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名無しさん@ピンキー:
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名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 01:43:28 ID:i3hwk86N
ぬるぽモン
スレ立て乙です。
折角ですので、初投稿させてもらいます。
人♂×ザング♂ 和姦
ちょっと長めで、現代パロぐらいのつもりで読んでくだされば幸いです。
この世界には、ポケモンという不思議な生き物がいる。我々の「動物」という概念とは大きく異なるが、かといって
極端に離れているわけではない。人とポケモンは近くて遠い、しかし切っても切れない特殊な関係で結ばれてい
た。故に古来より、人々は彼らと多種多様な交流をしてきた。友達、仲間、信仰、家畜、道具。それは今でも変わ
らず、十人十色の付き合い方がある。これはその世界、とある田舎町に住む人とポケモンの話。
空は雲一つない快晴。夏場には珍しく良いお天気だった。少々蒸すが、先日の雨のおかげで大分涼しい。ザ
ングースは、洗濯籠を運びながら空を見上げた。心地よさげに目を細めて、深呼吸する。
「絶好のお洗濯日和だねぇ……やっと外干しが出来て良かった!」
今洗濯物を干し始めたのは、この家のポケモン「ザングース」である。まだ卵の時に主人に拾われて、それ以来
お世話になっているのだ。卵を拾った頃、この家の主人は一人ぼっちだった。高校を卒業したのと同時に、両親
が交通事故で他界。それを機に働き出して、実家で一人暮らしをしていた最中の出会いだったそうである。
道端にポツンと転がる不憫な卵に何とも言えぬ共感を得て、ついつい家に持ち帰ってしまったのだと、後にザ
ングースに語ってくれた。ペット感覚で飼い始めたものの、今では家族のような付き合いなのだろう。家事の多く
を任せて、会社勤めの毎日だ。二人にとっては何とも平穏な、落ち着いた生活だった。
「お洗濯が終わったら……掃除と庭の手入れ……後は服が乾くまで待たないと」
ふさふさと豊かな尻尾がゆっくりと振られる。晴天に恵まれてご機嫌のようだ。ほくほく顔で部屋に戻ると、掃除
機を器用に使って掃除を始めた。少し拍子の外れた鼻歌を奏でながら、軽快に事をこなしていく。洗濯もそうで
だったが、随分慣れた手つきだった。
この後もザングースはさくさくと事をこなしていった。鋭い爪を使って枝を切ったり、小器用に草をむしったり、洗
い物を済ませたり、洗濯物を取り込んで畳んだり……どれもこれも、専業主婦顔負けの動きで。彼にとっては、そ
うして夕方の主人の帰宅までに、細々した家事を片付けておくのが日課なのだ。
そして、全てを終えると人並みに読書をして過ごす。主人の趣味で、彼は本が好きだった。特に冒険活劇や現
代小説が好きで、選んで主人の書棚から持ち出す。世間一般のポケモンというイメージからは遠く離れた生活ぶ
りだが、彼はそれに満足している。
ポケモンバトル、というものもあるらしいことは知っているが、主人も本人も興味がなかった。温厚で諍いを好ま
ない性格に育ったのは、ひとえに主人の教育の賜物だ。
結局この日もいつもと同じ。変わらぬ午後の昼下がりを過ごして、主人の帰宅を待った。
「ただいまぁ……ふぅ……結構早く帰れたかな」
「おかえりなさい、マスター。お疲れ様でしたぁ」
鞄を受け取り、居間へと向かう主人について行く。彼の主人は男だ。あまり活動的とは言えないが、人当たりの
いい落ち着いた雰囲気の人間だった。帰ってくると必ず、「ザングもご苦労様」と言いながら彼の頭を撫でてくれ
る。それが一日で一番幸せな時だった。ついついニヤけてしまう。時にはぼうっと突っ立ってしまうから、そんな
時は慌てて後ろについていくのだ。
主人は手早く部屋着に着替えて、厨房に向かっていった。その背中を眺めながら、ザングースはちょこちょこと
ついて行く。傍から見れば、まるで鴨の親子のような微笑ましい光景だった。ザングースは踏み台なしでは覗き
込めない流しの前に立ち、主人は少し考え込む。そして、向き直った。
「それじゃあ、今日はハンバーグでも作ろうか」
「ハイ! 僕は先に食器出してますねー」
家事の中でも、食事の支度だけは主人の仕事だ。ザングースという種族柄毛が多いので、それだけは必ず主
人が取り仕切っている。いつからか、それが不文律になっていた。ザングースだって勿論手伝いはするのだが、
人間用に作られた家具は少し大きい。必死に背伸びしながら、危なっかしく皿を取り出していくのが常だった。
主人も最初は冷や冷やしたものだが、今では慣れた光景である。
ちゃっちゃと皿を並べ、料理の材料を出したり、使った食器を洗ったり……息のあった連携で効率的に進める。
誰だったか、料理はブレインだと言う人が居たが、これはまさに理想形だった。
そうして、二人は同じテーブルで食事を取るのだ。
「ハンバーグっ! ハンバーグっ!」
「おいおい、落とすなよ?」
「へへっ! ハンバーグって久しぶりですよね!?」
八重歯を剥き出しにしたはにかみを見て、主人は苦笑した。考え方や行動はヒトの大人にも勝るのに、相棒は
酷く子供っぽい。自分よりも背が低いところやふくよかな体型も相成って、益々幼く見える。本人に言うと憤慨す
るので沈黙しているが、誰が見ても親子のように見えるんじゃないかと彼は思っていた。そしてついでとばかりに、
もう一つ考える。ザングースは、人間より人間臭い相棒だ。
食事をしながらテレビを見たり、今日読んだ本の話や仕事の話をしていると、ついヒトとポケモンの境界が曖昧
になる。人並みに喋って、考えて、笑って……それでも違う生き物だなんて、さっぱり忘れてしまうのだ。
「それじゃあ、寝るか」
「は〜い!」
風呂からあがって暫しの歓談の後、同じベッドに入る。クーラーのある寝室は快適そのものだ。天然毛布と抱き
合って寝ていたって苦じゃない。柔らかくて、暖かい抱き枕は最高の寝具だ。
「ザング、寝ちゃった?」
「……」
小さな呼吸。上下する腹。寝てしまったようだ。
何だか寝付けなくって、主人は一人先ほどのことを考えた。ポケモンとヒトの線引きは何処にあるのだろうかとい
うことを。様々な要因……歴史的・生物学的な違い、一般論、現実で明確に人が上に立っているパワーバランス。
それでも結局、そんなものはないんじゃないかと言うのが彼の持論だ。この日も全く同じことを考えて、同じ結論
に達した。彼にとっては、眠れない夜の癖だった。
彼の思索は更に続く。いつも通りの流れで。自分がこういった結論を出すのは、多分間違った劣情を抱いてい
るせいでもあるのだということ。ヒトとポケモンの恋愛関係。禁忌であるとは知っている。でも彼自身、情動を止め
られなくなってしまう。隣の生き物が、こんなにも暖かいから。唯一無二の、大切なものだから。
「んぁ……!」
そんな風に考えていたら、胸ばかりでなく下半身まで熱くなってしまった。隣のザングースを起こさないように、
そうっとベッドを抜け出す。忍び足でリビングまで行って、ズボンとパンツを脱いだ。思えば、ここのところ満足に
処理していない。
「ふっ……!」
必死で息を殺しながら、熱くたぎる一物を扱く。とろりとした先走りが溢れ、指先を汚した。こんなところは、ザン
グースに見せられない。それでも生活が密着しているから、隠れてするのも難しい。相棒が寝入ったこんな真夜
中にしか、出来ない。更に念には念を入れる。更なるリスクを回避するため、手早く速やかに済ませるのだ。
「くっ……!」
脳内に描くのは、彼とベッドで絡み合う姿。自らのオスが、同じくオスである彼を貫き悶えさせる。涙目になった
ザングースが、何とか唇を合わせようと背伸びする。お互いに紅潮し、強く求める。そんな風景。
終わってしまえば絶対に後悔すると知りながら、それでも止められない。この感情は苦しいけど、表に出すべき
でない。分かっているからこそ、虚しく辛い気持ちは今だけでも忘れたい。
絶頂に上り詰めそうになった、その時だった。
「くぁあ……!」
「ますたぁ……?」
「なっ……!」
慌てて目線をやると、眠そうに目を擦る彼の姿があった。主人は今までの快楽も忘れて硬直してしまう。言葉が
継げず、脂汗が湧き出してくる。暑い夜だから、寒気も一塩だった。酸素を求めるように、口を何度も開閉させた。
ぐるぐると色々な記憶が思い出され、まるで走馬灯のように流れていく。
ザングースはそんな主人の心情も知らずに、不思議そうに寄ってくる。寝ぼけてはいたが、不思議そうに足元
へやってきた。
「マスター、こんな夜に何やってるんです?」
「え、ああ……えっと……」
何も知らないのか。それもそうかもしれないが。教えた覚えも、教えてくれるような人もなかったから。
どちらも沈黙した真夏の深夜。主人の時間感覚は鈍っていた。もう牛三つは過ぎただろうか。自分自身が拡散
していく。何が何だか分からなくなりそうだ。
ぐるぐると思いが巡る中で、良心の阿責に潰されそうになった主人は一つだけ決断した。
腹をくくって、全てを話すのだと。
夜の帳の中、長い沈黙が二人の間に微妙な距離感を作っていた。蝉の声と梢が擦れあう音だけが、静寂を破
る。蝉は焦燥を、梢は感情の波を奏でているような錯覚を覚えた。二人分用意されたコップの中の氷が、きぃんと
高い音を立てて割れた。刹那、「破綻」という言葉が脳裏を掠めた。
全て吐露した、と思う。言葉に出来る限界まで伝えきった、と思う。思慕についても、性についても、一から銃ま
で全て説明したはずだ。後は、何処まで分かってくれるか。それはもう、どうしようもないことだ。
いざとなれば。もし、破綻するのなら。相棒が居づらくなるのだとすれば。あとは彼が望むように、自分は応対す
るだけだ。例えば、野生に戻る。例えば、他の人の世話になる。例えば……。辛くなって、考えるのを止めた。
でも、それがどんなに苦しかろうと、辛かろうと、そうすべきなのだ。
──本当は。
本当は主従の力を盾に、ザングースに無理やり迫るという考え方もあった。実際、幾度か考えたこともあった。
実行しようとする寸前まで、思いが膨れ上がったこともあった。その時はそれではいけないのだと、何とか踏みと
どまった。その時は、引き返せば明日からも同じ日常が待っていた。
だが、ここで自分を拒否されたなら。最悪、自分がどうなってしまうのか分からなかった。暴走しそうな気がしな
いでもない。狂気に駆られて、壊してしまう可能性を否定出来ない。それを思うと手の震えが抑えきれない。
肝心の彼は俯いて黙りこくっていた。両の爪に挟んだグラスの氷を見つめ、飲むでもなく話すでもなく、動かな
いでいる。表情は、見えない。主人のほうも、長く直視していられない。
結局、耐え切れずに空気を破ったのは主人のほうだった。
「……よ」
「……はい?」
「もう、いいんだよ」
「何が」「どう」いいのか。それは自分でも分からない。ただ何となく、口から出てきた。
待てなくなった、と言うべきか。その顔は妙に晴れやかで、にこやかで、でも何処か分からぬ場所に影がある。
主人は口に出してから、頭が真っ白になってしまった。今日までの日々を繰り返したい、忘れてほしいという意
味だったのかも知れぬ。これから無理やりにでも我が物にしてやる、という意味であったのかも知れぬ。お前の
好きにしていい、という意味であったのかも知れぬ。どれも合っているのかも知れぬ。
もう全身が脱力して、何かしたわけでもないのに疲れきっていた。それだけは確かだった。
その時、ザングースが両の手のひらをついて立ち上がった。
「よくないです」
「いいんだ」
「よくないっ!」
「……」
耳鳴りがするほどの大声で、ザングースが怒鳴った。主人は唖然として、間抜けに大口を開けてしまう。そのま
ま再び硬直した主人の足元に、ザングースは寄っていった。
恐る恐る見下ろした主人の頬に、暖かいものが触れた。ついさっきまで抱いていたものの、手のひらだ。思わ
ずびくっと跳ね上がった主人の唇に、ザングースの唇が重ねられる。隙だらけの主人に、防ぐ手立てなどない。
そっと重なった唇は、同じくそっと離れた。呻くばかりの主人に向かって、ザングースは言い放ってやる。
「え……う……あ……?」
「いいです」
「え、あの、え?」
「マスターなら、いいです」
今度の「いいです」は、「何が」「どう」良いのか。混乱しきった主人の頭では、理解に数十秒を要することになっ
た。
毎日触れている。でも、今日ばかりは触れて良いのか分からぬ。
真っ白な被毛にも、ピンと立った大きな耳にも。今しがた許可を貰ったはずなのに、戸惑ってしまう。
「本当に、いいの……?」
この確認は、何度目だろうか。
「は、はい……」
上ずった声の返答も、何度目だろうか。
ようやく主人が心を決めた。壊れ物に触るかのように、頭をそっと撫でる。帰ってきた時と変わらぬ、ぐしゃぐしゃ
と掻き混ぜるような手つきに、ザングースは幾分緊張がほぐれた。それでもやっぱり、怖いものは怖いのだけれど
も。今まで自慰も知らず、それこそ性欲などというものとは無縁で生きてきて、急にセックスとは。けれど、主人の
今までの鬱積したものを考えると、今夜中にことを進めたかった。だから、無理言って閨を共にした。
同じような戸惑いは、主人にもあった。無垢なものを汚していいのかという不安。そこには、まっさらなキャンパ
スに一本目の線を引くような緊張を何倍にも増幅したようなぎこちなさがあった。待ち望んでいたのも確かだが、
いざとなるとちょっと怖い。ザングースが気遣ってくれたのは嬉しいが、無理しているのも分かってしまう。
お互いの気持ちを慮って、進めない。膠着状態そのもの。それが先ほどまでの状況だった。
だが、頭を撫でた主人はザングースの緊張を察し、ザングースも主人の顔色を冷静に見れるようになって、理
解した。似たようなことを考えているのは、一緒にいた時間が長いからだろう。そして、二人で失笑してしまった。
「ぷ、くくく……」
「へ、へへへ……」
やっと、前に進めた。今度は主人から、唇を重ねた。ただし今度は、長い長いディープキス。
「ん……ふ……」
「ふっ……あっ……!」
隅々まで歯列をなぞり、舌を絡めとる。慣れないザングースは息をつく暇もなく、体を竦めて蹂躙されるしかな
い。一方で、主人のほうは多少の余裕があった。鋭い獣の牙を舌で撫でながら、味わうようにして深くに進んでい
く。薄目できつく目を閉じるザングースを見て、これではどちらが獣なのか分からないなと皮肉に思えた。
ザングースは息苦しそうに、助けを求めるがごとく主人の首に腕を回す。鋭い爪で傷つけないように、ゆっくりと。
上手く鼻で呼吸が出来ず、酸欠気味になっているのか、頬はますます赤く染まり、目は潤み始める。煽っている
ようにしか見えない。主人は自分の本能が、喰らえと言ってきかないのを自制しなくてはならなかった。
そして唇が離れると、緊張はもう無い。メスとオスだけ、そこに居る。
「一応言っとくけど……止まらないからな」
「……覚悟しときます」
主人は先ほどのキスで勃ちあがったザングースのペニスを、いきなり口に含む。初めての刺激に、嬌声が抑え
きれずに溢れ出る。すぐに先走りが口に流れ込み、うっすらと獣臭い粘液が舌に広がった。もっと声が聞きたくて、
自分のものとは違うソレを舌先でくすぐる様に責めていく。ぴちゃぴちゃと液体が跳ねる音が、寝室を満たした。
「ふぁあっ! ひ、ぅ……! んぅう!」
見上げたザングースの顔は、あんまりにも卑猥だった。声を殺すために片手で口を押さえ、もう片方が目元を
隠している。しかし目元からは光る雫が見え、覆いきれない口元からはトレードマークの八重歯を除かせている。
本来獲物を捕らえるための人よりも大きな口角からは、涎が漏れている。
「エロい顔だな」
つい、声に出してしまいたくなるほどに。聞き取ったザングースは怒ったような、でも蕩けてしまいそうな顔で否
定しようとしている。
「いっちゃやですぅっ……! はぁっ……! そんなの……! 言わないでぇ……!」
そんなこと言われても、止められるわけがない。主人は言葉で優しく虐めながら、舌では器用に雄を嬲った。根
元から先端へと舌を這わせたり、自分が出した先走りで糸を引いているのを見せ付けたりと。ザングースはその
度に、過剰なまでに反応する。
「ひっ……! やだぁっ……! 僕ぅ……おかし……!」
「んん? こんなにトロトロな顔して言っても説得力ないな」
「ますっ……たぁのぉ……! イジワル……!」
「じゃあ、交代する?」
「うぇ……?」
自分の手で鳴いてくれるのは嬉しいし、もう少し喘ぐ姿を見ていたいのだが、こちらも限界だった。股間が痛い
ほどに張り詰め、自己主張している。少しヒートダウンしないと、見境もなく襲ってしまいそうだ。初めてなんだから、
ゆっくりちゃんとしたいというのも本音だった。
服を脱ぐと、跳ね上がるように飛び出てくる。ザングースはそれに釘付けだった。人間としては普通の大きさだ
が、ザングースから見れば威圧的だろう。それでも、怖々それに触れた。
「え、えっと……」
「いいよ、好きにしてみて」
「ん、はい……」
ザングースはこの時も、傷つけないようにそっと手で触れる。それから柔らかい舌で舐めてみた。舌先だけ突き
出して、先っぽの液を舐めとるように。少しだけ。けれども主人は大きな反応をした。
「んぁあっ!?」
「だ、大丈夫ですか?」
「ん、うん……」
ザングースは別名ネコイタチ。生物学上はネコ科のポケモンだ。そしてネコ科のポケモンに共通する一点。舌
がザラついていること。強がってみたものの、人間には刺激が強すぎる。折角だから、もう少し味わってみたいの
だが。
「うぁあっ! くひっ! ストップ! ストップゥ!」
「え、あ、はい……」
僅かな間に味に陶酔してでもしていたのだろうか。牙で噛んでしまわないように、先走りを舐めとっていたザン
グースに静止を求めた。初めてだというのに、強力な武器を持っているとは主人には想定外だった。あっという
間に達してしまいそうになる。今のは危なかった。大きく深呼吸した主人は、早々に次に進む。
いや、進むというより、我慢出来なくなった。本来なら軽くで済ませるつもりだったのに、あんまりにも淫らに行為
をするものだから、最後まで行ってしまいたくてしょうがない。呆然と固まってしまったザングースを押し倒し、主
人は後ろの穴を舐る。
「あっ! ますたっ! そこはっ! き、きたないですぅっ!」
「良いんだよ、ザングのだから」
「そんなぁっ……! ひぁあっ!? く、くすぐったいぃ……!」
ばたばたと両手を動かして、体勢を立て直そうとしているが無視。両足を押さえ込んで、本能のままに舌を挿し
込む。ザングースは堪らず鳴くが、それでも止めたりしない。べちょべちょにほぐれるまで、それは続く。
「ひ……ぁ……!」
「まだまだ準備だぞ」
「む、無理ですよぉ……! ますたぁ……許して……!」
「止まらない、と言ったはずだが」
言い切る前に指を挿れる。大分柔らかくなってはいたが、流石に締まりは強い。異物感に呻くザングースには
申し訳ないが、しばらく耐えてもらうことにしよう。
「く……ぅ……! な、に……してぇ……!」
痛くないようにしているのだ、と教えてやる余裕など無い。こちらは必死だった。ザングースの中を掻き回すよう
に、指を動かす。押し広げたり、時折キスで誤魔化したり。その間、ザングースはずっと腰を捻って悶えていた。
苦しそうにベッドの裾を掴む。あまりに強く掴むから、破れてしまいそうだ。だが、ある一点に触れると声の質が変
わる。
「んひぃ!? にゃぁあっ!? そこは駄目ですぅっ! 駄目っ……!」
「ここか」
前立腺を捕らえたらしい。主人は執拗なまでに、幾分固いそこを押す。ザングースは跳ね上がる。今までに無
い高く艶っぽい声で、泣き喚いた。バタンバタンと絶え間なくベッドを軋ませながら、前立腺を弄られて叫ぶ。
「ふにゃああっ!? ひ、いぁあああっ!? にゅうううっ!」
それからの準備は簡単だった。前立腺を捕らえたあたりから、力が入りづらくなったらしい。二本、三本と指を増
やしても、痛みを訴えることも無かった。快感に流されて、そんな猶予も与えられなかったのだ。丁度四本目がス
ムーズに入るようになった時、弄るのをやめた。ようやく解放されたザングースは息も絶え絶えという様子だ。けれ
ど、ペニスは固く勃ちあがっている。
「おいおい。今からそんなんじゃ、本番で気を失うぞ?」
「ほ……んば……? え……?」
もうまともに頭が回らないらしい。淫らに鳴いている間に、頭の芯が痺れきっていたようだ。主人は完全に脱力
した両足を持って、自分自身の先端をあてがった。
「え、え……?」
「いくぞ?」
「あ、待って……! ひぁああああっ!?」
ずぶりと挿し込む。ザングースの中は熱い。ザングースは十分に解されたので痛みはないようだったが、圧迫
感に荒い息を吐いた。本来用途が違う穴である上に、人間のモノをザングースに挿れるには大きすぎる。けほけ
ほと咳き込みながら、主人に助けを求めるのも当たり前だ。
「はっ……待って……! おっきいんです……! 助け……!」
「ごめん、我慢出来ない」
「い、いや……! できないっ!」
主人は声を最後まで聞かずに動き出す。堪えに堪えてきた欲望が完全に解放されてしまった今、主人とはなっ
ばかりの野獣だった。ベッドに仰向けで寝転がるザングースに、深いストロークでペニスを突き入れた。
「ひぎゃあああっ!? 無理っ! 無理ですっ!」
「はっ……はっ……!」
「いひぃっ!? いぁああっ!? にゃぁうううっ!? やぁああ! 出ちゃううっ!」
とてつもない快感が、ザングースを襲った。先ほどまでの前戯で溜めに溜めたモノを一気に解き放った。精液
がザングースの顔まで飛び、主人の腹を汚す。しかし、それで主人が止まってくれはしなかった。
「ひっ! 出たっ! 出たからっ!? 許してくださいっ! 離してぇっ!」
「あ……! ふぅっ……!」
律動は一定のリズムで続く。ペニスは容赦なくぐちゅりぐちゅりとザングースの穴を抉り、悲鳴とも嬌声ともつか
ない悲痛な声をあげさせた。快楽はあるのだが、それが生半可なものではない。一度イってしまったザングース
はより敏感になり、何度も何度も先端から白濁を漏らす。狂ってしまいそうな快感。何度も達してしまう苦痛。イヤ
イヤと首を左右に振りながら、ザングースはただされるがままになるしかない。
「壊れちゃうぅっ!? やだぁああっ! ごめんなさいっ! ますたぁっ! ますたぁああっ!?」
「はっ……! うあぁああっ!」
そして。
やっと主人が達した。中で熱い迸りが噴出し、満たしていく。収まりきらない精液が二人の結合部から零れ落ち、
シーツと尻尾を汚した。どろどろと満ちていく精液は、しかしザングースには感じることが出来ない。この時ザングー
スは、既に気を失っていた。
「何か、言う事がありますよね?」
「ごめんなさい……」
ジャパニーズ土下座。ここ日本という国における最大の謝意の示し方。そのスタイルは奇抜にして屈辱的。頭
を地べたに擦り付けるこの姿勢は、これ以上ないほどに無防備極まりない。降参していると相手に知らせるのに
はうってつけである。白旗なんぞよりよっぽど分かりやすい。時には、ほのかな哀愁すら感じさせる。しかしながら、
主人は椅子に腰掛けるザングースに平謝りするしかなかったのだ。
あの後、ザングースが意識を失っていることを知った主人は深く後悔した。性欲に任せてついつい行き過ぎて
しまったと、誰にともなく懺悔した。とりあえずは風呂場で軽く洗ってやったものの、それで許されるわけがない。
翌日起きたザングースは、穏やかな寝顔の主人に昨日の仕打ちを忘れかけたが、立ち上ろうとしたときの腰の痛
みで思い出した。その場で主人を叩き起こし、説教をし、今に至るというわけだ。
「もう『せっくす』はしません」
「そ、それは勘弁してくれ……」
「……周福堂の和菓子」
「分かった。今日買ってこよう」
「……フワ・イモータルのミルクレープ」
「今すぐ買ってこよう」
「……次からは、手加減出来ます?」
「もっちろん!」
「……週に、一回までですからね」
小躍りして喜ぶ主人を見て呆れつつも、ザングースは今日も一日頑張ろうと思った。
そうそう、余談ではあるが、この週末。結局腰痛が治まらなかったザングースは、その日のセックスを拒否した。
しょげ返った主人ではあるが、翌週で取り返そうと意気込み、翌週には再びザングースを腰痛にしてしまったそう
な。めでたしめでたし。
この世界には、ポケモンという不思議な生き物がいる。我々の「動物」という概念とは大きく異なるが、かといっ
て極端に離れているわけではない。人とポケモンは近くて遠い、しかし切っても切れない特殊な関係で結ばれて
いた。故に古来より、人々は彼らと多種多様な交流をしてきた。友達、仲間、信仰、家畜、道具。それは今でも変
わらず、十人十色の付き合い方がある。
中には「恋人」という交流だって、あるかもしれない……。
以上です。初投稿ですので、至らない所もあると思いますがお許しください。
途中でバイさるってしまった……。今度は気をつけよう。
13 :
ヒコザルの人:2009/07/28(火) 07:35:15 ID:UsbQK3ma
┌────────────┐
|こ、これは
>>1乙じゃなくって |
|ピカチュウの尻尾なんだから|
|変な勘違いしないでよね!! |
└─────┰──────┘
<l ̄`丶、 ┃
___`>' ´ ̄`t、 ┃
| ̄ ̄ ̄ ̄<ヽ ' fj ・ Y(,)
L -‐フ / ` ̄7 ,.-、 マ ノ/
/ / ,ム `ー′ イ/
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(_ ミ \ム `ー'゙ ノ
 ̄ ̄ ̄⌒ーヽ _, イ
( ( ( ( ( ヽ Y´ ̄ヽ,,ノ
`''′
>>12 新スレ以降早々に超GJ作品!
まさに「ザングースは俺の嫁」状態www
流麗な文章だ〜。
ザングースって登場機会多いですね。ケモナーの人気の高さを感じさせるw
前スレとの話題ともちょいかぶりますが、自分はやっぱり自分の作品では抜けないので(単にヘタなのもあるけど)。
同じポケモン萌えでこうして違った人の上手な文章を読むと、「ゴチになります!」状態です。
>>12 初投稿ってことはこれが初書き?
…とてもそうには思えないな。小説を書く自信を削がれるほど上手いわ。
考えた作品が出来ましたので投下したいと思いますが
グダグダな部分が多いかもしれませんがご容赦願います。
また、今後の参考のためにも色々感想を下さればと思っていますので宜しくお願いします
カップリングとしては一応ガブリアス♂×トレーナー♀のつもりです。
「はぁ・・・・、自分のポケモン欲しいなぁ。」
不意に呟くとがっくりと肩を落とし歩みを止める
彼女は・・・・ミフユは未だにポケモンを所持していなかった
無論、年齢的には全く問題のない歳である
問題はない・・・そう、それは歳だけで言えばの話だった
彼女自身よく分かっている事だし周りの人にも 諦めて他の子にすればいいのに 等と言われたりもしていた
しかし、彼女は一度決めたらその信念を貫かないと気がすまない性格だった
「この近くに生息していないのは分かってるんだけど一度欲しいって決めたら諦められないよねぇ」
言われた事を思い出しつつもキョロキョロと辺りを見渡しお目当てのものを探す
探しているのは彼女が欲しくて堪らないポケモンである
最初に手にするポケモンはフカマル系と決めているらしく
今でもその考えを変えず捕まえたりもらったりしようとはしなかった。
しかし、捕まえるにしてもバトルで弱らせる必要がある
少々忘れっぽい部分もあるのでおそらくその事に気づいてはいないだろう。
「今日も収穫なしっかぁ・・・・でも、もう少し行ってみようかな」
止めていた歩みを戻しまた前へと進み始めていく
その足が向かう先にあるのは森だった。
巷では迷いの森、帰らずの森等と呼ばれていた。
その理由は、森に入ったものは二度と帰ってこられなくなると言う噂が広まっていたからである。
だからなのかいつからか森の入り口には(立ち入り禁止)と言う札が立てられるようになっていた。
そんな事すらも忘れているかの様に彼女は森の入り口まで来てしまっていた
「えへへ、立ち入り禁止とか書いてあるけど実際に被害に遭った人がいるなんて聞いた事ないし問題ないよね〜」
後先を考えず中へと足を踏み入れた
「至って普通の森じゃん・・・・あんな噂があるからどんなのかと思ったけどたいした事無いっぽいし帰ろうかな」
森へ入りいくらかも歩かぬうちにそのような事を口走っていた。
確かに見た目は普通の森とは変わらない様だ。
だが、それはすぐに不安へと書き換わる
そう、彼女も感ずいているだろう
中に入ってから今迄ポケモンの姿を見ていないのだ
「なんで、ポケモン達いないんだろ?
森にだったら虫系とか鳥系ポケモンがいてもよさそうなんだけどなぁ」
それでも、歩みは止めずどんどんと奥の方へと入っていった。
そして、幾分かも行かぬうちにたちまち日が落ち辺りはすっかり暗くなっていた
「うっわ、やばいかも
失敗したなぁ、森になんて入るんじゃなかった」
後悔しているが今更言っても仕方が無い。
元来た道を戻れば良いだろうと安易に考えていた
しかし、それはすぐに意味の無い事であるのが分かった。
「・・・・さっき通ったような。」
元来た道を戻れど一向に進んでいる感じがしなかった。
噂は本当だったようで今この瞬間森から出られなくなっていた。
「参ったなぁ・・・・調子に乗りすぎた」
歩き続け疲れたのか近くにある切り株へ腰を下ろしていた。
一人でぶつぶつ言っていると自分から見ると真正面の方のしげみがガサガサと揺れ始めていた。
何かいる、でも、ここ夜になってからホーホーの鳴く声しか聞いてない。
揺れている方をまじまじと見つめ様子を伺っていると何かが飛び出してきた
そこから姿を現したのは
「あっ!ガブリアスだ!!
うわぁ~、本物だ、すっごい嬉しい♪」
飛び出してきた相手に恐怖を感じるどころか逆に目をキラキラと輝かせ子供のようにはしゃいでいる。
無論、向こうにとっては縄張りを荒らしている邪魔者しか思っていないだろう
「此処から出て行け!!
出なければ痛い目を見ることになるぞ!」
いつでも襲い掛かれるぞと言わんばかりに攻撃態勢になり威嚇をしてくる。
此方にも黙って襲われる言われは無いがどうせなら捕獲していこうと考えているらしく
「ねぇねぇ、君さ野生のポケモンだよね?
野生なら誰のものでもないんだよね?
超感激なんだけど!
私のポケモンにならない?
いや、まぁ、意味的にはパートナーになって欲しいってことで
あぁ〜も面倒だから私のポケモンになりなさい!!」
言うと半ば強引にモンスターボールを投げると意外にもあっさりと赤い光線に飲まれていった。
それもそのはずだろう、早口な挙句話を聞かれなかったのだから。
ガブリアスはその態度に呆然としてしまい我を忘れてしまっていたのだ。
嬉しそうにボールを拾い上げると中から捕獲したばかりのポケモンを外へと出し
「ガブリアス、ゲット〜♪」
「何なんだお前・・・
ロクに話も聞かずにいきなりボール投げてくるなんて神経おかしいぞ」
不満タラタラで文句を言うガブリアスとは対照的にテンションが上がりまくり周りの声なんてほとんど聞こえてない状態であった。
それでも心の底から嬉しいのかいつの間にかガブリアスと腕を組んでいた
「細かい事なんて気にしたらダメだって
私、貴方に会いたかったんだもん♪」
腕を組まれた挙句会いたかった等と言われガブリアス自身もまんざらではなかった
が、さすがに相手のペースに乗るわけにも行かず問いを投げかけていた
「襲われたらどうしようとか考えなかったのか・・・?」
しばし、首をかしげ考えていると
「考えてなかったかな〜
仮に襲われたとしても君が相手なら大歓迎かも」
その言葉に無意識に反応してしまい気づくとミフユを押し倒していた。
「えっ、ちょっとどうしたの・・・・んっ・・・」
何が起きたのか分からず戸惑い声を上げる
しかし、すぐに声は掻き消える
ガブリアスの口付けによって。
舌が中へと進入し彼女の舌を犯していく。
優しく、激しく相手の舌を、口の中を牙で傷つけぬように気をつけながら愛撫していく。
いつしかミフユ自身からもガブリアスを求めるように舌を絡ませていく
やがて長い口付けを終わり
「ぷはぁ、もう、何するの・・・」
キスで息がうまくできず呼吸を整えてから文句を言った
自分の言葉が引き金になっただなんて思いもしてないだろう
「お前が俺になら襲われても大歓迎なんて言うからだぞ
それに、まんざらでもなさそうだったじゃないか」
顔を赤らめ目を背けると不機嫌そうに
「そ、そんな事言ったっていきなりしてくるんだから仕方ないじゃない!
人気がないから良いようなものの・・・」
素直になれず多少相手を突き放す感じで言葉が出てしまっていた。
いきなり唇を奪われれば無理もないだろう
だが、ここで引き下がるガブリアスでもなく
「名前・・・なんていうんだ?
いつまでもお前って呼ばれるのは嫌だろ・・・?」
話をすり替えその気にさせようとしてくる
「え?ミフユ・・・・って言うの」
「そうか、ミフユか
それでミフユはどうしてほしい?」
唐突にそんな事を聞かれモジモジしているとさらに顔が赤くなっていきガブリアスを直視できなくなっていた。
「それは、そのぅ・・・」
はっきりと言葉を紡ぐ事が出来ずにいた。
滅茶苦茶にして欲しい・・・・
言えばすぐにでもしてくれたかも知れない。
でも、まだ出あって間もないし抵抗感があった。
「言えないなら言えるようにしてやるよ」
はっきりとしないままでいると突如服を脱がされ上半身を裸にされる。
「綺麗な体だな・・・・」
ガブリアスは彼女の体に釘付けになり胸の突起を無意識のうちに舐め始めていた
「ひゃっ・・・何するの・・・・・駄目だよそんな事しちゃ・・」
息を荒げ言葉では抵抗するものの体では全くといって良いほど抵抗せずただただされるがままになっていた。
ガブリアスは堪らず胸の突起を甘噛みしてみたり吸ったりしている。
「んぁ・・・・ガブリ・・・アス・・・・・」
喘ぎ声が漏れその声に反応しガブリアスは彼女の下半身へと手を伸ばしスカートを脱がしていく。
「さぁ、どうしてほしいんだ?
ちゃんと言葉にしないと分からないぞ?」
少し意地悪っぽいやり方だが仕方が無い。
こうでもしなければ言わないだろうから。
「はぁ・・はぁ・・・・ガブリ・・・アスと・・・・・一つになりたい・・・・」
息を絶え絶えに言うとガブリアスを見つめる
その言葉を聞くと彼女自身を愛撫するかの様に上から下へと向かうように体を舐め始めていた。
「ぁっ、・・・・んふ・・・ゃっ・・・・・・あぁぁ・・・
おかしく・・・・なっちゃうよぉ・・」
下に行くに連れて漏れる声は多くなり彼女の秘所は既に蜜で溢れていた。
ガブリアスも彼女への興奮で夢中になっていた
舌が秘所に辿り付くとそこから溢れてくる蜜を丹念に舐め取っていく。
「こんなに感じてくれるとは思ってなかった・・・
嬉しいぞ・・・・」
本当に嬉しそうに秘所を舐め責めたてて行く。
「だって、上手・・・・なんだもん・・・
ひゃうん・・・・・もっと、して・・・・・・お願い・・・」
だいぶ濡れもう何が来ても平気なくらいびしょびしょになっている。
彼女はモノ欲しそうにガブリアスを見つめ目で訴える。
「挿れる前に口でしてくれないか・・・・
俺も気持ちよくなりたいからな」
すると秘所への愛撫をやめ仰向けになっている彼女の口元へそそり勃った雄の象徴を近づけていく。
舌でペニスの先端を舐めると口の中に先走りの味が広がっていく。
「くっ・・・・・続けてくれ・・」
呻くともっとするように促した。
始めてなのにも関わらず舌の動きは巧みで器用であった。
いつの間にかペニスを半分まで咥えると口を窄ませ吸っていた。
「なっ・・・・やめ・・・吸うんじゃない・・・・・・くっ、ぁぁ・・・・
うぁ、で、出そうだ・・・・」
言うとペニスを喉の奥へと入れようと腰が激しく動いていた。
あまりの激しさに驚いたがそれでも何とか必死に愛撫し
「こ、このままだと・・・口の中に出ちまうぞ・・・・やめ・・・
くぁ・・・・もう、我慢できそうにない・・・あっく、で、出る・・・!!」
最初から口へ出そうと思っていた様で一気に白濁の液体が口いっぱいに広がっていく。
量が多くとても口には入りきらず溢れ頬をつたり地面へと落ちて行く。
「はぁ・・・・・はぁ・・・飲むなら全部飲めよ・・・
勿体無いだろ・・・」
不満を漏らしているが頭の中では早く繋がりたいと思っていたためにそんなことは些細だった。
口からペニスを出してもらいすぐに挿れようと移動し秘所へ先端をあてがう
「じゃあ、挿れるぞ・・・?」
無言で頷き、待ってましたと言わんばかりに目をトロンとさせる。
ズプッ・・・・ヌチュ・・・・
「んっ、あん・・・・」
ゆっくりと少しずつ中へとペニスが進入してくる。
少しずつ入っていくたびに声が漏れてくる。
「・・・・くぅ・・・・んぁぁ・・・ガブ・・・リア・・・・ス・・気持ち・・・いいよぉ・・・・
ぅん・・・・っくぁん・・・・」
半分まで入り中の温もりを確かめるように挿していった。
「ミフユの中・・・すごく、暖かいぞ・・・・それにすごい締め付けだ・・すぐイッちまいそうだ・・・くっ・・・」
中に全てが入り本番はこれからだと訴えかけるようにガブリアスの腰が動き始めていく。
腰を振るたびにピチャピチャ、パンパンと湿った音と腰を打ちつける音が聞こえてくる。
「ぁん・・・・・もっと・・・・もっと、激しく・・・・私をめちゃめちゃにしてぇ・・・」
要望に答えどんどんと腰の動きを早めていき奥を突いていく。
突かれる度にに彼女の体は少し浮きあがり行為の激しさを物語っていた。
「もう、限界だ・・・くっ、・・・うぁ・・・・・中に出しても・・・・いいか・・?」
ガブリアスは2度目の絶頂を迎えようとしていた。
それに対して彼女も同時に絶頂を迎えようとしていた。
「い・・いよ、ガブリアスの・・・全部中に出してぇぇ・・・・・・わた、私もい、イッっちゃうよぉ・・・・・」
そしてお互いにラストスパートを掛け絶頂を目指していく
「あっ、で、出る・・・・中に・・・・中に出すぞ!!」
一気に突きあげるとペニスから勢いよく精液が飛び出る。
ビュッ!!ビュルルル!!ビュクン!
「中にたくさん、たくさん・・・・ガブリアスが入ってくるぅぅ・・・・」
ガブリアスがイクのとほぼ同時に彼女も絶頂を向かえうつろな目をしていた。
『ハァ・・・・ハァ・・・・・』
二人は同時に息を漏らし整えていく。
「ガブリアスぅ・・・・私のパートナーになってくれてありがと・・・
これからもずっと一緒だよ、よろしくね。」
「今更になって言うなよ・・・・強引だったが俺の方こそ宜しく頼む。」
「疲れたし・・・このまま寝よっか」
そうして、二人はそのまま森の中で疲れ果て寝息を立て眠ってしまった。
無論、次の日にはガブリアスの知っている泉で体を洗い無事に家に帰っていった。
森の中での出来事は二人だけの秘密になり、ミフユもポケモンを手に入れた喜びだけで十分に満足だった。
ガブリアスと一緒ならどこまでも行けると信じて・・・・。
これでとりあえず投下は完了です。
初投稿という事もありちょっとアレですが自分なりに此処へ投稿してくださる方々のお礼を意を込めて書きました。
もっとうまく書ければ良かったのですが・・・・
読みにくかったりしたら申し訳御座いません。
>>12 すげえ…、GJ!
僕っ子で敬語で穏やかなザングは初めて見たかも…かわいい
あぁ主人になりたい
>>23 GJ!
ガブリ好きだから嬉しいぜ!
新スレ早々投下が二本もw
ポケ姦好きなので嬉しいっす
ありがとうございました
今日メタモンと捕まえたばかりのミカルゲ♀をそだてやに預けたんだが相性がイマイチなせいか、いつになってもタマゴが見つからない。
だが数百年ぶりに目覚めたミカルゲをメタモンが優しく可愛がりつつ
官能を呼び覚ませてやろうとしているのかと思ったらなんか苛立ちが消えた
>>23 ガブリアスカッコいいよGJ!!
ただ、句読点は入れた方が読みやすいかも。これからもどんどん書いて俺の息子に元気を下さい><
>>27 ふむふむ、句読点ですか。
気を配って増やしてみます。
読みやすく皆様に楽しんでもらえるように精進いたしますです。
ご指摘有難う御座いますです。
>>12 マスターの妄想部分がエロイw
同じポケモンで抜く者としては共感できるw
>>23 ど淫乱な人間女に心までゲットされてしまうガブたん萌え
うは!新しい職人いらっしゃいませ!!
どれもエロくていい!
ところで常連の職人の新作はまだですかね?
そろそろ新作が読みたい。
人×ポケはよく見るけどポケ×人もOKなんだ
ポケ×主人公もOK?
ポケ×人はもひとつのスレかと思ってた
ポケ姦は住み分けややこしいなw
人間に萌え描写が集中してたらあっち。
ポケに萌え描写が集中してたらこっち。
でいいかな?
あっちは人同士中心だし、ここでいいような気がする。
向こうでのポケ姦はあくまで道具扱いって感じがするし。
私の投稿したものでこんな事になっているとはorz
以後気をつけるようにします。
お騒がせして申し訳ないです。
>>35 スレ違いなSSだったとは思わない。
どうか気に病まず、ポケ×人間を投下して欲しいんだぜ。
受けが既存の女トレーナーならあっち向きかな。
あっちは過疎気味で潤いが欲しいからもし書くなら
あっちにお願いします。
もちろんこっち向きのSSも!
スレ立て乙です。
あまり自信がありませんが、SSを投下致します。
今回はストーリーそっちのけでエロが中心です。
[注意点]
・♂の人間と♂のポケモンが♂のポケモンを攻めるSSです。
・ケモホモが苦手な方はNGにして下さいませ。
コウキとライチュウ攻め。
ザングース受けです。
「コウキ。採ってきたぞー」
「おおザングース。サンキュー」
コウキにオレンの実の収集を頼まれたザングースが、オレンの実を持って帰ってきた。
ライチュウはというと、長く続いた特訓でぐったりしている。
体力のあるザングースはまだまだ元気だ。
「ほら、ライチュウ。ザングースがオレンの実を採ってきてくれたぞ。家入って食べよ」
コウキがライチュウとザングースを家に入れる。
「あ、ありがとザングース。いただきます」
ライチュウは息を荒くしながらオレンの実に噛り付いた。
「急いで食べなくてもいいぞライチュウ。そんなにオレンの実が美味しいのか?」
コウキは半ば呆れながらライチュウに話しかける。
「美味しいよ!……何かいつもより甘い気がするけど」
「ふーん。そういや俺も腹減ったなぁ……」
コウキはオレンの実を見つめた。
青く熟れた大きな果実が、空腹のコウキを魅了するかのように艶を放っている。
(確か……人間が食べても害はなかったよな)
コウキはオレンの実を取った。
「俺も食べてみようかな。ザングースも食べるか?」
「オレは後でいいよ。まだまだ大丈夫!」
ザングースが飛びっきりの元気を見せる。
「そうか。じゃあ先に食べるよ」
ガブリ!
コウキも大胆にオレンの実に噛り付いた。
「へぇ……結構いけるな。美味い美味い」
夢中でオレンの実をかじる。
(何だか……体が熱いな……)
食べているうちに、コウキは意識が朦朧としてきた。
「ホント美味しいよねぇ?コレ。ザングースもどーぉ?」
ねっとりした声でライチュウがザングースにオレンの実を差し出す。
「ど、どうしたんだライチュウ?」
「別にぃ?何ともないよぉ?それより美味しいよぉ?ほらほらぁ」
ライチュウはザングースにオレンの実を勧めるが、いつもと違うライチュウに異変を感じたザングースは食べようとしない。
「オ、オレはいいって。コウキ。ライチュウ何か変だよ」
ザングースはコウキに助けを求めるが、コウキもねっとりとした顔でザングースをじっと見つめている。
「ライチュウぅ。ザングースが嫌がってんだろぉ?それよりさぁ……」
コウキはライチュウに耳打ちをする。
「いいねぇ!やろぉやろぉ!」
コウキとライチュウがニヤつきながらザングースを見つめた。
二人とも目が据わっている。
「どうしたんだよ二人とも!なんか変な物でも……」
言いかけてザングースははっとした。
そう。コウキとライチュウはオレンの実を食べてからおかしくなった。
間違いなくこれが原因なのは明白な事実だ。
ザングースはオレンの実を手に取って調べてみる。
「おかしいなぁ。確かにオレンの実なのに……ひゃあ!?」
後ろからいきなりコウキに胸を撫でられ、ザングースの声が裏返った。
「んっ……コウキ何する……ぐぅ!」
「感じてるくせに何言ってるんだよぉザングース?」
コウキの手つきはとても嫌らしい。
胸を揉み揉みしたり耳に息を吹きかけたり……。
「んはぁ……!ラ、ライチュウ助けて……ひゃあ!?」
ライチュウがザングースの股間の体毛をごそごそかぎ分けてザングースの陰茎を取り出した。
「見て見てコウキぃ!ザングースのオチンチン可愛いでしょぉ?」
ライチュウがザングースの陰茎をつまみコウキに見せる。
「ホントだぁ!ザングースのチンチンかーわいい!」
「ちょ、ライ……チュウ離せ!ひぁぁ!?」
ザングースは振りほどこうとするが、コウキが更に胸を撫で撫でするので力が入らない。
「ライチュウよぉ。フェラしてやればぁ?」
「えへへザングースぅ。いっぱい出そうねぇ!」
ライチュウは、ソフトクリームを舐め回すような舌使いでザングースの陰茎を舐め始めた。
「ひゃう!や……め……!」
声が出せない。
コウキはザングースの胸の体毛辺りを探る。
やがて、コリっとした突起物に指が触れ、コウキはニヤリと笑う。
「うひゃぁ!」
「あったあったぁ。やっぱり乳首付いてるんだなぁザングース?」
ザングースは仮にもネコイタチポケモン。
乳首が付いていてもおかしくはない。
「へぇ?ザングースって乳首まで感じるんだぁ?」
コウキは両手でザングースの2つの乳首をクリクリする。
「ひゃあぁぁ!や、やめ……うぁん!」
「ザングースって敏感だよなぁ?恐い顔して声は可愛いとか傑作だぁ!」
「ザングースったらオチンチン立てちゃってぇ。嫌らしいなぁ」
コウキとライチュウの言葉攻めがザングースの耳に入ってくる。
「んぐぐ……んはぁ!」
コウキに乳首を愛撫されながらライチュウにフェラをされるザングースは、喘ぎながら必死でもがく。
「ほーらザングースぅ。先走り液出てきたよぉ?」
ライチュウはザングースの陰茎を舐めながら上目遣いで下からザングースを見上げる。
「へぇ?ザングース嫌がってる割にはやっぱり好きなんだぁ?」
「くぅ……いゃ……やめろぉ!」
快感が襲ってきて反射的にやめろと言ってしまうザングース。
「そうか嫌かぁ。じゃあやめようかぁライチュウ?」
「うん。じゃあやめるねぇザングース」
後少しでザングースが射精!というところで、ライチュウは陰茎から口を離した。
「え……?」
ザングースはポカンとした表情でもがくのをやめる。
コウキは相変わらず、ザングースの胸を愛撫している。
「なになにザングースぅ。もしかしてやってほしいのぉ?」
「い、いや……」
「見て見てコウキぃ!ザングースのオチンチンがピクピク動いてるよぉ!」
陰茎をザングースの肩越しから覗いたコウキは、悪巧みを考えた時のような嫌らしい笑みを浮かべてザングースの耳元で呟いた。
「ほらほらザングース。チンチンが射精したい!って言ってるぞぉ?願いを叶えてやらなくていいのかぁ?」
二人の声はどんどん嫌らしくなる。
「ほらほらイカせて下さいって言ってみろよぉ?じゃないとずっと寸止めだぞぉ?」
「ぐぐぐ……!」
射精感が高まり出したくて堪らないザングースは歯ぎしりする。
「えへへぇ!」
再びライチュウはザングースの陰茎を舐め始める。
すぐに射精寸前になるザングースは、身を震わせる。
ぱっ。ライチュウは口を離した。
「な、何で止めるんだよ!出させろよぉ!」
ザングースが喚きだした。
「だってザングースさぁ、イカせて下さいって言ってないよぉ?ねぇコウキぃ?」
「そうそう。だからイカせる訳にはいかないなぁ?」
「むぐぐ……!」
ザングースは悔しそうな様子でライチュウを睨みつけている。
だが性欲に負けたザングースは、目をつぶり震えた声でコウキとライチュウに言った。
「イカ……せて……下……さい」
「ん?何だってぇ?ライチュウ。聞こえたかぁ?」
「ううん。聞こえなーい」
コウキとライチュウはとぼける。
ザングースは顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「イカせて下さい!」
部屋にザングースの大声が響いた。
「い……いいんだろこれで……」
ザングースは顔を真っ赤にしたまま嘆いた。
「いい子だなぁザングース。さぁライチュウ。たっぷりミルク搾り取ってやれよぉ?」
「えへへぇ。いっただっきまーす!」
ライチュウはぱくりとザングースの陰茎を奥まで咥え込んだ。
ぴちゃっぴちゃっ……。
発射を諦めて萎みかけていたザングースの陰茎が、再び元気を出し始める。
「へぇ?ザングースってイク時までやらしいなぁ?」
「ほらほらザングースぅ?早く出してよぉ!」
ライチュウが亀頭に吸い付いた。
「ひゃん!」
敏感な所を刺激されたザングースは、我慢する間もなく大量の精液を放出した。
受け止めたライチュウの口は、精液でいっぱいになる。
「おーいしーい!ザングースのミ・ル・ク!」
今まで見せた事がないニタァーっとした笑いを見せるライチュウの口から、はみ出た精液が垂れ落ちる。
「はぁぁ……」
力が抜けたザングースはヘナヘナと床にお尻を着ける。
休む間もなくコウキの次の攻撃が始まる。
「ザングースよぉ?俺にも当然ミルク飲ませてくれるよなぁ?」
「な、何言って……ひゃぁ!」
返事も聞かずにコウキはザングースの陰茎を奥まで咥えた。
一度萎んだ陰茎は、刺激によって再び射精への準備に向けて膨らみ始めた。
「おぉ?まだまだミルク残ってるじゃんかぁ!」
「や、やめ……ろコウキ……うぁん!」
ライチュウに首筋を舐められ再び胸を愛撫される。
「あははぁ。ザングースってホーント体中敏感だよねぇ?面白ーい!」
「はぁん!そ……そこはやめ……て……!」
ただでさえネコ科のポケモンであるザングースが、首筋を感じない筈がない。
「おぉ!もう出るかぁ!?」
コウキがザングースの陰茎から口を離し、目をキラキラさせる。
コウキとライチュウの唾液と自分の精液でベトベトになったザングースの陰茎は、あと少しの刺激を求めて精液を出したがっている。
「おーいライチュウ。ここに穴があるぞぉ?」
コウキがザングースのすぼみをさらっと撫でる。
「ひゃん!」
ザングースが声を裏返し体を反らせる。
「えへへザングースぅ。オイラまだ出してないんだよねぇ?」
「ひっ!や、やめ……!」
ライチュウはギンギンになった自分の陰茎を掴みながらザングースに見せ付けた。
「お、お願いだ!もう止め……あん!」
理性を失ったコウキとライチュウは止まる事を知らない。
「ザングースったら何言ってるのぉ?前は自分から挿れてとか言ったくせにさぁ?」
コウキがザングースのすぼみを摩りながらフェラを再開する。
「さ、ザングース。オイラと一つになる前にオイラのミルクも飲んでね!」
無理矢理ザングースの口をこじ開け、ライチュウは陰茎を押し込んだ。
「むぐぐ……!」
ザングースは口の中でじゅぷじゅぷ音を立てながら、強制的にフェラをさせられる。
足をバタバタして暴れるザングースをコウキが押さえ付け、すぼみの愛撫を続ける。
「すぐにイカせたら面白くないからなぁ。ライチュウのミルクを飲むまで2回目はお預けだぞぉ?」
「ぅあん!うわぁぁ!」
咥えながら暴れ回るザングース。
しかし、二人に上から押さえ付けられてどうする事も出来ない。
「いいよ!いいよぉザングース!上手くなったねぇ!」
「んぐ!ぐぐぐ!」
ザングースの口の中で更に膨張するライチュウの陰茎は、ドロドロの先走りの液を垂らし始める。
「何だぁザングース?おまえやっぱり興奮してるじゃん?」
「むぐっ!?」
コウキは今、ザングースの陰茎に何もしていない。
しかし、未だ陰茎はギンギンに固くなったままだ。
むしろ、先程咥えていた時よりも膨れ上がっている。
「さてと、そろそろ俺も飲むとするかぁ!」
ザングースの体を犯しているコウキは更に興奮が高まる。
「んはぁ!?」
無意識に足をばたつかせるザングースは、口からライチュウの陰茎を離す。
「こらザングース。離しちゃダメだよぉ」
「んが!?んぐぐ!」
またザングースは無理矢理陰茎をねじ込まれる。
「オイラもう出るんだから最後まで咥えてよね」
ライチュウは自分から腰を動かした。
「あぁ出ちゃう!ザングースちゃんと飲んでねぇ!」
ライチュウがぶるっと震えた。
「ぶはぁ!ごほ!ごほ!」
ライチュウがザングースの口の中で果てたようだ。
「えへへ。オイラのミルクは美味しかったぁ?」
ライチュウは射精を終えても陰茎を抜こうとしないので、ザングースは半ば無理矢理精液を飲まされた。
「んー!んー!」
ライチュウの射精後、ザングースもすぐに2回目の射精を迎える。
真っ白な精液がコウキの口内に送り込まれていく。
「2回目なのによく出るなぁ。うん、熱くて甘いなぁ」
「でしょでしょぉ?ザングースってばいっつもホットミルク出すんだよねぇ」
ザングースの精液を初めて味わったコウキは大満足。
「ザングース疲れたぁ?」
「も、もう勘弁……してくれよぉ……許してくれよぉ……」
ザングースは目に涙を浮かべながらコウキとライチュウに必死でお願いする。
「でもよぉザングース。さっきまだまだ大丈夫!って言ってたよなぁ?」
意地の悪いコウキの言葉が、今のザングースには悪魔の囁きにしか聞こえない。
「た、頼むから……やめ……あぁ!?」
ライチュウに足を持ち上げられた。
「悪いけどザングースぅ。オイラまだまだ出し足らないんだよねぇ?」
「なっ……!?」
「じゃ、ザングースぅ!オイラと一つになろぉ!」
ザングースの口から抜かれたライチュウの陰茎は、精液を垂らしながらザングースのすぼみに狙いを定める。
「うんうん。適度な広さだぁ!」
ライチュウは勢いよく陰茎をすぼみにねじ込んだ。
「ライチュウ!痛い!痛いって!」
「もうちょっとだからがまんがまん!」
コウキに上半身を押さえ付けられているので、ザングースは足をじたばたする事しか出来ない。
「んぁ……はぁ……!ひん!」
コウキはザングースの胸の体毛をかぎ分け、乳首に顔を近づけた。
「コウキ何を!……ひゃん!」
ぴちゃ……ぴちゃ……舌で舐め始めた。
「お?感じてる感じてる。いっちょ前に固くなっちゃって。嫌らしいなぁザングースは」
舌先で更に乳首を攻める。
「んぁっ……!コ、コウ……キ!……くぅ!」
ザングースは更に喘ぎながら顔を歪める。
「うぅ!ザングースの中が気持ちよすぎて……オイラもうダメだぁ!」
ライチュウが汗を流しながら叫んだ。
「ひゃん!や……め……あぁん!」
ビュッビュッ!!
1回目の射精から間もないというのに、すぐに絶頂を迎えるライチュウ。
ライチュウの精液がザングースの体内に送り込まれた。
「へへ、ライチュウ気持ち良かったかぁ?」
ザングースの乳首を舐めながら今の様子を見ていたコウキは、ニヤニヤしながらライチュウに聞いた。
「うん。もうさいこぉ!えへへぇ……」
すぼみから陰茎を引っこ抜いたライチュウは、そのまま後ろに倒れ込んだ。
「おいおいライチュウどうしたんだぁ?……」
ライチュウを心配しながら、コウキもそのままザングースの上で意識が薄れていった。
数時間後―――。
コウキは目を覚ました。
「ん……いつの間に寝たん……って何だこれ!?」
コウキは起き上がった。
部屋中に散乱している白い液体。
その白い液体を体に付けたまま寝ているライチュウ。
目を開いてこちらを見つめているザングース。
ザングースには白い液体が一番付着している……気がする。
そして、ザングースの上で寝ていたコウキも体中ベトベト。
(何があったっけ……全然覚えてない……ん?)
コウキは強い視線を感じた。
仰向けになったザングースが、コウキを睨みつけている。
「ザングース。俺、ザングースに何かした?」
「…………覚えてないのか?」
ザングースの声がいつになく恐い。
コウキは腕を組んで考え込んだ。
(確かザングースがオレンの実を採ってきて……それをライチュウが美味そうに食べてたから俺も食べて……その後は……分からない)
いくら頭を捻っても、オレンの実を食べた後が全く記憶にない。
コウキは恐る恐るザングースに聞いてみた。
「なぁ……俺……どうなったんだ?」
「……教えてやろうか?」
「うん」
ザングースは怒っているのか呆れているのか分からない顔をしている。
「オレを犯したんだよ。この通りな」
(もしかして……この匂い、この液って……)
「そ。オレとライチュウの精液だよ」
コウキの心の中を読んだかのように、ザングースはコウキに今までの出来事を説明した。
「て事は……ライチュウも……?」
ライチュウは未だ大きなお腹を丸出しにして眠っている。
「で、でも何でだ?オレンの実食べただけでこんな……」
「それはオレが聞きたいよ!」
ザングースは少し怒りながらコウキに言い捨てる。
コウキは残っているオレンの実をよく観察してみた。
「確かにオレンの実……ん!?」
コウキは何だかオレンの実の表面に違和感を感じた。
オレンの実は通常、表面がサラサラしている。
だがザングースが採ってきたオレンの実は……表面がごつごつしている。
「まさか……!」
コウキは図鑑を取り出しパラパラとページをめくり、オレンの実のページを開いた。
「あった!やっぱりこの実、オレンの実と何かが違うな……あっ!」
コウキは声をあげた。
右下に小さな写真と注意事項が載ってある。
コウキは注意事項を読んでみた。
”オレンの実を食べる際の注意!
オレンの実には、見た目がそっくりな「オレソの実]という果実が存在します。
こちらも食べると元気が出ますが、副作用を起こす危険性があります。
オレンの実を食べる際にはくれぐれも、オレソの実と間違えないようにご注意下さい。”
注意事項の横にある写真を見てみると、コウキが今持っている青い果実と同じ形をしている。
「やっぱり……」
「おいコウキ。どうしたんだよ」
ザングースが苛々しながらコウキの横に立つ。
「ザングース……ザングースが採ってきてくれたあの実……オレンの実じゃなかった……」
「何だってぇ!?」
ザングースの大声でライチュウが目を覚ました。
「ん……って何これ!?何があったの!?」
さっきコウキが驚いた時と同じ反応だ。
やはりライチュウも記憶がないらしい。
「起きたかライチュウ。実はな……」
「ごめんザングース!本当にごめん!」
コウキとライチュウは手を着き、ザングースに謝る。
「……いいよもう。顔上げな」
ザングースは二人の顎を掴んだ。
グイっと上に上げる。
「ホ、ホントにごめんザングース!」
ザングースと目が合ったライチュウはひたすら謝る。
「いいってもう。怒ってないから」
「……ホントに怒ってない?」
「うん。まあ半分はオレの責任だしなぁ」
ザングースは何故か顔がニヤニヤしている。
「よかったぁー」
コウキとライチュウは胸を撫で下ろした。
「だけどさぁ?」
ザングースはニタァーっと笑った。
「もう半分の責任は…………取れよぉ二人とも!」
「うわああああ!」
「ザングース許してぇ!」
その後、ザングースのブレイククローが二人を襲ったのは言うまでもない。
[ザングースの唯一嫌な思い出]終わり☆
以上で終わりです。
次回はエロ抜きのシリアスなSSを書いてみたいと思ってます。
エロとストーリーを混ぜると……更に上手く書けません(汗)
>>45 ライチュウの人キター!!
俺の初恋はライチュウだったから妙に親近感があるwww
これからも期待してるぜ!!
>>45 言葉攻めのセンスに溢れてるなあ。
コウキは媚薬飲んでてもいつも通りな気がするがw
三人ともかわいくてニヤニヤしてしまうww
49 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:25:30 ID:U+ZsZU+G
50 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:27:37 ID:U+ZsZU+G
続編(?)みたいなものが出来たので投下したいと思います。
前回指摘された部分を考慮しつつ書いて見ましたが多少読みにくいかも知れないです。
組み合わせはエンペルト♂×ガブリアス♂です
♂♂なので受け入れられないという人はNGの方向でお願いします。
目を覚ましたのは自宅のベッドの上だった。
時刻は昼を過ぎており、窓から漏れる日の光がやたらと眩しく感じる。
「ん、ううん・・・・・ふあぁ〜、眩しいなぁ・・・」
大きな欠伸をし、体を起こすとベッドの脇には、ポケモンがいた。
声に気づき、振り向くと声を掛けて来た。
「ようやく、お目覚めか
随分とだらしのない奴だな」
発せられた言葉に対して、半ばキョトンとした表情で彼の顔を見た。
まだ、目覚めきっていない頭を使いしばしの間考え、口にする。
「えっ、ガブリアスがなんて私の家にいるの??
ゲットしたんだっけ??」
昨夜の事は、まるで覚えてないと言った様子で、首を傾げる。
その反応に呆れ顔のガブリアスは、溜息をつくと彼女に近づき、唐突に口付けをした。
いきなり口を塞がれ、如何して良いか分からずに、されるがままになっていた。
「んんー、むぅ・・・・・ぷはぁ、行き成り何するの!
っていうか君は昨日から行き成りが多いよ!!」
昨夜の内に、何があったのかを思い出したのか、ハッとした表情になる。
「思い出したみたいだな、森でお前に捕獲されたんだぞ?
それから、色んなと言う程はないが色々あったんだからな
森から此処へお前を運んだのは俺なんだから、感謝しろよな」
あの時、ポケモンが欲しくて森まで足を運び、迷って出れなくて休んでいる所にガブリアスが現れたのだ。
会った当初はだいぶ殺気立っていたが、彼女のテンションに着いて行けずに呆然としていた所を捕獲された・・・・・と言う訳である。
「そっかそっか、思い出した、私のポケモンか!!」
相変わらずのテンションで、オーバーにリアクションをし一人で納得する。
あれこれ話をしている内に、家のチャイムのなる音が聞こえてきた。
ピ〜ンポ〜ン
「御免くださ〜い、姉さんいますかぁ??」
外から聞こえてくる声に身に覚えがあった。
弟のハツネだ、血は繋がっていないが実の弟のように、実の姉の様に仲が良かった。
近辺でこの兄弟の事を知らない人はおらず、ちょっとした有名人だった。
「やっば、今日は弟が来る日だったんだ
すっかり忘れてた」
急ぎベッドから降りると、ガブリアスをその場に残し玄関へと向かって行った。
「ごっめん、お待たせ
ちょっとバタバタしててさ」
苦笑いをしつつ、弟を家の中へ案内しようとした・・・が
「今日はここで構わないよ、すぐに用事終わるし
実は姉さんに頼みがあってさ」
この子が彼女に、頼み事というのはとても珍しく彼女自身驚いていた。
驚いた表情のまま話を促し。
「うん?そうなのん?まっいいけど
で、頼みって何?お金の話とかならパスね」
弟に限って、金銭トラブルはないとは思うが、念のために釘を刺しておく。
まさか姉に、そんな事を言われるとは思っていなかったので目を点にしながら話を続けた。
「さすがに、姉さんにだけはそんな事言われたくないよ、というか姉さんと違うし
今日はポケモンを預かって欲しくて来たんだよ」
「私が預かるのん?構わないけどどうして?」
小馬鹿にされ、眉間に皺を寄せるが何とか我慢し、予想外の発言に聞き返してしまう。
別段、弟のとこの生活が苦しいわけでもなく、だからと言って弟が世話に疲れた等と言わない事は痛いほどよく理解していた。
「今日から、3泊4日で旅行に行くんだけど、そのツアーはポケモン同伴お断りなんだよね
それで、エンペルトを・・・・ミスティを預かって欲しいんだ、お願いだよ」
滅多にしてこない頼み事だし無理という訳でもない。
彼女は素直に承諾し手渡されたモンスターボールを受け取った。
「世話は私に任せて、楽しんでいらっしゃいな
責任を以って預かるから」
「ありがとう、姉さん
それじゃ、僕、もう行くね」
笑顔で手を振り彼女の家を後にした。
遠ざかっていく弟を見つめ、見えなくなった頃に、エンペルトを外に出してやった。
「ここで世話になるのか、ミフユだったな、宜しく頼むぞ
ハツネからしっかり面倒を見るようにと、言われているから安心するといい」
明らかにこっちの台詞じゃないかと言う事を言われ苦笑いをするしかなかった。
彼女も弟と同じで、エンペルトは好きだった為、文句はないらしい。
「ガブリアス〜、弟のポケモン預かる事になったから仲良くしてあげてね」
呼ぶと玄関まで出てきてエンペルトの姿を見る。
わかったと無言で頷き、彼女の部屋へと入っていった。
「大丈夫かな、あの二人」
似たような性格の為、多少不安ではあったが特に気に留めはしなかった。
それからすぐに日も落ち辺りはすっかりと暗くなっていた
「しまった、ミスティの好物聞くの忘れてた
そろそろ歳かなぁ、忘れっぽいけど・・・・・」
いつの間にリビングに来ていたのか、ガブリアスとミスティがいた。
「お前の場合、歳とか忘れっぽいとか根本的に違うだろ
ドジというか間抜けなんだろうな」
ガブリアスに失礼な事を言われ多少ムッとしたが、そこへミスティが口を開き始める
「私の食事なら気にする事はない
これと言って好きと言える物も嫌いと言える物もない、出されれば素直に食すだけだからな、贅沢は言わんよ」
弟の話では、我侭は言わない良い子、だと聞いていたがどうやら本当の様で少し安心をしたらしく安堵の息が漏れた。
「ふぅ、それならよかった、作ったのはいいけど
食べてもらえなかったらどうしようかと思ったわ
じゃっ、まぁ、丁度みんなもいるし、準備も出来てる事だし食べましょう」
特段、会話が弾むという事はなかったが、美味しそうに食べてくれているようで、作った甲斐があったと内心喜んでいた。
「私、お風呂に入ってくるね」
言うとお風呂場へ向かって行き、ガブリアスとミスティだけがその場に取り残される形となった。
気まずい空気になったのは言うまでもなかった。
しかし、先に口を開いたのはガブリアスの方だった。
「お前、ミスティだったか、主人ってどんな感じの奴なんだ?
ミフユとハツネは兄弟らしいが似てないみたいだし」
その問いに対し 別に という感じで目を背け、何も知らないガブリアスに対し
「聞いてないのか?血は繋がっていないらしい
義理の姉弟だと聞いている・・・だから似ていなくても当然ではないのか?」
ふ〜ん、という様に話を聞き納得をする。
自分には分からない事だがポケモンの自分と彼女が一緒に生活している、そんな感じだと考えた。
「寝室に行こうぜ、此処にいても暇なわけだし」
言われミスティは首を傾げると黙ってガブリアスの後へと着いて行く事にした。
「で、こんな所で何をするんだ?お早い就寝かな?」
子供みたいな奴だと嫌味交じりに言うと、その言葉に反応したガブリアスはミスティを押し倒していた。
唐突な事に対応出来ず、そのまま仰向けに寝転ぶ状態になるミスティ。
ちゃんと講義はするがガブリアスの様子がおかしい。
「何をする!言った事が気に入らないのなら言葉で返してみろ」
「俺はいちいちそんな事気にしない質なんでな、気に入らないとかそんなの関係ねぇよ、俺は俺の欲求を満たすだけだ」
ガブリアスの言う事に、ミスティは驚きを隠せず、何とか押しのけようとするが全く動かない。
体格差もあるだろう、だが、それだけではない。
ガブリアスは明らかにミスティより力が強かったのだ。
「無駄だ、お前の力じゃ動かないぜ、大人しく俺に喰われろよ」
「くっ、私はハツネ以外信用はしないし体を預けるつもりはない・・・!!」
精一杯力を入れ、ガブリアスを退けようとするが、やはりピクリとも動かない。
よせっ、やめろ、言葉を紡ぐより早く口付けをされ、手が下腹部へと伸びていく。
「んふ・・・ぅん・・・・・」
舌を絡ませ、味を確かめる様に、中へと入れていく。
「やめ・・・・んっ・・・・ふぁ・・・・やめろ・・!!」
一瞬の隙をつき、ガブリアスを押しのける事に成功した。
が、ミスティ自身我慢が、出来なくなってきていた。
押し飛ばされミスティから少し離れ、息を荒くしている。
「ハァハァ・・・・・へへっ、隙を突くなんて中々やるじゃねぇか
でも、お前も我慢が出来なくなってきてるはずだぜ」
案の定、我慢が出来ずミスティも息を荒くし、目をトロンとさせていた。
だからと言って、此処でガブリアスに身を任せては、体が持たないかも知れない。
そう考えたミスティは、自らガブリアスを襲う事にした。
ゆっくりと近づいて行き、ガブリアスに抵抗するかの様に押し倒し、いつしか股間の辺りにある、スリットから雄の象徴を硬くし覗かせていた。
それはガブリアスも同じ事で露になっていた。
「な、なんのつもりだ、お前が俺に敵うとでも・・・・ひゃう、くぁ・・・・」
突如押し寄せて来る快感に情けない声を上げてしまう。
ミスティに、硬くなったペニスを舐められ感じてしまったのだ。
「ハァ・・・ハァ・・・・これで、貴様も抵抗できないだろう・・・・・ヤられるくらいなら、ヤるまでだ・・」
先端を舌で弾く様に刺激し、アイスキャンディーでも舐めるかの様に優しく愛撫していく。
その快感に堪らず喘ぎ、甘い声を漏らして行くガブリアス。
「ぁっ・・・・らめっ・・・おかしくなる・・・・ふぁぁ・・・」
さっきまでの勢いはなく今は女々しく感じる事しかできなくなっていた。
形勢逆転だと言わんばかりに攻め立て、自らもその行為に溺れて行く。
次第にピチャ、ピチャと卑猥な音が聞こえ始め、ガブリアスのペニスから先走り液が溢れている事が伺える。
「・・・・さっきまでの勢いはどうした」
亀頭を舐め、溢れてくる汁を堪能し、手はいつしかガブリアスの肛門へと伸びていた。
なんとか指を使い、肛門を刺激していくが、やはりエンペルトやガブリアス独特の手では、行為が難しいらしくやり難そうだ。
それでも、ガブリアスはきちんと感じ、声を上げていた。
「・・・・ぁふ・・・・・そこは・・・だめ・・だ・・やめて・・・・うぁぁ・・・」
敏感な所なのか、先ほど以上に喘ぎ、嫌らしくなっていた。
指でやるのにも、限界があると考えたミスティは、フェラをやめると肛門を舌で舐める事にした。
舌を伸ばし、そっと入り口付近を舐める、その行為にガブリアスの体はピクンと軽く跳ねる。
「此処まで感じやすい奴だったとはな・・・・まっ、その方がヤりがいがあっていいが」
舐めるのを、やめると今度は自らのペニスを、肛門へとあてがい挿れようとしていた。
「や、やめろ・・・・そんな、中に挿れられたら・・・うぁっ、ぁぁ・・・」
押し込み先端を内部に侵入させる。
締りを堪能するかの様にゆっくりと奥を目指していく。
「いい締りをしているな、これならすぐにでもイけそうだ・・・」
ガブリアスの腰を掴み腰を振り始める。
ヌチョ・・・・グチョ・・・・
結合部からそんな湿った音がし、とても嫌らしかった。
ミスティのペニスは既に、半分くらいまで入りある一点を集中的に、攻め様としていた。
「この辺りか・・・?」
ペニスで確かめるように探し、そして、ある一点と捉えた。
「ひゃっ、そ、そこは・・・・あぁん・・・・らめぇ・・・・・そこは、やめて・・・んぁ、ふぅぁ・・・・」
ガブリアスの前立腺にミスティのペニスが当ったようだ。
前立腺を刺激され今迄以上に情けない声を上げていく。
「・・・・ハァ・・・ハァ・・ガブリアスの中は・・・暖かい・・・な」
中の温もりにミスティも感じ始め、腰の動きが早くなっていた。
肉と肉とがぶつかり合う様な、パン、パンという音が聞こえ、二人の行為の激しさを物語っていた。
「ミスティ・・・・もっと、もっと激しくしてくれぇ・・・・・気持ちいいよぉ・・」
最初は嫌がっていたのに、今は自ら求める様に口走っていた。
此処まで来たらもう、引き返す事はできない。
「くっ、うぁ・・・・もう、我慢できそうにない・・・・で、出そうだ・・・このまま・・中に出すぞ・・・・!!」
射精間に見舞われ、ミスティは一気にペニスを突き上げると、ガブリアスの中でビクンビクンと脈打ち白い液体を流し込んでいった。
「お、俺も・・・・出そうだ、うっ・・・・出る・・・・・ぁっ・・・!!」
ガブリアスもミスティにつられる様にな感じで、白濁の液体を放出した。
ドクドクッ、ビュル!
二人は同時に絶頂を向かえ、息を荒くし、重なり合ってグッタリとしていた。
「全く、ろくな事を考えない奴だなガブリアスは」
「そんな事いいながら・・・・その気になってたのはどこのどいつだよ・・・」
互いに言いたい事を言い、顔を見合わせていると自然と二人の顔は笑顔になっていた。
後始末が残っているが、ミフユに任せればいいとでも思ったのかそのまま眠りについてしまった。
次の日、起きてきた二人は、ミフユに事情を聞かれ二人は何故だか、頭を下げて謝っていた。
彼女は怒っているどころか笑顔で接していた。
けれど、二度とポケモンは預からないと心に決めたミフユであった。
以上が今回出来た分です。
相変わらずと言っていいほどグダグダ間が否めませんがorz
次回作は現段階では不明ですが、皆様に喜んでもらえる様な作品作りを心掛けて行きたいと思っております。
>>58 体から始まる友情キタコレ。
後始末大変だったのはわかるが、また預かってやれよミフユw
60 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 10:50:00 ID:U+ZsZU+G
GJ!
エンペルトかわいいよエンペルト
ところでガブリ、ライチュウ、ヒコザルの人はトリップ付けることは考えてないのかな?
ある程度投下こなしたからもう付いててもおかしくないと思うんだが
職人は俺の中を空っぽにする気か
股関が痛くなってきた
ラッシュに便乗して、投稿させて頂きます。
グラエナ♂×人 強姦。 陵辱表現アリ。
性別は分からないように悪戯しましたので、お好きな性別で脳内保管していただければ幸いです。
>>14 エロ以外も含めて、3ヶ月ほど執筆しております。
冷たい雨が降り出した、初夏。ぐずついた天気は一過性のものだろう。しかし、雷まで鳴っていては中々に恐ろ
しい。にわか雨に降られながら、とある新米トレーナーは洞窟へと避難していた。次の街までは結構な距離があ
る。一時凌ぎの場所としては最適だった。道中でずぶ濡れになってしまった服の裾を絞りながら、一人ごちる。
「ふぅ……こりゃ、参ったなぁ……。今日はもう駄目っぽい……」
思わずため息が漏れる。今日の野宿は予定の範囲内だが、もう少し進んでおきたかった。しかし、時は夕暮れ。
このまま夜の森を行くのはいささか危険過ぎるというものだ。諦観しつつも、一時の避難所たる洞窟の奥へ向かっ
た。夏も近いとはいえ、雨が降ればそこそこに冷え込む。服を乾かさなくてはならない。背負ったデイパックから
固形燃料を取り出し、ライターを擦って火を灯した。ついでに、テントの骨組みを応用して上着も干す。別に誰が
見ているわけでもないし、これぐらいは慣れたものだ。
真っ暗な洞窟で、じんわりと暖かい炎がゆらゆらと爆ぜて、何だか幻想的だった。両手をかざしながら、炎をぼ
うっと見つめていると眠くなってしまいそうだ。濡れそぼった青臭い匂いが、熱に追い出されたように浄化されて
いく。ひとまずの安全を確保出来たところで、一息ついた。
それから、落ち着いて来たところで日程を見直してみた。少し急いで歩けば、明日の夜には街まで行けるだろ
う。手持ちのポケモンも、森のポケモンとの連戦で疲労が窺えるところなので、早く回復してやりたい。その為にも、
まずはしっかり休息を取ることだ。携帯食料を取り出して、封を切りながら予定を組み立てた。
そこに、ひたひたという足音が聞こえ始めた。ねっとりと絡みつくような音は、不気味だ。すぐさま立ち上がって、
辺りを見渡してみた。何者かがいるのだろうが、姿は見えない。こちらは炎で丸見えなのだろうから、向こうは息を
殺して近づいてこれる。慌てて腰のモンスターボールに手をやった。
瞬間、背中に気配を感じる。振り向いた時にはもう遅い。思いっきり押し倒され、鼻っ面を硬い地面に打ちつけ
た。痛みに耐えながら、再度ボールに手をやろうとしたが、その手を獣の前足が爪を立てて押さえつけた。傷つ
いた皮膚から、熱い血が流れ落ちていく。
「いたぁ……!」
何者だろうかと、首だけ捻る。そこにはしゃっきりと鼻筋の通った、犬型のポケモンが居た。黒い毛皮が迷彩の
役割を果たし、洞窟に馴染んでいる。唯一赤い目だけが、ギラギラと輝いていた。そのグラエナは大口を開けて、
牙を見せ付けてきた。見るからに鋭い牙が、何本も並び、涎が糸を引いている。噛まれる、と思った。恐怖で体が
縮こまる。喉が引きつって、声もあげられない。首筋に熱い息が吐きかけられた時、死を覚悟した。
「ひっ!」
痛みに備えて硬く閉じた目を、ざらりと舌が這いずる。状況の急変に頭がついていかない。恐る恐る目を開い
てみれば、目の前にもグラエナが居た。背中の重みは未だにあるから、別のグラエナだ。もしかしてと辺りを見渡
してみれば、何匹もの同じ姿があった。
自然と、思考がそのまま口から漏れてしまう。トレーナーは図鑑の説明を輪唱していた。
「野生のグラエナは……群れで行動する……」
そして、本来はこう続くのだ。「リーダーの命令には絶対逆らわず、一糸乱れぬチームワークで敵を倒す」と。
嫌な汗が背中から噴き出すような錯覚。ぞわっと体中が粟立つ。そうか、ここはグラエナの巣だったのかと、鈍
い頭で考えた。事態は最悪。倒すことはおろか、逃げ出せる算段もない。一瞬でただの肉塊となって果てるか、
それとも嬲り殺されるか。それぐらいの違いしかない。ぼんやりと視界が霞むのは、涙が流れそうだからか。
動けない自分に向かって、数匹のグラエナ達が動き始めた。二匹が左右から首筋を柔らかく甘噛みし、いつで
も殺せると誇示する。同じように、両手足に牙の感触が伝わった。全く身動きが取れなくなったトレーナーを尻目
に、背中のリーダーらしきグラエナは地面に降りる。野生の掟、食事は階級が上のものから。後は好きなように食
い散らされて、終わりだ。
びりりと、ジーンズが裂ける。グラエナは、まだ居たのだ。続けて下着までもを牙で無理やり破り取ると、下半身
が丸見えになった。ひやりと湿度の高い洞窟の空気に晒されて、つい震えてしまう。きっと怖ろしさもあるのだろう。
臀部から食うとは、知りもしなかったけれど。
その時、グラエナが信じられない行動に移った。ぺろりと、秘所を舐ったのだ。これには堪らず声が漏れる。
「うぁっ!?」
ざらっとした触感が、何度も何度も往復する。生暖かい舌に執拗なまでに抉られ、濡らされ、時には奥まで突き
入れられる。明らかにおかしい、食べる行為とは違うと思う。しかし、抵抗する術を持たぬ自分に、何が出来ようか。
虐め抜かれたそこは、とろりと蕩けそうなまでに柔らかくなった。ここまでされれば、嫌な想像を抱かずにはいられ
ない。黒い獣達は、自分を蹂躙しようとしているのではないのか?
「いや、だ……! やだっ! 離せっ! っ……!」
暴れた。筋肉という筋肉を総動員させた。それでも、深く食い込んだ腕の牙には敵わなかった。右腕のグラエ
ナが、深々と噛んだのだ。痛みと恐怖で、元通り大人しくなる。
そして、背中に体重がかかった。多分、先ほどのリーダー。ヤツは自分を、メスとして扱う気でいる。腰に当たっ
た猛るオスが何よりの証拠だった。トレーナーには、固唾を呑んで待つことしかできない。ぐいっと硬いペニスが、
押し込まれていく。濡れてゴワゴワとした毛皮が肌に触れて、気色悪い。
「痛い……! やだぁ……! うぅ……!」
涙が止まらない。こんな風に穢されるのは、堪らない。人ではなく、ポケモンに組み敷かれて、四つんばいのま
ま犯されるなんて。けれど、どんな訴えでも彼らは聴いてくれたりしなかった。
痛みを伴った挿入。先端の細い、獣特有の形状の一物が深く抉りこんでくる。一際太い根元まで収まれば、そ
れからは本能のままに打ち付けられた。弱いそこは、もう裂けているかもしれない。
「ぎっ!? ごぇっ! うぇっ!」
内臓をすり潰されているような痛みが、絶え間なく襲う。律動に合わせて、何度も何度も。テンポは速まる一方
で、収束する気配などまるでない。炎に照らされる中、汗と獣の臭いで洞窟が充満していった。容赦なく、ガツガ
ツ喰らうようなその行為に、快楽などない。恥辱と苦痛だけが巡る。
「げほっ! ごめんなさい……! 許して! もう、嫌だ……!」
「ハッ……ハッ……グルルルゥ……!」
獣の声だ。心を知らぬ、獣の。どんなに叫ぼうと、助けを請おうと、彼らに遠慮はない。げほげほと咳き込み、苦
しそうに呻く自分の前に、新たな責め苦が訪れた。
周りで待機していた一匹のグラエナが、口元に男根を押し付けたのだ。頭に乗せられた前足が髪の毛を乱し
た。でろりと先走りが顔を汚し、快楽をむさぼる為に擦り付けられる。その臭いがまたキツい。これを咥えろ、という
のか。そんなの、絶対にお断りだ。そういうつもりで顔を背けると、例のごとく牙が突き立てられる。
「いた……! 分かった……から……! うぐぅ……!」
涙を呑んで、舌を絡める。しょっぱい。苦い。臭い。熱い。一物は生暖かい粘膜に包まれて、ますます膨張する。
留まることを知らぬ先走りが、舌の上に広がって不快だ。しかも、それを確認するや否や、喉の奥に奥にと進み
始める。後ろで抉っているのと同じ、小刻みな動きで。
「おぇっ!? けほっ……! うぇえっ!」
どうしても、吐き気が襲う。生臭い臭いが気持ち悪い。このままだと、酸欠になりそうだ。そうとは露知らず、獣達
は自分を蹂躙する。こうなったら、少しでも早く解放してもらうしかない。究極の選択を迫られ、仕方なしに舌を動
かした。それに満足したかのように、口を使うグラエナは嘲笑った。目を細め、口元をパックリ裂いたような、そん
な表情。これは多分、嘲笑ったのだ。泣いて許しを求め、命のためにプライドを捨てた自分を、こいつは嘲笑っ
た。証拠に尻尾が強く振られている。
許せない。けれど。けれど、どうしようもないじゃないか。
「ごぇっ! はっ……! うぶっ!?」
「ハッ……ハッ……ハッ……グルォオオオッ!」
「あ……やらぁああああっ!」
一際強く、腰が打ち付けられる。出された。そう感じた時には、もう遅かった。口に咥えた一物で、不明瞭な発
音の悲鳴をあげるほかは。後ろで急激に膨らんだ亀頭球が中を圧迫し、先端から噴き出す精液を漏らすまいと
する。ただただそれを、黙って受け入れる。狂えるのなら、狂わせて欲しい。もうどうにでもなれ。そう思ってしまっ
たトレーナーは、その場で脱力しきった。どくどくと注がれる、熱い液体を感じる。空間に拡散しているオスの臭
いが、一気に強まった。
「ガァアアッ!」
「いた……!」
口が動かなくなって、不満に思ったのか。口を弄ぶグラエナの怒りをかった。体を伸ばして背中に圧し掛かり、
爪を立てる。そのまま皮膚を剥ぐように、何本もの爪の線を残した。それが分かったから、どうしようもなくって口を
動かした。いっそ殺されたほうがマシだったかもしれない。
「うぅ……! はぁっ……! んぶっ!?」
「グルゥ……ハッ……!」
案の定、口を動かし始めると腰を動かすのを再開させた。痛いのは、嫌だ。先ほど死んだほうがマシと思ったの
に、やっぱり死ぬのは怖い。痛いのも、怖い。付き合うから。最後まで付き合うから、殺さないで。
泣く泣く口を動かすトレーナーの後ろで、ずっぽりと音を立ててペニスが抜かれる。一杯一杯に腹部を圧迫し
ていた白濁が、漏れて体を流れていった。太いものが抜かれて、ぱっくりと穴が開きっぱなしになっている感じだ。
情けないとは思う。でも、あとは前を処理させれば助かるか。そんな希望が見える。でも、リーダーのグラエナは
首を押さえるグラエナと交代した。そのグラエナが、背中に乗ってくる。
「んぅうううっ! むいぃっ! もうはいんらいっ!」
「ガァッ!」
静止を求めた自分が恫喝されたようだった。恐ろしさに体が縮こまる。そして、オスが入ってきた。深いストロー
クで抉られた。ぐちゃりぐちゃりと卑猥な音を立てながら、同じように動く。まだまだ、こいつらは許してはくれない
のか。もしかして、このグラエナ達は全員オスなのか。舌を絡ませ、砕けそうな腰を何とか建て直しながら、救いよ
うのないビジョンが浮かんだ。
「ひっ……! おぇえっ!? おれがい……たふけれ……!」
「グルウウウウッ!」
「グルゥ……ガァアアアアッ!」
首筋の痛みはきっと否定。ほぼ同時に口一杯に広がる精液は、直接食道へと流し込まれる。とんでもない量の
白濁無理やり飲み込まされて、飲みきれない一部が零れ出した。口元は白く濡れ、吐き気を催す臭いに咽び泣
く。その顔に涎と精液で光るペニスが、べっとりと擦りつけられた。これでも、誰も助けてくれない。許してもくれな
い。絶望に包まれたトレーナーは、とうとう気が触れた。
「はは、あはははは……」
「ハッ……ハッ……ガウゥゥ……!」
「分かったよ、もっと頂戴?」
やっぱり彼らは嘲笑った。目の前のグラエナは交代して、新しいオスが目の前にやってくる。股間の一物が、い
きり立っている。押し付けられる。素直に飲み込む。だって、その方が楽だから。オスをべちゃべちゃと舌で撫で
回し、気持ちよく達してもらう。それだけを考える。粘着質な音も、感触も、もう気にならない。
「はぁっ……んぅっ!」
様子が変わったのが分かったのか、牙で押さえつけていたグラエナ達は一斉に離れた。そして、好き好きに行
動しだす。後ろや口に二本目を押し込む者。両手に握らせる者。柔らかそうな体に擦りつける者。勝手に蹂躙し、
玩具のようにトレーナーを扱う。
彼らに最早理性などない。性欲の塊に囲まれて、弄ばれる哀れな被害者は、もうまともに考えられない。腹の
中の肉棒さえ、いとおしく、心地よく感じ始めていた。
「グルァアアッ!」
「んぅうっ!? けほっ! はぁっ……あははっ……!」
「ガゥッ!」
いつまでも続くかに思える饗宴。供物たる人間。本能が告げるままに、謝肉祭は続く。
この人間の生還叶ったとして、果たして正常で居られるのか。それは神のみぞ知る。
初夏。それは暦で言えば、丁度今頃に相当する。
意外と知られていないことだが、動物の発情期はこの頃であることが多い。春になる者も居るが、我々の知る猫
などもこの時期に発情する。この時期が一年で、最も草生い茂り、色んな命が活動的になるのだ。だから、おか
しい話ではない。つまり、この物語は──今まさに、起きたばかりの話。
以上です。
拙い内容は、どうぞご容赦くださいませ。
ごめんなさい。書き忘れです。
前スレの
>>568と
>>574 ごめん……5Pとか獣型ポケ姦は力量不足だったよ……
なんという神ラッシュ
勢いすげえww
>>58 GJ!
エンペルトのしゃべりかたとミフユの天然加減も好きだw
>>68 こちらもGJ!
男でも女でもおいしくいただけましたww
>>68 野性的なグラエナにテラモエス。
トレーナーは俺と変わるべき。
……ふう。しかし、抜きすぎでチンコ痛いぜ。
新作ラッシュのせいだな。ありがたや、ありがたや
ぜひともマスターのザングースとコウキのザングースを対面させてみたい
ヒコザルの人のマスター、コウキ、クチチェリの人の男トレーナーが対面して
座談会とか開いたらどんな会話になるんだろうか。
マスターとコウキはお互いにポケ姦の素晴らしさとか語ってそうだけど
男トレーナーは育て方の薀蓄や無駄知識を一方的に語ってドン引きされそうw
マスターのザング×コウキのザング
マスターのピカチュウ×コウキのライチュウ
マスター×コウキ
でおk
見た目はキモいけど一番まともなのはクチチェリのキモオタトレーナー
ワロタwwwwww
もし手持ちのポケモンも対面させたら大変だな。
マスターのザングとピカチュウが全員を襲いかねん。
とくにクチチェリのメンツが乱交に耐性なさげだから危険だ
>>75 とりあえず想像してみた
おぉっと、鼻血が
80 :
まえおき:2009/07/29(水) 23:53:44 ID:34zP/wbi
こんばんわ
ドゴーム♂×キマワリ♀を投下したいと思います。
ピンときた人もいるかもしれませんが、ポケダン空です。
SPE2の直後のお話。
愛あふれるエロです。ラブラブ。
月の光がぼんやりと照らすギルドの一室にキマワリはいた。
「…おそいですわね」
つぶやき、窓をみやる。隣の部屋からは仲間たちのはしゃぐ声が聞こえてきた。
チリーンが、みんなで怖い話をするといっていたのだ。
今日はみな、遅くまで起きているつもりなのだろう。
だが、キマワリはその中に入っていくつもりはなかった。
なぜなら、彼女は心に決めていることがあったからだ。
廊下に出ると、案の定チリーンたちが内緒話をするかのように体を寄せ合っているのが目に入った。
驚かせるのも悪いと思い、黙ってそこを通り過ぎてはしごを上る。
ペラップはおやかたの部屋に行っているのか、いつもの場所にはいなかった。
外に出るといつものように潮のまじった風がキマワリの頬を撫でていった。
ひんやりとしたそれに吹かれながら、水飲み場まで歩いていく。
数々のダンジョンにつながる道の先は闇で隠され一寸も見えない。
まだ姿を見せない彼を心配しながらも、キマワリは少し胸がドキドキするのを感じていた。
まるで、まるでそれは、恋を打ち明けるような―――?
「きゃーーーーー!!!わ、ワタシったら何を考えてるのかしら!!」
ふと思いついた形容詞に、キマワリは赤面し、おとくいの悲鳴をあげながら誰もいないその場を右往左往する。
素直になれず、ひどいことを言ってしまった。だから謝りたい、そして助けてくれたお礼を言いたい。
それだけなのだと、そこにいない誰かに弁解するかのようにかぶりを振る。
―――ドゴームが助けてくれた時、とても嬉しかった…胸が高鳴って、安心しましたわ。―――それとも、心のどこかで…また助けにきてくれると、信じていたの…?
「ワタシは……ドゴームのこと、どう思ってるのかしら…」
心にうずまく、感情の渦。キマワリはこれまで感じたことのない気持ちの葛藤に混乱していた。
だが、彼女がその答えを見つける前に、その場にひとつの影が現れた。
「ふぅ、ふぅ…お?き、キマワリか?」
低く野太い声。
キマワリが振り向くと、そこには大きい籠を背負ったドゴームが立っていた。
「きゃー!!ドゴーム!!」
「そ、そんなびっくりするなよ…まるでワシが驚かしたみたいじゃないか」
ドゴームが少し目を瞠りながら言う。だが、その視線はすっと逸らされた。
キマワリはそれを見て心がちくりと痛んだ。
「あー…、ワシ、りんご届けなきゃいけないから、もうギルド入るぞ」
おまえもさっさと寝たほうがいいぜ、そういって歩き出すドゴームにキマワリが飛びついた。
「まっ、待って!ドゴーム!」
「うわっ!?」
ぐらりと揺れる二匹の体。籠の中のたくさんのりんごが音を立てた。
「な、なんだよキマワリ!なにかワシに用でもあるのか…」
立ち止まりはすれどもこちらを見ないドゴームの横顔が明らかに気まずそうに歪められ、キマワリは一層申し訳なくなった。
「そうですわ。
ワタシ、アナタに謝りたくて…。ごめんなさい、ドゴーム。
アナタにひどいことを言ってしまいましたわ。
マグマッグやゴーストから助けてくれたのに…ペラップに頼まれたなんて嘘までついて気を遣ってくれたのに…」
「!」
「ペラップに聞いたら頼んでないって。
…何も言わないで持ち場を離れてまで、ワタシのこと助けにきてくれたんでしょう?ドゴーム…」
何も言葉を発さないドゴームの腕に、キマワリの葉っぱを模った手が触れた。
「ドゴーム、ありがとう」
その瞬間に、ずっとわだかまっていた二人の空気が、紐をほどいたように、和らいでいく。
「キマワリ…ワシも謝らなきゃいかん。ワシは短気だから…怒鳴ってゴメンな」
「そんな…ワタシが意地をはらなければよかったんですわ」
「いいから。謝らせてくれ」
キマワリは肩を竦ませ、その時の情景を思い出した。
―――まるで自分が襲われたかのように怒って、マグマッグたちを追い払ってくれたドゴーム。
ペラップに頼まれたからという言葉に、ワタシはなぜかカチンときたんですわ。それで怒ってしまって、ドゴームも怒って…。
―――でも、なぜカチンときてしまったのかしら?ワタシは…なにを期待していたのでしょう?
「それと」
ドゴームの声がキマワリの意識を引き戻す。
「前の探検…あれもすまなかった」
「あ…」
そうだ。二匹で探検した時のドゴームの行動にキマワリが腹をたててから、二匹はすれちがってばっかりなのだった。
「いまさら信じてくれとも言わないが…あの時は、必死だったんだ。
あのダンジョンはワシたちのレベルでぎりぎりだっただろう?だからワシは…キマワリを守りたくて…」
そこでドゴームが言いよどんだ。体だけでなく全身が真っ赤だ。
「ワシはどうも…おまえが傷つくのを見たくないらしい」
ずくん、とキマワリの胸が強く疼いた。思わず手でおさえる。
「ワシは、キマワリがな…その…好き、だ」
「!!」
ドゴームのその言葉に、キマワリの顔も赤くなった。まるで熱があるかのようだった。
どくん、どくんとその鼓動は激しく打ち、彼女はどうしたらいいのかわからなかった。
だが振り向いたドゴームの顔を見ていると、なぜかその言葉は無意識に出てきたのだ。
「わかりましたわ…。ドゴーム、ワタシもアナタのこと…好き、なんですわ」
どちらからともなく、口を合わせる。
ドゴームの片腕がキマワリの細い背中にまわされ、分厚い唇をその口にすり寄せる。
「んっ…ふあ…」
息を継ごうと開かれた口の中にドゴームの舌が入っていった。
彼の舌も過ぎるといえるほどの大きさだったので、全ては入らなかったが。
キマワリがおずおずと舌を絡ませる。
「はぅっ…ド、ゴーム…んぅ…」
キマワリが熱い息を漏らし、二匹の唾液がいやらしい音を立てながらまざりあう。
体の熱が共有され、湯気が立つのではないかと思うほどに体が火照っていく。
「うぅっ…キ、キマワリ…キマワリっ…」
だんだんと乱れていくキマワリを、我慢できないというようにドゴームが押し倒した。
柔らかな土が、彼女を優しく受け止める。
「きゃ…だめですわ…!こんな、ところで…誰か来たら…」
「だが…我慢できん!キマワリだって…」
そう言いながらドゴームの手がキマワリの胸に当てられる。
自分と同じようにどくどくと鼓動を打っているのがわかる。
「ほら…すごくドキドキしてるぞ…」
「っん、ン…」
キマワリもりっぱな雌だ、大きくはないが柔らかそうな乳房が誘うように膨らんでいる。
「…キマワリ…好きだキマワリ…」
べろりと舐める。塩辛く、それでいて甘い。
潮と草と汗のこもったにおいが鼻孔をくすぐった。
くりかえし揉みあげると、ぷつりと小さな乳首が出てきた。
ドゴームの太い指はそれぞれの乳首をつまみ、こする。
「きゃぁっ!ひゃっうぅ…だ、だめぇ…ですわ…ァン…」
硬くしこった乳首はうっすらとしたピンク色で、緑の体に小さな花が咲いているかのようだ。
円を描くようにこねたりひっぱるようにつまんだり色々に刺激を与えていけばいくほどその可憐な花はまずまず色を濃くしていく。
すべすべとした肌の感触、甘くとろけた声がドゴームの脳髄を、心を、体を侵略していく。
それまで半勃ちしていた彼の性器はびくんと大きくなり、先走りを地面に垂らし始めた。
右手で乳首をいじり、左手を下半身にすべらせていく。
わずかな月の光に照らされたそこは、もうすでにぐっしょりと濡れていた。
「すごいぞ…もうこんなに?…ぬるぬるして…ぐちょぐちょだ…」
「…ふンん…いわないでぇ……ワタシ…あっ…はずかしッ…」
普段ははっきりと見えない瞳が、不安そうに揺れながらドゴームに向けられる。
うるんだ瞳、紅潮した顔、浅く呼吸を繰り返して乳房がふるりと震える、
そんな痴態を見せてくれる恋人にドゴームはまたさらに下半身が大きくなるのを感じた。
「うっ…だめだァ、我慢できんッ!!」
一声叫び、目の前の恥丘にむしゃぶりついた。
「ひはあぁ!!」
愛液の洪水はドゴームの口をあっという間に濡らしていった。
甘酸っぱい味と匂いが広がり、じゅるじゅると音を立てて味わう。
おそらくずっと、恋焦がれてきた相手の体液は、ドゴームの残りわずかな理性を確実に溶けさせていった。
大きい舌で甘い精液を舐めとり、時折吸って、またツンと突き出たクリトリスをつついてやると、
キマワリは激しく体を揺らし、喘ぎながら両足をドゴームの体に絡ませた。
丸く肥大化したそのクリを包皮ごしに、緩急をつけて舌で弄べば、
彼女は両足にぐっと力をこめて彼の体を引き寄せる。
腰を前後に動かして、相手の口に押し付けるようにもするその姿はとても淫猥だ。
「あぅん、も、もぉ、あぁ…ハァン…」
「あぁ…ワシも…早く…」
じらすように体をくねらせる彼女の秘所に今度は指を入れていく。
これまで何も入ったことがないのだろう。
べろべろと舐め回したにもかかわらず、そこはぴっちりと閉じられており異物の進入を拒んでいる。
「ぁっ、イタ…い…ドゴーム…」
「キマワリ…だいじょうぶだぞ、きっと気持ちよくしてやるからな」
それでもここで諦めるわけはない。ドゴームは自分の指を舐めて、うにうにと虫のように指を曲げながら、もう一度突き刺した。
あいかわらずぎゅぎゅうっと肉壁が邪魔をしてくるが、かまわず奥に伸ばし動かす。
ぶちゅぶちゅと卑猥な音を立てて、秘裂がだんだんとほぐれていく。
艶やかな緑色の体と熟れた果実のようなピンク色をした肉丘の対比が、たまらなく淫靡だ。
そうして何度か抜き差しを繰り返すと少しずつ抵抗はなくなり、愛液が割れ目からこぽりとこぼれた。
「はぁっ…はぁっ…」
二匹の荒い息が重なる。
クリトリスをこすり、だんだんと早くなっていく指の動き。
ばちゅばちゅと透明の飛沫が飛び、それはドゴームの顔やキマワリ自身の太ももを濡らしていく。
彼女の体はその早さについていけずびくびくと痙攣し始めた。
「あっああんっ!もっ、おねがっぁい、あッ、アナタのっ、いれっ、いれてぇっ、…ン!」
なにかが全身を突き抜けていく感覚にキマワリが叫ぶ。
普段の言葉遣いもあいまって、妖しく誘うその台詞にドゴームは、にゅぽんと指を抜いてかわりに猛った自身を宛がった。
「うぅ!…キマワリ…いれるぞ…!」
「きてっ、きてぇえっ!」
小さくくちを開けたその場所に、ドゴームの大きな肉棒が、ぬちぬちと沈んでいく。
キマワリの華奢な体が震え、悲鳴とも奇声ともとれる声があがった。
両手で口を押さえるも、すきまから断続的に声を漏らしながら熱の塊を受け入れていく。
「ふううっ…んああっ、は、うん…」
「うあっ…、…ぅ…」
体内の熱さときつさがドゴームのペニスを圧迫し、思わず達してしまいそうになる。
盛りのついたようにドゴームは腰をふりたてた。
ぐちゅぐちゅと肉と肉が擦れあう音が聞こえる。
キマワリの体が傷つかないように背中に手をやると、首に彼女の両手がまわされる。
「だいじょうぶか…?」
顔を近づけて聞くとキマワリが汗を浮かべながらも、にっこりと微笑んだ。
「ええ…もっと…」
もっと、激しくしてください…。顔を赤らめて健気に言う姿に、ドゴームはたまらずその口にキスをした。
ゆっくりと腰を送り続ける。結合部からは絶え間なく水音が響き、
腰の動きに合わせるようにキマワリから甘い声が漏れた。
「ドゴーム…だいすきですわ…もっと…もっと…」
中のプルプルとした突起にぐりぐりとペニスを当てながらも、腰を進めていく。
「ん…ああ…」
キマワリがたまらないというようにドゴームの背中を軽く蹴った。
ピッチを上げ、ずぼずぼとその膣内を浅く深く犯していく。
初めはきつかったそこは今やよくとけており、
肉襞がまくれ、あるいはひきずり込まれながら、ペニスをこする。
「はぁっ…んんぅ…んっんっ…」
むちむちとした太ももとドゴームの体がぶつかり合い、肉と肉の強い摩擦が官能を大きくしていく。
膣壁の襞襞が幾重にも重なって、しつこくペニスにまとわりつく。
きゅ…きゅ…きゅ…と締め付けてくるのだ。
あたたかくやわらかくもあるそれは、たまらなく気持ち良く、ドゴームの昂ぶりをさらに強くするのだった。
「あっ…う、キマワリっ…キマワリっ!キマワリ!」
気が触れたかのように名前を呼ぶ。
「い、いぃっちまう…っ、うぅっ!」
「んああっ!ワ、ワタシもぉっ、ひっ、いっちゃふ…ッ!」
大きく振動していた二匹の体が、一瞬大きく震えた後に、その動きを止めた。
「はぁあああっ、あぁっ!!」
流れ出る音すらも聞こえるかのように、ものすごい勢いでドゴームの欲望が吐き出されていく。
そしてまたキマワリもプチャアァァ…と細い潮を吹いて達したのだった。
太い肉棒が栓をしているために、二匹の愛液は流れ出ることはなく、彼女の下腹部を満たしていった。
深い闇色に浮かんだ満月を眺めながら、ドゴームとキマワリは寄り添いあいながら寝転がった。
「こんなところで…してしまうなんて…」
きゃー!と小さく叫んでキマワリが両手で顔を覆う。
隠しきれていないその顔は火が出るのではないかというほどに赤く、ドゴームもまた恥ずかしさを思い出してきた。
甘く、しっとりとした沈黙が流れ、二匹の体を月の光が優しく包む。
「だいじにするからな、キマワリ…」
そっとその体を抱き寄せると、また彼女も身を寄せた。
風が火照った体を冷ましていく。
しばらくして興奮も羞恥も冷めてくると、キマワリはその大きい顔を見上げた。
ドゴームの目に自分自身が映っているのを見て、口を開いた。
「やっと…これで仲直りですわね」
そう言って彼女は、まるで向日葵のような笑顔を咲かせたのだった。
END
89 :
あとがき:2009/07/30(木) 00:12:07 ID:xdwGrciB
以上です。
二匹ともエロではあまり見かけないからイロモノ?カプかもしれません…
でもポケダン屈指のツンデレップルだと思うんだ(´・ω・`)
てか口調のせいでじいさん×人妻に見えなくもn(ry
ではでは。失礼します。
>>89 GJです!
空探はやってたのでよくわかりますです。
お似合いのカップルですよね!
それに他の方々もそうですが書くのがお上手で嫉妬してしまいそうです(´・ω・`)
>>89 GJ!!
表現とかすごくよかった
キマワリとドゴームはギルド公認カップルだな
>>89 GJ!
今から投稿しようとしたら先にこんなにも良い作品が……。
何でそんなに上手く文章を扱えるんだろう。ぜひ教わりたい。
>>1 亀ですが新スレ立てお疲れ様です。前スレがDAT落ちする前に気付いてよかった。
>>89 ドゴキマキター!!ラブラブGJ!!
ポケダンのカップルでも特に好きな二人なので凄く嬉しい。
しばらく休むと言っていましたが、ここ最近の投下ラッシュに触発されて
新たに3作ほど同時進行させて書いています。
百合ネタはミミロップの性格が掴みきれずに保留中です。ゴメソ
近々新作投下します、と予告。
何もする事がないので、ただ何も考えずに空を見上げ続ける。
本当に一日中そうしていようかと思うほど平凡な毎日の繰り返しだった。それがイヤだというわけではない。だって私にはそんな何もない日常の中に一つ気を引くものがあるのだから。
「ルカリオさん。どうしたんですか?そんなところに突っ立って」
不意に後ろから彼女の声が飛んできた。
何をするでもなく森の開けた場所で空を見上げている私を見て疑問に思ったのだろう。少なくとも私なら「何をやってるんだこいつ?」と思う。
私は彼女の疑問に答える。
「何もすることがなくて、ただ……何もしていない」
自分が何をしているのか考えてみると、何もしていないことに気がついた。
「何ですか、それ?何もしていないなんて」
彼女が笑い声と共に言った。私は振り返って言葉を返す。
「本当に何もすることがなかったんだよ。ミミロップは何をしていたんだ?」
そして、そう彼女に問うた。すると、彼女、ミミロップは少し考えてから答えた。
「私も、特に何も……」
「ミミロップもか。でも、こうして二匹集まれば話が出来るよ」
私はそう言って木陰に腰を下ろした。ミミロップも同じように、私の隣に腰を下ろす。
程よい風が私たち二匹の間を抜けていく。木陰の涼しさもあってちょうど気持ちいい涼しさになる。
「なぁ、ミミロップ」
「? 何ですか?ルカリオさん」
けれども私の心の中はとても熱くなっていた。前からミミロップに言いたかったことを今言おうとして、自分でも情けないくらいに緊張している。
「ルカリオさんってメスには弱いですよね」ってこの前ミミロップに言われた。自分でもその通りだとは思う。異性だと思うと妙に気恥ずかしくなってしまうのだ。けれども私だって言われっぱなしはイヤだ。
特にミミロップに情けないところは見せたくない。だから、思い切って言うのだ。
「私たちももう大人になっただろ?」
「はい、なりましたよ?」
大人になる。とは進化した。という意味だ。ミミロルからミミロップへ、リオルからルカリオへ、二匹とも進化してしばらくがたつ。
「大人になったらすること……知ってるか?」
「? 何ですか?」
それ以上言うことを一瞬だけ、いや、かなりためらった。けれどもここまで言ってしまったのだからもう後戻りは出来ない。
それに、ここで諦めてしまったら今以上にミミロップと深い関係にはなれない。そんな気がするのだ。
だから私は覚悟を決めて口を開いた。
「こ、交尾……だ」
……言ってしまった。
顔が熱くなるのがわかる。ってか熱い。かなり熱い。普段私はこういうことを言うキャラじゃないからな……。やっぱりダメか……。
しかしミミロップは私のそんな思考をよそにこう訪ねてきた。
「たまごを作るってこと……ですか?」
知っていた。あぁ、知っていたさ。ミミロップが天然だってことくらい。
確かに意味は合っている。でもな、ミミロップ。私とミミロップは長い付き合いだ。その長い付き合いの中で少なくとも私はミミロップを一匹のメスとして意識してきた。そりゃあそんなことミミロップには一度も言ったことはない。恥ずかしいからな。
でもなんとなくわかるだろう?私は、私の自意識過剰な思い込みかもしれないが、ミミロップは私のことを好きでいてくれていると思っている。……うん。
そして、そんなオスとメスが……交尾、をすると言ったらお、お互いの愛を…確かめるため……わ、私はなんて恥ずかしいことを考えているんだ!?
「……?」
私がミミロップの天然発言に対して考えている間の時間は決して短くはなかったようだ。ミミロップは頭にハテナを浮かべてこっちを見ている。
……言葉では多分もう伝わらないだろう。これ以上言わされたら私の精神が持たない。だから、これはもう行動にうつすしかないな。と、私は勝手に思考を突き進めた。
大丈夫だ、私。最終的にはそうしようとしていたのだから。大丈夫大丈夫。
そう頭の中で繰り返しながら私はミミロップの腕を掴んでそっと押し倒した。……つもりだった。
「あ、あの……ルカリオ、さん?」
ミミロップはキョトンとした顔で私を見てくる。
私がいきなり腕を掴んだから反射的に力がはいったのだろう。私も強い力はいれていない。だから結果的に失敗したのだ。しかもミミロップの「いきなり何ですか?」みたいな目……。
私はもうダメかもしれない。
そんな絶望に高速落下しながら手を離そうとした時、ミミロップが何かに気がついたように「あっ!」と、声を発した。顔を赤く染めて腕の力を抜いた。
……つくづく間が悪い。私が止めようとした瞬間に私のしたいことに気がつくなんて。
もう私の勢いは完全に消失してしまっていた。今は勢いどころか逆方向にエンジン全開で突っ走ろうとしている。
ミミロップには悪いが今日はもう止めよう。そう思い手を離そうとした瞬間に、私は地面に背中をぶつけた。
「っ〜!!せ、背中が……」
私は思いっきりぶつかった背中の痛みでしばらくミミロップに押し倒されたことがわからないでいた。
「ぁ、す、すみません!!大丈夫……ですか?」
ミミロップは加減せずに私を押し倒したのだ。……やっぱりミミロップはどこかズレている気がする。
そこで、私は仕返しとばかりに、
「んっ……!!」
唐突にミミロップの唇を奪った。これが私たちのファーストキスだ。そのまま流れに任せてミミロップの口に舌を滑り込ませる。初めはなかなか口を開こうとしないミミロップだったが次第に積極的に舌を絡めてくるようになった。
「んっ……はぅ、ん」
舌が溶けてしまいそうなくらい熱い。上手く呼吸が出来ない。お互いの唾液が絡まる音が頭に直接響いてくる。
私とミミロップはいつしか抱き合いながら熱心に舌を絡め合っていた。他の仲間に見つかるかもしれないなんて……そんなことはもう頭にはなかった。まるで私とミミロップの二匹だけの空間になったような錯覚。
「ん……はぁ、はぁ」
ミミロップがゆっくりと口を離す。二匹の口の間に出来た橋はやがてぷつりと切れる。けれど私たちはこれで終わりじゃない。そう、これからだ。
「ルカリオさん……もう興奮しちゃってるんですね」
ミミロップは笑いながら私の下半身の方を見て言う。私も同じ方を見てみると、そこにはすでに大きくなって上を向いている私のモノがあった。
わ、私は……もうこんなに……!?
「私がしてあげますね」
「え……?」
ミミロップは言うと同時に体の向きを変える。頭を私のモノの方へと向けた。すると……必然的にミミロップの秘所が私の目の前に来る。甘いメスの香りをただよわせるそれは一瞬で私を酔わせた。
ミミロップめ……私のことを笑っておきながら自分も……。
ミミロップの秘所はもうすでに濡れていた。秘所の周りの毛はしっとりと湿っている。その光景はやたらと扇情的に見えて、私は無意識にそこへ舌を伸ばしていた。
「ひゃっ!?」
いきなりの刺激にびっくりしたのか、ミミロップの体がビクンと跳ねる。だが、私はそんなことには構わず愛液の溢れるそこを舐め続ける。
「ぁ、んんっ!ル、ルカリオさん……!今は私がしてあげるって……ふぁぁっ!!」
「んっ……はぁ。目の前にこんなにも湿っている秘所を出されたら……誘っているとしか思えないぞ」
……何故だろうか。舐めているのは私なのに頭がおかしくなってしまいそうだ。思考がうまく出来ない。まるで愛液が薬になっているような……。
「わ、私が……してあげるんですから……んぁっ!!」
ミミロップはたまによくわからないところで意地を張る。ミミロップが先に私に奉仕したかったのだろう。正直言って順番はどうでもいいのに……。
そう思っていた時、唐突に私の体が震えた。
「くぁっ!……っ!」
あまりの快感に、自分のモノを舐められたのだと気づくのがかなり遅れた。想像よりもケタ違いに気持ちいい。しかも、体を重ねているために自分のモノが見えないのが想像、もとい妄想を掻き立てて快感を増している。
今、ミミロップが私のモノを……。くぅ……想像しただけでも気持ちいいのにそれが現実に行われて……うぁっ!先っぽをそんなに舐めるなっ!!……あぁ、ミミロップの舌が私のモノに絡みついて!くっ、腰が浮いてくるっ!あっ、あぁぁっ!!ミミロップ、それはっ!
快楽と変態的思考に浸りすぎて、私はミミロップを責めることなどすっかり忘れてしまっていた。
「ルカリオ、さん。気持ちいい……ですか?」
「あ、あぁっ!おかしくなりそうな……くらいにな」
「よかった……。いつ出してもいいんですよ。」
ホントにすぐにでもイッてしまうかもしれない……。けれどそれはオスとして恥ずかしいし、もっとこの快感に浸っていたかった。だから私はなんとか快楽に流されそうなのを我慢する。
しかし何かしていないと我慢できそうにもない。そこでふと、目の前のそれに気がついた。
そこにはさっきよりもずっと湿っているミミロップの秘所。っていうか愛液が私の体にまで垂れてきている。
私はその愛液を拭うように秘所を舐めあげた。
「ひゃんっ!ルカリオ……さん、ダメ……んんっ!」
私はミミロップの言葉に構わず舐め続ける。やがてミミロップも再び私のモノを舐め始め、お互いの大事なところを舐め合う形になった。確か69って言うんだったか……?
そんなことを考えている間にミミロップの責めが激しくなってくる。気を抜いたらすぐにでも達してしまいそうだ。だから私は負けじとミミロップのマメを舌で転がしてやる。すると、それに反応するようにミミロップの体がビクビクと跳ね、愛液が大量に溢れ出した。
ほぅ、ここが弱点か。
それがわかると私はひたすらにそこを責めまくった。跳ね続ける腰に手を回し、わざと音をたてて吸い付く。
それがあまりの快感だったのか、ミミロップは口を離し、背中を仰け反らせながら喘いだ。
「あぁぁんっ!!ルカ、リオ……さん!そこは、ひぁぁっ!ダメェッ!!」
ダメと言われても今更止めるわけがない。私はさらに激しくそこを責める。愛液は常に秘所から溢れ出していた。
「あっ、も、もう……イッちゃ、あぁぁぁっ!!」
言い終わるのが先か、ミミロップの体はひときわ大きくビクンと跳ねた。絶頂に達したのだろう。ぐったりと崩れ落ち、荒い息使いが聞こえてくる。
ミミロップがぐったりしている隙に私はなんとかミミロップの下から脱出する。そして、そのまま後ろに回ってミミロップの秘所をそっと撫でた。
「あぅ!ルカリオさん……」
「ミミロップ……私はもう我慢出来そうにない。挿れてもいいか?」
ミミロップのフェラの途中だった私のモノはもう爆発してしまうんじゃないかってくらいに膨張していた。自分でも恥ずかしいくらいに先走りを溢れさせている。
目の前にこんなにもメスの匂いを漂わす秘所があるのだ。挿れたいと思わないオスはいないだろう(オスが好きな奴らは除く)。
「ぇ、あ……はい。いいですよ。来てください」
ミミロップはそう言って四つん這いになり、秘所を私に向ける。本来ならこの体位は四つ足のポケモンが交尾するときのものだが……私は好きだ!!
四つん這いになっているミミロップはとてもエロい。普通の四つ足のポケモンを見てもそんなことは思わないが、二足歩行のポケモンがあえて四つ足のような格好になるとまた別の、特別な感じがする。まぁ、つまり……四つん這いバンザイ!!というわけだ。
そんな自分を完全に見失って暴走している思考とは裏腹に私の体は緊張でガチガチに固まっていた。何しろ今からミミロップと繋がるのだ。緊張するなという方が無理な話だろう。
だかここで引くわけにはいかない。オスとしてここは私が頑張らないとな。 覚悟を決めて、ゆっくりと挿入していく。ミミロップの愛液と私の先走りで全く詰まることなく、むしろ吸い込まれるかのように入っていく。
「く……ぅ」
私もミミロップも初めての体験だ。今まで感じたことのない快感がじんわりと押し寄せてくる。それでもなんとか止まることなく根本まで挿入した。
「はぁ…はぁ……大丈夫か、ミミロップ?」
「はぃ……思ってたより、痛くないです」
その言葉を聞いて私は安堵のため息をついた。メスの初めては痛いらしいと聞いていたがそうでもないみたいだ。
「じゃあ……動くぞ」
ゆっくりと腰を動かし始める。熱くなっているミミロップの膣内は私のモノを溶かしてしまうのではないかと思うほどだ。肉壁がみっちりと絡みついて締め付けてくる……。一度突くたびに確実に絶頂に近づいているのがわかる。
「あっ、んっ……ど、どうですか?ルカリオ、さんっ!」
「凄くっ……気持ちいいぞ!くっ、腰が止まらない!」
初めはゆっくりと動かしていたはずの腰はいつのまにか速度を増している。自分の思考などは全く無視して、体が快感を求めている。
ミミロップの腰をしっかりと掴んで何度も何度も出し入れをする。結合部から聞こえてくる水音が聴覚からも快感を送り込んでいるかのようだ。
早く達してしまいたいという気持ちと、まだこの快感を味わっていたいという気持ちが相反している。けれどもすでに体は確実に限界に近付いているようだ。
「ミミロップ……私は、もう!」
「私も、またイッちゃいそうです!」
速度はさらにあがっていく。まるで欲望のままに生きるケモノのように激しく。
だがそれももう続けることは出来ない。絶頂がすぐそこに見えた。
「くっ、ダメだ……ッッ!!」
「んっ、やぁぁぁっ!!……あぁ、ルカリオさんの……熱いです」
私たちはほぼ同時に達した。自分の液がミミロップの中に吐き出されていると思うと、また軽く興奮してしまった。
……これでは完全に変態じゃないか。
しばらくして全てを出し終え、膣内から自分のモノを抜く。ミミロップの秘所からは入りきらなかった精液が溢れ出ていた。
「はぁ…はぁ……よかったよミミロップ。とても」
「私もです。……ルカリオさんと一つになれて嬉しい」
興奮は少しは冷めてきて、いつもの状態に戻った。だから言うのは恥ずかしいがこれだけは言っておかなければいけない。
「大好きだよ、ミミロップ」
「! 私も、大好きですよ、ルカリオさん」
お互いにそう言うと、どちらからともなく唇を重ねた。それは深いキスではなく優しいキス。それを何度も飽きることなく続けていた。それはとても優しくて温かい時……。
そして私はこう思った。
「こんな時間が、こんな日々が、ずっと続いてほしい」と。
〜おわり〜
これで終わりです。
この神ラッシュに便乗してみました。
ルカリオ×ミミロップはベタカップルですかね?
なんなんだこの神投下ラッシュは…GJGJGJ!
ルカミミってけっこうメジャーだよね。好きだ
>>93 新作の予定があってうれしい
しかし3作ってアンタwwカプとか何?
乙リオ
最初の3行で、ミミロップかな?と思ったw
>>100 (オスが好きな奴らは除く)ってイヤミ?
しつこく801板行けとか愚痴スレでネチネチ陰口言ってるのは◆iXE5QnS4Jgなの?って勘ぐりたくなるよ。
>>1に「他人の萌えを否定せず」って書いてあるの読めないの?
否定はしてないよ、って言い訳するんだろうけどね。SSの中で攻撃してるだけで。
それは飽くまでルカリオの心情であって、書き手の心情とは関係ない。
ID:mOTt3OR8 は勿論のこと、このスレに書き込む全ての書き手の誇りのために言っておく。
それは誤解だ。
お願いだから、そんな言の端を捉えて作者を攻撃しないでくれ
>>105 勘ぐってるな。ルカミミSS書いたのは◆iXE5QnS4Jgさんじゃねーよ。
IDを見ろ、IDを。文章の作りも全く違うだろ…
ルカリオの心情のセリフひとつでそこまで攻撃的になるなんてオソロシス
もっと自分の趣向に自信持てよ
生きていけないぞ
心情一つでマジギレの
>>105マジ怖い
ルカミミの人は悪くないんだから気にしないでじゃんじゃんバリバリ書いてくださいね
110 :
105:2009/07/30(木) 01:22:42 ID:pTTV13N4
>>107 確かにそうでした。◆iXE5QnS4Jgさんごめんなさい。
>>94 ♂×♂はしつこく前置きを強要されているのに、前置きなしで投下するのはやめてください。
あとやっぱりヘイト創作は気分悪いです。
111 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:23:50 ID:SCEPkhwa
>>105 なぜ、そんなに攻撃的になるのかがわからない。
いちいち不快なコメント残さないでくれる?
>♂×♂はしつこく前置きを強要されているのに、前置きなしで投下するのはやめてください。
>あとやっぱりヘイト創作は気分悪いです。
↑どういう意味?
113 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:31:58 ID:SCEPkhwa
>>112 人を不快にさせるつもりで書いたんだろうね。
本当、嫌なやつw
♂×♂だと分かるが♂×♀だったら前置きなしで投下しても良いじゃない??
ヘイト創作って、作品の中に何かへの嫌悪感を込めるって言う意味か?
だから誤解だって。
以下普通の流れ
↓ ↓ ↓ ↓
――――――――――――――――――――――――――
最近またキルリアやラトルスのエロSSを見たいな〜っと思う今日この頃
ラトルスなんてポケモンはいないんだぜw
俺はでかいポケモンのエロが読みたいな
ハガネールとかホエルオーとか。さすがに無理かな?w
今ケモい子で純愛ものを書こうとしているんだが、中編ぐらいのものを企図している。
しかし、はっきりとしたエロは最後に物語の締めとして入るだけで、後は延々とストーリー、って感じなんだが……。
やっぱり途中に微エロとか入れたほうがいいかな
119 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:52:49 ID:SCEPkhwa
ここはベタにつる植物タイプのポケモンで束縛プレイを…
121 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:55:11 ID:IZ6/YRsU
ルカミミGJ
pTTV13N4もキモいけど書き手代表ぶってるb93Ezvmaも相当きめぇよ
人の書いたものをなんでお前が弁明してんの?
弁明なら投下した書き手がすることだしそもそも弁明する必要自体ないだろ
腐はほっとけ
>>117 >>119 あ!!ほんとだ
トとルが逆だったwwww
あとアニポケに出てくるポケのエロSSとかもありだよね。
クチ×ハスやピカ×ミミとか
レジアイスやエテボースも可愛かった(レジアイスは声が良かった)
エテボース元気にやってるかな・・・・
さっきっからageてる人、sageなされ。
荒れ気味なのは夏休みだから?
明らかに18才未満ととれる書き込みあるしなー…
アニポケか。ムサシのハブネークがザング3匹にとか
コダック×プクリンとか妄想したことがあるw
sage忘れてた。スイマエン
寝れない。
注意
・りんかん気味
・前にあったものの続きであり、作者一緒なので、被りとかではない。
人の踏み入れない深い森に、ライチュウとサンダースの夫婦が住んでいた。子はイーブイが3匹。毎日、ライチュウは子の為に食料を取ってはサンダースと愛を確かめ合う。
イーブイは上と下が雄、雌だった。父親に似て、3匹ともたくましく育っている。
今日は食料を取りに行ったライチュウが遅い。いつもなら日が傾き始める前に帰って来るはずなのに。不安になり、サンダースは巣から顔を出した。夫の姿は無い。子どもたちに待っているように言うと、巣の外へ出た。
「いたぞ!サンダースだ!!!」
炎が飛んで来る。持ち前の素早さで避けると、相手を見た。キュウコンにドンファン、ニドクイン、サイドン。見た目がとてもゴツく、その割には統率が…
「お、野生のサンダースなんて俺もついてる!」
嬉しそうな顔をして後から現われたのは、ポケモンではない、人間。それもポケモントレーナーと呼ばれているやつら。
「よし、電気だからニドクインだ!」
任せな!と雄叫びを上げると、サンダースに近寄る。
ニドクインはいきなり腕を振り降ろした。まわりの枯れた小枝が舞い、土が飛ぶ。間一髪で避けると、硬い鱗に噛み付いた。効果はさして無い。むしろ刺が口の中に刺さり、血が流れた。
「よし、アイアンテール!」
ニドクインを見上げていたはずなのに、横から来た衝撃で吹き飛ばされた。木に激突、全身に痛みが走る。再びニドクインが近付いて来た。
「ニドクインもういいぞ〜!キュウコン催眠術だ!!」
その命令を聞くと、ニドクインは背を向け、人間のところへ帰って行く。安心したが、次に来たのはキュウコン。9つの尻尾を揺らし、優雅に近付いて来る。
「あ〜!!!巣がある!!!」
人間が巣を覗き、その中にいた子どもたちをその手に持ち上げていた。目の前のキュウコンと、人間の隣のニドクインには勝てるはずもなかった。
「あ、やべ、モンスターボールなかった。お前らこいつらを絶対逃がすなよ!!!さっきのライチュウの野生とは思えない強さのせいだな」
なんだと…?
聞く前に人間の姿はなかった。残されたのは彼のポケモンたち。主人の背中を見送ると、お互いに視線で合図をした。良い御褒美が出た、と。
「お楽しみだな。」
「全く好きなんだから」
「そういう君こそ…」
サイドンの腕には、今にも泣きそうなイーブイたち。取り戻そうとするが、足に力が入らない。
「俺はサンダースだけでいいんだが…」
キュウコンが視線で合図する。それを機に、サイドンの腕からイーブイたちが解放される。助かったとイーブイたちが走りだそうとすると、雄2匹はニドクインが、雌はキュウコンの金縛りで動けなくなってしまった。
「サンダースちゃん。君のかわいい娘が今から開通式だよ。良かったねー」
キュウコンに言われ、雌のイーブイを見る。その上には鼻息を荒くしたドンファン。まさか、と思った瞬間、耳をつんざくような悲鳴を上げる。
「ままー!!あ″ああー!!!!」
子どものイーブイに、巨漢とも言えるドンファンがまぐわっている。その様子を見て、サイドンとキュウコンは笑っていた。
「や、やめてください。まだ子どもなんです」
サンダースは声を振り絞って近くにいたキュウコンに懇願する。声が枯れたのか、イーブイは大粒の涙を流しながら、短い呼吸を続ける。まるで酸素が足りない時のように。
「中々入らんな。どれ。」
ドンファンはさらに奥まで進めた。同時にイーブイは断末魔のような大声で喚き、人形のようにぐったりとしてしまった
サンダースは出来るかぎりイーブイのことを呼んだ。返事は返って来ない。ただドンファンに揺すられて動いているだけ。
「さて、次は俺がお楽しみの時間かな。」
キュウコンはサンダースに目を向けた。何が待っているのか容易に想像がつく。
「ところでさ、俺がロコンだった時なんだけど。」
9本のしっぽがあやしげに動く。見てはいけないと、目をなるべく逸した。
「雌のイーブイとせっかくお楽しみの時間がさ。そいつの彼氏のピカチュウが邪魔してよ。ここまで言えば誰だか解るよね?サンダースちゃん。」
逃げられなかった。本能は逃げろという。足がついて行かなかった。体中も痛い。
「でも結局、俺の勝ちじゃね?旦那より気持ち良くしてやるからおとなしくしてな」
催眠術だ。あの時と同じ。まわりが霞みがかったようになり、音声もキュウコンの声しか聞こえない。何故かキュウコンを迎えなければいけない気持ちになり、彼に従順になっていた。
「まずは、姿勢だ。伏せなさい。動けなくてもそれは出来るだろ。」
「はい。」
キュウコンの声が甘く響いた。言う通りにすると、キュウコンが上に覆いかぶさる。
「次に、絶対にトゲを立ててはいけない。」
「はい。」
「よし。今からお前は究極に気持ち良くなる。今までよりずっと。俺なしでは快感が得られない。」
「はい。」
それだけ言うと、キュウコンは迷わずサンダースの中へ挿入した。サンダースは小さく喘ぎ、瞼を閉じる。
「どうだ?」
「きもちいいですぅっ」
「なんだ?嫌なのか?」
「きもちいいですぅ!もっと、もっと奥まで気持ち良くしてくださいぃ!」
キュウコンは勝ち誇ったようにさらに奥へと進む。そして、これ以上入らないところまで来ると、今度はサンダースが快感を求めて動き出す。
「キュウコン様ぁ!」
サンダースの目付きはまどろんでいた。催眠術にかかっている証拠だ。それでもキュウコンは、達成感と幸福感に包まれていた。それがさらにキュウコンの動きを早める。
「はっ、あっあっ、んあっ!!」
目の前で子どもたちが巨漢に何をされてようが目に入らない。音声もキュウコンしか聞こえない。
「もっと、もっとくださいっ!!!」
ひたすらキュウコンを求め続けた。サンダースには他のことが全く聞こえないし見えてない。
「出る!」
今までサンダースを犯していたキュウコン。その言葉の数秒後、サンダースはお腹に少し異変を感じた。そしてサンダースから出て行く。
「終わり…?嫌です、もっと、もっとください!!!!」
その言葉に、キュウコンはもちろん応じた。それは楽しそうな表情で。
「遅くなってごめん!!みんな逃がしてないか?」
人間が戻って来たのはそれから間も無くして。日が暮れてしまえば、森など分からなくなる。
「サンダースにイーブイ3匹。みんな催眠術やってくれたんだな。偉いぞキュウコン。」
人間に頭を撫でられ、嬉しそうにキュウコンが鳴いた。
それからサンダースは雌だったのもあり、育て屋に預けられた。夫のライチュウは強いと、人間の手元におり、ここにはいない。ここにいるのは、似たような容姿の、雄のキュウコン。
「キュウコンさま、おねがいします」
そのうちタマゴが出来る。そのタマゴがある時以外、キュウコンとの交尾に徹していた。
すでに野生だった時の記憶は、思い出すことすらない。旦那がいたこと、子どもは3匹いたことなど、記憶の彼方。キュウコンと交尾することだけを植え付けられ、今日もタマゴを抱いている。
終わり
131 :
ヒコザルの人:2009/07/30(木) 08:39:42 ID:Y73vIOby
一日来れなくっただけで、新着レス100overとかww
しかも新作ラッシュとかw
どーゆーこと。
もう、みんなGJ!!!
特に、◆ELlAr9JcBo さんとは今書いてたポケモンとまたかぶってて、すごく気が合いそうで恐いww
新作投下予定ですが、今度はヒコザル関係ないし、
面倒と思って今までしてなかったけど、トリをつけようと思うので探しに行ってきます。
>>130 遅い中ご苦労様です。
戦いの描写やエロの描写がお上手です!
GJ具合が半端ないです。
そして以前、新作は未定と言っていましたが思いついたら随時書いていく事にしました。
出来た分を投下したいと思いますが大丈夫でしょうか・・・?
荒れている部分も少々あるの様なので・・・。
私のような新参者のせいで荒れているのであれば心よりお詫び申し上げます。
皆様にご迷惑を掛けている様であれば自粛して投稿はしばらく控えさせていただきたいと思います。
注意点として
強姦描写がありますのでダメな方はNGお願いします。
また、3P(?)的な感じですのでご了承ください。
うまく書けているか分からない為、見方によっては違うんじゃないかと、言われる方もいらっしゃると思いますのでご理解とご了承を下さいます様お願い申し上げます。
っと前口上はこのくらいにしておいた方がいいですね(汗)
それでは、お楽しみくださいませ。
「ケケケ、獲物が一匹オレ様のテリトリーに入ってきたぜ」
それだけ言うとスッと姿を隠し身を潜めた。
ひと気のない森の奥の洋館、そこに住んでいるゲンガーだ。
彼は、森に迷い込んでくる獲物を、館まで導いているのだ。
時には自分の影を、時には声を、はたまたある時にはゴーストに手招きをさせる。
こうしてやってきた獲物・・・ポケモン達を、弱らせては次々と襲っていた。
そして、ゲンガーが待ち伏せているのを知らずに、嵐の中を走ってくる一匹のポケモンがいた。
雌のアブソルだ、美しく白い毛が特徴的のポケモンである。
彼女もまた、森に迷い、声を頼りに館の方へと向かってきていた。
「もう、嵐になるなんて聞いてないよ、最悪・・・・
何だか分からないけど声の方に来て良かったのかな?」
館の前へと立ち尽くし、そっと見上げる。
如何にも、何か出そうな怪しげな建物を見て身震いをする。
「ちょ、ちょっと、本当に大丈夫なの・・・・かな
やばそうな所に来ちゃったなぁ・・・」
呟いていると勝手に門が開き、玄関と思わしき所の扉も、連動するかの様に開いていた。
入れ、という事なのだろうか、恐る恐る近づき、中へと足を踏み入れて行く。
入ってみると中は、蜘蛛の巣が張り巡らされ、階段は崩れ落ち、銅像と思しき物も首から上が無くなっており、一層不気味さを引き立たせていた。
「廃墟同然じゃない・・・・でも、休憩する分には丁度いいかな」
ぶつぶつと文句を言いつつもゆっくりと奥へ進んでいく。
その刹那、バタン!っと突然の大きな音と共に入ってきたはずの扉が勝手に閉まる。
それに驚き、音のした方へ振り返ると走って扉の所まで戻り、押し引きを繰り返す。
無論、開くはずもなく、完全に閉じ込められる状態となってしまった。
「嘘でしょ?!これじゃ、出ようにも出られないじゃない!!」
森に入ってからと言うもの、災難続きの彼女の瞳には、少量の涙が溜まっていた。
それでも、何とか外へ出ようと押したり、引いたり、はたまた体当たりをしてみる。
しかし、一向に開く気配もなく、疲労感だけが増していくだけだった。
「う、うっ・・・ヒック・・・・・こんな所来るんじゃなかった・・」
遂に涙が零れ落ち、泣き崩れてしまった。
泣き声に反応するかの様に何処からともなく声が聞こえてくる。
「ケケケ、ようこそ、オレ様の館へ
久しぶりの雌の客人だからな、最高の持て成しをしてやるぜっ」
声のする方へと振り向くが、そこには誰もおらず余計に不安が増していく。
辺りをキョロキョロと見渡すが、やはり何処にもおらず、思わず叫ぶように声を上げていた。
「だ、誰?!どこにいるの!?
隠れてないで出てきなさいよ!!」
恐怖を抑えきれず声も、体も震えている。
その為に相手を怯ませる事もできず、ただただ、楽しませるだけだった。
「おやおや、声も体も随分な震えようだな
そんなに怖いのかな?ケケッ」
馬鹿にしたような物言いと下品な笑いに、反論をしようとするが、出来るはずもなく、ただ黙っているしかなかった。
悔しい、悔しいが姿が見えないのでは、何も出来ない。
アブソルがあれこれ考えている内に、ゲンガーはの背後に姿を現すと、フゥーっと首筋へと息を吹きかけた。
「ひゃっ!な、なに・・・?」
「ケケケ、敏感なようだな、これはオレ様も楽しめそうだぜ」
気づかれる前に、素早く姿を消すと今度はアブソルの前に現れ、催眠術を掛けて来た。
かわす事もできず、そのままドサッと倒れ眠りについてしまった。
目を覚ましたのは、館の中にある一室のベッドの上だった。
意識が朦朧としている中、何とか身を起こすとそこには、不適な笑みを浮かべたゲンガーの姿があった。
「あ、あなたは・・・・!!私をどうするつもり?!
こんな事をしてただで済むと思ってるの?!」
「カカカ、威勢のいいお嬢さんだ
兄貴、早く犯っちまいやしょうぜ、こんな上玉を見てると興奮してきちまうよ」
ゲンガーの反対側に現れたゴーストが、下品に物を言う。
それに反応してアブソルは驚き、ゴーストのいる方へ顔を向ける。
さっきまではいなかったのに、いつの間に現れたのか。
考えを廻らせるより早く、ゲンガーに背後を取られ羽交い絞めにされる。
「ちょ、ちょっと、何するのよ、やめて!!
やめてったら!!」
必死に抵抗するが、離してははもらえず、目の前に現れたゴーストに、くろいまなざしを掛けられ逃げられなくなる。
その場から動けなくなり、抵抗もままらなくなってしまった。
「さぁ、お楽しみの始まりだぜ、ケケケ」
下品に笑うと、アブソルに近づき体を触り始める。
最初は、首筋をなぞるように指を這わせていく。
その感触に我慢できず、甘い声が漏れてしまう。
「あっ・・・・だめっ・・やめて・・・」
徐々に指を下の方へと這わせていく。
「オレが下の方を慣らしておきやすぜ兄貴、カカカ」
不意に現れたゴーストに、下を任せると、自分はアブソルの上半身を穢していった。
首筋から徐々に頬へ、頬から徐々に口へと迫っていく。
顔を近づけると、アブソルの口を一舐めし、ゆっくりと舌を入れていく。
「んっ、んぅぅ・・・・やめっ・・・やめ・・・はぅ・・」
舌を入れられ口付けをする形になる。
抵抗を試みるが体に力が入らず、逆にどんどんと抜けていった。
更に一方では、ゴーストがアブソルの秘部を、指を器用に使い穢していた。
その為に力が入らず、口の間から吐息が漏れていた。
「ぁ、んふ・・・・ぁふ・・・・んぁぁ・・・・」
ゴーストの指が秘部をなぞるように刺激し、アブソルから蜜が出始める。
少しずつ出てくる蜜を楽しむかのように、指の動きを激しくしていく。
その刺激に反応するように、アブソルの体がピクピクと軽い痙攣を起こすと、ゲンガーは口付けをやめ、自分の硬くなったペニスを無理やり口の中へと押し込んだ。
「ん・・・むぐぅ・・・ぅぅ・・・」
嫌々をする様に首を振り嫌がるが、ゲンガーがやめるはずもなくただ、気持ちよくさせていくだけだった。
ゲンガーも快感に思わず声が上がってしまう。
「うぉ・・・いいじゃねぇか・・最高だぜ、ケケケ」
嫌がるアブソルだったが、そのせいでゲンガーのペニスからは、先走り液があふれ出てきた。
吐き出そうともするが、その動きでゲンガーの射精間は高まっていく。
「へへ、すっげーいいじゃねぇか。
もっと・・・もっと、オレ様を・・・楽しませてくれよ・・・・・!!」
言うとアブソルの頭を抑え、口の中でペニスを突き上げると、白濁の液体を一気に吐き出した。
「・・ハァ・・・ハァ・・・・・オレ様の目に狂いはなかったぜ
こんな上玉を犯れるなんてたまんねぇ、ケケケ」
一通り射精を終えると、ペニスをアブソルの口からだし、ゴーストの様子を伺う。
視線に気づき、ゴーストはゲンガーに目で合図をする。
「準備万端のようだな、それじゃ、本番と行きますか、ケケケ」
待ってましたと言わんばかりに、萎えていないペニスをアブソルの秘部へと近づけていくと、先端を秘部にあてがいいつでも挿れる様にした。
「ハァ・・・ハァ・・・・そんなもの・・・・・はいるわけないでしょ・・分かったら・・・・・早く、私を・・・解放しなさい・・よ」
息も絶え絶えに言うが、すぐに絶望を味わう事となった。。
「まだまだ、お楽しみが残ってるんだぜ、ここでやめるわけがないだろう?
さぁ、ディナータイムの始まりだ、ケケケ」
それだけいうと、ゴーストが指でほぐしていた秘部にペニスを一気に挿れ込んだ。
「あっ・・・いやぁぁぁ・・・・痛い、いたいよぅ・・・・抜いて・・早く、抜いてぇぇぇ・・・!」
一気に挿し込まれ、痛みを訴え嫌がるが、そんなものは何処吹く風で、中を堪能する。
ペニスが奥まで到達すると、もはやそこに理性はなく、ただ快楽を求める獣の姿があった。
腰を乱暴に打ち付けると、更に興奮し息を荒くしていった。
「ハァハァ・・・・いい締りをしてるじゃねぇか、すぐにでもイっちまいそうだぜ
けど、もっと堪能させてもらうぜ!!」
グチュ、ヌチュっと湿った音を部屋に響かせ、快楽を楽しんでいた。
「兄貴、オレにも楽しませてくださいよ
ずるいですぜ兄貴ばっかり」
激しくしている所にゴーストが横槍を入れてくる。
「ケケケ、好きなとこで犯りゃいいじゃねぇか
だが、ここはオレ様のだからな」
好きなところと言われてもすぐには思いつかず、ゴーストはしばし考え、アブソルの獣独特の乳房を愛撫することにした。
場所はお腹の辺り、つまり、秘部の周辺にある訳である。
「激しくてちょっとやり難いがしかたねぇか、カカカ」
舌を出し、一舐めするとアブソルの体は小さく、ピクンと跳ねた。
ゲンガーの動きが早く分かり辛いが、ちゃんと感じている証拠だ。
いくらかも舐めぬ内に、アブソルは絶頂を迎えようとしていた。
「いやっ、やめてぇぇぇ・・・イっちゃうよぉぉぉ・・・・らめぇぇぇ!!」
激しい動きについていけず、盛大に絶頂を迎えた。
そのせいでアブソルの膣はキュッとしまり、ゲンガーも絶頂を迎える事となった。
「ぐぅ・・・・こんな・・締め付けられたら、全部出ちまう・・
うっ・・・・中に、出してやるぜ・・・・・・イクぜっ!!!」
腰を打ち付け突き上げると、ビュルル、ビュルっと濃い精液がアブソルの中へと注がれていった。
「あ、兄貴、激しすぎですぜ
そのせいでこいつの愛液と兄貴の精液でベトベトになっちまったぜ」
アブソルはグッタリとし、ゲンガーは息を荒くしているが何とか口を開く。
「ケケ、わりぃな、そっちまで気を回す余裕がなくてな
まっ、犯る事はやったしいいじゃねぇか
こいつも、もう使い物になんねぇだろうし、森の入り口にでも捨てておいてくれ、ケケケ」
人使いの荒いゲンガーに対し、半ば呆れ気味のゴーストだが、おとなしくいう事を聞きグッタリして気を失ったアブソルを森の入り口へと向かい放り投げた。
次の日、グッタリとしたアブソルは近くの人に見つけられたが、何故だかぽっかりと洋館での出来事を忘れていたと言う。
ただ、一つ確かなのはアブソルの秘部へ付着していた、白濁の液体が何が起きたのかを物語っていた。
決して誰も近づいてはいけない禁断の森。
それがこの、Forest of Ghostであった。
以上が今回の投稿分です。
○/5とありますが、此方のミスで4まででした、申し訳御座いません。
また、前回に書いていた物とは無関係な代物で、続編と言うわけではありません。
組み合わせ的にはゲンガー♂×アブソル♀ですがこれまた最初に書いておく事を忘れてしまいましたorz
強姦や3Pって表現の仕方が難しいですねorz
改めて痛感した次第にございます。
>>137 GJ!! 3P陵辱は最高ですな。ハァハァ
あんまり卑下しなくても、十分文章も上手だし、萌えまくりますよ。
トリ探しって意外と簡単なんですね。
ということで、この速さならイける!新作です。
といっても、そんなに濃いいものでもなく。単発ネタもの。
バルキー♂×グラエナ♀
いたってノーマル。 …ショタ攻めだけど
題名は、「二足歩行と四足歩行の生殖学」
――プチッ
「さあ今夜も始まりました、シンオウ・ナウ!
今日は特別に深夜の生放送!ポケモン生殖研究学教室教授のシダカナ先生にお話をお聞きしたいと思います」
「よろしくお願いします」
「教授は若くしてポケモンの生態研究・生殖発達学における世界的権威でありまして、
この度、『二足歩行ポケモンと四足歩行ポケモンにおける性交体位の変遷に関する研究』という論文を国際誌に発表され、
全世界から非常に高い評価を受けておられます。
今日はその内容に関して分かりやす〜く説明をしていただけるとのことです」
「過大な紹介をいただき、ありがとうございます。
今日はみなさんに分かりやすいように、工夫を凝らしながら説明をさせていただこうと思っています」
「さて、教授。この度の先生の研究は、一体どういった内容のものなのでしょう?」
「そうですね。みなさんは、二足歩行のポケモンと四足歩行のポケモンを同じものと考えてないでしょうか。
実はこの二つ、全く異なるものなのです」
「それはいったい…?」
「二足歩行のポケモンは我々人間と非常によく類似しています。
例えば、人間の言葉に『敵に背を向ける』という言葉がある。
これは、二足歩行の生物にとって背中というのが全く見えない、防御もできない弱い部位であって、
それを敵に見せるのが危険な行いであるという意識が根底にあるのです」
「はぁ…」
「しかしですな。四足歩行のポケモンは違います。彼らは常に背中を上に向けているが、
その視線は容易に周囲を見廻すことができ、その状態は危険ではない。
その代り、逆向きつまり仰臥位になってお腹を見せてしまうと全く力が入らず、逃げることもできず、
されるがままになるしかない。非常にエロ…いや、弱い状態になるわけですな」
「あの、教授…?」
「ところでポケモンはご存じのとおり、似通った種族グループであれば全く同じポケモンでなくても
交尾をすることがあります!そこで問題になるのが二足歩行のポケモンと四足歩行のポケモンの
今述べたような習性であるわけです!」
「教授、ちょっとトーンを低く…」
「あなた!あなたは正常位が好きですかっ!?」
「はぁっ?」
「好きなはずだ!人間なら!何故正常位を正常位と言うのか!それは見つめ合ってエッチできるからだ!
逆に後背位をされると屈辱的な気分になるはずだ!
本来であれば最も弱い状態である、背を見せた状態で凌辱まで受けるわけだから!はぁっ、はぁっ。
しかぁぁ〜〜しっ!
四足歩行のポケモンではこれが逆になる!
後背位こそ彼らの通常の状態であり、仰臥位での性行為などもっての外!
ある意味レイプですよレイプ!ほのぼのレイプ!」
「ちょっ、誰かこいつ黙らせて!」
「そのことがよく分かる教材ビデオをわたくしはある極秘ルートから入手しました!
VTR、スタートぉぉっ!!!くはぁっ!」
「誰だこいつ呼んだの!!スタッフ!VTR止めれ〜!」
「コントロールききません!止まりません!」
やや粗い固定画面に映る小さな部屋。
小さな部屋だというのに、どことなくがらんとした印象を受ける。
物が少ないせいだ。
部屋の中央に大きく敷かれた柔らかそうな床敷きと、あとは小さなテレビくらいしかない。
と、ガチャリと扉の開く音がして、そこに二体のポケモンが入ってきた。
「ふーん、意外と狭いんだね」
「う、うん、そ、そ、そうだね…」
ハスキーな声をあげるグラエナに促されるようにして、顔を真っ赤にして恥ずかしそうに入ってくるバルキー。
どちらもカメラのある方を向く様子は全くない。
――盗撮なのだ。
グラエナは床敷きの感触を確かめるかのようにゆっくりと部屋の中央に進むと、
座り込んでそりっ、そりっと背中のグルーミングをはじめる。
一方でバルキーはと言えば…
うろうろ部屋を回ってみたり、立ったり座ったり。
まるで授業参観前の子供のような落ちつきのなさだ。
「ちょっとは落ち着きなよ。オスのくせに」
「あ、ああ、そうだね。でもここってさ…そ(ピー)でしょ?」
バルキーのセリフの一部に合わせて、明らかな機械音が混じる。
どうやらバルキーはここの場所を言ったみたいだが…
情報源は教授の言うところの「極秘ルート」であるからして、消されているのかもしれない。
「それがどうかしたの?」
「どうかしたのって…、グラエナは知ってるんでしょ?ここに二体で預けられるってことは…」
「あははっ、バルキーってばまだコドモだと思ってたら、知ってるんだ?」
馬鹿にしたようなグラエナの言葉に、バルキーの元々赤かった頬が更に赤みを増し、耳まで朱に染まる。
大抵の場合、こういうシチュエーション、こういう場所に来た時
メスの方が落ち着いているもんだ。
オスはどうにも弱い。
更にこの二体に関して言うならば、その経験にも大きな開きがありそうだった。
「いいよ。しようよ…エッチ」
「ええっ!!?じょ、冗談…じゃ、ない…よね?」
突然のセリフに戸惑いを隠せないバルキー。
積極的というよりも、むしろ扇情的ですらある態度に、からかわれているのかと疑ってグラエナを見るが、
その目は悪戯っぽく輝いてはいるものの、決して試して喜んでいる…といった類のものではなかった。
「わたし、バルキーのこと結構気に入ってるよ?イヤなの?」
「そそ、そ、そんなんじゃないけどさ!でも、ほら、そういうのって、もっと大事だし、その慎重に…」
ナナメ右下の床を意味もなく見つめながら呟くバルキー。
そんな様子を見て、微笑を浮かべながらグラエナがゆっくりと立ち上がり、近づいて行く。
そっと耳元に口を近づけて囁いた。
「なぁんだ、初めてなんだ?」
「っ!!ちっ、ちがっ…」
「違うの?」
「い、いやっ、そ…の…。う…ん」
バルキーはついに白状してしまった。
「グラエナは…その、よくしてるの?」
「そりゃあ…。やめよ、こんな話」
せっかくのお楽しみだというのに、只でさえ経験の薄いオスを委縮させてしまってはどうしようもない。
雰囲気作りが大事なのだ。
「バルキーがリードしていいんだよ」
「うん…んんっ、あっ…」
そう口では譲歩しながらも、グラエナの舌がゆっくりとその耳元や首筋を撫で上げる。
バルキーはただ両手をグラエナの頭に置き、時折撫でるしかない。
立ち尽くしたオスの体を、頭に手を置かれたメスが舐める。
その姿だけ見ればメスがオスに奉仕をしている状況だが、実際の力関係は異なっている。
性知識に乏しいバルキーは、どこをどう愛撫すればいいのかも分からず、
ただ我が身をグラエナの愛撫にまかせ、息を荒げているだけなのだ。
「ふあっ!あんっ!」
「やっぱりココ感じるんだ」
バルキーの胸に小さく咲いた2つの乳頭の先端を、温かい舌先がゆるゆると拭っていく、
自分の中で特に意味のある器官だと思ってもいなかったそこから、
体の奥底を突き上げられるほどの快感が伝わってくるのを感じ、バルキーの足から力が抜けていく。
よろ…よろ…と後退すると、とんっと背中が壁に当たり、寄りかかる形になった。
それでも座り込みはしなかったのは、バルキーのオスのプライドによるものかもしれない。
「ああ…ん…ちょっと…くすぐったいよ…」
「気持ちいいの間違いじゃないの?」
執拗とも呼べる乳頭への愛撫が終わると、グラエナの舌はゆっくりと下へ降りていく。
幼いながらも格闘タイプであることを主張する、引き締まった腹筋。
そして、その中央の小さなくぼみ。
己の体とは異なり、全く毛の生えてない地肌が珍しいのか、
筋繊維の一本一本までも舐めほぐすように、丁寧にグラエナの舌先が動いてゆく。
そしてついにその舌は、バルキーの最も恥ずかしい部位にまで達しようとしていた。
「じゃあ、バルキーのここ、見せてもらおっかな」
グラエナがその大きな体をぐっと屈め、頭を低くする。
短パンのようにバルキーの股間を覆っている部分をそっと前足で広げてやると、
中から意外と立派なオスの生殖器が顔を出した。
二足歩行のポケモンだけあって、そこも非常に人間に近い。
体が小さい割には太い、10cmほどに育ったそのペニスは、まだ先端の半分ほどが薄皮に覆われているものの
皮の下にくっきりとくびれがついて、メスの性器の内部に快感を呼び起こす十分な機能を感じさせた。
「ここもやっぱり毛は生えてないんだねぇ」
「う、うるさいなぁ」
全身が無毛だから別に変だとはグラエナは思わなかったが、バルキーにとっては恥ずかしいことだったようだ。
覆うものを失い、にょきっと前に突きだしたその肉茎を、迷うことなくグラエナが頬張る。
「んくぅっ!」
種族特有の長い口腔と舌がペニスを絡め取り、巧みに全体を刺激してくる。
どう?と言いたげなグラエナの上目遣いの視線の前で、バルキーはあられもなくよがる。
「んっ!ああっ!すごい…!チンチンが…あっ!」
前脚でそっと下の袋を持ち上げたり、肉茎の皮を突っ張らせたり…
バルキーがあっという間に果ててしまわないようにゆっくりと、グラエナの舌が蠢き、口が前後する。
そして…
「っい!」
「ゴメン、痛かった?」
慌てて口を離して謝るグラエナから出てきた自分のオチンチンを見たバルキーは、
その形の変貌ぶりと、そこから漂ってくる淫猥な香りに言葉を失った。
グラエナが舌先でわざと剥きあげたのだろうその先端は、今や完全にオトナのペニスの様相を呈しており、
さっきまでまだ皮に覆われていたカリ首が露わになって、グラエナの唾液にまみれててらてらと輝いている。
「剥けちゃった…」
ぎゅうっとその根元を握ってみるバルキーの手には、今までにになく硬く、太くなった
頼もしい感触が伝わってきた。
「これ…、グラエナに、挿れたい」
心の底から、そして本能から、そう言うバルキーにグラエナはこくっと頷いておしりを向ける。
「いいよ…」
すでにそこは、オスのチンチンを舐めるという行為だけで淫猥な液にぐっしょりと濡れていた。
前脚をたたみ、後ろ脚をつっぱらせ、尻尾を立てて腰をツンと高く上げる。
後ろから、大事な部分が丸見えだ。
そう思うだけで、グラエナは自分の体の芯がきゅぅっと熱くなり、また新たな液がそこから滲むのを感じた。
しかし…
「グラエナ、そんなカッコ、ダメだよ。届かないし…」
後ろから聞こえてきたのは、困ったようなバルキーの声。
大柄なグラエナが腰を突き上げてしまうと、突き入れられるべき場所がバルキーの腰よりずっと上になってしまうのだ。
慌てて腰を少し下げようと力を抜いたグラエナだったが、
その体が突然ぐっと左右から掴まれると、意外なほどに強い力でごろんとひっくり返されてしまった。
「えっ!?ちょっ、いやっ!」
視界が反転する。
その急激な変化に体が対応できず、グラエナは前足を可愛らしく折りたたんだまま、ころんと腹を出して横たわってしまう。
「な、な、なにすんの〜?」
「何って…これがイチバンいいでしょ?」
エッチの最中、無邪気とも言える顔でバルキーがほほ笑む。
一瞬ぽかんとした後、慌てて元に戻ろうとするグラエナだったが、
両足を掴むバルキーの手に込められた力は、それを全く許してくれなかった。
元々格闘タイプのバルキーの力には、タイプ的に全く逆らえないのだ。
「やっ、でも、でも、このカッコは…ダメだって…」
「何がダメなの?あんなにボクのチンチン舐めといて…もう挿れちゃうよ…」
四足歩行ポケモンのグラエナにとって、こんな恰好でオスに犯されるくらいなら死んだ方がマシなんだ…
そんな説明をする時間なんてまるでなかった。
性交未体験の、十分に口撫を受けて興奮しきった肉茎は、返答も待たずにグラエナの内部へと滑りこもうとしていた。
ぐちゅっ、ぶちゅうっ…
「あっ!入る…すっご、柔らか…い…!」
「ふぁぁぁっ!あっ、太…い!先っぽが…裂けそ…」
皮肉なものだ。
尋常ではない体位で犯される中、グラエナの体は余計に興奮を高め、陰液の分泌が促され
幼い体に似合わず凶悪なカリ首を誇るバルキーの肉茎をただゆるやかに包みこんでいく。
すっぽりとその全てが内部に収まるまで、数秒とかからなかった。
「うわぁ…、ボクのチンチンが全部入っちゃった。気持ちいい〜」
「くっ、こんな…のって!」
グラエナの瞳には、己の後ろ脚をぐっと両手で掴んで広げ、
真上から見下げてくるバルキーの、快感に陶酔した顔が映る。
バルキーにはグラエナと己の結合部だけでなく、結合部の直上にある最も敏感なピンクの突起の皮が淫猥に剥けているところも、
お腹にぽつぽつと並んだ縦並びの乳腺の先端が、どれもヒクヒクと小刻みに快感に喘いでいるところも、
普段後背位では決して見せることのない部分が全て露わになっているんだ。
そう思っただけで、グラエナは羞恥の余り全身がかぁっと火照ってしまうのを感じた。
くちゅっ、ぐちゅっ…
「ふうっ、ああんっ、あっ!」
「うっわ、動かすとぐにゅぐにゅ包んでくる…!」
動くよとの言葉もなく、体内で肉棒が前後し始める。
その動きはぎこちないながらも若々しさに溢れ、激しく膣口から子宮口までを擦りあげ、突きあげる。
「あああっ!ふあっ!すっごい!ああっ!」
グラエナが経験した今までの数回の性交とは全く違う感覚が、その体を貫き駆け抜けていく。
正常位で挿入されたバルキーの反り上がったペニスは、
グラエナの腰ごと持ち上げるようにして膣壁の前面を突き上げる。
そして、そのしっかりとくびれた段差が粘膜を擦り、めくり、かき回していく。
「こんな…こんなすごいの…ダメぇ…」
「んんっ、ボクも、これ、気持ちいいっ、チンチンが…吸い取られそう…!」
何度も絶頂を迎えそうになっているだろうに、バルキーは初めてとは思えないほどの耐久力を発揮して、グラエナを攻め続ける。
イきそうになる度に腹筋をぎゅっと締めては耐えているのだ。
その都度体内でぎゅうっとペニスが硬くなり、びくんっと持ち上がるのを深部で感じるグラエナはたまったものではない。
「お願ぁい、も、もう、出してよぉ…」
「やだ…。もっと、もっと気持ちいいの、感じたい…」
子どものような貪欲さを発揮して性器の出し入れを続けるバルキーの前で、
グラエナから最初あったような余裕は全く感じられなくなっていた。
「グラエナの、ここ、ちっちゃなオチンチンみたいなの、何?」
「ひぅっ!!あっ!」
粘液に包まれた太い肉柱が出入りする穴の少し上。
そこにある小さなピンク色のツボミにバルキーの器用な指が伸びた。
興奮するとすぐに勝手に皮が剥けて中身が顔を出してしまう、グラエナのちょっとしたコンプレックスでもある
大きなクリトリスの先端につん…と触れた瞬間、その体が大きくびくんびくんと震える。
「ふーん、ここが弱点なんだぁ」
分かりやすいなぁとばかりににこっと笑いながら、
結合部の粘液にまみれた指で今度はゆっくりと周囲から撫で回し始めるバルキー。
「やぁっ…そこ…あっ!ふあぁぁっ!」
「あ、さっきよりピンって立っちゃった。エッチぃ」
ろくな性知識もないくせに、そこを弄る手の動きは腹立たしいほどに器用で、
無邪気なその言葉がグラエナの心を抉り、より興奮を高めた。
「ああっ!もう、もうっ、イっちゃいそう…!ダメぇ…!」
度重なる刺激と羞恥に耐えきれず、グラエナの膣がきゅうっと収縮する。
子宮が注がれるべき精液を求めてうごめく。
クリトリスに注意を奪われ、挿入したままにペニスを動かすのを中断していたバルキーにも、
その動きが淫猥な刺激となって襲いかかった。
本能的にグラエナの限界を感じ、ペニスの前後運動を再開し、己も絶頂を迎えようとする。
「うっわぁ…。中がぐちゅぐちゅって…気持ちいい…!」
「はっ、あっ、あ…!イ、イク…きゅぅぅん!」
初めてセックスをする幼いバルキーに、こんなに恥ずかしい格好を晒してチンチンを入れられたままイかされるなんて…!
悔しさと、恥ずかしさと、そしてそれを上回る快感が津波のようにグラエナを飲み込んでいく。
「んっ!すっごい、中がとろーって熱くなった…!うあっ、ボク、ボクも、もう、イっちゃう…!」
グラエナの腰を抱え、ペニスをめいっぱいに深く突き込みながら、悲鳴のような喘ぎ声をあげるバルキー。
まだ数えるほどしか放精を行っていない成長期の精巣から、その硬く反り上がった陰茎を駆け抜け、
バルキーの大量の白濁液がグラエナの体内へと注がれていった…。
プツッ。ピ―――。
〜ただいまの放送中に、大変不適切な表現が多く含まれておりましたことをお詫び申し上げます〜
生放送における放送事故。
この時のシンオウ・ナウは深夜という時間帯にも関わらず、
異常な高視聴率を記録したという……。
お〜わり
以上です。
教授の名前とか性格とかは…勘弁してww
は?バルキーのタマゴは未発見なのになんで預けられたか?
…そんなの関係ねぇ!
>>144 乙、読みやすくて良かったです
親しみと敬意を込めて今度から「よしお」と呼ばせてください。
>>144 お疲れ様です。
バルキーの変貌っぷりにびっくりですw
あんな風に変わるなんてw
今までバルキーに興味がなかったっていうのは秘密(ぁ
これのおかげで興味出てきました・・・w
なんなのこの神ラッシュ
お褒めいただきありがとうございます。
しかし、マスターといい教授といい、結局ヘンタイな登場人物が出てるよなぁ。
自分の性格が出ているようで、読み返すと果てしなく恥ずかしくなるww
>145
だが断るww
>148
失礼だが、脳内がシダカナ教授以下と認定w
マスターの続きがくると思ったらまさかの単発とはww
お褒めのコメントありがとうございます。
それにしても、新規投稿多いですねww
気がついたら50レスくらい増えてるw
こんなに早いスレだったっけ……
>>131 まさか被っていたとは……すいません。
しかし、凄い一致だ……
では、またラッシュ便乗投稿させていただきます。
人♂×ザング♂の続きです。 ほのぼのレイプ注意。
ちなみにアホエロです。
見慣れた天井を背景に、映し出される愛しい人の顔。時は深夜、ベッドの上。こんな官能的な雰囲気が、全く
不快極まりない。
「この状況は一体、どんな冗談なんでしょうね? マスター?」
「うん。まぁ、察して」
「脳天にブレイククローかましますよ」
「リアルでドタマがカチ割れるから、それは勘弁して欲しいなぁ」
思えば、長い付き合いである。生まれてこの方、一週間と離れて過ごしたことがないんじゃなかろうか。外界と
全く関わらなかったわけではない。買い物だって一人で出来るし、近所の奥様方と井戸端会議だってする。でも、
間違いなく最も長いこと一緒に居る人物が、マスターだ。勿論信頼しているし、敬愛もしている。感謝だってして
いるし、もしかしたら羨望すら抱いているかもしれない。
しかし、不思議なことに。それだけ一緒にいても、分からないことはあるものだ。まさか自分が恋愛対象として見
られていたなんて、ついこの間まで歯牙にもかけない考えだった。正式に告白されて、酷く狼狽したのは記憶に
新しい。結局、尊敬する人として受け入れたのだけれど。でも、他にも知らないことはまだまだ沢山あるようで。
現にこうして、それを思い知らされている。自分の被毛に包まれた、長く鋭い爪が生えている手足がベッドの支
柱四本に繋がれていたり。主人の手には、何やら男性器を模したらしい卑猥な物体が握られていたり。その脇に
は、無理やり口を開けさせる道具やら、蝋燭やら数珠のような物やら、目隠しやら紐やら何か用途の分からない
器具その他諸々。見てるだけでも身の毛のよだつそれらを、自分に使おうとしているのだろう。裏表のなさそうな
素晴らしい笑顔を浮かべているのはいつもどおりなのに、非常識な状況は疑いようもなく。
僕は知らない。もとい、知りたくなかった。マスターがこんな、超ド級の変態だったなんて。
話は一週間前に遡る。正式に「恋人」という関係になったわけだけれど、生活に大した変化があったわけじゃあ
ない。相変わらずご主人は仕事に行って、僕は家事。強いて言うなら、一緒にお風呂に入る頻度が増えたり、マ
スターが抱きついてくるようになったり、時々キスしたり……それと、非常に言い難いんだけど。せ、せっくす……
したり……するようになったこと、くらい。
それは、丁度週に一度の夜伽をした後のこと。幾分慣れ始めた僕は、時折腰がしくんでも気絶まで至ることは
少なくなっていた。初夜以来、マスターは優しくしてくれるし、その……気持ちいいし……ともかく! 僕に不満
はなかったのだ。それだけは分かっていただきたい。ところが、マスターの方はそうでもなかったらしい。
行為の後でベッドで抱きついていた時、唐突に話始めたのだ。
「あのさぁ、最近マンネリっぽくない?」
「え……いえ? 僕は全然、えっとぉ……今のままで……」
予想外の言葉にうろたえて、つっかえながらも返事をする。というか、僕にしてみればマンネリも何もないのだ。
他に何か変わったやり方でもあるんだろうか。マスターと僕の立場が入れ替わるというくらいは考えもしたけれど、
想像まで至らなかったし、それ以外のことがあるだなんて知らなかった。
そんな風に考えているとは思いもよらなかったのだろうが、マスターは続ける。
「ほら、変わったやり方も試してみたいなぁ……なんて……」
確かに僕だってそれがどんなものなのか、好奇心をそそられた。詳しい説明こそなかったが、羞恥には多少な
りとも慣れ初めている。痛かったり、怖かったりしなければいいだろうと、僕はあっさり許可してしまった。それが、
いけなかったのだ。
「マスターがしたいなら、試してみてもいいですよ……?」
「本当!? よっしゃ!」
目をキラキラ輝かせて飛び起き、あまつさえガッツポーズを見せるマスターを見て、今更嫌だとは言えなくなっ
てしまったのだ。たとえ、その喜びように不安が大きくなったとしても。
そして今週に話が戻る。夕食を二人で終えた後、急に眠気を誘われた僕はお風呂を浴びて早々に中座した。
今になって分かったのだが、多分食事に何か仕込んだのだ。台所はマスターの領分である。僕の分の料理に薬
を入れるくらい造作もないだろう。そして、今さっきのこと。いつもより早く寝てしまったせいもあるのだが、ふと深
夜に起きてみれば……この様である。なんて無防備だったのだろうかと後悔せざるを得ない。僕が深い眠りに沈
んでいる間、マスターはきっと喜び勇んで僕を縛り、道具を並べ、楽しみにこの時を待っていたのだろう。はっき
り言って馬鹿である。だって、この為だけに嬉々として道具を買いに行って、お金使って……もう最悪です。
このままじゃ僕の貞操が危ない。もう奪われてるけどやっぱり危ない。未だ意地悪な笑いを浮かべるマスターを
ジト目で睨みつけながら、この色魔を押し留めるための言葉を練った。
「今すぐ解放してください。さもないと一ヶ月エッチ禁止」
「一ヶ月でいいの!?」
もっと厳しい罰が下ると想定していたらしい。つくづく救えない。ネガティブ過ぎる算段を、何故こうまでして決
行したのか。僕には心情を分かりかねる。とりあえずぶん殴りたい。無理だけど。
ああ、こんなマスターを見るのは初めてだ。普段は物静かな人で、無害そのものって空気を発しているのに。趣
味なんて読書と料理、それに時々音楽を聴くくらい。見た目も理知的なメガネにスレンダーな体型と決して悪くな
い。仕事にも真面目に取り組んでるようだし。ちょっと抜けてるところを差し引けば凄く良い旦那さんだと思うんだ
けど……って、ノロケてる場合じゃないよ! マスターの目が据わってるよ!
そんな風に滔々と考えていたら、冷たいものがお腹に垂れてきた。全身の毛がぶわっと逆立つ。それがなんと
も気持ち悪くて動きたいのだけど、体を縛る縄はその程度じゃ揺らがない。
「ひぁ……! な、何してるんですか……!?」
「これ? ああ、そういえば初めてだっけ。これはローションだよ」
見せつけるように顔の前に突き出されたマスターの指の間で、ヌルヌルと粘着質な液体が糸を引いた。それだ
けで、どことなくエッチだ。本来潤滑油として使われるのだろうそれは、僕のお腹や胸で広げられて毛並みを寝
かせた。ローションが塗られただけなのに、マスターの手の感触が、普段とは違う。それで胸とか、脇腹を愛撫さ
れたりなんかしたら……。
「ふぁっ……! うぅ……! ひぅ……!」
「やっぱしザングは敏感だね。たったこれだけで声が漏れちゃう淫乱さんだ。ほら、もう可愛いチンチンが涎垂
らしてるよ?」
「言っちゃ、やだ……!」
マスターお得意の言葉責め。僕の羞恥を煽るのが、とても上手なのだ。こうやって虐められる度に、体が熱く火
照って、マスターの顔が真っ直ぐ見られなくなる。それに、自分じゃ分からないけど、声が高くなってるんだって。
マスターは「マゾ気質なんだな」って言ったけど、その言葉の意味が僕にはよく分からなかった。
必死な嬌声を上げる僕をよそに、僕の体を勝手気ままに撫で回していた手は、胸から脇へ、脇から腹へ、そし
てどんどん下半身へと降りていく。あ、これは……!
「にゃあああああっ!?」
「そんなに良かったの? チンチンにローション塗られて、くりくりされて。でも、それもそうか。俺の下でにゃあにゃ
あ鳴いちゃうマゾネコさんだもんね」
「駄目ですっ! 手、離してっ!? いやだぁああっ!」
一回だけ、似たような経験がある。フェラされたチンチンを、そのまま手で弄繰り回された。あの時は本当に狂っ
ちゃうかと思ったのに、今のはそれより激しい。チンチンが熱くなって、お腹の下のほうが痺れる。辛いから、体全
体で逃れようとするんだけど、どれだけジタバタもがいても縄は切れたりしない。
マスターのそれとは違う、先細りのチンチンは、手の中で蹂躙されて、脳に直接電気を送るみたいな快楽を訴
える。無理やり鳴かされて、気持ちよくって、僕はどうしても涙を堪えきれない。
「ひっく……! 許して……! ますたぁ……! お願い……!」
「駄目だよ。どうせなら、今日はとことん付き合ってもらうから」
今日のマスター、まさに鬼畜だ。はっきり言って、僕が泣いてなお止まらないマスターは始末に終えない。大げ
さな言い方をすれば、僕はこの時死をも覚悟した。
そんな僕の絶望的な心持ちを知ってか知らずか、責め手を変えてくる。ローションのボトルを傾け、マスターは
僕のお尻に塗りたくった。回数をこなしたので、後ろにもある程度の慣れはある。普段以上に潤滑が良いことも手
伝って、あっさりと解されてしまった。チェスなら、既にチェックメイト。無駄だと分かっていても、僕には泣きの一
手を打つしかない。
「ますたぁ……! 助けてよ……! 」
「泣いてるザング、可愛いよ」
あ、これもう駄目だ。
悟ってしまった時、無機質な物体が深々と潜り込んでくるのが分かった。それは小刻みな振動を伴って、僕の
お腹の中でのた打ち回る。敏感な内部をやたらめったら刺激され、再び悲鳴を上げた。
「うにゃあああっ!? やだ! なにこれっ! 止めてっ! 止めてぇええっ!?」
「バイブだよ。アナルバイブ。俺のがあっさり入っちゃうから、今回は少し大きいの用意したんだ。ほら、もっと鳴
いてみて?」
「ひぃいいいっ! いやだっ! やだよぉっ!」
マスターのチンチンより、一回りほど大きいバイブが出し入れされれば、それはもうとんでもない苦痛だ。いや、
気持ちいいんだけど、圧迫感が果てしない。中に入ったバイブの影が、お腹にぼっこり浮き出すような、そんな
感覚。それでも、僕はもう責めに耐え切れずに達してしまいそうだ。
「も、だめ……! 出ちゃう、から……! 外してっ! ますたぁあっ!」
「だーめ。たまには、ちょっと躾けてあげよう」
涙で霞んだ視界の隅で、脇から何かを取り上げるマスターの手を捉えた。そのまま、僕のチンチンに手をあて
がって、何か不吉な動作をしている。すると、チンチンの根元をきゅっと締め付ける感覚があった。もう何が起こっ
てるんだか分からなくなって、僕はうわごとの様に尋ねる。
「な……して……!」
「ちょーっとイけないように、縛っただけだよ? ザングは変態だし、嬉しいんじゃない?」
「い、やだ……! うああああぁんっ!?」
その問答が終わったとき、ついに僕は登りつめてしまった。だが、下腹部からせりあがってくる熱はチンチンの
根元でせき止められて、戻ってくる。その気持ち悪さ、切なさ、苦しさ。僕はもう、壊れそうになる。もうなりふり構っ
てられなくなって、懇願した。助けて、助けてほしいと。
「やだぁあああっ! 解いてっ! ほどいてぇえっ!」
「じゃあ、俺は少しコーヒーでも飲んでくるかなっと」
「そ、んな……! 無理、無理です! 僕死んじゃうっ!」
僕を見下ろすマスターの顔は、今までになく醜悪で。狂おしくって。人間の下着のようなもので、バイブは外れ
ないようにすると、振動を強めて出て行った。
読者諸君。俺がザングースの主人である。急な視点変更で戸惑われることのないよう、お見知りおき頂きたい。
さて今回、俺がどうしてこんな凶行に至ったか。それは単純明快である。
ザングースが甘えてくれないからだ。ザングースは我々が新婚ホヤホヤであるということを、どうにも分かってく
れていない。俺の方からそれとなくアプローチはしているものの、向こうから甘えてくることはないのだ。新妻たる
ザングースが甘えてくれない。それがどんな辛苦であるか。それに加えて、セックスが一週間に一度など。足りな
い。足りないに決まっている。
許可を頂いただけでもうけものだと、最初は思った。しかしよく考えてもみろ。毎日寝床を共にしているのに、体
を重ねるのは週一。体に問題のない健全たる男子が欲望を抑えきれるわけもない。
そこで俺は熟慮したのだ。如何様にして、ザングースの体質改善を図るべきなのか。そして結論に達した。いっ
そこれまでにない痴態を繰り広げさせれば、向こうも素直にさらけだしてくれるのではないのだろうか、と。
……勿論、一度だけでも本能のままにザングースをドロドロのグチャグチャにしてみたかったというのも、今回
実行に移した要因として無くはないのだが。
なに? 結局欲望のままにザングースを陵辱したかっただけではないか、だと?
当たり前だ! 愛しき者の淫れきった姿を見たくない人が何処にいるというのだ!
読者諸君、異論はあるか? あればことごとく却下だ!
宣言通りにコーヒーを飲み下し、ついでに煙草を一本吸った俺はザングの元へ向かった。きっと今頃は出来上
がっているだろう。前々から、被虐嗜好の片鱗は見せていたのだ。ここまでやれば、開花すると俺は踏んでいた。
寝室に入る。すると、さっそく鼻につく雄の香り。ドロドロと先走りを垂れ流し、ローションと混ざってテラテラと卑
猥に光る彼の姿があった。先ほどまでは、縄を引きちぎらんばかりに暴れまわっていたのに、今や小さく痙攣す
るのみ。快感に押し流されやすい体質だから、そろそろ限界だろう。
愛しき彼を壊してしまっては元も子もない。早々にバイブを抜いてやる。頭を撫でてやれば、焦点の合わぬ潤
みきった目で、こちらを見上げてきた。長い口から舌を突き出し、ぜぇぜぇと荒い息を吐く。その姿たるや、是も非
もなく淫猥だ。ザングースは弱弱しく、蕩けそうに甘美な声で、俺に向かって囁きかけた。
「ますたぁ……! もう僕我慢できない……! 早く、犯してぇ……!」
ほら来たそれみろ俺の勝ちだ! こちらも限界まで突っ張った股間の一物を取り出す。パンツが濡れているの
など些細なことだ。あっという間に全裸になった俺は、それでも理性の残り一片を総動員して手足を拘束する縄
を解いた。そして、人間よりは多少軽い体を抱え込み、優しくキスをした。
「ん……ふ……!」
「あ……んぅ……!」
それと同時に首筋を撫でてやる。最近分かったことだが、ネコらしく首筋は弱い。ふさふさと柔らかい被毛を掻
き乱し、こちらもその感触を楽しみながら、ついでに喘ぎまで聞ける。
「ふぁ……! あぅん……気持ち良いよぉ……! でもぉ……早く、チンチンください……!」
こんなこと言われて、誰が我慢出来るのか。対面座位のまま、俺は手馴れた挿入を果たした。バイブを飲み込
んでいた粘膜は、普段ほどの締め付けこそないものの、暖かく溶けてしまいそうな心地よさがある。雌のそれと酷
く酷似していたので、俺は指摘してやった。
「ザングのここ、完全にメスみたいだな……しかも感じちゃうんだから」
「ますたぁの、メスで良いからぁ……! もっとぉ……!」
きっと脳内では、ノルアドレナリンが過剰分泌されているだろう。俺は久しぶりに獣と化した。抱えていたザング
をベッドに押し倒し、正常位のまま激しくピストン運動する。そのテンポは速まる一方。結合部は卑猥な音を立て
て、俺の腰を更に加速させる。柔らかく首に回された腕も、キスをせがんで来る淫らな顔も、全部が全部俺を突き
動かす。もう止まらない。
「ひぁんっ!? にゃぁあっ! ふぁあっ!」
「はっ……クク……淫乱だなぁ……ザングぅ?」
「そうですぅっ! 淫乱だから……もっと、ぐちゃぐちゃにして……!」
可愛い顔して、淫らに追従する姿はそそる。ふわふわの尻尾が、足に絡みついてくる。もっともっととねだるよう
に。足が突っ張って、何かに耐えているようでもある。片耳が寝て、可愛く俺にオネダリする。……きっと。今の俺
の笑顔は、見た誰もが怯むほど凶悪だろう。
「イきたいか? ん? それなら、ちゃんとお願いしてみな」
「は、はいぃ……! ますたぁ……イ、イかせてください……!」
「またお尻でイっちゃうの? どうしようもない色狂いだよね」
「はいぃっ! いいから、早く……! お願いですぅっ!」
「全く、変態なメスを娶ると旦那は大変だな!」
「に、にゃぅうううううっ!」
思いっきり、一突き。それと同時に、一物を縛る紐を解いてやる。未だかつて、見たこともない量の精液がほと
ばしった。ほぼ同時に俺も達し、大量の白濁が注がれる。二人分の精液が、ザングの体を汚し、より恥ずかしく、
だらしない姿に仕上げていく。その様相は、娼婦もかくやというほど。
「ま、すたぁ……」
そして、やっぱりというか。
あの日以来、初めて気絶させてしまった。
ジャパニーズ土下座。以下説明省略。
俺の画策。完璧だと思っていた作戦の末路は、まぁやっぱり、失敗した訳で。朝起きたら、全裸の俺の股間と首
筋に鋭い爪が突きつけられてて。もう、平謝りするしかないって言うか。でも土下座すら出来ないっていうこの状
況。命ばかりは助けて神様。
「命と下半身。どっちが大切です?」
「み、ミルクレープで手をうたな」
「却下」
ザングは今まで聞いたことの無い、冷気すら発しているような声で言い捨てる。本気で怒っていらっしゃる。人
間対ポケモン。そりゃもう、勝ち目なんかないわけで。ああ、爛々と目が輝いていらっしゃる。捕食者の目だ。目
が「殺す」と言っている。っていうか近い。爪近い。頚動脈まであと一センチ。下半身の方は割礼されそう。
「いや、まだ使わなかった道具とかあるじゃん? それだけ手加減したんだよ」
「なるほど、この性欲の源とオサラバしたいと」
「ごめんなさいすいません許してください」
気圧された俺は、仕方なくホールドアップの体勢のまま、今回の計画を白状した。性的に足らなかったこと、一
度はエスエムを経験してみたかったこと、もっと甘えて欲しかったこと。一言一言を紡ぐたびに、ますます細まる
目に脅えながら、ぼそぼそ蚊の鳴くような小さい声で。
「マスター」
「は、はい! 何でございましょうか!」
「……そう言ってくれれば、いいです」
大きくため息をつきながら、ザングは予想外の話を続けた。
「足りないならお付き合いしますから、今回のようなことはしないように」
「は、はぁ……」
「それから、僕ももっとマスターに甘えるようにします」
「お、お願いします!」
「あと、ミルクレープと和菓子は忘れないように買ってくること」
「当然です!」
俺は見逃さなかった。腰を抱えながら立ち上がったザングの瞳に被虐の炎が灯っていたことを。
以上です。主人がただの変態になってしまった……。
でも、どSザングが居るなら、どMザングだって居たっていいはず。
乙!ザングース可愛い
今までのSSってザング多いけど人気なのかな
>>89 切ない恋心の描写がお見事。
キュン死寸前ですた。
>>102 天然ミミロップ可愛いw
>>130 あの二匹は幸せになったと思ってたのに…
なんという欝エンド。
でも犯されるイーブイに萌えた俺はロリコン
>>137 催眠術はつるのムチと並ぶエロ技能っすよねw
>>144 本番行為の描写の精密さに脱帽。
文章だけで快感が伝わってくるぜ。
>>157 愛のあるSMこそ至高。虐げられながらも気持ち良さそうなザング萌え
…ふう。ありがたいことだが神作品多すぎ。
らめえ…もう…出ないよぉ、とでも言いたい気分だ。
しばらく来れないうちに、こんなにも作品が…すごいですね…
今回、7ヶ月前に書いたフローゼルの話のさらに続編で、ロズレイドの話を書きました。
あ、やっぱし雄しか出ません。
嫌いな方はスルーをお願いします。
読んだことの無い人への一応の登場人物紹介
ロズレイド 今回主人公。
フローゼル 前回主人公。堕ちた。
ドサイドン いろいろと大きい。
フシギソウ つるのむちを良く使ったが、今回は使わない。
P.S. 諸事情で次レスから酉変えます。
161 :
ピカブイの人:2009/07/30(木) 22:02:22 ID:MTu9jRvR
「どうだ、フローゼル」
「はい、きもちいいですっ」
「ハハハ、そうか。ほら、また出してやる」
「くはあぁっ…う、嬉しいですぅ…」
フローゼルが…あんなふうになっちゃうなんて…
僕はロズレイド。
ここに連れてこられてから、ドサイドンとフシギソウに体をいいようにされてる
。
今だってそうだ…。
「じゃ、さっそくだけど舐めてよ」
フシギソウがゴロリと横になり、
僕にモノを見せつけた。
「はい…」
…逆らえない。
逆らったら何をされるか…
それこそ怖い。
だから僕は従うしかなかった。
僕がフシギソウのモノを舐めると、やがて口に含むように言われ、
そして出てくる精液を全部飲まなきゃならなかった。
「あはは、どう?おいしかった?」
「………はい」
本当は吐きそうなくらい苦かった。
口の中がきもちわるい。
次に、僕は仰向けに押し倒された。
「オイラがきもちよくなったから、
ロズレイドもきもちよくしてあげる♪」
すると、僕の中にフシギソウのモノが入ってきた。
「ひっ…ううっ」
未だにこの感覚に体が妙に反応する。
連れてこられてばっかりの時と比べると、だいぶ楽に入るようになった気がする
けど…
「相変わらずいい締まりだね」
フシギソウはそう言って、いつものニヤニヤした表情で動き始めた。
「あっ…あああっ…んっ」
フシギソウが動くたび、出たり入ったりするのと、
僕のモノがフシギソウのお腹で擦られて、変な声が出ちゃう。
その上、フシギソウが僕の首筋をペロペロ舐めてきた。
こうなると、もう抑えが効かなくなる。
「んああっ……ああーーーっ!!!」
僕のモノから勢いよく白く濁ったものが噴き出した。
やっとこの行為が終わり、フシギソウは僕に聞いた。
「ねえねえ、楽しかった?」
「………………」
僕は答えなかった。
疲れきって、答えられないふりをしてるけど…
本当は答えたくないんだ。
楽しいって答えたら…
自分が完全に自分じゃあなくなる気がする。
「…ま、今日はもういっか」
そう言って、フシギソウは僕から離れた。
その時、
「あああぁぁああぁっ!!!」
陶酔しているような声が聞こえた。
「よし、今日はこのくらいにしとくか」
「はひぃ…」
フローゼルの声だった。
僕が初めて会った時は、フローゼルはこの行為を拒否していた。
なのにどうして…
僕もいずれ…あんなふうになっちゃうのかな…
「ねえ、ドサイドン」
「ん?なんだ」
フシギソウとドサイドンが話している。
何て言っているのかは聞こえない。
その後、ドサイドンはフローゼルに耳打ちした。
「出来るか?」
「はい。わかりました」
フローゼル…何を聞いてるんだろう…。
その後、僕はいつも通り、閉じ込められた。
行為をしている時以外は、ほとんどこの中。
フローゼルも同じだ。
僕はフローゼルに聞いてみた。
「あの…フローゼル。
君はその…いつもの行為…どう思ってるの?」
「楽しいですよ。
その上、ご主人様にご奉仕できて、
とても嬉しいんです」
「そ、そう…」
真顔で答えるフローゼルに僕はそれ以上質問しないことにした。
「じゃあ、ドサイドンたちの命令なら何でも聞くんだね…」
「はい」
ふぅ…もう何も考えたくない。
今日はもう寝よう。
そう思ったとき、
(ドサッ)
「………え?」
僕は訳がわからなくなった。
フローゼルに仰向けに押し倒されたんだ。
「ちょっとフローゼル?何なの?」
「ご主人様の命令です」
「え?」
「ロズレイドを犯し続けろ…と」
「そんな」
「一晩中ずっと」
「や…やめてよ…」
「…命令です」
すると、すっかり大きくなったフローゼルのモノが僕の中に入ってきた。
「うあっ…ああっ」
フローゼルが突いてくる。
僕にフローゼルの体が覆い被さって、
フシギソウにやられた時みたいに僕のモノがフローゼルのお腹で擦れた。
「ここ舐めると……感じるんですってね……」
そう言ってフローゼルは僕の首筋を舐めてきた。
「ひっ…!
あっ…ああーーーーっ!!!」
僕はすぐに射精してしまった。
でも、フローゼルは動きを止めない。
何度も出し入れを繰り返し、
そして
「うぐぐ…」
「あっ、あうう…」
僕の中にフローゼルの精が放たれた。
フローゼルは僕とつながったまま荒い息をしていた。
だけど、またすぐに動き始めた。
「あっ…あっ…」
突かれるたびに声が出てしまう。
「き…きもちいいですか?
ああ、そうだ。ここもきもちよくしてあげないと」
そう言うとフローゼルは僕のモノを両手で扱きはじめた。
「ひゃっ…だっ、駄目っ!」
僕はそう言ったけど遅かった。
僕のモノから再び白濁が溢れ出した。
「はは…きもちよかったでしょ?
じゃあ、もう一回…」
「えっ、ちょ、ちょっとぉ!」
僕の答えを聞かずに、
フローゼルはまた僕のモノを扱きはじめた。
「あっ…あうぅ…」
何回やれば気がすむんだ…
もう……僕………ダメ…………
岩の蓋が開き、ドサイドンが入ってきた。
「おっ、フローゼル。言った通り、一晩中犯したか?」
「はい、ご主人様」
「よし。
ロズレイドは…ははっ、こりゃすげぇや」
ドサイドンが僕を見下ろす。
僕の身体はいまだに乾かないフローゼルと僕自身の精液にまみれていた。
その上、僕のモノはまだ上を向いていた。
ドサイドンが僕の身体を持ち上げ、外に運び出す。
「じゃあフローゼル、お前は疲れてるだろうから今日は休んでていいぞ」
「はい、ご主人様」
ドサイドンが岩の蓋を閉める。
閉まる直前、フローゼルがバタリと倒れるのが見えた。
「おーいフシギソウ、見てみろよこの有り様」
「わぁ、すごーい♪」
「で、どうだったよ?」
ドサイドンが僕に問う。
ああ、そうか…
フローゼルもこんな……幸せな気持ちだったんだ……
僕は精液や涎が垂れている口で言った。
「き…きもちよかったです……」
この日から僕はご主人様に精一杯の奉仕をした。
精液を飲み、突かれては喘いだ。
ご主人様が僕を奴隷として飼ってくれていると思うと、心が充たされた。
そういえばフローゼルもすごい喘いでる。
僕も負けないように頑張らなくちゃ。
夜になると、また閉じ込められるけど、
その後はフローゼルと一つになれる。
ご主人様達も、フローゼルも、僕を捌け口にしてくれているんだ。
明日はどれだけ……飲ませてもらえるのかな?
おわりっ
はい、以上です。
なんかもう…自分の作品が…他の作品と比べるとクズみたいで…
どうもすいませんでした…
>>170 お疲れ様です。
以前書かれていた作品を倉庫にて拝見させて頂きました。
とても上手に書かれていて素晴らしいと思います。
なので、もっと自分に自信をお持ちになってください。
純粋に心から面白いと思えるのです。
それは他の方々にも言えることですし、そう卑屈にならないで下さい。
文章、文字、言葉それぞれに力があると思います。
それを表現できるのは素晴らしい事だと思いますし、すごい事だと思います。
いやはや、こんなのじゃ私が何が言いたいのか分かりませんよね(汗)
偉そうな事を言って申し訳ないです。
>>170 乙&GJ
俺は最近になってまた小説書くようになったんだけどさ
はんぱなくむずかしいよね、文章書くって…
でもクズみたいだとか、他人と自分を比べることないと思うよ
…といっても、気にしちゃうけどね、俺もw
謝ることはないと思う
時間かけて書いて投下するってだけでもみんなのためになってるんだし!
>>170 おおっ、フローゼルの話の続きじゃないですか!
7ヶ月前には自分はここにいませんでしたが、保管庫で読ませていただきました。
お帰りなさいです!
うぅ、投下したいのに筆が進まないなぁ…書きたいのに書けないなんて;;
>>170 GJ!
上手に書いてる人だって初めから書けるわけじゃないし。
問題は上手く書く向上心があるかないかだと思うよ。
それはそうと、調教SS萌えるぜ。
>>170 そんなに自分を悪く言うなよ
普通に良かったよ
>>171-175 ありがとうございます
GJをもらえて、少し自信がつきました
あ…『ロズレイドの話』って題入れるの忘れた…
>>170 気持ち分かるな。俺だって書き始めの頃はそんなだったよ。今だってあまり変わらないけど……。
とりあえず、上手い人のを真似して(勿論盗作ではない)みればいいんじゃない?
それだけでも気分的に結構変わる気がする。
何なんですかこの投下ラッシュ…
皆様書くのが早くてウラヤマ!
新作を書いたので投下させていただきます。
探検隊のチームMADの話です。
注意点
・以前に投下しましたMAD話の続編っぽい感じ。
・極端なネタバレは無し
・アーボック+ドラピオン×マニューラの下克上。輪姦
仰いでみれば、空──
分厚い雲の上に乗り、青い空の中を突き進み更に上を目指した。
天をも超え、宇宙にまで突き抜けてしまいそうなまでの勢いで。
青から水色へ、水色から白へと周りの景色が変わり移り
それと同じくして酸素の濃度も減ってゆき、鈍りそうになる意識を保つために
マニューラは足を止め、大きく深く息を吐いた。
「さすがに……ここまで来ると身体に疲れも出てくるか…」
膝に右手を付けるように身体を支え、左手で顎から垂れる汗を拭きとりながらそう呟くと
彼女の後を追いかけていた部下たちが、先ほどの彼女と同じように息を吐いていた。
「ちょ…ボ、ボス……す、少し待って下さいよ……はぁ…はぁ…」
「は……早いです……ぜぇ…ぜぇ…」
「何だい、だらしないねぇ」
背筋を伸ばし、腰に鉤爪の手を置いてマニューラは呆れ気味に部下たちを見る。
「そ、それに…空を登り過ぎて寒くなってきたんですけど…」
と、ドラピオンが身体をブルッと震わし
「ね…眠い……」
と、アーボックがガクン、と鎌首を大きく揺らした。
「そうかい?ワタシは逆に動きやすくなってきたけどね。空気が薄いのが唯一の難点だけど」
「そりゃー、ボスは氷タイプですから……ふぁぁ…」
大きく口を開き、牙を見せ付けるかのように欠伸をして、アーボックが言う。
「アーボック、寝るんじゃないよ」
「大丈夫です。ダンジョンじゃぁ眠りませんって」
もたれていた鎌首を上げ、アーボックは背を伸ばした。
「あぁ、不眠不休で動けるんだっけ、お前たちは。
いいねぇ。眠りガスの罠をうっかり踏んじまうと、ワタシだけ寝ちまうからねぇ」
「しぃっかし、マニューラ様……ここに居るってのは、マジなんですかね?」
腕ごと頭を回し、白くぼやけている空を見つめてドラピオンが言うと
あぁ、とマニューラが返した。
「天空の覇者、レックウザ。そしてソイツが持つという、幻の楽器・飛行のピアノ!
それを目指してここまで来ているんだ。今更戻るにしても、戻らないよ」
「わぁってますって。でも、マニューラ様が楽器を欲しがるなんて珍しいじゃないですか」
「はぁ?違うよ、ドラピオン」
マニューラはフン、と鼻で笑って部下の言葉を否定した。
「楽器そのものには興味ないよ。ただ、それが幻の楽器ならば手に入れておかないとね。
なんせ、世界中のお宝は我らのモノになるべく存在しているんだからねぇ」
「さっすがボス!」
「言う事がムチャクチャです」
「ふははっ。うるっさいねぇ。無駄口を叩く体力があるなら、さっさと次に進もうじゃないか」
「それはそうですな……でも……一つ、やる事があるようですぜ」
アーボックが目を細め、マニューラの背後を睨みつけ
それにつられて彼女も首を動かして、背後を赤い瞳で眺めてみると
雲の壁の中から、暗黒と紫の影が彼女らへと笑いかけていた。
「…寒くなってきているのはアンタの仕業かい……?」
にぃ…と、歯をかみ合わせたまま口を下弦の月のように笑いに歪め、マニューラは影へと問いかける。
のそりと身体を壁の中より現し影…ゲンガーは肩を揺らしながらゲッゲッと笑い
マニューラの問いに答える様子を見せずに居た。
「ボス、やっちまいますか?」
「当たり前だ。…ワタシが片付ける」
マニューラは左脚を軸に、身体を回してゲンガーへと向き返り
右の鉤爪を己の胸の前へかざし、悪意の念を爪へと込め始めた。
燻し銀の鉤爪は、徐々に黒の光を帯び始め
マニューラが胸から腰へと鉤爪を振るうと、黒い筋が軌道を示した。
…ゲンガーはマニューラを見ながら、なおも笑い続けており
それが彼女へと挑発となり、マニューラは雲の地を蹴り上げてその身をゲンガーへと跳ね飛ばせた。
ヒュン、と風を切る音が響き、マニューラはゲンガーの懐へと入り込む。
そしてその鉤爪を振り上げ、ゲンガーへと叩き込もうと腕を大きく振り下げた。
だが、ゲンガーはその身を後ろへと引き下げて壁の中へと入り込んで
寸での所でマニューラの鉤爪から逃れた。
「! …ちっ」
舞い散る悪意の光が宙へと溶け込んでいくのを目の当たりにし、
空振りに終った先手の苛立ちを、舌打ちする事で表わしながらマニューラは身を立て直した。
「逃げるのかい!出てきな!!」
鉤爪に悪意を纏わせたまま、マニューラは壁の中に居るゲンガーへと呼びかける。
「ボス!!上!!」
アーボックの声に反応し、マニューラが上を向くと壁と天井の間から
ゲンガーが両手に闇の球体を抱えていたのが見えた。
マニューラがその球体の正体を理解する前に、ゲンガーは闇の球体を彼女へと投げつけた。
──だが、マニューラはかわそうとせず、
「……馬鹿め!」
球体が彼女の胸に直撃する寸前、その球体を悪意を纏ったままの鉤爪で─切り裂いた。
切り裂かれた球体は闇を弾かせて雲の地へと落ちる。
マニューラは再び身を跳ね飛ばせ、ゲンガーへとその鉤爪を振るい落とした。
ゲンガーは鉤爪を避けようとしたが、技を放った直後で動きが鈍り、脇腹がその餌食となった。
「ギ…!」
ゲンガーは顔をしかめ脇腹を裂かれた激痛に呻き、マニューラは鉤爪に付着した影にニヤリと笑った。
……が、ゲンガーは即座に反撃を試みて、短い両手を前へと伸ばしマニューラの顔へとかざした。
目前をゲンガーの両手で塞がれ、彼女は視界を奪われたが
ゲンガーの指の間から、彼が闇の口を大きく開かせて笑っているのが、一瞬だけ確認できた。
バチィッ!と、電気が弾ける様な音と共に、ゲンガーの掌から闇に染まった虹色の光が放出され
マニューラはそれをまともに喰らってしまい、闇の虹色を浴びたまま崩れた。
一瞬、身体が重くなった気がした。─が、彼女は雲の地へ叩きつけられる前に
鉤爪の脚を頭上に持ち上げるように身体を丸め、落ちながら身体を回転させて
その身を雲の地へ脚で着地させた。
そしてその反動を利用し、脚をバネのように跳ね飛ばし─
「……今の技は不発だったようじゃないか」
三度、ゲンガーの懐へ入り込み
「…消えなッ!!」
鉤爪をゲンガーの顔へ叩き込み、重力により落ちる腕で彼の身体を──引き裂いた。
ゲンガーは断末魔を上げる間もなく、影の身体を宙に溶かし、…消えた。
マニューラは地へ着地すると、ふぅ、と息を吐いて
わずかに漂っている影の残骸を眺めて嘲笑った。
「ふん、雑魚め。お前たち、次に進むよ」
腰を手で支え、半身を回してマニューラは部下達へと呼びかけた──が、彼らはそれに答えなかった。
身をかすかに屈め、自分達の頭(かしら)を……その目でジロリと睨みつけていた。
「……?お前たち………?」
どうしたんだ、と言葉を続ける前にアーボックがそれを遮った。
「ボス。……オレさまたちって、どういう関係でしょうかね」
「…は?」
思わず間が抜けた声を出すマニューラだったが、ドラピオンとアーボックは気に留めずに
ジリジリと彼女へと近づいていき、ただならぬ雰囲気に
マニューラもまた、足を後ろへと流した。
「か、関係…って。盗賊団のボスとその部下だろう……」
「そうですね。…ですがねぇ、マニューラ様」
流していた足の感覚が不意に重くなり、下目で足元を見ると
雲が途切れてそこには下界への空が広がっていた。
「オレたちは、そう思うのに疑問を抱き始めていましてね」
──……おかしい。雲の壁で囲まれていた部屋だったはずなのに……?──
マニューラが足元に気を取られている隙を利用し、部下の2匹は彼女を囲い込んだ。
太陽の光が遮られ、マニューラの身体には影が落ち
その事で部下に囲まれた事を理解し、彼女は顔を上げた。
彼女よりも遥かに高い身長のアーボックと、
彼女よりも遥かに体格が大きいドラピオンに威圧感を覚え、マニューラは一瞬、身を震わせた。
「お……お前たち?こ、混乱しているんじゃないよ……」
もしかしたら、自分がゲンガーに気を取られているうちに
他の敵の攻撃を受けたのではないか、とマニューラは己の予想に希望を抱きつつ
鉤爪の甲でアーボックの腹を押して退かせようとした。
「いいえ。正気ですぜ、オレさまたちは」
だが、マニューラの希望はアーボックの言葉により打ち砕かれ
彼の腹を押していた左腕が、彼の尾の先で絡めとられた。
「なんだい!冗談はよしな!」
「冗談は…こっちのセリフですぜ、ボス」
「は?冗談って……うっ!」
アーボックが捕らえたマニューラの左手首を絡めている尾を振るい、
それに引きずられる形で彼女は地へ胸から崩れ落ちた。
そしてマニューラの細い腰を挟むように、ドラピオンが右腕の爪で彼女を押さえつけた。
「……! お前たち!何を考えているんだい!」
上半身を動かし、頭上の部下たちへ叱咤を飛ばしたが
アーボックとドラピオンは互いにニヤニヤと笑っているだけだった。
「オレたちは、盗賊団のボスとその部下…確かにそうですけど
それ以前に、メスとオスでもあるんじゃぁないですかね?」
ドラピオンがマニューラの顔を覗きこむように腕を曲げて首を伸ばした。
「そ…それが……」
「どうしたんだ、と言いたいんですか、ボス。
先ほど冗談じゃないとおっしゃっていましたが、それこそこっちの言葉ですよ」
ドラピオンがマニューラを押さえつけたからなのか、
アーボックは彼女の左手首から尾を解き、その先を揺らしながら彼女へ言葉を続けた。
「ただのボスと部下…そんな見方をされていたとは、オレさまたちも見下されたモンですぜ」
「は……ぁ…?」
「マニューラ様。オレたちはそう思ってないんですよ」
爪に力を入れ、彼女を押さえる力を増せさせる。
「他のチームはどーだか知りませんけど、オスメスが共に行動していて
何も無いってのは、どう見ても異様だと思うんですよ」
「だよな。かなり長い間チームを組んでいるけど、ずいぶんと健全な付き合いしてるよなぁ」
「オレたち、女遊びすらしてねーんですよ。そろそろ限界なんですけどねぇ」
爪で押さえつけられて腰が痛み、マニューラは軽く呻いた。
「ぐ…ぅ……な、何が言いたいんだい!はっきり言いな!!」
牙を剥き出して吼える。だが、この威嚇はもはや彼らには効く事はない。
ドラピオンが爪に力を入れるために、重心を爪に向けてマニューラへ圧し掛かった。
そして、彼女の耳元に顔を近づけて言った。
「…オレたちはですね。マニューラ様の夜伽の相手をしたいのですぜ」
「よ……夜伽…って……ワ、ワタシには必要無…」
「知らないとでも思っているんですか、ボス?
時々、一匹でヤッているじゃぁないですか」
アーボックの言葉に、冷水を浴びせられたような衝撃がマニューラに走った。
チームを束ねる頭として、彼女は部下と関係を持つ事は決してしない、と心に誓っていた。
…だが、マニューラも一匹のメス。身体が疼く事などあって当たり前であり
それ故に、処理を済ますこともあったのだが…。
「一匹でするなら、オレたちが相手してやりますのに」
「そうそう。オレさまたちも自分で抜く時、ボスで抜いているんですぜぇ」
「こ……この馬鹿共が!頭を冷やしなッ!!」
ドラピオンとアーボックに向かい合うように身を捻り、
額の宝石に両鉤爪をかざしてマニューラは爪へと冷気の念を送り込もうとした。
──だが、鉤爪は一向に冷気を纏う事をせず、マニューラは瞳を瞬いて驚愕の表情を見せた。
「な……吹雪が出ない……?」
技が使えなくなるほど、身体を酷使したわけではない。
まだ技が使えるほどの余裕が残っているのは分かっていたが、何故突如使えなくなったのか
マニューラは己の鉤爪を眺め、再び瞳を瞬いた。
──おかしい。……何かが狂っている──
マニューラがそう思うと同時に、アーボックの尾が彼女の首に絡んだ。
それを見たドラピオンが彼女の腰に押し付けていた爪を床から抜き、
アーボックはマニューラの首に尾を絡ませたまま彼女を
自分と同じ目線の高さまで持ち上げた。
「く……」
落すまいとアーボックが首に巻く尾の締め付けを強めると、
マニューラは首に絡まる尾を引き剥がそうと、両鉤爪で彼の尾を引っ掻くが
首だけで支えられているために、息が苦しく力が入らなかった。
そうして次に、アーボックは腹に近い尾でマニューラの左脚を持ち上げるように支え
両脚を開かせる格好を彼女にとらせた。
「…! お、お前たち!一体どうしたって言うんだい!」
「どうもしてませんぜ」
「よ、夜伽とか…馬鹿な事を!それに今は…昼だろうが!」
別に駄洒落を言ったわけではなかったが
ドラピオンとアーボックは軽く笑い「確かに」と呟いた。
「いきなりワタシを襲ったり……別にここでなくても!!」
「嫌ですね。今しかないんですよ、"今"、しか」
"今"、を強調し、ドラピオンはマニューラの垂れている右脚を自分の右腕で持ち上げ
その中心部へと顔を近づけた。
「毛深いですからねぇ…このままじゃ見えませんね」
兜の口を開き、その中から肉厚な舌を出して、マニューラの秘所を探り当てるように舐め始めた。
「うっ……」
ゾクリと背筋を這う嫌悪感に、マニューラは顔をしかめて呻いた。
ベチャリ、ベチャリ、と音を立てながらマニューラの体毛を舌で割り進み
やがて舌先に柔らかな感触を見つけ、ドラピオンはニヤリと笑い
その筋に沿うように、下から上へと舌を流した。
「……」
一瞬身を震わせてマニューラは身体を硬くする。
そんな彼女を眺めていたアーボックが、あぁ、と呟いた。
「そうだ。ボス」
「ん…な、何だい…」
首に巻かれた尾に尚も鉤爪を引っ掛けながら、マニューラはその尾の主へ視線を向けると
互いの鼻が触れそうなまでに、アーボックの顔が目前にあった。
「ボスって……コレに弱いんですよねぇ」
コレとは何か?と、マニューラが口を開いてその言葉を言う直前
アーボックは口を大きく開き、彼女の頬を咥えるようにマニューラの唇を奪った。
「………!!」
驚愕で目を見開いたと同時に、アーボックの細い舌がマニューラの口内に進入した。
細い、と言ってもそれは比喩であり、実際は彼女の舌の太さとほとんど違いは無かった。
二股に分かれた舌先でマニューラの舌に擦り付けるように弄り、
舌だけでなく上顎、頬も舐め上げてさらに長い舌で彼女の舌に巻き付き、再度舌先で沿うように舐める。
その間、ドラピオンがマニューラの秘所を舌で愛撫し続けていた。
「おぉ…濡れてきましたぜマニューラ様」
閉じているマニューラの花弁の奥から、トロリとした液が溢れ始め
ドラピオンはそれを零さぬように舌で舐め、吸い込んでいく。
「んっふ……ふぅッ!」
口内を弄られて、それから逃れるように右の鉤爪でアーボックの額を押し、
左の鉤爪でドラピオンの頭部を押し退けようとしたが
傍から見れば、それはまるで2匹に縋っているかのようにしか見えなかった。
唾液と舌が絡み合い、マニューラとアーボックが重ねる唇からは
グチャグチャと、粘着性のある水音と唾液が漏れ
それと同じく、彼女の秘所とドラピオンの舌からも似た音が響いていた。
大陰唇と小陰唇の間の筋に、形取るように舌先を滑らせて
上部の小さな膨らみを舌で突き、被る皮を剥いてさらにそこを舌で舐めた。
「はっ…ぁ…」
認めたくなかったが、マニューラは2匹によってメスとしての本能が疼いている事を知った。
悪寒に似た快感が身体を巡り、2匹を押し退けようとしていた鉤爪は
もうただそこに置いているだけになっていた。
釣り上がっていた眉は八の字に落ち、瞳も火照りの潤いを見せ、小さく全身を震わせていた。
そうして、マニューラの口内を味わうことに満足したのか、
絡めた舌を未だに巻きつけながらアーボックは口を離し、その動きに合わせて舌をズルリと引き抜いた。
「ふはあ…はぁ……」
霞む思考を戻そうと、マニューラは大きく息を繰り返しながらも
この2匹の……言動に疑問を持っていた。
──"今"しかないと言うのはどう言う意味なんだい…それに、どうしてワタシがコレに弱いと知って…──
思い返してみれば、マニューラが口内を弄られる事で身体が疼く事を見破られたのは
ゼロの島でチームかまいたちに陵辱された時だけ。
あの時、アーボックとドラピオンは気絶しており、知る事など出来る筈も無い。
何故、知らぬ筈の事を知っているのか。
……サァッと血の気が引き、快感とは違う悪寒がまた彼女の全身を駆け巡った。
それは恐怖。……知らぬ事を知っている彼らと
──何かが狂っている、この場所にマニューラは恐怖を胸に抱いた。
離れたい。今すぐにでも、ここから逃げ出してしまいたい思いがマニューラの恐怖心を掻き立てた。
「はっ………離せ!離しなアーボック!!」
左肘を尖らせ、アーボックの広がった胸に叩きつけるがさしての効果は得られず
彼は喉から蒸気が抜けるような音を鳴らした。
「あぁ、首を巻かれちゃぁ苦しいですかねぇ。ドラピオン、ちょっと後ろ下がってくれよ」
ドラピオンが後ろへ数歩移動すると、アーボックは仰向けに横たわるように腹を落とし
その上にマニューラを仰向けに寝かせて首から尾を解き、今度は彼女の腰に尾を巻き付かせて固定させた。
アーボックの上に横たわるその姿は、まるで巨大な椅子に君臨している女帝のようだった。
そして、その女帝は配下による反乱を受けていた…。
「んぁッ!や…止め!止め…なぁあっ!!」
アーボックの尾の先端がマニューラの秘所を撫で回し、女核を押し潰す勢いで性器全体に擦り付けていた。
彼女の性器は赤く火照り、その奥よりトロトロと蜜が流れ出ており
その蜜の作用により、鱗で覆われたアーボックの尾であっても痛みを感じることは無かった。
マニューラは身を捩りながら逃れようとするが、きつく締め付けられて腰を抜く事など絶望的であった。
「メチャクチャ感じまくってんじゃねぇですか…止めろと言っても説得力ないですぜボス」
「っの……!」
身を捻ったまま、アーボックの腹の上に両鉤爪を押し付け
落ちた影を悪意の念へと変化させようとした──だが、やはり技が発動する事が出来ず
マニューラは愕然と顔を凍らせた。
「へへへ…不思議そうな顔をしてますなぁ」
ドラピオンが近づき、マニューラの左の首筋を舌で舐め上げる。
「う…んっ……」
ゾワゾワとした感覚が、舐められた首筋から背を駆ける。
そして再び、アーボックの尾で秘所を弄られてマニューラは嬌声を漏らした。
「ひっはぁッ!も……お前…たちぃ!」
右鉤爪でドラピオンの額を押し退けようとするが、引き剥がそうとするまでの力など
もはや彼女に残っている事はなかった。
「んんー?も…何です?あぁもっと欲しいってコトですか」
「ちが…違うよっ!」
「おいドラピオン。そろそろもういいんじゃねぇか?」
マニューラの秘所を弄っていた尾を彼女の右脚に巻き付けて、大きく開かせると
ヒヤリと冷えた空気が彼女の火照った秘所を撫でた。
「あぁ、そうだな。マニューラ様、今差し上げますぜ」
マニューラの頬を舐め上げて、ドラピオンは上半身を起こし上げ
アーボックは腹から下半身へとマニューラを乗せる位置を移動させる。
そしてドラピオンがマニューラを押しつぶさぬように、胴体の爪で身体を張って彼女に乗り上げた。
「ひ……ぃ…」
己の下腹部を見てみると、そこに押し付けられるようにドラピオンのペニスが乗っていた。
先が尖った円錐のペニスは、赤紫色に変色しており
身体を覆う兜と違って若干柔らかさを持っているようで
太い血管が何本も浮かび上がって、ドクン、ドクンと脈打っており
マニューラの痴態で興奮したのか、既に先走りがテラテラとペニスを濡らしていた。
太さはマニューラの腕ほどはあるだろうか。長さも彼女の足の長さとほぼ同じであり
体格の違いがあるとは言え、あまりにも巨大に思えた。
彼女は巨大なそのペニス対して恐怖の声を小さく上げた。
「これ…入りますかねぇ、マニューラ様?まぁ無理矢理にでも入れますけど」
ニヤリと笑い、彼女の下腹部に置いたペニスを下へとずらし
熱く濡った秘所にあてがうと、マニューラは再度抵抗を試みた。
「だ…駄目だ!止めるんだよドラピオン!」
恐怖が──彼女の心を塗り潰していく。
気丈で誇り高いマニューラが、これほどまでに犯される事に恐怖を抱くなど、誰が想像しただろうか。
……いや、違った。マニューラは犯される事に恐怖を抱いているわけでは無かった。
「い……入れるんじゃ、入れるんじゃない…」
首を横に振り、腕を伸ばしてドラピオンを制止させようとするが、もはや無意味同然だった。
ドラピオンは前へ軽く腰を動かすと、マニューラの秘所に先端が軽く押し付けられた。
「わ……ワタシ、たちは……MAD、は!こ、こんっな…
そこらの不埒なヤツらとは違……う…」
怖かったのだ。
関係を持つことで、チームの秩序が乱れる要因を作りたくなかった。
マニューラは間違いなく、アーボックもドラピオンも愛してはいる。
もちろん、異性としてでなく信頼の置ける大切な部下としてであり
関係を持てば、どちらかが互いに嫉妬しあい、亀裂が生まれ、やがてはチームは崩壊する。
だからこそ、マニューラはメスである事を捨てて2匹を束ねてきた。
…だからこそ───
「い……や………嫌、嫌!嫌嫌嫌嫌嫌嫌あああぁぁああぁぁーーーー!!!!」
頭を振るい、牙を剥き出し……マニューラは、泣き叫んだ。
それと同時に、自分の下腹部の中に、熱い異物が入り込んだ感触を覚えた。
今回の投下は以上です。
サソリは性器はあるのか自分で書いておきながら疑問を持ちつつ、続きはまた後日に。
>>94 ルカリオもミミロップも可愛いぃぃ
ルカリオの一人称がウケましたw
>>103 反応どうもです。とりあえずこの話以外では
クチチェリメンツの話を書いている途中です。出来上がってから投下する予定です。
>>125 何と言う欝バッドエンド…
でもキュウコンにとってはハッピーエンドなんですかね。
>>ガブリアスの人
ゲンガーエロイよゲンガー。
個人的にゴーストが可愛かった…
>>ヒコザルの人
シダカタ教授ワロスwww
ショタ×オネーさんが好きなんで凄く萌えました。
>>157 マスターは優しい鬼畜屋ですねぇ。
それでもラブラブなマスターとザングが可愛いです。
>>170 おぉぉぉ続きが!!
結局ロズレイドも落ちちゃったんですね…
しかし丁寧口調なロズレイド萌える。
これはどう考えてもry
しかし本当にGJだぜというか十分速度速いんですぜ旦那
うひょお!GJ!!部下に犯されるマニューラエロい。
いつもながら心情の書き方が抜群でイイ!
新スレになって3日で200KB超えてるwww
投稿ラッシュでGJを連呼せざるをえない。
職人さんたちGJ!
股間と妄想の強化週間だなw
やっぱ夏はすごいのね、妄想力。ともあれみなさんGJです
>>170 精神崩壊の過程が丁寧に描かれてるなあ。
ブイゼルがすがすがしい程堕ちてるw
>>186 マニューラさんまたレイプされてるw
何か陰謀が潜んでる雰囲気がプンプンしてますね。
複線張るの上手だなあ。
前スレではカビゴン×ベロベルトのSSにレスありがとうございました。
ゼニガメ♂×ガルーラ♀を投下します。
全9ページです。
熟女、あかちゃんプレイ、母乳、体格差が苦手な方はNGよろしくお願いします。
「私はどうなっても良いから、どうか子供だけは……」
「ガルーラさんよ、おれは金さえ返してくれれば文句はねえんだよ」
くろいメガネをクイっとあげながらおれは詰問する。
進化していないゼニガメであるおれは舐められやすい。舐められたら高利貸しは勤まらねえ。
おれにとって、これは大事な商売道具なんだ。
「ですから、来月には必ず……」
「今月分はどうするんだゴルァ!」
ガルーラの話をさえぎって、すごむおれ。
必要最低限の家具と机しか並んでいない殺風景なおれの部屋に冷酷な声が響く。
「どうか、どうかお時間を……」
「待てない! 期日までにキッチリと取り立ててやる!」
ガルーラの懇願を無下に断る。ここで優しい顔を見せちゃいけない。
もっともっと、精神的に追い詰めるんだ。
「でも、もう売るものなんて何も残ってません!」
逆ギレするガルーラ。メスのヒステリーは醜い。
「よく考えてみろ。まだ売れるものは残ってるだろ?」
「……売れるもの?」
ガルーラは無い頭を必死に使って、考えている。
ようやく本題に入れるな……
「あんたの体だよ」
「な!それは……勘弁してください! お願いします!」
「もうひとつあんたが売れるものがある。スリーパーに高く売れるんだよな幼女っていうのは」
「子供には手を出さないで!」
ガルーラは純粋な怒りを込めておれをキッと睨む。こういう目をみるとゾクゾクする。
「あんたか子供、売春させる奴を一匹選べ!まさか、子供を売るわけないよなあ、お・か・あ・さ・ん」
「くっ、ぅうううううう……」
愛嬌のある彼女の顔が苦悶に歪む。いいざまだ。
しばしの沈黙。
冷や汗を流しながら苦悩するガルーラ。
だが、どんなに考えても、この質問に対する答えは一つしかなかった。
「……わたしが、やります」
「良く言った! ガキは感謝してくれるぜきっと」
「子供には言わないで!」
「わかった、わかった」
計画通り!
おれはに笑いをかみ殺しながら話を続ける。
「善は急げだ、今すぐヤってもらうぜ」
唐突な展開にガルーラが慌てて質問する。
「今すぐってわけにはいかないでしょ?場所とか相手とか色々決めないと」
「それは既にセッティング済みだ。場所はここ、お客はおれだ」
彼女は一瞬、あっけにとられた表情を浮かべた。
「冗談で言ってるの?」
「本気だよ。一発おれとハメるだけで今月分チャラにしてやる。おいしい話だろ?」
「私は構わないけど……あなたは若いというか、まだ子供だし」
「おれじゃ物足りないっていうのか! こりゃお前のガキに頑張ってもらうしかねえよなあ!」
「違うってば! あなたは歳相応の相手の方が良いんじゃないかって。ほら私結構年上だし……」
「歳のことなんて気にすんなよ。お前は十分魅力的だ」
こいつは旦那が死んだ悲しみをスロットでまぎらわそうとして、借金をしこたまこさえやがった馬鹿だ。
しかし、体はまあまあイケてる。
ふくよかな体つきはムンとした大人の色気をかもし出している。
とにかく、おっぱいがでかいんだよおっぱいが! うんうんオスはおっぱい命だよな。
しかも、ただでかいだけじゃなく張りがあって触り心地が良さそうなんだこれが。
おっぱいだけじゃねえ。股もムッチリしてんだ。ただの贅肉じゃない、筋肉とブレンドされてて
しまりが良さそうなんだ。おれの自慢の息子を突っ込んだらあっというまにイっちまいそうだぜ。
「どうする? 他に選択肢は無いぞ」
「……わかった。 さあ好きにしなさい!」
覚悟を決めたガルーラは姿勢を正して仁王立ちした。
大きいアーモンド状の瞳は、おれれを真っ直ぐに見つめ、揺るがない。
その目からは、決して自分の不幸を嘆かない強い精神性が感じられた。
ふん、いつまで気丈に振舞えるかな?
めちゃくちゃに犯しまくって屈服させてやる。
さて、まずはおっぱいを……
「どうしたの? 遠慮しないでさっさと…」
「手が届かねえ。ダッコしろ」
体格差を忘れていた。俺としたことが情けない。
「ぷっ、ふふふ…あはははは!」
彼女の顔に快活な笑顔が咲く。さっきまでのしょぼくれ顔が嘘のようだ。
「笑うな! さっさとしろ!」
「はいはい。…ぷぷぷっ」
ガルーラのふくよかな腕がおれの両脇にそえられた。
間もなく空中に浮かぶおれの体。
「おっぱいを揉む。胸に抱き寄せろ」
ガルーラはおれの言うとおりにした。豊満な胸が目の前にせまる。
「へへへ、エロい体してやがるぜ」
おれは舌なめずりしながらガルーラの胸のふくらみを柔らかく撫でる。
彼女のおっぱいは手を一杯に広げてもカバーしきれない程広大な面積を誇っていた。
これだよこれ! デッカイおっぱいは正義だよな。
「……うんっ……くっ」
「良い感じなのかい?」
「ちがう……」
「無理に抑えることないだろう? 仕事は楽しくやらないとな」
おれよりも数段デカいメスを喘がせるのは、支配欲が満たされて良い気分だ。
おれは胸を弄ぶペースを上げる。左手は全体を指先でさわさわと撫で、右手は意外とかわいらしい乳首をきゅっとつまんでやる。
「くっ……ぁあああああ、こんなの……旦那様にしかさせたこと無かったのに」
「もったいないなあ、こんなに良い体してんのに」
愛するたった一匹のオスに貞操を捧げてきた未亡人を犯すのは、なかなか……興奮する。
「おら今度は口でもおっぱいを良くしてやるよ、もっと近づけろ」
「はっ…はい」
彼女は俺の顔を胸に押し付けた。顔全体が柔らかい肉に埋もれる。
前も右も左もおっぱい、まったくおっぱい天国だな。
さて早速いただくか。おれは右の乳首にむしゃぶりついた。
「くちゃ……くちゅ…ピチャ…ピチャ」
「うっ…ふうー、はっ…はあ」
ガルーラはおれの舌技に酔っているようだ。興奮したメス独特の浅く、媚びるような、呼吸をハッハとしている。
本当は左の乳首も片手で相手してやりたいが、手が届かない。デカ過ぎるおっぱいも考え物だな。
「ペロ……レロ……くちゅ…」
「あ……だめ…吸っちゃあ」
だめと言われると逆にやりたくなる。
「ちゅ…くちゅ……くちゅううううう…」
「駄目ぇ……お乳が…でちゃう」
こいつ、母乳がでるのか!
予想外の幸運におれは口の端を吊り上げる。
母乳を搾り取る変態プレイで、ガルーラの精神を汚してやろう。
「ぷっく…くちゃ、くちゃ…ぐちゅ……ちゅっちゅ」
「駄目……だってばあ……」
唇を乳首の外縁部にきつく吸い付け、舌で先端を圧迫して栄養をねだる。
指で胸全体をゆったりと揉みしだいて、放出をうながすのも忘れない。
「ふぅううう…ふぅうううう」
呼吸を必死に整えて耐えるガルーラをよそに、搾乳作業を黙々と続ける。
……なんでだろう、体が勝手に動く。本能ってやつだろうか、どうすれば
母乳を得られるか手に取るようにわかる。
それに、これだけエロいことをしてるのに心は穏やかだ。
ふわふわと柔らかいおっぱいに包まれていると、自分が無敵の存在に守られているかのような安心感に満たされる。
「ちぅう…ちゅうう……」
「……はぁああ…、はあ…もうお乳でちゃうよぉおお」
欲しい……おっぱいが欲しい。
おれは最後の一押しと言わんばかりに、唇の力きゅっと強める。
ちょうだい、はやくちょうだい。
「あっ……はぁああああああ!」
ガルーラは限界を迎え、口の中に温い液体がトクトクと注がれた。
おれは一滴も逃すまいと貪欲に飲み込む。その味は甘く、舌触りは優しい。
母乳を飲み下すたびに、何故か涙が溢れ出る。
自分ひとりでは抱えきれない程の幸福感がおれを襲い、冷え切った心を暖めていく。
不安や孤独感といったごつごつした感情が無限大の優しさに塗りつぶされる。
今まで体験したこと無い感情に戸惑いつつも、涙が止まらない。
「ヒック…グス……」
「おーよしよし……」
気がつけばガルーラが体ををゆっくりと揺らし、おれをあやしていた。
「グズッ……おれをガキ扱いすんな!」
「ごめん、泣いている子を見るとつい……。ガルーラって母性本能がやたら強いから」
「もう良い、降ろせ!」
少し傷ついた表情を浮かべながらも、俺を降ろすガルーラ。
それにしても、涙が出た理由がわからない。
「どうして…、勝手に涙が出たんだろう…?悲しいことなんてないのに…可哀想なのはお前のほうなのに」
彼女の顔を見上げながら、ストレートに疑問をぶつけてみる。
「きっとお母さんのこと思い出して懐かしくなったのね」
ガルーラが意外なことを言い出す。だが……
「それは絶対に無い!」
顔をしかめながらそう吐き捨てた。慣れ親しんだ不快感が帰ってくる。
「おれの母はおれを産んですぐに知らない男と逃げた。だから奴のことなんてこれっぽっちも懐かしくない」
口がおれの弱みを勝手にペラペラと喋る。そんなことをすればおれの立場が危うくなるのに…
だが、このメスになら自分の弱さをみせても大丈夫だと、何故か思った。
「どうしてだろう? お前がとても優しく思える。お前がまるで……まるで…」
「お母さんみたい?」
「いや、違うな。あり得ない。忘れてくれ」
おれは一人で生き抜いてきた。今更母親なんて必要ない。
そういえば、こいつの母乳を飲んでから涙が出始めたんだったな。
「おい!ガルーラの母乳には催涙作用でも有るのか?」
「え? そんなの聞いたこと……」
ガルーラは瞳を宙に泳がせ、思考に没頭する。
「……あっ!…思い出した! ガルーラの母乳には刷り込み作用があったんだった!」
「刷り込み?」
意外なキーワードにおれは面食らった。
「そっ…そう! ガルーラの子供はね、…さっ…最初に母乳を飲ませてくれたメスを母親だと認識するの」
「つまり、おれがおまえの母乳を飲んだから」
「私が、お母さんみたいに思えちゃうのね」
なんてこった。今日のおれはミスばかりだな。
「あなたの心は赤ちゃんの時代に戻ったけど、交尾は続けられるわ!」
「おいおい、母ちゃんとヤるなんて趣味悪いぜ」
無意識のうちにガルーラを母ちゃんと呼んでしまう。我ながら重症だと思う。
「そうかしら? 旦那様も私の母乳を飲んで可愛く甘えて来たものよ」
「赤ちゃんプレイか? 恥ずかしい連中だ」
「ガルーラにとっては珍しくないんだけどね。母乳を飲んで幼児化した状態で目一杯甘えるっていうプレイはみんなよくやってるのよ」
「そう……なのか?」
「もちろんよ! 私もあなたみたいな小さいポケモンに借金して犯されたなんて口が裂けても言えないから秘密は守られる」
「本当だな? 本当に……誰にもしゃべらないな?」
ガルーラがこくこくとうなずく。そのしぐさは、怯えて硬くなっていたた先刻とは違って若々しくしなやかな印象を与える。
おれが変になったのは母乳のせい……、誰にもばれない……、だったら……
「……頼む」
おれは彼女の提案を受け入れた。自分でもどうかしていると思う。
そんなおれを尻目にノリノリで話を進めるガルーラ。
「雰囲気出すために呼び方決めるわね」
「今のままで良いじゃないか」
「だめだめ! 交尾はムードが肝心なんだから。私はあなたを"坊や"ってよぶわね」
強引に組み敷いてレイプしてやるつもりだったが、今やすっかり彼女のペースだ。
「坊やは私のことなんて呼ぶ?」
「おれは……」
「遠慮しなくて良いよ」
ガルーラが屈んでおれの顔を覗き込む。くりくりとした二つの目におれが写りこむ。
おれはできるだけちいさな声でごにょごにょと伝えた。
「え? なんだって?」
聞こえてるのわかってるくせに、わざと聞き返すガルーラ。
おれはやけになって叫んだ
「ママだよ! マーマ! 何度言わせればわかる!」
顔がカァーと熱くなるのを感じる。これも母乳のせいだ。
「はいはい怒らないで」
「お前わかっててやっただろ」
「お前じゃなくてママでしょ! じゃあ雰囲気作りその二!」
「無視かよ!」
おれのツッコミを無視して、ガルーラがくろいメガネに手をかけた。
視界を覆っていた黒くて薄い膜が取り除かれる。
「こんなのつけてたらかわいい顔が台無しだよ」
「はあ? オスに対してかわいいは無いだろ」
「ほらほら雰囲気を大事にして! 坊やのおめめはまん丸でかわいいねー」
「そっ、そうか? かわいいか……えヘヘヘ」
これは母乳のせい、母乳のせい……
「あっ、ありがとう……ママ」
「良く言えました! 偉いぞー」
ガルーラは優しくおれの頭を撫でてくれた。
「そっ、そうか?偉いのかおれ……えへへへへ」
他者に無条件で受け入れられる喜びを感じる。
母乳の効果は抜群だな。
「坊や、まずは何がしたい?言ってみてよ」
「えっと、じゃあ……こう…ぎゅーとしてくれ」
おれは腕を胸の前でバツの字に交差させながら言った。こんなガキっぽい動作、普段なら恥ずかしくて絶対にやらない。
「それで良いの? もっとエッチなことして良いんだよ?」
「これが良い…お願い……ママ」
「うん、わかった……ほらギュー」
ガルーラは小さいおれのために屈みこんで、俺の体を優しく抱いてくれた。
温めたモーモーミルクみたいな甘くて良い匂いが鼻をくすぐる。
柔らかな肢体に包まれる安心感に惑わされ、丸裸のおれが顔を出した。
「……ママぁ」
「ん? どうしたのかな?」
「ママはどこにも行かないよね? ね?」
「大丈夫、ママはどこにも行かないわ」
「本当に? うれしいなあ」
おれはガルーラの腕に顔をすり寄せた。
今まで必死に否定していた母への思慕も、彼女になら素直に吐露できた。
「坊やは今のお仕事好き?」
優しい口調とは裏腹に恐ろしい質問を投げかけられる。
だが、どうせ誰も聞いちゃ居ない。
「本当は嫌い。みんなに嫌われるのが怖いから」
貸した金を返してもらうだけなのに、やたらと憎まれる。
追い詰められた債務者に殺されそうになったことすらあった。
法外な金利で貸しているおれが悪いと言えばそれまでだが、あまり楽しい仕事じゃない。
「そうか……じゃあママと一緒に行こうか? お仕事やめちゃお!」
何を言ってるんだ? 辞められるわけない。おれには金しかない。この生き方しか知らない。
でも、今は……
「うん、ぼくお仕事辞めるね。ママを苦しめることはもうしないよ」
今は……嘘でも良い。こんな生活から抜け出しかった。
「ありがとう坊や。他にやりたいこと無い?」
そうだな、そろそろエロいことしないと……。
「いつも赤ちゃんを入れてる袋見せてよ」
部屋の奥のベッドを指差しながら言った。
「ママ、いっぱいさわりたいから、そこに仰向けになって」
乱交パーティ用にキングサイズをオーダーしたので巨大なガルーラでも大丈夫だろう。
「なんでこんな大きいベッドがあるの?」
「それは秘密だよママ」
ベッドに横たわるガルーラ。
ギシィと音をたててベッドが歪む。
高かったんだぜそれ……壊すなよ。
「じゃあ上に乗るね」
頭の位置が互い違いになるように乗っかる。
身長が同等ならシックスナインの格好となる。だが体格差がすさまじいので、口が性器まで届かない。
性器の代わりに、彼女の袋の入り口におれの頭を寄せた。
未知の部位に対する興味から指を柔らかな袋に滑り込ませる。
おれの尻の後ろから、ガルーラの甘やかな声が聞こえる。
「んっはあ、坊やそこは……」
彼女の息が上がる。
「こうされると気持ち良いのママ? 」
おれはガルーラの袋の中にいれた指をクイックイッと動かした。
「あう!…ちょっと…待って……そこは大事なとこだから」
そこはもう彼女の体内だ。確かに傷つけたら大変だ。
「指じゃなくて、舌なら良いよねママ!」
「え?ちょっと…まって……あはぁ!…ああ……」
顔を突っ込んで袋の中をペロペロとなめ回す。
奇妙にしょっぱい味が舌に広がり、むわっとした臭気が鼻につくが気にしない。
「だめっ!……坊やぁ……」
後ろから聞こえるガルーラの喘ぎ声がおれをはげましてくれる。
調子に乗ったおれはさらに舌の運動量を増やした。
届く範囲の全てをぐちゃぐちゃ音を立てながら愛撫していく。
おれの下でガルーラの腹が荒い呼吸によって激しく上下する。
明らかに感じているメスの反応を確かめながら、ガルーラを高みへ導いていった。
……よし、このまま行けば!
「ひん……やっ……はぁああああああん!」
一際大きな叫びがガルーラの絶頂を教えてくれた。
彼女の欲情に反応して、おれのモノがムクムクと成長していくのが分かる。
血液の集中による膨張が続く。
ゴクリンのごとくどんどん肥大化する。
血管を浮かび上がらせる先端はおれの頭より大きい。
おれは袋から頭を出し、向きをかえてガルーラと見詰め合う。
「イッちゃたんだ? 息子に袋なめられてイッちゃうなんて変態なママだな」
ニヤニヤとしながら言葉攻めする。
「え? イッってないよ! ほっ…本当だってば!」
慌てて否定するが、頬を赤らめ息を荒らしている状態では説得力が無い。
「ぼくママがイクのを見て興奮しちゃった、ほらおちんちんがこんなに……」
おれは異常に大きく勃起したチンコを見せ付ける。
ゼニガメのチンコは体の割りにとてもデカい。
羨む奴も多いが、こんなの入るメスなんて限られてる。
同世代の少女には入らない。
受け入れる器を持ってる巨大なメスには年下と侮られ、セックスのパートナーとしてみてもらえない。
だから、ガルーラに借金を背負わせて事ここに至るってやつだ。
「へえ……坊やのおちんちんってそんなに大きくなるのね」
「え!? 驚かないのか?」
「その位のモノなら、挿れたこと……うん大丈夫」
品定めされるような目で見られた気がする。
そういえばこいつ、旦那様以外のオスとしたことないって言ってたな。
「ぼくと旦那様、どっちがおちんちん大きいか教えてよママ」
「それは秘密だよ坊や」
秘密にするってことは旦那様のほうが大きかったんだろう。
旦那様恐るべし! だか黙って引き下がるわけには行かない!
「旦那様より良くしてあげるねママ!」
おれはガルーラの上を這いずって、彼女の秘所に移動した。
彼女の大事なところは、その巨体にふさわしいビッグホールだった。
呼吸にあわせてうごめき、外縁部をヒクつかせながらおれの到着を待ちわびている。
その迫力に気おされそうになり、おれはつばをゴクリと飲み込んだ。
実際に見るのは初めてだったが、ぬめる液体によって膣全体が保護されてるのがわかった。
「よしっ、挿れるよママ!」
「がんばってね坊や!」
あっけらかんとした彼女の様子にため息が出る。
だがここで萎えるわけにはいかない。
俺は深呼吸して精神統一する。OK、我が息子よ共に戦おうではないか!
彼女の腹に両手をつき、ゆっくりとにオチンチンを彼女の中へ沈みこませる。
先端部がうごめく粘膜の洗礼を受けた。
「くっうぅううう」
喘いだのはおれの方だ。歯を食いしばって必死におちんちんの暴発をおさえる。
「大丈夫? 苦しかったらもう出しても良いよ」
頭上から心配したガルーラの声が聞こえてくる。
「くぅん…大丈夫だよ……ママァ」
本当はすぐにでも出してしまいたかった。だけど、初めての経験がこんなにあっけなく終わるなんて嫌だ。
ただでさえ、あんな恥ずかしいプレイまでさせられたのに。
「うぉお……うん……くぅ!」
おれは根性で耐えながら彼女の中を進む。
途中、いくつもの突起がおれの放出を誘った。
そのたびに、短い悲鳴をあげながらもなんとか耐え抜いて少しずつ、少しずつ進めていく。
気の遠くなるほどの長い旅に思えた。
「あっ…はあ……やっと全部入った」
おれには不釣合いなほど大きいおちんちんの全てがガルーラの熱と欲に包まれる。
オナニーするときは手が小さくて、おちんちんの一部しか良くすることができなかった。
でも今は、その巨大なモノの感覚の全てが快楽を生産してくれている。
「ママ!…あっく……大丈夫?…苦しくない?」
「大丈夫! 全然平気ー!」
彼女ははっきりと答える。余裕が無いのはおれだけのようだ。
後でまた、袋を攻めてやらないとな……
「ふぅ…ふぅ……動かすよぉ」
もう限界だった、彼女の中をめちゃくちゃに突き回す。
「あん!……はぁん!ママごめん! もうわかんない!」
「うん! ……いいよ…くぁっ!……私のことは気にしないで!」
ガルーラがどこを擦られると気持ち良いとか、苦しいとか全く考えられない。
ただ、自分の快楽を得るために腰をパコパコと動かす。
大きいだけで何も知らないおれのおちんちんは彼女の体内をわけもわからず暴れまわった。
デリケートな内壁を力加減もしないで突いて、嬲って、犯しまくる。
身勝手にふるまうおれのおちんちんは、がまん汁をびしゃびしゃと噴出して喜びを示す。
だが、彼女の顔を見上げると、快楽ではなく苦痛によって目をきつくつむってるのが分かった。
大事なパートナーを傷つけている自分に気付く。
……おれって本当に自分のことしか考えてないんだなあ。
そういえばガルーラのことなんて何も考えてなかった。彼女のためになることって何だろう?
……そうだ!
「ママ! 一回抜くね! このままだと赤ちゃんできちゃうし」
「それは駄目よ」
痛みを感じてるはずなのに、やけに冷静な声で返された。
それと同時に、膣内の空間がぎゅーと狭まる。
ガルーラが巨躯を支える豊富な筋肉で秘所を引き締めたのだ。
さらに、彼女は足でおれの尻をガッチリホールドして、腰を引こうとする動きを封じた。
「きゃあああああ!……やめて…出ちゃう…赤ちゃん孕ませちゃうよぉ!」
いきなり増した圧力に悲鳴が出る。
「くっ、良いよ…また一匹や二匹子供が増えても……ふぅん!」
ガルーラは自ら腰を浮かし、おれのおちんちんを膣に埋め込んでいく。
彼女が完全におちんちんを制御したおかげで、苦痛が産まれることはもう無い。
身勝手なおれと違い、ガルーラは快楽を独占することはせず、予測不能な刺激をおれに分け与える。
熟練したガルーラの腰使いにおちんちんの温度が急上昇する。
「ひゃあああん!…もう……やめて…ママ…おちんちんが……溶けちゃうよー!」
「やめない!……んあっ……坊や、私達家族になるのよ……ふん!……私の子供も新しいお兄ちゃんを気に入ってくれるわ」
快楽にかき乱されるおれに、意外な提案をぶつけるガルーラ。
だけど、今のおれじゃあ……
「駄目ぇ! ママ!……ぼく汚いもん!…ひぃん! 悪いこといっぱいしちゃったから…家族なんて…」
「はあん……坊やのきれいなものも……くぅう……汚いものも全部受け入れてあげから! だから全部ママに出してぇ!」
自分を完全肯定される喜びがおれを満たしていく。
親愛なのか、性愛なのかわからないが、ガルーラに対する愛しさが募る。
……注ぎ込みたい!狂おしい程愛しているこのメスのなかに自分の全てを!
「ママ!……ママァ! あん!あっひゃああああああああ!ママァアアアア!」
自己と精を受け入れられる歓喜に包まれて、おちんちんが爆発する。
ブシャーという濃く長い射精が、巨大なガルーラの膣を白一色に染め上げていく。
命が抜き出されると錯覚するほどの、強烈な放出感に恐怖する。
「ひゃぁあああああん!ママ!ママ!ママァアアアアアア!」
大きなおちんちんから送られる絶頂快楽は、未成熟な体のおれには耐え切れぬ程だ。
よだれを垂らした無様なイキ顔をさらしながら体全体をピクピクと痙攣させることしかできない。
果てしない性感がおれの意識を刈り取る寸前まで、泣きながらママ、ママと叫び続けていたと後で聞いた。
すっかりしなびたおちんちんを彼女のからずるりと引き抜く。そこは白いドロドロであふれかえっていた。
抜いたあとの冷静な頭がさっきのプレイがいかに恥ずかしいものであるかを高らかに主張している。
「中に出しちゃったな。子供ができたら養育費は出す。あと、お前の借金は全部チャラで良い」
おれは再びくろいメガネをカッチリとかけてお仕事モードに戻る。
まったくひどい目にあった。もうこいつには関わらない。
「お前じゃなくて、ママでしょ? 坊や」
「そのプレイは終わりだ、馬鹿め。母乳の効果はもう切れた」
「え? まだ信じてたの? そんな物があったら誰も育児に苦労しないって」
彼女の残酷な言葉がゆっくりと脳に染み込む。
「はあ!? え…は? でも……じゃあ!」
「お乳を飲んで泣いているあなたがかわいくて……つい。普段は怖い借金取りだったからそのギャップで余計に……ごめんね!」
年甲斐も無く、舌をペロっと出して茶目っ気たっぷりにあやまるガルーラ。
「お前殺す! いやお前は死ななくて良い。おれが死ぬから! よし死ぬ! おれは死ぬぞぉおおおお!」
あまりの恥ずかしさに耐え切れず、手足をばたつかせながらわめく。
精神を崩壊させる程の恥辱。今まで積み上げてきたものがガラガラと崩れる音がはっきりと聞こえた。
もう生きていけない。あんな恥ずかしいことしちゃったおれは……
「そんなに恥ずかしがらなくても良いよ。君はまだ子供でしょ? お母さんに甘えたい年頃なんだから」
「うるさい! おれはそこいらのガキとは違う!ビッグマネーを一瞬にして稼ぎ出す……」
「こんな仕事嫌いなんでしょ?もう辞めようよ。くろいメガネも正直似合ってないし」
ガルーラがひょいとくろいメガネを取り上げて天に掲げる。
「あっ、こら返せ!」
ぴょんぴょん跳ねて取り返そうとするが、圧倒的な身長差のせいで届かない。
「フン!」
ガルーラが力を込めるとくろいメガネが握り潰されてバラバラになった。
ああ、おれの大事な商売道具が……
「坊やは私と一緒に来るのよ。 良いお兄ちゃんになってね!」
太陽より光り輝く笑顔を向けて、ガルーラは宣言した。
……完全敗北だ。
おれはうなだれながらぼそっと返事する。
「……はい、ママ……」
完
投下は以上です。
ご協力ありがとうございました。
>>204 うわぁ〜、こんなプレイ初めて見ました。
GJです!!
甘えん坊になるゼニガメが可愛くてたまらない・・・・w
>>204 GJ!
何だかんだ悪ぶってるゼニ可愛いなw
>>204 以前の作品も今回の作品もツボでした!
ゼニガメかわいいよゼニガメ
ガルーラやさしいよガルーラ
久々のツボヒットに俺の息子も大喜びだ
いいな…母性が感じられる和姦…
前回も今回も…貴方はストーリー性のあるエロを書く神なのか
以前に投稿していたガブリアスの話の続編が出来ましたので投下したいと思います。
注意点
3P的な表現が含まれています
組み合わせは
ガブリアス♂×グレイシア♀+人間♀
となっておりますので苦手な方はNGの方向でお願いします。
「きゃはは〜、ガブリ〜ン・・・・ヒック、今帰ったろぉ〜!!」
いつも以上に、おかしなテンションで帰宅すると、玄関に入るなりドサッと倒れた。
かなりの量のアルコールを摂取したのか、顔は真っ赤になり、呂律も回っていなかった。
年齢的にお酒の類は問題ないのだが、如何せん酒癖が悪く、いつも以上にハイテンションになったり、その場のノリで行動してしまう事が多かった。
「うわっ、こんな所で倒れるなよ
しかもかなり酒臭いし・・・
程ほどにしておけって出かける前に言っておいただろうに。
それに、ガブリンって・・・・」
呆れ顔で出迎えると、倒れているミフユを抱き起こし、寝室へと運ぶ。
ガブリアスにとって、ミフユの体重など気にならないのだろうか、軽々と抱きかけていた。
あれから、ハツネは旅行から帰宅し、エンペルトを引き取りに来た。
面倒な事は嫌いだったので、ようやく終わったと安心していたのだが、何故だか酒浸りの日が続くようになっていた。
恐らく原因は、ガブリアスなのだろう。
話を聞いていた時は笑顔だったが、エンペルトとガブリアスが交わった事により、内心はとても不安になり寂しかったのかもしれない。
そのせいかは分からないが、寝ている彼女の顔を覗くと、うっすらと涙の後が残っていたりするのである。
ガブリアスは原因が自分だとは知らず、いつものように接しているのだが、避けられている様な気がしてならなかった。
「なんか悪いことしたかな・・・
こいつの気に触るような事してないと思うんだけど」
彼自身に悪気はないので分かる筈もなく、ただただ、苦悩するしかなかった。
聞いてみないと分からない・・・頭では分かってはいるが、この様な状態では聞くに聞けない。
尚且つ、自ら切り出すと言うのは少々抵抗があったのだろう。
それでも話をしない事には何も解決しないし、このままではミフユ自身も体を壊しかねないだろう。
明日にでも話を聞こうと心に決めるのであった。
問題は話を切り出すタイミングである。
起きたばかりの時に聞くのがいいか、それとも会話の中に自然と混ぜるのがいいか・・・。
いずれにせよ、臨機応変に対応するしかないのだろう。
明日になれば、全てが分かると自分に言い聞かせ、ガブリアスも眠りについた。
頭が痛い・・・・・目を覚ますなり頭を両手で抱えうな垂れた。
二日酔いになったが、自分の責任であるため言葉にすることも出来ない。
「ちゃんとガブリンの言う事聞けばよかったな・・・・」
後悔先に立たず、である、今更言っても仕方がない事なので我慢をする他になかった。
横に寝ているガブリアスを見つめると、そっと近づき背中に顔を埋めていた。
(暖かい・・・これがガブリアスの温もりなんだ
ちゃんと話すべきだよね、心配してくれているみたいだし・・・)
どうしようかと迷っていたが、隣に寝ている姿を見て、決心をした。
「俺の背中はそんなにいいか?
一晩経ってだいぶ落ち着いたみたいだな」
不意に声が掛かると、ハッとし背中から顔を離した。
此方にガブリアスが振り向くが、目が合わせられない。
迷惑を掛けた、と思っているからだ。
起きているとは気づかず、驚いてしまうがすぐに冷静さを取り戻す。
「なぁ」
「あのね」
口を開くのはほぼ同時だった為か、お互いに顔を赤らめ、そっぽを向く。
「お、お前から先に言えよ、俺のは大した話じゃないし」
「ううん、そっちから先に言ってよ、私だってそんな大した話じゃないし・・・」
よほど気が合うのか、譲り合い精神である。
ミフユは、そんなガブリアスにドキドキしており、話の出来る感じではなかった。
その為、ガブリアスが言葉を紡いだ。
「最近のお前、様子がおかしいけど大丈夫か・・・・?
ハツネがミスティを引き取りに来た日くらいからだよな。
悩み事とかあんなら聞くぜ?
力になれるかはわかんねぇーけど」
言おうと思っていたのでこれは好都合であった。
それでも中々切り出し難いもので、うまく言えるか不安になっていた。
「あ、あのさ、ガブリンは私の前からいなくならないよね・・・?
側に居てくれるよね?」
出てきた言葉は、言いたい事と違うものだった。
緊張のあまり何を言っていいか分からず、そんな事を口走っていたのだ。
「何があった?
俺の・・・・せいか?」
問われると反応しづらく、返事に困っていたがゆっくりと口を開き、自分の思っていることを言葉にした。
「私・・・嫉妬しているかもしれない
貴方がミスティと犯りあっているのを知ってから、不安で仕方がなかったの・・・
私の事、嫌いになったのかなって。
でも、中々聞く事も出来なくて・・・。
ごめんね、私・・・ウザイよね、重いよね
君に迷惑掛けているってこともよく分かっているの・・・
私から離れていくんじゃ・・・ないかって・・・怖くて・・・うぅっ・・」
話をしていると次第に、涙が溢れ、泣き出してしまった。
余程不安だったのか、その瞳には寂しさと悲しみが、映し出されていた。
「ミフユ・・・・・ごめんな。
俺がもっとお前の事を気遣ってやれていればな・・・
でも、俺はお前から離れる事もないし、嫌いになることもないぜ。
もっとこう、俺を信じろよ。
犯り合うっつったってアイツ、俺と同じ雄だしよ、そこまで気にしなくてもいいだろうに。
後、迷惑だ何て思ってないよ、重くもないし、うざくもない、お前は俺の最高のパートナーだ!
俺は・・・・お前の事が、大好きだよ・・・愛してる!!」
言うなりミフユを強く抱きしめた。
泣きじゃくっていた彼女も、抱きしめらていると落ち着きを取り戻し、無意識の内に抱き返していた。
ガブリアスの温もりを確かめるように、強く、深く・・・・。
「私も・・・・愛してるよ」
お互いの口から紡がれた言葉は、嘘を微塵にも感じさせなかった。
昔は、ポケモンと結婚をする人も居たらしい、それを考えると悪くはないと思えるミフユであった。
「さて、そろそろ朝食にしてくれよ、腹が減ってしかたねぇから」
空気を読まない発言にミフユは少々ムッとするが、それはすぐに笑顔へと変わり、以前のように騒々しい朝へと戻っていった。
「はいはい、じゃあ、離れてもらえるかな?
このままじゃ動けないし」
「あっ、わ、悪ぃ」
すぐにでも抱くのをやめると、ガブリアスは起き上がり、そそくさと寝室を後にした。
慌てふためく姿も可愛いなぁっと思いつつ、起き上がり、乱れた髪を整えると、台所へと向かっていった。
「そういえば、いつの間にガブリンなんて呼ぶようになったんだろ?
まっ、いっか、ハツネのエンペルトだってミスティってニックネームなんだし。
愛着のある子にはニックネームつけなくっちゃね♪」
今では、悩んでいたのが嘘のように、明るく元気な姿へと戻っていた。
「無理、絶対無理、100%無理、ガチで無理、マジで無理、本気で無理、冗談抜きで無理、金積まれても無理、槍が降ってきても無理、死んでも無理!!
そんな訳だからお引取りをくださいまし」
「ちょっ!!何でそんなに否定しまくりなの、姉さん
っていうか、死んでしまったら無理どころの騒ぎじゃないし」
満面の笑みで弟の頼みを拒否し、追い返そうとする。
それも当然といえば当然である。
エンペルトとガブリアスが犯りあったのだから。
「事情は知らないけれど、頼むよ、ねっ?
お願い、この通り!」
頭を下げ、両手を合わせ言い寄ってくる。
困り果てたミフユは、口を開く。
「だって、面倒だし、それにアンタのポケモンしつけがなってないよ
私のガブリアス、アンタのエンペルトに犯されたみたいだし
つーか、事情知らないとか勘弁してよね。
私だってさ、可愛い弟の頼みだから聞いてあげたいけどさぁ
そんなことがあったら普通預かるの無理に決まってるじゃん」
ハツネは驚いた表情で、ミフユを見据えると苦笑いをした。
「僕、初耳なんですけど
ミスティから何も聞いてないんだけどなぁ」
本当は預かるの自体は問題ないのだ、けれど、交わりがあるのは勘弁ならない。
ガブリアスを取られた感じになってしまうから。
例えるのなら、人の彼氏に手を出すようなものである。
「むぅ・・・、今度のは大人しいから頼むよぉ
それに姉さんも欲しがっていたグレイシアなんだよ!!」
グレイシア・・・・その言葉に少し心が揺れ動く。
そう、ガブリアスの次に狙っていたポケモンである。
それをこの弟が持っているというのだ。
「グレイシア・・・・よしっ、こうしましょう
エンペルトを預かってあげた見返りとして、そのグレイシアを私に頂戴、寧ろよこせっ!」
もはや目の輝き方が違っていた。
獲物を見つけ、飢えているグラエナの様な感じだ。
こちらのミスで規制が掛かってしまい途中までしか投下できなくなってしまいましたorz
こんな中途半端なので申し訳ございません………
wktk
ミフユいい性格してるなw
>>186 マニューラキタ!!
ドラピオンとアーボックはメタモンが変身した偽物と見た!
>>204 ガルーラさんパネェww
ゼニガメ可愛過ぎるだろjk
>>215 規制って出るもんなのか…
続き待ってるよ
てすと
「えっ?
頂戴って・・・・えぇ〜〜〜!?
折角、苦労して手に入れたのに、無理に決まっているじゃない!!」
「なら、私も無理!
分かったらさっさと帰りなさいよ」
突き放すように言うときびすを返し家に入ろうとした。
が、それを制すようにハツネが喋りだす。
「わかったよぉ、あげるよ。
ガブリアスの件は本当に悪かったよぉ。
だから、そんなに怒らないでよ・・・」
若干涙目になりながらも、しぶしぶとミフユの条件に乗った。
脅しのようだが、恐らくこうでもしない事には、分かってもらえないだろう。
それに、人任せにするというのは、トレーナーとして如何なものかと思っていた。
「はぁ・・・アンタもトレーナーならさ、自分のポケモンくらい自分で面倒見なさいよ
私だってガブリアスを手に入れてからそんなに日は経ってないんだし・・・」
ほとほと困った弟だ、とでも言いたげな顔で説得を試みた。
その説得に、時間は掛からなかったが、話を聞いていると、最初からグレイシアは彼女へのプレゼントのつもりだったらしい。
ハツネは表現が上手くない為に、遠まわしな言い方しかできず、挙句、咄嗟に渡せと言われ反射的に断ってしまったのだ。
「あ、あははは、ごめんごめん、預かるのはもうたくさんなんだもん
それに言い方が悪いんだよぉ〜
うん、ありがとね」
「むぅ~、僕がそういうの上手くないって知っているくせにぃ〜
でも、喜んでもらえたみたいで良かったよ
誕生日にはちょっと早いけど、感謝の気持ちだよ」
ミフユは苦笑いをし、忘れていたと頭を下げ、謝罪する。
彼女の純粋さは良く知っている為、さして気にする様子もなく、何事もなかったかの様に、グレイシアの入ったモンスターボールを差し出した。
「えへへっ、すっごい嬉しいなぁ〜本当にありがとうね」
姉のこんなに喜んだ顔を見るのはいつ以来だろうか。
ハツネ自身にも伝わってきて、不思議と自然に笑顔となっていた。
「じゃぁ、そろそろ帰るね
あっ、そうそう、グレイシアは雌だからね」
思い出したように付け足すと手を振り、姿を消していった。
彼女も手を振り見送ると、上機嫌で家の中へと姿を消した。
ボールを放り投げると、赤い光と共にグレイシアが姿を現した。
「初めまして、ご主人様
ご面倒をお掛けするとは思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます」
ミフユを見るなり丁寧に挨拶をすると、可愛らしい笑顔を見せ付けてきた。
(か、か、かっわいぃぃぃ!!何この可愛さ〜)
その愛くるしさに見とれ、ボーっとしていると、不意に声を掛けられ我に返る。
「ったく、どうしたんだよ
おっ?グレイシアか、見たところ雌のようだな」
グレイシアの姿を確認すると、ミフユに近づき後ろから抱きついた。
「ちょ、ちょっと、グレイシアが見ているじゃない、やめてよガブリン」
「ガブリン様と言うのですか?
私はグレイシアと申します、ご面倒をお掛けするとは思いますが、宜しくお願いします」
笑顔で言うグレイシアに対し、ガブリアスは軽く挨拶をし、名前の訂正をした
「おぅ、よろしくな
ガブリンってのは名前ではないんだがな・・・
ガブリアスが本当の名前だし」
未だに、ガブリンと呼ばれる事に慣れないのか、ムスッとしている様子を見せた。
ただ、ミフユにそう呼ばれると、嬉しそうな顔を見せていた。
心を許している証拠だろう。
「ガブリン、離れて
これじゃ、動けないよ・・・」
顔を赤くし、照れ笑いをする。
「いいじゃねぇかよ、減るもんじゃねぇし
もっと、お前とくっついていたいんだよ」
恥ずかしい台詞を、よくもこうスラスラと言えるものである。
そんな姿を見たグレイシアは、羨ましそうな視線を送ってきていた。
「私も、お二人の様に仲良くなりたいです
どうすれば、お二人の様な関係になれるのでしょうか・・・・?」
グレイシアの質問に、どう答えていいか分からず、ミフユは顔を真っ赤にした。
困っているミフユの代わりに、ガブリアスが答えを返した。
「気になるなら3人で犯ってみるか?
そうすりゃ、すぐにでもなれるぜ」
ガブリアスの思わぬ発言に、更に顔を真っ赤に染め上げる。
だが、彼の言う事に反論はしなかった。
「そう・・・なのですか?
なら、やってみたいです!!」
期待の眼差しを二人に向け、目を輝かせていた。
「ちょ、ちょっと、ガブリン・・・・」
「じゃっ、決まりだな
そこに仰向けになりな、すぐにでも始めてやるからよ
ミフユも服を脱いで仰向けになれ」
言われるがままにしぶしぶ服を脱ぎ、グレイシアの横に仰向けになる。
その姿に不思議そうな顔をするが、すぐに理解する事となった。
「ひゃっ、な、なにするんですか?!」
ガブリアスに秘部を舐められ、声を張り上げる。
しかし、その言葉など耳に入らぬと言った様子で行為を続ける。
「ガブリン・・・私にもしてよぉ・・・」
物欲しそうな目をし、ガブリアスに訴えかける。
「大丈夫だよ、ちゃんとしてやるから、待ってろよ」
次第にグレイシアの秘部からはピチャ、ヌチャっと湿った音が聞こえてくる。
「あん・・・いやっ・・・・ふぁぁ・・んふぁ・・」
甘い声が漏れ、ガブリアスのペニスを勃起させていく。
そのペニスの先端からは、少量の先走り液が出ていた。
「へへっ、中々いいじゃねぇか
次はこっちだな」
グレイシアの秘部をびしょびしょにすると、次はミフユの秘部へと舌を這わせた。
「きゃん・・・・ガブリン・・い・・やっ・・・ん・・・んふ、らめ・・もっと、優しくして・・・」
ガブリアスは無意識の内にミフユを求め、秘部へと舌を進入させていた。
横でトロンとした目をし、グレイシアも物欲しそうに息を荒げていた。
「ハァ・・・・・ハァ・・・もっと、欲しいです・・・・・」
二人の雌を相手にするのは、始めてなので思うようにいかないが、精一杯奉仕していく。
「ミフユもだいぶ濡れてきたし、そろそろ・・・・挿れちまうか・・・」
言うとミフユの秘部にペニスをあてがうと、ズッ、ズッと進入させていく。
相変わらずの締りのよさに思わず声が上がっていた。
「うぁ、相変わらず・・・・いい締りしてるな・・・ハァハァ、堪んねぇな」
奥まで一気に押し込み繋がると、今度はグレイシアを引き寄せ、ミフユの腹部へと乗せる。
二匹の雌を犯す一匹の雄。
ガブリアスは雌の匂いに興奮し、腰を振り、グレイシアの秘部を激しく舐める。
快感に二人は堪えられず、それぞれ喘ぎ声を漏らす。
「ぁん・・ふぁぁん・・・・ひゃん・・・あぁぁん・・」
「・・・激しいよぉ・・・私の中で・・・ガブリンが暴れてるよぉ・・・・」
激しく腰を打ち付け、グレイシアの秘部へは舌を挿入する。
結合部からはグチョグチョと音がし、先走りと愛液の混ざった汁が飛び散る。
汁は3人の体に飛び散り付着し、テラテラと光っていた。
「くっ、・・・・・うぁ・・・んっ、すげぇいい・・・・・このまま、中に出しちまうぜ・・」
一際激しく突き上げるとミフユの膣内へ、ビュルビュルと射精をした。
雌を同時に犯しているからか、溢れ出る精液は濃くそのの量はとてつもなく多かった。
中出しをされ、妊婦のようにお腹がポッコリと膨らんだ。
グレイシアも舌での愛撫で感じ、ミフユも中に出された事に反応するかの様に、二人は絶頂を迎えた。
「あっ、何かが・・どんどん、きて・・・ます・・・・・らめ、ひぁぁぁん・・・!!」
ガブリアスの口元で愛液を噴出させると、そのまま気を失ってしまった。
もう一方も結合部からプシプシと噴出させ、グッタリとした。
「中に・・・・中に・・熱いのが・・んあぁぁ・・・ガブ・・・リン・・・好き・・だよ・・・
・・・・あぁん!!」
3人は絶頂を迎え、精液や愛液の交わった液で、体を濡らしていた。
「ちょっと、激しすぎたか・・・
シャワー浴びせてやらねぇと・・・・な」
何とか身を起こすと、フラフラとしながらも二人を抱きかかえ、浴槽へと向かった。
体を綺麗に洗い流した後、3人は同じベッドで横たわっていた。
「ご主人様は、いつもあのような事をされていたのですね
とっても、心地よかったです」
「なっ、そんなわけないでしょ
い、い、いつもなわけないじゃない
そりゃ、確かによかったけど・・・・
ガブリンも何とか言ってよ!!」
「また犯ってやってもいいぜ、最高だったからな
俺は、毎日でも一向に構わないぜ」
冗談に聞こえないのがある意味恐ろしかった。
けれども、他愛の内会話で3人の距離を一気に縮まったのかもしれない。
アレから数年が経ち、ミフユはガブリアスと結婚をしていた。
昔は当然のようにされていた事だ。
それを現代で彼女が実践をした。
なんら不思議な事ではなかった。
愛し合うものに種族も、年齢も関係ないのだから。
この先もずっとそれは変わらないだろう・・・。
END
な、何とか投稿できたorz
お騒がせした挙句途切れてしまい申し訳御座いませんorz
これで投下は終了です。
グダグダかんが否めませんが一応完結という事になります。
規制掛かった時はどうしようと思った・・・・。
>>224 完結乙です
カブリンもグレイシアもミフユエロくいカワユス
投降GJ!!
>>217 あーそれっぽい。
でもマニューラが技を使えない理由がわからないな。
技減りの罠を踏んでいたとか?
>>224 完結乙。
二人が結婚にいたるまでの話を読んでみたい
>>224 ミフユは成人女子だったのかw
確かに彼氏がホモってたら不安にもなるよなあw
初投稿になります。
内容は「トレーナー♂×ルカリオ♂」なので苦手な方はスルーをお願いします。
「よくやった。ルカリオ」
俺はバトルを終えたルカリオを撫でながら褒める。
「ありがとうございます。マスター」
ルカリオは御礼を言うが顔は俯いたままである。少し前まではしっかり正面を向いて話していたのにな。
「どうかしたのか?」
「いえ、褒めて貰ってうれしいだけです」
俺は思わず笑みがこぼれる。本当にこういうやつだったかな。
日が暮れてきたので、俺たちはとりあえずポケセンへ向かうことにした。
ポケセンへ向かう途中にルカリオのほうを何回か見たが、やはり少しばかり顔を赤くし俯いて歩いていた。
「なあ、ルカリオ。どこか悪いのか?」
本当に心配になってきた。何か悪い物を食わせた覚えもないのにな。
「どこも悪くありません」
「そうか」
ルカリオは一瞬だけ顔を上げたもののまた俯いてしまった。即答するってことはどこも悪くないみたいだな。でも、顔が赤いのは何故だ?
ポケセンについたものの、時間が思っていたよりも過ぎてしまっていた。
いつもは風呂の後に飯と決めていたが、時間が遅く先に晩飯を済ませることにした。しかし、晩飯が後なら後で風呂でゆっくりできる利点もある。
時間が遅いので食堂はがらがらで俺とルカリオ以外誰もいなかった。俺は券売機で食券を買い、もう1匹のパートナーであるヨルノズクをボールの外に出した。
「ルカリオ、ヨルノゾク。好きなのを選んでくれ」
俺がそう言うとルカリオとヨルノズクはそれぞれの好みのものを選んだ。
俺たちは晩飯を済ましてセンターの宿泊室に入った。部屋はベッドとテレビ、そしてバスルームがあるだけで広くはない。
とりあえずオレはベッドに腰掛ける。
「マスター。明日の予定は?」
ルカリオが俺に問いかける。ヨルノズクのほうを見ると俺の様子をうかがっている。
どうやら今すぐ言わなければいけないらしい。まだ予定決めてないんだよ。
「えーっと」
俺は詰まりながらも言葉を切り出す。リュックの中からタウンマップを取りだし膝の上に広げる。
今日はここだから。明日は……。だいぶ家に近いところにいるな。これなら明日は家に帰ろう。
「明日は一旦家に戻る。そしてゆっくりする」
「たまにはそう言うのもいいかもしれませんね」
とルカリオ。一瞬だけルカリオから黒い波導が見えたのは気のせいだろう。
ヨルノズクもまた。
「たまにはいいんじゃない?」
と言った。
「じゃあ、今日は風呂に入って寝るか」
ベッドの中。俺はすぐに寝られるような体質ではないため、いつも何分間か布団の中で寝返りを打っている。
センターの宿泊室ではポケモンを出すようなスペースがない。本当に泊まるだけといった感じだ。
ルカリオ……。本当にあんなやつだったか。いや、違う。昔はもっと活発だったと思う。
俺と居るときでも俯かずに話していたし、顔も赤くしたりしなかった。考え事は眠気を促進したらしく俺はそのまま眠りについた。
「う……、まぶし」
カーテンの隙間から太陽光が入り俺の瞼を照らしているようだ。もう少し寝ていたいがこうなればもう起きるしかない。
身支度をすませ、ボールをベルトにセット。1、2、3、4、5、6。うん連れて歩けるのは6匹までだ。でも2匹しかつかまえていない。
とりあえず朝飯を食べるため食堂に向かうとするか。時間時間……9……9時!? しまった寝過ごした。
食堂に着いたがほとんど誰もいなかった。あはは、昨日と同じ状況だ。朝は御飯とみそ汁のほうがいいな。パンを食べながらそう思った。
俺は食器をカウンターに返すと、自分の家の方角へ向かってポケモンセンターを背にしながら歩き始めた。さあ、久々に自分の家だ。
今は特に用はないが野生のポケモンが出たときなど後々のためにルカリオをボールの外へ出した。
「マスター。起きるの遅いですよ」
ルカリオは呆れながら言う。それが朝の第一声か。……否定できないな。
出発が少し遅れたが、この時間ならなんとか午前中に家につけるだろう。
まあ、家に帰ったからと言ってゆっくりする以外に何もすることがないのだが。
歩き続けてどこまで行こうか。歩いていると不意にあの歌の歌詞が浮かんだ。そんなに遠くまで行くつもりはないのだが。
センターから出発して2時間ぐらいが経ち、ようやく自分の家が見えてきた。
「ようやく見えてきたな」
「ええ。そうですね」
またルカリオから悪の波動が発せられたように見えた。気のせいだよな。
家に帰るのは何日ぶりだろうか。いや、何週間ぶりだろうか。とにかく長い時間家に帰っていなかった。
俺は無意識のうちに鍵を取り出し家の鍵を開ける。ドアを開けると中は俺が出発した時とまったく変わっていなかった。
「変わってないな」
自然と声が漏れる。
「変わっていませんね」
ルカリオから言葉が返ってくる。母さんも掃除していただろうけどさ。
俺は靴を脱ぎリビングまで行こうと足を進める。しかし、何か変だ。
「なあ、ルカリオ……。臭くないか?」
「私の鼻が変になったかと思いましたよ。ええ、確かに臭います」
俺の鼻も変になったかと思ったよ。リビングに続く廊下に変な臭いが充満している。人間の俺にもわかるぐらいだから相当なものだろう。
リビングに行くと臭いを発しているものがわかった。おにぎりが机の上に放置されている。見た目からしてだいぶ時間が経っているように見える。
とりあえずルカリオに窓を開けてくるようにと合図し、俺は無言でおにぎりをゴミ箱の中にたたきつけた。
母さん……ありがたいんだけどさ。いつ帰ってくるのかわからないのに。
「ルカリオありがと。まず、掃除からだな」
「そうみたいですね」
母さんは何日家を空けているのか。家具には少し埃がついている。さて、始めますか。
掃除が終了すると共にやることが全くなくなった。ゆっくりするために帰ってきたので当たり前と言えば当たり前だが。
しかし、ゆっくりしていても時間は速く過ぎるもの。夕食を食べ、自分の部屋まで行き、そして、寝る準備に入る。
「ヨルノズク、さあ遊んでこい」
俺はヨルノゾクをボールの外に出す。夜行性だから昼は滅多に外に出さないようにしている。
昼のバトルの時などは渋々やってくれることのほうが多い。しょうがないって言ったらしょうがない。
「朝までに帰ってくるわ。開けておいてよ」
ヨルノズクは俺が答える前に窓から飛び立っていった。俺は不意にルカリオから声をかけられる。
「マスター。こっちの部屋の電気も消しますよ」
「ああ、頼む」
消灯確認済み。いつも着ている赤い服を脱ぎ、寝間着に着替え、よし、寝よう。
俺はベッドの中に入ったが、やっぱりすぐには寝られなかった。
明日はどうしようか。旅の目的はないわけではないが。たまには野生のポケモンを捕まえるのもいいのかもしれない。
パートナーが2匹だけだとたまに心細くなるときがある。そうしたらどのポケモンを育てようか…………。
「マスター。マスター」
ルカリオが俺の耳元でささやく。俺はゆっくりと体を起こし、寝ぼけ眼でルカリオの方を見る。
「どうした?」
ちらりと目覚まし時計の方を見ると多分まだ午前の3時。まだ寝られるよルカリオ。
暗くてよくわからないが、ルカリオの体は少し震えているように見える。しかし、ルカリオが周りに発している黒い波導ははっきりとわかる。
「マスター……。すいません!」
その言葉を言い終わらないうちにルカリオが俺の唇を奪った。
速すぎてと言うよりも、起きたばかりで頭がぼーっとしていて、何が起きたか理解できない。
ルカリオは半分起こしていた俺の体をベッドに押し戻し、器用に俺の寝間着を脱がしていった。
「ルカリオ? 何するつもりだ?」
俺はこの後に起こることがわかっているが一応聞いてみた。
「すいません。私は雄なのに……、ポケモンなのに……。マスターのことが好きになってしまって……。
人間のポケモンの関係で……、主人とその従者の関係で……」
はーん。なるほど顔を赤くしていたのはこれが理由か。前半部分はまだいいとしよう。しかし、最後の部分だ。
「ルカリオ!」
俺は思わず声を荒げてしまった。近くに家は少ないし大丈夫だよな。
「俺はお前の主人とかいうようなものではないし。お前がそのことで苦しんでいるなら出ていってもらってもいい。
それによく図書館に一緒に行っていたお前なら『昔はヒトもポケモンも同じだった』んですよ。とか言って迫ってくるかと思ったんだが」
「そ、それは昔のこと。今となっては……」
「こんなことなら早く言えばよかったのに。お前に言われたら受け入れるしかないだろう?」
「マスター……」
ルカリオが俺に泣きついてくる。ルカリオの顔をこっちに向かせ、今度は俺からルカリオの唇を奪いに行く。
俺が舌を入れる前にルカリオから舌を入れてきた。積極的だな。俺もルカリオに応じて舌を絡ませる。
口の中にものが入ると自然と唾液があふれてくる。その反射があるからか口の中の音がどんどんどんどん大きくなっていく。
息が苦しくなってきたところでルカリオの肩を軽く叩き、口を離す。口を離したことで唾液が俺の胸にぽたぽたと落ちる。
ルカリオは俺の方を見ているが、どこか物足りなそうな表情をしている。
「ルカリオ。お前から始めたんだろ? お前が攻めろ」
「はっ、はい?」
「ならこれで終わりにするか?」
「わかりました」
ルカリオが正面を向き俺の股間の方に手を伸ばす。
「さっきから当たってたんですよ」
ルカリオが笑いながら言ってくる。恥ずかしいこと言ってくれるな、こいつは。
ルカリオが俺のモノに刺激を与え始める。他人にしてもらうと自分でするより感じるって言うのは本当なんだな。自分でやったときより何倍もいい。
「他の人のをやるのは初めてなんですが……。感じてますか?」
「ああ」
俺は刺激に耐えながら答える。すぐに果ててしまったらルカリオに悪い。俺がしばらくルカリオの攻めに耐えているとルカリオが一旦手を離す。
「なかなかですね……。ならこれはどうでしょうか」
ルカリオはそう言うと俺のモノを口に咥える。俺は反射的にルカリオにやめさせるように言葉が出る。
「ルカリオ、汚いって」
しかしルカリオは平然と俺の言葉を受け流した。
「風呂に入ったのなら、きれいなんでしょう?」
それ、昔に俺が言ったことじゃないか。手とは比べものにならないほどの刺激が俺に伝わってくる。ここまで来ると声がまともに出ない。
「ル……カリオ……。もう……無理……。……口は……なせ」
俺がそう言うやいなやルカリオは俺のモノをより深く咥えた。射精感。頭の中が一瞬だけ真っ白になる。
そのたった一瞬で俺はルカリオの口の中に白く濁った液体をはき出す。ルカリオは有無を言わずにはき出された俺の液を飲み込んでいく。何もそこまでしなくても。
「マスター。美味しかったですよ」
ルカリオは満面の笑みで俺の方を見てくるが、俺は達した後の脱力感でぼーっとしている。本当にやってくれるなこの野郎。
「本当に初めてなのか?」
俺は答えはわかっていながらも聞いてみる。
「初めてですよ」
くやしいから俺からもやり返すとするか。形状は人と違うけど大きさは普通かな? 俺はルカリオのモノを握り扱き始める。
するとルカリオはすぐに声を上げ始める。
「マ……マスターこそ……。初めてな……んで……すか?」
思わずニヤリと口元がゆがんでしまう。もちろん他人の、ポケモンのモノを扱くなんて初めてのことだ。
「マス……ター。出ま……、手を……は……なして……」
ルカリオの体が大きく跳ね、ルカリオのモノから精液がそこら中に噴出される。一部が俺の口の中に入った。しょっぱい? のか? なんだか不思議な味がした。
ルカリオは大きく肩で息をし、言葉をとぎれとぎれにしながらも喋る。
「はあ、はあ。すいません。だから……手を離してって……」
「そんなこと気にするんだったらやってない」
俺はルカリオをこちらに引っ張りもう一度キスをする。さて次はどう出るかな。
「続きはどうする? ルカリオ」
「もちろん続けますよ。いいんですよね?」
今更何をと思った俺が馬鹿だった。今ルカリオからは黒い波導が全開で放出されている。いつものルカリオの目じゃない。完全に野生の目だ。
ルカリオは俺を後ろ向きにしながら乱暴に押し倒し、俺のケツの穴に指を入れてきた。
初めて味わう挿入感。正直言って痛い。しかし、今のルカリオに何を言っても無駄だろう。
じわりじわりとルカリオは入れる指を増やしてくる。俺も痛みに少しは慣れてきたが、痛いものは痛い。
ルカリオが指を抜き、替わりにルカリオ自身を挿入してきた。指とは比べものにならない痛さに俺は顔が引きつる。
血が出ているんじゃないかと思うほど痛い。いや、絶対に出ていると思う。
お互いの荒い息づかいが部屋中に聞こえる。ルカリオが俺の感じる部分を刺激することで痛みもだんだんと快楽に変わってきて、俺の中を満たしていく。
「マスター」
ルカリオがそう言ったような気がした。その瞬間、ルカリオが俺の中で性を放つ。その刺激で俺も射精してしまう。
熱い。暑い。中と外の両方から熱が押し寄せる。俺はしばらく体を楽な体勢にして行為の余韻を味わった。
とりあえずルカリオのモノを抜き正面に向き直る。息がまだお互いに荒く喋ろうとしてもなかなか喋り出せない。
俺が言葉を搾り出すよりも先にルカリオがとぎれとぎれになりながらも喋り出す。
「マ、マスター。す……いません。血が……。いえ、無理……矢理……始めて……しまって……」
「ば……か。謝る……なら最初か……らやる……な」
俺はルカリオを抱きしめ、そして口づけを交わす。
「マスター……」
ルカリオは俺をよりいっそう強く抱きしめた。しばらくこのままでいたかった。
「マスター。体もベトベトになりましたし、シャワーを浴びてきませんか?」
何だ。もう終わるつもりなのか。俺がまだ攻めていないじゃないか。初めてでここまでやるのもどうかと思うけど。
時間は4時か……。よし、まだヨルノズクが帰ってくるまで時間はあるな。
俺が黙っていることを不審に思ったルカリオが声を再度かけてくる。
「マスター? どうかしました?」
「ふふ」
疲れているはずなのに自然と腹の底から笑いがこみ上げてくる。さて、どうしてやろうか。
俺は手始めにルカリオをベッドに押し倒した。ルカリオが俺の波導が変わったことに気がついたのかそろそろと後退し始めた。
「マッ、マスターこそ悪の波動が全開じゃないですかっ! アッー!!」
ルカリオの絶叫が部屋の中でむなしくこだました。
俺は風呂場までルカリオを担ぎ歩いていくが腰が痛い。筋トレの比にならないほど痛い。こんなにくるものなのか。
とりあえずシャワーを浴びよう。汗と液でベトベター。また懐かしい言葉が……。
俺は気絶してしまったルカリオにシャワーをかけ、ルカリオの部屋のベッドの上に寝かせておいた。これでひとまずは大丈夫だろう。
とんだ夜だったよ。でも、信頼できるパートナーと1つになれるなんて幸せじゃないか。おやすみルカリオ。
「おはよう、マスター」
窓際に止まったヨルノズクが声をかけてくる。
「ああ、おはよう」
頭が痛い。睡眠不足だな、これは。今日の早朝のせいだな。絶対に。腰が痛い。これも今日の早朝のせいだな。絶対に。
「ところでマスター。夜はどうだった?」
この言葉に俺は思わず顔を真っ赤にさせながら吹き出してしまった。
「なっ、な?」
俺がわけがわからないという顔をしているとヨルノズクがくちばしを俺の口の中に入れた。いわゆるキスされた。
「私が居ることも忘れないでね」
ヨルノズクはそう言いながら自分の部屋に戻っていった。
「何なんだよ。2匹そろって」
俺はしばらく窓から外を眺めていた。直接言えばいいのに。
以上になります。
初めての官能表現だったのでかなり不安です。
>>233 上手です、GJなのです!!
他の方の作品を見ると私も、もっと上手くなるように精進しようと思えるのです。
>>226 要望(?)にお答えして一応書いてみましたが非エロは投稿してもよろしいのでしょうか・・・?
断る人なんていないさ!
>>233 日常生活の描写が丁寧で、その情景が目に浮かぶようだ。
掘られる男トレーナーってはじめてだよな多分w
板違いになるとは思いますが、見たいと言う方もいらっしゃるようなので投下したいと思います。
非エロで御座いますので、エロ以外は見ない!と言う方等はスルーを推奨いたします。
また、批判が来るようでしたら今後はこの様なことはせず、大人しくエロのみを投下していくことにします。
もしかしたら板汚しになるかも知れませんが、何卒ご容赦の程をお願い致します。
私が、ガブリアスと出会ったのは、19歳の時だった。
時が経つのは早いもので、あっという間に6年が過ぎ、私は25歳になっていた。
これからする話は、今より4年前・・・・21歳の時の話である。
そう、私がポケモンと結婚をするきっかけと敬意をした時の話だ。
空には真っ黒な雲が漂い、今にも雨が降りそうな勢いだった。
そんな中、小走り気味で家へと向かっていた私は、無意識の内にガブリアスの事が頭に浮かんでいた。
(早く帰らなきゃなぁ、ガブリンが私の帰りを待っているだろうし・・・・)
心配を掛けたくなくて、早く帰ろうと思っていた。
けれど、徐々に家が近づいていくにつれて、私は友人のツバキに言われた事を思い出していた。
「ミフはさ、好きな人とかいるのん?」
行き成りな事で動揺し、どう答えていいか分からなかった。
分からなかった・・・・が、自然とガブリアスの事が頭の内に浮かんできていた。
けれども、ポケモンに恋をしている、等とは言えなかった。
昔はポケモンと結婚した人が多数いたと聞く。
なのに今では、禁忌とされていたからである。
「ん〜、いないって言ったら嘘になるけど、いるって言っても嘘になるなぁ」
曖昧な返事をし、何とかその場を切り抜けようとした。
甘かった・・・・後悔することになるなんて全く思わなかった。
「え〜、何それ〜
はっきりしないわねぇ
いるんならいるでハッキリしなさいよね〜」
無理だって、言えるわけないじゃんか・・・・
ガブリアスのことを愛しています、だなんて。
私がボーっと考えていると、可愛そうな者を見るような目で見つめてくるツバキ。
「その様子だといないみたいね・・・・
うんうん、ミフみたいに気が強いのか、天然なのか分からない人を好きになる男なんていないよね〜」
うぅぅ・・・・言いたい放題言いやがって〜。
禁忌なんかじゃなかったらちゃんと言えるんだからねっ!!!
「あ、あはは、そ、そうだよねぇ
私ってどっちつかずって感じだもんねぇ・・・はぁ」
認めるのが空しく、苦笑いをし、溜息をつくと、ツバキは泣いている子供をあやすかの様に私の頭にポンっと手を置きヨシヨシと撫で回してくる。
うぜぇー、超うぜぇー、通路の真ん中で止まって話をしているオバハンくらいうぜぇー!!
「おっと、もうこんな時間か
私そろそろ帰るね
彼氏が私の帰りを待ってるから♪」
時計を確認し、満面の笑みで言うとガンバレという視線を私に送り、その場を後にした。
「好きな人・・・・か
あんな決まりが、あんなのが無ければ・・・」
立ち止まり、憂鬱な気分になる。
気が付くとそこは家の目の前で・・・・・。
今更考えても仕方ないよね。
「たっだいま〜」
「おう、お疲れ」
「あっ、お帰りなさいませご主人様、お風呂が沸いていますが、お入りになりますか?」
相変わらず用意がいいなぁ、まるでメイドさんのようだ
「ん〜、二人ともお腹空いてるでしょ?
すぐにご飯にするからさ、お風呂はその後って事で」
言うとグレイシアは笑顔で頷くと、尻尾を降りつつ奥へと消えた。
「お前も大変だよな、何を言われたかはわかんねぇけどよ
ミフユには俺が付いてるんだから堂々してろよ」
彼にこんな事を言われると、落ち着く、安心する。
私は、縋る様にして抱きついていた。
「お、おい、どうしたんだよ急に
お前らしくないぞ」
「ううん、何でもないよ
でも、こうしていたい気分なの・・・・いいでしょ?」
困った顔をするガブリアスだが、すぐに優しい顔になった。
これが彼の優しさでもあり、優しさだった。
惚れない方がおかしいよね、こんなの。
だから、彼が大好きなの、夢中なの。
誰が何と言おうと私は・・・・・。
「中々惹かれるようなのが無いわねぇ、自作しかないかな」
決断したら早いもので、私はウェディングドレスのカタログに目を通し、呟いていた。
訳を知らない人が見たら驚く光景だろう。
でも、出来る事からコツコツとって言うよね、備えあれば憂いなしとも言うし
問題は告白するタイミングだよね。
カタログを放り投げ、天井を見つめ考える。
すると、スッと私の顔を覗き込む彼の姿が目の前に現れた。
「ま〜た考え事かよ
お前もよく飽きね〜よな、俺だったら途中で投げ出しちまうぜ」
「うわっ、ちょ、ちょ、ちょっと、行き成り何よ」
咄嗟の事に驚きを隠せず、動揺してしまった。
本当にガブリンは行き成りが多い。
少しは事前に何かを言ってほしいものである。
「考え事って訳じゃないよ
ただ、ちょっとね・・・・」
「ちょっと、何だ?
俺に言えない事なのか?
水臭い奴だな、なんでも言ってくれよ、お前の為なら何でもする覚悟なんだぜ?
つっても、まっ、お前の言いたい事は大体分かる気がするな
たぶん、俺も同じ気持ちだから・・・・」
え・・・?
私と同じ気持ちって事は彼も・・・?
彼の視線は私に向いている・・・かの様に見えた。
が、右目が私に向いていない。
カタログに向いてるし。
そりゃ、言わなくても分かるわなぁ・・・・
「こ、こ、こ、こ、これはその、違うの、ガブリンと結婚したいとかそういうんじゃなくって、そ、そ、そ、そう!!
友達にどれが良いか選ぶの手伝ってくれって言われたの!!」
最悪だ・・・・・。
こんなにキョドってたらバレバレじゃないか。
嘘がヘタだな私って。
「つまり、俺と結婚したいんだな
けどポケモンと結婚するのは禁忌だから、口にすることができない、違うか?」
うっ、中々鋭い。
もしかしてニュー○イプか・・・?
見える、私にも敵が見えるぞ!!
いや、うん、取り乱しましたごめんなさい。
「うん、すごいね、全部君の言うとおりだよ」
全て見透かされ、如何して良いか困惑してしまう。
そんな私を見て彼は言葉を続ける。
「此処でなきゃ問題ないんじゃないか?
俺の住んでた森の10kmくらい先に村がある。
そこにはポケモンと結婚をしてひっそりと暮らす人々がいるんだ
禁忌だと分かっている、けれど愛に種族は関係ない
そんな人たちが集うところだ」
へっ?
そんなところ私どころか、此処に住んでる人たちですら知らないぞ。
でもこれって、間接的にOKってこと・・・だよね?
自然と顔は綻び、嬉しさで胸がいっぱいになっていた。
「お引越しですか・・・?
私は構いませんが、このお家はどうするのでしょうか?」
グレイシアの問いにすんなりと答える。
「引き払うよ、それで森の向こうにある村で暮らすの
無茶を言ってるのはわかってる、でも、ここじゃちょっと暮らし難くなるからさ」
説明を受けて納得するグレイシア。
彼女は、外の世界を見られる、と言う期待で胸がいっぱいになっていた。
「じゃ、出発しましょ、荷物は全部向こうに送ってあるからさ」
新居を目指し、ガブリアス、グレイシアと家を出るのであった。
その後、住んでいた家は不動産屋に買い取られ、空き家と化していた。
一方で私は移住先にて、優雅なウェディングドレスに身を包みガブリアスと結婚をした。
禁忌と言うものに悩み、苦しみはしたが、幸福と言うもののおかげでさして気にはならなかった。
これからは此処で、3人で暮らすんだ。
何者にも縛られないこの土地で・・・。
「大丈夫か?
慣れてないだろうし、あんまり無理はするなよ?」
私の事を心配してくれるガブリアス。
それに対し私は笑顔で答える。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ
ガブリンもいるしグレイシアもいる
それに、此処の人たちもついていてくれるから」
お腹に身ごもったガブリアスと私の子。
どんな子が産まれてくるかは分からないが、4人で暮らす事になりそうだ。
こんなに幸せだと思ったことはない。
今も、これからもずっと。
私達は皆で力を合わせて幸せになるんだ。
何があろうとも・・・・。
以上で投下完了です。
急ごしらえ感が有るかも知れませんが、大体こんな感じです。
やっぱり文章と言うのは難しい物だと改めて痛感した次第に御座いますorz
伝説のポケモンはたいてい性別が分からない。
性別が分からないということは、
「生殖器がついていないから判別できない」、或いは、
「生殖器が両方ついてるから判別できない」
と解釈することが出来る。だからふたなりダークライがイロイロされる話があっても何もおかしくはない。
話は変わりますがカイリキー♂×人♂はありですか?
その昔、カイリキー男という偉大な男がいてな……
という話はともかく、カイリキーはポケモンだし全然有りだと思うよ。
ホモ的にカイリキー♂は王道
オレ的にはゴーリキーの方が好み
PBHのカイリキーは♀なんだよな。
唯一の紅一点がよりによってカイリキーかよ…と思ったが
サイトの設定読んだら萌え上がってしまった。
ライチュウ♂の者です。
久しぶりに投下致します。
今作はライチュウが主役の「ライチュウの恩返し1」を投下します。
[注意点]
・♂ポケモン同士の性描写が含まれています。苦手な方はスルーをお願いします。
・後半に少し強姦要素が入っています。
「どうしよう……全然採れないよぉ……」
木の実収集に出かけたライチュウは、さっきから一つも木の実を収穫出来ていない。
採ろうと思ったその矢先に、他のポケモンに横取りされてしまう。
――コウキとザングースに採ってきてもらってばかりじゃ悪いし、たまにはオイラが働くよ!任せといて!――
行く前にでかい事を言っておいて、手ぶらで帰っては二人に合わす顔がない。
(仕方ない……。探す場所を変えよう)
気を取り直して、少し家から離れた場所で探す事にした。
「喉渇いた……水飲もうかな」
独り言を言いながら、近くにある川で水を飲む為、身を乗り出すライチュウ。
ところが……。
「うわぁっ!」
誤って足を滑らせてしまい、ライチュウは川に投げ出されてしまった。
「た、助けて!オイラおよ……およげ……」
ライチュウは必死でもがいたが水流に逆らえない。
次第に体力が尽きてしまったライチュウは、流される中で意識が遠退いていった。
「んっ……ここ……は?」
ぼんやりとした意識の中、ライチュウは目を覚ました。
空が太陽で眩しい。
「……気がついたか?」
見知らぬポケモンの顔が、いきなりライチュウを覗き込む。
「!?」
驚いたライチュウは慌てて起き上がった。
「キ、キミは誰!?」
オレンジ色の体、二岐に分かれた尻尾。
そのポケモンは、心配そうにライチュウを見つめている。
見慣れない場所、見知らぬポケモン、ひんやりと冷たい風。
途端にライチュウは心細さに襲われ、体が震えてしまう。
「お前が溺れてたから助けてやったんだぞ。覚えてないのか?」
「オ、オイラが溺れて?……あっ!」
(思い出した!木の実収集に行って……喉が渇いたから川で水飲もうとして……そしたら足滑らせて……川に落ちたんだ)
辺りをキョロキョロと見渡す。
(ここはどこだろう。川岸だけど、随分流されちゃったみたい……)
ライチュウの心を察したようにそのポケモンが言った。
「お前が流されてきたのはかなり上流の方だ。たまたまおれが見つけたからよかったけど、もう少し遅かったらお前……死んでたぞ」
(た、確かにオイラ泳げないから、ホントに危なかったかも……)
このポケモンが助けてくれなかったら、ライチュウは危うく死ぬところだった。
わざわざ助けてくれたそのポケモンに、ライチュウは頭を下げる。
「どうもありがとう。本当に助かったよ。えっと……」
「ん?ああ、おれはブイゼル。水ポケモンなんだ。よろしくな」
「オイラはライチュウ。よろしくねブイゼル」
互いに握手を交わし、軽い自己紹介が終わる。
(コウキとザングース、今頃心配してるだろうな……。早く帰らないと。あっ!木の実どうしよう……)
ライチュウの不安がブイゼルに伝わってしまったのか、ブイゼルが聞いてきた。
「ところでライチュウ。何で溺れてたんだ?」
聞かれて当然と言ってもいい、ブイゼルからの質問。
「実は、木の実集めてたんだけど全然採れなくて……。それで探す場所を変える前に川で水飲もうとしたら……」
「落ちたんだな?」
「うん……」
ブイゼルは「ふぅ……」と息を吐く。
「そういう事なら早く言えよ。おれの食料分けてやるから持って帰れ」
そう言ってブイゼルは、いくつかの木の実をライチュウに差し出してくれた。
「えっ……いいの?」
思ってもいない事だった。
「いいよ全然。採り過ぎた余りだけどそれで良ければ」
たとえ余りでも、分けてくれる野生ポケモンは普通いない。
ライチュウはブイゼルから木の実を受け取った。
「ありがとうブイゼル!でも……何で見ず知らずのオイラなんかに、優しくしてくれるの?」
「何でだろうな?おれもよく分からないけど……何だかお前をほっとけないんだ。それより……」
照れ臭くなったのか、ブイゼルが話を逸らしてきた。
「ライチュウ。お前、野生か?」
「ううん。人間とポケモンと3人で暮らしてるんだ」
「仲間がいるのか。じゃあ早く帰った方がいいぞ」
「うん。だけどその前に……」
ライチュウはブイゼルに言った
「ブイゼルはオイラの命の恩人だからさ。何かお礼がしたいんだけど」
「お礼なんかいいから、早く帰って安心させてやりな」
そうは言っても、命を助けてもらった上に木の実まで分けてくれたブイゼルに、何もしないまま帰るわけにはいかない。
「何でもするよ。何かない?」
「うーん。急に言われてもなぁ……」
ブイゼルは腕を組んで考え込んでいる。
(そういえばブイゼルって……)
ライチュウは何を思ったのか、ふとブイゼルの股間に目を落とす。
そこには、ブイゼルがオスである事を示すピンク色のペニスが、ちょこんと顔を出していた。
(ブイゼル……オチンチン丸見えだぁ)
「おいライチュウ。どこじろじろ見てるんだよ」
「あっ!ご、ごめん」
股間を凝視しているのをブイゼルに気付かれたライチュウは、慌てて目を逸らした。
しかし、ブイゼルがライチュウに近寄ってくる。
「お前にだってチンチン付いてるんだろ?」
「う、うん」
近づいてくるブイゼルに圧倒され、ライチュウは後ずさる。
「そうだ!ライチュウ。ホントに何でもいいのか?」
「う、うん。オイラに出来る事なら何でもする」
(何か……このタイミングで言うって事は……)
何を言うのかが大体予想出来てしまった。
「じゃあさ、おれと……エッチしよう」
「えっ!?」
ほぼ予想通りだった。
分かってはいても、大声を上げてしまう。
さっきライチュウに陰茎を見られて、興奮したのだろうか?
「おれ、前から“エッチしたい”って思ってたんだ。ライチュウ嫌か?」
(嫌って訳じゃないんだけど……)
「……ブイゼル。何でエッチなんて知ってるの?」
「忘れたよ。いつの間にか知ってた。知識はあるけど、経験は一度もないんだ」
(知識はあるのにやった事ないんだ。珍しい……)
ライチュウは困り果てたが、やるかやらないかのどちらか一つを選択しなければならない。
(どうしよう。でも何でもするって言っちゃったし……今更、引くに引けないよね)
「分かったよブイゼル。エッチしよ」
ライチュウの返事に、ブイゼルの目が輝いた。
「本当!?ありがとライチュウ!でも……ホントに嫌じゃないよな?」
どうやら、無理してエッチをさせるのは好まないようだ。
「嫌じゃないよ。オイラ一応……経験あるし」
「えっ!?あるのか?誰と?」
興味津々のブイゼルは、キラキラした瞳でライチュウを見つめてくる。
「な、仲間のザングースとなら……」
「ザングース?あのネコみたいな、顔が厳ついポケモンの事か?」
「そうそう。オイラの友達のザングースは見た目は恐いけど、心はとっても優しいよ」
何でライチュウの事は知らなかったのに、ザングースの事は知っているのかが謎だが、聞くのはやめた。
「ふーんいいなぁ。ま、経験あるなら話は早いな。じゃあさ、舐め合いっこしようぜ」
「舐め合いっこ?」
(何それ……?)
「おれがライチュウのチンチンを舐める。ライチュウがおれのチンチンを舐める。それだけ」
「それって……お互いが一緒にフェラし合うって事?」
いまいちブイゼルの言っている意味が分からない。
「簡単に言うとそういう事。ライチュウ、上と下どっちがいい?」
「えっ、何が?」
「いいからいいから。上と下どっちか選んでくれ」
ブイゼルにペースを持っていかれたライチュウは、曖昧なまま答えた。
「じゃあ……下で」
「下だな?じゃあライチュウ。寝転がって」
ライチュウはまだよく分かっていないが、言われた通りに寝転がった。
(あっ……下ってそういう意味か。って事は、ブイゼルが上?)
「じゃあ乗るぞ」
何故かブイゼルは、ライチュウにお尻を向けて乗っかってくる。
(なるほど。お互いフェラし合うんだから反対向かないと出来ないんだ)
ライチュウの目の前には、既に元気になったブイゼルのオスのしるしが、ライチュウに挨拶するように顔を出している。
ザングース以外の陰茎を見たのは、ブイゼルが初めてだ。
「あっ……!」
ブイゼルに陰茎を握られた。
「へえー。おれ自分以外の初めて見た。これがライチュウのチンチンか。可愛いなぁ」
「ちょっ、ちょっと!」
先端を擦られたり摩られたり指で弾かれたり……。
ライチュウはまるで遊ばれてるみたいに、陰茎をいじられまくる。
「ほらライチュウ。エロい汁なんか垂らしてないで咥えてくれよ」
それだけいじくられたら、先走り液が出るのは当たり前だ。
「んっ……ひゃあ……!」
ブイゼルに陰茎を舐められて上手くフェラが出来ない。
(うわぁ……目茶苦茶やりにくい……)
それでも懸命にブイゼルの陰茎に口をつける。
ライチュウ同様、先走り液を垂らし始め、ドロドロした粘液が口の中に広がる。
(うわっ、冷たい!)
水タイプのポケモンは、エッチな液まで冷たいらしい。
「やっぱり……経験あるから上手いんだなライチュウ……」
「ブ、ブイゼルこそ……うぁん!」
ブイゼルは敏感な所ばかり攻めてくる。
陰茎の先端を冷たい舌で舐められるので、より一層感度が増す。
本当にこれが初めてなのかと思いたくなる程フェラが上手い。
しかしライチュウも負けていない。
ザングースにフェラをした時の要領で、ブイゼルの陰茎を巧みに攻め立てる。
「す、凄い……舐められるのって堪らなく気持ちいい!オナニーなんか比じゃないぜ……」
(オナニー?)
聞いた事がない言葉だが、刺激が襲ってそれどころではない。
「くぉぉ!おれ……もう我慢出来ない……!」
(オ、オイラもイッちゃいそう……最近ザングースったらエッチしてくれないからなぁ……)
ビュルルル!
「うわわ!?」
考えながら亀頭を攻めていたら、いきなり白濁液が飛び出してきた。
「あっ、ライチュウお先にごめん」
水のように冷たい精液を受け止めたライチュウは、何故か体が熱くなってきた。
(オイラも限界!もう無理!出しちゃえ!)
ビュッビュッビュッビュッ!
ブイゼルが思いきり咥えてきたので、我慢する事もせず数日ぶりの精液を放出した。
(はぁーイッちゃった……)
ここ数日溜まっていた精液を一気に吐き出したライチュウの陰茎は、休戦に入ったのか精力を失っていく。
「甘い味だなぁ。ライチュウ溜まってただろ。口に入りきらないぜ……。まあいい。よっと」
「えっ!?ちょっブイゼル!ひぁん!」
ブイゼルにお尻を持ち上げられ、すぐ下の穴を舐められてしまう。
冷たくベトベトのブイゼルの舌が穴を刺激し、ライチュウは体を反り返らせる。
「ブ、ブイゼルやめて!……あぁ!?」
ザングースにさえ、まだ数える程しか使われていないその未熟な穴は、ブイゼルの巧みな舌使いでたちまち快感に追いやられる。
「ああぁ……ダメだって!」
ブイゼルにのしかかられているので、ライチュウは身動きが出来ない。
いや寧ろ、射精直後のせいで体に力が入らないのだ。
「ライチュウ。嫌がってるくせしてちゃっかり反応してるじゃん?変態だなぁ」
「そんな事……言わないでよぉ……」
ライチュウが嫌がる素振りを見せた結果、ブイゼルを更に調子に乗らせる事になってしまった。
「もっと言ってやるよ。可愛い顔して変態のライチュウよぉ」
(うぐぐ……オイラが一番気にしている事を!)
「ほれほれ、悔しかったら何か言ってみろよ」
「むぐぐ……!」
ライチュウは何も言い返せない。
ブイゼルはライチュウの穴を愛撫しながら、更にべらべらと言いたい事を言ってくる。
「ライチュウ。ホントはおれが言わなくてもエッチしたかったんじゃないのか?」
「なっ!?そんな事ないよ!ブイゼルがやりたいって言い出したんじゃないか!」
ライチュウはムキになって、ついつい反論してしまった。
「いいや。“嫌ならいい”とおれはちゃんと忠告した筈だ。それを“嫌じゃないよ”って言ったのは、一体誰だっけ?」
「くっ……!」
確かにブイゼルが忠告したにも関わらず、それを受け入れたのは……紛れも無いライチュウだ。
「気持ちいい事したかったんだろ?おれに言わせる為にチンチンじろじろ見てたんだろ?変態な事考えてさぁ」
ブイゼルは助けてくれた時と、口調がすっかり変わっている。
馬鹿にされ、侮辱されてもなお、ライチュウは何も言い返す事が出来ない。
「へへ、おれの初体験はライチュウの中かぁ。よろしくな」
「えっ!?ま、待ってブイゼル!」
「ごめん。待てない」
ブイゼルはもぞもぞと体を動かし、ライチュウに向き直る。
「うぅ……」
やはりライチュウは動く事が出来ない。
力がまだ入らないのか、それともライチュウ自身が求めているのか、それは分からない。
「ほらやっぱり。ホントは挿れてほしいんだろ?」
ブイゼルは憎たらしい口調と顔つきで、ライチュウを見ながら鼻でフンッと笑う。
「ライチュウ挿れるぞ。我慢しろよ」
「はぁ……はぁ……」
ライチュウは目が霞んできた。
お尻に生暖かいモノが入り込んでくる。
(い……たい……)
ぼんやりとした意識の中で、荒々しい息が聞こえてくる。
「ライチュウの中……熱いな」
膨張したブイゼルの陰茎がとても痛い。
「ブイゼル……だめぇ!」
「今更何言ってんだよ。まだまだこれからだろ?」
「オイラ……おかしく……なっちゃうよぉ!」
顔を歪めながらライチュウは足をバタバタ動かすが、全く無駄な抵抗だった。
「変態ライチュウ。もうちょっと我慢しろよ」
グチュグチュ音を立て、お尻の中がヌメヌメして気持ち悪い。
「ダメだってブイゼル!やめてよぉ!この鬼畜!」
「変態に言われても説得力がないなぁ?」
もうブイゼルには何を言っても無駄だ。
やめる様子が全くない。
「イクぞライチュウ。出すから受け取ってくれよ」
「待ってぇ!オイラまだ心の準備が!」
「だから待てないって」
意地悪な言い方をするブイゼルが、2回目の絶頂を迎える。
ビュルルル!
また冷たい精液が、中に入ってくる。
「ブイ……ゼル……」
「うー出た出た。……っておい。ライチュウ大丈夫か?おいライチュウ。しっかりしろ」
(もうダメだ。意識が……)
ブイゼルの声を聞きながら、ライチュウは気が遠ざかっていった。
「……チュウ。ライチュウ!しっかりしろ!」
「……はっ!」
大声が耳に響き、ライチュウは目を覚ました。
「ライチュウ!良かったぁ……」
「あれ?コウ……キ?」
ライチュウを心配そうに見つめるコウキとザングースが目の前にいる。
「……ここは?二人ともどうしたの?」
空が夕焼けで黄金色に染まっている。
「何寝ぼけてるんだよ。おまえがいつまで経っても戻ってこないから、俺たち心配になっておまえを探しに行ったんだぞ!」
「あっ……ごめん」
(オイラどうしたんだっけ。……そうだ。ブイゼルは?)
辺りを見渡すと、水を飲もうとした場所の川岸。
ブイゼルの姿はない。
「ライチュウ怪我はないか?心配かけやがって……」
ザングースが目に涙を浮かべライチュウを抱きしめる。
「ザングース……ごめんね。ありがとう」
ライチュウもザングースをギュッと抱きしめた。
(あれは……夢だったのかな?)
夢にしては、やけにリアルな夢だった気がする。
それに、お尻がヒリヒリして痛い。
「ごめんコウキ、ザングース。オイラ、木の実採れなかった……」
ライチュウがコウキとザングースに謝ると、二人は首を傾げた。
「ライチュウまだ寝ぼけてるのか?たくさん採ってくれたじゃないか」
「えっ?……あっ!」
ライチュウの横に、大量の木の実が置いてある。
これにはライチュウ自身が驚いた。
「え、うそっ!何で!?」
ザングースが呆れたように笑いながらライチュウに言う。
「何でって……ライチュウが採ったんだろ?」
「そんな筈は……あっ!」
(まさか……ブイゼルが?)
きっと、ブイゼルが置いていってくれたのだ。
(夢じゃ……なかった)
ブイゼルはあの後どうしたんだろう。
ライチュウの体も綺麗になってるし、川で洗ってくれたようだ。
「ライチュウ……何か隠してないか?」
コウキに顔を覗き込まれた。
「え!?いや……そ、そんな事ないよ」
ライチュウは嘘をつくのが下手だ。
「ふーん。俺たちにも言えない事か?」
「あっ……ごめんコウキ。明日、話すよ」
「ちゃんと言ってくれよ?」
「うん」
コウキに頭を撫でられ、ライチュウは安心したのか嬉しいのか「えへへ」と笑う。
(そうだ。コウキとザングースにはちゃんと話そう。心配かけちゃったし。それに、ブイゼルにはまだエッチの“お礼”をしてないしね)
「さ、帰ろ!」
コウキが大きな声で言った。
「うん。あれ?」
ライチュウはよろよろと立ち上がったが、足に力が入らず尻餅をつく。
「しっかりしろよライチュウ。ほら」
ザングースが背中を向けて後ろに手を差し出した。
「ありがとザングース。今日は疲れちゃった」
ライチュウは夕日を見ながら、おんぶしてくれるザングースにしがみつく。
「ライチュウ。帰って飯にしよう」
「うん!」
ライチュウは満面の笑みを浮かべながら、家に着くまでずっと、ブイゼルにどんな恩返しをしようか考えていた。
「ライチュウの恩返し1」は以上です。
続きの投下は出来るだけ早く投下したいので、またよろしくお願いします。
>>256 童貞のくせに言葉攻めスキルに溢れるブイゼルさんかっこいいw
あとラストのライチュウがなんか怖いw
GJ!
>>256 いつも思うんだが、オス同士で交尾するのにあっさりしすぎwww
少しは葛藤せーよと思うのは野暮だろうか。
>>224 おめでとう!!
投稿されるごとにどんどん文章力が上がっていくのが分かるよ。
自作も期待しています!!
>>256 やっぱりライチュウは可愛いなあ。あともちろんブイゼルも。
創作意欲のあるときに書いてしまうのが一番良いぜ!!
あと、
>>258の言う通り、「男同士なのに……」という羞恥心とか、葛藤があった方が面白くなることも確かだと思う。
恋は障害があったほうが燃えるって言うしね。実際、俺もそういうのをテーマにした純愛SSを書いてる途中だし。
トゲピーでエロネタやりたいんですけど殻が邪魔なので解決策を教えてください!
殻の中に体液をそそぎ込むんだ!
大事な部分を覆っている所の殻だけ砕くんだ!
社会の窓みたいな感じで。
全裸よりよっぽど恥ずかしがってくれるはずだハアハア
「ゆびをふる」で相手の感じちゃう部分を××…
失礼します。投下させてください。
リザードン♀×バンギラス♂ 和姦……?
エロまでがぐだぐだ長めです。ご注意を。
朝靄のせいで、一面の視界が白い。ここシロガネ山では、ごく偶に幻想的な風景が見れる。鋭い剣山のように
聳えたつ山がうっすらと靄に透けて、ぞくりとするほど荘厳な雰囲気を醸し出していた。
そのとある場所。山の麓近くに、大きな鍾乳洞がある。内部は薄暗く、湿気た空気が漂っていて、どことなく不
気味だった。長く伸びた石灰石が来るものを拒むように、幾多に連なっている。彼はここで暮らしていた。
巨体で地面すら揺るがす、一匹のバンギラス。彼が洞窟の最奥にうずくまっている。その風格たるや、この山の
主のようだった。見た目に違わぬ強力無比な力を持ち、頑強な体は多少のことでは動じぬ。だが、彼にとっては
その何もかもが無価値。そんなものよりもっと欲しいものが、彼にはあるのだ。
薄く開いた目で、洞窟の入り口を見る。靄で何も見えない。どうせ、ここには誰も来ないのだけれど。
仕方なく体を起こして、地面を軽く掘る。そのまま少し土を喰らった。大きな口に、生半可な刃物では敵いそう
にない牙で。本来ならば、もっと量を取ってもいいのだが、今日は食欲もなかった。というより、ここの所殆ど食が
進まない。それだけでやることもなくなってしまって、大きく溜息をついた。どうせ誰も居ない。聞いてはいない。
ぼんやりと虚空を見つめると、ぼそりと呟いた。
「……寂しい」
彼にとって、今の力の全て無価値。ただ、酷く寂しいだけの毎日。ぬくもりの欠片もない、一人きりの生活。
思えば、こうなってしまったのは何時からだったかと、バンギラスは回想した。生まれたときから、父も無く母も無
い、一人だった。小さな時分は、周りの大きなポケモン達が怖かった。実際、下手に彼らの領分を侵そうものなら、
容赦なく追いやられた。だから、隠れるようにして暮らした。逃げるように、この山までやってきた。彼にとって幸い
だったのは、食べる物には困らないこと。どんな辺境に居ようとも、土ならある。生きるために最低限のモノだけは、
常に傍にあったのだ。
後は必死だった。他のポケモンに怯えずに暮らせるように。それだけを求めて、育ってきた。でも、こうしてそれ
を達成したとき、気がついてしまった。自分には誰も居ないこと。遠ざけ、逃げてきた他者が、こんなにも恋しいこ
と。何も知らずに、愚直に生きてきて、残ったのは凶悪なポケモンというレッテルだけだったなんて。
自分が寂しがっているのだと悟ったとき、呆然とした。否定もした。しかし、腹の奥底で寄せては返す波のごとき
わだかまりに、ついに屈した。認めざるを得なかった。とはいえ、認めたところで何が出来ようか。
「……」
打開策は、見つからない。せいぜい無害な者であると理解されるまで、こうして塞ぎこんでいるしかない。長い
時間を要するが、彼にはそれくらいしか方法がなかった。それが一体、いつになるかは分からないけど。明日か、
明後日か、一年先か死んだ後か。
駄目だ、暗闇は気分を淀ませる。彼は一縷の望みを捨てないために、かぶりを振った。せめて外の空気を吸っ
てこようと、重い腰を上げる。今の時間なら、誰に見られることもなく外出出来るだろう。
外に出ると、山特有の清浄な空気が一気に肺に流れ込んだ。清清しい。視界には何も映らないが、それは相
手からも見えないということ。彼にとってはかえって安心だ。ついでに、慣れた土地を散策しようと思い立つのも
無理はない。彼は暫し考えると、普段は眼下に広がっている小さな森へと歩を進めた。
森の中も、やはり視界が悪い。茂みのそこかしこで感じる気配を避けつつ、当てもなくふらふらと彷徨った。偶
には木の実を食べるのも悪くないし、川で水浴びなんぞするのも一興だ。さてどうしようかと、ゆったり歩いていく。
そんな彼の足に、ぶつかるものがあった。心臓が飛び上がりそうな程に驚く。誰か居たのかと、背筋が寒くなった。
素早く足元に首を回すと、幼いビッパの子供が何事があったのかときょろきょろしている。そして、目が合った。
「あ……だ、大丈夫か……」
言い切る前に、静寂を切り裂いて悲鳴が上がった。耳をつんざくような高い声で、助けを求める叫び。
「や、やだぁあああっ! ご、ごめんなさいっ! 食べないで!」
がくがく震えて腰を抜かしながら、頭を守る姿勢。ビッパは既に涙すら浮かべて、どうしようもないほどに錯乱し
ている。こんな時、何度も経験しているのに、毎回どうしていいか分からない。バンギラスはおろおろと立ち竦ん
だ。そこに、母親と思わしきビーダルが駆けてくる。
「なにやってるの! 早く!」
「お、お母さん……あ……!」
ビーダルは素早く子供の首筋を咥えて、近くの草むらに隠れていく。声を掛ける暇もなく、姿は見えなくなって
しまった。呆然とその後姿を見送りながら、彼の胸の奥に諦観の念が起こってくる。こんなものだよな、と。自然と
自嘲気味の薄笑いが口に浮かんだ。これでまた、俺の求める「いつか」が遠くなった。
ねぐらに戻ろう。今日はもう、何もする気力がない。重い足を無理やり動かしながら、来た道を戻り始めた。その
時、予想もし得ない空からの来訪者があった。その者は彼の眼前に降り立ち、高らかに宣言する。
「あんたがここに住んでるっていう、凶悪なポケモンね!?」
気の強そうなリザードンだ。彼に指先を突きつけ、挑戦的に腕を組む。今度はこういう輩か、とがっくり肩を落と
す。まったく、人が落ち込んでいるときに面倒なものだ。
時折、噂を聞きつけた正義漢気取りのポケモンがやってくる。人の話も聞かずに騒がしくがなりたて、勝負を挑
んでくる。適当にあしらうだけの実力はあるので、怪我をさせない程度に追い払うのは慣れっこだった。これは彼
にしてみれば降りかかる火の粉を避けているだけなのだが、その度に「いつか」が遠くなる。忌々しい馬鹿どもと
いう認識でしかない。しかし、またこんな時に来なくても。ふつふつと煮えたぎるモノを圧殺し、一応制止してみた。
「俺はいままで誰も傷つけちゃいねぇし、そんなつもりもねぇ」
「嘘言わないで! 今や人里でも、凶悪なポケモンが住み着いておちおち来れないって噂なんだから!」
人の噂も、という格言は当てにならないらしい。浮世離れしていると世間の情報はなかなか入ってこないのだが、
どうやら状況は悪化していく一方のようだ。本当にどうしようもないのか。家族や友人が欲しいのではない。せめ
て普通に話してくれる相手が欲しいという願いさえ、叶わないのか。俺が何をした。ただ生きてきただけだってい
うのに。全身の血が熱く滾り、抑えようもない破壊衝動が始めて巻き起こってくる。
どこに向けたらいいのか分からぬ怒りで目の前がモノクロになった気がしたとき、高熱が体を包み込んだ。
「ちっ……!」
火炎放射か。流石喧嘩を売ってくるだけあって、相応の威力がある。だが、タイプの相性で大したダメージでは
ない。大きく手を振りかぶって炎を払いのければ、業火は雲散霧消した。あっけに取られて口を開けているリザー
ドンへ即座に接近。はっと我に返ったリザードンが防御の姿勢を取ろうとしたが、もう遅い。怒りのままにその細い
首筋を掌握。急激に気管を押さえつけられたリザードンが呻く。
「がっ……!」
「帰れ。さもないと殺す」
自分でも、こんな声を出せるのかと思うほどの冷徹な声。重低音のバリトンボイスが、強大なプレッシャーとなっ
てリザードンに押し寄せた。だが相手は気丈なことに、再び息を吸い込んで反撃を試みようとする。それを察した
バンギラスは、仕方なく空いている手で腹を痛打。その一撃にて気絶させる。
「げほっ……うぇ……!」
「あ」
はずだったのだが。しまった。少し強すぎたか。リザードンを昏倒させるつもりの一撃であったが、怒りが先行し
てやりすぎてしまった。バンギラスの中の熱い血が冷めていき、そのまま絶対零度になる。これでは本当に、ただ
の凶悪なポケモンになってしまう。ぐったりとしながらも喀血するリザードンを焦って地面に下ろしながら、酷く後
悔した。一時の感情に流されるなんて、らしくない失態だ。
「おい……大丈夫か……!」
「はっ……けほっ……!」
不味い。あの一発で内臓が傷ついていたら、死に至る可能性もある。このままではいけない。冷静に分析する
バンギラスだったが、焦燥感のために手が震えていた。どうするか、どうすればいいのか。自分には頼れる者もい
ないし、人里にも行けないことが分かっている。それに知識も特別な力もない。孤独というのはつくづく苛立たし
い障害だ。彼はその場で悩みに悩んだ挙句、とりあえずねぐらで落ち着かせようという結論に至った。
それから三日。バンギラスは献身的に看護した。水を汲んできては飲ませたり、木の実を狩って食べさせたり、
それらが済むと眠るのも惜しんで見守った。幾度も森へ降りていれば、また他のポケモン達から恐怖の籠もった
視線を浴びたりもしたのだが、そんなことに構っていられない。
だが、思ったとおりに怪我は重かったようで、リザードンは中々目を覚まさずにいた。もしこれで死んでしまった
りなどしたら、一生後悔するだろう。今日目を覚まさないようなら、危険を覚悟で人里へ向かおう。そう決意してい
た矢先。ようやくリザードンが回復した。
「う……いたた……」
「起きたか!?」
「な、何……!? ここどこ!?」
慌ててその顔色を覗き込むと、痛む体を跳ね上げて後退さる。目を見開いて、顔面に恐怖が張り付いた表情
だった。そのまま這いずるように、洞窟の壁際まで逃げていく。説明をしたいのだが、これではどうしようもない。
何度目か分からぬ深いため息を吐いて、とりあえず脅えさせぬようにこちらも距離を取る。地面に座ると、敵意が
ないことを伝えるために両手を上げた。傷ついた顔色など、見せてはならぬし。
「あー、悪かったな。手加減し損ねて、怪我させちまったみたいだ。ここは俺のねぐらの洞窟だ」
「……何が目的? 襲う気だったの?」
「襲うってなんだ? 心配しなくても、喰ったりなんかしねぇよ」
よく分からないが、自分はポケモンを喰う凶悪な生物、という認識らしいので、誤解を招かぬように言っておく。
どうせ無駄だろうが、しないよりは幾分期待があるというものだ。案の定、胡乱げな目つきではあったが、病み上
がりの体を無理に動かして逃げる素振りはなくなった。こちらも一安心というものだ。
だが、次の台詞もまた引きつった声で発された。これも仕方のないことだ。
「……じゃあ、レイプでもしようっての?」
「れ、レイプ? なんじゃそりゃ。何だか知らんが、お前を傷つけるつもりは毛頭ない」
耳慣れない言葉だ。よく分からないが、自分を怖いと思っていることは確かだろう。もう暫く休んでもらうためにも、
ここから出て行った方がいいか。腰を上げて、洞窟の出口へと向かった背中に、少し落ち着きを取り戻した声が
かかる。不思議そうな、驚いたような高い声。
「私が、メスだって分かってないの? こう、セックスとかしようとか……発情期とか……」
「あ? お前、メスだったのか。すまないな、自分以外の体をまともに見たことなんてないんだ」
「あんた……どんな風に、生きてきたのよ……?」
「別に。生まれたときから、一人だっただけだ……」
振り向かずに応える。つまらない話だ。小さく舌打ちして、足早に出口へと向かった。久々に会話らしい会話が
出来たと思ったのに、敵意剥き出しで気分が悪くなる話とは。俺は、どこまでも不運なんだな。イライラしてしまう
前に、さっさと出て行こう。伝えるべき事項を口早に言い捨てて、外に向かった。
「俺は外に出てる。メシならそこらにあんだろ。治ったら出てけ」
「……あ、ちょっと!」
時刻は夜。もう、何処かに行くような体力もない。ぐったりとした体を岩肌にもたれて、三日ぶりに十分な睡眠を
取ることにしよう。きっと目が覚めれば、あのリザードンも居なくなっているだろうから。
彼は山の中腹あたりで何とか座れそうな岩を見つけると、そこに寝転がって不貞寝を決め込んだ。
夕日が眩しくなった頃。ようやくバンギラスは目を覚ました。久方ぶりの睡眠とはいえ、夜中から随分と寝ていた
ようだ。もう日が沈んでしまいそうだ。
夕日は、嫌いだ。何でだか涙が出そうになる。それにこういった時間というのは、きっと家族や友人のある者は、
あるいは別れ、あるいは共になる時間なのだし。そう考えれば、夕日はお前は孤独だ、孤独なのだと呪詛のよう
に繰り返す気がする。寂しさ、虚しさ、怖さ。そういったものを、際限なく増幅する。だから、彼は夕日が大嫌いだ。
眩い光から目を背け、帰路につくことにした。多分リザードンは出て行っているだろうし、もし治っていなくても
様子見に行かなくてはならない。どうせ他に行く当てもない。
急な斜面を下っていくと、すぐに巣は見えてきた。住み慣れた、しかし誰も居ない棲家。帰ったら、また不貞寝
でもしようか。飽きたけれど、それくらいしか暇つぶしすることなどない。
そんな風に考えていたら、洞窟から出てくる影があった。背景の夕日と同じ、鮮やかなオレンジの体。ごつごつ
した岩肌に馴染む、凛々しい姿。あのリザードン。それはとても綺麗だった。
「遅かったのね」
「……なんで、居るんだ。体が大丈夫そうなら引き上げてると思ったんだが」
「話は終わってない。場合によっては、あんたを倒さなきゃならない」
「もう決着はついただろ……もう看病はごめんだ。帰れよ。家、あんだろ?」
諦めの悪い女だ。自分のように、色々なことを諦めて生きてくれば、もっと楽になれるだろうに。傷つかずに済
むだろうに。馬鹿なやつ。帰れるところがある幸せな暮らしをして、生きているくせに。
しかし、続く言葉は予想外だった。
「家、ないわ」
「あん……?」
「私も、一人。少なくとも、今はね」
──なんだ、こいつも俺と。
「──同じ、か」
「ええ、多分ね」
「話、するか。水だけ持ってくるからよ、中に入ってろよ」
「分かったわ」
川から水を汲んでくる。適当な木の実の殻や、葉っぱを使えば何てことない。慣れたことだ。さっさと戻って、ゆっ
くり話をしたい。何せ、初めての「知り合い」と呼べる仲だ。彼が浮かれているのも、無理のないことだった。川辺
で水を汲むと、山に向き直った。零さぬよう、慎重になりながらも、足どり軽く歩む。
しかし、不意に嫌な気配を感じた。両手のモノを投げ出して、体をひるがえす。鋭く吹きつける水が、顔のあっ
た場所を掠めた。かつて、挑んできたことのある相手が使ったことがある。確か、ハイドロポンプと言ったか。水の
向かってきた方向を見やれば、カメックスとトレーナーらしき人間が仁王立ちしていた。
「貴様か。ここらを荒らすポケモンとやらは」
「……そういうことに、なってるらしいな」
「恨みはないが、金が欲しいんでな。悪いとは思わない。死ね」
また、このパターンか。いい加減飽きた。それでも、こんな状況になれば致し方ない。やるしかない。
トレーナーが言い捨てれば、すぐさまカメックスが戦闘体制に入る。待ってる者が居るというのに、面倒なものだ。
同じく身構えると、カメックスの肩口のポンプが狙い済ましている。初撃同様、半身にして回避。そして接近。戦
い慣れしているらしいカメックスは、しかしながら冷静に飛び退く。クソ、遠距離か。攻撃手段を持たぬこちらが不
利だ。相手もそれが分かっているのだろう。
背中を見せて逃げ出せば、射撃が待っていよう。ここを凌ぐには、何とかして詰め寄る他あるまい。あたりの地
形を利用するなり、一撃を覚悟して飛び込むなり……さてどうするか。
分析と実行。戦いの初歩の初歩ではあるが、力量が最も出る能力。離れた場所から観察していたトレーナーは、
バンギラスの力を把握した。
「噂どおり、強いんだな。お前ほどのポケモンなら欲しいな。殺すには惜しいからさ、大人しく捕まれよ」
はっとした。これは、孤独からの脱却? しかし、リザードンが待っている。いや、ヤツが分かってくれるかどうか、
まだハッキリしない。ならば、これはチャンスなのか?
さて、どうするべきか。気を緩ませず、カメックスとトレーナーを睨みすえながら、葛藤した。
「ちょうど、この間手持ちが空いたんだ。要らないのを捨てたんでな」
いや、このトレーナーは信用に足るか? 言動から見ても、実力至上主義甚だしいのは間違いない。とはいえ、
自分が誰かに負けるような実力であるとも思えぬ。現にこのトレーナーも認めている。こいつについていけば、少
なくとも仲間が出来る。仲間、なんて蟲惑的で甘美な響き。
「……捕まれば、仲間になれば……一人じゃ、ないよな?」
「お前の実力が見合うものなら、な」
つい呟いてしまった声に、トレーナーが応じる。それなら、俺は。捕まっても、いいかもしれない。
「俺は──」
「──グルァアアアアアッ!」
「ッ!?」
意を決したとき、けたたましい咆哮が耳に届いた。その場に居た誰もが、上空を見上げる。そこにいるのは、バ
ンギラスにとっては見慣れた夕日色のドラゴンだった。
空中のリザードンを見て、予断のならぬ状況を忘れて呆気に取られてしまった。
「お前……どうして……?」
「何ていうか、虫の知らせ? ともかく、この男を信用しない方がいいと思うけど」
「こんなところに居たのか。クズが。用済みはさっさと消えろ」
「ちっ……私だって、会いたくなかったわよ。もう顔も見たくないって思ってたんだから」
何故か会話が成り立った。自分を差し置いて、リザードンとトレーナーの間で。どういう展開だか、ついていけな
い。ぼんやりと目の前で繰り広げられる応酬を見守るしかない。
その応酬は、罵声と憎しみと、皮肉と殺意と。そんなものに溢れかえった、醜い争い。
「分かってんだろ? 捨ててやったんだ。帰ってくるな」
「悪いけど、このバンギラスは私の獲物なの。横取りしないで」
「ふん、消えろ。カメックス、用済みから消せ」
刹那、発せられる水撃。対して、リザードンは空中にて転回。かすりもせぬ華麗な回避行動。続けざまに火炎
放射。連射される水流と激突して、煙幕となる。それを羽で巻き起こした風圧にて雲散。戦闘再開。即座に発射
された大文字は、しかしタイプの相性で被害極小。すぐさまカメックスの砲撃が再開される。
バンギラスは闘いと、トレーナーとリザードンの関係を同時に分析、解析、理解。
リザードンが一人だと言った理由。トレーナーの捨てたという発言。今の攻防。そして、我が身の振り方。
空を舞うリザードンの羽に、速射された水が掠った。
「うぁっ……!」
普段のポテンシャルなら兎も角、今のリザードンは病み上がりで、しかも全快とは程遠い。そのまま落ちる。落ち
る。地面にぶつかる。嫌な音。羽が折れる音。嫌な色。鮮やかな血の赤。嫌な声。トレーナーの高笑い。嫌な顔。
苦しげなリザードンの顔。そして、我が身の振り方。
「ルォオオオオオオオオッ!」
「なっ……!」
リザードンが目を覚ますのに、今度は三日もかからなかった。羽はなかなか治らないだろうが、幸い落下の傷は
浅い。バンギラスはリザードンをねぐらに連れ帰って、ほっとした。起きるまでに多少時間がかかったので、深夜と
呼びうる時間帯だが、これで安心だ。
トレーナーは追い払った。自分でも分からぬ力が湧き上がってきて、一瞬で勝負はついたのだ。カメックスの外
傷はリザードンのそれと比にならないが、殺さなかっただけマシだと思ってもらおう。薄目を開けたリザードンに、
汲みなおしてきた水を差し出した。
「ここは……あ、あいつは!? ッ! い、いたた……!」
「痛むだろうが、飲め。トレーナーなら、カメックスその他のポケモンを潰したら、さっさと逃げ出したさ」
よく分からないが、こいつが痛がるのは嫌なのだ。いや、苦しんだり、辛そうなのが嫌なのだ。そう思ったら、何
だか力が出た。自分も知らぬ、力。理解の及ばぬ、しかしながら、これは暖かいものだ。嫌な感じはしない。
じっと掌に向けていた視線を戻すと、水を飲み込んだリザードンは少し凹んだ様子だった。
「そう……強いね。私も、あんたくらい強ければ、捨てられなかったかな……」
「……」
「ねぇ、興味ないかもしれないけどさ。聞いてくれる?」
返事も待たずに、彼女は語った。あのトレーナーに捨てられたのは、ショックだったと。ヒトカゲだった頃は優し
いトレーナーだったこと。何時からか、お金や強さに執着するようになったこと。憎くて憎くて堪らずに、次に向か
うであろうシロガネ山に先回りしたこと。街の人々からの依頼で、トレーナーが討伐に来るだろうことを予想してい
たこと。それら、全部を吐き出した。
その独白が終わったら、彼女は怒りや憎しみを吐き出して、すっきりした表情で泣いていた。
「ごめん、あんたには悪かったけど……そういう目的で、あんたに勝負を挑んだわけ」
「……」
「嫌なヤツだよねぇ。いい加減。八つ当たりだもんね。謝っても謝りきらないよ。ごめんね。ごめん。ごめんなさい。
許して欲しいとは、言わないわ」
「……一つ、聞きたい。もし、俺がお前に倒されていたとしてだ。その後お前、どうするつもりだった」
「分かんない。もう、分かんない。けど……だけど、ね。こうなった今、あんたの好きにしていいわ。生きる気力も
ないもの。煮るなり、焼くなり……って感じよ」
「好きにして、いいんだな?」
リザードンの体の上に、馬乗りになった。そして鋭い爪を突きつける。リザードンは何も言わずに、こくりと頷く。
「なら、教えろ」
「……は?」
今度は、バンギラスが吐き出す番だった。先ほどの戦闘から、腹の底でとぐろを巻くもの。黒くて熱くて、でも暖
かいもの。どんなことを考えても、消化しきれない。何をしていても、それが頭を過ぎる。自分が自分でなくなりそ
うになる。経験にないそれを、嗚咽するように言葉に変える。
「俺はどうしたらいいか、教えろ。俺はお前が、大切になってしまった。どうすればいい! 俺はどうしたらいい! ずっと一人で生きてきて、こんなの初めてなんだ! お前を見てると、胸の奥底が熱い! お前が死にたがっ
てるのが、苦しい! これが何なのか、何て名前の感情なのか、分からない! 教えろ!」
「……ふふ……あは、あはははははっ!」
「笑うな! 本当に、分からないで困ってんだ……さっきから、こう、体の中が熱い……!」
「分かった。教えるよ」
「な、何だか、知らんが……酷く恥ずかしいぞ……」
「今更何言ってるかな? 私だってアレは初めてだよ」
よく分からないのだが、あの状態から上下交代した。教えてくれるというのだから、任せるしかない。どれだけ恥
ずかしかろうと、相手の体を気遣おうと、聞き入れてくれないのだからしょうがない。
だから、自分の下腹部にある細いスリットを掘り返されても、何も意見出来ないのだ。
リザードンは見るからに切れ味の良さそうな爪を器用に使って、中を傷つけずに奥へと進んでいく。その指先
が、体の中にある一点を捕らえた。バンギラスが敏感に声を上げるのも構わず、それを引っ張り出す。
「うぁ……なん、だ……ソレか……?」
「ほんっとーに、何も知らないのねぇ……いい? これがオスの性器。赤ちゃん作る機構なの」
「……俺は、それが知りたいんじゃないぞ?」
「はぁ……もう良いわ。私が全部やるから、黙って見てなさい。そしたら分かるから」
「お、おぅ……」
そうまで言われては、仕方ない。確かに自分は何も知らぬ。例え男性器を乱暴に扱かれても、それで喘ぎ声を
上げさせられても、何も言えない。言葉を発するのを諦め、ただ黙って事を見守った。
普段は中に収納されてるので、初めから濡れていて潤滑は良い。ぐちゅぐちゅと乱暴に手でこねくりまわされれ
ば、すぐに勃起した。体格に見合った大きさのペニスは、流石に大きい。比べた経験などない上、性交渉とは無
縁だったバンギラスからしてみれば、それは異様な形だった。
「う、あ……! これ、俺、の?」
「いや、しかしおっきいわね……大丈夫、かな? ……ま、女は度胸よね」
本人はさらりと言い捨てたのだが、確かに大きさは半端なモノではない。獣の形状に近いソレは、どろりと先走
りを流し、腹につくほどにそそり勃っている。バンギラスが訳が分からなくなって混乱してしまうのも当たり前だ。
そんな当人を差し置いて、リザードンは自分の秘所に指を入れている。慣らしておかないと、無理だろうと考え
てのことだ。だが、バンギラスにしてみればこれまた刺激が強すぎる。自分と似て非なる三つ目のスリット。そして、
そこはうっすらと濡れそぼっている。しかもペニスに近い、しかし小さな突起がある。こういった知識に疎いバンギ
ラスの思考は、もうショート寸前だ。
「な、何して……!? え、あ、あれ?」
「一応……もう少し濡らしとこ……ね、舐めて」
ずいっと腰を顔に突きつけられる。べっちょりと湿っているのだが、水とは違う。初めて嗅ぐ、異様な……しかし、
この臭いを嗅ぐと、自分の中で何か高ぶるものがある。それがバルトリン腺液という名前だとは知らぬのだが、促
されるままに舌を挿し込んだ。そのまま、ゆっくりとスリットをなぞって上下させる。初々しい舌使いで、おずおずと
ではあったが、高い嬌声がリザードンの口から漏れた。
自分と比べても柔らかい肌、官能的な臭い。そういったものが、脳を麻痺させる麻薬のように染み込んでいく。
「ん……ふぁ……! あ……はぁん……! んぅ……じゃ、私も……」
「んく……はっ……はぁっ……ちょ、ちょっと待て! お前何してんあぅううっ!」
リザードンは、秘所を舐められながらも体を反転させる。制止したバンギラスを気にもせず、大きな肉棒を咥えこ
んだ。そして、負けぬほど高い声が暗い洞窟に響く。子供のように、されるがままに。
「や、やめぇえっ! そ、そんなところ舐めるなぁあっ!」
「オナニーすら経験無いのかしら……敏感過ぎやしない? いいから、舌止めないでよ!」
「ん、なこと……! 言われ、たってぇ……!」
ああなんて焦れったいんだろう。勇ましすぎるほどに勇ましい彼女は、すぐ達してしまいそうな相手に腹が立っ
てきた。そして、早々に上から退く。さっさと肉棒を秘所に押し当て、想像するだに痛そうな破瓜を覚悟して一言
言ってやることにした。このまま挿れたら、騎上位だ。
「もう! 本番、いくからね!」
「え、ほんば……? な、何やってるのか説明くらい……! う、あぁああっ!?」
「くぅっ……! い、いたぁ……!」
強引に自重をかけ、やや狭いそこに押し入れていく。いくら同じくらいの体型とはいえ、大きすぎる一物に血が
滲む。血が滲むのは、それだけが理由ではないのだが、バンギラスは大いに焦った。うっすらと涙の浮かび上が
るリザードンを見れば、尚更のこと。
上に乗っている腹をぐいっと押し返し、早く動けと叫ぶ。
「う……ぁ……! ……お、おい血……! 退けっ!」
「いつッ……! ば、馬鹿言ってんじゃないわよ! 今更やめてたまるもんですか!」
「あ、ふぁあああっ!?」
バンギラスが心配する一方、リザードンは変な熱が焚きつけられてしまったらしい。生来よりの負けず嫌いが、
未だに痛む腰を動かさせた。膣内で暖かく一物を締め付けられて、バンギラスは雄たけびを上げる。愛液が下
腹部を濡らすのも気にならないほど、その快楽は強かった。もう止めることもままならず、されるがままになってい
る。中の一物が脈打ち、リザードンにもそれが伝わる。
暫くリザードンが腰を振っていると、やがて規格外のサイズにも慣れたらしい。彼女のほうにも、子宮口まで届く
ペニスが気持ちよく感じられるようになってくる。
「あ、はっ……! んぅ……はぁっ……! も、大丈夫ね……!」
「ひぁあああっ!? や、やめぇっ!? おかしっ……! 俺ぇ……!」
オスだというのに、メスに圧されている。そんな屈辱も、バンギラスにはない。ただされるがままに、自分の半身
が結合部でちらりちらりと覗くのを見ているしかない。上で痴態を見せる彼女のそこは、赤い花弁のようだった。
彼が頭が真っ白になりそうな快楽に流されていると、馬鹿みたいに荒い息を繰り返す口にやや長いモノが入り
込んできた。舌を絡め取られ、牙を舐められ、不思議な掻痒感とともに興奮が高まる。
「んっ……ふぅっ! はぁっ……んんっ……!」
「はっ……んぅううっ!? ふぅっ……んぐぅうう!」
べちゃべちゃと口内を掻き回されて、脳髄が蕩けてしまいそうになる。唾液が甘いという錯覚をする。
やがて重なった口が離れたとき、バンギラスはそれがキスだったと知った。
「も、私……駄目っ……!」
「俺も、何か……出そうぅ……!」
「お願い……! 出来たら、一緒に……!」
「あ、う……わか、った……!」
彼女が全体重を乗せて、腰を落とした。その強烈な刺激に、二人はほぼ同時に登りつめる。
「いぁああああぁあっ!?」
「う、うぁあああああっ!?」
彼女の花弁からは、濃厚な愛液が流れ出る。それに混じって、バンギラスの白濁がとろりと流れ出た。一方は
開放感に、一方は圧迫感にぜぇぜぇと荒い息を繰り返しながら、二人は薄くなった意識の中で、お互いの手を繋
ぐ。リザードンは、疲れきった彼の頬に小さくキスを落とした。
そして、これもまたほぼ同時に。二人は深い眠りについた。
起きたのもほぼ同時。またもや夕方の、夕日の綺麗な時間。
二人は手を繋いで、夕日を眺めていた。夕日はもう、嫌じゃない。鮮やかで、美しく、そして彼女に似ている。そ
れだけで、何だか心が満たされるのだ。
「羽、もう駄目ね。多分もう飛べないわ」
隣で彼女が言った。諦めたような、でも清清しいような笑いで。
「そんな……折れてるけど、治るんじゃ……」
「無駄よ。ちゃんと繋がないと、まともに飛べやしないわ。でも、良いの」
「良くない! それなら人里に降りて、治してもらうなり……!」
「良いの。旦那さんも手に入れたし、ね」
今度はバンギラスが呆然と立ち竦んだ。大口を空けて、目を見開き、空いた手でリザードンを指差す。
「お前……! いや、だってそんな俺は……え、ええっ!?」
「あれ? さっきの妊娠しちゃう行為なんだけど、責任取れないっていうの?」
「いやそれはお前が……そうじゃなくて! ああ、そうだ! 教えてくれるって言ってたのは!?」
「あー、それね。多分それは──」
──恋、ね。
孤独だったバンギラス。一人ぼっちの怪物は、友人と恋人と家族と……こうして纏めて手に入れることが出来た。
ちなみにこの数日後。さらにもう一人、家族が増えることとなる。
以上です。
長文失礼しました。
以下、どうでもいい設定。
バンギラス
強面で巨体。決して悪いポケモンではないのだが、誤解されやすい。
それは言葉遣いや行動に由来する。乱暴な言葉やあたりに隙を見せず窺う仕草は、
幼いころからの防衛の作り出しているもの。基本的に大人しく無口、しかし天然。
頭は悪くないのだが、ぼんやりしている。生命に関する知識や分析力、記憶力はずば抜けている。
リザードン
トレーナーに幼い頃から従っている。しかし、トレーナーの母が亡くなったのを機に主人が変貌。
しかしそれは、根無し草であるが故に母を救えなかったトレーナーの自戒故の行動である。
小さな頃からバトル三昧だったので、おてんば。さらに思い立ったら吉日の性格。
思い込みが激しくて気が強いものの、精神的に不安定だと女の子らしさが垣間見える。
多分かかあ天下。
とりあえず読みにくい。以上。
>>274 話はいつもながら素晴らしいんだけど
改行がセリフの区切り以外無いのは読みづらいこの上ない。
あと不必要なキャラ設定はいらないんじゃない?
シリーズ物ならいざしれず、これっきりの単品っぽいし。
こういう批判はあんまり気にするな
GJ!
心の拠り所を見つけるまでのバンギラスの描写がよかったよー
積極的な処女というのもまたよいものだ
評論家(笑)うぜー
批判するなとは言わないけど、もっと言い方とかあると思う。
後、評論家気どりが気に入らないのはわかるけど、荒れる原因になると思うからやめた方がいいよ。
もっと穏やかにいきませう
俺の大好きなブイゼルが出てきてすごく嬉しいw
いずれザングも入れて3Pしてもらいたいwwコウキも入れて4Pでも(ry
>>274 バンギラスの孤独感がにじみ出る冒頭の文章が見事。
バトルもスピード感と躍動感がある。
心情描写と風景描写が効果的に挿入されているのもレベルが高い。
あとなすがままにされるバンギ萌えw
和姦子作りって良いなあ…GJ!
続きを書いたので投下します。
注意点は前回と同じく、アーボックとドラピオンによるマニューラ輪姦。
それほどではないですがちょいとエグいかなーと思う描写があるので苦手な方は注意してください。
「はっ!かっ……がはっ…」
性器が押し広げられ、強烈な圧迫感が膣内を巡り
マニューラは目を見開いて呻いた。
ドラピオンの巨大なペニスは先端が彼女の膣内に入り込み
更に奥へ入れ込もうと腰を前に動かすが
その度にマニューラが背を逸らして呻き上げた。
「ボス苦しそうだな…もうちっと慣らさないとダメみたいだな。ドラピオン」
アーボックが舌をチロチロと揺らしながらドラピオンに指示し
彼のペニスを彼女の中から引き抜かせた。
下腹部の圧迫感が無くなり、マニューラははぁっと息を吐き
力なくアーボックの下腹部に身体を委ねた。
「マニューラ様の泣き顔、初めて見ましたぜ…結構可愛らしいじゃないですか」
ドラピオンが身を伏せて彼女の顔を覗きこみ、嫌らしく笑いながら今のように言って
彼女の唇に己の唇を重ねた。
「!……」
重ねさせるだけに留めようと、マニューラが固く口を閉ざしていると
ドラピオンはその意図を読み取ったらしく、ベロリと分厚い舌で彼女の唇を舐め
唇の間に舌先を入れ込み、閉ざす歯を列に沿って舐めた。
その間、アーボックの尾の先端が彼女の秘所へと伸ばされ
濡れたその場所を拭うように上下に擦り付けた。
「んっ…!」
しかし、拭おうとすればするほど彼女の秘所からは蜜が流れ
それは雲の床の上に流れ落ちてその中に吸収されて行く。
「ボスの汁で雨が降ったりしますかねぇ」
アーボックは悠長な様子でそう言い、撫でる事に飽きたらしく尾の先端を彼女の性器の中へと挿入した。
「ふっはぁ!」
ビクリと身を跳ね上げ、マニューラはアーボックの尾の感触に悲鳴を上げた。
口を開けてしまった事でドラピオンの舌の侵入を許してしまい
彼の舌が、彼女の小さな舌に触れる事となった。
「あっ…あぁっ……」
アーボックの尾がマニューラの膣壁を撫で回し、ざらついた鱗の感触が彼女に与える刺激を増させ
そしてドラピオンが彼女の口内と舌を弄り、急所を二箇所責め上げられた彼女は抵抗する力を失い
ジワジワと競り上がってくる快感に、再び涙を落とした。
「ボスの中…すっげぇ熱いですねぇ」
変温の身体を持つアーボックにとって、
恒温の身体のマニューラの体温はさぞかし熱いものに感じたのだろう。
彼は彼女の膣内に酔いしれ、熱くなっている奥を目指し、尾を更に捻り込んだ。
「ひはっ!あ、んっ!アーボッ…ク!止めっな、……ああぁ!」
捻り込んだ事により、太い部分の尾も彼女の中へと入って来て
ギチギチと彼女の性器は悲鳴を上げながら、尚も膣壁からは滑りの液を滲み出した。
一直線のオスのペニスと違って、左右上下自由に動かすことの出来る尾で責められる。
入り口に咥えられた尾は動かさず、膣内の強張りを解そうと
そこを根として尾の先端で円を描くように回すと、マニューラの腹はその動きに合わせて
尾の形に出っ張り、そしてへこむ事を繰り返す。
「んっあああぁあ!止め……ッ!はっ…あぁぁ!」
マニューラは両肘でアーボックの下腹部を殴り、固定されていない両脚で空を蹴りながら抵抗を続けるが
それでも身体を拘束する力は弱められず、尾による陵辱は最終段階を迎えようとしていた。
「はっ…はっ…あぁっ……ぁ…」
身体を小刻みに震わせ始め、唾液が垂れる口元に己の鉤爪を添え、
マニューラは競り上がるこの感覚に、無意識に体勢を取った。
「あ…あ…あ……」
目を見開き、ドラピオン越しに虚空を見つめながらも、脳内の奥底ではこの感覚に溺れていた。
アーボックが尾の動きを早め、膣内の一部を先端で押し込みながら擦り付け
マニューラに与える刺激を強めると、彼女は背を反らしながらさらに喘いだ。
「はぁんッ!あっぁあっ!も…もぅ……あ、あ、あ」
もう1回擦られれば──と、マニューラが思った時、
ジュポッと、粘着性のある水音と共に尾が抜かれ、
マニューラの秘所とアーボックの尾は、彼女の体液が糸となって繋がっていた。
「は……ぁ…」
絶頂を迎える直前に唐突に途切れた感覚に、マニューラは思考が定まらずに呆然としていた。
「…何でイかせてくれないんだ…って顔してますねぇ、ボス」
アーボックが上半身を上げてマニューラの顔を覗きこみ、長い舌で彼女の首筋を舐め上げながら言った。
「んっ…だ、誰がっ…」
「あんだけイイ声出していて、そりゃねぇですぜ」
「くっ……お、お前たち!ワタシにこんな事をして…後で覚えておきな!」
この行為が終れば、マニューラは拘束を解かれる事となるのは当然であり、
彼女はその時に部下たちに制裁を与えるつもりである事を今の言葉で宣言する。
だが、ドラピオンとアーボックは顔を見合わせて肩を揺らしながら笑い合った。
「くくくっ。それはムリですぜぇボス」
「オレたちに、"後"は存在しないんですよ」
──まただ。…"今"しかない、と、"後"は存在しないって…──
意味深きドラピオンとアーボックの言葉に、マニューラは再び疑問を持つ。
「おい、もう大分緩んだと思うぜ」
再び、アーボックはマニューラの右脚に尾を巻きつけて開かせながら
ドラピオンに言うと、それを聞いた彼は未だに衰えていないペニスを再度、彼女の秘所にあてがった。
「…! ドラピオン!止め……」
「……ボス。ちょぉっと、黙っていてくれませんかねぇ」
アーボックがそう言うと、彼女の口の中に彼の尾が捻じ込まれた。
「んぶっ!」
舌に尾の先端が擦り付けられてやや酸味のかかった味が広がり
マニューラがそれが自分の液の味だと理解するのに、少々時間がかかった。
「マニューラ様。行きますよ〜」
「んっん!!」
アーボックの尾を咥えたまま、マニューラは下目で己の股間を眺めようとしたその瞬間
彼女は背を反らし上げ、大きく呻いた。
「ふっ……うんんんんん!!!」
ドラピオンのペニスが、マニューラの秘所を貫いて膣内へと侵入した。
先ほどまでは先端を入れ込むだけが限界であったが、
アーボックの尾で拡張された膣内は、すんなりとドラピオンの侵入を許した。
拡張されたと言ってもドラピオンのペニスを受け入れるにはまだ狭く
彼はその締め付けに軽く呻きの声を出した。
「おっ……おぉぉ……すっげぇ…」
異物の侵入に膣内は押し出すようにと伸縮を繰り返すが、それは仇となり
ドラピオンはその感覚を更に味わうために腰を動かし始めた。
「ふっくっ!んぅ!」
下腹部から臍の下あたりまでの熱さが、それがドラピオンのペニスの熱さである事を
嫌が応にもマニューラに知らせ、彼女は部下に犯される屈辱を受けながらも
己が発している熱さも感じ取り、羞恥が心を逆撫でて行った。
そしてアーボックの尾で火照った膣内は、先ほどの御預けをドラピオンのペニスで賄おうと
彼女の意思とは無関係に、その締め付けを増していく。
「うっお!マニューラ様、締め付け過ぎですぜ…」
「んうう!うんッ!!」
首を横に振り、否定するがそれがドラピオンに伝わるわけも無かった。
そして、先ほどと同じ感覚がジワジワとマニューラの身体を駆け巡り
彼女はまた、その感覚に備える為に身体を強張らせた。
「うっん……ん、んんんんんーーー!!!」
口に突っ込まれたアーボックの尾を掴み、マニューラは大きく身体を跳ね上げた。
そして膣内と秘所がキュゥッと縮まり、ドラピオンのペニスをきつく締め上げて
結合部からは膣内から溢れた液が音を立てて噴出していた。
それと同時にアーボックは尾をマニューラの口から引き抜き、唇を形取るように撫でた。
「はぁっ…はぁ…はぁー……」
定まらぬ視点の瞳に涙を溜め、マニューラは絶頂の余韻を味わっていた。
「くくくくっ…ボス、イったようですねぇ」
彼女の愛液と唾液で濡れた尾で頬を撫で、アーボックが嫌らしく言うが
今のマニューラに彼へ答える余裕は残っていなかった。
惚けた眼で虚空を眺めていたマニューラだったが、直後に襲った感覚にまたもや嬌声を上げた。
ドラピオンが、また彼女の膣内で動き始めたのだった。
「ひゃぁッ!あ…ド…ドラピ…オンッ!」
「すいませんねぇマニューラ様。オレまだイッてないんで」
絶頂を迎えた事で敏感になった膣内に尚も刺激を与えられ、
あまりにも強烈なその感覚はもはや苦痛に近く、
マニューラは腕を伸ばしてドラピオンの腹部を押し込んで退けさせようとするが
それは虚しいほどに焼け石に水にしかならなかった。
「でも…そろそろ……うっ!」
ドラピオンが大きく息を吐き、兜の歯を噛み合わせて背を震うと
彼のペニスは一瞬膨らんでマニューラの膣内を圧迫し、
そして先端から勢い良く白濁の液を彼女の膣内へと吐き出した。
「はぁんっ!あぁっ…あ……」
膣内よりも更に奥まで、ドラピオンの吐き出した熱を感じ取った事を
マニューラは喘ぐ事により2匹へ知らせる。
「あ…ん……ん…?ま、まだ……?」
熱が注入される感触が衰えず、マニューラは無意識に呟く。
ドラピオンの射精はまだ続いており、尚も注がれる精液が膣内を満たし
結合部の僅かな隙間から溢れ零れるが、
勢いはそれを勝って膣内だけでなくマニューラの子宮内までに注がれ、
彼女の下腹部はドラピオンの精液により膨らみを帯びていた。
「腹が……破裂しちまうよぉ……」
引き裂かれそうな錯覚をドラピオンに訴えると、射精がようやく収まった彼は
ペニスを彼女の膣内から引き抜いた。
するとその流れに合わせてマニューラの花弁から子宮内と膣内に注がれた精液が逆流し、
白濁液の水溜りが彼女の足元まで広がった。
下腹部の圧迫感が無くなり、比較的楽になったマニューラは力なく息を吐いた。
だが、彼女への陵辱はこれで終るはずも無かった。
「マニューラ様…後始末、頼みますぜぇ」
ズイ、と自分の精液と彼女の愛液で濡れたペニスをマニューラにドラピオンは差し出す。
「…っざけんじゃないよ!」
鉤爪でペニスの先端を押し退け、マニューラはドラピオンへと吼える。
未だに気丈は失っていない己らの頭の態度を見て、部下の2匹はひょぅ、と喉を鳴らした。
「さっすがボス。相変わらずお強いですねぇ」
「本当。マニューラ様の気高さには脱帽モノですよ。でも…」
退けられたペニスを、今度は彼女の左頬へとあてがいドラピオンは言葉を続けた。
「コレ、で。イッたのは誰でしょうかねぇ〜?」
「くっ…」
ドラピオンの言葉が胸に突き刺さり、マニューラは顔をしかめた。
「その前はオレさまの尾でも感じまくっていましたじゃねぇですか」
「あの3匹…や、2匹ですかな?アイツらに犯されていた時だって
何だかんだでしっかり感じまくりの喘ぎまくりのイキまくりだったじゃないですか」
ドラピオンの今の意味は、ゼロの島での出来事他ならない。
…またである。
アーボックとドラピオンが気絶している間に起きた事を、
彼らは知っていると、マニューラへ告げる。
──分からない。アイツらにやられたのは言ったが…何故、詳細まで知って……──
「何で知っているって、今、思いましたでしょう?」
「…!!」
ギクリと身体を強張らせ、マニューラは声を詰まらせたが
考えを見透かされたのかとすぐさま理解し、あぁ、と答えた。
「……お前たち。正直に答えろ。
どうして…お前たちが知らないであろう情報を、お前たちは知っているんだい……?」
「どうしてって」
「そりゃぁ、なぁ?」
ドラピオンとアーボックは視線を合わせ、軽く顎を揺らして考えを相通させる仕草を見せた。
そしてアーボックがマニューラの顎を尾で持ち上げ、頭上の自分の顔と見合わせ、こう言った。
「ボスの考える事は、全て"今"のオレさまらにはお見通し、なんですぜぇ…」
あからさまに、わざと含んだ言い方をしていた。
またもや"今"を強調している事に、マニューラは眉をひそめた。
"今"、"後"、そして、彼女の考えは見通していると言う事。
僅か3つではあるが、それが彼女の疑問を解く鍵になっているのは確かとマニューラは思い、
さらに鍵を引き出そうと2匹へ質問をぶつけて行った。
「へ…ぇ。そうかい……じゃぁ質問を変える。
…なんでワタシを襲うんだ?おっと、頼んでも抱かせてくれないからと言うのはダメだからね」
顎を押さえる尾に鉤爪を添え、マニューラはアーボックを見上げたまま言った。
すると、アーボックとドラピオンはニヤリと笑い、彼女を囲うように見下ろし、答えた。
「何故って。ボスが望んでいる事じゃぁないですか」
「オレたちに、抱かれる事を、なぁー?」
「……は、はぁっ!?そ、そんな事思うか!……馬鹿共が!!」
そんな風に思われていたなど、何と言う屈辱だろうか。
マニューラは部下に向って必死に否定の言葉を繰り返すが、
アーボックとドラピオンは違うと彼女の言葉を打ち消していった。
「正直になりましょうよマニューラ様」
「そうそう、これはボスが望んだ事なんですぜぇ?
言ったでしょう。"今"のオレさまたちは、ボスの考え……いや違うな。
ボスの脳内全てを、お見通しなんですよ」
アーボックはそう言うと、マニューラのうなじの羽根に舌を絡ませて梳くように舌を動かした。
「んぅっ……!」
くすぐったさに似た感覚に、マニューラは顎を掴まれたまま身体を震わせた。
──…脳内?ワタシの頭の中が見えている……?──
少しつづ、マニューラはこの不可思議な出来事の答えの糸口を手繰っていく。
だが、それも次に取られた行動により、散漫になってしまった。
「うっわ!?」
唐突にアーボックがマニューラの腰に絡む尾を解いたと思ったら
彼女の顎から尾の先端を離して今度はそれで彼女の腰を回し、仰向けからうつ伏せへと姿勢を返させた。
─胸に、何かが押し当てられているとマニューラが気がついた時に、
左足首を尾で掴まれて下へと少し落とされ、
胸から首元へそれが擦られてやがてそれは彼女の目前へと姿を現した。
「……っ…!」
アーボックの腹板と尾下板の間から生えた─彼のヘミペニス(半陰茎)が一対、
マニューラの鼻先に触れそうになっていた。
蛇の性器が一対の存在である事は、マニューラは知っていたが
いざ、こうして目前にして見ると些か強烈である。
…しかも、蛇の性器は一対の存在だけではなく、その亀頭すら二股に分かれているのだ。
その上、亀頭には複数の棘が生えているのだから、マニューラが受けたその衝撃は計り知れなかった。
そしてアーボックのヘミペニスに気を取られ、自由になっていた腰にまたもや彼の尾が絡みつき
マニューラの動きを再び封じる形を取らせてしまったのだ。
「くっ…」
アーボックがヘミペニスを見せ付けている理由を、マニューラは理解していたが
出来るものかと無言の態度で表わし、ただ彼のヘミペニスを睨み付けていた。
「マニューラ様ぁアーボックにも良い思いさせてやりましょーよぉ」
「ふざけるんじゃないよドラピオン!」
「うっひゃー、こえぇ」
両鉤爪で、アーボックの腹を押し込むように上半身を反らし上げて
マニューラはドラピオンへ牙を剥き出し吼える。
だが、技も使えずに動きを封じられている彼女は、もはや無力そのもので
威嚇すら彼らへの誘いになってしまうのだった。
「あー、ボスがしてくれねーんなら、それでいいですよ」
アーボックは呆れ気味にため息を吐き、マニューラの腰に絡んだ尾を上げて彼女を持ち上げた。
「…!」
巻かれた尾を鉤爪で掴み、マニューラはハッとした表情で下を見ると
脚の間から、ドラピオンに放出された彼の精液が流れ落ちてそれがアーボックの腹部と
雲の地に零れ落ちていくのが見え、それ以外にも──そそり立つアーボックのヘミペニスが見えた。
「あ……」
マニューラは彼の行動の意図を読み、ゾクリと身体を震わせた。
そしてアーボックは持ち上げたマニューラを、自分の腹部に座らせる形で尾を下へと動かした。
だが、マニューラは落とされまいと雲の地に両脚を着けて力を入れて踏ん張った。
「こ……こんっなの……無理だ!」
言葉で拒絶を表わし、尚も脚に入れる力を込める。
「いやぁ、入りますよ。ドラピオンのよかはまだ楽ですぜ」
「どこがだ!こ、こんな…棘…が…」
「あぁ?あーちぃっと刺激が強いかもしれませんけどー。クセになるかもしれませんぜ?」
「や、止めろ!止めッ!!」
鉤爪でアーボックの尾を引っ掻き、解かせようとするが
それも、もう無駄な抵抗にしかならないでいた。
アーボックはニヤリと笑ってマニューラの腰に絡める尾を──落とした。
「…………!!!」
目を見開き、牙の生える口を開き、背と首を反らし───
「…っああああぁぁあぁああぁ!!!!」
マニューラは、膣内に侵入されたその強烈過ぎる感触に、悲鳴とも喘ぎともつかない叫びを上げた。
今回投下分は以上で。
蛇の性器はコブラのが見つからなかったから、ハブを参考にしつつ、また後日。
最近作品投下が多くて嬉しいな!おかげで感想がおっつかないw
>>204 さすがポケ界1の母性あふれるガルーラ!
ゼニガメ可愛いなぁ可愛いなぁ。
エロくも心温まりました。
>>233 エロSSが初とは思えないくらい…!
次はノルノズクも一緒に是非w
>>ガブリアスの人
グレイシア可愛いですねぇ。いい子だ。
ガブリンとミフユのハッピーエンド最高!
完結お疲れ様でした。
>>ライチュウの人
性にフリーダムなライチュウとブイゼルw
相変わらず登場ポケがみんな可愛いです。いい!
>>274 綺麗な文章に素敵なストーリー。
リザードンが萌えますなぁ…心情とバトルの書き方上手くて羨ましいです
GJ!
ヘビチンポ痛いかもしんないけど、ネコさんは基本的にトゲトゲチンポですぜマニューラ様!
同種族とHする予行練習だぜマニューラ様!
何だかんだ言って乙女チックなマニューラ様!
可愛いよマニューラ様可愛い
マニューラ様も溜まってたんだなあ。俺もドラピオンに犯されたいぜ
亀頭って表現が気になったな…
いわゆるケモチンの場合先端部じゃなくて赤い粘膜部全体が亀頭に相同だから
294 :
244:2009/08/03(月) 01:18:01 ID:HZmME26q
カイリキー♂×人♂がなんとか書けたので…
・レイープ気味
まあ、どうぞ。
鬱蒼と繁っているわけでもない、太陽光がさんさんと上から降り注ぎ、大きな葉でその光が遮られて
影が黒々と路を覆っていて葉の一枚一枚を形取るように太陽の光が直に届いている爽やかな森の中。
そんな路を鼻歌混じりに男が歩く。
腰には空のモンスターボール。
どうやらこの男は自分のポケモンが欲しくてこの森まで赴いたようだ。
朝方にはスバメやムックルが騒々しい、夕方にはヤミカラスが
ふらふらと飛びながら鳴き、夜にはホーホーの鳴き声が静かに響く。
遠くから見ても、このような光景が見ることが出来るこの森に、
男は前々から行こうと思っていた。そして今、まさにその森の中にいるのだ。
ここで自分のパートナーとなるポケモンが見つかるかもしれないのだ。
そう思うと自然と足取りが軽くなり、顔が綻ばずにはいられなかった。
−−小一時間ほど前では。
では今となってはどうだろうか。
一分程前:こちらに歩いてくる人影を発見、気にせず歩く。
40秒程前:人影のシルエットの腕の数が多いように見える。
20秒程前:人影の腕の数が多く、体色がややおかしいことを確認。人ではなくカイリキーだと気付く。
現在:カイリキーがこちらに向かってくる。こちらとの距離は8メートルぐらい。
何故こんな所にカイリキーがいるのだろうか。
交換しないと進化しないはずであるカイリキーがここにいる
→過去に別のトレーナーに捨てられた
→自分を捨てた人間に復讐したがっている
→
ああっ…! おとこが
かんがえている うちに
カイリキーが きょりを つめて
おとこの うでを つかんだ!
何故自分は行動より考察を優先したのか。どちらにしろもう捕まってしまった。
おきのどくですが、もうだめです。
こんな かるいことで
いのち すてちゃって
どうするの
カイリキーは男の腕をその強大な腕力で掴んだまま、腕を振り上げ−−
−−男の服を上下まとめて引き裂いた。
いきなり丸裸にされた男は一瞬思考が止まり、直ぐさま恥ずかしさを覚える。
そんな男をカイリキーは下部の二本の腕を内股に通し、
上部の二本の内一本の腕で男の両手首を掴み、そのまま持ち上げた。
当然男は局所を隠すことが出来ない。すべてをカイリキーに見られてしまう。
カイリキーは男の局部をを食い入るように見つめ、いきなり萎えている男性器に舌を這わせた。
男は急な刺激に驚き、拒絶の意志をはっきりと言おうとしたが、
それは与え続けられる快感に掻き消されてしまう。
全体を舐めあげられ、敏感な裏筋に舌が這いずり、先端を音を立てて吸われる。
いつの間にか男の性器は膨張し、男は未だに何か抵抗しようと体を動かすが腕に阻まれ、
性器全体を一気に吸われ、
とうとう男は射精してしまった。流れ出る白濁をカイリキーは音を立てて飲み込み、
まるで搾り取るように吸い付き続け、
男は余韻に浸る間もなく射精し続けた。
−−ようやくカイリキーが口を離した頃には男はぐったりと力が抜けていて、虚ろな目をしていた。
そんな男を見ながらカイリキーは口の中に残る男の精と唾液を空いている上部の
手の指にたっぷりと絡ませ、ゆっくりと男の雄穴に挿し始める。
びく、と男の身体が跳ねる。、内部に侵入した指は中を拡げ、唾液を塗り付けるように動く。
動いてる途中でコリコリと固い箇所を見つけ、そこを押すように刺激すると、
電流が走ったかのような快感が男を襲った。そこを常に刺激されながら、
内部に侵入する指の本数が増えてゆく。既に4本もの指が男の中を押し拡げ、
その快感に再び性器を起ち上げていた。指が引き抜かれると雄穴はだらしなく緩み、
栓を求めてるようにヒクヒクと動いている。それを見たカイリキーは上部の腕を男の背中に回し、
男をしっかりと抱きかかえる体勢をとる。
男は霞がかった視界でカイリキーの怒張しきった男性器を見た。
−−大きい。
形は人間とほぼ同じだが、長さがおよそ25cmぐらい、直径が8cmぐらいだろうか。
びくびくと振動しながら先端の孔から透明な粘液を垂らしている。
それが雄穴にあてがわれ、ゆっくりと男の中に侵入し始めた。
指とは比べ物にならないくらい大きく、熱いものが内部に入り込んでくる。
痛み等全く無い、ただ快感だけがダイレクトに与えられる。
男は嬌声を発し、何度も絶頂へ達した。その口をカイリキーが自身の口で塞ぐ。
ねっとりした唾液を注がれ、突っ込まれた舌が自由に口内を蹂躙する。
カイリキーの性器が男の内部に入り続ける。上下を同時に責められ、
男はくぐもった嬌声をあげることしかできなかった。
口と口を離して、銀色の橋がその間に掛かる。カイリキーの性器はすべて中に埋まり、
びくびくと自己主張を続けている。男は目に涙を浮かべ、何かを待ち望んでいるように
カイリキーを見つめる。カイリキーはそれに応えるような目で男を見て、
ガッチリと胸をホールドし、猛烈な勢いで腰を動かし始めた。
−−何も考えられない。
視界がスパークする。
快感だけが体中を駆け回る。
男は壊れた人形のような声を放ち、性器はびくびくと震え続けて何も出される様子は無い。
雄穴にはカイリキーの性器が激しく突き入れられている。カイリキーの動きが速まり、
腰を奥にぐいぐいと押し付けるような動きに変わり、中で大きく震えたかと思うと
−−白濁が男の中に流し込まれ始めた。
異常な熱量。
蛇口を全開にしたような量の多さ。
男の腹は膨れ、外部にごぼごぼと溢れ出した。
男は無くなりかけた微かな意識で
−こいつが、自分の、パートナーだ。−
そう思った途端に快感に意識が溶け、
男は糸が切れたように気を失った。
終わりです。……こう見るとやけに短いですね。
GOサインを出してくれた住民さんに感謝を。
>>291 マニューラ様犯されていてもかっこいいよマニューラ様。
こう、キャラをちゃんとキャラとして書いているSSは大好きだ。
次の投下もまっているぜ!
>>300 リアルタイム投下に遭遇したぜ。
なんかワロタwwセリフが一切無いのも新鮮だな
鳥てすと
あ、大丈夫ですね。
ご無沙汰しております。執筆が滞ってる間に2レスも進んでしまうとは……
とりで色々ありましたが、保管庫に記録されているのでこれを使いますね。
今回は残念ながらそんなにエロくないです。
それと、PBHではありません。ごめんなさい。
♂♀の純愛です。良かったら読んでいってください。
何故、無理だと分かっているのに諦められないんだろう
これが、恋っていうものなのかな?
……ならば何故、選りに選って彼女に恋をしてしまったのだろう
無理といっても、何かをした訳ではない。高嶺の花である彼女に、僕は何も出来やしなかった
遠くから眺めているのが、僕には精一杯だったんだ………。
何故、素直になって話せないのだろう……
その想いは、ずっと前から変わらないはずなのに、
いつからかその想いは捩れ、歪んでいって……………
ずっと前はもっと近かったはずなのに、今は遠く離れてしまっているように思える、
その感覚が、なによりも辛かったの………。
たかねのはな
今日も、僕は彼女がよく来る水辺で水を飲みに来たかのように振る舞っていた。
僕から少し離れた所に、彼女はいた。
仲がいいのであろう同性のポケモン達の輪の中で、楽しそうに話をしている。
僕は、彼女達にばれないように、そっと聞き耳を立てた。
「………で、また断ったの?」
「あのグラエナ、結構イケてたのに」
断った、イケてた……ここだけ聞いて、僕は彼女達の話の内容を理解した。
またその話か……そう思った。
「うん、あくタイプって聞いてたからどんな強面かと
思ったんだけど、優しくて、好青年って感じだったよ」
彼女だ………。彼女の声が耳に入っただけで、身体がピクリと震えた。
彼女、と呼んでいるけど、それは三人称であって、ガールフレンドという訳ではない。
森のアイドルである彼女をガールフレンドとするポケモンは、今だ現れていない。
「なら悪くないじゃない。またどうして……」
「うん……なんか、付き合ってとか言われてもしっくりこないというか………さ、」
彼女はいつものように言葉を濁らせた。
「シャワーズちゃん、とうとう30匹切りね………」
もうそんなになるのか………彼女に交際を断られたヤツの数………。
……記録更新中。
「あ、もしかして………シャワーズちゃん、好きなコいるんじゃないの?」
!!!!!
誰かが彼女に言った言葉に、まるで尻尾を踏まれた時の様な衝撃が走った。
思わず声を上げてしまいそうになる。まずい、ここで声を上げたら……ばれる。
そう自分に言い聞かせ、尻尾を踏まれたような衝撃を何とか包み、喉に押し込んだ。
彼女に、好きなヒト……すごく、気になる………………。
「えっ?!す、好きなヒト!?」
……………………すごい動揺してる……………。
「あはは、シャワーズちゃんわかりやす〜い」
「ねえねえどんなコなの?」
「え、え、えぇ〜と…………」
彼女のあからさまな反応は、誰がみても肯定を示していると解るだろう。
それは遠くで聞き耳を立てている僕にも十分伝わった。
それで、彼女の好きなヒトって………………?
「えっと、その………」
「そんな勿体振らないで言っちゃってよ」
「そうそう、この事は絶対に誰にも言わないからさ」
……確かに言ってはいないけど、この事は既に僕に漏洩しちゃってるんだけどね………。
「ほ、ほんとに誰にも言わない……?」
「うん、絶対に言わないよ!」
僕だって、誰にも言わない。心の中で、彼女に誓った。
彼女の告白を聞き逃さないよう、一層耳を立てる。
「それで、誰なの?シャワーズちゃんが好きなコって……」
「そ、それは………」
それは…………………?
「………(ちらっ)」
俯いていた彼女が、視線をこちらに向けた………ような気がした。
ヤバい、盗み聞きしてるのがばれた……かな。
「…………やっぱり秘密!!」
そういうと、彼女は走り去ってしまった。
……耳を傾けていた彼女の友人達は、思わずずっこけただろう。僕もそうだったから。
嗚呼、やっぱり盗み聞きがばれたんだ………まずいことになった……………。
そりゃ、不自然だよなぁ。いつまでも一匹で水を飲んでいる振りをするのは……。
彼女が去っていくのを見届けた僕は、踵を返し、とぼとぼと住処へと戻った。
その日の夕暮れ、僕は今朝のことを思い返していた。
シャワーズに、好きなヒトがいる………好きな、ヒト……………
「うわぁぁぁぁ!!」
気づけば、僕は声を上げていた。頭を抱えてその辺をのた打ち回る。
苦しいっ。彼女の事を思うと、色々と苦しくなる。
その苦しみを紛らわそうとして、盗み聞きという愚行に走ってしまっている自分。
決して実らないと判っているのに、諦められない自分。
畜生…………僕はなんて情けないんだ……。これじゃストーカーじゃないか……。
好きなら、気持ちを素直に伝えればいい。
それなのに、彼女に断られるのが怖くて……彼女の記録の一部になるのが怖くて………
喋るどころか近づくことすら……
「………………はぁ」
ぐぅぅ〜〜………
溜息が出たかと思うと、腹の虫が鳴いた。
そういえば……今朝のショックで昼飯を食べていなかったっけ。
お腹空いた…………なにか食べないと。
心も空しくしている僕は、せめてお腹は満たそうと食べ物を探しに出た。
気がつけば、僕はお目当ての木の下にいた。ここに来るまでの記憶が……無いに等しい。
僕は移動中も上の空だったみたいで、まるでここまでワープしたような感覚を得たような気がした。
シャワーズちゃんに、好きなヒト……。
………いつまでもぼうっとしていられない。とっとと住処に戻って、鬱になるのはそれからでも……
がさがさっ
後ろの方から…在り来たりな草の揺れる音が聞こえた。まあ森に住む誰かだろう……。
振り向きもせず、予定通り木の実を取ろうとした時………僕は、想像もしない声を聞いた。
「ガーディ君………」
木の実をひのこで落とそうと、狙いを定めていた僕を呼んだのは………?
……ふ、振り向けない………身体が、強張って…そんな、今の、声は……
「ガーディ君?」
再び、僕を呼ぶ声が、背後から聞こえた。
間違いない、この声は……
不自然に強張った身体をゆっくりと動かし、ようやく振り返る。
「……シャワーズ………ちゃん?」
毎日、遠くから眺めていた彼女が、いつもより近くにいる。
「……『ちゃん』なんて付けなくていいよ。シャワーズって呼んで」
…………シャワーズちゃん…だよね……?え、え?
なんで……こんなところに………あれ、これは、夢?夢なの…?だ、誰か教えて。
「…?どうしたの、ガーディ君」
どうしたのって、君こそ、何でこんなところに…
はっ、いかんいかん、思考がループし始めた。え、えっと、そうだ、普通に接すればいいんだ。
僕にだって、友達くらいいる。その友達と同じように……
「い、いや、なななんでもないよっ」
普通どころか噛み噛みでウルトラ不自然になってしまった。へ、平常心を……。
一方まともじゃない返答を受けた彼女は、僕の内心を知ってか知らずか、笑顔を僕に向けた。
……嗚呼、綺麗だなぁ。まるで天使のような……
「ねぇ、あの木の実を採ろうとしてたの?」
はっ、平常心、平常心……………
「あ、うん、そうだよ…」
よ、よし。何とか落ち着けた……。後は普通に接すればいい……
ずっと彼女を眺めているとまた乱れてしまいそうだったので、話に出た木の実に目をやった。
高い木に生っている実は、とても木を登って登って採れるようなものではない。
だから、いつもひのこで落とすのだ。慣れたもので、最近は木の実を全く焦がさずに落とせるようになった。
「採って食べるんなら、私の分も採ってくれないかな…?」
思いもよらない言葉にビックリした。けど、ビックリするのも少し慣れて、あまり動揺せずに済んだ。
「うん、いいよ。ちょっと待ってね」
再び、僕は木の実に狙いを定める。
う、流石にこれは緊張する………。普段なら自分の為に採るだけなんだけど……へ、平常心っ!
狙いをしっかりと定めて、いつもの様に、ひのこを放った。
………つもりだったんだけど…ひのこは狙った木の実から大きく逸れてしまった。
失敗してしまった………恥ずかしさが爆発して、顔を真っ赤にして俯いた。
彼女に、なんて言われるんだろう……。
「わぁ、ガーディ君すごい、木の実落ちたよ!」
……………………へ、え?
俯けていた視線を、再び木の方にやった。
けど、さっき狙いをつけた木の実は何事も無かったようにそこにある。
あれ、と思いながらも視線を落とすと……何故か目の前には木の実が2つ落ちている。
「一度に2つも落とすなんて、ガーディ君すごいすごい!」
あれー、マグレってあるもんだね………。狙ったものとは別の木の実が落ちてきちゃったよ。しかも2つ。
「じゃあ、………シャワーズ……ちゃん、どうぞ」
撃ち落された木の実を1つ銜えて、彼女の前まで持っていった。出来る限りの紳士的な行動だった。
「ありがと、ガーディ君」
とても可愛らしい笑顔で、彼女にありがとうと言われてしまった……。もう、死んでもいい…かな。
「ど、どういたしまして…」
「ねぇ、木の実一緒に食べない?」
え、えぇっ………………?
そういえば、なんで彼女は突然僕の所に来たんだろう………通りすがりに僕を見つけて、お腹がすいたから
僕に木の実を採らせて、ついでに一緒に食べる…あ、こういうことか。なるほど、なるほど………。
「う、うん」
それで、木の実を食べてバイバイ、だよね…………
「それじゃあさ、ちょっとついて来てくれないかな。すごくいい所があるんだ」
「う、うん」
……う、うん?ちょっと思い描いた図と違うぞ………ついて来て…って?
「じゃあ、こっちだよ!ちゃんとついて来てね」
彼女は木の実を銜え、歩き出した。慌てて僕も木の実を銜えて、彼女について行った。
「ここは……」
つれて来られたのは、森の外れにある湖だった。普段は、こんな外れのところまで来ないから
帰る時のことを心配するべきなのだろうけど、僕にはまだそんな余裕は無かった。
「綺麗なところでしょ?折角だから、ここで食べようと思ったの
さ、座って?歩かせちゃってごめんね、疲れちゃったでしょ」
「あ、うん…」
いつの間にか、真っ赤に燃えていた空は漆黒の闇に変わっていた。その漆黒の中で、星たちが光っていた。
長い間、無理矢理平常心を保ち続けていたので、気疲れしていた。一息ついて、今までのことを思い返した。
まず、食料にあり付こうと木の前までワープして、そこで彼女が出てきて、
木の実を採ってくれって言われ、採ってあげればこんなところに連れられてしまった。
思い返すと滅茶苦茶じゃないか、これ…。ワープは嘘だけど……。
でも今思い返して、やっとあることに気が付いた。気が付いたと言うか、自覚した。
僕、彼女に誘われてる……?
「食べないの?ガーディ君」
「えっ!あ、い、いや、食べるよ、お腹ペコペコなんだ!」」
もう、色々と限界だった。考えすぎて頭痛くなってきたし、緊張で胸が裂けてしまいそうだし……
それらを紛らわす為、さっき採ってわざわざここに持ってきた木の実に思い切りかぶりついた。
その時の僕の様子といったらもう、一心不乱という言葉がぴったりだった。
「そ、そんなにお腹すいてたの……?」
むしゃむしゃ……ごくん!
「うん、そうみたい」
あはは、とわざとらしい笑顔を無理矢理つくった。あー、何やってんだろ、僕……。
こんなところで二人きりなんて、これ以上無い理想的なシチュエーションなのに……。
「…よかったら、これも食べて?」
彼女が差し出したのは、さっき僕が渡した木の実だった。
「え、でも、これ」
「ううん、いいの。実は、もうご飯は済ませてるんだ」
え…?………想定外な言葉だった。頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ。
「…あのね、さっき木の実を採ってって言ったのは、ガーディ君に話しかけるきっかけにしただけなの」
…再び、頭の上クエスチョンマークが……
もう、この際だ。今までの疑問を全て解決する、この質問をするんだ、僕!
「あ、あのさ……シャワーズちゃん
…どうして、僕なんかに話し掛けたの?」
問いかけると、彼女は湖に目をやった。
「う、うん…それなんだけどね、」
…今朝のような、歯切れの悪い言葉だった。
「あのね、ガーディ君……」
体の向きはこちらを向いているのに、顔だけは右斜め下を向いていた。
まるで、恥かしがっているような……
暫く、沈黙が続いた。彼女の言葉には続きがあるっぽいから、不用意に僕から話せないし……
けど、その沈黙は不意に破られた。音ではなく、彼女の動きに。
「………っ」
突然、そむけていた顔を体の向きに合わせたかと思うと、僕との間合いを一気に詰めて………
僕と、彼女の口が、衝突した。
思いもよらない事故が起こり、僕の目は見開いたまま、閉じることが出来なかった。
何が起こったのか理解出来ないまま、幾分、時が経った。
目の前から、彼女の顔が離れていった。
口に、微かな温もりを感じる……!?!? え、これって、キス……!?
「…ごめん!ガーディ君!」
彼女にキスされたと気付いた僕は、何故キスされたのか、何故謝られたのか、よく分からなかった。
「え…と、あの……」
「ごめん、ガーディ君……私、私、ね……」
あなたのことが、すきなの……。僕の耳には、そう聞こえた。
…思考が現実に追いつくのに、少しばかり時間を要した。そして、何となくだが、把握した。
シャワーズちゃんが…僕のことを……。
「ぐす…うぅっ……うわぁぁぁぁん!!」
「シャ、シャワーズちゃん?!」
突然、と言ってもほぼ全てのことが突然だったが…彼女は泣き出してしまった。
私ね、ずっと前からガーディ君のことが好きだったの。でも、中々言い出せなくって…。
そのうち、私進化したの。洞窟の中で、透き通ったきれいな石を触ったら…この姿になってた。
私すごく嬉しくて、進化した私を見て欲しくて、ガーディ君を探したの。けど、すぐに見つからなくって。
探したけど、会えないまま何日も過ぎていって…自分で言うのも何だけど、
私、進化して綺麗になったの。なんていうか、メスっぽさがでたっていうか……
そのことが森中に広まって、その頃からオスが私によく話しかけてくるようになった。
求婚もされるようになった。けど、私は片っ端から断っていった。進化する前から、本命は決まってたから。
進化してから大分経った頃、やっとガーディ君を見つけたの。その時は、本当に嬉しかった。
けど……なんだかね、ガーディ君に話しかけられなかったの。時間が経ちすぎて、あの時の気持ちが
だんだん捩れていって…素直になれなかった。
話しかけたいのに、ガーディ君が遠くにいるように感じて、何も出来なかった。
求婚を断ることは出来たのに、ガーディ君に話しかけるだけのことが、難しくって…それでね、私……
ガーディ君の後を……つけるようになったの…。最低でしょ、こんなの………。
話そう、話そうと思っていたのに、全然話せないまま、何日も……ガーディ君を………
さっきだって私、ガーディ君をつけてて、うっかり草を鳴らせちゃって出ざるを得なかっただけで……
ほんと、最低だよね、私……。
落ち着きを取り戻しかけていたのに、彼女は再び涙を流していた。
そう、何日も前のことだ。僕には、友達にイーブイがいた。自分よりも小さい彼女は、とても可愛かった。
けれど、突然彼女と会えなくなってしまった。
その頃、色々あって住処を別の遠いところに変えてしまっていた。多分、それが原因だったのだと思う。
まさか、あのイーブイが、シャワーズちゃんだったなんて………
「シャワーズちゃん、もう、いいよ」
そっと彼女に近寄って、彼女の流した涙を……舐めとった。
僕に手があれば、こんな大胆なことをしなくて済んだのに……こうするしかなかった。
……彼女を、いつまでも泣かせるわけにはいかない。今度は、僕の番だもの。
「シャワーズちゃん、よく分かったよ。
今度は、僕が話すから、聞いてくれるかな」
彼女は俯けていた顔を上げ、流れ続ける涙を前脚で拭いながら頷いた。
そして、話した。僕がしてきたことを…。
「ぬ、盗み聞き……?」
話し終えて、彼女から返ってきたのは、キーワードとなった語だった。
「うん、本当にごめんね。僕こそ、オスなのに意気地無しで……最低だよ」
僕は自身を蔑んだ。当然だ。こんな行為、本当に最低だ。
「そ、それじゃあ今日も聞いてたの?」
「う、うん………」
あ、今朝のこと、あの時はばれてなかったんだ。あの時僕をチラッと見たのは、そういう意味だったんだ。
…………
…………
沈黙、再び。お互いに黙ってしまって、なんだか気まずくなってしまった。
けど、まだ、伝えていないことが残ってる。沈黙を破るのは、僕だ。
「シャワーズちゃん、僕、シャワーズちゃんのことが好きだ」
本当に、不思議だ。今まで口に出すことすら出来なかったのに、今はつっかえもせずに言えるなんて。
…きっと、こんな日の為に、神様が今まで僕たちに言えない様に魔法をかけていたんだ。
「こんな僕だけど、…好きでいてくれるかな?」
僕なりに、バッチリ決めたつもりだ。なんたって、これは告白以外の何ものでもないから。
「…私こそ、私を…好きで、いてくれる……?」
僕は、これ以上語らなかった。黙って、泣きじゃくった彼女に誓いのキスを施した。
湖に連れられた理由は、彼女の住処がそこにある、と言うのが本命だった。
告白の後、気持ちが落ち着いた僕たちは彼女の住処へと移った。
…互いに見つめあう。どちらが何と言わずとも、営みは自然と始まる。
二匹の愛は永遠なのだと、どこかでみている神様にうったえるかの様に。
神様、感謝致します。僕たちは、互いに想いを伝え合うことが出来ました。
そして、誓います。彼女を守り、幸せにすることを……。
たかねのはな-fin-
ちょ、2レスって…2スレの間違いだろ……orz
エロ分は皆さんの脳内にお任せします。
ホントは書きたかったんですけど色々ありまして……
次こそはエロエロなPBHを投下したいと思います。
そして、全職人さんにGJです!保管庫ほくほくです!
GJ
シャワーズのエロが見たいです><
保管庫更新したの!?
>>291 謎をつけて読み手を引き寄せる…。ミステリーのような展開にワクテカ
>>300 カイリキーの兄貴オッスオッス! やっぱりガチホモにはカイリキーは
必要不可欠だなw
>>311 甘ぁあああああい!初々しい恋心に萌え。
でも、ガーディはシャワーズのとけるで尻の穴を犯されてしまえば良い。
今日は投稿無しかorz
わがままいわないの〜
ここ最近の投稿率はすごいよね
前スレが半分超えていっぱいになったから次スレ立てたぐらいだし
だいたい3スレのダークライとクレセリア書いた人辺りから増えたよね
本スレは過疎っているけど
ポケモンって名前言えば一発でビジュアルが出るし、ケモい子も怪獣もドラゴンも二足も四足も
いろんなの取り揃えてるから書きやすいんだろな。いいなぁ羨ましいなぁ…
…なんて思う亜人スレ住民でした。
>>318 エロパロは抜き優先だから淡泊描写でいいんじゃないかと思ってる
種族によっては人間や既存の生物と共通点があまりなかったりして、
一匹一匹描写しはじめると冗長になりすぎるきらいがあるし
俺はその冗長な描写が大好きだったりするが、こればかりは少数派だからねえ
抜き目的のやってるだけエロSSもいいけど
ポケモンの特長や心理描写しっかりしているSSの方が好きだ。
そのせいで長い話になっても構わない。
キャラをすげ替えても通用する話はあまり好きじゃない。二次創作ならなおさらと思うなー。
>>320読んでオゥフってなったがめげずに投下します。
バンギラス♂×ピカチュウ♀です。
ほのぼのな感じ。
「ほらバンギラス、これも持って」
「……そろそろ肩が外れそうなんだが……」
「そのくらいでヘコたれてんじゃないの。男のくせにだらしない……。
ほらコレも、あとコレもね。ついでにコレも持ってもらおうかな」
「おまえそれほとんど全部じゃねーか!」
「なにアンタ、か弱い女ネズミに1gでも荷物持たす気?」
「……ドサイドン一発で沈めた女のどこが」
「なにかおっしゃいました?」
「いえいえいえなーんにも」
はいどうも、バンギラスです。
俺は今、マスターに頼まれて相棒のピカチュウとともに隣町のデパートへ日用品の買い出しに来ている。
上記の会話はついさっき俺らがしたものなんだが、このたった数行で俺とコイツの力関係を容易に読み取れたであろう。
全長2m近いコワモテのよろいポケモンが、マスコットサイズの可愛らしいねずみポケモンに主導権握られてるという。
滑稽通り越して涙を誘うんじゃないかね。
そんなわけで手ぶらの電気ネズミとアワレな荷物係は買い物を終え、家路に就こうとしたわけだが、あら大変。
入り口付近に人がたむろってるから何かと思えば、大嵐ですってよ奥さん。
「だれが奥さんよバカギラス。……この嵐じゃ家まで帰るのはコトね」
「どうするよ。この大荷物抱えて家まで走るとか御免だぞ俺は。腕がちぎれる」
「アンタの腕はどうなってもいいけど荷物がグチャグチャになるのはマズいわねー。……うーん」
少しの思案の後、ピカチュウは俺の返答を待たずきびすを返し再び店内を進んでいった。
迷い無く一直線に向かった先は、ヘルプカウンター。受付嬢に事情を話し、電話を借りている。
マスターに連絡をとって迎えに来てもらうつもりなのだろうが、俺の予想が正しければ……。
「はぁッ!?」
やっぱりな。
ピカチュウの驚きと呆れの混じった叫びは予想通りだ。
彼女は憤懣遣る方ないといった体で電話を叩っ切り、のっしのっしとこちらに向かってきた。
「いやだよ〜めんどくさ〜い」
電話の内容を推測し、マスターの声色を真似て言ってみる。
「……アンタ、喧嘩売ってんの」
どうやらドンピシャだったようで。
伝説ポケモンすら震え上がりそうなドスの効いた声でスゴまれた。マスコットキャラがしていい表情じゃないぞ今の。
「……で、どうしろって?」
「適当にホテルにでも泊まったら? ですって……。あのバカマスター、帰ったら10万ボルトで内臓まで焼いてやる……」
ピカチュウの殺人予告は耳に入らなかった。俺はこの瞬間、マスターに感謝していたから。
「あーもー腹立つー! バンギラス! その荷物ぜーんぶ有料ロッカーに詰めちゃいなさい!」
な、なんてセコくてみみっちい嫌がらせだ。汚いなネズミさすが汚い……。
「なんか言った!」
なんも言ってません!
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
「フザけんなーーーーッッ!!」
ピカさんピカさん。お怒りは分かりますが、ここはどうか押さえて。周りの人らドン引きしてますから。
―――どうやらこの街には、普通のビジネスホテルとかは無いようで……。
ただ今俺ら二人、雨ざらしで、歓楽街の前。
「ドン引きしたいのはこっちよ! なんなのよこの街……なんでラブホしかないの……ッッ!!」
さぁねぇ、なんででしょうねぇ。
「ニヤニヤしてんじゃないわよこの万年発情期!!」
ピカチュウの完璧なローキックが俺のすねをしたたかに打った。
本来なら電気ネズミの蹴りなんぞ効くわけもないのだが、コイツのは別。折れたね、たぶんホネ折れた。
「なに悶えてんの雑魚ギラス! 他にめぼしいとこも無いから、さっさと入るわよ!」
半ばヤケクソ気味に歓楽街に足を踏み入れるピカチュウに、俺も慌てて追いすがる。
彼女は特に恥ずかしがる風もなく、手際よく適当なラブホの適当な部屋にインした。
なんだか俺がやらせてるみたいでこっちが恥ずかしかったが……。
部屋に入るまで俺は、どうやってピカチュウの機嫌を治したものか……、と途方に暮れていた。
彼女のご機嫌取りはどんな厄介事よりも厄介なのだ。
これ以上無いってくらい絶好のシチュエーションなのに、
もしかすると隣でビクつきながら寝る羽目になるんじゃ、とかかなりネガティブな思考に陥っていた。
しかしそんなものは杞憂だったようで。
「見て見てバンギラス! 部屋の中にプールがあるー!」
女心と秋の空。
ピカチュウは浮き輪に腰までハマり、短い手足をばたつかせ室内プールを堪能している。
先ほどの荒れた様子は見る影もない。
なんだかやり場のない怒りを覚えた俺は、なんとなく彼女に近づく。
クロール中でこっちを向いていないところを、両手で彼女の浮き輪を捉え空中に持ち上げる。
そのままクルリと回転させ、顔を向かい合わせにした。
「……なによ」
浮き輪をしっかと掴まれ、ちゅうぶらりん状態の彼女はなんとも滑稽だ。
自分でもなんで掴み上げたのかよく分からなかったが、水に濡れた彼女をまじまじと見ている内に、
気付けば顔を近づけていた。
「……………ッ」
まさかいきなり口付けられるとは思っていなかったのだろう。
ピカチュウの目が大きく見開かれるが、俺は構わず唇を押し付けた。
上唇と下唇で強引に彼女の口を割り開き、太い舌を差し込む。
そもそもの体格が違いすぎるので、少し入れただけでも彼女の口はいっぱいになる。
小刻みに震える小さな小さな舌に、ねっとりと絡ませた。
二、三度大きく舐め上げていると、次第にピカチュウも慣れてきたのかおずおずと舌を動かし始める。
こちらは一旦動きを止め、彼女の好きにさせると、
可愛らしい舌で躊躇いがちに、それでいて懸命に舌を這わせてくる。
自分でしていても感じてしまうのか、耐えるようにぎゅっと目を瞑っていた。
この仕草を見る度、自分を抑えられなくなる。
一度舌を抜き取り、改めて彼女と見つめ合う。まだキスしただけなのに、目が淡く濡れていた。
少し朱の入った頬に軽く口付けると、恥ずかしげに微笑んでくれた。
「ピカチュウ」
「……バンギラス」
互いの名前を呼び合い、どちらからともなく顔を近づけ、唇を貪る。
舌の先で歯茎を二度突き、今度は手加減なしだぞと合図する。
緊張で彼女の舌が動きを止めたことを感じ取り……蹂躙を開始した。
彼女の口の大きさに合わせ途中までしか入れていなかった舌を、まずは全て突き込んだ。
舌、歯、歯茎、上顎、下顎、咽頭の奥に至るまで、彼女の口内の全てを犯す。
とりわけ喉の奥に舌を突き入れると、彼女の顔が苦しげに歪むのだ。
その顔を半目で見ていると、ゾワリと嗜虐的感情が涌き上がってくる。
もっともっと、儚げな表情が見たい……。
喉の肉をかき分け、奥へ奥へ、ぐいぐいと舌を押し込めば押し込むほど彼女の反応が激しくなっていく。
手足がピクピクと痙攣しだし、舌の動きが鈍くなっていく。
瞳は虚ろになり、一粒だけ涙がこぼれる。
それらしい動きをしなくなってから、ようやく、口を離す。
「……ふ…………ぁ………」
掴まれた腰以外をダランと弛緩させ、生気のない瞳で、涎を一筋垂れ流す様は何ともはや淫美である。
……そろそろ、いいか。
プール脇の床に寝かそうとするが、せっかくホテルを借りてるんだからベッドを使おうと思い立ち、
掴んだままベッドに運んでいく。
腰に巻き付いたままだった浮き輪を外し、放り投げる。そうしている間も彼女は死んだように動かない。
キスの後はいつもこうなる。
壁に備え付けられた鏡の脇を通るとき、俺の顔は形容できないほど厭らしく歪んでいた。
ゆっくりとピカチュウをベッドに寝かせ、体重をかけないよう慎重に覆いかぶさる。
頭の先から足の方へ、舐め回すように少しずつ視線を下ろしていく。胸のあたりで目を留める。
両肘をベッドに突き、上半身を支えた。
顔の前へ胸が来るよう体を少し下げ、極上の実を食べるときのように口を大きく開け、
遅々とした動作で顔を下ろし……胸に、かぶりついた。
その途端、今まで反応の無かった彼女の体がびくりと震える。
ポケモンは人以上に胸が弱い。それは彼女も例外ではないのだ。
小振りな片胸を大きな口ですっぽりと含み、舌で思うさま楽しむ。
胸の突起を舌の先でビンタすると、同じタイミングで体のどこかが反応する。
突起以外をクルクルと回すように舐めれば、悩ましげに体をよじる。
口を少し狭め吸い上げれば、背をピンと反らして切なげな声を上げる。
彼女の一挙一動が可愛くて、扇情的で。
すぐにでも股間の怒張を納めたくなる。
しかしもっと楽しまなければ。こんな機会は、そうありはしないのだから。
―――マスターのポケモンが増えてから、二人きりの時間は随分と減った。
今日の買い出しに俺と彼女が遣わされたのは、つまりはマスターのお節介なのだ。
今日の夕方から台風が来ることを、俺とマスターだけは知っていたのである。
だから、もっと楽しまなければ。彼女をもっと、悦せなければ。
胸から口を離し、今度は全身を愛撫していく。
乳首に舌をちょんとあてがい、そこから舌を這わせたまま、肌を滑らせるように右の脇へ。
ちゅくちゅくとわざと厭らしい音を立て、脇の湿りを吸い上げる。
そのまま舌を離さず、二つの丘を経由して、今度は反対の脇へ。舌での愛撫に加え、手も足していく。
左の脇を舐めながら、無骨な手でゆっくりと、太股を撫で上げる。
反射で彼女は足を閉じ、俺の手を挟んでしまう。
このままでは動かせないが、あえてそのままで指を蠢かせてみた。
程良く引き締まった太股に、太い指が浅く食い込む。
親指だけを伸ばし、わざとあそこにかすらせてみる。
予想通り、ビクン、と今までで一番の反応を見せ、同時に股を閉める力が緩んだ。
その瞬間を見計らい、間髪入れずもう片方の手を股に差し入れ、両手で強引に割り開く。
ばっくりと開かれた足の間、しとどに濡れた秘唇が涙を流し切なげに求めていた。
「…………っやぁ……」
彼女は顔を真っ赤にして、両手で覆ってしまう。
しかし彼女の小さな手指では顔を隠しきれず、まん丸の瞳がしっかりと覗いていた。
その色は、大きな羞恥と、少しの怯えと、……少なからぬ、期待を含んでいて。
その醜態を、ニヤリと口角を上げ嘲うと、彼女はハッとして目を逸らした。
今さらの反応に少し吹き出しそうになるが、彼女の期待に応えてやることにした。
太股を押さえていた両手をそろりそろりと中心に近づけていき、親指で端を捕らえ、一気に広げる。
十分に濡れていたそこは、にち、と粘着質な音を立て、桃色のヒダを見せる。
ひくひくと蠢くソレに、俺は挨拶代わりについばむようなキスを施し、すぐにむしゃぶりついた。
「っ、はぁ……ぁぁあ、…………ん……!」
ピカチュウの感度が激しくなる。
後から後から溢れ出る愛液を全て飲み尽くそうと、じゅるじゅるとはしたなく飲み干していく。
俺もここまで来るとそろそろ我慢の限界だ。
性急に終わらせようと、舌を伸ばしいきなり中へ突き込んだ。
濡れそぼったソコはほとんど抵抗なく舌を受け入れた。
「ふあ!? ひ、ぁぁぁああッ…………!!」
ピカチュウの小さな体では、俺の舌でさえモノを入れられているのと同じ感覚なのだろう。
もはや喘ぎを隠そうともしない。いや、出来ないのか。
すがるようにシーツを握りしめ、襲い来る快感に壊されないよう、必死に耐えている。
だから俺は、それを壊す。
「あぅ! あ、あぁぁぁぁああ!!」
膣の中で舌をぐるぐると何度も回転させながら、少しずつ舌を奥に進ませる。
そうする内に易々と子宮の入口にたどり着き、今度はそこをこじ開けるようにチロチロと舌先で細かく刺激する。
最初は拒むように独特の堅さを残していたが、次第に緩み始め、俺を迎える準備を整えていく。
たまらず舌を抜き取り、一度ピカから離れ、俺はベッドの上に立った。
ギシリとスプリングが悲鳴を上げる。
下半身には、もう辛抱たまらんと、ぶっくり膨れた亀頭から我慢汁をだらだら垂らす俺のモノ。
一歩ピカに近寄り、今からお前にこれが入るんだと見せつけるように仁王立ちする。
彼女はモノを恍惚とした表情で見つめ、力の入らない足で立ち上がり、誘われるように先端にキスをした。
いつもならそのまましてもらうところだが、あいにく今日は我慢の限界を振り切れている。
そのままくわえようとする彼女をやんわりと制止し、俺は彼女の腰を抱え、持ち上げる。
自分の腰のあたりまで持ち上げ、駅弁の体勢にした。
―――ベッドに寝かせて正常位でやろうとすると、俺たちの体格差では互いの顔が見られないのだ。
2人とも顔を見ながらしたい派なので、バックも却下。
そんなわけで俺たちのエッチはもっぱら駅弁や対面座位である。
衝動の赴くまま全力で犯したいが、十二分に濡れているとはいえ俺のモノを遠慮なしに入れてしまったら、
比喩ではなく彼女のあそこは裂けてしまうだろう。
そんなことは俺の望むところではない。
だから今回も、理性をフル動員して、ゆっくり、ゆっくりと……
「……………い、ぃよ」
「……え?」
ピカチュウが柔らかく微笑みながら、俺に両手を伸ばす。
短い腕はどこにも届かないから、俺はとっさに左腕を腰全体を支えるよう大きく回し、
右手で彼女の左手を握った。
「なんて言ったんだ……? ピカチュウ」
パクパクと開いたり閉じたりするだけだった口が、言葉を紡いだ。
「…………こわし、て…………ぃぃ、ょ」
俺の中の何かが、切れた。
握り潰しかねないほどに乱暴に腰を掴み、
あれだけ労っていた彼女をめちゃくちゃにしてやろうと、取り憑かれたように腰を振った。
肉棒がギリギリまで引き抜かれ、また最奥まで突き込まれる。
突き入れる度に、子宮口を強引に突破しているのが分かる。
彼女の体長の半分はあろうかという、長大な肉が体を貫いているのだ。彼女の負担は計り知れないだろう。
それでも俺は止まれなかった。
彼女も悲鳴とも嬌声ともつかない叫び声を上げ、俺の抑えきれない想いを小さな体で一生懸命に受け止めていた。
何度、彼女の名を呼び叫んだか知れない。どれだけの間つながっていたかも分からない。
ただただ互いに、貪欲に相手を求め合った。
ずっとずっとこうしていたい。
彼女の乱れる様を、涙を流しながら自分の名を呼ぶ様を、ずっとずっと見ていたい。
それでも、終わりは必ず来る。
「ピカチュウ、ピカチュウ……! な、なかに、中に……出すぞ……ッ!」
「うん……! だして……私のっ……なかに、バンギラス、のっ、あついのいっぱいッ……出し、てぇ……!」
「……お、…ぁああああああああッッ!!」
「はぁ、ぁ、ふあぁぁぁぁぁッ…………!!」
ドクドク、ドクドクと。
叩きつけるように勢い良く放たれた大量の精液が、彼女の中を満たしていく。
子宮口はとっくに緩み切り、子種を残らず受け止めていた。
柔らかな子宮が尋常ではない量に合わせ膨張していくが、それでも間に合わず、精液は卵管にまで進入していく。
限界まで膨れ上がった亀頭と竿が栓となり、ただの一滴も俺たちの愛を外に逃がさない。
やっと射精の勢いが収まり始めた頃には、ピカチュウの腹は傍目にも分かるほどぽっこりと膨れていた。
俺たちは荒い息を吐き合い、意識がはっきりし始めてからも繋がりを解かなかった。
そのままで、改めて愛を噛みしめ合う。
「……すごい」
ピカチュウがとても嬉しそうに、自分の膨れた腹を撫でる。それは、まるで。
「赤ちゃんが出来たみたいだね……」
「……ああ」
俺たちの赤ん坊、か。
まだ見ぬガキどもに、少し思いを馳せてみる。
ピチューか、ヨーギラスか。
ヨーギラスなら断然男、ピチューだったら出来れば女の子……あ、でも反抗期とか女の子はキツそうだなぁ。
「パパくさーい」とか言われたら一ヶ月は寝込む自信があるぞ。
……まぁ結局、どっちが生まれてもめちゃめちゃ可愛いんだろうけど。
と、そこまで妄想して、ふと気付く。
「……さっきの、大丈夫だったか? その、手加減なしで……」
「ん? うん、大丈夫。だって、バンギラスを感じられてとっても嬉しかったもの」
……終わった後は素に戻ってしまうのが男の性なわけで。
普段はあんななクセに、面と向かってそんな照れくさいことを言うもんだから、
「……まぁ、おまえM気質だもんな」
目を逸らし、こんなことを言うことしか出来なかった。
そんな俺の胸中を分かってか、ピカチュウはくすくす笑ってるし。……まったく、我ながら情けないぜ。
―――子供が産まれたら、ますますコイツには頭が上がらなくなるのかなぁ。
……いかんな、恋人ヒエラルキーでも遥か下位なのに、
家庭内ヒエラルキーでもそんなんなったらお父さん耐えられません。
……かくなる上は!
「……ん? どうしたの?」
「お母さんみたく、乱暴者にならないよう祈ってます」
「……ア、アンタねぇ……」
「……ん、なにしてんだ?」
「お父さんみたく、デリカシーの無い子にならないよう祈ってます」
「……おま……」
「「……でも」」
「お前みたく」
「アンタみたいに」
『―――――――――』
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
終わり
投下は以上になります。長文失礼致ししました。
……いやー、エロって難しいですね……。
乙かれー。
>>320はあくまでも俺の好みの話だから気にせんといて。
でも、バンギラスとピカチュウとじゃ卵はできないよなあ…グループが違うからwww
子供が出来たってのがただの比喩だったらスマソ
>>329 読んでくれてありがとう。
物語中では比喩のつもりでした。言葉足らずで申し訳ない。
タマゴ問題は……三輪セウスさんが空気読んでくれたらなんとかなる可能性があります。
ラグラージ×男の子って大丈夫?
愛があればゲンガー×パルシェンでも孕むさ
>>331 大丈夫に決まってる。
もし駄目でも俺が許す
>>328 エロ時の描写が精細だな。体格差があるとどんな状況かわからなくなること
があるが、このSSは情景が目に浮かぶような表現力を持ってる。GJ!
>>331 無問題でございます
>>328 難しいといいながらも十分物にしているじゃないですか。
すばらしい体格差カップルだ。
ベッドの上では普段とは違うピカチュウに萌えた。GJ
>>331 大丈夫です。
このスレの伸びは異常
いいぞ、もっとやれ
皆様こんばんはなのです。
新作が出来ましたので投下したいと思います。
注意点として
♀♀の絡みですので苦手な方はNGをお願いします。
また、どうにも読み難いと思いますので、ご了承下さいます様お願い申し上げます
「私には、もう何も存在しないから」
発せられたその言葉に、気持ちと言う物は感じられなかった。
それどころか、瞳にも〔生〕という物が感じられなかった。
小さな街の大きな研究所、そこから逃げ出した雌のエーフィ。
生体実験に利用され、心身共に酷い傷を受けた。
その結果、彼女からは〔心〕と言う物がなくなってしまったのだ。
ポケモンの筈なのに、その姿は丸で機械そのものだった。
「ったく、いつもいつもメンドくせーなぁ!!
だから一人暮らしってのは不便で嫌なんだよ!!」
愚痴りながら道を歩いていくのは、雌のリザードンだ。
雌なのにも関わらず雄のように振る舞い、態度が悪く口も悪い。
尚且つ、手も早いと言う野蛮の文字が似合う女性であった。
何かあればすぐにガンを飛ばし、何かあればすぐに言い争いをする。
少しは女性らしさ、と言う物を学んで欲しいものである。
今日もまた、ぶつぶつと文句を言いながら歩いていた。
見る限りいつも以上に、不機嫌そうだ。
そして、唐突に視界に入ってきたものに反応を示す。
「ん、何だ、あいつ?
なんか変だな、大丈夫なのか・・・?」
目の前を行くのは、心を失くした雌のエーフィであった。
もちろん、リザードンには心を失くした事など知る余地もなかった。
不安になり、おもむろに声を掛けてみる。
「おい、お前、大丈夫か?
なんつか、生きているっていう感じがしないぜ?」
声を掛けられ、キョロキョロしリザードンに気づくと首を傾げ。
「私・・・ですか?」
「お前以外に他に誰が居るってんだよ」
他に人がいないのだから、当然と言えば当然だろう。
しかし、エーフィはそんな事にすら動じず。
「おかしな事を言う人です、用事がないのなら私に話し掛けないで下さい、迷惑です
私には、やる事があるので失礼します」
折角心配してやったのにその態度は何だ、っという表情でリザードンは切れた。
「テメェ、人が心配してやってんのにその言い草は何だ!!
バカにしてやがるのか?!」
特段、怯える様子も、困った様子もなく冷静な面持ちで切り返してくる。
「貴方が私の邪魔をするからです
それに、心配してくれと頼んだ覚えはありません」
言いたい事だけ言うと、そそくさと姿を消してしまった。
「ちっ、胸糞悪ぃ」
舌打ちをし再度、家を目指して歩き始めるのであった。
あの出来事から一晩が明け、リザードンの機嫌も直った・・・・訳でもなかった。
どうしても、昨日のエーフィの事が気になるのか、イライラとしている。
「だぁっー!何なんだよあいつはよっ!!
私にはやる事があるので失礼しますっじゃねーっつーの!!
澄ました顔して言いやがってよ!!」
普段は、一晩立つと機嫌が直っているのに、珍しく根に持っている様子であった。
この分では、次に出会ったら殴り掛かりそうな勢いだ。
けれども、一つだけ引っかかっている事があった。
それは、あのエーフィには〔生〕と言う物が感じられなかった事である。
発した言葉にも気持ちを感じる事ができなかった。
例えるならそう、機械のようであると感じていた。
「あれこれ考えてても仕方ねーな、気は進まねーけど、もう一回会ってみっか」
決意し、起き上がると家を出、当てもなくエーフィを探す事にした。
「私に関わらないで下さい、迷惑です」
エーフィは相手を突き放す様に言い放つと立ち去ろうとした。
が、そうはさせまいと、柄の悪い雄のデルビルとヘルガーは、エーフィを挟む様にして立ち塞がった。
「舐めてんじゃねぇぞゴルァ!!」
前に立ち塞がったヘルガーが品もなく叫ぶ。
それに続くかのように背後のデルビルが叫んだ。
「ククク、俺たちを甘く見ていると酷い目にあうぜ、お嬢さん」
含み笑いをし、エーフィをバカにすると、一斉に飛び掛った。
その刹那、エーフィの額の宝石が、眩しいくらいに光を解き放つと、悲鳴を上げるまもなく、一瞬にしてデルビルとヘルガーの姿が消えてしまった。
「あ?、今の光はなんだ?」
光に気づいたリザードンは、その方向へと羽ばたき、飛んでいった。
「やっと見つけたぜ、探してたんだぞ」
眩い光を放った辺りへ着くと、エーフィの前へと降り立った。
相変わらずの澄ました顔に、苛立ちを隠せないが何とかイライラを抑え、顔が見える様に向かい合わせになった。
やはりエーフィは動じず、表情を変えず口を開く。
「また、貴方ですか
私に関わるのは止めて下さいと、きちんとお伝えしたと思います
用事がないのでしたら私の前から消えて下さい」
昨日と同じ事を言われるが、此処でキレては話が聞けないと分っているのか、何とか堪え無理に笑顔を作ってみせる。
「ったく、相変わらずな奴だな
つっても、出会ったのは昨日だけどな
今日はテメェに聞きたい事があって来たんだよ」
エーフィは目を閉じると、自分に何が聞きたいのか心を読み取った。
内容が分かると、目を開けリザードンを見据え。
「その問いに関してはお答えでき兼ねます」
まだ何も言っていないのに、何故と言った表情で、そんな事を言われ、目を丸くしているとエーフィが言葉を続けた。
「失礼かとは思いましたが、心を読み取らせて頂きました
そういう訳ですのでお引取りを」
「おいおい、ちょっと待てよ、まだ終わりじゃねーっつの!!
大体勝手に人の心なんて読んでんじゃねぇよ、悪趣味な奴だな」
若干キレ気味に言うが、相変わらずの反応で、リザードンをじっと見つめている。
相手の考えている事が分からない以上、リザードンも迂闊に考えることができず、戸惑っているとエーフィが立ち去ろうとした。
「だから待てっつってんだろうが!!!
何でテメェはまともに人の話を聞こうとしねぇんだ!!」
遂にキレて、喧嘩腰に言ってしまった。
やばいと思ったときには、もう遅かったがエーフィは気にした様子もなく言い返してきた。
「用事もないのに引き止められては、迷惑ですし、時間の無駄です」
あっさりと言われてしまい、如何していいか分からず、無意識の内にエーフィを抱え飛び立っていた。
もちろんエーフィは抵抗したが、空の上ではどうする事もできず、大人しくリザードンの家へと連れて行かれた。
「こんな所に連れ込んで私をどうする気ですか?」
誘拐まがいに連れて来られたというのに、サラリとそんな事を言ってのける。
リザードンとて、好きでこんな無愛想な奴を、家に連れてくるはずもなく自分がどうしたいのかをポツリ、ポツリと、説明し始めた。
「昨日テメェに話しかけた時に違和感がしてな、そんで気になって探してたんだよ
話だけでも聞けないかと思ってよっ
けど、いざ見つけたら見つけたでテメェは人の心を読みやがるしよ
いい趣味してるぜ、全く」
ある程度話し終えると、次はエーフィの番だと目で促した。
しかし、話す事はないと言った風に目を閉じ、リザードンを困らせた。
「テメェ、そんなんで楽しいか?
無愛想な上に関わるなとか言ってよっ
俺だったらそんなのつまんねぇって思うぜ?」
言われた事に対し、エーフィはリザードンにとって理解不能な発言をした。
恐らく、こんな事を言っても、誰も理解してはくれないだろう。
無理に理解して欲しいとも思っていない。
「私に感情等ありません
喜怒哀楽、その要素は、私にとって必要のないものだから
私の考えている事が、理解できるのは私だけ
周りにいる人達に理解してもらう気などありません」
意味が分からずリザードンは溜息をついた。
「はぁ、感情がないってそんなわけがあるわけねぇだろ
笑えねぇ冗談はやめてくれ
ん?あれ、待てよ、どっかの研究所ではポケモンの生体実験をしてその結果、心を失くすポケモンが居るって聞くが・・・・
もしかして、お前がそうなのか・・・?」
問うがエーフィは何の反応もせず、ただひたすらリザードンを見つめているだけだった。
やはり、その瞳の奥には光と言う物が感じられなかった。
エーフィは関わるなと言っている、しかしリザードンは、何とか助けたいと思っているようだ。
相手にとっては、迷惑な事かもしれないが、出来うる限りの事はしようと考えた。
「わかった、どうせ住む所もないんだろうし、今日から此処で俺と暮らそうぜ
お前の失った感情とやらを俺が取り戻してやる」
「・・・・分かりました、住処だけでも得ることが出来るのなら、貴方の話に乗ります」
こうして、リザードンとエーフィの共同生活が始まったのであった。
相変わらず無愛想な奴、そう思うものの決して口には出さなかった。
が、エーフィの前では無意味であった。
「私が無愛想なのは感情が存在しないせいです
不快に思われたのなら謝ります」
悪い事等していないのに、謝ると言ってきているエーフィに対し、リザードンは困ってしまった。
「いや、その、悪ぃ、悪気はねぇんだ
気に障ったなら謝る、すまねぇ」
罰が悪そうにリザードンが頭を下げる。
対しエーフィは、依然として変わらぬ表情で首を傾げた。
「何故貴方が謝罪するのか、私には理解できません」
やりにくい相手だ、しかし途中で投げ捨てる訳にも行かず、如何にかしなくてはと考えた。
考えている間は、心を読まれぬよう、別の部屋で頭を使うことにした。
そして、ある考えが脳裏によぎった。
決行は夜、エーフィがお風呂に入る前に寝室で・・・・。
何とか、誘い出す方法を考えなくてはならず、そのままゴロゴロしていると、ウトウトとし始めそのまま眠ってしまった。
目を覚ましたのは夜、エーフィはまだお風呂に入っていないようだった。
と言うより自分のすぐ横にエーフィが居たのだ。
「うわっ!?テメェ、何でこんな所にいるんだよ!!
居るなら居るって言えよ!!」
咄嗟の事に驚き思わず声を上げてしまう。
だが、都合が良い、これで誘わなくてもよくなったと言うものだ。
リザードンは、不適に小さく笑みを浮かべると、行動に移した。
「おい、エーフィ、今から俺と良い事しようぜ!
きっとお前も喜ぶ筈だからよっ!!」
その言葉に反応し、エーフィはリザードンの方へと振り向いた。
恐らくエーフィにとって、良い事というのはどうでもいい事だろう。
だが、内心興味があった為に、抵抗する素振りは見せなかった
「へへっ、エーフィはそこに横になってくれてればいいぜ
後は俺がリードするからよ」
言われるがまま仰向けになると、リザードンの指がエーフィの秘部を捉えていた。
突如そんなとこを触れられ、体がピクリっと動いたが、それ以外の反応は特に見られなかった。
「何をするのですか?」
リザードンの行動を不審に思い、問いを投げかける。
すると、にやつきながら指を秘部へと這わせていき、返事は聞けなかった。
不思議な感覚に襲われていく。
この感覚は何だろう、その思考と共にエーフィの秘部からは蜜が出始めていた。
「へぇ〜、やっぱお前も雌なんだな
こりゃ期待できそうだぜ」
グチュグチュと秘部の辺りから音が響き、エーフィは体を弓なりに反らしていた。
不思議な感覚から逃れる事は出来ず、リザードンのされるがままとなっていた。
「ハァ・・・ハァ・・不思議な感じがします・・・・・ふぁ・・」
行為に堪え切れず甘い声が漏れる。
漏れる声を聞き、リザードンはホッとしたのか、エーフィの内部へと指を突き入れた。
ヌプッ、ヌチャ、ヌチャ
指の出し入れをする度に、エーフィの口の端からは、喘ぎが漏れ聞こえる
「んふぁ、やん・・・あぅん・・・・・ひゃん・・ぁん・・・・」
もっと反応を楽しみたいのか、指を抜くと秘部に顔を近づけ、ペロッと一舐めした。
舐められた感覚が新鮮に感じたのか、さっきとは違う反応が現れる。
「リザー・・・ドン・・やめ・・・やめてくだ・・さい・・この、不思議な感じは・・なんですか・・・・・」
感じている、心を失ったはずのエーフィが。
もしかしたら心を取り戻せるかも知れない。
そう考えたリザードンは、自分の秘部にも手を伸ばし、指をあてがう。
エーフィにしている行為に興奮したのか、自身の秘部も少しだが濡れてきていた。
「んぁ・・・エーフィ・・・・それは、気持ちいいって・・・・ことだよ・・・ふぁぁ・・あっ、んくぅ・・・・気持ちいいよぉ・・・」
雄のような振る舞いをしていたリザードンであったが、しっかりと女性らしい場面が現れた。
感じるところはしっかりと感じ、喘いでいるのだ。
こんな事ならば、早くヤっていれば良かった、と思ったリザードンであったが今はそんな事はどうでも良くなっていた。
「あぁ・・・リザードン・・・・・もっと、もっとしてぇ・・」
溢れる声に応えるかのように、舌を激しく動かし、突起物を重点的に舐めていた。
新たな刺激にエーフィの体は跳ね上がり、蜜が溢れ、リザードンの顔が濡れていく。
「ひゃっ、な、なに・・・すごい・・・・すごいよぉぉ・・・・ふあぁ・・・なんかきてるよぉ・・ぁっ・・・いやぁ・・・どうすれば・・・・あぁぁぁ・・っ!!」
突起を攻められ、絶頂を迎える事となった。
秘部からはプシャァァァっと愛液が噴き出し、グッタリとなった。
噴き出した愛液はリザードンの顔に大量に付着し、テラテラと月の光に照らされ光沢を放っていた。
「エーフィ、今度は私はイかせてよぉ・・・自分だけ気持ちよくなってずるいよぉ」
乱暴な言葉遣いだったリザードンからは、嘘のような声が聞こえてきた。
いつの間にかエーフィは、リザードンの秘部に舌を這わせ、ピチャピチャと子犬が水を飲む時の様な、音を立てながら舐めていた。
淫乱とはこういう事を言うのだろうか。
エーフィの頭の中にはそんな言葉が浮かんでいた。
「ひぁ・・いいよ・・・すっごく・・・・もっと、激しくしてよぉ・・・・・・早くイきたいのよぉ・・・・うぁん・・・・あぁぁん・・・イクぅ・・・イっちゃうよぉ・・」
指で弄っていた分もあってか、リザードンは情けない声を上げると絶頂を迎えた。
溜まっていたからか、エーフィ以上に愛液がプシャァァァァっと噴出した。
「リザードン、この不思議な感じが、気持ち良いという事だと言っていましたけど、私の心を取り戻すのに必要だったのですか・・・?
未だに理解が出来ません」
無駄だったのかもしれない、けれど少なからずエーフィには、心を取り戻せる可能性があったのは事実だ。
「もっと長い時間俺と生活をすれば、いつか戻ってくるかも知れないぜ
今日のはその一歩って事にしとけよ」
さっきまでの弱弱しいリザードンとは違い、いつもの乱暴な口調へと戻っていた。
しばらく一緒に暮らせばエーフィは元通りになるかもしれない。
それは、小さな、小さな可能性だった。
「さって、だいぶ濡れちまったし、風呂にでも入ろうぜ、丁度沸いてるしよ
お前も疲れたろ?
風呂に入ってさっさと寝ようぜ」
エーフィもそれに同意し無言で頷いた。
その後、入浴を済ませると、食事をせずに深い、深い眠りへと落ちていくのであった。
エーフィと言う同居人と新たな生活を送るのは一苦労かも知れない。
けれど、心を取り戻すまで、何があっても守り抜くと決めた。
共に泣き、共に笑い、共に怒り、共に喜びを感じあえるように・・・・。
以上で投下終了です。
組み合わせはリザードン♀×エーフィ♀です。
先に述べる事だったのに書き忘れてしまい誠に申し訳御座いませんでした。
おっつーでしゅ。
余り二匹の口調を激しく変化させない方がよろしいかと
でもGJ
348 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 00:53:32 ID:on5fYxH7
ザングース♂×ルカリオ♂が見たいです。。。
ヒコザルの人のリオルが進化すればありえるんじゃね?
>>348 分かったからsageろ
そして、それは神に願うか自分で書くかだな
>>274 大きいは正義
心情が伝わってきて素敵です
やたらと批判したい奴がいるようですが気にせずに
次も楽しみに待ってます
批判される職人とされない職人の作品を読み比べれば
批判される共通点が面白いほどに分かるもんだ。
ここの住人ってけっこうシビアだよね
>>274 エロ無しでもいいからこの家族のその後が読みたくなってしまったがそれじゃスレ違いかw
貴方の作品は心理描写が丁寧で大好きです、応援してます
昨夜投稿したものの他にもう一作品出来ていたのですが睡魔に勝てずorz
この作品をラストとして投下したいと思います。
注意点
自慰描写があるので苦手な方はNGをお願いします。
周りの人からの視線がすごく痛いのは何故だろう?
周りの人が口々に悪口を言うのは何故だろう?
如何してそんな目で僕を見るの・・・?
彼は・・・ラグラージは、町に来る度に感じる視線に戸惑いを感じながらも、早くお使いを済まそうとだけ、考えていた。
周りの人からは[ラグラージ]と言うだけでキモイ、姿を見せるな、近寄るな等と言われてしまう。
特段、悪い事をしているわけでもなく、それどころか皆の助けになろうと必死に考えて行動をする、所謂善良なラグラージだった。
一月前にも、川に溺れていた子を助けたし、万引きした人を捕まえた。
それでもやっぱり風当たりは悪い。
お礼を言われるどころか「うちの子に触らないで!」とか
「お前が万引きの犯人なんじゃないのか!!」とか、あれこれ言われたい放題だった。
けれども、気弱なラグラージに反論できるはずもなく、ただただ、我慢をするしかなかった。
「ただいまぁ〜、って言っても誰もいる分けないよね
一人で暮らしてるんだし・・・・」
お使いを済ませたラグラージは帰宅し、がっくりと肩を落とした。
待っていてくれる相手もいないし、こんなに辛いのなら、いっそ死んでしまおうかとも思った。
そんなことを考えていた時、部屋の奥からラグラージを出迎える声が聞こえ姿を現した・。
「おかえりなさい、大丈夫でした?
貴方の事、嫌っている人が多いみたいだけれど・・・」
思わぬ反応に少々怯えたが、姿を見た途端にそれは何処かへと、吹き飛んでしまっていた。
自分が今、目の前にしているのは、生きてきた中で一番と言える程、可愛らしく、煌びやかで、美しいキュウコンであった。
何故、その様な子が自分の家に居るのかが分からず、呆然と見惚れているとキュウコンは言葉を続けた。
「お久しぶりです、私の事、覚えていますか・・・?
以前、よく一緒に遊んでいただいた事があるのですが」
問われ、ようやく我に返るとしばし考え・・・・
「え、あぁっ、・・・以前住んでいた所のお隣に住んでいたロコンちゃん!?
本当の本当にロコンちゃん!?」
自分とは違い、美しく、可愛くなっていた姿にすぐには分からず、繰り返すように聞き返していた。
大人っぽく、清楚な姿は昔のやんちゃなイメージとは掛け離れ、色気を醸し出していた。
「思い出して頂けたようで、とっても嬉しいです」
にっこりと微笑むと、奥へと入るように促した。
リビングに入り、彼女はラグラージを座らせると、ゆっくりと擦り寄ってきた。
「あっ、え、えっと、その、げ、元気だった・・・?」
モジモジとしながらも、何とか言葉を発するとやはり笑顔で、返事が返ってきた。
「はい、ラグラージも元気そうで何よりです
けれど、今の貴方は何かこう、怯えている感じです・・・」
何とか紡いだ言葉すら、彼女には嘘だとバレてしまう。
エスパーでも何でもないのに、ラグラージの事は全て分かっていると言わんばかりに。
それでも、弱さを見せまいとして強がって見せてしまう。
「そ、そんな事ないよ、ほら、この通り僕は怯えてなんかいないよ
それより、昔と比べたら失礼かもしれないけど、すごく綺麗になったよね、ぼ、僕なんかとは大違いだよ」
うんうん、と自分で言い聞かせるように彼女の事を褒める。
その反面、キュウコンは寂しそうな顔で、ラグラージの事を見つめてくる。
見つめられ如何して良いか分からずに、オロオロとしていると、キュウコンの顔には再び笑顔が戻ってくる。
「ふふ、昔と変わりないようでよかった
昔の貴方も、よく何かあると強がって見せていたよね」
子供のだった時のことを言われ、少々顔を赤らめてしまう。
そして、ふとこんな事を考えてしまう自分が居た。
今でも彼女は僕の話を聞いてくれるだろうか?
今でも彼女は僕の事を見てくれるだろうか?
今はこうして普通に接してくれているけれど、周りの人の様に本当は嫌われているのではないか。
「ね、ねぇ、君はさ、僕の事・・嫌い・・・・じゃないの?
周りの人は、僕の事を嫌っているみたいだし・・」
不安になりそんなことを口走り、キュウコンを困らせてしまった。
自分は何を言っているんだ・・・・・
優しく接してくれているのに、とんでもない事を聞いてしまった、とラグラージの胸の中は後悔の念でいっぱいになっていた。
困り顔でも口を開くキュウコンは、やはり大人びていた。
「嫌っていると思う?避けていると思う?
私はそんな事、絶対にしないよ、だってそんな事をしたって何の意味もないもの
他人を傷つけて、悲しませて、後悔するのはその人自身なんだよ。
いつか、他人に傷つけられ、悲しまされて、それでようやく気づくの・・・
私は私だし、貴方は貴方なんだよ、周りの事なんて気にしたら駄目だよ?
もっと自分に自身を、誇りを持って、勇気を出して、そうして自分を好きにならなくっちゃ駄目なんだよ。
そうすれば、周りの人もみんな貴方の事を好きになるよ、ねっ?
ねぇ、ラグラージ、貴方は知っている?
勇気は夢を叶える魔法なんだよ
だから、私の勇気を貴方に分けてあげる」
諭すように、されど優しく言われ、ラグラージはキュウコンに抱きついていた。
温もりを感じるように、自分は何て愚かだったのだろうと、近くにこんなにいい人がいた事にさえ気づきもしないで、勝手に卑屈になって。
そんなラグラージの瞳には悔しさと、己の惨めさからか、涙がこみ上げてきていた。
そっと抱きしめるキュウコンは泣いた赤子をあやすかの様に優しく、優しく背中を摩ってやった。
「勇気は夢を叶える魔法・・・・
キュウコン、ありがとう。
僕、頑張ってみるよ
すぐには無理かも知れないけれど、少しずつ焦らずに。
だから、だから、もう少しこのままで居させて欲しいな」
「うん、私も手伝うよ
貴方の力になりたいから」
甘えん坊な姿を見て、キュウコンの心は徐々にラグラージの虜となっていった。
「ん、あれ、いつの間にか寝ちゃったみたいだ」
目を覚ますと、そこに彼女の姿はなく、薄い布団が掛けられていた。
辺りをキョロキョロと見渡しても、影らしき物も見当たらず、何処に行ってしまったのかと不安になっていた。
そこへ、家の一室から漏れ聞こえる甘ったるいような声が響いてきた。
「んっ、あっ、ふぁ・・ラグ・・・ラージ・・良いよ・・・もっと、激しく・・・」
気になり、その部屋をこっそりと覗いてみるとそこには、淫らな姿をし自慰行為に没頭するキュウコンが、自分の名前を呼び喘いでいた。
手は秘部へと宛てられ、大量の蜜が溢れ出ていた。
あまりの気持ちよさから、キュウコンは自身の手を秘部の内部に入れて感じているのだ。
「ぁぁん、もっと、奥にきてぇ・・・優しく・・ハァ・・・・・・ハァ・・・ひゃん・・・・そんなに激しいと・・・イっちゃうよぉぉぉ・・・」
手の動きを早め、挿入されているのを妄想し、絶頂を迎えようとしていた。
無論、覗いていたラグラージの股間のスリットからは、先走り液を垂らしながらペニスが姿を現していた。
女性のこの様な姿を見たことがなく、自身も興奮をし始め、無意識のうちに自身のペニスへと手が伸び上下に動かしていた。
グチュ、ヌチュ
卑猥な音と共に、ラグラージの手の動きは激しくなり、先走り液の量がどんどんと増えて言った。
「うぅ・・・す、すごいや、んく・・ハァ・・ハァ・・・なん・・・だろう、この気持ち・・くぁ・・ぁっ、んふ・・キュウコン・・・・好き・・だっ・・」
自慰をしているキュウコンを眺めつつ、自らも快楽へと浸っていく。
「ラグ・・・・ラージ・・・ひぁん・・・・・ら・・めぇ・・・・ひゃぁ・・・あぁぁ・・・イく、わたし・・・・イっチャうよぉぉ・・・ラグラージぃ・・!!」
絶頂を迎え声が大きくなり、身を震わせ、体を強張らせるとキュウコンの秘部からは、大量の蜜が噴き出した。
プシャァァァ!!
それに吊られるかのように、ラグラージも限界が近かった。
「キュウコン、キュウコン・・・・うぁぁ・・・うっく、ふぁ・・もう・・・・・我慢できない・・・で、出るぅぅっ!!」
ペニスを脈打たせ、勢いよく自分の欲を吐き出した。
ドビュッ、ビュルル、ドクドクン!!
その精は自分の手とお腹を汚していった。
ラグラージ自身も、イク直前に声が大きくなり、キュウコンにバレてしまった。
「あっ、ラグラージ・・・もしかして・・・・見て・・た?」
見つかって如何して良いか分からず、荒い息の中、無言で頷くしかなかった。
自分自身も、キュウコンの姿を見て自慰をしていたのだから、幻滅されてしまったかもしれない。
そんな不安をよそに、彼女をラグラージを招き入れた。
「ラグラージ・・・こんな私、嫌いだよね・・・嫌だよね、みっともないよね・・でも、私は貴方が好きで仕方がないの・・・ごめんなさい」
ラグラージにとっては、彼女の自慰行為なんて些細な事だった。
うな垂れ、謝ってくるキュウコンに対し、優しく言葉を掛けることしか出来なかった。
こんなに自分の事を、好いてくれている相手が近くに居た事自体が、嬉しくてたまらなかったのだ。
「嫌いになんかならないよ、嫌にもならない、だって僕も同じ事をしてしまったし・・・
それに僕の事を、そんなに想ってくれていたなんて思ってなかったから、すごく嬉しいよ」
顔に少量の精液を付着させ、不器用に笑って見せた。
その笑顔にキュウコンは心打たれ、遂に言ってしまった。
「だったら・・・ラグラージのそのおちんちんで、私を狂わせて欲しいの・・・お願い」
言葉に答え、ゆっくりと近づき、そっとキュウコンに口付けをする。
舌を進入させ、中を味わうかのように彼女の口の中を愛撫し、堪能していく。
「んはぁ・・ぅぅん、はぁん・・・・・」
口付けをやめるとそこには、銀の橋が出来上がり二人を繋げていた。
それはすぐにでもプツリと切れなくなってしまっていた。
二人は見つめ合い、お互いの愛を確かめるかのよう69の形に寝転んだ。
ラグラージのペニスは、キュウコンの顔の前で嫌らしくテラテラと先走り液で光沢を放っており、キュウコンの秘部はラグラージの顔の前でヒクヒクと動いていた。
「いい・・・?始めるよ」
「うん、やさしく・・・・ね?」
発せられた言葉を合図に、お互いの股間を愛撫し始める。
ピチャ、ヌチャ、ヌチュ、ヌチュっと
お互いの湿った所から音が響き渡る。
「んぅ、んふ・・ぁん・・・・ひゃん・・」
時折漏れ出るキュウコンの喘ぎ声。
それに呼応するかのように、ラグラージの声も漏れる。
「・・・ふぁ、ん・・・・くっ、すご・・・く、い・・・いよ・・・」
ラグラージの舌がキュウコンの秘部を、キュウコンの舌がラグラージのペニスを、同時に刺激し二人はすぐに絶頂を迎えてしまった。
「ラグラージ・・・わたし、もう・・・・はぁん・・・ぅん・・・・・あぁぁぁ・・」
「ぼくも・・・・出そうだよ、口に出しても・・・いいかな、うっく・・・」
キュウコンの秘部からは愛液が溢れラグラージの顔へと大量に掛かる。
そして、ラグラージのペニスからも、白い液体が勢いよくドクドクと飛び出キュウコンの口の中へと注がれていった。
『・・・・ハァ・・・・ハァ・・』
二人は同時に口を離し、息を整える。
激しい行為に、ラグラージは満足そうな顔をしていたが、キュウコンの方はまだまだと言わんばかりに不服そうな顔をしていた。
「ねぇ、私と一つになろう・・・?」
半ば驚いた表情でキュウコンを見つめ、頷いた。
キュウコンは四つん這いになり、それに対して、背後から覆い被さる様ににラグラージが重なった。
準備は既に出来ていた為、すぐにでも行為が出来る状態だった。
「それじゃあ、挿れるよ・・・くっ!!」
先端を秘部に押し当て、内部へと侵入させていく。
ゆっくりと、けれど少しずつ、キュウコンの秘部はラグラージのペニスを飲み込んでいった。
「あう・・・ぅぅん・・・あ、あぁぁぁん」
一際大きくキュウコンが声を上げると、ペニスはすんなりと奥まで入っていった。
それを確認するように、前後に軽く腰を振り感度を確かめる。
「動いても、大丈夫そうだね、いくよ・・・・」
言うとラグラージは腰をパンパンと打ち付けていき、中を堪能した。
出したり、抜いたり、その繰り返しをしているだけでとてつもない快感だった。
腰を打ち付ける度に、聞こえるグチョグチョという卑猥な音ですらも嫌らしかった。
「いい・・・いいよ、ラグラージ・・・ぁぁん、ひゃん・・・・・あっ、あっ・・・・んふぅ・・・らめぇ・・・・」
快楽に呂律が回らなくなってきており、まともに考えたりする事も出来なくなっていた。
それでも、ラグラージは激しく腰を打ち付け、快楽を得ていた。
次第に射精間が高まり、我慢が出来なくなってくると、キュウコンに途切れ途切れながらもどうすれば良いかを問う。
「ね、ねっ、キュウ・・・・コン・・僕、そろそろ・・・・っく、出そう・・なんだけど・・・・このまま、中に出しても・・・・ハァ・・ハァ・・・・いいのかな・・?」
答えられるはずもなく、返事を待つより早くペニスを突き上げると、内部に思い切りビュル、ビュルルっと射精をした。
「ラグラージのが来てるぅぅ・・・・私の中に・・・いっぱい、いっぱい・・・ラグラージの熱いのがぁぁ・・・」
中出しをされ、キュウコンが喘ぐ。
今まで出た以上に量が多いらしく、キュウコンのお腹を妊婦のように、ぽっこりと膨らませていた。
ゆっくりとペニスを抜くと、そこからは流し入れた精液がドロリと垂れ出てきた。
快楽に溺れ、我慢を出来なくなったキュウコンも絶頂を迎え、愛液を溢れ出させていた、
大量に流し込まれた精液と共に。
「これで、僕達・・・一つになれたんだね・・・・夢見たいだよ」
あまりの激しさ故にキュウコンは、呼吸をするのが精一杯のようで、頷く事しかできなかった。
「僕、疲れちゃった
キュウコンは・・・・聞くまでもないみたいだね」
その後、ラグラージはキュウコンを抱えてお風呂に入り、お互いの体に付着した体液を洗い流した。
太陽がさんさんと輝くある晴れた日、ラグラージはキュウコンと共に町を歩いていた。
相変わらず周りの人からの視線は痛いが、胸をはり、それでいて堂々と。
キュウコンの力添えもあり、徐々に近隣の人々と信頼を深めていった。
子供達からはヒーロー扱いされる程までに・・・・
勇 気 は 夢 を 叶 え る 魔 法
勇気は、僕に夢をくれたんだろうか?
僕は、みんなに勇気分け与えていけるだろうか?
不安はたくさんあるけれど、キュウコンと二人ならどんな困難も乗り越えて行ける様な気がする。
あながち嘘ではないのかも知れないと思うラグラージであった。
朝から失礼致しました。
って夕べと同じミスしちゃったorz
カプはラグラージ♂×キュウコン♀です;
先に述べる事なのにたびたび申し訳ないです・・・・。
また、この作品をラストの投稿と致しますので次の作品を執筆いたしません。
どうにも私が投稿すると白ける感が否めないので・・・orz
それでは、短い間では御座いましたが私目の書いたような駄作を読んで頂き有難う御座いました。
失礼致します
勇気は夢を叶える魔法の元ネタ分かるから困るw
TOSRww
>>363 何で止めるんだよ…
すげぇ良い話書いてるじゃないか。
ガブリアスから全部楽しみに読んでたんだ、俺一人でも盛り上げる。
だから頼む、止めないでくれ…。
>>363 えっ…何で何で?どうしてどうして?
意味が分からないよ意味が
豚の人か
戊とか丙とかよめねえよって人か
370 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 00:08:30 ID:GHe0ERAU
>>363 何故やめるんだ、あんたは感動でき、エロい作品をずっと作ってきたじゃないか。
何故・・・
えっ、あの、その、なんかエライ事になってるorz
こういうの見たらやめるにやめられない・・・;
でも、私目なんかの駄作を楽しみにしていて下さる方々がいらっしゃるようで純粋に嬉しいです。
こういうのって構って欲しいからとかって思われると思いますけど、楽しみにして下さる方がいらっしゃるみたいなのでもう少し頑張ってみることにしますです。
こういう記事も含め、他の方々に多大なご迷惑をお掛けするかと思いますが、再度宜しくお願いしますです。
何浮かれてるんだよ
某スレに本音が書かれていますよ。
三点リーダーの間違った使い方とか;とか(汗)とか目に余る
浮かれてなどいないです。
そういう方もいるのですね。
やはり、大人しく引き下がることに致します。
たびたびお騒がせして申し訳ありませんでした。
この記事をラストに失礼致します。
浮かれても全然おk
むしろ他人の投稿批判する奴は荒らし確定だからスルーすれば問題ない
んで結局どうしたら良いんこの人
荒らし紛いつーか荒らしと同義なクソガキはスルー&放置するべし。
俺は貴方のSSを待ってるぜ。
>>376 スルースキルを身につければいいと思うよ
何も間違ったことしてないんだし
よし、まずは俺達が
>>374の書き込みをスルーすることから始めようか
某スレってどこだ?
いちいち反応しなくてもいいのに
作品は良いのに誘い受けみたいな語りが気に入らん
>>375 批判=荒らしはいくらなんでもおかしいだろ
>>380 ハッタリだろ
>>363 マジGJ
何つか応援してる人いっぱい居るんだし、別に卑屈にならないで続けて欲しいな
決めるのは自分自身だけど、変な発言をまともに捉えてやめる様なら勿体無い!
某スレは愚痴スレだよ。
正直、批判されるからと逃げるんならそれまでの職人なんだな、と。
批判されてもめげずにそれを参考に腕を磨いて
俺を含めた読み手をギャフンと言わせる良作を作ってもらいたいんだよ。
批判批評を聞きたくない、でもGJマンセーは聞きたいと思うんなら2に投下するのは間違っている。
まあまずは小説の書き方をどーにかしてもらいたいんだけど。
>>380 某吐き出し用のスレのことじゃね
作品はよくてもgdgdあとがき書かれるのはなあ
全レスも2ちゃんでは嫌われる行為だからなあ
投下する作品はいいんだからしばらくROMって空気学べって感じだな
何と…恐ろしく我が儘だな…
それで正論言ってるつもりなの?
そんな大口叩くなら自分で小説書いて投稿すれば?w
そもそも何の対価も無しに進んで投稿してくれる人に向かって、勉強しろだとか無理なら投稿するなだとか空気嫁だとか、何考えてるんだろう…
自分が空気読めよ。
>>383 投稿者を磨きたいならもう少しましな批判のやり方があるのでは…?
見る限りでは投稿者の人格を否定するような内容が殆ど。
こんな状態が続けば、他の投稿者も何だか億劫になって過疎の元凶にもなりかねない。
それが目的なら上等だけど、ここには作品を楽しみに待ってる人がいることも忘れないでください。
>>385 あなたの言う空気って何?
ベタベタ馴れ合って偽善コメ付けて他の意見を殺していくのが空気なの?
批判されて、それを受け入れて更に上手くなれるんならそれでいいでしょうに
少なくとも、作品を不特定多数の場に投下するということは、そういう意見も受ける覚悟があるということ
無いなら個人サイトでやれ、それだけのこと
空気(笑)なんて相対的なものでしかないのに、空気読めとか言わない方がいいよ
それは極論。
批判とか極論をする奴等って、投下されたSSを楽しむ気配が全く感じられないから、作者を潰そうとしてる様な連中にしか見えないんだよな。
人の個性がウザイから潰すって、消防厨房の苛めの様なレベルの、本当に下劣なやり口だな。
>>389 俺は個性を潰した覚えなんて無いよ
むしろその逆
そして、批判を否定することこそ、正に「偽善」という規範にこのスレを押し当てはめてしまう脅威であるわけで
それは同時に読み手の個性を踏みにじるということに他ならない
ある程度の批判は容認したっていいとは思うよ?
その方法が問題な訳で。それが出来ないなら、民度が低いってこった。
それにさ。厨房だのなんだの、そういう人を叩いたら結局は同じ人種じゃねぇか
失礼かと思いましたが、しばらく様子見をさせて頂きました。
ですが、他の方がどう思っていらっしゃるのかよく分かりました。
>>381 そのつもりはなかったのですが、不快だったのなら申し訳ありません。
>>383 何処で区切るかと言うのは意外と難しい物なのです。
けれど、事実なので以後気をつけます。
>>384 執筆する機会があった場合、その様な事のないように致します。
>>387 私自身覚悟が甘かったかもしれません。
批判自体は一向に構いません。
ですが、批判する方にしましても、もう少し言葉を選ぶ事はできないでしょうか?
書き込みをしている方々は見ず知らずの人達ばかりだと思うので。
批判をするにしても何故陰口の様な形になっているのでしょう?
直接(?)言って頂ければそれだけでも違うと思います。
荒れる原因を作ってしまい誠に申し訳ありませんでした。
上記に投稿している方々を含めご迷惑をお掛けてしまいすみませんでした。
自分が気に食わないから叩いてるだけの癖に批評だの批判だの偉そうな事言ってる奴が一番要らない
それも愚痴スレに一生引っ込んでりゃ良いものを本スレまで荒らして
俺はスレのためを思ってやってますとか馬鹿だろ
俺はSS読めりゃそれでいい。
でもなかにはそういう方はいらっしゃらないみたいで。
どうしてこうなった…。
文句だけ言ってる奴は論外でNG送りとして、批判するとしても
もう少し発言に気をつけても悪くないと思う。
映画ダークライ観てたら庭のルクシオたちにキュンときてしまった
よからぬ妄想ばかり浮かんでくるぜ…。
映画シェイミで時間をループさせられたギラティナを見て
ディアルガ×ギラティナを考えたが
前のディアパルと被りそうで躊躇ってしまうな…どうしよう?
ギラティナって三竜の中じゃ一番劣等感に溢れてそうだ。
昔は暴れ者だったっていうけどゲームじゃどこと無く静かな雰囲気だし
喧嘩友達のいるディアパルと違って、やぶれたせかいに一人で引きこもってれば欲求不満にもなるだろうし
世界の裏側を守ってるんだって誇りと責任感はあっても
アルセウス含めたみんなのことを疎ましく思ったり寂しく思ったりしてるのかもしれない
と、いうわけでやぶれたせかいに押しかけたディアパルと、今更何だと追い返そうとするギラの3Pをだなry
ディアルガとパルキアの行為で何度もねじ曲げられた時間と空間の影響で
破れた空間には大量の白く濁ったものが充満しつつあった。
破れた空間から二匹の様子を見ていたギラティナは憤怒し、
ディアルガを破れた空間へと引きずり込む。
しかし、ディアルガの反撃によりギラティナはループする時間に捕らえられ(ry
コノチカラサエアレバナンドデモー(ドクッドクッ)
久しぶりに覗いたら議論しててワロタ
とりあえずシンオウ三竜は萌えポケ
百合とか見てみたいな。
百合と聞くと
ロズレイド「ごきげんようエンペルトお姉さま」
エンペルト「ごきげんよう。今日も紅茶が美味しいわ。オホホホホ」
みたいなのしか思い浮かばん。
ポケ♂×人♀もっと増えないかなー
>>401 ちょうど「ここ♂♂は多いけど♀♀はいいの?」って訪ねようとしたところだwww
時間あったら書いてみようかな
ガチホモでも百合でも激甘でもハードでもエロかったらなんでもOKだと思うんだ
というわけで触手モノを希望する
406 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 22:10:03 ID:GHe0ERAU
来ると思ったよ
ここで発想の転換ですよ
沢山ある触手だけど発情期になるとその全てが性感帯となってしまう為
必死に隠れるけど虐めっ子気質がちょっとだけある♀ポケに見つかる→らめぇ
となるモンジャラ♂(モジャンボでも可)をだな
むしろ待ってました
ドククラゲ「触手といえばおれだろ」
£<まきつくを覚えるがなんともないぜ
勢いが2位で420KBか
みなさんお盛んですね、いいことだ
実際触手でポケモンを襲うのなんて発情期の雄のごく一部なのに
触手種族だというレッテルを張られて悪いポケモン二人がかりに襲われるおとなしいモジャンボ♀と申したか
「ヒャッハーなんていやらしい雌だ!こんな淫乱初めて見たぜ!」
「…やめ…て…」
「お得意の触手はどうしたの?ちゃんと集中してやらないと私も気持ち良くないわ」
「…ぁ…わたし…違う……そんなんじゃ…ないの……」
「ウネウネ絡み付いてすげえよ、あんた素質あるんじゃねえの?触手千匹ってかwww」
「後ろの穴がさびしそうね。私が雄だったら入れてあげたんだけど…そうだわ、自分で自分に入れたらどうなるのかしら!きゃははっ!」
「いや…やめてぇ!やめて、それだけは……ふあぁんっ?!」
「こんなんで感じんのかよ。案外普段からこれでオナニーでもしてたんじゃねーの?w何たって淫乱触手のモジャンボちゃんだもんなwww」
「…っ、動きがよくなってきたわねっ……!いい子よ、その調子で、もっとぐちゃぐちゃにしてぇ……!」
「やだっ、だめぇっ、なんかくるっ、イくううぅッ!!!」
「あー…オレももう潮時かも」
「私ッ……!もっ…!」
みたいな
レントラーディという単語が脳裏を過った俺。
遺伝子がぶきようなせいで、道具を持つとコリンクになっちゃうレントラー………
ドククラゲ♀×キルリア♀を投下します
15レスくらい
百合と触手が苦手な方はスルーしてください
不気味に赤く光る玉、それを包むゼラチンの塊みたいな傘、そんな生き物がギロリとした目をこちらに向けている。
ああ、おしまいなんだ、って私は理解した。
私はキルリア。ヒトと共に旅をしているポケモンだ。
私は野生出身ではなくタマゴから生まれたそうなので、ずっとご主人と生活していることになる。
今の生活に不満はなく、むしろ目一杯の幸せを感じている。
ご主人はいつも私に優しくてとてもいいヒトだ。
彼のポケモンは私だけだから尚更そうなのかもしれない。
私は彼を当然の伴侶として今まで思ってきた。
だが、私がある1匹のポケモンと出会ったことによって、その均衡は崩れ去ることとなった。
旅の途中、私達はとても美しい海岸を見つけた。
鬱蒼とした樹海を抜けると、目に映ったのはコバルトブルーの海と真っ白な砂浜。
長い長い樹海を歩き続けてきた疲れたなんてすぐに吹き飛んだ。
「こんな綺麗な海岸は見たことがないな」
とご主人が溜息を吐いた。
周りはまだ草木が生い茂っているのに、海岸は半月のようにそこだけ存在していた。
そして、砂浜と草木の間には何本か果樹が生えていた。
ご主人は地図を取り出し、場所を確認する。
「ここの近くに村があるはずだけど…」
向こうはカーブになっていて見えなかったけど、行ってみると彼の言った通り、この先は開拓されていて家々が建っていた。
私達はそこで暫く滞在することにし、村人さん達のご好意で小さな小屋を貸してもらった。
ご主人は村長さんと話があるみたいだから、私に向こうで木の実でも食べてくるように言った。
私は砂浜へ行き、海に入って遊んだ後に木の実を取りに行った。
お腹はぺこぺこで木に近づくと、とてもいい匂いがする。
木の実も何種類かあってどれを先に食べようか迷う。
見定めをしてから一番お気に入りの木の実を1つ、背伸びをしてもぎ取る。
そのことに夢中で全く気が付かなかった。
砂浜に座って海を眺めながら食べようとくるりと振り返った時、海から覗くポケモンの存在に気付いた。
一目見て凶暴そうなポケモンということは分かった。
相性やレベルによるかもしれないけど全く歯が立ちそうにない。
私の体は鉛になった。
一瞬の沈黙の後、そのポケモンがこちらへ向かってやって来る。
浅瀬に近づくにつれ、徐々に顕になる体を見てゾッとした。
大きな傘の下には濁った色をした何十もの触手が束ねられていた。
体長はご主人よりも低く見えるが、横に広がっているせいでかなり大きい。
ずりずりと音を立て砂を巻き込んで前進し、体を引きずるために動かしている触手は波打ち蠢く。
ああ、もう本当にダメだ。
ご主人を呼ぶ声も出ないし、果たして出たとしても助けが間に合うだろうか。
じっとして抵抗しなければ、それほど酷い目に遭わずに済むかもしれない。
昔メノクラゲっていうポケモンに刺されて一日中のた打ち回って泣いた苦い思い出がある。
メノクラゲはもっと小さかったけど、多分そいつの進化系だと思う。
刺されたらもっと痛いだろうなぁ…。
選択の余地が無い葛藤を繰り広げていると、ポケモンは遂に私の前へ来た。
そのポケモンが触手を私の方へと伸ばす。
覚悟を決めて目をぎゅっと閉じて顎を引いた。
「こんにちは」
綺麗な声に思わず顔を上げると、その声に相応しい柔和な目が見えた。
「もし木の実が余ってたら分けてくれませんか?」
触手は私の背後に向けられていた。
これは期待
「あ…あ、は、はい!」
想像していたことが大きく外れて不意を突かれた私は、手に持っていたオレンの実を急いで手渡す。
何とか一安心……いや、でも。オレンは私も好きだし無難な木の実だとも思う。
だけどこのポケモンもそうとは限らないし、第一これじゃなくて後ろの木の実を指していたんだから。
もしオレンが嫌いだったら…八つ裂きにされちゃうとか食べられちゃうとか海に引きずり込まれちゃうとか。
「いや、あああの、嫌いだったらごめんさい!」
「いえ、何でもいいですよ。ありがとうございます」
そう言うとポケモンはとても美味しそうにオレンを食べた。
…なんだか拍子抜けだ。悪いポケモンではないらしい。
「ん?何か可笑しいですか?」
「だって、すごく美味しそうな顔してるから」
私は少しだけ笑った。
食べている光景を一部始終見たあと、背後の木から木の実を幾つか取った。
私もお腹が空いているし、彼女も1個じゃ足りないだろうからたくさん。
「そんなにいいんですか?」
「私のじゃないから分かんないけど、多分大丈夫ですよ」
そのポケモンの名前はドククラゲというらしく、外見からオスだと思ったけどメスだった。
ドククラゲさんは世界中の海を旅しているらしく、丁度私と同じくこの海岸に着いたのだと言う。
実際彼女は陸地にいるのが苦手で、気を付けないと干からびてしまうらしい。
だからごはんの後、ドククラゲさんは海に浸かって、私は波打ち際ギリギリの所で座っていた。
そんな話をしていた時、ご主人が様子を見に来た。
彼は私がドククラゲさんと一緒にいるのを見てとても驚いていた。
「ど、ドククラゲ!?キルリア、ねんりき!」
攻撃命令されたのを聞いて、私は少し腹が立った。
私はドククラゲさんにくっ付いて、大げさなくらい首を振り、命令を拒否した。
「え?ああ、大丈夫なの?」
その様子を見てドククラゲさんに懐いていることが分かった彼は、少し安心したようだ。
「もう少しここにいるの?」
頷いて返事をすると、
「遅くならないうちに帰ってくるんだよ」
と言って村へ戻っていった。
見送って、ご主人の姿が見えなくなってから、溜息を吐いて体の力を抜いた。
「今のはご主人様ですか?」
「まぁ、はい…」
彼の対応には軽くショックだった。た、確かに私もドククラゲさんのことをちょっと不気味だと思っていたけど…。
でも!今は良いポケモンだって分かってるからそうは思わなくなった。
目は吸い込まれちゃいそうな位素敵な黒。
赤い玉は水晶玉みたいに丸くてルビーみたいに赤いし、この傘に至っては水色に透き通っていて綺麗で、その上ぷにぷにしてひんやりして…。
「あ…」
ずっと海にまで浸かってドククラゲさんに抱きついていたことに気が付いた。
「っ!!申し訳ございません!」
離れることだけを考えて飛び退いたせいで、砂浜にダイブしてしまった。
砂に顔面を埋めるドジな私に波は追い討ちをかけた。
「大丈夫ですか?」
「ごめんなさい…」
「別にいいじゃないですか。キルリアちゃんは女の子で私もメスなんですから」
その言葉に心臓が射抜かれた。
予想外の方向からギガインパクトを喰らったような…経験は無いけど。
「ところで、もしかして私ご迷惑でしたか?」
「ぜ、全然!」
私も一緒にいられるのは嬉しいし、今日会って初めてのポケモンにこんなこと思うなんて自分でも驚いている。
ただ、込み上げてくる不思議な感情だけはずっと燻っていた。
私は海に対して、あまりいいイメージを持っていなかった。
街の港近くの海は泥水の色と死んだ魚の臭い。空は淡い水色なのに海はどこまでも暗い。
そんな海を見るたびに、落ちたらそのまま地獄まで引きずりこまれるじゃないかと思った。
だけどドククラゲさんの旅の話は尽きることが無くて、私はずっと飽きなかった。
幻の島の話、火山の島の話、巨大なポケモンの話、海底に眠る伝説のポケモンの話…。
確かにこの海も素晴らしくて、私もいろんな所を回ってみたくなった。
私も自分の旅の話をして、ドククラゲさんも羨ましそうにしていた。
「一緒に冒険とか出来たらいいですね」
そんなことを言われて私の胸はまた高鳴った。
本当に行けたらいいのに。
「ですねぇ」
私も冗談のつもりで答えたけど、じゃあ行きましょうなんて言われることを期待していた。
会って1日も経ってないのに何思ってるんだろう。
当然その後冒険をする約束をすることには至らなかった。
そんなことをしていたらあっという間に時間は過ぎて、彼女の傘が透き通ったオレンジに変わっていた。
「そろそろご主人様の所に戻らないといけないんじゃないですか?」
自分の中では久しぶりに友達が出来たと思っていたのに。いきなり友達っていうのも失礼かもしれないけど。
「うーん、そうですね…」
別れるのが惜しくて腰を上げるのが億劫になった。
「キルリアちゃんってもう出発するんですか?」
「ううん、主人は暫くここにいるって言ってました」
「じゃあ、私も出発するのはいつでもいいので…また一緒にいてもいいですか?」
「本当に!?」
そんな言葉が聞けるだなんて思ってもみないことだった。
約束を交わした後、おやすみなさいと言ってドククラゲさんは海へ潜っていった。
見えなくなるまで手を振って、村にある小屋へと戻った。
夕食の時に、ご主人がいろいろとドククラゲさんのことについて聞いてきた。
仲良くなったのかとか、何をしてたんだとか。
言葉は通じないから踊って表現する。私は感情をダンスで表すポケモンなのだ。
「こらこら、今は食事中だよ」
彼は笑って私に注意した。
だって明日も会えることを考えたら嬉しくて、すごくドキドキしていたんだから楽しくてしょうがなかった。
でも、笑っていた彼の顔はどこか悲しそうでもあった。
…熱い。
「ん、はぁ…」
体が熱くて眠れない。
いつもご主人とは一緒の布団で寝ているけど、今日ばかりはボールに入れられたい。
さっきからずっとドククラゲさんのことしか考えられなくて、変な感情が今になって再び込み上げてきた。
胸が苦しくて体がなんだか寂しい。
手持ち無沙汰からご主人と共有している毛布を引っ手繰ってそれを抱きしめる。
余計に暑くなってしまうけど、こうでもしないと体がどうにかなりそうだった。
「いや…ふぅ…」
このままじゃ、ご主人が起きちゃうよ…。それにこの声がどういう時に出るものかも知っている。
遂に下腹まで熱を持ってじくじくと疼く。
原因として考えられることなんて1つしか無かった。だけど信じられない。
私は…今までに恋をしたことが無いからその感覚が一体どのようなものなのか分からない。
そもそもメスがメスに恋をするなんてことは有り得ない、はずだ。しかもたった1日でここまで…。
でもそれを認めないと見えてこない感情が怖かった。
「…………」
下腹の、更に下に手を伸ばしてみる。
「ぁ…」
話では聞いたことのある、自分の秘部にこのような形で触れるのは初めてだった。
しっとりと濡れている部分に指をやり、それからを手探りで見つけた小さな突起に軽く触れる。
「あっ…!」
「う…ん」
「!!」
ご主人の声が聞こえた。
急いでそこから手を外して体を毛布で隠すように押し付ける。
血の気が一気に引き、体なんて嘘みたいに冷たくなった。
「…………」
「………………」
良かった、ただの寝言だ。それにしても、ご主人の横でこんなこと…。
ドククラゲさんのことを考えてこんないやらしいことをするなんて、私はどうかしている。
ただ毛布に顔を埋めて罪悪感を感じていた。
胸から喉まで詰まりそうなくらいの緊張が取れていくに従い、体は再び熱を帯びていく。
感情にずっと苛まれながら、毛布を掴んで体が動かないようにして朝が来るのをひたすら待つ。
眠れない夜ほど嫌なものは無いって改めて知らされた。
フライパンのジュージューいう音に気付くと、既に朝になっていた。結局は眠っていたらしい。
「おはよう」
「きるぅ」
挨拶をしてベッドから降りると、体の異変に気付いた。急いで小屋の扉を開け、外へと出て行く。
「キルリア!」
ご主人の声が聞こえたが、構わずに海へと突っ切った。
朝の海は少し冷たい。体を微かに震わせながらゆっくりと海に腰まで浸かっていく。
そして秘部から零れそうになっていた愛液を洗い取った。
昨日の夜はこんなになってなかったのに…。
ご主人がやって来て、
「どうしたの?ああ、ごはん前にこんなにしちゃって…」
と言って小屋に私を戻し、彼はタオルで丁寧に体を拭いてくれた。
朝食を食べた後ご主人は、
「今日はゆっくりとここにいようか」
と言ったが、私は首を横に振った。
「もしかして、今日もあのドククラゲの所に行くの?」
私は首を縦に振った。
彼はばつが悪そうな顔をして、
「本当はあんまり仲良くしてほしくないんだけど…」
と言った。
またこのヒトはドククラゲさんのことを悪く言う。
「きるっ!きるー!」
私もムキになって反抗すると、彼は驚いていた。
「わ、分かったよ…じゃあ、気を付けるんだよ」
よく思えば、彼に反抗したことなんてあまりなかった。居心地が悪くて一目散に小屋を出た。
約束した場所近くまで来て、ピタリと足が止まった。
約束通りなら向こうでドククラゲさんが待っててくれているはず、だけど今になって急に会うのが恥ずかしくなってきた。
会ってからのことは想像に難くない、それまでの過程が難しい。
行く決心がつかないで途方に暮れる。とりあえず息を整えてから、と深呼吸をすると、海に赤と黒の影が見えた。
「おはようございます」
「きゃあ!」
ドククラゲさんが勢いよく海中から出てきて、飛沫が体にかかった。
「いきなりびっくりしたじゃないですか!」
「ごめんなさいね、待ちながら海を泳いでると姿が見えたので」
ドククラゲさんは触手を一本伸ばして頭を掻いた。
「とにかく、今日も会えて良かったです」
忘れていた気持ちを思い出して、心が甘く犯されていくのを感じた。
「そう、ですね…」
また体が熱くなる。胸がドキドキして苦しい。
「じゃあ、あっちに行きましょうか」
「はい」
特に何処にいても構わないんだけど、いつの間にか果樹の前が席となっていた。
ドククラゲさんが木の方へ泳ぎ、私もそれについて歩いて行く。
「ところで、どうしてそんなに顔が赤いんですか?」
「あ、赤くなんてないですよっ」
本当にこのポケモンは――。優しかったり、真面目になったり、意地悪したり、無邪気だったり。
「何を焦っちゃって…可愛いですねぇキルリアちゃんは」
「ちょっと!」
「その分かりやすい反応が可愛いですよ」
それも全部含めて、やっぱり本当にドククラゲさんが大好きだ。
彼女と私との間は打ち寄せる波で隔てられていたけど、それでも良かった。
それからは昨日の話の続きをしたり、眠くなったから一緒にお昼寝したり、ドククラゲさんから技も教えてもらって練習したり。
私にとって最も重要な話は全くしなかった。
夕日が見えたところでご主人が迎えに来て、お別れしてまた明日。
彼がぎゅっと手を握ったので、手を繋いで一緒に帰った。
夕食時、彼は楽しそうに今日の出来事を一方的に話して、私のことは何も聞こうとしなかった。
でも、楽しそうな顔の裏には酷く悲しい内面がある。知りたくもなかったのに勝手に負の感情を感じ取ってしまった。
ご主人の他愛もない話は上の空だったので、あまり覚えていない。そして今夜も暑かった。
翌朝も出ようとしたときに、
「今日も?」
とご主人は尋ねた。
頷くと彼はいってらっしゃい、と優しく微笑んだ。
今日はなんとドククラゲさんと冒険しに行くことになった。昨日とても素敵な場所を見つけたらしい。
ただその場所は陸に繋がってないそうなので、私はドククラゲさんの傘に乗せてもらった。
その間は緊張しっぱなしで、密着していることにすごくドキドキしていた。
暫くすると、小さな入り口のある岩窟に着いた。
短いトンネルをくぐると、更に透き通った海と小さな島が現れた。
海は七色に輝き、ぽっかりと浮かんだ島には短い草が生え、たくさんの果樹がある。
「素敵な所だと思いませんか?」
「確かに」
ドククラゲさんの言う素敵な場所とは、海がとても綺麗で食べ物がたくさんある所だったのだ。
彼女らしくて私は笑いながら答えた。
木の実は見たこともない珍しいものばかりで、どれも美味しい。
たらふく食べた後にまた話をした。
「いつもの所もいいですけど、ここはすごく綺麗ですね。なんだかドククラゲさんとちょっと旅ができて楽しいです」
「ちょっと近いですけどね、まぁ、遠くに行くわけにもいきませんしね。私もキルリアちゃんと来ることができて嬉しいですよ」
ドククラゲさんは私を悪くは思っていないと思う。
でないとこんなこと言ったり、一緒に遊んでくれたりはしないはずだ。
大きく深呼吸をする。
この会話からタイミングから繋ぐのは不自然だとは思うけど、自分の中では言わないわけにはいかなかった。
「あの…」
面映いけどしっかり目を見て話す。
「私、ドククラゲさんのことが好きです…」
今すぐにでも穴があったら入りたかった。こんなこと言ってドン引きされるかもしれないし、嫌われるかもしれない。
だけど、ドククラゲさんはニコリと微笑んで、
「私もキルリアちゃんのことが好きです」
と言ってくれた。
それを聞いて、安堵の胸を撫で下ろした。
「勿論。だってもう友達じゃないですか、って勝手に思っているんですけど」
ドククラゲさんが私のことをそう思ってくれていたのはとても嬉しい。
「私も友達だったらいいなって思ってました…」
「わぁ、良かったー。じゃあ、私達友達ですね!」
よく考えてみると、ドククラゲさんの対応がなんだか予想していたものと違う。
私が恋愛対象として好きだという意味ではなく、友達として好きだと捉えているのかもしれない。
ドククラゲさんは私と友達になったことにすごく喜んではいるけど、肝心な所に言及はしなかった。
彼女は、私も大好きですよと何度も言ってくれたけど、恋心からのものではないというのは顕然だった。
ドククラゲさんと私が異性だったら、言わんとすることは分かってもらえただろう。
まさか私が自分に恋しているだなんて、思うはずがなかったのかもしれない。
日が暮れ始め、そろそろ帰ることにした。
移動するには幾分時間が必要だし、ご主人も待っているかもしれない。
ちょっと失敗したけど、まぁ告白して気持ちが大分楽になった。
また明日も行きましょうと言って、村の方へと向かう。
遠くに砂浜が見え、ご主人らしき人が見える。
しかし近づくと何やら様子が変だ。何だか慌てているように見える。
砂浜に着いてドククラゲさんから降りると、急にご主人に抱きしめられた。
「無事で良かった…」
彼がそう言うと、後ろでドククラゲさんが、
「もしかして、勝手に連れていって不味かったんでしょうか」
と心配そうに言った。
まさにその通りで、
「明日の朝にもうここから出よう」
と彼は言った。
「今日の朝に決めて、買い物や準備をしている間にこんなことになってるとは思わなかったよ」
私が嫌がっても、彼は考えを決して曲げてくれない。
「ほら、今日でお別れだからさよならしておいで」
ご主人から下ろされ、私はドククラゲさんの方へと歩きだす。
「その通りみたいです…。明日、旅に出るって」
「ごめんなさい、勝手にこんなことしちゃったから…」
ドククラゲさんは全然悪くないのに、そんなこというのは悲しかった。
「ドククラゲさんとはお別れしたくないです」
「そうですね…」
私の中ではもう考えが固まっていた。
私は優しくドククラゲさんを抱きしめる。ご主人から見たら、別れの挨拶に見えているだろう。
「ドククラゲさん、目を閉じて、さっきの場所を思い出してください」
「?…はい」
「体の力を抜いて…」
私もぎゅっと目を瞑る。
キルリア!というご主人の声が聞こえたような気がした。
瞼の力を抜いてゆっくり瞼を開けると、ドククラゲさんを抱きしめたまま、小さな島の上に立っていた。
「あれ…?」
「テレポートを使って戻ってきたんです」
「そうなんですか…」
私は腕を緩めてドククラゲさんを離した。
「でも、ご主人様の所に帰らないと」
ドククラゲさんがそう言ったけど、私はもうそんなことよかった。
「…ご主人様と何かあったんですか?」
私はこの村に来てからのことを喋った。ドククラゲさんにはあまりいい話でなかったけど。
「ご主人様がそんなこと言うのも、キルリアちゃんを大切に思っているからこそだと思いますよ」
「でも!」
「だから、野生の私が信用されないのも仕方がないです。外見もこんなですしね」
「そんなわけない、私はドククラゲさんとこれからもずっと一緒にいたいです」
そして、さっきの告白をもう一度。
「私、わたしは…ドククラゲさんのことが本当に好きです」
ドククラゲさんは少し驚いているようだった。でも、ちゃんと伝わったということでもある。
「ありがとうございます。なんか照れますね…」
ドククラゲさんは満面の笑みを浮かべた。だけど、私も好きです、とは言ってくれなかった。
「だから私、お願いです、私も旅に連れて行ってください!」
「ふむぅ、なるほど…」
そう言ったきり、次の言葉を考えているようだ。私は彼女をじっと見つめて返答を待った。
日も沈みかけた頃、ドククラゲさんはようやく言葉を発した。
「キルリアちゃんが私を想ってくれているその気持ちはとても嬉しいです。でも、私達は住む場所も体つきもまるで違う。
旅の途中では困難もあるでしょう。私はそれを乗り越え守っていける自身がありません」
その時点で、ダメだということを諒解した。
「私なんかより同じ環境を共に生きていけるご主人様といてください。まだ若いキルリアちゃんに不自由させたくはないですから」
そうですよね、ありがとうございます。
まぁ、私のことを何とも思ってないのは分かりきったことだった。
独り言みたいに呟いて、少しだけ泣いた。
「私はメスですけど、告白してもらえたのは本当に嬉しいですよ」
ドククラゲさんは私をふわりと抱きしめた。
背中に回された2本の触手は、思ったよりもずっと柔らかく、女の子らしかった。
ドククラゲさんに会ってから3日しか経っていないけど、こうしてもらえるのをずっと待ち焦がれていた。
私も腕を背中に回した。寂しさを埋め合わせるように、強く。
「んっ…」
傘――体は柔らかくてひんやりしていて気持ちいい。火照った私の体を冷ましていく。
だけど私の胸の中は絶えず熱く、熱く滾った血が全身に流れ込む。
「ドククラゲさん…」
弾力のある体に押し返されそうになるも、満たされたくて体を押し付ける。
欲情に駆られての行為だということも、これ以上の私の望みも、ドククラゲさんは分かっているようだった。
「明日帰りますから、今日は一緒にいてもいいですか?」
「ええ」
ご主人が心配しているかもしれないけど、ドククラゲさんといられるのは今夜だけ。
勿論、ご主人も好きです。でも、今回だけは目を瞑っていてほしい。
今は彼女しか見えないから。
私は腕の力を抜き、触手の間を潜って彼女の頬に軽くキスを落とす。
正確には目の下辺り。口は鋭く長い毒針と触手で狭まれていたのでとても届きそうにはなかった。
ドククラゲさんの体がピクリと反応した。
そして再び触手で私を捕らえ、優しく覆い被さり、触手で地面を支えながらゆっくりと私を倒した。
薄暗い中で、彼女の目が私を覗き込み、しっかりと視線を合わせる。
一方的にキスなんてしてしまったのに。私は恥ずかしくなって視線を逸らした。
「ん、でも…」
「あんまり我慢してると体に良くないですよ」
そう言って、私の頬に触手を軽く触れ合わせた。まるでさっきのキスを返してくれたかのように。
不意に別の触手伸び、私の腹を撫でた。
「ひぁっ!」
私の体は大きく跳ね、反射的に手足が縮こまる。
「まだお腹を触っただけじゃないですか」
ドククラゲさんがケラケラ笑って、もしかして初めてですかと私に意地悪な目を向けた。
今のは緊張していたのといきなりだったからで…という言い訳をしている最中に、
「ゃあぁっ!」
触手が私の脇腹にうねり潜り込む。私は更に大きく反応した。
「この様子じゃあ最後まで持ちそうにないですね…」
「お腹の横は反則ですっ!」
…ずっとこのままでいられたらどんなにいいだろう。
終わりなんて来ないで、ひたすらイチャイチャしていたい。
「あっ、だめですってば!いやぁ!そこ、ばっかり!」
私の弱点を見つけたドククラゲさんは、執拗に脇腹ばかりを捏ねくり回した。
くすぐったくて体を捩って逃げても、彼女の体に狭まれて袋小路になってしまう。
「可愛いなぁ、キルリアちゃんは」
触手の動きが止まり、次に体の上部へと移動された。
触手が鎖骨を撫でる。
最も激しく動く場所に近づき緊張もするが、敏感な部分を弄られた後なので、まだ呼吸を整えることが出来た。
――が、
「きゃっ、ぁああん!」
そうと見せかけて、差し伸ばした触手がまたも脇腹を捕らえる。
「ふ、ひどい…。あ、ドククラゲさんっていわゆる…Sってやつでしょう?」
「私はSじゃないです。キルリアちゃんがMなだけです」
「ち、違いますから!」
ドククラゲさんの目がやたらとにこやかだ。熱くなる分彼女に余計火を点けているのかもしれない。
「…ドククラゲさんのえっち」
こっちが負けて目を逸らし大人しくしていると、腹の触手を外し、上の方の愛撫が再開された。
「ぁ…」
少し解れたとはいえ、彼女が何処かに触れる度にくすぐったい感覚に苛まれる。
優しくくねる触手が、徐々に下がっていく。
私の胸へと到達し、鼓動と触手が連動しているような気がした。
「すごい…私の所まで響いてますよ」
とドククラゲさんは言った。その言葉は恥ずかしくもあるけど、繋がっているという一体感が嬉しい。
「恥ずかしい…」
白いドレス状の体越しに伝わる動きにもどかしさを感じる。
少し撫でた後に触手は再び腹を通過し、ドレスの中へと入り込んだ。
無いに等しい胸を認識出来る、唯一の部分を探り当てられた。
「ひっあ!あぁん!」
今までとは違う刺激に体はビクッと反り返った。触手は構わずにドレスの中を踊り続ける。
驚きで埋め尽くされた脳内が、徐々にそれを快感であると認知していく。
「や、やめっ!はぁっ!あ!」。
横からやってきた触手がもう1本入り込み、中で2本の触手が暴れ回った。
更にもう1本が私の体の首、背中、腹、腰…あらゆる部分を踊り狂う。
「だめっ!だめっ!いやぁん、んぁ!」
呼吸が乱れ、息継ぎもままならない。快感の波が確実に私を蝕んでいく。
暫くして触手の動きが緩慢になってきた。
そのうちに動きは止まって2本は撤収し、1本だけが残った。
「はぁ、はぁ…」
「大丈夫ですか?」
息が絶えて余裕は無かったが、ドククラゲさんに微笑んで返事をした。
「じゃあ、もう少しいきますよ…」
触手が動き出し、這っていった部分がくすぐったい。そして私の下腹に触手が近づいてくる。
興奮は最高潮まで達し、緊張から足をきつく閉じて彼女の侵入を防いだが、いとも簡単に太腿を抉じ開けられ、私に拒む権利なんて無かった。
いざとなってみると恐怖を感じる。
強張った私をドククラゲさんは体を擦りつけて宥める。
「んっ…」
触手が私の秘部に触れる。
くちゅっ、と微かに音がした。
「分かりますか?キルリアちゃんのここ、すごく濡れてる」
「いや…」
恥ずかしくて今すぐ止めたい、だけどもっと気持ちよくしてもらいたくて堪らない。
私の願い通り、触手は少し上の方を向いた。
「っ!」
耐え難い刺激が全身を駆け巡る。
自分ではほとんど触れられなかった所を、ドククラゲさんは大胆に刺激を与えていく。
「ひっっ!ああっあん!やぁあ!」
ぐちゃぐちゃといやらしい音を立てて、私はこんなに…。
下腹の痺れは私の…クリトリス、に集中して集まり、触手はいやらしい私を虐げる。
ドククラゲさんは、クリトリスを突付いたり、擦ったりしながら様々な感触を与える。
「ん、ふっ…。はっぁ、ああぁあやぁ…」
私の体が痙攣を始め、頭はそのことで一杯だ。そこも私の準備は出来ている、と思う。
ドククラゲさんは動きを一向に止めないでいたので、自ら催促することにした。
「ドククラゲさぁん…待って…」
彼女の体を腕でつっかえる。状況を理解したのか、触手の動きが止まった。
「もう、限界です…。お願いします…」
ドククラゲさんを求めている秘部はひくつき、彼女欲しさにそこを押し付ける。
「ねぇ、ドククラゲさん」
ところが、彼女は何も言わずにただそこをゆっくりと掻き回す。行為を渋っているようだ。
誰かに聞いたことのある話によると、初めてはとても痛いらしい。
本当は少し怖いけど、彼女にしてもらえるのなら構わない。それが私の本望だ。
「早く」
「ごめんなさい…」
「え…?」
一瞬何を言ったのか分からなかった。
もう一度お願いしようとすると、別の触手が私の頭を撫でる。
今になって、彼女が触手を丸めていたことと、体を少し浮かせていることに気が付いた。
「ご存知の通り、私の触手の先端には毒針が仕込まれています。目の間に付いているこれもそうです。
私の体は毒だらけなんですよ。今はこうして先端を曲げて触っていますけど、これをキルリアちゃんの大事な所に入れるわけにはいきません」
確かに先端を触れずして、中に入れることなんて出来っこない。
「私は構いませんから…」
「ダメです。特に粘膜は傷つき易いですので」
過去に刺された痛みを思い出し、身震いした。
私はドククラゲさんで埋まる視界から隙間を見つけ、島にある木の実を確認する。
「ほら、あそこにモモンの実もなってるし、オボンの実だって…」
「そういう問題じゃないんですよ」
ドククラゲさんは私を抱き寄せた。鋭い毒針が刺さらぬように。
「それに、キルリアちゃんにはこれから出来る、私なんかよりも大切な男の子のためにとっておいてほしいんです」
何故今になって言うのか、他のポケモンの話が出てくるのか分からない。
だけど文句を言ってもどうしようもなかった。
種族の違い、異性同士との違い、最初から私達はその垣根を越えられるはずなんてなかったのだ。
愛さえあれば、かもしれないけど、愛してるのは私の一方通行だというのが事実。
そして彼女の意図はよく理解出来ない。これはどれだけ人生を経験しても分かるものではないのかもしれない。
「分かりました…」
これ以上のことは諦める。ちっとも分かってはないのに、早く続きが欲しいから私が折れることにした。
「さっきの、ください」
ドククラゲさんは頷いて再び私を地面に寝かせる。
私の足を開かせ、先端を丸めたぬるりとした触手が入り込んだ。
失われていく感覚が息を吹き込み、私の体を侵していく。
「ふぅう、あっ、は」
少しでも繋がっていたくて、彼女に腕を伸ばして抱きしめ強引に引き寄せた。
触れ合った際に一瞬電撃が走った。
「危ないじゃないですか!」
「ふはぁ、ドククラゲさんっ。今の、気持ちいい…」
「え?」
ドククラゲさんが体を離すと、その端に愛液が付着して、てかっているように見えた。
彼女は体を下の方へずらし、触手をそこから外した。
「ちょっとこの体勢は…恥ずかしいですね」
と言った彼女の声は、少しはにかんでいる。
顔から足の方まで体が被さり、秘部にはゼリー体が密着している形になった。ひんやりしていた所がいつの間にか熱を帯び、温かい。
ドククラゲさんが上下に動き出し、全身が彼女と擦れる。
存在を感じつつも、私は熱く滑った部分に集中した。
そこの部分は擦れる度に愛液を絡め取り、より滑らかになったそれはただ一点の官能をより高めていく。
「や…やぁっ、あふぅ…ん」
「キルリアちゃん…」
私を呼ぶ声がいつもになく甘美に揺れている。
不思議な感じはしたものの、声はより私の興奮を高めた。
動きが一層速くなり、ぐちゅぐちゅという卑猥な音は大きさを増す。
未だ経験したことのない絶頂とやらも、すぐそこまで来ているのかもしれない。
ぞくぞくと腰に火柱が立ち、自らも腰を振る。
「やああっ!ああんっ!」
「はっ…あ…」
ドククラゲさんからも喘ぎが聞こえる。
彼女にも何処かに触れている部分があるのだろうか、と考えたが、頭を埋め尽くす快感に取り払われた。
「ひっ、は、わ、私…もう…」
頭がぐらぐらする。
何かが来る恐怖と興奮に慄き、ドククラゲさんを抱きしめる。
腕の中で激しく動く彼女を止めることが出来ない。
痺れが下腹に集結し、内部から自分が崩れてしまうような感覚がした。
「もうっ、だめぇ!ああっ、壊れちゃう…」
「どうぞ、お嬢様っ…!」
「ああんっ!ふ、ふああっ!」
その瞬間頭が真っ白になり、直後に私の体は大きく震え仰け反った。
「…あ、あ、いやぁ…」
浮いた背中をドククラゲさんがしっかりと支えてくれ、そのまま地面に戻される。
私の秘部はビクビクと痙攣し、彼女の体が数回擦れた後にゆっくりと離された。
私は暫く余韻に浸り、ドククラゲさんの乱れた息遣いを聞いた。
お互い懇ろに抱きしめ合い、私は彼女の体にキスをした。体は熱くなっており、愛液が頬に滑った。
「ふ…はぁ…」
「大丈夫ですか?」
「はい…」
あんなことでここまで疲労するとは思わなかった。行為の後の時間がこんなにも恥ずかしいとは。
「それにしてもあんなに感じちゃうなんて、キルリアちゃんたら」
「なっ、ドククラゲさんがあんなにするから…ていうか最後のお嬢様ってなんです!?」
「たまにはお嬢様も可愛いかなぁと思いまして」
本当はお嬢様と言われて嬉しかったりドキッとしたり。
これ以上の恥ずかしいことは御免だったけど、決心してドククラゲさんに尋ねてみた。
「ドククラゲさんのって何処にありますか?あの、お返ししてあげたいなと思って」
見る限り、彼女のらしきものはなさそうだった。
口みたいに触手や毒針で隠されているのかもしれないけど。
「いや、私は…いいですよ。ありがとうございます」
うう、断られたら気まずい。汗をかいた所に変な汗も混じった。
「でも、ちょっとだけ声出していたじゃないですか…」
「う、うぅん…」
ドククラゲさんも少し気まずそうに、でも少し悩んだ後に、
「じゃあ、お願いします」
と言って、私から触手を離して仰向けになった。
私はドククラゲさんの上にそっと乗った。
「傘の裏側が、まぁ、その…」
自分の番になった途端、恥ずかしがっているのが可愛らしい。
傘状の体に触る時にしっかりと彼女の目を見る。
体の内側に手をかけ、持ち上げるようにして触った。
すっかり暗くなって構造は見えないが、なにやら溝か管のようなものが手に感じられる。
指でツーっとなぞると、体が揺れ動いた。
「…っ」
少しだけど反応あり。
私をあんなに虐めたドククラゲさんに何を差しあげましょうか。
ゆっくりと丁寧にするのもいいけど…。
内側に顔を埋め舌を這わせる。
「あっ」
ちょっと潮の味がした。
ゆったりと這わせたり、小刻みに動かしたりして緩急をつけ、そうすると反応が顕著になっていく。
「くっ、ふ…」
自分でもこんなことをしているのは恥ずかしいが、ドククラゲさんが気持ち良くなってくれているのなら嬉しい。
「はぁ、はっ…」
「ほら、もうちょっと声を出してくださいよ?」
あああ、もうこんなことまで言っちゃって!
嬉々としている私の背後に、闇と同化している影が迫っているなんて知る由もなかった。
触手の束の上にちょこんと座っている私の足首に何かが絡みついた。
「――あ?」
時既に遅し、足は後ろへと引っ張られて、私は前のめりになって倒れた。
彼女がクッションとなり何ともなかった。
しかし、足に絡まった何かが両足を外に引っ張り、大きく股を開く形に。
勿論、それはドククラゲさんの触手。
開いた所にやってきた触手が私の秘部で暴れだした。
「きゃあ!?ああっ!ひぁぁん」
ぐりぐりと押し付けられ、細かく擦られ…。
「止めて!だめぇっ!」
「キルリアちゃんも強気に出たものですねぇ。でもこっちの方が合ってますよ」
達してから時間も経ち沈静したが、それが再び込み上げてきた。
「だめですって!いや、いやぁあ」
「ほら、動きが止まってますよ?」
意地悪く囁くドククラゲさんに胸が高鳴る。私は彼女に弱い…。
傘を支えて痺れ震えた舌で突付く。
下から来る快感に溺れ没頭したいけど、動きが止まると触手の動きも止まってしまう。
だけど舌が思うように動かない。
このジレンマの中で私はどうすればいいのだろうか。
「ほんっと、ん、あ、い、いじわるですね!あんっ!」
息も絶えそうになりながらも振り絞ると、ドククラゲさんは嬉しそうな声で、
「それは褒め言葉ですか?」
と言った。
「はぁ…むぅ…」
「気持ちいいですよ、キルリアちゃん」
早く終わってほしいけど、気持ちいいと言いながらドククラゲさんはまだ余裕そうだ。
むしろ私の方が先に限界が来そうな程。
必死に舌を這わせ、指でもあちこち刺激する。
「気持ちいいですか?」
「…………」
ドククラゲさんが尋ねるが、恥ずかしくて喋る余裕もなくて返答はしない。
本当は私の反応を見て楽しんでいるんでしょう?
「気持ち良くないんですか?」
「さ、あ、どうでしょうね…」
「じゃあ、もう少し刺激を強くしましょう」
「すごく気持ちいいです!」
ドククラゲさんのキャラがどんどん崩壊している気がする。
いや、感情豊かな彼女は元々こうなのかもしれない。
…何にせよ彼女が好きで堪らないことに困ってしまう。
「嬉しいお言葉をくださったご褒美をあげましょう」
後ろから気配を感じた。
もう1本の触手が来て加わり、合計2本によってぐちゃぐちゃと掻き回される。
「…っ!ふぅ」
そうかと思えば後から来た1本はすぐに離れた。
「お尻を持ち上げてください」
足に絡む触手が緩み、膝を立てる格好となることが出来た。
触手でお尻を撫でられそれを確認した後、触手がお尻に分け入った。
「!?」
内側を触手が優しく撫でる。
「あっ!?な、やぁん!」
クリトリスや胸とは違う感覚に戸惑い、刺激に驚いた。
敏感な所を2ヵ所も探られて頭が混乱する。
「ほら、止まってますよ?」
「じゃあ、止めてくださいぃ、ふあっ!」
膝がガクガクと震える。立てていることもやっとだが、倒れることは触手が許さない。
「んむぅ…ふにゃぁ」
「はぁ、キルリアちゃん…」
ドククラゲさんもちょっとずつ来ているのかもしれない。それを願うばかりだ。
ドククラゲさんは少し動きを緩めてくれ、何とかやっていくことが出来た。
彼女の体の内側は私の唾液でどろどろに濡れている。
喘ぎ声も気持ち大きくなった気がする。
「はぁ、ん、もうそろそろ…」
彼女の体はビクビク震え、今まで妨害されてきたのがようやく終わりに近づいたようだ。
ここから一気に終わらせようとしたが、終わりにつれて触手の動きの激しさも再開された。
「ちょっ!ああ!ひゃふぅ…」
力が入らなくなってくるが、とにかくいい加減にでも刺激し続ける。
それでも最後には私が追い詰められ、腰が立たなくなってしまう。
頭がぼうっとして、あの絶頂の感覚が再来する。
「やぁ、もう、わたしぃ…ああっ」
達してしまう、という瞬間に触手の動きが止まった。
直前に止められてしまい、助かったと思う気持ちより、不満の方が圧倒的に大きい。
「なん、で?あっ…」
「どうせなら、ん、一緒に…」
ドククラゲさんも余裕がなくなってきたようだ。
もどかしさを必死に耐えながらも、自分の作業を行う。
少しずつ、そうしているうちに、触手がクリトリスとお尻を突いた。
「あっ、あっああ!」
私の声と自身の限界を考え、同時に達するように突くタイミングを調整しているようだ。
「はっ、あ、ドククラゲさんっ!好きっ、すきぃ…!」
「キルリアちゃん…!」
時々止め、少しの間を置いてから突かれ、優しくしたり強くしたりされる。
何時来るのか分からない感覚がより私を興奮させた。
声を出すのも止めて、彼女の体に吸い付く。
その瞬間、ドククラゲさんが私の所を思いっきり押しつぶした。
「やぁああっ!」
「……っあ!」
彼女の体もビクンと震え、そのまま触手をだらんと下げた。
「ん、は、ドククラゲさん…」
足から触手が外れ、私は彼女から崩れるように落ちた。
暫くして平常に戻り、勿論最初に行ったことは海で汚れを流すこと、それからドククラゲさんに文句を言うことだった。
「もうっ、酷いじゃないですか!」
「ごめんなさい、つい…」
「ドククラゲさんなんて嫌いです!」
彼女は意地悪なドククラゲさんに戻り、
「んん?最後に好きだって声が聞こえた気がしたんですが?」
と言った。
――私が好きって言っても返してくれないのに。好きだと思うだけ悲しい。
「私もキルリアちゃんが好きですよ」
え?
「こういうの初めてだったのに、やりすぎちゃいましたね。ごめんなさい」
予想に反して彼女に悪びれていない様子はなかった。
「……嘘」
「嘘じゃないですよ。好きじゃない人にこんなことはしません」
そんなこと、意外だったから、
「……私も好きですって言うタイミングを逃しちゃったじゃないですか」
「いつでも言ってくださって結構ですよ」
じゃあ好きです、と呟いてドククラゲさんに抱きついた。
翌日、起きるとドククラゲさんに寄りかかっていた。
「おはようございます」
「おはようございます…」
ドククラゲさんは先に起きていたようだ。
よく見ると、今日の彼女には何やら艶がない。
「…もしかしてずっと一緒にいてくれたんですか?」
「まぁ、そういうことです」
彼女の体を摘んでみる。
「かぴかぴ…」
「水に浸かればすぐに戻りますよ」
そう言って彼女は海に浸かった。
それにしても、遂に今日が来てしまった。
気持ちは満たされたものの、やっぱり離れたくはない。
ドククラゲさんが送りましょうか?と言ってくれたが、断ってテレポートで帰ることにした。
「そろそろ帰ろうかな」
「朝ごはんを食べてからにしましょう」
彼女の提案で木の実をゆっくりと食べた。
その後に少し話をしたけれど、それも続かなかった。
もうそろそろ…とは思うが、腰が重い。
ドククラゲさんは私を抱きしめて、お別れの挨拶とした。
「…………」
「…………」
ドククラゲさんが私とは旅が出来ないと言ったのに、私に触手を絡めてずっと離さなかった。
―end
以上です
おおぉぉ…すごく綺麗な文章GJ!
キルリアは可愛いしドククラゲのお姉さん口調がツボだ。
全俺が泣いた
乙です!なんというか・・・甘酸っぱいなあ
こういうの大好きすぎる
超絶GJ!やっぱり百合は至高だわ
この後どうなったかが気になる
( ;∀;)イイハナシダナー
>>433 キルリアの純粋な恋心とドククラゲのひんやり感が文章からにじみ出てる。
GJ!
俺もドククラゲたんに抱きつきたくなりますた。
容量www
続きが出来たので投下させていただきます。
…容量が凄く心配だけど、大丈夫かな。
以下注意点
・アーボックとドラピオンによるマニューラ輪姦。
グジュリ、と水音と共にマニューラの花弁がアーボックのヘミペニスの1本を飲み込んだ。
「は……はっ…あ……」
亀頭を丸々飲み込みその刺激の強さ故に
マニューラは首を反らして真上を見上げ、短く浅い息を繰り返していた。
だが、飲み込んだのは亀頭だけで竿はまだ入り込んでいおらず
アーボックは彼女の膣内を全てで味わおうと腰に巻いた尾の力を強め
彼女の臀部を自分の尾下板に触れさせる形で下へと引き込んだ。
「ひはぁッ!あ、あっん!あ、ああ、ああぁッ!!」
釣り上げられた魚のように脚と背を震わせ、マニューラは更に背を反らした。
「んん〜?マニューラ様、今イキましたでしょ…」
弓なりに反る彼女の背を、前に戻そうとするようにドラピオンは舌で押し舐め上げた。
「ふっ……ぅん…」
肩を竦める形で背への愛撫に悶え、マニューラは屈辱に歯を噛み締めた。
「何か…ボスからチンコが生えているみてぇですねぇ」
舌を揺らし、喉奥から細い唸りを上げながら、アーボックは己の腹の上に乗る
マニューラをまじまじを眺め、もう1本のヘミペニスが彼女の股の前に飛び出ており
まるでそれが、彼女のペニスのように見えた。
「うるっ……さい……」
肩を震わせながら息を吐き、マニューラは涙で濡れる瞳でアーボックを睨んだが
彼はそれに動じず、ヒュゥと鼻を鳴らした。
「ボス…入れただけでイッちまったらしいですねぇ…。
それじゃぁ、腰を動かしたらどうなりますかねぇ?」
アーボックの提案に、マニューラは小さく息を飲んで喉を鳴らし、
右鉤爪で腰に巻かれる尾を掴み、左腕を伸ばして首を横に振った。
「腰を…う……動かすな……動かすんじゃぁ、ないよ……」
入れ込まれただけで絶頂してしまった上に、動かされたらたまったものではない。
マニューラは怯えながら懇願すると、アーボックは何故かそれを受け入れた。
「……まぁー、ボスがそこまで言うなら動きませんよ。…オレさまは、ね」
「!」
「…だから」
腰に巻かれた尾の力が強まった事に気がつき、マニューラは瞳を瞬き
即座にアーボックの考えを見抜き、「ひ…」と、恐怖に震えた。
「……ボスに動いてもらいましょうかねぇ〜」
「や……」
止めろ、とマニューラが指示を出す前に、
アーボックの尾は彼女の腰に巻きついたまま上げられた。
「んっあはあぁあっ!」
アーボックの亀頭から生えた複数の棘が、締め付けていたマニューラの膣内を引っ掻いて
彼女はその痛みに呻き、そして同じくらいの快感に喘いだ。
引き抜かれた衝動で、膣内に残っていたドラピオンの精液も同時に零れ
アーボックのヘミペニスはマニューラの愛液と白濁液が混ざった卑猥な液に塗れていた。
再度腰を下ろさせて混ざった液を膣内へ送り戻し、
その時、マニューラの股に触れていたヘミペニスの棘が彼女の陰核を擦り
包皮が剥けて敏感になったその場所を擦られた刺激と
膣内をほじられるような感触に、マニューラはまた、絶頂の嬌声を上げた。
「ひはっ!あっんっ!あ、ああぁぁ……あ、あ、あー……」
「お、またイッた」
「うっはぁー…すっげぇ、ナカがギュウギュウだぜ…」
マニューラの膣内は絶頂の影響で、オスの種子を搾り取ろうと
アーボックのヘミペニスを肉壁に包み込んで痙攣を繰り返していた。
だが、アーボックはまだ精を吐き出そうとしないでしばらく彼女の膣内を味わうつもりでおり、
幾度も、マニューラの腰を引き上げて引き下ろすと、
その度に彼女は身体を震わせて強烈な快楽に泣き叫んでいた。
「はっあぁああん!!も……あ、んッ!あ、あああぁっああ!!」
上げ下げを繰り返されてマニューラは4度目の絶頂を迎えた。
開けた口からはだらしなく唾液が流れ、顎から糸を引いて垂れ落ち
マニューラはぼやけた視界でそれを見たが、それに構っている余裕は既に無かった。
「マニューラ様…短時間でイキすぎじゃぁないですか?
あんまりイキ過ぎると壊れちまいますよ。ちょっとは我慢しないと」
ドラピオンが横から覗き込み、汗で湿ったマニューラの胸を舐め上げて
固くなった胸の突起の一つを舌で転がした。
「うっ……ん…」
ドラピオンの頭部に左腕を置き、退けようとしたが力が入らず
彼女はただ荒い息を繰り返していた。
「つぅっか、オメーも早くイけよ。長いなぁ」
アーボックに向いてドラピオンが言うと、アーボックは喉を鳴らして笑った。
「うるせーなぁ…お前みたいに早漏じゃねーんだよ。蛇は時間がかかるんだよ」
「誰が早漏だ誰が」
「くくくっ。ま、猫は早いっつーし、これ以上はマニューラ様も辛いだけかな…」
尾の先端を掃い、相棒に退けるようにと無言で示すと
ドラピオンは悪態を吐きながらも数歩後ろに下がった。
そしてアーボックはマニューラの顎に尾を絡め、逃げられぬようにと身を拘束させた。
「ボス……じゃぁ、そろそろ出しますぜ」
「ん……あ、アーボ……ク…それは…駄目…だよぉ…」
顎をつかまれているせいで首を横に振る事が出来なかったので、
彼女は左腕を伸ばして制止の姿をアーボックに見せた。
だが、アーボックはそれに何故だと、不満の意を言葉で見せた。
「何でですか。ドラピオンには中出しさせても文句言わなかったじゃねぇですか」
「お…お前だと……っ…出来ちまうか、らぁっ…」
「あぁー…」
アーボックはマニューラの意図を読み、口の端を歪めた。
「それでも、あのイタチヤローには中出しさせてたじゃねぇですか。
孕んでも構わないって言ってまで」
「それっは…!し、仕方…」
「あーあ。あっちにはOKでこっちはNGだなんて。悔しいんで、中に出させてもらいますぜ」
「!! や、止めっ!!」
顎を掴まれる尾を右鉤爪で掴んで剥がそうとしたが、その前にアーボックの腰が突き上げられ
マニューラはまた空を仰ぎ、呻きの声を喉奥から吐いた。
「ひぁあっ!あんっ!あぁ、あ、いっ…ああぁあ!」
「マニューラ様、喘ぎすぎですよ」
横で呆れ気味に呟くドラピオンの声などに気にかける余裕も無く、
ただこの快感の律動と、それに怯えて逃げ出したい衝動を抑えるだけで限界だった。
「はぁっ、んっ、あっあっあ…あっはぁ…」
トロリと瞳を潤わせ、虚空を眺めて早くこの行為が終らないかと思ったが
脳内の奥底でまた別の思いを持っている事に、マニューラは気がついていなかった。
アーボックのヘミペニスが、マニューラの膣内を削るかのようにゴリゴリと巡る。
「うんっ……ふぅ、そろそろかな…」
「はっ…早くっ……あぅんッ!…早く終らせ…な…あっぁあ!」
余裕を見せていたアーボックも、ハッハッと口からの呼吸を繰り返し腰の動きを早めていく。
「はいはいっと……んっ、う、うぉっ……!」
そして、今一度深く腰を打ちつけてアーボックは腰を震わせてその精をマニューラの中へと吐くと同時に
彼女の股に添えていたヘミペニスからも白濁の液を吐き出させ
下腹部の黒の体毛が彼の精液でベッタリと濡れた。腰に巻かれた尾が壁となっていなければ
おそらく彼女の顔もアーボックの精液で濡れたに違いないだろう。
「はぁっ…!あ、ぁっ、あつ…はぁあぁ…!!」
最奥に突き当てられて精液を放出され、マニューラもまた快楽の絶頂を味わっていた。
「んっあ、はぁっ…は…」
身体を大きく痙攣させて、5度目の絶頂に体力と意識が削がれた彼女は
呼吸を繰り返すだけしか出来ていなかった。
それを見込んでか、アーボックがマニューラの腰に巻いた尾を解くと
彼女はゆらりと身体を揺らし、そのまま前へとうつ伏せの形で彼の腹の上へ崩れ落ちた。
その動きに合わせてアーボックのヘミペニスが抜け、
ゴボリ、と音を立ててマニューラの秘所から精液が溢れ零れた。
「随分出されたじゃぁないですか、マニューラ様」
背の上でドラピオンの語りかける声が聞こえたが、
マニューラは身体のだるさのせいで気力を失っていたらしく、返事をしなかった。
「子宮口で出したからなぁ……マジで孕んじまうかも」
後戯のつもりなのか、尾でマニューラの背を撫でてアーボックが笑うと
そこへドラピオンがそうかぁ?と茶々を入れた。
「それはねぇーだろ。残念だけど」
──…孕まない…と、言う事かい…?──
ドラピオンの不自然な台詞に反応し、マニューラは惚けながらも意識を保とうとする。
「しぃっかし、マニューラ様5回もイクなんて、なぁー」
「アイツらには4回イカされたんでしたっけ。やった、記録更新じゃね?」
「…何を……はぁ、馬鹿な事言ってるんだい、はぁ…お前たちは…」
だるさから頭痛を起こし、マニューラは額の宝石を右鉤爪で押さえて呆れ気味に呟いた。
「はぁー…も、これで終わりだからな……」
アーボックの蛇腹に両鉤爪を押し付け肘を曲げ、起き上がろうとした時
ドラピオンが彼女の横へ身体を滑らせて「いや?まだ続けますよ」と言明した。
「……は?…ちょ、ちょっと待ちな!1回づつしたんだから…」
ドラピオンを見上げてマニューラは抗議するが
彼に賛同する声が彼女の正面より投げかけられた。
「だぁって。ボスは5回イッたのに、オレさまたちは互いに1回だけですぜ。
それって不公平ですよねぇ〜、そう思いません?」
「なっ……!!」
バッとアーボックへ振り向き、マニューラは声を詰まらせる。
「それに」
ドラピオンが、頭部の腕を伸ばして右爪で彼女の腰を掴んで持ち上げ、
左腕をマニューラの両脚の膝の裏に回して抱えた。
まるで小さなお姫様が抱え上げられるような形になり、マニューラは屈辱的な気分に舌を打った。
「…それに?何だい……」
まだ身体の震えは取れないが、落ち着きを取り戻したようで
マニューラはジロリと目前のドラピオンを睨み付けると
彼はまた肉厚な舌でマニューラの右首筋を舐め上げ、こう言ったのだ。
「マニューラ様、もっと欲しい…って思ってますしねぇ?」
「…お、思うか馬鹿が!!」
そう吼えると両腕でドラピオンの頭部を押し退け、マニューラは腕を組んでため息を吐いた。
「思ってますよ。言いましたでしょう、
"今"のオレたちにはマニューラ様の脳内は全て見えているんですって」
「そうそう。だから嘘は通用しませんぜぇ、ボス」
アーボックもドラピオンと同じ意味合いの言葉をマニューラに放ち、
身を起こし上げ蛇腹を滑らせて抱えられる彼女の元へと来る。
そしてマニューラの顔を覗きこみ、閉じた口の中央から舌をチロチロと揺らした。
「それに、ボスが5回イッたんですから、同じ数イキたいんですけどー」
「そそ。だからマニューラ様がイッた回数だけ、オレたちもイかせて下さいよ?」
「………」
眉間に皺を寄せて、マニューラは自分を見下ろす部下たちの姿を眺め、しばし黙り込んだ後に口を開いた。
「……お、同じ数…だな?それで…終わりにするんだね……?」
マニューラにとって、それは苦渋の決断だった。
反撃すら出来ずに部下に良いようにされてしまった事は相当な屈辱であり
この決断はさらにその屈辱さを増させるものであった。
しかし、だからと言ってアーボックとドラピオンたちに犯され続けても終わりは見えない。
それ故に、彼女は彼らの提案を飲んだ。
「へっ…え。マニューラ様、本気で?」
「…疑うならしないよ」
「いやいやいやいや!!……で、どうするんですか?」
「っ……そ、それは…だね……こ、これで…」
震える腕を動かし、マニューラは己の口元に右鉤爪を添えると
部下の2匹は、ほぉぉ、と喉を鳴らし歓声を上げた。
「フェラしてくれるってー事ですかい、ボス」
「し、仕方無いだろう…!そうでもしないと身体が持たないよ…」
マニューラはドラピオンに降ろすようにと鉤爪で床を指し示すと
彼は首を動かして腕ごと彼女を雲の地へと降ろした。
そのまま立ったままでいようとしたが膝が笑ってしまい、
マニューラは地に臀部と太腿を付ける格好で座った。
太腿を擦り合わすように動かすと、その中央部から熱い液が流れ出るのを感じ
彼女は羞恥と屈辱に顔を赤らめた。
「マニューラ様ぁ。どっちからヤるんですか?」
「ん……順番考えたらお前かなドラピオン…す、座りな」
座るようにマニューラが指示すると、ドラピオンは尾を支えにするように
腹部を見せる形で後ろへと座り、その怒張をマニューラに見せ付けた。
「…っ」
震える身体を抑えながら、マニューラは膝を使ってドラピオンへ歩み寄り
勃ち上がるそのペニスを眺めた。
膝で立つ彼女の腹部から口元までの長さのそれを見て、
良くこんなモノが入ったものだとマニューラは感心するように思った。
マニューラの愛液と彼の精液で濡れたペニスを両鉤爪で傷つけぬように優しく握り、
ゆっくりと上下に梳いてみると液が潤滑液の役割になり、引っかかりも無く滑った。
「おっぉぉ…手コキもしてくれるんですか」
「…黙ってな……」
腹部側のペニスを鉤爪で擦りながら、マニューラは口元に当たるドラピオンの先端を咥えた。
「んっ……ふー……」
鼻で呼吸をしながら口と鉤爪での淫行を続けていく。
舌先で先端をチロチロと舐め回していると急に苦味を感じたので
マニューラは口を離してその味の原因を確かめると、ペニスの尿道口から透明な液が流れ出していた。
左鉤爪の掌側で尿道口を押え込んで擦り回し、
右鉤爪でペニスの根元から真ん中までを往復させるように撫で、
両鉤爪の間を唇で挟んで舌先を滑らせる。
巨大な棒飴を味わうような、そんな錯覚を思いながらマニューラはドラピオンへの愛撫を続けていた。
「んっ!?」
唐突に訪れた感触に、マニューラは口にドラピオンのペニスを含めながら驚きの呻きを上げた。
股の間に、何かがスルリと入り込んだのを感じ、マニューラはペニスを口から離し
首と背を動かして後ろを振り向いてみると、紫の鱗に覆われた身体が見えた。
頭を上へと動かすと、巨大な顔を模した身体の模様─アーボックが、彼女の背後にまわっていたのだ。
しかも、ヘミペニスを膝立ちをしているマニューラの脚の間に入れ込んでまでいた。
秘所にアーボックのヘミペニスが触れている事に気がつき、マニューラはギョッとした表情を浮かべた。
「こ、こらぁ!アーボック…!!」
「へへへ…。ドラピオンの後にオレさまなんでしょーけど、それだと時間かかりますぜ」
「だからって…!」
「あー、大丈夫大丈夫。挿入はしませんぜ。素股でいいんで」
アーボックはそう言いながら自分の腰をマニューラの臀部に擦り付ける形で動かし、
濡れる秘所にヘミペニスを擦り付けると、彼女は軽く身体を震わせた。
「脚…閉じてもらえますか。…そうそう、挟む感じで」
アーボックに言われるがままに、マニューラは脚を動かして股に彼のヘミペニスを挟むと
擦られた影響でまたもや彼女の秘所からは蜜が流れ、未だに膣内に残る精液もドロリと流れ出ていた。
そしてアーボックは腰を前後に動かし始め、マニューラもドラピオンへの口淫を再開させた。
「…マニューラ様ぁ」
「何だい……」
ドラピオンのペニスを咥えていたマニューラだったが、その持ち主に声をかけられたので
口での行為を中断し、鉤爪を動かしながら言葉を返した。
「口と手も良いんですけどぉ…胸も使ってもらえます?」
「は、はぁッ!?」
今度は腕の動きまでも中断し、マニューラは素っ頓狂な声を上げてドラピオンを見上げた。
「む…胸っつったって……お前たちも分かるだろう。わ、ワタシのは…」
「あー、本当コレばっかりは残念だと思ってますぜぇ。ボスの胸ってマジ平…」
鎌首をもたげながら、アーボックが惜しそうに呟くとその言葉を言い終わる前に
マニューラの鉄肘が彼の腹部に叩きつけれた。その痛みに、アーボックは呻きながらも笑いの声を上げた。
「ぐっはぁ…く、ははは。気にしているんですかぁ、ボス。可愛いじゃねぇですか」
アーボックが長い舌でマニューラのうなじを撫で、二股の先端で羽根の根元をほじくるように擦ると
彼女はその感覚に、ふぅっと息を吐いて悶えるのだった。
「あっても無くても良いんですって。胸でしてもらえるってオスは興奮するものですよ」
「そ……そう言うものなのか…?」
アーボックの舌を鉤爪で掃いながらマニューラは疑いの目でドラピオンを睨む。
「そーゆーもんです。早くしてくださいよぉ」
腰を動かし、マニューラの顔にペニスを押し付けてドラピオンがねだると
マニューラはしばし黙り込み、はぁ、と大きくため息を吐いた後に、
自分の胸を覆う赤い付け襟を捲り上げた。
黒い毛皮に埋まっている筈の胸の突起が2粒、
身体を弄られた影響で勃ち上がって毛皮の中より存在を主張していた。
マニューラはその突起と突起の間に挟むように、ドラピオンのペニスを胸に押し付けた。
胸と腹に彼の怒張が触れ、その熱さを直接感じたマニューラはぐっと息を飲んだ。
「……ん…はぁ…」
胸にペニスを押し当てたまま背を屈め、竿を咥えて鉤爪で他の部分を擦る。
時折、胸の体毛で擦り付けるように身体を押し当ててみると、ドラピオンは低く呻いて見せた。
マニューラがドラピオンを愛撫している間、アーボックがマニューラへの行為を続けていた。
グジュグジュと水音を立て、アーボックの先走りとマニューラの愛液に塗れた彼のヘミペニスの棘が
彼女の秘所と陰核を強く擦り、マニューラは身体の奥底から競り上がって来る感覚に身体を震わせた。
早く終らせなければ、また快楽の絶頂に溺れてしまって彼らへの回数を増やしてしまう。
マニューラはそれだけは避けたい思いでドラピオンへの愛撫の力を強めた。
「おっぅ、……ま、マニューラ様っ…!」
「さっさと…出しな…!」
焦りと苛立ちが交じり合い、マニューラはドラピオンの竿に牙を立てて甘噛んでみせると
ドラピオンが大きく呻き、それと同時に彼女が鉤爪で握っていたペニスの根元が一瞬、膨らんだ。
それが射精の瞬間であると彼女が知る前に、ドラピオンのペニスの先端から勢い良く白濁液が吐き出された。
「うっ、ぅぉぉ…」
「ん、ぁ…!」
胸に押し当てていたペニスがビクビクと脈打っているのをマニューラが直接感じると、
口元の先端から吐き出される精液が空へと飛び散り、
重力により弧を描いて彼女の頭部の羽根と顔へ、そして胸へと降り注いだ。
鼻腔を突き抜ける生臭いその匂いに顔をしかめ
目に入らぬようにと、片目を閉じて鉤爪で目を覆いながらも、
未だに吐き出される精液とその出口から目が離せず、マニューラはただそれを眺めていた。
「お、おぉっ!出る…」
アーボックも限界が来たようで、身体を震わせるとマニューラの股に挟んだヘミペニスを引き抜き
それを彼女の尾羽の付け根に押し当てるとドラピオンと同じく白濁の精液をぶちまけた。
「んっ…」
腰から背にかけて熱い何かがかけられたのを感じ、
それがアーボックの精液であると理解すると、マニューラは一度身体を震わせて息を吐いた。
「はっ…あぁ…」
膝立ちでいるのが疲れたのか、マニューラはペタンと腰を落としてアーボックの腹部に背をもたれた。
「はぁっ…はぁ……お、マニューラ様?いつの間に白猫になったんですか?へへっ」
射精の勢いが衰え、ようやく止まった所でドラピオンは呼吸を整えてマニューラを下目で眺めると
彼女は彼とアーボックの精液で身体のほぼ全身が白濁液で塗れていた。
「うるっさい…よ…」
鉤爪で顔に付着している精液を拭い、仏頂面でマニューラは言葉を吐き捨てた。
「…これで…2回…だね?」
顔を一通り拭い終えた所で、彼女は部下達に確かめる。
「えぇ、オレさま残り2回ですよぉ、ボス」
「次にアーボックにフェラって、オレが素股してー…」
「残りの2回は交互にサンドイッチ、でどうです?」
「さ、サン…?え?」
マニューラは2匹の言っている意味が分からず、瞳を瞬いて戸惑いを見せた。
「サンドイッチ。ボスがあのイタチヤローとハリネズミヤローにヤられたアレですよ」
腹部にもたれるマニューラを見下ろしながら、アーボックが彼女に意味を教えると
「は……はぁっ!?あ、あれをするって言うのかい!?」
冗談じゃないと言う勢いで、アーボックに吼えるマニューラだが
彼は怖気付く様子を見せずニヤニヤと笑って更に続けた。
「その方がボスにも楽ですよ。回数は2回で済むんですから」
「…2回はキツイよ…せめて1回だけにしな」
「んー……ま、それはまた考えるとして」
尾でマニューラの腰を絡み取って彼女を持ち上げると後ろに寝転び
また自分の腹部を跨がせる形で彼女を座らせた。
「次、オレさまの番ですね」
「……っ…」
開かされた股の前に、アーボックのヘミペニスがそそり勃っていた。
先ほど射精をしたばかりだと言うのにまだ勃起しているのかと、
マニューラは感心と呆れが入り混じった感想を抱えながらも
その先端を鉤爪で包み込むように握った。
捻るように手首を円を描く感じで動かし、亀頭の棘を避けて鉤爪を陰茎に触れさせ、
軽く握りこんでみると、程よい硬さと弾力が跳ね返ったのを感じた。
腰をアーボックの尾側へとずらし、背を屈めてマニューラは彼の亀頭の先端に舌で触れた。
右鉤爪で握りこんだヘミペニスに口淫を行い、もう一方のヘミペニスは左鉤爪で握り上下に扱く。
「ボスぅ…舐めるだけじゃ無くて、咥えて下さいよぉ」
「……口の中が切れるよ、お前のじゃ……ん…」
亀頭から口を離して陰茎の横を咥えて舌を滑らせ、右鉤爪で亀頭の尿道口を引っ掻いてみせると
その刺激にアーボックは「うぉっ!」と、驚きながらも嬌声を上げた。
「ちょぉっ!ボス…ッ!強いですって、それ…っ!」
「お前は長引きそう…だから、な。…ふー……」
尿道口から流れ出る先走りを亀頭に馴染ませるように鉤爪で弄っている最中、
ドラピオンがのそりとその身体でマニューラの背に乗りあがり
硬さを復活させた怒張をコツン、と彼女の腰に当てた。
「マニューラ様。腰、上げてもらえますか」
「………」
膝を雲の地につけるように脚を曲げ、マニューラは無言でドラピオンへ突き上げるよう腰を上げると
彼は彼女の股とアーボックの腹部の隙間へ、自身を挿入した。
「おい。オレさまのハラにつけんなよ。キモイ」
不機嫌そうに舌を揺らしてアーボックがドラピオンへ文句を言うと、
彼はブツブツと悪態を吐きながらも間に挿入したペニスでマニューラの腰を持ち上げ、空間を作った。
ドラピオンは気がついていなかったが、思いの外高く持ち上げてしまったらしく
膝を地につけていたマニューラの脚は、爪先が軽く地に触れる程度の状態になっていた。
「うっ、んぅっ…」
ドラピオンが両腕の爪でマニューラの腰を動かぬように押さえつけ、
己のペニスを彼女の濡れる脚の間に擦り合わせる始め、マニューラはその感触に小さく息を飲んだ。
「ボス、口が止まってますけど」
「…分かってるよ…今やる」
もう一方のヘミペニスの亀頭をいじっていた左鉤爪でアーボックの先走りを絡め取り
それで陰茎を扱きながら左鉤爪で握る方の亀頭を舐めた。
そしてドラピオンが腰を前後に動かし、マニューラの身体はその動きに合わせて揺れていた。
「ん、ふぅ……ふー……」
口淫を続行しながら、マニューラは徐々に息を荒げていく。
そんな彼女の様子を眺めていたアーボックがその荒げる理由をドラピオンへと教えた。
「おい、ボスが善がり始めたみたいだぜ」
「おぉ?じゃぁもっと良くしないとなぁ」
巨大な牙を生やす口を笑みで歪め、ドラピオンはマニューラの腰を押さえつける力を強め、
彼のペニスと彼女の秘所と陰核を強く擦る形を取った。
「はっ!…あ、ド、ドラッ…ピオン!」
強まった刺激に反応し、マニューラは背を捻ってドラピオンの爪に腕を伸ばしたが
更に与えられた刺激に意識が奪われてしまった。
「あっ、はぁっ…!んぁ、ぁあ」
アーボックの腹部に額を押し当て、マニューラは身体を震わせながら
競りあがってくる快感に悶え、そして耐えようとしていた。
「…ボスぅ。また口が止まってますぜ」
「ふぁ…わ、分かってる……んんっ!」
陰茎に口付けするように唇を付け、荒ぐ呼吸を抑えながら早く早くと焦りながら行為を再開する。
早く、とは当たり前であるが彼らの絶頂の事を願っているのであって
マニューラは自分を対象にしていない…と、彼女は思い込んではいるが──
「はぁあっ…んっ、ふぅッ!ん、ん!」
陰核が潰されそうな錯覚を感じ、競り上がる快感が一気に暴発直前まで登り詰めた。
何も挿入されていない筈の膣壁がうねりを上げているのを感じ、
もう、駄目かもしれないとマニューラが身体を震わせた時、
彼女よりも一歩早く、部下たちが快感の暴発をそれぞれ吐き出した。
「うぅっ!」
「お、ぅ…っ!」
ドラピオンのペニスが大きく跳ね上がり、
彼のペニスに乗っていたマニューラがその衝撃でアーボックの腹の上に落ちた。
「いっ…ん、はぁ……」
背から尾羽にかけてドロリとした熱い液がかけられたのを感じ、マニューラはうっとりとした表情で悶え
その顔をアーボックのヘミペニスから噴出している白濁液が汚して行った。
「ふ、ぅー……おいドラピオン。テメーオレさまにもぶっかけやがって」
マニューラの背からアーボックの腹に垂れる白濁液を見て、
アーボックは一息吐いてからドラピオンへ不機嫌さを見せると
「あーワリーワリー。でも仕方ねぇーだろ。量がちげーんだよ」
ドラピオンは笑いながら謝罪にならぬ謝罪をアーボックに見せ
彼の腹の上でうつ伏せになっているマニューラを先ほどと同じように抱き上げた。
「…すいませんねぇ、マニューラ様。あと少しだったのに先にイッちまいましてぇ」
ギクリと身体を強張らせ、マニューラは息を飲んだ。
「じょ、冗談じゃないね。回数増やしてたまるかい…」
「あー、でも本当はイキたかったんですよねぇ?」
「そ……そんな事、ないよ!」
おそらく、また嘘を言うなとドラピオンは言うのだろうとマニューラは予想した。
その予想通り、彼は「またまたぁ」とニヤけた笑いで、精液で塗れていない彼女の首筋を舐め上げた。
「ん……」
「ま…次にはきちんとイかせて差し上げますよ」
そう言うと、ドラピオンはマニューラに口淫を受けた時と同じ格好を取った。
「マニューラ様、爪を立てないようにオレの身体に鉤爪当ててください」
マニューラは言われるままに、鉤爪をドラピオンの首と腹部の結合部に押し当て、
それをドラピオンは確認すると、抱き上げていた彼女の身体動かし
両脚の膝裏それぞれに両腕の爪を挟み入れると、マニューラに両脚をM字に開脚する形を取らせた。
「……」
眉間に皺を寄せ、マニューラは首を動かし自分の身体の下方向を見ると
精液が付着している彼のペニスが自分の股下でそそり勃っている事に気がついた。
そしてドラピオンが考えている事を理解し、ぐっと息を飲み迎える態勢をとった。
「よく、すぐ復活出来るものだな……」
「マニューラ様がすんげぇーそそる声と表情見せて下さいますからねぇ」
「…馬鹿言ってんじゃないよ……」
皮肉のつもりだったのだが、逆に羞恥心を撫でられてしまいマニューラはため息を吐いた。
「そんじゃ、挿れますからねぇ」
「っ…」
腕が下がってゆき、開かされたマニューラの秘所にドラピオンのペニスの先端が触れたと思ったら
それはゆっくりと彼女の体内へと埋め込まれていった。
「ふっ……うんっ…」
アーボックのとは違い、凹凸が無いドラピオンのペニスではあるが
身体を覆う兜の皮膚が若干柔らかくなっただけのそれの硬さはまるで鋼鉄のようであり、
膣内が抵抗をする余裕を与えられずに中を広げられる感覚に、
マニューラはゾクゾクと背の体毛を逆立てていた。
しかも、横たわっていた時に挿入されていた時と違い、
重力が身体を下へ下へと落そうとするので、彼のペニスはより奥まで侵入して行っていた。
「んっ…は、はぁ……苦しい…よ…」
震える身体をドラピオンの腹部に押し付け、マニューラは熱い息を深く吐いた。
「そうですかぁ。じゃ、一度抜きましょうか」
マニューラの脚を抱える腕を上へ動かし、入れ込んだペニスを彼女の膣内から引き抜こうとすると
膣壁がうねって彼のペニスを逃さないと言うかのようにその締め付けを増した。
「お……マニューラ様、やっぱり欲しがっているんじゃないですか」
「し、知らないっよ…!ふっひゃぁ!」
ドラピオンは嫌味ったらしく笑い、先端まで抜いたペニスを再びマニューラの中へ突っ込み
彼女はその刺激に鳴き声を上げた。
「ひあっ!あ、あぁ!苦しっ…んっあっあんん!!」
突き上げられ、引き抜かれ、また突き上げられて最奥を小突かれて
マニューラはドラピオンにしがみつき、首を左右に振りながら悶えていた。
「本っ当……ふー…イイ声で鳴いてくれますよねぇ、マニューラ様って」
深く息を吐き出しながら、ドラピオンは自分の腹部に縋っているマニューラを眺め
その姿に愛おしさを抱きながらも、腕と腰の動きを止めようとしなかった。
「はっ、はぁっ…!!…うん…?」
マニューラの額から頬へと汗が零れた時、ドラピオンは唐突に動くのを止めた。
「…?」
下腹部が火傷したような熱さを感じながら、マニューラはどうしたのかとドラピオンを見上げようとした時
ズンッ、と下腹部の奥を突き上げられた。
「ふぁあっ!!」
その衝撃に目を見開き、開けた口から舌を出させて短い呼吸を繰り返した。
「は…ぁ……ドラピ…オン…?」
ようやくドラピオンへ視線を向けられ、マニューラは彼に呼びかけると
ドラピオンは舌で自分の唇を舐め、彼女へ自分の考えた提案を教えた。
「マニューラ様ぁ…オレのってデカ過ぎて全部入らないんですよねぇ…」
「は…あぁ…そうだな……?」
「本当は根元まで全部でマニューラ様を味わいたいんですけど、それはどー考えても無理なんでぇ」
腕を少し落とし、腰を突き上げると、彼のペニスはマニューラの子宮口に触れた。
「んっ…!?」
「入るところまで入れたいんで…マニューラ様の子宮ン中まで、入れさせてもらいますねぇ…」
「………ッ!!!」
恐怖で、マニューラの背だけでなく全身の体毛が逆立った。
「む……無理だよ!は、入らないよ!!」
ブンブンと首と頭を左右に振り、マニューラは必死でドラピオンを止めようとするが
それを聞き入れる彼ではない。
「まぁ、モノは試しってコトで」
「試すんじゃな……い、つぅっ!」
グリグリと脚と腰を強制的に動かされ、マニューラの膣内に入っている
ドラピオンのペニスが子宮口をこじ開けようとし、彼女はその痛みに呻き声を上げた。
「い…痛ぁ……!痛い、よぉ!無理だって、ば、あ、ぁあ!」
鉤爪をドラピオンの腹に立て、内部を突き破られそうな痛みにマニューラは涙を流した。
「おぉぃ…ボスが可哀相だろ、このド下手糞」
ドラピオンの無茶な行為を見かねたアーボックが止めに入った。
下手と言われた事に少々の怒りを抱き、ドラピオンは腕の動きを止めてアーボックに口答えを返した。
「だぁーれが下手糞だ」
「テメーだ、テメー。相手の身体を労われねぇんなら抱くんじゃねぇよ」
オマエも労われてないじゃないか、と言おうとしたが
それを留めてドラピオンはアーボックの言う通りにした。
「へっ。はいよ」
マニューラを抱きかかえていた腕を上げ、彼女の子宮口からペニスを離すと
彼女は痛みが引いた事に安堵の息を吐き出し、
そんなマニューラのアーボックが顔を覗きこみ「大丈夫ですか」と呼びかけた。
「ん……あぁ…なんとかな…」
「すいませんねぇ、ボス。コイツがアホなばっかりに」
「だぁれがアホだ!誰が!」
ドラピオンが否定するように大声でアーボックに怒鳴るが
彼は馬耳東風の如くにそれを無視していた。
尾でマニューラの額を宝石ごと撫でて彼女の様子を伺い、
頬から胸元へ、胸元から背へと尾を滑らせて最後に尾羽の付け根までを尾で撫でた。
「ん……」
体毛の流れに沿うように撫でられ、マニューラはその心地よさに小さく喘いだ。─だが
「はっぁっ…」
尾羽の根元にアーボックの尾が絡められ、羽毛の繊維を尾の先端で弄られて
マニューラはそれから逃れようと腰を動かしたが、
その姿は快楽を求めているようだと、部下の2匹は思った。
「ボス、羽根が弱いんですねぇ…さっきも首の羽根弄ったら喘いで下さいましたし」
「う、うるさいね……んぅ、ふぅっ…」
弱いながらも、確かな快楽が尾羽から伝わってきて
マニューラは深く息を吐き出しながらそれを味わっていた。
「羽根コキってのもありですかねぇ……サンドイッチは嫌だと言いますし…」
アーボックはポツリと呟き、尾羽に絡めた自分の尾を解くと
身体を持ち上げて腰をマニューラの尾羽へと突き当てた。
「ボス、羽根で巻いてみて下さいよ」
マニューラの背後でアーボックがそう囁き、マニューラは腰に突き当てられている感触が
彼のヘミペニスである事を理解し、尾羽の長い方で彼のヘミペニスに2本ごと巻きついた。
「おっ…ボスぅ、ヤケに素直じゃないですか」
マニューラの事だから反抗を見せるだろうとアーボックは思っていたが
あっさりと指示を飲んだ彼女に、彼は少し驚いたようだった。
「うるさいね…で?次にどうすればいいんだい?」
「扱いて下さい。手でやったのと、同じように」
「む……」
首を動かして様子を見ながら尾羽を上下に動かしてみると、
彼の亀頭の棘が羽毛の繊維を梳き、マニューラはその感触にゾクリと肩を震わせた。
「マニューラ様、続きしますよ」
「う…んぅっ!」
脚を掴まれた腕を下へ動かされ、マニューラの秘所が咥え込むペニスが更に奥へ入り込んだ。
再び子宮口まで突き当てられ、痛みよりも快感がそこから彼女の身体を巡り
マニューラは瞳を瞑って身体を震わせた。
身体を動かされる事により、アーボックのヘミペニスに巻きつけた尾羽の羽毛が擦られ
その感触も合わさって快感の波は徐々に強まってくる。
「あ、ぁ、は…ぁ……はぁんッ…!あ、んッ!」
身体を揺り動かされ、膣内と尾羽からの快感に悶え喘ぎ、
マニューラは思考が惚けて来るのを感じながらも、耐え抜こうとしていた。
しかし、それでも競りあがる快感を止める事は出来ず、彼女はまたその感覚に怯えていた。
「あぁぁっ!あっん!ひぁッ!あ、あー……」
「お、マニューラ様、イきそうな顔していますねぇ……」
下目でマニューラの顔を眺め、ドラピオンは動かす腕と腰の動きを早め出した。
「ふあぁあ!!あ、あああぁあんッ!ひゃ、ぁぁ!」
「さっき、イかせて差し上げますって言いましたしねぇ…う、ふぅ…」
「ちゃんとイかせろよぉ、ドラピオン」
「分かってるって。う、ぅ、…でもこっちもそろそろヤバそ…」
ゴツッ、ゴツッ、とドラピオンのペニスがマニューラの子宮口にぶつかる音が
彼女の腹部内で響き、マニューラの思考は弾け飛ぶ寸前であった。
アーボックのヘミペニスを扱いていた尾羽の動きを止めて、
マニューラが背を反らし、身体を強張らせたその時──
「う、うぉ!マニューラ様ぁ!!」
「ふっぅん……」
ドラピオンがペニスを引き抜き、それをマニューラの臍へと押し付けて4度目の射精をその中で果たした。
「はぁっ…ぁん……」
放出された精液は臍の中に収まるはずがなく、溢れ返ってマニューラの腹と胸へとぶちまけられる。
液体と空気がぶつかり合う音が臍の中で響き
その響きが妙に心地よくて、マニューラは大きく息を吐いた。
「おぉっオレさまも……ッ!」
アーボックも限界を向え、彼女の尾羽を絡み付けたままのヘミペニスから精液を吐き出して
彼女の付け襟と背を、白濁液でベッタリと濡らした。
「はぁ、はー……」
深く呼吸を繰り返すマニューラに、ドラピオンは低い笑いを上げて
「すいませんねぇ、マニューラ様。…先にイッちまいましたぁ」
と、バツが悪そうに謝った。
「……」
マニューラは言葉を返さず、震える身体を落ち着かせるために呼吸を繰り返し
そして彼らの企みを一つ、読み取った。
──…わざとだね…。寸前で止めていやがる…──
マニューラが絶頂を迎える直前に、彼らは刺激を与えるのを止めていた。
今のも、ドラピオンがマニューラの膣内で射精していれば、
その刺激で彼女も絶頂に登り詰められた筈なのだ。それをあえて、体外で放出させた。
絶頂すればその分彼らとの交わりを増やさねばならない立場であるマニューラにとって、
それは逆にありがたいとも言えるが、"今"の彼らは油断なら無い相手である。
寸止めを繰り返して理性を壊させるつもりなのだろうかと、マニューラは部下たちの胸中をそう悟った。
「次で最後ですねぇ、ボス」
「……そぅ…かい……」
深く、息を吐き出してマニューラはドラピオンに降ろすように指示を出し
出された彼はそれに従って腕に抱える彼女を雲の地へ降ろしたが
体力を大分削がされたせいか、立ち上がれずにマニューラは太腿と臀部を地へ落し、背を丸めた。
あと1回づつ。次でこの狂宴も終わりなのだと、それを糧としてマニューラは背を伸ばした。
「……アーボック。次はお前だよ……」
右鉤爪を胸の高さまで上げて、手首を曲げてアーボックを誘うと
彼は蛇腹を滑らせてマニューラを囲うと、その尾と腹で彼女の腰と胸を絡み抱いた。
「う、ん…」
締め付けられる感触に、マニューラは軽く呻いた。
「ボス、脚開いてくださいよ」
雲の地に押し付ける形で座り込んでいるマニューラの脚は
開いてはいるが、彼が入れる隙間が無かった。
背の後ろに回っているアーボックに言われ、マニューラは両脚を前に出す体勢に変えると
彼はその間に尾の先端を入れ込み、その中心部をゆっくりと撫で始めた。
「んっ……」
心地よい感覚に、マニューラはピクリと身体を震わせて反応を見せると
尾の先端は下側へと場所を移してその窄みを突きだした。
「ひゃっ!? …ちょ、アーボック!そこは……!」
胸に絡んだ腹を鉤爪で引き剥がそうと抵抗を見せたが、解かれるはずも無く
尾の先端は突くだけでなく、クリクリと捻じ込もうとする様子まで見せた。
「言いましたでしょう。サンドイッチですよ、その下準備」
「ほ……本気だったのか、お前たち…!」
アーボックはマニューラの秘所から流れる愛液を尾の先端に絡ませ、
それを潤滑油としてもう一度、後ろの窄みの強張りを解し始めた。
突き、撫で上げ、捻じ込もうと押し当てる。
「んっ…ふ……んぅ……ッ」
秘所を弄られる感覚とはまた別の味わいに、
マニューラは抵抗を見せつつもそれを受け入れようとしていた。
「下準備はいいけどよぉ。お前、そっちまで喰うなよ。
順番を考えたら、そっちはオレが先にいただくんだからな」
ドラピオンが不満げな声でアーボックへ忠告すると、
「あー。分かってるって。でもテメーの爪じゃぁ下準備がムリなんだから仕方ねぇだろ」
ククク、と笑い、アーボックは悪態を吐いた。
「…後ろはドラピオン?」
マニューラが、アーボックへ確認を求めると彼はその通りと返事をした。
「えぇ、一応そうなってるよーですぜ」
「………」
チラリと横目でドラピオンを眺めると、巨大な怒張が視界に入り
マニューラは息を飲んでポツリと呟いた。
「……裂け……ないかね……」
「………ぶ、はは!ちょぉ、ボス!」
「ふは、ははは。可愛い心配してるんですねぇ」
マニューラの意外な心配に、部下の2匹は思わず声を出して笑い出した。
「う、うるさいね!誰だって自分の身体の心配くらいするよ……」
「ははは……いやいや大丈夫ですよ。……ボスの身体は傷つ"か"ないですから」
「───?」
傷つ"け"ない、ではなく、傷つ"か"ない、とアーボックは言った。
どう言う事かとマニューラが口を開く前に、
アーボックの尾の先端が窄みの中へと侵入して、彼女はそれに意識を全て奪われてしまった。
「ひゃっ…!」
ビクリと脚を跳ねらせて反応を見せると、
アーボックの先端は窄みを広げさせるようにゆっくりと回り始めた。
「んっ……ぅん…ッ」
「ボス、痛いですか?」
「いや…大丈夫……」
「そうですか。じゃぁもっと挿れますんで」
「─!う、んっ!!」
ぐぐぐ、と尾の先端が直腸内へと侵入してくる感覚がマニューラを襲う。
「はっ…ぁ……」
鱗が入り口を擦り、先端が内部を撫で、マニューラはその感覚に酔いしれて、
秘所から垂れ流れる愛液で、快楽の証を示していた。
愛液は流れに沿って窄みへと垂れ、それがアーボックの尾の滑りを増させ、
さらに、マニューラへ与える刺激を強くさせた。
「はっ…あ、ぁぁ…ん、ぅん…」
「…ボス、イイ顔してるじゃぁねぇですか。そんなにケツがイイんですかい?」
アーボックがニヤニヤ笑って彼女の首筋を舌で舐め上げると
自分を失いかけていたマニューラはハッと気を確かめて、彼の顔をジロリと睨んだ。
「へへへ…素直じゃねぇですねぇ…」
そう言うと、アーボックは尾を引き抜き、自分の尾下板をマニューラの脚の間の雲の地へと置いた。
…腹板との間から突き勃つヘミペニスを押し当てて。
「ボス、ソコをご自分で開いてくださいよ」
「………」
マニューラは言われる通りに、自分の鉤爪で秘所を広げて見せた。
見せた、と言ってもそれは角度的にアーボックには見えていないのだが
マニューラが反抗もせずに行動に及んだ事だけで、彼の興奮は更に高まった。
「そいじゃ……挿れますからねぇ」
勃つ2本の内の後ろ側の1本の亀頭をマニューラの開いた花弁へと押し当てると
それは水音を立てて、彼女の膣内へと吸い込まれた。
今回は以上で。次回投下で多分完結です。
ただでさえ残り少ない容量を長文で喰ってスマソ。
>>293 種類によって形は結構差があるっぽいみたいですけど
参考にしたハブのがどう見ても亀頭と表現するしかなかったのさ。
次スレ立てられなかった・・・誰か立てて
つまりどういうことなんだい
とおもったら未完だった
なんっつー濃厚な…ハアハアハアハアGJ!
しかしヘソ姦とか羽根コキとかマニアックだなあんたw
マニューラが気丈を保ちながらも着実に堕ちていってるのが凄い。
次で謎が全部解明するのか疑問だけど、続き待っています
凄い進行率だ…
この流れが続いてくれると嬉しい…
すげぇw
ゲンガーGJとしか言い様がないな
このスレにおいてのゲンガーは俺らの想いを代弁するエロ職人としか思えない
マニューラ様シリーズ続編が楽しみすぎてワクワクしてきたぞ!
何日か読まなかったらいつの間にかスレ埋まってるwww
今から熟読するぜ
あっという間に500KBとかwww
職人さん本当にありがとう
-D(
,
⊃◎⊂
>>454 一応ドラピオンとアーボックはノンケなんだなw
3Pという設定を生かしに生かしまくった力作だ。