愛してあげられるの…」

ホメロスはナンナの性奴隷として一生を棒に振る。
「なんでこうなっちまったのかなぁ…不能になれば解放されるかねぇ…」

エダは後にアルテナの側近となる。
真面目な性格で色恋沙汰には縁遠かったが、それでも浮いた話が一つもなかったわけではない。
だがせっかくできた彼氏を相手に飛行プレイをした結果、彼氏は逃走。
噂は広まり、彼女の独身は確定した。
「なんで!?どうして!?…私こういうプレイしか知らないのに!リーフ様のアホー!うわぁぁぁぁぁぁぁん!」

シャナムはひたすら値切り続ける。借金の利息を値切った彼は、
怒り狂った借金取りから逃げるため、イザークに帰国した。
「冗談の通じない奴だなぁ…」

ラルフは農業をはじめる。だがガチホモのヒーロー、マーティと間違われてホモ達に掘られ続けた。
「ちょ…うわなにをするやめてくれ俺は違う…アッー!」

イリオスは新トラキア王国の貴族となる。しかし領地経営に失敗して左遷。
いまやリーフに掘られた事だけが自慢だ。
「これこそはリーフ様に掘られしアナルなるぞ!頭が高い!控えおろう!」
192171:2009/08/27(木) 15:50:44 ID:ISH5pBYk
サラはレンスター城の一室に住み着き気ままな生活を送る。
だがある日突然姿を消してしまった。アルスター城からミランダを連れ出し、今は気楽な旅の空。
「サラ様、どこへいくのですか?」
「ふふふ…どこだろうね?」
「…私はどこまでもついていきます…だって私はサラ様の奴隷ですから♪」
「本当に可愛い、いい娘ね…クスクスクス」
ミランダの袖の下ではサラ様が付けてくれた手枷がガチャリと音を立てた。

コノモールはミランダ出奔のショックで寝込む。
アルスターが独立を保てず、新トラキアに合併されたことも辛かったのだろう。
「ああ…アルスター再興の夢が…」

ゼーベイアは新トラキア建国に尽力した。
カルフ王、キュアン、リーフと3代に渡って掘られたことはもはや語り草だ。
彼は同じく3代に渡って掘られたドリアスの墓に命日のたび花を供えた。
「寂しいですぞ…もはや3代に渡って掘られた者はワシだけになってしまった…」

サイアスはヴェルトマーに渡った。やがて出世してグランベルの高官になる。
「指揮レベルが戻りません…」

ガルザスは姿を消した…再開した娘がマザコンレズになってしまった事にショックを受け、
亡き妻の墓に詫びにいったらしい。
「……」

アウグストは新トラキア王国において宰相を勤める。国家再建の功績は彼の力によるところが大きい。
「やれやれ…最後まで苦労するものです」

Fin
193171:2009/08/27(木) 15:51:27 ID:ISH5pBYk
「リーフ様、リーフ様」
「なんだいナンナ?」
リーフが振り返るとそこにはナンナがいた。
「私たちの後日談がまだですけど」
リーフやナンナだけではない。
フィン、セティ、デルムッドの姿もある。
面白そうにキュアンがフヨフヨ浮いている。

「いいじゃないか、後日談がなくたって」
「よくないぜベイベェ!おれっち達の生き様をみんなに知ってほしいぜ!」
「私の不能は直るんですか!?」
「もうアナルは嫌だ!」

彼らにリーフは語りかける。
「僕はようやくのぼりはじめたばかりだからな
 この果てしなく遠い変態坂をよ…」





                                   未完
194171:2009/08/27(木) 15:52:59 ID:ISH5pBYk
「なんですかそりゃあ!」
ナンナが突っ込む。
フィンが焦る。
「ま…まさか…」
リーフは何でもないことのように答えた。
「そうだよ、まだ戦いは続くんだよ。セリス皇子達と合流する人たちが後日談とか言って、
 平和に暮らすのはまだ早いわけさ…それに ぼ く は ま だ ま だ く い た り な い !」

フィンは必死にリーフを諌める。
「リーフ様…ここからはセリス様が軍のリーダーなんですよ?…言い方はアレですがリーフ様は脇役ですし」
「脇役が主役のSSがあったっていいじゃないか、むしろ脇役の視点からだって新しいものが見えるかも知れないよ」
「それはそうですが…ぶっちゃけた話をすると、ネタ切れとかキャラが被るとか…」
だがリーフは怯まない。
「ネタが切れたら普通のSEXをしたっていいさ。そんなことを恐れていたら変態は勤まらないよ。
 それに100人いれば似た人がいるのは当たり前じゃないか、キャラが被るからSEXしないなんてのは通らないさ」
困り果てるフィン。
だがナンナはリーフに同調した。
「その通りです!私だってまだまだ食い足りない!セリス軍の男も女も食いまくってやります!」
「その意気だよナンナ!」
キュアンが微笑ましく笑ってフィンに声をかけた。
「もうコイツらはお前の手を離れてるのさ、寂しいかもしれないが見守ってやろうじゃないか」
「知りませんよどうなっても」

こうして変態達の戦いは新たな局面を迎える…

次回より変態王改め変態覇王リーフが初まる…
195171:2009/08/27(木) 15:53:35 ID:ISH5pBYk
セリス主役も考えたんですが、まとも(?)な人間が女はともかく男まで食うのが想像つかなかったので…
つかこんな変態が何人もいちゃたまりません
というわけでトラキア編は終わり聖戦編に突入します

しかしトラキアの絵を見たさに思いつきではじめたバカな話ですが、
こんな下手な文章にも感想をくれる皆さんには頭が下がる思いです
オイラ自身も変態リーフに愛着が沸いてますし、思い切って続けさせていただきます!
196名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 16:44:01 ID:Kmbq/KzV
>>195
おおおおおおっ!!!
大作乙乙乙!GJでした!
SSとゲームのエンディングが上手く絡んでて、最後まで笑わしてもらった!
次も楽しみにしてるよ!体に気を付けて!
197名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 18:32:47 ID:rDkKtDMS
>>195
なんだろう・・・この胸に湧き上がるこの気持ちは・・・

そうだ乙を! 全力で乙を!
今までおつかれさまでした!、聖戦編も今からワクワクすんぞ!!
198名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 18:38:36 ID:KhwiTwZS
何気にセリスが黒くてワロタ
199名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 18:50:41 ID:sb2Uf2PS
聖戦編やるのかw
200名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:01:13 ID:5N2ocXxk
変態王超GJ、そしてお疲れ様でした。
最後まで面白かったです。「未完」って男坂だっけ?
聖戦編も楽しみです。ユリアが出てこなかったのは聖戦編への布石?

アスベルの後日談がリアルすぎて吹いた。
フレッドはオルエンにペニバンで掘ってもらえれば幸せになれるのに。
ペニバンじゃ子供ができないからダメか。


>>180
わかるわかる。
私も今トラキアやってるけどナンナが大地の剣で敵のHPを吸い取ったら
「またナンナが敵兵を食ってるw」とか思ってしまう。
そしてノエル渓谷のラルゴ捕獲時のクリア後の会話で腹筋が崩壊するほどワロタ。
会話に加わってないアウグストの表情までリアルに浮かんでやばかったw
201名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:04:14 ID:VvDAKXBi
変態王乙!!
変態覇王も今から楽しみ過ぎる!!
続くって単語を見た瞬間嬉しすぎて叫んでしまったwww

超大作をありがとう!!
202名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:10:58 ID:wjW1tJgL
>>195
性戦の系譜やるんだ!嬉しい!
変態覇王、乙!!
203名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:18:12 ID:H7pDkoUM
セリスとリーフの従兄弟プレイにも注目
204名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:31:30 ID:gLA9k7FL
エスリンも変態だったのかな
205名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 19:50:14 ID:QfwGbBbe
変態王乙!
名作に花束を!

セティが不遇でならない…聖戦で彼女でも作ってあげて下さい。
206名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 22:11:02 ID:H7pDkoUM
今思ったが聖戦だとリーフはマスターナイトにクラスチェンジするな
果たしてどんなプレイが待ち受けているのやら
コープルがまた現れてリーフと再会した時はどう反応をするのか・・・
シャナンやオイフェもどうリーフに料理されるのか・・・
恐らくリーフとは最大(イチモツ的な意味で)なライバルになりそうなアレスがどういった対決をするのか目が放せない
207名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 22:24:24 ID:ETptJkW9
変態王に感謝の意を表して、こんなネタを作ってみた。自分は絵が描けないからこんなもんで…。エロくなくて申し訳無い。
細かい所を少しいじってネタにしただけだから、パソコンでFEミュージアムのと比較しながら見て貰えると分かり易いかと。
少し調子に乗りすぎた気がする…
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader1149348.png
※ゲーム本編のリノアンが好きな人はスルー推奨
エダはリーフがアレだし、アルテナと百合ん百合ん路線かと思ったけど…やっぱ幸せになれなかったかorz
聖戦編、期待してる
208名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 00:24:45 ID:6EFeFyUe
変態王おつ
完結かと思ったら続きがあるのか
続きも頑張ってください
209名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 00:37:27 ID:ptaiBDi6
>>207
ヨロイ男じゃねーかw
210名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 01:48:58 ID:jzggKfGA
>>209
ヨロイ男思い出したの俺だけじゃなくてよかった
211195:2009/08/28(金) 20:56:07 ID:xxRnSIRT
>>200
うい、男坂、みんなにも一度読んでみてほしい

ユリアは正直素で忘れてた…トラキアにも出番あったんだよね

>>207
ワロタwwwwwwwww
リノアン怖い!
よい物をありがとうございました!

変態覇王リーフ

序章

「ヒマだなぁ…」
リーフは後方をブラブラしていた。
かつてはアウグスト達のような側近がいたが、今のリーフは王族というだけでなんの指揮権もない。
リーフのパラメータを見たセリスは笑顔で、
「後方で休んでてくれるかな?」
とのたまうと、フィンやセティ達を部隊に組み込んでミーズ城に向かっていった。

することのないリーフはオナニーをする。
「ハァハァ」
10回ほどオナニーして満足したリーフ。たぶんそろそろミーズでの戦いも終わったんじゃないだろうか。
ヒマをもてあましたリーフはセリスの指令も無いのにミーズに向かうことにした。
「どのみち城が落ちたらみんなあそこに集まるんだし、ちょっとくらい早く行ってもいいよね?」

ミーズ城への山道を進むリーフ。トラキアは山が多い。
普通の人なら疲れてしまうところだが、リーフは疲労なしだけあってスタミナだけは人一倍だ。
周囲には誰もいない。味方はみんな先に行ったのだろう。キュアンまでいないようだ。
「このまま置いてけぼりになってもたまらんね」
山向こうにはミーズの城が見える。いくつも煙が上がっているようだ。
「火責めかなぁ、セリス皇子の戦い方は知らないけど、できるだけたくさん捕虜を取っててくれるといいなぁ」
そしたらセリスに頼んで掘らせてもらおう。
もっともセリス軍は基本的に敗残兵を見逃さないが。(経験値のため)
212195:2009/08/28(金) 20:56:38 ID:xxRnSIRT
山を歩いていると、茂みがガサガサと音を立てた。
鹿でもいるのかなぁ…なんてのん気なことを考えていたのがまずかった!
なんと敵兵が飛び出してきたのだ!
「うわぁ!?」
「死ねぇ!」
繰り出される槍をモロに食らうリーフ。敵もレベルが低かったため即死は免れたが次を食らったら死ぬ!?
「ぎょえ!?大変だ、どうしよう!」
重いから武器は預けてしまっている。(もっとも武器があっても勝てそうにないが)
逃げるしかない。

踵を返して逃げるリーフ。槍でモロに腹を刺されたのにその足は衰えない。
HP1でも移動力が変わらないとはこういう感じなんだろうか。
「待てぇ!」
敵も追ってくる。よく見ると敵もあちこちに傷を負っている。ここまで逃げてきたのだろうか?
「うわああ!だが僕には再行動がある!こういう時こそ♪マークよ、出るんだ!」
…なにもおこらない。聖戦編に入ってその能力は失われた。
まさに絶対絶命!

その時敵が何者かに切り倒されて倒れた。
「ハァハァ…助かった。味方かな?ありがとう!」
だが周囲に誰もいない。誰か飛び道具で助けてくれたのだろうか?
しかし敵の傷はどうも剣のようだが…
213195:2009/08/28(金) 20:57:17 ID:xxRnSIRT
リーフが不思議に思っていると、突然リーフにリライブがかけられた。
「うわぁ!?…だ、誰?」
リライブは隣接しないと使えないはずなのに、隣には誰もいない。
その時ボソボソと声が聞こえた。よく見ると隣に人影がある気がする。
目を細め、よっく見てみると向こうの景色、木や岩と自分との間に人がいる気がする。
さらに意識を集中するとしだいに声が明確になってくる。
それに伴い人影もはっきりした。
リーフの隣には初めから人がいたのだ。茶色の紙をリボンで纏めた少女である。
「…あ、いたんだ…誰か知らないけどありがとう!」
「知らないですか…そうですよね…」
「…?」
知らないと言われて少女は凹んでいるようだ。だがほんとに初対面だ。
リーフは人の顔と名前を覚えるのは大得意、一度会った人は忘れるはずがないのだが…
「えーと、どこかで会ったかな?」
「初めからいましたよ、落城するレンスターを脱出し、フィアナに落ち延びてからもずっと…」
「な、なんだってー!馬鹿な、レンスターからフィアナまでは僕たち3人しかいなかったはず!」
少女は溜息をついた。
「…そう思いますよね…私を引き取ったフィン様だって私の顔も名前も忘れてるでしょうから…
 私はジャンヌ…改めてよろしくお願いします」

とりあえずリーフは事情を聞くことにした。3人しかいなかったはずが、実は4人でしたなんてほとんどオカルトである。
「私はノディオン騎士の娘でして、父の死後フィン様に引き取られたんです、
 レンスターに来たときリーフ様にもご挨拶したんですけどね」
「そ…そうだっけ?」
まったく記憶にない。
「無理もないです…10年は前の話しだし、リーフ様、私の存在に気づいてなかったから…
 私、いつもそうなんです…影が薄くて、何をしてもしゃべっても中々気づいてもらえない…
 年を重ねるごとに私の存在感は消えていったんです…今じゃ目の前にいてもわからないほどに…
 ほとんど透明人間ですよ…」
214195:2009/08/28(金) 20:57:50 ID:xxRnSIRT
リーフはパニクっていた。
「そ…そういえば3人で逃避行してた時、なぜか食べ物が減ってたりしたけど…」
「それ、私です」
まさかここまで影の薄い人間がいようとは…リーフは驚愕を隠し切れない。
今はジャンヌに意識を集中してるため、姿も見えるし声も聞こえるが、ふっと他のものに気を取られたら
たちまち認識できなくなりそうだ。
「いいんです…もう慣れたから…私なんていてもいなくても、誰も気づきませんし」
ジャンヌの表情は諦めの境地に達している。リーフはなんとかしてやりたくなった。
「駄目だよ!諦めちゃ!きっと皆に気付いてもらえる方法があるよ!」
「例えば?」
リーフは少し考え込む。
「そうだね…大声で歌うとか、太鼓を叩くとか」
「もうやりました」
「そ……それなら、そうだ!サンバカーニバルの衣装で踊るとか!」
「それもやりました」
リーフは頭を抱える。どうすればいいんだ?
しかしこの娘。全裸で街を歩いても気づいてもらえないのだろうか。それも気の毒な話だ。
見られる気持ちよさをよく知ってるリーフはそう思う。
「そうだ!」
リーフはジャンヌの腕を掴んだ!
「!?」
「ほらこうして触れることはできるよね!」
「そ…そりゃまあ…」
「じゃあ方法は一つさ!」
215195:2009/08/28(金) 20:58:17 ID:xxRnSIRT
リーフはジャンヌを押し倒した。
「な…なにするんですか!」
「君に足りないのは気迫だ、エネルギーだ!ほんとにやり遂げたい事をあきらめちゃ駄目なんだ!」
焦るジャンヌ。それでどうして押し倒されるのだろう。

リーフ様の変態メモ

精液のエネルギー

かつて科学が発達していなかった時代。
人々は本能的かつ経験で子供の作り方を知っていたが、そのメカニズムを解明するにはいたらなかった。
したがって新たな生命を生み出す精液には、霊的なエネルギーがあると考えられたのである。
古代の儀式や秘術に精液を用いたものが見られるのも、こういった考え方による。

「…というわけで、僕の精液を注いで君に元気とエネルギーを上げよう!」
メモ帳を見せて力説するリーフ。
「そ…そんな方法で目立てるんですか?」
「もちろんさ!」
まったくわけのわからん根拠だが、リーフは心から確信しているようだ。
賭けてみるのも悪くないかもしれない。
「……お願いします」

リーフはそっとジャンヌの胸元を肌蹴させると首筋に舌を這わせて愛撫する。
ジャンヌはリーフがエロいことするのをいつも見ていたが、自分が味わうのは初めてだ。
「や…くすぐったい」
216195:2009/08/28(金) 20:58:52 ID:xxRnSIRT
時間をかけてねっとりと愛撫するリーフ。
いつの間にかリーフは全裸になっている。
「その…リーフ様…」
「なにかな?」
ジャンヌはそっとリーフのおちんちんを指差す。
「そんな大きいの…入るんですか?」
「入るさ!」
リーフはジャンヌの不安を拭うようにそっとキスをする。
初めは唇を重ねるだけだったが、少しずつ舌を差し込み、口内を愛撫する。
「あぅ…はふぅ」
口を離すたび、ジャンヌの息継ぎがリーフの頬をくすぐる。
リーフはジャンヌの足の間に体を割り込ませると、そっとスカートをめくった。
下着の上からでも濡れているのがわかる。愛撫のテクニックは確実に上達している。
「それじゃあ、いくよ」
「はい…」
そっと下着をずらすと、オマンコにおちんちんを突き立てる。
「…っあ!」
無理させないよう、巧みに腰使いを加減しながら押し込んでいく。
なんでこの気遣いが男相手だとないんだろうね。

「ハァハァ…いい締め付け…」
「り…りーふさまぁ…」
ぐりぐりと子宮を突き上げる。そっとクリトリスを弾いてやるとジャンヌはビクンと仰け反った。
「あふっ!」
リーフはよしよしと頭をなでると、おちんちんをストロークさせ、精液を注ぎ込むのだった。
217195:2009/08/28(金) 20:59:25 ID:xxRnSIRT
SEXを終えた2人は、一休みしたらミーズ城に入った。城はすでに落ちており、
リーフは捕虜が掘れると喜んだものの、実際には城壁の上に敵将マイコフの首がさらされ、
セリス軍の勝利のモニュメント扱いされていた。
落胆するリーフ。
一方ジャンヌはこれでエネルギーを得た自分が、みんなに認識してもらえるかどうかドキドキしながら城門をくぐった。

だがSEXしただけで目立てるはずもなく、相変わらずみんなジャンヌに気付かない。
ミーズ城の部屋割りも忘れられ、布団部屋に寝るはめになった。
だが1人だけ彼女の存在に気付ける人間ができた。リーフである。
「やあジャンヌ元気かな?僕のおちんちんを見てよ!」
「はい、リーフ様!元気ですけど…でもそういうのは遠慮してくださいね」
リーフは1度SEXした人間は決して忘れない。
ジャンヌは10数年ぶりに人とまともに会話できる喜びを味わい、心から微笑むのだった。

続く

えーと…次は誰とか気分次第になりそうなんで、当分次回予告は無しにします。
218名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 21:16:12 ID:kjZ5epMz
ジャンヌktkr!
ユリアは忘れられてただけか
219名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 21:24:35 ID:A0pSYNMG
おお、もう続編GJ!!
サンバカーニバルの衣装で踊るジャンヌたんww
気付いて貰えてよかったね!
220名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 22:11:06 ID:hdLSxXqc
庶民もいるのかwwwwwwwwwww

職スキル成長ほぼ全て万能に悲惨なトリスタンとかどうなるんだwwwwwwwwwww
221名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 13:52:28 ID:VmotDoS0
…変態覇王のリーフでソードマスターしてみた↓

終章 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 聖戦の系譜リメイクは、開発未定です。 加賀

リーフ「チクショオオオオ!くらえブルーム!新必殺音速ピストン波!」
ブルーム「さあ来いリーフウウ!オレは実は一回掘られただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
ブルーム「グアアアア!こ このザ・恐妻家と呼ばれる四天王のブルームが…こんな小僧に…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
ブルーム「グアアアア」
トラバント「ブルームがやられたようだな…」
アルヴィス「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
イシュタル「変態如きに負けるとはユリウス様の面汚しです…」
リーフ「くらええええ!」
(アッー!)
3人「グアアアアアアア」
リーフ「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでユリウスのいるバーハラ城の扉が開かれる!!」
ユリウス「よく来たなセックスマスターリーフ…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
リーフ 「こ…ここがバーハラだったのか…! 感じる…ユリウスの魔力を…」
ユリウス「リーフよ…戦う前n」 
リーフ 「一つ言っておく事があるよ。お前は僕を倒すのに『ロプトウスの書』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる。僕Lv1だし」
ユリウス「な 何だって!?」
リーフ 「そしてお前の嫁イシュタルは僕のおちんちんに惚れて結婚したいと言ってきた あとは僕を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
ユリウス「ク…上等だ…オレも一つ言っておくことがある 
     このオレはロプトウスの力で短小粗チンを克服できる気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!」
リーフ 「ふ〜ん」
ユリウス「ウオオオいくぞオオオ(´;ω;`)!」
リーフ 「さあ来いユリウス!」

リーフのおちんちんが世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
222名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 15:36:14 ID:Y3XW2yC4
変態覇王連載に影響受けて、久々に聖戦始めたんだが…。
リーフとナンナとフィンとセティを普通に見れなくなった俺ガイル。
しかもリーフはマスターナイトLV30。
めちゃくちゃ違和感があるんだが…。orz
223名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 18:47:16 ID:Vyg2h0Sh
リーフはマスターナイトになるまでエリートリングと追撃リングがあればすぐにクラスチェンジ出来る
マスターナイトになった後は杖を振るだけであっという間にレベルが30になる
224名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 18:49:24 ID:Mdncxp57
GJ

>リーフは1度SEXした人間は決して忘れない。
リーフ様の頭の出来からすると、いずれ過去にSEXした女性の情報で脳が飽和してしまうんですね?
で、毎年SEXした女性の記憶をロプトの秘術で消去させられるようになる、と……

自分で書いてて涙出てきた……
225217:2009/08/29(土) 21:29:32 ID:MwaIj5XO
>>221
な…なんとゆー変態…
オイラの書くリーフがまともに見えてくるぞwwwwwwwwww

変態覇王リーフ

第1章

ミーズ城でセリス軍は進撃を停止した。
まずはトラキア軍の出方を見るためである。ここは敵に地の利があるため、無理な進撃は出来ない。

リーフには4人部屋が割り振られた。
軍の上級幹部や、武勲抜群の者には個室が貰えるのだが、どちらもリーフには無縁の立場である。
同室の3人はデルムッド、トリスタン、ディムナである。
いずれも武勲とは程遠い連中だ。
後方待機の多い連中だが、それでも補給や本城守備など仕事はある。リーフと違って。
「今日もつかれたなぁ〜、ねよーぜ!」
そして消灯…数分後、デルムッドはリーフに掘られた。
「しまったアッー!こいつの変態っぷりを忘れてたぜー!ベイベェ!」
「いいじゃないか、一度掘った仲じゃないか!」
ビビるトリスタン。
「デ…デルムッド様…そんな趣味が…」
デルムッドを掘り終えたリーフはトリスタンに問いかける。
「やあトリスタン、妹とは仲良くしてるかな?」
「へ?私に妹はいませんが?」
「可哀想にジャンヌ…これはお仕置きが必要だ!」
「アー!」
逃走するディムナ。
だがデルムッドとトリスタンが扉を塞いだ。
「俺たちだけ掘られてたまるか!」
「こうなったら一蓮托生」
そしてリーフが迫る。
「ハハハ、みんなで仲良くしようじゃないか!」
「ちょっ、やめっ…アー!…ごめんカレン」

こうして楽しい夜は更けていった。
226217:2009/08/29(土) 21:30:07 ID:MwaIj5XO
翌朝、セリス軍の面々は武術の稽古をしたり、装備の点検をしたり、
割り当てを受けた者は警備に当たったりと忙しい朝を過ごしている。
幹部連中は会議だ。

リーフはすることが無くてブラブラしていた。セリスが仕事を割り当ててくれないのだ。
「いいのかなぁ、僕だけこんなヒマにしてて…」
ヒマなら武術の稽古すればよさそうなものだが、その発想はリーフにはない。
しかたないのでベランダに出ておちんちんを振り回してみたが、
忙しい皆は気付いてくれないので飽きてしまった。

しかし一人だけ遊んでいるのも気が咎める。
リーフはセリスの元を尋ねた。セリスは丁度会議を終えたところだ。
「セリス皇子セリス皇子」
「なにかな?ホモの相手ならごめんだよ」
「それは残念、ところでヒマだから仕事がほしいんだけど」
セリスはウザそうに眉をひそめる。自分の時間をこんなアホに割いていられない。
「そうだね…じゃあトイレ掃除でもしててよ」
「OK!任せといて!」
リーフは初仕事と大喜びでトイレに駆けていった。
セリスは一人呟く。
「あんなのでも王子なんだね…トラキアは僕が治めたほうがいいかな?」
すでにトラキアを打倒する前提で考えてるあたり、セリスも中々自信家だ。
227217:2009/08/29(土) 21:30:36 ID:MwaIj5XO
リーフは城中のトイレを掃除して回った。熱心に便器を磨き、モップがけをする。
「よし!ピカピカだ!…でも使ったらまた汚れるんだなぁ…キレイに使ってほしいよ」
男子トイレは終わった。
続いて女子トイレに入るリーフ。モップとバケツを持って堂々と。
「きゃああ!」
びっくりして飛びのいたのは、ペガサスナイトのフェミナだ。
「あ、ごめんこれから掃除するからね」
特に気にせずリーフは掃除をはじめる。
「ちょ…ちょっと!?」
これから個室に入ろうとしていたフェミナには迷惑きわまりない。
しかし女の子として、これから用を足すから貸してとは言い出しにくい。
フェミナの表情を見たリーフは、事情を察した。
「あ…ごめんごめん、我慢出来ないんだね。いいよ、先に使って。待ってるから」
男が戸の前にいる個室で用を足せと?

「……馬鹿!変態!」
フェミナはリーフを窓から放り出した。

「ぐべば!?いててて…なんで怒ったんだろ?」
228217:2009/08/29(土) 21:31:12 ID:MwaIj5XO
取り合えずリーフは仕事を終わらせた。
しかしなんで怒られたのか判らず悶々する。
「まいったなぁ僕なにかしたかな?」
リーフは本人に聞きに行くことにした。
フェミナは4人部屋だ。たしか同室はパティ、レイリア、マナだった。
とりあえず部屋に行くリーフ。さっそくノックする。
「ど〜ぞ〜」
パティが返事する。
「お邪魔するねー」
そして室内に入る。女の子達は4人でお菓子を食べながら雑談していたようだ。
「なにか用かしら?」
レイリアの言葉にリーフはこう返した。
「フェミナに話があるんだけど…」
その言葉を受けてパティ達が黄色い声を上げて盛り上がった。
フェミナはすげえ嫌そうな表情だ。

「じゃあアタシらがいちゃ〜お邪魔よね〜!」
「うふふ、後でお話聞かせてね!」
「フェミナちゃん、ラブラブですぅ」
3人は口々に勝手な事を言って出て行った。
「ちょ…そんなんじゃないってば!」
フェミナの否定の言葉など聞いていなかったに違いない。
229217:2009/08/29(土) 21:31:51 ID:MwaIj5XO
「…何の用よ!」
「いや、なんか怒らせたみたいだから話し合おうと思って…僕なんかした?」
こいつは自分でわからんのか…
リーフのキョトンとした顔にフェミナは毒気を抜かれた。
だが改めてトイレがどうとかいう話はしたくない。
「あーいや…あの時は虫の居所が悪かったというか…でも清掃とはいえ女子トイレにいきなり入るほうも悪いのよ?」
「そっかごめん、次からは声をかけるよ」
フェミナはそれで話を切る事にした。あまり長居されてはパティ達にどんな噂をまかれるかわかったもんじゃない。
「用事はすんだでしょ、私もう寝るんだけど」
暗にもう帰れ、と言ったのだがリーフには通じない。
「そっかそっか!じゃあ一緒に寝ようか?」
リーフの言葉にフェミナは飲んでた茶を吹いた。
「ぶっ!な…なに言うのー!」
「いや、どんな原因であれ、女性に不快な思いをさせてしまったからね!おわびさ!」
そしてリーフはフェミナにルパンダイブをかます。その間わずか0.1秒。
普通のステータスならゴミのような素早さでしかないクセに、変態式スタータス適用の場面ではこの身体能力。

「うわあ!?」
リーフはフェミナを抱きしめると、顔を髪にうずめてクンクンと匂いを嗅ぐ。
「ちょ…ちょっとやめてよ!?」
「君も僕の匂いを嗅いでいいよ?」
リーフの戯言にフェミナは顔を真っ赤にして怒る。
「そんなの嗅ぎたくないわよ!」
「ちゃんと清潔にしてるんだけどなぁ」
230217:2009/08/29(土) 21:32:24 ID:MwaIj5XO
リーフはフェミナの右脇に顔を押し込むと舌で舐めた。
「うひゃあ!?」
部屋着だったためノースリーブだったフェミナはくすぐったさに悶える。
…まだお風呂入ってないのだ。今日の稽古で汗掻いてるし、ちょっと匂うかもしれない。
「ややや、やめてよ!…その…今ちょっと臭いし…」
「いい香りだよ?僕は女の子の汗の匂いが大好きだ!生き物本来の香りを消してしまう香水なんかより、
 フレッシュで健康的な美少女の汗の方が、よっぽどフェロモンを感じる!」
そしてリーフはねっとりとフェミナの脇の下を舌でねぶる。
「やだやだくすぐったい!…にゃあ!?」
別に脇の下は性感帯ではないはずなのに、なんか気持ちよくなってきた。
体から力が抜けていく。
「あ…はふぅ…」
その間にリーフはフェミナの靴下を脱がせて足を舐める。それも足の指の間を。
時折足の指を口に含んで愛撫し、汗ばんだ味を楽しみ、匂いをいっぱいに吸い込む。
「ハァハァこれはたまらないね!グッドだよ!マーベラス!」
リーフはフェミナの足の親指と人差し指の間におちんちんを挟む。
「ハァハァ…そのまま上下にこすってくれるかな?」
「…こ…こう?」
フェミナはつい言うとおりにしてしまう。
「き…気持ちいい…ハァハァ…汗ばんだ足の感触がたまらない…」
リーフはサルのように腰を動かす。
「ハァハァ…ってなんで私こんなことしてんだろ?」
やがてリーフはフェミナの足に射精した。ムワッとする雄の匂いに頭がクラクラしてくる。
「僕だけ気持ちよくなっちゃずるいね、君にもあげるよ」
リーフはフェミナの耳たぶを噛むとベッドに押し倒した。
231217:2009/08/29(土) 21:33:15 ID:MwaIj5XO
後背位の体勢をとらせ、下着を下げる。
そして腰を掴むとバックから一気に挿入した!
「あっ…凄い!こんな太いのはじめてぇ!」
リーフは激しく腰を打ち付ける。
「ハハハ、おちんちんにも上には上がいるってことだね!」
太いペニスがフェミナの膣内を行き来し、膣壁をこすり上げる。
もういつまでも持たない。
シレジアを出て以来、ずっとご無沙汰だったフェミナはもう我慢できず、
腰をグラインドしはじめる。結局リーフのお詫びを受け取ってしまった。
「じゃあ一発目をあげよう」
熱い精液を注ぎ込む。久々の膣内射精にイッてしまう。
「はぁはぁ…はぅ」
「僕はまだまだイケるさ!」
萎える気配のないリーフのおちんちん。抜かずの第2ラウンドに突入だ。
時が過ぎ、5回目の射精でフェミナがバテてしまったためリーフはそろそろ終わりにする。
部屋に戻ったらデルムッド達を掘ろうと思いながら、フェミナに布団をかけて部屋を出る。

フェミナはボンヤリとした頭で、
(パティ達の誤解…どうやって解こう…)
などと考えながら眠りについた。

続く
232名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 02:09:51 ID:Yx/eK65e
GJ!
トラキア編では一応リーダーだったはずのリーフの雑魚扱いっぷりに笑い涙が…ww
233名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 08:15:01 ID:j69nr5Zx
でも実際の所、マスターナイトになるって事判らないと弱小歩兵なんて
誰も使わないような気もする。
234名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:31:31 ID:m5eFAACP
もしも変態覇王のセリスが某スレのセリスだったらとんでもない事になっていただろうなぁ

とりあえずリーフに、
つ『エリートリング』
235231:2009/08/30(日) 19:23:06 ID:Num4dxQP
変態覇王リーフ

第2章

リーフはロドルバンを掘っていた。
「ハァハァ…たまには掘られたい」
「アッー!」
それをキュアンが見物している。
「よーしよし、いい腰使いだ!まあそのうちホモだちも見つかるさ!
 なんならノンケを目覚めさせてもいいしな!」
掘り終えて一休みしてるとフィンがやってきた。なおロドルバンは尻を押さえて逃げていった。
「リーフ様、お話が…あ、キュアン様もご一緒でしたか」
「やあフィン、とりあえず聞こうか、尻を出して」
「どうぞ」
フィンのアナルを掘るリーフ。
掘られながら話をはじめるフィン。キュアンは凄く羨ましそうな顔をしている。
「アッー!…ハァハァ、実はですね、アッー!ルテナ様の事で…」
首をかしげるリーフ。アルテナはイードで死んだのではなかったか?
キュアンにしても死んだ後、竜族に助けられたのはトラバント達が去ってからである。
したがってアルテナの安否が気になっていたのだ。
「実はマアッー!ンスターの戦いの時に見かけたアッー!…ハァハァ…女竜騎士がゲイ掘るグを掘って
 …もといゲイボルグを持っていまして…おそらくアルテナ様ではないかアッー!と…」
「「な、なんだってー!」」
変態親子もビックリだ!リーフは勢いで射精してしまう。
236231:2009/08/30(日) 19:23:30 ID:Num4dxQP
「な、なんで姉上がトラキアの竜騎士に?」
「おそらくトラバントが連れ帰って育てたのでしょう。ゲイボルグを自軍の戦力にするために…」
「むう…」
キュアンはうなる…
昔からトラバントとは争ってきた間柄である。何度キュアンが友好的にアプローチしようとも奴は敵対姿勢を変えなかった。
「俺も親だ…どうにか事情を調べてアルテナを助けたい!」
キュアンの言葉に、リーフもフィンもしっかりと頷いた。
「しかし俺の代でトラキアと友好を結べていたら、お前たちにこんな苦労はかけなかったんだがなぁ」
「父上、いくら北と南がずっと争ってきたとはいえ、どうしてトラバントは父上の和平の提案をすべて無視したんでしょう?」
キュアンの表情は沈痛だ。
「それがさっぱり心当たりがないんだ…あいつも若い頃バーハラに留学してた時があってな…
 当時士官学校の生徒だった俺は、北と南の交流のチャンスだと思って、
 夜這いをかけて掘ってあげたんだが…それ以来なぜか避けられるようになってな…」

おそらくそれが最大の原因だろうが、キュアンは良いことをしたと思っているのだ。
リーフにしても、父上の巨根で掘られれば喜びこそすれ、それを恨むなどとは夢にも思わない。

ともあれここでトラバントの意図を詮索してもはじまらない。
3人はセリスの部屋へ赴いた。
237231:2009/08/30(日) 19:24:16 ID:Num4dxQP
セリスは部屋で報告書に目を通していた。
独裁傾向の強い彼は、どんな些細な事でも報告書を作成させ、全て目を通している。
同時に自らの発した命令は、必ず命令書を作り、記録にしっかりと残している。
ある戦場では、敵と睨み合ってる小隊に、
「部隊は○月×日14:00をもって150メートル前進し、5分間弓による射撃を行った後、
 北西に300メートル後退せよ」
などという命令書を送っている。かなり些細な事まで口を出してくるので下っ端はたまったものではない。
さすがに先日リーフにトイレ掃除を命じた時は、命令書は作らなかったが。

「セリス様、リーフ様がお会いになりたいと…」
オイフェがセリスに声をかける。
「どうせまた下らない事だろう?…適当にあしらっておいてよ」
「それが…トラキアの将を味方に出来るかも知れないと…」
セリスは一応話を聞く事にした。

リーフ達3人は部屋に通される。
もっともセリスとオイフェにはキュアンは見えないが。
「なにかなリーフ王子?」
「じつはカクカクシカジカ…」
ふうむと頷くセリス。
「つまり、マンスターの戦いの時の指揮官は、君の姉上だと…」
「そうだよ!だから僕が説得して味方にするよ!」

セリスは即答せず、しばし考える。
リーフの情報には確たる証拠がない。次の戦いにその指揮官が出てくるとも限らない。
説得が成功するとも限らない。
しかし上手くいけばゲイボルグの使い手を味方に引き込める。
では失敗したら?
のこのこ戦場に出たリーフが殺されるだけの事、痛くも痒くもない。
セリスは決断した。

「よしわかった。次の戦いでは君にも前線に出てもらう…ただし相手に対話の姿勢をアピールするため、
 非武装で出撃してもらうよ。光の剣や他のアイテムは全て中古屋に売ってもらう」
セリスはリーフの装備を他の者に使わせようと考えたのだが、リーフは言葉通りに受け取った。
「わかったよ!ありがとう!」
喜ぶリーフ。後はアルテナを説得するだけだ。
238231:2009/08/30(日) 19:24:43 ID:Num4dxQP
同じ頃、トラキア城ではアリオーンの部屋からトラバントがえらい勢いで飛び出して来た。
近くの兵隊に大声で問いかける。
「アリオーンはどこだ!どこにおる!?」
「は…はいぃ!竜舎の方でお見かけしました!」
それを聞くとトラバントは猛スピードで走り去った。

アリオーンは竜舎で愛竜の世話をしていた。
王族のやるような事ではないが、貧乏なトラキアではあまり従者を雇えないのだ。
ずかずかと近寄ってくるトラバント。
「アリオーン!このばかもん!」
いきなりゲンコツである。
「あいたー!なにすんですか父上!?」
「これはなんじゃ!?」
トラバントは一冊の本を見せ付けた。
『兄妹姦淫』というタイトル…早い話が兄妹もののエロ本だ。
「げっ!?……い、いえ…私も男ですから、多少は興味が…そ、それに兄妹もののエロ本を読んでるからといっても
 アルテナに手を出したりはしませんよ!」
「あたりまえじゃばかもん!お前の興味なんぞどうでもいい!…問題はお前がこんなものを持っていて、
 万が一アルテナの目に触れたらどうするんだと言っておるんじゃ!」
239231:2009/08/30(日) 19:25:07 ID:Num4dxQP
「私がなにか?」
ひょっこりとアルテナが顔を出す。焦る2人。
「い…いや、なんでもないぞ!」
「そうだとも!父上と私は男同士の話をしているんだ!向こうに行ってなさい!」
2人の言葉にアルテナはむくれる。
「ずるいです!パパもお兄ちゃんもアルテナをのけ者にして!」
その言葉についデレッとしてしまう王と王子。
家臣の前では父上兄上、アルテナと呼び合ってピッとしているが、家族だけだとこんなもんである。
「ハハハすまんのう、後でキャロットケーキを切ってあげるから、少し外しておくれ」
トラバントの言葉にアルテナはパッと微笑んだ。
「わあありがとうパパ!約束ですよ!」
アルテナはトラバントの頬にキスをする。
「こ…これこれ、もう子供じゃないんだぞ」
そんな事を言ってもデレッとした顔で言うのでしまらない。
そんな父に憎しみの視線を送るアリオーン。
「そ…そうだ!この間、ターラに出掛けた時にお土産を買ってきたんだ!
 綺麗な髪飾りだぞ!あとでお兄ちゃんが髪に挿してあげよう!」
「嬉しい!ありがとうお兄ちゃん!」
今度はアリオーンの頬にキスをする。
アリオーンのしまりのない顔を物凄い形相で睨んでいるトラバント。
「それじゃアルテナはお部屋に戻ってますね♪」
パタパタと駆けていくアルテナを笑顔で見送るトラバントとアリオーン。
後ろではお互いの背中をつねりながら…
240231:2009/08/30(日) 19:25:39 ID:Num4dxQP
「ふん!貴様には縁談を纏めてやったではないか!とっととリノアンを嫁にもらえ!」
「嫌ですよ!あれは父上が勝手に進めた話でしょうが!」
親子喧嘩する2人。
「それに…こう言ってはなんですが、エロ本一冊持ってるくらいで責められる謂れはありませんよ!
 私の部屋に隠してますし、万一アルテナが見たとしても、あの子も年頃…兄も男なのだと許してくれます!」
トラバントはかぶりをふった。
「……そういう話ではないのだ……」
「アルテナがキュアン王子の血を引いてるからどうとかいう話ですか?
 ……バカバカしい……アルテナはあのとおり清楚で可憐な娘に育ちましたとも!
 いくら父が変態性欲魔人だったからといって、娘までそうなるとはかぎらないでしょう!」
トラバントはこの十数年を振り返った…
思えばアルテナがキュアンのようにならないよう、無我夢中の十数年だった。
この手のエロ情報から必死にアルテナを遠ざけ、国内のエロ本を発禁処分にしたり、
売春宿を営業停止にしたり、王宮内でエロ話した兵士をクビにしたりして必死にアルテナを育ててきたのだ。
アルテナはいまだに赤ちゃんはコウノトリが運んでくると信じている。

だが…ここまでしても、ほんのわずかでも切っ掛けがあれば…

アリオーンの言葉がトラバントを現実に引き戻す。
「それよりもどうするのです?
 家臣達は先の戦のアルテナの無断退却に不満を持っています。
 心配ではありますが、ミーズ奪還に出撃させるよりないでしょう」
「やむをえまいな…」
家臣達の前では厳しい顔をせねばならない。わかってはいるが胃が痛む。
アルテナもそれはわかっているから、父上とパパと呼び方を切り替えるのだろう。
また憂鬱な命令を出さねばならない。
241231:2009/08/30(日) 19:26:11 ID:Num4dxQP
トラキア城から竜騎士軍団が飛び立った頃、リーフは自室でナンナとSEXしていた。
今のところ出撃もなくヒマなので2人で楽しむことにしたのだ。
「やん!リーフ様ぁすごい!」
「ははは、僕もレベルアップしてるからね」
「でも私だって進歩してるんですよ♪」
ナンナは猛烈な腰使いでリーフのおちんちんをこすり上げ、巧みに力を入れて締め上げる。
「ハァハァ、ナンナのオマンコテクニックはザッツグレイト!」
「ハァハァ、リーフ様のおちんちんもたまりませんとも!」
リーフは負けじと腰を振る。だがナンナも強い。
「ハァハァ…うっ!」
ドピュッドピュッ!
最初の精液を吐き出す。それから抜かずの2発目の射精でナンナは達した。
「ハァハァ…この私をこんなに早くイカせるなんて、成長しましたね」
「嬉しいけど、また僕が先にイッっちゃったよ…ナンナのレベルまでどのくらいで到達できるのかなぁ?」
ナンナは微笑む。
「リーフ様がレベルアップしてる間、私だってレベルアップしてるんですよ?」
もっともな話だ。中々差は縮まらないということか。

さてもう一回SEXしようか、とナンナが体を起こした時、城の釣鐘が敵襲を知らせる!
「もう!いいところだったのに!」
ナンナは跳ね起きると素早く衣服と装備を身にまとう。
リーフと違って杖振ってレベル上げし、ナンナはすでにパラディンレベル25だ。
「きっと姉上がきたんだ!」
リーフは全裸のまま駆け出そうとしたが、それでは話すら聞いてくれないかもわからんね、
というナンナの助言に従い、やむをえず服を着た。

ミーズ城の戦いは始まったばかりである。

続く
242名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 20:36:13 ID:iHtOrtin
南北トラキアの対立はそんな理由が!?
243名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:15:12 ID:3ALGub+q
>>235
アッー!に悔しいくらいに笑ってしまったw
244名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:19:56 ID:ltSZ8OH9
毎日変態王が読めて幸せです。
フィンのところでクソワロタw
245名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:48:34 ID:n+2a1zIb
変態王には聖戦編を書き終えたら後日談(トラキア半島統一とか
聖戦三部とか)をぜひ書いてほしい。

私もジャンヌは「トラキアでもずっと一緒にいた無名の人」だと思ってた。
ナンナが存在しない世界でのみそのポジションに収まるような。
なので「ずっと一緒にいた人」として登場して嬉しかった。

トラバントの教育方針、有害情報を片っ端から遮断するのって
かえって逆効果な気が…アルテナの今後が楽しみで仕方ない。
246名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:56:09 ID:aJA4BuEn
しかしこのセリスとラナの関係が凄い気になるな 
実はこのセリスも夜はラナに一方的に襲われていたりするのだろうか
247名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:56:28 ID:BKBKRRVn
GJ!!
純粋なアルテナに禿萌えたwww
つーかセリス様が鬼畜すぐるwww
248名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 22:09:53 ID:n+2a1zIb
このセリスはラナとユリアで二股かけてると思う。
249名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 00:15:51 ID:vCyZipnZ
どう見てもセリスが一番鬼畜に見える件………

何かキュアン辺りがシグルドの思い出話すのが怖くなってきたぞ
250名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 00:24:38 ID:n1GXrRSr
二股どころか全おんなキャラ狙ってそうww
男女の隣接とか禁止してそうだ

最後は全員リーフに寝取られて
こんな雑魚王子にくやしいっ…でも感じちゃうルートか?
251名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 02:52:32 ID:vNBM+nVn
ラスボスはユリウスじゃなくてセリスだなw
変態覇王リーフがセリスの恋人寝取る日が楽しみだww
252名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 05:57:13 ID:i3LfrHdl
×セリスの恋人を寝取る
○セリスを寝取る
253名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 08:31:08 ID:iD+QhAsi
鬼畜っつかセリスのやってる事はプレイヤー像そのものなんだよね
雑魚は出撃させない
中古屋で良い物は他の奴に回す
一人も逃がさず経験値にする
この辺、キャラクターを全面に押し出してるリーフとの対比になってて上手いと思った。
後、ジャンヌ編見てリーフが良い奴に見えた俺は変なんだろうか…。変態だけど、一人一人を大事にする姿が「セリスの名声を凌ぐ『賢王』に恥じないなぁ」って…。
変なんだろうな
254名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 09:43:43 ID:x+pCkBuv
それは気付かなかったけど確かに言えてる。>セリスの言動はプレイヤー像そのもの

リーフは変態だけど優しいし奉仕精神があるし、いい奴だと思う。
「戦いの技が優れているより性技が優れているほうが高尚なこと」
って台詞といい、フェミナに対するにおいフェチぶりといい、
変態なりに美学や信念を持っている印象。


リーフに掘られた敵の中には人生を踏み外した人も多いんだろうな、
周囲もそらもうすごい迷惑しただろうな、とか思うと
無差別的な生命尊重の罪深さについて考えてしまうな。
255241:2009/08/31(月) 15:03:18 ID:8CalQYbf
変態覇王リーフ

第3章

「突入せよ!」
アルテナの命令を受け、ミーズ城に襲い掛かる竜騎士部隊。
応戦するセリス軍。

ファバルは尖塔に隠れてアルテナを見据える。
「アイツが敵将だな…」
セリスより「リーフ王子が説得に失敗、または戦死したときはすぐに敵将を射殺せよ」と命じられている。
「聖戦士とはいえ女を射るのは気が引けるよなぁ…うまくやってくれよ?」

「うわああ!」
リーフはナンナに護衛されてアルテナを探す。
敵が襲ってくるがナンナが大地の剣で力を吸い取り、暗がりに引きずりこんで食う。
「参ったなぁ、捕まえた敵を食うのは戦闘が終わってからでもいいじゃないか」
「ハァハァ…だってさっきのSEX2回しかできなかったから欲求不満なんです!」
こうなると何を言っても聞かない。
リーフも参加したくなったが今はアルテナを探す方が先決だ。やむをえずナンナと別れる。
非武装のリーフは戦場を駆け回る。
当然敵が狙ってくるが、どこからか弓が飛んできて打ち落とす。
「ぎょえ!?危なかった…誰が助けてくれたのかな?」
だがそれを考えてるヒマはない。

「…しっかりしてくれよ…あんまり射撃させられると俺の位置が敵にバレるだろうが…」
イチイバルを構えたファバルは一人呟く。
だがファバルから見える範囲にアルテナはいるのだ。リーフもすぐ気付くだろう。

リーフは立派な槍を持った女竜騎士を見つけた。間違いない、あれが姉上だと確信する。
256241:2009/08/31(月) 15:03:55 ID:8CalQYbf
「姉上!」
「!?」
セリス軍の雑兵達を薙ぎ払っていたアルテナの前にリーフが飛び出してきた。
勢いで串刺しにするところだったが、相手は武器を持っていない。
「非武装の者がなぜこんな所にいる!どこかに引っ込んでいろ!」
ゲイボルグで一突きにするのは容易いが、武器を持たない相手を殺すのは気が咎める。
「そうはいきません姉上!」
こいつはなにをほざいているのだ?
まったくわけがわからん。
「どけ!どかぬなら容赦なく殺すぞ!」
「あなたは僕の姉上なんです!」
「馬鹿を言うな!私に弟などいない!」
ここで押し問答してるわけにはいかない。ゲイボルグを構えるアルテナ。
「本当です!あなたの持つ槍はレンスターのゲイ掘る…じゃなかった、ゲイボルグです!
 あなたはレンスターのキュアンの娘なんです!あなたがノヴァの血を引く者ならこれを見て思うところがあるはずです!」

リーフは服を0.07秒で脱ぎ捨て、おちんちんを振り回す。
「これがレンスターのおちんちん!姉上のノヴァの血が同族のおちんちんをわからないはずがない!」
「な…しまえ!馬鹿者!」
アルテナは真っ赤になって目をそらす。
こんな所で男に裸を見せ付けられるとは思わなかった。
だが…なぜだろう?
体がうずくのを覚える。この変態の言葉を否定できない。
容易く殺せる相手なのに、アルテナは急速に戦意が萎えていった。
「く…ま…待て…父上に確かめてくる!」

アルテナは混乱する頭を抱えて戦線を離脱した。
「姉上…」
こうなっては追うすべもない。だがリーフは見た。
竜の下側にキュアンが飛んでいるのを。
きっとキュアンがなんとかしてくれるだろう。
257241:2009/08/31(月) 15:04:36 ID:8CalQYbf
キュアンはアルテナから見えない竜の真下を飛んでいた。
リーフ同様おそらくアルテナにも自分が見えるに違いない。
だがあえて姿を晒さなかったのは、衝撃の事実に動揺するアルテナの前に
「いやあ俺が実の父なんだ、死んでるけど」なんて言って現れたら錯乱させかねない。
まずはアルテナを追跡して、トラバント達との様子を見ようと思ったのだ。

アルテナとキュアンはトラキア城へと向かっていった。


尖塔のファバルは弓を下ろした。
「一応説得は成功したってことだよなぁ」
アルテナが引きはじめた時打ち落とそうかとも思ったが、リーフの表情を見てまるきり失敗ではないと判断した。
少し甘いかもしれないが、その時はその時だ。

こうしてミーズの戦闘は終わった。

戦後処理をするセリス。
アルテナがトラキア城に戻るまで1日2日はかかるだろうし、トラキア軍が動くのはその後の話だろう。
今は城の防衛を建て直すと共に今後の作戦を考えなくてはならない。
「どう思うオイフェ?」
「そうですな…この地形ですからトラキアの竜騎士に備えて、ミーズには兵力を残しておくべきでしょう。
 カパトギアにはかなりの数の歩兵がいるようです。まずは迂回部隊を出してルテキアを制圧するべきでしょうな」
「それでは歩兵をミーズに残して騎馬隊をルテキアに向かわせよう。主力はアレス。少数精鋭でいい。
 部隊の指揮は僕が直卒する」

こうしてセリス指揮の小部隊がルテキアに向かった。
258241:2009/08/31(月) 15:05:15 ID:8CalQYbf
ミーズ城に残った者達は訓練と城の防衛にあたった。
しかし四六時中働いているわけではない。
これだけ若い男女がいるのだ。仕事の合間にはそう言った方面に明け暮れる者もいる。
ヨハンとヨハルヴァは今日もラクチェを射止めようと必死に彼女を追い回す。
「おお、ラクチェ…我が愛のポエムを君に捧げよう…
 どうして愛しの君は私の腕を逃げていってしまうのか…
 逃げるほどに私の胸は乱れに乱れ、想い焦がれる…」
「ラクチェぇええええええ!今日こそ俺様と付き合ってくれぇぇぇ!」
「だあっ!うるっさい!あっちいけ!失せろ、流星剣!」

「やあ賑やかだなあ」
その有様を見物するリーフ。
オーシンとタニアの間を取り持った(?)時のように、人の恋路は応援したくなるのだが、
この場合ヨハンとヨハルヴァ、どっちを応援しても角が立つので見物に徹している。

ラクチェにぶちのめされ、ボロ雑巾になったドズル兄弟。
そこにシャナンがやってくる。
「こらお前たち何を騒いでる。訓練は終わったのか?」
「あっ…はいシャナン様!それで見て欲しいところがあるんですが!」
「わかった、訓練場にいこう」
コロッと態度の変わるラクチェ。この娘もわかりやすい。

「みんなに幸せになって欲しいけど、なかなか難しいのかなぁ」
リーフとしては4人で4Pして仲良く暮らせばいいと思うのだが、世間一般の人は1人の相手は1人と考えるものらしい。
259241:2009/08/31(月) 15:05:45 ID:8CalQYbf
することの無いリーフは性技の練習を3セットこなし、通りかかったアミッドを掘る。
「ハァハァアナルって本当にいいものだね!」
「アッー!ミッド!」

そしたら晩飯だ。
食堂でトレイを受け取って席につくリーフ。
「3食しっかり取ることは精力をつける基本中の基本だよね!」
その時向かいの席にラクチェが座った。
トレイの上のおかずはリーフより2品多い。武勲抜群の者は食事を優遇せよ、というセリスの指示によるものだ。
「やあラクチェ、今日は訓練だったんだよね!お疲れ様!」
「はぁ…シャナン様…っとごめん!?なに!?」
珍しくボーッとしていたようだ。シャナンの事を想っていたのだろう。
リーフはこの瞬間ラクチェを応援することに決めた。
(ヨハン達には悪いけど…)
リーフはSEXの時、男の事はまったく遠慮なく掘るが、女の場合は気遣いをする。
相手がバテればやめるし、処女の時はかなり気を使う。幼少の場合は挿入を自重する。

それと同じで人の想いを叶えるのに協力するに当たって、両立が無理ならラクチェの想いを叶えてやりたい。
まあ叶えられるとは限らないが。
ヨハン達は後で掘ってあげればいいだろう、と思いリーフは口を開いた。
「悩みなら相談に乗るよ?」
260241:2009/08/31(月) 15:06:11 ID:8CalQYbf
なぜリーフに話を聞いてもらう気になったのかはわからない。
だがこんな相談はスカサハにはしづらいし、かえってある程度距離のある相手だからよかったのだろうか。
食事を終えた2人はとりあえず人気のない、城の裏庭で話をすることにした。
「お察しの通りよ…私はシャナン様が好き。まさか口にでちゃうなんてね」
「恋は盲目ってヤツだね!…と余計な事だったかな?」
「いいよ、それでね…もう何年も前から言い出せなくて…だって私たちは家族みたいなものだよ!
 シャナン様は私の兄というか…父というか…年の差もあるし」
黙って話を聞くリーフ。
なるほど家族同然に過ごしてきた相手に告白したりしたら、それまでの関係が崩れてしまうかもしれない。
だが何年も想ってきた以上その想いは本物なのだろう。
後は踏ん切りをつけるだけだ。
そのために必要な勇気をあげるためリーフは口を開いた。
「大丈夫!絶対上手くいくよ!100%成功する方法を伝授しよう!」
「え!?そんなのがあるの?」
そんなものがあれば誰も苦労しない。
だが今必要なのは自信を付けることだろう。
「そうさ!僕は人を見る目はあるつもりさ!シャナンのタイプはバッチシ見抜いてるんだ!
 ちょっと待っててね!」
261241:2009/08/31(月) 15:06:37 ID:8CalQYbf
少しして戻ってきたリーフが持って来たものに、言われるがまま着替えるラクチェ。

「な…なによこれはぁー!?」
「何ってオムツだよ?」
なんとリーフが持ってきたものはオムツとオシャブリだった。
素直に着替えるあたりラクチェも乗せられやすいのかもしれない。
「こんなカッコしてたら変態でしょ!」
リーフをどつくラクチェ。
ラクチェは今、オムツとオシャブリしか身に着けていない。たしかに傍から見たら変態だ。
「あいたた!あいたた!最後まで聞いてよ!ホントに上手くいくってば!」
「なんでよ!」
ラクチェの巨乳にハァハァしながらリーフは答える。
「シャナンはラクチェのオムツを替えたことあるでしょ?」
「あ…あるけど…それがどうしたっていうのよ!」
「すなわち!成長したラクチェがこの格好をすることで、当時の赤ちゃんラクチェへの愛情が呼び覚まされる!
 人間の心理は赤ちゃんを可愛く思うように出来てるんだよ!
 日頃シャナンはラクチェを大事にしてる!それ+昔のシャナンの別ベクトルの愛情復活!
 この相乗効果で100%勝てる!間違いない!」
ここまで言い切られるとそんな気もしてくるから不思議だ。
「そ…そうなのかな…でもそれじゃシャナン様が変態な気が…」
「そうだよ!これが証拠さ!僕だって今のラクチェを見てるとハァハァするよ!」
リーフはおちんちんを取り出した。ガチガチに勃起している。

「それじゃ本番に備えてリハーサルだ!」
262241:2009/08/31(月) 15:07:03 ID:8CalQYbf
リーフのおちんちんをしゃぶるラクチェ。大きいので顎が疲れる。
「ほ…ほんとに上手くいくかな?」
「シャナンも男だから大丈夫!…そう、竿にそって舌を這わせるようにね!」
ハァハァするリーフ。次はパイズリだ。
ラクチェの瑞々しく弾力のある胸がリーフのおちんちんを挟み込む。
華奢な女の子の多いセリス軍ではラクチェは貴重な巨乳要員だ。
「そう…ハァハァ…胸を上下に動かしつつ押し付けるように…」
ラクチェは両手でムニムニと乳をおちんちんに押し付ける。
柔らかくて気持ちいい。
リーフのおちんちんは硬さを増し、天に向かって雄雄しくそびえ立つ。
「これ…入るの?」
「入るよ!任せて!」
リーフはラクチェを抱きかかえると、オムツをはずして挿入を始める。
対面座位の体位だ。
クリトリスを擦ってあげる。
「くぅ!?」
「よしよし、力を抜いてね」
ラクチェの乳を吸いながら、巧みな愛撫を繰り返し、やがておちんちんは最奥まで達した。
「うああぁん!」
ラクチェの体を快楽が走る。初めては痛いと聞いてたのに気持ちいい。
リーフが上手いのだろう。
「後はお互いリズムを合わせて腰を動かすんだけど…まあ、無理はよくない」
さすがに余裕のないラクチェを抱き抱えると、その体を揺すり、乳首とクリトリスに優しく愛撫を行う。
また、あまり長い間挿入してるのもアレなのでリーフは巧みにおちんちんを擦って自分自身の性感をコントロールすると、
ラクチェの絶頂に合せて射精した。
「ハァハァ…これで絶対上手くいくさ!」
「ハァ…はふぅ…ほんと!…嬉しい!」
冷静に考えるとかなり無茶苦茶だが、相手が本気だとそんな気がしてきてしまうから怖い。
すくなくともリーフは本気で言ってるのだ。
263241:2009/08/31(月) 15:07:29 ID:8CalQYbf
シャナンはラクチェに用があると呼び出された。
「改まってどうしたんだ?」
ラクチェの個室に入るシャナン。そこで見たのは…
「しゃ…しゃなんさま…」
真っ赤になってオムツ姿でたたずむラクチェだった。
「バブゥ!ななな…なんて格好してるんだ!?」
だが目を離すことができない。シャナンの脳裏には幼少の頃のラクチェが思い起こされた。
同じ格好をしていてもあの頃とは違う、成長した体とまだ幼さを残しながらも、アイラの面影を持った美貌。
そして巨乳。

「しゃ…シャナン様!」
「な、なんだ!?」
いかん。ドギマギする。
「私はシャナン様の事が大好きです!交際してください!」
その時シャナンの理性は音を立てて切れた。
「こ…交際するとも!ラクチェ!」
ラクチェを押し倒すシャナン。たちまち睦み合いがはじまる。
「やあよかったよかった、それじゃ遠慮なく」
「アッー!」
ラクチェに挿入していたシャナンのアナルにリーフが挿入する。
クローゼットの中で成り行きを見守っていたのだ。
もし、上手くいったら何かお礼がしたい、と言い出したラクチェにリーフは
「じゃあシャナンのアナルでいいよ」
と答えたのだ。

シャナンのペニスを受け入れる幸せに浸るラクチェを見て、リーフは2人に幸あれと祈りを込めて、
シャナンのアナルに射精するのだった。

続く
264名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:15:01 ID:d0Hd8bzD
ちょwwwwwどっちにしても掘るのかよwwwwwwww
265名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 16:20:57 ID:n9wDJuxR
あ、あれ?アルテナは?アルテナのきょぬーはいずこ?
266名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 17:42:32 ID:x+pCkBuv
> 「く…ま…待て…父上に確かめてくる!」

トラバントカワイソスwwwww

セリスの冷徹なキャラがストーリーをいい感じに盛り上げてるな。
戦場の描写がFE世界のイメージに合ってると思った。
267名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 18:26:11 ID:TKDGnO9/
アッー!ミッド!に吹いたwww
268名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 18:46:13 ID:qkthGN/w
シャナンがリーフによって料理された・・・
そのうちオイフェも料理されるのか・・・
269名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 19:44:47 ID:UdGCmurA
リーフの周りにはおちおち通りかかれねぇwwwwww
トラバントに期待wwww
GJ!
270名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 19:48:14 ID:pZsZLvKX
お礼に掘らせるなんて…
ラクチェ寛容だなwww
271名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 23:58:14 ID:vCyZipnZ
プレイヤー、しかもこのセリスは強キャラ無双しそうなタイプだな。

俺の場合、雑魚を壊滅させるのは同じだけど全員限界点ぐらい狙うから
時間かかってしょうがない……

ってーかやっぱ男も女もやられんだなあwwwwwwww
272名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 03:08:08 ID:1c45GxI8
たしかにセリスって、普通にプレイしても魔力以外全パラカンストも可能なキャラだしな
頑張れば魔力もカンストできる
273263:2009/09/01(火) 15:03:05 ID:/ZHk3arQ
変態覇王リーフ

第4章

トラキア城の玉座の間は大騒ぎになっていた。
1度ならず2度までも無断で退却したアルテナに、トラバントは厳しく当たらざるを得ない。
「ええい、なんのつもりだ! 無断で引くのは軍規違反とわからんのか!」
だがアルテナも引く様子はない。
「父上!お聞きしたい事があります!私がキュアン王子の娘というのは本当ですか!?」
トラバントは硬直した。
家臣たちにはわからなかったかもしれないが、アリオーンにはわかる。
しばらくの時がすぎ、トラバントは声を振り絞った。
「……事実だ」
ショックを受けたアルテナは逆上のままに言い放った。
「ゆ…許せない!…よくも10数年に渡って父親面をしてくれたな!」
ゲイボルグを構えるアルテナ。
場が騒然とする。家臣達が制止に入ろうとする中、アリオーンは一番に飛び出すと
一太刀でアルテナを打ち倒した。
動揺する家臣達に堂々と言い放つ。
「トラキア王女アルテナは敵前逃走の上、恐れ多くも国王陛下のお命を狙った!
 故に成敗した!異議ある者は戦の後に申し立てよ!」
アリオーンの一括に場は静まる。
実際には当身を食らわしてこの場をごまかしたのだ。
アリオーンは父がそのことに気付くのを祈るばかりだ。
(父上…とりあえずこの場は納めました…戦後なんらかの仕置きはせねばならんでしょうが、
 このままでは本当に刃傷沙汰になるところだったのです)
274263:2009/09/01(火) 15:03:36 ID:/ZHk3arQ
だが悲劇。
すでに武人としては最盛期を過ぎて衰えたトラバントの目は、アリオーンの演技を見抜けなかったのだ。
トラバントは全身の力を振り絞ってようやく立っているようにすら見えた。
「…この上はワシみずから出陣するしかあるまいな…アリオーン…グングニルを預ける…後を頼むぞ…」
アリオーンは衝撃を受けた。
グングニルを渡すということは家督を継承すると言っているようなものだ。
それに父の表情には覇気のかけらもない。
「父上…」

数時間後、ヨレヨレと出陣するトラバントはまだ45前後のはずなのに50にも60にも見えた。
ほんの数時間で別人のように老け込み、白髪すら混じっている有様であった。
心の持ちようは体に影響するというが、彼の受けたショックの大きさがわかるというものだ。

物陰からキュアンはすべて見ていた。
アルテナが切られたと思った時は思わず飛び出しそうになったが、
幸か不幸か、キュアンの武人としての目は、死んでるだけに10数年前から衰えていない。
ゆえにアリオーンの演技を見抜くことができた。
「ふぅ…ひやっとさせてくれる…しかし俺のような変態にあまりシリアスな真似をさせてくれるなよ…
 はやく平和な時代にならんもんかね…」

数日後、トラバントはミーズにてあえなく戦死した。
トラキアの竜王のあまりにもあっけない最後だった。

トラキア城の空の上。2人の男が対峙する。
「よーう、何年振りになるかなぁ?すっかり老け込みやがって!」
「…お迎えがお前とは皮肉じゃなぁ…もうどこにでも連れてってくれ…」
キュアンは空の上を指差した。
「逝き先はあっちだ!…まぁどのみちゲッシュをされてないお前は、この世に残ってても
 少しすりゃ強制送還されるだろうよ」
「…ふん」
トラバントは天国へと上っていく。
キュアンは大声で声をかけた。
「一つ言っておく!アルテナをグラマラスな美人に育てたこと、礼を言うぞ!
 まぁ元がよかったんだがな!」
「ええい!やかましい!天国にくらいしんみりと逝かせんか!」
だがキュアンはどこ吹く風だ。
「俺ももう少ししたら逝く!そしたらまた掘ってやるからな!」

その言葉に青ざめたトラバントは逃げるように成仏した。
275263:2009/09/01(火) 15:04:08 ID:/ZHk3arQ
トラバント王が戦死したころ、ルテキアも落城した。
人質となっていたコープルとシャルローを救出したセリスは、コープルをハンニバルの下に使者として送り出した。
ルテキア城の司令室にてセリスはオイフェと現状を確認する。
「ミーズから早馬にてトラバント王の首級を上げたと伝えて参りました。
 討ち取ったのはセティ王子ということです」
「ああ…彼には勲章でも出しておいてよ」
「は…」
勲章とは上位の者が下位の者に与えるもの。他国の王子より上にいることがセリスの自尊心をくすぐる。
これは戦時だけの一時の事としてはならない。セリスは戦後の事を考えていた。
「バーハラ王家は聖戦士の長。他の王家を従えて世界を導くべきだ。そうは思わないかい?」
「御意にございます」
ヘイム直系が断絶した今、その血を弱くとはいえ受け継ぐのは自分とユリウスだけなのだ。
ユリウスには直系の血を継ぐ妹がいたと言うが行方不明になって久しい。どこぞで野垂れ死んだに違いない。
そういえばリノアンなんてのもいたがあれは外戚、ターラの公爵家に留まる立場にいる。
ユリウスさえ討てば自分が大陸の覇者として、天下に号令をかける日がやってくる。

だが今は目の前を見据える事だ。さしあたってトラキアをどうにかせねばならない。

「カパトギアからの返事はもう少しかかるだろうね、まあまさか息子の勧めを断りはしないだろう」
「御意…ハンニバル将軍は反戦派…リーフ王子にも協力的だったそうですからな」
それに…口に出すようなことではないが、シャルローの身柄はこちらで保護しているのだ。
切り札を同時に手放すような事はセリスはしない。
276263:2009/09/01(火) 15:04:40 ID:/ZHk3arQ
トラキア軍の2度目の襲撃をしのいだミーズ城では、城壁の修復や負傷者の治療などでおおわらわだ。
「はぁ…ひぃ…ふぅ…」
リーフは土木作業にあたっていた。
一人だけヒマなのもアレなので、
ミーズで采配を振るっている軍師レヴィンに手伝うことはないか、と聞いたところ城壁の修復班に入れられた。
しかしひ弱なリーフには死ぬほどキツい。
リーフに建築の知識や技術はないので、石材の運搬とか単純な作業にあたっているのだが、
単純=簡単ではない。かなりの重労働だ。
「大丈夫かい?無理はよくないよ」
同じように石材を手押し車でスカサハが運んでいる。
リーフと違い余裕の表情だ。
本来武勲の著しい彼のやるような仕事ではないのだが、気のいいスカサハはこういう仕事を進んでやる。

やがて昼休みになる。
スタミナだけは怪物級のリーフには疲れはなかったが、いかんせん非力、作業は他人の3分の一もこなせなかった。
ゴザに座って水を飲んでると、向こうからユリアがやってくる。
「お疲れ様ですスカサハ!」
近くで休んでいるスカサハの隣に座ったユリアは、持ってきたお茶を出した。
「ああ、ありがとう、それじゃお昼にしようか」
スカサハは自作の弁当を広げる。家事、料理の類は大得意だ。

「いいなあ、こういうの、ほのぼのしてて」
リーフは配給品のコッペパンにバターを付けてかじりながらのんびり和んだ。
スカサハとユリアは恋人同士だ。
なぜかスカサハはユリアと恋人になってから危険な任務を任される事が増えたのだが、
持ち前の流星剣で修羅場をくぐり、功一等に輝いた。
277263:2009/09/01(火) 15:05:13 ID:/ZHk3arQ
やがて昼休みが終わる。ユリアは立ち上がるとスカサハにそっと声をかけた。
「そ…それじゃ…あの…今夜…」
頬を赤らめモジモジしている。だがスカサハはキョトンとして、
「…へ?なにか用事あるの?今夜は明日に備えて早く寝るつもりだけど…昼間じゃ駄目なのかな?」
「…いえ…いいです…」
ユリアは気の毒なほど肩を落としてトボトボと歩いていった。
スカサハは腑に落ちない表情をしている。

「…かわいそうにユリア…」
少し離れたところで見ていたリーフはユリアに同情する。
なんとニブチンのスカサハ。貴様はギャルゲーの主人公か。

「これはお仕置きが必要さ!スカサハー!」
走ってきたリーフにスカサハが振り返る。
「え…なに?」
「それっお仕置き!」
「アッー!」
スカサハを掘るリーフ。
「お…お仕置きって…俺がいったい何を?」
「はははは、だめだなぁそこを自分で気付かなきゃ!」
こんな事されて気付くはずもないが。
278263:2009/09/01(火) 15:05:46 ID:/ZHk3arQ
スカサハを掘り終えたリーフは午後の作業をこなす。
大した役には立ってないがいないよりマシだろう。
作業を終えて自室に戻るころには、夜になっていた。

最近リーフは物置に住んでいる。
前は4人部屋だったのだが、同室になる連中が掘られるのを嫌がるので移されたのだ。
「照れなくてもいいのになぁ」
だが貧乏に慣れているリーフには雨風がしのげるだけでありがたい。
「僕のチンコはダイナマイトぉ〜〜〜♪♪♪プルプルプル〜♪どぉ〜んなヤツでもイカせてやるさ〜♪♪」
歌いながらオナニーする。リズムに合わせてシェイクシェイク♪

「まあ?物置から歌声が?」
戸が開いた。入ってきたのはユリアだ。
「やあユリアこんばんわ」
「えっ…きゃあ!?」
全裸でオナニーするリーフを見て、両手で顔を隠すユリア。
もっとも指の間からしっかり見ていたのだが。

それに気付いたリーフは喜んで声をかけた。
「僕のキンタマを見てくれてありがとう!コイツをどう思う?」
「すごく…大きいです…って私が言うセリフじゃないですよね」
「スカサハのがどうなってるのか気になるんだね?」
ユリアは赤くなってコクンと小さくうなずいた。
279263:2009/09/01(火) 15:06:40 ID:/ZHk3arQ
「いいよ触って…むしろ触ってくださいハァハァ」
ユリアはおずおずとリーフのおちんちんに触る。
「わぁ…熱くて硬いです…」
「スカサハは触らせてくれないの?」
ユリアはほぅっと息を吐いた。
「…でも…その…スカサハは中々アピールしても気付いてくれなくて…」
「じゃあスカサハに夜這いをかければいいんじゃない?」
「…そうですけど…その…恥ずかしくて…」

リーフは腰をグラインドしながら言葉を紡ぐ。
「今は待つ女なんてはやらないさ!スカサハに夜這いをかけて、2人の絆を磐石にするんだ!」
「あう…でも…」
恥じらいながらもリーフのおちんちんをしっかり握るユリア。
おちんちんが発する雄の匂いにドキドキしたユリアは、一気にくわえこんだ。
「あむっ!」
「ハァハァ大胆だなぁ」
じゅるりと音を立てておちんちんにむしゃぶりつく。
竿の根元から先端まで舌を這わせ、亀頭をチロチロと舌先でつつく。
やがてリーフは大量に射精した。
「ん…ぷはぁ!」
口を離したユリアの顔にどっぷりとかけてあげる。

「どうだい?精液の味は?」
「はい…ドキドキします…」
ボーッとした表情でユリアは指に精液を拭い取る。
「それじゃ…その…こちらにも…下さい」
恥じらいながらもユリアは下着を脱ぎ捨て、ローブをたくし上げる。
「OKOK今あげるよ!」
リーフはユリアを四つんばいにするとバックから挿入した。
280263:2009/09/01(火) 15:07:19 ID:/ZHk3arQ
「あん!大きいです!…はぅ!」
「ははは、大きいのはいいことさ!」
パンパンとユリアのお尻に腰を打ち付ける。気持ちいいハァハァ。
膣いっぱいに広がる感触にユリアは溺れていく。
「はぅぅ…もっと突いてくださいぃ…」
「いいよ!それっピストン!」
リーフの激しい腰使いを受けてユリアは絶頂を迎える。
リーフはそれからユリアの膣内に3回ほど射精した。

リーフのおちんちんがまだギンギンなのを見て、ユリアはそっと舌を這わせる。
それを制止するリーフ。
「え?」
「これ以上SEXしたら君の足腰が立たなくなるよ、その前にスカサハに夜這いをかけておいで」
真っ赤になってうつむくユリア。
「でででで…でも…その…恥ずかしいです…」
「大丈夫!君は魅力的な女の子だ!ガーッと迫ればスカサハだってこばむわけないよ!」
「は…はい!」
ついになにかを振り切ったユリアはスカサハの部屋に駆けていった。
「あ…パンツ忘れていっちゃった…明日にでも届けてあげよう」
リーフはユリアのパンツをかぶる。
『フオオオオオオオオッ!!』

見回り中のレスターは食堂にきたときテーブルの上においなりさんがあるのに気がついた。
「あ、小腹がすいてたんだラッキー!」
おいなりさんを手に取る。
「それは私のおいなりさんだ」
「うおっ!?」
暗くてよくわからなかったがテーブルに横になっていたリーフのおちんちんを握ってしまっていた。
「それではさっそく食べさせてあげよう!」
「アッー!」
レスターを掘って満足するリーフ。


翌朝、スカサハの部屋から出てきたユリアとスカサハ。
どこかツヤツヤした表情のユリアにくらべて、スカサハは疲労がちだ。
でもしっかり手を握ってるあたり、2人の仲はしっかり深まったようである。

続く
281名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 15:37:03 ID:moCz+OsE
前半と後半のギャップwwww
すげー好きだwww
282名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 15:42:02 ID:fbm9Kewh
変態仮面吹いた。ユリア可愛いな。また出してほしい。

アルテナのHシーンはどうなるんだろう。
個人的にはアリオーン×アルテナを真面目に正面から書いてほしい。
この作者さんになら余裕で書けると思う。

でもアルテナのおかげでフィンのこわれた槍が復活するという展開も捨てがたいw
283名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 15:49:14 ID:fbm9Kewh
っていうか、ユリアは初めてじゃないんだな。
相手は誰なんだろう。セリスかレヴィン?
284名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 16:37:39 ID:KPgCZUmW
兄貴じゃねーの
285名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 16:53:12 ID:QCiIymvC
どっちの兄貴だ
286名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 17:29:56 ID:KPgCZUmW
赤い方
287名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 17:30:47 ID:SfGWG/U6
ギャグと変態に隠された作者さんの奥深さを感じます
GJ!黒セリスも大好きだ!
自分もアリオーン×アルテナ見たい
288名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 17:36:20 ID:fbm9Kewh
>>284-286
サイアスですね、分かります。


ユリアの恥らい方が調教済みのM子にしか見えない・・・
黒セリス×ユリアのHシーンも見たい。
289名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 20:14:29 ID:w1JzJPlK
>>288
それは危険な領域だ

レスター・・・可哀想に・・・
エロとパロとギャグの絶妙な融合がたまらん
290名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:25:04 ID:Wk/d5/hO
ユリアとスカサハで和んだ
291名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:32:47 ID:a1Gx/RLb
トラバントとキュアンの会話でちょっと泣いた……
292名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:55:35 ID:bsK6nn2b
変態仮面ワロタww
293280:2009/09/02(水) 13:45:25 ID:piufegBj
変態覇王リーフ

第5章

カパトギアのハンニバル将軍は軍勢を率いてセリス軍に降伏し、恭順の意を示した。
トラキア軍にとって戦況は苦しい。

トラキア城の兵士達の雰囲気は重苦しい。その間をぬってキュアンは漂っていた。
キュアンはアルテナの寝室に赴く。
「まだ眠っているようだな…よし、夢枕に立つか…ノヴァの血統同士なら可能だろう」

アルテナは夢を見ていた…
父の夢を…

「パパ!…あ…いやトラバント!」
「だましてすまなかったな…」
トラバントの弱弱しい姿に愕然とするアルテナ。
「だがこれだけは言っておきたかった…お前を育てるうち、本当の娘のように思うようになった…」
そこにどこかで見たような男が駆け込んでくる。
「トラバント!お前成仏したんじゃなかったのか!?」
「ぬお!ちょっとだけ心残りがあったんじゃ!これが済んだら今度こそ成仏するわい!」
「ったく未練がましい…」
ぶつぶつ文句を言いはじめるキュアン。やっぱり娘を取られたことが面白くないようだ。

「あの…どちら様?」
アルテナもしばらく眠って気持ちも落ち着いたようだ。今こそ名乗り出る時だろう。
「俺が本当の父のキュアンだよ、グラマー美人に育って嬉しいぞ!」
ポカンとするアルテナ。
294280:2009/09/02(水) 13:45:51 ID:piufegBj
「詳しいことははしょるが、カクカクシカジカ…という訳で俺は幽霊みたいなもんなんだ」
「そーだったのか…相変わらず色んな意味で常識外れなヤツめ…ワシの方から語る事はいくつもない。
 イードの戦いの時カクカクシカジカ…そしてお前を娘として、今に至るわけだ」

2人の父親に立て続けに言われてパニクるアルテナ。
だが先ほど激情のままに義父に槍を向けた時よりは、落ち着いて話を聞けた。
「えーと…事情は大体わかりました。幽霊ってのだけはイマイチわかりませんが」
「起きたら会えるさ、そうすればわかる」
「はぁ」
そしてアルテナはトラバントを振り返る。
「そしてパパ…パパは死んでしまったのですね?」
「ああ…わしはもう成仏する、お前に遺言を残しに来たのだ。…トラキアの現状は苦しい…
 なればこそ、セリス皇子の軍勢に合流しなさい…戦後、お前が勝者としてトラキアを統治してほしい…
 どこぞの輩が総督として送り込まれるよりも、そのほうが民にとってもよかろう」
「ですが…兄上は…」
「あやつも一本気な男よ…先にセリス皇子の軍と和議を結ぶように言ってきたのだが、
 ワシの仇を取るといって聞かなんだ…この戦で死ぬつもりだろうな」
「…そんな」
「もう時間がない…ワシの遺言はそれだけだ!…どこに行ってもトラキアの王女として、
 慎みを忘れず、王族の振る舞いと貞淑さを忘れてはならんぞ!…さらばだ!」
今度こそ成仏しようとするトラバントの肩をキュアンが掴む。
「ちょっと待てい」
「なんじゃ?」
295280:2009/09/02(水) 13:46:17 ID:piufegBj
「貞淑にとは何事だ!お前はアルテナにそんな教育をしたのか!」
「いや…王族としてあたりまえだと思うんじゃが」
「トラキアの常識レンスターの非常識!ま…まさかとは思うが…もう二十歳ぐらいだってのに、
 処女ってことはあるまいな?」
トラバントは怒鳴りつける。
「ばか者!嫁入り前の娘が処女なのは当たり前じゃろうが!」
衝撃を受けるキュアン。
「ななな…なんだとぉー!この年齢までSEXの快感を教えないなんて、なんという父親だ!
 色んな相手と仲良くSEXしてこそ人の輪が広がるっていうのに!」
「娘にそんなこと教える父親がどこにおる!」
「俺はアルテナにちゃんと性教育して性豪に育てるつもりだったんだ!」
「な、なにぃー!やっぱりワシが育ててよかったわい!この変態!」
「それは褒め言葉だ!」
「ちょっ…やめて下さい!人の夢の中で喧嘩するのは!…ところでSEXってなんですか?」
キョトンとするアルテナ。
「SEXというのはだな」
「教えちゃだめー!」
その時トラバントの時間は切れた。今度こそ天に召されるトラバント。
「ちょっ…このままじゃ成仏…」
「わはは、ざまあみさらせ!」
だがアルテナも起きる時が来た。

「…はっ!?」
296280:2009/09/02(水) 13:46:45 ID:piufegBj
枕元にはアリオーンがいる。少し上にはキュアンが漂っている。
「父上!?」
ヒラヒラと手を振るキュアン。だがアリオーンは別の意味で受け取った。
「お前も父上の夢を見たのか」
「はい…」
シュンとするアルテナ。
かわいいなこんちくしょー!と思いつつアリオーンは言葉を続ける。
「私は父上のお言葉に背くことになるが、仇を討つつもりだ。
 お前だけでも父上のご遺言に従いなさい。父上はなんと?」
「セリス皇子の下にはせ参じよ、と…」
「ではそうしなさい、次に会うときは敵同士だ」

アルテナは釈然としないものを抱えつつもトラキア城を飛び立った。
同行するキュアン。
「あなたが本当の父上…と言ってもそう簡単には割り切れません」
「無理もないさ、まあこれから仲良くやっていけばいい」


セリスは全軍にルテキアへの集結を命じた。
ここで態勢を整え、主力を抽出してグルティアを攻略する構えだ。
297280:2009/09/02(水) 13:47:08 ID:piufegBj
リーフはルテキアに向かう途中でコープルと再会した。
「やあコープル!ミーズ以来かな?あの時はワープの杖をありがとう!」
「げっ!?貴方はあの時の!?」
「再会の祝いだ!掘ってあげよう!」
「アッー!」

コープルを茂みに引っ張り込んで掘るリーフ。
「ハァハァ…ショタって本当にいいものだね!」
その時誰かが茂みを掻き分けて来た。
「おんやー?誰かいるのかな?」
やって来たのは盗賊のデイジーだ。

「やあデイジー、君も混ざるかい?」
気にせずコープルを掘り続けるリーフ。
「た…助けて!」
涙目のコープルを見てデイジーはパッと顔を輝かせる。
「きゃ〜〜可愛い!リーフ王子、この子私にちょうだいよ!」
「いいけど、ちょっと堀り終るまで待っててね」
「えー早くかわってよー」
デイジーはコノートの貧民街育ち、兄には内緒だが性的には奔放だ。
少年がホモに掘られるのも何度か見たことあるので、今の光景を見ても大して動じない。
リーフが掘ってる間、服を脱いで準備する。
幼い顔と小さい体に似合わず、胸はかなり大きい。

「うっ!」
ドピュッドピュッ!
やがてリーフがコープルのアナルに射精する。

「よっし、かわってかわって!」
待ちかねてリーフを押しのけるデイジー。早速コープルを押し倒す。
「うわぁ!?」
「へっへー♪おねーさんが可愛がってあげるね!」
「き…君だってまだ子供じゃないか!」
「あんたよりはおねーさんだも〜ん!」
豊かな胸でコープルのおちんちんを挟み込むデイジー。
たまらず勃起してしまう。
298280:2009/09/02(水) 13:47:36 ID:piufegBj
むにむにとコープルのおちんちんを攻め立てるデイジー。
「うっ!?」
「まだだめ〜、射精するのはコッチだよ」
コープルが射精しそうになると、おちんちんをつまんで止めてしまう。
そのままコープルに伸し掛かる。
「それじゃ、童貞いただきま〜す!」
騎上位で一気に挿入する。
それを見ていたリーフは後ろからデイジーにしがみついた。
「ハァハァ僕も混ぜてよ」
「しょーがないな、じゃあバックからお願いね!」
リーフはデイジーの乳をグニグニと揉みしだく。指がめり込む柔らかさがたまらない。
そのままアナルに挿入した。
「きゃぁっ!すっご!おおきいー!」
「でしょ!僕の自慢のおちんちんさ!」
そのままピストンをはじめる。
その勢いにたまらず射精するコープル。
「うぁぁ…ハァハァ」
「やんはやぁーい、初めてじゃしょうがないけど、このまま第2ラウンドいっくよー♪」
抜かずに腰をグラインドさせるデイジー。快感に少年のおちんちんは再び勃起する。
リーフがデイジーの耳を甘く噛み、乳首を指で摘んでいる。
「はふぅ、王子うまいじゃん…3Pなんて久しぶりだし、私もうイっちゃうかも!」
「いいよイっちゃえイっちゃえ!」
リーフは思い切り腰を打ち付けると腸内に射精する。
体を震わせて絶頂を迎えるデイジー。

だが2人ともまだ満足していない。
299280:2009/09/02(水) 13:48:29 ID:piufegBj
4度目の射精で限界に達したコープルを休ませると、リーフはデイジーを後背位で2回、
騎上位で3回イカせ、パイズリとフェラを合わせて3回は射精した。
最後は正常位でリーフのおちんちんを受け入れるデイジー。
リーフはデイジーの右足を肩に抱えて、さらに深くおちんちんを打ち込む。
「す…すごぉい!こんなにされたら私もうもたないよぉ〜!ねぇ最後はキスしながらイカせてほしいな♪」
「OKOKいくよ!」
リーフはデイジーが突き出した舌に、舌を絡ませ、ピチャピチャと音を立てて貪りあう。
やがて最後の絶頂を迎えたデイジーの膣内に、熱い精液を注ぎ込んだ。


デイジーはそのまま、半ば強引にコープルを恋人にしてしまった。
「可愛い可愛い♪」
「ちょっはずかしいよ〜」
うしろからコープルを抱きしめ、背中にグリグリと胸を押し付けるデイジー。
フリーの女の子が徐々に減っていくことに、しだいに焦りを感じ始める男達。

「やあ仲良しだね!」
声をかけたリーフにデイジーはニカッと笑いかける。
「私たちラブラブだも〜ん!あ、でもリーフ王子はセフレにしてあげるね!」
「それは嬉しいや!また3Pしよう」

みんなと仲良しの輪が広がることに、リーフは幸せを感じるのだった。

続く
300名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 17:25:29 ID:hndTYJZ2
てす
301hgfds:2009/09/02(水) 17:42:31 ID:Hj5cDWZY
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302名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 17:50:58 ID:eRPXNFCt
生半可なDVDでは、変態覇王に太刀打ちできんだろうw
303名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 17:58:32 ID:fcIJakZ1
目が悪くならない程度にやるのがいいね
304名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 17:59:38 ID:ulw1ajBX
業者はスレの内容を読まずに宣伝書いてるんだろうけど
逆にきちんと読んでいて変態王のネタが勝手に実写化されたら
それはそれで嫌だな。

アリオーン×アルテナ、本気で読みたい。
書いてくれないかなぁ。読んでてしんみりした。
305名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 19:09:04 ID:CoYehQif
あーあ、見える。見えるぞ。

終章で周囲の騎士諸共アルテナに食われるアリオーンの姿が………
306名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 19:25:09 ID:cs0eYJHz
いや、意外とアルテナは淑女のままかもしれん。

アルテナはとりあえずフィンの槍を復活させてやってくれ!
このままでは哀れすぎる・・・
307名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:24:30 ID:630VZJFo
っていうかアルテナもアリオーンもディーンは死んだ、位に思ってるんだろうか?w監禁されてるから、誰も所在を知らない訳だし…
一応、ゲーム本編の後日談では「傷付いたアリオーンを守り…」とあるが…
後、話には出てないが、トラキア解放後も付いていった組…特にアスベルなんかは、日々リーフに掘られてるんだろうなww
308名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:48:41 ID:cs0eYJHz
ディーンもかわいそうになー。

主君の為に頑張ってたら惚れられて板ばさみ。
リノアンのせいで人生崩壊
309299:2009/09/03(木) 12:41:07 ID:y6KEuk9y
変態覇王リーフ

第6章

ルテキア城に到着したリーフ。
城を目指して城下を歩いているとホークを見かけた。
怪しい薬を飲んでいる。
「やあホークそれはなんだい?」
「いや、そこでもらったんだけど、…おお、魔力が上がった!」

だが同時におちんちんが勃起している。
「ぬお!?精力剤の効果もあったのか!?…ハァハァ…このままでは誰彼かまわず襲ってしまいそうだ」
さっそく自分のアナルを出すリーフ。
「ならばこれで鎮めるんだ!」
「いや…そんな真似をするわけにわ…あ…駄目だ理性が…」
リーフのアナルを掘るホーク。
「ハァハァ掘られるのもいいなあ、一度言ってみたかったんだ!アッー!」
やがて満足したホーク。
「ふう落ち着いた…すまなかったな…」
どこか自己嫌悪に陥ってるホーク。だがそんなことを気にするリーフではない。
「次は僕の番だね!」
「ちょっ…やめっ…アッー!」
今度はホークを掘るリーフ。

ホークを掘り終えると城内に入り、適当な倉庫に寝床をつくる。
「ふぅ…こんなもんかな?」
310299:2009/09/03(木) 12:41:29 ID:y6KEuk9y
そしたら城内の掃除だ。
ヒマなリーフは自主的にこういう仕事をする事にしている。
「雑用も立派な仕事だよ、これが終わったら炊事班の手伝いでもするかな」
廊下で窓拭きをしているとクイクイと誰かに袖を引かれた。
「?」
振り返るとそこにはリンダがいる。
「やあ僕に何か用かな?」
「えっと…その…」
内気なリンダはモジモジするばかりで中々言い出せない。
リーフは屈んで小柄なリンダに目線を合わせる。
少しの時が過ぎ、リンダはようやく口を開いた。
「リ…リーフ様とホーク様は…その…こ…恋人なんですか?」
「SEXフレンドだよ」
即答するリーフ。
「せっく…」
リンダの頬が赤くなる。

「あ…ひょっとして僕とホークが掘りあうのを見ちゃったんだ?」
リンダはコクコクと頷く。
「それで…その…ホーク様とお付き合いしてるのかなって…」
「ハハハ、そういうわけじゃないさ、ひょっとして君ホークに気があるのかな?」
リンダの顔が耳まで赤くなる。
「僕とホークがしてたようなことしてみたい?」
しばらくリンダはモジモジと両手の人差し指を突付き合わせていたが、やがてコクンとうなずいた。
311299:2009/09/03(木) 12:41:51 ID:y6KEuk9y
リーフはリンダを物置に連れてくる。
「じゃあお尻をこっちに向けてね」
リンダは恥ずかしそうに四つんばいになった。
リーフはスカートを捲くると、パンツを下ろす。
「準備するよ」
そしてリンダのお尻の穴に舌を這わせ始める。
「ひう…!」
「大丈夫、力を抜いてね」
菊穴の奥まで舌を差込み、レロレロと唾液で濡らす。
「よし、じゃあいくよ」
リーフは腰を掴むとおちんちんをリンダのお尻に突き立てる。かなりキツイ。
「はぁ!っあ!」
「ふう、これは気持ちいいや!素晴らしい締め付けだ!ハァハァ」
キツキツのアナルをかき回し、腸内を刺激する。
声にならない声を上げてイッてしまうリンダ。
リーフは3回ほどリンダの腸内に精液を注ぎ込んだ。
ヌルッと音をたてておちんちんを引き抜くと精液がしたたり落ちる。
「ふぅ、気持ちよかった」
「…あの」
「え、なに?」
リンダは消え入りそうな声でポソポソと話す。
リーフはその声を聞くと、なにやらリンダに教え始めた。
312299:2009/09/03(木) 12:42:24 ID:y6KEuk9y
ホークは訓練を終え、メシでも食おうかと食堂に向かっていた。
その時袖をクイクイされる。
「おや?なにかなリンダ?」
リンダは真っ赤な顔をして、ホークの手を握った。
「…えい!」
「ぐぎゃ!」
リンダの手から放たれるトローンを食らって倒れるホーク。
痺れて身動きがとれなくなる。
「んしょ」
リンダは小さな体で一生懸命ホークを引きずると倉庫に運び込む。
「あびゃびゃ…なにお…」
「…ご…ごめんなさい!」
リンダは勇気を振り絞ってホークのズボンとパンツを下げる。
「ちょっ」
「ほ…ほーく様!私もリーフ様がしてたみたいに!」
リンダはスッとパンツをスカートを捲くる。
なんと彼女はペニパンを装着していた。
「ちょ…ちょっと!?」
「がががが、頑張ります!リーフ様の時よりもホーク様に喜んでもらいます!」
「そ…それは誤解…アッー!」


リンダはホークを掘った。本日2度目のアナルにホークは痔になった。


だがこうして新たなカップルが誕生したのだ。じつに目出度い。
313299:2009/09/03(木) 12:42:53 ID:y6KEuk9y
リーフはルテキアの城壁の上をフラフラしていた。
なんとなく風に当たりたい気持ちになったのである。

ふと見上げると一騎の竜騎士が近づいてくる。
リーフには一発でわかった。
「姉上!」

リーフははしゃいで手を振ると着地するアルテナに駆け寄るのだった。

続く
314名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 12:51:40 ID:11moVyIt
姉上キター!
は、はやく続きを・・・ハァハァ
315名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 13:01:09 ID:O3WJhxSE
なんとなく見てたら投下きた!?
変態王ほど続きが気になるSSも珍しいよね
316名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 16:22:46 ID:Y6zoGOeY
この葉っぱは周りを幸せにしてるのか不幸にしてるのか分からんwww
続きにテラ期待
317名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 21:52:22 ID:cygxLWt4
リンダたんは処女より先に童貞を捨てたのか。うん、いいことだ。
ああいうおとなしそうな子に掘られるのが好きな男もいるから頑張ってほしい。
318名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:12:54 ID:AM0oOJed
リーフがセリスとアレスを拘束して地下でボンテージマスターをして熊手っぽいもので刺激を与える姿を想像してしまう
319313:2009/09/04(金) 13:08:54 ID:sdMk8AMi
変態覇王リーフ

第7章

「それでは授業をはじめます、講師は僕リーフと…」
「私、助手のパティと…」
「フィンで進めます」
ルテキア城の一室。
おそらくは学問所として使われていた部屋なのだろう。
黒板のある広い部屋に5人の男女がいた。
リーフとパティとフィンが教壇の上に立ち、アルテナが席についている。
後ろのほうでは授業参観にきた親のごとく、キュアンが漂っている。

「ああ…よろしく頼む…」
アルテナはノートや筆記用具を用意して授業を受ける態勢を整える。

なぜこうなったのか?
事のおこりは数時間前…




キュアンは話がある、といってリーフとアルテナ、それにフィンを呼んだ。
「父上、お話とは?」
「ああ…俺は近いうちに成仏する…だがその前に心残りをどうにかしたいんだ」
キュアンがいずれ成仏するというのは前から本人が言っていた事、とはいえ寂しさが胸をよぎる。
「その心残りとはなんでしょう?」
「アルテナのことだ」
「私ですか?」
いったい何事だろうと首をかしげる。
「ああ…お前の教育のことだ…いや、いまさら性豪になれとは言わない。
 淑女ならそれはそれで萌えるしな…しかし!その年で赤ちゃんはコウノトリが運んでくる、
 なんて思っていたんじゃ安心して成仏できん!…よってリーフ!アルテナに正しい性教育をするんだ!」
「合点承知!」
ポソリとフィンが口をはさむ。
「それならキュアン様が教えてもよいのでは?お体が無くてもお話はできるんですし」
「俺は本来死人だぞ?この世のことは生きてる連中がやるもんだ」
もっともな話である。
父の最期の願いを叶えるべくリーフは奮起した。
320313:2009/09/04(金) 13:09:24 ID:sdMk8AMi
というわけで性教育の授業をすることにしたリーフ。
城下の本屋で保健体育の教科書を買う。
「でも、本だけじゃなく実物も見たほうがいいよね?」
男の性器は自分が見せればいいが、女性器はそうもいかない。
ナンナに頼もうと思ったのだが、20人ほど男を集めて乱交の真っ最中だったので諦めた。
「あれを見せてもいいけど…ちょっと刺激が強すぎるよね、うーん誰に頼もう?」
城の廊下を歩くリーフ。
メシでも食おうと食堂に入ったらテーブルでパティが金勘定に精を出していた。
さっそく声をかけてみる。
「やあパティ、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
「へ、アタシに?タダじゃやだよ〜」
仕事を頼む時、報酬を払うのは当然である。
「それは大丈夫、僕中古屋にアイテム全部売ったからお金はあるよ」
「ボス!ご命令をどうぞ!」

こうしてアルテナに性教育の授業をする運びとなったのである。
321313:2009/09/04(金) 13:09:52 ID:sdMk8AMi
「では教科書の27ページを開いてください」
「27ページ…」
ページを開くアルテナ。そこには男性のおちんちんの内部図解が描かれている。
つい頬を染めてしまう。
「赤ちゃんとは男性の精子と女性の卵子が結びついて生まれるものです。
 精子はこのページに書かれている通り、男のおちんちんの中で製造されます」
チョークで黒板に書きこみするリーフ。
アルテナは一生懸命にノートをとる。ふと気になったことを聞いてみた。
「先生、その…お…男の人の…その…ゴニョゴニョの中で作られるものが、どうして女の卵子と結びつくのですか?」
「いい質問です、まずは実物を見てみましょう」
リーフは全裸になるとおちんちんを取り出した。まだ勃起させていない。
「これがおちんちんです。正式名称はペニス。よく見てください」
「は…はい」
真っ赤になりながらもリーフのおちんちんを見るアルテナ。
リーフはつい勃起しそうになるが必死に堪える。

「これを女性器…ヴァギナに差し込み、直接中に精子を放出するのです。
 そして精子が卵子と結びつけば子供ができるわけです」
「その…そんなフニャフニャなものが入るのですか?」
アルテナは不思議に思って聞いてみた。
「これから準備をするのです。フィンとパティは準備を」
「「サーイエスサー!! 」」
事前の打ち合わせどおり、パティは服を脱ぎオマンコを晒す。
「これはヴァギナ!…一般的にはオマンコといいます。一部地域ではオメコともいうわね。
 まあ自分にもあるからどういうつくりかはわかるわよね?」
「それはまあ…」
「それでは準備をするわ!…男の人に舐めたり指で弄ったりしてもらえばいいんだけど、
 今回は自分で準備する方法を教えるわね!…ま、よーするにオナニーね、
 自慰とも言うわ、ここテストに出るからノート取っといて」
「はい!」
322313:2009/09/04(金) 13:10:17 ID:sdMk8AMi
パティはオナニーをはじめる。
「こう…指で気持ちいい所をさすってあげるの…はふぅ…どこがいいは個人差があるから、
 後で自分で試してみて…」
アルテナは真っ赤になりながらパティの痴態を見る。
やがて愛液が零れてきた。
「これが出たら準備完了ね、これは膣分泌液。一般的には愛液というわ。
 おちんちんが入りやすくするための潤滑油よ。
 オマンコへの刺激を受けたり、性的に興奮すると分泌されるわね。
 主成分は血漿、他に尿素、酢酸、乳酸、アルデヒド等を含んでおり、
 粘度、手ざわり、色、匂いなどは食事などで変化するわ」
「なるほど…」
勉強熱心なアルテナはマメにノートを取り、しっかりと話を聞いている。
ヨシヨシと頷くキュアン。

その隣ではフィンがリーフにフェラをしている。
「こっちも準備完了です。おちんちんがこうして硬くなった状態を勃起といいます。
 手でさすったり口で咥えたり舐めたりして準備します。
 自分でやってもいいですがパートナーの男や女にやってもらってもいいでしょう」
リーフのギンギンなおちんちんを見て驚くアルテナ。
「おっきい…」
「このように硬くして初めてヴァギナへの挿入が可能になります、では実演してみましょう」
フィンがベッドを運んでくる。
ベッドに腰掛けるリーフ。その上に座るパティ。背面座位の体位だ。
「よく見てください、このように入っていきます」
「やぁん!おっきい」
パティのオマンコにリーフのおちんちんが差し込まれていく。
耳まで赤くなるアルテナ。
「これがSEXです。こうしてしばらくお互い腰を動かしますハァハァ」
「あふっ!あん!」
「質問」
アルテナは手を上げる。
「どうぞ、ハァハァ」
「どうして二人ともそんなに興奮しているのですか?」
「それはSEXとは大変な快感を伴うものです」
「ああん!…ただしぃ…さっきみたいに準備してないと駄目よ!いきなりヤると痛いんだからぁ…あん!」
323313:2009/09/04(金) 13:10:48 ID:sdMk8AMi
「なるほど…準備は重要っと」
「それでは射精します…ハァハァうっ!」
パティの膣内で射精するリーフ。
「あぁああああ!」
「これがオーガズム、快感の絶頂状態です」
リーフは射精を終えるとおちんちんを引き抜く。そして連続のスキルを発動してもう一回射精した。
「よく見てください、これが精子を射出している状態です。これを射精といいます。
 おちんちんから出ているのが精液です。先ほどはこれを膣内で出していたのです」
「べ…勉強になります」

「それでは本日の授業を終わります、これで姉上も子供の作り方がわかったと思います」
「ええ…ありがとう先生…じゃなかったリーフ…」

こうして授業は成功のうちに終わった。
うなずくキュアン。
「いやあよかった。やっぱり女の子には正しい性知識が必要だからな」

正しい性知識をゲットしたアルテナ。じつに目出度い。
やっぱり恥ずかしいのか真っ赤だがそこがまた萌えるというもの。
やっぱ自分で育てたかったなぁ、とキュアンは思い、それができなかったことを残念がるのだった。

そしてリーフの所持金は0ゴールドになった。

続く
324名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 13:49:56 ID:4Wbc1bLc
僕もアルテナに性教育したいです
325名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 14:35:21 ID:8HDlNPcP
変態覇王乙!
こんな真面目な保健体育の授業
見ることになるとは思わなかったw
でもリーフ、あれだけ沢山の女性に中出ししてるのに
何で相手の女性達妊娠しないんだろうw
326名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 15:36:39 ID:9+T+G0gj
勉強になるなw
327323:2009/09/04(金) 15:56:58 ID:fTrlHIVR
>>325
確かに!?
まったく考えてなかった…次回のネタに使わせてもらいます
せっかくの機会なんで次のSSで皆さんの疑問質問にお答えします
本日24時で締めさせていただきます
(とか言ってなんもこなかったらどうしよう…)

…いやまあ、正直にいうとネタ切れ気味なんで、なんか変わったことやろうかなと…
というわけでお待ちしています!

なお、先の展開のネタバレになる質問はお答えできない可能性がありますので悪しからず
328名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 16:13:52 ID:6NR0OhqY
ユグドラルの科学技術水準でどうやってバルドリン腺液の成分を調べたんですか?
329名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 18:16:24 ID:l38/DiFM
エスリン母様2号の詳細なスペックが知りたいです。

というか、地味に誰が作ったのか判らないんですが、その辺触れてましたっけ?
330名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 18:23:48 ID:qx2mu2uH
エスリンと言えば生前のエスリンがどういう性格だったか知りたいな
キュアンと二人でノリノリラブラブな性豪夫婦だったの?w
でもフィンとはヤッテナイっぽいしなwww
331名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 18:27:26 ID:6OmWFUEz
>>327
サラ様は一体誰にあんなテクを教わったのですか?

リーフは基本的に一人の相手とは片手で数えられるくらいしか
してないから「たまたま妊娠しなかった」で納得できるけど
ナンナは流石に何度か妊娠していてもおかしくないと思う。
332名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:23:05 ID:WzrWmHsM
>>331
恐らく女性達は戦争で戦っている故に休養する事があまり無いから、
体が子供を作れる状態に無いだけなのかもしれない
ほら、妊娠する時期とかしてる時は安静にして無いと流産する可能性だってあるわけだし

…ただでもリーフは危険日以外を選んでセックスしてるだけかもしれないけど

>>327
あえて聞きます
あれだけの達筆なアイデアは何処から湧いて来てるのですか?
…小説類を沢山読んでるからでしょうか?
333名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:45:33 ID:hdqNJjcw
>>325
必殺スキルを持ち合わせていないからだよ
334名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 21:44:28 ID:ho8tPRM0
アルテナ様可愛すぎる(;´Д`)ハァハァ
335名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 23:21:49 ID:6OmWFUEz
>>332
なるほどね。確かに生理が止まってる人とか普通にいそう。


>>327
折角なのでセクハラ系の質問でも。

女性キャラがイク瞬間にキスをする描写が何度かありますね。
それって彼女さん(もしくは元カノさん)のクセですか?
それとも変態王ご自身がそうなさるのがお好きなのですか?

通常、エロ小説では女性キャラがイクときは派手に喘いだり
卑猥なことを口走ったりするものだと思っていたので、
口をふさぐのは新鮮で(でもエロい)、気になっていました。
336名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 23:31:06 ID:Awjg7Eqm
>>327
折角のチャンスなんで便乗して…。
アナルファックの描写は数あれど、アナル責めの描写がないのは何故ですか?
ほら、慣らさないと痛いじゃないですか。
そういう描写を省いた、あっけらかんとした展開は好きなんだけど敢えて聞きます。
337327:2009/09/05(土) 02:09:25 ID:y4Fu4K5z
変態覇王リーフ

第7章外伝

リーフはいつもの雑用を済ませた後、物置でゴロゴロしていた。
「ヒマだなぁ…」
リーフがダレていると、部屋の扉がノックされる。
「郵便でーす」
「はーい」
なんでこんな所に郵便がくるのか、不思議に思いながらも扉を開ける。

そこには郵便局の制服を着て、肩から郵便鞄を下げたサラ様が立っていた。
「サラ!?なんで君がここに?」
「細かいことはいいじゃない、リーフにお手紙が来てるよ」

リーフは数枚の手紙を受け取った。
「えーとどれどれ?質問状かぁ」
「じゃあお返事してくれる?…私が代筆して届けてくるから」
「どれどれ?…まずは>>325さんから…」

>>でもリーフ、あれだけ沢山の女性に中出ししてるのに
>>何で相手の女性達妊娠しないんだろうw

「そうだね…僕はSEXはみんなの仲を愛で結びつける、尊いことだと思っている。
 男も女も同姓同士でもどんどんヤるべきさ!…ただ、たしかに子供はそう簡単に作るべきじゃない。
 お互いに子供がほしいねって思ってて、ちゃんと育てられる人たちが作るべきさ!
 その意味じゃ僕も相手も、戦時中ってのもあるし、子供を持つべきじゃないね。
 SEXフレンドとして仲良しの延長でSEXしてる面もあるしね。
 だから避妊をしてるのさ!」
「そのわりには中出しばかりしてるようだけど?」
サラ様はなんで知ってるんだろう?…別に隠すことでもないからかまわないが。
「それはね!変態のレベルが一定以上になるとスキルが追加されるのさ!
 僕は回避のスキルを会得している!SEX前に任意で使うスキルでね!
 これを使えば精子が卵子を回避してくれるんだ!」
「もはや人間業じゃないわね…」
338327:2009/09/05(土) 02:10:25 ID:y4Fu4K5z
サラ様は次の手紙を取り出す。
「次は>>328さんね…」
>>ユグドラルの科学技術水準でどうやってバルドリン腺液の成分を調べたんですか?
「だそうよ?」
リーフは首をかしげる。
「うーん…僕も保健体育の教科書で事前に勉強しただけだからなぁ…」
「じゃあ詳しそうな人を呼ぶわ」
サラ様はセティをレスキューで呼んだ。
「うお!何事!?」
「実はカクカクシカジカ…というわけで質問に答えてほしいの」
セティは納得して解説をはじめた。
「ユグドラルの科学とは要するに魔法さ、そも魔法と科学とは不可分でね。
 錬金術っていうと通りがいいかな?
 科学は錬金術の研究の過程で発展してきたわけだ。
 君たちの科学水準は知らないが、ユグドラルの魔法技術は炎や風を生み出す偉大な力を持っている。
 魔法学者たちは日々、研究を重ねて様々な物質を発見しているそうだよ。
 この保健体育の教科書の筆者もそうした学者なんだろうね」

リーフは感心する。
「すごいや!さすがセティ王子だ!僕だけじゃこの質問に答えられなかった!お礼に掘ってあげよう!」
「ちょっやめっ…アッー!」

しばらくして掘られたセティは尻を押さえて退散した。
339327:2009/09/05(土) 02:11:05 ID:y4Fu4K5z
「次はこれね…リーフならわかるわよね?」
>>エスリン母様2号の詳細なスペックが知りたいです。
>>というか、地味に誰が作ったのか判らないんですが、その辺触れてましたっけ?

「前スレの>>343を参照して欲しいな、エスリン母上2号は元は単なる畑のかかしなんだ。
 それを貰ってきて僕が手を加えたのさ。あのころはフィアナに着く前で、僕もまだ幼かったから、
 大したものは出来なかった…スペックというのはおこがましいけど、
 色んな体位の練習用に、藁や荒縄を組んで手足を足し、オマンコの所に穴を開けたのさ。
 挿入すると藁がガサガサしてなれないうちは痛かったけど、今は快感を感じるね。
 顔の所にはへのへのもへじが書かれてたけど、布を張って僕が似顔絵を書いたんだ…
 母上の顔は覚えてないから、想像でなんだけど…」
ちょっと寂しそうなリーフを背伸びして撫でるサラ様。
「いい子いい子、お母さんもきっと喜んでるよ、リーフがこんなに想ってくれてるんだから」
「ありがとう、サラ」

「次もお母さん関係ね…キュアンを召喚するわ」
レスキューでキュアンを呼ぶ。
「ちぇ、せっかく女湯を覗いてたのに…何か用かな?」
「質問に答えて欲しいの」
>>エスリンと言えば生前のエスリンがどういう性格だったか知りたいな
>>キュアンと二人でノリノリラブラブな性豪夫婦だったの?w
>>でもフィンとはヤッテナイっぽいしなwww

キュアンは懐かしさに目を細めた。
「エスリンか…成仏したら真っ先に掘ってやらないとな…」
キュアンを急かすサラ様。
「質問質問」
「ああ、わかってるよ…エスリンは明るくてちょっと気が強くて、貴族にしちゃお転婆だったな…
 ぶっちゃけ俺もちょっと尻にしかれてたかもしれん…しっかり者でシグルドも頭が上がらなかった。
 だが俺たちはどこでもアツアツだったぞ?いつまでたっても新婚みたいとからかわれたもんだ。
 …性に関しちゃ俺のが上だったな。でも性豪ってほどじゃないが、エスリンも結構好きなほうだったぞ?
 でなきゃレンスターの嫁は務まらん。そしてフィンに関してだが、アイツの童貞も初アナルも両方俺が戴いた。
 でも何度か3Pしたぞ?エスリンとフィンも何度かやってるよ。
 俺の留守とかでは2人でSEXすることも何回かあったな。
 あ、誤解のないように言っておくが俺公認だぞ?…うちはフリーSEXが基本だ!
 俺が他で男や女とSEXするのもエスリン公認だったしな」
340327:2009/09/05(土) 02:12:16 ID:y4Fu4K5z
「一応フィンにも聞いてみようか」
サラ様はフィンを召喚すると、かいつまんで用事を話した。
「ええ、エスリン様は私がお気に召したようで、何度かお相手を勤めました。
 話は変わりますが、ラケシス様を紹介して下さったのもエスリン様なんですよ。
 フィンのお嫁さんをお世話してあげたいとありがたいお言葉まで戴いて…
 もっともカップリングする前に帰国となってしまい、ラケシス様はベオウルフ殿と結婚されましたが…
 あの方もナンナと同じく気の多い方でしたから、浮気はしょっちゅうだったそうです。
 なおデルムッドとナンナの父親はベオウルフ殿です。占い屋で確認済みです」

リーフはフィンを悲しみの目で見た…
「フィン…今からでも結婚相手を探したらどうだい?」
「いえ、今の子達とでは親子ほども年が離れていますし…」
サラ様が話を切る。
「悪いけどサクサクといかせてもらうわ…と、これは私宛ね」
>>サラ様は一体誰にあんなテクを教わったのですか?

クスクス笑うサラ様。
「フフフ…そんな事が知りたいの?
 いいわ…教えてあげる…子供の頃…あ、今も子供だと思ってるでしょ?
 ま、否定はしないけど…えっとね…ある人に教わったのよ…
 どんな人かって?…優しくてロリコンな人…後はご想像にお任せするわ」

>>ナンナは流石に何度か妊娠していてもおかしくないと思う。
さらにナンナをレスキューする。
「クスクスクス…こんな疑問がきてるけど?」
「まあ!いくら私がえっち好きでも、この年で子持ちにはなりたくありません。
 ちゃーんと避妊してますよ?…私の変態レベルはリーフ様以上!
 より高度なスキルが使えます。バリアのスキルで精子から卵子をガードしてるんです」
「ここにも人間離れしたのがいたよ…」

>>…ただでもリーフは危険日以外を選んでセックスしてるだけかもしれないけど
「これも僕宛だね!避妊の方法はさっき答えた通りさ!だから危険日とかは気にしなくていいんだ」
341327:2009/09/05(土) 02:13:33 ID:y4Fu4K5z
「次はこれ、リーフに答えてもらおうかしら?」
>>あれだけの達筆なアイデアは何処から湧いて来てるのですか?
>>…小説類を沢山読んでるからでしょうか?

「なんだか恐縮だなぁ…本は好きで、わりと読んでるけど、その割りに文章力はないしね…
 とりあえず言えることは四六時中妄想ばっかりしてるってことかなぁ…なんとゆー変態」
「フフフ…リーフがそれを言う?…あと2枚ね」
サラ様は次の手紙を取り出す。

>>女性キャラがイク瞬間にキスをする描写が何度かありますね。
>>それって彼女さん(もしくは元カノさん)のクセですか?
>>それとも変態王ご自身がそうなさるのがお好きなのですか?

リーフは手紙に目を通した。
「これも僕が答えよう。ぶっちゃけ僕の趣味かなぁ。SEXする時は色んな所で相手と繋がってたいのさ。
 男を掘るときなんかは大抵4、5行で済ませちゃうけど、実際はもっと色々してるんだよ?
 差し当たってさっき掘ったばかりのセティ王子に聞いてみて」
サラ様はかぶりを振る。
「…それは気の毒だからやめておくわ」
342327:2009/09/05(土) 02:14:03 ID:y4Fu4K5z
「最後はこれね」
>>アナルファックの描写は数あれど、アナル責めの描写がないのは何故ですか?
>>ほら、慣らさないと痛いじゃないですか。
>>そういう描写を省いた、あっけらかんとした展開は好きなんだけど敢えて聞きます。

「どうして?リーフ?」
「そうだね、あんまりねっとりとした雰囲気にしたくないからかなぁ…ネタにもよるけど。
 まぁ、確かに慣らさないと痛いから、気を使ってるつもりさ!
 質問にもあるけど省いてるだけで実際はちゃんと慣らしているよ。
 あ、男相手だとすぐ突っ込んじゃうけど」


サラ様はお返事の手紙を書き終えた。
「…こんなところかしらね…」
「やあこうしていろんな人と文通するのも楽しいね!いつか会ってみて掘り合いたいよ!」
「それはやめておこうね」
サラ様は手紙を郵便鞄に入れると出発の準備をした。
「それじゃまたね、リーフ」
手を振るリーフ。
「またえっちしようねー。放置プレイでも僕は構わないから!」

サラ様はクスクス笑うと、リワープの魔法で手紙を届けに旅立っていった。

続く

と言う形で質問にお答えして見ました。
少しでも皆さんの疑問が解けたなら嬉しいです!
次からは本編に戻ります。
343名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 03:14:47 ID:8W9Y7A0u
こんな時間に見に来てみたら、質問に答えるだけでもこの面白さww
サラに性教育した人、気になるなぁ…
本編楽しみだけど終わりが近付いてて寂しいぜ
344名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 04:25:38 ID:nL4LC/66
わぁい!変態覇王ありがとう!
さっきうちにも、サラ様がお返事届けてくれたよ!

しかし、締め切り後2時間で投下するなんて。
質問が来たらその場で書き足してたにしても早いなぁ。
流石は変態覇王だね!
345名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 19:28:35 ID:DIqYD+q2
変態覇王氏流石過ぎる…私の問題にもちゃんと答えてくれて嬉しい
GJ!
346名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 22:17:54 ID:4eJ+7RY9
変態覇王乙!
毎回小説読ませていただいてますが
変態覇王氏っていい人なんだろうな、って思います。
次回も楽しみにしております。
347名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 22:40:11 ID:H1pzAhm4
そうそう、変態覇王氏はすごくいい人だと思う。
でも結構毒舌な一面も持ってそうな気がする。
たまに地の文にすごい黒い目線が出てるし。だがそこがいい。

帰ってきたらサラ様から返事が届いてたよ。変態覇王ありがとう!
しかしサラ様にあんなテクを教えたのは誰なんだろう…
私の脳内では父親ってことになってるけど。マンフロイおじいちゃん可哀想。
348327:2009/09/06(日) 00:20:50 ID:AiARQ2+S
ごめんなさい、ごめんなさい!
ラナ好きな人は絶対読まないで下さい!
スルーして下さい!

変態覇王リーフ

第8章

「さて、次はグルティアか…」
セリスは一人つぶやいた。
アリオーンは和議の提案を拒否した。戦わざるを得ない。
「愚かだねぇ。今なら対等の和議に応じてやろうというのに…」
次は降伏させて虜囚とするか、あるいは死体となるか。
敵は最後の機会を逃したといえる。トラバントの敵討ちなど今となっては不可能だ。

「オイフェ、レヴィン、出陣するよ。これ以上、下手にでる必要はない。
 次は奴らの方から降伏させてくれと泣き付くまで徹底的に叩き潰すんだ」
「御意」
「主力の準備は出来ている」

こうしてセリスは強力な部隊を統率し、グルティアへと向かっていった。


ルテキアに残ったのは後方要員達である。
精鋭とはいいがたい弱卒たちが城の守りを固めている。
その空気はどこか弛緩していた。連勝に驕り、ここは戦場になるはずがないと平和な気分に浸りきっていた。
349327:2009/09/06(日) 00:21:17 ID:AiARQ2+S
リーフは当然ルテキアに残っていた。
「姉上も出陣しちゃったなあ…無事に戻ってほしいよ」
ヒマなので取り合えずシャルローを掘る。
「ハァハァ、ぷっくりショタアナル」
「アッー!」

シャルローを掘り終えると城下に遊びに行くリーフ。
フラついていたらラナを見かけた。

「やあラナ、今日は買い物かい?」
「あっリーフ王子、杖の修理に来てたのよ」
ラナは何本もの杖を持っている。
「後方要員もいつも大変だもんね」
「でもやりがいはあるのよ?私たちがいてこそ前線のみんなが力を振るえるんだから」

その時城の鐘楼が鳴り響いた。
「な…何事!?」


ルテキアは帝国本土より派遣されたムーサー将軍の軍勢に攻め立てられていた。
主力は不在、油断していた2軍連中が抵抗するが戦況は苦しく、城下まで敵の騎馬隊が突入してくる。
350327:2009/09/06(日) 00:21:44 ID:AiARQ2+S
リーフとラナは城下の市民の避難誘導に当たったが、それだけに城に戻るのが遅れた。
「反乱軍だ、その首もらうぞ!」
リーフとラナに気付いた騎兵が槍を向けて襲い掛かる。
「ぎょえ!?」
周囲に味方はおらず、非武装レベル1のリーフとシスターのラナではどうしようもない。
しかも敵は騎兵、逃げ切れそうもない。
もはやこれまでか?

眼前に迫る槍先に、さしものリーフも死を覚悟した。
ぐわしゃあ!と物凄い音がした。
…まだ生きている。恐る恐る目を開くリーフ。
目の前には敵の騎兵が馬ごと横転して絶命していた。
頑丈な鎧はひしゃげ、体があらぬほうに曲がっている。それも馬ごと。
どうみても武器や魔法によるものではない。例えるなら転がる大岩にでも跳ね飛ばされたかのようだ。
「へ!?…いったいなにが?」
その時、背後から凄まじい闘気を感じた。闘いのド素人のリーフにもその威圧感が伝わる。
恐る恐る振り向くと、今まで見たことのないような厳めしい表情のラナがいた。
いつもより1回りも2回りも大きく見える。
「ら…らな?」

その時敵の新手が集まってきた。
「おのれ、反乱軍!死にくされぇ!」
「どたまかちわったらぁ!」
今度は10人近くが襲い掛かる!今度こそ終わりだ!
だがラナは慌てる風もなく、一歩進み出た。
「このラナオウの首を狙うとは虫けらなみのたわけ者よ」
槍や斧がラナに襲い掛かる。
だがそれらはラナの皮膚に届くこともなく砕け散った。
「げえ!?」
「うぬの軟弱な拳でこのラナオウが倒せると思ったか!」
ラナが剛拳を振るい、秘孔を突かれた敵兵達は粉々になった。
「あべし!」「ひでぶ!」「たわば!」
351327:2009/09/06(日) 00:22:16 ID:AiARQ2+S
リーフはビックリした。そりゃもうビックリした。
ポカンとするリーフを尻目にラナ…いやラナオウは敵軍に突っ込む。
「最強の杖を振る者の名はラナオウ!!このラナオウより真の僧侶の歴史は始まるのだ!!」
焦る敵軍。たかがシスターが突っ込んでくるのにこの威圧感。
巨大な羊に睨まれたようだ。
「うけよ!ユングウィ神拳奥義!羊鋼掌波!」
ラナの掌から凄まじい闘気が迸る!
帝国軍はひとたまりもなく全滅した。
「この乱世に世紀末覇者として君臨するものはこのラナオウ!」
「ちょっとまった!武による者は武に倒れる!慈母星が世に安定をもたらすのさ!」
リーフはおちんちんを取り出す。
彼にとってこれは、平和と友好の象徴なのだ。
「よかろう!受けてたってくれる!」
ラナオウはリーフのおちんちんを挿入した。凄まじい締め付けにチンコがもげそうだ。
だが引くわけにはいかない。なんでかは知らんが。
そしておちんちんの強さだけならリーフも負けてはいなかった。
352327:2009/09/06(日) 00:23:11 ID:AiARQ2+S
「ユングウィ百烈拳!」
百の膣圧がリーフのおちんちんの秘孔を突く。
たちまち射精しそうになるリーフ。
「なんの!僕のおちんちんの秘密を解かぬかぎり、ユングウィ神拳は効かない!」
急に空が曇り、雷が鳴り響く!
「ふふふ!宿命の対決に天も興奮しておるわ!」

「今度はこっちからいくぞ!レンスター性交が一派!レンスター鳳凰チン!
 僕のおちんちんは空に舞う羽、砕くこと捕らえることかなわず!」
リーフのおちんちんはまるで実態がないかのごとく、フワフワとラナオウの膣内を蠢き、
ラナオウの膣撃をかわす。
「それでこそこのラナオウとSEXする資格があるというもの!
 だが見るがいい!うぬの頭上に死兆星が輝いておるわ!」
「くっ!?負けたら死ぬ!」
「うけよ!ユングウィ柔破斬!」
「ぎょわー!ちんこがめくれる!」
ラナオウの膣撃がリーフのちんこをめくる!
「ぬう!見抜いたぞ!うぬの秘孔は左右逆!この勝負見えたわ!」
ラナオウは勝利を確信する。
「射精せい!ユングウィ百烈拳!」
「なんの!レンスター無音チン!」
リーフのちんこはラナオウの膣撃をかわした!
「ぬ!?うぬは先読みを?」
「そう!膣の微妙な動きから、どこを狙ってくるか手に取るようにわかる!」

ラナのユングウィ神拳と、リーフのレンスター性交による死闘は実に3日3晩におよび、両者とも消耗しつくした。
「ぬうん!無想羊生!」
ラナオウは奥義を繰り出す。
「うおお!レンスター水鳥チン!」
凄まじい性気が2人の股間から光を放つ。

ラナオウがイくのとリーフが射精するのは同時だった。

「まさしくお前も宿敵(とも)だった」
そう言い残してラナオウは城へと戻っていった。
3日も戻ってないのだからみんな心配しているだろう。
「やあ凄い戦いだった」
一休みした後、リーフはひょこひょこ城へ戻る。
向こうには杖の手入れをする、いつもどおりのラナがいる。
「女の子はいろんな面をもってるんだなぁ」
リーフはそう思い、珍しい経験を出来たことを一人喜んだ。

続く

…なんでオイラこんなワケわからんもの書いちまったんだろ…
353名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:41:55 ID:zCLynwd0
ラナオウ好きとしてたいそう楽しめましたw
354名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:43:02 ID:Gno4kysc
原哲夫タッチの映像が頭で再生されてしまうw
355名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:47:51 ID:/SSxpcaP
最後の一行にフイタw
356名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:48:38 ID:+IPN/HLI
ラナ好きだがラナオウも好きなんでおk。ユングヴィ神拳わろたww
357名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:49:36 ID:M5SCj1NK
もはや誰にも止められない・・・
358名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 03:42:04 ID:iRY9fYkA
注意書きに期待して読み進めてたら、やっぱりラナオウだったww
ありがとう!やっぱりラナオウは外せないネタだよね!!
この、ある意味爽快な読後感…。GJ!!
359名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 09:57:15 ID:5nd4sp4J
ペガサス鳩山のイバラ触手プレイマダー
360名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 12:33:54 ID:U1FGiXFN
このラナはセリスに惚れているのかわからんな 
むしろマナか
361名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 14:08:59 ID:BHsXlBsJ
ラナオウネタとかそんなに好きじゃなかったけどラナオウ吹いた。
ここまで正面から描かれたら吹かずにはいられない。
セックルシーンも原哲夫の絵で脳内映像化されてワロタ。

> 「女の子はいろんな面をもってるんだなぁ」

リーフは器がでかすぎる。
362名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 20:22:38 ID:M5SCj1NK
リーフは器だけじゃなくチンコもデカいからなかなかのもの
このまま進むとリーフはずっとプリンスのままなのか・・・
マスターナイトになって腰が強くなれば今まで異常なプレイが出来るだろうに・・・
363352:2009/09/06(日) 21:02:51 ID:RUypnhz4
変態覇王リーフ

第9章

トラキアの戦いは終わった。
グルティアを落としたセリス軍はトラキア城の決戦に臨み、
乾坤一擲の3頭の竜作戦も失敗に終わったトラキア軍は最後の抵抗を行って敗れ去った。
兵士たちは自らの手柄とするべくトラキア兵の遺体の中からアリオーンを探したが、
ついにアリオーンの遺体は発見されなかった。

「さてこれでトラキアは片付いた、統治については…」
セリス達は戦後の処置を話し合っている。
その結果、トラキアは現在リーフの代理で北トラキアを統治するアウグストに委ねることとした。

セリス軍は全軍を集結させるとミレトス地方へ進路をとる。

その出発前夜…
364352:2009/09/06(日) 21:03:25 ID:RUypnhz4
アルテナはぼんやりと城壁の上で夜空を見ていた。
アリオーンの生死はしれない。
あの兄がそう簡単に死ぬとは思っていないが…
「お兄ちゃん…」
ポソリと呟く。他人には絶対に聞かれたくない一言だ。


少ししんみりとしてしまったが自分達は袂を分った身と気分を切り替えようと思う。
思ってもそうそうできることではないが…
「そろそろ戻るか…」
翌日にはトラキアを離れることになる。どうもそのあたりも感傷的になる原因のようだ。

部屋に戻ろうと廊下を歩いていたら、リーフがフィンを掘っているのを見かけた。
その横ではキュアンが羨ましそうに見ている。
「…っんな!?」
赤くなるアルテナ。やはり淑女として生きてきたためこういう光景には中々慣れない。
「ハァハァ…あ、やあ姉上こんばんは」
「ハァハァ…アッー!、これはアッー!ルテナ様」
こっちを振り向いて挨拶する2人。返事に困るアルテナ。
「あ…えっと…その…2人とも…そういった事は人目につかないようにするべきではないの?」
まあ当然の話だ。
「ハァハァ、隠すようなものでもありません、それに僕は見られていたほうが興奮します!」
これは困った。そちらがよくても見るほうが困るのだが。
見ているこっちが恥ずかしくなる。
しかしなんというか…かすかに記憶にある大好きだったフィンを弟が掘っている光景はなんとも形容しがたい。
「と…とにかく、他人の迷惑になるかもしれない、こっちに来なさい!」
アルテナはいやがるリーフとフィンを人目につかない所に引きずっていった。
365352:2009/09/06(日) 21:04:03 ID:RUypnhz4
とりあえずリーフの住む物置にやってきた4人。
「じゃあここならOKですね姉上!」
リーフは再びフィンを堀り始める。
「アッー!」
ドギマギするアルテナ。
「えと…2人はいつもこんな事を?」
「うん、いつもしてます」
キュアンが口を挟む。
「レンスター王家じゃいつものことさ!お前にマネしろとは言わんが慣れといたほうがいいぞ?」
「は…はい…」
そしてリーフとフィンのホモプレイを見学するアルテナ。
「ハァハァ…うっ!」
ドピュッドピュッ!
リーフが射精する。

顔を赤くして見てたアルテナはある事に気が付いた。
「その…フィンは気持ちよくないの?」
小首をかしげるフィン。
「とても気持ちようございましたよ?」
「だって…ほら…この間の授業でもあったけど、気持ちよくなると勃起するはずなのに、
 …フィンのペニスはなんともなってないから」
フィンの顔が絶望に歪む。
物凄く痛いところを突かれた。

リーフがとっさにフォローする。
「姉上…男には女に知られたくないことがあるんですよ…」
366352:2009/09/06(日) 21:04:34 ID:RUypnhz4
そこでキュアンが口を開いた。
「うーむ…だがなぁ…いつまで不能というわけにもいくまい。
 復活せんといつまでも掘れないからな」
「でも父上、いろんな方法を試したり、医者にかかったりしたけど駄目だったんですよ」
「シクシクシク…」
キュアンはしばし考えた。
「フィン…お前の初めての相手は俺だったな…その時の感想を言ってみろ」
頬を赤らめるフィン。
「はい…桃源郷でした…キュアン様にアナルを掘られる幸福に私はたちまち勃起したものです」

キュアンは結論を出した。
「うむ!自惚れるわけじゃないが、フィン好みのど真ん中は俺だ!…だが俺には体がない…
 従ってリーフとアルテナ、お前たちで3Pしてフィンを復活させるのだ!」
すかさずリーフが合いの手をいれる。
「グッドアイディア!僕も姉上も父上似だしね!僕だけじゃ復活させられなかったけど、2人でなら!」
勝手に盛り上がる変態親子、焦るアルテナ。
「ちょ、ちょっと待ってください!わわわわわわわ私はそういう経験ないんですよ!?」
「大丈夫誰でも最初は初めてだから!」
「僕がリードします、姉上!」

励ます変態親子、こいつらには貞操観念ってものがないのか?
と首をかしげざるをえないアルテナだが、2人が本気で自分を励ましてるのはわかる。
それにしょんぼりするフィンを見て、アルテナは意を決した。
「わかりました!フィンのため一肌脱ぎましょう!」
367352:2009/09/06(日) 21:05:01 ID:RUypnhz4
裸になった3人。フィンはアルテナのグラマラスな体を眺めた。
おちんちんはピクリともしない。
だがアルテナとリーフが並んでるのはちょっと萌えてしまった。

アルテナは恥ずかしくてたまらない。
そんなアルテナを見て萌えるリーフ。
「ハァハァ…じゃあはじめよう…」
リーフはフィンのおちんちんを手に取る。フニャフニャだ。
「さ、姉上も一緒に…」
「え…ええ」
そっとおちんちんに触れるアルテナ。やっぱりフニャフニャだ。
「手コキはこう…」
技術指導するリーフ。
うんうんと頷くキュアン。
「フィンのおちんちんも復活するし、アルテナの性教育にもなる、一石二鳥だな!」

別にアルテナは性豪にならなくてもかまわないと思っているキュアンだが、
一般常識は身につけてほしいと願っている。
彼の基準ではこれは常識的の範囲内、義務教育レベルだ。
368352:2009/09/06(日) 21:05:33 ID:RUypnhz4
「フィン、どうだい?」
「ええ、こう…この状況に興奮してはいるんですが…」
おちんちんは無反応。
「こんどはフェラだ!」
リーフはフィンのおちんちんに舌を這わせる。
「さ、姉上もご一緒に!」
「え…ええ」
なんて真剣なリーフ。本当にフィンを案じているのだ。
アルテナは恥ずかしくてしょうがないが、おずおずと舌を出して、舌先でチロチロとペニスを舐める。
「ゴクリ」
生唾を飲み込むフィン。2人に奉仕されてるのがたまらない。
「よし、このままいくぞ!」
リーフはフィンのアナルに挿入する。
「アッー!」
「そーれピストンピストン!」
リーフのリズミカルな動きに合わせて、フィンのフニャフニャおちんちんが揺れる。
「きゃっ!」
揺れてフェラしづらい。キュアンがアルテナに語りかける。
「そういう時は胸を使うんだ、せっかくすばらしいものをもってるんだからな、活かさなきゃ!」
キュアンの指導を受けて、フィンのペニスを豊かな乳で挟む。
「こ…こうですか父上?」
「うむ!それでいいぞ!」
恥ずかしさと、胸の谷間の異物感にアルテナは耳まで赤くなっている。
フニフニと胸を動かしてみるが、谷間のものはフニャフニャのままだ。
369352:2009/09/06(日) 21:06:05 ID:RUypnhz4
あれから色々やってみたがフィンのおちんちんは勃起しない。
「うーん、中々復活しないなあ…」
ここまでしても駄目とは…頭を抱える4人。
リーフの雄雄しくそびえたつ巨根とフィンのフニャチンが並んでいると、フィンが可哀想でしかたない。
「まあ、考えてもこれ以上対策のしようもないというか…せっかくだからこのまま3Pを続けよう!
 今度は姉上を気持ちしよくしてさしあげます!」
「ちょっ!?」
リーフはアルテナの豊かな胸をこねくり回す。
「やっ…あん!」
ぷっくりと起き上がる乳首を指で弾き、張りのある巨乳の弾力を楽しむ。
「………!?」
なんかムラムラしたフィン。
「わ…私も奉仕させて頂きます!」
フィンは後ろからアルテナに組み付くと脇から手を入れて、両の乳を揉む。
4本の手に乳をこねまわされ、揉まれ、乳首を突付かれてアルテナは初めて味わう快感に悶えていた。
「ふ…ふたりとも…はふぅ」

その姿を見てキュアンは感涙にむせび泣いていた。
「ああ…見てるかエスリン…俺達の子供達が…再び生きて出会ってSEXしている…絆を深めている…
 こんなに嬉しいことはない…」
惜しむらくは体があれば参加できたのに。
370352:2009/09/06(日) 21:06:42 ID:RUypnhz4
「姉上、次はこちらを気持ちよくしてあげます!」
リーフは嬉しそうにアルテナの秘所を指でかきまわす。
「ふぁあぁああっ」
巧みの技だ。
アルテナのあえぎ声と、リーフとを見ているうち、フィンに久しく忘れていた興奮が蘇ってくる。
「ハァハァ」
リーフはおちんちんをアルテナの秘所に押し当てる。
「姉上、力を抜いて下さいね!」
優しく、ゆっくりと挿入していく。
「あっリーフぅぅ!ふあぁん!」
「ハァハァ、締め付けキツイ!姉上!」

2人が快感に悶える声を聞いて、フィンの股間に数年ぶりの感覚が蘇る!
「勃った!」
「「え!?」」
SEXしながら振り返るリーフとアルテナ。
そこには立派にたち勃っちあがったフィンのおちんちんの姿があった!

キュアンはフィンに声をかける。
「よかったなフィン」
「うっうっ…これもキュアン様、リーフ様、アルテナ様…あなた方のおかげです…うぅううううう」
「ばか、泣くなフィン。さ、泣いてる暇があったら2人に奉仕をするのだ!」
「御意!」
フィンは力強く頷くと、アルテナのお尻の穴に指を這わせる。
「きゃぁ!?フィン、そこは!」
「どうぞ力を抜いてくださいませ」
しばらくクニクニとアナルをさすっていたが、やがてフィンはアルテナのアナルに挿入した。
リーフとフィンは絶妙なコンビネーションで前後からアルテナを責める。
アルテナが絶頂をむかえるのはすぐのことだった。
久々の挿入だったため、フィンもすぐに射精した。
数年ぶりの射精の快感にふるえるフィン。
「さあ、次は僕にちょうだい!」
「はっただいま!」
今度はリーフのアナルに挿入する。
「ハァハァフィン、こんないいモノもってたなんて…」
「お褒めに預かり恐悦至極!」
やがて今度はリーフのアナルに射精、押し出させるようにリーフはアルテナの膣内に射精した。
371352:2009/09/06(日) 21:07:17 ID:RUypnhz4
SEXを終え、呼吸を整える3人。
「はぁー気持ちよかったぁー!…でもよかったねフィン」
「ありがとうございます!」
早々に服を着て恥らうアルテナも、フィンの笑顔を見てると「よかったなぁ」と思う。

その時感涙にむせび泣いていたキュアンがつぶやいた。
「これでもう…心残りはない…」
「父上?」
「リーフは立派な性豪になった。アルテナもちゃんと初体験をすませた…フィンのおちんちんも復活した。
 これで安心して天国へ行ける」
覚悟していたことだがやはり寂しい。
「父上、僕は立派な変態として生きていきます!」
アルテナもつぶやいた。
「私は…今までの生き方を否定はできません。慎みを持って生きるつもりですが…その、時にはこういうのも
 悪くないかも…」
真っ赤になって顔を振る。可愛い。

フィンは何も言わず、うやうやしく一礼した。

「ではリーフよ!これがお前にしてやれる最後のことだ、うけとれ!」
リーフは光に包まれる。
「おお!僕の性気が高まる!」

リーフは変態王から変態覇王にクラスチェンジした!

リーフ 変態覇王 LV20

スタミナ 75

精力 24
破廉恥 27
テクニック 25
ピストン 24
エロ知識 25
硬度 27
ペニスのサイズ 27
372352:2009/09/06(日) 21:07:48 ID:RUypnhz4
「ありがとう父上!」
「なに、お前の努力の賜物だよ」
キュアンは微笑む。
「じゃあ俺は天国へ行く、真っ先にエスリンを掘りたいし、
 ドリアスやトラバント、それに父上やシグルド、エルトも掘らねばならんからな!」

リーフもアルテナもフィンも光に包まれるキュアンを仰ぎ見る。
「お前たちはこっちにはゆっくり来い!俺は皆を掘りながらのんびり待ってるぞ!
 ワハハハハハ!十二聖戦士を全員掘ってやる!皇帝ガレも掘ってやる!
 楽しみだ、わはははははは!」
キュアンは高らかに笑うと光の中に消えていった。

「すごい…やっぱり父上はスケールが違う!」
リーフは感涙の涙を流すと改めてキュアンの霊に誓った。
「僕は大陸一の性豪になってやります!」

続く
373名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 21:21:38 ID:oCYnuPCO
イイハナシダナー
374名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 21:48:07 ID:iRY9fYkA
イイハナシダナー
天国の性豪キュアン伝説にwktkしてしまうな
375名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 22:06:53 ID:ThG4SfDb
ドリアスやトラバント、それにシグルド
「勘弁してくれえええぇぇぇ!!!」

父上、エルト
「かかってこいよフォル…キュアン!!!」

…ちょっと気になったんだけど、
女とする場合って掘るという表現は何か間違ってる様な…?
376名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 22:30:01 ID:s6yYga8U
フィン復活キター!

ゲーム中で大好きだったと言うから隣接させたのに
アルテナの好感度が上がらなかったのもいい思い出。

そういえば次の章ではショタとロリがたくさん居たな〜。
マスターになれる最後のチャンスだ!
377名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 23:21:58 ID:a4Jg+6RW
こうなると可哀想なのがグレイドだなwフィンは蘇ったのにw
キュアンは、天国で何しでかす気だ、下手すりゃ地獄に落ちんじゃね?w
378名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 23:53:52 ID:XWyVr6jc
リーフはもうレベル20なのか。
ラナオウとの死闘の賜物ですね。
379名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:34:37 ID:pugdkXub
変態覇王乙!何だか感動したw
アッー!ミッド!といいアッー!ルテナ様といい、この叫び声好き。
是非ともアルヴィスもリーフに掘られて欲しい。
そしたら散り際の台詞が「ディアドラ…ユリアッー!」になるw
380名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:37:12 ID:ZuFXh4qQ
フィンの勇者の槍復活キターーーーーーーーー!!!!!!!!!

変態覇王GJ!!! なにげに二回攻撃しててワロタ。
381名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:37:15 ID:baNG2NX4
やってることは近親相姦なのに、なんだこの爽やかさww
382名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:43:30 ID:4BAJ62Sh
( ;∀;)イイハナシダナー
383名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 10:38:10 ID:XK8h11ss
バカバカしくて、キャラのぶっ壊れ具合も半端ない。
その上変態プレイのオンパレード。
リーフのハーレムネタは嫌いなのになんでこんなに見入ってしまうんだろう…。

作者マジ鬼才
384372:2009/09/07(月) 21:48:07 ID:1sG2QCVL
>>375
い…言われてみれば…
まあキュアンの戯言と思ってください

変態覇王リーフ

第10章

セリス軍はペルルークに到達した。
ミレトス地方に橋頭堡を得て、さっそくクロノス攻略の準備がはじまる。
だがそういった首脳陣の思惑と無縁のリーフは今日も暢気にアサエロを掘る。
「アッー!」
「さ、エロい事しよう!」
アサエロを掘り終えたリーフは炊事班の手伝いでもしようと厨房に向かう。
だが途中で不振な老人を見かけた。
「だれだろう?…さては城下町の長老かな?」
リーフは老人に声をかける。
「やあおじいさん、セリス様に用事?
 案内してあげようか?」
「ぬおっ!?」

なんとそれはペルルーク城に忍び込んだマンフロイであった。
もっともリーフはマンフロイと面識などないが。
(ぬぅ…いきなり見つかってしもうた…こやつを殺すのはワケないが、
 ここで騒ぎを起こすとユリア皇女誘拐の計画が台無しじゃ)
マンフロイは誤魔化すことにした。
「いや、実はこの軍に孫娘がおると聞いてのう、会いにきたんじゃよ」
「そうなんだ、名前は?」
「ユリアというんじゃが」
リーフはビックリした。
「な、なんだってー!ユリアは記憶が無いと聞いていたけど、ペルルークにおじいさんがいたのか!
 ユリアはこの辺りの生まれなのかな?」
「あ…ああ、実はそうなんじゃ」
385372:2009/09/07(月) 21:48:36 ID:1sG2QCVL
リーフはさっそくマンフロイの手を引いてユリアを探す。
「うーん、どこかな?」
部屋には行ってみたがいなかった。
マンフロイはほくそえむ。
(なんというアホじゃ。城内をうろついておったワシのような怪しいジジイの戯言を真にうけおった。
 いっそこのまま案内してもらおうかの)


そのころユリアはスカサハと中庭でお弁当を食べていた。
スカサハの作る料理は絶品である。
「とてもおいしいです♪」
ユリアの言葉に顔を綻ばせるスカサハ。
「ああ、よかった。ジャムに秘密があってね」
スカサハの解説を聞くユリア。正直何を言ってるかさっぱりだが、
スカサハが楽しそうなので嬉しい。

やがて昼下がりとなり、おなかいっぱいになったユリアはスカサハの膝枕で寝入ってしまう。
ユリアの綺麗な髪を撫でながらスカサハは「いつもこんなに平和だといいのになぁ」と呟いた。

その様子をセリスはバルコニーから眺めていた。
「ねぇオイフェ」
「はっ」
「どうして僕はこんなところで男2人で昼食を取っているのかな?」
オイフェは困った顔をした。
「しかしですな。未来の皇帝に、素性の知れない者は相応しくないと言ってユリアを袖にしたのは
 セリス様ではありませんか。あれほど慕われておいでだったのに」
「そんなことはわかってるよ!…たしかにユリアは僕の好みど真ん中だった…しかしね、考えても見てごらん?
 皇妃になるものが出自のしれない相手じゃ困るんだよ」

そこまでわかってて袖にしたのならさっさと振り切ってほしいもんだ。
なのにユリアとスカサハがイチャイチャしてるとこうやって不機嫌になるからタチが悪い。
しかし恐るべきは女の子のネットワーク、ユリアを袖にして以来、セリスは女性陣から総スカンを食らう羽目になった。
それもセリスの不機嫌の一因だろう。

オイフェは思う。
(しかし、王族の妻が出所不明の相手では困る、というのは決して間違ってはいないのだが…
 年頃の女子達は身分を越えた愛、みたいなロマンスを期待しておったのでしょうなぁ…
 現実はそう上手くはいかないのだが…)
386372:2009/09/07(月) 21:49:02 ID:1sG2QCVL
リーフはマンフロイを連れて中庭にやってきた。
「やあスカサハも一緒か」
「あ、リーフ王子、悪いけどユリアが眠っているんだ。静かにしてくれるかい?」
リーフはマンフロイを前に出す。
「じゃん!実はこの人はユリアのおじいちゃんなのさ!」
「な、なんだってー!」
ここまできたらマンフロイも嘘を突き通すしかない。
「おお、この娘はまさしくワシの孫娘!」
スカサハはユリアを起こす。
「うーん、ムニャムニャ…なんですかもう」
「ユリア!実は君のおじいさんって人が来てるよ!」
「な、なんですってー!…あなたが私のおじいさん?」
マンフロイはハンカチで目頭をおさえた。
「実はそうなんじゃ、無事で育ってくれてよかった…うっうっ」
リーフとスカサハは席をはずすことにした。積もる話もあるだろう。

そしてユリアはそのままさらわれた。
運悪くバルコニーの上にいたセリス達もすでに室内に引っ込んでおり、
目撃者は誰もいなかった。
事件が発覚するには今しばらくの時が必要である。
387372:2009/09/07(月) 21:50:13 ID:1sG2QCVL
だがそんな事を知らないリーフは、
「やあユリアもおじいさんと会えてよかった!目出度い目出度い!」
などと暢気なことをほざきながらメシを食っていた。美味い。
食堂ではレイリアが見事な舞を見せて、みんなの苦労を労っている。
「やあキレイだなぁ」
リーフは上機嫌で再行動して、もう一食メシを食おうとしたが今日の炊事当番のマナに叱られた。
「ダメですぅ、勲章をもってない人はおかわりなしってセリス様のご命令ですぅ!」
「これは残念残念」
しかしレイリアの舞を見てたら勃起してしまった。
さっそくオナニーしようとしたら、アルテナがこっちにゲイボルグを向けているのに気がついた。
アルテナは淑女として生きることにしており、マナーに厳しい。
食堂のみんなに見てもらいながらオナニーしたかったが、リーフは断念した。
ゲイボルグでお仕置きされてはたまらない。

仕方ないので物置に帰ると、そこで5回ほどオナニーする。ハァハァ。
「うっ!」
ドピュッドピュッ!
その時扉がノックされた。
「リーフ王子いる〜?」
「どうぞ〜」
そしてレイリアが入ってくる。
「あらさっそく?」
リーフのオナニーを見て呆れるレイリア。
388372:2009/09/07(月) 21:50:39 ID:1sG2QCVL
「何か用事かな?」
レイリアは陶然と微笑む。ちょっと妖しい。
「私の踊りを見て、王子が勃起させてたみたいだからね。
 人の踊りをやらしー目でみるなー!みたいなこと言おうかと思ったんだけど」
リーフはオナニーしながら頭を下げた。
「そっかごめん、でもさ、僕はエロいけどレイリアの踊りはキレイだと思ったよ、ハァハァ」
真顔でキレイと言いつつ、オナニーは止まらない。
なんという正直さ、レイリアは毒気を抜かれた。
「いいわ、本気で言ってくれてるのはわかるからね。
 正直いうと私もこの部屋に入ってからこの匂いにやられちゃったみたい」
そしてレイリアはリーフのおちんちんに舌を這わせはじめた。
「…んっんっ…」
レイリアはリーフのおちんちんをくわえ込み、カリ首を舌でなぞる。
「ハァハァ…」
レイリアはその大きさに驚く。
結構経験は豊富なつもりだが世の中は広い。
「へえ…坊ちゃん顔なのにいいものもってるわね♪」
でも年上の意地で余裕の表情を見せる。
「ハハハ、照れるな。レイリアのおっぱいも大きくてキレイだね」
リーフは手を伸ばして乳を揉む。
大きいばかりではなく、形もよい美乳だ。踊り子の大胆な衣装からははっきり胸の形がわかる。
「ふふ、自慢のスタイルだもの」
389372:2009/09/07(月) 21:51:03 ID:1sG2QCVL
レイリアは衣装を脱ぎ捨てる。
「いくわよ王子」
そしてリーフにのしかかる。
正直に言うと、リーフに乳を触られた瞬間、相当なテクの持ち主だとわかった。
このままではあっさりイカされてしまう。
流れを変えて短期決戦におよぶしかない。
多くの男達に名器と呼ばれた自分の秘所なら先にリーフをイカせられるに違いない。
自分も長くは持たないだろうが…
レイリアはフェラの間、期待に濡れたオマンコにリーフのおちんちんを飲み込んでいく。
「あん♪」
(ヤバッ!?イ…イっちゃいそう…わ、私の腰使いで先にイカせるしか!)
猛烈な腰のグラインドと締め付けでおちんちんを責め立てる。
すでにリーフは先走りを出しているが、射精には及ばない。
「ふふふ、我慢しなくていいのよ?」
「レイリアこそ我慢しなくていいよ」
「えっ!?」
リーフはレイリアの腰を掴むと一気に子宮を突き上げた。
激しい快楽が全身をほとばしる。
「あはぁ!?」
リーフはレイリアの背中に腕を回してキツく抱き締めると、唇を奪った。
「んむ!?」
口内を蹂躙するリーフの舌。絡めあう舌と舌。
膣と口の責めになんの余裕もないレイリアだが、リーフはとどめとばかりにそっと背中をさすった。
「あはぁああああん!」
もうダメだ。レイリアは絶頂を向かえ、オマンコから大量の蜜を滴らせる。
「ハァハァ、気持ちよかったよ?じゃああげるね!」
リーフは大量の精液を膣に注ぎ込む。
おちんちんを抜くと膣から性がドロリと零れ落ちるのだった。
390372:2009/09/07(月) 21:51:32 ID:1sG2QCVL
「でも、ここは女を泊めるような部屋じゃないわねぇ」
「そりゃ物置だもの」
レイリアは服を整える。
「他の人たちは手柄を立てて、もっとよい暮らしをしたり、顕職につこうって考えてるのに、
 王子はこんな物置で満足なの?」
リーフは首をかしげた。
「ここは雨風をしのげるし、何も不自由はないよ?」
本気で不思議そうなリーフに、レイリアはクスクス笑った。
「私は嫌よ?もっといい暮らしをしたいもの」

そしてとどめの微笑みを浮かべてみせる。
今まで夜を共にした男はこれでオトせた。
「君にいい暮らしをさせてみせる。結婚してくれ」と何人に言わせてきたことか。
リーフと結婚したいわけではないが、このままやられっぱなしは癪だ。
「よし!それならフィンのお嫁さんになってよ!」
レイリアは目を丸くした。
「フィンはレンスターの重臣さ!国が復興したらいい暮らしができるよ!
 やぁよかったよかった!フィンのお嫁さんのことは僕心配でしょうがなかったんだ!
 フィンは立派な人間だし、おちんちんも結構大きいし君を幸せにしてくれるよ!」
そしてリーフははしゃぎだす。
「やあよかったよかった!これでレイリアも幸せ、フィンも幸せ万々歳だ!」

苦笑するレイリア。どうも自分は完敗したようだ。
リーフという人間は自分と尺度がまったく違う。
「もう、フィンさんみたいな人には、もっと真面目な人を探してあげなさい」

レイリアはリーフの頭をクシャクシャ撫でると部屋を出て行った。

「うーん、フィンのお嫁さんが見つかったと思ったのに…」
リーフは残念そうにうなだれるのだった。

続く
391名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 22:00:26 ID:krfxceUs
何だかんだでリーフのフィンに優しいな
392名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 23:02:06 ID:baNG2NX4
初っ端から「アッー!さ、エロ」に吹いたww
セリスの嫁は誰になるんだろ
393名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 23:19:06 ID:epzdhisj
セリスは実は女の子だったんだけど、打倒帝国のためにオイフェ達に
男として育てられて、自分は男だと思い込んでたけど変態覇王リーフに
女だったことが気づかれて、女としての喜びを教えられるみたいな展開だと面白い

ともかく、変態覇王毎日更新を楽しみにしています! 
楽しい時間をありがとう!!
394名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 23:27:52 ID:vJAJnGnJ
そういえば初期の案で、セリスの性別を選べるみたいな話があったな
395名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 23:34:36 ID:ZuFXh4qQ
セリスの嫉妬と女子チームの反応がやけにリアルで笑った。

マンフロイおじいちゃんの嘘がなんか悲しいな。
「孫娘に会いに来た」って、本人は適当な嘘のつもりみたいたけど
やっぱ会いたいんだろうねサラ様に。
自分の嘘にだまされたリーフを馬鹿にしてるのがまた悲しい。
孫娘がいなくなったショックと折り合いをつけようとしてるみたいで。
396名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 00:31:41 ID:/NUQNVNC
変態覇王乙です。
セリスのキャラが何だか生々しくて嫌いになれないw
397名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 02:55:14 ID:ruzR3avl
聖戦編入ってまだSEXしてない女ってラドネイ、マナ、フィー、リーン、ティニーか。一応の名ありなら、カレンなんかもそうだし、エーディンも健在だけど、今更イザークに戻る事は無いだろう。
んで、まだ彼女いないor出てない男がセリス、デルムッド、ロドルバン、レスター、オイフェ、トリスタン、ヨハン、ヨハルヴァ、アーサー、アミッド、アレス、ファバル、アサエロ、セティ、シャルロー、ハンニバル
ディムナはカレンがそれっぽいから除外した。
彼氏いない女が上にあげた未登場組以外では、ラナ、マナ、ラドネイ、フェミナ、ナンナ、ジャンヌ、パティ
ナンナはリーフと既にくっ付いたと見て良いかどうか。誰か涙目がなるか、男嫌いなラドネイをどう料理するか楽しみ
398名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 05:48:51 ID:TRuvBc3Y
おや?マナの口調が・・・

最近変態覇王の更新が待ち遠しくてしょうがないぜ
399390:2009/09/08(火) 16:16:12 ID:UEj1q4ZL
変態覇王リーフ

第11章

「なにぃ!?ユリアが行方不明!?」
さすがのセリスも驚いた。
レヴィンが言うには敵にさらわれたに違いないという。
目撃者がいるわけでもないのに何を根拠に、と思ったが
リーフとスカサハによれば祖父を名乗る老人が訪ねてきたそうだ。
「その老人と暮らすにしても、一言の挨拶もなしに出て行くとは解せない話だね?
 ペルルークを調査したまえ」

だがリーフ達が言うような風貌の老人は発見できなかった。
しかし人相書きが配られた結果、次のような通報が相次いだ。
「これはマンフロイ大司教だ!この辺りで子供狩りの視察に来たときに顔を見たことがある!」

セリスは首を傾げた。
「レヴィン…妙な話じゃないか?…ユリアはバーハラで行き倒れていた、ただの浮浪児じゃなかったのかい?」
「ああ…そのはずだがな…」
だがセリスは気持ちを切り替えた。
「まあ連中の目的がどうだろうと、それを知るすべはない。今は一人の事に頭を抱えるより
 クロノス攻略が先決だよ。ユリアの件はレヴィンに任せる。なにかあったら報告するように」
「うむ、任せておけ」
セリスはこう付け加えた。
「ヒルダ女王は残虐で評判が悪い。最大限に利用させてもらおうじゃないか。
 僕たちの正義を民衆にアピールするには格好の相手さ。
 プロパガンダの方はオイフェに任せるよ」
「御意」
400390:2009/09/08(火) 16:16:51 ID:UEj1q4ZL
スカサハの落ち込みようは相当なものだった。
逆に怒り狂ったのはラクチェである。
「必ず私が八つ裂きにしてやるわ!スカサハ!凹んでないで戦支度よ!」
「…ああ、そうだな。絶対にユリアを助けるんだ!」

その様子を影から見守るリーフ。
「うっうっ…ごめんよ…僕がマンフロイに騙されたばっかりに…
 ユリアは必ず僕が助けてみせる!」
リーフは固く誓うのだった。


そしてセリス軍は戦闘準備を整える。
出撃した軍団の士気は高く、とりわけスカサハとラクチェの戦いぶりは
鬼神も泣いて逃げ出すほどであり、クロノス、ラドスはあっけなく落城した。

部隊最後尾に配置されていたリーフがクロノスにつくころにはとっくに戦闘は終わっていた。
ラドスに出向いているセリスが戻ってくるまでの間、クロノスで休息する兵士達。
401390:2009/09/08(火) 16:17:15 ID:UEj1q4ZL
戦いの間にも息抜きは必要、そしてこれだけ若い男女がいるのだ。
色恋沙汰が盛んになるのは当然である。
女の子たちが集まって噂話に花を咲かせる。
パティは嬉々としてフェミナに声をかけた。
「ね、いつの間にオイフェさん落としたのよ!オジコン!」
「うっさい!…いや、ダンディーでいいなっと思ってたんだけどね。
 一緒に出撃するうち、そーいう雰囲気になって…ってそういうそちらはレスターと仲がいいみたいだけど?」
照れくさそうに頭をかくパティ。
「いやーははは、告られちった!」
たちまち黄色い歓声があがる。

一方男どもはしだいに余裕を無くし、焦りの色が濃い。
どんよりしたアミッドにデルムッドが声をかける。
「なぁ…フェミナ取られちまったのか?…仲良かったのによ」
「シクシクシク…そーいうお前だって年齢=彼女いない暦じゃんか」
「ほ・っ・と・い・て・く・れ・!……(´;ω;`)」
可哀想なアミッド…
402390:2009/09/08(火) 16:18:54 ID:UEj1q4ZL
参考までに占い屋の結果を見てみよう。
人の心は移ろい変わるもの、数ターン後はわからないが、現時点では下記のとおりである。

シャナンとラクチェは結ばれておるぞ

スカサハとユリアは結ばれておるぞ

オイフェとフェミナは結ばれておるぞ

レスターとパティは結ばれておるぞ

デイジーとコープルは結ばれておるぞ

リンダとホークは結ばれておるぞ

ラナオウとファバルは結ばれておるぞ
「ならば神とも戦うまで!」
「な…なして?」
(ガクガクブルブル…)

ロドルバンとジャンヌは結ばれておるぞ
「えっ!?いつの間に?…ってかジャンヌって誰?」
「…………」

セリスはだれが皇妃にふさわしいか悩んでおるようじゃ
はよ決めんと独身になるぞ

マナはセリスを愛してしまったようじゃ。健気じゃのう

ラドネイは男なんか大嫌いなようじゃ

ヨハンとヨハルヴァはラドネイを愛してしまったようじゃ

ディムナはこの軍の女子には関心がないようじゃ

アミッドはマナが好きなようじゃ。フラれて泣いておったのに案外立ち直りが早いのう
403390:2009/09/08(火) 16:19:27 ID:UEj1q4ZL
アーサーはフィーが好きなようじゃがシスコンなのでティニーの方が今は大事なようじゃ

フィーはアーサーを愛してしまったようじゃがアーサーがティニーばかりかまうのでやきもきしておるようじゃ

ティニーはお兄ちゃんっ子じゃ。まだ恋愛には関心がないのかもしれんのう

セティはティニーを愛してしまったようじゃ

デルムッドはティニーが好きなようじゃが余裕がないので彼女募集中じゃ

トリスタンはナンナが好きなようじゃ
もっとも不能にされるのが怖くて言い出せないようじゃな

アレスはリーンが好きなようじゃ

リーンはアレスを愛してしまったようじゃ

レイリアはアレスがタイプなようじゃがセリスを落として皇妃になろうか、と思いつつ
でもアサエロ辺りと市井でささやかな暮らしも悪くないと内心思っておるぞ

アサエロはレイリアを愛してしまったようじゃがマナのような可憐な娘もちょっとタイプのようじゃ

シャルローは食べることにしか関心がないようじゃ。お子様じゃのう

ハンニバルは年を考えんか、あえてあげればアルテナは美人じゃと思っておるな

アルテナはまだ誰にも関心がないようじゃ。もったいない

フィンは復活して喜んでおるが、リーフを掘るのに使っておるようじゃ
あえてあげればラケシスが忘れられんようじゃな。未練がましい

ナンナは男も女も好きじゃが最近はアレスの巨根を狙っておるぞ
もっともリーンに邪魔されて悩んでおるようじゃ。どうするのかのう

リーフは…なんと水晶球が割れおった!?
理解不能じゃ…
404390:2009/09/08(火) 16:19:53 ID:UEj1q4ZL
リーフは占い屋を出てきた。
「やあまいったな、水晶球の弁償代でまた0ゴールドに逆戻りだよ」
トラキア戦の終了後、確保してる城の数に応じて全員に軍資金が配られたのだが、
リーフの分は今ので全部ふっとんでしまった。

「まあ、しかたない…おやあれは?」
ファバルが木陰で黄昏ている。
「やあファバルどうしたの?」
疲れた顔を見せるファバル。
「ああ…なんで俺ラナと付き合うことになったんだろう…」
「ラナは魅力的な可愛い娘だと思うよ?」
「すげぇなお前…」
とりあえずリーフはファバルを癒すことにした。
「これで元気を出すんだ!掘ってあげよう!」
「ちょ…やめっ…アッー!」

ファバルを掘り終えたリーフはご機嫌で城に戻る。
そこでハンニバルに出会った。
「おおリーフ王子」
「やあハンニバル将軍」
ハンニバルは微笑んだ。
「若い方々は元気でよいですなあ。先ほども色恋話で盛り上がっておりましたぞ」
「ははは、将軍だってまだまだ若いさ!気の持ちようだよ」
「いやいや、ワシなど戦働きにかまけておるうちにこの年になってしまいました」
リーフは若さをあげることにした。
「じゃあこれで若返るんだ!掘ってあげるよ!」
「うお!?…アッー!」
405390:2009/09/08(火) 16:20:18 ID:UEj1q4ZL
ハンニバルを掘ったリーフはお仕事をはじめる。
モップを用意して廊下の掃除だ。
リーフが鼻歌を歌いながら掃除していると、向こうからアーサーとティニーとフィーがやってきた。
「やあ、3人でお出かけかい?」
声をかけるリーフに3人が立ち止る。
「ああ、ティニーに何か好きなものを買ってやろうと思ってね」
「嬉しいです、兄様♪」
ぎゅっとアーサーの腕にしがみ付くティニー。
フィーは面白くなさそうだ。
「ほらさっさといこ!」
ぐいぐいとアーサーを引っ張る。
「おっとっと、でもさフィー、いいのか?せっかくの休みなんだし無理に付き合ってもらわなくてもいいんだぜ?」
「いーからいくの!…その…私にも何か」
「へ?なんか言った?」
「なんでもないわよ!」
こうして3人は去っていった。

その夜、フィーは部屋で暴れていた。
「うがぁあああああああああ!あのシスコンばか!なによティニーばっかり構ってさ!」
枕を壁に叩き付ける。
「なんの騒ぎかな?」
リーフが部屋に入ってきた。そういえば隣は物置だ。
「あ、ごめん、騒がしくしちゃって」
素直に頭を下げるフィー。
「いや、いいよ。騒いでストレスを発散できることもあるだろうしね。何か悩みかな?」
フィーはポツリと漏らした。
「…アーサーの事よ、そりゃ妹が可愛いのはわかるけどさ…私のことちっとも構ってくれないし…
 でも一番嫌なのはこんな風に考えちゃう自分」
リーフは熱心にフィーの話を聞いた。
406390:2009/09/08(火) 16:20:48 ID:UEj1q4ZL
「ならばアーサーと早く恋人になればOKさ!そうすればアーサーだってもっとフィーを気にかけるはずだよ」
「そ…そりゃそうだけど…」
リーフはフィーに問いかける。
「ねえアーサーともうSEXはした?」
「ぶっ!?…まだに決まってるでしょ!そもそも付き合ってるわけじゃないんだから!」
「それはいけない!早くSEXすれば幸せな恋人になれるのに!…よし僕がやり方を教えてあげよう!」
リーフは全裸になった。
雄雄しいペニスが天を向いている。
「きゃあっ!?」
真っ赤になるフィー。
「おちんちんを見るのは初めてかな?」
「むむむむ昔お風呂でお兄ちゃんのを見たくらい…」
「じゃあよく見てごらん」
おちんちんを振り回すリーフ。
その時リーフは閃いた。
「ちょっとごめんね」
「?」
フィーが座っているベッドに登るリーフ。
何事だろうとフィーが首をかしげていると、なんとリーフはフィー右耳の円形のイヤリングにおちんちんを通した!
「へ!?うわぁあああああ!何するのよー!」
「ハァハァ一度やってみたかったんだ」
腰を振るリーフ。イヤリングの金属感がヒヤッとして気持ちいい。
亀頭がペタペタとフィーの顔に触れる。
407390:2009/09/08(火) 16:21:16 ID:UEj1q4ZL
「ハァハァ…うっ!」
ドピュッドピュッ!
リーフはそのままフィーの顔に射精した。
「やーん!何よこれー!ベタベタするぅ」
リーフは真顔で答えた。
「これをやってあげるとアーサーも喜ぶさ!」
「ほ…ほんと?…ってんなわけないでしょが!」
「いや!間違いない!男は穴があると入れるんだ!これは生物の本能というもの!」
断言するリーフ。
「さ、これで勝てる、行こう!」
「ちょ…」
リーフはフィーの手を取るとアーサーの部屋に突撃した。

アーサーは突然部屋の扉が開けられて驚いた。
「やあアーサーこんばんわ」
「こんばんわ、2人とも何か用?…ってリーフ王子なんで全裸なのさ?」
「それはこれからイヤリングプレイをするからさ!」
リーフは座布団をしくとフィーを座らせる。
「ちょっと!?」
「僕は右のイヤリングを使うからアーサーは左をどうぞ」
そしてリーフは再びイヤリングにおちんちんを差し込んだ。
マジマジと眺めるアーサー。
「はー面白いプレイしてるんだなぁ、よし混ぜてもらうか」
「混ざるんかい!?」
突っ込むフィー。ボケ役が増えると突っ込みも大変だ。
アーサーはおちんちんを出すと左のイヤリングに挿入する。
座布団になぜか正座してるフィーの両脇に2人の男が立ち、イヤリングにおちんちんを通して腰を振っている。
ペタペタと両側の頬に亀頭が触れる。
「あうあう…」
もうどうしていいかわからない。
やがてリーフとアーサーは射精してフィーの顔をドロドロにしてしまった。
408390:2009/09/08(火) 16:21:39 ID:UEj1q4ZL
「しかし変な趣味なんだなぁフィー」
つぶやくアーサーに怒鳴るフィー。
「私の趣味なワケないでしょうが!」
そこでリーフは後ろからフィーを抱える。
「きゃっ!?」
「さ、アーサーどうぞ」
それをみたアーサーはフィーに問いかけた。
「うーん、いいの?」
フィーはこんなワケわからんシチュではあるが、頬を染めて恥らうと答えた。
「いいよ、アーサーにあげる」

フィーの下着を下ろして愛撫するとアーサーはゆっくりと挿入していく。
「と…キツイや、無理するなよ?」
フィーに余裕がないのを見て、リーフはフィーのアナルを愛撫した。
「きゃっ!?なにするのよ!」
「他に気が散れば痛みもやわらぐよ?」
リーフはフィーの尻に顔をうずめるとアナルを舌で舐めまわす。
恥ずかしくてしかたないが、アーサーにキスされるとなんかもうどうでもよくなった。
「あーさー!あーさぁー!」
「よしよし」
アーサーはフィーの頭を撫でる。
やがて2人は絶頂を迎えた。

こうして2人は恋人となった。
「やあよかった。とまだアーサーのアナル掘ってないや」
だが2人が幸せそうに眠っているのを見ると邪魔するのも気が引ける。
アーサーを掘るのはまた今度にしよう、とリーフは部屋を出て行った。

続く
409名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 16:50:27 ID:TRuvBc3Y
ひゃっほー! リアルタイムで見れた!
俺・・・はじめてフィーに萌えたよ・・・
410名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 19:56:07 ID:bStPDtBJ
何気に睦みあう恋人同士を掘り忘れたの初めてかこれwwwwww
411名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 20:24:41 ID:01dmhzvj
自宅に戻って専ブラを起動したら変態覇王の新作がうpされてました。
幸せな気分になりました。変態覇王いつもありがとう。

イヤリングプレイワロタ。リーフの変態ぶりよりも
フィーの顔グラ見ながらそんなこと考える変態覇王に吹いた。


>>398
マナもユリアも黒セリスが調教済みとか。>口調
412名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 21:25:17 ID:kPv8qBCS
アッー!サー
413名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 22:07:41 ID:Fy7NXLdS
なんだかんだで毎日活気付くなあ 
そろそろセティ辺りが幸せになりそうだけどリーフが現在フィンの次に掘りやすそうだから悲惨なオチになりそうだ
414名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 23:06:48 ID:Q5YzW52Q
変態覇王乙!
セティったらカリンを責任とって妃にすると言っていたのに…。
415名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 00:41:34 ID:kMPSnZ+W
セティニーフラグ立ったか?
セティは今まで虐げられてきたから、そろそろ幸せになって欲しいな〜
416408:2009/09/09(水) 19:53:22 ID:j79IqTGo
変態覇王リーフ

第12章

ナンナは苛立っていた。エルトの息子アレスのおちんちんを試してみたいのにリーンがいつも邪魔をする。
ナンナは別にリーンを混ぜて3Pしてもよいのだがリーンはアレスを誰にも食われたくないようだ。
「困りましたねぇ…」
何かよい方法はないものか…考え事しながら歩いていると、リーフがアーサーとフィーを掘っているのを見かけた。
「ハァハァ…昨日は掘り忘れてゴメン」
「アッー!サー」
「じゃあ次はフィーを掘ってあげるね」
「アッー!…って私は女の子だっての!…そりゃお尻の穴はあるけど…ってなに言わせるのよ!?」
結局掘られるフィー。

ナンナはリーフに声をかけた。
「リーフ様リーフ様」
「やあ何かなナンナ?混ざる?」
「もちろん!」
とりあえず混ざってナンナはアーサーのおちんちんとフィーのオマンコを食う。

4Pして満足したリーフとナンナは改めて話をした。
「リーフ様、私はアレスを食おうと思ってるんですが、リーンがいい顔をしないんです。
 アレスに隣接しようとすると踊って遠くへ逃がしてしまって」
「それは困る。僕もアレスを食いたいのに」
リーフは考えた。
リーンがアレスにナンナを寄せ付けないのはアレスを取られたくないからだ。
じゃあ取られる心配がなければ問題ない。
「というわけでアレスとリーンに恋人になってもらおう!取られる心配がなくなれば、
 リーンも僕らがアレスとSEXしたって気にしないよ」
「グッドアイディア!」
こうして2人はリーンの恋路を応援することにした。
417408:2009/09/09(水) 19:53:52 ID:j79IqTGo
ノディオン王子アレスは伝説の性豪エルトシャンの息子である。
自慢じゃないがかなりの巨根の持ち主な上、美丈夫で女の子にもモテる。
だが彼は父が性豪であったことを引き合いに出されることを好まない。
「俺と父上は別の人間だ、似ているからって俺まで変態扱いされては困る」
と常々語っている。
そりゃ人並みに女の子は好きだし、傭兵時代に幾人かと付き合ったこともある。
だがそれ以上にアレスが入れあげているものがある。それがリーンの悩みでもあるのだが…

「ねーえ、アレス入るよー!」
遊びにでも誘おうとアレスの部屋に入るリーン。今日こそカップル成立させたい。
アレスは鏡の前で全身を写してポーズの研究をしていた。
「アレス?アレスってばぁ?」
「ええいうるさい!今忙しいんだ!」
アレスは足を上げたり、腕を上げたり忙しい。
「ううむ…やはりヒーローたるもの決めポーズの一つもないと…」
椅子に座って見物するリーン。
そうなのだ。この男重度のヒーローオタクなのだ。
自分をブラムセルから助けた時など、一座の楽士を脅してBGMまで流させて演出に気を配っていた。
敵と戦う時は高いところから飛び降りないと気が済まないし、
武器の修理代で貧乏なくせに、ヒーロー物の本を買ったり子供に混じって紙芝居を見たり、無駄遣いも多い。

「なあ、リーン。この仮面かっこいいと思わないか?
 次の戦闘でつけてみようと思うんだが」
アレスが持ってきたのは金色の骸骨を模した仮面である。
「…やめたほうがいいんじゃない?」
ため息の出る思いのリーン。なんでこんな子供っぽい男に惚れてしまったやら。
「む、なぜだ?」
そんなダサい格好してほしくない、とは言えないので言葉を選ぶ。
「ほら、戦闘で傷つくかもしれないよ?…大事なものなんでしょ」
「そうだな、お前の言う通りだ」
納得したアレスは仮面をしまう。
418408:2009/09/09(水) 19:54:24 ID:j79IqTGo
アレスは続いてカラフルな全身タイツを出してきた。
リーンがいるのも気にせず着替えはじめる。夢中になると周りが見えないものだ。
しかたなく目をそらすリーン。
だがアレスのもっこりしたパンツが気になってつい、チラチラと見てしまう。
(おっきい…)

そこにリーフとナンナが入ってきた。
「やあアレスはいるかい?」
だが着替えに夢中のアレスは気付かない。
しかたないのでリーンが応じる。
「何か用?」
リーフは笑顔で答える。
「リーンとアレスに恋人になってもらおうと思ってね、君たちSEXしようよ!これでOKさ!」
リーンは絶句した。
そこまでストレートな事を言われるとは。
「いきなり何を言うのよ!」
「カップリングにはそれが一番!」
リーフはリーンを抱き上げる。
「きゃっ!?」

「なんだ騒がしいな?」
振り向くアレス。
そこにはリーフに抱きかかえられ、足を広げたリーンの姿があった。
たちまち勃起するアレス。
全身タイツがもっこりともりあがる。
「うお!?」
419408:2009/09/09(水) 19:54:55 ID:j79IqTGo
アレスのペニスを見てハァハァするナンナとリーフ。
「こりゃすごいや。僕のとほとんど変わらないじゃないか!あんなので掘られたい!」
「こ…これは大きくてリーンのオマンコには入らないわ!まずは私がヌイて小さくしないと!」
ハァハァしたナンナはそれらしい事を言うとアレスを押し倒す。
「ちょ…俺タイツ着てるんだけど…」
「そのままで結構!」
ナンナはタイツで覆われたアレスのペニスを挿入する。
「ハァハァ…すごい…膣内でタイツが擦れて気持ちいい!」
リーンは騒ぐ。
「アレスに何するのよー!」
「うーん…ナンナにも困ったものだなあ…リーンとアレスをSEXさせてあげるって話なのに」
腰を振りながら笑顔を見せるナンナ。
「あら、一回ヌイたらちゃんとリーンに代わってあげますよ?」
しょうがないのでリーフはリーンの下着をずらす。
「じゃあ、今の間僕が満足させてあげる!」
「ちょっと!?」
背後からリーンの両足を抱えたまま、おちんちんを挿入していく。
「こ…こっちもおっきい…」
パンパンと下から突き上げる。

アレスはナンナの腰使いにたまらず腰を振っている。
「ハァハァ…スーツの中がムレる…」
やがて射精した。後で洗濯しないと。
「よかったですよアレス…ハァハァ」
うっとりと微笑むナンナ。
「そうか…ところで…俺のステータス画面の恋人の所にお前の名前があるんだが…」
「あらまあ」
目をパチクリするナンナ。
420408:2009/09/09(水) 19:55:28 ID:j79IqTGo
「ひっど〜い!私はどうなるのよー!…あん♪」
騒ぎながらもリーフのペニスを子宮で味わうリーン。
さすがにナンナも気が咎めた。
「いやぁアレスのおちんちんを見てたらつい…でもいくらでも貸してあげますよ?
 アレス、リーンを掘ってあげてください」
アレスはしょうがないなと立ち上がる。さすがにタイツを脱いで。
「リーフ、リーンの尻をこっちに向けろ」
「OK♪」
リーフは体位を対面に変える。アレスはリーンのお尻を掴んだ。
「ハァハァ…ってアレス!?」
アレスはリーンのアナルを指でほぐしている。
「あ、こんなこともあろうかとローション持ってきたから使ってください」
ナンナからローションを受け取り、リーンのアナルに塗りたくる。
「それじゃいくぞ?…力抜けよ…」
アレスはリーンのアナルに挿入していく。前後から巨根に貫かれ、皮一枚隔ててチンコが擦れあっている。
「ひゃぁあああぁぁん!?イッちゃう、イッちゃうよぉ!」
「ハァハァ…リーンのオマンコもいいけど、アレスとおちんちん擦れてるみたいでたまらない」
呆れるアレス。
「お前ね…萎えるこというなよ…」
だが言葉とは裏腹に萎える様子もないアレスのペニスは、リーフと呼吸を合わせて前後からリーンを攻め立てる。
耐えかねたリーンが気をやると、リーフとアレスは射精した。
421408:2009/09/09(水) 19:56:03 ID:j79IqTGo
失神したリーンをベッドで休ませると、仲良く3Pする3人。
ナンナがオマンコとアナルでアレスとリーフのおちんちんを味わっている。
「ハァハァ…」
やがて射精する2人。
「もう、まだまだ終わりじゃありませんよ♪」
ナンナの腰使いの前に、再び勃起してしまう。
そのまま数時間にわたって3Pは続き、リーフもアレスも数え切れないほど射精した。
「ハァハァ…さ…さすがにこたえたな…」
疲れきったアレス。
アレスのおちんちんにフェラするナンナ。まだ元気だ。
「それじゃこれで締めようか」
リーフはアレスのアナルにおちんちんを押し当てる。
「ちょっ…アッー!レス」
「ハァハァ…これはいいアナル」


こうしてアレスとナンナは恋人となった。
部屋の隅で膝を抱えるリーン。
ナンナが快くアレスを貸してくれるので、時々借りてSEXしているが、やっぱり彼氏が欲しい。
リーフはリーンにフィンを紹介したが「年上すぎてイヤ」と言われてしまった。
「うーん、こうなったらリーンになんとしても彼氏を見つけてあげないと」
リーフは脳内で彼女のいない男たちの顔を思い浮かべ、誰が一番リーンを幸せにしてくれるか考え込むのだった。

続く
422名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 20:25:33 ID:xe+9Ufjs
乙 今回も楽しかった
アレスか・・・グレイドの二の舞にならなきゃいいが・・・・・・
423名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 21:28:22 ID:y1EU+tF/
まさかのヒーローオタクww
相変わらず突き抜けていらっしゃるなぁ!
424名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:04:18 ID:RrKEl+YV
リーンが・・・
425名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:16:37 ID:fnprI46d
ヒーローオタクアレスwwww
アレスの性格に合ってると思ってしまった!
しかし、まさかアレスがナンナの恋人になるとは……
変態覇王の嫁には誰が来るのだろう?
426名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:17:55 ID:KkEiO1Ju
あれ、リーンを他の人に紹介しちゃったら…このままじゃリーフは独身じゃね…?
残る候補のミランダとサラはレズカップルになっちゃったっぽいし…ティニーがどう転ぶか、だな
427名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 09:42:03 ID:/TI/iXKn
そういえば私の初回プレイはアレス×ナンナ、リーフ×リーンだったなぁ。
懐かしい。変態覇王のリーフとリーンもくっつけば幸せなのに(性的な意味で)
428名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 14:16:48 ID:GSpH3fk9
ま…まさか、ティ二ーがリーフとくっついて、フラれもの同士でセティリンってオチじゃあないだろうな?
変態覇王がまさかそんなありきたりなオチにするとは思えないが…
429名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 16:54:24 ID:DnB2udOM
ナンナとリーフだけどさ、まさかのナンナの恋人:アレス&リーフなんて可能性がwwww
次に期待
430名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 18:25:57 ID:W10LkMyG
なんか嫌な予感がしたが、やっぱりこういう展開か…
別にカプはどうでもいいんだか、女→男の気持ちが折れる様はギャグでも見てて苦しいわ

まあ、面白かったGJ!
431421:2009/09/10(木) 20:43:59 ID:w2eVp1B0
変態覇王リーフ

第13章

ラドスからクロノスへ戻ってきたセリス。
ミレトスへの進撃準備を整えつつもその機嫌はよくない。
それもそのはず、家臣のオイフェまでが彼女を作り、自分は未だ独り者である。
最近レイリアとアサエロが恋人になったと聞く。
アルテナは彼氏を作る気ないようなのでフリーの女の子はティニー、リーン、ラドネイ、マナ。
残った男たちの争いも激化している。
「この僕が残るなんて…」
独り言を言うセリス。

「あのぅ…セリス様、お茶が入りました〜」
ノックしてマナが入ってくる。
「ああ、ありがとう…そこにおいといて」
「はいですぅ!」
「………」
一礼して出て行くマナ。
セリスはマナが自分に気が有ることなどとっくに気付いていた。
(しかしなぁ…可愛いとは思うけど、平民を皇妃にはできないしねぇ…やはりティニーを狙うしかないか)


432421:2009/09/10(木) 20:44:37 ID:w2eVp1B0
リーフはオイフェを掘る。
「うぉ、何をなさる!」
「ハァハァ…ダンディーなお髭がたまらないね!」
「アッー!」
オイフェを掘っていたらマナが通りかかった。
「あ、あわわ…お邪魔してごめんなさいですぅ!」
トテトテと逃走するマナ。
「別にお邪魔じゃないんだけどなぁ…」
残念がるリーフ。せっかくだから3Pしたかった。

マナは自室の前まで逃げてきた。
「はぅぅ…凄いの見ちゃいました…」
男が男にあんなマネを…想像を絶する世界だ。
その時部屋からガシャア!と物凄い音がした。
何事かと部屋の扉を開けると、ヨハンとヨハルヴァがボロ雑巾になって倒れている。
「あーもう!しつこい、消えろ!」
同室のラドネイがヨハンとヨハルヴァを窓から放り出す。
「ラドネイ…また?」
もういつもの光景だ。
しかめっ面のラドネイ。
「ほんとウザイ!」

ドズル兄弟はラクチェに振られて以来しばらくは凹んでいたが、復活すると今はラドネイを追い回している。
それだけではなく、フリーの女の子が減った今、言い寄ってくる男も増えて嫌だ。
433421:2009/09/10(木) 20:45:12 ID:w2eVp1B0
「ラドネイ…まだ男の人駄目なの…?」
「駄目…キモイ…」
ラドネイの男嫌いには訳がある。

まだイザークで普通の暮らしをしていた幼い頃、両親の留守中にドズル軍の略奪を受けたことがある。
あの時の悪夢が脳裏に蘇る。
家の扉を押し破った斧を担いだ荒くれ兵隊達。
「うわぁ!」「きゃあ!」
抵抗の手段などない。震える兄と自分。
男はギラギラした目でドス黒い凶悪なペニスを取り出す。
「グヘヘヘヘ!」
「ひっ!?」
恐怖に震えるラドネイ、貞操の大ピンチ!



「ゲヘヘ!駐屯地から近くて、この家はいいハッテン場になるぜ!」
「まったくだぜ!それにしてもホモは風紀違反とか、あの隊長のヤツなに考えてんだ!じゃあさっそくたのむぜ兄貴!」
そして男はラドネイをスルーして、弟分のアナルを掘り始めた。
「アッー!たまんねぇぜ!」
「グヘヘヘ相変わらずいい締りだ!」

とりあえず胸を撫で下ろしたロドルバンだが、ラドネイは目の前のおぞましい光景が脳裏に焼きついてしまい…
「おえー!」

それ以来、吐き気がするほどの男嫌いになってしまった。
434421:2009/09/10(木) 20:45:39 ID:w2eVp1B0
頭を振って悪夢を振り払うラドネイ。目の前には心配そうなマナの顔がある。
「大丈夫だよ、私なら心配ないから!」
安心されるようにニカッと笑うとマナの頭をクシャクシャ撫でる。
「はわわわわわ」
「…ところでマナ」
「なぁに?」
可愛らしく小首をかしげるマナ。
「まだ、セリス様がいいわけ?」
頬を赤らめるマナ。
この娘、セリス様に気に入られようと「萌え」の研究をしている。
どうすればセリス様に萌えてもらえるか、立ち振る舞いや口調など色んな漫画を読んで調べている。
演技であることをおくびにも出さないため、1人の時ですらこのスタイルを崩さない。

「だって…セリス様ってお優しくてステキなんだもん♪」
「はぁ…やめといたほうがいいよ…顔はキレーだけど、あの人なんか冷たいもん」
ムクれるマナ。
「むー!そんなことないもん!ラドネイの意地悪!」
その可愛らしい仕草に、同姓のラドネイですら一瞬萌えてしまう。
ラドネイがクラッと来たことを見抜くマナ。
(これがセリス様に通じるようならいいんですけどね…)
435421:2009/09/10(木) 20:46:15 ID:w2eVp1B0
その夜、マナは女子トイレの洗面台の鏡に向かって、日課の表情や仕草の練習をする。
「このアングルの方が萌えるでしょうか?…いえ、こう…下から見上げるように…」
日頃の練習がいざという時モノを言う。
いわゆるチキサインを出しつつ瞳を潤ませる。
「グッド!今のは自分でも萌えました!…後はいかにこのサインを出すシチュに持っていくか…」
「やあ本当に萌えるねハァハァ…」
「!?」
なんと鏡にリーフが映っている。
「はわぁ!?リリリリリリリーフ王子!?なんで女子トイレにいるんですかぁ!?」
「いや、男子トイレが使用中だから、こっちを借りようと思ってね!
 でも今は萌えのほうが重要だ、引っ込んださ!」
そういうとリーフはマナの手をとる。
「それよりも僕にも萌えの練習に協力させて!きっと役に立つよ!」
「はぁ…まぁ演技であることを内緒にしてくれるならいいですよ」

こうしてマナはリーフを練習台に萌えの研究に励むことになった。
436421:2009/09/10(木) 20:47:01 ID:w2eVp1B0
物置に移動してさっそく練習をはじめる。
「じゃあいくです…ドジッ娘から…」
マナはわざと転んだ。しかし事前に演技と知らないと見抜けないレベルだ。
「きゃっ!?ふぇぇ〜〜んいたいですぅ〜〜」
「85点!ローブのありえないまくれ具合がいいね!でも漫画とリアルの差を考えるんだ!」
リーフは自分の勃起具合で点をつける。
「あ、あのぅその採点方法なんとかなりません?」
さすがに恥ずかしいマナ。これは演技ではない。
「ならないさ!性欲と萌えは別物!しかし萌えの中には性欲が内包されてる似て非なる物!
 ある意味不可分なんだ!」
おちんちんを振り回すリーフ。
「でもぉ…マナは清純派ですしぃ…」
「ははは、それはそれでOKさ!でもこれはこれなんだ!…次のお題はこれ!」

リーフはお題を書いたフダをだす。

「…妹…じゃ、はじめます…お兄ちゃん大好きですぅ♪」
チキサインで見上げるマナ。かなりの破壊力だ。
「マーベラス!ここでお兄ちゃんが理性崩壊!」
リーフはマナを押し倒す。
「こういう時どうするかな?」
「こうです…恥ずかしいけど…お兄ちゃんなら…いいですぅ」
マナは脳内データにインプットする。
(なるほど…自分の清純派のイメージを守りつつ、相手に手を出させられますぅ…リーフ様凄い人です)
437421:2009/09/10(木) 20:47:48 ID:w2eVp1B0
さっそくリーフはマナを愛撫する。ローブをたくし上げ、下着の上から秘所をなぞる。
「きゃぁあん!お兄ちゃぁん!」
これは演技ではない。
パンツが次第に濡れていく。下着をずらして挿入するリーフ。
「あん!お兄ちゃん、おおきいですぅ!」
「ハァハァ、僕に妹がいたらこんな感じなのかな?」
優しく優しくピストンする。
演技力抜群でも、SEXは初めてのマナ。なんの余裕もない。
「それじゃイカせてあげよう!」
リーフはマナの耳たぶを噛む。
「ひゃん!」
それだけで体の力が抜けて、マナはイッてしまった。
そのまま対面座位に持っていったリーフは下からマナを突き上げ続け、マナが5度目の絶頂を迎えるころ
ようやく射精するのだった。


「はぅぅ〜〜凄かったですぅ〜」
くたびれてベッドにへたり込むマナ。
リーフはマナの髪を撫でる。
「萌えにも色々あるけど、これでSEXに持ち込むシチュは万全さ!マナは誰を萌えさせたいんだい?」
頬を染めるマナ。
「えっと…その…セリス様…」
顔を綻ばせるリーフ。
「応援するよ!…ところで僕、まだセリス皇子の事は掘ったことないんだ!上手くいったら掘らせてね!」
「ほ…ほんとに上手くいくでしょうか…その…セリス様と恋人になれるなら…いいですよ」
リーフは喜んでマナの幸せとセリスのアナルを想うのだった。

続く
438名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:06:47 ID:FHt3QJMO
しかし色んな意味でセリスとリーフは正反対だなあ
一体どうなるんだか
439名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:24:57 ID:LBZR1T6+
セリス嫌な奴だなぁ
440名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:29:49 ID:nikKIhty
ラドネイのトラウマにコーヒー吹いたwラドネイが強姦されて…ってネタはよく見るけど、まさかこう捻るとはw
441名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:34:52 ID:/r/al2UB
>>440
あれじゃ確かにトラウマにもなるわなww
442名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 13:02:24 ID:jg6H8xSL
マナはあのゲームの孔明か・・・ワロタ。
変態覇王の黒セリス主役のSRPGで遊んでみたい。

人の家に勝手に入ってきてそこの家の子供たちの目の前で
ホモるとか、凄いケダモノだな。そらトラウマになるわw
443名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 17:08:33 ID:HSPmMmlR
イキナリ危険な領域を目の当たりしたからそれはトラウマになるわ
444437:2009/09/11(金) 20:21:03 ID:8RzAu0tr
今回はエロなしです

変態覇王リーフ

第14章

セリス軍はミレトス攻略に出撃する。
リーフとしてはマナやリーンの事をなんとかしてやりたいが、戦闘中ではなかなかそうもいかない。
いつもどうりクロノスで留守番しているリーフだが、ミレトスの方からセリス軍とは別の美少女の匂いを感じた。
「こ…これは、敵軍にも美少女が!?…いけない!その娘を経験値にしてはいけない!」
リーフは城を飛び出すと、無謀にもミレトスの方へ駆けていった。

森の中を駆けるリーフ。セリス軍と帝国軍はお互い森の中で動きがとれず一進一退だ。
「狙われたら一巻の終わりだ…気をつけないと…」
全く訓練をしていなかったため、最近戦闘力は劣化し、プリンスからロードレベル1にクラスダウンしてしまった。
人間鍛えてないと衰えるものである。
しかも素手。襲われたら間違いなく死ぬだろう。
リーフは茂みから茂みへと身を隠しつつ美少女を探す。
仲間に引き込めればいいが、それが無理なら上手く逃がしてあげたい。
445437:2009/09/11(金) 20:21:46 ID:8RzAu0tr
「ふっふっふっ、ゲームをしよう、反乱軍を先に一人血祭りにあげたほうの勝ちだ」
ミレトスの城門を出たユリウスは傍らのイシュタルに声をかける。
子供狩りは好まないイシュタルも敵と戦うなら異存はない。
「ええ、そういうことなら喜んで…それで何を賭けます?」
ユリウスが麻雀で負けたことをいまだに根に持ってることを知った上でからかっているのだ。
だがそれにユリウスは気付かない。
「わはわはわはははは!今度は負けんぞ!ククク…僕が勝ったら一晩ハードなお仕置きをしてやろう…」
だがイシュタルは余裕の表情だ。
(粗チンのくせに強がっちゃって可愛い♪
 …でもいつまでも気を持たせて何もさせてないからなぁ…童貞のままにしておくのも可哀想な気がするけど、
 必死こいてがっつくユリウス様をもっと見ていたいというか…)
そしてこう口に出した。
「それじゃ私が勝ったら結婚まで清い交際でいさせてもらいますね♪」
その言葉に顔を引きつらせるユリウス。
さんざん気を持たせておいて、イシュタルはまだ何もさせてくれない。
正直結婚まで待てないのだが…
「いいい、いいだろう!どうせ僕の勝ちに決まっている!」
いまさら「やっぱさっきのナシ♪」などと言い出せるはずもないのだった。
446437:2009/09/11(金) 20:22:36 ID:8RzAu0tr
リーフが茂みに隠れていると、森の中をユリウス達が進んでくる。
(おお、美少女と美少年だ!両方掘りたい!)
ハァハァするリーフ。だがどう見ても敵のようだ。
まずは様子を見よう。

だがそこにラクチェが飛び出してきた!
「先手必勝!流星月光連続必殺!」
「ぐぎゃあー!」
たちまちズタボロにされるユリウス。ロプトウスを持っていてもこれではたまらない。
「遊びは終わりださあ帰るぞ!うえーん!」
負け惜しみをほざいて、泣きながらワープで逃げる。
同じくワープするイシュタル。
「これは私の勝ちですよね♪」
「ちちちちがわい!お前だって一人も倒してないじゃんか!引き分けだい!」
「はいはい♪」
だがイシュタルはその時、右足に誰かしがみ付いているのに気がついた。
「ハァハァ、素敵なおみ足」
なんとリーフがイシュタルの足に抱きついていた!
「きゃっ!何よあなたは!放しなさい!」
リーフの顔面に蹴りをいれる。
「ぶべっ!」
リーフはたまらず落ちていった。この高さだ命はあるまい。
447437:2009/09/11(金) 20:23:16 ID:8RzAu0tr
「ぎょえー落ちる!」
まっさかさまに眼下へと落ちていくリーフ。下に見えるのはシアルフィの城だろうか。
だが悪運の強いリーフは馬小屋の柔らかい藁葺き屋根に突っ込み、屋根を破って干草の上に落ちた。
体のふしぶしが痛むが、怪我はないようだ。
「やれやれ酷い目にあったよ…これからどうしようかな?」
シアルフィ城には皇帝の軍勢が駐屯している。うまいこと脱出せねば。
とりあえず馬小屋にあった馬番の服に着替える。運良く誰もいなかった。
そっと馬小屋を出る。ここは城の庭のようだ。
そこでは逞しい中年の男が上半身裸で乾布摩擦していた。
「ハァハァ」
興奮したリーフは男に後ろからしがみ付きアナルを掘る。
「アッー!ルヴィス!なんじゃ貴様曲者め!」
「ハァハァ…アッー!ルヴィスといえば皇帝!…ハァハァ」
そこにユリアがやってくる。
「お父様!パルマーク司祭がお城を出ました!私も…ってリーフ王子!?」
「なに!?貴様ユリアの知り合いか?」
「なんと!さらわれたユリアがここに!?結果オーライ助けにきたよ!」
ユリアがなぜアルヴィスを父と呼んでいるかは疑問だが、今はそれどころではない。

アルヴィスはリーフとユリアをつれて城門へ向かう。
「多くを語っている暇はない。すぐに城をでるのだ」
だがマンフロイがやってくる。
とっさに帽子を深くかぶり顔を隠すリーフ。
「ふぉふぉふぉ、そうはいきませぬぞ。ユリア様にはバーハラに来ていただく」
マンフロイはユリアをアルヴィスに対する人質にするつもりなのだ。
だがアルヴィスにはもはやそれに抗うことなどできなかった。

そっとユリアにサークレットを渡すアルヴィス。
「やむをえまい…だが、この者を従者として身の回りの世話をさせたい。
 せめてそれくらいのことは構わんだろう?」
アルヴィスはリーフの耳元でポソリという。
「…ユリアを守ってくれ…」
448437:2009/09/11(金) 20:23:51 ID:8RzAu0tr
マンフロイはリーフを一瞥する。
ペルルークで会った事があるので顔は割れている。
冷や冷やするリーフだが、馬番に化けているのが功を奏した。
「ふん…ま、それくらいかまわんじゃろ…だが妙な行動をしたら命は無いと思うんじゃな!」
「いえいえ、妙な気などございません!私はただの卑しい平民、高貴な方々のご命令通りにいたしますとも!」
渾身の演技で平伏低頭するリーフ。
どうにかごまかしきったリーフはユリア共々マンフロイらに連れられて、帝都バーハラへと向かっていった。


ミレトスを落とし、いよいよシアルフィ攻略の準備に取り掛かるセリス軍。
先の戦闘での戦果と被害報告が上がってくる。
報告書に目を通すセリス。
「…リーフ王子が戦闘中行方不明?」
報告書はラクチェが書いた物だ。退却するイシュタルの足にリーフがしがみ付いて姿を消した、
付近を捜索したが見つからない、捕虜になった可能性あり…とある。
まったく何を考えているのかわからん男だ。
「……まあ、彼がいなくてもなんの支障もないよ」
リーフには敵に知られて困るような情報は何も与えていない。
尋問してもトイレ掃除の話くらいしかできまい。
それよりシアルフィ攻略だ。天下は目前に近づいている。
さすがのセリスも感慨深いものがある。
「皇帝は僕自ら討たないとね…それでこそ英雄としての僕の名声も高まるってものさ」
パルマーク司祭よりもたらされた聖剣ティルフィングをうっとりと眺めると、
セリスは全軍に出陣を命じた。

続く
449名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:50:40 ID:AN3bhnUK
ユリウス童貞だったのか・・・・カワイソス。

次はペガサス3姉妹とイシュタルで5Pした後
12魔将と13Pですね。わかります
450名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:21:24 ID:3b3bCHDm
流石にあそこでイシュタルはやれんかwwwwwwwwwww

けど、そろそろ手を打たないとユリウスが見切り覚えるから早く手を出さないと無理ぽに
なりそうな予感がしてきた
451名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:44:22 ID:9Qj2DcYO
ゆ、ユリウス童貞設定とは……
まさかの設定で笑いましたw
最後の戦いがどうなるか、楽しみにしています
452名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 10:14:42 ID:Wyn/9ZfI
>男に後ろからしがみ付きアナルを掘る。
はえーよwそしてむざむざ掘られてんじゃねーよw
453名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 15:44:03 ID:dOCeVVLC
そのうちマンフロイもリーフに掘られるのか・・・
454名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 16:00:37 ID:BFOomLKz
この展開はすごいと思う。>ユリアの付き人
リーフの善良なキャラを保ったまま敵女性キャラとセックルできるし。
ユリウスもちゃんと掘れるし。
455名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 18:28:59 ID:VJDM1KSF
こんな怪しい変態に娘をたくすアルヴィスは親としてどうなのかww
456名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 18:35:46 ID:LBhPYMkD
まあ溺れる者は藁をもつかむって言うしな
457名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 19:17:14 ID:P+7aFIAD
>>456
藁ならぬ葉っぱを掴むわけだな
458名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 19:20:40 ID:VtjqwLn6
>>457
上手い!
459名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 20:13:48 ID:pVsHVPSZ
>>456-458
どちらにしても絶望的www

とりあえずユwwリwwwウwwwwスwwwww
460名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:01:49 ID:ri/4xTPb
現状で晒されているユリウスのスペック

・童貞
・短小
・尻に敷かれてる

可哀相過ぎるぞラスボスwwwwwwwwwww
461名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:45:24 ID:VtjqwLn6
>>458 
それに「尻を狙われている」を付け足してほしい
462名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:46:25 ID:VtjqwLn6
461
間違えた!458ではなく>>460です
463448:2009/09/13(日) 00:17:24 ID:RN0ryphW
変態覇王リーフ

第15章

リーフとユリアは帝都バーハラへ向かう馬車に揺られていた。
馬車の周囲には多数の兵が取り巻いており、脱走は不可能だろう。
「ごめんユリア、僕がマンフロイを連れてきたばっかりに…必ずみんなの所へ無事に帰すからね!」
「いえ、どのみちそうしなくてもさらわれたでしょうし…それにお父様と会って記憶も戻りましたから、
 悪いことばかりじゃありませんよ」
ユリアはポツポツと事情を話す。
自分がアルヴィス皇帝と皇妃ディアドラの娘である事、ナーガの継承者のため命を狙われた事、
ディアドラがユリウスの手にかかった事、そのために記憶を失いレヴィンに拾われた事、
そして今に至ると。
「うっうっ…ロプトウスのせいでそんな悲劇があったのか…」
「ですから世界のためロプトウスを滅ぼさなくては…それができるのは私だけ、
 なんとしてもナーガの魔道書を探し出さなくてはなりません」
さてどうしたものか…
とりあえず今行動をおこすのは不可能。まずはバーハラについてからだろう。
464448:2009/09/13(日) 00:18:00 ID:RN0ryphW
マンフロイは当初ユリアをヴェルトマーに送るつもりであったが、ユリウス皇子が会議を開くと連絡を送ってきた。
そのため途中でバーハラに立ち寄る事とした。
バーハラ城の一室に幽閉されるユリア。
リーフには使用人室が宛がわれた。
「炊事場は突き当たり、洗濯場は裏だ。ユリア皇女の世話をするときは番兵に部屋に入れてもらえ。
 言うまでもないが皇女を部屋から出すことはならんぞ!」
リーフに注意を与える警備主任。
「はは〜もちろんそのような恐れ多いまねはいたしません…ところでユリア様の湯浴みやおトイレはいかがなりましょうか?」
「室内にバスルームがある。それと窓には鉄格子をはめておるし、外にも衛兵がおる。
 命が惜しくばよけいな真似はするなよ!」
主任はそう言い置いて持ち場へと戻っていった。
使用人室に残されるリーフ。
「さてどうしようかな?」
とりあえず情報収集しよう。与えられた使用人の服に着替えると城内をうろついてみる。

あちこちに兵隊やロプト教団の魔導士がうろついている。ほんとに下手な真似をしたら命はあるまい。
「おい、そこの貴様!ヒマならちょっと手伝え!」
兵隊に声をかけられる。新人の使用人だと思ったのだろう。この状況でNOという選択はない。
「はいただいま!」

リーフは他の従者たちと会議室の準備を命じられた。
椅子を運んだり飲み物を用意したりして、準備を整える。
リーフを含む従者たちは給湯室で待機を命じられた。
やがて帝国の重臣たちやユリウス皇子が入室する。
今回の会議に出席した者はユリウス皇子とイシュタル王女、それにマンフロイ大司教。
フリージのヒルダ女王、ドズルのブリアン公子、ユングウィのスコピオ公子、エッダのロダン司祭、
トラキアのアリオーン王子である。
465448:2009/09/13(日) 00:18:38 ID:RN0ryphW
「シアルフィは落城し、父上は討ち取られたそうだな」
ユリウスが口を開く。
ブリアンが応じる。
「のみならず、アグストリアやシレジアでも反乱が起きております」
イザーク、イード、ミレトス、南北トラキアとすでに大陸の半分がセリス軍の支配下に入った上にこの有様だ。
しかしユリウスはどこまでも楽天的だった。
「なに、僕のロプトウスがあれば恐れるに足らない、わはははは!」
この間、ラクチェにボロ雑巾にされたことは記憶にないようだ。

その頃隣室では、リーフが壁に張り付いていた。
上手く会議の内容が聞き取れないかと思ったのだがさすがに無理のようだ。
「なぁ、なにしてんだ?」
他の使用人やメイドが怪訝な目で見ている。
「ははは、細かいことは気にしない!」
だが聞こえないものはしょうがない。壁から離れたリーフ。
結局なにも得るものはなく、会議は終わった。
今日は夜遅く、出席者たちは皆泊まっていくようだ。

身分の高い者が大勢宿泊するということで、使用人たちは大忙しだ。
リーフはユリアの専属みたいなものだから適当に抜けてくればよさそうなものだが、
忙しそうな様子を見て、つい手伝ってしまった。
466448:2009/09/13(日) 00:19:12 ID:RN0ryphW
ヒルダ女王に割り当てられた客室のベッドメーキングをするリーフ。
「やあ僕が見たこともないほどゴージャスな部屋だなぁ」
現在ヒルダ達はユリウスと会食中だ。今のうちに部屋をキレイにしておかなければ。
幸いリーフは掃除選択はお手の物、手際よく部屋を整えた。
「これでOKさ!」
さてこのまま部屋に戻ってもいいのだが、ヒルダ女王からなにか情報は得れないだろうか。
リーフはヒルダの荷物を漁る。
「うーん、派手なパンツだなぁハァハァ」
ついパンツの匂いを嗅いでいると足音がした。
リーフは焦ってパンツを戻すと、ベッドの下に潜り込んだ。

部屋に戻ったヒルダは従卒たちを下がらせる。
「まったくイシュタルはなにをもったいぶっているのかねぇ…皇子のお気持ちが変わらないうちに、
 早く懇ろになってしまえばよいものを…」
そしてベッドに腰をかける。
さすがに冷や冷やするリーフ。
ヒルダはぶちぶち文句を言っている。
「まったくイシュタルは何もわかっちゃいないんだよ!我がフリージが反逆者を出しながら重臣でいられるのも、
 ユリウス皇子のおぼえのめでたいマンフロイ大司教によく協力してきたからなんだ!
 イシュトーもブルームも死んじまった今、イシュタルを皇妃にすることだけが楽しみだってのに」
敵にもいろいろあるのだろう。
イシュトーとブルームのことはリーフは直接知らないが、ティニーによればそう悪い人間ではなかったらしい。
467448:2009/09/13(日) 00:19:47 ID:RN0ryphW
ヒルダは物思いに耽る。フリージの一族は自分以外全員が子供狩りには反対していた。
だが自分まで子供狩りに協力を拒否していたらどうなっていたか。
フリージは逆賊となり、たちまち追討の対象となったであろう。
外道よばわりに耐えて悪行に与してまでもフリージの家門は守らねばならない。
それを思うとティルテュの軽はずみな行動には今でも腹が立つが、今更それを思ってみても始まらない。
「…ったく、どいつもこいつも」
ヒルダは毒づいた。ティルテュを思い出したら、ティニーとリンダのことも浮かんできた。
たしかにティルテュとはそりが合わず冷遇もしたが、死因は純粋に病死である。
しかしながら2人は自分が母の仇だと思っている。
たしかにティルテュの死後、2人を名門の嫁に出そうと厳しく躾けもしたが、
根性のない2人はいじめと解釈して自分を恨んでいる。
「まったくやってられないねぇ…ブルーム、あんたがもう少ししっかりしてたら私がこんな苦労をしなくてもすんだものを」
優柔不断なブルームは子供狩りを拒否しつつも、帝国を裏切るなんて決断はできなかった。
セリス軍がここまで優勢になるとは予想もしなかったため、
仕方のないことだが決断を欠いたまま全面戦争に突入し、劣勢になってからも降伏をためらって討ち死にしてしまった。
ブルームがコノートに追い詰められたとき、ヒルダは連絡を送ったのだ。
自分がセリス軍の人質となって降伏する、戦後イシュタルをセリスと結婚させれば重臣の栄光は保てると…
だが残念なことに手紙は届かず、夫が討たれた今、降伏などありえないものとなった。
「こうなったら最後までやるしかないねぇ、こうなったらこのボルガノンで一人でも道連れにしてやるだけさ…」
468448:2009/09/13(日) 00:20:29 ID:RN0ryphW
リーフはベッドの下でだばだばと泣いていた。ヒルダの独り言は断片的にしかわからなかったが、
ブルームや家のことをよく思っているのが伝わってきた。
「うっうっ…なんてことだ、平和な世の中なら悪さに手を染めなくてもよかったのに
 …やっぱりロプトウスがいけないんだ、掘ってお仕置きしてやる!」
やがてヒルダは明かりを消して寝入ったようだ。
そっとベッドから這い出すリーフ。
「貴女には癒しが必要だ!さあこれをブルームのおちんちんと思って!」
リーフは全裸になるとベッドに潜り込んでヒルダにしゃぶりつく。
さすがに若いころの張りはないが熟れた色香のあるおっぱいだ。
ちゅうちゅうと乳首を吸っていると、当たり前だがヒルダは目を覚ます。
「ん…って!?誰だい!?曲者!」
「大丈夫、僕は怪しい者ではありません!貴女を癒しにきたのです!」
なんだこの怪しい輩は…とりあえずボルガノンで燃やそうと思ったが妙なことをほざいている。
「なんのマネだい?」
「家の栄光も大事だろうけど、気を張り続けていると参ってしまうよ!僕のおちんちんで元気を出して!」
そしてリーフは愛撫を続ける。
乳首や秘所を優しくさすられる内、ヒルダは新婚の頃を思い出した。
「ああ…こんなこともあったねぇ…あのころはブルームもあんなに前髪が後退してなかったっけ…あふぅん…」
なんだかこの不審者を燃やす気にはなれなくなった。
「あんたが何者かは知らないけど、続けてくれるかい?」
「もちろんさ!」
フリージの女王と恐れられる自分にもこの自然体。なんだかおかしな気持ちになってヒルダはつい笑ってしまった。
469448:2009/09/13(日) 00:21:24 ID:RN0ryphW
ヒルダの熟れた肉体は10年ぶりの性交に蜜を溢れさせている。
「あたしにもまだこんな若さがあったんだねぇ」
「全ては心の持ちようさ!」
リーフは巨根をヒルダの秘所に挿入した。
「くっ!あぁぁ!お…おおきぃ」
「ハァハァ」
腰をつかんでグラインドする。耳たぶを甘くかんで首筋を吸う。
「すごいじゃないか…はぅ!」
最後の一突きでヒルダをイカせたリーフは膣内に射精した。

それから2人は早朝まで絡み合った。
正常位で2回、後背位で2回、騎上位で1回SEXし、さすがにヒルダも疲れたようだ。
「さ、日が上がる前にいきな…兵隊に見つかんじゃないよ!」
ヒルダはリーフを部屋から逃がしてやった。
ベッドに戻って一人つぶやく。
「ふん…誰もが恐れる私に夜這いをかけるなんて大したヤツだよ…ふふふ」

リーフは使用人室に戻って厳しい現実を見つめる。
「やっぱり戦わずにすむ方法は無いものかな…なんとかしたいよ」

続く
470名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 00:54:12 ID:yECSwBCA
GJ…。本当にGJだよ変態覇王…。
今後の展開が本気で楽しみだ!
ヒルダさんに感情移入する日が来るとは思わなかったぜ…!

あれ、目から我慢汁が
471名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:12:27 ID:Z35kgrmO
目から鱗やなんやかんやが落ちていく
あなたの作品を読むと、固定観念から出られない自分の稚拙な話が悲しいぜ
まさかヒルダがそんな苦しみを背負ってたとは…
一番性悪なラスボスはセリスのような気がしてきた
472名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:18:14 ID:3FcG5ho2
ヒルダは素でこういう人だと思ってた。
きちんと作品として表現されているのを見れて嬉しかった。
473名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:02:14 ID:VT6+Ivdg
何という綺麗なヒルダ…。
こうは思っても上手くいかなかった、ってそれぞれ思惑がゲーム中から読み取れてて相変わらず上手いと思った。
474名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 03:57:53 ID:gz3yJWBZ
ヒルダの口調が上手いなあ
475名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 07:57:11 ID:GQzIXt4S
つくづく創作意欲が湧く…。下らないもんだけど
ttp://up3.viploader.net/pic/src/viploader1163222.png
476名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:21:43 ID:96oNt2b3
ちょwwwwwwwwwまさかのヒルダさんからwwwwwwwwwww

これは想定外だった。次は誰だろう。
477名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:39:54 ID:YRIK+rgt
ロプトウスを掘るって蛇…じゃなく竜を?
478名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:57:55 ID:1tcly6J4
ヒルダの心の内に心の汗が出てくるよ…
479名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 09:26:19 ID:oY2yAiDd
480名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 09:43:43 ID:F8ow3zT4
不覚にもヒルダに…
ヒルダは悪だと100%思っていた自分が情けない…
GJ!

この聖戦の最後はリーフがユリウスを倒して出てきた
ロプトウス本人(本体?)を掘って退治するんかなww
481469:2009/09/13(日) 19:29:50 ID:ijGjNTRe
ソフトですが獣姦要素あるので嫌な人はスルーしてください

変態覇王リーフ

第16章

リーフは倉庫の様子を伺っていた。
「うーん、リワープの杖でも盗み出せればユリアだけでも逃がせるんだけど…」
だが恐らくは宝箱に入っているに違いない。
鍵がないし、兵隊が見張っている。正直どうしようもなさそうだ。
仕方ないので厨房に行くとユリアの部屋に食事を運ぶ。
「ユリア様のお食事を持ってきました」
「入れ」
兵士が扉の鍵を開ける。
室内に入ったリーフはユリアに声をかけた。
「やあユリアご飯だよ」
「どうでしたリーフ王子?」
「うーん、やっぱり難しいね…ナーガのありかも探してみたけどさっぱりわからないよ」
まあその辺に置いてあるはずもない。当然だろう。
「そうですか…ですがナーガを使って世界を救えるのは私だけ…なんとかしなくては…」
記憶を取り戻して以来、ユリアはなにか前向きになったというか…皇女としての使命感のようなものを感じる。
元々の性格がこうだったのだろうか。
「そうだね、僕も頑張るよ!」

あまり長居すると怪しまれる。
トレイを置いたリーフは部屋を退出した。
482469:2009/09/13(日) 19:30:27 ID:ijGjNTRe
やがてバーハラに集結していた諸侯が自らの領地へと帰っていく。
マンフロイもユリアを連れてヴェルトマーへと向かおうと思ったのだが、ギックリ腰になってしまい、
予定を数日延ばす事にした。

この間リーフは城内の行ける範囲を調べてみたが、何の手がかりも得られなかった。
「まいったね」
その時、近くの部屋から呼び鈴が鳴る。どうやら貴族か上級騎士がお呼びのようだ。
この区域担当の使用人の姿は見えない。どこかでサボっているのだろうか。
「しょうがないなぁ」
リーフは呼び鈴の鳴った部屋に入った。
「なにか御用でしょうか?」
部屋に居たのは、3人の騎士だ。よく似ているので姉妹だろう。
「茶を持て」
「はっ」
リーフはすぐに給湯室に向かった。

メング、メイベル、ブレグの3姉妹はイシュタル配下の騎士である。
長女のメングが妹たちに語りかける。
「今更シレジアに帰参するのも不可能だろうな…最後まで戦うしかないか」
うなずくメイベルとブレグ。

メング達はシレジア王家の遠戚に当たる。
だがシレジアといえど一枚岩ではなく過去には内戦も起きている。
帝国軍の侵攻があった時も、それまで重く用いられてこなかった外様の臣下の中には帝国に寝返る者もいた。
トラキアでラナオウに倒されたムーサー将軍がそうだし、メング達もシレジア王家を見限って帝国に組した。
もっともあのころはアルヴィスの治世がいきわたっていたからであり、
これだけロプト教団がはびこる世の中になるとは思っていなかったのだが。
483469:2009/09/13(日) 19:31:00 ID:ijGjNTRe
「今更言っても仕方ないが、選択を誤ったものだな。
 姉上、今からでもレヴィン王に侘びを入れてセリス軍に加勢できないものかな?
 アルヴィス皇帝ならともかく、ユリウス皇子に仕える気にはなれない」
ブレグの言葉をメイベルが否定する。
「でもそれではイシュタル様のご恩に背くことになる…」
それを言われると痛い。うつむくブレグ。
「お茶をお持ちしました」
リーフが戻ってくる。
「ああ、そこに置いといてくれ」
3人分のお茶とお茶菓子をテーブルに置くリーフ。
それぞれカップを手にとってお茶を楽しむ3姉妹。

リーフは全裸になるとテーブルに寝そべる。
「「「ぶっ!?」」」
3人揃ってお茶を吹く。
「ななな、何をしてる貴様!?」
「いや、せっかくですからお茶菓子と一緒にご賞味ください」
リーフのおちんちんはギンギンに勃起している。
今まで見たことのない巨根だ。
「とんだ変態だなぁ…だが面白い、遊んでやるか」
メイベルはニヤリと笑うとリーフに近づく。
「味わえと言ったな、くっくく、なら味わわせてもらおう」
メイベルはリーフのおちんちんに砂糖をかける。
484469:2009/09/13(日) 19:31:31 ID:ijGjNTRe
「な…はしたない真似はよさんか!」
真っ赤になって怒声をあげるメング。
だがメイベルは取り合わない。ブレグも興味津々で覗き込んでいる。
「何をするのだ姉上?」
「こうするのだよブレグ」
メイベルは丸々太った猫を連れてきた。
「そら味わえ!」
「にゃ〜」
ぬこはリーフのおちんちんをペロペロ舐める。
「あふ〜ん!」
ザラザラした舌が気持ちいい。人間とはまた違う感触だ。
「こらメイベル!私のニャーニャに変なもの舐めさせるな!」
耳まで赤くして文句を言うメング。だがメイベルはどこ吹く風だ。
「くくくくくく、気持ちいいのは今のうちだけさ、次第にベタベタになった砂糖でかゆみが増してくる。
 そこにこのザラついた舌だ。やがて苦痛になってくるぞ、いや変態には快感かな?」
砂糖やシロップを追加するメイベル。面白がってブレグも混ざる。
「ハァハァ…これは新しい世界に行けそうだよ!」
興奮してますます勃起するリーフ。
「な〜」(訳:甘いモンうめぇ、もっとよこさんかい)
贅沢なぬこ。
「物足りないのだな?ならこれはどうだ?」
メイベルはお茶菓子のシュークリームを割っておちんちんにクリームをかける。
「うわぁ…ベトベトだ…貴様気持ち悪くないのか?」
ブレグの問いかけに恍惚の表情で答えるリーフ。
「ハァハァハァ気持ちいいです」
485469:2009/09/13(日) 19:32:07 ID:ijGjNTRe
どれほど責められてもリーフはハァハァし、苦痛の色を見せない。
「うっ!」
ドピュッドピュッ!
やがてぬこの舌で射精してしまう。
「フーッ!」(訳:こんな苦いもん舐めさすな!アホンダラ!)
ぬこはリーフのおちんちんを引っかく。
「ぎょえ!」
ちんこを押さえて転げまわるリーフ。
だがこんな目にあっても堂々と勃起している。
「すごいなぁ貴様、素直に味わってやるか」
メイベルはリーフのおちんちんに舌を這わせ始める。
ちゃっかり混ざるブレグ。
2人がかりで両側から竿に舌を這わせる。
「ハァハァたまりません」
「すっご、こんな大きいの見たことないぞ!」
歓声をあげるブレグ。
「き、貴様らやめんか!そんな変態のものに汚らわしい!」
ぬこをだっこして怒るメングだがメイベルもブレグも取り合わない。
「固いこと言うな、姉上こそたまには楽しまんと気が滅入ってしまうぞ?」
楽しげに笑うメイベル。リーフは手を伸ばすと下着越しにメイベルとブレグの秘所を擦った。
「ん!」
「ふぅ!うまいじゃないか」
486469:2009/09/13(日) 19:32:38 ID:ijGjNTRe
「そろそろ頂くとするか」
メイベルは下着を脱ぎ捨てるとリーフにまたがる。
「くっ!…さすがに太いな…」
騎上位でおちんちんを挿入する。
「じゃあ私はこちらで奉仕してもらうか」
ブレグはリーフの顔にまたがり、舌で奉仕させる。
「ふぁあ!…な…なんだコイツ…上手い…」
2人の妹の痴態を見て、メングは内股になりもじもじしている。
「ハァハァ姉妹丼…僕は幸せ者だ…」
激しいピストンを続けるリーフは、遠慮なくメイベルの膣内に大量に射精した。
「うあぁ!?…くぅ…濃い」
イカされてしまうメイベル。
次は交替してブレグがリーフのおちんちんを味わっている。
「す…凄い!姉上に射精したばかりなのにこの硬さ!」
リーフの上で喜んで腰をふるブレグ。
ブレグがリーフにイカされ、膣内射精されるまでさして時間はかからなかった。

「ううう…もう駄目だ!貴様ら姉を差し置いて楽しむなんて!私も混ぜろ!」
とうとう我慢できなくなったメングは服を脱ぎ捨て四つんばいになる。
「貴様、私にも挿入しろ!」
「はい喜んで!」
リーフはメングの腰を掴むとバックから挿入する。
ハァハァと息を荒げ、パンパンと腰を打ち付ける。蜜の滴る膣の締め付けがたまらない。
487469:2009/09/13(日) 19:33:13 ID:ijGjNTRe
ぬこはテーブルの上のシュークリームを食らいながら人間どもの痴態を眺めている。
「な〜」(訳:しょうがねぇ飼い主達だな)

その間にもメングの性感は高まり、仰け反って絶頂を迎えた。
「うぁああぁ!」
ドクドクと膣内に熱い精液が注がれる。
リーフはおちんちんを引き抜いた。
まだ元気そうなおちんちんを見てさすがに呆れるメイベル。
「しょうがない変態だなぁ…まぁ楽しませてもらったしな」
メング達3人はリーフのおちんちんにしゃぶりつく。
メイベルが竿を舌でねぶり、ブレグが袋を甘く噛む。メングは舌先で亀頭やカリ首を刺激してやる。
やがてリーフは3人の顔に熱い精液をぶちまけるのだった。


「それでは失礼します」
リーフは身支度を整え、お茶を片付けて退出しようとする。
その背中にメングが声をかけた。
「まあ待て、貴様セリス軍の者だな?」
「ぎぇええええ!なんでわかったの!?」
焦りまくるリーフ。
メングは微かに頬を染めつつ答えた。
「貴様の…その…ゴニョゴニョの袋の下に2つ聖痕があった。バルドとノヴァのな。
 該当するのはレンスターのリーフ王子だけだ」
バレた!
もはやこれまでか!?

だがぬこをだっこしたメングに敵意はない。
「事情はまったくわからんが、城内の内偵に来たというところだろう。こいつをくれてやる」
メングはリーフに鳥かごをわたす。
中には一羽の鳩がいる。
「こいつはシアルフィに飛ぶように仕込まれている。好きに使え」
「え!?いいの!僕は敵だよ?」
リーフの疑問はもっともだ。だがメング達は迷わず答えた。
「勘違いするな、我らはイシュタル様を裏切る気はない、だがロプトの連中が好き勝手するのを望んでいるわけでもない」
488469:2009/09/13(日) 19:33:50 ID:ijGjNTRe
使用人室に戻ってきたリーフ。
「いい人たちだなぁ…やっぱり戦争はいやだよ…」
取り合えず独り言を呟きつつ手紙を書く。
メングからもらった伝書鳩を使ってセリス達に連絡をとるのだ。
セリス達はユリアの生い立ちを知らないはずだ。
ユリアがナーガの継承者であることを伝え、ナーガの書を探してもらわなくてはならない。
そしてナーガが無いうちはユリウスに勝つことは難しいことも付け加える。
「……それと」
リーフはレヴィン宛に文章を付け加えた。

できればメング3姉妹やヒルダを助命してほしいと。

続く
489名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 20:01:14 ID:SNXzenru
じ、自分が変態覇王氏のネタへのレス第一号になれる日が来るとは…
とりあえず猫がワロスwwwそして天馬騎士三姉妹ともヤれたリーフがテラ羨ましい
GJ!

…次は誰だろう…?
やっぱりイシュタル姫?
490489:2009/09/13(日) 20:05:53 ID:SNXzenru
もうちょっとでIDが全裸だったのに…惜しい

書き忘れたけど、変態覇王氏のネタは本当に面白い!
これからもwktk期待しマッスル
491名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 01:56:42 ID:JOOOyVBs
メングの「私のニャーニャー」は吹いたw
492名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 10:11:46 ID:HjGHIZb8
聖痕の位置すげぇw
いつも深い話で感動する
GJ
493488:2009/09/14(月) 18:56:29 ID:srHyBDWU
変態覇王リーフ

第17章

「そーれこの手紙をセリス軍に届けておくれ!」
リーフは窓から伝書鳩を飛ばす。
「これでOK!…さ、仕事しなきゃ!」
そしてリーフはマンフロイの使用人に声をかける。
「やあ僕がマンフロイ様のお世話を代わってあげよう」
「すまないね、助かるよ」
リーフはマンフロイのギックリ腰のシップを取替えに行くとそのままアナルを掘る。
「アッー!」
掘った後はすぐに逃走した。ユリアをさらったことへのせめてものお仕置きだ。

「ハァハァ性欲発散した!」
しかし中々脱走のチャンスはこない。まぁそう簡単に脱走できるはずもないが。
あるいはリーフだけならただの平民と思われてるから脱走も可能だろうが、
ユリアを置いていくなんて選択肢はハナからない。
「しかし、明日にはヴェルトマー行きだしなぁ…なんとかその時チャンスを狙おう」
マンフロイはギックリ腰のため予定を遅らせていたのだが、いつまでもそうしてもいられない。
無理を押して明日出発するそうだ。
494488:2009/09/14(月) 18:57:04 ID:srHyBDWU
さて、そうなるとバーハラとも明日でお別れだ。
今日のうちにユリウスとイシュタルを掘らねばならない。
城の間取りは大体わかっている。夜を待ってユリウスの部屋に向かうリーフ。

ユリウスは部屋で悶々していた。
イシュタルがなんもさせてくれん。
「うぬぬ…イシュタルめ…」
今日は入浴中突然「お背中お流しします♪」なんて言ってタオル姿で入ってきた。
真っ赤になってなにもできなくなったユリウスの背中にくっついて体を洗ってくるイシュタルに、
耐え切れずルパンダイブしたら、「結婚までお預けです!」と風呂に投げ込まれた。
「ぬお〜!僕は若いんだ!あんなことされて我慢できるか〜!」
しかたないのでオナニーで発散することにした。
勃起しても小さなおちんちんをしごく。
「くぅ!闇の皇子が実は童貞で、一人でオナニーして性欲発散しているなんて世間に知られるわけにはいかん…」
しかしどうして自分のおちんちんは小さいのだろう…
ロプトウスの継承者なのに…

「話は聞かせてもらった!気にすることないよ!」
そこにリーフが入ってきた。
ロプトウスを持ってる自分にうっとおしい護衛など不要!…と警備を付けてなかったのが災いした。
しかも鍵をかけ忘れていたようだ。
「うわ!なんだお前!?」
とっさにロプトウスを唱えようとするユリウスだが、魔道書を風呂の脱衣場に忘れてきてしまった。
どこまでもヌケている。
「短小だってそれは個性さ!もって生まれたものを恥じてはいけない!」
リーフはユリウスにルパンダイブをかます。
「ちょっ…な、なにをする…やめっ…アッー!」

リーフに掘られるユリウス。まさか童貞より先にアナルを掘られることになろうとは。
495488:2009/09/14(月) 18:57:42 ID:srHyBDWU
そこに突然扉が開いた。
「ユリウス様〜!子守唄歌って上げに来ました〜♪」
「ぬおっ!?イシュタル!」
「……」
さすがに硬直するイシュタル。こ…これはいったい何事!?
なんかどっかで見たような変態がユリウスのアナルを掘っている。
自分があんまりにもなにもさせないから、思いつめて「男でもいいや♪」となってしまったのか!?
「ゆ…ゆりうす様に何するのよ!この変態!」
リーフはとっさにユリウスのおちんちんを見せた。小さい。
「焦らしプレイもOKさ!しかし彼のおちんちんはおかげで悶々している!
 君がいらないなら僕のアナルで戴くさ!」
リーフはおちんちんを引き抜くと、自らのアナルにユリウスのおちんちんをあてがう。
「ぎゃあ!初めてが男なんていやだ!」
男相手なら萎れそうなものだが、溜まっているためか萎れない。
それを見て激昂するイシュタル。
「いやよ!がっついて悶々してるユリウス様が可愛くて好きなの!
 ユリウス様の童貞はそう簡単に捨てさせないわ!」
イシュタルはユリウスに付けてやろうと持ってきた貞操帯を履かせて鍵をかけてしまった。
「あっなんてことを!」
「ユリウス様の童貞は私がお守りします!」
「いや、お前にあげたいんだけど…(´;ω;`)」
496488:2009/09/14(月) 18:58:19 ID:srHyBDWU
「いたしかたないなぁ、じゃあアナルをもう一度…」
排泄用のファスナーを開けると、ユリウスのアナルをもう一度掘ろうとするリーフ。
「だめー!」
飛びついて阻止するイシュタル。
「そんな事させないわ!そんな悪い性欲は私が晴らしてくれる!」
トールハンマーで消し炭にすればよさそうなものだが、
ユリウスとリーフの絡み合いを見ているうちにイシュタルも悶々してしまったようだ。
特に掘られて悶えてるユリウスにちょっと萌えてしまったのは秘密だ。
「おっきい…」
イシュタルはリーフの巨根をドギマギしながら手にとり、自慢の巨乳に挟み込む。
「ハァハァ柔らかくて気持ちいい」
ユリウスが抗議する。
「ちょっ…お前、それは浮気…」
「だまってなさい短小!少しはこれを見習ったらどうなんですか!」
一喝されて黙るユリウス。
それを嗜めるリーフ。
「やぁ、短小は持って生まれたものだからしかたない。それよりテクを磨けばいいのさ!」
リーフはイシュタルのパイズリを味わいながら言葉を続ける。
「ハァハァ…うっ!…ちんこが小さくても舌や指使いが上手ければ補えるよ、
 それにこれなら童貞を失わなくてもできるしね」
納得するイシュタル。
「そ…それは確かに…」
「いやいや納得するなよ!?僕の童貞どーするのさ!?」
497488:2009/09/14(月) 18:58:52 ID:srHyBDWU
やがてイシュタルの柔らかな巨乳を堪能したリーフは射精する。
「うっ!」
ドピュッドピュッ!
イシュタルの顔や胸元に精液が飛び散り、白い肌をトロリと伝う。
「ハァハァ」
ユリウスは貞操帯の下で勃起するおちんちんに悶々して苦しそうだ。

これでリーフが静まると思ったイシュタルだが、なんとリーフのおちんちんはまだまだ元気だ。
「え、うそ!?」
「ハハハ、まだまだイケるさ!パイズリのお礼に今度は君を満足させてあげよう!」
リーフはイシュタルを押し倒すとそっと秘所を下着ごしにさする。
くいくいと指で突付き、ぷくりと起き上がった乳首を口に含む。
「やぁん!…うそ…気持ちいい、変態の癖に…」
「ハハハ、変態だからさ!」
それにユリウスが横で悶々ムラムラハァハァとしてるのがイシュタルにはたまらない。可愛い。
イシュタルのオマンコが湿ってくるのを確認すると、リーフは下着をずらして挿入した。
「あぁん!おっきい!」
「ハァハァ…すごい締め付け…これは中々の名器だね!」
あまりもたないかも知れない。正常位でピストンするリーフ。
「ずるいぞお前ら!」
横で騒ぐユリウス。おちんちんが貞操帯に当たって苦しい。
「ふふふ…ユリウス様ったら…ほんとに可愛いんですから」
イシュタルはそっとユリウスを招き寄せるとキスをする。何気にファーストキスだったりする。
「特別ですよ♪…あとは結婚までお預けです!…あぁん!」
真っ赤になってモジモジするユリウスに萌えながらイシュタルは絶頂を迎える。
リーフの大量の精を膣内で受け止めて、激しい快楽に悶えるのだった。
498488:2009/09/14(月) 18:59:29 ID:srHyBDWU
続いてリーフは背面座位でバックからイシュタルの子宮を突き上げる。
「ハァハァ…SEXの体位も色々見ておくといいよ!…きっと役に立つさ!」
「そ…そうか…ハァハァ」
リーフのおちんちんがイシュタルのオマンコに入っているのがよく見える。
ハァハァするユリウス。
「きゃぁん!擦れて凄い…あふぅ…短小より、こっちの方がいいかもぉ…」
「ちょっ…」
たちまち涙目になるユリウス。だがイシュタルはわかっててからかっているのだ。
「ふふふ、ウソですよごめんなさいユリウス様」
「うわーん意地悪!」
可愛い。萌えるイシュタル。
やがてイシュタルはバックからの突き上げに3回ほど絶頂を迎えたあげく、再び膣内射精を味わった。

「イシュタルの意地悪!僕の短小だってたぶんその内大きくなるやい!」
「クスクスごめんなさい!よしよしおーきくなりますよー♪」
ぷんむくれたユリウスをあやすイシュタル。
「やあよかった、2人とも愛情深いんだね、素晴らしいことさ!」
イチャつく2人にリーフは気を使ってそっと立ち去る。

そういや誰だったんだアイツ、ということに2人が気付くのはそれからしばらくたってからである。

続く
499名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:03:05 ID:fN1gLngs
GJ!!
愛情深いユリウスとイシュタル可愛いよハァハァ(´Д`*)
500名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:04:32 ID:eFXzFzpn
三姉妹のキャラがたまらん。ユリウス&イシュタルも可愛い。
しかし変態覇王、砂糖で痒くなるなんてよく知ってるな・・・
まさか実際にt(ry

マンフロイまで掘るとか、リーフ守備範囲広すぎだろ。
501名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 20:34:06 ID:UgdZtIeH
ヒルダに三姉妹にユリウス&イシュタル!!
どのキャラも設定が斬新で素敵すぎる!!
このままユリウス含め全員幸せEDでお願いします。
変態覇王の世界に、悲劇は似合わないです!!
セリスもこれからどうなるのか、楽しみにしています
502名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:19:26 ID:zsAaxPBa
変態覇王を楽しんで読ませて頂いております。
エロは置いておいても、何とも考え深い作品です…
これほど続きが楽しみな作品もそうはありませんね。
503名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:20:07 ID:JOOOyVBs
残ったのは、ラドネイとティニーか。まぁ魔将もいるけど、フュンフの扱いが気になる所。
アインスも気になる、トラキアで果たせなかったお仕置きがどうなるのかってw
それにしても、ティニーが残っているのは…セティ涙目路線?
504名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:26:11 ID:9MxqfqTV
イシュタルひでえwwwwwwwwwwwww

ここまでユリウスに同情したSSなんてねえよwwwwwwwwwww
505名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:57:26 ID:Hzq59T4u
このユリウスは本当に非道の限りを尽くしているのか?
506名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:58:13 ID:6KUaXZaR
案外子供狩りして集めた子供に下半身見られて
「(おのこの名前)よりちいさ〜いっ」とか言われて
からかわれているかもしれん、ユリウス。

そういえばユリウスは童貞なのに、ユリアは非処女だったな。
相手誰だろ。
507名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:59:11 ID:KknANxKL
ユリウスがwww
508名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 02:45:18 ID:ewmwiqgC
>>506
セリスはユリアを食ったのに袖にしたから、女子から嫌われたのかもしれない。
509名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 08:50:31 ID:/orn0tSt
なるほど
510498:2009/09/15(火) 14:31:49 ID:rrZU/OFq
今回はエロなしです

変態覇王リーフ

第18章

リーフはユリアを逃がすため一計を案じた。
ユリアの服を着て、頭には倉庫にあったかつらをかぶったのである。
つまり身代わりだ。
運良くユリアの髪の色と同じかつらを見つけたのが功を奏した。
「どうだい?僕は体格もあまりないほうだし、これならごまかせるだろう?」
ユリアの前でクルクルまわるリーフ。
「……」
呆れ顔のユリア。さすがに無理じゃないだろうか。
「リーフ王子…さすがに無理じゃないでしょうか?…それにあなたもヴェルトマーに行くことになってますよ?」
「代わりにユリアが僕に化けるのさ!僕への監視はほとんどないから逃げるチャンスはあるよ!」
…確かにそうかもしれないが…
でも多少誤魔化せてもいつかは必ずバレるし、その場合リーフは死亡確定だ。
ユリアの心配ばかりして自分の心配はしてないんだろうか?
「えっとですね…私はいいかもしれませんが、リーフ王子生きて帰れませんよ?」
「な、なんだってー!…そ、それ考えてなかった…死ぬのはやだなぁ…2人でなんとか帰れないかな」
2人して知恵を絞る。
だが変態以外何の能力もないリーフよりも、セイジレベル30のユリアが行動の自由を得たほうが選択肢は多そうだ。
上手くワープの杖を盗み出せれば…ワープじゃなくてもスリープとかでもいい。
2人は結局変装作戦を採用した。
ユリアはリーフの服を着込む。若干大きいが気になるほどでもない。
髪は上げて馬番の帽子に入れて誤魔化した。

しかし当たり前だが2人とも顔が違う。似てればなんとかなるかもだが似てない。
「メイクで誤魔化しましょう」
ユリアはリーフを化粧台に座らせると顔に濃い目に化粧をする。
「ハァハァ…ユリアの服いい匂いがするよ…僕女装に目覚めちゃったかも…」
ユリアはリーフをスリッパではたくと、自分は顔に暖炉の煤を塗った。
使用人らしく煙突掃除でもしてたことにしよう。
511498:2009/09/15(火) 14:32:26 ID:rrZU/OFq
マンフロイは痛む腰を抑えて馬車の前で待つ。
そろそろ兵がユリア達を連れてくるはずだ。
「うむむ…わしのアナルを掘りおったのはどこの誰じゃったんじゃろ?
 掘ってすぐ風のように逃げおって…」
兵士たちがユリアとリーフを連れてくる。
「うむ?…」
リーフ達の顔をまじまじと見る。
だが老眼なのでよく見えない。なんか違和感があった気がするが、気のせいだと考えて2人を馬車に乗せ、
ヴェルトマーへと向かうのだった。

ヴェルトマーに付いて早々、ユリア(リーフ)は広間へと連れて行かれた。
リーフ(ユリア)はもうなんの用もないとばかりに使用人室へと追いやられる。
なにやら物々しい雰囲気に嫌な予感がする。
「まさか…いや、充分ありえる…」
そうだ、連中はきっとナーガの血を持つ自分を殺す気なのだ。
アルヴィスがシアルフィで死んだ今、人質としての価値はなくなったと言ってよい。
となるとリーフが危ない。
バレようがバレまいが殺されるだろう。
ユリアはすぐに使用人室を飛び出した。
512498:2009/09/15(火) 14:32:57 ID:rrZU/OFq
リーフは広間へと連れてこられた。
(ハァハァ…ユリアの残り香に包まれて勃起が収まらない…このままじゃバレちゃう)
勃起を誤魔化そうと内股でモジモジ歩く。
(もしおちんちんがバレたら、実はわたくしふたなりでしたのオホホ♪…とか言って乗り切るしかないかなぁ)
そんなアホな事を考えていると、広間にユリウスがリワープしてきた。
「わはははははは!久しいな私を覚えているかユリアよ?」
なんだか以前SEXした時とどこか雰囲気が違う。
リーフは必死にユリアの声マネをする。
「ユリウスお兄ちゃん!」
ステーンと転ぶユリウス。
「ちょっ…気の抜ける呼び方すな!」
内心焦るリーフ。お互いの呼び方を間違えて変装がバレるのはよくあるパターンだ。
だが気合と勢いで乗り切るしかあるまい。
「す…全て思い出しました!ぜーんぶ昨日の事みたいに!お風呂で見た兄上の短小も!」
「バカ!七年前の話だろ!?小さくても仕方ないじゃないか!」
怒鳴るユリウス。
だが何か違和感を感じていた。
(ユリアってこんな顔だったか?…そりゃ七年もあってなきゃ色々変わるだろうが…)
だがその時、ロプトウスの意思が込み上げる。
「ククククク、ならば優しかった母上のことも思い出したか?」
またしても焦るリーフ。
だが上手く答えないと!
「も…もちろんですわ!…兄様は5歳まで乳離れができなくて母上を困らせてましたね!」
口からでまかせをほざくリーフ。
あまりの言葉にユリウスの意識が強くなる。
「きさまぁぁぁー!なんでそんなことまで覚えているんだ!?」
513498:2009/09/15(火) 14:33:39 ID:rrZU/OFq
「ま…まぁいい…」
せきばらいするユリウス。
「ともあれ、わが宿敵ナーガの力を受け継ぐ者としてお前にはここで死んでもらわねばならぬ」
「な、なんですってー!こんな可愛い妹を殺すなんて全国の妹萌えのお兄ちゃんたちが許しませんわ!
 …お願いやめてお兄ちゃん」
瞳を潤ませてユリウスを見上げるユリア(リーフ)。
(なんとゆーピンチ!こーなったらユリウスを萌えさせてしのぐしかない!)

イシュタルに付けられた貞操帯でオナニーすらできず悶々していたユリウスはちょっとクラっとしてしまう。
それを見抜いたリーフ。
(よし、もう一押しだ!)
駄目押しとばかりにユリウスにしがみ付く。
だがその拍子にかつらが取れた。しかも勃起してるおちんちんがユリウスに当たっている。
……時が止まった。

「……アレ?」
顔を引きつらせるユリウス。
「き…貴様はこの間、僕の尻を掘りやがった変態!?ユリアはどこへやった!」
まさに絶対絶命!もはやこれまでか!?

「ちょっとまって!私はここです!」
扉を押し開けてユリアが乱入してくる。
「ユリア!?駄目じゃないか逃げなきゃ!」
「リーフ王子を犠牲にして生き延びる気などありません!」
ユリアはリーフに駆け寄ると、昼寝してたダークマージから拝借したワープの杖でリーフを逃がす。
「ちょ…」
いずこへか転送されるリーフ。
514498:2009/09/15(火) 14:34:28 ID:rrZU/OFq
続けざまにユリアは同じく拝借したリワープを唱えようとする。
「バカめ!逃がすか!サイレス!」
ユリウスはユリアの魔法を封じる。
マンフロイの魔力29に対してユリアの魔防は27。サイレスにかかってしまう。

「まったくやってくれたな…まああんな小者はどうでもいい」
「お待ちくださいユリウス様…この娘まだ使い道がありますぞ!」
マンフロイはなにやら考え付いたようだ…


ここはシアルフィ城。レヴィンは城壁に立って空を眺めていた。
すでにエッダは落城しており、セリスはエッダでドズル攻略の指揮を取っている。
レヴィンはグラオリッターの南下に備え、守備隊の指揮をとるためにエッダから戻ってきたのだ。
「ん?」
一羽の鳩が舞い降りてくる。
「これは…伝書鳩か?」
レヴィンは鳩の足に縛られていた手紙を読んでみた。
「む…これはリーフ王子のものか…無事だったのだな…」
ユリアの出生の秘密や色々な情報を得るレヴィン。
「そうか…ナーガの血は絶えていなかったのだな」
ナーガ無しでロプトウスを倒さねばならんものかと覚悟していたが、
これなら戦局は全く違ってくる。
「だが、敵を助命してほしいとは、なかなか難しいことを頼んでくる」

レヴィンはいまだ前途の困難さを思い、一人溜息をつくのだった。

続く
515名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 21:12:34 ID:ewmwiqgC
リーフは童顔っぽいけど男顔だし、女装はきもそうだなw
516名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 21:26:43 ID:2H6mz3jr
スリッパ突っ込みワロタ
517514:2009/09/16(水) 15:38:26 ID:LGoYo+8D
変態覇王リーフ

第19章

「まいったねここはどこだろう?…ユリア、無事だといいけど…」
ユリアにワープで飛ばされたリーフは森の中を彷徨っていた。
とっさだったのでワープ先をちゃんと指定できなかったのだろうか?
その時森の向こうから激しい争いの音が響いてきた!
「なんだろう?…ひょっとして仲間が戦っているのかな?」
リーフはそちら側を確認してみることにした。

シアルフィとドズルの国境の森では、南下を図るグラオリッターと北上してきたレヴィン隊が激戦の真っ最中であった。
歩兵剣士主力のレヴィン隊は次第にグラオリッターを押していく。
レヴィン隊に属していたラドネイは切り結んだドズルの斧騎士を馬から引きずり落とすと首を掻き切った。
「…はぁ…くそっ!」
どうしてもドズル兵相手だとあの日の悪夢が脳裏をよぎる。
顔に飛んだ返り血を拭うと、悪夢を振り払うように次の敵を求める。

「や…やべえ!?」
戦況の劣勢に恐れをなしたのか、2騎の敵が森の中へと逃げ込んだ!
「逃がすかこの野郎!」
とっさに後を追うラドネイ。
馬では動きの取れない森の中なら十分追いつけると踏んだ。
518514:2009/09/16(水) 15:38:52 ID:LGoYo+8D
敵は茂みを強引に突っ切って逃走をはかる。
ラドネイはとっさに雷の剣で落雷を呼んだ。魔力がそれほどでもないので威力はないが、馬をビビらせるには十分だ。
驚いて暴れる馬から敵兵たちが振り落とされる。
勝利を確信し襲い掛かるラドネイ!…だが優勢を確信したその瞬間こそがもっとも危ない。
敵はとっさに土を掴んでラドネイの目を狙って投げつけた。
ほんの一瞬視界を奪われた隙に、もう一人の男が重量級のタックルをかける。
「ぐっ!?」
たまらず吹っ飛ばされ、木に背中から激突する。呼吸が苦しい、だが意識の冷静な部分が戦況を分析する。
落とした剣は素早く飛びつけば拾える!

「くそが!やってくれやがったな!」
この声には聞き覚えがある!?…まさか…
ラドネイは恐怖ですくんだ。その隙に剣を拾われてしまう。
「どうする兄貴?」
「ぐへへへ、そうだなぁ」
なんと!
数年前にラドネイの家でホモッて強烈なトラウマを植えつけたホモたちは、
何気に出世してグラオリッターに配属されていたのだ!
とても騎士とは思えないゲスな笑いを浮かべる男たち。
「まぁコイツは女だから興味はわかねぇな!…男だったら掘ってやんだが」
「げひゃひゃ違いねえや!」
「おっとそんなことを話してたら掘りたくなったぜ!ケツ出しな!」
「OK兄貴!」
「ゲヘヘ!そうら挿入だ!」
「アッー!もっとえぐってくれえぇ!」
全裸になってホモり出す男たち。戦争に負けてんだから今のうちに逃げるべきなのだが、
ケダモノらしく理性より本能を優先したようだ。
519514:2009/09/16(水) 15:39:22 ID:LGoYo+8D
「うっぷ!…ゲスが…」
吐き気を催すラドネイ。毛むくじゃらの大男2人が絡み合ってる光景など、男嫌いでなくても気持ち悪い。
だが今のうちに武器を取り戻すなり逃げるなりしなくては!
でも体が恐怖と嫌悪感に支配されて思うように動かすことができない。
さっきのタックルのダメージが大きいのか?…いや呼吸は整ってきている。体には問題ないはずなのに…
「!?」
胃液が逆流してくる。もう駄目だ!
「うげぇ!」
むせ返って吐くラドネイ。胃の中の物をぶちまけてしまう。
「な、なにーてめぇ!俺と兄貴の美しいラブシーンを見て吐くなんて!女はホモが好きなんじゃねえのか!?」
「ちっ!考えてみたらテメェを生かしておいてもしょうがねぇんだ!」
ホモリながら斧を手に取る男たち!
「ち…ちくしょう…」
こんなところで終わりなのか!?

「そうはさせるか!くらえ!」
その時リーフが飛び出してきて兄貴のアナルを掘った!
「アッー!なんだこのちんこは!?」
「遠慮はしない!三連結ピストン16連打!+ところてんアタック!」
リーフの猛烈なピストンに兄貴はあっさり昇天して射精、弟分ももろともにイカされた。
「あふぅ〜」
2人の男が快楽に悶えている隙に、リーフは手際よく男の持っていた縄で2人を縛り上げる。
「大丈夫かいラドネイ?」
「な…なんとかね」
ラドネイとしてはリーフがなんでここにいるのかとか、
ユリアの服を着ていることとかに突っ込みたかったが今はそれどころじゃないようだ。
520514:2009/09/16(水) 15:40:00 ID:LGoYo+8D
どうにか立ち上がって剣を取り返すラドネイ。
「…やってくれたね!死ね!」
渾身の力で剣を振り上げる。
こいつらを殺せば自分は悪夢から逃れられる。
「ちょっと待ったー!」
ラドネイにしがみ付くリーフ。
「何するのよ!邪魔しないで!」
「抵抗できなくなった相手を殺すなんて駄目だ!彼らへのお仕置きは僕が済ませた!」
「何がお仕置きよ!悦んでちゃお仕置きになんないだろが!」
だが男2人は恐怖に震えている。
「ひいぃぃぃ!勘弁してくれぇ!」
「俺たちが悪かったぁぁ!」
泣いて許しを請う男たちにラドネイは張り詰めていた気持ちがスッと解けていった。
こんな弱弱しい連中に自分は何年も悩んで苦しんでいたのだろうか。
そう思うとどこか馬鹿馬鹿しくなってくる。
「ぷっ…」
そっと吹き出してしまう。
「いいよ…命だけは助けてやる!」
ラドネイとリーフは男たちを捕虜にして帰還した。
521514:2009/09/16(水) 15:40:33 ID:LGoYo+8D
レヴィン隊はドズルを目前にして野営の真っ最中だ。
グラオリッターが滅びブリアンが討たれた今、ドズルは裸も同然。

ラドネイはリーフの天幕を訪れていた。
「その…命を助けてもらったからね、礼くらい言っときたくてさ」
「ははは、いいよ仲間を救うのは当然さ!」
屈託なく笑うリーフ。
男嫌いは相変わらずだが、リーフの能天気さにはほっとするものがある。
「でもお礼というなら僕とSEXするというのはどうだい?」
「ぶっ!?」
吹き出すラドネイ。
「ラドネイが男嫌いなのはわかってる、でもそれは人間の半分を愛せないということさ、もったいない!
 気分が悪くなったらすぐやめるからさ、試しに男とも愛し合ってみないかい?」

ラドネイは俯いてすぐには返事できなかった。
だが今日の事で、随分嫌悪感は減ったと思う。
「…いいよ…少しでも男嫌いを直せるなら…」
ラドネイはポソリと呟いた。
522514:2009/09/16(水) 15:41:12 ID:LGoYo+8D
リーフはラドネイの胸にしゃぶりついて優しく優しく愛撫する。
けっしてがっつくことなく、壊れ物を扱うように丁寧に。
「うぁぁ…」
首筋や耳に甘い愛撫を繰り返し、そっと痕を付けていく。
ラドネイはたぶんおちんちんが苦手と踏んだリーフは
ズボンを履いたままひたすらペッティングに励んだ。
くすぐったさに悶えるラドネイ。しだいに快感に満たされていく。
リーフの指先が秘所に触れる。
敏感なそこを擦られて、ラドネイは軽い絶頂を向かえた。
「あふっ!」
「ラドネイのオマンコから蜜が出てるよ」
オマンコにしゃぶりつき、舌を差し込む。
「あっだめぇ!ああん!」
弱いところを見つけたリーフはひたすら舌と指で攻め立ててラドネイをイカせるのだった。

なれない快感の中、眠りにつくラドネイ。
リーフはムラムラしたが挿入は駄目だと判断すると、15回ほどオナニーしてラドネイの胸やお腹に射精することで我慢した。

翌朝、もの足りないリーフは天幕から飛び出すと、近くを歩いていたヨハンとヨハルヴァを立て続けに掘った。
「そーれそれ斧アナル!」
「アッー!」
「アッー!」
その光景を見たラドネイは、以前程の嫌悪感はないにしろ、「男ってなんだかなぁ、みんな変態なのかなぁ?」
と呟くとドズル兄弟への好感度を10ポイント下げるのだった。

続く
523名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 19:20:38 ID:dJI/qo0e
ヨハヨハ兄弟カワイソスwwwww

…やはりティニーが嫁になるのかなぁ?
99%の期待と1%の不安を持ちながらもこう言うよ、GJ!
524名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 20:56:15 ID:ffK6eg6b
ラドネイw
毎日楽しみにしてる!
GJ
525名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:40:45 ID:Ry/wJY1v
リーフ優しいなあ、ほんとに。癒されるwww
ラドネイが、みんなが幸せになれますように!
526名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 23:42:56 ID:YMk/QZCE
ラドネイのトラウマが消えるシーンで泣きそうになった。
ラドネイ良かったな。そしてその感覚を知っていて
それを作品に昇華できる変態覇王GJです。


> 女はホモが好きなんじゃねえのか!?

盛大に吹いた。
家を使わせてくれたラドネイにも喜んでもらえると思ってたのか?
527名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 10:59:45 ID:Ko4XbUBi
>ラドネイが男嫌いなのはわかってる、でもそれは人間の半分を愛せないということさ、もったいない!

不覚にも感動してしまった
528名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 13:57:32 ID:z7Lu48as
笑いあり涙ありってまさにこういう事だよな。しかも、涙ありの部分が「○○が死んだ」っていかにもな御涙頂戴(それが悪いと言う訳ではないが)って訳でもなく…
まぁ個人的に一番好きなシーンは自分でも何でか分からないが、フィンとグレイドの「「それもそうですな!」」なんだけどwホモネタ好きって訳じゃないが、一分位笑いが止まらなかった。
書く速度もさる事ながら、変態王はプロのシナリオライターか何かと思ってしまう
529522:2009/09/17(木) 18:37:12 ID:Wj/20B0V
変態覇王リーフ

第20章

「なるほど…ユリアがナーガの一族で僕の妹ね…」
セリスはドズル城の一室でレヴィンから報告を受けていた。
「だが情報ソースがあの変態だろ?…あてになるのかな?」
「それはわからんが、ユリア本人から聞いたと言っている」
「……」
考え込むセリス。正直ロプトウスをどうやって攻略するか悩んでいたところだ。
ユリアがナーガの血統というならそれもいい。
ユリアの性格なら自分がバーハラの正統後継者と言い出したりしないだろうし…
「まぁ、ナーガの書が見つからなければ意味のない話だよ…そちらの情報はなにもないのかい?」
「ないな」
その後レヴィンはフリージ攻略の打ち合わせをした後部屋を退室した。

自室に戻るべく廊下を進んでいると偶然リーフと出会う。
「やあレヴィン!ユリア救出作戦は決まった?」
「……ユリアの所在はヴェルトマーなのだな?…だが今の状態では生死すらわからん…
 まずはフリージを落とすほかないだろう」
「そっか…」
がっかりするリーフ。
「まあ、そう気を落とすな、情報は多いにこしたことはない。よくやったぞ」
「じゃあ褒美にアナルを掘らせてよ!」
少し考え込む。
…それでも30秒ほどで返事を返した。
「まぁいいぞ、どうせレヴィンの体だし…おっとなんでもない」
(ちょっ…お前人の体だと思って…)
レヴィンの意識が抗議するが適当にスルーする。

「やったー!じゃあさっそく!」
「アッー!」
リーフはレヴィンを掘った。
なんだか不思議な味わいのあるアナルだった。
セティにちょっと感触が近いかもしれない。
530522:2009/09/17(木) 18:37:50 ID:Wj/20B0V
フリージの戦いは激戦となった。
後方より迫るバイゲリッターと前面に展開するゲルプリッターに、危うく挟み撃ちにされるところであった。
しかし後方の森にセティを配置してフォルセティでスコピオ達を撃破し、
ゲルプリッターに対しては戦線を突破しフリージ城を占領して兵站を破壊する事で抵抗不能に追い込み降伏させた。
これはレヴィンの作戦案である。
当初セリスは敵を全滅すべきと主張し、よい顔をしなかったが
「主力は皆レベル30だ。経験はもういらん。ならば武器の修理代を節約しよう」
というレヴィンの言葉に納得したのである。
ヒルダ女王以下、彼らの処遇をどうするかはバーハラを落としてからのことになるだろう。

セリス軍はフリージに集結し、バーハラ攻略の準備と最後の休息に入る。
「もうすぐ決戦だね…もうちょっとで平和になるよ!」
リーフは何気に意気込んでいる。
「それがいいんだけど…」
「なにかなセティ王子?」
「それでなんで私のアナルを掘っているのかな?」
そんなことはわかりきっている。
「そこにアナルがあるからさ!」
「アッー!」
セティを掘って満足したリーフはとりあえずお茶を飲む。
とってもご機嫌だ。
「ふー気持ちよかったー!…リーンとトリスタンの仲も取り持ったし言うことないね!」
そう、リーフは最近リーンに頼まれてトリスタンとの仲を仲介してカップリングを成立させた。
リーンによれば「よくみるとイケメンだし♪」ということらしい。
「幸せな恋人をみるのは嬉しいね、目出度い目出度い!」
531522:2009/09/17(木) 18:38:27 ID:Wj/20B0V
こうしてフリーの女の子は残り3人、その1人であるティニーはフリージ城主の部屋で溜息をついていた。
「はぁ……」
最近独身男どもが必死に言い寄ってきて困る。
そりゃティニーだって年頃の女の子だ。色恋話に「きゃーっ♪」とか思う気持ちもあるにはある。
しかし……
「お嫁にいくわけにもいきませんし…」
そうなのだ。
兄のアーサーがヴェルトマーを継ぐ以上、フリージの当主にはティニーが望まれているのだ。
アミッドもいるが彼は継承序列が低い上、今度の戦役における武勲も少ない。
…で、ある以上ティニーがフリージを継ぐことになるわけで…
「遠距離恋愛って難しいっていいますし…」
ならば王家や公爵家を継がない者を恋人にすればよいかというとそうでもない。
その連中も自分の進路に忠実というか…入り婿に入る気はないようで…
「はふぅ〜〜〜…自由なみなさんが羨ましい…」
ポツリとそんな事を漏らしてしまう。
まぁ嫁に行くのも色々大変なんだろうが、人の聞いてないところで愚痴を言ってもバチは当たるまい。

そう言えばさっき上げたアミッドはフリージに来るつもりのようだが、ぶっちゃけタイプじゃなかった。
「でも…私も恋がしてみたいです…」
机にのの字を書くティニー。
「話は聞いた!」
「きゃあ!?」
なんと押入れからリーフが出てきた!
532522:2009/09/17(木) 18:39:04 ID:Wj/20B0V
「リーフ様!?一体なにを…」
「僕は新しい城に来るたび、城中をチェックして前の住人たちの下着を集めてるんだ!」
「はぁ…」
よく見るとリーフは頭に男物のパンツをかぶっている。
ここは突っ込むべきだろうか。うむむ…
「恋愛の基本はSEX!心と体の結びつきが大事なんだ!」
そして全裸になる…と思いきや服の下に女物のパンツを履いている。
「ティニー…この僕の姿を見てどう思う?」
「へ……変態だと思います」
冷や汗をかきつつ答える。
ここは悲鳴を上げるところなのだろうが、人間理解を絶するものには思考が停止してしまうようだ。

「そのとおり!服の下を見るだけでもこれだけのことがわかる!
 裸になって触れ合うことはお互いの事を分かり合うってことなんだ!
 恋をするためには分かり合うことが大事!」
そしてリーフは自分のパンツを差し出した。
「僕のパンツとティニーのパンツ、交換してみよう!男女はお互いのことを分かり合わなくては!」
「そ…そういうものでしょうか?」
まったくわからんがリーフは大真面目だ。
ティニーはついパンツを脱いでリーフに渡してしまう。
「ハァハァ…ティニーの体温であったかい」
さっそく着用するリーフ。
ティニーもリーフのパンツを履いてみる。なんだかいけない事をしてるようでドキドキした。
「り…りーふさまのパンツもあったかいです」
533522:2009/09/17(木) 18:39:41 ID:Wj/20B0V
「じゃあSEXについて教えてあげよう!」
ティニーはついついパンツごしにもわかるリーフの盛り上がったおちんちんを見てしまう。
いけないことをしているとわかっているのだが、その背徳感がたまらない。
「は…はいぃ…」
赤くなりながらも、自分のパンツを下げてリーフのおちんちんを手にとってみてしまう。
「じゃあしゃぶってくれるかな?」
小さな口からそっと舌を出して、先端をおずおずと舐める。
「おふっ…ハァハァ気持ちいいよティニー…」
リーフの心地よさそうな顔を見ていると、自分の秘所がしだいに湿ってくるのを感じた。
どうやらちょっと感じてきてしまったようだ。
やがてリーフが射精する。
「きゃっ!?」
ティニーの顔にかけるとリーフはそっとティニーの履いてるパンツを下げた。
「今度は僕が気持ちよくしてあげる」
「はい…お願いします…」
今まで人に見せたことのない所を見られている。とても胸が高まる。
ぴちゃぴちゃと秘所を舐められる快感にティニーは酔う。
やがてペニスがあてがわれる。
大きなソレが優しく挿入されていく。
「あぅぅ!」
「ハァハァ!」
ゆっくりゆっくりピストンをはじめると、リーフはそっとクリトリスを摘んだ。
「…っ!?」
脳まで突き抜けるような衝撃に達してしまう。
そのままリーフは膣内に射精した。
534522:2009/09/17(木) 18:40:13 ID:Wj/20B0V
行為が終わった後、そっとお互いのパンツを交換するティニー。
こうドキドキしてる時はいいが、終わってみると死ぬほど恥ずかしい。
「ところでリーフ様」
「なにかな?」
ティニーは自分の悩みを話す。
恋愛はしたいけど、戦後遠距離恋愛になるのはちょっと…誰か婿に来てくれないかと…
「よし、それなら僕がいい相手を紹介してあげるよ!」
言うが早いかリーフは駆け出していった。

翌日…ティニーはリーフに呼び出されて談話室に入った。
「さ、座って!」
「はぁ…」
そこで待っていたのはリーフと…なぜか男装したラドネイだった。
引きつった顔のラドネイがリーフに問いかける。
「ねぇ…用事ってなに?」
「もちろん2人の未来についてさ!フリーの上、よそにいける人といったらラドネイじゃないか!」
この前、男との愛を進めたリーフだが、だからといって女同士の愛を否定しているわけでもない。
最終的には当人たちが一番幸せになる方法を探しているのだ。
「それじゃごゆっくり!」
何を言う暇もなくリーフは駆け出していった。
535522:2009/09/17(木) 18:40:54 ID:Wj/20B0V
残されたティニーとラドネイ。
「え…えと…ラドネイ…なんで男装を?」
「いや…リーフ王子が、君は背も高い方だからこれでいこう!百合ップルはどっちかが男役ってのが割合多い!とかほざいて」
それでよく話もわからないうちに連れてこられたのだが…
「あははは!わけわかんないよね!」
つい笑ってしまう。だがティニーは…
「ステキ…ああ、美少女と男装少女の許されざる禁断の恋…なんて甘美なんでしょう」
うっとりとラドネイを見上げるティニー。
「えっえっ!?」
「お姉さまとお呼びしますね…」
焦りまくるラドネイ。だが見上げるティニーの可愛らしさについクラッと来てしまう。
ソッチ趣味はないはずだったのだが…
「その…いいの?…本気にしちゃうよ?」
「本気じゃなければこんなこと言いませんよ」
そっと瞳を閉じるティニーにラドネイはもう我慢できず、そっと唇を重ねるのだった。

こうして新たなカップルが誕生した。
一度に2人もフリーじゃなくなってしまい、絶望に悶える残った男たち。
彼らのアナルを掘って慰める(?)リーフ。
「やあ新たな恋人の誕生は目出度い!…ただ失恋はつらいよね、慰めてあげよう!」

もはや一人身なのはマナだけである。
男たちに逆転の可能性はあるのだろうか…

続く
536名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 19:06:29 ID:K9eILw5q
セティの扱いに泣けた
537名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 19:22:09 ID:tupbhdDK
GJ!!
>だが情報ソースがあの変態だろ?

セリス様テラヒドスwww
お前ら従兄弟だろ!
538名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 19:24:55 ID:+2PCZMYn
セティは最後まで報われなかったな
セティファンの俺涙目
いや、まだ最後と決めつけるわけにはいかないが
539名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 19:48:16 ID:8ZjX5rqP
何気に自分を美少女と言うティニーに吹いた
540名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 20:05:22 ID:8xKLEqr6
まとめてみました。間違ってたら訂正して下さい。

アレス×ナンナ
シャナン×ラクチェ
オイフェ×フェミナ
スカサハ×ユリア
ロドルバン×ジャンヌ
トリスタン×リーン
レスター×パティ
アーサー×フィー
ファバル×ラナ
アサエロ×レイリア
ホーク×リンダ
コープル×デイジー

ラドネイ×ティニー

・男フリー
リーフ フィン セティ デルムッド ハンニバル
セリス ディムナ アミッド ヨハン ヨハルヴァ シャルロー

・女フリー
アルテナ マナ

変態王氏が強力すぎて、新規の書き手が出て来なくならないか心配です。
541名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 20:35:32 ID:OQfMTxMV
その前にスレの消化が早くなっております
アッーっという間に400KBオーバーに恐らくこのスレは変態王氏で終わってしまいそうな勢い
542名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 21:31:16 ID:iYWeklvC
まさかこうくるとはww
543名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 21:38:37 ID:/bt0g0nA
ラドネイ×ティニーいいなぁ。
ティニーにはソフトな禁忌が本当によく似合うと思った。
544名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 21:50:19 ID:+5kZbG2h
ティニーがラドネイとくっつくとは!?
百合がくるとは予想外だったが、それでも自然!と思えてしまうところが変態覇王のすごいところです
545名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 22:16:59 ID:LQsXTN1R
うむ、見事な力業だ
546名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 22:30:57 ID:mP37vKuA
マナには幸せになってほしいです
セリスとくっつくことが幸せかどうかはさておいて
547名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 02:32:38 ID:k2ccvPhF
リーフはこのまま作中独身を貫くのか、
それとも変態王時代の仲間の誰かとくっついたりするのか…。

何にせよ続きが気になってしょうがない。
548名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 05:09:25 ID:r/2dEsee
>>540
ディムナはカレンがいるからフリーじゃなくね?
変態王時代の独身女キャラでゲームで相手不明で結婚が描かれてるor独身でない女キャラは
サフィ、カリン、ラーラ、オルエン、マリータ、ティナ、ミランダ、サラ、ミーシャ、アマルダ。エダはゲームでは独身とまでは書かれてないが、変態王作中で独身と書かれているので除外
ミーシャはカリンが好き、マリータはエーヴェルが好き。ミランダとサラも除外
…となると、サフィ、カリン、ラーラ、オルエン、ティナ、アマルダ。オルエンの相手は平凡な男と確定してるが、フレッドの可能性もあり。サフィは腐女子
他にはバツイチだけど、エーディン。レスターとラナの義父になるけど。バツイチありならブリギッドもだけど、こっちはマリータがいる。記憶取り戻した後はマリータ共々どうなるか分からんが
更にバツイチでヒルダ、普通にフリーな三姉妹だが…
549名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 11:37:53 ID:oMJMexd4
逆転の発想も大事なんだぜ
何たって変態覇王、人類皆穴兄弟=僕はみんなの恋人さ☆
やっぱコレだろ
550522:2009/09/18(金) 21:22:13 ID:9iSKEwjc
変態覇王リーフ

第21章

帝都バーハラよりイシュタルの軍勢が攻めてくる。
いよいよ戦いも大詰めだ。
リーフはセティに頼み込んでスリープで3姉妹とイシュタルを生け捕りにした。
南方ではシアルフィ襲撃を図ったアリオーン達がアルテナの説得で友軍となった。
残すはバーハラとヴェルトマーである。

「さあ、もうすぐ終わりだね!まずはヴェルトマーを攻略する!」
セリスとレヴィンはフェリペ司祭よりヴェルトマーにナーガの書が隠されていると聞いている。
騎馬隊をもってヴェルトマーに向かう途上、フラフラこっちに向かってくるユリアを見つけた。
「ワタシサラ、オジイサマダースイキ」
妙なことを口走っている。
「なんだ?…とにかく保護して…」
セリスがユリアを保護しようとした瞬間、容赦なくライトニングを打ち込まれる。
「うわ!?」
危なかった。…ティルフィングで魔防を高めてなければやられてたかもしれない。
「いかーん!ユリアは洗脳されている!先にマンフロイを倒すんだ!」
レヴィンが叫ぶ。
セリスはユリアを振り切ってヴェルトマーへと向かった。
551522:2009/09/18(金) 21:22:48 ID:9iSKEwjc
ヴェルトマーは落城寸前だ。残された兵は少ない。
セリスはマンフロイを追い詰めた。
「さあ、もはやこれまでだよ…君がいろいろやらかしてくれたおかげで随分いらない苦労をさせてもらったものね、
 その報いを受けてもらおう」
「ぐぬ〜ワシのロプト帝国再建の夢をオジャンにしおってぇ!くらえヨツムンガンド!」
抵抗するマンフロイを袈裟懸けに切り倒すセリス。
「これで後はユリアを保護してナーガを確保するだけだね」

城壁から吊るされるマンフロイを一人の少女が見上げている。
「バカね…おじいさまったら…」
魂が感じ取れない。
すでに天国なり地獄なりに行ったのだろうか。
少女はもう用はないとばかりに踵を返すと姿を消した。


セリス軍は全軍をバーハラの郊外に展開して城を包囲している。
すでに十二魔将は滅び、残すはユリウスのみ。
「おのれこんちくしょう!だがロプトウスあるかぎり貴様らなど敵ではない!わははははは!」
だがそこにユリアがやってくる。
「私にこのナーガあるかぎり、これ以上の抵抗は無駄です!」
「な、なにぃぃぃー!マンフロイめ、ぬかったなー!」
そして戦いが始まる。
強大なナーガとロプトウスの魔力がぶつかり合い火花を散らす。
誰もがその光景に見入り、言葉を発することもできない。
552522:2009/09/18(金) 21:23:25 ID:9iSKEwjc
だがそんな中、一人の変態がそっとユリウスの背後に回っていた。
ユリアとの戦いに全神経を集中していたユリウスは反応が遅れる。
「それっ!アナルいただき!」
「アッー!」
リーフはユリウスを掘る。
その表紙にロプトウスの書を取り落とすユリウス。
「いまだ!こんなもんこうしてくれる!」
リーフはロプトウスの書を拾うと松明で火をつけた。
「ぎゃー!僕のロプトウスが!」
「君はロプトウスに操られていただけなんだ!」
だがリーフの言葉を聞かず取り乱すユリウス。
そこにツカツカと歩み寄ったユリアは、なにも言わず渾身の力でナーガの魔道書をユリウスの頭に振り下ろした。
「ぐぴっ!」
たまらず昏倒する。
「少し眠っていてもらいます。これが最後の戦いです!」

なんと!
燃える魔道書から黒い竜が飛び出してきた!
とんでもない巨大さだ!

「オノレキサマラヨクモコンナマネヲシオッテ!ユルサンゾォ!」
「滅びなさい悪の権化!私の使命はナーガの力で世界を平和に導くこと!」
553522:2009/09/18(金) 21:24:05 ID:9iSKEwjc
ユリアのナーガとロプトウスが激突する。
光と闇の凄まじい戦い。
だがその戦いも長くは続かなかった。次第にナーガの力が圧倒していく。
「ウヌゥ、コノウエハキサマをミチズレダ!」
ロプトウスは最後の足掻きに、ナーガではなくユリアを狙う。
「そうはさせるか!」
ロプトウスは小者すぎるリーフの存在を忘れていたのだ。
その隙にリーフはロプトウスのアナルに頭から突入した。
巨大なアナルに対していかに巨根といえど人間のおちんちんはささやかなもの。
ならば体ごと飛び込むのみ!
「アッー!」
一瞬ひるむロプトウス!
「これがとどめです!」
ユリアの放った最後の一撃がロプトウスを包み込む。
神々しい光の中で闇の竜は跡形もなく滅び去った。

呆然と見守る兵士たち。この世のものとは思えない光景だ。
まだ実感がわかないが、自分たちは勝ったのだ。
少しずつ周囲の空気が喜色に満ち始める。
その時はしゃいだリーフがデカい声で叫んだ。
「やったー!勝ったーばんざーい!目出度い!平和がきたー!これでバーハラの皇帝はユリアだ!」
リーフにしてみれば何気ない言葉だ。
基本的に聖武具の後継者が王朝を継ぐものだし、ナーガの圧倒的な姿を見ればそんな気分にもなるかもしれない。
ちょっとセリスの事を忘れていた不用意な言葉だった。
それだけならまあいいのだが、場所とタイミングが絶妙すぎた。
兵士たちの勝利の高揚感と群集心理に火がついてしまったのだ。
怒涛のような勝鬨が始まった!
「ユリア様ばんざーい!」「新皇帝ばんざーい!」「ジークユリア!」「ジークユリア!」「ジークユリア!」

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
554522:2009/09/18(金) 21:24:31 ID:9iSKEwjc
「ちょっ…待て!なんだこりゃ!…みんな僕を忘れてる!この軍の総大将は僕だぞ!?」
焦って叫ぶセリスだが怒涛のような歓声にかき消される。
オイフェはポツリとつぶやいた。
「これは…なんとも…ですが火の付いた数万の将兵を静めるなど不可能でございます」
このままいけばセリスが皇帝だったろうが、計算されない突発事やアクシデントが何者も予想しない結果を生むことがある。

呆然と群集を見守るユリアだが彼らの喜びの視線を見ているうちに、
人々の期待を背負って立っていたころのアルヴィスを思い出した。
この勝利に自分も高揚しているのかもしれない。
「これも運命かもしれませんね…お父様のなしとげられなかった夢は私が受け継ぎましょう…」
ふっと笑ったユリアは高々とナーガの書を掲げて宣言した。
「ここに我が軍の勝利と新帝国の成立を宣言します!」

こうして歴史の新たな一幕が刻まれた。
555522:2009/09/18(金) 21:25:06 ID:9iSKEwjc
野望に敗れたセリスはバーハラ城の一室でボンヤリしていた。
なにもかも終わった…
全てを投げ打って邁進してきた野望の終焉。
なんだかもうどうでもよくなってしまった…
あれからどうやってこの部屋に来たのかも覚えてない。
実は途中でリーフに遭遇し、アナルを掘られたのだがそれすら曖昧にしか思い出せない。
「はは…ははは…」
乾いた笑い声を上げる。
英雄が一夜明ければただの人、栄枯盛衰、諸行無常。
最盛期には大勢の取り巻きがいたのだが、今頃みんなユリアの元に集まっているだろう。
今の自分には誰もいない。
そっと部屋の扉が開く。
「セリス様…」
虚ろな瞳にマナの姿が映る。
「マナか…今頃、戦勝祝賀会だろう…行ってきなよ」
「今の貴方を一人になんてできません…私はセリス様のお側にいます…これまでも、これからも」
言えた。
演技ではない自分の言葉で。
セリスに愛されたくて萌えられようとしていたが、愛されるより愛する方が尊い事なのだと気が付いた。
リーフがセリスの事を教えてくれた。
(僕がアナルを掘って慰めたんだけどそれだけじゃ駄目だ。今のセリス皇子には君が必要なんだよ!
 そして君自身のためにもね、愛する心を伝えてあげて)

そっとマナはセリスの背にしがみ付いた。
「……僕は君を相手にしてこなかったんだよ…今更なんですがりつけるもんか…」
「いいんですよ、私にセリス様を癒させてください…」
最後の瞬間に夢にも野望にも敗れ、何もかも失った自分に残った唯一の光。
「僕は馬鹿だったかもしれないな…」
セリスはマナの髪をクシャクシャと撫でて、ふっと笑った。
この娘だけは幸せにしなければいけない。生まれて初めてそう思った。

こうしてセリスとマナは恋人となった。
とても目出度い。
そしてマナは約束を守る娘なので、ちゃんとリーフにセリスを掘らせてあげるのだった。
「ハァハァ、2人とも幸せにね!」
「ありがとうリーフ様!」
「アッー!こんなの聞いてなかったぁー!」

続く
556名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:35:05 ID:NlGjRuh4
セリマナキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
マナよかったなぁ
557名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:37:41 ID:5ZnmQbFO
ロプトウスのアナルに飛び込む変態覇王の戦い方もすごかったが、
最後のセリスとマナの会話に涙……
小さな幸せを見つけたセリス。マナもよかったね!おめでとう!!
リーフもセリスを掘れてよかったね!!
558名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:39:06 ID:2JHQOTWR
竜の尻まで掘った辺り洒落抜きでとんでもねえwwwwwwwwww
559名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:52:18 ID:OA8S+yDn
セリマナも良かったけどマンフロイとサラ様で泣いてしまった。

> 「ワタシサラ、オジイサマダースイキ」

この台詞にマンフロイの言葉にできない深い悲しみを見た。
ロプトウス掘ったのはワロタ。獣姦なんてレベルじゃねえ。
560名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:53:12 ID:7ODur+l1
ロプトウス掘ったところで声出してワロタwwwww
流石は変態覇王!!超GJ!!
561名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:57:41 ID:50h6gmEO
まさかの本当にロプトウス掘るとはバロスwwwww
…セリマナ良かったなぁ

…リーフはこれからどうなるのだろう?
562名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:59:59 ID:r/2dEsee
やった事はユリウスとロプトウスを掘っただけなのに…何でだろう…。リーフが物凄い功労者に…そして格好良く見える
563名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:15:55 ID:XrDBX3b+
リーフは最後の最後まで変態でセティは最後まで主力だった 
けれどフィンとナンナが空気のまま終わるとは
564名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:32:31 ID:x1WnhsYg
ユリアが新たな皇帝になるとは思いもしなかったw
恋人が手の届かないような立場になるけど、
スカサハはちゃんと彼女と結婚できるのかな?

それはともかく、変態覇王乙です。
565555:2009/09/19(土) 12:25:54 ID:N2zAWArf
変態覇王リーフ

第22章

バーハラでは戦後世界の様々な問題について連日会議が開かれている。
当然次期トラキア王となるべきリーフも出席…のはずがアルテナが代理で出席している。
みんなを和まそうと裸踊りしたのがまずかったようだ。
「まぁ政治の事は姉上の方がわかるもんね」
リーフはとりあえずアリオーンを掘った。
「姉上の兄上なら僕の兄上も同然!ハァハァ」
「アッー!」

捕虜にたいする軍事裁判も大体纏まったらしい。
近く戴冠するユリアはおおむね寛大な処置を下した。
さすがに無罪放免とはいかないが…
捕虜のうち聖戦士の血を次ぐ者はあらゆる王家、公爵家の継承権を剥奪される。
公職に付く事の禁止、閑居を命ずる。
保有財産の大半を召し上げ、大体こんなところである。
ユリウスに関しては公式的には死んだことにした。
なんぼなんでも彼を生かしておいたとは発表できない。
566555:2009/09/19(土) 12:26:20 ID:N2zAWArf
さてアリオーンを掘って満足したリーフはつまみ食いでもしようかと食堂に向かうと、
向こうからナンナがやってくる。
「やあナンナ」
「あらリーフ様」
会うととりあえずSEXするのは昔から。
ナンナはリーフに跨って腰を振る。
相変わらず凄まじいテクニシャンだ。
「ハァハァたまらない」
だがリーフのレベルアップはとんでもないレベルである。
なにしろロプトウスまで掘ったのだ。
「そーれ縦ピストンピストン!
「あんっ!ハァハァ!」
「うっ!」
だがリーフが射精するよりほんのわずかに早くナンナはイッてしまう。

「……わ…私が負けた!?」
「ひゃっほー!SEXし続けて幾星霜!ついにナンナに勝った!」
はしゃぐリーフ。
ナンナは悔しいながらも認めざるを得ない。
「あのとき…ロプトウスとの戦いの時…恐怖した私はロプトウスの巨大なチンコを目の当たりにしながら、
 それを食おうとまではしませんでした…あれを入れたらどうなるのか妄想するのが精一杯…
 でもリーフ様はためらわずアナルに突入した…リーフ様、あなたはもう私を超えてしまったようです」
笑顔で応じるリーフ。
「SEXの道はどこまでも続いてる!今日は僕が勝ったけど明日はわからないさ!」
ふっと微笑んだナンナ。
「アグストリアは性豪エルトシャンを育んだ聖地、私ももっと修行をつんですぐ追い抜いてみせます!」
「ああ、楽しみにしてるよ!」
567555:2009/09/19(土) 12:26:45 ID:N2zAWArf
ナンナとのSEXを終えたリーフは会議から戻ったセティを掘る。
「ハァハァこのアナルお気に入り」
「アッー!」
だが3姉妹に引っぺがされる。
「貴様、我らの主になにをする!」
「なにってSEX」
「ええいあっちいけ!主はノーマルなのだ!」
追っ払われるリーフ。
「ちぇっ残念」
3姉妹はセティの血を次ぐとはいえ遠戚であり、今回の裁判でも継承権の剥奪だけですみ、
イシュタルの許しを得てシレジアへの帰参が決まっていた。
新たな主君はセティである。
「あ…ありがとう…たすかったよ…」
尻を押さえるセティ。
思えばマンスターで掘られて以来何度リーフに掘られてきただろうか。
なぜか妙にリーフに気に入られたセティは100回以上は掘られただろう。
ファーストキスも童貞も奪われてしまった。
あげくにティニーは百合に走ってしまう。
そりゃ継承の事を考えると結婚はできなくなるが…
げっそりするセティ。
だがセティは気付いていないが悪いことばかりではないようだ。

「い…いえ…騎士として当然の事をしたまでです」
照れくさそうに横を向くメング。
それを見てにやけ顔の止まらないメイベルとブレグ。
(意外と純情だなぁ…姉上…だがぶっちゃけ私も王子はタイプだ。そう簡単には譲れないなぁ)
(まさか姉妹で同じ男を争うとは思わなかったなぁ…いっそ3人の物にしてしまうか)
なにやらとんでもない事を考えているブレグ。
ここでも新たな恋路が初まっていた。

「な〜」(やれやれ、あんな寒い国にお引越しか)
ぬこは遠い目をするのだった。
568555:2009/09/19(土) 12:27:50 ID:N2zAWArf
「やあセティ王子も幸せを掴んだようでなにより!」
嬉しさを隠せないリーフ。
だがリーフには気になってることがあった。
デルムッド ハンニバル アミッド ヨハン ヨハルヴァ シャルロー
彼らは彼女ができなかった。可哀想に。
聞けばディムナはイザークに彼女がいるらしい。
さしあたってリーフは彼らを幸福にすべく、カップリングを進めた。
組み合わせはデルムッド×アミッド ハンニバル×シャルロー ヨハン×ヨハルヴァ。
さすがに拒否されてしまったが、ヨハヨハだけは目覚めてしまったのかカップリングした。
実に目出度い。

さて色々あったがリーフ達は連れ立ってトラキアへと帰国した。
みんなの幸せを祈念するリーフ。

中間達全員のその後は近いうちに紹介しよう。
569555:2009/09/19(土) 12:28:19 ID:N2zAWArf
新トラキア王国の王都レンスターでは盛大な凱旋式が行われた。
「おかえりなさいませ、お待ちしておりました」
アウグストの出迎えを受けるリーフ達。
「やあ今まで国を預かってくれてありがとう。褒美に掘ってあげよう」
「アッー!」

アウグストを掘って満足したリーフは城内を闊歩する。
「うーん、帰ってきたはいいけど、王なんて僕に務まるのかなぁ?
 ぶっちゃけ政治の事なんかなーんもわかんないんだよね」
悩むリーフ。だが大勢の人に関わって来ることだ。
どうしたらよいのかよく考えなくては。

悩みつつもリーフは城の側にある王家の墓に赴いた。
ここにキュアンとエスリンの墓がある。遺体は無いのだが、墓とは死者に思いをいたすことのできる場所をさしていうのだろう。
帰還の報告をするリーフ。
「僕の変態レベルをどうか見てください!」
リーフはオナニーすると2人の墓に射精した。
「ハァハァ…」
射精し終わった後はちゃんと墓を掃除する。
きっと2人も天国で喜んでいるに違いない。
 
続く
570名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 14:21:58 ID:AWUhNgly
スカサハの今後が気になる
571名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 16:12:17 ID:raeYEFMf
墓石にブッカケとか普通に考えると基地外すぎるw
でもリーフがやると不思議と変に思えない。リーフは偉大だな。

このままトラキア半島統一編も書いてほしいです。
アリオーン×アルテナまだー?
572名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 16:19:24 ID:j0ZidXtj
しかもユリウスも生存
573名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 18:30:20 ID:CZHn3LbW
3姉妹×セティか
セティ裏山
574名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 18:50:41 ID:o2kpAowA
家庭教師トライ総合スレ7
575名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 18:51:04 ID:o2kpAowA
すみません誤爆しました…
576名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 20:24:50 ID:vYPY+gaJ
セティの尻は変態覇王のお気に入りだったんだねw
これまで報われなかったセティが、三姉妹にモテモテEDでよかった!
577名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:03:08 ID:wvXZBTGI
作者はセティに恨みでもあるのかwww
578名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:11:24 ID:raeYEFMf
セティは自称ノーマルなのにカリンも三姉妹もS女っていう。
そのうち三姉妹にアナル調教されそうな気がする。
579名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:18:05 ID:+INN0HEz
他作品の世界にリーフが行くような展開になったらセティまで巻き込まれてしまうような気がしてならない
580569:2009/09/20(日) 12:51:09 ID:zmybkjoT
変態覇王リーフ

第23章

新トラキア王国は建国間もなく、みな忙しく働いている。
しかしリーフはヒマだった。次期国王がヒマでいいのかとも思うが、
返ってリーフが口出ししないほうが政治が上手くいくようだ。
アウグストやフィン、アルテナらが忙しくしている中、なにか手伝う事はないかと思い、
掃除や雑用などしてみたら「次期国王ともあろう方がそのような」とか言われてしまった。
しょうがないのでオナニー三昧の毎日だ。
「やあ参ったね…そうだ!」
ナイスアイデアを考えたリーフは地下牢へと下りていった。

地下牢には多数の山賊、海賊や、捕虜になったフリージ兵が捕らわれている。
戦後の混乱期だけあって治安は悪く、悪さをする連中にはことかかない。
さらには北トラキアの戦役に敗れて生き残ったフリージ兵が潜伏しており、
彼らと民衆がなにかと騒ぎを起こすのだ。
野盗化する者がいるかと思えば、今度は隠れていた敗残兵が民衆にリンチに会う。
早く国を落ち着かせなければならない。
581569:2009/09/20(日) 12:51:40 ID:zmybkjoT
「リーフ様?…このような所に何か御用ですか?」
「やあちょっと牢の鍵を貸してくれるかな?」
訝しげに鍵を貸す牢番。
リーフは牢屋を回ると、囚人たちをお仕置きに掘って回った。
「アッー!」
「アッー!」
「アッー!」
「ウホッ!」
掘った囚人たちにリーフは優しく告げて回る。
「これで罪一等を減じるよ!…これからはみんなと一緒に再建のために働いてほしい。
 またフリージの諸君は早期帰国に向けてティニーと調整してるからもう少し我慢してね」
その言葉に感動した者もいれば、アナルが痛くて聞く余裕のない者もいただろう。
あるいは「この変態なに抜かしてやがる」という者もいたに違いない。
どう受け取ったかは人それぞれだ。
582569:2009/09/20(日) 12:52:04 ID:zmybkjoT
「…上の牢が騒がしいわね…?」
「まさか脱獄でもあったとか」
かび臭い地下牢で3人は首をかしげた。
彼女たちはフリージの魔道士3姉妹、ヴァンパ、フェトラ、エリウ。
コノートの戦いで敗れ、経験値を求めるセリス軍の執拗な追跡を命からがら振り切って生き残った。
その後は逃亡生活を送っていたが、落ち武者狩りに会って捕まってしまった。
だが返って幸運だったかもしれない。
下手すれば帝国の子供狩りを恨む民衆になぶり殺しにされたかもしれないのだ。
実際そういう目に会った者もいるらしい。

配給のコッペパンをかじるエリウ。
「…まず」
貧乏な新トラキアは囚人にいいものを食わせる余裕などない。
「どーする、私達も…」
「まぁ待ちなさい、今は手も足も出ないのだし様子見するしかないわ」
焦るフェトラを嗜めるヴァンパ。
その時上の階から誰か降りてきた。
息を潜める3人。
583569:2009/09/20(日) 12:52:39 ID:zmybkjoT
「やあこの牢は女の子か、こんにちは僕はリーフ」
「!?」
驚く3人。
次期国王がなんでこんなところに?
「君達はどうしてここに入る事になったのかな?」
それにしてもメング達にそっくりだ。親戚だったりするのかな?
などと考えながら鍵を開けて入ってくるリーフ。
はっきり言って脱走のチャンスだし、しかも丸腰のリーフを人質に取ることも可能だったろうが、
こう堂々と来られると、返って頭が働かなくなるというか…
3人は訝しげにリーフを見るが、やがてヴァンパが口を開いた。
「私たちはフリージ兵、隠れていたところを逮捕されました」
「なるほど、じゃあ近いうちに国に帰してあげるよ」
「なっ!?」
驚く3人。正直いつ処刑されるかビクビクしていたのだ。
嬉しい反面、ここまで寛大な言葉をもらうと返って疑ってしまうものだ。

フェトラがおっかなびっくり口を開く。
「…いいんですか?…レンスターはフリージを恨んでいるでしょうに」
「たしかに、民衆にはフリージの連中なんか火あぶりにしちまえ!って声もあるよ。
 でもそれでなにか解決するとは思わない。だから僕は体と心の結びつきで
 みんなと理解しあうために来たんだ!さあ分かり合おう!」
リーフは服を脱ぎ捨て、3姉妹にルパンダイブをかました。
584569:2009/09/20(日) 12:53:14 ID:zmybkjoT
「「「きゃあ!?」」」
驚く3人。そりゃ驚く。
「あ、無理にとは言わないよ、拒否してもいいし、その時もちゃんと国に帰してあげる」
3人の首筋を優しくくすぐるリーフ。
正直状況についていけない3人だが、この時はつい受け入れてしまうのだった。
「…んう…あむ」
「…ちゅ…」
淫らな音が牢内に響く。
リーフの巨大なおちんちんを3人がかりで舌を這わせて奉仕する。
(なんでこんな展開になってるんだろ?)
という疑問がフェトラの脳裏をよぎるが、雄の匂いに頭がボーッとしてしまう。
「ハァハァ…」
リーフが息を荒げている。
先走りの汁が先端から漏れ出し、3人の舌に絡みつく。
ピチャピチャと音が響く。
「うっ!?」
ドピュッドピュッ!
濃い精液が3人の顔に降り注ぐ。だがおちんちんは萎える気配もない。
「じゃあまずはヴァンパから」
リーフは正常位でヴァンパに圧し掛かる。
「…え…まだ名乗ったばかりなのに私達の見分けがつくんですか?」
驚くヴァンパ。
髪の長さとか瞳の色が違うのだが、初対面の人はまず3人の見分けがつかないのだが。
「SEXする相手を間違えるなんて失礼なことはできないさ」
リーフはそっとヴァンパにキスすると、ぐっと挿入した。
585569:2009/09/20(日) 12:53:51 ID:zmybkjoT
「うぁ!」
大きなおちんちんに驚くヴァンパ。
フェトラとエリウがドキドキしながら覗き込んでいる。
「うわ、姉さん…どう?」
「…答える余裕もなさそうね」
パンパンと腰を打ち付ける音が響き、ヴァンパの嬌声が漏れる。
あっさりと絶頂をむかえたヴァンパにリーフの精液が注がれる。
引き抜かれたおちんちんはまだギンギンに勃起している。
「な…なんて絶倫…」
「ははは、そんなに褒めないでよ、照れるじゃないか」
リーフはフェトラを抱きかかえると、背面座位で挿入した。
「あふん!」
両手で体を抱え込んで、優しく乳首を摘んであげる。
下からのピストンとやわやわと揉まれる胸の感覚がフェトラの脳を快楽で焼く。
しばらくそうして責め立ててフェトラをイカせ、射精する。
「さ…最後は私ですよね…」
姉たちの痴態に耐えかねてエリウはオナニーしながら待っていた。
「もちろんさ」
今度は対面座位で挿入する。
「あっあぅ…気持ちいい!」
リーフにしがみついてくるエリウ。
その体を抱きしめると、リーフは耳を噛みつつそっとお尻の穴に指を入れる。
「くぅ!?」
くいくいと壁を擦り、指を曲げる。
エリウが絶頂を迎えるのはすぐだった。
3姉妹全員に膣内射精してスッキリするリーフ。
リーフはかつての敵とも分かり合える実感に、世界平和の到来が近いことを喜んだ。
586569:2009/09/20(日) 12:54:26 ID:zmybkjoT
やがて2週間後、フリージの使者が訪れ、捕虜たちを引き取っていった。
帰国の途に上る3姉妹。
「元気でねー!」
はしゃいで手を振るリーフに手を振る3人。
「変な王子様だなぁ」
「ふふ、でも面白い♪」
「元気でねー!」
なんか憎めないリーフの笑顔に3人は笑い返し、フリージへと帰っていった。

続く
587名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 13:19:32 ID:84PBM76E
フリージの三姉妹きてたー!
戦いは終わっても感動は終わって無かったんだ!
588名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 17:35:43 ID:e1uVrxAy
ライザもそのうち出てくるのかな?
でもイシュトーが死んでるなら可哀想だな。
589名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 18:07:13 ID:Lvy5mdf8
>587
>戦いは終わっても感動は終わって無かったんだ!
なんという名言!!
590586:2009/09/21(月) 13:54:27 ID:3xjYuQOW
変態覇王リーフ

第24章

即位の日が近づく中、リーフは最近城下へ繰り出すことが多くなった。
「やあ復興も進んでていいことさ!」
これはアウグストとアルテナの手柄だろう。
2人は優れた指導力を発揮して国政をリードしている。
リーフは嬉しくなった。
「仕事も増えてるようだね!失業問題もなんとかなるね!」
鼻歌を歌っていると、一台のシューターを見かけた。
「おや珍しいね」
シューターに近寄ってみる。
車輪がついている。
「これは…」
その時そばにいた男から声をかけられた。
「おっこいつが珍しいか?」
「うん!だってシューターっていったら組み立て式で、一回組んだらなかなか動かせないものじゃないか!
 でもこれには車輪がついてるんだね!」
男はカラカラと笑う。
「こいつはアカネイアで作った特性の品さ!装甲もついてて頑丈なんだぜ!
 こいつで解放軍に入ろうと思ってたんだが、山から降りられなくなっちまってな、はははははは!」
「えっ解放軍に!…じゃあ僕らの仲間になったかもしれなかったのか」
「へぇアンタ解放軍のメンバーだったのか!そりゃいいや話を聞かせてくれよ!」
リーフは男の頼みを聞き入れると、彼が泊まっている宿で話をすることにした。
591586:2009/09/21(月) 13:55:15 ID:3xjYuQOW
「俺はジェイク、こっちは恋人のアンナだ」
「アンナよ、よろしくね!」
リーフは解放軍であった色々な出来事を語って聞かせた。
「……りゅ…竜のアナルを…」
「す…凄いわね…」
「それじゃ今度は異国の話を聞かせてよ!」
リーフは興味津々だ。
この時代の船舶や航海技術では外洋航海はまだまだ危険であり、アカネイアに向かう船は半分も帰ってこない。
しかも往復すれば一年はかかるだろう。
ゆえに交流はさかんとは言い難いが、航海に成功すれば異国の珍しい品を仕入れて一攫千金が可能だ。
そうした冒険譚は物語にもなって人気を博している。
なによりそんな無謀な航海をして海を渡ってきた人物にも興味がある。
「いいぜ!俺とアンナは海を渡ったアカネイア大陸の出身さ!…俺はグルニアって国の兵隊だった。
 アンナが住んでたアカネイア王国とは戦争があってな…占領地で出会ったんだ」
「敵味方を超えた愛ってわけね」
リーフは感動した。
「素晴らしい!敵をも隔てぬ同仁の心!愛は世界を結びつける!」
「よせよ…照れくさいな!…そんで珍しいもんの話だが…アカネイアにゃ竜に化ける種族がいるぜ!
 この連中はマムクートっていってな。アカネイアでも珍しい連中なんだ。
 普段は人間とそんなに変わらないのに、いざって時はデカイ竜に化けるんだ!
 ああ…化けるっつーかそっちが本性なんだが…俺も詳しいことはよく知らねぇ」
592586:2009/09/21(月) 13:55:46 ID:3xjYuQOW
リーフはワクワクした。
「す…凄い!ぜひそんな人たちとSEXしてみたい!…いい話をありがとうジェイク!これはお礼さ!」
リーフはジェイクを掘った。
「アッー!」
ジェイクを掘るリーフに、アンナは声をかける。
「でもポンと信じるとは思わなかったわ、マムクートの話をすると異国人のホラだって誰も本気にしないのよ」
「僕は信じるよ!世界は広い!どんな人がいてもおかしくないさ!
 むしろ色んな人がいた方が楽しいじゃないか!」
ジェイクを掘り終えたリーフ。その巨大なチンコにムラムラくるアンナ。
「…このところマンネリ化してたからたまにはいいよね!…私ともお願い!」
アンナは服を脱ぐとリーフのペニスをそっと胸ではさむ。
「ハァハァ…」
フニフニと柔らかい感触を楽しむ。
「それじゃさっそく!」
リーフはアンナを四つんばいにするとバックから挿入した。
「アン!それじゃしっかりおちんちんを保管しておくわね!…っといけない、バイトしてたときのクセで」
預かり所でバイトしてた時のクセが出てしまう。
「ハハハ、僕のおちんちんは預けられないさ!…でも今だけオマンコに預けてあげる!」
それにしてもなんて大きいチンコだ。ずっと預かっていたくなる。
ピストンに膣壁がこすられ、快楽に乱れるアンナ。
リーフはアンナの腰にしがみ付き、乳を揉んでいる。
「ああん、いい〜♪」
ついに昇天させられてしまう。
膣内にドクドクと射精される快感に、アンナは満足するのだった。
593586:2009/09/21(月) 13:56:18 ID:3xjYuQOW
リーフは宿を出る。
聞けば2人は東方への探検航海に参加するそうだ。
凄い好奇心、探究心だ。
「いいなぁ…僕も旅をして世界中の人とSEXしたいなぁ」
なによりこの大陸に収まっていてはキュアンを超えられない気がする。
このまま王になっていいのだろうか…

悩みながらも城に戻るリーフ。
部屋でオナニーしてるとフィンがたずねてきた。
「グッドタイミング!」
フィンを掘るリーフ。
「アッー!…ハァハァところでリーフ様とアルテナ様にお話したいことが…」
「なにかな?」
フィンを掘り終えると2人でアルテナの部屋に向かった。

アルテナは今日も忙しく働いている。
だがフィンが大事な話があるというので、今日の仕事は切り上げることにした。
「フィン、話とは?」
「はい…実はお暇をいただきとうございます」
驚くリーフとアルテナ。
「どうしてだいフィン?」
「は…戦は終わり、私の仕事も一段落したものと思います…
 ならばイードに行きたいと思いまして…」
「イードに…それは一体どうして」
フィンは一呼吸置いた。
「はい、イードで行方知れずになったラケシス様を探したいのです」
594586:2009/09/21(月) 13:56:45 ID:3xjYuQOW
「僕もラケシスの事は気になっていたんだ!もちろんOKさ!」
アルテナも納得した。
「10数年も尽くしてきてくれたのだもの…自分のため、大切な人のためにこれからの人生を生きて」
「ありがとうございます…ではリーフ様の即位を見届けたら発つことにいたします」
深々と一礼する。
その時リーフはとんでもないことを言い出した。
「ラケシスは僕が童貞を捧げた相手!僕も探しにいくよ!」
「な、なんですとー!」
「リーフ、あなたは即位が近いでしょ!?」
仰天するフィンとアルテナ。
リーフはとくとくと語りだした。
「僕も色々考えたんだよね…この国は姉上のほうが立派に治めていけると思うんだ…それに」

リーフの言葉に聞き入るアルテナ。
「ラケシスの事もあるけど僕はもっと世界を広く知って変態を高めたい…もちろん我侭を言っているのはわかってる…
 だから姉上が嫌だというなら諦めるけど…一生に一つだけのお願いだよ姉上!
 どうか僕に代わって新トラキアの王になって下さい!」

しばらくの静寂が流れた。
アルテナはトラキアに思いを致す。
義父トラバントが愛した国、実父キュアンが愛した国。
2人の父が愛したトラキアに尽くすのはアルテナの願いであり喜びだった。
「押し付けられたなんて思わないわよ?
 ゲイボルグを受け継ぐ者として、トラキアは私が立派に守っていくわ。
 自分の人生を生きるのはフィンだけじゃない。私もリーフも…
 10数年も北トラキアで戦ってきたんだもの。そろそろ自分の人生の目的に向かって生きてもいい頃だわ。
 新トラキアの初代国王アルテナが許します!旅立ちなさいリーフ!」

リーフはパッと微笑んでアルテナに抱きついた。
「ありがとう姉上!」
リーフの髪を撫でながらアルテナは弟の幸福と旅の無事を祈るのだった。
595586:2009/09/21(月) 13:57:18 ID:3xjYuQOW
リーフの即位辞退とアルテナ即位は人々を仰天させた。
だがアルテナの手腕はたしかに優れたものであり、宰相アウグストとともにこの国を立派に栄えさせていくであろう。
アルテナの即位を見届けたリーフとフィンはイードを目指して旅立っていった。
行く手には何が待つのか…

こうしてリーフはレンスターの王子ではない、ただの一人の人間リーフとしての第一歩を歩き出した。

続く
596名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 14:34:19 ID:Evo7Rh8C
ちんちん、しゅっしゅっ
597名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 14:41:07 ID:Evo7Rh8C
あっ、ミスだ。
ともかく変態葉王氏乙!
次の相手が誰だか楽しみだ
598名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 15:27:35 ID:i7KGqBlq
今回も乙!
リーフはロプトウスすら掘ったのにまだキュアンには及ばないというのか・・・
しかしラケシスを探すということはサラ再登場の予感
599名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 18:28:58 ID:Hi0YVQeo
まさかのアカネイア編突入か!?と思ってしまったw
ユリウス倒しても話が続いてて嬉しい。いつもGJです!
ラケシスとフィンの関係は個人的に好きだからなお嬉しい!
600名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 18:28:59 ID:GlUbJAwf
そりゃ、今のキュアンは恐らく大陸の英雄を掘ってる真っ最中だろうし……

外に出ないと勝てないってのも仕方ないかと思われる。
601名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 19:05:05 ID:ZiuAc12N
マジでアカネイア編突入は勘弁
テリオスだったらアイク使えるし、バレンシアだったらアルム使えるし、
よその大陸に出向くんだったらそこのキャラを主役にしてほしい
602名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 19:13:53 ID:ewrejqD4
俺は賛成
戦いは終わり物語は終わりかと思われた変態王シリーズ
だがリーフの物語はまだ終わらないの
リーフは九つの世界を渡りそのイツモツは誰を掘る
603名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 21:52:33 ID:W3JurzVJ
俺はアカネイアはちょっと・・・
世界観とか時系列とかめちゃくちゃになるし。
変態覇王は大好きだけどね。

やっぱラケシスはラスボスなのかな。
今までの変態の集大成だな。
604名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 22:18:19 ID:/VRFiPKu
時系列がどうとか、結局の所ただのSSなので変態の赴くままにやればいいだろ常考
605名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 22:49:51 ID:q4pf2N52
ていうか外野が決める事じゃないと思う
606名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:10:02 ID:GlUbJAwf
ラケシスがラスボスだとすると……危険だな。

一体何年分の性欲溜めてんだろうか。一蹴でフィンが再び不能に戻されそう
607名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:40:44 ID:grDEsQXC
娘が兄と瓜二つの息子と恋仲になったというだけでも暴走しちゃう気がする
608名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 09:25:25 ID:Z/dsBK6o
ラケシス可愛いよラケシス
609595:2009/09/22(火) 13:03:56 ID:CZzwv2k9
変態覇王リーフ

第25章

フィンはリーフを馬の後ろに乗せて旅をしている。
「ハァハァ」
「アッー!」
その間リーフはずっとフィンのアナルに挿入していた。
「ハァハァ…こうして2人で旅をするのも楽しいね!」
「そのとおりでございまアッー!す」
レンスターを出て数日…2人はイード砂漠の玄関口、メルゲンにやってきた。
宿をとると早速掘り合う。
「アッー!」
「ハァハァ」
満足したリーフはメルゲンの市中に散歩に出かけた。

「こうして色んな景色を見て回るのは楽しいね」
かつてはセリス軍とフリージ軍の激戦で破壊されたメルゲンだが、
今は復興の経済効果が出ているのか建築ラッシュ。
あちこちで建物が建設されており、人々が忙しく働いている。
工事の作業に人手が集まっており、彼らを相手にする商人が露店を開いている。
リーフは宿でアナルを休めているフィンに何か買っていってやろうと露店を見て回った。
「よし、これにしよう、2本ください!」
「はい、10ゴールドね!」
鶏肉の串焼きを買って包んでもらう。
そろそろ夕暮れだ。
宿に戻ろうとするリーフ。だが初めてくる街なので迷ってしまった。
「あれ、こっちだっけ?…まあ歩いてりゃどこかにはつくでしょ」
路地裏を歩いているとなにか光るものを見つけた。
「なんだこりゃ?」
拾ってみる。なんとマジックリングだ。
「うわぁ!?こんな貴重で高級なものが落ちてるなんて、きっと落とした人は困っているぞ、届けてあげよう」
しかし届けようにも誰が落としたかなんてわからん。
そのうち探しにくると思い、端に座って待つことにした。
610595:2009/09/22(火) 13:04:29 ID:CZzwv2k9
やがてフードを深くかぶった細身の人物がこちらに向かってきた。
そっとリーフに声をかけてくる。女性の声だ。
「あの…このあたりで指輪を見ませんでしたか?」
「これかな?」
「ああ!…よかった…これは婚約者の形見なんです…本当にありがとうございます!」
リーフはマジックリングを返してあげる。
「形見って…相手の人は?」
少し無神経な質問だっただろう。だが相手は気にせず答えてくれた。
「メルゲンの戦で亡くなりました…」
そっと目を伏せる女性。
リーフはダバダバと目の幅の涙を零した。
「うっうっ…なんてことだ…その人が生きていたら掘って君たちの結婚を祝福したのに…」
これには女性も驚いた。
こんな話はいくらでもある。なのに、赤の他人のためにここまで泣ける人間がいるとは。
「あなたはお優しい人ですね…指輪を拾っていただいたお礼をさせてください」
リーフは女性に晩御飯をご馳走になることになった。
宿で待ってるであろうフィンが気にかかったが帰り道がわからんではしかたないし、
「実は連れがいるから2人でご馳走に!」なんてのも厚かましいというもの、あとでフィンには謝っておこう。
611595:2009/09/22(火) 13:05:01 ID:CZzwv2k9
女性の部屋は裏路地の一角にあった。
誰も住まなくなったようなうらぶれた建物に一人で住んでいるようだ。
「ここで一人暮らしを?」
「ええ」
ささやかなものではあったが、リーフは女性の心づくしの食事をおいしくいただく。
酒をすすめられたがそれだけは遠慮した。リーフは酒は飲めない。
女性は初めは軽く飲んでいたが、やがてペースが上がってきた。
「ちょ…そんなに飲んで大丈夫?」
さすがに心配になってくるリーフ。
「大丈夫!…ひっく…う〜イシュトー様のあほ〜!…ぬぁんで私をおいて死んじゃうのよ〜…」
「えっイシュトー!?」
それはフリージのブルーム王の息子の名だ。
先の戦争で死んだと聞いている。
「それじゃ君は」
「うぃ〜〜〜…そーいえば名乗ってませんでしたね〜…私はライザ…うぃっく…
 フリージの元将軍です〜…」
それで合点がいった。
おそらくライザは先の戦争を生き残った後、ここに潜伏しているのだろう。
酔っ払って正体を明かすのもどうかと思うが、飲まなきゃやりきれないことだってあるだろう。
リーフは酔っ払いのグチに付き合うことにした。
ほんの少しでも気晴らしになるかもしれない。
612595:2009/09/22(火) 13:05:39 ID:CZzwv2k9
「ひっく…いしゅと〜さま〜…人はブルーム様みたいに前髪後退してるってゆ〜けど、
 私には優しいラバーだったのに〜…ひっく…うっぷ!?」
長いこと飲んでいたライザはついに吐き気を催す。
リーフは洗面器を持ってきてあげた。
「うげぇぇぇぇぇぇ…」
洗面器にゲロ吐くライザの背中をさすってあげる。
吐いて少し落ち着いたようだ。
「す…すみません…」
「いいよ。たまにはこういう事も必要だよ。自分の中に気持ちを溜め込んでいては参ってしまうからね。
 僕も戦争で両親を亡くしてる。時々はもし2人が生きてたらって思うこともあるけど、
 2人の分まで立派に変態してみせるって思ってる」
ライザはそっと目を伏せた。
「お優しいんですね…お願い、今夜だけでも私を慰めてください…」
最後の一言は突っ込みどころだと思うのだが酔っ払っててわからなかったのだろうか。
それはともかくリーフはライザが酔ってヤケを起こしてないかと心配した。
それなら彼女とSEXするワケにはいかない。
だがライザはそっとリーフの背中に寄り添った。
「私は自分が立ち直れることを知っています…ですが今すぐは無理です…どうか」
「わかったよ、そこまで言うなら」
リーフはライザの手を取った。
613595:2009/09/22(火) 13:06:17 ID:CZzwv2k9
ちゅっちゅっと唇を合わせ舌を絡み合わせる。
全裸になった二人はそっと寝台に寝そべって抱き合う。
舌を絡ませながらリーフはライザの胸を優しく揉む。
ライザはイシュトーが自分を愛してくれたことを思い出し、
その心地よさに酔った。
(イシュトー様もおっぱいが大好きでした…)
リーフはライザがおっぱいを責められるたび悦ぶことに気がつくとひたすらおっぱいを愛撫した。
舌と指が白い胸を這い回る。
「あぁ…」
柔らかな吐息が漏れる。
「いくよ」
おっぱいを責めながらリーフはおちんちんをオマンコに挿入した。
「ああぁぁあはぁああん!おっきい、すごぉい!もっとくださぁあい!」
「OK!」
リーフは乳首を舌で転がしながらピストンをはじめる。
ニチャニチャと愛液の絡む音が響く。
やがて嬌声をあげて絶頂を迎えるライザの膣内にリーフは射精した。


それから一晩中2人はSEXをした。
騎上位で、後背位で、側背位で、正常位で…
やがて日が昇る。
夜明けのコーヒーをご馳走になると、リーフは部屋を出る。
「ありがとう、今日までイシュトー様とすごしたこの街が忘れられずにいましたけど、私はフリージに帰ることにします…
 すぐには無理でしょうが、少しずつ新しい人生を生きてみます…」
リーフは柔らかく微笑むとライザの将来に幸福があることを祈った。
614595:2009/09/22(火) 13:07:52 ID:CZzwv2k9
そして宿を探すリーフ。
「まいったなぁ、よく考えたらライザに宿の場所を聞いてみりゃよかった」
フィンに心配かけたにちがいない。
リーフはすっかり冷めてしまった鳥の串焼きをぶら下げて宿を探す。

おなじころフィンもリーフを探し回っていた。
「あのかたはちょっと方向音痴だからなぁ…きっと帰り道がわからなくなったに違いない」
やがてリーフは宿に帰り着くのだが、フィンがいないのを見ると探しに出かける。
入れ違いで宿に戻るフィン。
2人が再会するのは夕暮れ近くなってからであった。

続く

アカネイア編やるかどうかは半々というかモチベーション次第です。
仮にやるとしても当分先の話になるかと思います。
番外編ならともかく長編となると、主人公は正直リーフ以外書けそうにない… 
615名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 13:15:20 ID:0ypqC8rb
>>614
乙です
俺も別のスレにネタ投下したことあるけど、
ネタ考えるのも文章書くのも、読むのと違って時間がかかるんですよね。
毎日ネタ投下は大変だと思うので、無理せずボチボチやって下さい。
616名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 13:50:28 ID:28yaFjLg
>>609-614
…ちょっとバルキリー使えるコープルに頼んでイシュトー生き返らせてもらってくるノシ
GJ!

>>614>>615
ええっ、長編はキツイですぜ旦那達
自分も某兄弟スレでスマブラ人気に便乗した長編を書いているけど、
今はもう続きを投下しても、忘れ去られたかのようにコメント無し…
ネタ作りにかけた時間と得る物が釣り合わないとモチベーションに響きますorz
…とにかく長編は避けた方が良いですたい。ただ気長に書いた方が良いですよ
617名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:03:02 ID:NFFi41M3
でも四日目神の存在感は凄かったよね
618名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:19:20 ID:oi2Reno/
あれ、ライザはイシュトーと死んだってラインハルトが言ってたような。
619名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:46:36 ID:5miSym3Y
ラインハルトはライザが陣営に戻らなかったから死んだと判断したんだろう
620名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 20:23:26 ID:zUrrxK8z
> 私は自分が立ち直れることを知っています

この台詞が悲しいな。きっと大切な人との死別とか初めてじゃないんだろう。

アカネイア編も読めるなら読みたいけど無理はなさらずに。
「別大陸の話をするならその大陸のキャラで」って意見もあったけど
正直マルスやアルムが変態化するのは想像できない・・・
脇役ならではの視点で書けることは聖戦編で実証済みなので
リーフが他の大陸に行っても安心して見ていられるとは思っていますが。
621名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 22:57:00 ID:TgBHJwYi
正直このノリは食傷気味
622名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 23:00:54 ID:8eo9rxWC
>>620
それは何かのパロディ。銀英伝だったかな?
相変わらず作者は引き出し多いな。
623名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 00:42:07 ID:cP4XfwcA
>>622
あー、そうだ!どっかで見た台詞だと気になってた。

>>621
嫌なら読むな。自分で書け。

周りの意見なんか参考程度で、妄想の赴くまま書いて下さい変態王!
今回もGJ!ラケシスどうしてるのか楽しみだ。
624名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 01:15:10 ID:Mcbavit+
こんなにダラダラ垂れ流されると読みたくなくても目に付いちゃうのよね
スレの皆が俺を歓迎してくれている!なんて勘違いされると気分悪いし
625名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 01:30:39 ID:GPdFnfG1
嫌なら見るな
626名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 02:22:24 ID:bQ0UR9lw
長く一人が書き続けてれば、アンチ意見だって出るさ。
実際、投稿したくても出来ない書き手も少なからずいるだろうし、そういう書き手さんの作品が読みたい人だっているだろうし。


個人的にはリーフはこれで終わりにして、アカネイア大陸はアカネイアの人間で頑張ってほしいかな。
リーフだってもとから変態設定じゃないんだし、変態王氏ならいいキャラを見つけて美味く料理してくれるんじゃなかろうか。
627名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 03:07:46 ID:rphZTOWW
良いキャラってなんだろう・・・
聖魔を舞台にゲブ戦記とかか
628名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 06:32:12 ID:DPfNDbbK
>>626
アカネイア勢で変態化させるとしたら……オグマとか? よくロリコン言われるしw
それともリーフ同様『加入当初は弱くて戦力外』というキャラにするなら……ラディとか?
629名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 08:33:53 ID:GMOgw+yp
聖魔と劣化は恋愛脳ばかりだから変態氏も作りやすいだろうな。
アカネイアとかは逆にマジメばかりだし、人間関係も限定的だから
話を広げるのが難しいんじゃないだろうか。
630614:2009/09/23(水) 11:03:15 ID:B/vs84/J
えっと私も気になってたので、以前も書きましたけど改めて…
私も他の方の作品を是非読みたく思ってますし、みなさん遠慮なく投稿していただきたいと思ってます。

私の直後とかでも私はまったく気にしませんので、本当に遠慮なく投稿して下さい!
ちょっと私もペース上げすぎてたかもしんないし、
1〜2話上げたら新章突入前にネタ補充のため充電期間を置くつもりでいます。

それでは投稿させて頂きます

変態覇王リーフ

第26章

砂漠は熱い。
リーフとフィンは汗水垂らして砂漠を進む。
聞けばイード神殿にはロプト教団に石にされた人々がいるというし、ほかに手がかりもない。
2人は神殿目指して進む。
砂の海をザクザク進む。
「フィン…ラケシスを見つけたら…」
「ええ…プロポーズするつもりでいます。何年も言えませんでしたが、やっと決心がつきました」
フィンの幸福はリーフの幸福。
砂漠の果てに幸せが埋まっている。


そして2人は道に迷う。
考えてみれば2人ともイード神殿には行ったことがないのだ。
砂漠に迷って一週間。
「ふぃん…みず…」
「さっきので…さいごです…」
このままでは死んでしまう。
やむをえずお互いの精液を水分にして生き延びる。
631614:2009/09/23(水) 11:03:43 ID:B/vs84/J
日差しはカンカンと照りつける。
汗も出なくなってきた気がする。このままでは干からびてしまいそうだ。
「あれ?リーフ王子じゃありませんか」
「ほえ…」
向こうから馬に乗った2人連れが近づいてくる。
「ディムナ!」
「こんなところでどうしたんです?」

やがて砂漠の日が落ちる。今夜はここでキャンプだろう。
ディムナから水を貰って生き返るリーフとフィン。
「ありがとう助かったよ!」
まさに命の水である。
「しかし驚きましたよ、こんなところで王子達と会うとは思いませんでした」
「そういえばディムナはどうしてここに?」
「僕はイード越えの行商を始めたんです」
その時ディムナの同行者が声を上げた。
「でもディムナに海千山千の商人相手が務まるわけないわ!だから私がついててあげないとね」
彼女はカレン。
ディムナのラバーである。
先の戦役ではイザークでディムナの帰りを待っていたそうだ。
632614:2009/09/23(水) 11:04:33 ID:B/vs84/J
「こういう話を聞くと平和になったなぁって実感するよ、2人は結婚するのかな?」
「はは…」
照れくさそうなディムナ。
ぷんむくれるカレン。
「聞いてくださいよ!コイツったら女の私に言わせたんですよ、昔っからヘタレなんだから!」
「それはいけないな、じゃあ夜のほうはどうだい?…男の面目躍如だよ!」
まぁリーフらしい質問だ。
フィンは自分もラケシス様と結婚したらこうしてからかわれるのだろうか…
などと考えて、それがありえないことだと気付く。
あの人にSEXでかなうはずかないのだ。

こちらも恥らうディムナにムクれるカレン。
「夜のほうも私がリードしてますよ!…ディムナってば…その…可愛い顔のわりに立派なの持ってるんだから、
 もっと自信もってもいいのに…」
それは初耳。
考えてみれば以前ディムナを掘った時、おちんちんまではチェックしてなかった。
「ならば確認」
リーフはディムナのズボンを下げる。
「うわぁなにするんですかあ!」
「これはなかなか」
おっきい。フィンより。
「負けた…」
ガックリくるフィン。
気にするな、フィンのも人より大きいほうだ。
633614:2009/09/23(水) 11:05:14 ID:B/vs84/J
「とりあえず勃起させてみよう」
ディムナのモノをシェイクするリーフ。
「ちょっ…」
「もう、相変わらずイジられてばっかなんだから…」
だがカレンもイジメっこの血が騒ぐ。好きな相手ほどってヤツだ。
「えい♪」
ディムナの耳を甘く噛むカレン。
そのまま流れで3Pに突入する。
「みなさんお若い」
苦笑したフィンは席を外すことにした。

勃起したディムナのおちんちんはなかなかどうして立派だ。
「見てください!こんなにイイもの持ってるのにSEXの時は私にまかせっきりなんですよ!」
「いや…カレンがアグレッシブなんだよぅ」
「まぁまぁ2人とも、SEXにはお互いを満足させる奉仕精神が大事だと思うね、
 カレンがアグレッシブなのはディムナに悦んでほしいからさ」
頬を染める2人。
だがディムナも男だ、やるときはやる。
「ごめんカレン…今日は僕が責めるよ…」
「ディムナ…」
ディムナはカレンに覆いかぶさると、必死に愛撫を始めた。
稚拙な技術ではあるが愛情が感じられる。
「あぁ…ディムナ!嬉しい!」
「カレン…入れるよ」
立派なおちんちんを挿入する。
「よし、そこでピストンだ!」
「サーイエッサー!」
634614:2009/09/23(水) 11:05:41 ID:B/vs84/J
ペースを早めるディムナ。だがこのままではカレンより先にイッてしまいそうだ。
それを見て取ったリーフは、
「じゃあちょっとだけ手伝ってあげるよ」
とほざくとカレンのアナルに挿入した。
「あぁあん!擦れるぅ!」
前後からの責めにたまらずイッてしまう。
2人はピストンを続け、もう一度カレンをイカせて射精した。


翌朝。
「イードなら僕行ったことありますよ、地図を描いてあげます」
ディムナが書いてくれた地図を受け取ると手を振って別れる。

さらに3日砂漠を進む。
やがて砂嵐の中に、古びた神殿が見えてきた。
「来たねフィン」
「ええ…」
フィンは高鳴る胸を押さえつつ、イード神殿に足を踏み入れた。

続く
635名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 16:33:06 ID:dSKghmyB
いつも乙です。
新章も楽しみです、充電期間終了を楽しみにしてます。

アイラは石化されたという裏設定があるらしいけどアイラも出てくるのだろうか。
個人的にはイザークにいる?熟女エーディンにも出てきてほしい。
636名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:24:15 ID:2FV6jorU
                  ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
         / ̄(S)~\  <                      >
       / / ∧ ∧\ \<  嫌なら見るな! 嫌なら見るな!  >
       \ \( ゚Д,゚ ) / /<                      >
         \⌒  ⌒ /  ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
          )_人_ ノ  
          /    /
      ∧_∧ ■□ (    ))
     (   ; )■□  ̄ ̄ヽ
   γ⌒   ⌒ヽ  ̄ ̄ノ  ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

と思う人はNGワードに変態でおk
637名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 15:30:00 ID:s2VZOmuS
>>630
乙でした
ラケシスも好きなキャラだから出てくれるのが楽しみ。
気の向くままに書いてください
638634:2009/09/24(木) 17:17:43 ID:a/zvpiIb
変態覇王リーフ

終章

辿り着いたイード神殿。もはや廃墟と化したそこにリーフとフィンは歩み入る。
「誰もいないね」
「ロプト教団が滅びましたからね」
薄暗い廃墟の中を、松明の明かりを頼みに進む。

「ラケシス…」
在りし日の思い出がフィンの胸を焦がす。
もしラケシスがここにいるのなら、どんな思いで石になった日々をすごしたのだろうか。
神殿の廃墟を進んでいくと、大司教とプレートの架かった部屋を見つけた。
マンフロイの私室のようだ。
さっそく扉を開けてみる。
そこには…


「あら、めずらしいお客さんね」
「サラ!?」
なんと!?
サラ様が四つんばいになったミランダに腰掛け、お茶を飲んでいた。
「え……うわあ!?ちちちちちちちち違うのよ!これは誤解よ、私はマゾなんかじゃないわノーマルよ!?」
リーフ達に驚いたミランダが慌てて立ち上がる。
ステーンとひっくり返るサラ様。
恨めしそうにミランダを見上げる。
「そうね、貴女はノーマルね、マゾだったらこの私にこんなマネはできないものね」
「あ…ご、ごめん…」
639634:2009/09/24(木) 17:18:19 ID:a/zvpiIb
リーフ達は各々椅子に座って(ミランダではない)近況を報告しあった。
サラ様とミランダは旅の中、ぶらりとここに寄ってしばらく逗留していたようだ。
サラ様はここで幼少期を過ごしたらしい。

「ふうん…あれからそちらもいろいろあったのね」
「そうさ、大陸中の色んな仲間とSEXしたよ!」
リーフははしゃいで仲間達の話をする。
彼らのその後を追ってみよう。


帝都バーハラ。
多くの重臣に囲まれてユリアは皇帝に即位した。
近くスカサハと結婚の予定であり、バーハラはしばらく祝い事が続くことになる。
スカサハを婿にすることには反対の声もあったが、ユリアは笑顔でナーガの書をちらつかせて黙らせた。
婿になったスサカサは大公の位につくことになるだろう。
「ねえスカサハ、私幸せなんだと思います…」
「そうだね、これからも俺は君の支えになるよ…」
この夫婦はユリアが仕事をしてスカサハが家を守るスタイルになるだろう。
とても先進的で、そして思いやりの深い二人を宰相となったオイフェが見守っている。
「あるいはこれでよかったのかもしれませんな、乱世を収めるものは覇気と野心、
 しかし治世においては慈悲と仁愛を持ったお方こそが人心を治めることができるでしょう」
オイフェは改めて2人に忠誠を誓った。
その傍らには妻のフェミナが寄り添っている。
「オイフェさーん、お昼ごはんだよー」
「おおありがとう」
この2人も結構幸せなようである。

シアルフィ家はセリスが継承した。
先の大戦の戦功のため、6公爵筆頭の地位と領地の大幅な加増が認められたが
帝位に比べればささやかなものだったと言える。
だがセリスは帝位よりもはるかに貴重なものを得ていた。
「セリス様、お茶が入りました」
「ありがとうマナ、一緒に飲もうか」
野望を追っていたころからは考えられない穏やかな笑みを浮かべたセリスは、
なによりも愛しい少女の髪を撫で、この幸福を神に感謝した。

エッダ家はコープルが継承した。
新妻のデイジーと騒がしい日々を送っている。
「コープルコープル、お祈りなんて退屈だよ〜遊びに行こうよ〜」
「だ、駄目だよデイジー、これでも僕は最高司祭なんだから!」
640634:2009/09/24(木) 17:19:04 ID:a/zvpiIb
グラン暦77X年…ユングウィは羊の炎につつまれた!!海は枯れ地は裂け…………あらゆる生命体が絶滅したかにみえた………………
だが…人類は死滅していなかった!!
「ひゃっはぁーーーーー!」
「ぐえっへっへ!あの村を襲ってやるぜ!」
荒れ果てた大地を馬に乗ったモヒカンの野党たちが駆け抜ける。
だがその前に立ちはだかる者がいた。
「あんだぁてめえ!踏み潰してやる!」
「おろかなヤツらよ…消えうせい!ユングウィ神拳奥義、羊剛掌波!」
「あべし!」「たわば!」「ひでぶ!」
野盗たちを殲滅したラナオウは天に拳を振り上げる。
「わが人生に一片の悔いなし!」
その隣には悔いだらけの人生になってしまったファバルがいる。
「ねえ、なんでこうなってしもたん?(´;ω;`)」

ドズル家の当主はヨハンが勤めている。
弟ヨハルヴァがそれを補佐した。
「ヨハルヴァ、おおこのアナルの素晴らしい感触…まるで草原を吹き抜ける風のような…」
「アッー!ニキー!」
ラクチェとラドネイに振られた彼らはヤケになってリーフの勧めを聴いてしまい、
ホモカップルになってしまうのだった。

アーサーはフィーと結婚、ヴェルトマー家の当主となった。
…があまり働かないアーサー。
「人間働きすぎは体に毒だよね、お、ピーナッツ見っけ♪」
台所でつまみ食いの真っ最中だ。
そこを襟首を掴まれる。
「コラー!このあほう!今日は一日デスクワーク、ほらいくよ!」
「ちょっ…たまには遊ばせてくれよー」
「駄目!」
フィーはアーサーを引きずっていった。

フリージの当主はティニーである。
ラドネイと結婚したため、家臣たちから「後継ぎはどうなさる!?」と言われたが、それはもう決まっている。
「私の仕事はその子までの繋ぎ……それよりも許されざる甘美な世界を楽しみましょう!」
苦笑してティニーを抱きしめるラドネイ。
「困った子だけど…大好きだよティニー」
そう…先日ユリウスとイシュタルは密かに結婚した。
直系のイシュタルに子供ができればその子こそがフリージを率いることになるだろう。
2人はフリージの別邸で暮らしている。
「イシュタル〜もうこの貞操帯とってくれ〜」
「そ…そのうち取ってあげます、そしたら初夜ですからお楽しみに!」
(言えない…鍵を無くしたなんて…)
どうやら子供の話は当分先のようだ。
ティニーに頼まれて2人の様子を見に来たアミッドは呆れて溜息をついた。
「…ティニーが長くフリージを率いることになりそうだな…」
641634:2009/09/24(木) 17:19:52 ID:a/zvpiIb
ヴァンパ、フェトラ、エリウの3人もフリージに帰参し、再び仕えている。
「エルファイアー!」
「エルウインド!」
「エルサンダー!」
「「「トライアングルアターック!」」」
今日も特訓に余念がない。
「やっているわね、調子はどう?」
上司のライザがやってくる。
「「「絶好調です!」」」
頼もしい部下たちの返事にライザは満足気に頷いた。

ヒルダは閑居して修道院に入ってしまった。かつてのフリージの女王らしからぬ振る舞いに人々は驚いた。
だがそんな評判はどこ吹く風でヒルダは今日も死者たちのために祈っている。
「柄にもないってブルームは笑ってるだろうねぇ…ふふふ」

アレスはアグストリアの王になった。
早速全身タイツに王の文字を書き込み、仮面にアレンジした王冠を装着する。
「かっこいい!今の俺はイカしている!」
嫌がる馬に装飾をつけ、ライダーを名乗るアレス。
その頭がハリセンではたかれる、スパコーン!
「アホー!ヒーローはまた今度、今日はSEXの日です!」
「お前は激しすぎるぞ!不能になったらどうする!?」
だがナンナは聞く耳もたない。まぁアレスのおちんちんは丈夫だから大丈夫だろう。
2人の様子を見て、デルムッドとトリスタンは語り合う。
「…私たちがしっかりしてアグストリアを守っていかないと…」
「そうだぜベイベー!アグストリアをヤンキーパラダイスにするぜ!」
「……」
トリスタンは胃を抑えた。だがこんな時リーンはタイミングよく胃薬を持ってきてくれる。
「大丈夫?これ飲んで元気だして!」
「ああ…ありがとうリーン」
「……」
一人身のデルムッドは恋人2組を見て、わびしさに包まれるのだった。

ヴェルダン王にはレスターが即位した。王妃はパティだ。
ジャングルの中を散策する2人。
「アタシらすっごいとこにきちゃったんじゃ…」
熱帯雨林のムシ暑さに苦しむパティ。
「まぁそういうなよ、これでも俺たち王族になったんだぜ!」
レスターは割合ポジティブだった。
642634:2009/09/24(木) 17:20:32 ID:a/zvpiIb
セティはシレジアの王に即位した。
それを支える宰相はホーク。新妻のリンダとイチャついている。
「ホーク様…あの…お弁当…」
「リンダはいい子だなぁ…私の宝物だ…」
「……」
一瞬殺意すら芽生えたセティだが、彼には彼の幸せがあった。
メング三姉妹となぜか彼女たちと気が合ったカリンがやってくる。
メングが挨拶する。
「陛下、ご機嫌麗しゅう」
「あ…ああ…」
クスクス笑ったメイベルとブレグが姉を茶化す。
「ふふふ、姉上、随分かしこまってるな…それじゃ陛下は落とせないぞ?」
「私がもらっておいてあげようふふふ」
怒るメング。
「ばか者!貴様ら陛下に無礼だろうが!」
セティはメング達を宥めた。
「まぁいいよ、今はプライベートな時間だしね」
「あ…あの…お時間が取れるなら…ちょっと私とお出かけしませんか?」
カリンがそっと手を取ってくる。
(私にもついに春が!)
喜ぶセティだがついた先はSMクラブ。しかもなぜか3姉妹もしっかりついてきていた。
「こ…ここは…なにかな?」
汗だくになるセティ。
「私のバイト先です!ミーシャ将軍には内緒ですよ〜」
4人は楽しそうに盛り上がっている。
微妙な幸せかもしれないが、まるっきり女の子に無縁な男もいることを思えば、モテモテなだけ幸せにちがいない。
その日、逃げ損ねたセティはソフト(?)SMプレイを4人がかりで受ける羽目になった。

レヴィンはいずこともなく去っていった。
(そろそろ体返せ!)
「まぁそういうな、もう少し人間の暮らしを楽しませてくれ」
竜族というのも色んな奴がいるらしい。
643634:2009/09/24(木) 17:21:15 ID:a/zvpiIb
イザーク王はシャナン、その妻はラクチェである。
シャナンは立派な王としてイザークを守っている。
「流星剣!」
「見切った!流星月光連続必殺!」
「ぐっはー!」
ついにラクチェに実力で抜かれたシャナン。
だが弟子の成長は嬉しいもの、いささかの寂しさと共に、彼女の成長を喜ぶのだった。

ロドルバンとジャンヌはイザークで農業に精を出している。
「おーいそろそろ休憩に…あれ?ジャンヌはどこ行った?」
「私隣にいるんだけど…」
「うおっ!?」
それでも時々はジャンヌに気付けるようになった。

ディムナとカレンはイザークとトラキアを行き来して商売に精を出している。
「ねえカレン…たまにはいいもの食べようよ…」
「駄目よ!店を持つためにはしっかり貯蓄しないと!」
しっかりものの奥さんをもらったディムナは幸せ者だ。

コノートの孤児院。
ここでは細目の院長が孤児たちの世話をしている。
アサエロは洗濯をしながらふっと細い目をさらに細めた。
「本当によかったのかレイリア…こんな暮らしじゃお前に苦労ばかりかけることになるぞ?」
「後悔してるって言わせたいの?…私が好きでここにきたのよ」
裕福になることばかり考えていたが、優しいアサエロとの暮らしも悪くない。
「はいはーい今行くわよ!」
子供たちの呼び声に答えてレイリアは駆けていった。
644634:2009/09/24(木) 17:22:13 ID:a/zvpiIb
ここは遥かな海の果て、一隻の船が沈んでいく。
「あ…アンナ!…掴まれ!」
ジェイクは必死に恋人をボートに引っ張り上げた。
「ぷはっ!?…げほげほっ!」
海水を吐き出すアンナ。船から脱出できたのは2人だけだ。
「くそ…どうすりゃ…」
食い物も水もない。何日も漂流できない。
だが幸か不幸か、一隻の船が近づいてくる。
「おーいここだ!助けてくれー!」
遠めに見える甲板上の船乗りたちはどうみてもカタギに見えない。おそらく海賊だろう。
だが好き嫌いを言ってる場合ではなさそうだった。

ハンニバルはミーズ城の城主として新トラキアに仕えている。
南北交流のため、忙しく働いている。
「まだまだ引退できそうにはないな」

シャルローは新トラキアの宮廷司祭になった。
「おなかすいたなぁ」

死せるトラバントの墓の前にアルテナは佇む。
新トラキアの女王としての忙しい日々の合間を縫ってここにきた。
「パパ…しばらくこれなくてごめんなさい」
そっと花を添え、墓の掃除をする。
その時ふと気がついた。
好きだった酒が供えられている。
「お兄ちゃん…」
姿を消したアリオーンをふと思う。
今はどこの空を飛んでいるのだろう。…いずれアリオーンは帰ってくる。
トラバントの愛したトラキアの大地に帰ってくる。
その日まで元気に国を守ろう。
「また来ますね、パパ」
アルテナは顔を上げ、愛竜に飛び乗った。

そのアリオーンはターラの空を飛んでいた。
「むう…ディーン…お前は本当に死んでしまったのか?」
リノアンに聞いたところディーンは戦後、ターラを出てすぐ旅の途中に病死した、と言われた。
伝染病を防ぐため遺体は焼却され残っていないという。
ターラ市内に設けられた彼の墓に花を添えたのだが、背後のリノアンのどこか冷ややかな視線が忘れられない。
婚約破棄したからだろうか?…だがあれはトラバントが無理やり進めた話で、リノアンも乗り気ではなかった。
実際婚約破棄の話を切り出した時は嬉々として受け入れたので、返ってちょっと複雑な気分になったのだが…
しかしあの丈夫なディーンが間単に病気になどなるだろうか?…そりゃ人間だからそういうことも時にはあるが…
リノアンの視線に引っかかるものを感じたアリオーンはしばらくターラに留まり、ディーンの足跡を追うことにするのだった。
645634:2009/09/24(木) 17:22:50 ID:a/zvpiIb
そしてリーフとフィンはイード神殿にいる。
「へえ評判には聞いていたけど、ロプトウスまで掘るなんてリーフはつくづく呆れた変態だね」
「ははは、褒められたと思っておくよ!」
その時フィンが話を切り出す。
「あの…それでこの神殿には石にされた人々がいると聞いたのだが」
「いるよ、地下のほう500人くらいね…そう、大切な人を探してるんだ」
まだ誰を探してるとは言ってないのだが…驚くフィン。
「いいよ案内してあげる…ミランダ、準備して」
「はい、サラさ……し、仕方ないわね!この私が準備してあげる、感謝なさい!」
このところずっと2人っきりだったため上手く切り替えできなかったらしい。
やがてミランダはキアの杖とランタンを持ってきた。
4人はランタンの灯りを頼りに地下へと降りていった。
階段を下るたび、なにか確信めいたものを覚える。
(ラケシス…この闇の中に…ずっといたんだ…助けるのが遅くなってごめん…)
リーフは心の中でそっとラケシスにわびた。

終わり

次より新章に入ります。しばらく充電してきます。
646634:2009/09/24(木) 17:29:08 ID:a/zvpiIb
それと容量が残り少ないので新スレ立てて置きました。
皆さんの作品を楽しみに待ってます!
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1253780740/
647634:2009/09/24(木) 17:44:14 ID:a/zvpiIb
しまった…セティの後日談に2行足して下さい…スレ汚し申し訳ありません
>その日、逃げ損ねたセティはソフト(?)SMプレイを4人がかりで受ける羽目になった。
その有様をみてぬこは鳴く。
「な〜」(訳:飼い主どもにも困ったもんだ、あとでセティを俺の愛らしさで癒してやるか)
648名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 17:53:02 ID:S3B6HnMP
乙です。毎日楽しませてもらいました。
649名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 18:12:48 ID:YPA+vwbc
乙でした
650名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 19:50:37 ID:3NceVkM1
>>634-647
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /          変態覇王氏GJ!        ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
651名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 20:11:51 ID:rryT1yxu
変態覇王氏乙でした。毎日楽しかったです。
もう少し読みたい、と思うところで終わらせるとは流石。
これはいい寸止めスキル。新章も楽しみに待っています。

セティの後日談が予想通りでワロタ。
652名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 20:45:39 ID:O9kbiRmo
変態王氏、長い間お疲れ様でした!
毎日楽しませてもらいました
最後まで高クオリティ、流石です!
今後の展開を楽しみにしてます
心からGJ!!!!
653名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 22:12:38 ID:DLgYP+cD
変態王氏
連載お疲れ様でした!
毎日本当に楽しみにしていました。
ラストはみんな幸せなEDで、ゲームでもこんな終わり方だったらいいなぁと思いました。
何より野望に頭が満ちていたセリスが普通の幸せを手に入れてくれたのがよかったです。
654名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:27:33 ID:M9QueFpk
変態覇王氏、お疲れ様です。
今回の余韻の残る終わり方がとても印象に残りました。
他にもアレスが嫌がる馬に無理矢理装飾をつけるエピソードや
ぬこ様の独り言などの動物エピソードが和むので、個人的には好きです。
新章も楽しみにしております。
655名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:21:15 ID:5kV8CL7l
変態覇王の人乙です
聖魔でなんか書けないか試してみようかな
656名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 22:37:17 ID:qTPSeK0+
乙でした

なんかエロよりパロが強い印象ですね
行為をじっくり描写するのでは無いので、笑って見られる
無理矢理掘るって要はゴーカンですからね

違うアプローチをするなら、
・シチュエーション重視で行為はあっさりorボカす
・行為をじっくりたっぷり描く
あとどんなパターンがあるかな?

同じコメディ路線ではちょっとやりにくそうに思う
657名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 22:39:18 ID:/FlmoRr7
>>627のゲブ戦記でお願い
658名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 05:34:04 ID:BXr4BjKG
残り9kBどうやって埋めたもんだコレ……

埋め用に書いたつもりが、また容量足りなくなるのが関の山ってか
ばすたーど
659埋め1/2:2009/09/26(土) 23:19:38 ID:/ybI2yN2
「知識というものは、ただ覚えるだけでは意味はありません。さまざまな事柄を組み合わせて、初めて生きてくる
のです。分かるかしら?」
「はい!」
「……はい」
 セシリアの授業にも慣れてきたが、ロイはそろそろオスティア留学の効果を疑問視し始めていた。リリーナは大い
に啓発されているようだが、どうもロイにはついていけない事が多すぎる。教わる内容が高度過ぎる訳ではない。
別な意味で高度過ぎるのだ……
「では二人とも、ウィキペディアで『有珠山』のページを開いてみて」
 セシリアの指示に従う二人。問題はここからだろうとロイが身構えるより先に、セシリアの声が響いた。
「では、項目のリンクだけをたどって、『ウェストファーレン条約』のページに行きなさい」
「…………」
 有珠山とウェストファーレン条約(ウェストファリア条約)の間にどんな関係があるというのだろう……とロイ
は絶望した。落胆する彼に構わず、女教師は淡々と続ける。
「より少ないジャンプで行くように努力してみなさい。あと、『関連項目』はクリック不可です。さあ、考えて」
「はい! できました!」
 リリーナがうれしそうに手を上げた。ロイはもちろん、この即答ぶりにはセシリアも驚いたようだ。
「えーっと、『有珠山』→『ケイ酸』→『酸素』→『アントワーヌ・ラヴォアジエ』→『ルイ16世』→『ブルボン朝』
→『三十年戦争』→『ウェストファーレン条約』の7回クリックで行けました!」
「素晴らしいわ……私も適当に思いついた単語をあげただけなのに」
 喜び合う二人を見ながら、ロイは内心ため息をついた。リリーナが優秀すぎるのか、やはり自分が駄目なのか、
出題者がアレなのか……
「じゃあ宿題。これは難問よ? 今と同じルールで、『河尻秀隆』から『ジダーノフ批判』まで行けるかしら?」
 適当にも程がある、いやこれはもう嫌がらせのためにわざわざ関連の無い項目を選んだに違いないとロイは絶句
したが、リリーナはむしろ嬉々として答えた。
「はい、がんばります! 私、河尻秀隆は得意ですから!」
「ふふ、がんばってね。 ロイ、あなたもよろしくて?」
「…………はい…………」
 河尻秀隆が得意、という想像を絶する特技を持つ幼馴染を横目で見ながら、ロイはぼそりとつぶやいた。
660埋め2/2:2009/09/26(土) 23:20:22 ID:/ybI2yN2
「あの……セシリアさん」
「あら? こんなところまで珍しいわね」
 あれからいろいろと考えたが、結局織田の武将と共産党の前衛芸術批判を結びつけることが出来なかったロイは、
意を決して師の部屋を訪れたのだった。
「今日の宿題のことかしら?」
 少年に椅子をすすめたセシリアは、自分も椅子を持って来てその隣に据えた。それも、上体が触れる程近くに、
である。
「はい……僕、リリーナ程、河尻秀隆が得意じゃないので……」
「ふふ、普通は河尻秀隆が得意という方が珍しくてよ? ……なら、逆に考えてみたらどうかしら?」
「逆に、ですか?」
「そう。河尻秀隆からどう展開するかばかり考えるから上手くいかないのだと思うわ。逆に、ジダーノフ批判に行く
ためにはどうするかを考えてみて?」
「あ……」
 ロイは思わず声をあげた。ひとつは、宿題を解決する道筋が見えたことによる歓声。もうひとつは、セシリアの胸
が腕に当たったことによる驚きの声だった。
「ひらめいたかしら? もう少し考えてみなさい。ジダーノフ批判の真の目的は? それが分かれば、そこに至る道
筋がもう少し良く分かると思うけど」
 だが、ロイの意識は他に集中していた。彼の手の甲にこぼれるセシリアの長い髪……鼻腔をくすぐるほのかな香り
……自分の腕に当たってへこんでいる胸の膨らみ……その柔らかな感触……その瞬間、彼の脳内で何かが弾けた。
「あっ、あの、僕、わかりました! 『河尻秀隆』→『織田信長』→『黄金の日日(※大河ドラマなら大抵何でも可)』
→『NHK交響楽団』→『ショスタコーヴィチ』→『ジダーノフ批判』の5回で行けます!」
「まあ、よくできました」
 セシリアはにっこり微笑んで、ロイを祝福した。留学後初めて見る、優しい笑顔だ。ロイは顔に血が昇るのを感じ
て、その恥ずかしい感覚にさらに顔を赤くした。
「ふふ……顔が真っ赤よ、ロイ?」
 セシリアは微笑みながら、ますます顔を近づけてきた。腕を回して少年の肩を抱くと、


あ、そろそろ容量が無いかな
661名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 00:34:10 ID:KTuOLero
何という寸止めっ!
続き読みたい!!
662名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 16:47:21 ID:LNhVYLzk
セシリア先生は酷いお人やわぁ…w
663名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 04:53:10 ID:xczfQFGO
うめ
664名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 13:51:10 ID:iXwSLkjy
うめっしゅ
665名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 13:56:53 ID:U+9L8+PV
うめっしゅシュビドゥバー
666名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 16:34:56 ID:7Uev8ZV2
河尻秀隆の得意な戦国女子っているのかな
667名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 23:11:01 ID:K5Bdt5Sd
変態リーフも良いけど、変態キュアンを読んでみたいな
668名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 23:42:02 ID:r19S+scU
すげぇ授業だw
魔法は常人には習得できない理由がわかったw
669名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:08:45 ID:0TcFNn06
>>659
GJ

でもそうそんなんじゃヤダ!
もうそんなんじゃマダ!
わたしのこと見ててよずっとずっと!
670名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:59:30 ID:0TcFNn06
アホが見る俺のケツ (×4)※

どこのクラスにもこんなヤツ 必ずいてたで
「その剣で私を好きにして」で、ナバール×シーダを連想するヤツ
ペガサス三姉妹の同人誌を ネットで漁り倒すヤツ
ドーマ神殿でのセリカ様は ビグルの触手でビクビクッ
マリアやミネ様の相手を挙げろと言われて
(近親や近親や近親や!!)必ず言うヤツ
最速クリアを目指す時に横から
(えーこっちのカプの方がエロいだろ)ゴチャゴチャ言うヤツ
FE関連の保守レスは(チキたんハァハァ)



アイラやラクチェの戦闘グラで必殺出ると スリットスカート覗くヤツ
ホームズとサーシャがくっつくと 最後まで信じてたヤツ
(むりやり きさきに されて しまったの)で リプリカ様にハァハァするヤツ
マリータはレイドリックに犯られてしまったと 本気で泣いたヤツ
イドゥンの生み出す戦闘竜は マ○コから出てくると言うヤツ
体格20の女ユニットは 巨乳だと信じてたヤツ
元カノと義理の妹で 両手に花のラフィンを
(リア充めリア充めリア充め) さっさと殺すヤツ
占いのジイサンは
(そなたらは結ばれておるぞ)

ベルサガで女キャラを負けさせて セリフでハァハァするヤツ
ルテアやセネリオが女だと 未だに本気で信じてるヤツ
エピローグ変化を調べるために何週も 違うカプを試すヤツ
FE愛を語ったら
(えースパロボとか幻想水滸伝やらんの? オタク…)

※くりかえし
671名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 09:34:13 ID:igA65GFc
マケドニアと加賀は近親だろJK
672名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 09:38:07 ID:zqfbL9Rm
いくつか自分に当てはまっててワロタ。
どこかのスレに必ず一人はいそうでワロタ。

バイト中に有線で嘉門達夫の歌が流れたときは困ったなー。
フードショップのレジ接客中にハンバーガーショップとか。


ところで、二次創作において尊いのは間違いなく

原作ファンの鬼畜描写>>>(超えられない壁)>>>原作を知らない人間の良識

だと思う。社会的にはまったく逆だが。

そのキャラである必要性のない残酷描写なんてヘイト創作やアンチ創作と変わらん。
そのキャラのファンから見ればどこぞのクソリメイクの外伝システムのような胸糞悪さ。
でも原作の描写を自分なりに噛み砕いてキャラを掘り下げた上での残酷描写なら、
まあファン全員が納得しないのは当然だが、それでも分かってくれる人は分かってくれる。
そういう手法でしか表現できないものもあるわけだし。


そういうわけでみんなもっと鬼畜エロを書こう!!!!!
673名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 10:15:45 ID:8H9kZDLI
さいごの1行がなければ感動したままでいられたのに…
674名無しさん@ピンキー
このスレ的には最後の一行がなければチラ裏電波怪文だからなぁ…

しかし上のほうで某氏に文句言ってた人は結局何も投下しなかったな。
ああいう手合いはスレが自分の思い通りにならないのを他人のせいにしているだけだし
いざスレを変える機会が回ってきても何もしようとしないのは目に見えていたが。
まあ、赤の他人のしたことだからどうでもいいな。
もしアレが仲間だと思っていた人間の仕業だったなら作者さんも傷ついただろうけど。


どこぞのクソリメイクに出てくるウゼェ女キャラでひとつネタがある。
投下したら叩かれるだろうが、一次創作関連でアンチスレを立てられたことのある
自分に隙はなかった。正直「不快なものを書いてんだから罵詈雑言は誉め言葉。
もっと不快になってもっと切れのいい誉め言葉を書いてくれw」としか思わないし。

しかし愛情を持てないキャラのエロを書くのってなかなか難しいものだね。
それがどんなに鬼畜で救いのない内容であっても
「こんな胸糞悪いキャラのために頭を使うのは時間の無駄」と思ってしまう。
それを思うと、ヘイト創作もアンチ創作もひとつの愛なのかもしれんね。
まあ、どこぞのクソリメイクは論外だが。


これで埋まったか?