1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 01:41:43 ID:lIUuC+Qx
表記の注意:
ガウリィ× →ガウリイ
ガーブ× →ガーヴ
フェブリゾ×→フィブリゾ
魔導師× →魔道士
ついでに一人称:
リナ=あたし
ガウリイ=オレ (つばさ文庫版→俺)
ゼル=俺
アメリア、ナーガ=わたし
ゼロス=僕
タリム=わし
岩肌問題は永遠の課題。
すみません、残り容量チェックしていなかったのでSS投下したらオーバーしてしまいました……
スレ立て初めてでこれでいいのか不安ですが、気を取り直してもう一度投下させてください。
アニメイメージのゼルアメSSです。アメリア一人称。
5 :
ゼルアメ1:2009/07/23(木) 01:50:53 ID:lIUuC+Qx
一目惚れだった。
なぜだろう、最初見たときにこのひとは悪人!と思ったのに。
白いフードを怪しげにかぶり、口元まで怪しげに隠し、そして隙間から怪しげにのぞき見える肌は
岩が混じっていた。
わたしの正義の勘は、まごうことなく怪しい人だと告げていた。
そのゼルガディスさんに一目見て惚れていた。
柔らかい物腰かもしれない。
鋭いけれど優しい瞳かもしれない。
とにかく惚れていた。
理由もわからないまま。
でもどうしよう。
こういうことには案外にぶいリナさん達には気づかれていないみたいだけど、仲良し4人組の中で
恋愛沙汰って危険じゃないかしら。
わたしはついため息をつき、真正面に座っていたゼルガディスさんとふと目が合ってしまった。
「……どうかしたのか? アメリア」
「いえっ! なんでもないです! あ、ほら食後の飲み物まだかな、なんて考えて……」
「確かにそうだな……まぁ、この惨状だと持ってきたくても持ってこれんだろう」
ゼルガディスさんまでため息をついて、わたしたちのテーブルでまるで戦場のように食事するリナさんと
ガウリイさんにあきれたような視線を投げつけた。
「あはは、そうですよねー。いつものことなんで慣れちゃいましたけど」
まだわたしの気持ちは隠しておきたい。
わたしたちの旅の目的はみんなバラバラだから、仲良しでいられなくなったとたんにこの旅は終わって
しまうんじゃないかと思っている。
下手に動いて失恋したあげくに旅まで終了だなんて寂しすぎる。
戦いの流れ弾ならぬ流れウィンナーをこともなげにゼルガディスさんはひょいと避けた。
「さてと、あたしちょっと魔道士協会よってくるから、適当に宿屋で落ち合いましょ」
「なんだよリナ、オレもいくぞ」
「こなくていーわよ、あんたは」
リナさんとガウリイさんは夫婦漫才をしながら協会の方へと歩いていった。
残されたわたしとゼルガディスさんは、いつも少したたずんでから軽く目くばせして別れるのが常だった。
お互いに行き先も聞かずに夕食までの一人の時間をそれぞれ過ごすはずだった。
きっとゼルガディスさんは人間に戻る方法を探して町を調べるんだろう。
その背中を見送るのには、どうしても慣れない。
じりじりとした心を抱え込んで、でももう立ち止まるのはやめにしたかった。
「ゼルガディスさん!」
足は動かなかったけど、声は出た。もう一息。
「わたしも一緒に行きますっ!」
驚いたようにゼルガディスさんは振り向き、立ち尽くすわたしを眺めながらため息とともにつぶやいた。
「……どうせ断ってもついて来るんだろう? 好きにしろ」
ぶっきらぼうな口調なのに今は甘い響きにしか聞こえなかった。
6 :
ゼルアメ2:2009/07/23(木) 01:51:41 ID:lIUuC+Qx
徒労というものはどうしてこんなに消耗するんだろう。
手がかりと呼べるものさえひっかからず、まるで星の見えない夜に大海原で漂っているかのような、とても
大きな不安がのしかかる。
「おい、アメリア」
「…………はい?」
「そこまでがっくり落ち込まれると、俺まで滅入るだろう」
「あわわわ、すみません…………」
「まぁこんなもんだ。……だがひとりより幾分かましだったさ」
最高の賛辞をきいた、気がする……
ぱぁっと顔が輝くのがわかるほどわたしは浮かれてしまい、ゼルガディスさんに苦笑されてしまうのだった。
ふわり、と頭の上に大きな手がのり、低いつぶやきがふってくる。
「あいつらが戻ってくる前に一杯おごってやる。ついて来い」
ゼルガディスさんはそう言うと、白いローブをひるがえらせて宿屋の古い扉をあけた。
「いいんですか?!」
いきおいこんで言うわたしに、呆れたような顔をみせてから優しく笑う。
「言っておくが一杯だけだ、リナ達には言うなよ」
なんでもないこんな小さな出来事に胸が苦しいくらいしめつけられる。
わたしは大げさに喜んでみせて、にじんでくる涙を隠した。
「ゼルガディスさんは、リナさんのことどう思います?」
「いきなり何だ? もう酔ったのか……目の焦点が合ってないな」
「いいじゃないですかぁ〜前から聞きたかったんですぅ。ねぇねぇ、どうなんですか?」
「…………最初は敵だったな。そのあとに手を組んで、どれほどの女なのか思い知った。そんなところだ」
「んんん……いまいちわかりません…………わたしが……聞きたいのはぁ…………」
「……アメリア? おい、もたれかかってくるな、起きろ、おいっ!……」
目を覚ますと、ベッドに寝ていた。
「えっと……あれ……?」
薄暗い部屋の中に視線をめぐらせてみても、誰もいなかった。
「呆れられちゃったのかな…………ばかだなぁ、わたし」
ちくちく胸が痛む。
「…………まったくだ」
すぐそばで聞こえた低い声にびっくりして体を起こした。
同じベッドの壁際に、ゼルガディスさんが横になってこっちを見上げている。
「なにしてるんですかぁ!!」
あせって叫ぶわたしをジト目で見つつ、
「それをお前が言うか」
淡々と切り返してきた。
「ジョッキ一杯で潰れやがって……人目をさけてここまで運ぶのにどれだけ俺が苦労したと思ってるんだ」
「人目をさけて、ですか?」
「こんな怪しい風貌の俺が、酔いつぶれた少女を部屋に連れ込むなんぞ、誘拐にしかみえんだろうが」
わたしはなんとなくおかしくなって、悪いとは思いながらも少しだけ笑ってしまった。
「……何がおかしい」
「だって……ゼルガディスさん、自分で自分のこと怪しいって、ちゃんと自覚してるんですね」
ゼルガディスさんはわたしの言葉にすっと表情を消して、黙ってしまった。
「あ、あの……怒らせちゃいましたか……? すみませ……」
「お前が望むものはなんだ」
謝罪を言い終わらぬうちに投げかけられた疑問に、疑問を返したくなる。
でも、この状況でこれは……言ってもいいんだろうか、わたしが望むことを。
「酒場で言いかけていたろう、俺に聞きたいことがあるなら言ってみろ」
7 :
ゼルアメ3:2009/07/23(木) 01:52:32 ID:lIUuC+Qx
いつもと様子が違う気がする。
体の距離が近いというのもあるけれど、いつもよりもずっと、心の距離が近い気がする。
わたしは唇をぎゅっとかんで、あふれる言葉を抑え込む。
チャンスは一度だけかもしれない。
ゼルガディスさんは自分の腕で腕枕をしながら、横たえた体をわたしに向けて開いている。
その胸に飛び込みたい、その腕に抱かれたい、強く、きつく抱きしめて、あなたの女になりたい。
どう言えば伝わるのかしら。
わたしはこんなにも臆病だったの……?
早く、ゼルガディスさんがため息をついてしまう前に、なんとか伝えなくちゃ…………
焦れば焦るほど何を言っていいのかわからなくて、そんなわたしの目の前で、物憂げに吐息がもれる。
……ああ、終わっちゃった……
「俺が悪かったな」
何を言われたのか意味がわからないままに、伸ばされた腕に引き寄せられてシーツごとたくましい体に
抱きしめられてしまった。
「あっ……あのっ?! ど…………どど……??」
「どうして、か? わかりやすいやつだな。そのくせ自分のとる態度に無頓着なのが不思議だな」
「えええっ?! わたし何かしましたか?!」
「……バレバレなんだよ…………目閉じろ」
鋭いまなざしがわたしを貫いて、考える力を奪っていく。
この展開……まさしくわたしが望んでいたことだけれど、嬉しさと同時にいいのかしらという不安がつのっていく。
「……どうした? こわいのか?」
わたしを抱きしめていた腕の力がゆっくりとゆるんでいく。
やっぱり無理強いするような人ではなかったことに感激したくなるけれど、こわいのは体じゃなくて心のほう。
「ゼルガディスさんは、リナさんが好きなんじゃないんですか?」
自分でびっくりするくらい冷静な声がでた。
困った顔をされてしまうと覚悟していたのに、きょとん、とした目で見つめられてしまった。
「そんなことが聞きたかったのか?」
完全に予想外、といった反応に、なぜだかわたしが困った顔をしてしまう。
「聞きたいのなら教えてやるがな……すごい女だと思うことと、その女を抱きたいと思うこととは別物だ」
直接的な言い方に、わたしは口をぱくぱくさせたが何も言葉はでてこなかった。
ゼルガディスさんは見たこともないような優しい目でそっと笑った。
「俺にとっては、アメリア…………」
同じくらい優しい声でささやかれるわたしの名前に、心が熱くとろけてほどけていく。
次の言葉が聞こえる前に、わたしは自分から目をとじて、もう一度強く抱きしめられるのを泣きそうな
ぐらいに望んだ。
「抱きたい女はお前だけだ」
言葉に痺れたのか、重なる唇に痺れたのか、頭が真っ白になってよくわからなかった。
冷やりとした硬質の肌が火照る体に気持ちいい。
ぼやける頭に唇が誘いをかけて、力をぬくとすこしざらついたような舌が丁寧にはいってきた。
わたしの舌にかるくふれると、あとはもう隅々まで遠慮なくさぐってくる。
大人の自信と包容力がキスひとつにまであらわれていて、ただ身を任せるしかできないでいた。
舌をからめとられて吸いあげられて息もうまく出来ない恍惚のなかで、わたしはさっき言われたことを
何度も思い返しては嬉しくて嬉しくて天にも昇る心地だった。
……両思いよね、これ、ゼルガディスさん……
どんどんどん、と堅い扉に音が響く。
なんの未練もなく唇が離れていってしまう。
「おーい。ゼルガディス。あけてくれー」
ガウリイさんだ! やだどうしようこれ、そんなぁ、やっとここまでこれたのに……
8 :
ゼルアメ4:2009/07/23(木) 01:53:25 ID:lIUuC+Qx
ぱっと手を離されるかと思ったのに、わたしの頭をおさえこんで胸におしつけ、いつもと変わらぬ口調で
ゼルガディスさんは少し大きな声を出した。
「すまんな、ガウリイさんよ。いま取り込み中だ。しばらくリナの部屋にでもいててくれ」
「それがさ、リナがアメリアを探してるんだ。まだ帰ってきてないって。でもそこにいるんだろ?」
ええっ?!
「いるさ。だから鍵をかけてるんだ」
「だよなー。リナに言っとくわ。邪魔したな」
ええええっっ?!
「い、いい、行っちゃいましたよ?! 言うって言うって何を言うつも……っ……」
また深く舌をからめて声を奪い、服の上からわたしの胸をきゅっとつかんだゼルガディスさんは、わたしが
抵抗をやめておとなしくされるがままになるまで楽しげに翻弄してきた。
「何か問題でもあるのか?」
ぷはぁっと乱れた息をはいてしまうわたしを面白そうに見つめて、にやりと笑いかけてくるゼルガディスさん。
ああ、覚悟が足りなかったのはわたしのほうだった……恥ずかしい。
「ないです! 全然、なんの問題もないです!」
「……声はおさえろよ、いくら内緒にはしないとはいっても、宿屋中に知らせるつもりはないからな」
かーっと赤らんでいく頬を両手で隠しながら、わたしは黙ってうなづいた。
指がすべるように動いてわたしの服を脱がしていく。
ゼルガディスさんのところどころに見える岩の肌は硬そうなのに、ふれてくる感触はやわらかくて、
優しげだった。
すべて脱がされてから、じっと視線を注がれると、羞恥心で肌が焼けつくようだった。
「……綺麗だな」
短くそうつぶやかれただけなのに、ゼルガディスさんに申し訳ないような気持ちになってしまった。
勝手な同情心なんて迷惑以外のなにものでもないというのに、わたしはどうしても素直に喜べなかった。
「服を着たままだが、許してくれるか? 傷をつけずに裸で抱き合う芸当は俺にはできないんでね……」
わたしがここで、服を脱いでもかまわない、いくらでも傷つけていい、と言っても、たぶんなにも解決しない。
自嘲でもなく自己憐憫でもなく、最善の方法を示してくれている好意から出た言葉なのがわかる。
見かけよりずっと紳士で優しいゼルガディスさんを丸ごと受けとめるのに、服がどうとか関係ない。
「ありがとうございます」
そう言ってにっこり笑ったわたしを、彼は穏やかな目で見つめてくれた。
「……可愛い女だ……」
そうして芯までしびれるような愛撫が始まった。
「こういうのって……ああっどう、したら…………はぅぅ……っ……!」
意味のわからないことを口走ってしまったわたしに、抑えろ、とでも言いたげなキスで黙らせて、それでも
胸の先端にとがるちくびを躊躇なく甘く刺激してくる。
ゼルガディスさんってばわたしの想像よりもずっと大人だった。
きゅっと力をこめて指でつまみあげられると、痛さに似た鋭い快感が走り抜けていく。
出せない喘ぎがゼルガディスさんの舌へ響いて消えていってくれるから、もっと強くと願うわたしをさらけ
ださずにすむ。
はじめて、なのにここまで体が違和感もなく快楽を感じてしまうのは、惚れた人が相手だからなのか、
それとも……ううん、きっとゼルガディスさんが上手すぎるんだわ。
熱い舌がからまりあう。
こぼれおちる唾液が口の端から頬をつたってシーツを濡らしていく。
なにをされても怖くなかった。
痛いほどに舌を吸われても、ちくびの先に爪をたてられても、針のように鋭く冷たい髪が首筋をなぞっても、
服ごしにゴリゴリとこすれる岩の肌も、それが全部ゼルガディスさんが与えてくれているものだと思うと、
ぞくぞくとした興奮すら背をかけめぐっていく。
9 :
ゼルアメ5:2009/07/23(木) 01:54:25 ID:lIUuC+Qx
「……痛くされても感じるのか?」
強く心臓の上に吸いつき赤い印をつけたあとに、小さくそうささやいてくる。
「…………試して……?」
「すまんな、俺の見込み違いだったようだ。……まだガキだと思っていたが、女の反応をしやがる……」
ほんとうにすまなさそうに苦笑するゼルガディスさんを見上げながら、わたしは胸についたキスマークを
誇らしいような気分でそっとなでた。
「……遠慮せずにいかせてもらうぜ」
「うれしいです……」
胸が高鳴る。
未知の世界なのに心臓がおどりだしそうなくらい喜んでいる。
だけど、ふと不公平な気持ちになる。
「……ゼルガディスさん……わたしだけ裸なのってやっぱり落ち着かないです」
「フン……それで?」
「それで、その…………見せてもらってもいいですか……?」
「……見るだけか?」
いじわるそうに言われて、さすがに返事につまっていると、
「好きにすればいい」
とさらりと受けとめられてしまった。
もじもじしながらも、やめる気にはなれなくて、わたしはゼルガディスさんの腰へと体を近づける。
服ごしに見てわかるほどにその部分が大きくなっていた。
激しい昂ぶりを間近に感じてこのうえなくしあわせな気分だった。
どうやって脱がせばいいのかとアレコレいじっていると、こそばゆさに我慢できなくなったように身をくねらせ
つつ自分から解いてくれて、しかもその大きなモノを取り出してしまったので、わたしはすこしだけ落ち込んだ。
ふるふると頭をふって気を取り直してから、両手でこわごわと包み込んでみる。
熱くてかたくて大きくて、でも優しいような形をしていた。
大丈夫、な気がする。
処女喪失は地獄の痛みとは聞いていたけれど、わたしは大丈夫なんじゃないかと楽観的な気持ちになれた。
あいさつをするようにキスをしてから、口をあけてほおばってみる。
苦しくてすぐに離してしまったけれど。
やっぱり地道になめるところからしてみよう。
手は根元にそえて下から上へと舌を動かすと、ぴくっとした反応が手に伝わった。
息も乱さずにわたしをじっと見続けているゼルガディスさんの口元に笑みがうかんでいる。
涼やかな目元とあいまって、わたしの中の羞恥心をあおってくるけど、わたしの体は違うことを感じていて、
どんどん濡れていくのがはっきりとわかってしまう。
挿入、ってどんな感じなのかなぁ……痛くて、でも気持ちいいんだろうな……
けっして口にはだせないことを思いながら、もう一度ほおばってみた。
のどの奥に刺さるような感触に思わず目をつぶったら、汗で熱のこもったわたしの髪の毛に指がからんで
きた。
そのままゼルガディスさんのしなやかな指が遊ぶように髪をいじっていく。
ぐっとねじりあげて欲しいと思うのはおかしいですか……
無邪気にそう言えるような子供ならよかったのに。
じゅぽっと音をさせてしまってもくわえてしごきあげる動きをやめないでいるわたしは、初恋の一目惚れの
最愛の男性に、自分でも知らなかった女の性をいきなりさらけだしてしまっていた。
でも、すごく、興奮する……
「そのへんにしといてくれ」
くん、と髪の毛がかるく引っ張られた。
歯があたらないように用心して口をはずすと、自分で思っていたよりも呼吸が乱れていた。
「ふぁい……」
口がうまくしまらなくて、間抜けな返事をしてしまう。
10 :
ゼルアメ6:2009/07/23(木) 01:55:14 ID:lIUuC+Qx
「俺の上に来い」
もうすでにゼルガディスさんの上にまたがっているような格好をしていたので、小首をかしげると、
「わからないか?……顔の上に来い」
ぼっと体の熱が急激にあがる。
「あ……あの…………」
「みなまで言わせる気か。お返しに舐めてやると言っているんだ」
そんな言い方されると、なおさら動けなくなるんですけど……
ゼルガディスさんの淡々とした表情が、羞恥心と好奇心をかきまぜてわたしをおかしくしていく。
差し出された手に吸い寄せられる。
手を取ってしまったあとは、あらがう理由も余裕もなにもなかった。
壁に両手をついて上半身を支え脚を開いてひざで立った。
「もっと脚を開いて腰をおとせ、舌が届かん」
言われるがままにゼルガディスさんの顔の横についたひざをずらしていき、秘部を近づける。
「……すごい濡れようだな、ひくついていやらしいぜ……」
恥ずかしくて目が開けられない。
お尻をわしづかまれてびくりと背筋がのけぞった。
そのすぐあとに濡れた舌が敏感な膨らみをなぞりあげる。
一瞬で頭の芯にまで快感が響いて腰がしびれていく。
開いた口から声がでそうになって、あわてて自分の指をかんだ。
それでも漏れでる喘ぎは許してくれるのか、注意はされなかった。
舌がねっとりとクリにからみつき、もてあそぶようにぬめぬめとねぶりあげられる。
あまりの刺激に悶えようにも、しっかりとお尻をつかまれていてままならない。
いとも簡単に絶頂に昇りつめてしまう。
きゅぅーっと弓なりにのけぞりふるえていると、クリ全部を口の中におさめられてしまい、容赦なく吸われた。
それだけでも快楽は激しいのに、両手を上にすべらせて胸をつかみちくびをつまんでくる。
卑猥な音とともにクリを吸い上げられ、尖ったようにふくらんでいたちくびまでこねまわされては引っ張られる。
快楽の芯を下から上へと何度も何度もねぶられて、体の奥がとろけそうだった。
思考がぼやけて理性がとんでいく。
また絶頂の激しい波がきた。
悦び震えてその波に身を任せようとしたのに、きつくちくびをねじりあげられ、体の芯が焼けつき痺れた。
その余韻にひたる間もなく、いつ胸から手を離したのか、ぬめりで溢れるわたしの中に指がねじこまれる。
「ひっ……い……ああっそ……んあっっ……」
ひくつくクリを押しつぶされたままで指をじわじわと奥へ入れられ、もうとめようもない喘ぎが流れでる。
たしなめるようにゼルガディスさんが首を軽く振るけれど、敏感な芯をぬるりとこすられて黙れるはずもない。
もう一本ふやされた指が中でまげられ、からみつくように抜き差しされる。
お尻がびくびくふるえてひざがもう自分を支えていられない。
「もぅ……だ、め…………だめですぅ……もぅ……」
喘ぎのあいまからかろうじて出せた言葉がどう伝わったのか、ゼルガディスさんの舌と指はさらに執拗に
責めだしてきた。
的確に、確実に、めちゃくちゃに翻弄され、自分がどんな声をだしているのかもわからない。
つま先から背筋をぬけて頭の芯にまで快楽が駆け抜けていく。
今まで感じたことのない危険なまでの気持ちよさに魂が奪われそうになる。
唐突に開放されたと思ったら、ベッドがきしんで、うしろから腰を抱かれて熱いものが一気に貫いてきた。
11 :
ゼルアメ7:2009/07/23(木) 01:56:41 ID:lIUuC+Qx
焼けるような痛みと充足感が子宮をねらって突き進んでくる。
壊れそうだった。
激しくゆさぶられて奥を突かれて壁に押しつけられる。
それなのに痛みまでもが気持ちいい。
ゼルガディスさんから送り込まれるものすべてがわたしの内で激しい快楽に変えられていく。
悦びの声しかでてこない。
にぎりつぶされるようにして抱きしめられた。
肌にくいこむ硬い岩の感触も、わたしの絶頂を後押しするだけだった。
せつない呻きが聞こえて熱いなにかが奥へ注がれた。
愛してるというささやきの代わりに息もできない熱烈なキスがしばらくつづいた。
わたしはそんなふうにして意識をうしなった。
だるい体をむりに起こそうとして肩を抱き寄せられる。
「……もう少し寝ておけ」
窓の外は完全な暗闇で、酒場もしまっているような真夜中だということがわかる。
「リナさんたちが心配してないでしょうか……?」
「心配、か……むしろ俺たちの本気を祝ってくれているとありがたいがな」
わたしはゼルガディスさんの瞳をじっと見つめた。
照れたように微笑んで、それでもまっすぐに見つめ返してくれた。
それなのに何故か涙がでてきて、わたしはわんわん泣きだしたいのを必死でこらえ、優しく抱きしめてくれる
最愛の人にむりやり微笑みを返した。
以上です。読んでくれた人ありがとうございました。
重ねてお詫び。前スレぶつ切り終了になってしまい申し訳ない……
いちおつ&GJ!!!!
萌えたよありがとう!!
GJ!
アメリアがきゃわゆいな!
萌えた!かわいいアメリアかわいい!
GJ!いいもの読ませていただきました!
アメリア可愛すぎて困った。
17 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 08:25:59 ID:iccwYtmr
ぱいぱんリナたんをはらませたい
おおお乙&GJ!
萌えた。幸先いいかんじですNE!
GJ!
アメリア可愛すぎ。幸せそうだなぁ。暖かい気持ちになれたよ。ありがとう。
前スレ投下時から続きを楽しみに待ってました!!
大人なゼルと可愛いアメリアにGJ!!!!!
とても良かった
GJ
22 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 02:06:13 ID:yDfEAis2
GJ
萌えた
保守しとく
NEXTのキスクルシーンで、生命受精を連想したって声も当時あったらしいね
興味深い意見だと監督?が関心してたっけ
……関心ついでにぜひその受精までの過程をDVD化してくれお願いします
その発想はなかった!すげえ…
ドラマCDでもイケル!おねがいしまふ
NEXTはデキ婚エンドか…
あると思います。
キスクル・・・よかったよなぁ
ガウリナ的に
エロ的観念からみて
スレイヤーズ史上
ベストなセリフ・シーンって
どこだと思う?
原作アニメカプ問わずに
原作なら「降りよう」じゃね?4巻。
アニメなら、地味に「リナじゃない」が好きだった。
アトラスでの「一緒に死のう」がマイベストw
原作なら2巻の「パターン通り、服を脱いで、体で暖めあうか!」と6巻の「…ちょっとその…今夜。つきあってほしいの」が好きだな
カプじゃないけど
ヌンサの「たまごを産め」は
ちょっとハズれたエロティックを感じたw
おんぶ
やっぱり挙がるのは前半だよなw
ランツがガウリイをヤリチン扱いしてからかったりもしてたっけ。
子供が1ダースくらいできてるとか…
んー
もうひと声!
初っぱなのリナ拷問wシーン。
「そんなところに突っ込んだら、いくらなんでもあそこがさけちまう」
リナに言わせてればエロかったのにw
PC版ゲームを昔やったことあるんだが、ガウリイがキメラか何かについて
「どうやって子供つくるんだ?」「○○を○○して…」とか下ネタ話で盛り上がっててワロタw
原作初期のガウリイは下ネタ好きだよなあ
傭兵って男所帯だし、下ネタが普通の環境だったんだろうな。
最初の頃は女の子の前で下ネタしちゃダメって意識も低かったんじゃないか?
リナが嫌がるからしなくなっていったんだろう。
リナのガウリイへの調教…もとい、躾…ではなく、教育がしっかり行き届いたんですね
40 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 15:21:08 ID:vpb1udfr
ほ
の
42 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 10:29:37 ID:P3OwQj3E
ぐ
ら
44 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 10:13:00 ID:BqH254hI
い
み
ず
ぎ
の
そ
こ
51 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 10:31:43 ID:CacDXSUc
か
ら
L
様
と
部
下
S
が
60 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 17:34:02 ID:XJEoHafW
ス
ラ
ガウリイスレでお兄さんの死因を知ってしまった…
エボ4話見る限りガウリイは子供ほしそうだったけど
あの時のトラウマから家族ってものに執着してて、あーゆームチャな展開になった…と取れなくもないな。
まあガウリナ派としては4話はあまり認めたくないけどw
死因kwsk
エボもみてないけど、どんなエピだったの?
きっとスラムダンク
>>27 ミリーナ達と城に潜入するときガウリイ背負ってて
「急に耳元でしゃべんないでよ」
みたいなのなかったっけ?
>>27 原作4巻、対ズーマでリナが喉やられて、助けに来たガウリイの胸に顔うずめるとことか、
対カンヅェルでガウリイがリナ抱えて庇いながら戦ってたとことか。
エロ系のネタを意識した場面じゃないけど、シリアスなシーンでの密着具合がそこはかとなくエロス。
>>63 ガウリイスレより
7:名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/20(木) 22:14:08 ID:P21VsKK8 [sage]
えーと、じゃあネタバレ注意で
「光の剣の継承者争いでガウリイと戦って死んだとかですか?」の質問に対して
「そうです」ってはっきり答えてたんだ
ついでに、ガウリイは兄が死んだことを「もちろん」知っていると
北斗の拳云々いってたからある意味予想通りっぽいけど、昔は死因を明かせない
みたいなこと言ってたから、あっさり肯定されててびっくりしたんだ
そりゃー兄弟で殺し合いとかしたらガウリイも嫌になって家出するよなぁ
ありがとうー。
やっぱりそうなのか・・・。
エボ四話みてくる。
ガウリナ投下します。
・リナ一人称
・ガウリイくらげ度ふつー
・一瞬会話にでてくる「変なおっさん」はリナ父外伝参照しなくてもまったく支障ないです
70 :
ガウリナ1:2009/08/24(月) 00:34:58 ID:LlL2xxRk
燃えるような夕日が海の向こうに沈んでいく。
その灼熱の色に染められたガウリイの髪がまぶしいくらいに照り映えている。
いつもよりかがんだような背中を飾るには、それはあまりにも豪奢で不釣合いなほどだった。
そう、彼は今、珍しいことに落ち込んでいる。
今朝、宿の食堂で顔を合わせたときに、ガウリイはいきなり何の前触れもなく落ち込んだ。
聞いても訳を話そうとしない彼をとりあえずほっぽって、あたしはいつもどおりの量を食べつくし、街の
観光やショッピングにひっぱりまわしてみたものの、あまり変わりばえのないガウリイの態度に業を煮やし、
早めの夕食をすませた後、浜辺へ散歩にと誘ったのだった。
潮の香りが風にのって、夏の匂いを届けてくる。
……ったく、いつまで落ち込んでんのよ。
てゆーかここまでガウリイをへこませる出来事っていったい……?
ピーマンに追いかけられる夢でも見たのかしら。
それともまたクラゲの国に帰る夢で、それが実は正夢だったとか?
よせては返す波の音を聞くともなしに聞いていると、やっと観念したのかガウリイが口を開いた。
「オレなぁ、いつだったか、変なおっさんに説教されたんだよな」
一瞬だけあたしをちらりと見て、つぶやく。
「……悩む姿なんぞ見せるなってさ」
変なおっさん?
まあ今つっこむべきトコはそこじゃないわね。
「そりゃそうよ。弱みにつけこんで心の隙を狙うなんてお金儲けの基本だし」
あたしの善意の忠告に、なぜかジト目をむけてくるガウリイ。
「でもね、あんたがしょげこむほど弱ってるってーのなら、見せてもいいと思うわよ。
少なくとも、あたしにはね」
そう言ってあたしはガウリイにウィンクをしてみせた。
彼があたしを支えてくれたように、あたしも彼を支えたい気持ちぐらい、小指の先ほどはある。
「んで? なにを悩んでんのよ?
隠せないほど悩んでるなら、いっそのことぱーっと吐き出しちゃいなさいよ」
あたしの軽い口調にのせられたのか、ぽつり、とガウリイはこぼすようにつぶやいた。
「……夢を見たんだ」
あれ、やっぱし夢?
冗談のつもりだったんだけど。
しかしンなもんに丸一日落ち込むよーな繊細で長持ちする脳みそ持ち合わせてたっけ?
まー、ここで口を挟むのも大人げない。
聞いてやろうと言い出したのはあたしなんだし。
黙って先をうながすと、やはりぽつりぽつりとつぶやいてくる。
「オレの夢の中で、リナがさ……」
彼の瞳は遠くを見やっていて、そこには波の煌きが踊るかのようにみえた。
「いや……リナにさ…………」
言いにくそーに鼻の頭をぽりぽりと掻くガウリイ。
「なによ? あたしが夢にでてきたからって、なんだっていうのよ?
あたししか聞いてないんだし、はやくぶっちゃけちゃいなさいよ」
いらいらいら。
「んー。やっぱ言いにくいなー」
ぷち。
「もういい。飽きた。しゅうりょお〜」
あたしはガウリイに背を向けようとして……その手をくっと掴まれてしまった。
海を見ていたガウリイの蒼い瞳が今はまっすぐにあたしを見ている。
夕焼けにまぎれてあたしの頬が赤らむのにはたぶん気づかれてはいない……と思いたい。
さっきまでとは違う、はっきりとした口調で静かにガウリイが言う。
「オレたち恋人同士だったんだ。
夢の中のオレは、それがすごく嬉しくて、ふたりでじゃれあうみたいに抱き合って、朝まで一緒にいた」
ガウリイの言葉に、あたしは返す言葉がみつからない。
朝までって……それって…………
ちょ……ちょっと! いきなしなんでそんな夢見てんのよっ!
あたしは耳まで火照っていくのがはっきりとわかるのに、ガウリイの表情は変わらないままだった。
71 :
ガウリナ2:2009/08/24(月) 00:35:53 ID:LlL2xxRk
「それでさ、オレ、今朝リナの顔見たときに、なんか申し訳ない気分になっちまってなー。
一緒にいるとどうしても思い出すし、その度にそんな夢見た自分に自己嫌悪しててさ」
表情は真剣なのに、口調はいつもと同じのほほんとした感じに戻って、あたしは少しだけほっとした。
これって、確かにあたしには言いにくい悩みよね……無理に言わせようとしなけりゃよかった……
たまーに親切心だすとロクなことになんない。
こんな相談したこともされたこともないし、どうやって慰めろっちゅーのよ。
ここでほっぽっといて宿にさっさと帰るのが一番楽だけど、後味悪いことこの上ない。
こーいう場合はちょっとからかってみて話をそらすに限る!
「ふーん、恋人ね……どれくらい好きだったのよ?」
あわてて否定してくるかと思いきや、
「たまらないくらい」
そう即答したガウリイはまだあたしの手を握っていた。……力強く。
「夢……なんでしょ?」
波の音に消されてしまうほどに、かすれていくあたしの声。
聞こえたのか聞こえていないのか、返ってこない彼の返事。
握ったままのガウリイの大きな手が熱くなっていることに、やっとあたしは気づいた。
「……夢、のほうがいいか?」
そ……それって……その……ど、どう答えていいかわかんないわよ、そんなの……
つないだ手のひらからガウリイの熱が伝わってくる。
あたしはいったいどうしたいんだろう?……
あたしとガウリイの関係って、ただ単に旅の相棒っていうだけじゃダメなんだろうか?
一緒にいることに、意味が必要なんだろうか?
当たり前みたいにずっと一緒にいる、ていうだけでは続いていかないものなんだろうか。
あたしの不用意な親切心で、ガウリイは一線を越えようと踏み出してしまった。
元気づけてあげたかっただけなのに。
いつもの能天気で底なしお気楽な、脳みそプリンなガウリイに戻って欲しかっただけなのに。
「どうして黙ってるんだ?……」
「あ、あたしにもわかんないわよ……」
しぼりだすようにしてやっとひねりだしたあたしの言葉に、ガウリイはすまなそうに小さく笑った。
「困らせてるんだな、すまん。忘れてくれ」
ふっとガウリイの手から力が抜けていくのを感じた瞬間、あたしは反射的に握り返してしまっていた。
「え?……」
そう言ったのはガウリイだったか、あたしだったか……
なかばヤケクソになってあたしは口を開いた。
「夢でもなんでも、どっちでもいいわよっ!」
あたしの顔はきっと真っ赤で、
「どっちだって、あんたの気持ちには変わりないんでしょっ?!」
焼け落ちるような夕焼けのせいで、ガウリイの顔も真っ赤に見えた。
「それならそれで、別にいいじゃないっ!」
あたしは一息に言い終わると、彼の反応を見てしまうのが怖くなって、ぷいっと目をそらした。
そらした瞬間にはもう抱きしめられていた。
「……恋人ってのは夢だったけど、オレの気持ちは夢じゃない……」
自分でいろいろ言っといてなんだけど、ガウリイの口から肯定されると、急に心臓がバクバクしだした。
「恋人になれなんて言わない。ただ、聞いてほしい……」
ガウリイの声が頭の上から響いてくる。
力強い腕も、厚い胸板も、ほんのすこしだけど震えている……
「リナが好きだ。愛してる」
まさかまさかと思いながらも想像していたとおりの言葉だったのに、あたしはそれを聞いたとたんに
頭の中が真っ白になってしまって、わけのわからない感情が胸の内で渦巻いていくのを感じていた。
考えるよりも先に身体のほうが動いていて、彼の広い背中に両手をまわしてしまうのを、あたしは
自分をとめられなかった。
けれど、その手にそっと力を込めたのはあたしの意思。
夕日はもう沈みきっていて、かわりに星が空を埋め尽くし、満天の輝きをあたしたちに降りそそいでいた。
72 :
ガウリナ3:2009/08/24(月) 00:36:38 ID:LlL2xxRk
「リナ……」
「うん……?」
ゆっくりと囁かれるあたしの名前が、今はやけに優しく聞こえる。
お互いの背にまわした手をどうすればいいのか、あたしはちょっともてあましつつあった。
「リナはどうなんだ? オレのこと、どう思ってる?」
「……………………」
ほんとにこの男は……察しなさいよね、この希代の天才美少女魔道士リナ=インバースが、なんとも
思ってないよーな男とこんなふうに抱き合ったりすると思う?
いったいどこまでクラゲなのよ。
もどかしくなってあたしは彼の服をぎゅっとつかんだ。
ガウリイの両腕は護るようにしっかりとあたしの身体をあたたかくつつみこんでいる。
心地良さと安心感が波の音にまざりこんで、星しか見えない夜の暗がりに、あたしは少しだけ素直になる
ことにした。
背中にまわした手の指で、ひとつずつ文字を書いていく。
ガウリイが驚いたように身をよじらせたが、すぐに意図を察してじっとあたしの指の動きに集中しだした。
「リナ…………こしょばくてよくわからん。なんて書いたんだ?」
「……クラゲって書いたのよ」
「ひでーな。けどよ、お前さんが書いたのって2文字だったんじゃないか?
正解は違うんだろ、もう一回してくれよ。そうだヒントくれヒント」
本気なのかふざけてるのか、でもガウリイがいつものガウリイに戻ったみたいであたしはだんだんこの
状況が楽しくなってきていた。
こうやってじゃれあって、いつもと変わらずにずっと一緒にいられるのなら、どんな関係になったって、
それこそどうでもいいことなんじゃない?
あたしはガウリイから腕を離し、ぱっと顔をあげて彼の瞳を見上げながら微笑んだ。
「好きよ」
こんなにうきうきしながら言う言葉だったなんて知らなかった。
楽しくて嬉しくて、それはガウリイも一緒みたいで、きらめくような微笑みをあたしに向けている。
「キスしてもいいか?」
「調子にのんないの!」
「なんだよー。夢の中じゃ、あんなことだってさせてくれたのに」
「じゃあ今日のことも夢にしてあげるわよ」
するっとガウリイの腕の中からすりぬけると、あたしは土産物屋さんで買ったビーチサンダルを脱いで
波の近くまで歩いていく。
同じく買いたての半袖シャツに半ズボンだから少々波がきても大丈夫。
海に裸足で入ったのは熱さましのつもりだった。
街の明かりの下で、この熱く火照った頬をガウリイに見られたくない。
「怒ったのか?」
あたしと似たような服装でガウリイはサンダルを履いたまま、海まであたしを追いかけてきた。
「ちょっと、ビーチサンダルってのは海に入るときは脱ぐもんなのよ。
あとで砂がじゃりじゃりにくっついておもくそ歩きにくくなるんだから」
「そうなのか」
「そうよ」
そういえばガウリイの故郷ってエルメキア帝国だっけ。
あそこは海に面してないから子供のときに遊ばなかったのかもしれないわね。
知らなくても仕方ないか。
「まぁもう入っちゃったらどうしよーもないけどね……った、いた!」
「何がいたんだ? クラゲか?」
「違うわよっ! クラゲは目の前にさっきからいるわよっ!
……何かとがった石でも踏んだみたい、この辺よく見たら岩だらけじゃない、いったぁ〜……」
「よし、まかせろ」
「へ? きゃ、やだっ、ちょっと!」
軽々と抱きかかえられて、浜辺へ逆戻りしてしまった。
気持ちを静めるどころかさらに密着したせいで、心臓がまたもやばくばくしてきた。
「おろしてよ、大丈夫だから!」
「まあ待てよ」
ガウリイは返事をするとやおら砂浜の上にあたしを抱っこしたまま座り込んだ。
「血がでてるぞ。ほんとにだいじょうぶなのか?」
「大丈夫だってば! 離してよ!」
73 :
ガウリナ4:2009/08/24(月) 00:37:45 ID:LlL2xxRk
ガウリイはあたしの足の裏を手にとってしばらくながめていたが、いきなりぺろりとなめあげた。
あたしの文句よりも、ガウリイの「塩辛い!」という連呼のほうが早かった。
「リナの足、初めてなめたけど……塩よりも塩辛いんだな……
いや、それでもオレはリナが好きだぞ。安心しろ」
「おかしなこと言うなぁぁぁぁぁ! あたしじゃなくて海の水が塩っ辛いのよっ!」
「そうかー。海ってすげーんだなー。……オレの故郷には海なんてなかったよ」
ガウリイが自分の故郷の話をするときは、懐かしさというよりも、むしろ違う何かが彼を包み込む。
とてもそうとは見えないが、彼にもいろいろとあったんだろーな……まったくそう見えないけど。
ガウリイは口元をぐいっとぬぐうと、またあたしの足の裏を見つめた。
「傷は浅いけど砂が傷口にはいると痛いんじゃないか? 宿までおぶってってやろうか?」
「ありがと。でもいいわ。足が乾くまでここにいる……」
今までにもおんぶで戦ったりとか空飛ぶときにくっついたりとか、さしてなんともなかったのに、互いの
気持ちを知ってしまった今となっては、身体の距離感がどうもつかみにくくて困る。
近づきたいのに近づけないような、もどかしくてイライラするこの感じはなんだか苦手かもしれない。
「魔法で治せないのか? それ」
「岩で傷つけちゃったでしょ。治癒の魔法は生命力を増大させるから、もしこの傷にバイキンがいたら
そいつらまで元気にさせちゃうのよ。海での傷は怖いんだから。
ま、たいした傷でもないし、使うなら消毒してからね……ってちょっと!」
いきなりガウリイがあたしを抱えたまま勢いよく立ち上がった。
「消毒だな。わかった」
言うが早いか、あたしのサンダルをさっと器用に拾い上げ、宿目指して小走りにかけだしていった。
しまった! 保護者モードにはいっちゃった!
こんなときのガウリイはあたしが何を言っても聞いてはくれなくなる。
ただひたすらあたしの心配しかしなくなるのだ。
周りの目も、自分のことすら彼の頭からは吹き飛んでしまう。
……やっぱり変わらないんだ、あたしたちって……
がっしりと抱きかかえられて街中を運ばれながら、顔を隠すようにうつむいて、あたしはそんなことを
宿屋につくまでずっと考えていた。
宿のおかみさんに薬草をわけてもらい、部屋で手当てをしたあとに呪文を唱えると、あっさりと傷は
ふさがった。
「よかったなー。リナ。どうなることかと思ったぞ」
「……過保護すぎんのよあんたは……」
「そうかー? 心配するのは当たり前だろ。保護者だからな」
「いつまで保護者のつもりでいる気よ」
あたしの低いつぶやきに、ガウリイは少しだけ考えたあと、さらりと言い放った。
「キスするまで」
こ……こやつは……朝っぱらからさんざん悩んでたくせに……とうとう開き直ったわね。
固まったあたしの隣にガウリイが腰をおろしてくると、安物のベッドがぎしりと鳴った。
「まだ……いやか? いやならいいんだ。さっきも言ったけど、リナに無理させたいわけじゃない。
オレがただお前さんを好きなだけなんだ」
言って優しげにあたしの頭をぽん、となでてくるガウリイ。
「リナもオレのこと好きだってわかって、すごく嬉しい。
でもそこまででいいんなら、それでもいい。そんなことでオレの気持ちは変わらないからな」
ガウリイはため息をひとつ吐き、言葉を続ける。
「今朝落ち込んでたのはさ……オレのこと好きでもない相手を、夢の中で、オレのいいようにいじって、
しかもそれを喜んじまったってのが、情けないというか申し訳なくてな……
どこも穢れてない、綺麗なお前さんを汚しちまった気がして……」
ガウリイの瞳が後悔の色に揺れる。
あたしはなんだかそれが気に食わない。
「何言ってんのよ。あたしはあたしよ。
あんたがあたしに夢の中で何したって、それで現実のあたしがどうにかなるわけないじゃない。
それに、もしあたしも望んでることなら……ガウリイが何しようが、汚れたりなんか、しないわよ……」
小さくなっていく声すらまるごと受けとめるように、ガウリイがまっすぐにあたしの瞳を見つめてくる。
74 :
ガウリナ5:2009/08/24(月) 00:38:44 ID:LlL2xxRk
「ほんとうか? リナ……」
あたしは唇が緊張して乾いてしまうのを、少しかみしめて潤し、ゆっくりと笑みの形にする。
それだけの動きに、とてつもない勇気と努力がいった。
不安か期待か、胸がありえないぐらいドキドキする。
……あたしは何か間違っているだろうか? こーいうのって何が正解かもわからない……
「目とじて……」
ガウリイの声も少しかすれている。
彼の腕にふとふれたあたしの手に、思わず力がはいる。
「だいじょうぶ……約束する。何もこわいことなんかしない」
何かの魔法のようにガウリイの言葉があたしの心を動かしていく。
この心臓を壊すぐらいに高鳴る鼓動が、向かい合うガウリイからも聞こえてくることに気づいたあたしは
そっと目を閉じて、彼のなにもかもを受け入れることに決めた。
おびえるようにガウリイの唇があたしにふれて、とまどうような数秒のあと、一気に強く押しつけられた。
抱きしめてくる両腕にも力がこもり、痛いぐらいにしめつけられてしまう。
熱くてやわらかくて強くて、優しい……彼そのものみたいなキスだと思った。
「っはぁ……」
ガウリイの唇が離れた瞬間にあたしの唇から吐息がもれる。
息の仕方がわからなくて、ちょっぴり苦しかった……
「夢じゃないんだな……」
ガウリイが瞳を輝かせて熱っぽくあたしを見つめる。
「まだそんなこと言ってんの?……」
「ああ……ずっと、こうなるのを待ってたから……」
「ずっと、っていつから?」
「もう忘れた」
あっさりと言って小さく笑う彼は、ホントにいつも通りだったので、あたしもなんだかおかしくなって、
しらず顔がほころんでしまった。
また彼の唇が近づいてきたので、あたしはもう一度目を閉じる。
今度はゆっくりと、ふれては離して、唇の感触を楽しむように何度も何度もキスをしてくる。
不思議とキスされている時は、される前よりも鼓動が落ち着いていて胸が苦しくならない。
「ん……んんっ……!」
油断していると、唇を押し開けられてガウリイの舌があたしの中にすべりこんできた。
あたたかくて、すこしざらつくような、初めて知る感触にとまどいを隠せないあたしを、ガウリイは
慈しむように抱き寄せ髪をなで、腰を抱く。
ガウリイの舌があたしの逃げる舌をなでるようにして追いかけ、からみつかせて、ふっと離れる。
かと思うと、舌の裏側にもぐりこんで、自分でも届かないやわらかいくぼみに差し込んで、熱い感触を
送り込んでくる。
浮き上がった舌を吸われてひっぱりだされると、彼の口の中に誘いこまれてしまった。
「ふぅ、んっ……ん、ん……」
あたしはもうどうしていいかわからなくなって、いたずらに声をもらすだけしかできなかった。
ガウリイの口の中で彼の舌とからみあっていると、身体の奥がなんとなくうずうずしていくような、変な
気分になっていく。
やっと解放されたときには、ガウリイの唇とあたしをつなぐ細い糸が弧を描いた。
これって……?
ふたりの交わした唾液だと思い至るまで、あたしはぼーっとそれを見ていたが、
「リナ……べーってして」
ガウリイが言うままに、あたしは濡れたままの舌をちょろっとだしてみる。
その真ん中にガウリイが吸いつくようにキスをしてくると、身体が思わずびくっと反応していた。
ガウリイの唇がやわらかくて、舌の動きがいやらしくて、うずくようだった身体の奥が明確に熱をもって
あたしを内側から責めてくる。
自分自身の反応にとまどい、ガウリイの腕にきゅっと力をこめてつかまると、さっきよりも強く抱きしめ
返してくれた。
あたしの舌の上をガウリイの舌がすべりあがり、歯の裏にまではいってくると、あたしはぶるぶる
ふるえだして、もう口を開けてすらいられなくなった。
我慢できなくなって目に涙がにじんでくると、もう一度舌をきつく吸われ、刺激に背がのけぞる。
75 :
ガウリナ6:2009/08/24(月) 00:39:37 ID:LlL2xxRk
翻弄されてしまった……
キスって唇がふれるだけじゃ終わんないんだ……
やっと唇を離したガウリイは、あたしのおでこにコツン、とおでこをくっつけて、
「リナの顔真っ赤だ。からだも火照ってきてる……」
うれしそーに言わなくていいことを言ってくる。
「うっさいわね……初めてなんだから仕方ないでしょ……」
「……ファーストキス?」
「そうよ。悪かったわね」
「いや、わるくない……むしろオレは嬉しいけどな」
最後はちゅっと音がするようなふれるだけのキス。
「……ありがとな」
「なにがよ」
照れてしまっているあたしとは対照的に、心底嬉しそうに優しく見つめてくるガウリイ。
「オレのこと、受け入れてくれて……」
そっと服を脱がされていく。
肌があらわになる度に、ガウリイはそこに口づけをしていった。
思い切って目を開けてちらりと見ると、赤く印みたいにあとが残っていたので、あわててしまう。
「ねぇ、これ、人に見られたら恥ずかしいんだけど……」
あたしの抗議にガウリイはさして気にせず手の動きをとめない。
「見せなきゃいいだろ。オレだけがリナの裸見るんだから」
「お風呂はいるとき他の女の人の前で服脱げないじゃないの」
はた、とガウリイの動きがとまり、自分が散らしたキスマークをしばし見つめると、
「それもそうか。すまんすまん」
とお気楽に笑いながら謝ってきた。
そのころにはもう下着だけにされてあらわになった胸を両手で隠していたので、彼をどつきたおす余裕は
あたしにはなかった……
ガウリイが一気に服を脱ぐ。
鍛えられた剣士の身体にあたしはおもわず見とれてしまう。
下半身に目がいきそうになって、焦って顔をそらしたけど、ガウリイがにっと笑ったのが見えた気がした。
み、みてないみてない……あー、顔が熱い……
丸裸のガウリイがベッドに腰掛けてあたしを見つめる。
「リナ、脱いで……」
まぶしそうにあたしの下着姿を見ながら、優しく甘い声で言うガウリイ。
脱がされるのも恥ずかしいけど、目の前で脱ぐのもそうとう恥ずかしいんだけど……
しかし、ここまできて後には引けない……わよね、覚悟ならとっくに決めてるんだし。
あたしはベッドの上に立ち、指を下着にひっかけると、そっとずらしていった。
ガウリイの視線が痛いほど肌にささってくる……指がふるえてなかなか動いてくれない。
目をぎゅっとつぶり、ふとももまで気合をこめておろすと、ねばつく感触が音とともに伝わってきた。
びくり、と身体がかたまってしまう。
ガウリイが動く気配がしたので、おそるおそる目を開けると、指を下着と身体の隙間にいれて引き抜い……
って?! 彼の指にてらてら光る何かがひっかかって……どーいうこと?!
「……もう濡れてる」
わ、わかるわよ、あたしにだってそれくらいっ!
キスされて脱がされて……それだけで、こんな?!
もうだめ、もう脱げない、ここで終わりにして。
あたしの羞恥心がギブアップ宣言してくるっていうのに、ガウリイがあたしの手をやさしく掴んでそのまま
下着を足首までおろしてしまった。
恥ずかしさがあたしを突き動かして、ガウリイの目から自分の身体をかくすようにしてがばっと抱きつき、
勢いのままふたりしてベッドに倒れこんだ。
「スケベ……」
「リナもな」
あたしの文句ももはや説得力のかけらもなく、ガウリイにさらっと返されてしまうのだった。
76 :
ガウリナ7:2009/08/24(月) 00:40:45 ID:LlL2xxRk
お互い裸でぎゅーっと抱きしめあっていると、ふんわりとした心地よさが頭の中をからっぽにしていく。
ガウリイの肌にほっぺをくっつけて、彼の心臓が速鳴るのを愛おしく聞いていた。
あたしだけじゃなくて、ガウリイも緊張してるんだ……そう思うと、未知の怖さも少しだけやわらいでいく。
「リナ……」
やさしく手を腰にすべらせながら囁いてくるガウリイ。
「なに?」
あたしはいまだ恥ずかしくて顔を上げられない。
「リナ……」
けれどガウリイはあたしの名前を呼びながら、確かめるようにいろんなところをなでていく。
弱くも強くもない力加減が、こそばゆさを感じさせずに、むしろ気持ちがいいほどだった。
きゅっとおしりをつかまれ首筋にキスされて、あまりの唐突さに鳥肌がたつ。
「やっ……ガウリイ……?」
「こんな華奢な身体で、ずっと戦ってきたんだな」
「いまさら何よ」
「もう戦わなくてもいいって言ったら、お前さんは嬉しいか?」
「戦いたくて戦ってきたわけじゃないわよ。でも盗賊いぢめはやめないけどね」
ガウリイはあたしの言葉に苦笑する。
「オレの、故郷にこないか?」
「へ?」
「ばあちゃんに紹介したいんだ」
「……………………」
確か遺言がどうとか言ってたあの『ばあちゃん』?
「お墓の前で、一緒に手を合わせてくれないか。
オレ、家から飛び出したまんまだから、実家には近寄りづらいんだよなー。だからこっそり」
ふむ、ガウリイの生まれ育った所を知るのも悪くないわね。
あんまり自分のことべらべら話してこないので、あたしもすすんで聞き出そうとしたことはなかったから、
ほとんど何にも知らないのよね。
「行ってもいいけど、どうしてまた急に?」
あたしは身体をおこしてガウリイの顔を見ると、何の迷いもない澄んだ瞳に射抜かれた。
「オレの嫁さんだって報告するんだ」
ぶわっと全身が熱く火照る。
これ……プロポーズ……よね?
いつものおちゃらけじゃないわよね……
視線をそらさずこちらを真摯に見つめるガウリイの表情が全てを物語っていた。
て、展開が早すぎない?……でも順番としてはこれがマトモな気もするし……
男は白馬の王子様に限るっ!なんて思ったこともあったけど(冗談よ)、でも目の前にいるこの男だって
それなりに、それなりの……
「えーいもうっ! 考えないよーにしてたわよ、いっつもはぐらかされたり冗談にされたり、そんなんじゃ
身が持たないから深く考えないことにしてたのよ、悪い?!
あたしだって、あんたのことずっと……」
そこであたしは喉を詰まらせてしまった。
今までの想いがどんどんあふれてきてしまって、胸が苦しい。
返事の代わりに逆切れしたあたしを、ガウリイは落ち着かせるように抱きしめて、
「一緒に来てくれるか?」
と、ためらいもなく囁いた。
あたしは彼につつまれながら、身を任せて小さくうなずくだけでよかった。
77 :
ガウリナ8:2009/08/24(月) 00:43:36 ID:LlL2xxRk
あたしの柔らかいところを、そっとなでられた。
大事にされているのが痛いほど伝わってきて、恥ずかしいけれどガウリイのその手をとめることは
できなくなっていた。
「リナ、綺麗だ。すごく……」
歯の浮くような台詞も、今は素直に受けとめられる。
「ありがと……」
ガウリイはあたしの言葉にやわらかく微笑んで、あたしの小ぶりと言えなくもない胸を手の中におさめた。
ちゅっと先端に軽くキスをされただけで、痺れるような震えがきてしまう。
「素直なリナも可愛いな」
嬉しそうに言いながらガウリイは舌をだしてピクンと立ってしまった胸の先端をぺろぺろなめていく。
「あっああ……あっあっ……」
声をおさえなきゃ、とは思うのに、未知の快感がたまらなくてあたしはガウリイにしがみつく。
いつのまにかガウリイの片手がふとももをなでていて、すっと上に指をすべらせてきたと思ったら、
とろけるように熱くあふれる感触をさぐりだされて、びくっと身体がおびえた。
そのままガウリイの指がぬるりとからみつく。
あたしの敏感になってしまった固いふくらみをそっと辿ると、やわらかくこすりあげてきた。
優しい感触なのにそこから与えられる快感は容赦なくて、ますますガウリイにしがみついてしまう。
身体の奥からかけめぐってくる何かに逃げるように背がのけぞり、理性を保っていられない……
指で挟まれたままプルプル揺さぶられ、濡れた指でしごかれ、あふれる蜜をすくいとられて突起に
なすりつけられ、また容赦なく責められる。
「や、いやっなにかきちゃう、ガウリイ! なにやだこれっガウリイっきちゃうよぉ……! ガウリイっ……」
頭の中にまで快楽がおしよせてきて、あたしの意識を飛ばそうとしてくる。
得体の知れないその波に、あたしはこわくてあらがってしまった。
「ああっいやぁっ……!」
「リナ、だいじょうぶ、だいじょうぶだ……気持ちいいって思ってみな」
「や、やぁぁっいやっ……きもち……い……ああああだめぇぇっ……」
意識がどこかにつれていかれる、勝手にどっかにいっちゃう、だめっ! いっちゃうぅぅっ!
身体がきゅーっとそりかえり目の前が一瞬真っ白に弾けた。
あたしのその動きに合わせてぎゅっとガウリイの指が強くこねるように動き、快感の波をおいたてる
ように散らしていく。
信じられないくらい絶妙な力加減であたしの芯をもみこんで、じんじん痺れるような余韻を楽しませて
くれるような……指の角度がかわるたびにびくり、と腰がびくつくけど、それすらも気持ちよかった。
ああ、そっか。ほんとだ……気持ちいい……
息が荒くて恥ずかしい。あたし、なんか色々叫んでた気がするけど……思い出したくない。
「かわいかった……リナ……」
ガウリイの言葉に素直に喜べずに、あたしは腕をのばして彼に強く抱きついて赤らむ頬を隠した。
ふわり、と頭をなでられる。
「感じてることぜんぶ聞かせてくれ……声にだして……我慢しなくてもいい」
涙目になってしまったあたしの頬に手をそえて、ガウリイはそっとキスをしてくれた。
あたしに抱きつかれたままガウリイは器用に身体をずらし、首筋から胸へと、つーっと舌をはわす。
おもわず腕の力がゆるんで、自由になった彼の身体がゆっくりと下へさがっていった。
胸をやさしくつつみこみ、また先端にちゅっと吸いついて、口の中でころがしてくるから、あたしはすぐに
身体を熱くさせてしまって、もれでる吐息すらおさえられなかった。
胸の先でつんっと勃っているような感覚が、ガウリイの舌になめあげられるたびに響いてくる。
横から手で胸をよせて、交互に口に含まれやわらかい舌でねぶられる。
その刺激があたしの疼く芯にまで響いてきて、たまらず両手をガウリイの手に重ねてお願いした。
「それ、へんな感じなの……もう…………」
もうなめないで、と言おうと思ったのに、よけいにいやらしい感じになりそうで言えなかった。
それなのにガウリイはそっと唇を離してくれたので、ほっとしていると、おへそのほうに舌をはわし
ながらあたしの腰を抱きかかえ、ちろちろとした短い毛を舌先でさぐり、湿る奥まではいってきた。
「やっちが……ああん……!」
78 :
ガウリナ9:2009/08/24(月) 00:44:53 ID:LlL2xxRk
熱くてざらついた感触がいまだに疼いているあたしの芯にからまるように動き、腰がくだけるような快楽を
おくりこんでくる。
「あ……ああ…………」
とぎれるような吐息が口からもれるたびに、あたしの理性も一緒にこわれていった。
「いい……きもちい……」
おしあげられるような快楽の波がガウリイの容赦ない責めからおくりこまれ、あたしはその凄さに
ただ翻弄されるしかなかった。
「ガウリイ…………」
あたしは愛しい男の名を呼んだ。何度も。
そのたびにガウリイの舌が激しさを増す。
なめあげて転がして押しつぶして吸い上げて、ぬるぬるになった唇でしごかれて……
お尻にきゅっと力がこもり、とろけるような快感があたしをどこかに押し流そうとするけど、あたしにはもう
これが何かわかっていた。
「……あたしもう……もういっちゃう…………ガウリイっ……」
意識が果てるような、白く焼きつくような、あらがいようのない何かに腰が悶えて身体がのけぞる。
それでもあたしはガウリイの名を呼びつづけて、悦楽の波に身を任せた。
……きもちいい……
痺れといっしょに震えまできて、手も足も、腰も背中も、全身くまなくおかしくなっていく。
頭の中がふわふわとしたままで、でもガウリイの舌に責められているところはどんどん何かがあふれ
だして、身体がまるで浮いてでもいるみたいにずっと快楽の絶頂を感じつづけていた。
「すご……い……ガウリイ……いいの……いい……きもちいい……」
わけがわからなかった。
でもあらがうのをやめたら、どこまでも快楽がつづいていって、意識の向こうまで…………
あたしは唐突に目が覚めた。
「あ、え? ここ、どこ……?」
ベッドの上であたしはガウリイと裸でシーツにくるまっていた。
「気づいたんだな、よかった」
ほぅっと息をついてガウリイがあたしを抱き寄せてくる。
どーやらあたしは自分が気を失ったことにすら気づかずにいたらしい。
そんなふーになっちゃうんだ……
「……どれくらいあたし気失ってたの?」
「ほんの少し、な。ほら、まだ身体火照ってるままだろ?」
そう言ってガウリイはあたしをぐっと強く抱いた。
う……なんか太ももに当たってる……熱くて固いのが……
おそるおそるガウリイの顔を見上げると、彼は照れたようなまなざしでこっちを見やり、
「いや、いいんだ。我慢するから」
とあたしのおでこに軽くキスをした。
「……なによ、我慢って」
「ん、だってリナ、はじめてだろ? それに痛いの苦手じゃねーか」
ガウリイのこーいう優しさは、なんていうか……ときどきあたしのことを理解しそこねていると思う。
「いつまで我慢するつもりなわけ?」
これにはガウリイは何も答えられず、困ったような顔をして頭をぽりぽりとかいた。
与えられるだけなんて、じょーだんじゃない。このあたしが。
自分のことぐらい自分で決める。
「あんまりナメないでよね」
きっぱりと言い切ったあたしに、ガウリイは嬉しそうというかなんとも複雑な顔をして口を開く。
「もっと色っぽく言ってくれると燃えるんだが」
それでも態度をあらためないあたしの上に覆いかぶさって、
「そこがリナの魅力でもあるんだけどな……」
言ってそのまま唇を深く重ねてきた。
ふふ、勝った。
なんの勝ち負けかはあたしにもわかんない。
あたしはいたく満足しながらガウリイのキスを受けいれた。
79 :
ガウリナ10:2009/08/24(月) 00:45:55 ID:LlL2xxRk
「最後までするんなら、もうちょっとほぐさないとな」
ガウリイはそう言うと、あたしのふとももに手をはわし、ぐっと一気に脚を抱え上げて身体をくの字に
押さえつけてきた。
顔の横に自分の膝があたっている……ていうか、丸見え……!
「やだっこれ嫌! 離して!」
あたしは脚をばたつかせて抵抗するも、力で押さえつけられては敵うはずもなかった。
「どうなるか知ってるほうがリナも安心だろ?」
どーいう理屈?!
「ここにオレのが入るからな……」
あたしの見てる前でガウリイの小指が入っていき、微かに粘る音がした。
あまりの恥ずかしさに目をぎゅっと閉じて顔をそらすが、ガウリイのたてる卑猥な音がいやに大きく聞こえる。
「痛くないか?」
ひどいことをしている自覚がないのか、優しくきいてくるガウリイ。
「……なんともない」
あたしの返事にガウリイはほっとするというよりも、小首をかしげたようだった。
「なんともないのか……これも?」
いきなり電流がはしったような刺激にあたしは驚き目を開くと、小さくとがっている突起を指でつままれていた。
「あ…それは……」
なんともなくない、とはさすがに口に出して言えずにいると、ガウリイは何を誤解したか、
「これはクリトリスっていうんだ。リナがさっき気を失うぐらい感じてたところだ」
そんなこと聞いてないっての! なにこれ羞恥プレイ?! 言葉責め?!
いや……もしかしたらガウリイは天然のS?
「はは、リナの顔また真っ赤になってる」
ガウリイはのほほんと笑ったあとにふと黙り込んで、あたしをじっと見つめると、
「なんかいじめたくなるな……」
とんでもないことを口走る。
あわてるあたしに無理な姿勢でキスをしてくると、体勢を整えて小指を抜いて、じわっと中指を入れ込んだ。
少し太くなった感触に思わず呻いてしまったが、その指が中でくっとまげられると、そこからじんじんとした
快感が腰に広がっていった。
ガウリイがクリトリスと呼んだそこもつまみなおされて、ゆるゆると揺さぶられる。
そのたぶん裏側あたりをガウリイの指が中から押し上げるように優しくなぞり、無防備なクリトリスを表からも
裏からも長い指でいじめられてしまう。
「ああ、はぁっ……ああ……」
深いところから湧き上がる快感が、何度も絶頂にのぼったはずのあたしの身体を、とろとろにとかして
いく。
「すごく気持ちよさそうな顔してるぞ、リナ」
ガウリイの言葉にハッと我にかえったあたしは、胸が焼けつくみたいな羞恥で身悶えした。
「ばか……みないで……」
ガウリイの顔は優しげだ。
どうしようもないくらい、残酷なまでに優しげに微笑んであたしを見続けている。
「みないで……みないでぇっいっちゃうぅう……」
激しい快感が脳天どころか脚のつま先まで貫いていく。
絶頂に喘ぐあたしを見据え、ガウリイが一瞬だけ雄の顔をしたのがわかる。
本気だ。この男、本気だ……
身体がどんなにびくついても、ガウリイの指はためらうこともなくあたしをいじめぬく。
「皮もむいておこうな。ほら、中に芯があるんだ」
器用に指でめくりあげるような動きをすると、小さな尖りがさらけだされてしまった。
何をされているのかうまく理解できない。
自分の身体にそんなところがあるなんて初めて知った。
湧き上がるこのどうしようもない恥ずかしさはなんなんだろう。
目を閉じてもいいはずなのに閉じれない。
垂れそうになるほど溢れるぬめりをねっとりと芯に絡ませ、やらしい音をたててなでまわしてくる。
中に入っている指も、あたしをゆっくりとめちゃくちゃにしようとする。
ガウリイが見ている前であたしは何度も絶頂に達し、喘ぐそのたびに理性が焼かれ目眩がする。
80 :
ガウリナ11:2009/08/24(月) 00:46:55 ID:LlL2xxRk
でももう、これ以上は……
「ゆるして、ゆるしてぇ……おかしく、なる……」
涙でにじんだ視界の先に、ガウリイの上気した顔がぼんやり見えた。
その唇がすこしだけ開いて、濡れた舌がゆっくりとあたしに近づき、むきだしになっている芯をねらって
躊躇なくねぶりだした。
とろけて死んじゃうような快楽に耐え切れず喘ぎ泣いても、熱い舌先が容赦なく蠢きつづける。
痺れるようにジンジンするクリトリスをガウリイはさらに舐め上げてこねまわして、指を抜き差しする。
お尻がきゅーっとなって訳がわからないほどのイキ方をしてしまい、よだれが出るのをとめられなかった。
唐突に舌の動きをとめたガウリイは息ひとつ乱してない。
「指一本だけなのにきついなー。ほぐすどころか締まってきてるし。もっと奥までいれるからな」
ガウリイが愉しげな顔を隠そうともせずにまた卑猥な音をたててあたしを犯す。
「いやぁ……いや………」
あたしはウソをついた。
せめてもの恥じらいを彼に見せた。
あたしのそのウソまでガウリイはつつみこんで終わりが見えない悦楽の全てをあたしに教えてくれた。
喘いで叫んで飛んでいってしまいそうな意識の中で彼の瞳が凄絶なまでに笑みを浮かべているのが見えた。
あたしをいじめて悦んでいる、悶えておかしくなる様をいつまでも愉しんでいる、最高にサディストな彼の
一面を、あたしも本当は悦んでいた。
身も心もおかしくなってガウリイの執拗な愛撫を悦びながら受け入れていった。
もっと、とか、いい、とか、すごい、とか、そんなことだけしか口からは出てこなくなった。
きつくクリトリスを吸われ指で中をしごかれ、極限まで快楽だけを与えられ、何も考えられなくなって、
しまいには彼の名前だけをずっと叫びつづけていた。
「ちから抜いて、そう……さっきみたいにオレのことだけ考えて」
長すぎる愛撫から解放されたあたしは言われなくとも、もう他にはなにも考えられなくなっていた。
火照りとろける身体をぐったりとベッドに預けて、彼の手にうながされるままに脚を開いた。
ガウリイの熱くて固いものが、ひくついているあたしの中心にあてがわれ、ぐっと中に入ってこようとする。
たまらないほどの圧迫感に息がとまりそうになるあたしの頭をガウリイはぽんぽんとなで、髪をひとふさ
もちあげると、そこにそっとキスをした。
「先にあやまっとく。たぶん痛いだろうから」
彼にしては神妙にそう言うと、ごめんな、と小さくつぶやきながら奥まで深く入ってきた。
焼けるような熱さと太さに思わず目をつぶり身悶えしたけれど、あたしが想像していたよりも痛み自体は
少なかった。
だけどそれをガウリイに伝えられる余裕はなくて、勇気をふりしぼって目を開けて、彼の蒼い瞳に応える
だけで精一杯だった。
それでもガウリイには伝わったんだと思う。
ガウリイは安心したような笑みをみせて、あたしの腰をつかむと、荒い息をはきながらあたしを徐々に
揺さぶりだした。
乱暴ではないが激しいその動きにガウリイの必死さが伝わってきて、あたしはなんとなく嬉しかった、
ような気がする。
あたしは終始、冷静さなどかけらもなく声をあげてよがりながらガウリイにしがみついて身悶えして、
言葉に出来ないほどの悦楽に頭がイカレていたからだ。
何がどうなっているのかもよくわからなかった。
熱くて硬くて激しくて……気持ちよかった。
そして泣きたくなるほど愛おしかった。
彼の額に汗がにじむのも、指に絡ませてきた熱い手も、あたしの全てを求めているのが伝わってきて
胸の内があふれるほどに満たされていく。
81 :
ガウリナ12:2009/08/24(月) 00:47:48 ID:LlL2xxRk
今まで感じたことのない、自分のなかで暴れだす狂おしいほどの愛情の強さにとまどいもしたが、
それ以上にガウリイから感じられる愛が激しすぎて、いろんなことを凌駕していってしまう。
だからガウリイが苦しそうに呻いたときも、何の不安も感じなかった。
「くっ……リナっオレ……もうっ……!」
喜びしか感じなかった。
わかってる。なにもかもわかってる。
それでも構わなかった。
ガウリイに求められていることが、この上なく幸せだった。
何もかも失っても、もし魔力すらなくなっても、彼に応えたかった。
「……きて………なかに……だして」
あたしのかすれるような小声に、ガウリイが熱い息をはく。
ぎゅっと目をつぶり、苦しげな呻きをあげながら、あたしの愛しい男はあたしの中で荒く果てた。
ガウリイの切ないような声があたしの名を呼ぶ。何度も何度も。
どくんどくん、と注がれるたびにあたしはびくびく震えながら受けとめた。
何回、そうされたんだろう。
3回目までは数えていられたけど。
「リナっ……!」
ガウリイが切実な声をだしてあたしを突き上げ、身じろぎひとつせずに奥の奥まで注ぎ込む。
熱くてたまらない。
汗ばみ火照る身体をおもいっきり抱きしめられ、激しい呼吸のまま唇を奪われ、まるでむさぼるようにして
舌をからませあった。
お互いの鼓動が落ち着くまでずっと、そうして絡みあって、顔が見たくなった頃にそっと離れた。
照れたような顔をしているのはまたあたしだけで、ガウリイは当然のように幸せそうな顔をしてあたしを
見つめてきた。
「オレ、気持ちは変わらないって言ったけど、変わった……」
「なによそれ……変わったって、どんなふうに……?」
「ああ、もっと好きになった。好きで好きで……たまらん」
ガウリイは宝物のようにあたしを抱きしめ、苦しいぐらい力をこめると、深くて長いため息をついた。
「リナ最高……」
熱い吐息がくすぐったい。
「ばか……」
やっぱり素直になれないあたしだったけど、もう今までのあたしじゃない。
こんなに人を愛おしいと感じたことはなかった。
永遠を信じる気持ちが心地良い。
もう言い切ってしまおう、これは運命なのだと。
「……おやすみガウリイ」
あたしは生まれて初めて自分からキスをして………ガウリイは優しくそれを受けとめてくれた。
窓から見える星がそんなあたしたちを祝福するかのように、穏やかに瞬いていた───
82 :
ガウリナ13:2009/08/24(月) 00:48:44 ID:LlL2xxRk
朝になって宿屋を出ると、広がる草原に白い一本道がまぶしく光っていた。
夏の陽光をうけて輝くなにもかもに眼を細めていると、唐突にガウリイが口を開く。
「ずっと悩んでたんだ……でも探したら見つかった」
そう言ってガウリイはあたしだけを見つめる。
なんのことかわからないけれど、そのまなざしに胸が痛む。
彼が探したものってなんなんだろう。
この広すぎる世界に彼が望むもの。
答を聞くのがこわい。
それなのにあたしは聞いてしまう。平気なふりをして。
「何をよ?」
そうして照れることも臆することもなく、当たり前のようにガウリイは小さく笑う。
「お前さんだよ。リナ=インバース」
泣くところじゃないのに。
浮かれて有頂天になって照れ隠しに彼の背中をバシンバシンと叩いて笑うところなのに。
胸の苦しさが消えずに切ない痛みが喉まで広がりこみあげてくる。
あふれてこぼれおちた涙はとても甘くて苦くて、そして胸の痛みと一緒にすぅっと消えていった。
ガウリイは嬉しそうにそれを見届けると、きらめく世界に眼を向ける。
「ゼフィーリアはどっちだ?」
「あっちよ」
指差す先には白い雲、青い空。
どこまでも続く道。
「いこうか」
ガウリイがさしだした大きな手をあたしは少し誇らしげに握った。
「その次はエルメキアね」
「おう。その次は……」
途切れることのない会話。
行きたいところは全部行く。
やりたいことも全部やる。
それでこそあたしたちだと繋いだ手が喜んでる。
あたしとガウリイはそんなふうにして歩き出した。
...end.
長文におつき合いありがとうございました。
84 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 01:50:01 ID:RBw/m6jS
な、な、なんだこのグッジョブは…
思わず初めて書き込んでしまった…
ガウリナの神、光臨・・・!!!!!
一気に読みましたよ!! 何て幸せそうな二人なんですか!!
69さん、超GJ!!!!!!!!!!!!!!!
作品読めて幸せっした!!!!!!
ぐっじょぶ!
_n グッジョブーン!!
( l
\\ (^ω^ )
ヽ ̄ ̄ ノ
フ /
| /
( 丶ノ
ノ>ノ
三レレ
グッジョブーン!!
∩
( ⌒) ∩_
/ ノ i E)
/ / //
/ / //
/ /^ω^)//
( /
ヽ |
| /
( ヽノ
ノ>ノ
三レレ
グッジョブーン!!
( ^ω^) n
⊂二 二二二( E)
| /
( 丶ノ
ノ>ノ
三レレ
あなたが神か!!
幸せなガウリナで最高によかったです!!
GJ!!そしてありがとう!!
いいなぁ………
いいもの見たなぁ…………
久しぶりの髪がきたーーー!!!!
ありがとう!
リナは夜中に(盗賊いぢめ行く前)ガウリイの部屋の様子うかがうことが多いみたいだが、
オナニー目撃してしまったことも一度くらいあるんじゃなかろうか?
あ、起きてるな、と思って寝入るまで様子伺ってたら
実は「それ」だったというわけですね?
そして実は気づいていたガウリイは
リナの名前をわざと連呼しちゃってるんですね?
逆に最中にスリーピングかけられ寸止めされてたり…
カワイソス(´;ω;`)
まあ実際は気配でわかるから、気付かれそうならやらないだろうな。
しっかり寝てからやる。
そうね
90〜92の流れでSS書いてみたんだが、あんまりエロくならなかった。すまん。
ガウリナ。
ベッドの中で寝返りを打ちながら、あたしは耳をそばだてた。
薄い壁を通して、隣の部屋からは微かな物音が聞こえてくる。
……ガウリイの奴、まだ寝てないでやんの…。
あたしは胸中でこっそりため息をついた。
この近くの森に、盗賊の隠れ家があるらしいことをあたしが耳にしたのは、さっき宿のおばちゃんと喋っていた
時のことである。
あたしたちの長話に、ガウリイは早々に部屋へ帰り、その後「盗賊が近くの森にいるらしいから、気を付けるん
だよ」とわざわざ教えてくれたのだ。
そんな話を聞いてしまっては、おちおち眠れるはずもない。
ガウリイが眠ったら、こっそり抜け出そうとこうして待っていると言うのに・・・まったく、なに夜更かしして
るのよ。
苛立ちながら、何度目かの寝返りを打った後、隣の部屋が静まり返っていることに気が付いた。
とうとう寝たのかしら?
あたしは壁に耳を押し付けた。
眠ってくれたのなら好都合。ダメ押しに『眠り』の呪文かければ、まず気付かれることもないだろう。
別に『眠り』の呪文で寝かせてもよかったんだけど、以前それで失敗してるから、やはりここは慎重にいきたい。
神経を尖らせて、気配を探る。
ガウリイの部屋はあたしの部屋と対称の作りをしてたから、確かこの裏がベッドになっているはず・・・。
「はあっ…」
その時、こっそり聞き耳を立てていたあたしの耳に、ガウリイが大きく息を吐くような声が聞こえてきた。
「あっ、はあっ、くっ…うっ…」
声は断続的に、何度も聞こえてくる。
なにこれ?運動でもしてるのかしら?こんな夜中に?
それに、運動をしているにしては、ガウリイの荒い息遣い以外、音らしい音がほとんど聞こえないのもおかしい、
し・・・って、これって、まさか・・・。
「うっ、あ、あっ…」
あたしの思考を遮って、一際大きなガウリイの声が薄い壁越しに響く。
艶のあるその声を聞いて、あたしは瞬時に理解した。今、ガウリイが部屋で、一体なにをしているのかを。
気付いた瞬間、カァァッと顔が赤くなる。
うわああああ、まさか、だって、そんな…いやいやいや、ガウリイだって一応男なんだし、不能でないって
言うならそりゃ人並によう言う欲があってもおかしくないけど、でも…だあああ、やっぱり無理!!だって、
こんな場面に遭遇したの、初めてなんだもん!!
混乱した頭で、色んな思考が渦巻く。
聞き耳を立てていたことに罪悪感を感じて、でも隣の部屋で繰り広げられているであろう光景を思うと、背徳的
な興奮も沸き上がってきて、あたしの脳内はパニック寸前だ。
「っ……リナっ…」
!?
その時、突然聞こえた自分の名前に、あたしは硬直する。
なに?空耳?
頭の芯が熱でぼやけるような錯覚を感じながら、あたしはもう一度耳を澄ました。
「リナっ、リナ…っはあ…」
やっぱり、空耳じゃなかった!!
えっ、待って?これって、だってあれでしょ?男の人が、自分で性欲を処理するって言う…。
その途中にあたしの名前を呼ぶって、それって、それって・・・。
人の話や本なんかを呼んで、知識だけは豊富なあたしの頭が、それに対する答えをずらずらと弾き出してくれる。
ボンっ
その、あまりにも馴染みのない知識の数々に、あたしの脳はオーバーヒートを起こして、あっさりと考えること
を放棄した。
*
「くうっ…っ……っ!!」
最後にリナの名前を呼んで、オレのイチモツからは白濁した液体が吐き出された。
それをティッシュで受け止めて、オレは大きく息を付いた。
耳を澄ませれば、さっきまで壁越しにオレの様子を窺っていたはずのリナが、すっかり大人しくなっている。
どうせまた、盗賊いぢめにでも行くつもりだったのだろう。
何度言っても止めないのは、なんでだろうなぁ・・・。
ぼんやりと考えるが、もちろん答えなんてリナのみぞ知る、だ。
オレは後処理を済ませると、そそくさと布団に入る。
名前を呼んだのは聞こえてるだろうけど、その意味まで分かったのかなと、少し疑問に思った。
それも、明日になったら分かるか。なんせリナは、すぐ顔に出るし。
どんな反応をするだろうかと、明日のことを楽しみにしつつ、オレは眠りについた。
おわり。お粗末さまでした。
>>96-97 なんかこう、アレですね。
ガウリイわかっててやってんのかよ! と突っ込みたくなったりか、
ウブな反応をするリナかわええ… と思ったりとか、
こっちまで翌朝の態度が楽しみになったりとか、
想像の余地によって萌えさせてくれる一品ですね。
GJ。
>>96 ガウリナは奥手でなかなか進展しないっていう話が多いけど、こういう進展のしかたもアリだなw
次の日リナはめちゃめちゃ意識しまくって効果抜群だろうな〜
GJでした!!
翌日思わず「勝手にどんな想像してんのよ!」かなんか聞いちゃって
「どんなってこんな〜」と再現されちゃうんですねわかりました
そしてそれを神がSSにするんですね、わかりました
96さんの続きネタでしょコレはwktk
翌朝、、一言文句言ってやろうとするけど恥ずかしくて言えないくて、
フラストレーション溜まって気晴らしに盗賊いぢめに行きたいのに
またガウリイのアレな場面を聞いちゃったらどうしよう…と悶々した挙句
逆ギレしてガウリイに火炎球お見舞いする、って想像しか出来なかった
もっとエロ脳鍛えてくる。続きネタwktk
宿が燃えて賠償金が!
せめて鍵ぶっ壊して突入
呪文詠唱前に口塞がれる
くらいにしてくれー鍵修理台で済む
>>105 で、口塞がれたあとに押し倒されて×××、と。
自分は他力本願な人間なんで、誰かSS書いてくれ。
>>96-97の人が書いてくれたら素敵だなあと思ってみたりもする。
NEXTのなんかの資料に、リナは性格的には自分がイニシアチブをとりたいんだけど
実践ではウブで年相応な反応をしてしまうって書いてた。
(OPでガウリイにちゅーしようとしてる絵の解説)
NEXTのリナは淡白にみえるけど、実はちゅーとかその先のこととか…
色々と思い悩んでるんだろうか
思い悩むというか、意外と妄想族なのかも。知識はありそうだし。
間違った方向のぶっ飛んだ行動を思いつくが恥ずかしくてできない…みたいな。
間違った方向・・・?
それはあ〜んなことや、こ〜んなこと?
そーんなこと
一生懸命上にたとうとしてギコチナいリナたんを妄想してハァハァした
ガウリイはそんなリナをたまにおかずにするわけですね、わかります。
96です。ご要望にお応えして続きを、と思ったら、えらく時間がかかってしまいました。すみません。
エロは久々なので、色々と残念なことになってますが、楽しんでもらえると嬉しいです。
>>96-97の続きでガウリナ。ちょっと長いです。
外から、鳥の囀り声が聞こえる。
どうやら朝になったらしい。
あたしはもぞもぞと布団から顔を覗かせた。
結局、ほとんど眠れなかった。
寝たら寝たで、変な夢を見てしまい、眠るどころではなくなるし…。
お陰でひどい寝不足である。
顔を洗い、服を着て、装具を身に付けながら、どうやってガウリイと顔を合わせたものかと考える。
昨日のあれを聞いていたことなんて気付かれていないんだから、いつも通り接すればいいんだろうけど、よりにもよってあいつ、人の名前を…。
ああああ、無理無理!!絶対普通に接するなんて出来ない!!
考えも纏まらないまま、あたしは廊下へと出た。
そのまま、ドアを閉めようとして、
「おっ、リナ。おはよう」
まさにその時、隣の部屋からガウリイが姿を見せた。
なにこのタイミング!?
あまりに予想外なガウリイの出現に、さっきまで散々悩んでいたことも相まって、あたしの顔は一気に赤くなる。
「あっ、の…」
咄嗟に言葉が出てこない。
しどろもどろになるあたしを見て、ガウリイはきょとんと目を瞬かせた。
「どうした、リナ?顔が赤いぞ?」
当たり前のように、ガウリイが近付いてくる。
思わず身を竦めるあたしの前にガウリイが立ち塞がり、大きな手であたしの頬に触れてきた。
「風邪か?」
「ちがっ…な、なんでもないから…」
視線が不自然に泳いでしまう。
この手で、昨日ガウリイがしていたんだろうか?あたしの名前を呼びながら・・・。
ますます、顔が熱くなる。
早く逃げないと、このままじゃ、あたしの頭がおかしくなっちゃう。
「大丈夫だから、風邪とかじゃなくて、その…」
そこで、言葉を詰まらせてしまう。
まさか馬鹿正直に理由を説明する訳にもいかず、なにかいい言い訳はないかと考えていると、ガウリイが、あたしの耳元に口を寄せてきた。
「昨日のを聞いて、興奮してるのか?」
「!?」
弾かれたように、あたしはガウリイの顔を見た。
ガウリイはどこか楽しそうに口元に笑みを浮かべたまま、あたしを見ている。
核心を突かれ、否定することも忘れて唖然としていると、ガウリイの手がそっとあたしの頬を撫でた。
さっきまでとは違う、掠めるような触れ方に、あたしの背筋がぞくりと粟立つ。
「聞いてたんだろ?」
「だ、って…」
言葉が出てこない。
逃げようと後ずさると、背中に廊下の壁が当たった。
すかさず、ガウリイが両手を付いて囲ってくる。
「あん、たが…あたしの名前なんか、呼ぶからでしょ…」
逃げ場もなくしたあたしは、ほとんどやけくそ気味にガウリイを睨み付けた。
こうなったら、開き直ったもの勝ちである。
恥ずかしすぎて視界が涙で滲むが、お構いなしにガウリイに向かって捲し立てた。
「だいたい、か、勝手に人のこと想像して、なにやってるのよ!!」
「なにって、日頃の欲求不満の解消を」
「そんなことに、あたしを使うなあああああ!!!」
なんつう勝手な言い分を!!
しかしガウリイは悪びもせずに、至極真面目な顔でじっとあたしの顔を覗き込んでくる。
「じゃあリナは、オレがリナ以外であーいうことやこーいうことを想像しても、別にいいのか?」
「あーいうことって…な、なに考えてるのよ、あんたは!!」
思わず赤くなりながら、あたしは力の限り絶叫した。
するとガウリイは、にやりと、なにやら薄ら寒い笑みを浮かべる。
「へえ、知りたいのか?」
悪寒が、背筋を駆け抜けた。いや、これは悪い予感だろうか?
あたしは慌てて首を横に振る。
「いいわよ、いらないわよ、そんな…」
あたしの台詞は、最後まで続かなかった。
ガウリイの唇が、なんの許可もなく、あたしの唇を塞いだのだ。
「!?」
咄嗟にもがけば、逃がすまいとしてガウリイがますます顔を押し付けてくる。
唇を割り、ねっとりとしたものが口の中へと侵入してきた。
それがガウリイの舌だと分かった時は、すでに口内は、彼のいいように弄ばれる。
「んっ…んん…」
苦しくて漏れたはずの声が、やれに艶めかしく聞こえて、あたしは恥ずかしさに顔を染める。
ガウリイの舌は、歯列をなぞり、舌と顎の間や天井を舐め上げていく。
舌を絡め取られ、たまらず口を大きく開けると、チュッと音を立てて舌が吸い上げられた。
ぞくぞくしたものが、脳髄を刺激する。
全身の力が抜けて、自分一人では立っているのも難しい。
あたしは力の入らない手で、必死にガウリイへとしがみ付いた。
これじゃあまるで、あたしからキスをねだっているみたいだ。
たっぷり唾液を絡ませ合って、ようやくガウリイの顔が離れると、その間をテラテラと光る銀の糸が繋ぐ。
淫靡な光景に、あたしは思わず魅入ってしまった。
不意に、足が床から離れる。
ガウリイに抱え上げられたのだと気付いたのは、部屋へと連れ込まれた後だった。
「ちょっと、離しなさいよ!!」
ふにゃふにゃになった頭で、それでもどうにか抵抗を試みるも、ガウリイの腕はびくともしない。
ベッドに寝かされると、そのままマントを剥ぎ取られる。
「だーめ。知りたいんだろ?オレが何考えてるか」
「い、いいわよ、別に」
首筋に、ガウリイが顔を埋めてくる。
吐息がかかると、むずむずした感覚が足の先から這い上がってくるようで、落ち着かない。
「こうやって、服脱がせて」
言いながら、ガウリイの手があたしの服へとかかった。
あたしが呆れるくらい、スムーズに前だけが肌蹴られていく。
「やだ、止めなさいよ!!」
「止めない。ほら、もう胸に触れる」
服の中に差し込まれた手が、あたしの胸を覆った。
自分以外の他人が触れたことのない場所を触られて、羞恥で頭が破裂しそうだ。
ガウリイの手が、優しくあたしの胸を、円を描くように揉み始めた。
掌が胸の先端を掠める度、あたしは上がりそうになる声を、必死で喉の奥で抑え込む。
「リナの胸は小さいな〜」
「う、うるさい!!」
「でも感度はいいぞ。ほら、もう乳首も立ってる」
「やめ、て…」
人差し指と中指で、挟み込むように胸の先端をいじられる。
硬く尖ったそこに、与えられる刺激に、あたしは身を竦めた。
どうしよう、恥ずかしい…。でも、気持ちいいよ…。
「気持ちいいのか?」
まるであたしの考えを見透かしたように、ガウリイが囁いてくる。
あたしは自分の気持ちごと否定したくて、首を大きく横に振った。
「ふーん…」
納得いかなかったのか、ガウリイは低く呻くと、突然あたしの耳朶にカプっと噛みついてくる。
「ひやっ!!」
突然のことに、あたしは裏返った声を上げた。
ガウリイは耳朶を甘噛して、耳の輪郭をなぞるように、舌で舐め上げていく。
「やっ…ん、やだぁ…」
自分のものとは思えない、甘ったるい声が口を付いて出る。
耳の中にまで舌を入れられると、全身に鳥肌が立った。
「ふあっ、ああ、ん…」
「思った通り、リナは耳も弱いな」
息がかかると、それだけでますます意識が遠くなるような、そんな快感が送り込まれる。
どうしちゃったんだろう、あたし…。
自分で自分が信じられない。
初めてのことに、戸惑っていると、胸を触っていたガウリイの手が、下へ下へと降りてきた。
お腹の部分が軽くなる。ベルトが外されたらしい。
ズボンの淵に手がかかり、その時になってようやく、ぼんやりとしていた頭がはっきしとした。
「ダメ、止めて!!」
あたしの悲鳴は、しかし少しだけ遅かった。
ガウリイは勢いよく、あたしのズボンを膝下まで下げると、そのまま一気に引き抜く。
「やだぁ!!」
下着もなにもかもおかまいなしだ。
急に下半身だけ裸にされて、あたしはその場で蹲る。
しかしガウリイは無情にも、あたしの足を掴むと、無理やり両サイドへと大きく開く。
「馬鹿、止めてってば!! 見ちゃやだぁ!!」
逃げることも適わず、あたしは必死で曝け出された恥ずかしい部分を隠そうともがいた。
ガウリイは足の間に身体を割り込ませ、あたしが足を閉じれないようにすると、尚も無駄な足掻きをする両手さえも封じ込めてしまう。
やだやだやだやだ!!
見られてる。ガウリイに、こんな…。
恥ずかしさに、涙が滲む。
でもガウリイは、なにか感慨深げにあたしのそこを、マジマジと観察した。
「すごい…。想像以上に綺麗だぞ、リナ…」
「やだってばぁ…。変態!!エロクラゲ!!離しなさいよ!!」
「離したら隠すだろ?あっ、でも、これだとオレも両手が使えないか…」
ガウリイは少しだけ考えると、そこに顔を近づけていく。
って、まさか…。
「ひゃん!!」
ぬめっとした感覚を、あたしはそこで感じ取った。
ガウリイが、あたしのそこを舌で舐め上げたのだ。
「なんだ、やっぱり気持ち良かったんじゃないか」
「なに、言って…」
「濡れてる。胸触って、耳とか少し攻めただけなのにな。リナは淫乱なのか?」
「〜〜〜〜!!」
違うと言いたかったのに、あまりの台詞に言葉も出なかった。
そんなあたしの様子を、ガウリイは足の間から確認して面白そうに笑うと、更にしつこくそこを舌で弄くり出す。
「ひっ…んん…あっ…」
そこを触られるのがそんな気持ちいいなんて、初めて知った。
それとも、ガウリイが舐めているからなんだろうか?
頭の芯がくらくらして、まともに考えることも出来ない。
なにも知らないはずなのに、身体はどんな反応をするのかちゃんと分かっているみたいで、勝手に声も出たら、ガウリイの舌の動きに合わせて身体も跳ねる。
特に割れ目の少し上を触られると、どうにかなってしまいそうな痺れに襲われた。
「ここが、いいのか?」
「ふあっ、ん、なんか、変…あぁぁぁ!!」
チュッと強く吸い上げられて、あたしは全身を悶えさせる。
そこだけが異様に熱い。
全ての血液がそこに集中しているみたいに、ドクドクと脈打ってるのが分かった。
あたしの両手を封じ込めていたガウリイの手が離れて、そこをまさぐる。
皮を引っ張られるような感覚。
そして、再びそこに、ガウリイが吸いついた。
「ひゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
さっきよりも鮮明になった強い刺激に、あたしは背を弓なりに反らせた。
口の中に含んだまま、ガウリイがしつこく舐め回す。
頭が白く焼ける。目の前に、火花が散っているようだった。
「だめ、だめぇ!! いっちゃう、から、がうりい!!」
なにを言っているのか、自分でもよく分からなかった。
暴れるあたしを抑えつけ、ガウリイはしつこくそこを舌で嬲る。
「あぁぁぁぁん!! やっ、だめ、もう…!!」
その直後、あたしの意識は快感の波へと押し流された。
全身が硬直し、きゅっとあそこに力が入る。
訳が分からないまま、その快感の波が遠ざかると同時に、あたしは意識を手放した。
目を開けると、ガウリイの青い瞳があたしのことを見下ろしている。
ぼんやりとした思考が、徐々にはっきりしてきた。
それと同時に、さっきまでの自分の痴態を思い出して、あたしはみるみる顔を青くしていく。
「大丈夫か、リナ…わっ!!」
顔面めがけて投げた枕を、ガウリイはあっさり受け止める。
「なにするんだよ、いきなり」
「それはこっちの台詞よ!!」
未だに服を中途半端に脱がされた格好であることに気付き、あたしはシーツを全身に巻きつけた。
「乙女の純潔奪って、どうしてくれるわけ!?」
「まだ奪ってないぞ」
「うるさい!!あんなことしたら、奪ったも同然よ!!」
自分で言いながら、なにをされたのか思い出してしまい、顔から火が出そうなほど恥ずかしくなる。
そんな顔を見せたくなくて、あたしはシーツの中に潜り込んだ。
「でも、これで分かっただろ?オレがなに考えてたか」
「分かりたくなかったわよ!!」
「まあ、リナがこんなこと想像するなって言うなら、今度からは止めるようにするけど…」
ベッドが不自然に軋む。
ガウリイがシーツにくるまったあたしに覆い被さるように、顔を寄せてきた。
「次からしたくなったら、直接リナのところに行くからな」
耳元で囁かれた台詞の真意を悟り、あたしはますます全身を熱くした。
おわります。お粗末さまでした。
本当に続きを書いて貰えるとは!!
本番までいかない点も含めて色々GJですサンクス神!!
…………さて、これで次回からガウリイがどう動いてリナがどう反応するかが楽しみだ……
個人的には一回(一晩?)にワンステップずつ進んで、
『ガウリイに触られると気持ちよくなってしまう』と、じっくりじっくり体と心に染み込ませていってほしい。
むっつりスケベならぬむっつり調教が好きです、世間様にごめんなさい。
しかしなんさま、作者様ありがとうでした(・∀・)!
>>114 続き待ってました!エロくてGJ!!
この後部屋に帰ったガウは、さっきのリナをおかずに抜くんですねw
それをまたリナが(ry
続き!!続き待ってました!!
作者さんGJ!!!!!!!
作者さんありがとうーーーー!!!!!
保
志
そ
ば
「この言葉よ……」
「そうか、これが、その言葉か。」
「リナもゼルも何やってんだ?」
「ガウリイは黙ってて。カオスワーズは解らないでしょ」
「ちぇー、仲間はずれかよー」
「悪いが、旦那はちょっとあっちに行っててくれ」
「……浮気かよー……」
「ほっときましょ。それよりゼル、この言葉唱えないと」
「ああ、そうだな。世界が崩壊する前にな」
「せかいのほうかい?」
「「黙ってて(ろ)!」」
「…………」
「じゃ、唱えるわよ。合わせて……」
「「 ほ し ゅ 」」
>>129 www
さりげに嫉妬するガウリイGJw
ガウリイはリナと1回結ばれたら、人目気にせず溺愛するだろうなあ
普通に青か(ry
>129 保守で小話を作ってしまうところが素晴らしいw
ラピュタのバルス(だっけ?)を思い出したw
目がー!目がー!
メガブランド
ガウリイの服って勃ったらわかっちまいそう
色のせいか布地が薄くみえる…
上半身も下半身も同じ布を使ってるみたいだし
ゼルの服もわかりそう…だがトップスのヒラヒラが隠してくれるのか。
…そのためのマントか
>>135 つまり布が薄いということは、レイウィングでリナにくっついてるうちに
おっきしたら感触がばっちりリナにわかっちゃうわけですね。
そんで振り落とされるわけですね。
>>137 むしろガウリイが辛抱たまらんで空中プレイとみた
>>138 そんで集中力が切れて落下する前に、
人気のない草むらに降りてから思うさま××するわけですか。
>>136 ゼロスの服もゆったりめでわかんなそうだしな
ガウリイ…一番巨根なのに大丈夫かw
あらいずみの描いた漫画のガウリイの股間が凄い
>>137 中国のアホエロ動画(空中で接合したり燃焼系っぽいやつ)
思い出しちゃったじゃないか!!ばか!!!
しかしあらいずみの描くリナちんは大概エロいと思う。
原作6巻のカラーページ、レッサーデーモンが大量に押し寄せてくるやつとか。
だいたいノーブラでチクビ立ちっぱなしだしな
145 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:04:09 ID:VyoidrN9
>>144 ガウリイ「なあ、リナー」
リナ「なによ?」
ガウリイ「ちょっと気になることが」
リナ「!!!!ガウリイが脳みそ使ってる!!!」
ガウリイ「……」
リナ「そ、そんなジト目で睨まないでよ。じょーだんよじょーだん。で、何よ気になる事って」
ガウリイ「いや、ここがな」
リナ「!!!!!!!!!!!」
ガウリイ「リナのここっていつも立ってるよなー」
リナ「なななに摘んでっ……やめっ、あんっ!」
>>144 そんな可愛い反応してしまったら、そのままガウリイに美味しく食べられてしまいそうです。
147 :
146:2009/09/21(月) 07:08:26 ID:IvcKEaMT
「リナ」
部屋に入るなりガウリイがあたしの方へ手を伸ばす。
あたしは黙って額のバンダナをはずして、彼の手の上にそれを置く。
ゆるく笑った彼は、あたしのバンダナで自身の太ももまで届く長い髪を手際よく束ねていく。
そのしぐさをみているだけで、身体の奥がうずきだす。
あたしってば、すっかり慣れちゃって・・・・・・。
「そんな顔しなくてもいいんだぜ? 時間はたっぷりとあるんだからな」
二人きりの時にだけ見せる男の顔で、ガウリイの視線があたしと射止める。
捕らえられたい。けど、捕まえに来て欲しい。
だから一歩。一歩分だけ後ろに下がって彼の腕を待った。
あたしを強く抱きしめてくれる、たくましい腕を。
案の定、逃がすまいと伸びる腕。
捨てきれない照れや羞恥を理解してくれている強引さがすごく嬉しい。
「つ か ま え た」
低く抑えた声で囁かれたら、それだけでもうあたしは。
「・・・・・・逃がさないで」
目を閉じたまま仰のいて、待つ。
頬をくすぐりにくる髪と、柔らかな唇を。
コトに及ぶのに邪魔になる髪を束ねるガウリイ(という電波を受信した)
149 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:48:00 ID:eQsHPpLR
gj
ふたりとも髪ながいからお互いに相手の髪を三つ編みにする電波を受信した
日によってポニーツインテおさげ
>>149 リナちんとお互いの髪の毛をそれぞれ適量ずつ取って
二人で一本のみつあみを作って
「よし、これでずっと一緒だな」とか
笑うガウリイを受信した
タイトルは白き花びら
……うそですごめんなさいたすけてゆるしてチュドーン
このスレで話題になってたあらいずみ氏のマンガのガウリイの股間マジパネェwwww
久しぶりによみなおしてびっくりした・・・。
アレは痛いだろうな。
マンガ見たことないのが悔やまれるwww
一体どんな代物だったのやら。
しかもあれ、通常時なんだよな。
戦闘時はどこまでデカくなるのか。下手したら全部入らんな。
あれってサポーターか何かじゃないの?<ガウ股間の盛り上がり
マジな話、西洋系はでかいけど硬度が足りないって聞くんだが・・・
サイズと硬度、どっちが重要なんだ!?<リナ的n(どこからともなく神滅斬が)
バカヤロウw二次元的には硬度があるにきまってるだろう!
リアルをもちこむんじゃねぇ!www
どちらにしろ満足しt(どこからともなくメガブランドが)
しかしデカくてきつくて苦しがってるのも萌える
騎上位とかつらそうだけど、がんばって我慢とかしちゃうんだ
ゼルだったらどんなサイズだろうと硬度はバッチリだな
というか、岩肌でカタいってことは、普通に触られたくらいじゃ気持ちよくないかも…。
こすってる手の方が擦りきれそう。軍手使用とか?
だからリアリティはwwww
あそこは普通の成人男性と同じじゃないと妄想に困るw
投下します。
ゼルアメで事前準備中。
短い上にエロくないです。
「ん…ゼルガディスさん、触ってもいいですか?」
そう言いながらアメリアが俺のものに手を伸ばす。
「好きにしろ」
了承を得て安心したのかゆっくり恐る恐るそれを握る。
ぎこちない仕草に今すぐ押し倒したい衝動に駆られるがなんとかそれを堪える。
「ゼルガディスさん…すっごく硬いです。あの…こんなに硬いのが本当に私の中に入ることが出来るんですか?」
少し怯えたような蒼の瞳にさらに欲望が募る。
「まぁ多少の痛みはあるだろうが…受け入れられるように出来てるもんだ」
「そうなんですか?よかった…」
安堵したようにアメリアが微笑んだ。
「私…その…初めてなので、ゼルガディスさんが満足出来なかったらどうしようって考えてしまって…あの…私、頑張りますね?」
顔を真っ赤にしてしがみついてくるアメリアに愛しさが急激に押し寄せてくる。
口付けると同じく真っ赤な耳にささやいた。
「こうして俺を受け入れようとしてくれるだけでも十分だ」
幸せそうなアメリアの笑顔を見て、俺は今世界で一番幸せなのだと、そう思った。
以上です。
短くてすいません。
続きは????ねぇ続きは!!!!!!
エロいとこkwsk!
>157 硬くても敏感なら、優しく撫でられただけでも感じてしまうかもしれんぞ
こっっっ、
これで終わりなんてことないよな!
いま続きを推敲中なんだろうそうだよなエロい人!!
165 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 15:44:38 ID:De3brJBc
だ い す き だ !
ho
167 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:06:49 ID:f6F5Y6sK
syu
ho om'
ho om'
o
く^ho
ho :,,。 'mo
過疎ってる
えーっと、
誰もいない。
アメリアのおっぱいをパフパフするなら今のうち。
ラ・ティルト!!!!!
「やっ!痛いっ!もっとゆっくりしなさいよ!」
「十分ゆっくりしてるぞ……くっ……なんでこんなにキツいんだ?」
「……最近、トラブル続きでずっとご無沙汰だったからかも」
「せっかく慣れてきたとこだったのに……」
「やあっ!もう入んないっ!」
「いてっ!ひっかくな!頼むからもーちょっとだからっ!」
「はあ……はあ……なんで入れたままなの?」
「いや……しばらくこのままにしといて、オレの大きさに馴染ませようかなーとか」
「ちょっと、やめてよっ!あんたの大きさに合わせたらガバガバになっちゃうでしょーがっ!」
「オレにとってちょうどよければいいじゃないか。
別にもっと小さいサイズを入れる機会なんてないだろ?」
「なんちゅーこと言うのよ。ないわよっ!」
「じゃあいいじゃないか」
「うー……なんかあたしばっかり損してる気がする……」
イイ!会話分だけっていうのも萌えるな。妄想できるハァハァ。
GJ!
しかし二次のガウリイはめっきり巨根&絶倫が定番だな
体でかい+あらいずみ氏の描く股間がご立派=巨根
人間離れした体力+動物なみの本能=絶倫
という発想なんだろうか
>>160の続きです。
あんまりエロくないですが投下します。
177 :
ゼルアメ1:2009/10/03(土) 03:06:34 ID:aYy36ZRT
「ふぁ…ゼ、ゼルガディスさ…」
赤く色付くアメリアの口から俺の名が溢れ出る。
彼女の甘い声で囁かれる自分の名は何か特別なもののようで、俺は余さず奪い取るためその唇に貪りついた。
「ふっ…ん…ぁ…」
漏れる吐息は俺の理性を少しずつ蝕んでいく。
「アメリア…」
白い瞼がゆっくりと動いた。
その向こうに見える蒼が甘ったるく微笑む。その穏やかさに少し落ち着いていたはずの俺自身が再び抑え難いほどに熱を持ち始める。
今すぐアメリアの中にねじ込みたいほどに高まるが、しかしそんなことをすればアメリアを傷つけるだけだ。
初めての彼女にそんなことは出来ない。いつも笑って欲しいのだ。俺の腕の中で。
怖がらせることのないように細い首筋に口づける。そこを少し強く吸うと白い肌に映える赤。
体を離し、それを眺めると言いようのない安堵が胸を支配する。
この小さな体で俺を必死に受け入れようとするアメリア。
誰にも聞かせたことのない声を聞けるのも、こんな風に所有の印をつけることが出来るのも俺だけなのだ。
「やっ…ゼルガディスさん…離れちゃ嫌です…」
俺の腕に絡みつく。
うるんだ蒼の瞳が必死に俺にすがりつく。
「……ッ」
俺がアメリアを求めるようにアメリアから求められ、息が止まる。
女を抱く時に、これ程まで感情が揺れるのは初めてだった。アメリアの動き一つに煽られる。
そうか。これが惚れるということか。
今更ながらそんなことを思う。
どんな女を抱いても満たされはしなかった。こんな風に思うことはなかった。
それだけ心を伴った行為が特別ということか。
柔らかな胸を揉みしだき、その度にアメリアの口から声が漏れる。
「は…あぁっ!やぁ…」
「嫌か?」
なるべく怖がらせないようにと静かに問うと、真っ赤な顔のアメリアはそれでも首を横に振った。
178 :
ゼルアメ2:2009/10/03(土) 03:07:18 ID:aYy36ZRT
アメリアのぬかるむそこに指を這わせる。
「あぁぁんっ!」
今までに一番激しい声だった。
いつもの彼女からは考えられない艶っぽい声に背中がぞくりと震えた。
さらにその中に指を埋めると甘美な声はさらに色を増す。
「ふ…はぁ…ッ!ゼル…ディスさ…」
その声が痛みを訴えるものでないとわかると、ゆっくりと抽送をはじめた。
「あっ、あっ、あ…」
握られた二の腕の熱さに酔う。
涙を散らすアメリアの瞼に口づけると、足を抱えた。
もう限界だった。
「アメリア、いいか?」
俺のものをアメリアのそこにあてがうとアメリアの肩が震えた。
怯えた様子に胸が痛むが、さすがにここで待ったはない。
「ゼルガディスさん…大好き」
その声を合図にゆっくりと腰を進める。
「あぁぁっ!!」
無意識に逃げようとする腰を掴んで、一気に差し込んだ。
「………っ!」
悲鳴にならない声にのけ反る背中。
こんな苦痛を与えているのは自分なのだ。
だが俺自身も絡み付き、締め付けてくるアメリアの極上のそこに、達してしまわないよう必死だった。
「あっ、あっ…んんっ」
背中に回された腕が優しく俺を包み込む。
もはやアメリアの声に痛みは混じっていなかった。
「アメリア、気持ちいいか?」
「んっ…あ…は、はい…」
素直に頷くアメリアに愛しさが募る。
叶うはずのなかった想い。
叶えてはいけない想い。
それでも捨てきれなかったもの。
かけがえのない唯一。
何を犠牲にしても幸せだと思う。
アメリアから与えられる一つ一つが何よりも。
「あっ!あぁっ!ゼル…ガディス…さん…私なんだか変…です…。やぁぁっ!」
そう叫ぶと同時にアメリアの中が急激に俺を締め付けた。
それを合図に俺もアメリアに欲望を放った。
179 :
ゼルアメ3:2009/10/03(土) 03:07:50 ID:aYy36ZRT
「ゼルガディスさん?」
腕の中でまだ息を整えきれてないアメリアが俺を上目使いに盗み見る。
「なんだ?」
シーツから覗く細い肩を抱きしめた。
妙に照れくさく、アメリアの髪に顔を埋める。
「あの…ゼルガディスさん私、ちっとも痛くありませんでした。少しびっくりしましたけど」
「びっくりした?」
「はい。凄く深くまで入ったからびっくりしました。でも本当に受け入れられるようになってるんですね」
「まぁ体の構造上な」
「でも心の構造は複雑に出来てるんですよ。私はきっとゼルガディスさんだからこそ受け入れられたんです」
そう言うとアメリアは顔を真っ赤にして俺にキスをした。
「だから…ずっとずっと一緒にいてくださいね。ゼルガディスさん」
ニッコリと微笑むアメリアを強く強く抱きしめながら俺は何度も頷いた。
決して離しはしない。そう心の中で誓いながら。
あうあうあうあう・・・・・・GJ!
きたーーー!
ありがとうカミサマ!!!!
アマエロはやっぱいいなぁ。
GJGJGJ!
中出しなんだろうか…あと子供産まれたら人間なんだろうか
魔法とはいえ整形手術みたいなモンだと(勝手に)思うので
人間じゃね?に1票
身重のアメリアか……
かっ神キテター!!!
GJ!!!!!
アメリアかわいいよアメリア!
ゼルアメ最高!
ガウリイって本能のままに生きてそうだし、リナは毎晩毎晩つきあわされてるとみた
意外と1年くらいでへこ胸コンプレックス解消できるんじゃないかw
リナは好奇心も探究心もあるから1年経てばものすごく上手くなりそう。
でもきっと胸は大きくならない。
何故ならリナ=インバースだからww
毎日のようにセクロスを求められた結果、そのうち懐妊
→胸が大きくなり喜ぶが、両親に似て食欲旺盛な子に吸われまくった結果、授乳期が終わるとむしろ前より小さく
→胸も気分もへこんだリナに、ガウリイが「オレがまた大きくしてやるよ」と悪魔の微笑み
→最初に戻る
リナも大変だな。
ガウリイは毎晩どころか半日ごとに求めてくるぞ
>>189 絶対旅の途中でデキてしまうw
危険回避のために時々は口や手だろうな
好奇心旺盛だから巨根の扱いもすぐ慣れて、朝の処理もさくっとこなせそう
リナを自分の好みに超開発ガウリイ……
うらやましいヤツだ
むしろそのうちリナに翻弄されるように…。
本に触れる機会があって知識に触れる機会が多いのはリナの方だしな。
エロ本も存在してるみたいだから、好奇心のままにいろんな知識を仕入れて試してみるリナちん。
ありそう。
まあガウリイも男社会の傭兵エロトークで知識はありそうだから大丈夫か。
…まあ、覚えていれば。
ガウリイは、頭じゃ覚えてないかもしれないが、
体が覚えてるだろうから大丈夫だろ。
ガウリイは「ちょん」とつっつくだけで、
他人を気絶させるられる程、人体のツボというか
急所に精通してるみたいだし、きっと得意分野だろう。
野生の勘は鋭いし
相手の気配を読むのはお手の物だし
リナが恥ずかしがって明かりを消しても夜目がきくから表情は丸見え
子供抱えて里帰りしたら、姉ちゃんになんていわれるかな
あの世界に避妊道具って何があると思う?
羊の腸のコンドーム
避妊魔法もしくは薬
とかがありそう。
ほおずきとかもあるだろう
ガウリイ、今日は安全日なの
うおおおおおリナぁぁあああああ
ゴム自体がないから下着も紐パンだもんな、あの世界。
やっぱ避妊は魔法か羊の腸かなー
いや、そもそも避妊することは認められてたのか?
中世だと避妊自体が悪だって考え方もあったような
>>197 ガウリイのサイズのコンドームは果たして存在してるのか…
スレイヤーズの世界はあんまり普段の生活に魔法が浸透してないからな
呪文も初歩的なもの以外は各魔導士が自力で開発してるし
リナが自力で編み出すしかないんじゃなかろうか
100%の回避率じゃないけど膣内に海綿詰めるってのもある。
つまりガウリイに求められそうな空気の時はリナ自らこっそり支度したりしてな。
薬もあまり発達してなさそうだな
副作用とかありそうだしガウリイが使わせないだろう
ガウリイ的には子供できてほしそうだから、そこまでしなくても…と止めそう
外に出すのがガウリイ的精一杯の避妊ぽいなw
リナが薬に手を出してまで避妊してるって知ったら、セックス自体しなくなりそう。
その点、過保護。
206 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 00:34:50 ID:PTTCwHpF
さすが保護者。
多分スレの世界は独特だからなんとかしようがあるんだろう。
と、いうことで中田氏でもおk
>>201 腸は大から小までサイズ揃ってるから大丈夫
>>196 姉ちゃんより父ちゃん激怒だろうなw
ガウリイに怒っても子供は溺愛しそうだが…
でもガウリナは避妊をきっちりしてるイメージあるなあ
真っ赤になりながら避妊具買うリナたんモエス
ガウリイは金ないからなぁ・・・
リナも大変だw
>>208 そのネタでSS希望w
てかHR分を補給したい気分
211 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:40:00 ID:/v8xIqc/
確かにきっちりしてそうだ。
避妊具ぐらいは自分でかってるか、リナが買わせてると予想。
リナたんはエロイ下着とかを真っ赤になってかいそうだとはぁはぁ
>>211 確かにガウリイの過保護っぷりを見ると自ら買ってそう。
で、リナはただでさえ身体に自信ないのに、ゴム着けると気持ち良さが減るなんて噂を聞き
焦ってエロイ下着なんか買って頑張ってみるんだろうなあ
慣れてからはどっちが避妊準備するとか役割分担できるが初回はどうするんだろう。
ガウリナの初回は自然まかせの成り行きってイメージあるんだが、ガウリイは常にいいムードになるチャンスをうかがって、ポケットに避妊具を忍ばせているのだろうかW
あと初回の避妊具を入手する資金はどうやって工面するんだろう。
財布がっちりリナに握られてるし、まさか避妊具買うから金をくれとも言えないだろうし…。
リナが盗賊いぢめに行ってる間に、2巻でランツにやったみたいな方法で小銭を稼いでる、とか……?
エロパロ板的にはそんなまっとうな理由じゃない小銭稼ぎを考えなければならないだろうか。
前に闇商人の店みたいな所で賞金首売ってるガウリイのイラストがあったんで、
案外リナが図書館で調べ物中なんかに腕を生かしてこっそり稼いでるのかもな
夜、宿屋を抜け出して自販機で買おうと思ったら、お金持ってないことに気がついてワンワン泣いてたら、通りがかりのお婆さんが可哀想だからコンドームひとつだけ買ってあげたのかもな
現代版?
いや売ってんのか…?
腸を買ってきて手づくりなんじゃないだろうか。
というか、腸ってやっぱり肉屋さんで売ってるんだろうか。
219 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 19:11:00 ID:qA0n3ide
ちゃんとそれ系のお店で加工されてうってるとおもわれwww
妊娠中とかムラムラきたらどうするんだろうな
ガウリイだと我慢しきれずしてしまうか、逆に過保護だから一切手を出さないか
色んなパターンが考えられるw
過保護なために一切そーゆーことをやめるガウと、
そうなってしまうと欲求がたまってくる妊婦リナだろ。
>>221 浮気防止という名目で、お口でしたり素股でしたり。安定期には積極的に誘うリナ。
そんなに信用ないんだろうかと落ち込むガウリイ。
みたいな感じだな。
「あのさ…ガウリイ、それってつけてると気持ちよくないんだよ…ね?」
「そんなことないぞ?いきなりどうしんたんだリナ」
「…なんかそういう事聞いたから!それにそのさ…」
「リナにしては珍しく歯切れ悪いなー」
「あたしばっかり気持ちイイの…悪いかなって、や、ちが、今の取り消…んっ」
「もう取り消せないぞー?可愛い事いうからまた元気になってきたし、気持ちよくないわけないだろー」
「どさくさにまぎれてキスすぁるなぁあああ!やめっ!そこさわっ…今日もう三回目…ああんっ」
「もう今日は駄目だからね!」
「でもこれだけするってことは俺が気持ちいいのはわかったろ?明日、新しいの買いたさなきゃなー」
「でもじゃない!馬鹿っ!ガウリイのエロクラゲ!明日はしないからねっ!」
「えー、でも万が一のためにさ」
「て、いうかその…欲しくないの…ガウリイは…あー、もういい寝る!」
「赤ちゃんかぁ、かわいいだろうなぁ…リナと俺との♪」
「なななな何も言ってないし!ばかー!もう嫌い!」
「ずっと我慢してたし、もうちょいリナのこと独り占めしてたいからな」
「…なっ…えろくらげええええええええええええ!ずっと何かんがえてたのよおお!」
と、いうことを妄想したのでw特にエロもオチもないですw
>>218 自分で作るってのに吹いたww
生の腸なんていろんな病原菌がはびこってて、そんなの使用したら大変なことになるよ!
お店できちんと消毒したのが売ってると思われ。
でもあの世界の消毒って煮沸かアルコールくらいだろ?
それなら誰でもできる。
魔法も民間にそんなに普及してるわけじゃないし、魔道士協会もどこにでもあるわけじゃない。
マジックショップあたりなら安全かもしれんが、そんな高いものは誰も買わないだろう。
なら自分で消毒して作るんじゃないかなあ。サイズも調節できるし。
しかしすぐに穴開きそうだよな…。
おっきさせたままリナに隠れて、鍋の前でぐつぐつやってるガウリイを想像したら泣けた(´;ω;
切ないww
消毒時に穴が開いていないか、装着前に息吹き込んだりとかなw
・・・・・・絵を想像すると情けなさ杉
>>229 あらいずみ氏のギャグ絵で再生されたw
あれ?ガウリイ楽しそうだぞ?ww
お前らの妄想力にびっくりだよw
隠れて鍋を調達…というと深夜の宿の厨房だよな
下手すると露出狂だぞw
リナに見られて宿ごとドラスレでふっとばされそう
きっと普通の状態の時に大量に作り置きして保存しておくんだよ!
ついでにモツ煮も作ってリナにふるまってあげてそう。(言い訳にも使える)
ゴムって何気に文明がすすまないとないんだね。
たぶんゴムに近いのはあるんだろうけど、まだ普及してない感じだな
フィリアさんて無かった事にされてません?生ゴミ魔族って呼ぶのだってリナさんに取られちゃいましたし…
逆だろ。
フィリアがいたからリナも皆もナチュラルにゼロスを生ごみ呼ばわりするんだよ。
フィリアがいなけりゃ「後ろ姿がゴキブリ似」か「パシリ魔族」と言ってるはず。
ゴムのが作られる前は魚の浮き袋が使われてたってさ。
中華料理の食材でもあるらしいが。
ガウリイのよりデカい浮袋つーと何の魚だろ。
そこらの川魚のじゃあ無理そうだw
ガウリナは結婚するまでゴムあり外出しできちんと避妊してて、
子作り決まってからはガウリイがめちゃめちゃ張り切りそう…
着けてても興奮しすぎて破けて、事後にあたふたするガウリイが容易に想像できるw
緊急避妊とかはあの時代にあるのかな
現代のアフターピルでもかなり副作用あるらしいし、ガウリイがさせなさそうだが
緊急避妊魔法ならありそう
知ってる人はそういうとき魔導師協会に駆け込むのがお約束だったりして
この板でここぐらいだよね、避妊の話しでここまで
盛り上がるスレって。
もっとやれww
よく考えたらガウリナよりゼルアメのが避妊に気をつけてる気がす。
一国の王女孕ませたなんてなったら大問題だぞww
膣に岩は痛いので、コンドーム代わりの腸や浮袋の中にさらに何か入れて保護してるかも。
>>242 挿入なしでもアメリアには胸があるからなあ…
リナは(ry
>>244 リナにはプリプリの尻があるしムチムチの太股があるだろう!
それにあの大きな口なら奥まで咥えこめるぞ!!
思ったんだが、フィリアとかミルさんとか、本体は竜なんだから普通は人型でエッチしないよな。
というかデカイ竜がどんな風にエッチするのか謎だよな。
卵だろうし、どういう繁殖するのか知りたい。
卵に精子振りかける味気ない交尾のような気がする。
もしかして分裂かもしれんし。
>>246 つ“国生み神話”
「わたくしの体はヒトとして完璧なはずなのですが、
一箇所だけ出来損ないのようなところがあるんです」
こうですか!わかりません><
爬虫類や鳥類ならば交尾してタマゴ産む
ふりかけは魚とか両生……
こんな時間に誰かきt
でっかいトカゲだから爬虫類だな
爬虫類にはメス一匹さえいれば単為生殖で子孫を残せる種類もいるとか・・・
エロ的にはあまり面白くないが
ドラゴンも避妊とかするんだろうかw
とうとうドラゴンにまでw
ドラゴンって両生類なんだろうか?
寿命の長い種族は妊娠しにくい設定が多い。
実際そんなに数多くないし…。
避妊はほとんど考えないかもな。
むしろ妊娠しやすくなるような工夫を重ねてるかも。
「おひさしぶりです」
「……生ごみ魔族が何の用です」
「いやー、なかなかお子さんが出来ないようなので、お手伝いしようかと」
「余計なお世話です!」
「まあまあ、そう言わずに。僕に任せれば一発で大丈夫ですよ」
「何を言って……あっ」
「魔族とドラゴンの子供って、どうなるんでしょうねぇ。」
「や、やめ……あん……」
「壮大な実験ですね」
「ああっ……たすけ……」
子供ならヴァルガーヴがいるだろう…
アメリアの武器→胸
リナの武器→口
でFA?
体重はドラゴンのままだから、上に乗られたら潰れる…
ゴールドドラゴンと黒い錐のハーフか
ダークスターが現れた時の衝撃でリナパーティーがバラバラに飛ばされたが
装置のど真ん中で呆けていたフィリアが無傷だったのはゼロスが庇ったからだと信じて疑わない俺がいる
>>261 自分もそう信じてる
っつーかそれしか想像できない
ところでフィリアの体重ってモーニングスター外せば普通になるんじゃないかと思う
じゃないと食堂の椅子とか座れなくね?
まあ実際どんなに重かったところで物理法則無視のゼロスなら無問題か
体重といえば、
メインキャラの中で、一番体格的に恵まれていそうな
ガウリイの相方の体重が、一番軽そうな件について。
考察すると、この板的にイロイロ楽しそうだ。
押しつぶされるな、リナ。
体重は軽い(多分細い+小柄)だろうけど、ショルダーガードとか財布とかお宝♪とかで、旅装は結構重いんじゃないだろうか。
以下妄想。
財布がきびしーのよ!ということで、ガウリイを言いくるめて盗賊いじめを始めたはいいが
あの日が来ちゃってちょっと苦戦→ガウリイが心配して担ぎ上げて撤収
ちょっと太ったか?とか言われてぎゃーぎゃー騒ぎながら食事
たまにはってことで酒飲んで、ガウリイが心配?して担ぎ上げて撤収
あとは野となれ山となれー。
よっぽどヘタじゃないと重さかんじないらしいよ?
上に乗るっていう手もあるけど!ハァハァ
俺はバックで入れられたことしかないので正上位の経験はないが、やっぱ気持ちいいんだろうな
つーか、ガウリイならまず重さを感じさせないだろうと信じて疑わない
手を繋いでてかつ手に体重かけたりしたら折れたりしかねんが
最中にはまったく重さを感じないのが、事後ガウリイが安心しすぎて重さがかかって怒るとかどーよ
それって中だししたってこと?
>>267 アーッ!!!!!!!
個人的には確かに事をおえた後テキパキ処理するより、のししかるというか
気持ちよさに脱力して覆いかぶさるのは萌えるwww
>>269 アッー! な関係だったとしても正常位の体勢になるだけなってみたらわかるぜ。
背中を抱くようにしてやったら、今度は体重かけるほうが難しくなる。
中でなくても、ガウリイが事後に甘えたがるタイプでも問題ないように見えるな
リナたんは初めてだろうし、ガウリナは正常位メインっぽいな
たまに他の体位を試すとしても、顔の見える対面座位とか?
ちゅーしやすいし、あの体格差だとガウリイにすっぽり覆われそうなイメージ
体格から考えると、正常位じゃキスは難しそうだな
ガウリイの乳首を舐めるにはちょうど良さそうだけど
いや、キスできるとおもうが
ガウリイもリナも事後に甘えるタイプっぽいな…
特にリナは事後じゃないと、普段は素直に甘えられそうにないしw
初めてはどっちがきっかけを作るんだろう。
原作2部やアニメ版ガウリイなら、リナが切り出さないとなかなか手を出せなさそうだが・・・
キレたリナたんが襲うのがいい
まずはガウリイが外堀をさりげなくがっちり埋めて
(リナの故郷行ったらとーちゃんとも面識あるし)
リナがあたふたしてる間に結婚、初夜・・・
「いつの間にこーなったのよっ!」
「そんなの、最初から決まってたさ」
いいな、これは新しい、萌えるw
ボケたフリして家族の前で問題発言&既成事実発覚。
父殴り、母姉喜び。
リナ当人が気付いた頃には、
新婚初夜で、
「……謀ったわね」
「おう」
みたいな?
そろそろ特定カプの話やめたほうがいいかと・・・
他カプの神様こなくなっちゃうよー
そういうときは欲しいカプの話を振るんだ!
ヴァルフィリで対立する家の不良とお嬢様の現代パラレルとか、成長したヴァルとフィリアの微妙な関係とか。
原作ハルシフォムとルビアの愛と狂気の狭間に揺れる歪んだ関係とか。
エリスと自我がない振りコピーレゾの爛れた関係とか。
そういうマイナーなのも萌える。
誰かゼル話ください、カプ相手はアメリアでもリナでも壁子さんでもかまわないので
>282 エリスとコピレゾは読んでみたいな
ゼルと壁子さんのカプ話・・・。
ゼルの荷物の中に、一冊の分厚いファイルがあってだなぁ、
そこには各種岩石サンプルがそりゃあもう、びっしりと。
夜な夜なベッドの上でそれを眺めちゃあ
「黒曜石の黒子・・・お前の鋭さがたまらないよ」とか
「雲母の雲子・・・なんて君は脆いんだ!」とか
「蛇紋岩のナー、いやいや、蛇子。個性的な模様が綺麗だ・・・」とか
うっとりしてる図を受信してしまったじゃないか!!
やめろww笑いすぎて腹筋いたいwww
ゼルの相手…しめさばはありだろうか
外伝の女剣士とか萌えるんだが見かけたことないなあ。
事件後「女」に戻る契機として一夜とか、再会してとかアリだと思うんだが。
>>282 >>283 自我が芽生えて記憶を植え付けられた後のコピーレゾが
自身の感情とレゾがエリスを愛した記憶との板挟みになって
「彼女こそ……“私”の(“私の”)エリスなのだろうか……」
ってのを30秒で妄想した
あれ?
なんか胡散臭い男の声が聞こえt
289 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 21:38:09 ID:kKrm8t/E
おや?今日は流れ星がやけに多いなwww
混沌の海がシケてるからな
L様にあーんなことやこーんなことをされる部下S。
ダメだこれじゃ普通に幸せか。
それはさておきハロウィンですよ!
お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ♪
むしろいたずらメインでお願いします。
神様待ってます!
携帯から投下します。
ガウリナって言うか、リナガウなハロウィンネタ。
すみません、携帯から初めてなので、ちょっと手こずってます。
今日中には投下しますので。
一歩街に踏み込むと、そこは人でで溢れていた。
「さすが、世界的に有名なお祭りなだけあるわね。活気が違う
わ」
「そんなに有名なのか? ここの……はろーなんとかって祭り
は?」
「ハロウィンよ!! それくらい覚えなさいよね!!」
そう言って、リナは目の前の光景に視線を移した。
セイルーンの南に位置するこの街には、昔からある祭りが有名だった。
それがハロウィンである。
元々は、悪い霊が湧いて出ると言われるこの日を、悪霊の格好をすることでやり過ごしていたらしい。
それが、いつしか大衆化し、街を上げての仮装大会へと姿を変えつつあった。
もっとも、過去の名残で仮装はおばけの格好に限るらしいが……それにしたって、この状態で悪霊をやり過ごせるものだろうか?
別の意味で、怖がって逃げような気もするが……。
もちろん、リナとガウリイも簡単な仮装をしている。
とは言っても、それほど本格的にするつもりもないので、いつもの格好に、頭の上にリナは黒猫の耳を、ガウリイは狼の耳をつけているだけなのだが。
「なんか変なやつらが一杯いるなぁ……」
「まっ、それがこの街の名物だもの。それに、変な格好って言うなら、人のこと言えないと思うわよ」
リナはそう言うと、自虐的な笑みを浮かべて肩を竦めた。
大きな祭りなだけあり、いたるところに露店が並んでいる。
美味しそうな匂いもあちこちから漂ってきていて、リナとガウリイはそれらを片っ端から漁っていった。
ツンツン
その時、ふいにガウリイの服の裾が引っ張られる。
ガウリイはカボチャのパイを口にしたまま振り返った。
見下ろすと、ガウリイの腰ほどの高さしかないスケルトンの格好をした小さな男の子が、じっとガウリイのことを見上げている。
「どうした坊主。迷子か?」
「とりっく、おあ、とりーと」
ガウリイが問い掛けると、突然男の子はそんなことを聞いてきた。
「とり……?なんだって?」
ガウリイが首を傾げた、次の瞬間、
「わっ!!」
突然、ガウリイの顔に、冷たい水がかけられる。
よくみると、男の子は手に水鉄砲を持っていて、それをガウリイ目掛けて発射したのだ。
「なんだ、いきなり……」
顔が水浸しである。
服で無造作にガウリイがそれを拭いている間に、男の子は人ごみの中に逃げて行ってしまった。
「早速やられたわね」
それを見ていたリナが、面白そうに笑う。
「なんでいきなり水なんか……」
よくみると、男の子は手に水鉄砲を持っていて、それをガウリ
イ目掛けて発射したのだ。
「なんだ、いきなり……」
顔が水浸しである。
服で無造作にガウリイがそれを拭いている間に、男の子は人ご
みの中に逃げて行ってしまった。
「早速やられたわね」
「あんた、本当に人の話聞いてないのね。ハロウィンの日はね
、子供は大人にああやってお菓子をねだるのよ。で、お菓子を
くれなかった大人には、悪戯してもオッケーなの。
これ買ったお店のおばちゃんが、飴くれたでしょ?そのための飴よ、あれって」
リナは言いながら、自分のネコ耳を指差す。
おまけじゃなかったのか〜と言いながら、ガウリイはポケットに入れたままの飴を取り出した。
「でも、お菓子持ってなかったらどうするんだ?」
「そう言う時は、こうやって両手を上げて『可愛いおばけさん降参です』って言うといいらしいわよ」
「へえ、そうなのか……」
出来れば、子供に声を掛けられた時に教えてもらいたかったものだ。
リナのことだから、どうせ面白がって見ていたのだろうけれど。
少し水のかかってしまったカボチャのパイを、ガウリイは一気に口の中に押し込んだ。
祭りのせいもあってか、部屋はなかなか見つからなかった。
それでも、元々の宿の数が多いのだろう。日が暮れる前にはどうにか部屋も見付かる。
「どうする?夜も出掛ける?本番は明日らしいけど」
「だったら、今日はいいんじゃないのか? オレもう疲れたし」
言って、ガウリイはうーんと伸びをした。
部屋に入ると、ガウリイは頭に付けていた狼の耳を取ると、ベッドの横のナイトテーブルに置いた。
「でも、結構面白いな。ハロウィンって」
「そうね。美味しいものも多いし、催しも色々やってるみたいだし。今日はゆっくり見ていられなかったけど」
リナの台詞に、ガウリイは苦笑する。
今日は本当にたくさんの子供に声を掛けられた。
その度にお菓子をあげたり、持っていない時は降参をしたりして、祭りを見る暇がなかったのである。
街の人の話によると、子供がお菓子をもらえるのは今日だけらしいので、明日はもっとたくさん見て回ることができるだろうが。
「でも、いいわよね。子供の時にこう言うのあったら、絶対楽しかったのに」
それは、ガウリイもそう思った。
お菓子を貰えて、悪戯しても許されて、おまけに、今日だけは夜遅くまで家に帰らなくてもいいのだ。
これが楽しくない訳がない。
「お前さんだったら、相手の身ぐるみ剥いででもお菓子奪っていきそうだよな」
「どう言う意味よ、それ」
ジト目でガウリイを睨み付けるリナだったが、ふとその顔が、いいことを思いついたと言わんばかりに笑った。
「じゃあ、ガウリイの身ぐるみ剥いじゃおうかしらね」
「はっ?お、おい、リナ……」
リナが詰め寄る。
後ろに下がろうとしたガウリイの足が、ベッドにぶつかった。
「お菓子くれる?それとも、悪戯されたい?」
リナの目が妖しげに笑っている。
お菓子と言われても、ガウリイの持っていた分は全て子供にあげている。
当然、リナにあげるお菓子などあるはずもなくて、ガウリイは両手を上にあげた。
「『可愛いおばけさん、降参です』」
するとリナは、にぃっと微笑み、
「い・や」
そう言ったかと思うと、ガウリイをベッドに押し倒した。
「うわっ!!」
ベッドの固いマットに、ガウリイは背中を強かに打つ。
さらりと、リナの髪が肩口から落ちて、ガウリイの頬を撫でた。
妖しげな笑みを浮かべ、リナの手がガウリイの胸元をスウッと上から撫でる。
「リナ、待て……」
「なんで?お菓子持ってないなら、悪戯されるって言ったでしょ?」
胸元から下がっていったリナの手は、臍を通り、ガウリイの下腹部へと到達した。
ズボン越しにそこを撫でると、リナは意地悪そうな顔になる。
「ここは、もうすっかりやる気みたいじゃない?」
リナの動きに合わせて、ガウリイの下半身がびくりと震えた。
そこが熱を持ち、脈打ち始めているのが分かる。
リナは無遠慮にそこへと手を差し込んだ。
「リナっ……!!」
直にそれを握られて、ガウリイは上がりかけた悲鳴を押し殺す。
ガウリイの反応を、リナは満足そうに見届けると、ズボンからそれを引きだした。
硬さを増し始め、自ら起立し始めたそれが、ランプの明かりの元浮かび上がる。
ガウリイに逃げられないよう、リナはガウリイの上に馬乗りになった。
そして、ガウリイのそれに口を寄せる。
「くっ……」
軽く、触れるようなキスを送られ、ガウリイはびくりと躰を震わせた。
先端から根元まで、リナは余すことなくキスを繰り返す。
ガウリイのモノはますます硬さを増し、リナの手の中で脈打つほどまでになった。
最初は嫌悪感しか感じなかったはずなのに、今は自分の愛撫に顕著な反応を返すそれが、愛しくて仕方ない。
そっと、リナは舌を絡ませながらそれを口に含む。
そして、そのままグッと喉の奥まで押し込んだ。
「あっ、くっ、あぁ……!!リナ……」
ガウリイの腰が跳ねる。
口の端から零れた涎が、ガウリイのモノを伝って妖艶に煌めいた。
ぐちゅぐちゅと、音を立てながら、リナは頭を上下にスクロールさせる。
深く息を吸い込むと、ガウリイの汗や先走りの匂いが鼻を付いて、リナは躰の芯が熱くなるのを感じる。
「はあ、んっ……」
リナはガウリイのモノを咥えたまま、器用にズボンを脱ぎ捨てた。
下着も一度に脱ぎ去ると、外気が熱く湿ったそこを撫でていく。
まだ一度も触れられていないと言うのに、リナのそこは奥から止めどなく愛液が溢れていた。
リナは自分でひくつく花弁を大きく広げる。
ピンク色にテラテラと光る粘膜が、ガウリイの眼前に突き付けられた。
「触って、ガウリイ……あたしのも……」
指で大きく開いたせいで、愛液はリナの太腿を伝い下へと流れ落ちる。
「自分で広げるなんて、変態だな」
「あん、そうなの……ねえ、早く……」
ガウリイに言葉で嬲られ、リナは堪えられないと言わんばかりに腰を揺らした。
ガウリイの手が、花弁の奥へと埋め込まれる。
「ひゃんっ……あっ、あぁ……!!」
リナは躰を震わせ、待ち望んでいた快感に歓喜の声を上げた。
「口が止まってるぞ、リナ」
指の後を追うように、伸ばした舌がすっかり皮の剥けたリナの肉芽に触れた。
根元から先へとじっくり舐め上げれば、その動きにあわせてリナの腰も跳ねる。
「はあっ、あっ……んん……」
うっとりと快感に溺れながらも、リナはガウリイのモノを口に含んだ。
喘げばガウリイのモノが口から出てしまいそうで、リナは必死に堪える。
淫らな水音が、上からも下からも聞こえてきて、頭がおかしくなりそうだった。
舌で先をほじくって、喉まで咥え込みながら裏の筋を刺激する。
ガウリイの腰が跳ね、くぐもった声が微かに聞こえることで、リナは優越感に浸った。
「あっ、やん!!だめ、それ……!!」
その時、ガウリイがクリトリスに強く吸いついた。
鮮明な刺激が、脳髄を焼く。
たまらず、リナは口を離してガウリイの上で身を悶えさせて喘ぐ。
奥まで入ったガウリイの指が、リナの弱いところを擦り上げた。
「ひやっ、あっ、あっ……!!」
四肢が硬直し、背が仰け反る。目の奥がチカチカするような快感の後、リナはどっと全身の力を抜いた。
ガウリイが起き上り、脱力したリナをベッドにうつ伏せで寝かせると、腰を高く持ち上げる。
「ふあっ……がうりい……」
達したばかりだと言うのに、リナは物欲しそうな視線をガウリイへと向ける。
くねらせる腰を掴み、ガウリイは己の滾ったモノを割れ目に当てた。
「はぁ、あぁん……」
先端が入口を突くと、それだけでもうリナは恍惚に満ちた表情を浮かべる。
それでも、ガウリイは意地悪く、なかなか中へは入ろうとしなかった。
リナの焦燥感だけが、どんどん募っていく。
「やぁ、がうりい、入れ、て……奥までぇ……」
ねだるリナを見て、ガウリイは怪しく微笑む。
「これが、欲しかったのか?」
「ひゃぁぁん!!」
ずぶずぶと、ゆっくり押し入れられ、リナは切ない悲鳴を上げた。
じっくりと存在感を増していく熱い楔を、リナの壁はぎちぎちと締め付ける。
「くっ……うぁ……」
誘うように蠢くリナの中に、ガウリイは射精しそうになるのをグッと堪えた。
奥まで入れると、間髪入れずに動き出す。
「あっ、あん、あぁ、あっ!!」
それまでのゆっくりした動きとは一転、激しく腰を叩きつけるガウリイの動きに、リナは休む間のなく喘ぎ続ける。
だらしなく開いた口からは涎が零れ、瞳の色は正気を失っていた。
「すごっ……!!がう、り……もっと……してぇ!!」
それまで単調だったガウリイの動きが、円を描いたり中をえぐったりと、様々な動きを見せる。
「あぁん!!いい、よぉ!! もう……あた、し……!!」
リナの中が、きゅっと縮まった。
ガクガクと躰を震わせている様から、リナが絶頂を迎えているのが分かる。
ガウリイもすでに限界だった。
リナの奥で、二度、三度と叩きつける。
びゅく、びゅく
「ふぁ……あぁん……」
達しながらガウリイの欲望の象徴を注ぎ込まれ、リナは恍惚とした表情でそれを全て飲み干した。
しばらく入れたまま、ガウリイは余韻に浸る。
「んっ……」
少しの間気を失っていたリナは意識を取り戻すと、ガウリイはよくやくそれを引き抜いた。
「ふあっ……」
引き抜く感覚にすら、リナは身悶えた。
ガウリイはリナを仰向けにすると、啄ばむようなキスを顔中に施す。
「がうりい、気持ち良かった?」
まだどこかとろんとした表情で、リナがそう問い掛ける。
「ああ」
ガウリイが頷くと、リナは満足そうに微笑む。
「さっきは悪戯されたから、今度は甘いお菓子でも貰おうかな」
そう言って、ガウリイはリナの唇を深く塞いだ。
おわりです。
手際が悪くて申し訳ありませんでしたorz
みなさん、HappyHalloween
GJ!
ガウリイにいたずらしたい。
スレイヤーズって女性陣は皆処女っぽいけど、
男性陣は全員非童貞っぽいよな。
でも関係持ったとしてもゆきずりなイメージがある…
前近代社会では成人と共にそういう場所に連れていかれたりするからな。
…ゼルはゾルフあたりに連れていかれたんだろうか。
まさかレゾはないだろーな。
ガウリイは・・・肝心なときにいなかったので未経験のような気がする。
家ではなさそうだが、傭兵になってから仕事仲間に普通にすけべえ屋さん連れてかれてそうだ。
おねいさん達からも声掛けられてそう。
>>293 GJ!!
悪戯リナたんはぁはぁ
二人とも連れていかれたことはあるが自分からは行かないイメージ。
アニメのさわやかゼルと愉快な仲間たちだと行かなさそう。
傭兵時代のガウリイには結構深い付き合いの仲間とかいたんだろうか?
旅してて一所にとどまってないから、広く浅い付き合いをしてそう。
その孤独感を埋めてくれたのがリナなんじゃないかと妄想している。
なるほど。だからリナにずっぽり埋めるんですね。わかります。
NEXTでガウリイは(ゼロスの仕業とはいえ)リナの乳つかんでたし、
あらいずみ漫画ではモロに見たりタッチしたりと、もはや胸とも思ってないよーな扱いだったが
あんなんで本番おっきするのだろうか?
それともリナは下半身で勝負するのか…
>>293 キャラが誰だかかわからないぐらい変態入った内容はちょっと…
注意書きしておいてほしい
変態行為ってあったか?
そのように感じたのが自分だけだったら申し訳ない
衝撃的だったもので・・・orz
ハロウィンの人GJ!!!遅くなったけどGJ!
え?変態行為?
なかったけど・・・・
>>293 Gぐっじょぶ
>>313 感じ方は人それぞれだけど…
自分は注意書が必要なほど、アレな感じはしなかったな。
保管庫にはもっと過激なのもあるし。
まさかいちいち、これはAまでとか、Bまでとか
はたまたCプラスFr。あるいはAnrまでなどといった
ネタバレの注意書も、ちょっと艶消しかとw
スカトロ、死姦、スプラッタ、触手、肉奴隷クラスは注意書きが必要だけどね…。
純情リナたん好きは注意、とか書いてもらいたかったんじゃない?
でも言っとくけどエロパロ板はヘンタイな場所ですよ〜w
リナたんは最初は純情だけど慣れてきたら好奇心が強いし欲望に忠実だから
めがっさエロエロな子になると思うんだ。
というかこのスレ今までもガウリイの寝込みを襲うリナとか、
疲れてて勃たないガウリイを無理矢理たたせるリナとかあったよな。
つまり何が言いたいかというと、女の子が積極的にエロエロなのはすごく萌えるのでもっとやれってことだ。
自分も
>>317と百合、薔薇で注意書きならわかるけど・・・?
これくらいで衝撃的とかいったらエロないのよんでたほうがいいんじゃないとかしかいいようがないw
>>319 リナは基本ガウリイの都合考えずに行動するからな
好奇心から面白がって勃たせといて、MAX状態で飽きて放置…なんつー鬼畜なこともやりそうw
で、狼化したガウリイにいただきますされてしまうと
ガウリナの話がでるたび可哀想になるのがシルフィール。
もうガウリイのホムンクルス作っちゃえwと思わなくもないが
その為にはなんとかして精子を手に入れなければいけないわけだが…。
いや、彼女は強くていい女だからいい人と出会って幸せになるさ。
まあガウリイファンはやめないかもしれないがなw思い出は美しいままで。
そういえばゼルって下の毛も針金なんだよね…
原作では未経験ではないと思うけど、ふーぞくでも相手に嫌がられたりで
ストレスはたまる一方…
早く元の人間に戻してあげて!
>>324 ゼル「…アメリアにヤスリで全部削ぎ落とされた…痛かった…」
スチールたわし状か
彼女にヤスリで削られた。。。死にたい
支払いはまかせろーバリバリ
>326 そぎ落とした針金をリサイクルして金タワシ作れるな
彼女だけでなく地球にも家計にもやさしいゼル
子供ごころになぜそんなに人間に戻りたいのか謎だったが
やっぱり岩の体はデメリットが大きいな…
針金でも痛覚あるのかな?w
スレイヤーズ以外の作品も読みたいな
「日帰りクエスト」のクルーガーとエリが好きなんだが…
でもあの二人、Hまでいかなさそう
遊び人LV1の王妃ですか
面白そうですね
イザサミが読みたい今日この頃・・・
シェリフスターズのイーザーって性欲あるのか?
サミィに抱きつかれた時ちょっと動揺してたから意識はしてるんだろうけど…
近くに手ほどきが上手そうな男キャラもいないしねえ
336 :
ガウリナゼル:2009/11/12(木) 19:20:16 ID:24PL5IqJ
小ネタエロなしです。色んな意味でごめんなさい保守。
「こうなったらもう、やっちゃうしかないよな。リナ」
あたしを胸に抱いたまま、ガウリイがのんびりと言う。
後ろにはゼルがあたしを支えるように背中を抱きとめている。
「3Pか……そんなプレイに興味はないが、この状況だ、仕方ないか……」
こいつら、さ、さ、さんぴーっていったい……?
あたしはいっしょーけんめい聞いてないフリをしているってのに、男二人の会話が勝手に続いていく。
「なに言ってんだ。リナはオレに任せろ」
「そう言うなよ、ガウリイの旦那。俺にも楽しませてくれてもいいだろう?」
「それもそうか。けどオレが先だぜ」
「順番はどうでもいいが、同じところに入れるのは気が引けるな……俺は後ろの穴にするか」
「あっあんたたちねぇ!!好き勝手に何言ってんのよこの非常時にっ!」
どろどろのねばねばの、大きな大きなスライムの中に取り込まれてしまった今の惨状は、はてどうやって
説明したらいいものやら……
もうとっくに陽が沈んで、森の中は薄暗くて冷たい夜風が吹いていることだろう。お腹すいたなぁ……
召喚は好きな分野ではなかったけど、それなりに何とかなっていたから、今回も楽勝だと思っていたのに。
「おーい、リナ。結局どうなってんだ?」
「うっさいわね!今考えてんのよ、あんたたちもくだんない冗談言い合ってないで、なんとかしなさいよ!」
「そんなこと言われてもなー。オレ魔法なんか使えないし……」
「召喚したやつが何とかするのが筋だろう。だいたい……」
ゼルは少し言葉を切って、苦々しく告げた。
「釣り餌にスライムを召喚するなんぞ、馬鹿げている。挙句にこんなでかいのをどうやって釣り針に刺すと
いうんだ……」
またまた必死に聞こえないフリをするあたしの耳元に、後ろからゼルの深いため息がかかる。
「………………っ!」
あたしの微かな身悶えを、ガウリイがまじまじと見つめてきた。
「……そういや、リナって耳弱かったっけ……」
ばっとガウリイから顔をそむけ、あたしは早口でまくしたてる。
「そっそれより、よ。アメリアが町から帰ってくる前にどうにかしなきゃ!」
「?なんでだ?アメリアならどうにか出来るかもしれないだろ?」
そういえばそうね……どうしてかしら、この現場を見られたくないと思うのは……?
からかわれるから?うん、そうだ、そうに違いない。
「俺も、そうだな……見られたくないな」
珍しくゼルが照れたような声をだした。
………お尻の下でなんか熱い物体が硬く膨らんできてる……気がする……気のせい……気のせいよ……
「あれ?リナ、顔赤いぞ?」
ガウリイの言葉にあたしだけがびくっと露骨に反応してしまってなんか悔しい。
でもここでゼルを睨んだら、いくらガウリイでも男の生態を察してしまうかもしれない。
っ?! 油断してたっ!ガウリイの服も一部分だけみょーにでかく膨らんでる!!
なんなのよこのケダモノたちはっ?!
アメリアが見つけようもんなら、男の方って不潔です!とかって涙目で叫ぶわね、こりゃ……
などと考えていると、横手の茂みが揺れ、小柄な人影が飛び出してきた。
「アメリア!良いところに………」
助けて、と言おうと……
「わたしを悪の道に誘わないでっ!……みんな不潔だわぁぁぁああああっ!」
……全速力であさっての方向へと走り去ってしまった……
呆然とするあたしに、ガウリイとゼルからの冷たい視線がびしばし刺さる。
「……何を考えているんだ、お前は……いくら探究心旺盛だといってもだな……」
「そうだぞリナ。いきなり4Pはないんじゃないか?物事には順序ってもんがあってだな。
まずはオレとリナだけで……」
───あたしは未完成版ギガスレイブの詠唱を始めた。失敗する気満々で。
完
ちょ、世界オワタw
\(^o^)/オワタ
ニヤニヤしたw乙です
3Pならアビスの3人も良さそうだなぁ
ルグナードが手解きで、アリサとクラウス主体とか割といけそう
ゼルはアメリアを追い掛けて大人の世界に引きずり込めばいいと思うよ
ゼル「何を言っているアメリア、子作りは神聖な行為だぞ」
あらいずみ漫画のリナは意外と積極的だよね。
ノリとはいえパジャマで「一人じゃ眠れないの」とか…
予想外にガウリイが在室しててほしかったw
ガウリナは監督がNEXTとTRYの間で何かあるって言ってたんだっけ
どーやって押し倒したのか非常に気になるわけで
>>344 どっちがどっちを?と、考えてしまったのは、自分だけでないといいなぁ……
どっちでも萌えてしまうのは自分だけなんだろうか
スレイヤーズは女性が思い余って押し倒しそうな気がするな。
「はぁ……」
「旦那、どうした?」
「いや、その、ゆうべ……リナに押し倒されてな……」
「!?」
「いつかオレが押し倒すつもりだったんだが……」
「……そうか」
「情けないよなぁ、オレ……」
「…………いや、実は俺もだな、この間アメリアに押し倒された」
「え、マジで?」
「ああ」
「「……はあぁぁ……情けないよなぁ……」」
哀愁漂う2人が浮かんだが
「あれ?なんだか朝からご機嫌ですね〜リナさん」
「わかる?アメリア。実は昨日…ついに痺れを切らして実行に移しちゃったのよね〜」
「えっそれってこないだ話してたヤツですか?」
「もっちろん。」
「おめでとうございます〜☆実は私もあの話のあとスグ実行に移してみたんですよ♪ちょうどリナさんが出掛けちゃった夜に」
「ええっ!?アンタって意外と手が早…その…積極的、ねぇ…」
「正義と真実の愛の前に躊躇は必要ありませんから!」
「(アメリアの場合正義の前にはちょっと躊躇して欲しいんだけど…)」
「それで?どうでした?ガウリイさんは」
「えへへー?いや、それがさぁ………」
「えー!すごぉい、あ、でもゼルガディスさんも………」
「うっわー、やるわねアンタ達も!じゃあさぁ、次はもっと………」
…和気藹々。
ワロタwwwGJ!!
これはいいwww
すぺしゃる読み返してたんだが、あの世界エロ本が存在してるんだな
どれくらい普及してるか知らないがガウゼルは持ってないんだろうかw
実はゼロスが持ってるというオチだったり…
旅人が持ってても邪魔なだけだろうしな。
巨乳本や熟女ものをガウゼルの部屋に仕込んで騒動を楽しむゼロスってな感じならありそう。
そういう本は宿屋に置いてあったりするんじゃないか?
ホテルの有料TV番組みたいな感じで
あの世界の本は全て写本だからめちゃめちゃ高価だぞ…。
正直、エロ本なんて庶民の手には入らないと思う。
「噂によると、精神面から肉体に影響を及ぼす方法が記されてるとか何とか…」なんてゼロスの口車に乗せられて意気揚々と写本探索するリナとゼル
発見したエロ写本にギャーギャードキドキする二人が浮かんだw
本形式じゃなくても、一枚の春画とかなら一般人も入手しやすいんかな。
版画くらいならあるかなあ。
ウタマーロ。
セイルーン王家に伝わる一冊の秘伝の写本!
……がエロ本とか。
アメリアが幼少のみぎりにそれを盗み見てて
リナも知らない知識を持ってるなら萌える
>>355 NEXTでゼロスの女体化あったけど、
あの完成度の高さは何か参考にしてるとしか思えない
けしからん乳だったし巨乳本でも見たのかw
ゼロスならノリノリで見て、気が済むとガウリイのベッドに放りこんどくぐらいの事やりそうだw
「…ルルです(ポッ)」
ゼルの女装をアメリアがこしらえたと思うと萌えるよね
それはつまりルルさんとアメリアの子猫ちゃんプレイってことか。
アメリアって百合似合うよな
緑川ボイス(しかも裏声)で「子猫ちゃん」を脳内再生したらうっかり萌えた
ちょっと二丁目行ってくるノシ
ルルアメって百合の範囲に入るんだろうか・・・?
原作でホムンクルスの作り方について言及してたけど
ホムンクルスとなら3Pしても浮気にならないんじゃないだろうかw
確か男性は精液からできるんだったと思うが、
女性のを作る場合はどうするんだっけ?
原作スレイヤーズでは精液使う普通に言うホムンクルスはスモールの方じゃなかった?
コピーは髪の毛でいいんじゃないかなあ。ナーガコピーとか。
さあ、ルルさんの精液を採集する作業に戻るんだ
もしくはガウリイの精液を採取し自分用ホムンクルスを作るシルフィールとか…泥沼化しそうだな。
ホムンクルスの技術って、発達しすぎると妙な使われ方しそうで怖い。
>>370 シルフィールがシャドウスナップでガウリイを動けなくして、その隙に採集。
↓
その現場をリナに見られてしまう、という映像が浮かんでしまった・・・
スリーピングでも・・・と思ったけど、ガウリイの意識があるほうが、いろいろ面白い。
>>371 むしろリナに見せるのが目的だったりして…
なにそれずるい! とリナたんが言って、
シルフィールとふたりでガウリイをおもちゃにし始めるわけですね
むしろそれではガウリイはイカない!と口を出すリナとか。
もちろんガウリイはおもちゃコース。
メモを取るアメリアと、騒ぎに気づきガウリイを見捨てて逃げ出すゼル
大人のおもちゃを持ってくるゼロス
「もっと効率的にいきましょう」
おま…っ。正の感情は大敵じゃないのかゼロス…
なにwktkしてるんだ。
さあ、早くそのおもちゃを使うんだ!
別にゼロスっていうか魔族は正の感情が大敵じゃないから大丈夫。
いっぱい遊んで楽しんでくれるさ。
仁王立ちでオナホ責めされるガウリイか…
ガウリイ「お前ら口とか舌とか使えよっ!ゼロスは帰れ!!」
リナ「口でしたら精液採取できなくなるじゃないの」
シルフィール「ですよねー」
ゼロス「じゃ帰ります。これとこれと、あとこれも置いていきますね」
アメリア「リナさん、ひとつもらっていっていいですか?」
ガウリイ「ゼル逃げろぉぉぉぉぉっ!」(もう逃げてる)
なんだこの楽しそうな感じwワロタ
エロ展開にしてくれよw
ここまでの展開は面白いが、しかしガウリイは影縛りを意志の力で解いてしまいそうな気がする…
……ああそうか、実は自分も楽しんでて、いざって時に強制解除して獣になるんですね?
人間が影縛りを外すのは容量の問題で無理っぽい。
相手が数人だからおとなしくしておいて、溜まったいろいろなものを後で復讐するパターンでしょうな。
もちろんおもちゃで逆襲。
いや肉体派のガウリイのことだ、そこはおもちゃじゃなくて自分のブツでぜひ!
そして逃げ出したゼルはゼロスの協力の元にあえなく捕まり
姫のところへ強制送還されるんですねわかります
アメリア「大丈夫ですゼルガディスさん!さっきばっちりメモを取りましたから!さあ安心して私に身を委ねて下さいねっ(はぁと)」
そして余ったオモチャを持って消えるゼロス
「皆さん楽しそうですねぇ、僕も遊んできます♪」
フィリア逃げ(ry
いやむしろ
「おしおきしてください獣王様」
かもしれん
>>389 明後日まで取っておくか
さんきゅ
ソバのような触手に絡まれるリナたち
391 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 04:47:55 ID:fWGX+LMr
新年保守age
姫はじめ
アメリアとナーガ、どっちが好み?
ゼルアメ!ゼルアメ!
アメリアに一票!
ガウリイとシルフィール、原作2巻で再会する前に一夜限りの恋仲だったようにも見える。
原作の再会シーンや、特にSFCゲームではガウリイが苦手意識丸出しだし
リナの前でああも露骨に嫌がるってことは…
それはないだろう。
あれだけしっかりしたお家のお嬢さんにベタ惚れされてるのに手なんか出したら即結婚ですよ。
シルフィールは強いぞ。
ショトガンマリッジならぬドラグスレイブマリッジですか。
いや、彼女ならラファスシード・マリッジだろ
ラティルト・ロイヤルウエディングもよろしく
こんな時間にマジレスするのだが、嫁さんに惚れられたほうが幸せな結婚ができるぞ。
ガウリイはリナにも汁にも惚れられてるからどっちと結婚しても大丈夫。
リナに汁も握られてるに見えた
実際握られそうww
そらまあ、よそで汁を出してきたら攻撃魔法だろうなw
ガウリイとシルフィールが出会ったのって
リナのとーちゃんとガウリイが会う前なのかな?
ガウリイ美少年時代とかだったらウラヤマシス。
ガウリイは出奔時点で17だから少年にはきついが、シルフィールはロリだったかもしれない。
そんな設定あったんだ。トン。
少年っていってもハイティーンくらいを想定してたから大丈夫w
もしはじめてあったガウリイが渋めのおっさんだったら、スレイヤーズの物語は終了だな
いや、でも「すぺしゃる」開始当初のリナって本編よりさらに幼いのに
素敵なおじさまもOKっぽい発言してたぞw
つまりリナが素敵なオジさまにくらっときてたら、逆にガウリイが逃げてたんじゃないかってことか。
本編1巻でも、容姿の形容が
ガウリイ:そこそこハンサム<ゼルガディス:かなりのハンサム<ゾルフ:かなり美形のオジサマ(ハート付)
だもんなw
ゾルフがまともな性格だったら危なかったかもしれん
同人では
ガウリイ→めっちゃハンサム
ゼル→そこそこハンサムor岩
てな感じが多いけどなw
リナ父はかなりの美形だからリナの審美眼も厳しいんだろうなー
ゼルは岩でもハンサムなんだから、そりゃかなりのハンサムなんだろうなw
ガウリイが美形になったのはあらいずみさんのおかげ。あらいずみさんGJ。
ガウリイ:くらげ
ゼル:岩
ゾルフ:馬鹿包帯
ガウリイはシルフィールとマルチナとボランとランツにほれられたんだぜ
新装版で読みなおしてるが、1巻の頃のガウリイの絵は
なんだか目つきのよくねー長髪のにーちゃん、って感じもするけどなw
小学生に見える中学生に裸で温めあうセクハラ発言する大学生。
こう考えると犯罪くさい。
それもそれで萌える
生意気な女の子にはセクハラ発言に限る
ガウリナ、ゼルアメ、セルリナのどれにも感じないのに
自分でもなぜだかわからんが、ガウアメには
「ガウリイそれ犯罪だから!」と思ってしまう
セルリナ…
若本「ハッハァ!」
なんだと…!?
やべえ。それもそれでいけます
投下します。最初だけゼロリナで、後はずっとガウリナ。
ゼロリナ→強姦
ガウリナ→純愛
となります。
―――やられた。ゼロスに・・・
無理やり処女を奪われた。
愛情の欠片もない、ただあたしをいたぶる目的の交わり。何度も何度も、それは続いた。
ゼロスとの行為の最中、あたしを支配していたのは、苦痛と恐怖と――望んでいない強制的な快楽だった。
ベッドの上で裸身のまま、呆然と虚空を見上げるあたし。
涙すら、出てこない。
頭がガンガンして、ひどく身体が重い・・・もう手の指すら動かすのが億劫だ。
「リナさんの味は、やはり甘美でしたよ」
そう言って、ゼロスの指があたしの口に何かを押し込んでくる。
独特の・・・生臭い精液の味と、血の味がした。
「・・・うぐっ」
到底受け入れがたくて、吐き気が込み上げた。
「・・・・・・もう二度と、あたしの前に姿を現さないで・・・・・・」
あたしはゼロスにそれを言うのが精いっぱいだった。
「さぁて。どうでしょうか・・・リナさんは、僕の極上の宝石ですからねぇ・・・」
残酷な笑みを浮かべる様は、さすが魔族だと、ぼんやり思った。
ゼロスが消えてしばらく経って、ようやくあたしは一人の男を思って静かに泣いた。
ガウリイ・・・・・・
いつもの旅、いつもの道中。
あんな冷酷な恐ろしい夜が過ぎ去った後は、ガウリイとの普通の日常が待っていた。
「・・・リナ、どうしたんだ?」
いつもどおり変わらず、お日様のようなガウリイ。
ボーっとしているあたしを、不思議に思ったのだろう。
昨日あった事を微塵にも見せないように、あたしは努めていつもの自分で、明るく元気に振舞っていた。
「あ、ううんなんでもないのガウリイ。今日の晩ご飯のメニューを想像しただけで、お腹すいちゃって」
と、あたしは自称保護者に嘘をついた。
あの恐怖の出来事から、一週間が過ぎた。
相変わらず旅を続けているあたしとガウリイは、昼過ぎに、街道沿いの林の木陰で小休憩を取っていた。
木の幹に凭れかかって、昼寝をするあたし。
最近あまり眠れないあたしは、こうして昼間に寝ることが多くなった。
それに、ガウリイの気配が近くにあると、よく眠れるのだ。
目覚めると、何故かあたしの膝元には大量の花が置かれていた。
「・・・これ、コスモス・・・?」
ピンクや黄色や白の、色とりどりのコスモス。
もちろん、こんなことする犯人は一人しかいないけど、あいつはそんな事する柄じゃないのだが・・・
「お、リナ。目ぇ覚めたか?」
「ガウリイ、びっくりするじゃないの!花なんて置いちゃってさ!」
「ああ、さっき見回りに行った時に、近くに花畑があったもんで、リナにプレゼントしようと思って摘んできた」
「・・・あんた、熱でもあるんじゃないの?」
それは冗談で言ったのではなかった。ガウリイの顔が赤いからだ。
「・・・なぁリナ。突然オレがこんな事言っても、笑わないでくれよ・・・」
「なによ」
「リナが好きだ。リナ、オレと結婚してくれないか」
飾りっ気のないガウリイのまっすぐな言葉が、あたしの心に一直線に届いた。
そう、一緒に旅をして3年間――あたしとガウリイが、お互い想いあっているのに薄々気が付ついていながら、男女の関係としてではなく、未だにただの相棒として一緒にいた方が不思議だったのだ。
さわり、と、風が凪ぐ。
ガウリイが、痛いほどあたしを見詰めていて、返事を待っている。
以前のあたしなら、ガウリイの言葉を素直に受け入れて、その腕の中になんの躊躇いもなく飛び込んでいたのだろう。
『嬉しい。あたしもガウリイが好きだよ』
そう素直に言えたら、どんなに幸せか。
「・・・あたしは、ガウリイと結婚する資格はもうないわ」
あたしは、首を横に振る。
あたしはもう、ゼロスに汚されてしまっている。
そんなあたしと結婚して、ガウリイまで汚すわけにはいかない。
「・・・資格?なんの資格だ??
オレはリナを好きだ。リナがオレを好きだったら、それだけでいいんじゃないのか?」
「駄目よ。あたしはあんたとは、結婚しない」
あたしはきっぱり言い放つ。
本当は、ゼロスに強姦された後、手紙でも置いてガウリイと別れた方がよかったのかもしれない。
何も知らない優しい自称保護者をこうやって拒絶して、現に今、ガウリイを傷つけてる。
「・・・どうしたんだ、リナ。最近おかしいぞ」
「おかしくなんかないわよ。いつものあたしでしょーが!」
「だって、ここ数日間、盗賊のアジトが近くにあっても、いつもみたいに盗賊いじめに行こうとしかなっただろう!」
――あ・・・。
知ってたのか、ガウリイ。あたしが盗賊いぢめに行かなかったって事を。
「なあ、リナ。オレじゃ駄目なのか?・・・他に好きな男でもいるのか??」
「・・・・・・違うわ」
「じゃあ何故なんだ?理由を説明してくれたら、オレは納得する」
「――――アンタのことが嫌いになったのよっ!!!」
衝動的に叫ぶあたし。
気が付けば、あたしは木の幹に背を付けてガウリイと話していた。
ガウリイとあたしとの距離が、もう少しで密着するくらいの近さだ。
「嘘だな」
そう言って、ガウリイがいきなりあたしの唇に己を合わせてきた――!!
・・・やだ!!ゼロスの時も、こんな風に強引にキスをされて、そのまま―――
「―――っっ、いやあああああああぁぁっっ!!!」
火事場の馬鹿力――というのはこういう事を言うのか。
あたしの細腕で、図体のデカいガウリイを思いっきり突き飛ばせたのは、我ながら驚いたのだが。
ガウリイは、あたしがここまでの拒絶の意を示すとは思ってなかったのだろう。愕然とした表情をしていた。
「・・・あ・・・っ・・・・・・ごめ、ん。ガウリイ・・・」
気が付いたら涙で視界が滲んでいた。
「リナ、こんな事を言うのは、凄く気が引けるんだが・・・」
「男に、嫌な事されたのか?」
そう図星を突かれて、びくりと震えるあたし。
しまった。これじゃ肯定したのと同義じゃん・・・
「・・・違うわ・・・」
「嘘つけ!お前さん、オレに隠しているようだが、町で男にすれ違うだけで、少し身体を固くしているじゃないか。
それに・・・・・・・最近のリナは、まるで知らない女になったみたいだ」
そう――ガウリイの言うとおりだった。
作り笑いは出来ても、心の底から笑えなくなった。
男があたしの近くに寄ったら、恐怖で身が竦む。
昼間は割と平気なのだが、夜一人になると、あの日の事を思い出すと、自分がみじめに思えて暗い感情に飲み込まれそうになる。
ガウリイは、あたしの変化に気づいていたのだ。
そして、それを知った上であたしにプロポーズをしてきたのだろう。
「・・・話してくれないか?」
ガウリイに促されたのをきっかけに、あたしはようやく意を決した。
「一週間前に、ゼロスがあたしのところに来たわ」
その時のあたしは、まるで他人事のように淡々と言葉を発した。
それだけでガウリイは全てを理解したようだ。まともに顔色を変える。
「くそっ、・・・オレが付いていながら・・・・・・!!!」
ガウリイがあたしを引き寄せて、一瞬息が詰まるかと思うくらい激しく抱きしめられた。
ここ数日、他のどの男が近づいても恐怖で身が竦む日々だったが、不思議とガウリイだとちっとも怖くなかった。
ポタポタと、あたしの頭上で暖かい液体が降り注いだ。
ガウリイが、泣いてる・・・・・・?
今まで一緒に旅してきて涙を見せた事がなかったガウリイを――あたしが泣かせた。
「好きだ、リナ。愛してる、愛してる・・・・・・」
何度も繰り返す、愛の言葉。
「あたしも、ガウリイ・・・・・・愛してる」
あたしもガウリイに負けじと、ガウリイの背中に腕を回して力強く抱きしめ合った。
そして、蒼の瞳に束縛されながら、あたし達はじゃれ合うように、草むらの上に倒れこんだ。
【続く?】
とりあえずここまで。
エッチシーンなくてすみません。
続きはまだ書いてないけど、書けたら投下します。
421、GJGJGJ!!
続きも楽しみにしてます!!
早くエロシーンをください!!!!GJ!!
思ったより出来上がりが早かったです。
>>424の続き。
エロシーンはあまり期待しないでください。
1〜4に、誤字が多かったので、スミマセン;
倒れこんだ場所にはガウリイが摘んだコスモスが散って、花の絨毯になっていた。
あたしとガウリイはその上に寝転がって、そのまま抱きしめ合ったまま、しばらく時間が過ぎる。
気温も暖かくって時々小鳥のさえずりが聞こえて、まるで閉じられた楽園にいるような心地だった。
しばらくそのままの体勢だったが、ガウリイがあたしを仰向きにさせて、ガウリイがあたしを見下ろす形になった。
・・・・・・この体勢って・・・・・
「・・・ねぇ、ガウリイ」
「ん?、なんだリナ」
「あたしを、抱くの?」
「・・・リナの嫌がる事は、しないさ」
「・・・別に、嫌じゃないわよ・・・・・・あたし、ガウリイだったら平気なの。
でも、ガウリイが汚れるから、駄目だよ」
あたしのその一言が、ガウリイの火を付けたことに気が付かなかった。
「――リナ。今、なんて言った?」
突然怒気を孕んだ声に変化したガウリイ。
「あたしを抱くと、ガウリイが汚れるって・・・」
「ふざけんな!」
それだけ言うと、手をぐっと草むらに押さえつけられた。
力づくで押さえつけられると、恐怖が蘇る。
「・・・やっ、ガウリイ!乱暴にしないで!」
「そうさせたのはリナだろ?
リナは綺麗なのに。汚れてなんかないのに・・・」
「だってあたしは、人間でもない奴と・・・魔族と交わったのよ!それは事実よ!
もう今までの、昔のあたしじゃないのに!!!」
「・・・そこまで言うんなら、オレが洗い流してやるよ・・・」
ガウリイの殺気にも似た怒りが、ビリビリと全身に感じる。
怖い――やだ!
逃げようと思うが、身体が動かない。
ガウリイの顔が、あたしの至近距離まで近づいてくる。固まったまま、ガウリイの瞳をずっと見ていた。
そして有無を言わさぬかのように、ガウリイ舌があたしの唇を舐めとったあと、口内に侵入してきた。
「や、・・・・・・はぁ・・・っ・・・んっ」
キスとキスの合間に、あたしの声が漏れる。
こういうキスは、初めてだった。
激しいが、決して乱暴というわけではなく、愛情を感じられるキスだった。
長いディープキスの後、ようやく唇を離してくれたガウリイは、
「・・・すまん」
と、一言あたしに謝った。
「リナが、自虐的な事を言うもんだから、ついカッとなっちまって・・・」
あたしは首を横に振った。
「・・・別に怒ってないわよ。あたしもちょっとばかし言い過ぎたわ」
「・・・な、リナ。続きしていいか?・・・オレ、ずっと前からリナに触れたくて、我慢してたんだ。
でもリナが嫌だっていうんなら、ここで止める」
「ガウリイって、実はむっつりスケベなのね、意外だったわ」
「お前なぁ・・・健全な男なら誰でも、好きな女がずっと傍にいたら、そう思うのは当り前の事だぞ」
キスが引き金で熱くなったあたし達は、もうブレーキが止まらなくなってしまっていた。
――あたし自身もガウリイを求めて、身体の芯が熱いくて疼いているのをはっきり感じ取っている。
「・・・うん。あたしにガウリイを刻み付けて。嫌な事全部忘れさせてよ」
あたしは精一杯の笑みを、ガウリイに向けた。
「もうここからは、リナが止めてといっても、止まらないからな」
ガウリイが本格的に保護者の仮面を脱ぎ棄てて、一人の男としての顔を曝け出した瞬間だった。
互いの服は全部脱ぎ、全てを晒して、ガウリイはあたしを快楽の園に誘うように、教え込むように、丁寧に愛撫を続けた。
「やっぱりリナは、どこも汚れてない――綺麗だ」
「・・・なに、言ってんの、よ・・・あっ・・・ふぁあんっ」
愛撫の手を休めないまま、ガウリイはあたしに喋りかける。
ガウリイの指が、あたしの快感のポイントを責める。
「お前さんの魂は、誰にも踏みにじられていないさ。
例えオレでも決して侵入することのできないお前さんの魂の輝きを、オレはずっと傍で見ていた」
「あ・・・ガウリっ・・・あたしも、見てたわ」
ガウリイの底なしの愛情を――そしてガウリイの強さを、ガウリイの全てを。
もう怖くなんてない。ガウリイと一つになる事に、なんの躊躇いもない。
「リナ、いいか?」
入口に宛がわれて、ガウリイがあたしに尋ねる。
「うん、来て・・・」
ぐちゅっと音を立てて入口を広げられて、巨大なそれが身体の中心に侵入し始めた。
「あぁ・・っ、はぁう・・・んっ!!」
熱い―――!!火傷しそうだ。
ゼロスの時は血が通ってなくて、まるで冷たい鉄の棒を入れられたようなおぞましさだったのに。
「あひゃっ!」
「・・・くぅっ!」
そして、ようやくガウリイの全てを受け入れる。
ガウリイのほうも、息が荒い。
そっかぁ・・・こんな感じなんだ・・・全然違うわ。
あたしの目から、涙があふれ出してきた。
愛している人と身体を一つに繋げる、という事が、こんなに嬉しい事だとは思わなかった。
ゼロスは・・・・・・いや、もうゼロスの事は忘れよう。
ガウリイの言った通り、彼に全てを洗い流して、リセットしてもらうのだ。
「できるだけ痛くないようにしたんだが・・・痛かったか?」
ガウリイは、あたしが泣いているのを別の方に解釈したのだろう。
あたしは首を横に振る。
ガウリイを受け入れて痛くないわけではないが、泣いている理由は痛いからじゃないからだ。
「好き、大好き・・・」
どこかぼんやりした意識の中、あたしはガウリイにそう伝えた。
「お前さん、やっぱすげぇ可愛いな・・・」
そう言いながら、いったんギュッと抱きしめられた後に、腰をゆっくり動かし始めた。
「しっかり捕まってろよ」
ギリギリまで引き抜かれた後、再びあたしの奥深くに潜り込むガウリイ。
「あんっ・・・はぁっ、やあぁぁ・・・!」
あたしの手足は、命綱のようにしっかりガウリイにしがみつく。
繋がっている個所が、異様に熱い。快感の波が、一気に駆け上がる。
今感じているのは望んでない快感ではなくて、ガウリイとそれを共有しているという事が、たまらなく嬉しい。
お互い、限界が近くなる―――中に潜り込んでいるガウリイのそれが、震え始めた。
本能的にあたしはガウリイを離すまいと、よりガウリイに絡みつく。
「り、な・・・・・・!」
「ガウ・・・あっあああぁぁぁ――――っ!!」
波が最高潮まで達して、フツリ、と意識を焼き尽くされたあたしは、お腹の奥底に熱い何かを感じながら、そのまま気を失った。
頬に暖かい感触を感じながら、あたしは目を覚めた。
目に飛び込んだのは夕焼け空と、その傍らには―――
「リナ、おはよう」
ゆったりとした笑顔で、あたしに微笑みかけるガウリイ。
暖かさの正体は、ガウリイがあたしの頬に触れていたらしい。
「・・・おはようって、もう夕方でしょーが。・・・って・・・・・・!!」
〜〜お、思い出した。あたしそういえば、ガウリイと・・・・・・(赤面)
そして、裸だったはずのあたしは、元通り服を身に着けていた。ガウリイが着せてくれたのだろう。
「リナ、リンゴみたいに顔真っ赤。やっぱ食べちまいたくなるくらい可愛いぞ」
「〜〜〜う、うっさいわねっ!」
「それと、プロポーズの返事、Noを撤回してくれてもいいか?」
「ん〜・・・そおねぇ」
あたしはやや考えて・・・
「ガウリイがあたしをちゃんと養えるくらい働けるようになったら、受けてあげるわよ。
あんた今のままじゃあたしのヒモでしょ?」
「お、そんならオレもいっちょ本気を出さないといけないな」
ようやくあたしは、久し振りに心の底から笑う事ができたのだった。
あたしの中に、もう恐怖はない。不安は取り除かれた。
クラゲ並みの脳ミソの持ち主の、あたしの自称保護者でもあり婚約者は、あたしにとって、最高のパートナーなのだ。
>421-429 GJ!二人とも素敵だった!
GJ!GJ!
久しぶりのエロ楽しませていただきました!!!
>421
遅くなったどGJ!!
新年最初のエロがハッピーエンドでよかった。
>>409だけど、今更訂正。
ガウリイの形容詞は「なかなかのハンサム」でした。
正直スマンかった。
>>411 りーでぃんぐ読んだけど、ガウリイがとっぽい兄ちゃんから
ハンサムに昇格したのは、文庫になる時にキャラデザの段階で、
受賞時にはハンサムという記述は一切なかった、ってこと?
なかなかのハンサムという記述は元からあったんじゃね。
でも美形ってほどじゃなかったんだろう。
並より上くらいでもさわやか青年だったらハンサムって言う…みたいな感じか。
ていうか美形でもない男があのロン毛だったらちょっと…
髪の流さとか作中に記述あったっけ?
そういえばガウリイってなんで髪ながいんだっけ
カッコイイと思ってやってる?なにか信念が?それともただの不精?
旅の中で髪切るのってめんどくそさそうだし不精の率高そうだ
ゼルはたしかアニメで自分でパチンパチンとペンチで髪切ってたよな
リナは散髪とかどうしてるんだろ?
リナは前髪くらいなら自分で切るだろうけど、基本伸ばしっぱなしじゃないか?
旅してる間、みんな髪の毛伸びてくるのに
一人だけ綺麗なおかっぱを保つゼロスはやっぱ異常だよなw
魔族だと知らなきゃ確実にヅラ疑惑が持ち上がるw
ムダ毛の処理が大変そうだな、女性陣…
ちゃんと服着てるから見えないだろう。
お手入れしない文化な可能性も高い。
ナーガ様はお手入れ必須だが。
パイパンだから無問題
マルチナさんのことも思い出してあげて下さい
つかエロパロ的には服を脱がした後のことが大事だろ、脇とか脚とか…
露出度の低い服装ゆえにムダ毛処理が甘かったリナが、
予期せぬ初体験でアワアワ〜なところをガウリイに剃毛されればいいと思うよ
保守がてら投下。小ネタですが、ちょっと特殊設定なので、ダメな人は逃げて下さい。
・ガウリナ前提のゼロリナ
・鬼畜?ゼロス
・触手攻め
・若干ゼロガウっぽい描写もあり
大丈夫だったら、はじまるよ〜。
「うっ、くぅん……」
歯を食いしばり、リナは今にも零れ落ちそうになる嬌声を、寸でのところで押し止めた。
両手両足は拘束されているが、すでに抗うだけの力などない。
ただ、快感に流されないよう、身を固くするだけで精一杯だった。
「おやおやリナさん、どうしたんですか。そんな切なそうな顔をして」
闇の中、楽しげな男の声が反響する。
リナは唇を噛み締め、声のした方をキッと睨み付けた。
くすくすと、笑い声が大きくなる。
「我慢することなんかないんですよ。気持ちいいんでしょ?」
リナの秘所で、蠢いていた触手の動きが激しくなる。
中をほじくり返し、溢れる蜜をぷっくりと膨れた肉芽に擦りつければ、リナは目を大きく見開き、背を仰け反らせた。
「……!! ……!!」
喉が引き攣り、声すら出ない。
絶頂に押し上げられながらも、リナは必死に抵抗をしてみせた。
「ああ、いいですね。その負の感情。実に素晴らしいです」
うっとりとした顔で、リナの目の前に、男が姿を見せた。
リナの頬を掠めるように指で撫で、小さく舌なめずりをする。
「ゼロ、ス……」
涙で滲む瞳で、リナはゼロスを睨み付けた。
その怒りの感情にすら、ゼロスは嬉しそうに微笑む。
「いってしまいなさい、リナさん。ああ、もしかして、ガウリイさんに悪いと思っているんですか?」
ゼロスが、ちらりと後ろに視線を送った。
そこ――ちょうどリナを正面から見られる位置に、同じように両手両足を拘束された、ガウリイの姿がある。
「大丈夫ですよ。ほら、ガウリイさんは、あなたの痴態を見て、こんなに興奮しているじゃないですか」
ガウリイの中心にある肉棒は、すっかり大きく膨れ上がっていた。
ゼロスの操る触手にそこを撫でられ、ガウリイは喉の奥で声を噛み殺す。
「さあ、良い声で鳴いて下さいよ。そして僕に、お二人の負の感情を、もっと食べさせてください」
妖しい声で囁いて、ゼロスはいつもみたいに、笑った。
おわり。おそまつさまでした。
続きキボンヌしちゃ駄目かな、なんか良さげだ触手GJ
447 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 19:09:31 ID:pfV30U72
GJ !
続きキボンヌ
こういうの大好き
GJありがとう。でも続きはむりぽ(´・ω・`)
考えたけど、思いつかなかった。
2月になったよ保守。
たまにゼロフィリとか降ってこないかなー
職人さん頼む
フィリア「生ごみ♪」
ゼロス「フィリアさん、僕の顔見て言わないでください」
学園パロで教師ゼロス×生徒リナを投下します
「・・・んっ…ぁ・・・っ・・・はぁ・・・っ」
秘めやかな艶声が絶え間なく響くそこは、『数学準備室』の札が付けられた小部屋だった。
壁には棚が並び、授業で使われる小物や道具がぎっしり置かれている
窓際には机と黒いソファーが置かれ、この高校の数学教師ゼロスの居城として心地いいように改造されていた
そのソファーで、一組の男女が絡み合っていた
男に後ろから抱え込まれるように抱かれた少女は、与えられる刺激に必死に耐えるように身じろいでいた
男の手は制服の中へと忍び込み、やわやわと胸を揉む
「・・・ぁっ…んっ」
指で飾りを弄び、きゅっと摘まんで指の腹で擦る
「ぁあっっ…は…っ・・・」
「気持ち良いですか?リナさん」
少女の耳を舐め上げながらねっとりと囁いた
「ん・・・あっ・…いやっ・・・」
「いや?こんなに固くなってるのに?」
そうして胸の飾りを口に含んで舌でころころ転がせば、一際高い声が上がる
「ああっ・・・・」
右手をスカートの中に入れて、太ももを撫でる
「・・・っ・・・ん」
すべすべとした肌の感触をひとしきり楽しんだあと、ショーツの上から秘所を何度もなぞる
「・・・あ・・・んんっ・・・あ」
「こんなに濡らして・・・いやらしいですねリナさんは」
「そ・・・れは、せん…せっ…が・・・っ」
邪魔なショーツをずらして脚から抜き取ると、蜜があふれる泉に指を沈めた
くちゅくちゅと音を立てて抜き差しすれば、恥ずかしさからか、少女の頬が一層赤くなる
「あ…っ・・・んっ…ああ・・・っぁ・・・」
溢れた蜜で滑りがよくなったのを確認して、沈める指を2本に増やす
入り口に近い壁を何度も擦り、奥まで抜き差しすれば、内壁が誘うように蠢く
蜜を絡ませた親指で熟れた真珠をなで上げると、少女の身体が震えた
「…あ・・・そこはだめっ・・・ああ・・・っっ」
声に応えて何度も強く擦って刺激を与えると、
「あっ…ああああああああ・・・っっ!」
一際高い声を上げて、少女が達した
「・・・はぁ…はぁ・・・」
たっぷりと泉から溢れた蜜を指ですくい、
荒い息を繰り返す少女の口に含ませる
「・・・ん・・・っ」
「おいしいですか?リナさんの味ですよ」
ぴちゃぴちゃと音をたてて舐める少女を満足そうな顔で眺めると、口から指を抜き取り、
少女の身体を持ち上げて反転させ、自分と向かい合わせに座らせる
はちきれんばかりに膨れた猛りを取り出し、少女の秘所にあてがった
そのまま挿れると思いきや、焦らすように秘唇をなぞる
「・・・ん・・・あっ・・・・・・」
「欲しいですか?」
少女をなぶるように耳元で囁きながら、熟れた真珠に猛りを擦り付ける
「ああ・・・っ!・・っ…ん・・・」
達したばかりの敏感な身体はビクビクと震え、何かをこらえるように男の身体にしがみつく
「・・・ぁ…せん、せいっ・・・いじわるしな…いで・・・っ」
少女の懇願にくすりと笑うと、猛りを一気に泉へと沈めた
「ああっ!」
そのまま少女の腰をつかみ、揺さぶって、かき回す
「・・・ああ・・っ…んっ…はぁ・・・っ!」
少女は待ちに待ったモノの侵入に、高い声で喘ぐ
自重で奥まで当る猛りが、なんともいえない刺激を生み出し
内壁がしぼりとるように蠢いた
「・・・っ・・今日もまたいい締め付けですね」
「あっ…んっ・・・」
男はすぐにも出したくなるのを堪え、繋がったまま少女の身体をソファーへと押し倒して、
再び強く貫いた
「・・・ああっ」
少女の左脚を持ち上げて自分の肩へ乗せ、奥の奥まで差し込む
「・・・んんっ…あっ」
そのまま激しく腰を打ち付けると、淫らな水音と肉と肉が当る音が部屋に響く
「・・・ぁあっ・・・あ、んっ…はぁん…っ」
両手で少女の胸をもみしだき、腰のスピードを上げていく
「…ぁ…あっ…もう…っ・・・だめっ!」
少女の身体がぶるりと震えたのを見て、
猛りを一番奥まで挿し込み、大量の熱いモノを吐き出した
「・・・はぁ・・・はぁ」
お互い荒い息を繰り返し、しばし余韻を楽しんだあと
ずるりと猛りを引き抜く
「気持ちよかったですか?リナさん」
少女の身体を起こして、笑顔で問う男に
少女は顔を真っ赤にしてうつむくと、小さく頷いた
「また明日の放課後も来て下さいね。次はもっと強い快感を教えてあげますよ」
男はまるで勉強を教えるかのような口調で囁いた
少女はその囁きになにか危険なモノを感じつつも、男によって開かれたこの身体が強く疼くのを止められるわけもなく
また明日もここへ来てしまう自分を予感するのだった――
<了>
>452
GJ!!
ゼロス先生とか、なんか新鮮だな。
ゼロフィリはかなり好きなんだがなぁ・・・最近見ないな
TRYの「嘘ぴょん」「こっちも嘘ぴょん」とか
ジラスが仕組んだ組み合わせの時の息の合い方とか
決戦時の「それでこそフィリアさんです」とか
この二人の掛け合いは好きなんだよね
ヴァルガーヴの攻撃から助けたりしたから
ダークスター召喚時の爆発で無傷だったのはゼロスが守ったんだとか思ってたよ
ゼロフィリも好きだがゼロメフィ←フィリアってのはなしだろうか。
フィリアとメフィが左右から「「この生ゴミ!!」」と罵っててさ、
一見魔族撲滅で共闘している風だが実は三角関係というのに萌えるんだ。
ゼロスは目的達成に必要とあれば魔族らしからぬ振る舞いもできるから
疑似恋愛状態に持ち込んで負の感情摂取とか
ゼロメフィktkr
油断ならない相手を頑なに拒んだり、緊張感ないピロートークしてもいい。
エルフや竜族は魔族の特質をはなから知識として知っていそうだけど
実態化歴の長いゼロスに誑かされてもいいな。
誑かされるといえば…マルゼロ・ゼロマルが地味に好きだ。最終的にザングルスと結婚したけど。
両想いになったらマルチナは可愛い子だし、ゼロスは来るもの拒まずのようでw
>>456 くっ…その発想はなかったw
いいな、萌える!
ぜひゼロスにたぶらかされて3Pとかしちゃってほしいハアハア
ほしゅ
462 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 20:34:17 ID:bgKKH6To
保守
部下S×ょぅι゛ょL様の下剋上モノはここにありますかハアハア
そう言えば、部下S×L様って見たことないな。
逆でもいいんだがww
部下S×L様読みたい!!
誰か書いてっ!!!
リナがディオルに眠らされてた3日間、トイレ関連はどうしてたんだろ・・・
幼女なL様にフルボッコにされてフルオッキしてるS
…で、足コキされてるとこまで受信したけど続かない/(^0^)\
投下させてもらいます。
ガウリナ前提のゼルリナ。
純粋にガウリナ好きな方はスルーで。
静かだった。
薄い布地越しに触れあうお互いの心臓の音が聞こえるくらい。
ただじっと見つめあう。
リナの目の中に自分の姿を見ていると、ふと、色のついた鏡のようだったリナの目が柔らかくなって
何かの感情が表れた。
その瞬間、むさぼるように口づけた。
* * *
遺跡から遺跡へ、街から街へ、国から国へ。
人間の姿を取り戻すための、長く続けている旅のあいだにうっかり旧友たちに再会してしまった。
リナ=インバースとガウリイ=ガブリエフ。
このふたりに会うときは、何かしらトラブルに巻き込まれるものだから
つい必要以上に周りを見渡し警戒してしてしまう。
「……ちょっとゼル、久しぶりとか何とか言ったらどうなのよ?」
「ああ、久しぶりだな。」
「よお。」
とりあえず、差し迫った危険はなさそうだと判断してゼルガディスはあいさつを交わした。
なんとも間の抜けた再会だが、本当に久しぶりに自然に笑えた。
せっかくだから、とのリナの言葉にゼルガディスはふたりと同じ宿に部屋を取った。
この辺の交渉はリナがサービスとやらでやってくれたおかげで、今夜はまともな睡眠をとれそうだ。
その安心のせいか、再会が嬉しかったのか、暗くなる前から酒がすすみ、会話が弾み、
夜が始まるころにはゼルガディスもガウリイもかなりの量を飲んでいた。
「旅ってのは、いいよな。心が洗われる……」
遠くを見て言ったガウリイのその台詞に、リナとゼルガディスは顔を見合わせる。
「酔ったわね。」
「ああ、オカシク、というかマトモになってる。」
「ちょっと、ていうかかなり早いけど、部屋に戻りましょうか。」
「……そうだな。」
正直残念だ。
ゼルガディスはまだ正気を失うほど酔っていなかったし、リナもほとんど飲んでない。
もっと一緒に時間を過ごしたい。
無意識にそう思ったことに気づいて、心の中で苦笑する。
自分で思っていたより、大分精神的にまいっていたらしい。
ゼルガディスは気づかれないようにそっと息を吐いた。
ひとりになるのが寂しい、なんて。
「来ちゃったv」
慣れた気配に扉を開けば、両手に本を抱えたリナが立っていた。
何しに来た、とは聞かない。
一緒に旅をしていたころから、こういったことはよくあった。
魔道書をふたりで読み解き、意見を交わす。
平和の証であり、至福の時間だ。
「旦那はどうした?」
「部屋で寝てるわよ、たぶん。」
遠慮も何もなく当たり前のようにゼルガディスの部屋に入ると、リナは抱えていた魔道書を
サイドテーブルに置いてベッドに腰掛けた。
「この間手に入れたんだけど、なかなか面白いのよ。」
そう言って手で髪をはらった姿は、いつの間にか色気を感じさせるもので、ゼルガディスはあることに思い至った。
どうやらふたりの関係は保護者と少女、から男と女に変わったようだ。
そう思った瞬間、ゼルガディスの中で何かがうごめいた。
呼吸が苦しくなる。
自分はひとりで旅をして、ずっとひとりで―――
あてもなく、先も見えずに―――
めまいを起こしたような足取りでゼルガディスはベッドに近づく。
「ゼル?」
リナの眉が訝しげに寄る。
「どうしたの……?」
見上げてくるリナをそのままベッドに押し倒した。
* * *
静かだった。
部屋着の薄い布地越しに触れあうお互いの心臓の音が聞こえるくらい。
リナも風呂あがりらしく、かすかに石鹸の香りを漂わせている。
ただじっと見つめあう。
リナの目の中に自分の姿を見る。
表情はわからない。
どれくらいそうしていたのか。
ふと、色のついた鏡のようだったリナの目が柔らかくなって何かの感情が表れた。
その瞬間、許されたかのように、むさぼるように口づけた。
飢えている。
頭の片隅に残ったわずかな理性がつぶやく。
どうしようもなく、こんなにも、飢えている。
欲しくて欲しくてたまらない。
下で口腔内をかき回しても、服をはだけさせても、リナは抵抗しなかった。
もう目は見れなかった。
何も考えられなかった。
小ぶりな、でも柔らかい胸を揉んで、頂点をしゃぶって、自分の象徴を足にこすりつける。
「ふ……ん、う……」
控え目にもれるリナの喘ぎが心地よくて、体中を手と口で愛撫する。
両足の間の敏感な部分に口づけると、びくんとリナの体がはねた。
「ゼル……」
自分を呼んだ声は非難も拒否もしていなくて、少しだけ甘えたような優しい声だった。
それが嬉しくて夢中でリナを責めて、イカせた。
ぐずぐずになったリナの入口に、先端をあてる。
ゼルガディスはためらいなく一気に入れた。
「ん、あっ」
リナの細い両足が、一瞬硬直したように伸びてから、ゼルガディスの腰にまとわりつく。
ゼルガディスは一度天井に向けて大きく息を吐き出した。
リナの中はあたたかい。
そのあたたかさを味わうように、最初はゆっくりと、そのうち余裕がなくなって激しく動かす。
「あんっ、あ、はぁっ」
「リナ……リナ……」
「ああっ、あ、い、いっちゃいそう……あ、いく、いく……っ!」
達してひくひくと動くリナの中に促されるように、ゼルガディスの射精感が高まる。
このまま中に出して、もし、リナが孕めば―――
リナは、自分のものになるだろうか―――?
ゼルガディスは可能性の低い誘惑にかられた。
リナに自分の子供を孕ませる―――
ああ、でもその時は、きっとガウリイに斬られて自分の子供を見ることなく人生は終わるに違いない。
それも今のゼルガディスにとっては甘い誘惑だ。
悪くない。
ひとりで、ずっと、生きていくより。
「リナ……っ!」
最奥まで突き入れると、まとわりついたリナの足が離れないのに後押しされるように
そのまま中で放つ。
軽く腰を揺らして、一滴残らずリナの中に注いだ。
「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
ゼルガディスは荒い息を整えることもしないで、リナの上に上半身を倒した。
リナの中に入れたまま、しばらくの沈黙。
呼吸が落ち着いてくると、急速に頭が冷えてきて、とんでもないことをしてしまったと気づく。
「ゼル」
まだ熱さの残るリナの吐息が耳に触れて、ゼルガディスはようやくリナと目を合わせた。
リナの瞳は穏やかだ。
怒っていないし、嫌悪もしていない。
「リナ、その……」
「悪かった、なんて言わないわよね?」
「…………」
リナの小さなてのひらが、ぺちとゼルガディスのほほを叩いた。
「イヤじゃなかったわよ。」
「ああ……」
「少しはラクになった?」
ああ、やっぱり。
口がうまくて、手が早くて、金銭に目がなくて、乱暴で、大食いで、盗賊いじめが好きで、
ドラゴンもまたいで通る、世界の危険生物に指定されているけど―――
リナは、情にもろくて、とことん甘い人間だ。
ゼルガディスは、触れるように唇を合わせた。
「まだ、もう少しだけ……」
甘えるように囁くと、リナがキスを返してくれた。
「じゃあ、もう少しだけね。」
リナの中に入ったままのゼルガディスが、硬さを取り戻す。
「ああ、今夜だけだ。」
ゆっくりと動き始めた。
* * *
そろそろ夜が明けるのか、東の空が白み始めていた。
ゼルガディスは村を出てすぐそばの木に寄りかかっていたが、ひとつの気配が近づいてくるのに
気づいて身を起こした。
「先に言っておくが、俺が無理やりやった。リナは悪くない。」
足を止めたガウリイは、剣を手に持ち、鎧も身に着けている。
「後悔はしていないが覚悟はできている。」
「そうか。」
ガウリイにばれないはずがない。
この金髪の凄腕剣士は、誰よりも何よりもリナを大切にしているのだから。
「覚悟は、出来ているんだな。」
「ああ。」
ゼルガディスは昨日までとはうってかわって、とてもすっきりとした気分だった。
短いような、長いような人生だったが、それなりに満足だ。
目を閉じて、丸腰の体をガウリイに向ける。
殴られようが斬られようがどうでもいい気がした。
「いくぞ。」
次の瞬間。
すぱぁあん
聞き慣れた音と、慣れない痛みがゼルガディスの頭を襲った。
「?」
ゼルガディスが目をあけると、右手に薄いものを持ったガウリイが、晴れやかな表情で立っていた。
「……スリッパ……?」
「そ、ゆうべリナの部屋から借りといた。」
なんとなく痛みの残る頭をさすりながら、ガウリイを見る。
「お前さん、今日はいいカオしてるな。」
「…………」
「昨日までは、この世の終わりってカンジだったけどな。」
「…………」
「だいたい、無理やりってことはないだろ?」
相手はあのリナ=インバース。
許されなければ、混沌に還されていたはずだ。
「……いいのか。」
「よくない。だから殴った。」
「スリッパでか。」
憮然とするゼルガディスに背を向けると、ガウリイは村に戻り始める。
「あんなカオされちゃあなぁ。オレだって本気は出せないさ。」
「そんなにひどかったか。」
「ひどいなんてもんじゃなかったな。」
「そうか。」
ふたりして歩きながら会話を交わす。
自分で思っていたより、大分精神的にまいっていたらしい。
ゼルガディスは気づかれないように、夕べに引き続いて、そっと息を吐いた。
「あ、そうそう。コレ、リナに返しといてな。」
宿屋の裏庭で唐突にガウリイが右手のものをゼルガディスに放った。
それはつまり、このままいなくなるなということだ。
「オレにとっても、リナにとっても、お前さんは大事な仲間だからな。」
だから、何か思い悩むようなことがあれば、遠慮しないで言えよ。
オレたちこれから、ゼフィーリアで暮らすつもりだから。
いつでも来いよ。
宿に戻るガウリイの背中を見送り、手の中のスリッパを見る。
裏に文字が書いてあった。
対ゼルガディス用魔道強化スリッパ(Ver.3)
顔がゆるみ、肩がふるえるのを抑えられない。
これを常に持ち歩いているのかと思うと、なんとも不思議なおかしな温かい気持ちになる。
リナが寝ているであろう部屋を見上げて、感謝の言葉をつぶやいた。
もう一度、起きたら直接言おうと決めて。
ひとり、じゃなかった。
終わり
475 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 11:36:11 ID:dP3IMSlo
GJ!
純粋にガウリナ好きだけど読んじゃった。
良かったですよ。
gj
GJ!
ガウリナ好きだけど読んじゃった、その2。
ゼルかわいい。
でも、やっぱり最後のガウリイかっこよすで
その後リナに対してはどうおしおきしたのか
気になってしまうガウリナン。
GJ!!
ガウリナもゼルリナも好きなので
たいへん美味しく頂きました
479 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 22:19:49 ID:dP3IMSlo
>477
そう、なにかのど元に引っかかるような
しっくりこない感はそれだ!
ゼルには爽やかに
でもリナにはねちっこくお仕置きして欲しい
ガウリナ好きだけど読んじゃったその3!
GJ!!!!!
その後のガウリナの会話も読んでみたいです!!
ゼル切ない、GJ!
でも確かにその後のガウリイのお仕置きがかなり気になるw
お仕置きkwsk!!!
いっそゼルと一緒にお仕置きしてほしい
ガウ&ゼルでリナにお仕置き、はゼルが美味しすぎ
なので、ガウがリナにお仕置きするための道具を
ゼルに買いに行かせるってことでどう?
もう二人でいじり倒してアンアンいわせりゃいいよw
486 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 00:44:44 ID:PpaETfoW
ほす
ガウリナを投下します。
「…っあ…んっ…ああ…っ…ふぁっ……」
月も綺麗に輝くその夜、
ある宿の一室で、まだ若い少女の嬌声がひっきりなしに響いていた。
その部屋のベッドの上には男女が一組。
男が少女を後ろから抱え込むようにして自分の足の上に座らせていた。
「・・・やっ…がう、りぃ…っ…ああっ」
男の指は少女の秘所に沈められ、ぐちゅぐちゅと音を立てて、
抜き差ししたりかき回したりしている。
もう片方の手は少女のやや小ぶりの胸へと向けられ、揉みしだいたり頂きを転がしたりと忙しい。
少女の耳元では男の舌が蠢き、じわりじわりと嬲るように舐め上げられていた。
「…なぁリナ、気持ち良いか?」
ゆっくりと囁かれるその言葉に、答えようにも身をよじらせて喘ぐしかできない少女の瞳には、涙が浮かんでいた。
「たしかリナは、此処が好きだったよなぁ…」
そう言いながら、少女の愛液でぬめる男の指が、すっかり熟れた真珠へと触れた。
そのまま優しく擦るように弄ぶ。
「ああああっ…だめっっ…」
あまりに強い快感に、少女の身体がびくんと跳ねた。
秘所に沈めた指も激しく動き、耳には舌が差し込まれてぴちゃぴちゃと卑猥な音が響く
「あっっ…もう…っ…イっちゃ…う、…イっちゃうよっ…ぅ…」。
「いいぜリナ、イっちゃえよ」
「…あっ…あああああああああっっ…!」
頭の中が真っ白になって、何かが身体を突き抜けていった。
少女の身体はびくびくと震え、泉から男の指が引き抜かれると、こぽりと蜜が溢れた。
男は、天まで反り返った自分の猛りを取り出し、まだ息も荒い少女の泉にあてがった。
そのまま少女の腰を下ろすようにゆっくりと沈める。
「・・・っああ…んっ・・・はぁ・・・っ」
達したばかりの身体に侵入した熱いモノに、少女は大きく息を吐いた。
奥の奥まで沈めると、少女の腰を掴んで上下に揺さぶる。
「…んんっ…あっ・・・・・・やっ…っ」
かき回して、貫いて、たっぷりと少女のなかを味わっていく。
「今日の、リナのなか、すごいぞ…俺を、ぎゅうぎゅうに締め付けて…そんなに我慢してたのか?」
「・・・っあ…んっ・・・だって、…ひさし、ぶり…だからっ…ああっ」
そう、実はつい最近まで仲間の二人と四人組で旅をしていたために自然とヤる場所も回数も限られて、お互い吐き出せない性欲を弄んでいた。
色々あってその二人とは別れ、再びリナとガウリイ二人だけの旅に戻った日の夜が今日だった。
「・・・がうりぃ、だって……いつもより…っ、……大きい…よ…ぅ」
顔を真っ赤に染めながら、お返しとばかりに少女も言い放った。
図星だったので言い返すこともせず、男は少女の身体から一度己を引き抜く。
「…っあ…な、んで・・・?」
不思議そうな顔で己を見返す少女に笑みで答えてから、
そのまま少女の身体をベッドの上へ倒し、四つんばいにさせると、再び後ろから一気に貫いた。
「あああっっ…!!」
奥の奥まで差し込んでから、再びぎりぎりまで引き抜いて、また貫く。
深いところも浅いところもぐりぐりと押し付けて、強く早く攻め立てる。
「…っあ…あっ…んんっ…は…っ…ああ!」
室内には肉がぶつかり合う音と、淫らな水音がひっきりなしに響き、お互いの興奮を高めていった。
少女の腰を支えていた手が胸へと移り、やわやわと揉みしだく。
固くとがった頂きをきゅっと摘めば、内壁が素直に反応して男のモノを締め付けた。
「…ああっ…ん…がぅ、りぃ…っ…」
「リナのなか、すっげーいいぜ…っ…」
熱く耳元で囁かれて、少女はびくびくと震える。
男は自らの限界が近いことを悟ると、より一層強く腰を打ち付けた。
「…っっ…ああ…また・・・イっちゃう、よ…ぅっ…!」
お互いをこれ以上ないほど感じながら、遥か向こうの快感が押し寄せてくる。
「…く…っ…」
男から吐息が漏れて、白い熱いモノが少女の中へ放たれた。
「あっ…あああああああああ…っっ!!」
同時に少女も達し、全身を震わせながら男の精を受け止めた。
「・・・はぁ…っ…は…ぁ…」
お互い荒い息を整えながら、しばらくそのまま余韻に浸る。
やがて男のモノが固さを取り戻すと、少女の身体をひっくり返して仰向けにし
再びゆっくりと侵入って行った。
男の吐き出したものと少女の愛液で其処は濡れそぼり、
何の抵抗もなく猛りを飲み込んでいく。
「…あ…っ…んん……がぅ、りぃ……っ」
「リナも、一回じゃ…足りないだろ?」
「…ん…っ…ばか、ぁ…っ」
そう笑いながら言われて、少女は顔を真っ赤にしながら頷いた。
男はゆっくりと味わうように腰を動かしながら、
少女の唇へ己の唇を重ねた。
半開きの口へ舌を差し込み、歯列を舐め、お互いの舌を絡みとるように貪りあう。
その間も左手は少女の胸を揉みしだき、右手は少女の右足を大きく開いて支え、腰を深く打ち付けていた。
「…ふ…っ…う……むっ…んんっ…」
長い時間のあとようやく唇が離されて、少女は大きく息を吐く。
男の唇は首筋、鎖骨、と赤い跡を付けながら移動し、小ぶりな胸へとたどり着いた。
じわりじわりと周りのふくらみから舐め上げて、美味しそうな赤い実へと食いつく。
ちゅうちゅうと吸い上げて、舌で転がし、軽く歯を立てる。
「…ああっ…ん…っっ…や…っっ」
少女はもっともっとと言うように男の頭へ手をやり、そのさらさらした金髪へ指を絡ませた。
「ん…っ…あ…っっ…ああっ」
上からも下からも攻められて、少女は嬌声を上げてよがるしかない。
やがて胸から唇を離すと少女の腰を支え直し、奥へ奥へと猛りを打ち付ける。
「…はっ…ぁ…あ…っう…んん」
熱いモノと熱いナカと、高まり続けるお互いの温度は溶け合って、二人を包み込んだ。
「…っあ…んっ…がう、りぃ…っ…ああ!」
「…リナ…っ、…くっ…」
何度も貫いてから、少女の奥へ今日二度目の精を放つ。
「…っああああああああ…っっっ」
どこまでも激しい快感に飲み込まれながら、少女は達した。
そこでようやく男は己の猛りを引き抜く。
それに合わせて少女の泉から大量の白いモノと愛液が零れた。
そしてまだ息も荒い少女の身体を抱きしめて、ベッドへ横になった。
そのままお互いの体温を感じながら、
久しぶりの安堵感の中で
心地良い眠りへと落ちていくのだった――。
<終わり>
リアルタイムで頂きました!!
久々にエロ甘ガウリナでとっても美味しかったです!!
>487-489GJ!
491 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 23:17:28 ID:cZ+9L3ZC
正統派GJ!
名無しが緑になっちゃうのはなんで?
GJ!
正統派エロ美味しくいただきました!
>491
ありがとうございます。
ずっと疑問でした。
迷惑メールとか来そうで書いてませんでした。
>>494 メアドじゃなくてsageって入れるといいよトモコ
>495
ご親切にありがとうございます m(._.)m
>>495 何故そこでfusianasanを教えないのかと
ゼロリナを投下します。陵辱モノで触手&媚薬アリ。
苦手な方はスルーして下さい。
――この世界には相反する二つの種族が存在している。
存在することを望み続ける人間と、滅びを望んで止まない魔族。
人間は様々な動植物を口にしてエネルギーを得る一方、
魔族は、生きとし生けるもの―つまり人間の生み出す負の感情を生きる糧としていた。
すなわち、不幸にも魔族の標的(ターゲット)とされた人間は地獄すら生ぬるい絶望の淵を彷徨うことになるのである。
その日、リナはいつものように仲間とたっぷりの夕食を摂り、自室へ下がって寝台に潜り込んだ。旅の疲れもあってか程なく微睡んだ頃、ソレは現れた。
――ぞくり、と身体中の毛が逆立った。
冷たく凍てついた何ともおぞましい気配、それが自分に向けられている。
そう、これは魔族の気配。殺気とも瘴気とも言い表せないもの。
とっさにリナは寝台から飛び起きて、そして目に映ったものに全身を凍らせた。
かつて一緒に旅をしたこともある謎の神官ゼロス、その彼がいつものように微笑みながら部屋の片隅に立っていた。
「こんばんは、リナさん」
高位の魔族でもある彼は、姿形も気配も完璧に人間に似せることを容易としていた。リナ達に正体がバレた後も飄々と人間のように振舞っていた。
その彼が、自分の気配を本性を何も隠さずにリナの前に現れる。
これが何を意味するのか、リナは考えたくなかった。
ただ本能的に察していた。『――殺(や)られる』と。
「…一体何しにきたのよ、ゼロス」
今にも震え出しそうな身体を抑えて、リナは声を絞り出した。
「何って――わかっているでしょう?」
その顔から笑みを絶やすことなくゼロスは淡々と言う。
「…誰の命令なの?」
どうせ死ぬ身ならば、あれこれ聞いておこうと思った。
今まで色々色々とあったせいで魔族から命を狙われる理由なんて掃いて捨てるほどある。
まさかゼロスが来るとは思わなかったが、妙にしっくり来る気もした。
黙って大人しく殺されるつもりはないが、ゼロスの実力はとっくに知り尽くしている。
自分と仲間の三人を合わせても、ゼロスからしたら子猫を相手にするようなもんだろう。
しかしゼロスは自分の言葉にきょとんと首を傾げた。
「…ああ、なるほど。リナさんは何か勘違いしていらっしゃるようですね。
僕は貴女を殺しにきたわけではありませんよ」
意外な言葉にリナは混乱する。
リナを殺しに来たわけではない―ではこのおぞましい気配は何なのか。
納得の行く答えが欲しくて、なおも問い掛ける。
「…なら、なんであんたはここに来たの?」
「僕は、ご馳走は最後までとっておく主義なんです」
さっぱり意味がわからない。
「どういう―」
意味よ、と言おうとしたその時、リナの両手両足に何かが絡みついた。
両手は上へと持ち上げられ、足はギリギリ床に着くか着かないかで縫い止められる。
透明な、触手のようなものがリナの動きを拘束していた。
「な、何よこれ…!?」
そしてゼロスが片手を振ったと思ったその時、リナの寝間着が音も立てずに切り裂かれた。
一片の穢れもない白い肌が、月光を照らして淡く光る。
言葉も出ないリナに、ゼロスは静かに近付いた。
「ずっと、我慢していたんです。
こんなに美味しそうなものを見るのは初めてでしたから。
食べたいけど食べられない。そんな気持ち、分かりますか?リナさん」
ゼロスの手がリナの顎を掴んで上向かせる。
リナはびくんと身を震わせ、ゼロスの冷たい瞳を見返した。
「でも、もう我慢するのは止めました。リナさん達人間の命はあまりに短い―。
一番美味しいときを逃したら、それこそ勿体無いですからね」
果物は旬を逃すと美味しくない――まるでそんな世間話をするかのようだった。
「ああそれから、無駄な抵抗は止めたほうが良いですよ。
結界を張りましたから、何を叫んでも喚いてもお仲間には届きません。
…まぁ、わざと聞こえるようにしてお仲間さんの負の感情を食べるのも
面白そうなんですが、折角のリナさんとの食事を邪魔されるのもつまらないですからね」
「…っこの、外道っっ…!」
リナは強く蔑んだ目でゼロスを睨んだ。
「あぁ、良いですね。貴女のそんな目も感情も、とても良い。
もっとです、もっと僕を憎んでごらんなさい」
うっとりした口調で、耳元で吐息と共に囁かれた。
そのまま耳朶を舐め上げられる。
とっさに身を捩るがどこもかしこも固定されていて、微かに首を動かせただけだった。
ゼロスの舌は意外にも暖かかった。
ゆっくりと文字通り嬲るように動き、首筋、鎖骨、わずかな胸の膨らみへと移動していく。右の胸の頂きをペロリと舐められて、リナは息を詰めた。
「…っ…!」
赤い小さな小さな果実を、ゼロスは優しく愛おしむように舐める。
口に含んでころころ転がし、軽く歯を立てた。
「…っは…」
散々弄んでから口を離した。
唾液に濡れた頂きを指で挟んで擦り、ふうと吐息をかけた。
その微妙な感覚にリナは身をよじる。
指はそのままに、ゼロスはもう片方の頂きに吸い付く。
「…ぁ…っ」
強く吸ってから舌でイジり倒す。
あまりに強い感覚にリナは眩暈がした。
声を漏らすまいとしても、手で口を塞ぐこともできない。
こんな腐れ外道魔族に好きなように弄ばれる屈辱と、そんな魔族から与えられる刺激に反応してしまう自分の身体が、たまらなく悔しかった。
ようやく満足したのか、ゼロスは頂きから口を離した。
「やはり思った通り、リナさんは感度が良い」
どこか嬉しそうに呟く。
「このまま僕の手練手管を教え込むのも面白そうなんですが…」
そう言ってゼロスの手元に何かが出現する。それは小瓶だった。
キュポッと蓋を開け、リナの身体へその中身を傾けた。
淡いピンク色の液体がてらてらと光って、鎖骨から胸、下腹部へとゆっくり流れて行く。
「…ちょっ、何よこれ…!?」
「媚薬です」
さらりと言い放つ。
一通り全身にかけてから小瓶に蓋をして仕舞い、そして自分は寝台へと腰を下ろしてリナをとっくりと眺める。
「リナさんには、まず僕の触手と遊んでもらいましょうか。先ほどから貴女を縛り付けているもの、それも僕の一部です。僕に見られながら、僕に犯(おか)される。――素敵なシチュエーションでしょう?」
ゼロスはにっこりと笑った。
その時、リナを拘束したきり動きを見せなかった触手がざわざわと蠢いた。
「…いやっ…!やめて…っ!!」
リナの懇願も空しく、その細い肢体に触手が絡みついた。
白く半透明に光るソレは子供の手首ほどの太さで、四肢の拘束はそのままにリナの全身をゆっくり這い回る。触手が動くたびにピンク色の媚薬が身体に擦り付けられ、余すことなく塗りつけられていった。
「…っや…っ…ああ…っっ…!」
リナは身を捩って声にならない声を上げた。
即効性の媚薬なのか、身体中の感覚が高まっていく。
それを更に肌に塗りこまれて、その上を触手がぬるぬると動き回る。
高められる感覚と、与えられる刺激と、全身を覆うそれはリナをどこまでも責め立てた。
「…っは…っ……んぅ…!」
それはなんとも淫靡な光景だった。
まだ少女の域を出ない今にも折れそうな小柄な肢体の白く輝く肌の上に、何ともいやらしい色の液体がてらてらと光ってその身体を濡らしている。その上を触手が這い回り、それが透明なせいで、触手に覆われた部分のリナの肌色も塗られた媚薬の色も、見る者の目によく写った。
「ああ、とても綺麗ですよ、リナさん。貴女のそんな姿も素晴らしい」
「…っ…ぜろ、す…っ…やめ…っ…、んっ…ああ…!」
言葉を紡ごうにも今まで感じたことのない刺激に邪魔されて口が回らない。
ゼロスはそんなリナを恍惚な表情で眺めた。
自分に陵辱される屈辱と、今にも落ちてしまいそうな理性を必死に繋ぎとめる精神力と、彼女の感情はやはりとても美味しかった。
彼女は強い。それが故に生み出される精神(こころ)もまた強烈にゼロスを魅了した。
数多の魔族が彼女を殺そうとし、しかし果たされなかったその理由が分かる気がした。
殺すにはあまりに勿体無いと、心のどこかで思ってしまうのかもしれない。
リナは気がおかしくなりそうだった。
触手は身体中を這い回っているのに、わざと敏感な所を避けているのである。
さすがはゼロスの分身というべきか、この上なく意地悪な所はそっくりだった。
ただでさえ媚薬で全身の熱は高まっているのに、本当に欲しいところには何の刺激も与えられず、
腕、背中、首筋、鎖骨、下腹部、内股、足首と触手は焦らすように優しく撫でていく。
「…っ…はぁ…っ…っん…」
高まった感覚と共にもたらされた貪欲な渇きが、じわじわとリナを侵食する。
そんな自分を見据えるゼロスの視線もリナを一層嬲った。
こんな生ゴミ魔族に身体を弄ばれて、好きなだけ視姦されて、でもそんな屈辱すら上回ってもっともっと強い刺激を求める自分の身体がここにある。
「…っ、ぜろ…す…っ」
微かにその名を呼んだ。
「…とりな、さいよ…っ…これっ…!」
最後の理性を振り絞って、男に命令した。
ゼロスはただ笑むだけである。
「…なんで…っ…なんで、こんなっ…っぁ…!」
その時、触手の一本がリナの胸の頂きを掠めた。
しかしすぐにまた離れていく。
なぶり殺し――そんな言葉が頭に浮かんだ。
「…おね、がぃ…っ、やめて…っ」
最早限界だった。
イくことはおろか敏感なところは触っても貰えず、じわじわと微妙な刺激を全身にくまなく与えられるだけ。
リナの瞳には涙が浮かんでいた。
突然ゼロスが立ち上がった。同時に触手の動きも止まる。
リナに近付いて、その瞳から零れる涙を舌で舐め取った。
意外なゼロスの行動に、リナは目を見開いてその顔をまじまじと見た。
ゼロスの指がリナの秘所へと伸びる。
そこは既に溢れた蜜と媚薬が混ざって、ぽたぽたと床を濡らしていた。
指が一本、ゆっくりと埋め込まれていく。
「…っぁああ!」
ぐちゅ、くちゅ、にちゃ、と淫らな音を立てて泉がかき回された。
やっと与えられた刺激にリナは高い嬌声を上げる。
「ああっ…んっ、…っは、ぁあんっ!!」
「…イきたいですか?リナさん」
ゼロスは囁いた。
リナは目を瞑って首を左右に振った。
本当は今すぐにもイきたい。でも、その問いに首を縦に振ったら、自分の中の何かが崩れる。そんな気がした。
「リナさんもなかなか強情ですね」
ゼロスは微かに苦笑した。
それでこそ嬲(なぶ)りがいがあると、内心で舌なめずりをする。
指を引き抜いて、泉へその唇を寄せた。
ペロリとその滴る蜜を舌で掬い取った。
「…っぁあ…!!」
「ほら、こんなに蜜を溢れさせて…本当は辛いのでしょう?」
「…っんん!…っは、…っぁあん…っ!」
花びらを一枚一枚丁寧に舌でなぞった。
舌が熟れた真珠のそばを掠めて、リナはびくんと身を奮わせる。
そのまま真珠の周りを行ったり来たりして、その蜜を舐め取っていく。
(――もう…むり…っ!)
「…おねがぃ…っ、イかせて…っ!」
ついにリナはゼロスの前に屈服した。
その時、ゼロスはその顔に禍禍しいほどの笑みを刻んだ。
そして泉の入り口へ唇を寄せ、音を立てて蜜をすする。
「…っっああああ!!」
リナの口から悲鳴のような喘ぎが上がる。
ひとしきり啜ってから、絶え間なく蜜が滴る泉に舌を差し込んでかき回す。
「は…っ、ぁあっ、…っんんっ」
散々味わってから唇を離し、代わりに指を二本差し込んだ。
蜜をかき出すように何度も抜き差しさせる。
「っん…っは、ぁ…っ…ああ!」
リナの身体がびくびくと震える。焦らされ続けた身体はゼロスの刺激を歓喜で受け止めた。
「っああ、…もう、っ…!!」
ゼロスはリナの熟れた真珠にその唇で吸い付いた。
「……っっああああああああ!!」
その途端、たまりにたまった快感が、リナの身体を嵐のように駆け抜けていった。
四肢は突っ張り、背を弓なりに反らして全身を震わせる。
泉はきゅうきゅうとゼロスの指を締め付け、ぽたぽたと蜜をこぼす。
ゼロスは指を引き抜き、そこについた蜜を愛おしそうに舐めた。
「…はぁ…っ、っはぁ…」
ようやく嵐が終わり、ぐったりと全身の力が抜ける。
肩を上下させて激しく息を吐くリナを見やって、ゼロスは冷淡に言い放った。
「まだまだ、これからですよリナさん――」
リナの本当の絶望は、まだ始まったばかりである。
<つづく>
すいません、とりあえずここまでです…
また続きが完成しましたら後日投下します。
いいねいいね、続きよろしくGJ!
たのしみだー!!
507 :
名無し@ピンキー:2010/03/17(水) 06:13:44 ID:Wt/rBqP7
http:☆☆mixi.jp☆show_friend.pl?id=19361244
☆→:
508 :
名無し@ピンキー:2010/03/17(水) 07:36:01 ID:Wt/rBqP7
待ってま〜す
お待たせして申し訳ありませんでした。
なんとかオチがついたので投下します。
達したあとの脱力感でぐったりと荒い息を繰り返すリナの後ろへとゼロスは回り込んだ。
後ろから手を伸ばして小さな胸をやわやわと揉みしだく。
リナの身体を濡らすピンク色の液体がゼロスの手にもまとわりつき、その媚薬をリナの胸に
塗りこむように、にちゃ、くちゃ、きゅむ、といやらしい音が響く。
「…んっ…は…ぁっ…ああっっ!」
もう全身を性感帯にされたようなもので、どこを触れられても
頭の奥が痺れてその激しさに身も心も侵食されていく。
もはやリナの思考力は無いも同然だった。
ゼロスはリナの背中にゆっくりと舌を這わせ、その白い綺麗なうなじにキスを落とし、
耳朶をしゃぶってから耳の中へ舌を入れ、ぴちゃぴちゃと舐めまわす。
「…んんっ…あ…ぁ…っや…っ!」
その水音から逃れるように身をよじる。
その様子に軽く笑ってからゼロスは蜜壷へ手を伸ばして指を差し入れ、
ぐっしょりと濡れきった其処を激しくかき回した。
「あああああっっっ…!!」
――もう何も考えられない。指なんかいらない。
早く入れて、ソレを―。ゼロスのソレを。
頬を真っ赤に染めて瞳からは涙が零れて、声にならない悲鳴を上げるリナを
ゼロスは黒い笑みで眺める。
リナの欲しがってるものなんてとっくにわかっていた。
だからこそ焦らして焦らして焦らし尽くす。
その方があとのご馳走はもっと美味しくなるのだから―。
蜜壷に指を入れたまま、そのすぐ傍の菊座をねっとりと舐め上げる。
あふれた蜜をそこにすり込みながら、つぷりと舌を入れる。
「……っ!!」
ゼロスが何をしているのかわかって、リナは身を震わせた。
舌を入れてその中を舐めまわし、ほぐれたのを確認してから口を離して
蜜壷から抜いた指をそこへ差し込んだ。
ぐちゅ、くちゅと蜜と媚薬が混ざったものが音を立て、なかの敏感な粘膜へと擦り込まれていく。
抜き差しを繰り返してから指を二本に増やして、もっと強く奥まで擦り付ける。
「…ぁあっ…っは…ぁ…っっ!」
媚薬の効果なのか、その刺激はすぐに快感となってリナの身体を駆け巡った。
「おや、リナさんは此処も感じるんですねぇ。」
わざとらしく嬲るように囁いた。
「そんなに此処がお好きなら、先に此処を僕のモノで埋めましょうか。」
その言葉にリナは驚愕した。
ゼロスはそう言うやいなや指を引き抜いて、
いつの間にか取り出していた猛りをその菊座へとあてがう。
「…ぃやっ…やめてっ、ゼロス…!」
身をよじって拒否するが、聞き入れられるわけが無い。
ゆっくりとその場所へゼロスの猛りがめり込んでいく。
「ぁぁあ…っ!!」
全部入って、そこから一筋の血がリナの太ももへと伝っていった。
慣らし始めたばかりの其処に入れるには時が早すぎた。その猛りは快感よりも遥かに強い痛みをリナに与える。
「ぃやぁっ!…ぬいて…ぇっ!」
「大丈夫。すぐによくなりますよ、リナさん。」
いたって呑気な口調でそう言い、猛りを一度引き抜き、また強く押し込んだ。
「…んぁぁ…っっ!」
何度も早く腰を打ちつけて、リナの後ろを責めたてる。
パンパン、というお互いの肌が当る音と、ぐちゅくちゅ、というくぐもった音が繋がった箇所から響いて
部屋の中を支配していく。
「…は…ぁっ…んっっ……やぁ…っ!」
リナの口からは苦しそうな悲鳴が上がるばかりだった。
ゼロスはリナの小さな胸に手を伸ばし、強く揉んでから頂きをきゅっと摘んだ。
そのまま指の腹でこりこりと擦り上げる。
「…っっん…っっああ!!」
強く甘い快感がリナの身体で走る。
それに反応したのか、後ろから伝わってくる感覚も次第に痛みが引いていく。
「…っぁ…はぁ…っ…ん…っ!」
ゼロスは狭く己を締め付ける粘膜を味わうように腰を回した。
一番奥まで差しこんでから猛りをぐりぐりと押し付ける。
「っああ…っっ!」
リナの瞳から再び涙が零れた。
後ろを犯されている屈辱とそれに反応して甘い声を漏らす自分の身体と、どこにもリナの逃げ場は無かった。
「ほらリナさん、気持ちよくなったでしょう?」
ねちねちとからかうように耳元でゼロスが囁く。
「…ちが…っ、…ぜろ、すが…っ、…ぁぁっ!!」
強く貫かれて悲鳴を上げる。
ゼロスは腰の動きはそのままに、蜜壷の傍の熟れた真珠を指で撫で上げた。
「…きゃ…ぁっっ!」
リナの身体に電気が走った。
ただでさえそこは弱いのに媚薬の効果もあいまって、とんでもない刺激となる。
くりくりと指で真珠を弄んで、きゅっと摘み上げる。
「っっあああ!!…やっ…、だめ…ぇっっ!!」
ゼロスは腰の動きを早めて一番奥で白い精を吐き出した。
「…ぁあ、あああああああああっっ……!!」
全身を震わせてついにリナは達した。
「はぁ…っ、…はぁっ…」
ぐったりと力が抜けたリナの菊座から、ずるりと猛りを引き抜く。
それはたった今大量に吐き出したにも関わらず、未だに隆々と固く反り返っていた。
突然、リナの四肢を拘束していた触手がするするとリナの身体から離れて行った。
そのまま虚空へと消え去る。
身体を支えていたものがなくなって、リナの身体は床へと崩れ落ちた。
床はいろんなものでぬめぬめして気持ち悪かったが、もはや身体を起こす気力も無かった。
そんなリナの傍にゼロスは跪いて、その口元へ己の猛りを近づけた。
リナの頭を掴んで上向かせ、それを舐めるように無言で示す。
最後の気力で顔を背けるが、猛りがずぼっと口の中へ押し込まれた。
「…っっ…ぅ……っ!」
「歯を立てないで下さいね、リナさん」
何かを諦めたようにリナの舌が動いた。
ちろりと先を舐めてから、ゆっくりと竿に舌を這わせる。
ペロペロとアイスキャンディーを舐めるようなリナの動きにゼロスは笑みを浮かべた。
リナのこういうところが可愛くて、もっと苛めたくなる。
ぐっ、とリナの唇を割って猛りを深く押し込む。
そのまま頭を前後させて、温かくて柔らかい口腔を味わう。
「…んん…っ……ふ…ぐっ!」
喉の奥まで突かれて嗚咽がこみ上げた。
がくがくと頭を揺さぶられて、涙が零れる。
やがてゼロスの猛りが一層膨らんだかと思ったとたん、熱い精がリナの喉へ吐き出された。
「…っ…あっ…が…っ」
そのえぐい味は到底飲み込むことができず、むせ返って床へと口の中のものを落とす。
それでも喉にへばりついたものは取れなくて、ごまかすように何度も深く息を吸って吐いた。
「あぁリナさん、駄目ですよ零しては。ほら。」
床に落ちた精を自分の指で掬って、リナの口元へ差し出した。
リナはぶんぶんと首を振るが、やっぱり無理やり指は押し込まれて、仕方なしに舐め取る。
ゼロスは全部舐めさせてから指を抜き、リナの身体を抱き上げて寝台へ寝かせる。
不思議そうな顔で自分を見やるリナの紅い瞳に己を映して、ゼロスはゆっくり囁いた。
「リナさん、僕にどうして欲しいのか、言ってごらんなさい。」
リナはその言葉にびくんと身を震わせた。
そんなのずっと前から決まっている。
――はやくあそこへゼロスのモノを入れて欲しい。
さっきは後ろの穴へ入れられて、それでも達しはしたが、ますます身体の熱は昂ぶるばかりであった。
蜜壷はひくひくと震えて蜜を零し、まだかまだかと待ち望んでいるのだ。
「可愛くおねだりできたら、リナさんの望む通りにしてあげますよ。」
それはとても甘美な誘いだった。
でも、まだどこかに残っていたリナの矜持が魔族に頭を下げることを拒む。
だが媚薬と今までの行為で身体はとっくにリナの理性を食い荒らしていて、
もはやギリギリの均衡でリナの心は揺れていた。
そんなリナの気持ちを見透かしているのか、ゼロスはリナの蜜壷へ唇を寄せた。
ふうと息を吐きかけて、花びらをそうっと舌でなぞる。
「ぁあ……っっ!」
「ほら、こんなに蜜が零れて、リナさんも相当苦しいのでしょう?」
そう言って蜜を指ですくって、それを胸の頂きに塗りつける。
「…っああ、…んっ…やっ…!」
両の胸の頂きを指でつまんで、優しく弄ぶ。
「素直になったらいかがです。辛いのはリナさんなのですよ。」
その言葉に、ぷつり、とリナの最後の理性の糸は切れた。
「……いれ、て…」
「どこへ何をですか?」
意地悪くゼロスは問い返す。
「…あたし、の…に…ゼロスのを入れて……っ」
耳まで真っ赤に染め上がって、息もたえだえに言葉を搾り出した。
ゼロスはにっこりといつもの笑みを浮かべた。
「いいですよ。ただし条件があります。ご自分で、僕によく見えるように入れてごらんなさい。」
そう言ってゼロスは自らが寝台に横になり、リナの手を引っ張って起こし、
その猛りきったものへ触らせる。
「……あ…」
それはどくどくと脈打って、先走りの汁を垂らしていた。
リナは吸い寄せられるようにゼロスの腰へ跨り、片手で猛りを支えながらゆっくりと腰を下ろした。
「…っは……ぁあっ!」
ゼロスの視線が痛いほどそこに注がれているのを感じながら、全てを飲み込んだ。
待ち望んだ熱いものが自分のなかを満たして、大きく息を吐く。
そしてほぼ無意識に腰を揺らし始めた。
両手を寝台につけて身体を支え、ゆっくりと腰を上げてはまた下ろす。
「ぁっ…、はっ…んんっ…ふぁ…っ」
ただ欲望のままに動くリナをゼロスは蕩けるような表情で眺めた。
リナの細い腰を掴んで、下から強く突き上げる。
「…っっああ…!」
突くたびにリナの身体は跳ね上がり、口からは甘い嬌声が漏れた。
揺さぶって、かき回して、貫いて、何度も与えられるその熱は
リナの身も心も歓喜させる。
「…っぁぁ、…っは…ぁ…、もうっ…!」
ぶるりとリナの身体が震えた。
ゼロスは強く下から何度も腰を打ち付ける。
「あああああああっっ……!!」
背を弓なりに反らして、リナは快感の高みへと昇った。
熱くしびれる何かが全身を駆け巡る。
リナはそのままゼロスの上に崩れ落ちた。
お互いの肌は重なり、動悸が二人を包む。
「まだ僕がイってませんよ、リナさん。」
そう言い放ってゼロスはリナの桃のような尻を掴み、がくがくと揺さぶった。
「…っぁぁ…っ!」
途端にリナは悲鳴を上げる。
まだ抜かれてなかった猛りがリナのなかで暴れ回る。
「は…ぁ、っっ…んんっ!」
同時に下から強く突き上げて、リナの身体がまだ跳ね上がった。
「…ぜろ、す…っ、まっ…て、っぁぁ……!」
リナの制止は無情に却下されて、ゼロスは己の好きなようにリナを弄ぶ。
休むことも出来ず、与えられる感覚に甘い喘ぎを漏らすことだけリナの出来ることだった。
突然、ゼロスが身体を起こした。
猛りを引き抜いてリナの身体を押し倒して反転させ、四つんばいにさせてから
再び後ろから一気にリナの蜜壷を貫く。
「ああっっっ…!!」
そのまま激しく腰を打ち付けて、熱いなかをどこまでも貪っていく。
「…あっ…んっっ……は…っぁ」
リナはもう何も考えられなかった。
自分の身体が熱いのか、ゼロスのものが熱いのか、ただ迫り来る快感だけが頭の中で鮮明で
ぐちゅぐちゅと音を立ててゼロスのものを貪欲に銜える其処が自分の全てだった。
ゼロスは何度もリナを貫いてから、一番奥で大量の熱い精を放った。
「……っっぁぁ!」
その熱さにリナは身を震わせた。
ゼロスは一滴も残さずに精を吐き出してからゆっくりと猛りを引き抜いた。
リナの身体を仰向けにして、その唇へ己のそれを重ねる。
リナは呆然と虚ろな目でゼロスの唇の温もりを感じていた。
何度も重ねては離し、やがて舌を差し入れてリナの口腔を貪る。
どこか怯える風なリナの舌を絡め取って吸い取った。
次第にリナもゼロスの動きに合わせていき、お互いの唾液を交換し合う。
ひとしきり味わってから、ゼロスは唇を離した。
リナの潤んだ紅い瞳を優しく見ながら、静かに口を開く。
「リナさん、僕は、こんなに何かに執着するのは始めてのことだったんです」
どこか寂しげな瞳のゼロスを、リナは呆然と見上げた。
「あなたたち人間は、僕ら魔族に比べればあまりにも弱くて小さい。
ただ僕らの食料としてしか価値は無いと、ずっとそう思ってました。
でもリナさんと会って、僕の価値観は初めて揺らいだ…。
だから確認したかった。リナさんはただの食料なのか、それとも…」
そこでゼロスは言葉を切った。それきり黙りこんでしまう。
リナはゼロスの言葉を信じられない気持ちで聞いていた。
この魔族が何を言いたいのか、勘の良いリナは察してしまった。
「ふざけないで…っ!」
急に怒りがこみ上げて来て、ゼロスの頬をその手の平で打った。
ゼロスは避けることもせずにただ目を見開いた。
「リナさん…」
「あんたが何を考えてようがあたしには知ったことじゃないわ…っ!
でも、ここまでされて、それでいきなりそんなこと言われて、
はいそうですかって納得できるとでも思ってんのっ!?」
頬を紅く染めて自分を睨むリナを、ゼロスは綺麗だと思った。
なんなんだろう。この感情は。リナに会ったときからずっと己の内で騒ぐこの気持ちは。
ただこの娘を欲しいだけなのか、それとも―。
「…僕を、殺して欲しいと言ったら、リナさんは聞いてくれますか?」
リナは目を見開いて固まった。
ゼロスの言葉が頭のなかで鳴り響いて、動悸がどくどくとやけに大きく聞こえる。
冷たい汗が一筋頬を伝っていった。
「…あんた、それ、本気で言ってんの?」
リナの声は掠れていた。
「さあどうでしょう。…でも、今リナさんに殺されたら、とてもすっきりするだろうなと思ったんです。」
言葉にならない何かがリナの中で膨れて、気づけばもう一回ゼロスの頬を打っていた。
が、その手は寸前でゼロスに止められ、ゼロスはゆっくりとその手に口付けを落とす。
「綺麗な手ですね…。どうです、獣神官ゼロスを滅したものとして名を上げたくはありませんか?」
「そんなことしなくても、とっくにあたしは有名よ…っっ!!」
リナは手を引き抜いた。
「あんた、馬鹿なんじゃないのっ…!あたしなんかに殺されなくたって
あんたみたいなやつはいつか寝首かかれてポックリ行くのが世の中のセオリーなのよ、
そう決まってるんだからっ…!」
リナは顔を真っ赤にして一気にまくし立てた。
ゼロスはそんなリナを見ながら、何か温かいものが身の内を流れるのを感じていた。
魔族として、あってはならないその感情(こころ)を、
鬱陶しく思いながらも、それでも捨てることはできなかった。
そんな自分をその大きな瞳で真っ直ぐ見つめるこの少女を、この上なく愛おしいと思う。
ゼロスはリナの紅い髪を一房とって、それに優しく口付ける。
その怒りで上気した頬を、瞳を、額を、そして唇にいくつも接吻を落とした。
「…ぜろ、す…っ」
「リナさんは、僕とこうするのはお嫌いですか?」
「…はぁ…っ!?」
リナは素っ頓狂な声を上げた。
さっきまで自分を無理やり犯していた男から出る台詞とは思えない。
なんと答えればいいのか迷って、顔を背けて呟いた。
「嫌いに、決まってるでしょ…っ」
しかしその顔は耳まで真っ赤に染まっていて、ゼロスはくすりと笑って
その唇に食らいつく。舌を絡めて貪ってから、首筋、鎖骨へと舌を這わしていく。
「…は…っ、…あんた…っ、ひとの話、聞いてんの…っ!?」
「ええ、聞いてましたよ。でもあまりに美味しそうなのでつい。」
「…や…っ、…ばか…ぁっ!」
リナは与えられる刺激に身を捩った。
何もかもお見通しのゼロスには敵わない。
そんな風に思いながら、この魔族である男の不器用な感情(こころ)を
全身で受け止め続けるのだった――。
<終わり>
いかがだったでしょうか…汗
最後は陵辱でもなんでもなくなってしまい
本当にすいません
また修行して出直してきます…
お読みになって頂き本当にありがとうございました!
516 :
名無し@ピンキー:2010/03/18(木) 01:00:12 ID:aFfRo/kK
じらされリナちゃんG J!!
ゼロリナGJでした!
519 :
ガウリナ1:2010/03/23(火) 01:36:53 ID:VXZQhCUA
ガウリナ書いたので投下します
********************
いつものように二人で夕飯を食べて、リナは少しだけお酒も飲んでいた。
部屋の前で「おやすみ」を言いながら俺に振り返ろうとしたリナを
後ろから抱き締めた。
「リナ…今日、いいか?」
耳元で囁いたら、彼女の顔が真っ赤になって下を向いてしまう。
少しの沈黙のあと、こくんと小さく頷いたのを見て、思わず微笑んだ。
後ろ手で扉をパタンと閉めて、リナの唇を自分のそれで塞いだ。
何度も触れ合うだけのキスをして、少しだけ開いた隙間から
舌を差し入れてリナの可愛らしい舌を絡め取り、強く吸ってから
いろんなところをなぞって、歯の裏まで舐め上げる。
リナの腰が震えるのを見て、唇を離してその小柄な身体を抱き上げた。
ベッドに優しく横たわらせてから、首筋に舌を這わして
その服を脱がしていく。
「…んっ……ふ…ぅっ」
白い輝くような肌が露になって、
その白さを踏み荒らすように赤い跡をつけて、また舌でなぞって、
小ぶりな胸の膨らみのまわりを焦らすように舐め上げる。
「…っぁ…は…っ…んっ」
秘めやかな吐息が頭上から聞こえて、リナの呼吸に合わせて揺れる
小さな頂きをそっと口に含んだ。
舌で軽く押して、ころころ転がすと、
「あっ…ぅ…っ…がぅ、りぃ…っ」
名前を呼ばれて、もう片方の胸をやさしく揉みながら
ちゅうちゅうと何度も吸っていじくり回す。
「んっ…あぁっ…っ」
甘い喘ぎが部屋を満たして、その声に押されるように
自分の欲望がますます固く膨らんでいくのを感じた。
リナの胸から口を離して、膝裏に手を入れて両足を大きく開かせ、
其処をとっくりと眺める。
「…ぁ…っ!」
いつ見てもそこは綺麗でいやらしい色をしていて、
あふれた蜜を舌で掬い取りながら、指を入れてかき回す。
520 :
ガウリナ2:2010/03/23(火) 01:37:42 ID:VXZQhCUA
「っ…ああ…っん…っ…は…っ」
熟れた肉芽をペロリと舐めて、優しく刺激を与えると
リナの身体がびくんと震えて、
泉に沈める指の数を増やしながら、そこを何度も嬲って強く吸った。
「…っやぁ…っああああああ…っ!」
刺激が強すぎたのか、リナはあっけなくイってしまう。
ひくひくと震える泉から指を抜いて、熱く膨らんだ欲望を其処へあてがった。
「…あ…っ」
手で細い腰を支えながら、ゆっくりと沈めていく。
何回身体を重ねても其処はとても狭くて、
思わずイきそうになるのを堪えながら、一番奥まで辿り着いて息を吐いた。
そのまま身体を屈めて、リナの唇をふさぐ。
お互い舌を絡め合って深く交わると、リナのなかの緊張が解けていくのが分かり、
熱い欲望をゆっくり抜いてはぎりぎりでまた押し込んだ。
「っんん……は…ぁっ」
何度も奥まで貫いて、浅く深く角度を変えながら
リナの感じるところにごりごり押し付けると、
「ぁああっ…やぁっ…っ」
甘く悲鳴のような声が漏れて、その目尻に浮かぶ雫をそっと舌で舐め取り、
自分が突くたびに揺れる美味しそうな胸の突起を口に含んで吸うと
ますます高い声が上がって、俺と繋がってる箇所が蜜であふれて
動くのが楽になる。
身体を起こして、リナの両足を高く持ち上げて自分の肩に乗せて
繋がりを深くしてから何度も早く腰を打ち付けた。
「…ああっ…はっ…っぁ…んっ!」
内壁(なか)がぎゅうと俺を締め付けて、リナが達しそうなのをみて
奥の奥まで貫いてから精を吐き出した。
「っ…あ、ああああああ……っっ!」
びくびくと震えて声を上げるリナを見ながら、一滴も残さず注いだ。
何かの圧迫感から逃れたような安堵感の中、
まだ荒い息を繰り返してぐったりするリナの身体を抱き起こして、
繋がったまま自分の上に座らせる。
521 :
ガウリナ3:2010/03/23(火) 01:38:39 ID:VXZQhCUA
「…ぁぁ…っ…」
また深くまで貫かれて苦しいのか、眉を寄せて息を吐くリナの腰を支えて
軽く揺さぶった。
「っ…んっ……やっ」
俺の背中に必死にしがみつく様子が可愛くてその耳元へ舌を寄せる。
耳朶をなぞってから中へ入れてぴちゃぴちゃ音を立てると、
「…あっ……んっ」
嫌がるように身を捩って顔を反らす。
そのまま首筋を舐めながら、下から強く突き上げた。
「ああっ…っ、…がぅ、りぃ…っ」
「リナ、気持ちいいのか?」
俺の問いに声もなくこくこくと頷くその瞳には涙が浮かんでいた。
「リナのなかも、凄い気持ちいいぜ…っ」
お返しに耳元で囁くと、その顔がますます赤くなって
「ばか…っ」
と、小さな声が漏れる。
思わず嬉しくて、その唇を塞ぎながら激しく
何度も突き上げて、揺さぶってかき回して、
熱くて柔らかいリナのなかを味わっていく。
「っ…ふっ…ぅ…んんっ」
そのまま奥まで貫いて、今日二度目の精を放った。
「…っぁあっ」
何かをこらえるように震えるリナから
ようやくモノを引き抜く。
「……っ…ん」
そして、リナを抱いたままシーツの上に横になった。
本当はもう少しシたがったが、彼女の身体は辛いだろうと思った。
しばらく抱き締めたまま髪を撫でていたら、
やがてすやすやと寝息を立て始めたのが分って
思わず微笑んで、その額にそっと口付けた。
腕の中の少女を逃がさないように
優しく抱き直してから
自分も眠りの淵へと落ちていく。
胸にその温もりと幸せを感じながら。
<終わり>
乙
>>519 甘々ガウリナごちでした!!しあわせな気持ちになるなあ〜
正統派エロGJ!!!
ありがとうございます!
ゼロス×リナ×ゼロスを書いたので投下します
もし既出ネタだったらごめんなさい
************************
「あぁ…っ…は…ぁっ…」
ある宿の一室で、リナは寝台の上に四つん這いになり、
後ろから男の欲望を受け入れていた。
その男の名はゼロス。見た目は人間とどこも変わらないが、れっきとした高位魔族の一人である。
「ああ、相変わらずリナさんの此処は狭くて、とても具合が良いですねぇ」
いつものようにのんきな口調でそう言う間も、
両手はリナの腰をがっちりと掴み、かなり早い動きで抽送を繰り返す。
「ああっ…っ」
時折、リナの小ぶりな胸を揉みしだきながら
白い背中に舌を這わせて、所有の証に赤い跡をつけていく。
「…ん…っ…やぁっ」
内壁がゼロスの欲望を絞り取るように蠢き、
リナの絶頂が近いのを察して、胸の頂きを指で摘みながら
何度も貫いて、そのまま一番奥で精を放った。
「っあ、ぁああああああ…っっ!!」
リナはびくんと身体を震わせながら
駆け巡る快感の激しさに声を上げる。
一滴も残らず注いでから、ゼロスは猛りを引き抜いた。
しかしさすがは魔族というべきなのか、それは未だに固く反り返っていて
次の獲物を狙い定めるように脈動していた。
まだ荒い息を繰り返してぐったりするリナの腰に再び手を添えて、
その菊座に指を一本ゆっくりと埋めていく。
「たしかリナさんは、こちらもお好きでしたよねぇ」
「…ちが…っ、…ぁぁっ!」
さっきの余韻も冷め止まぬなかで、敏感な腸壁を擦られてリナは息を詰める。
リナの秘所から零れる愛液と己の精が混ざったものを指に塗りつけて
また菊座へと入れ、くちゅくちゅと抜き差しを繰り返し、
徐々に慣れて来たころ指を二本に増やして、穴を広げるように
動かしていった。
「ああっ…や…ぁっっ」
強い快感が背中を駆け上がって、リナはとっさに敷き布を握りしめた。
ゼロスは菊座が程良くほぐれたのを確認してから指を抜き、
猛りをあてがって再び一気に奥まで貫く。
「んぁあっ…!」
いきなり押し込まれた太いモノにリナは涙を零して嬌声を上げた。
熱く絡み付いてくる腸壁にうっとりしながらゼロスは何度も腰を打ちつけて
貪欲なまでにリナを犯して行く。
「あっ…あぁっ…んっ」
今まで幾度も慣らされてきたせいか、痛みはすぐに快感へと変わり
奥の奥まで貫かれてリナは身を捩らせる。
「ふぁっ…あっ…は…ぅっ」
また高い快感の波が押し寄せてきて身体を震わせたとき、
急にゼロスが動きを止めた。
「…ぁっ…な、んで…?」
いきなりのことに驚いて後ろを振り向くと、ゼロスがにっこりと笑っていた。
「今夜はちょっと趣向を変えて、面白いものをリナさんにお見せしましょうか。」
その言葉に首を傾げていると、後ろから上半身を抱き上げられた。
膝立ちのゼロスの身体にリナの背中がぴったりとくっつき、
自然と結合が深まって吐息をもらす。
「…んっ…ぁ…」
そして、突然目の前に現れたモノに、リナは大きく目を見開いた。
それは正しくはモノではなくてヒトであった。
しかも現在リナを後ろから貫いているゼロスと全く同じ姿形で。
魔族であるゼロスは、精神世界にある本体が心臓とも言うべき重要な部分であり、
現実世界に具現化させているのは彼の一部である。
理論上は二体同時具現化も可能なのだろうが、実際にそれを目の当たりにしたリナは
その白い頬に一筋の汗が伝い、言葉もなく固まっていた。
「ああ、そんなに驚かないで下さい、リナさん。どちらも僕ですから。」
そんなリナに軽く言葉をかけてから、その細い身体を持ち上げた。
「え…っ!?」
同時にもう一人の彼が寝台に寝そべり、その股間にそそり立つ猛りの上へと
リナの腰を導く。
「えっ、ちょ…っ、まって…っっ!」
秘所へとあてがわれたもう一本の猛りにリナは激しく動揺した。
既に後ろの菊門を犯されている状態で、前の泉も犯されたらどうなってしまうのか…
現実離れしたこの状況に頭がついていかない。
そんなリナには構わず、寝そべった方のゼロスがリナの腰を掴み、
その濡れた泉へゆっくりと猛りを沈めていく。
「ぁぁ…っ!!」
リナは声にならない悲鳴を上げた。
すでに後ろに入ったモノによって膣内はかなり狭くなっていて、
その狭さを無理矢理押し分けて太いモノがねじ込まれて、息もできないくらいの
圧迫感に身体を震わせる。
やっと全部入って、目尻に涙を浮かべながらくたりと前のゼロスに凭れ掛かったとき、
後ろのモノが引き抜かれたと思ったらまた貫かれて、
「あっ…やめ…っ…あぁんっ!」
なかの薄い膜を通して二本の猛りがごりごり擦りあって
その強すぎる感覚に気がおかしくなりそうになる。
「ふぁっ…あっ…んぁっ!」
更に寝そべってるゼロスが下から強く突き上げて、
その小柄な身体が跳ね上がった。
突かれながら腰を揺さぶられて、その間も後ろは抽送を繰り返して、
身体がバラバラに壊れてしまうかと思った。
「ぃやっ…ああっ…ぁっ!」
敏感な腸壁も、先ほどの行為で熟れきっていた内壁も、余すことなく猛りが
擦りあげていって、快感というよりも言葉にならないその衝撃は
リナに二度目の絶頂を呼び寄せる。
「あっ、ぁあああああああっっっ……!!」
その喉から甘い叫びを迸らせて、リナは達した。
同時に前後のゼロスが震えるリナのなかへ大量の精をぶちまける。
後ろからも前からも熱いモノを注がれて、
その熱さに息を呑みながら、
身も心もゼロスに侵されて行く気がした。
やっと痙攣が終わって、リナはぐったりと力つきる。
秘所も菊座も注がれた精液とあふれた蜜でぐちゃぐちゃで
どこもかしこも溶けてしまったかと思った。
ゼロスはそんな彼女を愛おしそうに見ながら、後ろの猛りをゆっくりと引き抜いた。
「んぁっ…っ」
とろとろになったリナのなかを味わうように抽送を繰り返し、
更に下のゼロスが腰の突き上げを再開する。
「ああっ…やめ…っ…もう…っ」
達したばかりの身体を容赦なく突き上げられて、
またあの波が押し寄せてくる。
「ぃやっ……まって…っ…あっ!」
いろんな液体で抽送が楽になったせいか
さっきよりも早く身体のなかを行き来する猛りに身体中が痺れて、
リナはまたすぐ達してしまう。
「ぁああああっ…っ!!」
それでもゼロスの動きは止まらず、与えられ続ける刺激に
リナはいわゆるイきっぱなしの状態になり
びくびくと全身を震わせて、
「ふぁ…っあ……やぁぁっっ」
頭の中に火花が飛んだ瞬間、ガクンとその身体が崩れ落ちた。
リナが気を失ったのを見て、ゼロスはようやく動きを止めた。
猛りを抜いてからリナの身体を抱き上げ、
片手を振って、二人目の自分をあっさりと消し去る。
また二人だけの空間に戻って、
眉根を寄せて気を失っている少女を
その腕で包み込んだ。
少しやり過ぎただろうかと思いながら、もっともっと苛めたいと思う自分も居て、
この飽くなき欲望がどこから湧いてくるのか自分でも不思議だった。
その紅い髪を撫でながら
やわらかな頬や額へキスを降らせていたら、
少女の瞼が微かに動いた。
次はどんなことを彼女にしようか――と黒い欲望を膨らませながら、
より一層その身体を優しく抱き締めるのだった。
<終わり>
たまにはこういう変則的なのもアリ
けっこうハードエロだね乙
GJGJ!!
GJ!奇声解除やっときた・・・
天気は快晴。絶好のお散歩日和のなか、
光の剣のかわりになるものを求めてリナとガウリイは
今日も気ままな二人旅をしていた。
夜ごはんは何を食べようかとか呑気な会話をしながら街道を歩いて、
やがて鬱蒼と茂った大きな森が二人の前に広がった。
道はその森を突っ切るように真っ直ぐ伸びていて、今朝宿屋のおっちゃんに
聞いた話が確かなら、この森を越えてしばらく行けば次の街があるはずだった。
軽い足取りで森へと踏み入り、その細い道をしばらく進んだころ、
いきなり後ろからガウリイに抱き上げられた。
「え…!?」
リナが驚いてるうちにガウリイは道を反れてどんどん森の奥へと入っていく。
「ちょっ、ガウリイ、何やってんのよ…! どこに行くつもりなの!?」
「どこにも行かないさ。」
そう軽い口調で言われて、見渡す限り木だらけで日差しも少ない
ところに来たとき、やっと地面へと下ろされた。
「一体なんなの――」
ほっと息を吐いてから、続けて上げた抗議の声は唇ごとガウリイに塞がれた。
「んんっ……っ…ふぅ…!」
すぐに唇を割って舌が差し入れられて、深く口腔内を貪られて、
とっさに身を捩るも両手は男の手によって一つにまとめられ、
身体は背後の木に押し付けられるように男の体重がのしかかかって
それから逃れることは到底できなかった。
ひとしきり味わいつくしてから漸く解放されて、大きく息を吸う。
「…はぁ…はぁ…っ、ガウリイ、なんで…っ」
「シたくなったから。」
彼の答えは簡潔で、にっこりと眩しい笑顔で言われてリナは一瞬言葉に詰まった。
その間もガウリイはリナの紅いシャツを左右に開いて、
露になった小ぶりな白い胸にしゃぶりつく。
「まって…っ…ぁっ…!」
敏感な頂きが舌で転がされて、リナは思わず声を漏らしてしまう。
そのまま吸ったり舐めたりしながら、ガウリイは両手で器用にリナの
ベルトを外して、パンツとショーツを一緒に下ろし、茂みの奥へ手を伸ばした。
「ちょっ、まってよ…っ、こんな明るいとこで…!」
いきなり下半身が空気に晒されて、その心許ない感じにリナは慌ててガウリイの
手を掴むが、そのまま握り返されて、空いた方の手で尻を撫でまわされる。
「たまには外でスるのもいいだろ。」
「やだ…っ、誰かきたらどうすんのよ…っ!」
「その時はその時さ。」
なんとも呑気に返されて、このばかくらげが、と罵倒しようとしたときには
その泉へとガウリイの舌が寄せられていた。
「っ…あぁ…っ!」
花びらを丁寧に何度もなぞって、熟れた肉芽をぺろりと舐めれば細い身体が震えて、
優しく吸いながら泉へ指を埋めてかき回す。
「あ…やっ…ぁぁっっ」
すぐに蜜が溢れて、内心笑みながら指を二本に増やして、
しつこく奥まで出し入れを繰り返す。
「…ぁっ…んん…っ」
ぐちゃぐちゃと淫らな音が響いて、リナの頬はますます赤く染まり、
肉芽を強く吸われて、身体に甘い痺れが走った。
「あっ…んぁっ…もうっ…!」
高い快感が迫ってきて、とっさにガウリイの頭を手で押さえたとき、
急に彼の動きが止まった。
どうしたんだろうと思って目を開けたとき、指が泉から引き抜かれて小さく息を吐く。
そして右足を開くように持ち上げられて、別の熱い何かがそこへあてがわれ、
ゆっくりと大きなモノが侵入ってくる感覚にリナは息を詰めた。
「…ぁぁっ…!」
そのまま一気に奥まで貫かれて、下から抉られるようなその熱さに眩暈がする。
左足はつま先が地面につくかつかないかで揺れて、リナの体重を支えるのは
背中にあたる樹木と、彼の猛りだけだった。
ガウリイはリナの唇を貪りながら、夢中でその熱いナカを味わうように腰を動かしていく。
「んんっ…ふ…ぅ…っ!」
いきなりの激しい動きに、リナは喉の奥で悲鳴を上げた。
こんな真昼間から誰に見られるかもわからない外で、あられもない格好で男に貫かれている自分。
羞恥はますます快感を煽って、思わずナカのモノを強く締めつける。
ガウリイはそんなリナの反応に内心で笑みながら、
彼女の左足も持ち上げて、その小柄な身体を木に押し付けるように深く腰を打ちつけていく。
「あっ…んぁ…っや…ぁっ!」
木と男の間に挟まれて、下から強く突き上げられて、さっき達しそうになっていたのもあいまって
リナはまた快感の高みを引き寄せる。
「ああっ…あ、あああああああ……っっ!」
腰を回すように感じるところを容赦なく擦られて、リナは声を上げて達した。
ぎゅうと猛りを締め付けられて、精を吐き出しそうになるのをガウリイは息を吐いて堪える。
やっとリナの身体の震えが止まったのを見て、猛りを引き抜いてその身体を地面に下ろし、
木に手をつかせるように後ろを向かせた。
そして突き出されたような格好の白いお尻を支えて、再び後ろから一気に貫いた。
「あああ…っっ!」
達したばかりで身体に力が入らないのに、また太いモノを押し込まれて、リナの目尻に涙が浮かぶ。
次いで何度も奥を突かれて、肉と肉が当たる音と、繋がった箇所から淫らな水音がひっきりなしに辺りに響いた。
「んぁ…っ…あぁっ…は…っ」
腰の動きを早めながら、リナの小ぶりな胸を揉み上げて、胸の頂きを指で摘まんでこりこりと擦れば、
「ぁっ…だめ…っ…またっ…!」
びくびくとリナのナカも身体も震えて、そのあまりの甘さに夢中になりながら、
何度も突いてやっと一番奥で精を吐き出した。
「んっ、あ、あああ……っっ!」
さっき達した余韻のままで再びリナは絶頂へとのぼりつめ、
同時に身体に注ぎ込まれた熱さに息を呑む。
しばらくして、ようやくガウリイは猛りを引き抜いた。
リナの身体を反転させて、抱き上げながら、草むらの上へ腰を下ろす。
何度も甘い口付けをして、その白い首筋に舌を這わすと、
「はぁ…っ…がうりぃ…っ、もう、ここじゃやだ…っ…」
彼女から抗議の声が上がる。
リナはさすがにこれ以上こんなとこでシたくはなかった。
街道から外れた森の中とは言え、自分達の声を聞きつけていつ誰が来るかもわからない。
それにその羞恥でより一層燃え上がってしまった自分の身体が一番恥ずかしかった。
「続きは、次の街でしようよ…っ」
とにかくなんとか男を止めるためにとっさに零した言葉に、男はぴたっと動きを止めて、次いでにっこりと微笑んだ。
「リナがそこまで言うんなら、続きは夜にするか。でも…その時はもう止めてと言われても止められないぜ?」
耳元で熱く囁かれて、リナはびくんと震えた。しまった、失言だった!と思うも既に時遅く、てきぱきとこの場を
片付けてリナの服を再び着せていくガウリイにされるがままとなってしまう。
もう半ばやけっぱちで最後のブーツを履いて、ガウリイが差し出した手を掴んで立ち上がろうとした時、
腰に力が入らないことに気がついた。えいっと勢いをつけてもまたへたりこんでしまうリナを見て、
ガウリイはその小柄な身体をひょいと抱き上げた。
「ちょっ…!?」
いわゆるお姫様抱っこの体勢で街道へと戻るべく歩きはじめたガウリイに、
「まってよ、ガウリイ…っ、少しすれば歩けるから…っ!」
慌てて制止の声を上げるが、
「まあリナがそうなったのは俺のせいだし、それに少しでも早く次の街へ行きたいだろ?」
爽やかな口調で何気に恥ずかしいことを言われて、しばらく絶句したあと、
リナは赤くなった顔を隠すように彼の首へと腕を回してしがみ付いた。
「この、ばかくらげ…っ」
せめてもの抵抗でそう最後に呟いたリナの言葉は、
森の爽やかな空気の中へと溶けていった。
<終わり>
GJ!次の街でもプレイもおねがいします
GJ!野外は燃えるなあ。
露天風呂でのこと。
辺境のせいか、他に客が全くいない、良く言えば隠れ家的な
悪く言えば寂れた宿に一泊することに決めた一行は、
久しぶりに大きなお風呂に入れるということで
ここ最近の疲れを癒そうと、夕方の早い時間からお湯に浸かって寛いでいた。
女風呂には、屋外で、雪が降っている中入浴するというシチュエーションにはしゃぎ、
他愛ない話をしながら身体を癒している2名の姿。
パシャパシャと水面で腕を遊ばせていたアメリアは、
ふと気付いたようにじっとリナの方を見つめて言った。
「リナのおっぱいって、ちっちゃいけど綺麗な形してるよね。
肌理も細かくて色白だし…ちょっと触ってもいい?」
「はっ!?何それ…ってか、喧嘩売ってんの…?」
軽くこめかみがヒクつく。纏う怒気に怖気付くことなく、見た目に反してものすごくタフで
出たとこ勝負なお姫サマは泳ぐように近づいてくると制止する間もなく、ふにっと胸を掴んだ。
「ひゃぅ!?」
「あ、柔らかくて気持ちいー。」
「…っ」
反射的にカオスワーズを口ずさもうとすると、さっともう片方の空いている手でリナの口の端を引っ張る。
「ふぁふぃひゅんほょ」
「分かってたけど、躊躇無く攻撃呪文唱えるんだもの…自己防衛よ」
「ふぁっ」
くにっと胸の頂を指で押さえつけられて、中途半端に開いた口から情けない声が出る。
「かわいいなぁ」
胸も、これくらいのサイズの方が手にちゃんと収まるしちょうど良い、と思ったけど言うのは控えておこう。
さすがにこれ以上サイズのことに触れると、上手く怒りの矛先を野党なんかに向けさせる事ができなくなるかも知れない。
「もっ、アメリア!離してってば。恥ずかしいじゃない」
最後の方は赤面しながら、力無く言うものだから、それが可愛いのだという事に本人は気付いてないのだろうか、
という疑問が頭をもたげたりしたが、これ以上何か言ったり、やったりするのはやめておくことにした。
仕切りがあるとは言え、露天風呂の男女の距離はそう離れていない。
あちらの2人も自制心やモラルはあるものの、同行の、恐らく好意を持っているであろう女性の艶っぽい声が
聞こえたら、まあ、何があるとも限らない。
「えへへ、ごめんね。ほら、こういう女同士の触れ合いってちょっと憧れたりしなかった?」
「うぅ…ぜ、絶対、馬鹿にしてるでしょ、あんた」
「あ、リナ」
山の向こう、ゆっくりと翳る空を指差し、反対方向を見たリナに後ろから抱きつき、
つまり、彼女の背中に胸を押し付けた状態で、耳元に囁く。
「雪、降ってるのに星が見える。空が近いね」
「くっ…背中越しに感じる存在感が憎いっ…」
「そんな事言うのはこのお口かなー」
「ふみぅ、うう…」
「あっ、流れ星!」
「ふあ、…ぷは。ほんとだ」
「ほしゅ、ほしゅ、ほしゅ」
「…あたしたち何言ってんの?」
「やだなぁ、流れ星って言ったら3回願い事を言うって決まりがあるじゃない」
という訳で保守。
エロっぽくない上に、保守のための文のつもりが長くなってすまそ。
だが保守GJ保守
最後のほしゅワロタwww
ありがとう!和んだ!
NEXTの小ネタでガウリナ。
神待ちのおつまみにでも。
一瞬で殺気が膨れ上がったのを、肌で感じた。
せめて直撃はかわさなければと身を引こうとして、予想外の力で掴まれたままの左腕に動きを止められる。
身構える余裕も無かった。
空気を裂く音すら聞こえるような一撃に、情けない悲鳴が他ならぬ自分の喉から溢れる。
腿が、脹ら脛が、膝が、体を支えることを放棄して震えだす。
衝撃は瞬時に全身に広がり、脳天まで突き抜け、視界が白く染まる。
踏ん張ることすら考えられずに、その場にくずおれる……。
「ガウリイ!」
嫌な汗が背中を伝うのを感じて目が覚めた。
真っ先にかち合ったのは、オレの胸の上から、心配そうな表情で見つめてくる大きな瞳。
「リ……ナ」
「どうしたのよ?うなされてたわよ」
そう尋ねられて、先程の悪夢が蘇ってくる。体が勝手に強張ったが、すぐに包み込まれている確かな感触を感じて、安堵の溜め息が漏れた。
「そうか……夢、か」
正しくは、過去だ。
あの悪夢は現実だった。ただしとっくに過ぎ去った出来事で、今あの痛みに再び襲われたわけじゃない。
「……どんな夢、見たの?」
「へ?」
「うなされてたじゃない。どんな夢だったの?」
「あー……」
「クラゲが考え事なんかしてもロクなことにならないんだから、ちゃっちゃと吐いちゃいなさい!」
いや、そう言われても……なぁ?
正直に言っていいのかと迷ったが、小さな手のひらの上にうっすらと光が集まり始めたのを見て、オレは観念して話しだした。
「いやな、お前さんにアレを蹴られた時の夢を見たんだよ」
「……は……?」
「前にさ、マルチナにバンダナ取られて呪い掛けられたことあったろ?
あの時にお前さん、本気でオレのモノを蹴り上げただろうが」
一瞬眉を顰めたリナだったが、思い当たったらしく、赤くなってちょっぴり青くなった。
「ガ……ガウリイが、んな昔のことを覚えてるっ!?」
おひ、まずそこか。
「お前な、あれ結構痛いんだぞ。まあ女のお前さんに分かれとは言わんが」
「じゅーぶん味わったわよ……二倍返しでね」
痛みまで思い出したのか、げんなりした顔でリナが言う。
これで案外痛みに弱いからなあ。
初めての時なんか、そりゃもう大変だった。
滅多なことで泣かないリナがぼろぼろ泣いて、痛い、苦しいって言うんだから。
それも精一杯我慢しようとしていて、それでも我慢できなくて漏れてしまったような声で
訴えてくるもんだから、余計に罪悪感を掻き立てられた。
やっとの思いで全部押し込んでも、元からとてつもなく狭いナカがぎゅうぎゅうに締め付けてきて、
これオレ動けるのか?と思うほどで、やっぱり一突きするたびにリナが呻いて。
まあそんな様子も声もかなりソソるもんがあって、オレは罪悪感に苛まれながらも
美味しく頂いちまったんだが……。
「……ちょっと、なにおっきくしてんのよ」
ナカで直に感じ取ったんだろう、リナが睨みつけてくる。
だがなリナ、目許も耳も真っ赤にして、しかもナカまで絡みついてきてるんじゃ、
いくら凄んでもちっとも怖くないぜ?
「良かったじゃないか」
「は?」
「もしアレでオレのが勃たなくなってたら、お前さんをこーんなに気持ちよく
できなくなるところだったんだぞ?」
「なにいってんっ……んっ、ふんんっ……」
軽く数回揺らしただけで、リナのナカからぐちゅぐちゅといやらしい音が立ち始める。
なんだ、リナももうその気なんじゃないか。それじゃ期待に応えないとな。
「んじゃまあ、オレのモノの有り難みが分かったところで。」
「で、なによ……んぅ」
「もう一回するか♪」
上がるはずだった罵倒はもちろん舌で塞いだ。
(終)
>>536 わろたwww
アメリアもリナも可愛いな!GJ!
>>539 ガウリナGJ!!初めてのとき痛がるリナに萌えた!
ガウリナ投下します。
ガウリイがちょっと(いやかなり?)ヘンタイかも……
お気をつけください。
「なぁ、リナ」
快楽の余韻にぼぅっとする頭に、ガウリイの声が響く。
長年の相棒とこういう関係になって数ヶ月。
慣れてきた自覚はあるが、それでもイッたあとはいつもこうだ。頭がうまく働かない。
ガウリイは疲れなど感じさせず、さわやかに笑う。
「オレ、リナが全部欲しいんだよな」
「……は?」
きょとん、とリナは瞬いた。
何を言っているのだろう、この男。
全部って。
こいつに初めて抱かれてから数ヶ月。
いまさら何を言っているのか、とリナはいぶかしむ。
第一、自分はこの男が初めての相手で、もちろん、その後もガウリイにしか抱かれていない。
今さっきだって、散々好き勝手してくれたばかりだ。
おかげで体がだるくて仕方がない。
「……あんた、何言って……」
ガウリイはにっこりと笑い、
「こっちは、まだシタことなかっただろ?」
そう言って、長い指が触れたのは。
「っっ!?」
びくんっ、とリナは震え上がった。
「ガ、ガウリイッ!?」
呼ぶ声が裏返っている。
だって、まさかそんなところを触られるなんて、思いもしなかったのだ。
長い彼の指が触れているのは、トロトロに熔けきったアソコではなくて。
考えるのもはばかられるような――尻のすぼみ。
「やっ! ……ちょ、そんなとこ触んないで……んぁっ!」
そこを指先でなで上げられる感触に、背筋が震える。
ゾクゾクと駆け上がるものは、気持ちいいというよりも、むしろ気持ち悪さだ。
体をよじって逃げようとするが、上からのしかかるように押さえつけられて、身動きもままならない。
その間も、指先はすぼみを軽くなぞり上げたり、あろうことか、あふれ出た蜜を絡ませて浅く出し入れをされる。
息が上がる。
それがガウリイを喜ばせているだろうと分かっていても、どうにも抑えきれない。
「んんっ、あ、あ…っ! ぃやぁ……やめ、てぇ…っっ…」
拒否の言葉さえ甘く聞こえる気がして、すごくいやだ。
蜜が潤滑油の役目を果たし、指がさらに深くもぐりこんでくる。
「……すごいな、リナ。ものすごく……締め付けてくる」
おなかの奥が熱い。
だんだんと激しくこすりあげられて、よく分からない感覚が脳髄をかき回す。
いや、そんなはずはない。
よく知っている感覚だ。
もう、何度も経験した感覚。
「やっ…うそ、……っ、うそっ、うそぉ…んふあっ、ぁあっっ」
ごまかせないほどに甘い声が上がり、リナはぎゅっと目を閉じた。
気持ち、悪いのに。
気持ちよくなんて、ないのに。
このままじゃ。
「リナ」
かぷ、と耳たぶに歯を立てられる。
腰を抱えるように回されていた手が、とがりきって敏感になっていたクリトリスをぎゅっと押しつぶす。
いつの間にか2本に増やされていた指が、後ろの穴にぐっと突き込まれる。
「い、や……っあ、あ、あぁぁああぁっっ!」
目の前で火花がはじけた。
……う、そ…あたし……?
絶頂後のけだるさと初めてアナルでイッた衝撃に、体がしびれてうまく動かせない。
頭も混乱している。
大きな手に腰を強引に持ち上げられて、リナは力なくかぶりを振った。
何をされるのかぐらい、混乱した頭でもうっすらと分かる。
背後でガウリイが笑った。
「大丈夫だって。怖くなんてない」
うそだ。
今だって、こんなに怖いのに。
怖くて、たまらないのに。
自分が――自分でなくなってしまいそうで。
熱く硬い楔が押し付けられる。
「ぃやぁ……」
「大丈夫」
何とか抵抗しようとするが、力の抜け切った体では、どうあがいても無駄だった。
ぐっ、と力が込められる。
「ひ、ぃっっ!」
ぎち、ときしむような音を、確かに聞いたと思った。
指とは比べ物にならないほど熱くて、熱を持った塊が狭いその場所にぐいぐいと押し込まれる。
「んぁああぁぁああ……っ」
奥深くにまで達した楔をゆるく揺らされると、思わず声が漏れた。
「…動くぞ、リナ」
待って、ということもできず。
衝撃が――
「ふぁぁあんんっっっ!」
来た。
「ひん、あ、ぁっ! やぁ…っっ!」
後ろ抱きに抱えられて、熱い楔で後ろの穴を擦りあげられる。
自重も手伝って、根元までもぐりこんだ楔は、容赦なくリナを快楽とも嫌悪ともつかない感覚で掻き回した。
その上、
「すごいな……ここもぐちょぐちょだ」
「…んんっ、ひぁあっ!」
ガウリイの長い指が溢れた蜜でどろどろになった秘裂に差し込まれる。
一度に三本を同時に突き入れられ、リナは首を仰け反らせた。
「……あはっ、だめぇ、だめ……っ…ふぅんっ……」
嬌声は唇に塞がれ、口内を舌で犯される。
もう片方の手はリナの胸をやわやわと揉みしだき、時おり、爪先が頂の尖りを引っ掛けた。
楔を打ち込まれたアナルからはぬぷぬぷと粘着質な音が響き、指で犯される秘裂からはぐちゃぐちゃと恥ずかしい水音がひっきりなしに響く。
聞くに堪えなくて耳を塞ごうとしても、体をやんわりと拘束するたくましい腕が、それを許さない。
ガウリイの両足によって、リナの両足は大きく開かれ、恥ずかしい音を立てる二つの場所がガウリイの目に晒されている。
その光景は彼をひどく楽しませた。
「ヤラシイな、リナ……おま○こも後ろの穴もぐちゃぐちゃにして……すっげーインランだな」
にぃっと笑いながら言われ、リナはかぶりを振った。
顔を真っ赤にしてイヤイヤと首を振る様が、ひどくそそる。
「んぁっ!? ああっ!」
アナルを犯す楔の動きが激しさを増し、秘裂を掻き回す指がさらに奥まで突き入れられる。
「…が……がうり…っっ……」
「リナ……」
「……あ、あぅ…っ、あん、あっ、あっあぁん!」
甘い声が溢れる。
体が震える。
もう、誤魔化せなかった。
体を駆け巡る熱は、間違いなく。
「気持ちイイ?」
「んっ、あ! イイよぉ……っ、がうり…っ、気持ちイイよ……っ、ひあっぁああっ!」
「……いいコだ、リナ。すごくカワイイ……イヤらしくて、インランで……すごくカワイイ」
オレだけのリナ。
耳元で甘くささやかれる。
「あはっ…がうり、あた…しっ…イ……ちゃ、ぅ……っ! も、イッちゃうよぉ……っ!」
「イイぞ、リナ……イって」
「んんっ、だめぇ…っ、おしり…なのにぃ……いやぁ…ふあぁんっ、あた、しぃ……おしり、で、イっちゃ…ぅうぅう……」
絶頂は近い。
けれど最後の最後が、怖くてどうしても踏み出せない。
そんなリナの唇にガウリイは軽く口付け、嫣然と微笑んだ。
「リナ」
耳元で、甘く名を呼ばれる。
瞬間。
硬く尖った胸の頂を強く摘まれ。
刺激に恐ろしいほどに敏感になったクリトリスに爪を立てられ。
アナルを犯す楔に内壁を強く擦り上げられ。
「ひぃ…っふあぁっぁああああぁぁああんんんっっ!」
あまりに強い快楽。
意識がはじける。
真っ白に染まる意識の片隅で、体の奥でを満たす熱をリナは感じた。
ぐったりと力を失ったリナを横たえ、名残惜しいものを感じながらも楔を抜き出す。
彼女の中で果てたにもかかわらず、それは未だに熱く脈打っていた。
もう一戦ぐらい楽しみたいところだが、肝心のリナがまったく目を覚ます様子がない。
ガウリイは肩をすくめた。
まぁ、それなりに無理をさせた自覚はあるのだ。
単に、自制が働かなかっただけで。
ちらりと目をやると、リナの下半身はかなりすごいことになっていた。
溢れた蜜と、アナルに注いだ白濁が白い脚を伝い、ぐちゃぐちゃだ。
苦笑し、ガウリイはシーツで軽く拭いてやった。
隣に横になり、そのまま抱き寄せても、リナは気づかない。
「ま、しょうがないか」
ぼそっとつぶやいて、ガウリイはまぶたを閉じた。
明日はどうしようか。
そうだ、オモチャでも使ってみようか。
最初は嫌がっても、きっとすぐにリナはカワイイ声でヨガってくれるだろう……
夢うつつの中、ガウリイはにんまりと笑った。
……えぇっと、
お目汚しでしたっ。
久しぶりにきたらいっぱいきてる!濃いエロたまらんです!
ありがとうございましたあああああ
自分も久しぶりに来たけど作品沢山投下されてて嬉しい。
職人の方々グッジョブです!
549 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 15:33:41 ID:CTZT0Szl
ほしゅ
ガウリナで小ネタを投下します。
神待ちのおつまみにどうぞ。
※せれくと4収録『ゼルガディス朧月草子』のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
はぁ、ごくり。はぁ、ごくり。
明日の食事の仕込みを終えて、疲れた体を癒す就寝前の一杯が、これほど忙しないことはそうない。
早く酔って寝てしまいたい。それだけを考えていたミランダは、杯を開けながら窓越しにぼんやりと外を見ていた。
すると、玄関口を照らす灯りの下に、す、っと白い影が横切った。
「っ!」
考える前に体は動き、ドアを押し開けてその影を呼び止めていた。
白尽くめの衣装、深くかぶったフードからわずかにのぞく硬質な輝き。
数年前、とある一件で出会ったときと変わらない容姿の彼がそこにいた。
とりあえず今は道連れがほしい。簡単にこれまでの経緯を話しながら強引にゼルガディスを呼び込んだミランダは、
強めの酒を数本取り出してカウンターに置いた。
「ここ、あたしがやってるんだ。よければ部屋も用意するし、これはおごるからさ、飲んでくれよ」
当然ながらゼルガディスは訝しげな表情をしている。ミランダの説明に疑いを持った風ではないが、
いきなり顔見知り程度の相手にここまでされたらそうなるだろう。
それでも彼が、椅子に腰掛けたときだった。
キ……ッ……ギッ……
天井から微かに響く異質な音に、ゼルガディスがびしっと硬直する。岩が張り付いた硬質な肌に、二筋、三筋と汗が流れる。
それは今朝方のミランダと同じ反応だった。
気付かれてしまってはしょうがない、ミランダは目を反らしながら説明する。
「あー……昨日からお籠りのお客さんでさ。何があったかしんないけれど、お熱いことだね」
実は、ゼルガディスが硬直した理由は別のところにあったのだ。
長い付き合いとはいえないミランダには分かるはずもなかったが、常人とは比べ物にならないほどの性能を持つ彼の耳には、
床の軋みだけでは済まず、情事の一部始終がしっかりばっちり聞き取れてしまっていた。
そして、その合間合間に聞こえる艶めいた声が、妙に聞き覚えのあるものだったのである……。
「ぁ……ぅりぃ……もぅ、むりぃ……」
のしかかる男を見上げ、少女が途切れ途切れのか細い声で必死に訴える。
開かれた体はわずかな刺激にも敏感に反応して少女の理性を狂わせており、頬を赤らめて力無く首を振るその様が
かえって男を煽っていることに気付かない。
幾度となく内部に放たれた精は少女自身が溢れさせる蜜と混じり、再開される抽送によって掻き出されては飛び散って、
内股とシーツをしとどに濡らしていた。
「そうだな」
次が最後か。
リナの限界を感じたガウリイは、放出して挿し込んだままにしていた己を彼女の中から一旦引き抜く。
「ふぁっ」
そして華奢な体を半回転させてうつぶせにすると、腰を掴んで高く上げさせ、蜜を垂らす秘所に再び己を突き入れた。
「んぁぁぁ……!」
深い所まで潜り込む挿入に、リナはたまらず高い声を上げる。
「っぁ、ん、ひぅっ」
喘ぎを漏らす唇の端から唾液が零れる様が、幼く見える容姿と相俟って淫靡に映る。
「やらしいな、リナは……」
「やぁ……」
耳元で優しく囁いてやると、否定しようとする口とは裏腹に、繋がった粘膜は一層きつく絡みついてきて、絶頂が近いことを知らせる。
激しく突き上げつつ、その細い腰を掴んでいた手の片方を下腹部にあてがって、薄い腹をくっと押し上げた。
最奥まで勢いよく突き入れられたモノと大きな掌の間で、繋がる隘路がさらに狭められる。
「ひっ、あーーーーーーーーっ!!!!」
「うっ……く……!」
責めに耐え切れず、リナが絶頂に追いやられる。その容赦ない締め付けにガウリイもまた達して、精を注ぎ込む。
「ぁっ、あ……ぁぁぁ……」
背を反らし精を受け止めていたリナが、ふつりと糸が切れたように頽れた。
余韻に震える体をそっと抱き上げて仰向けに寝かせると、ひくひくと痙攣を続ける秘所からは先ほど吐き出した精が溢れ出て、
ガウリイの目を楽しませる。
ふと意識を部屋の外にやったガウリイは、階下にあった懐かしい気配が宿の中に無いことに気付く。
たまらず外に出たのだろうか。だが夜も遅いし、この町からは出ないだろう。
そう大きくないこの町で、知った気配の在処を探り当てるのはさほど難しくない。
明日になったら、リナに言ってやろうか。「ゼルがいそうな気がする」とかなんとか。
恋敵になっていたかもしれない男の反応を思い浮かべつつ、力の抜けた細い体を抱き寄せて、ガウリイもまた一時の眠りについた。
(終)
>550-551 乙でした!ガウリィレーダーが凄すぎるw ミランダが出てくるのも嬉しかった!
GJ!
中田氏されまくるリナかわええ
中世ヨーロッパ風の貴族パロディで、細かいところはいい加減です
ガウリナ←ゼロス、で陵辱もの。
**********************************
「――ああ、貴女がリナ=インバースですか。なるほど。」
リナは自分の部屋で待っていた男の姿に、驚いたように固まった。
それは以前に社交パーティーで遠くから見たことがある、知らぬものは居ないほどの著名な公爵。
その若さでその地位に昇った男。ゼロス。
何故そんな人物がリナの部屋の窓辺に立っているのか。
今まで会話すらした事もないのに、その男の冷たい瞳はリナを
値踏みするかのようにねっとりと視線を動かした。
「なるほど……思ったよりは、楽しめそうですね」
リナは本能的にその言葉に何か危険なものを感じた。
思わず後ずさって扉に手をかけるが、その時ゼロスがにっこりと笑った。
「ああ、それはお止めになった方がいいですよ。貴女がお父上の事を思うのならね」
それは言外にリナを脅していた。
「……どういうことよ」
扉の取っ手は掴んだまま、搾り出すようにリナは男に問うた。
「貴女は既に僕と結婚することが決まっています。
もちろんその対価として、貴女の家には大量の金品と二つ上の爵位が支払われますが」
リナは大きく目を見開いた。
リナが生まれたインバース家は貴族としては位の低い方だったが、
それでもリナとしては充分幸せに過ごしてきた。
幼馴染で恋人であるガウリイとの婚約が決まったのはつい先月のことで、
インバース家よりも更に格下の家へ嫁ぐことをリナの家族は当初反対したが、
リナの必死の説得が功を成したのか、なんとか承諾を得ることもできた。
しかし、まるでそれを上から真っ黒く塗り潰すかのようにこの男が表れた。
リナの頬を一筋の冷たい汗が伝っていく。
ゼロスの言い方だとまるで、自分の親にはもう話が通してあるかのようである。
更にそれを親も承諾した、と。
そんなリナの様子を察したのか、ゼロスはなんとも嬉しそうに微笑んだ。
「頭の良い女性(ひと)は良いですね。話が早くて助かります。
――それで早速ですが、ここと、僕の屋敷と、どっちが良いですか?」
リナはその男の表情をまじまじと見た。
何を聞かれているのか分からない――。そんな彼女の瞳をゼロスは真っ直ぐに見返す。
「ああ、もちろん、僕たちの初夜のことですよ、リナさん」
リナは今度こそ迷わなかった。
扉の取っ手を勢いよく引いて、廊下に躍り出ようとした寸前に、
その手首を後ろから誰かに掴まれて、また部屋へと引きずり戻された。
「ちょっ、はなして……っ!!はなしなさいよ……っ!!!」
一体いつの間に男は移動したのか。
必死に逃げようとするリナに嬲るような視線を送りながら、ゼロスは言った。
「ああ、やはり、狩りは抵抗する獲物を捕まえるときが一番楽しいですねぇ。
その強気な感じもとても好みですし。もう面倒ですから、ここでしましょうか」
リナはゾッとするような悪寒が込みあがってくるのを感じた。
冗談ではない。結婚云々も当然願い下げだが、こんなところで犯されるなんてそれこそ有り得ない話だ。
しかも、こんな、自分をまるでモノのように見る最低な男に――。
なんとしてもこの場から逃げなければ、と掴まれた手を解こうとするが、
男の細身な体格に似合わず、それはビクともしない。
ゼロスはそんなリナににっこりと笑んだ次の瞬間、容赦なく彼女を寝台へと押し倒した。
どこからか取り出した白い布でリナの両手首を縛り上げてから、
その暴れる体を押さえ込んで、引き裂くように彼女の服を剥ぎ取っていく。
「……いやぁっっ……!!……やめてっ……!!」
リナの瞳から涙が零れた。
どうしようもない力の前に抗うことも出来ずに、この男の好きなように食われようとしている自分。
なんで、なんでこんな事に――。ただこの現実から逃れたい一心で、無意識にその名前が口から出る。
「……がうり……ぃっ……たすけて……っっ!」
ゼロスの瞳がその瞬間スッと細められた。
だが何も言わずに露になった小ぶりな胸の頂きに唇を寄せて、口に含んで吸い上げる。
「やぁ…っっ!」
敏感な部分が男の生温かい舌に包まれて、リナは身を捩った。
ゼロスはもう片方の頂きを指で擦りながら、口に含んだものを舐めたり吸ったり
軽く歯を立てたりして刺激を与えつづける。
「やめ…て……っ!……ぃや…っ!!」
悲鳴も抵抗も全て無視して、散々味わいつくした赤い実から一旦口を離して、
徐々に下腹部へ向かって口付けを落としていく。
赤い跡をいくつも付けながら、そこをなぞるように舌を這わせて、
ついに茂みの奥にそっと指を伸ばした。
「おねがい……っ!……やめて…ってば…っ!」
そこは彼女の言葉に反して、潤みを帯びていた。
ゼロスは笑いながら、彼女の両足を大きく開かせて、そこをとっくりと眺める。
「なかなか感度は良いようですねぇ、処女で無いのが惜しいですが、
まぁそれはこの際目を瞑るとしましょうか」
リナは、あまりの羞恥で今すぐ死にたくなった。
ガウリイとは結婚間近だったのだから、当然のように今まで何度も彼と身体を重ねていた。
その過程で性感帯が開発されていくのは当たり前のことで、
例え無理矢理強姦されているこの状況でも身体は素直に反応してしまうのは彼女のせいではなかった。
ゼロスはリナの綺麗なピンク色のひだを指でなぞってから、その敏感な肉芽を舌先で押した。
「やぁぁ……っっ!」
びりっと電気が流れたような刺激に、リナの身体が大きく跳ねた。
その反応を楽しむようにゼロスは何度もそれを舌で舐め上げて、
そして蜜が溢れる秘所へ指を一本埋め込んでいく。
「っ…あああ……!」
くちゅくちゅと音をたてて抜き差しして、彼女の感じるところを探りながら、
なかで鍵型に指を曲げれば、びくびくと彼女の身体が震えて、
指を二本に増やして執拗に内壁を擦り上げていく。
「あっ……やっ…めて……っ、おねがぃ……だから……っ!」
抵抗というより懇願にかわっていく彼女のそんな様子をゼロスは一切顧みなかった。
肉芽に唇を寄せて軽く吸いながら、秘所に埋め込んだ指を激しく動かして、
彼女を追い込むように攻め立てる。
「ぁあ、あ、やっ…ぁぁああああ……っっ!!」
ついにリナは達した。
ガウリイとはまた違うその嬲るような強い刺激に身体が耐えられるはずもなく
収束した快感は彼女の思考を真っ白に染め上げていく。
痙攣を繰り返す秘所から指を抜いたゼロスは
取り出した自分の肉棒をそこへあてがって一気に奥まで貫いた。
「あああぁ……っ!!」
リナの両足を折り曲げて、自分の肩へとのせて、そのまま何度も抽送をくり返す。
ぐちゅぐちゅという淫らな水音と肌と肌が当たる音が、部屋の中に響いた。
「あっ…ぁっ…やっ…んぁ!」
「ああ、やはり思ったとおり、良い締め付けですねぇ、これは上物です」
男の口調も言葉もどこまでも冷たくて
リナが自分の肉欲を満足させてくれる道具かどうかだけを測っているようだった。
リナは吐き気がするのを堪えていた。
この男も、自分の中を蹂躙する肉の塊も全てが汚らわしかった。
それに貫かれてはしたなく声を上げている自分が、一番醜くて、ふいに頭に
浮かんだガウリイの顔をかき消すように首を振った。
こんな自分を彼が知ったらどう思うのか。考えたくもなかった。
あの甘い幸せな彼との日々は、今のリナにとって真綿で首を締めるようなものでしかなかった。
涙を零しつづけるリナをゼロスは笑って見ながら、突くたびに揺れる小ぶりな胸を両手で揉みしだいた。
「貴女もなかなか強情ですねぇ。素直になったらいかがですか。
本当は気持ちいいのでしょう?僕に貫かれて、喜んでいるんでしょう?」
リナはぶんぶんと大きく首を振ったが、その秘所からは蜜が溢れ出て
ゼロスの肉棒をくわえ込むように収縮を繰り返していた。
ゼロスは、腰を回すように動かして、今までのリナの反応から最も感じるであろうそこを執拗に攻めた。
「ああぁっ……やめっ……ぃやぁ……っっ!!」
リナのナカが肉棒を強く締め付けた瞬間、ゼロスはそこへ大量の精を吐き出した。
「あ、ああああぁぁあっっ……!!」
再び達しながら、男の精が注ぎ込まれていくことにリナは悲鳴を上げた。
こんな、こんな男の、子を身篭るかもしれない可能性が今生まれたことが、
リナを更なる絶望の底へと突き落とす。その闇の深さから逃れるようにリナの意識はそこで途切れた。
ゼロスは、気を失った少女から肉棒を引き抜いた。
話に聞いていたよりも実物は遥かに手ごたえがあって、ゼロスは久しぶりの充実感を感じていた。
リナとの結婚も、この強姦も、全ては彼にとってただの暇つぶしでしかない。
手に入るはずのないものを追い求めるよりは、目の前の快楽と狂宴に溺れたほうが
遥かに楽だからそうしているだけの事だ。
どうせ金は掃いて捨てるほどある。
女なんて放っておけばいくらでも言い寄ってきて、うざったいだけだ。
こんな風に泣いて嫌がりながらも嬉しそうに己を締め付ける少女を抱く方が余程楽しくて
それが例え一瞬であったとしても、彼の心を潤していく。
少女の手首を縛った布を取ってやって、寝台のシーツでその身体をくるんで抱き上げた。
自分の屋敷に戻ってから、また泣き叫ぶであろう少女を、今度はどうやって陵辱しようか――。
久しぶりに最高のオモチャを手に入れた気分で、彼はリナの部屋をあとにした。
<了>
ほしゅ
職人さんGJです!
規制とけたのか・・・
560 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 01:56:26 ID:X1kxG9du
ほしゅ
>ゼロリナ凌辱
遅くなったが、面白かったよ。
文章が読みやすいのと、ゼロスやリナのキャラを上手く使ってて楽しめた。
ゼロスのことだからまだ何か裏がありそうだし。
王族のフィブリゾやグレータービーストあたりが絡んでくるとか。
続ききぼん。
ゼロリナ凌辱神続きまだか?
ここで問題なら鬼畜スレでもかいてくれ。
563 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 18:52:07 ID:fuNVwa+n
ほしゅ
保守がてらに投下させて頂きます。
ゼロリナ様の続き待ちの暇潰しにどうぞ。
ガウリナですが、ちょっぴりホラー描写があるので苦手な方はスタイリッシュに回避をお願いします。
【眠れぬ夜のお約束】
──それは、ありきたりなよくあるおはなし。
じじ…ッ。
目の前に灯る蝋燭の炎が妖しく揺れ、静かに語り続ける男を幻想的に照らす。
誰かが固唾を飲む音が聞こえた。
これ以上聞きたくない、だがここまで聞いてしまったからには最後まで聞き届けなくてはもっと恐ろしい──そんな異様な雰囲気が、彼らを取り巻いている。
「──そう、気のせいでも空耳でもない。
『出してくれ、此処から出してくれ。俺が悪かった、頼むから許してくれ』──啜り泣きのような、男の哀願の言葉は、間違いなく彼女の膨らんだ腹の中から聞こえてくるのだ。
──彼女は、まるで聖母のように穏やかに、満足げに微笑むと、かつて愛していた男の声が響いてくる腹を…ゆっくりと撫でさすったという──」
男の言葉が終わると同時に、ふっ、と蝋燭が消える。
「……ッ!」
「…ちょ、ちょっとシャレになんない話ね…!」
「そうかぁ?悪いことはしちゃ駄目だ、って事なんだろ?」
顔面を蒼白にして震えるアメリア。
顔を引きつらせながら、強がってみせるリナ。
いまいち話の展開が掴めなかったガウリイ。
見事に予想どおりだった三人の様子を見て、怪談を語り終えたゼルガディスは傍らに置いてあった水を一気に飲み干した。
旅の途中、ふらりと立ち寄った街道沿いの宿。築数十年は経っていそうな古めかしい佇まいは、どこか幽霊でも出そうな不思議な雰囲気をまとっていて。
美味しい夕食をありったけ腹に詰めて、幸せ一杯なリナがいいことを思いついた!とばかりに満面の笑顔で言い出したのだ。
――怪談大会をしよう、と。
「しっかしゼル、あんた、講談師とか向いてるんじゃないの」
「…そうか?」
「…ですよね。雰囲気たっぷりでしたよー…。わ、鳥肌が」
「ていうか、どっからああいう話を仕入れてくるのよ」
「──…いや、昔ちょっとな」
リナの部屋の真ん中、四人向かい合わせに座っているせいで、リナとアメリアに両脇からつつかれるハメになったゼルガディスは返答をはぐらかした。
幼少の頃、よくレゾがいろいろと語り聞かせてくれたからなどとは言えない。
そしてその話があまりにも怖くて夜中に一人でトイレに行けず、泣きながらレゾに付いてきてもらった事も多々あったなどとは口が裂けても言えない。
──ていうか、新婚夫婦の夫が、ふとした浮気がきっかけで妻に呪われて腹の中に閉じ込められた、なんて話はどう考えてもガキにする話じゃないだろうよ畜生。
ほろ苦く生臭いメモリアルに浸ってしまったゼルガディスはすっかり黙り込んでしまい、リナたちは困って顔を見合わせた。
「しかし、ま、アレよね?いい退屈しのぎにはなったかしらね」
「…そう、ですよね!怪談大会なんてそうそうできるものじゃないですし…」
「ふふふ、次はもっとコワい話を聞かせてあげるわよ」
「えー、またやるつもりなんですかぁ…」
オンナノコという生き物はなんでこういう話が好きなのか。ガウリイはぽりぽりと頭を掻きながら、でっかい欠伸を一つ。
「なぁー…そろそろ寝ようぜー…」
「…そうだな。しかしガウリイ、あんたが今まで眠らなかったというのも、なかなかに意外なんだが」
いつの間にか立ち直ったゼルガディスが、微妙に失礼な事を言う。リナもアメリアも、うんうん、と力強く頷いた。
「でも結局、ガウリイさんだけ何もお話ありませんでしたね」
「無理無理、ガウリイじゃアレよ、『昔々…あれ、なんだっけ?』になるのがオチね」
からかわれているのが分かっているのかいないのか、ガウリイは朗らかに笑いながら、ぽつり、と思い出したように呟く。
「…ああ、そういえば昔ばあちゃんが言ってたなぁ。怖い話をしていると、幽霊なんかが寄ってくるって。自分の噂話をしてるとか思っちまうのかもな」
――その、何気ない一言は。
リナとアメリアの背筋にぞわりとしたものを残すのに充分だった。
「…こ、こんなことならアメリアと相部屋にしとくべきだったかしら…安いからってつい奮発したのが裏目に出たわね…」
他の皆が出ていって、ベッドに潜り込んだリナは珍しくこっそり弱音を吐いていた。
自分のとっておきの怪談を披露したつもりだったのだが、なんだかすっかり返り討ちに合ってしまった心持ちだ。
アメリアのじわじわと迫り来るような、日常に潜む恐怖がごっそり詰まった話も、ゼルガディスの生々しい語り口も、さっきからリナの頭の中で何回もぐるぐる回っている。
そして極めつけが、最後にガウリイが残した一言。
「…ぅう、不覚だわ。まさかガウリイごときがあんな隠し玉を用意してたなんてぇ…!」
薄暗い天井を見上げた。なんて事のない染みが、亡霊の顔に見えてくる。
そういえばさっきから何か、窓の外から聞こえてくる風の音が気持ち悪く感じられてくるような――。
「…って、んなワケないわよね…。馬鹿馬鹿しい、さっさと寝ちゃおう」
そんな言葉がわざわざ口に出てるあたりで実は彼女は相当びびっているのだが、本人は気付いていない。
――がたん。
「…!?」
今、何か。
何かが、廊下から聞こえなかったか?
「…店の人かな。見回りとか、そんな感じのアレよね、きっと」
がた。がた。
断続的に聞こえてくる。
がたっ。
「…って、違うでしょいくらなんでも…!」
がばりと身を起こし、客室のドアを凝視する。鍵は掛けてあるはずだ。
もしかしたら、何かの襲撃の可能性もある。リナは油断無く、ベッドサイドに置いてある短剣に手を伸ばした。
――かちり。
鍵を掛けてあったはずの扉が、軽い音を立ててゆっくりと開く――。
「よぅリナ、やっぱり起きてたか」
掛けられた呑気な声と、ひょいっと現れた見慣れた金髪の長身の姿に、リナは心底脱力してベッドに突っ伏した。
「…んーで、なによ」
ベッドに二人並んで座り、ジト目でガウリイを睨みつける。ガウリイはとぼけた笑顔でリナの頭を撫でた。
「はっはっは、いやお前さんが怖くて寝られないんじゃないかって思ってな?」
「んな事あるわけないでしょっ!…子供じゃないんだから」
実はまったくその通りだったのだが、素直に口に出せるわけもなく。
「…ほ、本当は何の用なのよ」
知らず、リナの言葉が上擦った。
前にも何度か、こういう事はあった。宿に泊まったその夜、彼がこうして彼女の部屋を訪ねて来る理由は、もはや一つしかない。
「…そりゃあ、なあ」
リナの頭に乗せられた暖かい手が、するりと首元に移り――。
「…お約束、ってヤツだろ…?」
耳元で囁かれる甘い、声。
例えどんなに乗り気でなくとも、ガウリイのこの声はリナの全ての障壁を暴くのだ。
「――ん、んぅ」
まるで喰らいつかれるように、唇を重ねられた。
わざと音を立てるために、口を半開きにさせたまま舌を吸われる。飲み込みきれない唾液があごを伝っていく。
「ん…ふぅ、は」
ガウリイの舌に口内を蹂躙されて、リナは息苦しさに熱い吐息を漏らした。
口を離したガウリイはするすると慣れた手つきで寝間着を脱がし、リナを横たえるとその控えめな胸に触れる。
大きな手で包み込まれる感触は、リナの劣等感をあっさり超えて心地よい快感を与えてくれた。
「…ちょ、ちょっと…がっつきすぎ、なんじゃないの…?」
なんだかいつもよりも手順が早いような気がして、リナは拗ねたような口調で尋ねた。
「ん?なんだ…物足りないのか?」
悪戯小僧のような笑顔でガウリイが囁く。途端にリナの顔が羞恥に染まった。
「ち、違うわよ…!」
そりゃ残念だ、と笑ってゆっくりと胸を撫でる。絶妙な力加減が、ぞわぞわとリナの背筋に快感を走らせた。
「…ん、くッ…んぅん、ん…!」
たかが胸を揉まれたくらいでこんなにも感じるものなのか。リナはすっかり情欲にとろけた表情で翻弄されるばかり――。
「…そろそろどうかな?」
胸にやんわり与える刺激はそのままに、もう片方の手をゆっくりとリナのささやかな茂みに埋めていく。
ぴくん、とリナが反応し、その様子を見て満足気に微笑むとガウリイは指を辿り着かせた。
「…ん」
くるり、と入り口をなぞり、解すような動きで襞を愛撫する。にゅくにゅくと人差し指と中指で挟み込んで僅かに震わせた。
「…はぁ、んっ…!」
リナの唇から、熱を帯びた吐息が漏れ始める。慌てて口を抑えるが、ガウリイは許さない。
敢えてリナの手をどかせることはせず、指の動きをじわじわと早めていく。
「…、ぅ…ぅく…っ!」
熱い入り口を何度も何度も撫で上げ、しかし肝心な場所には決定的な刺激を与えない。リナは指を噛み締めそうになりつつも身体を震わせ耐える。
――その顔が堪らなく艶っぽい事を、彼女は気付いていないのだろうか。
「…リナ、すごく濡れてる」
「――や、なに、言って…」
羞恥に顔を真っ赤に染めて顔をぶんぶん降るリナ。そんな仕草すら愛しくてたまらない。
だんだんガウリイ自身が、余裕がなくなりつつあることを自覚する。追い詰めているのは自分の筈なのに、なんだかずるいよなぁ、と思ってしまう。
かすかに涙の滲む目尻にキスをして、抱き締めた。細い肩も、いい匂いのする栗色の髪も、柔らかい背中も――すべてが愛しい。
「リナ」
あぐらをかいたその上に、抱き締めたままリナをゆっくり沈めていく。
「…ぁ、あ、ぅう…っ!」
ずぶ濡れの紅い入り口が、じわじわとガウリイの猛る切っ先を飲み込んでいく。
びくびくと震えながら、リナはガウリイの胸板に必死でしがみついた。自分の体重によってガウリイをより深く受け入れる事になり、奥の奥まで熱く痺れる。
「…ぁ、あ…ぁ」
根元まで侵入しているガウリイ自身が力強く脈打っているのが分かり、リナは顔を真っ赤に染めながらも歓喜に身体を震わせた。
「ぜんぶ…入ったな。動くぞ?しっかり捕まってろ」
ぺろり、とリナの耳裏を舐めあげると、彼女の細い体を支えて律動を開始した。
「ひ、あぅ!…あっ、ア…!」
濡れた秘部同士がぶつかる音と、古い寝台が軋む音。そして自分の口から漏れる艶めかしい声。
まるで精巧な楽器であるかのように、規則正しく奏でられる極上の音楽。
「ガウ…リぃ、ぅあ、ガウリイ…っ!」
いつもならば向かうところ敵なしという最強の魔道士たる彼女が、今はただ、歳相応に快楽に揺さ振られる可憐な少女。
こんなにも愛らしい姿を見せてくれるのは、抱いている男が自分だからだという事実が堪らない。
「…リナは、俺のものだからな」
腕の中で、ただひたすらにガウリイを求め喘ぐリナに聞かせるように呟く。
途端に可愛らしい声が上がり、リナ自身の動きが激しくなってゆく。
「ガウリイ…!」
じゅぷじゅぷと愛液がとめどなく溢れ、ガウリイを限界まで締め付ける。
予測しなかった反撃に思わずガウリイも声を漏らしそうになるが、そこは男の意地でぐっとこらえた。
「…ぅ、んッ…!あ、あっ、ぁあ…ぃく、ぅ…う――…っ!」
ガウリイの首を掻き抱いて、リナがぶるりと一際大きく身体を痙攣させて達した。
「――く、ぅ…!」
リナの絶頂を見届けると、ガウリイもまた限界に達していた己自身を引き抜いて解放する。
熱い精がリナの腹部や太ももに降り掛かり、赤く染まった肌を白く汚した。
許されるならば彼女の中に思いきり叩きつけたかったが、それはまだまだ先の事になるだろう。
今はまだ、こうして二人、熱い身体を重ねる事ができるだけで幸せだ。
荒く息をつきながら、ガウリイは優しく笑ってリナの髪にキスをした。
「身体は拭いといてやるから、寝てもいいぞ?」
盛大にぶちまけたしなぁ、と苦笑しながら、ガウリイは寝台脇の棚に置いてあったタオルで丁寧にリナの身体を拭く。
最初はくすぐったそうに身をよじるリナだったが、やがて気持ちよさそうにうとうとし始めた。
「…ふふ、ありがと…ガウリイ」
ガウリイにもたれかかっていたリナが、そのままくたりと寝台に横たわる。
「ガウリイは…部屋に戻るの…?」
「いや、お前さんが寝付くまで居てやるよ。一人じゃまだ怖くて眠れないだろ?」
「…もう、馬鹿言ってんじゃ…な…ぃ、の…ふふ」
とろんとした口調で、リナは笑いながらゆっくりと眠りに沈んでいった。
「――さて」
リナが完全に寝静まったのを確認すると、ガウリイは別人のように表情を厳しくした。
殺気すら滲む凄まじい形相で、部屋の隅をぎろりと睨む。
そこに、――『何か』がいる。
うすぼんやりと、限りなく稀薄な気配を漂わせるそれは、先程からずっとそこにいた。
仕立ての良いシャツを何かで真っ赤に染めた男性が、光を宿さぬ眼窩で物言いたげにガウリイを見つめている。
――いや、正確にはガウリイが護っている少女を。
そんな存在になってもなお女が恋しいのか、それはリナを粘つくような視線でずっと見ていたのだ。
4人集まってこの部屋で怪談大会をしてる時から、ずっとリナだけを見ていた。
どうやらそれに気付いていたのは、野生の勘が鋭いガウリイだけのようだったが。
ゆらり、ゆらりとヒトガタが揺れる。
近づく事ができないのか、ただ何かを訴えようとしたいのか。
恨みがましい卑屈な表情。
――失せろ。
ガウリイが、視線にありったけの意気を込めてヒトガタを睨みつけた。
びくん、とヒトガタが揺れた。途端にその場から崩れ落ちるようにして溶け消える。
何が彼の身にあったのかなど、ガウリイは知らない。もしかしたら同情すべき相手だったのかもしれない。
――だが、アレはリナを狙っていた。
「リナは、俺のだ」
まがまがしい気配が完全に消えたのを確信すると、ガウリイはいつもの優しい表情に戻り、もう一度だけリナの髪を撫でながら呟いた。
眠ったままのリナが、身動ぎしてガウリイの服を無意識に掴む。
「…おいおい」
これじゃあ部屋に戻れないじゃないか、と嬉しそうにため息をついたガウリイは、そのままリナの寝台に潜り込んだ。
――まぁ、よくある話だよな。
大きなあくびを一つ。
そうして、ガウリイも目を閉じた。
了
以上です。
…まぁ、これからの季節にぴったりじゃね?ってコトで。
お目汚し失礼しました!
GJ!
リナが眠ってからのガウリイがよい
>>564 おおおおお!! GJ!!
リナに知らせないガウリイがかっこいいぞ!!
ガウリナGJ!!
最後の、嬉しそうなガウリイもよい
ガウリナGJ!エロもよかったけど
エロじゃないところの部分もすごくよかったです!
GJ!
文章も構成も読みやすい上にリナは可愛いわガウリイは男前だわで悶え死んだ
さ、さりげなく鍵のかかってるはずのドアをどうやって開けたのかが判らなくて背筋ぞわぞわきてる。
むしろそのガウリイだと思って私たちが見ている彼が実は的な……
今日和、ガウリナを書いた者です。
…えー、描写不足、申し訳ありません。
補足解答となる小話を書いてきましたので、これにてご容赦下さい。
エロはありませんがゼルアメです。
【これも一つのお約束】
――そのすこしあと。
ゼルガディスは困っていた。
かなり困っていた。
「……アメリア、頼むから自分の部屋に戻ってくれないか」
「うぅ…だって…あぅ…」
ベッドにしがみついて顔をぷるぷる振っている少女は、どんなに説得しても納得してくれそうにない。
ゼルガディスは、心底困り果ててため息をついた。
「怪談が怖くて1人で眠れないだと…お前は一体何歳なんだ」
「…ぜ、ゼルガディスさんがあんな怖い話するからー…!」
ていうか巫女が幽霊を怖がってどうする。
喉まで出かかったツッコミは、こっそり飲み込んで潰す。
「…ん?」
そこでふと、ゼルガディスは一つの疑問を抱く。
「待て、アメリア。俺は確かに部屋に鍵を掛けたが…どうやって入って来た?」
彼女がいきなり半泣きで入ってきたため、今の今まで失念していた。
考えてみれば、彼女は如何にして扉を開けたというのだろう。
「…え、鍵なんて掛かってませんでしたよ?」
「――なんだと?」
それは、どういう事だ。
「わ、私もさすがにゼルガディスさんの部屋にお邪魔しちゃ悪いかなって思って、最初はリナさんにお願いしようかなと思ったんですけど…。
リナさんのお部屋は閉まってたし、一回寝たリナさんを起こすのは不可能ですし…ゼルガディスさんのお部屋は開いてたから、それで…」
ごめんなさい、と顔を曇らせるアメリアを宥めるように撫でてやりながら、ゼルガディスは思考する。
施錠を忘れた訳はない。ならば、どうして。
「…」
「ゼルガディスさ――ひぃっ!?」
顔を上げたアメリアが、細い悲鳴を漏らした。
弾かれたようにゼルガディスも部屋を見回す。
「――アレは」
ぎゅううう、とアメリアが声を無くしゼルガディスにしがみつく。
その怯えた目は、部屋の隅でゆらりと揺れるモノを凝視していた。
部屋の隅。
何かがいる。
男だ。
身体を赤く染めた、ヒトならざる何か。
「――あぁ、なるほど」
すぅ、とゼルガディスの目が細まる。
鍵を開けたのは、アレか。
「…ゼ、ゼルガディスさんっ…!」
小刻みに震えるアメリアを安心させるように撫でながら、ゼルガディスはにやりと笑う。
「ガウリイの旦那の話も馬鹿にはできんな」
淫霊、というモノがいる。
死んだ後でさえも尋常ではない性欲を保ち、際限無く生きた人間の淫精を啜る下劣な霊だ。
力の強いモノは、ある程度ならば実世界に干渉も可能だという。
ヒトの性欲を増長させたりする事もできるというが…。
ようするに、そんな覗き魔幽霊に目をつけられた、という事か。
「…浄化炎」
ぼひゅ。
…それはそれはあっけなく。
やる気なさげにゼルガディスが放った浄化の魔術により、淫霊はあっさり消滅した。
「え」
「タチの悪い低級霊だ。成仏したからもう心配ない」
…さすがに、どうタチが悪いのかは説明できないが。
呆気に取られたアメリアの頭をもう一度撫でてやる。
「そら、部屋に戻れ」
「…ぅうう」
くしゃりとアメリアの表情が歪む。
どうしても怖いらしい。
「…………あのなぁ…ここで夜を明かす気か?」
「…駄目…ですか…?」
潤んだ上目遣いで見つめられ、ゼルガディスの胸がごきゅんと跳ね上がる。
――いかん、これでは淫霊の思うツボだ。
つい今しがた滅したはずなのだが、ゼルガディスは軽く混乱していた。
「…く」
「ゼルガディスさん…」
弱りきった声で名前を呼ばれてしまっては、もはやゼルガディスに為す術は無い。
「――…わかった。今夜だけだからな」
血を吐くような思いで告げると、アメリアはぱぁあと音が出そうな程に笑顔を輝かせてゼルガディスのベッドに潜り込んできた。
「…っ!」
「ありがとうございます!おやすみなさい、ゼルガディスさん!」
狼狽えたゼルガディスが文句を言うより先に、アメリアが嬉しそうににっこり笑ってそのまま瞳を閉じる。
……俺はソファで良いと言おうとしたんだがな……。
ゼルガディスは、もうアメリアを起こす事もできず、かといってベッドから抜け出す事もできずに途方に暮れた。
ある意味、幽霊よりもアメリアの方が遥かに怖い。
無自覚なぶん、さらにタチが悪い。
すぅすぅと規則正しく上下するアメリアの細い肩を眺めながら、ゼルガディスは己の理性と戦い続けた。
翌朝。
快眠のためにご機嫌な三人と、一睡もできずぐったりした一人が朝食のテーブルに集まるのは、お約束、という事で。
了
以上です。
『実は何も考えてなかったから、ユーレイの不思議なチカラでしたって事でいいやー』という事で。
失礼しました…!
幽霊さん今度はゼルにロックオン!?
>>564さん続ききてた!!
ゼルアメ&鍵の回答ありがとうございました!!
改めて、GJ!!GJ!!GJ!!!!!
564さんありがとう!!GJ!!
いい!GJ!
保守しときます。
職人様かむひあー!
ゼルアメ読みたいなあと思いつつ保守
保管庫いってくるー
589 :
ゼロリナ@:2010/06/25(金) 08:15:23 ID:ChfQMpDw
>>561>>562 554です。返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした
続きは全く考えていなかったので本当に驚きました、ありがとうございます
代わりにもなりませんが、ゼロリナ言葉責めを書いたので置いていきます
本当にすいません
*************************************
「……んぅっ……ふ……っ」
少女の苦しそうな声と共に、卑猥な水音があたりに響く。
ずちゅ、ぬちゅ、と、その小さな口を出たり入ったりするモノは
少女の唾液と先端から漏れ出ている汁によって、ぬらぬらといやらしい光りを放っていた。
そこはとある宿の一室で、さして大きくもない普通の部屋だった。
窓辺に寄せられるようにして備え付けられた寝台の上に仰向けになった男は、ふと上半身を起こして
いじらしいほど懸命に己の一物を銜え込んでいる少女の紅い髪を、そっと撫でた。
「どうです、リナさん、僕のオチ○ポはそんなに美味しいですか?」
とても嬉しそうに、とても意地悪げに囁かれた問いに、男の股ぐらに顔を埋めていた少女は強く眉をひそめた。
男根から口を離して、口元を手の甲で拭ってから、不機嫌そうに男を見上げる。
「……あんたが舐めろって言ったから舐めてんのよ。
こんなの、美味しいわけないじゃない。冗談は一昨日言ってちょうだい」
いつになく機嫌が悪い少女の様子に、男は全く怯むことなく、にっこりと笑った。
「ああ、そうでしたっけねぇ、何せ僕も年ですから、すっかり忘れてましたよ、
そんな数十分前の事は。でも、リナさんも、まんざらじゃないでしょう?」
白々しいにも程がある口調でのたまわった男は、
少女の桃のような尻を両手でいきなり掴んだと思ったら、ぐいと己のほうへ引き寄せた。
「ちょっ、何すんのよ……っ!?」
男の顔に対して尻を突き出すような格好にさせられた少女は、慌てて声を上げるが、
すぐに生温かいモノがぬるりと己の秘部へとあてられて、咄嗟に身を強張らせる。
「あっ……んぁっ……や……っ」
男は、少女の綺麗な桃色のひだを何度も舌でなぞって、
蜜を舐めとって、そしてずちゅっと強引に指を一本突き入れた。
「ほら、こんなに濡れてるじゃないですか。
僕のモノを舐めるだけでこうなるなんて、リナさんもずいぶんといやらしくなりましたねぇ」
「ちがっ……ああぁ……っ!」
否定の声を掻き消すように、ぐちゅ、くちゅ、と音を立てて少女の秘所がかき回される。
指はすぐに二本に増えて、中でかぎ型に折り曲げられて、容赦なくある一点を責める。
「っぁ……やめっ……んぁ……っっ」
甘い声がひっきりなしに部屋に響いて、男はますます笑みを深めながら、
花弁の奥の小さな突起を、そっと指の腹でなぞる。
びくんと少女の身体が一際強く震えて、内壁が男の指をぎゅうと締め付けて
590 :
ゼロリナA:2010/06/25(金) 08:17:07 ID:ChfQMpDw
指にかき出されるようにして零れ出た愛液を、男は美味しそうに舌で舐め取った。
「あぁっ……やっ……もう……っっ!」
頭の中に火花が散って、男の容赦ない責めによって少女が達しそうになったとき、突然指が引き抜かれた。
驚く間もなく、男が少女の下から這い出るようにして身体を起こしたと思ったら
細い腰をぐっと掴んで、いきなり後ろからその男根を突き立てた。
「ああぁ……っ!!」
太くて硬いモノが突然押し込まれて、少女は高い声を上げる。
そのまま揺さぶるようにして、何度も強く貫かれて、また頭の中が真っ白になって、
咄嗟に敷布を強く握り締める。
「あっ……っやぁ……あっ!」
「どうです、リナさん、下のお口で銜え込んだ方が、もっと美味しいんじゃないですか?」
なんともわざとらしく、男は少女の耳元へと唇を寄せながら囁いた。
少女はその吐息から逃れるように首をぶんぶんと振って、目尻に涙を浮かべながら
たたき付けられるようにして己のナカを蹂躙する肉の塊に、ただ喘ぐしかない。
「……んぁっ……あっ……ふぁ……ぁっ!」
そんな少女の姿を、男は、残酷なほどに冷たい瞳で眺めて、
ちろり、と赤い舌をのぞかせて舌なめずりをする。
ふと腰を支えていた手をずらして、少女のやや小ぶりな胸をやわやわともみし抱いて
腰の動きを早めると、びくびくと内壁が蠢いて、胸の頂きをこりこりと指の腹で弄べば、
「ぁっ……、ぁぁあああ……っ!!」
その甘美な刺激に押されるようにして、ついに少女が達する。
こぽりと繋がり合った箇所から蜜が零れて、少女の綺麗な白い太ももを伝い落ちていった。
一度動きを止めていた男は、痙攣する秘所の締め付けを散々味わってから、ゆっくりと肉棒を引き抜く。
そして、少女の身体をひっくり返して仰向けにさせてから、また貫いた。
「あっ、まってよっ……あ、やぁぁ……っ!」
達したばかりの身体に、まだ硬さを失っていないどころかますます大きく膨らんだ
男のモノを突きたてられて少女は悲鳴のような声を上げる。
足を大きく開かせて、回すように腰を動かしながら、何度も奥まで肉棒を突き入れて
熱く絡みつく内壁を貪欲に味わっていく。
「っぁ……ぁあっ……ふ……っぅ!」
不意に男に唇を塞がれて、少女は苦しそうに男の背中に手を回したと思ったら
せめてもの抵抗で爪を突き立てた。
男は全く意に介した様子はなく、舌を絡めて、少女の上下の口を同時に犯しながら
更に何度も奥まで突いてから、ついに精を吐き出した。
「……んぅ……むぅっ……んんっ!!」
びくん、と少女の身体が震えて、目が眩むような再びの絶頂の中で
ナカに注がれる液体の熱さに息を呑む。
全部吐き出してから、男はようやく唇を離して、少女の唇の周りの唾液を舐め取ってから、
ちらり、と恍惚と怯えの入り交じる紅い瞳を射抜くように見つめた。
「……な、なによ……っ」
まるで狩人に追い込まれた獣のような気分になった少女は、身をすくませて、咄嗟にそう聞いてしまう。
591 :
ゼロリナB:2010/06/25(金) 08:19:01 ID:ChfQMpDw
「いえ、なんでもありませんよ。
ただ、リナさんは、僕の背中にいくつ傷を付けて下さるつもりなのかと思っただけですから」
にっこりと眩しいほどの笑顔で返されて、少女は目を丸くしてから
急に堪えきれないように視線をそらした。
内心で舌打ちしながら、男から逃れるように身体を強引に起こしたら
ぐいと手首を引っ張られて、あっという間に再び寝台の上へと押し倒される。
とても冷たい瞳に見下ろされて、少女が思わず息を呑んだ時、ふわりと額にキスが落とされて、
その優しい感触に驚いてる間に、また秘所へと何かがあてがわれて、まさかと思ったときには
もう男のモノは一気に少女の中へと埋め込まれていた。
「……あぁっ……っ!」
思わず目を瞑って、奥にごりごりと擦り付けられるような責めに、身を捩じらせたら、
ガッチリと腰を固定されて、先ほどとは打って変わって焦らすようにゆっくりと
男のモノが出し入れを繰り返す。
「……ぜ、ろす……っ、あんた、何回スるつもり、なのよ……っ!?」
その動きに苛ついたのか、それとも本当に言葉通りの内容を男へ訴えたかったのか、
頬を真っ赤に染めながらの少女の抗議に、男はとても優しい微笑を浮かべた。
「それはもちろん、リナさんが満足するまでですよ。僕は魔族ですので、何回でもデキますし、
今止めろと言われても止められますが、リナさんはそうはいかないでしょう?」
「…………はぁ!?」
少女は驚きも露わに目を見開いて、信じられないとでも言うかのように
男の涼しい表情を見上げた。
満足してないのは男の方なのは明らかなのに、まさか、リナが満足するまでなどという台詞を
持ち出した事にも驚いたが、何回でもデキるという告白が、遅れてやってきた恐怖を
少女の思考へと伝わせて、ぞっとするような冷たい汗がその頬を伝っていく。
「……ちょ、あんた何言ってんのよ、冗談もいい加減にしてよ、大体、あたしがいつ
満足してないなんて言ったのよ、あたしはもう寝るから、あんたもとっとと帰りなさいよ」
恐怖もそのままに、早口で一気にまくし立てた少女を、男は静かに眺めて、そして再び強く貫いた。
「……あ、ぁぁっ……っ!」
最奥へと当たる感覚に、少女の白い喉が震えて、何度も繰り返される肉棒の抽送に、また甘い声を漏らす。
「ほぅら、リナさんの此処はとても素直ですよねぇ。
ぎゅうぎゅうと僕のモノを締め付けて、そんなに僕のオチ○ポは美味しいんですか?」
今日何度目か分からない卑猥な質問に、少女は目を瞑ってから、ようやく何かに気づいたように口を開く。
「あんた、あたしに……、何を、言わせたいのよ……っ」
男はとても嬉しそうに微笑んだ。
「もちろん、今、リナさんが思ったとおりの事をですよ。
今日はリナさんがソレを言うまでは、僕は帰りませんから」
さりげない口調でとんでもない事を言われて、少女は目を見開いた。
「そ、そんなの、言えるわけ……あっ……ない、じゃない……っあぁっ!」
喘ぎながら、必死に抵抗するが、男の責めは一向に止む気配が無い。
592 :
ゼロリナC:2010/06/25(金) 08:22:02 ID:ChfQMpDw
「ああ、べつに言わなくてもいいですよ。僕は何も困りませんからね」
やばい、これはやばい、この男は本気だ、本気で自分の口からその言葉を聞くまでこの状態を続けるつもりなのだ
と、少女は止まりそうな思考の中で、絶対に気がつきたくなかった事に気がついてしまった。
ぎゅう、と固く眼を瞑ってから、何度か躊躇うように口を開いて、そして意を決したように言った。
とても小さい声で言われたソレを、男の耳はなんなく聞き取って
そうしてようやくその瞳に温かいものを浮かべる。
「よく言えましたねぇ、リナさん。じゃぁ、ご褒美を上げましょうか。」
そうして少女の身体を抱き上げたと思ったら、寝台の上に腰を下ろした自分の上に座らせて、
再びその身体へと熱を打ち込む。
「……あぁっ……やぁっ……!」
男の首にしがみついて、少女は嬌声を上げる。
そのまま下から揺さぶられて、かき回すように腰を動かされて、その激しさにうっすらと涙を浮かべながら、
「……ちょ、まってよ……っ……こ、れの……どこがっ……ごほうび、なのよ……っぉ…!」
男の理不尽な行動に抗議の声を上げれば、返事の代わりに、唇を塞がれて、口腔内を舐めまわされて、
舌を絡め取られて、ただされるがままに意識が溶けるような甘い快感に、全身を委ねるしかない。
唇を解放されると同時に、また男の精が身体の奥に注がれて、びくびくと震えながらそれを受け止める。
荒い息を繰り返す少女から、男はようやく肉棒を引き抜いて、そしてゆっくりと立ち上がった。
男の腕から解放された少女が顔を上げたときにはもう、男はいつも通りの神官服に身を包んでいた。
「じゃぁ、リナさん、僕は帰りますから。また、いつか、お会いしましょうね」
あっさりと別れの言葉を告げる彼を、少女は呆然と見上げて
そして咄嗟に何か言おうとして口を開いた時にはもう、彼の姿は虚空へと消えていた。
まるで何事もなかったように部屋の中にぽつんと一人取り残されて、しばらく呆然としてから、
ぼふん、と音を立てて少女は寝台へと倒れこんだ。
はずみで、股の間から男が散々注いでいった液体が零れ出るのを感じながら、そのまま目を閉じる。
あの男との逢瀬は、いつもこんな感じで、いつ来るのかも、もう来ないのかも、少女には何一つとして分からない。
ただ、嫌がりながらも、素直に喜んでしまっている自分の身体が死ぬほど憎くてそして、少しだけ切なかった。
自分の頬を伝っていく温かいものが何なのか、知りたくないと思いながらも、彼の体温を思い出すように、少女は
、自分の身体へと腕を回して、強く抱き締めた。
<終>
>>589 素敵エロス!
容赦ないのがまた堪りませんな。
GJ!
合成獣の体って、遺伝子レベルでいじくられるわけだよね。
人間とその他2つが合わさってる場合、もしかして中出しされても遺伝子違うから妊娠しない可能性もアリかな?
ゼルガディス、中出しし放題か…。
>>594 逆に
あらゆる生物(♀)を孕ますことができる
ヌンサの同属の女もOK、みたいな
ゼルガディス「…人がいないな」
リナ「…仕方ないわね、保守しとくわよ」
ガウリイ「リナ…まさか、オレのために?」
リナ「ばばばばばっかじゃないの!?…んなわけないでしょーが!」
アメリア「じゃあ私がっ!正義とゼルガディスさんの為にも保守をしておきます!」
ゼルガディス「おい待て何故俺が出る」
ゼロス「いやぁ、若いっていいですねぇ」
頭が湧いてたので。
***********************************
あるところに、桃から生まれた桃リナちゃんがいました。
なんでもルナねーちゃんが川で洗濯をしてたところ
どんぶらこーとでかい桃が流れてきて、
それを引き上げ気合一閃☆素手でカチ割ったところ
桃リナちゃんが生まれてきたそうです。
そんな怪しい素性はさておき、
すくすくと成長した桃リナちゃんが家で「またえのんが来たよ!」
とか言いながらゲームをしてたところ、背後に恐ろしい殺気を感じました。
「リナ…」
「ねっ、ねーちゃん!?」
「あんたいつまでダラダラしてるつもりなのっ!
うちにニートを養う余裕はないのよ!?
遊んでる暇あったら稼いでこいっ!」
「だ、だって…近隣の盗賊はもう壊滅させちゃっていないし…」
「じゃーちゃっちゃっと足をのばして鬼ヶ島まで行ってこーい!!」
「えええ!?」
「稼いでくるまで家には入れないからね!」
こうして桃リナちゃんは当面の食糧としてきび団子をぽいっと渡され、
家を追い出されてしまいました。
「ハァ〜、鬼ヶ島に行けだなんて…
船を漕ぐのもめんどいし一人で大勢と戦うのもヤだし、
手下を見つけなきゃなんないわね」
どうしよーなんて考えながら歩いていると、
目の前に犬の耳をつけた金髪の男が歩いてきました。
「あら、ちょうどいいわね。
ねえそこのおにーさん、あたしといっしょに鬼退治しない?」
「なんだとーとつに…五月人形みたいな格好して、お前さん何者だ?」
「あたしはリナ。つーかあんたのその犬の耳も十分怪しいんだけど…」
「え。ええとこれは…演出上というか趣味というか…」
「ま、まあ誰にでも事情というものはあるわよね…」
二人でうんうんと頷きます。犬耳の男はガウリイと名乗りました。
というか、気付けばガウリイはじーっとリナの腰のあたりを見ています。
「おいしそう…」
「へ?おいしそう?あ、ああ、もしかしてきび団子のこと?
鬼退治についてくるならやってもいいわよ」
桃リナちゃんがガウリイの欲しいものと予想したのはきび団子でしたが、残念、はずれ!
かたやガウリイは犬並みの単純な脳細胞で都合のいい部分しか聞いてませんでした。
「『突いてくるならヤってもいい』!?
まかせとけー!俺、突くの得意だから!」
言うや否や、ガウリイはがばりと桃リナちゃんに襲いかかります。
「キャーちょっと何すんのよ!?」
「わんわん♪」
ガウリイは逃げようとして地面にうつ伏せになった桃リナちゃんの服を
しゅるしゅるっと手際よく脱がします。
「おぉ〜やっぱりおいしそう♪いっただっきまーす!」
「あ、ああっ、やぁんっ!おしり、もみもみしないでぇっ」
桃リナちゃんの桃尻はつやつやしててほんのりピンク、
とてもおいしそうでガウリイは撫でたり揉んだり、あむあむと歯を立てたりして味わいます。
やがて桃尻のその間の割れ目に指を差し入れて、じゅくじゅくした感触を楽しみました。
「ひぁっ、あっ、やだあ!」
「ん〜?ここはすっかり熟れちゃってるじゃないか。
おいしそうな汁がいっぱい出てきたぜ?」
蜜したたるそこへ指をずぶりと入れると、桃リナちゃんの背が反り返ってびくびくと震えました。
「あっvあっvき、気持ちいいっv」
「指じゃぜんぜん足りなさそうじゃないか」
言うと、ガウリイはおのれの硬くなったブツを後ろから一気に突き入れました。
「あーっ!あ、あつくて、イイのっv」
「まかせとけって。突いて突きまくってやるよ♪」
「ひあっ、あんっvあぁんっvもっとぉv」
嬌声の合間に桃リナちゃんの蜜がじゅぷじゅぷと溢れる音と、
ぱん、ぱんっと肌が激しくぶつかり合う音が響きます。
何度も何度も奥まで激しく突かれかき回され、
やがて桃リナちゃんのソコがきゅうきゅうときつく締まりだしました。
「イくぞ〜!俺の濃ゆ〜いネ○ターをたーっぷりそそいでやるからな♪」
「あああっvイっちゃう!イっちゃうよぉっ!はぁああんっ!」
イったところに中にびゅくびゅくっと出され、桃リナちゃんはぶるぶると震えます。
しかし体力底なしのガウリイ、すぐに復活すると
また桃リナちゃんのかわいいお尻をぎゅっとつかまえ、腰を振りだしました。
「あっ!?ああんっ!少し、休ませてぇっ」
「ダーメ♪突きまくってやるから覚悟しろっ♪」
「ひあぁぁあああん!」
何度突かれ、中に出されたでしょう。
やっと解放された桃リナちゃんは桃尻の間からとろとろした白い液をこぼしながらぐったりしました。
「も、もーダメ…こんなんであたし鬼ヶ島までもつかしら…」
「このぐらいで何言ってるんだー、リナ?
これから猿と雉も加わって4P獣姦プレイになる予定なんだが」
「えええ!?」
想像もつかないまま終わる。
猿=ゼルガディス、雉=ゼロスかな?
獣姦4Pも読みたいなと思いつつGJ!
いやそこは猿アメリアだろ
そして鬼ゼロスで5P
リナパンマン書いた人っぽい気がする…
白桃ネクターGJ!
桃尻!!!GJ!!!たまらんです…
ほっしゅー。
ほしゅしてみたり
606 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 01:48:58 ID:YO6Y2pid
保守!!
607 :
名無しピンキー:2010/07/30(金) 01:54:50 ID:9WCxZSi0
補習もとい、保守☆
エロはないです。
よければ暇つぶしに。
……あつ。
あまりの暑さに目が覚めた。
窓の外はすっかり太陽が昇っていて、真夏の焼け付く光が降り注いでいる。
セミは相変わらず大音量でやかましくがなりたて、じっとりした暑さはさわやかな目覚めとは程遠い。
ぼんやりとまぶたを開け、リナは「あー」と小さく声を漏らした。
自分の裸の胸と腰に巻きつくように置かれた、筋肉質な腕。
背中では、厚い胸が静かに動いているのが分かる。
目の端に流れる金髪を見ながら、そりゃ、暑いわ、と納得する。
真夏の暑い盛り、二人そろって素っ裸でも、これだけ引っ付いたら暑いに決まっている。
そういえば、昨日はずいぶん久しぶりにセックスをしたんだった。
お預けを食らってた犬のごとく、ガウリイがなかなか放してくれなくて、結局、眠ったのは夜が明ける直前だったように思う。
んぎぎ、となんとか抜け出そうとするが、そのたびに腕がきつく絡み付いてきて、どうにも抜け出せない。
しばらく格闘していたリナだったが、やがて諦めざるを得なくなった。
こんなことで体力を消耗するくらいなら、多少暑くてもこのまま寝ておいた方がましだ。
それに――この男にこうされるのは、けして嫌いではないのだし。
ふわわ、とひとつあくびをし。
リナは目を閉じると、自分を抱きしめる腕に軽く頬ずりをした。
暑いはずなのに、ここはとても気持ちがいい。
彼女の息遣いが深い寝息に変わるまで、そう時間はかからなかった。
いいね
暑がってるけど気持ちよくてそのままのリナ
実はガウリイは目が覚めてるけど
リナの体が(相対的に)冷たくて
離したくないから寝てるふり
というのを妄想した
ビクンビクン
612 :
ちょっとテスト:2010/08/06(金) 05:04:46 ID:WFwOvUMn
オフィスビルが立ち並ぶオフィス街。
高さを競う様なそれらの1つ、医療機器を扱う会社のビルに、社員が知らない、地下施設がある。
そこは、このビルの主である男の秘密の部屋。
そこには、裏から手に入れた、世界中の秘宝が、所狭しと並んでおり、それを守る為のセキュリティー施設、警備員は、某有名美術館に比毛を取らない。
幾つもある部屋に、秘宝を眺める為の部屋がある。
そこは、8畳程の広さで、秘宝を置く為のシンプルな机と、ゆっくり座れるソファがあり、秘宝を照らすのは、豪華なシャンデリア。
そのシャンデリアに、照らされているのは、後ろ手に手錠を嵌められ、足には足枷を施された、童顔の女性。
その姿は、身体にピッタリとフィットしたスーツで、胸元を大きく開け、タイトなスカートは、極限まで短い。
机に座らされたその女性を、下婢た笑みで眺めながら、そこの主である50代の男は、ブランデーを口に流し入れた。
「どういう事かしら?」
「それは、自分の胸に、聞いて見れば、分かる筈だが?」
身動き取れない様に、手錠が壁に固定され、足枷は机の足に繋がっている。というのに、女性の態度は、気丈なもの。
それに、不遜な態度で、男は返した。
スレイで50代男性って言ったら誰だろうな
とーちゃんとか王子はまだ50にはなってないんだっけ?
あえてソレを拾うのがいいんじゃないか。
原作でエロパロ方面に広がりが見出せる新展開があるなら気にせず誤爆でスルーだが。
>>608 GJ!!!
小話にこんなに萌えるなんて!
リナと俺の結婚式はいつですか
619 :
612です。:2010/08/16(月) 02:37:24 ID:iicOpmWc
前回のは、一応投稿のテストというか、プロローグ的なもんです。
次から、本章に入ります。
だったらその旨書いときゃいいのに。
621 :
612です:2010/08/18(水) 04:44:28 ID:q+TtalFx
620>前回の投稿、ちゃんと見てから、発言する様に。
テストと書いてあるけど?
何か、ここに書く気失せた(-_-;)
父ちゃんの出てくる話を読みたいなぁ
10代くらいで、ルナリナ姉妹の母親と出会う頃
「王宮とか魔王とかとは無縁の平凡な家庭を築きたい」
なんて噴飯なこと言ってる
626 :
612です:2010/08/19(木) 01:34:27 ID:0LywTqd5
誘い受け。なるほど。
じゃあ、そういう事にしておいて。
ROMに戻るんで。
あれは、誤爆で良いよ。
文句言われてまで、投稿する程、度胸も技量も無いし。
満足な文章にならない可能性高いし。
ただ、最近作品少ないな。と思って、枯れ木でも、ちょっと植えてみたかっただけだから。
こりゃあリアルに中学生なんだろうねぇ…
いや俺等が2ちゃんになれた猛者なんだろうよ
とりあえず煽り耐性習得してきな
必須技能だから
いやいや、これ普通に迷惑でしょう。別に闇サダやシェリフネタって訳でもなさそうだし。
風景寂しいからって、ハゲ山に枯れ木じゃなく破壊神リナ=インバースの御神体をおっ建てるようなもんです。
御神体か…。
一瞬「御裸体」と空目した…
破壊神リナ=インバースの裸体の御神体…
男性説が流布されて破壊の象徴として立派な御一物が股間にそそり立ってるとか…?
うわっ俺のIP!
>>612 ごちゃごちゃ実験だのなんだのと前フリで騒がず
さくっと投下すればよかったのに
気分屋乙、とりあえず半年ROMっとけ〜
いや、掃きだめ掲示板に慣れてる常連も空気嫁亡厨房もふつうに 見ればどっちもキモい
こんな書き込みしてるオレモ
しかも規制が酷くてエロパロ自体どんどん寂れてるし、
すべては滅び混沌の海に帰すんだよ
原作者自体スレ一部で才能を絞りつくしたチューインガムのカスみたいなもんだし
あーわかるわかる
俺も秋田はオーフェン無謀編と一部までで残りは絞りカスだと思ってる
シャンクもエスパーマンも無理だった
一旦転ぶと悪く見えるよな
それがどの時点になるかは神のみぞ知るところだろうが。
評判みて買ったドアーズは一巻のみなら当たりだったが二巻がつまらん内容で終わったし。
読み返したらスレ違いの内容だな
秋田ファンはスルーするか
オーフェンリナでエロパロ投下してください
ゼロフィリ大好きだ。
リナみたいな才気走り過ぎた女はエロいこと想像できない。エロパロがあるのが個人的に不思議。
サバサバしすぎてるし、実際色々な意味で凄いから妙齢の女性とは思えない。(ひとをいきなり攻撃魔法で吹っ飛ばすような奴だから当然という説が…)
少年英雄譚にでてくるヤマトタケル的ヒーロー性と軍紀物にでてくる孔明や楠正成の機略を足したような性格だ。
多分本人もまわりからそういう扱いばかりだから、ガウリイみたいな男とは初めから相性がよかったんだろうな。ただギリギリの戦いをともにしただけじゃないんだろう。
一巻で犯されそうに なったりシルフィールに問い詰められて自分の気持ちに気づいたりと少女らしいところもあるけど、ここら辺の微妙な描写のさじ加減は上手かった。
神坂の全才能が注ぎ込まれて人物として魂を持ってたといったらいいすぎだろうか。
二部はルークミリーナと対比させることでリナに自分とガウリイの関係を考えさせるという意味もあったんだろうけど、
色々な面でベテランになってかえって成功しなかったのが残念。
最近のツンデレとも 違うし、リナ以上のキャラはこの二十年ラノベ中に生まれていない。
数年前のラノベなんて、ブコフで探しても見つからないのも多いのに、大昔のがリニューアルして書店に並んでるのはこれと銀英伝くらいだろ。
その後に与えた影響は賛否分かれるが…
そうだね。
スレイヤーズはやっぱり凄い小説だ
今のラノベの流れの先駆者であって、ひとつの最高峰だとは思うな。
リナに対しエロ想像…ってのも人それぞれだとは思うんだぜ
昔憧れた初恋の誰か的な存在ってヤツもいりゃあ、
ひとつの幸せの形としての恋愛成就を祈るヤツもいるだろう。
そんだけ凄い女を汚し征服したいってヤツもいるだろう。
まあ何言いたいかってと、雑談でもネタ元にゃなるからのんびりやろうやと。
十二国記
や時かけを忘れないであげてください(入ってなかったから…)
リナは上にあがってるシリーズの他の主人公よりはセックスアピールが多いよな
642 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 13:20:53 ID:jXtn99Qw
そうだね
挿絵からして○首が分かる絵だったし
下げ忘れたorz
ドラグスレイブ喰らってきます
短篇じゃ水浴びまでしてるよ
ヴァルフィリ一つもないとは
新世界の神となれ
神をいつでも待ってるぜ
自演と言われて違うと言いたい気持ちが本音だろうが
自己弁護乙やらなんやらさらに言い返されて余計腹立つ事になる
気にしてないという態度をとってダンマリが正解
心の傷は最小限ですむし、気にしなくなればノーダメージだ
わかってくれる人はわかってくれてるよ、大丈夫だ
ゴメ、誤爆…。
ガウリナで小ネタ投下します。
神待ちのおつまみにどうぞ。
奥まで挿し込んで華奢な体を抱え込むと、ちょうどとりわけ感じるところに当たるようで、
びくびくと体を震わせながら縋り付いてきた。
「ぁぁぁぁっ……!」
「ん……リナ、気持ちいいのか……?」
「っぁ、ぁん!ふぁぁっ……」
半開きになった唇からは、喘ぎが漏れるだけだ。
代わりにただでさえ狭いナカが、一層オレのに絡み付いて吸い付いてきた。
「リナっ……中に、出すからな」
「ぅんっ、ぁ、っぁ、がぅ、りぃっ……!!」
そうして容赦なく締め付け続けるリナに、とうとうオレも理性が飛ぶ。
初めてのリナに手加減できずに打ち付けて……久しぶりに感じる解放感と、
今まで感じたことの無い充足感に浸りながら、射精した。
相性はいいほうだとは思っていた。
こんなに長く一緒にいたのはたぶんリナだけだし、戦闘時に離れていても動きや考えが分かる
相手なんてそういるもんじゃない。
けれどまさか、こんなところまで相性抜群だとは思わなかった。
「まぁ、これで分かったよな?」
『あんたのこと、何て紹介したらいいの?』
オレ達の関係を動かした、リナの問い。
結局答えを聞かないまま気を失ってしまったその耳に、オレなりの答えを囁いた。
「―――ってのはどうだ?」
(終)
651 :
sage:2010/09/03(金) 03:05:23 ID:kl7qc+24
ゼロフィリのネタはあんだけど、エロになりきれないんだよ。
神魔融合魔法の精神的影響から興奮冷めずに2人でエッチにもつれこみ、
ゼロスの方がキャパが大きいから影響がデカくてフィリアの方が収まっても攻め続けるー……
てな感じなんだが、説明すること多しでエロ向けに書けねぇ〜。
>>650 なんかガウリイが若くて良いなぁ
さすが永遠の22歳
ゼロフィリのテンプレだとヴァルガーヴの監視のついでにちょっかい出してってのが多いよな
ガウリイ22才だったな そう言えば。
ヴァルフィリか…
女装ショタ攻めって想像しにくいな…
女装させたショタヴァルを逆レイープするフィリアを受信した
だがどうせならゼロフィリヴァルで3Pがいいな
ショタヴァルの筆卸しをしてあげるフィリア
お姉さんぶって調子に乗ってるフィリアに背後から後ろを攻めるゼロス
フィリア「なっ!ゼロス!やめなさ…ん、ふぁ…そこ…は、汚なっ…!」
ゼロス「いや〜僕って汚らわしい『生ゴミ』魔族ですので、汚いものを汚い場所に入れたってこれより汚くなんてなりませんよ♪」
とかやって欲しいな
そんでうっかりアナル逝きしちゃったフィリアを見て愕然とするヴァルとか
NTR美味しいです
660 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 21:21:33 ID:kHXQD7kX
ヴァルのを入れられずに手こずるフィリアを横取りで先にいただいちゃうゼロス。
で、ヴァルが怒ってくれると盛り上がる、んだが………ヘタレっぽいんだよね。
だれかゼルアメをもっと書いてくれ。
ヴァルフィリも見たいけど。
ゼルアメの小ネタです、おつまみにどうぞ。
――このひとは、どうしようもなく不器用で。
二人きりのベッドのなか。
アメリアは、自分の上にのしかかる愛しい男を見上げながら、ぽつりとつぶやいた。
「…ゼルガディスさん、あのですね」
「なんだ?」
逞しい裸体に汗を滲ませながら、ゼルガディスは答える。アメリアは、いざとなると少し気恥ずかしいなぁ、と赤くなりながらも思い切って口にすることにした。
「…、その」
「――痛いのか?」
ああ、それだ。
先に言われてしまい、アメリアは少しだけ落胆する。
この男の身体は、通常の人間とは異なる。
ごつごつした岩肌が、鋭い銀の髪が、彼女の柔らかな肌を傷つけはしまいかと。
持ち前の冷静さも手伝って、ゼルガディスはいつも彼女を抱くときは必要以上にいたわってくれる。
だがその暖かな心遣いが、時として彼女にやるせない思いを抱かせてしまうのだ。
もっと力強く抱き締めてほしい。
もっと激しく、もっと熱く。
甘い愛撫にとろけるような情交も確かに好きだ。
それでも――何よりも愛する彼を、我慢させたり遠慮させたりはしたくなかった。
「ゼルガディスさん、私は…ゼルガディスさんが思っているより丈夫なんですよ?」
煌めくような笑顔を見せて、アメリアはゼルガディスの首に手を回す。
ちくりと彼の髪の感触が軽い痛みを寄越してくるが、それすらもいとおしい。
「…アメリア」
「だから…手加減なんかいりません」
ぎゅうっ、としがみつく。
彼が自分の身体を忌み嫌う理由ごと抱き締めるように。
ゼルガディスの眼が一瞬だけ伏せられ、歪む。
だがすぐに安堵したように息をつき、アメリアの頬を優しく撫でた。
「――言ったな。…後悔するなよ?もう止まらんぞ」
「望むところですっ!」
挑むような、ゼルガディスの言葉に、アメリアは満面の笑顔で応えた。
了
663 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 12:20:37 ID:pvRSbeYV
>>662 GJGJ!!
久々に来たら良いゼルアメ
ゼルアメ、パターン化されてきたか。
ageついで
【体格差問題は永遠の課題】
とも思うが、だれも気にしている様子なし。
でもデカくて痛いとかいうのはあったか。
667 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:04:01 ID:vtZ4ZFS1
あげたかったようだがあがってないのであげ
気になる奴が書けばいいんじゃね、待ってるよ
体格差は、問題ではなく浪漫だろう
キスする時の背伸びや抱きしめた時の包み込まれる感じが良い
いちいち身長差体格差に言及されなくても知ってるよという感じだが
ああ、キスする時の背伸びは良いな
69が届かないとかもいい。 実際あの二人くらいの身長差だとどうなんだろう
30センチ差だと正面からハグの場合
高い方→ものすごく屈むので密着感が得られない。
低い方→相手の鎖骨が首に入って痛いし苦しい。
これから伸びるアメリアは大丈夫
ガウリイもくらげだから大丈夫
>>673 違うんだ!
密着するように抱きしめると、必然的にアメリアの足が地面に届かなくなる
アメリアとしては、困惑しながらも落ちないようゼルにしがみ付くようになってさらに密着する形になる
他にも、膝立ちのゼルが抱きしめるってのもあるし、後ろから覆いかぶさるよう包み込むのもありだ
TRYの腕組みシーンを見るに、身長差はゼルリナが一番バランス良いような気がする
男で一番低いのはゼルガディス
女で低いのはリナ。アニメはアメリア
>>677 アニメアメリアは無印でリナより低く、NEXTでリナと並び、TRYで抜いてる。
原作におけるリナたちの身長
リナ 147cm
ガウリイ 182cm
ゼル 178cm
アメリア(確か)153cm
だったはず。
アメリアは原作ではリナよりも身長が高かった。
…この身長差を見ると、リナ大変だなぁと思う。
ガウリイとの身長差35cm。
相当だ〜。
ハジメテは相当がんばらないと。
神待ち
ハードル上げんなよう
おまえら、アメリアの姉はナーガだし、パパはフィルさんだぞ。
ゼルよりでかくなる可能性が(ry
思うんだが、ガウリナの身長差て立ったときの話であって
寝っころがったりしたときは問題ないよな?
座高に差はあるだろうけどさ、30cmの差はほとんど脚の長さだよな?
69で届かないとか、ガウリイどんだけ胴長短足だよって話だよな??
支障があるとすれば立ちバックだろうな
ガウリイが腰を抱え上げるしかないから、むしろリナは楽かもしれない
みんなエロいな
>>684 片足を抱えた立ちバック姿勢で、壁に寄り掛かりながら奥を攻められないよう必死で爪先立ちするリナの姿が浮かんだわけですが。
そういえばフィリアでバックは尻尾が邪魔で難しいかな?
それとも普段は引っ込めてる?
もし、付いたままならゼロスかヴァルか知らんが大変だな
尻尾を持ち上げたうえで男が肩にかけてはどうか。
尻尾をつかって自分で(ry
唐突ですが、保管庫の裸マントを書いた者です。
久し振りに、続きを書きましたので投下します。
いつまた規制で書き込めなくなるかは、分かりませんが、途中で居なくなったら引っかかったと思って下さい。
なお、前に落とした分に誤記がありましたので、
もう一度始めから投稿させていただきます。
保管庫管理人様、お手数ではございますが、宜しくお願いします。
----------------
裸マントシチュ
---------------
空き家なのだろう。頭上に位置する窓は硝子が嵌まっていない。
リナは外壁に押さえつけられ、かろうじて唯一、その身に纏っていたマントをめくり上げられた。
夜風にさらされた素肌が羞恥をそそる。
リナはかすかに息を飲み。状況から目を反らせた。
明りの術をかけられた街の灯。その光に浮かび上がってゆらめく金髪が目の端に入る。
これが人気の無い林や街道脇等では無く、ホンの僅かでも声を上げれば、他人が飛んで来る様な町中である事が意識された。
まだ物陰に隠れるようにこの行為が、なされているのであれば、もうちょっと救いもあったのだろうが……。
現状を認識すれば認識するほど、その頬は困惑と羞恥の色に染まらずにはいられない。
ゆったりと口付けていた男は、彼女のそんな様子に笑い。片手をマントの下のその細い腰に周すと、引き寄せる様に爪先立ちにさせ、支えた腕はそのままに、ほっそりした彼女の全身が見下ろせる位置へと回った。
「恥ずかしい、か?」
言いつつ男は顎先からゆっくりと、少女の下腹部を目指して指先でなぞっていった。
その触れるか触れないかといった、優しい様な微妙な感触に少女はマントをつかむ事で耐える。
「い、ま、さら」
今更だと強がっても、恥ずかしいのには変わりがない。快楽に潤み始めた目で睨みつけても、相棒は嬉しげに笑うだけだ。
ゆっくり辿る指が鳩尾を通り、彼女はじゅわりと濡れた。
臍間際で勝手に躯が反応し、ビクリとはねるのを感じる。リナは目を閉じ息をつめて男の指が、彼女の最奥に届くのをまった。
だが、密やかな部分を覆うしげみを擽り、快楽の部位に触れるその手前でガウリイは手を止めた。
不意に抱きかかえられ、何事かとリナが見上げると、見上げたその目は良い事を思いついたという風に、笑っていた。
「丁度良いモノがあったな」
その視線の先を辿れば、真新しく見受けられる大きな酒樽があった。
男の長い腕でもゆうに二抱えはあるその樽は、高さ自体はそれほどでも無く、リナの腰骨辺りしかない。
壁際におかれるでもなく、中途半端に放置されたソレは、少女の今の状態を具現化してるようだった。
これにどんな意味があるというのか、問いかけるまでも無く頭に浮かんだ答えに、リナは怯んだ。
剥ぎとられたマントを拡げた樽に、腰を掛けさせられ、両の足をその縁におかれた。
その身には既に両手のグローブと靴しか纏っていない。なのに。
「開いてみろ」
自分で足を開けというのか。
深夜とは言え、屋外で。それも誰が通るとも知れない街角の袋小路で。淫な行いを自発的にさせようとするのだ。
リナは目元が一層熱くうるむのを感じた。
膝頭をゆっくり開く。
靴のかかとを左右に僅かに滑らせ、躊躇いがちに開いた。
「もっと」
だが彼は容赦無く、全てをさらせという。
目をつむり、思い切って開く。
別に何かされている訳でもないのに、息が上がる。
男の視線を感じた部位が、またもやじゅわりじゅわりと濡れだしている。きっといまにも滴り落ちそうなくらいだ。
観られていると思うだけで興奮して、あそこがひくつくのが恥ずかしい。
「ホントにリナは見られるのが好きだよな。もうあふれて来たぜ」
その言葉通り、溢れて零れるそれに羞恥がまし、また熱いものがあふれ出すのを堪えようと、無意識に腰が蠢くのを止められない。
「触ってやろうか?」
大きな掌が右の膝骨を包む。
「それともなめて欲しい、か?」
喘ぐ様に、男を呼ぶ。
「ガ、ウリイ」
降参だ。耐えられ無い。
なのに、男は意地悪く笑う。
「どんな風に弄って欲しいのか、言う迄このままだ」
リナはマゾヒストではないし、ましてや露出狂などではさらさらない。
ないはずだ。
なのに、この男に命令されれば、何故かイヤとは言えない。
イヤと言いたいのかどうかすら、リナの中で曖昧になる。
自ら大きく開いたその奥は、ガウリイの命令に、早く従えと言わんばかりに、濡れ滴り、興奮と期待で切なく疼いていた。
「ど、どんな風って……」
思わず男の顔を見る。
「イロイロあるだろ、コイツの」
言って、敏感な突起が軽くはじかれる。
「さきっぽを、舌で舐めて欲しいとか、人差し指と親指でいじりまわして欲しいとか」
男の卑猥な発言に、まさかもう、奥の奥まで入れて、昨日の昼間、散々イかされたように中と外からグリグリと、指で刺激して欲しいとも言えず。
リナは思い悩んだ。
「ゆ、ゆび。ゆび、で、」
指と単に口に出しただけだというのに、どんどんあの一幕を思い出して行く。
些細なことを盾に、お仕置きだと称して、見晴らしの良い、人気のない街道のど真ん中で、ガウリイはリナに全裸を強制した。
理由は些細なつまらない事で、リナでさえもう忘れてしまったのだから、ガウリイなら尚更だろう。
とにかく今となっては、何が原因だったのかは分からないが、ほのかに暖かい石畳の上で、リナは四つん這いになって、ガウリイの指の悪戯を受け入れた。
中をグリグリされる前に、全身をしつこく舐められて、息も絶え絶えだった事も思い出す。
ぼたぼた音をたてて、リナの涎と体液が石畳に染みを作り、ひどく決まりが悪かった。
幌馬車が通り掛からなければ、そこで最後まで行為は行われていたかもしれない。
長く続く石畳の道のど真ん中で、二人して繋がる姿を想像し、リナは鼓動を跳ねさせた。
実際は、車輪の音が耳に届く直前に、街道脇の木陰に連れ込まれて押さえこまれ、彼のモノを挿入されたのだったが。
木に押し付けられ背後から容赦なく動かれ、爪先立ちで必死に声を堪えると、なおさらむちゃくちゃに突き上げられた。
おかげであの時は、リナの意向に反して、馬車の連中に彼女のよがり声を、盛大に聴かせてやるはめになった。
それは信じられない位、恥ずかしくて気持ちよかった。
今、あの刺激が欲しくてたまらなくて、はあはあと息をつく。
「ゆび、で、いじっ、て」
街灯の灯りに濡れ光る彼女のそこに息を吹きかけながら、ガウリイは言う。
「聞こえ無いぜ、もう一度言ってみな、リナ」
そんな訳は無い。
彼女の声は小さく震えがちであったが、彼の耳なら、聞き落とす事など有り得ない。
だが、リナは繰り返した。
「お願い、ゆ、指で、さわって」
それでも、男は動かない。
「どこをだ?」
問い掛ける声は、非情な程、優しかった。
リナは男から目をそらし、手で顔を隠すようにして、囁いた。
「そこ」
「どこだって?」
今にも泣き出してしまいそうだ。
身体の一部分における、直接的な用語を口にするのは容易い。
だが、同時にひどく難しくて、樽の縁に立てて広げさせられている腿を、意識せずにはいられない。
恥ずかしいのに、興奮しきっている自分が浅ましい。
なのに、そこはもうひどく疼いて、少しでも彼に触って欲しくてたまらない。
「ガウリイが」
「オレが?」
「いま、見てる…」
その呟きは、今までで一番小さかった。
「そこ。」
一層強く視線を感じて堪え切れず、熱い液体が溢れる。
「ああ、ここか」
長い指がスッと動き、リナのその部分をなぞれば、押し殺した高い声と、湿り気がくちりと音を立てた。
そこから先は夢心地だった。
優しく上下する指先が、するすると絶え間なく快楽を送り込んでくる。
「あ、ああん、あん、ああん」
零れて溢れるそれを、快楽の突起に塗りつけて摘んでこねまわし、そうかと思えば入り口を優しく撫でまわす。
リナは目を閉じ息を荒げ、その手の動きに、感じ入った。
リナの真珠の産み出す快楽は、容易く彼女の意識を屈伏させた。
頭の中が真っ白で塗りつぶされてゆくのが、心地好かった。
ガウリイは彼女のいい所を誰よりも良く知っていて、容赦がない。
花弁の弱い所をそっとなぞりながら、快楽の粒の裏を表を、リズミカルにこすり上げられ、リナは全身を揺すって、その快感を表現した。
唾液が溢れ、無防備に晒された喉元を伝い落ちる。
「あ、や、やぁぁ。」
街中の屋外だというのに、喘ぎ声が止まらない。
思考が快感で埋め尽くされ、もう、何もわからない。
「だめぇ、もう、もう。」
もう少しでどこかにたどり着けそうだとリナが思ったその時、指の動きが止まり快楽が止まった。
「あ、いやぁ」
反射的に、腰を彼の大きな手に押し付けるようにしてこすりつける。
たちまち、気持ち良さで全身がとろけた。
「あはん。あ、ああ、ああん」
リナは、喘ぎ声が高まって行くのを感じたが、狂ったように動いてしまう腰が、声を堪えさせてくれない。
どこかに行き着くまでは、自分ではもう、止められなかった。
もう少し、もう少し。
説明の付かない焦燥感が、リナを包む。
もう少しで行き着くそこに、辿り着けるまでは、と。
だがしかし、ある一定以上に快感が高まると、不意にその快楽が薄くなってしまう。
そこに行く最後の一線を渡る刺激を、ガウリイの手は与えてくれない。
もどかしさで、ぼろぼろと涙を流しながら、リナはようやく気づいた。
常に彼の手が彼女のそこに軽く当たる位置に来るよう意地悪く、ガウリイは腕をリナの腰の動きに沿わせ動かしていたのだ。
だが、それを知りながらも、リナは泣きながら一層腰を振った。振るのを止められなかった。
「いやぁ、もう、もう」
どれくらい激しく腰を振っただろうか、リナは泣き声でガウリイに救いを求めた。
「あ、やめ」
手が離され、悲鳴が上がる。
思わず、離れてゆく太い二の腕にしがみつく。
「もう、止めるか」
「やぁ。止めないでぇ」
はあはあと、喘ぎ泣きながら懇願する。
「じゃあ、触って欲しい所、もっとちゃんと見せてみな。」
今日の彼は意地悪だ、もっと淫らになりふり構わないリナの姿を見せないと、満足してくれないらしい。
戸惑いながらも、つかんでいた彼の腕を放し、リナは体勢を替えた。
尻の下に敷いた漆黒のマントが濡れそぼり、肌に冷たかった。
いまだこんこんと湧き出る泉の襞に、震える両手の指先を伸ばし、期待の籠もった視線の先に、その濡れた紅色を自ら曝す。
「早く。早く、……お願い」
その囁きは、酷く高く響いた。
「あっっ」
指の一本が浅く入るのを感じ、リナは声を挙げた。
足がガクガクして、姿勢を保てない。
樽から転がり落ちるのが怖くて、ガウリイのみっしりと筋肉のついた首にしがみつく。
大きな体は、小柄な彼女の体重を軽々と支え、行為を続けた。
「すげえ濡れてる。」
敏感な耳元で言われ、思わず首を竦めて見上げれば、愛しい男の欲情した目が、リナの顔を見つめていた。
「あああん」
無意識に身体が反応して、そこが指を締め付けた。
「指、気持ちいいか」
優しく問い掛けられ、浅く抜き差しされ、思わず頷く。
「あ、あ、い、いい。」
気持ち良くて、気持ち良くて。
リナは答えずには居られなかった。
「指、いい。いい、よう。」
耳を甘噛みされ、またもや、熱い液体がリナの奥深くから溢れ出てくる。
一度中に触れられると、もう、そのことしか考えられない。
「もっと?」
ガウリイが器用に中の指を動かしながら、入り口の外の敏感なひだを揺する。
「もっと、指、もっと」
「中は、触らなくていいのか」
「あ、あん。中も。中も。もっといっぱい。もっと」
長い指が、とろけきった中を探る。
一本だった指が、二本、三本に増え、軽く曲げられ、抜き差しされる。
粘液の立てる水音が、喘ぎ声の合間に聞こえる。
そこがすっかりほぐされ、もっと太くて硬い何かが、早く欲しくてたまらない。
リナがそう思い始めた頃だった。
指の動きを止めないまま、ガウリイはごそごそと衣服の隠しを探った。
彼女の手首の半分程の太さであろうか、短めの短剣を取り出して樽の上に置く。
腰が攫われ、樽の上に立たされる。
いまだに絶え間なく動くガウリイの手に、頭の芯と膝を震わせながら、リナは彼が片手で器用に短剣の鞘を払って、彼女の両足の空間、マントの生地の上から樽に、それを根元まで突き立てるのを見守った。
この地方の蒸留酒の樽の蓋に使われている木材は、分厚い。
薄ければ割れたり、刺した短剣がグラグラしそうなものだが、その心配は無さそうだ。
リナは、快感に震えながらも、あっと思った。
その短剣には見覚えがあった。
一昨日の夜にも似たような格好、外套と小物だけで街中を連れまわされた際に、怪しげな小店で、買わされたアレである。
もちろん支払いに使われた財布は、ガウリイのものだったが、精算を行ったのは、彼女自身だった。
多少不格好だが、普通の短剣に見えたし、他の小物が、余りにもあからさまで、恥ずかしかったため、ろくに見もせず、言い値で支払った訳だが。
「中に入れてみな、見ててやるから」
そう囁かれて初めて、その短剣の使用方法に思い当たった。
道理で妙にゴツゴツとした、変わったデザインの握りだと思った。
表面はどこかフワフワした柔らかな手触りの癖に、どういう仕組みか、ほんの僅か、力を込めるとたちまち数々の小さな突起が、次々と現れるのだ。
それは、決して彼女の身体を傷つけるような造りのものではなかったが、リナは逃げ場を探して、目をさ迷わせた。
別にガウリイは、リナを強制的に縛ったりしている訳ではない。
逃げようと思えば、何処にだって呪文で飛んで逃げられる。
だが以前、本当に我慢が出来なくなり、衝動的に逃げだした時の事を思い出す。
あの時は本当に大変だった。
なんとか宿の近くまで闇夜に紛れて戻りついたものの。
窓の鍵をあける小道具どころか、身を隠す布切れ一つない状態では、気まぐれな誰かに窓の外に立つ自身の姿を目撃されるのが怖くて。
呪文どころか、物音一つ立てられなかった。
結局、明け方近く、ガウリイに探し出して貰うまで、守ってくれる保護者もなく全裸で、闇の中、人の気配に怯えて過ごしたのだ。
だが、ガウリイが一緒なら、そんな心配は無用だ。
可笑しな事だが、リナはそんな風に考えている自分に気づいた。
どんなあられもない姿を曝しても、ガウリイの前なら、彼の腕の中、彼の庇護の下なら、なにも怖くはなかった。
リナはガウリイの手に促されるまま、膝をつき、短剣の柄頭に腰を落とした。
それは思ったより短くて、ガウリイのものより大分細かった。
腰をぺたんと落としても、物理的にはまだまだ余裕があった。
そして、余裕があったのは、サイズだけだった。
体内に収めて直ぐは、問題なかったが。
だが、一呼吸、二呼吸する間に、リナは自分の間違いに気づいた。
「う、うごいてる?!」
柄に散りばめられた、突起が震えているのだ。
「あ、いやあ」
「どうだ、リナ。すごいだろ。
水に浸けると動き出す、なんとかいう草の種が、表面に埋め込まれてるんだぜって、聞いてないか」
どんどん早くなるその動きに、リナは腰を浮かせ、マントの縁を掴んでこらえた。
ポトポトとこぼれる愛液で、柄が根元まで濡れそぼる。
愛液を吸った種は、リナを快楽で狂わせるべく僅かに膨張し、ますますその動きを早くしていった。
「あぅ」
背後から伸びてきたガウリイの腕に、リナは身を捩った。
彼の右腕は、彼女の脇腹、腹部、鳩尾、乳房を撫でまわし、乳輪を優しく撫でた。
左手は、喉を撫で、反対側の乳房を揉みしだき、臍をくすぐり、淡い和毛をかき分けて、柄の収まっているその直ぐ上。
リナを簡単に酔わせる、快楽の釦をさすり上げた。
「ぅああぁん。あ、ああ」
ガウリイの手が動く度、リナの中はぐいぐいとくわえ込んだものを締め付け、柄に埋め込まれた、震える突起をその都度露出させる。
反射的に腰を引こうとしても、そのたびに、ガウリイのガッチリした腕がそれを阻む。
リナの締め付けによって突出させられた震える種子。
それが、中の感じるそこここにダイレクトに食い込み振動し、リナはますます愛液を溢れさせ、感じ入って締め付けた。
「結構上物だからな、しっかり味わうんだぞ」
そんなリナを喜ばしげに見つめ、ガウリイは呟いた。
いったい何度、その短剣で、イっただろうか。
気がつくと、リナは震える粒々が気持ちいい場所に当たるように。
自ら腰を弾ませそこをこすりつけ、僅かな革製品のみを身に着けたあられのない姿を、よがり声を上げて短剣の上で踊らせていた。
しかし、その短剣の柄は、覚え込んだガウリイのものより若干短く、太さが全然足りず、何度達しても切なく身体が疼いた。
だが、ますます大きくなる中の震えに、わざと押し付けられ、グリグリと肉の珠をガウリイの手で弄ばれると、涎をこぼして悦ばずには居られない。
乳首の尖りを解すように弄りまわされ、ますます声を上げて喘いだ。
どれだけそうしていたのだろうか。
それは、唐突だった。
いや、リナに取っては唐突だったかもしれないが、ガウリイはタイミングを計っていただけかもしれない。
とにかく、唐突にガウリイに抱き上げられ、リナはぎょっとした。
当然のように体内から快楽の源である、短剣の柄が易々と引き抜かれる。
かと思えば、マントと樽から短剣の刃が引き抜かれ、無造作に樽の陰に落とされた。
マントに頭まですっぽり包み込まれ、樽に腰掛けた金髪の恋人の膝に跨らせられる段になって、ようやくリナは、遠くから向かってくる、不規則な足音に気づいた。
どうするつもりかと、ガウリイを見れば、にやっと笑われた。
「声立てるなよ」
そう囁かれる。
当たり前だ、リナはそう思ったが、マントの端を加えさせられたかと思えば、また指が挿入される。
短剣では届かなかった奥深くを優しくマッサージされ、リナは呻いた。
リナの一番好きな所を、トントンとされ、誘うように腰がくねった。
足音はどんどん近づいて来ていて、もうじき袋小路の入り口だ。
唐突にリナの入り口付近の敏感な突起が指で挟み込まれ、何度も何度も揉み込まれる。
必死で、くわえたマントを噛みしめ首を振ってやり過ごす。
足音は独りで、酔っぱらいのようだった。
幸いこの酔っぱらいは、脇道の奥で行われているこの行為には興味がないようで、そのまま通り過ぎる様子だが……。
もしこの男が、気まぐれに右手に目をやったとしても、金髪の男が壷か何かを布で包んだ包みを大事そうに、抱きかかえて休んでいるようにしか見えなかったろう。
しかし、その包みの中では今大変な事が起ころうとしていた。
敏感な肉の粒を内と外から、長い指で挟みこむようにして刺激され、リナは彼の腕を握る指に力を込めた。
大きな掌で、両方の乳首を捏ね、同時に転がされると、下の指の効果が増長された。
ぽとぽとと愛液が、ガウリイの手首を伝い落ち、彼の服を濡らす。
マントから口を外して、もうやめてくれとガウリイに言いたかったが、喘ぎ声を聞いた通行人に足を留められるのが怖くて、目だけでガウリイに制止を訴え掛ける。
願いが聞き届けられたのか、中の指がゆっくり抜き取られた。
宥めるように優しく粒を撫でられて、リナは安堵のため息を洩らした。
酔っぱらいの姿が完全に建物の陰に隠れ、内心ほっと息をついたとき、不意にガウリイが中に押入って来た。
まだ足音はそこらでもたもたしているというのに。
太くて大きな物をゆっくり抜き差しされ、リナはしっかり噛み締めているはずの口の端から、唾液がぽたりぽたり零れ落ちて行くのを感じた。
どうしても我慢が出来なくて。
マントだけを身につけ街中を連れ回されていた時から、ずっと擦って欲しかった箇所。
そこに、彼のモノをこすりつける。
気持ち良かった、恥ずかしかった。
心おきなく乱れ狂いたかった。
が、まだ酔っぱらいの足音は聞こえている。
股を掴まれ、大きく開かされた。
うながされるまま、素直に彼の腰に両足を巻き付ける。
恥ずかしさは、何度も突き上げられているうち、訳がわからなくなった。
足音が聞こえなくなりしばらく待って初めて、リナはマントから口を離した。
「ガウリイ、ガウリイ」
泣き声が零れる。
優しく口づけられる。
「愛してるぜ、リナ」
そっと囁かれ、マントを剥ぎ取られて抱き締められると、もう正気では居られなかった。
街中で。酒樽の上で。
誰かに目撃されてもおかしくない屋外で。
声を上げて、リナはガウリイという快楽に、乱れ狂った。
(終わり)
701 :
690:2010/10/16(土) 13:42:40 ID:D3qE+TTY
終わりです。
お疲れ様でした。
何もなかったかのように、体格差及び尻尾談義の続きをどうぞ。
>>701 GJ!意地悪なガウリイと焦らされてどんどんエロくなってくリナに萌えた!
>>690 GJ!!というか凄すぎ!!あなたが神だ!!!!!!
おおおおい、久しぶりの神降臨!GJ!
えろくてたまりません!
裸マントの人だああああああ!!!
保管庫で読んだ時からずっと好きでした神!!!
続き嬉しいです!!
GJ、神!!GJ!!!!
>>702 >>703 >>704 >>705 GJどうも有難うございます!
こちらでは、萌え話にヒントを頂くことが多いので、
今後ともよろしくお願いします。
それはそうと。
なんと見事な、スレストッパーorz
誰かいませんか?
いますけど
まだ誰か感想レスつけるかなっと思って雑談控えてた
いやぁ久しぶりにスレ盛り上がったねー
裸マントの人、またよろしくです
>>707 マントの人です。
お心遣い痛み入ります。
ここで、また萌えを拾ったら、
なんぞ落としに来ようと思います。
そんなわけで、保守
709 :
690:2010/10/27(水) 23:04:06 ID:4HlHrEQY
ほ
しゅ
はは。名前欄消し忘れたorz
よくあるよくある。
リナ=リアルメイド化計画
よくあるよくある。
714 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 17:19:00 ID:NRkqWQBI
リナがメイドなら、ご主人様はもちろんガウリイ(社長)で
アメリアが取引先の令嬢で、ゼルがその秘書だな
よし、誰か書いてくれ。
おまえが書けw
ルクミリとか需要あるかな?
書け書けw
ルクミリだと漫才要素が多いかシリアスお涙物かになりそうだ
ルクミリだと、昼夜逆転もの…ルークは昼間はMで夜はSとかどうだろ
それは新しいな
ミリーナがツン落ちするのもいいかも
720 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 19:54:21 ID:N8kjBBsF
逆転ものいいな!
ミリーナを散々翻弄しまっくたのに翌朝には忘れて、いつも通りとか美味そう
ほしゅ
ガウリイ「リナとヤりたい…」
修造「声が小さいよ!もっと大きい声で!」
ガウリイ「リナとヤりたい!」
修造「ぜんっぜん気持ち伝わってこない!もう1回!」
ガウリイ「リナとヤりたい!!!!!!!!」
修造「はい死んだ!今君の理性死んだ!」
フィリアの相手はゼロス一択なのか
一応、ヴァルというのもありはするが……
女装ショタ。
いやいや、ジラスかグラボスとの獣姦プレイも
>>722 久々にきたら吹いたwwwwww
722GJ!!!こう言うの好きだwwwwww
骨董品の中には、置物にカムフラージュされたご婦人用の張型とか
ソレ系なものも混じってたりするとか
一人寝の続くフィリアがふと気がついて、ついむらむらと好奇心を
起こすことも...
しかしフィリアはどうにも処女っぽい
処女がバイブ見て発情するにゃ無理があるのでここはやっぱり
事前に誰かから調教、もとい手ほどきを
使い方を知らず、真剣にジラスあたりに聞くフィリア?
誤解して悩みぬいた末実践で教えるジラス。
へたれ攻めか……おいしそうだ
おっぱいムギュ事件といいジラス大勝利すぐる
おいちょっとそこ代われジラス
グラボスの空気っぷりは異常
古文書の中には婦人の嗜みとして「性の技巧書」が伝わってたりする
わかりやすく体位の絵がついてたり
初めての者どうしが初夜で失敗したり、マンネリ化が夫婦の不和に
つながったりしないように手順やテクニックを教えるわけだ
熱心に骨董を研究するうちに、フィリアは処女だけどいわゆる
「耳年増」状態になってるのではなかろうか・・・
考えてみりゃフィリアだって百年くらい生きてるんだし
巫女さん同士で微妙な猥談くらいあるだろうしなーw
リナも耳年増っぽいから宿の女子部屋は生々しい話で持ち切りだったり
アメリアが王家秘伝のテクニックを披露したりとかww
竜だけあってきつそうだ
旅の途中に滅多にない発情期がきて周りをこまらせないかな
諸事情で童貞だろうゼルちゃんに個人的には入れてもらいたい
1巻のリナ陵辱未遂シーンのせりふから察するに、生身時代に経験ありだった可能性もあると思う
女に困窮しませんね
読みながらフィリアの想像してもどうしても後尾姿しか浮かばない。
しかもNHKのナレーションつきでほのぼのしてしまう。もう一回寝てくる。
>>736 ダーウィンが来たor生きもの地球紀行ですね、わかります
フィリアは竜化しても下ぶくれのむっちり体型で妙にエロいから困る
うむ、丸みを帯びたフォルムはエロスを感じるな
大勢で食べるには持ってこいだ
クリスマスに食べる鳥の丸焼きがフィリアの竜姿に似てるとオモタ
美味しそうだよな丸々してて…
人間姿のフィリアはほっそりしててあれはあれでイヤラシス
アビスゲートでエロパロはないのか
なんでもいいよ。一番エロいのを頼むw
エグかったり暗めだと引いちゃうぞw
ゼロリナのギャグ有りエロを書ける神様、どうか宜しくお願い致します。
あーずるいっ
ゼロフィリのエロ神様なにとぞご利益に肖らせて下さい
ガウリナのエロ神様、甘エロイチャラブをお願い致します
ゼルアメのエロ神様、しっとりと切なめなエロをお恵みください
ここはひとつゼルリナで燃えるようなエロエロを…
ゼロリナ ゼルリナ どちらも美味しく頂けます。どうぞ宜しくお願い致します。。
ルクリナも捨てがたくありませんか。いがみ愛を賜れませんか
ゼロルナ、ルクミリも良いと思いませんか。
ヴァルフィリはござらんか。シルガウやゼロアメは…
巫女エロの神さま、ご降臨お待ちしてます
ここは清らかな住人がいない注文の多いエロパロ板ですね。
753 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 15:41:19 ID:6ZLFJ6Up
注文が多いと降臨が遠のくだろうに
先生!エロパロ板に来てる時点で清らかもへったくれもないと思います!
>752
「どなたもどうかお書きください。決してご遠慮はありません
ことに妄想力豊かなお方やSSが好きなお方は、大歓迎いたします」
「当スレは注文の多いエロパロスレですからどうかそこはご承知ください」
1.まずはじめにお好きなカプをお選びください
2.次にそのカプのエロい妄想を膨らませてください
3.そして妄想をワード・メモ帳や紙に書きこみ文章化してください
4.最後にエロパロスレに投稿してください
エロに飢えたスレ住人が美味しく頂いてくれます。
リナ受けなら、もう何でもいいところまで来ている。
リナは受けだよね
外伝に出てくる人達としちゃうエロパロきぼん
それはさすがに引くわー
リナは拒めない性格
ガウリナルクミリでここはひとつ
いやいやゼルアメだよ
リナゼルは萌えるよな
>758 ゼルとマックは良いかも
ザンマル、マルゼロ、リナフィル、リナタリムがいい
最後が一番見てみたい気がする
フィブリゾ、ガーヴ、セイグラムという手もある
フィブ×ガーヴ イイ!!
え。
ああ、あれか、コミックス版か。
義仲コミックス版フィブだよな。
だよな?
フィブリゾにはリナだよ
年下でじじいで二面性ありなんてたまらない
スレイヤーズは夢小説かと
あっれー否定できんよなwww キャラクター=自分なんだろ?wwwエロ厨きんめーww
ピンク板に来たうえに書き込みまでしてる時点であなたもエロ厨ですねwお仲間お仲間
なるほど・・・・・・類は友を呼ぶ、というやつですね・・・・・・
m9(^∀^)< 友。
お酒とエロパロ板はハタチになってから!
771の真っ赤な顔が目に浮かぶようだ
>>775 水差してゴメンな。
エロパロ板って今、21じゃなく、18禁なんだ……
しかし
>>773、とっさにゼロスで返すとは、やるなお主。
偏見はいかんぞ。キャラはキャラ、住民は住民だ
なりきりの多いエロパロ板ですね
ゼルがアメリアにおらの子を生んでくれとプロポーズする素朴なエロパロマダー
ゼロスに「これが最上級のプロポーズの言葉ですよ」とだまくらかされたゼルが
アメリアに「そなたの遺伝子が欲しい」みたいに言うのなら想像できた。
熱烈な求婚をアメリアから受けて
身体の事とかいろいろ考えて返答しかねてるゼルに
正義の心で乗り切れる云々と説得するアメリアしか想像できん
アメリアも総受け傾向にあるよね
おもにゼルガディス相手に子宮締め付けてるけど
アルフレッドとの三角関係は人気あるし案外経験済みかもなあ
ロリ巨乳で第二王女だからなあ。知り合った貴族と仲を深めた初体験もありえる
アルフレッドの当馬率は高い
ゼルガディスと幸せになるしかないから仕方ないな
政略結婚…なんて想像できるから某国王子でもいいよね〜
とりあえずリナとフィリアのきつまんは貰って行きますね
眠りについたの随分前みたいだしポコタ復活したら青年化してて
リナかアメリアとフラグ立つのでは、とスレレボ初期は思ってた
レボエボなんてなかった
ラブラブで甘甘なゼルアメならほしいな
ゼルアメはそのうち落ちてくるだろうから
盗賊にやられるアメリアか巫女同士で芽生えた禁断の愛を頼む
アメリアの名器を確認する貴辱エロパロ待ち
ゼロリナ投下します。短いですけど。 注:リナ一人称
788 :
ゼロリナ1:2010/12/14(火) 00:29:25 ID:EVedCLKy
「今更、なんでしょうね、こういうこと言うのは」
珍しく小難しい顔をしてゼロスが言ってくるのを、あたしは知らんぷりを決め込みたかったが、
他に誰もいなかったので仕方なく返事をした。
「何よ」
嫌な予感だけがひしひしと体中を這い回る。
まったくこんなときに皆してどこほっつき歩いてんだか。
「リナさん、あなたを殺しておけばよかったと、僕はこの先思うのかもしれません」
「はあっ?!」
唐突すぎるゼロスの言葉に冷や汗なんぞ流しながら、じりじりと後ずさり、あたしは辺りを見回す。
とにもかくにも逃げ道確保!
「なんですか。怯えないでくださいよ」
にこやかに形作られたはずのゼロスの笑みも、曇った空の下ではおどろおどろしいもんにしか見えない。
「ん? あ、ちょっと美味ですね。やっぱり怯えててください」
「勝手に人の感情食うなあああ!」
すぱああああん!
はっ! しまった! ついノリで退魔スリッパを……!
「あんたねー、真面目なのかおちゃらけるのか、どっちかにしなさいよね」
スリッパ片手でため息つきつつ説教をするあたしに、なぜか軽くジト目を向けるゼロス。生意気な。
はたかれた頭を痛くもないのにさすりつつゼロスが言う。
「僕はこんな男の成りをしていますけれど、本当はリナさんも知っての通り人間の姿は仮そめなんです」
「それこそ今更なんじゃないの? 何が言いたいのよ何が」
「つまりですね……」
ずいぶんもったいぶるわね、こいつ。
ちょいちょいとゼロスが手招きするのにつられて、耳を近づける。
一息いれてゼロスが厳かに囁く。
「ついてないんですよ。アレが」
…………
「な、ななな、なんの話をしとるんじゃおまいはっ! 耳元でっ!」
「よく言うじゃありませんか。大きな声では言えませんが、って」
「小さな声でもおんなじだっつーのっ!」
荒ぶる息を整え、あたしはどうしようもない疲労感を振り払うべくゼロスに背を向けた。
宿屋の限定大盛りランチパフェがあたしを呼んでいるのだ。行かねば。
後ろでぼーっと突っ立っているゼロスの気配が、いきなりうねるような濃厚な気であふれかえり
あたしを包み込んだ。
「んなっ?!」
「最後まで……聞いてください」
あたしの振り返ろうする勢いとゼロスの手がからまって、故意か不意か唇が触れ合う。
わきあがる驚愕が怒りに変わる寸前、にっこりと微笑むゼロスが首筋に一撃をいれ……あたしは気を失った。
789 :
ゼロリナ2:2010/12/14(火) 00:30:24 ID:EVedCLKy
「えーと……ゼロス君? なんなのこれ、説明してくれるのかしら」
「それは秘密です。おや? このセリフなんだか久しぶりにきちんと言えた気がしませんか?」
どやかましいっ! と怒鳴りつけたいのをぐっと我慢し、無言の冷たい視線をびしばし投げつけてやる。
ゼロスはわざとらしくコホンと咳払いなどしつつ笑顔をつくり、さらりと言い放った。
「リナさんがちゃんと話を聞いてくれるように縛ってみました」
「なんなのよアンタはっ! さっきからおかしいわよっ! もともとおかしいけどっ!」
「いやだなぁ、リナさん。もともとならいつも通りじゃないですか。ていうか別に僕はおかしくないですけどね」
淡々と服を脱ぎだすゼロス。………
「おかしいわぁぁぁぁっ! なんで裸?! まさかゼロスあんた……魔族じゃなくて裸族だったの?!」
「いえ、全然うまくありません」
ちょっと横向き赤らむ頬を隠しつつあたしはなおも言いつのった。
「だ、だいたいねぇ、ついてようがついてなかろうが別にどうでもいいでしょーがっ!」
何故かさっき強引にされたキスのことを考えそうになって、あたしはあわてて思考を封じる。
急に黙ってしまったあたしになどお構いなしでゼロスは気楽そうに口を開いた。
「リナさんの形に合わせて作ろうと思いまして」
………………?
………?!
ずぞぞぞぞっと背筋に悪寒が走り、強く縄が身体に食い込んだ。
「ちょっ……いやっやだってば!」
もがけども肌に縄が締まっていくだけで、逃げられそうにない……どうしよう、殺されるほうがマシ……?
でも貞操を捨てれば命までは……違う違う! そーいうことじゃなくてとにかく嫌……!
「大人しくしてくださいよ〜服やぶけても知りませんよぉ」
緊張感のない声であたしの服を脱がせていくゼロスだが、その手は真剣そのもののように研ぎ澄まされ
触れるたびに肌が冷たくひりついていく。
ズボンが剥ぎ取られ下着に手がかかった瞬間に、恐怖感が心臓を荒らしていく。
大事な場所を曝け出され、同時にゼロスが達成感に満ちた声で何かを言ったが、いきなりとろけるような
柔らかい舌がクリトリスをなであげ、その熱さに息を忘れ、思考が飛び、何と言ったのか理解できなかった。
「な、なに……あっ……!」
ゼロスは答えず、ゆっくりと口の中にクリトリスを満たしてねぶるように吸いついてくる。
じっくり、腰がふるえるほどにいやらしく、女の快楽をひきずりだしてくる。
力が抜けそうになるのにお尻だけはきゅっと何かに耐えるかのようにかたくなって、押し寄せる絶頂へのうねりに
流されそうになっていく。やばい……自分でするより気持ちいい……
寸前、突然クリトリスが解放され、あたしはハッと我に返る。あ、危なかった……今、身体を許しかけてた……?
いやいやないない、んなわけない、こんな歩く生ゴミ神官相手に。
「何ですか? リナさん」
「なにが……」
「さっき何か言いかけてたじゃないですか」
「……アンタが何か言ったような気がしただけよ……」
間抜けなやりとりをしながら、あたしはほったらかしのクリトリスがじわじわと熱く悶えだしてくるのを感じていた。
790 :
ゼロリナ3:2010/12/14(火) 00:31:17 ID:EVedCLKy
もう少しでイけたのにとは口が裂けても言えないし、勘付かせたくもない。
あたしはもぞもぞと動き出そうとする腰を必死で抑制した。
「……いただきますって言ったんですよ」
その言葉に忘れていたかのように今更、顔が火のように熱くなった。
「デリカシー無いわね! バカっ!」
「火照った顔で怒っても僕を喜ばせるだけなんですけどねぇ」
うぐっと言葉につまったあたしをそっちのけで、ゼロスは太ももを押さえつけて間に顔をうずめようとする。
「い、や……やだって……ば!」
閉じれないよう縛られていても、閉じたくなるのが乙女心。ありったけの力を脚に込めた、が無駄だった。
「イキたいんでしょうリナさん、我慢しなくてもいいんですよ。
どうせなら大きく作りたいので、ほぐしておくのがベストだというものでしょう。お互いに」
「勝手に決めないでよっ! って……だからバカやめてってば……ぁぅ……!」
出てしまった喘ぎに自分のことながらあたしは心底驚き、唇を噛み息まで殺す。
ふくらんで熱さえともなってふるえていたクリトリスが、ぬるりと舐められて快感に身悶えする。
全神経が抵抗をやめてクリトリスに集中し、ねぶられる感触にじっくりと身を浸す。
優しく、何度も何度も舌が舐め上げてきて、敏感になっているクリトリスの根元をこねまわしぬるぬると
責め立てる。その絶妙な舌使いにすぐさまイキそうになってしまい背がのけぞっていく。
何の前触れもなく、ぷはっとゼロスの唇が離れ、溜めていた息が行き場のない怒りへと変わる。
しかしやめてと散々言った手前、何も言えない……!
「そんなに怒らないでも大丈夫ですよ。こういうのは焦らすほど効果が出るようですから」
魔族ってほんとーにタチが悪い。もう絶対関わんない。
「ほら、だんだんほぐれてきて、唇みたいに紅くなってますよ。同じですね、小ぶりで。
でも下のほうは潤んでいて誘うようにひくついて、もっと欲しいって正直なところは似てませんけど」
聞きたくもない解説をしながらゼロスの指がクリトリスを下からなで上げ、左右に大きく開いていく。
ゆっくりと円を描き深く根元を押さえて軽く持ち上げるような動きをしたあと、細めた舌先をちろちろと
まとわりつかせた。
「はうっ……やっあんっ……ああ!」
我慢できるとかいうレベルではない刺激に身をよじり、手首に巻かれた縄がぎしりと音を立てる。
「皮を剥くと芯があるんですよ、知ってました?」
舐め続けられてはまともに言葉も出ない。いいように弄られるだけだとわかってはいても、言動がいちいち
癇に障って仕方がない。初めて知ったわよ悪かったわね!
ちゅぷ、とその芯に吸いつかれ、丁寧にねぶられる。
とろけるようだった刺激から一転して鋭い快楽が責めてくる。
イキそうでイけなかったもどかしさが拍車をかけて、声も出ないほどの深く激しい絶頂へと連れて行かれる。
今まで味わったことなどない悦楽が身体の中を駆け巡り、頭の中を痺れさせる。
もがくように息を吐こうとして、まだ終わりじゃないことを悟る。
ゼロスの舌がぬるりと蠢き、皮を剥かれたクリトリスの芯にからみついて離れることなく執拗にねぶり続けて
いるのだ。熱くて卑猥でぬるぬるで、押し潰されて揉みしだかれて吸い上げられて、かよわいはずのあたしの
クリトリスが驚き喜んでその過激な責めを受け入れている。びくんびくんと身体が応える。しぶきが飛んで床に
落ちる。あたしを縛る縄が音を立てる。絶頂に身が狂う。
「いいっいいよぉ……っ! いっちゃう、いっちゃうう、いい、ああ、ああん、やああああああんん!」
あられもない。とめられない。ただ叫んで快楽を貪った。
791 :
ゼロリナ4:2010/12/14(火) 00:32:36 ID:EVedCLKy
「じゃあ、いいですねリナさん」
ゼロスの眼が微かに光ったのを視界に入れた瞬間にコトの発端を思い出す。
意識が急激に覚め、ろくに呼吸すら出来なかったが必死になってあたしは声を絞り出した。
「やだ……やだやだやめていれないで……」
後から後から涙があふれ頬を伝い落ちていく。
こんなはずじゃなかったのに。初めてはこんなのじゃなかったはずなのに。
もっと優しく大事にされて心から愛されて幸せな気持ちで、大好きな人とこうなるはずだったのに。
違うのに。こんなの、違うのに。
「身体はあなたとは違うことを考えてるみたいですけどねぇ」
ゼロスの言を肯定するかのように色んなところが熱を帯びてジンジンと続きを望んでいる……
残酷なほどの身体の裏切りにあたしは耐え切れず、小さな子供みたいに泣きじゃくった。
「なんですかこの感情……やめてくださいよ、僕まで苦しい……」
そんなことってありえるのだろうか。魔族が負の感情を食って苦しいなどと。
しかし一瞬でそれも終わる。けろりとした声でゼロスは、
「あなたが考えているモノとは違うモノですからコレ」
と意味不明な言葉を吐き、生あたたかい何かを注入してきた。
注入?!
「それじゃあ膨らましますよ」
膨らま?!
「はい、しばらくじっとしててくださいね」
…………
「出来ました。お疲れ様でした〜」
……………………
もそもそと着替えをしながら笑ってしまいたくなるほど気まずい雰囲気の中、
「そういえば最初に言っていた、殺しておけば、という話なんですけど」
ゼロスはあたしが触れずに終わらそうとしていた話題をあっさりと持ってきた。
笑い話にするにもビミョー過ぎる、かといって真剣に取り合ってヤブヘビも勘弁。
……ここは睨み合いしかないか。
「執着とでも言いますか、あなたに対してなんというか、馬鹿げた感情はあってはならないんです。
それではもう魔族とは呼べませんので。
ですから、そうなってしまう前にいっそのことあなたを殺してしまえば──」
ゼロスの細めた瞳の奥が不気味な色に光るが、ここで気圧されてしまえば負けである。
もやもやと膨らんでいく微妙な感情にフタをして、あたしはじっと黙った。
しばしの沈黙と視線が火花を散らす。
ふうっと諦めにも似た溜め息をゼロスはつき、両肩を少しすくめると、いつもの笑みを顔に貼りつけた。
「やはり一筋縄ではいきませんね、リナさんは……これ以上は無しにしましょう。忘れてください」
とりあえずは生き延びたようである。
あたしは内心はともかく強気な態度を崩さず、これ以上ないくらい思いっ切りにこやかに微笑んでみせた。
魔族のアイデンティティーとやらのために死ぬなんて御免こうむる!
あたしは高らかにマントをなびかせ、さっそうと歩を進めようと……
「ああ、そうそうリナさん。協力してもらったアレなんですけど、ここがこう、ぐるりとへこんでいるんですよねぇ……
あれですかね、俗に言う処女ま……」
「こらぁぁぁぁぁああああああああ!!」
この時あたしは、拳骨だけで魔族を殴り飛ばしたのだった───
...end.
読んでくれた人どうもありがとう。
793 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 18:29:21 ID:3dBFcI0l
神様どうも有難う!!むちゃくちゃ良かったです。
ゼロリナの設定って妄想し出すと結構重苦しくなるんだけど、そういう感じがなくて
楽しんで読めました。
次回作待ってます!!!!!!!!!!!
GJ!!ゼロスにされて段々気持ちよくなってくリナイイ!
注文どおりか
対立しつつもいちゃいちゃしててよかったよ
797 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 16:26:50 ID:VXEr08Xu
ゼルガディスさんに愛されるアメリアの精夜まだかな
逆じゃないのか
アメリアの精液ってなんだよ って思ったが精夜か
一週間後ぐらいに控える性夜のことかな
性夜には、でもんすれいやーずのルクリナがサンタクロースに扮して大暴れ(性的な意味で)しますように
よしではそのシチュをSSにしてみようか?
>801 お待ちしております
性夜は住人が楽しんでいたようだ
ルークみたいな柄が悪いわりに人情味がある熱い書き込みならカプスレでみたわ
ガウリナ投下します。これも短いです。 注:リナ一人称発情中
806 :
ガウリナ1:2010/12/28(火) 02:14:02 ID:cH7hvjDG
月が見てる。
あたしの心とぎこちない指先を。触れれば溢れる劣情を。
そんなときはお酒でも飲んで壊れてしまいたくなる───
クリスマスと忘年会と新年会をごっちゃにして、いつものお馴染み旅仲間だけのパーティ、10回目の乾杯の後に
あたしは腕をひっぱってムリヤリにガウリイだけを連れて行った。
ヒューヒューとかリナさんやるぅとか外野の声なんぞ当然無視。
「ちょ、待てって、酔ってるだろお前さん」
ガウリイの意外に冷静な声がなおさら一層あたしの衝動を増していく。
酒場の喧騒が響く廊下を歩きながら、つないだ手を握り続けていたのに気づいたが、どうやら向こうにも
手を離す気がないようだ。
振り返ったあたしとガウリイの目が合う。
無言のまま自室の扉を開けて、静かに閉めた。暗い部屋の中ただ見つめ合ったまま黙っていた。
ガウリイの唇がそっと近づいてくる。
「……キスはダメ」
「……わかったよ……」
自分のことながらあたしはダメの理由がわからないのに、ガウリイには何がわかったんだろう。
「あっ……」
身体の向きを強引に変えられ後ろから抱きしめられる。
「顔見てたらキスしたくなるからバックでするぞ」
「そんな勝手に決め……あぅっあはぁっっ」
服の上から胸を揉まれ乳首を指で挟みこまれて快楽が背を駆け抜ける。
こんなことするの初めてなのにバック……?
酔いの中で隠れていたが、ざわざわと後悔の念が湧き起こってくる。
「やっ……ああっひっぱらないでぇっ……」
きゅうっと乳首をいじくられてちょっと朦朧とする。
なにこれ、やだこれ、お酒のせい……?
「リナ……もうこんなに濡らして……」
くちゅり、と音がしてあたしの大事なところにガウリイの指が卑猥に這う。
でももう頭の中まで酔いがまわって……
「はぅっああ、そこ気持ちいい……!」
今まで彼の中であたしはどんな風に映っていたんだろうか。清純な乙女像をもし抱いていたのなら
それは今夜限りでぶっ壊してあげるわ。
「どこが気持ちいいんだ? ……ここか?」
優しい溜め息のようなガウリイの声に、背筋がぞくぞくとふるえる。
あれ、おかしいな、ガウリイはどうして平然とこんなあたしを受け入れているんだろう……
なぜだか思ったように振舞えない、もっと挑発するようなことを言いたいのに黙ってしまう。
「ん……あっ……!」
「クリがふくらんできたな、こりこりしてる。乳首と一緒でクリも勃つんだよな。
……お前さんさっきから黙ってるけどさ、気持ちいいなら喘ぎ声きかせてくれよ」
「……バカバカ! エロクラゲ!」
「オレはそれでも構わないけどな。お前さんとこうしてエロエロできるんだからな」
いろいろの間違いじゃないのかと一瞬突っ込みたくなったが、ガウリイなら本気で言ってるのかもしれない。
「もっもうこの大馬鹿者っ! や、あ、だめっそんな……こと、しないでぇ……いっちゃうじゃない……!」
「なぁ、何を我慢してんだ? いっぱいイっちゃっていいんだぜ?」
少し弾んだ声が耳をくすぐり、じんじんするクリトリスを巧みな指先でねちょねちょいじりまわしていく。
とてもじゃないがまともに返答できない。
ガウリイがこまかく指を振動させてぷるぷるぷるっとクリトリスの根元から芯だけを震わせてきた。
「い、いっちゃう……いっちゃうってば………!」
あたしがそう叫んだ瞬間、ぬるっとした感触と熱い痛みが身体の奥を貫いてきた。
「………………!!」
言葉にならない叫びをあげて、背筋をのけぞらせてあたしは硬直する。
ガウリイが感嘆の吐息をもらしてぎゅっと背から抱きついて、奥へ奥へとじわじわ侵入してくる。
「……いっ……ああっ!! ガウリ……っ」
807 :
ガウリナ2:2010/12/28(火) 02:14:56 ID:cH7hvjDG
あたしがどんなに「嫌がった」フリをしても、強引にでも抱き込んで離さないでほしい。
ダメだって何回叫んでも、そんなものウソだと見抜いてほしい。
このワガママ全部受けとめて、許してほしい。
そうして優しく、笑って……愛してほしい。
ああ、ガウリイ……あたしのこんなどーしよーもないバカげた考えどう思う?
ぶっちゃけたらキライになっちゃう?
あたしはいつ大人になれるのかな。
求めてばっかりだわ。愛って与えるものだってよく聞くのに、欲しいって思ってばっかで、ほんとどーしよーもない。
あたしの身体全部あげるから、かわりにあなたの愛情をちょうだいってギブアンドテイクなこと吐かしそうになる。
純情さのカケラもない。でも何にもいらないなんて思えない。
あたしがあなたのこと愛してたらそれだけで、他には何もいらない、なんて、世の中ひっくり返ったって絶対ムリ。
愛してほしい。好きだって言ってキスしてほしい。さわってほしい。
大事そうに抱きしめて、どこにも行くなって執着心と独占欲をむき出しにして独り占めしてほしい。
オレの女だ、って大声で叫んでほしい。
……ありえない……ほんと、ガウリイに限ってそんなこと……
痛いだけの初めての最中、あたしはガウリイの動きを受けとめながらずっと頭の中で堂々巡りをしていた。
それからしばらくたったある晩には当たり前のように手首を縛られベッドに繋がれ、ガウリイの指が執拗に
あたしを責め動いて身体が快楽で痺れてどんどん理性が薄らいでいく。
あのパーティの晩からあたしは何かが切れたようにおかしくなって、ガウリイはそんなあたしをものともせずに
嬉しそうに毎晩抱いていた。
クリトリスを散々イカされた後に長い指を入れられ、いやらしい音を立てては抜き差しを速めていく。
ぶるっと背筋が震えた後、ぴゅぁっと何かが脚の間に伝っていった。
「お。潮吹き。そんなに気持ちいいのかリナ」
潮……?
熱い雫が筋をつくり太ももに流れる。
ガウリイは楽しそうに指を濡らしクリトリスをしごきだす。
あたしのあそこはもうぐちゃぐちゃのどろどろでジンジン痺れてとろけている。
腰が疼き、もう何度目かわからない波が押し寄せて目の前が真っ白になっていく。
ぴゅぴゅっ
あう、また……これ自分の意思じゃどうにもできないんだけど……我慢してどうこうなるもんでもなくて、出さされている、
というのが正しい。
あたしの吹いた潮でガウリイの腕まで濡れていく。
完全にあたしはおかしくなっていた。
恥ずかしいという感覚ももぎとられて欲望のままに弄られているのを喜んでいる。
あたしのぴんと勃った乳首をガウリイの舌がねめあげるのを見ているのさえ、ためらいがない。むしろ興奮する。最高だ。
でもそれを口にだすほど溺れきっているわけでもないみたいで、こうして考え事ができる余地ぐらいは理性が残っている。
なんで縛られてるかっていうと勢いっていうか流れっていうか、まあOKだしたのはあたしなんだけど。
なんやかんやで縛り上げられていじくられて、ねちょねちょにこねくりまわされて、乳首もちゅぱちゅぱ舐めまわされて……
あ、大きいのが入ってきた……あぅっすご、あっああっはうっ大きいよガウリイ……奥までいれたら壊れる……
あんたのすごいんだから……ちょ、んぁ、加減してよね……ああ……!
「リナ、オレの目を見て」
なに……? あたし目つぶってた?
腰つかまれて揺さぶられて、もう何がなんだかわかんないわよ……
けれど言われるまま目を開けて見やると、彼の熱く潤む瞳があたしを射抜いて虜にさせる。
「言えよ」
なんのこと?
「オレのこと好きか?」
まったく、笑っちゃうわね。
「ムカつくから言ってやんない」
あたしの返答を聞いたガウリイはぷっと小さく吹き出した。
808 :
ガウリナ3:2010/12/28(火) 02:15:47 ID:cH7hvjDG
「はは、お前さん面白いなーもっといじめたくなってきた」
胸が高鳴る。嬉しい。
ガウリイはぬるぬるに濡れた愛液を指にからめて後ろにまわした。
その指を後ろの穴にこすりつけて、まるでほぐすように動かしてくる。
気持ち良いのかくすぐったいのか変な気分になっていると、何の前触れもなく指がにゅるっともぐりこんで、
背がふるえるほどの衝撃が走った。
「く……すげーしめつけ……」
ガウリイの腰の動きが一瞬だけ止まったけど、ムリヤリまた差し貫いてきた。
頭の芯が焼け付くようで、あたしはもうたまらなかった。
自ら腰を振りガウリイの名を何度も呼んで、イク、と何度も絶頂を叫んだ。
こんなの知らない、こんな気持ちいいこと知らない、こんなにガウリイのことが好きだって知らなかった。
激しく抜き差しされてお尻にも指つっこまれて、乳首は舌で転がされて今度はクリトリスを指で押し潰されてる。
あたしになんてことしてんのこの男。どんだけテクニシャンなのよ。
もういいわよ、おかしくしたらいいわよ、あたしはもうあんたにメロメロなんだから。
「いっちゃういっちゃういっちゃうぅぅあああんもう、もうおかしくなっちゃうぅもっとしてぇもっとおっガウリイっ……!」
「オレもイク……リナっ……!」
熱い迸りが身体の中を焼く感覚にはまだ慣れない、あたしはかろうじて動かせた指先でシーツを掴み、
声も出せず身悶えしながら気を失った。
ガウリイの呼ぶ声で目を覚まし、縛られていたはずの手足がいつのまにやら解放されているのに気づいた。
「あ、あれ? あたし……」
何か言おうとしたが、ガウリイが試すようにあたしのあごを軽く持ち上げてきたので黙って唇を閉じた。
ガウリイはそのままそっと唇を重ね合わせた。
色んなことをしたというのに、これがあたしたちのファーストキスだった。
頬をなでられ髪に手がのび、その優しさに瞳をつぶると、やわらかく舌先がねじこんでくる。
その舌の動きがさっきまでのガウリイの腰の動きを再現してるようであたしはまた身体を潤ませてしまった。
「なんだ? キスだけでまた感じてるのか?」
にやにや嬉しそうなガウリイは無視して、ほっぺにあたしからキスをした。
間髪入れずくるりと身体を回転させられバックから抱きしめられる。
最初に交わった時と同じように胸を後ろからもみこまれ熱く吐息がもれる。
「ほんとはオレのこと好きなんだろ?」
まだ言うか、この男は。
「なぁ、リナ……」
ささやきながら大きいままの猛りをずぶずぶと入れてきた。
余韻の残る身体が悲鳴と狂喜に震えてやまない。悔しいけどすごい……
「なによ……好きよ、大好きよ! バカ!」
「ああ、バカでもいい……嬉しいさ。ありがとう。オレも大好きだよ」
ガウリイは心底嬉しそうに、ほんとに、これ以上ないくらい嬉しそうにそう言うと、激しく動き始めた。
──あたしはとうとうこの優しくてひどい男のモノになった。
...end.
最後までおつきあいしてくれた人ありがとう、良いお年を!
GJ!!年収めにいいものが見れた
GJ!! 素敵なガウリナごちそうさまです!!
GJ! すがすがしい気分で新年を迎えることができそうだ
こんなときに寝取られリナを投下したら散々な非難受けそうだ
アメリアのほうがいいなぁ
じゃあフィリアさんは貰っていきますね
ゼロフィリ見たいなあ
むしろフィリア総受けで
あけおめ
age
820 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 17:17:21 ID:KmHOKwBi
アメリナが読みたい
801が読みたい
リナ凌辱まだかなーwww
ていうか誘い受け多杉
誘い受けで凌辱ってなにそれ。
なにを思ったかリナが凌辱しろとか言いだして
男連中の服を剥いていく逆凌辱でもすんの
リナならやりかねないな
キャラグミンのリナ買えなかった・・・えーん
買わなくていい
リナなんてろくでもないキャラ
同じ唯我独尊でもプリンシアちゃんのほうがまだ純情可憐
老女いたぶるリナインバースまじ鬼畜
男の敵、女の仇!鬼畜ゆるすまじ
アメリアたんこそエンジェル
リナはピンクのカス
やはりリナ人形がないとエロパロができないから買わないといけないよねえ
じゃないとアメリア作られないからねえ
835 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 01:33:54 ID:G0hrz22X
ガウリイもでてほしいな
シルフィールじゃないと売れないね
全員ほしい。ゼルアメセットなら売れるかも
林原リナやまじんアメリアも昔は好きだったが
本当に天使のような悪魔連中だと気が付いてよかった
もういくら脱いでも騙されんわ。パチでもなんでもしらんわ
擁護する価値もないねwww
ゼルガディスが女体化してお爺さんとまぐわらないと売れないよねー
かなしいことにねー
スレイヤーズはマジ駄作
駄作って美味しいの?
844 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 23:06:31 ID:fsHUv8Y0
なぜこんな場末にアンチが沸いてがんばってるんだw
保守代わりになってるがw
845 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 18:38:23 ID:vVtQFbyu
それより画集第3弾まだー?
画集第三弾ほしーな。ドラマガの扉絵集めたのとかも見たい
847 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 00:39:07 ID:3X73mPeb
DMの扉絵にガウリイ達がでてくるから 買っちゃうんだよな・・・。
もうそれすら数年前の話になるわけだよな、あのハート型ストラップ……
そのためだけに久々に買ったのも懐かしい話
持ってた可愛かった
まだ使ってる
851 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 02:00:25 ID:KdxijVme
せめて文庫本サイズでもいいから 画集にしてくんないものかな。妄想には素材が必要だ
あの世界では、チョコがものすごく高価らしい。
このスレ的には、かなり残念ぽい。
一生遊んで暮らせるぐらいに資産のある人も、
「ハート型バレンタインチョコくださいな」
と言ったら、翌日からチョコ1枚持って路頭に迷ってしまうわけですか。
しかしだからこそ、
「めちゃくちゃ高いんだから、よく味わって舐めなさいよ?」
と身体に塗ったチョコをガウリイにプレゼントするリナ、とゆー展開もアリかと。
食い物でそこまで貴重なのは裕福な時代
リナの世界はまだそれほど裕福ではないだろうから、そこまで高くはないと思う
ゼロスって嘘つかない主義らしいけど
TRYでフィリアにおもいっきり嘘ついてたよね
自分でも「こっちも嘘ぴょん」とか嘘って言ってるし
分かれ道でインチキ占いしたフィリアは確かに「嘘」をついたかもしれないが
ゼロスはただ騙されたフリをしただけで「嘘」をついたわけではなくね?
フィリアのセリフに合わせてふざけただけだと思う
まあそんなこといいやフィリア可愛いよフィリアぺろぺろハアハア
語尾のぴょんってモーニング娘の頃流行ったよね
「うっそぴょ〜ん」ならそれよりはるか古くからある古代語だと思う
あと別に流行ってなかったと思う。
「じゃんけんぴょん」とかやってたミニモニは00年活動開始らしい。
TRYは無印が95年組とか呼ばれてたから、97年のはず。
……95年組って言われてたのは、あとエヴァとガンダムWか。
すげえな、考えてみると。
861 :
スレイ:2011/02/28(月) 04:05:34.00 ID:4K7aq7Ox
保守age!
アメリアとシルにいぢめられるリナが見たい……
863 :
スレイ:2011/03/02(水) 20:11:28.71 ID:mGrnNYP0
>>862 こうですか?
「リナさん、どうして俯いているんですの?」
「リナったら恥ずかしがらなくていいじゃない、女同士なんだし」
「こんにゃろ、ちょっと胸が大きいからって…」
「そうですよ、俯いたって谷間ができるわけでもなし」
「シルフィールさん、さすがにそれは酷すぎませんか」
「黄昏よりも暗きもの 血の流れよりも…」
そして温泉はクレーターと化した、と。
まあ、百合スレも一応、まだ生きてるしな…
>>12 よかった
2年前かw
えらい長生きなスレだな
ガウリナ、全15レスで投下します。
時間軸は原作の第1部と第2部の間あたりを想定してます。
エロまでねちねち長いのは申し訳ない。
規制で切れちゃったらすいません。
書き上げてはあるのでその場合後で投下します。
そこは、他に何も見えるものがない漆黒の闇の中だった。
何も見えないことがもどかしく、あたしはまばたきを繰り返す。
そのうちに遠くにぼんやりと淡い光が見えはじめた。
そこにはガウリイがいた。青くぼんやりと光を放つクリスタルの中に彼がいる。
それを見たあたしの喉の奥から悲鳴に近い声がきしみ出る。
あれは冥王フィブリゾのクリスタルだ! 彼は閉じ込められている。
早く助けなければ“今度こそ”殺されてしまうかもしれない。
慌てて駆け寄ろうとするのだが、じわりとクリスタルの根元から
闇がにじみでてくるのが見えた。そしてその闇に侵食されるように、
みるみるうちにクリスタルに亀裂が入っていく。
―――― いやっ!
手を伸ばそうにも暗闇の中あたしの腕は届かず、呪文で助けたくともなぜか声が出ない。
そして、遂に亀裂は内部にまで達しクリスタルが割れ――
「ガウリイッ!!」
叫んであたしはベッドの上で跳ね起きた。ゆ、夢……?
とんでもなく嫌な夢だった。いまだ心臓が早鐘を打っていて、落ち着くために
あたしはベッドの傍らにある水差しからコップに水を注ぎいれ、一息に仰いだ。
…………ぬるい。
あたしは、はふ、とため息をつく。さしておいしくなかったのは確かだが、
人心地ついてようやくあたしの中に現実感とゆーものが戻ってきた。
ここはごくごく平凡な宿屋の一室である。ガウリイが、昔話のお姫さまかっ!
てな具合に冥王フィブリゾにさらわれたのがついこの間のこと。
色々あって何とか彼を助け出し今は彼と、失った光の剣にかわる剣を探すために
改めて旅をする、と決めたばかりなのである。
どこかに行くアテもないながら、これからの事を前向きに考えていたものの
やはりあたしの『せんさいなしんけー』は、あの出来事を引きずっているようなのだ。
それにしても、毎日こんな夢で飛び起きるのはごめんなんですけど……。
あたしはこめかみに手をあててうなった。だがすぐに思いなおして、
頭をぷるぷるっと振って勢い良くベッドから立ち上がった。
なにが原因にしろ、うじうじぐだぐだ悩むのは性にあわないのだ。
夢見が悪かったくらいで、いちいちこんなナーバスになっては女がすたるとゆーものっ!
悪いことは忘れるに限るっ。……第一ガウリイは今はもうあたしの傍に、いやいや
隣の部屋にいるのだから。
えいやっとばかりに部屋の窓を開けると、ひんやりした風が顔をなぜていき、
あたしの頭を冷やしてくれる。窓の桟に肘をかけて、ぼんやり月なんかを眺めながら
乙女ごっこなんぞをしていると突然横から声がかかり、あたしは思わず
びっくりしてそちらへと顔を向けた。
「ようリナ、お前さんこんな夜中にどうしたんだ?」
のーてんきな声でそうあたしに声をかけたのはガウリイだった。
彼もまた、窓を開けて外を眺めていたようである。とんでもなく悪い夢をみた後に
その夢に出ていた張本人を目の前にして、あたしは思わずうろたえていた。
「な、な、な、なにって……あんたこそ何してるのよ!!」
思わず怒鳴るような声をあげたのは、動揺していたからだ。
だが彼は別に気にしたような様子もなく頭をかいて、笑みを含んだ表情で言った。
「別に……ただなんか寝付けなかったから」
「あなたにも寝付けないことなんかあるんだ」
そう言うと、あたしの言葉にガウリイはジト目を返してきた。
「お前さんにだけは言われたくない」
どぉいう意味だそれは。まぁ軽く受け流したままま話題を変える。
「ところでガウリイ。次に行く場所だけどさぁ、どうする?」
「どこでもいいんじゃないか」
そう即答されてあたしは声を張り上げた。
「……あのねぇっ、ちょっとはあなたも考えてよ。あなたの剣を探しに行くんだから」
「つっても別にアテがあるわけでもなし。どうしたもんか分からんだけに
色んなとこまわってみるしかねーだろう?」
ガウリイにしては筋の通った理屈を返されて思わずあたしは
むーっと唇をへの字に曲げた。ガウリイのくせに生意気な!
「ま、気長にやろうぜ」
そう言って彼はあたしに向かって満面の笑みを浮かべた。
何だかムキになるのも馬鹿らしくてあたしはため息をつく。
しばらくそうしていたのだが、ふいにガウリイはやや目線を落とすと
ぽつりという風に言った。
「……それに、お前さんと一緒なら退屈しなさそうだしな。
別にずーっと一生このままぶらぶら気の向くまま旅しててもいいかな、なんて……」
その、思わぬ言葉にあたしは大きく目を見開いた。
と、突然なにを言い出すのだこの男わ……。
同時にあたしはとある事に気がついて余計に慌てるはめになってしまった。
……この男、こうして改めてみていると整った顔をしているのだ。
まぁ、最初に会った頃から客観的にそう感じてはいたのだが、何というか
ガウリイだし、というのもあってあまり気にしたことはなかったのだが、
彼がさらわれて、そして久しぶりに二人きりなものだから、おまけにおまけに
このクラゲ男が突然変なことを言い出すものだから、どうにもその事が
頭に浮かんでしまったのである。
涼しい風が頬をなでる。風がでてきていた。ガウリイの金髪が揺れている。
整った横顔は見慣れたもので、陽にやけた肌の色も何だか無性に懐かしかった。
どうにも感傷的なのはやっぱり夢見が悪かったせいなのか。
じっと見ていたせいか、彼は何だとばかりにあたしの顔を見返してきた。
あの時、色んな偶然が起きなければあたしの傍にガウリイは、そして
ガウリイの傍にあたしはいなかったのだ……。
それが妙に強く感じられて、不意になにやら不思議な感情が湧いてきた。
あたしはこくり、と喉をならして口を開いた。
「……あのさガウリイ、そっちの部屋いってもいい?」
その時の彼の顔。あっけにとられた人間の見本、といった風であった。
返事をするという行為を忘れているようにも見える。
そのため、あたしは同じことをもう一度聞いた。
「ねえ、行ったらだめ?」
「別に、いいけど……」
ガウリイはみょーな顔をしながら、ぼそっと言った。
******
ノックをするとすぐに扉が開き、あたしはガウリイの部屋へと入った。
「よお」
なぜかガウリイは硬い表情で声をかけてきた。
「あのさ、あたし前にもこんな風にあなたの部屋押しかけたよね」
「……会ってすぐの時だろ」
「その時あなた、あたしがベッドで寝ればいいって言ってるのに
あたしに付き合って床で寝たわよね」
「女の子ひとり床で寝させるわけにはいかないからな……」
何を照れているのかガウリイは妙に歯切れが悪かった。
「リナ、あのな……」
「あたし今日は椅子で寝るから。ホントに構わずあなたベッドで寝てていいからね」
気を遣って(あたしだって気を遣うのだ)そう言ったにも関わらずガウリイは
ものすごく変な顔をした。渋い顔というか変なものを食べた時の顔というか。
「……お前さん、どういうつもりでオレの部屋来た?」
脱力したようなため息をつきながらガウリイはあたしに問う。
「別に。たいした意味なんかないわよ」
あたしは極力声に余計な感情をこめないように努力をした。
どうして、と問われれば理由はないこともないのだが、言葉で説明できるほど
自分の中で明確なものにはなっていなかった。あえて言うならば……もう少し
近くでガウリイの顔を見ていたかったというか。
だけどもこんな事、口に出して言えるはずもなかった。
「ほらっ、そんな事はいいから早くベッドで寝てなさいよっ。
別にあんたが寝てる間に変なことなんかしやしないから!」
そう怒鳴ったあたしであったが、唐突にぐいっと腕を引かれて思わずぎょっとした。
どかっとまともにベッドに引き倒されて目を白黒とさせる。い、痛いんですけど……。
するとガウリイがあたしの傍に腰掛けて、わずかにベッドがきしむ音が耳に入った。
「お前さん、無防備だよ。夜中にのこのこ男の部屋に来たりして。
こっちはすっかり、そういうつもりなのかと思うじゃないか」
彼は苦笑しているようだった。
「だ、だって……今まで、あんた全然そんなそぶり見せなかったじゃない!
それが突然……こんな風にされても……」
あたしはすっかりうろたえてしまい、声が裏返ってしまっていた。
ガウリイはあたしのその様子を見て、かすかに微笑んだ。
「今まではこういう機会がなかったからな」
そしてガウリイはそっと手をのばしてきて、びくっと震えてしまったあたしの頬に触れる。
「……オレは、前からリナのこと好きだった」
落ち着いた声の響き。頬に感じる骨ばった指の感触。
それらが一つになったようにあたしは感じていた。
「最初はもちろん保護者として、っていうつもりだったんだけどな」
頬に触れていた手がさがり、肩を押してくる。あたしの体がベッドへと
更に強く押し付けられた。彼の髪が落ちて来て周りが金色になったかと思うと
目の前に彼の顔がせまってきた。
吐息を感じた刹那、あたしの唇は言葉を喋るでもなく、呪文を唱えるでもなく、
別の用途に使われたのを感じた。
「う……」
湿った舌同士が触れ合う感覚は、こういうことに慣れないあたしにとって奇妙なだけであった。
「ん……、うっ」
「……いやか?」
反応を確かめるようにしていたガウリイが、あたしから唇を離すとぽつりと聞いた。
「い、嫌っていうか……」
あたしは転がされているのが嫌でガウリイの下から抜け出して身を起こすと、
自分の体を抱えるようにして座った。さりげなく彼から距離をとる。
「なんというか……ひゃっ」
この状況についてどう言ったものか考えている所に、急にガウリイが腕を
掴んできたのであたしはとんでもない声をあげてしまった。
意図せず顔が熱くなるのを自覚して、あたしはガウリイに顔を見られないよう
うつむいた。するとガウリイはベッドの端に手をかけて立ち上がり、あたしに背を向けた。
「無理強いするつもりはない。……悪かったな」
そして壁にかけた剣を掴んで腰に下げる。あたしは慌てて声をかけた。
「ちょっと、どこいくの……?」
「どこって……別に。ちょっとその辺まわって帰ってくる」
低い声でそう答え、そのまま遠ざかっていこうとする。
その背中を見ていたら、あたしは反射的に手を動かしてしまった。
「うぉ」
がしっと彼の服の背中をつかんだために、その反動でその場でガウリイは軽くつんのめった。
「何すんだよ」
「……別に、ここにいればいいじゃない」
すると、彼はがくりと肩を落として額に手をあてた。そして深く息を吐く。
「あーのーなぁ……この状態で傍にいたらお前に手を出さないでいられる自信が全くないんだよ」
「ここ出てってどうする気よ?」
「そんなの適当に自分でどうにかしてくるに決まってるだろ。
……こういう事を、言わせるなよ」
むっとしたように言われてあたしは一瞬腹をたてそうになる。
あたしだって気持ちの整理はつけたいわい。
だけど今この瞬間、あたしはガウリイに傍にいてほしかったのだ。
ただそれが彼との一線を越えることになることとは、あたしの中では
結びつかなかったのだが。まさかガウリイがそんな風に思っていたとは
考えてもみなかったのだ。どうしたものか迷いに迷い、あたしはうつむいて
唇を軽くかみしめた。しばらく頭がスパークするんじゃないかと思うほど
悩んでから、ようやくガウリイに向かって顔を上げる。
「とりあえず待って。あんたの部屋に来た理由、話すから。
だから……ここ座って」
自分の傍を手で示すと、彼はためらうようにしばし佇んでいたが
あたしがもう一度その場所をばんばんと叩くと諦めたようにそこに腰かけた。
「で、理由って……なんだよ」
「あんたがちゃんとここに居るのか確かめたくて」
「何だって?」
いぶかしそうにガウリイは聞き返した。そりゃそうだろう。
突然そんな事を言われたらあたしだってはぁ? と言いたくなる。
あたしは彼の隣で何とか説明しようとした。
いつもは彼がうんざりするほど口が回るのに、どうにも今夜は上手くいかない。
「変な夢……見たのよ。あの戦いのときの夢。あんたはフィブリゾのクリスタルの中で、
あたしは間に合わなくて……。あの時は皆に助けてもらってあんたを救い出せたけど、
まかり間違ってたら……。そう思ってたら急になんか変な気分になっちゃって。
だからちゃんと、あんたがあたしの目の届く範囲にいるのか確認したくなったというか……。
それだけのつもりだったのよ。あんたの顔見れば何となく安心できるかな、と思って」
言いながらあたしは、自分の言っていることが「こわい夢を見たからガウリイの
ところにきた」という類の事に聞こえると気がつき、途端に恥ずかしくなってきた。
それだけではなかったはずなのだが、言葉でまとめるとそういうことになってしまう。
それに、顔を見てどうしようと思ったのか、なんで顔を見て安心しようと思ったのか。
自分ですらよく測りきれない気持ちを説明するとなると、圧倒的に言葉が足りなかった。
あたしは次に続ける言葉を失って、ガウリイの顔をただ見上げてしまう。
ガウリイは妙に神妙な顔をしていたかと思うと、不意に口を利いた。
「オレが死んだと思ったからか……」
「え?」
「いや夢の中でだけど、……オレが死んだと思って、それで……。
そうか……そうなのか……」
何度かそんな事をガウリイは呟く。
「そうよ……」
思い出しただけなのに、あたしは身を硬くしてしまう。
もうあんな思いは二度としたくない。そう思っていると握った手が震えた。
ガウリイにそれを悟られぬよう、もう片方の手で震えを押さえつける。
だが震えは止まらずどうしようかと思っていると、横から伸びた大きな手が
あたしの両の手を力強く握って震えを止めた。
「オレはここにいる。心配なら、確かめてみればいい」
「なによ、それ……」
想定外な言葉にあたしが戸惑っていると、ガウリイはあたしの手を掴み、
自分の顔に触れさせた。彼の頬はあたたかく、血が通っていることを
あたしに感じさせた。青白く冷たいクリスタルではない。
生きている。ガウリイはちゃんと、生きて、あたしの傍に――
「オレはいるだろ。ちゃんとここに」
ガウリイにそう言われた瞬間、あたしは自分自身に驚くはめになった。
不意にぼろっと涙がこぼれたのだ。
「……なによ、これ……やだ…」
なぜ涙がでるのか自分でも訳が分からなかった。
きっと夢見が悪かったせいで情緒不安定になっているのだ。
ガウリイが温かかった事というだけで、何故こんなにほっとして、
次から次へと涙があふれてくるのか、全くもって意味不明だった。
しかも泣くあたしをガウリイはじっと見つめており、居心地の悪さは最悪レベルだ。
とりあえず涙をぬぐおうとしたが、ガウリイはあたしの手を掴んだまま
離してくれなかった。
「ちょっと……っ!」
抗議の声をあげようとした瞬間、あたしの唇はガウリイの唇にふさがれて
さえぎられてしまった。ぎゅっと目をつむってしまって涙がまた頬に
ぼろぼろとこぼれ落ちた。すると彼の唇はそのまま頬をたどり、
あたしの涙をぬぐっていった。
「……死んでたらこんな事もできないし。生きてるって分かって、安心できただろ」
言葉もないとはこの事だった。ガウリイはにやにやと笑ってるし
あたしは怒りたいのに、怒るべきなのに、なんだか怒る気になれない。
なんだかもう脱力したようになっていると、彼はもう一度あたしの唇に軽く触れた。
「いやか?」
「……わかんないわよ……」
聞かれても分からないものは分からない。考えても思考はただ空回転をするのみだ。
あたしは急にやけっぱちになったような勢いで叫んだ。
「もうこれ以上は実際にしてみてもらわないと、わからないから
とりあえずやってみようじゃないの!!」
するとなぜかガウリイは急に噴きだした。肩が震えるほど笑っている。
「お前さんって、ホント……いつだって、お前さんらしいのな」
「どういう意味よ!」
「好きだってことだよ」
そう言うとガウリイはあたしを引き寄せた。息がつまるほど
強く抱きすくめられ、あたしは小さく声をあげた。
「オレは、ここにいる。それでもってお前さんもここにいる。
こうやってればそれは分かるだろうけど、オレはそれだけじゃ足りない」
彼の手はあたしの服の上着を脱がしにかかっていた。
「……ねぇ、ちょっと…」
「傍にいたら手を出さずにいる自信がないと言っただろ。
なのに引き止めたりして。あんな話して。今さら嫌だなんだ言われても
オレはもうやめないから」
ガウリイはあたしの服を脱がしていき、自分の服も脱ぐとあたしの体を押し倒した。
「やっ、やだ……っ!」
下着を取り払われ胸をあらわにされて、あたしは恥ずかしさから慌てて隠したが
ガウリイはあたしの手首をつかむと、強引に引きはがし頭の上で押さえつけた。
……目が、こわいんですけど。
顔をひきつらせたまま、そんな事を考えていると不意にガウリイが何事か小さくつぶやいた。
「リナ……」
それはあたしの名前だった。
分かった瞬間、胸が熱くなる。この気持ちは何なのだろう。
苦しくて、切なくて、何か無性に泣きたくなると同時に
笑い出したくなるような変な気持ちだ。あたしは彼の目をじっと見つめた。
彼の目にはこれまで一度も見たことのない熱がある。
ガウリイはこんな顔をしていただろうか。
ガウリイの瞳は、こんな色をしていただろうか――
彼の手が伸びてきてあたしの胸をまさぐった。
「あ……」
胸の頂をこねくりまわされ、そこに甘い痺れが走る。
その痺れの余韻も覚めぬままに、彼の指と手のひらはあたしの体から
更に何かを引き出そうと弧を描きやわらかく触れていった。
くすぐったさが先にたつものの、ところどころでびくりと体が
反応してしまうのは意志の力では止められなかった。
「う……ん、んっ」
震えるたび、鼻にかかったような声がでてしまいこれは本当にあたしが
出している声だろうかと自分の中の冷静な部分が不思議に思う。
そして彼の指はあたしの、他の誰にも触れさせたことなどない場所に
到達したのだった。
「あっ……ふ、ああっ」
指とはいえ中に挿入され、あたしは声をあげてしまう。
「リナ、もう少し力を抜いたほうがいい」
「そ……んなこと言ったって……ああっ、あんっ」
だけれども、彼の指で自分の中を広げられながらキスを受けていると
少しずつ快感があたしの体を浸していき、理性の境目をあいまいにしていく。
「もう……そろそろオレも限界、……入れる、から」
「ん」
ガウリイはゆっくりとあたしの中へと入ってきた。指よりもずっと大きな質量を
受け入れるのは入り口を広げられ、慣らされていたとはいえかなりきつかった。
「う……、い……」
正直激しく痛くてあたしは眉を寄せながらうめき声をあげてしまう。
「大丈夫か?」
そう問われあたしは思わず涙目でガウリイをきっと見る。
「だいじょうぶ、じゃ、ないっ! ……いたいっ!!」
言ってしまった。でも痛いものは痛いんだから仕方がない。
前にも言ったかもしれないが、あたしは痛みに対してこらえ性がないのだ。
まぁいばれる事じゃないけれど。
ガウリイは笑いながらぽんぽんとあたしの頭をなでた。
「じゃあゆっくり動くから。もう少し我慢してくれな」
まだ笑っている。こいつ……他人事だと思って。
「ん……んっ」
彼の腰が動き、更にあたしを深く穿つ。すべてがおさまったらしく
ガウリイは息を吐いて一度あたしの額に口付けた。
そのままゆっくりと動いて引き抜かれ、そしてまた奥まで彼を感じさせられる。
「う〜〜……あっ、んんっ」
最初こそ異物感がすごかったが、段々と変な気分になってきた。
穿たれた場所が痺れたように熱くなっていき、全身が過敏になってくる。
そしてなんというか段々と音が……。なんだか耳障りに響くのがどうにも
いやらしい感じがして、あたしはすごく気になってしまう。
それを気にしていると、不意に耳に触れられてあたしは身を震わせた。
「あっ、」
「……よくなってきたか?」
「ば、ばか……っ、そんなこと、聞かないでよ」
ほっぺたが熱い。こっ恥ずかしくてあたしはガウリイの肩を押した。
すると彼は笑ってあたしの手を取り、自分の首にまわさせた。
「こういう時はこうするんだよ」
……この男、みょーに手慣れてないか?
だが、あたしが冷静にものを考えられたのはそこまでだった。
ガウリイが腰の動きを早くしてあたしを更に深く突きはじめたからだ。
「やっ、ちょっ……あっ、んん……ぁ」
彼の首にまわした腕に力が入り、自然と彼の体を自分の方へ引き寄せる形になる。
「ガウリイ……っ! ああ、んっ。もっと……もっと、ガウリイぃ……」
意味のない言葉が喉からこぼれでて、あたしはガウリイにしがみついた。
「リナ、リナ……」
あたしの名をなんども呼びながらガウリイはあたしの中を貫いていく。
その表情はとても真剣で、切実であった。
「出す、……から……」
かすれた声でそう言われたが、その頃のあたしにはろくに返事もできなかった。
何度かうなずくが、また快楽の波に流されそうになってあたしは吐息をかみしめる。
だが穿たれたその場所に脈動と、熱いものが放たれたのをはっきりと感じ、あたしは
体の芯が震えるほどの波を迎え、そのまま脱力したのだった。
******
彼は事がすんだあと、あたしを抱き寄せると何も言わずに微笑んだ。
なんだかそれはとても満ち足りた笑顔で、何だかあたしまで
嬉しくなってしまったのだった。色んな所が痛いし、ものすごく体力を使ったので
温かいガウリイの腕の中にいると、すぐに眠気がやってきた。
彼の胸に額をすりつけるようにしてむにゃむにゃとしていると
子どもか、という声がして笑う気配を感じたが、もう反論する気力もなかった。
今はただ、眠い。
そしてその後はもう、あたしは夢を見なかった。
******
窓から入る朝日に照らされてあたしはぱちりと目をあけた。
全身がみょーにけだるくて、寝起きは最悪だ。なんだかのどは渇いているし。
水差しを探して手を伸ばし、ふと窓の所によっかかりながら既に水を
飲んでいるガウリイを見てあたしは混乱した。
「あれ……」
「あ、起きたか」
なんでガウリイがここに……? と寝ぼけた頭で考えていたが、ふと
自分が裸であることに気付き、とたん急激に昨夜のことがぐぁーっと
脳裏を駆け巡った。うわあああああっ、あたし、あたしっガウリイと!!
頬に両手をあててしばし狼狽するあたし。
「良かったよ、覚えてるみたいで。一瞬何も覚えてないような顔するからあせった」
こくこくと喉をならしてコップを傾けていたガウリイはのんきな声でそんなことを言う。
「な、な、な……」
「はいよ」
新しく注がれたコップの水を渡され、それをあたしは一息に飲みきる。
「なんであんたはそんなに落ち着いてるのよ!!」
「いやあ」
「照れるな!!」
あたしは思わずベッドの上で頭を抱えてしまう。昨夜の事を
思い出すだけで顔から火が出そうだ。彼の前で泣いたり、キスされたり
そしてそのままとか……。あああああっ!!
悶絶しているあたしを見てガウリイは不安そうな顔をした。
「………後悔、してるのか?」
「べ、別にそーゆーんじゃないわよっ。
あんたに全部見られたことに色々思うところがあるだけ」
ずいぶんと深刻めいた声でガウリイが聞くので、あたしは慌てて
否定する。すると彼は安心したように息を吐いた。
「ああ、そんな事。だいじょうぶだって。
胸ならオレは別に絶壁でも気にしないし」
ぷちっ
胸のことに言及され、あたしの額に青筋がたつ。
ガウリイはそれに気がつかないのか妙に上機嫌で手をわきわきさせた。
「まぁ、それに胸のサイズならこれからまた変わるんじゃないかな」
あたしは口の中で小さく≪混沌の言語(カオス・ワーズ)≫をつぶやき始める。
ガウリイはまだ色々と言っていたが、あたしがさっきからぶつぶつ唱えているのが
何らかの呪文だという事に気がついたのか、途端慌て始めた。
「お、おい、リナ! ちょっとまて。落ち着けって」
だが遅い。呪文はもう完成している。
あたしは胸の前で両手を合わせると、高らかに唱えあげた。
<<――火炎球(ファイヤーボール)!!>>
怒りに任せたあたしの呪文は部屋の壁を吹っ飛ばし、その後宿屋のおっちゃんに
こってり絞られることになったのでした。
おしまい。
以上です。読んでくれた人、長文に付き合ってくれてありがとう。
原作でもアニメでもちょいちょい出る「意外に押しに弱くて何だかんだで
押し切られるリナ」が好きとか、ガウリイが死にネタに妙な反応するのは
自分の家族の事で色々あったからとか趣味全開で書いたんですげー楽しかった。
それでは。
>>882 GJ!
大変楽しかったですご苦労様でしたリナかわいい
超GJ
885 :
sage:2011/03/10(木) 14:49:16.69 ID:Rz0wmyHj
ゼロスとヴァルにサンドされるフィリアとかないのか??
886 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 17:42:44.32 ID:A6j6p3vU
>>885 つ言い出しっぺの法則。
楽しみにしてるぞ。
>>882 超々GJ!!リナがかわいい(´Д`*)
ごめん、sage忘れた…
test
>>882 GJ!!
リナさんスッポンポンのままで、
壁ふっ飛ばしてるなw
GJ!あなたが神か
ほっしゅ〜
ガウリナエロ書き神を我が身にお招き(召喚)するため、供物(萌え)を探しにやって来ました。
皆さんのお勧めの供物(萌え)は、なんですか?
>893
えと。しちえーしょんですか???
なら、鏡、とか。
更衣室のシャワールームとかっっ!!
…宿の食堂もありだと思う、今日この頃……
>>894 すんばらしい、供物をありがとー!
こーいしつで、しゃわーるーむ、現代パラレル。
食堂もありだと思います、同意です。
ロム専だけど神様を喚ぶために脳汁振り絞ってみた。
高価なガラスの嵌まった窓にリナを押し付けてイロエロ。
ガラスにヒビでも入るのが恐くて動けなくて余計感じちゃうリナさんと
最初は余裕釈々なのにビビるリナが可愛くてつい力加減ができずにガラスにヒビを入れちゃうガウリイが見たいです!
なぜに放置?
898 :
893:2011/04/18(月) 22:38:13.49 ID:ByfO/Uxk
規制事実なんちゃって。
やっと書き込めたかも。
>>896 素晴らしい贄をありがとう!
硝子越しに感じる他者の気配に怯えつつも、ガウリイを自力で制止出来ないリナ。
その様子にリナからの愛を実感し、支配欲と保護欲の狭間で、密かに萌え上がるちょっとSのガウリイですね。
最後のオチで「ピシッ」っと行くところを、
イラスト風に幻視しました!
そろそろ神がお降りになってくれそうな予感w
ほ
900 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 21:37:05.20 ID:4BZnlHN2
リナちんカス!
えっちっちな本を読んだ衝動でアンチしに来ましたよ
セクハラだよ
ふむぅ、スレイヤーズ・ハラスメントか。
リナにセクハラするんだったらアメリアのほうがいいや
三つの選択肢があります。
1. リナにボコボコにされ、慰謝料をぼったくられた後、町内中にあること無いこと言いふらされる。
2. リナに攻撃魔術の実験台にされる。
3. ガウリイに穏便にボコボコにされる。
4. アメリアに正義について、三日三晩不眠不休で説かれ続けて、改心する。
5. 女装のゼロスに気に入られ、あっちの世界に引っ張り込まれ、気づくとL様の使いっぱしりになっている。
どれでも、2つまで好きなの選んでいいよ。
2番がお薦め。
1.リナがボコボコにして町内にあることないこと言いふらすほど
彼女が感じて恥いる行為をした
2.つい攻撃魔法が無詠唱ででるほどイカせたということですね
3.笑顔でさわやかに穏便にボコるガウはガウリナの自分には萌える、
まぁこの回答ならそうなるかもしれない
4.三日三晩不眠不休で色々な所にいろんな物が入っていたり
いろいろされているアメリアが正義を説き続けるをきけるのなら
4日目に会心するか、アメリアさんが真理や事実は正義と相反しないと理解してくれるんじゃないかとか
その過程だけでわくわくします
5.ごめんぜんぜんわかんない。これでどうエロ妄想すればいいのかわからん
普通にL様の僕の日常だよね?
なんで、4希望
ほしゅ。 リナは腰回りとふとももがえろい
909 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 07:41:09.73 ID:bozcZhON
リナの太ももに挟まれて喜ぶガウリイを受信した
ヤツは胸より足フェチ尻フェチと見た
ほしゅ。
hosyu
トラノアナの同人誌委託ページで
カテゴリ検索でスレイヤーズの本探してて思ったんだが
ノーマル本なのに分類表示が男性向けではなく
女性向けになってる本があるのはなぜ?
内容の問題
……あー、言葉足らんな。
つまり、たとえば健全本だったとしても、睦言言いあうだけの本とか。
18禁でも、男性には物足りないかもしれない描写とか。
基本的にアニメ、ゲームの健全本は女性向けに分類される
コミケでもこの辺はいわゆる女性日に配置されるしね
まぁあと健全本と書かれていても男性キャラ同士で普通にキスしてたりするのも多いけどな
探せばイイ物も無いわけではないんだが見つけるのは難しいね
保守
ほしゅ
そろそろ水着の季節だな
リナとアメリアに白スク水着せたい
ほしゅ
ほしゅ
なかなか神が来ないね
みんなスレイヤーズを飽きた訳ではないと思う
色々生活があるから来れないだけだよね
俺らの世代はおそらく30代以上だから家庭の事情もあるだろうし
ほしゅ
ほしゅ
>>922 忙しいのもあるだろうけど、このスレの残り容量が不安なんでないかい?
上げてる最中に容量オーバーって悲しいし
つまり小ネタ祭りをだな
「リナっ リナっ」
「ちょ、あ、ナカ駄目だってぇっ!」
「……何かあんた、今日はずいぶんナカに出したがったわね」
「え? だって
>>924が言ってたじゃないか」
「はあ?」
「つまり、子ダネ祭りなんだろ?」
「違わああああああっ!?」
こうですかわかりません><
容量って何?
どこで確認するの?
あとリナの中に出すって気持ちいい?
そうか、夏休みか。
>>925 エロパロ板は18禁だから、高校出てから来たほうがいい。
もしくはこういうとこの閲覧・書き込みは専用ブラウザ使えるようになってからの方が自分のためにいいぞ。
容量444だし、レス番も900超だし、職人さん達は次スレ待ちしてるのかもしれんね
更に言えば、忍者レベル足りないとスレ立て出来ないので、うかつに950踏めないって事情も。
忍者レベル?
……いや、あの、忍法帖って言ってな? ……まあ、あとは自分で調べてくれ。
夏休みだし、そこまで答えなくていいよな?
933 :
!ninjya:2011/08/07(日) 19:31:54.16 ID:yoylP76Y
!ninjya
……マジレスしとくな。 「ninja」。 yはいらない。
ninja
936 :
ninja:2011/08/09(火) 00:08:00.87 ID:ZwFYfZEp
公式では本編のあとで
リナは故郷にガウリイを伴って帰還し
すっかりねーちゃんに飼い慣らされてるあれに再会する、
でいいんだよね?
SFCシナリオを通る可能性もあるが、あれもパラレルってことだしなあ
思いっきり道草食いまくってるイメージがある
CDドラマだと「リナ抹殺指令」ですでに事情を知ってたりしますけどね。
そういや昔、ねくすとらのオープニングコントの続きでエロ展開を考えたものだが。
リナ編:結婚式の続きでガウリイとの新婚初夜
アメリア編:捕まったドラググリーン(ゼル)が戦闘獣エロゲグスターにHしないと死ぬ呪いとか掛けられる
ゼルガディス編:キメラの姿へ戻す前にアメリアが人の身体での悦びを存分に感じさせてあげる
ガウリイ編:クラゲの国に輿入れしてきたリナとぬるぬるぎちぎちホンモノの生足触手プレイ
問題はCDまで買ってて元ネタ判る人がどれだけいるかとゆー。
こんどPSPでオーフェンやスクライドと競演するんだっけ?
個人的には舞-himeが気になるけどね
>>939 最近の映画で入ってきた人でもない限り、未だに引っ張ってる人は知ってるんじゃなかろうか>CDドラマ
>>940 競演する上に、スレイヤーズVSオーフェンはありってことになってるようなスクリーンショットなのがまた。
942 :
忍法帳:2011/08/10(水) 12:33:37.78 ID:CboUDZqL
てす
うめてみる。
「いやぁぁ、やめてっ……」
胸の先端を愛撫されている。
そのくすぐったい感触から逃れようと
渾身の力で押し返す。
しかし、生ゴミはびくともせず、
自分の無力さを痛感する。
相手の満足そうな表情を見て、
不快な羞恥心がこみあげる。
不意に
そろりと敏感な場所をなで上げられ、
思わず悲鳴をあげる。
「この体は良くできていますね。
もう、こんなに濡れていますよ。
フィリアさん。」
「いや、やめてっ……、あぁぁぁん!」
首筋を舐め上げられると同時に
胸の突起と下腹部の不浄な場所を刺激される。
今まで感じたことのない、
強く甘い電流が全身を流れる。
「さて、それでは、そろそろココを埋めましょうか。」
生ゴミは私の腰を両腕でつかみ、
ゆっくりと埋めてきた。
リナちんちっぱいマウスパッドまじSSサイズ
気になるなw
つーか
放置されすぎなので
ちょいと埋めてみる
12落ちたのか
今月の半ばぐらいに落ちたかと…
え?12立ってたの?
なんか作品投下された?
保存し忘れた・・・・1から保存してるのに
2 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 20:09:39.80 ID:WtNDumt9 [2/3]
今スレ
第12話
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313060947/ 少々早いのですが、
スレ立たせていただきました。
3 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 20:13:25.10 ID:WtNDumt9 [3/3]
表記の注意:
ガウリィ× →ガウリイ
ガーブ× →ガーヴ
フェブリゾ×→フィブリゾ
魔導師× →魔道士
ついでに一人称:
リナ=あたし
ガウリイ=オレ (つばさ文庫版→俺)
ゼル=俺
アメリア、ナーガ=わたし
ゼロス=僕
タリム=わし
岩肌問題は永遠の課題。
4 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2011/08/11(木) 22:07:23.96 ID:ltKAQtMW
>>1乙!!
5 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 23:31:30.41 ID:Tv+xqvzz
>>1 乙です!
6 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/12(金) 01:30:27.43 ID:d9kP5rei
おお、スレ立て乙ですー。
そろそろ誰かタリムの葉巻プレイとか書いてもいいかも知んない。
せっかく一人称表記の注釈あるんだし。
7 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 11:49:04.94 ID:XH6wrKJs
遅ればせながら
>>1おつです。
8 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/25(木) 01:25:02.31 ID:bweQbAfE
夏の終わりに浴衣でHとか暑さで寝乱れてるところを夜這いするとか
9 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/09/07(水) 18:50:07.44 ID:7F+IcaJh
秋ですね。ほしゅ
10 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 19:31:54.07 ID:lNTr2wmk
秋祭りで騒いでる路地横でえっちってのももえる。
11 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/09/27(火) 21:09:26.04 ID:PhPiYGN1
いいね、多少声出してもバレないけどって思ってたけど
ちょっと早すぎたねw12
ゼルの岩肌はゴツゴツしてるの?ツルツルしてるの?
どっちみちやる前には下の針金状の毛を全部抜かなきゃいかんだろうな。
それで二度と生えてこなかったりw
>>957 ペンチで根元近くから切って丸めた「ゼルガディス印のスチールたわし」は、汚れがよく落ちると近所の奥様からも評判です。
ローションは欠かせないな
ゼルの皮膚が柔らかくなる柔軟洗剤も必要
960 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/28(金) 19:57:12.65 ID:fu7VIaCe
もしくは相手の肌を傷つけないよう着衣プレイがデフォとか
針金のままじゃ服を突き破ることもありそうだから剃って(剃れないだろうけどw)いるのかな…アンダー。
NEXTでやってたみたいな、パチンって、ペンチ?
Nextのあのシーンか…確かにペンチで枝毛を抜いて処理してたね
あの時、ゼルの髪も枝毛になるんだと変に関心した記憶がw
あーっ!もうリナとセックルしてー!!
性病うつるけどいいの?
処女だから大丈夫だろ
まず 卵を産ませる ですね、わかりまs!(><)
生む前に中田氏するに決まってんだろ!
ヤバイ!考えただけでビュッビュッ!!
ベトベトの精子をリナにぶっかけると・・・
殺されるだろうな
中田氏前に顔射とか!
ヤバイ止まらんビュッビュッ!!!
リナのまんこで抜かず3発!ビュッビュルル〜…ぴゅっ
今日は朝からフェラチオしてもらってる
くわえてる顔が可愛すぎていとおしくてたまらないよ…
そのまま噛み千切られちゃえ
新刊のバニースーツから浮き出る乳首と割れ目が良いですな。
ロマンス力は5でもエレクト力は53万ぐらいありそうだ。
見開きリナの乳首と股間のくい込みで
エレクト力100万超え!
即効発射せざるを得なかった…
俺もオナった
やっぱ乳首は出して正解だよ
これからもどんどん乳首出してくださいね
スレイヤーズ!の頃も乳首でてたもんなーw
このまま行って頂きたい
おまえらヤバイぞ
今回の最終巻になってんぞ
リナの乳首とまんこ無くなったら俺らは何で発射すればいいの?
神坂さんマジでか…
でも、あらいずみさん不思議なくらいスレ以外で見ないよな
専属契約だったんじゃなかったかな
スレイヤーズの