某神父顔負けのチート性能だな。
記憶改ざんってことは人格も好みも思いのままとか・・・
その道具が出てくる話、ズバリ「メモリーディスク」はてんコミ39巻に収録されてる
興味が湧いた方はどうぞ
あけおめ
こうやって見ると、黒ネギって原作の読み込みはやってたんだな
457 :
村人A:2010/01/02(土) 06:20:10 ID:9tf3JUR0
さてどうしよう
俺は今、困ってる。それはもう、非常に困っている。
目の前にはすっぽんぽんのクラスメイトが俺に迫っている。
とある事情でズブ濡れになったクラスメイトを運動場に野晒しという訳にはいかないから体育館倉庫に連れ込んだ訳なのだが、そこでクラスメイトが変な雰囲気になって迫ってきているのだ。
このクラスメイトは別に男とかいう訳じゃない。れっきとした女だ。
相当なブスという事も無い。わりかし美人に分類されるし体付きも申し分無い。
俺には特定の思い人がいる訳でも無い。初めてが怖いとかいう乙女チックな事も無い。童貞は適当に捨てた。
この女が好きか嫌いか、で言えば今はもう憎みきれない。誰しも相手に無償の好意を寄せられれば悪い気分はすまい。
そんな女の子に迫られている。まだ水気が抜け切っていない体は妙に色っぽい。
引き締まった肢体をくねらせる艶かしい腰つきで、女の子は四つん這いで俺の股間に手をかけている。
では何故困っているのか。殆どの男が羨むこの状況で一体何が問題というのか
答えは簡単だ。コイツは俺が洗脳したからだ。
「真帆、ちょっと待って、ちょい待って、ストップ、お願いだからストップ」
「……むぅ〜」
ノリの悪い俺にいささか不満そうだったが真帆は大人しく手を離して俺の横にちょこんと腰を下ろす。一応俺の意思を尊重してくれたのだろう。
だが諦めた訳ではないらしく、俺の顔色を伺いながら、時折俺の股間に視線を走らせている。
当の俺自身、真帆を洗脳したことの一体何が問題なのかよく分かっていない
その内犯すつもりだったし、今回の洗脳なんて殆ど道具の実験程度にしか考えてなかった
ちょっと順序が狂っただけで、別に何か想定外の事が起きた訳でもない。
ただ、洗脳し、自由な意思を奪って偽りの感情で幸せを与えているというのが、今更ながら怖くなってきた
真帆が従順に俺に好意を見せる程に、本来の真帆は一体どのように考えているのだろうか
ひょっとしたら俺は、何かとんでもない間違いを犯しているのではないか、と不安になってくる
真帆は俺を恨む事すら出来ない。憎む理由すら分からなくなって、ただ機械的に与えられた幸せを何の疑いも無く享受する。
恐らく真帆と交われば、俺は何かを失う。相手の意思を奪って欲望の捌け口にして、それに何も感じなくなれば、俺はきっと何かを忘れてしまう。
それが道徳とか良心とか呼ばれるものなのかは知らないが、無理だ。やっぱり真帆とは
『聞いてらんねーな。このチキンが』
後ろから聞きなれた声がした
『いいか、亮、よく聞け、もうそいつは元に戻らない。戻せない。
タイムフロシキじゃ記憶は変わらないし洗脳を解除する便利な道具なんて無い。メモリーディスクじゃ全体的に改造された真帆の脳は戻せないし、タイムマシンじゃ過去に行く事は出来ても改変は不可能だ。』
……え?戻せないの?
『つまり実際にその女が何を考えてるかなんて関係ない。もう今は心の底からお前が好きでたまらないんだ。これから先もずっと、永遠にな』
俺の顔が引きつったのが分かった。恐らく俺の顔は微妙に青ざめているだろう
『まぁ聞け、所詮人間の考え方なんて時と場合で刻々と変化するもんさ
それが経験とか出来事の積み重ねで少しずつ変化するのも機械で一気に変質しちまうのも大差無いだろう
宗教に感動して生き方を変えるヤツも音楽一つで人生が変わるヤツもいる。機械の仕業で、今まで嫌いだったヤツが好きになる、なんてのはそこまで悪い事じゃねぇだろう、それを洗脳と呼ぶかどうかは人それぞれさ』
『(ていうか亮、どの道お前はさ、暴走族は殺したしアイドル女は無理矢理犯したし他人を犬扱いして人の尊厳を踏み躙ってるくらいの外道なんだぜ
もうお前に道徳だとか良心だとか語る価値は無いんだぜ?クズはクズらしく。行く所まで行って散るのが正しい道だろーがよ
こんなところでビビってコロコロ心変わりしてるんじゃお前に人生狂わされたヤツらの立つ瀬が無いだろーよ)』
「亮、お願い、もう、我慢させないで…?」
真帆の柔らかい手が、俺のズボンを下げて半起ちになった陰茎を露出させる
そのグロテスクな逸物に手をかけて、上下にゆっくりとストロークする。真帆のやわらかい手の感触で、段々熱を持ち始める俺の愚息
俺の心は揺らいでいた。先ほどまでの決心が、嘘みたいに
「なぁ、真帆、一つ、いいか?」
「ん、なぁに?亮♪」
午前中までは敵意を持って俺を睨み付けていた顔は、喜色満面に満ちて俺を見つめていた
「ひょっとしたらお前が俺を好きっていう気持ちが、実は嘘だったらどうする?」
「嘘って?」
「だから、実は俺の事が嫌いで、好きっていう気持ちが作られてるものだとしたら、どうする?」
んー…と真帆は少し目をつぶって考えてから、俺の真正面に顔を近付け、ささやいた。
「そんなのあり得ないよ、私が亮を好きっていう気持ちは絶対ホンモノだよ。それが嘘なんてある訳ないじゃん」
「…そうだよな」
もうなんか、ダメっぽい。ここでやめる理由が無いよ
シャリッ
「ひゃんっ」
俺の指の爪先が真帆のささやかに生えた毛を引っ掻く。真帆の体が刺激に反応して跳ねる。それ以上に、俺も乗り気になったという喜びが顔を変化させていた。
上体を近付けていた真帆が、俺に両手で抱き付き、共に倒れ込む形でマットの上にころがる。
ほんの少しホコリが舞い上がったのが見えた。
俺は、下に伸ばしたままの指の爪でもう一度、真帆の股間の茂みを強めに素早くなぞってみる。
思いつきの行動だったが、それに反応して腰を浮かせる真帆。どうも擦られるのが弱いらしい。
「だ、だめだよ、ちょっ、もう少し、優しく…んむッ」
うるさい声を黙らせる為に唇を重ねてみる。先ほどは不意打ちだったが、今度はやわらかい感触と生暖かい体温が伝わってくる。
そのまま舌を突き出し、口内に侵入する。それを感じ取った真帆も舌を動かして、濃厚なキスをする。
暫くしてから口を離す。唾液が混ざり合った液体は妙な甘みを感じた。
「した…舌が…」
とろーんとしている真帆の股間にもう一度爪を立てて現実に呼び戻す。
「うひゃっ」
「真帆、お前が入れてくれないか?」
俺のムスコは既に臨戦態勢だった。
真帆は上体を起こして、馬乗りになるような形で俺の陰茎にまたがる。
惜しげもなく眼前に晒される真帆の裸体。裸体を染め上げる白い肌。形の整った真帆の胸に目を奪われる。
その時、いざ真帆が俺と合体しよう、という段になって真帆から声が上がる。
「え?や、あの…大き…思ってたより…」
真帆の疑問に満ちた目は語っていた。「これ、本当に全部入るの?」
その疑問は至極もっともだ、なんせ道具による拡張で勃起時のサイズは26cm。俺のヘソを超え、鳩尾に届きそうなくらいのサイズなのだ
更にデラックスライトの再現したゴツゴツとしたコブがグロテスクな見た目と相まって中々の威圧感がある。
真帆は暫く逡巡した後、覚悟を決めたようで、悲壮な、それでいて期待感に満ちた顔で、陰茎に手をかけ、自分の膣口にあてがった。
息を吐きながら、力を抜いて少しずつ腰を落としていく真帆。
真帆の膣口を押し広げて進入していく肉棒。長さもさる事ながら太さもあるので、刺激に反応して真帆の膣が慌てて更に潤滑油を分泌し始める。
元々湿っていた膣内から愛液が溢れ、真帆の膣を押し開く俺の陰茎が快楽で更に膨張する
「亮、動かないでね……」
荒い息をした真帆の目が微かに潤んでいる
全部入りきってないとはいえ、やはり改造を施した愚息は、膣のサイズ的に結構つらいのかも知れない。しかし陰茎のサイズのお陰で膣は狭く、肉棒をことさらに締め付ける。
真帆が意を決したように、思いっきり息を吐き、自分の股間に目を落とす。
「亮、私、頑張るからね……ぁ、んっっぐ」
真帆が、一気に腰を最後まで落とし、柔らかさの中に硬さを感じる、締りのある肉壁が俺の息子を包み込む。
「あぐっ…ッッ…」
馬乗りになっていた真帆は、最後まで入れた衝撃に耐え切れず、目をぎゅっとつぶりながら、俺に向かって倒れてきた。
「亮…長過ぎるよ…奥の奥まで…入っちゃったじゃない…」
459 :
村人A:2010/01/02(土) 06:23:13 ID:9tf3JUR0
真帆の体は思っていたよりずっと軽く、華奢だった。女の子特有の微かに甘い香りと、全身の柔らかな感触が伝わってくる。
「亮…痛い…動かしちゃ…」
息も絶え絶えで俺の胸に体を預ける真帆は微かに震えていた。確かに頑張ったんだろう。
ただ、この状況、俺も結構ツラい。入れっぱなしで動かすな、と言われても、流石に無理だ。性欲的な意味で
仰向けに寝てる俺の上に真帆が重なって寝ているような状態から、俺は右腕で寝返りをうって真帆を下にする。
「きゃっ」
そして、真帆から陰茎を中ほどまで引き抜くと、軽く息を呑む音が聞こえた。
陰茎には、軽く血がついていた。あぁ、初めてだったんだな、と理解したが、予想していただけに、思ってたより感動のようなものは無かった。
そして俺が、もう一度入れようとする体勢で、このまま続けてもいいものか、休ませるべきか、と少し逡巡する。
「亮…もう、無理…これ以上、やめ…」
息が荒い。顔は紅潮して微かに震えてるし、確かにつらそうな感じがする。
しかしだ、ならその表情は何だ。こっちにエサを期待する子犬のような、その嬉しそうな笑顔はなんなんだ
「…ホントにやめて欲しいの?」
真帆は更に目を潤ませる
「…うぅ、イジワル…」
ぽそりと、真帆が呟く
「……そんなこと言わせないでよ」
俺は猛った肉棒を、本能のままに押し込んだ。またもぬめりの中を拡張しながら突き進み、肉棒が柔らかく刺激され、精液が搾り出されそうになる。
突き上げる度に真帆が呻き声と嬌声を噛み殺したようなくぐもった声をあげる。
先ほどケニィに一発抜いてもらっていなければ一回目のピストンで昇天していたかも知れない。それは男として格好がつかないのでケニィに感謝しておこう。
そのまま何度もピストンをしていると、真帆が俺に抱きついてきた
「亮っ、も、ダメぇっ、いく…ぅ、いっちゃ、うっ」
初めての女というのはこうも感じるものなのだろうか?痛く感じるだけで最初から快感を得られる者は稀らしいのだが
…脳裏に、あのメモ帳がよぎった。そう言えばこの子、ここ最近毎日逝くまでオナニーさせられてたんだよな
それですっかり性感が開発されてたとかそういうオチか
「やだ、や、やだ、亮も、一緒に・・・お願ッ・・・あぁッんッあッんッあッ…ッッーーーー!!!」
真帆が一足先に絶頂を迎え、真帆の体が跳ね上がる。
…どうやら、一緒にイくのは無理だったようだ
しかし男として出さなければ収まりがつかないので、真帆にはもう暫く付き合ってもらおう
「り、亮…?」
「真帆、もうここでやめたい?」
「…言われなくても答えは分かってるんでしょ、ばーか」
その言葉と共に、俺は深く肉棒を押し込み……
−その後1時間程して、俺は2回、真帆は3回絶頂したところでお互い満足して終わりを迎えた。
460 :
村人A:2010/01/02(土) 06:35:04 ID:9tf3JUR0
「はぁ…はぁ…亮、クリトリスばっかり攻めるの、ズルイよ…」
「真帆が感じてる顔がかわいいから…」
「そ、そんな…ッッ……」
赤くなってこっちと逆方向を向いた後に、小さく「許す」という声が聞こえた
そのまま二人で横になっていたいんだけど…確かまだ予定があるんだった
「真帆、じゃあ俺の家まで一緒に行こうか」
「(亮の家…お義父さんとお義母さんに挨拶よね…もう学校に行かなくていいって事は…やっぱりお嫁さん…ぅきゃ〜〜〜〜)」
−真帆が、どこでもドアを通って樹海の中の家に連れていかれてボルナレフ状態になるのはもう少し先のお話。−
恋人の住所が樹海で一人暮らしだった。な、何を言ってるのか(ry
…ハァ、やっちまったな
『何をだ?』
真帆のことさ
『別にいいんじゃねーの?お互いの合意の上での「さくやは おたのしみ でしたね」だ』
ばーか、結局お前の口車に乗ってやっちまったなー、って
『そんな言い方はねーだろ、お前だって納得したんだろ?』
あぁ、その通りさ、今じゃさっきまでうだうだ悩んでたのが割と軽い事だったんじゃないか、って思い始めてる
『そーかそーか、そりゃ良かったな』
トラ、お前は一体俺をどうしたいんだ、お前に唆されてやってる事は誰一人得をしないだろう
『最初から言ってるじゃん。ヒマ潰しだよ、最近割と楽しくなってきたところだ』
ハァ、なんかたまにお前が悪魔に見える時があるよ
『どうせ人生なんて巨大なヒマ潰しさ。楽しんだヤツの勝ちだぜ、お前も正義感とか常識なんてもんは捨てちまえよ、自分が楽しければそれでいいじゃねぇか、お前にゃそれを押し通す『力』がある』
この世は泡沫の夢、ってか、ある意味それも真理かもな、ただし他人の迷惑が勘定に入ってないが
『強い方は弱い方を食い散らかして我が侭を押し通す権利があるんだぜ、イジメられっ子のお前がそれは重々承知だろ』
……
『お前は今、誰にも負けたりしねぇんだ、こんなチャンスは誰一人として勝ち得たりしねぇ、皆が皆つまらねぇルールに縛られてる。』
……
『お前は「ルール」の上に立ったんだ。他人が逆立ちしても出来ないような事が好き勝手に出来るんだ、その権利を自分から放棄するのか?人生やったもん勝ちだろ、やれる時にやりたい事をやってこその人生だろう』
……
『自分の行動を「正義」なんてあやふやなもんに肯定されなきゃ何も出来ねぇのか?「俺のやる事が正義だ。それに逆らう事こそが悪だ」くらい言ってみようぜ』
…………お前さ、以外と狂った事言うんだな
『え?そんなにおかしい事言った?俺』
…さて、ヴァンパイア城に置き去りにしたケニィを迎えにでも行くか
−まぁ折角一度きりの人生だし、一度くらい狂ってみるのも面白いかもな−
あけましておめでとうございます。それだけじゃ寂しいので少し手土産的なSSを書いてきました
月一投下?今、ちょっとリアルが忙しいんです・・・投下開始宣言?忘れてました・・・クリスマスネタ・・・書こう書こうと思ってる内に過ぎ去ってしまった・・・
あと、ネギまスレに黒ネギさんらしき方が投下されているようです。頑張ってください。影ながら見守っています。
やっと規制解けた
>>村人さん
乙です
道具の力とはいえ無償の愛は(;´Д`)ハァハァ
しかし刷り込みタマゴって原作じゃすぐ解けたけど永遠なのかなw
ヘルメットかぶせたら解けんじゃね?
ヘルメットかぶせたら解けんじゃね?
人間操り機〜
>村人A
何こいつ気持ち悪いんだけど
SSも意味不
たんぱく質を放出できるか出来ないかは人それぞれ
気に入らなければ放っておけば良い
>>466 村人さんは結構前からいるひとで評価もあったはずだが
新参か?
レス数は468なのにもう467KBか……
早いな
471 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 12:26:42 ID:X4r1S8Ru
ドラえもんの道具で反則級道具
タンマウォッチ
時間を止められる
ほんわかキャップ
場合によっては酔う
時門
完全に閉めれば止まる
どう考えてもソノウソホンt・・・釣られたのか俺
ソノウソホントは危険すぎる
アレの効果中につい軽口で「隕石が落ちてくるなんてあるわけないw」って言ったら落ちてくるんだぜ
ウソ800じゃなくて?
効果はどっちも同じ
ソノウソホントはうっかりミスって人類滅亡なんて十分ありえるからな。
ソノウソホントは「酸素は酸素だよ」とか言っただけで地球オワタだもんな
「酸素は酸素以外の物質」という事になり既に体に取り込んでた酸素まで全て変質し地球上から全ての動植物が息絶え死の惑星に・・・うわ
ウソはウソだよっていうと・・・?
「酸素は酸素だよ」←別に嘘じゃなくね?
ちゃんと嘘つかないとダメだろ
地球は滅んだよ、で一撃か。
まあ、このスレでは平和に、○○は俺が好き、とかやるのが一番か。
嘘でも本当でも、結果が変わらなくなる。
一つだけ言っておく
「ソノウソホント」は「今すぐ服が脱げる」と言えば服が脱げる機械
「うそ800」は「今すぐに服が脱げると言う事はあり得ない」と言えば服が脱げる薬
ああ「言った嘘が本当になる」のと「言った事が嘘になる」のの違いなわけね。
ビッグライトとスモールライトぐらい違った
正反対じゃん
明けましてと言うには一月過ぎてしまいましたが、
年も変わってお久しぶりです。
>>457-460 お帰りなさい、どこぞの奴隷な牧場からご帰還乙でした。
新年早々の傑作GJ毎度キレのあるキレてる発想、楽しませていただきました。
早速ですが、読み切り新作投下させてもらいます。
連載終わりましたが「To Loveる」のクロスオーバーです。
結構エグイ作品ですので、最初にお断りを。
この先、最近似た様なシチュのエロコミ読んだ、と仰る方がおられましたら
…リスペクトと言う事でご容赦を…
完成済み全5話読み切りでちゃっちゃとやってしまいます。
新作第一話と言う事で、こちらでの若干長目の投下失礼します。
それでは、「To Loveる」クロスオーバー読み切り作品
「唯物教材」
スタートです。
>>485 * * *
ぼんやりと奇妙な気配を感じていた古手川唯は、自分の顔が覗き込まれている事に気付き、
ガバリと身を起こしてベッドの上を後ずさる。
「梅雨槻先生?どうして?」
まだ脳の動きががハッキリとしない唯が、
ベッドの傍らに立つ白衣の中年男、梅雨槻豪増に尋ねる。
「久しぶりだねぇ唯君、13日振りかねぇ。
いや心配をかけたね。何、大した事ではない。
ちょっとしたファイル交換ソフトとウィルス感染による不具合で、
長き勤務の間秘かに撮影し蓄積を続けてきた
我が麗しの女子生徒マル秘画像コレクションに関わる自宅謹慎と警察の事情聴取と言うのがあってだね。
あの校長の下で働いていながら実に世の中不公平と言うものなのだよ。
その社会への憤懣を抱きつつ、この私の肩に触れたアオダヌキをちょっと路地裏に案内してだね、
手近にあった鉄パイプで礼儀と言うものを教育的指導したわけだが、
その結果としてなかなかに興味深いものが手に入ったものでね、
真っ先に唯君の所に挨拶へと馳せ参じたと言う次第なのだようん」
両手を広げて朗々と語る顔見知りの生物教師を、目をぱちくりさせて眺めていた唯は、
ようやく今が少なくとも夜明け前の就寝後である事を思い出していた。
−−−−−−−−−−−−−−−
続きはこちら
まとめwiki内
唯物教材-第1話
ttp://www22.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/367.html 今回はここまでです。続きは折を見て。
自分もちょっと即興投下してみるかな、書きながらちまちま区切りの良いところで落として行きます。
今晩中には残り落とし終わるつもりです。適当に残り30kb埋めるつもりですが、途中で何か反応があると作者が狂喜乱舞します。
中の人は早矢とマトイのアレを書いた奴と同じ奴です。例によってヒロインは実在の人物の名前を使っていますが気にしないでください。いいよね、パロ板だし
「メモリーディスク」と「公約コーヤク」、今日は、この二つの道具の、ちょっと面白い使い方を紹介してみようかと思う。
今回のターゲットは、早水千沙という女流棋士。要するに、将棋指し。
23歳の黒髪ショートなスレンダー美人だ。大人しくしていれば黒髪美人だが、実際は活発で生命力に溢れているタイプ。
人当たりも良く、笑顔の絶えない、一緒にいて楽しくなるような娘で、典型的な「元気娘」という風なのだが・・・
ただ、「将棋だけは負けない」というプライドのようなものが見え隠れする、今日はそこを突いてみようかと思う。
東京近郊から程近い、割と静かな住宅街に団地ビルが並ぶ中、ぽつんと建てられた彼女の家は結構大きめの平屋だった。
小さい庭付きの、「サザエさ○」というアニメを彷彿とさせる、どことなく風情のある縁側にタタミの部屋、将棋好きというのはこういう空気が好きなのだろうか
今日の彼女は、女友達と一緒に映画を見てきた帰りで、一人でちまちま歩きながら、映画の内容を思い返しては夢見心地のようで、ふわふわと浮ついた雰囲気が伝わってくる。
そして俺は、立ち止まっている俺の目の前を彼女が通過する時に、一言だけ、ささやくように、しかし確実に聞こえるように、彼女の心をくすぐってみる。
「将棋の勉強しなくていいの?」
彼女の足が止まる。
「それ、私に言ったの?」
振り返った彼女の顔には厳が浮かび、眉間には訝しげなしわがよせられていた。
「だって、将棋弱いでしょ?」
「…………」
「男の人と勝負して、ずたぼろに負かされたのに、映画見に行ってたんでしょ?」
「……ハッ」
先日の、男棋士と女棋士のタイトルマッチのようなもので、彼女は相手の男に圧倒的に負けたばかりだったのだ。
恐らく今日の女友達も、凹んでいる彼女を見かねて、気分転換に映画に誘ったとかそんなところだろうか。
彼女はゴミを見るような目付きで一瞥し、立ち去ろうとした。これ以上は付き合う気にもなれなかったのだろう
勝負の世界も分からない部外者が、後からグチャグチャ批評を垂れる、これ程馬鹿らしい事はあるまい。
なので、声を大にして、彼女への殺し文句を言い放つ
「『将棋ごとき』で勝てないなんて、キミ頭悪いんだね」
流石の彼女も、これは聞き捨てならなかったらしい
「さっきからゴミみたいな男が煩いわね、ママを探してるんなら保育園に戻ったら?」
「保育園?キミ、まだ保育園も卒業出来てなかったのか?道理で将棋なんて子供だましなゲームに熱中する訳だ」
「さっきから随分とやっすい挑発してくるのね、頭の程度に合った低レベルな誘い文句しか考え付かないみたいだけど」
「俺の頭の程度じゃない、キミに合わせてあげたんだ、まだ保育園に通ってるんだろう?明日は図工かい?大好きな将棋の絵が上手く描けるといいね」
「…………私が男だったら、今すぐ殴り倒してるところなんだけどね」
「そうだな、じゃあこうしようか」
「キミが俺に将棋で勝てたら、死んであげよう。」
「…………」
「どうした?将棋で勝負してやるって言ってるのに、逃げるか?」
「……途中で逃げ出したり、情けないマネしないでよね」
「勝負成立、って事でいいかな?」
「えぇいいわ、『将棋ごとき』なんて言える奴に、私が負ける訳無いじゃない、今から辞世の句を考えておきなさいよ」
「さて、ルールを確認しておこう。
将棋は時間切れナシの一本勝負。ただし「打たない」事でひたすら時間を稼ぐのはナシ、一手にかける時間は最長でも10分まで
王手をかけたらちゃんと宣言する事。いきなり王様を取るのはナシ。ok?」
彼女がこくりとうなずいたのを見て、俺は三つのクジ引きの箱を取り出す。百均で買ったパーティーゲーム用のものだ
「ここに、『EASY』『NORMAL』『HARD』と書いた三つの箱がある。この三つの箱の中には、それぞれ指令を書いたシールが何枚も入っている。
お互いに、指令を書いたシールを腕に貼り付け、将棋に負けた方が実行する。単純なルールだ。そして俺の指令はコレに固定」
俺は彼女に見えるように、『自殺』と書いたシールを腕に貼り付ける
「キミは、とりあえず『EASY』の箱から紙を一枚抜き取って腕に貼り付ける、負けたらそれを実行する
負けた場合は、『次の紙を引いてもう一度やり直す』か、『ギブアップ』かを選ぶんだ
あぁ、『ギブアップ』する時は『将棋は頭の悪い低脳がやるお遊びでした、こんなものには二度と関わりません』と宣言して、二度と将棋に触れないように
で、『EASY』の紙が無くなったら次は『NORMAL』、『HARD』まで紙が無くなったら、まぁノーコンテスト、無効試合って事でいいよ」
という訳で、安っぽい箱を彼女に差し出す。彼女は面倒くさそうに箱に手を突っ込み、一枚取り出す。
紙の内容には、『将棋に負けたら男の足を隅々まで舐める』と書かれていた。それを何の躊躇もせずに腕に貼り付ける。
まさかこんな紙切れに罠が仕掛けられてるとは思わないだろう、気の毒な事だ
その、今まさに罠にかかった女は、見下すように
「その箱はもう片付けていいぞ、2局目は無い。この1局で終わりだ」
と言う。俺は、笑いを抑えるのに精一杯だった。
「ほら、お前からでいい、早く打て」
「ん?いいの?じゃ打っちゃうよ?」
俺は、王の真正面、真ん中の歩兵を1マス進めた
「……(中飛車、か)」
彼女は定石通りに角道を空ける。
そして俺は、左の金を、王の上に進めた
「……?」
彼女は更に飛車の前の歩兵を一つ上に上げる。
俺はそれに構う事無く、銀右上に進めて、金の横に並べた
「……?」
「さぁ、早く次の手を打って」
彼女がパチリ、と打つ。もう何を打ったのか俺は見ない、
更に俺は、右の飛車をを左に寄せて「ちょっとまてコラ」
ここで彼女から静止がかかる。対戦相手が打つのを邪魔するとは、ふてぇアマだ
「お前、将棋やった事あるのか……?」
「……これが俺のやり方なんだよ」
「いや、でも……コレ……」
「ぐだぐだ言うのは勝負がついてからにしろよ」
「……分かった」
彼女の声色が、敵意を露にしていたものから、失望を含んだ色に変わったのが分かった
一手一手を打つごとに、彼女の顔から、「つまらない」という声なき声が伝わってくる
序盤に相手の飛車が攻め込んできて、怒涛の勢いで駒を掻っ攫っていった。
俺は序盤に攻め込まれて、未だにこの飛車を殺せない。これでは全取りされそうな勢いだ
俺は、開始から5分足らずで、殆ど完全に負け戦に追い込まれていた
更に1分、負けが確定というか、完全に詰んだというか、ひたすら時間稼ぎをしてるけど、あと2〜3手で殺されるな、という程のところまで追い詰められて
そこで彼女が、再び口を開いた
「キミさ・・・将棋、どのくらいやった事があるの?」
「はっ、決まってるじゃないか」
……やっとコマの動きを覚えきった所です
端正な整った顔を苦笑させて、彼女は弱者を労わるエゴイスティックな優しさで、俺に声をかけた
「えーと……もう謝ったら許してあげるよ?別に自殺しろとか、本気で言ってる訳じゃないし?」
「あ、いやー……」
「だから、最初っからキミが勝てる訳無いじゃない?私も一応プロだしさ……」
「えーと……」
「?」
俺は、懐からディスクを取り出して、彼女の頭の上に投げる。
「これが俺のやり方なんです。」
ディスクの効果を受けて、彼女は空ろな目をして、ぼーっと佇んでいる。
これはメモリーディスクという道具で、人の記憶を抜き出せる道具だ。
人の頭の上に投げたディスクには、今日一日分の記憶が読み込まれている。その間彼女は方放心状態という訳だ。
そしてロードしている間に、俺は将棋板を横に、ずりっ、ずりっ、と回転させてゆく。
俺のボロボロの、負け寸前の陣形が彼女の側に、そして彼女の整った陣形が俺の側になった。
そして暫く待つ…………ロードが完了し、彼女の頭上に浮遊していた円盤が床に落ちる。彼女は未だ放心状態。
この放心状態は、ロードが完了した後も5分程続く事が事前に分かっている。やはり脳味噌をいじる行為というのはスイッチを切り替えるように簡単にはいかないのだろう。
まぁいい、とりあえず俺をボロボロにしている部分の記憶を塗り潰し、適当に俺の負けていく記憶を入れていく。
このメモリーディスクという道具はこうやって改竄も容易に出来るのだ。
そして、この盤面に行き着くまでの彼女の頭の中のアリバイ作りを済ませて、メモリーディスクを返却する。またも5分程、ロードが完了するまで待つ。
やっと、彼女が意識を取り戻す。すると一体どういう事が起こるのだろうか
「え、えーと……あれ?」
「どうしたの?キミの番だよ?」
完全に攻守が入れ替わった。
彼女の築き上げた将棋の陣形は、俺の物になった
「あ、うん……え?あれ?」
「ん?どうしたのかな?」
「な、なんでこんな……ウソ、でしょ?」
驚くのも無理はない。
なにせどう考えてもあり得ないような負け方をしているのだ。しかも、自分の記憶が、しっかりと裏付けをとってしまっている。
「こんな……なんでこんな……」
彼女は、目一杯悩んだ後、王を動かした。王手がかかっているから、逃げざるを得ない
「ハイ桂馬イタダキ、更に王手」
「う……うぅ……」
彼女は、今度は金銀の最後の、なけなしの銀を後ろに下げてガードした。
俺は自分の陣形をパッと見た。取られそうな駒は無い。
なので、王様は放っておいて、関係ない歩兵を一枚取った。
「ッ……」
よく見ると、千沙はうっすらと涙すら浮かべている
これから起こる事が分かっているだけに屈辱なのだろう
ぎゅっとTシャツを握り締めて、王様を更に遠くに逃がした。
俺は、王様に構わず、更に歩兵を一枚取った。そう、俺が狙っているのは全駒である。
王将以外の全ての駒を取る。文句なしの弱いものイジメ
彼女には、それに抗う資本は残っていない。
ひたすら、俺のお遊びに生かされる状況、その屈辱に顔を歪ませるだけである。
「ほら、最後の一枚が取られるよ?歩兵取られちゃうよ?」
「うぅッッ・・・」
ふるふると、震える指で、千沙は王を逃がした。もう最後の歩兵を助ける手段は残っていない。そして俺の飛車が歩兵を取り、全駒達成。
それと同時に、彼女の涙腺が決壊し、彼女の足を包むGパンの上に染みを作る。ぽろぽろと大粒の涙を流す女流棋士。
これはいいな。この盤上でブチのめす快感は初めて経験するが、本当に良いものだ。何より、相手が絶望に打ちひしがれているのが最高だ
「……さて、確か勝負の前に取り決めがあったよな?」
「うっ……」
彼女の腕に貼り付けてあるシールの事だ。
その内容は、『将棋に負けたら男の足を隅々まで舐める』と書いてある
「幸い、紙に書いてあるのは『男』だ……選ばせてやる
俺の足を舐めるか、全く関係ない赤の他人の足を舐めるか、好きな方を選べ」
彼女の顔がみるみる青褪めていく。
「やっぱり、この勝負、なんかおかしいよ!絶対あり得ないもん!あんな負け方する筈無いのに!」
「あれ?負けを認めないつもりですか?」
「いや、負けとかいうんじゃなくて、やっぱりなんかおかしいから……」
「将棋で負けたんじゃないですか、ペナルティーには従わないと」
そしてここで、シールの効果が発動する。
無様に負け惜しみをし、代価を払わない女に強制的に払わせる為に、シール。もとい、「公約コーヤク」が発動する。
彼女の足が、かくんと折れる。そしてひざまずき状態になり、手を床につける。土下座の一歩手前のような状態だ
「えっ!?えぇっっ!!?う、ウソッ、うそでしょっっ」
そして千沙の目の前には俺の足
彼女の頭が、ぐぐぐぐっ・・・と逆らおうとするが、公約コーヤクの力で、段々と顔が、俺の脚に近付いてゆく
「だめっだめっっ、なんでぇっっ!?いやっ、あっ、あぐっ、あぁうっ」
無理矢理に開かれた口から、彼女の小さな舌が突き出され、その赤くテカったそれは、俺の足に到達する。
粘り気のある舌は、ペロ、ペロ、と俺の足を舐めていく。
「んーっ、んーっ」
「ははは、ほら、キレイにしろよ」
俺は足を突き出し、足の裏も舐めるように促す
『公約コーヤク』は、紙に書いた事を絶対遵守させる。白い紙に書いた通り、『隅々まで舐める』まで、千沙は解放されないだろう
どうやら今度は指の間を舐めるらしい、千沙の今の心境は如何ほどのものだろうか
指の間の、自分でしか触った事の無い、不潔の塊のような場所に、プライドの塊のような女流棋士の舌が差し込まれる
俺はもう痛いくらいに逸物を猛らせていた
「おい、そんな舌先じゃなくて、もっと全体的に使ってしっかり舐めろよ」
俺のそんな声を聞いて、リクエストに応えるように、舌のハラの部分を使って、ペロペロの俺の足の裏を舐め始める。
くすぐったさとは違う、何かを塗りたくっているかのような感触だ
足裏からカカトまで、更には足指の先まで口に含んで、一本一本丁寧に舐め切ったところでこの至福の時は終わった。
千沙は、すぐに台所に駆け込んでゲェゲェやり始めた。やれやれ、まだ1ラウンドが終わったところだというのに
この後、20分程千沙は戻ってこなかった。今の足舐めが余程堪えたらしい、この隙に1発ヌイておけば良かった・・・
「さて、二回戦だ、それともギブアップするか?」
「す、する訳無いでしょ、ナメないでよね」
声が震えている
「ほら、そんじゃ早く引けよ。今度こそ勝てるといいな」
くじ引きのボックスに手を突っ込んだまま、千沙は中々手を引き抜こうとしない
先ほどまでの余裕綽々といった様子がウソのようだ
「んー?どうしたー?ほら早くー」
バッ、と一気に千沙が白い紙を引き抜く、そしてそこに書かれた内容を見て愕然とする。
『将棋に負けたら、商店に行って小便を漏らす』
「おーし、じゃ、やろうか」
「…………」
女流棋士は、震える手で、自分の腕にその紙を貼り付けた
彼女はもう、負けられない。今頃、彼女の頭の中は後悔の渦中だろう
勝って得られるものは何も無い。負けたら人としての尊厳を失ってゆく
ハイリスクノーリターンの勝負。更には訳のわからない負け方をしてゆく自分
更に舞台裏を明かせば、ギブアップしない限り全ての指令を実行するしかないという鬼仕様
負けそうになったら何度でも陣形を逆にすればいいのだ、コレで負ける訳が無い。
「はっ・・・?え?あれ?私、何を・・・え?」
またもメモリーディスクの眠りから目覚めた彼女が混乱し、戸惑う。
しかし彼女は続けるしかない。この理不尽な将棋盤は、彼女にとってはいつも通りの慣れ親しんだ勝負土俵なのだから……彼女にとっては
そして、今度こそは負けまいと、全力全開で展開した彼女自身の手ごまに、彼女が追い詰められていた。
「う、うぅ……も、もうヤ、ヤダ……嫌だよ……やめてぇ…………」
「ハハっわろす、ハイ全取り」
彼女の顔は蒼白だった。
「ま、まさか、本当に……?」
「嘘だと思う?ほら、王様逃がさないと取られちゃうよー」
「は、剥がれない!!なんで!?なんで!?なんで!?」
「ほらほら、早く打って打って」
彼女は、たっぷりと悩んだ挙句、投了した。
何度やっても公約コーヤクは剥がれなかった。無意味な時間稼ぎを怯えながら過ごすより、彼女は最後の矜持を守る為か……公約コーヤクに連れられるまでもなく、自主的に商店へ向かって歩き始めた
「絶対そのイカサマ暴いてやるから……この野郎ッ」
彼女は目を赤くしながらも、敵意の消えていない表情で俺に背中を向けた。
そして10数分後に戻ってきた彼女は、顔を羞恥に赤く染め、ピッチリとしたGパンに黒い染みを作って泣きながら帰ってきた。
結論から言うと、もうこの後は彼女の勝ちは一切無かった。
陣形など無視して王様狙いで一気に取りに来る戦法にシフトした時は何度か入れ替えを行わなければならなかったが、基本的に勝ち目があるわけなかった
・・・ゴメン、もう、疲れた・・・寝る・・・
494 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 14:05:39 ID:aR7js7+4
続きマダー?
プライドを崩すというのならもうちょっと正攻法で叩きのめして欲しかった所だが
盤面入れ替えは少々興ざめかもしれない
しかしそれ以外は素晴らしい。(;´Д`)ハァハァ
30kbくらい普通に埋まるだろとか思ってたら意外に時間かかったでござるの巻。という訳で今日も昨日の続き。容量埋まるまで続けるつもりです。
『EASY』の残りクジは『俺の目の前で自慰』『強制ストリップショー』『素っ裸で1時間過ごす』『官能小説を大声で朗読』というありきたりなものだったので割愛。
そして次はいよいよ『NORMAL』のクジ
ここまでは千沙の羞恥心やプライドを煽ってきたが、ここから先は俺との肉体関係も持つ事になる。
ここまで散々俺が作った酷い局面を盤反転で自分の陣形と移し変えられた千沙は、青い顔で、追い詰められた者特有の、冷や汗で涙目の薄ら笑いを浮かべている。
俺は知っている。あの笑顔は、まるでカジノで手持ちのチップが、全財産が次々と消えていく、破滅へ向かっていくギャンブラーが同じ笑顔をしていたという事を。まぁそのギャンブルも俺が一枚噛んでたんだけどね。
「あ、あの……もう、私の負けでいいから……お願い……嫌……」
「ん?どうしたの?『将棋ごとき』で負けるのは嫌なんじゃなかったの?」
「うっ……うぅっ……」
「ほらほら、一回勝ったらちゃんと自殺してあげるよ。キミと同じでボクも指令には逆らえないんだ。ほら頑張って!」
「でも、さっきから、こんなの、私の将棋じゃ……」
「いいから早くクジを引きなよ、ハリー!ハリー!ハリィアップ!」
彼女は随分と渋ったが、恐る恐る、といった様子でクジを引いた。もう最初の余裕はどこかへ消えてしまったようだ
そして出てきたクジは『将棋に負けたら、目の前の男に尻穴を犯してもらう』
「何コレ……まさか……うそ、そんな……」
「ははっ、こりゃいいや、じゃ負けないように頑張ってね」
そしてまた絶望の戦いは始まる。彼女が頑張れば頑張る程、彼女が圧倒的な実力を発揮するほど、彼女は自分で自分の首を絞める。
いつも最後は素人の拙い手腕で嬲り殺される結末が待っている。彼女はどのような気持ちだろうか、本当なら虫ケラのように弱い男に、自分のプライドをずズタズタにされていく今の心境は
下を向き、ブツブツと無駄な足掻きを考える彼女の最後の歩兵を容赦なく剥ぎ取る
「ハイ全駒」
後は王将だけで、ひたすら逃げるだけの展開。時間を稼ぐのが精一杯。どんなプロだって、素人相手だとしても、王将だけで勝てる訳が無い。ましてやこっちの持ち駒は20枚だ
「嫌……いやっっ……」
そしていよいよ飛車が王将と重なる。実際に王が盤面から消え、やっと『お楽しみ』のタイムだ
さっきからいきり立つムスコをやっと開放してやれる。
彼女は、公約コーヤクの強制力で、Gパンと、意外に可愛らしいプリントのパンツを脱ぎ始めている。必死に抵抗しているようだが、そんなささやかな抵抗は勿論無駄としか言いようが無い
ガタガタと震えながら、引きつった顔で俺が露出させた逸物をにらみ付けている。その態度から、俺は一つの仮説に行き着いた
「あれ?もしかしてこういうの、初めてなの?」
ニヤニヤする俺に、千沙は悔しそうにうつむくだけだった。確定か、初モノキタァァー
そして、俺に向かって四つん這いで尻を突き出す千沙を言葉責める
「あのクジの中にはちゃんと普通のSEXのカードも入ってたのに、初めてがケツから、なんて珍しい体験が出来るね、良かったね千沙ちゃん」
「うるさい変態……やるなら早くしやがれ……チクショウ……ッッ」
「お子様でも仕方が無いよね、千沙ちゃんは保育園通いから未だ抜け出せないんだもんね」
「……死ねっ」
「まぁまぁ、まずはローションか何かがあった方がいいよな、俺の方は大丈夫だけど、千沙ちゃん痔持ちになりたいの?」
「…………本当に、尻なんかに、入れる気か……」
「え?当たり前じゃん」
ローションは見当たらなかったので、とりあえず食用オイルで代用する事にした。
オイルをたっぷり手に塗りつけて、彼女の菊座にぴとっと指のハラを付ける。
「ひァっっ」
カワイイ悲鳴を楽しみながら、ちょっと動かす度にびくっと震える経験薄い彼女のケツを嬲って楽しむ。
ビクッと反応しては悔しそうに声を押し殺す反応がいちいちかわいい
「ほら、入れちゃうよ、頑張って力込めて」
食用オイルを塗りたくった中指を、キュッと閉じられた穴にぐいぐいと押し込む
キツかったが、やがて限界を超えて、指を中に迎えてしまう
「うぅ……気持ち悪い……この変態っ……」
「んー、その変態に尻を犯される今の気持ちはどうですかー?」
「このっ……」
「実際キミはもうちょい言葉使いを学んだ方がいいよね、特に自分がケツを突き出してる相手にそんな態度だとさ」
ローションをまぶした中指で無理矢理中身を蹂躙する。ほどほどにぬめりが出来たところで中指を引き抜く
そして、俺の逸物を菊座に押し当てる。
「ひっ……やっやめっっお願いだから、やっ」
「もうちょっと早めに殊勝な態度だったら良かったのにね?」
力を込めて、ずぶっ、と挿入していく
彼女は初めての感覚にどうしたらいいのか分からず戸惑っているようだった
どうにかガマンして悲鳴を押し殺しているようだが、荒い息がこちらに伝わってくる。バックからじゃ顔が見えないのが惜しい
「はひッ……ひァっ……」
「ほら、動かすぞー」
一気に、根元まで俺のマイサンを押し込んでいく
「あ、あっ、あぁっ、ぁぁぁあああッくぅぅぅぅぅ」
流石の彼女もこの感覚は耐え難いものがあったらしい
「抜いてっ、抜いてよっ、もうやだっ、助けてっ」
俺は無言で彼女の菊座から棒を引き抜き、完全に抜け切る寸前で、また一気に押し込んだ
「あっぐ…………」
「何言ってるんだ、まだまだこれからじゃないか」
そのまま、ピストンを開始する。彼女の尻を蹂躙し、犯し尽くす。
「やめてっ、私が悪かったからっ、気持ち悪いのっ、やだっ、もうやだぁぁっ」
「どうした、最初の威勢はどこいった、ほら、もっと減らず口を叩けよ、こんな早く音を上げるんじゃねぇよっ」
彼女の尻は初モノだけあって慣れてないのか、かなりキツかった
そして嫌がる彼女の尻を数分堪能し、彼女が何も言わず、黙って受け入れるようになった頃、俺も白濁液を放出した。
びゅるっ……どくっ…どくっ…どくっ…
「ふぅ、気持ち良かったぜ」
「…………ぐすっ」
「ほら、次行くぞ、次こそ勝てるといいな」
彼女は、尻を突き出したまま、泣き混じりの声で許しを請い始めた
「もう、許して、ください。ごめんなさい、貴方にはもう勝てません。ごめんなさい。私がっ、弱かったんですっ。」
俺は、彼女の顔に近付いて、優しく話しかける
「じゃ、ほら、『将棋は頭の悪い低脳がやるお遊びでした、こんなものには二度と関わりません』って、最初に言ったよね、途中ギブアップする時は、さ」
千沙は、絶望的な顔をして、それから暫く考えた後、頭を横に振った
「わた、私が、頭の悪い低脳だとしても、将棋、はっ、凄い、ものなんです……
そっ、それにっ、私、将棋やめるのは、それだけはっ、許して、もう、許し、て、くださっ、もう、ごめんなさっ……」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で、尻を突き出したまま、彼女はひたすら許しを請う。もう最初の頃の傲岸不遜な彼女はどこにもいない
「……んー、そんな事言われてもなぁ、こっちは命張ってるってのに、途中ギブしたいけど将棋やめるのは嫌だ、ってどうなの?」
「ごめ、なさい……ごめん、なさ……」
まぁいいんだけどね、この娘が将棋辞めようが何だろうが俺が得する訳じゃないし
そもそも命なんて張ってないし、俺の手に貼ってるのは公約コーヤクじゃなくてただのシールだしね
でもまぁ、これならもうちょっとくらい何か要求出来そうだな
「まぁ……そこまで殊勝に謝られたら、流石にこれ以上続けるなんて言いづらいな」
「それならっ……ひゥっ」
彼女のケツをパン、と叩いて
「でもアレだ、ただやめる訳には行かない、だってそうだろう、敗者はチップを支払うべきだ」
「……??」
「キミが俺の機嫌を取って、それに俺が満足したら、将棋をやめるっていうペナルティはナシにしよう。」
「……機嫌……」
「言ってる意味くらい分かるよね?子供じゃないんだし?」
「分かり、ました……」
千沙は、うつ伏せに尻を突き出していた状態から、のろのろと起き上がる。
「……」
そして無言で、俺の剛直を見つめる。意を決したようで、悲壮な顔で、残った衣服を剥ぎ取りにかかる。
半脱ぎだったGパンとパンツを全て脱ぎ、Tシャツ、そしてその下のブラも全部脱ぐ。
こうした方が男が喜ぶという拙い知識を実行したのだろう。まぁ恥じらうのもいいけど恥を押し殺して無理矢理自分の手で脱ぐってのも、これはこれでアリだよな
「失礼、します。」
そして俺の顔に、彼女の整った顔が近付いて来る。
唇に、唇の先が触れ合う。彼女の小さな口が、必死に俺の口と触れ合う。
舌を突き出して、彼女の口腔に進入してみる。あまりのおぞましさに、彼女は一瞬唇を離しそうになったが、精神力でどうにか耐える
その健気な姿に更に興奮し、俺は彼女の口内を舌先で犯していく
「んっ、んぐっ、んむぅぅっ」
あぁそうか、道具で色々体を弄ってる俺と違って、普通の人間は2分も息を止めるので精一杯なんだっけか
息が苦しくて抵抗する彼女に、最後に大きな唾液の塊をプレゼントしてから口を離してやる。
「ぷはっ・・・はっ・・・はっ・・・」
こくっ、彼女の喉が動き、俺の唾を飲み込んだのが分かった。
「で?これで終わり?」
俺は更にチップの追加を要求する。初心な彼女がどうするのか、精々千沙の想像力程度では今の口付けが精一杯だろう。
だが俺は更にチップの上乗せを要求する。暗に、これ以上をしなければさっきのゲームを再開するぞ、と脅しているのだ。彼女は応じざるを得ない。
『NORMAL』を一回こなしただけであぁなるのだ、彼女は『HARD』の箱ですらない、彼女にとってあの、安物のパーティーゲーム用のクジ箱は、限りない恐怖の対象だろう
「ま、まさか、そんな訳無いじゃないですか」
引き攣った声に焦りが見て取れる。今のキスで十分だと思っていたのだろう。
「そう、だな」
俺は、『HARD』と書かれた箱を一つ手に取る
「この箱の中の紙を一枚実行しろ。それで許してやる。」
「……う、うぅ……」
「どうした?また将棋で負けて、この箱の中身を全部実行したいか?それをたった1枚で済まそうっていうんだ、良心的だと思わないか?」
「分かり、ました……引きます……引かせて、ください……」
「あまりぐずぐずしてると俺の気が変わるかもしれないからな、やるなら早くしろよ」
そして、彼女が引いた紙はこれだ、『将棋に負けたら、素っ裸で犬用ボールギャグをつけて、男にリードを引いてもらって四つん這いで町内一周』
これを実行すれば、まぁ間違いなく引っ越すしかなくなる。ご近所付合いなんて悠長な事は言ってられないだろう。
彼女も、それを察して絶望的な顔をしていた。しかし、実行しないという選択肢は無い
「ぼ、ぼ、ボールギャグっていうのは、どこ、ですか?」
あぁ、そうだった。取り寄せバッグから、犬用の口枷を取り出す。
「ほら、これ付けろ」
「は、はい……」
あむっ、という擬音が聞こえそうな咥え方をした彼女は、ボールギャグについたベルトを後ろで固定する。
「よし、じゃ次は首輪だ」
またも取り寄せバッグから取り出した首輪を、彼女の首に巻き、犬用のリードを付ける。
「さて、じゃ散歩に行こうか」
「…………」
「ほら、犬の返事はワンだろ!ワン!」
四つん這いになった彼女の尻を平手で叩く。彼女は悔しそうな顔をしたが、大人しく注文に応えてくれた
「……あ、あんっ」
どうやら、ボールギャグのせいで、「ワン」と言おうとすると「あん」になるようだ
「ほら、出ろ出ろ」
玄関から出るのを躊躇する彼女を、リードを引っ張って外に出す。
眉をハの字にし、誰かに見られてないか、しきりに辺りを見回している。町内一周もすれば嫌でも色んな人に見られるというのに
「ほら、まずはあっちから行くぞ」
「…………」
「ワン!」
「……あんっ」
「ノリが悪いな、お情けでコレ一つで勘弁してやろうっていうのに……やっぱり、将棋打つか?」
「あんっ!あんっ!あんっ!」
その一言でリードを引っ張って行こうとする千沙、どうやら恥ずかしさが吹っ切れたようでよかったよかった
「千沙ねーちゃん何してるのー?」
「…………」
「ほら、子供が呼んでるぞ、応えてやれよ、ワンだろ、ワン」
最初に千沙が出合ったのは近所のガキどもだった。
三人のガキどもの内、二人は声も出ないようだったが、一人だけが空気を読まずに問いかけてきたのだ
いや、もしかしたら空気を読んで問いかけてきたのかもしれない。だとしたら将来かなりの大物になるだろう。この状況で即座にピッタリの言葉責めを選ぶとはタダモノではない
「あんっ……」
うつむいている千沙の代わりに、俺が説明してやらねばなるまい。子供達の純真な疑問に答えてやるのは大人の義務だしな
「このお姉ちゃんはな、変態さんなんだよ」
「……っっ!!?」
「変態さんだから、こういう事がしたくてたまらないんだ」
「えー、そうなのー?」「千沙お姉ちゃん……」「変態ー」
「ほら、変態さんだから、お尻を叩かれると喜んじゃうんだよ、『そうだよな?』千沙ちゃん?」
「…………あんっ」
「ほら、キミ達もちょっと叩いてみるといいよ、嬉しそうに鳴くから」
子供達はその言葉を聞いて、疑う事無く千沙の尻の周りに集まった。ボールギャグのせいか、千沙が全く反論しないから、本当に信じてしまったのかも知れない
先ほどのガキだけは、ニヤニヤと俺に向かって嫌な笑みを浮かべていたが。本当に底知れないガキだ
「千沙おねーちゃん嬉しいー」「ほら、わんっていってよ千沙おねーちゃん」「千沙おねーちゃん、上に乗っていい?」
「……あんっ、…あんっ、あんっあんっ」
ガキどもは代わる代わる千沙の尻を叩いて行った。千沙はそれに、犬の鳴き真似で、ひたすら耐えるしかない。
「いやー、ガキどもって案外カワイイもんだなー」
「…………あんっ」
今度は商店街を練り歩く。オヤジどもは呆然と、いつも元気な女流棋士の変わり果てた姿を見送り、買い物に来てる奥様方は口を押さえてヒソヒソモードに入る。
時折呼び止められるが、悪魔のパスポートで全部パスした
「もうこの辺りは歩けないな、ほら、もっと早く歩けよメス犬」
ぱん!千沙の尻を平手で叩く。
「……あんっ」
通りかかった若者達が次々と写メを撮っていく。軽く人だかりが出来てる。奴らの今日のオカズはこれで決まりだろうな
千沙は恥ずかしさにうつむいて真っ赤になって震えている。適当なところで、公衆肉便所にでもしてみるか
このままもう少し調教して、痛みを快感に変換し、恥ずかしさに恍惚を覚える立派なM犬にしてやるからな、もうちょっと頑張れよ、千沙
さて、女流棋士が得意分野で打ちのめされ、プライドをズタズタにする話は楽しいが、この話はこの辺りで切り上げよう。
とりあえず今回はメモリーディスクの面白い使い方という話だった。これを使えば、大抵のボードゲームで負けは無い。記憶を好き勝手に改竄出来るのだからほかにも色々な使い道があるだろう
公約コーヤクで無茶苦茶な要求を通させるのも中々楽しいもんだ。この道具もかなり使い勝手が良い部類に入るだろうな
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と、言う訳でこの辺りで埋めネタは終わりになります。最後までお付合いくださった方はありがとうございます。出来たらどなたか次スレを立ててもらえませんでしょうか