_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ごらんの有様だよ!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______ _____ _______ ___ _____ _______
ヽ、 _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 ノ | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 |
ヽ r ´ ヽ、ノ 'r ´ ヽ、ノ
´/==─- -─==ヽ /==─- -─==ヽ
/ / /! i、 iヽ、 ヽ ヽ / / /,人| iヽヽ、 ヽ, 、i
ノ / / /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、 、 ヽ
/ / /| /(ヒ_] ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_] ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '" ,___, "' i ヽ| /ii"" ,___, "" レ\ ヽ ヽ、
'´i | | ! ヽ _ン ,' | / 人. ヽ _ン | |´/ヽ! ̄
|/| | ||ヽ、 ,イ|| | // レヽ、 ,イ| |'V` '
'" '' `ー--一 ´'" '' ´ ル` ー--─ ´ レ" |
あー…
萌えスレ見てドン引きだわこりゃ
>>5 萌えスレは仕方ない…夏だ
不憫な人とか、これからなスレを思うと気が重いが
8 :
綺寥:2009/07/30(木) 01:13:43 ID:GmI9A+21
帰ってきました!近いうちにカズの作品を投下します。綺寥ファンの皆さん、待っていてください!
何処から帰ってきたの?
あとなんて読むの?
だいだいだろ
見かけ倒しで食えたもんじゃない
スルー検定
目指せ1級
専ブラ使ってりゃ余裕ですね
14 :
綺寥:2009/07/30(木) 02:17:29 ID:GmI9A+21
題だけできました! 題・カズのザーメン搾り!!
この板は18禁だよ
梅木寮長
さっきの梅ネタの続きを考えてしまったので投下
ただエロがなった、ごめんね!
「・・・はぁ、少しやりすぎちゃったかなぁ」
かちゃかちゃと洗い物をしながら先程の事を思い出す。
はぁ・・・また溜息が漏れる、思い出すたびに気持ちがブルーになる。今朝新作ゲームを彼に試した所、かなり不評だったらしく怒られた挙げ句、もう悪さしないようにと機械も没収されてしまった。
(やっぱ謝ろうかな・・・)
全ての食器を洗い終えソファーに転がり一息。
お昼ご飯を食べた後、彼は何も言わず何処かに出かけて行った。確か今日練習は無いはずだから商店街をふらつきに行ったのかもしれない。
あの人は暇があると大体外出だ。グラウンドに行き野球の練習をしたり、素性のよく分からない人達と笑いながらふざけていたり、カシミールでなっちゃんと楽しそうにしてたり・・・何故か思い出したら嫌な気分になってきた。
「・・・ふんっだ!小波さんの馬鹿」
ややふて寝のようにクッションに顔を埋める。こんな時は昼寝でもしちゃおう、昨日はあまり寝てないしゆっくり寝て何となく忘れて・・・それから・・謝・・・ろ・・・・・う。
ふと気がつくと見慣れたカウンター席に座っていた。周囲に目を配るがお客さんは居ない、私一人だけ、この店では稀に見れる光景だ。
しかし居るはずの人が見当たらない。此処に座ると大体目の前の厨房で忙しそうに働いているのだが・・・
(なっちゃん、奥の部屋にでも居るのかな?)
勝手に居住スペースに入り込んでも怒られることはまず無いだろう。
彼女と私は親友ということになっているから。これは出会った瞬間から決まっていたことだ。だけど親友として一緒に居るにつれ最近本当の親友になれた気がする。
しかしそんな私でも親友のプライバシーは尊重するから黙って入る事はしない。
だけど今だけは気になって仕方ない、普段は考えもしないのに、いけない事だと思いながらも少しずつ足を踏み入れる。
何度も来たことがあるのに心臓がドキドキする。
居間に入ると小さな声が聞こえてくる、間違いなくなっちゃんの声だ。何故か、かなり甘美な声が漏れてくる。初めて聞く親友の妖艶さ漂う声。
どうやらもう一つ奥の部屋、寝室から聞こえてくる。胸騒ぎがする、嫌な予感がする、このまま引き返したほうが良いとさえ思う。だが本能は足を少しずつ前へと進めていく。
「そこ・・・・・・あっ・・・・小波・・さん・・・うんっ・・」
「!!・・・・・・・」
「よっ、おはよう武美」
「・・・」
目を覚ますと目の前には彼が座っていたいつ帰ってきたのだろうか多分寝ていた時だろう。だけど今は会いたくなかった。手には先程の原因となった機械を持っている。
「いや〜知り合いに機械に強い奴が居てね、これのプログラムを修正してもらったんだ」
「・・・」
彼の知り合いは変わった人が多い、まぁこの町にも変わり者は多い。私も人のことは言えないけど・・・
「それじゃあ続き見てもらうか」
「・・・やだ・・・よ」
こんな時、普通の女性なら涙も流せるのだろう、だけど私には女の武器がこんな時に使えない。こんな所改造しなくてもいいじゃない、と思ったのは今より他はない。
「小波さんが・・・他の人としてるのなんか・・・私見たくないよ」
今一番伝えたい事だった。先程見ていたものは、大神の研究室に居た頃よりも辛いかもしれない。好きな人と大親友、二つの大切なものを失い、自分だけが大きな疎外感を感じる。
「・・・なぁ武美、何か勘違いしてないか?」
「・・・・・・え?」
何故か彼はニヤニヤしながらこちらを見ている、先程の言葉を喜んでいるかのように。
「続きを見てきなさい」
「そこです・・・・・・あっ・・・・小波・・さん・・・・・」
先程と全く同じ所。そう、ここでさっきは目を覚ました。聞いててあまり良いものではない。
「ここが気持ちいいんですか?随分こってるみたいですね、マッサージのやり甲斐がありますよ」
ん・・・凝ってる?・・・マッサージ?
「カレーは焦げないようにひたすら掻き混ぜるんでどうしても肩が凝るんですよ、筋肉もついちゃうし」
カレー作り?・・・肩が凝る?
「確かに女性にしては素晴らしい肩の筋肉ですね」
「あら?それは女性を褒めてるんですか?」
「おかえり、続きどうだった?いや〜途中まで見せてばれないか心配だったんだが、はっはっは見事に引っかかるから良かったよ、武美は何かいやらしい事を想像してたみたいだけどいくらゲームでも奈津姫さんにそこまでしないさ!大体俺には武美という可愛い彼zy」
バキッ!
「ごはっ!!」
「小波さんの馬鹿!!もう知らない!一週間ご飯抜きだからね!」
ドスドスドス バタン!
「そ、そんな・・・」ばたっ
・・・全く折角謝ろうと思ってたのに、馬鹿馬鹿しくなったよ。・・・小波さん最後のほう何か言ってたけど、まぁ・・・今日の夕飯位なら作ってあげようかな。・・・甘すぎるのかなぁ私・・・
そんな夏休みのある日の出来事
終
タイトル忘れたんで↓の人適当にお願いします
2時間前に書きはじめたがエロは無いし駄文だしごめん!反省するからまた3、4ヶ月ROM
26 :
綺寥:2009/07/30(木) 12:36:16 ID:GmI9A+21
作品書いてたら親に見つかったわけだが
>>24 乙
別にエロがあるかないかなんて気にする事じゃない
エロなしでも充分歓迎だ
>>24 乙!
夏だし俺も夏っぽいSS書こうかな〜
30 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 16:41:51 ID:hWa55IfI
>>26 いくら書き手さんだからって、作品の後に構ってレスするのはいかがかと思いますよ
>>24 GJ!武美はやっぱりいいですなぁ〜
sage忘れスマソ 偉そうなこといってこれとかorz
「きゃあっ!!」
突然吹いた強い風にスカートがふわっとまくれ上がる。
予想外のことだったので対処できずかろうじて前のほうを押さえる、そうすれば当然後ろのほうはノーガードだ。
しなやかな太もも、そして清潔感漂うフリルの付いた純白の下着が……普段は決して見えることのない隠された部分が外にさらけ出されてしまう。
「もう、エッチな風………?」
唇を尖らせながら背伸びしてちょっとだけ短くしたスカートを直そうと後ろを向くと………彼がいた。
野球部のキャプテンで、自分にとっては大切な友人の彼が。
「ユ、ユイさん……?」
歩いている自分を見て声をかけようとしたのか、二人の間には5メートルくらいしか距離はない。
これだけ近いところにいたのなら見なかった振りなんてできないだろう、事実彼の顔にはパンツ見ちゃいましたと書いてあった。
「えっと、その…///…」
前に彼が山田君と一緒にいたときにも見られてしまったが、そのときは確かずいぶんとからかわれたような気がする。
今日もそうしてくれれば楽なのだが、気まずい空気が流れる…
「ははは……ちょうど、声をかけようと思って」
彼が平静を装おうとすればするほど恥ずかしくなる、顔が熱い…嫌な汗をかいているような気がした。
「………ごめんなさいっ!!」
何を思ったか先手をきって必要のない謝罪をした後、くるっと逆方向を向いて猛ダッシュする。
「は……? 謝るのは、こっちのような………」
後ろで彼が何かを言いかけていたがいまさら足を止めることはできなかった。
はあ、はあ……疲れた」
彼から逃げるためにずいぶんと走ってしまった、あとちょっとで家だ。
とにかく今日のことは忘れよう、ご飯を食べてお風呂に入って寝ればすっきりと忘れられるはず。
彼のことを必要以上に意識しなくてもよくなるはず……そう思ったのもつかの間
「ユイさん! ふう……ようやく追いついた」
「!?」
後ろから声をかけられる、びっくりしながら振り向けばそこには彼が、また火がついたように顔が真っ赤になってしまう。
「ど、どど……どうして………?」
わけもわからずうまくしゃべれない私に向かって彼が口を開く。
「いや、急に全速力で走り出したから一体何なのかなって思って…それに……」
「謝るのはこっちのような気がして、ごめん、ユイさん…………
…………今日は朝から風が強かったから、狙ってたんだ…スカートめくれるの」
”ううん、あれは事故だから、もうお互い忘れましょう?”
こういえば気まずくならなくて済むかな…最後の言葉を聞くまでそう思っていた。
なのに…なのに……っ! この男は何を言っているのだろうか、狙っていた? 私のパンチラを?
いろいろな考えが頭の中をぐるぐると回る……わかったのは、まず彼がどうしようもない変態だということ。
次に馬鹿正直だということ、そして最後に…………
「だからお願いします! もう一回見せてください!!」
…………デリカシーがまったくないということだ。
「嫌に決まってるでしょ! すっごい恥ずかしいのに○><」
「いいじゃないか、一度も二度も変わらないだろ? それに…………ちゃんとじっくり見ないと不眠症になりそうなんだ
夜眠れなくなって練習に悪い影響が出たらユイさんのせいだからな」
不眠症……何を馬鹿なこと言ってるの、とは言い切れなかった。
大会も近いのにキャプテンでエースでもある彼が調子を崩してしまったら、私のせいで甲子園優勝という目標が果たせなくなる。
まさか…いや、そんな……また、頭の中でいろんな考えがぐるぐる回る。
「で、でも…パンツなんて、見せられないよ…」
彼に許しを請うように上目遣いで見た、しかし悩んでいる私を見て、彼はもう一押しと思ったのかもしれない。
「頼む!パンツさえ見せてくれれば俺の安眠は保障されるんだ!」
逃げてもまた捕まるだろうし本当に眠れぬ夜を過ごされても困る、すべきことは一つしかないような気がしてきた。
「…わかった、でもっ、一回だけだからね?」
「本当!? ありがとう、ユイさん!」
満面の笑みを浮かべている、本当に嬉しそうで軽く引いてしまった。
「こっちこっち、ここなら誰にも見つからないよ!」
彼に連れられ薄暗い茂みの中に、確かにここなら誰も来ないと思うけど…
「ユイさん、早く! パンツパンツ」
血走った彼の目がちょっとだけ怖い、性欲に支配された男性を見るのは初めてだったからどうしても次の行動に移る気がしなかった。
でもずっとここにいるわけにも行かないから正面に座っている彼に向かって下着が見えるようにゆっくりとスカートをたくし上げる。
至近距離にいる彼の目に飛び込むのは控えめにフリルの付いたかわいらしい下着、
幼さの残るデザインだから自分ではあまり似合っていないようにも思っていたが…
「い……いい! すごくいいよ、ユイさんってこういうのが好きなんだ?」
たまたま履いているだけなのに、彼はちょっと誤解しているようだ。
「違うよ…そういうわけじゃない、も…もういいよね? ちゃんと見たんだからっ」
「いいわけないだろ? 可愛くて清純な白いパンツ…こんな理想の下着を見せられて耐えられるはずがない!」
そう言った直後、彼は顔をさらに近づけ私の下腹部に頬擦りしてきた。コットン素材の下着を隔ててぞわぞわしたものが広がる。
「ハァーン…ユイさんのパンツ、スベスベしてて気持ちいい〜!」
「き、きゃああーーっ!」
全身に広がるくすぐったさと鳥肌が立つような気持ち悪さ、防衛本能が働いたのか気がつけば彼を思いっきり殴りつけていた。
「いたたた…ひどいじゃないか」
「ひどいのはどっちよ! エッチ、バカ!○><」
「ごめんごめん、あんまり気持ちよさそうだから我慢できなくて……ユイさん、まだ終わってないからスカート戻さないで」
半ば強引にスカートを上げられ再度彼に下着を見せるはめになってしまう。
今度は彼も頬擦りはしてこなかった、でも指先がゆっくりと近づいてきて縦筋をなぞってくる。
「い………」
「だめだよ、ユイさん…大声出したら他の人に見つかっちゃうよ?」
悲鳴を飲み込み両手で口をふさいだ、確かに今は誰もいないかもしれないけどいつ人が来るかなんてわからない。
そんなことさえわからずにためらうことなく大声を出してしまった自分を恥じた。
彼は、声を出せない私を見てにやっと小さく笑った。きっともっとエッチなことをするんだろう。
「ユイさんのオマンコ柔らかくてぷにぷにしてる、マシュマロみたいだな」
「ん………ふ、っ………っ!」
自分ではあまり触らないその場所に彼の遠慮ない指先が、前へ、後ろへ…時々割れ目を広げるようにしながら進む。
「は…あっ! ん、んきゅ…ぅ…」
「気持ちいい、気持ちいいんでしょ、ユイさん?」
こんな手今すぐ叩き落して彼に必殺ハイキックを食らわしこの場を脱出したいところだったが未知の快感に膝が震え歩くどころではない。
「他の場所も触っちゃおうかな? それともオマンコだけにする?」
片手で割れ目だけをねっとりと撫でていたが、もう片方の手も参加させ、
健康的な太ももをラインに沿って上から下へ撫でてくる、女子高生らしい少しむちっとした脚に彼の手はうれしそうに動き回る。
「こっちもスベスベ、ムチムチだ……ユイさんの身体がこんなに気持ちいいなんて、
それに…なんかいい匂い、甘ったるくて、香水みたいな……これが女の子の匂いか……」
くんくん、と鼻を鳴らして犬のように匂いをかいでいる、汗臭いと思うんだけど彼にとってはそれが逆によかったようだ。
「ね、ねえ…もうやめようよ……そろそろ帰らないと」
「まだまだ、ユイさんばっかり気持ちよくなって…俺はどうしたらいいんだよ?」
「知らないわよ、そんなの…///…!」
「ほら、大声出さないで…すー、はーっ……たまんね〜」
声を出すなといわれれば黙るしかない、スカートの裾を手で持ったまま、うつむき加減で指を奥に差し込もうとする彼を見ていた。
時々吐息を漏らしながら、頬を染め快楽に耐えているといった様子で……
「ユイさん、ここ…熱くなってきたよ、それに……濡れてるみたいだ、やっぱり気持ちよくなっちゃったんだね?」
「ち……違う…あああんっ!」
指先はほぐれた秘所にちょうどはまり込んでいるみたいで、熱を持った薄布越しの媚肉が絡みつく。
刺激に耐性などないぴったりと閉じたそこは彼の指を受け入れんとしているのか蜜で粘膜を潤わせつつある。
無言になり私の下半身に熱いまなざしを送る、…ちゅ、ぬちゅっ……と卑猥な音がはっきりと聞こえてしまう。
太ももをさする手から熱が伝わり火照りのようなものを感じる、指先が内股に進み脚を開かせようとしていた。
もちろん力を入れて脚を閉じるが、ついにこじ開けられてしまった。太ももを触る手も上に進み脚の付け根辺りの肉を軽く揉み始める。
こっちに気を取られていたら、割れ目を触る指が二本に増えていた。下着はすでにしみを作り隔てられた肉襞の先に進もうとする彼の指を蜜で汚す。
「………ユイさん」
「な…何よ……?」
「………………我慢できないっ、やらせてくれ!」
下着に手をかけ押し倒そうとしてくる、獣のような目つきと息遣いが怖くとっさに近くにあった顔に膝蹴りを食らわす。
あごを確かに膝で捉えた、手ごたえを感じつつ彼を見ればその場にうずくまっていて、
「はあ、はあ……だ、大丈夫!?」
「ん……ここは、俺の部屋?」
心配しそうに横たわる彼をしばし見つめていたら、意識を取り戻したみたいで一安心する。
「あ、起きた……よかった、山田君がたまたま通りかかったら運ぶの手伝ってもらったの
それで、おじさんは用があるみたいで出かけちゃったから……一人にしておけないし」
「なんで…あ、思い出した、確かユイさんに……」
彼の言葉を聞いて私もさっきのことを思い出し顔を赤くする。
「もう、あんなことしちゃだめだからね…本当に恥ずかしかったんだから」
目も覚ましたし、別に命にかかわるようなものではないとおじさんから聞いていたので立ち上がって帰ろうとすると…
「きゃっ、ちょっと…今度は何!?」
「ユイさん! ひどいじゃないか、人に怪我させるなんて!」
「そんなのそっちが悪いんだから、自業自得でしょ!?」
「確かにそうかもしれないけど…でも、俺はユイさんの……パンツがどうしても見たかったんだ!」
………あまりの勢いに絶句する、そして放置して帰らなかったことを後悔していた。
「だから、これで最後にするから…」
…………私はもしかしたら馬鹿みたいにお人好しなのかもしれない。
「これでいいの…ちょっと恥ずかしいよ」
「そうそう、もうちょっとお尻突き出して…スカートが邪魔だな」
彼が持っていた安全ピンでスカートを留める、必然的に突き出されたお尻が丸見えになった。
言われたとおりに壁に手をついてお尻を突き出す、前からだけでなく後ろからも見たいといわれ、
「なんだかんだ言って乗り気だね、さっきはあんなに嫌がってたのに」
「も、もう最後だって言ったから、早く終わらせたいだけ…///」
「へえ〜、あ…もうちょっとだけ脚閉じて」
しゃがみこんでニヤニヤしている彼と目が合うとぷいっとそっぽを向いた、私の見ていないところできっと彼は…
フリル付の下着に覆われたお尻や太もも、隠れてこそいるものの艶かしく濡れた秘所をじろじろ見ているに違いない。
「じゃ、これで終わりにするからね……」
わずかに開いた太ももに何かが入り込んできて、脚でその、指よりずっと太い棒を挟んでしまった。
「ああぁ……ユイさんのみっしり肉が詰まった太もも…ちょっと重みのある柔らかさが…」
「え、何? 何してるの………まさか!?」
経験がないとはいえ何も知らないわけではなかった、脚の間にあるのは彼のペニス。
まさかこんな大胆なことをしてくるなんてとすっかりいっぱいいっぱいになっていた。
ずりずりとよくわからないけどヌルヌルしているペニスが徐々に上に、そして亀頭やカリで割れ目をこすりだす。
「うへへへ…太ももとパンツとオマンコ気持ちいいよ……」
変質者のようにしか聞こえない台詞を口にして彼は腰を振り続ける。
「やめてっ、気持ち悪いよぉ……」
「ごめん…気持ちよすぎてもう止まらないかも…!」
脚を閉じればペニスの動きはゆっくりしたものになるが、その分強く締め付けてしまい肉棒を刺激してしまう。
だからといって脚を開けば今度は無防備な秘所をペニスの先端で遠慮なくこすられてしまう。
ペニスの熱が伝わってくるのも、パンツの中でぐしょぐしょになった割れ目をさすられるのもどっちも避けたかった。
「あっ、あっ、ああんっ! だ、め…っ、やめてよぉ…」
秘裂をずりっとペニスがなぞれば、全身を走る電気のようなものから逃げたくて、背中をそらせたり身体を揺り動かす。
彼はここまで来たらまったく容赦するつもりがないのか腰を両手で掴んで太ももの間でペニスを往復させる。
前後運動が早いから摩擦でやけどしてしまいそうなほど熱かった、先走りや愛液がすべりをよくしているから我慢できたが。
「はあ、はあっ…ユ、ユイさんっ! ユイさんの太ももに…ぶっ掛けてやる!! いやっ、まだだっ!」
興奮しているのか手を離してくれない、ペニスの鼓動が太ももの肉に伝わる
…何かが流れ込んでくるような受け入れがたいものを感じていた。
「いや、いやいやっ! 離して!」
もがけばその分だけペニスを締め付けてしまう、肉に埋もれきったペニスが太ももを掻き分けるようにして進み、
前のほうで亀頭が顔を出す、そして彼が腰を引けばまた姿を消す。往復運動が続くほどぬめりや熱は強くなった。
「はううっ……い、いくよ…もう我慢できない!!」
「っ……!」
彼が鈴口を亀頭に押し付け、下着の奥で口を開き愛液を垂れ流す秘所に向かい射精を開始する。
射精の脈動、精液の生臭さ、全てが初めてだった…下着の中にしみこむ精液が陰部をさらに熱くした。
ドクッドクッとペニスが震えるたびに溜めに溜め込まれていた若い精液が下着を、そして肌を汚す。
ゆっくりと身体を元に戻すと脚には白いものがたっぷりとこびりついていた。
「ふう……」
「……………ぐすっ…」
満足した様子の彼を睨む目には涙がたまっていた。こんなひどいことをされて当然冷静ではいられなかった
「………………○><」
「ごふっ! ユ、ユイ…さん………ぐはあっ!」
怒りに任せ殴りかかる、今日一番の手ごたえだ。
「ご、ごめん! 本当に悪かった、もうしないから…………ぐっ…」
三度目のパンチで彼は気絶した、しかしまだ怒りの収まらない私は………
――ここから先はお見せできません。
おわり
また書いてみました。
前スレでアドバイスをくれた方、本当にありがとうございます。
意識的に間隔をあけてみたり句読点を大目にしてみたのですがいかがでしょうか?
それにしても尻コキの次は素股か…変なプレイばかりで申し訳ありません。
43 :
綺寥:2009/07/31(金) 02:52:29 ID:AVdg4gM8
乙、でもちゃんと唯とか小波って名前付けたほうがわかりやすいぞ
44 :
綺寥(怒):2009/07/31(金) 02:56:37 ID:AVdg4gM8
僕何か悪いことしましたか?なぜ無視するんですか?
>>42 乙!よかったよ!
このスレは変態的なの少なめだから寧ろ歓迎だよw
46 :
綺寥:2009/07/31(金) 03:51:29 ID:AVdg4gM8
セックスも書けないなんて・・・童貞?
GJ!この作者とは趣味が合いそうだ
>>42 尻コキ?素股?大好物なのでいいぞもっとやってくれ
GJ!
50 :
綺寥:2009/07/31(金) 12:03:46 ID:AVdg4gM8
改行しろよ、あと次はセックスを書くように
>>42 gj
別に変ではないと思いますし、ようはエロければいいと思います
ただ顔文字とか///が少し気になりました
(これは俺個人の書き方の好みの問題なんで聞き流してくれても問題ないです)
次も期待してます
52 :
綺寥:2009/07/31(金) 13:41:26 ID:AVdg4gM8
リアルと違ってここはひきこもりの童貞ばかりだから俺が叩かれるのか
>>42 乙!面白かったよ。
気が向いたらまた書いてくれ。
おまいら鬼畜wwwww
カズのSS投下します!
58 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 21:40:33 ID:AVdg4gM8
スルーかよ、ざっけんな!
最近熱いせいか変なのが湧くな〜
>>59 ?
それより一番性格がエロい彼女について語ろうぜ
難しい題材だな・・・
ううむ、綾香で
身も蓋も無いこというけど作者次第
性格だけならのりかじゃねーの。
まぁ、それはおいといて個人的には着崩れた着物で6主に襲い掛かったであろう鈴音を想像するとおっきする
人それぞれっていったらそこまでだけど
友子で
66 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 23:32:57 ID:SPYwkwLl
あ
それは萌えスレでやれ
tesut
69 :
深江:2009/08/01(土) 01:31:46 ID:mv8YRrFL
やっと書き込めるようになったから投下するぜぇ!(心機一転して元の名前に戻しました!)
題・カズのザーメン無限絞り!
小波「じゃあ、やってくれ」
カズ「まかしとき!」
カズの激しいフェらが始まる、く・・・気持ちよすぎるぜ
カズ「どうや・・・気持ちええやろ? フェラテクたっぷり味あわせたる。」
小波「う・・・おおおおお!」
カズはさらに激しく舐める。亀頭を吸って舐める。
小波「うぐ・・・でるう!」
びゅるるるうる!どぱどぱ!
カズ「いっぱい出たなぁ・・・溜まってたんか? ごくっ・・・それに濃いし。」
小波「はあはあ・・・出し尽くした。」
カズ「まだまだやろ? ほら、横になって。」
犯されているようだ、カズのマンコにチンコが入る。
カズ「どや? うちのマンコは?」
小波「くうううう・・・最高だ!」
うおおーっ、これは気持ちいいぞー! カズってこんなにエロかったのか。
小波「またでるう!」
行く寸前にカズを高く突き上げる。せめてもの仕返しだ。
カズ「はあああう、うちも行ってまうわ!」
どぴゅどぴゅどぴゅるるー! 精液がマンコに注がれる。
結合部からは精液と愛液が溢れていた。
小波「もうでないぞーっ!」
カズ「何言ってんの? 第三ラウンド、行くで!」
小波「うああああああああああ」
朝までカズにザーメンを搾り取られた。
体力が100下がった
弾道が1上がった
小波「うう・・・もうだめ」
70 :
深江:2009/08/01(土) 01:32:54 ID:mv8YRrFL
今は弟のパソコンから書き込んでいるのですぐにSS書けました。どうでしょうか?GJや感想待ってます。
72 :
深江:2009/08/01(土) 01:42:17 ID:mv8YRrFL
あら・・・すいません、ですが僕がそのオメコという言葉を知らなかったもので。わざとではないです。
73 :
深江:2009/08/01(土) 01:44:58 ID:mv8YRrFL
誤解される前に言っておきますが綺寥というのは僕の弟の名前です。(変な名前・・・)
弟がスレを荒らしてすいません。
74 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 02:08:51 ID:G1Zdimdj
糞スレ晒しあげ
75 :
深江:2009/08/01(土) 02:10:02 ID:mv8YRrFL
新人乙! 晒し上げるのはやめたらどうです!
智美ってSかね? Mかね?
管理人に一言言っておいた方がいいのかね
これは
スルー一番♪通報は二番♪
一応報告した方がいいかと
あとはスルースキル
80 :
深江:2009/08/01(土) 02:31:53 ID:mv8YRrFL
何を報告するんですかちょっと勘弁してください。あれは弟が勝手にやったことです!
伸びてると思ったら唯と武美きてたこれ
8月。夏真っ盛り
普通なら家族と遊びに行ったり、中のいい友達とプールへ行ったりしてるはず
しかし彼らは今、日差しをガンガン浴びながら重い荷物を背負いひたすら山道を歩き続けている
「・・・ふぅ・・・はぁ・・・・あぁ・・・・・・あ、暑い・・・・」
気温は35℃を超え、さらにセミの鳴き声がさらに暑さを引き立たせる。
普通の人間なら既に熱中症で倒れているだろう
だがこのナイスガイ。ただでは倒れぬ。
小波は汗まみれになりながらも歩いていた。
しかし、その小波の隣にいる彼女は
暑さに苦しんでる様子もなく小波が暑さで苦しんでいるのを見ながらニヤニヤしていた。
「た、武美・・・俺の顔をジッと見るな・・・余計に暑くなりそうで・・・」
「えー、だって小波さんが苦しんでる姿なんてあまり見ないから珍しくてさー」
「勘弁してくれ・・・」
こんな会話があったりなかったりで旅は進んでいた。
83 :
深江:2009/08/01(土) 02:47:59 ID:mv8YRrFL
早速新作来てるーーー!
がんばってください!
(どうして武美はあんなにピンピンしているんだ・・・・・)
少し歩いているとこんな事を小波は考え始めた。
重い荷物は持っていないがどう見ても暑そうな服装。
しかし汗一つかかず、ピンピンしている。
自分を見ると汗はびっしょりで、顔は真っ赤、息はゼェゼェと苦しくなっていて
完全に夏の暑さにやられている
(なんか悔しいな・・・・・)
夏の暑さのせいかおかしな事を考え始める小波。
「なんとかして、武美を暑がらせよう!」なんてアホな考えが浮かんできた。
「なぁ・・・武美・・・暑いよな・・・・」
「そうだね、今日は最高で38度まで気温は上がるみたいだよ」
「そうか・・・・それは暑いな・・・・あー暑い、暑い」
「小波さん、汗びっしょりだしねぇ、大丈夫?」
「これくらいは野球をやってれば何度もあるからな。・・・・しっかし暑いなぁ・・・うん暑い・・・」
急に「暑い」を連呼し始める小波。
『何度も「暑い」と言うと余計に暑くなる』という
誰もが聞いたことのあるよくある言葉を利用し、武美も暑がらせようとしていた。
(俺の苦しみを少しでもいいから武美も味わうがよい!)
小波の頭の中はすでにお祭り状態で理性はもうなかった
「ふぅ、暑い・・・暑い・・・暑い・・・」
「・・・・・・・・・」
「暑いな・・・・ぁあ・・・・暑い・・・・暑い・・・・暑い・・・あつい・・・・」
「こ、小波さん!?」
「暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑いあつ」 バタン!
「小波さん!!しっかりして!!」
逆に自分自身が余計に暑くなってしまい最終的にダウンしてしまった
「・・・・あたしを暑くしようとしたって耐火実験やら何やらやってればこんな温度なんて屁の河童だよ・・・」
目を覚まして回復した後、武美のいたずらが始まったのは他でもなかった。
よくわからないけど8月になって暑いから投下してみた
暑い
86 :
深江:2009/08/01(土) 02:50:01 ID:mv8YRrFL
GJ!すごくいいと思います。ところで俺のSSはどうでしょうか?評価お願いします!!
87 :
深江:2009/08/01(土) 03:01:02 ID:mv8YRrFL
評価まだですか?いい評価をもらえればそれは励みになります。だからぜひお願いします!
89 :
綺寥:2009/08/01(土) 03:04:28 ID:mv8YRrFL
放っておけないから出てきたがどうしてみんな無視するんだ?それが大の大人のすることか?
>>85 オツカレー
まぁ生身の人間じゃ勝てんわなw
そして梅雨あけしないせいかじめじめするしいやな暑さ
>>85 GJ! うちの地元もようやく暑くなってきた、、つらい
93 :
深江:2009/08/01(土) 03:15:58 ID:mv8YRrFL
トイレに行っている間に弟が勝手に書き込んだ・・・つか馴れ合いうざいんですけど。
>>85 先生、続きがないのはおかしいと思いま〜す
ほんっと夏だよなぁ・・・でも今年は異常気象らしいし暑さも和らぐかな?
クーラー代バカにならんしな
ああ・・夏は武美の季節だ・・・
なんか急に肌寒くなったな
タマちゃんにあっためて欲しい
98 :
深江:2009/08/01(土) 11:21:29 ID:mv8YRrFL
また紫杏で作品を一本書きたいのですがいいでしょうか??
このスレはNGのジャンルとかありますか?
100 :
深江:2009/08/01(土) 11:48:20 ID:mv8YRrFL
>>99 尻コキと素股はだめです!絶対に書かないでくださいあと「」の前に名前をつけないものだめです!
>>99 投下する前に注意書きとかすればほとんどOKじゃないかな?
ただのりかは・・・
102 :
深江:2009/08/01(土) 11:50:26 ID:mv8YRrFL
このスレでは僕が先輩です、だから僕のいうことを聞けーーーーっ!!
103 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 11:59:43 ID:DKgCg8Oc
西湖とかもNGものだな
105 :
深江:2009/08/01(土) 12:19:35 ID:mv8YRrFL
ちょっとまってなんで僕にはレスがないの?ふざけんなよクズ童貞が!!
変な虫が湧いてくるのを見ると、やっぱ夏だなぁって実感する甲子園の季節
原点に返って明日香とイチャイチャしたい
……さて、スルー検定協会じゃ対応しきれないしそろそろ通報しますかね
児ポ法が成立する前に3のゆかりちゃんSSを書き終えれますように
>>107 あ、児ポ法が成立したらダッシュも書けなくなんのか!
これはきつい
110 :
深江:2009/08/01(土) 12:43:42 ID:mv8YRrFL
通報なんてやめてください弟にもちゃんと言ってかきせます許してください。
>>105 ・まず第一に、スレはあなたの私物ではありません。
レスを寄こせだとか僕の言うことを聞けだとか、成人とは思えないほど幼稚です。
俺がどうしたやら弟がどうしたやら、不要な自分語りもやめてください。
そういうのは自分のblogにでも書いてて下さい。
・口調に気をつけましょう。
名無しならとにかく、コテorトリの書き手ならできるだけ丁寧に。
コテ名乗りつつ他人をこき下ろしたり他SSを否定したりなんてもっての他です。
・特にこだわりがない限り、セリフの前に名前は不要です。
本を読んだことはありますか? セリフに話者の名前がつくのは脚本やシナリオです。
本屋さんでぜひ本物の文章を読んでみることをオススメします。
・セリフ以外の文章、地の文も大事です。
精液とか愛液とか射精とか、直接的な表現ももちろん有効ですが
そればかり繰り返すと稚拙な文になってしまいます。
語彙を増やすにはとにかく文章に触れること。要は本を読むことです。
あとお願いですから書き手スレに来ないで下さい。
あなたに何度も何度も書き込まれて非常に迷惑しています。
112 :
深江:2009/08/01(土) 12:49:55 ID:mv8YRrFL
ごめんなさい申しません許してください許してください。二度とそちらのスレには行きませんし弟のPCも使いません。
「」の前に名前も付けません許してください。
通報しますた
干さないんじゃなくて本格的名池沼なんだからマジで触るのやめたほうが効率的なのに
干さないってなんだ……幼い
非エロのプロローグを投下したい
最も投下するのは日曜日だけど
題名?「1主、3股伝説」かな
やっと消防騒ぎが落ち着いたな
120 :
カオス作者:2009/08/01(土) 22:08:53 ID:GKzKseqc
規制が解けたので続きを明日あたりに投下しようかと思います。
明日は二本立てになるのか…
楽しみだ
今日二本も投下されんのか
楽しみだな
投下祭だな、楽しみだ
>>120 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
125 :
117:2009/08/02(日) 17:09:51 ID:3+rJkwvh
小説書くのは慣れてないんだ
それに結構投げやりな部分があるからご注意を
では投下いたします
126 :
1主三股伝説:2009/08/02(日) 17:10:35 ID:3+rJkwvh
ある年の夏、極亜久高校は甲子園を優勝した。
そして、それから3ヵ月後、野球部の部室にて…
「ようこ先生、春が来たらお別れなんですね」
「ええ、そうね」
小波とようこ先生がベンチに座っている。
小波はドラフト1位でプロ野球選手に
ようこは他の学校へ
それぞれ自分の道を進んでいくのだ。
「ところで…小波君は誰が好きなの?」
「え?どういうことですか?先生」
ようこ先生の突然の質問に小波は首を傾げてしまう。
誰が好きか? という質問に対して何も思いつかないのだ。
「分からないの?」
「はい…」
小波の頭には誰の顔も思い浮かばなかった。
そんな小波を見ながらようこは思わずくすっと笑ってしまう。
「まあ、いいわ。とにかくうちのマネージャーさんたちをよろしくね」
「あっ、うん!分かったよ、先生」
小波はそう答えると部室を出て行った。
そしてそのまま校門へと行くと…
「あっ、小波君」
突然明日香から声をかけられた。
「明日香じゃないか。どうしたんだ?」
「たまには一緒に帰らない?」
「いいぞ、一緒に帰ろうか。」
明日香の誘いに小波は応じた。
そんな二人を物陰から眺める少女がいた。
「……先輩…」
石田由紀である。
由紀は未だに小波のことが忘れられずにいる。
もっともそれ以前に告白もしていないが…
そんな由紀に声をかける人物がいた。
「あら、誰かと思ったら由紀ちゃんじゃない」
四路智美である。
「四路先輩…」
由紀はちらっと横目で小波たちを見る。
「ん、どうしたの?」
智美は由紀の視線の先を見る。
そこには楽しそうに会話する二人がいた。
「あら、小波君と明日香ちゃんじゃない…」
智美は小波たちの様子を少し眺めると由紀の方に視線を戻した。
由紀は不安そうな顔をしている。
「ははーん、あの二人が幸せそうだったから話に入ってこれないって訳ね」
智美は少し呆れたような声を出した。
「はい・・・」
由紀は力なく答えた。
そんな由紀を見ながら智美はふうとため息をつく。
「由紀ちゃんには悪いけど私も小波君のことが好きなのよね。」
「え?先輩も…ですか?」
突然の宣言に戸惑いを隠せない由紀。
「ええ、でもあの子やあんたに負けるつもりはないわ。」
智美は小波の隣にいる明日香を見ながら言った。
由紀は智美の言葉に思わず黙ってしまう。
「さて、邪魔させてもらおうかしら?」
智美が小波のところへ行こうとすると突然由紀が智美の制服の裾を掴んだ。
…わたしも」
「へ?」
「私も小波先輩のことが好きです。」
真っ直ぐに智美を見ている。
不安な顔はどこかへ行ってしまい言葉の奥には深い決意があった。
そんな由紀を見て思わず苦笑してしまう智美。
「そう、なら一緒に邪魔しちゃいましょうか?」
「はい!」
智美の提案に由紀も乗った。
「小波くーん!」
「せんぱーい!」
二人は小波のところへかけていく。
「ん?智美と由紀ちゃんじゃないか」
「先輩、一緒に帰りませんか?」
「小波君、途中までいいかしら?」
「……まあ、いいか。一緒に帰るか、三人でさ」
こうして小波は三人と一緒に帰宅することとなった。
「やれやれ、親友がいなくなって落ち込んでいると思ったら…」
三鷹が女性陣三人に囲まれている小波の様子を眺めながらため息をついた。
「はっはっはっ、人徳がなせる業じゃな」
村上は思わず大笑いしてしまう。
「じゃが、本当は未だに引きずっていると思うぞ、ワシは」
村上はゆっくりと甲子園大会決勝の事を思い出していた。
甲子園大会決勝、その日は小波にとって究極の厄日といっても過言ではなかった。
明日香の様態が急変し、智美はプロペラ団のボスに捕まり
そして極亜久高校のキャッチャーである亀田が交通事故に会い亡くなった。
しかし小波はその不遇を跳ね除け甲子園で優勝したものの亀田という親友を失ってしまった。
それを癒そうとしたのがあの三人である。
「あの人のために何とかしてあげたい…」
そう思う三人のおかげで小波は立ち直り始めドラフト1位も素直に応じた。
さて、一方死んだ亀田君はというと…
「ああ…おいらは死んだでやんすか…」
亀田の幽霊は愚痴を言いながら大空を漂っている
「それもこれも小波君のせいでやんす!小波君がおいらを甲子園に連れて行ったからでやんす!」
まったくの逆恨みである
「折角だから小波君に嫌がらせをしてやるでやんす!」
亀田が小波に向かっていこうとすると・・・
「お待ちください!」
「やんす!?」
誰かが亀田を呼び止める。
亀田が後ろを振り向くと一匹の悪魔がいた。
「あ、あんたは・・・」
「あっ、申し遅れました。私・・・」
「みなまで言わなくて良いでやんす!もしかして…伝説の悪魔って奴でやんすか!?」
「はい、先ほどの貴方の叫び、聞かせていただきました。」
悪魔はこれ以上のない笑顔を浮かべている。
「それは丁度良かったでやんす!悪魔!あの男を困らせてやるでやんす!」
「・・・それは契約ということですか?」
「そういうことでやんす!」
亀田は胸を張っていった。
「では、困らせてあげるとしましょうか…」
悪魔は頬を吊り上げて邪悪な笑みを浮かべた。
ええ、困らせてあげますよ。貴方をね…
続く!
以上です
マリコをだせとかみなこはどこだとかのり・・・ゲフンゲフン
まあ、そういう事はあまり考えていません
気が向いたら一話を書いて投下させていただきます
129 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 18:04:56 ID:G3/1HsXP
とてもGJです!
GJ
明日香好きなんで期待
131 :
カオス作者:2009/08/02(日) 22:48:39 ID:5s9Hga0Q
今日突然wimaxが不通になりネットができなくなりました(´・ω・`)
残念ですが無期限延期です
ひょっとしたらひょっこりつながるかも
>>131 なん…だって……
仕方ない、まとめサイトを読み尽くしてくるか。
>>132 気に入ったのがあれば是非感想をつけていただきたいです
>>128 GJ。冒頭でようこ先生が出てきたからそっちに期待しちまったw
ようこ先生は教師姿・ポニテ・40代どれもかわゆすなあ
40代がポイントになるとは凄まじいな
ババアはババアだよ
>>127 GJです。これから先がどうなるか気になりますね。続き待ってます!
1主「(生徒と教師の禁断の恋愛をしちゃ)いかんのか?」
そらそうよ
(攻略不可能で)すまんな
別にいらないだろw
週末あたりにようこ先生で一本SSを書きたい。
テラ期待してる
147 :
カオス作者:2009/08/04(火) 23:43:02 ID:c3sPB6oF
にゃんとかかんとかネット接続を確保したので、
明日あたり投下しますねー
wktkしてくれた方嬉しかったです
148 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:32:14 ID:Lkfuzt9p
明日になったからかきこむお
149 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:40:50 ID:Lkfuzt9p
千葉成田空港。
2月中旬のある晴れた日。
どこかの国のなんとかとか言う人が恋人たちの間を取り持った咎で、えらい目にあった日の翌日。
五波を見送ろうと集まったファンの数は開港以来最大となった。
けれど、その中に五波が一番会いたかった人はおらず。
去年の同じ日に心に決めた指輪を空しくカバンに入れたまま、五波は朝一の便で機上の人となった。
押し合いへし合いのなかで、3つのNOを唱えながら突撃していた女がいたという目撃談があったが、
今回の話にはまったく関わってこない。
あまりに長い成田からNYへの旅の中、隣と大きく隔てられたファーストクラス。
両隣の席は空席で、後ろとも大きく隔てられて、五波の姿は占有スペースにすっぽり隠れて見えない。
豪奢で柔らかな椅子に体を預けながら。
五波は寂しそうに、悲しそうに指輪を眺めていた。言葉と祈りを奪われた聖人のような眼差しで。
機内サービスのためスチュワーデスが通り過ぎ、声をかける。
それにも気づかずに、黙然と指輪を眺める。
150 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:41:46 ID:Lkfuzt9p
>>149 これ間違いです・・・・
も一度最初から。
タマちゃんが姿を消してからお正月までに。
五波のメジャー移籍はとんとん拍子で決まり、日系企業が最近買収した東海岸球団に移籍することが決定。
流石に日本の6冠王、移籍金含めた契約総額はアジアの小国の国家予算に3倍する額になり、これもまた五波の人気を増す結果となった。
だがしかし、五波の顔はうかない。
背中がすすけ、匂いもどこか負け犬。
タマちゃんがいるときにだけ生える(気がする)尻尾もしおれている。
「はぁ〜・・・うつだ・・・」
タマちゃんが姿を消して以降、これが口癖と化していた。
流石にプロなのでファンの前、球団関係者の前、メディアの前では、SHINJOYさん並の明るさでいるのだが、一人で広い広い寒々しい部屋に帰った後、部屋の隅っこで膝を抱えながら、ため息をついて・・・
暗い・・・
一人になるとこのテンション、ろくすっぽ練習しないままの年明けとなり、コンディションは最悪。
バッドステータスが全部ついたような五波はもちろん練習も出来ず、
自主トレもしないまま、メジャーキャンプへ突入というとんでもない事態になってしまった。
151 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:42:52 ID:Lkfuzt9p
千葉成田空港。
2月中旬のある晴れた日。
どこかの国のなんとかとか言う人が恋人たちの間を取り持った咎で、えらい目にあった日の翌日。
五波を見送ろうと集まったファンの数は開港以来最大となった。
けれど、その中に五波が一番会いたかった人はおらず。
去年の同じ日に心に決めた指輪を空しくカバンに入れたまま、五波は朝一の便で機上の人となった。
押し合いへし合いのなかで、3つのNOを唱えながら突撃していた女がいたという目撃談があったが、
今回の話にはまったく関わってこない。
あまりに長い成田からNYへの旅の中、隣と大きく隔てられたファーストクラス。
両隣の席は空席で、後ろとも大きく隔てられて、五波の姿は占有スペースにすっぽり隠れて見えない。
豪奢で柔らかな椅子に体を預けながら。
五波は寂しそうに、悲しそうに指輪を眺めていた。言葉と祈りを奪われた聖人のような眼差しで。
機内サービスのためスチュワーデスが通り過ぎ、声をかける。
それにも気づかずに、黙然と指輪を眺める。
152 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:48:35 ID:Lkfuzt9p
心ここにあらずという言葉を体現したかのような姿。
心と体を分離することが、剣の極意という流派があるというがまさにそういった境地。
まあこの場合だと、意識せず死ねてラッキーというところが関の山か。
心が霧散した様子の小波を現実に引き戻した、スチュワーデスの一言。
「お客様。ただいま、当機は日付変更線を通過いたしました」
五波はひとりごちる。
「ああ、そうか。アメリカだと今は14日なんだな・・・」
軽く目を上げて。
声の主の顔を見た。
五波は
叫ぼうとして。
口を大きく開けたところに。
タマちゃんの。
迅雷コーチの手ぬぐいが押し込まれた。
153 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:49:38 ID:Lkfuzt9p
押さえた静かな声で、タマちゃんは
「静かにしろバカモノ!」
こくこく
じー
「む・・・その目はどうしてここにいるのという目だな!?」
こくこく
「私もメジャーのコーチになったのだ!」
フルフル
「これは夢だなだと?」
こくこく
「バカモノ」
つねつね
ひりひり
「わかったな夢でも嘘でもないぞ!しかもお前と同じ球団だぞ!」
ニパニパ
「・・・その顔はよせ・・しかしお前は話せないのか?」
ムキー!(タマちゃんが口をふさいだままなんだよ!)
「・・おおすまんすまん・・」
顔を赤らめた理由はボケが恥ずかしかったのか、それとも再会の喜びでボケてしまったことが原因なのか。
「むータマちゃんひどいよ・・・そういう考えなら教えてくれればよかったのに・・・」
いつもの怒り顔のグラの五波。声を潜めているから迫力はないけれど。
ちょっと眉を顰めたグラのタマちゃん。
「うむ・・いや・・うまくいくかもわからなかったからな・・ダメだったときにお前の夢の重荷になりたくなかったのだ・・・
流石にホッパーズのようなことはないと思っていたのだが・・・オーナーに気に入られて即採用されたのだ」
「・・・忍者スタイルで?」
「うむ・・・」
「ハリウッドのスカウトだったんじゃないの?いまだに日本語が不自由な人のお父さんみたいに。
タマちゃん英語わかるの?」
「バカモノ!」
ぽかぽかり
154 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:52:46 ID:Lkfuzt9p
とはいかず。
五波の腕の中に抱え込まれ。
「ダメだよ・・鈴霞・・・大声出しちゃ・・・」
右手を上げてライトを消して、カーテンを閉めて。
更に周りからの視線を消し去って。
椅子を倒してベッド代わりに。
鈴霞と呼ばれると、自然とスイッチが入る体に調教されてしまったタマちゃん。
釣り目気味の目に淫蕩な色が混じり、柔らかですべらかな頬を薄く血の色に染めていく。
「五波・・・」
他の誰にも利かせたことのない声で小波の耳に優しく言葉を届ける。
五波は鈴霞の体を強く抱きしめ、久しぶりの感触を胸いっぱいに堪能した。
二人だけの時間はカップヌードルが延びきる時間より長く、麺が蕩けるくらいの長さ。
淫猥な時間が終わり。
五波の上に倒れこむ鈴霞を優しく起して。
「鈴霞・・・これ・・バレンタインのプレゼント。アメリカに着いたら結婚しよう」
鈴霞の目から涙が毀れる。
「去年のバレンタインに決めてたんだ。来年のバレンタインに結婚を申し込むって。」
乱れたスチュワーデス姿のまま五波に抱きつき。
「俺、本当にメジャーに挑戦してよかったよ」
最高の笑顔で五波は笑う。
「だって告白のチャンスを二回持てたんだからね!」
God's in his heaven. All's right with the world
神は天におわしまし、世の中なべて事もなし。
ハッピーエンドだけど続く
155 :
カオス作者:2009/08/05(水) 00:59:36 ID:Lkfuzt9p
予告(嘘もあるよ!)
NY球団オーナー室
「なあ・・・維織さん・・・」
「なに九波君・・・」
「流石に・・・NYコビトカバズはどうかと・・・」
「?どうして?」
「いや・・・だってカバだよ日本語だよ?」
「かわいい・・・けどほんとは別の名前がよかった・・・」
「今からでも遅くはないからそっちにしよう!」
「九波君が言うなら・・・じゃあNY九波ズ」
「コビトカバズいいよね!俺もコビトカバ好きだからね!今年もリリーフエースとしてがんばるよ!」
「・・・どうして・・・・?」
156 :
カオス作者:2009/08/05(水) 01:00:54 ID:Lkfuzt9p
LA リトルトーキョー
「リコ・・・どこにいるんだ・・・」
ざわざわ・・・
「しかしあの緑髪すげえぜ・・」
「ワンナウツをアキカンでやるなんて・・」
「・・・リコしかありえん・・・」
「・・・しかし日本人がぜんぜんいないぞ・・・」
JAPAN 某所
「追い出されちゃいましたね!お兄ちゃん!」
「追い出されたわね・・・八波君・・・」
「いやだって・・・」
「大丈夫です。住所不定無職でもお兄ちゃんはお兄ちゃんです!」
「大丈夫よ。もともとダメ人間だったんだから・・・」
「人の話を利けええええええええええええええええええええ」
完成は未定。
発表も未定。
今回の省略が読みたい方はベッドの上でびっくりするほど(ry
馴れ合いうざい
>>146 いらんだろ
1は年上枠みなこがいるしマリコや紀香みたいなネタキャラにもなれないし
病弱キャラは明日香がいる
うわあ、なんだか(スレの流れが)凄いことになっちゃったぞ
過ぎたるは及ばざるが如し
なんだこの流れは・・・・たまげたなぁ・・・
SS書くのって練習が必要なんだな。うん
作品以外の部分で損してるな、ってのが率直な感想かな
まあ、ドンマイ
見ない間にずいぶんとランナーズハイっぽくなってるなw
なんだこの空気w
167 :
綺寥:2009/08/05(水) 13:49:46 ID:ZorJfacx
こんな屑がいるなんて信じらんない。スレが汚れるから消えろ!(爆烈漆黒瞬滅剣!)
>>156 俺あなたの書く5主好きだよ
贅沢いうとエロが欲しいけどねw
169 :
綺寥:2009/08/05(水) 14:12:31 ID:ZorJfacx
エロがないならよそでやれや。そういうのいらないんだぜ?
作品以外の部分で損してるって意見には同意。
自分の頭の中味を晒している事への照れなんだろうね。
大丈夫、それ乗り越えたら気持ちよくなるぞw
夏だなぁ
夏だねえ
173 :
綺寥:2009/08/05(水) 14:51:04 ID:ZorJfacx
誰か抜ける作品書いて
今年の夏こそは!!
その意気込みで挑んだ甲子園地方予選だったが、ヒーロー率いる花丸高校に決勝戦で敗れてしまった。
自分が監督に就任してから、名門パワフル高校は甲子園に出場していない。
これはそろそろ監督交代の意見がOB会や理事会からも出るな…。
そのことを考えるだけで、年齢の割りには薄い頭から、また1本髪が抜けるのであった…。
175 :
綺寥:2009/08/05(水) 15:24:05 ID:ZorJfacx
くたばれ、そういうのじゃなくてエロを求めてんだよ!
>>174 水原かw
そういえば7にもちゃっかり登場してたな
「む、お嬢様から緊急連絡です。小波君、少し海外へ行き旅行中のお嬢様にごちそうを作らないいけないみたいですぞ。」
城田がチームから抜けてしまった
ネタで書いたのにミスがあった死にたい
夏だなぁ……一度潰しても虫は何度でも湧いてくるのか
やんなっちゃうねぇ、ホント
『9回の裏2アウトランナー2・3塁、花丸高校が二十六学園対してに1点のビハインドで打席には4番小波。カウントは2−2、ピッチャー宇乱くん、第8球目……』
カキイィン!!
『小波打ったぁ! 打球は外野深くヘ、センターとレフトが懸命に追います! 抜けるか!? 抜ければサヨナラ、捕られればゲームセットです。 どうだ、抜けるか、抜けるか……抜けたぁ!
花丸高校、主将小波くんのサヨナラタイムリーが左中間を抜けて逆転勝利です! いやぁ、それにしてもよくアソコが抜けました!』
「はぁ、はぁ・・・」
暗闇の中、女の荒い息遣いがこだまする。
「あぁ、もう駄目・・・」
顔は火照り、体中が熱い。
「このままいければ最高なのに・・・」
今の状況は女にとって最高に刺激的だ!!
「いたぞ!こっちだ!」
「やばー、見つかったわ。(わかっていたこととはいえ・・・、暗殺者ギルドを抜けるのってたいへんねぇ・・・)」
女の逃亡生活は続く・・・
おいおいお前らフリーダムすぎだろ
この流れは評価されてもいいと思った
174、180の作者(といえるほどでもないですが)です
ちょっと、良いことがあって気分が良かったので、遊んじゃいました
反省はしてます
あ、180は
「いたぞ!こっちだ!」
「やばー、見つかったわ(わかっていたこととはいえ・・・、暗殺者ギルドを抜けるのってたいへんねぇ・・・)」
の会話を適当に変えていただくと、たまちゃんVer、白瀬Ver、カズVer、他をお楽しみいただけます
184 :
綺寥:2009/08/05(水) 18:35:43 ID:ZorJfacx
いい加減にしろ!
まともな作品を書け!
>>184 『抜ける』作品を所望したのはあんただぜ?
さ、満足したら未成年はとっとと帰りなさいな、坊や
ゴミ虫が湧いてるせいでSSが投下できないんだが。
誰か通報してくれ
俺に伝えてどうすんだよそんなこと
ゴミは無視したらいいんだよ
やっぱ夏休みだな、みんなフリーダムだね。オジサンついていけない・・・
ずっと前から話題に上がってたりするんだけど
「8主×友子×9主×武美」
を書く人はいないんかな。
夏ガキはいちいち相手にしないで、総スカンかまして干してやりゃいい
荒らしはスルー これ基本な
>>190 ス・・・スワッピング?
194 :
綺寥:2009/08/06(木) 01:33:06 ID:F+WdRBTf
使えねぇぜ。俺はオナニーできる作品を投下してほしいんだよ。(真・魔空連弾!)
8主、真央と武美を寝取る
196 :
綺寥:2009/08/06(木) 01:43:44 ID:F+WdRBTf
エロは未だでしょうか
8主は超人だからどうかな
>>193 あれは荒らしじゃなくて真の荒らしに対しての皮肉だと思われ
アレはわかっててやってるだろ、確実に
200 :
綺寥:2009/08/06(木) 09:47:59 ID:F+WdRBTf
オナニーできる作品を募集中
通報しました
202 :
綺寥:2009/08/06(木) 15:13:22 ID:F+WdRBTf
紫杏でエロいの書いて
このスレも終わったなww
綺寥が鬼鮫に掘られるss書いて
さすがの鬼鮫コーチも蛆虫は掘りたくないそうです
需要ないキャラ開拓したいなあ
日出子とか弓子とか
すまない、需要はあったんだ。安心した
>>208 弓子が需要ないとかお前は何を言っているんだ
日出子は?w
あんたバカ?
>>190 「8主×冬子×9主×維織 」も見てみたい!
「鬼鮫×任月×台場×統道」も見てみたい!
夏菜に後ろから体の動きを抑えられて、リコに性的な刺激を味わらせられる…ってのはどう?
もしくは、右腕をユイ、左腕を夏菜が担当してry
218 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 00:10:13 ID:72H1AFye
フタエノキワミ、アッー!
220 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 00:41:58 ID:1zibvJJM
リコを11裏主がいじるというのは・・・?
「アアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
サイレン音が高らかと鳴り響く。
(あぁ、結局甲子園は無理だったわね…)
スコアブックに最後のバッターの結果を記録しながらこの3年間を思い出す。
名門、古豪、強豪そういったフレーズとは一切縁の無い学校であったが、そつの無い野球とチームワークが売りのチームだった。
和気藹々、時には仲が良すぎるのではと思うくらい統率の取れたチームで、連年それなりの結果を残してきた。
そんな中でも特に今年の夏は、弟の雄二とキャプテンの小波くんの二遊間を中心に守り勝つ野球で、やまのみや高校実に17年振りとなる決勝戦進出という快進撃を見せたが、最後は課題の攻撃力の弱さを露呈し敗れてしまった。
やはり甲子園出場ともなるとそう甘いものではないらしい。分かってはいたが思わず涙がこみ上げる。
グランドでは、泣き崩れる選手たちを小波くんが抱きかかえながら起こしている。彼が1番泣きたいだろうに…、そう言えば中学の時もそうだった、自分のことよりもまず周りを心配する。彼の良い面であり、悪い面でもある。それを思い出す。
そうだ、私が泣いてちゃ駄目だ。挨拶や後片付け、後輩たちへの引継ぎ等等、マネージャーとしてやるべきことはまだまだある。
しっかりしろ、弓子!!、そう自分に渇をいれる。
数日後行われた打ち上げの帰り道、小波くんと2人きりとなった。どうも、雄二や他のチームメイト達が気をきかしたつもりらしい…。しかし小波くんは相変わらず気のきいたことも言えないようで、仕方なくこちらから尋ねる。
「キャプテンはこれからどうするの?」
「うん、野球推薦の話がきてるから、大学にいって野球続けようと思ってる。それから、もうキャプテンじゃないから」
「そうなんだけど、中学の頃もそう呼んでたし、それに次のキャプテンの雄二なんかよりよっぽど頼りになるし…、何で雄二を指名したの?」
「そりゃ…、あいつの、野球に対する…ひたむきさ…、かな…?」
「雄二の場合はひたむきって言うよりかは、ただの野球馬鹿のような気がするんだけど」
「それは俺も一緒だよ、中学高校6年間ずーっと野球一筋。おかげで彼女の1人も出来なかったし…」
やはりこの人は鈍いようだ、(ただ気づかなかっただけじゃないのかしら…)とつぶやく。しかしやっぱり聞こえてないようだ。はぁ…。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか
「結局、弓子とは6年間一緒だったわけか。マネージャー、よく続けたね」
「野球好きだったから。小さい頃は雄二より上手かったんだからね。それに皆カッコいいじゃない、あこがれ…かな」
「あこがれか、もしかして好きなやつでもいたのか?」
(えっ、もしかして…)まさか、気付いてたの?いやいや、小波くんに限ってそんなはず…
「やっぱ小杉か?ピッチャーってもてるもんなぁ」
………、
駄目だこりゃ…。
自宅近くの神社を通りかかると聞き慣れた音がする。
「おっ!雄二、素振りしてるのか。俺にもやらしてくれよ」
「勿論、いいすっよ!」
雄二のバットを借りると彼は素振りを始める。
「相変わらず良い音、良い音させるすっね」
「雄二、私達より後から出たんじゃなかったの?」
「姉ちゃん達がゆっくりだったんすよ。俺は2人のじゃま、じゃまをしないように帰ったす」
自分でも赤面したのが分かった、しかし素振りに夢中の彼にはやはり聞こえていないようだ。はぁ…。
「ふう、良い汗かいた」
「さすがキャプテンっす」
「おいおい、キャプテンはお前だろ。全く姉弟そろって。とにかく野球部を頼んだぞ、雄二!」
「まかせるっす!練習して、練習して甲子園に行くっすよ。先輩も姉ちゃん、姉ちゃんのことをよろしく頼むっすね!!」
「ん?弓子?何のことだ?」
「………、姉ちゃんも先がおもいやられるっすね…」
本当に…。
まだ練習を続ける雄二を置いて、私達は歩き始めた。
「そういえば弓子は就職するんだってな」
「うちは両親がね…、雄二の面倒も見ないといけないし」
「そうだったな、ごめん…。で、どこにいくの?」
「ドリルコーポレーション、だからもう会えなくな…」
「あっ、モグラーズの親会社!?」
私の言葉をかき消して大声で叫ぶ。本当に野球馬鹿だ…。
「じゃぁ、この辺で」
「気をつけてな」
「うん、ありがと。………、あのね、小波くんがカッコよかったんだよ。中学の時からね」
彼のほほに唇をあてる。
何がなんだか分からず立ちすくむ彼。ばいばい………。
ドリルコーポレーションでの日々はとても忙しいものだった。
それでもようやく慣れてきた頃にドリルトーイ社長の秘書に配置換えとなった。
あまり大声では言えないが、社長の力量に疑問が…。その為、彼のサポートは膨大でとても激務であり、忙しく恋する暇もなく時間が過ぎていった。
小波くんは大学で野球を続けているといううこと、プロ入りするらしいということは聞いていたが卒業以来顔を合わせていない。
あぁ、やっぱりあの時…。
そんなある日、勤務時間終了後に社長とどうしても打ち合わせが必要な案件が生じてしまった。
たしか今日は大学時代の友人と食事をすると聞いていたが店までは把握していない。
仕方ない、しらみつぶしにあたってみるしかないか。
社長に連れられて行ったことのある店を何件か探し、ようやくとあるバーで社長を見つけた。
バーでは社長ほか数人が楽しそうに飲んでいた。できることならば邪魔をしたくはないがしかしこれも仕事、と割り切って声をかける。
「あ、社長!ここにおられましたか。明日の会議のことで、政府のかたがお話しがあるとのことです」
「ちぇっ」
不満そうな表情を浮かべる社長、と、その時懐かしい声が聞こえた。
「えっ、弓子?」
思わず声のした方を見ると、1人は社長の友人だというモグラーズの選手、そして…
「!(小波君?)」
まさか、こんなところで彼に遇うとは…。プロに進んだとは聞いていたが、まさかうちの球団だったとは知らなかった。
動揺を気取られないように社長を促す。
「さあ、社長。行きましょう」
店から出ると思わず笑っていたようだ。
「何だ、何かおかしいか?」
「いえ、何でもありません社長」
何という偶然だろう。最高に気分が良い。
とりあえず、延長戦開始!!ってとこかな、
いや学生時代は試合が始まっていなかったから、
プレイボールッ!!
果たして需要があったのか?
弓子と2主の高校時代そして再会です
エロ無し、笑い無し、涙無し…
てか、主人公鈍すぎwww
需要ないとか言ってごめんなさい。リアル投下ありがたいですほんと。
GJですまじで。需要ありまくりでした。
>>224 GJ!「アアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!」 のとこで笑ってしまったw
これは貴重な弓子枠
お見事でやんす
228 :
深江:2009/08/07(金) 13:13:11 ID:Sjb6vJKc
弟がすんません。よくいって聞かせましたんで。
作品は悪くないですがエロが足りないですね。
229 :
深江:2009/08/07(金) 13:19:38 ID:Sjb6vJKc
触発されたんで僕も何か書きたいです。エロだから期待しててください!
とりあえず18歳未満は帰った帰った
232 :
深江:2009/08/07(金) 13:37:04 ID:Sjb6vJKc
弟と間違えてますね。僕は19です。
その自信はどこから湧いてくるんだか…
よく考えたら2主と雄二は5歳くらい差があったような…
気のせいだな!
夏といえば?
>>234 すいません、その通りですwww
書いてる時は記憶を頼りにしてたので、
高校の後輩、一緒に神社で練習、主人公の1年後にプロ入り、年俸数十倍、等から高校の1年後輩と勘違いしてました
11の雄二のプロフとパワポケの年表を照らし合わせると、高卒でプロ入りしてるんですよね
調べが甘くて申し訳ありませんでした
237 :
深江:2009/08/07(金) 14:17:07 ID:Sjb6vJKc
こういうのって困るよね、ちゃんとしてくれないと。しかもエロくないし。
>>236 いやいや、気にしませんよ!
二人の二遊間ってすごく燃えますしw
>>237 君のSSだけマジつまらん
誰も期待してないから投稿しなくていいよ^^
スルーするより叩き潰すべきかもね
本格的名池沼だよ
カタリかと思ったんだがどうも本物くせーんだよなあ
面白くもなんともない台本形式といい文章の書き方といい
前スレの573から既にアホだし
リコに搾られる11裏主や、高科姉妹にレイプされる10主のネタが浮かんだ
まあ、需要があるかどうかは否だけど
需要ないわけないだろ
とか言ってもらいたいの?
需要がないのなんてのりかとサイコミュとムーミンくらいだろ
えっ
後眼鏡キャラ
まあ、のんびりといきましょう。
一番色っぽいキャラは瞳さんだろう
はぁ幸恵さんだろ
>>221 弓子ものGJだな
ただ2主と5主は同じ年だが小杉は3歳下
>>248 寺岡も朱里も彩さんも可愛いやん!
あれ? 何か忘れてる?
>>252 お前…また日出子を…
五十鈴が一番色っぽく思えるなあ
なんでだろ
需要がなければ書かない、というのもおかしい。
書きたいから書く、見せたいから露出魔的にうpする。そんなもんだろう
前までは職人が神ばっかだったからな
11が出てから長いし今はスレも充電中みたいなもんだろ
だが
>>224にはGJと言わざるを得ない
256 :
深江:2009/08/08(土) 09:31:54 ID:q72H0vHd
僕が掘られるSSはまだー?
wikipediaとか見てもキャラの詳しい情報って意外と載ってないんだよな。
SS書いてる人ってどこでそういうの把握してるの? 攻略本とか?
普通に攻略するだけで基本的なのは大丈夫だし、
プレイしたのが昔すぎて忘れてるなら再プレイすればいい
イベント全部テキストにするって手もあるけどお勧めはしない
由紀ちゃんはムッチリ
智美はスレンダー
明日香は可もなく不可もなく
って感じなんだけど反論とかある?
明日香は病気のせいで全体的に小さめと予想
由紀のムッチリは同意
みなこは爆乳
アレ、もう一人いたかな…
好きなキャラの身長や3サイズまで予想してしまう……
みなこの巨乳説は主人公がふざけただけじゃなかったっけ
免許証に3サイズは書かないしw
>>256あんたが書き込むのが
イラつくんだが、
スレが腐るんだが、
見え見えのの嘘がわかるんだが、
非常に迷惑なんだよな。
最近カズのトゥルーエンドを妄想しすぎた反動で
逆に鬱展開の電波しか受信できない…どうすればいいんだろう
>>264 お前みたいに構う奴の方がイラつくしスレが腐るんだが
半年ROMれカス
そんなことより真央の話しようぜ
断る
そんなことより先生の話しようぜ
ようこの病弱設定ってなんか意味あったのか
劣化明日香にしか見えん
胸を揉んだ罰として、アッー!な事を紫杏社長におしおきされる11主を希望
ようこ先生は死亡エンド予定だったが、開発スタッフ内で人気が出たため入院エンドになったんじゃなかったっけ。
あのエピローグが墓石参拝でも違和感ない展開だったし、
亀田の死亡エンドの唐突さからもおそらく真実
たこ焼き盗み食いイベントでようこ先生に萌えたなぁ
10で再登場した時のようこ先生もなかなか…
ところでここは鬱なSSも大丈夫な感じ?
脳内妄想を文にしてみようと思うんだけど
>>46 生徒のもの勝手に食べてしかもその罪他の生徒になすりつけようとしたのに?
>>47 ただのおばさんだろW
鬱なSSってどんな感じになるんだろ
期待!
おばさんいいじゃない
ホラ、愛ちゃんも・・・
申し訳ないがおばさん愛ちゃんはNG
2では可愛かったんだけどな
ガードが堅い童顔だったのに、不倫中のピザとか変わりすぎ
8くらいの日出子が一番好き。
日出子のSSないな…
のりか除いて最年長彼女候補かねぇ
11では29だっけ?
2では小学生だったのに……倉刈一家も2の頃からスタッフに愛されてきたよなぁ……。
>>289 つ ヒヨリン
親切高校のあの先生とか実は死んでいたピンク髪とか博士の娘とかも
考えようによってはのりかより年上の彼女。
陸手先生は彼女候補じゃねーだろw
それにと知り合ったのは貴子は死んでからすぐじゃなかった?
日出子SS書きたいがシチュが思い浮かばん。
>>292 貴子が死んだのは4月くらいだったかな。
日記がそのくらいから途絶えてるって言ってたし
まあどうでもいいけど
貴子じゃなくて葉月じゃない?
>>295 うわあああそうだな!間違えたごめん恥ずかしい!
実は死んでいたピンク髪って二人いるねw
貴子と夫婦の営みをしたい
299 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 14:25:51 ID:PMMO0UH0
お盆に葉月が帰って来て、五月に憑依して主人公とやるってシチェのSS誰か書いて。
前スレの668は元気だろうか?
挿絵を描いてくれるといっていたが・・・
10主と紫杏のssを作ろうと思うのだが
ここで投稿していいか?
いいよ
むしろ大歓迎
わかった
それじゃ頑張って作ってみるよ
なんだか違和感というか既視感が……
本当だ
キャラまでも
だけど口調は違うから大丈夫。なはず。
なんだ、俺と同じ事考えてるやついたのかw
307 :
265:2009/08/14(金) 19:09:12 ID:hSC7Ic93
以前レスしたカズのSSがほぼ完成したので前半だけ投下します
やたら長いし鬱というかただの凌辱ものになりましたが、
それでもおkという方はご覧ください。
「キズモノ」
「朱里〜、おるかぁ〜?」
「…なんだ、またアンタなの」
聞こえてくる足音が敵ではないとわかり、朱里は銃を下ろした。
ツナミグループの誕生から半年ほどたち、裏の世界の戦争は終結した。
近頃ではあんなに頻繁に襲ってきたサイボーグ兵も全く姿を見せなくなり、
そのため、カズ達正義の味方は隠れ家で束の間の平和な日々をすごしていた。
そんなある日、カズは唯一のお出かけ先の廃ビルで朱里と話していた。
「んー…ちょっと左耳の聞こえが悪いわね…もう寿命かしら」
「さぁ…老けたんとちゃうん?」
この時間にはよく朱里はラジオを聞いている。
もう追っ手も来ないのだし、直接球場に応援しに行ってやればいいのに。
「な、なんであたしがわざわざアイツの応援なんか…」
…こんな調子で、朱里は未だに意地を張って廃ビルから出ようとしない。
(やっぱりアンタはずるいなぁ)
「何がよ?」
聞こえていたらしい。…どうやら、寿命なのは拾ってきたラジオの方のようだ。
「…会おうと思えばいつでも会えるのに」
ややうつむきがちにカズはつぶやく。
「別にアンタだって会いにいけばいいじゃない。…まだ好きなんでしょ?」
「そうやけど…」
そう言って、カズはジャージの袖をまくった。
「…こことか…キズ、残ってもうたし…」
「あと…こことこっちも…」
彼女が指さしているのはは両腕、腹部、左腿。
それぞれに刻まれた、痛々しい傷痕だった。
「こういう時は、サイボーグのほうが便利でええなぁ…」
カズは朱里のほとんど人のものと変わりない、いやむしろ人並み以上にキレイになった肌を見ながら言った。
「だったら博士に改造してもらえば?…やめた方がいいと思うけどね」
あえてぶっきらぼうに返して、朱里は続けた。
「アンタらしくないわねぇ。そんな事でクヨクヨ悩むなんて…
アイツもそんなの気にするほど小さい男じゃないでしょ?」
気にしてるのはそこじゃないでしょ、と朱里は内心ため息をつく。
「…そーやけど…でも…」
そう、小波はそんな男じゃない。…少なくとも自分の知っていた小波は。
小波はいまやただの野球バカではなくなった。
プロ野球選手としてデビューし、1年目にして新人王を獲得し、
いまや所属するチーム内でもその存在は欠かせないものになり、
期待の新人、スーパールーキー、
おおげさな解説者は「これからの野球界を背負って立つ存在」とまで
彼を評している。
そんな輝かしい選手生活を送っている彼なら、
声をかけずとも女はホイホイ寄ってくるだろう。
つまるところカズの悩みの種は主に「小波が他の女性に心奪われてはいないだろうか」という点であり、
傷の件は彼女を不安にさせる要因の1つと言った方が正しいだろう。
…当の本人も自分の本心に気づけてはいないようだが。
とにかくそれを見抜いた朱里は、なんとかカズに自信をつけさせようとしているのだが…
(こういう所は、女の子なのよねぇ…)
「うぅ…なんであの時、「こんな傷ツバでもつけときゃ治る」ですませたんや…
応急処置ぐらいはってリーダーもいってたのに…そういえばあの時も…」
一人負のループに陥るカズを尻目に、応急処置と聞いて、朱里は思うところがあった。
(そういえば、いつものコンビニの近くに小さい診療所が出来てたわね…)
(あそこなら通りから離れてて目立たないし…なによりこうでもしないと立ち直りそうにないし…)
本来なら、目立つ上に一番危険視されているカズをあまり外出させるべきではないのだろうが。
「ここ、行ってみれば?」
そう言って、拾ったチラシをつきだす。そこには、数日前にできた診療所の広告が載っていた。
…効果はてきめんだった。
「そうや!ケガしたら医者のセンセに見てもらえばええんや!」
前言撤回、これのどこが女の子だ。どちらかといえばアホの子だ。こういう発想は全く無かったのだろうか。
…まあそれだけ、カズ自身も人目につかない方がいいと自覚していたのかもしれないが。
「よっしゃ、じゃあちょっと行ってくる!」
言うやいなや、カズは階段を駆け下りていった。
「ちょ…待ちなさい!診察券とか、いやそれ以前にお金とか…」
「大丈夫!ルッカがカードとかよくわからん国のお金の入った財布落としてってくれたし!
いざとなったらアンタかリーダーに連絡するから!」
言い終わる頃には、すでにカズの姿は見えなくなっていた。
「はぁ…大丈夫かしら」
やっぱり後を追ってみようか、そんなことを思っていると、
(…おぉーっと、パワポケ選手、セカンドゴロに打ち取られました!)
「もう何やってるのよアイツは!!まだ3点差もあるのに!」
ラジオの音声に反応して、朱里は再び腰を下ろした。
まあ、カズなら多少トラブルがあっても最悪力づくで何とかしてくるだろう。
そう思い直して、今度は不甲斐ない彼氏の方を応援することにした。
「キズを治してもらって…、治してもらったらすぐに…♪」
カズははやる気持ちを抑えつつ、早足でチラシの地図通りに歩いて行った。
待ち続けた、小波との再会を想像しながら。
| ーーー(当医院は○○書店を曲がって右200m!)ーーー |
| ーーー(ーー大丈夫総合外科ーー)ーーー |
| |
| |
|___________________________________|
とりあえずこれだけです。
続きは今日か明日の夜になると思います。
読み返してみると前置きなげえ…orz
予想以上にズレが
続きを投下します
「次の方…南雲さん、中へどうぞー」
「…他には誰もおらんし、次やな…」
ここは、ミルキー通りのさらに裏通り。地元の人でも気付かないような町の隅、
ひっそりとした診療所の待合室。
一人そわそわしながら、カズは今か今かと順番を待っていた。
「…それにしても、親切なセンセーで助かったなぁ」
今部屋にはカズ以外の患者はいない。
というのも、受付時間を過ぎていて断られそうになった所を、中から出てきたまだ若い、医者
らしき男が入れさせてくれたのだ。
とにかく、他に人がいないというのは人目を気にしなくていい分
長身で目立ちがちなカズにはこの上なく好都合だった。
「さっきの人も、体に傷があったり…いや、ないか」
カズは自分以外にたった一人いた患者のことを思い出した。
その女性は作業着のまま思い詰めた表情をしていて、その姿からカズはどことなく自分と似たものを感じた。
まあ女性の方は長身でもなんでもなく実に女性らしい女性であったが。
もう一時間は過ぎただろうか、時計がないのでわからないが、ようやく前の女性が部屋から出てきた。
女性は診てもらう前よりいっそう思い詰めた、むしろ絶望したような表情で出て行った。
なんか悪い病気でも見つかったんかなと、カズは目で女性を追いながら思った。
あくまでここは外科なのだが。
「大江さん、中へどうぞー」
診察室にはいるとやはりさっきの男は医者だったことがわかった。
「それで、今日はどうしました?」
カズは腕の所の傷を見せながら、階段で転んだとか忙しかったので病院には行けなかったとか
傷の具合ととても不釣り合いな説明を繰り広げた。男はしばらく黙って頷いていたが、やがて深刻そうな顔で言った。
「なるほど、それならすぐにでも処置しないといけませんね」
「な、治りそうですか?」
カズは若干震えた声で聞いた。医者に手遅れと言われたら、もう望みは無いに等しい。
「何とも言えませんが、対処は早ければ早いほどいい。すぐに手術しましょう」
まさかいきなり手術するとは思わなかったが…医者が言うんだからその方がいいんだろう。
とカズは言われるまま地下の手術室へついて行った…
手術室。
カズは中央のベッドに腰かけて、準備があるからと言って出て行った医者の男を待っていた。
…他に看護師はいないのだろうか。
それとも、本来診療時間ではないため皆帰ってしまったのだろうか。
その疑問と、無機質な手術室の空気がカズを不安にした。
「いや、お待たせして申し訳ない」
数分後に男は戻ってきた。
「なにぶん、時間の都合上他のスタッフがいないもので」
「あ…、えろうすいません」
どうやら後者が正解だったようだ。
男が準備してきたのはメスやガーゼ、いかにも手術といった道具が並んだカート。
カズはいよいよといった面持ちでそれを見つめた。
「さて、」
男は向き直って言った。
「まずはもう一度傷をみせてもらいましょうか?」
「う…はい」
カズは、服ーーといっても下着以外はTシャツとジャージだがーーを脱ぎ始めた。
傷は身体の各部にわたってあるため、全個所を見せるには下着姿になる必要があった。
「…これでいいですか」
さすがに恥ずかしくて、カズはうつむく。
いまや彼女の身体を隠すものは水色のスポーツブラに、清純さを絵に書いたような白いパンティーのみだった。
「…へぇ、いい身体をしているね。何かスポーツでもやってるのかい?」
男は遠慮なくカズの身体をみつめながら話しかける。さすがに耐えきれなくなって、
「あの…早く取りかかってくれまへんか?」
いくらなんでも、この格好は恥ずかしすぎる。そう思って、カズは男に催促した。
「ああ、そうだね…それじゃ、ベッドにうつ伏せになって」
身体の前側は隠せるぶん、まだそっちの方が恥ずかしくない。
そう思い、速やかにベッドに寝転んだ。ギシッ、という手術台特有の音が室内に響いた。
「それじゃ、麻酔を打つ前に軽くマッサージをするから。血流が悪いと、薬が効きにくいからね」
「っ…お願いします」
カズは少し驚きつつ答えた。やはり、男に触れられるのはまだ抵抗がある。
「じゃあ、いくよ……っ」
背中に男の手が触れる。最初は弱く。だんだんと押し込むように強く揉んでくる。
しだいに、男の指は腰のあたりまで降りてきた。恐怖と恥ずかしさで、触れられる度に身体がピクッ、と反応する。
「痛かったら、言ってくれよ?」
男が問いかけてくるが、もはや答える余裕などない。ただ、この時が早く過ぎるのを待っていた。
いよいよ、男の手はわき腹の傷へと伸びてゆく。
「…んっ…」
傷を指がなぞった瞬間、思わず声がでた。男は手を休めることなく、
「大丈夫かい?」
と聞いてきた。…こころなしか、声が楽しそうに聞こえるのは気のせいだろうか。
「っ…だいじょうぶ…ですっ」
羞恥心により、余計に触れられている場所が敏感になる。
腿に手をやられると、思わずひっと声が出た。
「やっぱり痛むのかい?…だったらやめた方がいいかな…?」
声を抑えようと必死のカズに、なおも男は問いかけてくる。
「だ…っ、いじょうぶ、です…っん!つ、つづけて…くださ…ぃ」
「マッサージ」はより広範囲にわたり、少々きわどい所まで手を伸ばしてくる。
(!っ…そんなとこまで…!?)
下着の辺りまではさすがに及ばないが、それでも体じゅうを撫で回され、
カズの顔は上気し、呼吸も少し間隔が短くなってきた。
いったいどのくらいの間耐え続けていたのだろうか。
ほんの十分程度の時間だったが、カズにはとてつもなく長く感じられた。
「…そろそろいいかな、では仰向けになって下さい」
「はぁ…はぁ…はい…」
やっと終わった、そう思いつつ仰向けになる。
…うっすら汗をかいていることに気づき、慌てて目をそらした。
「麻酔を打つから、しばらくは手足の感覚が鈍るので気をつけて」
全身麻酔じゃないのか。いっそ眠った方が楽なのに…
そんなことを思っていると、いつの間に注射されたのか、確かに、肩より下がじんわりしてきた。
「じゃあ、始めるけど…あんまり見てて気持ちのいいものじゃないし、目を閉じていたほうがいいと思うよ?」
慌てて、カズは目を閉じた。確かに切開したりするのだろうし、
見ない方が楽だろう。
カズは目を閉じている間、小波のことを考えることにした。
小波は今何をしているのだろうか。
今頃、遠くの球場で今日も観客を沸かせているのだろうか。
(早く…会いたいなぁ…)
もうすぐだ。傷が治ったら、すぐに会いに行こう。
(…小波に会うには、どっちに「落ちて」いけばええんかな?)
そんなことを考えていると、かすかに医者の手が腿のところにあるのが感じられた。
…かすかに…?
いや、はっきりと!?
がばっ、とカズは起きあがった…つもりだった。
動いたのは首だけで、あとは全く力が入らない。
「な、なにしてはるんですか!?」
男はちょうど、カズの下着に手をかけている所だった。
「ん?…ああ、やっと効いてきたか。反応がないから本当に痺れているのかと思ったよ」
痺れる、という感じじゃない。しかし力が入らず、胸の奥からどんどん身体が熱くなってきて、
神経が異常に敏感になっている。
「せっ…センセ、一体何する気…」
いや、言われなくてもわかっている。
とどめを刺すかのごとく、男はカズの上に圧し掛かって言った。
「男女が密室でするコトといえば、一つしかないだろう?」
カズの顔が青ざめた。親切そうに思えたこの医者の男も、
カズが恐れてきた、自分に危害を加えるものでしかなかったのだ。
驚くカズを気にも留めず、男はカズのブラを外しにかかった。
カズは身をよじって抵抗しようとするが、身体は全く動かない。
そして、とうとうカズの胸が露にされた。
「小ぶりだが…いい形だし、弾力もある。やはりこれ位が一番だな」
そう言って、男は両手でカズの双頭を揉み始めた。
「ん…あっ、やめっ…んん!」
カズは、思わず自分の耳を疑った。
(何やこれ…なんでウチ、こんなーーー)
触れられる度に、声が出る。まさかーー
322 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 00:41:32 ID:hGRwuLBz
「どうだい?いいだろう、この薬は?もうすっかり出来上がっているんじゃないのか?」
男の打ったのは麻酔薬などでは無かった。確かに力は入らないが、別の感覚がカズの神経を蝕む。
男は、カズの耳元で問いかけながら右手で胸を弄りつつ、左手で体中を愛撫してくる。
「そんなワケ…っ、な…いっ…んあっ!」
「無理は良くないな。…こんなに感じてるのに?」
「あっ…っっ〜!?」
男がうなじを舐め上げると、思わず背筋が震えた。
(嫌や…こんなの…感じたくなんかないのに…、)
「あっ、やあっ、こんな……や、むぐっ!?」
不意に男の舌が口内に入ってきて、突然の事にカズは抵抗できなかった。
「んっ…ぴちゃ、んあっ…うぅ…」
(そんな…小波以外の男と…こんな…)
唇を奪われたショックで、カズの思考が止まる。
男はそのスキを逃さず、カズの口内を蹂躙していく。
「んぐっ、ん…ちゅっ、んん…ぷはぁ…」
男が口を離すと、絵にかいた様な銀の橋がかかる。
呼吸を荒げて涎をたらし、放心しているカズの姿は、余りに扇情的だった。
男は満足すると、今度はぴんと立った乳首を舌で転がしつつ、
右手をまだ誰も触れたことのない秘所へと伸ばした。
「んんっ…そ、そこは…っ!」
「どうした?そっちも今さら止めたくないだろう?ここはすごいことになってるぞ?」
「い、や…あっ」
男はいやらしく笑いながら、くぱぁ、とカズの秘所を思い切り広げた。
濡れそぼったそこが糸を引いているのを、カズは見えなくても感じた。
(嘘…ウチのココ、どうなっとんねん…!)
花弁からは愛液が垂れ、狭い手術台を濡らしている。
「これで動かしたら、どうなるんだろうな」
男の指が微かに触れる、そのたびに、カズの身体は敏感に震える。
そして、男の指はついに秘所の中に侵入してきた。
「んああっ!あんっ、やっ、ひゃあん!」
男が指を出入りさせると、それに合わせて甘い嬌声が上がる。
もはや、カズは押し寄せる快感の波に抗うことができなくなっていた。
「はあっ、あっく…んんっ!あああっ!」
愛液が男の指とカズの花弁に絡み合い、くちゅくちゅと卑猥な音をさせる。
「あんっ、んっ!も、もうやめ…っんああっ!」
「なんだ…?もうイきそうなのか?」
カズの表情からそれを察すると、男は一旦指を抜き、そこに顔を近づけた。
「んっ…?ひっ…!!」
カズは突然目の前に現れたモノに思わず顔を背けた。
それもそのはず、狭い手術台の上で男の顔が
カズの秘所に近付いているということは、男のモノもカズの顔に近付く。
初めて見る男のモノに、カズは思わず目を奪われた。
(あれが男の人の…!あんな大きいのをみんな入れるもんなん!?)
カズの意識が男のモノに移ったその時、再びカズは快感に襲われた。
男が舌でカズの秘所を愛撫し始めたのだ。
「ひいっ!?あはあっ、やっ、な、なめちゃダメえっ!」
「近くで見ると壮観だな。…どんどん汁が溢れてくるじゃないか」
男は、舌で探り当てた小さな突起物を執拗に攻めてくる。
「ひゃん、ああんっ!へん、変にな…るうんっ!」
「そろそろか…ほら、いいから変になれよッ!」
さらに舌使いを激しく。水音が部屋中にこだまし、聴覚からも犯されている感じになる。そして、
「うん、ああっ、んああーーっっ!」
軽く痙攣しつつ、カズは遂に絶頂を迎えた。
「っはぁ…はぁ…」
体の熱はまだおさまらない。全身が熱にうかされ、頭がクラクラする。
でも、早く逃げないとーーわずかに残った理性が、必死で叫ぶ。
しかし、相変わらず身体が動く気配は無く、指先がわずかに震えるのみだ。
「いいイきっぷりだなぁ。前戯でこれなら、挿れたりしたらどうなるんだろうな…?」
男はくくく、とほくそ笑み、そそり立ったモノを花弁にあてがった。
「初めてなんだろう?触った感じでわかったよ…良かったじゃないか、きっと痛みなんて微塵も感じないぞ?」
「い、嫌や!それだけは!お願い、やめーーひぎいいっ!!」
カズの願いも空しく、男のモノは勢いよく処女膜を引き裂いた。
「う…あ…!いあ、いっ…抜いっ…て…」
破瓜の痛みに、或いは別のある思いに、カズの目からは大粒の涙がこぼれる。
「大丈夫、すぐ慣れるさ…、こんな風に、動き続けりゃあな!」
男は激しく腰を振り始めた。
処女であったにもかかわらず、血が混じった愛液が結合部の動きを滑らかにする。
「あ゛あっ!ぐ、うん、あっ、んんっ!」
男が腰を打ちつけるたびに、愛液が飛沫となって飛び散る。
カズは、痛みとは違う感覚が、再び襲ってくるのを感じ始めていた。
「あっ、あん、あは、はあっ、あああっ!」
「君を引きとめたのはやはり正解だったよ!
まさか処女で、しかもこんなにいい具合をしているとはね!」
男はカズの身体を反転させ、引き締まった尻を持ち上げる。
いわゆる後背位のかたちで、そのままモノを突き入れた。
男はさっきよりいっそう激しく腰を打ちつけ始めた。
ぱんぱんと小気味よい音がよりいっそう男を興奮させる。
「はあっ、はあっ、…いいぞ!最高だ…」
「んんっ、あっ、あん、あはあっ、やめ、てえ…ふああ!」
拒絶の言葉も、これだけとろけた声で言われては、男をいっそう駆り立たせる誘いにしか聞こえない。
「あはあっ、あっ、んぐっ、んっ、むっ、んあっ、んん…っぷぁ」
繋がったまま、男は再びキスをしてきて、無理やり舌を絡ませ、唾液を交換する。
カズの目は虚ろで、もはや何も考えられなくなっている。
「っはあっ、もうすぐ、出すぞ…っ」
男の体がわずかにふるえ、動きにスパートをかけていく。
「あはっ、ああっ、い…嫌や、外にっ…いぃん!」
一瞬言っている意味がわからなかったが、慌てて懇願する。しかしーー
「っっ!出るっ!!!」
「いやっ、あっ、…あああああーーっ!!!!」
ほとんど同じタイミングで二人は絶頂に達した。
男のモノからたっぷりと精液が注がれる。
膣内が満たされていくのが、カズにも感じとれた。
(こな…み…)
想い人の名を浮かべて、カズの意識は途絶えた。
「はあっ、っ…はあ…」
(ん…ここは…?…誰かおるん……、っ!!?)
激しい息遣いと、口の中の異物に気づいて、カズは目を覚ました。
「むぐっ、んぐ…!?っぷはっ、な、何を!?」
カズは首を後ろに引き、さっきまで自分が男のモノを咥えさせられていた事に気づいた。
さっきの手術室のようだが、室内はむせかえるような汗と精液の臭いに満たされている。
男は服を脱いでいて、カズの方は汗と唾液−ー−
それと、どちらのものかわからない白濁液でべとべとだった。
手術台は壁際に寄せられ、今カズは壁を背もたれにに座っている状態だ。
「やっとお目覚めかい?案外起きないものだね」
そう言って男は立ったままカズの頭を両手で掴むと、
カズの口をまるで性器のように犯し始めた。
「んぶううっ!むぐっ、んぶ、はっ、んぐっ!」
喉の深くを繰り返し突かれ、カズは苦悶の表情を浮かべる。
「んむっ、うぷ、んんー!」
その顔を見下ろしつつ、一枚の写真をカズに見せる。
「…ところで、君があまりに可愛いからついこんな写真を撮ってしまったんだけど」
「んぐ、んむっ…?、……!!?」
カズは目を見開いた。(気を失っとる間に、こんな事されとったん!?)
写真の中のカズは、両腕をテープで縛られ、下では男のモノをぎっちり締め上げている。
意識が無いとは到底思えない恍惚とした表情だ。
本人は全く記憶に無いが、確かに手首にはテープの跡があり、秘所からは今も男の精液が溢れ出ている。
「あとこれとか、こんな感じかな?残りは全部パソコンの中さ」
「な…っ、こんなことまで…!」
(そんな…こんなの、小波に見られたら…!!)
「これらはもう受付の奴にデータを送信してあるから、
ここにあるパソコンを全部壊してもデータは消えやしないよ。
…バラまかれたくなければ、今度は自分でしてごらん?」
邪悪な笑みを浮かべて、男は奉仕を要求した。
カズは恐る恐る男のモノに顔を近づけ、やがて観念したように、ちろちろと舌を這わせた。
(うぅ…くさい…誰か助けて…)
「そうだ、咥えろ」
「っ…、ひっく…あむ、んむ…」
カズは泣きながらモノをしゃぶり始めた。不器用に、前後運動を繰り返す。
「はむ…んちゅ、んぐ、ん、んう…」
口中に男の臭いが広がり、気持ち悪さで吐きそうになる。
「そんなにゆっくりやってたんじゃ、夜が明けるぞ?こっちは構わないけどな」
男はなおも要求を続ける。カズも腹をくくり、一気に動きを激しくする。
「んぐっ、んん、ぐぼっ、んんんっ、んはっ、むぐ…」
(苦しい、早く…、早くイって…)
カズは解放されたい一心で、必死で男のモノに刺激を与える。
男も限界が近づき、
「よし、イくぞ…全部飲めよッ!!」
「んぶっ、んあ、…んんむうーーー!!?」
カズの口内に大量の精液が吐き出される。
何回目の射精かわからないが、この男はどんな体をしているのだろうか。
そう思うほど、重く、濃いものが流し込まれた。
「んぐ、んっ、…ごくん、んはぁ…」
精液を飲みきった所で、パシャッとシャッター音がした。
「…ふう、お疲れ。…心配しなくても、君が何かしない限りは、
写真をどうこうする気は無いよ」
男は棚から注射器を取り出し、
「それじゃあ。…楽しませてもらったよ」
そして、カズは深い眠りに落ちたーーー
「…!!…カズ!起きなさい!」
目を覚ますと、そこは見慣れた廃ビル。
見慣れた顔が、自分を呼んでいた。
「やっと起きたわね!ーーアンタ、なんで路地裏で爆睡してんのよ!
全っ然起きやしないし、運ぶ方の身にもなってみなさいよ!」
「なんで…?路地裏?ウチが…?」
「そうよ!夜中になっても帰ってこないし、連絡もつかないから心配して探しに行ったのに!」
そこまで朱里は言い終えると、窓の外を見て辺りを確認した。
外は夜が明けて、人のかげもちらほら見える。
カズはまだ夢うつつといった面持ちだ。
(あれ…昨日、ウチ何してたっけ…?)
カズは前日の記憶をたどり始める。たしか、夕方頃ここに来て、それから…?
「結局病院は行かなかったの?傷、元のままじゃない。最近は技術も進んーーー」
(ここで、病院のチラシをもらって、それで…)
ーーーそこまで辿って、全てが思い出された。
「ーーーもあるんだし、このぐらい治せないはずが……ど、どうしたのよ?」
「あ、あ、うああ……」
思い出した。自分は汚されたんだ。小波以外の男に。
「な…なによ、泣くことないじゃない。こっちも大変だったんだからーーー」
「うあああああああーーーーん!!」
奪われた。いつか彼と一緒に過ごせる日を夢見て、大事に守ってきたものを、たった一晩で。
ほんの数時間の悪夢。それが、カズがこの3年間拠り所としてきたある希望を、粉々に打ち砕いた。
(ウチの、初めて、知らない男に、小波より先にーーー)
事情を話せるわけもなく、ただカズは朱里にすがりついて泣き続けた。
「わかった、わかったわよ、ちょっと…どうしたのよ…?」
朱里はわけもわからず、うろたえながらカズの身体を支える事しかできなかった。
彼女にまた一つ、今度は一生消えない傷が刻まれたことなど知る由もなくーーーー
332 :
突撃兵:2009/08/15(土) 00:54:52 ID:hGRwuLBz
終わりです
調子に乗ってコテハンなぞ名乗ってしまいました
文章にするのがこんなに難しいものだとは…なんかずれてるし…
感想、意見等教えてもらえれば幸いです
GJ!
カズ、かわいそうに…
あと手紙を書きたいなら段落を開けて書けばそれっぽくなる
334 :
303:2009/08/15(土) 23:31:17 ID:LYeP182u
10主と紫杏の作品ができたので投下します
エロなしの作品だけど読んでくれたら嬉しいです
何かを確信した
最近のエロパロスレは悪い意味で盛り上がってるね
337 :
303:2009/08/16(日) 00:39:19 ID:XMKlh8N9
「初めての恋」
キーンコーンカーンコーン
放課後を知らせるチャイムが鳴り響いた。
「よし・・・それでは生徒自治会に行くとするか」
チャイムが鳴り終わると一人の女の子がそうつぶやいた。
彼女の名は神条紫杏、この親切高校の生徒自治会長だ。
この高校は校則中心の高校なため生徒自治会が中心となっている。
彼女はその自治会の会長なので親切高校の生徒はほとんど
彼女の事を知っている。
だが・・・彼女に話しかける生徒は案外少ない。
実は生徒自治会は一般生徒からとても嫌われている。
厳しい校則ばかり作って一般生徒を苦しめているように見えるからだ。
だから会長である彼女は嫌われやすい存在となってしまった。
それ以外でも口調がウザイと言う理由などで嫌われていたのだ。
だがそんな彼女にも心の支えとなってくれる友達がいてくれた。
「お、紫杏今日も自治会行くんか、むりせずに気楽にやるんやで」
「ああわかっているさカズ、それでは行って来る」
先ほどの女の子は大江和那と言う紫杏の友達の一人だ。
長身なのが一番の特徴である。しかしその事が彼女の一番気にしている事でもある。
紫杏の友達は彼女以外にも眼鏡をかけている浜野朱里や
陸上部の高科奈桜などがいて、紫杏に気楽に話しかけてくる。
そんな友達が紫杏の支えでもあった。
そのあと紫杏は和那と別れた後、教室をでて自治会室へと向かった。
まだこれだけですが今日はここで止めときます
続きはまた今度投下します
まとめて投下した方がいいと思うよ
…………………………………なんだかなぁ
>>338 書き上がったんだよね?なら一気に投下したほうがいいよ。
て
皆もとっくに気づいてるんだろ?
検定問題の級が上がったからといっても対策は変わらないぜ
水曜日か木曜日あたりに
1主3股伝説の第一話を投下してみようと思うけどいいかな?
楽しみ
よっぽど長い話じゃない限り、まとめて投下した方が良いと思うけど
なんで水曜か木曜なの?
火曜日に投下できない
もしくは推敲などをする時間がほしいから
じゃないの?
変な物投下されたらみんな困るでしょ?
349 :
334:2009/08/20(木) 20:57:25 ID:GmS3TII5
それでは投下させてもらいます
主三股伝説
「第一話、小波という名の甘い毒」
「はい、小波君。お弁当。」
「先輩、お弁当をどうぞ。」
「小波君、お弁当よ。」
小波の目の前に三者三様のお弁当が並んでいる。
「うーん、困っちゃうな。どれから食べれ良いんだろう」
小波は腕を組みながら考えている。
明日香のお弁当はタコを中心にしたお弁当。
由紀のお弁当は女の子らしいピンクや黄色のお弁当
智美のお弁当は安い食材などで作り上げたボリュームたっぷりのお弁当
まさによりどりみどりである。
そしてこれらは全て小波のために作った弁当なのだ。
「だったら少しずつ食べたら?」
「そうだな」
明日香の提案を小波は受け入れ、それぞれの弁当に箸を伸ばす。
箸をつけた瞬間、小波はそれぞれの弁当を次々と口の中に放り込んで行く。
「美味い!美味いよ、みんな!」
まるで掃除機のようにガツガツガツとご飯をかっ込む。
そんな小波を見て三人は思わず笑みがこぼれる。
「あっ、先輩。口にご飯粒が付いてますよ。」
由紀は小波の口元についたご飯粒そっと取り自分の口元に運んだ。
「うぐ!」
食べている途中で思わず喉に突っかかる
「もう少し落ち着いて食べたらどうなの?」
智美が呆れながら小波にお茶を渡す。
小波は渡されたお茶を一気に飲み干し言った。
「仕方ないだろ? 本当に美味いんだから。」
「な!?」
その言葉に思わず赤くなる智美。
そんな感じで昼休みはゆっくりと過ぎていった。
「くぅぅぅぅ!!悔しいでやんす!」
さっきの様子を亀田が歯軋りをしながら見ていた。
なんともまあ暇な死者である。
「うるさいでやんす!」
亀田はイライラしながら辺りを見渡し大声で叫ぶ。
「おい!悪魔!いるでやんすか!?」
「はい、何でしょうか?」
悪魔が亀田の目の前ににゅにゅっと出てくる。
「計画は順調でやんすか?」
「無論でございます。」
悪魔はいやらしい笑みを浮かべて答えた。
ええ、貴方が不幸になる筋書きはね…
「じゃあ早速実行してくるでやんす!」
「かしこまりました・・・」
悪魔は亀田の目の前から煙のように消えていった。
「くぅぅぅぅ!!悔しいでやんす!」
さっきの様子を亀田が歯軋りをしながら見ていた。
なんともまあ暇な死者である。
「うるさいでやんす!」
亀田はイライラしながら辺りを見渡し大声で叫ぶ。
「おい!悪魔!いるでやんすか!?」
「はい、何でしょうか?」
悪魔が亀田の目の前ににゅにゅっと出てくる。
「計画は順調でやんすか?」
「無論でございます。」
悪魔はいやらしい笑みを浮かべて答えた。
ええ、貴方が不幸になる筋書きはね…
「じゃあ早速実行してくるでやんす!」
「かしこまりました・・・」
悪魔は亀田の目の前から煙のように消えていった。
亀田と悪魔がそんなやり取りをしている間に時は過ぎ去り、放課後になった。
「ZZZ」
小波は誰もいない教室で机に屈服していびきを掻いている。
そこに智美が入ってきた。
「ふぅ、真面目に掃除なんてやるものじゃないわね…あら、小波君じゃない」
「ZZZ」
智美は呆れた顔で小波に近付く。
「まったく、人の気持ちも知らないで良い顔して寝てるわね。
爆睡している小波を見ていると、智美にちょっとしたいたずら心が芽生えた。
「ちょっといたずらでもしちゃおうかしら」
智美は小波の鼻を摘まもうと手を伸ばすが・・・
「智美・・・」
「!?」
小波の寝言に思わず手を引っ込める智美。
「ZZZ」
小波は再びいびきをかき始めた。
今、智美って言った・・・
智美は自分の気持ちを抑えながら再び小波の寝顔を見た。
小波は口を大きく開けてだらしない顔で眠っている。
智美はそっと彼の口の中に指を入れようとする。
私は変態じゃない、でも・・・触りたい・・・
智美の考えを見透かしたかのように小波の口から唾液がこぼれそうになる。
「!?」
智美は思わず小波の口元に唇を近づけ唾液を吸った。
これが小波君の味・・・
ジュルジュルと粘着的な音が二人だけの教室に響く。
智美は小波の口から唇を離すとゆっくりと自分の下着を下ろしていく。
「・・・・・・小波君が悪いんだから・・・」
そんな言い訳を小波に・・・いや、自分にしながら・・・
「うわ、すご・・・こんなに濡れたの?」
自分の濡れたパンツを見て思わずため息が漏れる。
そして小波を起さないようにそっと彼の手を自分の股間に持っていく。
くちゅ・・・
「んんっ・・・」
小波の指が膣口に触れると智美の身体に電撃は走った。
嘘・・・こんなに・・・すごいものなの? 彼に触られているってだけなのに・・・
智美は小波の手を擦るようにして動かす。
勃起したクリトリスを指の先に触れる。
「ひぅ!!」
思わず大きな声が出てしまう。
智美は動きを止めて辺りに耳を済ませる。
しかし、どこからも音は聞こえなかった。
智美はホッとすると再び指を動かそうとすると・・・
「・・・すごいわね、あたしってこんなにスケベだったんだ・・・」
既に自分の愛液は小波の指だけではなく、手を濡らし床にまで達していた。
智美は思わず唾を飲み込む。
小波君に抱かれたらどうなってしまうんだろう・・・
幸せすぎて卒倒? それとも興奮のし過ぎで鼻血でも出ちゃうのかしら?
今の智美には小波のことで頭がいっぱいになってしまった。
「う〜ん。」
小波が身をよじる。
「!?」
智美の身体に緊張が走る。
「ZZZ」
しかし小波は起きる様子はまったくなく、再び寝息を立て始めた。
智美は鼓動を抑えようと胸に手をやり深呼吸する。
こんな所見られたらきっと変態扱いされるわね・・・きっと。
智美は今の自分の状態を冷静に分析する。
だが股間は逆に熱くなっていたのか未だに愛液がとまらない。
折角だし、最後までしちゃおうっと・・・
智美はそう決めると机に座り小波の中指を自分の膣の中へと案内する。
ズププゥ
「あっ、ん・・・」
柔らかな肉と肉との間にゆっくりと沈んでいく小波の中指。
そして智美は水音を教室内に響かせるように小波の指を動かし始める。
「んっ、やぁ、あっ、あぃ」
智美は一心不乱に小波の手を動かす。
小波の指が智美の膣口から出たり入ったりする度に愛液がニュプニュプと音を立てて噴出していく。
そして興奮の高まりと同時に胸にも手をやる。
胸全体を優しく子ね、少しずつ激しさを増していく。
「ああっ!ひぃう!ああん!」
智美の高鳴りと共に指の出入りも激しくなっていく。
胸も揉むではなく乳首を指先で摘まんでいる。
コリコリとした硬さが指先から感じる。
もう限界のようでスパートををかける。
「小波君、小波くぅぅうん!」
智美は小波の名前を叫びながら指を膣の奥深く突き入れた。
そして身体を痙攣しながら力なく崩れた。
膣口から熱い愛液がドロリと噴出し、入り口はパクパクとうごめいていた。
「小波君、いつまで寝てるの? 起きなさい!」
智美は小波の身体を揺る。
「ううん? なんだ、智美じゃないか。」
小波は身体を起こし智美の顔をマジマジと見る。
「もう、今何時だと思ってるのよ?」
「へ?今?」
小波は教室に備え付けられている時計を見た。
「ああ!もう6時じゃないか!」
小波は突然立ち上がる。
「まったく、もう下校時間は過ぎてるんだからさっさと帰り支度をしなさい!」
「そうだな・・・ん?」
小波は自分の手の違和感に気づいた。
手をよく見ると若干湿った感じがしている。
そしてなにやら匂いが・・・
「どうしたのよ?」
「いや、手が・・・」
「そんなものは後々、さあ、でましょ」
「ああ・・・」
小波と智美は校舎から出た。
「なるほど、彼女は彼の事が好きなのですね・・・」
悪魔が二人の姿を遠くから見ている。
「しかし早とちりは禁物ですね、もう少し様子を見るとしましょう・・・」
悪魔は大空高く翼をはためかせ夜の空へと消えていった。
続く!?
以上です
投稿をミスったり重複をしたりしてすみません
次回があるなら由紀ちゃんを題材にしたいです
それでは・・・
待ってました
GJ
次は由紀話か
明日香の話が楽しみだな
久々にエロパロらしい作品がきて、おいちゃん嬉しい
GJ!
でもこの過疎は…
まあ12の情報が来ればみんな書いてくれるさ
はじめまして。初投下です。
11をやって朱里を攻略できたので「10だったら」
と思ったので書かしていただきます。
お気に召さなければスルーしていただいても構いません。
高校3年の夏、予選大会決勝戦。親切高校対星英高校。
0−1で星英リード、9回ツーアウトランナー一塁。
マウンド上はスーパースター天道。
自らのエラーで与えてしまった点を取り返すために意地で内野安打を放った官取が一塁に、
バッターは4番小波。
2−1からの4球目、150キロのストレートをファール。
そんな真剣対決を見守るベンチ、あのうるさい監督でさえ黙って見つめていた。
スタンドからはバッターボックスのキャプテンに思いを寄せる者がその勝負を見つめていた。
『あたしは男が嫌いだから近寄らないでね』
初対面でそんな言葉を発してしまった自分に腹が立ってくる。
彼だけは別だった。野球部の中で必死に練習している姿を1年の時からずっと見続けていた。
高校2年の夏、メンバーに選ばれたのにケガをしてしまった彼を見て辛くなったことを覚えている。
その時に初めて彼に恋をしているとこの者は気づいた。
「朱里、ねえ朱里。」
紫杏の声がする。全校総出の応援団の声も止まっていた。
しんとした雰囲気の中ファールの打球音だけが続いた。
「何ぼーっとしてるんだ?」
紫杏の声に朱里は微笑んで見せることしかできなかった。
(この試合に勝ったら・・・、あたしは・・・)
17球目、
「カキーン」
スタンド、ベンチ、グラウンドのすべての人々が立ち上がった。
見つめる先はバックスクリーン。
センターの藤原が追っていくがフェンス手前2メーターで立ち止まった。
打球はバックスクリーンを越え、遥か彼方に飛んでいった。
その瞬間、マウンド上の天道が崩れ落ちた。星英ベンチからあわてて人が出てきた。
手を高くあげ、ホームベースに帰って来た小波は・・・、ホームベースを踏んだ瞬間、天道と同じように崩れ落ちた。
「2対1で親切の勝ち、礼」
ワアーーーーーー、
鳴り響くサイレン、涙を必死にこらえる星英ベンチ、そこに天道の姿はなかった。
一方の校歌を歌っている親切高校のメンバーの中にも小波の姿はなかった。
「あ、朱里?」
大江が朱里を呼んだとき、そこに朱里の姿はなかった。
「小波」
医務室に朱里は駆け込んでいった。
そこにはタオルで頭を冷やしている小波の姿があった。
「ああ、浜野か。」
小波は疲れ切った状態で朱里に話しかけた。
朱里は小波の隣に腰かけた。
「小波、大丈夫なの?」
朱里は小波に尋ねた。
「ん、ああなんとか。ところで俺たちは勝ったんだよな・・・。」
「そうよ。」
小波は万歳するように伸びをしてそのまま横になった。
その眼からは涙が落ちてきている。
そんな小波を見て朱里は自分の心に迷いを感じてしまっていた。
(今、自分が思いを伝えて小波は困ったりしないだろうか。迷って野球に集中できなくならないだろうか。)
そんなとき、小波が朱里に尋ねた。
「ところで何で来てくれたんだ?あんなに男はヤダって言ってたのに・・・。」
野球バカはなぜこれほどに鈍感なんだろうか。朱里は小波に答えた。
「し、心配したからに決まってるでしょう?」
小波は朱里の気持ちを未だ、わかってないようだ。小波は言った。
「この際だから言っとくか・・・、俺、お前のことが好きなんだ。」
「えっ。」
朱里は戸惑った。
「初対面であんなこと言われたけど俺は気にしてなかったから。一目ぼれってやつなのかな?
もうあれから1年以上たったけどな・・・。」
朱里にとってこれ以上のことはなかった。もう何が何だか分からなくなりそうだった。
「だから・・・、俺と付き合って下さい。」
小波の言葉に朱里の答えは決まっていた。
「い、いいわよ。そ、その代り。」
朱里は小声で言った。
「い、今ここで、キスして・・・。」
今度は小波が戸惑った。
「ここでって・・・。」
「ダメ?」
小波は答えずそっと肩に手を置きそっと唇を添わした。
今度は朱里の眼から涙がこぼれおちた。
「ありがと・・・、うれしい。」
小波はそっと朱里を抱きしめた。
「もうすぐ誰か来そうだから行くわ。」
「じゃあな、朱里。」
小波に名前で呼んでもらえた朱里は喜びの絶頂に達しかけていた。
「サイボーグだって・・・。元は人間なんだから・・・。」
朱里が考えていると物陰から誰かが現れた。
「朱里、小波と付き合うんだってな。うらやましいな。」
紫杏だった。
「な、何で知ってるの紫杏。」
「いや、うち見てたから。」
大江が出てきた。朱里は殺意が芽生えた。
「いやー、負けてもたわ。かなわんかなわん。はあ。」
大江に怒った朱里は、
「ムキー。」
一方その頃・・・。
「甲子園でやんす。うれしいでやんすねえ、小波君。」
「ああ、荷田君。」
(ほかにも、あったけど・・・)
2人の愛は続いて行くことになる・・・。
終わり。
これは実話なんです。
僕の高校時代の・・・。(名前は違いますが)
この文体は…
やれやれだぜ
なーにが「初投稿」だ
「うーん……どうしてこんなところに倒れてるんだ?」
気がついたら道の真ん中に横になっていた、通る人の迷惑になるのであわてて身体を起こす。
「たしか………だめだ、何も思い出せない」
どうしてこんなことになったのか…記憶をたどっても何も手がかりになるようなものは思い起こせなかった。
そういえば…手に何か持っている。液体の入った瓶みたいだが……
「あれ、これ何だ? こんなもの俺知らないぞ…」
とりあえずラベルを見てみることに。
「なになに…………ん、透明になれる? 本当かよ……」
詳しく見てみるとこの薬は飲んだ人を透明にするもので効果は2時間、
副作用があるらしいが人体に影響はない…とのことだった。今ひとつ信じられなかったが。
「……ためしに飲んでみるか、危険なものじゃないらしいし」
もし透明になれたらあんなことやこんなことができる。
頭の中はとても他人に見せられないような卑猥なイメージでいっぱいだった。
「飲むぞ! 何が何でも飲む!!」
目を血走らせたまま瓶の蓋を開けて一気飲み。われながら惚れ惚れするような飲みっぷりだ。
「うっ! 何だ…これ、滅茶苦茶まずい……うえ〜…」
生臭くて苦くて酸っぱくて…とても飲み薬とは思えない不快な味だった。
「まあ良薬は口に苦しっていうからな……でもまずい」
それからしばらくわくわくしながら姿が消えるのを待っていた。
しかし5分、10分……いくら待っても姿は消えない。
「………なんだよ、この薬、効かないじゃないか! ま、そんなにうまい話はないか…」
小さくため息をついてがっかりしながら家に帰ろうとする。
「あれは…ようこ先生……?」
自分の方に向かってやってくるポニーテールの女性…あれは間違いなくようこ先生だ。
早速声をかけようとしたのだが……
(あれ、声が出ない!? それに……)
何気なく下を見ると自分の身体が見えなくなっていた。こっちからは見えないのだからようこ先生から見えるはずもなく…
自分の目の前を何事もなかったかのように素通りしていった。
(あの薬…本物だったのか、ということは………)
にやにやとなんともいやらしい笑みが浮かぶ。姿が見えないということはやりたい放題…
さっき脳内に浮かんだビジョンを現実のものにできると知れば股間も熱く反応する。
(ま、まずは…どうする?)
すたすたと足早に歩いているようこ先生、もちろんその後を追う。最初に何をしようか思案したうえ…
(見えてないんだよな、本当にようこ先生に見えてないかどうか確認しないと…)
最初に肩を指先でとんとんと軽く叩いた、こっちが見えていれば自分だとすぐに気がつくだろう。
「…………?」
怪訝そうな顔をしてようこ先生がこっちを振り向く、気づいてないのだろう。
(やった……! ぜんぜん気がついてないみたいだ)
次は………すぐ近くでふりふりと揺れているかわいいお尻が目に飛び込んできた。
ひざ丈くらいのスカートがひらひらとなびいて時々お尻の形をはっきりと見せてくれる。
(ごめんなさい、そしていただきます…ようこ先生)
そっと手を伸ばしスカートの上からお尻を軽く触った、
軽く手を添えただけなのにクッションをつついたように指が簡単に沈む。
(おおっ…柔らかい……でも、それだけじゃない)
指に感じる手ごたえのなさにさえつながるほどの柔らかさ、しかしそれだけではなく
むっちりと肉の詰まったような心地よい重みと反発も指先に伝わってきた。
(ようこ先生のお尻、柔らかくて気持ちいい……天国だぁ…)
なんてことを考えながら右手全体を使ってお尻のふくらみを捉え円を描くように撫でていると…
1レスあたりの行数は60行くらいが限界なのでしょうか…?
とりあえずテスト的な意味合いで導入だけ書いてみました。
残りは最後まで仕上がったら投下します。
ようこ先生モノwktk
まあとにかくは期待
375 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 18:25:45 ID:Nr2RQ61G
最近パワポケじゃなくてもいいだろって作品大杉
どういうのならパワポケじゃなきゃダメなの?
>>371 この後は勿論明日香や由紀にもいたずらするんだろ?な?
378 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 18:32:55 ID:Nr2RQ61G
三股の話とか名前だけ帰れば別の作品になるじゃん
はいはいはい
全然イイこと言ってないから
見当違いな話題はとっとと打ち切れ
なるほど。あなたにとってのパワポケならではってものを満たしてないわけだ。
んー……難しいなあ
例えばこの話なら、属性を上手く使えばいいのかな?
あすかなら病弱な幼なじみ、ユキなら一個下のマネージャーとか。そういうの上手く使う。
sage進行のスレでage、この時点でNGID直行だろうに暇なのか
あとは読んでほしかったら9や10を題材にすべき。
おまえのオナニーとかどうでもいいから。
>>381 ごめん俺バカすぎた
車坂監督のノックうけてくる
最後にもう一つ
小波って書かない奴は何なの?
>>382 9や10だけがパワポケのすべてだと思うなよ
386 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 19:16:44 ID:Nr2RQ61G
でも圧倒的に支持されてるだろ?
メジャーな作品を書かないっていうのはそれだけでマイナスだぜ
9って売り上げ15万だけどなw
>>386 実年齢にしろ精神年齢にしろ18歳未満がここに書き込んでるってのはそれだけでマイナスだぜ
つーかGBA時代の作品を語れないというのはパワポケというものの90%を理解していないに等しいんだが何か?
一番売れたのは?
6じゃなかったっけ。前作の評判がいい&ハード移行無しだったのが大きい気はするけど
伸びてると思ってスレ開いたらガッカリ。
そういう話は他でやってくれ
お前のごたくはどうでも良い
それよりも春香ちゃんにいろいろな事を教えたい
相手にお願いする態度ではないな
ガキはこれだから
どうせ10年したらGBA時代の話するだけで懐古厨と言われるのさ
395 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 21:32:02 ID:Nr2RQ61G
総合スレでも同じような奴がいるが
もはやどうでもよかった
釣り針が大きすぎます><
ぐあああつっこみてええ
耐えろ
反応したら負けだ
天本さんのSSが見たいぜ
新作まだかな?
ようこ先生のSS書いたのってユイの作品書いた人と同じ?
404 :
水道局:2009/08/25(火) 22:58:46 ID:EW2Rjebk
久々に1本投下します。
時代遅れかもしれない?7より春香です。
405 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 22:59:43 ID:EW2Rjebk
「先輩!」
「ん?何?」
「海に行きましょう!」
八月の半ば、夏真っ盛り。
灼熱の太陽が照りつける外は、ゆだるように暑い。
皆が遊び呆けている中、しかし二人は、冷房の利いた涼しい図書館で勉強中。
部活も引退し、自由な夏休み――とはいかず、当然のことながら受験が控えているワケで。
いくら甲子園で優勝したとはいえ、今秋のドラフトで指名されるかどうかは分からない。
一応勉強はしておかなければならない。……我ながら弱気だけど。
そういう訳で夏休みはこの図書館で過ごすことが多かった。
そこで全くの脈絡なしに、突然の提案。
「海?」
「そうです、海です!夏のデートの定番ですよー!」
「まあ、そうか」
最近は勉強中心で遊ぶ機会も少なかったし、せっかくの夏に部屋の中、というのも味気ない。
それに、目の前の可愛い彼女のお願いだ。
「じゃあ、今週の日曜日にでも行ってみる?」
たまには、息抜きも必要だろう。
「先輩……!」
彼女の瞳がきらきらと輝く。
「まあ、最近は全然出かけてなかったし……ダメかな?」
「そんなことないです!楽しみだなぁ、約束ですよ?」
嬉しそうにはしゃぎ、指きりをする仕草に思わずドキリとする。
「と、とりあえず今は……」
「勉強がんばりましょー!」
おー、とそこでようやく、数多の視線がこちらに集中していることに気がついた。……なんだか殺意が感じられるものも含めて。
「えっと、声は控えめに……」
「え?……あ、あはは……すみません……」
406 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:01:56 ID:EW2Rjebk
『真夏の元気印』
「うおーー海ですよーー!!」
「潮風が気持ちいいなあ」
晴れた空にはいかにも夏らしい雲が浮かび、気温も高く、海でのレジャーには最高のコンディション。
青い空、白い雲、そして青い海――そんなフレーズがぴったりの世界が目の前に広がっていた。
「よっしゃー先輩、さっそく準備してきます!」
そう言って駆け出して行った彼女を見送り、あらためて海に目を向ける。
やはりシーズン真っ只中ということもあり、浜には多くの人の姿がある。
それでも清々しい気分になるのは、潮の香りと遠く広がる水平線の開放感があるからだろう。
去年も来ればよかったな、と思ったがよくよく考えれば今回が初めての夏だ。
だから彼女の水着姿を見るのは今回が初。……まあ、スクール水着は見せてもらったことがあるけれど。
そんなことを思い出していると、後ろから元気な声が届いた。
「先輩、おまたせしました!」
振り返って、
「……………」
「先輩?」
振り返って、初めて目にした水着姿の彼女に、思わず息をのんだ。
オレンジチェックの可愛らしいフリルビキニに包まれた、ほんの少し小ぶりな胸。
スリムな腰のラインは健康的な色気を醸し出し、小さなおへそがなんとも。
セパレートスカートから覗く白いふとももは、すらっと美しいラインを描く。
柑橘色で彩られた全体の雰囲気は、元気な彼女のイメージにフィットしていおり、
決して大胆な水着というものではないけれども、彼女の女の子らしさとその魅力を十二分に表している。
「すごい……よく似合ってる」
「あー先輩、なんだかいやらしいですよ?」
「いや、春香ちゃんがあまりに可愛いから」
「そ、そうなんですか……」
我ながら言っておいて、とてつもなく恥ずかしい。
「じゃ、じゃあ……いざ!海へ!レッツゴー!!」
「わっ、ちょっと待って!」
照れ隠しなのか、いきなり駆けだす彼女に引っ張られ、小波は夏の海へと繰り出した。
……だけども。
「あ、春香ちゃん、そっちは人が……」
「あっ、すみません!……やっぱり人が多いですねぇ」
本日三回目のニアミス。しばらく遊んでいたけれど、先程よりも浜辺にいる人の数は増えてきている。
「なんかこうもっと、とりゃー、ってカンジで遊びたいんですけどねぇ……」
確かに、混雑していてあまりはしゃげるような状態ではない。
――ん?そう言えば前に……
「ちょっと、こっち来て」
「?どこ行くんですか?」
「確か……」
不思議そうな彼女の手を引いて、少し海岸を下っていく。
407 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:03:49 ID:EW2Rjebk
騒がしい浜辺から離れたところに、その洞窟はあった。
「よかった、まだ残ってるな。よし、ここを通り抜けて」
「先輩、どこいくんですか?もしかして怪しい場所に連れ込んで……」
「あはは、いいところ」
「な、なんだか怖いです――うわぁ……!」
薄暗い洞窟を抜けた先には、白い無人の砂浜が広がっていた。
「先輩、ここって……」
「あまり知られていない、穴場。昔一度ここに来た時に見つけたんだけど、誰もいないのはラッキーだ」
「けっこう広いじゃないですか!」
「ここなら人目も気にせず思いっきり遊べるでしょ?……って」
「先輩、あそこの岩まで競争ですよー!!」
聞くより早く、彼女は海へ突入していた。
「……よし、俺だって負けるわけには!!」
彼女に負けじと、勢いよく海へと飛び込んでいった。
「はー、楽しかったですねぇ」
「うん、かなり疲れたけど……」
「そんなんでどうするんですか!気合ですよ気合、おりゃー!
連れてきてくれて、ありがとうございますっ!」
元気にはしゃぐ春香ちゃんの様子を見て、ほほえましく思うと同時になんだか申し訳ない気持ちになる。
「ごめん、最近はあまり一緒に遊びにいけなくて……」
一緒にいることは多いけれど、遊びに行く機会というのは以前よりだいぶ少ない。
「そんなことないですよ!先輩は勉強があるじゃないですか!」
ふるふると首を振って必死に否定する。
「それに、こんなに素敵な場所に連れてきてくれて、本当に嬉しかったです!」
曇りのない、純粋な瞳に吸い込まれそうになる。
――この純粋さ、というのに惹かれたんだよなぁ。
「それに、その、せ、先輩のこと、大好きですから!……ってあー、その……」
しまった、という様子で顔を真っ赤にしてうつむく。
「なら、勉強も頑張って、もっとこういう時間がとれるようにするよ」
「あ、先輩……」
そっと唇を重ねる。
「せっかくだから、もうひと汗かいてみない?」
そっと彼女の体に手を添える。
「先輩、疲れたとか言ってませんでした……?」
「気合で大丈夫」
そう言って水着越しに胸に触れる。
「ん……」
軽くつつくと、ぷるぷると小刻みに震えるのが手に伝わってくる。
「柔らかい」
「あぅ……」
しばらくその感触を楽しんでいると、彼女が切なそうな声をあげる。
408 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:04:33 ID:EW2Rjebk
何度も体を重ねているるけども、決して飽きることはないこの弾力。
それに、
「少し大きくなった?」
「ちょ、ちょっとだけ……あ……」
「ちょっと、確認」
フリルをずらすと、夏の陽光の下に白い乳房が露わになる。
中央の突起がまっすぐ上を向き、少し硬くなっているのが伺える。
「あ、あんまり見つめないでくださいよぉ……」
「どうして?」
「だ、だって、こんな明るいところで……ひゃんっ!」
硬くしこりだしていた中央の突起を指に挟み、小刻みに震わすと、可愛らしい嬌声をあげる。
そして今度はそれを口に含み、ころころと優しく遊ばせる。
「んんっ……ふぁっ!」
「塩味がする」
「んんっ!……そりゃあ、海ですから……」
ゆっくりと味わうように、吸う、舐めるを繰り返す。
「せ、先輩って胸が好きですよね……ふぁ、だんだんエッチになってきてますよぉ……」
「春香ちゃんのだから」
控え目、けれども形は美しく感度も良好、そしてピンクの突起も可愛らしく主張している――
天然の芸術品とも思える、そんなものが目の前にあれば我慢などできるわけもない。
「可愛い」
「んっ!」
ぴやぴちゃとわざと音を立て、彼女に聞こえるように愛撫をつづけていく。
乳首から乳輪まで舌で舐めまわし、そして、突起をひとつ軽く甘噛み。
「ふぁあぁあ!!」
ひと際大きな嬌声と共に、身体を大きくふるわせる。
軽いエクスタシーを迎えたのか、嬌声と共に身体を大きくふるわせる。
「ふぁ……先輩……」
「確かに、大きくなった」
「うぅ……どんな確かめ方ですか……」
顔を真っ赤にして恥ずかしがる様子がとても可愛らしい。
そんな姿に、小波のモノも激しく反応している。
そんなこちらに気づいたのか、彼女が覗き込んでくる。
「先輩、苦しくないですか……?」
「まあ……うわ!?」
「じゃあ、えい!」
そう言うと彼女はこちらを押し倒し、シックスナインの形になる。
「あ、先輩の……」
「……えーと」
彼女がこちらのパンツをずらすと、反り上がったモノが彼女の目の前に現れる。
「すごい、いつもより大きいですよ?――それじゃあ、失礼しますね」
「くっ……!」
柔らかな唇がモノを撫で、吸い、弱く揉むように刺激を与えてくる。
「んちゅ……、んっ……ふぁ」
視界をお尻で遮られ、こちらから見えない分、いつもより敏感に刺激が感じられる。
動くたびにこちらの顔に触れてくる柔らかい秘部の感触と
「ふぁ、先輩の、大きすぎでふよ……入りきりまふぇんもん……」
「うぅ、話しながらだと……って、もふ」
わざとだろうか、彼女がもぞもぞと動くたびに柔らかい秘部がこちらの顔へ触れる。
「ん、先輩……」
「ちょ、こ、これは……!」
下半身への刺激に加え、柔らかい秘部の感触とエッチな香りが追いうちをかける。
夏の海は女を大胆にさせる――そんな言葉があるが、ここまでとは。
409 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:05:09 ID:EW2Rjebk
そんなことはおかまいなしに、彼女の舌がペロっと亀頭をなめる。
「っ!」
背中に走る電流のような快感に、思わず腰をふるわせる。
「あ、なんか先っぽから出てきてますよ……?」
「くぅ……」
そして、なんの躊躇いもなくその液体を吸い上げられる。
「うわぁ!」
「んんっ!!」
耐えきれず、彼女の口の中へと精を吐き出す。
「んん〜〜!!」
しばらくしていなかった為か、普段よりも遥かに多いであろう量を、必死に飲み込む。
「はぁ、はぁ……いっぱい出ましたね♪」
「春香ちゃん、エロい……」
「なっ、なんですかそれは!?せ、先輩がいけないんですよ、エッチなことばっかり……
せ、先輩のせいです!責任とってください……」
少し移動して、日陰の岩場へと場所をかえる。
「春香ちゃん、そこに手をついてお尻をこっちに……」
「こ、こうですか……恥ずかしいです……」
いわゆる立ちバック、と呼ばれる体位。いろいろと丸見えになる。
「……うん、エッチな格好だよ」
「せ、先輩が言ったからなのに……」
恥ずかしそうに腰をよじるたびに、可愛らしいヒップが揺れる。
誘っているかのような淫らな動きに、優しくキスをする。
「ひゃっ!?はっ、あぁ……いじわるしないでくださいよぉ……」
甘い声でそう囁かれ、ゾクっくるものがある。
「別にいじわるしてるつもりはないんだけど」
そう言ってお尻を撫でまわし、胸とはまた違った柔らかい感触を愉しむ。
「んんっ……、はぁ、ふぁ……」
焦らしに耐えるのがつらいのか、しきりにねだるような視線をこちらに向けてくる。
「すごい、濡れてる……」
「そ、そんなこと言わないでくださいよぉ……」
水着越しの秘部からは、しきりに透明の液体が溢れている。
そっと淫裂を撫でると、それだけで大きく体をふるわせる。
「ふぁああっ!」
トロトロとしたそれは、こちらの指にどんどん絡みついてくる。
周りに人がいないことの開放感だろうか、いつもよりも大きく嬌声があがる。
初めての屋外、夏の空気に一段と敏感になっているらしく、とろんと垂れた瞳で甘い声を出す。
「はぁっ……せんぱぁい、お願いです……早く、してください……」
もう限界、とばかりに躰を、肌を、瞳をふるわせてお願いしてくる。
そんな様子に、こちらのモノは完全に硬さを取り戻していた。
「じゃ、いくよ」
「あぅ……」
水着をずらし、秘部にモノをあて、そして一気に突き挿れた。
410 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:08:20 ID:EW2Rjebk
「ふぁあぁぁあっ!!」
すんなりと奥まで挿入した途端、春香ちゃんの背がしなり、びくびくと痙攣する。
膣壁が一斉にこちらに絡みつき、きつく締めつけながら中をふるわせる。
「はあっ!はっ、はっ、はっ……んぅ……」
「挿れただけでイッちゃった?」
「わ、分からないです……なんか頭の中が真っ白で……」
息も切れ切れにそう答える彼女の顔は上気し、絶頂の余韻に浸っている。
「落ち着いた?」
繋がったまま、少しきつそうな彼女に声をかける。
「だ、大丈夫です……少し、立ってるのつらいですけど……」
確かに、岩に体重を乗せているとはいっても、腰をあげている体勢はきついかもしれない。
「じゃあ、ちょっと片足あげて」
「え……ひゃうっ!」
後ろから抱えこみ、彼女の体重を支えてやる。
「あぁああっ……!」
自然と腰が密着する形になり、モノがいつもより奥へと呑み込まれていく。
その最深部では、絶頂を迎えて間もない媚肉がひくんひくんと動く。
「はぁっ、ああぁっ……!」
張りつめたモノはその誘惑に抗えるはずもなく、奥へ奥へと腰を揺り動かす。
「んんっ……、ああぁ……っ!!」
久々の刺激に自然と腰が前へ、前へと進んでいく。
彼女の体からは力が抜け、後ろから完全に抱きしめているような格好になっていた。
一旦腰の動きを止めると、彼女の苦しいように喘ぐ。
「はぁ、はぁ……ふぁあ……っ」
「ご、ごめん……大丈夫?」
久しぶりの行為とあって思わず暴走してしまった。
あれだけ海で遊んだこともあり、体力的は相当キツいだろう。
「せ、先輩、我慢しないでください……」
「で、でも……ん」
続けようとする言葉をやわらかい唇でふさがれる。
「んっ……ふぁ、いいんです、激しくしてください……せんぱぁい」
その甘い囁きを引き金に、一気に腰を動かす。
「ふぁっ、はぁっ、あぁんっ!!」
いきなりの刺激に体が驚いたように跳ね、ビクビクと痙攣が広がっていく。
ぷるぷると震える柔らかな双丘を掌に収め、より強く膣内を擦る。
膣圧は高い状態で、こちらのモノを引きつるように締め上げる。
「ああんっ!先輩っ、せんぱ……ああっ!激しっ……ふぁあっ!!」
足の指先はピンと伸びきり、無意識に快楽から逃れようとする。
何度もお尻に腰を打ちつけ、うねり続ける膣壁を割るように抽送する。
411 :
真夏の元気印:2009/08/25(火) 23:09:01 ID:EW2Rjebk
いつもと違う場所で、いつもと違う体位でエッチをしている。
――新鮮な感覚に、こちらも体が熱くなった。
「んちゅぅ……、んっ……ふぁっ!先輩っ、先輩っ……」
腰を動かしながら顔を寄せ、キスで喘ぎ声を妨げる。
春香ちゃんも狂おしいほど甘い吐息を漏らしながら、自分からも積極的に舌を絡ませ、キスを求めてくる。
「んはぁ……ちゅ……、ふぁあっ、先輩、もう……」
「こっちも、限界……」
抽送をさらに加速させる。
「ああんっ!はっ……んんっ!んぁ、あぁっ!」
子宮口を抉るようにぐっぐっ、と不規則に腰を動かしながら、スパートをかけてゆく。
「ふぁああぁんっ!!ひゃぁっ、ああっ!せ、先輩、わたし……」
キュウキュウとさらにきつく膣内が締まる。
「くっ……!」
「先輩っ、先輩っ!」
ひと際大きな刺激が押し寄せ、
「……っ!!」
「んんっ!!ふぁ……ああああっ!!!」
同時に、絶頂へと達する。
そして、一番深いところへ、欲望を吐き出した。
「はあ、はあ……」
「ふぁあ、先輩の、奥にいっぱい……とっても熱いです……」
「春香ちゃん……」
「ん……先輩……」
熱い吐息を、汗ばんだ肌を、そして火照った唇を誰よりも近くに感じながら、そっとキスをした。
「先輩、今日はありがとうございました!」
「いや、こちらこそ」
楽しかった時間も終わり、今は彼女の家の前。
こちらの疲労は限界だというのに、まだ彼女の方は元気そうだ。
――ああいうスタミナは、女性の方があるのかな……
「それじゃあ、おやすみ」
そう言って別れようとしたとき、不満顔の彼女に呼び止められる。
「先輩、まだ終わってませんよー?」
「どうしたの?」
少し怒ったように頬を膨らます。
「もう、締めですよ、締め!最後はそ、その……」
「何か言ってくれないと分からないよ?」
「わ、わかってるじゃないですか……」
少し俯いて、顔をほんのり赤くした様子が可愛らしい。
どうしても、この初々しさゆえに意地悪したくなってしまうのは性というものか。
そんなことを思いながら、ほっと一息ついてそっと春香ちゃんに囁く。
「じゃあ、目を閉じて」
「はい♪……ん」
今日何回目かのキスは、ほのかに潮の香りがした。
412 :
水道局:2009/08/25(火) 23:13:37 ID:EW2Rjebk
以上です。特に山場もないパワポケらしかぬ、そこがまた好きです。
誤字・脱字はご容赦ください。
天本さんSSも様子を見て投下します。
GJ!
徐々に活気付いてきました!
414 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 23:55:10 ID:wrEuCe8k
それって別の作品のキャラに置き換えても作品成立するよな
GJです!
春香はスペランカー先輩にはもったいないと思うんだ
このSSはいいものだ
GJ!
やっぱ春香は可愛いよなぁ
水道局さんのSSはやっぱえぇのぅ
GJでした!
水道局さんのSSは本当に素晴らしいものです
GJでした
水道局先生ktkr
GJ
ハタ人間マダ?
す、すげぇ……
しかしシックスナインって……もしかして、近頃映画館に行った?
ここのSSをズリネタにした人いる?
しない奴なんているのか?
天本さんを電車内で痴漢したい
426 :
小ネタ:2009/08/29(土) 12:31:29 ID:2rU6+5oo
武「小波さん!」
9「なんだよ武美、大声で」
武「今日という今日は言わせてもらいますけどね!いい加減女の子ばっかりにお金出させてないで自分でも働いたら!?世間じゃそういうのヒモっていうんだよ!!」
9「そんなこと言ったって俺ヒーローだし、働いたら負けかなって思ってるし…」
武「最ッ低!!馬鹿!ニート!やる夫!!もう知らない!」
(ダッ)
9「…………そういう生意気な口をきくようじゃ、もう武美をイかせる仕事はできないな」
9「えっ……」
9「さあどうするんだ?俺が仕事に行って武美が寂しい思いをするのと、毎日アクメさせてもらえるのとどっちにするんだ?」
9「………わかった」
9「おいおい、物を頼む時はどうするか前に教えたはずだったがな。わすれたのかな?」
9「…………さい」
9「聞こえないなぁ」
9「あた…私めはご主人さまの肉奴隷です……。ご主人さまのお好きなようにしてよろしいですから、どうか……今日も…9歳なのにいやらしくなった体を………慰めて下さい!お願いします!!」
9「やれやれ。俺はどっかの誰かさんと違ってロリコンじゃないが、こうまで言われちゃな…。今日はそのど変態なケツマンコに俺のナイスガイをたっぷりとクリーンヒットしてやるから覚悟しとけよ」
武「……………」
9「…………………っていう夢を見たんだ」
水道局のSSはエロスに欠ける
もっとダイレクトに表現しろや、下手糞w
428 :
sage:2009/08/29(土) 14:24:04 ID:a/XDUaX6
久しぶりに来たら水道局氏が降臨してた
相変わらずの素晴らしいSSにGJ!
430 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 14:38:02 ID:4lseptAg
>>429 ここはエロSSを書くスレなんだからエロくない物を褒めるな。調子に乗られたら厄介だ。
431 :
えrちゅい:2009/08/29(土) 14:49:40 ID:OCxsXfwC
11裏で作品書いていいか?
好きにしろ
ただし人をバカにするぐらいだから
こちらもそれ相応の評価を下させてもらうけどな
434 :
竜剣斬:2009/08/29(土) 17:11:10 ID:4lseptAg
小波「暇だな・・・。」
落田「暇でやんすね・・・。」
今日は出撃もなく暇だった。朝からずっとぼんやりしている
???「小波君、ちょっといいかな〜」
小波「別にいいけど・・・」
誰かに外から呼び出されたので出る。手をとられて別の部屋に連れ込まれてしまった
小波「まったく・・・何の用だよ?」
???「実はね・・・。」
続く
これはひどいw
釣りくせぇ
せめて完成させるか、連載物なら話が一段落付くまで書こうぜ。
これじゃあ作品ですらない
438 :
竜剣斬:2009/08/29(土) 17:55:31 ID:4lseptAg
ひどくてすいません。まだ練習中なので・・・。携帯で書いてますリアルタイムで投下します。
続き
小波「何だよ・・・用があるなら早くしてくれ。」
???「私たちとセックスしてほしいの!」
部屋の電気がつく、そこには女の子がみんないた。しかも全員裸だ。
小波「え、え?」
7人「ほら、早くして、横になって。」
小波「ああ、わかった・・・。」
夏菜「じゃあまずは私からね。」
続く
ぼくにはスルーできる自信がありませんすみません
440 :
竜剣斬:2009/08/29(土) 20:57:51 ID:4lseptAg
続き
小波「おい・・・いったいどうするんだ?」
夏菜「さっきも言ったじゃない、セックスするって。」
いきなり身体が押し倒される。夏菜が上に乗る。
暖かい感触・・・まさか!?
夏菜「入っちゃったね、ああーーん」
小波「うっ・・・気持ちいい。もういきそうだ・・・ぜんぜん抜いてなかったから。」
夏菜「ちょっと、早いわよ。」
夏菜がさらに激しく動く。
続く
441 :
竜剣斬:2009/08/29(土) 21:28:11 ID:4lseptAg
感想がまったくない・・・GJくださいよー!!
宿題やれよ
もう夏休みも終わりだろ
ガキはおとなしくしてろ
444 :
竜剣斬:2009/08/29(土) 22:23:19 ID:4lseptAg
中途半端に書き込まれたものに
感想を強要されるとはドギモを抜かれました。
新手のスルー検定か
以下パワポケでエロパロスレ
とりあえずリアルタイムで書いたりブツ切りで投下するって
時点でスルー対象になるってことぐらい覚えとけ
あと練習ならチラシの裏にでも書いとけ
文体と口調で察しようぜ
真性のとうしつなのかねぇ
変なのに絡まれたねこのスレ
ある意味面白いけどな
「入っちゃったね、ああーーん」とか吹いたわ
コテからして厨臭い
噴くというより、乾いた笑いだな
( ゚∀゚) アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
前スレの最後の方で、スレに光臨されて雷鳴の如き衝撃を与えた方じゃないですか!
ささ、どうぞvipにお帰りください
それはそうと11のしあーんを書きたいんだがネタがない
「きゃあーっ! 痴漢!! ………あ、あら? 誰も、いない……
うそ、なんで……? 確かに触られたのに…」
(はあ…びっくりした、でも見えてないんだから大丈夫、大丈夫)
こっちを振り向いたときは確かに驚いたが自分の姿が見えていないのだからと安心してもう一度お尻に触れようとする。
さわさわ……スカートの布地も肌触りのいいもので手が止まらなくなってしまう。
ふにふにと指先を動かし、一番柔らかいお尻の山の頂点をつついてお尻をへこませて楽しんだり。
お尻の肉をつまんで引っ張ってみたり、すぐそばにある双丘をおもちゃにしていた。
「うっ…また? でも……やっぱり……」
不気味な現象にようこ先生も少なからず戸惑っているみたいだ、
暴れたりしないだろうと思いこみ今度はスカートをつまんで少しずつ捲り上げる。
しかしようこ先生はこれ以上触られるのはごめんなのかお尻をもっていた鞄でガードして突然走り出した。
(えっ…ちょっと、待ってよ!)
まだお尻しか触っていないのに逃げられてしまうわけには行かない。
全力でようこ先生の後を追う、足はこっちのほうが速いからすぐに追いついた。
もっとも走っているときも見え隠れする細くて白い太ももに見とれていて、勃起のせいで走りにくかったが。
(はあ……はあ……ようこ先生、結構体力あるんだな)
何百メートルか走ったところでようこ先生が立ち止まり目の前のマンションに入っていった。
いうまでもなく後を追った、ようこ先生も疲れているのか息を荒くしながら階段を上っていた。
(………パンツ、見えるんじゃないのか?)
スカートの裾が長いのが幸いしてかようこ先生は裾を押さえないまま階段を上っている。
ちょっとかがみこんだ位では見えないだろうが地面に這い蹲れば十分パンツは見えるはずだ。
ためらうことなくその場にしゃがみこんで顔を限界まで下げる。
(……お、おおっ! ようこ先生のパンツ……見えた!!)
顔を上げれば夢のような光景が、スカートの奥に見えるようこ先生の下着…
しかも一歩進むたびに布地がよじれてお尻に食い込んでいる……それはつまり生のお尻が見えるということで…
(う、ようこ先生って…結構かわいいパンツはいてるんだな…でも、似合ってる)
スカートの中を覗きこみながら色柄をチェックする…落ち着きかけたペニスは再び熱く猛りだす。
(だめだ…こんなのみてたら…我慢できない…)
地を這ったままようこ先生のスカートの中に顔を潜り込ませる、視界をお尻や太ももが埋め尽くし…
荒くなった鼻息を太ももに吹きかけながら食い入るようにパンツを見続ける。
ほどよくむっちりと肉のついた柔らかそうな太もも…触れたときの感触を想像しながら舐めるように視線を上にやる。
その先にあるのは下着が半分くらい食い込んだ形のいいお尻、きゅっと上向きでまるで桃みたいだった。
(桃尻っていうのはああいうお尻のことをいうんだろうな…)
なんてくだらないことを考えていると、突然ようこ先生がスカートを押さえこっちを向いた。
(え…まさか、ばれた!? まずいっ!)
あわててスカートの中から出て何事もなかったみたいに立ち上がるが…まだ自分の姿は透明のままだった。
よくわからないままようこ先生の視線の先をたどると……怪しい男が立ち上がって逃げようとしていた。
(びっくりした…俺じゃなかったのか……でも、とんでもない奴だな)
かなり警戒しているのかようこ先生はスカートを押さえたまま階段を上り始めた。
これではしゃがもうが何しようが覗くことはできない、スカートを強引にめくるという手もあったが…
(ま、焦ることはないか。時間はまだたっぷりある)
(ん、この部屋か…)
ようこ先生がドアの前で立ち止まると鍵を取り出し穴に挿した。
さっきの覗きのことがあるのかきょろきょろしながら扉を開け、すばやく中に入った。
こっちも扉の中に滑り込んで無事侵入を果たした。
「……ただいまー……」
玄関は掃除も行き届いていて靴も整理整頓されていたが…いかんせん狭い。
必然的に背後からようこ先生に密着する形になってしまった。
柔らかな太もも、弾力あるお尻が下半身にフィットしている。
(へへへ…ようこ先生の身体って暖かくて気持ちいい………)
小刻みに身体、特に下半身を揺すってぷにぷにしたお尻に腰を押し付けていると…
「何だか、いつもより狭いような…」
靴を脱ぐためにようこ先生が前かがみになる、ただでさえ狭いのにお尻に身体が押し出され強く柔肉が押し付けられた。
勃起したペニスもお尻の上で存在をアピールし始める、むくむくと目覚めたそれは谷間をつつきだして、
(おうっ…よ、ようこ先生…そんなに動いたら、お尻がこすれて…)
「あんっ! 何か当たってる…誰もいないのに……」
勃起したペニスに気がついたのかようこ先生はもっとお尻を突き出しこっちの身体を押し返す。
後ろはドアだからこれ以上は動けない、必然的にむにゅっとつぶれたお尻が下半身に強く密着してしまう。
(はあぁ………最高〜…)
しかし幸せな時間も長く続かずようこ先生はバスルームのほうに向かう。
(もしかして…シャワー……だよな、ようこ先生の裸が…いいのかよ、ここまでしちゃって…)
足音を殺しながら自分も脱衣所に入る、ようこ先生はちょうど服を脱ごうとしていたところだった。
「あ〜暑いよぉ……汗でべたべた…」
シャツに手をかけてゆっくりと脱ぎ始める、余り無駄な肉のついていないお腹、シャツがめくれればもちろん乳房も…
(うっ…みんな俺がようこ先生のおっぱい見たなんて知ったら…殺されるな)
パンツとおそろいのブラに包まれた胸は…意外と大きい、
華奢な身体に乗っかったような胸はようこ先生が身体を動かすたびにぷるぷると揺れていた。
(ごくっ…は、早く生おっぱいを……)
「ちょっと胸大きくなったかな…ブラがきつい……気のせいよね、この歳になってまだ成長するなんて」
こっちをじらしているのかいないのか鏡に向かって少しかがんで胸を寄せたりとグラビアアイドルみたいなポーズをとっていた。
セクシーなポーズなんだろうけど…あまり様になっていなかった。智美ちゃんとかなら…きっと……
「はっ…私、何やってんだろ……」
我に返ったのかいそいそとブラを外しだす、顔を近づけてスプーンでつつかれたプリンのように揺れる生乳をじっくりと眺める。
真っ白な…新雪のような肌、膨らむべきところはしっかりと膨らんでいるのかたっぷりとした丸みのある乳房はなんとも柔らかそうだ。
その頂点にある乳輪と乳首は控えめな大きさで色素も沈着していないのか淡い桜色だった。
若さにあふれるみずみずしい胸を見て、頭がくらくらしそうなほどに興奮していた。
(はあ…はあ……たまんね〜…ようこ先生のおっぱい、触りたい…)
ペニスはズボンの中で痛々しいほどに膨れ上がっている、触りたいと性欲むき出しの本能が脳に命令する。
理性があればそれを拒むはずだが、もはやこらえられるものではなく……気がつけば
力を入れなくても食い込む指…ぷよぷよした感触が伝わってくる、水風船みたいだったがそれよりももっとふわふわしている。
指を動かしのしかかるちょうどよい重みを楽しみながら初めての触り心地を心行くまで楽しんだ。
「きゃっ! やだ…さっきから何〜…? あんっ…ちょっと……」
胸をもまれていたようこ先生が嫌そうな声を上げた、しかし手を離すつもりはまったくなかった。
(ごめん、もうちょっとだけ………って…痛い痛い!!)
さらに指を沈め五指を思い思いに動かし、手に少し余る豊かなふくらみをひずませていると
思いっきり胸を触っている手を引っかかれてしまった、爪は短くしていたから大事には至らなかったがとにかく痛い。
「何か手ごたえがあったような…透明人間、だったりして………そんなわけないか」
一人つぶやきながらまた服を脱ぎ始める。スカートを脱いでパンツを下ろす。
ぷりぷりしたお尻に目を奪われながらも脱衣所に無造作に置かれた下着をすばやく奪い取る。
こんなことまでしてもいいのか…と罪悪感を覚えたが本能はようこ先生を求めているのか、鼻を押し当て下着の匂いを嗅ぎ始めてしまう。
(くんくん………これは…)
布を押し付けながら大きく息を吸って吐いて…パンツにしみこんだ甘酸っぱい汗の匂いをこれでもかと嗅ぎまくる。
脳にダイレクトにぶつかるような強い刺激を感じる、ペニスは我慢汁でぬるぬるになっていた。
生々しい蒸れた匂いの奥にかすかに石鹸のいい香りを感じる。
(ようこ先生、いい匂い……)
考える間もなくパンツとブラをかばんに突っ込んでしまっていた、そして自分も裸になり浴室に向かう。
「ずっと触られてるような気がするんだけど…誰もいないのよね……」
やはり降りかかった怪奇現象に戸惑っているようだ、シャワーを浴びるようこ先生はこっちを睨んでいる。
まあ俺がお尻やら太ももやらを撫で回しているからしょうがないんだけど…
(ウエスト細いんだな……すべすべしてる…)
くびれた腰に手を這わせながらその下の肉付きのよい美尻を舐めるように見る。
腰の細さとお尻の丸みのギャップに興奮は否応なく高められる。
「やだ〜…誰かいるんだったらやめてっ!」
(ようこ先生…ここまで来てやめろなんて、それはないよ)
しゃがみこんでお尻を両手でわしづかみにし左右に肉を広げ小さな窄まりを観察する。
「えっ…ええっ!! そんなところ、開かないでっ!」
(へー…こうなってるんだ、ちょっとかわいいかも)
お尻の穴を見たのは単なる興味本位だったがその部分に愛らしさを覚え穴が開くまで見つめていた。
押し広げ左右に分けた密度のあるクッションのようなお尻をむにむにと揉みながら…
(でも、俺が見たいのはこんなところじゃなくて…やっぱり……)
プリプリと指を押し返す若さあふれる尻たぶから手を離してようこ先生の身体の向きを反転させる。
そうすれば当然目の前にはようこ先生の薄い茂みに隠れた割れ目が…
「何…何なの……? 見ないでっ!」
(…………………)
手で秘所を隠そうとするがそんなことは許さない、ようこ先生の手をつかみオマンコを血走った目で見ていた。
(初めて見たけど、こうなってるのか…)
脚を無理やり開かせて太ももの間に顔を入れ割れ目を見上げる、
うっすらとした陰毛、柔らかそうな肉から顔を覗かせる淡いピンク色の唇…奥はわずかに潤いをもっているようだった。
さらに顔を近づけて間近でようこ先生の秘裂を穴が開くくらいまで見つめる。
(こっちも触ったら気持ちよさそうだな…)
指を伸ばして親指と人差し指で割れ目を広げる、はっきりと鮮やかな粘膜が見える。
ようこ先生はびっくりして固まっているようだ、その隙に指で閉じた縦裂を軽くなぞった。
「………………!!!」
びくんっとようこ先生の身体が大きく跳ねた、気持ちいいのか、不快なのかはこっちからはわからない。
ようこ先生の表情を伺うと顔を赤くしている、抵抗しないのはまだ動けないからなんだろうか。
(それなら…もっと触っても大丈夫かな…)
外側を軽くなぞるだけじゃなくて円を描きながらだんだんと指先をスリットに潜らせてみる。
ふにふにとした肉の感触から、ねっとりとした熱い粘膜の触り心地を順番に確かめていき…
「ひゃんっ! こらっ…だ、だめ……」
膣口を人差し指で浅くかき混ぜる、つるつるした媚肉はなんとも傷つきやすそうだったから、
できるだけ力を入れないようにやさしく閉じた入り口をほぐしていった。
(オマンコ…ぬるぬるしてて、熱くて………これ、感じてるのか?)
ようこ先生の秘裂をいじっていた指を見る、わずかに濡れ始めているみたいだった。
どうすればもっと感じるかなんてまったくわからなかったが、できるだけ強めに膣口から膣内に指を挿し込み
くちゅくちゅと音をさせながら、指の腹で複雑に入り組んだようこ先生の中を勘を頼りに探索する。
「はあっ……ああぁん…だ、だめよ…こんなの……んんっ、もう…正体を現しなさいっ!
……やあんっ、そ、そこは…痛い、ぁ……乱暴に、しないで…」
(うわっ、痛がってる! こ、こうかな………)
指を曲げたり伸ばしたりしてまとわりつく粘膜に刺激を与える。ずいぶんときつく指が締め付けられているようだ。
しかしぬるぬるとしていてすべりはよかったからついつい手の動きも早くなり、
気がつけば上下に指をピストンさせてしまっていた、じゅぽじゅぽという粘着質な水音がして、
割れ目からこぼれる白く濁った汁がきめの細かい肌の上を伝って太ももからふくらはぎまでゆっくりと垂れる。
(指でやると痛いのか……痛いっていうのは、確か…)
豊富でない知識を総動員してどうすればいいか考える、ようこ先生は痛がるタイプなのか…それとも……
(ま…まさか処女なんてことはないよな……一応大人なんだし)
「くっ…抜いて……激しすぎるのよぉ………」
ようこ先生を痛がらせてまで自分の欲望を満たすつもりはない…じゃあどうしたらいいか…
(そうだ! 指でだめなら、舌だ!)
指をスリットから引き抜きようこ先生の太ももをさらに開く、顔が入るくらいになったらゆっくりと舌を近づけて。
ぬらぬらと蜜に照らされ光っているその部分に軽く押し当てた舌を往復させてみる。
「っ……ふああっ!」
一瞬ようこ先生の身体が硬直する、背中をそらしたまま動かない。
全身が小さく震えているみたいだった、舐めてもらったこともないのかもしれない。
(舐めたい……もっと……)
舌が粘膜に触れた瞬間形容しがたい複雑な味が舌に広がった、
(甘いような……しょっぱいような………)
おいしいわけでもなくまずいわけでもない、しかし夢中になって今もあふれ続ける愛液をすくっては舐め取り、そして飲み込んでいった。
「あ…ああっ、ん…舐めちゃ、いや…ぁ……ひゃんっ!」
(ようこ先生、今度は気持ちいいみたいだな)
ふと顔を見上げれば目を瞑って首を振っていやいやをしているが、顔は赤いなんとなくうっとりしているようにも見えた。
続けてようこ先生の割れ目を舌の動きを早めたり遅めたり、舌を尖らせ膣内にねじこんたりと器用に動かして好きに舐め回した。
「んっ……んふぅ…はあ…っ……はああっ…」
ようこ先生がこっちの顔を押し戻そうとしているが、力では自分のほうが上だからまったく苦にならない。
(あれ…これって……)
口中を満たすようこ先生の汁の味を確かめていると、何か固いものが舌先に当たった。
「いやあっ…あああああんっ!! そこっ! 痺れちゃう!!」
触れた部分だけ少しこりこりとしていて舌を押し返す、ためしにつついてみると…
「あ、ああんっ! お願い、そこだめ…!! 力抜けちゃう…」
声が大きくなった、クリトリスへの刺激には耐えられないのかもしれない。ここを集中的にいじるのもいいが。
再び舌を割れ目に戻し蛞蝓のようにゅるにゅると締まりのいい膣内に侵入させる。
「はあっ、んああっ……くぅっ…」
こっちはまだ我慢できるみたいだ…愛撫しつつ、責め甲斐のあるクリトリスを放置しじらす。
不意に舐めてあげたほうが感じやすいんじゃないか…そんなことを考えたからだ。
(そろそろかな…ようこ先生、もっと気持ちよくなって)
しばらく舐めていなかったクリトリスに舌を這わせる、今度はつつくだけでなく舌を絡ませ巻きつけていった。
「ひぁ…っ、んんんっ!! あ…あふっ…駄目だって、言ってるのにぃっ!」
突起を舌で押すとようこ先生の身体が大きく震える、さっきよりもクリトリスが膨らんでいるような気がした。
ふといいことを思いつく、強い刺激なら…と歯を立てて、傷つかないくらいに甘噛みする。
「………っ!! ああっ、ああんっ!!」
ようこ先生が悲鳴のような声を上げる、やりすぎてしまったみたいだ。
今にも倒れこみそうな身体を支えつつ、再び陰唇から膣口への責めに戻った。
(ようこ先生って結構軽いんだな……)
「っ、ふあっ……あ、ん………いけ…ないわ、これ以上…」
いつもとは違うどこか弱弱しい表情のようこ先生…しゃべれるなら何がいけないっていうんだよ、といじめたくなった。
力が入らないのか壁に手を突いてお尻を突き出す格好になっている。
もう身体を支えなくてすむが心地よく暖かい重みを感じられなかったのはちょっと残念だった。
(もうすっかり濡れてるな……ピンク色のところがぐちょぐちょになってる)
唾液と愛液でようこ先生の下の唇からは水滴が滴り落ちていた。
(これなら指使っても大丈夫だよな…?)
舌だけではなく手も使ってようこ先生の秘所を責め立てることに、
ぴったりと閉じていたそこは舌で延々とほぐしたおかげなのか少し口を開いていた。
つぷっ…という音を立てて指が飲み込まれる、さっきよりもスムーズに進んだ。
「は…あっ! んっ……ん…ぅ…」
指一本くらいならちょっときついだけで十分出し入れし、舌では届かなかった襞までこすることができる。
その刻まれた模様を指先で愛でるようになぞる、拙い指遣いだったが……
「ひゃんっ! ああんっ……」
経験はさほどないのかようこ先生は十分気持ちいいみたいだ。
舌は三度クリトリスをいたぶる、もっとも少しやり方を変えるが…蛇が獲物に狙いを定めるように周囲からちろちろとなめずり、
そして陰核の根元から先端まで舌をなぞらせ小さな突起を扱き上げる。
「はああっ! だ…めぇ……変になっちゃう……」
向こうは身体をよじらせながら必死に手と舌から逃げようとしている、
そんなことは許さないといわんばかりに指先の往復運動をさらに早いものにする。
(嫌って言ってるけど…本当はもっとしてほしいんだろ?)
思い切って指をもう一本入れてみる、抵抗感は強まったがきつくて動けないほどではない。
ぐちゅ…ぐちゅっ……と中で指を広げて粘膜を押し広げ、それと同時にクリトリスに吸い付いて口をすぼめしゃぶり始める。
「あ、ああっ…それだめ……ああん! ……いっちゃう、よぉ……」
(ようこ先生……我慢しなくてもいいよ…早くいっちゃえ!)
クリトリスが敏感だということはすでに把握済みだ、ちゅううっと音を立てて、まるで赤ん坊が吸い付くみたいに
やさしく、それでいて離したくないという気持ちを込めてしっかりと硬くなった部分を吸引する。
「あ………やあっ、らめぇ…! いっちゃう、いっちゃうーっ!!!」
びくんっと一際強くようこ先生の身体が跳ねたかと思うとそのままへたり込んでしまった。
女の人が絶頂を迎えるのを生で見たのは当然初めてだ、だから最初は何が起こったのかわからなかった。
(あ……ようこ先生、いったんだ)
しばらくしてそのことに気がついて、同時に妙な達成感を感じていた。
「……は………ぁ……はあ……っ…」
荒く息をつくようこ先生を見下ろす、ペニスはもう限界寸前だった…次はこっちが気持ちよくなる番だ。
痛々しいほどに勃起しているペニスを割れ目の入り口にあてがう、触れた瞬間その熱に腰を引きそうになるが。
くちゅくちゅと亀頭でこすっているだけでも頭がぼーっとしそうなくらい気持ちよくなってしまう。
(くうっ……ようこ先生…………俺の童貞、もらってくれ)
ようこ先生の腰をしっかりとつかんでペニスを膣内にゆっくりと沈めていく、秘裂の中は柔らかくとろけそうだ、
しかしそれだけではなく、ペニスを絞るような強烈な締め付けを感じた。
「んあああっ! ひ…いっ……入って、来てる……!」
ぎちぎちとペニスを搾り取るように膣内がうねる、襞が竿に絡み付いてまるで食べられているみたいだった。
「あっ、だめっ! 動かないでっ! は、ああんっ!!」
痛がっていないから初めてじゃないんだろう、でもほとんど経験はないみたいで前後に腰を動かすのにも力が要る。
それでもお尻をつかみながらペニスを最奥までねじ込んだ。ぐちゅっ…じゅぷっ……といやらしい音がして汁が結合部から溢れた。
(うっ……あんまり長い間我慢できないかも)
暖かいものにペニスが満たされている、こんなに気持ちいいのは生まれて初めてだった。
快感が全身に回り、脳は今にもスパークしてしまう…気を抜けば今すぐにでもいってしまうかもしれない。
「んんっ、いやっ…はふうっ………」
ぱんっと大きな音を立てて腰を打ち付ける、奥までペニスを挿入し、そして腰を引いて浅い部分まで引き戻す。
この繰り返しだった、もう何も考えられない、目の前のようこ先生のオマンコを本能だけでむしゃぶり始める。
「はあっ、はあっ、あ、ああっ…んん……っ…ああぅっ!」
最初こそようこ先生のことを気遣っていたが、次第にぱんぱんぱんぱん…と腰の動きも早くなる。
それにつれてペニスも膣内の複雑な襞に激しく擦り上げられて、さらに刺激を受けている膣壁が、
不規則に収縮してますますペニスが搾られてしまう、お尻を爪が食い込むまでつかみながら必死にピストン運動を繰り返す。
「あうっ…あ、ああっ…そっち…だめっ! やだぁ……ああんっ!」
ようこ先生も気持ちよさそうだ、心なしか向こうの腰も動いているような気がする。
ためらいなく淫水を溢れさせる秘所はペニスをむさぼるように食らい付き、そして離れたかと思えば
またぎゅっと締まりペニスを逃がさない、まるで中に出してもらうのを望んでいるようだ。
(はあっ…はあっ……く、そろそろか?)
もう、自分の意思で腰を動かしていなかった。倒れてしまいそうなほどの強烈な心地よさを全身に浴びて
突き立てたペニスをが媚肉に絡みつく、内は加速度的に熱く濡れ、火傷しそうなほど熱い肉襞がペニスを舐め回すようだった。
長いストロークはますます激しくなり亀頭から根元までフルに使って犯し続けようこ先生の経験の浅い膣肉に滾る欲望をぶつけた。
「は……あ、ああっ、やあんっ! いけないわ、こんなのっ…!」
身体は射精が近いことをわかっているのかラストスパートといわんばかりにようこ先生に抱きついてペニスを叩きつける。
「あ、あ…だめっ、抜いて…! 中は………」
びくびくっと震え今にもいこうとするペニスに危険を察知したのかようこ先生が肉棒を引き抜こうとする。
しかしさらに強くしがみついてようこ先生の一番奥の、子宮近くまで亀頭をねじ込むと…
(う、ううっ……出すよ、ようこ先生!!)
ついにそのいやらしい肉体に陥落してしまった、膨れ上がった亀頭が痙攣すると鈴口から熱く濃厚な精液が吐き出される。
びゅくっ、びゅるるるるるっっ!!!っとぶちまけられた精液がようこ先生の子宮まで汚してしまった。
「あ……ぁ………出てる、出てるよぉ……」
射精はまだ続いている、中で暴れながら白濁液を出し続けていた、溜まっていたせいか射精の快感に耐え切れず頭がくらくらして一瞬意識が飛んでしまっていた。
(はあ……ああ………)
大きく息を吐きながら全身を包む心地よいけだるさに身を浸らせる。
(まだ、出したい……)
ペニスはようこ先生のオマンコに突き刺したままだ、このまま二発目といきたいところだった。
「……っ、ま、まだ…するの?」
ようこ先生がこっちを見上げる、少なくとも誰か人がいるということだけは認識しているみたいだ。
こっちと目が合うと少しためらってしまう、今にも泣きそうな、しかしどこかうっとりとした表情はすごく可愛かったから。
(そんな顔されたら、一発で落ちちゃうよな……)
うるうるとした瞳でこっちを見上げている、もっといじめてやりたい……ためらいなんてどこかに吹き飛ぶ。
「や…やあっ……あ、ああっ!」
完全勃起状態をずっと持続しているペニスを再び奥めがけて進ませる。
さっきは子宮まで届かなかったから今度は角度を変えて下から突き刺すようにする。
ぷるんっと弾力のあるようこ先生のお尻がぶつかってなんとも気持ちいい。
(さっきは何が何だかわからなかったけど…ぬめぬめしてて…セックスってこんなに気持ちいいのか)
一度射精をして落ち着いたのか今度はようこ先生の膣内の感触を確かめるように慎重かつ力強い前後運動で抽送を繰り返した。
ぱんぱん……じゅぷっじゅぷっ、ぐちゅ…ぐちゅっと恥ずかしく、卑猥な音が風呂場中に響きわたった。
「だ……、めぇ…やめ、てよっ……変に、なっ…ちゃう! 頭の中……おかしくなっちゃう!」
だったらもっと変になってくれ、しゃべれない分今の気持ちを突き上げを強くしてようこ先生にダイレクトに伝える。
相変わらずすごい締め付けだったが負けじと子宮を突付いてようこ先生を気持ちよくしようとする。
「はああんっ! そこだめ、そこだめえっ!」
ようこ先生が突然大きな声を出す、ここが弱点みたいだ。
それをいいことに遠慮がちなノックから子宮口をこじ開けるようなピストン運動へと変えて、ぎこちないながらも
(一人で気持ちよくなるよりも、二人で気持ちよくなったほうが…)
一度出すことで冷静になれたのか責め方を変えられるくらいの余裕ができていた。
単調にペニスを出し入れするだけではなく、挿入の角度を変えて直接亀頭でつるつるした膣壁を擦り上げる。
鈴口が襞に引っかかり刺激される、押し付けたまま動かせば粘膜をそぎ落とすくらいにペニスが暴れた。
「ひ……っ、んんっ…あ、ああぁ…!」
こっちのほうが気持ちいいみたいだ、少しずつ角度を変えて挿入を繰り返す。
ようこ先生のあえぎ声がさらに大きく、艶のあるものへと変わっていった。
(そうだ、他の場所も責めればもっと気持ちよくなってくれるんじゃないのか?)
こんな簡単なことに気づかないほど我を忘れていた、手を腰から胸にやり乳首をひねり上げる。
若干強めに、つまむというよりは控えめな先端をつねっていた。
「あああんっ、らめ、らめえぇっ!! ……い、い…」
複数の性感帯を一度にいたぶることで相乗的に気持ちよくなるのかもしれなかった。
激しい突き上げはそのままに次はようこ先生のオマンコを舐めたときに責め立てたクリトリスに目をつける。
乳首よりももっと敏感な、ピンク色の小さな突端を軽くつまんで爪をそっと立てる。
あんまりすると痛がりそうだからこっちは軽く愛撫するだけにとどめた。
「ああああああっ!! いやあっ……あ、あひいっ!!」
ようこ先生の身体が跳ねて背中が反り返りそうになっていた、そのおかげでペニスの入り込む角度が大きく変わり、
きゅうっと竿が締め付けられてまたいきそうになってしまう、しかしそれを寸前でこらえる。
(せっかくのようこ先生のオマンコなんだ、もっと楽しまないと…)
秘肉を掻き分けようこ先生の身体を貫くペニスで子宮の入り口を開けようとする。
ここに直に射精してようこ先生を孕ませてやろう…そう考えたわけではなかったが本能はそれを求めているようだった。
中に出せば子供ができてしまうかもしれない、それは不安だったがすぐそばにあるごちそうを逃せるほど今の自分は理性を保っていない。
「あ、ううっ……ああんっ…あ、ひああっ!!」
二度目の射精が近いのもかまわずひたすら往復運動を続ける。
(ううっ、早すぎる……でも、気持ちよくて…!!)
「はあ…っ、あ……ひどいよ…ぉ……こんなの…っ」
我慢しようと思ったのだが、抱きしめたようこ先生があまりにいとおしくて…
ぷつっと……頼りなくも残っていた理性の糸は完全に切れてしまった、胸を揉みくちゃにしながらこれまで以上に勢いよくペニスを抽送する。
興奮はすでにピークに達していた、柔らかくふかふかした胸を揉みながらさらに身体をくっつけてペニスで窮屈に絡みつく淫肉を押し広げ、
締め付ける膣内と掻き分けるペニスのせめぎ合いはますます激しくなった。
「あ、ああ……壊れ、ちゃう………壊れちゃうよおっ!」
きゅう…っと止めを刺すように襞が縮み竿や亀頭をねじり、押しつぶした。
(だめだっ、ごめん…ようこ先生!)
二度目の射精も一発目に劣らない精液の量だった、ぶぴゅっ、ぶぴゅるる!っとエネルギーに満ちた子種が子宮めがけて発射される。
しばらくの間はようこ先生にしがみついたまま射精の余韻に浸っていた……
(ふぅ……ようこ先生、最高だったよ…)
萎えたペニスを引き抜くとごぽっと粘性のある精液が膣口からこぼれる。
行為を終えると二人して床にへたり込んでしまった。
「はあ、はあっ………ぐすっ、誰なのか知らないけど、こんなのひどいっ」
気持ちよさそうにしながらも見知らぬ男に犯されて悲しかったのだろう。ようこ先生の目は涙でいっぱいだった。
(……もしかして、まずいかな?)
ようこ先生の頭を撫でたりおっぱいを揉んだりしても機嫌は直らず殴られてしまった。
「ひっく、ひっく…いい加減にしてよぉ……」
(は、はいっ! いい加減にします、ごめんなさい!!)
まだ2時間たっていなかったがとりあえず浴室から出て服を着てあわててようこ先生の部屋から逃げ出した。
――自室で
「はあぁ…ようこ先生に悪いことしちゃったな…しかもパンツだけじゃなくて服まで取ってきちゃったし」
鞄の中にはようこ先生のシャツやスカートまで入っていた、お土産としてもらうのも悪くなかったが……
「あれ、あの薬…まだいっぱいある!」
よくよく中を探ってみると小瓶はまだたくさんあった、つまりまた透明になって………
「次は誰にしようかな……?」
ようこ先生に泣かれて反省したかと思いきやこんな最低なことを考えてしまっていた
終わり
ずいぶんと長くなってしまったような……完成したので最後まで投下します。
自分が書くと主人公が変態になってしまいますね、どうしても…
>>373 申し訳ないです、一レスあたり4096バイトに収めればいいことはわかったので
次からは一度に最後まで投下します
>>377 明日香の作品を書くというのは今のところ考えていません。
由紀ちゃんは何かいいシチュエーションが思い浮かんだら書きます。
次はみゆき先生か茜、もしくはるりかのお母さんあたりを書きたいなぁ…
紫杏や春香も捨てがたいし……
464 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 03:29:11 ID:QoJ+tirg
人が書いてるとこじゃますんな。水道局といいどうしようもないのばっかだが
>>464 ( ゚∀゚) アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
466 :
白銀の超闘士:2009/08/31(月) 03:39:09 ID:QoJ+tirg
ようこ先生と1主が本格的に子作りしてる話が見れるとは…最高です。
ようこ先生は普通に1主の子を孕んで愛してくれそう
468 :
白銀の超闘士:2009/08/31(月) 03:45:55 ID:QoJ+tirg
主人公はもっと神聖なもの、悪いことさせるとイメージ崩れる。
469 :
白銀の超闘士:2009/08/31(月) 03:54:11 ID:QoJ+tirg
俺にはGJないの?
GJ!
ようこ先生モノとは素晴らしい
GJ
痴漢プレイとかまだれすか^p^もっと変態的なのがみたいれすwww^p^
大変GJでした。
やっぱりようこ先生はかわいいなぁ。
474 :
白銀の超闘士:2009/08/31(月) 12:24:15 ID:QoJ+tirg
俺も続き書くぜ!
ようこ先生モノ、しかも質が高い話を書いてくれて嬉しい限り。
そういえば今日で夏休みも終わりだね^^
長かったな今年の夏も
閉めに変態的な作品を見れて思い残すことはない・・・
変換間違えた・・・死にたい
――今年の夏はどうでしたか?
和那:今年は小波といられたからめっちゃ楽しかったわ。
紫杏:ああ、とても良かった
奈桜:でも小波君ってかわいそうですよね、夏は自由に遊べませんから。
さら:シーズンが終わったらいろいろしてあげようと思います。
五十鈴:真っ赤になった彼の顔に日焼け止めを塗ったのも良い思い出…
妙子:なんていうか…学生の頃とは違った夏だったわね…
――では今年の夏のレポートをお願いします
さら:
では私から・・・
7月の初めに小波君が怪我で試合を欠場しました。
怪我の程度はご存知の通りそんなには深くなかったんですけど
小波君、リハビリ中とっても苦しそうな顔をしていました…
監督さんはゆっくり休めって言われてましたけどやっぱり小波君は野球が好きなんですね。
そんな小波君を見かねて慰めようと思って・・・その・・・
夜中に看護婦のコスプレでエッチしちゃいました。
最初は小波君、驚いていたんですけどそのままフェラしてあげると乗ってきちゃって…
突然頭を掴んで激しく動かされました。もちろん苦しかったけど私も興奮してきちゃって…
私は下着を脱ぐと小波君の顔にオマ×コをくっつけて、これがお薬ですよ、なんて言っちゃいました。
そしたら小波君、顔を近づけてオマ×コをクチュクチュと私のお薬を飲み始めたんです。ビックリしちゃいました。
二人とも準備が出来たのは良いけど小波君は怪我をしてるから
身体を動かすといたいと思って騎乗位でゆっくりと入れました。
小波君に"動かなくていいですよ”って言っても
小波君、看護服の上からおっぱいを優しく捏ねたり揉んだりするんですよ。
本当にエッチな小波君…
それで腰を動かしていると徐々に身体の力が抜けてきちゃって…
途中で足を滑らせてズドンって根元まで一気に入っちゃったんです。おちXXんが。
子宮を固いおち]]んがとんかちのようにごきん!って叩かれてイッちゃいました。
小波君を喜ばせる前に自分が果てちゃったことがちょっと心残りですね。
五十鈴:
次は私…
私はオールスター前のオフ、小波と一緒に遊園地に行った。
生まれて初めて行った遊園地はまるで夢の世界ようだった…
私は小波の手を握りまるで子供のようにはしゃいでしまった…
メリーゴーランド、ジェットコースター、色んな乗り物に載った。
気が付けばあっという間に日は暮れていた、そして終わりに二人で観覧車に乗った…
観覧車は私と小波を乗せてゆっくりと上がっていく。
丁度半分まできたところで突然小波が私にキスをしてきた。
私は突然の事に驚いたが窓の光と小波の汗の匂いに流されそのまま…
最初は観覧車を揺らさないように小波に身体を預けていた。
流石に外にバレると困るから…身体を動かさない優しい愛撫から始まった。
お互いキスをしながら小波は優しく私の身体を擦ってきた
胸、おへそ、背中、太腿…まるで私の身体を隅々と調べるように掌を身体全体に滑らせてくる。
窓から流れる優しい風がこの火照った身体に気持ち良かった。
観覧車が頂上に着くと小波は私の下着を脱がした
脱がした下着からいやらしい粘液の意図が引いており
アソコに触らずとも濡れるということが私にはとても信じられなかった。
そして小波はそのまま挿入してきた。
流石にもっと味わいたかったが場所が場所である為、いきなりハイスピードだった。
小波は腰を降りながら私の豆を指で摘まみ、無理矢理イかせてしまった。
もし次回があるなら今度はもっと時間がかかる観覧車に乗るべき…
次回へ続く?
うん、ごめんね
一日でなんか書こうと思って書いたネタなんだ
推敲もしてないし順番も決めてないよ
でも私は振り返らない
なぜなら既に次回作を書いているからだ
tesuto
481 :
白銀の超闘士:2009/09/01(火) 01:04:24 ID:iMs1iXvW
>>440の続き
小波「ううっ、出るう!」
激しい動きにいってしまった。
夏菜「ああっ、私もーーっ!」
夏菜もいったみたいだ。マンコから精液があふれている。
小波「まったく・・・何考えてるんだ?」
夏菜「いいじゃない、女の子だってたまるのよ。」
白瀬「離しているところ悪いんだけど・・・。」
小波「まだまだできるぞー!」
続く(感想あったら書きます、あと僕が書いている間にSS投下した人、ふざけんな!!)
もう夏は終わりだよ
宿題やれよ
もう手遅れだろ?
とりあえず両方とも書き溜めてからにしろ
NGname:白銀の超闘士
白痴の重蕩児に改名しな
続き
白瀬「ほら・・・いくよ!」
今度は後ろからチンコを挿入する。
小波「ううううっ!」
二回目のセックスでもペニスは衰えない、ぬれている白瀬のマンコにペニスを入れる。
白瀬「はあああああっ! 気持ちいいっっ!!」
さすがの名機に射精しそうだ。
小波「あああっ・・・我慢できない!」
白瀬「いいよ、中で出してーー」
続く
>>486 名無しに戻せばいいだけだし、厨は学校行かなくていいの???
本日のNGID:iMs1iXvW
宿題だけやれよ
酔っ払いに「酔っ払ってる?」って言うのと一緒だなこりゃ
今こそ っ『大人のスルー力検定』
そこは「ボール球に手出すな!」とかの方が
実際、大暴投なんだし
いやその例えでいくとそもそもプレイすらしてないだろ、ここの基本的なルールや用語すら知らんようだし
それ以前に年齢とマナーと精神状態からしてグラウンドに立つことからして許されないはず
予測変換誤……スマソ
おや、そろそろ検定開始の時間かな?
作品を書いているのになぜ冷遇されないといけないのか・・・職人は等しく優遇されるべきなんだぜ?
先に人をけなした人間がなんか言ってますよ
>>495 君の「ソレ」は作品ではない。よって君は職人ではない。
498 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 21:06:47 ID:iMs1iXvW
>>497 水道局乙wお前もへたくそなくせにうるせーんだよ。
まぁ、7月頃から来てる真紅やらと同一人物だろ
ここ2ヶ月あたりおかしな奴が1人ちょくちょく来るがそれも全員同じなんだろ
スレの流れをおかしくさせるのが目的であれこれしてるわけだし
延々と無視するのが一番じゃないでしょうかねぇ
むしろ、こんなスレをおかしくさせようというその暇人ぶりが吃驚
とりあえず黒猫三人娘には幸せになってほしい。そんでもって三人でノロケ話に花を咲かせてピンクをブチ切れさせたりしてほしい
誰か紫杏と10主でなにか書いてくれ
10主は死んでいるっていう設定で
続き
小波「出るーーーっ!」
即効で中出し、大量の精子が白瀬に注ぎ込まれた
白瀬「いっちゃう!!」
同じタイミングで絶頂を迎えたようでぐったりとしている。
小波「はあ・・・さすがに疲れてきたな。」
残り「ちょっと、まだ終わってないわよ!」
まだやっていないほかの女の子の相手をしないといけない。
小波「助けてくれーーっ!!」
完成です、GJ待っています。
>>503僕が書きましょうか?
505 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 23:52:12 ID:iMs1iXvW
>>500◆EqHQZWqzBやめろ。抽象すんな!俺が好きで作品かいてるのに馬鹿にされたらかなわねーんだよ!!
誰かwik編集してくれませんかね?僕の作品だけいつもまとめから外されてるんでi
ナオかわいいよナオ
※パワポケでエロパロスレ住人の皆さまへのお知らせ
本日2009年9月2日水曜日午前1:00より実力完全厨スルー技能検定の開始といたします
検定期間は事実上無期限で、検定終了時間は忌々しくかつ図々しくもこのスレに寄生する唾棄すべき精神的幼児である屑野郎の完全排除をもちまして皆さまのあまねく知るところとなります
この検定はこのスレの住人として
>>1の次にあたる初歩の初歩ともいえる内容を踏まえたものであり、万が一誤った対応をとってしまった場合には他の皆さま方は可及的速やかに話題修正に努めますようよろしくお願いします
……それでは、このスレがかつての姿を取り戻すことを願いまして検定開始の合図とさせていただきます
>>508 改行もできない屑が自治とかwww
あまりのアホさにスルーできねえよ
残念だが当然。エロパロスレらしい最後といえる
(次のまともな作品が来るまでスルーに)切り替えていく
真剣に釣られてくれてありがとうw
これで今日の朝以降が楽しみwww
以上、白銀の某が自演をお送りしました
でも超闘士って何かかっこいいよな
あなた、疲れてるのよ
そろそろ規制あるで
疲れた……
次は誰の作品を書こうか……9、10、11限定で誰について書いてほしい?
晴川先輩で
なるほど、10に出てるね。
新たな釣りの予感・・・!
もっと一般受けするキャラがいいんだけどー
だったら最初から自分で選べよ
ああんてめえ晴川先輩が一般受けしないとか屋上こい
>>525 不人気キャラじゃん、俺は彼女候補から選んでほしかったのに・・・。
>>519 以前も言いましたが、二度と書き手スレに来ないで下さい。
スレ晒し・中傷・レス乞食など自分の行為がどれだけ非常識かわかっていますか?
どうしても文章を書きたいなら皆に嫌われる匿名掲示板ではなく、
自分のブログや大学ノートに書くことをおすすめします。
人の反応が欲しいなら友人や家族に見てもらって下さい。
他人に迷惑をかけないように心がけないと、どこにも居場所はありませんよ。
上から目線と理不尽な中傷・・・リアルではきっと嫌われてますよね。あなたのそれは正論ですらない。
649 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 12:38:34 ID:/gtQEvQI
パワポケ、パワプロスレのレベルの低さは異常
652 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 12:56:04 ID:/gtQEvQI
あのスレなんて俺以外ゴミばっかだからなw俺がいなかったら過疎スレすぎて困るぜ
理不尽な中傷どころか紛れもない事実
ここまでが全て俺の自演です
ありがとうございましたーw
これほどかき乱されてるのもなかなか
スルーできない奴が多いのはしゃーない
>>527 だった俺がどうすれば神になれるか即効性のある、かつ具体的なアドバイスをよこせっつーの!!
>>533 そんなに怒らなくてもあなたは既に最高ランクの疫病神です
アドバイスなんて要りますまい
ここが噂のスレか……成程これはひどいな。
スレの皆さん、粘着に屈せずに頑張ってください。
>>536 噂にまでなってるんですか……
わざわざありがとうございます。
538 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 19:49:55 ID:/gtQEvQI
俺だって職人って崇められたいんだよ!少なくとも水道局みたいなクソよりはな、うまくなれると思うんだよ。
539 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 19:51:00 ID:/gtQEvQI
そもそもお前らなんで俺にはGJくれないんだ?これは理不尽な差別だ!!
俺も噂を聞いてこのスレに来たけど・・・
本当にひどいな。
パワポケのエロパロスレっていつもこんな感じなのか?
そりゃ単純にお前が糞以下だからな
ルールを守らないやつが崇められるわけないだろ宗教じゃあるまいし
542 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 20:09:17 ID:/gtQEvQI
>>541 俺は作品を投下した、この時点で名無しより偉いっていうの、わっかんないかなぁ・・・。
544 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 20:11:38 ID:/gtQEvQI
俺以外の職人にGJすんなや、俺一人馬鹿みたいじゃないか!!お前らが非リア充でニートだからこんなところでしか偉そうにできないのはわかるけどよ。
>>544 馬鹿はお前一人で十分。
わかったらささっと消えろ池沼
構うから居つくってわからんのか
セオリーには例外が付き物
こりゃ次スレはないな
549 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 21:38:18 ID:/gtQEvQI
なぜ俺の実力向上に協力しない、。このチンカスどもが!!
>>525 俺も晴川先輩は書こうと思ってた。でもなかなかシチュが難しくて。お前の妄想が是非聞きたい
今、11主×紫杏を書いてる。
KYかもしれないけど
あ、俺も今書いてます。
明日にでも投下できそうです
むしろ大歓迎
次スレはテンプレに対策として追加しとくか
556 :
白銀の超闘士:2009/09/02(水) 22:47:33 ID:/gtQEvQI
じゃあ俺も11主×紫杏を書くかな、どっちがうまいか勝負しようぜ?
というか早く通報しろよ
勝負する前にお前の負けは確定してるよ。
こんなにスルー能力無いヤツばかりだったとは
厨房は発狂するか飽きるまでほっときゃいいのに
スルースキル無いな
投下。久々だからおかしい所あるかも。
俺は今、ジャジメントの神条社長の社長室の前にいる。
「はぁ…呼び出しって、やっぱ昨日の事だろうな…」
思えば昨日、魔神が社長に悪戯したから止めようとした矢先、社長の胸に触ってしまったのだ。
「何を言われるかな…」
小波の脳裏に不吉な予感が走ったが、気にしてもしょうがないので、社長室に入ろうとした。
その時だった。
「起きていてください。小1時間程度でいいので起きていてください。」
謎の声が響いたので後ろを振り向こうとした瞬間、小波を猛烈な睡魔が襲った。
「っ…!?何だ…これ…は…」
小波はなんとか立ち上がろうとするが、襲いかかる睡魔に勝てず、そのまま床に倒れて眠ってしまった。
目が覚めると、小波はベッドの上で寝ていた。
ここは何処なのだろう?と起き上がろうとした瞬間、また謎の声が響いた。
「そのままベッドの上で動いてください。私が手を上げるまで動いていてください。」
その瞬間、小波の体は吸い寄せられるかのようにベッドに倒れた。
体が動かず、何が起こってるか混乱していると、ジャジメント社長である紫杏が奥の扉から出てきた。
「お目覚めのようだな。」
紫杏がベッドに倒れこんでいる小波に話しかける。
「社長?これはどういう…」
「解ってるんじゃないか?昨日の処罰だ。」
紫杏はそう言うと、小波が倒れているベッドに靴を脱いで上がり、小波にまたがる。
「…あの…社長…」
「ああ、心配するな。君の体は処罰の後ちゃんと動けるようになる。」
紫杏は小波が言い切る前に答えた。
「あの…処罰って?」「私の大事な所を触ったから、私も同じ事をやろうかと思ってね…。さて、始めるか。」
紫杏はそう言うと、小波のズボンをずりおとし、ミニスカートを捲り上げ、ピンク色の下着を小波に見せつける。
さらに、紫杏は服を全部脱ぎ、小波の手を自らへの下着越しの胸へと誘導した。
男である小波の性が抑えられるわけがなく、小波のペニスは膨れ上がっていた。
小波のペニスを見た紫杏はペニスへと倒れこみ、小波のペニスを自らの胸で挟んだ。
「くぅっ…」
小波を至福の快感が襲う。今でも射精しそうなペニスをなんとか堪える。
「ほう…中々根性あるな…ならこれならどうだ?」
紫杏は小波の亀頭にキスをした。
「うっ!」
突き抜けるかのように快感が小波を襲う。
そして裏筋やカリ首を刺激し、亀頭を攻めた。
「うぁぁっ!」
電流が流れたかのように快感が襲い、小波は絶頂を迎えた。
大量の精液が吐き出され、神条の顔にかかる。
「ん…沢山…出たな…」
神条は驚きながらも顔にかかった精液を舐めると、下着を全部脱ぎ、全裸になった。
綺麗な体に小波の視線は釘付けになった。
「おや?まだ元気があるようだな。君のアレは。」
萎える気配の無い小波のペニスを見つつ、紫杏は語る。
「い、いや…別にそんな意味では…」
小波は僅かな理性で紫杏を説得しようとしたが、紫杏はすぐに次の行動に移った。
小波のペニスを自分の胎内へずるり、と挿入した。
再び小波のペニスを快感が襲った。
「し、社長…」
「どうだ…気持ちいか…?」
小波は理性を失った。
いつからか動くようになった体を動かし、紫杏の胎内をえぐり、貫き、快感を求めた。
まだオルガスムスの余韻がある小波のペニスが耐えられるわけがなく、限界を迎えようとしていた。
「し、社長…俺、限界です!」
「あぁ、出せ!」
次の瞬間、小波は極度の絶頂に襲われ、精液を放った。
「ああああぁぁっ!」紫杏も絶頂を迎え、その瞬間、二人は気を失った。
小波が次に目が覚めると、そこはナマーズの寮の自分の部屋だった。
「……あれ?俺、今まで何を…」
小波を思い出そうとするが、覚えていない。「なあ魔神。俺、今まで何をしてたか知ってるか?」
魔神に聞いてみるが
「ワタシが帰ってきた時、ご主人様は寝てたでマジン。」
と言い、魔神は知らん顔した。
時間を調べてみると、もう深夜だった。
頭が働かない小波は何も考えずに、再び眠りへとついた。
一方、ジャジメント本社では
「っく…」
「大丈夫ですか?」
腰が抜けて動けない紫杏を、秘書のカイが背負って運んでいる。
「…小波の…記憶は?」
「あの男の記憶なら、今の事は消しておきました。」
紫杏は安心したかのように息を付くと、眠りについた。
「…こんな事をする暇があったら、仕事をしてほしいものです。」
カイは溜め息をしつつ、ジャジメント本社へと向かって行った。
以上です。
デスマスが後半空気な点、スミマセン。
つか、デスマスの話し方忘れた…orz
淫乱女社長GJ!
GJ!!
いい流れ
GJ
過疎ってきたの。
誰か新作を投下してほしいね
今執筆中
571 :
478:2009/09/04(金) 19:49:57 ID:V0NEJom5
土曜日に前回の続き投下して良い?
和那とか奈桜とかまだだったから…
訊く必要はないよ。
面白ければGJするしつまらなければスルーするから
なんか増えたよね。聞く人
文字通り投下なんだからぽいっと投げ捨てる感覚でいいのに
まぁただのレス乞食だわな
かと言って傍若無人だと困るけどね
最近注意書きする人いないよね
せめてカップリングだけは書いて欲しい
やっぱりそういうのって書いたほうがいい?
苦手なのだったら読まない、とか選択できるしね
あと変わったプレイとかなら注意書きは入れたい
陵辱とか輪姦とか、鬼畜モノの場合は頭に注意書きを入れといた方が良いかなーとは思う
前に冬子の輪姦話をうっかり見ちゃって大ダメージ負ったよ
個人的な意見なんだが◆EqHQZWqzBさんには特にそれを徹底してほしい。
あの文章で欝展開とか寝取られとか書かれると……来そうだ。
まあ注意書は当然のマナーとして真央のおっぱい揉みたい
キリちゃんの胸は俺が貰った
キリちゃんはふとももに決まってるだろうが
じゃあ僕ナオのおっぱい!
wikiで気づいたんだが「女子クラスメイトの野望 」ってハタ人間の話がwiki内にあるんだが、
メニューのほうには載ってないんだ
どこからもリンクがつながってなくて、タグ一覧か検索からしか行けない状態
俺は編集のやりかた分からないからできる人修正お願いします
586 :
478:2009/09/06(日) 22:30:32 ID:XWiE/NlB
それでは前作の続きを投下します
妙子:
次は私なの?
ええっと…実は私ジューン・ブライドっていうものに憧れていたの
でも結婚したら重婚になっちゃうし、それに…この関係が壊れるのは怖かったし…
だからせめて結婚式の真似事をやってみたいなって思って小波君にお願いしたの。
そうしたらじゃあウェディングドレスを着てみないか、っていう話が出てきてドレス屋さんに行ったわ。
それでいろいろ見てたんだけどやっぱり作ってもらうと結構かかるみたい。
私が高いから止めようかな…って思っていたら小波君がせめてレンタルでも良いから着て欲しいって言ったの。
それで一回だけ着てみたんだけど…… やっぱり変な感じ。そしたら小波君が後ろからそっと抱きしめてきたの。
私のお尻になにやら熱い物が・・・たぶん興奮してきたんだと思う。
私はそのまま彼にキスをして・・・エッチに入っちゃいました。
ウェディングドレスって結構エッチがしにくいって思うでしょ?
実はそうじゃないの。ヒラヒラだったり長かったりするんだけど重さはあんまりないの。
でも彼はウェディングドレスのままエッチしたいみたいだから大変だったわ。
最初はお互いに性器を愛撫し始めたわ。
手袋の感触が良いのか小波君はとても気持ちよさそう。
私も小波君の愛撫でかなり濡れて来ちゃって…
そしてショーツを脱がされて小波君の目の前に自分のを広げて見せたの。
もちろんもう濡れていたから挿入しても良かったから入れても良いよって言ったんだけど。
でも小波君が「どうせならこれから結婚する女性っぽく言ってくれ。」なんて言ったんのよ。
ちょっと呆れちゃったけどこの言葉を言ったとたん凄くドキドキしたの。
その言葉っていうのはね・・・「私を…完全に小波君の物にしてください」
この言葉を聴いた小波君はそのまま挿入されたんだけどいつもとは違って入れたまま動かったの。
どうしたのかな?って思って小波君の顔を見るといつもより真剣な顔をしてたわ。
その顔を見て私思ったの。「私、この人に一生付いていくんだ…」って
まあ、後はいつも通りのセックスになっちゃったけど、あのときの小波君の瞳、忘れられない。
これが私の夏の思い出かな?
和那:
あたしの番か?
8月の初めにみんなで海へ行ったやろ?
あん時みんな可愛い水着を着てたやけどあたしだけな…
あたし、みんなと違ってタッパがあるやろ?
そのせいでな、自分に合う水着がほとんど無かったや。
いろいろ探してみたんやけど唯一合う水着が…スリングショット、いわゆるVの形をした水着やな。
肩紐を通して着てみたんやけど…小波以外の男がジロジロあたしを見るんや。
もともと目立つ身体やし、それにこんな水着やし仕方ないって思うてたんやけど…
でもやっぱり見られるのは恥ずかしくて誰もいない岩場に逃げた後、小波が追いかけて来たんや。
てっきりあたしの事を心配して身にきてくれたんと思ったらな、アイツ、こんな事を言ったんや。
「カズ、お前の水着をじっくり見せてくれ」って・・・
あまりの事にあたしはしばらく呆れ帰った後、どついたろうかと思って握りこぶしを作ったんやけど…
小波の視線がねっとりとあたしのの身体にまとわり付くんや。しかも顔が大マジやった。
小波の目が動くたびにあたしは思わず手で身体を隠してしまう。
おかしいやろ? 何回も裸を見せてるのに、何回もエッチもしてるっていうのに。
ほんでな小波のほうを良く見ると小波もバキバキに固くなってた。海パンの上からでも十分、分かるくらいに。
だから、あたしはちょっと水着をずらして小波を挑発したんや。 ちょっと乳首をみせるくらいにな。
小波はあたしのおっぱいをこれ以上ないくらい凝視したで。あの顔はちょっといただけなかったけどな。
あたしが「してもええよ」っていうと小波が獣の見たいに襲い掛かってきたんや。
もちろんあたしもあたしで準備は出来てた。というのも小波以外の男に見られてたせいでお汁があふれそうやった
小波はあたしの唇にキスをするんやけどいつもと違ってかなりねちっこい。
唾液を絡ませて舌であたしの口の中をねとねと犯すんや。
手も既に胸と股に行っていてかなり乱暴に動かされたわ。でもそれが帰って気持ち良かったわ。
口は舌で何度も行ったりきたり胸と股は汗と汁まみれ。
もう我慢できなくなったあたしは小波を砂浜に寝かすとそのまま騎乗位で犯したんや。
いつもと違う感覚にちょっと戸惑ったけどやっぱり小波のおちXXんが一番ええな。
そのまま何度も何度も小波の上で動いてたんやけど、突然小波が身体を動かしてバックの形になったわ。
あたしは岩に手を付いて小波の腰の動きにあわせたわ。
そしてそのまま二人ともイったんや。
エッチをしたまでは良かったんやけど背中が日焼けしてしばらくの間仰向けで寝られへんかったわ。
これであたしの話はおしまいや
奈桜:
今度は私の番ですね!
この間、近所の神社がやってる縁日へ行ったんです。
もちろん私達は当たり前のようですけど浴衣で行きました。
やっぱりお祭りっていいですよね…小波君に風鈴買って貰ったんですよ!風鈴!
風流ですよね… そうそう、お祭りといえば焼きそばに綿菓子にりんごアメ!
それに射的にくじ引きに、金魚すくい!いろいろ遊び倒しましたよ!
でも、流石にはしゃぎすぎたせいか草履の鼻緒が取れちゃったんですよ…結構お気に入りの奴が。
その時小波君が大丈夫か?って言って手を差し伸べてくれたんです。優しかったな、小波君
でもこのまま変えるのも尺だったので鼻緒を修理する為に大通りを外れた薄暗い境内へ行きました。
その時小波君が私を背負ってくれたのは良い思い出でした。
小波君、凄く汗をかいてて…でもやっぱりプロ野球選手ですね、鍛え方が違います。
私は…あっ、すみません!うっかりのろけてましたよ!
まあ、とにかく私達は人気がない境内に着くと私は小波君の背中から降りて近くの石段に座りました。
小波君取れた所を一回解いてハンカチを使って悪戦苦闘してました。
私はそんな小波君を見ながら小波君のにおいと感触を思い出していました。
小波君が修理を終えると私は思わず股をそっと開いていました。簡単に言えば挑発ですね。
でも流石に外じゃ恥ずかしいですよね?そのせいか小波君そっぽを向いてしまいました。
私は小波君にちゃんと見て欲しいってお願いしました。
小波君がこっちを向くと私は自分の秘所を指で開いて見せました。
下着はつけてませんでした。元々付ける必要はないと教わりましたから。
それに私のほうはもう火が付いていました。簡単に言えばぬるぬるのぐちょぐちょです!
小波君は息を飲むとそのまま私にキスをしてきました。
私のほうから激しく求めましたよ。ええ、だってあの小波君が凄く驚いていたんですから。
もう身体中、汗でびっしょりでした。股のほうは汗か知るか分からないほど水滴がつたっています。
当たり前のようですがそのまま挿入、丁度祭り太鼓の時間と一緒でした。
太鼓の音共に小波君のおXXちんがズンズンと私の奥の中へ入ってきます。
そして最後の締めと共に私達はイきました。
あの後、皆にさんざんどこへ行ってたのか聞かれましたね。本当に良い思い出でした。
紫杏:
最後は私か…
今年の夏は新しい性癖に目覚めてしまった。あれが本当の私かもしれないし、そうではないかもしれない。
そう、私は目覚めてしまった。支配されるという快楽にな…
事の発端は奈桜が面白半分で送ったSM雑誌の懸賞に当ってしまったことだ。
入っていたのは革製の首輪と拘束着などのSMグッズ一式だった。
皆はがっかりしていたが私は思わず首輪を手にとって見たんだ。
皮の手触りがかなり良くてな、しかもデザインがかなり美しかった。
それで着けてみたが私にはぴったりだったな。
しかし、これの魔力は着けた時点でかなり出ていたらしい。
その証拠に歩き方がかなり変わった、不思議な物だ。
具体的にはいつもの私なら小股で早めに歩くが首輪をつけているときは大股で歩いていたようだ。
その内、首輪だけでは飽き足らず拘束着も着てみるようになってな。
皆がいない間それをずっと着ていたんだ。
もし誰かに見られたら… 特に小波に見つかったらどんな事を言われるのだろう…
恐怖を感じているのに脱ぐという考えは無かった。むしろこれをずっと着ていたい気分だった。
そして…ついに見られてしまった… 小波にな…
私はしどろもどろになりながら頭の中で言い訳を考えていたが何一つ思い浮かばなかった。
小波はそんな私に一瞥すると何も言わずに部屋を出ようとしたんだ。
その時私は思わず彼にすがってしまった。「行かないで!」って懇願したんだ。
信じられるか?いつもは対等…いや、私のほうが上なのに今は違う、私が小波にすがり付いているのだ。
小波は優しい瞳を私に向けキスをしてくれた。無論、これは愛情表現、ここからが本番だ。
私は首輪に鎖を付けると主従の証として小波に手渡した。
小波は突然鎖を引っ張り私を床に屈服させる。だが不快感はない。
なぜならこの時の小波の目はとても冷たく、そして欲望を感じさせてくれるものだったからだ。
そして小波はどこからか鞭を取り出すと私のお尻を目掛け振るった。
私は痛みを覚悟した、しかしやってきたのは快楽を含んだ甘い痛みだった。
何度も何度も叩かれているうちに私は触られもしないのにイッてしまった。
……今はどうかだと?今はもっと深い事をやってるぞ。
このロープのアザが何よりの証拠だ。
エロ小説…というよりエロ投稿記事っぽい物を目指しました。
でもキャラが違ったり文章が未熟で大変申し訳ございません。
無駄な謙遜は反感を買うぞ
まぁ過度な謙遜は日本人のクセみたいなもんだ
594 :
投下します:2009/09/07(月) 06:30:15 ID:L5H/8pDX
文字数8000字程度うちエロは後半2000字ほど
初投稿 自慰ものなので注意
「―――昨日の雨のせいで今日はやけにじめったいわね」
魔王城が生い茂った木々の間から遠くうかがうことができる鬱蒼とした森、魔物たちの本拠地魔王城が近いこともあってか
上級クラスの悪魔や魔物がはびこる王国随一の危険地帯である。そんな誰も足を踏みいれなさそうな森の最深部へと、
茶色地のフードを海のように深い青髪を隠すくらいに深く纏い、その中には湿気と暑さのせいか
汗でうすい新緑のローブが肉つきの良いスレンダーな体のラインにすこし沿ってはりついている
彼女―――カミキ・ユイは臆することもなく進んでいく。
「まあそのおかげでだいぶ材料がそろったからいいんだけどね・・・」
そう独り言をぽつりとおとした彼女の視線は右手に握られていたバスケットの中を毒々しい色で埋め尽くしたキノコに向けられていた。
魔王の恩恵かまたはその地盤ゆえか森一帯には魔力を帯びた化けキノコが自生している。
こうしたものは魔法使いにとっては薬草の代役としての傷薬や儀式発動のためのマジックアイテムの原料として重宝される。
調合によっては一山を一掃できるほどの魔砲を展開することも可能なほどである。もっとも食用には適しないものがほとんどであるが・・・。
「これだけキノコがあれば、しばらくアトリエにひきこもっても大丈夫そうね・・・」
昨夜の雨によりキノコたちが急成長したおかげで、本来なら材料の大量調達に喜ぶべきはずの彼女は
セリフとは裏腹につまらなそうにつぶやき、その表情はどこか退屈そうで、そして寂しそうであった――
魔女はその職業上あまり外に出ず、なるべく浮世の人間との交流を断ち、住みかで研究に没頭することが真っ当な魔女の道であるとされている。
他者との交流はせいぜい金銭による毒や呪いの解除かその逆の対象にかけるよう依頼される程度しかおこなわない。
ルクハイドの魔女を祖母に持つユイも小さい頃から魔女としてそう生きていくように教えられた一人であった・・・一年前、彼と出会うまでは――
野球人形消失騒動で動いていた勇者の誘いから、ユイは勇者ご一行の一人として冒険に出ることになった。はじめは契約金8000Gとほんの少しの退屈しのぎのために
かるく了承したのだったが、冒険はユイに予想以上のさまざまな経験をもたらした。家の中の研究だけでは得られないわくわく感と緊張感、
仲間たちとの出会いと別れ、たちはだかる危険や苦難とそれを仲間たちと乗り越えたこと、旅の途中で出会った町の人々との交流、
ダンジョンで見つけたお宝や貴重なマジックアイテム、魔導師イルとの邂逅と対決、そして勇者との出会いと彼の存在・・・
冒険によってユイの生活や価値観は一変したといって過言はないだろう。私はなんで今までこんな退屈な日々を過ごしてきたのだろう?
地味に呪いをかけ続けるのが正しい魔女の生き方?そんなのいまじゃ時代遅れだし冒険と比べたら死ぬほど退屈なもの。たしかにおばあ様の言うとおり、
危険と隣り合わせの冒険をしていたらロクな死に方をしないかもしれない、でも彼がそばにいてくれたら
そんな不安なんてないんだから、彼が守ってくれる・・・そう・・・彼さえいてくれたら―――
そう思い始めた矢先、楽しかった冒険は黒幕カメーダとガンダーゴーレムとの戦いで幕を下ろすことになった。
無事野球大会を終えた後、それまで苦楽を共にしてきた仲間たちと、そして勇者である彼と別れた彼女はもとの平穏な生活へ戻っていったのである。
命の危険はないが地味で退屈でそして人の温もりのない魔女の家へ――
木々の茂みや奥の暗闇から無数の視線を感じる。その視線の主たちはこの森に棲むゴブリンであった。
だがしばらく周りを一瞥しただけで、ユイはなんでもないといったふうにまた森の奥へと自身の住居兼アトリエへと再び歩みはじめた。
冒険での魔物たちとの戦いによってユイは魔法使いとしての才能を開花させ、また初めのころにイルに指摘された実戦経験の不足も、
冒険での命のやり取りの積み重ねにより魔力や気を読み取るだけで相手の力量をはかり知れるほどになっていた。
一方のゴブリンたちもユイからでる魔力を感じ取って迂闊に手を出せば無事では済まないと悟っているのか、ただ彼女を遠巻きに眺めるだけであった。
それほどまでにユイはこの1年で一人前の魔女・冒険者として成長を遂げ、一人旅をしても支障はなかった。
しかし彼女はあれ以来一度も冒険には出かけておらず、退屈であると感じているはずの魔法の研究を続けている。
たしかに何度か思いついたように旅をしようと家を出てみたことはある、
しかしそのどれもが数日はおろか数時間もしないうちに急に興味が失せて気が付いたころには家路についてしまっている。
今の生活に退屈を感じているはずなのに、はじめての冒険にあったような高揚感というか、好奇心というか何かが足りない。
そして彼女が一番恐れたのはそうした冒険もどきをやった日の夜に必ず襲ってくる、
体の真ん中にぽっかりと穴が空いたような寒気のする孤独感と脱力感。
これがもう二度と味わうまいと彼女をさらに内へと引きこもらせていくという
悪循環を生んでいった。そして現在の生活に至る。
「さて、問題はこの材料を使ってなんの研究しよっかなあ・・・」誰に聞かせるでもなくそう呟きながらユイはうつむいたままさびしく笑った。
最近しばしば考えて込んでしまうことがある、誰のために自分は魔法研究をやっているのだろうか?
困っている人々のため?自分のため?それとも魔女の一族のため?
そしてどうして楽しいと思っていた旅ができなくなってしまったのだろう?
戦う魔物が弱すぎるから?特に欲しいものは家にそろっているから?損得勘定から?
いろいろ頭の中でぐるぐるまわって結局答えは出ない、いや、本当は答えなんてとっくに出ているはず、
すでにわかりきっていること。ただ単に認めたくないだけ、それを認めてしまえばあの大嫌いなどうしようもない寒気が襲ってくるから。
人気者の彼は今日も誰かのためどこか遠くを旅しているのだろう、風のうわさでは海の向こう側へ渡ったとか・・・
人の温もりがほしい、それもあの人の温もりが・・・、けれどあのひとは私の目の前には現れてくれな―――
「おっかしいなあ・・・ユイさん留守にしてるのかなあ?困ったな」
ふと懐かしい声を聞き顔を上げた彼女の視界にみえたのは、自分の家の前でうろうろしている、そこにいないはずの人物の後ろ姿だった。
この世界観には明らかに浮いている紅白のコントラストにしたユニフォームと野球帽、背中にはみてくれは
安物みたいだが幾多の魔物どもを葬り去ってきた長身の剣を背負い、肩には長く使われたのであろう
継ぎはぎだらけの鞄をぶら下げたその青年こそ、おそらくもう会えないだろうと諦めてはいた、
しかしこの世で一番逢いたい、そして触れたいと願う人物であった。
その彼が数歩歩けば手に届く目の前にいた。
「人の家のまわりにうろちょろするなんて不審人物極まりないわね」
できるだけ平静を装って後ろ手を組んで彼に話しかける
「・・・なんだ君か、びっくりさせないでおくれよ。そんな怖い顔して」
ゆらり、と振り向いた彼は気配を消して近づいたユイに吃驚したのか少し顔をこわばらせながらの笑顔を彼女に向けた。
「・・・久しぶりね、何か月振りかしらね最後に会ったのは」
彼の笑顔に応えてユイも微笑みで返す。
「あれからだいぶ経つからねえ、大変だったねあの時は」いかにも感慨深げに彼は言葉を返した。
「そうねえ・・・イルのおかげで魔王所の地下にテレポートで飛ばされて、
悪魔たちの生贄のために磔にされそうになった時は、どうなるかと思ったわ。君が助けてくれたからいいけど」
あの時を思い出すかのようにユイはどこか遠くを見る目で彼に語りかけた。
「はは、そんなこともあったねえ。あの時の俺、最高にクールでメロメロになったろう?」
「もうっ、少しほめたらすぐこれなんだから」
軽く溜息を吐きながらユイは元気そうな彼を見て苦笑の表情をみせた。
「で、なにか用事かしら勇者様?」
そう尋ねると笑顔から一転して彼は眉をひそめ神妙な面持ちでユイに語りかけた。
「・・・ああ、実はまた厄介な事件に巻き込まれてしまってね、それも王宮がらみでさ。
外国まで行くかなり過酷な冒険になりそうなんだ。正直俺一人で役が務まるかどうか・・・だからまた君の力を借りたくてね」
「なるほどね・・・わかったわ、まあ立ち話もなんだし、よかったら家の中でお茶でもどう?」
「お、そうかい?じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらっちゃおうかな!?」
そういうと先ほどの深刻そうな顔とは打って変わってまた陽気な笑顔に戻っていた。
「じゃあ先に入ってて。鍵は開けっ放しにしてたから」 「はいはい」
彼をうんうんうなずくと、すぐに家のドアに向かおうと彼女に背を向けた。
「ああ、それとね――」 「うん?なんだい?」
今のあなた、最高に間抜けで幻滅だわ。本物の彼とは大違いね」
「え?なにを『――サマーレッド タイプオブノーレッジ』
淡々と詠唱が終わるや否や彼に差し向けられた彼女の手のひらからゴウッと辺りを焼き尽くすような豪熱の火球が現れたかと思えば、
その大きな赤黒い塊は瞬きも許されない間に彼のもとへ向かい、そして呑みこんだ。
「――――ッギ、グギャアアアアアッ―――」
「魔女の魂を獲るのならもう少しうまくやりなさいな、悪魔さん」
業火に包まれながら地べたにごろごろとのたうち回り、声にならないような苦悶の叫び声を出し続けるそれは、
見る見るうちに蝙蝠のような翼や長く伸びきった鋭い爪など本来の姿を現しはじめたが、
断末魔が絶え動かなくなるややがてふわっと煙になって消えた、あたりには焦げ臭いにおいを残して。
幻覚を見させられている・・・?彼が目の前にいる状況を見てユイが初めに至った思考は、
今にも抱きつきたいはずの人物の存在の否定であった。
この森には人間の魂を狙う悪魔も多く棲みついている。その悪魔たちに呆けていた自分は騙されているのではないか?
油断していたら寝首を狩られるこの森では十分にありえることではある。だからユイはゆっくりと、
その合間にもしものため背中にまわした手で魔法陣の印を切りながら、自分の住居を眺めている人物に近付いて行った。
極度の警戒心と緊張感と大きな期待感と衝動を秘めて―――
本当に彼かどうかを確かめるのは簡単だった、こちらからの何気ない事実確認にちゃんと答えられるかどうかを見ればいい。
磔の私を救いだしたことなんて真っ赤なウソ、実際に磔になりそうだったのはヤマダ君で私はイルと成り行きで
共闘して彼をサポートしていたのだから。この時の出来事をわたしたちは忘れているわけがないはずだ、
なぜならあの時、イルが彼に悪党にならないかと誘った後、彼は私に―――
「・・・ま、普通に考えたらこんな虫のいい話なんてないもんね」
先程まで彼に化けていた悪魔だった煙を横目にユイはさらりと流した。
そしてなにごともなかったかのように家の中へ消えていった。
「・・・なんだか体がだるいわね」
あれから何時間たったのだろう、アトリエにこもったユイは自身の体調に違和感を覚え始めていた。おそらく森の急激な空気の変化で風邪をひきかけているのだろう。
そう分析したユイは風邪薬を入れているはずの棚の引き出しを開けてみたのだった、が
「・・・こういう時に薬を切らすなんて今日はとことんついてないわ」
あいにく調合された薬は底をついていた。今日収穫したものを含めた材料を使って一から作るのもできないことはないが、
それでは完成するまでにだいぶ時間がかかってしまう。作っている間にさらに悪化してしまったら元も子もない。
「しょうがない、今日はここで切り上げてもう寝よ・・・」
倦怠感を感じながら、ユイは食事もとらずにいつもより早い眠りに就いた。
―――なんだかふわふわ浮いている感じがする・・・何も見当たらない、ただ無音で暗闇が漂っているだけ。
夢か現か、はたまたその境界か。時間の流れを感じないそんな不思議な空間のなかをひたすら漂うことが一年前からある。
ここへさ迷うのは決まって冒険もどきをした後の夜で、そしてそれは必ずどんなおぞましい魔物よりも恐れているアレが来ることも意味していた。
――しまった、という言葉が頭の中に廻った瞬間、二度と味わいたくない寒気の波が襲いかかってきた。
それも外からだけでなく自身の体の芯からもでているようで、みるみるうちにユイから体の熱を奪わっていく。
久しぶりに受ける感覚に思わずたえられず体を抱きしめるようにうずくまってしまうが、そんなことは気休めにもならず、
部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備を行うがごとく耐えることしか術がない。
おかしいなあ・・・今日も遠出しなかったのに、どうしてきちゃったかな・・・
魔法も使えない誰も助けてくれないこの空間に来ないよう家にひきこもるという後ろ向きな努力で避けていたのに、
今回はこれまで以上の勢いでユイに襲いかかっている。
ユイは何故こうなったのか、寒さで薄れかけていく意識の中今日の出来事を整理していた。
・・・死んだとしても悪魔か、やることはえげつないわね・・・
やはり原因はあの悪魔がよりにもよって彼になりすまして自分に近づいてきたことにありそうだ。
大方罠だろうという疑心の下にたしかにあった、本当は彼であってほしいという願望と期待感、
しかし大きな期待は外れたときその反動の失望も大きいということ、そして今回は後者に転んでしまった。
どうやら認めざるをえないだろう、冒険がつまらなくなってしまった理由を。
冒険のきっかけは突然現れた彼が声をかけたから。
今まで冒険が楽しかったのは、たまにドジを踏む彼が場を和ませてくれたから。
危険な目にあっても乗り越えたのは、いざという時彼が守ってくれたから。
魔法使いとして一人前になれたのは、彼と一緒に切磋琢磨してきたから。
今まで魔女でなく人としていられたのは、彼の温もりが心地よかったから。
彼のいない冒険なんて、たまご抜きのたまごサンドみたいなものなんだから・・・
そしてついに認めてしまった、その彼は自分の手が届かないところにいること、自分が今孤独であるということも。
―――ああ、そうか。自分にとって彼の存在は偉大だったんだ・・・。
たった数カ月しか冒険したことのないはずなのに、
そんなに勇者といった感じじゃないのに、
そんな浮世の男女の仲でもなかったのに不思議なものね・・・
・・・ああもう、あたし、どうしてこんなに弱くなったかなぁ・・――
長い間考えていた問いの答えを認めだした途端から、孤独という寒気の波がさらに容赦なく彼女を蝕んでいく。
このままでは完全に自分のありとあらゆる熱を奪われてしまうだろう。
ああこんなことになるだろうと思っていたから認めたくなかったんだ。
彼に会いたい触れたい求めたいのに、今彼がどこにいるかもわからない。
人の温もりのないこの家で私はいつも独りなのだ、ソウ、イツモヒトリ・・・
「・・・はあっ、んぅ・・・ぁん」
無意識のうちに、ふと肩を抱いていた右手を自分の秘所へと伸ばしていた、
少しでも熱を出して体温を維持するためか、
はたまた今まで気づいていなかった鬱積した思いのたけを自分を慰めるかたちでぶつけるためか―――
くちゅり・・・くちゅ、くちゅっ・・・ぬちゃぁ・・・
この空間ではおろか普段でさえも自分を慰めたことがあまりないユイであるが、
何度か指を絡ましていくうちに、やがて純朴な乙女の蜜壺から
半透明でほんのりと粘りのある愛蜜がとめどなく溢れ始めてきた。
「はんぅ・・・はぁ、ああっ、うん・・・あっ、だ、だめぇ、乱暴にしちゃあっ」
無我夢中で現実から逃れようとユイは自らの業を想い人との秘め事と重ね合わせていた。
男にしては少し長めな彼の指がまるで別の生き物のように動いて彼女の蜜壺をかき乱していく、
迫ってくる快楽に堕ちないよう必死に抵抗しようとするが、後ろから彼のもう一方の鍛えられた腕でがっしりと抑えられてしまう。
やめさせるどころか彼のすこしきつめの愛撫はさらに激しさを増していく・・・
――ちょっと指を入れただけなのにこんなに濡らしちゃって――ユイさんはとんだ変態さんなんだね――
「へ、変態じゃ・・・ああん!・・・な、ないもん!・・・の指が、あっ、いやらしいところ、ばっかり・・・ひゃぁんっ、つくんだもん!」
瑞々しい唇の奥から漏れだしてしまう喘ぎを抑えながら、ユイは余裕の笑みを浮かべる彼に精一杯反論しようとするが、彼の容赦のない愛撫になかなか言葉が続かない。
――おいおい、ユイさん、あまりにも敏感すぎるでしょう?
こんなんじゃ俺のバットを入れる前に3回ぐらいイッちゃうんじゃない?――
「ひゃぇ!?ば、バットって・・・ああん・・・どういう、ああっ!い、いみよぉ!?」
彼のあからさまな隠語に反応して、ユイのほんのりと赤みを帯びた桃肌のほほは完熟トマトのようにさらに真っ赤になる。
――お?指の締め付けがきつくなった・・・やっぱりユイさんはいやらしい娘だね――
「!?・・・ふあっ、ひゃう、ん・・・んぅ・・・し、仕方ないじゃない!いつもいつもあなたに会いたくてさびしかったんだから!」
ついに今まで内に秘めていた想いを悶えながらも彼に必死に伝えようとする
――そうだったのか・・・それは悪いことをしたね、お詫びとしてなんだけどそんないやらしくて正直者のユイさんには少しご褒美をあげよう―――
そういうや、彼はこれまで彼女の秘所を愛撫してきた指をさらにもう一本添えて彼女の蜜壺めがけて一気に突っ込んだ。
くちゃあ、ぬちゃぬちゃ、くちゅくちゅくちゅっちゅっぅ
「ふぁああっあん!?ら、らめぇ、そんなにぃ、ああん、はげしくぅしないでぇ!おかしくなっちゃうぅよお!?」
さらにいやらしい愛液の大きな水音とともにユイの少女ゆえの色っぽい喘ぎが
それとあわさってある種のハーモニーを奏でている。
もはや頭の中には快楽に耐えようという考えは消え去り、ただ堕ちていこうという思考が支配していた。
「いやあっ、あっ、ああん!・・・あ、ねえ、なにか、ふぁ、きそう、なのぉ!」
――いいよ、我慢しないで イッていいんだよ?―――
彼はそういうと彼女の最深部へと指を突き入れた。頭のなかが真っ白になり、一瞬ユイの身体がのけぞったかに思うと、
やがて小刻みに震えて糸が切れた人形のように俯き力の抜けた彼女はやがて眠るように眼を瞑った・・・
しばらくの間心地よい倦怠感が彼女を包み込んでいた、
まぶたを閉じ行為の余韻に浸っている彼女の表情はどこか幸せそうなものだった・・・
そうだいつまでも余韻に浸ってちゃいけない、もう二度と離れないよう自分の想いを彼に伝えなきゃ―――
「ねえ、お願いがあるの。あたしも冒険へつれ―――」
彼の顔を見ようとまぶたを開いて視界に映ったのは、自分の愛液まみれの右手だった。
その事実が彼女を無情に現実へと戻す。
そうだった、彼はここにはいないんだ――
今まではすべて自分の妄想・・・よりにもよって彼を慰み者として使ってしまった。
そう悟った刹那、今まで快楽で忘れかけていた孤独と脱力の寒波が再び彼女を侵食しはじめた。
先ほどまでの秘め事で得た熱が一気になかったかのように奪われていく・・・
ユイは自己嫌悪と孤独感の中うずくまることしかできなくなっており、
その瞳にはどんな苦しい時でも負けずに輝きを放っていた光が失われていた・・・
・・・ああ、やっぱり一人は嫌だ、いやだ、イヤダ、ダレカココカラタスケテ ――
ド ゴ オ ッ
彼女の心が今まさに折れそうになったその時、どこからか、けたたましい落下音が轟いた。
すると今まで暗闇だった空間の一筋の白い線が見えたかと思うと、
やがて白い線は幅を瞬く間に広げていき、空間は光で包みこまれることとなった。
どこからか懐かしい声がしたような、そんな気がした
ユイの意識はそこで途切れた―――
605 :
投下終了:2009/09/07(月) 07:11:53 ID:L5H/8pDX
ここで終わります。失礼しました
GJ!
最近ピリピリしてるな
このスレ
GJ!
GJ!
4裏とは珍しい
イルと共闘して……とかヤマダが磔に……とかは、ユイの個別イベントである話なんだろうか?
ロクにやりこんでないからユイのエンディング見たこと無いんだ。
609 :
白銀の超闘士:2009/09/08(火) 11:36:01 ID:8ZXsdSY3
何か作品書いていいか?
できたので投下。
11裏で主×ユイ
後、テンション上がってきた(謎
俺は今、ユイと二人で宇宙人の基地に潜っている。
何故二人だけなのかと言うと、メガネは下痢で同行できず、仕方ないので一人で潜ろうと考えていたのだが、ユイが一緒に行きたいとしつこかったので、連れて行く事にしたのだ。
そして現在、俺とユイは出口があるフロアに来ている
「ようやくここまで来たな」
「本当ね。此処らの敵しつこかったわ…」
出口が見えて、いざ走ろうとした瞬間、目の前から人食いゴキブリが現れた。
「…最後の門番ってか?」
「やってやろうじゃないの!」
俺とユイは、ゴキブリ達を軽くあしらってやる事にした。
数分後、こちらは多少のダメージを受けたが、ゴキブリ達は全滅した。
「やっと…」
「さて、戻るとしますか。」
その時だった。
辛うじて生きていたゴキブリの一匹がユイに飛びかかった。
「ユイ!危ない!」
俺の言葉に反応して、ユイは飛びかかってきたゴキブリをギリギリで避け、得意の殺人キックを喰らわせる。
「ありがとう。小波君。」
「どうって事……っ!?」
俺は一瞬、返答に詰まった。
何故なら、彼女の穿いている筈のスカートが無く、純白のパンツが丸見えになっているからだ。
どうやら、さっきのゴキブリの攻撃でスカートごと持ってかれてしまったのだろう。
「って、え?きゃあ!」
自分の状態に気付いたユイは、両手で股間を隠すようにする。
しかし、尻は隠せておらず、恥ずかしがる度に揺れる尻に小波の股間のモノは膨らんていった。
さらに、先程の戦いで破けて穴が開いた黒ニーソから見える美脚が小波に追いうちをかける。
暫くした後、ユイが語りかけてきた。
「…見たでしょ?」
「…ああ、見た。」
俺は即答する。
「わ、私の…その…パンツを見といて…ただで済むと思う?」
ユイは恥ずかしがりながらも、俺を睨んでいる。
「…その…好きにしていいぞ。」
俺は、覚悟を決めた。
いくら事故とはいえ、彼女のパンツを見てしまった事は確かだ。
「じ、じゃあ…私と…一つになって…」
「はいはい…って、え?」
俺は理解できなかった。
何を言ったのか考えてる瞬間、ユイが俺を押し倒してきた。
そして俺のズボンとパンツを脱がすと、俺のモノがピンと飛び出す。
「じゃあ、まずは小波君の…もらうね。」
「もらうって…うっ!」
ユイが俺のモノの先端を舐めた。
いきなりの快感に体が震える。
さらに深く飲み込み、舌を絡めつつ、俺の敏感な所を刺激していった。
「ユ、ユイ…そろそろ出そうだ…」
「出して…私の顔に小波君のを…ちょうだい…」
俺の下半身を快感が包むと同時に、ありったけの精をユイの口の中に出す。
「んぐぅっ!」
口の中に精をぶちまけられたユイは、溢さないように俺の精を飲んでいく。
俺の精を飲みこんだ後、ユイは突然足を広げ、自らのパンツを小波に晒した。
破けた黒ニーソと少し濡れているパンツがまた俺のモノを復活させた。
「次は…私の此処を…舐めて。」
「…いいのか?」
「えぇ、構わないわ。」
小波は頷くと、ユイの股間をパンツ越しに舐め始めた。
舐める度にユイから甘い声が漏れ、ビクビクと体が震え、愛液が吹き出してきて、俺の股間はさらに硬さを増していった。
暫く舐めていると、ユイが俺に話しかけてきた。
「小波君…私…もう…」
「…解った。」
俺の唾液とユイの愛液でびしょびしょになったユイのパンツを、俺は脱がす。
クリクトスがむき出しになった秘部に、俺のモノを挿れる。
「ああぁっ…」
ユイは挿れただけでビクビクと痙攣し、俺に抱きついてきた。
「くっ…ユイの中…すごい…」
俺は腰を動かし、ユイの奥を貫く。
ユイの柔肉が俺のモノを締めつけてきて、それだけでイってしまいそうになる。
「ユ、ユイ…俺、限界が…」
「私も…小波君、きて…」
俺は快感と興奮で我を忘れ、ユイの奥を激しく突いていく。
そして次の瞬間、愉悦が炸裂し、ユイの中に大量の精が放出される
「うああああぁぁぁっ!」
俺とユイは二人して声をあげ、絶頂を迎えた。
俺はどぷ、とモノを引き抜くと、ユイに語りかける。
「…ユイ、大丈夫か?」
絶頂の余韻で下半身をビクビク痙攣させて倒れているユイは、嬉しそうな表情で答えた。
「小波君…大好き。」
「俺もだよ、ユイ」
俺はユイにそっとキスをした。
その後、地上に帰った時にメガネやリコから色々問答されたが、別の話という事で。
614 :
糸冬:2009/09/08(火) 12:27:47 ID:bNXmRFH/
以上です。
ぁ…タイトル…
615 :
594:2009/09/08(火) 13:25:08 ID:7jPPZELB
GJ! おお俺もテンションあがってきた(何
>>608 ユイとイルの連続イベント経験、体の珠をプレイグから購入などの条件を満たすと
終盤の魔導師兄妹の定期イベントが変化して確認できます
まあ、実際では悪魔支店長と主人公の一騎討ちという形ですが
上手いねぇ!!
俺はエロについてはよく知らないけど、面白いな。
俺にはとても書けん……読むのは好きなんだけど。
617 :
白銀の超闘士:2009/09/08(火) 15:59:30 ID:8ZXsdSY3
>>610 つまらん、25点くらいか…
修行中とはいえもっとわかりやすく簡潔に書けないのかよw
誤w
GJ!
DJワロタw
621 :
白銀の超闘士:2009/09/08(火) 20:41:12 ID:8ZXsdSY3
もっと9や10のキャラの作品を書けっての。
622 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 20:49:19 ID:lX7wiamQ
あ
GJ!
この流れを待っていた
いいね
626 :
594:2009/09/09(水) 00:25:18 ID:k/0ExD4M
また投下したいのだが・・・この前の続きもので4000字程度なんだ
が・・・エロがないんだよね・・・非エロでもOK?
628 :
投下します:2009/09/09(水) 01:08:05 ID:k/0ExD4M
>>627 感謝。
とりあえずタイトルは「ユグドラシルは枯れない」(仮)でいこうかなあと
非エロ 一部パロ(?)なので注意されたし
――まだ重いまぶたを開くと木目の天井とそこからぶらさがる魔法式ランプが最初に目に入った。
ほんの少し上体を起こしてベッドの反対側の窓の奥の漆黒を見れば、まだ夜明けにもなっていないようだ。
まだ気だるさと後味の悪さが頭と身体から離れないが、あの恐ろしい空間から抜け出せたことをようやく理解する。
さきほどの凍える寒気はどこへ飛んだのか、部屋は蒸し暑く体温が戻っており、
逆に風邪の悪化か頭がぼんやりとするほど身体中が熱くなっていた。しかし――
「――最、低だ、あたし・・・」
・・・押し寄せてくる孤独感を紛らわすだけのために、彼を慰み者の対象にするなんて・・・
悪夢から覚めても、あの時の罪悪感と自己嫌悪をひきずったままだ。
気づけば、右手はぬちゃりと音を立てるほど濡れており、股から太ももにかけて粘着質な水の筋が寝巻きにうっすら浮かび上がっていた
「これから、どうしよう・・・」
今まで怖くて否定してきたが、彼がそばにいないという現実を夢の中で認めてしまった以上、
これからは毎晩あの孤独が支配するおぞましい閉鎖空間に閉じ込められるのだろう。
そう考えると頭が痛くなる。今回はなんとか抜け出せたからよかったものの、あのまま孤独という名の冷気に蝕められていたら
きっともう二度とまともな精神でいられなかっただろう、そして次またあの閉鎖空間へ閉じ込められても再び耐えられる自信がない。
629 :
投下します:2009/09/09(水) 01:09:35 ID:k/0ExD4M
「あははは・・・完全に詰んだわね」
もはや身体的にも精神的にも極限の状態に追い込まれてしまった。
どうして孤独の症状がまだ軽いうちに無理してでも彼を探す旅にでなかったのか、今さら悔やんでも悔やみきれない。
風邪をこじらせている今は冒険において最悪のコンディションであり、なにより今から彼を探そうと旅をする気力もとうに失せている。
このまま再び眠りに堕ちれば、次は必ず壊れてしまう。回避する手立てがないという救いようのない状況。どうにもならず、もう乾いた笑いしかでない。
――このまま堕ちてしまえば、楽になるのかもね・・・もう二度と彼に会えないのならば
いっそこのまま・・・はあ、もう一度彼のカッコイイとこ見たかったなぁ・・・
・・・あの時彼は本気であんなこと言ったのかしら・・・あーあ、結局彼に返事言い損ねちゃったなぁ・・・
――さん――
――もし目の前に彼がいたら今までためてきたもの全部遠慮なくぶつけてやるんだけどね・・・
どうして私を冒険に誘ってくれなかったの、魔王城で言ってくれたことやっぱり嘘だったのね、私よりイルのほうが好みなのかしら?
・・・ってね、あとは――
――ユイ――
――あなたのこと、世界で一番好きなの・・・あなたのこと考えたら・・・
・・・こう胸がきゅう、となって・・・お願いだからずっとそばにいて・・・
・・・もう二度と離れないよう ぎゅっと抱きしめて・・・ぐすっ・・・
・・・小浪くん・・・どこにいっちゃったのよう・・・
さみしいよう・・・逢いたいよう・・・声を聞かせてよぅ・・・
「・・・あのー・・・えー、ユイさん。そのなんというか、夜分遅く気持ち良く寝られている最中お邪魔したうえに、そのー・・・
テレポート事故とはいえ自分の家の屋根を破壊されたら、誰でもブチ切れるのは当然であるわけで・・・
許してもらえないだろうことは重々承知のうえ、なんですが・・・」
「 ほ ん と っ す い ま せ ん で し た ! ! 」
一瞬何が起きているのか理解できなかった。急な大声がしてビクッと辺りを見回したら、ベッドの横の気配に気づいた。 ―――なにの?
よく見ると、幾度となく企んだ世界征服を青いロボット(狸ではない方)に阻止された卓球が趣味な悪の科学者のごとく、
見事なくらいに額が床につくほど深々と土下座をしていて、 ―――誰が?
その頭をあげて窺った顔は、文字通りの顔面蒼白で、泥やら埃やらで汚れていて、何が怖いのか冷や汗をかいていて、今にも泣きそうで、
そして―――
懐かしい顔だった。
「こ・・・なみ・・・くん?」
突然の状況で頭の中がぐるぐるして言葉がでないなか、なんとか絞り出す。
「は、はい、小浪でございまーす・・・」
波紋の使い手の隠し子のヘアースタイルと似た日曜夕方の顔の人のような高いトーンでたどたどしく問いにこたえる。
口元の端がピクピクと震えながらの笑顔をつくりながら。
ああ、私としたことが、家の中にまで悪魔の侵入を許すなんて。
昨日の今日とだからといって油断してはいけなかったのだ、二度あることは三度あるならず、一度あることは二度あるのだ。
とにかくどうやってここを切り抜けよう、いやどうこいつを始末してくれようか――
「・・・あのう、ユイさん?」
きょとんとした顔をして、そいつは私に近づいてくる。
「大丈夫?熱でもあるの?」
「・・・来ないで、いや近寄るな、彼の面をかぶった悪魔め・・・また私を騙す気ね」
「人を悪魔って・・・それに騙す?・・・どういうことなの?」
それでも、そいつは歩みを止めない。攻撃したくてもこの距離じゃ魔法の詠唱が間に合わない。
「とぼけるな!昨日みたいにまた彼に化けて!彼がここに来ないのはわかってるんだから!」
「ちょっと、ユイさん!落ち着いてよ!なんだか知らないけど、とにかく僕は本物だって!」
ガシッ
ついに振り上げていた腕を掴まれてしまうほどの距離を許してしまった。偽物とはいえ大好きな彼の顔がすぐ眼と鼻の先にあるぐらいに。
「信じられないわよ、ばか!だいたいどうして今度の冒険に誘ってくれなかったのよ!勝手にひとりで海を渡って!
世界を平和にするとか、俺より強い奴に会いに行く・・・、とかそんなわけでもないでしょ?
おおかた魔導師のあいつと、ハヅキちゃんやミユキさんとにゃんにゃんしてたんでしょう!私は放置プレイですか?そうですか!」
「だーかーらー落ち着いてよー!にゃんにゃんって・・・いつの時代の表現だよ・・・
あー、いや、うん・・・そんなに怒っているとは思わなかったよ・・・一声ぐらいはかけるべきだったよね・・・」
なにかとんでもないことをいった気がするが、自分でもなにを言っているのかよくわからないのだ。
風邪のせいかふらふらになってまともな思考ができないが、とにかくこれまでの鬱憤を全部ぶつけていた。
「うるさい!偽物のくせにわかったようなふりしないでよ!
本物の彼はね、どうせあたしのことなんかどうでもいいの―――」
「 い い わ け な い だ ろ う !! 」
突然の怒声のあと部屋中が静寂に包まれた。彼の姿にそっくりな者は間違いを犯した子供を叱るような父親のような厳しい目つきで、
その奥の瞳は真剣そのもので、やさしさを秘めていて、でもどこか悲しそうに私を捉えていた。――ぽん、とその人は私の両肩に手を置き、深く深呼吸をしてから、そして――
「どうでもいいって・・・そんなわけないだろう。
ユイさん、忘れたのかい?イルに飛ばされて魔王城で悪魔たちと戦って、
イルに仲間にならないかって誘われた僕に君は『すこしは心が動いた?』って尋ねてきたよね?
その時僕が、いや俺が、 『君のほうがいいよ』 って答えたこと。俺は割と本気だったんだけど」
『君のほうがいいよ』
―――忘れるわけがない。イルが去った直後、彼とふたりっきりになった私は何気なく彼に悪党になることに魅力を感じたか聞いてみた。
普段はどこか頼りないが根は真面目な彼のことだ、おそらく人に後ろ指さされたくないから
このままでいいとか答えるんだろうなと予想していた。面白い答えなど期待していなかった。
けれど彼は予想を斜め上にいくことをなんでもないかのように口にした。
「え?いや、僕は君のほうがいいよ。
ふたりとも可愛くて頼りになるけど、君のほうが優しいし、僕は好きだよ?」
一瞬時が止まった。ドドドドドな擬音が似合う悪のカリスマ吸血鬼や未来からやってきただみ声の青狸や、
ジャンピング土下座科学者(本日二度目)の14番目のロボットや紅い館の完全で瀟洒なメイド長のように、
どうやら彼もまた時止めの能力者だったようだ。
もっとも、再び時が動きだしたときには周りをナイフとかネズミとかバスターとかナイフとかで囲まれたわけではなかったけど
「キミノホウガイイ」「ボクハスキダヨ」・・・だと?
DIO「そして時は動き出す」
「ちょ、ちょっと・・・!?」
代わりに目に見えないけれど、なにかこう胸をきゅっとされるような感覚が身体中を駆け巡り襲ってきた。
なにか言い返そうとしてみるけれど、頭がパニックになってどうすればいいかわからない。
そんな私を彼はただ静かに微笑んでみているだけだった。いつもはこんなに意地悪じゃないのに・・・
この時からだろうか、今まで漠然としていたがはっきりと彼を、小浪君を異性として意識しはじめたのは・・・
ヤマダ君たちが私たちと合流したのは、それからすぐのことだった。
短いけれどふたりだけが共有している記憶。そしてとても大切な思い出。二人しか知りえない会話・・・
ああ、この人はあの人だ。彼だ。小浪くんなんだ。何とも言えない幸福感と安堵感、
同時に一度でも彼を信じず、疑ってしまったことの申し訳なさと罪悪感、
そして今まで会えなかったことへの不安感や恐怖感など
いろいろな感情が頭の中をぐるぐる回って、整理しようとしてもできなくて、
いろいろ言いたいけど何から言えばいいかわからなくて結局私は
むぎゅっ―――
「ぐすっ・・・こ、こなみくーん!うわあああん!!ああ〜!!」
涙をこらえることができなくて、大声で泣きながら無我夢中で彼に抱きついた。
「ユ、ユイさん!?・・・うんうん、そうだね、さびしかったんだよね・・・怖かったんだね・・・
ごめんよ、ひとりにして・・・でも、もう大丈夫だからね・・・」
ぎゅう・・・
彼はいきなり抱きついてきた私に驚きつつもすぐに優しく抱き返して受け入れてくれた。
今一番聞きたかった優しい声・・・髪の毛を撫でてくれる大きな長めの指が心地よく、
彼の身体からすこし汗臭いにおいがしたが、それすらもすべて私に安心感を与える。
そしてなにより抱き締めてくれる彼の心臓の鼓動が今までの不安や孤独感を溶かしてくれる。
ああ・・・これなんだ、あたしが一番欲しかったのは、この温かさなんだ。
どんなに魔法の研究をしても危険な冒険をしても決して手に入らないだろう小浪くんの温もりは・・・
次の夜を越えるどころかこれからどんな苦難がきてもきっと乗り越えられる、そんな気がした―――
634 :
投下終了:2009/09/09(水) 01:20:06 ID:k/0ExD4M
終わりです。みなさんどうもありがとうございました。
GJ
GJ!
いい流れだ!
いやあ……いいねぇ!
あなたの書く話は面白いよ。気が向いたらまた新しい話を書いてほしい。
それと、ネタにニヤリとしてしまった……あなたも岩男をよく知ってるねぇ〜。
638 :
白銀の超闘士:2009/09/09(水) 15:13:13 ID:60P7lFLD
俺も何か書きたいんだけどいいか?
>>634 GJ!
フラッシュマン懐かしすぎて笑ったww
640 :
白銀の超闘士:2009/09/09(水) 15:58:05 ID:60P7lFLD
俺に期待しているっていう書き込みはないのか?こういう書き込みが職人のモチベーションを高めるって気がついてほしいよな・・・。
スレ住人のレベルがちょっと低すぎる。
>>634 GJ!
4は天本さんと葉月のツートップが最強すぎるけど、ユイもいいねぇ
>>638 書いてもいいかって?お前はダメに決まってんだろ
スルー!スルー!
ここで俺達大人がしっかりしないでどうする
釣り針にかかっちゃダメだぞ。
かかったら釣れちまうからな。
野外シチュっていいよね?
いいかどうか聞くのは投稿してからにしぃ
646 :
投下:2009/09/09(水) 19:23:28 ID:dKN7nZcV
10主×和那
「覗き見の罰」
※カズ攻め注意(爆
和那から告白され、時は過ぎて数ヵ月。俺は三年生になった。今日も俺は森で和那と一緒に特訓している。
始めは自分の目覚めた力に慣れていなかったが、今では十分に操れるようになっている。
しかし、俺には少し考えている事があった。この能力を使って少し遊べないか。
そう思っていると、ピン、と一つのアイデアが生まれた。
「和那、ちょっと飛んでみてくれないか?」
「え?」
「高く飛んで、重力を操って浮かんでみるんだ。」
幸い、此処ら辺は茂みが濃く、人目にはつかない。高く飛ぶにはうってつけだ。
「かまわんけど…なんでや?」
「いや、気持ちいかな〜って思って。」
「ふ〜ん。まあ、別にええけど。とぉっ!」
和那はそう言うと、高く飛んで、宙に浮かんだ。
「ん〜…確かに気持ちいけど、茂みばっかでつまらへんよ。」
和那がそう呟きながら浮かんでいる間、俺は和那を下から見上げていた。
そう、俺が考えたアイデアとは、和那が宙に浮かんでる間に、和那のスカートを覗きこむというものだった。
当然、俺からは和那の絶対領域が丸見えだ。
水色の下着、綺麗な尻のライン、曲線のとれた美脚。
和那の綺麗な下半身に、俺は見とれてしまった。
和那は地上を見下ろすと、俺がずっと和那の方を見ている事に気付いた。
全てを察した和那は、急速に落下して、小波の前に立った。
「…小波君、さてはウチのパンツを見たいが為に…」
和那が赤面で睨みつけてくる。
「い、いや、違うぞ。」
誤魔化そうとしても遅い。和那が詰め寄ってくる。
「全く…小波君みたいなスケベには…お仕置きが必要やな?」
和那はそう言うと、近くの大木へと俺を押し倒し、ズボンとパンツを半ば強引に脱がす。
「ちょ、和那…此処だとヤバいって…それに、和那は力が…」
「大丈夫や。ここは人が通らへんし、それに、力も手加減したる。」
和那は既にやるき満々だった。
そして俺のペニスへと手が伸び、巧みに上下にしごいていった。
下半身を甘い刺激が疼かせる。
「う、あ、ああ…」
「ありゃりゃ、小波君のからもう嫌らしい液が出とるで?」
和那は小波の我慢汁を亀頭ごと舐めた。
「うっ!」
「おぉ、結構大きいやね〜。小波君の。」
和那はペニスから手を離すと、今度は口で刺激してきた。
唇がカリ首を摩擦し、舌が亀頭を刺激する。
継続的に続く刺激に耐えきれず、俺は限界を迎えてしまった。
「っ…和那、俺、イク、からっ!」
快楽の塊が爆発し、ドピュ、ドピュと和那に向けて射精した。
「きゃっ!」
大量の精が和那の口から溢れ、彼女の顔を汚していく。
「はぁ…はぁ…沢山…」
和那は顔に付いた精を口へと運ぶと、下着を脱ぎ始めた。
「なっ!?」
「じゃあ次は…小波君のを…ウチの中に…」
和那は俺のペニスを自らの秘部へと導くと、ぐぐぐっと挿れた。
既に和那の秘部は愛液で濡れていた。
「か、和那…無理…するなよ…」
「しとらんて…小波君、動くで?」
俺に騎乗位した和那が動き始めた。
和那が動く度に敏感になっているペニスが擦れ、再び爆発しそうになる。
「和那の中、すごい…気持ちい…」
「そ、そんな事、言わんといて…あぁ…」
和那も感じているらしい。花弁から愛液が溢れてくる。
膣口の締まりが強くなり、射精が近くなってきた。
「か、和那…そろそろイキそうだ…」
「解った…小波君、きてや!」
和那はスパートをかけ、より激しく動き始めた。
不思議なものだ。通常なら男が女を襲うものなのに、今ではその逆だ。
俺は和那の力の強さを改めて知った。
そして、俺は頭の中が真っ白になり、和那の膣内に大量の精を放った。
「んんっ!」
「ああああああっ!」
和那は俺の全てを受け止めた後、ペニスを引き抜いて、バタっと倒れこんだ。
絶頂の余韻でビクビク下半身を痙攣させている。
「…和那、大丈夫か?」
俺は心配そうに話しかけると、和那は力の無い声で話しかけてきた。
「小波君のがいっぱい…ウチ、幸せや。」
にっこり和那は微笑む。
「それは、ごもっともで。」
「あ、でも小波君。またウチのパンツ見よったら…解っとるな?」
和那はジト目で睨みつけてきた。
「…はいはい」
小波はもう二度と、和那を使ったくだらないアイデアを浮かばせないと、心の中で誓ったのであった。
これで終了です。
色々突っ込み所ありそうだけど、見逃してくれれば幸いです
うーん
良い流れだ…
素晴らしい。
GJ!!!
なにこの投下ラッシュ
654 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 04:17:33 ID:b+0iz1iR
いい流れだな
GJ!
しかし俺はどうにも
>>654が……いや、やっぱ何でもない
気のせいだと思うことにする
657 :
646:2009/09/10(木) 21:24:49 ID:uVD+yv4j
続編が出来たんだが、投下するか迷ってる。
なんか批判が出てきそうで…
そういう誘い受けやめろ
>>658‐659スマソ
じゃあ遠慮なく…
「続・覗き見の罰〜荷田と越後の陰謀」
廊下の曲がり角に二人の野球部員がいる。
荷田と越後だ。
「越後?用意はいいでやんすね?」
「あぁ、バッチこいだぜ!」
荷田はゴムボールを、越後はバットを持っている。
「いいでやんすか?女子が来たら、越後の108倍で…」
「風を起こして、スカートの中を見るんだろ?やれやれだぜ」
作戦をおさらいしていると、ちょうど女子がやってきた。
和那だ。
「いいでやんすか、越後!オイラがゴムボールを投げたら、越後は足の間を狙ってゴムボールを打つでやんす!」
「解ってるぜ!」
荷田はそう言ってボールを投げた。
しかしその時、予期せぬ事態が起きた。
小波がトイレから出てきて、越後が打つゴムボールの軌道上に立ったのだ。
「ちょ、越後!タイムでやんす!小波君が…」
「え?何だって?」
荷田が言った時は、既に遅かった。
荷田が投げたゴムボールは打たれていて、軌道上にいた小波に直撃してしまった。
「っ!?」
突然の後ろからの衝撃と突風に小波は体制を保てず、そのまま和那に向かって倒れてしまった。
そして小波の視界には一瞬、和那の下着が見えた。
突如の衝撃で視界がブラックアウトされ、何が起こってるか確認しようとすると、
ふに、と鼻に妙な感触と甘い香りが伝わった。
何が起こっているのか起き上がって確認してみると、和那が震えていた。
なんと、一緒に倒れた和那のスカートの中に突っ込んでいたのだ。
和那はM字開脚をしていて、小波の頭はすっぽり入っていた。
さっきの感触と香りは、和那の秘部とその香りだったのだ。
「小〜波〜く〜ん…」
「ちょっと待て!俺は知らないぞ!」
小波は誰かに利用されただけだと言い、後ろを見てみるが、誰もいなかった。
小波が倒れている間に、荷田と越後は逃げていた。
「・・・・・」
和那は下を向いたまま黙っている。
そして、少しした後
「・・後で、覚えとき!」
そう言って立ち上がって、走って行ってしまった。
「・・・濡れ衣だ」
小波はハァ、と溜め息をつくと、練習の為にグラウンドへ向かった。
その日の夜、小波は気分転換に森の中を散歩していた。
小波が散歩しているコースはドーベルマンも警備員も通らない為、一部の生徒もよく通っている。
「今日も疲れた…けど、一番気になるのは和那だな。」
いくら事故とはいえ、彼女にハレンチな事をしてしまった事は確かだ。
明日、和那に謝ろうと思ったその時、突然、何者かが後ろから小波を襲った。
口を塞がられ、もの凄い力で引きずられ、小波は何もできず引きずられていった。
何者かに引きずられる事数分、何者かは小波を地面に押し倒し、倒れた小波の前に立つ。
小波が何者なのか確認してみると、−和那だった。
「・・・和那、どういうつもりだ?」
「あら、覚えてへんの?昼の仕返し…かな。」
和那はそういうと、小波のズボンとパンツを脱がし始めた。
「ちょっと待てって!本当に俺は何も知らないんだ!」
「パチついてもダメやで?大人しく搾られとき。」
そう言ってる間に、小波の下半身は丸裸になっていた。
和那は座りこむと、両足で小波のペニスを挟んだ。
そして指先が動き始め、小波を快感が襲い始めた。
「っく・・・」
「どうや、気持ちいやろ?足でヤられるのは。」
両足による刺激に加え、視線に入る和那の水色の下着がさらに小波を興奮させる。
小波の視線に気付いた和那は
「まーた変な所に目を移しとるな?…しょーがないな。特別やで。」
和那はそう言うと、下着を脱ぎ、自らの秘部を小波に見せつけた。
両足による刺激が、見せつけられる秘部が、脱いだ後の下着が、小波を一気に追いつめた。
「か、和那…出す…ぞ!」
小波のペニスから精が放出され、和那の顔や制服を白く汚していった。
和那は顔に付いた精を口へと入れると、いきなり立ち上がった。
「さて…第二回戦といきますか。」
和那は小波の上に倒れこむと、向きを変えて69の態勢になる。
小波には愛液で濡れている和那の秘部が、和那には小波の反り上がったペニスが視線に入っていた。
「和那…これって…」
「あれ?もう解ってるんちゃう?」
和那は小波のペニスを指で触った。
「…やめてほしいなら、ウチをイかせとき。ほな、開始や!」
和那はそう言うと、ペニスを口に入れて刺激し始めた。
小波はさっきの仕返しといわんばかりに舌で秘部をペロっと何度も這わせた。
「んん…あぁ…ふぁ…」
和那から甘い声が漏れ始めた。
小波の顔に愛液が垂れてくる。
小波はさらに、和那の花弁の中へと舌を入れ、クチュクチュと卑猥な音を立てた。
「ひゃあ…ん、あぁ!」
和那の腰が浮く。それに加えて、和那の花弁から愛液が吹き出してくる。
「こ、小波君…ウチ…イきそうや…」
「俺もだ…一緒に…イくか…」
二人は刺激を与えるペースを上げ、快感を求めた。
そしてループする快感が一気に爆発し、二人は同時にオルガスムスを迎えた。
「うあああああぁぁっ!」
「ひゃあああああああ!」
小波の顔に大量の愛液が、和那の顔に大量の精がかかり、二人はその場で仰向けになった。
二人はオルガスムスの余韻で息を乱しながら、語りあった。
「和那…気持ちよかった…」
「ウチもや…恋人にヤられるの、始めてやで…」
小波は和那にそっとキスをすると、ぎゅっと抱き寄せた。
「でも小波君もモノ好きやな〜。またヤりたいからって、ウチのパンツを…」
「だから違うって!」
こんな調子で二人の時間は過ぎていった。
翌日、小波の練習を荷田と越後が手伝ってくれたのだが、その理由を小波が知るよしもなかった。
終了でつ。
まず最初の釣り、すみませぬ。謝罪しときます。
前回の投下から思ってたんだが俺のスキルじゃどうすればいいかわからないんだ
過疎ってきたな。
まあ、この流れが一番…おっと、誰か来たみたいだ
焦るなよ
670 :
594:2009/09/12(土) 06:21:31 ID:ZEu5iasN
続編を投下します、 タイトルは「森のキノコにご用心」ということで
全体10000文字エロは4000字以降から
口調などのねつ造設定あり
自重をしないパロネタあり なので注意されたし
「・・・」「・・・あのー、ユイさん・・・」
一言もしゃべらず無表情でこの有り様を眺めている彼女の顔はどこか物憂げで儚げで、
一年前と比べてポニーテールができるぐらいに腰まで伸びた蒼い髪とあわさって綺麗で、そして恐ろしくもあった。
「これはまた派手にやってくれちゃったわねえ・・・」
「いやあ、まさか自分でもこうなることは考えてなかったからねえ・・・ただ王国領内のどこかに飛べば大丈夫だろうと軽く考えてて」
「そうやって調子ブッこいた結果がこれだよ?」
「ごめん。反省はしているが後悔もしている・・・」
あれからしばらくして泣きやんで落ち着いたユイさんに、鍵をかけていたはずなのにどうやってここまで来たのかと問われ、
俺は彼女の寝室から隣にある、屋根にぽっかり大きく穴の開いたアトリエへ連れていってこの惨状を見せることにした。
文字通り彼女のホーム上ではごまかしようもないですから・・・。悲しいけれど勇者に逃走はないのだ。できないのだ。
「・・・つまり、向こうの大陸で冒険をしてきたはいいけれど、こっちへ帰るのにまた船は面倒くさいから
テレポートで一気に行こうとしたら私の家の上空にでてきてそのまま落下してきたと・・・そういうわけね?」
「はい、間違いありません・・・」
「と、いうことは、別に私に会いに来たわけじゃないんだ・・・」
「待って、ユイさんそれは違うよ。王国についたら必ず君の館に行こうと決めていたんだから。
それにユイさんは経験してないからわからないだろうけど、
船酔いってのは相当きついもんなんだよ?四六時中何カ月も続くんだよアレ。あればっかしはどうにも慣れないから・・・
あ、でもこれくらいの穴ならユイさんの魔法でカカっと塞げるはず――」
ポカッ
「あ、いた!」、殴られた。まだ怒っているのか、地味に痛い。
「はあ・・・あのねえ、小浪くん。いくら私が魔女でも、屋根を直す魔法とか持ってないから。魔法は万能じゃないのよ?」
天井の大穴の向こうの星空を眺めながらユイは大きなため息をはいた。
――あの時――閉鎖空間で彼を想って慰めてしまった自分が嫌になって、完全な孤独に心を浸蝕(オカ)されそうになったとき、突然の轟音で目が覚めて難を逃れた。
あのドゴオという轟音とともにかすかに耳に入った「うわあ」という、ちょっとどころか、だいぶ間抜けな、どこかで聞いたことのある、どこか心安らぐ声。
今思えばあれは、本人は意図したわけじゃないだろうけれど小浪くんが落下して屋根を突き破った時のものだろう。
偶然だけれどあの音のおかげで私は夢の世界から脱出しまともな状態で今ここにおり、そして彼と再会できた。
「またあなたに助けられたのね・・・」
押しが弱いというか流されやすいというか、彼はどうみても勇者に不向きな性格なのだが、
でもここぞという時はまるで別人みたいにかっこよくて
さっきみたいにいきなりあたってきた私を抱きしめてくれるほど、優しくて温かくて・・・
とにかく私にとっては頼れる勇者様なのだ。今回だって私を孤独の闇から救ってくれた。・・・ちょっと間抜けな形でだけど。
でも・・・勢いで今までの鬱憤をぶつけちゃったなあ・・・怒ってるかな小浪くん・・・
もっと・・・文句の他に彼に言いたいことあるのに、恥ずかしくて好きの「す」の字も出せやしない・・・
あーあ・・・さっきみたいに心の中でさらりと言えれば楽なのに・・・あたしってやつは・・・
「いやー、いきなりで吃驚しちゃったよ。でも正直ほっとしたよ。」
「あ、うん・・・ごめんね。いきなり取り乱しちゃって」
「それはもう気にしてないよ。いや、そうじゃなくてさ」 「ふぇ?」
何がおかしいのか、彼の顔はニヤニヤが止まらないようで、それでいてどこか照れくさそうにはにかんでいる。
私の顔になんか付いている?それともさきほどのやけくそに出てきた「にゃんにゃん」「放置プレイ」発言を思い出して?
あれはもう許してよお・・・自分でも何を言っているのかわからなかったか―――
「僕のことを世界で一番好きだ、もう二度と離れないようにぎゅっと抱きしめてなんて・・・
聞くこっちも恥ずかしいくらいだよ。長かったけどあの時の返事が聞けて良かったよ」
カキーン 岩男「よし!今のうちに急いでビーム地帯を通り抜けるぞ!」
これで彼の時止めに遭うのも二度目だ。
おっけいおん・・・ユイ、時を止められている今だからこそ今までの経緯を落ち着いて整理しよう。まず私は目が覚めた後何を見た?
最初は天井の魔法式ランプだ、その次にベッドの窓をみて空の様子を確認したわよね?
次に見たのは・・・あー、うー・・・あ、あそこのお汁まみれの右手とぐっしょり濡れた寝巻・・・ね
それから彼への愚痴と想いの告白を心の中で呟いていた。その直後彼が土下座してサザエしていた。ということは・・・
「な、な、なんでそのこと知ってるのよ!?
小浪くん・・・ま、まさか、私を『本』にして読んだというの?
それとも小浪くんは旧地獄の動物屋敷に住む一族だったっていうの!?は、もしや私はサトラレだったの!?」
「いやいやユイさん。僕コーヒー一杯だけで漫画描けないし、核融合ができる地獄烏をペットにしていませんから・・・
・・・いや普通にユイさん声に出していたよ、最初から。なんかユイさんが『最低だ、あたし』って呟いていたところから」
岩男「しまったタイムストッパーが切れた!あ」ビューーーン ティウンティウン、、、
ばたん
「ゆ、ユイさん!?しっかりして!わ、すごい熱じゃないか!と、とにかく汗を拭くため
脱がさ・・・って何言ってんだ俺!?
まずベッドへ連れていかなくちゃ、でも脱が・・・やっぱベッド!?」
・・・・・・あ、そういえばよく考えれば寝巻のままだから彼に恥ずかしい部分丸見えだったんだ・・・
そして彼女は心の中でばたん、と二度倒れた・・・
ガチャ・・・
「あれ・・・よかった・・・気がついたんだね」
「・・・・・・うん」
あれから彼女をベッドへ連れて行って、再び彼女の部屋を開いた時にはすでに彼女は気が付いていたようだ。
なにか恥ずかしいのか、頭の上からがばっと毛布にくるまり、その合間から子犬のようにわずかに潤んだ大きな瞳がこちらに向けられていた。はぅ、可愛いなあ・・・
僕は両手で持っているそれに振動を与えないよう気をつけながらベッド近くのテーブルにゆっくりとお盆を置き、近くにあった椅子を自分のもとに寄せてユイさんの顔が見えるように座った。
お盆にのった土鍋からはもくもくとおいしそう、とはさすがに自画自賛で言えないけどほんのりと甘い香りが漂っている。
「ごほっ・・・え?ひょっとしておかゆか何か作ってくれたの?小浪くんが?」
「うん。悪いけど家の中の食材を勝手に使わしてもらったよ。薬も探してみたけどどこにあるかわからなくて・・・」
「今風邪薬切らしているのよ。でも、おいしそうな匂いね・・・小浪くんも料理できるのね」
「おいおい冒険してるんだからそりゃあ僕にだって多少のスキルはあるよ。
一年前はほとんどユイさんやミユキさんが作ってくれていたけど・・・
それより冷めないうちにはやく食べなよ。口に合うかわからないけど・・・」
そういって彼は土鍋からおかゆをお椀によそおってくれた。ふわあ・・・とおかゆからやさしい湯気が立ち込めている。
「はい、スプーンをどうぞ」
「・・・・・・」
「どうしたの?ユイさん?具合でも悪くなったの?でも薬がないからこそ食べないと・・・」
「・・・ううん、そうじゃないのよ。ただその・・・」
「うん?」
「・・・・・・させて」
「え?なに、ごめん、なんて?」
「・・・その・・・あ、あーんでたべさせて・・・」
「・・・へ?」
「だ、だからその・・・あーん、て・・・小浪くんに・・・食べさせて・・・ほしいな?」
へあ?と気の抜けた声を出した彼は鳩が豆鉄砲を食らったような顔でしばらく立ち尽くしていたが、
やがて、にやあ〜と口元をゆるめて目を細めるとおかゆを掬った木製のスプーンを私の前に差し出してくれた。
「あーんしてなんて、ユイさんは子供だなあ」
と、彼はからかうが、かなりの間会えなかったんだ。こうなりゃとことん甘えてやるんだから・・・
・・・もうすでに恥ずかしいところをいっぱい見られてきたし。
ぱくっ
ほのかにする甘い香りのなかで、ちょうど良い加減の塩気が舌を刺激する。
お汁は一緒に炊かれた野菜のうまみが出ているのか甘すぎず、辛すぎず、
やわらかく優しい舌触りのお粥がすうっと口から喉元へ、そして胃の中へと消えていく・・・
正直彼の作った料理がこれほどの出来とは驚きである。かつて私が彼の一行に加わった時、すでにミユキさんやハヅキちゃんがみんなの食事を作っていた。
なんでも彼やヤマダ君、それにアカサカ君やコヤマ君が作るものは「男の料理」という名の野菜と生肉の丸かじりか、
できたとしてもカレーかシチューが十日以上続くかどちらかだから結局私たちが作ったほうがいいというらしい。
だから、私がその彼の「男の料理」を食べるのは今回が初めてなのだ。なんだ二人がいう割には全然まともでおいしいじゃない。
「おいしい・・・小浪くんの作ってくれたお粥本当においしいよ!」
寝る前になにも口に入れなかったから、どんどん食が進み、おかゆを口に運んでお腹を満たしていく・・・
「いやー、そう言ってもらえるなんて光栄だなあ、僕の名前小浪だけど」
「もう、なに言ってるんだか・・・でもよくこれだけの味を出せたわねえ・・・私の家そんなに具材ないのに」
「あーうん、台所にあった材料だけじゃ足りないからね・・・
採れたての新鮮なキノコがあったから、それが隠し味になっているのかな?」
「へえ、そうなんだ。キノコがねえ・・・・・・ちょっと待って。キノコって?」
「あれ?ユイさんキノコ嫌いだったの?」
「そんなことじゃないの。小浪くん、そのキノコってもしかして・・・」
「うん、アトリエの部屋の机に置いてあったのを拝借して」
「な、な、な、な、なんてものを入れてくれたのよー!?」
「え?あれ食べたらまずいものだったの!?あ、大丈夫だよ、ちゃんと毒っぽいのを除けて食べられそうな色のやつを選んだし・・・」
「そういう問題じゃないでしょうが・・・きゃうん!?」
「!!ユイさん!?」
急に身体が熱くなった。
指先からつま先まであらゆる皮膚の表面が何かに触れただけで過敏に快楽として反応していく。
まるで全身が性感帯になったかのようだ。
どうやら胃の中での消化でちょうど全身に効いてきたようだ。ああ・・・なんだか頭の中の脳がとろけていくみたい・・・
なんだかもうどうにでもなってほしい。なんだか彼とひとつになりたい・・・
どうやら、これ以上この魔法使いはまともに会話できそうもないみたいだし、代わりに説明しなければならないみたいだな。
魔法の森に自生している化けキノコというのは、調合によってはマス・・・強力な魔砲を放つことも可能なわけだが、
ほとんどが食用にならないというのが以前書かれたとおりだ。たしかに中には天ぷらにすれば美味いものもある。
というよりほとんどが味自体は悪くない。では何故食用にならないかというと、察しのいい読者諸君にはわかるだろうが、
物語にありがちな下痢や幻覚、笑いが止まらない、防具が外れないなど副作用が存在するからだ。
・・・そしてどうやらこの青髪の魔法使いが中ったのは、一種の媚薬効果と・・・せ、性欲増強みたいだな。
・・・まあおそらくこのあと小浪といったか、あの男と・・・えーと「にゃんにゃん」するんだろうな・・・
そろそろ本編に戻すか・・・それじゃ私は神社にでも出かけてくるぜ・・・
「ユイさん!?しっかりして!?」
「――――――〜〜〜〜っ!!?」
さっきまでの落ち着いた様子と全然違い、彼女は僕の返事に応えられず、はあはあっ、と苦しそうな吐息を零しているだけだ。
「ごめん!ユイさん!俺が不注意なばっかりに!」
「――はあっ、はあ、小浪くん、のどが、はあ、渇いたの」
いったん波がおさまったのか、ユイさんが口を開けた。
瞳には光が失われて、ほほが桃のようにほんのりと紅みががっていて、苦しそうにこちらを見つめている。
喉が渇いた、という一文ですぐさまお盆の上にあったコップを彼女に差し出した。
「水だね!?ユイさんほらここに
ガチャーン
体勢を崩して手から離れたコップが落下し中身を撒き散らし転び、内容物が床に放射状に浸透していく。
なにか言おうとするけれど一言も言葉を発することもできない。
ユイさんの唇が僕のと重ねられているからだ。しかも彼女から抱きしめて。
再会した時の抱擁もかなりの力が入っていたが、今回は爪も食い込ませてきて背中に痛みが走る。
れろ・・・
口内になにか異物が侵入してくるのを感じる。無論その異物の正体は彼女の舌だった。
彼女のそれは歯の防壁を無理やりこじ開けようとする。突然の行動にとっさにさらに歯を食いしばって侵入を防ごうとするが、
歯ぐきをチロチロと舐めまわしてきたかと思うと、満足したのか舌を引っ込めていった。
「――ユイさんなん―――」
れろ・・・くちゅり・・・れろ、ちゅるちゅる・・・
彼女に抗議しようと開いた口に再び彼女の舌が襲いかかってきた。どうやらフェイントをかまされたようだ。
フェイントに引っ掛かった最終ラインはあえなく崩壊し貪欲な彼女の舌の侵入を許してしまった。目当てはどうやら僕の舌のようで、真っ先に絡ませてきた。
別の生き物のようにぬるぬる動くそれとそこからでる液は先ほどのお粥の味だろうか、
ほのかに甘く、またそれ以上に甘ったるい香りが口一面に広がっていく。
唾液の交換をたがいに続けていくうちに、やがてどちらの唾液がわからないほどに口の中は唾液まみれになろうとしていた。
彼女は目を閉じていて僕の唾液をもらうのに必死そうで、母乳をもらう赤子のような、そんな印象を受けた。
「―――ちゅるり、か、かはっ・・・かはっ、ごほ・・・はあはあ、はーはー」
先に折れたのは意外にも先に仕掛けてきた彼女のほうだった。苦しくなったのかせき込みながらベッドの上で膝と手をついた。
どうやらいわゆるディープキスというのに、あまり慣れていないようで、口で呼吸をしていたようだった。長続きしないわけだ。
「はあはあ、ユイさん、どうしてこんなこと・・・」
なんとか態勢を立て直した僕は、できるだけ冷静になるよう心がけて彼女に問いただした。
「はあっはあっ・・・はあ・・・小浪、くぅん」
呼吸を整え、頭を上げた彼女は、その瞳は相変わらず光を失ってどんよりとしていて、
汗で前髪や耳に掛かっている髪の毛が素肌に張り付き、
その麗しく瑞々しい桃色の唇からはつう・・・とどちらのかわからない銀の糸が引いていて、
さっきの乱暴な行動で、寝巻は彼女の左の肩甲骨の部分と胸の谷間が見えるぐらいに肌蹴ていて、
正直いつこちらの理性が暴走してもおかしくないほど扇情的な光景だった。
「あ、のね、はあん! 私ね・・・小浪くんが、はあっ、ここへ、落下してきた、直前までね・・・ゆ、夢の中でねえ、
小浪くんにい、犯されることを、妄想して、はあうん・・・ひとりエッチ・・・して、いたんだよお?」
「・・・・・・」
「はあそれ、ぐ、らい・・・小浪くんが、あん、欲しくてえ、でもぉ、いなくて・・・はあ寂しくて・・・
でもやっと、ああん!逢えて!もう、我慢できない、の!・・・
・・・お願い、な、なにも、はあっ、なにも、考えれない、くらいに・・・!
あたしのなかをめちゃくちゃにしてぇ!?」
彼女はもう我慢できないのか、寝巻の下部分を脱ぎ捨てると、愛液でびっしょりと濡れてその役目を果たしていない
下着をわずかにずらすと彼女のまだ乙女の証を残している、泉の源泉がみえた。
そして彼女はその泉への入り口を彼の目の前で、くぱあ・・・と広げて見せようとしたところで―――
「ダメだ――――」
今まで黙っていたが・・・
「―――なんで、なんでなの?」
拒絶されたと思ったのか、彼女の眼から大粒の滴が溢れてきて、ぽたりと落ちてきて、止むことを知らない。
―――ああ、せっかく両想いになれそうかと思ったのに、ついに彼に嫌われてしまった、
自分がみだらな女だから嫌われたんだ。すべて自分が悪いんだ。もう取り返しがつかない―――
「ひくっ・・・ご、ごめ、ごめんなさい・・・小浪、くん、ごめん、なさい」
「なんで謝るんだい?ユイさん、先に謝らないといけないのはこっちのほうさ」
彼が私の肩に触れながら語りかけている
「ぐす、ひっく・・・ふぇ?」
「僕は・・・俺がユイさんの思っている以上に君をめちゃくちゃにしてしまいそうだから」
俺はそういって彼女の残りの上着を本能の赴くまま破り捨て、彼女へ押し倒した。
今まで黙ってきたが、ダメだ、もう我慢できない――――
「んむう!?」
今度は自分のほうから彼女へ唇を重ねる。彼女の口内に舌を捻じ込ませることは容易だった。
さっきの貪欲さはどこへいったのか、彼女は舌を奥へ引っ込めさせようとする。が、それは許さない。
ちゅうちゅう・・・れろ・・・
すぐさま俺の舌が彼女のかわいいそれを捕らえて、小型のサメを8本の触手で襲う大蛸のように、絡ませていく。
まだ、何をされているのかわからないのか、彼女は眼をぱちくりしている。傍らには先ほどの涙を残しながら。
時間がたつと次第に状況を把握したのか、眼を閉じてこの舌同士のゲームを楽しみだしてきたようだ。
くちゅう・・・れろれろり・・・ちゅっちゅ、ちゅろり・・・れろ、れろ・・・
彼女の唾液はどんな飲み物よりも甘美で渇きを満たし、そしてどんなに求めても満たしてくれないものであった。
どちらがどちらの舌なのか感覚が溶けてわからなくなるまで深く絡めあう。
やがてどちらがやめたかわからないなか唇同士を離した二人の間には銀色の輝く糸が結ばれていた。
「どうする?次は胸をしてほしい?それとも・・・」
「はあはあ、うん・・・お願い来て・・・もう我慢できそうにないの・・・」
そういって彼女は下着に手を掛けようとした。
「いや、ユイさん、俺がやる」
そういって彼女を制止させた俺は、彼女の下着に触れた。下着は濡れているせいか、若干の重みがあり、ほのかに酸っぱいような、甘いような、そんな匂いがした。
これを被って事を進めるというのも考えたが、さすがに変態すぎるので自重する。
「・・・・・・」
「―――――――綺麗だよ、ユイさん」
「―――――あまり、見つめないで・・・恥ずかしい」
彼女はあまりのここにきて羞恥心か、ぷいっと、そっぽを向いて目を背けていたが、
彼女のへその下にあるデルタ地帯は、どの男どもがみてもため息が出る美しさだろう。
無駄な贅肉が一切なく、それでいてちょうどスレンダーと肉つきの良さという二つの難題を両立している太ももとふくらはぎ。
へそ周りのお腹も脂肪がないが、触れば最高級のベッドよりも心地よい弾力が返ってくる。
そして肝心の彼女の秘所は彼女の体質なのか、まだ茂みの一切生えていないなだらかな丘だった。
「・・・生えてないんだね」
「・・・ここ子供っぽくてそんなに好きじゃないのよ・・・おかしいでしょう?」
「・・・俺はむしろこっちのほうがいいかな?」
そういうと彼女はさらに頬を赤らめて目を閉じてしまった。よほど気にしているのだろう。
意を決してそろそろいこうか―――
「・・・入れるよ」
ベルトを緩めて自分の愚息を取り出す。正直今まで暴発しなかったのが不思議なくらい怒張している、だがそれももう終わりそうだ。
俺のそれを見た彼女は別に怖がる様子もなく、ぼんやり俺のを眺めている。
「うん、わたしは大丈夫だよ。ただ・・・お願いがあるの。」
まあある程度は予想できるだろうが、それを無視するのは野暮なもんだ、様式美は大事だよね
「なんだい?」
「その・・・私・・・初めてだから・・・さっきはめちゃくちゃにしてって言っていたけど
・・・そのできたら・・・小浪くんの自由でいいから・・・優しくして・・・?」
「ああ・・・できる限り努力するよ」
「うん、ありがとう・・・じゃあお願い」
「・・・いくよ」
ちゅぷう・・・
「ひゃあ!?あ、ああ〜!あうん!」
「っく!ユイさん、落ち着いて力抜いて・・・」
誰の侵入も許されていない秘唇とその中は、予想以上にきつく俺の分身を容赦なく締め付けてくる。
しかしそれ以上に彼女はもっと怖く、そしてつらいはずだ。できるだけゆっくり進まなければ・・・
「あっ、うん・・・あっあっ・・・はあ、はあ」
「どうユイさん慣れてきたかい?」
「はあはあ・・・うん、もう、だいぶね・・・気にしないで進んで」
俺は彼女の言葉を信じてさらに彼女の奥を突き進んでいく・・・すると分身の先端の行く手を阻む何かにぶち当たった。おそらくこれが―――
「―――ユイさん」
「・・・ユイって呼んで」
「え?」
「小浪くん、いつも私のことさん付けで呼ぶじゃない。いつもいつも周りに対して弱気っていうか・・・振り回されて・・・
私と一緒のときだけ・・・こういう時だけでも素の自分をさらけ出していいのよ?
その代わり私もあなたのことを―――」
「ユイ―――」
「―――いいよ小浪、」
ぷつ―――
「――――――っ!?くっ、あっ、あっあああ小浪、小浪〜!!?」
「くうっ!!ユイ、大丈夫か!?」
膜を貫通した瞬間に経験したことのない快感の渦が襲ってきた。これは入れているだけでもここで果ててしまいそうだ・・・
でもまだ彼女、ユイが気持ち良くなるまで先に行ってしまうのはあまりにも悪い。処女では経験を楽しく感じられるのは皆無と聞くが―――
「はあ、あああっ、小浪!私、大丈夫だから!あっ、うご、いていいよお!?」
苦痛だろうに、ユイは俺に精いっぱいの笑顔を涙交じりに見せつけてきた。
「ユイ!?すまない!もう我慢できない!」
それなのに俺は欲望に負けてそのままユイの身体の中で抽送を開始した。
ずちゅり、ずちゅりと淫らな肉の擦れ合う音が彼女の膣を繰り返すうちに奏でられる。
彼女自身をつかった演奏によってか蜜壺から溢れ出る愛蜜はその量を多くし半透明のものからやがて、真っ赤な鮮血が混じり始めていた。
それを見て少し動きを止めてしまった。しかしその刹那、何とユイのほうから腰を動かして続きを促してきた・・・・
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅずちゅうり・・・
「―――っ!ユイ!無理すんなよ!?」
「ふぁっああんっ、はあ、あん!ねえ、私、ひゃあ、もう大丈夫だから、ああっ、気にしないでっ」
信じられないが本当にユイは痛みを克服したらしい。この腰を小刻みに前後の動き、そしてなにより、
今まで悲痛なユイの喘ぎ声が吐息の長い艶やかなそれへと変化している。
どうやらさっきのキノコの効果がうまい具合に作用したらしい。今回はある意味すべてにおいて毒キノコに感謝しなくては――――
ぐちゃりぐちゃあ、ぎゅう、ぐちゅぐちゅうう、・・・・
「ああん!う、ふぁあ・・・はあ、はあ・・・ね、もっと、もっと、ついて・・・」
艶めかしいユイの喘ぎを肴に俺はいまだにユイのなかを楽しんでいた・・・あのキノコの効果は考えていた以上に絶大らしく、
スパンこそ極端に短いものの、どれだけピストン運動を繰り返したり、肉芽を摘み出してイかしてもユイの性欲が収まることを知らない。
「ふぁっ、ふぁっ!あ、ああっ、あ、こ、小浪!こんどは、なにか、ほんとに、なにか、あう、きそう、なのお!」
・・・どうやら今度は本当に「その時」が来たようだ。体力的にも俺もこれが限界か。最後の追い込みということで一気に勢いを速める。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゃあ
「ふぁあ!!ひゃあっ、あっ、しょんなに、ああっ、はげしくしたらああっ、こわれ、ひゃえ、ちゃうよお!?」
「あっ、くうっ!それは俺も、おなじさ!」
「あん!あん!ね、ねえ!こんど、あ、こそ!?あっ、あなたと!」
「ああ!ユイ一緒に!」
ぐちゃぐち、じゅるじゅるずちゅずちゅく―――
「ふぁあああああぁぁ――――――――――」
二人して絶頂を迎え、彼女の中に己の劣情をぶちまけた時、知らぬ間に二人して手を握り合っていた・・・
ふっと意識が途絶える直前にみた彼女の顔がこの上なく幸せそうに微笑んでいた・・・
雲ひとつない晴天。冒険にでかけるには申し分のない天気だ。
僕の目の前には、今までに見たことがないほどはしゃいでいる彼女が先頭を切っている。
「やけに元気がいいねえ・・・それじゃ途中でスタミナ切れ起こすよ?」
「何を言ってるのよ!こんなにわくわくした気分なんて今までなかったんだから!
それに途中で元気がなくてもカラ元気をだすまでよ!」
「やれやれどちらが勇者なんだか・・・」
あれから一夜明けすっかり風邪の治った彼女は冒険の準備をしようと僕に持ちかけて、朝から起きて3時間ほどで身支度を整えてしまった。
こちらはまだ昨夜のハッスル運動会の余韻がまだ残ってるんですが・・・
後ろからよく見える彼女の青い長髪は後ろで見事なポニーテールでまとめられている。
1年前まではフードを被って目立たなかったけど、彼女によく似合っていると思う。
そういえばなんだかんだで僕たちは両想いになっているのかな?一応はっきりとは告白は聞いていないからね・・・
「―――――それとね・・・・小浪くん、聞いてる?」
「へ?ああ、ごめんなさい、聞いてませんでした」
「もう、ちゃんと聞いてよね!これからの冒険に向けての大切な掟を言ってるんだから・・・」
「はいはい・・・」
「掟その一!
食事は私が作ること!小浪くんは原則禁止!特にキノコ料理は禁止!」
「はい・・・」
「掟その二!
絶対単独行動をしないこと!常に二人とも離れないようにすること!」
「ああ、そうだね・・・でも昔ユイさん単独行動でイルに返り討ちに・・・」
「なんか言った?」
「いえ、なんでもないです・・・」
「そして掟その三は・・・」
「二人の大切な時、お互いを偽らず、呼び捨てで呼ぶこと・・・だろ、ユイ?」
「―――うん、これからもよろしくね・・・小浪」
手と手をつなぎ合った二人のそれぞれの旅袋にはあの化けキノコが入れらていたそうな
683 :
投下終了:2009/09/12(土) 06:56:42 ID:ZVC1cHVv
連続投下規制をくらったので携帯から失礼します
終わりです
パロネタは寛大な心で見ていただければと思います
皆さんどうもありがとうございました
長編GJ
GJ!
686 :
白銀の超闘士:2009/09/12(土) 14:33:21 ID:/dwyxznm
まだまだだな、修行が足りん。能力値で言えばEFEEGFくらいか
GJ!
素晴らしい
688 :
白銀の超闘士:2009/09/12(土) 16:37:30 ID:/dwyxznm
>>687 クソ作品にGJするのはよくないだめならだめって言ってやるのが愛情だろ?
GJ!
久しぶりに書く活力湧いたわ
690 :
白銀の超闘士:2009/09/12(土) 17:16:27 ID:/dwyxznm
EFEEGFをいいとか・・・目が腐ってるのか?
ところどころのパロネタが寒いとは言えこの作者はこのスレのトップに立つ大物だから特に嫉妬がすごかったらしい
きっと鬼の首取ったように周囲が騒ぎ深い悲しみに包まれた
GJすぎるだろ
ムラムラしてきた
熱いスルー
なにこれ?パワポケスレ成長してるの?
GJ!
ユイは珍しいから嬉しいぜ
GJ!
>>694 そういやそうだな、レイセンさんは多いのに
696 :
白銀の超闘士:2009/09/13(日) 17:46:45 ID:nXl3osws
4とかわからないのによく楽しめるなお前らエロければそれでいいのかよww
俺は9以降しか認めない。
697 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 18:44:51 ID:8qHbBtwe
永久に夏休みの奴がいるな
>>697 ??
何を言ってるのかは分からないけど、とりあえずageんな
699 :
白銀の超闘士:2009/09/13(日) 21:48:48 ID:nXl3osws
作品を書きたいんだが女の子は誰がいい?
>>694 葉月とか珍しいとか言うレベルじゃねーぞ
たしかに偏ってるからな
でもオールドファンとしてはギャルゲっぽさが出てきた4〜7あたりのは
かなり嬉しい
3の寺岡さんの萌えキャラっぷりも異常だぞ。赤くなった顔とか死にかけたわ
ヒナコとかミキとかアンヌとかもっと増えてもいいと思うんだ
じゃあ霊華さん
>>702 >>702が存在を認知しちゃったから言うけど、
厨房はスルー対象だから、そもそもそんなやつはいないってことを
>>698は言いたかったんだよ。
『そうだな、そんなのはいないな』って言うところであって、マジレスすべきところではない。
以下、厨房のスルーは徹底
俺は7キャラがもっと増えてもいいと思う
真央かわいいよ真央
ここでまさかの東先輩や柿元兄を女体化さs(ry
そっち方面は勘弁してくれ・・・
東さんかわいいよ東さん
ただの先生じゃねえか
東さんは良い先輩
幸恵さんへの告白シーンは高校野球編にも勝る青春
パイズリは ロ マ ン だよね?
一理ある
ご無沙汰しております。
一本書けたので投稿させていただきます。
今後、投稿するときは上記のトリップを使いたいと思います。
タイトルは『華音いぢめ その2』です。
※以下留意点
・11主×華音
・一応、前回の『華音いぢめ』の続編(ただし読んでなくても問題ないと思います)
・前回の流れを汲んで、またアナル責め有り
華音のナマーズの取材に協力するために、小波は華音の家に来ていた。
およそ2時間ほどで、取材は終わった。
「ふう……今日はこんなところかしら」
「そうか。だいぶ原稿はできてきたのか?」
「ええ、まあね。でも前にも言ったけれど、あんたのとこのチームが優勝しなきゃ
この取材も何の意味もないんだから、絶対に勝ちなさいよ。分かってるんでしょうね?」
「分かってるさ。まあ、それはそれとして……」
華音の言葉に相槌を打つと、小波はテーブルの上の、
残りわずかなお茶を飲みきった後に、自分のカバンからタオルを取り出した。
部屋はクーラーが利いていて、小波は汗一つかいていない。
汗を拭くために取り出したわけではないことは明らかだった。
それに小波の表情が怪しい。華音は嫌な予感がした。
「もう取材は終わりだよね? ……今日はまた、アレをやってみたいんだけど」
「えっ……ちょ、ちょっと……アレって、まさか……」
不安気に華音は小波に訊ねた。
そして、悪い予感は的中してしまった。
「ああ。だって、華音はあっちでもイけるって分かったし、
それに……あっちの方が俺も気持ちいいし。
それに最近は、その……普通のエッチしか、してないし」
「な……!? 調子に乗るんじゃな……んぁ……んん……」
以前の狼藉──腕を拘束して散々弄んで、あまつさえ未経験だった尻穴を弄り、
そのまま犯した、あのことをこともなげに言う小波に対して華音は憤るが、
文句を言い切る前に小波に口を塞がれ、服の上から胸を揉まれると
身体にこもっていた力もしおれてしまう。
「やっぱり華音って、責められる側に回ると弱いよね」
「うぅ……うるさい、変態……」
半分からかった口調の小波に、華音は顔を赤らめてつぶやく。
小波は、そんな華音を心の中で『かわいい』と思いながら華音を一旦離してから訊ねる。
「ああ、変態で悪かったな。……やっぱり嫌? 一応、反省はしてるつもりなんだけど」
「くっ……ここまでしておいて、何が反省よ……ああもう、いいわ。勝手にしなさいよ」
「……そうさせてもらうよ」
小波のペースに流されてしまったことを悔しく思いながらも、華音は小波に身体を預けた。
場所をベッドの上に移すと、前やったのように華音を後ろ手に縛り、目もタオルで覆い隠した。
「じゃあ、いくよ」
「ふ、ふん……さっさとしなさいよ」
華音に促されるのを皮切りに、小波は華音の身体を抱き寄せ、唇を奪う。
「……っ……」
「ん……む……」
お互いの唾液を十分に混ぜ合わせてから数秒の間の後、重なった唇を離す。
そして小波は華音の方も完全にスイッチが入ったことを感じ取ると、次に耳に口を近づける。
「あ……ふあぁ……やぁ……ぁ……」
視覚を奪われ、そのぶん敏感になった感覚に華音は悶える。
耳の穴を舌で抉られる音が、華音の頭に響いた。
両耳とも唾で濡らした後、小波は今度は胸の柔らかな果実にむしゃぶりつく。
「んぁ……あぁ! つ、強く吸わないで! 跡が付いちゃうじゃない! 」
「大丈夫、服着れば見えないところだから」
「そ、そういう問題じゃ……んん……」
身体をくねらせ抵抗する華音の言葉をあしらいながら、
小波は華音の胸に口付けの跡を刻んでいく。
胸の後は、お腹、背中、二の腕、太もも、といった具合に気のままに味わい、そこにも印を付けていく。
そうしていくうちに、華音の肌は小波の唾液だけでなく汗でじっとりと湿り気を増していった。
そして小波は秘所へと顔を近づけ、既に湿りを帯び始めたそこも舐めほぐす。
「ぅ……んんぅ……あぁん……」
鼻にかかった嬌声と、秘所特有の雌の味を小波はじっくりと堪能した。
ひとしきり華音を味わうと、小波は次はどうしようかと考えた。
この前みたいに、このまま目隠しをしたままでも悪くはない。
でも、他にもっといい方法はないだろうか。
そう思った小波は、少し考え、ふと、ある事をひらめいた。
「……どうしたのよ?」
「いいことを思いついた」
「え……な、何よ?」
小波の唐突な言葉に華音は不安を覚えた。
「ちょっと、場所を変えよう」
「え? 変えるって、どこに……」
「いいから、ほら」
「あ……」
手を縛っていたタオルをほどいて、目隠しはそのままで、
小波は華音の手ををつかみ、ベッドから起き上がった。
「っ……こ、これって……」
目隠しを解かれ、ゆっくり目を開けると、華音はすぐに自分の目の前に見えるものに息を呑んだ。
目に入ってきたのは、鏡と、そしてそこに映っている、つい先ほど付けられたばかりの蹂躙の跡が
身体じゅう至る所に刻まれている自分の姿だった。普段、身だしなみを整えるために使っているこの場所で
自分がこれから小波にされるであろう事を思い、華音は胸が高鳴るのを感じた。
「じゃあ、そこに前向いて立っててくれる?」
「……」
小波に言われるままに、のろのろと鏡台の前へと歩いていく。
すぐに小波が後ろから抱きついた。
そして後ろから胸をまさぐり、先を指でつまみ上げながら、華音に囁く。
「んあぁ……やめ……う、ふぁあ……」
「ほら、鏡を見て。すっごいエッチな顔してるよ」
恥ずかしさ、不安もあり、直視することはできない。
それでも、鏡の向こうの身悶える自分自身の姿に華音は羞恥心が燃え上がるのを感じた。
華音は目を背けようとしたが、しかしそんな痴態を後ろから直接、そして鏡越しに見ていた小波は、
今度は尻を撫で回しながら顔を耳元に寄せ、更に追いうちをかける。
「ほら、ちゃんと見ろよ。……華音は自分のエッチなとこを見て感じちゃう変態なんだよな?」
「い、いや……あぁん……ち、ちが……変態は、ぁ、あんたでしょ……あぁ……ん……んんっ……!」
空いた手で乳房を揉みしだきつつ、臀部を舐めるように手を滑らせる。
火照った身体はそれだけで感じてしまい、華音は鼻にかかった声を漏らす。
堪らず華音は小波を振りほどこうとするが、まるで力が入らず、小波の為すがままにされてしまう。
「んん……ああぁっ……んぁあ……ひぃっ……!? い……いやぁ……!」
更に、途中で尻たぶを軽く揉む動作を交えると、華音は艶っぽい声で啼く。
それが愉快で、小波は撫でては揉んで、揉んでは撫でてと、刺激を繰り返していく。
それから尻を愛撫する手を少しずつ、股下へと持っていき、指で秘所をなぞり、鏡にかざして見せた。
「っ……」
「もう、こんなに濡れてたんだな」
「…………」
絡みついた蜜を指で糸を引かせ、華音に見せつけて更に華音の羞恥心を煽る。
華音は顔が、そして身体が一段と火照るのを感じ、視線を落とす。
「……で、次はどうしようか?」
淡々とした口調で小波は華音に尋ねる。
「も、もう、十分でしょ? は、早く、……」
それに対し、華音は縋るように答える。その瞬間だった。
ピシャリ!
「ひぁっ……!! な、……いきなり、何するのよ!?」
「え? あー、……うん、何となく」
乾いた音と、悲鳴が響いた。悪戯心、そして好奇心から、小波が華音の尻を叩いたのだ。
華音はそれに驚き、そして視線を鏡の中へと落とし込む。
鏡越しに二人の目が逢う。急に叩かれたことへの驚き、そして怒りのこもった反抗的な目が小波を見つめている。
それを見て、小波は自分の中の暗い欲望がより一層膨れ上がるのを感じ、口角をわずかに上げる。
「な、何となくって! いぁっ! ちょ、ちょっと!? ひぅっ! やあぁっ!」
昂る気持ちに任せ、小波はそのまま更に2発、3発と尻を叩いていく。
叩く音に合わせて短い悲鳴が上がる。その声を聞く度に、小波の興奮も高まっていった。
一方、華音は叩かれる回数が増していくうちに、臀部から伝わる痛みだけでなく、
羞恥と屈辱、そしてどういうわけか高揚感の交じり合った、なんとも言いようのない感情を感じて、戸惑っていた。
そしてその感情が臀部を平手で叩かれてながら啼いている、
鏡に映し出された自分の姿を見せられていることから生じているのを意識してしまい、
それに呼応して身体の芯が一段と熱くなるのを感じた。
およそ20発ほど叩いたところで、小波は叩くのをやめた。
小波としてはそれなりに手加減して叩いたつもりだったが、それでも華音の尻には手の跡が赤く残った。
「あぁ……っ、ハァ、っ……う、ううっ」
華音の目からは先ほどの反感は消えて、いつもの高慢ちきな様子からは程遠い、
うっすらと涙を浮かべて怯えたような目へと変わっていた。
小波は少しやりすぎたのかもしれないと流石に少し申し訳なく思った。
だが、華音が今求めているのは謝罪の言葉ではない。
華音の表情はそう訴えているように思えた。
「次は……どうしてほしい?」
「…………」
もう、すぐにでも華音に逸物を突き入れ、己の欲望をぶちまけてしまいたかった。
だが、その衝動を抑え、小波は再び問いかける。
華音の方からもっと淫らに求めさせること。それこそ小波が今、期待しているものであり、
それが叶う瞬間のことを思い、小波はゾクゾクとした快美感を感じていた。
一方、華音は沈黙を保ったまま、顔を更に赤らめて視線を外した。
小波の意図は分かっていて、自分自身、早くこの疼きを満たして欲しかったが、
まだ残っている理性と羞恥心が華音を抑え、口を閉じさせていた。
しばらくの間、無言が続いたが、小波は次の行動に出た。
答えを待たずして小波は指を華音の股間へと持っていき、
人差し指と中指で蜜をこそげ取るようにして責め立てる。
「そんなによかった? 尻を叩かれるのが。こんなに濡らしちゃって」
「あぁんっ……い、言わな……ぁあっ! ……いわないでぇぇ……!」
小波が指を抜き差しする度に、華音の淫裂から蜜が溢れて、太腿に垂れて、床にこぼれる。
秘所に与えられる刺激、小波の口から投げかけられる言葉、下腹部から聞こえる卑猥な水音、
そして欲情した鏡の向こうの自分自身に中てられて、華音は倒錯した世界へと更に没入していく。
「この様子なら、こっちも……いいよね?」
「ああっ! ま、待って、そ、そっちはっ! ……や、やぁぁっ!!」
そう言うと小波は指を尻穴へと押し付けて滑り込ませた。
小波の指にたっぷりとついた蜜とが潤滑油となり、ズルズルと指を奥まで挿入させる。
華音は堪らず小波に尻を突き出すようにして鏡台に手を突いて俯いてしまう。
「華音はやっぱり、こっちの方が弱いみたいだな」
「ふあぁっ!……ああぁっ! だ、ダメ! ダメえぇ!!」
華音の反応と、指を締め付ける窄まりの感触を愉しみながら、小波は指を掻き回していく。
そして、もう一方の手で華音の顔を起こさせて鏡に向けさせると、
尻穴を刺激される悦びに咽び泣く顔が映し出された。
しばらくして、小波はすっかりベトベトになった指を引き抜く。
「ひィっ! …………あ、うぅっ……」
「ああ、その顔……たまんないな。ところでもう一回聞くけど、次は……どうする?」
「…………」
二度目の問いかけのときよりも明らかに苦しそうであったが、
それでも三度目の問いかけにも華音は応えられない。
「……しょうがないな」
痺れを切らした小波は華音に引導を渡すべく耳元で、ある言葉を囁く。
そしてその言葉を言うように華音に促した。
「え……な!? ……そ、そんな……」
小波の口から出た言葉に耳を疑い愕然とした。
それは華音にとって屈辱的で、とても受け入れがたい言葉だった。
それでも、もはやこれ以上逃れることはできないことも悟った。
これまで快楽と羞恥心の間でせめぎ合っていた華音も、もはや我慢の限界だった。
おずおずと尻を小波の方へと突き出し、言葉を搾り出す。
「ほら、言っちゃえよ」
「うぅ……ぁ、あ……あたしの……ケ………コに……お、オ…ン○ン……い……いれ……挿れて……くださ……」
「うーん、よく聞こえなかったんだけど」
「……っ……あ、あたしのケツマ○コに、小波さんの、オチン○ン、挿れてくださいっ!
……小波さんの、オチン○ン……ほ、欲しいの……」
耳まで真っ赤に染め、目をギュッとつぶりながら華音は小波にトドメを請う。
そんな華音の痴態に満足した小波は手で華音の腰を引き寄せ、
完全に性器と成り果てた尻の窄まりに膨張しきった逸物を突き入れた。
「うぁっ! ……あっ、あああぁっ!」
初めてではないとはいえ、本来の使い方とは違う肛門を容赦なく押し拡げられて華音はビクッと身体を震わせた。
今まで散々焦らされていた華音の後ろの穴はガッチリと小波の逸物をくわえ込む。
すっかり熱く、トロトロになった直腸の感触に小波もすぐに達してしまいそうだった。
「ひあぁっ、ああぁんっ!!」
最初はそれほど激しくなかった腰の動きも小波が昂るにつれて次第に大きくなっていき、
情欲に任せるままに華音の尻をピシャリ、ピシャリと手で叩きながら、腰を打ち付けていく。
「あぁ、やっぱり最高だよ、華音の、ケツマ○コ……」
「いやぁッ! ダメぇッ、あっ、あっ、あぁあっ!」
いよいよ華音を堰き止めていた羞恥や屈辱感は決壊し、
もはや小波の前で無様な姿を晒していることにさえどうしようもなく悦びを感じてしまう。
尻から伝わる洪水のような快楽が華音の頭にどっと流れ込み、
目からは涙となって、口からは涎と嬌声となって溢れ出した。
「ああぁっ!! ふあぁああッ! だめえぇっ!」
目の前で乱れている華音は、より一層小波の嗜虐心を煽り立てる。
小波は華音のわき腹の方から手をまわし、股間へと手を近づけ、
クリトリスを指で擦り上げていく。
「ひぃっ! ダメぇええっ! お、お、おかひくなっひゃう! こわれひゃうよおぉ!! 」
前も後ろも快楽の火が燃え上がる。
膝をガクガク震わせ、秘所から愛液を飛び散らせながら、
華音は喘ぎ悶えて、口から出るに任せてはしたなく叫んだ。
「う……ぁっ……華音……! 」
呻くように名前を呼ぶと、小波はクリトリスを責め立てていた手で腰を掴み、
いよいよ絶頂へと向けて更に容赦なく華音の尻に腰を打ちつけた。
華音もまた、淫らに腰を振り、喚き散らしながら登りつめていく。
「あああっ!! だめぇっ! こわれひゃう!あっ、あっ、あぁっ! もうらめなのぉ! こわしてぇ!
ああっ! あたしのケツマ○コ、めちゃめちゃにしてええぇ!! ああああっ!!ああああああーーっ!!!」
「くっ……う、ぁあ、……ううっ!!……」
涙やら涎やらに塗れた華音のアクメ顔に見入りながら、小波は果てた。
華音は小波の逸物の脈動と、腸内に吐き出されていく熱くたぎる白濁を緩み切った表情で感じていた。
そして、自分が完全に肛虐性交の虜になってしまったことを心から受け入れて、絶頂に達した。
「ふぅ…………」
「あぁ……ハァ……ハァ……」
それほど長くはない、しかし極上の快美に痺れるのを感じた後、小波は息をついた。
それと同時に華音も身体を弛緩させた。
その後も、小波は興奮冷めやらぬまま、獣欲に任せて前だろうが後ろだろうがかまわず、
腰砕けになるまで華音の中に欲望を吐き出した。
全てが終わり、今は二人ともすっかり疲れきってベッドの上でのびて、
華音も普段の調子に戻っている。
「ああ……もう今日は何も出ないな……華音は大丈夫か?」
「あんたねえ、これが大丈夫に見えるわけ?」
「……ごめん。でも、よかったよ、華音もその気になってくれてたし。
……あの、そのうち、また頼んでもいいかな?」
「……ああ、そのことなんだけど、今日の分の借りはきっちり返させてもらうから。
だいたい、あたしばっかりあんな目に遭うのはやっぱおかしいと思うの。
まあ、優勝決めて、シーズン終わるまでは勘弁しといてあげるから、楽しみにしてなさい♪」
「え? ……あは、はは……そうか、それは楽しみだな……」
もう少し自重しておくべきだったかな、と小波は多少後悔した。
以上です。なんか華音ばっかですいません。
次は別のキャラを書く予定です。
GJ!
攻められ華音はエロいな〜
GJ!
お久しぶりです。
作品を投下します。
前に来たときに
>>463のようなことを言っていましたがユイ祭りに便乗して自分もユイのSSを書くことにしました。
ただ今回は失恋というかちょっとNTR要素もありますので苦手な方はIDかトリップをNGにしてください。
「最近、私に冷たくない? 誘ってくれなくなったし……電話だって……」
ちょっと話があるの…そういって彼を海岸に呼び出した。向こうは何で呼ばれたのか、今ひとつわかっていない…そんなのんびりした顔をしていた。
…そしてどこか重苦しい雰囲気の中彼に話を切り出す。びっくりしたような顔をしている、どうしてそんな顔するの?
何も知らなかった、だったらもっと早く…言い訳じみた言葉、私の望んでいない言葉、いらない…そんなのいらない。
「………………バイバイ」
妙に夕日がまぶしくて、私は穏やかに波を打つ海に背を向けた。
必然的に彼と目が合う、そのときの私はどんな顔をしていたんだろう。
泣いていたのか怒っていたのか、それとも笑っていたのか…心の中がぐちゃぐちゃのどろどろだからよくわからない。
「っ……待ってよ、ユイさん!」
彼が言い終わらないうちに私は走り出していた、あの場にとどまっていたら、力づくにでも引き止められていたら……
さっきのはぜ〜んぶうそっ、これからは私に冷たくしないでねっ! …こう言って彼との関係を続けることができたのかもしれない。
でも、それをしたくなかったのは何でだろうか……悔しかった、のかもしれない。
「きゃっ!!」
何かに足をとられて転んでしまった、ひざには擦り傷ができていた。
「くすん………」
痛いのと悲しいのとでしくしくと泣き出してしまう、すぐに彼が近くまで駆け寄ってきた。
「ユイさん……大丈夫?」
手を差し伸べられる、この手をとったらもう一度やり直せるかも……ふと、そんなことを考えふらふらと手を握ろうとしたが、
「うるさいわねっ! 大丈夫よ!」
気がつくとその手を払っていた、痛みをこらえて立ち上がる。
この場にいたくなくて涙を流したまま全力で走り出した……
もう向こうは振り向かない、別れるって決めたんだから……悪いのは彼、冷たくされたら傷つくのは当たり前。
私は私、彼は彼…それぞれ別の道を歩けばいい、もう切ない思いを抱えたまま彼を見るのはごめんだ。
きっと吹っ切ることができるはず、今すぐじゃなくても…いつか…必ず……
帰ってきた私を見たとき、お父さんもお母さんも心配そうにしていた。
確かに擦り傷を二つも作って半泣きで玄関にいたら驚くだろう、最初は何があったか聞こうとしていたけど
私の表情から何かを察したのかお風呂に入ってゆっくり休みなさい、といったきりあとは何もたずねてこなかった。
聞かれても、彼を振ってしまった…なんて言えるはずはなかったけど。
「はあ……こ、これでよかったのかな…?」
温かいお湯に使っているとさっきまでの身体を包み込んでいた悲しみも溶け出していくようだった。
しかし身体の奥できゅっと締め付けられて縮こまった心が完全にほぐれることはなく…
「………いいんだよ、これで…つらい思いをするくらいなら、いっそ…」
全部なかったことにしてしまえ、心地よさでどこかぼんやりとしながらそんなことを考えていた。
「………………」
頭から振り払おうとしても、次から次へと彼のことが思い浮かんでくる。
彼はいつも野球に夢中で……彼と付き合っていても、私には夢中になってくれなかった、ような気がする。
最初はそれでもよかった、マネージャーとして、彼女として…彼を支えることができれば……
でも、私は彼のことがどんどん好きになっていって、ずっと一緒にいないと気がすまなくなっていた。
思いが募りすぎてぼんやりしてしまうこともあった、それは自分にとって幸せでもあり、同時に不幸でもあった。
好きだからこそ、一緒にいたい…一緒に歩いていきたい。でも彼は…どんどん前へ行ってしまう。
甲子園を目指して毎日練習している彼はすごく輝いていた、まぶしかった…一方私はどうなんだろう…
夢をかなえようとしてるのをただ見ているだけしかできない、恋心は嫉妬に変わり、やがて苛立ちへと変わる。
そんなもやもやを抱えたまま、夏が近くなり次第に、些細なことで言い争うことが多くなった。
彼が私の機嫌をとろうとしていたことはわかっていた、でもそれがすごく嫌だった…
私のほうを向いていてくれれば、私を一番大切に思っていてくれればそれでよかった。
でも、言葉で愛を取り繕ったり、会えない言い訳を並べたり……私から逃げているような気がして、彼のことを信じられなくなった。
「悪いのは、私じゃないもん……」
それからもいろいろあって、結局別れることを決めたのは一週間前、そこからさらにためらって今日まで延びてしまったけど、
自分なりに考えて出した結論なんだから、悔やんだりしたくなかった…しかし今はどうだろうか。
ぼーっとすればクリスマスに初めて彼と手をつないだこと、必死になって手作りチョコを作ったこと、お花見に行ったこと……
いろんなことを思い出してしまう。自然と涙があふれてきた…まだ、彼のことは大好きだった。
「私のこと、もうどうでもよくなっちゃったんだよね、きっと…」
つつ…っと知らないうちに頬を涙が伝っていた、心にはずっしりと何かが重くのしかかっているようだ。
とめどなく湧き出る感情にもう、彼のことなんてどうでもいい…と心に蓋をする。
でも………悲しくてつらい、どうしてあの時彼の手をとらなかったの? どうしてあの時ごめんねっていえなかったの?
…どうしてあの時、甘えることができなかったの? 頭の中で思考が渦巻く、浮かんでくるのは楽しかった思い出と後悔…
でも、もう遅い……彼の、たぶん本心であろう言葉を私は否定した。
終わったことなんだ、自分で選んで二人の関係に幕を引いたんだから…これ以上考えてもしょうがない。
「私は、私なりに…がんばらないと」
明日だって練習はある、私は彼だけのマネージャーじゃなくて野球部のマネージャーなんだから…
いつまでも悲しんでいたら本当に立ち直れなくなってしまう、そうなればみんなが迷惑する。
「よしっ、もう忘れよう、本当に……忘れないと、全部…」
お風呂から上がり着替えているとドア越しに母親から呼ばれた、彼が電話してきたみたいだ。
こっちにまで掛けてくるなんて……、声を聞いたら多分つらくなる。
でも……いや、やっぱりだめだ。決意が揺らぐのはわかっている。
よりを戻すのは簡単だけど、彼だって忙しい…だから、また同じ思いをするに決まっている。
「……いないっていって、それから…もう電話してこないでって…」
それだけ言って、自分の部屋に向かった……これでいい、これでいいんだ…きっと…………
私と会えばそれだけ練習する時間が減る、でも会ったり話をしたりしなければ私が寂しくなってしまう。
私はわがままなのかもしれない………きっと最初からうまくいかない運命だったんだ。
「……………」
部屋に入って電気を付ける、よく片付けられた机の上には写真立てが…
写真立てを倒し中の写真が見えないようにする、そこには私と彼の写った写真があるから。
幸せそうな二人の笑顔を見るだけで心が張り裂けそうになる…
「はあ…………」
小さくため息をつきながらさらさらの青い髪をポニーテールにまとめる、そういえばずいぶんと伸びたような…
使い古されたような話だが、女の子は失恋すると髪を切るらしい…最初にそんなことをし出したのは誰なのだろうか。
「でも、それも悪くないかな…長くなりすぎちゃったし」
独り言だから返事なんて返ってこない、中をさまよう言葉はむなしくこだまして、そして消えていった。
前に一度髪を下ろして学校に行ったとき、みんなから誰? なんて言われてしまった。
彼だけは、こっちもかわいいね……なんて言ってくれて……ああ、もうやめやめ!
何かをしているときは考え事をしなくてすむんだけど、不意に思い返してしまう。
逃げても逃げても……追いかけられているような気がした。
「もう寝よ…………」
ベッドに潜り込む…寝ようとしたが目を瞑れば…やっぱり彼のことを思い浮かべる。
「ひっく、ひっく……すんっ…」
泣くのはやめようって思ったところで無駄だってことはうすうすわかっていた。
それでも寝ようと無理やり目を閉じて何も考えないようにするが……
「……えっ…く、ん……ぐすっ………」
強引に想いを振り切ろうとしてもまとわりついてくる、結局私は一晩中眠れなかった。
―――朝、一睡もできないまま布団から這い出る。思う存分泣いたからかちょっとすっきりしていた。
ただ、身を切られるような強い悲しみから晴れると、心に残っていたのはずしっとのしかかるような痛み。
頭はまだぼーっとしている、眠れなかったから無理もない…
鏡を見るとひどい顔をしていた…泣き腫らした目は真っ赤で目の下には隈ができている。
ちょっと日に焼けた顔も真っ白で…生気がないっていうのはきっとこういうことをいうんだろう…という顔をしていた。
「こんな顔で下に降りたら……みんな心配するかな…?」
鏡の前で力なく笑う…何だか泣き笑いっぽい顔を浮かべていた、いつものように元気が出せないのは…もう、よくわかっている。
「学校…行かなくちゃ、今日も……練習あるし…」
このまま布団に包まっていたかった、なんて顔して彼に会えばいいんだろうか……
下からはお母さんが呼んでいる、事情を知らないんだから当たり前か。時計を見ると、もう起きないといけない時間だ。
「待ってて、今行くからっ!」
無理やり大きな声を出して立ち上がる、鏡に映った自分は相変わらずひどい顔をしている。
そんな気分じゃなかったが笑顔を作り制服を手に取り着替え始めた。
パジャマを脱いで下着姿になると清潔感のある真っ白な半袖のブラウスに袖を通す、心なしかいつもより白さがまぶしいような気がした。
次に本土の女の子に合わせて短くしたスカートをはく、かわいいけど気を抜くとパンツが見えちゃいそうだ。
部屋を出る前に変なところがないかどうかチェックする…身体を少し回転させるとプリーツスカートが翻った
「いってきまーす!」
両親は何も言わなかった…いくらいつもどおりに振る舞っているとはいえ、元気がないのは傍から見ればわかるはず。
もっとも、何か聞かれたところで答えられるはずはないけど……
いつもの道を歩いて学校に向かう、太陽が心なしかまぶしいような気がした。
暑くなり始めた日差しに照らされると額や腕に汗が浮かぶ、夏の訪れを感じさせるいい天気だった。
……私の心は晴れどころか、大雨という感じだったが…
「あ………」
あとちょっとで学校というところで彼に出会ってしまう。なんていったらいいかなんてわからないから無視して歩き出す。
「あの…ユイさん、昨日は……」
「…もう話しかけないでって、言ったでしょ!?」
そんなつもりじゃなかったのについつい語気が荒くなってしまう。彼が押されてたじろいたような気がした。
「ごめんなさい……でもっ、もう終わったことなんだから…」
「………本当にごめん、俺がもっと…」
「いい加減にして!」
もっと…このあとになんていうつもりだったのか、大体想像はつく。だからこそ聞きたくなかった…
言い訳をいまさら聞いても仕方ないし、聞けば私の心も揺さぶられる、自分がそんなに強い人間じゃないということはわかっている。
「…私、もう行くね……心配しないで、練習のときは普通にするから」
「っ…待って…」
彼の制止もかまわず走り出す、追いかけてこないみたいだ。安心しつつも寂しさのようなものを感じていた。
追いかけてきて、許してくれるまでずっと待ってるから…なんて言われたら……そんなはずないか、そんなのは漫画や小説の世界だけ。
事実彼は追いかけてこなかった…………
「何考えてるのよ、期待してるみたいじゃない…」
そうだ、私は何を考えていたんだろう……自分から忘れようって思っているのに、意識しなくなったとたんこれだ。
すうっ…と大きく息を吸ってゆっくりと吐く、深呼吸すると高ぶった心がわずかに落ち着いた。
そして彼と顔を合わせないように教室に急いだ。
教室に入ると山田君が話しかけてきた。
「あれ、今日は一緒じゃないでやんすか?」
「……そうよ、それがどうかしたの?」
聞かれたくないことを聞かれ強くにらみつけるが、すぐに何も知らない山田君にひどい態度をとったことを後悔する。
「ご機嫌斜めでやんすね…オイラ、なにかしたでやんすか?」
「そういうわけじゃない、あ……席ついたら、授業始まるよ?」
ちょうどチャイムが鳴ったので山田君を追い払う、椅子に座って机の上に教科書とノートを並べた。
しばらくすると、彼が教室に駆け込んできて窓際の列の一番後ろの席に座った。
見られているような気がしたがそっちには視線を向けない、顔を見たらまた取り乱してしまいそうだったから…
―――授業終了後
「……もう、終わりか…部室、行かなくちゃ」
気がつけば6時間目まで終わっていた、今日一日何をしたのかまったく覚えていない。
本当はこのまま逃げ出したいところだが、もちろんそんなわけにもいかず野球部の部室に向かった。
「…………」
練習中はできるだけ彼のほうを見ないように気をつけていた。
「…………」
マネージャーとしての仕事が忙しかったのは救いだったかもしれない、雑用をこなしている間は彼のことを考えずにすむ。
それでもちらちらとボールを追いかける彼を見てしまうので逃げるように部室に引っ込んだ。
仕事をさぼるわけには行かないので汚れたボールをいつもより熱心に、真っ白になるくらいまで磨く。
先生から頼まれていたからちょうどよかったのかもしれない……
極力何も考えないように布でボールを拭ききれいにしていると扉の開く音がして、そっちのほうを振り向くと…彼がいた。
「………何?」
「いや…ボールが足りなくなったから……」
返事はしないでボールのあるほうを向いて場所を教えてあげる、返事をするのもつらかった。
「あ…そっちか………………」
気まずそうにしながらも何か言いたげな様子…私はそれに背中を向ける。
もう何も言うことはない…話しかけられるとつらいんだから…そっとしておいて…と無言の圧力を送る。
「ごめん…俺………」
「……………」
ひたすらに無視する…いいよと言いたかった、でも…言えなかった。もう一度やり直す…という道を今はまだ考えられなかった。
嫌いになれればどれだけ楽だろう………私だってずっとつらいのは嫌だ、傷つくのは嫌だ。
何もかも、嫌になってしまいそうだった………
練習が終わりみんなそれぞれ帰っていく、彼とはしばらく帰り道が同じだからわざと時間をずらして薄暗い道を一人で帰った。
おとといまではいつも二人で帰ってたっけ……いろいろしゃべったりして楽しかったな…
あの時、毎日感じていた暖かくて優しい気持ちは今はもうどこかに行ってしまった。
心に穴が空いた気分というのはきっと今の私のような気分なんだろう。
ちゃんとものが考えられないし、自分が生きているという実感もなかった。
でもひとつだけ私にとって救いだったのは、彼を見ても取り乱したりしなかったことだ。
今は気分も沈んでいるけど…時間が経てばお互い気まずくならなくてすむんじゃないか…そう思い始めていた。
「大丈夫、もう…大丈夫だから、きっと…」
何度この言葉を繰り返しただろうか…でも大丈夫、と言い聞かせるたびに自分が楽になっているような気がする…
………一度ちゃんと向き合って、話をしたほうがいいのかもしれなかったが、多分無理だろう。
このまま距離を置いて、少しずつ何事もなかったかのような関係に戻れればそれが一番いいのかも……
そんなことを考えながら歩いてると家の前までたどり着いた、そしてそこには……彼がいた。
「何よ…用があるなら電話かメールでいいじゃない」
「どうせ出てくれないだろ……それに、ユイさんに直接会って話が…」
最後まで聞き終わらないうちに私は玄関に入り、ドアを勢いよく閉めた。扉の向こうから私を呼んでいるが、無視して二階に上がる。
「悪かったかな…今のは、違う、私がつらいっていうのもわからないで家まで来るあいつが悪いんだから…!」
心の準備ができていなかったからまずはびっくりした、冷静になるとこっちのこともお構い無しに押しかけてきた彼に怒りを覚えた。
そのあとには………嬉しさが残っていた、ほんの一かけらの嬉しさ。
本当に小さなものだったけど、まだ、私のことが好きなんだってわかって…それが、すごく………
…………だめっ、このままだと…流されてしまいそう。
二度とあんな思いはしたくなかった、気遣って待ち続けるのがどんなにつらいことか…
人を好きになるって気持ちはすばらしいのかもしれないけど…今はこりごりだった。
「私が、素直になれてないだけ…かな……?」
自分の気持ちに嘘をついている、かどうかはわからない。ただ、選んだ道を後悔して進みたくはなかった…
ベッドに倒れこみ小さく息を吐きながら……心の中で燻っているもう一人の自分に言い聞かせるように
「悪いのはあいつ、悪いのはあいつ…」
と何度も繰り返していた。
それからしばらくの間、彼は頻繁に私のところに来ていた。
何か言いたそうにしているにもかかわらず、そのたびに私は逃げ続ける…そんな毎日だった。
一度だけ、直接彼に向かってどうしてそんなに平気でいられるの? 私…顔合わせるのもつらいのに…
と涙ながらに彼に叫んだことがあった。そのときはずいぶんとうろたえていたみたいだけど。
その次の日、彼はやっぱり家の前に立っていた。
それで…ユイさんが許してくれるまで、ずっと待ってるから……と言ってくれた。
そんな台詞漫画やドラマの中だけの話だと思っていたけど…本当に言われるなんて…
このとき…彼を許せないという気持ちよりも、恋しいという気持ちが強くなったのかもしれない。
それなのに、私はやっぱり、いいよと言うことができなくて、帰ってって冷たく返事をしてしまったが…
さらに一週間…相変わらず彼の気持ちを拒絶し続けていたが……少し、私自身の中で何かが変わりつつあった。
彼が待っているということに悪い気がしなくなっていた、あんなにひどいことを言ったのにずっと待っていてくれている。
そこまでされたら私の気持ちもぐらぐらと不安定に揺れ始めるのは当然かもしれない。
「明日……もし、明日来てくれたら、そのときは…」
たぶん運命なんだろう、私と彼が結ばれるのは………きゃっ、何考えてるのよ…私ったら。
ずいぶんと簡単に心変わりしてしまったような気もするが…いつまでも意地を張っていてもしょうがない。
「そうだ、明日は練習もないし……」
いつの間にか彼の誕生日は過ぎていた、遅れてしまったがプレゼントを買って…それをきっかけに仲直りできたら、
カレンダーを見ながら一人でニヤニヤしていた。
「だったら、そろそろ寝ないとね…」
弾む気持ちを押さえ込むように布団を被る、こんなに明るい気分になったのはいつ以来だろうか……
私は久しぶりに幸せを感じながら眠りについた。
「これ、似合ってるかな…? ちょっと派手な気もするけど」
朝…鏡の前で服を合わせていた、この前買った新しいスカートをはいて、上はどうしようかと考えている。
「やっぱり…これ? に、似合うって言ってくれたし……」
初めてのデートのときにすごく似合ってるよって褒めてくれたシャツに袖を通す。
今の私は甘い気分に浸っている、やっと彼と仲直りができる………また恋人に戻れるんだ。
いろいろ考えたけど、私はまだ彼のことが好き、毎日来てくれる彼もきっと私のことが好き。
………思い込みかもしれないなんて考えてはいなかった……すごく舞い上がっていたから。
「そろそろ行かないと…船に乗り遅れちゃう!」
鏡の前に立って最後のチェックをする、髪形よし、服装よし、荷物もよし。
にっこりと笑った自分は、やっぱり泣いたりつらそうな顔をしている自分よりもずっとかわいい……ような気がする。
「いってきまーす! って…誰もいないんだけどね」
今日は両親も弟も用があるとかで出かけている、玄関の鍵をしっかりとかけて軽い足取りで港へと急いだ。
机の上には充電してない携帯を置き忘れていたが、それにはまったく気づいていなかった。
――その10分後
「ユイさん……あれ、いないのか……さっき電話しても、出なかったし」
「どっか出かけてんのか……もう一度、電話してみるか……」
「…………………………?」
「電源、切られた…? そんな……やっぱり迷惑なのか…」
「確かに、ずっと口も聞いてくれなかったし、もうだめだよな、やっぱり………」
「……ん、なんだアキミか…どうしたんだよ? 今から?」
「うーん……でもな、今日は………」
「なんだよ、そんなこと…………言うなって、おいっ」
「わかったよ、行けばいいんだろ? ああ、1時間後に…いつもの公園で、じゃあな」
「ユイさん………………ごめん」
「これ…ずっと前からほしがったんだよね……」
頭の中ではどうやって仲直りをすればいいか、シミュレーションを繰り返していた。
私がまず謝って…やり直したいってプレゼントを渡す…それで彼も…………
頭の中では仲直りのキスまでしてしまっていた、手をつなぐのがやっとだったくせに。
本当に幸せそうな笑みを浮かべて、提げていた紙袋をぎゅっと抱きしめる、うっとりした顔を浮かべている私はきっと変な人に見えるだろう。
「さてと、電話しよ…いるよね………?」
鞄を探って携帯を取り出そうとするが……見つからない。
「あれっ…忘れてきちゃったのかな………しょうがない、公衆電話探すか」
近くに電話はないみたいだ、仕方ないので公衆電話を探し始める…といっても、どこにあるんだろうか……
「どうしよう…見つからない……」
いつの間にか私は公園にまで来ていた、あんまり人のいない、なんとなく物寂しいところだった。
「こんなところにあるわけないわよね……あれ、あの後姿……」
見覚えのある……忘れられない後姿、ずっと会いたいと思っていた彼だ。
「こんなところにいるなんて…ん、でも……あの人は…………」
嬉しさのあまり駆け寄ろうとするが、隣には女の人がいた、彼と妙に親しそうだ…
「たしか…高城さん、だっけ……何なんだろ」
邪魔するのも悪いようなのでこっそり後ろから様子を見守る、
声をかけるのは高城さんの用が終ってからでいいと思ったからだ。
「………盗み聞きなんて、よくないけど…」
「ねえ…久しぶりね、こうやって二人で会うなんて」
「……そうだな…」
「神木さん、だっけ…結局あの人とはどうなったの? 今日会うつもりなんじゃなかったっけ?」
「そうだったんだけど…ユイさん…携帯の電源切っちゃって、家は留守みたいだったから」
そんな……彼が会いに来てたなんて…入れ違いになっちゃったのかなぁ…
プレゼントを抱き抱えながら二人の会話を続けて聞く。
「で、どうするの? 今日だめだったら………」
「……………………」
「そろそろいいんじゃない、あたしのほうを振り向いてくれても」
「アキミ、何言ってるんだ…冗談は」
「嘘なんかじゃないわ、本心よ……それに、もうあきらめたら?
神木さん…ぜんぜん会ってくれないんでしょ?」
「それは…………」
……な、何言ってるのよあの人…!? まさか、彼のこと……
ショックだった、目の前で恋人だった人が他の女の人に想いを打ち明けられているんだから…
今すぐ出て行って二人の間に割り込もうと思ったが、足が…地面に根を張っているように動かなかった。
「ねえ…お願い、あたしは…冷たくされても逃げたりしないわ。わがままだって言わない…」
だめ、だめぇっ……彼の顔を見る、どうしようか悩んでいる…今ならまだ間に合う、でもっ……
………怖かった、私があそこに行っても、彼は私じゃなくて高城さんを選ぶんじゃないかって思って…
あと一歩が踏み出せない、お願い……やめて…
「……………」
「それに、あたし…こんなこともできるんだから」
高城さんがこっちをちらっと見たような気がした…勝ち誇ったような笑みを浮かべて。
何するつもりなの…いや……
「やめるんだ……!!」
高城さんが彼のズボンのファスナーを下ろす、そして…男性器を露出させた。
突然のことに言葉も出ない、身動きの取れないままこれから始まる何かを食い入るように見つめる。
「こんなところで、アキミ…いい加減に、くっ…」
「大丈夫よ、こんな奥のベンチまで人が来たりはしないわ。」
高城さんはペニスを細い指先で撫で回しながらもう一度こっちを見る、わかっているんだろうか…
彼を奪われようとしているのに、何もできない私をあざ笑っているんだろう。
「…いい加減に、なんていってるくせにもう大きくなっちゃったわよ?
溜まってるのかしら?神木さんは何もしてくれなかったの?」
「ユイさんは…アキミとは違う…………」
彼のペニスには細い指が強く、食い込むくらいに絡み付いていた、そしてその指が棒みたいなところを這い回るたび
どんどん大きくなっているような気がした、弟のかわいいおちんちんしか知らなかったので頭がくらくらしそうなショックを受けてしまう。
「くっ…う、やめろ………お、れは、こんなこと…」
高城さんの手が上下に動き始める、柔らかそうな手のひらを押し付けて指をランダムに動かしながら彼のペニスを扱く。
扱かれた彼は気持ちいいのか苦しそうな、どこか上ずったうめき声を上げていた。
「気持ちよさそうね………ん、ちゅっ……」
不意打ちのような口づけ、彼が逃げられるわけもなく互いに唇を合わせてしまった。でも、それだけじゃない…
…見せ付けるようなキス……何か動いている………何をしてるんだろう?
確か、恋人同士のキスは舌と舌を絡ませたりするものだって本で読んだような気がする。
高城さんは唇の端から唾液をたらしながら、彼の舌をすすっているようだった…視力良好な自分が恨めしい。
それだけじゃなくて舌を使って唇を舐め回し、上下の唇で彼の唇を挟み…口の中での舌の動きまでは見えない。
「ちゅっ……じゅる…ん、んふっ………」
中途半端に見えてしまうから余計にいろんなことを想像して…興奮してしまっていた。
大切な人を誰かに奪われて、怒りよりも、悲しみよりも…口では言い表せないようなどきどきを感じてしまう。
私…おかしくなっちゃったのかなぁ…身体が熱い…挑発するような二人の濃厚なキス、彼は相変わらず苦しそうだ…
きっとキスされながら、ペニスも一緒に弄ばれているからなんだろう……
親指が先っぽの形が変わるくらいまで押しつぶし、ぎゅっと握ったり力を緩めてくすぐるように撫でたり…本当におもちゃにしているみたいだ。
彼は最初こそ高城さんを押し返そうとしていたけど、キスが進むにつれてだんだんと抵抗しなくなっていて…
二人が口を離すと唾液の糸が二人をつないでいた、彼を見ると少し顔を赤くしてぼーっとしていた。
高城さんが小さく微笑む、何だかすごくいやらしいものに感じた。
「ぷはっ……ずいぶんと気持ちよさそうな顔ね…その気になっちゃった?」
彼は…なんて答えるんだろう、違うって言ってほしい…もうやめろって言って…
動けないまま固唾を呑んで彼の返事を待つ……
「…………」
「いいのよ、何も言わなくて…おちんちんガチガチにして、違うなんて言わせないわ」
「アキミ…やめろ……俺は……」
「んちゅる…じゅる……ちゅうっ…ちゅううっ…!」
私は一瞬何が起こったのかわからなかった、高城さんが彼のペニスに顔を近づけてそれを口に含んでいた。
あ、あれって……何だっけ…行為そのものは知っているのだが言葉が思い出せない。
「れろっ…じゅるっ……ずずっ……ぢゅる、じゅぷっ…ちゅうぅ……ん、んんっ……!
んふぅ………ちゅぷ……ん、んくっ……れろっ、んむ…ぅ……」
熱心に彼のペニスをしゃぶっていた、舌を這わせ、大きな音を立てながら。
「う…あぁ……や、やめ……うぐっ……」
粘着質な水音がひどく卑猥なものに聞こえる、無意識のうちに太ももをすり合わせ、
とろんとした目で高城さんがペニスを銜えるところを見入る。
足はまだ動かない、彼が……危ないのに、動いてよっ…!
高城さんは時々彼のペニスから口を離し舌を器用に使ってペニスの根元から先端まで満遍なく舐める。
「れろぉ…っ……どう、気持ちいいでしょ? あたしのフェラチオ」
「……だめだ、こんなの…」
彼はそれでも高城さんを拒んでいてくれた、それもいつまで続くかはわからないが。
気がつくと息が荒くなっている、どうして…こんなに、心が張り裂けそうなくらい悲しいのに……
「ずっとおしゃぶりしてたらすぐにいっちゃいそうだから、落ち着いた?」
「くうっ……ん…………ううっ…」
高城さんの右手が彼の…袋を優しく揉み始める、棒を扱いていたときよりも優しくマッサージするように。
「続き、行くわよ……んむぅっ、はむぅっ……ちゅっ……ちゅ……ちぅっ、ぢゅるぢゅる…ちゅぴっ……ちゅううぅー……
あむぅっ……ずずずっ、れりゅんっ…ん…ふうぅん、ちゅぅっ……んくっ…………」
一度離したペニスを再び口に含み、今度はますます強く吸い付いている。
見ていられなかった、でも見ずにはいられない……目の前の衝撃的な光景に目を離すことはできなかった。
「だめ…だ、アキミ……俺は………」
彼の言葉なんて聞こえていないといわんばかりにこっちまで聞こえてくるくらいの音を立てながらペニスを舐り倒す。
やっぱり…気持ちいいのかな、私もああいうことができないと、いけなかったのかなぁ…?
「ちゅぷぅっ、ちゅぷ……ぬぽっぬぽっ……んぅっ、んっんくっ………れろ、れろっ………
は……む、ぅっ……じゅるっるじゅるっ……んぐ、じゅっ……ちゅちゅ…ちゅううぅー…………
ちゅぶぶっ、くぷっくぽっ、んちゅる…ちゅうっ…ちゅ…ちゅぽちゅぽ、ふぅ…んんっ…ちゅぱっ、じゅるっ…」
「うっ……あ………」
彼の視線が定まらなくなってきた、落ち着かない様子だけど、ペニスを舐められると上ずった声を出す。
周りなんて見えていないみたいだ…私にもたぶん気がついていないんだろう。
何よ…誰かから見られてるかもしれないのに…あんなところで、エッチ、最低………
怒りで一瞬身体が熱くなったが、その強い感情もすぐに興奮に置き換わっていく。
………私は、彼を奪われようとしているのに…どうして…わかんないよ……
無意識のうちに内股をすり合わせていた、股間はすでに雫をこぼしていて下着にまでしみこんでいる。
何で…私、こんなの…いけないことなのに……彼と高城さんの様子を見守りながら気がつくと割れ目に指を這わせていた。
「ぺろ、ぺろ……あむぅ…っ…ぢゅぼっ、ちゅ、れる………ん、んく、んふぅ……」
「ぅ……離れろ、うああっ!」
…せわしなく手を、指を動かして…ぎこちない手で火照った身体を慰める。
下着の中に手を入れるとそこはやけどしそうなくらい熱かった、身体が痺れそうなくらい気持ちよくて危うく声が出そうになった。
何も考えずに割れ目に指を押し当て上下になぞる、たったこれだけなのに気を失ってしまいそうな快感が全身を襲う。
「ん…むぅっ、あむっ、ちゅぱ、ちゅうぅーっ……ぅ…んぅ、んっ……ちゅる、ちゅる…ちゅるっ……!」
向こうの二人も、私も周囲をまったく気にすることなく…行為に没頭していた。
……私は、はあはあと荒い呼吸を繰り返しながらべちょべちょになった指を見る。
こんなに気持ちいいのは初めてだった、身体がふわふわと浮いているようで気を抜くと倒れてしまいそうだ。
繰り返し、繰り返し…割れ目をさする、ぬるぬるになった中に指がだんだんと入り込むがちょっと痛かったので外側を円を描くようになぞるだけにした。
ひどいよ……返してよ、お願いだから………知らない間に私は泣いていた。
泣きながらもオナニーは続けていた、抑えきれない興奮はすでにコントロールできなくなっていて、
身体を軟体動物のようにくねらせながら指先で閉じた花びらを撫で溢れる液体をかき混ぜるようにまさぐる。
「くちゅ…ぷちゅ、んっ…ぢゅ……ちゅうう…ぷちゅっ……ぢゅるぢゅる……じゅるっ、じゅるるーっ!」
高城さんの口使いがさらに激しくなる、ひときわ大きな音を立てて彼のペニスに吸い付いた。一度くらい付いたら決して離さない……そう言えるくらい、激しく。
「くっ……アキミ………うううっ!」
彼が我慢できなくなったのか小さくうめくと脱力しきった表情でベンチにもたれかかった。
…多分、いったんだろう…高城さんの口の中で………心地よさそうな顔をしていて、その顔を見ていると言いようのないむなしさに襲われた。
目の前が真っ暗になる、頭にずっしりと重い何かがのしかかっているようだ。
彼を、奪われてしまった……思考回路がうまく働かずぼーっとしていたが、それだけははっきり認識していた。
「じゅるっ………んぐ……ん、ごくっ…………はあ……、どう? 気持ちよかった?
……まだ、やれそうね? ついでだから、童貞も捨てちゃう?」
「……もう、いいだろ? ふざけるのも……っ…!」
ここで、はっと我に返った…二人の会話を聞いていたが…やはり最後までしてしまうのだろうか…
止めようと思ったが……怖くて、止められなかった。私のことなんてどうでもよくなってたらどうしよう…
すごく不安だった、そんな気持ちのせいなのか足も動かない。
「ねえ…さっきからずっと私…おちんちんしゃぶりながらオマンコ濡らしてたから…すぐにできるわよ?」
「…………帰らせてくれ」
「神木さんのこと…まだ気にしてるの? いいじゃない、あの子は…振られちゃったんでしょ?」
「……………」
「終わった恋、なのよ……あなたには、あたしがいる………だからっ!」
「………………」
「黙ってるってことは、いいってことよね?」
返事をしない彼を強引に立たせる、高城さんはスカートをまくり下着を脱ぐ。
まただ……こっちをあざ笑うような目で見てきた、本当にそうなのか、思い込みなのかははっきりしない。
でも…高城さんは全部わかってるんじゃないか、そう思っていた。
私が物陰から覗いているのも全部知っていて、彼の身も心も自分の物だっていうことを思い知らせようとしているんじゃないか…
それなら、二人を止めればいいのに…動こうとすると身体が震える。私には高城さんを止める勇気すらなかった。
…………しょうがないのかな、これは……私がもっと早くに素直になっていればこんなことにはならなくてすんだ。
彼と私はもう別れてるんだ……だから、取ったとか取られたとか、そういうんじゃない…
私と別れたあと、新しい人を見つけただけ……勇気のない臆病な心はこうやって逃げようとしていた。
「…早く、おちんちん……入れてよぉ…!」
「…………」
小ぶりで色白のお尻を彼に向けて……エッチをせがんでいるんだろう。
高城さんは…私よりずっと美人だし、胸も大きい…お尻も小さいし、脚だって細い……
多分私と彼女を天秤に掛けたら…違う、私ははじめから対象外なんだ…逃げ出した私は…
顔をくしゃくしゃにして涙を溢れさせながらもまだ諦め切れていなかった、きっと目を覚ましてくれるはず。
私のこと、あんなに追いかけてきてくれたんだから……なんて甘えたことを考えていた。
「アキミ……………………」
「ああぅっ、はあ……っ、んんっ………」
彼が、高城さんの腰を抱いて、突き立てたペニスを中に沈める。
この瞬間…最後に残っていたひとかけらの希望も失ってしまった、終わりなんだ……私たち。
「はあぁっ……ん、んうっ…いい、いいっ……もっと、もっと激しく…」
遠慮がちだった彼の動きはその声がきっかけで少しずつエスカレートしていく。
静まり返った公園の中で、ぱんっぱんっ…と腰を打ち付ける音と二人の淫らな声だけが聞こえた。
「はうっ…ん……き、気持ち…いいでしょ?」
「っ……ううっ………!」
快楽に溺れる二人を見て、鼻をすすって泣いていた…ぐちゅっ、ぐちゅっという性器の擦れ合う音、荒い吐息にまぎれて
ひっくひっくと肩を震わせてしゃくり上げていた……そして片手は相変わらず敏感な部分をいじっていた。
私の心はぼろぼろなのに…手は止まらない………逃避するように夢想していたからだ。
あれが私だったら…彼の太いペニスに貫かれているのが私だったら…気持ちよさそうに喘いでいるのが私だったら…
どうして、どうして私じゃないの!? 許してくれるまで、待ってるっていったじゃない!
声にならない声を上げる…ひどくのどが渇いていた、身体中は汗でびっしょりと濡れている。
こんなに…つらい光景なのに、やはり目が離せない。
「う……ん、あなただって乗り気じゃない…おちんちん硬くして、ああんぅっ…激しく動いて……」
「はあっ、はあっ……」
高城さんに返事をしないままひたすら目の前の快楽をむさぼる彼…私がここにいるなんて知らないんだろう。
二人の結合部からはわずかに濁った液体が溢れ、こぼれ落ちていた。
とろん…とした目、その目がまたこっちを見る。茂み越しに覗いているからわかるはずはないんだけど…
笑われた、ような気がした……もう、諦めろ…選ばれなかったあなたは今すぐ消えろ…と。
「ね……ん、っ……もう一回、キス、はあんっ…し…て……?」
後ろを向いたところに、彼が顔を近づけて口づけをした…互いを食べつくしてしまうような激しいキス…
唇を舌でなぞりあい、侵入させた舌を絡ませ口の中を犯す……情熱的な二人の行為、これだって本当は私が……
二人のセックスシーンを見るほどに後悔や嫉妬といったどす黒い感情が心中を支配した。
………しかしわかっていた、それだけじゃないってことが…それだけなら私は拙い手つきで割れ目をいじったりはしない。
私は彼のことを愛しているから…それを奪われることで背徳的な快感を味わっているのかな……?
よくわからない、いや…わかりたくなかった……すべてを失ってしまいそうなのに…いっちゃいそうなくらい興奮する気持ちなんて。
「んむっ…ちゅるっ……ちゅっ…」
唇の端からいっぱいになった唾液がつつっと落ちる、それにも気づかないくらい夢中になってキスをしているみたいだ。
いつの間にか、彼とのキスを想像しながら自分でも舌をちろちろと動かしてしまう。
目の前には鮮やかに彼のイメージが思い浮かんでいて、それで…好きだよ、愛してる……って言われて…
どこかためらいながらも舌を突き出し彼の口の中まで進ませる、舌先で頬の内側や歯茎をなぞる。
這わせた舌には彼の味がいっぱい染み込んでいて、すくい上げた唾液を自分の口の中に運び飲み込む。
そこで、彼がふっと目の前から消えた……そうだ、現実の彼は私じゃなくて高城さんのそばにいる。
後ろから彼女の細い身体を突き上げながら熱いキスを交わしていた………
寂しかった、すぐそばにいるのに…決して届かない場所…ただ、自分を慰め、ごまかしながら交わりを見ていることしかできない…
目をそらすこと、いや…瞬きさえほとんどしていない、乱れきった二人の様子が否応無く目に焼き付けられた。
薄い茂みの奥にある傷つきやすく柔らかそうな部分は指でかき回すたびぬちゅぬちゅとエッチな汁をたくさん出す。
淫らな光景を見せ付けられ、理性を失ってしまいそうなほど感じていた。
荒く…でも押し殺すような呼吸…熱っぽい吐息の音が頭の中に響く…
視線は彼と、じゅぷっじゅぷっ、くじゅっと水音をさせて往復運動をしているペニスに釘付けだった。
頭の中は真っ白で、視界もぼやけてきた…今まで知ることの無かった強い快楽が荒波のように押し寄せる。
両方の目には一番見たくないものが映し出されているのに……どうしてこんなに、エッチな気分になってるの?
ここで…ふと気が付いた。一番大切なものを奪われ、汚されている…このこと自体に興奮しているということに。
砂場で作った大きなお城を思い切り壊しているような…作り上げてきたもののすべてを否定されて…
「あっ、ああんっ…ふあ…ぁ……っ、もっと、奥まで…ぇ………あんっ、あんっ…そこ…すっごく、いい……」
まただ…高城さんがこっちを見ている、ちらっと少しだけ見てさらに大きな喘ぎ声を上げた……
「んうっ…ね、ねえ………気づいてないかもしれないけど、あっ……神木さん…ずーっと、こっち見てるわよ」
「ひああっ……自分で、オマンコ……くちゅくちゅして…気持ち、ああっんっ…よくなってる、みたい…」
「いやあっ、見られてるって思うと…はあ、はあ………」
…………気のせいじゃなかったんだ、最初から高城さんに気づかれていたみたいだった。
「嘘…だろ…? ユイさんが……くっ……し、締まる………」
彼も私に気づいたみたい…でも、エッチはやめてくれなかった、腰を前後に振ってペニスを突き刺している。
目の前の誘惑に勝とうという気はないのかもしれない、こっちをちらちら気にしながらも高城さんを激しく突き上げ続けた。
私は……どうすればいいんだろう、こんなに、自分が、弱い…だめな人間なんて思わなかった。
自分の好きな人が他の女の人とエッチしているのに、それを止めるどころかオナニーして眺めているだけなんて…
でも、そんな自分に倒錯的な興奮を覚えていた、ひどいことをされているのに何もできない……
自慰の経験はほとんど無いが手はまとわり付く汁でべたべたになり、下着はお尻のほうまで濡れてしまっていた。
「う…ぐ、はあ、はあ……だめだ、もう……」
「あんっ、ああっ…だめえぇっ! いいよ、いいよぉ…っ……こんなの、初めて…」
彼の声で現実に意識が引き戻された、獣のように腰を叩きつけ、壊れてしまうんじゃないかというくらい激しく相手を求める。
こっちからみていると痛そうだが、向こうも気持ちいいみたいで、よがるような声を出し始めていた。
「あぁ…ん、お願い…あっ、は…あ…ああっ、ん……中に、出して……!」
二人とおかしくなっている…でも一番狂ってしまっているのは私。
ぐちゅ、ぐちゅ…ぅ……っとかき混ぜる指の動きはさらに早く、そして割れ目の周囲を何も考えずになぞる。
時々、指先がクリトリスに触れるとびくっと身体が大きく弾む、茂みにぶつかるとかさっと音が立ってしまうが、
もうお構い無しだった…見つかったらどうしようなんてこれっぽっちも考えていない。
ぐちゃぐちゃになったあそこを指でいじくって、自分もエッチしているような気分にさせる。
理性を捨てて本能のままに絡み合う二人を見ながら……涙を流しながら…
深い悲しみにとらわれていても身体は高ぶる一方で、もう自分ではコントロールできなかった。
奇妙な浮遊感と、落ちてしまうんじゃないかという不安……もう少しで絶頂を迎えそうだった。
「は…ううっ………うっ!」
彼がうめくとともに身体を震わせる、腰を突き出したまましばらく硬直していて……射精しているということがわかった。
高城さんもいったみたいでペニスが引き抜かれるとベンチにもたれかかる。
どろっとした精液がこぼれる、それを指ですくって口に含む。
「赤ちゃんできたら責任とってね? パパがプロ野球選手っていうのも悪くないし」
そして私も実感はまったく無かったがいってしまったみたいだった…手を見るとミルクを薄めたような液体にまみれている。
「はあ…はあ………く、なんてことを……」
「気持ちよかった? でも……ちょっと激しすぎるわよ。あたしは…こういうの嫌いじゃないけど」
「…………俺は、そんなつもりじゃ…」
「じゃあ、神木さんが覗いてるのにどうして続けたの? 溜まってたせーえき、全部出したかったんじゃないの?」
放心状態のまま二人の話を聞いていた。こっちのこと、気づいてるんだよね……
もしかしたら二人して、情けない私のことを笑っているのかもしれない。少し冷静になったせいか変にマイナス思考になってしまう。
「おいっ、ユイさんがこんなところにいるわけ…」
「いるわよ、ほら…あっちの電話ボックスのほう………」
彼が来るかもしれないと、力のはいらない身体を引きずりもっと奥の茂みに隠れた。
「…ん……いないじゃないか、誰も………」
「さっきまではいたの、それよりお腹すいちゃった…まだ時間大丈夫でしょ? 一緒にご飯食べに行かない?」
高城さんが彼の返事を聞く前に手をとりどこかに連れて行こうとする。
ここで、止めなければ…永遠に彼がいなくなってしまうような気がした。でも……声を上げることも、立ち上がることさえできなかった。
……どうしてもっと早くに仲直りできなかったんだろう…彼の優しい言葉が頭に響く。
ちっぽけなプライドのせいで素直になれなかった…臆病で情けない自分に心底嫌気がさす。
「もう、遅いよね……全部、こんどこそ……本当に、さよなら………」
決別なんて、できるはずはない…どれだけ別れの言葉を口にしても…それは取り繕った嘘。
本当はこのままなんて嫌だ、もう一度…愛し合いたい。
心に蓋をしようとしても感情の波はもう抑えきれない、また…涙がこぼれた。
「こんなの…やだよぉ……ぐすっ、ぐすっ……」
拭いても拭いても涙はとどまることを知らない。
歩き出した二人の後姿がどんどん小さくなっていく。
追いすがり、引き止めることのできない私にはよりを戻す資格なんてない。
…………何とか立ち上がってもと来た道を戻る、あたりはすっかり暗くなっていた。
星も、月も見えない真っ暗な道……何もかもを飲み込んでしまいそうな闇………私の気持ちも同じように真っ暗だった、何かにすがりつこうとしても何も見えない。
私の目の前には何本も道があった、そして考えられる限りで最悪の道を選んでしまった。
そう……悪いのは私なんだ、自分の意思でこの結末を選んだ。
彼も、高城さんも悪くない………だからこそ、もうどうしようもない……
…………こうして、私の苦い恋は終わった。
以上です
また別の作品ができたら投下します。
逆寝取られは想像以上にエロいね。
またビッチ風なアキミもエロいな
GJ!
苦いねぇ
秋生という闇の単語を久しぶりに見た
裏サクのイベントの数々が脳裏から離れない
GJ!
もう展開というかすれ違いがほんと救いようがないねえ・・・
そしてエロいし、唯の描写が細かくてすごいなあ
書く意欲がまた出てきた、ありがとう
華音の人もユイの人もGJ!
今夜は最高☆
GJ!
最近昔の作品が増えてきて嬉しいぜ
GJ。まじで
危うく泣くところだったぜ。というか泣く寸前でした。
ううん……なるほど
746 :
小ネタ:2009/09/17(木) 22:21:44 ID:euanE0Wd
『こくまろちんぽみるく』というメールが真央ちゃんから届いた。
誘っているのか?それとも意味を聞いているのか?と俺は小一時間悩んだ。
真央ちゃんからメールが来た。
『予測変換ミス』
俺はさらに苦悩することになった。
痴女真央ちゃん
なんだかなぁ……
事前にNGをさせるような内容のSSは書くべきじゃないと思うんだが。
お前は何を言っているんだ
>>748 そういうのが苦手だと自分で認識して読まなきゃいいだけ
創作に何をふざけたことヌかしてんだ
うーん…こういう嫌な気分にしかならないものはしかるべきスレに投下すればいいと思うんだが。
純愛中心のこのスレで何がしたかったんだろう……。
ID:79kWeO+3
投下しないなら黙ってろって
気持ちは分からなくもないがSSの種類を叩くのはお門違いだろ
スカトロ、グロなら話はわかるがこの程度で文句の言うのは間違い
(NTR作品は)いかんのか?
いや、この際だから言わせてもらうぜ。
この作者はシチュエーションにキャラを当てはめているだけで単にエロいSSを書いているだけじゃないか。
>>750 人を選ぶような内容の場合は注意書きするのがルールだよ。
自分の苦手を認識してようが、投下を見る前から注意書きもなしに内容を把握なんて出来ない。
なんで
>>750の言っている事はズレているよ。ID:79kWeO+3を擁護するわけじゃないけどね
>>753 何であんなに救いのない作品を書いたんだよ、いい気分が台無しだ
>>755 そこまで甘やかされたいなら、ネットとか辞めた方がよいと思われ
>>755 NTRだと注意書きされてただろ?
じゃあ、苦手な人は読まなければいい
認識できてなくとも、注意書きがあったんだ
それとして読んで後で不満を言うなんてバカげてるだろ
>>758 最初から読んだ人の期待を裏切るような内容じゃないかw
ああいうクソみたいなサプライズは必要ないんだよ。
>>756 ID:79kWeO+3の気分なんて知らないもん
あらかじめNGにするようにって書いてあるのにNGにしないお前が悪い
黄金厨ならぬ白銀厨と言ったところか
でも白銀ってプラチナだからちがうかねぇ
ID:79kWeO+3
はあぼ〜んだな、正直構ってすまなかった
職人の方は気にせず投下お願いいたします
てか十中八九アレじゃん
>>760 俺はかなり面白いと思った。GJもたくさんついてる。お前の認識とは違うな
その認識の差を注意書きから予測しろ
それが出来ずにぶつくさ言うな
なんかあぼーんするとかいわれてるし…
俺の言ってることってそんなに間違ってるか?
もっと適当なスレがあるんだからそっちに投下しろって言っただけなのに
>>765 GJなんて作者がID変えて自演してるかもしれないじゃないか……
そんな深読みもできないのかよ。
別に誰も悪くないよ
お前の頭が悪いだけで
何かおかしくないか?
SSならどんな作品でもいいのかよ?
俺は正直純愛しか認めないわけだが、このスレだって大半が和姦のSSじゃないか。
>>773 この板そのものに来ないコトをオススメするよ
全部キャラを辱めるような作品だろ?
この作者は前々から純愛系をひとつも書いてないじゃないか。
原作の雰囲気を捻じ曲げてまで何が書きたいんだよ、こいつは。
776 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 01:28:25 ID:UKjsX+kT
とりあえず書いてる作品が面白いんだから良くね?
面白いか? ただ長いだけだろ。
こいつの作品は途中ぜんぜん読んでないわけだが。
読んでないなら文句言うなよレス乞食
最初と最後だけ読めばいいだろ。
長さ的には4千字くらいがちょうどいいな、そもそもエロパロなんだから最初のほういらないだろ。
そんなに文句があるなら
自分で投下するか、このスレ来なくていいんじゃないかな
>>780 それを言ったら終わりだろ?
俺たちには出来上がった作品に文句を言う権利もないのかよ?
ふと思った
方向性こそ違えど、ここの作品よりも
原作の方が黒いし重いのでは
文句じゃなくて「〜をこうすればいい」とかアドバイスすればいいんじゃないの
よほど糞な作品なら文句は飛ぶが
だけどお前の場合は我侭だ
気分が悪いとか純愛が好きだとか個人的な理由なんざ聞きたくない
そんなに自分の望んだ作品が見たいならチラシの裏で死ね
>>783 アドバイスならしただろ?
長すぎるってな、何でこんなに長いんだよ?
>>783 あんた以外2回以上レスしてないことに気づいてくんねえか
>>779 オレ的にはすごい重要
最初の部分があってキャラに感情移入できたり話に引き込まれたおかげで
最後のエロの部分がより一層エロく感じたし
>>786 まあお前がそういうならそれでもいいが…
何で最後はハッピーエンドにしなかったんだよ、納得がいかん。
おかしいだろ、キャラの性格を捻じ曲げてまであんな展開にしなくても………
ハッピーエンドの方がいいのはもちろんだけど、そう簡単にはいかない、それがパワポケ
1主×のりか、みゆき先生、ヘルガ、わんこ、貴子、カズ…
例を挙げたらキリがない
中でもさくらがなあ
もはやSSのネタがない程の悲惨さ。近親相姦かギャグしか思いつかねえ
鬱endが大好物な人間もいることを覚えとけ
てかNTR作品にハッピーエンドを求める意味がわからんのだが
そういや前スレでリクエスト受け付けてた時さくら頼んでみたけどあれどうなったんだろ?
ひとつだけ言いたいのは他のキャラを悪役にしてまで書く内容かってことだ…
書く内容だろ、面白いから
だいたいNTRは略奪愛だから悪役もクソもないだろぃ
何でここっていつまでも夏休みなの…
スルー×が多いからな
というか名前書かずにちょっと大人しくした程度で引っかかっちゃうんだな
このクズオーラはどう見ても同一人物だろ
いや、引っかかるも何もみんな確実に分かっててやってるから
名前あったらスルーだけど、奴にはみんな言いたいことあるから無記名にしたらかえって叩く口実になってるだけ
悪ノリなのは認めるが
お前ら、深夜と平日の昼間から何やってんだよwww
>>790 俺が言いたいのはなぜ最後によりを戻す終わり方にしなかったのかっていうことだ
外国の方が居るなんてここはグローバルな所ですね
さくらってさ、暗い話は似合わないよね ナンチテ( ´w`)
>>801 だよな
そんなわけで俺は無田の次に晴川に惚れたさくらがry
って妄想をした
>>800 何故かフランダースの犬を思い出したw
確か昔アメリカ人とかがTV放送の後アンハッピーエンドは認めんとかでネロとパトラッシュを生き返らせるアフォ最終回作らせたヤツ
しかし風の噂で聞いたが、
外国版岩男7はエンディングでワイリー躊躇なく撃つらしいぜ
今ここで俺を叩いてるのは半分以上寝取られスレから出張してる馬鹿ども。
向こうでも書いたがいい加減に出て行け。
智美が亀田に寝取られるSSください!
愛ちゃんが水木に寝取られるSSください!
美咲さんが勇に寝取られるSSください!
玲奈がレッドに寝取られるSSください!
小晴ちゃんが有田に寝取られるSSください!
ヒヨリンがYONYON様に寝取られるSSください!
しのぶちゃんがナマズに寝取られるSSください!
本当にやめてくれ、そして自分のスレに帰れ。
794 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/18(金) 15:12:11 ID:3WMFPPxX
何でここっていつまでも夏休みなの…
807 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/18(金) 20:40:54 ID:3WMFPPxX
智美が亀田に寝取られるSSください!
愛ちゃんが水木に寝取られるSSください!
美咲さんが勇に寝取られるSSください!
玲奈がレッドに寝取られるSSください!
小晴ちゃんが有田に寝取られるSSください!
ヒヨリンがYONYON様に寝取られるSSください!
しのぶちゃんがナマズに寝取られるSSください!
こいつの頭の中は一生夏休み
まああれだ、とりあえずお客さんには帰ってもらおうか。
おまえもな
見たくもないものを見せられた俺の心の傷はどうしてくれるんだよ……
毒も吐いて投下から二日過ぎたんだし、子供じゃないんだから立ち直れよ
何甘ったれた事いってんだ
おまえまさかガキじゃないだろうな
>>814 はあ!?
お前は思い入れの強いキャラが陵辱されてすぐに立ち直れるのか?
所詮、創作だろ
何言ってんだコイツ
いやいや…所詮とかいっちゃう人にはこのスレにいる資格はないと思うが。
自分のスレに帰れ。
819 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:11:43 ID:ijtrER0e
>>816 注意書きあるのに読んで文句、我が儘、辞めたほうがいいよ
>>819 最初だけ読んだら純愛と勘違いするだろ……
それに注意書きガあれば何を書いてもいいのか? 創作ってものを履き違えてるぞ?
創作活動なんてやってないのがバレバレだぞ
くそがきは風呂入って寝ろ
なあ…この作者そもそもいらなくないか?
ゲームの雰囲気に合ったSSひとつ書けない奴だぞ?
スレ潰しも大概にしろよ
はいはい通りかかった俺が好意で言いますよ。
投下されたSSを読みましょう。
面白かったらGJと感想を贈りましょう
他人のレスはとりあえず一切無視しましょう
書き手は感想だけを虚心に胸に留め、次なるSSに精進しましょう
sageましょう
簡単です!!
>>823 スレをつぶしたくないんだったらお前らも出て行ってくれ。
このスレを元の平和なスレに戻してくれ!!
25回・・・・
>>825 だったら俺の言うことを聞け!!
冷静になれば誠実な投下と感想を阻めるものはないのは判るだろ。
勿論俺の下らないレスにも反応しちゃ駄目。
元の平和なスレワロタw
新参者の分際で10代かけて築き上げてきたパワポケスレの平和をたった一人でぶち壊した張本人が何を仰る
でも、結局は屑をスルーし切れなかった俺達全員の責任でもあるのか
諦めずに皆でスルー徹底に再チャレンジしますか
以下、パワポケでエロパロスレ
何回目だよって感じなのでスレの流れ完全ガイド
アホが来る→完璧スルー→誰かが我慢出来なくなっておまいら鬼畜とかいいスルースキルとか言い出す→それに便乗して触る奴が増える→アホが調子に乗り発狂してスレ撹乱→触るなよ・・・→以下パワポケで(ry
パワポケって何か知らない俺がもう一度言う。
だ ま れ
あれ? パワポケ12の発売が12月3日と発表されてお祭りになってると思ったのに何で荒れてるんだ?
黙りやがってお察し下さい
以下、パワポケでエロパロスレ
と言うか基本ここのSSって主人公×彼女だよな
やっぱり寝取られんのは嫌か
>>806 >>833 あざす。強引な百合ってのが良さそうで。
>>834 主人公以外のキャラの彼女候補との接点とか関係がよくわからないからかな
言い換えれば想像の余地はある……のか
特定のキャラヘイトの意図が見え見えだと流石に引くけど今回のは別にそうでもないような・・・
NTR物はやっぱりやめたほうがよかったのでしょうか…?
もう一本くらい書きたかったのですが…
一人が騒いでるだけだよ
>>837 気にすることはありませんよ。
ちゃんと注意書きもありましたしね。
一応注意書きがあったから問題はないと思うけど
強いて言うならユイ涙目展開に対してのユイ祭りに便乗してっていう前書きくらいかな
>>837 むしろもっとやってくれ
12の発売日まで鬱分が持ちそうにないぜ
レッドに寝取られる玲奈ちゃんとか最高にエロいだろうが
大体公式でも寝取り寝取られイベントがあるのに
駄目とかおかしいだろ
さおりちゃんに寝取られる5主
めぐみ「え…またですか? 店長も好きですね…?」
847 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 20:29:48 ID:3SdcT0cw
寝取られシリーズはもう勘弁
>>846 そう、これだよ
この腹の底がせり上がってくる感じ……
おっほっほっほ
そういえば公式で寝取られルートが一番多いのって5?
850 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 20:52:09 ID:3SdcT0cw
倉刈日出子の話を希望(ただし寝取り×)
>>849 7とかダッシュも多いかも
逆にDSになってからのほうが自重しているかな?
(別の意味で容赦ないがな)
>>851 ダッシュにNTR……
さくらのことかな?「やつとは親友のままでいたいんだ」っていう
奈津姫さんも、寝取りに入るの?
裏4主×イルを書いたのであげます
設定等に間違いが有りましたら指摘してほしいです
ここは剣と魔法の世界、キングダム王国である
今日もこの国は平和である、何故なら隣国との争いは
「野球人形」と呼ばれるゴーレムによって解決していたからである
もう一つに勇者コナミの活躍があった、
つい最近起きた野球人形紛失事件にも活躍したのであった
しかし、彼はそんな事が無かったように今日も小鳥と戯れていた。
そんなある日いつものように外に居ると不意に後ろから声がした
「だーれや」
訛りのかかった声が聞こえる、コナミは記憶の底から声の主探した
そしてあやふやだが思い当たる人物の名前を言ってみた
「イリス・・・だっけ?」
「それ、うちの偽名やんかい」
「でも俺は君の名前をちゃんと聞いてないからね」
と後ろを振り返ると魔導師姿の女の子が立っていた
「へへへ・・・そうやったな、改めましてあたしの名前はイルっていいまんねん以後宜しく」
「ははは・・・どうもでも如何してこんな所に?」
彼がそう思うのも無理はない、彼女イルは野球人形を盗んだ黒幕に兄プレイグ共に雇われ
コナミに幾度となく妨害をして来たのである、時には死に掛ける目にも遭った、
だか彼女を怨む気にはならなかった、同じ理由で雇われていた傭兵達から助けてくれたり
何より、クリフのがけに飛んだ時に彼女の本質を垣間見た事もあった
彼女は本当は優しい純粋な女の子だという事を
「実は・・・あんさんの命貰いにきたんやで」
こんな事をいわれても、目を見れば判る
「うーん、それは困ったね」
こんな風に返せる、本気でない事を
「うー何やもっと驚かんかい」
「だって嘘なんだろ?」
「そうゆう時は少しくらい驚いた振りしてくれたってええやないか」
「しかし、いったい何の用でこんなところに?」
彼がそう言うと急に彼女は真剣な顔になった
「あんな、之は真面目な話なんや聞いてくれや・・・」
この時のイルの表情にコナミはドキッとした
人を馬鹿にする様なふざけた顔ではなく、殺気に満ちた顔でもない
下を向いてモジモジしている・・・乙女の顔だった
「うちは・・・コナミのこと・・・す・・・好きになってしもうたんや」
「え!?」
「ほんまや、コナミと別れてからずっと考えてたんや
そしたらコナミのこと頭から離れなくなってしもうたんや
せやからこうしてコナミのところに会いにきたんや」
コナミは困惑した、そして自分を落ち着けるために彼女にこう返した
「俺は構わないがどうなんだ悪人のプライドとか、俺は世間一般には勇者なんだぜ?」
前に聞いたことを思い返しながらそう問うた
「それと之とは話は別や」
あっさり言われた
「これはうちの乙女心の問題なんや悪のプライドなんかとは比較にならんわ」
「そ・・・そうなんですか」
「そうや、逆にここで言わんかったらうちは一生臆病物の女や、それれよりもあんたやハイならハイ、
嫌なら嫌とはっきり言わんかいコナミこそ勇者としてのプライドはないんか?」
何故か説教されてしまった、実際コナミは困っていた
コナミは確かにイルを意識していたのであった
ただいきなりの告白に戸惑っているのであった
そうしているうちにイルはハッと何かをひらめいたような顔をした
次には笑っていた、それは魔女が笑うというより
悪戯を思いついた子供の笑い方だった
そして気がついた時には体が浮いていた
「え?え?ち・・・ちょっとなにをする気なんだ」
「ん?あたしは悪なんや、わざわざあんたの意見聴こうとしてアホらしかったわ
あのボロ家あんたの家やろ」
この時コナミの混乱した思考では彼女が何をする気なのか分からなかった
しかし、魔法使いで無いコナミには抵抗のしようが無かった
二人はそのままの家の中に入っていった。
「よいしょと・・・」
家に入ったイルは多分コナミがいつも使っているだろうベッドに彼を降ろした
そして、そのまま彼女は馬乗りになった
「えへへ・・・」
落ち着いてきたコナミはある程度の事を理解していた
彼女が何をしようとした事とか
今の笑いの中に彼女が不安や緊張を隠している事などが
「君は初めてだね?」
余りにもデリカシーの無い質問だと思ったが
先手を取られぱっなしだったので少し意地悪だが聞いてみた
返答は・・・
「なっ!なんてこと言うんや、失礼にも程があるで」
予想どうりだった、顔を真っ赤にしている
「あ、あんたはどうなんや、どうせモテまっくて見境なしなんやろ、このやりチンが!」
これも予想のうちだった、ここではぐらかすつもりだったが・・・
「むしろその逆で一度も無かったりしてなー」
ケラケラとイルは笑っている、しかし、
それとは対照的にこんどはコナミが顔を赤くして顔を横に向けた
それに気がついたイルは「えっ?」という顔をして問いただした
「もしかして・・・図星やった?」
「ああ・・」
ほんの少しの沈黙の後にイルの笑い声が響いた
「ハハハ、あんたほんまかいな?もうおもろすぎるわ」
「わ、笑うな!」
しかし、彼女は笑い茸でも食べたように止めようとしない
コナミは実力行使にでた、笑っているイルの頭を片腕で寄せた
驚いて笑いを止めた彼女の唇に自分の唇を重ねた
更に驚いたがそのまま目を瞑って行き
互いに知っている限りの事を試した
卑猥な水音がしばらく続き鳴り止んだ時にはその間に何をしていたか
象徴する銀色の橋が架かっていた
「はふぅ・・・いきなりやな」
「ふぅ・・・君のせいだよ」
互いに息を整えていたが不意にコナミの手がイルの服に掛かった
彼女はそれに従った。
「どうしたん、期待はずれやったか」
「いい意味でな」
一糸纏わぬ姿のイルはコナミの思ったより細かった
たぶん着ている服のせいであろう、いわいる着太りだ
「あ・・・」
イルが声を発した時にはコナミは彼女を押し倒していた
そして、控え目ではあるが肉付いた胸に手を伸ばした
「あんまりおもろないやろ・・・こんなんやし・・・」
「そうでもないよ、ほら」
捏ね回していた胸に顔をうずめる
「あ、いやぁ、そこは」
コナミは乳首に吸い付いて舐め回した
其処から湧き出る快感は彼女には初めての領域だった
それにあき足らずもう片方も刺激していく
「あ、あかん!こ、こんなん、しゅぐに、イってまう!」
昂ぶっているイルにコナミはとどめを刺した
知識として知っている事・・・今攻め立てている部分への強い刺激
乳首へと甘噛みをした
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
効果は絶大でイルはそのまま絶頂を迎えた、
軽く痙攣しているイルを見ながら初めてにしては上出来という満足感と、
彼女を独占出来るという優越感に浸っていた
ふと、自分の下半身を見てやる
自分のモノは自己主張して止まない
「イル・・・」
初めて彼女の名前を呼んでみる
「はひぃ、」
舌足らずで答える、目もまだ虚ろだった
「そろそろ、な?」
コナミの考えを察したイルは小さくうなずいた、
さっきの事もあってだいぶ秘所は濡れていた
コナミはそこに自分のモノをあてがった
「えっと、なるべく力を抜けよ?」
「ん、流石に勇者様は悪人にも優しいな」
この時のイルは悪戯ぽっく笑っていた
「構う事なんて無い、思うがままに」とコナミは解釈した
ゆっくりとそれをうずめていった
「……ッ!」
イルの体が反射的に反応する、コナミが顔をのぞくと
歯を食いしばっているイルと目が合うそして顔を縦に振った
そのまま、一気に押し込んだ
時間をかけたほうが彼女に負担を強いると判断したからである
「ッ!…あ、ああ゛ッッ!!!!!」
食いしばっていた口から声が漏れる
処女の膣道をこじ開け、処女膜を突き破ったのだ。
「どうやら、通ったみたいだな」
「あははぁ、これでお互い一人前やな」
顔はまた苦痛の色が出ているのに冗談を飛ばしてくる
それを見て体制を整えて足を掴み腰を振り始める
「う、うぅぅ、あ、ひゃぁうん!あ、ああぁん!」
さっきとは違い段々と喘ぎに変わっていく声色
「イル、どうだ、気持ち良いか?」
「ああ、しゅごい、さっきより・・・もっと、ああ、イイ!イイんやぁ!」
さらに快楽を求めイルは自ら腰を振り始める
コナミはうずくまって舌で刺激を与える
激しく乱れ腰を振るに比例して二人に限界が迫ってくる
「もぉ・・・またイって、あぁぁん!イク!」
「俺も・・・出る!」
互いの絶頂と共にコナミのモノから放たれる精液は
イルの膣を染めていく
「あぁ・・駄目、これ、熱くて・・・」
そして、二人の意識は遠のいて・・・
「んあ」
間の抜けた声で男が起きる
「やっと、起きおった」
ハッキリとした女の声が聞える
そちらに目を向けると会ったときと同じ格好のイルが窓辺に居た
「醜いなぁ、初めてとはいえ了解も得ずに中出しなんて・・・」
「自分は悪人なんだから、遠慮は要らない、って感じだったけど?」
なぁ!と顔に出したがやがて互いに笑っていた
「さて、そろそろおいとましますか」
「何だ?もう帰るのか」
「前にも言ったやろ?命乞いと転向はせいへん・・・よっぽどの事が無い限りな」
「えっ?」
「あんたのせいやあたしの硬―い決意変えてしもうてからに」
顔を赤らめて言うイル、それを聞いてコナミはニヤつきつつ
「期待して良いのか?」
「せやな、あたしの初めて奪ったんやから大人しゅうしとればな」
「その台詞、そのまま返すぞ、俺もだからな・・・さっきの答え」
「ん?」
「俺も・・・好きだ、イル」
「お、遅いわ」そう言ってイルは外に消えていった
やれやれ、と思いつつベッドから出る
赤やら薄い黄色やらで彩られた布団をを如何する考えつつ。
戻ってきたイルとプレイグの話
「ただいま・・・」
恐る恐る、声をかける相手
イルの兄、プレイグである
「なんや、いちょ前に朝帰りとは、男でも出来たか?」
的確な指摘に内心、動揺するイルだか
「あーすまんすまん、んなわけないか」
と言われ安心すると同時に少し苛立ちを覚える
「それより如何した、内股なんぞで歩いて」
またも指摘する兄、動揺する妹
「い、いや、之はな・・・」
初めての行為で未だに痛みが走っている・・・とは口が裂けても言えない
「おおーそうか判ったぞ!
少しでも女らしゅうしようとしとんのやな
いやーお前もそないな年頃かー」
「はぁ〜あ」
イルのついたこのため息には一言では言い表せない感情が出ていた
以上、ありがとうごさいました
GJ!
この空気を変えてくれ!
GJ!
最近4祭りだな
864 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 07:50:44 ID:EhubCY9M
GJ
やっぱりパワポケはこうじゃなきゃ
865 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:12:24 ID:Hl0YrniM
866 :
白銀の超闘士:2009/09/21(月) 21:07:43 ID:rLEzyJvl
868 :
白銀の超闘士:2009/09/21(月) 22:00:04 ID:rLEzyJvl
追放したいランキング
一位 水道局 657389票
理由
・長い割に内容がない
・ワンパターンな文体
・描写が抽象的
二位 ◆EqHQZWqzB 647385票
理由
・無駄に長い
・陵辱ばかり、童貞だから純愛物が書けない
・マイナーなキャラ、古い作品
・いい加減キャラサロンに帰れよwww
魔人×シズヤって需要あるかな?
あるなら
>>875が書いてくれ
871 :
白銀の超闘士:2009/09/21(月) 22:07:30 ID:rLEzyJvl
今回の◆EqHQZWqzBの作品はひどかった長すぎて読めなかった
(今日はPCだから長文もたくさん書けます!)
いやいや俺が
安価はあんまり気が進まないな
だって変なのに取られたらどうすんだよ
>>869 ないです
って言ったらあなたは諦めるんですか?
他人任せにするぐらいならYOU挑戦しちゃいなYO!
壺と壺がズッコンバッコンとか誰が得するんだ
数字の魔女たちなら得しそうな気がする
あいつらすげーよな
電柱と電線で萌えるなんてマネ俺にはできん
もっと10のキャラをたくさん書いてくださいお願いします!
9や10は女性キャラ的には至高だと思うのでもっと書いてください!!
俺にはエンピツとエンピツ削り機が限界だぜ……
885 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 12:04:04 ID:BRFYk7v/
9や10の作品まだですか?正直4とかよくわかりません。
886 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 13:02:16 ID:BRFYk7v/
今日は誰もいないんですか?(o^-^o)
剣と鞘……は別作品か
真の挑戦者とは、のりかやサイコミュやさおりちゃんフィギュアや春田蘭に挑戦する者などではない
ゆかりちゃんに挑む猛者を言う
888 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 13:27:04 ID:BRFYk7v/
作品まだー?
889 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:23:03 ID:BRFYk7v/
作品まだですかー?;^^
890 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:34:32 ID:BRFYk7v/
僕はいつまで待てばいいんですか?
紫杏のSS誰か書いてくださいよ。
僕はいつまで待てばいいんですか?
紫杏のSS誰か書いてくださいよ。
892 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:34:42 ID:BRFYk7v/
僕はいつまで待てばいいんですか?
紫杏のSS誰か書いてくださいよ。
893 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 14:34:45 ID:BRFYk7v/
僕はいつまで待てばいいんですか?
紫杏のSS誰か書いてくださいよ。
894 :
水道局:2009/09/22(火) 16:02:46 ID:Jj2lV/Ro
お久しぶりです
近いうちに新作を投下します。
にしても、知らないうちにこんなに叩かれていたなんて…
大丈夫、あなたは気になさんな、新作楽しみにしています。
叩かれているというより嫉妬に見える
まぁコテやトリ持ちが叩かれるのはしゃーない
そもそも叩かれる以前の問題で叩くやつが1人だけだが
×叩かれている
○荒らされている
まぁ、気にする必要はないさ
通報するべきだと思うんだがどうすんの
通報してもこの程度じゃあまり動かないよ
レス削除が通る前に新スレ行くだろうし
確かにもう流れるしな
なに、もうしばらくは俺達だけで頑張ろうぜ
俺達のスレは俺達の手で守らないと
今は氏の新作に期待
あのさ、言っていい?
凄く痛いよ、お前も
>>901 守る理由がエロスのためという俺たちは真の漢w
水道局さん応援してます
904 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 10:13:50 ID:zp7FYosY
頑張ってください
905 :
投下します:2009/09/24(木) 04:03:30 ID:Nwqn/TP5
作品を投下します その前に注意書きを
全体25000字以上超えます、レス数も容量も限界に近いので前半、後半に分け
今回は前半8000字相当を投下、次スレで残りの後半を投下する予定です。どうかご了承ください
主人公×唯
今パートは非エロ?
ねつ造設定あり なので注意されたし
あと水道局さん先に投下してごめんなさい、はじめての唯作品を投下していただいたときはすごくうれしかったです。新作楽しみにしています
タイトルは「embrace」ということで
どんなに調子のよいチームでも連勝がいつまでも続かないように、うだるように暑かった日々はすっかり忘れ去られて、
むしろ冬の訪れが近いのか肌寒さを感じるようになっていた。
放課後のもう誰も来なくなった部室で私はただ一人、雑多におかれた道具の奥に飾られた深紅の優勝旗を眺めていた。
もうあれから3カ月も経っているのか・・・まるで大昔に起こった出来事のように思えるなあ・・・
高校球児たちのだれもが憧れる聖地で戦って、ついには日本一まで登りつめるなんて、今でもにわかに信じられないもの。
コールド負けがほとんどで、7回まで試合ができたら上出来だった2年前のことを考えたら、想像もつかない。
甲子園に出場して、しかも優勝なんて夢のまた夢だと思っても仕方ないわよね――――2年前、彼がこの島にやってくる前は・・・
彼と初めて会った時の第一印象は意外かもしれないけど、かわいい、だった。どちらかというと童顔の顔立ち、背丈も私ともそんなに大差なく、
そして島に来て間もないのもあるのか周りに気を遣っているのかどこか弱気で、
私の世話焼きの性格からかちょっと目が離せないというか放っておけないオーラが出ていた。
そういうのもあってか正直この地区の強豪校から来た割には特別そんなに野球が上手そうには見えなかったかな?
後から聞いた話だけど、彼が大安高校に入ったのはスポーツ推薦ではなく、だめもとで一般入試を受けたら合格できたとか。
・・・そして私が彼を好きになって、彼が私を好きになって両想いで結ばれようとはその時は思いもしなかった・・・
部室が原因不明の火事になって野球部が解散しそうになった時、廃部しちゃだめだ甲子園に行くんだ、
と彼は声が枯れるまで必死にみんなに訴えていた。みっともないけど土下座までしていたと思う。
もっとも島岡君をはじめ誰もが彼の声に耳を向けてはくれなかった。けれどその時私はみんな冷たいなとも思わなかった。
弱小校にも大差で負けるような超弱小校の私たちにとって甲子園はおろか、予選で一勝できるかも危うかったのだから・・・
当時のチームの現状を現実的にみれば甲子園というのは飛躍しすぎていたのだ。私ですら彼の言葉に耳を疑った。
それに・・・なにかわからなかったけど、彼は純粋に楽しいからとか野球が好きだからとかで頂点を目指すのではなく、
なにかこう・・・切羽詰まっているというか、
追いかけてくる何かに必死に必死に逃げようとする感じの・・・そういう焦りが彼の眼から見られた。
なにか別の目的があるのかしら・・・裏があるとか疑いをかけるつもりじゃないけど、彼の姿を見てそう感じた私は彼の呼び掛けに
すぐに応えられなかった。それから授業が始まり、みんな火事なんてなかったかのように机に向かっていたけれど、
私から左隣に座っているうなだれた彼の後ろ姿は悲壮感に満ちていた・・・
6限目が終わり放課後、彼に話しかけようと思ったけどいつの間にか彼は一人でとぼとぼと帰ってしまっていた―――
家に帰り、お風呂に入って、今日起きたことを、
早朝に部室が燃えて野球部が解散しそうだということを家族揃っての晩御飯の最中に話題に出した。
お母さんは彼のことを聞いてその子も大変だねと軽く心配していて、弟はというと姉ちゃんのことだからどうせ
マネージャー続けるんだろ、そして弱みに付け込んであわよくば彼氏に・・・とわけのわからないことをのたまうので左ストレートを
軽く一発お見舞いした。それから自分の部屋に戻り、布団にもぐりこんでこれから寝ようとする直前に今朝の彼の姿を思い返した。
なにか理由があるのかわからないが、彼の表情はどこか思い詰めてはいた。しかしそれは真剣そのものだった・・・
彼ならば今まで不在だった野球部のキャプテンが務まるかもしれない・・・明日にでもマネージャーを続けてもいいと伝えようかな・・・
そうなんとなく考えて私は眠りに就いた。
翌朝、教室に入ると彼が昨日と同じく山田君を説得しているところだった。けれど昨日と違っていたのは、彼の顔には悲壮感はなく、
その瞳にはこれから立ちはだかる困難に毅然に立ち向かおうという決意に満ち溢れていた。
その様子を見て昨日の考えを確信した私は喜んでマネージャーとして野球部再建に協力することを彼に申し出たの。
ありがとう、と彼は子供のように屈託のない笑顔を私に向けてくれた。
―――この時なのかな、彼を他の人とは違うように感じ始めたのは・・・
がちゃ、とドアが開く音が聞こえ振り返ると、彼がそこにいた。野球部を引退した今は、ユニフォームではなく学生服の姿だ。
どちらも似合っていると思うけど私はやっぱりユニフォーム姿のほうがかっこいいし、いつも着ていたからあっちの方が好きかな・・・
「―――小浪くん」
「あれ?ユイさんどうしたの、こんなところで・・・」
「ううん・・・ちょっとね・・・甲子園のときのことを思い出してね・・・もう私たち野球部引退しちゃったしね」
「そうなんだ・・・今でもここで優勝したっていう実感がないんだよね・・・みんなが胴上げしてくれた時はあったんだけど」
私のそばまで寄ってきた彼は今では私よりも背丈が頭一つ分ほど上で、
体つきもしっかりしていて、顔もかわいらしいと思った顔も心なしか凛々しくなったと思う。
それでも野球選手ではかなり小さく細身なのだが、島へ来た頃から上手かった守備と猪の朝駆けを何度もくぐり抜けた
俊足さとフットワーク、そして野球部の致命的な弱点を自分が主力打者になることで克服しようとした
その柔らかく、それでいて力強いバットさばきがプロのスカウトの目にとまり、先月彼にプロへの誘いが来たのだ。
「でもすごいよね、プロ野球選手にならないかって誘いが来るなんて・・・えっと、その・・・私も嬉しいよ」
恋人の私、という言葉が思い浮かんだが、なんだか気恥かしくて言い留まる。とっさに当たり障りのないものに替えた。
「うん、ありがとう・・・。僕も甲子園以上に今でも信じられないんだよね・・・僕がプロ野球選手になれるなんて・・・
しかも子供の頃から好きだったモグラーズに入団できるかもしれないなんて夢にも思わなかったよ・・・」
そうやって彼は頭をぽりぽり掻きながら、はにかんだ笑顔をみせた。でもどこか不安そうな気が感じ取れるのは、
これから野球選手としてやっていけるかというものなのだろうか?
「大丈夫だよ、小浪くんならプロでも活躍できるわよ!・・・それにモグラーズだから、一年目でいきなりレギュラーになれるかも?」
「はは、そうなるにはまず水木選手や馬井選手を超えないといけないね。ショートだからまず守備をしっかりしないと・・・
・・・でも、僕も案外プロでもやっていけるんじゃないか、って思うんだ。もちろん一軍で活躍するには時間がかかるかもしれないけど、
諦めずにやり通す自信はあるんだ・・・ただ一つ気がかりがあってね・・・」
あれ?プロでの生活に不安を感じないのなら、一体何が不安なんだろう・・・?首を軽く傾げて彼に次の言葉を促した。
彼はすこし困ったような顔で微笑んで私を見つめて―――
「プロになったら寮生活だろう?そしたら君と・・・逢える時間も限られてくるからね、
僕としては寂しくなりそうで・・・それなら僕はプロ野球選手になんてなりたくないよ」
彼女に初めて会った時の第一印象は、元気いっぱいな明るい子だなあ・・・だったかな?元気がいいのは秋生も同じだが、
彼女はそれと同時に周囲に気を配る優しい女の子だった。秋生もあいつはあいつで優しいんだけどね。
まるくて大きな瞳に小さな鼻という整った顔立ち、
後ろで結んでいる大きなポニーテールは彼女が歩くたびにぴょこぴょこ動き、
肌は少々日焼けしていたけれど、それでもきめ細やかですべすべで柔らかそうな感じが見るだけでも分かり、
誰にでも分け隔てなく向ける笑顔はとても素敵で眩しくて心が安らいで・・・白状するととにかく可愛いというのが本音だった。
しかし彼女と付き合いたいという発想は当時毛頭もなかった。
母さんが亡くなり父さんが大学病院から島の診療所へ移るゴタゴタもまだあったし、
なにより自分に彼女なんてとてもそんな告白するような勇気がなかった・・・
いきなり自分に呪いが降りかかり、甲子園に出場しなければ存在を消されてしまうわけのわからない運命を背負わされてからは、
余計そんなことを考える余裕なんてなくなってしまった
・・・いや正確に言うと‘なくなるはずだった’というのが正解かな?
野球部再生のため元部員の説得と新部員の募集、焼失した部室の再建、試合するための金策、そして勝利するための日々の練習に
奔走していった中、いつもそばには彼女の姿があった。会計では彼女のアドバイスのおかげで資金の節約に成功したし、
ボール磨きやけがの治療などの雑用や練習の合間に見せてくれる彼女の笑顔でどれだけ癒されたことか・・・
そういえばあの時からだろうか?
はじめはマネージャーとして友人として頼れる存在だという認識が少しずつ変化、いや歪んでいったのは・・・
ある日いつもの練習中にボールが足りなくなった僕は補充しようと、なんとか体裁が整ってきた部室に入ると、
彼女が椅子の上でぴょんぴょんと跳ねていた。彼女が飛び跳ねるごとに紺のスカートがひらひらと翻り、
健康的な肉つきの太ももを覗かせている・・・その光景にしばらく見惚れていたかもしれない、
はっとして何をやっているのか、彼女に尋ねたらロッカーの上の奥の箱を取りたいらしい。
椅子の狭い領域でジャンプし続けていたら、いつか踏み外すんじゃないかと心配になり手を貸そうかと申し出た、
その一瞬、彼女の身体が不自然な体勢で宙に舞った。不格好なボディープレスをかますような形で胸とお腹、
そして何が起こったかわからないといった彼女の顔が砂まみれの床と向かい合っていた。
無意識のうちに僕は間に飛び込んでいた。ちょうど二遊間を抜けるライナー性の当たりに食らいつくような感覚、
ひゃあ、と遅れて彼女の小さな悲鳴が耳にはいる、間に合うか、間に合ってくれ!――
ばたん、・・・
ガランガランと椅子と備品が崩れる音の中、上に確かな重みがあることを考えると、どうやらなんとか間に合ったらしい。
ゆっくりと上体を起こして彼女に大丈夫かと尋ねようとしたときに違和感、でも不快でないなにかに触れていることに気がついた。
まだ小さいけれど、ぽふっと柔らかい双丘が自分に密着している。お互いの背中には手が回されており、
怖かったのだろう、彼女の細い指がユニフォームをしっかり掴んで離さなかった。
深海のような蒼みがかった漆黒の瞳はわずかに潤み、心なしかほほはいつもより紅がさしており、
何か言おうとしているのか、わずかに開いて可愛らしい白い歯をのぞかせている桃色の唇は、今にも自分のそれに触れそうだった・・・
そして密着した身体から感じられ、聞こえてくる彼女の温もりと、トクン、トクン、と小刻み良いリズムを打つ彼女の鼓動―――
トクン・・・トクン・・・トクン・・・トクン・・・トクン・・・
「あ、ありがとね」
心地よい心音を聞く、実際には感じることに夢中になっていた自分は、その言葉に我に返った。目の前にはさっきよりも
ほほどころ顔一面真っ赤にしてうつむいた彼女の姿があった。このままじゃ自分が何をしでかすかわからない・・・
慌てて身体を離して、ナイスキャッチってね、と適当にごまかしてその場を何とか取り繕い足早に部室を後にした。
そのあとグラウンドに戻ると、遅いでやんす、と山田君にこっぴどく怒られてしまった。
練習が終わり家に帰っても、まだあの時の感触、あの鼓動、あの彼女の表情が忘れることができなかった・・・
なんだろう・・・今までこんなことなかったはずだ・・・
彼女の、ユイさんのことを思い出すとなにかこう苦しくて、けれど腹痛とか呪いのような嫌な感じじゃない、
むしろすごく幸せな、でもそれじゃまだ何か物足りなくて・・・もっと一歩踏み込んだ何かがあって・・・
もっと彼女の笑顔が見てみたい、もっと彼女と一緒にいたい、
すべすべしたそのほほに触れてみたい、さらさらだろう彼女の青い髪を撫でてみたい、
彼女を思いっきり抱きしめてもう一度あの心臓の音と温もりを味わいたい、
彼女を独り占めにして、瑞々しく潤っているあの桃色の唇を奪いたい・・・
そこまで想いを募らせて、自我を戒めた。
一体何を考えているんだ?
たしかに僕はユイさんのことが好きだ。
暇があれば気晴らしに電話をかけたり、みんなと一緒に練習帰りに駄菓子屋や商店街で遊んだりした。
だけどそれは世話焼きな友達とか面倒見の良いマネージャーとしてであって、友達とは一線を画していたものではなかったはずだ。
・・・それなのにどうして彼女の心を、身体を、すべて自分のものにしたいと思ってしまうんだ・・・
布団の中でもやもやとした気持ちの中、なんとか振り払おうと無理やり目を閉じて眠りに就こうとした。
大丈夫・・・自分のことだから朝が来ればきっとけろりと忘れてしまうさ・・・それに今は呪いを解くのが先決だ・・・
こんなことを考えていたら試合に勝つことすらできない、もっともっと練習に専念しなきゃ・・・
暗闇の中、不意に彼女の姿が現れる。
いつも目にする、今日も見た白いブラウスに赤いリボンをつけ、
膝より握りこぶし一個半分ほど上まである紺のスカートの制服姿だ。
ただいつもと違っていたのはいつものポニーテールではなく、髪をおろした状態でいつもより清楚に佇んでいた・・・
どうしたの?と聞こうと口を開けようとした瞬間、
彼女はにこりと恥じらいを帯びた笑みを浮かべ
胸元のリボンをしゅるりと解いたかと思うとおもむろにブラウスのボタンをはずし始めた。止めさせようと何か言おうとしたけど、彼女の細く長い白い指の動きに目を奪われてしまう。
そうこうしているうちに、ついにへそより下にある最後のボタンが外されると
普段見ることのできない彼女の白い肌が露わになった。
ブラはしておらず、双つのまだまだ未熟な果実はきれいなお椀形をしており、双丘の頂きはもみあげ部分の長い髪に隠されていて
確認はできなかったが、恥ずかしそうにこちらを見つめ両肩を狭めた胸元には谷間が出来上がっていた。
胸から腰、お尻までのラインのシルエットはまだ幼さが残りながら、綺麗な曲線を描いている。
お腹のあたりは一切出ておらず一定のリズムでふくらんだりしぼんだりしていて、
可愛らしいおへそは一種のアクセントのようになっているかのようだ。
お腹のあたりを見ていたら、視界に手が入ってきた、その手は腰の横にあるスカートのファスナーを下に降ろすと、
ばさっ、と足元にスカートが落ちてきた。もう一度視線を戻すと、黒いハイソックスが目に入り・・・
・・・その次に純白のショーツに釘つけになった。おそらく一度も誰の侵入を許したことがないだろう、その丘を守るように
覆われた布地はレース以外なんの飾りつけもないが、逆に彼女の純朴さを上手く表現しているのではないだろうか・・・
「小浪くん・・・」
彼女のあられもない姿に魅了され、目を奪われていたが、ここに来て初めての彼女の声を聞き、顔を上げると
彼女の顔があの時抱きとめた時と同じ、いやそれ以上に近い距離の目の前にあった。
睫毛の長い大きな瞳の漆黒の奥に自分の、口を開けた間抜けな顔が映っている。
甘い香りが漂ってくる彼女の吐息を顔一面に受けながら、彼女の口から漏れる言葉を期待した。
冷静に考えたらこれは夢で、こんな状況、そしてこんなことを彼女がすることも言うわけないじゃないか、
と分かっているのにそれでも僕は彼女の次の言葉を期待しているのだ。
白磁のようなにまっさらな両手が僕の後頭部に回されて、
彼女は小悪魔のような妖艶で、それでいて初心な恥じらいの笑顔を見せて
「―――私を抱いて?」
聞き洩らしてしまうほどの囁くような、いつもの活気溢れて元気いっぱいなイメージと違う、艶やかな声が彼女の唇から漏らされた。
そして彼女は眼を閉じ、僕の顔を自分のところへ引き寄せて―――
「こいつはくせえーッ!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーッ!こんな悪には出会ったことがねえほどになァーーーッ・・・」
目覚まし代わりの携帯のけたたましい着ボイスが鳴り響いて、現実世界に戻ってきた。
窓を見ると朝日が眩しく差して、雀の鳴き声が遠くから聞こえている。
あ・・・やっぱり夢だったんだ・・・ですよね―、ははは・・・・はあ、でもユイさんにああしてもらいたいのか、自分は・・・
そうだよね、ユイさんがあんなはしたないことをそれに恋人でもない僕の前でしたりしないよね・・・
・・・だって告白どころかデートすらもしてないし・・・
そう思ったところでやっと、昨日のもやもやの正体がわかり、曇りがちだった心が少しばかり晴れた。
「恋人」 「告白」 「デート」・・・・
・・・そうか、これが「初恋」ってやつなんだ・・・今まで野球ばっかやってたから、よくわからなかったけど、
ちょっと前に山田君が初恋の幸せ、そして辛さを力説していたが・・・ふーん、そんなに悪くない気分だな・・・
それから、しばらく夢の中の出来事を思い出して余韻に浸っていたら、いつまで寝てるんだと父さんに怒られ、
ようやく自分が学校に遅刻しそうだということに気がついた。
なんとか授業に間に合ったはいいが、教室に入った途端に奥にいる彼女と目が合ってしまった。
あの時の妖艶なものと違い活気溢れる笑顔をこちらに向けてくる。夢の中での行為(厳密には寸止めだけど)を
思い出して、罪悪感が湧いた僕はまっすぐに彼女の眼を見ることができず、逃げるように自分の机へ向かった。
・・・でも逃げてばかりじゃだめだ、ちゃんと彼女に言わないと何も進展しないし、善は急げって言うしね・・・
1限目の終わりのチャイムが鳴るのを確認して、早速アクションを起こそうかと思ったが、彼女の周りには
すでに女の子が何人も囲んでいた。ユイさんは同性にも人気だからね・・・かといって会話しているのは
普通の他愛もないことだけれど、あの中に入るのはさすがに恥ずかしいなあ・・・
いやいや、ここで怯んでいてどうする?
このままじゃ、もやもやしたままの日々をずるずる続けてしまうぞ・・・
でももし断られたら・・・ええい!為すがままよ!―――
「ゆ、ゆいひゃん!?」
気合が入りすぎて思わず声が上ずってしまった。自分の奇声で一斉に取り巻きの女の子たちが振り返って
怪訝な表情を浮かべる。やべ、状況が悪化しているぞ・・・早く彼女に用件を伝えないと恥ずかしさで死んでしまう・・・
「どうしたの、小浪くん?」
何も知らず、ぽえっとした表情で彼女が尋ねてくる。そこでさっきまで合わさないようにした瞳に焦点があってしまった・・・
ああやっぱり改めてみると綺麗な瞳をしているなあ・・・吸い込まれそうな蒼色・・・
それに・・・ながーい睫毛と少しカール気味なさらさらとした前髪、
もみあげあたりも綺麗に整っていて、小さくてかわいらしい鼻立ち、
ぷにっとした唇なんかしゃぶりつきたいほどに美味しそう・・・
・・・おい、馬鹿やめろ!ここは夢の中じゃないんだぞ?よりにもよってこんな時に俺ってやつは!
冷静になれ!このままじゃあのときの彼女のスレンダーな半裸姿まで思いだして・・・ああ、だめだめ!
「・・・くん、小浪くん?おーい」
彼女の声により現実から戻ってきた。
ちらりと周りを窺うと山田君はじめクラスの男連中、天本さんまでこちらに視線を集中している。
彼女はさっきよりも不思議そうな表情を浮かべ、また彼女の瞳と焦点が・・・
ダメだ!このままじゃループになってしまう!いろいろな想い、夢の中の断片的な映像が走馬灯のように流れ一気に―――
「こ、今度の週末よかったらどこか遊びに行かにゃい!?」
「・・・ぷっ、あはは!にゃいって、小浪くん可笑しいよ!
あ、でもいいの?私は全然いいけど・・・どこに行く?」
僕の初恋の第一歩はこの時から始まったのかもしれない―――
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
プロになれば君と会う時間が作れなくなるかも・・・それならプロになんてなりたくない・・・
この前から考えていたプロへ行く懸念を彼女に吐露すると、彼女は意外だったのかきょとんとし
しばらく黙ったままだったが、やがてなぜか少し悲しそうに視線を落とした。
「小浪くん、そんなことを気にしていたの?私の為に?
やっぱり小浪くんは優しいね・・・いつも他の人や私に気を遣ってくれるし・・・
そこがあなたの良いところだと思うし、私が好きなところだわ・・・
でも、お願いだからあなたのことなんだから私のことなんか気にしないで。
どんなに逢う時間が無くなっても我慢するしわがままも言わない・・・
せっかくみんなを引き戻して野球部を再建して、焼けちゃった部室も自力で建て直して、
試合するための資金繰りにまで走り回って、毎日朝早くから夜遅くまでボロボロになるまで練習して、
それでやっと甲子園まで連れて行ってくれたんだから・・・
これだけやっていたらプロに行くのは贅沢でもないし罰あたりじゃないと思うよ?
それに・・・」
言い終わる前に僕は彼女の頭をそっと撫でる。あの時は想像でしかなかったが、さらさらした感触が気持ちいい。
「やっぱりユイさんは優しいね・・・でも逢えなくなるのは、僕が嫌なんだよね?
それに君は僕を買い被りすぎだよ。甲子園に行けたのは僕だけの力じゃない。
山田君、島岡君、森本君、小山君、堤君、上田君、石田君、村田君、
黒野君4人にブキミ君、大神君に・・・えーと山本君らチームメイトのみんな、
みゆき先生や天本さんたち島のみんな、そして・・・君の支えがあったからこそ為し得たことだよ?」
そう、彼女がいつもそばにいてくれたからこそ、僕は甲子園へ―――呪いに打ち勝つことができたんだ・・・
打ち明けたことがないからこのことを彼女は知らないけれど、もし彼女がいなければ、僕はすでに存在ごと消えているか
途中から逆境に耐えられなくて頭がおかしくなってしまっていたのかもしれない・・・
彼女にはどれだけ礼を尽くしても尽くしきれない・・・
ぎゅう・・・
撫でていた彼女がいきなり自分に抱きついてきた。それもあの時の偶然の結果と違い、今度はわざわざ彼女のほうから。
彼女の生きている証であり、あの時夢中になって聞いた心臓の鼓動がゆっくりと、だが次第に大きくなっていくのがわかる・・・
彼の大きな手が私の頭を撫でてくれる。気持ちいいけど、子供扱いされているみたいでちょっと嫌だな・・・
もっともお節介焼きだといわれる私だけれど私からすれば彼のほうがよっぽど大人だなと思う。
彼は今までの戦いの中でどんな困難な状況でもチームを鼓舞し、それに負けずに乗り越えてきた。
どんなに大差をつけられても一回きりのチャンスをみずからのバットで掴み取り、
仲間のミスを責めたりせず、自分のファインプレーで帳消しにして、
大神君が来るまでは山田君や球三郎君の代わりにマウンドにまで立ち、チームのピンチを切り抜けてきた。
そんな長く辛い戦いをしてきた彼だからこそ、もっとわがままに振舞ってもいいと思う。
それに・・・
さっきまで言おうとして遮れた言葉を、おそらく彼が知らないだろうことを優しく撫でられている頭の中で呟く。
―――もう呪いが解けたんだから、これからは純粋に野球を楽しもうよ―――
911 :
投下終了:2009/09/24(木) 04:20:26 ID:Nwqn/TP5
ここでいったん終わります。皆さんありがとうございました
しかし、後半何レスで抑えられるかな・・・
GJは完結してからにしておくぜ
>>911 後半に期待
改行は1レス最大60行までって確か聞いたような
期待して待ってる
915 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 15:09:22 ID:uut12AQU
某作者が他人のSSを自分のものにしている件
え……?
◆EqHQZWqzB.が名無しの書いた小説を自分のものにしている
ヲイみんな……言うまでもなく分かってるよな?
霧島さんは俺だけのものだ!!
多分ソースの意味理解してないと思うから訊いても無駄では……
というか言うまでもなく分かって下さい、スルーを
以下パワp(ry
霧島さんはレッドのモノさ
>>919 wikiとこのスレの最初のほう見ればわかる
私ロリコンじゃないけどゆかりちゃんと真央のSSが読みたい
>>923 真央ちゃんは良いとして
由香里ちゃんは、お前アウトだよ
ロリコンだよあんた
おばさんとか熟女なら問題はあるまい
オレロリコンだからさくら×ダッ主のSSが読みたい
927 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 03:39:42 ID:qbZAZYpI
>>922 今見てきた。最低だな、管理人に通報したほうがいいんじゃないか?
>>926 それは近親相姦ってやつで…
だから俺は上の方のさくらと晴川のやつにこっそり期待してる
リアルタイムで職人にあるまじき行為が行われているのにそれを無視する名無し‥
どっちもどっちだな。
玲奈とレッドのことは玲奈と9主だと思えば問題ない
>>928 KINSINネタも割と良いものd(ティルフィング
俺は!
なんとしても!
俺の!
全てを懸けて!
リンをデレさせる
『私の〜お墓の〜ま〜えで〜泣かないで下さい〜、そこに〜私は〜いません〜死んでなんかいません〜』
これって1主のことじゃね
>933
アカネにデレデレっすよ
>>934 誰が美味いこと言えと
しかし、歌詞ちがくね
盗作疑惑について何も無しとか…このスレの住人のレベルは低すぎる。
次スレの季節
立てます
埋めるのか水道局を待つか
942 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 15:24:41 ID:FsPSkAKO
◆EqHQZWqzBの盗作について話そうぜ
943 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 15:25:09 ID:FsPSkAKO
もしくはいかにして水道局を追い出すか話し合うのも可
>>941 容量はおkだが、微妙なタイミングだなー
明日まで待って投下なければ、新スレでいいんじゃないか?
スレまたぐと感想つけづらいとかもありそうだし
無難に新スレでいいでしょうな
なんだかんだで
>>950目前か
それなら埋めたほうがいいか
スレの最後に水道局氏の作品で華を飾るのもアリだけど、良質な埋めネタを期待するのも粋な選択か
水道局とか糞職人じゃん
949 :
水道局:2009/09/26(土) 21:38:49 ID:A9dkebX/
突然失礼します。
>>894のレスは私ではなく、まだ投下の予定はありません。なので新スレで構いません。
>>894について、悪意のあるレスではないのですがコテハンである以上、できるだけレスはしないように、としていますので…
スレ汚し申し訳ございませんでした。
糞職人と言われて悔しかったから来ちゃったのかwww
>>949 マジで?
じゃ、埋めましょ
でも、酉つけた方がいいかも
コテハンなら酉もつけた方がいいな
梅
953 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 22:47:35 ID:FsPSkAKO
◆EqHQZWqzBの盗作について一言
梅
スカでごめん
9主「あの、維織さん」
維織「何?」
9主「何で俺縛られてるんですか?」
維織「罰…」
9主「罰?」
維織「レストランにいたあの子、誰?」
9主「夏菜のことか?ちょっとした縁で…」
維織「……」
9主「あの、何で注射器を取り出すんですか?」
維織「……怖いから…」
9主「え?」
維織「貴方があの子に連れて行かれてしまうから・・・」
9主「俺はどこにも行かないよ」
維織「…・・・嘘・・・」
9主「本当だって!」
維織「なら、証拠を見せて・・・」
9主「証拠?」
維織「そう、どこにも行かないっていう証拠・・・」
9主「え?ええっと・・・ううんと・・・ダメだ、何も思い浮ばない」
維織「・・・証明できないって事?」
9主「違う!維織さんが納得する方法が思い浮かばないだけだ」
維織「・・・・・・キスして・・・」
9主「キス?それならいいよ!」
維織「でも単なるキスじゃない、私のお尻の穴にキスをして」
9主「・・・・・・それ、本気で言ってるんですか?」
維織「……本気…」
9主「……そこは汚いし、それにそんなところにキスしたら…」
維織「……私は出来る」
9主「え?」
維織「私は貴方のお尻の穴にキスをすることが出来る…」
9主「……マジですか!?」
維織「証拠、見せてあげる…」
9主「うわ、何…お尻の穴に…なま温かくてぬるぬるした・・うっ!こ、これは・・・気持ち良い…」
維織「……今度は貴方の番…」
9主「……分かった…」
維織「うっ…はぁ…そこ…あっ、だめ!オナラが…出ちゃう…」
ブピィィィ…
9主「…これで良いのか?」
維織「……うん、良い…」
9主「維織さんの尾なら、結構可愛い音がしてたな」
維織「・・・あんまり言わないで…やっぱり恥ずかしいから…」
9主「うん、分かった…」
GJ!
是非もっと続きを!!
>>955 続き待っています、ぜひこの最悪な空気を換えてください!
>>949 貴方が気にする事はありません。
生きる価値の無い屑が騒いでるだけです
>>949 気にすることはねーけどまた同じことが起きるかもしれんしトリ付けた方がいいかも
>>949 コテハンなら酉付けた方が良いと思う。
再発防止の為に。
>>949 お前の悩みなんてどうでも良い!
俺が!俺たちが!お前の作品を全て受け止めてやる!
だから気にしないでください
でもトリップは付けた方が良いですね
良くも悪くも貴方はこのスレでは有名ですから
偽物が出てこられてはこちらもたまりませんので…
962 :
906:2009/09/27(日) 14:26:35 ID:HElS7kq2
続きを投下します。が、その前にお詫びとお願いが。あれから後半が完成しましたが当初予想していたものより、長くなってしまい
最終的に全編で32000字、100KB近くになってしまいました・・・そこで申しにくいのですが、続きを中編、後編に分け、
中編をここに投下、後編は既にできている新スレへ投下しようと思います。しかしあまり連続投下規制のことを把握していませんので、
ひょっとしたら後編途中で規制がかかり中途半端な形になりご迷惑をおかけすると思います。どうかそのことをご了承ください。
ちなみに中編はまだ非エロで後編がほぼエロ部分になるかと それではどうぞ
彼から誘われた初めてのデートからだいぶ月日が流れていた。はじめは緊張でがちがちに固まっていた
彼だったけど、今では週に一回は一緒にどこかに出かけている。この前も一緒に港へ釣りに行って来た。
普段は山田君に振り回されたり、ブキミ君に意味もなく呪われたり、黒野君に意味もなく殴られたりと
良いところがない彼だがあの部室の時の・・・椅子の上から踏み外した私を抱きとめてくれた時に間近でみた顔は
童顔のかわいらしさとともに、たしかにどこか男らしくもあった。
あの後すぐ彼は慌てて部室を出て行ったけど、私は抱きしめてくれた彼の感触をまだ感じていた・・・
・・・そういえば事故とはいえ男の人に抱きしめられるなんて、
小さい頃にお父さんに抱っこをねだった以来かな?
彼の身体あんなに大きかったっけ・・・この前まで私と同じくらいの身長だったのに・・・
あの日から小浪くんのことが気になっていたのは確かかもしれない・・・
授業中、休み時間、練習の合間にも彼の姿を見たり気がつけば彼のことばかり考えたりしていた・・・
明日のお昼のお弁当どうしようかなあ・・・タコさんウィンナーとか小浪くん喜んで食べてくれるかな・・・
そういえば週末のデート、どの水着でいこうかなあ?このフリルのビキニ、小浪くん気に入ってくれるかしら?
中間試験も近いし、今度家にまで呼んで勉強しようかしら?ふたりっきりで・・・
「ねえユイは小浪君とエッチしたことあるの?」
昼休み、友達からとんでもない内容をさらっと言われ、思わず飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。
「げ、げほ、げほ・・・な、な、なんて、一体なにを言ってるの!?」
「え?聞こえなかった?だからね、彼氏とセック」
「そ、そこまでよ!」
思わず、大声を出してしまった。教室中の視線が私たち3人の机に注がれている。
その中に彼の視線は・・・なかった。廊下側のほうで堤君と一緒にボールを片手になにか熱心に議論している。
不幸中の幸いか・・・未だにバクバクしている心臓の調子を整えて、周囲が静まるのを確認して会話を再開する。
「し、してないわよ!そんな、セ・・・エッチなことなんてまだキスもしてないのに・・・ってそもそも彼氏ってなによ?」
「え?ユイ、まだ彼と付き合ってないの?もうとっくにできてると思っちゃった」
「あー私も・・・てかほんとに付き合ってないのー?」
みんな、弟と同じことを聞いてくる・・・この前も彼から電話がかかってきたとき弟が出て、
彼氏から電話が来たぞとほざいてきたので、シャイニングウィザードで葬り去ったところだ。
さすがに友人に技をかけるのは気が引けるからしないけど、これは一体・・・?
「こ、小浪くんはいい友達だとは思っているわよ?そりゃあ少しは一緒にいる時間もあるし、
いろいろ彼にしてあげてるけど・・・でもそんな恋人のような仲でもないよ・・・」
「・・・ふーん、ところでその少しの一緒にいる時間って具体的にどれぐらいなの?」
「えーと時間的には週末に一回は一緒にショッピングとか部室の資材集めしたり、たまに野球観戦したり、
部活の帰りは途中まで一緒に帰って、
いつも寝る前とかには電話でおしゃべりしてるぐらいかな?いつもお母さんに怒られてから切るんだけど・・・
そういえばこないだデートできないときは店番を手伝ってくれたわ。」
他にも思い出せばきりがないが、私の一通りの説明が終わった後、女友達の一人がはあ、と大きなため息をついた。
ふと私の肩をぽんと叩いて記憶のない新世界の神のごとくこちらを見つめてきた。あれ?私何か悪いこと言った?
963 :
906:2009/09/27(日) 14:30:53 ID:HElS7kq2
「あのねえ・・・ユイ、それを世間一般では恋人関係というのよ?お弁当もいつも作ってくるし・・・
下手したらあなたたちの場合、バカップルの領域に片足突っ込んでるかも・・・
それだけ一緒にいるのに、何故付き合っていないと断言する?まだあいつから告白がないから?
もしそうならyui、自分から告白しちゃいなyo!」
「こ、告白なんて・・・別にそんなことしようと思わないし、あ、あくまで私たちは日の出高校野球部の
キャプテンとマネージャーであって、だいたい小浪くんが私のことなんか・・・」
「ええいじれったい、往生際が悪いぞ!神木唯!!この口か?素直にならないのはこの口か〜!?」
「ち、ちょっと、いた、いひゃいって!ひっぱるのやめへよ〜!?」
「・・・ふ〜ん、そう告白はまだなのね。でも付き合いたいんなら早めに仕掛けた方がいいと思うよ〜、ユイ」
それまで静かに聞いていたもう一人の友達が暢気そうに口を開いた。攻防戦を繰り広げていた私ともう一人は彼女の方を見る。
「・・・早めに、って・・・どういうことなの?」
無意識のうちに私は彼女のその言葉に食いついていた。この時は自分でもどうしてなのかよくわかっていなかったけど・・・
「わわ、ユイ近いよー・・・えーとね、つまりユイ以外にも小浪君と仲のいい子がいるからもたもたしてたら盗られちゃうと思うよー。」
「へえ?あのイケメンでもないただの男を好きな奴がユイの他にもいるって?」
「うん、まあその子は実は天本さんなんだけどねー」
「ええ!?天本さんて・・・あの天本さん?あいつと全然接点が見えないんだけど・・・」
「んーでも結構二人っきりで相談みたいなことしてるの見掛けるのよねー。しかもだいぶ前からかなー?」
「ねえ・・・そのだいぶ前からっていつ辺りなの?」
「ああ、ユイなら覚えているかもしれないけれど、最初に見たのはあの野球部の部室が火事になった日の放課後かな?
帰りがけに見掛けたんだけど、浜辺で落ち込んでいる小浪君を天本さんが励ましていたのよ。
遠巻きで見ていたから話している内容はよくわからなかったけど・・・」
「おのれぇ・・・小浪竜一!ユイだけでなく天本さんという、うちの学年のツートップを弄びおって・・・
これは一度痛い目に遭った方がいいわね、お仕置きと再教育が必要よ、ユイ!・・・て、おーいユイさーん?」
小浪くんと天本さんが・・・ふたりっきりで・・・
いつも彼のことをみていたり、遊びに行ったりするのは面白いし楽しいからというのもあるけれど、
その中で一番嬉しいのは彼が野球部のことにしろ、学校生活にしろ悩みを私に打ち明けてくれることだ。
みんなは知らない彼の一面や彼からの信頼を私だけが独り占めしているという優越感に浸れるから・・・
だけど・・・私以外にも悩みごとを相談する人がいるなんて・・・
あの部室が燃えた翌日、昨日と打って変って彼が立ち直ったのは天本さんのおかげだったんだ・・・
・・・まあ、でも当たり前か。彼には家族もいるし男友達もいる、本土にいた頃の友達もいるだろう。
悩みごとを相談する人はいくらでもいる。それがたまたま天本さんだっただけということなのよね、別にどこもおかしくないはず。
でも・・・何だろうこのお腹の底から湧いてくる、ちくちくする痛みは・・・
なんだか彼に相談される天本さんが羨ましいというか、悔しいというか・・・なんで私じゃないのかな・・・
私に相談できなくて天本さんには打ち明けられる彼の悩み事って一体なんだろう―――
「いらっしゃいませー・・・あ・・・」
「あら?今日は店番ですか、神木さん」
あれから数日後の週末の朝。今日は店番の日だったのでレジで待機していたら、天本さんが入ってきた。
いつもみんなに分け隔てなく向ける、物静かな笑顔を私にも向けて・・・私もちゃんと笑顔になっているのだろうか・・・
あの話を聞いていたらどうしても彼女を意識してしまう・・・
「あ、うん。珍しいね、天本さんがお店に来るなんて・・・」
「ふふ、そうですね。神木さんは知らないかもしれませんけど、ちょくちょく神木さんの店にはお世話になっているのですよ?」
「そ、そうなの?あ、いつもありがとうございます!・・・えーと今日は何の御用件で?」
「ええ、実は神社の母屋の電球が切れてしまいまして・・・品番が・・・」
「毎度ありがとうございました!」
「いえいえこちらこそ・・・それではまた学校でも・・・」
用事を済まして、彼女が出口へと向かうため身体を翻す。ふと店の壁に掛けられている時計に目をやる。
ちょうどもう少しでお昼時、店番の休憩時間に入ろうとしていた・・・
「あ、待って天本さん!?」
「?あ、すいません、お金足りてませんでしたか?」
「あ、そうじゃないんだけど・・・あの・・・よかったらこのあとお茶でもしない?」
とっさに考えたことを思い切って言ってしまったが、彼女は嫌な顔一つもせず、いつもの笑顔でこたえてくれた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
休日でいつもより賑わっている商店街のなかにある静閑とした喫茶店、店のBGMを背景に沈黙が店内を支配していた。
まずい・・・自分から誘っておきながら、なんなのこの気まずい雰囲気・・・これじゃ聞きたいことを
聞けないどころか天本さんにも悪いことをしてしまう・・・何か話題を振らなくちゃ・・・
「野球部の調子はどうですか?次の試合は勝てそうですか?」
「ふぇ?あ、ああそれはもちろん!みんな張り切っているしね、大丈夫でしょう!」
どこか重苦しい静寂を破ったのは天本さんからだった。ほんとにごめんね・・・そういえば
こうやって二人で彼女と話すのは久しぶりかしら・・・たしか小学生のとき彼女のお母さんが・・・自ら命を絶ってから
すぐの頃に、大丈夫?と声をかけた以来かしら・・・あの時ショックで悲しいはずなのに、彼女は大丈夫です、と
毅然にあの笑顔を見せてくれたっけ・・・天本さんは本当に強い子だと、頭が下がる。それに・・・すごく美人だなあ。
高貴さを持つ艶のある銀髪は清楚に肩のあたりで切り揃えられており、そばを通れば椿油のほのかな香りが漂う。
全体的に端正な小顔の肌は化粧もしていないのにニキビ一つもなく色白で、
睫毛は私より長くて綺麗な曲がり方をしていて、普段笑顔でよくわからないが
切れ長で、すべてを見通しているかのような落ち着いた眼と瞳には同性である私でさえも魅了されてしまう・・・
・・・いけない、ぼーとしてたら会話が途切れちゃう。本題に入らなきゃ・・・
「あ、あの、ところでね!天本さんは彼に、小浪君にいろいろ相談されていたりするの?」
「ええ。と言ってもたまにですがね。小浪さんに何度か相談を受けたことはありますね。」
「そうなんだ・・・あ、あのもし良かったらね、できたら教えてくれないかしら?」
「小浪さんから受けた相談の内容ですか?」
「うん・・・そうなんだけど」
「ふふ、そうですか・・・」
―――良かった、どうやら聞けそうね。天本さんはいつもの微笑みを続けながらまだ半分も残っているコーヒーを一口飲んでから―――
「嫌ですわ」
一瞬何を言われたのか理解できなかった。さっきまで微笑みを絶やさなかった天本さんの表情は変わっていない。
いや、たしかに口元は上にあがっているが、片目の瞳はわずかに見開き・・・笑っていなかった。
まるでその答えをきく覚悟があるのか私に問い詰めているかのように、私を捉え、吸い込まれそうな錯覚に陥る・・・
「・・・というのは冗談です。気分を悪くなさらないでください」
ほんの一瞬の出来事だったろうが私には長いこと彼女の瞳に囚われたかと思った。彼女の言葉が耳に入って、
気がつくと天本さんはいつも通りの嫌みのない笑顔に戻っていた。今のは・・・気のせいかしら?
「・・・これからお話しすることはおそらく、いえ、確実に神木さんには信じていただけない内容ですので・・・
それと・・・この話を聞けば、彼、小浪さんに対する見方が一変するかと思います。それも決して良くない方向に・・・
彼が何故わざわざ解散寸前の野球部を再建してまで甲子園を目指すのか?何故私に相談することがあるのか・・・
それでも・・・本当のこと、お知りになりたい?」
天本さんはゆっくりと静かに・・・けれどその一句一句が重さを持つのがわかり、私に答えを聞く覚悟を迫った。
私が知らなくて、天本さんが知っている彼の一面、本音、真実・・・
正直ここにきて急な展開で戸惑ってしまう。でも、聞きたい。もう後戻りはできない・・・
「・・・構わないわ、お願い」
「そうですか・・・わかりました、お話しましょう。
その前に・・・神木さんにお聞きしたいことがあります。」
「ありがとう、それでなに?」
「あなたは小浪さんのことが好きですか?」
「え、ちょっ!?な、なんで天本さんまで・・・えーと、うん。す、好きかも・・・あ、あくまで友達としてだけど・・・」
「・・・そうですか。では何故彼は甲子園を目指すのだと思います?一度は空中分解しそうになったメンバーを呼び戻してまで・・・」
「それはやっぱり野球が好きだから、男の子なら誰でも憧れる甲子園を目指すのは当然じゃないかしら?
ひょっとしたらプロ野球選手になりたいのかも?夜遅くまで一人でも練習していることもあるし・・・
「つまり、あなたは彼が他の一般的な人間のように野球が好きだから、プロに行きたいからという理由で
甲子園を目指して必死に死に物狂いで練習をしている、と思っているのですね?」
「そうじゃないかし・・・あ、でも待って・・・ううん、やっぱりそうでしょう?」
ふと野球部一時解散の日に感じた彼のなにかに追われるような眼を思い出した。まさかそれも関係していることなの?
天本さんはもう一度コーヒーに口をつけて気色の良い唇を潤した。
「純粋に野球が好きだから・・・実に実直で、健全で、前向きな理由ですね・・・
でもね、神木さん。あなたが思っているほど、彼はそんな単純にはいかないのですよ。
なにせ甲子園まで行くかの是非によって、彼の存在、言いかえれば彼の命がどうなるかが懸かっていますからね・・・」
「命が懸かっているって・・・どういうことなの?」
「教えてあげますよ。彼が野球を再建した、甲子園を目指す本当の目的を―――」
そして私は彼女からすべてのことを聞いた。
あけぼの丸の呪いが彼に降りかかり、神隠しが起こっていること。すでに野球部員2人が神隠しの犠牲になっていること。
呪いを解くには甲子園出場しなければいけないこと。できなければ彼が神隠しに遭い、存在ごと消されてしまうこと。
そうならないために野球部を再建したことを・・・・・・
「呪いなんてそんな・・・冗談よね?」
「信じられないでしょうけど、どうやら本当みたいですよ?最初の神隠しに遭った前キャプテン、
あなたの幼馴染だったらしいですが、住民名簿などを調べれば名前が確認できますし、それから
夏に神隠しに遭った・・・たしか山本という名前だったと思います、部費帳簿を見て計算の合わないところがありませんか?
部員一人分余計に貰っているという月があるのでは?・・・」
「でも、そんな人たち記憶にないんだもん・・・たしかに彼に何度か山本っていう人のこと聞かれたことあるけど・・・」
「まあ、仕方ないですよ、神隠しにあった人物についての記憶は全部なかったことにされているのですから・・・
現に私もその二人のことは存じておりませんでしたし」
「・・・ねえ天本さん、もしこのまま試合に負け続けたら最終的には彼が神隠しに遭ってしまうのよね?」
「そうですね・・・呪いは日に日に強くなっているみたいですから・・・このままずるずる負け続けるか、
部員が8人以下になるようならば、一気に消されてしまうでしょうね。あ、神木さんは大丈夫だと思いますよ?
マネージャーですから記憶がなくなればそれで済むと思いますから。」
「いや私のことはどうでもいいの。その場合・・・私も小浪くんのこと忘れてしまうの?」「そうですね、今のところ神隠しに遭った人物を覚えているのは彼だけですから」
「そんな・・・小浪くん責任感強いから、きっと試合ではすごいプレッシャーなんだろうな・・・負けてしまったら、
一人ずつ消えていくんだから・・・それを知っているのは小浪くん一人だけで・・・まさかそんな事情があったなんて」
そのことを打ち明けられて相談に乗っている天本さんは、すごく偉くて、優しくて・・・それにすごく羨ましかった。
私がもし同じことを相談されたとしても、真剣に聞くどころか聞く耳も持たなかっただろう・・・
天本さんは終始笑顔で話していた。しかしふざけているのではなく、真面目であることはその声色からわかる。
やっぱり彼は私より天本さんを頼りにしているのかな・・・彼女のほうが彼と一緒にいるのが似合っているのかな・・・
それならば私は今まで彼に何をしてきたのかしら?
相談に乗ってあげていると調子に乗っておきながら、実際には彼が背負っている大きな宿命にも気付かず、
彼の助けになっていないじゃないか、むしろ週末にデートなんかで彼の邪魔ばっかりしてきたのではないの?
彼のことが本当に思うのなら、身を引くべきではないの?・・・彼を本当に支えられるのは天本さん以外に―――
「でもこれでわかったでしょう?彼が、小浪竜一がどれだけ自分勝手な人間かということが」
「・・・なんですって?」
きっと今私の顔はすごいことになっているのだろう。感情むき出しの表情を受け彼女は眉毛を上げて驚きの表情を見せた。
が、すぐになんでもない涼しいそうな顔に戻り私の眼と彼女の瞳が対峙しあう。今度は間違いなく彼女の眼は笑っていなかった。
「だってそうじゃないですか?山田さん達チームメイトやマネージャーのあなたには暢気に甲子園へ行こうと
呼び掛けているくせに、その目的は呪い解除という個人的で不純な理由のため・・・表はきれいごとを装って、
その実は私情まみれで、野球部が強くならない現状に苛立ちを募らせている・・・
また部員を増やすことによって、自分が神隠しから少しでも逃れようとし、他人を巻き込んでいる・・・
あなたが好意を抱いている小浪という男は、あなたが思っているほど単純で純粋じゃなく、
その逆計算高くてずる賢くて、腹に一物抱えた小心者なんですよ―――」
「小浪くんはそんな人じゃない!」
自分の怒鳴り声で他のお客はこっちを見ているだろう。でも構うもんか、私は視線をそらさずまっすぐに彼女を睨みつける。
「彼を馬鹿にしないで!あなたは知らないだろうけど、いつも練習している彼の姿を見ていたら、彼がどんなにボロボロになっても、
どんなに心に傷を負っても負けない、挫けない男の子だってことぐらいわかるんだから!
それに自分だけじゃなく仲間のことにも気を遣っていて、マネージャーの私でさえもほかの部員と平等に見てくれて・・・
この前も血を見て暴走した小山君を身をていして止めていた!器の小さい人間がそんなことできるはずないわ!」
「あはは、呪いのことも打ち明けてもらえないあなたごときが、彼のすべてを知っているかのような口振りですね?
さも私が彼の恋人ですといった感じですか?ろくに想いを伝えられない、いえ想いに気づこうとしない意気地なしのくせに」
「―――くっ!?」
彼女の冷静で的確な指摘を受けて返す言葉がない。彼女は千里眼を持っているかのように
私を見透かしている。私が彼に拒否されるのが怖くて彼への想いを素直に認められない臆病者であるということを・・・
でも、それでも―――
「・・・・・・そうよ、どうせ私は彼に話してもらったり、一緒にいてもらったりするだけで舞い上がっちゃって、
実際は全然彼の役にも立ってない、彼に本当の悩みも相談してもらえない、彼の足を引っ張る馬鹿な女よ・・・
でもこれだけは自信を持って言えるわ。私は小浪くんのことを誰よりも信頼していて、尊敬していて、
力になりたいって想っているということを。あなたみたいに彼を見下してなんかいないわ・・・私はそれを許さない。」
彼女の指摘のおかげで逆になんだか吹っ切れてしまった。もう自分を偽らないし迷わない・・・
お互い立ちっぱなしで一歩も引かない・・・ここでほんの少しでも怯んでしまったら
彼への想いが嘘になってしまう。彼の名誉のため、
彼が背負わされた宿命の為、今まで育んできた彼への想いの為ここで退くわけにはいかない・・・
どれだけ経っただろうか。沈黙の睨みあいが続いた後、
なぜか彼女は安堵したかのようにいつもの笑顔に戻った。瞳はどこか穏やかで・・・
「・・・大丈夫そうですね、あなたなら」
「・・・え?」
「もう一度最初の質問をします。あなたは小浪さんのことが好きですか?」
「・・・好きよ。友達や仲間としてじゃなく、異性として・・・
・・・たとえ彼にこの想いが伝わらなくても、これからも彼を支え続けるわ・・・たとえそれが自分の独りよがりだとしても」
「・・・その言葉は聞きたかったのですよ。やはり彼のそばにはあなたが適任、必要みたいですね。」
「・・・天本さん、まさか」
「先ほどまで失礼なことを言ってしまい、申し訳ありませんでした。私も小浪さんの心の強さと大きさに感服します。
本当に彼はどんな逆境にも負けなくて、責任感が強くて、誰にでも優しくて・・・善い人です。
本当のことを話してもあなたが信じてくれるか、そして彼の支えになってくれるかどうか、
悪いですが試させてもらいました。不愉快な思いをさせてごめんなさい」
そうか・・・さっきまでのあれは演技だったんだ・・・それがわかるとなんだか拍子抜けして椅子にへたり込んでしまう。
「そうだったんだ・・・ううん、こっちこそ怒鳴ったりしてごめん・・・」
「そんな気になさらないでください。もし私が神木さんの立場だったら、私も同じことをしていたと思います・・・
それにおかげで神木さんの本気を確認できましたし。
・・・そろそろ家まで戻らないといけませんので、私はこれで・・・あ、お代は私が出しますんで・・・」
「ま、待って、天本さん!?」
レジでお金を出そうとしている彼女を慌てて呼び止める。どうしても彼女に聞きたいことがある。それを確かめたい・・・
「はい、なんですか?」
「天本さんも・・・あなたも小浪くんのことが好きなの?」
「・・・はい、彼のことを好いています。彼は私のことをどう思っているかわかりませんが・・・
ふふ、彼に夢中になる想いだけなら、あなたにも負けていないと思いますよ?
・・・もっとも彼と結ばれるのは許されたことではありませんが・・・」
その時の天本さんはいつもと同じ笑顔だったけど、どこか影が差したように悲しそうだったのを覚えている。
「・・・教えてくれてありがとう天本さん。それから・・・私も負けないから」
「ふふそうですか、その時はどうかお手柔らかに・・・それでは」
お勘定を払った彼女は微笑みを浮かべながら、喫茶店を後にした。ほのかに椿の香りを残しながら・・・
彼から告白を受けたのは、クリスマスを控えた1週間前のことだった―――
ここで中編は終わります。皆さんありがとうございました。今から後編を新スレで投下してきます
あと前編で改行についてアドバイスしてくれた方、ありがとうございます。
どうやら最大60行ではないみたいですね・・・本文の長さも影響しているのかも
GJ
演技とはいえ天本さんイルの成分が入ってるな
そして儚い・・・
GJ
そろそろ
>>970だしさっさと埋めてしまうか
GJ!
天本さんが儚げでかわいいな
あと天本さんって「〜ですわ」って口調になることってあったっけ?
大した事じゃないけどちょっと気になった
確かにそれは疑問に思った
972 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 00:34:07 ID:B7D68DMr
973 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 13:49:00 ID:B7D68DMr
他スレで通報するって言われたんだけど、どこに通報されたんでしょうか?
まさか警察、それとも裁判所とかでしょうか!?
紫杏かわいいよ紫杏
なんで厨房がいるのかな?かな?
埋め木寮長
あそ〜れ
マッスルマッスル
YOU!
何かの拍子にごっちんこしてアカネとリンの人格が入れ替わったシーンを想像しちゃいなよ!
うはwww
埋め木寮長
980 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 17:54:21 ID:R9jUNDPR
主人公と茜が入れ替わる話なら既出だけど
それは見てみたい気がする
埋め木寮長
梅田
埋め木寮長
ウメ
埋め
埋め木寮長
465 名前:名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 00:57:40 ID:B7D68DMr
そんなの見つけてくるなよ。
誰もGJしてくれないから自分でしただけだ。
埋め木寮長
梅りん
梅りんのSSマダー?
ノーセンキュー
994 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:39:56 ID:r2EjXhBO
梅宮アンナ
サンキューカッス
梅木寮長
埋め木寮長
埋め木寮長
埋め木寮長
埋め木寮長
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。