◆けいおん!   でエロパロ◆2

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261名無しさん@ピンキー
その後和は手錠を外されて解放された。
「もし、警察や他の人に言ったら隠しカメラの映像を流出させる」と咎められ、同時に「明日の放課後も来るように」と強要され、和は涙を流しながら頷いてその場を後にした。
「ヒック…初めてだったのに…大切に…してたのに…ヒック…。どうしよう…中にも出されちゃったし…妊娠しちゃったら…うぅ…グスン」
涙を溢し嗚咽を漏らしながら玄関を出る。
絶頂の余韻がまだ残っていて未だにガクガクと震えている足で校門までの道を歩く。和の膣内には、まだ異物が入っているような感じがしていた。
無理やりされて感じてしまったことへの羞恥と屈辱、そして明日からの不安と恐怖で、和の目からは涙が止まらずに溢れてくる。
俯きながら歩いていると、校門を出たところで和に声を掛ける者がいた。
「もう!和ちゃん遅いよ!!今日は一緒に帰る約束……って、ど、どうしたの和ちゃん!?」
唯だった。今日、唯と一緒に帰る約束をしていたことを和は思い出した。
瞼を赤く腫らし、震えながら涙を流す和に、唯は驚愕する。
「どうしたの和ちゃん?もしかして、誰かにいじめられたの!?」
心配そうに和の顔を覗き込む唯。和は嗚咽を漏らすだけで何も喋ろうとしない。
「…ねぇ、和ちゃん、どうしたの?その、私でよかったら、話聞いてあげるよ…?」
「唯…」
いつも優しくて、友達想いの唯。
そんな唯の心配そうな顔を見て、和は胸の奥から何かが込み上げてくるのを感じ、気づいた時には、唯に抱きついて胸の中で声を上げて泣いていた。
「ううっ、ヒック…唯…ゆいいい……!!」
「の、和ちゃん!!」
膝をつき、唯の胸に顔を埋めて泣く和に、唯は一瞬戸惑う。
「唯…唯ぃ…ヒク…ヒク……」
「…よしよし、和ちゃん。大丈夫、大丈夫だよ。何があったのか、私に話してごらん…」
唯は優しく和の頭を撫でると、和はゆっくりと顔を上げて先程までのことを話した。

「…そんな…ひどい…」
「…ヒック…唯、誰にも…誰にも言わないで…約束だよ……グス」
唯に話して少し落ち着きを取り戻す和。唯は、和の話を聞いて、何かを決心したように頷いた。
「和ちゃん、私、行ってくるよ!」
「えっ!?い、行くって…どこに…?」
「校長先生の所」
「な…だ、だめ!そんなことしたら、他の人に話したのバレちゃう…」
「大丈夫だよ。テープ取り返してくるだけだから!」
そういって微笑むと、唯はスタスタと校長先生の元へと向かっていってしまう。
「ゆ、唯!だめ!!戻ってきて!!」
和の叫びを無視して、唯は走って行ってしまった。追いかけようと思ったが、まだ足がふら付いていて走ることができなかった。

−一時間後

校門で待っていた和の元に、唯が現れた。
「…和ちゃん」
声をかけられて振り向く和。
「ゆ、唯…!」
和の目に映ったのは、先程の自分と同じような顔をした唯だった。服は乱れ、瞼は赤く腫れ、頬には涙の跡が残っていて、足はガクガクと震えていた。
動揺して言葉に詰まる和に、唯は笑顔を作って言った。
「ごめんね…和ちゃん…。テープ…ヒクッ…テープ…取り返せなかった…ヒック…」
笑顔のまま、言葉の最後のほうで嗚咽を漏らす唯。無理やり作ったような笑顔が痛々しかった。
「…唯っ!」
そんな唯の姿を見ていられなくなり、和は唯を抱きしめた。
「唯…ごめんね…!あのとき、私がちゃんと止めてれば…うぅ…うぅ…」
「和ちゃんは悪くないよ…ヒック…。私が…私が勝手に……ヒック…和ちゃんが止めるの無視して…グスッ…行ったんだから……グスン…」
「唯…唯っ…!」
「和ちゃんっ…!」
校門の前。なんともいえないクレイジーな現実に、二人は肩を抱き合いながら涙するのであった。