ななこいでの竜児と実乃梨の関係は完全に終了でおk?
ていうか早く続きをプリーズフリーズ!
202 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 08:50:08 ID:ARgtIzOH
>>201 まだあーみんの反攻ターンが終わってないんだぜ?
203 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 09:21:34 ID:9WaLwOgw
SL66さん、GJ!です
ストーリーは面白いし、何よりキャラが生きているのが凄い
竜児や亜美や春田はもちろん、オリキャラの春田の親父がなかなかです
これも、モデルがいるんでしょうか?
長いって言うなら読まなければいいのにね
作者は万人向けで書いてるわけじゃないんだから
何にせよSL66さんGJ
SL66氏の中では竜児と亜美はもう完全に弁護士への進路を辿ることになってるんだな……
作品に文句言ってる奴は荒らしです。
ジャミング君は消えな。
なにはともかくSL66さんGJです!!
SL66氏のファンです。
なんか描写力が半端無いのがすごい。後編楽しみにしています。
>>206 > 弁理士な
そうだった
ごめんね(SL66氏にも)
で、高須棒はまだかい?
あと半分くらい
>>211 あんまり頻繁にクレクレしてるなよw
俺も読みたいが端から見てても最近は度を越えてる気がする
SL66さん乙です
文句じゃなく感想として、キャラの口調に微妙な違和感を覚えますね
これだけ大作なんだし作者様の地が出てくるのはしょうがないんでしょうけれど、他が良いだけに少し残念です
亜美の口調に違和感ありってのは同意
ヤクザの姐御って感じ?
またジャミング君が来てますねw
SL66さんは気にせず頑張ってください!
GJ!
ながいのはいいけどせめて2,3日とかに分けてほしい‥
さすがに40とか50とか一気にきたら読みづらいです‥
>>217 それは我儘だろ、SL66さんにも仕事があるんだから
何時も暇しているわけではないし
時間つくって構成ねって書いてくれてんだから感謝するだけにしとけよ
いや一気にじゃなくて48レス分のできたやつを2,3日に分けて投下してくんねーかなぁと思ったわけですよ
投下するだけぐらいなら時間あるんじゃないかなぁと
おれは一気に読めるほうがすっきりしていいけどなぁ
>>219 投下する方としちゃ、綺麗な区切りが出来ない場合は一気に
読み進めていただきたいのもあるんで、ご了承を。
他の方の作品で一気に読み進めにくい時は、自分はまとめ
サイトさん待ちにしますけどね。特に出張中でPC使わないと。
いいこと思いついた
量が多かったら、何日かに分けて読めばいいんじゃないかな
まぁ自分で調整するのが作家さんにも他の人にも影響のない
一番の解決策だな
確かに、まとめサイトで読むとか、何日かに分割して読むなりすればいい事ですが。
「長くて読み辛い」って理由で読まない人が出るかもしれないって
内容で勝負してる(であろう)作者様にとって、すごく不本意な事なんじゃないのかな?
創作する人が全てそうとは思わないけど、その多くが
”「出来るだけたくさんの人に見てもらいたい」”って気持ちがあるものなんじゃないでしょうか?
実際、不特定多数の人間が見る場所に投下してるわけだし。
読み手に媚びろなんて絶対言わないけど、内容とは別の部分では妥協する事で
読む人が増え、さらに作者様が些細な事(長くて…と言われる)で煩わされずに済むなら
作者様にとって利点になる部分もあるんじゃないでしょうか。
SLさんに任せるのが一番良いよ。
投下するだけなら とかw
まぁ自分では書かずに、文句しか言わないやつには投下の面倒臭さなんかは分からんだろうな
>>225に同意。
>>226 確かに、読むだけだと作者側の気持ちはわからんなぁ
最近SS書き始めた自分は、とても大変だと思い知らされました。
作者本人が書きやすいスタイルが1番かと
二次創作でオレ設定でオレ強えー展開は短編なら面白いけど
長編でだらだらやられるとつまらなくなる
>>224 逆に小出しにすると読みづらいと思う人もいるかもしれない。
>>221みたいに作者側の意図の場合もあるかもしれない。
って事だけは理解しといてもらえれば幸い
この週末で作品投下出来るものはおらんのか!?
ジャミングが多くて無理
ジャミングって、特定の作者を狙い撃ちにしてるよね
それでいて、別の特定の作者は、そうしたジャミングを受けていない
意味するところは明白だ罠
>>232 つまり犯人は自分ですと
どっちにしろ荒しはスルースルー
BY 釣られました。
234 :
黒×実1:2009/07/05(日) 10:22:04 ID:3l4LI/hq
ーーーこの世界の何よりも、裏切らないものがある。
それは逞しくて、とても強い。
多分、漢に生まれたなら,誰もがそれを欲しがるはずだ。
だがそれは,誰もがそれを纏うことがない。
そう簡単には手に入れられないことは、世界の漢達は解っているのだ。
だけど諦めなければ,誰もが纏える。
手に入れるべき漢達が、ちゃんとそれを纏えられる。
そういうふうになっている。
「黒間先生〜っ!ちゃんと聞いてくんなましよ〜っ」
男子、女子ソフトボール部の総部長の櫛枝実乃梨は、半ば呆れていた。
「むうっ?すまんな。今…ふぬっ!カールしていて返事が,ぬおっ!出来なかったが,くぅっ!聞いていたぞっ」
黒間がダンベルを上げるたびに、太く、黒い腕がビクビク脈打つ。
「♪はぁ〜っ↑↑、おらが〜のぉ,ほ〜にぃもぉ〜♪ それにつけて
も…って!何を唄わせるんですかっ!!先生っ」
「違うぞ、櫛枝。くおっ!カールってのは,しゅっ!スナック菓子ではなく,じょっ!上腕2頭筋をだな…」
「違うのは、先生ですっってぇ!!Oh、ディアッ…」
実乃梨は,お手上げのポーズをとる。
丁度3セット目のダンベルカールを終えた黒間は,やっと実乃梨の目を見て答える。
「ふぅうぅっ まあ落ち着け。ハアハア、要は、フウフウ、臨時のソフト部顧問兼、監督になればいいんだな?」
「落ち着くのは,先生なんですってばぁ… はい。先週,監督が長期入院されたのです。
来月からの高校総体の予選にはベンチに監督が座ってないといけない決まりなんですヨォ」
実乃梨は,親友の亜美のウルウルしたチワワ瞳を真似してみた。目一杯可愛くしてみた。自分で言うのも何だが、
ソフトとバイトに魂を売ったMr.レディーにしては,まあまあイケる方なのではないかと思っている。密かに。
しかし,黒間は、実乃梨がアピールした箇所と,違う箇所を凝視していた。
「いい。いいカーフだな…キレてるっ」
ふくらはぎである。実乃梨のふくらはぎを見ていたのである。変態だ。実乃梨はふくらはぎを手で隠す
「ええっ?何?何ですか?ここってカーフっていうの?キレてるって…キレてな〜いっ,うっ!痛恨の寒いギャグっ」
「わかった。いいだろう。早速、俺の指導のもと、一緒にレジスタンストレーニングだ。礼はいらん」
サムズアップし,歯がキラリ。突然の黒間の提案に、実乃梨は、あわててSAY NO!
「だが断るっ 臨時の名前だけの監督でいいんですってば!黒間先生だって迷惑でしょ?」
「よく,球技に使う筋肉は、球技でつけるというが,間違いだ。筋肉は付いていて悪影響は皆無だ。
近年、レジスタンストレーニングはトップアスリートには必須だ。お前なら、知っているだろ」
話が噛み合ない。そういえば,親友の亜美に脳味噌筋肉オンナと言われた過去を思い出す。黒間は続ける
「これをやろう。BCAAだ。じゃあ、30分後に体育館に来い。俺はアップして来る」
黒間は、体育準備室から出て行った。
天上を仰ぎ、実乃梨は渡されたアミノ酸カプセルを3つ。口へ放り込む。つい,噛んでしまった。
っしゃあああっ 仕方ないっ、それが条件なら、黒間先生に付き合うか…
実乃梨は、軽くカーフのストレッチをした後に,体育準備室から出た。
独特の大きなストロークで実乃梨は歩く。腕を振る。だんだん飛ぶよう に加速。
「あっ、実乃梨ちゃん…」
渡り廊下にいた亜美は、そんな実乃梨を見かけたが、声を掛けそびれて しまった。
235 :
黒×実2:2009/07/05(日) 10:25:51 ID:3l4LI/hq
「櫛枝。待たせたな。」
そんなに待っていなかったのだが…,ジャージ姿に着替えた実乃梨は黒間を迎え入れる。
「来たな!プレッシャーッ!!では,宜しくお願いしまーっす。へへっ」
黒間の筋肉は、大きく隆起している。実は実乃梨も、ウェイトトレーニングはしている。5kgのダンベルも持っている。
しかし,ここまでは太くはならない。実乃梨の実弟,高校球児のみどりも,マシントレーニングを取り入れているようだが,
黒間に比べると,迫力が違う。ムキッ!艶のある三角筋に見惚れる。その視線に気付いたのか、黒間は、ポージングを始めた。
左右のサイドチェストを繰り返す。タンクトップの下の胸の筋量が分厚い。ムキッ!血管が浮き出て膨張している。堅そうだ。
丸太のような太い腕は、脂肪がなく、筋肉の形がはっきりスジになっている。なるほど,これがキレてるって事か…。
「この世の中で裏切らないものがある。それは己の肉体。鍛錬すれば輝き、怠惰すれば鈍る。」
えっ?っと実乃梨は黒間を見入る。黒間は実乃梨の正面に立つ。
「ただ,限界もある。どんなに鍛錬しても突破出来ない。まあ、先天的なモノもあるんだ」
「はあ」
「櫛枝は、100万人に一人のいい肉体を持っている。俺には解る。」
黒間は、実乃梨の両肩をわし掴みする。大きな黒間の手に力が入る
「せっ,先生〜、解りましたっ。解りましたからっ!ちょっと,痛い…」
嫌がる実乃梨。しかし,肉体は抵抗しない。痛いが、気持ち良い痛み。いい筋肉だなあと呟きつつ、黒間は次に腰回りを触る。
「むぁああああっ 先生!!くすぐったいっすっっ!!うほほほほっ」
あろう事か、黒間は、実乃梨のTシャツを捲る。うっすら割れた腹筋が見える。
「わぁあああ。ナニナニ!何で、わたし脱がされてんのっ!」
「うむっ やはりな。実にナイス。ナイスバルクだ。」
「バル?バルバル,バル,ブロロロロっーーーーー!!」
実乃梨は,掛け声とともに黒間を撥ね除けようとするが、岩石のように黒間はビクともしない。
「ひええ,このヒト堅ぇ…あっ!そこっ,ああっ!!あんっ!ちょっ!お母さ〜〜んっ」
自分でも、女っぽい声を出したことに驚いた。いつの間にか腹筋、腰から、背筋まで触られている。
「櫛枝!変な声だすな!筋量を確認しただけだ。よしっ!トレーニング始めるかっ」
へなへなっ実乃梨は座り込む。少し後悔し始めたが、まあ、乗りかかった舟だ…
もしかしたらアストロ級の魔球を会得出来るかもだ。それとも単なる死亡フラグなのか…
「へいへい…ストロングイズビューティフル!!ってね!やりますか!!」
実乃梨は、かつてバイトしていたラーメン屋の店長のように黒間の細い目が開いたのを見逃さなかった。
続く
>>235 なんだこの組み合わせはww吹いちまったじゃねーか……
男女の筋肉担当同士というか、とりあえず期待
ちょwwwwwワロタwwww
まさか黒マッスルSSを見る日がこようとは
一年後、ミス・オリンピアに選ばれ、マッスル・アンド・フィットネスの表紙を飾るみのりの姿があった…
241 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 19:48:16 ID:fR21HA7z
>>235みたいなネタはVIP向きじゃねーか?
どっちかと言えば
エロネタならVIPも何もなくオールオッケー
何という濃ゆい中身になりそうなSS
これは期待せざるしかないなw
職人さんGJ!
いやいや、俺が読みたいのは、竜×実のアマアマエロエロの奴だ!
てか、竜×奈の完全エロはまだか!
なんだこいつきめぇ
246 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 06:46:34 ID:gOJKsR20
>>245ああ?喧嘩売ってんのか?ゴラア!(`□´#)
うるせぇ投下されるたびに「てか○○まだ?」とか
無神経なこと書くやつがきもいに決まってんだろ。
てか凄く痛いんですけど…
以下通常通りの流れ
日記まだー?チソチソ
チンコ見せい
250 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 11:48:39 ID:gOJKsR20
>>247あんたの方が痛いつーかウザイんですけど。
251 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 11:49:25 ID:gOJKsR20
また荒らすぞグレギブンバゾ!!グレギブンバゾ!!(笑)
釣り針に引っかかるなよ
なんだもう終わりか
254 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 13:11:43 ID:gOJKsR20
なたまやにかなわまにはにやみなはやはやま
どうした、全然荒らしになってねぇぞ
掲示板を荒らすこと以外、なにひとつマトモにできねえくせに
とっとと氏ね
256 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:08:20 ID:gOJKsR20
257 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:08:56 ID:gOJKsR20
(`へ´)
258 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:09:19 ID:gOJKsR20
きなたはやたなひよわにふのしはたあなひら
259 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:10:23 ID:gOJKsR20
記載して下さい!(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しくお願いします。(笑)、宜しく
260 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:11:22 ID:gOJKsR20
支払い日の愛情表現がクロスちぇんして下さい!(笑)
261 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:12:13 ID:gOJKsR20
ウゾダドンドコドーン
262 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:13:49 ID:gOJKsR20
投下要請、投下要請、作家陣は早期に作品投下せよ。
なお、作家の都合は一切顧みないものとする。
263 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:15:11 ID:gOJKsR20
早く投下しないと前スレの二の舞だぜえ、きひひひひひw
「作家」っていう言葉遣いで、この基地外が誰だか
何となく察しがつくな
ほら、いたよね、単発ネタの羅列を「神作」と主張し、
「作家」と言う呼称に執着していたのが(ry
その調子だ
お前さんを立派な荒らしにするために、おとうさんとおかあさんは、今まで頑張ってお前を育ててきたんだ
いいとこ見せてやれ
悪かったよ
親の話は禁句だったっけな
だから泣くなよ…
267 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 15:05:16 ID:gOJKsR20
だから悪かったって
ご両親は、このスレのお前の書き込みを、誇りにおもうことだろう
お前は胸を張っていい
269 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 15:28:24 ID:gOJKsR20
そう
ふぅ…抜いた
「また訳の分からない奴が私のレスを消費してるわね!こうなったわワタヒュが!って竜児!変なことしないで」
「放っておこうぜ大河。それより、な?」
「もう。このエロいぬっっ!」
「はぁはぁ。ココ、でいいか?」
「!ちょ!駄目よ!そんなトコに突っ込ま」
「い…くぞ!」
「だ!だめーーーーーー!!」
「王手飛車取り」ぱちん
「駄目っていったじゃないバカ犬ーー!!」
273 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 17:36:06 ID:SVbZr+Kc
ギシギシアンアン
274 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 18:20:06 ID:gOJKsR20
ツブツブアンアン
275 :
黒×実3:2009/07/06(月) 19:00:41 ID:u4Cbzif2
陽も沈みかけた頃。二人きりの体育館。実乃梨は腕立てをしていた。今日の最後のメニューだ。
「…ごおぉぉ,りゅおおおおおおく…」
ただの腕立てではない。ダンベルを握りながらの深い自重による負荷。
さらに黒間は実乃梨の足首を握っている。いわゆる手押し車の体勢だ。
「ななっ,はちっ,きゅ〜う! じゅうううううううっ!!ヴィクトリー!!」
「よおおおおおっし グッジョォォォブ!!よかったぞ!櫛枝っ!クールダウンしよう」
実乃梨の腕が、ピクッピクッと,軽く痙攣している。色も赤い。
「んはっ!んはっ!ふぁいッ!教官!もといっ! 先生!!あざーっす!」
黒間の手にはマッサージオイル。大量に手に取り、ネトネトこねている。
実乃梨は貞操の危機を憶え、唐突にセブンセンシズが目覚めた。
「BACOOOOON!!まさか…そいつぉ使うんですかい?」
「マッサージだ。櫛枝。トレーニングベンチに横になれ」
「わたし頑丈な方なので…大丈夫です」
「聞こえんのか?ベンチに横になれ」
「嫌です」
「櫛枝…ベンチに横になれ。ちゃんとマッサージしないと明日、筋肉痛が酷くなる」
わかりました…本当は、慣れない本格的なウェイトトレーニングで、マッサージしてほしかった。
しかしなんというか…オイルマッサージは何かの禁忌に触れてしまうような気がしたのだ。
実乃梨は仰向けにベンチに寝る。照明が眩しい。黒間は慣れた手で、横になった実乃梨の肩そして腕を揉み始めた。
「いいか櫛枝。俺が監督するからには、優勝以外考えられない」
「御意っ わたしもです」
触れられている肌が溶けるように気持ち良い。脱力して、黒間にされるがままになる。
「より実践的で効率的なトレーニングが必要だ。俺に任せろ。インターハイの頂点にお前を連れていく」
黒間の迷いのない力強い言葉。いままで実乃梨にこんな言葉を掛けてくれる人は…いなかった。
「野球やっている弟がいるんです。私も昔は野球やってまして、ぶっちゃけ私の方が才能上だった…
でも続けられなかったんです。女子だって理由で。だから.お金を貯めて.自力で体育大に進んで、
ソフトの全日本を目指すんです。それで世界中に叫ぶの私の選んだ掴んだ幸せはコレだぜって…
あれ?わたし、先生に何話してるんだろ…」
油断した。はっと気付いた時に黒間に顔を向けるとなんと 泣いていた。
「ぶおおおおっ!!そうかっそんな想いをっ櫛枝!!ぅわかった!!一緒に世界の頂点をみようっ!」
黒間は感極まり大粒の涙。鼻水。仰向けの実乃梨に泣き崩れる。顔を埋める。諦めるな〜っと嗚咽している。
逆に、意地に縋って、どんな時でも泣かないと決めた実乃梨は、感情を剥き出しにして、自分のために
泣いてくれている黒間を想い、実乃梨のTシャツに黒間の涙やら鼻水やらが着いてしまった事を我慢した。
そろそろ泣き止んで欲しくなって、黒間の手を握ったその時、体育館の入り口に亜美が立っていたのが見えた。
「ふうん…」
ゼッテー誤解された…それに気付かず熱血教師は実乃梨の手を握り返し『この一球は、絶対無二の一球なりっ!』
と、どうやら修造が憑依したようだった。もう苦笑いしか出来ない。
亜美が逃げるように去って行く。先生っわたしトイレっ!!と抜け出し、実乃梨は亜美を追った。
続く
276 :
黒×実4:2009/07/06(月) 19:13:40 ID:u4Cbzif2
「やっべーんじゃね?実乃梨ちゃん。でもまあ、もう18歳だからいいのかっ」
「違うの、違うの、あーみん!誤解、誤解なんだって!」
「わたし見てないから。見てない。見てない。本当だよ?うん」
「だから〜っ!誤解!誤爆!」
「実乃梨ちゃん、先生と手繋いで、目がとっろ〜んってなってたじゃん。それが誤解?誤爆…?」
「しっかり見てるじゃねえかっ!あーみんよぉ、でも誤解なんだってぇ」
ふふんっと面白がっている亜美。櫛枝は、今の亜美には何言っても無駄だと悟り、はぁ〜っと溜息。
「ほらっ!実乃梨ちゃんっ、彼っうふふっ…黒間先生がお呼びよ?」
櫛枝〜っ!っと、黒間が、T-850のように実乃梨を探している声が聞こえた。亜美がまた逃げていった。
もう、追うのはよそう。アイルビーバック。体育館に実乃梨は戻った。空はもう暗かった。
****
夢を見た。
最終回。フルカウント。実乃梨はマウンドにいる。あと一球で、世界一。エベレストになれるのだ。
実乃梨は、ボールをリリース。その0.5秒後。フルスイングしたバッターの先に、ミットに包まれたボール。
地鳴のような歓声、揺れるスタジアム。そして、ベンチから飛び出て来た監督の胸に飛び込む。監督っ!
この一球は、絶対無二の一球なりっ!おっと、投げる前に聞きたかったぜ!んんっ?黒間先生?ええっ?
「ぎゃあああああああっ」
うるせーっと部屋の外から母の声。夢から覚めた。思い切り覚めた。実乃梨は夢を思いだし凹んだ。
果たして夢の内容で凹んだのか、夢だったから凹んだのか…自分でも解らないが。今、何時だろう?
携帯で朝6時前と、時計を確認した時、携帯が鳴った。目覚ましではない着信音。電話だ。
「おはよう!櫛枝!!さっき、エベレストになった夢を見たぞっ!縁起が良い!待ってるぞ」
ツー・ツー・ツー…黒間先生…
ごく親しい友人は、その昔、警告夢を見たという。結果から言うとそれは警告夢ではなく予知夢だったが。
実乃梨は机の上に黒間からもらったゴールド色のプロテインに目をやる。そっか。昨日朝練の約束したんだ。
黒間に監督を依頼した事は部員に話している。皆、受け入れてくれるだろうか。どうやって説得しようか。
黒間は練習のメニューの改善をしたいという。例えば、朝練のメニューのランニングについての提言。
『持久力は、例えばサッカーなら必要だが、ソフトで必要なのは瞬発力。爆発力。つまり筋力だ』
一理あると思うが、タイブレーカーに持ち込んだ時にスタミナ切れを危惧していたら、
『何言っているんだ。7イニング以上やらん。基本コールド勝ちだ』
と、一蹴した。その自信が何処から湧くのか理解出来なかったが、今朝は身体が軽い。実乃梨は翔び起きる。
「とおっ!シャキーン!」
そこに答があるのかもしれない。
****
大橋高校のグラウンドでは、ピリピリした空気が流れている。
「…という訳だ!一緒に頂点を目指す!以上!」
部員達は、無言で互いの顔を見合わせている。そこで北村の右腕と言われた部員が沈黙を破った。
「納得できません。櫛枝部長!なんでド素人の黒間先生がなんで、シャシャってくるんすか!」
「いや、一応名前だけとはいえ、監督なんだし。」
黒間は割って入る。
「お前の言う事も解らんでもない。しかし俺は櫛枝に約束したんだ。いままでのやり方では、優勝はできない」
春季大会で、相手が強豪とはいえ初戦敗退した男子ソフトボール部としては、痛い言葉である。
「なん…だとっ…解った!黒マッスルは、部長が好きなんだな!」
話の流れがおかしくなってきている。右腕くんは、実乃梨に目を合わす。思わずビクッとする
「部長!いえ、櫛枝さん!俺、貴女の事が…」
まさか…
「好きだぁぁぁぁーー!!」
右腕くん、元部長に影響されたのか…
「黒マッスル!勝負だ!俺が勝ったら、部長から手を引けっ!」
ここに、第一回櫛枝争奪杯ソフト対決が開催される事になった。
続く
ここに常駐している人に聞きたいんだが
ななこい3→4までどのくらいの期間が空いていたの?
2ヶ月半
ほぼラノベ一冊分待ったわけか… 今のところネット上の創作物じゃ今
一番楽しみにしている作品だから次が待ち遠しいなあ
とりあえず作者のモチベうpの為に支援米 すごく続きの気になる場面で
切られたからね
>>276みのりんに告った通称・右腕ってだれやねん?
>>281 オリジナルじゃね?
……くっ、俺のみのりんにモテ期がorz
>>283 よし!誰のみのりんか、あーみんに聞いてくる。ウチで風呂は入ってるから待ってて!
と云う妄想が出る俺は病んでいる。
>>276 さすが、北村の右腕だなw
続きwktk
北村の右腕ということはやっぱ脱ぐのか!裸族なのか!!
みなさん、こんにちは
起きたら、天気がよく気持ちよかったので、突発で書いちゃいました。
時間がないので推敲があまいかも、ご容赦下さい。
概要は以下です。よろしくお願いします。
題名 : 今年の七夕は晴れたから
登場人物 : 竜児、亜美、大河、実乃梨
時期 :どうしても七夕ネタやりたかったんだけど、
各キャラの立ち位置は文化祭あたりをイメージして下さい。
方向性:どちらかというとあみドラです。書き手の趣味で
長さ : 3レスくらい
今年の七夕は晴れたから
それは夏休みまで2週間をきったある日の登校風景
昨晩までのジメジメとし、雨の耐えない陽気とはうって変わって、
涼しげな風と、謙虚な太陽の日が照るそんな朝。
高須竜児は、逢坂 大河と一緒に学校にむかっていた。
その後ろから、風を切る、いや追い越す勢いで元気の塊が近づいてきた。
「おはよう、大河、高須くん、今日は晴れ申したな。いい七夕日よりだね」
「よう、櫛枝、まだ油断できないが朝の天気予報だと午後になれば
もっと晴れるみたいだぞ」
「お、そりゃすごい。七夕は晴れてないと、織姫さんも彦星さんもかわいそうだからね」
太陽のような笑顔で竜児たちに話しかける櫛枝 実乃梨、その笑顔を見ているだけで、
今夜の快晴は確実な様に思えてくる。
「みのりん、みのりん。織姫様の機嫌がいいと願い事かなう確率上がるかな?」
「そりゃ、そうだよ。きっと快晴感謝記念際、大バーゲンセールとか開かれちゃうぜ〜
大河、ちゃんと願い事書くんだよ」
抱きつくように話かける大河、それにこえたるようにニコニコと返事をする実乃梨。
微笑ましい情景が続く。
「みのりんは何てお願いしたの?」
「私?私はソフトボールの事かな、長年の夢だからね。後UFOが見れればいいなって」
UFO? 大河は不思議そうな顔で問いかける。実乃梨は少しだけ遠くの方を見て
「ま、それは書いてないんだけどね。UFOはロマンだよ、ロマン。大河は?」
「みのりんと末永く、幸せに暮らせますように!って。それとね、それと....
やっぱり内緒」
「そいつは聞き捨てならねぇな、おいらにも内緒かい。大河さんよ」
「ごめんね、恥ずかしいし」
「言えよ、言え、体に聞いちゃうぞ」
抱きつくどころから、完全に体を密着してうにうにする二人、それを困惑した目で
(端からは獲物を狙う目に見える)見つめる竜児、まさに通行の邪魔
「なに、朝からレズってるのよ、通行の邪魔よ、邪魔!」
8頭身、さらさらヘアー、ミニスカの美少女が、あえて3人の間を掻き分けるようにして入ってきた。
川嶋亜美である。
「なによ、バカチー。あんたこそ邪魔。みのりんと私の友情はどんな事にも
揺るがないんだから、割って入らないで。
あ、バカチーは友達いないから羨ましかったんだ」
「はぁ、あんたより社交性あるつもりなんですけど」
「真の友情は社交性だけじゃ手に入らないのよ。ねぇ、みのりん!」
実乃梨に目を向ける大河、それに対し熱い瞳で答え 大河 と呟く実乃梨
数秒ほど、見詰め合っただろうか、そしてお互いに篤いハグをかわす。
ガシ!という音が聞こえてくるようだ。
「あ〜あ、お子様にはついていけないわ」
「そうだ、みのりん。今夜、竜児の家に来ない?今日、七夕パーティやるんだよ。
ねぇ、竜児」
最後の言葉と同時に竜児に振り返る大河、そしてその目は語っていた。
ほら早く、計画通りにやりなさいよ、このバカ犬
「そ、そうだ、そう、ど、どうだ。俺料理作りすぎちまった。泰子も毘沙門天の
七夕イベントとかで夕飯食えないって言うし2人じゃ食べきれないんだ。
そうなんだMOTTAINAIんだよ」
竜児は一息でしゃべった後、実乃梨を前に言葉を失う。用意していた言葉以外は
浮かんでこない。
そんな竜児を不思議そうに見つめた後、実乃梨は
「お、そうかい、その挑戦受けてたとうじゃないか。女、櫛枝 実乃梨たちの前に
立ちふさがる豪華食べ物の山、果たして戦いは如何に、請うご期待!
期待してるよ♪高須くんの手料理」
「櫛枝・・・・」
竜児は感動のあまり、目を潤ませて、その場で固まる。もう死んでもいいというくらいに
「で、いつから開催」
実乃梨は竜児に話しかける。
「え〜と、竹さして、短冊飾りから始めるから夕方には始めたいな」
「夕方か、今日、運動部持ち回りの体育館大掃除の日なんだ。ごめん、
ちょっと遅れてもいい?」
「だったら私たちも手伝うわ。ねぇ 竜児」
「おぉ、燃えてきたぜ」
「バカチーあんたも手伝ってよ」
急に話を振られ、あ〜あ、3人ともオママゴトがお好きなようで という顔をしていた
亜美は素で驚きの表情を表した。
「・・・・なんで私が」
「いいじゃない、どうせ暇なんでしょ」
「暇!! 今日は....仕事はないけど」
「ほら、バカチーパッパは暇モデルなんだから、全然大丈夫じゃない」
「だから、あたしはあんた達とは違って暇じゃないって、今日だって仕事が
中止になっただけなんだから」
「ふん、見栄張っちゃってさ、じゃ仕事の内容言ってみなさいよ」
売り言葉に買い言葉、いつも通りヒートアップした二人、より通行の邪魔さを
増した塊に周りの通行人は避けてて通る。すこし微笑ましい表情で。
「雨に似合うオッシャレ特集用だったんだよ。で、昨日になって降雨車が調達
出来なくなったてだけ。
ただ、今日の天気、週間予報とかだど、高い確率で一日雨って言ってたじゃない。
だから、一応スケジュールは抑えられていたのよ、でこの天気だから中止。
これだけ言えば理解できるかしら、猛獣類でも」
「だから、その程度で中止になる仕事しか入ってなかったてことでしょ」
あんたね 亜美の言葉の響きが、テンパリメーター一杯を感じた実乃梨は、
大河に耳打ちをした。
「大河やめなよ、本当の事言ったら傷つくでしょ」
もちろん、目の前にいる亜美には聞こえてしまう。もういいやと
カバンを背にしょう感じで持ち上げ、移動準備をしたその時
「川嶋、だったら今夜暇だろ、お前も来いよ」
竜児の声に亜美の動きが止まる。
「え、さっきの七夕パーティてやつ」
「あぁ、本当に料理作りすぎちまったんだ、お前が来てくれると助かる」
すこし考えてから、それでも答えを決めかねたように、迷いを含んだ声で
亜美は答えた。
「え、あ、まぁ、高須くんがどうしても言うんなら、行ってあげてもいいけど」
「おぅ、よろしくな」
「う、うん。・・・・・もう、亜美ちゃん先にいくからね。
放課後、体育館に行けばいいんでしょ」
そして、そのまま3人から一人離れ、学校にむかう亜美
それに少し遅れて、なにかいいネタを思いついたという感じで実乃梨が顔を上げた。
「大河、高須くん。私、日直だったんだ。先に行くね」
「あーみん、あーみん」
「わ、えーと、あれ実乃梨ちゃんだけ?」
実乃梨は亜美に追いつくと声を掛けた。
「雨が振ったら会えなかった二人って、織姫と彦星みたいですな、
ではでは、ワスは日直なんでアデュー」
「な、なによ。意味わかんねえし」
亜美はそうして周りを見渡した。亜美は知り合いがいない事を確認し
ちょっと笑ってみた。
「さて、今夜はどんな服を着ていこうか、織姫のイメージな服あったけ?」
END
以上で投下終了です。
お粗末さまでした。
さて、これから仕事だ、七夕なのに徹夜だ。
……ま、GJ。
GJ
なんかこういうさらっとした軽めのSS久しぶりに読めた気がするわ
GJ!
なんででっかいどーの七夕は旧暦なんだぜ?
無理に文化祭あたりにしなくても
七夕あたりの距離感で成立する話だと思うんだけど
>>295 はやいとこ日記の続きを書かないと、ヒグマの1ヶ自動車化狙撃師団がお前の家に押しかける
298 :
295:2009/07/07(火) 22:59:52 ID:lWdfbSK9
>>297 それ、俺、違う
某スレでギシアン書いてるくらいっす
>>297もう、無理だと思うよ。
スレが変わっても投下されたいって事は作者に書く気がないって事。
だから日記は未完結作品に決定。
つか、未完作品は保管庫に入れんなよ。
いまある未完の奴もさっさと消して欲しい。
わざわざ消す必要ないかと
未完でもおもしろいのは沢山ある