とある魔術の禁書目録 17フラグ目

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1名無しさん@ピンキー
ここは鎌池和馬氏著作、『とある魔術の禁書目録』のエロパロスレです
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
投下前にカップリングの表記があるとなお良いです。
このスレは基本的にsage進行です。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力しましょう。
次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
荒らし煽りはスルー。
ルールを守って、気持ち良く楽しみましょう。

前スレ
とある魔術の禁書目録 16フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241373517/
2名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 02:46:36 ID:4VjOeeLJ
過去ログ
とある魔術の禁書目録
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144682421/
とある魔術の禁書目録 2フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160741334/
とある魔術の禁書目録 3フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168450515/
とある魔術の禁書目録 4フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173925452/
とある魔術の禁書目録 5フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184435294/
とある魔術の禁書目録 6フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191802991/
とある魔術の禁書目録 7フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197245107/
とある魔術の禁書目録 8フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203107365/
とある魔術の禁書目録 9フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210639825/
とある魔術の禁書目録 10フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219072030/
とある魔術の禁書目録 11フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1225625574/
とある魔術の禁書目録 12フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1229736089/
とある魔術の禁書目録 13フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233681145/
とある魔術の禁書目録 14フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236084927/
とある魔術の禁書目録 15フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238177532/

2chエロパロ板SS保管庫
(ライトノベルの部屋>とある魔術の禁書目録の部屋)
http://red.ribbon.to/~eroparo/


総合データベース
http://www12.atwiki.jp/index-index/
3名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 02:56:43 ID:tZw05QnI
>>1
4名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 08:21:41 ID:qnRWyOWs
>>1

美琴以上に乙女な一方さんという電波が〜
5名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 08:44:35 ID:iI40BEKQ
>>1
>>4そして実は打ち止めより上条さんのことが好きと言うんですね
分かり……ません…
6名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 09:42:02 ID:j+eO6irv
こんなもんか

上条 40%
打ち止め 30%
木原くぅぅぅぅぅぅん 5%
7名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 11:51:55 ID:poZKaMOx
今のボォイズラブには女体化というジャンルがあってだな
8名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 12:10:43 ID:cF1SviY9
女体化したらボーイズじゃないのにな
9名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 12:39:39 ID:ZDh3iAvt
BLの世界は恐ろしいからなぁ
10名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 12:40:19 ID:ZDh3iAvt
忘れてた。>>1
11名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 16:15:23 ID:jyCFGRv6
待て
そもそも一方さんはオトコノコなのか?
あと>>1
12名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 20:34:53 ID:OLN+FN8Y
>>1

>>11
8巻の風呂シーンで確定した。ヤツは男だ
13名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 20:54:10 ID:DJMMP8DH
>>1乙
一方さんって 自分のホルモンバランスとか細胞の数とかもあやつれるのかな?
そうすれば男や女はもちろん、ロリから熟女、貧乳から爆乳まで一方さん一人で楽しめるのに
14名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:05:23 ID:8GozONUL
>>12
ツルペタで見れば女に見えなくも…

クソッ!!無理か
15名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:16:56 ID:OLN+FN8Y
というか一方さん女だったら打ち止めと
通行止めカプにならないから認めないぞ!
この二人の百合は怖くて想像できない
16名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:44:30 ID:vmxSK8rs
乙と乙が交差する時
17名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 23:46:22 ID:iI40BEKQ
惚れ薬を上条さんが一方通行に飲ませて色々アッ-!!な展開を期待する俺



え?ホモ?なにそれおいしいの??
18名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 02:05:44 ID:1NXET7aX
>>17
女に迫られ続けて男に逃げた上条さん
19名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 17:15:58 ID:8X/1ln3P
やだ…
なにこの流れ
20名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 17:36:20 ID:XxsnMKoQ
絶好調である
21名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 18:24:18 ID:pef+7kyF
ラストが書き込めなかった……
あと二人ほど忘れて気がする。
22名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 19:12:32 ID:pguDEfUA
>>21
おや?こういうマインドで行ってるのかと思ってたんだが……。
「ねぇ、後悔って何かしら?」
「振り向かないことじゃん?」
23名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 22:33:27 ID:cFDQinbj
この流れは久々の百合子ちゃんSSクルー?
24名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 23:43:42 ID:069Kjk33
どうも
いつぞやにアニェ×オルソラやらを書いていた者です

前スレで姫神が出てたのでなんとなく姫神ネタを書いてみました
グダグダです
すいません

誤字脱字文章力構成力不足はスルーでお願いします


では投下
25Going For The One 1/10:2009/06/20(土) 23:45:54 ID:069Kjk33

雑踏とは、様々な服を纏った不特定多数の人物が集う場所とも言える。
そこですれ違う人々は、互いの姿を眼に反射することあれど、目に入れることはなかなか無い。
その人混みのど真ん中で、目に入れたくなる人物が立っていた。
和風美人の趣を感じさせる長い黒髪を持つ少女、姫神秋沙だ。

彼女を目に入れたくなる理由とは、なぜか赤く染まった美しい顔立ちと、彼女が着ているその場違いな巫女服。
すれ違う人は一瞥すると、美しさに驚いたり、美しさに嫉妬したりしていた。
それだけの美人なのに、不思議と声をかけようとする男性が皆無なのは、身に纏った巫女服が異次元のような存在に思え、抵抗があるからなのかもしれない。

「はぁ、はぁ…」
彼女の息は荒く、見る人によると、どこか体調が悪いのかと思ってしまうだろう。
事実、おせっかい焼きな人が数名ほど、「大丈夫か?」「病院に行きましょうか?」など心配してくれていた。
そういった優しい言葉を「なんでもありません」「大丈夫です」と返すたび、姫神の胸は少し痛んだ。
しかしすぐさま、彼女の意識は違う方向に向けられる。真っ赤な袴の下、下着よりもさらに下、自らの股に。
(…………もう。限界)
26Going For The One 2/10:2009/06/20(土) 23:46:22 ID:069Kjk33

プルルルルル!

ビクッ!と、携帯電話の呼び出し音でしかないのに、不必要に驚く姫神。
そして彼女の驚きは、焦りや緊張、恐怖、そして僅かな―本人も気がつかないほどの―喜びへと変わる。

ピッ

「も。しもし」
『もしもーし。電話出るの遅いなー、どうかしたか?』
明るい声が返ってきた。しかし姫神は電話を持つ右手を震わせたまま、会話を続ける。
「…………別に。なんでも無い」
『ま、いいか。ちょっと待って…おー、ちゃーんと約束通りの格好だなー』
あくまで陽気な電話の声は、どうやらどこか遠くから彼女を見ているようだ。

『でも上だけかも知れないからなー、下も見せてよ』
「…え。ここで?」
『そう、そこで。そこから赤い広告が屋上にあるビルが見えるだろ?そっちに向かって見せてよ』
姫神は、ゴク…と溢れだしてくる唾液を飲みこんだ。
そして、袴の裾を大きくめくった。
その下には彼女の白い脚と、それよりさらに白いガーターベルトとパンティ、
そしてそれらに支えられ、股に深々刺さって唸り声を上げているどす黒いバイブがあった。
『ほほー、なるほどなるほど♪』
「…………………ぅぁ」
満足そうな声が電話から聞こえた。
27Going For The One 3/10:2009/06/20(土) 23:47:10 ID:069Kjk33

巫女さんが袴を持ち上げ下半身を露出するという異様な光景を、
たまたま目撃した人々の反応は、概ね以下の4種類に分けられる。
顔を赤くして目を逸らす者。
照れながらも様子を伺う者。
嫌悪感を表情に出す者。
下品な笑みを浮かべ注視する者。
そんな視線を一身に浴び、姫神は身震いをした。キラキラとした液体が、彼女の内股にいくつもの筋を作っていく。

「…………もう。許して。お願い」
耐えきれなくなった姫神は、電話に向かって哀願をした。
『えー?、しょーがないなあー』
と、電話の声は、もったいないという思いを隠そうともせず、仕方なく許した。
フゥ。と、姫神は胸に手を当て一息ついた。
先ほどまでの視線の主たちの咳払いが聞こえる。照れ隠しのつもりなのだろうか。

(いつまで。こんなことをすれば。)
―――いや、そもそもいつからこんなことを―――
『なあ?』
「えっ?」
自問していた姫神は、急の呼びかけに意識を引っ張られた。
『どう?』
「………どう。と。言われても」
電話からのあまりに漠然とした質問は、姫神を困惑させた。
『だーから、今どんな気分かって聞いてんのー』
「………………………」
28Going For The One 4/10:2009/06/20(土) 23:47:39 ID:069Kjk33

そして、やや具体的となった質問は、顔をさらに紅潮させた。
左手で袴を握り、姫神は振り絞った声で答えた。
「……………恥ずかしい」
『ふーん、恥ずかしいだけ?』
「………………………」
『気持ち良くないの?』
「……気持ち良く。ない」
彼女は嘘をついた。
朝から入れっぱなしのバイブが、うねりながら咎めた。
これだけの大衆の中で、こんな恥ずかしい格好をする。
すでに肉体の快楽は、全身を満たしていた。
一方で彼女の頭はというと、
理性や恥じらい、もっというなら「快楽という事実を認めたくない意地」が、
かろうじて冷静にさせていた。
しかし。

『そっかー、気持ち良くないのかー。せっかく姫神にいい気分になってもらいたかったのになー』
「………………………」
『そーゆーことなら仕方ない。悪いけど、自分で気持ち良くなってもらうしかないな』
「え…………どう。やって?」
『どうって言われても、いろいろあると思うよー?例えばー……、おっぱい揉んだりとか?』
「………………」
提案の体を為してはいるが、その実は命令だ。
29Going For The One 5/10:2009/06/20(土) 23:52:52 ID:069Kjk33

――自分の胸を揉め――
彼女は握っていた左手を解き、ゆっくりと自分の胸元に持っていき、布越しに撫でた。
「はぁぅ…」
ただ撫でただけなのに、甘い痺れが走った。今の彼女は、それほどまでに追いつめられていた。
スッ、スッ、と撫であげられるたび、美しい顔が快感に歪む。
すると電話から声が響いてきた。
『どうした?たったそれっぽっちじゃ全然気持ち良くなれないだろ?
 我慢しなくていいからさ、思いっきり揉んじゃえよ』

――もっと強く揉め――
「…………は…い…」
言われるままに姫神は、グシャアと、乳房を握り潰した。
そして、
「はぁぁぁぁぁん!!!」
その刺激的な快感をこらえることができず、絶頂に達してしまった。
「はぁっ!んんっ!!ふぁあっ!!」
しかし彼女は揉むことを止めなかった。一揉みするたび、喘ぎ声を上げる姫神。
その淫靡な姿は、好色な人々の足を止めるには十分すぎた。
いつの間にか大勢の人々が、彼女の周囲を囲んでいた。その表情は皆、下品に歪んでいた。
30Going For The One 6/10:2009/06/20(土) 23:53:47 ID:069Kjk33

(見られている…こんな姿を。見られている……)
「はぁああぁんんっ!!!」
そう意識したら、自然と乳房を揉む強さも速さも上がってきた。
『はぁ、はぁ……気持ち……良さそうだな………』
「……………はぃ」
電話の声のなぜか荒い息づかいにも気がつかないほど、今の彼女は出来上がっていた。
『ギャラリーが…増えて……はぁ、来たな………』
「はぃ…………」
『布越しは……ツラいだろ……?』
「は。ぃ………」
『上…脱いでいいよ………』

――上着を脱げ――
「はひぃ………」
もうさっきのような躊躇いは彼女にはなかった。
白い小袖の前をはだけさせ、白いブラジャーをずらすと、
そこから真っ白な美乳が姿を表した。
きれいなピンク色をした先端部分は、すでに痛いほど勃起していた。
オオッ!と周囲の観客が歓声を上げた。
そしてそれを聞いた姫神の興奮は、さらに高まった。
(あぁ………みんな興奮している。私に。興奮。している。私に。私に)
「ふあぁぁぁ……」
ペタンッと、地面に腰を下ろした姫神は、いよいよ本格的に乳房を愛撫し始めた。
大衆の面前で乳房を揉みしだき、乳首を転がす。
うごめくバイブは、下着をグチョグチョに濡らし、袴に濃い染みを作っている。
観客達は彼女の痴態を、嘗め回すように見つめていた。
(ぁあ………見ている。みんな。私を見ている。私を…!)
31Going For The One 7/10:2009/06/20(土) 23:54:28 ID:069Kjk33

―――個性が欲しかった。
自分のクラスの友人達や、「彼」を取り巻く女性達と比べて、圧倒的に個性がなかった自分。
―――目立ちたかった。
時折、誰も自分のことに気がついていないんじゃないか、そんな不安に駆られた。
―――見てほしかった。
もっと、私を見てほしかった。


そのことを「彼」に打ち明けると、
「では、ワタクシが知恵を搾ってしんぜよう!」
「彼」は笑顔で、そう答えた。
それからだった。
授業中にローターをつけっぱなしにされたり、
担任との通話中に背後から襲われたり、
夜の公園で全裸でされたりしたのも、
それからのことだった。
「これも個性だよ」
「バッチリ目立ってるよ」
「みんながお前を見ているよ」
そう、「彼」からの言葉を聞くたびに、自分の中の何かが疼いた。言い表せない何かが。

今、「それ」は確実に、自分の中から外へ溢れ出し、暴れ出している。
そう、「それ」は――――

32Going For The One 8/10:2009/06/20(土) 23:55:36 ID:069Kjk33
『イキ、たい…か?』
電話から質問が響いた。
「………イキ。たい」
姫神は、嘘偽り無く答えた。
『じゃあ…イッて……いいぞ……』

―――イけ―――
「はいぃ!!」
ついに念願の命令を受け取った姫神は、乳房を握っていた手を、股間の位置まで持ってくると、
グリュッと、袴越しにバイブをねじ込んだ。
「あぁあああぁぁぁぁ!!!」
凄まじい電流が全身に流れた。
そのまま姫神は、自らの膣をバイブでかき回した。
「あぁ!!あ゛っ!!いぃ!!はあぁあんっ!!!」
ギャラリー達の目からは、どんどん広がっていく袴の染みの下が、どのような事態になっているかは見えはしない。
しかしそれが逆に、彼らの妄想を一層掻き立てた。
「ふあ゛あ゛っ!!ああぁあああ!!」
真っ赤な袴の向こう側にあるバイブを、一心不乱に動かす姫神の耳に、「彼」の声が聞こえてくる。
『はあ、はあっ!……気持ちっ、いいか?』
「いい!!気持ちいぃ!!」
『ハハッ、姫神は、本当にっ!淫乱だなあ!!』
「はいっ!淫乱ですぅ!!」
『バッチリ…目立ってるよ……!』
「私…目立ってる……?」
『ああ!みんながお前を見ているよ!!』
「みんなが見ている…」
(みんなが私を。見てくれている。私を。私だけを!)

「はあああぁぁぁぁぁぁん!!!」

そして、姫神の「意地」は、完全に消え去った。
33Going For The One 9/10:2009/06/20(土) 23:56:11 ID:069Kjk33

「見てぇ!!みんな見てぇぇ!!淫乱な私を見てぇぇぇぇぇぇ!!!」
無個性に悩む少女は、心の底からの願望を叫んだ。
グリグリグリグリと、バイブを動かすスピードが速くなっていき、そして、

「はあぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
ビシュッ、ブシュッ

まさしく叫び声を上げ、姫神は果てた。
噴いた潮が、袴の不自然な位置に染みを作った。
彼女はついに、念願の個性を手に入れた。ひどく淫乱な個性を。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
34Going For The One 10/10:2009/06/20(土) 23:57:41 ID:069Kjk33

パンパンパンパン…

「はあっ、はあっ、くぅ!」
「あん!やっ!!あぁっ!!」
『はあぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!』
「うあっ!!」
「ふぁあああぁんっ!!」

ドピュッ、ピュッ、ドピュピュッ、ドピュ

「はあ…はあ……」
「ふあ………………」
「はあっ…こーゆーのも…いいな……」
「ふぅっ………………」
「はあ………じゃ、向こうに行くとしますか…!」
「ふぇ………………?」
「ほらほら!早くしないと姫神が犯されちまうだろ?」
「ふぇふ………………」
「しっかりしてくれーレベル5さんよー。お前は周りの連中をビリビリさせるだけでいいからさ。」
「………………ふぁい」
(なんで私が……別の女を……助けなきゃならないのよ………?)
「それじゃ、急ぐぞ!」
(ねぇ………なんで?)

[終]
35名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 23:59:26 ID:069Kjk33
以上です
稚拙な駄文で新スレ汚し、申し訳ない

…なんで自分が書く上条さんはどこか黒くなるんだろう?

というわけで、お付き合いありがとうございました

以後自重します
では

ノシ
36名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:19:32 ID:wSva/VL3
これは…なんという…
GJ!
37名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:20:42 ID:KY8q5IWr
>>35
                 _.. -――- ._ 
              ./  ,―――‐- ._` .
             /)  ./  /  /  ``\
           ///)ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐-_ |〉. _人人人人人人人人人人人人人人_
          /,.=゙''"/  フl/_×// |ハハl .ト、>  GJなんだよ!!!!!!!  <
   /     i f ,.r='"-‐'つイ._T_i`   .r≦lハ!|`` ^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
  /      /   _,.-‐'~| |'弋..!ノ     i'+!l |   
    /   ,i   ,二ニ⊃l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|   
   /    ノ    i l゙フ..,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!  
      ,イ「ト、  ,! ,!|.../_| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|   
     / iトヾヽ_/ ィ"\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙
38名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 03:23:38 ID:5yOINXLY
上条さん?というか、ドSな一方さんかと……。
39名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 03:42:56 ID:5/4tGfcD
>>35
いやはや、何となく書いた姫神に、こんなに早く対応して下さるとは恐れ入りましたw
この様子じゃあ、衆人環視の露出プレイはより過激になりそうですね。
ダーク上条は既に何人くらいペットとして調教してるんだ?と戦慄してしまいます。
40名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 05:07:21 ID:bZt0U8g6
下手すれば全人類の大半が上条のDNAを持ってそうだなこりゃ
41名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 07:30:30 ID:8l6pJza1
>>35
GJ
最後の数行見て、御坂がヤンデレになれる気がする。
42名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 08:36:00 ID:INL4vOpn
>>35
GJ。
しかし、上条さんには何かが取り付いてるのかしら?
43名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 10:50:20 ID:68CFarNL
>>40
つまんねぇこと言ってねぇで、sageろカス!
44名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 13:35:03 ID:dKdrDDmD
8巻の黒子エロくて興奮してくる
45名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 13:42:08 ID:Qzm388tq
ショーツをはいてちょっと食い込んじゃったのはエロい
46名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 14:35:30 ID:GFix/LGL
はいむらーはたまに気合いを入れるから困る
47名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 14:44:22 ID:LDW1dfW/
公式行けば分かるがロリに対しては常に全力だろw
48名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 16:40:35 ID:JTHMCV6s
一般的に言えば黒子はロリに入るのか?
49名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 16:42:02 ID:kd1odM3N
かんざきさんじゅうはっさいも定義次第では
50名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 17:10:34 ID:XM294nIJ
建宮だったら写真もってそう
51名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 20:01:12 ID:WEZd6JNl
>>48
黒子は俺の中では変態・アダルトのカテゴリーに入ってる
52名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:43:42 ID:C4l1BISa
美人で巨乳で色気ムンムンの吹寄制理さんマジ最高!
53名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:51:36 ID:GFix/LGL
>>52
なかなかわかっているな君は
だが一番はオリアナ姉さんだ
54名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:02:03 ID:Xy6p5CU8
なんだこの変態達ww
55名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:11:24 ID:EyU7/QXj
>>54
俺達にとって変態は最高の褒め言葉だよ
56名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:13:54 ID:v9weZ2Ok
吹寄は上条さんにデレるかどうか・・・
57名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:10:10 ID:8y5IraCf
デレないで世話焼きのまま女房のポジションに落ち着きそうで困る
58名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 03:16:07 ID:6UkQTcat
ツンデレ!?
59名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 06:26:50 ID:YhG6Xu1v
ツンデレだのヤンデレだのデレデレうるせえよ
デレりゃいいってもんでもないだろ
60名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 07:30:02 ID:3RnG9SEl
>>53
同志よ。オリアナ姉さんの色気は他のキャラにはないよな
61名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 08:11:13 ID:tgTAOQTe
>>57
お、美琴と衝突の予感
62名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 10:49:35 ID:G/rVvwvJ
>>53>>60
おまえらが和気藹々とやってるうちにオリアナ姐さんは俺がいただいてくぜ
63名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 10:57:25 ID:v9weZ2Ok
>>62
オリアナは短小は門前払いです
64名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 11:02:53 ID:G/rVvwvJ
>>60
そこは愛で何とか
65名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 11:03:28 ID:9bnMlsF0
エロ作品における主人公補正――上条さんは、その恩恵を受けているのだろうか。
……一方通行は髪の毛を高速で生やしたり、心臓の血流を代用したり出来る能力者なので、エロに応用して生産能力を上げて血流を操作すれば絶倫状態に?
66名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 11:03:46 ID:G/rVvwvJ
安価間違えた
今日のところはオリアナ姐さん諦めます
67名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 11:08:11 ID:8y5IraCf
代わりに尻穴よこせよ
68名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:03:11 ID:quR3Cnmx
上条さんは絶倫
一方さんはED
69名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:28:53 ID:YhG6Xu1v
アックアは巨根
70名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:46:48 ID:7WCN9a5+
>>65
主人公補正……、自身の能力による身体的エロ強化ですか。
確かに、上条さんの能力では補正は無理ですねー。
一方さんは、常時スタンバイOK、相手を白濁まみれに出来る程生産可能、
生体電気も操れるから快楽信号のオンオフも出来る、か。
……外部刺激に弱く制御に失敗する→早漏と言われる→意地になる一方さん。
71名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:51:39 ID:9bnMlsF0
性行為の最中、相手が『特定の部位への刺激に過敏に反応する事』を認識した一方通行は、相手の『弱点』に刺激を与え続けると言う拷問にも似た責めを――
これは一方通行のベクトル操作能力と、表情や反応、状況から情報を読み取る能力があってこそ出来る技である。
72名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:27:17 ID:7WCN9a5+
通行止めで調教物を書かれるんですね、わかります。
でも、保護者2名も参加させた4Pとか……は冗談ですw
一方さんは、エロ方面のオールラウンダーですねー。
73名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:39:45 ID:fKNkHkRr
クリムゾン御用達の能力者だな一方さん
74名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:44:46 ID:W/KxGFEE
脳内再現かかるから止めれwwww
75名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:47:43 ID:8y5IraCf
能力を打ち止めに止められた一方は保護者2人を交え嬲られるのであった
悔しい、でも(ry
76名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:51:39 ID:W/KxGFEE
打ち止めは演算結果を制御して一方さんの能力を本人が望まない形で作用させることすらできるのか
77名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:37:29 ID:PKk6GUCu
美琴って上条さんに押し倒されても受け入れちゃうんだね
78名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:58:33 ID:EyU7/QXj
むしろ押し倒してくれるのを待ち望んでる
79名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 19:12:57 ID:lNtEgzJj
一方さんが相手だと挿入できるのが上条さんだけになるんだよな……
80名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 19:42:05 ID:BduIhUwO
木原くんがいるじゃないか
挿れる寸前に腰を引くことによって以下略
81ApywaRwcです:2009/06/22(月) 20:13:09 ID:ND1f//od
流れを切ってしまって、すみません……。
投下させて下さい。
82その後の麦野さん1:2009/06/22(月) 20:13:57 ID:ND1f//od

天気が良い為か、日向ぼっこや散歩に出てきたこの病院の患者達だった。
「ふぅ………」
気怠げな嘆息を一つ。すると、
――コンコン
「失礼するよ」
ドアがノックされ、カエル顔の医者が入ってきた。
「調子はどうかな?」
「別にー」
やはり、気怠げに窓の外に目を向けたまま言う。
病院に運ばれた時、麦野は瀕死の状態だった。
右目を潰し、左腕の肘から先を失い、身体にはありったけの弾丸を浴びていた。
カエル顔の医者、『冥土帰し』でなければ蘇生は不可能だっただろう。
「君の左腕ね、開発中の人工筋肉や生体パーツを使った義手をつけようと思うんだ」
彼は、どうかな?と説明する。それに、
「ふーん」
他人事のような反応を示す麦野。
「君の細胞を基に、左腕を作って移植しても良いんだけど、時間が掛かるから義手は繋ぎだね」
「りょーかーい」
と、のんびりした調子で答えた。
結局、彼女がカエル顔の医者の方を向くことはなかった。
83その後の麦野さん2:2009/06/22(月) 20:14:27 ID:ND1f//od

昼になっても、麦野は無感動は視線で外を眺めていた。
この病院にきて、起き上がれるようになってからずっとそうだ。
『ちょっと、とうま!今の子は誰!?』
『インデックスさん!?何時からそこに!?』
隣の病室から賑やかな声が漏れてきた。
麦野は「うるさいなぁ」とぼんやり呟く。対して、彼女の病室は酷く静かだ。
入院中、麦野を訪ねたのは、スーツ姿の大柄の男二人だけだった。
二人は麦野の病室に入り、起き上がることができない彼女に短機関銃を照準し言った。
「今回の貴方が学園都市に与えた損害は、」
麦野は「待って」と叫ぼうとした。しかし、
「動くな!」
もう一人の男が、麦野の右腕を膝で押し潰し、喉に銃を突きつけた。
『ぐ、ゴホッ、ケホッ……っ!』
麦野は、酸素マスクの中で激しく咳き込み、手術後の腹部に激痛を感じた。
「植物性エタノール燃料自動精製工場等の物理的損害……」
麦野に関係の無い損害もたっぷりと上乗せされ、
「四兆八千億請求させて頂きます」
と男が告げた。
「尚、議会では貴方のレベル5を疑問視する声が上がっています」
『…っ、は、……っ』
喉を押さえられる苦しみと腹部の激痛に喘ぐ麦野。
「よって、これより貴方の能力はこちらで預かります」
言って、男は麦野にチョーカーをつけた。
麦野は歯を食いしばり、涙を流した。それが何の涙なのか、彼女自身にも分からなかった。
84その後の麦野さん3:2009/06/22(月) 20:14:54 ID:ND1f//od

首のチョーカーに触れる麦野。
スーツの男がつけたのは、最新の小型AIMジャマーだった。
『とうまが今の子に「お礼だから!」って言われて、キスされてるところからなんだよ……』
『ひぃ!なんですか!?その地から響くような声は!?』
未だに隣の部屋の声が漏れてくる。
『心配で心配できてみたら!やっぱり、とうまはとうまで!』
『ぎゃー!やめ――』
麦野はボーっと外を眺め続ける。もう漏れてくる声は気にならない。しかし、次の瞬間、
『今の話、詳しく聞きたいわね……?』
『げ!御坂!』
その名前を聞いた途端、麦野の肩がビクリと跳ねた。壁を凝視する。
『人が心配してきてみれば……』
『ひぃぃ!病院内でのビリビリはご遠慮下さいぃ!!』
――バチバチ!
という放電音が漏れてきて、身を竦める麦野。
見れば、手が微かに震えていた。視界が歪んだ。
麦野は頭まで布団を被り丸くなる。彼女は泣いているのかもしれなかった。
85その後の麦野さん4:2009/06/22(月) 20:15:34 ID:ND1f//od

上条当麻はフラグ体質である。
彼がアクションを起こせば、そこには女性の影がある。
「一度その体質を研究したいよ」
「な、なにを仰いますやら!上条さんはバリバリの硬派ですよ!」
「……昨日、御坂君から何か貰っていたようだね?」
「う……、いや、なんか、調理実習で作ったクッキーらしくて……」
「ほう、そうかい」
ジト目を受け、居心地の悪い上条。
「まぁ、屋上にでも行って食べてきなよ」
「え?なぜ屋上?」
素直に疑問を口にする。上条は部屋でゆっくり食べるつもりだったのだ。
「うん、それがね、君の検査なんだけど、この部屋でやるから機材を入れないといけないんだ」
「だから、出て行けと……?」
「そう、準備ができ次第呼び出すからさ」
「……上条さん、昨日あんまり寝てないから寝たいんですけど」
と言うのは、彼が昨晩、昨日助けた女の子と御坂美琴と同時にメールをするハメになった為である。
「あのー」
上条の言葉も空しく、カエル顔の医者はヒラヒラと手を振り出て行ってしまった。
「不幸だ……」
クッキーを持ってベッドから降りる。目指すは屋上だ。

カエル顔の医者は、上条の病室を出ると、直ぐに隣の病室に入った。
――コンコン
「失礼するよ」
相変わらずベッドの上で外を眺めている麦野。
「機材を入れるのと病室の清掃をするから出てくれるかな、屋上にでも行ってみると良いよ」
「ここよりも外が良く見えるよ」と付け加えた。
「はーい」
麦野は間延びした返事をしベッドを降りる。目指すは屋上だ。
86その後の麦野さん5:2009/06/22(月) 20:16:06 ID:ND1f//od

エレベーターには男女二人が乗っている。
男は、黒髪のツンツン頭、一応、ファッション雑誌を参考にした『おしゃれ』が垣間見れた。
女は、茶髪、はっきりとした目元、ファッション雑誌のモデルのようなルックスだった。
エレベーターは最上階を目指し上昇していく。
「あの、最上階でいいんですか?」
上条は思い出したように尋ねた。
「ええ」
麦野が答える。
エレベーターが最上階へついた。ここから階段を上らなければ屋上へは行けない。
「どうぞ」
上条が『開』のボタンを押し、麦野に先を譲る。
「ありがとう」
機械的に言って、麦野はエレベーターを出る。上条も続く。
「結構急だな……」
階段を見て呟く上条。麦野は一足先に階段を上り始めていた。
「はぁ………」
溜息を一つ。彼女は自分の身体の変化に驚いていた。
急だが、階段程度で息が上がるとは思ってもみなかったのだ。
(ふぅ……何ヶ月も動いてなかったもんねー)
無理ないか、と思う反面、現実を受け入れられない自分もいた。
(一段飛ばし位なら……)
そう考え、麦野は足を上げた。
87その後の麦野さん6:2009/06/22(月) 20:16:41 ID:ND1f//od

(ヤバッ……!!)
そう思った時は既に遅かった。
バランスを崩し、浮き上がるような感覚を憶える。ゾワリとする背中。
麦野は落下する時の独特の感覚に身体を縮み上がらせる。
「っっ!」
右手を手摺に伸ばすが届かない。
麦野は自分の身体の変化を失念していた訳ではない。
むしろ、だからこそ、僅かに残った彼女のプライドが『一段飛ばし』という子供じみたことをさせたのだ。
「――――っ!」
目をぎゅっと瞑り、落下の衝撃に怯える麦野。しかし、衝撃はやってこなかった。
「いっ…つつ……、大丈夫か?」
目を開けると、視界いっぱいに、痛みに顔を歪める黒髪ツンツン男の顔があった。
「――ぁ、?」
状況がよく理解できない。
「おい、大丈夫か?どこか痛むか?」
心配そうに麦野を覗き込む上条。麦野は思った。
(あんたの方が痛そうだけど……)
上条を見上げ、ぼんやりとそう思った。
が、状況を理解したらしく慌てて立ち上がり、
「ご、ごめんごめん、大丈夫?」
軽い調子だが、彼女にしては珍しくどもっており、心配そうに上条を覗き込んだ。
それは、アイテムのリーダーだった頃の彼女からは想像もできない姿だった。
88その後の麦野さん7:2009/06/22(月) 20:17:11 ID:ND1f//od

二人は屋上に一つしかないベンチに並んで座っている。
(昨日、コイツの病室に『超電磁砲』がきてた。知り合い?コイツも能力者?)
そう考えつつ横を見れば、彼女の疑問に答えることのできる上条は船を漕いでいた。
嘆息と共に考えを打ち切る麦野。
すると突然、上条が彼女の肩に倒れてきた。
(ひっ………)
彼女は内心悲鳴を上げ、身体を強張らせる。それは羞恥や驚きではなく、恐怖からだった。
しかし、それも直ぐに羞恥へと変わることになった。
「やっ、ちょっと……」
上条は眠ったまま麦野の肩から腿へとずり落ちていく。
その途中、彼女の膨よかな胸に、彼が顔を埋めたことは言うまでもない。

(コイツ……)
麦野は、人の腿で眠る不届き者を叩き起こそうかと思った。が、疲れたので止めた。
彼女はぼんやりと(誰かと話したの、久しぶりだな……)と思った。
上条が目を覚ましたのは、それから一時間後だった。
起きて上条は猛烈に頭を下げた、麦野は「これで階段の時のチャラね」と笑顔を見せた。
結局、今日の検査は流れ、夕方近くになり、二人は連れ立って病室に戻った。
「はぁ……、どーしろってのよコレ」
麦野は手に持った皿を見る。そこにあるのは、手作り感MAXのクッキー。
病室の前で別れた後、上条が「お裾分け」と言って届けに来たのだ。
(知り合いが作ったって言ってたけど……、まさか、『超電磁砲』?)
「まさかね……」と呟き、クッキーを一つ取ってみる。
普段の彼女ならば絶対に口にしない。しかし、今日はなぜか違った。
「ぁむ………」
一口食べてみる。
(あ、おいしい)
素直にそう思った。
89その後の麦野さん8:2009/06/22(月) 20:17:51 ID:ND1f//od

次の日も上条と麦野は屋上へと追いやられた。
麦野は一人ベンチに座っていた。そこに、
「おそいよー上条君」
「お前!ぜぇ、ぜぇ、人使い荒過ぎだ!一階まで、行かせやがって」
息を切らし言う上条。彼の手には缶ジュースが二つ。
「や、私じゃんけん勝ったし、それも三回」
麦野は三回、上条は一回の勝利で、という約束の下じゃんけんが行なわれた。
「ふん、どーせ、上条さんはどうせ不幸ですよー」
拗ねる上条、缶ジュースを麦野に渡す。
麦野は、上条から受け取った缶ジュースを腿で挟み、右手で開けようとする。が、
「開けて開けてー」
「ああ、はいはい」
結局、上条に開けてもらう。
「かみじょーくんありがとー」
と、感謝してるともバカにしてるとも取れる調子で言った。
90その後の麦野さん9:2009/06/22(月) 20:18:27 ID:ND1f//od

次の次の日も二人は屋上だった。
「なにモタモタしてんの、行くよ」
そう言って、麦野は器用に右腕だけで上条の片腕を抱き寄せる。
その際、麦野の豊かな胸が押し付けられ、上条の腕に柔らかな感触を伝えた。
居心地の悪そうな上条。その顔は微かに照れているようにも見える。
「あれー?上条君どーしたのかなー?」
ニヤニヤと意地の悪い笑みを向ける麦野。
「いえ、別に……」
ぼそりと呟き、さりげなく腕を抜こうとする上条。
「ふ〜ん、そうかなー」
そんな彼を見て、くふふ、と含み笑いをし、更に胸を押し付ける。
「いえ、別に……」
「私には困ってるように見えるけどなー?」
「いえ、って!わざとか!!」
騒ぐ上条。その様子に、耐えられないといった様子でクスクス笑う麦野。
上条の腕は抱きしめられたままだった。
91その後の麦野さん10:2009/06/22(月) 20:18:54 ID:ND1f//od

次の次の次の日、二人はやはり屋上だった。
「上条君ゴー♪」
上条の背中におぶさる麦野が言った。
「ゴー♪じゃねーっ!上条さんは病人ですよ!?」
対して、麦野を背負う上条が答える。
「えー、でも学校行ってるじゃん」
「う……、確かにそれは俺も思った」
麦野の指摘に、もはや健康その物の上条が同意する。
確かに不可解であった。
検査があるからと、学校帰りに病院に寄るように言われ早何日か。
何時まで経っても検査は始まらず、気が付けば麦野とダベるだけという日が続いていた。
(まぁ、上条君が呼ばれてる理由なんて、まる分かりだけどね)
そう思った麦野の顔には、自嘲気味の笑みが浮かんでいた。
(そろそろ、潮時かな……)
内心とは裏腹に、上条の背中におぶさる麦野は、彼を抱きしめるように、ぎゅっと腕に力を込めた。
92その後の麦野さん11:2009/06/22(月) 20:19:31 ID:ND1f//od

翌日。
上条は、カエル顔の医者から「もう通院の必要なし」との診断を受けた。
「マジですか!?んじゃ、いっちょ、麦野に自慢してやりますか!」
そう言った彼は、昨日まで散々からかわれたお返しをしてやろうと思っていた。
すると、カエル顔の医者が言った。
「彼女ね、昨日の内に、病院からリハビリ専門の施設に移ったよ。これ手紙、君宛のね」
言いながら、白い封筒を上条に差し出す。
「なっ……!!!」
中身を見た上条が驚きのあまり絶句した。それは一枚の写真。
写っているのは、なんと、『バニーガール姿の麦野』だった。
更に、写真にはメッセージが、「使いすぎちゅーい☆」と書かれていた。
「な、何ですか!?使いすぎって!?写真を使って上条さんにどーしろと!??」
パニック状態の上条。彼は写真を見て、あることに気付いた。
(そっか、あいつ、左腕……)
写真に写る麦野は、しっかりと左腕を使いポーズを取っていた。見た目には義手とは分からない。
写真の中の彼女を見て、上条は柔らかい笑みを浮かべる。
「とうま……、なにソレ……」
「ひぃ!インデックスさん!?」
振り向けば白銀のシスター。
「なにニヤけてるんだよ!やっぱり、とうまはとうまなんだねっ!!」
そして、迫る白い八重歯を前に上条は、
「不幸だ――」
93その後の麦野さん12:2009/06/22(月) 20:20:31 ID:ND1f//od


麦野沈利は外を眺めていた。
窓から差し込む白い日の光に目を細める。
(からかうにしてもサービスし過ぎだったかな)
と、写真のことを思う麦野。どことなく楽しげである。
「はぁ、能力使えなくなっちゃったし、何しようかなー」
『左手』でチョーカーに触れながらのんびりと言う。
「とりあえず、クッキー作りでもやってみようかな」
言って、麦野はベッドを降り、最初の一歩を踏み出した。
94ApywaRwcです:2009/06/22(月) 20:21:29 ID:ND1f//od
以上です。
暫く他の所で、ダークなエロなど、重いのを投下しておりました。
なので、暗い雰囲気を若干引きずっております……ポップなエロかパロが書きたいです。

長文失礼しました。
95名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 20:44:31 ID:19GlEEbs
ありがとう
いい仕事だ
96名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 20:59:49 ID:zKx0/ZOR
ヤバい。
麦野に目覚めそう
97名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:01:34 ID:gryNiqRZ
>>94
GJでした
むぎのん萌えに目覚めそうだw
98名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:19:03 ID:l4LROSdd
>>94
新カプの第一人者キター!
相変わらずの流れるような展開、お見事だぜ!GJ!
99名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:28:56 ID:3RnG9SEl
おまえら何言ってんだ。
俺は目覚めたぞ
100名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:35:57 ID:ww6ErsRy
当たり前だけど麦野を上条さんとカップリングしてくれる職人さんはなかなか無かったからな
正直ハーレム好きな自分はサブより上条さんと絡んでほしかったから嬉しすぎ
101名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:46:09 ID:7WCN9a5+
>>94
飾らない日常でも上条さんは誰かを救っているのですね。
癒され明日を信じれるようになった麦野、爽やかな後味でした。
ポップなエロかパロ……、パロはノリが良ければ筆が進むんですよね。
102名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:58:55 ID:SVOBb9lD
GJ!よかったよ〜
103名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:11:24 ID:EyU7/QXj
>>94
上条さん×美琴こそがジャスティスと思っていた俺が
ついうっかり上条さん×麦のんもいいなぁと思ってしまったじゃないか
どうしてくれる
104名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:20:43 ID:dF6x38cG
麦野ん・・・いいじゃないか・・・!!
105名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:45:24 ID:0rhZpaAa
ニヤニヤが止まらんじゃないか
麦野んは弾数少ないけど外れがないな





ここからバニガ麦野んイラスト投下待ち
106名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 23:25:32 ID:LPbwQ607
>>94
GJ!!麦のんSS最近なかなか見なかったから個人的には嬉しかった
107名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 01:18:41 ID:UJOn3upR
>>94
GJ!!
いい話しぜよ
てか、みんなGJぐらい言おうぜい
108名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 01:51:29 ID:mqVuAOBY
草葉の陰ではまづらが泣いてるよ
109名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 02:35:32 ID:oAAidEXo
滝壺も…
110名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 07:32:49 ID:VLvwf2IK
神裂×上条さんがフロンティアだと思っていた俺も麦野んにやられたぜ

ちくしょう!!GJだぜ!!
111名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 07:46:12 ID:CK7Mkqip
>>94
GJ
テンポがいいSSは読んでて実に気持ちいいです。
あと麦野がかわいい。
112名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 07:56:48 ID:QEtCd3+b
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【125】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1245504671/
113名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 10:43:43 ID:BAwOiUmW
上条×黒子・・・・
114名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 13:15:09 ID:CrWEmblG
昨日から超電磁砲VS原子崩しの壮絶な修羅場が頭をよぎって仕方ないんだが誰か何とかしてくれ
115名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 14:28:19 ID:bHAW+mRc
やっぱ上条×美琴×黒子が一番萌える
116名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 14:30:46 ID:CK7Mkqip
もうみんな集めて春髷丼でも起こせよ。
117名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 14:37:11 ID:Wq2gvwqk
やっぱり。上条×姫神が。いいと思う。
118名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 18:04:41 ID:VLvwf2IK
>>117
姫神さん乙。
〜が1番とか自分の意見を人に押し付けるのは良くない
素直にリクエストしなさい
119名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 18:37:16 ID:jbzprm6Y
>>118
じゃあ御坂妹×上条さんをお願いします
120名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 18:37:39 ID:/X8t7A4T
>>118
先生、上条さん×麦のんのエロSSが読みたいです・・・
121名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 19:49:22 ID:cgMIDwb1
前スレであったルイズ改変ネタのアイテムの方々に貪られる浜面が気になってしょうがない
122名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 19:50:07 ID:bAl2Qfz5
昨日このスレを見てしまったせいで仕事中麦のんのことが頭からはなれなかったw
どーしてくれるwww俺は美琴のことしか考えたくないのにwww
123名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 19:53:49 ID:bZdbGX26
>>120
上条さん×麦のんだけでも希少だというのにさらにエロとなると……
過去スレで未完だったやつは一応エロもある予定だったぽいが
124名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 19:55:08 ID:/ZKwKxSg
行く先々でいろんな人に食べられちゃう上条さん
125名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:38:45 ID:BIBoXl1D
てか麦のんss読んでるとクマーが浮かんできて先が不安だったぜw
126名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:58:08 ID:Pm88C/54
はまづらと麦のんのエロは保管庫にあったよな
127名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 21:09:40 ID:opgJ4Bv1
上条さんを取り合う美琴と麦のんなんて最高じゃないか・・・!!
128名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 21:38:29 ID:RtNcSxB/
「ちょっと!!上条君は私と原始崩しPK戦をやるの!!」
「なによ!!こいつは私と超電磁砲キャッチボールするのよ!!」
「ちょっと旅に行ってくる」
129名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 21:44:56 ID:y78VmYV8
なにその処刑方法
130名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 21:45:01 ID:oo5AH+db
「そ、そういうのが好みなら私が――(カチャカチャカチャ。ジャリ!ジャリ!ジャリ!!」
131名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 22:34:48 ID:RGcM9BX4
上条×御坂×御坂妹軍(打ち止め含む)なんてSSやってほしいな。
「この方は私の物です。と10032号は興奮気味に発言します。」
「わたしがいただいちゃうかも〜ってミサカはミサカは言ってみる。」
「いいえ。この方は私の物です。と190…」
「あんたらいいかげんにしなさぁぁぁい!」

「…とうま、一体何を妄想しているのかな(怒)」
132名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 22:50:57 ID:RtNcSxB/
保管庫さん乙です
やたら作品が増えてきたなすげえ
133名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 00:44:13 ID:9ONMcByx
>>131
一方通行さんがアップを始めました
134ApywaRwcです:2009/06/24(水) 01:35:56 ID:d5t8wPym
今夜も、流れを切ってしまってすみません……。
投下させて下さい。
135美琴ちゃんと○○1:2009/06/24(水) 01:36:45 ID:d5t8wPym

「あつー」
御坂美琴は唸るように言った。
梅雨の合間の晴れ、湿度が高くジメジメしている。
「あのー……」
背中からそんな声が聞こえた。
「はい?」
振り返ると、
「恐れ入りますがココに向かうには、どのように行けば良いのでございましょうか?」
手書きらしい地図を差し出すシスターさんがいた。
見れば、顔以外の全ての肌を黒い修道服で隠している。
(うわぁ、あつそう……ていうか、あつい……)
見ているだけで、こちらの服の中がベタベタしてきそうな格好だ。
「……えっと、どれどれ」
ベタベタする湿度の高い感想を振り払い、地図を覗き込む御坂。
「ああ、ここなら歩いて直ぐ行けるわよ」
言って、御坂は道順をどう教えようか思案する。
「これはこれは。お忙しい中、ご助言頂き、まことにありがとうございました」
シスターさんはペコリとお辞儀をして、近くに止まっていたバスに乗ろうとする。
「って、いきなりバス乗ろうとしてんじゃないわよ!歩いて行けるって言ってんでしょうが!」
つっこむ御坂。
「あ、はい、そうでございましたね」
いそいそと戻ってくる漆黒のシスターさん。
136美琴ちゃんと○○2:2009/06/24(水) 01:37:08 ID:d5t8wPym

その後、同じ動きを繰り返す事三回。
「めんどくさいから、ついてきなさい!」と、シスターを案内する事にした御坂。
そのお人好しさ加減は、どこかの誰かさんと似ていた。
現在、お互いの自己紹介を終えて、話しながら移動中である。
「わざわざイギリスからきたんだ」
「はい、オルソラ=アクィナスなのでございます」
「うん、いや、名前はさっき聞いたから……」
と何度目かになるツッコミを入れる。御坂はジト目でオルソラを見て、ふと思った。
「ところで、その格好――」
あつくないの?、と言おうとして御坂はフリーズした。
よく見れば、漆黒の修道服でラッピングされ、肌こそ隠されてはいるが、
逆に、盛り上がった胸やくびれた腰が、妙に艶かしく浮き上がって見えた。
「?」
ぽわぽわとした笑顔を向け、小首を傾げるオルソラ。
「いや、なんでもない……」
脱力し、最後まで聞けなかった事と、自身の胸部に、何やら敗北感を感じた。
そんな御坂は、とてもとても女の子だった。
137美琴ちゃんと○○3:2009/06/24(水) 01:37:50 ID:d5t8wPym
「そ、そーいえば、なんで学園都市に?留学?」
気を取り直すように明るく言う御坂。
「え?あ、あの、えっと」
オルソラは言い淀んだ。
(あれ?まずいこと聞いたかな……?)
そう思いオルソラの顔を窺う。
しかし、彼女は言い難そうと言うよりは、照れているように見える。
(ふ〜ん、なるほどねぇ)
それを見て、何か閃いたような御坂。
「恋人に会いにきた、とか?」
「え!?ぃ、いえ!そ、そんな!」
御坂の言葉に、かぁと白い頬を赤らめるオルソラ。
「どんな人??」
と、御坂は好奇心いっぱいといった調子で訪ねた。
「い、いえ、こ、恋人では」
そう答えるオルソラは耳まで赤くしている。満更でもなさそうだ。
(片思いなのかな?)
そう思った瞬間、美琴の脳裏に一人の少年の姿がチラついた。
(なっ、なんであんたが出てくんのよぉ〜!)
美琴は、ボムっと真っ赤になった。彼女は誤魔化すように、
「そ、それで?どんな人?」
「私が、自分ではどうしようもない状況に陥った時、その方が救って下さったのでございますよ」
説明は簡潔だったが、オルソラの夢見るような表情を見れば、
言葉では言い表せない程の、様々な思いがある事が感じられた。
「……………」
御坂は、先程脳裏をチラついた少年を思い浮かべる。
(私とあいつと同じだ……)
オルソラの話しを聞き、そう思った御坂。
彼女の表情は、自身も気付かない内に優しい笑顔を湛えていた。
138美琴ちゃんと○○4:2009/06/24(水) 01:38:34 ID:d5t8wPym
が、それも長くは続かなかった。
「こ、ここは」
見知った学生寮を前に、口の端をピクピクと持ち上げる御坂。
「ああ、ここでございますね」
地図を見ながら言うオルソラ。彼女は続けて、
「まことにありがとうございました。何かお礼ができれば良いのでございますが……」
と頬に手を当て考える。
「いいえ、それには及ばないわ」
―――バチバチ!
響く放電音。
「ちゃんと中まで送ってあげる、私もここに用ができたから」
―――バチチッ!
御坂が一言発する毎に電気が弾ける。
「そうでございますか。クッキーがありますので、ちょうど良かったのでございますよ」
マイペースに言うオルソラ。彼女は御坂にお礼ができると喜んでいるのだ。
―――ピンポーン
チャイムを鳴らす。表札には『上条』と書かれている。
待つ事数秒。ガチャリ、と音がしてドアが開いた。
「はいはい〜って、オルソラ!??」
「どうも、お久しぶりなのでございますよ」
ニコニコ微笑むオルソラ。見れば彼女の頬は微かに上気している。
―――バチ
「なんでお前がここに!?あ、てか、まぁ入れよ」
疑問を口にするが、直ぐに気を利かせ、入るように勧める上条。
―――バチバチ
「ふふふ、それではお邪魔させて頂くのでございますよ、それと――」
オルソラは、上条の気遣いに嬉しくなって笑みを溢す。
そして、御坂もいる事を伝えようとした。その時、
139美琴ちゃんと○○5:2009/06/24(水) 01:39:11 ID:d5t8wPym
―――バチバチバチ
「ねぇ……?あんたはいつまで私をスルーしてくれちゃうわけ……?」
何やら凄みのある声が、放電音と共に聞こえてきた。
「ん?よぉ、御坂じゃねぇか」
今気付いたとばかりに普通にを挨拶する上条。
―――バチバチバチバチ!
御坂が一言物申してやろうと思い、無意識に放電音も大きくなった。その時、
「まぁまぁ、なのでございますよ」
のんびりとした調子でオルソラが入ってきた。
「御坂様に助けて頂いて、ここまで辿り着けたのでございます」
「そうか、サンキューな御坂、お前も早く入れよ」
背中でドアを押さえながら家の中に入るよう促す上条。
「う、うん」
すっかり毒気を抜かれてしまった御坂は、僅かに緊張した面持ちで家に入った。
(ふぅ……、インデックスのヤツが留守でよかった)
上条はドアを閉めながら心底そう思った。
オルソラはどうか分からないが、御坂は上条宅にインデックスが居候している事を知らない。
(すまん、インデックス。今はいないものとして)
心中、律儀に、外出中の同居人に謝る上条だった。
140美琴ちゃんと○○6:2009/06/24(水) 01:39:40 ID:d5t8wPym

短い廊下を進み部屋に戻ると、お茶の用意がされていた。
先に入ったオルソラが準備してくれていたようだ。
「いい香りね」
御坂はティーカップに注がれた琥珀色のお茶を覗き込む。
「ハーブティーなのでございます」
そう答えつつ、オルソラはクッキーを取り出した。
「おお!もしかして手作りか?」
「お恥ずかしながら、そうなのでございますよ」
「マジですか!上条さん今日はラッキーですよ!」
はしゃぐ上条。ニコニコ笑うオルソラ。御坂は、なんではしゃいでんの?と首を傾げる。
そんな彼女に気付いた上条が、
「ん?ああ、オルソラは料理がうまいんだ」
「いえいえ、そんな」
謙遜するオルソラ。しかし、上条に言われてか、その頬は赤く染まっている。
「ふーん」
クッキーに目を向ける御坂。どことなく面白くなさそうである。
(う、確かにすごく美味しそう……)
御坂は、先週、上条が入院していた時に、調理実習で作ったクッキーを持って行った。
そのクッキーも相当のできだったのだが、このオルソラクッキーには敵いそうにない。
「どうぞ」
と、クッキーを勧めるオルソラ。御坂は形の整ったクッキーを一つ取り口に運ぶ。
「んん、美味しい」
御坂が驚いたように言った。
「だろ、うまいよな〜」
上条も一つ二つと食べている。
「それは何よりなのでございますよ」
そんな二人を見て、優しく微笑むオルソラだった。
141美琴ちゃんと○○7:2009/06/24(水) 01:40:20 ID:d5t8wPym

御坂美琴は帰路についていた。
上条宅を出る頃には日が沈みかけ、西の空は、赤から紺色へのグラデーションを描いていた。
「はぁ………」
御坂は物憂げな表情で溜息を一つ。
(クッキー美味しかったな……)
素直にそう思う。
(自分のクッキーが失敗とは思わないけど、なんかねぇ……)
言い知れぬモヤモヤと微かな敗北感。すると、
「んん?」
見れば雑居ビルの掲示板に、

   〜お菓子作り教室生徒募集〜
  『来たれ!未来の天才パティシエ!』
 ・レッスンは、一回から申し込み可能!
 ・学校帰りや、週末に本格お菓子作り!
 ・気になる彼にお菓子でアピール!?
 ※第一回は、焼き菓子の定番『クッキー』です。

と、あった。
御坂は凍りついたように動かない。その目は掲示板を凝視して放さない。
そして、突如、ハッとして、
「べ、別に!あいつのため、とかじゃないんだから!」
頬を赤く染め、ツンデレな事を言う御坂。完全にレッスンを受ける気である。
レッスンの申し込み電話番号を携帯に確りとメモし、再び帰路を進む。
「〜〜♪」
鼻歌を口ずさみ、表情も、先程の物憂げなものから楽しげなものへと変わっていた。

御坂美琴は、お菓子教室で思っても見なかった人物と遭遇する事になる。
      しかし、今の彼女には、そんな事を知る由もないのであった。
142ApywaRwcです:2009/06/24(水) 01:41:46 ID:d5t8wPym
以上です。
麦野ss楽しんで頂けたなら幸いです。
沢山のGJありがとうございました。嬉しくてつい投下してしまいました。
今回もエロなしですが、少しでもお腹の足しにして頂ければ幸いです。

長文失礼しました。
143名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 01:46:53 ID:UjsVo5Cx
>>142
夏にサマーセーターは暑いよなって前から気になってたGJ!
144名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 01:47:32 ID:9ONMcByx
>>142
GJ!
145名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 01:57:05 ID:oFgl56af
>>142
GJ!GJすぎるぜ!!
前作からの、ちょっとしたつがりがあってイイ感じだぜ!
146名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 02:14:09 ID:pO/kIYY5
>>142
オルソラをこんな風に持って来るとは、想像だにしていませんでした。GJ!
そして、こういう展開だと必ず亡き者にされる、いんでっくすたん……。
それにしても、続き書くのは珍しいですねー。今度は、お菓子作りでバトルですか?
二人の諍いに巻き込まれる上条さん。でも、勝者はほのぼのオルソラで……w
147名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 02:49:25 ID:Gv94TM00
GJ!!
…………それにしても今回も前回(麦野ss)もクッキー関連で終わってますが……
ひょっとして繋がってたりします?
148名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 04:16:16 ID:RYQRhTpW
投下GJ。
次回引き起こるであろう修羅場が脳裏に浮かんでしまいます。
あの二人って火力がとてつもないからな。
149名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 08:04:47 ID:+qwkoE9z
GJ 次回はブ・チ・か・くですか?
150名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 19:21:47 ID:oqNDxXJq
オルソラ好きの俺としてはホントGJ!!!!!!!
151名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 21:14:28 ID:1X+C9TVn
タイトル的にオルソラの勝利が見えてこないのが個人的に悲しいが…GJ!
152ApywaRwcです:2009/06/24(水) 23:01:00 ID:d5t8wPym
今夜もすみません……。
投下させて下さい。

※この話は、ApywaRwcの『その後の麦野さん』『美琴ちゃんと○○』を読んで頂けると分かり易いです。
153○○クッキー1:2009/06/24(水) 23:01:54 ID:d5t8wPym

土曜日の午後。
御坂美琴は大通りに沿った歩道を歩いていた。
先日、迷子シスター、オルソラ=アクィナスを上条宅に送り届け、
そのお礼にと頂いたオルソラクッキーが、御坂の女の子魂に火をつけたのだった。
つまり、現在、彼女はお菓子作り教室のレッスンに向かう途中である。
「ええっと、エプロンに三角巾に……」
と、持ち物を再度確認する御坂。その姿は一生懸命で微笑ましい。
あと数十メートルで目的の雑居ビルに着く。

麦野沈利は大通りに沿った歩道を歩いていた。
リハビリを終え、定期的な検査通院のみとなった彼女は、
現在、お菓子作り教室のレッスンに向かう途中である。
(う〜ん、取り合えず、あのクッキーより上を行かないとねー)
病院で上条から「お裾分け」と渡されたクッキーの味を思い出す麦野。
どうやら、御坂クッキーは麦野の乙女魂に火をつけたようだ。
(作ったクッキーはどうしよーかなー)
楽しそうな麦野。一人の少年が頭を過ぎる。
(まったく、なんで上条君が出てくんのかなー)
クスクスと笑う。答えは既に出ているだろうに、
「麦野さんには分かりませんよー♪」
どこかの誰かさんの口真似をする。
目的の場所まで、あと数十メートルだ。
154○○クッキー2:2009/06/24(水) 23:02:37 ID:d5t8wPym

「「あ」」
「「な、なんで、あんたがここに……」」
見事なシンクロだった。出会う筈のない二人のレベル5が出会ってしまった。
(くっ…、『超電磁砲』!?なんでこいつがここに……!?)
無意識に左手でチョーカーに触れる。そう、麦野は現在能力を使う事ができない。
使えたとしても、威力はかなり制限され照準精度も落ちる。下手をすれば左腕の二の舞である。
(まさか、議会の決定で私を消しに……?)
確かに、麦野はアイテムの構成員として少なからず学園の暗部に関わってきた。
(……どうする、逃げる……?)
険しい表情で眼前の強大な存在を見据える麦野。戦った場合の数秒後の未来を想像し足が竦む。
(ダメだ…逃げる訳には行かない。だって……)
恐怖しながらも、静かに、しかし、力強くそう決意する。

(こいつ、確かレベル5の『原子崩し』?どうしてここに?)
御坂は麦野が能力を使えない事を知らない。
(しかも、何か殺る気満々だし……)
目の前で身構えているレベル5を見据える御坂。自分の方が格上だが、勝てる保障はどこにもない。
(こいつと私の力差は余りない…、確か、私を一発で倒せる程の力を持っていた筈だ……)
それは核兵器に似ていた。打つ訳ないと分かっていても、あるだけで意味を成す。
(ここじゃ周りに……)
辺りに視線を走らせる。休日の大通りだけあって人通りが激しい。
(どうする……)
――バチバチ!
御坂は無意識に放電した。
155○○クッキー3:2009/06/24(水) 23:03:34 ID:d5t8wPym

バチバチと威嚇する御坂を前に麦野は一瞬怯んだ。が、直ぐに決意を固める。
(だって……私は、クッキーを作りにきたんだ!)
竦む足に力を込め、確りと立つ麦野。
彼女がレベル5だった時、同じレベル5の『未元物質』から逃げ出した。
しかし、能力を失った今、麦野はレベル5の『超電磁砲』と対峙している。
――バチバチ!
響く放電音。
(っ…、こ、わい…っ、でも…っ)
目の端に涙を溜め、歯を食い縛る麦野。表情がありありと彼女の恐怖を物語る。
麦野は持っていたトートバッグに手を突っ込むと、何かを取り出し、
「くらえぇー!」
ブン!と、取り出したものを御坂にブン投げた。

(どうしよう……)
「くらえぇー!」
「ふぇ?――あ゛だっ!!」
ゴン!と御坂の脳天にヒットする『泡立て器』。
考えを巡らせていた御坂は完全に不意をつかれた。まさかここで仕掛けてくるとは思わなかったのだ。
「あ、あんたねー!!」
――バチバチバチッ!!
青白い電流が弾ける。
目に涙を溜め頭を押さえる御坂。彼女は純粋に痛かった事に怒っていた。
「ひゃっ!」
驚いたように、その場にしゃがみ込んで両手で耳を塞ぐ麦野。まるで、雷を怖がる子供のようだ。
「は、はい?」
御坂は面食らった。麦野の反応がレベル5のそれと、大きく掛離れていた為である。
「ちょ、ちょっと、あんた……」
慌てる御坂。彼女のお人好しは筋金入りだった。
156○○クッキー4:2009/06/24(水) 23:04:13 ID:d5t8wPym

雑居ビルの狭い廊下を進みエレベーターに乗る二人。
「「……………」」
無言である。お互いの誤解は解けたが決して仲良くはならない。
「……ちょっと、あんた、どこ行く気よ」
上目遣いに睨む御坂。
「あんたには関係ないでしょ」
と、麦野は澄まし顔で答える。
「むぅー…」
御坂は猫のように唸った。
そんな御坂を見て、麦野はふと思った。
(ん?コイツは何しにきたんだろ…。もしかして……クッキー?)
病院で上条から貰ったクッキーを思い出す。
「……あんたこそ、どこ行くのよ」
「!あ、あんたには関係ない」
プイっとそっぽを向く御坂。麦野に比べ恐ろしく子供っぽい仕草だった。
(むっ…)
ちょっとカチンときた麦野は鎌を掛けてみる事にする。
「あーあ、上条君、クッキー喜んでくれるかなー」
とてつもなくわざとらしい。
しかし、その名前が出てしまっては、御坂は黙っている訳にはいかない。
「ちょ、ちょっと!なんであんたがあいつの事知ってんのよ!?」
慌てて麦野に詰め寄る。
(くふふ)
そんな御坂を見て、内心、意地の悪い笑みを零す麦野。
「あんたには関係ないでしょ」
と、麦野は澄まし顔で言う。彼女も大概子供っぽかった。
157○○クッキー5:2009/06/24(水) 23:04:39 ID:d5t8wPym

教室に入った時、空いている席は、窓側に並んだ席二つだけだった。
仕方なく、御坂と麦野は横目で睨み合いながら並んで席についた。
現在、二人並んでクッキー作りの説明を聞いていた。
「「……………」」
二人共真剣である。というか、殺気立っている。周りに座る少女達が、
『…な、なんか、空気重いね……』
『う、うん……』
とか、
『…あっちの方から……』
『見ちゃダメ……!』
など、ヒソヒソと話している。
御坂も麦野も一人でも目立つが、二人揃って更に殺気立っている為、余計に目立つのだった。
実際のクッキー作りもすごかった。周りの少女が、
「良い匂いがしてきたねぇ〜」
「うん、美味しそうだよぉ」
とか、
「ねぇ〜誰にあげるの〜?」
「えー、ないしょ〜」
とキャピキャピとした会話をしている中、彼女達は違った。
「「……………」」
まるで芸術家のような集中力と繊細さで、渾身のクッキーを形にしてゆく。
が、いよいよクッキーが完成すると、
「「できたぁー!」」
この教室にきて初めて声を上げた御坂と麦野。
二人は、可愛らしくラッピングされた自分のクッキーを見て、ニコリ、と嬉しそうに照れくさそうに笑う。
そんな二人を見た少女達は思った。
((か、かわいい……))
158○○クッキー6:2009/06/24(水) 23:05:51 ID:d5t8wPym

御坂と麦野はクッキーを持って競うように雑居ビルを出た。
「ちょっと!なんでついてくんのよ!」
走りながら叫ぶ御坂。
「それはあんたでしょ!私の方が速いんだから!」
返す麦野。
二人は、ほぼ同スピードで夕暮れの町を駆け抜ける。
目指すは上条当麻の自宅だ。

一方上条宅では、
「いやぁ、なんか悪いなー、飯まで作って貰って」
「いいえ、お料理は好きなので嬉しいのでございますよ」
オルソラに夕食を作って貰っている上条。
彼は、御坂と麦野が自分の家に向かっている事など知る由もない。
二人が到着し、オルソラといる上条を見てどんな反応をするのか、
しかし、結局、最後に割を食うのは上条なのだろう。
159ApywaRwcです:2009/06/24(水) 23:06:52 ID:d5t8wPym
以上です。
三時間くらいで考え書いたので、誤字脱字が多々あると思います。
ちょい役で浜面滝壺カップルに登場して頂こうと思いましたが、長くなりそうなので……。
そして、感想ありがとうございました。読んでて面白かったです。鋭い方が多いですねぇ。

長文失礼しました。
160名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:09:13 ID:A0mbRM9n
>>159
GJ!

ニヤニヤが止まらないw
161名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:15:01 ID:gaurnqIN
最高のSSには、最高のGJを
162名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:20:23 ID:75TAx1b9
ありがとう、ありがとう
163名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:21:34 ID:zvfIL4yJ
つづけ!お願いつづいて!
GJ!
164名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:32:00 ID:Ca2VqsrK
>二人が到着し、オルソラといる上条を見てどんな反応をするのか、
ここを是非kwsk
165名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:53:02 ID:9ONMcByx
>>159

                    ,'    ,∠ __________/ |
                    |   <__:.:.イ:.`メ、/|:/ |:./\レ:.:.〈 |
  ┏┓  ┏━━┓         ノ!     |/リレ',ィrそド"´ レ ィチxV:.!:.V}.      ┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃       /|    /!:.:.! 〈. トzリ     トzリ }:!::Nリ.       ┃  ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━/     /ソ:.:.i xx`¨´    , `¨x{:从 }━━━┓ ┃  ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃  /      //|:.:.込、         /:.|ハ ∧     ┃ ┃  ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━/     /厶|:.:.|\ ヽ、  r つ ,. く:.:.:!:∧ ヽ ━━┛ ┗━┛
  ┃┃      ┃┃   /    /    |:.:.|::::::> ミ  、 <}  |::.:|   ヽ. }     ┏━┓
  ┗┛      ┗┛ /i   〃     レ‐‐く\   ̄´ /::!  !:<フ二ヽリ      ┗━┛
            /   //     / /⌒く:\  イ:::::|  |:. 厶--、 }
166名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:01:41 ID:oNMllHab
きれいな麦野ん
167名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:11:21 ID:9uu9RFNi
>>159
GJ。
とりあえずあんたのSS読んで「一方通行さん主役だし本編と関係なさげだから」の15巻を買ってきた。
・・・あれ?麦のん超怖ええ。

>二人が到着し、オルソラといる上条を見てどんな反応をするのか

続き!続き!
エロSS!エロSS!
168名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 01:37:31 ID:hCohuQcg
>>159
鋭いと仰っても、やっぱり、想像したのとは違いますよー……、
クッキーじゃ分が悪いと判断した二人が、シフォンケーキでも作って上条さんに突撃。
「「どっちが美味しい?」」と判定を迫っている所に、ひょっこりオルソラが同じ物を作って登場。
Winnerオルソラの宣告にorzな二人。……まあ、こんな感じだったですからw
美琴のお人好しを利用した流れは違和感ないですねー。しかし、『泡立て器』攻撃ってw
二人とも年相応の乙女全開で、やたらと可愛い描写です。特に涙目麦野が。GJ!でした。
169名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 04:29:25 ID:sg6Cr+Iv
>>159
俺は麦野ん萌えなので、超感動です!GJ!

>>168
前作の繋がり、クッキーは無視ですかw
170名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 11:19:54 ID:GbGwjs/N
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
171名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 12:55:18 ID:WhEPgr/u
上条×美琴×黒子を書いてもいいですか?
172名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 13:32:25 ID:RltP9LXt
>>171
                l三`ー 、_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:-三三三三三l
               l三  r=ミ''‐--‐';二,_ ̄    ,三三三彡彡l_   この感じ・・・・
              lミ′   ̄    ー-'"    '=ミニ彡彡/‐、ヽ
                  l;l  ,_-‐ 、    __,,.. - 、       彡彡彳、.//  神の予感・・・・
_______∧,、_‖ `之ヽ、, i l´ _,ィ辷ァ-、、   彡彡'r ノ/_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ 1     ̄フ/l l::. ヽこ~ ̄     彡彳~´/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ヽ   ´ :l .l:::.         彡ィ-‐'′
                ゝ、  / :.  :r-、        彡′
              / ィ:ヘ  `ヽ:__,ィ='´        彡;ヽ、
          _,,..-‐'7 /:::::::ヽ   _: :_    ヽ      ィ´.}::ヽ ヽ、
      _,-‐'´    {  ヽ:::::::::ヘ `'ー===ー-- '   /ノ /::::::ヘ, ヽー、
173名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 13:56:46 ID:WhEPgr/u
>>172
ケータイからなのであまり緻密ではないのですが・・・(てかほとんど会話・・・)
問題は3Pまで書いていいのかどうか・・・
一応期待に答えられるよう完成させます
174名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 14:01:12 ID:r4FocNoD
>>171
3Pじゃなくてもいいから頑張れ!
175名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 14:29:31 ID:461tifR7
ではO月Pで
176名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 15:07:59 ID:WhEPgr/u
では夜に
177名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 17:36:38 ID:FkGb9/GM
>>159
貴方の作品のキャラはどれも、『原作では見せなかった顔』として、すんなりこちらに入ってくる。
それは、違和感0、透明度100の作品構成である(キリッ)

つまり、超萌えました。最高です。またお願いします。GJ!!
178名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 17:41:05 ID:7KHhrSB2
心理掌握(メンタルアウト)がアップを始めました
179名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:19:23 ID:WhEPgr/u
その日の放課後の帰り道

「おっすービリビリー」
「うわっ!な、ななな、なによ!?」
「いや、お前を見かけたからさー、声かけただけ」
「そ、そう・・・」
「てか天気悪いよなー」
「そ、そうね・・・今にも降りだしそう・・・」

ポツッ!ポツッ!ザァー!
「って言ってるそばから降って来たじゃない!」
「うお!いきなりの豪雨か!?全く・・・ツリーダイアグラムが壊れた影響はでかいなー」
「そうね・・・知ってる人は何人いるのやら・・・」
「って、マジでシャレになんねーよ」
「えっと・・・じゃ、じゃあ・・・さ・・・私の寮の方がち、近いから・・・あ、ああ雨宿りにくる?」
「いや、あそこ男子禁制だろ?それに白井もいるし、何より殺されかねないだろ」
「だ、大丈夫よ・・・黒子はジャッジメントの仕事で遅くなるって連絡あったし・・・男子禁制って言ったって寮監に見つからなきゃ平気だって」
「うーん・・・確かにずぶ濡れは嫌だしなー、ちょうど常盤台のバス見えてるし・・・」
「さ、早くいくわよ!」
「ちょっと待て、まだ決定したわけじゃ・・・ってうわっ!」
「う、うるさいわね!優柔不断過ぎなのよアンタは!」
「うぅ(バスに乗ってしまった・・・優柔不断じゃくても普通迷うと思うんだが・・・)」

そのままバスは走って言った
180名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:24:18 ID:WhEPgr/u
>>179続き

白井黒子はその日、山の様な用紙に囲まれ仕事をこなしていた

「あぁ、外は雨・・・曇りだと言っていたのにいきなり降って来ましたわ。ツリーダイアグラムが破壊されたと言うのもあながち嘘では無いようですわね」
「白井さーん!外ばかり見ないで仕事してください!」
「うるさいですわねー!今日もお姉様と帰れなかった私の切なさがわかりませんの?」
「御坂さんは白井さんよりあの人と帰りたいんじゃないですか?」
「初春!あなたまで何を言い出すんですの!?あ、あ、あんな類人猿に・・・愛しのお姉様が釣り合うはずが・・・」
「えー?お似合いだと思いますよー・・・いたぁ!何するんですか!」
「えぇい!どいつもこいつもー!あんの若造がぁ!今度お姉様に手を出してみなさい!八つ裂きにしてやる!ですのー!!」
「しかしこの豪雨だと傘持ってなかったらずぶ濡れですよねー」
「はっ!?そっ、そう言えばお姉様は傘を持っていなかったはず・・・!!(いっ、今のお姉様は濡れ濡れのグチョグチョ・・・)」
「白井さん?なんか不吉なことを考えてませんか?」
「グフフエヘヒへ(チャーンス!)・・・あぁお姉様・・・そんなお姿・・・あぁもう我慢できませんわ!」
ガタン!
「し、白井さん!仕事残ってますってー」
「任せますわ!お姉様の一大事!この黒子が行かずして誰が行くんですの!?」
「ダメですってー!あ!テレポートなんて反則ですよー!」
「今、お側に向かいます!お姉様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
181名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:28:25 ID:/oOHkXlR
ぶっちゃけ最近のノートならそれなり当たるんじゃないだろーかなどとぶち壊してみるテスツ
182名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:30:38 ID:WhEPgr/u
>>180続き

バスは上条と美琴を常盤台中学女子寮に降ろし、そのまま発進していった

「は、早く入らないと寮監に見つかるからね!早く入いるわよ!早く!」
「おい御坂!急ぎすぎっ!なにそんなわたわたしてんだよ!」
「う、うるさいわね!さぁ早く入りなさい!」
「ってうお!突き飛ばすなよ!・・・てか前にも来たけど、ホントなにもないよなー」
「(ついに・・・こ、コイツを・・・へ、部屋にいれちゃった・・・どうしよう・・・)」
「ん?御坂?なに固まってんだ?」
「なななな、何でもないわよ!ほらっ!タオルよ!」
「ぶへっ!な、投げるなよ・・・でもよー助かったぜ・・・」
「(ど、どどど、どうしよう・・・//////)」
「おいお前顔赤いぞ?風邪でもひいたんじゃねーのか?」
「あ、赤くなんてなってないわよ!っていうか・・・ほ、ほらっ!タオル洗うから返しなさい!」
「あぁサンキューな!でも服はずぶ濡れだしなー、気持ち悪いし脱ぐか・・・」
「(ちょっ!ぬ、脱ぐの!?だ、ダメよ!そんなっ!)」
「んー?どうしたんだ御坂?」
「なに脱いでんのよこの馬鹿ぁぁぁ!!/////」
「がふっ!そ、そうだった・・・ここ女子寮・・・」
バタン!
上条にとって死の音が聞こえてきた
「お姉様ぁ!」
183名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:32:38 ID:WhEPgr/u
>>181続き

黒子は美琴の帰るルートをくまなく探していた。しかし美琴は普段乗らないバスで帰っているため、その姿はない

「おかしいですわね・・・もう寮に帰ってらしてるのかしら」

・・・

「さて、寮に着きましたわ。部屋に直接テレポートは危ないので・・・普通に入りましょう。あぁお姉様・・・今参ります!」

バタン!

「お姉様ぁ!」
184名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:37:51 ID:WhEPgr/u
>>183続き

「お姉様ぁ!そのお濡れになったお身体・・・この黒子が隅々まで拭き取って・・・」

白井黒子は停止した
目の前にいる愛しい美琴と半裸のいつかの少年を見て・・・
その少年が結標淡希の渾身の一撃を叩き潰したときのように・・・
またしても彼に思考を停止させられたのだった

「あっ!」
「げっ!」
「・・・なーにしてるんですのぉぉ??」
「く、黒子?か、勘違いしないで!これはその・・・雨宿りしてるだけなの!」
黒子には聞こえない
もはや少年(の死)以外見えない

「そう・・・そうですの・・・押し掛けでは飽き足らず・・・お姉様を襲うなんて・・・いーい度胸ではございませんのー!!」
「さ、殺気が!ま、まて白井!こ、ここに来たのは俺の意思じゃないんだ!御坂が・・・」
「へー・・・服を脱いで・・・タオルまで用意して・・・それが・・・自分の意思では無い・・・と?」
「ち、違う!誤解だ!まて!待つんだぁぁぁ」
「フ・フ・フ・・・ぶっ殺して差し上げますわ!」
「ま、待って黒子!本当に私が呼んだの!だから雨宿りなんだってば!」

またしても黒子は停止した
「・・・お姉様が連れ・・・込んだ!?・・・そんな・・・馬鹿な・・・」
「ひょ、表現云々は間違ってるけど、そうよ!だからコイツは無実なの!」
「フフフ・・・お姉様をたぶらかすなんて・・・そんなこと許しませんわ!今こそ抹殺の時!ですわ!」
「ぎゃー!ふ、不幸だー」
「待ちなさい!ちょっと落ち着くのよ!黒子!」
「そ、そんな・・・お姉様・・・止めないで下さいませ・・・あぁ」
「た、助かった・・・あれはマジだった・・・」
「上条さん・・・でしたっけ?」
「は、はい!」
「お姉様のお願いを汲み取って抹殺はやめます。しかしお姉様に手を出すのなら・・・・・・私からにして下さいませ!」
「は?」
「な、何言ってるのよ黒子!手を出すもなにも、コイツとは最初からなにもないんだから!」

黒子はおもむろに服を脱ぎ始めた
185名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:40:37 ID:WhEPgr/u
>>184

あんかミスありますのでご注意ください

駄文?いや駄会話を読んでくれた方はありがとうございます

暇潰しで書いたので途中ですが、ご勘弁を・・・
186名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:44:07 ID:WhEPgr/u
187名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 22:09:17 ID:+GfaNF87
>>184
黒子「計算通り!」
188名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:29:51 ID:ct24/Efl
ルチアってガーター丸だしなんだな…
卑猥すぎるだろ
189名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 00:36:10 ID:R/q1mGcm
>>185
えっと、続きは無しの終了って事で良いのかな?
話の方向性がどちらへ行くのか、これが見えにくいので感想書き辛いのですが、
このまま途中で終るには、三人が部屋で邂逅する迄の導入部、会話の妙が勿体無い。
……以降の展開はパロ方向なら簡単そうですが、エロに行くのなら現状では弱いかな。
美琴をその気にさせるネタ(少しシリアスとか)が必要かなー、と感じました。
190名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 04:33:21 ID:36GvT6VV
>>189
ならば続けましょうか

>>184続き

「く、黒子!?アンタなにしてんの!?や、やめなさいよ!」
「止めないで下さいですの・・・私は今から上条さんに抱いてもらいますから」
「は?し、しししし白井さん!?なに言って・・・って、ちょっとー!それ以上脱いだら見えるってー!あーっ!」
「お姉様・・・このとおり私は私を隠すものを全て捨てました。覚悟はありますの。この際ですからお姉様の本当の気持ちを教えて下さいませ」
「そ、それは・・・その・・・だから・・・私はこいつのことをすっ、すすす好きとかではなく・・・」
「そうですの・・・どうあっても認めないと言うのですね?・・・では・・・上条さん?」
「は、はい!ですからその・・・色々と隠してー!」
「私を抱いて・・・下さい・・・」

白井は全裸のまま上条へと歩み寄り、そのまま重なる様にしてベッドに倒れ込んだ

「!!!??だっ、ダメだ!白井!上条さんの理性を甘く見てるぞ!あーもー・・・理性という鋼の鎧が・・・」
「ま、待って!黒子!正直に言うから!わ、私は・・・上条当麻のことがすっ、好きなの!」
「あのー御坂さん?あれ?不幸少年上条当麻は夢を見ているのでしょうか・・・」
「やっぱりでしたのね・・・ですが、もう遅いんですわ!これから上条さんが私を抱いたらお姉様のことは諦めてもらいますから」
「そ、そんなこと許さないわよ!こいつは私のものなんだからぁ!」
「も、もうダメだ・・・上条さんの理性は限界です!うおおおお!!もうめんどくせえ!御坂も白井も両方来やがれ!男、上条当麻はもう迷わない!」
191名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 05:31:40 ID:36GvT6VV
>>190続き

「そんなっ・・・ダメですの!3Pなんて・・・ぁあ!!」
「うるせぇ!今さら何言ってやがる!お前から来たんだろうが」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!そ、そんな・・・とこ・・・見せ付け・・・られ・・・たら・・・私・・・」
「お姉様っ!ダメっ!そんなっ!服をお脱ぎになったらぁ・・・くぅ!胸は・・・やめてくださ・・・ぁあ!」
「なんだ白井、口ほどにも無いなぁ」
「何・・・言って・・・私は・・・あなた程度・・・では・・・堕ちません・・・のよ!あぁ!」
「白井は可愛いなぁ・・・なぁ御坂?」
「な!?なななななっ」
「お!?こことか責めたら面白そう・・・いやいっそ抱きしめて・・・」
「ダメです!そこは!ハア!ん!・・・やめ・・・んんん!」

もう美琴に選択の余地はなかった
美琴は全てを捨て去り、上条の背中へそっと抱きつく
「もう・・・無理・・・私も・・・して・・・」
「お姉様!?」
「御坂もする気になったか・・・後は白井を堕とせば完璧だな」
「私が堕ちるだなんて・・・ありえませんわ!」
「強情だなぁ・・・おい御坂、白井の上に乗ってくれ」
「えっ!?こ、こう?」
「そうそう、んじゃ俺はその上に・・・っと」
「えっ!?えっ!?おっ!おねっ!お姉様のお、お、お、お身体が私のいたる所触れてっ・・・」
「どうだ白井?大好きなお姉様に抱かれてる気分は」
「そんなっ!こんなっ・・・こんなの反則ですわ!我慢できるはずがないではありませんの!」

黒子に御坂が、御坂に上条が重なる様になっていた
下から黒子御坂上条の順だ(黒子は上向き、美琴は下向き、上条は下向き)

愛してやまぬ美琴に抱かれた黒子には、もはや拒む理由など存在しなかった



続きは考え中です
192名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 08:14:49 ID:SWiZpEy1
>>191
過去のSSを見て、投下の仕方を勉強してください。
193名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 08:34:58 ID:45mb5VS+
>>191
黒子おおおおおおおお
194名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 09:24:45 ID:36GvT6VV
>>192
申し訳ない・・・
ケータイからなので・・・という言い訳は通じませんよね
この初心者に詳しく教えていただけないでしょうか
195名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 09:27:18 ID:Y+0Za0ZV
>>194
名前付けるか、完成してから投下すればいいんじゃね
俺も知らない
196名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:15:14 ID:6QLYl7Yc
>>194
とりあえず、原作を読み直されては如何でしょうか?
三人の性格と口調が、ちょっとだけですが違うような…。
197名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:33:01 ID:36GvT6VV
>>196
そうですか?
一応合わせたつもりなんですが・・・
というか性格変えないとエロにいけない・・・
主に美琴の性格修正が激しいのは自覚してます
チンタラ長々とやれば自然にいけるんですが、単発では難しいです
上条は・・・ぶっちゃけました
黒子は結構原作通りに書いたつもりなんですが・・・
198名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:37:48 ID:b1Br5Q98
こまけぇこたぁ…
199名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:49:04 ID:6GZfNCMx
>>197
チンタラって…。
十分チンタラ長いかと……。
いや、すみません。GJした。
200192:2009/06/26(金) 10:58:32 ID:SWiZpEy1
>>194
すでに指摘されていますが、投下前に「投下します」、投下が終わったら「終りました」と前後にレスなり一文なり入れた方が良いです。
これは好き好きあるかもしれませんが、レス間で続くなら参照にするよりも、名前のところにタイトルと連番でも付けた方が判りやすいと思います。
あとは完結してから投下した方がいいですね。
とにかく始まりと終わりがはっきりしないと、レスもしにくいし、他のSS投下の妨げになります。
今スレに良いお手本があるので、最初から読んで参考にしてみてください。
201名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 11:00:09 ID:uHNmtb9L
ま、普通は
メモ帳等で完成させてから投下する(ぶつ切りだと他に投下したい人がいた時に邪魔になる等の問題がある)
ってのは大体どこでもマナーというか最早ルールに近い感じ
後は
タイトルを付けるか、鳥を付けるかすれば作品がどう繋がってるのかわかりやすい
始まりと終わりを明記してればその間スレの流れがスムーズになる
特殊(陵辱、流血、死亡、オリキャラetc)等があるなら最初に明記する
この辺があれば内容以外での突っ込みも受けずに済むし、読みやすくする=自分のためにもなる
ということを考えたら自然とそういう形になると思う
202名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 11:29:37 ID:36GvT6VV
じゃあ完結させてから投稿しますが、既に投稿済みは手遅れなので、どうすればいいでしょうか
203名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 11:47:51 ID:c+AOk75A
普通にこの前の(もしくは何々レスからの)続きです、って続きから完結までを投下すればよいのでは?
204名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 12:19:45 ID:36GvT6VV
そうしましょうか・・・
それとももう一度一から投稿し直しましょうか・・・
できれば一からのほうが見易くなるし、これからエロが満載なので、皆様の了解がとれればそうしたいのですが・・・
205名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 13:21:16 ID:4St16B1D
済んだことは忘れて次回からってことで。次から名前欄に"1/3 タイトル #tripkey"のように入れて投下よろ
いずれ明文化した方がいいかな
206名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 13:25:16 ID:c+AOk75A
保管庫があるのに同じ文を読まされるのはなー
スレを跨ぐならともかく
207名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 13:58:37 ID:R/q1mGcm
>>204
そうですねー、もし投下し直すのなら、既出部分は出来るだけ詰めた方が良いかな。
1レス60行4096Byte制限で1行120文字迄だったかと、携帯だと分かり辛いのかな…?
それと必要ならば、性格を変える等のキャラ操作もあり、かと思ってます。
っていうか、俺自身が実際にそれをやっちゃってますからw
まあ、投下の際には、キャラ崩壊注意、と一言添えてあげて下さい。
色々と指摘されてますが、黒子の活躍、期待しております。
208名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 14:38:34 ID:36GvT6VV
了解しました

では投稿しなおしはやめます
また間違うかもしれませんが、そのときは指摘下さい
それと、具体的にどこの口調と性格がおかしかったのかを教えてくれれば嬉しいです
最後に、投稿する前のレスには何を書けばいいんですかね
209名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 16:05:53 ID:anWfUakz
>>208ちゃんには自分で調べるってことを少しはしてほしいのですよー
エロパロ板にも質問スレだとか書き手スレがあるので、そこを見てみたり、検索エンジンを使ったりするのもいいと思うんですよー?
それでもわからなかったらROMして自分でルール理解するまで書き込まないのが得策ですよ?

キャラの口調や性格ってのは原作を読んで照らし合わせてみて>>208ちゃんが大丈夫って思えればそれでいいんですよ?
それでも違和感を感じるんだったらまだ読み込みが足りないって事なのです。ファイトですよー
210名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 16:09:11 ID:36GvT6VV
>>209
わかりました。小萌センセー
211妄想命です:2009/06/26(金) 18:22:21 ID:36GvT6VV
色々問題を起こしましたが、完結させたので投稿させていただきます
エロが入っているので注意してください
2128/9 上条×美琴×黒子:2009/06/26(金) 18:29:02 ID:36GvT6VV
>>191の続きです

黒子「わたくしは・・・こんなことで・・・きゃう!」
美琴「く、黒子?気持ちいいの?」
黒子「くっ!そ、そんなことは・・・わたくしはまだ・・・あぁ!」
上条「御坂?白井はこうすると気持ちいいみたいだぞ?」
美琴「えっと・・・こういうふうに?」
黒子「あう!だ、ダメッ!お姉様っ!お姉様にされたら・・・わたくしっ・・・ああああッ!!」
美琴「黒子?気持ちよくないの?」
黒子「そんなことは・・・あひぃ!き、気持ちいい!!ですの!!あッ!お姉様!黒子はもうっ・・・ぁぁあ!!」
上条「あれ?白井?・・・もう堕ちたのか・・・じゃあ準備も終わったし・・・やりますか・・・」
美琴「ああんッ!ちょ、ちょっとアンタ!そんないきなり胸を・・・ああああああッ!!」
上条「くっ!御坂・・・」
美琴「(い、痛い!)私の初めてが・・・ああああッ!」
黒子「(おっ、おねえっ、お姉様がっ!わたくしの目の前で乱れて・・・ビクビクして・・・あぁ・・・)お姉様・・・」
美琴「くっ、黒子!こんな私をっ!あくッ!見ないで!見ちゃだめぇぇ!ああああッ!」
黒子「お姉様の・・・唾液がわたくしの顔に・・・」
美琴「ごめん!黒子っ!私っ・・・もうだめぇぇぇぇ!」
上条「御坂!いくぞっ!」
美琴「ああああッ!んんんん!あッ!はぁ・・・」
黒子「お姉様・・・お姉様ぁ」
上条「はぁ、はぁ・・・なんだよ二人して・・・とろんとろんじゃねぇか。次は白井でいくか」
2139/9 上条×美琴×黒子:2009/06/26(金) 18:31:20 ID:36GvT6VV


黒子「はぁ・・・お姉様・・・わたくしはもう・・・ッ!!!???」
黒子「な、なにを!?あッ!なにをしてるんですの!?ひゃう!あああああッ!!・・・そんな・・・わたくしの初めて・・・が・・・」
上条「ぐっ!しまる!」
黒子「どっ、どうしてくれるんですの!!んんッ!わっ、わたくしの初めてはお姉様と決めていましたああんッ!」
上条「なに言ってんだ?今お前に入れてんのは御坂だぜ?」
黒子「なにを馬鹿な・・・そんなことがあるはず・・・ひぃん!」
美琴「黒子ぉ」
黒子「ダメッ!お姉様!声をかけないで下さいませ!お姉様と錯覚してしまったら・・・わたくし・・・ああああッ!そんなっ!お姉様じゃないのにっ!あうう!」
上条「(白井も中々だなぁ・・・)なぁ白井?もう諦めて御坂とやってると思い込んだらいいんじゃねーか?」
黒子「わた、くしが・・・お姉・・・さま・・・と・・・?(そんなことを考えたら黒子はどうなってしまいますの?)」
美琴「黒子?・・・大丈夫?」
黒子「(あぁお姉様ぁ・・・もう・・・頭が真っ白に・・・)ああああああッッ!!」
上条「白井!いくぞ!」
黒子「お姉様ぁ!凄いぃ!あひぃぃぃぃ」

上条「はぁ・・・はぁ・・・白井・・・良かったぞ」
黒子「はい・・・わたくし・・・も・・・」

そのころ、ジャッジメント詰所では・・・

初春「白井さんは一体何をしているんでしょうかねー・・・全く・・・仕事をほったらかして!ブツブツ」

とある女子寮の一室・・・
黒子「ああんッ!」
上条「気持ちいいのか白井?」
黒子「はいぃ!もっとお願いしますですのぉ!」
美琴「わ、私もっ!黒子ばっかりずるいぃ!」

この日、上条当麻は純情少年の称号を返上した

END
214妄想命です:2009/06/26(金) 18:33:56 ID:36GvT6VV
いろいろ申し訳ありませんでした
テキトーに書いてたら最後までいってしまい、自分でもびっくりです
原作をまた読んで、不快にならない文を作っていきたいと思います

長文失礼しました
215名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:37:23 ID:3+CGh3sR
>>214
これからも頑張れよう
216名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:13:42 ID:eYBAZYBs
>>214
これからもぬるぽ
217名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:31:24 ID:4uVNMDrZ
>>216
.    ! : : |ニ/:| : : :| ! : :|___j!:| ! : : /! : : ハ::イ _j:/=弐=≦i1|::/`1: !
      ! : : |::/: :! : : :丁丁::T 二l|ニト:ゝ'| : :/ '|:/イi/:::::::::ハ メ//⌒i: :|
     ! : : : イハ: : :| j:トziテ:示く:/  !::/ /  ' ト、:::::j!  /ヘ,ノハ!
     |  : : : | ,-、 : :|イ下ト :::::::| |/  i/       ゝ―^`   リ/: : :ヽ
     |  : : :从ー|: : :ト  ヾゝ:::::ノノ                   |イ :|: : ト、:\
     |  : : : | レヾ: ::|  -`一 ´      、           !: : :|: : | `ー`
     i!  : :从 ヽ\ト               レ        八 :i : !   ガッ!
      i!  : : : ヘ   \                    ハ: :从 |ト、
    ノノ : : / ⌒ゞー─:ヘ            . 二 ヽ    ' ! : :/:!: ! !: i\
   / r ニ二   \: : : : : ヽ.        !   ノ   /  ! /: :|: | !: i  \
     /´     ` 、 \ト、 : : : >          ̄´   イ   j/ i ヽ : /   |
218名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:33:01 ID:6GZfNCMx
>>214
おめでとうございます。
無事終了したようで何よりです。
しかし、テキトーというのは、本当のことでも言うべきじゃないですよ。
親切に教えて下さった方々にも失礼かと…。
219名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:33:52 ID:45mb5VS+
>>218
いちいち細かいことガタガタ言うなよw
220名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:34:24 ID:36GvT6VV
期待してくれてるのなら書きますよー
題材が欲しいですね
浜面×滝壺とか

てかぬるぽってなんですか?
221名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:56:13 ID:36GvT6VV
>>218
書き始めたときがテキトー(な気持ち)なのです
投稿するときは細心の注意をはらっているのでご安心下さい
222名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 19:56:20 ID:Zy+D4XjX
そんな君に
http://www.google.co.jp/
223名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:06:15 ID:36GvT6VV
>>222
つまりぬるぽは良い意味ではないということですね
224名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:13:24 ID:b1Br5Q98
>>223
いや。 ぬるぽに特に意味なんてないんだがw
225名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:20:55 ID:36GvT6VV
>>224
え?そうなんですか?
まぁいいです

それよりネタがほしいですなー
ホモはいやだけど・・・
226名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:26:53 ID:6QLYl7Yc
>>224
ウソ教えんなw
>>225
ここに書いてありますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AC%E3%82%8B%E3%81%BD
それと、>>209さんをもう一度読んであげて下さい。

初投下、乙でした。
227名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:33:09 ID:36GvT6VV
>>226
いや意味自体って言うか元々の意味は知ってるんです
Wiki読んでも使いどころがわからなくて・・・
そもそも「これからもぬるぽ」って使い方がわからなすぎます
これは深く考えたら負けですかね
228名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:34:46 ID:oL9YIthD
見た目だけショタ化した一方さんが打ち止め&保護者ズに弄ばれちゃえばイイと思います
229名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:34:56 ID:4uVNMDrZ
>>227
だから別に意味も何もないよ
230名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:42:45 ID:b1Br5Q98
見た目だけショタ化した上条さんが美琴や御坂妹に会ったら誘拐されそう
231名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:44:56 ID:FNTisTnQ
ちなみにネタを募集するのはあんまりよくない
荒れる原因になったりするからね
雑談から思い付いたネタを書くのは勿論問題ないけど
232名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:45:07 ID:36GvT6VV
>>230
ワロタww
233名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 20:46:13 ID:36GvT6VV
>>231
勉強になりますた
234名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 21:32:50 ID:uHNmtb9L
ま、学ぶ気がないわけじゃないんだしいいんじゃないかな
あげられてたスレとか回っていけば自ずと分かるようになるっしょ
235名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 22:02:57 ID:36GvT6VV
さて、浜面×滝壺が完成間近に・・・
しかし滝壺ってキャラがわからん
発言回数少なすぎる気がする
マイペースタイプかな
浜面も浜面で、上条さん亜種じゃないかなー
236名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 22:05:08 ID:14KxeOyA
発言回数ならフレンダも負けてないぜ!
237名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 22:16:10 ID:36GvT6VV
>>236
フレンダはヤバくなったら身体を売るタイプとみた
238名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 22:44:04 ID:4yOaT26s
>>230
ショタ上条さんに「お姉ちゃん」って呼ぶことを強要する御坂姉妹の姿が目に浮かぶ
239名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 01:25:05 ID:XlAxBnxX
そういえばここだったか本スレだったかで虐められてる頃の上条さんが皆の前に現れたら〜ってネタが前あったな
240名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 01:28:05 ID:xw+dy10Q
上条さんに一番スルーされてる美琴が一番お姉ちゃんらしいことしそうという
241名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 01:51:04 ID:/U+Bzqfx
ショタ当麻に「ぼくね、ぼくね、おおきくなったらおねえちゃんとけっこんするの〜」
とか言われたときのヒロイン連中の反応が気になる
242名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 01:57:26 ID:aVtDtWVc
>>241
美琴「わ、私より強かったらいいわよ///」
243名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 02:14:39 ID:e5SHX7GQ
一通さん「あァン? と、突然何言い出しやがる、このガキはよォ?////」


鈴科百合子じゃないのがポイント。
244名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 05:00:08 ID:oiqbOLTu
>>241
美琴「じゃっ、じゃあ・・・おっ、大人になったら・・・ね・・・」
2451/1 一端覧祭・上条と美琴:2009/06/27(土) 05:12:23 ID:oiqbOLTu
上条「なー御坂ー、一端覧祭廻るやついないんだったら一緒に廻るかー?」
美琴「!?・・・えっ!?わ、私と!?」
上条「あーいや、嫌ならいいんだけどさ。ただインデックスのやつが小萌センセーと廻るらしくてさ(主に食い物目当て)、俺一人は寂しいだろ?しかも記憶無いからわかんねーこともあるしさ」
美琴「えっと・・・そ、その・・・あ、あああああんたとわ、私の・・・ふ、2人で一端覧祭をま、ままま廻るってこと!!??」
上条「そ、そうだけど、何でそんなに驚いてんだよ。嫌なら他のやつと・・・」
美琴「ちょっと待って!私と廻りたいんなら、ま、廻ってあげてもい、いいわよ?」
上条「そうか・・・なら他のやつも誘って・・・」
美琴「な、何言ってんのよ!そ、その・・・ふ、2人の方が・・・あの・・・う、動きやすいでしょ!」
上条「うーん・・・それもそうだな。でもホントに俺でいいのか?」
美琴「・・・むしろ嬉しいって言うかなんというか・・・(いや!私、何言ってんの!?)」
上条「え?今なんて?」
美琴「な、何言わせてんのよこの馬鹿ぁぁ!」
上条「ぐぁ!な、なんだよ」
美琴「なんでもいいから一緒に廻るの!」
上条「わ、わかったよ・・・お前がいいならなんの問題もないし・・・」

・・・

上条「おー、にぎやかだなー、なー御坂ー」
美琴「あぁ、あんた記憶無いから初めてなのよね」
上条「その切なそうな目を向けるのはやめてくれ」
美琴「あ、ごめんごめん」
上条「謝るところでもねーよ」
美琴「そ、そうね・・・そうだ!なんか食べない?」
上条「・・・」
美琴「なによ」
上条「前から思ってたんだけどさ・・・お前って食べ物買いすぎじゃね?ふとるぞ?」
美琴「な、な、なに言って・・・」
上条「わー!す、すいません!失言でしたー!!」
美琴「ね、ねぇ・・・」
上条「は、はい!なんでしょう!」
美琴「あ、あんたは・・・そ、その・・・ふとってる女は嫌い?」
上条「えっ?そうだなーデブはいやだけど、多少ぽっちゃりくらいなら大丈夫だな。普通にこしたことはねーけど」
美琴「そ、そう・・・」
上条「ていうかさーこうしてるとデートみたいだよなー」
美琴「な!?い、いいいいいいき、いき、いきなりな、なななななにいいいいだすのよ!!??」
上条「だってどうみてもそうじゃん」
美琴「そ、そんなわけないじゃない!!」
上条「そうかなー?まぁどっちでもいいけど」
美琴「(で、デート!?よく考えたら・・・)」
上条「なにうつ向いてんだ?」
美琴「きゃ!!の、覗き込まないでよ!」
上条「わ、悪い・・・」
美琴「(なんでこんなに熱くなってんの私ー!)」
バチバチ!
上条「お、おい!」
美琴「ふにゃー!!」
上条「またかぁー!!」
246名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 08:40:24 ID:oiqbOLTu
あれ?
これはやはりエンドと打たねばならないのか・・・
247名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 08:46:49 ID:xgpoKhxv
>>246
て言うか前書きあとがきはあった方が分かりやすいね
とりあえず妄想神さんGJでした
248名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 09:07:05 ID:oiqbOLTu
>>247
いや、単発のオムニバス?に3レス使うのはどうなのかと・・・
249名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 09:22:52 ID:SK0bcOWa
>>248
1レスの小ネタなら、タイトル付けずに、文の最初に「小ネタです」って明記しとけば良いと思います。
250名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 09:30:28 ID:oiqbOLTu
>>249
なるほど
1/1って書いたから大丈夫だとは思ったんですが・・・
まぁそう書いたら納得してくれるようになります
それとエロをいれようか迷うんですよね(独り言)
251名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 10:01:01 ID:+ZlgTRsT
上条さんがショタ化したとき神裂と五和のショタ上条さんを巡る戦いが今、始まる!!
252名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 10:05:24 ID:oiqbOLTu
もう二人の胸にサンドイッチでいいじゃまいか
253名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 13:49:46 ID:dDInTtsl
今の上条さんが18歳美琴に会う話もなかなか・・・
254名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 16:23:52 ID:tXzYI4XT
18歳美琴が18禁美琴に見えた。
255名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 17:25:30 ID:8LV3rhlg
ならば現在17歳の上条さんは会えないな
256名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 21:13:48 ID:3oNe5Na1
16歳じゃね?
257名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 21:16:41 ID:oiqbOLTu
>>256
正解
上条さんはみずがめ座だから現在は16歳
258名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 21:22:06 ID:aVtDtWVc
そういや1巻でみずがめ座で反応してたな
259名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 21:38:04 ID:4SKHuxnI
時間移動は面白そうだな
260名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 23:49:56 ID:TQO2gjaW
数週間見ない間に、なんか変なのに憑かれちまってるな
ここもダメか、他の書き手が投下し辛い空気だし
261名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 23:51:26 ID:3oNe5Na1
時間移動?
262名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 00:55:36 ID:ZBLf+CN2
忘れられがちだが五和ってほぼ確実に上条さんより年上確定か
263名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:07:27 ID:kRLJd9Ox
>>262
ポン酒飲んでるし神裂さんよりももしかしたら
264名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:27:50 ID:9LdNBkdU
>>257
高一で誕生日が1/20-2/18なんだから15じゃねーの?
265名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:38:18 ID:u/sNKwY8
>>263
はははこやつめ。
俺の中では神裂火織さんじゅうはっさいは熟れに熟れた四十路手前ですよ?

いやマジで三十台の方が好きなんだ。
詩菜ママンや美鈴ママンと熟女トリオも組めるしね。
266名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:38:33 ID:gVa6inlc
俺も本気で16歳と思ってたw
267名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:48:54 ID:HWGdhJOq
ステイルくん14歳
268名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 03:02:22 ID:L40iLjED
上条さんの誕生日か……きっと、

とんでもないことが起こる。
269名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 03:18:25 ID:M1xLX4xB
>>265
熟女が好きと公言するとは、勇者ですなw
詩菜さんの需要があるとは以外でした。ママンコンビで書かれないのですか?

詩菜を椎菜と勘違いしてたぜ。名前の表記すらすぐ忘れてしまうとは……。
うーん、何度書いても、いい加減属性は治らないみたいだし仕方がないか。
ところで、上条さんと禁書以外で記憶喪失設定したSSってあるんだろうか?
270名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 03:41:19 ID:L40iLjED
>>269
記憶喪失になっていないならすればいい。
ないなら作ればいい。

某所に一つだけ(続編の製作が忘れ去られていたらしい)あるが。
271名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 03:50:36 ID:M1xLX4xB
>>270
教えてくれてありがとう。ちょっと、探してみるよ。
記憶喪失設定は、結構難易度高いのか……。
272名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 04:36:03 ID:ciU4oasd
麦のんて幾つくらいなんだっけ?
273名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 04:52:06 ID:KNQgS3p8
たぶん高校生だと思うけど何故か上条さんより年上なイメージがある。
おそらく前投下された麦のんssの影響だろうな。
274名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 05:53:48 ID:FBQD6C5y
>>260
文句だけ残していくなら君は荒らしと変わらない
275名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 08:07:17 ID:0MxIeZ9d
>>274
スルーしろよ
276名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 09:00:17 ID:FBQD6C5y
>>275
すまん
マジレスに見えた・・・
277名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 09:08:23 ID:RrFiDSQT
>>274
皆スルーしてるのにただ一人荒らしに反応するお前も荒らしと変わらない
278名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 09:55:44 ID:t4BnCR4h
やだ…何この流れ

こんな時はオルソラに癒してもらおっと
279名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 10:30:00 ID:0vNcT3Gi
え、ごめんオルソラは俺が家につれて帰っちゃった
280名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 11:16:22 ID:PMQYIAo9
オルソラは上条さん家で五和さんとおさんどんで張り合っております
281名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 12:10:37 ID:IpznM37K
だったら通行止めで癒してもらおうぜ
282名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 12:59:16 ID:ciU4oasd
じゃあ俺は綺麗な麦のん持ち帰るわ
283名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 13:08:51 ID:489lc/RV
それじゃ俺は上条さんと美琴の痴話喧嘩をあったか〜い目で見守るわ
284名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 13:18:22 ID:lAqWEKTl
なら俺はミサカの横で観測手やるわ
285名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 14:22:40 ID:93vMFvIS
芳川さんって挿し絵&口絵の登場回数少なくね?

三巻 挿し絵と口絵で一回ずつ
十二巻 口絵で登場

ちなみに表紙には一度も出てない(SSも含めて)。
286名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 14:25:44 ID:NqCxjSm7
>芳川さんって挿し絵&口絵

なんかエロい絵を想像してしまった
287名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 15:43:22 ID:L40iLjED
一方さんを襲っちゃう同人があるしな。
案外ノリノリでやりそう。

そして、
「可愛い姿って…二人でって…芳川みたいな大人の人がいいの?
 ミサカみたいな小っこいのは駄目なの?」
288名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 16:34:05 ID:FBQD6C5y
てかステイルって打ち止めも射程圏内じゃないの?
289名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 18:34:19 ID:DFN0u0xr
捨て犬さんじゅうよんさん
一方通行15〜17くらい?

ニート13〜5くらい?
小萌せんせー20代後半〜??
打ち止め10歳前後(実年齢数週間〜数ヶ月)

5年後、10年後を考えれば、全然アリだと思うよ。
290名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 18:50:59 ID:aRxIbe4r
>>248
お前はなんなんだよ。
お前のが無駄だよ
291名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 18:58:58 ID:HJN5XLYy
つまり打ち止め芳川黄泉川3人で運動能力のみをボッシュートされた一方さんを
あらゆる手を使って襲う話だな!

誰か描いてくれ頼む。
292妄想命です:2009/06/28(日) 19:47:55 ID:FBQD6C5y
話の流れを切ってしまいますが、投稿させてください
今度はエロは含んでいません
2931/4 パーフェクトミサカ:2009/06/28(日) 19:50:27 ID:FBQD6C5y
その日、上条は御坂妹と歩いていた

「あれ?御坂妹?」
「何か?」
「えっと・・・あの・・・む、胸が大きくなってないか?」
「・・・、言われて見ればそうかもしれませんね。と、ミサカは少し驚きます」
「でもシスターズって美琴のクローンだから遺伝子レベルで同じなんじゃ無かったっけ?」
「いえ、医者が言うには生活環境で体型は変わるらしいのです。と、ミサカは丁寧に説明します」
「そうなのか」
「ではあなたは胸が大きい女性が好みなのですか?と、ミサカは聞いてみます」
「い、いや・・・そんなことは・・・、む、胸だけで女性を判断するほど上条さんは軽い男では無いのです!」
「そうですか・・・と、ミサカは少しがっかりします」
「そ、そりゃフェチってのも関係してくるから多少は気になるけど・・・」
「本当ですか?と、ミサカは間髪いれずに聞き返します」
「あ、あぁ」
「では他にあなたが気になる部分はなんですか?と、ミサカは真剣に問いかけます」
「えっと・・・そ、そりゃあ・・・あ、足とか・・・腰とか胸とか色々・・・」
「足、腰、胸、その他・・・ですね!?と、ミサカは確認します!」
「な、なにゆえテンションあげているのでしょうか!?」
「私のテンションが上がっている?と言うと今の状態なんでしょうか・・・と、ミサカは自問自答してみます」
「いや最初に比べたら上がってると思うけどな。もしかしてクローンでも心とかも成長すんのかな」
「どうでしょう・・・しかしそれは置いといて、先程の質問に答えてください。と、ミサカ要求します」
「いやまぁそうだけど・・・(としか言い様がないような・・・)」
「ありがとうございます。と、ミサカは感謝の気持ちを述べます」
「いや感謝されるようなことしてねーし・・・」
「それでは早速病院に戻って会議しますのでこれで」
「あぁ、お前も大変だろうけど頑張れよ」
「はい。期待に答えられるように頑張ります!と、ミサカははりきって返答します!」

「・・・あれ?期待に答える?なんのだろう・・・」
2942/4 パーフェクトミサカ:2009/06/28(日) 19:51:53 ID:FBQD6C5y
「それでは再確認を行います、とミサカ10032号はネットワークを介し皆にあの少年との会話を思い出してくれるようにと促します」
「それについては興味があったので全員聞いていたと思います。と、ミサカ15000号は報告します」
「わかりました。では早速会議に移ります。」
「最初に、ミサカ10032号は既に胸が成長しているので、情報収集にまわってください。とミサカ146・・・」
「では私はウエストを縮めます。とミサカ・・・」
「私は足のケアをして・・・」
「私も胸を・・・」
「私はヒップを・・・」

「・・・全員の意見の処理が終わりました。では実行に移ってください。と、ミサカ10032号は合図を出します」
2953/4 パーフェクトミサカ:2009/06/28(日) 19:53:03 ID:FBQD6C5y
一ヶ月後・・・

「あれ?御坂妹・・・また大きくなった?」
「あなたは胸しか見ていないのですね。と、ミサカは呆れ返ります」
「いやそんなことは・・・」
「まぁいいです。今日呼び出したのはこの一ヶ月の成果を見てもらうためです。と、ミサカは告げます」
「は?なんの?・・・って、シスターズ!?なんか皆殺伐として・・・」
「私の足を見てください。と、ミサカ16000号は美脚をアピールしてみます」
「いえ、私のウエストも見てください。と、ミサカ15050号はスリムさを強調します」
「私の胸も見てください。と、ミサカ12・・・」
「私の・・・」
「な、な、な、なんだぁ!?なんかヤバいぞこれ!」
「私たちの努力を認めてくれないのですか?と、ミサカ10032号は戦慄を覚えながら尋ねます」
「だ、だからなんの話・・・ってあれかー!!だから期待がどうのと・・・」
「それで、どうなんですか?と、ミサカは諦めず尋ねます」
「い、いや、普通にいいと思うよ・・・」
「そ、そうですか!と、ミサカは喜びを露にします!」
「てか全員合体したら完璧になるんじゃないかなーなんて・・・」
「!?・・・み、ミサカは衝撃の意見に呆気をとられます・・・」
「は?いや、単なる妄想であって、そんなに真に受けられても・・・って御坂妹達!?」
「私達は重大な目的ができました!今すぐ病院へ直行します!と、ミサカは・・・」
「おい!おーい!・・・って!なに考えてるんだ!?あいつら」
2964/4 パーフェクトミサカ:2009/06/28(日) 19:53:57 ID:FBQD6C5y
ニ週間後

「そういえば最近御坂妹見ないなー」
「なにあんたあの子が気になるの?」
「あぁなんかいろいろあったし・・・」
「い、いろいろ!?あ、あんた!あの子とな、何したのよー!」
「うっ、いや、やましいことはしてませんのよ?」
「じゃあなんで言葉を詰まらせてんの!?」
「うわっ!ビリビリやめてー!」
「あんたってやつはー!」
「ギャー!・・・って、えっ?御坂妹?」
「はい・・・やっと体型が安定したのであなたに会いに来ました。と、ミサカは報告します」
「えっと・・・なんかいろいろと進化してませんか?」
「はい。このパーフェクトボディを見せるために来ましたから。」
「そ・・・んな・・・」
「あぁ、お姉様もいらしたのですか・・・と、ミサカはわざとらしく反応します」
「あんた・・・なにその身体・・・」
「欠陥電気と呼ばれていましたが、革命の時は来ました。ボディに関してはオリジナルを超えていますから。と、ミサカは自慢げに語ります」
「あ、ありえないわ・・・そんな・・・だって・・・そんなの勝てるわけないじゃない!」
「御坂妹・・・何て言うかその・・・可愛くなったな・・・」
「(ガァーン・・・)」
「本当ですか!?頑張った甲斐がありました!と、ミサカ達は今までの苦労を分かち合います」
「『達』?」
「はい、私のボディは複数のミサカの集合体ですから・・・と、ミサカは説明します」
「ってことはなにかぁ?合体したってことか!?」
「平たく言うとそうです。フフフ、お姉様?こ・の・完璧なボディを手に入れられたのもお姉様のお陰です。と、ミサカは嫌味っぽく言ってみます」
「ガガァーン!そんな・・・そんな・・・こんなのって・・・」
「御坂?なに落ち込んでんだ?」
「うるさーい!うわぁぁーん!全部私の責任なのよー!!」
「御坂ー!どこいくんだー!おーい!」
「お姉様のことはほっといて、私と帰りましょう」
「えーと、まぁそうするか」

こうして美琴の悪夢は一つ増えたのだった・・・

end
297妄想命です:2009/06/28(日) 19:57:13 ID:FBQD6C5y
投稿させていただき、ありがとうございました
今回の理論は適当ですので・・・
あと、最初のレスをsageてなかったのに気付き、死にたくなりました

では長文失礼しました
298名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:02:09 ID:gVa6inlc
>>297
GJ
299名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:24:23 ID:0MxIeZ9d
>>297
乙〜
300名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:27:53 ID:3QJLCe4N
さて、オルソラと風呂でも入って来るか
301名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:43:13 ID:489lc/RV
>>300
建宮で我慢しとけ
302名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:50:05 ID:Eox0xSSM
>>300
大丈夫か?
オルソラなら俺ん家の風呂入ってるぜ?
ちょっと突撃してくるわ。
303名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 20:55:18 ID:POhondgB
生活習慣や運動の種類で生まれる僅かな差が蓄積し、妹達の体格に目で見て分かるような差異が生まれたとする。
上条・土御門・青髪ピアスの馬鹿全開の会話から拾った上条の好みの体格の持ち主である個体が、彼を襲うと言う可能性がなくもない、と言う事か。
304名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 21:11:41 ID:3QJLCe4N
>>301
>>302
ざけんなwww
305名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 21:45:49 ID:yxrWZadV
>>303
そういや「ネトラン」で一卵性なのに貧乳と巨乳になった双子の話見た
306名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:04:20 ID:vS6Bi2C1
じゃあオレは結標ちゃんとお風呂に入ってきてもいいですか?
307名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:11:01 ID:489lc/RV
>>306
そんなあなたに駒場利徳
308名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:14:32 ID:Eox0xSSM
>>305
sageた方がいいぜい。
E-mailのところに、sageって入れればよろし。
309名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:17:04 ID:t4BnCR4h
その隙に俺はオリアナ姉さんとにゃんにゃんしてますけどね
310名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:21:36 ID:93vMFvIS
残念、それはビアージオです
311名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:29:15 ID:vS6Bi2C1
火野を出さないオマエラの優しさに泣いた
312名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 23:24:57 ID:Lh20Z8+z
>>311
ヒノタン☆と言う2次キャラが居てだな……
313名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 23:32:08 ID:489lc/RV
314名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 00:04:42 ID:M1xLX4xB
>>297
……なるほど。カエル顔の医者、改造移植手術乙です。
美琴が打ちのめされた、パーフェクトボディの描写が見てみたかったです。
>>303さんの考察を見て、脈絡も無くオデブちゃんミサカの姿が浮かんだ。
315名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 01:28:28 ID:cMhv1Z7b
>>297
占星術殺人事件…(((( ;゚Д゚)))ガタガタブルブル
316名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 01:28:29 ID:/9aOMHBA
公開オナニーは自重すべきですね、とミサカは独り言を言ってみます。
317comicomi:2009/06/29(月) 01:55:05 ID:yvUU3kf+
自分、現在6巻までしか見ていないのに当麻×神裂小説書いたんだが。
設定に穴あるかも知れないもの投下して良いのかな?
全部みてないから神裂の情報はwikiで脳内保管状態なんだ。
318名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:04:52 ID:OvRgH7WX
11・16巻あたりみるとより神崎さんを楽しめるけど、そのままいってOK!
319名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:24:23 ID:QQSHsnLS
投下はいいがコテは外してくれ
320名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:34:51 ID:yvUU3kf+
>>319
すいません、コテはずすの忘れていました。

以下、投稿させていただきますね。
321名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:36:37 ID:rVbJ5X8e
よしこい
3221/4 思春期ねーちんと上条さん:2009/06/29(月) 02:39:52 ID:yvUU3kf+
「いいかねーちん! カミやんへの借りは最早並大抵の侘びや感謝じゃかえしきれないんだにゃー!」
ある日、神裂が仕事を終え土御門の部屋に伺った時の会話である。
玄関で顔を合わせるなり土御門が吠える。戸はあけっぱなしだ。
「なんですかいきなり。大声をだすのならせめて部屋に上がってからでも」
「そもそもねーちんは借りを返す気があるんですか!?」
神裂の声を無視し話を進める土御門
「貴様がどうやって借りをかえしましょーなんぞ言っている間にカミやんは他の子と進展を遂げているんだぜい!」
「はぁ……進展ですか」
「なんだその他人事のような態度はぁ!」
そんな事を言われてもと愚痴る神裂。
対して土御門はそんなねーちんにプンプンしていた。
「このままではかみやんは近い将来、大量に立てたフラグのうちのどれかを回収してしまう。
 では想像してみましょう、自分以外の女とカミやんがエロイチャしているところを」
神裂さん、言われたとおり想像。
茶髪ショートの中学生が腕を組んで楽しそうに買い物をしている姿が浮かんだ。

いらっときた。かなりいらっときた。

「あせっただろう、ねーちんがカミやんに好意を抱いているのはわかっている。
 そこでこの親切な俺は、ねーちんに機会を与えるぜよ」
戸を開けっ放しにした玄関に神裂を放置し、部屋の奥に戻る土御門。
放置されて呆然とするねーちん。
「好意ですか」
隣の部屋の住人の部屋を見る。

……伺ってみましょうか。
特に用事もないのだが、無性に彼の顔が見たくなった。
というか今の土御門の大声に反応しないところを考えるに不在だろうか。
そうだ、もしいなければここで待ち食事を作ってあげるというのはどうだろう。
すでにワクワク気分だった。

「ねーちん、これは俺からのプレゼントだにゃ」
「……これは?」
いつのまにか目の前にいた土御門が神裂に玉手箱のような箱を持たせた。
「カミやんに関係することで困ったときに開けるといいぜよ」
「いや、これの中身はなんですかと私は訊いているのですが」
「それではグッドラック。あ、ちなみにカミやんは今在宅中ぜよ」
「ちょ、話をききなさい!」
そのまま部屋から追い出される神裂。
扉をバタンと閉じられポツンと一人になる。
「……と、とりあえず挨拶だけでもしておきますか、そう挨拶だけでも」
顔を赤くして玉手箱を片手に隣の部屋に立つ。
そのままインターフォンを押す。
ドキドキと胸が高鳴る。
そのまま数秒たった後、部屋の中から足音が聞こえ扉が開かれる。
「はいは〜い、って神裂さんじゃないですか」
彼女が訪れるのは珍しいのか、素直に驚く上条さん。
3232/4 思春期ねーちんと上条さん:2009/06/29(月) 02:41:55 ID:yvUU3kf+
「その、近くを寄ったので挨拶にと」
極めて冷静な態度で挨拶をするが内心乙女しているねーちん。
「あ〜、タイミング悪かったな。インデックスなら今ちょっと出かけてるんだ」
「あ、いえ。あの子にではなく貴方に合いに来たのですが」
「……俺なんかのためにわざわざ寄ってくれるなんて……上条さん不覚にもちょっと感動した」
上条当麻、父親いわく昔は彼自身の不幸体質のせいで友達ができなかったらしい。
それを聞かされていた彼は今の自分は良い友人がいるんだなぁと感涙。
「そうだ神裂、ちょっと寄っていけよ。ケーキでもご馳走するぞ」
気をよくした当麻はニコニコ顔で神裂を部屋に誘う。
彼女も断るわけがなく、
「それではお邪魔させていただきます」
勤めて冷静だが内心は

ぃよしっ!

と似合わないガッツポーズをとっていた。

突然だが神裂はさっそく困っていた。
ケーキをご馳走になり、その礼に当麻にマッサージをしていた。
それも終わり積もるほどでもない会話を1時間ほどしたあたりだろうか、
すでに彼女のネタはもうなかった。もともと二人とも饒舌ではない。
普通ならこれで帰宅するところだが、もうちょっとここにいたかった。乙女心である。
しかしもう話題もない、さてどうするかというところで自分の横に置いた玉手箱に気づく。
そうだ、土御門は言っていた。困った時に開けろと。今まさに開け時ではないか。
早速玉手箱を膝の上において紐を解き蓋を開ける。
……即座に蓋を閉じた。
「ん?その箱何がはいってんだ?」
「いえ、何も」
入っていたのはコンドームと一冊の本だった。
とりあえず当麻に気づかれないように再び開けて本だけ取り出した。
『たまごクラブ』
唖然とする。
「何を見てるんだ……え、あ、いや。えぇ!?」
体を乗り出して取り出したものを覗かれた。
しかも盛大に顔を赤くして勘違いをしている。
「神裂さん、おめでただったんですね。上条さん気づきませんでしたよ」
「違うんです!これはあの馬鹿から渡された本で私が買ったものでは!」
「あの馬鹿って土御門のことか?そっか、アイツは前から気づいてたって事か〜……」
俺って鈍感だな〜と頭をボリボリ掻く上条当麻。
「ですから貴方は根本から勘違いしていますっ。これを見てください!」
慌てて玉手箱から残っていたコンドームを机に叩きつける。
すでに恥もかなぐり捨てている。
「コンドーム?妊娠してるのに?」
「ですから妊娠などしていないと……ちなみに勘違いされては困るので言いますが、これも土御門から渡されたものです」
「そっか。上条さんの勘違いだったんですね。良かった良かった」
当麻の独り言にピクリと反応する。
3243/4 思春期ねーちんと上条さん:2009/06/29(月) 02:43:59 ID:yvUU3kf+
「え?あれ、いや。何がよかったんだろう?」
自分の言ったことに自覚がないのか首をかしげる。
「もしかして、私が妊娠していなかったことがですか?」
神裂の問いに答えかねる当麻。
「多分そういう意味で言ったのだと思います……」
自分でも自覚がないので自身なさげだ。
対して神裂は顔を蒸気させつつ更に質問を出す。
「それはつまり私に対して独占欲があったと解釈しても?」
苦い顔をしてうつむく当麻。
「黙っていてはわかりませんよ、正直に言いなさい」
ほら早く。どうしたのです、さぁ。
と数分間まくし立てられて上条さん噴火。
「――――うるっせえんだよ、ド素人が!!」
「え、ちょ」
「そうですよ独占欲感じましたよ!ジェラシーだよ!けどな、お前だって非があるんだぜ!
 そんなセックスアピールしまくったウェスタンガールしやがって。この痴女!この痴女!」
「この服装はそんなセックスアピールを意識してたわけでは……というか痴女とは失礼な」
「お前がどう考えてようが俺からしたらそうみえるんですよ!
 16歳思春期ど真ん中の上条さんの前でそんな衣装で現れやがって、
 もう私はリビドーの限界なのですよ!」
言いたいことを言い切った彼は荒れた呼吸で肩を揺らす。ねーちんポカーン。
「神裂、今日は帰るんだ。一緒にいると八つ当たりしそうだしさ」
「その、最後に聞かせて欲しいことが」
「まだあんのかよ」
え〜、と露骨に顔をしかめる。
「貴方は私に対して独占欲があるというのはわかりましたが、それは愛情からでしょうか?」
「え〜……」
これを答えならねばならないのだろうか。
こういう質問は一番困る。
付き合ってもいない好きな子に『私の事好き?』と流れで言われるようなものだ。
これで素直に答えたときに断られた時の悲惨さといったらない。
「そうだよ、上条さんは貴方に惚れてますよ」
悪いかと逆切れする。
しかし神裂からの返答はない。盛大に気まずい。
上条、へタこいた気がしなくもない。
「不幸だ……」
もう振られた気である。
「上条当麻、私は知っての通り堅物です。それに私自身が責任ある立場に置かれています」
「ああ、知ってるよ」
「仮に私達が交際することになったとします。
 私はきっと貴方に心労疲労を強いる事になるでしょう。それでも貴方は笑っていられますか?」
雲行きが若干晴れに向かっているような気がする。
当麻はそれに気づかずナチュラルに返答。
3254/4 思春期ねーちんと上条さん:2009/06/29(月) 02:44:26 ID:yvUU3kf+
「互いに好きで付き合ってるんだ。そんな幸せな時の苦労なんて殆ど苦痛に感じないんじゃないか」
実際機嫌が最高に良いときは多少の不幸なんて笑って済ませれる。
しょっちゅう不幸に苛まれる彼こそその精神状態を理解していた。
「しかし。その幸せな時が永遠に続くと、貴方は確信できるのですか?」
「そりゃどっちかが死んじゃったりしたら壊れちまう幸せだと思うけど。
 けどな、俺は振られても死別したりしても絶対に後悔しないと思うぞ」
「その理由は?」
「自分で選んだ選択肢だからにきまってんだろ」
当然といわんばかりに即答。
気取ったわけでもなく、考えて選んだ答えでもない完全な飾りのない素の答えだ。
神裂はその迷いのなさに言葉を詰まらせる。
「神裂さん、その。この状態で沈黙は大変気まずいのですが」
困ったようにオドオドする当麻の姿をみてつい笑いがこぼれてしまう。
「上条当麻、私とお付き合いをしていただきませんか?」
すでに互いにためらいはなかった。
「俺の不幸体質は半端じゃありませんよ?」
「私の幸運体質も半端ではありません」
二人は笑って握手した。



「で、このコンドームどうするの?」
「……一応もらっておきます」
「使う予定は?」
「もう少ししたら、ですかね」
二人とも他人事のように言うが内心ドキドキであった。

「それでは、あの子もそろそろ帰ってくるでしょうし私はこれで」
「ああ。次はいつ来れそうなんだ?」
「今はわかりませんが、予定があいたら連絡します。では」
「じゃあな、っておうぁ!」
靴を履いている神裂に歩み寄ろうとした瞬間足をつって転びかける上条。
だが床までは倒れず、痛みの代わりにポヨンとした感触が顔全体に広がった。
おっぱいで受け止めてもらったのだ。おっぱいで。
「全く、気をつけてください。これでは離れている間貴方が心配で仕方がありません」
「できるだけ怪我しないように頑張ります」
「そうしてください。しかしこれは、私としてはついてるというべきか……」
足がつってこけたのは不幸だが、神裂にとっての幸で逆にラッキースケベ状態となった。
災い転じて福となす。言葉の使い方が違うが、そんな言葉を思い出した上条当麻であった。
326以上です:2009/06/29(月) 02:50:03 ID:yvUU3kf+
投稿させていただきありがとうございました。
あかん、まじで設定おぼえなければ。
327名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 03:33:37 ID:i+Y9Lko5
>>326
へぇー、土御門の姦計を使った作品は結構あるけど……、
ここまで有効に使って、上条さんの気持ちを引き出した作品は中中ない。
笑いの小技も効いてるし、素直に感心するしかないです。GJ!です。
それと、設定ですか……、頑張って下さい、としか言えない。
328名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 04:10:27 ID:lnFf5cQG
>>326
GJ!!!

で。

神裂と上条さんのらぶらぶえっちな続編はまだですか?
329名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 04:11:19 ID:yo3TapGv
神裂が可愛すぎる
これは続きを期待せざるをえない!
330名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 07:20:57 ID:cM31fypg
>>326
ついに神が降臨したか…
いやはやGJ!!

続編も期待。
設定は原作で
331名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 08:31:09 ID:xV8xmcNy
>>326
GJ!
しかし勿体ない・・・
原作を全て読んでいればもっと神々しい・・・
いや何でもありませんでした
332名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 08:56:02 ID:k05hqkAU
>>326
なんかもったいないなぁ。
特に口調とか。
あと、ほんのちょっと遡ってROMればわかることだけど、上条さん15だし。
この頃やたら廚がわくな。
333名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 15:23:50 ID:NLUA5VSz
>>326
GJ
やっとSSを読めたという感じです。
>>332
いやいや、あの勘違いと一緒にすんなよwww
334名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 16:19:20 ID:rVbJ5X8e
当麻って童貞確定だったのねw
335名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:22:07 ID:0OQcSuT8
>>326
GJ!
6巻までなのに違和感がほとんどなくて素敵でした
336名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:37:58 ID:axu20+zd
>>326
GJ!まだ6巻だと言うのになかなかいいじゃないか!
頑張って全巻読破して作品に磨きをかけるんだ!












…なぜか不意にドMな一方さんが浮かんだ
深い意味はない
337名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:46:40 ID:qheK9seJ
ベクトル操作能力が強力すぎて、日常生活にも使いっぱなしだったため、痛みに耐性が無かった一方通行。彼は自分の弱点である痛みを克服するため、自ら苦行に赴く――!
……その結果、真性のMになってしまいましたとさ。
338名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:54:13 ID:289bMYzi
どこの学園のキャッチャーだ
339名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 19:07:02 ID:0OQcSuT8
>>336
上条さんに「もっと殴ってください」と懇願する一方さんか……
340名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 20:03:53 ID:4y4zIrtQ
アリだな
341名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 21:17:38 ID:0iEw7miG
いやねーよwwww
342名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 21:59:04 ID:DbLu28BE
進み具合が異常に早いな
343名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 22:20:22 ID:4/1eI+Nj
麦のんのエロまだ〜?
344名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 22:30:47 ID:GZCM78bV
チキチキ利きミサカ選手権まだ〜?
345名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 23:08:18 ID:axu20+zd
>>343-344
そんな君たちに全裸待機を推奨
346名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 23:17:01 ID:4y4zIrtQ
もうやっている
347名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:05:24 ID:Dz9jIOJ/
先日、>>322の当麻×神裂を投稿した者です。
ちょっと中途半端な終わり方だったのため、不完全燃焼。
続きを書いたので投稿させてください。
3481/5 思春期ねーちんと上条さん2:2009/06/30(火) 00:16:01 ID:un5B8mNd
『あれだけお膳立てして握手止まり!?』
「土御門、あまり大声を出さないでください。耳が痛い」
ある日、土御門がわざわざ神裂に電話をかけてきた。
内容は言わずもがな、先日の上条と神裂の仲についてである。
「それに握手だけでなくちゃんと交際も申し込み、互いに……
 その、こ……恋仲にもなりました。これは大きな進歩だとおもうのですが」
受話器片手にポーっと熱に浮かされたような顔で思いを馳せる彼女。
『最近の中学生でももっとアクティブにいちゃいちゃするぜよ……』
「土御門、私たちは清い交際をしているのです」
あきれる土御門にえっへんと返答。
『しかしその清い交際とはねーちんがカミやんに押し付けているからこそ続いている関係じゃないのかにゃー?』
「何を言うのです。上条当麻もそれをわかってくれているに……」
『ではカミやんがねーちんに逆切れした際の音声をながすぜい
 ――思春期ど真ん中の上条さんの前でそんな衣装で現れやがって、
 もう私はリビドーの限界なのですよ!――下心は感じないのかにゃー?』
「……」
そういえばそんなことを言われた気が。
『わかったか!カミやんは紳士なだけで中身は男の子してるんだにゃー!
 それを知らずに自分の清純さを押し付けおってからに!このエロメイドはぁ!』
言い返す言葉もない。あ、いやあった。
「エロメイドはやめなさい」
『すいません流れでつい調子に乗りました』
凄んだ声で怒られて土御門折れる。
「しかし土御門、私も実のところもう少し彼と深い関係になりたいとは思っています。
 何か良い案はないですか?」
『任せておけ。この土御門、ねーちんやカミやんのためなら一肌二肌脱ぎまくるぜい』


「追っ手がいなくなった、やけに早くねぇか?」
とある広場で足を止める。
3492/5 思春期ねーちんと上条さん2:2009/06/30(火) 00:16:44 ID:un5B8mNd

本日も上条当麻は俺なりジャスティスを実行していた。
ぶらぶらと下校していたら頭に花飾りもとい花畑していた子がお世辞にも世間体が良いとはいえない人たちに絡まれていた。
無論彼はおびえる少女を見捨てるわけもなく、
『ちょっとごめんよ〜。全くこんなところにいやがったのか、母さんが心配してるぞこいつぅ』
と、仲の良い兄妹設定を演じて頭が春な子を連れていったが、数秒後追いかけっこが始まった。
女の子の足はお世辞でも速いとはいえなかったので途中当麻がデコイとなって全員を引き付けた。
ということで無事帰宅できたはずだ。
その際全員をやたらめったに挑発したので激昂しまくっている。
そんなわけでこんなにあっさり引き下がるとは思えないのだが、
はて、と首を傾げていたら脇の道から足音が。
「上条当麻。あなたは前にできるだけ怪我しないように気をつけると、私と約束したはずでは?」
夕日を逆光に神裂が歩み寄る。彼女の顔は少しばかり呆れている。
「その通り。よくみろ、上条さん傷一つ負っていませんよ」
「それは結果論です。私としては怪我を負うかもしれない行為を自重して欲しいところですが
 ……まあ貴方のことです、止めても無駄でしょうね」
やれやれとため息をはく。
「ところで、あのチンピラさんたちは神裂がやっちまったのか?」
「ええ。全員今頃公園のベンチで寝ているでしょう」
当身でもしたのだろう、彼女は手加減のできる人間だ。無駄に外傷を負わせたりはしない。
彼らもどこかのビリビリ中学生に感電されるよりは苦痛のない気絶をしたはずだ。
それを理解している上条はそっか、と笑いかける。
「ありがとな、助かったぜ。女に助けられる男ってのは情けないけど」
少し傷ついていた。思春期の心はナイーブである。
ちょっと情けない顔をする当麻に神裂はゾクゾクとしたものを感じた。
「ぷあっ、ちょ。神裂さん?」
気が付けば熱烈なハグをしていた。
当麻の頭を手で下げさせ胸に押し付ける感じだ。つまりパフパフである。
これは上条たまったものではない。
風斬の胸にはさまれて悶絶していたウチの馬鹿猫の気持ちがわかった。
これは凄まじい。
「挨拶が遅れましたね。上条当麻、久しぶりです」
「久しぶり……って程の間があったわけでもないけどな」
胸から開放されてはにかむ二人。
かなり初々しい。中学生レベルの恋愛である。
味で言うところ甘酸っぱいというところか。
「ちょうどベンチがあそこにあります。少しここで語りませんか?
 部屋にはあの子がいるでしょうし」
「ああ、そうだな。じゃあベンチで待っててくれ、ジュース買ってくるよ」
「いえ、貴方がベンチで待っていなさい。ここは年上の甲斐性を見せるところです」
3503/5 思春期ねーちんと上条さん2:2009/06/30(火) 00:17:25 ID:un5B8mNd
「え〜……」
ここでもリードされる上条さん。
しかし姉属性に憧れのをもつ彼にとって微妙に美味しい状況だった。
ということで大人しくベンチで待つことにする。
ふと、ここであることに気づいた。
「あれ、そういえばあの自動販売機って」
そう、あれはいつか上条さんの2千円札を食べたままジュースとおつりを出さないマネーイーターだった。
あわてて神裂に駆け寄るがとき既に遅し。
神裂さん呆然としていた。
「あ〜、やっちまったか」
「上条当麻。これはいったいどういうことなのでしょう。ボタンを押しても反応がないのですが……」
はぁ、とショボくれた顔でため息を吐く神裂さん。
犬耳があればしょんぼりと垂れた所か、不覚にも幻想した上条、萌えています。
「俺もこれに以前金食われてさ、そのときは知人がこれに思い切り蹴りいれてジュース回収してたが」
「こうですか?」
神裂さんは真似しちゃいけませんよ、と付け加える前に即実行していた。
ぼぐしゃぁっ!
鉄のひしゃげる音がした。
目の前で不動の体制をとっていた自販は無残、くの字に折れて横に転がっていた。
それから数秒呆然としていたところ、急に自販機が稼働した。
凄まじい勢いで中身のジュース缶を吐き出す。
もってけドロボーといわんばかりに吐き出す。逃げなければ。
「これは大当たりですか?」
「いいえバチ当たりです」
とりあえず落ちていた缶を適当に2つほどとって神裂の手を引きその場を急いで離れることにした。

「……」
「……」
二人とも二時間ほど他愛のない話をして話題も既にない。
しかし以前のような息苦しさは無かった。
ベンチで二人並んで座り、ただ夜景を眺める。
眺める事に意味もなければ理由もない。ただぼけっと眺めるだけだ。
しかしその空間も心地よいと感じる。
「その、上条当麻」
「ん?なんだ?」
「夜景をみるのも良いですが、夜空を見るのも悪くない。どうぞ」
言うないなや本日二度目となる頭鷲掴み移動を神裂が行う。
今回は豊かな胸ではなく、
「なんと、これは男のロマン……桃源郷ではありませんか」
太もも、膝枕状態である。
うわーやわらけー。
太ももに顔をすりすりする上条。
神裂も怒ることは無く、くすりと笑い当麻のツンツン頭を優しくなでる。
まさしく姉さん女房である。
これはたまらん、と上条は一人ごちる。

3514/5 思春期ねーちんと上条さん2:2009/06/30(火) 00:17:53 ID:un5B8mNd
「失礼します」
「え、神裂?」
自分の太ももの上に頭をおく上条の目を手で閉じる。
そのまま驚いている彼の唇に顔を近づけ、
「ん、んん!?」
頂いた。
だがまだ離さない。
彼も驚いてはいるが目で見ずとも今何をされているのか理解しているのだろう。抵抗はない。
ただ唇を合わせる力加減は上から当てている私にある。
彼の唇の感触を丹念に味わう。
10秒も口づけをしていると当麻のほうも力が抜け切っていた。
「ふぅ」
一旦唇を離し、一呼吸する。
当麻も酸素を求め飢えるように息を吸う。
その当麻が十分に息を吸いきったのをみて、再び唇を押し付ける。
「〜〜っ……」
無防備に半開きになった口に舌を挿し込み、そのまま彼の歯茎や唇の裏に舌を這わせる。
ただひたすらに彼の口内を蹂躙し、征服する。
くちゅ、くちゅり。と粘性のある液体が交わる音が周囲に響く。
まるで貪っているかのように舌を彼の口内の隅々まで味わう。
何十秒たっただろうか、再び呼吸のために唇を離したときには彼に陶酔の色が宿っていた。
互いの口のあいだにはクモの糸のような唾液がつながっている。
それを呆然とながめる彼の瞳は酔ったようにトロンとしている。
「ごちそうさまでした」
意識が半分飛んでいる当麻に向かって熱を帯びた顔で微笑む。

「で、どうしたんだよ。いきなりあんなことするなんて」
「おや、貴方は嫌でしたか?」
「いえ、むしろ嬉かったです」
「私もです。互いに良かったと思っているのだから理由なんてどうだっていいでしょう」
神裂火織、お堅い人間ではあるがサービス精神も結構ある。
自分が清純な交際を望んでいたとしても、上条当麻が一歩進んだ関係を望むのならそれも良い。
彼自身が神裂を思って一歩踏み出しかねるのなら彼女はそれをリードすれば良いだけだと考える。
「上条当麻。突然ですが私は今から貴方の呼称を当麻と呼び捨てすることにします。
 口付けまでして今更フルネームというのもいかがかと思いますし」
「あ、ああ。じゃあ俺も……火織って呼んでも良いんだよな?」
「もちろんです」
にこり、と母性に溢れた笑みでうなずく。
上条、にこりとされてポっと照れる。ニコポ状態。ヒーローなのにヒロイン気取りである。
「さて、そろそろ貴方は帰ったほうがいいのでは。あの子も待っているでしょうし」
「そうだった!やべぇインデックス絶対もうきれてますよ!」
慌てて鞄を取る。
3525/5 思春期ねーちんと上条さん2:2009/06/30(火) 00:18:20 ID:un5B8mNd
「火織、今日は嬉しかったぜ。じゃあな」
一歩進んだ関係になれたことが嬉しかったのだろう、顔には幸せの色で満ちている。
「当麻、ちょっと待ちなさい」
「ん?」
呼び止められて振り返る瞬間、当麻の頬にキスをした。
「無いとは思いますが、これはマーキングです。浮気はダメですよ」
結構強くしたらしい、頬にキスマークができた感じがする。
「ちょ、これインデックスに見られたら!」
「我慢してください。それでは」
手をひらひらと振ってその場を後にする神裂。
残された上条はただ呆然としていた。


「なんなのかなそのキスマークは!!どうせ街中で女の子と遊んでたんでしょ!もう許さないかも!」
ガジガジガジ!どぴゅー
「さっきまで幸運だったのに今は不幸だああアアア!!!!」


「さて、これの出番もそう遠くなさそうですね」
以前土御門から渡されたコンドームを財布にしまう神裂。
あのキスでタガが外れたらしい。
ディープキスしている際、上条の下腹部に膨らんだものに気づいた時からどうも体が火照る。
体は熱に浮かされたように熱く頭もクラクラとする。
「……?」
くちゅり、と下着が濡れた感触がした。
なんだろうと手を這わせると、気づいた。
つまり彼との口付けで感じていたと。
「随分久しぶりですが……」
既に欲情してしまった体を慰めようと彼女はベッドの上に転がったのであった。
353以上です:2009/06/30(火) 00:20:59 ID:un5B8mNd
投稿させて頂きありがとうございました〜。
完全燃焼。
さて、それでは小説を一気に読んできます。
354名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:25:02 ID:L746jFUM
ちょっと待て・・
上条と神裂が付き合っているのを五和に知られたら
彼女は・・・・どうなっちゃうの?
355名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:35:17 ID:V3kqPV/i
>>353
JG!!!
また続きを書いてくれるんだよね?
答えは聞かないけど!

いや、マジで続きが気になるから書いて欲しいッス
356名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:35:45 ID:un5B8mNd
>>354
おしぼり食わせると思う。
357名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:39:02 ID:3Y6G9gx4
>>353良仕事だが、私はまだ不完全燃焼だ
>>354良船的展開
358名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 00:45:25 ID:XhevxLvX
>>353
GJ!
359名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:01:12 ID:sPZXHNSE
ここに嫉妬に狂った五和のおしぼり責めが…
360名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:14:55 ID:ZdPzf786
>>353
これでは不完全燃焼の極みだと思いますよ、読む方としてはw
ねーちん、イギリス時代に刷り込まれたとはいえ、土御門を頼るとは……。
何か伝授されたんですかねー。やけに積極的だし、上条さんメロメロ状態にしてるし。
それとも、この後何か…?妄想は尽きねど、真相は貴方の幻想の中だけですね。
……たまごくらぶの出番もそう遠い事ではなさそうだと感じました。GJ!でした。
361名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:23:33 ID:otxOxjHf
ニコポとか久しぶりに聞いたわw
GJ
362名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:39:13 ID:un5B8mNd
投稿したあと読み返してみると、なんかセクロス前に終わったみたいな感じに…
明日空いた時間にもうちょっと書いて今度こそ完全燃焼しよう誓う自分であった。
変な終わり方して申し訳ない。
363名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 01:58:07 ID:yaa6oFUy
黒子と五和のキャットファイトもお願い

二人とも「最強女」のそばにいるしな
364名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:28:27 ID:CxGk2o9/
五和が女教皇が相手なら仕方ないとなるがクワガタがお前の思いは〜〜と焚きつけて
私負けません!となりそのまま3P→戦いを通じ友情が芽生え二人でシェアしましょうのハーレム展開に
365名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:54:18 ID:un5B8mNd
そげぶ!
ふふ、リクエストに答えたいのですが実は私。
6巻までとレールガンしか呼んでなくてですね……
その……五和の出るところまで読んで、なかったり。
おとといまで「まじで!風斬すっげー!おっぱい!おっぱいなだけでなくボイン!ふたごやま!」
とか言ってた始末。
366名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 13:19:47 ID:JED3EVM9
巨乳は人類の宝
367名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 13:58:20 ID:DP9Pm35i
巨乳は、男を容赦なく墜とす凶悪な兵器になる
しかし、男を優しく包み込む慈愛の象徴でもある
368名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 16:03:15 ID:SrSZ/D+1
ビリビリは将来に期待だな
369名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 17:03:46 ID:un5B8mNd
小萌先生も将来に期待だな……あれ?
370名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 17:12:29 ID:fNovna30
妹達×当麻で書いてみたら、ちょっとスレチな感じになった?
まだ途中だけど、4スレ程落としてみて良いかな?
この時間なら迷惑にならないかな、と思ってました。3分後位に行きたいと思います。
371名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 17:15:51 ID:ak1tGzmH
>>370
カモーン
372今、そこに在る存在:2009/06/30(火) 17:17:47 ID:fNovna30
そこはとある病院の一室。
カエル顔の医師の前に佇むシスターズの一人は無表情なままで医師の言葉を待っていた。

「……それが君の望みなのかい?本当にそれで」
「はい。とミサカは逡巡する事無く答えます」
「……いいだろう。手配は私の方でしておくよ。細かい事はこちらでなんとかしよう」
「ありがとうございます。とミサカは丁寧にお礼をしてみます」

頭を下げる彼女に「君が礼をする事は無いよ」と医師は礼を遮り、ふと窓の外に視線を向ける。
彼女から目を逸らすように。

「時間が惜しいだろう?もう行きたまえ……君の望みのままに」
「では失礼します。とミサカは退室を宣言します」

少女が退室した後も彼はその場を動こうとはしなかった。ただ一言、言葉を発したまま。

「頼んだよ……上条君」



上条当麻は固まっていた。
突然、以前にある事件で知り合う事になった同じ顔をした10000人程のクローン姉妹。ミサカシスターズの1人が自分の部屋のインターホンを鳴らしたのだ。
否、インターホンを鳴らし、来訪するのは構わない。当麻自身、彼女達の事は気になっていたし、彼女達の現状を見てみたいという気持ちもあった。
だがおよそ2分前にこのシスターズ。彼女の言うところの、シリアルナンバー.13045番は上条当麻の想像の斜め上の発言をのたまった。
曰く

「今夜一晩、貴方と共にこの部屋で過ごしたい。とミサカは自分の希望を述べます」と。


「あの……ミサカ妹さん?私には貴女の言っている意味が判りかねるのですが」
戸惑う当麻に?を浮かべながらも
「私を一晩こちらに宿泊させてください。と言った意味なのですが判りかねますか?とミサカは言い換えて確認を取ってみます」
それならばどうやら当麻の耳や頭は正常のようだ。しっかり自分の認識と一致している。が、
「いいいいいくらなんでもソレは不味いだろう!」
「何故ですか?とミサカは疑問に思った事を口にしてみます」
「いや!ウチには俺の他にも居候がいてだな」ピリリリリ!
とナイスなタイミングで電話が鳴ってきたのですが

「!はい。すいません先生、今チョット取り込ん…はい?インデックスと?…鍋で泊まらせるっ…て先生!なんで今日なんですか!
困ります!インデックスを返し!先生?せんせーーー!!」
プツリ。と無情に切れる電話を手にする当麻の前には無表情で立ち尽くす少女が一人。
373今、そこに在る存在:2009/06/30(火) 17:18:10 ID:fNovna30
「どうやら居候の方は今夜はいらっしゃらないんですね?とミサカは少し強めに確認します」
「いや、だったとしてもですね。やはり血気盛んな男子高校生の下に突然一夜の宿を借りるというのは問題があるのではないしょうか?ミサカさん」
当麻が多量の汗をかきながら言うも
「私は既に外泊の予定で行動していますので、万が一貴方の部屋で宿泊出来ない事態になればどこかの公園で野宿をしなければなりません。とミサカはあまり考えたくは無い未来予想図を口にしてみます。
私の様な者が独りで公園で夜を過ごせば、もっと考えたくない者達にもっともっと考えたくない行為をされるかも知れません。とミサカは不条理にも貴方に非難を浴びせる様な目で見つめて言います」
「………」
上条当麻が脅迫に負けた瞬間であった。


それからの上条当麻は自身曰く「不幸だ」と言をもらし、周囲曰く「羨ましい奴!」と云う、ほのぼのな時間を過ごす事になった。
夕食の買出しに同行するというシスターズを連れだって町を歩くのだが、何故かもうぴったり!という言葉の通りにNO.13045は当麻にくっついていた。
腕を組んでいるのか腕を抱え込んでいるのか定かでは無い。
周囲の視線に当麻は恥かしい思いで一杯であるのだが、どうにもシスターズには羞恥の感情が希薄のようで、まったく気にする風が無かった。
早々に買い物を済ませ、猛ダッシュで帰宅。
だが一度家に戻ってしまえば、当麻にしても予想外にも落ち着いた空気になった。
当麻が夕食を作ってる間、ミサカは黙って座って待っていたし、夕食も穏やかに進んでいった。

食事中の会話はもっぱら当麻からの質問にミサカが答える、といったものだったが、それは悪くは無かった。
シスターズのその後は当麻にも気掛かりの案件でもあり、その最もな回答を持っているのは目の前の彼女なのだから。

「ふ〜ん。そうか。じゃあ今はお前達もそれなりに暮らしてるんだな」
「それなりに、と言う生活がどのようなものかは測りかねますが、概ね平穏に暮らしています。と、ミサカは自分達の現状を貴方に報告しておきます」
相変わらずの口調に苦笑いもこぼれるが、それも彼女達の個性だと当麻は思う事にしている。
「そっか〜……ところでさ」
「?」
「なんでお前さんは俺の所なんかに泊まりにきたのですか?別にナニする気は無いけど突然すぎやしませんか?」
当麻が疑問を口にすると、ミサカはそんな事か、と溜息を漏らしながら
「ミサカがこの部屋に泊まりに来た理由はミサカがそれを望んだからです。とミサカは少し顔を赤らめて言って見ます」
「………はい?あの、それはどういう」
「?つまりミサカは貴方とセックスをする為にココに泊ま「ちょっとまてーーーー!!!」話の途中です。とミサカは眉を歪めて咎めます」
さっきまでの平穏はなんだったのかと当麻は立ち上がり叫んでいた。
374今、そこに在る存在:2009/06/30(火) 17:18:30 ID:fNovna30
「お前等まだ中学生とかだろう!そんなのまだ早すぎます!」
ほとんど叫びに近い当麻の声に、キョトンとしながらも
「しかし雑誌によるとミサカ程の年齢の何割かはその様な行為の経験が有るようですし、貴方の年齢の男子はその様な行為に興味が多いに有ると書いて有りました。とミサカは知識を披露してみます」
「そんな知識は持たなくても宜しい。まったく、大体、そんな理由でよくココに来たな。今は施設にいるんだったよな?施設の人にはなんて言って来たんですか〜」
そんな訳は有る訳ないと思っていた当麻の耳に。有る訳ない返事が
「そのままの事を言って出てきました。とミサカは当たり前の事を聞かれて不思議に思いながら返答します」
「………どんな施設だよそこは」
女子中学生程度の年齢の少女が男子高校生の部屋に行ってSEXして来ます。と言って、行ってらっしゃい。と見送る施設。
当麻の頭の中では、その施設に対する苦情と陳情の文句が箇条書きでびっしりと上げられていた。
「だいたい、なんでそんな事になったんですか」
もう疲れました。と言わんばかりに腰をおろして聞いた当麻に、ミサカは言葉を返した。
「ミサカが今望む事を言いなさい、と言われました。とミサカは言われた言葉をココで言います」
「望む事?」
「はい。どんな望みでも、出来うる限り叶えてくれると先生は言いました。とミサカは言葉を続けます」
「それでこの有様ですか。ったく、随分と気前の良い話だこって。なぁ?お前等ってそんなに大事にされてんの?」
望みを可能な限り叶えると言われている。だとしたらたいしたVIP待遇だ。だが当麻に返って来た言葉は予想に反するものだった。
375今、そこに在る存在:2009/06/30(火) 17:18:59 ID:fNovna30
「特別な扱いは受けてはいません。これがミサカの最後の望みになるからという理由以外、別の意味合いはありません。とミサカは貴方の誤解を訂正しておきます」
「……はい?……あの、言ってる意味が判りかねるのですが」
当麻が思わず聞き返すも
「?もうすぐミサカの生命活動は停止すると言う事です。ですから最後に望む事はな「なんだよ!それわ!!」…もう一度最初からですか?とミサカは呆れた感じに問い掛けます」
本当に当麻の困惑が判らない、という感じのミサカに当麻は声を荒げていた。
「なんで!寿命を回復させる為に施設に入ってるんだろ?それがなんでもうすぐなんて事になるんだよ!」
当麻の聞いてる話ではシスターズは体内のバランスを調整する事によってある程度の寿命の回復が可能とのモノだった。
通常の者と同じとは行かないまでも、ソレが終わるのはまだずっと先の筈だった。
「他のミサカはある程度の寿命の回復が可能です。ですがこのNO.13045は他の個体とは異なるプロセスを組んでいます。と、ミサカは自分の事を貴方に教えます」
「他の……プロセス?」
「はい。ミサカ13045番は他のミサカより力を引き出す為の調整が成されています。他の個体がレベル2〜3の能力値なのに対し、13045番はレベル4程度の出力を引き出す事に成功しました」
自分の事を彼女達は成果として語る。当麻の顔がはっきりと歪む。
「ですが、急激な成長と過度の出力は体細胞の崩壊を早める事になります。このミサカは他のミサカに比べ、極端に活動限界が早いのです。とミサカの言葉がわかりますか?とミサカは確認します」
上条当麻も馬鹿ではない。それだけ親切丁寧に教えられれば判らないわけは無い。
だが、まだ確認してない事が有る。

「……もうすぐって?」

表情の乏しいシスターズからは読み取れない。その残された時間。当麻には、目の前の表情が一層の無表情に映った。
「既に能力は消失しています。五感も衰えて来ています。もって明日の朝でしょう。とミサカは自分の予測を言います」
少女ははっきりと、自分の時間を当麻に示したのだった。
376今、そこに在る存在:2009/06/30(火) 17:20:24 ID:fNovna30
ここまでです。
なぜか…こんなんなりました。
あと数レスで終わりなんですが、ちょいとエロパロとはかけ離れちまって迷ってます。
夜までには考えます。
それではです
377名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 17:27:47 ID:un5B8mNd
グッジョブー。
たまにはシリアスな感じもいいよね。
続き期待してますぜ。
378名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 18:07:14 ID:6KtfUK6k
>>376
えーっ
こんな面白い場面で止めるなんて・・・
GJです

ちょっと言わせてもらうと、五感が鈍るとセクロスに問題があるんじゃ・・・

でも素晴らしかった
乙です
379名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 19:07:01 ID:1AKbaSy5
本編で13045号が出たらどうするんでしょうか?

奇跡的に一命を取り留めたが、活動限界間近の9982号とかにしとけばいいのに…(´・ω・`)
380名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 20:34:55 ID:5BAaQxkr
好きだこーゆーの
381名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 20:59:46 ID:d9kW4E7J
あぁん、ローラぅううぅ、ぺろぺろ。
382名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 21:05:36 ID:7OWCxTaQ
>>381
    !?
383名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 21:07:07 ID:YJCmU8P6
とりあえずGJ置いておきますね( `・ω・)つ□
384名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 22:29:14 ID:loPg0u1S
先生!御坂はおやつ(オカズ)に入るのでせうか?
385名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 00:02:31 ID:ifmk4G31
とうまはおやつ(主食)になるの?
386名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 00:14:11 ID:ajzRBPGX
↑御坂(オカズ)は主食だよ君www
387今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:37:54 ID:OycPVscd
中途半端は避けたいので書き上げました。
他に投下予定の方が居なければ45分位から7レスほど使わせて頂きます
388今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:46:12 ID:OycPVscd
他に無さそうなので次レスより投下行きます。
エロ無しで申し訳ない。
389今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:46:32 ID:OycPVscd
「……なぁ……どうして……こんな望みを言ったんだ?」
俯いて表情の伺えなくなった当麻に、キョトン?と小首を傾げながら
「先生に最後を迎える時にどうしたい?と問い掛けられましたので、ミサカは貴方の部屋で貴方と過ごして。と答えました。とミサカは答えます」
「……ふざけるな……ふざけんなよ!」
当麻はまさに激昂してミサカの肩を掴んでいた。
「なんでそんな事に成るんだよ!もっと他に手はあるだろう!」
「ありません。とミサカは答えます。考え得る全ての治療をミサカは施されました。その結果であり止むを得ない事です。とミサカは貴方に説明します」
「お前!」
今も昔も変わらない。いや、少しは変わったのかも知れない。最後に当麻に逢いたいと願う程には。
でもソコまでだった。
今ココに至っても、彼女達にとって、彼女達の命は何処か軽かった。
「待ってろ!俺の知り合いにスッゲー腕の良い医者が居るんだ。その人ならお前だって何とかしてくれるさ」
言って当麻は携帯電話を手に取るのだった。



カエル顔の医師に外線の連絡が来たのはその1分後だった。

「意外と時間が掛かったね」
予想していたのだろう。とくに怪訝に思う事も無く彼は受話器を取った。

「あ!先生!良かった。実は先生に診て欲しい患者がい「彼女達の事だね?」!!先生、なんで」
当麻が思わず固まっていると
「彼女がソコに行く事を許可したのが私だからだよ」
「そんな……それじゃ」
「ああ。彼女を診ているのは私だ。君にはすまないと思ってい「なんでですか!!」…なんでとは?」
医師の声には抑揚が感じられなかった。
「先生は俺の右腕だって繋げてくれたし、いつもひでえ怪我したって助けてくれたじゃないですか!どうしてこん「でも君の記憶はどうにも出来なかった」…それは」
2人の最初の出会いは、決して医師の勝利では無かった。
「上条君……確かに私は多くの人を助けて来たし、どんな困難な状況からでも勝利をもぎ取って来たのかもしれない。だがね?
我々医療にたずさわる者は皆、勝ち続ける事は出来ないんだよ。我々は決して神ではない。ただの人間に過ぎないんだからね」
電話を手にする当麻の体から力が抜けてくる。
「……もう、できる事は無いんですか?」
「私がその子にしてあげられる事は無いね。だけどその子の闘病を経て、他の子達の治療に確かな進歩があったのは事実なんだよ。
私は何もして上げられない、でも私は何一つ無駄にはしないよ。私の誇りに賭けてね…君には、まだして上げられる事があるんじゃないかね?じゃ、切るよ」
390今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:47:01 ID:OycPVscd
当麻は電話を切るとふと少女に目を向ける。どこか人事の様に、どこか達観したように座る少女。
「……!そうだ、魔術!医術だ駄目なら魔法があるじゃねぇか!」
以前の当麻なら考えも付かない方法。だが現在は既に大きく魔法側の事情にも喰い込んでいるのが自分だと理解していた。
そこで考える。
「インデックスは……駄目だ。こいつの事情をインデックスが理解出来るとも思えねぇし、第一今は小萌先生と一緒だ。あと頼!!土御門!!」
当麻は素早くメモリーを検索して土御門元春の名を引き出した。
意外にも1コールで彼は出た。あるいは彼にとっては意外では無かったのかも知れない。

「土御門か!俺だ、お前に頼みが「いや〜。カミやんの頼みだったら何でも聞くぜよ〜。同じ顔した女の子の事意外だったらにゃ〜」!!お前」
彼ならば科学側、魔術側、両方の事情に精通していると踏んで電話を掛けた。でも、当麻の思っている以上に、土御門は知っていた。
「言っただろ〜カミやん。土御門君はスパイだって。情報こそスパイの商売道具なんぜよ?その子の事も知ってるに決まってるにゃ〜」
「だったら!こいつを助ける魔術とか無いのかよ!」
それは当麻の最後の希望。だが
「カミやん。魔法が万能なんかじゃない事は誰よりもカミやんが知ってるだろ?たった一人の女の子も救えずに右往左往して来た魔術師を、カミやんは何人も知ってる筈ぜよ」
「それは」
当麻の脳裏に満面の笑みを浮かべた同居人の姿が浮かぶ。その受けていた呪縛とともに。
「魔術に出来る事なんてたかが知れてる。そんな事、もうカミやんは身に染みて知ってるんじゃないか?」
何時もより真剣身を帯びた友人の言葉が当麻の心に響く。
「魔術や医術がその子にしてやれる事は何も無い。もう、なにもな……でもカミやん。カミやんに出来る事は有るんじゃ無いか?」
そう言い残して、土御門は電話を切った。
「…なんでだよ」

当麻はただゆっくりと携帯を放り投げた。
もう、自分には出来る事は無いのだろうか?一番嫌いな諦めが……一番身近に感じられた。
その時、ミサカはついと立ち上がっていた。
え?と見上げる当麻に

「ミサカはアナタを苦しめる為にココに来たのでは有りません。と、ミサカは弁明めいた事を言って見ます」
「え?お前」
「ミサカが居る事でアナタが辛い思いをするのでしたら、ミサカは病院へ戻る事にします。とミサカはココを去る事を提案します」
提案では無い。ミサカは既に帰る事を決めていた。
彼を苦しめる事に成るとは思ってもいなかった。それは彼女達シスターズにとって、望む筈が無い事である。
玄関に向かって歩き出した彼女を、どこか呆然と見送る当麻は、自分の取るべき行動が全く思いつかなかった。

止めてどうする?行かせてどうする?

どちらも取れない選択の中、彼の行動を決めたのは。


ゆっくりと崩れ落ち倒れた、ミサカの姿だった。
391今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:47:31 ID:OycPVscd
「……う……あ」
「よう。大丈夫か?」
当麻の部屋のベットの上で、ミサカ13045号は目を覚ました。
「ここは?とミサカはアナタに状況の提示を要求します」
「はは。ココは俺の部屋で、ソコは俺のベットだ。お前倒れたんだよ。ホント、ビックリしたぜ」
「そうですか、それはご迷惑をお掛けしました。とミサカは貴方に謝罪し!……すみません。まだ身体を動かす事が出来ないようです」
「そっか」

当麻の表情はどこか穏やかだった。
自分で決めた。自分は決めた。
まだ、じゃない。もう彼女には身体を動かす事は出来ない。彼女が意識を失っている間、倒れた彼女をベットに運び、今一度医師に電話を掛けた。

もう終わりはソコまで来ていた。

「なぁ、目、瞑ってみないか?」
「?どうするのですか?とミサカは問いかけ「いいから。な」…はい」
目を瞑った彼女は怪訝に思ったが、ふと呼吸がしにくくなってる事に気が付いて目を開けた。
当麻の顔が大きく映っていた。

驚きに目を見開いている彼女に気付き、当麻は頬を赤らめながら顔を離した。重ねていた唇と共に。

「あの」
「言っておくけどな!コレが俺のファーストキスだからな!」
どこか慌てて言う当麻に、何故か暖かくなるものを感じる。今までには感じた事の無い、暖かいもの。
「はい。ミサカも初めてです。とミサカも言っておきます」
「そっか」
「はい」
もう夜も更けている。部屋の明かりは彼女が眩しくない様薄明かり。
その夜の月は、とても明るかった。

「雑誌によればこのまま2人は初体験へと雪崩れ込むのですね?とミサカは心の準備のために確認しておきます」
彼女の情報収集に使用した雑誌によると、そうなっているらしい。
思わず当麻も笑みを零す。
「おいおい、行き成りはないんだよなぁ。まず順序ってもんが有るんだ」
「順序?ですか?」
「ああ。俺達は今始めてキスをしたわけだろ?」
(こくん)
「そうだなぁ。だったら次はデートだな」
「デート。ですか?とミサカには経験の無い事ですので想像できません。と貴方に宣言します」
大した宣言である。
「俺だってした事なんて無いさ」
「ではどうするのですか?とミサカは頼りなさげに聞いてみます」
どこか視線が冷たくなった。
392今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:47:59 ID:OycPVscd
「そうだなぁ。なぁ、どっか行きたいトコ無いか?」
「行きたい所ですか?それならばミサカは貴方の部屋に行きたいと言い、現在ココに居ますが?と貴方の記憶力に不安を感じながら答えます」
「いや、そうじゃなくて、俺と行きたいところだよ」
「貴方と?」
ふと怪訝そうな顔を見せる彼女の髪をゆっくりすきながら、当麻は静かに頷く
「そうだよ。この上条当麻さんとドコか一緒に行きたい所は無いですか?と上条当麻は貴女に聞きます」
暫く当麻の目を見詰めていた彼女は
「……水族館に……水族館に行ってみたい。とミサカは「よし!それじゃあ明日水族館に行こう!」え?だからミサん!!」

再び彼女にキスをして言葉を遮る。
何の為にかは、考えない事にする。

「行こうな」
「……はい」


それから、当麻は彼女の隣に横たわり、その身体を抱きしめながら、2人はただ会話を続けた。
時折、軽くついばむ様な口付けを交えながら、静かに穏やかに、時を過ごした。


「観たい魚はいるのか?」
「…マンタを見てみたい。とミサカは巨大水槽を思い浮かべます」
「はは。お前の事だからどうせマンタにイルカとかって名前を付けそうだな」
「そんな事は有りません。とミサカは少し拗ねてみます」
「はは悪い悪い。それで、他には?」
「イルカやアシカのショーを見たいです。とミサカは水に濡れる覚悟もある事を宣言しておきます」
「おいおい。びしょ濡れは勘弁だぞ」
「その後は観覧車に乗ってみます」
「なんだ?また雑誌のデートコース情報ですか?」
「そうです。そこでミサカは貴方にキスをして貰ん!」
「……こんな風にか?」
「……まだ話の途中です。とミサカは少し不満を漏らします」
「いやか?」
「いやではありません」
「そっか…さぁ、観覧車は降りましたよ。お次は何を?」
「レストランで食事です。とミサカは貴方に奢って貰う事を前提に話を進めます」
「はいはい」
「その後は2人で初めての夜を過ごします。とミサカは勝負下着を貴方に披露する事を宣言します」
「いや、今夜も一緒に過ごしてるんですけどね」
「それとコレとは別です。とミサカは申し渡しておきます」
「そうかい」

どれくらい言葉を重ねたのだろう……静かに静かに、終わりが近付いてくる。
393今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:48:27 ID:OycPVscd
「……それから……夜明けはコーヒー……をのみ、ます」
「俺は麦茶が良いんだけどな」
「ミサ、カ……煎れ…す。とミサカは…す」
「そっか。だったら飲みますよ。どんなに苦くてもね〜」

ふと彼女の手が当麻の頬に添えられた。その手に手を重ねる当麻の耳には

「困りました……一つと言われてい…のに、もう一つ望…出来てしま…。とミサ…貴方を睨んで言い  」
その目の先には誰も居ない
「なんですか?ならもう一つの願いはこの上条当麻さんが叶えてあげるとしましょう……さぁ、なんですか」

「        」

「なんですか?お〜い。ミサカさ〜〜ん」当麻はにこやかに聞き返す

「もう  一日   もう   一日だ け  」

「ははは。なんだ、そんな事ですか。それなら簡単。このまま俺と一緒に寝て、朝起きれば、また次の一日が始まるんですよ。それだけの事です」
笑いながらおでこに口付ける。

「   ミサかは  ます」
「それに一日だけじゃないだろう?明日が水族館なら明後日は動物園ですか?」
「        」
「ほら、お前今なら能力無いから動物にも恐がられないだろ?うん!これ良くね?」
「        」
「そうそう。インデックスがスフィンクスっての飼ってるからさ、それ抱かせてもらって試そうぜ」
「        」
「仕方ないからこの上条当麻さま特製の弁当も用意すっから。なんならインデックスとか御坂とかも一緒に皆で行こうぜ」
「        」
「た〜のし〜ぞ〜。なぁミサカ」

上条当麻はただ楽しげに言葉を連ねる。微笑みながら、笑いながら。
その腕に中に在る

徐々に冷たくなっていく少女を硬く抱きしめながら

涙を流し続けて、明るく話し続けていた。


上条当麻は決めていた。その最後の瞬間まで、共に有り、送る事を
394今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:48:53 ID:OycPVscd
翌朝、インターホンを鳴らし部屋を訪れたのはミサカ妹。NO.10032号だった。

「NO.13045を回収に来ました。とミサカは貴方にココへ来訪した意図を告げています」
「ああ」
当麻にもなんとなく予想は付いていた。だからすんなり彼女を部屋に通す。
続いて部屋に入ってくる数人の少女達もまた同じ顔をしている。
シスターズの回収には、やはりシスターズが来ていた。

彼女達はベットで眠る13045を回収し、速やかに部屋を後にする。当麻はそれを、どこか遠くの話のように眺めていた。
最後に部屋に残されたものは上条当麻と、10032号だった。

「……結局、なにもしてやれなかったな。アイツにさ……」
俯き呟く当麻の前に、ミサカ妹は立っていた。
その口は何も語らず、その目は何も伝えない。
暫くの沈黙の後だった。

「ミサカは脳波のリンクによってミサカの記憶を共有しています」
なにを今更。そう思いながらふと顔を上げた当麻は自分を真っ直ぐに見詰める彼女の視線に気付く。
「過去、実験において死亡した10031人のシスターズの処理に関わった者達の記憶も我々は共有しています。ですがその中で」
ふとベットに視線を送る彼女は
「13045号は誰よりも安らかな表情を浮かべていました。とミサカは事実のみを貴方に告げます」
当麻もつられてベットに視線を送る。
今は無い。微笑を浮かべているかの様に眠っていた少女を思い浮べて。
「ミサカは貴方にお礼を言います。どうもありがとう。と」
「…よせよ」
「そして約束を忘れてはいないか不安があるので、貴方に確認をとります」
「…はい?」
これには当麻は全く身に覚えが無い。だが彼女はそんな当麻を意に介さず、ベランダまで連れて行くと外を指差した。
そこには数人のシスターズが思い思いの服装で当麻を見上げていた・
「あの…これはどういう」
「記憶を共有しているとミサカは貴方に先刻も伝えました」
「だから?」
怪訝な当麻に、10032号は穏やかに、ドコか感情を垣間見せながら

「水族館に行く約束をしました……観覧車にも。その約束は確かに有ったと。ミサカは宣言します。大事な、最後の、約束ですから」

どこかで、確かに繋がっている。彼女の想いも、願いも、確かにココにあると感じる。

「そうだな。そんじゃ、みんなで行きますか!」

せめて今日は笑って過ごそうと思う。この一日を最後に願ったあの少女の為に。
395今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:49:18 ID:OycPVscd
「用意するから先に行っててくれ」
とミサカを先に行かせ、下で待つシスターズの姿を眺めながら、当麻は携帯を手にしていた。

「…なんや?カミやん。もう終わった頃だろ」
その相手は土御門だった。
「ああ、全部終わったよ」
「そっか」
土御門の声色は、全てを承知している事を伝えてくる。
「なぁ土御門。お前、この件の事、どれ位知ってるんだ?」
「ん?この件てなんぜよ?」
「シスターズ…この計画の事さ。コイツの黒幕とか、お前知ってるのかな〜ってさ」
電話の向こうで土御門が息を漏らすのが聞こえる。
「さぁてね〜。知ってるかも知れないし知らないかも知れない。カミやんも知ってるだろ?俺様は嘘つきだからにゃ〜」
「ははは。そっか」
「ま、そうさ」
当麻の声にも険は無い。今の所は。
「だったら知ってたらで良いや。そんでもって、もし偶然にでもその黒幕さんて奴に出くわしたらさ……伝えといてくんねぇかな」
「……なにをだ?」

土御門の声色が真剣なモノになるが、当麻はもうそんな事には構ってない。

「どんな夢物語を描いてこんな計画始めたのか知らないけどさぁ……いつか必ず、俺がこの手で、貴様の幻想をぶち壊してやるってさ」
「……カミやん」
「いつか……必ずだ」

言いたい事は言った。と当麻は部屋を後にした。大切な約束を、果たすために。

この時はまだ、シスターズは今日の日がとても楽しく、輝いた一日に成るとは思ってもいなかったし、
上条当麻も、彼女達が全員勝負下着を着用しているとは思っていなかったのだった。




薄暗い場所に立ち、土御門は携帯を静かにしまった。
「だとさ。聞こえてたろ?アイツはどうにもお前を許せないらしいぞ?」
「ふっ……アレらしいな」
答える男に背を向け、土御門はその場を後にしようとして立ち止まるり、一瞬だけ振り返る

「確かに伝えたからな。精々首を洗って待ってるんだな?アレイスター=クロウリー」

言って再び歩き出す土御門に、彼もまた言葉を掛けたのだった。

「私も楽しみにしているよ」
396今、そこに在る存在:2009/07/01(水) 00:49:58 ID:OycPVscd
ココまでです。
ちょっと場違いかと思いましたが、すいません。
それではです
397名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 01:23:56 ID:LQ0ffSIc
GJ!
398名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 01:39:43 ID:UPUSKAsc
泣けた

どうかカミやんに
ミサカと幸せなえっちをさせたげてください
399名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 02:46:26 ID:sHZD2FGl
>>396
殺された妹達の抗えぬ運命、姿がオーバーラップされましたか。
原作は未来志向だから、あっさり流され語られぬ、ですからねー。
それにしても、よくこんなの書けるもんだ、と感心しました。
シリアス崩さない限り、救済策は無理だろうな、って。
難しいテーマを選び書き切った貴方の想いに、GJ!を捧げます。
400名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 05:47:00 ID:vCge1i8n
>>396
危なかった
あと少し続いていたら涙していた
つまりなにが言いたいのかというと
GJ!
401名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 07:25:34 ID:fKn0iNsV
先生! エロいゲームの曲(しんみり系)を暇つぶしに聴きながらとある作品のスレを眺めていたら胸が痛くなり、目尻に違和感がでました!
つーわけでとても良い作品と感じやした、GJ。妹作品は大好物なんでスパイスかけて食してみたらわさびが入ってやがった。あぁ…でも美味い、美味いぜ。
402名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:48:30 ID:6DZfCsmX
GJ
泣いた
403名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:51:36 ID:RbFgvIwr
>>396
GJ……なんだけど何個か気になるところが
・御坂妹と呼ぶ時はミサカはカタカナではなく漢字
・妹達を番号で呼ぶ時は常に「〜号」。自分の趣味で変えるにしてもせめて呼び方を統一させるべき
・妹達はレベル3を超えることはないと明言されてる(超電磁砲)

まあちょっとしたことだし頭の隅にでも置いといてくれ
404名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:52:39 ID:IkYdrv3g
かなり話の構成とかも出来上がっててとてもよかったです。
とにかくGJ!
405名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:55:28 ID:syBJXQP9
あんまり絶賛ばかり続くと自演に見える不思議
406名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 19:02:03 ID:KgulZN2B
>>396
イヤッホウウウウウウウウウウウウウウ
407名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 20:13:13 ID:s5u8POZA
>>403
こまけぇこたぁいいんだよ!!
408名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:07:32 ID:wcTONqXj
さて、今日の夜はまた誰か投稿してくれるのかな。
ここ数日は毎日投稿が続いて夜が楽しみになってきた。
409名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:25:44 ID:G2OQVSK2
美琴に上条さんの妹だと勘違いされてた幼女×上条さんはまだですか
そうですか
410名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:29:14 ID:FKyahRo6
>>403
お前荒らしだろ
ケチ付けんな。
411名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:30:12 ID:wcTONqXj
>>410
いや、こういう設定に対する指摘は重要だろ。
別に>>403の口が悪い訳でもなし、荒らしには見えんが。
412名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:40:50 ID:p3qketsL
正しいことを言ってるのに間違った擁護が出る辺りいろんな意味で終焉を迎えそうだ
アニメ化以降年齢制限クリアしてない坊や達増えすぎだろう
413名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:43:00 ID:9VQ8hGH1
412 名前:あぼ〜ん[あぼ〜ん] 投稿日:あぼ〜ん
414名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:43:34 ID:0izMbv2o
スルーしろよ
415名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:44:27 ID:G2OQVSK2
スルーしろよ

それより五和分が足りない
416名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:51:01 ID:0izMbv2o
五和に絞られたぜ・・・
417名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 00:20:29 ID:dFYO6Scc
ナニを絞られたんだ?
418名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 00:24:24 ID:lYLzI9D7
>>416の不甲斐なさに憤慨した五和が懇々と説教を
419名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 00:27:36 ID:zPP7F+5q
>>416はおしぼりだったんだよ
おしぼりを水に浸した後絞るのは当然だろ?
420名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 00:48:27 ID:IevE5XVM
>>419
(;゚д゚)ヒィィィィ
421名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 00:55:00 ID:UtHnBDlG
あーはいはい擬人化おしぼりたん萌えー
422名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 01:27:49 ID:ZdpRtPhs
五和って名字だよね?
他の人はみんな名字っぽいし…
423名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 01:29:48 ID:zPP7F+5q
名前じゃね?
424名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 01:53:06 ID:lYLzI9D7
面倒だからコードネームでいいよ
真名を知られると危険という考えがあるからそうに違いないよ
等と色々妄想する余地が残っているのでなんだっていいさ
425名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 08:09:04 ID:la+ZNDuD
五和は魔術によって作られた生命体
よって五和という人間は存在しない
426名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 08:24:51 ID:bBl02kHT
>>424
名前を偽っているわけですね
五和だけに
427名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 08:45:45 ID:Mp0k7vT7
五和・・・・・ゴワッ!
428名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 12:28:05 ID:BgKMf7uq
もう最悪。アニメ厨多すぎ
429名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 12:42:33 ID:Ke4civKO
五和の名前はもっと突っ込まれるべき
430名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 13:05:10 ID:sUVfv7c4
上条五和

しっくりこねえ・・・
431名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 13:06:06 ID:znWs/xvQ
上条さんと五和の子供の名前

五麻
432名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 14:20:00 ID:KB9Jwnb1
ヘソについてるアレか
433名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 15:55:19 ID:VqG4913B
まだ「とう和」の方がしっくりくる
434名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 18:15:08 ID:Xs+10WvS
>>425
こいつはいったいなにをいっているんだ
435名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 18:36:04 ID:zPP7F+5q
藤和
一発変換で出た
確かに違和感無いな
436 ◆pe.EiHnYJ. :2009/07/02(木) 18:40:49 ID:U3rEkIQo
今、そこに在る存在を落とし者です。
読んで頂いてありがとうです。
またちょっと違う感じの小ネタを書いてみたんで、よろしければ2レス、使わせて下さい。
エロはまた無いです。力不足><
5分後くらいに行きたいと思います。
437 ◆pe.EiHnYJ. :2009/07/02(木) 18:47:08 ID:U3rEkIQo
それでは、次レスからいきます。
438我輩はとある猫である。:2009/07/02(木) 18:47:48 ID:U3rEkIQo

僕の名前は「スフィンクス」……らしい。
よくは覚えていないけどお母さんはもう少し違った名前だったんだけど、僕を拾ってくれた白い飼い主さんが付けてくれた名前だもん。まぁ満足してる。
ツンツン頭の飼い主さんは違う名前の方がいいと言ってくれてたけど変えてはくれなかった。
飼い主二人の力関係が分かるな。うん。

どうやら今日は僕独りで留守番らしい。
「小萌のところに行って来るから良い子にしてるんだよ。スフィンクス」
と白い飼い主さんが言うから
「行ってらっしゃい」と言ったんだけど、「う〜ん。一緒には行けないんだって。ゴメンネ、スフィンクス」と言う事らしい。中々言葉は伝わらない様だ。
僕はある程度分かるのに不便だね、飼い主さん。


猫である僕は特にする事も無いし遊び相手もいない。この前せっかく黒くてちょろちょろ動く友達を見付けたんだけどツンツンの方が「ゴキブリめー!」と言って追い払ってしまった。
「やめてくださーい!」って言ったんだけど「餌なら後でやるからあんなの喰うんじゃねぇ」ときた。
言葉の壁は思ったより厚い様だ。僕には友達を食べる習性は無いんだけどな。
もう今日は寝るしかないか。うん、どうやら窓際は心地良さそうだし、ぐっすり出来そうだ。


せっかくウトウトとしてきた所だったのに、ピンポーン!と何かが鳴った。知ってるよ。コレは呼び鈴と云うピポピポピポピポーンンンン!!!……随分と押し捲る人間も居るものだ。
しかもこの人間と来たら、「ちょっと居ないのーー!!」と言ってズンズンと部屋に入って来たじゃないか。
「まったく。せっかく私が尋ねて来てあげたってのに留守ってどういう事よ!」
……本当に人間の言葉は難しい。
「突然押し入ってきてソレは無いんじゃないかな」と注意はしようと思う。猫として言う事は言うべきだ。
「あら?お留守番はアナタ独り?ふふ、いらっしゃい」
う〜ん。どうも「ニャ〜」だけでは意志の疎通は難しいな〜。でもなんだろう……この人ってちょっと…てかかなり傍に居ずらい!

思わず逃げ出しちゃったけど……「……ごめんね」てなんかこの人がしょんぼりしてる。
きっと僕達猫の事、この人って凄く好きなんだと思う。でもなんでだろう、この人の周りって凄く居ずらい。
「ごめんなさい」って言ってるのに「ほら!」ってなんか色々投げてくれる。僕と遊んでくれようとしてるんだね。
……よし!
「いいよ。僕は大丈夫だから」って言っても通じないだろうけど、僕はこの人に抱かれ様と思って膝に乗っかってあげた。
「!あんた」ってビックリしてたけど「いいよ」って言ったら微笑んで優しく抱きかかえてくれた。やっぱりなんか変だけど、すごく嬉しそうにしてくれてるから、我慢しよう。
439我輩はとある猫である。:2009/07/02(木) 18:48:24 ID:U3rEkIQo
「ほんとは辛い癖に、あんたもあんたの飼い主と一緒ね…ほんと、バカなんだから…」
どっちの飼い主だろう?でもバカ呼ばわりはなんともな〜。僕は白い飼い主さんの事はすっごく好きだからツンツンの方と思っておこうっと。

「アンタの飼い主ってね?すっごくバカで、訳分かんなくて、無自覚で無意識で、ほんと!はた迷惑な奴なんだけどさ」
うん。奴って事はオスだよね。やっぱりあのツンツンはバカだったのか。
「でもさぁ…やっぱり私は、アイツの事が好きみたい。ほんと、こんなのって全然私らしくないんだけどさ」
う〜ん。どうにもこの人の言ってる事は難しいんだけど、どうやらツンツンの事が好きなんだね。でもだったら直接言えばいいのに。
窓向いてるから気が付かないのかな?ツンツンの飼い主さん、さっき帰ってきてるのに。

「いや、別にお前らしく無いって事もないんじゃないか?誰の事かは分かりませんが」
「ひゃひぇ!?」

いや、ツンツンの飼い主さん?「だから貴方の話をしてるんですよ?」て言って上げてるのに「よ!ただいま、スフィンクス」……うん。この人はバカだ。

「ああああああああんた何時から居居居居居居たのよ!!」
「ん?でもさぁ…やっぱり、位からかな?ってどうしたんだ?俺に何か用ですか、御坂さん?」

うん。僕もビックリなくらい真っ赤になっちゃったね…あれ?……って!なんかビリビリってーーーー!!

「こんのぶぁぁぁかあああああ!!!」


生きてるって素晴らしい。何やら部屋は焦げ臭くなったけどどうやら僕は生きてるみたいだ。
あの人はビリビリと覚えておこう。うん。これからは決して抱かれないようにしよう。

「ただいま〜。とうま〜お腹空いたかも〜」
「おかえり。白い飼い主さん」て出迎えたら「うん!ただいま!スフィンクス」
こうして偶に意志の疎通が出来てる感じがするのが、この白い飼い主さんの不思議なところだ。
でもゴメンネ。さっきのビリビリさんの所為で何時も食べ物を入れている白い箱が壊れたとツンツンが言ってたんだ。

「と〜〜う〜〜ま〜〜〜〜〜!!お腹空いたお腹空いたお腹空いた〜〜〜〜!!ガブリィ!!」
「僕だって空いたよ〜〜〜〜!!ガブリィ!!」

二人でツンツンにかじり付いたら「不幸だ〜〜〜〜!!」て叫んでた。

どうにも僕は賑やかな場所に拾われて来てしまったみたいだけど…楽しいよ?毎日が。
さぁ、明日は何があるのやら。
440 ◆pe.EiHnYJ. :2009/07/02(木) 18:49:17 ID:U3rEkIQo
終わりです。

ちょっとスフィンクスさん視点から日常を覗いたらどうかな〜と思いました。
本編とはまったく関係ないですが。そもそも猫はないでしょ!って方、すいませんです。

ではです。
441名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 19:53:09 ID:vw3KP1K4
>>440
GJ!
だけど一つ言わせてもらおう

スフィンクスって・・・
実はダンディーなんだぜ?
442名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 20:14:47 ID:j1E/FoRh
>>440
まさか、俺以外にスフィンクス視点なんて変なの書くのがいるとは思わなかった。
途中で放っぽったから、日の目を見るのは無理だな、と思ってたんだが。GJです!
ちなみに、俺のでは自分の事を我が輩、インデックスをご主人と呼んでますw
443名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 20:45:47 ID:UtHnBDlG
>>440
GJ!

>>442
よし、これを機会に再挑戦してみるんだ
さあ早く
444名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 21:23:59 ID:phxPABmM
思春期ねーちんと上条さんの続きマダー?
いや、まじで楽しみなんだ。急かしてるわけでなくて。
445名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:10:59 ID:ETWvfkBI
流れをぶった切ってすみません……。
投下させてください。
446ApywaRwcです:2009/07/02(木) 23:12:52 ID:ETWvfkBI
すみません↑sage忘れました。
447秘密のインデックス1:2009/07/02(木) 23:14:03 ID:ETWvfkBI

平日の朝、上条家。
「んじゃ、いってくるわ」
黒い学生鞄片手に言う上条当麻。
「いってらっしゃい、とうま」
挨拶を返し、見送るインデックス。
―――ガタン
金属製のドアが閉じる音が狭い部屋に響く。
(早く帰ってきてほしいかも……)
彼女は閉まったドアを見つめ、内心そう付け加えた。
「う〜ん、何しようかなぁ。ねぇ、スフィンクス?」
と、インデックスはいつの間にか隣に来ていた猫に尋ねてみる。
が、猫は直ぐに踵を返し日の当たる窓辺へと移動してしまった。
「なんだよぉ……」
つれない猫の後姿に向かって、つまらなそうに呟く。
これからインデックスは、上条が学校から帰るまで時間を一人で過ごさなければならない。
(どうしようかな?)
何をするか考えつつ、ベッドに腰を下ろすインデックス。
(スフィンクスは……)
見れば、猫はひなたぼっこをしながら昼寝をしていた。
その姿を見て、自分も、コテン、とベッドの上に身を倒す。
「とうま……」
彼女は枕に顔を埋め、そのまま大きく深呼吸する。
微かに、ほんの微かに残る上条の匂いを、枕の奥深くから感じる。
『んん……』
枕越しに、くぐもった甘い声をもらす。
(こんなコト……いけないのに……)
頭でそう考えても、彼女は自らを慰める行為をやめる事はできなかった。
448秘密のインデックス2:2009/07/02(木) 23:14:40 ID:ETWvfkBI

「はぁ…、はぁ…はぁ…」
呼吸を荒くし、濡れた下半身を丸出しにした少女が、ベッドでぐったりとしている。
(とうま……)
白い霞掛かる頭で、漠然と一人の少年を思うインデックス。
いつからだったろうか、彼の事を思って自らを慰めたのは、
初めて自慰をしたその時から、彼に隠れ、中毒のように行為に耽っている。
「片付けないと……」
自らの手と丸裸の下半身を見てそう呟くインデックス。
彼女は洗面所に行って手を洗い、ティッシュを濡らして、それを自分の秘所に宛がった。
「んっ……っ…」
下唇をかみ締め、少し鼻にかかったような声をもらす。
「…っ…フ、ん…」
(こんなこと、してたら…、また、ぬれちゃう、よぅ……)
小さな身体を震わせ、自らの濡れた秘所を拭うインデックス。
彼女は、かなり敏感な体質で、未だ絶頂後の余韻が残っているようだ。
「んぅ……っ、ん…?」
ふと開け放たれていた風呂場に視線が行く。
すると、空の浴槽には一枚の毛布が乱雑に置かれていた。
(とうまの毛布……)
「だ、め…っ、ん…」
ビクリ、と身体を震わせるインデックス。毛布を見て条件反射的に考えた事を否定する。
「…ぁぅ、ぅあ、…ふ、んんっ…」
もはや、それは喘ぎ声だった。
股を拭う為に水で濡らしたティッシュは、彼女の秘所でヌメリ気を帯び、更に濡れていた。
「とうまぁ」
フラフラと浴槽に入り、毛布を抱き寄せるインデックス。
(とうまのにおい……)
顔に付けず近くで嗅ぐだけで、口内に唾液が溢れ思考が蕩けた。
449秘密のインデックス3:2009/07/02(木) 23:15:43 ID:ETWvfkBI

インデックスが本日二回目の絶頂を迎えるのに、そう時間は掛からなかった。
「ひっ!イっ、あっ、あああああっ!」
甲高い声を上げ、身体を強張らせる。
「はぁ…ぁっ、はぁ、くっ…ぅぅ…、はぁ…」
急に脱力し、余韻からか甘い声をもらし、小さな身体を時折跳ねさせるインデックス。
(ま、た…、しちゃっ、た……)
と、インデックスは朦朧とする意識で思った。
額には珠の汗が浮かび、全身が上気している。
彼女は自分でも気付かぬ内に、純白の修道服を脱いでいたようだ。
涼しげな光を放つ銀髪も、汗で湿った身体に張り付いていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
まだ息は荒いが幾分か落ち着きを取り戻したインデックス。
(でよ……)
下着と修道服を持ち、だるい身体と頭を動かし風呂場から出た。
「!」
インデックスは洗面所備え付けの鏡に映った自分の姿に驚いた。
(うう……これじゃ変態なんだよ……)
丸裸に、頭に白いベールだけ被っており、おまけに股間や内腿は濡れている。
「ううー……」
羞恥に真っ赤になるインデックス。
彼女は逃げるように洗面所を後にしようとした。が、しかし、
「っ!!」
(だ、だめ!だめなんだよっ!それだけは――)
インデックスは発見してしまったのだ。洗濯籠に入れられた上条の下着を――
450秘密のインデックス4:2009/07/02(木) 23:16:19 ID:ETWvfkBI

「イっ!ひぃっ!ああっ!ぅあああああ〜〜っ!!」
殆ど悲鳴に近い声を上げ、本日三回目の絶頂を迎えた。
「あぅっ、はーっ、はーっ、んんっ」
インデックスは、整った眉をたわめ、小さな唇を戦慄かせ、辛そうに息をつく。
上条の下着は、彼女の秘所に宛がわれたままである。
(さんかいも……)
日に三回もするのは初めてだった。
(かたづけないと……)
彼女にとっては相当な体力を使った為か、急に眠気が襲ってきた。
(か、たづけ……)
指一本動かせない。
「すぅ……」
インデックスから静かな寝息が聞こえてきた。
彼女は結局、素っ裸のままベッドの上で大の字になって寝てしまった。
唯一の救いは、びしょ濡れの秘所が下着で隠れているという事だろう。
例えそれが、隠しておきたい相手の下着だとしても。
その下着がびしょ濡れになっていたとしても。

上条は、またしても、己の預かり知らぬ所で、一人の少女に救いをもたらしたのだ。
451ApywaRwcです:2009/07/02(木) 23:18:59 ID:ETWvfkBI
以上です。
誤爆申し訳ございませんでした……。
書き込みを見ていて、オルソラはともかく、麦野好きな方も結構いらっしゃるんですね。
いいですよねぇ、「むぎの」って言う響き〜

長文失礼しました。
452名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:27:23 ID:bBl02kHT
>>451
GJ

そして

>いいですよねぇ、「むぎの」って言う響き〜

お前はわかっている
453名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:34:56 ID:kbtGV49x
>>451
GJ!
他の人は知らんが、俺が麦野スキーになったのは、あんたのssのせいだ。

お陰で私生活に支障をきたしている。よって麦野ssを要求する。
454名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 00:08:10 ID:5zmkbA0V
>>451
GJ!
流れをぶった切るだと?いいや違う!君の投下が流れを変えるのだ!!
455名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 00:28:39 ID:5nnckDQN
>>451
日常で救いをもたらす方法にも色々あるものですね。上条さんの下着、GJ!です。
「なぁ、インデックス……」
「何?とうま」
「俺のパンツ知らないか?」
「(ギクッ!?)えっ…、しっ、知らないよ」
「んー、そっか。確かに籠に脱いどいたんだが……、どこ行っちまったんだろ?」
(とうまが帰って来た音で目が覚めて、急いでベットの下に隠したけど……、ピンチかも)
456名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 00:41:05 ID:chCN5Ugl
>>451
禁書のエロとは…、オーソドックスに見えて難題。GJ
457名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:08:58 ID:UdMKJ3if
禁書はどうも好きになれん俺がいるんだが
458名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:15:33 ID:piCOzPzL
いちいち報告しなくていいです
459名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:16:38 ID:e7iPGLic
わたしこそ ただの ちょっと ふこうな こうこうせいだ!!
じゅうぎょうもおわって これから なにごともなく すごす!
それこそが わたしの のぞんだににちじょうなのだ!!

あける >いえのとびら
「とうまー!!おなかすいたよー!」

た・・・ たいへんだ! いんでっくすは とてもおなかをすかせて きょうぼうだ
ど・・・ どうしよう そうこうしてると いんでっくすが とびかかってきた

ギャーッ!
あっ あたまがっ!!
わたしは しょくよくまじんに あたまから かじられてしまった!

ざんねん!!
わたしの へいおんは
これで おわって しまった!

「あんた!まちなさい!」
あっ びりびりだ!
はしる
「スルーするなー!」

にげる わたしに きょうれつな こいんのだんがんがあたった!
いてー!あたりどころ が わるく わたしの たからものに こいんが ちょくげきした
げきつうのあまり わたしのいしき は とおのいた!

ざんねん!!
わた(ry

あ!ひめかみが むこうにいる!
ちかよる >ひめかみ
わたしは かるいあしどり で ひめかみに かけよった
ガッ!

しかし あしもとの いしにつまづいてしまった
ムニュッ!

しっ しまった!
わたしは ころんだひょうしに ひめかみのむねをつかんでしまった!

「この破廉恥男ー!」

バキャッ!
なぜか とおりすがりの ふきよせに おもいっきり びんた された
ふこうだー!
 
ざん(ry
460名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:35:42 ID:uLAcLnh1
近頃投下が増えて嬉しい限り
461名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:40:39 ID:BPdmbzIM
この流れなら……ドサクサにまぎれて投稿できる!
462名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:46:55 ID:hUg9gtwU
>>461
やっちまえ

ところで最近記憶喪失のことをネタに上条さんを脅して
無理やりヤッちゃう黒美琴が頭から離れないんだが
4631/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:49:19 ID:BPdmbzIM
『ねーちん、今何やっているんだにゃー?』
「すいません!今手が離せない状況なんです、また後ほどかけなおします!』
神裂火織、本日もお仕事中。
よくわからない遺跡に送り出されてよくわからない任務に就いた。
なんやかんやでもうちょっとでお勤め達成してよし帰るかと帰り支度。
するとズゴゴ……と遺跡最深部から一歩踏み出したとたん遺跡崩壊。
なんか自壊魔術が隠されていたらしい。
「それでは通話切りますよ!」
天井が崩れ巨大な岩が降ってくる。無論直撃なんてド素人な事態を神裂さんがおこすわけもなく、
七閃やら刀を駆使して砕く。
しかし砕いたのはいいが、複数の巨大な岩は砕かれたことで大量の大粒の石となる。
さっきから神裂の頭には石がぶつかりまくって涙目だ。
『まぁまぁ聞け。結構重要なことぜよ』
「いまそれどころじゃ……あ、痛いいたたたあ!あぁもう良い!さっさと言いなさい!」
とりわけ大きいのが頭にあたってぶちきれる。
『さっきカミやんの所に行ってきたんだが、カミやん熱だしてるぜい。
 一応薬飲ませといたが、かなりシンドそうだ。仕事終わったら看病しにいってやってはどうかにゃー?』
「彼が熱ですって、何度ほどか測りましたか!?あいた、くそっ煩わしい!」
『39度3分だったぜい。しかしなんだ、カミやん家事に追われて休んでられん様子だ。
 洗濯は手伝ったから良いが、飯はねーちんが用意してやってくれ』
「しかし、ここから日本は離れすぎています。最速でも3日はかかるかと」
『それなら仕方ないにゃ〜。かわりに五和を送りつけることにするにゃ〜』
「いや、待ちなさい!待ってください!やっぱり私が行きます!」
『3日もかけたら熱も治ってるぜよ?』
「知人の魔術師に確か転移が得意な方がいます、彼に頼んでみますから五和に連絡は不要です!」
『そうか。それじゃ看病は任せたぜい』
電話が切られる。ツーツーと空しい電子音を確認して携帯をしまう。
「いますぐ向かいますよ当麻!」
岩を片っ端から砕き、ショートカットを探す。
地図を見たところこの遺跡は迷路のようにいくつも分岐がある。
「でも関係ありません!」
確認したのはここからどの方向に出口があるのかだけだった。
彼女は出口の方角に『直進』する。
当然目の前には壁がある、しかし駄菓子のように砕かれた。
二つ目の壁、豆腐のようにスライス。
そんなこんなで迷路なのに壁をぶち抜かれて一直線に脱出する神裂さんであった。
『ありえねぇ』
迷路がつぶやいた気がする。
4642/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:50:01 ID:BPdmbzIM

「あ〜、目が回る。熱いしダルイ」
さすがに熱出してる時に風呂で寝る気にはなれず、インデックスに貸しているベッドで寝る上条。
鼻水で息がしづらく寝付けない。スピースピーと自分の鼻息が鬱陶しい。
「とうま、とうま。本当に大丈夫?」
「大丈夫なわけあるかい。薬は安ものだからか全く効かねーし、寝付けねーし。
 もうやってらんねーって感じですよ」
あまりに絶不調だからか妙に卑屈だ。
「とりあえず濡れタオル容易したんだよ。懸命に介護する私にとうまもときめいちゃうかも」
「一瞬感動したが最後の俗っぽい言動で台無し」
とはいえ彼女の行為は嬉しい。
冷たいタオルで頭を冷やせ少しはましになるか。
と、期待した自分が馬鹿だった。
インデックスは濡れタオルを絞るといきなり布団をはがし、彼の服をめくる。
「何しやがるテメェ!病人の布団引っぺがすとかまともじゃねぇぞ!」
「うん?体を拭いて身を清めるんだよ?」
そういう用途での濡れタオルかよ、と愚痴る。
どうせ体拭いてもまた寝たら汗をかく。ぶっちゃけ意味ないと思うんだが。
とはいえせっかくの好意だ、無下にするのもちょっと可哀そうか。
「そうですか、それじゃあ背中と拭いてくれると助かる」
大人しく上着を脱いでうつぶせで寝る。
インデックスも素直に従う当麻に満足したらしい、やさしい手つきで背中を拭く。
「とうまの背中、久しぶりにみたけど前より傷増えてる」
「そうか?」
「そうだよ」
その背中に思うことがあるのか、インデックスの雰囲気が普段とは違ったものになる。
とはいえ背中を向けている当麻には窺い知ることはできないが。
「あ〜、気持ち良いですよ。なんか心なしか熱が引いた気がする。
 ありがとな、インデックス」
少しおちこんだインデックスに対して上条はなんと声をかければ良いか思い浮かべなかった。
だから今はただ感謝の言葉をおくる事にした。
そんな心遣いにインデックスも気づく。
「いいんだよ。とうまの為だもん」
いつものようにニコリと笑顔で返す。
少しぎこちないが、それでも当麻にとっては大好きな彼女の笑顔だ。
その笑顔を見ると、なんか疲れが抜けた気がした。
無性に眠くなってきた。
「悪い、ちょっと寝るな」
「うん。おやすみ、とうま」

4653/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:50:20 ID:BPdmbzIM

「失礼します!当麻、大丈夫ですか!?」
「ん〜……火織じゃないですか」
「土御門から聞いて来ました。体調はどうですか」
「一眠りしたらなんかスッキリしたよ。あれ、そういやインデックスはどこだ」
寝る前にいたインデックスの姿を探すがどこにもいない。
かわりに机に置かれた書置きらしきものを発見する。
『元気の出るもの買ってくるから今日は大人しく寝てるんだよ』
泣かせる。
彼女の献身的な看病にじーんときてしまう。
いつも非常識なインデックスがやたら今日は常識的なのがよりパンチを利かせる。


「美味いなまじで。カツオと昆布のあわせダシがきいている」
「そんなものは入っていませんがね」
神裂は布団の上で梅粥をかき込む上条を眺める。
高熱の割には体調はすこぶる好調……とまではいかないが、悪すぎではない。
魘されていたりしていなくて良かったと胸を撫で下ろす。
これなら多少の冗談もできそうだ。
「当麻、ちょっと失礼します」
「え、何を?」
当麻の手にあるスプーンを取り、粥を掬う。
「どうしてほしいですか?」
照れたように質問する。
しかし当麻は質問の意図が理解できない。
「何がだ?」
「どうやって食べさせて欲しいですかと、聞いたのです」
「え、いや。自分で食べれるって」
「遠慮しないでください」
ここで上条気づく。
自分たちは彼氏彼女の関係なのだ。もしかしてこれは好機じゃないかと。
そして同じく神裂は考えていた。
熱を出して寝込む彼氏におかゆを食べさせる、つまり『あーん』なる行為をしてみたいと。
つまり二人は似たようなことを考えて
「口移しでお願いします!」
「……え?」
いるわけがない。
男と女だ、思想も願望もそりゃ違う。当然の結果だ。
男上条当麻、熱の所為か暴走気味だった。
「看病までしてもらって厚かましい要求なのは自覚してる。
 しかし彼女にどうやって食べさせてくれるのかを俺が選べることができるのなら、
 そりゃ口移しを願うさ。誰だってそうする。俺だってそうする」
この男、もう熱なんてないんじゃないか?
と疑問を思いながらも思考する。
4664/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:51:24 ID:BPdmbzIM
「当麻、前日の口付けの件ですが。あれは私にとって始めての経験でした」
「俺も始めてのキスでした」
「ではわかると思いますが、私はこういった過激な行為は慣れていません」
あの時のキスも前もって精一杯の覚悟を決めての行動だった。
彼の前では余裕の態度を見せていたが、心臓の高鳴りは半端なものではなかったのだ。
つまるところ彼女は初心、という事になる。
こんないきなり過激なことを頼まれても困る。
しかし上条当麻、ここで引き下がるほどチキンな奴ではない。
「つまり、恥ずかしくて自分からできないということか?」
「は、はい。あ、嫌なわけではありません。しかし心構えができていなくて……」
ならば大丈夫だ、自分に考えがある。
「なら発想を変えれば良いんだ。何も口移しに女発男終着というルールはない」
「はい?」
「もしお前がそんな幻想を以下略」
すばやく神裂の持っていたレンゲを取る。
なにを、と言う彼女の前でそのまま粥を掬い自分の口に運ぶ。
その粥は租借せず、訝しげな顔を浮かべる彼女の頬を固定。
「ちょ、もしかして」
「そのもしかしてだ。俺が口移しをさせていただきますよ」
ムチューっと唇を押し付ける。
驚きで閉じられていた彼女の唇を舌でこじ開けそのまま粥を流し込む。
唾液よりも濃厚で濃密な粥が火織の口の中に満ちる。
だが味は若干粥本来のものとは違う感じがする。
無論彼の唾液の味だ。
そのことが今時分たちはいやらしい事をしている事を否応無しに自覚させる。
「ふぁッー――んん」
ぐちゅ、ぬちゃりと粘液の音が頭に響く。
彼の舌から伝わる熱は彼女をさらに過熱させ、冷静な思考を奪う。
「っぷあ!」
熱が出ているぶん当麻の息が切れるのは早かった。
早めにキスが終わってしまったのは不服だが、彼の顔には悪戯少年に似たものが浮かんでいた。
「ほら、飲み込まないとな」
「ふぁい…」
言われたとおり口に含んだ粥を飲み込む。
互いの唾液が混じっているためかなり水っぽいが、淫靡に満ちた味がした。
「んん、飲み込みました」
「よくできました、けど食べ残しがありますよ」
頬に付いた粥をなめ取る。
「んあ!あの、言ってくれれば自分で取れます!」
「それでは上条さんが楽しくないでしょーが」
目を潤ませて抗議する彼女に余裕の態度で返答。
既にどちらが主導権を握っているのかは明白だ。
「今日の貴方は少しスケベではありませんか?」
「そうか、じゃあスケベついでに……」
床にへたり込む火織をベッドに引き込み組み伏せる。
「何をするつもりですか」
いきなりな行為に多少きつめな怒気を発する。
しかし上条は簡単には引き下がらない。
「何をするつもりでしょうね〜。と、上条は質問を質問で返します」
「ふざけるのはやめなさい」
「ふざけてねえよ」
急に当麻の声質がかわる。
この声質に聞き覚えがある。これは彼が真剣に何かをするときのものだ。
「なあ火織。俺はお前と付き合いだしてから更にお前を好きなっていく。
 幸せにできるとは言えない。けど幸せにしたいと願ってる。
 けど、火織。お前はどういう付き合いを俺に求めてるんだ?」
ここで神裂はうっすらと彼の心情を感じ取った。
彼は悩んでいるのではないか。
4675/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:52:19 ID:BPdmbzIM
当麻はまだ若い。
将来の夢だってまだ見えていない。人生経験だってまだまだ浅い。
夜寝る時にふと、このままで良いのだろうか、と不安に駆られることだってあった。
そんな、霧を掴むように不安定な未来を見る彼に神裂との交際は余りにも不安を煽るものだった。
彼は不実な人間ではない。むしろ実直でお人よしだ。
だからこそ今続けている彼女との関係を真剣に考えている。
つまり、結婚を前提とした交際を彼は真剣に考えているのだ。
「俺は本気だ。けど、お前はどうなんだ?」
世の中の人間は様々だ。
たとえ片方が真剣に交際をしていたとしても必ず片方が同じとは限らない。
ただ遊びたいから、男を経験したいから、貢がせたいからといった理由で交際する者も珍しくない。
まだ子供な上条当麻もそういった人間がいるのは承知している。
そんな者に対し不純だとは思うが間違っているとは思わない。
だからこそ、自分は真剣に考えているからこそ彼は彼女に問いかける。
「いきなりこんな重い話を出して悪いと思ってる。
 けど、俺はお前がお前の答えが聞きたい」
既に彼の顔には先ほどまでの余裕などない。
そもそも今までの悪戯は不安をただやんちゃで誤魔化していただけだ。
「私は―――――」
上条当麻は紛れもなく紳士だった。
大雑把な人間かと思えば細かい気遣いもできる。
困っている人がいれば手を差し伸べることができる。命がかかることであってもだ。
付き合っている自分にだって決して気配りを忘れない。
私が嫌がることだって決してしない。
既に答えは明白だったのだ。
「私は、常に真剣に物事を考えています。自分の人生、行為、言葉の全てにおいてです」
私を組み敷く当麻の腕を握る。
「無論、恋においてもそれは例外ではない」
そのまま全身の力を使い一息で押し返す。
「え、うお!」
先ほどとは逆に神裂が彼を組み敷く形となる。
4686/6 思春期ねーちんと上条さん3:2009/07/03(金) 01:52:48 ID:BPdmbzIM
「どれほど私が不安なのか、貴方にわかりますか?
 他人の為に命をかける。そのたびに貴方の周りには女性の姿が増える。
 貴方が死ぬことも、私を裏切ることは無いと信じています。けれど不安なんです」
「けど、俺は」
「わかっています。貴方はそのままでいい。
 だから交際を申し込んだあの日から私は覚悟をしていたのです。貴方を誰にも譲らないと。
 五和にもオルソラにも、無論あの子にも。貴方に好意を寄せる女性全てから貴方を独占すると」
「火織、お前が思ってるほど俺はそんなにモテてないぞ?そんなに焦る必要なんてないんじゃ」
「ふふっ、あなたはそういう人でしたね」
どこまでも鈍感な上条当麻に微笑む。
「しかし今貴方の告白を聞いて覚悟が決まりました。
 貴方がそれほど本気ならば私が迷うことなどない」
突如神裂の表情が獲物を狙う狩人のような質に変わる。
「貴方を完全に私のものにします」

「病人にはバナナとリンゴが体に良いって前みたマンガに書いてたんだよスフィンクス」
街中でスーパーの袋をぶら下げてテクテクと歩くシスターの姿があった。頭に猫は標準装備だ。
スーパーの袋に詰まっているものは様々なフルーツだった。
この果物を彼に剥いてもらい一緒に食べる。
想像しただけで彼女はワクワクウキウキだ。
そう思ったら急いで帰りたくなった、よし走って帰ろうと歩調を速めたとき、
「あれ、今日はアイツと一緒じゃないのかしらん?」
「お姉さま、またあの殿方の姿を探しているのですか?」
「ばっ、そういうんじゃないわよ!」
「おや、奇遇ですね。ところで彼の姿が見当たりませんが、今日は一緒ではないのですかとミサカは辺りを見渡します」
「やあ。こんなところでなにしてるの?」
いきなりいろんな方向から声がかけられた。
やや驚きつつ声のした方向を順に見る。
美琴、黒子、御坂妹、姫神だった。

嵐の、予感が。


469以上です:2009/07/03(金) 01:58:16 ID:BPdmbzIM
どもっす。投稿させていただきありがとうございました〜
なんか途中から話が急にかわって違和感を感じた人、私も違和感を感じます。展開急すぎたのだろうか。
次えっちい事して一区切りなのかな。エロ書いたことないから不安だ……
470名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:59:01 ID:hUg9gtwU
>>469
GJ!
続きが激しく気になるんだぜ!
471名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 02:25:02 ID:yrSks/x2
GJ(^O^)
今日は投下祭だ!!
472名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 03:19:33 ID:5nnckDQN
>>469
前回とは逆に上条さんがイニシアチブを握ったか、と思ったら覚悟の確認ですか。
そこまで強固な関係を構築して、えっちい事へと続く、と。プロセスに拘ってますねー。
そして、出番が与えられたインデックスの処遇は、やはり埋没へと続く運命なんだね。
事を終えた二人は5人を前にどう宣言するんだろ?それとも、別の展開があるのか?
他のキャラ出すとは予想外だったし、予測が付かない展開面白いですよ。GJ!です。
473名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 17:15:28 ID:3KyEvMF6
インデックスとステイルはヤったのかな…
474名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 19:11:31 ID:e7iPGLic
このスレ的にヤッてないほうがおかs(ry
475妄想命です:2009/07/03(金) 20:05:41 ID:wnQUyFlG
流れを切ってしまい、申し訳ありません
投稿させてください
今回は本気で書きました
他の神作品と比べれば、カスが駄作になった程度かもしれませんが
ご了承ください
476名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:06:11 ID:e7iPGLic
wktk
4771/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:09:13 ID:wnQUyFlG
大覇星祭の後始末も終わり、ジャッジメントだけでなく学園都市全体が安堵のため息をついていた
そんな中、ある日の放課後ジャッジメントの詰所でツインテールの少女、白井黒子は、
はぁ・・・、と窓に向かって切なそうな目でため息をついていた
「最近どうしてこんなに憂鬱なんでしょう・・・」
そんな独り言を言っていると、隣から神経を無視した言葉がとんでくる
「白井さん!ナイーブになっても仕事は減りませんよー」
白井はうんざりしながら隣をみる
そこにいるのは同僚の初春飾利だ
「わかっていますわよ。」
言いながら、続けて
「それにしてもあなたはいいですわよねー・・・悩みがなくて・・・」
「なんかさりげなくひどいこと言ってますよね」
「いいえ、実際羨ましいと思っていますのどうすればそんなに能天気になれるのやら・・・」
白井は遠い目をしながら視線を初春に向けると、初春は眉をピクピクさせながら右手の拳をぷるぷるさせていた
「し、白井さん?ちょっと殴ってもいいですか?
 白井さんだって御坂さんの事しか考えてないから頭が正常な動きをしないんですよねー」
凄まじく嫌味そうに初春が言葉を吐くと、
なんですって!?と白井は椅子をガターンと鳴らせ、うつむいていた体を持ち上げる
「わたくしだって他の・・・
 例えばあの類人猿の問題などにも頭を抱えていますのよ!」
白井はあの少年のことを思い出してわなわなしていると、
初春はへーっ、と感心し、上品とは言えないであろう笑みを浮かべてニヤニヤしていた
「な、なんですの?」
白井が焦ったような顔をすると
「最近『あの類人猿』って言葉をよく使いますよねー もしかして・・・」
白井は目を見開き、
「へっ、変な勘ぐりはやめなさい!!わたくしは男なんかに興味は持ちませんのよ!」
白井はやや興奮気味に叫んでいるが、対して初春は楽しそうにおちょくっているようだ
普段から白井は初春にあしらわれているため、初春のほうが口論では上なのである
「えーっ、私はそんなことまで言ってませんよー?
 最近ため息多いのもその人が原因なんじゃないですかー?」
いかにもわざとらしい初春の言葉に、
なぁっ!!??、と白井は仰け反りつつ反論して
「そ、そんなことはあり得ません!!わたくしはお姉様一筋ですのよ!」
白井は顔を真っ赤にして否定する
「そうですか・・・じゃあ頑張ってください!」
「ち・が・う、と言ってるのが聞こえないんですのぉぉぉ!?」
白井はテレポートを使い、初春の背後に一瞬で回り込むと、こめかみに拳をあててぐりぐりとひねりを加えていく
「いっ、痛い!白井さん!痛いってばーッ!!」
こうして時間は過ぎていった・・・
4782/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:11:17 ID:wnQUyFlG
ジャッジメントの仕事もなんとか終わり、白井は女子寮へ帰宅した。
ただいまですのー、とドアを開けても灯りはついていない
「お姉様ぁ?いないんですのー?」
しかし返事もない
「最近帰りが遅いですわねー・・・お姉様・・・」
白井は少し考えて何かに気付いたのか、思わずバッと顔を上げた
「まさかっ!!あの類人猿と間違いを毎日のようにっ!?」
白井は大変なことを想像してしまったことと、にっくき類人猿が頭をよぎったことに虫酸が走っていた
「おのれあんの若造がァああ!お姉様に何かしやがったらぶっ殺してやるですの!!!」
白井は鬼のような形相でフー!フー!と息をあらげている
いくら他人を助けるために命を張れる人間でも、愛しのお姉様を好き放題していいはずがないと思っていたのだ
しかしあの少年が自分を助けてくれたことに変わりはない
白井を押し止めているのはそこなのだ
「(このわたくしが借りを作ったままだなんて・・・)」
怒り心頭の中、白井は少年への恨みと、助けてもらったことに対する感謝の気持ちで、もどかしくなっていた。
複雑な気持ちに訳が分からなくなる白井はベッドに倒れ込むと、自分のプライドと美琴への愛に葛藤していた
「(あのとき、結標淡希の攻撃からわたくしとお姉様を救ってくれたのはあの方・・・
  あの方がいなければ・・・)」
白井は枕を抱き締めつつ考える
気付かぬ内に頭の中を埋め尽くすのは『彼』だった
ハッと気付き、
「(だっ、ダメですの!類人猿を『あの方』だなんて!)」
白井はブンブンと首を振って、自分は何を考えているのかと何度も枕に頭をぶつける。
しかしあの少年に対する抵抗は既に空回りしていたため、どうしていいかわからなくなってしまった
「(わたくしは・・・どうすれば・・・)」
白井は自分でもわからない感情に支配されていた
「(まさか・・・本当に・・・今日初春に言われたことが・・・)」
しかしそれは敬愛する美琴への最大の裏切り・・・
「(いやっ!そんなはずがありませんの!このわたくしが男に興味を持つなど!・・・くぅ)」
白井は枕を噛みつつ、心の中で必死にその感情を否定する
助けてもらったことには感謝しているが、それとこれとは別だと言い聞かせているのだ
「(そう、別なんですのよ・・・あんなの勇敢な姿を見せられてもわたくしは・・・)」
白井はまたハッと気付き、すぐさま我に帰る
「な、何を考えてるんでしょうわたくしはっ!!は、早く寝る準備でもしましょう・・・」
こうして白井は結局あの少年のことしか考えてないことに気付かないまま、夜は更けていった。
4793/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:14:31 ID:wnQUyFlG
しばらくして部屋のドアが開いた
ただいまー、っと入ってきたのはもちろん美琴だ
「あれ?黒子もう寝る準備してんの?」
能天気な言葉がとんでくる
何を言い出すのかと白井は眉をピクピクさせながら美琴をにらむ
「お姉様?一体こんな遅くまでど・ち・ら・へ?」
静かなる怒りに満ちた声だ
美琴はその声にたじろぎながら
「えっ!?べっ、別にどこにいたっていいでしょ!?」
なぜだか顔を赤らめている美琴に、白井は戦慄を覚える
「お姉様!?まさか!あの類人猿とはしたないことを!?」
白井は美琴の返答を考えていた
いや、考える以前に、否定以外の返答は彼女の選択肢に含まれていない
美琴はビクッっとした
「なぁ!?そっ、そそそそそんなわけ無いじゃない!」
・・・確かに否定はしている
が、こんな返答で納得する馬鹿はそうそういない
もはや肯定にしか聞こえないと言っても過言ではないのだから
白井はその瞬間、魂が抜けるかと思い、言葉を紡ぐのが精一杯だった
「そんな・・・お姉様・・・」
「だから違うってば!そもそもアンタには関係ないじゃない!」
放心状態である白井に対し、美琴はこの期に及んで清廉潔白を訴える
さらに白井は聞き捨てならぬ言葉に反応した
放心状態から復帰し、結局最後は関係ないと来たか、と思いムッときて
「わっ、わたくしはお姉様の身を安じて申し上げているのに・・・」
「何いってんの?私がアイツといても危険なんか無いわよ!」
美琴は顔を赤らめつつ続ける
「だってあっ、アイツは強いし・・・その・・・優しいし・・・」
白井は美琴がもう否定はやめたのだと悟り、核心へと迫る
「やはりお姉様はあの類人猿と!?」
「わっ、私がアイツといようと黒子には関係ないでしょ!?」
白井は一番聞きたくない言葉を聞いてしまった
完全なる肯定だ
既成事実まではいってないとしても、普通の関係で無いことは確か、と
その上、美琴を一番愛しているのは自分なのに
凄まじいショックを受けた白井は
「そ・・・んな・・・お姉様を一番に想っているのはわたくしなのに・・・」
「いや友達としての言葉だったら嬉しいんだけどさ、あんたの場合は色んな意味が含まれてんでしょ?」
「わたくしのお姉様への想いが友達程度なはずがないでしょう」
美琴はゾッとしながらも
「だからさー、アンタは私じゃなくて好きな男でも作りなさいって」
白井は何を言っているんだ?と言わんばかりに目を見開いて
「おっお姉様が既に『あの方』がお好きで充実しているからって、わたくしにまで押し付けないで下さいですの!」
美琴はまたもビクッっと反応して
「なっ、ななな何で私があの馬鹿のことが好きだって決めつけてんのよ!
 しっ、しかも何で『あの方』って言葉が優しくなってるわけ!?」
4804/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:16:47 ID:wnQUyFlG
白井は予想外のツッコミに内心ビックリして言葉を詰まらせながら
「やっ、優しくなんてなっていませんのーっ!
 それよりも、いーっつも『あの馬鹿』の話ばかりして
 あげくの果てに身体まで預けていらしているのに・・・
 まだ好きではないと仰るんですの!?」
美琴はこれ以上無いくらい顔を真っ赤にして否定する
「だから!その・・・そんなことしてないってばっ!
 それと、話をそらさないでよ!もしかしてアンタはアイツのこと何か想ってるわけ!?」
白井は初春に言われたことを思い出したが、顔を真っ赤にしながらそんなはずはないと否定する
「助けてもらったことに対する感謝はしていますわ・・・」
美琴はそれを聞きながらも、それはアイツの性分なのだと言い聞かせ、必死に白井を彼から遠ざけようとする
「アイツは誰でも助けるから、アンタはそんなこと気にしなくていいのよ!」
しかしそうはいかない
白井は自分が『感謝もできない安いプライドの持ち主』だとは思われたくない
ただでさえお嬢様なのだから有頂天と言われても仕方がないのだ
「そうはいきませんのわたくしにだってプライドがありますわ
 借りを作ったままなんてごめんですのよ」
借り・・・美琴はそれが不吉な言葉に聞こえる
かつて自分がそうだったように、そんな理由をあの馬鹿の元へ持っていけば
何が起こるのやらわからないし、わかりたくもない
正直とても不安なのだ
「どっどうやって借りを返すつもりよ!?」
白井は何気無く言った言葉に反応されて少し考える
しかし流れからして美琴の言葉はやましい言葉にしか聞こえない
「おっお姉様は何を考えていますの!?
 わたくしはそんなはしたないことは考えていませんのよ!」
美琴は自分が言った言葉に大変な意味が含まれていることには気付いていたが、流れ的に言ってしまったのだ
だが否定しなければならないと考え、
「そっそんなこと一言も言ってないじゃない!
 黒子はいっつもそんなことばかり考えてるわけ!?」
なっ!?と、白井は反応して
「誤解を招くようなことを言わないで下さいですの!
 お姉様はいやらしいったらありゃしませんわ!」
「な、な、なに言って・・・
 くっ黒子がいつも変なこと考えてるからそういう風に考えちゃうんじゃない!」
「だからお姉様っ!!誤解を招くようなことは言わないで下さいって言いませんでした!?」
もはやどっちもどっちである
ギャー!ワー!言ってる内に時計は0時を指していた
481名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:17:04 ID:/Hrm212s
>>469 GJ!でした。
続き待ってます。
4825/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:18:34 ID:wnQUyFlG
その後の壮絶な口論の末、美琴はぜーはーと息を荒げながら
「結局アンタはあの馬鹿のことどう思ってるわけよ!」
完全に主旨が変わっていることに二人は気付かない
長きにわたる口論のせいで感覚が麻痺しているらしい
「お姉様はあの方に何の感情も抱いてないんでしょう?
 なーら気にしなくていいんじゃないんですのー?」
もう端から見ればお嬢様のいやらしい嫌味である
「そっそうねっ!気になんかならないけど・・・
 ほっほら!アンタを応援してあげようかなーって思ってるのよ!」
美琴は口が滑って心にも無いことを言ってしまい、少し後悔するが、大丈夫だろうと油断していた
白井は無理ばかりして・・・、と思っていたが、こうなったらとことんカマをかけてやろうと思って
「そうですの・・・ならわたくしがあの方を貰いますわよ?」
だが白井は自身が本心から言っているのではないのか?と内心ドキドキする自分がいることに気付いた
「えっ?なっなに言ってんのよ!?」
美琴は始め白井が何を言っているのか理解できなかった
なぜなら言いたくはないが、黒子は自分のこと一筋のはずだ・・・と
そう考えてるうちに白井の言葉が返ってくる
「わたしくしにだって感謝の気持ちはありますもの・・・
 それに・・・」
白井は『それに』の後に続く言葉を発しようとするが、自分が何を言おうとしているのかがわからなくなった
「だっだめよ!」
考えようとする前に美琴からの声で思考が中断される
白井は思考の再開を止め、美琴への迎撃に移ることにした
「あら、応援してくださるのではなかったんですの?」
美琴はぐっ!、と言葉を詰まらせヤケクソ気味に
「おっ応援してあげるわよ!」
どうあっても認めない美琴に白井は最後の手段にでる
「では明日あの方を部屋にお招きしますので、お姉様は気になさらないでくださいね?」
白井はそう言っている自分の体が熱くなっていることに気付いていた
それは何故かという具体的なことが白井にはわからない
男に抱くこんな感情は初めてで、あの少年に少し特別な感情を抱いているだけだとしか解釈できなかったようだ
そんな風に赤面している白井を見て、美琴は青ざめた
何度考えても言葉の意味がわからないし、あの少年をとられるかも知れないと考えたからだ
美琴は混乱しつつ言葉を詰まらせ、
「あっ明日!?こっここに!?そんな・・・何するつもりよ!」
表情の上では余裕を取り繕っていた白井も、少年を呼んで『何をする』のかを考えた瞬間顔が真っ赤になった
そして顔を枕に押し付けながら白井は言う
「お姉様が・・・お考えになられていること・・・ですわ」
もう白井は美琴の顔を見る余裕はない
こんなに恥ずかしい気持ちは初めてなのだろう
枕で顔を隠している白井を見て、美琴はさらに青ざめる
「そんな・・・本気なの・・・?」
「本気です・・・もうこれ以上話しかけないで下さい
 これ以上考えたら頭がおかしくなりますの・・・」
白井はさらに枕を強く顔に押し付けた
ここまで真剣になられたらさすがの美琴も批判はできない
彼は自分のものではないのだから
少しばかり人に言えないことをしたからといって、両想いかどうかなんてわからない
美琴は彼に『可愛い』とは言われたことはあるが、一度も『好き』と言われたことはないのだから
それに独占欲丸出しで彼に選ばれなかったときのことを考えると惨めでしょうがない
「ええい!わかったわよ!勝手に呼べばっ!」
もう完全にヤケクソだ
白井は気持ちに押し潰されそうになりながら、力を振り絞って、「はい・・・」と一言
美琴はもうどうしていいかわからなかった
彼への想いはその程度だったのかと自分に問いただしながら小さく、小さく、ぐぅっ、と声をだし唇を噛み締めた
4836/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:25:17 ID:wnQUyFlG
翌日。
上条は放課後、常盤台中学女子寮の前にいた
なんだかよくわからないうちに、なぜか赤面している白井黒子に
「きょ、今日の放課後にわたくしの・・・部屋に・・・きっ来てください!」
と言われたのだ
他に用事があるわけでもないし、どうせ御坂に関することだろうと思って、一応来てみたものの
インターホンを押しても反応がない
「(あれ?まだ帰ってないのか?)」
首を傾げる上条にワンテンポ遅れてはい、という応答がくる
「白井か?」
「ッ!?・・・そうですの・・・」
なぜか返答のテンポが遅いし声も小さい白井に上条は危機感を覚える
上条は直感でわかる
これはまずい、不幸の前兆だ
何かとんでもないことが起こる、と
だがインターホンを押したからにはもう遅い
進めば不幸、戻れば死
そして上条は進んでいった
「俺の運命って一体・・・」
悲運を告げる捨て台詞を残して
その頃女子寮の部屋には、御坂美琴と白井黒子がいた
昨日の壮絶なる戦いの弊害で、不穏な空気が漂う
上条とのインターホンごしの会話を済ませた白井は赤面しながら枕を抱き締めてベッドに座っている
そんな白井を見て美琴は耐えきれず、
「アンタ本当に呼んだのね」
と低い声で一言
白井は、はい・・・、と小さな声で頷いた
美琴はこんな黒子を見るのは初めてだと驚きを隠せない
4846.5/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:26:21 ID:wnQUyFlG
そんなことを考えてるうちにドアがノックされる
「上条だけど、寮監に見付かったらヤバいんだろ?入るぞー」
ガチャッ、と鳴る音に二人の少女はビクゥッと反応する
「あ、あのー・・・今回は入るタイミング間違ってませんよね・・・
 なにゆえお二人はそんなにシリアスな顔をしているのでしょうか?」
二人の少女は無言のまま上条のほうへ向いている
「ちょっと待ってください!御坂さん白井さん!
 かっ上条さんは最近多分恐らくお二人にご迷惑をかけた覚えはございませんよ!?」
一人でテンパっている上条に、白井が口を開く
「い、いえ・・・こっ、今回お呼びしたのは・・・そっその・・・」
白井は照れすぎて言葉が続かない
そんな白井をみて美琴はビクビクしている
そしてとうの上条は『?』がいっぱいだ
白井は力を振り絞って上条に告げる
「こっこの前助けて頂いたお礼を・・・その・・・しようと・・・」
「助ける?あぁこの前のやつか!別に礼なんていらねーよ、大したことしてないし」
「そうはいきませんの」
「そうか?別にしてくれるなら断る必要ねーけど・・・
 んで、なにしてくれるんだ?」
白井はその言葉にビクゥ!と反応して耳まで真っ赤にしてうつむく
そんな白井を見た上条は何かに気付く
「えっと・・・あのー、上条さんはそんなステキイベントには期待しておりませんのよ?」
そこに美琴が口を挟む
「アンタ!やっぱりそんなこと考えて!」
美琴は髪の毛を逆立ててバチバチさせている
「みっ御坂さん?何をビリビリしていらっしゃるのでしょうか?」
そんなことを言ったところで止まらない止まるはずがない
「まて!待つんだ御坂!
 俺は決して白井の言葉にやましいことを期待していたとかそういう訳ではなく
 だからそのあれだつまり色々とすいませんでしたー」
「こんのエロ野郎がァあああッ!!」
美琴の(二度目)の鉄拳制裁が飛んでくる寸前、白井が割り込む
「やめてくださいですの!」
それに上条と美琴は一時停止する
白井はその後、両の手を胸元で握ったまま優しく上条の懐に倒れ込んできた
4856.8/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:29:40 ID:wnQUyFlG
純情少年上条当麻は心臓をバコーンと撃たれた
「しっ、ししし白井さん!?何を!?」
「あなたが考えていることですわ・・・あなたの想像は間違っていませんの」
健全なる高校生、上条当麻は理性を最大限に展開!だが・・・
(ぬおっ!白井の甘い髪の香りが!柔らかい手が! ぬあああ!)
内なる上条が告げている。もって30秒だと
「しっ白井!上条さんの理性の強さを過信しているぞ!」
必死に訴える上条。しかし白井はもう決めていた
「好きにしてくださればいいんですのよ・・・」
もはや上条の理性はオールレッドだ
「わたくしに恥をかかせないでください・・・」
その言葉に、上条の理性と言う名の鋼の鎧は粉砕された
ガバッと白井を抱き締めベッドに倒れ込む
白井は指一本動かせないくらいカチコチに凍りついていた
一方、美琴は白井が上条に寄りかかった辺りから呆然と立ち尽くしていた
しかし上条が白井を押し倒した瞬間我にかえる
へなへなと力が抜けた様に床にへたりこむ
結局誰でもよかったのだと
その気持ちは自分だけに向けられてはいなかったのだと
美琴は泣きそうになった
「ぁ・・・」
白井はそんな美琴を見ていた
そして上条の顔に視線を戻す
「上条さん・・・あなたはお姉様のことをどう思っていますの?」
上条はいきなりの言葉に怯む
「なんで・・・そんなことを・・・」
「なんでってお姉様はあなたのことが好きなんですのよ?」
4867/7  黒子の想い:2009/07/03(金) 20:30:18 ID:wnQUyFlG
上条は衝撃を受ける
それ以上に美琴は唖然としている
「どうなんですの?」
上条は一度美琴を見て、一拍おいてから答える
「そりゃ・・・好きだよ・・・」
美琴は頭が真っ白になった
心臓の鼓動が早まり、手に汗がにじむ
白井はやはりという顔で、
「ならなんでわたくしを・・・抱いていますの?」
結局白井は仲介役という損な道を選んでいた
それは愛する美琴のため
しかし自分が上条に抱いた感情は嘘ではない
だがそれ以上に、美琴が悲しむ姿、悩む姿など見たくはなかったのだ
一種の諦めのような感覚に、白井は視線を美琴に向ける
もう自分の役目は終わったのだと
そんな白井を見て上条は言う
「これはお前が望んだことなんだろ?」
と、あまりにも単純な答え
同時に服を脱がされる白井は驚く
「えっ!?だっだめですの!・・・って、あッ!」
あっという間に下着だけにされてしまった
予想外の展開に脳の処理が間に合わない
「なっ、なんでこんなに手慣れて・・・ぁあッ!」
「御坂でやってるからな」
「ッ!?」
白井は驚く
美琴があんなに否定していた事を簡単に暴露する
それよりも驚いていたのが美琴だ
「なぁ!!??あっ、アンタ!なっ、ななななにいってんのよー!」
顔を真っ赤にして叫んでいる
しかし上条に振り向かれた瞬間美琴はうつむく
そんな美琴に上条は
「お前もくるか?」
そんな一言を聞いて、三人の夜は始まったのだった
487妄想命です:2009/07/03(金) 20:33:16 ID:wnQUyFlG
無駄に長い文ですいません
続きはあるのですが、一応ここで終わりなのです
投稿回数が多かったのでミスがあるかもしれませんがご了承ください

長文失礼しました
488名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:42:27 ID:PZFDC9Zy
GJ!続き期待しています!
489名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:42:41 ID:5zmkbA0V
>>487
お疲れ様でし
あれ?ここで終わりなのかぁ…残念……
続き期待してます

GJはだって?3人の濡れ場を見てからだ!!
490名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:46:18 ID:wnQUyFlG
続きは途中なんです
ついでにタイトルも変わりますしね
なので忘れ去られぬうちに投稿したいと思います

実はエロ無で行く予定だったもので・・・
491名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:51:40 ID:YkicGuAI
GJ
492名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 21:02:08 ID:hUg9gtwU
>>487
GJ!
やっぱり黒子×上条さん×美琴はいいわ
493名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 21:51:35 ID:SN+KUqeH
続かないなんて
ウソだろ?
494名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 01:04:40 ID:jDidlnRj
いっそのこと上条さんをジャッジメントに誘えばいいのに
495名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 01:46:43 ID:qKq3oMjb
上条さんがジャッジメントなんかに入ったらまず初春さんにフラグが立ち
さらに初春さん経由で沙天さんにまでカミジョー属性の魔の手が忍び寄ることになるので
美琴と黒子が絶対許しません
まあ俺的には大歓迎な展開だけど
496名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 02:31:24 ID:LsE0F06G
無能力者でも入れるものなのか…?
497名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 02:38:24 ID:pRUm/sz9
ジャッジメントになっても町で暴れてるスキルアウト制圧に行って駒場の兄貴に瞬殺だな
498名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 02:59:01 ID:eCWEqSMA
>>487
……なるへそ。年下’Sがストライクなのか。後は佐天と妹達ですね。
それと、安心めされい。俺の長文には、更に無意味って形容詞が+されてるから。
まあ、冗談(?)はこのくらいにしといて……、
初っ端の黒子と初春の絡み、ノリが良いですねー。掴みはグー。
黒子と美琴の上条さんを巡っての真剣なやり取り、力入ってますねー。
素直じゃない美琴を見て、黒子に御坂妹の姿がダブりました。
其々のシーンがイメージされて、ちゃんと伝わって来ますし面白かったです。GJ!です。
499名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 03:23:29 ID:Nep1Q5sv
>>495
そのアイデア面白いな。
ジャッジメントin上条ちょっと書いてみることする。
500名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 12:05:05 ID:c/NSQWsR
なんとなく500ぬるぽ
501名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 12:06:21 ID:7Je8MLmT
>>500
ガッ!
502名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 13:22:22 ID:IOGqBkoB
>>496
初春入ってるし問題はないと思うぞ
仕事内容は校内の治安維持だからレベルの低い学校の奴もいるだろうし
503名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 14:23:54 ID:eMfwFGxt
初春はレベル2だが
504名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 14:26:22 ID:qKq3oMjb
>>499
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)  ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +
505名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 15:04:37 ID:4WCo1h1D
神裂ロリ化という言葉が頭からはなれない…
506名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 17:21:36 ID:/ouPP5uU
>>487
GJ!
俺の中でこの3人は「黒子→美琴→上条」以外の構図は考えられなかったのだが
何か新しい属性に目覚めてしまったw
つか黒子可愛すぎ(*´Д`)
507名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 17:39:10 ID:qKq3oMjb
>>497
対能力者用の切り札として活躍しそうではある
508名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 17:50:15 ID:ife5THN2
>>505
安心してください。
そんなあなたの文字を見た瞬間から五和ロウ化という言葉が頭から離れません。
そして寒気が止まりません
509名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 19:07:06 ID:ItphJy68
お前も蝋人形にしてやろうか?
510妄想命です:2009/07/04(土) 20:43:58 ID:eFDjOtAz
>>486の続きを書きました
投稿させてください
エロ全開ですのでご注意ください
5111/4 黒子の想い2:2009/07/04(土) 20:45:52 ID:eFDjOtAz
>>486続き
とある女子寮の一室
そこからは喘ぎ声が聞こえてくる
「ぁあッ!」
「白井お前感じ過ぎだろ」
上条の言葉に白井は焦る
「わ、わたくし、心の準備が、ああッ!」
上条はニヤニヤしながら
「なに言ってんだよ。誘って来たのはお前だろ?」
「い、一度諦めたので、その、んはぁ!だから・・・ああッ!」
「よく聞こえないぞー?」
S上条の発動である。だが白井は必死に言葉を紡ごうとする
しかし上条の責めにより思考が遮断される
「そんな、ああッ!指を止めて!ひぃ!」
そんな白井を見て美琴は言う
「なんで黒子ばかり・・・」
上条は少し待てと言わんばかりに
「いやお前は昨日しただろ」
「そっそんなの別よ!私だって・・・」
そんな会話をしている内にも白井は悶えている
「ああんッ!(これが・・・お姉様の中を掻き回した指・・・
 こんなの・・・我慢できるはずが・・・)」
上条は美琴の言葉にうんざりするが
「めんどくせーから二人ともやってやる」
そう言って二人を仰向けに並べて寝かせ、右手で美琴を左手で白井を責める
美琴は私だけしてよ、と言うも、上条は激しく指を動かし口を封じる
「ああッ!」
もはやどちらの声ともわからない。そんな二人を見てS上条は言う
「先にイッた方が負けだぞー」
その言葉を聞いた美琴と白井は必死に耐える
5122/4 黒子の想い2:2009/07/04(土) 20:46:40 ID:eFDjOtAz
別に勝ったところで何もないが、正常な思考でない二人の少女は頑張る
「んッ・・・んんッ!」
「あッ!あッ!」
粘る二人に上条は追い討ちをかける
「頑張ってる君たちにご褒美をあげよう」
といい、一本だった指を二本に増やす
その瞬間美琴と白井は仰け反る。美琴は塞いでいた手を離してしまう
「んんんッ!!あッ!ああッ!だっだめ!声が!」
白井はそんな美琴の声で耐えられなくなり
「ひぐッ!んはぁッ!そ、んな・・・お姉様・・・あひィいいいいッ!」
上条は白井を見て指を止める
「あーあ、白井の負けだなー」
いやらしそうな目をしてさらに続ける
「んじゃ罰ゲームだな。俺のを入れさせていただきまーす」
白井はハァハァ言いながら
「待って・・・ください!ハァ・・・
その・・・まだ疲れて・・・あッ」
「罰ゲームなんだからこのくらい我慢しなさいっと」
その瞬間上条が白井を蹂躙する
「がッ!あぎぃッ!あああああああッ!!」
「うおっ!これは締まる!」
「わたくしの、んッ!初めてがっ、ああんッ」
白井は呆然とする。そして上条は告げる
「優しく動いて欲しいか?激しく動いて欲しいか?」
「や、優し・・・あッ!あッ!ああああああッ!」
「ん?なに?激しくして欲しいって?」
「ち、違、あああああああんッ!」
「そうか・・・激しくして欲しいんだな。それそれ」
「そんな、あああああああッ!ひどいィィィィィ!」
白井は涙混じりの目で悶えていた
5133/4 黒子の想い2:2009/07/04(土) 20:47:17 ID:eFDjOtAz
一方美琴は、耐えていた反動で一時休憩していた
が、それも終わり、上条を見る。しかし白井に夢中である
ムッときた美琴は上条の背中にそっと抱き付く
「私には・・・興味ない・・・の?」
美琴は切なそうに聞く。そんな美琴をみて上条は困った様に
「あのですねー御坂さん」
と、一拍おいて
「上条さんのコレは一つしかないのです」
当たり前である。というかそもそもこんなシチュエーションがあり得ないので、上条は困っているのだ
上条の言葉を聞いた美琴はしゅんとした顔をする。さすがに冷たくしすぎたと思い、美琴を抱き締める
「きゃ!?えっ!?む、胸はだめ!はぁん!」
「何をいまさら・・・」
そんなことをしているうちに白井の言葉が聞こえてくる
「ふわぁッ!ふっ、太くなってますのッ!あぁッ!」
上条はふと何かを思い付く
「よし、罰ゲームは終わりだ」
その言葉に白井は安堵する。しかし上条は続ける
「今度はこのままもう一回勝負だな」
「えっ?」
白井は上条の言葉が理解できなかった。しかし間をおいて把握する
「そんな!無理ですの!指とコレでは不公平っああんッ!」
「負けたお前が悪いんだろ?」
もはや白井に選択権はない。美琴は強引にさっきの体勢に戻される
そして上条は動き始めた。当り前の如く白井は耐えられず
「あひぃッ!あッ!あッ!無理です!ひぃ!」
美琴はいきなりのことに驚き
「そんなッ!、いきなりッ!あッ!」
5144/4 黒子の想い2:2009/07/04(土) 20:47:47 ID:eFDjOtAz
だが、どちらが負けるのかなど誰でもわかる。威力が違うのだ。しかし上条もそんなことはわかっている
「なぁ白井?許して欲しいか?」
白井は言葉を紡ぐのが精一杯だ
「はいぃ!許して、あぁッ!」
上条はニヤッと笑い、
「じゃあなんでもするって言えよ」
よく考えれば凄まじく理不尽な要求だ。だが白井にそんなことを考える余裕などない
「はいぃ!なんでもしますから!んんッ!許して・・・」
上条はいやらしそうな笑みを浮かべ
「ならこのままイけよ」
白井は愕然とする
「え!?そんな!あッ!あぁッ!あああああああッ!」
白井はガクッと力が抜けた様に倒れこむ。上条が責めをやめると、白井はベッドでビクビクしている
目は虚ろになり、よだれがこぼれる。上条はやり過ぎたかな?とか思いつつ、美琴へ攻撃を移す
そして美琴を蹂躙する
「えっ?んッ!ちょ、ちょっと、んんッ!いきなりはだめ!ああッ!」
「さっきまで私、私、言ってたのに勝手だなぁ」
「そんな!ああッ!待って!」
美琴の必死の願いは上条に届かない。それどころか激しくしてくる
「ちょっ!ああッ!やめ、んはぁ!」
上条はさらに追撃をかける。そっと美琴の耳元に口を近付けて囁く
「美琴・・・好きだよ」
美琴は顔が真っ赤になる。もう制御もきかない
「そんなこと、んッ、んッ・・・言っちゃ、んはッ!らめぇぇぇぇ!!」
美琴は何も考えられない。でも上条は責めを止めない
「俺のこと好きじゃないのか?」
そんな言葉をきいて美琴は涙目になりながら
「好きに、ああッ!決まってるじゃない!んぐっ!」
美琴は上条に抱きつきキスをする。二人は幸せそうにしていた

一方白井はそんな二人を見ていた。少し前から回復していたのだ
しかしそこに恨みや嫉妬はない。ただ二人をみて優しい笑みを浮かべながら
「これでよかったんですのよね」
と小さな声で一言
白井は最初から美琴の幸せしか考えていない。そのためならどんなことでもする
それが白井黒子と言う人間の生き方だった
515妄想命です:2009/07/04(土) 20:50:41 ID:eFDjOtAz
やはりこういう展開になってしまいました
自分の他にも黒子に目覚めてくれればうれしいですね
下手なエロですが、目を瞑ってください

長文失礼しました
516名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 21:03:44 ID:qKq3oMjb
>>515
GJ!
ていうか上条さんwww
517名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 21:12:31 ID:7Je8MLmT
>>515
  ┏┓  ┏━━┓┏━┓┏┓┏━━┓┏━━┓       j从Y⌒ヾレ' イ⌒ヾ ミ:|:.:.|       ┏┓┏┓┏┓
┏┛┗┓┗━┓┃┗━┛┃┃┃┏┓┃┃┏┓┃        /八 ヒリ   以_ ノ 从j:.:.|       ┃┃┃┃┃┃
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                               >y乙|  |l |V乂 |/、__∨´  〈 // ヽ、
                               / く_人  VN  ノ   〃 (☆) ∨  ⌒\
518名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 22:55:16 ID:IOGqBkoB
>>503
レベル2なんて描写あったっけ?
佐天と同じ学校だからレベル0だと思ってたんだが
519名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 22:58:49 ID:LPHdP6ZI
佐天と同じ学校だからレベル0ってのはおかしいんじゃね?
上条さんだって一応レベル0なんだし
wikiみるとレベル1〜2程度らしいけど
520名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 23:48:54 ID:b5GrtaGw
ふと思ったんだが、SS書く場合って、原作レイプはどこまで許されるんだろう?
521名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 23:57:13 ID:sBSeGXJO
>>520
永遠のテーマだな。
522名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 00:58:31 ID:qjv64aX+
ノリでおk
523名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 01:20:45 ID:WVbsQ3Y6
SS・同人書く場合〜ではなく、作ったものを発表するTPOが大事
きわどいネタほど、許す・好む人が集う場所なら許される反面、めっちゃ嫌がる人も沢山いるもの

ぶっちゃけ、作るだけで発表しない超原点的な同人姿勢なら、およそ何だってOKなわけですし
524名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 02:37:03 ID:VNDHc6W8
>>520
SS自体のふいんき(ryじゃね?
525名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 02:41:21 ID:Z6wox0BA
宣言されてればどんなSSでもいいだろうさ
調教S上条さんはちょっと引いてしまうが
526名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 02:54:54 ID:Tb+5YSuI
引かれやすい要素を知ってればいいんじゃね?
そういうのを踏まえて書くか書かないか決めてもいいし
エロに繋げるための設定ならあんま問題にはならんだろうし(好き嫌いはあるだろうけど)
オリキャラ出してエターナルフォ(ryで上条さんよりTUEEEEとかに好意的なレスは付かないと思ったほうがいいけどw
527名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 11:22:34 ID:OPKwf81S
オリキャラは扱いが難しいからねぇ。ほかのキャラを引き立たせるために使うのが精一杯じゃまいか?
528名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 16:08:17 ID:PjMuwBWQ
上条×御坂×白井も良いが
上条×御坂×麦野の3Pも読みたい
529名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 16:17:01 ID:a+n37Ht0
なるほど、超電磁砲程度なら瞬殺(性的に)出来るけど自分もただでは済まないと。
530名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 17:26:51 ID:cPMo56+v
そんなことより上条さん×百合子たんはまだか!?
531名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 18:34:29 ID:kxzHMf5K
お前の頭の中にあるだろう?
さぁ、書く作業を始めるんだ
532名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 19:39:37 ID:+9dzvq8B
そういえば浜面×滝壺つくってて思ったんですが、上条と浜面の口調って似てるなと思った
533ApywaRwcです:2009/07/05(日) 21:42:22 ID:tl4YH8g7
失礼いたします。
投下させてください。
534夢の選択肢1:2009/07/05(日) 21:43:08 ID:tl4YH8g7

夜。
ロンドンにあるイギリス清教の女子寮。
上条にと用意された部屋に、お風呂上りでホカホカのシスターさん4人が集まっていた。
「ん……ふぅ」
ゴクリ、と上条の喉が小気味良い音を鳴らす。
彼は現在、風呂上りにお茶を頂いていた。
「うまいな〜」
と上条はティーカップ片手に和む。
「それは何よりなのでございますよ」
そんな彼を見て、笑顔で言うオルソラ=アクィナス。
彼女の分泌する癒し成分?が、余計に上条をリラックスさせていた。すると、
「シスター・アンジェレネ!就寝前の甘い物は控えるようにとあれほど!」
「コレは甘くないチョコラータなので大丈夫なんですよ」
と、ルチアの注意に、アンジェルネがペタンコの胸を張って答える。
ぎゃあぎゃあといつもの騒ぎが始まる。
「なんか姉妹(きょうだい)みたいだよな」
二人を見て上条が言った。
「あなた様は、ご兄弟がいらっしゃるのでございますか?」
「いや、いないよ」
言って、上条は(え、いないよな……)と不安になる。
「だから、ちょっと憧れるよな〜」
自身の中で「いない」と決着をつけそう続けた。そこに、
「何の話しですか?」
アニェーゼが厨房からホットミルク入りのポットを持って帰ってきた。
「姉と妹、どちらがほしいか、という話なのでございますよ」
相変わらずのポワポワとした笑顔でオルソラが答える。
535夢の選択肢2:2009/07/05(日) 21:43:43 ID:tl4YH8g7

「それはおもしろそうですねぇ」
上条の事を知りたいと思う気持ちもあるが、単純な好奇心もあるようで、恋する少女というよりは、
『それでそれで?』と絵本を読んで貰っている子供のような表情で上条を見つめるアニェーゼ。
(あれ?そんな話だったけ??)
と思いながら上条は、
「うーん、そうだなぁ」
何時の間にか、ルチアとアンジェレネも騒ぐのを止め、上条の話に聞き耳を立てている。
(姉か妹なら俺は……)
    →『甘えさせてくれるお姉ちゃんかな』
      『面倒見の良いお姉ちゃんかな』
      『おとなしい妹かな』
      『ちょっぴり生意気な妹かな』

「やっぱり、甘えさせてくれる姉ちゃんかな」
あくまで今の気分だが、己のベストチョイスに、うんうんと頷く上条。
「ふむ……そうですか……」
顎に手を当て何かを考え込むアニェーゼ。
見れば、ルチアとアンジェレネも何やら考え込んでいる様子だ。
(あ、あれ?なんかまずかったかな?)
上条は内心すごく不安になった。すると、
「あら?もうこんな時間、お休みになられてはいかがでございましょう」
と、ふんわりとした柔らかい笑みで言うオルソラ。
「え?ああ、そうだな。今日はお開きにするか」
「はい、それではお休みなさいませ」
挨拶も早々に、オルソラは人数分のカップをお盆に載せ、
ブツブツ言って考え込んでいる3人のシスターを連れ上条の部屋を出ていった。
急に静かになる部屋。
「……寝るか」
思えば、今日もシスターさん達に振り回された一日だった。
楽しかったが、多少の気疲れもあったのか、目を閉じれば直ぐに眠りがやってきた。
536夢の選択肢3:2009/07/05(日) 21:44:21 ID:tl4YH8g7

夢だな、と思った。
自身が寝ている事を自覚できる夢、そんな気がした。
全身ぬるま湯に浸かっているような感覚、視界の端は白く霞み縁取られている。
突然、
――ふよん
と、上条は自分の顔が柔らかい何かに埋まるのを感じた。
(……んん?)
甘い香りがする。
「ふふ――」
頭の直ぐ上から、クスリと笑う声が聞こえた。
上条が顔を上に向けると、
「くすぐったいのでございますよ」
優しく微笑むオルソラがいた。彼女は上条の頭を抱きしめるような格好でいる。
先程、上条の顔が埋もれた柔らかいものは彼女の胸だったのだ。
(うう……?)
普通なら飛び起きるところだが、今一つ実感がわかない。
「いーこ、いーこ、なのでございますよ」
彼の後ろ髪を優しく撫でる。
(オ、ル…ソラ?)
「『お姉ちゃん』、なのでございます」
オルソラは悪戯っぽい笑顔を見せ言った。
(おねぇ…ちゃん……?)
「ふふふ」
柔らかくも、どこか艶っぽく微笑むオルソラ。
彼女にしては珍しい、と言うよりは、初めて見せる類の笑顔だった。
やっぱり夢だな、と上条は思った。
537夢の選択肢4:2009/07/05(日) 21:44:49 ID:tl4YH8g7

「んん、ぁむ、ん……」
湿っぽい音をさせ、オルソラが上条の唇を啄ばむ。
『上手い』とは程遠い、偶に歯があたり、唇から外れた所にキスを落とす。
いつの間にか、彼は仰向けになりオルソラを乗せていた。
「…オル、ん――」
上条が彼女の名前を呼ぼうとした瞬間、上から唇を被せられ塞がれる。
「んん、ぷぁっ…、『お姉ちゃん』、でございますよ?…ぁむ」
唇を離し、囁く、そしてまた口付ける。
(お、ねぇ…ちゃん)
ぼんやりと重たい頭の中で、彼女の言葉を繰り返す。
「んふ、んん、ぁん」
彼の唇を、その小さな舌でチロチロと舐めるオルソラ。
それは、肉感的なキスの中、実に可愛らしい行為に感じた。
「はっ、はふ、あむ、んん」
オルソラは可愛らしく動かしていた舌を上条の口内へと沈めていった。
熱く小さなオルソラの舌が、にゅるにゅると上条の舌に絡みつく。
「はぁ、んふ、ん、」
彼女のサラサラとした唾液が流れ込んでくる。
「はん、んん、んむ、ぱぁ――」
にゅちゅ、と艶かしい音を立てて舌と唇を離すオルソラ。
キスを始めた時よりも、顔の赤が濃くなったようだ。
上気した顔に、汗ばんだ肌、目も虚ろに蕩けている。
そして、自分の唾液と上条の唾液に濡れた唇を、味わうように舌なめずりをする。
それは、普段の優しくおっとりした彼女からは想像もつかないほど淫靡な仕草だった。
538夢の選択肢5:2009/07/05(日) 21:45:17 ID:tl4YH8g7

ふと気が付けば、着ていた服は全てなくなり上条は全裸状態だった。
(展開はぇえなー……)
まるで映画でも見ているように、客観的な立ち位置から感想をもらす。
「もう、こんなに硬く……」
小さな鈴を転がすようなオルソラの囁き。
嬉しそうに笑う彼女は、硬く反り立った上条の肉棒を、やわやわと包み込むように握る。
―――シュ、シュ、シュ
と、一定のリズムで扱かれる。
ソフトな愛撫に、僅かなもどかしさと、しかし、確実に射精へと追い詰められる快感を感じる。
―――ニチ、ニュチ、ニチ
いつの間にか、湿り気を帯びた音が静かな部屋に響いていた。
興奮の為か、大量に出ている先走りの汁が、張り詰めた亀頭と彼女の手を濡らしてゆく。
「ふふふ―――ぁむ…んん」
紅潮した艶やかな笑みを浮かべ、再び上条に口付け舌を絡ませるオルソラ。
―――ニュチュ、ちゅ、ニチ、ちゅぱ
舌を絡ませ唇を吸いたてるキスの音と、先走りの汁を潤滑油に亀頭を扱き上げる音、
二つの音が、部屋の天井や壁に反響している。
オルソラも興奮しているのか、上条の胸に押し付けて潰された自分の乳房を、
こすりつけるように、もぞもぞと身体をくねらせていた。
まさに全身でオルソラの愛撫を受け、
(うう……くっ……)
夢だと思っていても込み上げてくる射精感。
夢精はごめんだ、と下っ腹に力を入れ耐える上条。すると、
「良いのでございますよ……?お姉ちゃんに甘えて……」
淫事中に、似つかわしくない慈悲深い微笑みを見せるオルソラ。
その言葉が引き金になったように、上条が「う、」とうめきをもらした。
オルソラの白く上品な手に、びゅくびゅくと精を打ち放つ。
彼女の白く細長い指の隙間から跳ねた白い粘液が、彼女の黒い修道服を汚した。
539夢の選択肢6:2009/07/05(日) 21:45:51 ID:tl4YH8g7

赤く膨れ上がった亀頭が、白濁液とオルソラの白い手に包まれ、ビクビクと跳ねている。
「ふふ、気持ちいいのでございましょうか……?」
と、オルソラは微笑をもらしつつ惚けたように、射精する上条の肉棒を見つめる。
彼女は、跳ねる肉棒に合わせて、きゅ、きゅと手で優しくしぼった。
長く、腹の底から搾り出すような射精が終わり、一段とぐったりする上条。
しかし、あれだけ精を放った肉棒は、未だ硬度を保ったままだ。
「あら……、いけない方でございますね……」
それを見つめながらオルソラは欲情を含んだ嬉しそうな笑みをもらす。
その表情は、恐ろしく妖艶だ。
(なんか、オルソラのいけない一面を見てしまったような……)
今にも深い眠りに落ちそうな上条は、半分眠りかけの頭でそんな事を思った。
(あ…、でも、コレ…夢か………)
上条が深い眠りに落ちる直前に見た彼女は、
こちらの首筋に顔を埋めてきて、強く吸い付つくキスをし、
「今夜の印でございます」
と言って、悪戯っぽく笑みを零していた。
540夢の選択肢7:2009/07/05(日) 21:46:44 ID:tl4YH8g7

翌朝。
「起きてくださいまし」
という、軽やかな女性の声で目を覚ました上条。
「んん〜、ああ…、おはよう」
彼は寝惚け眼で、起こしにきたオルソラに挨拶をした。
「おはようございます。もう直ぐ朝食の時間なのでございますよ」
「おう、直ぐ行く。起きて直ぐなんだけど、なんか無性に腹が減っててさ」
上条は、なんでだろ?と不思議そうにお腹をさする。
「昨晩、カロリーを消費されるような事をされたのでございますか?」
クスリと笑うオルソラ。
そして、その言葉と彼女の笑顔に、ドキリと心臓が跳ね上がる。
(あ、あれ?なんだなんだ??)
突如はやまった鼓動に驚く上条。
そしてなぜか、オルソラの膨よかな胸や、白く綺麗な手、桃色の唇に意識が向く。
(お、おかしいぞ?昨日までこんな……ハァああッ!!)
脳天に落雷が落ちたような衝撃だった。
上条は、昨晩見た夢を完全に思い出したのだった。
朝立ちから落ち着きを取り戻した彼の男性器が再び反応し始める。
(ま、まずい…、上条さんは大ピンチですよ……)
上条はベッドの上で長座体前屈をするように前屈みになった。
「―――それでは、食堂でお待ちしておりますね」
と、生暖かい笑顔で言うオルソラ。上条は完全に気を使われたようだ。
取り残された上条は、恥ずかしさに悶え、何気なく首筋をかいた。
そこには小さな痣が――


果たして、昨晩の淫事は夢だったのか、
その真相を知るのは、オルソラ=アクィナスその人だけなのだろう。
541ApywaRwcです:2009/07/05(日) 21:48:28 ID:tl4YH8g7
以上です。
ストーリー性ゼロですいません。私のSSは箸休め程度によかったら……。
濡れ場は難しいですね。もっとちゃんと書けるようになりたいです。
ときに、オルソラってイタリア女ですよね、やっぱりスゴイんですかねぇ。

長文失礼しました。
542名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 21:56:23 ID:fo7rtfku
>>541
GJでした! そして全選択肢コンプリートおねがいします。
543名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 22:02:23 ID:OW73jpuM
おい…
オルソラ大好きな俺を楽しませてくれてありがとう!
拍手とともにGJ!を贈るぜ!
544名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 22:03:30 ID:dzENqtSx
>>541
これはいいエロ!GJ!
545名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 22:29:11 ID:cPMo56+v
>>541
GJ!
当然残りの選択肢を選んだ場合の話もやってくれるんだよな?な?
546名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 22:53:13 ID:0SdQHqW5
一つ言わせろ

GJ!!!!!!!!
547名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 23:32:03 ID:Gsd3LqWH
GJ!!!!!!!!!!
オルソライイよ。
548名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 00:24:35 ID:dUYzY1rO
オルソラアアアアアアアアアあああああああああ
549名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 04:56:52 ID:ygc0/3/q
ちょっと待つんだ
オルソラは聖女だぞ
こんな・・・こんな・・・
550名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 08:25:36 ID:MxuhMhzQ
>>541
まずはGJ!
これで一週間働けるぜw

出来る事なら、残り3つの選択肢もワッフルワッフル
551名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 13:57:48 ID:WLK9yv6L
神裂ルートも・・・!!
552名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:07:53 ID:WUXYce0u
姫神ルートも。みんな読みたがってる。
553名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:47:17 ID:yPnEByzA
>>552
姫神乙
まあ読みたいけどさ
554名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 16:51:12 ID:pWh4pBLx
案外上条さんって姫神と付き合ったら一番平安に暮らせそうな気もする
555名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 16:58:24 ID:PotDnh2Y
平穏なのは、現在進行形で組織的な背景が無い人だから「先生・姫神・白黒etc」だよなぁ
556名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 16:58:34 ID:dd90HF4J
>>554
平穏or平和?
しかしうっかり十字架に右手かましてしまってウジャウジャと吸血鬼が。てのはどうでせう

557名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 17:50:00 ID:Rx9hdBmn
上条ちゃんには、大人の女性が似合うと思うのですよ
558名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 17:52:41 ID:zgCkIkOR
>>557
あなたはステイルとフラグたてとろうがっ!
559名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 18:25:11 ID:yPnEByzA
>>558
いっそのこと上条さんとステイルとで3Pすればいいと思うよ
560名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/06(月) 18:39:32 ID:0XZF22rk
吹寄さんを選べばいいよ
561名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 19:18:11 ID:ygc0/3/q
ヒロインが多いから毎夜抽選で
562名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:54:08 ID:IghhOZKt
誰がなんと言おうとも俺はローラ様エロSSがくるまで全裸で待機する。絶対にだ。美琴や神裂や姫■の人気に嫉妬しつつも全裸で待ち続ける
563名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:15:03 ID:WE/CTl1V
>>561
ミサカの確率が高すぎます
564名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:42:37 ID:8bpzvogG
>>563
それではミサカの夜はハーレムナイトで
565名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:48:00 ID:WLK9yv6L
保管庫はえぇ
566名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:50:26 ID:yPnEByzA
>>564
上条さん死ぬww
567名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:21:57 ID:FVN9JjWs
安西先生、御坂妹×上条さん×百合子ちゃんが読みたいです…
568名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:33:42 ID:vz0yJ2TH
浜面のアイテムハーレムを要求する!
569名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:43:47 ID:IdjW+f6S
過去ログに何個かあった希ガス
570名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 01:18:05 ID:vz0yJ2TH
もっと欲しいと言ったら怒るかね?
571名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 01:24:21 ID:IdjW+f6S
俺だって五和SSもっと欲しいから怒れんなw
自分じゃ書けないから待つしかないが
572名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 02:05:33 ID:R0lfb8pt
「思春期ねーちんと上条さん」かいてた奴っす。
>>499で宣言したので上条がジャッジメントに入っちゃうの書いたのですが、
これ乗せていいものなのか。
なんか内容に無理がありすぎる気がする。
573名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 02:09:40 ID:MiSOgfs5
是非投下を。期待しています。
574上条inジャッジメント「こんなはずでは」:2009/07/07(火) 02:14:43 ID:R0lfb8pt
「あなた、ジャッジメントに来なさい」
「何いってんだお前」
「おやおや、随分と精度の低い耳をお持ちですのね。もう一度言いますから次は聞き逃さぬよう」
「いや、言い直さなくていい。あのな、上条さんレベル0なんですよ?」
「それが何か?」
「それが何かって……ようするに俺にはジャッジメントは入れる資格が無いっていってんだよ」
「ああ、何を言っているのかと思えば。貴方が無能力なのは知っています。
 私はジャッジメントに入れではなく来いと言ったのですの」
「来いって、俺なんか悪いことしたか?いや、そういえば思い当たる節が無いこともないな……
 ビリビリがATMをバグらせたり自販に蹴りいれたり、しょっちゅう起きる停電もアイツの仕業だが俺の責任が無いとも言い切れない」
「……御託は構いませんから早く動きますの!」
「あ〜、どうせ逃げても無駄だよな。仕方ない、大人しく付いていきますか」

白井黒子。彼女が勝手にライバル視する上条当麻をジャッジメントに誘うのは意味があった。
「げ、ビリビリ」
「私には御坂美琴って可愛い名前があるのよん。いい加減おぼえろや」
「不服。恐ろしく不服ですの」
白井黒子。彼女は日夜どうすれば御坂美琴が自分に振り向くのか検討している。
セクシーな下着で迫ったり勢いにまかせて熱いベーゼを送ろうとしたり、
寝込みを襲い既成事実を作ろうとしたり。誠に遺憾だが一生懸命だった。
しかし最近愛しのお姉さまに想い人ができたらしい事に気づいた。
その男が今ここにいる上条当麻である。
これは拙い。このままではお姉さまをとられる、それはならぬと黒子は焦る。
「お姉さま。約束は守りました、そちらの約束も守ってもらいますの」
「わかってるって。美琴さんは約束はちゃんと守る人間ですよ?」
「誰の真似だそれ、凄く似合わないぞそのしゃべり方。うっわー、
 この人凄く変な話し方してる〜。っし、見ちゃいけません!」
「あんた、久しぶりに顔をあわせたと思ったら随分な言い草ね」
上条当麻のイジリに耐えかねた美琴は額から高電圧の雷矢を飛ばす。
「あぶねっ。おい、こんなイジリで切れて放電すんなよ。俺じゃなかったら防げず悶絶してんぞ」
「アンタ以外には手加減全開よ。これでも私は手加減上手いのよ?」
「どの口がいいやがるんですか」
傍から見たら凄く中の良い友達が冗談を言い合っているようにしか見えない。
無論、黒子の視点からもそう見える。
だからだ、彼女にはその光景を見ていられなかった。
「お姉さまが私の仕事を手伝ってくれるというから喜んだというのに」
5752/6 上条inジャッジメント「こんなはずでは」:2009/07/07(火) 02:15:54 ID:R0lfb8pt
ある日、暇を持て余していた御坂美琴は同室の黒子にある提案をした。
『そうだ、骨のある奴を探すのならジャッジメントに協力すれば良いんじゃない!』
これには黒子大層喜んだ。
しかし次の言葉がいけなかった。
『でもな〜。どっかに属するのは私のガラじゃないし。ん?それならお手伝い程度で関与すればいいって?
 それなら良いけど、けどそういうのって周りから見たら凄く浮いちゃうのよね〜。
 え、だったらもう一人誰かと一緒に手伝えば注目も分散して問題ないかって?
 それは良い案ね。そうだ!それなら丁度良い奴がいるじゃない!
 あ〜、でも私からいうのもな〜。黒子、アンタから頼んでくれない?』
ここで快く頷いた自分が馬鹿だったと後で黒子は後悔した。
まさかそのアイツなる方が上条当麻とは思っていなかった。女友達だと思っていたのだ。
しかし結果このザマであった。
お姉さまを独占できると思ったら仇敵までセットで現れた。これでは本末転倒。
「お二人とも、到着しましたの。ですからいつまでもはしゃぐのは止めて頂きたいですの」
なんかもう空回りしすぎて泣きたくなってきた黒子であった。

夕焼けに染まるグラウンドの中、複数の人間が走っていた。
「なんで俺までジャッジメント手伝う事になってんだ、俺頷いた覚えないんですが」
「何よ、アンタどうせ暇なんでしょ?別にいいじゃないのよ」
「オーウジーザース。なんて横暴な奴だ、こんなの俺のイメージのお嬢様じゃねえ」
「こんなの言うな!」
二人ともどつきあいながらも結構早いペースでランニングしていた。
その二人のほかにもグラウンドには複数の能力者が走っている。
いわずもがな、ジャッジメント見習いだ。
その見習いたちもかなり疲労濃い顔をしている。
しかし上条当麻と御坂美琴はまだ余力をもてあましている。どつき合いながら走る程度に。
そりゃそうだ。
上条当麻は日ごろから広い街をステージにチンピラさんや美琴と鬼ごっこをしている。
美琴は元々の運動神経が良い上に鍛えている。
そんな二人にこの程度のランニングは別に苦痛でもなかった。
まあつまり、二人とも基礎体力はかなりのレベルだったということだ。
「で、ランニングおわったら次は何するわけ?」
「え〜と、確か腕立てらしいわよ」
5763/6 上条inジャッジメント「こんなはずでは」:2009/07/07(火) 02:16:25 ID:R0lfb8pt

「きゅうじゅうはちっ、きゅうじゅうきゅうっ、ひゃく!だあああああ!終わり!」
「遅いわよ。私はとっくに終わってたし」
「お前は女子だから俺ら男子と回数ちがうだろうが。っつーかさ」
「なによ」
「いや、なんで俺たちお手伝いなのにジャッジメント志望の人たちと一緒に研修うけてんの?」
「私が知るわけ無いでしょ。まあどうせ私たちが足手まといになるか判定してるって所だとは思うけど」
「なんだそりゃ。だったらわざとヘタレて情けない所みせたらドロップアウトできるのか」
「そんなマネしたらマジで許さないわよ」
「別にレベル0の上条さんなんてジャッジメントも必要ないだろ。
 というか超能力者の御坂だけでも事足りるだろうし、俺はそろそろ失礼することにするわ。
 こう見えて俺結構忙しいんだぞ、飯の用意やら洗濯やらしないといけないし」
「ちょっ、それじゃ私が困るのよ!」
焦るように上条の手を掴む美琴。
さっきまでの余裕はどこへやら、顔を真っ赤にして必死に引き止める。
「なんでビリビリが困るんだよ。お前なら一人でも他のジャッジメントより良い仕事できるんじゃねえか」
「そ、そうじゃなくて」
実は美琴、ジャッジメントの手伝いを申し出たのは別の理由があった。
その理由とは単純明快、上条当麻と会う時間を増やすためだったり。
美琴は中学生、当麻は高校生。
学校が違えば当然下校時間も違う。
そうなれば当然片方が会いたくとも思い通りにならないことが多い。
だから黒子に話をつけて機会を作ったんだが、この展開は予想してなかった。
「とりあえず、アンタが帰ったら私が困るのよ!」
「何が困るんだよ、週一とかならともかくしょっちゅう訓練とかさせられたら俺の私生活に問題が出るんだよ」
そういわれると困る。
美琴には上条当麻を引き止める大義名分が存在しない。
このままでは彼はそのまま帰ってしまうだろう。
困りきった美琴は顔を真っ赤にしてひたすら引き止める。
「お願いだから、一緒にいてよ!」
「……ったく」
当麻悩む。
なぜ美琴がここまで自分を引き止めるのかいまいち理解できないが、それでもコイツがここまで必死になるのなら意味があるのだろう。
懸命な女性の願いを無碍に断るほど当麻は冷血漢ではない。
ここは折れるしかないとため息を深く深く吐く。
「仕方ない。けどあんまり忙しいようだったら本当にリタイアするからな」
「……ありがと」
5774/5 上条inジャッジメント「こんなはずでは」:2009/07/07(火) 02:17:16 ID:R0lfb8pt

この選択が当麻にとって悲惨なこととなった。
1ヶ月ほど訓練を受けた頃だろうか、二人とも黒子や他のジャッジメントの手伝いを任せられるようになった。
ジャッジメントになるのに9枚の契約書にサインする事やら13種類の適正試験を受けるやら4か月に及ぶ研修を受ける
などなど大変面倒くさい工程が必要なのだが、二人は手伝いな上にもともとのスペックが良かったので破格の待遇といえた。
『あんた、学業面最低レベルだったけどね』
『うっせー。なんで風紀守るのに連立方程式とかなきゃなんねえんだよ』
『そんなこと言ってるからいつまでも勉強苦手なのよ』
などなど仲良さげだった。
まあ、とりあえず美琴な有頂天極めり。ここ1ヶ月気分よかった。
しかし当麻と黒子はゲンナリしている。
黒子はいわずもがな美琴と当麻の関係にである。
当麻はというと、お手伝いの事だった。

「白井!なんで俺が盾になんなきゃいけないんだ!」
「そういうのに便利な能力だからですの。適材適所。んっん〜、良い言葉ですの」
白井黒子、上条当麻がサポートの時は積極的に能力者による問題に首を突っ込む。
美琴がサポーターの時は逆に巡回といった語り合う時間の多い仕事をしていた。
「だからって少しは俺にも安全な仕事を回したっていいじゃないですかー!」
「口よりも右手を動かしなさい」
今回はレベル3の能力者が銀行強盗を行った。その取り押さえが目的である。
二人はその事件にたまたま居合わせたのだが、黒子がジャッジメントであることに気づいた強盗は暴れだした。
強盗は『絶対等速』という能力だった。
効果の詳細は単純なもので、投げた物体はいかなる障害物に当たろうとも、投げた物体が壊れないかぎり等速直線運動をし続けるものだった。
この能力自体は悪くないのだが相手が悪かった。
「なんだよ!なんで能力が利かないんだてめぇ!」
「うっさい馬鹿!とっとと諦めやがれ!こっちだっていっぱいいっぱいなんだよ!」
等速直線運動をするのはいいが、投げた物体を当麻が触れた時点でそれもなくなる。
つまり彼にとってはただの投擲攻撃にしかならなかった。
「さっきからいてえんだよ!少しは自重しやがれ!」
やけくそに周りの物を投げてくるため当麻は普通に痛かった。
「はい、そこまでですの人質ももういない事ですし、投降なさってはどうですの?」
「あぁ!?いつのまに!?」
上条が強盗を引き付けている間にテレポートで片っ端から人質を転移させていた。
まあそんなこんなで二人は中々の仕事振りをしていたわけだった。

「植木鉢投げるとか反則だろ。受け止めても砂ぶちまけられたし、まだ口の中じゃりじゃりするぞ」
「怪我が無かっただけ御の字ですの」
「そりゃそうだけどさ、きつくなってきたな最近。生傷がたえないし」
「ほらウジウジしないで傷を見せなさい」
「いでででで!もうちょっと優しくしてください!」
「わがまま言わないで欲しいですの」
実のところ、黒子と当麻は以前とは比べ物にならないほど仲良くなっていた。
意地悪のつもりで当麻にはキツイ仕事をさせていたのだが、それが原因だったのだ。
実戦で危険な状況を潜り抜けているうちに二人には連帯感でも生まれたらしい。吊り橋効果か。
黒子はというと、美琴に関することでは譲れないのは変わらないが男らしい上条を認めてはいた。
「明日も俺が手伝うやつって白井だっけ?」
「ええ、ここ最近浮かれた方が多いようなので明日も多少は忙しいかもしれませんの」
「で、俺はまた囮兼盾役ですか。もう慣れたけど」
「いいではありませんの。女性を守るのは男性の本懐では?」
「まあ、女に守られる男よりはマシだと思うけど」
「あら頼もしい」
「なんか上手く乗せられてないか、俺」
「気のせいではありませんの」
「せめてごまかそうよ、白井」
5785/5 上条inジャッジメント「こんなはずでは」:2009/07/07(火) 02:18:00 ID:R0lfb8pt

そんなこんなで更に1ヶ月後の美琴の部屋
「なんっつーか。最近アイツと会ってないな〜」
御坂美琴はベッドの上で一人愚痴る。
研修していた時期は二日に1回は会っていたのだが、それが終わってからはめっきり会う機会が減った。
なまじ彼女が優秀すぎるため彼女は黒子の手伝い以外の日は大抵面倒な仕事を抱えた人のアシストをしている。
要するに一人にお手伝い2人は多いから大抵別けられるのだ。
正直こんなはずでは、と愚痴の一つも言いたくなるのは仕方ない。

同じく、同室にいる黒子は机に向かい日課の日記を書いていた。
結構な量なので一気に紹介する。
『☆月○日
 お姉さまが私のお手伝いをしてくれるというので嬉しかったのですが、予想外の事態が発生。
 なぜ類人猿もセットで付いてくることになっているのですの。こんなはずでは』
『☆月★日
 お姉さまとあの殿方が楽しそうにトレーニングしていましたの。自分は仕事があるので混ざれない。
 それにしてもあの男、思いのほか体力がありましたの。
 これならば私の手伝いも頼めそうですわ』
『Φ月Ω日
 二人が私の仕事を手伝っていただけるようになりましたの。
 本日は当麻さんが私のサポーターでした。二人っきりとなったのは始めてでしたが中々面白い方ですの。
 お姉さまの事が無ければ良き友人となれたかもしれませんの』
『Φ月¥日
 今日は危なかった。昔遭遇した絶対等速のタイプの能力者が強盗をしていた。
 どうも私は昔の件であの能力に苦手意識があったらしく、目の前に鉄球が来ているのに固まっていた。
 しかし横から助けてくれたあの方のお陰でたすかりましたの。
 あの時の彼は雄々しくて……いえ、だからどうというわけではなくて。
 周りの人質に被害が出ないように立ち回った姿が凛々しくて……いえ、だからどうというわけではなくて』
『й月Я日
 彼が傍にいるだけで胸が高鳴ってしまう。あの方がお姉さまと仲良くしている所を見ると胸のあたりがモヤモヤする。
 いえ、これは以前どおりですが何か、質が違う気がしますの。いったいどうしてしまったのでしょうか』
『й月η日
 授業中も仕事中もあの方の姿ばかり思い浮かべてしまう。
 この感情に記憶がある、まさかわたくし……
 まさかとは思いますが……これは、恋!?』
『д月Γ日
 お兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお
 兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄
 さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さ
 まお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さま
 お兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さま
 ああああああわたくしだけのお・に・い・さ・まーーーーー!!!』

翌日の黒子と上条ペア
「お兄さま!私と熱いベーゼを!」
「お前はいったい何を言っているんだ?」
前回あったときとキャラが全く変わった黒子に戸惑う当麻だった。
因みにこの日から上条には過激な任務が減った代わりに黒子と巡回の仕事が劇的に増えたらしい。
黒子フラグ、回収せずともオートで進行するものであった。

同日、美琴
「やってられるかーーーーー!こうなりゃ独断で動いてやるわよ!」
「待ちなさい、独断で動く前に目の前の仕事を終わらせましょう。
 でなければ始末書になりますよ」
「こんなはずではー!」
579以上です:2009/07/07(火) 02:23:00 ID:R0lfb8pt
投稿させていただきありがとうございましたー。
やらかしたーーー!5つしか分けてないのにx/6にしたり一番目に番号振ってなかったり。
迷惑かけてスイマセンっした!
というか、一話じゃ初春と佐天かけなかった。アーメン。
さらに、寝る前に書いたせいかキャラ崩壊が著しい。もうギャグものの範疇を逸脱しているほどに。
580名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 02:59:13 ID:33dZfcIe
>>579
GJ。上条さんの魅力で黒子もメロメロ、これは略奪愛ですの!


・・初春と佐天だとなっ!大好物ですとても大好物なんです。
つまり全裸大気フラグですか?
581名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 04:05:48 ID:JmKYQkoU
保管庫いっぱいになりそうだな。
どうなるんだろ、もう一つできるのかな?
582名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 08:17:15 ID:OM+bVEsv
え? 終わり? 続き希望!
ん? GJに決まったらー! 大満足だい! でも出せなかったキャラいるなら出して下さい。いえ、お願いします書いて下さい。
583名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 09:23:13 ID:uhlbXkSF
GJ!続き希望です!!
初春も佐天も是非是非見てみたい!!

………欲を言うなら原作で上条フラグがビミョーな人全部!!
(まあ上条さんならいずれ原作でもその人たち全員にフラグ立ててくれそうな気もしますが;)
584名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 10:43:47 ID:Mp4EQZRz
黒子のラストの日記怖えー!

美琴さんは、結果的に黒子フラグのお膳立てをしてしまった状態だなw

また次も楽しみにしつつGJ
585妄想命です:2009/07/07(火) 12:19:17 ID:EOkg7m+7
今回も投稿させてください
エロは無しですので
5861/3 浜面×滝壺:2009/07/07(火) 12:20:34 ID:EOkg7m+7
浜面は麦野との死闘のあと、半蔵と別れ、病院にいた。もちろん来た理由は滝壺の見舞いだ。
浜面が病室に入ると、滝壺は寝ていた。近付いて見ると、ふと目を覚ました。
彼女も浜面だと認識し、脱力感溢れる眼差しと、安堵に満ちた声を出す
「あ・・・はまづら・・・生きてたんだ・・・」
滝壺そんなことを言って、上半身を起こす
浜面は彼女の言葉にキョトンとするが、すぐに滝壺を睨んで
「なに言ってんだ、テメーが死にそうだったんだろ!少しは自分の心配をしろよ」
滝壺は浜面の言葉に目をパッと開く
そしてごめん、と一言。滝壺は浜面をもう一度見ると、耳をケガしていることに気付く
ダークマターにやられたのだろうかと思った瞬間、ハッと大事なことを思い出す
「そうだ。ダークマターは?」
浜面は軽く返す
「あぁ、あいつならなにもせずに消えた。抵抗できない格下はどうでもいいらしい」
滝壺はほっとため息をつき、浜面をみて
「そうなんだ・・・でも、よかった・・・はまづらが死ななくて・・・」
滝壺がさりげなく言った言葉に、浜面は顔を赤くして目をそらす
そんな浜面をみて滝壺はポカンとした顔をしながら聞く
「どうしたの?黙って・・・」
浜面はハッとしたような顔をして
「なんでもねえよ」
滝壺も深くは考えなかった
と、同時に辺りを見回す
「そう言えば麦野さんがいないね・・・ダークマターを追うために私を使うはずなのに・・・」
何気なく言われた言葉に浜面は胸が詰まる。麦野を(おそらく)殺したのは自分だからだ
5872/3 浜面×滝壺:2009/07/07(火) 12:22:09 ID:EOkg7m+7
滝壺は今度は不信そうに尋ねる
「はまづら?さっきからおかしいよ?」
浜面はどうしようか迷ったが、どうせわかることだと思い
「あ、あぁ・・・麦野なら死んだ・・・と思う」
滝壺はそのことに驚く
「えっ!?誰が殺したの!?ダークマター!?」
滝壺のあわてふためく声に浜面は少し驚く
「お前が取り乱すなんて珍しいな・・・」
滝壺もハッとしたように調子を戻して
「だって第4位だし・・・気にならない方がおかしいよ・・・」
これもどうせいつかはバレる。浜面はそう思い、覚悟を決める
「・・・・・・俺が殺した・・・」
一瞬、間が空く
滝壺はその意味が理解できない。どう考えても嘘で、何か隠し事をしているとしか考えられないのだ
「え?なに言って・・・嘘ならもっとわかりやすい・・・」
滝壺の言葉は最後まで続かなかった。浜面が遮ったからだ
「これが嘘をついてる顔に見えるのか?」
浜面は滝壺の顔をみる
滝壺は彼が嘘をついている様には見えない。だからこそ疑問に思う
「そんな・・・だって、はまづらはレベル0なんだよ?どうやったら第4位に勝てるの?」
浜面は目線を左下に落とす
「知らねーよ・・・死に物狂いで闘ったから・・・」
「で、でも・・・麦野さんはアイテムのリーダーで、はまづらが闘う理由なんてないよ?」
そう言われても理由が滝壺なのだから面と向かって言えるはずもない
それに殺した理由を彼女のせいにする訳にはいかないのだ
「俺には闘うだけの理由があった。それだけだ」
浜面は曖昧な答えを出すが、すかさず滝壺はきく
「麦野さんを殺すほどの?」
訊かれても浜面は黙ったままだ。
5883/3 浜面×滝壺:2009/07/07(火) 12:23:05 ID:EOkg7m+7
そんな浜面にしびれを切らした滝壺は核心へと迫る
「大体理由ってなに!?」浜面は黙ったままだったが、チッと舌打ちし、自分には隠し通す自信がないことに気付く。
そして、それは自分が言うべきことだと・・・。静かに口が動き出す
「これ以上体晶を使えば死ぬとわかってるのに、麦野はそれでも使わせようとしていた」
滝壺は目を見開く
「そんなの許せるはずないだろうが」
最後は叫びに近かった。
そんな言葉を聞いて、滝壺は全てを理解する。目の前が揺れる。言葉が紡げない。そんな状態になりながらも、声を震えさせて推測を確信へと変える
「はまづら・・・それって、私の・・・こと?」
浜面は否定しない
「じゃあ・・・はまづらが闘った理由って・・・私の・・・ため?」
無言を通していた浜面も、その言葉に顔を赤くする。そして今にも泣き出しそうな滝壺を見て
「か、借りを返しただけだ!別にそれ以上の理由なんかねえよ」
浜面は強がった理由を言ってしまう
そんなとき、滝壺は浜面の耳に傷ができていることに改めて意識を向ける
滝壺はまさかと思い、浜面の耳を指差していう
「あの・・・じゃあその耳の傷も?」
浜面は耳のほうに目を向け、
「あぁ・・・こいつと引き換えに麦野に勝ったんだ。安いもんだろ?ハハハ」
真実を話して楽になった浜面は笑いながらそう話す。そんな浜面をみて滝壺は目を潤ませながら
「はまづらのばか・・・私なんか捨てて逃げれば良かったのに・・・うぅ・・・」
浜面は、なに言ってんだこいつ、という顔をしながら
「馬鹿はお前だ!あの状況で逃げてたら俺は人間失格だっつーの!」
浜面は適当なことを言いつつ、一拍おいて
「まぁいいじゃねーか。お前は助かったんだろ?」
滝壺はそんな気楽な言葉に胸が痛む。そしてうつむきながら
「はまづらの・・・ばか・・・」
続けて小さく、小さく、照れながら
「ありがとう・・・」
と言った。しかしとうの浜面はあまり意識していなかった

「ん?今なんて?」
滝壺はピクッと動いた。そして顔がみるみる赤くなっていく
「はまづらのバカッ!!!」

そして、病室は夕暮れを迎えていった・・・
589妄想命です:2009/07/07(火) 12:24:56 ID:EOkg7m+7
今回はほのぼの?ストーリーにしました
このあとどうなるのかは・・・
まぁそんなことは妄想の範囲内でしょう
長文失礼しました
590名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 13:31:39 ID:FVN9JjWs
>>579>>589
お二人とも超GJ!
591名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 15:22:12 ID:KZbMmNKy
書き手さんがた超GJ

このスレの充実度はハンパないぜ
592名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 19:15:59 ID:b7E4oHCb
たまには上条さんが絡まない百合ものがあってもいいと思うんですの。
593名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 19:23:00 ID:BtuevGUP
白井さん乙です。
594名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 19:43:23 ID:FVN9JjWs
たまにはヒロインが絡まないアッー!ものがあっても……
いやゴメン、何でもない
595名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:03:53 ID:6c+t2BlM
ある寮では土×上派と上×土派、上×捨て犬派に分かれて争ってるそうなんですが
596名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:22:49 ID:0uJHbvYo
五和と美琴はチーム・上条大好きとして組んだ方がいい
597名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:25:03 ID:JIOyrKuc
上条さんとの出会いを経て綺麗になった麦のんが浜面滝壺に出くわす話希望
598名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:28:30 ID:BtuevGUP
一日に一度言わせてくれ

ローラ様を待つ
599名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:35:21 ID:FVN9JjWs
>>596
そのチームに妹達も加えてやってください
あの子達の上条さん好き度も相当だぞ
600名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:37:16 ID:zAH4t7iV
チーム空気(■■□□)
601名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 22:20:53 ID:EOkg7m+7
>>598
でもローラって熟女だよね
つか誰とのフラグで話を組むの?
602名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 22:37:52 ID:EahqQSOZ
二次元の女で重要なのは実年齢じゃなくて外見の若さだよ。
603名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 22:43:14 ID:33dZfcIe
>>589
俺を萌え殺するつもりですか。

>「はまづらの・・・ばか・・・」
にやにやした俺超キモイ
604名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 22:57:16 ID:EOkg7m+7
>>602
それはそうだ
なら今作成してるの終わったら作ってみますか

しっかし妄想命である俺は投稿しすぎな気がする
いや誠に申し訳ない
605名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:06:19 ID:t5dr4Cke
>>602
赤い髪のロンゲと白い髪の人がうんうん頷いてるぜ。
606名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:17:12 ID:IdjW+f6S
金髪グラサン野郎もな
607名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:20:20 ID:YWizeN4W
「私はこうして日本語を教わったのであるけりの事よ」
なんてどうかな?
608名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:22:03 ID:FVN9JjWs
流れ切っちゃって申し訳ないんだけどさ
保管庫見れないのって俺だけか?
609名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:27:34 ID:R0lfb8pt
いや、俺も見れないな。
610名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:35:10 ID:EahqQSOZ
保管庫見れないの俺だけじゃなかったんだな。
611名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:53:53 ID:IdjW+f6S
今見に行ったら俺も見れなかった
612名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:57:36 ID:YWizeN4W
サーバーのハードウェアエラーの様な事が書いてあった。
夜中に復旧予定らしい。
多分だけど
613名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:57:53 ID:VGI5RjsJ
保管庫がいっぱいいっぱいだったみたいだから、ちょうど移行作業中なんじゃないかなってミサカはミサカは(ry
614名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 02:00:54 ID:zMPdZzdq
>>607
某傭兵さん曰くベッドの上で男に教わるのが一番らしいな<日本語
615名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 07:25:39 ID:6G4mk/W4
>>601
上条さんに決まってるだろjk
616名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 08:12:46 ID:lWZm4dZd
>>601
ステイルじゃないか
617名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 09:33:24 ID:6phMVUBh
>>615
上条さんだと出会うまでが大変なのでは?
618名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 10:08:50 ID:m3aMFn+0
出会ってるか出会って無いかは関係ねえ!!
要は妄想できるかできないかの話だろ!?なんでそんな簡単にあきらめちまうんだよ!!

(上条さん風に言ってみました……反省しています)
619名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 10:14:33 ID:vNee5K7h
バカにされて悔しいからお忍びで正しい日本語を覚えに学園都市へ

店に入って店員としゃべってもなかなか通じない

買い物にきた巻き込まれ体質(笑)の上条さんを見つける

こんな感じで
620名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 11:40:53 ID:Ow+blQgl
ステイルも微妙にフラグ乱立してんだよな
インデックス・小萌先生・ローラ
621名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 12:53:10 ID:cp4g/ASA
別にローラは立ててないだろ
622名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 13:06:12 ID:pxbUdu33
イノケンティウスを突き立ててる
623名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 16:07:25 ID:U+KyxpGG
>>618
その言い方だと修造っぽく見えるw
624名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:12:14 ID:6G4mk/W4
小萌とインデックスはやる。だからローラ様を下さいお願いします
625名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:20:10 ID:ZavUXzIp
>>624
インデックス以外は一人たりともやれんな!
626妄想命です:2009/07/08(水) 20:10:18 ID:ICEfTr0d
また投稿させていただきます
エロは入っておりますのでご注意を
6271/4 浜面の力:2009/07/08(水) 20:11:32 ID:ICEfTr0d
ここはホテル街
と、言ってもVIP専用のような、超高級ホテルが建ち並んでいる場所だ
その一角にあるホテルの前で、一台の乗用車が停まる
後部座席と助手席から出てくるのは麦野沈利、絹旗最愛、滝壺理后、フレンダの『アイテム』の四人
そして運転席から出てくるのは浜面仕上だ
「結局車内じゃ内容を教えてくれなかったが、今回の仕事はここなんだよな」
浜面はそんなことを言って、ドアに手を掛けつつ麦野へ話しかける
「そうよ」
「ならさっさと行ってこいよ。着いてからのお楽しみとか言いやがって、どうせ俺は暇なんだよ」
麦野はニコニコしながら
「なに言ってんの?今回は浜面も来るのよ?」
浜面は驚きを隠せない
「ふざけんなよ!?俺を殺す気か!」
麦野はまだニコニコしながら
「だーかーらー!今回は戦闘とかないの!いいからさっさと来る!」
そんな浜面を見ている他の三人は、
「結局、浜面ってチキン?」
「って言うかチキンって浜面に超似合いますよね」
「大丈夫だよ、はまづら。私はチキンと非難されるはまづらを応援してる」
浜面の覚悟の薄さに幻滅する少女達。浜面は素直に終わったと思った
流されるままにホテルの一室の前に立たされる。浜面は方針状態になる
(ハハハ、俺は死ぬんだ。ドア開けた瞬間、蜂の巣にされるんだよなへへへ。
なんだよ盾かよ。初めに言えよ。)
そしてドアが開く。浜面は目を瞑る・・・が、何も起きない
入ろうとしない浜面に麦野はイライラしてるようで、
「さっさと入れ!」
そう言って浜面を突き飛ばす
うおっ、と声を出し、部屋へ足を踏み入れる。部屋を見ると、なんのことはないスイートルームだ
ただ普通と違うのは、大きなベッドが真ん中に一つ置いてあると言うことだ
6282/4 浜面の力:2009/07/08(水) 20:12:26 ID:ICEfTr0d
浜面はホッとして、麦野に話しかける
「なんだ待ち伏せか?」
麦野はうんざりしたように
「浜面って・・・やっぱり馬鹿なんだ」
「はぁ?」
「男女がホテルに入ってすることって言ったら一つしかないじゃない」
ますます意味がわからなくなる浜面
「なに意味不明なこと言ってんだ?冗談なら・・・」
浜面は口が止まる。麦野が服を脱ぎ出したのだ
「は!?ちょ、ちょっとまて!少しは説明くらいってちょっとー!」
麦野は下着だけになってしまった。そして浜面の言葉を聞いて、顎に手を当てながら
「そうねー、確かに唐突過ぎるか。じゃあ説明して・・・」
「服を着ろー!!」
浜面は叫ぶ。しかしそんなことはどうでも良いとばかりに続ける
「簡単に言うと、裏の人間は裏の人間としか繋がれないの。だから浜面で性欲発散しようって魂胆な訳」
ふむふむと聞く浜面。直後、ふざけんなーと叫ぶ
フレンダは間髪入れず、
「結局、それでも男なの?」
浜面はうるせーとフレンダへ叫ぶ。また麦野の方に振り向き
「大体、裏の男なら山ほどいるだろうが」
麦野は表情を変えずに説明する
「だからあれよ。得体の知れない男とヤって、感染症なんかにかかったら大変でしょ。その点浜面なら安心だし」
絹旗も映画の雑誌を見ながら、うんうんと頷く。その確信が不気味なので浜面は尋ねる
「なんで俺なら安心なんだよ」
麦野はニコニコしながら
「どうせ童貞だから」
浜面の眉がピクッと動く。そして殺気のこもった声でゆっくりと
「勝手に決めつけるなよ・・・何を根拠に」
アイテムの四人は淡白に
「だから浜面・・・」
「結局、女々しいからだって」
「チキンって言うのもありますけど、女々しいってのも超問題ですよね」
「大丈夫だよ、はまづら。私はそんな惨めなはまづらを応援してる」
少女達の厳しい指摘に、床に崩れ落ちる浜面。そんな浜面を無視して麦野は話を進める
「んじゃ誰から行く?」
6293/4 浜面の力:2009/07/08(水) 20:13:23 ID:ICEfTr0d
フレンダは麦野の姿を見て、
「つか、結局脱いでる人が先に行けばいいと思う」
「そうですね。麦野さんが超言い出したことだし、それに賛成です」
「私は今日のことに賛成してないけど・・・」
麦野は一呼吸置くと
「それじゃ、私からいこうかな」
麦野がそう言うと、崩れ落ちている浜面は顔だけ上げて叫ぶ
「勝手に話を進めるなー!」
麦野は切なそうな顔をしていう
「嫌なの?」
浜面はそんな麦野の顔にうっ、と怯む
「いやだからその嫌な訳ではないが、ほらやっぱり・・・むぐっ」
浜面の視界が突如真っ暗になり、柔らかいものが顔に当たる
それが胸の谷間に顔を押し付けられている、と気付くまでには時間がかかった
そして麦野の声が聞こえてくる
「浜面ってかわいいね」
ぬおっと声を出して楽園から顔を離す浜面。だがまた押し付けられる
そのままベッドに倒れ込まされ、麦野に抱き付かれる。ガチガチになりながらも、理性を保つ浜面
そんな浜面を見ているフレンダは
「結局、女にリードされる男ってどうなの?」
そんな言葉に浜面はピクッと眉を動かす。次の瞬間浜面は理性をかなぐり捨て、麦野に抱き付く
キャッ、と麦野は声を出す。しかし浜面はそんなことは気にも止めない
「ダメだって!順序ってものが・・・あッ!」
そんな麦野の言葉を無視して、乱暴に下着をとっていく
「うるせー!レベル0の底力を見せてやる!」
浜面はそう言って麦野の言葉を遮った
6304/4 浜面の力:2009/07/08(水) 20:14:16 ID:ICEfTr0d
それから一時間。麦野はレベル5でありながら、無惨にもダウンしていた
「もう・・・許して・・・」
そんな言葉を発する
ふと離れたところから滝壺が声をかけた
「はまづら。本当に初めてなの?」
「必要なのは経験じゃない。技術だ」
実は自分でもなぜこんなにできるのかわからなかったが、そういうことにしておいた
なぜか女の弱いところがわかってしまうのだ。ピッキングの応用なのだろうかと適当に考える
ついでに言うと、いつの間にかフレンダも参戦していたのだ。フレンダは我慢が出来なかったらしい
さらに絹旗も、映画の雑誌を見るのをやめると、浜面に興味を示す
「浜面のスキルって超万能ですよね。これはそこらのB級映画より興味あります」
そんなことを言われ、顔を赤くしつつも浜面は手を動かす。するとフレンダが喘ぐ
「あぐッ!結局こんなやつに、んッ!遊ばれてるなんて、あぁッ!そこはだめぇ!」
悔しいながらもよがってしまう。しばらくするとフレンダも動かなくなる
ものの一時間で高レベル二人を倒してしまう浜面。もはや初めてレベルではない
こうして新たな力に目覚めた浜面は、残り二人を餌食にするのだった
631妄想命です:2009/07/08(水) 20:16:40 ID:ICEfTr0d
この前のアイテムハーレムという言葉が目に止まりまして・・・
結局作ってしまいました
キャラ多くてまとまりがない気がします
長文失礼しました
632名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 21:33:51 ID:LzW7rVsq
>>631
GJ!
浜面さんパネェっすww
633名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 21:47:38 ID:lWZm4dZd
>>631
GJ
634名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:10:19 ID:c9rAf93H
ここの保管庫も、その1、その2って増えていくのかな?
635名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:29:38 ID:6phMVUBh
>>620
ステイルってインデックスに立ててたっけ?
636名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:43:17 ID:MvVewmMq
7巻でステイルにとってはインデックスは命にかえても大切な存在なんだと
637名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:17:53 ID:ij3Tkzd1
>>618
の理論で行くと突拍子も無いものも考える事が出来る訳だ。
ステイル×ビリビリとか浜面×神裂とか。
後者はともかく前者はあまり思い浮かばんけどそういやステイルとビリビリって歳は同じだっけ?
638名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:30:40 ID:aCFKTxZ6
>>637
それ言い出すとカオスになるなw
なんでもアリのどんなでもOK
もう、読んでみないと判別つかんぞ
639名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:40:33 ID:LzW7rVsq
>>637
前者の二人は
美琴→上条
ステイル→インデックス
というイメージがもう固まっちゃってるからなぁ
まあやるんなら全然かまわないけどその時は注意書きとかしといてくれるとありがたい
640名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:43:59 ID:ij3Tkzd1
ちょっと考えて見て思ったけど
やっぱ会った事ない人物同士のはやめた方が良いかもしれんwww
まぁ、前者だったら上条って共通の知り合いがいるから
出会うって所だけは問題無いよな。
でもぶっちゃけ犬猿の仲になりそうな可能性高い気がするんだ。
641名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:49:13 ID:aCFKTxZ6
まぁまぁ。
>>618の理論でいくと。って>>637のレスだから、別に書くって事では無いんでしょう。
ようはローラ様のフラグ立てなのでありけるのよ。
やはり近場の赤髪さんか金髪君でどうよ?て話だ。
642名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:51:16 ID:fUtpSLWQ
だって上条さん相手だとなんか納得しちゃうんだもん。
643名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:52:47 ID:MvVewmMq
>>642
確かに
644名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:53:14 ID:LzW7rVsq
確かに「上条さんじゃ仕方ないな」って思っちゃうな
やはりフラグ体質のせいか
645名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:57:16 ID:ij3Tkzd1
まぁ、上条さんだからで納得しちまえるのもあれだが確かにそうなんだよな…
ぶっちゃけ一方さんもフラグ体質な気がするけどな〜…何となく。
とりあえず>>641
の言う通り書くつもりないっていうよりもまず内容が思い浮かばんwww
646名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:00:12 ID:MvVewmMq
美琴と上条さん以外の男じゃなければ基本どんな組み合わせでもおkです
647名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:03:33 ID:LzW7rVsq
>>646
だからその組み合わせが思い浮かばない
まあ本音を言うと上条さん以外にデレてる美琴を見たくないだけなんだがな
648名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:17:37 ID:rF0u8CLZ
>>619の感じで・・・て考えても今一つ。と思ってたら。
俺の脳内で、ローラに日本語を教え直したのがミサカになってたw

リドヴィアなんてチョロイチョロイ。と、ローラは勝ち誇った笑みを漏らします。

649名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:22:57 ID:i8/m14JS
>>648を見て御坂妹&ローラ様×上条さんという電波が光臨なされた
畜生…俺に文章力があれば……
650名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:27:40 ID:iTe8KgE+
思うだけじゃ何も変わらないんだよ、動かないと
とりあえず3〜5レスくらいの短編エロコメっぽいのを書いてみよう!
実際の濡れ場を適当にお茶を濁して誤魔化すと意外に書きやすいんだよ!
651名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:35:23 ID:CLm174eV
結局まともな日本語を覚えられないのは確定なのなw
652名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 01:12:16 ID:Zh+hj37K
青ピ×最大主教
653名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 05:02:36 ID:bg7nz5KK
上条さん風に発言したものですが、勘違いされている方がいるようなので文章を訂正します。

あくまで「上条さんだから」許される妄想(自然な)であって、他のキャラでこれが成り立つとは思えません。
さすがにステイル×ビリビリとか、浜面×神裂とかはちょっと無理があるかもしれませんが、上条さんなら自然でしょう上条さんなら。

結論を言うと、上条×○○or●●×上条なら雑食できるよって話ですはい。
654名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 05:06:59 ID:k0rWoSx3
まぁあの上条さんだしね。
655名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 06:19:48 ID:Bi/kP+vr
ローラ×上条が読みたいにけりよ。
ステイルと土御門と青ピなんぞお呼びじゃないにつきよ
656名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 06:22:13 ID:BcNAMHPQ
よし、書いてみる
まず上条さんってローラとあったことあったっけ?
その前に存在を知っているのか・・・
657名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 06:27:45 ID:xErjIZlM
神裂さんや捨て犬の知らぬ間に妊娠まで行ってたらサイコーですw
658名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 08:23:27 ID:5JEzdOJ3
>>657
手が早いってレベルじゃないぞ!w
659名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 08:49:45 ID:S+o08wW8
産めよ増やせよ地に満ちよが標語の宗教だからもちろん生中出しだしなあ
660名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 12:46:27 ID:Zh+hj37K
捨て犬もユニットバスで寝ていたのだろうか
661名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 14:55:10 ID:azoSG+sQ
インデックスはさて置き、神裂や五和が黙っている筈が無いでしょう

アニェーゼ達も?
662名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 15:53:49 ID:ldxV5Zzj
さて、上条×フロリス書うかな
663名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 17:09:48 ID:L+jrg8yv
誰それ
664名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 17:14:43 ID:i8/m14JS
>>663
新刊で上条さんにフラグ建てられた子
665名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 17:47:15 ID:L+jrg8yv
また節操無くフラグ立てて…
明日買って朝一で読むわ
666名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:00:30 ID:HqQqW/UH
>>647
確かに美琴だけは明確に惚れすぎてて他の男は無理だわ
667名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:04:54 ID:INGRAMQr
なんで普通にネタばれしてんだよw
668名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:18:14 ID:0MOP/LSR
上条さん、nice boat.されないか心配だ。
おしぼりの人とかにね...
669名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:20:23 ID:L+jrg8yv
名前くらいなら俺は許せる
容姿、話し方、出会うまでのいきさつとかは簡便な
670名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:37:27 ID:Wv3Cx/ro
そういうことすると自己主張の激しいお馬鹿な構ってちゃんが嬉々として話してくるぞ
671名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 19:00:39 ID:ZCm2l3AN
五和と美琴の修羅場が欲しいぜ
672名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 19:13:17 ID:Gb4EkxCg
美琴はどこでオナニーしてんのかね
黒子が寝静まった後で声を殺してひっそりと?
673名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 19:15:43 ID:HqQqW/UH
風呂の中さ
674名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 19:38:00 ID:L+jrg8yv
シャワールーム?
675名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 20:22:59 ID:C921Yzz6
やり方を知らないに一票
676名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 20:31:18 ID:PUj/gOXj
最近、>>2に書いてある保管庫に作品が収納されてないんだが…
677名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 20:39:15 ID:BcNAMHPQ
「く、黒子に聞こえちゃう!で、でも・・・手が止まらないぃぃ!あッ!あッ!当麻ぁ」
678名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:02:24 ID:W0LWxL9B
>>676
そう言ってくれるな
忙しいんだろ
長い目で見ようや
679名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:16:32 ID:Wv3Cx/ro
これだけ増えたんだからwiki形式で〜って話があったけど結局立ち消えになったしなー
680名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:00:30 ID:GgjFeKyf
もう新刊でたのか・・
681名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:01:31 ID:i8/m14JS
ここっていつからネタバレOKだったっけ?
682名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:01:56 ID:H0utnmbh
ほんと書くの早いな〜かまちさん。
マジで尊敬するぜ!アニメ化したら書かなくなるどっかの作者も見習ってほしいもんだ
683名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:07:02 ID:SWMWyEJ2
>>682
その言い方はちょっとまずくない?
・・・でも、人気出る前から読んでた身としては二年以上待たされるは辛い・・・
684名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:07:24 ID:14FIkCC9
>>681
本スレに準じる。
つまり11日の零時
685名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:10:04 ID:i8/m14JS
>>684
サンクス
686名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:16:54 ID:H0utnmbh
>>683
どっちかといえば、灼眼の方だったんだが…
687勢いで書いた。反省はしている。:2009/07/09(木) 23:47:09 ID:W0LWxL9B
はいむら「ったくもうアンタったら早すぎ……つき合わされるこっちの身にもなってみなさいっつの」

かまちー「ごめんなさい…夢中でやってたら、つい………」

はいむら「やーれやれ…この、せっかちさんめッ♪」

かまちー「そ、そんな言い方しないでくださいよぉ!!私は別に…そんな……」

はいむら「あら?じゃあ書きたくないの?」

かまちー「それは…その……………、…き…ぃ……です……」

はいむら「えー、聞こえないなぁ〜、もっかい言ってよー」

かまちー「か、きたぃ……」

はいむら「もっかいもっかい」

かまちー「かきたい……」

はいむら「もっと大きな声ではっきり言いなさい!!」

かまちー「書きたいですぅ!!!」

ミキティ「うるせぇ書け」

灰村鎌池「すいません」
688名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:49:52 ID:Wv3Cx/ro
まぁラノベっつーか出版業界でかまちーやカワカミン、一時期のうえおが異常なだけで
876くらいでやいのやいの言ってるような子はここの年齢クリアしてるかどうか怪しいもんだよ
689名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:55:25 ID:azoSG+sQ
しかし赤川次郎には叶わない(´・ω・`)
690名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:55:33 ID:7Xo/H/SX
続きを書かない人気作家よりは、コンスタントに続編新作書く二流作家の方がプロとして好印象
俺の偏見からすれば富樫より斬の作者の方がまdゴメンそれは言いすぎだ
691名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:07:10 ID:NpzVJC30
決して書いてないわけじゃないのにパワプロやネトゲー優先して原稿落としてた冨樫と比べてやんなよw
ダブルブリッドの例もあるしアマのSSですら生みの苦しみってのがあるんだしプロなら尚更だろう
むしろそういう情報が入ってこない分栗本御大みたいにならないかの方が怖い
692名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:33:42 ID:zWiqZcwh
―俺は何故、こんな所で息を切らせている?
そんな訳の分からない思考を抱えながら、浜面仕上はコンテナに背中を預け座り込んだ。
ジャケットの下の薄手のTシャツは既に汗に塗れ、全力疾走を続けた足は鈍痛を訴えている。
息を付きながら上を向くと、中天に指しかかろうとする赤い三日月が目に入った。

「……何が、どうなって、やがるんだ……?」
殆ど治まらない荒い息と共に呟きを吐き出し、浜面は視線を下に下げる。
と、大分離れた―と言っても精々数百メートルほどだろう―所で白い光が瞬き、特徴的な破壊音が立ち並ぶコンテナの間を渡ってきた。
その轟音に一瞬身体を竦ませた浜面が、再び口を開く。
「何で、麦野が……」
鼻梁を伝い落ちようとする汗を右手で拭い、出そうになった咳を飲み込む。

現在より大体三十分ほど前のことだろうか。
滝壺と絹旗のために増やした夜間のアルバイトの帰り道。
途中のコンビニでパックの牛乳と朝食の材料を買い、近道である倉庫街の角を曲がった直後、背後から浜面に声が掛かった。
「ようやく来たんだ、浜面……」
馴染み深い、そして二度と聞くことが無いだろうと思っていた、若い女の声が。
悪寒に背筋を粟立たせながらも、ゆっくりと振り向いた浜面の視界に、秋物のコートを着た女が入り込む。
失くした筈の左腕を軽く上げ、挨拶するように微笑む女―麦野沈利。
その左腕の、黒い手袋をはめた指先に純白の光が宿り始めた瞬間、絶句していた浜面は脱兎のごとく駆け出した。
恐怖による反射の行動の中でも手縫いの買い物袋を手放さない浜面の背中を見つめながら、麦野の笑みはますます深くなる。
笑みが最も深くなった瞬間、純白の閃光を湛えた左腕を僅かに動かした。
既に数十メートルを稼いでいた浜面の真横にあったゴミ箱に閃光が突き刺さり、特徴的な音と共に破壊する。
一瞬歩調を乱しながらも足を止めず、角を曲がって見えなくなった浜面に語りかけるように、麦野が口を開く。
「……鬼ごっこの開始だね……必死で逃げ回ってよ、浜面」
頬を上気させ、口角をより吊り上げながらの台詞の直後、麦野は走り出した。
693名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:34:31 ID:zWiqZcwh
三十分前からの恐怖を回想し、頭を抱え込む浜面。
戦おうにも、その手段が無い。
以前の戦いでは決定打となったレディース用の拳銃は部屋の机の底にしまってあるので手元には無い。
何か投げようにも迎撃させるのが落ち。
素手でやろうにも接近する間に撃たれれば終わり。
「畜生が……どうすりゃいい」
滝壺か絹旗に連絡を入れようにも、逃走の途中で携帯電話は落としてしまっていた。
八方塞の状況に浜面が呻いた瞬間、それは真上から降ってきた。
軽い音を立てて肩にぶつかり、そのまま地面へ落下した長方形。
疑問を抱いた浜面が、そちらに目を向ける。
目に映ったものは。

落としたはずの携帯電話だった。

異常に気がつき、臨戦態勢をとる浜面。
何故、落としたはずの携帯電話が上から降ってくるのか。
その答えに気がついた浜面が、上を向く。
コンテナの上端から真っ赤な三日月が見えた。
いや、三日月のように吊り上った唇か。
694名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:35:26 ID:zWiqZcwh
「みぃつけた、浜面ぁ……」
三日月の光を背景に、コンテナの上から顔を出していた麦野が微笑んだ。
目に被さっていた髪が垂れ下がり、綺麗に治療された傷と真紅に光る義眼が覗く。
慌てて立ち上がり、身を翻そうとした浜面にコンテナから飛び降りた麦野が覆いかぶさり、やがて左手で浜面の首を鷲掴み持ち上げコンテナに押し付けた。
背中を強打した浜面が空気の塊を吐き出す。
苦しげにもがく浜面の身体をより強くコンテナに押し付けて押さえ込み、左手に込めた力を強める麦野。

―こいつって、こんなに背が高かったか―などと浜面の脳内で妙に冷静な部分が呟く。
長身に分類される浜面の身体を易々と持ち上げるほどの力も、こんな異様なほどの腕の長さも無かったはずだ、と続ける冷静な部分が、
僅かな駆動音を捉えた。
小さなギアなどが動く、ごく小さな音を。
その正体に気づいた浜面が呻き声を上げる。
「麦野……おまえ、義手……」
「うん、そうなんだ。浜面のせいで失くしたから。他にも目とか内臓のいくつかとかもね……ねえ、浜面。責任は取ってもらうよ?」
私の所有物にしてね、と嫣然と微笑んだ麦野が、空いていた右手をぐったりとした浜面の胸元へと伸ばす。
汗でびしょびしょになったTシャツを引き裂き、逞しい胸を撫で回す。

首を押さえられているがゆえに、浜面の意識が段々と遠のき始める。
その意識が完全に落ちる寸前、浜面の耳に麦野の言葉が届いた。

「もう、誰にも渡さないから、ねぇ……」
695名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:37:12 ID:zWiqZcwh
唐突に申し訳ない
以前のヤンデレネタを見て即興で書いた
名無しに戻らせていただきます
696名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:42:05 ID:MVHsUhsP
麦のん…

だが、投稿前になんか一言入れてくれ
危うく被るところだったぜ
697名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:45:11 ID:zWiqZcwh
>>696
申し訳ない
気をつけます
698名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:48:36 ID:MyBRUg7O
>>669
フロリスの名前と話し方は17巻で出てたし容姿は少し前までヒムラーのサイトに上げられてたぞ
新たなる光の一人で神裂にやられた翼を持ってる子だ
699名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:52:00 ID:s70eOc2l
鞘でぶっ叩かれた娘?
700名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:56:46 ID:MyBRUg7O
>>699
そう
後、ヒムラーのサイトで絵復活してた
18巻ネタバレもあるんで読んでないならいかんほうがいいけど
701名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 01:05:32 ID:s70eOc2l
おk、、明日朝一で買って読んだら見に行くわ
702名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 03:20:16 ID:NpzVJC30
とりあえずその戦国魔神か鍵十字かトドの真似する芸人みたいなのはなんだw

読了まで約2.5時間ってところか
後でもう一回読み返して考察や妄想に浸るとするか
703名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 06:58:02 ID:xrOoE6Lh
禁書目録四肢切断…。
704名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 10:34:00 ID:oKLiD4hp
悪女が好きな俺としてはキャーリサがツボだったぜ!
上条さんを逆レイプするキャーリサ…
705名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 11:46:18 ID:s70eOc2l
それはアニェーゼの役目だ
706名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 17:39:29 ID:s70eOc2l
読み終わったぜ
707名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 17:57:11 ID:xbjk/MKO
で、美琴のひとりえっちシーンはあった?
器具は使ってた?
下着はずらすだけ?脱いでた?
そこんとこkwsk
708名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 18:04:48 ID:OKYCttsc
いや!きっとこっそり挿入してたバイブがビリビリで誤作動を・・・
709名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 18:06:20 ID:0xV3Bq3L
>>707
美琴が上条さんに萌え殺されてました
710名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 18:17:42 ID:OKYCttsc
あ、明後日ようやく買いにいけるというのに・・・すでに萌え殺されました。
読みて〜〜〜〜
711名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 18:44:06 ID:0xV3Bq3L
今回は美琴よりもむしろ上条さんがかわいかった
712名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:15:10 ID:ZkU3MMQK
今回はアニェーゼがかなり良かった。
「少年!愛してます!!」発言(まぁ使いどころはアレだけど)に始まり、騎士派の皆様には「アナタの〇〇をね・ら・い・う・ち」の大活躍だったし、魔術サイドのツンデレさんはやはりスバラシイ!!

ツンデレ、ロリなシスターさんで、MでもSでもいけるアニェーゼさんを応援しています。


そして最後に傭兵さんナイスプロポーズ!!

インデックスが大変な状態だが、次はサーシャとヴェントの活躍に期待が集まって仕方がない。
713名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:18:06 ID:g8F7nDLH
おいこら未成年。sageろ。そしてネタバレはまだだ
714名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:27:49 ID:ZkU3MMQK
今日発売だったもので、大丈夫かと思い書き込んでしまいました。
申し訳ありませんm(__)m

あと書き込み事態初めてだったのですがsageとはどのようにすればよいのでしょうか?
いろいろと分からない事ばかりなものでして……。
スイマセン
715名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:30:25 ID:VID/SVmL
まさかこのスレでネタバレされるとは思わんかった・・・
716名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:38:30 ID:ZkU3MMQK
sageの意味確認しました。
ネタバレの件等、いろいろご迷惑をおかけしました。
以後気をつけさせて頂きます。
申し訳ありませんでした。
717名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:52:33 ID:IAH8qogy
科学が空気すぎるw
718名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:59:49 ID:a6T8f2R7
>>715
新刊の発売日付近は近づかないようにしなきゃな。俺も予想外だったよ
719名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 20:14:00 ID:s70eOc2l
>>714
久々に言うな
半年ROMれ
もしくは死ね

未成年ならここに来るなよ
720名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 20:24:34 ID:mYkngvL6
>>719
釣られるなよ・・・
721名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 20:35:19 ID:nWfDAFXj
「エロパロスレならネタバレはされないだろう」
という幻想を「そげぶ!」されるとは思わなかったwwwwwwwww
722名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 20:45:14 ID:s70eOc2l
>>720
こ…これが釣りだったというのか…
俺としたことが…
723名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 21:02:20 ID:zpR7g8A0
メール欄にsageも知らないから俺もてっきり…
724名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 21:47:59 ID:Fk+i2hly
久々に着たらなんか浜面ネタ増えてるんだけど何でだ?
725名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:16:18 ID:fjPlTk5u
皆が麦野さんに萌えたから。
まぁ俺は上条さんとのカプ派だけどね。
726名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:18:54 ID:6PICofnC
俺もだな

727名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:49:42 ID:AVEjedYj
麦野ん×上条さんは、もはや俺の中のジャスティスだぜい。
728名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:07:48 ID:s70eOc2l
むぎのんか麦野んか…
どっちにするべきか…
729名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:26:38 ID:bQQN9HTY
普通に麦のんで良んじゃね?
730名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:28:39 ID:fFxyDmDN
職人さん名指しでリクエストとか、やっぱりダメなのかな?
731名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:32:25 ID:p9FDjMvd
別にいいんじゃないかな。
書いてる側からしたらリクエストって結構嬉しいし。
リクして返答なしだったら諦めれば良いしね〜
732名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:37:01 ID:a6T8f2R7
いや、ネタ提供ならともなく名指しはダメだろw そういうのはサイト持ってる人の
ところでやれよな
733名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:00:31 ID:WqOIuBDd
ゲテモノメイド四天王×上条さん希望
734名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:14:03 ID:9Xlu4iVT
>>733
流石の上条さんも死ぬわw

そういやこっちは意外と静かだな
735名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:25:04 ID:8JxCohix
sageれないのなら専ブラ入れてからエロパロに来な坊や達
736名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:27:17 ID:n92znLaA
俺も書いて貰いたいシチュと書き手さんがいるんだが…、
まぁ、いつも投下したらさっさと消えちゃうし、返答は期待できんが…。
737名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:29:57 ID:8JxCohix
基本的なマナー違反と言う事も理解できないのにエロパロに人が集まる時代になったのか
738名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:33:29 ID:J6Man/Yc
その程度のルールもわからないならマジで半年ROMれよな
739名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:34:38 ID:J6Man/Yc
安価忘れた。>>730,731,736のことね
740名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:38:37 ID:WqOIuBDd
上条さんの「…ダメ?」に不覚にも萌えた
あれ美琴の目の前でやってたら確実に美琴は上条さんを押し倒してたな
741名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:40:43 ID:0tfGxV1g
>>740
あれで30パターンぐらいのエロシチュを妄想したわ
742名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:46:28 ID:z+6+PuGQ
>>736
書き手の一人として、住人の方達がどんなシチュを希望しているのかは訊いてみたいですね。
743名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:58:56 ID:C5apwL/E
ぜひ五和に出番を!!
744名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 05:14:00 ID:ilmCGnZS
もうネタバレ解禁したんだよなぁ?
話題にしても良いんだよなぁ?
745名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 06:54:17 ID:N+Fu9DIT
というか職人ってだれ?
最近投下してる人は人数で言えば少ないと思うんだが・・・
つか悪いことじゃなかったら名指ししても誰も不快にはならんと思うが
746名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 08:08:55 ID:hQjtdOrJ
打点氏名度
堕天使で一発変換したらすごいことに…

堕天使メイド
堕天使エロメイド
大精霊チラメイド
女神様ゴスメイド
小悪魔ベタメイド

おまえらどれが好き?
もしくは一番見たい?
747名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 08:41:39 ID:LAP4j5pR
ハイパー堕天使ドエロメイドがいいです
748名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 08:48:37 ID:Tr0YyVRf
先生、メイド大戦がみたいです…

そしてローラ様と上条さん対面したな。言葉交わさなかったし空気悪かったけどw

ウィリアムかっこいいよウィリアム
749名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 08:57:17 ID:ygW8wX65
赤面帯電ビリビリメイドが良いです
750名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 09:27:15 ID:P4EmvEEe
…乃木坂春香の秘密で文化祭にコスプレ喫茶ヤッてる巻があったんだけど
女神/小悪魔メイドっポイのが出てた気がするw
挿絵を探したんだが見つからねぇ〜
751名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 11:57:04 ID:WqOIuBDd
レッサー&フロリス×上条さんはまだですか?
752名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:06:17 ID:sUNKz39U
本スレのID:1bHdQ7iIから物凄い2ch脳&厨二臭がする…
物事を斜めから見る俺、他人と迎合しない俺かっこいいキリッって感じだから
早めに出て行って欲しいが触れたらファビョりそうだしアニメ化から目に見えてああいうの増えたね
753名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:08:11 ID:WqOIuBDd
>>752
それをここで言って何になるというんだい?
754名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:08:30 ID:nuj2ZyGF
>>753
触るな
755名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:09:04 ID:0tfGxV1g
>>753
いつもの荒らしだ
スルーしろ
756名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:17:22 ID:pCcNFG8Z
あっちで言うとそれこそ荒れるからこっちに書いたんじゃないの?
だからといってこっちに書かれてもってのが正直な所だが
757名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:24:04 ID:4k7gbKYp
>>756
いつもの粘着荒らしだよ
厨だのキリッだの○脳だのアニメ化してたからだの臭すぎる
それとも自分が荒らしだと自覚してないファンだったらもう手遅れだがな
758名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:26:56 ID:WqOIuBDd
>>754-755
スマン
つい反応してしまった……
759名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:36:20 ID:pCcNFG8Z
まぁあんま相手にされてないしほっときゃいなくなるタイプっぽいしね
今は解禁祭りでひたすら誘い受けレス書き込んでるんだろうけど

キャーリサのドレスってドレスというよりボンテージの女王様(SM的な意味で)だよな
攻められると弱いからひたすら攻撃に回ってるイメージだわ
760名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 12:45:00 ID:hL4XkAqv
新刊買ったけどまだよんでない。ので前巻のキャーリサの喋り方可愛かったって話題を!
伸ばし口調と語尾がなの!これはベッドでは是非受けに回ってほしい
761名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 13:10:31 ID:l570er2d
同意
なんかあの喋り方とやってる事のギャップが良い
762名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:00:57 ID:cGfKeRFW
最近通行止め分が足りないなってミサカはミサカはぼやいてみる
763名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:03:35 ID:nuj2ZyGF
>>762
一端覧祭で一緒に回ってると思うぜ
764名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:46:00 ID:Tr0YyVRf
その間に上条さんは海外出張か…
765名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:49:32 ID:nuj2ZyGF
だったら名前出さないよw
766名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:19:50 ID:BbcoWvZn
情報が少ないとはいえ、というか寧ろ少ないから想像の余地が大いにあるというのに、
ここ的には直球ストレートな性魔術が全く話題に上がらないのはなぜ?
767名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:44:46 ID:A2HzDaNb
>>761
19巻でロシアに上条が向かうのに、何故か強引に付いてくるキャリーサが目に浮かぶ。
キャリーサ、神裂、五和の熱き戦いが…
768名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:54:07 ID:WqOIuBDd
上条さんのことだからどうせ19巻ではサーシャ&ヴェントにもフラグ立てるんだろうな
まあヴェントはすでに立てられてるけど
769通行止め小ネタ・とある彦星の一方通行:2009/07/11(土) 18:23:13 ID:z+6+PuGQ
>762
2ちゃんねるの某スレに投下した七夕・小ネタです


 夏の気配がだんだんと色濃くなってきた頃、星の瞬く夜の学園都市を、小さな笹の枝を持った少女が走る。
 路地の角を曲がるとき、勢い余って人にぶつかってしまう。
「わ、ゴメンナサ……っ! あなたは!!」
「ちィっ!」
 ぶつかられた方の少年は慌てて去ろうとするが、少女が小さな体を張って引き止める。
「待って、ってミサカはミサカはあなたの腕に縋り付いてお願いしてみる。半年ぶりくらいだね、ってミサカはミサカは微笑んでみたり」
「……人違いだろォ」
「髪、染めたんだね、でもミサカが間違えるはずないもん、ってミサカはミサカはあなたの綺麗な紅い瞳を見つめながらびしっと言ってみたり」
「……」
「ねぇ、今日は何の日か知ってる? ってミサカはミサカは見えないけど天の川を笹の葉っぱで差しながら訊いてみたり」
「……七夕、かァ?」
「そう、織姫と彦星が一年に一回だけ会える日なんだって、ってミサカはミサカはさっき聞いたばっかりの知識を披露してみたり。あとあと短冊にお願いを書いて笹にぶらさげとくんだよ、ってミサカはミサカはホンモノを見せびらかしてみる」
「あァ、そォだな……」
「でもね、ミサカのお願いはもう叶っちゃった、ってミサカはミサカは報告してみたり」
「……」
「ね、来年もミサカのお願い叶えてくれるよね、ってミサカはミサカはあなたが来年まで忘れないようにミサカの笹と短冊を渡してみる」
 二人の約束だよ、と少女は悪戯っぽく笑って、今来た道を走っていってしまった。
 短冊は二枚。一枚は白紙、もう一枚は――、
「あの人に会えますように、か……」
 少年もいずこか、学園都市の闇へと消えていった。
 心の中で、白紙の短冊に同じ願いを描いて。



「どこ行ってたじゃんよ」
「そうよ、急に走り出したりして、心配したじゃない」
「あれ、カエル先生からもらった笹と短冊はどうしたじゃん?」
「彦星にあげてきたの、ってミサカはミサカは夜空を見上げながら呟いてみる」
 見えない彼女の彦星を、そこに見つけようとするように。
770名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 18:25:56 ID:z+6+PuGQ
マルチはいくない…のはわかってるんですけどね
いかんせん、通行止め成分が(18巻はまだ読んでませんが、ガンガンの方もまさかの闇咲さんで…)足りていないので

あと自分は、名指しのリク、悪くないと思いますよ
応えるか否かは職人さんが決めることですし、エールにはなりますからね

見習いがちょっとでしゃばりましたね それでは
771名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 18:39:58 ID:7kVU0loD
>>770
普通の時なら、こんなにあっさり引き下がらずに食い下がるんだろうけど、
七夕にちなんで綺麗に纏めましたね。一夜限りの逢瀬か。
>>766
上条さん相手だと使いづらい、っていうか理論破綻来たすから正面突破は無理。
その為ギミックが必要になるが、整合性取ろうとすると説明入ってウザくなるね。
そんなの端折って適当に書けば良いんだろうが、どうも説得力に欠けるんだよなぁ。
他の男性キャラには普通に効くだろうから、誰か書いてもおかしくないんだが、はて?
772名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 18:43:00 ID:pt7owLDc
まさか大国のお姫様にまでフラグ立てるとは・・・
773名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 19:10:57 ID:0tfGxV1g
確かにフラグ立てまくってるけど
広く、浅い 質より量 

だよなw
774名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 19:25:47 ID:pCcNFG8Z
不幸だから基本的に成就しない
目の前に美味そうな色んな料理出されて箸もつけてるのに結局食えないという
775名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 19:29:30 ID:fiDiIU7c
約一名、死ぬほど愛してくれてる娘がいるじゃないか
776名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 19:46:34 ID:WqOIuBDd
>>775
ガチで彼のためなら死ねるレベルらしいからな
777名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:01:48 ID:9XwBOT2e
>>769
GJ!通行止め一番好きだ!
778名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:11:43 ID:hQjtdOrJ
羨ましいことこの上ないな
五和好きだから尚更だ

フィアンマさんの第三の腕は何なんだろう…ってミサカはミサカは疑問を投げかけてみたり
779名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:23:04 ID:Tr0YyVRf
五和いいよね〜
落ち着くし可愛いし家事は万能だし愛してくれるし…上条さんはなぜ気付かないんだ?!

という訳で五和が勇気を出すSS希望
780名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:29:17 ID:IWetKESg
>>770
なんでお前が職人の意思を代弁してんだ?
781名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 23:19:30 ID:N+Fu9DIT
五和はフィリアみたいになりそう
782名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 23:21:41 ID:0tfGxV1g
五和って結局押しが足りないのかそれとも何か足りない要素でもあるのかな
783名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 23:53:08 ID:pt7owLDc
おいおいここは流行を先取りしてキャーリサ王女が上条さんを逆レイ(ry
784名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:22:38 ID:5xy/Mwtb
別にこれは借りを返しにきただけだし
いや、なぜそれなら上条さんは四肢の自由を奪われてるのでせうか!?

みたいな感じでベッドに括りつけられてやんごとなき目に合うけど拘束が解かれたら上条さんが攻勢に回り
キャーリサはそれはもう酷い目に合う(性的な意味で)
785名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:46:44 ID:cD3kaoZS
キャーリサは攻めに回ると強く、受けに回るとベタ弱。萌え。なイメージ
786名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 03:49:50 ID:iEw/Lt1N
敵の悪女(しかも結構悪い)が実はいいやつだった時の萌え具合は異常
787名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 06:58:45 ID:BgtQtdlO
>>785
それどこのアニェーゼ?
788名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 08:08:23 ID:r8mLrUz1
時代がキャーリサ王女に移ろうとも(確かにスタイルいいし美人だし萌えツボも押さえてるが)

俺はローラ様を愛してるぜ
789名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 08:55:20 ID:fQcOWlk9
キャーリサ第二王女には責任を取ってもらって、天草式とアニェーゼ部隊のメイド論争のイケニエになってもらうか。
790名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 11:05:30 ID:GX+4zCpG
キャーリサは尽くすタイプ
791名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 11:16:42 ID:XhWH+FUW
ただし軍事的に
792名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 11:41:36 ID:gdzHcNof
殺し尽くし、焼き尽くし、奪い尽す、ですか
793名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 11:42:05 ID:ljcWxQ7g
寮のバスルームで寝てる上条さんを軍事力で強奪にくるんですね。
794名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 11:53:59 ID:JCXq1GUs
エリザードは?
795名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 12:51:49 ID:69ynFQgc
エリザードにフラグ立てて、新国王に。
796名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 14:38:14 ID:CPirvC4X
最年長フラグ保持者になるな
797名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 14:46:57 ID:cD3kaoZS
エリザードとキャーリサが上条さんを巡って壮絶な親子喧嘩してる隙に
ちゃっかり上条さんを持ってくレッサーとフロリス
798名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:00:39 ID:Qi7RhmHd
アニェーゼが可愛くて可愛くて
あと新たなる光も可愛いな
レッサーって絵あったっけ?
799名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:01:52 ID:37aPmJ6D
今回のローラの影の薄さを見て実はかまちーもローラの喋り方に困ってるんじゃないかと愚考してみた
800名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:03:42 ID:wqtOh7rE
キャラ増やしすぎだべ
801名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:16:02 ID:CPirvC4X
ハイムラーのサイトで新たなる光の全員が見られるぞ
802名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:24:35 ID:Qi7RhmHd
ほんとだ
更新されてたのかー
803名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:29:14 ID:973Um+Fy
18巻のアニェーゼの一言に影響されて、上条さん×アニェーゼSSを書きたいと思っているのだがどうだろう
804名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:31:52 ID:973Um+Fy
18巻の影響を受け、上条さん×アニェーゼSSを投稿したいと思うのだがどうだろう
805名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:34:43 ID:973Um+Fy
すみません、作業ミス&勘違いで殆どおんなじ内容を二度送ってしまいました。
806名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:43:28 ID:GX+4zCpG
かまわない
投稿してください
807名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 16:55:07 ID:cD3kaoZS
>>805
許してほしければ近日中にそれを投稿することだな
808名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:10:12 ID:CafteZrv
てかハイムラーのサイトってどこにあるの?
809名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:18:26 ID:KaOkKXro
虹の分光、って「二次は美しいよね」って意味だったのかと今気づいた
なんというペドフィリア…
810名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:19:15 ID:Rcc6Jz1g
>>808
灰村で検索したら一発で出たぞw
811名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:23:49 ID:F2F+zzw1
ヒムラーといえば、今度の夏コミでインデックちゅの二巻が出る予定だそうな。

また始発で行っても買えなかったりすんのかな…
812名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:27:16 ID:CafteZrv
あー
なんかスルーしてたやつだった
スマソ
813名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:28:57 ID:Rcc6Jz1g
>>812
でもそうだよな、正直俺もスルーした
ちゃんと灰村公式サイトとか書いた方がいいわ
変な外国のサイトと思われかねないw
814名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 17:40:23 ID:1pe3Tqbr
んなこたーない
815名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 18:18:29 ID:Qi7RhmHd
PIXIVでもいるしリンクから飛べるだろう

SSは歓迎します
816名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:23:23 ID:GX+4zCpG
性魔術の妖精にフラグを立てる上条さん
そして毎日セックス漬けに・・・
817名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:17:50 ID:8R954Vcy
どちらかというとサーシャにもフラグを建てたんじゃ
ロシア成教に追われるサーシャを上条さんが助けて、はいフラグのできあがり
818名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:22:15 ID:6Bp1gyXv
それ以上にミーシャフラグ回収だろ
819名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:26:54 ID:cD3kaoZS
ミーシャ&サーシャ×上条さん……
同一肉体丼とでも言うべきか
820名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:35:48 ID:8R954Vcy
吹雪の中洞窟で裸で身体を温めあう上条×サーシャを考えてます。
作成の許可をください。
821名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:36:52 ID:Qi7RhmHd
>>820
許可どころかお願いします
822名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:43:31 ID:5xy/Mwtb
「作成する」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、 その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に投下をやっちまって、もうすでに終わってるからだッ!
823名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:43:37 ID:GX+4zCpG
僕の下半身が凍死しそうです><
824名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 20:59:51 ID:xipCqYYh
今すぐ逃げなければならないサーシャに、さり気なくしっかりとマジカルカナミンの衣装を渡すワシリーサの抜け目の無さに尊敬の念を抱かずにはいられない。
土御門・建宮・ワシリーサの三人が組めば、禁書世界は終わり……ッ?!
825名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 21:09:34 ID:8R954Vcy
「第一の質問ですが、どうして助けたのですか?」
「…ん?いや、その恰好で吹雪の中は寒いだろうと思って。あとはなりゆきで」
いつものごとく登場したものの多勢に無勢。吹雪の中を二人で逃げてようやくここにたどり着いた。
「ところで、着替えとか持ってないか?上条さんは着たきり雀なのでこれ一着しかないのですが」
「……着ますか?」
差し出されたのはどこかで見たコスプレ衣裳で着れば場所空気が凍り、上条さんアイスので上がり☆
な展開になることは必須。
「第二の質問ですが、寒いですか?」
制服についた雪が解け、びしょびしょのまま歯を震わせる少年に問いかけるが寒いのは一目瞭然で気遣うような視線を向けたあと、
「どこかの誰かに手を引かれたせいで私自身にかけていた断熱・保温の魔術もとけてしまいました……。第一の命令ですが、責任をとってください」
『殲滅白書』の赤いマントを脱ぎ棄てると少年の衣服を剥ぎとり肌をくっつける。
猫のように肌をくっつけながら目を細めて少年を見上げる。
「第一の感想ですが、居心地がいいです。あなたからは魔術の類を感じません」
安心したような表情で猫のように肌をこすりつけるサーシャ。

見回りから帰ってきた黄色い女は目の前の情景をみると深いため息をはき、世界中の人々を代表して言った。
「またか、この野郎」


【即興で人生初のssを書いてみました】
【感想、改善点など貰えるとうれしいです】
826名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 21:42:37 ID:Qi7RhmHd

もうちょっと改行あったほうが読みやすいとは思う
あと個人的にはもうちょっとイチャイチャしてから見つかって欲しかった
827名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 22:47:41 ID:hKjk0Jnm
戦争が終わった。復旧作業のため学園都市から離れた生徒達。 暇なため当麻はベビーシッターをする。しかもその相手は御坂!  って言うの誰か書いていただけないでしょうか? 
828名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 23:17:10 ID:XFuP7XnI
>>574-578の上条inジャッジメント「こんなはずでは」の続き書いたのですが、
乗せていいでしょうか?
なんか見直し甘くて微妙な展開になってますが。
829名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 23:24:09 ID:k4ypf2Jn
>>825
ロシアの気候風土と雪山の定番、肌を重ね合わせる条件はあっさりとクリア。
導入部が済んで、さあこれから……ちょっ!?終わりですか?
>>826さんと同じく、エピローグ行く前に、せめて1エピソードでもあればなーと感じました。
サーシャの華奢な肢体にドギマギしたり、庇護欲をそそられる上条さん、的な描写が。
そしたら、ほのぼの感が出て締め括れるかな。まあ、長い文章書くのって面倒ですけど。
>>828
ウエルカムですよー
830名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 23:25:54 ID:XFuP7XnI
では、以下投稿さていただきます。
失礼しますね〜
「はじめまして、えぇと……上条当麻さんですよね?私初春飾利っていいます」
「おう、よろしくな。今日は巡回だっけか、さっさと行ってさっさと切り上げようぜ」
どうも最近危険な能力者が増えたらしい。初春のような戦闘向きではない者にも巡回指令が回っている。
もっとも、指示を出すものも無能ではなく本当に実戦における実力の無いものにはペアをあてがうことになっている。
だから初春には上条がパートナーになることになった。
「は、はい!それでは頑張りましょう!」
「お〜、はりきってんだな。まぁ警察官が下着ドロするようなこのご時世、巡回は大切だよな」

そんなこんなで1時間巡回した彼らは一息つこうとクレープ屋に立ち寄った。
「つまりですね、私は上条さんよりもジャッジメント歴が長いわけなんですよ」
「さいですか。で、上条さんにどないせーっちゅうねん」
「つまりここは私を先輩と呼んでも罰は当たらないといいますか」
この場のすぐ近くに初春の友人達がいた。
それを確認した初春は彼女たちにかっこいい所を見せようとしてたりする。
向こうは気づいていないらしく横を向いて歩いているが、まあ数歩歩いた頃には気づく距離だった。
「はいはい、大先輩初春さん。話をあわせてやるから話しかけて来いよ」
「あ、ありがとうございます!」
手をヒラヒラさせる上条にぺこりと一礼して初春は友人のところへ走っていった。
その後姿は年相応に子供らしいというか、微笑ましかった。
「俺のほうは楽だけど、アイツの方はどうなんだろうな〜」
くあーっと欠伸をしてテーブルに肘を付きボケーっと思いを馳せる。
なんかもうこのまま寝ちゃいたいくらいだった。
せっかくの土曜なのに巡回で早起きとかマジでくたばる5秒前なのだ。

で、そのアイツはというと。

「お兄さまと一緒にいられないのは寂しいですが、お姉さまがいるのなら黒子はなにも辛くないのですの!」
「なに?もしかして黒子、アンタあいつに惚れてるワケ?」
「もちろんですわ。ですがお姉さま、勘違いなさらぬよう」
「……勘違いってなにがよ」
「黒子はお兄さまもお姉さまも等しく愛してますの。だからこそどちらかを選ぶなど、とてもとても」
「は?もしかしてアンタ」
「ご察しの通りですの。わたくしはハーレムを決意しました!」
どうも彼女は上条と美琴両方を手に入れるつもりらしい。
「お姉さまがお兄さまとわたくし。お兄さまがわたくしとお姉さま。わたくしがお姉さまとお兄さま。
 ああ、なんという幸せな未来予想図!黒子は……黒子はぁっ!」
ここは公共の場。でも感じちゃうっ、ビクンビクンとクリムゾン状態している黒子。
美琴は冷静さをパージ。
泣きっ面に蜂。踏んだり蹴ったり。正にファッキンジーザス。
美琴、涙がちょちょぎれる。

「え〜、俺はジャッジメントでは初春さんの後輩にあたる〜……
 え〜と。上条当麻だ、よろしく」
「あはは。上条さん、初春にヨイショなんてしなくていいですよ。ばればれですし」
即効気づかれたらしい、やれやれと頭をボリボリかく。
初春も上条のへタッピな演技にあきれたらしく涙目でクレープをかじる。
「いいのか?もう友達行っちまったけど」
「いいんですよ。皆この後彼氏とデートがあるとか言ってましたし」
「……最近の子はマセてるというかなんと言うか」
「いやですよお父さん。あなたもまだまだ現役です」
どうやら上条の言葉にボケをいれたらしい。
なかなか好印象だ、上条は気分が乗ってくる。
「佐天さんだっけ。アンタは彼氏のとかいないのか?」
「随分と踏み入った質問するんですね〜。そういう言い方って勘違いを招いちゃいますよ?」
「ん?なんか変な言い回しだったか?」
どうやら天然で言ったらしい。佐天もそれ気づいてほくそえむ。
「あはは、あたしには彼氏なんていませんよ。や、欲しいとは思うんですけどね。
 別に選んでるつもりは無いんですけど、なかなか良いなと思う人がいなくて」
なるほど〜、と初春と上条はうなずく。
まあ色恋沙汰は焦っても仕方が無い、なるようになるだろう。
と、上条は思っていた。
思っていたので、言ってみる。
「俺なんかどうだ?」
見たところ佐天は女の子していた。
要するに化粧や髪型、服装などおしゃれに人一倍気を使っているという意味だ。
上条も一応おしゃれは気にしている。
つんつんとはねた髪型だっておしゃれを気にしてこうしている。
で、平均レベルに男の子している自分ならどう断ってくるか期待して聞いてみたわけだ。
「ん〜、ごめんなさい」
即効で断られた。
断られることはわかっていたが、さすがに即答は傷つく。
「その理由は如何に?」
「やっぱり付き合うなら互いに仲良くなってから出ないとなんか……ね?」
「ああ。友達発恋人行きが理想って訳か。うん、別にいいんじゃね」
納得したと頷く。
容姿がキモいとかウザイとか生理的に嫌とかブロークンファンタズムされる類じゃなくてよかったと思っているだけだが。
「初春はどうなんだ。好きな奴とかいないのか?」
「わ、わたしですか!?その〜、えと……」
まさか自分に振られるとは思いもしなかったらしい、慌てふためく。
「あたし、この子と同室に住んでるけど多分そういうの無いと思いますよ」
「ちょ、佐天さん!わたしにだって彼氏の一人や二人!」
「いや、二人以上いたらさすがに拙いだろ」
すかさず突っ込みを入れる上条。
そこで一拍の停止。
「っぷ」
「っくく」
そんな流れに噴出す少女二人。
「面白い人ですね、上条さん。いいな〜初春。上条さんみたいな人と一緒に仕事できてさ」
「そうですね。少しいい加減っぽいですけど」
微妙に皮肉が混ざったような言い方で返答。
これには上条グサっとくる。
「俺だってやるときはやりますよ?」
男の沽券に関わるといきり立つ。
「まあまあ、あたしは期待してますから落ち着いて」
「なんだその馬鹿にしたような言い方はぁ!あれか、上条さんはそんなチャラ夫に見えるのか!?」

833以上です:2009/07/12(日) 23:32:13 ID:XFuP7XnI
投稿させていただきありがとうございました〜。
佐天可愛いよね!たまらん!佐天たまらん!辛抱たまらん!
思春期ねーちんと上条さんの続き全然書かず何書いてんだ俺は。

「いや、佐天。お前は帰れよ」
「ひどいっ、そんなに初春と二人っきりをご所望なんですねっ。どうせあたしなんて」
「佐天さん……ひどいです上条さん。男性の風上にもおけないとおもいます」
「え、なによこの流れ」
女揃えばかしましいというが、流れで弄られ続ける上条はストレスたまりまくりだ。
「一応巡回もジャッジメントの仕事だろ、もしかしたら事件に遭遇するかもしれないし。
 その時無能力者がいたら危ないっていってんですよ」
そう言われると途端に佐天の表情が曇る。
「無能力者……そうですよね。無能力者は足手まといになりますよね」
「いや、足手まといまでは言ってませんが」
すかさず初春がフォローするが聞いてはいなかった。
「質問ですけど上条さんは何レベルなんですか?興味あるんですよ」
聞き方は丁寧だが声質にどこかトゲを感じた上条は困惑する。
また拙ったかと思うが、いまさら言い訳をしてもしかたない。
「聞いて驚け。上条さんはな、レベル0なのです。凄いだろ、無能力者だぜ?」
「あれ、でも上条さんはジャッジメントの関係者じゃ?」
「まあお手伝いだからな、能力なんて無くても雑務とかできる。俺もそんな感じな立ち位置だよ」
胸を張って宣言する。
実際右手の能力があるが、レベル0なのは間違いではないので嘘ついてはいない。
「でも、レベル0じゃ能力者と争って大丈夫なんですか?」
「程度によるよ。そりゃ御坂みたいなのに当たったら即死するだろうけどさ、
 ほれ、初春にケンカでん負けると思うか?」
「いえ、思いませんね」
その通りだ。
実際、無能力者対能力者の戦いで覆せないほどの差があったら土御門だってとうの昔に臨終している。
一応不利なことは間違いないのだろうが、よほどのレベル差が無い限り絶対無理とは言い切れない。
しょっちゅう能力者などに対峙している彼だからこそよく理解しているのだ。
「そういうこと。といっても、学園都市だと能力あったほうがお得なのは否めないが」
「まあそれはありますね。けど、ふ〜ん。なんだ、そう言うことなんだ」
佐天も何か上条の言葉に思うことがあったらしい、しきりに頷いていた。
「佐天さん、首カクカクさせてて鳩みたいですよ」
「うっふっふ。あたし悟ったかも」
ニヤニヤと笑いながら初春の言葉に気づかない。
普段なら突っ込みが来るところなのだが。
「つまりあれですよね。たとえ能力者でも学園都市でなければ社会的立位置にそんなに差は無い。
 そんな風に考えていたんですよね?凄いな〜、あたしとそんなに年変わらないのにそこまで考えてたなんて」
「いや、悟りすぎだから。俺そこまで考えてなかったし。上条さんもう少しチャランポランですよ」
勝手に感動している佐天をほって初春と上条は歩き出した。
「じゃあな、気をつけてかえれよ」
「佐天さん、また後で〜」
手を振る二人。
「いや、あたしも付いていきますよ。能力無くても自分の身だってまもれますから」
「「え〜……」」
「ジャ、ジャジャジャジャ……ジャッジメントです!」
「いや、そんなジャジャジャーンみたいな宣言してもな」
「なんだお前ら」
不良がよくたむろしている箇所を集中して探索したら案の定見つかった。
たむろしているだけなら問題ないのだが、カツアゲ中なのが拙い。
初春は正義感で飛び出したのだが、上条が続くことになった。
もっとも、初春が出なかったとしても彼なら自分から不良に向かっただろうが。
「だからジャッジメントだっつってんだろ。ほれ、この腕章が見えねえのかよ」
「それ偽者だろ。縫い目が本物と違うぜ」
「なにぃ、目ざとい奴だなおい」
その通りだった。上条はジャッジメントではない。その為権威がつかえない。
それに見かねた黒子がわざわざ用意したまがい物が今つけている腕章だ。
「そ、その〜。私は正真正銘ジャッジメントです。ですからその、大人しく連行されてください」
「そんなわけにいくかよ」
「ちょっ、初春危ない!」
能力者らしい男が一瞬で初春の目の前に一瞬で現れる。
いち早く気づいた佐天が止めようとするが間に合わない。
チンピラは初春を殴り飛ばそうとする。
「はい、ストップ〜」
「あだぁ!?」
しかし上条はきわめて平凡にチンピラを横から蹴り飛ばす。
「ったく、この手の人たちは話通じねえから目立つこというなよ」
「か、上条さ〜ん……」
助けられた初春は腰が抜けたらしくその場にへたり込む。
目も潤んでとてもジャッジメントには見えない。
「おい、お前ら。え〜と、暴行傷害の現行犯だ。連行決定ですよ」
相変わらず法的な通知は苦手な上条。いちいち締まらない。
とりあえず不良達に歩み寄る。
「うぜえ、死ね」
不良の一人がナイフを突き出す。
しかし寸での所でカウンターを入れる。
「ぐえ!」
「……あぶなかった〜」
だがジャッジメントに関わってからそういう凶器の対処の仕方に慣れてきた上条は危なげながらも対処する。
その動きに不良も大層あせる。
普通にやっては勝てないとふんだらしい。
実際のところ、一気に集団で襲ったら上条は無能力だから勝ち目がないのだが、
不良たちには仮にも『ジャッジメント関係者』として映っている。きっと能力者と踏んで迂闊に突撃できない。
「おお〜、なんだか手馴れた感じで頼りになってるじゃない」
「ですね。わたしも始めて上条さんと仕事することになったけど、かっこいいと思います」
「あら〜?もしかして惚れちゃった?」
「そ、そんなんじゃないですって!」
「は〜いお嬢さんたち。ちょっと失礼」
「え?」
「なにアンタ?」
「シャラーっプ」
あっという間に上条の後ろにいた二人が捕らえられた。
「おいてめぇ!そこ動くな!」
「は?って、初春と佐天、なにやってんですか!?」
「ごめんなさーい、つかまっちゃいました。てへっ」
可愛くごまかす佐天に大きなため息を吐く上条。
どうも場を離れていた不良の仲間が帰ってきて彼女たちを捕まえたようだ。
「おいてめぇ、こいつら傷物にされたくなかったら抵抗すんじゃねえぞ!」
「なんだこのリンチフラグ。駄フラグばかりの上条さんが今度は死亡フラグ建てたっぽいぞ」
言い方はおちゃらけてるが内心滝汗な当麻。
捕らえられた二人は首もとのナイフに怯えて脱出は無理そうだ。
これは終わったかな〜っと他人事のように考えてる。
「わかったわかった。好きにしろよ」

「おいおい、やりすぎじゃねぇ?」
「いや、あとは余計なことを言われないようにノドも潰しとこうぜ」
コンクリートにはボロボロの上条が倒れていた。
左腕はおかしい方向に曲がり、顔には青あざだらけ。
倒れている箇所には血の後が大量にできている。
どう見ても入院レベルの重症を負っていた。
「も、もういいじゃないですか!はやく病院に連れて行かないと死んじゃいます!」
「そうだ!上条さん死んだらあんた達殺人なのよ!」
「おいおい、他人事じゃねえんだぜ。お前達にもチクられちゃ困るんだからな。
 脅しをかけなきゃなんねぇんだ。なぁに、ちょっと恥ずかしい写真取るだけだ。
 大人しくしてりゃ痛い目みねえから安心しな」
首にナイフを当てられて身動きの取れない二人に無慈悲につげる不良。
地面には意識があるのかも怪しい上条の体。
状況は絶体絶命だった。
「このっ……」
だが勝気の佐天はこのままじゃ済ませない性格をしていた。
「いい加減にしろ!」
「ぶあっ!?」
窮鼠猫をかむ。佐天は油断しきっている不良に思い切りヘッドバットをかました。
地面に倒れた不良の手を思い切り踏む。
強烈な痛みに耐えかねた不良はナイフを離してしまう。
そのまま流れるようにナイフを奪い取った。
「で、どうすんだ?そんなナイフで俺らを倒せるとでも?」
倒せるわけが無かった。
向こうはまだ3人もいる。能力者だってそのうちの一人いる。
しかしこっちはナイフを持った小娘1人に戦力外の初春一人。
これで勝てるわけがない。
「あたしが、あたしが能力者だったら……こんな奴ら」
自分の使えなさに頭にくる。
自分の身すら守れず上条さんには迷惑をかけて、倒れている上条さんを助けることもできない。
本当に情けない。
「そんじゃちょっと痛い目みてもらおうかね!」
能力者の一人の周りに炎が現れる。
発火能力者らしい、火力の程度はそれほど高くないけれども、一般人の佐天や初春には対処できないだろう。
能力者は炎を握り振りかぶる。
「くそ……っ!」
そのまま投げつけられた火球を目前に涙を流す佐天。

しかし、その炎は佐天に届かなかった。
佐天と能力者の間に上条の右手が伸びていたのだ。
「あ〜イテテ。こんなんなるまで殴りやがって、左腕なんて使い物にならねえじゃねえか」
「あぁ?」
ズタボロな上条がフラフラと立ち上がる。
だが立ち上がったのは良いが目の焦点が合っていない。
「うお、世界がゆがんで見える。こりゃすげぇ」
意識も虚ろで立っているのがやっとなのだろう、これでは不良と戦ってもまず勝ち目が無い。
「上条さん!大丈夫ですか!?」
初春が叫ぶように聞くが聞こえているのか、フラフラしている。
だが、突然その体の揺れが収まると目に光が宿った。
「お前ら、ついてねーな。ついてねーよ」

「左腕骨折。頭蓋骨および右足のヒビ。重度打撲数箇所。
 凄いね、こんな状態で歩いて病院来れるなんて。これが人体の神秘といったところかな」
「これどのくらいで治りそうですかね?」
「うん?まあ見た感じ長くても1ヶ月もあれば完治かな」
「骨折って一ヶ月で治るものだっけ」
「いや、長くても1ヶ月だからね。多分もっと早くなおるから安心しなさい」

「命に別状は無かったんですね……本当に良かったです」
「だね〜、あたしも初春も心配してたんですよ」
お見舞いに来た初春と佐天が心底安心したように胸を撫で下ろす。
「いやいや、命に別状なくても日常に異常ありまくりだっつーの。
 ただでさえ出席日数不安なのにこれ以上休んだらどうなるか」
頭は包帯、腕はギブス。顔は内出血でタコみたいに膨れまくり。
この上ないバッドコンディションで上条はふてくされていた。
「当麻さん。その、助けてくれて本当にありがとうございました!」
「ん?いや、佐天が自力で脱出したから俺も動けたんだ。
 初春一人だったら俺多分喉潰されてただろうしな。要するにお互い様じゃないのか」
さり気に名前呼びに変わっている事に気づかず上条は平然と告げる。
「けど、その、それでですね。あたしや初春も助けてもらったのは事実ですし、
 何か恩返しをしたいのですが。何かありませんか?」
「別にジャッジメントの仕事をしたわけで見返りとはいいんだけどな」
「けどこのままじゃ私達の気がおさまらないので」
にべもなく返される。
「ん〜、それじゃあ来た時でいいからさ、身の回りの世話たのむ。
 片腕片足使えないからさ。めちゃくちゃ松葉杖使いづらいんだよ」
「お任せを!と、ところで上条さん、少し話があるんですけど」
「ん?」
やたら顔を赤く染めた佐天が上条に詰め寄る。
「その……あたしなんかどうです?」
「さ、佐天さんそれって!」
「初春、あたしは抜け駆けさせてもらうわよ!」
「ずるいですよ!」
初春と騒いでいるが、佐天は上条の返答がかなり気になっている。
まだかまだかと思うが上条は考えるような顔だ。
ふと、上条は稼動した。
「あ〜、そういや昼に俺もおんなじ質問したな。佐天、あのネタ引っ張ってくるとか。
 お前なかなかキツイ奴だな」
「えぇ、はぁ!?」
そういえば、今日クレープ屋で上条はこんなことを言っていたような。
『俺なんかどうだ?』
その時自分はあっさり断ったので上条は結構傷ついていたようだ。
で、その言葉が自分の告白と同じ言い方だから彼はイジられているのかと勘違いして……
自分の決死の告白は勘違いでスルーされたということで……
「こんなはずではー!!!」
「よかったです。よし、私だって……」
838名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 23:36:51 ID:XFuP7XnI
またやらかしたーーー!投稿順番間違えて変なの途中割り込ませてしまいました。
前回の順番めちゃくちゃな件同様に迷惑かけて申し訳ない。
839名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 23:55:34 ID:cD3kaoZS
>>838
GJ!
ていうか上条さんあのあとそんなボロボロな体で不良達〆たのか?
もう人間じゃないな……
840名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 00:09:25 ID:+l/FF9c4
そりゃあ上条さんですからねw
>>838GJ!
841名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 00:14:06 ID:dWlU+TlA
アックアにやられたときのほうが重症だっただろ
主人公補正も入ってるしな
842名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 00:38:03 ID:7JnRmBuh
>>838
間違う事もたまにはあるし、ノリで書いててヘンな方向行くのはショッチュウあるさー。
佐天涙子か……。上条さん、なかなかの相方を見付けたようでなによりです。
そして、二人に同時フラグ立てとは、旗男の面目躍如。5Pへまっしぐら、ですか。
続き書くとしたら、収拾付けるの大変そうだなーと感じたけど、二人は除外?それとも……。
843072:2009/07/13(月) 00:44:36 ID:MHxtEJsr
無臭正DVD300円
見なきゃ損!!
http://sawaziri-1919.cocolog-nifty.com/blog/

844名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 02:34:13 ID:RGGxyEZ+
ageるとこういうの出てくるのか
845名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 05:43:23 ID:Dqn2okyY
>>838
乙 カミジョーさんかっこいいよ
846名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 06:48:52 ID:uWurHXSW
あんまり…

モブが喋りすぎ
847名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 12:29:58 ID:iDXEnbnR
ミサイル喰らっても生きてるゴキブリ以上な上条さんにここまで手傷を負わせるとは…
学園都市の不良マジパネェ
848名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 17:47:39 ID:t1GfgiGB
最先端の学園都市にいるんだからミサイルに耐性があって当然だろ
849名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 21:59:00 ID:OihDSxl1
ミサイルに耐性があるって頑丈だと言うこと?
まぁ当麻には女子の気持ちを知るのが何より重要だと思うけど!
850名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:06:28 ID:kXPo8J2P
>>838
ありがとう、続き待ってたよ! GJだよ! できればでいいからこのままシリーズ化をして欲しいくらいだぜ!
というかタイトルから最高、オチが好きや…。


>>848
ミサイル耐性とか…それむしろ要塞都市だな。
851名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:09:05 ID:UNONT0GU
上条さんの肉体はカエル医者に「ファンタジーな体」と称されるくらいだからな
殺したくらいじゃ死なないよ
852名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:09:49 ID:PFiUQvxw
上条要塞を崩せるのは一体誰だろうか。
853名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:11:22 ID:uWurHXSW
五和ならイケそう
854名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:19:07 ID:t1GfgiGB
要塞というより貞操だなw
855名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:20:33 ID:pkx8mPQV
ねーちんと土御門には勝てる訳がない(´・ω・`)
856名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 23:14:08 ID:6zsArVyK
>>851
幻想殺し持ちの肉体がファンタジー(幻想)な身体って皮肉だよな
857名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 23:58:33 ID:1yIzDYRn
HAHAHAHA 上条当麻が〜アメリカで〜出会った〜(ウルルン
858名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:31:26 ID:CU+1igMD
>>849
なにこいつ怖い
859名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:34:32 ID:wMD2Hz0T
上条さんが生きてたのはキャーリサがミサイルを意図的に外したから
既にフラグが立ってたんだよ!
860名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:34:57 ID:wMD2Hz0T
すまんsage忘れた
861名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:40:02 ID:hM03Cq8M
上条さんを手に入れるためだけに自らの軍事力をフルに活用するキャーリサ
862名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 01:36:46 ID:hbK7G8oM
レールガンでお出迎えですね。わかります。
863名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 02:19:15 ID:sp/BPZx3
>>855
土御門はどうだろう
864名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 04:21:23 ID:Vqtg/yyF
>ファンタジーな身体
ファンシーな身体と読んでしまい意味が微妙に通ってしまった…
865名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 04:22:15 ID:Vqtg/yyF
間違えた
×ファンシーな身体
○ファンキーな身体
866名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 08:24:54 ID:wMD2Hz0T
どっちかっていうとキョンシー
867名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 09:06:21 ID:lScd+BiS
額に「旗男」って御札を貼られて動けなくなる上条さんですか?
868名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 10:40:30 ID:ofBpTVfW
>>867
貼った人の命令に体が(勝手に)従うんですねわかります
869名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 11:49:06 ID:s3H/CyF+
>>865
既にフランキーな体に改造済みなのかもな
870名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 12:25:38 ID:F0PR0nPb
カオスな流れになったもんだな…
871名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 12:32:52 ID:hM03Cq8M
>>868
御札の争奪戦が始まるぞ
872名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 15:05:06 ID:alokwVR/
そしたら誰が勝つかな? 
正直美琴か五和に勝って欲しいな。
案外御坂が勝ち取ったら、当麻の言う通りにするよ、とか言ったりして!
873名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 15:09:19 ID:alokwVR/
って言うか、やっぱ祭りで当麻を売り飛ばす(人身売買)
誰が買うかもしかしたら、助けてみんなから抜け駆けするか! 
874名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 15:20:33 ID:mssegkaE
全裸で乳首と股間に御札を貼った姫神が上条さんに夜ばいを掛けてきます
875名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 16:54:37 ID:CU+1igMD
ID:alokwVR/なにこいつこわい
876名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 16:55:19 ID:9M88OQEH
しかし、幾らで売れるか若干気になる
877名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 17:31:00 ID:alokwVR/
案外第二王女とかが買うから相当高額だと思う!
878妄想命です:2009/07/14(火) 18:16:06 ID:mMfaIray
流れを切ってしまい申し訳ない
投稿させて下さい
今回は宣言していたローラメインです
エロは無しです(電撃文庫セーフライン)
8791/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:17:11 ID:mMfaIray
学園都市の一角には、窓のないビルがある。その中にいるのは、学園都市統括理事長、アレイスター。
巨大なガラス容器の中で逆さまに浮かぶ彼は、珍しくため息をついていた。
「全く、あのおてんばめ。この私ですら読めない行動をしてくれる」
そんなことを言って、画面に映し出される女性を見ていた
街を歩くのはローラ=スチュアート。イギリス清教のトップであるアークビショップだ
その美貌と背中に束ねられた長く美しい髪に、誰もが振り返る
「日本も良き所ね。日本語を覚えたりて正解だったわ」
しかし『日本語』という言葉は暗い。そもそもローラが日本に来た理由の一つが、『自分の日本語は変ではない』と言うことを証明するためなのだ
(おのれー!ステイルもアレイスターも、さに私の日本語を変だ馬鹿だと言いおってからにー)
怒りを心で留めつつも、コンビニの前に立ち止まるローラ
「ちょうど小腹も空きたる所。ついでに私の日本語の正しさを見せつけたるわよ」
そう言ってコンビニへ入っていった

その日、上条はコンビニへ買い物に来ていた。インデックスと言う名の災害に、冷蔵庫内が壊滅していたからだ。
「ったく、インデックスのやつ、勝手過ぎるんだよ。食うもん無くなったら無くなったで小萌センセーのとこ行くしよー」
そんな独り言をブツブツ言いながら食べ物をカゴに入れていく。
「こんなもんか。当分は小萌センセーのとこに居てもらう予定だから足りるよな」
そしてレジへ並ぶ。考え事をしていたため、前にいる不思議な女性に気付くのに遅れてしまう。
8802/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:17:59 ID:mMfaIray
なにやらレジが騒がしいようだ。
「だから、なにゆえドルが使えぬと?」
「ですからお客様、当店ではドル紙幣は扱っておりません」
「ええい!そんな言い訳を訊くと思うてか!」
文句を言っているのはローラだ。ポンドではないところを見ると、多少なりとも配慮はしているようだ。
上条はかわいそうな店員だなとか思いつつ、関わってはいけないと離脱を試みる。
が、ローラは辺りを見回している。いかにも助けを求めている素振りだ。すると彼女は上条を見て目を止める。
彼女は上条の顔を知っていたらしく、気付くやいなや手を掴んだ。上条はビクッと反応する
「いけなし!こんな仕打ちを受けたる私を捨て置きけると!?」
両手を握り、悲痛の眼差し(上目遣い)を送るローラ。上条は半歩下がる。
「お、俺にどうしろと?」
「後で払いたるから買って欲しいにつきよ」
上条は頑張ったが、結局断れなかった。
「だーちくしょー」
あげくの果てにはローラの分も持って歩く羽目に陥ってしまう
「あのー、あなたの家はどこですか?コレはいつまで持てばいいのでしょう」
「何を言いたりけるの?あなたの家までに決まりているじゃない。上条当麻君。」
上条は二つのことに驚く。一つは名前を知っていたこと。もう一つは家に来ること。
「ちょ、ちょっと待ってください!なんで俺の家に!?それになんで俺の名前を!?」
「あら、ステイルや神裂から私のことは聞きてない?」
「あいつらの知り合い?と言うことは魔術サイドの人間?」
少し警戒する上条。対してローラは無防備だ
「安心するにつきよ。私はイギリス清教たりしだから、貴方たちの味方でありけるのよ」
「うーん、そう言えばロンドンで見たような・・・」
微妙に記憶が薄れている上条だが、少しずつ思い出す
8813/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:18:46 ID:mMfaIray
そんな会話をしつつ歩く二人。結局、寮についてしまった。
少し小走りになり、先に部屋に入るローラ
「なんと狭き部屋!」
「あのですねー、人の部屋に上がって最初の台詞がそれ?」
ローラはハッとしたように
「いや、つい本音が出たりしけるわ。いけなし、いけなし」
上条は買い物袋を机に置きながら、そして触れてはいけないことに触れてしまう。
「あのーつかぬことをお聞きしますが、その日本語は変じゃないですか?」
ビギリッとローラのこめかみの血管が浮き上がる。
もはや現地の人間にまで言われてしまい、完全に弁明できなくなってしまったのだ。
もちろん、その怒りは上条へは向いていない。どこにいるやも知れぬ馬鹿を思い出しているからだ。
そして俯きながら、これは何にせよ土御門が悪いのだとかブツブツ言い始める
「あのー」
「黙りていろ!おのれ土御門!ついに日本人にまで言われてしもうたわ」
ローラの髪が光る。物凄く光る。
これはまずい!と上条は悟る。
「魔術も暴走すんのかよー!!」
次の瞬間、輝きが更に増す。と同時に、上条の右手がローラの髪へ伸びる。
そして右手が触れた途端、輝きが無くなる。もちろんそれに焦るのはローラだ
「馬鹿な!何が起きたりしけるの!?」
ローラは幻想殺しを知ってはいるが、怒りで周りが見えなくなっていたのだ
「あぶねーあぶねー」
「そうか!その右手。私の力まで消したるとは・・・」
「消さなきゃ俺が消えてましたけどね」
げんなりする上条。そこへ空気の読めない馬鹿の声が聞こえてくる
「カミやーん!さっきの光はなんだったんだにゃー?」
となりのベランダから首だけ出す土御門。ローラと目が合う。殺意が立ち込める室内。
「にゃー?ローラ?」
8824/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:19:42 ID:mMfaIray
ニヤッとローラの口が動く。やっと会えた仇を見る様に、歓喜に満ちる
「ここで会いたりしは100年目!死にていろー!土御門ー!」
上条は真っ青になる
「ぎゃー!部屋で暴れるなー!」
後ろからローラを羽交い締めにする上条。
「何をする!離せ!この恨み!土御門で晴らしたらねばならぬのじゃー!」
土御門は、ローラの怒りが自分に向いていると悟ると
「なんかヤバそうなんで逃げるぜい!後は頼んだカミやん!」
そう言ってベランダから飛び降りる。
7階でありながら飛び降りる度胸はやはりプロである。
とは言え、流石に地上まで飛び降りれるはずもなく、下のベランダ、そのまた下のベランダへ降りつつ進んでいく
「ええい!離せ!」
「誰が離すか!魔術師が暴れたらロクなことがないんだよ!」
そう、絶対にダメだと記憶を失う前の上条が告げている
そうこうしているうちにベッドに倒れ込む二人。そんなことも気にせず、上条は馬乗りで押さえ付ける。
しかしローラはその事態を把握する
「な、ななな何を!?」
顔を真っ赤にするローラ。首だけ左右に振りつつ、やめろと言わんばかりに必死に叫ぶ
「離せ!離すのじゃ!」
「だから暴れるなよ!」
ますます力が強くなる上条。魔術が使えないただの女になってしまったローラは涙ぐむ。
その瞬間全ての力を抜くと、上条を見つめて
「やめ・・・て・・・」
と言った。負けを認めてしまったのだ
8835/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:20:22 ID:mMfaIray
上条はその言葉にハッとして、ローラの上から飛び退く
「あ、その・・・すいません・・・」
ローラはベッドで仰向けのまま動かない。
そう、恐かった。
自分の思い通りにならないことは初めてだった。
支配される恐さを思い知った。
目に涙をためながら放心状態になる
「あ・・・ぁ・・・」
心配した上条は、やはり鈍感なので
「だ、大丈夫ですか?」
そう言って覗き込んでしまう
「ひっ!」
ローラは掛け布団を体に巻いて、ベッドの隅へ逃げる。
上条は物凄くヤバい雰囲気に変な汗が出てくる。
ここは話をすり替えるしかないと思い
「じゃ、じゃあご飯作ってきますんで・・・」
キッチンへ避難した上条。
適当に晩飯を作り、コトッと机に皿を置いていく
「ど、どうぞ・・・」
食事を勧めるも、なかなかベッドの隅から動かないローラ。
ごめんねとは謝ってくるので、自分にも非があるとは思っているらしい。
上条も責任の半分は自覚しているようで
「いや、さっきのは俺が悪かったんだし・・・」
そんな言葉に少し調子を戻して、彼女もベッドから少しずつ動き出す
その時、上条は皿を並べるために少しばかり移動していたのだが、床まで伸びたローラの長い髪を踏みそうになり、慌てて足をあげる。
当然バランスを崩し、ベッドに倒れ込んでしまう
すると、どうなるかなど言うまでもなく、二人は重なりあってしまう。
「なっ!?」
猛烈に顔を赤くして驚くローラ。もはや『抵抗することなどできない』という観念が存在してしまっているため、抵抗の意思はない
恥ずかしさもあり、真っ赤な顔を横に向けて、上条を直視しないようにもしている
(もう・・・私はこのまま・・・)
彼女はもう諦めていた。もうこの少年には何もできないと
8846/6 上条×ローラ:2009/07/14(火) 18:20:57 ID:mMfaIray
その時ドアがバタンと開く
「とうまー!こもえが上条ちゃんが心配するから帰りなさいって・・・」
言葉が止まる少女、インデックス。目に飛び込んで来るのはベッドで抱き合う二人
上条は首だけグルンと回すと
「い、いいいいインデックスサン!?これは違うのです!そう、説明すればわたくしの無実は晴れるはずで・・・」
静かなる怒りが立ち込める
「とうまぁ!何事にも限度があるんだよ!その頭がいけないの!?」
「い、いやその上条さんはノーマルモードであって、決して異常などないのでご安心」
「あんッ!」
なにやらアブナイ声が聞こえて来たので口が止まる。
上条がゆっくり下を向くと、ローラが更に顔を赤くしている
言い訳に焦る上条は、手をあちらこちらに動かしていた。
その過程で、やはりその不幸な右手はあらぬところにムニッと触れてしまう。
そう、ローラの胸だった。それを見るや否や、少女のささやかな歯止めは消えさる。
その瞬間、思考をコイツコロスに移行。上条は確信する。俺は食糧になると
上条はそのホーミングから身を守るため、全てを回避に捧げる
「不幸だぁー」と叫びながら、ベランダから土御門方式ダイブ
それは学園都市全てに届きそうな絶叫だったという
そんな中、ローラは高鳴る胸を押さえつつ、遠い目をしていた
(上条当麻・・・またいつか・・・)

一方、窓のないビルの中、巨大なガラス容器の中で微笑むアレイスター
「フッ、アークビショップを襲った男・・・か。久々に面白かったな」
そう言って彼は画面を閉じたのだった
885妄想命です:2009/07/14(火) 18:25:02 ID:mMfaIray
終わりです
ローラは上条と出会うまでが無理矢理なので、違和感があるかもしれません
口調も難しく、完成度はまだまだですね
ローラも書いていて、魅力的だとは思ったのですが、いかんせん使いきれない能力不足で申し訳ない

長文失礼しました
886名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 18:59:00 ID:3oSmKSRK
>>885
GJ!
ローラ可愛すぎ(*´Д`)
887名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:02:51 ID:alokwVR/
最高です。
すいません、でも誰か御坂との書いてくれませんか?
888名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:07:51 ID:suovRV8P
>>885
これは乙じゃなくてうんたらかんたら
ローラ可愛いな//
古語風の日本語難しいよね これからもがんばってください


>>887
御坂と誰?

御坂「お姉さま、と御坂は呼びかけてみます」
御坂「なによ...ってかあんた今何してんのよ」
打ち「わーい!ってミサカはミサカは騒いでみる」
889名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:32:17 ID:alokwVR/
当麻だよ
890名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:34:45 ID:hM03Cq8M
>>885
GJ!

>>889
さげたほうがいいよ
メール欄にsageって入れるだけでいいから
891名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:39:53 ID:F0PR0nPb
>>885
俺の幻想を遂に叶えてくれたあなたに最高のGJを

ローラ様可愛いよローラ様
892名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:54:39 ID:CU+1igMD
>>889
sageろよ厨房
893名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:31:40 ID:vU3Ukz0M
>>885GJ
やっぱ英国勢は良いキャラ多いよな
所で、第一王女の人間不信はいいネタになると思わないか?
上条さんとのフラグ的な意味で
894名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:39:03 ID:GJfyrwhU
>>885
GJ。 
それにしてもやっぱりインデックスはこんな役しかやってこないのか。
895名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:39:24 ID:alokwVR/
どういう意味で?
896名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:42:26 ID:G6S7S1NY
>>885
GJ!!!!!!!!
897名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:44:06 ID:vE4hhhWR
ここのせいでローラ様が気になってしょうがなくなってしまった
どうしてくれようどうしてくれよう
898名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 20:48:38 ID:3/NALL9b
>>895
ここは18禁だから厨房は来んな
特別な理由がなければメール欄にはsageと入力しろ
そして半年ROMれ
899名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:09:10 ID:d0APxcaY
ところで、第三王女まで上条属性にやられてしまっていたら、今頃どんな事態になって
いるのか、気になっているのは自分だけかな。
900名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:15:12 ID:QB6dROv8
第三王女でも既に24ということに驚いた
キャーリサさんは26,7って所なの?
901妄想命:2009/07/14(火) 21:16:54 ID:mMfaIray
普段は名前を入れずに投稿しているのですが、感謝の気持ちを伝えるために

いやはや喜んでくださって何よりです
またここの雑談中でネタ拾って投稿したいと思います
902名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:19:37 ID:hM03Cq8M
>>899
軍事VS人徳の頂上姉妹喧嘩勃発
903名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:47:56 ID:F0PR0nPb
ヴィリアンはウィリアムと鉄板だろ
第三王女は先にフラグ立てられてるなぁ〜

そしてローラ様のエロを全裸で待機
904名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:49:28 ID:suovRV8P
アックア初出から俺の嫁宣言してたけどヴィリアンにとられちゃったお
905名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:58:58 ID:wMD2Hz0T
第2王女は攻略したし、あとは第1王女を攻略すれば上条さんがイギリスを支配したも同然だな
906名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:05:27 ID:FKxg9g6J
>>905
バカモノ!!
エリザードがいるぜ
907名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:09:17 ID:F0PR0nPb
>>906
エリザード様乙
908名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:36:02 ID:Kh8+7tD0
ローラは文章考えるの大変そうだなぁ乙です
ローラ語ジェネレーターとかそのうち出来ないかなw

三姉妹は面倒だから4Pでいいんじゃね?
909名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:41:41 ID:hM03Cq8M
>>908
アックアさんが上条さん殺しに行きそうだからヴィリアンは除外
代わりにレッサー&フロリス参戦
910名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:43:45 ID:Dw5GDAts
第一王女は氣志團長とだろ
911名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:44:11 ID:suovRV8P
レッサーは予想外に可愛くなかった・・・イラスト的な意味で
でもフロリスが可愛いから許す
912名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:47:15 ID:wMD2Hz0T
フロリスは19巻で出番あるかもね
上条さんのアシ的な意味で
913名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:08:59 ID:hbK7G8oM
フロリスに乗るだと!?
914名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:09:04 ID:GIjzamVh
>899
ウィリアムさん涙目!
彼って上条さんに匹敵するヒーロー属性だな。
915名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:57:49 ID:RK6eXJUl
>>911
小悪魔的な感じの良さが理解できないとは…
916名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 01:34:33 ID:9HxlfFD7
上条さんはイギリス王家のあらゆるところが顔パスでいけるようになってそうだなw
917名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:08:02 ID:ziFCPcGY
>>831-837の上条inジャッジメントの続きできました〜。
今回は美琴ルートにしたけど投稿してもいいのかな?
なんか新刊ブームで凄い投稿してもいいのかタイミング的に迷うのですが。
918名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:09:17 ID:abkfhdpm
とりあえず、いっとけ!
919名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:15:50 ID:ZgIAymlf
構う事はない
やるんだ!
920名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:16:21 ID:ziFCPcGY
おういえ〜、それでは早速投稿させていただきます。
「ん、ん〜……」
上条当麻、とある夜の病室でノンレム睡眠。
病院にいる理由は言わずもがな、先日のリンチの怪我によるものだ。
その怪我も医者が良いせいかそれほどの痛みを覚えていない。
おかげで外傷系の類で入院しているのに寝苦しいこともなく安眠していた。
このまま朝までグッスリと思ったが、
「か〜み〜や〜ん。土御門華麗に登場だぜい」
いた。確かにいた。馬鹿が。
扉をこっそり開けてはいってくる。
「おやおや、怪我は軽くなさそうだがよく寝ているんだにゃ〜」
土御門は上条を起こす気は無いらしい。
こそこそと扉を閉め物音一つ立てずに上条の側まで到着。
警戒心ゼロで安眠する上条をみてニヤリとほくそえむ土御門。
「カミやん。フラグ回収の時が着たんだぜい」

その日、上条は夢を見た。
なんてことは無い、ただ何もない空間に自分は立っていて空から質問が来ただけだ。
「カミやんが現在回収できるフラグは6つあるぜよ。今からそれを言うから好きなのを選ぶんだにゃ〜」
夢の中だからか、イマイチ自分の意識が定かではない。いや、夢の中で意識あったらそれは凄いが。
「ひと〜つ。『最初はツンデレ、しかしフラグ回収すればデレデレ。すっごいデレるよツンデレールガン御坂美琴』
 ふた〜つ。『愛に目覚めればひたすらに尽くす淑女?パンダみたいな名前だ白井黒子』
 み〜っつ。『初心純心に見えるが結構辛辣、デレた時が想像つかない。頭が花畑初春飾利』
 よ〜っつ。『平凡。裏が無くひたすら普通の女の子。特にいじるところが無いぞ佐天涙子』」
ここまで呼吸なし。
さすがにきつい為思いっきり酸素を取り込む。
「いつ〜つ。『奥手な美琴、積極的な黒子。二人合わせていただきます。お嬢様丼』
 む〜っつ。『親友の仲は大切だ、ならばどちらも選べば万事解決天道地獄。初春アンド佐天の親友丼』
 さあさ盛り上がってまいりました!」
空からワケのわからない声がしているが、夢の中だと体が思うように動かせない。
上条は薄ぼんやりな意識のまま棒立ちする。
「さて、カミやんの目の前にには6つの選択肢がるぜい。好きなのを選びな」
なんだか良くわからないが目の前の選択肢をとりあえず選ぶとしよう。
そんな曖昧な気持ちのままフラグの前に立つ。
「俺が選ぶのは――――――」

「御坂美琴、か。まかせとけカミやん、俺が責任もって面倒みてやるぜい!」
催眠誘導で上条の本心を聞き出した土御門は急ぎ足で病室の窓から飛び降りた。
翌日。

「じゃんっ。美琴さんがお見舞いにきてあげたわよん」
時計を見ると3時半、本日は平日である。
「おまえ、学校抜け出してきたのかよ」
「そんなのアンタの知ったことじゃないでしょうが。それよりも私がお見舞いに来てあげたのよ?
 もっと両手上げて喜ぶとかしてもいいんじゃない」
「はいはい、うれしーなー。上条さん嬉しくて寝ちゃいそうだよオヤスミ、グランマ」
「中学生にグランマ言うな」
しょっぱなからテンションの高い御坂に上条は少し疲れていた。
どうも病院にいると上条のテンションはそんなに上がらない。
体は不便だし何か今日はあらゆる箇所が打撲骨折の疼痛がしている。
同時に学校に行きたくとも今は無理なのだ。
「はぁ、そろそろ薬飲む時間かな」
片腕が使えないため腹筋だけの力で起き上がる。
そのまま物置においているコップをとり水を汲みに行こうとするが。
「私が汲んできてあげるわよ。お見舞い来て上げてるんだからそれぐらい頼りなさいよね」
「ん、悪いな。助かる」
そのまま上条のコップをひったくるとちょっと離れた箇所にある冷蔵庫を開きミネラルウォーターをとりだす。
「どうせ水道水でも飲もうとしてたでしょ?だめよ、水もちゃんと気をつけないと」
キャップをはずしコップに注ぐ。
「ほら、どうぞ。薬は片腕で飲める?」
「ああ、それくらいならできる。これでも数日の片腕生活で器用さは磨きがかかってますよ」
「ふ〜ん。っていうかさ、今思ったんだけど」
「なんだよ」
「いや、打撲骨折系なのに粉薬ってどうなの?」
「あ〜、それは俺も思ってた。けどあの先生、腕は一流らしいからこの薬にも何か凄い成分でもあるんだろ」
何度も入院をくりかえす上条。すでに医者の腕は身をもって体感している。
はじめこそ彼の渡す薬に疑問をもっていたりしてたが、今は完全に意味がある薬なのだと信用している。
美琴も別に食って掛かるわけでもなく、そっか、と一言つぶやいてパイプイスに腰を置く。
「あ〜、マッズイ。フルーツ味だったら最高なんだけどな」
「良薬は口に苦し、でしょ。あんな甘い薬飲んでも効く気しないし」
「まあ薬は苦くないと飲んだ気しないよな」
空になったコップを棚において壁に背中を預ける。
「どうだ、最近ジャッジメント行けてないが何か変わったことでもあったか」
「別に、いつも通りよ。いつも通りに退屈なだけ」
「退屈ねぇ。俺は仕事中は結構充実して悪くは無かったけどな、お前は違うのか」
少し拗ねた様な態度の美琴に上条は質問する。
しかし美琴は答えることも無くただため息を吐いただけだった。
二人が談笑しているとふと扉が開いた。
「おや、君は」
「あ、こんにちは」
「どうも、先生」
「ああ、二人ともそのまま座ってていいよ。診断をしにきただけだから直に終わる」
そのまま彼女から目をはずし上条の側に立つ。
折れた腕のある左側の肩から下をなでる。
「うん、骨に歪みが出ることも無く無事くっついているね」
次に足や顔の傷跡を看る。
「これも大丈夫だね。始めは頭をしこたま殴られてたからクモ膜下出血の可能性も心配してたが無事でよかった」
満足げに頷く先生。
患者が無事に癒えているのがわかって嬉しいのだろう、上条も悪い気はしない。
「あの、あとどれくらいでコイツ退院できそうなんですか?」
横から美琴が質問した。
「そうだね。今のところあと半月ほどを目標に治療を行っているよ」
「そうですか、あと半月もあるのか……長いなぁ」
「……ふむ」
彼女の態度に何か感づいたらしい。
医者はそのまま彼女に振り向く。
「ああ君、病院内では絶対に能力を使わないでね。この機関には電磁波に弱いものがあまりに多い。
 手術器具、心電図計は当然として君らにはなじみが薄いだろうけどペースメーカー使用者に対する危険が大きい」
ペースメーカーというのは心臓に対する電気刺激発生装置である。
これは本当に電磁波に弱い。どのくらい弱いかというと、
「アレは携帯電話を密着させるだけで故障する危険性がある。君の電撃なら一発だね」
医者として他の患者を考えて美琴に厳重な注意をする。
「わかりました。気をつけます」
「うん。まあ君だから心配はしてないけどね。それじゃあ失礼するよ」
カルテに何か文字を書くと立ち上がりドアに向かった。
「ああそうだ、ひとつ言い忘れていた。君たち、あまり激しくしないように」
「「は?」」
「今は意味がわからなくていいよ。それじゃあ」
何か意味ありげなことを言って医者は病室から出て行った。
残された二人は疑問を浮かべた顔で互いに目を合わせていた。

「―――でね、その生意気な子供がね……って、寝ちゃったか」
あの後も会話を続けていた二人だったが、薬の副作用が効いてきたらしい。
上条は数分前からウトウトしていた。
「ほら、座ったまま寝ないの。ったく仕方ないわね」
口は嫌そうだが内心は役得ラッキーといった具合だ。
やさしい手つきで上条の体をずらして寝かせる。
上条は半分夢の中らしく特に反応することも無く横になった。
それから何分たっただろうか。美琴は何かをするわけでもなくただ椅子に座って上条の寝顔を眺めていた。
「寝たっぽいわね」
上条の息が深い物となったのを確認して美琴はつぶやいた。
「これはただの愚痴だから、もし聞こえてても無視して」
声をかけるが反応はない。
「アンタさ、やっぱりジャッジメント辞めるべきだと思う」
御坂は独白を始めた。
彼女の顔は先ほどまでの明るいものではなく、何か追い詰められたようなものであり、
普段の彼女の声質ではない。
「以前だって、ただのレベル0なのに自分から問題事に巻き込まれにいって入院。
 けどジャッジメントに入れば仲間もできる、だから入院するほどの怪我なんてしないって思ってた」
手の上にあるストラップを思い切り握り締める。
「けど、アンタはやっぱりアンタで。初春さんや佐天さん助けてまた入院。
 本当に、怪我ばかりしちゃって。心配する私の身になれってのよ」
僅かに、本当に僅かだが声が震えだした。
「それに、アンタとジャッジメントに入ればアンタと同じ土俵に立てると思った。
 けどそれも違った、結局アンタと私は違う仕事ばかりで傍にもいられない。
 その怪我をした時だって、私がいたら無かったかもしれない」
上条は特に反応することも無く、ただ呼吸音が無機質に部屋に響く。
「結局ジャッジメントでもアンタを縛る事にはならなかった。全く、どうやればアンタを危険から遠ざけれるのやら」
なんだかんだで、上条のことを彼女は心配していた。
人のために無茶をする性格なのは彼女が良く知っている。
彼女自身が彼の無茶によって命を救われたのだ。
だからこそ、誰よりも彼の身を心配しているのだ。
「アンタはね、御坂美琴の中で特別な存在なの。だからこそ、アンタからも私を特別な存在だと認識して欲しい。
 けど、アンタは相変わらずまた誰かのために体を張って無茶をしてる。
 だからジャッジメントに入れたのにそれも無駄。あらら、何もかわっちゃいない」
ほとんど自嘲じみてきた。
「アンタが危険から遠ざかることもなく、私がアンタの特別になることもなく。
 だったら私はどうすればいいのよ。もうわかんなくなってきちゃった」
彼を思うが故の行為、彼を想った故の行動。その両方に意味はなく。
結果として彼はまた入院して、更には自分の好意もまるで進展なし。
全くもって笑いそうだ。その空回り振りに。
俯く美琴。しかし彼女は泣かない。
泣くという事は諦めることと同義である、彼女はまだ諦めていない。
ただ、どうすればいいか判らななくなっただけなのだ。
今の自白はその不安が漏れただけなのだろう。
ふと、上条の体が揺れた。
「アンタ、もしかして起きて――――」
「今から言うことは、ただの寝言だ。聞き流してくれ」
上条は彼女に背を向けて寝転がったまま言葉を発する。
「俺は、多分かわらないと思う。退院してもまた、そう長くない期間で入院するだろうな」
美琴はとくに言うこともなく、ただ上条の背中を見つめる。
「けどな、俺が入院するまでの事に意味はあるんだ。インデックスの記憶だって、
 お前や御坂妹の人生だって、しまいにゃ世界だって守れたんだ。
 それが俺の入院程度と引き換えに守れたんだ」
美琴は彼に言い返したいことが沢山ある。
けれどこれは彼の寝言なのだ、言い返すことができない。
「俺はさ、今だってお前を助ける事ができてよかったと思ってる。
 あの時、お前に親切を押し付けて電撃くらったけど、学園都市最強と戦って死に掛けたけど、
 それでも今となってはそれが正しい選択だったと思う」
上条の独白は続く。
「だってさ、助けた奴が今じゃこれだけ俺を心配してくれてんだぜ。だからさ、俺は思うんだ」
ここで上条は一拍間を置き、呟いた。
「こんなに良い奴なお前の力になる事ができてよかったって……なんてな」
さすがに照れたらしい、最後のほうは少し声が小さかったが確かに美琴の耳に届いた。
その言葉に美琴は返す言葉もない。
そうだ、コイツはそういう奴だった。
ただ自分の選んだ選択を全うしているだけ。
前が見えなくなりへたり込んだ人に手を差し伸べ続ける男。
コイツはそういう人間だったのだ。
「なによ、私馬鹿みたいじゃない」
コイツはいつか言った。
困ったのならば、立ち上がれなくなりそうなら俺を頼れと。自分はその言葉に救われた。
けれど、コイツはまだ困っていない。
なのに必死に手を差し伸べようとしている自分が酷く滑稽なようで。
あまりにも馬鹿らしくて笑ってしまいそうになる。
だが、何か肩の荷が下りた気がした。
「そうか。うん、だったらもういいわ。私はもう遠慮しない」
椅子から立ち上がり上条の方を掴む。
「せい!」
「うおわ!?」
そのままマウントポジションをとり驚いている上条の目を見つめる。
「私の独り言聞いてたんならわかったでしょ。私、アンタが好き。
 アンタのためならなんだってできるし、なんだってしたい」
真摯な瞳で見つめられて上条は言葉を返せない。
「だから私は決めた。アンタが助けを求めず手をのばさないなら、私が下げてる手を引っ張る。
 アンタが死んじゃわないように、私が引きずってやるわよ」
それはつまり、助けを求めない人間に助けを押し付けるということであり。
上条これにはたまらず噴出す。
「っぷ、くくく。なんだそりゃ、親切の押し付けする気かよ。
 っていうか告白のつもりかよそれで」
「なによ、これでも精一杯の告白なのよ」
精一杯の告白を笑われて顔を真っ赤にして怒る美琴。
怒りと羞恥で能力を制御できなくなったのか、周りからビリビリと電撃の音がしている。
「バカ、先生に電撃は出すなって言われただろうが」
上条は組み伏せられたまま美琴の右手で頬に手を添える。
すると途端に電気は消えた。
「そんなんじゃ、俺以外といたら他の奴らに迷惑かけまくっちまうぞ」
「それでいいわよ。私はアンタ以外の男には興味ないし」
添えられた手を握り美琴は照れながらも答える。
「そっか。それじゃあ俺が傍にいてやらないとな」
添えた右手を一旦はずし、そのまま彼女の頭を自分の胸に引き寄せた。
美琴も始めは驚いていたが、特に抵抗することも無く彼の胸の厚さを感じていた。
「その、さ。それはつまり、えと。私と付き合ってくれるってこと?」
「ああ、そうだな。こんな俺でよかったらな」
「そ、そっか」
嬉しさのあまり自制が効かなくなる。
悶える気持ちは治まりが効かず、その気持ちは上条の胸に顔をこすることで発散させていた。

それから何分たったか。
ようやく落ち着きを取り戻した美琴は一歩踏みだそうとする。
「つ、付き合う事になったんだからさ。やっぱり今まで通りの呼び方じゃ支障あるわよね。
 アンタとかお前じゃなんか違う気がするし。うん、そうよね、きっとそう」
テンパリながらも懸命に伝える美琴。
「だからさ、私は今日からアンタのこと。と、とととと、当麻って呼ぶから!
 それから当麻も私のこと名前で呼んで良いから!」
「……美琴?」
「うん!」
熱に浮かされたように気だるげな声で名前を呼ばれて美琴は心が跳ねる。
もう跳ねすぎて収まりつかん。
美琴、大人の階段登る。君はまだシンデレラさ。
「当麻、いいよね?」
この『いいよね』とはキスしてもいいよね、である。
エッちい事を考えてはいけない。彼女はまだ中学生。
で、美琴のお願いを聞いた筈だが当麻から返答がない。
まさか付き合い始めて数分なのにいきなりキスを求めて引かれたかと美琴は焦る。
「当麻、ごめんっ。いきなりで引いたよね、お願いだから引かないで!」
「ん〜?あ〜、キスですか。キスしましょ〜か〜」
「……ん?」

さっきから何か当麻の様子がおかしいことに気づく美琴。
心なしか彼の心音も少し緩やかなような。
自分はバクバクとうるさいくらいなのに。
「ねえ、当麻?」
胸から顔を離して彼の顔を確認すると。
「ん〜……」
寝ていた。何の悪気も無く、ただ無垢な子供のような顔で寝ていた。
「どこから、どこから寝てたわけ?」
まさか精一杯の告白のところからはないだろう。
あの時は間違いなく起きていた。
とすると、キスをねだったところからか。
いや、まああそこは今更思い出されても恥ずかしいから構わないが。
「まあ、今日はここまでかな。ん、明日から楽しみだな〜」
名残惜しいが彼の胸から顔を離して帰り支度をする。
あとは帰るだけとなったが、やはり名残惜しすぎる。
「彼氏彼女ならこういうのもありよね」
美琴は上条の前髪をかきあげて額にキスをした。
「や、やっちゃった」
誰も見ていないが、照れる美琴はそのまま顔を真っ赤にしてそのままダッシュで帰った。
数秒後。
「いや、実は起きてたんだけどな。おいこら土御門、カメラ撮ってんなよ」
『気づかれてたか』
備え付けのスピーカーから土御門の声がした。
「まあな。ところで、どうやって美琴を焚き付けたんだ?」
『寝ているところを耳元でちょこっと語って焦燥感をちょちょっと』
「犯罪じゃねーか!」


一ヵ月後
「当麻、お待たせ!」
「お待たせって、約束時間より10分はやいけどな」
「それでも当麻を待たせちゃったからね。ほら、行こ?」
街中で美琴は恥ずかしがりながらも彼の手を取った。
羞恥はあるものの、以前のような焦りはなく。
彼女を知るものが見たら、今の彼女はその誰の記憶にあるものより柔らかなものだろう。

「お兄さまとお姉さまではないですの」
「あら、お二人ともどうしたんですか?私も付いていきます」
「当麻さんじゃないですかー。あそこでクレープ一緒に食べましょう!」
デート先でアーメン。
「こんなはずではーーー!」
928以上です:2009/07/15(水) 02:25:32 ID:ziFCPcGY
投稿終了です、ありがとうございました〜。
自分の読み直して思った。改行少なくて読みづれぇ。
次回からもうちょい改行気にしたいと思いました。
あと、ジャッジメントに上条入れたのに御坂エンドにしちゃ意味なくね?と思った人。
きにしちゃダメ。
929名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:36:28 ID:ziFCPcGY
あぁ……>>926の「上条は組み伏せられたまま美琴の右手で頬に手を添える。」
盛大に誤字ってますね。意味わからなくなってる。
正確には「上条は組み伏せられたまま美琴の頬に右手を添える。」
ですね。
細かいですが変なところでミスって申し訳ないです。
930名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:36:37 ID:jfPRbOjR
>>928
GJ!
で、当然他の選択肢の話も書いてくれるんだよな?
931名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:57:27 ID:LzvI+t9p
>>928
GJ。
できたら他のルートも書いてください。
932名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 03:21:36 ID:V0HKFBcg
>>928
なるほど、今回はルート選択方式で収拾を図りましたか。
あれれ?……7番目の選択肢、『みーんな纏めて頂いちゃうぜい。ハーレム丼』は?
それにしても、土御門お好きですよねぇ。まあ、俺も使った事あるから分かるけどw
3部作(?)、お疲れ様でした。楽しいお話で面白かったです。GJ!
933名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 03:32:16 ID:LzvI+t9p
そう言われたらハーレムルートも読んでみたくなるじゃないか。
934名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 03:36:13 ID:I2idDpPW
GJ!
「こんなはずでは」シリーズはやはりとてもGJ!是非ほかのルートも!

さて、以前宣言した、上条さん×アニェーゼSSですが
書いてるうちに何故かロングになってしまった為(加えてエロなし)
此処ではなく『禁書Wiki』の方でやりたいと思うのだがどうだろう?
935名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 03:44:29 ID:LzvI+t9p
別にエロなしで長い話でも前に同じ感じなssもあるんだしこっちでいいんじゃない?
936名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 04:34:55 ID:em+M/kP4
誰か!誰かアックアさんと第3王女を!
937名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 05:47:31 ID:WJxvVPnt
>>915
いや、それはわかるんだがなんというか
髪型をだな・・・
まぁもうちょっとイラストを大きく見たほうが良いのか

>>928
お疲れ様でしたー
うん、やっぱり改行ですね
次回作に期待 エロはあんまり無いほうが良かったりするw
938名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 08:16:29 ID:mI/Itn6c
>>927
いえーす、最っっっ高っした!ごちです! 他も書いてくれるからこその選択肢ですよね? ね?! いえ、すんません、書いて下さい。
にしても、つっちーのキャラと役まわりが最高だにゃー。
939名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 13:32:51 ID:Rzkan6E4
上条さんがプールの監視員のバイトをする事になって、それを知った女性陣がそのプールに殺到するという電波を受信した。
940名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 13:55:52 ID:GTLDfwtZ
んで、わざと溺れる
941名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:16:18 ID:jfPRbOjR
逆に上条さんが溺れた場合はどうなるのかしらん?
942名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:18:13 ID:bo6KrPsd
誰が人工呼吸するかで揉める
943名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:18:38 ID:bo6KrPsd
人口
944名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:33:46 ID:YrU1bZ41
上条さんが溺れると人口が増えます
945名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:55:53 ID:3rm8BXdC
肉欲に溺れるのか
946名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 15:02:49 ID:jfPRbOjR
意識が無いのをいいことに上条さんの肉体を貪るヒロイン達
947名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 15:07:51 ID:9zVKJV9p
なんだこの流れw
948名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 15:35:06 ID:Po989fAK
なぜか溺れた直後より容態が悪化している上条さん
949名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 17:22:37 ID:AWTIOiVJ
目覚めると皆妊娠していた
950名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 17:57:12 ID:Po989fAK
まさか上条さんが一万発以上出せる絶倫だったなんて・・・
951名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 18:07:04 ID:qpOW4G+N
まさに処女殺し(バージンブレイカー)だなww
952名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 18:10:40 ID:yXovSKe9
一発5ccとしても50000cc超…50?!!
馬鹿なっ!
953名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:07:04 ID:dDPI+v+s
だが新刊での耐久力と回復力がそっちでも適用されるとしたら・・・
954名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:27:23 ID:Po989fAK
だが待ってほしい
はたしてあの女性達が一人一発で満足するだろうか?
955名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:34:47 ID:9zVKJV9p
とくにアニェーゼなんて蓮の杖で何回もイかせるに違いない…
956名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:43:42 ID:weTm5qIR
見た目中学生のアニューゼがあんなドエロだなんて・・・
957名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:46:59 ID:WJxvVPnt
だって、ねぇ
経験済みなのかなぁ 可愛いけどさ・・・
958名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:16:29 ID:2xqE4kwl
>>1000までいっちゃうかな
959名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:18:20 ID:WmrbCWVP
シスターだから処女だよ
これからもずっと
960名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:18:38 ID:3bBamTxM
処女じゃない→一部のバカが騒ぎ出す→連載打ち切り→超電磁砲アニメ化お流れ
無いといえないのがこの国の恐ろしさ……
961名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:30:13 ID:Po989fAK
高校生ならまだしも、中2で非処女なんているのか?
962名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:41:41 ID:9zVKJV9p
いるんじゃね?最近はさ
963名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:43:41 ID:itw0c8dB
俺が中学の頃ですら妊娠して問題になった生徒がいたなぁ
かれこれ25年くらい前の話だw

おっさんでごめんw
964名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:48:01 ID:Vx+difc+
今は小学生が子を生む時代だ…そう驚くことではない
美琴は処女なのは間違いあるまい
アニェーゼはむしろ非処女のほうが萌える
初めてではない事を悔やんだり、申し訳なさそうに当麻に謝ったりするのが良い
965名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:50:38 ID:2xqE4kwl
あの辺はレイポ前提みたいなモンだろう
966名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:52:29 ID:cJle9KAX
神裂の場合は性的知識の無さから未経験の可能性が高いですね。
しかし魔術には『性行為』が絡む場合もあるので、胸を使った方法を知らなかっただけで経験済み、というか脳性が無くも無い……本当にどっちだ?
967名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:54:05 ID:apJOgCEp
新スレは>>980でいいと思う。

とりあえずローラ様と上条さんがにゃんにゃん(ローラ攻め)するSSを書ける猛者はいないかね?
968名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:55:08 ID:wy+Gk/jv
さすがに小学生だと、
たとえ小学生同士でもアウト
969名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:18:00 ID:onBw4tnQ
速度的に>>980でいいかもね。容量はまだ余裕があるが、>>1にあるように
あせって重複しないように
たてる前に宣言お願いね
970名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:22:10 ID:NmKNyhf4
現実にいたアレイスターも性魔術実践していた。
971名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:52:16 ID:AWTIOiVJ
>>970
今月号のムーを読んだろ?
972名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:53:15 ID:K9JMvlf8
残りも少なくてきて、恐縮ですが、
おそらく、本スレ最後だと思いますが、当麻×美琴を!(短いですが)
973名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:54:23 ID:K9JMvlf8
そこに、二人の人間がいた。一人は少年、もう一人は少し年下の少女だ。
二人は重なりあうように立っていた。

ここは、彼の寮の室。
同室の居候シスターは、彼の担任の教師の家に遊びに行って今は、いない。
勇気を出して、告白したら、彼が驚きながら、でも優しく、力強く頷いてくれた。
そのとき、……自然と涙が出た。 うれしかった。

「美琴……」
少年――上条当麻が、少女、御坂美琴を優しい声で呼んだ。
美琴は頷いて、その唇を上条の唇に重ねた。
上条もそれを待ち望んでいて、触れ合った途端美琴の口内に舌をいれた。
お互いに舌を絡ませ、むさぼり合うようなキスをする。
「は……う、ぁん、んく……」
唇をはなすと、間には唾液の糸が引いた。
「美琴……ホントに、いいのか?」
どこか心配しているような口調で、上条は言う。
美琴はそんな上条に溜め息をつき、微笑んでこう言った。
「平気。――あなたなら、平気よ」
美琴は膝をついた。その眼前には、巨大に膨張した上条の男根があった。
美琴は、それを根元から舐め上げる。
「くっ……」
上条はその快感に思わずうめいた。
美琴は妖しく笑むと、上条の男根を口に含んだ。
そのまま、顔を動かす。口から出して先端を刺激し、再び口に入れる。

美琴の口によって行われる快楽の波に、上条は絶頂を迎えようとしていた。
「美琴、もう……出、るっ」

ドプッ

美琴の口内に、上条の精液が大量に放出されていく。
「ん……んく、うん……」
美琴も必死で飲み干そうとするが、飲み切れず、吐き出してしまった。
「うぁ……」
床が白く染まっていく。
「大丈夫か?」
美琴は荒い呼吸を整え、一度深く呼吸してから、上条を見つめた。
「心配しないで。大丈夫だから。」
上条はその言葉に安心し、立ち上がった。
974名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:55:05 ID:K9JMvlf8
「ねえ、当麻ぁ、おねがい、して?」
そういうと、美琴はゆっくりと、ベットに力を預けて股を少し開いた。
すでにそこは愛液でびしょ濡れになっていて、当麻を受け入れる準備が調っていた。
「……行くぞ?」
最後の確認だ。
「お願い」
その言葉を聞き、上条は安心して秘部に男根をあてがった。
「美琴、力を抜けよ…」
「あ、うん…」

ズッ……ブズッ

「つ……っ!」
強烈な痛みが美琴を襲う。
「大丈夫か? 抜こうか?」
美琴は首を振った。
「我慢するから、だから続けて?」
上条はおう、と返事をして、さらに奥深く挿入していった。

美琴の秘部からは血が流れ、愛液と交ざって不思議な色をしている。
「んっ、く、ぁは……っ!」
痛い。だが、それに負けない快感が、現れはじめてきていた。
「動かすぞ」

ズチュ……グチュ……
クヂュ、チュグ、ズチュ

「んぁ、はん、あぁ!」
卑猥な水音と、美琴の喘ぎが混じり合う。
痛みは消え、走る快感は愛する者と繋がっている証拠。
美琴はうっとりとした恍惚の表情をしていた。
「とう、まぁ……っ!」
上条の首に手を回し、美琴は淫らに叫ぶ。
「当麻、とうまっ、とうま!」
愛する者の名を言う度に、快楽が増していく。
絶頂まではもうすぐだった。
ズチュッグチュッヂュブッ!
「とう、ま……だ、抱っこ、したまま、イキたい……!」
「美琴」
上条は美琴を抱きかかえ、ラストスパートをかけた。

ブヂュグヂュプチュズヂュッ!!

「イク、イク、イッちゃう――っ!」
「く……っ、みこ、と!」
ともに限界だった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ドグゥッ

美琴の膣内に、上条の精液が注がれていく。
「ぁ……とうまぁ……」

最後に愛する者の名を言って、美琴は意識を失った。
975名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:55:38 ID:K9JMvlf8
美琴はベッドの上で目を覚ました。
見ると、上条はすでに服を着終わっている。
「……私、気絶しちゃってた?」
上条に問うてみる。
上条はう〜んと唸ったあと、
「というよりか、寝てた」
と言った。加えて続ける。
「かわいかったぞ、お前の寝顔」
上条の言葉に、美琴は顔を真っ赤にした。
「バ、バカ……」
気恥ずかしくて目を逸らした。
上条が苦笑する。
「な、何よっ、もう!」
美琴は怒ったふりをしてそう言い、ベッドの毛布の中に潜った。
布の向こう側から、すまん、すまん、と聞こえてきた。
「……もう」
そう言いながらも、その表情は笑顔だった。
愛する人を側に感じ、美琴は再び眠りについた。
その表情はまさに、至福。



976名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:56:17 ID:K9JMvlf8
以上でおしまいです。
新スレをとっても楽しみにしています。
へたですいませんでした。 そして、読んでくれた人に感謝の気持ちを込めて、謝謝
977名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:06:43 ID:Po989fAK
GJだ
978名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:08:43 ID:jfPRbOjR
>>976
GJ!
久しぶりに王道エロパロきたな
979名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:14:03 ID:WJxvVPnt
>>976

これからもがんばってくださいね
980名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:43:46 ID:73B2Dy+8
>>976
やはり上条×美琴が一番萌えるね
GJ
981名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 02:14:15 ID:Y0Anjlh3
>>976
GJ!

>>980
次スレを頼むぜカミやん
982名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 03:03:39 ID:NHL7h8Ex
>>976
二人は恋人、良きパートナーとして、これからも共に歩んで行くんでしょうね。
こちらこそ、ありがとうと言わせて貰います。次スレも楽しみにしていますよ。

そういや昔、クロウリーの邦訳本見たけど、抽象的な変な文章としか印象に残ってないなぁ
そんな事より、>>980は次スレ立てる気がないみたいだねぇ
ちょっくら立てに逝ってくる
983名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 03:08:17 ID:NHL7h8Ex
次スレです
とある魔術の禁書目録 18フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1247681121/
984名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 03:14:25 ID:In+65gm2
>>983

踏み逃げだったり全レスだったりなんつーか以前を知ってるだけに
住み難くなってきたと感じるのはおっさん乙ってことなんだろうか
985名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 07:02:13 ID:B0JAlpNG
いや、確実に低年齢化してると思う
986名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 07:30:43 ID:ITyexAT8
同意。テンプレ読めない厨房増えすぎ…

多分もうすぐ爆発的に増えるだろうな。
だからアニメ化は嫌なんだ
ファンなのは構わんが〇〇が1番と言ってるやつは本当に痛い。
987970だが:2009/07/16(木) 07:46:20 ID:Z12NIUnw
>971
ムーじゃなくてWikipediaで見て知った。
988名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:13:34 ID:73B2Dy+8
>>986
は?テンプレじゃないだろ
さすが「低年齢化→同意。アニメ化ry」ってワンパターンの粘着自演荒らしだな…

まぁ暫定的に>>980がスレ立てることになってたのは見過ごしてたのは謝るよ
すまない
989名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:21:08 ID:tpJHHRDS
うめ。新スレがたったんだから埋めようぜ
990名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:25:29 ID:fmWmSIsn
「と、ミサカはミサカは提案してみるっ」
991名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:39:23 ID:In+65gm2
立てもしなかったのに自演認定とかまさに子供のすることだと思うんだけど
992名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:43:26 ID:6SSvlLWT
ま、そこまでにしましょうや
あまり引っ張っても空気が悪くなるだけですし
993名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:55:17 ID:9isAS+qk
産め
994名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 11:52:27 ID:Y0Anjlh3
スレ立て忘れなんて昔からあるんだからそうカリカリすんなって

埋め
995名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 12:16:21 ID:smll/e0q
996名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 12:32:54 ID:kIvuw4hI
うまー
997名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 13:14:50 ID:7ZPG5Riz
>>997なら女性陣が全員ドSになる
998名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 14:28:15 ID:B0JAlpNG
>>998なら女性陣全員俺の嫁
999名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 14:30:02 ID:XeEAnb6L
姫神さんカワイイ
1000名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 14:30:15 ID:f/LA2RW6
>>999なら>>998を上条さんがそげぶ
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。